JP6786727B2 - ウェイクアップ信号の送信 - Google Patents

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Description

本発明は、全体として無線通信の分野に関する。より具体的には、無線通信システムにおけるウェイクアップ信号の送信に関する。
インターネット・オブ・シングス(IoT)は、現在、接続されているデバイスの数を大幅に増やすと予想されている。これらのデバイスの多くは、非ライセンス帯域(例えば、2.4GHzの産業、科学及び医療(ISM)帯域)で動作する可能性がある。また、従来はライセンス帯域でサポートされていたサービスのために非ライセンス帯域を使用する需要が高まっている。例えば、ライセンス帯域の標準仕様を従来開発してきた第3世代パートナシッププロジェクト(3GPP)は、UMTS−LTE(Universal Mobile Telecommunication Standard,Long Term Evolution)のバージョンが5GHzの非ライセンス帯域で動作する標準仕様を現在開発している。このため、非ライセンス周波数帯域は、増加する量のデバイス及びサービスに関連した通信に対応することが期待されうる。
無線通信デバイスに関連してしばしば望まれることは、消費電力を削減することである。IoTに関連する無線通信デバイスでは、消費電力を削減する必要性が特に顕著になる。これは、IoTデバイスの電源が、典型的には、めったに充電されたり交換されたりしない低エネルギーバッテリー、及び/又はデバイス自体によって収集されたエネルギー(太陽エネルギー等)に依存しうるためである。更には、IoTアプリケーションの場合、サポートされるデータレート(典型的にはピーク値と平均値の両方)が低いことがよくある。このため、IoTデバイスがデータを送信又は受信しているときではなく、デバイスがリスニングモードにあるときに、意図した受信機に対する信号があるか否かを判定するときに、電力のかなりの部分が消費される。これらの条件(低データレート及び限られた電源)は、通常、ウェイクアップ受信機とも称されるウェイクアップ無線機(WUR:wake-up radio)の使用を動機付ける。
WURは、関連付けられているメイン受信機よりも消費電力が少なく、適切な場合にメイン受信機をウェイクアップすることのみが目的のデバイスである。したがって、WURを有するデバイスは、特定の条件下でWURによってスキャンが実行されうるため、メイン受信機をオンにして当該デバイスを対象とした潜在的な信号をスキャンする必要はない。典型的には、このような条件には、メイン受信機を対象とした信号に先立って送信されるウェイクアップ信号(WUS:wake-up signal)が含まれる。そして、WURは、WUSを検出することにより、メイン受信機が受信する信号があることを検出しうる。WURは、WUS検出に基づいて、メイン受信機を対象とした信号があると判定すると、メイン受信機(及び、場合によっては対応する送信機)をウェイクアップし、信号の受信用に通信リンクを確立しうる。WURコンセプトの可能性は、例えば、IEEE802.11標準化コミュニティ内で認識されている。
WURコンセプトの使用に関する1つの懸念は、WUSに使用されるチャネルリソースは通常、データ送信に使用できないため、WUS送信がシステム容量に重大な影響を与えうることである。この問題は、例えばOFDM(直交周波数分割多重)又はOFDMA(直交周波数分割多元接続)を使用して、WUSとデータの同時送信を適用することによって少なくとも部分的に軽減でき、この場合に、WUSは一部のサブキャリアで送信され、データは他のサブキャリアで送信される。データはこのアプローチに従ってWUSと多重化されるため、WUSがデータと同時には送信されないアプローチと比較して、チャネルリソースがより効率的に使用され、システム容量が改善されうる。WUSがデータと同時には送信されないアプローチと比較した、WUSとデータの同時送信の更なる利点は、WUS送信と潜在的に干渉するデバイスであって何らかの搬送波感知多元接続/衝突回避を使用するデバイスが、チャネルがビジーであると判断し、干渉する送信の開始を延期する可能性が高くなることである。WUSとデータの同時送信は、WURアプローチと(例えば、IEEE802.11における)レガシーアプローチとの共存メカニズムも提供する。
WUSとデータの同時送信では、WUSがデータ送信に直交する場合(例えば、OFDM/OFDMAを使用する場合)、WUSによってデータの受信に生じる可能性のある干渉は無視できる場合がある。ただし、データ送信は、WURのWUS受信を妨げる場合がある。この理由の1つは、WUR設計の制約(例えば低消費電力)に起因して、WURは通常、(例えば、従来のOFDM復調を使用する)より精巧な受信機ができるようにはデータからWUSを完全には分離できないことである。例えば、WUR設計の制約に起因して、WUS受信用の正確な周波数基準を生成することは困難(又は不可能)である可能性があり、これにより、本明細書において後述するように、同時に送信されるデータがWUS受信に干渉する可能性がある。更に、WURの受信範囲は、多くの場合、メイン受信機よりもかなり小さくなる。この問題は、データよりもWUSに低いシンボルレートを使用することによって少なくとも部分的に軽減できる。このため、WURの性能は、通常、感度及び選択性の両方の点で、メイン受信機の性能よりも大幅に劣っている。
したがって、WUSと同時に送信されるデータによって生じる、WUR受信に対する干渉を除去する(又は少なくとも抑える)ためのソリューションが必要である。
この明細書で使用される「備える、含む(comprises/comprising)」との用語は、記載された機能、整数、ステップ、又はコンポーネントの存在を特定するために使用されるが、1つ以上の他の機能、整数、ステップ、コンポーネント、又はそれらのグループの存在又は追加を排除するものではないことを強調する必要がある。
また、本明細書に記載の(例えば、IEEE802.11に関連する)シナリオは、単に例示的な例であり、決して限定を意図するものではないことにも留意する必要がある。対照的に、実施形態は、ウェイクアップ信号及びデータの両方を送信するように送信機が構成される任意のシナリオに適用可能でありうる。
メイン受信機の設計と比較して、WURの設計により、アーキテクチャの選択に関してより多くのバリエーションが可能になりうる。その例は、前述のように、基準周波数生成の精度に関するものである。例えば、あるアーキテクチャでは、非常に緩やかな基準周波数要求条件を使用して、非常に低い消費電力を実現できる。このようなアーキテクチャでは、通常、WURのWUS検出部分より前にフィルタリングすることによって、同時に送信されるデータを除外することはできない。反対に、別のアーキテクチャ例では、非常に低い消費電力よりも性能を優先し、その結果として、より正確な基準周波数生成をサポートしうる。このようなアーキテクチャでは、通常、WURのWUS検出部分より前にフィルタリングすることによって、同時に送信されるデータの少なくとも一部を除外できる。
WURが有する特性(例えば、同時に送信されるデータをフィルタで除去する能力)に依存して、WUSをデータと多重化するための種々のアプローチが使用されうる。したがって、WUSと同時に送信されるデータによって生じる、WUR受信に対する干渉を除去する(又は少なくとも抑える)ためのソリューションのバリエーションをサポートする必要もある。
いくつかの実施形態の目的は、上記の又は他の欠点の少なくともいくつかを解決又は軽減することである。
第1の態様によれば、これは、1つ以上の無線通信受信機をウェイクアップするための(ウェイクアップ信号帯域幅を有する)ウェイクアップ信号を送信するように構成されたネットワークノードの方法によって達成される。1つ以上の無線通信受信機のそれぞれは、無線通信デバイスに含まれ、かつ、ウェイクアップ信号の検出に応じて無線通信受信機をウェイクアップするように構成されたウェイクアップ無線機と関連付けられている。
本方法は、(無線通信デバイスの少なくとも1つについて)無線通信デバイスに含まれる無線通信受信機と関連付けられたウェイクアップ無線機の最大周波数誤差のインジケーションを取得することと、(最大周波数誤差に基づいて)ウェイクアップ信号専用の非データ送信帯域幅を決定することと、を含む。
本方法は更に、ウェイクアップ信号送信帯域幅を有するウェイクアップ信号送信周波数インターバルで、ウェイクアップ信号を送信することを含む。ウェイクアップ信号送信帯域幅は、非データ送信帯域幅以下である。
例えば、IEEE802.11のコンテキストでは、ネットワークノードは、アクセスポイント(AP)であり、無線通信デバイスのそれぞれはステーション(STA)でありうる。
一般に、無線通信デバイスは、1つ以上の無線通信受信機を備えてもよく、ウェイクアップ無線機は、1つ以上の無線通信受信機と関連付けられてもよい。一例では、無線通信デバイスは、無線通信受信機に関連付けられたウェイクアップ無線機を有する、ちょうど1つの当該無線通信受信機を備えてもよい。他の例では、無線通信デバイスは、複数の無線通信受信機を備えてもよく、各無線通信受信機は、それに関連付けられた異なるウェイクアップ無線機を有する。更に別の例では、無線通信デバイスは、複数の無線通信受信機と1つ以上のウェイクアップ無線機とを備えてもよく、ウェイクアップ無線機の少なくとも1つが、複数の無線通信受信機に関連付けられている。
いくつかの実施形態によれば、本方法は、非データ送信帯域幅を示す情報信号を、少なくとも1つの無線通信デバイスへ送信することを更に含みうる。
いくつかの実施形態では、最大周波数誤差のインジケーションを取得することは、(複数の無線通信デバイスのうちの少なくとも1つから)最大周波数誤差を示すメッセージを受信することを含みうる。当該メッセージは、無線通信デバイスからネットワークノードへの任意の適切なシグナリングの一部として受信されうるか、又は、無線通信デバイスからネットワークノードへの個別のシグナリングの形式で受信されうる。例えば、当該メッセージは、無線通信デバイスの能力を指定するシグナリングの一部として受信されうる。そのようなシグナリングは、例えば、無線通信デバイスがネットワークノードに登録するときに起こりうる。いくつかの実施形態では、本方法は、最大周波数誤差を示すメッセージを求める要求を送信することを更に含みうる。その後、当該要求に応じてメッセージが受信されうる。
いくつかの実施形態によれば、最大周波数誤差に基づいて非データ送信帯域幅を決定することは、非データ送信帯域幅を、ウェイクアップ信号帯域幅に最大周波数誤差の4倍を加えた帯域幅以上に決定することを含みうる。より一般的には、非データ送信帯域幅は、いくつかの実施形態では、ウェイクアップ無線機の受信フィルタの帯域幅からウェイクアップ信号帯域幅を引いた帯域幅の2倍以上に決定されうる。いくつかの実施形態では、非データ送信帯域幅は、ウェイクアップ無線機の受信フィルタの帯域幅に最大周波数誤差の2倍を加えた帯域幅以上に決定されうる。
本方法は、いくつかの実施形態によれば、非データ送信帯域幅が、ネットワークノードによって適用される総送信帯域幅よりも小さければ、ウェイクアップ信号と同時にデータを送信することを更に含みうる。いくつかの実施形態では、本方法は、非データ送信帯域幅が、ネットワークノードによって適用される総送信帯域幅より小さくなければ、ウェイクアップ信号を非同時に送信することも含みうる。
本方法は、いくつかの実施形態によれば、ウェイクアップ信号と同時にデータを送信することを更に含んでもよく、同時送信は、WUS検出前のフィルタリングによってデータを除外できないという仮定に基づいている。
データ及びウェイクアップ信号の同時送信は、例えば、ウェイクアップ信号に1つ以上のリソースユニット(RU)又は1つ以上のサブキャリアが割り当てられ、かつ、当該ウェイクアップ信号が、オンオフキーイング(OOK;これは振幅シフトキーイング(ASK)の特別なケースである)を使用して変調されるOFDMを使用することによって実現されうる。ネットワークノードによって適用される総送信帯域幅は、例えば、ネットワークノードによって現在適用されているOFDM帯域幅を指しうる。OFDM復調の可能性を欠くウェイクアップ無線機は、典型的には、OOK変調ウェイクアップ信号を含むそのようなOFDM信号を、データによって引き起こされる可能性のあるノイズの影響を受けるASK変調ウェイクアップ信号として把握しうる。
ウェイクアップ信号帯域幅は、典型的には、ウェイクアップ信号送信帯域幅に等しいか、それより小さくなる。ウェイクアップ信号帯域幅が、ウェイクアップ信号送信帯域幅より小さい場合、本方法は、送信前にウェイクアップ信号記ウェイクアップ信号送信帯域幅に拡張することを更に含みうる。そのような拡張は、任意の適切な方法で実行されうる。例えば、OFDM信号の生成に逆高速フーリエ変換(IFFT)が適用される場合、ウェイクアップ信号は、ウェイクアップ信号送信帯域幅に対応するIFFTのいくつかの入力タップに適用されうる。
ウェイクアップ信号送信帯域幅が非データ送信帯域幅に等しい場合、本方法は、非データ送信帯域幅全体にわたってウェイクアップ信号を送信することを含みうる。
ウェイクアップ信号送信帯域幅が非データ送信帯域幅よりも小さい場合、本方法は、ウェイクアップ信号送信周波数インターバルのそれぞれの脇に(信号送信を妨げる)ガードバンドを割り当てることを更に含みうる。各ガードバンドはある帯域幅を有しており、ガードバンドの当該帯域幅にウェイクアップ信号の送信帯域幅を加えた帯域幅は、非データ送信帯域幅に等しくなる。必ずというわけではないが、典型的には、2つのガードバンドの幅は等しい。
したがって、WUSはウェイクアップ信号帯域幅を初期的に有しており、非データ送信帯域幅が決定される。WUSが、その初期帯域幅(ウェイクアップ信号送信帯域幅がウェイクアップ信号帯域幅に等しい)で送信されうるか、又は、WUSが、拡張バージョン(ウェイクアップ信号の送信帯域幅がウェイクアップ信号帯域幅よりも大きい)で送信されうる。いずれにしても、ウェイクアップ信号の送信帯域幅が非データ送信帯域幅よりも小さい場合、非データ送信帯域幅が埋めるためにガードバンドが使用されうる。
いくつかの実施形態では、インジケーションを取得することは、それぞれのウェイクアップ無線機のそれぞれの(おそらく異なる)最大周波数誤差についての複数のインジケーションを取得することを含みうる。また、非データ送信帯域幅を決定することは、それぞれの最大周波数誤差のうちの最大のものを選択することと、当該選択された最大周波数誤差に基づいて非データ送信帯域幅を決定することと、を含みうる。これらの実施形態は、ウェイクアップ信号がいくつかのウェイクアップ無線機を対象としている場合に特に有益でありうる。
最大周波数誤差は、任意の適切な方法で示されうる。例えば、インジケーションは、
‐ウェイクアップ無線機の局部発振器の最大周波数偏差、
‐ウェイクアップ無線機の周波数精度メトリック、
‐ウェイクアップ無線機のフィルタリング帯域幅、
‐最低限必要なガードバンドの帯域幅、
‐最低限必要なウェイクアップ信号帯域幅の拡張、
‐最低限必要な非データ送信帯域幅、及び
‐(例えば、非データ送信帯域幅のために)最低限必要な数のリソースユニット、
のうちの1つ以上を用いて示されうる。
周波数関連の量(帯域幅、周波数インターバル、及び周波数誤差等)を測定又は標記するために使用されうる単位の例には、ヘルツ(Hz)、OFDMのサブキャリア、及びリソース単位が含まれるが、これらに限定されない。
第2の態様は、無線通信デバイスに含まれる無線通信受信機をウェイクアップするための、ネットワークノードからのウェイクアップ信号を受信するように構成された当該無線通信デバイスである。無線通信受信機は、無線通信デバイスに含まれているウェイクアップ無線機であってウェイクアップ信号の検出に応じて当該無線通信受信機をウェイクアップするように構成された当該ウェイクアップ無線機と関連付けられている。
方法は、ウェイクアップ無線機の最大周波数誤差を示すメッセージを(ネットワークノードに)送信することを含み、最大周波数誤差は、ウェイクアップ信号専用の非データ送信帯域幅の、ネットワークノードによる決定のためのものである。
いくつかの実施形態では、本方法は、(ネットワークノードから)最大周波数誤差を示すメッセージを求める要求を受信することを更に含んでもよく、当該メッセージは、当該要求に応じて送信されてもよい。
いくつかの実施形態によれば、本方法は、ネットワークノードから、非データ送信帯域幅を示す情報信号を受信することと、非データ送信帯域幅に基づいて、1つ以上のウェイクアップ無線機パラメータを適応させることと、を更に含みうる。適応は、例えば、複数の使用可能なウェイクアップ無線機のうちの1つを選択することであって、当該複数のウェイクアップ無線機が、異なるウェイクアップ無線機パラメータ値を有する、選択すること、及び/又は、ウェイクアップ無線機のためのウェイクアップ無線機パラメータ設定を選択すること、を含みうる。ウェイクアップ無線機パラメータは、例えば、消費電力、最大周波数誤差、及びフィルタ帯域幅のうちの1つ以上に関連しうる。
いくつかの実施形態では、本方法は、ウェイクアップ信号送信帯域幅を有するウェイクアップ信号送信周波数インターバルにおいてウェイクアップ信号を受信することを更に含んでもよく、当該ウェイクアップ信号送信帯域幅は、非データ送信帯域幅以下である。
第3の態様は、プログラム命令を含むコンピュータプログラムを有するコンピュータ読み取り可能媒体を含むコンピュータプログラムプロダクトであり、当該コンピュータプログラムは、データ処理ユニットにロード可能であり、当該コンピュータプログラムがデータ処理ユニットによって実行されると、第1及び第2の態様のいずれかに係る方法の実行を生じさせるように構成されている。
第4の態様は、1つ以上の無線通信受信機をウェイクアップするための(ウェイクアップ信号帯域幅を有する)ウェイクアップ信号を送信するように構成されたネットワークノードのための装置である。1つ以上の無線通信受信機のそれぞれは、無線通信デバイスに含まれ、かつ、ウェイクアップ信号の検出に応じて無線通信受信機をウェイクアップするように構成されたウェイクアップ無線機と関連付けられている。
本装置は、(複数の無線通信デバイスのうちの少なくとも1つについて)無線通信デバイスに含まれる無線通信受信機と関連付けられたウェイクアップ無線機の最大周波数誤差のインジケーションの取得と、(最大周波数誤差に基づく)ウェイクアップ信号専用の非データ送信帯域幅の決定と、を生じさせるように構成されたコントローラを備える。コントローラは更に、ウェイクアップ信号送信帯域幅を有するウェイクアップ信号送信周波数インターバルでのウェイクアップ信号の送信を生じさせるように構成されており、当該ウェイクアップ信号送信帯域幅は、非データ送信帯域幅以下である。
本装置は、ネットワークノードの回路でありうる。
第5の態様は、第4の態様に係る装置を備えるネットワークノードである。
第6の態様は、無線通信デバイスに含まれる無線通信受信機をウェイクアップするための、ネットワークノードからのウェイクアップ信号を受信するように構成された当該無線通信デバイスのための装置である。無線通信受信機は、無線通信デバイスに含まれているウェイクアップ無線機であってウェイクアップ信号の検出に応じて当該無線通信受信機をウェイクアップするように構成された当該ウェイクアップ無線機と関連付けられている。
本装置は、ウェイクアップ無線機の最大周波数誤差を示すメッセージの(ネットワークノードへの)送信を生じさせるコントローラを備え、最大周波数誤差は、ウェイクアップ信号専用の非データ送信帯域幅の、ネットワークノードによる決定のためのものである。
本装置は、ネットワークノードの回路でありうる。
第7の態様は、第6の態様に係る装置を備える無線通信デバイスである。
いくつかの実施形態では、上記の態様のいずれかは、他の態様のいずれかについて上記で説明した様々な特徴のいずれかと同一の又は対応する特徴を更に有しうる。
いくつかの実施形態の利点は、WUSと同時に送信されるデータによって生じる、WUS受信への干渉が最小化される(又は、WUS及びデータの同時送信に対する他のいくつかのアプローチと比較して少なくとも低減される)ことである。
いくつかの実施形態の他の利点は、使用可能なスペクトルの効率的な使用が(同時送信の使用により)提供されるとともに、信頼性のあるWUS受信が(適切な非データ送信帯域幅の適用により)提供されることである。
いくつかの実施形態によれば、非データ送信帯域幅の適合性は、WUSが対象とする特定のWURの最大周波数誤差にフィットするように動的に決定され、これは、静的な最悪のケースの非データ送信帯域幅が適用される場合よりも、使用可能なスペクトルのより効率的な使用につながる。
いくつかの実施形態は、いくつかのWURを対象とするWUS送信も提供する。これらのWURの一部が異なる最大周波数誤差を有する場合に、適切な非データ送信帯域幅を決定するための基礎として最大周波数誤差が選択されうる。これにより、検討中のあらゆるWURによる信頼性のあるWUS検出が提供される。
いくつかの実施形態の更なる利点は、異なるWURアーキテクチャが効率的かつ確実に共存できることである。
更なる目的、特徴、及び利点は、添付の図面を参照した以下の実施形態の詳細な説明から明らかになるであろう。
図1は、いくつかの実施形態に係る例示的な無線通信デバイスの一部を示す概略ブロック図である。
図2は、いくつかの実施形態に係る例示的なウェイクアップ無線機を示す概略ブロック図である。
図3は、いくつかの実施形態に係る例示的な周波数インターバル及び帯域幅を示す概略図である。
図4は、いくつかの実施形態に係る例示的な方法ステップ及びシグナリングを示すフローチャート及びシグナリング図の組み合わせである。
図5は、いくつかの実施形態に係る例示的な装置を示す概略ブロック図である。
図6は、いくつかの実施形態に係る例示的な装置を示す概略ブロック図である。
図7は、いくつかの実施形態に係るコンピュータ読み取り可能媒体を示す概略図である。
以下では、ネットワークノードが、無線通信デバイスに含まれる無線通信受信機に関連付けられたウェイクアップ無線機(WUR)の最大周波数誤差のインジケーションを取得する実施形態について説明する。ネットワークノードは、最大周波数誤差に基づいて非データ送信帯域幅を決定する。非データ送信帯域幅は、WURを対象としたウェイクアップ信号(WUS)専用であり、WURは、WUSの検出に応じて無線通信受信機をウェイクアップするように構成されている。WUSは、非データ送信帯域幅以下のウェイクアップ信号送信帯域幅を有するウェイクアップ信号送信周波数インターバルで、ネットワークノードによって送信される。このアプローチは、信頼性のあるWUS受信が効率的に条件付けられた周波数リソースの使用を提供する。
いくつかの実施形態では、WUS送信が、異なる最大周波数誤差に関連するいくつかのWURに対するものである場合、ネットワークノードは、最も大きい最大周波数誤差を選択し、当該選択に基づいて続行する。このアプローチは、関連する全てのWURで信頼性のあるWUS受信が効率的に条件付けられた周波数リソースの使用を提供する。
図1は、ウェイクアップ無線機(WUR)105を備える無線通信デバイスのアーキテクチャ例100を概略的に示している。このアーキテクチャは、1つ以上のメイン送受信機(TX/RX 1、TX/RX 2)110,120も備えている。各メイン送受信機は、例えば、それぞれの受信/送信規格に対応していてもよい。この例では、両方のメイン送受信機が同じWURに関連付けられている。
アイドルモードで開始すると、スイッチ102は、メイン送受信機がそれぞれのスリープモードにある間には、アンテナ信号をWURに伝達する図1に示される位置になる。WURはメイン送受信機のそれぞれについてのWUSをスキャンし、WURは、有効なWUSを検出すると、対応するメイン送受信機をウェイクアップし、アンテナ信号がWURに代えてメイン送受信機に伝達されるようにスイッチ102の位置をシフトさせる。その後、ウェイクアップされたメイン送受信機は、スリープモードになるまで、標準化された通信を行い、スイッチ102の位置を図1に示される位置にシフトさせる。
図1の例は例示目的のために簡略化されており、必ずしも現実的な実装を表すものではないことを理解されたい。例えば、図1では、WUR及び異なる複数のメイン送受信機に対して単一のアンテナが使用されるように示されており、WURのみがアクティブであるか否かを示すためにスイッチが使用されている。他の実施形態では、複数のメイン送受信機が(例えば、異なる周波数帯域での動作に起因して)異なるアンテナを有してもよいし、WURが別個のアンテナを有していて、スイッチは不要であってもよいし、又はそれらの両方であってもよい。
上記のように、WUR設計は、通常、(非常に)低消費電力と受信性能との間のトレードオフの影響を受ける。例えば、WUR内にOFDM復調器を有することは、これにより性能が改善される可能性はあるものの、WURの低消費電力の要求条件を考えると通常は不可能である。更に、低消費電力の要求条件は、WURにおける周波数基準の生成の精度に影響を与える可能性がある。
図2は、いくつかの実施形態に係るWURアーキテクチャ例を概略的に示している。WUSと、当該WUSと同時に送信されるデータのように干渉する可能性のある信号とを含む受信信号が、低雑音増幅器(LNA)202に入力される。LNAからの信号出力は、局部発振器(LO)204によって生成された基準周波数を使用してミキサ206によって混合(ダウンコンバート)される。上述のように、局部発振器204の基準周波数生成の精度は、WURが従うべき消費電力要求条件に依存する可能性があり、その結果、より厳しい消費電力要求条件によって、通常、より低い基準周波数精度をもたらされる。
図2のアーキテクチャ例では、ミキサ206におけるダウンコンバージョンは、中間周波数(IF)へのダウンコンバージョンであり、ダウンコンバートされた信号は、中間周波数増幅器(IFA)208への入力である。増幅後、当該ダウンコンバートされた信号は、WUSをフィルタリングするためのバンドパスフィルタ(BPF)210に入力される。フィルタ210の通過帯域の帯域幅は、基準周波数の精度に依存する。フィルタの通過帯域がWUSをキャプチャすることを確かにするには、通過帯域幅は、少なくともWUSの帯域幅に基準周波数の最大偏差の2倍を加えたものでなければならない。
フィルタリングされた信号は、その後、図2のアーキテクチャ例における包絡線検出器(ENV)212に入力される。その後、当該信号は、アナログ‐デジタル変換器(ADC)214においてデジタル領域に変換され、WUSが、相関器(CORR)216及びピーク検出器(DET)218を使用した相関処理によって検出される。
基準周波数の精度が低いほどフィルタ帯域幅が大きくなるように、フィルタ帯域幅が基準周波数の精度に依存すること(これは消費電力要求条件に依存する可能性がある)は、図2のWURアーキテクチャ例だけでなく適用される一般的な見解である。
WURの消費電力要求条件に応じて、対応するWURアーキテクチャが選択されうる。消費電力の要求条件、及びそれによるWURアーキテクチャ(周波数基準の精度を含む)は、異なるWURと異なる無線通信デバイスとの間で異なりうる。WUSを送信するネットワークノードは、通常、異なる周波数基準の精度に対応する必要がある。1つの可能性は、最悪のシナリオに従ってWUS送信を設計することであり、これは通常、周波数リソースの利用に関する効率の低下につながる(例えば、非同時WUS送信)。更に、このようなアプローチでは、消費電力が高いWURアーキテクチャは、性能ゲインなしで(又は非常に小さな性能ゲインで)電力を浪費する。
本発明の実施形態により、異なる周波数基準精度に対応するネットワークノードについての別の可能性が提供され、その場合に、ネットワークノードは、WUSが対象としているWURの最大周波数精度に基づいて、WUR専用の帯域幅を動的に適応させる。
図3は、実施形態が適用されうる周波数領域シナリオの例を概略的に示している。このシナリオでは、ネットワークノードによって適用される総送信帯域幅312,332,352が複数のリソースユニット(RU)に分割されるOFDMアプローチを使用して、データと同時にWUSが送信される。上述のように、データは通常、データ受信に使用されるOFDM復調に起因してWUSによる干渉は受けないが、この例により示されるように、データはWURにおけるWUS受信に対する干渉を生じさせる可能性がある。
パートa)は、RU304における(WUS帯域幅311を有する)WUSと、総送信帯域幅312に含まれる他の複数のRU301,302,303,305,306,307におけるデータとの同時送信を示している。正確な基準周波数を生成する理想的なWURは、データによる干渉を受けることなく、(概略的な通過帯域310によって示されている)バンドパスフィルタによってWUSをキャプチャできる可能性がある。しかし、上記で詳しく説明したように、WURは通常、正確な基準周波数を生成しない。
パートb)も同様に、RU324における(WUS帯域幅331を有する)WUSと、総送信帯域幅332に含まれる他の複数のRU321,322,323,325,326,327におけるデータとの同時送信を示している。図3のこのパートでは、WURに基準周波数誤差があることが想定されている。これは、(概略的な通過帯域330によって示されている)バンドパスフィルタの中心周波数が、最大基準周波数誤差に対応する量333だけシフトされることで示されている。バンドパスフィルタによってWUSをキャプチャできるようにするには、パートa)の理想的な状況と比較して通過帯域330を広げる必要がある。周波数誤差が正又は負のいずれかでありうることを考慮すると、通過帯域330の幅は、少なくともWUS帯域幅に最大基準周波数誤差の2倍を加えたものである必要がある。図3のパートb)の図から、通過帯域330のこの拡大により、バンドパスフィルタによって全データがフィルタリングされることにならなくなるのは明らかである。パートb)の特定の状況では、WUS受信は、RU325及び(部分的に)RU326で送信されたデータからの干渉を受けることになる。
パートc)も同様にWUS及びデータの同時送信を示しているが、ここでは上記の問題を解決するためのいくつかの実施形態に従っている。(WUS帯域幅351を有する)WUSがRU344で送信され、WURにはパートb)と同じ最大基準周波数誤差があることが想定されている。これは、(330に対応する、概略的な通過帯域350によって示されている)バンドパスフィルタの中心周波数が、最大基準周波数誤差に対応する量353だけシフトされることで示されている。周波数誤差が正又は負のいずれかでありうることを考慮すると、RU342,343,345及び346は、WUS受信にデータが干渉することを避けるために、WUS専用とされることが決定される。このため、データ送信は、非データ送信帯域幅354の外部でのみ(即ち、(RU341及び347でのみ)許可される。
RU342,343,345及び346は、WUSの周波数拡張バージョン、ガードバンド(シグナリングなし)、又はそれらの組み合わせを含んでもよい。例えば、WUSの周波数拡張バージョンがRU343,344及び345で送信されてもよく、RU342及び346がガードバンドとして使用されてもよい。他の例では、WUSの周波数拡張バージョンがRU342,343,344,345及び346で送信されてもよく、RUはガードバンドとして使用されない。上述のように、WUSがデータに干渉することはないため、これはデータの観点から実行可能なソリューションである。更に、これは、WUSの拡張が、WUS帯域幅に対応する拡張WUSの一部をキャプチャするための検出に十分であるという条件で、WUSの観点から実行可能なソリューションでもあり、例えば周波数領域における繰り返しにより実現されうる。
一般に、WUSは、WUS帯域幅又はWUSの周波数拡張バージョンの帯域幅に等しいWUS送信帯域幅を使用して送信され、ガードバンドの累積幅とWUS送信帯域幅は、非データ送信帯域幅に等しい。
また、一般的に、非データ送信帯域幅のサイズは、最大基準周波数誤差に依存する。典型的には、非データ送信帯域幅は、少なくとも通過帯域の2倍からWUS帯域幅を引いたものである必要があり、通過帯域は通常、少なくともWUS帯域幅に最大基準周波数誤差の2倍を加えたものである。その結果、典型的な非データ送信帯域幅は、WUS帯域幅に最大基準周波数誤差の4倍を加えたものになりうる。
ネットワークノードがWUS送信にOFDMコンテキストを使用する状況例では、IFFTのいくつかの入力タップをWUSに割り当てることでWUSを生成でき、入力タップの数はWUS帯域幅に対応する。あるいは、WUSは、別個に生成されるとともに、データを含み、かつ、非データ送信帯域幅に等しい信号ギャップを有する、同じく別個に生成された信号に追加されてもよい。
前者のWUS生成の例では、WUSのシンボルレートは、典型的には、データに使用されるOFDMシステムのシンボルレートと同じである。WUSは、オンオフキーイング(OOK:On-Off keying)を用いて生成されうる。これは、(サイクリックプレフィックスを含む)1つのOFDMシンボルの全期間中にWUSに割り当てられたサブキャリアをブランクにすることで論理0を生成し、(サイクリックプレフィックスを含む)1つのOFDMシンボルの期間中に、予め定められた(平均)電力を有する任意のコンスタレーションシンボル(例えばQAMシンボル)を送信することで論理1を生成することによって実現できる。WURでは、(OOKを使用した)WUSとデータとの同時送信は、典型的には、振幅シフトキーイング(ASK)を使用するWUSと、ノイズの原因となるデータとして認識される。
図4は、いくつかの実施形態に係る方法ステップ及びシグナリングの例を示すフローチャート及びシグナリング図の組み合わせである。例示的な方法400は、ネットワークノード(NWN)410によって実行され、ステップ451,461,463,465及び470は、無線通信デバイス(WCD1)450によって実行されうるとともに、ステップ481及び491は、無線通信デバイス(WCD2)480によって表される1つ以上の他の無線通信デバイスによって実行されうる。
ネットワークノード410は、1つ以上の無線通信受信機をウェイクアップするためにWUSを送信するように構成されうる(図1の110,120と比較)。1つ以上の無線通信受信機のそれぞれは、無線通信デバイス450,480に含まれ、かつ、WUSの検出に応じて当該無線通信受信機をウェイクアップするように構成されたWUR(図1の105と比較)と関連付けられている。
方法400は、それぞれの最大周波数誤差の1つ以上のインジケーション(図3の333,353と比較)が取得されるステップ420で開始する。各最大周波数誤差は、無線通信デバイスに含まれる無線通信受信機と関連付けられたそれぞれのWURについてのものである。前述のように、各無線通信デバイスは、1つ以上の無線通信受信機を備えてもよい。更に、各無線通信デバイスは、1つ以上のWURを備えてもよく、各WURは、1つ以上の無線通信受信機と関連付けられてもよい。いくつかの実施形態では、単一のWURが、いくつかの可能性のあるパラメータ設定を有してもよく、それにより異なる複数の可能性のある最大周波数誤差がもたらされる。
取得される最大周波数誤差は、例えば、上記に例示されているように、いくつかの適切な方法のいずれかでそれぞれの無線通信デバイスによって報告されてもよい(オプションのステップ422,461,491も参照)。オプションのステップ461,491及び422で示されているように、(複数の)最大周波数誤差の(複数の)インジケーションは、(複数の)最大周波数誤差を示し、かつ、それぞれの無線通信デバイスから送信(461,491)された(複数の)メッセージを受信(422)することによって取得されてもよい。
いくつかの実施形態では、ステップ420は、ステップ451及び481で示されるように、要求の受信に応じて送信されるメッセージをトリガするために、複数の無線通信デバイスのうちの1つ以上に要求を送信(421)することをさらに含んでもよい。
図3を参照して、RUは、典型的には、データのみ含むか、WUSのみ含むか、又は全く何も含まない(データもWUSも含まない)ことに留意すると、いくつかの実施形態によれば、周波数精度(又は、それに対応して、最大周波数誤差)を報告するために使用される粒度は、RUサイズにアラインされてもよい。
ステップ420で最大周波数誤差を取得するための代替又は追加のアプローチは、異なる複数のセットアップ(例えば、異なる複数の非データ送信帯域幅)と同時にWUS及びデータを送信するネットワークノードを含み、結果(例えば、WUSが、無線通信受信機をウェイクアップする所望の効果を有するか否か)を評価して、最大周波数誤差を決定(又は推定)してもよい。
例えば、典型的には総帯域幅のうちのできるだけ大きな部分をデータに割り当てることが望ましいため、ネットワークノードは、最初に最小の非データ送信帯域幅を使用してデータと同時にWUSを送信し、WUSの必要な再送信ごとに非データ送信帯域幅を増加させる。そのようなアプローチでは、ネットワークノードは、対象となるWURがWUSを検出するまでWUSを再送信してもよく、その後、WURの最大周波数誤差が最新の再送信に使用される非データ送信帯域幅に対応する値を有すると想定してもよい。ステップ430において、ネットワークノードは、(複数の)最大周波数誤差に基づいて非データ送信帯域幅(ND TX BW、図3の354と比較)を決定し、ここで、当該非データ送信帯域幅はWUS専用である。例えば、非データ送信帯域幅は、WUS帯域幅(図3の311,331,351と比較)に最大周波数誤差の4倍を加えたもの以上に決定されうる。より一般的には、非データ送信帯域幅は、WUR(図3の330,350と比較)の受信フィルタの帯域幅からWUS帯域幅を引いたもの以上に決定されうる。
ステップ430における決定に使用される最大周波数誤差は、典型的には、WUSが送信される送信先のWURの誤差である。WUSがいくつかのWURへ送信される場合、非データ送信帯域幅の決定は、オプションのステップ431により示されるように、それぞれの最大周波数誤差のうちの最大のものを選択することと、オプションのステップ432により示されるように、選択した最大周波数誤差に基づいて非データ送信帯域幅を決定することを含みうる。
(ステップ431及び432により表される実施形態と組み合わせてもよいし組み合わせなくてもよい)いくつかの実施形態において、ネットワークノードは、WUS送信に使用する非データ送信帯域幅を通知するために、複数の無線通信デバイスうちの1つ以上へ情報信号を送信する(433)。情報信号が無線通信デバイスで受信されると(オプションのステップ463)、オプションのステップ465により示されるように、当該デバイスは、それに応じて適応してもよい。適応は、例えば、複数の使用可能なWURのうちの1つを選択すること、及び/又はWURのための特定のパラメータ設定を使用することを含み得る。
最大周波数誤差を取得するための異なるセットアップでWUS及びデータが同時に送信される場合、同様の非データ送信帯域幅の情報信号が、ステップ420でオプションとして使用されてもよい。
次に、ステップ440で、非データ送信帯域幅以下のWUS送信帯域幅(WUS TX BW)を有するWUS送信周波数インターバルで、WUSが送信される。WUS送信は、オプションのステップ470により示されるように、複数の無線通信デバイスのうちの1つ以上によって受信されてもよい。
WUS送信帯域幅(WUS TX BW)がWUS帯域幅(WUS BW)よりも大きい場合(オプションのステップ441からのYパス出力)、オプションのステップ442により示されるように、WUSの周波数を拡張して、WUS送信帯域幅が埋められてもよい。例えば、WUSを含むOFDM信号の生成にIFFTが使用される場合、当該拡張は、WUS帯域幅ではなくWUS送信帯域幅に対応するために、WUSに使用されるIFFTの入力タップの数を増やすことを含みうる。拡張後、及びWUS送信帯域幅がWUS帯域幅より大きくない場合(オプションのステップ441からのNパス出力)、本方法は、オプションのステップ443に進みうる。
WUS送信帯域幅(WUS TX BW)が非データ送信帯域幅(ND TX BW)に等しい場合(オプションのステップ443からのYパス出力)、本プロセスは、直接オプションのステップ445に進む。WUS送信帯域幅(WUS TX BW)が非データ送信帯域幅(ND TX BW)に等しくない(即ち、ND TX BW未満である)場合(オプションのステップ443からのNパス出力)、本プロセスがオプションのステップ445に進む前に、信号が送信されないガードバンドが、オプションのステップ444でWUSのそれぞれの脇に割り当てられる。ガードバンドの幅にWUS送信帯域幅を加えた幅は、非データ送信帯域幅に等しくなる。ネットワークノードがWUS送信にOFDMコンテキストを使用する状況例では、IFFTのいくつかの入力タップをガードバンド(信号なし又はゼロの入力)に割り当てることにより、ガードバンドが生成されうる。ここで、入力タップの数は、ガードバンドの幅に対応し、WUSに割り当てられた入力タップのそれぞれの脇に割り当てられる。
オプションのステップ445では、非データ送信帯域幅(ND TX BW)がネットワークノードによって適用される総送信帯域幅(総TX BW;図3の312,332,353と比較)より小さいか否かが判定される。その場合(オプションのステップ445からのYパス出力)、オプションのステップ446により示されるように、WUSは、データと同時に送信される。それ以外の場合(オプションのステップ445からのNパス出力)、オプションのステップ447に示されるように、WUSは、非同時に送信される。
図5は、ネットワークノードの例示的な装置500の概略図であり、図6は、無線通信デバイスの例示的な装置600の概略図である。例えば、装置500は、図4のネットワークノード410に含まれてもよく、装置600は、図4の無線通信デバイス450,480のうちの1つ以上に含まれてもよい。
装置500は、コントローラ(CNTR)520を含む。当該装置は、送受信機(TX/RX)510、変調器(MOD)530、スケジューラ(SCH)540、取得器(ACQ)521、決定器(DET)522、及び拡張器(EXP)523を更に含みうる。その1つ以上が、コントローラ520に含まれうるか、又はコントローラ520と関連付けられうる。
当該コントローラは、WURの最大周波数誤差のインジケーションの取得、最大周波数誤差に基づく非データ送信帯域幅の決定、及び非データ送信帯域幅以下のWUS送信帯域幅を介したWUSの送信を行わせる(図4の方法400−ステップ420,430,440と比較)ように構成されている。
インジケーションの取得は、取得器521及び/又は送受信機510によって実行されうる。
非データ送信帯域幅の決定(適用される場合、最も大きい最大周波数誤差の選択を含む。図4のステップ431,432と比較)は、決定器522によって実行されうる。
WUSの送信は、送受信機510によって実行されうる。WUSの送信は、データと同時であってもなくてもよい(図4のステップ440,445,446,447と比較)。送信用の信号は、例えば、データ、WUS、および(おそらく)ガードバンドが、上記で詳述したように、スケジューラ540によって様々なRU/サブキャリア/入力タップに割り当てられるIFFTを使用して、変調器530によって生成されうる。WUSの任意の拡張(図4のステップ441,442と比較)は、拡張器523及び/又はスケジューラ540によって処理されうる。
装置600は、コントローラ(CNTR)620を含む。当該装置は、送受信機(TX/RX)610を更に含んでもよいし、又は当該送受信機に関連付けられてもよい。当該コントローラは、WURの最大周波数誤差を示すメッセージのネットワークノードへの(送受信機610による)送信、及びネットワークノードからのWUSの(送受信機610による)受信を行わせる(図4の方法ステップ461,470と比較)ように構成されている。
記載された実施形態及びそれらの均等物は、ソフトウェア又はハードウェア又はそれらの組み合わせで実現されうる。それらは、デジタル信号プロセッサ(DSP)、中央処理装置(CPU)、コプロセッサユニット、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)若しくはその他のプログラム可能なハードウェア等の通信デバイスに関連付けられた若しくは通信デバイスに不可欠な汎用回路によって、又は特定用途向け集積回路(ASIC)等の専用回路によって実行されうる。そのような形態は全て、本開示の範囲内にあると考えられる。
実施形態は、当該実施形態のいずれかによる装置/回路/ロジック又は実行方法を含む電子装置(無線通信デバイス又はネットワークノード等)内に現れてもよい。
いくつかの実施形態によれば、コンピュータプログラムプロダクトは、例えば、USBスティック、プラグインカード、組み込みドライブ、又は図7に示されるCD−ROM700等の読み取り専用メモリ(ROM)といったコンピュータ読み取り可能媒体を含む。コンピュータ読み取り可能媒体は、プログラム命令を含むコンピュータプログラムを格納していてもよい。コンピュータプログラムは、例えば、無線通信デバイス又はネットワークノード710に含まれうるデータ処理ユニット(PROC)720にロード可能であってもよい。コンピュータプログラムは、データ処理ユニットにロードされると、当該データ処理ユニットに関連付けられた、又は当該データ処理ユニットに不可欠なメモリ(MEM)730に格納されてもよい。いくつかの実施形態によれば、コンピュータプログラムは、データ処理ユニットにロードされて実行されると、例えば図4に示される方法に従って、方法のステップの実行を生じさせうる。
本明細書では様々な実施形態が参照されている。しかし、当業者は、請求項の範囲内にある、記載された実施形態に対する多数のバリエーションを認識するであろう。例えば、本明細書に記載の実施形態は、特定の順序で実行される方法のステップを通じて例示的な方法を述べている。しかし、これらの一連のイベントは、請求項から逸脱することなく別の順序で発生しうることが認識される。更に、いくつかの方法ステップは、順番に実行されるものとして記載されていたとしても、並行して実行される場合がある。
同様に、実施形態の記載において、機能ブロックの特定のユニットへの分割は決して限定的ではないことに留意されたい。反対に、これらの分割は例にすぎない。本明細書で1つのユニットとして記載された機能ブロックが、2つ以上のユニットに分割されてもよい。同様に、本明細書で2つ以上のユニットとして実装されるとして記載された機能ブロックが、請求項から逸脱することなく単一のユニットとして実装されてもよい。
したがって、記載された実施形態の詳細は、単に例示目的のためであり、決して限定するものではないことを理解されたい。代わりに、請求項の範囲内にあるあらゆるバリエーションは、請求項の範囲内に含まれることが意図されている。

Claims (32)

  1. 1つ以上の無線通信受信機(110, 120)をウェイクアップするためのウェイクアップ信号を送信するように構成されたネットワークノードの方法であって、前記ウェイクアップ信号は、ウェイクアップ信号帯域幅(311, 331, 351)を有し、前記1つ以上の無線通信受信機のそれぞれは、無線通信デバイスに含まれており、かつ、前記ウェイクアップ信号の検出に応じて当該無線通信受信機をウェイクアップするように構成されたウェイクアップ無線機(105)と関連付けられており、前記方法は、
    複数の前記無線通信デバイスのうちの少なくとも1つについて、当該無線通信デバイスに含まれる前記無線通信受信機と関連付けられた前記ウェイクアップ無線機の最大周波数誤差(333, 353)のインジケーションを取得すること(420)と、
    前記最大周波数誤差に基づいて、前記ウェイクアップ信号専用の非データ送信帯域幅(354)を決定すること(430)と、
    ウェイクアップ信号送信帯域幅を有するウェイクアップ信号送信周波数インターバルで、前記ウェイクアップ信号を送信すること(440)と、を含み、前記ウェイクアップ信号送信帯域幅は、前記非データ送信帯域幅以下である、方法。
  2. 請求項1に記載の方法であって、前記最大周波数誤差の前記インジケーションを取得することは、複数の前記無線通信デバイスのうちの前記少なくとも1つから、前記最大周波数誤差を示すメッセージを受信すること(422)を含む、方法。
  3. 請求項2に記載の方法であって、複数の前記無線通信デバイスのうちの前記少なくとも1つへ、前記最大周波数誤差を示す前記メッセージを求める要求を送信すること(421)を更に含む、方法。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載の方法であって、前記最大周波数誤差に基づいて前記非データ送信帯域幅を決定することは、前記非データ送信帯域幅を、前記ウェイクアップ信号帯域幅に前記最大周波数誤差の4倍を加えた帯域幅以上に決定することを含む、方法。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載の方法であって、前記非データ送信帯域幅が、前記ネットワークノードによって適用される総送信帯域幅よりも小さければ(445)、前記ウェイクアップ信号と同時にデータを送信すること(446)を更に含む、方法。
  6. 請求項1から5のいずれか1項に記載の方法であって、前記ウェイクアップ信号帯域幅は、前記ウェイクアップ信号送信帯域幅より小さく(441)、前記方法は、送信前に前記ウェイクアップ信号を前記ウェイクアップ信号送信帯域幅に拡張すること(442)を更に含む、方法。
  7. 請求項1から6のいずれか1項に記載の方法であって、前記ウェイクアップ信号送信帯域幅は、前記非データ送信帯域幅と等しい(443)、方法。
  8. 請求項1から6のいずれか1項に記載の方法であって、前記ウェイクアップ信号送信帯域幅は、前記非データ送信帯域幅より小さく(443)、前記方法は、前記ウェイクアップ信号送信周波数インターバルのそれぞれの脇での信号送信を妨げるガードバンドを割り当てること(444)を更に含み、各ガードバンドは、ある帯域幅を有し、前記ガードバンドの前記帯域幅に前記ウェイクアップ信号送信帯域幅を加えた帯域幅は、前記非データ送信帯域幅と等しい、方法。
  9. 請求項1から8のいずれか1項に記載の方法であって、前記インジケーションを取得することは、それぞれのウェイクアップ無線機のそれぞれの最大周波数誤差についての複数のインジケーションを取得することを含み、前記非データ送信帯域幅を決定することは、前記それぞれの最大周波数誤差のうちの最大のものを選択すること(431)と、前記選択された最大周波数誤差に基づいて前記非データ送信帯域幅を決定すること(432)と、を含む、方法。
  10. 請求項1から9のいずれか1項に記載の方法であって、前記非データ送信帯域幅を示す情報信号を、前記少なくとも1つの無線通信デバイスへ送信すること(433)を更に含む、方法。
  11. 無線通信デバイスに含まれる無線通信受信機(110, 120)をウェイクアップするための、ネットワークノードからのウェイクアップ信号を受信するように構成された当該無線通信デバイスの方法であって、前記無線通信受信機は、前記無線通信デバイスに含まれているウェイクアップ無線機(105)であって前記ウェイクアップ信号の検出に応じて前記無線通信受信機をウェイクアップするように構成された当該ウェイクアップ無線機と関連付けられており、前記方法は、
    前記ウェイクアップ無線機の最大周波数誤差(333, 353)を示すメッセージを前記ネットワークノードへ送信すること(461)を含み、前記最大周波数誤差は、前記ウェイクアップ信号専用の非データ送信帯域幅(354)の、前記ネットワークノードによる決定のためのものである、方法。
  12. 請求項11に記載の方法であって、前記ネットワークノードから、前記最大周波数誤差を示す前記メッセージを求める要求を受信すること(451)を更に含み、前記送信するステップは、当該要求に応じて実行される、方法。
  13. 請求項11又は12に記載の方法であって、更に、
    前記ネットワークノードから、前記非データ送信帯域幅を示す情報信号を受信すること(463)と、
    前記非データ送信帯域幅に基づいて、1つ以上のウェイクアップ無線機パラメータを適応させること(465)と、を更に含む、方法。
  14. 請求項11から13のいずれか1項に記載の方法であって、ウェイクアップ信号送信帯域幅を有するウェイクアップ信号送信周波数インターバルにおいて前記ウェイクアップ信号を受信すること(470)を更に含み、前記ウェイクアップ信号送信帯域幅は、前記非データ送信帯域幅以下である、方法。
  15. 請求項1から14のいずれか1項に記載の方法であって、前記最大周波数誤差は、
    前記ウェイクアップ無線機の局部発振器の最大周波数偏差、
    前記ウェイクアップ無線機の周波数精度メトリック、
    前記ウェイクアップ無線機のフィルタリング帯域幅、
    最低限必要なガードバンドの帯域幅、
    最低限必要なウェイクアップ信号帯域幅の拡張、
    最低限必要な非データ送信帯域幅、及び
    最低限必要な数のリソースユニット、
    のうちの1つ以上を用いて示される、方法。
  16. プログラム命令を含むコンピュータプログラムを有するコンピュータ読み取り可能媒体を含むコンピュータプログラムプロダクトであって、前記コンピュータプログラムは、データ処理ユニットにロード可能であり、前記コンピュータプログラムが前記データ処理ユニットによって実行されると、請求項1から15のいずれか1項に記載の方法の実行を生じさせるように構成されている、コンピュータプログラムプロダクト。
  17. 1つ以上の無線通信受信機(110, 120)をウェイクアップするためのウェイクアップ信号を送信するように構成されたネットワークノードのための装置であって、前記ウェイクアップ信号は、ウェイクアップ信号帯域幅(311, 331, 351)を有し、前記1つ以上の無線通信受信機のそれぞれは、無線通信デバイスに含まれており、かつ、前記ウェイクアップ信号の検出に応じて当該無線通信受信機をウェイクアップするように構成されたウェイクアップ無線機(105)と関連付けられており、前記装置はコントローラ(520)を含み、当該コントローラは、
    複数の前記無線通信デバイスのうちの少なくとも1つについて、当該無線通信デバイスに含まれる前記無線通信受信機と関連付けられた前記ウェイクアップ無線機の最大周波数誤差(333, 353)のインジケーションの取得と、
    前記最大周波数誤差に基づく、前記ウェイクアップ信号専用の非データ送信帯域幅(354)の決定と、
    ウェイクアップ信号送信帯域幅を有するウェイクアップ信号送信周波数インターバルでの前記ウェイクアップ信号の送信と、を生じさせるように構成されており、前記ウェイクアップ信号送信帯域幅は、前記非データ送信帯域幅以下である、装置。
  18. 請求項17に記載の装置であって、前記コントローラは、複数の前記無線通信デバイスのうちの前記少なくとも1つからの、前記最大周波数誤差を示すメッセージの受信を生じさせることによって、前記最大周波数誤差の前記インジケーションの取得を生じさせるように構成されている、装置。
  19. 請求項18に記載の装置であって、前記コントローラは更に、複数の前記無線通信デバイスのうちの前記少なくとも1つへの、前記最大周波数誤差を示す前記メッセージを求める要求の送信を生じさせるように構成されている、装置。
  20. 請求項17から19のいずれか1項に記載の装置であって、前記コントローラは、前記ウェイクアップ信号帯域幅に前記最大周波数誤差の4倍を加えた帯域幅以上への、前記非データ送信帯域幅の決定を生じさせることによって、前記最大周波数誤差に基づく前記非データ送信帯域幅の前記決定を生じさせるように構成されている、装置。
  21. 請求項17から20のいずれか1項に記載の装置であって、前記コントローラは更に、前記非データ送信帯域幅が、前記ネットワークノードによって適用される総送信帯域幅よりも小さければ、前記ウェイクアップ信号と同時のデータの送信を生じさせるように構成されている、装置。
  22. 請求項17から21のいずれか1項に記載の装置であって、前記ウェイクアップ信号帯域幅は、前記ウェイクアップ信号送信帯域幅より小さく、前記コントローラは更に、送信前に前記ウェイクアップ信号の前記ウェイクアップ信号送信帯域幅への拡張を生じさせるように構成されている、装置。
  23. 請求項17から22のいずれか1項に記載の装置であって、前記ウェイクアップ信号送信帯域幅は、前記非データ送信帯域幅と等しい、装置。
  24. 請求項17から22のいずれか1項に記載の装置であって、前記ウェイクアップ信号送信帯域幅は、前記非データ送信帯域幅より小さく、前記コントローラは更に、前記ウェイクアップ信号送信周波数インターバルのそれぞれの脇での信号送信を妨げるガードバンドの割り当てを生じさせるように構成されており、各ガードバンドは、ある帯域幅を有し、前記ガードバンドの前記帯域幅に前記ウェイクアップ信号送信帯域幅を加えた帯域幅は、前記非データ送信帯域幅と等しい、装置。
  25. 請求項17から24のいずれか1項に記載の装置であって、前記コントローラは、それぞれのウェイクアップ無線機のそれぞれの最大周波数誤差についての複数のインジケーションの取得を生じさせるように構成されており、前記コントローラは、前記それぞれの最大周波数誤差のうちの最大のものを選択することと、前記選択された最大周波数誤差に基づいて前記非データ送信帯域幅を決定することと、を生じさせることによって、前記非データ送信帯域幅の決定を生じさせるように構成されている、装置。
  26. 請求項17から25のいずれか1項に記載の装置であって、前記コントローラは更に、前記非データ送信帯域幅を示す情報信号の、前記少なくとも1つの無線通信デバイスへの送信を生じさせるように構成されている、装置。
  27. 請求項17から26のいずれか1項に記載の装置を含むネットワークノード。
  28. 無線通信デバイスに含まれる無線通信受信機(110, 120)をウェイクアップするための、ネットワークノードからのウェイクアップ信号を受信するように構成された当該無線通信デバイスのための装置であって、前記無線通信受信機は、前記無線通信デバイスに含まれているウェイクアップ無線機(105)であって前記ウェイクアップ信号の検出に応じて前記無線通信受信機をウェイクアップするように構成された当該ウェイクアップ無線機と関連付けられており、前記装置はコントローラ(620)を含み、当該コントローラは、
    前記ウェイクアップ無線機の最大周波数誤差(333, 353)を示すメッセージの、前記ネットワークノードへの送信を生じさせるように構成されており、前記最大周波数誤差は、前記ウェイクアップ信号専用の非データ送信帯域幅(354)の、前記ネットワークノードによる決定のためのものである、装置。
  29. 請求項28に記載の装置であって、前記コントローラは更に、前記ネットワークノードからの、前記最大周波数誤差を示す前記メッセージを求める要求の受信と、当該要求に応じた前記送信の実行と、を生じさせるように構成されている、装置。
  30. 請求項28又は29に記載の装置であって、前記コントローラは更に、前記ネットワークノードからの、前記非データ送信帯域幅を示す情報信号の受信と、前記非データ送信帯域幅に基づく、1つ以上のウェイクアップ無線機パラメータの適応と、を生じさせるように構成されている、装置。
  31. 請求項28から30のいずれか1項に記載の装置であって、前記コントローラは更に、ウェイクアップ信号送信帯域幅を有するウェイクアップ信号送信周波数インターバルにおける前記ウェイクアップ信号の受信を生じさせるように構成されており、前記ウェイクアップ信号送信帯域幅は、前記非データ送信帯域幅以下である、装置。
  32. 請求項28から31のいずれか1項に記載の装置を含む無線通信デバイス。
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