JP6785149B2 - データ変換装置、入力補助装置及びそのプログラム - Google Patents

データ変換装置、入力補助装置及びそのプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP6785149B2
JP6785149B2 JP2016250688A JP2016250688A JP6785149B2 JP 6785149 B2 JP6785149 B2 JP 6785149B2 JP 2016250688 A JP2016250688 A JP 2016250688A JP 2016250688 A JP2016250688 A JP 2016250688A JP 6785149 B2 JP6785149 B2 JP 6785149B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
comment
data
html
attribute
input
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016250688A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018106342A (ja
Inventor
忠浩 松山
忠浩 松山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Solutions Create Ltd
Original Assignee
Hitachi Solutions Create Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Solutions Create Ltd filed Critical Hitachi Solutions Create Ltd
Priority to JP2016250688A priority Critical patent/JP6785149B2/ja
Publication of JP2018106342A publication Critical patent/JP2018106342A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6785149B2 publication Critical patent/JP6785149B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Document Processing Apparatus (AREA)

Description

本発明は、ウェブブラウザ上で利用するためのHTML(HyperText Markup Language)データを生成する技術に関する。
表計算ソフトウェアで作成されたワークシートを、ウェブブラウザ上で利用するためには、そのレイアウトを保持したまま、HTMLデータに変換する必要がある。例えば、表計算ソフトウェアによってワークシートの形式で作成された帳票を、スマートフォンやタブレット等の携帯端末で利用するためには、当該ワークシートファイルを、HTMLデータに変換して、携帯端末にダウンロードできるようにしておく必要がある。
本技術分野の背景技術として、以下の先行技術がある。特許文献1(特開2012−146008号公報)には、表計算データから、レイアウト情報と、セル内の文字情報と、識別情報を有する入力フォーム情報とを取得し、これらの情報からHTMLのレイアウトを示すスタイル定義データ及びHTMLの構造を示すHTML構造定義データを作成してHTMLデータを出力するゲートウェイ装置が開示されている。
特開2012−146008号公報
しかしながら、ワークシートデータとHTMLデータとでは、データ要素の表現方法が異なり、例えば、ワークシートデータ内の画像、文字列、罫線などの要素をHTMLデータに適切に変換するためには、ワークシートデータのセルの高さ、幅、セルの結合状態等に配慮しつつ、それぞれ個別の配慮が必要である。特許文献1では、ワークシートデータをHTMLデータに変換する概括的な方向性は示されているものの、画像、文字列、罫線などの個別要素をデータ変換する際に、両者のデータ表現形式の相違における変換上で配慮すべきポイントは開示されていない。
また、ワークシートデータに含まれる制御情報のうち解析が困難な情報があるが、これらの情報をHTMLデータに取り込まないと、ワークシートをHTMLに正確に変換できない。特に、ワークシートに含まれる入力フォームを正確にHTMLに変換するためには、ワークシートから正確にデータを取り込む必要がある。
さらに、特許文献1のように、ワークシートに含まれている、フォーム制御に必要な情報を、そのままセルに格納すると表計算の結果や表示に影響を与えるおそれがある。
本発明は、セルのコメント領域を利用して、ワークシートのフォーム制御に必要な文字情報を格納することにより、適切にデータを変換することを目的とする。
本願において開示される発明の代表的な一例を示せば以下の通りである。すなわち、HTMLデータを生成するデータ変換装置であって、プログラムを実行するプロセッサと、前記プログラムを格納する記憶装置とを備え、前記プロセッサが、入力されたワークシートのセルに付されたコメントデータに属性の記載が含まれているかを解析し、当該属性を前記コメントデータから抽出する解析手順と、所定の符号に挟まれるスクリプトを呼び出す属性の記載が前記コメントデータにある場合、当該コメントデータ中で所定の符号に挟まれるスクリプトを呼び出す属性を含むHTMLの入力コントロールを生成する生成手順とを実行するものであって、前記解析手順では、帳票範囲に含まれていないセルが入力コントロールの属性に指定されている場合に解析エラーと判定することを特徴とする。
本発明の一態様によれば、ワークシートデータから適切にHTMLデータを作成できる。前述した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施例の説明により明らかにされる。
本発明の実施例のデータ変換装置の構成を示す図である。 本実施例のワークシート解析処理のフローチャートである。 本実施例のセル解析処理のフローチャートである。 本実施例の式・関数解析処理のフローチャートである。 本実施例の式・関数解析処理のフローチャートである。 テキスト入力欄に記述されたコメントをHTMLに変換した例を説明する図である。 選択入力欄に記述されたコメントをHTMLに変換した例を説明する図である。 階層構造が記述されたコメントをHTMLに変換した例を説明する図である。 チェックボックス選択欄に記述されたコメントをHTMLに変換した例を説明する図である。 ラジオボタン選択欄に記述されたコメントをHTMLに変換した例を説明する図である。 本実施例の補助ツールの動作を示す図である。 本実施例の補助ツールにより表示される画面例を示す図である。 非表示情報のコメントにおける定義とHTML文における記述を示す図である。 送信ボタンのコメントにおける定義とHTML文における記述を示す図である。 送信ボタンのコメントにおける定義とHTML文における記述を示す図である。
図1は、本発明の実施例のデータ変換装置1の構成を示す図である。
本実施例のデータ変換装置1は、プロセッサ(CPU)11、メモリ12、補助記憶装置13、通信インターフェース14、入力インターフェース15及び出力インターフェース18を有する計算機によって構成される。
プロセッサ11は、メモリ12に格納されたプログラム(例えば、ワークシート解析プログラム、補助ツールプログラム)を実行する。メモリ12は、不揮発性の記憶素子であるROM及び揮発性の記憶素子であるRAMを含む。ROMは、不変のプログラム(例えば、BIOS)などを格納する。RAMは、DRAM(Dynamic Random Access Memory)のような高速かつ揮発性の記憶素子であり、プロセッサ11が実行するプログラム及びプログラムの実行時に使用されるデータを一時的に格納する。
補助記憶装置13は、例えば、磁気記憶装置(HDD)、フラッシュメモリ(SSD)等の大容量かつ不揮発性の記憶装置である。また、補助記憶装置13は、プロセッサ11が実行するプログラムを格納する。すなわち、プログラムは、補助記憶装置13から読み出されて、メモリ12にロードされて、プロセッサ11によって実行される。
通信インターフェース14は、所定のプロトコルに従って、他の装置(ファイルサーバ10など)との通信を制御するネットワークインターフェース装置である。データ変換装置1は、通信インターフェース14を介してワークシートファイルが入力され、HTMLファイルが出力される。すなわち、データ変換装置1は、入力されたワークシートファイルを変換したHTMLファイルを出力する。
入力インターフェース15は、キーボード16やマウス17などが接続され、オペレータからの入力を受けるインターフェースである。出力インターフェース18は、ディスプレイ装置19やプリンタ32などが接続され、プログラムの実行結果をオペレータが視認可能な形式で出力するインターフェースである。
プロセッサ11が実行するプログラムは、リムーバブルメディア(CD−ROM、フラッシュメモリなど)又はネットワークを介してデータ変換装置1に提供され、非一時的記憶媒体である不揮発性の補助記憶装置13に格納される。このため、データ変換装置1は、リムーバブルメディアからデータを読み込むインターフェースを有するとよい。
データ変換装置1は、物理的に一つの計算機上で、又は、論理的又は物理的に構成された複数の計算機上で構成される計算機システムであり、複数の物理的計算機資源上に構築された仮想計算機上で動作してもよい。
図2は、本実施例のワークシート解析処理のフローチャートである。
まず、プロセッサ11は、データ変換装置1に入力されたワークシートを開き、印刷範囲が指定されているかを判定する(101)。その結果、印刷範囲が指定されていなければ、htmlファイルに変換するセルの範囲が分からないので、エラーメッセージを表示し(107)、解析を中断する。
一方、印刷範囲が指定されていれば、指定されている印刷範囲を帳票範囲として、当該帳票範囲内の全てのシェイプオブジェクトの解析が完了しているかを判定する(102)。全てのシェイプオブジェクトの解析が完了していれば(102でN)、ステップ105に進み、未チェックのシェイプオブジェクトがあれば(102でY)、当該帳票範囲内に配置されているシェイプオブジェクトが画像オブジェクトであるかを判定する(103)。その結果、シェイプオブジェクトが画像オブジェクトであれば、当該シェイプオブジェクトを画像ファイルに変換する(104)。一方、シェイプオブジェクトが画像オブジェクトでなければ、ステップ102に戻り、次のシェイプオブジェクトの解析を続ける。
全てのシェイプオブジェクトの解析が完了すると、ステップ105では、解析範囲内の全てのセルの解析が完了しているかを判定する(105)。全てのセルの解析が完了していれば、ワークシート解析処理を終了する。一方、未解析のセルがあれば、解析範囲内に配置されている未解析のセルを解析し(106)、ステップ105に戻り、次のセルを解析する。
次に、セルの解析について説明する。セルの内容が文字列であれば、HTML文において <table>・・・</table> 、<th>・・・</th>、<tr>・・・</tr>、<td>・・・</td>タグを用いて、ワークシートと同様な表示ができる。しかし、ワークシートに入力フォームが設けられている場合、セルから取得した情報だけでは、ワークシートと同様な入力フォームをHTML文で再現できない。
そこで、本実施例のデータ変換装置1では、セルに設定されたコメント欄を解析してHTML文中に入力コントロールを設ける。
まず、コメントの欄の先頭に特定の記号(本実施例では半角の$)があるかを判定する。コメントの欄の先頭に特定の記号がなければ、このコメント欄は通常のコメントであると判定しHTMLの入力コントロールとしての解析は行わない。通常のコメントは吹き出しとしてHTML文に挿入するとよい。
コメント欄において、各項目を[ ]でくくって入力コントロールの属性を定義し、:(コロン)の後に設定値を定義する。例えば、項目名が所定のものではない場合、解析エラーと判定し、入力コントロールとして解析しない。図5に示すように、項目名には、項目名、入力可能行数、入力幅、入力スタイル、帳票表示箇所など、HTML文に記述すべき内容が定義される。例えば、項目名が「テキスト入力」である場合、コメント欄に「 [項目名]:テキスト入力」と入力される。
また、選択ボックスなど選択入力を伴う入力コントロールである場合、選択値は必須項目となる。なお、指定されない項目はデフォルト値が設定される。
項目で帳票範囲に含まれないセルが指定されている場合、エラーとするとよい。
図3は、本実施例のセル解析処理のフローチャートである。
まず、プロセッサ11は、解析対象のセルにコメントデータがあるかを判定する(112)。当該セルにコメントデータがなければ、当該セルは入力コントロールに変換する必要がないので、式・関数解析処理を実行する(118)。式・関数解析処理の詳細は、図4A、図4Bを用いて後述する。なお、コメントデータがある場合は、当該セルに式又は関数が記載されていても、無視される。
一方、当該セルにコメントデータがあれば、コメント行の先頭が半角の$であるかを判定する(113)。コメント行の先頭が半角の$でなければ、当該コメント行を通常コメントとして扱い(117)、次のコメント行を解析する。
一方、コメント行の先頭が半角の$であれば、コメント中に属性の定義があるかを判定する。前述したように、属性は各項目を[ ]でくくって定義し、:(コロン)の後に設定値が定義されるので、この形式でデータが記載されている場合、属性データを生成する(114)。属性データを生成する際、帳票範囲に含まれないセルがコメント中で指定されている場合は、解析エラーとするとよい。その後、先頭が半角の$で定義されるコメント行に定義される入力フォームと、生成した属性データとを用いて、HTMLの入力コントロールを生成する(115)。
なお、コメント中にスクリプトを呼び出す属性が定義されている場合、HTMLの入力コントロール内でスクリプトを呼び出す属性が定義される。例えば、値を入力せずに当該入力欄から離れた場合に警告を発生するスクリプトを予め準備し、コメントに[必須]が定義されている場合、当該スクリプトを呼び出す入力コントロールを生成する。
図4A、図4Bは、本実施例の式・関数解析処理のフローチャートである。
まず、プロセッサ11は、当該セルの先頭文字が半角の=であるかを判定する(122)。セルの先頭文字が半角の=でなければ、当該セルは式及び関数のいずれも定義されていないので、ステップ121に戻り、次のセルを解析する。一方、セルの先頭文字が半角の=であれば、当該セルは式又は関数のいずれかが定義されている。このため、式及び関数の種類を特定する。
具体的には、式及び関数が四則演算(複数の値の合計を求めるSUM関数を含む)であるかを判定する(123)。そして、当該式及び関数が四則演算でなければ、ステップ124に進む。一方、当該式及び関数が四則演算であれば、式及び関数の引数として使用されているルセルが既に解析されているかを判定する(126)。引数であるセルが未だ解析されていない場合、当該式及び関数の引数を与えられないので、解析エラーとして、式・関数解析処理を終了する。解析エラーの場合、入力されたワークシートデータはHTMLデータに変換されない。
一方、引数であるセルが既に解析されている場合、当該式及び関数がコントロールであるか合計を求めるSUM関数であるかを判定する(129)。そして、当該式及び関数がコントロールでもSUM関数でもない場合、式の引数が数値であるかを判定する(130)。そして、式の引数が数値でない場合、警告を発して、式・関数解析処理を終了する。なお、以後の処理も含め、単に警告を発する場合には、解析エラーの場合と異なり、ワークシートデータはHTMLデータに変換される。
一方、当該式及び関数がコントロール又はSUM関数である場合、又は、式の引数が数値である場合、当該式及び関数のスクリプトを生成する(132)。そして、ステップ121に戻り、次のセルを解析する。
当該式及び関数が四則演算でない場合、ステップ124において、関数の引数がセルの値である間接参照であるかを判定する。その結果、当該関数が間接参照である場合、参照先ののセルが既に解析されているかを判定する(127)。参照先のセルが未だ解析されていない場合、当該関数の引数を与えられないので、解析エラーとして、式・関数解析処理を終了する。
一方、参照先のセルが既に解析されている場合、当該関数がコントロールであるか合計を求めるSUM関数であるかを判定する(131)。そして、当該関数がコントロールでもSUM関数でもない場合、解析エラーとして、式・関数解析処理を終了する。
一方、当該関数がコントロール又はSUM関数である場合、当該式及び関数のスクリプトを生成する(132)。そして、ステップ121に戻り、次のセルを解析する。
ステップ124において、当該関数が間接参照でないと判定された場合、当該関数がSUM関数であるかを判定する(125)。そして、当該関数がSUM関数でなければ、本データ変換装置1ではサポートされてない関数を含むので、警告を発して、式・関数解析処理を終了する。一方、当該関数がSUM関数であれば、SUM関数の引数がスクリプトで対応できるかを判定する(118)。
スクリプトで対応できないSUM関数である場合、解析エラーとして、式・関数解析処理を終了する。一方、スクリプトで対応できるSUM関数である場合、当該式及び関数のスクリプトを生成する(132)。そして、ステップ121に戻り、次のセルを解析する。
図5から図9は、ワークシートに記述されたコメントをHTMLに変換した例を説明する図である。
ワークシートのテキスト入力欄であるセルに図5(A)に示すコメントが設定されていると、当該セルは図5(B)に示すHTML文に変換される。そして、このHTML文をブラウザに読み込むと図5(C)に示す表示になる。具体的には、ワークシートの文字入力欄は、コメントにおいて$文字入力で定義され、HTML文ではinputタグのtype="text"の入力コントロールとして記述される。[項目名]は、name属性として記述される。[入力可能行数]は、inputタグでは指定しなくてよい。[入力幅]は、style属性として記述される。[入力スタイル]:半角文字は、style属性のime-mode:inactiveとして記述される。なお、全角かなの入力を求める場合、ime-mode:activeとして記述される。[帳票表示箇所]は、name属性及びid属性として記述される。[必須]は、この入力欄を必須入力とすることを示し、入力チェックのためにイベントハンドラによってMain_Functionを起動する。
ワークシートの選択入力欄であるセルに図6(A)に示すコメントが設定されていると、当該セルは図6(B)に示すHTML文に変換される。そして、このHTML文をブラウザに読み込むと図6(C)に示す表示になる。具体的には、ワークシートの選択入力欄は、コメントにおいて$選択入力で定義され、HTML文ではselectタグの入力コントロールとして記述される。[選択値]は、プルダウンメニューの選択肢を定義し、HTML文ではoptionタグで記述される。
プルダウンメニューの選択肢は、図7に示すように、階層的に構成できる。例えば、図7(A)に示すコメントに設定された階層構造は、図7(B)に示すように、第1階層の選択肢がoptionタグで記述されるHTML文に変換される。そして、第1階層の選択肢が選択された後、図7(C)に示すスクリプトが起動され、第1階層の選択に応じて、第2段階、第3段階の選択肢がプルダウンメニューとして表示され、選択可能となる。
ワークシートのチェックボックス選択欄であるセルに図8(A)に示すコメントが設定されていると、当該セルは図8(B)に示すHTML文に変換される。そして、このHTML文をブラウザに読み込むと図8(C)に示す表示になる。具体的には、ワークシートのチェックボックス選択欄は、コメントにおいて$複数選択で定義され、HTML文ではinputタグのtype="checkbox"属性の入力コントロールとして記述される。[選択値]は、各チェックボックスの返し値を定義し、HTML文ではvalue属性で記述される。また、選択値はチェックボックスの近傍に表示されるように、labelタグにも記述される。[方向]は、チェックボックスを並べる方向が縦か横かが定義される。[表示]に全表示が定義されているので、HTML文ではhidden属性が記述されない。
ワークシートのラジオボタン選択欄であるセルに図9(A)に示すコメントが設定されていると、当該セルは図9(B)に示すHTML文に変換される。そして、このHTML文をブラウザに読み込むと図9(C)に示す表示になる。具体的には、ワークシートのラジオボタン選択欄は、コメントにおいて$単一選択で定義され、HTML文ではinputタグのtype="radio"属性の入力コントロールとして記述される。[選択値]は、各ラジオボタンの返し値を定義し、HTML文ではvalue属性で記述される。また、選択値はラジオボタンの近傍に表示されるように、labelタグにも記述される。[方向]は、ラジオボタンを並べる方向が縦か横かが定義される。
次に、ワークシートにコメントを定義するための補助ツールについて説明する。HTMLへの変換に用いるコメントは所定のルールで記述しなければならず、利用者が手動でこのコメントをワークシートに設定するためには、コメントにおける規則を覚えなければならず、熟練者でなければ困難が多かった。そこで、コメントの作成を補助する補助ツールが必要となる。
図10は、補助ツールの動作を示す図である。図10に示す補助ツールは、図1に示すものと同様の計算機上で動作する。なお、同一の計算機でも異なる計算機でもよい。
利用者は、表計算ソフトウェアを起動し、ワークシートを開き(220)、補助ツールを起動する(210)。そして、表計算ソフトウェアでコメントを追加するセルを選択する。補助ツールは、表計算ソフトウェアのアドオンとして機能し、利用者による表計算ソフトウェアにおけるワークシートの操作を検出する。
補助ツールの画面は、図11(A)に示すように、表計算ソフトウェアと共に(図では左側に)表示され、HTMLに挿入される機能に対応する部品表示領域を有する。また、図11(B)に示すように、部品が選択された後の補助ツールの画面は、選択された部品に対応する属性が編集可能な属性値編集領域を有する。
ユーザが、表計算ソフトウェアでワークシートのセルを選択すると(221)、補助ツールは選択されたセルの情報を取得する。そして、ユーザが補助ツールで入力部品を選択すると(212)、補助ツールがコメントを作成し(213)、表計算ソフトウェアがコメントをワークシートに挿入する(222)。例えば、ステップ212で文字入力の部品を選択すると、1行目が$文字入力であるコメントを作成する(213)。なお、ステップ221において、選択されたセルにコメントが設定済みであれば、当該セルのコメントを取得して解析し、入力部品を選択済みの状態にしてもよい。
補助ツールは、選択された部品に対応する属性値編集領域を表示し(214)、属性値を受け付け(215)、受け付けた属性値をコメントに追加する(216)。そして、表計算ソフトウェアが、属性値をコメントに追加する(223)。例えば、入力された属性値が項目名=商談日である場合、[項目名]商談日をコメントに追加する。
その後、ユーザは、コメントが追加されたワークシートを保存する(224)。
前述した補助ツールを用いて設定可能なコメントの例を示す。
図12は、非表示情報のコメントにおける定義とHTML文における記述を示す図である。
ワークシートのセルの内容を非表示とする場合、図12(A)に示すように、非表示情報であることを示す$非表示情報がコメントの1行目に設定される。これに対し、HTML文では、図12(B)に示すように、hidden属性が設定されたinputタグが記述される。[項目名]は、ブラウザの画面には表示されないが、valueとしてHTML文のソースには記述される。
図13は、送信ボタンのコメントにおける定義とHTML文における記述を示す図である。
ワークシートに設定されている送信ボタンは、図13(A)に示すように、送信ボタンであることを示す$送信がコメントの1行目に設定される。これに対し、HTML文では、図13(B)に示すように、inputタグのtype="button"属性の入力コントロールとして記述される。ボタン内に表示される値はvalue属性として設定され、ボタン操作時には所定のスクリプトを起動する。そして、このHTML文をブラウザに読み込むと図13(C)に示す表示になる。
図14は、送信ボタンのコメントにおける定義とHTML文における記述を示す図である。
ワークシートに設定されているID及びパスワード入力欄は、図14(A)に示すように、パスワード入力欄であることを示す$パスワード入力がコメントの1行目に設定される。これに対し、HTML文では、図14(B)に示すように、inputタグのname = "uid" 属性の入力コントロールと、inputタグのname = "pass" 属性の入力コントロールとして記述される。[ID自動入力]に対応して、inputタグにautoinput="id"属性が設定される。そして、このHTML文をブラウザに読み込むと図14(C)に示す表示になる。
以上に説明したように、本発明の実施例では、データ変換装置1が、入力されたワークシートのセルに付されたコメントデータに所定の記載が含まれているかを解析する解析手順と、コメントデータに含まれる所定の記載に基づいてHTMLで定義される入力コントロールを生成する生成手順とを実行するので、ワークシートデータから適切にHTMLデータを作成できる。また、入力コントロールの生成に必要な情報をセルに格納することなく、セルのコメントデータとして格納するので、表計算の結果や表示に影響を与えずに、入力コントロールを生成できる。
また、データ変換装置1が、ワークシートの入力フォームに対応する属性を前記コメントデータから抽出し、抽出された属性をHTMLのタグのパラメータに設定するので、セルのコメントデータとして格納された属性データを参照して、入力コントロールを正しく生成できる。
また、データ変換装置1が、コメントデータから抽出された属性が所定のものである場合、抽出された属性に対応するスクリプトを起動するHTML文を生成するので、予め準備されたスクリプトを起動して、複雑な処理をHTMLデータに変換できる。
また、データ変換装置1が、ワークシートのセルに定義されている関数を抽出し、抽出された関数に対応するスクリプトを起動するHTML文を生成するので、複雑な処理をHTMLデータに変換できる。
また、補助ツールが、HTMLで実現される機能に対応する部品の選択を受け付ける選択手順と、選択された部品に対応する属性値の入力を受け付ける入力手順と、選択された部品と前記入力された属性値とに基づいて、ワークシートに挿入するコメントを生成する生成手順とを実行するので、コメントにおける規則を覚えていなくても、コメントを作成し、ワークシートに設定できる。すなわち、熟練者でなくても適切なコメントを作成できる。
また、補助ツールが、選択された部品に設定可能な属性値の入力欄を表示し、入力欄において属性値の入力を受け付けるので、入力コントロールに設定可能な属性を覚えていなくても、コメントを作成し、ワークシートに設定できる。
なお、本発明は前述した実施例に限定されるものではなく、添付した特許請求の範囲の趣旨内における様々な変形例及び同等の構成が含まれる。例えば、前述した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに本発明は限定されない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えてもよい。また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えてもよい。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をしてもよい。
また、前述した各構成、機能、処理部、処理手段等は、それらの一部又は全部を、例えば集積回路で設計する等により、ハードウェアで実現してもよく、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し実行することにより、ソフトウェアで実現してもよい。
各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリ、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)等の記憶装置、又は、ICカード、SDカード、DVD等の記録媒体に格納することができる。
また、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、実装上必要な全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には、ほとんど全ての構成が相互に接続されていると考えてよい。
1 データ変換装置
11 プロセッサ(CPU)
12 メモリ
13 補助記憶装置
14 通信インターフェース
15 入力インターフェース
18 出力インターフェース

Claims (3)

  1. データ変換装置にHTMLデータを生成させるデータ変換プログラムであって、
    前記データ変換装置は、プログラムを実行するプロセッサと、前記プログラムを格納する記憶装置とを有し、
    前記データ変換プログラムは、
    入力されたワークシートのセルに付されたコメントデータに属性の記載が含まれているかを解析し、当該属性を前記コメントデータから抽出する解析手順と、
    所定の符号に挟まれるスクリプトを呼び出す属性の記載が前記コメントデータにある場合、当該スクリプトを呼び出す属性を含むHTMLの入力コントロールを生成する生成手順とを前記データ変換装置に実行させるものであって、
    前記解析手順では、帳票範囲に含まれていないセルが入力コントロールの属性に指定されている場合に解析エラーと判定することを特徴とするプログラム。
  2. 請求項1に記載のデータ変換プログラムであって、
    前記解析手順では、前記ワークシートのセルに定義されている関数を抽出し、
    前記生成手順では、前記抽出された関数に対応するスクリプトを起動するHTML文を生成することを特徴とするプログラム。
  3. HTMLデータを生成するデータ変換装置であって、
    プログラムを実行するプロセッサと、前記プログラムを格納する記憶装置とを備え、
    前記プロセッサが、
    入力されたワークシートのセルに付されたコメントデータに属性の記載が含まれているかを解析し、当該属性を前記コメントデータから抽出する解析手順と、
    所定の符号に挟まれるスクリプトを呼び出す属性の記載が前記コメントデータにある場合、当該コメントデータ中で所定の符号に挟まれるスクリプトを呼び出す属性を含むHTMLの入力コントロールを生成する生成手順とを実行するものであって、
    前記解析手順では、帳票範囲に含まれていないセルが入力コントロールの属性に指定されている場合に解析エラーと判定することを特徴とするデータ変換装置。
JP2016250688A 2016-12-26 2016-12-26 データ変換装置、入力補助装置及びそのプログラム Active JP6785149B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016250688A JP6785149B2 (ja) 2016-12-26 2016-12-26 データ変換装置、入力補助装置及びそのプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016250688A JP6785149B2 (ja) 2016-12-26 2016-12-26 データ変換装置、入力補助装置及びそのプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018106342A JP2018106342A (ja) 2018-07-05
JP6785149B2 true JP6785149B2 (ja) 2020-11-18

Family

ID=62784719

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016250688A Active JP6785149B2 (ja) 2016-12-26 2016-12-26 データ変換装置、入力補助装置及びそのプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6785149B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018106342A (ja) 2018-07-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20230236805A1 (en) Systems and Methods for Development and Deployment of Software Platforms Having Advanced Workflow and Event Processing Components
CN101263490B (zh) 用于提供直接样式表编辑的方法和系统
US10699067B2 (en) Form design and data input in which a server provides a repository of form templates that are distributed to multiple form filing client systems
CA2684822C (en) Data transformation based on a technical design document
CN108628741A (zh) 网页页面测试方法、装置、电子设备和介质
US20080072100A1 (en) Generating functional test scripts
JP2006164258A (ja) 特定のプラットフォームによって使用するためのグラフィカル・ユーザ・インターフェース(gui)モデルを生成するための方法、システム、およびプログラム
JP6354457B2 (ja) アプリケーション開発支援装置、そのデータ処理方法、およびプログラム
JP6417791B2 (ja) アプリケーションテスト支援装置、そのデータ処理方法、およびプログラム
US20170300305A1 (en) Executable guidance experiences based on implicitly generated guidance models
US20180285476A1 (en) Intermixing literal text and formulas in workflow steps
US20130124969A1 (en) Xml editor within a wysiwyg application
JP2019021341A (ja) アプリケーションテスト支援装置、そのデータ処理方法、およびプログラム
CN112231197A (zh) 一种页面测试的方法、装置和存储介质
JP6785149B2 (ja) データ変換装置、入力補助装置及びそのプログラム
US9501598B1 (en) System and method for assertion publication and re-use
CN111126008A (zh) 基于xsd的代码生成方法、装置、计算机设备及存储介质
WO2017199309A1 (ja) 評価プログラム、評価装置および評価方法
JP2019028723A (ja) 設計確認装置及び設計確認方法
JP2013200844A (ja) 画面制御システム、画面制御プログラム、画面作成支援プログラム及び画面制御方法
US7428697B2 (en) Preserving content or attribute information during conversion from a structured document to a computer program
JP6388756B2 (ja) 電子マニュアル出力システム及び電子マニュアル出力方法並びに電子マニュアル出力プログラム
CN114391151A (zh) 增强自然语言生成平台
CN107408104A (zh) 样式的声明级联重新排序
JP5962116B2 (ja) 画面制御システム、画面制御プログラム、画面作成支援プログラム及び画面制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190410

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190910

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20191008

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191122

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200407

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200602

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20201020

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20201026

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6785149

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250