JP6781729B2 - Foam discharge device - Google Patents
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Description
本発明は、泡吐出装置に関する。 The present invention relates to a foam discharge device.
近年、様々な施設において、泡を吐出する泡吐出装置が利用されている。例えば、商業施設等の洗面所又は調理場等において、液体洗浄剤等の洗浄剤を、空気と混合することによって泡としてノズルの吐出口から吐出する泡吐出装置が利用されている。 In recent years, a foam discharge device that discharges foam has been used in various facilities. For example, in a washroom or a kitchen of a commercial facility or the like, a foam discharge device is used in which a cleaning agent such as a liquid cleaning agent is mixed with air and discharged as bubbles from a nozzle discharge port.
例えば、特許文献1には、液体洗浄剤を泡状に吐出する泡吐出装置において、泡を吐出するノズルの構造を工夫することによって、手の平上等に所望の輪郭を有する泡を安定して形成するための技術が開示されている。 For example, in Patent Document 1, in a foam discharge device that discharges a liquid cleaning agent in the form of bubbles, by devising the structure of the nozzle that discharges bubbles, bubbles having a desired contour can be stably formed on the palm or the like. Techniques for doing so are disclosed.
ところで、泡吐出装置が利用される過程で、ノズルの吐出口の周囲に泡が付着する場合がある。例えば、ノズルの吐出口から泡を手の平で受ける際に、手の平をノズルの吐出口に近づけ過ぎた場合に、ノズルの吐出口の周囲に泡が付着し得る。このようにノズルの吐出口の周囲に泡が付着している場合、特許文献1に開示されている技術のように、泡を特定の形状に形成されるように吐出させるためのノズルの構造を泡吐出装置に適用した際に、所望の輪郭を有する泡を安定して形成させることが困難となる。 By the way, in the process of using the foam discharge device, bubbles may adhere around the discharge port of the nozzle. For example, when receiving bubbles from the nozzle discharge port with the palm, if the palm is brought too close to the nozzle discharge port, the bubbles may adhere to the periphery of the nozzle discharge port. When bubbles adhere to the periphery of the nozzle discharge port in this way, a nozzle structure for discharging the bubbles so as to be formed in a specific shape is provided as in the technique disclosed in Patent Document 1. When applied to a foam ejection device, it becomes difficult to stably form bubbles having a desired contour.
そこで、本発明は、泡吐出装置におけるノズルの吐出口の周囲に付着した泡を適切に除去することに関する。 Therefore, the present invention relates to appropriately removing bubbles adhering to the periphery of the nozzle discharge port in the foam discharge device.
上記課題を解決するために、本発明のある観点は、泡が吐出される吐出口を有するノズルと、吐出口の周囲に付着した泡を除去する泡除去機構と、泡除去機構による泡の除去動作のタイミングを制御する制御装置と、を備える、泡吐出装置に関する。 In order to solve the above problems, one aspect of the present invention is a nozzle having a discharge port for discharging bubbles, a bubble removing mechanism for removing bubbles adhering to the periphery of the discharge port, and removing bubbles by a bubble removing mechanism. The present invention relates to a foam discharge device including a control device for controlling the timing of operation.
以上説明したように本発明の泡吐出装置によれば、泡吐出装置におけるノズルの吐出口の周囲に付着した泡を適切に除去することができる。 As described above, according to the foam ejection device of the present invention, it is possible to appropriately remove the bubbles adhering to the periphery of the nozzle ejection port in the foam ejection device.
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。 Preferred embodiments of the present invention will be described in detail below with reference to the accompanying drawings. In the present specification and the drawings, components having substantially the same functional configuration are designated by the same reference numerals, so that duplicate description will be omitted.
本発明の実施形態は、泡吐出装置に関する。具体的には、本発明の一実施形態としての各実施形態に係る泡吐出装置1,2,3は、液体を、気体と混合することによって泡としてノズルの吐出口から吐出する泡吐出装置である。
An embodiment of the present invention relates to a foam discharge device. Specifically, the
泡吐出装置1,2,3によって泡として吐出される液体及び当該液体と混合される気体の種類は特に限定されないが、本明細書では、一例として、液体洗浄剤等が泡吐出装置1,2,3により空気と混合されることによって泡として吐出される例について説明する。なお、泡吐出装置1,2,3によって泡として吐出される液体は、例えば、ハンドウォッシュ、ボディウォッシュ、洗顔剤等の液体洗浄剤、頭髪用化粧料(例えば、整髪剤、固定剤又は育毛剤等)、肌用化粧料(例えば、化粧水、乳液又は美容液等)、シェービングフォーム又は食器用洗剤等であってもよい。また、泡として吐出される液体と混合される気体は、例えば、炭酸ガス、窒素又はヘリウム等であってもよい。
The types of the liquid discharged as bubbles by the
また、本明細書では、一例として、非接触式のセンサにより手の平等の泡を受ける泡受け体が検出された場合に泡をノズルから吐出する泡吐出装置1,2,3について説明するが、本発明に係る泡吐出装置として、押しボタンが押された場合又は接触式のセンサにより泡受け体が検出された場合に泡をノズルから吐出する装置が用いられてもよい。また、本明細書では、一例として、電動式の泡吐出装置1,2,3について説明するが、本発明に係る泡吐出装置として、手動式の泡吐出装置(例えば、ポンプヘッドの押圧操作に応じて洗浄剤及び空気をノズルへ供給して泡を当該ノズルから吐出する装置)が用いられてもよい。
Further, in the present specification, as an example,
<第1の実施形態>
図1〜図11を参照して、第1の実施形態に係る泡吐出装置1について説明する。
<First Embodiment>
The foam discharge device 1 according to the first embodiment will be described with reference to FIGS. 1 to 11.
[泡吐出装置の構成]
まず、図1を参照して、第1の実施形態に係る泡吐出装置1の全体構成について説明する。図1は、本実施形態に係る泡吐出装置1を示す模式図である。
[Structure of foam discharge device]
First, with reference to FIG. 1, the overall configuration of the foam discharge device 1 according to the first embodiment will be described. FIG. 1 is a schematic view showing a foam discharge device 1 according to the present embodiment.
なお、本明細書で参照する各図面は、泡吐出装置1においてノズル40が設けられる側を前方向とし、前方向に対して逆方向を後方向とし、泡吐出装置1を前側から見た状態における左側及び右側をそれぞれ左方向及び右方向として示されている。なお、上方向及び下方向は、それぞれ鉛直上方向及び鉛直下方向と厳密に一致していなくてもよく、例えば、それぞれ鉛直上方向及び鉛直下方向から傾いた方向であってもよい。
In each drawing referred to in the present specification, the side in which the
図1に示すように、泡吐出装置1は、洗浄剤容器10と、洗浄剤供給機構20と、気体供給機構30と、ノズル40と、泡除去機構50と、制御装置60と、これらの構成要素を少なくとも部分的に収容する筐体70と、泡受け体センサ81と、泡センサ82と、カバー83とを備える。
As shown in FIG. 1, the foam discharge device 1 includes a
洗浄剤容器10は、洗浄剤19を貯留する。例えば、洗浄剤容器10は、容器本体11と、蓋12とを備える。容器本体11は、上側に開口を有しており、内部に洗浄剤19を貯留する。蓋12は、容器本体11の開口を気密に覆い、開閉可能に設けられる。
The
洗浄剤供給機構20は、洗浄剤容器10の内部の洗浄剤19をノズル40に供給する。例えば、洗浄剤供給機構20は、液体ポンプ21と、接続管22と、浸漬管23とを備える。接続管22は、一端において液体ポンプ21と接続され、他端においてノズル40と接続されている。浸漬管23は、一端において液体ポンプ21と接続され、他端において洗浄剤容器10の内部の洗浄剤19に浸漬されている。液体ポンプ21は、浸漬管23側から接続管22側へ流体を送出するポンプである。液体ポンプ21としては、例えば、遠心式ポンプ(例えば、渦巻ポンプ等)、シリンジポンプ、ギヤポンプ、ダイヤフラムポンプ又は容積式ポンプ(例えば、ピエゾポンプ等)等が用いられる。液体ポンプ21が駆動されることによって、洗浄剤容器10の内部の洗浄剤19が、浸漬管23及び接続管22を介してノズル40に供給される。
The cleaning
気体供給機構30は、気体をノズル40に供給する。例えば、気体供給機構30は、空気ポンプ31と、接続管32とを備える。接続管32は、一端において空気ポンプ31と接続され、他端においてノズル40と接続されている。空気ポンプ31は、例えば、周囲の空気を接続管32側へ送出するポンプである。空気ポンプ31としては、例えば、遠心式ポンプ(例えば、渦巻ポンプ等)、シリンジポンプ、ギヤポンプ、ダイヤフラムポンプ又は容積式ポンプ(例えば、ピエゾポンプ等)等が用いられる。空気ポンプ31が駆動されることによって、空気ポンプ31の周囲の空気が、接続管32を介してノズル40に供給される。なお、気体供給機構30は、ボンベ等に収容された炭酸ガス、窒素又はヘリウム等のガスをノズル40に供給してもよく、その場合、例えば、ボンベがノズル40と接続管32を介して接続されており、当該ボンベの口部を開閉させることにより、ガスが接続管32を介してノズル40に供給される。
The
ノズル40は、洗浄剤19を泡として吐出する。具体的には、ノズル40は、泡が吐出される吐出口43を有する。本実施形態では、ノズル40は、泡を特定の形状に形成されるように吐出口43から吐出させる。図1では、吐出口43から吐出された泡によって、手の平5上にハート状の輪郭を有する泡体90が形成されている例が示されている。手の平5は、泡を受ける泡受け体の一例である。ノズル40から吐出された泡の泡受け体は、このような例に限定されず、例えば、スポンジ、雑巾、清掃用シート又は机であってもよい。筐体70の上部は前方に突出しており、ノズル40は、例えば、筐体70の上部における前方に突出した部分の下部に設けられる。また、吐出口43は、例えば、ノズル40の下部に設けられる。なお、ノズル40の構成の詳細については、後述する。
The
泡除去機構50は、ノズル40の吐出口43の周囲に付着した泡を除去する。本実施形態に係る泡除去機構50は、吐出口43に向けて流体を噴射することによって、吐出口43の周囲に付着した泡を除去する。泡除去機構50によって噴射される流体の種類は特に限定されないが、本明細書では、一例として、泡を除去するための液体である消泡液59が泡除去機構50によって噴射される例について説明する。消泡液59としては、アルコールを含有する液体が用いられることが好ましい。その場合、ユーザの手に消泡液59が接触した際における安全性を適切に確保することができる。さらに、ノズル40にユーザの手との接触により付着した細菌を消泡液59に含有されるアルコールによって除去することができる。なお、消泡液59として、例えば、水、シリコンを含有する液体、活性剤液等が用いられてもよい。また、泡除去機構50によって噴射される流体は、例えば、空気等の気体であってもよく、固体(例えば、粉体)を含有していてもよい。
The
例えば、泡除去機構50は、消泡液容器51と、消泡液供給機構52と、噴射ノズル53とを備える。
For example, the
消泡液容器51は、消泡液59を貯留する。例えば、消泡液容器51は、容器本体51aと、蓋51bとを備える。容器本体51aは、上側に開口を有しており、内部に消泡液59を貯留する。蓋51bは、容器本体51aの開口を気密に覆い、開閉可能に設けられる。
The defoaming
消泡液供給機構52は、消泡液容器51の内部の消泡液59を噴射ノズル53に供給する。例えば、消泡液供給機構52は、消泡液ポンプ52aと、接続管52bと、浸漬管52cとを備える。接続管52bは、一端において消泡液ポンプ52aと接続され、他端において噴射ノズル53と接続されている。浸漬管52cは、一端において消泡液ポンプ52aと接続され、他端において消泡液容器51の内部の消泡液59に浸漬されている。消泡液ポンプ52aは、浸漬管52c側から接続管52b側へ流体を送出するポンプである。消泡液ポンプ52aとしては、例えば、遠心式ポンプ(例えば、渦巻ポンプ等)、シリンジポンプ、ギヤポンプ、ダイヤフラムポンプ又は容積式ポンプ(例えば、ピエゾポンプ等)等が用いられる。消泡液ポンプ52aが駆動されることによって、消泡液容器51の内部の消泡液59が、浸漬管52c及び接続管52bを介して噴射ノズル53に供給される。
The defoaming
噴射ノズル53は、ノズル40の吐出口43に向けて消泡液59を噴射する。例えば、噴射ノズル53は、ノズル40の吐出口43の下方(つまり、上下方向において吐出口43よりも下側の位置)に設けられ、吐出口43に向けて上方に消泡液59を噴射する。噴射ノズル53から噴射された消泡液59が吐出口43の周囲に付着した泡に到達することによって、泡が除去される。なお、噴射ノズル53の数及び配置並びに泡除去機構50によって泡9が除去される様子については、後述する。
The
カバー83は、ノズル40の吐出口43と手の平5等の泡受け体との間の距離を規定するために設けられる。具体的には、カバー83は、ノズル40の吐出口43の周囲を覆い、吐出口43の下端よりも下方へ突出する。例えば、カバー83は、両端に開口を有する円筒状の部材であり、筐体70の上部における前方に突出した部分の下部に取り付けられる。なお、カバー83は、所望の輪郭を有する泡体90を泡受け体上に形成させやすくするために設けられるので、泡吐出装置1の構成から省略されてもよい。
The
泡受け体センサ81は、ノズル40の下方において手の平5等の泡受け体を検出し、検出結果を出力する。具体的には、泡受け体センサ81は、ノズル40の下方における設定された設定領域内に手の平5等の泡受け体が位置しているか否かを非接触で検出する。泡受け体センサ81としては、例えば、透過型の光電センサ(例えば、赤外線を利用するセンサ)が用いられる。
The
泡センサ82は、ノズル40の吐出口43の周囲への泡の付着を検出し、検出結果を出力する。具体的には、泡センサ82は、ノズル40の吐出口43の周囲における設定された設定領域内に泡が付着しているか否かを非接触で検出する。泡センサ82としては、例えば、透過型又は反射型の光電センサ(例えば、赤外線を利用するセンサ)が用いられる。
The
制御装置60は、演算処理装置であるCPU(Central Processing Unit)、CPUが使用するプログラムや演算パラメータ等を記憶するROM(Read Only Memory)、CPUの実行において適宜変化するパラメータ等を一時記憶するRAM(Random Access Memory)、データ等を記憶するHDD(Hard Disk Drive)装置等のデータ格納用記憶装置等で構成される。
The
制御装置60は、泡吐出装置1に設けられる各装置と電気的に接続される。例えば、制御装置60は、液体ポンプ21、空気ポンプ31、消泡液ポンプ52a、泡受け体センサ81及び泡センサ82と電気的に接続される。なお、制御装置60が有する機能は複数の制御装置により分割されてもよく、その場合、当該複数の制御装置は互いに通信可能に接続されてもよい。
The
制御装置60は、液体ポンプ21の動作を制御することによって、洗浄剤供給機構20による洗浄剤19のノズル40への供給を制御する。また、制御装置60は、空気ポンプ31の動作を制御することによって、気体供給機構30による気体のノズル40への供給を制御する。それにより、ノズル40からの泡の吐出動作が制御される。このように、制御装置60は、洗浄剤19及び気体のノズル40への供給を制御することによって、ノズル40からの泡の吐出動作を制御する。
The
また、制御装置60は、消泡液ポンプ52aの動作を制御することによって、泡除去機構50による消泡液59の噴射ノズル53への供給を制御する。それにより、噴射ノズル53からの消泡液59の噴射が制御されることによって、ノズル40の吐出口43の周囲に付着した泡の除去動作が制御される。このように、制御装置60は、泡除去機構50による吐出口43の周囲に付着した泡の除去動作を制御する。具体的には、制御装置60は、泡除去機構50による泡の除去動作のタイミングを制御する。
Further, the
次に、図2及び図3を参照して、ノズル40の構成の詳細について説明する。なお、ノズル40の構成は、上述した特許文献1に記載されているノズルの構成と同様である。
Next, the details of the configuration of the
図2は、本実施形態に係るノズル40を示す断面図である。図3は、本実施形態に係るノズル40の下蓋部材406を示す斜視図である。図2では、泡9の吐出方向7が鉛直下方向である例が示されている。なお、泡9の吐出方向7は鉛直下方向であることが好ましいが、厳密に鉛直下方向でなくてもよく、鉛直下方向から傾いていてもよい。
FIG. 2 is a cross-sectional view showing the
ノズル40は、泡発生機構41と、泡貯留空間42と、吐出口43とを備える。泡発生機構41は、泡を発生させる機能を有する。泡発生機構41により発生した泡は、泡発生機構41の下方に位置する泡貯留空間42へ供給される。泡貯留空間42において、泡発生機構41から供給される泡は、吐出方向7と直交する方向(図2に示される例では、水平方向)に拡散する。吐出方向7と直交する方向に拡散された泡9は、泡貯留空間42の下部から吐出口43を通じて下方の外部空間に吐出される。
The
上記の泡発生機構41、泡貯留空間42及び吐出口43は、ノズル40を構成する部材によって具体的に形成される。以下、ノズル40を構成する部材の具体例について説明する。
The
ノズル40は、例えば、上ケース部材401と、上蓋部材402と、混合室形成部材403と、接続部材404と、下ケース部材405と、下蓋部材406とを備える。
The
上ケース部材401は、上端に開口を有し、下端に底部を有する円筒形状の部材である。上ケース部材401の底部の中央には、上下方向に突出して円筒部401aが設けられる。円筒部401aの内部空間は上下方向に貫通している。円筒部401aの上側の内周部には混合室形成部材403が嵌合され、円筒部401aの上側の外周部には接続部材404が嵌合される。円筒部401aの下側の外周部には、下ケース部材405が嵌合される。上ケース部材401の上端の開口には、上蓋部材402が嵌合されている。
The
上蓋部材402の中央側には、上下方向に貫通する貫通孔402aが設けられる。上蓋部材402の貫通孔402aより外周側には、上方に突出して円筒部402bが設けられる。円筒部402bの内部空間は上下方向に貫通している。貫通孔402aには、接続部材404が貫通して嵌合される。円筒部402bの外周部には、気体供給機構30の接続管32が嵌合される。
A through
混合室形成部材403は、円筒部403aと、円柱部403bと、環状凸部403cとを備える。円筒部403aは、下端に開口を有し上端に底部を有し、上ケース部材401の円筒部401aの上側の内周部に嵌合される。円柱部403bは、円筒部403aの上端から上方に突出する。環状凸部403cは、円柱部403bの周囲において円柱部403bと間隔を空けて円筒部403aの上端から上方に突出する。
The mixing
円柱部403bと環状凸部403cとの間には、環状凹部403dが形成されている。環状凹部403dの底部には、上下方向に貫通する複数の貫通孔403eが互いに間隔を空けて設けられている。貫通孔403eは、環状凹部403dと円筒部403aの内部空間である混合室403fとを連通する。混合室403fの下側の開口403gには、多孔体41bが設けられる。多孔体41bとしては、例えば、合成樹脂製若しくは金属製のメッシュシート、金属粒子の焼結体又は三次元的な網目構造を有する合成樹脂製のスポンジ状成形体等が用いられる。
An
接続部材404は、第1円筒部404aと、第2円筒部404bと、第3円筒部404cとを備える。第1円筒部404a、第2円筒部404b及び第3円筒部404cは、下側からこの順に同心上に配置されており、接続部材404の内部空間は上下方向に貫通している。また、第1円筒部404a、第2円筒部404b及び第3円筒部404cの外径はこの順に小さくなり、これらの各円筒部の径方向の厚みは互いに略一致する。第1円筒部404aは、上ケース部材401の円筒部401aの上側の外周部に嵌合される。第2円筒部404bは、混合室形成部材403の円柱部403bの外周部を覆い、上蓋部材402の貫通孔402aに貫通して嵌合される。第3円筒部404cの内周部には、洗浄剤供給機構20の接続管22が嵌合される。
The connecting
第1円筒部404aの内周面には、気体が通過可能な複数の気体流通溝が上下方向に延びて形成されている。ゆえに、気体供給機構30によって接続管32を介して上ケース部材401の内部に供給された気体は、接続部材404の下側から当該気体流通溝を通過して混合室形成部材403の環状凹部403dに送られる。また、第2円筒部404bの内周面には、液体が通過可能な複数の液体流通溝が上下方向に延びて形成されている。ゆえに、洗浄剤供給機構20によって接続管22を介して接続部材404の内部に供給された洗浄剤19は、当該液体流通溝を通過して混合室形成部材403の環状凹部403dに送られる。よって、混合室形成部材403の環状凹部403dにおいて、洗浄剤19と気体とが合流する。
On the inner peripheral surface of the first
ノズル40において、泡発生機構41は、液体と気体とが混合され下側に泡供給口を有する気液混合部41a及び当該泡供給口に設けられた多孔体41bを含む。泡供給口は、泡貯留空間42へ供給される泡が通過する開口である。気液混合部41aは、例えば、混合室形成部材403の環状凹部403d、貫通孔403e及び混合室403fを含む。環状凹部403dにおいて気体と合流した洗浄剤19は、環状凹部403d、貫通孔403e及び混合室403fを流れる間に気体と混合されて粗い泡状になり、さらに、混合室403fの下側の開口403gに設けられた多孔体41bを通過することによってきめ細やかな泡状になり、多孔体41bの下方に位置する泡貯留空間42へ送り出される。上記のように、混合室403fの下側の開口403gは、泡貯留空間42へ供給される泡が通過する泡供給口に相当する。
In the
下ケース部材405は、上端及び下端に開口を有する円筒形状の部材である。下ケース部材405の上端の開口の周縁部405aは、下ケース部材405の上面から上方に突出している。周縁部405aは、上ケース部材401の円筒部401aの下側の外周部に嵌合される。下ケース部材405の上端の開口の面積は下端の開口の面積よりも小さく、下ケース部材405の内部空間は上方から下方に向かって拡径している。下ケース部材405の下端の開口には、下蓋部材406が嵌合されている。
The
ノズル40において、泡貯留空間42は、多孔体41bの下方に位置し、泡の吐出方向7と直交する平面である水平面において泡発生機構41の泡供給口としての開口403gの面積よりも大きい断面積を有する。泡貯留空間42は、例えば、上ケース部材401の円筒部401aにおける多孔体41bより下方の部分と、下ケース部材405とによって、ノズル40の内周側に画成される空間である。水平面における泡貯留空間42の断面積は、例えば、上方から下方に向かって拡大しており、上下方向の全域に亘って開口403gの面積よりも大きくなっている。なお、泡貯留空間42において、上下方向の一部で、水平面における断面積が開口403gの面積よりも小さい部分があってもよい。
In the
下蓋部材406には、上下方向に貫通して吐出口43が設けられる。このように、泡貯留空間42の下部は、吐出口43を介して外部空間と連通されている。吐出口43の泡貯留空間42側の開口の面積は、泡の吐出方向7と直交する平面である水平面における泡貯留空間42の断面積の最大値よりも小さい。ノズル40の下方から見た際の吐出口43の形状は、ノズル40から吐出され手の平5等の泡受け体上に形成される泡体90の輪郭が所望の形状になるように適宜設定される。例えば、図3では、ノズル40の下方から見た際の吐出口43の形状がハート状である例が示されている。手の平5等の泡受け体上に形成される泡体90の輪郭は吐出口43の形状に対応する。ゆえに、例えば、吐出口43の形状をハート状にすることによって、手の平5等の泡受け体上に形成される泡体90の輪郭をハート状にすることができる。なお、下蓋部材406に設けられる吐出口43の数は、1つであっても複数であってもよい。
The
吐出口43の周縁部406aは、下蓋部材406の下面から下方に突出している。それにより、吐出口43から吐出された泡を吐出口43の周囲に付着させにくくすることができる。また、吐出口43の泡貯留空間42側の開口には、多孔体44が設けられる。それにより、泡貯留空間42において泡を水平方向により効果的に拡散させることができるとともに、ノズル40から吐出される泡をよりきめ細やかにすることができる。多孔体44としては、例えば、合成樹脂製若しくは金属製のメッシュシート、金属粒子の焼結体又は三次元的な網目構造を有する合成樹脂製のスポンジ状成形体等が用いられる。
The
上記のように、多孔体41bの下方に位置する泡貯留空間42は、水平面において泡発生機構41の泡供給口としての開口403gの面積よりも大きい断面積を有する。また、泡貯留空間42の下部と外部空間とを連通する吐出口43の泡貯留空間42側の開口の面積は、水平面における泡貯留空間42の断面積の最大値よりも小さい。それにより、泡発生機構41から泡貯留空間42へ供給された泡9を、泡貯留空間42において水平方向に拡散させ、吐出口43の各部位から平均化された速度で手の平5等の泡受け体上に吐出させることができる。よって、吐出口43の形状を工夫することで、所望の輪郭を有する泡体90を手の平5等の泡受け体上に形成させることができ、例えば、洗浄剤若しくは薬液を手の平5、手の甲若しくはスポンジ等に付けて行う手若しくは顔の洗浄、又は、洗浄剤若しくは薬液をスポンジに付けて行う食器、風呂若しくは台所等の洗浄に楽しさや新鮮さを付与することができる。
As described above, the
ここで、図4〜図6を参照して、ノズル40から泡が吐出される様子について説明する。
Here, a state in which bubbles are discharged from the
図4は、本実施形態に係るノズル40からの泡の吐出が行われる際の手の平5の位置を示す模式図である。なお、図4では、ノズル40の吐出口43の形状の詳細は省略して示されている。
FIG. 4 is a schematic view showing the position of the
ノズル40からの泡9の吐出動作は、上述したように、制御装置60によって制御される。制御装置60は、例えば、泡受け体センサ81によりノズル40の下方の設定領域内において手の平5等の泡受け体が検出された場合に、洗浄剤供給機構20及び気体供給機構30にノズル40からの泡9の吐出動作を実行させる。泡受け体センサ81は、例えば、図4に示すように、泡受け体である手の平5がカバー83の下端の開口を覆うようにカバー83の下端に当接した状態において、手の平5を検出可能である。ゆえに、ユーザは、手の平5をカバー83の下端に当接させた状態で、ノズル40から吐出される泡9を手の平5により受けることができる。なお、ユーザは、スポンジ等の他の泡受け体をカバー83の下端に当接させた状態で、ノズル40から吐出される泡9を当該他の泡受け体により受けることも可能である。
The operation of ejecting the
ここで、所望の輪郭を有する泡体90を泡受け体上に形成させる観点では、ノズル40の吐出口43と手の平5等の泡受け体との間の距離が重要になる。吐出口43と泡受け体との間の距離が過剰に短い又は長い場合、所望の輪郭を有する泡体90を泡受け体上に形成させることが困難となる。本実施形態では、泡吐出装置1にカバー83が設けられることにより、手の平5等の泡受け体をカバー83の下端に当接させた状態で、ノズル40から泡9を吐出させる。それにより、吐出口43から泡9を吐出させる際に、吐出口43と泡受け体との間の距離を適切に規定することができるので、所望の輪郭を有する泡体90を泡受け体上に形成させやすくすることができる。
Here, from the viewpoint of forming the
図5は、本実施形態に係るノズル40の吐出口43の周囲に泡9が付着していない状態で吐出口43から泡9が吐出される様子を示す模式図である。
FIG. 5 is a schematic view showing how the
例えば、図5では、泡9の吐出の開始前に泡9が吐出口43の周縁部406aの外周側に付着せずに吐出口43の内部に保持されている状態で泡9の吐出が行われた場合の様子が示されている。泡9の吐出が開始されると、泡9が、ノズル40の内部から吐出口43を通して押し出されて、吐出口43の下端から水平方向に広がりながら下方へ降下する。この際、泡9が吐出口43の周縁部406aの外周側に付着していない状態が維持される。そして、泡9の吐出の終了時に、吐出口43の下端において、泡9が上下に切り離される。切り離されたうちの上側の泡9は吐出口43の内部に保持され、下側の泡9は泡体90として泡受け体である手の平5上に付着する。
For example, in FIG. 5, the
図6は、本実施形態に係るノズル40の吐出口43の周囲に泡9が付着している状態で吐出口43から泡9が吐出される様子を示す模式図である。吐出口43の周囲への泡9の付着は、上述したように、例えば、泡9を手の平5で受ける際に、手の平5の吐出口43との距離が近すぎた状態で泡9の吐出が行われた場合、又は手の平5で泡9を受けた後に吐出口43に泡9を押し付けてしまった場合に生じ得る。
FIG. 6 is a schematic view showing a state in which bubbles 9 are discharged from the
例えば、図6では、泡9の吐出の開始前に泡9が吐出口43の内部から吐出口43の周縁部406aの外周側に亘って付着している状態で泡9の吐出が行われた場合の様子が示されている。このような場合、泡9の吐出が開始された後において、泡9が吐出口43の内部から吐出口43の周縁部406aの外周側に亘って付着している状態が維持されつつ、吐出口43から下方へ泡9が吐出される。そして、泡9の吐出の終了時に、吐出口43の下端より下方の位置において、泡9が上下に切り離される。切り離されたうちの上側の泡9は吐出口43の内部から吐出口43の周縁部406aの外周側に亘って付着し、下側の泡9は泡体90として泡受け体である手の平5上に付着する。
For example, in FIG. 6, the
上記のように、吐出口43の周囲に泡9が付着している状態で吐出口43から泡9が吐出される場合、吐出口43の周囲に泡9が付着していない状態で吐出口43から泡9が吐出される場合と比較して、泡9の突出時における泡9とノズル40との接触面積が大きくなる。それにより、泡受け体上に形成される泡9の輪郭の形状が鈍化しやすくなる。さらに、吐出口43の周囲に泡9が付着している状態で吐出口43から泡9が吐出される場合、吐出口43の周囲に泡9が付着していない状態で吐出口43から泡9が吐出される場合と異なり、泡9の吐出の終了時に泡9が上下に切り離される位置は、吐出口43の下端より下方の位置になる。それにより、泡9が上下に切り離される位置が不安定となるので、泡受け体上に形成される泡体90の輪郭の形状が不安定となる。ゆえに、所望の輪郭を有する泡体90を泡受け体上に安定して形成させることが困難となる。
As described above, when the
特に、泡吐出装置1のように吐出口43の周囲を覆うカバー83が設けられる場合、例えば、泡9を受けた手の平5を吐出口43から遠ざける際に誤ってカバー83に手の平5に付着した泡9を付けてしまったり、手の平5をカバー83に当接させた状態で横方向(水平方向に沿った方向)にずらしてしまったりすることによって、吐出口43の周囲に泡9が付着し得る。このように吐出口43の周囲に泡9が付着した場合には、カバー83の内側に泡9が溜まりやすくなるので、所望の輪郭を有する泡体90を泡受け体上に形成させることが困難となりやすい。
In particular, when a
よって、泡吐出装置1におけるノズル40の吐出口43の周囲に付着した泡9を適切に除去することが望ましいと考えられる。本実施形態では、泡吐出装置1に設けられる上述した泡除去機構50を利用することによって、吐出口43の周囲に付着した泡9を適切に除去することが可能となる。以下では、このような泡除去機構50による泡9の除去動作について詳細に説明する。
Therefore, it is considered desirable to appropriately remove the
[泡吐出装置の動作]
続いて、図7〜図11を参照して、第1の実施形態に係る泡吐出装置1の動作について説明する。具体的には、以下では、泡吐出装置1の泡除去機構50による泡9の除去動作について説明する。
[Operation of foam discharge device]
Subsequently, the operation of the foam discharge device 1 according to the first embodiment will be described with reference to FIGS. 7 to 11. Specifically, the operation of removing
泡除去機構50による泡9の除去動作は、上述したように、制御装置60によって制御される。このような泡除去機構50による泡の除去動作では、泡除去機構50の噴射ノズル53から噴射された消泡液59等の流体が吐出口43の周囲に付着した泡9に到達することによって、当該泡9が除去される。消泡液59の平均粒径は、泡9を適切に除去する観点では、例えば、10μm以上400μm以下であることが好ましい。なお、消泡液59の平均粒径の計測は、例えば、レーザー回析式の計測器を利用することによって実現され得る。
The operation of removing
上記のように、泡除去機構50によって泡9を除去するためには、噴射ノズル53から噴射された消泡液59等の流体を吐出口43の周囲に付着した泡9に効果的に到達させることが重要である。そして、消泡液59等の流体を吐出口43の周囲に付着した泡9に効果的に到達させるためには、噴射ノズル53の泡吐出装置1における配置を適正化する必要がある。ここで、図7及び図8を参照して、噴射ノズル53の泡吐出装置1における配置の例について説明する。図7及び図8は、本実施形態に係る噴射ノズル53の泡吐出装置1における正面視での配置の例をそれぞれ示す図である。
As described above, in order to remove the
図7に示すように、噴射ノズル53は、吐出口43の下方に1つ設けられてもよい。例えば、噴射ノズル53の左右方向の設置位置は、ノズル40の中心軸の左右方向の位置と略一致してもよい。噴射ノズル53の位置及び姿勢は、例えば、噴射ノズル53から噴射される消泡液59の噴射方向、カバー83の位置及び寸法、並びにノズル40の位置及び寸法に基づいて設定される。具体的には、噴射ノズル53から噴射される消泡液59がカバー83等の部材に遮られることなくノズル40の吐出口43の周囲に適切に到達するように、噴射ノズル53の位置及び姿勢が設定される。なお、消泡液59は噴射ノズル53から円錐状に噴射され得るので、消泡液59の噴射方向は幅を有し得る。ここで、噴射ノズル53の噴射パターンは、噴射ノズル53の噴射口の内径、噴射口の噴射方向における長さ及び噴射口と連通して形成されるスピン溝の形状に依存する。例えば、噴射ノズル53に複数のスピン溝を互いに点対称となるように形成することによって、噴射パターンを上記のように円錐状にすることができる。
As shown in FIG. 7, one
また、図8に示すように、噴射ノズル53は、吐出口43の下方に複数設けられてもよい。具体的には、噴射ノズル53は、吐出口43の下方において水平方向について互いに異なる位置に複数設けられてもよい。例えば、図8では、噴射ノズル53が2つ設けられる例が示されている。この場合、例えば、各噴射ノズル53は、左右方向におけるノズル40の両側にそれぞれ設けられてもよい。このように、噴射ノズル53を水平方向について互いに異なる位置に複数設けることによって、ノズル40の吐出口43の周囲において消泡液59が到達しない領域が部分的に生じないように、吐出口43の周囲に適切に消泡液59を到達させることができる。
Further, as shown in FIG. 8, a plurality of
なお、泡除去機構50によって空気等の気体が噴射される場合、泡9を効果的に除去する観点では、噴射される気体の温度は比較的高いことが好ましく、噴射される気体の速度は比較的速いことが好ましく、噴射される気体の湿度は比較的低いことが好ましい。例えば、噴射される気体の温度、速度及び湿度は、一般に流通している家庭用のヘアドライヤーから吹かれる風の温度、速度及び湿度とそれぞれ同程度であることが好ましい。また、泡吐出装置1に設けられる泡除去機構として、空気を吸引する装置を備え、空気を吸引することによって、吐出口43の周囲に空気の流れを形成する機構が用いられてもよい。その場合にも、気体を噴射する場合と同様に、泡9を除去することができる。
When a gas such as air is injected by the
次に、制御装置60が行う泡の除去動作に関する制御フローの例について説明する。図9、図10及び図11は、本実施形態に係る制御装置60が行う泡の除去動作に関する制御フローの第1の例、第2の例及び第3の例をそれぞれ示すフローチャートである。
Next, an example of a control flow related to the bubble removing operation performed by the
図9に示す制御フローの第1の例は、例えば、泡吐出装置1の電源がONになったことをトリガとして開始される。図9に示す制御フローの第1の例が開始されると、まず、ステップS511において、制御装置60は、泡受け体センサ81により泡受け体が検出されたか否かを判定する。泡受け体が検出されたと判定された場合(ステップS511/YES)、ステップS513へ進む。一方、泡受け体が検出されたと判定されなかった場合(ステップS511/NO)、ステップS511の判定処理が繰り返される。
The first example of the control flow shown in FIG. 9 is started, for example, when the power of the bubble discharge device 1 is turned on. When the first example of the control flow shown in FIG. 9 is started, first, in step S511, the
ステップS513において、制御装置60は、洗浄剤供給機構20及び気体供給機構30にノズル40からの泡9の吐出動作を実行させる。
In step S513, the
具体的には、制御装置60は、洗浄剤供給機構20及び気体供給機構30に洗浄剤19及び気体のノズル40への供給をそれぞれ行わせることによって、ノズル40から泡9を吐出させる。ここで、泡9の吐出が開始されてから終了するまでの時間は、例えば、吐出される泡9の量が手又は顔等の洗浄において適切な量となるように、予め決定される。
Specifically, the
次に、ステップS515において、制御装置60は、泡除去機構50に泡9の除去動作を実行させる。ここで、制御装置60は、例えば、泡9の吐出動作が終了してから所定時間(例えば、3秒程度)が経過した後に、除去動作を開始させる。また、制御装置60は、例えば、泡受け体センサ81により泡受け体が検出されている間、除去動作の実行を禁止する。
Next, in step S515, the
具体的には、制御装置60は、泡除去機構50に消泡液59の噴射ノズル53への供給を行わせることによって、噴射ノズル53から消泡液59を噴射させることにより、吐出口43の周囲に付着した泡9を除去させる。ここで、消泡液59の噴射が開始されてから終了するまでの時間は、例えば、噴射される消泡液59の量が吐出口43の周囲に付着した泡9の除去において適切な量となるように、予め決定される。
Specifically, the
次に、ステップS517において、制御装置60は、泡吐出装置1の電源がOFFになったか否かを判定する。泡吐出装置1の電源がOFFになったと判定された場合(ステップS517/YES)、図9に示す制御フローは終了する。一方、泡吐出装置1の電源がOFFになったと判定されなかった場合(ステップS517/NO)、ステップS511に戻る。
Next, in step S517, the
制御フローの第1の例では、上記のように、制御装置60は、ノズル40からの泡9の吐出が行われた後に、その都度、泡除去機構50に泡9の除去動作を実行させる。ここで、吐出口43の周囲への泡9の付着は、上述したように、ノズル40からの泡9の吐出が行われた際に生じ得る。ゆえに、泡9の吐出が行われたことをトリガとして泡9の除去動作を実行させることにより、泡センサ82を利用することなく、吐出口43の周囲に付着した泡9を適切に除去することができる。
In the first example of the control flow, as described above, the
図10に示す制御フローの第2の例は、例えば、泡吐出装置1の電源がONになったことをトリガとして開始される。図10に示す制御フローの第2の例が開始されると、まず、ステップS521において、制御装置60は、泡センサ82によりノズル40の吐出口43の周囲への泡9の付着が検出されたか否かを判定する。吐出口43の周囲への泡9の付着が検出されたと判定された場合(ステップS521/YES)、ステップS523へ進む。一方、吐出口43の周囲への泡9の付着が検出されたと判定されなかった場合(ステップS521/NO)、ステップS521の判定処理が繰り返される。
The second example of the control flow shown in FIG. 10 is started, for example, when the power of the bubble discharge device 1 is turned on. When the second example of the control flow shown in FIG. 10 is started, first, in step S521, has the
ステップS523において、制御装置60は、泡除去機構50に泡9の除去動作を実行させる。
In step S523, the
次に、ステップS525において、制御装置60は、泡吐出装置1の電源がOFFになったか否かを判定する。泡吐出装置1の電源がOFFになったと判定された場合(ステップS525/YES)、図10に示す制御フローは終了する。一方、泡吐出装置1の電源がOFFになったと判定されなかった場合(ステップS525/NO)、ステップS521に戻る。
Next, in step S525, the
制御フローの第2の例では、上記のように、制御装置60は、泡センサ82により吐出口43の周囲への泡9の付着が検出されたときに、泡除去機構50に泡9の除去動作を実行させる。それにより、吐出口43の周囲に泡9が付着しているときに泡除去機構50に泡9の除去動作を実行させることができる一方で、吐出口43の周囲に泡9が付着していないときに泡9の除去動作が実行されることを抑制することができる。ゆえに、吐出口43の周囲に付着した泡9を適切に除去しつつ、泡9の除去動作が不必要に実行されることを抑制することができる。
In the second example of the control flow, as described above, the
図11に示す制御フローの第3の例は、例えば、泡吐出装置1の電源がONになったことをトリガとして開始される。図11に示す制御フローの第3の例が開始されると、まず、ステップS531において、制御装置60は、前回の除去時刻(具体的には、直近で泡9の除去動作を実行させた時刻)から設定時間が経過したか否かを判定する。前回の除去時刻から設定時間が経過したと判定された場合(ステップS531/YES)、ステップS533へ進む。一方、前回の除去時刻から設定時間が経過したと判定されなかった場合(ステップS531/NO)、ステップS531の判定処理が繰り返される。ここで、設定時間は、例えば、ノズル40からの泡9の吐出動作の頻度等に基づいて、予め設定される。
The third example of the control flow shown in FIG. 11 is started, for example, when the power of the bubble discharge device 1 is turned on. When the third example of the control flow shown in FIG. 11 is started, first, in step S531, the
ステップS533において、制御装置60は、泡除去機構50に泡9の除去動作を実行させる。
In step S533, the
次に、ステップS535において、制御装置60は、泡吐出装置1の電源がOFFになったか否かを判定する。泡吐出装置1の電源がOFFになったと判定された場合(ステップS535/YES)、図11に示す制御フローは終了する。一方、泡吐出装置1の電源がOFFになったと判定されなかった場合(ステップS535/NO)、ステップS531に戻る。
Next, in step S535, the
制御フローの第3の例では、上記のように、制御装置60は、設定時間が経過する毎に、泡除去機構50に泡9の除去動作を実行させる。ゆえに、設定時間を適切に設定することによって、吐出口43の周囲に泡9が付着している可能性が比較的高くなる程度に時間が経過したときに泡除去機構50に泡9の除去動作を実行させることができる。よって、泡センサ82を利用することなく、吐出口43の周囲に付着した泡9を適切に除去することができる。
In the third example of the control flow, as described above, the
以上説明したように、本実施形態に係る泡吐出装置1によれば、制御装置60は、泡除去機構50による泡9の除去動作のタイミングを制御する。それにより、泡除去機構50による泡9の除去動作を、過剰な頻度で実行させることなく、適切なタイミングで実行させることができる。ゆえに、泡吐出装置1におけるノズル40の吐出口43の周囲に付着した泡9を適切に除去することができる。よって、所望の輪郭を有する泡体90を泡受け体上に安定して形成させることができる。
As described above, according to the bubble discharge device 1 according to the present embodiment, the
なお、図9を参照して説明した泡9の吐出が行われたことをトリガとする除去動作の制御、図10を参照して説明した泡9の付着が検出されたことをトリガとする除去動作の制御、及び図11を参照して説明した設定時間が経過したことをトリガとする除去動作の制御のうちの複数の制御が互いに組み合わされて用いられてもよい。例えば、制御装置60は、ノズル40からの泡9の吐出が行われた後に泡除去機構50に泡9の除去動作を実行させることに加えて、設定時間が経過する毎に泡9の除去動作を実行させてもよい。また、例えば、制御装置60は、ノズル40からの泡9の吐出が行われた後に泡除去機構50に泡9の除去動作を実行させることに加えて、泡センサ82により吐出口43の周囲への泡9の付着が検出されたときに泡9の除去動作を実行させてもよい。
It should be noted that the control of the removal operation triggered by the discharge of the
<第2の実施形態>
図12を参照して、第2の実施形態に係る泡吐出装置2について説明する。図12は、本実施形態に係る泡吐出装置2の概略構成を示す模式図である。
<Second embodiment>
The foam discharge device 2 according to the second embodiment will be described with reference to FIG. FIG. 12 is a schematic view showing a schematic configuration of the foam discharge device 2 according to the present embodiment.
本実施形態に係る泡吐出装置2は、上述した泡吐出装置1と比較して、泡除去機構の構成について異なる。 The foam ejection device 2 according to the present embodiment differs from the foam ejection device 1 described above in the configuration of the foam removing mechanism.
本実施形態に係る泡除去機構150は、ノズル40の吐出口43の周囲に付着した泡9に非接触で物理的刺激を付与することによって、吐出口43の周囲に付着した泡9を除去する。泡除去機構150は、例えば、ノズル40の吐出口43の周囲に付着した泡9に非接触で物理的刺激を付与する刺激付与装置153を備える。刺激付与装置153の種類は特に限定されないが、本明細書では、一例として、刺激付与装置153が超音波を泡9に照射する装置である例について説明する。なお、刺激付与装置153として、例えば、レーザー光を照射する装置、マイクロ波を照射する装置、赤外線を照射する装置又は熱を放射する装置(例えば、電熱線を有する装置)等が用いられてもよい。
The
刺激付与装置153は、例えば、超音波を発生する超音波素子を有しており、当該超音波素子を発振させることによって超音波を照射可能である。例えば、刺激付与装置153は、ノズル40の吐出口43の下方に設けられ、吐出口43に向けて上方に超音波を照射する。刺激付与装置153から照射された超音波が吐出口43の周囲に付着した泡9に到達することによって、泡9が除去される。
The
本実施形態では、制御装置60は、刺激付与装置153の動作を制御することによって、刺激付与装置153による超音波の照射を制御する。それにより、泡除去機構150によるノズル40の吐出口43の周囲に付着した泡9の除去動作が制御される。このような泡除去機構150による泡9の除去動作では、泡除去機構150から照射された超音波等が吐出口43の周囲に付着した泡9に到達することによって、当該泡9が除去される。
In the present embodiment, the
上記のように、泡除去機構150によって泡9を除去するためには、刺激付与装置153から照射された超音波等を吐出口43の周囲に付着した泡9に効果的に到達させることが重要である。そして、超音波等を吐出口43の周囲に付着した泡9に効果的に到達させるためには、刺激付与装置153の泡吐出装置2における配置を適正化する必要がある。刺激付与装置153の位置及び姿勢は、例えば、刺激付与装置153から照射される超音波等の照射方向、カバー83の位置及び寸法、並びにノズル40の位置及び寸法に基づいて設定される。ゆえに、刺激付与装置153は、上述した噴射ノズル53と同様に、吐出口43の下方に1つ設けられてもよく、複数設けられてもよい。
As described above, in order to remove the
本実施形態に係る泡吐出装置2においても、上述した泡吐出装置1と同様に、制御装置60は、泡除去機構150による泡9の除去動作のタイミングを制御する。ゆえに、泡吐出装置2におけるノズル40の吐出口43の周囲に付着した泡9を適切に除去することができる。
In the foam discharge device 2 according to the present embodiment, similarly to the foam discharge device 1 described above, the
<第3の実施形態>
図13を参照して、第3の実施形態に係る泡吐出装置3について説明する。図13は、本実施形態に係る泡吐出装置3の概略構成を示す模式図である。
<Third embodiment>
The
本実施形態に係る泡吐出装置3は、上述した泡吐出装置1と比較して、洗浄剤供給機構、気体供給機構及びノズルの構成について異なり、ノズルには、洗浄剤19が予め気体と混合されて泡となって供給される。
The
本実施形態に係る気体供給機構130は、気体を洗浄剤容器10に供給する。例えば、気体供給機構130は、空気ポンプ31と、接続管132とを備える。接続管132は、一端において空気ポンプ31と接続され、他端において洗浄剤容器10の内部と接続されている。空気ポンプ31が駆動されることによって、空気ポンプ31の周囲の空気が、接続管132を介して洗浄剤容器10の内部に供給される。
The
本実施形態に係る洗浄剤供給機構120は、洗浄剤容器10の内部の洗浄剤19を気体と混合することによって泡としてノズル140に供給する。例えば、洗浄剤供給機構120は、浸漬管121と、接続部材122と、接続管123と、多孔体124を備える。浸漬管121は、一端において洗浄剤容器10の内部の洗浄剤19に浸漬され、他端において接続管123の一端と接続部材122を介して接続されている。接続管123は、一端において接続管123の他端と接続部材122を介して接続され、他端においてノズル140と接続されている。接続管123の一端部の外周部は、接続部材122により覆われている。また、多孔体124は、接続管123の一端部の内部に設けられる。接続管123の一端部の内部空間における当該多孔体124より下方には、洗浄剤19と気体とが混合される空間である混合室123aが形成されている。
The cleaning
空気ポンプ31が駆動されることにより気体が洗浄剤容器10の内部に供給されることによって、洗浄剤容器10の内部の圧力が上昇することに伴い、洗浄剤容器10の内部の洗浄剤19が浸漬管121及び接続部材122を介して混合室123aに送られる。ここで、接続部材122の内周面には、気体が通過可能な複数の気体流通溝が上下方向に延びて形成されている。ゆえに、気体供給機構130によって接続管132を介して洗浄剤容器10の内部に供給された気体は、接続部材122の上側から当該気体流通溝を通過して混合室123aに送られる。よって、混合室123aにおいて、洗浄剤19と気体とが合流する。混合室123aにおいて気体と合流した洗浄剤19は、接続管123の内部における混合室123aより上方に設けられた多孔体124を通過することによって泡状になり、ノズル140へ接続管123を介して送られる。
By driving the
本実施形態に係るノズル140は、洗浄剤19を泡9として吐出する。具体的には、ノズル140は、泡9が吐出される吐出口143を有する。ノズル140は、上述したノズル40と同様に、例えば、筐体70の上部における前方に突出した部分の下部に設けられ、吐出口43は、ノズル40の下部に設けられる。その場合、空気ポンプ31が駆動されることにより接続管123を介して送られた泡状の洗浄剤19は、吐出口143から下方に泡9として吐出される。なお、ノズル140から吐出される泡9の形状は、上述したノズル40から吐出される泡9の形状と比較して、比較的単純な形状であるので、泡吐出装置3の構成から上述したカバー83は省略され得る。
The
本実施形態に係る泡吐出装置3においても、上述した泡吐出装置1と同様に、制御装置60は、泡除去機構50による泡9の除去動作のタイミングを制御する。ゆえに、泡吐出装置3におけるノズル40の吐出口43の周囲に付着した泡9を適切に除去することができる。
In the
なお、本実施形態に係る泡吐出装置3に設けられる泡除去機構として、吐出口143に向けて流体を噴射する泡除去機構50に替えて、吐出口143の周囲に付着した泡9に非接触で物理的刺激を付与する上述した泡除去機構150が用いられてもよい。
As the foam removing mechanism provided in the
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明は係る例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例又は応用例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。 Although the preferred embodiments of the present invention have been described in detail with reference to the accompanying drawings, the present invention is not limited to these examples. It is clear that a person having ordinary knowledge in the field of technology to which the present invention belongs can come up with various modifications or applications within the scope of the technical ideas described in the claims. , These are also naturally understood to belong to the technical scope of the present invention.
1,2,3 泡吐出装置
9 泡
10 洗浄剤容器
20,120 洗浄剤供給機構
30,130 気体供給機構
40,140 ノズル
41 泡発生機構
41a 気液混合部
41b 多孔体
42 泡貯留空間
43,143 吐出口
44 多孔体
50,150 泡除去機構
51 消泡液容器
52 消泡液供給機構
53 噴射ノズル
60 制御装置
70 筐体
81 泡受け体センサ
82 泡センサ
83 カバー
153 刺激付与装置
401 上ケース部材
402 上蓋部材
403 混合室形成部材
404 接続部材
405 下ケース部材
406 下蓋部材
1,2,3
Claims (9)
前記吐出口の周囲に付着した前記泡を除去する泡除去機構と、
前記泡除去機構による前記泡の除去動作のタイミングを制御する制御装置と、
前記吐出口の周囲への前記泡の付着を検出する泡センサと、
を備え、
前記制御装置は、前記泡センサにより前記泡の付着が検出されたときに、前記泡除去機構に前記除去動作を実行させる、泡吐出装置。 A nozzle with a discharge port for discharging bubbles and
A bubble removing mechanism that removes the bubbles adhering to the periphery of the discharge port,
A control device that controls the timing of the bubble removal operation by the bubble removal mechanism, and
A bubble sensor that detects the adhesion of the bubbles around the discharge port, and
Equipped with a,
The control device is a bubble discharge device that causes the bubble removing mechanism to execute the removing operation when the bubble sensor detects the adhesion of the bubbles.
前記吐出口の周囲に付着した前記泡を除去する泡除去機構と、
前記泡除去機構による前記泡の除去動作のタイミングを制御する制御装置と、
を備え、
前記制御装置は、設定時間が経過する毎に、前記泡除去機構に前記除去動作を実行させる、泡吐出装置。 A nozzle with a discharge port for discharging bubbles and
A bubble removing mechanism that removes the bubbles adhering to the periphery of the discharge port,
A control device that controls the timing of the bubble removal operation by the bubble removal mechanism, and
With
The control device is a foam ejection device that causes the foam removing mechanism to execute the removing operation each time a set time elapses.
前記吐出口の周囲に付着した前記泡を除去する泡除去機構と、
前記泡除去機構による前記泡の除去動作のタイミングを制御する制御装置と、
を備え、
前記泡除去機構は、前記吐出口に向けて流体を噴射する噴射ノズルを備え、
前記流体は、アルコールを含有する液体である、泡吐出装置。 A nozzle with a discharge port for discharging bubbles and
A bubble removing mechanism that removes the bubbles adhering to the periphery of the discharge port,
A control device that controls the timing of the bubble removal operation by the bubble removal mechanism, and
With
The bubble removing mechanism includes an injection nozzle that injects a fluid toward the discharge port.
A foam discharge device in which the fluid is a liquid containing alcohol.
前記吐出口の周囲に付着した前記泡を除去する泡除去機構と、
前記泡除去機構による前記泡の除去動作のタイミングを制御する制御装置と、
を備え、
前記ノズルは、
液体と気体とが混合され下側に泡供給口を有する気液混合部及び前記泡供給口に設けられた多孔体を含み、前記泡を発生させる泡発生機構と、
前記多孔体の下方に位置し、前記泡の吐出方向と直交する平面において前記泡供給口の面積よりも大きい断面積を有する泡貯留空間と、
を備え、
前記泡貯留空間の下部は、前記吐出口を介して外部空間と連通されており、
前記吐出口の前記泡貯留空間側の開口の面積は、前記泡の吐出方向と直交する平面における前記泡貯留空間の断面積の最大値よりも小さく、
前記吐出口の周囲を覆い、前記吐出口の下端よりも下方へ突出しているカバーをさらに備える、泡吐出装置。 A nozzle with a discharge port for discharging bubbles and
A bubble removing mechanism that removes the bubbles adhering to the periphery of the discharge port,
A control device that controls the timing of the bubble removal operation by the bubble removal mechanism, and
With
The nozzle
A gas-liquid mixing section in which a liquid and a gas are mixed and having a foam supply port on the lower side, and a foam generation mechanism that includes a porous body provided in the foam supply port and generates the bubbles,
A foam storage space located below the porous body and having a cross-sectional area larger than the area of the foam supply port on a plane orthogonal to the foam discharge direction.
With
The lower part of the foam storage space is communicated with the external space through the discharge port.
The area of the opening of the discharge port on the foam storage space side is smaller than the maximum cross-sectional area of the bubble storage space in a plane orthogonal to the bubble discharge direction.
A foam discharge device that covers the periphery of the discharge port and further includes a cover that projects downward from the lower end of the discharge port.
前記噴射ノズルは、前記吐出口の下方において水平方向について互いに異なる位置に複数設けられ、前記吐出口に向けて上方に前記流体を噴射する、請求項5に記載の泡吐出装置。 The discharge port is provided at the bottom of the nozzle.
The foam ejection device according to claim 5 , wherein a plurality of injection nozzles are provided below the discharge port at positions different from each other in the horizontal direction, and the fluid is injected upward toward the discharge port.
前記吐出口の周囲に付着した前記泡を除去する泡除去機構と、
前記泡除去機構による前記泡の除去動作のタイミングを制御する制御装置と、
を備え、
前記泡除去機構は、前記吐出口の周囲に付着した前記泡に非接触で物理的刺激を付与する刺激付与装置を備える、泡吐出装置。 A nozzle with a discharge port for discharging bubbles and
A bubble removing mechanism that removes the bubbles adhering to the periphery of the discharge port,
A control device that controls the timing of the bubble removal operation by the bubble removal mechanism, and
With
The bubble removing mechanism is a bubble discharging device including a stimulating device that gives a physical stimulus to the bubbles adhering to the periphery of the discharging port in a non-contact manner.
液体と気体とが混合され下側に泡供給口を有する気液混合部及び前記泡供給口に設けられた多孔体を含み、前記泡を発生させる泡発生機構と、
前記多孔体の下方に位置し、前記泡の吐出方向と直交する平面において前記泡供給口の面積よりも大きい断面積を有する泡貯留空間と、
を備え、
前記泡貯留空間の下部は、前記吐出口を介して外部空間と連通されており、
前記吐出口の前記泡貯留空間側の開口の面積は、前記泡の吐出方向と直交する平面における前記泡貯留空間の断面積の最大値よりも小さい、請求項1〜8のいずれか一項に記載の泡吐出装置。 The nozzle
A gas-liquid mixing section in which a liquid and a gas are mixed and having a foam supply port on the lower side, and a foam generation mechanism that includes a porous body provided in the foam supply port and generates the bubbles,
A foam storage space located below the porous body and having a cross-sectional area larger than the area of the foam supply port on a plane orthogonal to the foam discharge direction.
With
The lower part of the foam storage space is communicated with the external space through the discharge port.
The area of the opening of the discharge port on the foam storage space side is smaller than the maximum cross-sectional area of the bubble storage space in a plane orthogonal to the bubble discharge direction, according to any one of claims 1 to 8. The foam ejection device described.
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