JP6770643B2 - ワイヤレス・デバイスのためのpdcpを構成するためのネットワーク・ノード及び方法 - Google Patents

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Description

本書の実施形態は、ネットワーク・ノード及びそれにおける方法に関する。特に、これらは、ワイヤレス・デバイスのためのパケット・データ・コンバージェンス・プロトコル(PDCP)を構成することに関する。
典型的なワイヤレス通信ネットワークにおいて、ワイヤレス通信デバイス、移動局、ステーション(STA)及び/又はユーザ機器(UE)としても知られるワイヤレス・デバイスは、無線アクセス・ネットワーク(RAN)を介して1つ以上のコア・ネットワーク(CN)と通信する。RANは、ビーム又はビーム・グループとも呼ばれることもあるサービス・エリア又はセル・エリアに分割される地理的エリアをカバーし、各サービス・エリア又はセル・エリアは無線アクセス・ノード、例えばWi‐Fi(登録商標)アクセス・ポイント又は無線基地局(RBS)のような無線ネットワーク・ノードによってサービス提供され、これは、いくつかのネットワークにおいて、例えばノードB、eノードB(eNB)、又は5Gで示されるgNBとも呼ばれることもある。サービス・エリア又はセル・エリアは、無線ネットワーク・ノードによって無線カバレッジが提供される地理的エリアである。無線ネットワーク・ノードは、無線周波数で動作するエア・インタフェースを介して、無線ネットワーク・ノードの範囲内のワイヤレス・デバイスと通信する。
第4世代(4G)ネットワークとも呼ばれる発展型パケット・システム(EPS)の仕様は、第3世代パートナシップ・プロジェクト(3GPP)内で完了しており、この作業は例えば、5Gニュー・ラジオ(NR)とも呼ばれる第5世代(5G)ネットワークを特定するために、今後の3GPPリリースにおいて継続する。EPSは、ロング・ターム・エボリューション(LTE)無線アクセス・ネットワークとしても知られる発展型ユニバーサル地上無線アクセス・ネットワーク(E‐UTRAN)と、システム・アーキテクチャ・エボリューション(SAE)コア・ネットワークとしても知られる発展型パケット・コア(EPC)とを備える。E‐UTRAN/LTEは3GPP無線アクセス・ネットワークの変形であり、無線ネットワーク・ノードは、3Gネットワークで使用されるRNCではなくEPCコア・ネットワークに直接接続される。一般に、E‐UTRAN/LTEでは、3G RNCの機能が無線ネットワーク・ノード、例えば、LTEにおけるeノードBとコア・ネットワークとの間で分散される。したがって、EPSのRANは、1つ以上のコア・ネットワークに直接接続された、すなわちRNCに接続されていない無線ネットワーク・ノードを含む本質的に「フラットな」アーキテクチャを有する。これを補償するために、E‐UTRAN仕様は、無線ネットワーク・ノード間の直接インタフェースを規定し、このインタフェースは、X2インタフェースと呼ばれる。
マルチアンテナ技術は、ワイヤレス通信システムのデータ・レート及び信頼性を著しく向上できる。送信機及び受信機の両方が複数のアンテナを備え、その結果、多入力多出力(MIMO)通信チャネルが得られる場合に、性能は特に改善される。このようなシステム及び/又は関連技術は、一般にMIMOと呼ばれる。
より速いピーク・インターネット接続速度に加えて、5G計画は、現在の4Gよりも高い容量を目指し、単位面積当たりのより多くのモバイル・ブロードバンド・ユーザを可能にし、1ヶ月当たり且つユーザ当たりのギガ・バイトのより多くの又は無制限のデータ量の消費を可能にする。これは、人口の大部分が、Wi‐Fiホットスポットの範囲外である場合に、自身のモバイル・デバイスを用いて1日に何時間も高精細メディアをストリーミングすることを実現可能にする。5Gの研究開発はまた、4G機器よりも低コスト、低バッテリ消費及び低レイテンシを目的として、モノのインターネットとしても知られるマシン・ツー・マシン通信の改善されたサポートを目的とする。
5Gは現在、3GPPにおいて標準化され、同時にLTEは発展し続け、これは長期的であることを意味し、LTE及び5Gは共存するだろう。LTEと5Gとの間の緊密な相互作用はエンド・ユーザにより良い性能を提供し、また、ネットワーク・オペレータのコストを節約する。そして、5GとLTEとがどのように相互作用するかを検討するために、規格によるアーキテクチャ又は接続オプションとも呼ばれるいくつかのシナリオがある。
現在、NGCN又は5G‐CNなどと呼ばれる次世代コア・ネットワークの標準化も進行中である。NGCNは、5Gラジオ又はNRとLTEとの両方の接続性をサポートする。
いくつかの定義:
本書で使用されるノン・スタンドアロンという用語は、追加のデータ・ブースト・キャリアとしてNR 5Gをサポートするための制御プレーン・アンカとしてLTEを使用することを意味し、これは、NR 5Gの完全な制御プレーン能力を暗示するスタンドアロンNR 5Gと比較して、デュアル・コネクティビティ(DC)とも呼ばれる。
本書で使用される場合に、マスタ・ノードという用語は、制御プレーン・アンカであるノードを意味する。制御プレーン・アンカは、ワイヤレス・デバイスのようなUEのための初期接続性及びモビリティを処理する。マスタ・ノードは、セットアップDCとも呼ばれるセカンダリ・ノードを活動化する役割も果たす。本書で使用される場合に、セカンダリ・ノードという用語は、マスタ・ノードによって提供されるユーザ・プレーン接続性に加えてユーザ・プレーン接続性を提供するノードを意味する。DC内のワイヤレス・デバイスは、マスタ・ノード及びセカンダリ・ノードの両方に同時に接続される。
LTEのための無線プロトコル・アーキテクチャは、制御プレーン・アーキテクチャとユーザ・プレーン・アーキテクチャとに分離される。eノードBとUEとの間のユーザ・プレーンにおいて、アプリケーションは、伝送制御プロトコル(TCP)、ユーザ・データグラム・プロトコル(UDP)及びインターネット・プロトコル(IP)のようなプロトコルによって処理されるデータ・パケットを生成する。制御プレーンにおいて、無線リソース制御(RRC)プロトコルは、eNBとUEとの間で交換されるシグナリング・メッセージを生成する。どちらの場合も、情報は、送信のために物理層に渡される前に、PDCP、無線リンク制御(RLC)プロトコル及び媒体アクセス制御(MAC)プロトコルによって処理される。
この文書における議論に関連するオプションは、3GPPで標準化されて特定されているように、以下のノン・スタンドアロン・シナリオを含む。以下のシナリオにおける実線はユーザ・プレーン・トラフィックを表し、以下のシナリオにおける破線は制御プレーン・シグナリング接続を表す。
オプション3)が図1に示されている。このシナリオで、ワイヤレス・デバイスは、セカンダリ・ノードとしてNRを使用し、EPCに接続されたマスタ・ノードとしてLTEを使用している。このシナリオで、EPC eNBとNR gNBとの間に直接ユーザ・プレーンは存在せず、代わりにNRトラフィックはLTE eNBを介してルーティングされる。
オプション3a)が図2に示されている。このシナリオで、ワイヤレス・デバイスは、セカンダリ・ノードとしてNRを使用し、EPCに接続されたマスタ・ノードとしてLTEを使用している。このシナリオで、EPCとNR gNBとの間にユーザ・プレーンA1が存在する。図2のA1は、ユーザ・プレーン接続を意味する。
オプション4)が図3に示されている。このシナリオで、ワイヤレス・デバイスは、NGCNに接続されたマスタ・ノードとして5G NRを使用している。LTE eNBは、セカンダリ・ノードである。このシナリオで、NGCNとLTE eNBとの間に直接ユーザ・プレーンは存在しない。LTEユーザ・プレーンは、5G NRノードを介してルーティングされる。
オプション4a)が図4に示されている。ここで、ワイヤレス・デバイスは、NGCNに接続されたマスタ・ノードとして5G NRを使用している。LTE eNBは、セカンダリ・ノードである。このシナリオで、A1と呼ばれるNGCNとLTE eNBとの間のユーザ・プレーンは図4と同様であり、これは、LTE eNBデータがNGCNに直接送信されることを意味する。
オプション7)が図5に示されている。ここで、ワイヤレス・デバイスは、セカンダリ・ノードとしてNRを使用し、EPCに接続されたマスタ・ノードとしてLTEを使用している。このシナリオで、EPC eNBとNR gNBとの間に直接ユーザ・プレーンは存在せず、代わりにNRトラフィックはLTE eNBを介してルーティングされる。
オプション7a)が図6に示されている。このシナリオで、ワイヤレス・デバイスは、セカンダリ・ノードとしてNRを使用し、EPCに接続されたマスタ・ノードとしてLTEを使用している。このシナリオで、EPCとNR gNBとの間にユーザ・プレーンA1が存在する。図6のA1類似は、ユーザ・プレーン接続を意味する。
プロトコルの観点から、NR gNBのためのPDCPプロトコルはLTE eNBのためのものとは異なり、同様に、5G NGCNのための非アクセス・ストラタム(NAS)プロトコルは、EPCのためのものとは異なるが、これらは同様であってもよい。
NASは、コア・ネットワークとUEとの間のUMTS及びLTE無線通信プロトコル・スタックにおける機能層である。この層は通信セッションの確立を管理し、ユーザ機器が移動する際にユーザ機器との連続的な通信を維持するために使用される。NASは、ネットワークの無線部分を介して情報を搬送する責任を負うアクセス・ストラタムとは対照的に規定される。NASのさらなる説明は、無線ネットワークを通じて透過的に渡されるUEとコア・ネットワーク・ノードとの間で渡されるメッセージのためのプロトコルであるということである。UEが無線接続を確立すると、UEは、サービスを調整するようにコア・ネットワーク・ノードと通信するために無線接続を使用する。相違点は、アクセス・ストラタムが明示的にUEとRANとの間の対話のためのものであり、NASがUEとコア・ネットワーク・ノードとの間の対話のためのものであることである。LTEについて、NASの技術標準は3GPP TS 24.301である。
すなわち、UEについて、それは、EPCに接続できるか又は5G NGCNに接続できるかのいずれかである。そのマスタ・ノードはLTE eNB又はNR gNBのいずれかであってもよく、そのセカンダリ・ノードは、LTE eNB又はNR gNBのいずれかであってもよい。
問題は、UEがEPC又はNGCNのいずれに接続してもよいので、そのマスタ・ノードがeNB又はgNBのいずれかでありうることである。
したがって、本書の実施形態の目的は、複数世代の通信ネットワークを含む通信ネットワークの性能をさらに向上することである。
本書の実施形態の第1側面によれば、通信ネットワーク内のワイヤレス・デバイスのためのパケット・データ・コンバージェンス・プロトコル、PDCP、を構成するためにネットワーク・ノードによって実行される方法によって目的が達成される。通信ネットワークは第1タイプのコア・ネットワーク及び第2タイプのコア・ネットワークを備える。ネットワーク・デバイスは、ネットワーク・ノードがワイヤレス・デバイスのためのマスタ・ノードであるかセカンダリ・ノードであるかを決定する。
ネットワーク・ノードがマスタ・ノードである場合に、それは、第1タイプのコア・ネットワーク及び第2タイプのコア・ネットワークのうちのどのタイプのコア・ネットワークにワイヤレス・デバイスが接続するかに基づいて、ワイヤレス・デバイスのためのPDCPを構成する。
ネットワーク・ノードがセカンダリ・ノードである場合に、それは、‐第1タイプのマスタ・ノード及び第2タイプのマスタ・ノードのうちのどのタイプのマスタ・ノードにネットワーク・ノードが接続するかと、‐第1タイプのコア・ネットワーク及び第2タイプのコア・ネットワークのうちのどのタイプのコア・ネットワークにワイヤレス・デバイスが接続するかと、のうちの任意の1つ以上に基づいて、ワイヤレス・デバイスのためのPDCPを構成する。
第1タイプ及び第2タイプは、異なる世代の電気通信ネットワークに関連する。
本書の実施形態の第2側面によれば、通信ネットワーク内のワイヤレス・デバイスのためのパケット・データ・コンバージェンス・プロトコル、PDCP、を構成するためにワイヤレス・デバイスによって実行される方法によって目的が達成される。通信ネットワークは第1タイプのコア・ネットワーク及び第2タイプのコア・ネットワークを備える。ワイヤレス・デバイスは、異なる世代の電気通信ネットワークに関連する第1タイプ及び第2タイプのうちのどのタイプのコア・ネットワークにワイヤレス・デバイスが接続するかに関する情報を取得する。ワイヤレス・デバイスは、第1タイプのコア・ネットワーク及び第2タイプのコア・ネットワークのうちのどのタイプのコア・ネットワークにワイヤレス・デバイスが接続するかに基づいて、ワイヤレス・デバイスのためのPDCPを構成する。
本書の実施形態の第3側面によれば、通信ネットワーク内のワイヤレス・デバイスのためのパケット・データ・コンバージェンス・プロトコル、PDCP、を構成するためのネットワーク・ノードによって目的が達成される。通信ネットワークは第1タイプのコア・ネットワーク及び第2タイプのコア・ネットワークを備えるように適合される。ネットワーク・ノードは、
ネットワーク・ノードがワイヤレス・デバイスのためのマスタ・ノードであるかセカンダリ・ノードであるかを決定することと、
ネットワーク・ノードがマスタ・ノードである場合に、第1タイプのコア・ネットワーク及び第2タイプのコア・ネットワークのうちのどのタイプのコア・ネットワークにワイヤレス・デバイスが接続するかに基づいて、ワイヤレス・デバイスのためのPDCPを構成することと、
ネットワーク・ノードがセカンダリ・ノードである場合に、‐第1タイプのマスタ・ノード及び第2タイプのマスタ・ノードのうちのどのタイプのマスタ・ノードにネットワーク・ノードが接続するかと、‐第1タイプのコア・ネットワーク及び第2タイプのコア・ネットワークのうちのどのタイプのコア・ネットワークにワイヤレス・デバイスが接続するかと、のうちの任意の1つ以上に基づいて、ワイヤレス・デバイスのためのPDCPを構成することと、を行うように適合される。
第1タイプ及び第2タイプは、異なる世代の電気通信ネットワークに関連するように適合される。
本書の実施形態の第4側面によれば、通信ネットワーク内のワイヤレス・デバイスのためのパケット・データ・コンバージェンス・プロトコル、PDCP、を構成するためのワイヤレス・デバイスによって目的が達成される。通信ネットワークは第1タイプのコア・ネットワーク及び第2タイプのコア・ネットワークを備えるように適合される。ワイヤレス・デバイスは、
異なる世代の電気通信ネットワークに関連するように適合された第1タイプ及び第2タイプのうちのどのタイプのコア・ネットワークにワイヤレス・デバイスが接続するかに関する情報を取得することと、
第1タイプのコア・ネットワーク及び第2タイプのコア・ネットワークのうちのどのタイプのコア・ネットワークにワイヤレス・デバイスが接続するかに基づいて、ワイヤレス・デバイスのためのPDCPを構成することと、を行うように適合される。
ネットワーク・ノードはそれがマスタ・ノードであるかセカンダリ・ノードであるか、ワイヤレス・デバイスがどのタイプのコア・ネットワークに接続するか、及びネットワーク・ノードがどのタイプのマスタ・ノードに接続するかに基づいて、ワイヤレス・デバイスのためのPDCPを構成するので、PDCPは種々のシナリオでワイヤレス・デバイスによって使用されることができる。このようにして、PDCPは、実際のニーズに従って構成される。この結果として、プロトコル・データ・ユニット(PDU)ヘッダのようなPDCPヘッダは特定の構成に必要な情報フィールドを含むだけでよいので、シグナリング及びデータ・オーバヘッドが少なくなり、ひいては、複数世代の通信ネットワークを含む通信ネットワークの性能がさらに向上する。
本書の実施形態の利点は、種々のコア・ネットワーク又はマスタ・ノードにアタッチされたワイヤレス・デバイスとの通信をサポートために同じPDCPプロトコル仕様を使用でき、種々の世代の通信ネットワークに関連する種々のコア・ネットワーク又はマスタ・ノードに接続された場合に利用可能な種々の機能及び特性に応じてPDCPプロトコルが最適に構成されることができることである。
本書の実施形態の例は、添付の図面を参照してより詳細に説明される。
従来技術を示す概略ブロック図である。 従来技術を示す概略ブロック図である。 従来技術を示す概略ブロック図である。 従来技術を示す概略ブロック図である。 従来技術を示す概略ブロック図である。 従来技術を示す概略ブロック図である。 通信ネットワークの実施形態を示す概略ブロック図である。 ネットワーク・ノードにおける方法の実施形態を示すフローチャートである。 ワイヤレス・デバイスにおける方法の実施形態を示すフローチャートである。 ネットワーク・ノードにおける方法の実施形態を示すフローチャートである。 ネットワーク・ノードの実施形態を示す概略ブロック図である。 ワイヤレス・デバイスの実施形態を示す概略ブロック図である。
本発明者らは、本書の実施形態の開発の一部として、最初に説明された問題を認識した。
問題は、UEのようなワイヤレス・デバイスがEPC又はNGCNのいずれかに接続してもよいので、そのマスタ・ノードがeNB又はgNBのいずれかでありうることである。どのプロトコルを構成及び/又は使用するかを決定する必要がある。例えば、NR gNB又はeLTE eNBについて、UEがEPCと接続するならば、これがNGCNによって決定又は使用される際に、これらがQoSフローIDをサポートするようにUE PDCPプロトコルを構成する必要はない。別の例で、eLTE eNBにキャンプインしているUEについて、このeLTE eNBがNGCNに接続するならば、UEがEPCバージョンのNASメッセージをNGCNに送信することは不適切である。本書で使用される場合に、QoSフローIDという用語は、CN及びRANインタフェース及び無線インタフェースを介してパケット・ヘッダで転送される情報要素を意味する。CN及びRANインタフェースを介して、汎用パケット無線サービス(GPRS)トンネリング・プロトコル(GTP)ヘッダで情報要素が送信されてもよく、無線インタフェースを介して、PDCPヘッダでそれが送信されてもよい。QoSフローIDは、所与のパケットがどのQoSフローに関連するかを示すために、ワイヤレス・デバイス及びNGCNによって使用される。これは、その後、正しいQoS処理を保証するために、無線を介して正しいデータ無線ベアラ上にパケットをマッピングするために使用される。マッピングは、eNBのようなネットワーク・ノードにおけるDLと、ワイヤレス・デバイスにおけるULとの両方で実行される。QoSフローとデータ無線ベアラ(DRB)との間のマッピングは、RANノードからワイヤレス・デバイスへ明示的にシグナリングされるか、使用されるDLマッピングに基づいてRANノードによって暗黙的に示されるかのいずれであってもよい。
要約すると、RANノード及びUEの両方は、種々のシナリオにおいてどのバージョンのプロトコルを使用するかを知る必要がある。
本書の実施形態は、RANノードのような各ネットワーク・ノードが、ワイヤレス・デバイスが接続するコア・ネットワークに従って、又はネットワーク・ノードが接続するマスタ・ノードに従って、ワイヤレス・デバイスのためのPDCPプロトコルを動的に構成してもよい方法を提供する。コア・ネットワークとのシグナリングを有するマスタ・ノードであるネットワーク・ノードについて、コア・ネットワーク・ノードがEPCであるならば、QoSフローIDは構成される必要がない。コア・ネットワーク・ノードがNGCNであるならば、QoSフローIDが必要である。ここで、QoSフローIDは、UEがEPCに接続されるか又はNGCNに接続されるかに応じて異なりうる例示的なパラメータと見なされるべきである。他のパラメータ、例えばヘッダ圧縮関連パラメータ、暗号化アルゴリズムへの入力として使用されるPDCPシーケンス番号のような暗号化関連パラメータ、ユーザ・データの完全性保護関連のパラメータ、又はイン・シーケンス配信に関連するパラメータ、又はPDCPシーケンス番号のサイズも同じ方法で処理されてもよく、これらは異なっていてもよいし、UEがNGCNに接続される場合又はマスタ・ノードがNR gNBである場合にのみ適用されてもよい。コア・ネットワークとのシグナリングを有さないセカンダリ・ノードであるネットワーク・ノードについて、それは、それが接続するマスタ・ノードをチェックする。マスタ・ノードがLTEであるならば、QoSフローIDは必要ではなく、そうでないならば、QoSフローIDが必要である。QoSフローID及び他のパラメータが必要とされる場合にPDCPヘッダに含まれる必要があるだけであり、必要とされないときにそれらを含めることは不必要なシグナリング・オーバーヘッドを追加することになるので、これは利点である。
本書の実施形態は、ネットワーク・ノードがeLTE eNBであり、マスタ情報ブロック(MIB)又はシステム情報ブロック(SIB)1、2、…のような自身のシステム情報でそれがNGCNに接続することをサポートすることをブロードキャストする方法を提供する。システム情報は、今日、3GPP 36.331 RRCプロトコル仕様に規定されている。NGCNに接続することもサポートするワイヤレス・デバイスについて、それらは、どのCNノードと通信することを望むかのインジケーションをeLTE eNBに送信してもよい。インジケーションは、RRCプロトコル又は他のプロトコルで搬送されてもよい。インジケーションに加えて、それらは、それぞれのコア・ネットワークで使用されるNASプロトコルに従ってフォーマットされたNASメッセージを送信してもよい。例えば、ワイヤレス・デバイスがNGCNと通信することを望むならば、それは、NGCN NASメッセージを生成し、これをeLTE eNBに送信し、その結果、eLTE eNBは、UE NASメッセージをNGCNに転送できる。EPCに接続されたレガシー・ワイヤレス・デバイスと、NGCNへの新しいワイヤレス・デバイス接続性との両方に同じeLTE eNBがサービス提供することを可能にするので、これは利点である。これらのワイヤレス・デバイスは、NGCNユーザにサービス提供するためだけに新しいキャリアを展開する必要性を回避する同じ無線チャネル又はキャリア上で多重化されてもよい。NGCNのために新しい専用キャリアを展開することは、新しい周波数帯のライセンスを取得する必要があり、多くの無線サイト上に新しい無線ハードウェアを展開する必要があるので、オペレータにとって非常に費用がかさむ。
いくつかの実施形態で、PDCPプロトコルがQoSフローIDを含む必要があるか否かは、RANノードのようなネットワーク・ノードがマスタ・ノードであるかセカンダリ・ノードであるか、RANノードのようなネットワーク・ノードがEPCに接続するかNGCNに接続するか、又はRANノードがNR gNBに接続するかLTE eNBに接続するか、に依存する。
本書のいくつかの実施形態は、エンド・ユーザにより良い性能を提供し、また、ネットワーク・オペレータのコストを節約するLTEと5Gとの間の緊密な相互作用に関する。
図7は、本書の実施形態が実装されてもよいワイヤレス通信ネットワーク100の一例を示す。本書の実施形態を実装するワイヤレス通信ネットワーク100は、1つ以上のRAN及び1つ以上のCNを備えてもよい。ワイヤレス通信ネットワーク100は、いくつかの可能な実装を挙げると、Wi‐Fi、ロング・ターム・エボリューション(LTE)、LTEアドバンスト、5G、広帯域符号分割多重アクセス(WCDMA)、グローバル・システム・フォーGSMエボリューション(GSM/EDGE)、ワールドワイド・インタオペラビリティ・フォー・マイクロ波アクセス(WiMax)又はウルトラ・モバイル・ブロードバンド(UMB)のような多数の異なる技術を使用してもよい。本書の実施形態は、LTEと5Gとの間の緊密な相互作用のような、5Gコンテキストにおいて特に興味深い最近の技術動向に関する。しかし、実施形態は例えば、WLAN、WCDMA及びLTEのような他の既存のワイヤレス通信システムのさらなる発展にも適用可能である。ワイヤレス通信ネットワーク100は、第1タイプ及び第2タイプのワイヤレス通信ネットワークを備えてもよい。第1タイプ及び第2タイプは、4Gワイヤレス通信ネットワーク及び5Gワイヤレス通信ネットワークのような異なる世代の電気通信ネットワークに関連する。
ワイヤレス通信ネットワーク100は、例えばEPCのような第1タイプのコア・ネットワーク101と、例えばNGCNのような第2タイプのコア・ネットワーク102とを備える。
ネットワーク・ノード111、112は、ワイヤレス通信ネットワーク100内で動作する。ネットワーク・ノード111、112は、地理的エリアにわたって無線カバレッジを提供する。ネットワーク・ノード111、112は、例えば、使用される第1無線アクセス技術及び用語に応じて、送信及び受信ポイント、例えば、ワイヤレス・ローカル・エリア・ネットワーク(WLAN)アクセス・ポイント又はアクセス・ポイント・ステーション(AP STA)のような無線アクセス・ネットワーク・ノード、アクセス・コントローラ、基地局、例えば、ノードBのような無線基地局、発展型ノードB(eNB、eノードB)、gNBのような5G基地局、基地送受信局、無線遠隔ユニット、アクセス・ポイント基地局、基地局ルータ、無線基地局の送信装置、スタンドアロン・アクセス・ポイント、又はネットワーク・ノード111、112によってサービス提供されるサービス・エリア内のワイヤレス・デバイスと通信できる任意の他のネットワーク・ユニットであってもよい。ネットワーク・ノード111、112はサービング無線ネットワーク・ノードと呼ばれてもよく、ワイヤレス・デバイス120からのダウンリンク(DL)送信及びアップリンク(UL)送信でワイヤレス・デバイス120と通信する。本書の実施形態によるネットワーク・ノードは例えば、LTEのeNBのような第1タイプのネットワーク・ノード111、又は5GのgNBのような第2タイプのネットワーク・ノードのいずれかであってもよい。したがって、本書の実施形態によるネットワーク・ノードは、ネットワーク・ノード111、112と呼ばれる。よって、第1タイプ及び第2タイプは、異なる世代の電気通信ネットワークに関連する。本書の実施形態によるネットワーク・ノード111、112が例えば、LTEのeNBのような第1タイプのネットワーク・ノード111である場合に、それは、例えばLTEを使用して、第1タイプのRAN116で動作してもよい。本書の実施形態によるネットワーク・ノード111、112が、例えば5GのgNBのような第2タイプのネットワーク・ノード112である場合に、それは、例えば5G NRを使用して、第2タイプのRAN117で動作してもよい。
ワイヤレス通信ネットワーク100において、例えばワイヤレス・デバイス120のような無線ノードが動作する。ワイヤレス・デバイス120は、UE、移動局、非アクセス・ポイント(非AP)STA、STA、ユーザ機器、及び/又はワイヤレス端末であり、1つ以上のアクセス・ネットワーク(AN)、例えばRANを介して1つ以上のコア・ネットワーク(CN)と通信してもよい。「ワイヤレス・デバイス」が、任意の端末、ワイヤレス通信端末、ユーザ機器、マシン・タイプ通信(MTC)デバイス、デバイス・ツー・デバイス(D2D)端末、又はノード、例えば、スマートフォン、ラップトップ、モバイルフォン、センサ、中継器、モバイル・タブレット、又はセル内で通信する小型基地局を意味する非限定的な用語であることが当業者によって理解されるはずである。ワイヤレス・デバイス120は、4Gワイヤレス通信ネットワーク及び5Gワイヤレス通信ネットワークのような第1タイプ及び第2タイプの異なる世代の電気通信ネットワークをサポートしてもよい。
通信ネットワーク100内のワイヤレス・デバイス120のためのパケット・データ・コンバージェンス・プロトコル、PDCP、を構成する方法は、ネットワーク・ノード111、112によって実行される。代替として、例えば図7に示すようなクラウド130に含まれる分散ノード(DN)及び機能が方法を実行するために又は方法を部分的に実行するために使用されてもよい。
図8に示すフローチャートを参照して、通信ネットワーク100内のワイヤレス・デバイス120のためのPDCPを構成するためにネットワーク・ノード111、112によって実行される方法の例示的な実施形態を説明する。上述のように、第1タイプ及び第2タイプは、異なる世代の電気通信ネットワークに関連する。第1タイプの電気通信ネットワークは4Gに関連してもよく、第2タイプの電気通信ネットワークは5Gに関連してもよい。通信ネットワーク100は、第1タイプのコア・ネットワーク101及び第2タイプのコア・ネットワーク102を備える。
本方法は以下の動作を有し、この動作は以下で説明するように任意の適切な順序で行われてもよい。オプションである動作は、図8の破線のボックスに示されている。
動作801
例示的なシナリオによれば、ワイヤレス・デバイス120は、ワイヤレス通信ネットワーク100において通信しようとしている。これは、ネットワーク・ノード111、112によって、すなわち、ネットワーク・ノード111又はネットワーク・ノード112のいずれかによってサービス提供される。ワイヤレス・デバイス120のためのPDCPを動的な方法でどのように構成するかを知るために、ネットワーク・ノード111、112は、ネットワーク・ノード111、112がワイヤレス・デバイス120のためのマスタ・ノードであるか又はセカンダリ・ノードであるかを決定する。これは、以下でワイヤレス・デバイス120のためのPDCPをどのように構成するかを決定するための基礎となる。
本書の実施形態の例示的なシナリオによれば、ネットワーク・ノード111、112のようなRANノードについて、PDCPプロトコルの構成がパラメータを含む必要があるか否かの決定は、このネットワーク・ノード111、112の役割、それがマスタ・ノードであるかセカンダリ・ノードであるかに依存する。パラメータは、QoSフローID、ヘッダ圧縮関連パラメータ、暗号化アルゴリズムへの入力として使用されるPDCPシーケンス番号のような暗号化関連パラメータ、ユーザ・データの完全性保護に関連するパラメータ、又はイン・シーケンス配信に関連するパラメータ、又はPDCPシーケンス番号のサイズのうちの任意の1つ以上を含んでもよい。
ネットワーク・ノード111、112がマスタ・ノードであるならば、ネットワーク・ノード111、112は、ワイヤレス・デバイス120がどのコア・ネットワークに接続するかに従ってPDCPを構成する。これについて、以下の動作803で説明する。これは、PDCPの特定の機能がコア・ネットワークのうちの1つに対してのみサポートされるか又は有用であるからである。ワイヤレス・デバイス120が例えばEPCのような第1タイプのコア・ネットワーク101に接続するならば、ネットワーク・ノード111、112は、QoSフローIDを含まないようにワイヤレス・デバイス120のためのPDCPを構成する。ワイヤレス・デバイス120が例えば5G NGCNのような第2タイプのコア・ネットワーク102に接続するならば、ネットワーク・ノード111、112は、QoSフローIDを含むようにワイヤレス・デバイス120のためのPDCPを構成する。
ネットワーク・ノード111、112がセカンダリ・ノードであるならば、ネットワーク・ノード111、112は、ネットワーク・ノード111、112がどのマスタ・ノードに接続するかに従ってPDCPを構成する。これについて、以下の動作804で説明する。これは、PDCPによってサポートされる特定の機能が、マスタeNBが特定のタイプのものである場合にのみサポートされるか又は有用であるからである。ネットワーク・ノード111、112がNR gNBのマスタ・ノードに接続するならば、それは、QoSフローIDを含むようにワイヤレス・デバイス120のPDCPを構成する。それがLTE eNBのマスタ・ノードに接続するならば、それは、QoSフローIDを含まないようにワイヤレス・デバイス120のPDCPを構成する。
ネットワーク・ノード111、112がセカンダリ・ノードであるならば、ネットワーク・ノード111、112は、ワイヤレス・デバイス120がどのコア・ネットワークに接続するかに従ってPDCPをさらに構成してもよい。これについて、以下の動作804で説明する。これは、PDCPの特定の機能がコア・ネットワークのうちの1つに対してのみサポートされるか又は有用であるからである。ワイヤレス・デバイス120が例えばEPCのような第1タイプのコア・ネットワーク101に接続するならば、ネットワーク・ノード111、112は、QoSフローIDを含まないようにワイヤレス・デバイス120のためのPDCPを構成する。ワイヤレス・デバイス120が例えば5G NGCNのような第2タイプのコア・ネットワーク102に接続するならば、ネットワーク・ノード111、112は、QoSフローIDを含むようにワイヤレス・デバイス120のためのPDCPを構成する。
動作802
いくつかの実施形態で、ネットワーク・ノード111、112は、第1タイプのコア・ネットワーク101及び第2タイプのコア・ネットワーク102のうちのどのタイプのコア・ネットワークにワイヤレス・デバイス120が接続するかを決定する。第1タイプのコア・ネットワークはEPCコア・ネットワークに関連してもよく、第2タイプのコア・ネットワークはNGCNのような5Gコア・ネットワークに関連する。
ワイヤレス・デバイス120がどのタイプのコア・ネットワークに接続するかをネットワーク・ノード111、112が決定するための種々の方法が存在する。
1つの方法は、オペレーション・アンド・マネジメント(OAM)から取得した静的に構成された情報に基づいてそれを決定することである。例えば、OAMにおいて、EPCに対応するコア・ネットワーク・ノードIDはどれか、どのコアノードIDがNGCNに対応するか、又はどのIPアドレスがEPCに対応するか、他のどのIPアドレスがNGCNに対応するかが指定される。その後、ネットワーク・ノード111、112はコア・ネットワークに連絡することを決定した場合に、このような情報を知ってもよい。
別の方法は、コア・ネットワークからのシグナリングで取得される動的情報に基づいてそれを決定することである。ネットワーク・ノード111、112は、コア・ネットワークからネットワーク・ノード111、112へのシグナリング・メッセージを介してコア・ネットワークのタイプを知ることに基づいて決定してもよい。シグナリング情報は、ネットワーク・ノードがどのコア・ネットワーク・タイプと通信しているかを示す特定のプロトコル又は情報要素を含んでもよい。
これらの実施形態のうちのいくつか又はネットワーク・ノード111、112がセカンダリ・ノードであるいくつかの他の実施形態で、ネットワーク・ノード111、112は、第1タイプのマスタ・ノード及び第2タイプのマスタ・ノードのうちのどのタイプのマスタ・ノードにネットワーク・ノード111、112が接続するかを決定する。
ネットワーク・ノード111、112がどのマスタ・ノードに接続するかを決定する方法は、上記のコア・ネットワークのタイプを決定する方法と同様であってもよい。
1つの方法は、OAMから取得した静的に構成された情報に基づいてそれを決定することである。すなわち、OAMにおいて、LTE eNBに対応するRANノードIDのようなネットワーク・ノードIDはどれか、及びNR gNBに対応するネットワーク・ノードIDはどれか、又はどのIPアドレスがNR gNBのノードに対応するか、どのノードID又はIPアドレスがLTE eNBのノードに対応するかが指定される。
別の方法は、RANマスタ・ノードのようなマスタ・ノードからのシグナリングからの動的情報に基づいてそれを決定することである。セカンダリ・ノードであるネットワーク・ノード111、112は、マスタ・ノードから、セカンダリ・ノードであるネットワーク・ノード111、112へのシグナリングを介してこのような情報を知ってもよい。シグナリング情報は、ネットワーク・ノードがどのコア・ネットワーク・タイプと通信しているかを示す特定のプロトコル又は情報要素を含んでもよい。
動作803
この動作は、ネットワーク・ノード111、112がマスタ・ノードである実施形態において実行される。
ネットワーク・ノード111、112がマスタ・ノードである場合に、ネットワーク・ノード111、112は、第1タイプのコア・ネットワーク101及び第2タイプのコア・ネットワーク102のうちのどのタイプのコア・ネットワークにワイヤレス・デバイス120が接続するかに基づいて、ワイヤレス・デバイス120のためのPDCPを構成する。
ワイヤレス・デバイス120のためのPDCPの構成は、ネットワークのタイプ、及びネットワーク・ノード111、112がマスタ・ノードであることに応じて異なってもよいPDCPパラメータを構成することを含んでもよい。これらのPDCPパラメータは、QoSフローID、ヘッダ圧縮関連パラメータ、暗号化関連パラメータ、ユーザ・データの完全性保護に関連するパラメータ、及びイン・シーケンス配信に関連するパラメータ、又はPDCPシーケンス番号のサイズのうちの任意の1つ以上を含んでもよい。
ネットワーク・ノード111、112がマスタ・ノードであるこれらの実施形態のいくつかで、ワイヤレス・デバイス120がどのタイプのコア・ネットワークに接続するかに基づいてワイヤレス・デバイス120のためのPDCPを構成することは、
‐ネットワーク・ノード111、112が第1タイプのコア・ネットワークに接続する場合に、ワイヤレス・デバイス120のために、サービス品質、QoS、フロー・アイデンティティ、ID、なしでPDCPを構成することと、
‐ネットワーク・ノード111、112が第2タイプのコア・ネットワークに接続する場合に、ワイヤレス・デバイス120のために、QoSフローIDありでPDCPを構成することと、を含んでもよい。
動作804
この動作は、ネットワーク・ノード111、112がセカンダリ・ノードである実施形態において実行される。
これらの実施形態で、ネットワーク・ノード111、112がセカンダリ・ノードである場合に、ネットワーク・ノード111、112は、
‐(1)第1タイプのマスタ・ノード及び第2タイプのマスタ・ノードのうちのどのタイプのマスタ・ノードにネットワーク・ノード111、112が接続するかと、
‐(2)第1タイプのコア・ネットワーク101及び第2タイプのコア・ネットワーク102のうちのどのタイプのコア・ネットワークにワイヤレス・デバイス120が接続するかと、
のうちの任意の1つ以上に基づいて、ワイヤレス・デバイス120のためのPDCPを構成する。
これらの実施形態で、2つのオプション(1)及び(2)が存在する。第1オプション(1)は、PDCP構成がマスタ・ノードに依存する場合に使用されてもよい。これは、例えば、マスタ・ノードがどのプロトコル・リリース又は無線アクセス・タイプであるかに関連してもよい。第2オプション(2)は、ワイヤレス・デバイス120が接続されるコア・ネットワーク・タイプにPDCP構成が依存する場合に使用されてもよく、例えば、どのQoSフレームワークが使用されるか、又はどのセキュリティ構成が適用されるかに関連してもよい。
ワイヤレス・デバイス120のためのPDCPの構成は、ネットワークのタイプ、及びネットワーク・ノード111、112がセカンダリ・ノードであることに応じて異なってもよいPDCPパラメータを構成することを含んでもよい。これらのPDCPパラメータは、QoSフローID、ヘッダ圧縮関連パラメータ、暗号化関連パラメータ、ユーザ・データの完全性保護に関連するパラメータ、及びイン・シーケンス配信に関連するパラメータ、又はPDCPシーケンス番号のサイズのうちの任意の1つ以上を含んでもよい。
ネットワーク・ノード111、112がセカンダリ・ノードである実施形態において、(1)ネットワーク・ノード111、112がどのタイプのマスタ・ノードに接続するか基づいて、ワイヤレス・デバイス120のためのPDCPを構成することは、ネットワーク・ノード111、112が第1タイプのマスタ・ノードに接続する場合に、ワイヤレス・デバイス120のためにQoSフローIDなしでPDCPを構成することと、ネットワーク・ノード111、112が第2タイプのマスタ・ノードに接続する場合に、ワイヤレス・デバイス120のためにQoSフローIDありでPDCPを構成することと、を含んでもよい。第1タイプのマスタ・ノードはLTEネットワーク・ノードに関連してもよく、第2タイプのマスタ・ノードは5Gコア・ネットワークに関連してもよい。
ネットワーク・ノード111、112がセカンダリ・ノードである実施形態で、(2)ワイヤレス・デバイス120がどのタイプのコア・ネットワークに接続するかに基づいてワイヤレス・デバイス120のためのPDCPを構成することは、ワイヤレス・デバイス120が第1タイプのコア・ネットワークに接続する場合に、ワイヤレス・デバイス120のためにQoSフローIDなしでPDCPを構成することと、ネットワーク・ノード111、112が第2タイプのコア・ネットワークに接続する場合に、ワイヤレス・デバイス120のためにQoSフローIDありでPDCPを構成することと、を含んでもよい。
動作805
ネットワーク・ノード111、112が第1タイプのネットワーク・ノード111であり第2タイプのコア・ネットワーク102に接続でき、ワイヤレス・デバイス120が第2タイプのコア・ネットワーク102に接続できる実施形態で、以下のNASプロトコルの構成の動作805〜807が実行されてもよい。
eLTE eNBであるネットワーク・ノード111について、それは、4Gワイヤレス・デバイス及び5Gワイヤレス・デバイスの両方のためのサービスをサポートする必要があるので、EPC及びNGCNの両方に接続してもよい。これは、各RANノードが1つのタイプのコア・ネットワークにしか接続できないレガシー・システムとは異なる。
このため、例えばeLTE eNBであるネットワーク・ノード111から、どのCNがサポートされるかのインジケーションのような特別なものがないならば、ワイヤレス・デバイス120は、コア・ネットワークに接続するためにどのNASバージョンを使用する必要があるかを決定できない。
したがって、eLTE eNBであるネットワーク・ノード111は、自身のブロードキャスト・システム情報においてネットワーク・ノード111がどのコア・ネットワークに接続するかをワイヤレス・デバイス120に通知する必要がある。または、少なくとも、eLTE eNBであるネットワーク・ノード111がNGCNに接続するならば、それは、それがNGCNに接続できることをワイヤレス・デバイス120に通知する必要がある。
ワイヤレス・デバイス120がこのような情報を検出すると、ワイヤレス・デバイス120がNGCNのような第2タイプのコア・ネットワークに接続することもサポートするならば、ワイヤレス・デバイス120によってコア・ネットワークに向けて送信される第1NASメッセージは、NGCNのような第2タイプのコア・ネットワークのためのNASになる。
その後、この第1NASメッセージを検出することによって、eLTE eNBであるネットワーク・ノード111は、ワイヤレス・デバイス120がNGCNのような第2タイプのコア・ネットワークからよりよいサービスを享受できるように、ワイヤレス・デバイス120をNGCNのような第2タイプのコア・ネットワークに導いてもよい。
よって、この動作で、ネットワーク・ノード111は、ネットワーク・ノード111、112が第2タイプのコア・ネットワークに接続できるという情報をワイヤレス・デバイス120へ送信してもよい。
動作806
これらの実施形態で、ネットワーク・ノード111は、送信された情報に基づいて第2タイプのNASメッセージである第1NASメッセージをワイヤレス・デバイス120から受信してもよい。
動作807
NASメッセージが第2タイプであることに基づいて、ネットワーク・ノード111は、これらの実施形態で、その後、第2タイプのNASメッセージを第2タイプのコア・ネットワーク102に転送してもよい。
動作808
いくつかの実施形態で、ネットワーク・ノード111、112は、通信ネットワーク100内のネットワーク・ノード111、112からコマンドを送信し、上記に従って実行される構成を実行するようにワイヤレス・デバイスに命令する。
上述のように、上記の動作は、任意の適切な順序で実行されてもよい。例えば、PDCPのユーザ・プレーン処理に関して、ワイヤレス・デバイス120は、PDCPユーザ・プレーンがセットアップされる前であっても、正しいCNへのNASシグナリングを実行してもよい。実際、ユーザ・プレーンのPDCP構成は例えば、以下の例(図示せず)におけるステップに従って、ワイヤレス・デバイス120がどのCNにアタッチされているかをRANが知った後に生じる。
1.ネットワーク内のネットワーク・ノード111、112は、NGCN及びEPCについてのサポートをブロードキャストする。
2.ワイヤレス・デバイス120は、NGCN NASを使用しているNASメッセージを生成することを意味する、NGCNに接続することを選択する。ワイヤレス・デバイス120は、このメッセージと、RAN116、117のようなRANに、自身がNGCNに接続したいというインジケーションとを送信する。
3.その後、NGCNへのアタッチを完了するための何らかのシグナリングが存在する。
4.RANは、ワイヤレス・デバイス120が現在NGCNに接続されているというインジケーションをCNから得る。
5.RANは、この情報に基づいて、データ送信に使用されるPDCPプロトコルを構成する。
6.RANは、この構成をワイヤレス・デバイス120へ送信する。
7.ワイヤレス・デバイス120は、この構成をローカルで適用する。
8.その後、データが送信されうる。
ユーザ・プレーンのためのPDCPの構成を示す上記の構成に加えて、制御プレーンのためのPDCPの構成も存在してもよい。これは、ワイヤレス・デバイス120が最初のメッセージを例えばステップ2でネットワークに送信する場合に、PDCPをローカルで構成する必要があるかもしれないことを意味する。これは、PDCPがRRC及びNASメッセージを搬送するためにも使用されるからである。その後、ステップ2とステップ3との間で制御プレーン・メッセージ、例えば、RRC接続セットアップ又は再構成のために使用されるPDCPをさらに構成するために、RANからのいくつかの他のメッセージが存在してもよい。制御プレーン・メッセージのためのPDCPについて、QoSフローIDが使用される可能性は低いので、このようにして、ワイヤレス・デバイス120がどのタイプのコア・ネットワークに接続しているかに応じて、それが異なっていなくてもよい。しかし、例えばQoSフローID、ヘッダ圧縮関連パラメータ、暗号化アルゴリズムへの入力として使用されるPDCPシーケンス番号のような暗号化関連パラメータ、ユーザ・データの完全性保護に関連するパラメータ、又はイン・シーケンス配信に関連するパラメータ、又はPDCPシーケンス番号のサイズのうちの任意の1つ以上のような、異なるいくつかの他のパラメータが存在してもよい。
さらに、ワイヤレス・デバイス120がコア・ネットワークにアタッチされる前であっても、ネットワークとの最初の通信で使用されるシグナリング無線ベアラ(SRB)のために実行されるワイヤレス・デバイス120のためのPDCPのいくつかの構成が存在してもよい。また、このPDCP構成は、コア・ネットワーク固有のタイプであってもよい。これはまた、潜在的に、ワイヤレス・デバイスがどのタイプのコア・ネットワークに接続するかの知識だけに基づいてこの構成がワイヤレス・デバイス120に対して行われるので、有利である。RANから追加の命令が送信されなくてもよい。
図9に示すフローチャートを参照して、通信ネットワーク100内のワイヤレス・デバイス120のためのPDCPを構成するためにワイヤレス・デバイス120によって実行される方法の例示的な実施形態を説明する。上述したように、第1タイプ及び第2タイプは、異なる世代の電気通信ネットワークに関連する。第1タイプの電気通信ネットワークは4Gに関連してもよく、第2タイプの電気通信ネットワークは5Gに関連してもよい。
通信ネットワーク100は、第1タイプのコア・ネットワーク101及び第2タイプのコア・ネットワーク102を備える。
本方法は以下の動作を備え、これらの動作は任意の適切な順序で行われてもよい。オプションである動作は、図9の破線のボックスに示されている。
ワイヤレス・デバイス120は、ワイヤレス・デバイス120がどのタイプのコア・ネットワークに接続するかの知識に基づいて、データの送信又はネットワークへのシグナリングのために使用される自身のPDCP層を構成してもよい。構成は、暗号化及び完全性保護アルゴリズム、又はパラメータ設定を含む種々のセキュリティ構成を含んでもよい。それはまた、異なるPDCPシーケンス番号長又は他のPDCPヘッダ・フィールドを含んでもよい。ワイヤレス・デバイス120は、ワイヤレス・デバイス120がどのCNに接続しているかに応じて、特定のNASプロトコルを使用することを選択してもよい。
動作901
ワイヤレス・デバイス120は、ワイヤレス・デバイスが第1タイプ及び第2タイプのうちのどのタイプのコア・ネットワークに接続するかに関する情報を取得し、第1タイプ及び第2タイプは、異なる世代の電気通信ネットワークに関連する。これは、ワイヤレス・デバイス120が接続又は登録しようと試みたコア・ネットワークからワイヤレス・デバイス120が確認応答を得ることによって取得されてもよい。確認応答は、ワイヤレス・デバイス120がそのコア・ネットワークに接続されるとみなされるべきであることを暗示しうる。
動作902
ワイヤレス・デバイス120がどのタイプのコア・ネットワークに接続しているか又は接続されるかの知識だけに基づいて、ワイヤレス・デバイス120が実行するPDCPのいくつかの初期構成が存在してもよい。これは、シグナリングのために使用されるPDCPの典型例であってもよい。
ワイヤレス・デバイス120が接続され、ユーザ・プレーン・データを送信及び/又は受信するためにネットワーク内でアクティブになると、ユーザ・データのためのPDCP層がネットワークによって構成される。ワイヤレス・デバイス120においてPDCP層をどのように構成するかに関する指示を含むRRC構成コマンドがワイヤレス・デバイス120に送信されてもよい。しかし、この指示は、それがどのタイプのコア・ネットワークに接続されるかについてのワイヤレス・デバイス120の自身の知識と組み合わされる可能性が最も高くてもよく、これはとりわけ、以下のことを意味する。ワイヤレス・デバイス120は、特定のタイプのコア・ネットワークに使用されるPDCP構成に準拠しない構成のみを受け入れてもよく、ワイヤレス・デバイス120はまた、ワイヤレス・デバイス120が特定のタイプのコア・ネットワークに接続されることをワイヤレス・デバイス120及びRANの両方が知っているので、シグナリングされる必要がないPDCP構成の欠落部分を埋めてもよい。
よって、本書のいくつかの実施形態によれば、ワイヤレス・デバイス120は、通信ネットワーク100内のネットワーク・ノード111、112からコマンドを受信し、ワイヤレス・デバイスに構成を実行するように命令する。
コマンドは、以下の動作903のオプションのうちのどの1つであるかを特定してもよい。
動作903
本書の実施形態によれば、ワイヤレス・デバイス120は、第1タイプのコア・ネットワーク101及び第2タイプのコア・ネットワーク102のうちのどのタイプのコア・ネットワークにワイヤレス・デバイス120が接続するかに基づいて、ワイヤレス・デバイス120のためのPDCPを構成する。ワイヤレス・デバイス120がどのタイプのコア・ネットワークに接続するかにPDCPの構成が基づくことによる利点は、ワイヤレス・デバイス120がそのコア・ネットワークに適した方法でいくつかのパラメータを構成するために、どのコア・ネットワークに接続されるかの知識を使用してもよいので、PDCP構成のすべてのパラメータをネットワークからワイヤレス・デバイス120にシグナリングする必要がないことである。さらに、ワイヤレス・デバイス120は、ワイヤレス・デバイス120が接続されているコア・ネットワークと一致しない誤った構成を検出し、報告してもよく、起こりうるエラー・ケースが検出されないことを回避する。さらに、ワイヤレス・デバイス120は、ワイヤレス・デバイス120が接続すること又は接続されることを望むコア・ネットワークに適したPDCP構成に基づいて、ネットワークから任意の詳細な指示を受信する前に、例えば、最初のシグナリングのために使用される最初のPDCP構成を構成してもよい。
ワイヤレス・デバイス120のためのPDCPの構成は、QoSフローID、ヘッダ圧縮関連パラメータ、暗号化関連パラメータ、ユーザ・データの完全性保護に関連するパラメータ、及びイン・シーケンス配信に関連するパラメータ、又はPDCPシーケンス番号のサイズのうちの任意の1つ以上を含むPDCPパラメータを構成することを含んでもよい。
どの構成を実行するかは、いくつかの実施形態においてコマンドで特定されてもよい。
いくつかの実施形態で、ネットワーク・ノード111、112がマスタ・ノードである場合に、ワイヤレス・デバイス120は、第1タイプのコア・ネットワーク101及び第2タイプのコア・ネットワーク102のうちのどのタイプのコア・ネットワークにワイヤレス・デバイス120が接続するかに基づいて、ワイヤレス・デバイス120のためのPDCPを構成する。
ネットワーク・ノード111、112がマスタ・ノードである実施形態で、ワイヤレス・デバイス120がどのタイプのコア・ネットワークに接続するかに基づいてワイヤレス・デバイス120のためのPDCPを構成することは、
‐ネットワーク・ノード111、112が第1タイプのコア・ネットワークに接続する場合に、ワイヤレス・デバイス120が、ワイヤレス・デバイス120のためにQoSフローIDなしでPDCPを構成することと、‐ネットワーク・ノード111、112が第2タイプのコア・ネットワークに接続する場合に、ワイヤレス・デバイス120が、ワイヤレス・デバイス120のためにQoSフローIDありでPDCPを構成することと、を含んでもよい。
いくつの実施形態で、ネットワーク・ノード111、112がセカンダリ・ノードである場合に、ワイヤレス・デバイス120は、
‐(1)第1タイプのマスタ・ノード及び第2タイプのマスタ・ノードのうちのどのタイプのマスタ・ノードにネットワーク・ノード111、112が接続するかと、
‐(2)第1タイプのコア・ネットワーク101及び第2タイプのコア・ネットワーク102のうちのどのタイプのコア・ネットワークにワイヤレス・デバイス120が接続するかと、
のうちの1つ以上に基づいて、ワイヤレス・デバイス120のためのPDCPを構成する。
ネットワーク・ノード111、112がセカンダリ・ノードである実施形態において、(1)ネットワーク・ノード111、112がどのタイプのマスタ・ノードに接続するかに基づいて、ワイヤレス・デバイス120のためのPDCPを構成することは、ネットワーク・ノード111、112が第1タイプのマスタ・ノードに接続する場合に、ワイヤレス・デバイス120のためにQoSフローIDなしでPDCPを構成することと、ネットワーク・ノード111、112が第2タイプのマスタ・ノードに接続する場合に、ワイヤレス・デバイス120のためにQoSフローIDありでPDCPを構成することと、を含んでもよい。第1タイプのマスタ・ノードはLTEネットワーク・ノードに関連してもよく、第2タイプのマスタ・ノードは5Gコア・ネットワークに関連してもよい。
ネットワーク・ノード111、112がセカンダリ・ノードである実施形態で、(2)ワイヤレス・デバイス120がどのタイプのコア・ネットワークに接続するかに基づいてワイヤレス・デバイス120のためのPDCPを構成することは、ワイヤレス・デバイス120が第1タイプのコア・ネットワークに接続する場合に、ワイヤレス・デバイス120のためにQoSフローIDなしでPDCPを構成することと、ネットワーク・ノード111、112が第2タイプのコア・ネットワークに接続する場合に、ワイヤレス・デバイス120のためにQoSフローIDありでPDCPを構成することと、を含んでもよい。
第1タイプの電気通信ネットワークは4Gに関連してもよく、第2タイプの電気通信ネットワークは5Gに関連してもよい。さらに、第1タイプのコア・ネットワークはEPCコア・ネットワークに関連してもよく、第2タイプのコア・ネットワークは5Gコア・ネットワークに関連してもよい。
動作904
ネットワーク・ノード111、112が第1タイプのネットワーク・ノードであり第2タイプのコア・ネットワーク102に接続でき、ワイヤレス・デバイス120が第2タイプのコア・ネットワーク102に接続できる実施形態で、動作904〜905が実行されてもよい。
ワイヤレス・デバイス120は、ネットワーク・ノード111、112が第2タイプのコア・ネットワークに接続できるという情報をネットワーク・ノード111、112から受信してもよい。
動作905
実施形態で、ワイヤレス・デバイス120は、第1NASメッセージをネットワーク・ノード111、112に送信してもよい。NASメッセージは、ネットワーク・ノード111、112が第2タイプのコア・ネットワークに接続できるという送信された情報に基づく第2タイプのものである。これにより、ネットワーク・ノード111、112は、第2タイプのNASメッセージを第2タイプのコア・ネットワーク102に転送できる。
ここで、図10のフローチャートを参照して、実施形態がさらに例示される。フローチャートは、本書の実施形態に従って、ネットワーク・ノード111、112がワイヤレス・デバイスのためのPDCPをどのように構成するかの例を例示する。
以下の文は上述の任意の適切な実施形態に適用可能であり、それらと組み合わされてもよい。
ネットワーク・ノード111、112は、それがワイヤレス・デバイスのためのマスタ・ノードであるかセカンダリ・ノードであるかを決定する1001。
ネットワーク・ノード111、112はマスタ・ノードである。
ネットワーク・ノード111、112がマスタ・ノードである場合に、ネットワーク・ノード111、112は、ワイヤレス・デバイス120が第1及び第2タイプのコア・ネットワーク101、102のうちのどれに接続するかを決定する1002。この例で、EPC及びNGCNのうちの1つである。
NGCN:ワイヤレス・デバイス120が第2タイプのコア・ネットワーク102、この例ではNGCNに接続する場合に、ネットワーク・ノード111、112は、QoSフローIDありで、図10でUE PDCPプロトコルと呼ばれるワイヤレス・デバイス120のためのPDCPを構成する1003。
EPC:ワイヤレス・デバイス120が第1タイプのコア・ネットワーク101、この例ではEPCに接続する場合に、ネットワーク・ノード111、112は、QoSフローIDなしで、ワイヤレス・デバイス120のためのPDCPを構成する1004。
ネットワーク・ノード111、112はセカンダリ・ノードである。
ネットワーク・ノード111、112がセカンダリ・ノードである場合に、ネットワーク・ノード111、112は、ネットワーク・ノード111、112が第1及び第2タイプのマスタ・ノードのうちのどれに接続するかを決定する1005。この例で、LTE eNB及びNR gNBのうちの1つである。
NR gNB:ネットワーク・ノード111、112が第2タイプのマスタ・ノード、この例ではNR gNBに接続する場合に、ネットワーク・ノード111、112は、QoSフローIDありで、ワイヤレス・デバイス120のためのPDCPを構成する1003。
LTE eNB:ネットワーク・ノード111、112が第1タイプのマスタ・ノード、この例ではLTE eNBに接続する場合に、ネットワーク・ノード111、112は、QoSフローIDなしで、ワイヤレス・デバイス120のためのPDCPを構成する1004。
通信ネットワーク100内のワイヤレス・デバイス120のためのPDCPを構成するための方法動作を実行するために、ネットワーク・ノード111、112は図11に示される以下の構成を備えてもよい。上述のように、通信ネットワーク100は、第1タイプのコア・ネットワーク101及び第2タイプのコア・ネットワーク102を備えるように適合される。
ネットワーク・ノード111、112は、例えばネットワーク・ノード111、112がワイヤレス・デバイス120のためのマスタ・ノードであるか又はセカンダリ・ノードであるかを決定するように適合された決定モジュール1110によって適合される。
ネットワーク・ノード111、112は、例えば第1タイプのコア・ネットワーク101及び第2タイプのコア・ネットワーク102のうちのどのタイプのコア・ネットワークにワイヤレス・デバイス120が接続するかを決定するように適合された決定モジュール1110によってさらに適合されてもよい。
ネットワーク・ノード111、112がセカンダリ・ノードであるいくつかの実施形態で、ネットワーク・ノード111、112は、例えばネットワーク・ノード111、112が第1タイプのマスタ・ノード及び第2タイプのマスタ・ノードのうちのどのタイプのマスタ・ノードに接続するかを決定するように適合された決定モジュール1110によってさらに適合されてもよい。
ネットワーク・ノード111、112は例えば、
ネットワーク・ノード111、112がマスタ・ノードである場合に、第1タイプのコア・ネットワーク101及び第2タイプのコア・ネットワーク102のうちのどのタイプのコア・ネットワークにワイヤレス・デバイス120が接続するかに基づいて、ワイヤレス・デバイス120のためのPDCPを構成することと、
ネットワーク・ノード111、112がセカンダリ・ノードである場合に、
‐第1タイプのマスタ・ノード及び第2タイプのマスタ・ノードのうちのどのタイプのマスタ・ノードにネットワーク・ノード111、112が接続するかと、
‐第1タイプのコア・ネットワーク101及び第2タイプのコア・ネットワーク102のうちのどのタイプのコア・ネットワークにワイヤレス・デバイス120が接続するかと、
のうちの任意の1つ以上に基づいて、ワイヤレス・デバイス120のためのPDCPを構成することと、
を行うように適合された構成モジュール1111によって適合される。
第1タイプ及び第2タイプは、異なる世代の電気通信ネットワークに関連するように適合される。
第1タイプの電気通信ネットワークは第4世代、4G、に関連するように適合されてもよく、第2タイプの電気通信ネットワークは第5世代、5G、に関連するように適合されてもよい。
ネットワーク・ノード111、112がマスタ・ノードであるいくつかの実施形態で、ネットワーク・ノード111、112は、
ネットワーク・ノード111、112が第1タイプのコア・ネットワークに接続する場合に、ワイヤレス・デバイス120のために、サービス品質、QoS、フロー・アイデンティティ、ID、なしでPDCPを構成することと、
ネットワーク・ノード111、112が第2タイプのコア・ネットワークに接続する場合に、ワイヤレス・デバイス120のために、QoSフローIDありでPDCPを構成することと、によって、ワイヤレス・デバイス120がどのタイプのコア・ネットワークに接続するかに基づいて、ワイヤレス・デバイス120のためのPDCPを構成するように適合された構成モジュール1111によってさらに適合されてもよい。
第1タイプのコア・ネットワークはEPCコア・ネットワークに関連するように適合されてもよく、第2タイプのコア・ネットワークはNGCNのような5Gコア・ネットワークに関連するように適合されてもよい。
ネットワーク・ノード111、112がセカンダリ・ノードであるいくつかの実施形態で、ネットワーク・ノード111、112は、ネットワーク・ノード111、112が第1タイプのマスタ・ノードに接続する場合に、ワイヤレス・デバイス120のためにサービス品質フロー・アイデンティティ、ID、なしでPDCPを構成することと、ネットワーク・ノード111、112が第2タイプのマスタ・ノードに接続する場合に、ワイヤレス・デバイス120のためにQoSフローIDありでPDCPを構成することと、によって、ネットワーク・ノード111、112がどのタイプのマスタ・ノードに接続するかに基づいて、ワイヤレス・デバイス120のためのPDCPを構成するように適合された構成モジュール1111によってさらに適合されてもよい。
第1タイプのマスタ・ノードはeNBのようなLTEネットワーク・ノードに関連するように適合されてもよく、第2タイプのマスタ・ノードは5G gNBのような5Gネットワーク・ノードに関連するように適合されてもよい。
ネットワーク・ノード111、112がセカンダリ・ノードであるいくつかの実施形態で、ネットワーク・ノード111、112は、ワイヤレス・デバイス120が第1タイプのコア・ネットワークに接続する場合に、ワイヤレス・デバイス120のためにフローIDなしでPDCPを構成することと、ネットワーク・ノード111、112が第2タイプのコア・ネットワークに接続する場合に、ワイヤレス・デバイス120のためにQoSフローIDありでPDCPを構成することと、を行うことによって、ワイヤレス・デバイス120がどのタイプのコア・ネットワークに接続するかに基づいて、ワイヤレス・デバイス120のためのPDCPを構成するように適合された構成モジュール1111によってさらに適合されてもよい。
ネットワーク・ノード111、112が第1タイプのネットワーク・ノードであり第2タイプのコア・ネットワーク102に接続でき、ワイヤレス・デバイス120が第2タイプのコア・ネットワーク102に接続できるいくつかの実施形態で、ネットワーク・ノード111、112は、例えばネットワーク・ノード111、112が第2タイプのコア・ネットワークに接続できるという情報をワイヤレス・デバイス120に送信するように適合された送信モジュール1112によってさらに適合されてもよい。
これらの実施形態で、ネットワーク・ノード111、112は、例えばワイヤレス・デバイス120から第1NASメッセージを受信するように適合された受信モジュール1113によってさらに適合されてもよい。NASメッセージは、送信された情報に基づく第2タイプのものである。
これらの実施形態で、ネットワーク・ノード111、112は、例えばNASメッセージが第2タイプであることに基づいて、第2タイプのNASメッセージを第2タイプのコア・ネットワーク102に転送するように適合された送信モジュール1112によってさらに適合されてもよい。
いくつかの実施形態で、ネットワーク・ノード111、112は、例えば、
シグナリング無線ベアラ、SRB、を構成すること、
QoSフローID、ヘッダ圧縮関連パラメータ、暗号化関連パラメータ、ユーザ・データの完全性保護に関連するパラメータ、及びイン・シーケンス配信に関連するパラメータ、又はPDCPシーケンス番号のサイズのうちの任意の1つ以上を含むPDCPパラメータを構成することによってワイヤレス・デバイス120のためのPDCPを構成することと、のうちの任意の1つ以上によってワイヤレス・デバイス120のためのPDCPの任意の構成を実行するように適合された構成モジュール1111によってさらに適合されてもよい。
通信ネットワーク100内のワイヤレス・デバイス120のためのPDCPを構成するための本書の実施形態は、本書の実施形態の機能及び動作を実行するためのコンピュータ・プログラム・コードと共に、図11に示されるネットワーク・ノード111、112内の処理回路のプロセッサ1114のような1つ以上のプロセッサを介して実装されてもよい。上述のプログラム・コードは、例えばネットワーク・ノード111、112にロードされる場合に本書の実施形成態を実行するためのコンピュータ・プログラム・コードを搬送するデータ・キャリアの形成で、コンピュータ・プログラム製品として提供されてもよい。このようなキャリアの1つは、CD ROMディスクの形態であってもよい。しかし、メモリ・スティックのような他のデータ・キャリアも実現可能である。コンピュータ・プログラム・コードはさらに、サーバ上の純粋なプログラム・コードとして提供され、ネットワーク・ノード111、112にダウンロードされてもよい。
ネットワーク・ノード111、112は、1つ以上のメモリ・ユニットを備えるメモリ1115をさらに備えてもよい。メモリ1115は、プロセッサ1114によって実行可能な命令を含む。
メモリ1115は、ネットワーク・ノード111、112で実行される場合に、本書の方法を実行するために、例えば、割り当てられたリソース、データ、構成及びアプリケーションに関する情報を格納するために使用されるように構成される。
いくつかの実施形態で、コンピュータ・プログラム1116は、少なくとも1つのプロセッサ1114によって実行された場合に、少なくとも1つのプロセッサ1114に、動作801〜808のいずれかに従って動作を実行させる命令を含む。
いくつかの実施形態で、キャリア1117は、コンピュータ・プログラム1116を含み、キャリアは電子信号、光信号、電磁信号、磁気信号、電気信号、無線信号、マイクロ波信号、又はコンピュータ可読記憶媒体のうちの1つである。
当業者であれば、上述したネットワーク・ノード111、112内のモジュールは、アナログ回路とデジタル回路との組み合わせ、及び/又は上述したようにプロセッサ1114のような1つ以上のプロセッサによって実行される例えばメモリ1115に格納されたソフトウェア及び/又はファームウェアを用いて構成された1つ以上のプロセッサを指してもよいことを理解するだろう。これらのプロセッサのうちの1つ以上、ならびに他のデジタル・ハードウェアは、単一の特定用途向け集積回路(ASIC)に含まれてもよく、又はいくつかのプロセッサ及び様々なデジタル・ハードウェアは個別にパッケージ化されるか又はシステムオンチップ(SoC)に組み立てられるかにかかわらず、いくつかの別々のコンポーネントの間で分散されてもよい。
通信ネットワーク100内のワイヤレス・デバイス120のためのPDCPを構成するための方法動作を実行するために、ワイヤレス・デバイス120は図12に示される以下の構成を備えてもよい。上述のように、通信ネットワーク100は、第1タイプのコア・ネットワーク101及び第2タイプのコア・ネットワーク102を備えるように適合される。
ワイヤレス・デバイス120は、例えば様々な世代の電気通信ネットワークに関連するように適合された第1タイプ及び第2タイプのうちどのタイプのコア・ネットワークにワイヤレス・デバイスが接続するかについての情報を取得するように適合された取得モジュール1211によって適合される。
ワイヤレス・デバイス120は、第1タイプのコア・ネットワーク101及び第2タイプのコア・ネットワーク102のうちのどのタイプのコア・ネットワークにワイヤレス・デバイス120が接続するかに基づいて、ワイヤレス・デバイス120のためのPDCPを構成するように適合された構成モジュール1212によってさらに適合される。
ワイヤレス・デバイス120は、通信ネットワーク100内のネットワーク・ノード111、112から、ワイヤレス・デバイスに構成を実行するように命令するコマンドを受信するように適合された受信モジュール1213によってさらに適合される。
ワイヤレス・デバイス120は、例えば、
ネットワーク・ノード111、112がマスタ・ノードである場合に、第1タイプのコア・ネットワーク101及び第2タイプのコア・ネットワーク102のうちのどのタイプのコア・ネットワークにワイヤレス・デバイス120が接続するかに基づいて、ワイヤレス・デバイス120のためのPDCPを構成することと、
ネットワーク・ノード111、112がセカンダリ・ノードである場合に、
‐第1タイプのマスタ・ノード及び第2タイプのマスタ・ノードのうちのどのタイプのマスタ・ノードにネットワーク・ノード111、112が接続するかと、
‐第1タイプのコア・ネットワーク101及び第2タイプのコア・ネットワーク102のうちのどのタイプのコア・ネットワークにワイヤレス・デバイス120が接続するかと、
のうちの任意の1つ以上に基づいて、ワイヤレス・デバイス120のためのPDCPを構成することによって、構成を実行するように適合された構成モジュール1212によってさらに適合されてもよい。
第1タイプ及び第2タイプは、異なる世代の電気通信ネットワークに関連するように適合される。
第1タイプの電気通信ネットワークは4Gに関連するように適合されてもよく、第2タイプの電気通信ネットワークは5Gに関連するように適合されてもよい。
ネットワーク・ノード111、112がマスタ・ノードであるいくつかの実施形態で、ネットワーク・ノード111、112は、ネットワーク・ノード111、112が第1タイプのコア・ネットワークに接続する場合に、ワイヤレス・デバイス120のためにサービス品質、QoS、フロー・アイデンティティ、ID、なしでPDCPを構成することと、ネットワーク・ノード111、112が第2タイプのコア・ネットワークに接続する場合に、ワイヤレス・デバイス120のためにQoSフローIDありでPDCPを構成することと、によって、ワイヤレス・デバイス120がどのタイプのコア・ネットワークに接続するかに基づいて、ワイヤレス・デバイス120のためのPDCPを構成するように適合された構成モジュール1212によってさらに適合されてもよい。
第1タイプのコア・ネットワークはEPCコア・ネットワークに関連するように適合されてもよく、第2タイプのコア・ネットワークはNGCNのような5Gコア・ネットワークに関連するように適合されてもよい。
ネットワーク・ノード111、112がセカンダリ・ノードであるいくつかの実施形態で、ワイヤレス・デバイス120は、例えばネットワーク・ノード111、112が第1タイプのマスタ・ノードに接続する場合に、ワイヤレス・デバイス120のためにサービス品質フロー・アイデンティティ、ID、なしでPDCPを構成することと、ネットワーク・ノード111、112が第2タイプのマスタ・ノードに接続する場合に、ワイヤレス・デバイス120のためにQoSフローIDありでPDCPを構成することと、によって、ネットワーク・ノード111、112がどのタイプのマスタ・ノードに接続するかに基づいて、ワイヤレス・デバイス120のためのPDCPを構成するように適合された構成モジュール1212によってさらに適合されてもよい。
第1タイプのマスタ・ノードはeNBのようなLTEネットワーク・ノードに関連するように適合されてもよく、第2タイプのマスタ・ノードはgNBのような5Gネットワーク・ノードに関連するように適合されてもよい。
ネットワーク・ノード111、112がセカンダリ・ノードであるいくつかの実施形態で、ワイヤレス・デバイス120は、ワイヤレス・デバイス120が第1タイプのコア・ネットワークに接続する場合に、ワイヤレス・デバイス120のためにサービス品質フロー・アイデンティティ、ID、なしでPDCPを構成することと、ネットワーク・ノード111、112が第2タイプのコア・ネットワークに接続する場合に、ワイヤレス・デバイス120のためにQoSフローIDありでPDCPを構成することと、によって、ワイヤレス・デバイス120がどのタイプのコア・ネットワークに接続するかに基づいて、ワイヤレス・デバイス120のためのPDCPを構成するように適合された構成モジュール1212によってさらに適合されてもよい。
ネットワーク・ノード111、112が第1タイプのネットワーク・ノードであり第2タイプのコア・ネットワーク102に接続でき、ワイヤレス・デバイス120が第2タイプのコア・ネットワーク102に接続できるいくつかの実施形態で、ワイヤレス・デバイス120は、例えば、ネットワーク・ノード111、112が第2タイプのコア・ネットワークに接続できるという情報をネットワーク・ノード111、112から受信するように適合された受信モジュール1213によってさらに適合されてもよい。
これらの実施形態で、ワイヤレス・デバイス120は、例えば、ネットワーク・ノード111、112に第1NASメッセージを送信するように適合された送信モジュール1214によってさらに適合されてもよい。第1NASメッセージは、送信された情報に基づく第2タイプのものである。これにより、ネットワーク・ノード111、112は、第2タイプの第1NASメッセージを第2タイプのコア・ネットワーク102に転送できる。
いくつかの実施形態で、ワイヤレス・デバイス120は、
シグナリング無線ベアラ、SRB、を構成すること、
QoSフローID、ヘッダ圧縮関連パラメータ、暗号化関連パラメータ、ユーザ・データの完全性保護に関連するパラメータ、及びイン・シーケンス配信に関連するパラメータ、又はPDCPシーケンス番号のサイズのうちの任意の1つ以上を含むPDCPパラメータを構成することと、のうちの任意の1つ以上によって、ワイヤレス・デバイス120のためのPDCPを構成することを実行するように適合された構成モジュール1212によってさらに適合されてもよい。
通信ネットワーク100内のワイヤレス・デバイス120のためのPDCPを構成するための本書の実施形態は、本書の実施形態の機能及び動作を実行するためのコンピュータ・プログラム・コードと共に、図12に示されるワイヤレス・デバイス120内の処理回路のプロセッサ1215のような1つ以上のプロセッサを介して実装されてもよい。上述のプログラム・コードは例えば、ワイヤレス・デバイス120にロードされる場合に本書の実施形成態を実行するためのコンピュータ・プログラム・コードを搬送するデータ・キャリアの形成で、コンピュータ・プログラム製品として提供されてもよい。このようなキャリアの1つは、CD ROMディスクの形態であってもよい。しかし、メモリ・スティックのような他のデータ・キャリアも実現可能である。コンピュータ・プログラム・コードはさらに、サーバ上の純粋なプログラム・コードとして提供され、ワイヤレス・デバイス120にダウンロードされてもよい。
ワイヤレス・デバイス120は、1つ以上のメモリ・ユニットを備えるメモリ1216をさらに備えてもよい。メモリ1216は、プロセッサ1215によって実行可能な命令を含む。
メモリ1216は、ワイヤレス・デバイス120で実行される場合に、本書の方法を実行するための、例えば、割り当てられたリソース、データ、構成及びアプリケーションに関する情報を格納するために使用されるように構成される。
いくつかの実施形態で、コンピュータ・プログラム1217は、少なくとも1つのプロセッサ1215によって実行された場合に、少なくとも1つのプロセッサ1215に、動作901〜905のいずれかに従って動作を実行させる命令を含む。
いくつかの実施形態で、キャリア1218は、コンピュータ・プログラム1217を含み、キャリアは電子信号、光信号、電磁信号、磁気信号、電気信号、無線信号、マイクロ波信号、又はコンピュータ可読記憶媒体のうちの1つである。
当業者であれば、上述したワイヤレス・デバイス120内のモジュールは、アナログ回路とデジタル回路との組み合わせ、及び/又は上述したようにプロセッサ1215のような1つ以上のプロセッサによって実行される例えばメモリ1216に格納されたソフトウェア及び/又はファームウェアを用いて構成された1つ以上のプロセッサを指してもよいことを理解するだろう。これらのプロセッサのうちの1つ以上、ならびに他のデジタル・ハードウェアは、単一の特定用途向け集積回路(ASIC)に含まれてもよく、又はいくつかのプロセッサ及び種々のデジタル・ハードウェアは個別にパッケージ化されるか又はシステムオンチップ(SoC)に組み立てられるかにかかわらず、いくつかの別々のコンポーネントの間で分散されてもよい。
「comprise」又は「comprising」という用語を使用する場合に、それは非限定的、すなわち「少なくとも〜からなる」を意味すると解釈されるべきである。
本書の実施形態は、上述の好ましい実施形態に限定されない。様々な代替、修正及び均等物が使用されてもよい。したがって、上記の実施形態は、添付の特許請求の範囲によって規定される本発明の範囲を限定するものと解釈されるべきではない。

Claims (25)

  1. 通信ネットワーク(100)内のワイヤレス・デバイス(120)のためのパケット・データ・コンバージェンス・プロトコル、PDCP、を構成するために前記ワイヤレス・デバイス(120)によって実行される方法であって、前記通信ネットワーク(100)は第1タイプのコア・ネットワーク(101)及び第2タイプのコア・ネットワーク(102)を備え、前記方法は、
    異なる世代の電気通信ネットワークに関連する第1タイプ及び第2タイプのうちのどのタイプのコア・ネットワークに前記ワイヤレス・デバイスが接続する又は接続されるかに関する情報を取得すること(901)と、
    第1タイプのコア・ネットワーク(101)及び第2タイプのコア・ネットワーク(102)のうちのどのタイプのコア・ネットワークに前記ワイヤレス・デバイス(120)が接続する又は接続されるかに基づいて、前記ワイヤレス・デバイス(120)のための前記PDCPを構成すること(903)と、を有し、
    どのタイプのコア・ネットワークに前記ワイヤレス・デバイス(120)が接続する又は接続されるかに基づいて前記ワイヤレス・デバイス(120)のための前記PDCPを構成すること(903)は、
    前記ワイヤレス・デバイス(120)が前記第1タイプのコア・ネットワークに接続する又は接続される場合に、前記ワイヤレス・デバイス(120)のために、サービス品質、QoS、フロー・アイデンティティ、ID、なしで前記PDCPを構成することと、
    前記ワイヤレス・デバイス(120)が前記第2タイプのコア・ネットワークに接続する又は接続される場合に、前記ワイヤレス・デバイス(120)のために、QoSフローIDありで前記PDCPを構成することと、を含む、方法。
  2. 請求項1に記載の方法であって、前記第2タイプのコア・ネットワーク(102)は次世代コア・ネットワーク、NGCN、であり、前記ワイヤレス・デバイス(120)はまた、NGCNに接続することをサポートし、前記方法は、
    前記ワイヤレス・デバイス(120)がどのタイプのコア・ネットワーク・ノードと通信したいかのインジケーションを第1タイプのネットワーク・ノード(111)に送信することをさらに有する、方法。
  3. 請求項2に記載の方法であって、前記インジケーションは、無線リソース制御、RRC、プロトコル又は他のプロトコルで搬送される、方法。
  4. 請求項1乃至3の何れか1項に記載の方法であって、前記第2タイプのコア・ネットワーク(102)は次世代コア・ネットワーク、NGCN、であり、前記方法は、
    ネットワーク・ノード(111)から、どのコア・ネットワークに前記ネットワーク・ノード(111)が接続されるかに関する情報を、前記第1タイプの前記コア・ネットワーク(101)からのコア・ネットワーク・ブロードキャスト・システム情報で受信することをさらに有する、方法。
  5. 請求項4に記載の方法であって、前記ワイヤレス・デバイス(120)はまた、NGCNに接続することをサポートし、前記方法は、
    前記第2タイプのコア・ネットワーク(102)のためのNASメッセージとして第1NASメッセージを前記コア・ネットワーク(102)に送信することをさらに有する、方法。
  6. 請求項1乃至5の何れか1項に記載の方法であって、前記ワイヤレス・デバイス(120)のための前記PDCPを構成すること(903)は、
    シグナリング無線ベアラ、SRB、を構成することと、
    QoSフローID、ヘッダ圧縮関連パラメータ、暗号化関連パラメータ、ユーザ・データの完全性保護に関連するパラメータ、及びイン・シーケンス配信に関連するパラメータ、又はPDCPシーケンス番号のサイズのうちの任意の1つ以上を含むPDCPパラメータを構成することと、のうちの任意の1つ以上を含む、方法。
  7. 請求項1乃至6の何れか1項に記載の方法であって、
    ネットワーク・ノード(111、112)がマスタ・ノードである場合に、第1タイプのコア・ネットワーク(101)及び第2タイプのコア・ネットワーク(102)のうちのどのタイプのコア・ネットワークに前記ワイヤレス・デバイス(120)が接続するかに基づいて、前記ワイヤレス・デバイス(120)のための前記PDCPを構成すること(903)と、
    前記ネットワーク・ノード(111、112)がセカンダリ・ノードである場合に、
    ‐第1タイプのマスタ・ノード及び第2タイプのマスタ・ノードのうちのどのタイプのマスタ・ノードに前記ネットワーク・ノード(111、112)が接続するかと、
    ‐第1タイプのコア・ネットワーク(101)及び第2タイプのコア・ネットワーク(102)とのうちのどのタイプのコア・ネットワークに前記ワイヤレス・デバイス(120)が接続するかと、のうちの任意の1つ以上に基づいて、前記ワイヤレス・デバイス(120)のための前記PDCPを構成すること(903)と、によって、前記構成を実行するように前記ワイヤレス・デバイスに命令するコマンドを前記通信ネットワーク(100)内のネットワーク・ノード(111、112)から受信すること(902)をさらに有する、方法。
  8. 請求項1乃至7の何れか1項に記載の方法であって、前記第1タイプの電気通信ネットワークは第4世代、4G、に関連し、前記第2タイプの電気通信ネットワークは第5世代、5G、に関連する、方法。
  9. 請求項1乃至8の何れか1項に記載の方法であって、ネットワーク・ノード(111、112)はマスタ・ノードであり、
    どのタイプのコア・ネットワークに前記ワイヤレス・デバイス(120)が接続するかに基づいて前記ワイヤレス・デバイス(120)のための前記PDCPを構成すること(903)は、
    前記ネットワーク・ノード(111、112)が前記第1タイプのコア・ネットワークに接続する場合に、前記ワイヤレス・デバイス(120)のために、QoSフローIDなしで前記PDCPを構成することと、
    前記ネットワーク・ノード(111、112)が前記第2タイプのコア・ネットワークに接続する場合に、前記ワイヤレス・デバイス(120)のために、QoSフローIDありで前記PDCPを構成することと、を含む、方法。
  10. 請求項9に記載の方法であって、前記第1タイプのコア・ネットワークは発展型パケット・コア、EPC、コア・ネットワークに関連し、前記第2タイプのコア・ネットワークは第5世代、5G、コア・ネットワークに関連する、方法。
  11. 請求項1乃至10の何れか1項に記載の方法であって、ネットワーク・ノード(111、112)はセカンダリ・ノードであり、
    どのタイプのマスタ・ノードに前記ネットワーク・ノード(111、112)が接続するかに基づいて前記ワイヤレス・デバイス(120)のための前記PDCPを構成すること(903)は、
    前記ネットワーク・ノード(111、112)が前記第1タイプのマスタ・ノードに接続する場合に、前記ワイヤレス・デバイス(120)のために、サービス品質、QoS、フロー・アイデンティティ、ID、なしで前記PDCPを構成することと、
    前記ネットワーク・ノード(111、112)が前記第2タイプのマスタ・ノードに接続する場合に、前記ワイヤレス・デバイス(120)のために、QoSフローIDありで前記PDCPを構成することと、を含む、方法。
  12. 請求項11に記載の方法であって、前記第1タイプのマスタ・ノードはロング・ターム・エボリューション、LTE、ネットワーク・ノードに関連し、前記第2タイプのマスタ・ノードは第5世代、5G、コア・ネットワークに関連する、方法。
  13. 請求項1乃至8の何れか1項に記載の方法であって、ネットワーク・ノード(111、112)はセカンダリ・ノードであり、
    どのタイプのコア・ネットワークに前記ワイヤレス・デバイス(120)が接続するかに基づいて前記ワイヤレス・デバイス(120)のための前記PDCPを構成すること(903)は、
    前記ワイヤレス・デバイス(120)が前記第1タイプのコア・ネットワークに接続する場合に、前記ワイヤレス・デバイス(120)のために、サービス品質、QoS、フロー・アイデンティティ、ID、なしで前記PDCPを構成することと、
    前記ネットワーク・ノード(111、112)が前記第2タイプのコア・ネットワークに接続する場合に、前記ワイヤレス・デバイス(120)のために、QoSフローIDありで前記PDCPを構成することと、を含む、方法。
  14. 請求項1乃至13の何れか1項に記載の方法であって、ネットワーク・ノード(111、112)は、第1タイプのネットワーク・ノードであり前記第2タイプのコア・ネットワーク(102)に接続でき、前記ワイヤレス・デバイス(120)は、前記第2タイプのコア・ネットワーク(102)に接続でき、前記方法は、
    前記ネットワーク・ノード(111、112)が前記第2タイプのコア・ネットワークに接続できるという情報を前記ネットワーク・ノード(111、112)から受信すること(904)と、
    第1非アクセス・ストラタム、NAS、メッセージを前記ネットワーク・ノード(111、112)に送信すること(905)であって、前記第1NASメッセージは、前記送信された情報に基づく前記第2タイプであり、前記ネットワーク・ノード(111、112)が前記第2タイプの前記第1NASメッセージを前記第2タイプのコア・ネットワーク(102)に転送することを可能にする、ことと、をさらに有する、方法。
  15. プロセッサ(1215)によって実行された場合に、前記プロセッサ(1215)に請求項1乃至14の何れか1項に記載の方法の動作を実行させる命令を含むコンピュータ・プログラム(1217)。
  16. 通信ネットワーク(100)内のワイヤレス・デバイス(120)のためのパケット・データ・コンバージェンス・プロトコル、PDCP、を構成するための前記ワイヤレス・デバイス(120)であって、前記通信ネットワーク(100)は第1タイプのコア・ネットワーク(101)及び第2タイプのコア・ネットワーク(102)を備えるように適合され、前記ワイヤレス・デバイス(120)は、
    異なる世代の電気通信ネットワークに関連するように適合された第1タイプ及び第2タイプのうちのどのタイプのコア・ネットワークに前記ワイヤレス・デバイスが接続する又は接続されるかに関する情報を取得することと、
    第1タイプのコア・ネットワーク(101)及び第2タイプのコア・ネットワーク(102)のうちのどのタイプのコア・ネットワークに前記ワイヤレス・デバイス(120)が接続する又は接続されるかに基づいて、前記ワイヤレス・デバイス(120)のための前記PDCPを構成することと、を行うように適合され、 前記ワイヤレス・デバイス(120)は、
    前記ワイヤレス・デバイス(120)が前記第1タイプのコア・ネットワークに接続する又は接続される場合に、前記ワイヤレス・デバイス(120)のために、サービス品質、QoS、フロー・アイデンティティ、ID、なしで前記PDCPを構成することと、
    前記ワイヤレス・デバイス(120)が前記第2タイプのコア・ネットワークに接続する又は接続される場合に、前記ワイヤレス・デバイス(120)のために、QoSフローIDありで前記PDCPを構成することと、によって、どのタイプのコア・ネットワークに前記ワイヤレス・デバイス(120)が接続する又は接続されるかに基づいて前記ワイヤレス・デバイス(120)のための前記PDCPを構成するようにさらに適合される、ワイヤレス・デバイス。
  17. 請求項16に記載のワイヤレス・デバイス(120)であって、前記第2タイプのコア・ネットワーク(102)は次世代コア・ネットワーク、NGCN、であり、前記ワイヤレス・デバイス(120)はまた、NGCNに接続することをサポートし、前記ワイヤレス・デバイス(120)は、
    前記ワイヤレス・デバイス(120)がどのタイプのコア・ネットワーク・ノードと通信したいかのインジケーションを前記第1タイプのネットワーク・ノード(111)に送信するようにさらに構成される、ワイヤレス・デバイス。
  18. 請求項17に記載のワイヤレス・デバイス(120)であって、前記インジケーションは、無線リソース制御、RRC、プロトコル又は他のプロトコルで搬送される、ワイヤレス・デバイス。
  19. 請求項16乃至18の何れか1項に記載のワイヤレス・デバイス(120)であって、前記第2タイプのコア・ネットワーク(102)は次世代コア・ネットワーク、NGCN、であり、ネットワーク・ノード(111)は前記第1タイプであり、前記ワイヤレス・デバイス(120)は、
    どのコア・ネットワークに前記ネットワーク・ノード(111)が接続されるかに関する情報を、前記第1タイプの前記コア・ネットワーク(101)からのコア・ネットワーク・ブロードキャスト・システム情報で、前記ネットワーク・ノード(111)から受信するようにさらに構成される、ワイヤレス・デバイス。
  20. 請求項19に記載のワイヤレス・デバイス(120)であって、前記ワイヤレス・デバイス(120)はまた、NGCNに接続することをサポートし、前記ワイヤレス・デバイス(120)は、
    前記第2タイプのコア・ネットワーク(102)のためのNASメッセージとして第1NASメッセージを前記コア・ネットワーク(102)に送信するようにさらに構成される、ワイヤレス・デバイス。
  21. 請求項16乃至20の何れか1項に記載のワイヤレス・デバイス(120)であって、
    シグナリング無線ベアラ、SRB、を構成することと、
    QoSフローID、ヘッダ圧縮関連パラメータ、暗号化関連パラメータ、ユーザ・データの完全性保護に関連するパラメータ、及びイン・シーケンス配信に関連するパラメータ、又はPDCPシーケンス番号のサイズのうちの任意の1つ以上を含むPDCPパラメータを構成することと、のうちの任意の1つ以上によって、前記ワイヤレス・デバイス(120)のための前記PDCPの構成を実行するようにさらに適合される、ワイヤレス・デバイス。
  22. 請求項16乃至21の何れか1項に記載のワイヤレス・デバイス(120)であって、
    ネットワーク・ノード(111、112)がマスタ・ノードである場合に、第1タイプのコア・ネットワーク(101)及び第2タイプのコア・ネットワーク(102)のうちのどのタイプのコア・ネットワークに前記ワイヤレス・デバイス(120)が接続するかに基づいて、前記ワイヤレス・デバイス(120)のための前記PDCPを構成することと、
    前記ネットワーク・ノード(111、112)がセカンダリ・ノードである場合に、
    ‐第1タイプのマスタ・ノード及び第2タイプのマスタ・ノードのうちのどのタイプのマスタ・ノードに前記ネットワーク・ノード(111、112)が接続するかと、
    ‐第1タイプのコア・ネットワーク(101)及び第2タイプのコア・ネットワーク(102)のうちのどのタイプのコア・ネットワークに前記ワイヤレス・デバイス(120)が接続するかと、のうちの任意の1つ以上に基づいて、前記ワイヤレス・デバイス(120)のための前記PDCPを構成することと、によって、前記構成を実行するように前記ワイヤレス・デバイスに命令するコマンドを前記通信ネットワーク(100)内の前記ネットワーク・ノード(111、112)から受信するようにさらに適合される、ワイヤレス・デバイス。
  23. 請求項16乃至22の何れか1項に記載のワイヤレス・デバイス(120)であって、前記第1タイプの電気通信ネットワークは第4世代、4G、に関連するように適合され、前記第2タイプの電気通信ネットワークは第5世代、5G、に関連するように適合される、ワイヤレス・デバイス。
  24. 請求項16乃至23の何れか1項に記載のワイヤレス・デバイス(120)であって、ネットワーク・ノード(111、112)はマスタ・ノードであり、前記ワイヤレス・デバイス(120)は、
    前記ネットワーク・ノード(111、112)が前記第1タイプのコア・ネットワークに接続する場合に、前記ワイヤレス・デバイス(120)のために、QoSフローIDなしで前記PDCPを構成することと、
    前記ネットワーク・ノード(111、112)が前記第2タイプのコア・ネットワークに接続する場合に、前記ワイヤレス・デバイス(120)のために、QoSフローIDありで前記PDCPを構成することと、によって、どのタイプのコア・ネットワークに前記ワイヤレス・デバイス(120)が接続するかに基づいて前記ワイヤレス・デバイス(120)のための前記PDCPを構成するようにさらに適合される、ワイヤレス・デバイス。
  25. 請求項24に記載のワイヤレス・デバイス(120)であって、前記第1タイプのコア・ネットワークは発展型パケット・コア、EPC、コア・ネットワークに関連するように適合され、前記第2タイプのコア・ネットワークは第5世代、5G、コア・ネットワークに関連するように適合される、ワイヤレス・デバイス(120)。
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