JP6766178B2 - 保証タイムスロットを利用する時間同期チャンネルホッピングネットワークの形成方法 - Google Patents

保証タイムスロットを利用する時間同期チャンネルホッピングネットワークの形成方法 Download PDF

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Description

(関連出願の相互参照)
本開示は、2016年5月3日に出願された「Method for Improving Network Formation Time of a Time Synchronized Channel Hopping Network」と題する米国特許仮出願第62/330977号の優先権を主張する特許出願であり、上記特許仮出願は、参照により本明細書に組み込まれる。
本開示は一般的にコンピュータネットワークおよび多重通信に関する。さらに具体的にいうと、本開示は保証タイムスロットを利用する時間同期チャンネルホッピングの形成に関するが、これに限らない。
タイムスロットチャンネルホッピング(TSCH)ネットワークは、IEEE802.15.4によって定義され、リソースプロバイダ(例えば、公益事業会社(utility company)、ホームオートメーションプロバイダ、産業オートメーションプロバイダ、または科学および環境のアプリケーションプロバイダ)のために通信ネットワークを提供してもよい。TSCHネットワークは1つ以上の層のTSCHノードを含んでもよい。TSCHネットワークは、一連のTSCHスロットフレームを介して1つ以上の層のTSCHノードと通信するためのネットワーク調整器を含んでもよい。スロットフレームは一連のスロット(タイムスロットとも呼ばれている)を備えてもよい。繰り返すホッピングパターンは、異なる周波数または異なる範囲に対応する各スロット、各チャンネルと通信するためのチャンネル周波数またはチャンネルを定義する。ネットワーク調整器は、近隣のTSCHノード(ネットワーク調整器の通信範囲内にあるTSCHノード)がTSCHネットワークに加入することに手伝うように、定期的にビーコン(例えば、広告メッセージ、要請メッセージまたは拡張ビーコン(enhanced beacon))を送信してもよい。TSCHスロットフレームは、タイムスロットのサブセット(例えば、同期タイムスロット)のみがビーコンのために確保される(例えば、10%)ように定義される。TSCHネットワークに加入するために、近隣のノードはネットワーク調整器によって送信されるビーコンを待ち受ける。しかしながら、現在のTSCHネットワークを形成するプロセスは非効率的であり、TSCHノードが加入してネットワーク調整器と同期するために数時間もかかるときがある。
例えば、近隣のTSCHノードはビーコンを待ち受けるために可能なTSCHチャンネルをスキャンする必要がある。ネットワーク調整器がスロットフレームの小さいサブセット内に定期的にビーコンを送信するため、近隣のTSCHノードはビーコンの送信中に正しいチャンネルを待ち受けているチャンスが小さい。ネットワーク調整器によって送信されるビーコンの多くは、ネットワークに加入するように試している近隣のTSCHノードに受信されない。
本開示は、保証タイムスロットを利用して時間同期チャンネルホッピングネットワークを形成するためのシステムおよび方法を説明する。
特定の実施態様において、システムは1つ以上のタイムスロットチャンネルホッピング(TSCH)ノードとネットワーク調整器とを含んでもよい。ネットワーク調整器は処理装置と指令が記憶された非一時的コンピュータ可読媒体とを含んでもよい。指令は、本開示に説明された動作を処理装置に実行させるために、処理装置によって処理可能である。動作は、ホッピングパターンの第1事件(occurrence)における、TSCHネットワーク内の1つ以上のTSCHノードのいずれのTSCHノードにも指定されていない第1保証タイムスロットを決定することを含んでもよい。動作は、ホッピングパターンの第1事件における第1保証タイムスロット内に、ビーコンを送信することを含んでもよい。動作は、TSCHネットワークに併合する(joinder)ようにリクエストするTSCHネットワーク外のTSCHノードから信号を受信することを含んでもよい。動作は、TSCHネットワークに併合するようにリクエストするTSCHノードを、加入したTSCHノードとして加入させることを含んでもよい。動作は、加入したTSCHノッドに第2保証タイムスロットを指定することを含んでもよい。動作は、ホッピングパターンの第2事件における、加入したTSCHノードに指定された第2保証タイムスロットを決定することを含んでもよい。ホッピングパターンの第2事件がホッピングパターンの第1事件の後に発生してもよい。動作は、ホッピングパターンの第2事件における第2保証タイムスロット内に、加入したTSCHノードからの通信を待ち受けることを含んでもよい。
これらの例示的な実施態様および特徴は、発明を制限または定義しないように言及されるが、本願に説明された発明概念を理解することに役立つように例示を提供する。一方、本発明の利点および特徴は本願全体を検討すると明白となる。
これら並びに他の本開示の特徴、実施態様および利点は、添付図面を参照しながら以下の詳細な説明を読むことによってよく理解される。
本開示の1つの実施形態に基づく、リソースプロバイダと通信連結可能な(communicatively coupleable)タイムスロットチャンネルホッピング(TSCH)ネットワークの例示のブロック図 本開示の1つの実施形態に基づく、ネットワーク制御器の例示のブロック図 本開示の1つの実施形態に基づく、TSCHパターンにおけるタイムスロットの配置の例示のブロック図 本開示の1つの実施形態に基づく、保証タイムスロットを利用してTSCHネットワークを形成するプロセスの例示のフローチャート 本開示の1つの実施形態に基づく、近隣のノードがネットワーク調整器から未割り振り(unallocated)の保証タイムスロットを介してビーコンを受信する確率を示す例図 本開示の1つの実施形態に基づいて、各ビーコンの間のタイムスロットの数の関数として、確率が80%に達するまでの時間(分)を表す例図
時間同期チャンネルホッピング(tsch)ネットワークのネットワーク形成時間を改善するためのシステムおよび方法が提供される。公益事業会社および他のリソースプロバイダは、IEEE802.15.4(e)によって定義されたTSCHネットワークを介して装置(例えば、電気計器およびルーター)と通信してもよい。TSCHプロトコルを介して互いに通信する装置はノードまたはTSCHノードと呼ばれてもよい。TSCHネットワークは多層のノードを有する無線メッシュネットワークを形成してもよい。第1層のTSCHノードは、直接的にワーク調整器と通信し、下位層のノッドとネットワーク調整器との間の通信を容易にしてもよい。ネットワーク調整器はTSCHネットワークの動作を管理し、第1層のTSCHノード(以後、「TSCHノード」という)の間の同期を維持してもよい。例えば、ネットワーク調整器はネットワーク通信スケジュールを管理して各TSCHノードに分配し、当該ネットワーク通信スケジュールはいつ通信するかおよびどの周波数チャンネルで通信するかをTSCHノードに指示する。他の例において、ネットワーク調整器は、ネットワーク調整器とTSCHノードとの間の専用通信のために、各TSCHノードに保証タイムスロットを指定してもよい。ネットワーク調整器は指定されていない保証タイムスロット内にビーコンを送信してもよい。近隣のTSCHノード(例えば、ネットワーク調整器の通信範囲内にあってTSCHネットワークと接続していないTSCHネット)は、様々なチャンネルをスキャンすることによってTSCHネットワークと接続してもよく、当該様々なチャンネルはネットワーク調整器によって送信されるビーコンのためのものである。指定されていない保証タイムスロット内にビーコンを送信するときは、送信されるべきビーコンの数(または頻度)を増加してもよく、それは近隣のTSCHノードがTSCHネットワークと接続するためにかかる時間を減少することができる。
近隣のTSCHノードは、ビーコンを検出し、TSCHノードに加入するようにネットワーク調整器にリクエストを送信してもよい。特定の実施例において、近隣のTSCHノードは、複数の近隣のTSCHノードが同じビーコンを検出して応じることを回避するように、そのMACアドレスに基づいてそのスキャンホッピングパターンをランダム化してもよい。近隣のTSCHノードがTSCHネットワークに加入した後、ネットワーク調整器は保証タイムスロット(または他の未割り振りの保証タイムスロット)を近隣のTSCHノードに指定するまたは割り振ってもよい。保証タイムスロットがTSCHノードに指定されている限り、ネットワーク制御器はその保証タイムスロット内にビーコンを送信しない。特定の実施態様において、TSCHノードは第1TSCHネットワークから退出して、そのTSCHノードをよりよく扱う第2TSCHネットワークに加入してもよい。特定の実施例において、第1TSCHネットワークにある第1ネットワーク調整器は、第2TSCHネットワークにある第2ネットワーク調整器から、そのTSCHノードが既に移動したことを指す帯域外メッセージ(out of band message)を受信してもよい。第1TSCH調整器は、前にそのTSCHノードに指定されていた保証タイムスロットを開放または指定解除(unassign)してもよく、よって、当該保証タイムスロットはビーコンの送信に利用可能となる。追加的または代替的な実施態様において、ネットワーク調整器は、前にTSCHノードに指定されていた保証タイムスロットを、そのTSCHノードのタイムアウト(例えば、そのTSCHノードから通信を受信せずに一定時間が経過したこと)に基づいて指定解除してもよい。
ネットワーク調整器に保証タイムスロットの所定数を指定してもよい。特定の実施態様において、保証タイムスロットの所定数はTSCHエポック(TSCH epoch)の長さに基づくものであってもよく、TSCHエポックは、同じTSCHノードと通信するように利用される2個の連続の保証タイムスロットの間の所定時間(または所定のタイムスロットの数)であってもよい。追加的または代替的な実施態様において、保証タイムスロットの所定数は保証タイムスロットの取得可能な総数に基づくものであってもよい。例えば、25ミリ秒のスロット期間を有する、11個のスロットの繰り返すスロットフレーム(11-slot repeating slot frame)において、各第11個のスロットが保証タイムスロットであってもよい。未割り振りの保証タイムスロット内にビーコンを送信することによっては、TSCHネットワークを形成するためにかかる時間を減少することができる。
特定の実施態様において、未割り振りの保証タイムスロット内にビーコンを送信することは、同期タイムスロット内にビーコンを送信することおよび共有タイムスロット内にビーコンを送信することより効率的である。同期タイムスロットは、TSCHネットワークの部品と同期するためにネットワーク調整器によって利用されることに専用のタイムスロットを含んでもよい。共有タイムスロットは、送信スロットまたは受信スロットとしてネットワーク調整器によって個別のTSCHノードに指定される設定可能なタイムスロットを含んでもよい。TSCHプロトコルにおける共有タイムスロット内にいくつかのビーコンを送信するときは、ネットワーク調整器が送信可能なビーコンの数を増加してもよい。追加されるビーコン(例えば、補助ビーコン(ancillary beacon))を設定された数の間隔で送信してもよく、間隔の数および送信されるビーコンの数はネットワーク調整器によって設定可能な数である。しかしながら、多くのビーコンが近隣のノードの待ち受けていないチャンネルによって送信されるとき、同期タイムスロットフレーム内にビーコンを送信すること、および、いくつかの間隔による共有タイムスロット内にビーコンを送信することは、非効率的であって時間がかかる。また、共有タイムスロット内にビーコンを送信することによっては、貴重なネットワーク帯域が取られる。未割り振りの保証タイムスロット内にビーコンを送信することは、取得可能な保証タイムスロットの数に応じた送信されるビーコンの数に基づくことによって効率的になりうる。追加的または代替的な実施態様において、未割り振りの保証タイムスロット内にビーコンを送信することは、近隣のTSCHノードがTSCHネットワークに加入するためにかかる時間を減少することができる。
特定の実施態様において、未割り振りの保証タイムスロット内にビーコンを送信することによって動的な形成プロセスが提供可能であり、当該動的な形成プロセスにおいて、送信されるビーコンの数はTSCHネットワークと接続しているTSCHネットの数に基づくものであってもよい。現存のTSCHネットワークと異なり、開示されているTSCHネットワークは、潜在的に可変な数の、うまくネットワーク調整器に加入させられるTSCHノードを収容することができる。共有タイムスロット内にビーコンを送信することによっては、初期化期間内に数が増加するビーコンを提供することがあるが、初期化期間後、存在しているTSCHネットワークは、専用の同期タイムスロットの小さいサブセット内のみにビーコンを送信することによる、送信されるべきビーコンのレートを減少する。開示されているTSCHネットワークによって送信されるビーコンのレートは、未割り振りの保証タイムスロットの数に基づくものであってもよく、未割り振りの保証タイムスロットの数は、TSCHネットワークと接続しているTSCHノードの数に基づくものであってもよい。例えば、いくつかのTSCHノードが接続問題でネットワークと繋がらなくなった場合、ネットワーク調整器は、前にTSCHノードに指定されていた保証タイムスロットの割り振りを解除し、前に割り振られた保証タイムスロット内ビーコンを送信してもよく、これは近隣のTSCHノードがTSCHネットワークに加入することによってかかる時間を減少することができる。
これらの例示的な実施例は、ここで開示されている一般的な保護対象を読者に紹介するために与えられ、開示されている概念の範囲を制限しようとするものではない。以下は図面を参照しながら様々な追加的な特徴および実施例を説明する。図面において、同様な数字は同様な要素を指す。方向の説明は例示的な実施態様を説明するように利用されるが、単なる例示的な実施態様のように、本開示を制限するように利用されるべきではない。
図面を参照し、図1はTSCHネットワーク100を表す。TSCHネットワーク100はネットワーク調整器102と、TSCHプロトコルを利用して互いに通信可能に連結しているTSCHノード104a−cとを含む。TSCHネットワーク100は中央システム、例えば、ネットワーク115を介してリソースプロバイダ110と関連するシステムと通信可能に連結していてもよい。特定の実施例において、ネットワーク115は無線ネットワーク(例えば、Wi-Fi(登録商標)ネットワークまたはセルラネットワーク)であってもよく、仲介装置を含み、またはイントラネット若しくはインターネットを含む。
TSCHネットワーク100はTSCHプロトコルを利用し、情報をTSCHネットワーク100内部およびTSCHネットワーク100外部と通信する。TSCHネットワーク100内のTSCHノード104a−cは、TSCHチャンネルホッピングパターンに基づいてネットワーク調整器102によって同期されてもよい。ネットワーク調整器102は、1つ以上のタイムスロットを含む、繰り返すホッピングパターンに基づいて動作してもよい。いくつかのタイムスロットは保証タイムスロットであってもよい。ネットワーク調整器102は、各TSCHノード104a−cに保証タイムスロットを指定してもよく、各指定された保証タイムスロット内にTSCHノード104a−cからの通信を待ち受けてもよい。未割り振りの保証タイムスロット(または指定されていない保証タイムスロット)内に、ネットワーク調整器102はビーコンを送信してもよい。例えば、ネットワーク調整器102は、(TSCHネットワーク100と接続していない、かつ、)ビーコンを検出した近隣のTSCHノードから信号を受信してもよい。ネットワーク調整器102は、この近隣のTSCHノードをTSCHネットワーク100と接続させるように同期プロセスを実行し、この近隣のTSCHノードに未割り振りの保証タイムスロットを割り振ってもよい。
特定の実施例において、TSCHノード104a−cは他のノード(未図示)と通信可能に連結していてもよく、他のノードは、管理、監視、または、他にリソースプロバイダ110と関連するリソース配分システム(resource distribution system)の1つ以上の属性に関する情報の利用、に関する1つ以上のアプリケーションを実行するように利用されてもよい。追加的または代替的な実施例において、TSCHノード104は、リソース消費を監視および分析するためのインテリジェントな計量装置、リソース消費を管理するためのプログラマブルサーモスタット、または、リソース消費に関する情報およびリソース消費による請求情報を表示するための宅内(in-home)表示装置を含んでもよい。TSCHノードは、ホームエリアネットワーク内にスマートホーム機能を提供するための他のモノのインターネット(Internet-Of-Things、IOT)対応装置を含んでもよい。
特定の実施態様において、1つ以上のTSCHノードは電源によって給電されてもよく、当該電源は持続的な電力使用の能力に対して限られているが、通信のバーストに十分な電力を供給できる。通信のバーストは、TSCHノードを同期、レシーバ開始送信(Receiver Initiated Transmission、RIT)コマンド応答、迷惑プッシュメッセージ、または他のバースト通信のために、TSCHネットワーク100と通信させてもよい。TSCHノードは低電力の代替的な電源を利用してもよい。例えば、TSCHノードは、ヴァンパイアタッピングパワー(vampire tapping power)、パワーハーベスティング、または、持続期間用の電力応用が制限される他のプロセスによって給電されてもよい。TSCHノードは、定期的にシャットダウンする、または、部品に対しておよびスリープ状態とウェイク状態との間のサイクルに対して電力を制限することによって、エネルギー利用を節約することができる。特定の実施例において、TSCHノードは、温度補償水晶発振器(temperature compensated crystal oscillator、TCXO)および送受信器を含む高出力部品を含んでもよい。
図2は、図1に示されたネットワーク調整器102aの例示を表す。ネットワーク調整器102aは、バス206を介して互いに通信可能に連結されているプロセッサ202とメモリ204と送受信装置220とを含む。ネットワーク調整器102aの部品は安定したA/C電源によって電力供給されてもよい。ネットワーク調整器102aはTSCHネットワーク100の一部であってもよい。
送受信装置220は、TSCHネットワーク100におけるTSCHノード104a−cおよび近隣のTSCHノードと通信するためのアンテナを含んでもよい(またはこのアンテナと通信可能に連結していてもよい)。送受信装置220は、リソースプロバイダ110と通信するためのアンテナを含んでもよい(またはこのアンテナと通信可能に連結していてもよい)。特定の実施例において、送受信装置220は、無線周波(radio-frequency、RF)送受信器、並びに信号を無線に送信および受信するための他の送受信器を含んでもよい。
特定の実施例において、プロセッサ202は、マイクロプロセッサ、特定用途向け集積回路(application-specific integrated circuit、ASIC)、状態機械、フィールドプログラマブルゲートアレイ(field programmable gate array、FOGA)、または他の適した処理装置を含んでもよい。プロセッサ202は、1を含むいかなる数の処理装置を含んでもよい。プロセッサ202は非一時的コンピュータ可読媒体、例えばメモリ204と通信可能に連結していてもよい。プロセッサ202は、メモリ204に記憶されたコンピュータ実行可能なプログラム指令を実行してもよく、メモリ204に記憶された情報をアクセスしてもよい。
プログラム指令は形成モジュール212を含んでもよく、形成モジュール212はここで説明される特定の動作を実行するようにプロセッサ202によって実行可能である。例えば、動作は、ネットワーク調整器102をチューニングすることを含んでもよい。ネットワーク調整器102をチューニングすることによって、未割り振りの保証タイムスロット内に送信されるビーコンの数、および/または、各ビーコンの間を経過するスロットフレームの数を調整してもよい。これによれば、ビーコンの送信をTSCHネットワーク100の要求に基づいて調整することが可能となる。未割り振りの保証タイムスロット内に送信されるビーコンの数を増加することによって、ネットワーク調整器102は、接続していないノードがビーコンを受信する確率を増加することができる。同様に、各ビーコンの間にあるスロットフレームの数を減少する(すなわち、ビーコンを送信するための各未割り振りの保証タイムスロットの間にあるフレームの数を減少する)ことによって、ネットワーク調整器102は、接続していないノードがビーコンを受信するためにかかる時間を減少することができる。
追加的または代替的な実施例において、動作は、未割り振りの保証タイムスロット内にビーコンが送信されるレートを適応的に調整することを含んでもよい。特に、特定な条件がネットワークにおいて満足された場合、ネットワーク調整器102は未割り振りの保証タイムスロット内のビーコンの送信を切断してもよい。例えば、ネットワーク調整器102はメモリ内に近傍テーブル(neighbor table)を維持してもよく、近傍テーブルは、ネットワーク調整器102と既に通信可能に連結しているノードのそれぞれに対する識別子、例えば、個別のMACアドレスを有してもよい。近傍テーブルのエントリ数が特定の閾値を超えたまで(例えば、全体の75%を超えたまで)増加した場合、ネットワーク調整器102は、送信されるビーコンの数、または未割り振りの保証タイムスロット内にビーコンが送信されるレートを減少してもよい。他の例として、1つ目のTSCHノードが加入した後、ネットワーク調整器102は未割り振りの保証タイムスロット内に所定数のビーコン(例えば、100個のビーコン)を送信してもよい。
上に言及したように、各TSCHノードがネットワーク調整器102に加入するときに、ネットワーク調整器102はTSCHノードに保証タイムスロットを指定してもよく、または割り振ってもよい。そして、(加入したTSCHノードに)割り振られた保証タイムスロットは、ネットワーク調整器102と加入したTSCHノードとの間の伝達(signaling)を制御および管理するために利用されてもよく、または、TSCHノードによる、ビーコンの更なるブロードキャスト(すなわち、TSCHノードをそれ以外のノードに送信させること)のために利用されてもよい。近隣のTSCHノードがネットワークに加入するとき、取得可能、かつ、ビーコンの送信のための未割り振りの保証タイムスロットの総数が減少する。しかし、TSCHノードがネットワーク調整器102から切断される場合(例えば、停電中に)、取得可能な未割り振りの保証タイムスロットが増加する。
特定の実施態様において、接続しているノードの数が閾値より低くまで減少した場合、ネットワーク調整器102も未割り振りの保証タイムスロット内にビーコンを送信してもよい。例えば、ネットワーク調整器102は、ネットワーク調整器102aと接続しているノードの数に関して受信されたフィードバックに基づいて、未割り振りの保証タイムスロット内のビーコン送信レート(すなわち、ビーコン通信速度)を適応的に調整してもよい。
メモリ204はコンピュータ可読媒体であってもよく、例えば、プロセッサにコンピュータ可読指令を提供可能な電子式、光学式、磁気式、または他の類型の記憶装置であってもよいが、これらに限らない。これらの光学式、磁気式、または他の類型の記憶装置のいくつかの例は、リードオンリ(ROM)装置、ランダムアクセスメモリ(RAM)装置、磁気ディスク、磁気テープ若しくは他の磁気記憶装置、メモリチップ、ASIC、設定されたプロセッサ、光学記憶装置、またはコンピュータプロセッサが中から指令を読み出せる他のいかなる媒体を含む。指令は、いかなる適したコンピュータプログラミング言語によって書かれたコードから、コンパイラおよび/またはインタプリタによって生成されるプロセッサ固有の命令を備えてもよい。適したコンピュータプログラミング言語の追加的または代替的な例は、C、C++、C#(登録商標)、Visual Basic(登録商標)、Java(登録商標)、Python(登録商標)、Perl(登録商標)、JavaScript(登録商標)、およびActionScript(登録商標)を含む。
プロセッサ202、メモリ204およびバス206は、他の部品と通信する分別の部品として図2に表されているが、他の実施態様も可能である。例えば、プロセッサ202、メモリ204およびバス206は、それぞれの印刷回路板上のそれぞれの部品であってもよく、または、プログラミングコードを記憶し実行するようにネットワーク調整器内に配置可能である他の適した部品であってもよい。
図3は、図1に表されたTSCHネットワーク100に対するタイムスロットチャンネルホッピングパターンとして、下で説明されるが、他の実施態様も可能である。タイムスロットチャンネルホッピングパターンは、タイムスロット311−315、321−325および331−336を含み、各タイムスロットは同様のタイムスロット期間330を有する。例示的な目的のために、各スロットフレーム310、320は7個のタイムスロットを含み、各タイムスロット期間330は25ミリ秒であってもよい。図3はホッピングパターン340(チャンネルホッピングパターン340a−cとして示されている)も表す。ホッピングパターンは、ホッピングパターンにおける各タイムスロットのチャンネル周波数またはチャンネルを定義する。例えば、ホッピングパターン330aはチャンネル4、チャンネル6、チャンネル3、チャンネル5およびチャンネル7である。ホッピングパターンは、チャンネル4をタイムスロット1に関連付け、チャンネル6をタイムスロット2に関連付け、チャンネル3をタイムスロット3に関連付け、チャンネル5をタイムスロット4に関連付け、タチャンネル7をタイムスロット5に関連付けてもよい。図3において、ホッピングパターン340aは5であるホッピングパターン長(hopping pattern length)を有して繰り返す。例示的な第1反復(iteration)のホッピングパターン340aはタイムスロット1−5(311−315)を有し、第2反復のホッピングパターン340bはタイムスロット6−10(311−315)を有し、第3反復のホッピングパターン340cはタイムスロット11−15(331−336)を有する。ホッピングパターンにおけるタイムスロットの数は、スロットフレームにおけるタイムスロットの数と無関係であってもよい。
特定の実施態様において、各ホッピングパターン340a−cにおけるタイムスロット311−315、321−325、331−336の一部は保証タイムスロットであってもよい。保証タイムスロットは、ネットワーク調整器102と指定された装置(例えば、TSCHノード104a−cのうちの1つ)との間の通信のために確保されるタイムスロットであってもよい。一部の保証タイムスロットは未割り振りのものであってもよい。例えば、スロット1−4、6−9、11−14(311−314、321−324、331−334)は保証タイムスロットであってもよい。タイムスロット1−3、6−7、11−13(311−313、321−323、333−333)はTSCHノード104a−cにそれぞれに指定された保証タイムスロットであってもよい。タイムスロット4、7、14(314、324、334)は指定されていないまたは未割り振りの保証タイムスロットであってよく、ネットワーク調整器は1つ以上のタイムスロット4、7、14(314、324、334)内にビーコンを送信してもよい。
図4は、保証タイムスロットを利用してTSCHネットワークを形成するプロセスの例示のフローチャートである。図4は、図1に表れたTSCHネットワーク100と関連して下で説明されるが、このプロセスは他のTSCHネットワークを形成するように利用されてもよい。
ブロック410において、ネットワーク調整器102は、ホッピングパターンの第1事件における、指定されていない保証タイムスロットを決定する。特定の実施例において、ネットワーク調整器102は、接続したTSCHノード104a−cのデータベースに問い合わせ、TSCHノード104a−cのいずれかが既に保証タイムスロットに指定されているかを判断してもよい。追加的または代替的な実施例において、ネットワーク調整器102は、ホッピングパターンにおける各タイムスロットに関する情報と共に、ホッピングパターンをメモリに記憶してもよい。この情報は、名称(例えば、保証タイムスロット、同期タイムスロットまたは共有タイムスロット)、および配分(例えば、TSCHネットワーク100の部品との通信に利用するためのタイムスロットの指定)を含んでもよい。
ブロック420において、ネットワーク調整器102は保証タイムスロット内にビーコンを送信する。ネットワーク調整器102はビーコンを送信するための送受信装置220を含んでもよい。ビーコンは、TSCHネットワーク100に加入するための情報を含む無線信号であってもよい。特定の実施例において、ネットワーク調整器102は、保証タイムスロットが指定されていないかまたは未割り振りであるかとの判断に基づいて、保証タイムスロット内にビーコンを送信する。追加的または代替的な実施例において、ネットワーク調整器102は、閾値を超えるビーコンをネットワーク調整器102が送信後の経過タイムスロットの数(例えば、未割り振りの保証タイムスロットの数)に基づいて、保証タイムスロット内にビーコンを送信してもよい。所定の時間期間内にネットワーク調整器からビーコンを受信する所定の確率(例えば、80%)を近隣のTSCHノードが有するように、閾値を決定してもよい。
ブロック430において、ネットワーク調整器102は、加入したTSCHノードとしてTSCHネットワークに併合するようにリクエストする近隣のTSCHノードから信号を受信する。特定の実施態様において、ネットワーク調整器102は、ビーコンを検出する近隣のTSCHノードに応じて信号を受信してもよい。特定の実施例において、この近隣のTSCHノードは、未だにTSCHネットワーク100に加入したことがない近隣のTSCHノードであってもよい。追加的または代替的な実施例において、この近隣のTSCHノードは、TSCHネットワーク100から切断されてTSCHネットワーク100に再加入するように探している近隣のTSCHノードであってもよい。ネットワーク調整器102は保証タイムスロット内にまたは後のタイムスロット内に送受信装置220を介して信号を受信してもよい。
ブロック440において、ネットワーク調整器102は近隣のTSCHノードを加入したTSCHノードとして(例えば、第1層のノードとして)TSCHネットワーク100に加入する。特定の実施例において、ネットワーク調整器102はこのTSCHノードをTSCHネットワーク100に同期させるようにTSCHノードと通信する。追加的または代替的な実施例において、ネットワーク調整器102は、ネットワーク調整器102によって受信した信号に含まれた情報を、TSCHネットワーク100に接続した他のTSCHノード104a−cと通信し、よって、TSCHノード104a−cが加入したTSCHノードと直接的に通信できる。
ブロック450において、加入したTSCHノードに保証タイムスロットを指定する。特定の実施例において、ネットワーク調整器102は近隣のTSCHノードにビーコンを送信するように利用される保証タイムスロットを指定してもよい。追加的または代替的な実施例において、ネットワーク調整器102は他のホッピングパターンにおける未割り振りの保証タイムスロットを加入したTSCHノードに指定してもよい。特定の実施態様において、保証タイムスロットを指定するために、ネットワーク調整器102はメモリに記憶されたホッピングパターンにおける情報を更新してもよい。
ブロック460において、ネットワーク調整器102は、ホッピングパターンの第2事件における、加入したTSCHノードに指定された保証タイムスロットを決定する。ホッピングパターンの第2事件は、ホッピングパターンの第1事件の後に発生してもよく、また、加入したTSCHノードが既にTSCHネットワーク100に加入した後に発生してもよい。ブロック470において、ネットワーク調整器102は、ホッピングパターンの第2事件における、加入したTSCHノードに指定された保証タイムスロット内に、加入したTSCHノードからの通信を待ち受ける。
特定の実施態様において、近隣のTSCHノードがTSCHネットワーク100に加入可能な速度を制御するために、ネットワーク調整器102が未割り振りの保証タイムスロット内にビーコンを送信するレートはチューニング可能である。例えば、ネットワーク調整器102は、比較的速い加入時間のために他の未割り振りの保証タイムスロットごとにビーコンを送信するようにチューニングされてもよく、比較的遅い加入時間のために20個または30個の未割り振りの保証タイムスロットごとにビーコンを送信するようにチューニングされてもよい。
ネットワーク調整器102は近隣のTSCHノードが時間T以内にビーコン受信する確率P%を予測できるように(PおよびTは任意の所望数値である)、未割り振りの保証タイムスロット内にビーコンを送信する頻度を調整してもよい。例えば、下記の式は、ビーコンがTSCHノードに受信される確率を指し、この確率はTSCHホッピングシーケンス内のチャンネルの数(numChannels)、およびエポック内に送信されるビーコンの数(numEBs)に基づくものである。
Figure 0006766178
例えば、仮にTSCHネットワークには64個のチャンネルがあり、図5は、近隣のTSCHノードが未割り振りの保証タイムスロットを介してネットワーク調整器102から送信されたビーコンを受信する確率を曲線で表す。図5に示されたように、ネットワーク調整器102は、分ごとに100個のビーコンが送信される場合、近隣のTSCHノードがビーコンを受信する(、かつ、成功に加入されるまたは加入のプロセスを行う)のが80%の確実性を有すると予測することができる。
以下の式によって、近隣のTSCHノードがビーコンを受信する確率がP%に達するまでの時間(分)が計算される。かかる時間は、スロットフレームごとのスロットの数(SlotPerSlotframeと記される)、スロット期間(SlotDurationと記される)、ビーコンごとを通過するスロットフレームの数(SlotframePerEBと記される)、およびエポックごとに送信されるビーコンの数(numEBsと示される)の関数である。
Figure 0006766178
一例として、スロットフレームごとのスロットの数が11(すなわち、スロットフレームごとに11スロット)であってスロット期間が25ミリ秒である場合、式は以下のように簡略化される。
Figure 0006766178
上にある最初の式に示されたように、ネットワーク調整器は、エポック内に100個のビーコンが送信される場合、近隣のTSCHノードがビーコンを受信するのが80%の確実性を有すると予測できる。この情報を利用し、ビーコンが近隣のノードによって受信される確率が80%に達するまでの時間(分)は以下の式で表される(仮に条件は上記通りである)。
Figure 0006766178
フレームごとのスロットおよびスロット期間に対して与えられた条件によって、近隣のTSCHノードがビーコンを既に受信した確率が80%に達するまでの時間(分)は、各送信されたビーコンの間を通過するスロットフレームの数の関数である。図6は、TSCHノードの既にビーコンを受信した確率が80%に達するまでの時間(分)を、各ビーコンの間のスロットフレームの数の関数として表す。各ビーコンの間のスロットフレームの数、またはビーコン送信レートは、ネットワークの形成速度とネットワークの通信量との間の最適化によって設定されてもよい。特定の実施態様において、スロットフレームの数は様々な規制上の制限(例えば、米国の連邦通信委員会による制限)を満たすように設定されてもよい。これらの規制上の制限はTSCHネットワークの滞留時間(dwell time)およびデューティサイクルを制限してもよい。
例示的な例を含んだ、前述した本発明の実施例の説明は、例示および説明との目的のみのために提供されるが、完全なる内容であると意図するものではなく、説明された概念の範囲を制限しようと意図するものでもない。当業者は本発明の範囲から離れることなく数々の変化例、適用例およびそれらの用途を理解することができる。上に説明された例示的な実施例は、ここで開示されている一般的な保護対象を読者に紹介するために与えられ、開示されている概念の範囲を制限しようとするものではない。

Claims (20)

  1. 処理装置と、
    非一時的コンピュータ可読媒体であって、
    ホッピングパターンの第1事件における、タイムスロットチャンネルホッピング(TSCH)ネットワーク内の複数のTSCHノードのいずれのTSCHノードにも指定されていない第1保証タイムスロットを決定し、
    前記ホッピングパターンの前記第1事件における前記第1保証タイムスロット内に、第1ビーコンを送信し、
    前記TSCHネットワークに併合するようにリクエストする前記TSCHネットワーク外のTSCHノードから信号を受信し、
    前記TSCHネットワークに併合するようにリクエストする前記TSCHノードを、加入したTSCHノードとして加入させ、
    前記加入したTSCHノードに第2保証タイムスロットを指定し、
    前記ホッピングパターンの第2事件における、前記加入したTSCHノードに指定された前記第2保証タイムスロットを決定し、前記ホッピングパターンの前記第2事件が前記ホッピングパターンの前記第1事件の後に発生し、
    前記ホッピングパターンの前記第2事件における前記第2保証タイムスロット内に、前記加入したTSCHノードからの通信を待ち受ける
    ように前記処理装置を動作させるための指令が記憶された前記非一時的コンピュータ可読媒体と、
    を備える、TSCHネットワークにおけるネットワーク調整器。
  2. 前記ホッピングパターンの前記第1事件の同期タイムスロット内に、第2ビーコンを送信し、前記同期タイムスロットが、前記第1保証タイムスロットとは別に、前記TSCHノードを前記TSCHネットワークと同期させるための前記ホッピングパターンの専用タイムスロットである
    ように前記処理装置を動作させる、前記処理装置によって実行可能な指令を前記非一時的コンピュータ可読媒体はさらに備える、請求項1に記載のネットワーク調整器。
  3. 前記ホッピングパターンの前記第1事件の共有タイムスロット内に、第3ビーコンを送信し、前記共有タイムスロットが前記第1保証タイムスロットとは別に、前記第3ビーコンが初期化期間内にTSCHノードを同期させるために利用可能である
    ように前記処理装置を動作させる、前記処理装置によって実行可能な指令を前記非一時的コンピュータ可読媒体はさらに備える、請求項1に記載のネットワーク調整器。
  4. 前記第1保証タイムスロット内に前記第1ビーコンを送信するように前記処理装置を動作させるための前記指令は、
    回の第1ビーコンを前記ネットワーク調整器が送信後の経過した保証タイムスロットの数であって、閾値を超える当該数に応じて、前記第1保証タイムスロット内に前記第1ビーコンを送信する
    ように前記処理装置を動作させるため指令を備える、請求項1に記載のネットワーク調整器。
  5. 前記閾値は、前記ホッピングパターンの前記第1事件における、指定されていない前記保証タイムスロットの数に基づくものである、請求項4に記載のネットワーク調整器。
  6. 前記第1保証タイムスロット内に前記第1ビーコンを送信するように前記処理装置を動作させるための前記指令は、
    前記TSCHネットワーク外の前記TSCHノードが所定時間期間内に前記第1ビーコンを検出する確率が所定確率より高いように、ビーコン送信レートを決定し、
    前記ビーコン送信レートに基づいて前記閾値を決定する
    ように前記処理装置を動作させるため指令を備える、請求項4に記載のネットワーク調整器。
  7. 前記加入したTSCHノードが前記TSCHネットワークに加入しなくなるかを判断し、
    前記TSCHノードから前記第2保証タイムスロットを指定解除し、
    前記ホッピングパターンの第3事件における第3保証タイムスロット内に、第4ビーコンを送信し、前記ホッピングパターンの前記第3事件が前記ホッピングパターンの前記第2事件の後に発生し、前記第3保証タイムスロットが前記ホッピングパターンにおいて前記第2保証タイムスロットと同様な位置に発生する
    ように前記処理装置を動作させる、前記処理装置によって実行可能な指令を前記非一時的コンピュータ可読媒体はさらに備える、請求項1に記載のネットワーク調整器。
  8. ホッピングパターンの第1事件における、TSCHネットワーク内の複数のTSCHノードのいずれのTSCHノードにも指定されていない第1保証タイムスロットを決定することと、
    前記ホッピングパターンの前記第1事件における前記第1保証タイムスロット内に、第1ビーコンを送信することと、
    前記TSCHネットワークに併合するようにリクエストする前記TSCHネットワーク外のTSCHノードから信号を受信することと、
    前記TSCHネットワークに併合するようにリクエストする前記TSCHノードを、加入したTSCHノードとして加入させることと、
    前記加入したTSCHノードに第2保証タイムスロットを指定することと、
    前記ホッピングパターンの第2事件における、前記加入したTSCHノードに指定された前記第2保証タイムスロットを決定し、前記ホッピングパターンの前記第2事件が前記ホッピングパターンの前記第1事件の後に発生することと、
    前記ホッピングパターンの前記第2事件における前記第2保証タイムスロット内に、前記加入したTSCHノードからの通信を待ち受けることと、
    を備える、タイムスロットチャンネルホッピング(TSCH)ネットワークの形成方法。
  9. 前記ホッピングパターンの前記第1事件の同期タイムスロット内に、第2ビーコンを送信し、前記同期タイムスロットが、前記第1保証タイムスロットとは別に、前記TSCHノードを前記TSCHネットワークと同期させるための前記ホッピングパターンの専用タイムスロットであることと、
    をさらに備える、請求項8に記載のTSCHネットワークの形成方法。
  10. 前記ホッピングパターンの前記第1事件の共有タイムスロット内に、第3ビーコンを送信し、前記共有タイムスロットが前記第1保証タイムスロットとは別に、前記第3ビーコンが初期化期間内にTSCHノードを同期させるために利用可能であることと、
    をさらに備える、請求項8に記載のTSCHネットワークの形成方法。
  11. 前記第1保証タイムスロット内に前記第1ビーコンを送信することは、
    回の第1ビーコンを前記ネットワーク調整器が送信後の経過した保証タイムスロットの数であって、閾値を超える当該数に応じて、前記第1保証タイムスロット内に前記第1ビーコンを送信すること
    を備える、請求項8に記載のTSCHネットワークの形成方法。
  12. 前記閾値は、前記ホッピングパターンの前記第1事件における、指定されていない前記保証タイムスロットの数に基づくものである、請求項11に記載のTSCHネットワークの形成方法。
  13. 前記第1保証タイムスロット内に前記第1ビーコンを送信することは、
    前記TSCHネットワーク外の前記TSCHノードが所定時間期間内に前記第1ビーコンを検出する確率が所定確率より高いように、ビーコン送信レートを決定することと、
    前記ビーコン送信レートに基づいて前記閾値を決定することと
    を備える、請求項11に記載のTSCHネットワークの形成方法。
  14. 前記加入したTSCHノードが前記TSCHネットワークに加入しなくなるかを判断することと、
    前記TSCHノードから前記第2保証タイムスロットを指定解除することと、
    前記ホッピングパターンの第3事件における第3保証タイムスロット内に、第4ビーコンを送信し、前記ホッピングパターンの前記第3事件が前記ホッピングパターンの前記第2事件の後に発生し、前記第3保証タイムスロットが前記ホッピングパターンにおいて前記第2保証タイムスロットと同様な位置に発生することと
    をさらに備える、請求項8に記載のTSCHネットワークの形成方法。
  15. タイムスロットチャンネルホッピング(TSCH)ネットワークにおいて、互いに通信連結可能な1つ以上のTSCHノードと、
    ネットワーク調整器であって、
    処理装置と、
    非一時的コンピュータ可読媒体であって、
    ホッピングパターンの第1事件における、TSCHネットワーク内の複数のTSCHノードのいずれのTSCHノードにも指定されていない第1保証タイムスロットを決定し、
    前記ホッピングパターンの前記第1事件における前記第1保証タイムスロット内に、第1ビーコンを送信し、
    前記TSCHネットワークに併合するようにリクエストする前記TSCHネットワーク外のTSCHノードから信号を受信し、
    前記TSCHネットワークに併合するようにリクエストする前記TSCHノードを、加入したTSCHノードとして加入させ、
    前記加入したTSCHノードに第2保証タイムスロットを指定し、
    前記ホッピングパターンの第2事件における、前記加入したTSCHノードに指定された前記第2保証タイムスロットを決定し、前記ホッピングパターンの前記第2事件が前記ホッピングパターンの前記第1事件の後に発生し、
    前記ホッピングパターンの前記第2事件における前記第2保証タイムスロット内に、前記加入したTSCHノードからの通信を待ち受ける
    ように前記処理装置を動作させるための指令が記憶された前記非一時的コンピュータ可読媒体と、
    を備える、ネットワーク調整器と、
    を備える、システム。
  16. 前記ホッピングパターンの前記第1事件の同期タイムスロット内に、第2ビーコンを送信し、前記同期タイムスロットが、前記第1保証タイムスロットとは別に、前記TSCHノードを前記TSCHネットワークと同期させるための前記ホッピングパターンの専用タイムスロットである
    ように前記処理装置を動作させる、前記処理装置によって実行可能な指令を前記非一時的コンピュータ可読媒体はさらに備える、請求項15に記載のシステム。
  17. 前記ホッピングパターンの前記第1事件の共有タイムスロット内に、第3ビーコンを送信し、前記共有タイムスロットが前記第1保証タイムスロットとは別に、前記第3ビーコンが初期化期間内にTSCHノードを同期させるために利用可能である
    ように前記処理装置を動作させる、前記処理装置によって実行可能な指令を前記非一時的コンピュータ可読媒体はさらに備える、請求項15に記載のシステム。
  18. 前記第1保証タイムスロット内に前記第1ビーコンを送信するように前記処理装置を動作させるための前記指令は、
    回の第1ビーコンを前記ネットワーク調整器が送信後の経過した保証タイムスロットの数であって、閾値を超える当該数に応じて、前記第1保証タイムスロット内に前記第1ビーコンを送信する
    ように前記処理装置を動作させるため指令を備える、請求項15に記載のシステム。
  19. 前記閾値は、前記ホッピングパターンの前記第1事件における、指定されていない前記保証タイムスロットの数に基づくものである、請求項18に記載のシステム。
  20. 前記加入したTSCHノードが前記TSCHネットワークに加入しなくなるかを判断し、
    前記TSCHノードから前記第2保証タイムスロットを指定解除し、
    前記ホッピングパターンの第3事件における第3保証タイムスロット内に、第4ビーコンを送信し、前記ホッピングパターンの前記第3事件が前記ホッピングパターンの前記第2事件の後に発生し、前記第3保証タイムスロットが前記ホッピングパターンにおいて前記第2保証タイムスロットと同様な位置に発生する
    ように前記処理装置を動作させる、前記処理装置によって実行可能な指令を前記非一時的コンピュータ可読媒体はさらに備える、請求項15に記載のシステム。
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