JP6763895B2 - 通信システム及び通信方法 - Google Patents

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Description

本発明は、通信システム及び通信方法に関する。
近年、ネットワーク技術をソフトウェアで実装して、コモディティ化した汎用ハード上で機能を実現するNFV(Network Function Virtualization)が広がっている。このNFVを用いて柔軟なネットワーク設計を低コストに実現できるように、専用ハードで提供されていた機能をソフトウェアで再実装したVNF(Virtual Network Function)製品が市場に送り出されている。ここで、NFVでは、既にNFVO(Network Functions Virtualization Orchestrator)によるオートスケール技術が確立されている(非特許文献1,2参照)。
ニフクラのオートスケール、[online]、[平成30年1月30日検索]、インターネット<URL:https://cloud.nifty.com/service/autoscale.htm> Microsoft Azure、[online]、[平成30年1月30日検索]、インターネット<URL:https://docs.microsoft.com/ja-jp/azure/cloud-services/cloud-services-how-to-scale-portal>
このオートスケール技術では、上位装置であるNFVOが、オートスケール対象のVNFへの入力トラフィック量の増減を計測し、その増減に基づきオートスケールを実施する。
図14は、従来技術におけるNFVOによるVNFのオートスケールの流れを説明する図である。図14に示すように、従来の通信システムは、例えば、トランスポートネットワーク(Network:NW)上のトラフィック解析NWの上位に、フローコレクタ30P、NFVO50P、VIM(Virtual Infrastructure Management)60P、フローコントローラ70Pを有する。トラフィック解析NWのVNF22−0Pは、データセンター等のCLエッジである。VNF22−1Pは、攻撃トラフィック引込用のエッジであり、NFVO50Pによるオートスケール対象のVNFエッジである。
フローコレクタ30Pが、CPE(Customer-Premises Equipment)11−1P〜11−NPをそれぞれ収容するNWエッジ12−1P〜12−NPのトラフィックを収集する(図14の(1)参照)。例えば、CPE11−1Pが攻撃端末であり、CPE11−1Pからのトラフィックが短時間で急増した場合について説明する。この場合、フローコレクタ30Pは、トラフィック収集結果より、CPE11−1Pによる攻撃を検知し(図14の(2)参照)、フローコントローラ70Pに攻撃を通知する(図14の(3)参照)。
フローコントローラ70Pは、NWエッジ12−1P〜12−NPに対し、正常トラフィック用のCLエッジであるVNF22−0Pと、攻撃トラフィックの引込用エッジであるVNF22−1Pへのトラフィック引込を指示する(図14の(4)参照)。これに応じて、正常トラフィックは、VNF22−0Pに引き込まれ、攻撃トラフィックは、VNF22−1Pに引き込まれる。
NFVO50Pは、各VNF22−0P,22−1Pのトラフィック量を監視する(図14の(5)参照)。NFVO50Pは、VNF22−1Pでリソース量の不足を検知すると(図14の(6)参照)、VIM60Pにリソース増設を指示する(図14の(7)参照)。VIM60Pは、これに応じてリソース増設を行い(図14の(8)参照)、VNF22−2Pを増設する。
このように、従来の通信システムでは、NFVO50Pによるトラフィック増の検知ポイントがオートスケール対象のVNF22−1Pであった(図14の(A)参照)。言い換えると、NFVO50Pは、オートスケール対象要素であるVNF22−1Pへの入力トラフィック量で増減リソース量を決定している。したがって、従来の通信システムでは、短時間でVNF22−1Pへの急激なトラフィック増加が起きても、最適なリソース量を割り当てた新たなVNF22−2Pの増設までに時間を要し、トラフィックの急増に対応したVNFを即時構築することが難しい。このため、新たなVNF22−2Pが必要なとき、すなわち、大量のトラフィックを引き込む前に、適切なリソース量でVNFを増設したいという要望があった(図14の(B)参照)。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、NWに流入するトラフィック量の変化に応じて、最適なNWリソース量を割り当てたVNFを効率的に構築する通信システム及び通信方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る通信システムは、トラフィックを引き込んでトラフィックを識別するVNFを有する通信システムであって、エッジ端末を収容するエッジ装置のトラフィックを収集するフローコレクタと、VNFのリソースの増設またはリソースの減設を指示するNFVOと、フローコレクタが収集したエッジ装置のトラフィックの増減を基にNFVOへ増減リソース量とVNFの増減設指示とを通知し、NFVOによるVNFの増設またはVNFの減設の実行に応じて、エッジ装置のトラフィックの引き込み先となるVNFを決定するリソース管理装置と、NFVOの指示にしたがってVNFの増設または減設を実施するVIMと、リソース管理装置が決定したVNFを、トラフィックの引き込み先としてエッジ装置に指示するフローコントローラと、を有することを特徴とする。
本発明によれば、NWに流入するトラフィック量の変化に応じて、最適なNWリソース量を割り当てたVNFを効率的に構築する。
図1は、実施の形態における通信システムの構成の一例を示す図である。 図2は、図1に示すフローコレクタの構成の一例を示す図である。 図3は、フローコレクタデータベース(DB)が記憶するトラフィックデータのデータ構成の一例を示す図である。 図4は、図1に示すリソース管理装置の構成の一例を示す図である。 図5は、図1に示すNFVOの構成の一例を示す図である。 図6は、NFVO DBが記憶するリソースデータのデータ構成の一例を示す図である。 図7は、図1に示す通信システムにおけるVNF増設の処理の流れを説明する図である。 図8は、図1に示す通信システムにおけるVNF増設の処理の流れを説明する図である。 図9は、図1に示すNFVOによるリソースデータの更新を説明する図である。 図10は、図1に示す通信システムにおけるVNF増設の処理の流れを説明する図である。 図11は、図1に示す通信システムにおける通信処理の処理手順を示すシーケンス図である。 図12は、図1に示すNFVOが記憶するリソースデータのデータ構成の一例を示す図である。 図13は、プログラムが実行されることにより、フローコレクタ、リソース管理装置、NFVO、VIM、フローコントローラが実現されるコンピュータの一例を示す図である。 図14は、従来技術におけるNFVOによるVNFのオートスケールの流れを説明する図である。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態を詳細に説明する。なお、この実施の形態により本発明が限定されるものではない。また、図面の記載において、同一部分には同一の符号を付して示している。
[実施の形態]
本発明の実施の形態について説明する。図1は、実施の形態における通信システムの構成の一例を示す図である。
図1に示すように、実施の形態に係る通信システム1は、トランスポートNW上のトラフィック解析NWの上位に、フローコレクタ30、リソース管理装置40、NFVO50、VIM60、フローコントローラ70を有する。各装置は、ネットワーク等を介してそれぞれ接続される。
トランスポートNW10は、CPE11−1〜11−N(エッジ端末)をそれぞれ収容するNWエッジ12−1〜12−N(エッジ装置)を有する。なお、複数のCPEのそれぞれを区別することなく総称する場合に単にCPE11と記載する。また、CPE11の台数は、図1に示す台数に限るものではない。複数のNWエッジのそれぞれを区別することなく総称する場合に単にNWエッジ12と記載する。また、NWエッジ12の台数は、図1に示す台数に限るものではない。
トラフィック解析NW20は、解析装置21、正常トラフィックを引き込むVNF22−0(CLエッジ)に加え、攻撃トラフィックを引き込むVNF22−1,22−2(引込用エッジ)を有する。VNFエッジ22−1,22−2が引き込んだトラフィックは、解析装置21において解析される。VNF22−0,22−1,22−2は、攻撃トラフィック引込用のエッジであり、オートスケール対象のVNFである。なお、複数のVNFのそれぞれを区別することなく総称する場合に単にVNF22と記載する。また、VNF22の台数は、図1に示す台数に限るものではない。
本実施の形態では、トラフィック解析NW20には、VNF22−0,22−1が予め構築されており、リソース管理装置40における管理下の基、VIM60によって、VNF22−2が新たに増設される例について説明する。
フローコレクタ30は、NWエッジ12−1〜12−Nのトラフィックを収集する。フローコレクタ30は、例えば、定期的にトラフィックの収集を行う。また、フローコレクタ30は、所定のポリシーにしたがって、トラフィックの収集を行ってもよい。
リソース管理装置40は、フローコレクタ30が収集したNWエッジ12−1〜12−Nのトラフィックの増加を基に、NFVO50へ、増加リソース量とVNFの増設指示とを通知する。また、リソース管理装置40は、NFVO50によるVNF(例えば、VNF22−2)の増設の実行に応じて、NWエッジ12−1〜12−Nのトラフィックの引き込み先となるVNF(例えば、VNF22−0,22−1,22−2)を決定する。
NFVO50は、リソース管理装置40からの通知に応じて、VNFのリソース増設をVIM60に指示する。NFVO50は、オートスケール対象のVNFごとに、最大リソース量と、空きリソース量とを記憶する。
VIM60は、NFVO50の指示にしたがってVNF(例えば、VNF22−2)の増設を実施する。
フローコントローラ70は、リソース管理装置40が決定したVNF(例えば、VNF22−1,22−2)を、トラフィックの引き込み先としてNWエッジ12−1〜12−Nに指示する。
このように、実施の形態に係る通信システム1では、フローコレクタ30からトラフィックデータを収集し、NFVO50へ、オートスケール量及びVNF増設指示を行うリソース管理装置40を新たに有する。そして、通信システム1では、このリソース管理装置40が、オートスケール対象のVNF22−1にトラフィックが引き込まれる前の経路上で、入力トラフィック量を取得することによって、VNF22−1へのトラフィック引き込み前に、最適なリソース量を割り当てたVNFを構築している。続いて、本通信システム1の要部装置の構成について説明する。
[フローコレクタ]
まず、フローコレクタ30の構成について説明する。図2は、図1に示すフローコレクタ30の構成の一例を示す図である。図2に示すように、フローコレクタ30は、通信部31、記憶部32及び制御部33を有する。
通信部31は、ネットワーク等を介して接続された他の装置との間で、各種情報を送受信する通信インタフェースである。通信部31は、NIC(Network Interface Card)等で実現され、LAN(Local Area Network)やインターネットなどの電気通信回線を介した他の装置と制御部33(後述)との間の通信を行う。例えば、通信部31は、ネットワークを介して、NWエッジ12−1〜12−Nのトラフィックを収集する。そして、通信部31は、ネットワークを介して、収集したトラフィックに関するデータをリソース管理装置40に通知する。
記憶部32は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、又は、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現され、フローコレクタ30を動作させる処理プログラムや、処理プログラムの実行中に使用されるデータなどが記憶される。記憶部32は、フローコレクタデータベース(DB)321を有する。
フローコレクタDB321は、NWエッジ12−1〜12−Nから収集したトラフィックに関するトラフィックデータを記憶する。図3は、フローコレクタDB321が記憶するトラフィックデータのデータ構成の一例を示す図である。
図3に示すように、トラフィックデータL3は、トラフィックごとに、送信元IPアドレス、宛先IPアドレス、送信元MACアドレス、宛先MACアドレス、プロトコル番号、トラフィック量、トラフィックが何番目に多いかを示す数字、及び、引込VNFの識別情報を対応付けたデータである。トラフィックデータL3は、例えば、送信元IPアドレス「X1」、宛先IPアドレス「Y1」、送信元MACアドレス「X1a」、宛先MACアドレス「Y1a」、プロトコル番号「Z1」、トラフィック量「800」のトラフィックであり、トラフィックが1番に多いトラフィックについては、VNF22−1に引き込まれることを示す。
制御部33は、フローコレクタ30全体を制御する。制御部33は、各種の処理手順などを規定したプログラム及び所要データを格納するための内部メモリを有し、これらによって種々の処理を実行する。例えば、制御部33は、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)などの電子回路である。また、制御部33は、各種のプログラムが動作することにより各種の処理部として機能する。制御部33は、トラフィック収集部331、攻撃検知部332、更新部333及び通知部334を有する。
トラフィック収集部331は、通信部31及びネットワークを介して、各NWエッジ12−1〜12−Nのトラフィックを収集する。トラフィック収集部331は、例えば、定期的にトラフィックの収集を行う。
攻撃検知部332は、トラフィック収集部331が収集したトラフィックを基に攻撃の有無を検知する。例えば、攻撃検知部332は、一つのCPE11−1によるトラフィックが急増した場合には、このCPE11−1からの攻撃があることを検知する。
更新部333は、トラフィック収集部331が収集したトラフィックを基に、フローコレクタDB321のトラフィックデータを更新する。通知部334は、フローコレクタDB321のトラフィックデータをリソース管理装置40に通知する。
[リソース管理装置]
次に、リソース管理装置40の構成について説明する。図4は、図1に示すリソース管理装置40の構成の一例を示す図である。図4に示すように、リソース管理装置40は、通信部41、記憶部42及び制御部43を有する。
通信部41は、通信部31と同様に、ネットワーク等を介して接続された他の装置との間で、各種情報を送受信する通信インタフェースである。例えば、通信部41は、ネットワークを介して、フローコレクタ30、NFVO50及びフローコントローラ70と通信を行う。
記憶部42は、例えば、RAM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、又は、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現され、リソース管理装置40を動作させる処理プログラムや、処理プログラムの実行中に使用されるデータなどが記憶される。
制御部43は、リソース管理装置40全体を制御する。制御部43は、各種の処理手順などを規定したプログラム及び所要データを格納するための内部メモリを有し、これらによって種々の処理を実行する。例えば、制御部43は、CPUなどの電子回路である。また、制御部43は、各種のプログラムが動作することにより各種の処理部として機能する。制御部43は、データ取得部431、引込トラフィック量算出部432、判定部433、リソース量算出部434、指示部435及び決定部436を有する。
データ取得部431は、通信部41及びネットワークを介して他の装置と通信を行うことによって、他の装置から各種情報を取得する。具体的には、データ取得部431は、フローコレクタ30からフローコレクタDB321の情報を取得する。この場合、データ取得部431は、図3に示すトラフィックデータを取得する。また、データ取得部431は、NFVO50から各VNFの最大リソース量、空きリソース量を取得する。
引込トラフィック量算出部432は、データ取得部431が取得したトラフィックデータを基に、各VNFへ引き込まれる引込トラフィック量Niを算出する。iは、VNFを示すインデックスである。図3に示すトラフィックデータでは、VNF22−0とVNF22−1が引込VNFとして示されている。引込トラフィック量算出部432は、図3に示すトラフィックデータのうち、引込VNFとしてVNF22−0が示された2行目のトラフィック量「100」を基に、VNF22−0の引込トラフィック量N0を100と算出する。また、引込トラフィック量算出部432は、図3に示すトラフィックデータのうち、VNF22−1が示された1,3,4行目のトラフィック量「800」,「400」,「500」の和を計算する。この結果、引込トラフィック量算出部432は、VNF22−1の引込トラフィック量N1を「1700」と算出する。
判定部433は、NWエッジ12−1〜12−Nからのトラフィックの流入に対して、各VNFのリソースが足りるか否かを判定する。判定部433は、VNFごとに、引込トラフィック量算出部432の算出による各VNFの引込トラフィック量Niと、NFVO50から取得した各VNFの最大リソース量Riとの大小を比較する。判定部433は、Ni≦Riであるかを判定する。
具体的には、判定部433は、Ni≦Riであると判定したVNFについては、トラフィックの流入に対して、このVNFのリソースが足りると判定する。一方、判定部433は、Ni≦Riでない、すなわち、Ni>Riと判定したVNFについては、トラフィックの流入に対して、このVNFのリソースが足りないと判定する。例えば、引込トラフィック量算出部432がVNF22−0の引込トラフィック量N0を100と算出し、VNF22−0の最大リソース量R0が400である場合、N0<R0となる。このため、判定部433は、VNF22−0については、リソースが足りると判定する。一方、引込トラフィック量算出部432がVNF22−1の引込トラフィック量N1を1700と算出し、VNF22−1の最大リソース量R1が400である場合、N1>R1となる。このため、判定部433は、VNF22−1については、リソースが足りないと判定する。
リソース量算出部434は、判定部433によってリソースが足りないと判定されたVNFがあった場合、増設するVNFのリソース量を算出する。例えば、VNF22−1の引込トラフィック量N1が1700であり、VNF22−1の最大リソース量R1が400である場合には、増設するVNFのリソース量を1300と算出する。
指示部435は、リソース量算出部434の算出結果に基づいて、VNF方法を決定し、NFVO50にVNFリソース増設指示を通知する。増設方法として、例えば、不足分に対応できるリソース量を割り当てた1台のVNFを増設する方法がある。また、増設方法として、不足分に対応できるリソース量を割り当てた複数台のVNFを増設する方法がある。また、増設方法として、不足分に対応できるリソース量を割り当てた複数台のVNFを、複数のデータセンターに分散させて、増設する方法がある。
決定部435は、NFVO50によるVNFの増設の実行の通知に応じて、NWエッジ12−1〜12−Nのトラフィックの引き込み先となるVNFを決定し、フローコントローラ70に、決定したVNFを通知する。例えば、VNF22−2が増設された場合には、NWエッジ12−1〜12−Nのトラフィックのうち、送信元IPアドレス「X1」,「X3」,「X4」であるトラフィックの引き込み先を、VNF22−1とVNF22−2に分散させることを決定する。
[NFVO]
次に、NFVO50の構成について説明する。図5は、図1に示すNFVO50の構成の一例を示す図である。図5に示すように、NFVO50は、通信部51、記憶部52及び制御部53を有する。
通信部51は、通信部31,41と同様に、ネットワーク等を介して接続された他の装置との間で、各種情報を送受信する通信インタフェースである。例えば、通信部51は、ネットワークを介して、リソース管理装置40及びVIM60と通信を行う。
記憶部52は、例えば、RAM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、又は、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現され、NFVO50を動作させる処理プログラムや、処理プログラムの実行中に使用されるデータなどが記憶される。記憶部52は、NFVO DB521を有する。
NFVO DB521は、各VNFの最大リソース量、及び空きリソース量を示すリソースデータを記憶する。図6は、図5に示すNFVO DB521が記憶するリソースデータのデータ構成の一例を示す図である。なお、図6に示すリソースデータL5は、VNF22−2増設前のものである。
図6に示すように、リソースデータL5は、VNFごとに、最大リソース量(Ri)、ある時点での入力トラフィック量及び空きリソース量を対応付けたデータである。リソースデータL5は、例えば、VNF22−0については、最大リソース量R0が400であり、ある時点での入力トラフィック量が300であり、空きリソース量が100であることを示す。また、リソースデータL5は、例えば、VNF22−1については、最大リソース量R1が400であり、ある時点での入力トラフィック量が200であり、空きリソース量が200であることを示す。リソースデータL5に示されるVNF数は、任意の数である。また、リソースデータL5は、急激なトラフィック増加が発生する前のデータである。
制御部53は、NFVO50全体を制御する。制御部53は、各種の処理手順などを規定したプログラム及び所要データを格納するための内部メモリを有し、これらによって種々の処理を実行する。例えば、制御部53は、CPUなどの電子回路である。また、制御部53は、各種のプログラムが動作することにより各種の処理部として機能する。制御部53は、通知部531、設定部532及更新部533を有する。
通知部531は、各VNFの最大リソース量、入力トラフィック量及び空きリソース量をリソース管理装置40に通知する。
設定部532は、リソース管理装置40によるVNFリソース増設指示の通知を受けて、対象VNF22−2のリソース増設を設定し、VIM60に、VNF22−2の増設を指示する。
更新部533は、VIM60からのVNF22−2の増設の実行が完了すると、新たに増設したVNF22−2に対応させてNFVO DB521のデータを更新する。具体的には、更新部533は、VNF22−2の最大リソース量、入力トラフィック量及び空きリソース量のデータを、リソースデータに追加する。
なお、本実施の形態では、VNF22−0〜22−2のトラフィックの監視は、フローコレクタ30を介してリソース管理装置40が行うが、NFVO50は、従来と同様にVNF22−0〜22−2のトラフィック監視の機能を有していてもよい。
また、フローコレクタ30、リソース管理装置40、NFVO50、VIM60及びフローコントローラ70は、物理サーバ装置として説明したが、これに限らない。フローコレクタ30、リソース管理装置40、NFVO50、VIM60及びフローコントローラ70は、物理サーバ装置が展開する仮想マシンであってもよい。また、これらの装置は、同一拠点に構築されてもよく、また、ネットワーク上に分散して構築されてもよい。
[VNF増設の流れ]
次に、図1に示す通信システム1におけるVNF増設の処理の流れについて説明する。図7,8,10は、図1に示す通信システム1におけるVNF増設の処理の流れを説明する図である。図9は、図1に示すNFVO50によるリソースデータの更新を説明する図である。
図7に示すように、まず、フローコレクタ30がNWエッジ12−1〜12−Nのトラフィックを収集する(図7の(1)参照)。フローコレクタ30が、攻撃端末であるCPE11−1からのトラフィックの急増を基に、CPE11−1による攻撃を検知すると(図7の(2)参照)、リソース管理装置40に、収集したトラフィックデータを通知する(図7の(3)参照)。
リソース管理装置40は、トラフィックデータからトラフィックの増加を検知すると(図7の(4)参照)、NFVO50へ、増加リソース量とVNFの増設を指示するVNFリソース増設指示を通知する(図7の(5)参照)。この場合、リソース管理装置40は、VNF22−2を新たに増設することを指示する。
NFVO50は、リソース管理装置40からの通知を受けて、リソース増設指示をVIM60に行う(図8の(6)参照)。VIM60は、NFVO50の指示にしたがってVNF22−2の増設(リソース増設)を実施する(図8の(7)参照)。この結果、攻撃端末であるCPE11−1による攻撃トラフィックが対象VNFに引き込まれる前に、トラフィック引き込みのためのリソース量が確保されることとなる(図8の(A)参照)。また、NFVO50は、保持するリソースデータを、リソースデータL5(図9参照)から、リソースデータL51(図9参照)に更新する。リソースデータL51には、新たに増設されたVNF22−2の識別情報に対応させて、最大リソース「400」、入力トラフィック量「0」及び空きリソース量「400」が追加される。
続いて、NFVO50は、VNF22−2の増設完了及び対象VNFの最大リソース量を示すVNFリソース増設通知を、リソース管理装置40に通知する(図8の(8)参照)。これを受けて、リソース管理装置40は、CPE11−1を収容するNWエッジ12−1のトラフィックの引き込み先のVNFを決定し、フローコントローラ70に通知する(図8の(9)参照)。例えば、リソース管理装置40は、NWエッジ12−1のトラフィックの引き込み先としてVNF22−1,22−2を決定する。
そして、フローコントローラ70は、NWエッジ12−1に、VNF22−1,22−2へ攻撃トラフィックの引込を指示する(図10の(10)参照)。これによって、NWエッジ12−1から流入するトラフィックのうち、VNF22−0は、正常トラフィックを引き込み(図10の矢印Y1参照)、VNF22−1,22−2は、攻撃トラフィックを引き込み(図10の矢印Y2,Y3参照)、トラフィックの識別処理を行う。
[通信処理の処理手順]
図11は、図1に示す通信システム1における通信処理の処理手順を示すシーケンス図である。図11に示すように、まず、フローコレクタ30がNWエッジ12−1〜12−Nのトラフィックを収集し(ステップS1)、収集したトラフィックに基づいて、フローコレクタDB321のトラフィックデータを更新する(ステップS2)。フローコレクタ30は、攻撃端末による攻撃を検知すると(ステップS3)、リソース管理装置40に、フローコレクタDB321のトラフィックデータを通知する(ステップS4)。
リソース管理装置40は、フローコレクタDB321のトラフィックデータを取得するとともに(ステップS5)、NFVO50から、各VNFの最大リソース量、空きリソース量の通知を受け(ステップS6)、各VNFの最大リソース量と空きリソース量を取得する(ステップS7)。
続いて、リソース管理装置40は、取得したトラフィックデータを基に、各VNFへ引き込まれる引込トラフィック量Niをそれぞれ算出する(ステップS8)。リソース管理装置40は、各VNFについて、リソースが足りているか否かを判定する(ステップS9)。具体的には、リソース管理装置40は、VNFごとに、Ni≦Riであるか否かを判定する。
リソース管理装置40が、各VNFについて、いずれも、Ni≦Riであると判定した場合(ステップS9:Yes)、VNFは増設せず、通信システム1では、ステップS1に戻り、各NWエッジ12−1〜12−Nのトラフィック収集を改めて実行する。トラフィックの流入に対して、いずれのVNFのリソースが足りると考えられるためである。
リソース管理装置40は、Ni≦RiでないVNFが有ると判定した場合(ステップS9:No)、増設するVNFのリソース量を算出する(ステップS10)。そして、リソース管理装置40は、計算されるリソース量の不足分に対し、VNF増設方法を決定する(ステップS11)。そして、リソース管理装置40は、NFVO50へ、増加リソース量とVNFの増設を指示するVNFリソース増設指示を通知する(ステップS12)。
NFVO50は、リソース管理装置40からの通知を受けて、リソース増設指示をVIM60に行う(ステップS13)。VIM60は、NFVO50の指示にしたがって対象VNFの増設を実施する(ステップS14)。例えば、VIM60は、VNF22−2を増設する。
NFVO50は、VIM60から、対象VNFの増設完了通知を受けると(ステップS15)、リソース管理装置40に、VNF増設完了と対象VNFリソースの最大リソース量を通知する(ステップS16)。例えば、NFVO50は、VNF22−2の増設完了と、VNF22−2の最大リソース量R2とを、リソース管理装置40に通知する。そして、NFVO50は、VNF22−2に対応させて、NFVO DB521のリソースデータを更新する(ステップS17)。
リソース管理装置40は、NFVO50によるVNFの増設の実行の通知に応じて、NWエッジ12−1〜12−Nのトラフィックの引き込み先となるVNF22を決定し、フローコントローラ70に、引き込み先のVNF22を通知する(ステップS18)。フローコントローラ70は、各NWエッジ12に引き込み先を指示する(ステップS19)。
[実施の形態の効果]
このように、本実施の形態に係る通信システム1では、フローコレクタ30からトラフィックデータを収集し、NFVO50へ、オートスケール量及びVNF増設指示を行うリソース管理装置40を新たに設けた。
そして、通信システム1では、このリソース管理装置40が、オートスケール対象のVNF22−1にトラフィックが引き込まれる前の経路上で、入力トラフィック量を取得することによって、VNF22−1へのトラフィック引き込み前に、最適なリソース量を割り当てたVNF22−2を構築している。言い換えると、通信システム1では、攻撃端末であるCPE11−1による攻撃トラフィックが対象VNF22に引き込まれる前に、トラフィック引き込みのためのリソース量が確保される。
このため、本実施の形態に係る通信システム1では、短時間で急激なトラフィック増加が起きても、オートスケール対象のVNF22にトラフィックが引き込まれる前に、最適なリソース量を割り当てた新たなVNF22を増設することができる。したがって、本実施の形態によれば、NWに流入するトラフィック量の増加に応じて、最適なNWリソース量を割り当てたVNF22を効率的に構築することが可能になる。
[変形例1]
なお、リソース管理装置40は、新たなVNF22(例えば、VNF22−2)が増設されたタイミングで、このVNF22にテストトラフィックを流し、このVNF22のトラフィック疎通を予め確認し、増設されたVNF22の信頼性を検証してもよい。
[変形例2]
また、リソース管理装置40は、VNF22の増設のほか、VNF22の減設をNFVO50に指示してもよい。この場合、リソース管理装置40は、フローコレクタ30が収集したNWエッジ12のトラフィック量が、それぞれVNF22の最大リソース量の所定割合を下回った場合に、NFVO50へVNFリソース減設指示を通知する。
例えば、リソース管理装置40は、フローコレクタ30が収集したNWエッジ12のトラフィック量が、それぞれVNF22の最大リソース量の1割を下回った場合に、NFVO50に、VNF22−2の減設を指示する。NFVO50は、この指示を受けて、VIM60に、VNF22−2の減設を実施させる。そして、リソース管理装置40は、VNF22の減設の実施に応じて、NWエッジ12のトラフィックの引き込み先となるVNF22を変更し、フローコントローラ70に変更内容を通知する。
このように、リソース管理装置40は、フローコレクタ30が収集したエッジ装置のトラフィックの増減を基にNFVO50へ増減リソース量とVNF22の増減設指示とを通知し、NFVO50によるVNF22の増設またはVNF22の減設の実行に応じて、NWエッジ12のトラフィックの引き込み先となるVNF22を決定する。これによって、変形例2によれば、NWに流入するトラフィック量の変化に応じて、最適なNWリソース量を割り当てたVNF22を効率的に構築することができる。したがって、変形例2によれば、トラフィック引き込み制御とVNF22の増減設とを連動した動的なオートスケールを効率的に実施することができる。
[変形例3]
また、NFVO50は、各VNF22の最大リソース量とともに、時系列に取得された入力トラフィック量及び空きリソース量とを記憶してもよい。言い換えると、NFVO50は、過去のトラフィック量を時系列で示したリソースデータを記憶してもよい。NFVO50は、過去の複数時点において、フローコレクタ30が収集したトラフィックデータを取得する。そして、NFVO50は、収集時間に対応させて、最大リソース量(Ri)、ある時点での入力トラフィック量及び空きリソース量を、VNFごとに、対応付けて記憶する。
図12は、図1に示すNFVO50が記憶するリソースデータのデータ構成の一例を示す図である。図12に示すリソースデータL5−1は、トラフィック収集が行われた時間T1,T2,T3ごとに、VNF22−0,22−1,22−2のそれぞれにおける最大リソース量(Ri)、ある時点での入力トラフィック量及び空きリソース量を、対応付ける。
そして、リソース管理装置40は、所定期間における入力トラフィック量がそれぞれ対応VNF22の最大リソース量の所定割合を超えた場合に、NFVO50へVNFリソース増設指示を通知する。例えば、リソース管理装置40は、時間T1〜T3における入力トラフィック量がそれぞれ対応VNFの最大リソース量の8割を超えた場合に、NFVO50へVNF22の増設を指示する。
また、リソース管理装置40は、所定期間における入力トラフィック量がそれぞれ最大リソース量の所定割合を下回った場合に、NFVO50へVNFリソース減設指示を通知する。例えば、リソース管理装置40は、時間T1〜T3における入力トラフィック量がそれぞれ対応VNF22の最大リソース量の1割を下回った場合に、NFVO50へVNF22の減設を指示する。
この変形例3のように、リソース管理装置40は、複数時点のトラフィック量を基に、VNF22の増減設を判定して、増減設の実施回数を削減し、NFVO50及びVIM60の負担を軽減してもよい。
[変形例4]
また、リソース管理装置40は、VNF22が市販品の場合、VNF22の増設に必要なライセンス数を認識する機能を有してもよい。この場合、リソース管理装置40は、保有ライセンスだけではライセンス数が不足する場合、必要に応じて適用ライセンスを追加購入する。すなわち、リソース管理装置40は、VNF22の販売元と連携しライセンスの不足数分だけ発注する機能を持つ。これによって、リソース管理装置40は、円滑にVNF22を増設することができる。また、リソース管理装置40では、さらに購入上限額を定めておき、発注数の上限も判定してもよい。
[変形例5]
また、本実施の形態は、VNFが多段構成である場合にも適用が可能である。例えば、前段のVNFが、仮想ルータであり、後段のVNFがサービス提供用の仮想サーバである多段構成を有する場合である。この場合、リソース管理装置40は、NFVO50へ、仮想ルータとサービス提供用の仮想サーバとのそれぞれについて、増減リソース量とVNFの増減設指示とを通知する。
具体的には、VNFが仮想ルータ製品であり、その奥にサービス提供用VNFが存在する場合について説明する。例えば、図1に示す、データセンタゲートウェイ(DCGW)であるVNF22−0(CLエッジ)が、仮想ルータであり、DC内にもサービス提供用の仮想サーバが存在する。このような場合、リソース管理装置40は、仮想ルータと同様に、サービス提供用の仮想サーバの増減設も管理する。このため、変形例5によれば、DCGW機能とアプリケーションとの双方を、一度で適切にオートスケール可能になる。
[システム構成等]
図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部又は一部を、各種の負荷や使用状況等に応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。さらに、各装置にて行なわれる各処理機能は、その全部又は任意の一部が、CPU及び当該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。
また、本実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部又は一部を手動的に行なうこともでき、あるいは、手動的に行なわれるものとして説明した処理の全部又は一部を公知の方法で自動的に行なうこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
[プログラム]
図13は、プログラムが実行されることにより、フローコレクタ30、リソース管理装置40、NFVO50、VIM60、フローコントローラ70が実現されるコンピュータの一例を示す図である。コンピュータ1000は、例えば、メモリ1010、CPU1020を有する。また、コンピュータ1000は、ハードディスクドライブインタフェース1030、ディスクドライブインタフェース1040、シリアルポートインタフェース1050、ビデオアダプタ1060、ネットワークインタフェース1070を有する。これらの各部は、バス1080によって接続される。
メモリ1010は、ROM(Read Only Memory)1011及びRAM1012を含む。ROM1011は、例えば、BIOS(Basic Input Output System)等のブートプログラムを記憶する。ハードディスクドライブインタフェース1030は、ハードディスクドライブ1090に接続される。ディスクドライブインタフェース1040は、ディスクドライブ1100に接続される。例えば磁気ディスクや光ディスク等の着脱可能な記憶媒体が、ディスクドライブ1100に挿入される。シリアルポートインタフェース1050は、例えばマウス1110、キーボード1120に接続される。ビデオアダプタ1060は、例えばディスプレイ1130に接続される。
ハードディスクドライブ1090は、例えば、OS(Operating System)1091、アプリケーションプログラム1092、プログラムモジュール1093、プログラムデータ1094を記憶する。すなわち、フローコレクタ30、リソース管理装置40、NFVO50、VIM60、フローコントローラ70の各処理を規定するプログラムは、コンピュータにより実行可能なコードが記述されたプログラムモジュール1093として実装される。プログラムモジュール1093は、例えばハードディスクドライブ1090に記憶される。例えば、フローコレクタ30、リソース管理装置40、NFVO50、VIM60、フローコントローラ70における機能構成と同様の処理を実行するためのプログラムモジュール1093が、ハードディスクドライブ1090に記憶される。なお、ハードディスクドライブ1090は、SSD(Solid State Drive)により代替されてもよい。
また、上述した実施形態の処理で用いられる設定データは、プログラムデータ1094として、例えばメモリ1010やハードディスクドライブ1090に記憶される。そして、CPU1020が、メモリ1010やハードディスクドライブ1090に記憶されたプログラムモジュール1093やプログラムデータ1094を必要に応じてRAM1012に読み出して実行する。
なお、プログラムモジュール1093やプログラムデータ1094は、ハードディスクドライブ1090に記憶される場合に限らず、例えば着脱可能な記憶媒体に記憶され、ディスクドライブ1100等を介してCPU1020によって読み出されてもよい。あるいは、プログラムモジュール1093及びプログラムデータ1094は、ネットワーク(LAN、WAN(Wide Area Network)等)を介して接続された他のコンピュータに記憶されてもよい。そして、プログラムモジュール1093及びプログラムデータ1094は、他のコンピュータから、ネットワークインタフェース1070を介してCPU1020によって読み出されてもよい。
以上、本発明者によってなされた発明を適用した実施形態について説明したが、本実施形態による本発明の開示の一部をなす記述及び図面により本発明は限定されることはない。すなわち、本実施形態に基づいて当業者等によりなされる他の実施形態、実施例及び運用技術等は全て本発明の範疇に含まれる。
1 通信システム
10 トランスポートNW
11−1〜11−N CPE
12−1〜12−N NWエッジ
20 トラフィック解析NW
21 解析装置
22−0〜22−2 VNF
30 フローコレクタ
31,41,51 通信部
32,42,52 記憶部
33,43,53 制御部
40 リソース管理装置
50 NFVO
60 VIM
70 フローコントローラ
321 フローコレクタDB
331 トラフィック収集部
332 攻撃検知部
333,533 更新部
334,531 通知部
431 データ取得部
432 引込トラフィック量算出部
433 判定部
434 リソース量算出部
435 指示部
436 決定部
521 NFVO DB
532 設定部

Claims (5)

  1. トラフィックを引き込んでトラフィックを識別するVNF(Virtual Network Function)を有する通信システムであって、
    エッジ端末を収容するエッジ装置のトラフィックを収集するフローコレクタと、
    前記VNFのリソースの増設またはリソースの減設を指示するNFVO(Network Functions Virtualization Orchestrator)と、
    前記フローコレクタが収集した前記エッジ装置のトラフィックの増減を基に前記NFVOへ増減リソース量と前記VNFの増減設指示とを通知し、前記NFVOによるVNFの増設またはVNFの減設の実行に応じて、前記エッジ装置のトラフィックの引き込み先となるVNFを決定するリソース管理装置と、
    前記NFVOの指示にしたがって前記VNFの増設または減設を実施するVIM(Virtual Infrastructure Management)と、
    前記リソース管理装置が決定したVNFを、トラフィックの引き込み先として前記エッジ装置に指示するフローコントローラと、
    を有することを特徴とする通信システム。
  2. 前記NFVOは、各VNFの最大リソース量とともに、時系列に取得された入力トラフィック量及び空きリソース量とを記憶し、
    前記リソース管理装置は、所定期間における入力トラフィック量がそれぞれ最大リソース量の所定割合を超えた場合に前記NFVOへVNFリソース増設指示を通知し、所定期間における入力トラフィック量がそれぞれ最大リソース量の所定割合を下回った場合に前記NFVOへVNFリソース減設指示を通知することを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
  3. 前記リソース管理装置は、前記VNFが増設されたタイミングで、該VNFにテストトラフィックを流し、該VNFのトラフィック疎通を予め確認することを特徴とする請求項1または2に記載の通信システム。
  4. 前記VNFは、前段のVNFが、仮想ルータであり、後段のVNFがサービス提供用の仮想サーバである多段構成を有し、
    前記リソース管理装置は、前記NFVOへ、前記仮想ルータと前記サービス提供用の仮想サーバとのそれぞれについて、増減リソース量とVNFの増減設指示とを通知することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の通信システム。
  5. トラフィックを引き込んでトラフィックを識別するVNFを有する通信システムが実行する通信方法であって、
    フローコレクタが、エッジ端末を収容するエッジ装置のトラフィックを収集する工程と、
    リソース管理装置が、収集する工程において収集された前記エッジ装置のトラフィックの増減を基にNFVOへ増減リソース量と前記VNFの増減設指示とを通知する工程と、
    前記NFVOが、通知する工程において通知された前記NFVOへ増減リソース量と前記VNFの増減設指示とを基に、前記VNFのリソースの増設またはリソースの減設を指示する工程と、
    VIMが、前記NFVOの指示にしたがって前記VNFの増設または減設を実施する工程と、
    前記リソース管理装置が、前記NFVOによるVNFの増設またはVNFの減設の実行に応じて、前記エッジ装置のトラフィックの引き込み先となるVNFを決定する工程と、
    フローコントローラが、決定する工程において決定されたVNFを、トラフィックの引き込み先として前記エッジ装置に指示する工程と、
    を含んだことを特徴とする通信方法。
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