JP6759057B2 - 画像読み取り装置及び画像読み取り方法 - Google Patents
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Description
(画像処理システムの概要)
本実施形態の画像読み取り装置、および、本実施形態の画像読み取り装置とプリンタとから構成される画像処理システムの概要について説明する。本画像処理システムでは、画像読み取り装置として機能するカメラで原稿を撮影するとともに原稿の三次元形状を求め、原稿の三次元形状を用いて撮影した原稿画像を平面に投影して二次元原稿画像を作成する。次に二次元原稿画像が品質条件を満たすかどうかを判定する。
図1は、本実施形態の画像読み取り装置として機能するカメラ100と、プリンタ200とから構成される画像処理システムの構成図である。
図4は、本実施形態の画像読み取り装置として機能するカメラ100において行われる、画像読み取り処理の流れ図である。
ステップS315のテキスト解析処理の一例を、図13の流れ図を用いて詳細に説明する。ここでは、入力文字列から生成した形態素ラティスから、形態素の確からしさと形態素間の接続のしやすさを用いて形態素列の最適経路を求め、最適経路中の文字列の文法的なつながりの強さを算出する。また、入力文字列中の不連続部位の抽出を行う。
規則102=「規則101のとき、ペアとなっている形態素は接続のしやすさは0.1、ダミーの形態素の確からしさは0.1、ダミーの形態素のペア以外との接続のしやすさは0.0とする」
ここでは、文頭に、ID=“ND1”見出し=“[”(左記の[は隅付き括弧とする)、品詞等=“記号”、確からしさ=0.1の形態素を付加する。このとき、C(ND1,N1)=0.0、C(ND1、N2)=0.1である。
以下では、IDが“NX1”、“NX2”、・・・、“NXj”の形態素を、“NX1”から“NXj”まで順番に辿った時の経路をROOT(NX1−NX2−・・・−NXj)のように記述する。また、このときの経路評価値をEVAL(NX1−NX2−・・・−NXj)のように記述する。このとき、EVAL(NX1−NX2−・・・−NXj)=W(NX1)C(NX1、NX2)W(NX2)・・・W(NXj)のように計算できる。
また、“NXi”から“NXj”まで辿った時の複数の経路の中の経路評価値の最大値をEMAX(NXi,NXj)と記述し、このときの最適経路をBROOT(NXi、NXj)のように記述する。
ROOT(N5−N6−N9−N10)
ROOT(N5−N7−N9−N10)
ROOT(N5−N8−N10)
次に、これらの各経路の経路評価値を求めると下記のようになる。
EVAL(N5−N6−N9−N10)=W(N5)C(N5、N6)W(N6)C(N6、N9)W(N9)C(N9、N10)W(N10)=1.0×0.9×1.0×0.2×1.0×0.9×1.0
EVAL(N5−N7−N9−N10)=W(N5)C(N5、N7)W(N7)C(N7、N9)W(N9)C(N9、N10)W(N10)=1.0×0.1×1.0×0.5×1.0×0.9×1.0
EVAL(N5−N8−N10)=W(N5)C(N5、N8)W(N8)C(N8、N10)W(N10)=1.0×0.9×1.0×0.9×1.0
すると、EMAX(N5、N10)=EVAL(N5−N8−N10)なので、ここでは、最適経路BROOT(ND5、N10)=ROOT(N5−N8−N10)となる。
ステップS318の撮影条件算出処理Cを、図21の流れ図を用いて詳細に説明する。
ここでは、例えば、図8において、撮影条件Aで撮影した撮影原稿画像ImgMSAのテキスト可読性が無いとき、テキスト可読性が有る撮影原稿画像ImgMSBを撮影できるような撮影条件Bを算出する。前述したように、カメラの位置はPC、カメラの撮像部の(1つの)レンズの向きを特徴づける単位ベクトルはNC、カメラの水平方向の傾きを特徴づける単位ベクトルはHCである(図5)。これらの、PC、NC、HCは、撮影条件によって変わる変数である。例えば、図8に示す撮影条件Aでは、PC=PCA、NC=NCA、HC=HCAである。また、図8に示す撮影条件Bでは、PC=PCB、NC=NCB、HC=HCBである。
本画像読み取り装置の動作の説明を行う。前述したように、まず、ユーザが撮影条件A(図8)で原稿MS(図9)を撮影した結果、撮影原稿画像ImgMSA(図10(A))が得られる(ステップS304)。撮影原稿画像ImgMSAから、原稿三次元形状3DMSが得られ(ステップS308)、また、二次元原稿画像Img2DMSA(図10(B))が得られる(ステップS312)。二次元原稿画像Img2DMSAの文書画像解析を行った結果、文字領域が抽出され(図11(C)〜(D)、ステップS313)、隣接する文字領域が文字ブロック(図12(E))にまとめられる(ステップS314)。各文字ブロック内の文字列のテキスト解析処理(図13、ステップS315)を行って、文字列の文法的なつながりの強さを算出する(図18)。文字列の文法的なつながりの強さから、文字列中の不連続部位を求め(ステップS3154)、不連続部位の実原稿上における位置・向きを算出する(ステップS316)。撮影条件Aで得られた二次元原稿画像Img2DMSAに対しては、抽出された不連続部位の割合が一定値以上(=テキスト可読性無し)と判定される(ステップS317)。撮影条件算出処理Cに移り新たな撮影条件B(図8)を算出する(ステップS318)。このとき、撮影条件Aのカメラ100の表示部122には、撮影支援画面122Aを表示して、ユーザの撮影操作を支援する。ここでは、撮影支援画面122Aに、ナビゲーションNV5〜NV14を表示して撮影を支援している(図8)。ナビゲーションNV5には、認識した原稿属性が「原稿:A4」と表示される。また、現在(撮影条件A)のカメラの位置・向きはナビゲーションNV6とNV7で表示される。また、新たな撮影条件Bでのカメラの位置・向きは名ナビゲーションNV13とNV14で表示される。また、撮影条件Aから撮影条件Bへの移行方法は、ナビゲーションNV8〜NV12で表示される。これらのナビゲーションは、音声等で提示しても良い。
本実施形態においては、ユーザはカメラで原稿を撮影することによって、原稿の読み取りを行い、読み取った原稿をプリンタに送信して印刷する。このとき、原稿の撮影を支援することで、テキスト可読性のある原稿画像を得ることが出来る。
本実施形態では、撮像部が一つのカメラで原稿を連続的に撮影し、複数の撮影原稿画像を複数の注目点(特徴点)の対応付けによって位置合わせして、二次元原稿画像を作成する例を述べる。ここでは、図24(A)に示すような、一つの撮像部116を具備するカメラ100を操作して、図24(B)のように原稿MSを連続撮影する。図24(B)に、撮影する原稿MSと、連続撮影の時刻Tj(j=1、2、・・・、n)におけるカメラ100の位置・向き100(Tj)を示す。今、図25に示すように、各時刻Tjで(異なる角度で)撮影した撮影原稿画像ImgMS(Tj)が得られたとする。また、原稿の形状は、撮影時には変化しないものとする。このとき、一定数以上の(原稿上の)共通の注目点がそれぞれの撮影原稿画像ImgMS(Tj)に写っていれば、それらの点の撮影原稿画像内における位置情報から各時刻Tjのカメラの位置情報を求めることができる。また、同時に各注目点の位置情報を求めることができる。このようにして求めた各注目点の位置情報から、原稿三次元形状3DMSが得られる。次に、ステップS311の方法で、原稿投影平面2DPTを作成する。次に、ステップS312の方法で、各撮影原稿画像ImgMS(Tj)に対して、二次元原稿画像Img2DMS(Tj)をそれぞれ作成する。今、ステップS315のテキスト解析処理の結果、二次元原稿画像Img2DMS(T1)内で品質不良領域(不連続部位の存在する領域)が、例えばNG1になったとする。また、同様に、二次元原稿画像Img2DMS(T2)内の品質不良領域がNG2になり、二次元原稿画像Img2DMS(T3)内の品質不良領域がNG3とNG4になったとする。また、二次元原稿画像Img2DMS(T1)内の注目点PPP1(T1)と二次元原稿画像Img2DMS(T2)内の注目点PPP1(T2)のように、複数の注目点の対応関係が得られているものとする。このとき、これらの注目点を用いて、各二次元原稿画像Img2DMS(Tj)内の品質不良領域NG1、NG2、・・・、を除いた部分を位置合わせして、品質不良領域のない一枚の二次元原稿画像Img2DMSを作成する。このように作成した二次元原稿画像Img2DMSを用いて、ステップS313以降の処理を行う。
本実施形態においては、カメラで原稿を撮影して、一定以上の品質(テキスト可読性)を保持する原稿画像を得る際に、撮像部が一つのカメラで原稿の三次元形状を作成できる。
以上、実施形態例を詳述したが、本発明は例えば、システム、装置、方法、プログラム若しくは記録媒体(記憶媒体)等としての実施態様をとることが可能である。具体的には、複数の機器(例えば、ホストコンピュータ、インタフェース機器、撮像装置、webアプリケーション等)から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
101 原稿読み取りモード設定部
102 撮影環境測定部
103 原稿認識部
104 原稿属性判定部
105 被写体三次元形状算出部
106 二次元原稿画像作成部
107 全表面撮影判定部
108 文書画像解析部
109 原稿照り返し判定部
110 原稿歪判定部
111 フォント辞書
112 文字認識部
113 言語解析辞書
114 テキスト解析部
115 テキスト可読性判定部
116 撮像部
116R 右撮像ユニット
116L 左撮像ユニット
117 撮影原稿情報記憶部
118 撮影・補正パラメータ記憶部
119 制御部
120 ROM、121:RAM
122 表示部
122X 撮影支援画面
122A 撮影支援画面
123 操作部
124 カメラ・位置向き検出部
125 補正原稿画像作成部
126 画像品質推定部
127 撮影条件算出部
128 撮影支援部
129 印刷設定部
130 通信部
200 プリンタ
201 プリンタ属性記憶部
202 通信部
203 印刷部
Claims (11)
- 原稿を撮影して撮影画像を作成する撮像手段と、
光源に関する撮影環境を測定する撮影環境測定手段と、
少なくとも原稿のサイズを含む原稿属性を判定する原稿属性判定手段と、
原稿の三次元形状を算出する形状算出手段と、
原稿の三次元形状を平面に投影して原稿投影平面を作成する平面作成手段と、
撮影画像を原稿投影平面に投影した二次元の原稿画像を作成する画像作成手段と、
二次元の原稿画像内の文書画像を解析して背景領域や文字領域を抽出する文書画像解析手段と、
抽出した文字領域から文字ブロックを作成する文字ブロック作成手段と、
各文字ブロック内の文字列を入力文字列としてテキスト解析して、文字列の文法的なつながりの強さを算出し、文字列中のつながりの強さが一定値以下の部位を不連続部位として抽出するテキスト解析手段と、
文字列中で抽出した不連続部位の、二次元の原稿画像内の位置、及び、実原稿上の位置と向きを算出する特定手段と、
二次元の原稿画像内の全ての文字列から抽出した不連続部位の割合が一定値以下ならば、二次元の原稿画像にテキスト可読性が有ると判定し、二次元の原稿画像内の全ての文字列から抽出した不連続部位の割合が一定値より大ならば、二次元の原稿画像にテキスト可読性が無いと判定する可読性判定手段と、
二次元の原稿画像にテキスト可読性が無いと判定されたならば、不連続部位の発生原因が原稿の傾きや歪によるものであるか否か、又は、光源光の原稿からの一次反射によるものであるか否かを判定する原因判定手段と、
不連続部位の発生原因を取り除く撮影条件を原稿の三次元形状と撮影環境から算出する撮影条件算出手段と、
算出した撮影条件に基づいてユーザの撮影を支援する撮影支援手段とを具備することを特徴とする画像読み取り装置。 - 原稿の三次元形状から、原稿の左辺および下辺に対応する曲線または折れ線を抽出し、
原稿の三次元形状上の任意の注目点から、原稿の三次元形状の表面を通って、左辺および下辺に到達する、最短の曲線または折れ線の長さを算出し、
下辺に到達する最短の曲線または折れ線の長さを、原稿の三次元形状上の注目点の、原稿投影平面におけるX座標値とし、
左辺に到達する最短の曲線または折れ線の長さを、原稿の三次元形状上の注目点の、原稿投影平面におけるY座標値として、
原稿の三次元形状を平面に投影して原稿投影平面を作成することを特徴とする請求項1記載の画像読み取り装置。 - テキスト解析手段において、
形態素の見出しと品詞と形態素の確からしさを記憶した形態素辞書と、
形態素間の接続のしやすさを記憶した接続辞書とを具備し、
形態素辞書を用いて入力文字列から各形態素に形態素の確からしさを付与した形態素ラティスを生成し、
接続辞書を用いて形態素ラティスの隣接する形態素間に形態素間の接続のしやすさを付与し、
形態素ラティスの前方から後方に辿る経路に対して形態素の確からしさと形態素間の接続のしやすさとの積からなる経路評価値を算出し、
経路評価値が最大となる経路を求め、
当該求められた経路、当該求められた経路内の各形態素の確からしさ、当該求められた経路内の形態素間の接続のしやすさ、を入力文字列のテキスト解析の結果とすることを特徴とする請求項1記載の画像読み取り装置。 - 前記求められた経路において、当該求められた経路内の各形態素の確からしさが一定値以下の部位、又は、当該求められた経路内の形態素間の接続のしやすさが一定値以下の部位を、入力文字列中の不連続部位として抽出することを特徴とする請求項3記載の画像読み取り装置。
- 原因判定手段において、
撮像手段の向きと、不連続部位の実原稿上での法線ベクトルとのなす角が一定値以下ならば、不連続部位が原稿の傾きや歪によって発生したと判定し、
光源の位置または方向、撮像手段の位置と向き、不連続部位の実原稿上での位置と法線ベクトルから、光源光の原稿表面における一次反射光が撮像手段に入射すると判定したならば、不連続部位の発生原因が光源光の原稿からの一次反射によるものであると判定することを特徴とする請求項1記載の画像読み取り装置。 - 撮影条件算出手段において、
不連続部位が原稿の傾きや歪によって発生したと判定したときは、
全て又は幾つかの不連続部位の実原稿上での法線ベクトルと、撮像手段の向きとのなす角が一定値以上となる撮像手段の向きの取り得る範囲を算出し、算出した撮像手段の向きの各値に対して、原稿が撮像手段の画角に入るように撮像手段の位置の取り得る範囲を算出して、このときの撮像手段の位置と向きの取り得る範囲を第一の条件とし、
不連続部位が光源光の原稿からの一次反射によって発生したと判定したときは、
光源の位置または方向と、全て又は幾つかの不連続部位の実原稿上での位置と法線ベクトルとから、光源光の原稿上の不連続部位における一次反射光の経路を算出し、算出した一次反射光の通過しない空間領域を、撮像手段の位置の取り得る範囲とし、このときの撮像手段の位置の取り得る範囲を第二の条件として、
第一の条件と第二の条件を同時に満たす撮像手段の位置と向きの取り得る範囲を新たな撮影条件として算出することを特徴とする請求項5記載の画像読み取り装置。 - 撮像部を移動させながら形状の変化しない原稿を連続的に撮影して複数の撮影画像を作成し、
複数の撮影画像に共通に存在する一定数以上の注目点の各撮影画像における位置情報から、各撮影画像を作成した撮像部の位置と、原稿の三次元形状とを算出することを特徴とする請求項1記載の画像読み取り装置。 - 形状の変化しない原稿を撮影して作成した複数の二次元の原稿画像内に共通に存在する一定数以上の注目点を用いて、各二次元の原稿画像内で不連続部位の存在する領域を取り除いて、複数の二次元の原稿画像を位置合わせして、一枚の二次元の原稿画像を作成することを特徴とする請求項1記載の画像読み取り装置。
- 原稿を撮影して撮影画像を作成する撮像手段と、
原稿の三次元形状を算出する形状算出手段と、
原稿の三次元形状を平面に投影して原稿投影平面を作成する平面作成手段と、
撮影画像を原稿投影平面に投影した二次元の原稿画像を作成する画像作成手段と、
二次元の原稿画像内の文書画像を解析して背景領域や文字領域を抽出する文書画像解析手段と、
抽出した文字領域から文字ブロックを作成する文字ブロック作成手段と、
各文字ブロック内の文字列を入力文字列としてテキスト解析して、文字列の文法的なつながりの強さを算出し、文字列中のつながりの強さが一定値以下の部位を不連続部位として抽出するテキスト解析手段と、
文字列中で抽出した不連続部位の、二次元の原稿画像内の位置、及び、実原稿上の位置と向きを算出する特定手段と、
二次元の原稿画像内の全ての文字列から抽出した不連続部位の割合から、二次元の原稿画像のテキスト可読性の有無を判定する可読性判定手段と、
二次元の原稿画像にテキスト可読性が無いと判定されたならば、不連続部位の発生原因を判定する原因判定手段と、
不連続部位の発生原因を取り除く撮影条件を原稿の三次元形状と撮影環境から算出する撮影条件算出手段と、
算出した撮影条件に基づいてユーザの撮影を支援する撮影支援手段とを具備することを特徴とする画像読み取り装置。 - 撮像手段が、原稿を撮影して撮影画像を作成する撮像工程と、
撮影環境測定手段が、光源に関する撮影環境を測定する撮影環境測定工程と、
原稿属性判定手段が、少なくとも原稿のサイズを含む原稿属性を判定する原稿属性判定工程と、
形状算出手段が、原稿の三次元形状を算出する形状算出工程と、
平面作成手段が、原稿の三次元形状を平面に投影して原稿投影平面を作成する平面作成工程と、
画像作成手段が、撮影画像を原稿投影平面に投影した二次元の原稿画像を作成する画像作成工程と、
文書画像解析手段が、二次元の原稿画像内の文書画像を解析して背景領域や文字領域を抽出する文書画像解析工程と、
文字ブロック作成手段が、抽出した文字領域から文字ブロックを作成する文字ブロック作成工程と、
テキスト解析手段が、各文字ブロック内の文字列を入力文字列としてテキスト解析して、文字列の文法的なつながりの強さを算出し、文字列中のつながりの強さが一定値以下の部位を不連続部位として抽出するテキスト解析工程と、
特定手段が、文字列中で抽出した不連続部位の、二次元の原稿画像内の位置、及び、実原稿上の位置と向きを算出する特定工程と、
可読性判定手段が、二次元の原稿画像内の全ての文字列から抽出した不連続部位の割合が一定値以下ならば、二次元の原稿画像にテキスト可読性が有ると判定し、二次元の原稿画像内の全ての文字列から抽出した不連続部位の割合が一定値より大ならば、二次元の原稿画像にテキスト可読性が無いと判定する可読性判定工程と、
原因判定手段が、二次元の原稿画像にテキスト可読性が無いと判定されたならば、不連続部位の発生原因が原稿の傾きや歪によるものであるか否か、又は、光源光の原稿からの一次反射によるものであるか否かを判定する原因判定工程と、
算出手段が、不連続部位の発生原因を取り除く撮影条件を原稿の三次元形状と撮影環境から算出する撮影条件算出工程と、
撮影支援手段が、算出した撮影条件に基づいてユーザの撮影を支援する撮影支援工程とを具備することを特徴とする画像読み取り方法。 - 撮像手段が、原稿を撮影して撮影画像を作成する撮像工程と、
形状算出手段が、原稿の三次元形状を算出する形状算出工程と、
平面作成手段が、原稿の三次元形状を平面に投影して原稿投影平面を作成する平面作成工程と、
画像作成手段が、撮影画像を原稿投影平面に投影した二次元の原稿画像を作成する画像作成工程と、
文書画像解析手段が、二次元の原稿画像内の文書画像を解析して背景領域や文字領域を抽出する文書画像解析工程と、
文字ブロック作成手段が、抽出した文字領域から文字ブロックを作成する文字ブロック作成工程と、
テキスト解析手段が、各文字ブロック内の文字列を入力文字列としてテキスト解析して、文字列の文法的なつながりの強さを算出し、文字列中のつながりの強さが一定値以下の部位を不連続部位として抽出するテキスト解析工程と、
特定手段が、文字列中で抽出した不連続部位の、二次元の原稿画像の内の位置、及び、実原稿上の位置と向きを算出する特定工程と、
可読性判定手段が、二次元の原稿画像内の全ての文字列から抽出した不連続部位の割合から、二次元の原稿画像のテキスト可読性の有無を判定する可読性判定工程と、
原因判定手段が、二次元の原稿画像にテキスト可読性が無いと判定されたならば、不連続部位の発生原因を判定する原因判定工程と、
撮影条件算出手段が、不連続部位の発生原因を取り除く撮影条件を原稿の三次元形状と撮影環境から算出する撮影条件算出工程と、
撮影支援工程が、算出した撮影条件に基づいてユーザの撮影を支援する撮影支援工程とを具備することを特徴とする画像読み取り方法。
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