JP6751053B2 - Communication device - Google Patents
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Description
本発明は、通信装置に関する。 The present invention relates to a communication device.
レイヤ2スイッチは、複数のポートを備え、各ポートに接続されている装置を、MAC(Media Access Control)アドレスによって管理する。レイヤ2スイッチは、パケットに宛先情報として含まれるMACアドレスで中継先を判断し、中継動作を行う。
レイヤ2スイッチを含むネットワークにおいて、リアルタイム性が高く遅延要求の厳しいトラヒックを転送する場合に、タイムアウェアシェーパー(TAS: Time Aware Shaper)が用いられることがある。TASは、各ポートに対応するゲートのうち、トラヒックの転送スケジュールに合わせて、トラヒックが入力されるポートに対応するゲートを開閉することによって転送制御を行う。トラヒックには、低遅延転送の対象となるトラヒックと、低遅延転送の対象となるトラヒック以外のトラヒックとが含まれる。以下、低遅延転送の対象となるトラヒックをスケジュールドトラヒック(scheduled traffic)と呼称し、低遅延転送の対象となるトラヒック以外のトラヒックを他のトラヒック(other traffic)と呼称する。
TASは、スケジュールドトラヒックの到着予定時刻に合わせて、そのスケジュールドトラヒックが入力されるポートに対応するゲートを予め開く設定を行う。レイヤ2スイッチは、スケジュールドトラヒックの到着予定時刻に、そのスケジュールドトラヒックが入力されるポートに対応するゲートを開く。これによって、スケジュールドトラヒックを待ち時間なく転送することができる。
時刻同期されたネットワークではTASが非常に有効である一方で、時刻同期されていないネットワークでは、遅延が増大することが知られている(例えば、特許文献1参照)。
The
In a network including a
The TAS sets in advance the gate corresponding to the port to which the scheduled traffic is input according to the scheduled arrival time of the scheduled traffic. At the scheduled arrival time of the scheduled traffic, the
It is known that TAS is very effective in a time-synchronized network, while delay increases in a network that is not time-synchronized (for example, see Patent Document 1).
時刻同期されていないネットワークでは、トラヒックの到着予定時刻にしたがって、ゲートが開くタイミングと、トラヒックの到着時刻とがずれることがあるために、転送遅延が増大するおそれがある。
本発明は、TASを利用しているレイヤ2スイッチを含むネットワークにおいて、転送遅延が増大することを防ぐことを目的としている。
In a network that is not time-synchronized, a transfer delay may increase because the timing at which a gate opens may deviate from the traffic arrival time according to the traffic arrival time.
An object of the present invention is to prevent an increase in transfer delay in a network including a
本発明の一態様は、所定のトラヒックの転送スケジュールに基づいて、複数のポートの各々に対応するゲートのうち、前記所定のトラヒックが入力されるポートに対応するゲートを開閉するタイムアウェアシェーパーを行う転送制御部と、トラヒックの到着予定時刻とトラヒックの到着時刻とに基づいて、到着予定時刻と到着時刻との非同期を検知する非同期検知部とを備え、転送制御部は、非同期検知部が非同期を検知した場合に、タイムアウェアシェーパーを解除する、通信装置である。 According to an aspect of the present invention, a time-aware shaper for opening and closing a gate corresponding to a port to which the predetermined traffic is input among gates corresponding to each of a plurality of ports is performed based on a transfer schedule of a predetermined traffic. The transfer control unit includes an asynchronous detection unit that detects asynchronization between the estimated arrival time and the arrival time based on the estimated traffic arrival time and the traffic arrival time. It is a communication device that releases the time-aware shaper when detected.
本発明の一態様は、上記の通信装置であって、転送制御部は、タイムアウェアシェーパーを解除した場合に、前記複数のポートへ、タイムアウェアシェーパーを解除したことを通知する情報を出力する。 One aspect of the present invention is the above communication device, wherein the transfer control unit outputs information notifying that the time-aware shaper has been released to the plurality of ports when the time-aware shaper has been released.
本発明の一態様は、上記の通信装置であって、転送制御部は、他の通信装置が出力したタイムアウェアシェーパーを解除したことを通知する情報を取得し、取得した前記タイムアウェアシェーパーを解除したことを通知する情報に基づいて、タイムアウェアシェーパーを解除する。 One aspect of the present invention is the above communication device, wherein the transfer control unit acquires information notifying that the time-aware shaper output by another communication device has been released, and releases the acquired time-aware shaper. The time-aware shaper is released based on the information notifying that this has been done.
本発明により、TASを利用しているレイヤ2スイッチを含むネットワークにおいて、転送遅延が増大することを防ぐことが可能となる。
According to the present invention, it is possible to prevent an increase in transfer delay in a network including a
本発明を実施するための形態を、図面を参照しつつ説明する。以下で説明する実施形態は一例に過ぎず、本発明が適用される実施形態は、以下の実施形態に限られない。
なお、実施形態を説明するための全図において、同一の機能を有するものは同一符号を用い、繰り返しの説明は省略する。
Modes for carrying out the present invention will be described with reference to the drawings. The embodiments described below are merely examples, and the embodiments to which the present invention is applied are not limited to the following embodiments.
In all the drawings for explaining the embodiments, the same reference numerals are used for those having the same functions, and repeated explanations are omitted.
[第1の実施形態]
以下、図面を参照して、実施形態に係る通信ネットワークについて説明する。
図1は、実施形態に係る通信ネットワークの一例を示す図である。実施形態に係る通信ネットワークは、レイヤ2スイッチ100aと、レイヤ2スイッチ100bと、レイヤ2スイッチ100cと、レイヤ2スイッチ100dとを含む。
レイヤ2スイッチ100aは、レイヤ2スイッチ100b、レイヤ2スイッチ100c、及びレイヤ2スイッチ100dと接続される。
以下、レイヤ2スイッチ100a、レイヤ2スイッチ100b、レイヤ2スイッチ100c、及びレイヤ2スイッチ100dのうち、任意のレイヤ2スイッチを、レイヤ2スイッチ100という。
[First Embodiment]
Hereinafter, a communication network according to an embodiment will be described with reference to the drawings.
FIG. 1 is a diagram illustrating an example of a communication network according to the embodiment. The communication network according to the embodiment includes a
The
Hereinafter, of the
[レイヤ2スイッチ]
レイヤ2スイッチ100は、第1通信部101、第2通信部102、第3通信部103、スイッチング部104、転送制御部105、非同期検知部106、及び時刻制御部107を備える装置として機能する。
[
The
第1通信部101、第2通信部102、第3通信部は、自レイヤ2スイッチと他のレイヤ2スイッチ100とを接続するための通信インタフェースを含んで構成される。例えば、レイヤ2スイッチ100aは、第1通信部101を介してレイヤ2スイッチ100bと通信し、第2通信部102を介してレイヤ2スイッチ100cと通信し、第3通信部103を介してレイヤ2スイッチ100dと通信する。
スイッチング部104は、レイヤ2のスイッチング機能を有する。レイヤ2のスイッチング機能は、受信フレームを、宛先のMACアドレスに対応づけられたポートに出力する機能である。例えば、レイヤ2スイッチ100aのスイッチング部104は、フレームを第2通信部102から取得し、取得したフレームの宛先を識別する。スイッチング部104は、自レイヤ2スイッチ100aから宛先までの転送経路において自レイヤ2スイッチ100aの次に位置するレイヤ2スイッチ100dに接続された第3通信部103に、取得したフレームを出力する。
The
The
転送制御部105は、TASにしたがって、複数のポートの各々に対応して設けられたゲートのうち、スケジュールドトラヒックや、他のトラヒックが入力されるポートに対応するゲートを、スケジュールドトラヒックの転送スケジュールに基づいて、開閉する。具体的には、転送制御部105は、スケジュールドトラヒックフレームが入力されるポートに対応するゲートを、そのスケジューリングトラヒックフレームの到着予定時刻に開く。転送制御部105は、時刻制御部107が出力する時刻情報にしたがって、スケジュールドトラヒックフレームの到着予定時刻に合わせて、そのスケジュールドトラヒックフレームが入力されるポートに対応するゲートを開き、スケジュールドトラヒックフレームの到着予定時刻以外の時刻では他のトラヒックフレームが入力されるポートに対応するゲートを開く設定を行い、設定にしたがって動作する。また、転送制御部105は、スケジュールドトラヒックフレーム又は他のトラヒックフレームの到着時刻を示す情報を、非同期検知部106へ出力する。
転送制御部105は、非同期検知部106が出力した非同期検知信号を取得した場合、スケジュールドトラヒックや、他のトラヒックが入力されるポートに対応するゲートを開閉するTASを解除する。転送制御部105は、複数のポートの各々に対応して設けられたゲートの全てを開く。
According to the TAS, the
When acquiring the asynchronous detection signal output from the
非同期検知部106は、時刻同期外れ等によって、フレームの到着予定時刻とフレームの到着時刻とが非同期となるか否かを判定する。非同期検知部106は、非同期となると判定した場合には、非同期を検知したことを通知する信号である非同期検知信号を作成し、作成した非同期検知信号を、転送制御部105へ出力する。具体的には、非同期検知部106は、時刻制御部107が出力する時刻情報に基づくフレームの到着予定時刻と、転送制御部105が出力するフレームの到着時刻情報とに基づいて、フレームの到着予定時刻と、フレームの到着時刻とを比較し、両時刻の差が所定の閾値以上である場合に、非同期であると判定する。
時刻制御部107は、時刻を表す時計を備える。時刻制御部107は、時計が表す時刻情報を、転送制御部105、及び非同期検知部106へ出力する。
The
The
(レイヤ2スイッチの動作(その1))
図2は、実施形態に係るレイヤ2スイッチの動作(その1)を示す図である。図2において、(1)は送信データを示し、(2)スケジュールドトラヒックが入力されるポートに対応するゲートAの動作を示し、(3)は他のトラヒックが入力されるポートに対応するゲートBの動作を示す。図2の(1)−(3)において、横軸は時間である。また、フレーム#1−フレーム#3は、フレームを識別する情報である。
図2に示される例は、レイヤ2スイッチ100の転送制御部105は、スケジュールドトラヒックフレームの到着予定時刻に合わせてゲートを開く。つまり、転送制御部105は、スケジュールドトラヒックフレーム#1の到着予定時刻に合わせてスケジュールドトラヒックフレーム#1が入力されるポートに対応するゲートAを開き、スケジュールドトラヒックフレーム#3の到着予定時刻に合わせてスケジュールドトラヒックフレーム#3が入力されるポートに対応するゲートAを開く。
(Operation of
FIG. 2 is a diagram showing an operation (No. 1) of the
In the example shown in FIG. 2, the
時刻T1では、スケジュールドトラヒックフレーム#1の到着予定時刻が到来していないため、転送制御部105は、ゲートAを閉じ、ゲートBを開いている。
時刻T2では、スケジュールドトラヒックフレーム#1のフレームの到着予定時刻が近づいたため、転送制御部105は、ゲートBを閉じる。ここで、ゲートBが閉じられてから、ゲートAが開くまでの間に、他のトラヒックフレームが送信中にならないように、「(1)送信データ」に示されるように、他のトラヒックフレームとスケジュールドトラヒックフレーム#1との間に、ガードバンド1が設けられている。
時刻T3では、スケジュールドトラヒックフレーム#1の到着予定時刻が到来するため、転送制御部105は、ゲートAを開く。その後、スケジュールドトラヒックフレーム#1が到来する。
時刻T4では、スケジュールドトラヒックフレーム#1に引き続きスケジュールドトラヒックフレーム#2が到来する。
時刻T5では、転送制御部105は、ゲートAを閉じ、ゲートBを開く。
時刻T6では、スケジュールドトラヒックフレーム#3の到着予定時刻が近づいたため、転送制御部105は、ゲートBを閉じる。ここで、ゲートBが閉じられてから、ゲートAが開くまでの間に、他のトラヒックフレームが送信中にならないように、「(1)送信データ」に示されるように、他のトラヒックフレームとスケジュールドトラヒックフレーム#3との間に、ガードバンド2が設けられている。
時刻T7では、スケジュールドトラヒックフレーム#3の到着予定時刻が到来するため、転送制御部105は、ゲートAを開く。その後、スケジュールドトラヒックフレーム#3が到来する。
時刻T8では、転送制御部105は、ゲートAを閉じ、ゲートBを開く。
At time T1, the scheduled arrival time of the scheduled
At time T2, the scheduled arrival time of the frame of the scheduled
At time T3, the scheduled arrival time of the scheduled
At time T4, the scheduled
At time T5, the
At time T6, the scheduled arrival time of the scheduled
At time T7, the scheduled arrival time of the scheduled
At time T8, the
(レイヤ2スイッチの動作(その2))
図3は、実施形態に係るレイヤ2スイッチの動作(その2)を示す図である。図3において、(1)は送信データを示し、(2)スケジュールドトラヒックが入力されるポートに対応するゲートAの動作を示し、(3)は他のトラヒックが入力されるポートに対応するゲートBの動作を示す。図3の(1)−(3)において、横軸は時間である。また、フレーム#1−フレーム#3は、フレームを識別する情報である。
(Operation of
FIG. 3 is a diagram illustrating an operation (No. 2) of the
図3に示される例は、スケジュールドトラヒックフレームにおいて、到着予定時刻と到着時刻とが非同期になった場合の動作を示す。
レイヤ2スイッチ100の転送制御部105は、スケジュールドトラヒックフレームの到着予定時刻に合わせてゲートを開く。つまり、転送制御部105は、スケジュールドトラヒックフレーム#1の到着予定時刻に合わせてスケジュールドトラヒックフレーム#1が入力されるポートに対応するゲートAを開く。しかし、スケジュールドトラヒックフレーム#1において、到着予定時刻にゲートAが開いてから、スケジュールドトラヒックフレーム#1の到着時刻までに時間的なずれDが生じているため、到着予定時刻と到着時刻とが非同期になっている。非同期検知部106は、スケジュールドトラヒックフレーム#1について、到着時刻と到着予定時刻との差が閾値以上である場合には、非同期検知信号を作成し、作成した非同期検知信号を、転送制御部105へ出力する。ここでは、到着予定時刻と到着時刻との差が閾値以上である場合について示される。転送制御部105は、非同期検知部106が出力した非同期検知信号を取得した場合、TASを解除するとともに、ゲートA、及びゲートBを開状態にする。
The example shown in FIG. 3 shows the operation when the scheduled arrival time and the arrival time are asynchronous in the scheduled traffic frame.
The
時刻T1では、スケジュールドトラヒックフレーム#1の到着予定時刻が到来していないため、転送制御部105は、ゲートAを閉じ、ゲートBを開いている。
時刻T2では、スケジュールドトラヒックフレーム#1の到着予定時刻が近づいたため、転送制御部105は、ゲートBを閉じる。ここで、ゲートBが閉じられてから、ゲートAが開くまでの間に、他のトラヒックフレームが送信中にならないように、「(1)送信データ」に示されるように、他のトラヒックフレームとスケジュールドトラヒックフレーム#1との間に、ガードバンド1が設けられている。
時刻T3では、スケジュールドトラヒックフレーム#1の到着予定時刻が到来するため、転送制御部105は、ゲートAを開く。
時刻T4では、スケジュールドトラヒックフレーム#1が到来する。非同期検知部106は、ゲートAを開いた到着予定時刻とスケジュールドトラヒックフレーム#1の到着時刻との差が閾値以上であるか否かを判定する。ここでは、到着予定時刻と到着時刻との差が閾値以上である場合について説明を続ける。この場合、非同期検知部106は、非同期検知情報を作成し、作成した非同期検知情報を、転送制御部105へ出力する。転送制御部105は、非同期検知部106が出力した非同期検知信号を取得し、TASを中止するとともに、ゲートA、及びゲートBを開く。その結果、スケジュールドトラヒックフレーム#1が転送される。
時刻T5では、スケジュールドトラヒックフレーム#1に引き続いて、スケジュールドトラヒックフレーム#2が到来する。
時刻T6では、スケジュールドトラヒックフレーム#2に引き続いて、他のトラヒックフレームが到来する。
時刻T7では、他のトラヒックフレームに引き続いて、スケジュールドトラヒックフレーム#3のフレームが到来する。
At time T1, the scheduled arrival time of the scheduled
At time T2, the scheduled arrival time of the scheduled
At time T3, the scheduled arrival time of the scheduled
At time T4, the scheduled
At time T5, the scheduled
At time T6, another traffic frame arrives following the scheduled
At time T7, the scheduled
(第1の実施形態の効果)
第1の実施形態の効果を説明するために、スケジュールドトラヒックにおいて、到着予定時刻と到着時刻とが非同期になった場合に、TASを解除しない例について説明する。
図4は、レイヤ2スイッチの動作を示す図である。図4において、(1)は送信データを示し、(2)スケジュールドトラヒックが入力されるポートに対応するゲートAの動作を示し、(3)は他のトラヒックが入力されるポートに対応するゲートBの動作を示す。図3の(1)−(3)において、横軸は時間である。また、フレーム#1、フレーム#2は、フレームを識別する情報である。
図4に示される例は、レイヤ2スイッチは、スケジュールドトラヒックフレームの到着予定時刻に合わせてゲートを開く。つまり、レイヤ2スイッチは、スケジュールドトラヒックフレーム#1の到着予定時刻に合わせてスケジュールドトラヒックが入力されるポートに対応するゲートAを開く。しかし、スケジュールドトラヒックフレーム#1において、到着予定時刻と、到着時刻との間に、時間的なずれDが生じているため、到着予定時刻と到着時刻とが非同期になっている。このため、スケジュールドトラヒックフレーム#1に続いて到着するスケジュールドトラヒックフレーム#2を転送することができず、転送が遅れる。スケジュールドトラヒックフレーム#2の転送が遅れることによって、スケジュールドトラヒックフレーム#2以降の転送も順次が遅れる。このようにして生じるスケジュールドトラヒックフレーム#2の転送遅延は、ブロッキングと呼ばれる。
(Effect of the first embodiment)
In order to explain the effect of the first embodiment, an example in which the TAS is not canceled when the scheduled arrival time and the arrival time are asynchronous in scheduled traffic will be described.
FIG. 4 is a diagram showing the operation of the
In the example shown in FIG. 4, the
時刻T1では、レイヤ2スイッチは、スケジュールドトラヒックフレーム#1の到着予定時刻が到来していないため、ゲートAを閉じ、ゲートBを開いている。
時刻T2では、レイヤ2スイッチは、スケジュールドトラヒックフレーム#1の到着予定時刻が近づいたため、ゲートBを閉じる。ここで、ゲートBが閉じられてから、ゲートAが開くまでの間に、他のトラヒックフレームが送信中にならないように、「(1)送信データ」に示されるように、他のトラヒックフレームとスケジュールドトラヒックフレーム#1との間に、ガードバンド1が設けられている。
時刻T3では、レイヤ2スイッチは、スケジュールドトラヒックフレーム#1の到着予定時刻が到来するため、ゲートAを開く。
時刻T4では、スケジュールドトラヒックフレーム#1が、レイヤ2スイッチへ到来する。
時刻T5では、レイヤ2スイッチは、ゲートAを閉じ、ゲートBを開く。
時刻T6では、他のトラヒックフレームが、レイヤ2スイッチへ到来する。
時刻T7では、レイヤ2スイッチは、スケジュールドトラヒックフレーム#2の到着予定時刻が近づいたため、ゲートBを閉じる。ここで、ゲートBが閉じられてから、ゲートAが開くまでの間に、他のトラヒックフレームが送信中にならないように、「(1)送信データ」に示されるように、他のトラヒックフレームとスケジュールドトラヒックフレーム#2との間に、ガードバンド2が設けられている。
時刻T8では、レイヤ2スイッチは、スケジュールドトラヒックフレーム#2の到着予定時刻が到来するため、ゲートAを開く。スケジュールドトラヒック#2が、レイヤ2スイッチへ到来する。
時刻T9では、レイヤ2スイッチは、ゲートAを閉じ、ゲートBを開く。
At time T1, the
At time T2, the
At time T3, the
At time T4, the scheduled
At time T5, the
At time T6, another traffic frame arrives at the
At time T7, the
At time T8, the
At time T9, the
図4に示される例では、時刻T3でゲートAを開いてから、スケジュールドトラヒックフレーム#1が到来するまでに時間ずれDが生じるため、レイヤ2スイッチは、時刻T3でゲートAを開いてから時刻T5でゲートAを閉じるまでの間に、スケジュールドトラヒックフレーム#2を転送することができず、時刻T8でゲートAを開いてから時刻T9でゲートAを閉じるまでの間に、スケジュールドトラヒックフレーム#2を転送する。このため、転送の遅延が生じる。
これに対し、図3に示される実施形態に係るレイヤ2スイッチ100によれば、スケジュールドトラヒックフレームの到着予定時刻と、スケジュールドトラヒックフレームの到着時刻とが非同期になった場合には、TASを解除するため、図4に示されるブロッキングによって増大する転送遅延を最小化できる。
In the example shown in FIG. 4, since the time lag D occurs after the gate A is opened at the time T3 until the scheduled
On the other hand, according to the
前述した実施形態では、通信ネットワークに、四台のレイヤ2スイッチが含まれる場合について説明したが、この例に限られない。例えば、通信ネットワークに、二台−三台のレイヤ2スイッチが含まれてもよいし、五台以上のレイヤ2スイッチが含まれてもよい。
前述した実施形態において、通信ネットワークのトポロジは、リング型、バス型、スター型、メッシュ型等のどのようなトポロジであってもよい。
実施形態に係る通信ネットワークによれば、スケジュールドトラヒックフレームの到着予定時刻に合わせて、スケジュールドトラヒックフレームが入力されるポートに対応するゲートを開くことによって、スケジュールドトラヒックフレームがキューイングされることによって生じる転送遅延を短くできるため、待ち時間を短縮できる。
また、スケジュールドトラヒックフレームの到着予定時刻と、スケジュールドトラヒックフレームの到着時刻とが非同期になった場合には、TASを解除するため、ブロッキングによって増大する転送遅延を最小化できる。このため、低遅延が重要な基地局等をレイヤ2の通信装置で実現できる。
In the above-described embodiment, the case where the communication network includes four
In the above-described embodiment, the topology of the communication network may be any topology such as ring type, bus type, star type, mesh type and the like.
According to the communication network of the embodiment, the scheduled traffic frame is queued by opening the gate corresponding to the port to which the scheduled traffic frame is input, in accordance with the scheduled arrival time of the scheduled traffic frame. Since the transfer delay caused by this can be shortened, the waiting time can be shortened.
Further, when the scheduled arrival time of the scheduled traffic frame and the arrival time of the scheduled traffic frame are not synchronized, the TAS is released, so that the transfer delay increased by blocking can be minimized. Therefore, a base station or the like in which low delay is important can be realized by a
[第2の実施形態]
以下、図面を参照して、実施形態に係る通信ネットワークについて説明する。
図5は、実施形態に係る通信ネットワークの一例を示す図である。実施形態に係る通信ネットワークは、レイヤ2スイッチ100aと、レイヤ2スイッチ100bと、レイヤ2スイッチ100cと、レイヤ2スイッチ100dとを含む。
レイヤ2スイッチ100aは、レイヤ2スイッチ100b、レイヤ2スイッチ100c、及びレイヤ2スイッチ100dと接続される。
本実施形態に係る通信ネットワークでは、スケジュールドトラヒックフレームの到着予定時刻と、スケジュールドトラヒックフレームの到着時刻とが非同期になったため、TASを解除したレイヤ2スイッチは、TASを解除したことを通知する情報であるTAS解除通知情報を作成し、作成したTAS解除通知情報を、他のレイヤ2スイッチへ送信する。TAS解除通知情報を受信した他のレイヤ2スイッチは、TASを解除する。
[Second Embodiment]
Hereinafter, a communication network according to an embodiment will be described with reference to the drawings.
FIG. 5 is a diagram illustrating an example of a communication network according to the embodiment. The communication network according to the embodiment includes a
The
In the communication network according to the present embodiment, since the scheduled arrival time of the scheduled traffic frame and the arrival time of the scheduled traffic frame are not synchronized, the
[レイヤ2スイッチ]
レイヤ2スイッチ100は、前述したレイヤ2スイッチと、転送制御部105の代わりに、転送制御部108を備える点で異なる。
転送制御部108は、TASにしたがって、複数のポートの各々に対応して設けられたゲートのうち、スケジュールドトラヒックフレームや、他のトラヒックフレームが入力されるポートに対応するゲートを、開閉する。具体的には、転送制御部108は、スケジュールドトラヒックフレームが入力されるポートに対応するゲートを、そのスケジューリングトラヒックフレームの到着予定時刻に開く。転送制御部108は、時刻制御部107が出力する時刻情報にしたがって、スケジュールドトラヒックフレームの到着予定時刻に合わせて、そのスケジュールドトラヒックフレームが入力されるポートに対応するゲートを開き、スケジュールドトラヒックフレームの到着予定時刻以外の時刻では他のトラヒックフレームが入力されるポートに対応するゲートを開く設定を行い、設定にしたがって動作する。また、転送制御部108は、スケジュールドトラヒックフレーム又は他のトラヒックフレームの到着時刻情報を、非同期検知部106へ出力する。
転送制御部108は、非同期検知部106が出力した非同期検知信号を取得した場合、スケジュールドトラヒックや、他のトラヒックが入力されるポートに対応するゲートを開閉するTASを解除する。この場合、転送制御部108は、複数のポートの各々に対応して設けられたゲートの全てを開く。
さらに、転送制御部108は、TASを解除した場合に、TAS解除通知情報を作成し、作成したTAS解除通知情報を、第1通信部101、第2通信部102、及び第3通信部103のうち、転送先のレイヤ2スイッチが接続される通信部へ出力する。
[
The
The
When the
Further, when the TAS is released, the
(通信ネットワークの動作)
図6は、第2の実施形態に係る通信ネットワークの動作の一例を示す。図6には、レイヤ2スイッチ100e、レイヤ2スイッチ100f、レイヤ2スイッチ100g、及びレイヤ2スイッチ100hが示されている。レイヤ2スイッチ100e、レイヤ2スイッチ100f、レイヤ2スイッチ100g、及びレイヤ2スイッチ100hは、前述したレイヤ2スイッチ100を適用できる。
図6の上側に示されるように、レイヤ2スイッチ100fは、TASを解除する。レイヤ2スイッチ100fは、TAS解除通知情報を作成し、作成したTAS解除通知情報を、レイヤ2スイッチ100gへ送信する。
図6の下側に示されるように、レイヤ2スイッチ100gは、レイヤ2スイッチ100fが送信したTAS解除通知情報を取得し、取得したTAS解除通知情報に基づいて、TASを解除する。レイヤ2スイッチ100gは、TAS解除通知情報を作成し、作成したTAS解除通知情報を、レイヤ2スイッチ100hへ送信する。
本実施形態に係る通信ネットワークによれば、レイヤ2スイッチ100は、TASを解除した場合に、TAS解除通知情報を作成し、作成したTAS解除通知情報を、他のレイヤ2スイッチへ送信する。他のレイヤ2スイッチは、TAS解除通知情報を取得すると、取得したTAS解除通知情報に基づいて、TASを解除する。このように構成することによって、TASを解除したレイヤ2スイッチから送信されるスケジュールドトラヒックや、他のトラヒックフレームが、他のレイヤ2スイッチによってブロッキングされることを防止できる。また、通信ネットワークに含まれるレイヤ2スイッチの全てが、独自に非同期検知を行い、TASを解除するよりも、迅速に、TASを解除することができる。
(Operation of communication network)
FIG. 6 shows an example of the operation of the communication network according to the second embodiment. FIG. 6 shows the
As shown on the upper side of FIG. 6, the
As illustrated in the lower side of FIG. 6, the
According to the communication network of this embodiment, the
前述した実施形態において、レイヤ2スイッチ100a−レイヤ2スイッチ100hは通信装置の一例であり、転送制御部105、及び転送制御部108は転送制御部の一例であり、非同期検知部106は非同期検知部の一例である。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
In the above-described embodiment, the
The embodiment of the present invention has been described in detail above with reference to the drawings, but the specific configuration is not limited to this embodiment, and includes a design and the like within a range not departing from the gist of the present invention.
100a、100b、100c、100d、100e、100f、100g、100h…レイヤ2スイッチ, 101…第1通信部, 102…第2通信部, 103…第3通信部, 104…スイッチング部, 105、108…転送制御部, 106…非同期検知部, 107…時刻制御部
100a, 100b, 100c, 100d, 100e, 100f, 100g, 100h...
Claims (3)
トラヒックの到着予定時刻と前記トラヒックの到着時刻とに基づいて、前記到着予定時刻と前記到着時刻との非同期を検知する非同期検知部と
を備え、
前記転送制御部は、前記非同期検知部が前記非同期を検知した場合に、前記タイムアウェアシェーパーを解除する、通信装置。 Based on the transfer schedule of the predetermined traffic, among the gates corresponding to each of the plurality of ports, a transfer control unit performing a time-aware shaper for opening and closing the gate corresponding to the port to which the predetermined traffic is input,
An asynchronous detection unit for detecting asynchronism between the estimated arrival time and the arrival time based on the estimated arrival time of traffic and the arrival time of the traffic,
The communication device, wherein the transfer control unit releases the time-aware shaper when the asynchronous detection unit detects the asynchronous.
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