以下、図面を用いて、本発明に係る遊技台(例えば、パチンコ機100等の弾球遊技機やスロットマシン等の回胴遊技機)について詳細に説明する。
<全体構成>
まず、図1を用いて、パチンコ機100の全体構成について説明する。なお、同図はパチンコ機100を正面側(遊技者側)から見た外観斜視図である。
パチンコ機100は、所定条件が成立すると遊技者が利益を獲得することができる遊技台であって、外枠102と、本体104と、前面枠扉106と、球貯留皿付扉108と、発射装置110と、遊技盤200と、をその前面(遊技者側)に備える。
外枠102は、遊技機設置営業店に設けられた設置場所(島設備等)へと固定させるための縦長方形状から成る木製の枠部材である。この外枠102には、スピーカ120(低音が出力される低音スピーカ)が取り付けられており、本体104が外枠102に収納されると電気的に接続された状態となり(本体104と外枠102に一対のフローティングコネクタが設けられており、本体104が外枠102に収納されると、本体104のコネクタと外枠102のコネクタが接続状態となる)、スピーカ120から音が出力可能な状態となる。
本体104は、外枠102の内部に備えられ、施錠機能付きで且つ、ヒンジ部112を介して外枠102に回動自在に装着された縦長方形状の遊技機基軸体となる扉部材である。また、本体104は、枠状に形成され、内側に空間部114を有している。このパチンコ機100を設置した店舗(遊技店)の店員は、この本体104を開閉操作することが可能であり、本体104が開いたことを検出する本体開放センサ(内枠開放センサ)が設けられている。
前面枠扉106は、施錠機能付きで且つ開閉自在となるようにパチンコ機100の前面側となる本体104の前面に対しヒンジ部112を介して装着され、枠状に構成されることでその内側を開口部116とした扉部材である。遊技店の店員は、この前面枠扉106も開閉操作することが可能であり、前面枠扉106が開いたことを検出する前面枠扉センサ109も設けられている。なお、この前面枠扉106には、開口部116にガラス製又は樹脂製の透明板部材118が設けられ、前面側には、スピーカ120(高音が出力される高音スピーカ)や枠ランプ122が取り付けられている。前面枠扉106の後面と遊技盤200の前面とで遊技領域124が設けられる空間を区画形成する。なお、本実施形態では、光源をLEDとするものもランプと称する他、蛍光灯、冷陰極管等、光を発するものであればランプと称する場合があり、光を発するものは発光手段の一例に相当する。
球貯留皿付扉108は、パチンコ機100の前面において本体104の下側に対して、施錠機能付きで且つ開閉自在となるように装着された扉部材である。この球貯留皿付扉108は、前面枠扉106を開放した状態で操作可能となる不図示の開放レバーを押すことによって開く。なお、球貯留皿付扉108が開いたことを検出する球貯留皿付扉センサを設けてもよい。球貯留皿付扉108は、複数の遊技球(以下、単に「球」と称する場合がある)が貯留可能で且つ発射装置110へと遊技球を案内させる扉側球通路ユニットが設けられている上皿126と、上皿126に貯留しきれない遊技球を貯留する下皿128と、遊技者の操作によって上皿126に貯留された遊技球を下皿128へと排出させる球抜ボタン130と、遊技者の操作によって下皿128に貯留された遊技球を遊技球収集容器(俗称、ドル箱)へと排出させる球排出レバー132と、遊技者の操作によって発射装置110へと案内された遊技球を遊技盤の遊技領域124へと打ち出す球発射ハンドル134と、遊技者の操作によって各種演出装置206(図3参照)の演出態様に変化を与える演出ボタン136(チャンスボタン136)と、演出ボタン136(チャンスボタン136)に内蔵され、その演出ボタン136(チャンスボタン136)を発光させるチャンスボタンランプ138と、遊技店に設置されたカードユニット(CRユニット)に対して球貸し指示を行う球貸操作ボタン140と、カードユニットに対して遊技者の残高の返却指示を行う返却操作ボタン142と、遊技者の残高やカードユニットの状態を表示する球貸表示部(不図示)と、を備える。また、図1に示すパチンコ機100には、下皿128が遊技球によって満タンになったことを検知する下皿満タン検知センサ(不図示)が設けられている。さらに、操作キーユニット137も備えている。この操作キーユニット137には、十字キーとして、上キーおよび下キーの上下キー、並びに左キーおよび右キーの左右キーが配置されているとともに、その十字キーの中心には決定キーが配置されている。また、十字キーから右側に離れた下方には、キャンセルキーも配置されている。なお、パチンコ機100は球貯留皿付扉108を備えず、前面枠扉106に上皿126、下皿128、球抜ボタン130、球排出レバー132、球発射ハンドル134、チャンスボタン136、チャンスボタンランプ138、球貸操作ボタン140、返却操作ボタン142、球貸表示部、下皿満タン検知センサおよび操作キーユニット137の全てまたは一部が設けられていてもよい。なお、前面枠扉106と本体104は、不図示のハーネスによって接続されており、前面枠扉106(球貯留皿付扉108を含んでもよい)が本体104に対して開放状態となっている場合もハーネスによって前面枠扉106の各種制御回路と本体104の各種制御回路が接続状態となっていれば、前面枠扉106に設けられた演出手段(本例では、スピーカ120、枠ランプ122およびチャンスボタンランプ138。前面枠扉106に演出可動体が設けられている場合は演出可動体も含む)による演出、球貸表示部の表示、チャンスボタン136、球貸操作ボタン140、返却操作ボタン142および操作キーユニット137の操作、および下皿満タン検知センサの検知が行えるように構成されている。
また、本実施形態では、後述する電源制御部660を構成する電源基板182が収納された電源基板ケース184が本体104に取り付けられているため、外枠102、前面枠扉106(球貯留皿付扉108を含んでもよい)、および遊技盤200は、本体104から電源電圧が供給されるように構成されている。
発射装置110は、本体104の下方に取り付けられ、球発射ハンドル134が遊技者に操作されることによって回動する発射杆146と、遊技球を発射杆146の先端で打突する発射槌148と、を備える。この発射装置110は、遊技者に球発射ハンドル134が継続的に発射操作されている間は、所定の発射期間(例えば0.6秒)の経過ごとに遊技球を遊技盤の遊技領域124へ向けて発射し、発射手段の一例に相当する。なお、球発射ハンドル134が操作された状態で押下操作されることにより発射強度を最大にすることが可能な右打ちボタンを備えてもよい。球発射ハンドル134は、球発射ハンドル134の操作に伴う遊技球の発射(射出)を遊技者の操作によって無効化する不図示の発射停止スイッチと、遊技者が球発射ハンドル134に触れていることを検出可能なタッチセンサと、を備える。なお、球発射ハンドル134が操作された状態で押下操作されることにより発射強度を最大にすることが可能な右打ちボタンを備えてもよい。また、デモ画面の表示中に球発射ハンドル134が操作されていない状態から操作されている状態となったことをタッチセンサによって検出された場合に、専用の演出が行われる場合があってもよい。例えば、表示手段による演出表示、音出力手段による演出音、および各種装飾LEDや導光板による発光演出、演出可動体(遊技盤または枠に設けられた)が挙げられる。4種類の演出手段によって演出が行われてもよく、1種類以上の演出手段によって行われてもよい。また同じ種類の演出手段であっても、専用演出を行う演出手段と行わない演出手段があってもよい。(例えば、枠の演出可動体は専用演出を行うが、遊技盤の演出可動体は専用演出を行わないとか、遊技盤の演出可動体Aは専用演出を行うが、遊技盤の演出可動体Bは専用演出を行わない等が挙げられる。この例は、他の演出手段にも適用可能である。)
遊技盤200は、前面に遊技領域124を有し、本体104の空間部114に臨むように、所定の固定部材を用いて本体104に着脱自在に装着されている。遊技領域124は、遊技盤200を本体104に装着した後、開口部116から観察することができる。なお、図1では遊技領域124の具体的構成は図示省略してあり、その具体的構成は図3に示す。
図2は、図1のパチンコ機100を背面側から見た外観図である。
パチンコ機100の背面上部には、上方に開口した開口部を有し、遊技球を一時的に貯留するための球タンク150と、この球タンク150の下方に位置し、球タンク150の底部に形成した連通孔を通過して落下する球を背面視右側に位置する払出装置152に導くためのタンクレール154とを配設している。
払出装置152は、筒状の部材からなり、その内部には、不図示の払出モータとスプロケットと払出センサとを備えている。この払出装置152は、本体104に設けられており、本体104から着脱自在なものであり、所定位置に装着されると、タンクレール154の下流端に接続する。
スプロケットは、払出モータによって回転可能に構成されており、タンクレール154を通過して払出装置152内に流入した遊技球を一時的に滞留させると共に、払出モータを駆動して所定角度だけ回転することにより、一時的に滞留した遊技球を払出装置152の下方へ1個ずつ送り出すように構成している。すなわち、払出装置152は、遊技球に駆動力を与えてその遊技球を搬送する球送り装置の一種である。
払出センサは、スプロケットが送り出した遊技球の通過を検知するためのセンサであり、遊技球が通過しているときにハイまたはローの何れか一方の信号を、遊技球が通過していないときはハイまたはローの何れか他方の信号を払出制御部600へ出力する。この払出センサを通過した遊技球は、不図示の球レールを通過してパチンコ機100の前面側に配設した上皿126に到達するように構成しており、パチンコ機100は、所定の付与条件が成立したことに基づいて遊技者にその付与条件に応じた量の遊技価値(遊技球)をこの構成により付与する(払い出す)。
払出装置152の図中左側には、遊技全般の制御処理を行う主制御部300(図4参照)を構成する主基板156を収納する主基板ケース158、主制御部300が生成した処理情報に基づいて演出に関する制御処理を行う第1副制御部400(図4参照)を構成する第1副基板160を収納する第1副基板ケース162、第1副制御部400が生成した処理情報に基づいて演出に関する制御処理を行う第2副制御部500(図4参照)を構成する第2副基板164を収納する第2副基板ケース166、遊技球の払出に関する制御処理を行う払出制御部600(図4参照)を構成するとともに遊技店員の操作によってエラーを解除するエラー解除スイッチ168を備える払出基板170を収納する払出基板ケース172、遊技球の発射に関する制御処理を行う発射制御部630(図4参照)を構成する発射基板174を収納する発射基板ケース176、各種電気的遊技機器に電源を供給する電源制御部660(図4参照)を構成するとともに遊技店員の操作によって電源をオンオフする電源スイッチ178と電源投入時に操作されることによってRAMクリア信号を主制御部300に出力するRAMクリアスイッチ180とを備える電源基板182を収納する電源基板ケース184、および払出制御部600とカードユニットとの信号の送受信を行うCRインターフェース部186を配設している。なお、主基板156が収納された主基板ケース158、第1副基板160が収納された第1副基板ケース162および第2副基板164が収納された第2副基板ケース166は、遊技盤200の背面に設けられており、エラー解除スイッチ168を備える払出基板170が収納された払出基板ケース172、発射基板174が収納された発射基板ケース176、電源スイッチ178とRAMクリアスイッチ180とを備える電源基板182を収納する電源基板ケース184、およびCRインターフェース部186は、本体104に設けられている。
図3は、遊技盤200を正面から見た略示正面図である。
遊技盤200には、外レール202と内レール204とを配設し、遊技球が転動可能な遊技領域124を区画形成している。
遊技領域124の略中央には、演出装置206を配設している。この演出装置206には、略中央に装飾図柄表示装置208を配設し、その周囲に、普通図柄表示装置210と、第1特別図柄表示装置212と、第2特別図柄表示装置214と、普通図柄保留ランプ216と、第1特別図柄保留ランプ218と、第2特別図柄保留ランプ220と、高確中ランプ222を配設している。なお、以下、普通図柄を「普図」と称する場合があり、特別図柄、第1特別図柄、第2特別図柄のうちの一つまたは複数を「特図」と称する場合がある。
演出装置206は、演出可動体224を動作して演出を行うものであり、詳細については後述する。
装飾図柄表示装置208は、装飾図柄ならびに演出に用いる様々な表示を行うための表示装置であり、本実施形態では液晶表示装置(Liquid Crystal Display)によって構成する。この装飾図柄表示装置208は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cおよび演出表示領域208dの4つの表示領域に分割し、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208bおよび右図柄表示領域208cはそれぞれ異なった装飾図柄を表示し、演出表示領域208dは演出に用いる画像を表示する。さらに、各表示領域208a、208b、208c、208dの位置や大きさは、装飾図柄表示装置208の表示画面内で自由に変更することを可能としている。なお、装飾図柄表示装置208として液晶表示装置を採用しているが、液晶表示装置でなくとも、種々の演出や種々の遊技情報を表示可能に構成されていればよく、例えば、ドットマトリクス表示装置、7セグメント表示装置、有機EL(Electro−Luminescence)表示装置、リール(ドラム)式表示装置、リーフ式表示装置、プラズマディスプレイ、プロジェクタを含む他の表示デバイスを採用してもよい。
普図表示装置210は、普図の表示を行うための表示装置であり、本実施形態では7セグメントLEDによって構成する。第1特図表示装置212および第2特図表示装置214は、特図の表示を行うための表示装置であり、本実施形態では7セグメントLEDによって構成する。これらの第1特図表示装置212および第2特図表示装置214は、所定の図柄表示手段である。なお、装飾図柄表示装置208に表示される装飾図柄は、第1特図表示装置212や第2特図表示装置214に表示される図柄を、演出を高めた形で表す図柄であり、装飾図柄表示装置208も、所定の図柄表示手段としてもよい。
普図保留ランプ216は、保留している所定の第1の変動遊技(詳細は後述する普図変動遊技)の数を示すためのランプであり、本実施形態では、普図変動遊技を所定数(例えば、4つ)まで保留することを可能としている。
第1特図保留ランプ218および第2特図保留ランプ220は、保留している所定の第2の変動遊技(詳細は後述する特図変動遊技)の数を示すためのランプであり、本実施形態では、特図変動遊技を所定数(例えば、4つ、第1特図用と第2特図用を合わせると8つ)まで保留することを可能としている。ここにいう保留とは、後述する始動情報に基づく各種判定処理(抽選処理等)の開始を保留することを意味する。
高確中ランプ222は、現在の図柄制御状態を示す報知を行なうためのランプ(報知手段)である。この高確中ランプ222は、電源が投入されてから大当り遊技の開始まで、現在の図柄制御状態を示す報知を行ない、それ以降は、現在の図柄制御状態を示す報知をしないように構成している。また図柄制御状態では、電源が再投入された場合には、電源が遮断される直前の図柄制御状態に復帰する。この図柄制御状態については後述するが、ここでの図柄制御状態として、通常状態、時短状態(電サポ状態)、および確変状態のうちのいずれの状態としてもよいし、特図確変ありの状態および特図確変なしの状態のうちの一方の状態としてもよい。
なお、本明細書では制御状態という遊技台(パチンコ機100)の内部における状態をさす文言を用いて説明するが、この制御状態という文言にはいわゆる遊技状態の概念が含まれる。
また、この演出装置206の周囲には、一般入賞口226と、普図始動口228と、第1特図始動口230と、第2特図始動口232と、可変入賞口234を配設している。
一般入賞口226は、本実施形態では遊技盤200に複数配設しており、この一般入賞口226への入球を所定の球検出センサ(図示省略)が検出した場合(一般入賞口226に入賞した場合)、図2に示す払出装置152を駆動し、所定の個数(例えば、10個)の球を賞球として図1に示す上皿126に排出する。上皿126に排出した球は遊技者が自由に取り出すことが可能であり、これらの構成により、入賞に基づいて賞球を遊技者に払い出すようにしている。なお、一般入賞口226に入球した球は、パチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出する。本実施形態では、入賞の対価として遊技者に払い出す球を「賞球」、遊技者に貸し出す球を「貸球」と区別して呼ぶ場合があり、「賞球」と「貸球」を総称して「球(遊技球)」と呼ぶ。
普図始動口228は、ゲートやスルーチャッカーと呼ばれる、遊技領域124の所定の領域を球が通過したか否かを判定するための装置で構成しており、本実施形態では遊技盤200の左側に1つ配設している。普図始動口228を通過した球は一般入賞口226に入球した球と違って、遊技島側に排出することはない。球が普図始動口228を通過したことを所定の球検出センサが検出した場合、パチンコ機100は、普図表示装置210による普図変動遊技を開始する。
第1特図始動口230は、本実施形態では遊技盤200の中央に1つだけ配設している。この第1特図始動口230は、遊技球が進入する入り口の大きさが変化しない第一の始動領域である。第1特図始動口230への入球を所定の球検出センサが検出した場合、図2に示す払出装置152を駆動し、所定の個数(例えば、3個)の球を賞球として上皿126に排出するとともに、第1特図表示装置212による特図変動遊技を開始する。なお、第1特図始動口230に入球した球は、パチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出する。この第1特図始動口230は、始動領域の一つであり、自身の大きさが変化しない固定始動領域の一例に相当する。
第2特図始動口232は、本実施形態では第1特図始動口230の下側に1つだけ配設している。この第2特図始動口232の近傍には、ソレノイドによって左右に開閉自在な一対の羽根部材2321が設けられており、一対の羽根部材2321と第2特図始動口232を併せたものが、可変始動手段に相当し、一般には、電動チューリップ(電チュー)と呼ばれる。一対の羽根部材2321は、第2特図始動口232への入賞の難易度を変更する部材である。すなわち、一対の羽根部材2321が閉じたままでは第2特図始動口232への入球は不可能であり、一対の羽根部材2321が閉じた態様は入賞困難な開閉態様である。一方、普図変動遊技に当選し、普図表示装置210が当り図柄を停止表示した場合に一対の羽根部材2321が所定の時間間隔、所定の回数で開閉し、第2特図始動口232への球の入球が可能(入賞容易状態)になり、一対の羽根部材2321が開いた開状態は入賞容易な状態である。すなわち、第2特図始動口232は、入り口(遊技球の進入口)の大きさが小サイズ(第1の大きさに相当)と大サイズ(第2の大きさに相当)のうちのいずれか一方のサイズからいずれか他方のサイズに変化する、遊技球の進入のしやすさが可変の可変始動領域であって、第二の始動領域の一例に相当する。この大サイズの大きさは、第1特図始動口230の入り口の大きさよりも大きい。一対の羽根部材2321が開いた状態では、遊技領域124に進入した遊技球のうち、固定始動領域である第1特図始動口230に進入する遊技球よりも、可変始動領域である第2特図始動口232に進入する遊技球の方が多い。一方、小サイズの大きさは、第1特図始動口230の入り口の大きさよりも小さいか、あるいは第1特図始動口230の入り口の大きさ以下である。第2特図始動口232への入球を所定の球検出センサが検出した場合、払出装置152を駆動し、所定の個数(例えば、4個)の球を賞球として上皿126に排出するとともに、第2特図表示装置214による特図変動遊技を開始する。なお、第2特図始動口232に入球した球は、パチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出する。なお、本実施形態では、第1特図始動口230および第2特図始動口232の2つが設けられているが、始動口が3つ設けられていてもよい。ここで、始動口が3つある場合、第1特図始動口が2つ設けられ、第2特図始動口が1つ設けられていてもよく、逆に第1特図始動口が1つ設けられ、第2特図始動口が2つ設けられていてもよい。また、特図表示装置が1つのみ場合は、3つの始動口が同じ特図表示装置に対応するように構成されていてもよい。また、始動口は4つ以上設けられていてもよい。
可変入賞口234は、本実施形態では遊技盤200の中央部下方に1つだけ配設している。この可変入賞口234は、可変入賞開口と、ソレノイドによってその可変入賞開口を開閉自在な扉部材2341とを備えている。可変入賞開口は大入賞口と呼ばれることがあり、可変入賞口234はアタッカと呼ばれることがある。扉部材2341は、所定の閉状態およびその閉状態よりも遊技球の、可変入賞開口への進入が容易な開状態のうちのいずれか一方の状態からいずれか他方の状態に状態変更する。閉状態および開状態はともに静止状態であり、閉状態は所定の第1の静止状態であり、本実施形態の可変入賞口234における閉状態は、扉部材2341が遊技盤200の遊技者側の面と一致した静止状態である。一方、開状態は所定の第2の静止状態であり、本実施形態の可変入賞口234における開状態は、扉部材2341が遊技盤200に対して略垂直になるまで遊技者側に回動した静止状態である。可変入賞口234は、後述する大当り遊技が開始されるまでは閉状態を維持し、大当り遊技が開始されると、開状態と閉状態との間で状態変更を繰り返す。なお、閉状態には、完全に閉塞してしる状態の他、遊技球の進入が実質的に不可能な程度に少し開いている状態であってもよい。また、可変入賞口は、遊技球が通過したり入り込んだりすること等によって遊技球の入賞となるものであればよく、図3に示すものに限定されない。特図変動遊技に当選して第1特図表示装置212あるいは第2特図表示装置214が大当り図柄を停止表示した場合に扉部材2341が所定の時間間隔、所定の回数で開閉する。可変入賞口234への入球を所定の球検出センサが検出した場合、払出装置152を駆動し、所定の個数(例えば、15個)の球を賞球として上皿126に排出する。なお、可変入賞口234に入球した球は、パチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出する。なお、本実施例では、可変入賞口が1つのみ設けられているが、可変入賞口が2つ設けられていてもよい。ここで、可変入賞口が2つ設けられている場合、第1可変入賞口および第2可変入賞口のうちの一方の可変入賞口の開放中は、他方の可変入賞口が必ず閉鎖されるように構成されているが、両方の可変入賞口が開放する場合があってもよい。また、可変入賞口が3以上設けられていてもよい。
さらに、これらの入賞口や始動口の近傍には、風車と呼ばれる円盤状の打球方向変換部材236や、遊技釘238を複数個、配設していると共に、内レール204の最下部には、いずれの入賞口や始動口にも入賞しなかった球をパチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出するためのアウト口240を設けている。
上皿126に収容されている球は発射レールの発射位置に供給される。このパチンコ機100では、遊技者の球発射ハンドル134の操作量に応じた強度で発射モータを駆動し、発射杆146および発射槌148によって外レール202、内レール204を通過させて遊技領域124に打ち出す。そして、遊技領域124の上部に到達した球は、打球方向変換部材236や遊技釘238等によって進行方向を変えながら下方に落下し、入賞口(一般入賞口226、可変入賞口234)や始動口(第1特図始動口230、第2特図始動口232)に入賞するか、いずれの入賞口や始動口にも入賞することなく、または普図始動口228を通過するのみでアウト口240に到達する。なお、遊技盤にアウトセンサが設けられていてもよい。アウトセンサは、入賞口(一般入賞口226、可変入賞口234)のセンサを通過した遊技球、始動口(第1特図始動口230、第2特図始動口232)のセンサを通過した遊技球およびアウト口へ進入した遊技球を検知可能に構成されたセンサである。なお、入賞口、始動口およびアウト口のうちの一部のみを検知可能に構成されたセンサであってもよい。
<演出装置206>
次に、パチンコ機100の演出装置206について説明する。
この演出装置206の前面側には、遊技球の転動可能な領域にワープ装置242およびステージ244を配設し、遊技球の転動不可能な領域に演出可動体224を配設している。また、演出装置206の背面側には、装飾図柄表示装置208および遮蔽装置246(以下、扉と称する場合がある)を配設している。すなわち、演出装置206において、装飾図柄表示装置208および遮蔽装置246は、ワープ装置242、ステージ244、および演出可動体224の後方に位置することとなる。
ワープ装置242は、演出装置206の左上方に設けたワープ入口242aに入った遊技球を演出装置206の前面下方のステージ244にワープ出口242bから排出する。
ステージ244は、ワープ出口242bから排出された球や遊技釘238などによって乗り上げた球などが転動可能であり、ステージ244の中央部には、通過した球が第1特図始動口230へ入球し易くなるスペシャルルート244aを設けている。
演出可動体224は、本実施形態では人間の右腕の上腕と前腕を模した上腕部224aと前腕部224bとからなり、肩の位置に上腕部224aを回動させる不図示の上腕モータと肘の位置に前腕部224bを回動させる不図示の前腕モータを備える。演出可動体224は、上腕モータと前腕モータによって装飾図柄表示装置208の前方を移動する。
遮蔽装置246は、格子状の左扉246aおよび右扉246bからなり、装飾図柄表示装置208および前面ステージ244の間に配設する。左扉246aおよび右扉246bの上部には、不図示の2つのプーリに巻き回したベルトをそれぞれ固定している。すなわち、左扉246aおよび右扉246bは、モータによりプーリを介して駆動するベルトの動作に伴って左右にそれぞれ移動する。遮蔽装置246は、左扉246aおよび右扉246bを閉じた状態ではそれぞれの内側端部が重なり、遊技者が装飾図柄表示装置208を視認し難いように遮蔽する。左扉246aおよび右扉246bを開いた状態ではそれぞれの内側端部が装飾図柄表示装置208の表示画面の外側端部と若干重なるが、遊技者は装飾図柄表示装置208の表示の全てを視認可能である。また、左扉246aおよび右扉246bは、それぞれ任意の位置で停止可能であり、例えば、表示した装飾図柄がどの装飾図柄であるかを遊技者が識別可能な程度に、装飾図柄の一部だけを遮蔽するようなことができる。なお、左扉246aおよび右扉246bは、格子の孔から後方の装飾図柄表示装置208の一部を視認可能にしてもよいし、格子の孔の障子部分を半透明のレンズ体で塞ぎ、後方の装飾図柄表示装置208による表示を漠然と遊技者に視認させるようにしてもよいし、格子の孔の障子部分を完全に塞ぎ(遮蔽し)、後方の装飾図柄表示装置208を全く視認不可にしてもよい。
図1に示すスピーカ120や枠ランプ122等の装飾ランプ、図3に示す装飾図柄表示装置208、演出可動体224、および遮蔽装置246は、演出手段に相当し、これらの中でも装飾図柄表示装置208は装飾図柄表示手段の一例に相当する。
さらに、遊技盤200には、この遊技台のスペックを表すスペックシール290が、遊技者から見える位置に貼り付けられている。
次に、図4を用いて、このパチンコ機100の制御部の回路構成について詳細に説明する。なお、同図は制御部の回路ブロック図を示したものである。パチンコ機100の制御部は、大別すると、遊技の中枢部分を制御する主制御部300と、主制御部300が送信するコマンド信号(以下、単に「コマンド」という)に応じて主に演出の制御を行う第1副制御部400と、第1副制御部400より送信されたコマンドに基づいて各種機器を制御する第2副制御部500と、主制御部300が送信するコマンドに応じて主に遊技球の払出しに関する制御を行う払出制御部600と、遊技球の発射制御を行う発射制御部630と、パチンコ機100に供給される電源を制御する電源制御部660とを備えて構成されている。
まず、パチンコ機100の主制御部300について説明する。主制御部300は、主制御部300の全体を制御する基本回路302を備えている。基本回路302には、CPU304と、制御プログラムや各種データを記憶するためのROM306と、一時的にデータを記憶するためのRAM308と、各種デバイスの入出力を制御するためのI/O310と、時間や回数等を計測するためのカウンタタイマ312と、プログラム処理の異常を監視するWDT314と、乱数値生成回路(カウンタ回路)318(この回路には2つのカウンタを内蔵しているものとする)とを搭載している。なお、ROM306やRAM308については他の記憶装置を用いてもよく、この点は後述する第1副制御部400や第2副制御部500についても同様である。この基本回路302のCPU304は、水晶発振器316bが出力する所定周期のクロック信号をシステムクロックとして入力して動作する。また、乱数値生成回路318は、水晶発振器316aが出力するクロック信号を受信する度に0〜65535の範囲で数値を変動させるハードウェア乱数カウンタとして使用している。なお、乱数値生成回路318は、基本回路302に内蔵したものとしているが、基本回路302に対して接続されるものであってもよい。
また、基本回路302には、所定の球検出センサ、例えば各始動口、入賞口、可変入賞口を通過する遊技球を検出するセンサや下皿満タンセンサを含む各種センサ320が出力する信号を受信し、増幅結果や基準電圧との比較結果を基本回路302におけるCPU304や乱数値生成回路318等に出力するためのセンサ回路322と、所定の図柄表示装置、例えば第1特図表示装置212や第2特図表示装置214の表示制御を行うための駆動回路324と、所定の図柄表示装置、例えば普図表示装置210の表示制御を行うための駆動回路326と、各種状態表示部328(例えば、普図保留ランプ216、特図1保留ランプ218、特図2保留ランプ220、高確中ランプ222等)の表示制御を行うための駆動回路330と、所定の可動部材、例えば、普通電動役物としての第2特図始動口232のベロ部材2321を駆動する駆動手段や、特別電動役物としての可変入賞口234の扉部材2341を駆動する駆動手段等を含む各種ソレノイド332を制御するための駆動回路334と、を接続している。本例では水晶発振器316aと乱数値生成回路318とが別に設けられているが、水晶発振器316aは乱数値生成回路318に含まれていてもよい。
なお、第1特図始動口230に球が入賞したことを球検出センサ320が検出した場合には、センサ回路322は球を検出したことを示す信号を基本回路302における乱数値生成回路318に出力する。この信号を受信した乱数値生成回路318は、第1特図始動口230に対応するカウンタのそのタイミングにおける値をラッチし、ラッチした値を、第1特図始動口230に対応する内蔵のカウンタ値記憶用レジスタに記憶する。また、乱数値生成回路318は、第2特図始動口232に球が入賞したことを示す信号を受信した場合も同様に、第2特図始動口232に対応するカウンタのそのタイミングにおける値をラッチし、ラッチした値を、第2特図始動口232に対応する内蔵のカウンタ値記憶用レジスタに記憶する。
さらに、基本回路302には、情報出力回路336を接続しており、主制御部300は、この情報出力回路336を介し、図示しない外部端子板を経由して、外部のホールコンピュータ(図示省略)等が備える情報入力回路350にパチンコ機100の遊技情報(例えば、遊技状態)を出力する。
また、主制御部300には、電源制御部660から主制御部300に供給している電源の電圧値を監視する電圧監視回路338を設けており、この電圧監視回路338は、電源の電圧値が所定の値(本例では9V)未満である場合に電圧が低下したことを示す低電圧信号を基本回路302に出力する。
また、主制御部300には、電源が投入されると起動信号(リセット信号)を出力する起動信号出力回路(リセット信号出力回路)340を設けており、CPU304は、この起動信号出力回路340から起動信号を入力した場合に、遊技制御を開始する(後述する主制御部メイン処理を開始する)。
また、主制御部300は、第1副制御部400にコマンドを送信するための出力インタフェースと、払出制御部600にコマンドを送信するための出力インタフェースとをそれぞれ備えており、この構成により、第1副制御部400および払出制御部600との通信を可能としている。なお、主制御部300と第1副制御部400との情報通信は一方向の通信であり、主制御部300と払出制御部600との情報通信は双方向の通信である。主制御部300は第1副制御部400にコマンド等の信号を送信できるように構成しているが、第1副制御部400からは主制御部300にコマンド等の信号を送信できないように構成している。ただし、主制御部300と第1副制御部400との情報通信が双方向通信により行われるように構成してもよい。また、払出制御部600は、主制御部300にコマンド等の信号を送信できるように構成しているが、払出制御部600から主制御部300にコマンド等の信号を送信できないように構成してもよい。
次に、パチンコ機100の第1副制御部400について説明する。第1副制御部400は、主に主制御部300が送信したコマンド等に基づいて第1副制御部400の全体を制御する基本回路402を備えている。基本回路402には、CPU404と、一時的にデータを記憶するためのRAM408と、各種デバイスの入出力を制御するためのI/O410と、時間や回数等を計測するためのカウンタタイマ412と、シリアル通信制御回路424とを搭載している。この基本回路402のCPU404は、水晶発振器414が出力する所定周期のクロック信号をシステムクロックとして入力して動作する。また、基本回路402には、制御プログラムや各種演出データを記憶するためのROM406が接続されている。なお、ROM406は、制御プログラムと各種演出データとを別々のROMに記憶させてもよい。また、ROM406が基本回路402に備えらえた構成であってもよい。シリアル通信制御回路424は、遊技盤用ランプ442の制御を行うための遊技盤用ランプ駆動回路440と、遊技台枠用ランプ452の制御を行うための遊技台枠用ランプ駆動回路450とを接続し、遊技盤用ランプ駆動回路440及び遊技台枠用ランプ駆動回路450との間でシリアル通信による点灯制御を行う。
また、基本回路402には、スピーカ120(およびアンプ)の制御を行うための音源IC(S−ROM)416と、演出可動体224及び遮蔽装置246等の駆動制御を行うための駆動回路422と、センサ回路428と、スピーカ120から出力される音量を調整する音量スイッチ163と、を接続している。センサ回路428は、遮蔽装置246や演出可動体224等の現在位置を検出する各種可動体センサ430や、演出ボタン136(チャンスボタン136)や操作キーユニット137を構成する各種ボタンの押下を検出するボタンセンサ426からの検出信号を基本回路402に出力する。
次に、パチンコ機100の第2副制御部500について説明する。第2副制御部500は、第1副制御部400が送信した制御コマンドを入力インタフェースを介して受信し、この制御コマンドに基づいて第2副制御部500の全体を制御する基本回路502を備えている。基本回路502は、CPU504と、一時的にデータを記憶するためのRAM508と、各種デバイスの入出力を制御するためのI/O510と、時間や回数等を計測するためのカウンタタイマ512と、CPU504からの信号に基づいてROM506に記憶された画像データ等を読み出してVRAM518のワークエリアを使用して表示画像を生成して装飾図柄表示装置208に画像を表示するVDP(ビデオ・ディスプレイ・プロセッサ)516と、を搭載している。基本回路502のCPU504は、水晶発振器514が出力する所定周期のクロック信号をシステムクロックとして入力して動作する。また、基本回路502には、第2副制御部500の全体を制御するための制御プログラムおよびデータ、画像表示用のデータ等が記憶されたROM506が接続されている。
次に、パチンコ機100の払出制御部600、発射制御部630、電源制御部660について説明する。払出制御部600は、主に主制御部300が送信したコマンド等の信号に基づいて払出装置152の払出モータ602を制御するとともに、払出センサ604が出力する制御信号に基づいて賞球または貸球の払出しが完了したか否かを検出する。また払出制御部600は、インタフェース部606を介して、パチンコ機100とは別体で設けられたカードユニット608との通信を行う。また、払出制御部600は、所定個数(例えば、10個)の賞球の払出しが行われたことを示す賞球情報や、所定個数(例えば、25個)の貸球の払出しが行われたことを示す貸球情報等を、図示しない外部端子板を経由して、情報入力回路350に出力する。また、払出制御部600には、枠センサ605が接続されている。枠センサ605には、本体104が開いたことを検出する本体開放センサや、前面枠扉106が開いたことを検出する前面枠扉センサ等が含まれており、本体104や前面枠扉106が開放されている場合にはこれらのセンサが検知し、開放信号を出力する。払出制御部600は、枠センサ605からの開放信号を出力すると、主制御部300に扉開放情報を出力する。
発射制御部630は、払出制御部600が出力する、発射許可または停止を指示する制御信号や、球発射ハンドル134内に設けた発射強度出力回路が出力する、遊技者による球発射ハンドル134の操作量に応じた発射強度を指示する制御信号に基づいて、発射杆146および発射槌148を駆動する発射ソレノイド632の制御や、上皿126から発射装置110に球を供給する球送り装置634の制御を行う。
電源制御部660は、パチンコ機100に外部から供給される交流電源を直流化し、所定の電圧に変換して主制御部300、第1副制御部400等の各制御部や払出装置152等の各装置に供給する。さらに、電源制御部660は、外部からの電源が断たれた後も所定の部品(例えば主制御部300のRAM308等)に所定の期間(例えば10日間)電源を供給するための蓄電回路(例えば、コンデンサ)を備えている。なお、本実施形態では、電源制御部660から払出制御部600と第2副制御部500に所定電圧の電源を供給し、払出制御部600から主制御部300と第2副制御部500と発射制御部630に所定電圧の電源を供給しているが、各制御部や各装置に他の電源経路で所定電圧の電源を供給してもよい。
次に、図5(a)〜(d)を用いて、パチンコ機100の第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、装飾図柄表示装置208、普図表示装置210が停止表示する特図および普図の種類について説明する。
特図1始動口230に球が入球したことを球検出センサである第1始動口センサが検出したことを条件として特図1変動遊技が開始され、特図2始動口232に球が入球したことを球検出センサである第2始動口センサが検出したことを条件として特図2変動遊技が開始される。特図1変動遊技が開始されると、第1特図表示装置212は、7個のセグメントの全点灯と、中央の1個のセグメントの点灯を繰り返す「特図1の変動表示」(特図変動遊技)を行う。また、特図2変動遊技が開始されると、第2特図表示装置214は、7個のセグメントの全点灯と、中央の1個のセグメントの点灯を繰り返す「特図2の変動表示」(特図変動遊技)を行う。そして、特図1の変動開始前に決定した変動時間が経過すると、第1特図表示装置212は特図1の停止図柄態様を停止表示し、特図2の変動開始前に決定した変動時間が経過すると、第2特図表示装置214は特図2の停止図柄態様を停止表示する。以下、この「特図1又は2の変動表示」を開始してから特図1又は2の停止図柄態様を停止表示するまでの変動表示を特図の変動表示と称することがある。この特図の変動表示は複数回、連続して行われることがある。
図5(a)は、特図1の停止図柄態様の一例を示したものである。この図5(a)には、「特図A」から「特図I」の9種類の特図が示されている。図5(a)においては、図中の白抜きの部分が消灯するセグメントの場所を示し、黒塗りの部分が点灯するセグメントの場所を示している。
本実施形態では、特図の停止図柄態様として、7種類の大当り図柄(「特図A」から「特図G」)が用意されている。「特図A」は15ラウンド(R)大当り図柄であって、15ラウンドのうちの全てのラウンドで出玉の獲得が期待できる15R確変大当り図柄であり、「特図B」は15R大当り図柄であって、15ラウンドのうちの5つのラウンドで出玉の獲得が期待できる一方、残りのラウンドでは出玉の獲得が期待できない実質5R確変大当り図柄であり、「特図C」は15R大当り図柄であって、15ラウンドのうちの全てのラウンドで出玉の獲得が期待できる15R−ランクアップボーナス(RUB)図柄であり、「特図D」は15R大当り図柄であって、15ラウンドのうちの8つのラウンドで出玉の獲得が期待できる一方、残りのラウンドでは出玉の獲得が期待できない実質8R−RUBであり、「特図E」は15R大当り図柄であって、15ラウンドのうちの4つのラウンドで出玉の獲得が期待できる一方、残りのラウンドでは出玉の獲得が期待できない実質4R−RUBであり、「特図F」は5R通常大当り図柄であり、「特図G」は2R大当り図柄であって、いずれのラウンドにおいても出玉の獲得が期待できない潜伏確変あるいは隠れ確変と称される2R確変大当り図柄である。ここで、ランクアップボーナスとは、例えば、大当りの開始時には出玉の獲得が期待できるラウンドがいつまで続くのかが遊技者に特定困難な態様で演出する大当りであり、特定のラウンド(例えば、5ラウンド目や9ラウンド目)となったときに、出玉の獲得が期待できるラウンドが継続するか否かを遊技者に煽る態様で演出する大当りである。
本実施形態のパチンコ機100では、特図変動遊技における大当りか否かの決定はハードウェア乱数の抽選によって行い、特別大当りか否かの決定はソフトウェア乱数の抽選によって行う。通常大当りと確変大当りの違いは、次回の特図変動遊技で、大当りに当選する確率が高い(確変大当り)か低い(通常大当り)かの違いである。以下、この大当りに当選する確率が高い状態のことを特図高確率状態(以下、「特図確変」または単に「確変」という場合がある)と称し、その確率が低い状態のことを特図低確率状態と称する。また、大当り遊技の終了後に時短状態(電サポ状態)に移行する場合がある。ここで、電サポ状態とは、特図変動遊技における大当りを終了してから、次の大当りを開始するまでの時間を短くする等して、遊技者の有利度が非電サポ状態より高い所定状態のことをいう。時短については詳しくは後述するが、時短状態のことを普図高確率状態(以下、「普図確変」という場合がある)と称し、時短状態でない状態のことを普図低確率状態と称する。このように、電サポ状態(時短状態)は、大当り遊技の終了を条件に開始される。なお、厳密にいえば、「電サポ状態」はあくまでも普図がらみの状態であり、「時短状態」は特図がらみの状態または普図および特図がらみの状態である。主制御部300のRAM308には時短フラグが用意されており、その時短フラグがオンに設定されていると、電サポ状態であり、普図高確率状態である。普図高確率状態では普図低確率状態に比べて、普図変動遊技に当選しやすくなる(普図確変)。例えば、普図変動遊技の当選確率が、普図低確率状態(非電サポ状態)では1/100であるのに対し、普図高確率状態(電サポ状態)では99/100に上昇する。また、電サポ状態の方が、非電サポ状態に比べて普図変動遊技の変動時間は短くなる(普図変短)。例えば、非電サポ状態では10秒の普図変動遊技の変動時間が電サポ状態では2秒に短縮される。また、電サポ状態では、非電サポ状態に比べて、特図2始動口232の羽根部材2321の1回の開放における開放時間が長くなりやすい(電チュー開放期間延長)。例えば、非電サポ状態では0.5秒の電チュー開放期間が電サポ状態では2秒に延長される。さらに、電サポ状態では非電サポ状態に比べて、羽根部材2321は多く開きやすい(電チュー開放回数増加)。例えば、普図始動口228への1回の入賞につき非電サポ状態では1回しか開かない羽根部材2321が、電サポ状態では2回開く(2秒開放して1秒閉鎖してまた2秒開放)。電チュー開放期間延長や電チュー開放回数増加により、特図2始動口232に入球する確率が高まる。なお、時短フラグは、大当り遊技中にはオフに設定される。したがって、大当り遊技中には、非電サポ状態が維持される。これは、特に大当り遊技において賞球数の少ない電チューに遊技球が拾われてしまい、可変入賞口(アタッカ)234への遊技球の入賞が減ってしまうと遊技者に不利益が生じる場合があるからである。なお、本実施形態では、電サポ状態(時短状態)では、普図確変、普図変短、電チュー開放期間延長、および電チュー開放回数増加の総てが行われるが、これらのうちの少なくともいずれか一つが行われれば、遊技者の有利度が高い状態になり、電サポ状態(時短状態)としてもよい。あるいは、特図2始動口232に入球する確率が高まる、電チュー開放期間延長または電チュー開放回数増加のうちのいずか一方が行われれば、電サポ状態(時短状態)としてもよい。非電サポ状態では、電サポ状態よりも遊技球が特図2始動口232に進入し難い。上述のごとく、特図2始動口232は、遊技球が進入し難い入賞困難状態と遊技球が進入しやすい入賞容易状態とに変化するものである。この特図2始動口232は、入り口が、電サポ状態では非電サポ状態よりも長期間にわたって入賞容易状態となる。本実施形態では、「特図A」〜「特図E」が停止表示されると、その後に行われる大当り遊技終了後、次に大当り遊技が開始されるまで電サポ状態(普図高確率状態)が維持され、「特図F」が停止表示されると、その後に行われる大当り遊技終了後、特図変動遊技が100回行われる間、電サポ状態が維持され、101回目には非電サポ状態(普図低確率状態)に移行する。一方、電サポ無しの大当り(「特図G」)に当選した場合には、大当り遊技終了後に電サポ状態に移行しない。
このように、本実施形態では、「特図A」〜「特図E」が停止表示されると、大当り遊技が終了した後、制御状態が特図高確率普図高確率状態になる。また、「特図F」が停止表示されると、大当り遊技が終了した後、制御状態が特図低確率普図高確率状態になる。また、「特図G」が停止表示されると、大当り遊技が終了した後、制御状態が特図高確率普図低確率状態になる。
また、本実施形態では、大当り図柄の他に小当り図柄として1種類の停止図柄が用意されている。小当り遊技では、可変入賞口234の扉部材2341が所定回(例えば2回)作動し、その扉部材2341は、1回の作動につき開状態を最大で0.1秒間しか維持しない。なお、小当りにおける扉部材2341の開放では、例えば、1回目の開放で、遊技球が所定球数(例えば10球)進入してしまうと、あるいは所定量の遊技価値(所定球数)を獲得してしまうと、2回目以降の開放は行われない。小当り遊技中には、特図低確率普図低確率状態へ移行する。小当りは、小当り遊技前後で制御状態が変化しない当りであり、小当り遊技終了後には小当り遊技開始前の制御状態に復帰する。図5(a)に示す、「特図H」は小当り図柄である。本実施形態では、小当り遊技における可変入賞口234の開閉態様(開閉回数及び開放時間)と、「特図G」が停止表示されて移行される大当り遊技における可変入賞口234の開閉態様(開放回数及び開放時間)とを略同じにしたが、異ならせるようにしてもよく、例えば、開放回数及び開放時間の少なくともいずれか一方が異なっていてもよい。
さらに、本実施形態では、ハズレ図柄として1種類の停止図柄が用意されている。「特図I」はハズレ図柄である。
図5(b)は、特図2の停止図柄態様の一例を示したものである。この図5(b)には、「特図a」〜「特図f」の6種類の特図が示されており、そのうち5種類の特図が大当り図柄(「特図a」〜「特図e」)となっている。「特図a」は15R大当り図柄であって、15ラウンドのうちの全てのラウンドで出玉の獲得が期待できる15R確変大当り図柄であり、「特図b」は15R大当り図柄であって、15ラウンドのうちの全てのラウンドで出玉の獲得が期待できる15R−RUB図柄であり、「特図c」は15R大当り図柄であって、15ラウンドのうちの8つのラウンドで出玉の獲得が期待できる一方、残りのラウンドでは出玉の獲得が期待できない実質8R−RUBであり、「特図d」は15R大当り図柄であって、15ラウンドのうちの4つのラウンドで出玉の獲得が期待できる一方、残りのラウンドでは出玉の獲得が期待できない実質4R−RUBであり、「特図e」は2R通常大当り図柄である。
さらに、本実施形態では、ハズレ図柄として1種類の停止図柄が用意されている。「特図f」はハズレ図柄である。
図5(c)は装飾図柄の一例を示したものである。本実施形態の装飾図柄には、「装飾1」〜「装飾10」の10種類がある。特図1始動口230または特図2始動口232に球が入賞したこと、すなわち、特図1始動口230に球が入球したことを第1始動口センサが検出したこと、あるいは特図2始動口232に球が入球したことを第2始動口センサが検出したことを条件にして、装飾図柄表示装置208の左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cの各図柄表示領域に、「装飾1」→「装飾2」→「装飾3」→・・・・「装飾9」→「装飾10」→「装飾1」→・・・の順番で表示を切り替える「装飾図柄の変動表示」を行う。すなわち、装飾図柄表示装置208は、第1特図表示装置212および第2特図表示装置214とは別に、装飾図柄を変動表示するものである。そして、装飾図柄の組合せである停止図柄態様を停止表示する。
実質5R確変大当り(「特図B」)、5R通常大当り(「特図F」)、2R通常大当り(「特図e」)を報知する場合には、図柄表示領域208a〜208cに、「装飾3−装飾3−装飾3」及び「装飾7−装飾7−装飾7」以外の同じ数字の装飾図柄が3つ並んだ装飾図柄の組み合わせ(例えば、「装飾1−装飾1−装飾1」や「装飾4−装飾4−装飾4」等)を停止表示する。また、15R確変大当り(「特図A」及び「特図a」)を報知する場合には、図柄表示領域208a〜208cに、「装飾3−装飾3−装飾3」又は「装飾7−装飾7−装飾7」を停止表示する。さらに、15R−RUB、実質8R−RUB及び実質4R−RUBを報知する場合には、左図柄表示領域208a及び右図柄表示領域208cに同じ数字の装飾図柄であり、中図柄表示領域208bが殿様の装飾図柄である装飾図柄の組み合わせ(例えば、「装飾1−殿様−装飾1」や「装飾4−殿様−装飾4」等)を停止表示する。また、2Rの大当りである隠れ確変(「特図G」)、あるいは小当り(「特図H」)を報知する場合には、図柄表示領域208a〜208cに、「装飾1−装飾2−装飾3」といった装飾図柄の組合せを停止表示する。「装飾1−装飾2−装飾3」といった装飾図柄の組合せは、チャンス目と称することがある。また、「特図I」や「特図f」のハズレ図柄を報知する場合には、図柄表示領域208a〜208cに、これまで説明した装飾図柄の組合せ以外の装飾図柄の組合せ(例えば、ばらけ目)を停止表示する。
以下、装飾図柄表示装置208において、この「装飾図柄の変動表示」を開始してから装飾図柄の停止図柄態様を停止表示するまでの表示を装飾図柄の変動表示と称することがある。装飾図柄の変動表示は、第1副制御部400が制御することによって行われる。
図5(d)は普図の停止図柄態様の一例を示したものである。本実施形態の普図の停止表示態様には、当り図柄である「普図A」と、はずれ図柄である「普図B」の2種類がある。普図始動口228を球が通過したことを球検出センサであるゲートセンサが検出したことに基づいて、普図表示装置210は、7個のセグメントの全点灯と、中央の1個のセグメントの点灯を繰り返す「普図の変動表示」(普図変動遊技)を行う。そして、変動時間が経過した後に、当り図柄である「普図A」とはずれ図柄である「普図B」の内のいずれか一方の図柄を停止表示する。この図5(d)においても、図中の白抜きの部分が消灯するセグメントの場所を示し、黒塗りの部分が点灯するセグメントの場所を示している。
以下、この「普図の変動表示」を開始してから普図の停止図柄態様を停止表示するまでの表示を普図の変動表示と称することがある。
<主制御部メイン処理>
次に、図6を用いて、図4に示す主制御部300のCPU304が実行する主制御部メイン処理について説明する。なお、同図は主制御部メイン処理の流れを示すフローチャートである。
図4に示す主制御部300のRAM308には、特図乱数値、特図ラウンド決定乱数値、特図電サポ決定乱数値、および特図図柄決定乱数が記憶される。また、このRAM308には、これら各種の乱数値を生成する乱数カウンタが設けられている。さらに、RAM308には、特図の保留数、特図当選乱数値、および各種の判定(抽選)結果等が記憶される。以下、RAM308における特図の保留数を記憶する領域を特図保留数記憶領域と称することがある。またさらに、RAM308には、当否判定(抽選)の開始を保留することができる最大数(この例では4つ)の領域に区分けされた特図用の始動情報記憶部が用意されているとともに、普図用の乱数値記憶領域も用意されている。特図用の始動情報記憶部には、後述するように、複数種類の始動情報を1セットにしてこれらの始動情報が入賞順(保留順)に1セットずつ1領域ごとに格納される。
上述したように、図4に示す主制御部300には、電源が投入されると起動信号(リセット信号)を出力する起動信号出力回路(リセット信号出力回路)340を設けている。この起動信号を入力した基本回路302のCPU304は、リセット割込によりリセットスタートしてROM306に予め記憶している制御プログラムに従って図6に示す主制御部メイン処理を実行する。
ステップS101では、初期設定1を行う。この初期設定1では、CPU304のスタックポインタ(SP)へのスタック初期値の設定(仮設定)、割込マスクの設定、I/O310の初期設定、RAM308に記憶する各種変数の初期設定、WDT314への動作許可及び初期値の設定等を行う。なお、本実施形態では、WDT314に、初期値として32.8msに相当する数値を設定する。
ステップS103では、WDT314のカウンタの値をクリアし、WDT314による時間計測を再始動する。
ステップS105では、低電圧信号がオンであるか否か、すなわち、電圧監視回路338が、電源制御部660が第2副制御部500を介して主制御部300に供給している電源の電圧値が所定の値(本実施形態では9v)未満である場合に電圧が低下したことを示す低電圧信号を出力しているか否かを監視する。そして、低電圧信号がオンの場合(CPU304が電源の遮断を検知した場合)にはステップS103に戻り、低電圧信号がオフの場合(CPU304が電源の遮断を検知していない場合)にはステップS107に進む。なお、電源が投入された直後で未だ上記所定の値(9V)に達しない場合にもステップS103に戻り、供給電圧がその所定の値以上になるまで、ステップS105は繰り返し実行される。
ステップS107では、初期設定2を行う。この初期設定2では、後述する主制御部タイマ割込処理を定期毎に実行するための周期を決める数値をタイマ回路312に設定する処理、I/O310の所定のポート(例えば試験用出力ポート、第1副制御部400への出力ポート)からクリア信号を出力する処理、RAM308への書き込みを許可する設定等を行う。
ステップS109では、電源の遮断前(電断前)の状態に復帰するか否かの判定を行い、電断前の状態に復帰しない場合(主制御部300の基本回路302を初期状態にする場合)には初期化処理(ステップS113)に進む。
具体的には、最初に、図2に示す電源基板182に設けたRAMクリアスイッチ180を遊技店の店員などが操作した場合に送信されるRAMクリア信号がオン(操作があったことを示す)であるか否か、すなわちRAMクリアが必要であるか否かを判定し、RAMクリア信号がオンの場合(RAMクリアが必要な場合)には、基本回路302を初期状態にすべくステップS113に進む。一方、RAMクリア信号がオフの場合(RAMクリアが必要でない場合)には、RAM308に設けた電源ステータス記憶領域に記憶した電源ステータスの情報を読み出し、この電源ステータスの情報がサスペンドを示す情報であるか否かを判定する。そして、電源ステータスの情報がサスペンドを示す情報でない場合には、基本回路302を初期状態にすべくステップS113に進み、電源ステータスの情報がサスペンドを示す情報である場合には、RAM308の所定の領域(例えば全ての領域)に記憶している1バイトデータを初期値が0である1バイト構成のレジスタに全て加算することによりチェックサムを算出し、算出したチェックサムの結果が特定の値(例えば0)であるか否か(チェックサムの結果が正常であるか否か)を判定する。そして、チェックサムの結果が特定の値(例えば0)の場合(チェックサムの結果が正常である場合)には電断前の状態に復帰すべくステップS111に進み、チェックサムの結果が特定の値(例えば0)以外である場合(チェックサムの結果が異常である場合)には、パチンコ機100を初期状態にすべくステップS113に進む。同様に電源ステータスの情報が「サスペンド」以外の情報を示している場合にもステップS113に進む。
ステップS111では、復電時処理を行う。この復電時処理では、電断時にRAM308に設けられたスタックポインタ退避領域に記憶しておいたスタックポインタの値を読み出し、スタックポインタに再設定(本設定)する。また、電断時にRAM308に設けられたレジスタ退避領域に記憶しておいた各レジスタの値を読み出し、各レジスタに再設定した後、割込許可の設定を行う。以降、CPU304が、再設定後のスタックポインタやレジスタに基づいて制御プログラムを実行する結果、パチンコ機100は電源断時の状態に復帰する。すなわち、電断直前にタイマ割込処理(後述)に分岐する直前に行った(ステップS115内の所定の)命令の次の命令から処理を再開する。また、図2に示す主制御部300における基本回路302に搭載されているRAM308には、送信情報記憶領域が設けられている。このステップS111では、その送信情報記憶領域に、復電コマンドをセットする。この復電コマンドは、電源断時の状態に復帰したことを表すコマンドであり、後述する、主制御部300のタイマ割込処理におけるステップS233において、第1副制御部400へ送信される。
ステップS113では、初期化処理を行う。この初期化処理では、割込禁止の設定、スタックポインタへのスタック初期値の設定(本設定)、RAM308の全ての記憶領域の初期化などを行う。さらにここで、主制御部300のRAM308に設けられた送信情報記憶領域に正常復帰コマンドをセットする。この正常復帰コマンドは、主制御部300の初期化処理(ステップS113)が行われたことを表すコマンドであり、復電コマンドと同じく、主制御部300のタイマ割込処理におけるステップS233において、第1副制御部400へ送信される。
ステップS115では、割込禁止の設定を行った後、基本乱数初期値更新処理を行う。この基本乱数初期値更新処理では、普図当選乱数カウンタ、および特図乱数値カウンタの初期値をそれぞれ生成するための2つの初期値生成用乱数カウンタを更新する。例えば、普図当選乱数値として取り得る数値範囲が0〜20とすると、RAM308に設けた普図当選乱数値を生成するための乱数カウンタ記憶領域から値を取得し、取得した値に1を加算してから元の乱数カウンタ記憶領域に記憶する。このとき、取得した値に1を加算した結果が21であれば0を元の乱数カウンタ記憶領域に記憶する。他の初期値生成用乱数カウンタ、乱数カウンタもそれぞれ同様に更新する。主制御部300は、所定の周期ごとに開始するタイマ割込処理を行っている間を除いて、このステップS115の処理を繰り返し実行する。
<主制御部タイマ割込処理>
次に、図7を用いて、主制御部300のCPU304が実行する主制御部タイマ割込処理について説明する。なお、同図は主制御部タイマ割込処理の流れを示すフローチャートである。
図4に示す主制御部300は、所定の周期(本実施形態では約4msに1回)でタイマ割込信号を発生するタイマ回路312を備えており、このタイマ割込信号を契機として主制御部タイマ割込処理を所定の周期で開始する。
ステップS201では、タイマ割込開始処理を行う。このタイマ割込開始処理では、CPU304の各レジスタの値をスタック領域に一時的に退避する処理などを行う。
ステップS203では、WDT314のカウント値が初期設定値(本実施形態では32.8ms)を超えてWDT割込が発生しないように(処理の異常を検出しないように)、WDT314を定期的に(本実施形態では、主制御部タイマ割込の周期である約2msに1回)リスタートを行う。
ステップS205では、入力ポート状態更新処理を行う。この入力ポート状態更新処理では、I/O310の入力ポートを介して、各種の球検出センサを含む図4に示す各種センサ320の検出信号を入力して検出信号の有無を監視し、RAM308に各種センサ320ごとに区画して設けた信号状態記憶領域に記憶する。球検出センサの検出信号を例にして説明すれば、前々回のタイマ割込処理(約4ms前)で検出した各々の球検出センサの検出信号の有無の情報を、RAM308に各々の球検出センサごとに区画して設けた前回検出信号記憶領域から読み出し、この情報をRAM308に各々の球検出センサごとに区画して設けた前々回検出信号記憶領域に記憶し、前回のタイマ割込処理(約2ms前)で検出した各々の球検出センサの検出信号の有無の情報を、RAM308に各々の球検出センサごとに区画して設けた今回検出信号記憶領域から読み出し、この情報を上述の前回検出信号記憶領域に記憶する。また、今回検出した各々の球検出センサの検出信号を、上述の今回検出信号記憶領域に記憶する。
また、ステップS205では、上述の前々回検出信号記憶領域、前回検出信号記憶領域、および今回検出信号記領域の各記憶領域に記憶した各々の球検出センサの検出信号の有無の情報を比較し、各々の球検出センサにおける過去3回分の検出信号の有無の情報が入賞判定パターン情報と一致するか否かを判定する。一個の遊技球が一つの球検出センサを通過する間に、約2msという非常に短い間隔で起動を繰り返すこの主制御部タイマ割込処理は何回か起動する。このため、主制御部タイマ割込処理が起動する度に、上述のステップS205では、同じ遊技球が同じ球検出センサを通過したことを表す検出信号を確認することになる。この結果、上述の前々回検出信号記憶領域、前回検出信号記憶領域、および今回検出信号記憶領域それぞれに、同じ遊技球が同じ球検出センサを通過したことを表す検出信号が記憶される。すなわち、遊技球が球検出センサを通過し始めたときには、前々回検出信号無し、前回検出信号有り、今回検出信号有りになる。本実施形態では、球検出センサの誤検出やノイズを考慮して、検出信号無しの後に検出信号が連続して2回記憶されている場合には、入賞があったと判定する。図4に示す主制御部300のROM306には、入賞判定パターン情報(本実施形態では、前々回検出信号無し、前回検出信号有り、今回検出信号有りであることを示す情報)が記憶されている。このステップS205では、各々の球検出センサにおいて過去3回分の検出信号の有無の情報が、予め定めた入賞判定パターン情報(本実施形態では、前々回検出信号無し、前回検出信号有り、今回検出信号有りであることを示す情報)と一致した場合に、一般入賞口226、可変入賞口234、第1特図始動口230、および第2特図始動口232への入球、または普図始動口228の通過があったと判定する。すなわち、これらの入賞口234,226やこれらの始動口230,232,228への入賞があったと判定する。例えば、第1特図始動口230への入球を検出する第1始動口センサにおいて過去3回分の検出信号の有無の情報が上述の入賞判定パターン情報と一致した場合には、第1特図始動口230へ入賞があった、すなわち所定領域を通過する遊技媒体を検出したと判定し、以降の第1特図始動口230への入賞に伴う処理を行うが、過去3回分の検出信号の有無の情報が上述の入賞判定パターン情報と一致しなかった場合には、以降の第1特図始動口230への入賞に伴う処理を行わずに後続の処理に分岐する。なお、主制御部300のROM306には、入賞判定クリアパターン情報(本実施形態では、前々回検出信号有り、前回検出信号無し、今回検出信号無しであることを示す情報)が記憶されている。入賞が一度あったと判定した後は、各々の球検出センサにおいて過去3回分の検出信号の有無の情報が、その入賞判定クリアパターン情報に一致するまで入賞があったとは判定せず、入賞判定クリアパターン情報に一致すれば、次からは上記入賞判定パターン情報に一致するか否かの判定を行う。
ステップS207およびステップS209では、基本乱数初期値更新処理および基本乱数更新処理を行う。これらの基本乱数初期値更新処理および基本乱数更新処理では、上記ステップS115で行った初期値生成用乱数カウンタの値の更新を行い、次に主制御部300で使用する、普図当選乱数値および特図乱数値それぞれを生成するための乱数カウンタを更新する。例えば、普図当選乱数値として取り得る数値範囲が0〜100とすると、RAM308に設けた普図当選乱数値を生成するための乱数カウンタ記憶領域から値を取得し、取得した値に1を加算してから元の乱数カウンタ記憶領域に記憶する。このとき、取得した値に1を加算した結果が101であれば0を元の乱数カウンタ記憶領域に記憶する。また、取得した値に1を加算した結果、乱数カウンタが一周していると判定した場合にはそれぞれの乱数カウンタに対応する初期値生成用乱数カウンタの値を取得し、乱数カウンタの記憶領域にセットする。例えば、0〜100の数値範囲で変動する普図当選乱数値生成用の乱数カウンタから値を取得し、取得した値に1を加算した結果が、RAM308に設けた所定の初期値記憶領域に記憶している前回設定した初期値と等しい値(例えば7)である場合に、普図当選乱数値生成用の乱数カウンタに対応する初期値生成用乱数カウンタから値を初期値として取得し、普図当選乱数値生成用の乱数カウンタにセットすると共に、普図当選乱数値生成用の乱数カウンタが次に1周したことを判定するために、今回設定した初期値を上述の初期値記憶領域に記憶しておく。また、普図当選乱数値生成用の乱数カウンタが次に1周したことを判定するための上述の初期値記憶領域とは別に、特図乱数生成用の乱数カウンタが1周したことを判定するための初期値記憶領域をRAM308に設けている。
ステップS211では、演出乱数更新処理を行う。この演出乱数更新処理では、主制御部300で使用する演出用乱数値を生成するための乱数カウンタを更新する。
ステップS213では、タイマ更新処理を行う。このタイマ更新処理では、普通図柄表示装置210に図柄を変動・停止表示する時間を計時するための普図表示図柄更新タイマ、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214に図柄を変動・停止表示する時間を計時するための特図表示図柄更新タイマ、所定の入賞演出時間、所定の開放時間、所定の閉鎖時間、所定の終了演出期間などを計時するためのタイマなどを含む各種タイマを更新する。
ステップS215では、入賞口カウンタ更新処理を行う。この入賞口カウンタ更新処理では、入賞口234,226や始動口230,232に入賞があった場合に、RAM308に各入賞口ごと、あるいは各始動口ごとに設けた賞球数記憶領域の値を読み出し、1を加算して、元の賞球数記憶領域に設定する。
また、ステップS217では、入賞受付処理を行う。入賞受付処理では、所定の条件が満足されていれば、複数種類の始動情報を取得する。ここで取得された複数種類の始動情報は、RAM308に設けた始動情報記憶部の、入賞順(保留順)に応じた空いている領域に、1セットの始動情報として記憶される。
ステップS217に続いて実行されるステップS219では、払出要求数送信処理を行う。図4に示す払出制御部600に出力する出力予定情報および払出要求情報は1バイトで構成しており、ビット7にストローブ情報(オンの場合、データをセットしていることを示す)、ビット6に電源投入情報(オンの場合、電源投入後一回目のコマンド送信であることを示す)、ビット4〜5に暗号化のための今回加工種別(0〜3)、およびビット0〜3に暗号化加工後の払出要求数を示すようにしている。
ステップS221では、普図状態更新処理を行う。この普図状態更新処理は、普図の状態に対応する複数の処理のうちの1つの処理を行う。例えば、普図変動表示の途中(上述する普図表示図柄更新タイマの値が1以上)における普図状態更新処理では、普通図柄表示装置210を構成する7セグメントLEDの点灯と消灯を繰り返す点灯・消灯駆動制御を行う。この制御を行うことで、普通図柄表示装置210は普図の変動表示(普図変動遊技)を行う。
また、普図変動表示時間が経過したタイミング(普図表示図柄更新タイマの値が1から0になったタイミング)における普図状態更新処理では、当りフラグがオンの場合には、当り図柄の表示態様となるように普通図柄表示装置210を構成する7セグメントLEDの点灯・消灯駆動制御を行い、当りフラグがオフの場合には、ハズレ図柄の表示態様となるように普通図柄表示装置210を構成する7セグメントLEDの点灯・消灯駆動制御を行う。また、主制御部300のRAM308には、普図状態更新処理に限らず各種の処理において各種の設定を行う設定領域が用意されている。ここでは、上記点灯・消灯駆動制御を行うとともに、その設定領域に普図停止表示中であることを示す設定を行う。この制御を行うことで、普通図柄表示装置210は、当り図柄(図5(c)に示す普図A)およびハズレ図柄(図5(c)に示す普図B)いずれか一方の図柄の確定表示を行う。さらにその後、所定の停止表示期間(例えば500m秒間)、その表示を維持するためにRAM308に設けた普図停止時間管理用タイマの記憶領域に停止期間を示す情報を設定する。この設定により、確定表示された図柄が所定期間停止表示され、普図変動遊技の結果が遊技者に報知される。
また、普図変動遊技の結果が当りであれば、後述するように、普図当りフラグがオンされる。この普図当りフラグがオンの場合には、所定の停止表示期間が終了したタイミング(普図停止時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)における普図状態更新処理では、RAM308の設定領域に普図作動中を設定するとともに、所定の開放期間(例えば2秒間)、第2特図始動口232の羽根部材2321の開閉駆動用のソレノイド(332)に、羽根部材2321を開放状態に保持する信号を出力するとともに、RAM308に設けた羽根開放時間管理用タイマの記憶領域に開放期間を示す情報を設定する。
また、所定の開放期間が終了したタイミング(羽根開放時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)で開始する普図状態更新処理では、所定の閉鎖期間(例えば500m秒間)、羽根部材2321の開閉駆動用のソレノイド(332)に、羽根部材2321を閉鎖状態に保持する信号を出力するとともに、RAM308に設けた羽根閉鎖時間管理用タイマの記憶領域に閉鎖期間を示す情報を設定する。
また、所定の閉鎖期間が終了したタイミング(羽根閉鎖時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)で開始する普図状態更新処理では、RAM308の設定領域に普図非作動中を設定する。さらに、普図変動遊技の結果がハズレであれば、後述するように、普図ハズレフラグがオンされる。この普図ハズレフラグがオンの場合には、上述した所定の停止表示期間が終了したタイミング(普図停止時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)における普図状態更新処理でも、RAM308の設定領域に普図非作動中を設定する。普図非作動中の場合における普図状態更新処理では、何もせずに次のステップS223に移行するようにしている。
ステップS223では、普図関連抽選処理を行う。この普図関連抽選処理では、普図変動遊技および第2特図始動口232の開閉制御を行っておらず(普図の状態が非作動中)、且つ、保留している普図変動遊技の数が1以上である場合に、上述の乱数値記憶領域に記憶している普図当選乱数値に基づいた乱数抽選により普図変動遊技の結果を当選とするか、不当選とするかを決定する当り判定をおこない、当選とする場合にはRAM308に設けた当りフラグにオンを設定する。不当選の場合には、当りフラグにオフを設定する。なお、当り判定の結果に関わらず、所定の乱数カウンタの値を普図タイマ乱数値として取得し、取得した普図タイマ乱数値に基づいて複数の変動時間のうちから普図表示装置210に普図を変動表示する時間を1つ選択し、この変動表示時間を、普図変動表示時間として、RAM308に設けた普図変動時間記憶領域に記憶する。なお、保留している普図変動遊技の数は、RAM308に設けた普図保留数記憶領域に記憶するようにしており、当り判定をするたびに、保留している普図変動遊技の数から1を減算した値を、この普図保留数記憶領域に記憶し直すようにしている。また当り判定に使用した乱数値を消去する。
続いて、特図先読み処理(ステップS224)が実行される。特図先読み処理の詳細については後述する。次いで、特図1および特図2それぞれについての特図状態更新処理を行うが、最初に、特図2についての特図状態更新処理(特図2状態更新処理)を行う(ステップS225)。この特図2状態更新処理では、特図2の状態に応じて、次の複数の処理のうちの1つの処理を行う。
例えば、特図2変動表示の途中(上述の特図2表示図柄更新タイマの値が1以上)における特図2状態更新処理では、特図2表示装置214を構成する7セグメントLEDの点灯と消灯を繰り返す点灯・消灯駆動制御を行う。この制御を行うことで、特図2表示装置214は特図2の変動表示(特図2変動遊技)を行う。また、コマンド設定送信処理(ステップS233)で回転開始設定送信処理を実行させることを示す所定の送信情報を上述の送信情報記憶領域に追加記憶してから処理を終了する。
また、主制御部300のRAM308には、15R大当りフラグ、5R大当りフラグ、2R大当りフラグ、小当りフラグ、はずれフラグ、特図確率変動フラグ、および普図確率変動フラグ等のフラグが用意されている。これらのフラグは、後述する特図2関連抽選処理において、決定した停止図柄に基づいてオンまたはオフに設定される。特図2変動表示時間が経過したタイミング(特図2表示図柄更新タイマの値が1から0になったタイミング)で開始する特図2状態更新処理では、例えば、15R大当りフラグはオン、特図確率変動フラグもオン、普図確率変動フラグもオンの場合には図5(a)に示す特図a、特図b、特図c、特図dのいずれか、2R大当りフラグはオン、特図確率変動フラグはオフ、普図確率変動フラグはオンの場合には特図e、ハズレフラグがオンの場合には特図fそれぞれの態様となるように、特図2表示装置214を構成する7セグメントLEDの点灯・消灯駆動制御を行い、RAM308の設定領域に特図2停止表示中であることを表す設定を行う。この制御を行うことで、特図2表示装置214は、15R特別大当り図柄(特図a,特図b,特図c,特図d)、2R通常大当り図柄(特図e)、ハズレ図柄(特図f)のいずれか一つの図柄の確定表示を行う。
さらにその後、所定の停止表示期間(例えば500ms)その表示を維持するために、RAM308に設けた特図2停止時間管理用タイマの記憶領域に停止期間を示す情報を設定する。この設定により、確定表示された特図2が所定期間停止表示され、特図2変動遊技の結果が遊技者に報知される。また、RAM308に設けられた時短回数記憶部に記憶された時短回数が1以上であれば、その時短回数から1を減算し、減算結果が1から0となった場合は、特図確率変動中でなければ、時短フラグをオフにする。さらに、大当り遊技中(特別遊技状態中)にも、時短フラグをオフにする。
また、コマンド設定送信処理(ステップS233)で回転停止設定送信処理を実行させることを示す所定の送信情報を上述の送信情報記憶領域に追加記憶するとともに、変動表示を停止する図柄が特図2であることを示す特図2識別情報を、後述するコマンドデータに含める情報としてRAM308に追加記憶してから処理を終了する。
また、特図2変動遊技の結果が大当りであれば、大当りフラグがオンにされる。大当りフラグがオンの場合には、所定の停止表示期間が終了したタイミング(特図2停止時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)における特図2状態更新処理では、RAM308の設定領域に特図2作動中を設定するとともに、所定の入賞演出期間(例えば3秒間)すなわち装飾図柄表示装置208による大当りを開始することを遊技者に報知する画像を表示している期間待機するために、RAM308に設けた特図2待機時間管理用タイマの記憶領域に入賞演出期間を示す情報を設定する。また、コマンド設定送信処理(ステップS233)で入賞演出設定送信処理を実行させることを示す所定の送信情報を上述の送信情報記憶領域に追加記憶する。
また、所定の入賞演出期間が終了したタイミング(特図2待機時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)で開始する特図2状態更新処理では、所定の開放期間(例えば29秒間、または可変入賞口234に所定球数(例えば10球)の遊技球の入賞を検出するまで)可変入賞口234の扉部材の開閉駆動用のソレノイド(各種ソレノイド332の一部)に、扉部材を開放状態に保持する信号を出力するとともに、RAM308に設けた扉開放時間管理用タイマの記憶領域に開放期間を示す情報を設定する。また、コマンド設定送信処理(ステップS233)で大入賞口開放設定送信処理を実行させることを示す所定の送信情報を上述の送信情報記憶領域に追加記憶する。
また、所定の開放期間が終了したタイミング(扉開放時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)で開始する特図2状態更新処理では、所定の閉鎖期間(例えば1.5秒間)可変入賞口234の扉部材の開閉駆動用のソレノイド(各種ソレノイド332の一部)に、扉部材を閉鎖状態に保持する信号を出力するとともに、RAM308に設けた扉閉鎖時間管理用タイマの記憶領域に閉鎖期間を示す情報を設定する。また、コマンド設定送信処理(ステップS233)で大入賞口閉鎖設定送信処理を実行させることを示す所定の送信情報を上述の送信情報記憶領域に追加記憶する。
また、扉部材の開放・閉鎖制御を所定回数(本例示形態では、15ラウンド、5ラウンド又は2ラウンド)繰り返し、終了したタイミングで開始する特図2状態更新処理では、所定の終了演出期間(例えば3秒間)すなわち装飾図柄表示装置208による大当りを終了することを遊技者に報知する画像を表示している期間待機するように設定するために、RAM308に設けた演出待機時間管理用タイマの記憶領域に演出待機期間を示す情報を設定する。また、普図確率変動フラグがオンに設定されていれば、この大当り遊技の終了と同時に、RAM308に設けられた時短回数記憶部に時短回数(例えば、100回)をセットするともに、RAM308に設けられた時短フラグをオンにする。なお、その普図確率変動フラグがオフに設定されていれば、時短回数記憶部に時短回数をセットすることもなく、また時短フラグをオンにすることもない。
ここにいう時短とは、特図変動遊技における大当りを終了してから、次の大当りを開始するまでの時間を短くするため、パチンコ機が遊技者にとって有利な状態になることをいう。時短フラグがオンに設定されていると、普図高確率状態(普図確変)である。普図高確率状態では普図低確率状態に比べて、普図変動遊技で当りになる確率が高い。また、普図高確率状態の方が、普図低確率状態に比べて普図変動遊技の変動時間は短くなる(普図変短)。さらに、普図高確率状態では普図低確率状態に比べて、特図2始動口232の一対の羽根部材2321の1回の開放における開放時間が長くなり易い(電チュー開延)。加えて、普図高確率状態では普図低確率状態に比べて、一対の羽根部材2321は多く開き易い。これらの普図確変、普図変短、電チュー開延のいずれかが設定される状態を電サポ(電動チューリップによる始動口入賞サポート)状態という。
また、上述のごとく、時短フラグは、大当り遊技中(特別遊技状態中)にはオフに設定される。したがって、大当り遊技中には、普図低確率状態が維持される。これは、大当り遊技中に普図高確率状態であると、大当り遊技中に可変入賞口234に所定の個数、遊技球が入球するまでの間に特図2始動口232に多くの遊技球が入球し、大当り中に獲得することができる遊技球の数が多くなってしまい射幸性が高まってしまうという問題があり、これを解決するためのものである。
さらに、コマンド設定送信処理(ステップS233)で終了演出設定送信処理を実行させることを示す所定の送信情報を上述の送信情報記憶領域に追加記憶する。
また、所定の終了演出期間が終了したタイミング(演出待機時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)で開始する特図2状態更新処理では、RAM308の設定領域に特図2非作動中を設定する。
さらに、特図2変動遊技の結果がはずれであれば、はずれフラグがオンにされる。このはずれフラグがオンの場合には、上述した所定の停止表示期間が終了したタイミング(特図2停止時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)における特図2状態更新処理でも、RAM308の設定領域に特図2非作動中を設定する。特図2非作動中の場合における特図2状態更新処理では、何もせずに次のステップS227に移行するようにしている。
続いて、特図1についての特図状態更新処理(特図1状態更新処理)を行う(ステップS227)。この特図1状態更新処理では、特図1の状態に応じて、上述の特図2状態更新処理で説明した各処理を行う。この特図1状態更新処理で行う各処理は、上述の特図2状態更新処理で説明した内容の「特図2」を「特図1」と読み替えた処理と同一であるため、その説明は省略する。なお、特図2状態更新処理と特図1状態更新処理の順番は逆でもよい。
ステップS225およびステップS227における特図状態更新処理が終了すると、今度は、特図1および特図2それぞれについての特図関連抽選処理を行う。ここでも先に、特図2についての特図関連抽選処理(特図2関連抽選処理)を行い(ステップS229)、その後で、特図1についての特図関連抽選処理(特図1関連抽選処理)を行う(ステップS231)。特図2関連抽選処理は、特図1および特図2の変動遊技を行っておらず、特図1および特図2の状態がいずれも非作動中であり、かつ保留している特図2変動遊技の数が1以上であることを開始条件として、特図2乱数値記憶領域内の最先の特図2当選乱数値および特図2乱数値を用いて実行される。特図1関連抽選処理は、特図1および特図2の変動遊技を行っておらず、特図1および特図2の状態がいずれも非作動中であり、かつ保留している特図1変動遊技の数が1以上であることを開始条件として、特図1乱数値記憶領域内の最先の特図1当選乱数値および特図1乱数値を用いて実行される。
これらの特図関連抽選処理についても、主制御部300が特図2関連抽選処理を特図1関連抽選処理よりも先に行うことで、特図2変動遊技の開始条件と、特図1変動遊技の開始条件が同時に成立した場合でも、特図2変動遊技が先に変動中となるため、特図1変動遊技は変動を開始しない。また、特図2変動遊技の保留数が1以上の場合には、特図1変動遊技の保留に関する抽選処理や変動遊技は行われない。また、装飾図柄表示装置208による、特図変動遊技の当否判定の結果の報知は、第1副制御部400によって行われ、特図2始動口232への入賞に基づく抽選の抽選結果の報知が、特図1始動口230への入賞に基づく抽選の抽選結果の報知よりも優先して行われる。本例示形態では、有利度の高い特図変動遊技(本例では特図2変動遊技)が有利度の低い特図変動遊技(本例では特図1変動遊技)よりも優先して行われる。このため、遊技状態の有利度に差を持たせ易くなる場合がある。
ステップS229の特図2関連抽選処理の場合には、主制御部300は、特図2乱数値記憶領域内の最先の(最も過去に記憶された)保留位置から特図2始動情報(特図2当選乱数値および特図2乱数値の組)を取得し、取得した特図2始動情報内の特図2当選乱数値およびRAM308内の特図確率変動フラグの値などに基づいて、ROM306に記憶された当否判定用テーブルを用いて大当りとするか、小当りとするか、あるいははずれとするかの決定(当否判定)を行う。次いで、主制御部300は、取得した特図2始動情報内の特図2乱数値および決定した当否判定結果などに基づいて、ROM306に記憶された特図決定用テーブルを用いて特図2の変動表示後に停止表示する図柄(停止図柄)の決定を行う。次いで、主制御部300は、例えば、決定した当否判定結果、停止図柄、当該当否判定時の特図2保留数、取得した特図変動時間決定用乱数値等に基づいて、ROM306に記憶された各種テーブルを用いて特図2の変動表示時間(タイマ番号)の決定を行う。
主制御部300は、特図2乱数値記憶領域から最先の特図2始動情報を取り出した後、当該最先の特図2始動情報を特図2乱数値記憶領域から消去するとともに、特図2保留数記憶領域の特図2保留数を1減算する。このとき、特図2乱数値記憶領域から取り出した特図2始動情報をRAM308に設けた一時領域に記憶し、この一時領域に記憶している特図2始動情報に基づいて上述の決定を行うようにしてもよい。
以上のような特図2関連抽選処理(ステップS229)の後に、特図1関連抽選処理(ステップS231)が同様にして行われる。なお、特図1関連抽選処理と特図2関連抽選処理の順番は逆でもよい。
以上の説明では、有利度の高い特図2変動遊技が有利度の低い特図1変動遊技よりも優先して開始され、特図2の保留が特図1の保留よりも優先して消化される特図2優先変動を例に挙げたが、有利度の低い特図1変動遊技が有利度の高い特図2変動遊技よりも優先して開始され、特図1の保留が特図2の保留よりも優先して消化される特図1優先変動であってもよい。また、有利度の高い特図2変動遊技および有利度の低い特図1変動遊技のいずれを優先することもなく、特図1および特図2それぞれの保留に係る特図変動遊技を始動口入賞順に開始する始動口入賞順変動であってもよい。始動口入賞順変動では、保留の上限数が特図1および特図2に関わらず8つになるため、特図1および特図2のそれぞれにおいて保留の上限数が4つとなる優先変動と比較して、保留数の上限を上げることができる場合がある。
また以上の説明では、一方の特図の状態に応じて他方の特図の保留に関する抽選処理や変動遊技を行わないものとしたが、これに限定されるものではなく、前述の特図状態更新処理および特図関連抽選処理を特図1および特図2でそれぞれ独立して行うことで、複数の特図を同時に変動させるように構成してもよい。また、このように複数の特図を同時に変動させる場合には、装飾図柄表示装置208にそれぞれの特図の抽選結果を表示する複数の領域を設けるか、またはそれぞれの特図の抽選結果を表示する複数の装飾図柄表示装置を設けて、それぞれの抽選結果を別箇に表示しても良いし、1の表示が複数の特図の抽選結果を表示するように構成していても良い。また、複数の特図に関する変動が同時に行われている場合に、先に変動を停止した特図の抽選結果が後に変動を停止する特図の抽選結果に影響を与えても良い。
ステップS231の次のステップS233では、コマンド設定送信処理を行う。このコマンド設定送信処理では、各種のコマンドが第1副制御部400に送信される。なお、第1副制御部400に送信する出力予定情報は例えば16ビットで構成しており、ビット15はストローブ情報(オンの場合、データをセットしていることを示す)、ビット11〜14はコマンド種別(本例示形態では、基本コマンド、図柄変動開始コマンド、図柄変動停止コマンド、入賞演出開始コマンド、終了演出開始コマンド、大当りラウンド数指定コマンド、復電コマンド、RAMクリアコマンド、先読み結果情報コマンドなどコマンドの種類を特定可能な情報)、ビット0〜10はコマンドデータ(コマンド種別に対応する所定の情報)で構成している。
具体的には、ストローブ情報は上述のコマンド送信処理でオンまたはオフになるようにしている。また、コマンド種別が図柄変動開始(回転開始)コマンドの場合であればコマンドデータに、各種大当りフラグ、小当りフラグ、はずれフラグ、特図確率変動フラグの値、特図関連抽選処理で選択したタイマ番号などを示す情報を含み、図柄変動停止(回転停止)コマンドの場合であれば、各種大当りフラグ、小当りフラグ、はずれフラグ、特図確率変動フラグの値などを含み、入賞演出開始コマンドおよび終了演出開始コマンドの場合であれば、特図確率変動フラグの値などを含み、大当りラウンド数指定コマンドの場合であれば特図確率変動フラグの値、大当りラウンド数などを含むようにしている。コマンド種別が基本コマンドを示す場合は、コマンドデータにデバイス情報、特図1始動口230への入賞の有無、特図2始動口232への入賞の有無、可変入賞口234、235への入賞の有無などを含む。先読み結果情報コマンドの場合であれば、特図1および特図2の種別、後述する先読み数記憶領域に記憶された先読み数、先読み結果記憶部に記憶された停止図柄等の情報をコマンドデータに含む。
また、上述の回転開始設定送信処理では、コマンドデータに、RAM308に記憶している、各種大当りフラグ、小当りフラグ、はずれフラグ、特図確率変動フラグの値、特図1関連抽選処理および特図2関連抽選処理で選択したタイマ番号、保留している特図1変動遊技または特図2変動遊技の数などを示す情報を設定する。上述の回転停止設定送信処理では、コマンドデータに、RAM308に記憶している、各種大当りフラグ、小当りフラグ、はずれフラグ、特図確率変動フラグの値などを示す情報を設定する。
上述の入賞演出設定送信処理では、コマンドデータに、RAM308に記憶している、入賞演出期間中に装飾図柄表示装置208・各種ランプ418・スピーカ120に出力する演出制御情報、特図確率変動フラグの値、保留している特図1変動遊技または特図2変動遊技の数などを示す情報を設定する。上述の終了演出設定送信処理では、コマンドデータに、RAM308に記憶している、演出待機期間中に装飾図柄表示装置208・各種ランプ418・スピーカ120に出力する演出制御情報、特図確率変動フラグの値、保留している特図1変動遊技または特図2変動遊技の数などを示す情報を設定する。上述の大入賞口開放設定送信処理では、コマンドデータに、RAM308に記憶している大当りラウンド数、特図確率変動フラグの値、保留している特図1変動遊技または特図2変動遊技の数などを示す情報を設定する。上述の大入賞口閉鎖設定送信処理では、コマンドデータに、RAM308に記憶している大当りラウンド数、特図確率変動フラグの値、保留している特図1変動遊技または特図2変動遊技の数などを示す情報を設定する。
また、このステップS233では一般コマンド特図保留増加処理も行われる。この一般コマンド特図保留増加処理では、コマンドデータにRAM308の送信用情報記憶領域に記憶している特図識別情報(特図1または特図2を示す情報)、予告情報(事前予告情報、偽事前予告情報、または事前予告無情報のいずれか)を設定する。
第1副制御部400では、受信した出力予定情報に含まれるコマンド種別により、主制御部300における遊技制御の変化に応じた演出制御の決定が可能になるとともに、出力予定情報に含まれているコマンドデータの情報に基づいて、演出制御内容を決定することができるようになる。
ステップS233の次のステップS235では、外部出力信号設定処理を行う。この外部出力信号設定処理では、RAM308に記憶している遊技情報を、情報出力回路336を介してパチンコ機100とは別体の情報入力回路350に出力する。
ステップS235の次のステップS237では、デバイス監視処理を行う。このデバイス監視処理では、ステップS205において信号状態記憶領域に記憶した各種センサの信号状態を読み出して、所定のエラーの有無、例えば前面枠扉開放エラーの有無または下皿満タンエラーの有無などを監視する。前面枠扉開放エラーまたは下皿満タンエラーを検出した場合には、第1副制御部400に送信すべき送信情報に、前面枠扉開放エラーの有無または下皿満タンエラーの有無を示すデバイス情報を設定する。また、各種ソレノイド332を駆動して特図2始動口232や、可変入賞口234の開閉を制御したり、駆動回路324、326、330を介して普図表示装置210、特図1表示装置212、特図2表示装置214、各種状態表示部328などに出力する表示データを、I/O310の出力ポートに設定する。また、払出要求数送信処理(ステップS219)で設定した出力予定情報をI/O310の出力ポートを介して払出制御部600に出力する。
ステップS237の次のステップS239では、低電圧信号がオンであるか否かを監視する。そして、低電圧信号がオンの場合(電源の遮断を検知した場合)にはステップS243に進み、低電圧信号がオフの場合(電源の遮断を検知していない場合)にはステップS241に進む。ステップS241では、タイマ割込終了処理を行う。このタイマ割込終了処理では、ステップS201で一時的に退避した各レジスタの値を元の各レジスタに設定したり、割込許可の設定などを行い、その後、図6に示す主制御部メイン処理に復帰する。一方、ステップS243では、復電時に電断時の状態に復帰するための特定の変数やスタックポインタを復帰データとしてRAM308の所定の領域に退避し、入出力ポートの初期化等の電断処理を行い、その後、HALT状態となる。
図8は、主制御部タイマ割込処理の特図先読み処理(ステップS224)の流れの一例を示すフローチャートである。なお、後述する図51で説明する主制御部タイマ割込処理では、入賞口入賞処理内で特図先読み処理が行われる。特図先読み処理では、主制御部300は、特図1および特図2のそれぞれにおいて増加した始動情報を先読みして、当否判定処理よりも前に停止図柄を事前判定し、事前判定結果(特図先読み結果)をRAM308内の先読み結果記憶部(図9(a)〜(c)参照)に記憶する。
ここで、RAM308内には、特図1の先読み結果を記憶する特図1用先読み結果記憶部と、特図1用先読み結果記憶部に記憶されている特図1先読み結果の数を特図1先読み数として記憶する特図1先読み数記憶領域とが設けられている。特図1用先読み結果記憶部は、本例では4個まで先読み結果を格納できるようになっている。特図1用先読み結果記憶部では、特図1先読み数が1つ減るごとに順位が最上位(最先)の特図1先読み結果のデータが消去されるとともに、残余の特図1先読み結果のデータの順位が1ずつ繰り上がるように処理される。また、特図1先読み数が1つ増えるごとに、順位が最下位(最後)の特図1先読み結果のデータの次の順位に新たな特図1先読み結果のデータが書き込まれる。
またRAM308内には、特図2の先読み結果を記憶する特図2用先読み結果記憶部と、特図2用先読み結果記憶部に記憶されている特図2先読み結果の数を特図2先読み数として記憶する特図2先読み数記憶領域とが設けられている。特図2用先読み結果記憶部は、本例では4個まで先読み結果を格納できるようになっている。特図2用先読み結果記憶部では、特図2先読み数が1つ減るごとに順位が最上位の特図2先読み結果のデータが消去されるとともに、残余の特図2先読み結果のデータの順位が1ずつ繰り上がるように処理される。また、特図2先読み数が1つ増えるごとに、順位が最下位の特図2先読み結果のデータの次の順位に新たな特図2先読み結果のデータが書き込まれる。
特図先読み処理において、まず主制御部300は、特図2の始動情報が増加しているか否かを判定する(ステップS301)。特図2の始動情報が増加しているか否かの判定は、例えば、特図2保留数記憶領域に記憶されている特図2保留数と、特図2先読み数記憶領域に記憶されている特図2先読み数とを比較して行う。主制御部300は、特図2保留数が特図2先読み数よりも大きい場合には特図2の始動情報が増加していると判定し、特図2保留数が特図2先読み数と等しい場合には特図2の始動情報は増加していないと判定する。特図2の始動情報が増加していると判定した場合にはステップS303に進み、特図2の始動情報が増加していないと判定した場合にはステップS307に進む。
ステップS303では、増加した特図2始動情報(特図2当選乱数値および特図2乱数値の組)を、特図2関連抽選処理(ステップS229)での当否判定処理よりも前に、特図2乱数値記憶領域から先読みする。また、ステップS303の処理は、後述する図53に示す特図関連抽選処理よりも前に行われる。そして、先読みした特図2始動情報と、図10に示す当否判定用テーブルおよび図11に示す特図図柄決定用テーブルを用いて、当該始動情報に係る特図2変動遊技の停止図柄を、特図2関連抽選処理(ステップS229)での当否判定処理よりも前に事前判定する。なお、後述する図53に示す特図関連抽選処理では、当該始動情報に係る特図2変動遊技の停止図柄の事前判定を表示図柄抽選処理S708よりも前に行う。また、この事前判定処理は、当否判定時に用いるテーブルではなく事前判定用の特別のテーブルを用いて行ってもよい。
ステップS303の次のステップS305では、事前判定で得られた特図2先読み結果としての停止図柄情報をRAM308内の特図2用先読み結果記憶部の最先の空き領域に記憶する。その後、ステップS307に移行する。
ステップS307では、主制御部300は、特図1の始動情報が増加しているか否かを判定する。特図1の始動情報が増加しているか否かの判定は、例えば特図2と同様に、特図1保留数記憶領域に記憶されている特図1保留数と、特図1先読み数記憶領域に記憶されている特図1先読み数とを比較して行う。特図1の始動情報が増加していると判定した場合にはステップS309に進み、特図1の始動情報が増加していないと判定した場合には特図先読み処理を終了して主制御部タイマ割込処理に復帰する。
ステップS309では、RAM308内の各種フラグに基づいて、非電サポ中であるか否かを判定する。非電サポ中であると判定した場合にはステップS311に進み、非電サポ中でない(電サポ中(普図高確率状態)である)と判定した場合にはステップS315に進む。なお、本例では非電サポ中であるか否かを判定しているが、特図1先読み予告報知の実行条件を満たしているか否かを判定するようにしてもよい。例えば特図1先読み予告報知の実行条件としては、非電サポ中であること以外に、大当り遊技中でないこと等の条件が含まれる。
ステップS311では、増加した特図1始動情報(特図1当選乱数値および特図1乱数値の組)を、特図1関連抽選処理(ステップS231)での当否判定処理よりも前に、特図1乱数値記憶領域から先読みする。また、ステップS311の処理は、後述する図53に示す特図関連抽選処理よりも前に行われる。そして、先読みした特図1始動情報と、例えば当否判定時に用いる当否判定用テーブルおよび特図決定用テーブルを用いて、当該始動情報に係る特図1変動遊技の停止図柄を、特図1関連抽選処理(ステップS231)での当否判定処理よりも前に事前判定する。なお、後述する図53に示す特図関連抽選処理では、当該始動情報に係る特図1変動遊技の停止図柄の事前判定を表示図柄抽選処理S708よりも前に行う。また、この事前判定処理は、当否判定時に用いるテーブルではなく事前判定用の特別のテーブルを用いて行ってもよい。
ステップS311の次のステップS313では、事前判定で得られた特図1先読み結果としての停止図柄情報をRAM308内の特図1用先読み結果記憶部の最先の空き領域に記憶する。その後、特図先読み処理を終了して主制御部タイマ割込処理に復帰する。
ステップS315では、増加した特図1始動情報を先読みせずに、始動情報を先読みしていないことを示す「未判定」情報を、停止図柄情報に代えてRAM308内の特図1用先読み結果記憶部の最先の空き領域に記憶する。その後、特図先読み処理を終了して主制御部タイマ割込処理に復帰する。
本実施の形態では、増加した始動情報のみを先読みして事前判定しているが、全ての始動情報を先読みして事前判定するようにしてもよい。また、上述のコマンド設定送信処理(ステップS233)において、増加分の始動情報の先読み結果のみを第1副制御部400に送信してもよいし、特図1用および特図2用先読み結果記憶部内の全ての先読み結果を第1副制御部400に送信してもよい。
また、図8に示すフローチャートでは、増加した特図2の始動情報については必ず先読みを実行し、増加した特図1の始動情報については電サポ中を除き必ず先読みを実行するようになっているが、増加した特図1および特図2の始動情報を先読みするか否かを抽選で決定するようにしてもよい。あるいは、主制御部300から先読み結果を受信した第1副制御部400において、例えば保留毎に先読み報知を実行するか否かを抽選で決定するようにしてもよい。また、遊技状態(例えば、非電サポ中であるか否か)等に関わらず、始動情報が増加した場合には必ず先読みを実行して先読み結果を先読み結果記憶部に記憶するとともに、該先読み結果を第1副制御部400に送信するように構成し、該第1副制御部400が該先読み結果を用いた抽選および演出を実行するか否かを判断するように構成してもよい。
図9は、RAM308内の先読み結果記憶部に先読み結果情報等が記憶された状態を例示している。図9(a)は、特図1用先読み結果記憶部に特図1先読み結果情報が記憶された状態の一例を示している。図9(a)に示すように、特図1用先読み結果記憶部は、例えば特図1変動遊技の保留可能数と同数(本実施の形態では、4つ)の記憶領域を有している。各記憶領域は、特図1乱数値記憶領域の保留順序(保留1〜保留4)に対応付けられている。各記憶領域のそれぞれには、特図1の停止図柄情報が記憶されるようになっている。図9(a)に示す例において、記憶領域「保留1」には停止図柄情報として「特図I」(はずれ)が記憶され、記憶領域「保留2」には停止図柄情報として「特図I」(はずれ)が記憶され、記憶領域「保留3」には停止図柄情報として「特図A」(15R確変大当り)が記憶され、記憶領域「保留4」には停止図柄情報として「特図I」(はずれ)が記憶されている。
図9(b)は、特図2用先読み結果記憶部に特図2先読み結果情報が記憶された状態の一例を示している。図9(b)に示すように、特図2用先読み結果記憶部は、例えば特図2変動遊技の保留可能数と同数(本実施の形態では、4つ)の記憶領域を有している。各記憶領域は、特図2乱数値記憶領域の保留順序(保留1〜保留4)に対応付けられている。各記憶領域のそれぞれには、特図2の停止図柄情報が記憶されるようになっている。図9(b)に示す例において、記憶領域「保留1」には停止図柄情報として「特図f」(はずれ)が記憶され、記憶領域「保留2」〜「保留4」には、停止図柄情報が記憶されていない。なお、図9(b)において、停止図柄情報が記憶領域に記憶されていない状態を「なし」と表記している。
図9(c)は、電サポ中における特図1用先読み結果記憶部の例を示している。図9(c)に示すように、記憶領域「保留1」には、停止図柄情報に代えて「未判定」情報が記憶されている。記憶領域「保留2」〜「保留4」には、停止図柄情報も「未判定」情報も記憶されていない。
本実施形態では、上述した停止図柄情報の他、当否判定結果や特図変動時間を事前判定し、それらの情報を先読み結果記憶部に記憶するとともに、先読み結果情報として第1副制御部400に送信することができる。
次に、図7に示される主制御部タイマ割込処理における特図2関連抽選処理(ステップS229)及び特図1関連抽選処理(ステップS231)で用いられる当否判定用テーブルについて、図10を参照しながら説明する。ここで、図10(a)は、当否判定用高確率テーブルの一例を示した図であり、図10(b)は、当否判定用低確率テーブルの一例を示した図である。特図1の当否判定を行う場合には、特図高確率状態である場合には、図10(a)に示す当否判定用高確率テーブルを参照し、特図低確率状態である場合には、図10(b)に示す当否判定用低確率テーブルを参照する。そして、参照した当否判定用テーブルの示す数値範囲と取得した乱数値とに基づいて、特図1変動遊技の当否判定結果を選択する。本実施形態では、特図1変動遊技の場合には、当否判定結果として大当り、小当り又ははずれが選択される。なお、後述する図53(b)のステップS801の特図当り抽選処理にて用いられる当否判定テーブルにも適用可能である。
また、特図2の当否判定を行う場合も同様に、特図高確率状態である場合には、図10(a)に示す当否判定用高確率テーブルを参照し、特図低確率状態である場合には、図10(b)に示す当否判定用低確率テーブルを参照する。そして、参照した当否判定用テーブルの示す数値範囲と取得した乱数値とに基づいて、特図2変動遊技の当否判定結果を選択する。本実施形態では、特図2変動遊技の場合には、当否判定結果として大当り又ははずれが選択される。
図10(c)は、小当り判定用テーブルの一例を示した図である。大当りの当否判定結果がはずれとなった場合には、図10(c)に示す小当り判定用テーブルを参照し、参照した小当り判定用テーブルの示す数値範囲と取得した乱数値とに基づいて、特図小当り抽選の当否判定結果を選択する。本実施形態では、特図当り抽選の当否判定結果(抽選結果)が特図1の場合には、当否判定結果として2000/65536の確率で小当りが選択され、63536/65536の確率でハズレが選択されるが、特図当り抽選の当否判定結果(抽選結果)が特図2の場合には、小当りが選択されることはない。なお、後述する図53(b)のステップS803の特図小当り抽選処理で用いられる小当り判定用テーブルにも適用可能である。
次に、図7に示される主制御部タイマ割込処理における特図2関連抽選処理(ステップS229)及び特図1関連抽選処理(ステップS231)において決定した当否判定結果などに基づいて行われる停止図柄の決定に用いられる特図決定用テーブルについて、図11を参照しながら説明する。ここで、図11(a)は特図1図柄決定用テーブルの一例を示した図であり、図11(b)は特図2図柄決定用テーブルの一例を示した図である。特図1の停止図柄を決定する場合には、図11(a)に示す特図1図柄決定用テーブルを参照し、特図1の当否結果と、乱数値の数値範囲に基づいて、特図1の停止図柄を選択する。本実施形態では、特図1の当否結果が大当りの場合には、特図A〜特図Gのうちからいずれか一つが選択され、特図1の当否判定結果が小当りの場合には、特図Hが選択され、特図1の当否結果がハズレの場合には、特図Iが選択される。
また、特図2の停止図柄を決定する場合には、図11(b)に示す特図2図柄決定用テーブルを参照し、特図2の当否結果と、乱数値の数値範囲に基づいて、特図2の停止図柄を抽選する。本実施形態では、特図2の当否結果が大当りの場合には、特図a〜特図eのうちからいずれか一つが選択され、特図2の当否結果がハズレの場合には、特図fが選択される。停止表示される図柄が決定された後、特図表示装置に停止表示される図柄データが設定される。
なお、図53(a)の特図状態更新処理における図柄の決定も、本例の特図決定用テーブルが用いられてもよく、ステップS708の表示図柄抽選処理において特図1の表示図柄データを決定する場合には、図11(a)に示す特図1図柄決定用テーブルを参照し、ステップS707の特図当り抽選処理による特図1の当否結果と、乱数値の数値範囲に基づいて、特図1の表示図柄データを選択する。
次に、第1副制御部400の処理について説明する。図12(a)は、第1副制御部400のCPU404が実行するメイン処理のフローチャートである。まず、図12(a)のステップS401では、各種の初期設定を行う。電源投入が行われると、まずステップS401で初期化処理が実行される。この初期化処理では、入出力ポートの初期設定や、RAM408内の記憶領域の初期化処理等を行う。
ステップS401の次のステップS403では、タイマ変数が10以上か否かを判定し、タイマ変数が10となるまでこの処理を繰り返し、タイマ変数が10以上となったときには、ステップS405の処理に移行する。ステップS405では、タイマ変数に0を代入する。
ステップS405の次のステップS407では、コマンド処理を行う。第1副制御部400のCPU404は、主制御部300からコマンドを受信したか否かを判別する。
ステップS407の次のステップS409では、演出制御処理を行う。例えば、ステップS407で新たなコマンドがあった場合には、このコマンドに対応する演出データをROM406から読み出す等の処理を行い、演出データの更新が必要な場合には演出データの更新処理を行う。
ステップS409の次のステップS411では、チャンスボタン制御処理を行う。チャンスボタン制御処理では、演出ボタン136(チャンスボタン136)や操作キーユニット137の操作を検出し、その検出結果に応じて、ステップS409で更新した演出データを演出ボタン136(チャンスボタン136)や操作キーユニット137の操作に応じた演出データに変更する処理を行う。
ステップS411の次のステップS413では、音制御処理を行う。音制御処理では、ステップS409で読み出した演出データの中に音源IC416への命令がある場合には、この命令を音源IC416に出力する。
ステップS413の次のステップS415では、ランプ制御処理を行う。ランプ制御処理では、ステップS409で読み出した演出データの中に各種ランプ442,452への命令がある場合には、この命令を遊技盤用ランプ駆動回路440及び遊技台枠用ランプ駆動回路450に出力する。
ステップS415の次のステップS417では、可動体制御処理を行う。例えば、ステップS409で読みだした演出データの中に演出可動体224及び遮蔽装置246への命令がある場合には、この命令を駆動回路422に出力する。
ステップS417の次のステップS419では、情報送信処理を行う。情報送信処理では、ステップS409で読み出した演出データの中に第2副制御部500に送信する制御コマンドがある場合には、この制御コマンドを出力する設定を行う。その後、ステップS403に戻る。
図12(b)は、第1副制御部400のCPU404が実行する第1副制御部コマンド受信割込処理(ストローブ割込処理)のフローチャートである。このコマンド受信割込処理は、第1副制御部400が主制御部300からのストローブ信号を検出した場合に実行する処理である。コマンド受信割込処理のステップS431では、主制御部300から受信したコマンドを未処理コマンドとしてRAM408に設けたコマンド記憶領域に記憶する。
図12(c)は、第1副制御部400のCPU404が実行する第1副制御部タイマ割込処理のフローチャートである。第1副制御部400は、所定の周期(本実施形態では2msに1回)でタイマ割込を発生するハードウェアタイマを備えており、このタイマ割込を契機として、タイマ割込処理を所定の周期で実行する。第1副制御部タイマ割込処理のステップS441では、第1副制御部メイン処理のステップS403において説明したRAM408のタイマ変数記憶領域の値に、1を加算して元のタイマ変数記憶領域に記憶する。したがって、ステップS403において、タイマ変数の値が10以上と判定されるのは20ms毎(2ms×10)となる。
ステップS441の次のステップS443では、第1副制御部メイン処理の情報送信処理(ステップS419)で設定された第2副制御部500への制御コマンドの送信や、その他演出用乱数値の更新処理等を行う。
次に、第2副制御部500の処理について説明する。図13(a)は、第2副制御部500の図示しないCPUが実行するメイン処理のフローチャートである。まず、図13(a)のステップS501では、各種の初期設定を行う。電源投入が行われると、まずステップS501で初期化処理が実行される。この初期化処理では、入出力ポートの初期設定や、RAM(不図示)内の記憶領域の初期化処理等を行う。
ステップS501の次のステップS503では、タイマ変数が10以上か否かを判定し、タイマ変数が10となるまでこの処理を繰り返し、タイマ変数が10以上となったときには、ステップS505の処理に移行する。ステップS505では、タイマ変数に0を代入する。
ステップS505の次のステップS507では、コマンド処理を行う。第2副制御部500のCPUは、第1副制御部400からコマンドを受信したか否かを判別する。
ステップS507の次のステップS509では、演出制御処理を行う。例えば、ステップS507で新たなコマンドがあった場合には、このコマンドに対応する演出データ(装飾図柄表示装置208による演出データ)をROM(不図示)から読み出す等の処理を行い、演出データの更新が必要な場合には演出データの更新処理を行う。
ステップS509の次のステップS511では、画像制御処理を行う。画像制御処理では、ステップS509で読み出した演出データの中にVDP516への命令がある場合には、この命令をVDP516に出力する(詳細は後述)。その後、ステップS503に戻る。
図13(b)は、第2副制御部500のCPUが実行するコマンド受信割込処理のフローチャートである。このコマンド受信割込処理は、第2副制御部500が第1副制御部400からのストローブ信号を検出した場合に実行する処理である。コマンド受信割込処理のステップS531では、第1副制御部400から受信したコマンドを未処理コマンドとしてRAMに設けたコマンド記憶領域に記憶する。
図13(c)は、第2副制御部500のCPUが実行するタイマ割込処理のフローチャートである。第2副制御部500は、所定の周期(本実施形態では2msに1回)でタイマ割込を発生するハードウェアタイマを備えており、このタイマ割込を契機として、タイマ割込処理を所定の周期で実行する。タイマ割込処理のステップS541では、第2副制御部メイン処理のステップS503において説明したRAMのタイマ変数記憶領域の値に、1を加算して元のタイマ変数記憶領域に記憶する。したがって、ステップS503において、タイマ変数の値が10以上と判定されるのは20ms毎(2ms×10)となる。ステップS541の次のステップS543では、その他演出用乱数値の更新処理等を行う。
図13(d)は、第2副制御部メイン処理のステップS511における画像制御処理のフローチャートである。ステップS551では、画像データ(後述するムービーデータやテクスチャデータ)の転送指示を行う。ここでは、CPU504は、まず、VRAM518のフレームバッファ1とフレームバッファ2の描画領域の指定をスワップする。これにより、描画領域に指定されていないフレームバッファに記憶された1フレームの画像が装飾図柄表示装置208に表示される。次に、CPU504は、VDP516のアトリビュートレジスタに、位置情報等テーブルに基づいてROM座標(ROM506の転送元アドレス)、VRAM座標(VRAM518の転送先アドレス)などを設定した後、ROM506からVRAM518への画像データの転送開始を指示する命令を設定する。VDP516は、アトリビュートレジスタに設定された命令に基づいて画像データをROM506からVRAM518に転送する。その後、VDP516は、転送終了割込信号をCPU504に対して出力する。
ステップS551の次のステップS553では、VDP516からの転送終了割込信号が入力されたか否かを判定し、転送終了割込信号が入力された場合は(ステップS553:Yes)、ステップS555に進み、そうでない場合は(ステップS553:No)、転送終了割込信号が入力されるのを待つ。
ステップS555では、演出シナリオ構成テーブルおよびアトリビュートデータなどに基づいて、パラメータ設定を行う。ここでは、CPU504は、ステップS551でVRAM518に転送した画像データに基づいてVRAM518のフレームバッファ1または2に表示画像を形成するために、表示画像を構成する画像データの情報(VRAM518の座標軸、画像サイズ、VRAM座標(配置座標)など)をVDP516に指示する。VDP516は、アトリビュートレジスタに格納された命令に基づいてアトリビュートに従ったパラメータ設定を行う。
ステップS555の次のステップS557では、描画指示を行う。この描画指示では、CPU504は、VDP516に画像の描画開始を指示する。VDP516は、CPU504の指示に従ってフレームバッファにおける画像描画を開始する。
ステップS557の次のステップS559では、画像の描画終了に基づくVDP516からの生成終了割込み信号が入力されたか否かを判定し、生成終了割込み信号が入力された場合は、(ステップS559:Yes)、ステップS561に進み、そうでない場合は(ステップS559:No)、生成終了割込み信号が入力されるのを待つ。
ステップS561では、RAM508の所定の領域に設定され、何シーンの画像を生成したかをカウントするシーン表示カウンタをインクリメント(+1)して処理を終了する。
次に、本実施形態に係るパチンコ機100に適用可能な演出装置206の構成の一例について、図14を参照しながら説明する。ここで、図14(a)は、演出装置206の第1の構成例について説明する図であり、同図(b)は、演出装置206の第2の構成例について説明する図である。
図14(a)に示す演出装置206では、装飾図柄表示装置208は、その外周部分の前面側が演出装置206を構成する装飾部材によって覆われており、一部が視認できないように構成されている。なお、装飾部材が透明によって構成され、装飾図柄表示装置208の外周部分も視認可能に構成されてもよい。また、装飾図柄表示装置208の外周部分が覆われていないようにしてもよい。また、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、普図表示装置210、第1特図保留ランプ218、第2特図保留ランプ220及び普図保留ランプ216については、図示を省略している。
装飾図柄表示装置208では、表示画面の下部の右側に第1ユーザーインタフェイス(UI)部280が配置され、その左側に第2UI部281が配置されている。以下、第1UI部280と第2UI部281を合わせたものを保留枠と称する場合がある。この保留枠は、アイコン表示領域に表示された領域アイコンとも見ることができる。第1UI部280には、その左側に変動アイコン表示領域が設けられており、その変動アイコン表示領域には、台座h0sが配置されている。変動アイコンh0は、その台座h0sに載置された態様で表示可能とされており、変動アイコンh0が表示されている場合には図柄変動表示中であることを報知している。なお、図柄確定表示中(図柄停止中)の場合には、変動アイコンh0が表示されない。また、変動アイコンh0の右側には、殿様のキャラクタからなるナビキャラクタYMが表示されている。ナビキャラクタYMは、通常時には常時表示されているキャラクタであり、遊技の進行に応じて表示態様を変化させることにより、例えば、予告表示を行ったり、先読み予告表示を行ったりする。第2UI部281には、4つの保留アイコンが表示可能に4つのステージ(第1ステージhs1〜第4ステージhs4)が配置された保留アイコン表示領域が形成されている。なお、ステージは、保留アイコンの台座のことを示していてもよい。また、保留アイコンのステージhs1〜hs4よりも、変動アイコンh0の台座hs0の方が高くなっている。また、ナビキャラクタYMは、常時表示されていなくてもよく、ナビキャラクタYMを用いた特定の予告や演出(例えば、先読み予告、当該図柄変動表示における予告、図柄変動表示の保留がN個貯まったときに表示される演出等)の際に表示したり、ユーザ設定によりナビキャラクタYMが表示されるように設定された際に表示されてもよい。図14(a)では、特図1の変動表示が4つ保留されているので、保留アイコン表示領域には、4つの保留アイコンh11,h12,h13,h14が表示されている。なお、変動アイコンh0及び4つの保留アイコンh11〜h14は、いずれもデフォルトの表示態様(例えば、丸形の無模様かつ白色の表示態様)で表示されているが、遊技の進行に応じて表示態様が変化する場合がある。これにより、予告表示や先読み予告表示を行うことができるようになっている。ここで、変動アイコンとは、当該図柄変動表示に対応するアイコンを示すものであってもよい。また、変動アイコンh0は、当該図柄変動表示に対応する保留(当該保留)を示していてもよい。なお、変動アイコンh0は、表示されなくてもよい。
変動アイコンは、保留が消化されて特図変動遊技が開始された後に表示される、当該特図変動遊技に対応するアイコン、言い換えれば、実行中の図柄変動表示に関するアイコンである。すなわち、保留アイコンが、その保留アイコンに対応した特図変動遊技の開始と同時に変動アイコンになる。より厳密には、始動入賞が最も古い第一の保留アイコンが保留アイコン表示領域から変動アイコン表示領域に移動する場合、移動中のアイコンを変動アイコンと称したり、変動アイコンが移動すると表現してもよい。あるいは、変動アイコン表示領域への移動が完了した後のアイコンを変動アイコンと称してもよい。この変動アイコンは、保留アイコンとは異なる表示サイズ(保留アイコンよりも大きい表示サイズあるいは小さい表示サイズ)で表示される。これにより、変動アイコンと保留アイコンとの識別が容易になる場合があるが、同じサイズであってもよい。また、変動アイコンは、保留アイコンの表示態様と関連した表示態様からなる場合がある。変動アイコンは、その表示態様によって当該変動の当否についての予告(当該変動予告)が可能であり、基本的には当該変動の当否結果が報知されるタイミングで消去される。したがって、変動アイコンは、保留に関するアイコンと見ることができ、特図変動遊技の当否結果の報知を保留しているという意味では保留アイコンの一種と考えることもできる。なお、消去タイミングは、当該変動の当否結果が報知されるタイミングよりも前のタイミングであってもよいし、同じタイミングであってもよいし、後のタイミングであってもよい。なお、変動アイコンh0は、表示されなくてもよい。
また、装飾図柄表示装置208の表示領域の中央には、第1装飾図柄(第3図柄)が「装飾4−装飾1−装飾7」の装飾図柄の組合せで停止表示されている。そして、装飾図柄表示装置208の表示画面の左上隅部には、第1装飾図柄よりも小さい第2装飾図柄(第5図柄)が「装飾4−装飾1−装飾7」の装飾図柄の組合せで停止表示されている。なお、装飾図柄表示装置208に第2装飾図柄が表示されず、第1装飾図柄のみが表示されていてもよい。また、第2装飾図柄が装飾図柄表示装置208に表示されず、他の演出用表示装置(例えば、7セグやLEDやドットマトリクス表示装置等)によって表示されてもよい。なお、本実施形態では、第2装飾図柄における装飾図柄の組合せが、第1装飾図柄における装飾図柄の組合せと一致しているが、第1装飾図柄における装飾図柄の組合せと第2装飾図柄における装飾図柄の組合せの一部(1又は2の装飾図柄が一致)又は全てが不一致であってもよい。さらに、装飾図柄表示装置208の表示画面の右上隅部には、特図1及び特図2の第2保留数表示(ここでは「4」と「0」)が表示されている。なお、特図1及び特図2の第2保留数表示が装飾図柄表示装置208に表示されなくてもよい。また、特図1及び特図2の第2保留数表示が装飾図柄表示装置208に表示されず、他の演出用表示装置(例えば、7セグやLEDやドットマトリクス表示装置等)によって表示されてもよい。なお、第2保留数表示は、特図1及び特図2のうちの一方の特図のみの保留数を表示してもよく、特図1及び特図2の両方の保留数を表示してもよい。
また、装飾図柄表示装置208の表示領域に背景表示が表示されており、演出や遊技状態(通常遊技状態、確変状態、隠れ確変状態、時短状態等)に対応した背景表示が表示される。なお、演出に対応する背景表示は、ユーザーによって設定可能なモードに対応する背景表示、当該図柄変動表示における予告又は先読み予告として行われる背景表示、当否判定結果に関わらない背景表示を示す。また、背景表示は、ある遊技状態(通常遊技状態、確変状態、隠れ確変状態、時短状態のうちのいずれか1つ又は2以上)において、複数種類表示される場合があってもよい。この場合において、法則性をもって変化してもよいし(例えば、背景表示A→背景表示B→背景表示C→背景表示A→・・・といったように順番に変化する等。ここで、法則性が崩れた場合は、大当り確定の予告(プレミア予告)となるようにしてもよい。)、順番は関係なくランダムに変化してもよい。
また、装飾図柄表示装置208の下方には、演出可動体の一つである家紋役物224Eが配置されており、演出内容に応じて、上下方向に移動したり、回転することができるように構成されている。なお、図14(a)に示す例では、家紋役物224Eは、初期位置に位置している。家紋役物224Eの初期位置は、装飾図柄表示装置208よりも下方となっているが、適宜の位置に設定することができる。また、家紋役物224Eには、内部にフルカラーLED等の発光手段が内蔵されており、演出内容に応じて様々な発光態様で発光することができる。
また、装飾図柄表示装置208の左右両側には、演出可動体の一つである、「大」の文字が施された第1大盤振舞役物224Ga、「盤」の文字が施された第2大盤振舞役物224Gb、「振」の文字が施された第3大盤振舞役物224Gc及び「舞」の文字が施された第4大盤振舞役物224Gdが配置されている。これらの第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdは、それぞれ、中心を軸として回転することができるとともに、装飾図柄表示装置208の中央に向かって移動することができるようになっている。このとき、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdは、装飾図柄表示装置208の前面側に位置しており、装飾図柄表示装置208の前面側にオーバーラップ可能とされている。また、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdには、内部にフルカラーLED等の発光手段が内蔵されており、演出内容に応じて様々な発光態様で発光することができる。
また、装飾図柄表示装置208の上方には、演出可動体の一つである千両箱役物224Hが配置されており、演出内容に応じて、上下方向に移動することができるように構成されている。千両箱役物224Hは、装飾図柄表示装置208よりも前側に配置されており、装飾図柄表示装置208の前面側にオーバーラップ可能とされている。また、千両箱役物224Hには、内部にフルカラーLED等の発光手段が内蔵されており、演出内容に応じて様々な発光態様で発光することができる。
これら、装飾図柄表示装置208、家紋役物224E、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gd及び千両箱役物224Hの前面側には、透明の導光板ILが配置されており、遊技者は導光板を介して装飾図柄表示装置208の表示状態や各演出可動体の動作を視認可能とされている。導光板ILは、透過領域に所定のレンズカットが施されている。導光板ILの側端部近傍の適宜位置にはLED等の発光体が設けられ、発光体からの光がレンズカット部分で前方に向けて反射することにより、透過領域が所定の模様で発光しているように見せることができるように構成されている。図14(a)に示される実施形態では、導光板ILには所定のエフェクト画像を模した模様のレンズカットが施されている。なお、導光板ILは光を照射する分の厚みよりも光を遊技者側に向けて屈折させる領域の部分の厚みのほうが薄いように構成されている。そのため、装飾図柄表示装置208の表示状態が視認しやすくなる場合がある。また、導光板ILが可動するものであってもよい。
また、本実施形態では、装飾図柄表示装置208の右側下方に、第4図柄表示装置284が設けられている。第4図柄表示装置284は、例えば、LEDの発光態様により第4図柄の表示結果を表示することが可能となっている。なお、第4図柄表示装置284をLCDやEL等の画像表示装置によって構成されてもよい。第4図柄表示装置284は、第1副制御部400により駆動制御される。特図の図柄停止中には、LEDが点灯表示されるが、特図の図柄変動中には、点滅表示あるいは消灯される。なお、第4図柄の表示態様や点灯態様や点滅態様を変化させることで、先読み予告を行ってもよい。なお、第4図柄は、図柄変動中に点灯表示し、図柄停止中に消灯表示されるようにしてもよい。
図14(b)に示す演出装置206では、装飾図柄表示装置を3つ横列に並べて配置されている。すなわち、3つの装飾図柄表示装置のうちの中央に配置される第1装飾図柄表示装置208Lと、第1装飾図柄表示装置208Lの左側に配置される第2装飾図柄表示装置208Mと、第1装飾図柄表示装置208Lの右側に配置される第3装飾図柄表示装置208Nとにより表示が行われている。なお、第1装飾図柄表示装置208Lは、メイン表示装置という場合があり、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nは、サブ表示装置という場合があり、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nは、幅方向の長さが第1装飾図柄表示装置208Lの略半分の長さよりも短く、また、表示領域については、高さがわずかに短い。また、第2装飾図柄表示装置208Mは、その右端辺部分が第1装飾図柄表示装置208Lの左端辺部分の前面側に重なっており、第3装飾図柄表示装置208Nは、その左端辺部分が第1装飾図柄表示装置208Nの右端辺部分の前面側に重なっている。さらに、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nは、それぞれ第1装飾図柄表示装置208Lの表示面に沿って、互いに近接する方向にスライド移動可能に構成されている。さらに、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nは、互いに最も近接した状態となった場合に、第1装飾図柄表示装置208Lの表示面に沿って一体的に回転することができるように構成されている。また、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nは、それぞれ第1装飾図柄表示装置208Lの表示面に沿って、上下方向にスライド移動することもできるように構成されている。なお、上述した第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nの演出動作は、全て行うことができるように構成されていなくてもよく、いずれか1つ又は2以上の動作を行うことができるように構成されていてもよい。また、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nのうちの一方又は両方は、演出動作を行わなくてもよい(すなわち、固定されていてもよい)。また、第2装飾図柄表示装置208Mが行うことができる演出動作と第3装飾図柄表示装置208Nが行うことができる演出動作が異なってもよく、例えば、行うことができる演出動作の数が異なっていたり、行うことができる演出動作自体が異なってもよい。具体的には、例えば、第2装飾図柄表示装置208Mは、右方向への移動及び回転が可能であり、第3装飾図柄表示装置208Nは、上下方向への移動が可能であるようにしてもよい。また、第1装飾図柄表示装置208Lも演出動作が行うことができるように構成されてもよい。具体的には、第1装飾図柄表示装置208Lが演出動作するとともに、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nのうちのいずれか一方又は両方が動作してもよいし、第1装飾図柄表示装置208Lのみが動作してもよい。また、第1装飾図柄表示装置208L、第2装飾図柄表示装置208M、第3装飾図柄表示装置208Nの各名称は、各表示装置について装飾図柄が必ずしも変動表示するものではなく、便宜的に名称付けたものであり、表示装置の解釈を狭小するものではないことを念のためここに付言する。また、これらの装飾図柄表示装置(第1装飾図柄表示装置208L、第2装飾図柄表示装置208M、第3装飾図柄表示装置208N)をまとめたものを演出表示手段とし、演出表示手段は、装飾図柄の変動表示を行ったり、複数種類の演出表示を行ったりするということもできる。第1装飾図柄表示装置208Lは、その外周部分の前面側が演出装置206を構成する装飾部材によって覆われており、一部が視認できないように構成されている。なお、装飾部材が透明によって構成され、第1装飾図柄表示装置208Lの外周部分も視認可能に構成されてもよい。また、第1装飾図柄表示装置208Lの外周部分が覆われていないようにしてもよい。また、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、普図表示装置210、第1特図保留ランプ218、第2特図保留ランプ220及び普図保留ランプ216については、図示を省略している。
第1装飾図柄表示装置208Lでは、表示画面の下部の右側に第1ユーザーインタフェイス(UI)部280が配置され、その左側に第2UI部281が配置されている。以下、第1UI部280と第2UI部281を合わせたものを保留枠と称する場合がある。この保留枠は、アイコン表示領域に表示された領域アイコンとも見ることができる。第1UI部280には、その左側に変動アイコンh0が台座に載置された態様で表示されており、図柄変動表示中であることを報知している。また、変動アイコンh0の右側には、殿様のキャラクタからなるナビキャラクタYMが表示されている。第2UI部281には、4つの保留アイコンが表示可能に4つのステージ(第1ステージhs1〜第4ステージhs4)が配置された保留アイコン表示領域が形成されている。なお、保留アイコンのステージhs1〜hs4よりも、変動アイコンh0の台座hs0の方が高くなっている。図14(b)では、特図1の変動表示が4つ保留されているので、保留アイコン表示領域には、4つの保留アイコンh11,h12,h13,h14が表示されている。図14(b)では、、変動アイコンh0及び4つの保留アイコンh11〜h14は、いずれもデフォルトの表示態様(例えば、丸形の無模様かつ白色の表示態様)で表示されているが、遊技の進行に応じて、表示態様が変化する場合がある。これにより、予告表示や先読み予告表示を行うことができるようになっている。
また、第1装飾図柄表示装置208Lの表示画面の中央には、第1装飾図柄(第3図柄)が「装飾4−装飾1−装飾7」の装飾図柄の組合せで停止表示されている。そして、第1装飾図柄表示装置208Lの表示画面の左上隅部には、第1装飾図柄よりも小さい第2装飾図柄(第5図柄)が「装飾4−装飾1−装飾7」の装飾図柄の組合せで停止表示されている。なお、本実施形態では、第2装飾図柄が第1装飾図柄と同じ装飾図柄表示装置に表示されているが、異なる装飾図柄表示装置に表示されてもよい。また、第1装飾図柄表示装置208Lに第2装飾図柄が表示されず、第1装飾図柄のみが表示されていてもよい。また、第2装飾図柄が第1装飾図柄表示装置208Lに表示されず、他の演出用表示装置(例えば、7セグやLEDやドットマトリクス表示装置等)によって表示されてもよい。なお、本実施形態では、第2装飾図柄における装飾図柄の組合せが、第1装飾図柄における装飾図柄の組合せと一致しているが、第1装飾図柄における装飾図柄の組合せと第2装飾図柄における装飾図柄の組合せの一部(1又は2の装飾図柄が一致)又は全てが不一致であってもよい。さらに、第1装飾図柄表示装置208Lの表示画面の右上隅部には、特図1及び特図2の第2保留数表示が表示されている。なお、本実施形態では、第2保留数表示が保留アイコン表示領域と同じ装飾図柄表示装置に表示されているが、異なる装飾図柄表示装置に表示されてもよい。また、第2保留数表示を特図1と特図2とで異なる装飾図柄表示装置に分けて表示してもよい。また、特図1及び特図2の第2保留数表示が第1装飾図柄表示装置208Lに表示されなくてもよい。また、特図1及び特図2の第2保留数表示が第1装飾図柄表示装置208Lに表示されず、他の演出用表示装置(例えば、7セグやLEDやドットマトリクス表示装置等)によって表示されてもよい。なお、第2保留数表示は、特図1及び特図2のうちの一方の特図のみの保留数を表示してもよく、特図1及び特図2の両方の保留数を表示してもよい。
第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nでは、それぞれ背景表示が第1装飾図柄表示装置208Lに表示されている背景表示につながるように表示されている。この背景表示は、例えば、演出や遊技状態(通常遊技状態、確変状態、隠れ確変状態、時短状態等)に対応した背景表示が表示される。なお、演出に対応する背景表示は、ユーザーによって設定可能なモードに対応する背景表示、当該図柄変動表示における予告又は先読み予告として行われる背景表示、当否判定結果に関わらない背景表示を示す。また、背景表示は、ある遊技状態(通常遊技状態、確変状態、隠れ確変状態、時短状態のうちのいずれか1つ又は2以上)において、複数種類表示される場合があってもよい。この場合において、法則性をもって変化してもよいし(例えば、背景表示A→背景表示B→背景表示C→背景表示A→・・・といったように順番に変化する等。ここで、法則性が崩れた場合は、大当り確定の予告(プレミア予告)となるようにしてもよい。)、順番は関係なくランダムに変化してもよい。なお、本実施形態では、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nには、それぞれ外周にフレーム(ベゼル)が設けられているが、フレームレスの形態であってもよい。また、フレームに装飾部材やLEDが設けられてもよい。
また、第1装飾図柄表示装置208Lの下方には、上述した家紋役物224Eが配置されており、演出内容に応じて、上下方向に移動したり、回転することができるように構成されている。なお、図14(b)に示す例では、家紋役物224Eは、初期位置に位置しているが、図14(b)に示される家紋役物224Eの初期位置は、家紋役物224Eの上端部分が第1装飾図柄表示装置208Lの下端部分にわずかにオーバーラップする位置となっているが、適宜の位置に設定することができる。
また、第1装飾図柄表示装置208Lの上方には、上述した千両箱役物224Hが配置されており、演出内容に応じて、上下方向に移動することができるように構成されている。千両箱役物224Hは、第1装飾図柄表示装置208L、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nよりも前側に配置されており、これらの装飾図柄表示装置の前面側にオーバーラップ可能とされている。
これら、装飾図柄表示装置、家紋役物224E及び千両箱役物224Hの前面側には、上述した導光板ILが配置されており、遊技者は導光板を介して各装飾図柄表示装置の表示状態や各演出可動体の動作を視認可能とされている。
また、図14(b)では、第3装飾図柄表示装置208Nの下方に、第4図柄表示装置284が設けられている。
次に、図14(a)あるいは同図(b)に示される演出装置206を用いた演出例について、図15を参照しながら説明する。ここで、図15は、本実施形態において適用可能な演出例について説明する図である。
図15(A1)〜同図(A2)では、図14(a)に示される演出装置206における演出可動体の動作態様が示されている。すなわち、図15(A1)に示される状態から、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gd及び千両箱役物224Hが動作すると、図15(A2)に示される態様となる。具体的には、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdは、最初に「大」、「盤」、「振」、「舞」の各文字が正面に向く位置となるまでそれぞれ回転し、その後、装飾図柄表示装置208の中央に向かって水平方向に移動する。また、千両箱役物224Hは、初期位置から装飾図柄表示装置208の略中央でオーバーラップする位置まで移動する。ここで、千両箱役物224Hは、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdの前面側に配置され、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdが千両箱役物224Hにオーバーラップされていない状態である場合に比べ、視認困難とされている。なお、千両箱役物224Hが第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdの前面側にオーバーラップしないように構成されてもよい。また、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdが千両箱役物224Hの前面側に配置され、千両箱役物224Hにオーバーラップするように構成されてもよい。
図15(B1)では、図14(a)に示される演出装置206において、導光板ILの発光が行われ、導光板IL上に所定のエフェクト画像を模した模様が視認容易な態様で現されている様子が示されている。ここで、導光板ILの発光中は、装飾図柄表示装置208のバックライトや各種ランプの輝度を低下させる等して、導光板IL上に現れた模様をより視認しやすくするようにしてもよい。
図15(C1)〜同図(C4)では、図14(a)に示される演出装置206における演出可動体の動作態様が示されている。ここで、図15(C1)〜同図(C4)に示される例では、家紋役物224Eに換えて、演出可動体としてのPOV(Persistence Of Vision)ディスプレイ224Iが設けられている。POVディスプレイ224Iは、バーサライタとも称され、上下方向に移動可能であって、装飾図柄表示装置208の前面側にオーバーラップ可能に構成されている。POVディスプレイ224Iの初期位置は、装飾図柄表示装置208の下方とされているが、任意の位置に設定することができる。POVディスプレイ280は、昇降アームと、その昇降アームの先端部に回転自在に取り付けられたLEDアレイとを有する。昇降アームは、例えば、ラック・アンド・ピニオン等の公知の機構によって、昇降動作を行うことができる。LEDアレイには、複数のLEDが一列に配置されており、水平方向に延在する姿勢がLEDアレイの初期姿勢となっている。なお、LEDアレイに設けられるLEDは、フルカラーLEDであってもよいし、単色のLEDであってもよい。昇降アームの先端部には、モータが内蔵されており、LEDアレイは、延在方向の中央部で、そのモータの回転軸に連結されている。第1副制御部400(あるいは、第2副制御部500)は、回転するLEDアレイに配置された複数のLEDにつき、1つ1つの点灯制御を、演出データの一種であるバーサデータに基づいて行う。このようにすることで、LEDアレイの回転中に複数のLEDの発光態様が変化し、遊技者に残像が視認される。すなわち、各LEDの回転軌跡に光の残像が生じ、絵柄が表される。また、POVディスプレイ224Iは、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gd及び千両箱役物224Hよりも前面側に配置されているが、これらの演出可動体の前後関係は、適宜に設定することができる。
図15(C1)では、POVディスプレイ224Iが初期位置でLEDアレイが初期姿勢とされている状態が示されている。
図15(C2)では、POVディスプレイ224Iが、昇降アームによりLEDアレイを上昇させ、装飾図柄表示装置208の略中央の前面側にLEDアレイがオーバーラップしている様子が示されている。そのため、装飾図柄表示装置208は、POVディスプレイ224Iがオーバーラップしていない状態である場合と比べて、表示画面が視認困難とされている。
図15(C3)では、POVディスプレイ224IのLEDアレイが回転を開始した様子が示されている。LEDアレイは、低速から高速へと回転を加速している。なお、LEDアレイに設けられた複数のLEDは、LEDアレイが回転を開始した時点で、点灯や点滅を開始してもよいし、一定の回転速度に到達した後に点灯や点滅を開始してもよい。また、LEDアレイの回転領域は、変動アイコンh0、保留アイコンh11〜h14、第1装飾図柄にオーバーラップしており、LEDアレイの回転中は、これらが視認困難とされている。
図15(C4)では、POVディスプレイ224IのLEDアレイが定速回転とされ、「熱」の文字が表示され、予告表示あるいは先読み予告表示が行われている様子が示されている。なお、POVディスプレイ224Iによって表示される画像は、上述したものに限らず、例えば、キャラクタ画像や、装飾図柄や、背景画像等であってもよい。また、POVディスプレイ224Iによって画像が表示されている間、装飾図柄表示装置208のバックライトや各種ランプの発光輝度を低下して、POVディスプレイ224Iによって表示された画像の視認性を向上させるようにしてもよい。また、POVディスプレイ224Iによって画像が表示されている間、装飾図柄表示装置208を暗転表示とするようにしてもよい。
図15(D1)では、図14(b)に示される演出装置206において、導光板ILの発光が行われ、導光板IL上に所定のエフェクト画像を模した模様が視認容易な態様で現されている様子が示されている。ここで、導光板ILの発光中は、第1装飾図柄表示装置208L、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nのバックライトや各種ランプの輝度を低下させる等して、導光板IL上に現れた模様をより視認しやすくするようにしてもよい。
図15(E1)〜同図(E2)では、図14(b)に示される演出装置206において、家紋役物224Eが動作している様子が示されている。具体的には、図15(E1)に示すように、家紋役物224Eが、初期位置から上昇した位置まで移動して、変動アイコンh0、保留アイコンh11〜h14及びナビキャラクタYMにオーバーラップし、変動アイコンh0、保留アイコンh11〜h14及びナビキャラクタYMの少なくとも一部がオーバーラップしていない場合よりも視認困難とされている。その後、図15(E2)に示すように、家紋役物224Eは、時計方向(CW方向)に回転している。なお、家紋役物224Eは、初期位置において回転してもよい。また、家紋役物224Eが、回転とともに、あるいは、回転に換えて、振動するようにしてもよい。また、上昇のみ行い、回転及び振動を行わないようにしてもよい。なお、図14(a)に示される演出装置206にも適用可能である。
図15(F1)では、図14(b)に示される演出装置206において、千両箱役物224Hが動作している様子が示されている。具体的には、千両箱役物224Hが初期位置から、第1装飾図柄表示装置208Lの略中央の前面側にオーバーラップする位置に移動している様子が示されている。図15(F1)に示すタイミングでは、第1装飾図柄が千両箱役物224Hがオーバーラップされていることにより、オーバーラップされていない状態である場合よりも視認困難とされている。この演出例では、千両箱役物224Hが動作する場合には、千両箱役物224Hと家紋役物224Eとが干渉しないように、家紋役物224Eを動作しないようにしている。なお、千両箱役物224Hと家紋役物224Eの両方が動作している状態となる場合があってもよい。また、千両箱役物224Hが動作する場合には、家紋役物224Eをさらに下方に移動させる退避動作が行われるようにしてもよい。
図15(G1)では、図14(b)に示される演出装置206において、第2装飾図柄表示装置208Mが下方にスライド移動し、第3装飾図柄表示装置208Nが上方にスライド移動している様子が示されている。このとき、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nに表示されている背景画像は、第1装飾図柄表示装置208Lに表示されている背景画像に連続するように、スライド移動に合わせてスクロール表示がなされている。すなわち、背景画像について、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nがスライド移動する前に表示されていなかった領域が、スライド移動することにより視認され得るように構成されている。換言すれば、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nが移動することにより見える画像があるということができる。これにより、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nが移動しても、第1装飾図柄表示装置208L、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nが一体となった表示を行うことができる。なお、第2装飾図柄表示装置208Mが上方にスライド移動し、第3装飾図柄表示装置208Nが下方にスライド移動してもよいし、第2装飾図柄表示尾装置208Mが上方にスライド移動し、第3装飾図柄表示装置208Nが上方にスライド移動してもよいし、第2装飾図柄表示装置208Mが下方にスライド移動し、第3装飾図柄表示装置208Nが下方にスライド移動してもよい。
図15(H1)では、図14(b)に示される演出装置206において、第1装飾図柄が拡大して、第2装飾図柄表示装置208M、第1装飾図柄表示装置208L、第3装飾図柄表示装置208Nに跨って表示されている様子が示されている。すなわち、拡大した第1装飾図柄の左図柄が第2装飾図柄表示装置208Mと第1装飾図柄表示装置208Lに跨って表示され、拡大した第1装飾図柄の右図柄が第1装飾図柄表示装置208Lと第3装飾図柄表示装置208Nに跨って表示されている。このとき、第2装飾図柄は、第1装飾図柄表示装置208Lにのみ表示され、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nに跨って表示されていない。また、変動アイコンh0や保留アイコンh11〜h14も第1装飾図柄表示装置208Lにのみ表示され、第2装飾図柄表示装置208Mや第3装飾図柄表示装置208Nには跨っていない。なお、拡大した第1装飾図柄が2つの表示装置に跨って表示しなくてもよく、例えば、第2装飾図柄表示装置208Mにのみ拡大した左図柄が表示され、第1装飾図柄表示装置208Lにのみ拡大した中図柄が表示され、第3装飾図柄表示装置208Nにのみ拡大した右図柄が表示されてもよい。また、変動アイコンh0や保留アイコンh11〜h14、第2装飾図柄が複数の表示装置に跨って表示されてもよい。
図15(I1)〜同図(I2)では、図14(b)に示される演出装置206における演出可動体の動作態様が示されている。ここで、図15(I1)〜同図(I2)に示される例では、家紋役物224Eに換えて、上述したPOVディスプレイ224Iが設けられている。なお、図15(I1)に示されるタイミングでは、POVディスプレイ224Iが初期位置でLEDアレイが初期姿勢とされている状態が示されている。
図15(I2)では、POVディスプレイ224Iが、初期位置から第1装飾図柄表示装置208Lの略中央の前面側にLEDアレイがオーバーラップする位置まで移動した後、LEDアレイが回転し、一定の回転速度に到達して定速回転とされ、「熱」の文字が表示されている様子が示されている。
図15(J1)では、図14(b)に示される演出装置206において、第2装飾図柄表示装置208Mに表示されていた背景表示を第1UI部280における表示に変更し、第3装飾図柄表示装置208Nに表示されていた背景表示を第2UI部281における表示に変更されている様子が示されている。すなわち、第2装飾図柄表示装置208Mには、ナビキャラクタYM及び変動アイコンh0が表示されており、第3装飾図柄表示装置208Nには、保留アイコンh11〜h14が表示されている。つまり、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nが、第1装飾図柄表示装置208Lとは別の表示が行われている様子が示されている。
図15(K1)〜同図(K4)では、図14(b)に示される演出装置206における演出可動体の動作態様が示されている。なお、図15(K1)〜同図(K4)に示す例では、第1装飾図柄表示装置208Lの外周が装飾部材に重なっておらず、当該領域に表示される画像についても視認可能に構成されている。このとき、第1装飾図柄表示装置208Lの左右両側が、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nによって一部がオーバーラップされている。
図15(K1)では、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nが初期位置となっている様子が示されている。
図15(K2)では、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Mが、第1装飾図柄表示装置208Lの表示面に沿って互いに近接する位置までスライド移動している様子が示されている。このとき、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nの表示は、スライド移動に沿って、第1装飾図柄表示装置208Lの表示画面に連続するように、スライド移動に合わせてスクロール表示がなされている。その結果、第1装飾図柄表示装置208Lに表示されていた第1装飾図柄が、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nに表示される。すなわち、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nは、第1装飾図柄表示装置208Lにおいて表示されている画像であって、オーバーラップしている部分の画像をスライド移動に合わせてスクロール表示することにより、第1装飾図柄表示装置208L、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nで一体感のある表示を行うことができる。なお、図15(K2)に示すように、家紋役物224Eは、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nに干渉しないように、初期位置から下方に移動して退避位置となっている。ここで、図15(K2´)に示すように、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nにおける表示をスクロールさせずスライド移動させるようにしてもよい。また、家紋役物224Eは、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nの動作が行われているときに、初期位置で回転してもよいし、振動してもよいし、回転しながら振動してもよい。
図15(K3)〜同図(K4)では、第2装飾図柄表示装置208Mと第3装飾図柄表示装置208Nとが近接した状態で、第1装飾図柄表示装置208Lの表示面に沿って反時計方向(CCW方向)に一体となって回転している様子が示されている。図15(K4)では、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nが90度回転した様子が示されている。このとき、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nにそれぞれ表示されている画像が第1装飾図柄表示装置208Lに整合するように、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nの回転軸を中心として第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nの回転方向とは反対方向に回転する表示が行われる。これにより、遊技者が、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nは回転しているが、表示されている画像は回転していないように見える場合がある。
図15(L1)では、図14(a)に示される演出装置206の変形例を示している。すなわち、図15(L1)に示す例では、家紋役物224Eに換えて、サブ表示装置208Sが装飾図柄表示装置208の下方に配置され、サブ表示装置208Sの上端部分が装飾図柄表示装置208の下端部分の少なくとも一部にオーバーラップしている。サブ表示装置208Sでは、上述した第1UI部280及び第2UI部281におけるそれぞれの表示が表示されている。すなわち、サブ表示装置208Sでは、変動アイコンh0と保留アイコンh11〜h14が表示されるとともに、ナビキャラクタYMも表示されている。また、サブ表示装置208Sにおける表示は、装飾図柄表示装置208における表示とは別の表示が行われている。また、装飾図柄表示装置208の下方右側には、サボハニのキャラクタSBHが右側から左側に向かって歩いている様子が示されているが、一部がサブ表示装置208Sにオーバーラップされており、サブ表示装置208Sにオーバーラップされていない状態である場合よりも視認困難とされている。なお、図15(L1´)に示すように、表示画像(背景画像やサボハニのキャラクタSBH等)を装飾図柄表示装置208とサブ表示装置208Sに跨って表示するようにしてもよい。
図15(M1)では、サブ表示装置208S及び第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdの動作態様が示されている。すなわち、サブ表示装置208Sは、初期位置から装飾図柄表示装置208の略中央の前面側となる位置に移動して、装飾図柄表示装置208の表示画面の少なくとも一部をオーバーラップしており、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdは、「大」、「盤」、「振」、「舞」の各文字が正面となる位置までそれぞれ回転した後、装飾図柄表示装置208の略中央の前面側となる位置まで移動したサブ表示装置208Sの左右両端の近傍となる位置まで移動している。このとき、サブ表示装置208Sでは、カットイン表示が行われ、装飾図柄表示装置208では、所定のエフェクト画像が表示されており、所定の予告演出あるいは先読み予告演出が行われている様子が示されている。
次に、本実施形態に係るパチンコ機100において実行される演出の具体例について、図16〜図19を参照しながら説明する。ここで、図16は、本実施形態のパチンコ機の装飾図柄表示装置208を中心とした演出の一例を段階的に示す図であり、図17は、図16に示す演出の一例の続きを段階的に示す図であり、図18は、図17に示す演出の一例の続きを段階的に示す図であり、図19は、図18に示す演出の別の例について段階的に示す図である。
図16には、装飾図柄表示装置208、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、普通図柄表示装置210、特図1保留ランプ218、特図2保留ランプ220、普図保留ランプ216及び第4図柄表示装置284が示されている。なお、以下では、図14(a)に示される演出装置206を適用して説明するが、図14(b)に示される演出装置206を適用することも可能である。また、以下では、家紋役物224E、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gd、千両箱役物224H及び導光板ILについては、図示を省略している。
図16(1)に示す装飾図柄表示装置208には、「装飾4−装飾1−装飾7」の装飾図柄の組み合わせが停止表示されている。なお、ここでの背景は非表示であるが、例えば、図14(a)に示すようなデフォルトの背景画像(海岸の背景画像)が表示されている。以下の説明においても、背景が非表示の場合には、特に断らない限り、デフォルトの背景画像が表示されている。なお、デフォルトの背景画像とは異なる様々な背景画像(例えば、モードに応じた背景画像等)を表示してもよい。また、装飾図柄表示装置208の表示画面の右上隅部には第2保留数表示が表示され、左上隅部には第2装飾図柄が表示されている。第2装飾図柄も第1装飾図柄の停止表示に合わせて、「装飾4−装飾1−装飾7」の装飾図柄の組合せで停止表示されている。また、装飾図柄表示装置208の下方右側に形成された第1UI部280では、ナビキャラクタYMが表示されている。なお、図16(1)に示されるタイミングでは、図柄が停止表示されているため、変動アイコンh0は表示されていない。
さらに、図16に示す制御状態(遊技状態)は、特図低確率普図低確率状態である。この非電サポ状態における装飾図柄表示装置208では、第2UI部281に特図1の保留アイコンが表示される。なお、非電サポ状態における装飾図柄表示装置208の所定領域(例えば、表示画面の右端)に、特図2の保留アイコン表示領域が設けられてもよい。
第2UI部281には、特図1の保留を表す保留アイコンが表示される。特図1の保留数は、特図1保留ランプ218の点灯数の他、特図1の保留アイコンの数や第2保留数表示によっても表され、特図2の保留数は、特図2保留ランプ220の点灯数の他、特図2の保留アイコンの数や第2保留数表示によっても表されている。すなわち、保留アイコンは、主制御部300のRAM308に記憶されている始動情報に対応したものである。以下、最も古い始動情報(最も古い入賞)に対応した保留アイコンを第一の保留アイコン、2番目に古い始動情報に対応した保留アイコンを第二の保留アイコン・・・と称する場合がある。第2UI部281では、保留アイコンが横並びに表示され、右側の保留アイコンほど入賞が古い保留アイコンになる。
図16(1)には、第2UI部281に2つの特図1の保留アイコンh11,h12が表示されており、これら2つの特図1の保留アイコンh11,h12はいずれも、デフォルトの表示態様(丸形の無模様かつ白色の表示態様)で表示されている。すなわち、特図1のデフォルトの保留アイコンは、丸形の保留アイコンである。なお、図16(1)では、第2UI部281に4つの保留アイコンが表示されることをわかりやすくするために、実際には表示されていない保留アイコンを破線で示してある。また、図16(1)では、説明を容易にするために、第1UI部280及び第2UI部281を破線で区画して表しているが、実際にはこの破線は表示されない。
一方、特図2の保留アイコンは一つも表示されていない。これは、上述のごとく、図16に示す制御状態(遊技状態)は、非電サポ状態(非時短状態)であるため、電チューが開きにくく特図2始動口232への入賞が困難な状態であるためである。
本実施形態のパチンコ機100では、制御状態(遊技状態)に応じて、特図1と特図2で入賞しやすい方の特図の保留アイコンが表示され、もう一方の特図の保留アイコンが表示されないようにしている。すなわち、制御状態が非電サポ状態である場合には、図16(1)に示すように、第2UI部281に特図1の保留アイコンが表示され、特図2の保留アイコンは表示されない。一方、制御状態が電サポ状態である場合には、反対に、特図2の保留アイコンが表示され、特図1の保留アイコンは表示されない。なお、非電サポ状態において、特図2の保留アイコンが表示されてもよいし、電サポ状態において、特図1の保留アイコンが表示されてもよい。
本実施形態では、特図の図柄変動表示の開始は、特図表示装置における変動開始→第4図柄の点滅開始又は消灯→第2装飾図柄の変動開始→保留アイコンの移動アニメーション開始又は消去→装飾図柄の変動開始の順で行われるが、この順番は前後してもよい。
図16(2)では、特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動が開始され、さらに第4図柄の消灯までが行われているが、保留アイコンや装飾図柄に変化は未だ生じていない。なお、第1特図表示装置212における図柄変動と第4図柄の変動表示とが同時に開始してもよいし、第1特図表示装置212における図柄変動が開始した後で第4図柄の変動表示が開始してもよいし、第4図柄の変動表示が開始した後で第1特図表示装置212における図柄変動が開始してもよい。
図16(3)では、第2保留数表示が2から1に更新され、第2装飾図柄の変動表示が開始している様子が示されている。なお、第2保留数表示の更新表示と第2装飾図柄の変動表示の開始とが同時に行われてもよいし、第2保留数表示の更新表示が行われた後で第2装飾図柄の変動表示が開始してもよいし、第2装飾図柄の変動表示が開始した後で第2保留数表示の更新表示が行われてもよい。
図16(4)では、特図1の保留アイコンh11,h12の移動アニメーションが開始している。ここでの移動(減少)アニメーションは、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象保留アイコン)が第1UI部280における変動アイコンの台座に向けて移動を開始するとともに、第二の保留アイコンh12の表示位置にあった保留アイコンが特図1の第一の保留アイコンh11の表示位置(図14に示す第1ステージhs1参照)に向けて移動を開始する。この段階では、装飾図柄の変動表示は開始されていない。
図16(5)では、移動アニメーションが続き、同図(6)では、変動開始前まで第一の保留アイコンh11であった保留アイコンが変動アイコンの台座hs0に到達し、変動アイコンh0として表示されるとともに、変動開始前まで第二の保留アイコンh12であった保留アイコンが第一の保留アイコンh11の表示位置に到達し、第一の保留アイコンh11として表示され、その後、第1装飾図柄の変動表示が開始される。なお、第1特図表示装置212における図柄変動が開始された時点で、それまで第一の保留アイコンh11であった保留アイコンを変動アイコンh0として見てもよいし、それまで第二の保留アイコンh12であった保留アイコンを第一の保留アイコンh11として見てもよい。なお、移動アニメーションの終了と第1装飾図柄の変動表示の開始とが同じタイミングであってもよいし、移動アニメーションが終了した後で第1装飾図柄の変動表示が開始されてもよいし、第1装飾図柄の変動表示が開始した後で移動アニメーションが終了してもよい。
図16(7)では、第1装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。
図16(8)に示す装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMによるナビキャラ予告が行われている様子が示されていれる。すなわち、装飾図柄表示装置208では、ナビキャラ予告が開始すると、ナビキャラクタYMの近傍に「好機」の文字が表示された吹き出しが表示され、大当りへの期待感が高いことを報知している。
その後、図16(9)に示す装飾図柄表示装置208では、ナビキャラ予告が行われている間に、会話予告が開始している様子が示されている。会話予告が開始されると、殿様のキャラクタとともに「チャンス」という文字表示が表示された殿様の会話画像CI1が表示される。この、殿様の会話画像CI1の表示は、会話予告の第1段階となっている。また、この殿様の会話画像CI1は、第1装飾図柄にオーバーラップしており、第1装飾図柄にオーバーラップしていない状態である場合よりも、第1装飾図柄が視認困難とされている。また、ナビキャラ予告では、吹き出しの表示が「好機」の文字表示から「否」の文字表示に変化し、大当りへの期待感がより高まっていることを報知している。なお、殿様の会話画像CI1が表示されるタイミングと、吹き出しにおける表示が「否」に更新されるタイミングとが同じであってもよいし、殿様の会話画像CI1が表示された後で吹き出しにおける表示が「否」に更新されてもよいし、吹き出しにおける表示が「否」に更新された後で殿様の会話画像CI1が表示されてもよい。なお、先に表示された予告(例えば、「好機」)から後に表示された予告(例えば、「激熱」)に昇格する演出(例えば、「否」)が行われない場合があってもよい。また、ナビキャラ予告は、当該図柄変動表示における予告だけではなく、先読み予告や、ある予告が行われることを予告する予告、説明表示(各種予告や遊技状態、パチンコ機100の演出で登場するキャラクタや演出の舞台等の説明、チュートリアル表示ともいう)等が行われてもよい。
その後、図16(10)に示す装飾図柄表示装置208では、会話予告が更新されるとともにナビキャラ予告も更新されている。会話予告では、殿様の会話画像CI1が縮小表示されて第2装飾図柄の表示位置の下方に表示され、爺のキャラクタとともに操作促進報知画像が表示された爺の会話画像CI2が表示される。操作促進報知画像は、演出ボタン136(チャンスボタン136)を操作有効期間内に押下することを促す画像であり、演出ボタン136(チャンスボタン136)を模したボタン画像136aと、上記操作有効期間の残時間を表す残時間表示メータMTとによって構成されている。なお、図16(10)に示すタイミングでは、操作有効期間は開始されておらず、演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作されてもこれに応じた表示は行われない。第1装飾図柄は、爺の会話画像CI2によって隠されてしまっているが、遊技者は、第4図柄表示装置284や第2装飾図柄等によって特図が変動中であることを認識することができる場合がある。なお、装飾図柄が隠されないように、装飾図柄の表示位置を爺の会話画像CI2や殿様の会話画像CI1とは重ならない位置に移動させるようにしてもよい。また、図16(10)に示すように、殿様の会話画像CI1は、爺の会話画像CI2によって少なくとも一部がオーバーラップされており、オーバーラップされていない状態である場合よりも、殿様の会話画像CI1の表示態様が視認困難とされている。また、ナビキャラ予告では、吹き出しの表示が「否」の文字表示から「激熱」の文字表示に変化し、大当りへの期待感が相当程度高いことを報知している。また、この吹き出しの表示は、爺の会話画像CI2の一部にオーバーラップしている。なお、爺の会話画像CI2が表示されるタイミングと、吹き出しにおける表示が「激熱」に更新されるタイミングとが同じであってもよいし、爺の会話画像CI2が表示された後で吹き出しにおける表示が「激熱」に更新されてもよいし、吹き出しにおける表示が「激熱」に更新された後で爺の会話画像CI2が表示されてもよい。このように、この演出例では、会話予告が行われた場合の方が、会話予告が行われない場合よりも、大当りとなりやすくなっている。また、会話予告が更新される際に殿様の会話画像CI1が縮小表示されなくてもよく(例えば、図16(9)と同じ大きさの表示が表示されたまま)、殿様の会話画像CI1が消去されてもよい。また、後から表示された会話画像が先に表示された会話画像と異なる大きさ(大きい又は小さい)であってもよく、表示されると大当りへの期待度が高い会話予告Aが、この会話予告Aよりも大当りへの期待度が低い会話予告Bと異なる大きさ(大きい又は小さい)であってもよい。
その後、図16(11)に示すタイミングで操作有効期間が開始される。遊技者は、図16(11)に示すタイミング以降に演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作することにより、操作に応じた演出を見ることができる場合がある。
図16(12)に示す残時間表示メータMTは、上記操作有効期間が開始して所定時間が経過したときの表示態様で示されており、その後、図16(13)に示すタイミングで、遊技者が、演出ボタン136(チャンスボタン136)を押下している様子が示されている。なお、図16(12)に示されるタイミングでは、ナビキャラ予告は終了しており、吹き出しの表示が消去されている。演出ボタン136(チャンスボタン136)が上記操作有効期間内に押下されると、図16(14)に示すように、爺の会話画像CI2では、操作促進報知画像に換えて「激熱ですぞ」の文字が表示される場合がある。これにより、大当りの信頼度がかなり高いことが報知される。なお、「激熱ですぞ」といった予告の文字表示は、演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作されたことを条件に表示されるものであってもよいし、演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作されることなく操作有効期間が経過した場合にも表示されるものであってもよい。
その後、図16(15)に示す装飾図柄表示装置208では、殿様の会話画像CI1及び爺の会話画像CI2が消去されて会話予告が終了し、第1装飾図柄が視認容易とされている様子が示されている。
その後、図16(16)に示す装飾図柄表示装置208では、第1装飾図柄の左図柄に「装飾7」が停止表示された後、図16(17)に示すように、右図柄に「装飾7」が停止表示してリーチ状態が形成される。ここで、第1装飾図柄の各図柄が停止表示する際に、図柄停止表示アニメーションを行い、図柄が停止表示したことを演出するようにしてもよい。
そして、図16(17)〜同図(19)に示すように、リーチ状態が形成されると、装飾図柄表示装置208では、リーチ開始時アニメーションが行われる。この演出例におけるリーチ開始時アニメーションでは、リーチ状態が形成されたときに、左図柄と右図柄を拡大・縮小するアニメーション表示が行われる。なお、リーチ開始時アニメーションの表示態様としては適宜のものを採用することができる。遊技者は、このリーチ開始時アニメーションを見ることにより、リーチ演出が開始されることを認識することができる場合がある。
リーチ演出が開始されると、図16(20)〜同図(21)に示すように、第1装飾図柄の左図柄と右図柄がそれぞれ左右上方に移動表示され、第1UI部280では、変動アイコンh0を残して表示領域の下方にフレームアウトするとともに、第2UI部281に表示されている保留アイコンh11〜h14(図16(20)に示す演出例では、保留アイコンh11)もフレームアウトされる。なお、第1装飾図柄の左図柄と右図柄の移動表示の開始と、第1UI部280及び第2UI部281における各画像のフレームアウト表示の開始とが同じタイミングであってもよいし、第1装飾図柄の左図柄と右図柄の移動表示が開始した後で、第1UI部280及び第2UI部281における各画像のフレームアウト表示が開始してもよいし、第1UI部280及び第2UI部281における各画像のフレームアウト表示が開始した後で、第1装飾図柄の左図柄と右図柄の移動表示が開始してもよい。
その後、図16(22)に示すように、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdが動作し、それぞれ装飾図柄表示装置208の前面側でオーバーラップする。第1装飾図柄の左図柄と右図柄は、それぞれ第1大盤振舞役物224Gaと第2大盤振舞役物224Gbによってオーバーラップされ、視認困難とされている。また、第2装飾図柄と第2保留数表示も、それぞれ第1大盤振舞役物224Gaと第2大盤振舞役物224Gbによって少なくとも一部がオーバーラップされ、視認困難とされている。なお、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdのうちの一部のみが動作してもよいし、全部が動作してもよく、例えば、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdの動作する数によって信頼度が異なるようにしてもよい。また、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdが動作しない場合があってもよい。
続いて、図16(23)に示すように、導光板ILの発光が行われ、導光板IL上に所定のエフェクト画像を模した模様が視認容易な態様で現される。なお、導光板ILの発光が行われない場合があってもよい。例えば、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdの動作と導光板ILの発光の両方が行われる場合があってもよいし、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdの動作のみが行われ、導光板ILの発光が行われない場合があってもよいし、導光板ILの発光のみが行われ、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdの動作が行われない場合があってもよいし、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdの動作と導光板Ilの発光の両方が行われない場合があってもよい。
その後、図16(24)に示すように、導光板ILの発光が終了した後、図17(25)に示すように、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdがそれぞれ初期位置に戻る。なお、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdがそれぞれ初期位置に戻った後で導光板ILの発光が終了するようにしてもよいし、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdの初期位置への移動開始と導光板ILの発光の終了とが同時に行われてもよい。ここで、図16(22)〜同図(24)において、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gd及び導光板ILによって行われる一連の演出が行われた方が、一連の演出が行われない場合よりも大当りとなりやすいように構成されてもよい。
図17(26)では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展した様子が示されている。図17(26)に示す装飾図柄表示装置208では、敵役の剣豪の画像が大きく表示され、続く図17(27)に示す装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様と敵役の剣豪との決闘シーンのアニメーションが表示されている。
その後、図17(28)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタン画像136aと残時間表示メータMTが表示され、ボタン演出が開始されている様子が示されている。その後、図17(29)に示すタイミングで、演出ボタン136(チャンスボタン136)の操作有効期間が開始すると、遊技者による演出ボタン136(チャンスボタン136)の操作を受付可能な状態となる。
図17(30)に示す残時間表示メータMTでは、上記操作有効期間が開始されてゲージが減っている様子が示されており、その後、図17(31)に示すタイミングで、遊技者が、演出ボタン136(チャンスボタン136)を押下している様子が示されている。演出ボタン136(チャンスボタン136)が上記操作有効期間内に押下されると、図17(32)に示すように、殿様のカットイン画像CI3が表示され、大当りの信頼度が高いことを報知する予告演出が行われる。殿様のカットイン画像CI3は、決闘シーンのアニメーション表示にオーバーラップしており、殿様のカットイン画像CI3が表示されていない場合と比べると視認困難とされている。なお、殿様のカットイン画像C13は、演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作されたことを条件に表示されるものであってもよいし、演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作されることなく操作有効期間が経過した場合にも表示されるものであってもよい。
その後、図17(33)に示す装飾図柄表示装置208では、殿様のカットイン画像CI3が消去され、決闘シーンのアニメーション表示が継続している様子が示されている。
その後、図17(34)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタン画像136aと残時間表示メータMTが表示され、スーパーリーチに発展してから2回目のボタン演出が開始されている様子が示されている。その後、図17(35)に示すタイミングで、演出ボタン136(チャンスボタン136)の操作有効期間が開始すると、遊技者による演出ボタン136(チャンスボタン136)の操作を受付可能な状態となる。
図17(36)に示す残時間表示メータMTでは、上記操作有効期間が開始されてゲージが減っている様子が示されており、その後、図17(37)に示すタイミングで、遊技者が、演出ボタン136(チャンスボタン136)を押下している様子が示されている。なお、スーパーリーチに発展してから2回目のボタン演出における操作有効期間がスーパーリーチに発展してから1回目のボタン演出における操作有効期間よりも短くてもよく、この場合、スーパーリーチに発展してから2回目のボタン演出における残時間表示メータMTにおけるゲージの減る速度がスーパーリーチに発展してから1回目のボタン演出における残時間表示メータMTにおけるゲージの減る速度よりも速くてもよい。また、スーパーリーチに発展してから1回目のボタン演出における操作有効期間がスーパーリーチに発展してから2回目のボタン演出における操作有効期間よりも短くてもよいし、スーパーリーチに発展してから1回目のボタン演出における操作有効期間とスーパーリーチに発展してから2回目のボタン演出における操作有効期間とが同じ長さであってもよい。
演出ボタン136(チャンスボタン136)が上記操作有効期間内に押下されると、図17(38)に示すように、装飾図柄表示装置208では、決闘シーンのアニメーション表示からエフェクト画像の表示に切り換えられるとともに、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdが動作し、それぞれ装飾図柄表示装置208の前面側でオーバーラップする。エフェクト画像や第1装飾図柄の左図柄及び右図柄は、それぞれ第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdによってオーバーラップされ、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdによってオーバーラップされていない状態である場合に比べると視認困難とされている。また、第2装飾図柄と第2保留数表示も、それぞれ第1大盤振舞役物224Gaと第2大盤振舞役物224Gbによって少なくとも一部がオーバーラップされ、視認困難とされている。なお、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdのうちの一部のみが動作してもよいし、全部が動作してもよく、例えば、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdの動作する数によって信頼度が異なるようにしてもよい。また、図17(38)に示される演出は、演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作されたことを条件に表示されるものであってもよいし、演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作されることなく操作有効期間が経過した場合にも表示されるものであってもよい。また、エフェクト画像の表示と第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdの動作のうちのいずれか一方のみが行われる場合があってもよい。また、エフェクト画像の表示と第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdの動作の両方が行われる場合は、エフェクト画像が表示された後で第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdの動作が開始されてもよいし、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdの動作が開始された後でエフェクト画像が表示されてもよいし、エフェクト画像の表示と第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdの動作が同時に開始されてもよい。また、操作有効期間内に演出ボタン136(チャンスボタン136)が押下された場合に、図17(38)に示される演出が行われずにハズレとなる演出表示が行われてもよく、さらに、ハズレとなる演出表示が行われた後で復活演出を表示して大当りとなる演出表示が行われるようにしてもよい。なお、図17(38)に示される演出が開始されると、表示されていた変動アイコンh0が非表示となるが、引き続き表示してもよい。
その後、図17(39)では、千両箱役物224Hが動作して下方に移動し、装飾図柄表示装置208及び第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdの前面側にオーバーラップしている様子が示されている。さらに、その後、図17(40)では、導光板ILの発光が行われている様子が示されている。なお、エフェクト画像の表示、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdの動作、千両箱役物224Hの動作、導光板ILの発光の開始する順序については、上述したものに限定されず、適宜に設定することができる。また、エフェクト画像の表示、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdの動作、千両箱役物224Hの動作、導光板ILの発光のうちの全部が行われてもよいし、一部が行われない場合があってもよい。
図17(41)では、導光板ILの発光が終了した様子が示されている。その後、図17(42)に示すように、千両箱役物224Hが初期位置に向かって上昇を開始する。その後、図17(43)では、エフェクト画像がフェイドアウトし、その後、図17(44)に示すように、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdがそれぞれ初期位置に向かって移動を開始している。このとき、装飾図柄表示装置208では、表示が中断された決闘シーンのアニメーション表示がフェイドインしながら再開している様子が示されている。このとき、変動アイコンh0の表示も再開されている。
その後、決闘シーンのアニメーション表示は、図17(46)まで継続する。図17(46)では、主人公の殿様が敵役の剣豪に勝利し、図17(47)では、中図柄に「装飾7」が表示され、大当りとなることが報知される。その後、図17(48)に示す装飾図柄表示装置208では、決闘シーンのアニメーション表示がフェイドアウトし、図18(49)に示すように、第1装飾図柄が「装飾7−装飾7−装飾7」の装飾図柄の組合せで揺れ変動が開始される。なお、第2装飾図柄は左図柄、中図柄、右図柄のいずれも依然として変動表示が行われている。ここでの背景は、非表示であってもよいし、スーパーリーチが行われるまでとは異なる背景画像であってもよいし、スーパーリーチが行われる前と同じ背景画像であってもよい。。また、このとき、変動アイコンh0や特図1の保留アイコンは表示されていないが、変動アイコンh0や特図1の保留アイコンは表示されていてもよい。また、ナビキャラクタYMの表示も行われていないが、ナビキャラクタYMの表示が行われてもよい。
その後、図18(50)に示すタイミングで、第1特図表示装置212が特図Aの表示態様で表示される。なお、図18(50)に示すタイミングでは、第1特図表示装置212は停止表示されたが、第1副制御部400は、主制御部300からの図柄変動停止コマンドを受信していない状態であるので、図柄確定停止と判断していないため、第1装飾図柄では揺れ変動が継続しており、第2装飾図柄や第4図柄表示装置284では未だ変動表示中となっている。
その後、第1副制御部400が図柄変動停止コマンドを受信すると、図18(51)に示すように、第1装飾図柄及び第2装飾図柄がそれぞれ「装飾7−装飾7−装飾7」の装飾図柄の組合せで停止表示するとともに、第4図柄表示装置284では、図柄が停止した旨の態様での表示が行われる。
その後、大当り遊技が開始して主制御部300から第1副制御部400に入賞演出開始コマンドが送信されると、図18(52)に示すように、装飾図柄表示装置208では、大当り開始演出表示が開始される。今回は、「装飾7−装飾7−装飾7」の装飾図柄の組合せで大当りとなって開始された大当り遊技であるので、装飾図柄表示装置208では、「スペシャルボーナス」の表示が行われ、遊技者に15R確変大当りであることが報知されている。また、図18(52)に示す装飾図柄表示装置208では、表示領域の左上隅部に、右打ちを指示するミニ右打ち表示が行われている。なお、ミニ右打ち表示が行われないようにしてもよい。
その後、図18(53)に示すように、遊技者に右打ちを指示する右打ち指示画面が表示された後、図18(54)に示すように、1ラウンド目が開始される。1ラウンド目が開始されると、装飾図柄表示装置208では、ラウンド演出表示が行われるとともに、表示画面の右下隅部に大当りとなったときの装飾図柄の組合せを示す「装飾7」の表示が行われている。また、表示画面の左上隅部には、ミニ右打ち表示が行われ、右上隅部には、現在のラウンドである「1R」の表示が行われている。なお、大当り遊技において獲得した賞球数や、連荘中に獲得した総賞球数を表示するようにしてもよい。
その後、大当り遊技が消化され、15ラウンド目が開始されると、図18(55)に示すように、装飾図柄表示装置208では、ラウンド演出表示が行われるとともに、表示領域の右上隅部では、現在のラウンドである「15R」の表示が行われる。
図18(56)は、大当り遊技が終了し、装飾図柄表示装置208では、大当り終了演出表示が行われている様子が示されている。今回の大当り遊技は、15R確変大当りとなって開始された大当り遊技であるので、大当り遊技終了後は、遊技状態が特図高確率普図高確率状態(電サポ付き確変状態)となる。そのため、大当り終了演出表示では、その旨を示す「吉宗RUSH突入」の表示が行われ、電サポ付き確変状態に移行することが報知される。
その後、図18(57)に示す装飾図柄表示装置208では、カードユニット608(図4参照)に挿入されているプリペイドカードの取り忘れについて注意喚起する表示(注意喚起表示)が行われる。なお、この注意喚起表示は、電サポ中でない遊技状態において大当りとなった初回大当りでの大当り遊技が終了した場合にのみ表示するようにしてもよいし、大当りとなった状況に拘らず、大当り遊技が終了した場合に必ず表示するようにしてもよい。
図18(58)は、大当り遊技が終了して電サポ付き確変状態に移行し、1回目の図柄変動表示が開始される前の様子を示している。電サポ付き確変状態では、背景画像が電サポ付き確変状態用の背景画像となっており、装飾図柄も通常遊技状態(特図低確率普図低確率状態)とは異なる表示態様となっている。また、表示画面の中央下部には、特図2の保留アイコン表示領域282が形成されており、表示されるアイコンの数によって特図2の保留数を報知している。ここで、特図2の保留アイコンのデフォルトの表示態様は、四角形の無模様かつ白色の表示態様であり、特図1の保留アイコンとは表示態様(ここでは形状)が異なっており、遊技者が一目見ただけで判別がつくようになっている。なお、特図1の保留アイコンのデフォルトの表示態様と、特図2の保留アイコンのデフォルトの表示態様とが同じであってもよい。なお、図18(58)〜同図(63)では、特図2の保留アイコン表示領域282に4つの保留アイコンが表示されていることをわかりやすくするために、実際には表示されていない保留アイコンを破線で示してある。また、図18(58)〜同図(63)では、説明を容易にするために、特図2の保留アイコン表示領域282を破線で区画して表しているが、実際にはこの破線は表示されない。また、電サポ付き確変状態では、特図1の保留アイコンが表示されていないが、表示するようにしてもよい。また、図18(58)に示す装飾図柄表示装置208では、表示画面の左上隅部にミニ右打ち表示が行われるとともに、その下方に連荘回数を示す「ボーナス×○」の文字が表示されている。なお、図18(58)に示すタイミングでは、初回の大当り遊技が終了したので、その旨を示す「ボーナス×1」の表示が行われている。
そして、図18(59)に示すタイミングで第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始された後、図18(60)に示す装飾図柄表示装置208では、遊技者に右打ちを指示する右打ち報知が表示される。この右打ち報知は、半透明の帯画像上に「右打ちしてください」の文字が表示された態様で表示されている。右打ち報知は、装飾図柄にオーバーラップしており、オーバーラップしていない状態である場合よりも装飾図柄が視認困難とされている。右打ち報知は、初回の大当り遊技が終了して移行した電サポ状態においてのみ表示するが、初回の大当り遊技以外の大当り遊技が終了して移行した電サポ状態においても表示するようにしてもよく、例えば、大当り遊技が終了して電サポ状態に移行する毎に表示するようにしてもよい。また、電サポ状態に移行した後、左打ちしていることを検知した場合にも右打ち報知を表示するようにしてもよく、例えば、第1特図始動口230に入賞したことを検知した場合に左打ちが行われたと判断して右打ち報知を表示するようにしてもよい。なお、図18(60)に示す装飾図柄表示装置208では、表示領域の右下隅部に第2保留数表示が表示されている。
その後、図18(61)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が開始している様子が示されている。その後、右打ち報知が表示されてから所定時間(例えば、3秒)が経過すると、図18(62)に示すように、右打ち報知が非表示となる。なお、ミニ右打ち表示は継続して行われている。
図18(63)では、特図2の図柄変動表示の保留が4つとなった様子が示されている。すなわち、特図2保留ランプ220では、特図2の保留が4つであることを示すために4つのランプの全てが点灯し、装飾図柄表示装置208では、特図2の保留アイコンh21〜h24が4つ表示されている。また、第2保留数表示でも、特図2の保留数が4つであることを示す「4」の表示が行われている。
図19(49a)は、図17(48)に続く別の演出例について示している。なお、図16〜図17では、「装飾7」でリーチ状態となって中図柄に「装飾7」が表示された場合について説明したが、ここでは、「装飾6」でリーチ状態となって中図柄に「装飾6」が表示された場合について説明する。図19(49a)に示す装飾図柄表示装置208では、第1装飾図柄が「装飾6−装飾6−装飾6」の装飾図柄の組合せで揺れ変動が行われている様子が示されている。なお、第2装飾図柄は左図柄、中図柄、右図柄のいずれも依然として変動表示が行われている。ここでの背景は、非表示であってもよいし、スーパーリーチが行われるまでとは異なる背景画像であってもよいし、スーパーリーチが行われる前と同じ背景画像であってもよい。また、このとき、変動アイコンh0や特図1の保留アイコンは表示されていないが、変動アイコンh0や特図1の保留アイコンは表示されていてもよい。また、ナビキャラクタYMの表示も行われていないが、ナビキャラクタYMの表示が行われてもよい。
その後、図19(50a)に示すタイミングで、第1特図表示装置212が特図Bの表示態様で表示される。なお、図19(50a)に示すタイミングでは、第1副制御部400は、主制御部300からの図柄変動停止コマンドを受信していない状態であるので、図柄確定停止と判断していないため、第1装飾図柄は揺れ変動を継続しており、第2装飾図柄や第4図柄表示装置284では未だ変動表示中となっている。
その後、第1副制御部400が図柄変動停止コマンドを受信すると、図19(51a)に示すように、第1装飾図柄及び第2装飾図柄がそれぞれ「装飾6−装飾6−装飾6」の装飾図柄の組合せで停止表示するとともに、第4図柄表示装置284では、図柄が停止した旨の態様での表示が行われる。遊技者は、これを見ることにより、実質5R確変大当り、5R通常大当り、2R通常大当りのいずれかの大当りとなったことを認識することができる場合がある。
その後、大当り遊技が開始して主制御部300から第1副制御部400に入賞演出開始コマンドが送信されると、図19(52a)に示すように、装飾図柄表示装置208では、大当り開始演出表示が開始される。今回は、「装飾6−装飾6−装飾6」の装飾図柄の組合せで大当りとなって開始された大当り遊技であるので、装飾図柄表示装置208では、「ボーナス」の表示が行われ、遊技者に実質5R確変大当り、5R通常大当り、2R通常大当りのいずれかであることが報知されている。また、図19(52a)に示す装飾図柄表示装置208では、表示画面の左上隅部にミニ右打ち表示が表示されている。
図19(38b)は、図17(37)に続く別の演出例について示している。図19(38b)では、演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作有効期間内に押下されたがハズレの結果が表示されている様子が示されている。具体的には、装飾図柄表示装置208では、中図柄に「装飾6」が表示され、ハズレとなることが報知される。このとき、変動アイコンh0も表示が再開されている。その後、図19(39b)に示す装飾図柄表示装置208では、第1装飾図柄がフェイドアウトするとともに、決闘シーンのアニメーション表示が再開される。ここでは、主人公の殿様が敵役の剣豪に敗れ、その後、決闘シーンのアニメーション表示がフェイドアウトして、図18(40b)に示すように、変動アイコンh0、第2保留数表示及び第2装飾図柄を残し、非表示とされる。
その後、図19(41b)〜同図(42b)に示すように、装飾図柄表示装置208では、第1UI部280及び第2UI部281(保留枠)が表示領域の下方からスクロールインし、保留アイコンとナビキャラクタYMが表示される。そして、図19(42b)に示すように、装飾図柄表示装置208では、第1装飾図柄が「装飾7−装飾6−装飾7」の装飾図柄の組合せで揺れ変動が開始される。なお、第2装飾図柄は左図柄、中図柄、右図柄のいずれも依然として変動表示が行われている。
その後、図19(43b)に示すタイミングで、第1特図表示装置212が特図Iの表示態様で表示される。なお、図19(43b)に示すタイミングでは、第1副制御部400は、主制御部300からの図柄変動停止コマンドを受信していない状態であるので、図柄確定停止と判断していないため、第1装飾図柄は揺れ変動が継続して行われ、第2装飾図柄や第4図柄表示装置284では未だ変動表示中となっている。
その後、第1副制御部400が図柄変動停止コマンドを受信すると、図19(44b)に示すように、第1装飾図柄及び第2装飾図柄がそれぞれ「装飾7−装飾6−装飾7」の装飾図柄の組合せで停止表示するとともに、第4図柄表示装置284では、図柄が停止した旨の態様での表示が行われる。
続いて、図19(45b)に示す装飾図柄表示装置208では、変動アイコン消去アニメーションの表示が行われる。変動アイコン消去アニメーション表示では、変動アイコンh0が徐々に小さくなり、最終的には、図19(46b)に示すように変動アイコンh0が消失するアニメーション表示が行われる。なお、変動アイコン消去アニメーションは、特図が停止する前に開始されてもよい。
次に、本実施形態に係るパチンコ機100において実行される演出の具体例について説明する。
図20は、タイマ予告演出の一例を段階的に示す図である。
図20では、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、普図表示装置210、第1特図保留ランプ218、第2特図保留ランプ220、普図保留ランプ216及び第4図柄表示装置284aについて、図示を省略している。
図20(1)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、図20(1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、第一の保留アイコンh11が表示されるとともに、第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、変動アイコンh0及びナビキャラクタYMも表示されている。
図20(2)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始している様子が示されている。具体的には、表示画面の右側からタイマ予告表示TM1がフレームインすることにより、タイマ予告演出が開始される。タイマ予告表示TM1には、「10:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから10秒が経過するとある予告演出が開始されることを示唆している。この演出例では、タイマ予告表示TM1のフレームインが開始された時点でカウントダウンを開始しているが、タイマ予告表示TM1のフレームインが完了してから(すなわち、図20(3)に示す表示となってから)カウントダウンを開始するようにしてもよい。
その後、図20(3)〜同図(7)に示すように、タイマ予告表示TM1におけるカウントダウンは、「00:00」となるまで継続して行われる。ここで、図20(5)に示すタイミングでは、左図柄に「装飾7」が停止表示し、図20(6)に示すタイミングでは、右図柄に「装飾7」が停止表示している。
タイマ予告表示TM1における表示が「00:00」となり、カウントダウンが完了すると、図20(8)に示すように、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示に換えて予告への注目を促す旨の「注目」の文字が表示される。
すると、図20(9)に示すように、装飾図柄表示装置208では、中図柄に殿様のキャラクタが表された疑似連図柄が上方から下方に向けて低速で移動する表示が開始される。その後、図20(10)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1が消去され、図20(11)に示すように、疑似連図柄が停止表示した後、図20(12)に示すように、殿様のキャラクタと「継続」の文字表示とからなるカットイン表示が行われる。本実施形態では、このようにして、疑似連図柄が停止表示されることにより、疑似連が実行されることを報知する。ここで、疑似連とは、装飾図柄の変動開始及び仮停止表示を1回の特図の変動表示において複数回実行する装飾図柄の変動表示態様である。本実施形態では、疑似連が実行される回数が多いほど大当りとなりやすいように構成されている。なお、疑似連図柄が停止表示することなく、下方にフレームアウトする場合があってもよく、疑似連図柄が下方にフレームアウトした場合には、疑似連が開始されず、そのままハズレの装飾図柄の組合せが停止表示されてもよいし、リーチ状態となってリーチ演出が開始するようにしてもよい。このように、この演出例では、タイマ予告が行われることにより、カウントダウンが完了した後、疑似連が開始されることを予告している。
その後、図20(13)に示すように、装飾図柄表示装置208では、第1装飾図柄の変動表示が再度開始される。このとき、装飾図柄表示装置208では、疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が開始されたことを示す「×2」が、第1装飾図柄にオーバーラップするようにして大きく表示される。
その後、図20(14)に示す装飾図柄表示装置208では、「×2」の表示が縮小されて第2装飾図柄の下方に移動している。
なお、タイマ予告演出において、タイマ予告表示TM1のタイマ表示のカウントダウンが行われて「00:00」となった場合に、疑似連演出等の或る予告演出が必ず行われてもよいし、行われる場合と行われない場合とがあってもよい。
図20(3a)は、図20(2)に続く別の演出例を示している。なお、この演出例では、タイマ予告表示TM1には、「20:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから20秒が経過するとある予告演出が開始されることを示唆している。
その後、所定時間(例えば、8秒)が経過すると、図20(10a)〜同図(11a)に示すように、1回目の疑似連が上述した要領で行われる。その後、図12(14a)に示すように、2回目の第1装飾図柄の変動表示が行われる。なお、図20(10a)、同図(11a)及び同図(14a)は、それぞれ図20(10)、同図(11)及び同図(14)に対応した演出である。
そして、左図柄及び右図柄にそれぞれ「装飾7」、「装飾6」が停止表示した後、図20(15a)に示すように、タイマ予告演出が開始されてから20秒が経過して、タイマ予告表示TM1のタイマ表示が「00:00」となると、図20(16a)に示すように、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示に換えて予告への注目を促す旨の「注目」の文字が表示される。また、このとき、右図柄が「装飾6」から「装飾7」に変化している。なお、右図柄が「装飾6」のまま変化しないようにしてもよい。すると、図20(16a)〜同図(17a)に示すように、2回目の疑似連が1回目の疑似連と同様の要領で行われる。このように、図20(3a)〜同図(17a)に示されるタイマ予告演出は、2回目の疑似連が開始されることを予告している。また、2回目の疑似連が開始されることを予告しているということは、1回目の疑似連の開始も予告しているということができ、つまり、この演出例では、タイマ予告演出により、1回目と2回目の疑似連の開始を予告しているということができる。なお、この演出例におけるタイマ予告では、2回目の疑似連の開始を予告するものであるが、他の種類の予告や演出の発生を予告するものであってもよい。
図20(7b)は、図20(6)に続く別の演出例を示している。なお、図20(7b)〜同図(11b)は、それぞれ図20(7)〜同図(11)に対応している。図20(7b)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1における表示が「00:00」となり、カウントダウンが完了した様子が示されている。すると、図20(8b−1)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1における「注目」の文字表示に換えて、「いくぜ」という吹き出しセリフが付記された殿様のキャラクタの顔画像YMFが表示されている。そして、その後、図20(8b−2)に示すように、タイマ予告表示TM1が消去される。このように、タイマ予告表示TM1以外の表示によって予告への注目を促すようにしてもよい。なお、タイマ予告演出におけるカウントダウンが完了し、予告への注目を促す手段としては、表示に限らず、音声やランプによって行ってもよいし、表示、音声、ランプのうちの2以上を組み合わせて行うようにしてもよい。
その後、図20(9b)に示すように、装飾図柄表示装置208では、中図柄に殿様のキャラクタが表された疑似連図柄が上方から下方に向けて低速で移動する表示が開始される。その後、図20(10b)に示す装飾図柄表示装置208では、疑似連図柄の移動表示が継続して行われるとともに、殿様のキャラクタの顔画像YMFが消去され、図20(11b)に示すように、疑似連図柄が停止表示した後、図20(12)に示すように、殿様のキャラクタと「継続」の文字表示とからなるカットイン表示が行われる。
なお、この演出例では、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「00:00」になると、これに対応する演出(疑似連)が開始するようにしたが、タイマ表示が「00:00」になっても、これに対応する演出が行われない場合があってもよい。
また、タイマ予告表示TM1においてタイマ表示のカウントダウンが行われている間に、他の予告が行われるようにしてもよい。この場合、この予告がタイマ予告演出に関連する予告であってもよいし、タイマ予告演出とは関係のない予告であってもよい。
図21は、タイマ予告演出の他の例を段階的に示す図である。
図21(a1)は、図20(7)に続く別の演出例を示している。タイマ予告表示TM1における表示が「00:00」となり、カウントダウンが完了すると、図21(a1)に示すように、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示に換えて予告への注目を促す旨の「注目」の文字が表示される。
すると、図21(a2)に示す装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMが変動アイコンh0の方を向いて刀を向ける表示が行われる。その後、図21(a3)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1が消去される。すると、図21(a4)に示す装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMが構えている刀から変動アイコンh0に向けてビームが発射される様子が表示され、その後、図21(a5)に示すように、変動アイコンh0に「熱」の文字が付加された予告表示が行われる。なお、変動アイコンh0ではなく、保留アイコンの表示態様が変化して先読み予告表示が行われてもよい。その後、図21(a6)に示すように、ナビキャラクタYMがデフォルトの表示態様に戻った後、図21(a7)に示すように、「装飾7」によるリーチ状態が発生する。このように、この演出例におけるタイマ予告演出は、予告が行われることを予告する演出であるということができる。
図21(b1)は、タイマ予告演出が開始した後の様子が示されている。この演出例でのタイマ予告演出では、タイマ予告表示TM1に表示されるタイマ表示が「30:00」となって開始されており、すなわち、カウントダウンが開始されてから30秒が経過するとある予告演出が開始されることを示唆するものである。なお、図21(b1)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TM1における表示は「29:69」となっている。このように、タイマ予告演出で行うカウントダウンの時間が複数種類用意されていてもよく、例えば、カウントダウンの時間が長いほど、大当りの信頼度が高いように構成されてもよいし、カウントダウンの時間が短いほど、大当りの信頼度が高いように構成されてもよいし、カウントダウンの時間に拘らず、大当りの信頼度は変わらないように構成されてもよい。
その後、図21(b2)に示す装飾図柄表示装置208では、カウントダウンが開始してからおよそ8秒が経過しており、第1装飾図柄では「装飾7」によるリーチ演出が開始している様子が示されている。
リーチ演出が開始されると、図21(b3)に示すように、第1装飾図柄の左図柄と右図柄がそれぞれ左右上方に移動表示され、第1UI部280では、変動アイコンh0を残して表示画面の下方にフレームアウトするとともに、第2UI部281に表示されている保留アイコンもフレームアウトされる。
その後、図21(b4)では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展した様子が示されている。図21(b4)に示す装飾図柄表示装置208では、敵役の剣豪の画像が大きく表示され、続いて、図21(b5)に示すように、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様と敵役の剣豪との決闘シーンのアニメーション表示が開始される。この間も、タイマ予告表示TM1におけるカウントダウンは継続して行われている。そして、図21(b5)に示すように、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「00:00」となると、図21(b6)に示すように、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示に換えて予告への注目を促す旨の「注目」の文字が表示される。すると、図21(b7)に示すように、装飾図柄表示装置208では、変動アイコンh0に「熱」の文字が付加された予告表示が行われる。このように、この演出例では、装飾図柄の変動表示中においてタイマ予告演出が開始され、このタイマ予告演出がリーチ状態に移行した後も継続して行われている様子が示されている。
図21(b4´−2)は、図21(b4)に続く別の演出例を示している。図21(b4´−2)に示す装飾図柄表示装置208では、決闘シーンのアニメーション表示が開始された後、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「02:37」となっている様子が示されている。すなわち、タイマ予告演出によるカウントダウンが開始されてから、約27秒が経過したときの様子が示されている。また、図21(b4´−2)にしめす装飾図柄表示装置208では、ボタン画像136aと残時間表示メータMTが表示され、ボタン演出が開始されている様子が示されている。なお、このボタン演出は、タイマ予告演出によって予告された演出とは異なる演出である。その後、図21(b5´)に示すように、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「00:00」となると、図21(b6´)に示すように、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示に換えて予告への注目を促す旨の「注目」の文字が表示される。すると、図21(b7´)に示すように、装飾図柄表示装置208では、変動アイコンh0に「熱」の文字が付加された予告表示が行われる。このように、この演出例では、タイマ予告演出においてカウントダウンした結果行われた予告表示(あるいは、演出)がボタン演出の実行中に行われている様子が示されている。
上述の演出例では、タイマ予告演出においてカウントダウンした結果行われる演出として、変動アイコンh0の表示態様の変化表示が行われる例について説明したが、これに限らず、他の演出が行われてもよく、例えば、図21(b7´´)に示すように、残時間表示メータMTのゲージの色が変化して予告を行うようにしてもよい。
図21(b6´´´)は、図21(b5)に続く別の演出例を示している。タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「00:00」となると、図21(b6´´´)に示すように、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示に換えて予告への注目を促す旨の「注目」の文字表示が表示される。すると、図21(b6´´´−2)に示すように、装飾図柄表示装置208では、変動アイコンh0の表示態様が変化して予告表示が行われるとともに、決闘シーンのアニメーション表示が大当りの信頼度がきわめて高いことを示すカットイン表示に切り換えられている様子が示されている。このカットイン表示では、姫のキャラクタが表示画面の右側に大きく表示されるとともに、大当りの信頼度がきわめて高いことを示唆する「突アツ」の文字が表示されている。なお、このカットイン表示が大当りが確定する予告表示であってもよい。このように、この演出例では、タイマ予告演出においてカウントダウンした結果、2以上の予告表示が行われている様子が示されている。なお、変動アイコンh0の表示態様は変化せず、カットイン表示のみ行われる場合があってもよい。
図21(c1)〜同図(c2)に示す演出例は、タイマ予告演出においてカウントダウンした結果、レバー演出が開始する様子を示している。図21(c1)に示す装飾図柄表示装置208では、決闘シーンのアニメーション表示の実行中にタイマ予告表示TM1のタイマ表示が「00:00」となり、タイマ表示に換えて予告への注目を促す旨の「注目」文字が表示されている様子が示されている。なお、この演出例におけるパチンコ機100では、演出用の操作手段としての演出ボタン136(チャンスボタン136)の他に、演出レバー136Vが設けられている。
その後、図21(c2)に示すように、演出レバー136Vを模したレバー画像136Vaと残時間表示メータMTが表示され、レバー演出が開始されている様子が示されている。その後、図21(c3)に示すように、タイマ予告表示TM1が消去される。このように、この演出例では、タイマ予告演出においてカウントダウンした結果、レバー演出が開始する様子が示されているが、レバー演出に換えて、上述したボタン演出が行われてもよい。
なお、ボタン演出は、大当りへの期待度に応じて複数種類あってもよい(例えば、デフォルトの態様のボタン画像136a、デフォルトの態様とは色が異なる(例えば、赤色や金色等)ボタン画像136a、デフォルトの態様に文字表記(例えば、「激熱」や「期待大」等)やキャラクタを付加したボタン画像136a、デフォルトの態様とは大きさが異なるボタン画像136a(例えば、デカボタン演出やミニボタン演出)、デフォルトの態様よりも表示される数が多いボタン画像136a(例えば、ボタン画像136aが3つ表示されている場合、ボタン画像136aの数と同じ回数の操作(例えば、3回)をさせるようにしてもよく、ボタン画像136aの数と異なる回数の操作(例えば、1回又は2回、4回・・・)をさせるようにしてもよい。また、演出ボタン136(チャンスボタン136)の操作に応じた応答表示は、ボタン画像136aの数に対応した数が表示されてもよく、ボタン画像136aの数と異なる数が表示されてもよい。)等)。
図21(d1)〜同図(d4)に示す演出例は、タイマ予告演出においてカウントダウンした結果、演出可動体が動作する様子が示されている。図21(d1)に示すように、装飾図柄表示装置208では、第1装飾図柄において「装飾7」でリーチとなり、リーチ演出が行われている様子が示されている。なお、第1UI部280では、変動アイコンh0を残し、下方にフレームアウトしており、第2UI部281に表示された保留アイコンも下方にフレームアウトしている。また、タイマ予告演出も行われており、図21(d1)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「00:00」となっている様子が示されている。その後、図21(d2)に示すように、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示に換えて予告への注目を促す旨の「注目」の文字が表示される。すると、図21(d3)に示すように、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdが動作し、それぞれ装飾図柄表示装置208の前面側でオーバーラップする。その後、図21(d4)に示すように、タイマ予告表示TM1が消去される。このように、この演出例では、タイマ予告演出においてカウントダウンした結果、演出可動体としての第1大盤振舞役物Ga〜第4大盤振舞役物Gdが動作する様子が示されているが、家紋役物224Eや千両箱役物224Hが動作してもよく、また、第1大盤振舞役物Ga〜第4大盤振舞役物Gd、家紋役物224E及び千両箱役物224Hのうちの2つ以上が動作してもよい。
図22は、タイマ予告演出の他の例を段階的に示す図である。
図22(1)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、図22(1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、第一の保留アイコンh11が表示されるとともに、第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、変動アイコンh0及びナビキャラクタYMも表示されている。また、図22(1)では、上述したタイマ予告演出が開始されており、タイマ予告表示TM1が表示画面の中央右側に表示されている。図22(1)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示は「09:69」となっている。
その後、図22(2)に示す装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMによるタイマ上乗せ演出が行われている様子が示されている。すなわち、装飾図柄表示装置208では、タイマ上乗せ演出が開始すると、ナビキャラクタYMの近傍に「上乗せ」の文字が表示された吹き出しが表示され、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示に時間の上乗せが行われることが報知される。すなわち、タイマ予告演出において行われるカウントダウンの時間が延長されることが報知される。なお、タイマ予告演出が開始されてからタイマ上乗せ演出が開始されるまでの間に、例えば、ボタン演出や、疑似連演出や、チャンスアップの予告や、先読み予告等の予告が行われてもよい。
続いて、図22(3)に示すように、ナビキャラクタYMの吹き出しでは、上乗せされる時間を示す「+10秒」の表示が行われ、上乗せされる時間が報知されている。
すると、図22(4)に示すように、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が高速で変動表示するカウントアップアニメーションの表示によって時間が上乗せされる演出が行われる。なお、カウントアップアニメーション表示を行わなくてもよい。また、カウントアップアニメーションの表示に換えて、図22(4a)に示すように、タイマ予告表示TMにおけるタイマ表示の表示状態が視認困難な態様でエフェクト画像をオーバーラップさせるようにしてもよいし、図22(4a)に示すエフェクト画像を表示した後に、図22(4)に示すカウントアップアニメーションの表示が行われてもよい。
すると、図22(5)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「15:00」に更新され、タイマ表示における時間に10秒が上乗せされた様子が示されている。すなわち、タイマ予告表示TM1における表示態様がタイマを上乗せする演出により変化しているということができる。なお、タイマ上乗せ演出が行われている間、カウントダウンの表示が停止してもよいし、カウントダウンの表示が進んでいてもよい。
その後、図22(6)に示すように、ナビキャラクタYMの吹き出しが消去され、その後、所定時間(例えば、タイマ上乗せ演出が完了してから約3秒)が経過すると、1回目の疑似連演出が開始され、図22(7)に示すタイミングで疑似連図柄が停止表示し、疑似連が行われることが報知される。
この演出例では、タイマ上乗せ演出が行われてタイマ表示に時間の上乗せが行われた場合には、時間の上乗せが行われない場合よりも大当りとなりやすいようにしているが、大当りの信頼度に変化がなくてもよいし、大当りになりにくいようにしてもよい。
図22(1b)〜同図(6b)に示す演出例は、上述したナビキャラクタYMによるタイマ上乗せ演出に換えて、会話予告によるタイマ上乗せ演出が行われている様子を示している。図22(1b)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、図22(1b)に示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、第一の保留アイコンh11が表示されるとともに、第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、変動アイコンh0及びナビキャラクタYMも表示されている。また、図22(1b)では、上述したタイマ予告演出が開始されており、タイマ予告表示TM1が表示画面の中央右側に表示されている。図22(1b)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示は「09:69」となっている。また、図22(1b)では、会話予告が開始しており、殿様のキャラクタとともに「チャンス」という文字表示が表示された殿様の会話画像CI1が表示されている。なお、タイマ予告演出が開始されるタイミングと会話予告が開始されるタイミングとが同じであってもよいし、タイマ予告演出が開始された後で会話予告が開始されてもよいし、会話予告が開始された後でタイマ予告演出が開始されてもよい。また、殿様の会話画像CI1は、タイマ予告表示TM1に一部がオーバーラップされており、オーバーラップされていない状態である場合よりも殿様の会話画像CI1の表示が視認困難とされている。また、タイマ予告表示TM1が殿様の会話画像CI1にオーバーラップされてもよい。
その後、図22(2b)に示す装飾図柄表示装置208では、会話予告が更新されており、殿様の会話画像CI1が縮小表示されて第2装飾図柄の表示位置の下方に移動し、爺のキャラクタとともに、上乗せされる時間を示す「10秒上乗せですぞ」という文字表示が表示された爺の会話画像CI2が表示される。これにより、タイマ予告表示TMにおけるタイマ表示に10秒の時間が上乗せされることが報知される。なお、タイマ予告演出におけるタイマ表示のカウントダウンは継続して行われている。また、爺の会話画像CI2も、タイマ予告表示TM1に一部がオーバーラップされており、オーバーラップされていない状態である場合よりも爺の会話画像CI2の表示が視認困難とされている。また、タイマ予告表示TM1が爺の会話画像CI2にオーバーラップされてもよい。
すると、図22(4b)に示すように、上述したカウントアップアニメーションの表示によって時間が上乗せされる演出が行われる。
その後、殿様の会話画像CI1と爺の会話画像CI2が消去されて会話予告が終了した後、図22(6b)に示すように、カウントアップアニメーション表示が終了し、タイマ予告表示TMにおけるタイマ表示が「15:00」に更新され、タイマ表示における時間に10秒が上乗せされる。なお、この演出例では、会話予告が終了した後でカウントアップアニメーション表示が終了するようにしたが、例えば、図22(4b´−1)〜同図(4b´−2)に示すように、カウントアップアニメーション表示が終了するまで会話予告が継続して行われてもよい。また、会話予告が終了するタイミングとカウントアップアニメーション表示が終了するタイミングが同じであってもよい。
図22(1c)〜同図(6c)に示す演出例は、会話予告によるタイマ上乗せ演出の別の例を示している。図22(1c)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、図22(1c)に示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、第一の保留アイコンh11が表示されるとともに、第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、変動アイコンh0及びナビキャラクタYMも表示されている。また、図22(1c)では、上述したタイマ予告演出が開始されており、タイマ予告表示TM1が表示画面の中央右側に表示されている。図22(1c)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示は「09:69」となっている。また、図22(1c)では、会話予告が開始しており、殿様のキャラクタとともに「チャンス」という文字表示が表示された殿様の会話画像CI1が表示されている。なお、殿様の会話画像CI1は、タイマ予告表示TM1に一部がオーバーラップされており、オーバーラップされていない状態である場合よりも殿様の会話画像CI1の表示が視認困難とされている。また、タイマ予告表示TM1が殿様の会話画像CI1にオーバーラップされてもよい。
その後、図22(2c−1)に示す装飾図柄表示装置208では、会話予告が更新されており、殿様の会話画像CI1が縮小表示されて第2装飾図柄の表示位置の下方に移動し、爺のキャラクタとともに上述した操作促進報知画像が表示された爺の会話画像CI2が表示される。なお、図22(2c−1)に示すタイミングでは、操作有効期間は開始されておらず、演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作されてもこれに応じた表示は行われない。また、会話予告の実行中においてもタイマ予告演出によるカウントダウンは継続して行われている。
その後、図22(2c−2)に示すタイミングで操作有効期間が開始される。図22(2c−3)は、操作有効期間が開始されてから約1.5秒が経過した様子が示されており、残時間表示メータMTのゲージの長さが経過した時間に応じた長さまで減少している。その後、演出ボタン136(チャンスボタン136)の操作が行われることなく操作有効期間が経過すると、図22(2c−4)に示すように、残時間表示メータMTのゲージが消失し、遊技者にその旨が報知される。すると、図22(3c)に示すように、爺の会話画像CI2の表示が操作促進報知画像から上乗せされる時間を示す「10秒上乗せですぞ」という文字表示に変更され、タイマ予告表示TMにおけるタイマ表示に10秒の時間が上乗せされることが報知される。なお、操作有効期間において演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作されなかった場合には、タイマ表示における時間の上乗せが行われないようにしてもよい。また、操作有効期間において演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作された場合には、残時間表示メータMTにおけるゲージを一旦消失した後に、「10秒上乗せですぞ」の文字表示に変更するようにしてもよいし、残時間表示メータMTにおけるゲージが消失する表示を行うことなく、「10秒上乗せですぞ」の文字表示に変更するようにしてもよい。また、操作有効期間において演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作されたことを条件に、操作有効期間が経過してから、「10秒上乗せですぞ」の文字表示が行われてもよい。また、操作有効期間において演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作された場合には、演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作されたタイミングにおいてタイマ表示が示す時間に対し10秒を上乗せするようにしてもよい。すなわち、演出ボタン136(チャンスボタン136)が押された時点の残り時間に対して10秒が上乗せされる表示が行われてもよい。
すると、図22(4c)に示すように、上述したカウントアップアニメーションの表示によって時間が上乗せされる演出が行われる。なお、この場合において、会話予告が終了した後でカウントアップアニメーション表示が終了するようにしてもよいし、カウントアップアニメーション表示が終了するまで会話予告が継続して行われてもよいし、会話予告が終了するタイミングとカウントアップアニメーション表示が終了するタイミングが同じであってもよい。
その後、殿様の会話画像CI1と爺の会話画像CI2が消去されて会話予告が終了した後、図22(6c)に示すように、カウントアップアニメーション表示が終了し、タイマ予告表示TMにおけるタイマ表示が更新され、タイマ表示における時間に10秒が上乗せされる。なお、図22(6c)に示すタイミングでは、タイマ表示における時間に10秒が上乗せされた後、タイマ表示が「09:85」までカウントダウンした様子が示されている。
なお、この演出例では、図22(2c−2)〜同図(2c−4)に示すように、操作有効期間においてもタイマ予告演出におけるカウントダウンの表示を継続して行うようにしたが、例えば、図22(2c−2)に示すタイミングで操作有効期間が開始した後は、図22(2c−3´)に示すように、操作有効期間においてはタイマ予告演出におけるカウントダウンの更新表示を行わないで(タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示を「06:00」のままにして)、内部において計時し、操作有効期間が経過したタイミングで、図22(2c−4´)に示すように、内部における計時結果(例えば、図22(2c−4´)に示すタイミングでは、残り2.00秒)をタイマ予告表示TM1のタイマ表示に反映させ、カウントダウンの更新表示を再開させるようにしてもよい。
また、例えば、図22(2c−2)に示すタイミングで操作有効期間が開始した後は、図22(2c−3´´)に示すように、操作有効期間においてはタイマ予告演出におけるカウントダウンの更新表示を行わないで(タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示を「06:00」のままにして)、内部において計時し、図22(2c−4´´)に示すように、操作有効期間が経過しても内部における計時結果を反映させず、図22(3c´´)に示すように、爺の会話画像CI2の表示が操作促進報知画像から上乗せされる時間を示す「10秒上乗せですぞ」という文字表示に変更されたタイミングで、内部における計時結果(例えば、図22(3c´´)に示すタイミングでは、残り1.23秒)をタイマ予告表示TM1のタイマ表示に反映させ、カウントダウンの更新表示を再開させるようにしてもよい。
図23は、タイマ予告演出の他の例を段階的に示す図である。
図23(1d)〜同図(2d)は、図22(1b)〜同図(2b)の別の演出例を示している。図23(1d)では、殿様の会話画像CI1において表示されている文字表示が「タイマ予告に注目」となっている。これにより、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「00:00」となった結果行われる演出(予告)に注目させることができる場合がある。すなわち、図23(1d)における殿様の会話画像CI1の表示により、予告の予告が行われているということができる。
その後、図23(2d)に示す装飾図柄表示装置208では、会話予告が更新されており、殿様の会話画像CI1が縮小表示されて第2装飾図柄の表示位置の下方に移動し、図22(2b)において上述した爺の会話画像CI2が表示されている。このように、タイマ予告演出に注目させた後に、タイマ表示が変化することを報知するようにしてもよい。
図23(1e)は、図23(1d)の別の演出例を示している。図23(1e)では、殿様の会話画像CI1に換えて、タイマ予告表示TM1の上方に装飾図柄表示装置208の表示画面の右端から左端にかけてスクロールするスクロール表示SC1を行うことでタイマ表示が「00:00」となった結果行われる演出に注目させるようにしてもよい。すなわち、図23(1e)に示されるスクロール表示SC1では、「タイマ予告に注目」という文字が表示画面の右端から左端に向かってループしてスクロールしている。
図23(1f)〜同図(6f)に示す演出例は、タイマ上乗せ演出の別の例であって、上乗せされた時間のカウントダウンが、タイマ予告表示TM1とは別の表示によって行われる様子を示している。図23(1f)は、図22(3)に続く演出例であり、ナビキャラクタYMの吹き出しによる上乗せ時間の報知が行われた後、上乗せタイマ表示TM2がタイマ予告表示TM1の下方において表示画面の右端からフレームインしている様子が示されている。この上乗せタイマ表示TM2では、上乗せされる時間を示す「10:00」が表示されている。ここで、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンは、上乗せタイマ表示TM2のフレームインのアニメーションが行われている間も行われているが、カウントダウンが中断してもよい。なお、上乗せタイマ表示TM2は、ナビキャラクタYMの吹き出しにオーバーラップしており、オーバーラップしていない状態である場合よりも視認困難とされている。また、上乗せタイマ表示TM2がナビキャラクタYMの吹き出しにオーバーラップされてもよい。
図23(2f)は、上乗せタイマ表示TM2のフレームインのアニメーションが完了した様子が示されている。このとき、ナビキャラクタYMの吹き出しが消去されている。ここで、上乗せタイマ表示TM2のフレームインのアニメーションが完了した後で、ナビキャラクタYMの吹き出しが消去されてもよいし、ナビキャラクタYMの吹き出しが消去された後で、上乗せタイマ表示TM2のフレームインのアニメーションが完了してもよいし、上乗せタイマ表示TM2のフレームインのアニメーションが完了するタイミングと、ナビキャラクタYMの吹き出しが消去されるタイミングとが同じであってもよい。なお、図23(2f)では、タイマ予告表示TM1の下方に上乗せタイマ表示TM2を配置するようにしたが、タイマ予告表示TM1と上乗せタイマ表示TM2とを重ねて配置するようにしてもよく、例えば、図23(2f´)に示すように、上乗せタイマ表示TM2がタイマ予告表示TM1にオーバーラップされるようにしてもよいし、図23(2f´´)に示すように、タイマ予告表示TM1が上乗せタイマ表示TM2にオーバーラップされるようにしてもよい。
その後は、図23(2f)〜同図(4f)に示すように、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンが「00:00」となるまで継続して行われる。その後、図23(5f)に示す装飾図柄表示装置208では、上乗せタイマ表示TM2におけるタイマ表示のカウントダウンが開始されるとともに、タイマ予告表示TM1が表示画面の右端へフレームアウトする様子が示されている。ここで、上乗せタイマ表示TM2におけるタイマ表示のカウントダウンが開始された後で、タイマ予告表示TM1のフレームアウトのアニメーションが開始してもよいし、上乗せタイマ表示TM2におけるタイマ表示のカウントダウンが開始するタイミングと、タイマ予告表示TM1のフレームアウトのアニメーションが開始するタイミングとが同じであってもよい。また、図23(5f)に示す演出例では、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンが完了した場合にタイマ予告表示TM1をフレームアウトするようにしたが、タイマ予告表示TM1をフレームアウトしないようにしてもよく、その際に、例えば、図23(5f´)に示すように、タイマ予告表示TM1に、予告への注目を促す旨の「注目」の文字表示が行われてもよい。
図23(6f)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンが完了したことに対応して、中図柄に疑似連図柄が出現し、疑似連が行われる場合があることを示唆しており、上乗せタイマ表示TM2は別の演出が行われるまでの時間をカウントダウンしている。なお、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンの完了では疑似連図柄が出現せず、上乗せタイマ表示TM2におけるタイマ表示のカウントダウンが完了した場合に疑似連図柄が出現するようにしてもよい。このように、この演出例では、上乗せされた時間がタイマ予告表示TM1におけるタイマ表示に上乗せされず、タイマ予告表示TM1とは別の上乗せタイマ表示TM2に表示してカウントダウンが行われる様子が示されている。なお、上乗せされる時間の報知は、複数のタイマ予告表示の合算値の報知であってもよく、例えば、タイマ予告表示TM1に3秒を上乗せした値を表示し、上乗せタイマ表示TM2に残りの7秒を上乗せした値を表示してもよい。ここでの上乗せタイマ表示TM2は、タイマの上乗せに伴い、新たに表示されるタイマ予告であってもよく、タイマの上乗せ前から元々表示されているタイマ予告であってもよい。
図23(3fa)〜同図(8fa)は、タイマ上乗せ演出のさらに別の例であって、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンと上乗せタイマ表示TM2におけるタイマ表示のカウントダウンが同時に行われている様子を示している。図23(3fa)は、図23(2f)に続く演出例であり、上乗せタイマ表示TM2のフレームインのアニメーションが完了した後、上乗せタイマ表示TM2におけるタイマ表示がタイマ予告表示TM1におけるタイマ表示とともにカウントダウンを開始している様子が示されている。すなわち、この演出例では、上乗せされる時間を10秒と報知するが、実質的には5秒の上乗せが行われている。なお、実質的に10秒の上乗せが行われるように、上乗せタイマ表示TM2におけるタイマ表示を、上乗せする時間である10秒にタイマ予告表示TM1のタイマ表示が示す時間を加えた時間としてもよく、例えば、図23(3fa)に示す場合であれば、上乗せタイマ表示TM2に「15:00」と表示するようにしてもよい。
その後、図23(3f)〜同図(6f)に示す要領でカウントダウンを続行し、図23(7fa)では、中図柄に疑似連図柄が停止表示し、疑似連が行われることを報知している。
図23(8fa)に示す装飾図柄表示装置208では、第1装飾図柄の変動表示が再度開始され、1回目の疑似連が行われている様子が示されている。このとき、装飾図柄表示装置208では、疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が開始されたことを示す「×2」が、第2装飾図柄の下方に表示されている。また、図23(8fa)に示す装飾図柄表示装置208では、上乗せタイマ表示TM2におけるタイマ表示のカウントダウンが完了し、タイマ表示に換えて予告への注意を促す旨の「注目」の文字が表示されている。
すると、図23(9fa)に示すように、装飾図柄表示装置208では、中図柄に疑似連図柄としてのリプレイ図柄RPが停止表示し、2回目の疑似連が開始されることを報知している。あるいは、図23(9fa´)に示すように、中図柄にチャンス図柄としての松の図柄CCが停止表示し、予告が行われるようにしてもよい。また、松の図柄CCが停止表示した後に疑似連演出が行われるようにしてもよい。このように、タイマ予告演出によるカウントダウンの結果行われる演出として、疑似連の他にも予告演出や大当りとなることを示唆するようにしてもよい。ここで、リプレイ図柄RPや松の図柄CCは、上乗せタイマ表示TM2にオーバーラップされているが、上乗せタイマ表示TM2にオーバーラップするようにしてもよい。このように、この演出例では、タイマ表示の表示態様の変化の一態様として、タイマ表示の増加が行われることを示している。なお、タイマ表示が分裂するようにしてもよい。
図24は、タイマ予告演出の他の例を段階的に示す図である。
図24(1)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、図24(1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が2となっており、第一の保留アイコンh11及び第二の保留アイコンh12が表示されるとともに、第2保留数表示では、特図1の保留数が2であることを示す「2」が表示されている。また、変動アイコンh0及びナビキャラクタYMも表示されている。
その後、図24(2)に示す装飾図柄表示装置208では、左図柄に「装飾4」が停止表示し、また、左図柄にオーバーラップして、時計の予告アイコンMI1が表示されている。この時計の予告アイコンMI1の表示は、先読み予告として機能する場合がある予告表示であり、タイマ予告演出において時間の上乗せが行われることを予告するものである。なお、タイマ予告演出が行われることを予告してもよい。ここで、左図柄が停止するタイミングと時計の予告アイコンMI1が表示されるタイミングとが同じであってもよいし、左図柄が停止した後で時計の予告アイコンMI1が表示されてもよいし、時計の予告アイコンMI1が表示された後で左図柄が停止してもよい。なお、ストックされる予告アイコンの表示タイミングは、装飾図柄に付随して時計の予告アイコンMI1が表示される場合に限らず、予告アイコン用図柄の仮停止や、ナビキャラ予告や会話予告等の各種演出による当該図柄変動表示における予告や保留等やナビキャラクタYM等の各種演出による先読み予告等あらゆるタイミングで行われる場合があってもよい。
その後、図24(3)に示す装飾図柄表示装置208では、第1UI部280において、ナビキャラクタYMが立っている台がせり上がり、予告アイコン表示領域285が形成される様子が示されている。この予告アイコン表示領域285は、例えば、5つの領域に区画されており、予告アイコンが表示される各領域が横列方向に並んで配置されている。なお、予告アイコン表示領域285において構成される領域の数は任意に設定することができる。
その後、図24(4)に示す装飾図柄表示装置208では、時計の予告アイコンMI1が予告アイコン表示領域285に移動し、ストックされる様子が示されている。なお、第1装飾図柄では、右図柄に「装飾7」が停止表示している様子が示されている。ここで、右図柄が停止するタイミングと時計の予告アイコンMI1が移動を開始するタイミングとが同じであってもよいし、右図柄が停止した後で予告アイコンMI1が移動を開始してもよいし、予告アイコンMI1が移動を開始した後で、右図柄が停止してもよい。
そして、図24(5)に示すように、時計の予告アイコンMI1が縮小表示され、予告アイコン表示領域285の一番左側の領域に格納され、時計の予告アイコンMI1がストックされた様子が示されている。なお、図24(5)に示す装飾図柄表示装置208では、中図柄が停止表示し、第1装飾図柄及び第2装飾図柄が「装飾4−装飾1−装飾7」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示されている様子が示されている。なお、時計の予告アイコンMI1が予告アイコン表示領域285に格納されるタイミングと、装飾図柄が確定表示されるタイミングとが同じであってもよいし、時計の予告アイコンMI1が予告アイコン表示領域285に格納された後で、装飾図柄が確定表示されてもよいし、装飾図柄が確定表示された後で、時計の予告アイコンMI1が予告アイコン表示領域285に格納されてもよい。
図24(6)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留が1つ消化されて図柄変動表示が行われている様子が示されている。また、タイマ予告演出も開始しており、図24(6)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TM1に表示されたタイマ表示が「09:69」となっており、カウントダウンが行われている。なお、ある演出の実行中(例えば、予告アイコンのストック演出等)にのみ、タイマ予告表示にオーバーラップする演出表示(例えば、ナビキャラクタYM等)があってもよい。また、逆に、ある演出の実行中にのみタイマ予告をオーバーラップさせる演出表示があってもよい。
その後、図24(7)に示すように、予告アイコン表示領域285に格納されている時計の予告アイコンMI1の周囲にエフェクトが表示され、時計の予告アイコンMI1が使用されることを予告している。なお、タイマ予告表示TM1では「07:31」が表示されている。
すると、図24(8)に示すように、時計の予告アイコンMI1が予告アイコン表示領域285から飛び出し、表示画面の略中央で拡大表示される。なお、予告アイコン表示領域285では、エフェクトが表示されたままとなっているが、時計の予告アイコンMI1が予告アイコン表示領域285から飛び出すタイミングで消去されてもよい。
その後、図24(9)に示すように、時計の予告アイコンMI1が消去され、カウントアップアニメーションの表示が開始される。なお、時計の予告アイコンMI1が消去されるタイミングとカウントアップアニメーションの表示が開始されるタイミングとが同じであってもよいし、時計の予告アイコンMI1が消去された後でカウントアップアニメーションの表示が開始されてもよいし、カウントアップアニメーションの表示が開始された後で、時計の予告アイコンMI1が消去されてもよい。
その後、図24(10)に示すように、予告アイコン表示領域285が下方にフレームアウトする。
図25は、タイマ予告演出の他の例を段階的に示す図である。
図25(A1)〜同図(A4)に示す演出例は、タイマ上乗せ演出の別の例について示している。図25(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、図25(A1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、第一の保留アイコンh11が表示されるとともに、第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、変動アイコンh0及びナビキャラクタYMも表示されている。また、図25(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始されており、タイマ予告表示TM1では「09:69」が表示され、カウントダウンが行われている。
図25(A2)に示す装飾図柄表示装置208では、左図柄及び右図柄にそれぞれ「装飾7」が停止表示されている様子が示されている。また、タイマ予告表示TM1におけるカウントダウンが完了しており、タイマ表示は「00:00」となっている。
すると、図25(A3)に示す装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に「上乗せ」の文字が表示された吹き出しが表示され、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示に時間の上乗せが行われることが報知される。なお、「上乗せ」の文字表示が行われても、タイマ表示の時間の上乗せが行われない場合があってもよいし、他の演出が行われてもよい。ここで、例えば、図25(A3a−1)に示すように、タイマ表示に換えて予告への注目を促す旨の「注目」の文字を表示した後、図25(A3a−2)に示すように、ナビキャラクタYMの吹き出しを表示し、その吹き出しに、上乗せされる時間を示す「+10秒」の表示を行って、上乗せされる時間を報知するようにしてもよい。この演出例では、「注目」の表示の対象となる演出が、予告表示ではなく、10秒の時間の上乗せとなっている。また、例えば、図25(A3b−1)に示すように、タイマ表示に換えて、タイマ予告演出が継続する旨の「まだまだ」の文字を表示した後、タイマ予告表示TM1の表示を、上乗せされる時間を示す「+10秒」の表示に切り替えて、上乗せされる時間を報知するようにしてもよい。あるいは、図25(A3b−1)に示すように、タイマ予告表示TM1に「まだまだ」の文字を表示した後、ナビキャラクタYMの吹き出しを表示し、その吹き出しに、上乗せされる時間を示す「+10秒」の表示を行うようにしてもよい。また、図25(A3)に示す表示を行った後に、図25(A3b−2)に示すような表示を行うようにしてもよい。
その後、図25(A4)に示すように、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示に10秒の時間が加算され、タイマ表示が「10:00」に更新され、タイマ予告表示TM1におけるカウントダウンが再開される。一方、図25(A4)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1におけるカウントダウンが行われて「00:00」となったことに応じて、中図柄に疑似連図柄が停止表示している様子が示されている。なお、タイマ表示が更新されるタイミングと、疑似連図柄が停止表示するタイミングとが同じであってもよいし、タイマ表示が更新された後で、疑似連図柄が停止表示してもよいし、疑似連図柄が停止表示した後でタイマ表示が更新されてもよい。
図25(B1)〜同図(B5)に示す演出例は、タイマ予告演出において、タイマが短縮される演出例について示している。図25(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、図25(B1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、第一の保留アイコンh11が表示されるとともに、第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、変動アイコンh0及びナビキャラクタYMも表示されている。また、図25(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が行われており、タイマ予告表示TM1では「06:99」が表示され、カウントダウンが行われている。また、図25(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に「減算」の文字が表示された吹き出しが表示され、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示に時間の減算が行われることが報知される。すなわち、タイマ予告演出が行われる時間が所定時間だけ短縮されることが報知される。
その後、図25(B2)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1におけるカウントダウンが継続しており、タイマ表示は「05:89」を示している。また、ナビキャラクタYMの吹き出しの表示が、「減算」の文字表示に換えて、短縮される時間を示す「−3秒」となっている。すなわち、タイマ予告演出が3秒短縮され、当初表示していた時間よりも、カウントダウンが完了するまでの期間が短くなることが認識される場合がある。
すると、図25(B3)に示すように、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が高速で変動表示する短縮アニメーションの表示によって時間が短縮される演出(タイマ短縮演出)が行われる。なお、短縮アニメーション表示を行わなくてもよい。また、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示の表示状態が視認困難な態様でエフェクト画像をオーバーラップさせるようにしてもよい。
その後、図25(B4)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「02:00」に更新され、タイマ表示における時間が3秒短縮(減算)された様子が示されている。すなわち、タイマ予告表示TM1における表示態様がタイマを短縮する演出により変化しているということができる。なお、タイマ短縮演出が行われている間、カウントダウンの表示が停止してもよいし、カウントダウンの表示が進んでいてもよい。
その後、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンが完了すると、図25(B5)に示すように、タイマ表示に換えて予告への注意を促す旨の「注目」の文字が表示され、その後、中図柄にチャンス図柄としての松の図柄CCが停止表示することにより予告表示が行われる。あるいは、図25(B5´)に示すように、中図柄に疑似連図柄としてのリプレイ図柄RPが停止表示し、疑似連が開始されることを報知してもよい。なお、タイマ予告表示TM1における「注目」の文字が表示開始されるタイミングと松の図柄CC(あるいは、リプレイ図柄RP)が停止表示するタイミングとが同じであってもよいし、「注目」の文字が表示開始した後で、松の図柄CC(あるいは、リプレイ図柄RP)が停止表示してもよいし、松の図柄CC(あるいは、リプレイ図柄RP)が停止表示した後で、「注目」の文字が表示開始してもよい。なお、タイマ予告演出においてタイマ表示が変化しない場合と変化した場合とで、カウントダウンが完了した際に行われる演出の内容の出現率が変化してもよく、例えば、タイマ予告演出の実行中にタイマ表示の変化がなかった場合には、疑似連図柄が停止して疑似連の報知が行われやすいが、タイマ予告演出の実行中にタイマ表示が変化した場合には、上述した松の図柄CC等の大当りの信頼度の高い予告が行われやすいようにしてもよい。また、タイマ短縮演出が行われた場合には、タイマ短縮演出が行われなかった場合よりも早く疑似連の報知を行うようにしてもよい。
図25(C1)〜同図(C2)に示す演出例は、タイマ予告演出において、タイマ予告表示TM1の表示態様が変化する別の演出例について示している。図25(C1)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、図25(C1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、第一の保留アイコンh11が表示されるとともに、第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、変動アイコンh0及びナビキャラクタYMも表示されている。また、図25(C1)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が行われており、タイマ予告表示TM1では「06:99」が表示され、カウントダウンが行われている。また、図25(C1)に示す装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に「タイマ予告レベルUP」の文字が表示された吹き出しが表示され、タイマ予告表示TM1についての大当りの信頼度が向上する可能性があることが示唆される。
すると、図25(C2)に示すように、タイマ予告表示TM1の枠の色が、例えば、白色から赤色に変化し、タイマ予告表示TM1についての大当りの信頼度が向上していることが報知されている。すなわち、タイマ表示のカウントダウンが行われた結果、実行される予告として信頼度のきわめて高い予告が行われる場合があることが報知される。
図25(D1)〜同図(D5)に示す演出例は、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンが中断及び再開する演出例について示している。図25(D1)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、図25(D1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、第一の保留アイコンh11が表示されるとともに、第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、変動アイコンh0及びナビキャラクタYMも表示されている。また、図25(D1)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が行われており、タイマ予告表示TM1では「06:99」が表示されている。また、図25(D1)に示す装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に「ストップ」の文字が表示された吹き出しが表示され、タイマ表示のカウントダウンが中断されることが報知される。なお、「ストップ」の文字が付記された吹き出しが表示開始するタイミングとタイマ表示のカウントダウンが中断するタイミングとが同じであってもよいし、「ストップ」の文字が付記された吹き出しが表示開始した後で、タイマ表示のカウントダウンが中断してもよいし、タイマ表示のカウントダウンが中断した後で「ストップ」の文字が付記された吹き出しが表示開始されてもよい。
その後、図25(D2)に示す装飾図柄表示装置208では、中図柄に疑似連図柄が停止表示し、疑似連が行われることが報知されている様子が示されている。なお、図25(D2)に示されるタイミングでは、タイマ表示のカウントダウンは中断されており、タイマ予告表示TM1のタイマ表示は、「06:99」のままとなっている。
その後、図25(D3)に示すように、装飾図柄表示装置208では、第1装飾図柄の変動表示が再度開始され、疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。なお、第2装飾図柄の下方には、疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が行われていることを示す「×2」が表示されている。そして、図25(D3)に示すように、ナビキャラクタYMの近傍に「再開」の文字が表示された吹き出しが表示され、タイマ表示のカウントダウンが再開されることを報知している。
すると、図25(D4)に示すように、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンが再開され、その後、図25(D5)に示すように、ナビキャラクタYMの吹き出しが消去される。このように、この演出例では、疑似連等の所定の演出が行われている間、タイマ表示のカウントダウンが中断し、当該演出が終了した後でカウントダウンが再開することが可能であることが示されている。
なお、タイマ予告表示TM1の表示態様の変化の一例として、変化前よりもタイマ予告表示TM1の数が変化(増加、減少)してもよい。例えば、変化前にタイマ予告表示TM1が1つ表示されていた場合に、タイマ予告表示TM1が変化することが報知されると、タイマ予告表示TM1が2以上に増加してもよく、逆にタイマ予告表示TM1が3つ表示されていた場合に、タイマ予告表示TM1が変化することが報知されると、タイマ予告表示TM1が2以下に減少してもよい。ここで、タイマ予告表示TM1の数が増加すると、タイマ予告表示TM1で報知される時間を、もともと表示されていたタイマ予告表示TM1で報知していた時間を分けて表示してもよいし、もともと表示されていたタイマ予告表示TM1をそのまま増加させるようにしてもよい(例えば、10秒を報知しているタイマタイマ予告表示TM1が1つあったとして、2つのタイマ予告表示TM1を増加させると、10秒を報知するタイマ予告表示TM1が2つになる)。また、タイマ予告表示TM1の数を減少させると、もともと表示されていたタイマ予告表示TM1で報知されていた時間の合算値を表示するようにしてもよく、タイマ予告表示TM1をそのまま減少させるようにしてもよい(例えば、10秒を報知しているタイマ予告表示TM1が2つあったとして、1つに減少させると、10秒を報知するタイマ予告表示TM1が1つになる)。また、増加や減少等によって変化したタイマ予告表示TM1が複数ある場合、タイマ予告表示TM1のカウントダウンを同じタイミングで開始するようにしてもよいし、異なるタイミングで開始するようにしてもよい。
図26は、タイマ予告演出の他の例を段階的に示す図である。なお、図26に示す演出例では、図14(a)に示される演出装置206において、家紋役物224Eに換えて、サブ表示装置208Sが装飾図柄表示装置208の下方に配置されている。なお、サブ表示装置208Sは、その上端部分が装飾図柄表示装置208の下端部分の少なくとも一部にオーバーラップしている。また、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gd、千両箱役物224Hについては、説明を容易にするために、図示を省略している。
図26(A1)〜同図(A6)に示す演出例は、タイマ上乗せ演出の別の例について示している。図26(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、サブ表示装置208Sでは、ナビキャラクタYM、変動アイコンh0及び保留アイコンh11〜h14が表示されている。なお、図26(A1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、第一の保留アイコンh11が表示されている。一方、装飾図柄表示装置208の表示画面の右上隅部には、第2保留数表示が表示されており、この第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、図26(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始されており、タイマ予告表示TM1では「05:89」が表示され、カウントダウンが行われている。また、図26(A1)に示すように、サブ表示装置208Sに表示されているナビキャラクタYMの近傍に「+10秒」の文字が表示された吹き出しが表示され、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示に上乗せされる時間が報知されている。
すると、図26(A2)に示すように、サブ表示装置208Sが上方に移動し、その右上隅部が装飾図柄表示装置208に表示されたタイマ予告表示TM1にオーバーラップする。
すると、図26(A3)に示すように、タイマ予告表示TM1では、カウントアップアニメーション表示が行われて時間が上乗せされる演出が開始される。
その後、図26(A4)に示すように、サブ表示装置208Sが下降し、初期位置に戻る。
その後、図26(A5)に示すように、タイマ予告表示TM1では、カウントアップアニメーション表示が完了してタイマ表示が「15:00」に更新され、タイマ表示における時間に10秒が上乗せされた様子が示されている。なお、タイマ上乗せ演出が行われている間、カウントダウンの表示が停止してもよいし、カウントダウンの表示が進んでいてもよい。
その後、図26(A6)に示すように、サブ表示装置208Sでは、ナビキャラクタYMの吹き出しが消去される。なお、この演出例では、タイマ上乗せ演出が行われる場合には、サブ表示装置208Sを上昇させる動作を行ったが、サブ表示装置208Sを上昇させる動作が行われてなくてもよい。
図26(B1)〜同図(B7)に示す演出例は、サブ表示装置208Sを用いたタイマ上乗せ演出の別の例について示している。図26(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、サブ表示装置208Sでは、ナビキャラクタYM、変動アイコンh0及び保留アイコンh11〜h14が表示されている。なお、図26(B1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、第一の保留アイコンh11が表示されている。一方、装飾図柄表示装置208の表示画面の右上隅部には、第2保留数表示が表示されており、この第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、図26(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始されており、タイマ予告表示TM1では「06:54」が表示され、カウントダウンが行われている。
その後、図26(B2)に示すサブ表示装置208Sでは、ナビキャラクタYM、変動アイコンh0及び保留アイコンの表示が、「+10秒」の文字の表示に切り替わり、タイマよ予告表示TM1におけるタイマ表示に上乗せされる時間が報知されている。
その後、図26(B3)に示すように、サブ表示装置208Sが上方に移動し、装飾図柄表示装置208の略中央の前面側にオーバーラップすると、タイマ予告表示TM1においてカウントアップアニメーション表示が開始されて時間が上乗せされる演出が行われる。なお、タイマ予告表示TM1は、少なくとも一部がサブ表示装置208Sにオーバーラップされており、オーバーラップされていない状態である場合よりも視認困難とされている。また、サブ表示装置208Sが装飾図柄表示装置208の略中央の前面側に位置するタイミングと、カウントアップアニメーション表示が開始するタイミングとが同じであってもよいし、サブ表示装置208Sが装飾図柄表示装置208の略中央の前面側に位置した後で、カウントアップアニメーション表示が開始してもよいし、サブ表示装置208Sが装飾図柄表示装置208の略中央の前面側に位置する前に、カウントアップアニメーション表示が開始してもよい。
その後、図26(B4)〜同図(B5)に示すように、サブ表示装置208Sでは、上乗せ時間のカウントダウン表示が行われる。より具体的には、サブ表示装置208Sにおいて表示されている上乗せ時間を1秒ずつ減少させ、その一方で、装飾図柄表示装置208に表示されたタイマ予告表示TM1におけるタイマ表示を1秒ずつ上乗せする。なお、この演出例では、上乗せ時間のカウントダウン表示が行われている間は、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンを中断したが、カウントダウンを中断せず、継続するようにしてもよい。
そして、図26(B5)に示すように、サブ表示装置208Sに表示されている上乗せ時間が「0秒」となると、装飾図柄表示装置208に表示されたタイマ予告表示TM1におけるタイマ表示の時間が更新して表示される。このとき、タイマ予告表示TM1の少なくとも一部がサブ表示装置208Sにオーバーラップされており、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示の時間が特定困難とされているが、特定可能に表示されるようにしてもよい。
その後、図26(B6)に示すように、サブ表示装置208Sでは、上乗せ時間の表示から、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンが再開されることを示す「Restart」の表示に切り替わり、その後、サブ表示装置208Sは、初期位置に向かって下降を開始する。
図26(B7)では、サブ表示装置208Sが下降して初期位置に戻った状態を示している。また、装飾図柄表示装置208におけるタイマ予告表示TM1では、タイマ表示のカウントダウンが再開されており、図26(B7)に示すタイミングでは、タイマ表示は、「14:23」となっている。その後、サブ表示装置208Sに表示されていた「Restart」の表示は、図26(B1)に示すような、元の表示(ナビキャラクタYM、変動アイコンh0及び予告アイコンの表示)に切り換えれられる。ここで、タイマ表示のカウントダウンが再開するタイミングとサブ表示装置208Sが下降を開始するタイミングが同じであってもよいし、タイマ表示のカウントダウンが再開した後で、サブ表示装置208Sが下降を開始してもよいし、サブ表示装置208Sが下降を開始した後で、タイマ表示のカウントダウンが再開してもよい。また、サブ表示装置208Sにおいて「Restart」が表示開始されたタイミングと、タイマ表示のカウントダウンが再開するタイミングとが同じであってもよいし、サブ表示装置208Sにおいて「Restart」が表示開始された後で、タイマ表示のカウントダウンが再開されてもよいし、タイマ表示のカウントダウンが再開された後で、サブ表示装置208Sにおいて「Restart」が表示開始されてもよい。また、サブ表示装置208Sが初期位置に戻るタイミングとタイマ表示のカウントダウンが再開するタイミングが同じであってもよいし、サブ表示装置208Sが初期位置に戻った後で、タイマ表示のカウントダウンが再開してもよいし、タイマ表示のカウントダウンが再開した後で、サブ表示装置208Sが初期位置に戻ってもよい。
図26(C1)〜同図(C6)に示す演出例は、サブ表示装置208Sを用いたタイマ上乗せ演出の別の例について示している。図26(C1)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、サブ表示装置208Sでは、ナビキャラクタYM、変動アイコンh0及び保留アイコンh11〜h14が表示されている。なお、図26(C1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、第一の保留アイコンh11が表示されている。一方、装飾図柄表示装置208の表示画面の右上隅部には、第2保留数表示が表示されており、この第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、図26(C1)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始されており、タイマ予告表示TM1では「05:89」が表示され、カウントダウンが行われている。また、図26(C1)に示すように、サブ表示装置208Sに表示されているナビキャラクタYMの近傍に「+10秒」の文字が表示された吹き出しが表示され、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示に上乗せされる時間が報知されている。さらに、図26(C1)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1がサブ表示装置208Sに表示されている吹き出しを吸い取る吸取りアニメーションの表示が開始されており、タイマ予告表示TM1から吸い取りをしている様子を示すエフェクト画像が表示されている。
すると、図26(C2)に示すように、サブ表示装置208Sが上方に移動して、サブ表示装置208Sの表示領域の一部を装飾図柄表示装置208の表示領域の一部にオーバーラップさせるとともに、ナビキャラクタYMの吹き出しに表示されていた「+10秒」の文字の表示態様がタイマ予告表示TM1に向けて延伸し、サブ表示装置208Sと装飾図柄表示装置208に跨って表示される。ナビキャラクタYMは、その様子に驚いている表情となっている。
図26(C3)では、吸取りアニメーションの表示が引き続き行われている様子が示されている。具体的には、吸取りアニメーションによりタイマ予告表示TM1に吸い取られている「+10秒」の表示がタイマ予告表示TM1に向かってさらに移動し、この「+10秒」の表示は、引き続き、サブ表示装置208Sと装飾図柄表示装置208に跨って表示されている。また、タイマ予告表示TM1では、上述したカウントアップアニメーションの表示が開始している。
その後、図26(C4)に示すように、装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1に吸い取られている「+10秒」の表示がサブ表示装置208Sから装飾図柄表示装置208に完全に移動し、縮小しながらタイマ予告表示TM1に向かっている様子が示されている。なお、吸取りアニメーションの表示が行われている際に、ナビキャラクタYMは、吸取りアニメーションを見て驚くようなアニメーション(吸取りアニメーションに付随するアニメーション)を行っているが、特にアニメーションを行わなくてもよい。
その後、図26(C5)に示すように、「+10秒」の表示がタイマ予告表示TM1に完全に吸い取られると、吸取りアニメーション表示が完了し、その後、図26(C6)に示すように、タイマ予告表示TM1では、カウントアップアニメーション表示が完了してタイマ表示が「15:00」に更新され、タイマ表示における時間に10秒が上乗せされた様子が示されている。なお、タイマ上乗せ演出が行われている間、カウントダウンの表示が停止してもよいし、カウントダウンの表示が進んでいてもよい。なお、複数の装飾図柄表示装置が設けられている場合において、一の装飾図柄表示装置のみでタイマ予告演出が行われれるようにしてもよい。
図27は、タイマ予告演出の他の例を段階的に示す図である。
図27(A1)〜同図(A4)に示す演出例は、タイマ上乗せ演出の別の例について示している。なお、図27(A1)〜同図(A4)に示す演出例では、図14(a)に示される演出装置206を用いて説明するが、説明を容易にするため、家紋役物224E、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gd及び千両箱役物224Hの一部について図示を省略して説明する。
図27(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、図27(A1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、第一の保留アイコンh11が表示されるとともに、第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、変動アイコンh0及びナビキャラクタYMも表示されている。また、図27(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始されており、タイマ予告表示TM1では「06:99」が表示され、カウントダウンが行われている。
その後、図27(A2)に示すように、第2大盤振舞役物224Gb及び第4大盤振舞役物224Gdが動作し、装飾図柄表示装置208の前面側にオーバーラップする。これにより、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示に時間の上乗せが行われることが報知される。
すると、図27(A3)に示すように、タイマ予告表示TM1では、カウントアップアニメーション表示が行われて時間が上乗せされる演出が開始される。
その後、カウントアップアニメーション表示が完了し、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「15:00」に更新され、タイマ表示における時間に10秒が上乗せされた様子が示されている。なお、この演出例では、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdのうちの第2大盤振舞役物224Gbと第4大盤振舞役物224Gdが動作することにより、タイマ表示に10秒の上乗せが行われることを報知しているが、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdのうち、作動する役物の数によって上乗せする時間が異なるようにしてもよく、例えば、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdのうちの全部が作動した場合には、タイマ表示に20秒の上乗せが行われるようにしてもよい。また、この演出例では、第2大盤振舞役物224Gbと第4大盤振舞役物224Gdが1度だけ動作することにより、タイマ表示に10秒の上乗せが行われることを報知しているが、動作回数によって上乗せする時間が異なるようにしてもよく、例えば、第2大盤振舞役物224Gbと第4大盤振舞役物224Gdが3回動作した場合は、タイマ表示に30秒の上乗せが行われるようにしてもよい。
図27(B1)〜同図(B4)に示す演出例は、家紋役物224Eを用いたタイマ上乗せ演出の例について示している。なお、図27(B1)〜同図(B4)に示す演出例では、図14(a)に示される演出装置206を用いて説明するが、説明を容易にするため、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gd及び千両箱役物224Hの図示を省略して説明する。
図27(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、図27(B1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、第一の保留アイコンh11が表示されるとともに、第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、変動アイコンh0及びナビキャラクタYMも表示されている。また、図27(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始されており、タイマ予告表示TM1では「06:99」が表示され、カウントダウンが行われている。
その後、図27(B2)に示すように、家紋役物224Eが動作し、装飾図柄表示装置208の中央やや下方の前面側まで上昇して装飾図柄表示装置208にオーバーラップし、その位置で上下方向に動作する。また、装飾図柄表示装置208では、オーバーラップした家紋役物224Eの周囲に、タイマ表示に上乗せする時間を複数個に分けて表示されている様子が示されている。具体的には、1つの「+5秒」の表示、2つの「+2秒」の表示及び1つの「+1秒」の表示が家紋役物224Eを囲むようにして表示され、これにより、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示に10秒の上乗せが行われることが報知される。
すると、図27(B3)に示すように、タイマ予告表示TM1では、カウントアップアニメーション表示が行われて時間が上乗せされる演出が開始される。
その後、カウントアップアニメーション表示が完了し、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「15:00」に更新され、タイマ表示における時間に10秒が上乗せされた様子が示されている。なお、この演出例では、家紋役物224Eが1度だけ動作することにより、タイマ表示に10秒の上乗せが行われることを報知しているが、動作回数によって上乗せする時間が異なるようにしてもよく、例えば、家紋役物224Eが3回動作した場合は、タイマ表示に30秒の上乗せが行われるようにしてもよい。
図27(C1)〜同図(C6)に示す演出例は、複数の装飾図柄表示装置を用いたタイマ上乗せ演出の別の例について示している。ここで、図27(C1)〜同図(C6)に示す演出例では、図14(b)に示す演出装置206を適用し、さらに、第1装飾図柄表示装置208Lの外周が装飾部材に重なっておらず、当該領域に表示される画像についても視認可能に構成されている。このとき、第1装飾図柄表示装置208Lの左右両側が、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nによって一部がオーバーラップされている。なお、家紋役物224E及び千両箱役物224Hについては、説明を容易にするために、図示を省略している。
図27(C1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、図27(C1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、表示領域の下方左側に形成されている第2UI部281における保留表示領域に第一の保留アイコンh11が表示されるとともに、表示領域の右上隅部に配置されている第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、第1装飾図柄表示装置208Lの表示画面の下方右側には、第1UI部280が形成されており、この第1UI部280には、変動アイコンh0及びナビキャラクタYMが表示されている。
また、第3装飾図柄表示装置208Nでは、タイマ予告演出が行われており、タイマ表示のカウントダウンが行われている。図27(C1)に示すタイミングでは、タイマ表示として「05:00」が表示されており、この演出例では、タイマ表示が「05:00」となるとカウントダウンが中断され、「05:00」の表示が維持される。なお、カウントダウンを中断せず、継続してカウントダウンが行われていてもよい。
また、第2装飾図柄表示装置208Mでは、「上乗せ10秒」の文字が表示されており、第3装飾図柄表示装置208Nにおけるタイマ表示に上乗せされる時間が報知されている。
その後、図27(C2)に示すように、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nが、第1装飾図柄表示装置208Lの表示面に沿って互いに近接する方向に移動し、図27(C3)に示すように、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nが最も近接する位置で停止する。このとき、第3装飾図柄表示装置208Nは、ナビキャラクタYMの一部にオーバーラップし、ナビキャラクタYMは、第3装飾図柄表示装置208Nにオーバーラップされていない状態である場合よりも視認困難となっている。
すると、図27(C4)に示すように、第3装飾図柄表示装置208Nに表示されていたタイマ表示が示す時間に10秒が上乗せされた時間を示す「15:00」の表示が、第2装飾図柄表示装置208Mと第3装飾図柄表示装置208Nとに跨って表示される。
その後、図27(C5)に示すように、「15:00」の表示が第3装飾図柄表示装置208Nに表示され、第2装飾図柄表示装置208Mにタイマ表示が表示されていない状態で、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nが、第1装飾図柄表示装置208Lの表示面に沿って初期位置への移動を開始する。第3装飾図柄表示装置208Nにおける「15:00」の表示開始のタイミングと、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nの移動開始のタイミングとが同じであってもよいし、第3装飾図柄表示装置208Nにおける「15:00」の表示が開始された後で、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nが移動を開始してもよいし、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nが移動を開始した後で、第3装飾図柄表示装置208Nにおける「15:00」の表示が開始されてもよい。
その後、図27(C6)に示すように、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nが初期位置まで戻った後、第3装飾図柄表示装置208Nにおけるタイマ表示のカウントダウンが再開される。なお、「15:00」の表示が第2装飾図柄表示装置208Mと第3装飾図柄表示装置208Nとに跨って表示された状態(例えば、図27(C4)に示す状態)でタイマ表示のカウントダウンが再開されてもよい。複数の装飾図柄表示装置に跨ってタイマ表示が表示されている場合の方が、一の装飾図柄表示装置にタイマ表示が表示されている場合よりも大当りとなりやすいように構成されてもよいが、大当りのなりやすさは同じであってもよく、また、大当りとなりにくいように構成されてもよい。
図28は、タイマ予告演出の他の例を段階的に示す図である。
図28(A1)〜同図(A4)に示す演出例は、複数の装飾図柄表示装置を用いたタイマ上乗せ演出の別の例について示している。ここで、図28(A1)〜同図(A4)に示す演出例では、図14(b)に示す演出装置206を適用し、さらに、第1装飾図柄表示装置208Lの外周が装飾部材に重なっておらず、当該領域に表示される画像についても視認可能に構成されている。このとき、第1装飾図柄表示装置208Lの左右両側が、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nによって一部がオーバーラップされている。なお、家紋役物224E及び千両箱役物224Hについては、説明を容易にするために、図示を省略している。
図28(A1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、図28(A1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、第一の保留アイコンh11が表示されるとともに、第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、変動アイコンh0及びナビキャラクタYMも表示されている。
また、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nでは、それぞれタイマ予告演出が開始されており、タイマ表示のカウントダウンが行われている。すなわち、この演出例では、2つのタイマ予告演出が行われている。この演出例において、第2装飾図柄表示装置208Mで行われているタイマ予告演出を第1タイマ予告演出とし、第3装飾図柄表示装置208Nで行われているタイマ予告演出を第2タイマ予告演出として説明する。図28(A1)に示すタイミングでは、第2装飾図柄表示装置208Mにおけるタイマ表示として「05:89」が表示されており、第3装飾図柄表示装置208Nにおけるタイマ表示として「15:89」が表示されている。
その後、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nが、第1装飾図柄表示装置208Lの表示面に沿って互いに近接する方向に移動する。この演出例では、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nが移動している場合もタイマ表示のカウントダウンは継続して行われるが、中断してもよい。そして、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nが最も近接する位置で停止すると、図28(A2)に示すように、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nにそれぞれ表示されていたタイマ表示が示す時間が合算され、その結果を示す「20:00」の表示が、第2装飾図柄表示装置208Mと第3装飾図柄表示装置208Nとに跨って表示される。このとき、タイマ表示のカウントダウンは中断されるが、中断されなくてもよい。また、第1装飾図柄表示装置208Lにも第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nによって表示された「20:00」の表示に対応する位置に「20:00」のタイマ表示が行われるが、第2装飾図柄表示装置208Mと第3装飾図柄表示装置208Nとによってオーバーラップされており、視認困難とされている。その後、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nが、第1装飾図柄表示装置208Lの表示面に沿って初期位置への移動を開始する。
図28(A3)は、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nが初期位置に戻った様子が示されている。ここで、第2装飾図柄表示装置208Mと第3装飾図柄表示装置208Nとに跨って表示されていた「20:00」のタイマ表示は、第2装飾図柄表示装置208Mと第3装飾図柄表示装置208Nの移動に応じて、表示されている座標を維持しながらそれぞれスクロール表示される。すなわち、第2装飾図柄表示装置208Mは、初期位置への移動に応じて「20:00」の表示を右方向にスクロールし、第3装飾図柄表示装置208Nは、初期位置への移動に応じて「20:00」の表示を左方向にスクロールする。この第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nの移動の過程で「20:00」のタイマ表示は、第2装飾図柄表示装置208M、第1装飾図柄表示装置208L及び第3装飾図柄表示装置208Nに跨って表示され、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nにおいて表示されていた「20:00」が完全にスクロールアウトされると、図28(A3)に示すように、「20:00」の表示は、第1装飾図柄表示装置208Lにのみ表示されるようになる。
その後、図28(A4)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lに表示されていた「20:00」のタイマ表示は消去され、第3装飾図柄表示装置208Nに表示される。その後、第3装飾図柄表示装置208Nにおけるタイマ表示のカウントダウンが再開される。なお、「20:00」の表示が第1装飾図柄表示装置208Lにのみ表示された状態(例えば、図28(A3)に示す状態)のままカウントダウンが開始されるようにしてもよい。ここで、タイマ表示が表示される装飾図柄表示装置によって大当りのなりやすさが異なってもよい(この演出例では、第1装飾図柄表示装置208Lにタイマ表示が表示された場合の方が、第2装飾図柄表示装置208Mと第3装飾図柄表示装置208Nに分けて表示されるよりも大当りとなりやすいが、大当りのなりやすさが同じであってもよいし、大当りとなりにくくてもよい)。
図28(B1)〜同図(B3)に示す演出例は、複数の表示装置を用いたタイマ上乗せ演出の一例について示している。ここで、図28(B1)〜同図(B3)に示す演出例では、図14(a)に示す演出装置206を適用するが、この演出例では、家紋役物224Eに換えて、図15を参照して上述したPOVディスプレイ224Iが設けられている。なお、図28(B1)〜同図(B3)に示す演出例では、説明を容易にするため、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gd及び千両箱役物224Hの一部について図示を省略して説明する。
図28(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、図28(B1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、第一の保留アイコンh11が表示されるとともに、第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、変動アイコンh0及びナビキャラクタYMも表示されている。また、図28(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始されており、タイマ予告表示TM1では「05:71」が表示され、カウントダウンが行われている。また、図28(B1)では、POVディスプレイ224Iが一定の回転速度に到達しており定速回転している。そして、LEDアレイに設けられた複数のLEDの点灯制御により、簡易表示による「+10」の文字が表示され、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示に上乗せされる時間が報知されている。なお、図28(B1)に示すように、POVディスプレイ224IのLEDアレイの回転により、第1装飾図柄及び変動アイコンh0の全部と、ナビキャラクタYM、保留アイコンh11及びタイマ予告表示TM1の一部が回転領域に重なっており、視認困難とされている。
その後、図28(B2)に示すように、POVディスプレイ224Iに表示されていた「+10」の文字が右下方向へ移動し、これまで、POVディスプレイ224Iだけに表示されていた「+10」の表示が装飾図柄表示装置208にも表示されるようになる。すなわち、「+10」の文字がPOVディスプレイ224Iと装飾図柄表示装置208とに跨って表示されるようになる。このとき、「+10」の文字は装飾された表示態様であってもよい。なお、装飾図柄表示装置208では、POVディスプレイ224Iにおける「+10」の文字の表示に整合させるように、「+10」の文字の表示が行われている。これにより、POVディスプレイ224Iにおける「+10」の表示と装飾図柄表示装置208に表示されている「+10」の文字の表示とで一体感を持たせた表示を行うことができる場合がある。なお、この演出例では、POVディスプレイ224Iに表示されている数字のフォントが、装飾図柄表示装置208に表示されている数字のフォントと異なっているが、同じであってもよい。
その後、POVディスプレイ224IのLEDアレイの回転速度が低下した後、図28(B3)に示すように、初期姿勢で停止する。このとき、第1装飾図柄表示装置208において表示されていた「+10」の文字の表示は、LEDアレイが回転している状態よりも視認容易となっている。この演出例では、その後、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示に10秒が上乗せされる。
図28(C1)〜同図(C5)に示す演出例は、複数の表示装置(装飾図柄表示装置208及びPOVディスプレイ224I)を用いたタイマ上乗せ演出の他の例について示している。ここで、図28(C1)〜同図(C5)に示す演出例における構成は、図28(B1)に示したのと同様である。
図28(C1)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、図28(C1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、第一の保留アイコンh11が表示されるとともに、第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、変動アイコンh0及びナビキャラクタYMも表示されている。また、図28(C1)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始されており、タイマ予告表示TM1では「06:87」が表示され、カウントダウンが行われている。また、図28(C1)では、POVディスプレイ224Iが初期姿勢の状態で初期位置から装飾図柄表示装置208の略中央の前面側となる位置まで上昇しており、回転はしていない。なお、変動アイコンh0の全部と第1装飾図柄及びタイマ予告表示TM1の一部がPOVディスプレイ224Iにオーバーラップされており、オーバーラップされていない状態である場合よりも視認困難とされている。
その後、POVディスプレイ224IのLEDアレイが回転を開始し、一定の回転速度に到達して定速回転とされると、図28(C2)に示すように、装飾図柄表示装置208のタイマ予告表示TM1に表示されていたタイマ表示がPOVディスプレイ224Iに表示され、タイマ予告表示TM1は消去される。POVディスプレイ224Iに表示されているタイマ表示は「05:17」となっており、カウントダウンは継続している。また、このとき、LEDアレイの回転領域の周囲に、タイマ表示に上乗せする時間を複数個に分けて表示されている様子が示されている。具体的には、1つの「+5秒」の表示、2つの「+2秒」の表示及び1つの「+1秒」の表示が家紋役物224Eを囲むようにして表示され、これにより、タイマ表示に10秒の上乗せが行われることが報知される。
その後、図28(C3)に示すPOVディスプレイ224Iでは、タイマ表示が破裂するエフェクトが表示され、その後、図28(C4)に示すように、上乗せされた後のタイマ表示である「15:00」が表示される。なお、この演出例では、「15:00」が表示されると、カウントダウンを中断するが、継続して行うようにしてもよい。
その後、POVディスプレイ224IのLEDアレイの回転速度の低下を開始するとともに、装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1が再び表示される。そして、、図28(C5)に示すように、初期姿勢で停止する。このとき、表示されたタイマ予告表示TM1のタイマ表示は「15:00」となっており、その後、カウントダウンが再開される。なお、POVディスプレイ224Iでタイマ表示がそのまま表示された状態でカウントダウンが再開してもよい。ここで、POVディスプレイ224Iによってタイマ表示が表示されている場合の方が、装飾図柄表示装置208によってタイマ表示が表示されている場合よりも大当りとなりやすいようにしてもよいが、大当りのなりやすさが同じであってもよいし、大当りとなりにくくしてもよい。
なお、これまでに説明したタイマ予告演出において、タイマ表示におけるタイマの上乗せ、短縮、中断等が行われる場合に、内部的には最初から変化前のカウントダウン開始から変化後のカウントダウンが終了するまでの合計の時間がカウントダウンされるようにしてもよい。また、内部的にも変化前は変化するまでの時間が、変化後は変化の時間がそれぞれカウントダウンされるようにしてもよい(例えば、カウントダウンを開始してから10秒後に変化するのであれば、10秒分をカウントダウンして、変化してから5秒後に「注目」を表示する場合には、さらに5秒分をカウントダウンする等)。また、カウントダウンの表示と内部的にカウントダウンする時間とが一致していてもよい。
図29は、チャンスアップメータを用いた演出の一例を段階的に示す図である。
図29では、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、普図表示装置210、第1特図保留ランプ218、第2特図保留ランプ220、普図保留ランプ216及び第4図柄表示装置284aについて、図示を省略している。また、この演出例では、上述した演出レバー136Vがさらに設けられている。
図29(1)は、図17(25)に続く別の演出例を示している。図29(1)では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展した様子が示されている。図29(1)に示す装飾図柄表示装置208では、敵役の剣豪が大きく表示され、続く図29(2)に示す装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様と敵役の剣豪との決闘シーンのアニメーションが表示されている。また、図29(2)に示す装飾図柄表示装置208では、表示画面の左下隅部にチャンスアップメータCMTが表示されている。チャンスアップメータCMTは、例えば、リーチ演出の進行状況を示すメータであり、開始地点SPから最終地点GPまでの間をサボハニのキャラクタSBHが移動し、その位置によって現在のリーチ演出の進行状況を概略的に報知している。ここで、サボハニのキャラクタSBHの進行速度は、一定ではなく、演出の進行状況により可変する場合があるが、一定であってもよい。なお、図29(2)に示すチャンスアップメータCMTでは、第1チェックポイントCP1、第2チェックポイントCP2及び第3チェックポイントCP3が配置されている。これら第1チェックポイントCP1〜第3チェックポイントCP3は、特定の予告が発生する場合があることを示すものであり、遊技者に期待感を持たせるようにしている。すなわち、サボハニのキャラクタSBHが移動する道中で第1チェックポイントCP1〜第3チェックポイントCP3にそれぞれ到達すると、特定の予告が発生する場合がある。また、最終地点GPでは、プラカードが回転表示しており、サボハニのキャラクタSBHが最終地点GPに到達することにより、大当り及びハズレのいずれかの結果が導出されることを示唆している。なお、この演出例では、決闘シーンのアニメーション表示が開始したときにチャンスアップメータCMTの表示を開始するようにしたが、図29(1)に示されるスーパーリーチに発展した様子の表示が開始されたタイミングで表示を開始してもよいし、リーチ状態となったときに表示を開始してもよいし、リーチ状態が発生するよりも前に表示を開始してもよいし、装飾図柄の変動表示が開始されたときに表示を開始してもよい。
図29(3)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニのキャラクタSBHが開始地点SPからの移動を開始している様子が示されている。
その後、図29(4)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニのキャラクタSBHが第1チェックポイントCP1に到達するタイミングで、ボゥイのキャラクタBOYが表示画面の左側から出現し、右側に向かって移動する様子が示されている。すなわち、ボゥイのキャラクタBOYの出現による予告が行われている様子が示されている。このボゥイのキャラクタBOYは、チャンスアップのキャラクタとして機能しているということができる。
すると、図29(5)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニのキャラクタSBHの近傍に「チャンスアップ BOY通過」の文字が付記された吹き出しが表示され、チャンスアップのキャラクタ表示による予告が行われたことを報知している。なお、ボゥイのキャラクタBOYが表示開始するタイミングとサボハニのキャラクタSBHの吹き出しの表示開始のタイミングとが同じであってもよいし、ボゥイのキャラクタBOYが表示開始した後でサボハニのキャラクタSBHの吹き出しが表示されてもよいし、サボハニのキャラクタSBHの吹き出しの表示が開始された後でボゥイのキャラクタBOYが表示されてもよい。なお、サボハニのキャラクタSBHは、ボゥイのキャラクタBOYの表示による予告が行われている間は、第1チェックポイントCP1で停止するが、停止しないようにしてもよい。
その後、図29(6)に示すように、チャンスアップメータCMTにおける第1チェックポイントCP1が赤色でマーキングされるとともに、予告が出現したことにより大当りの信頼度がアップしたことを示す「UP」の文字がその上方に表示され、予告が発生したことの履歴が示される。なお、「UP」の表示は、サボハニのキャラクタSBHによりオーバーラップされており、オーバーラップされていない状態である場合よりも視認困難とされている。また、発生した予告の内容を表示するようにしてもよい。また、この演出例において、サボハニのキャラクタSBHがチェックポイントに近づいたときに、チャンスアップメータCMTを拡大表示するようにしてもよい。この場合、チャンスアップメータCMTの全体を拡大表示してもよいし、関連するチェックポイントの部分だけ拡大表示してもよい。このことは、以下の説明においても適用可能である。
図29(7)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニのキャラクタSBHが移動を開始した様子が示されている。このとき、「UP」の表示の一部についてオーバーラップが解消されたので、一部が視認可能とされている。
その後、図29(8)に示すタイミングで、サボハニのキャラクタSBHが第2チェックポイントCP2に到達すると、図29(9)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタン画像136aと残時間表示メータMTが表示され、ボタン演出が開始される。その後、図29(10)に示すタイミングで、演出ボタン136(チャンスボタン136)の操作有効期間が開始すると、遊技者による演出ボタン136(チャンスボタン136)の操作を受付可能な状態となる。ここで、サボハニのキャラクタSBHは、遊技者によるボタン操作が行われるか、操作有効期間が経過するまで第2チェックポイントCP2で停止するが、停止しないようにしてもよい。
図29(11)に示す残時間表示メータMTでは、上記操作有効期間が開始されてゲージが減っている様子が示されており、その後、図29(12)に示すタイミングで、遊技者が、演出ボタン136(チャンスボタン136)を押下している様子が示されている。演出ボタン136(チャンスボタン136)が上記操作有効期間内に押下されると、図29(13)に示すように、殿様のカットイン画像CI3が表示され、大当りの信頼度が高いことを報知する予告演出が行われる。この演出例において、殿様のカットイン画像CI3は、金色の枠で囲まれるとともに、サングラスをかけ、葉巻を燻らせながら大型のバイクを乗り回す様子が示される特別の表示態様のカットイン画像とされており、大当りの信頼度が飛躍的に高いことを報知している。なお、図29(13)に示される殿様のカットイン画像CI3に換えて、当該殿様のカットイン画像CI3よりも信頼度の低い殿様のカットイン画像CI3(図17(32)参照)が表示されてもよい。図29(13)に示されるこの殿様のカットイン画像CI1は、演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作有効期間内において操作されたことを条件に表示される場合があってもよいし、演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作有効期間内において操作された場合に必ず表示されてもよい。また、図29(13)に示されるこの殿様のカットイン画像CI1は、演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作されることなく操作有効期間が経過した場合にも表示される場合があってもよいし、演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作されることなく操作有効期間が経過した場合に必ず表示されてもよいし、演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作されることなく操作有効期間が経過した場合には表示しないようにしてもよい。
その後、図29(14)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニのキャラクタSBHの近傍に「チャンスアップ 金カットイン」の文字が付記された吹き出しが表示され、金色の枠で囲まれたカットイン画像の表示による予告が行われたことを報知している。なお、殿様のカットイン画像CI3が表示開始するタイミングとサボハニのキャラクタSBHの吹き出しの表示開始のタイミングとが同じであってもよいし、殿様のカットイン画像CI3が表示開始した後でサボハニのキャラクタSBHの吹き出しが表示されてもよいし、サボハニのキャラクタSBHの吹き出しの表示が開始された後で殿様のカットイン画像CI3が表示されてもよい。なお、サボハニのキャラクタSBHは、殿様のキャラクタ画像CI3が表示されている間も、第2チェックポイントCP2で停止するが、停止しないようにしてもよい。また、この演出例において、サボハニのキャラクタSBHが第2チェックポイントCP2に到達するタイミングとボタン演出が開始されるタイミングとが同じであってもよいし、サボハニのキャラクタSBHが第2チェックポイントCP2に到達した後でボタン演出が開始されてもよいし、ボタン演出が開始されてからサボハニのキャラクタSBHが第2チェックポイントCP2に到達してもよい。なお、演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作されることなく操作有効期間が経過した場合に殿様のカットイン画像CI3が表示されないように構成されている場合において、演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作されなかった場合も、演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作された場合と同じようにチャンスアップの予告が発生したことを報知するようにしてもよいし、チャンスアップの予告が発生したことを報知しなくてもよいし、チャンスアップの予告が発生したことを一部だけ報知(例えば、吹き出しは表示しないで、「UP」の文字表示だけ行う等)してもよい。
その後、図29(15)に示すように、チャンスアップメータCMTにおける第2チェックポイントCP2が赤色でマーキングされるとともに、予告が出現したことにより大当りの信頼度がアップしたことを示す「UP」の文字がその上方に表示され、予告が発生したことの履歴が示される。なお、「UP」の表示は、サボハニのキャラクタSBHによりオーバーラップされており、オーバーラップされていない状態である場合よりも視認困難とされている。
図29(16)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニのキャラクタSBHが移動を開始した様子が示されている。このとき、「UP」の表示の一部についてオーバーラップが解消されたので、一部が視認可能とされている。
その後、図29(17)に示すタイミングで、サボハニのキャラクタSBHが第3チェックポイントCP3に到達すると、図29(18)に示す装飾図柄表示装置208では、レバー画像136Vaが表示されるとともに、サボハニのキャラクタSBHの近傍に「チャンスアップ レバー」の文字が付記された吹き出しが表示され、レバー演出による予告が開始されたことを報知している。その後、図29(19)に示す装飾図柄表示装置208では、レバー画像136Vaに加えて残時間表示メータMTが表示され、レバー演出が開始される。また、チャンスアップメータCMTにおける第3チェックポイントCP3が赤色でマーキングされるとともに、予告が出現したことにより大当りの信頼度がアップしたことを示す「UP」の文字がその上方に表示され、予告が発生したことの履歴が示される。なお、「UP」の表示は、サボハニのキャラクタSBHによりオーバーラップされており、オーバーラップされていない状態である場合よりも視認困難とされている。なお、「チャンスアップ レバー」の文字が付記された吹き出しの表示中に演出レバー136Vの操作有効期間が開始されてもよい。なお、残時間表示メータMTがチャンスアップメータCMTの一部(プラカード)をオーバーラップする場合があるが、全部をオーバーラップしてもよく、残時間表示メータMTの表示中はチャンスアップメータCMTの一部又は全部にオーバーラップするようしてもよく、残時間表示メータMTの表示中はチャンスアップメータCMTの一部又は全部をオーバーラップしないように表示されていてもよく、逆に、チャンスアップメータCMTが残時間表示メータMTの一部又は全m部をオーバーラップする場合があってもよく、チャンスアップメータCMTの表示中は残時間表示メータMTの一部又は全部をオーバーラップしてもよい。
その後、図29(20)に示すタイミングで、演出レバー136Vの操作有効期間が開始すると、遊技者による演出レバー136Vの操作を受付可能な状態となる。また、チャンスアップメータCMTでは、サボハニのキャラクタSBHが移動を開始した様子が示されている。なお、遊技者によるレバー操作が行われるか、操作有効期間が経過するまでサボハニのキャラクタSBHを第3チェックポイントCP3で停止させるようにしてもよい。
図29(21)に示す残時間表示メータMTでは、上記操作有効期間が開始されてゲージが減っている様子が示されている。一方、チャンスアップメータCMTでは、サボハニのキャラクタSBHが最終地点GP手前に位置している。
その後、上記操作有効期間内において、図29(22)に示すタイミングで、遊技者が、演出レバー136Vを操作すると、図29(23)に示すように、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gd及び千両箱役物224Hが作動し、導光板ILの発光が行われ、装飾図柄表示装置208ではエフェクト画像が表示される。すなわち、大当りとなることが報知される。このとき、チャンスアップメータCMTは、非表示となるが、表示してもよい。なお、図29(23)に示す演出レバー126Vを操作した際に行われる演出(第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gd及び千両箱役物224Hが作動し、導光板ILの発光が行われ、装飾図柄表示装置208ではエフェクト画像が表示される演出)と、図17(40)に示す演出ボタン136(チャンスボタン136)を操作した際に行われる演出は同じであるが、異なっていてもよい。その後、図29(24)に示すように、導光板ILの発光が終了し、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gd及び千両箱役物224Hがそれぞれ初期位置に戻り、装飾図柄表示装置208ではエフェクト画像がフェイドアウトする。このとき、装飾図柄表示装置208では、表示が中断された決闘シーンのアニメーション表示がフェイドインしながら再開する。なお、決闘シーンのアニメーション表示のフェイドインに伴い、チャンスアップメータCMTもフェイドインするが、決闘シーンのアニメーション表示のフェイドインが完了してからチャンスアップメータCMTが再表示されるようにしてもよい。なお、図29(23)〜同図(24)の動作は、例えば、図17(38)〜同図(44)に示して上述した要領で行われる。
図29(25)に示す装飾図柄表示装置208では、決闘シーンのアニメーション表示のフェイドインが完了して再開された様子が示されている。具体的には、決闘シーンのアニメーション表示では、敵役の剣豪が悶絶する表情を見せ、今にも敗れるといった様相を呈している。また、チャンスアップメータCMTでは、サボハニのキャラクタSBHが最終地点GPに到達し、プラカードは大当りとなることを示す「V」の文字を示している。
図29(26)に示す装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪に勝利し、中図柄に「装飾7」が表示され、大当りとなることが報知される。その後、図29(27)に示す装飾図柄表示装置208では、決闘シーンのアニメーション表示がフェイドアウトし、図28(28)に示すように、第1装飾図柄が「装飾7−装飾7−装飾7」の装飾図柄の組合せで揺れ変動が開始される。なお、チャンスアップメータCMTは非表示とされているが、リーチ演出が終了した後も表示するようにしてもよい。また、チャンスアップメータCMTの一部(例えば、サボハニのキャラクタSBH及びプラカード)のみを表示するようにしてもよい。
なお、上述したチャンスアップメータCMTを用いた演出において、チャンスアップメータCMTが表示された場合と表示されない場合とがあってもよい。この場合、チャンスアップメータCMTが表示された場合の方が、表示されない場合よりも大当りとなりやすくしてもよい。また、チャンスアップメータCMTが表示された場合と表示されない場合とで大当りの信頼度が異ならないものであってもよい。
また、チャンスアップメータCMTが表示された場合にのみ出現するチャンスアップの予告があってもよい。
また、チャンスアップメータCMTが表示されるか否かに拘らず出現するチャンスアップの予告があってもよい。
また、チャンスアップメータCMTにおける演出の実行中に、チェックポイントの位置が移動したり、チェックポイントが消去してもよい。
また、チャンスアップメータCMTにおける演出の実行中に、現在の位置を示すサボハニのキャラクタSBHが現在の位置よりも前の位置(過去を示す位置)に戻ったり、先の先の位置(未来を示す位置)に移動してもよい。
また、チャンスアップメータCMTにおける演出自体がミニゲームであってもよく、例えば、チェックポイントで示された位置で演出が行われると、チャンスアップするような演出が行われてもよい。また、例えば、チェックポイントに敵キャラクタが配置されており、味方キャラクタと戦って勝利するとチャンスアップするような演出が行われてもよい。
また、大当り遊技の実行中におけるチャンスアップ(例えば、ランクアップボーナス、確変昇格、より出玉の多い大当り遊技に昇格等)の演出として、チャンスアップメータCMTを用いた演出を行ってもよい。
また、電断復電で、チャンスアップメータCMT自体を非表示にしてもよい。また、チャンスアップメータCMT自体は表示を復帰してもよいが、チェックポイントのタイミングや電断前のチャンスアップの演出が発生したことの履歴が非表示になっていてもよい。
また、タイマ予告演出におけるカウント表示のカウントダウンが0になった後に表示される演出が、チャンスアップメータCMTにて報知されていなくてもよいし、されていてもよい。
また、サボハニのキャラクタSBHがチェックポイントに到達した場合に、チャンスアップの演出が必ず行われてもよいし、行われる場合と行われない場合とがあってもよい。このことは、以降に説明するチャンスアップメータの演出についても同様に適用可能である。
図30は、チャンスアップメータを用いた演出の他の例を段階的に示す図である。
図30(3a)は、図29(2)に続く別の演出例であり、図29(3)と同様の演出が行われている。
その後、図30(4a)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニのキャラクタSBHが第1チェックポイントCP1に到達するが、何らの予告も行われない。すなわち、第1チェックポイントCP1にサボハニのキャラクタSBHが到達してもチャンスアップの予告が行われない様子が示されている。そのため、図30(5a)に示すように、サボハニのキャラクタSBHの吹き出しは表示されず、また、図30(5a)〜同図(7a)に示すように、サボハニのキャラクタSBHは第1チェックポイントCP1をそのまま通過し、第1チェックポイントCP1におけるマーキングや「UP」の文字の表示も行われない。これにより、第1チェックポイントCP1では、予告の発生が不発に終わったことを認識することができる場合がある。なお、第1チェックポイントCP1においてチャンスアップの予告が行われなかった場合には、例えば、図30(7a´)に示すように、第1チェックポイントCP1の表示を消去するようにしてもよいし、また、図30(7a´´)に示すように、第1チェックポイントCP1において表示される「UP」の文字に換えて、チャンスアップの予告が行われなかったことを示す「×」の表示を行うようにしてもよい。また、実際にチャンスアップの予告が行われなかった場合であっても、サボハニのキャラクタSBHがチェックポイントを通過した後に、チャンスアップの予告が行われたものとして、チェックポイントにおけるマーキングや「UP」の文字を表示するようにしてもよく、例えば、一旦、チェックポイントにおけるマーキングや「UP」の文字の非表示を行った後、マーキングや「UP」の文字を表示するようにしてもよいし、サボハニのキャラクタSBHがチェックポイントに戻ってチャンスアップの予告を行い、マーキングや「UP」の文字を表示するようにしてもよい。また、例えば、リーチ演出を最初まであるいは途中まで巻き戻す演出が行われ、その後、チェックポイントをサボハニのキャラクタSBHが通過したときに、チャンスアップの演出が行われて、マーキングや「UP」の文字の表示を行うようにしてもよい。
図30(17b)は、図29(16)に続く別の演出例であり、図29(17)と同様の演出が行われている。なお、チャンスアップメータCMTにおける最終地点GPでは、プラカードの表示がクエスチョンマークの表示となっており、最終地点GPにサボハニのキャラクタSBHが到達した場合に、何らかのイベントが発生する可能性があることが示唆されている。
その後、図30(18b)に示す装飾図柄表示装置208では、レバー画像136Vaではなく、ボタン画像136aと残時間表示メータMTが表示され、チャンスアップの予告としてのレバー演出が開始されなかった様子が示されている。そのため、図30(19b)に示すように、サボハニのキャラクタSBHの吹き出しは表示されず、また、図30(17b)〜同図(20b)に示すように、サボハニのキャラクタSBHは第3チェックポイントCP3をそのまま通過し、第3チェックポイントCP3におけるマーキングや「UP」の文字の表示も行われない。なお、図30(19b)では、演出ボタン136(チャンスボタン136)の操作有効期間が開始し、遊技者による演出ボタン136(チャンスボタン136)の操作を受付可能な状態となった様子が示されている。
その後、図30(20b)に示す残時間表示メータMTでは、上記操作有効期間が減っている様子が示されている。一方、チャンスアップメータCMTでは、サボハニのキャラクタSBHが最終地点GP手前に位置している。
その後、上記操作有効期間内において、図30(21b)に示すタイミングで、遊技者が演出ボタン136(チャンスボタン136)を操作すると、図30(22b)に示す装飾図柄表示装置208では、殿様のキャラクタと敵役の剣豪が「外したか・・・」というセリフとともに、勝敗が決しない様子の表示が行われる。また、チャンスアップメータCMTでは、最終地点GPにおけるプラカードに「発展」という文字表示が行われ、リーチ演出が発展することが報知される。
その後、図30(23b)に示される殿様のキャラクタによるカットイン画像CI4の表示が行われた後、図30(24b)に示すように、剣豪リーチにおいてパンダのキャラクタが助っ人として登場する旨の演出が開始される。また、チャンスアップメータCMTでは、サボハニのキャラクタSBHが空飛ぶじゅうたんに乗って、開始地点SPに向かっていく様子が示されている。
その後、図30(25b)〜同図(29b)に示すように、サボハニのキャラクタSBHが開始地点SPに向かう途上で、サボハニのキャラクタSBHによりオーバーラップさせながら、チャンスアップメータCMTを変更する表示を行う。そのため、サボハニのキャラクタSBHの移動により、例えば、図30(26b)〜同図(27b)に示すように、変更後のチャンスアップメータCMTの一部が出現して第5チェックポイントCP5が出現し、図30(28b)〜同図(29b)に示すように、第4チェックポイントCP4が出現する。
図30(29b)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニのキャラクタSBHが再び開始地点SPに位置している様子が示されている。このとき、チャンスアップメータCMTでは、第4チェックポイントCP4及び第5チェックポイントCP5が変化前の表示状態(赤色のマーキングが付されておらず、「UP」の文字表示も行われていない状態)となっている。そして、チャンスアップメータCMTでは、サボハニのキャラクタSBHの移動が開始される。
その後、図30(30b)に示す装飾図柄表示装置208では、SP剣豪リーチに発展した様子が示されている。SP剣豪リーチは、剣豪リーチが発展して移行するリーチであり、剣豪リーチからSP剣豪リーチに発展しない場合よりも大当りとなりやすいリーチ演出である。SP剣豪リーチでは、図30(30b)に示すように、主人公の殿様と敵役の剣豪が対峙する点では、発展前の剣豪リーチと同じであるが、主人公の殿様の助っ人としてパンダを従えている点と、背景に満月が表れている点で異なっている。さらに、図30(30b)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニのキャラクタSBHが第4チェックポイントCP4に到達するタイミングで、3匹のコパンダのキャラクタによって構成されるコパンダ応援団KPDが応援している様子を示す予告表示が行われており、SP剣豪リーチの大当りに対する信頼度が飛躍的に高くなっていることを報知している。このコパンダ応援団KPDは、チャンスアップのキャラクタとして機能しているということができる。なお、コパンダ応援団KPDは、SP剣豪リーチにおいて必ず出現するようにしてもよいし、出現しない場合があってもよい。
すると、図30(31b)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニのキャラクタSBHの近傍に「チャンスアップ コパンダ応援団」の文字が付記された吹き出しが表示され、チャンスアップのキャラクタ表示による予告が行われたことを報知している。なお、コパンダ応援団KPDが表示開始するタイミングとサボハニのキャラクタSBHの吹き出しの表示開始のタイミングとが同じであってもよいし、コパンダ応援団KPDが表示開始した後でサボハニのキャラクタSBHの吹き出しが表示されてもよいし、サボハニのキャラクタSBHの吹き出しの表示が開始された後でコパンダ応援団KPDが表示されてもよい。なお、サボハニのキャラクタSBHは、コパンダ応援団KPDの表示による予告が行われている間は、第1チェックポイントCP1で停止するが、停止しないようにしてもよい。
その後、図30(32b)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニのキャラクタSBHが第5チェックポイントCP5に到達した様子が示されている。すると、チャンスアップ演出が行われる旨の「コラボ必殺」の表示が行われ、その後、図30(33b)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「一撃」の表示とともにレバー画像136Vaが表示される。また、チャンスアップメータCMTでは、サボハニのキャラクタSBHの近傍に「チャンスアップ レバー」の文字が付記された吹き出しが表示され、レバー演出による予告が開始されたことが報知されている。ここで、チャンスアップ演出であるレバー演出が行われず、演出ボタン136(チャンスボタン136)を操作する演出であるボタン演出が行われる場合があってもよい。また、レバー演出が必ず行われるようにしてもよい。
その後、図30(34b)に示す装飾図柄表示装置208では、レバー画像136Vaに加えて残時間表示メータMTが表示され、レバー演出が開始される。また、チャンスアップメータCMTにおける第5チェックポイントCP5が赤色でマーキングされるとともに、予告が出現したことにより大当りの信頼度がアップしたことを示す「UP」の文字がその上方に表示され、予告が発生したことの履歴が示される。なお、「UP」の表示は、サボハニのキャラクタSBHによりオーバーラップされており、オーバーラップされていない状態である場合よりも視認困難とされている。その後は、例えば、演出レバー136Vが操作されると、図29(24)〜同図(28)に示して上述した要領で演出が行われて、大当りとなることが報知される。
図30(23c)は、図29(22)に続く別の演出例であり、図29(18)〜同図(22)に示すレバー演出において、遊技者により演出レバー136Vが操作されたが、演出に失敗した様子が示されている。すなわち、装飾図柄表示装置208では、中図柄に「装飾6」が表示され、「装飾7−装飾6−装飾7」のハズレの組合せとなってハズレとなることが報知される。また、チャンスアップメータCMTでは、サボハニのキャラクタSBHが最終地点GPに到達するが、プラカードはハズレとなることを示す「×」の文字が示され、サボハニのキャラクタSBHは、がっかりした表情となっている。
図30(5d)は、図29(5)に示す演出の変形例である。具体的には、図30(5d)に示す装飾図柄表示装置208では、多数のボゥイのキャラクタBOY(ボゥイ群)が表示画面の左側から出現し、右側に向かって移動する様子が示されている。すなわち、ボゥイ群の出現による予告が行われている様子が示されている。このボゥイのキャラクタが群で出現した場合は、ボゥイのキャラクタBOYが単体で出現する場合よりも大当りとなりやすい。また、チャンスアップメータCMTでは、サボハニのキャラクタSBHの近傍に「チャンスアップ BOY群」の文字が付記された吹き出しが表示され、チャンスアップのキャラクタ表示による予告が行われたことを報知している。このように、同じチャンスアップポイントであっても、異なるチャンスアップ演出が行われてもよいし、同じチャンスアップポイントでは同じ演出が行われるようにしてもよい。
図31は、チャンスアップメータを用いた演出の他の例を段階的に示す図である。
図31(7e)は、図29(6)に続く別の演出例であり、図29(7)と同様の演出が行われている。
その後、図31(8e)〜同図(9e)に示すように、チャンスアップメータCMTでは、サボハニのキャラクタSBHが第2チェックポイントCP2を飛び越して第3チェックポイントCP3の手前まで到達し、第3チェックポイントCP3に対応するチャンスアップの予告が行われるまでその場所で待機する。なお、サボハニのキャラクタSBHが第2チェックポイントCP2を飛び越して第3チェックポイントCP3に到達する演出が行われている間に、第2チェックポイントCP2に対応する演出(例えば、図29(9)〜同図(15)に示して上述したボタン演出等)が行われてもよいし、当該演出自体が行われなくてもよい。あるいは、当該演出は行われないが、行われたものとして、第2チェックポイントCP2が赤色でマーキングされるとともに「UP」の文字表示が行われてもよい。
図31(2f)は、図29(1)に続く別の演出例である。図31(2f)に示す演出例では、図29に示される演出例とはチャンスアップメータCMTの表示態様が異なっている。具体的には、チャンスアップメータCMTのゲージ部分が緑色の棒状に構成され、サボハニのキャラクタSBHに換えて、マーカーMRKの位置により現在のリーチ演出の進行状況を概略的に報知する。このとき、ゲージ部分におけるマーカーMRKの進行済み部分については、色が緑色から白色に変化する。また、マーカーMRKの進行速度は、一定ではなく、演出の進行状況により可変する場合があるが、一定であってもよい。また、第1チェックポイントCP1〜第3チェックポイントCP3の表示態様がクエスチョンマークで表されており、チャンスアップの予告が行われることに対する期待感を持たせるようにしている。また、開始地点と最終地点は、チャンスアップメータCMTのゲージ部分の始端と終端とによって示されている。
図31(2f)に続く図31(3f)では、マーカーMRKが開始地点からの移動を開始している様子が示されている。
その後、図31(4f)に示す装飾図柄表示装置208では、マーカーMRKが第1チェックポイントCP1に到達するタイミングで、ボゥイのキャラクタBOYが表示画面の右側から出現し、左側に向かって移動する様子が示されている。
すると、図31(5f)に示す装飾図柄表示装置208では、マーカーMRKの近傍に「チャンスアップ BOY通過」の文字が付記された吹き出しが表示され、チャンスアップのキャラクタ表示による予告が行われたことを報知している。なお、マーカーMRKは、図31(5f)〜同図(6f)に示すように、吹き出しが表示されている間は第1チェックポイントCP1で待機している。
その後、図31(7f−1)〜同図(7f−2)に示す装飾図柄表示装置208では、マーカーMRKが移動を開始した様子が示されている。このとき、第1チェックポイントCP1におけるクエスチョンマークの表示に換えて、予告が出現したことにより大当りの信頼度がアップしたことを示す「UP」の文字がゲージ部分に重ねて表示される。なお、ボゥイのキャラクタBOYは、図31(7f−2)に示すタイミングで表示画面の右側からフレームアウトしている。
図31(4g´)は、図31(3f)に示す演出が行われた後、マーカーMRKが第1チェックポイントCP1に到達してもボゥイのキャラクタBOYが出現しなかった場合の演出例について示されている。具体的には、図31(4f)に示すタイミングでボゥイのキャラクタBOYが出現しなかった場合には、図31(4g´)に示すように、チャンスアップメータCMTでは、第1チェックポイントCP1におけるクエスチョンマークの表示に換えて、予告が出現しなかった旨の「×」の表示が行われる。あるいは、図31(4g´´)に示すように、第1チェックポイントCP1におけるクエスチョンマークの表示を消去し、何らの表示も行わないようにしてもよい。あるいは、図31(4g´´´)に示すように、第1チェックポイントCP1におけるクエスチョンマークの表示のまま表示態様を変化させないようにしてもよい。
図31(2h)は、図29(1)に続くさらに別の演出例である。図31(2h)に示す演出例では、図31(2f)に示されるチャンスアップメータCMTの表示態様と同様であるが、第1チェックポイントCP1〜第3チェックポイントCP3が非表示とされている点で異なっている。そのため、チャンスアップの予告の開始タイミングが認識しにくくなっており、遊技者にいつチャンスアップの予告が開始されるのかについて期待感を持たせることができる場合がある。
図31(5h)に示すタイミングでは、マーカーMRKの近傍に「チャンスアップ BOY通過」の文字が付記された吹き出しが表示され、チャンスアップのキャラクタ表示による予告が行われたことを報知している。このとき、予告が出現したことにより大当りの信頼度がアップしたことを示す「UP」の文字の一部が出現している。
その後、図31(6h)〜同図(7h)に示すように、マーカーMRKが進行してチャンスアップメータCMTのゲージ部分における表示色が変更するにしたがい、隠されていた「UP」の文字が出現する。
図32は、チャンスアップメータを用いた演出の他の例を段階的に示す図である。
図32(A1)〜同図(A11)に示す演出例は、疑似連演出の実行中においてチャンスアップメータCMTにより疑似連が発生するタイミングと疑似連の発生回数を報知する様子が示されている。
図32(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、図32(A1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、第一の保留アイコンh11が表示されるとともに、第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、変動アイコンh0及びナビキャラクタYMも表示されている。
図32(A2)に示す装飾図柄表示装置208では、「越後屋を確保しろ」という文字が表示されて、疑似連演出の一例としての追っかけ演出が開始される様子が示されている。
その後、図32(A3)では、追っかけ演出が開始された様子が示されている。具体的には、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が悪徳商人を追いかける演出表示が開始される。また、第2装飾図柄の下方には、図31(2f)に示して上述した態様のチャンスアップメータCMTが表示されている。図32(A3)に示すチャンスアップメータCMTでは、第1チェックポイントCP1、第2チェックポイントCP2及び第3チェックポイントCP3が配置されている。これら第1チェックポイントCP1〜第3チェックポイントCP3では、疑似連が発生する場合があることを示すものであり、遊技者に期待感を持たせるようにしている。すなわち、マーカーMRKが移動する道中で第1チェックポイントCP1〜第3チェックポイントCP3にそれぞれ到達すると、疑似連が発生する場合がある。また、最終地点に到達することにより、悪徳商人が捕縛され、高信頼度のリーチ演出に移行しやすくなることが示唆されている。この演出例では、疑似連が発生するほど、大当りとなりやすいように構成されている。なお、疑似連が4回発生すると(すなわち、最終地点に到達したときに疑似連が発生すると)、大当りが確定する。なお、疑似連の回数が4回以外の回数で大当り確定となってもよく、例えば、疑似連の回数が1回と4回の場合には大当り確定となるようにしてもよい。大当り確定となる疑似連回数は他の疑似連回数よりも発生し難くなっている。
図32(A4)に示す装飾図柄表示装置208では、マーカーMRKが開始地点からの移動を開始している様子が示されている。
その後、図32(A5)に示す装飾図柄表示装置208では、第1装飾図柄が「装飾7−装飾7−装飾6」の装飾図柄の組合せで揺れ変動している様子が示されている。また、チャンスアップメータCMTでは、マーカーMRKが第1チェックポイントCP1に到達している様子が示されている。
すると、図32(A6)に示すように、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が悪徳商人を追い回す表示ともに「継続」の文字が表示され、1回目の疑似連が行われることが報知される様子が示されている。このとき、チャンスアップメータCMTでは、第1チェックポイントCP1の表示がクエスチョンマークから「続」の文字の表示に切り替わる。また、このとき、第1装飾図柄は非表示とされるが、例えば、半透明の表示態様で変動表示が行われてもよい。なお、主人公の殿様が悪徳商人を追い回す表示ともに「継続」の文字が表示されるタイミングと第1チェックポイントCP1の表示がクエスチョンマークから「続」の文字の表示に切り替わるタイミングが同じであってもよいし、主人公の殿様が悪徳商人を追い回す表示ともに「継続」の文字が表示された後で、第1チェックポイントCP1の表示がクエスチョンマークから「続」の文字の表示に切り替わってもよいし、第1チェックポイントCP1の表示がクエスチョンマークから「続」の文字の表示に切り替わった後で、主人公の殿様が悪徳商人を追い回す表示ともに「継続」の文字が表示されてもよい。
図32(A7)に示す装飾図柄表示装置208では、第1装飾図柄が「装飾7−装飾7−装飾6」の装飾図柄の組合せで揺れ変動している様子が示されている。また、チャンスアップメータCMTでは、マーカーMRKが第2チェックポイントCP2に到達している様子が示されている。なお、図32(A7)に示す装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様と悪徳商人との距離が縮まっている様子が示されている。
その後、図32(A8)に示す装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が悪徳商人を追い回す表示ともに「継続」の文字が表示され、2回目の疑似連が行われることが報知される様子が示されている。このとき、チャンスアップメータCMTでは、第2チェックポイントCP2の表示がクエスチョンマークから「続」の文字の表示に切り替わる。また、このとき、第1装飾図柄は非表示とされるが、例えば、半透明の表示態様で変動表示が行われてもよい。
図32(A9)に示す装飾図柄表示装置208では、第1装飾図柄が「装飾7−装飾7−装飾6」の装飾図柄の組合せで揺れ変動している様子が示されている。また、チャンスアップメータCMTでは、マーカーMRKが第3チェックポイントCP3に到達している様子が示されている。なお、主人公の殿様が悪徳商人を追い回している様子を示すアングルが変更されるとともに、今まで余裕であった悪徳商人の表情が焦った表情となっている。
その後、図32(A10)に示す装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が悪徳商人を追い回す表示ともに「継続」の文字が表示され、3回目の疑似連が行われることが報知される様子が示されている。このとき、チャンスアップメータCMTでは、第3チェックポイントCP3の表示がクエスチョンマークから「続」の文字の表示に切り替わる。また、このとき、第1装飾図柄は非表示とされるが、例えば、半透明の表示態様で変動表示が行われてもよい。
その後、図32(A11)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「確保」の文字の表示とともに、主人公の殿様が悪徳商人を捕縛した様子が表示されている。このとき、チャンスアップメータCMTでは、マーカーMRKが最終地点に到達したことで、今回の図柄変動表示において、合計で疑似連が3回行われたことが示されている。また、このとき、第1装飾図柄では、「装飾7」でリーチ状態となり、リーチ演出が開始されることとなる。
図32(B1)〜同図(B14)に示す演出例は、通常の装飾図柄の変動表示中にチャンスアップメータCMTが表示され、チャンスアップの予告が発生するタイミングを報知する様子が示されている。
図32(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、図32(B1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、第一の保留アイコンh11が表示されるとともに、第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、変動アイコンh0及びナビキャラクタYMも表示されている。
その後、図32(B2)に示すように、装飾図柄表示装置208では、第2装飾図柄の下方に、図31(2f)に示して上述した態様のチャンスアップメータCMTが表示されている。図32(B2)に示すチャンスアップメータCMTでは、第1チェックポイントCP1及び第2チェックポイントCP2が配置されている。これら第1チェックポイントCP1及び第2チェックポイントCP2では、チャンスアップの予告が発生する場合があることを示すものであり、遊技者に期待感を持たせるようにしている。
図32(B3)に示す装飾図柄表示装置208では、マーカーMRKが開始地点からの移動を開始している様子が示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「好機」の文字が表示された吹き出しが表示され、ナビキャラクタYMによるナビキャラ予告が行われている。なお、この演出例では、ナビキャラクタYMの「好機」の文字の吹き出しによる予告は、チャンスアップメータCMTには直接的には関連しない予告であるが、チャンスアップメータCMTに直接的に関係するチャンスアップの予告であってもよい。
その後、図32(B4)に示すように、チャンスアップメータCMTでは、マーカーMRKが第1チェックポイントCP1に到達している様子が示されている。すると、ナビキャラクタYMの吹き出しに表示されている文字が「好機」から「否」に変更される。これを受けて、マーカーMRKの近傍に「チャンスアップ 否」の文字が付記された吹き出しが表示され、ナビキャラクタYMによるチャンスアップの予告が行われたことを報知している。なお、マーカーMRKは、吹き出しが表示されている間は第1チェックポイントCP1で待機しているが、待機せずに進行するようにしてもよい。また、装飾図柄表示装置208では、会話予告も開始している様子が示されている。会話予告が開始されると、殿様のキャラクタとともに「チャンス」という文字表示が表示された殿様の会話画像CI1が表示される。この殿様の会話画像CI1は、会話予告の第1段階となっている。また、この殿様の会話画像CI1は、第1装飾図柄にオーバーラップしており、オーバーラップしていない状態である場合よりも、第1装飾図柄が視認困難とされている。また、殿様の会話画像CI1は、チャンスアップメータCMTにオーバーラップされており、オーバーラップされていない状態である場合よりも、殿様の会話画像CI1が視認困難とされている。なお、この殿様の会話画像CI1は、チャンスアップメータCMTには直接的には関連しない予告であるが、チャンスアップメータCMTに直接的に関係するチャンスアップ予告であってもよい。
その後、図32(B5)に示すように、チャンスアップメータCMTでは、マーカーMRKが進行してチャンスアップメータCMTのゲージ部分における表示色が変更するにしたがい、隠されていた「UP」の文字が出現している様子が示されている。これにより、チャンスアップの予告が発生したことの履歴が示されている。また、ナビキャラクタYMの吹き出しに表示されている文字が「否」から「激熱」に変更されている。この演出例では、ナビキャラクタYMの「激熱」の文字の吹き出しによる予告は、チャンスアップメータCMTには直接的には関連しない予告であるが、チャンスアップメータCMTに直接的に関係するチャンスアップの予告であってもよい。また、殿様の会話画像CI1は、縮小表示されて第2装飾図柄の下方に表示される。なお、殿様の会話画像CI1は、ここでもチャンスアップメータCMTにオーバーラップされており、オーバーラップされていない状態である場合よりも視認困難とされている。
その後、図32(B6)に示すように、チャンスアップメータCMTでは、マーカーMRKが第2チェックポイントCP2に到達している様子が示されている。すると、会話予告の続きとして、爺のキャラクタとともに、図16(10)に示して上述した操作促進報知画像が表示された爺の会話画像CI2が表示される。なお、この爺の会話画像CI2は、チャンスアップメータCMTには直接的には関係しない予告であるが、チャンスアップメータCMTに直接的に関係するチャンスアップ予告であってもよい。また、図32(B6)に示すタイミングでは、操作有効期間は開始されておらず、演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作されてもこれに応じた表示は行われてない。第1装飾図柄は、爺の会話画像CI2によってオーバーラップされている。また、図32(B6)に示すように、殿様の会話画像CI1は、爺の会話画像CI2によって少なくとも一部がオーバーラップされており、オーバーラップされていない状態である場合よりも、殿様の会話画像CI1の表示態様が視認困難とされている。また、爺の会話画像CI2は、ナビキャラクタYMの吹き出しとチャンスアップメータCMTによって一部がオーバーラップされており、オーバーラップされていない状態である場合よりも視認困難とされている。また、第2チェックポイントCP2に到達したマーカーMRKは、待機状態となっている。
その後、図32(B7)に示すタイミングで操作有効期間が開始される。遊技者は、図32(B7)に示すタイミング以降に演出ボタン136(チャンスボタン136)を操作することにより、操作に応じた演出を見ることができる場合がある。
図32(B8)に示す残時間表示メータMTは、上記操作有効期間が開始して所定時間が経過したときの表示態様で示されている。なお、図32(B8)に示すタイミングでは、ナビキャラ予告は終了しており、ナビキャラクタYMの吹き出しは消去されている。その後、図32(B9)に示すタイミングで、遊技者が、演出ボタン136(チャンスボタン136)を押下すると、図32(B10)に示すように、爺の会話画像CI2では、操作促進報知画像に換えて「激熱ですぞ」の文字が表示される場合がある。これにより、大当りの信頼度がかなり高いことが報知される。さらに、この演出例では、爺の会話画像CI2の外枠の表示態様が金色の太線で強調された表示態様となっており、通常の外枠の表示態様である場合よりもさらに大当りとなりやすいことを報知している。また、チャンスアップメータCMTでは、爺の会話画像CI2の外枠の表示態様が金色に変化したことを受けて、マーカーMRKの近傍に「チャンスアップ 金枠」の文字が付記された吹き出しが表示され、会話予告におけるチャンスアップの予告が行われたことを報知している。なお、マーカーMRKは、吹き出しが表示されている間は第1チェックポイントCP1で待機しているが、待機せずに進行するようにしてもよい。なお、操作有効期間内に演出ボタン136(チャンスボタン136)の操作がなかった場合は、爺の会話画像CI2が表示されてもよいし、表示されなくてもよい。爺の会話画像CI2が表示されない場合に、チャンスアップメータCMTにおいてチャンスアップの予告が発生していたことを報知しなくてもよいし、報知してもよいし、一部のみ報知してもよい(例えば、「UP」の文字だけを表示する等)。
図32(B11)に示すチャンスアップメータCMTでは、吹き出しの位置が変化した様子が示されている。このとき、吹き出しが爺の会話画像CI2にオーバーラップしており、オーバーラップしていない状態である場合よりも、爺の会話画像CI2が視認困難とされている。なお、吹き出しの位置が図32(B10)に示す位置から変化しないようにしてもよいし、吹き出しの表示位置が最初から図32(B11)に示す位置であってもよい。
その後、図32(B12)に示すように、チャンスアップメータCMTでは、マーカーMRKが進行してチャンスアップメータCMTのゲージ部分における表示色が変更するにしたがい、隠されていた「UP」の文字が出現している様子が示されている。これにより、チャンスアップの予告が発生したことの履歴が示されている。また、装飾図柄表示装置208では、チャンスアップメータCMTにおいて表示されていた吹き出しの表示が消去され、会話予告も終了している。なお、吹き出しの表示は、会話予告が終了するタイミングで消去されてもよいし、会話予告が終了した後で消去されてもよい。また、吹き出しの表示が消去された後で会話予告が終了してもよい。
図32(B13)に示す装飾図柄表示装置208では、第1装飾図柄が「装飾7」でリーチ状態となった様子が示されている。このとき、チャンスアップメータCMTのマーカーMRKは、最終地点に到達し、チャンスアップメータCMTによる演出が完了したことが示されている。その後、図32(B14)に示すように、装飾図柄表示装置208では、リーチ演出が開始され、チャンスアップメータCMTは消去される。なお、リーチ演出が開始されるタイミングとチャンスアップメータCMTが消去されるタイミングとが同じであってもよいし、リーチ演出が開始された後でチャンスアップメータCMTが消去されてもよいし、チャンスアップメータCMTが消去された後でリーチ演出が開始されてもよい。
なお、この演出例におけるチャンスアップメータCMTによる演出は、リーチ状態となると終了するようにしたが、リーチ状態となっても演出が継続してもよく、また、スーパーリーチに移行しても継続するようにしてもよい。また、チャンスアップメータCMTによる演出が開始されると、当該図柄変動表示が終了するまで継続して行われるようにしてもよい。このとき、例えば、スーパーリーチが開始すると、継続して実行中のチャンスアップメータCMTによる演出とは別のチャンスアップメータCMTによる演出が開始されてもよい。また、チャンスアップメータCMTによる演出は、通常の図柄変動表示中に必ず開始してもよいし、開始しない場合があってもよい。さらに、通常の図柄変動表示では、チャンスアップメータCMTによる演出が開始する場合と開始しない場合とがあるが、リーチ演出においては必ずチャンスアップメータCMTによる演出が開始するようにしてもよい。また、チャンスアップメータCMTによる演出が可能な状態となった場合に、演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作されるとチャンスアップメータCMTによる演出が開始するようにしてもよい。この場合、例えば、その旨の表示を行い、遊技者に認識させるようにしてもよい。
図33は、チャンスアップメータを用いた演出の他の例を段階的に示す図である。
図33では、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、普図表示装置210、第1特図保留ランプ218、第2特図保留ランプ220、普図保留ランプ216及び第4図柄表示装置284aについて、図示を省略している。
図33(A1)〜同図(A5)に示す演出例は、チャンスアップメータCMTによる演出が開始されたが、途中で消去される様子が示されている。
図33(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展し、主人公の殿様と敵役の剣豪との決闘シーンのアニメーションが行われている様子が示されている。また、装飾図柄表示装置208の表示画面の下方では、変動アイコンh0とチャンスアップメータCMTが左右に並んで表示されており、チャンスアップメータCMTによる演出が行われている様子が示されている。図33(A1)に示すチャンスアップメータCMTは、例えば、リーチ演出の進行状況を示すメータであり、開始地点SPから最終地点GMまでの間をサボハニのキャラクタSBHが移動し、その位置によって現在のリーチ演出の進行状況を概略的に報知している。なお、図33(A1)に示すチャンスアップメータCMTでは、第1チェックポイントCP1、第2チェックポイントCP2および第3チェックポイントCP3が配置され、サボハニのキャラクタSBHが開始地点SPから最終地点GPに向かう道中で第1チェックポイントCP1〜第3チェックポイントCP3にそれぞれ到達すると、特定の予告が発生する場合があるようになっているが、図33(A1)に示すタイミングでは、サボハニのキャラクタSBHが第1チェックポイントCP1及び第2チェックポイントCP2にそれぞれ到達したが、これらに対応するチャンスアップの予告が発生しなかったので、第1チェックポイントCP1及び第2チェックポイントCP2の表示が消去されている。図33(A1)に示すチャンスアップメータCMTでは、サボハニのキャラクタSBHが第2チェックポイントCP2から移動を開始している様子が示されている。
その後、図33(A2)に示す装飾図柄表示装置208では、栄養ドリンクを持つ爺のキャラクタが「ファイト」と喋っている様子を示すカットインの表示が行われている。このカットインの表示は、例えば、実行中のスーパーリーチを昇格させる演出であり、このカットインが表示された場合には、表示されない場合よりも大当りとなりやすい。また、このカットインの表示がプレミア予告であってもよく、表示された場合には、大当りが確定するようにしてもよい。また、このカットインの表示が行われるとき、チャンスアップメータCMTは消去される。すなわち、この演出例では、チャンスアップメータCMTに関係するチャンスアップの予告が行われるよりも大当りとなりやすい予告が行われたことにより、チャンスアップメータCMTによる演出が終了している様子が示されている。なお、このカットインの表示は、チャンスアップメータCMTには直接的に関連しない予告であるが、チャンスアップメータCMTに直接的に関係するチャンスアップの予告であってもよい。このように、この演出例では、サボハニのキャラクタSBHが最終地点GPに到達するよりも前にチャンスアップメータCMTによる演出が終了する様子が示されている。また、サボハニのキャラクタSBHがチェックポイントに到達する前にチャンスアップメータCMTによる演出が終了する様子も示されているということもできる。なお、この演出例において、チャンスアップメータCMTが途中で必ず終了するようにしてもよいし、チャンスアップメータCMTが途中で終了する場合と終了しない場合とがあってもよい。このとき、例えば、チャンスアップメータCMTが途中で終了する場合と終了しない場合とで、その後に行われる演出の内容が異なるようにしてもよいし、同じ内容の演出が行われるようにしてもよい。また、チャンスアップメータCMTが途中で終了した場合の方が、チャンスアップメータCMTが途中で終了しなかった場合よりも大当りとなりやすくてもよい。また、チャンスアップメータCMTが途中で終了した場合の大当りの信頼度は、各チェックポイントの全てでチャンスアップの予告が発生した場合であってチャンスアップメータCMTが途中で終了しなかった場合と同じであってもよい。あるいは、チャンスアップメータCMTが途中で終了しなかった場合の方が、チャンスアップメータCMTが途中で終了した場合よりも大当りとなりやすくてもよい。
図33(A3)に示す装飾図柄表示装置208では、「一撃」の文字表示とともに、ボタン画像136aと残時間表示メータMTが表示され、ボタン演出が開始されている様子が示されている。このボタン演出もチャンスアップメータCMTに関連しない予告であるが、チャンスアップメータCMTに関連するチャンスアップの予告であってもよい。
その後、操作有効期間が開始され、遊技者により演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作されるか、操作有効期間が経過すると、図33(A4)に示すように、中図柄に「装飾7」が表示され、「装飾7−装飾7−装飾7」の大当りの組合せとなることが報知される。なお、ハズレとなる場合には、図33(A4´)に示すように、中図柄に「装飾6」が表示され、「装飾7−装飾6−装飾7」のハズレの組合せとなることが報知される。
その後、図33(A5)に示す装飾図柄表示装置208では、決闘シーンのアニメーション表示がフェイドインし、主人公の殿様が敵役の剣豪を討伐した様子が示され、大当りとなることが報知されている。
図33(A2a)は、図33(A1)に続く演出の別の例を示している。具体的には、図33(A2a)に示す装飾図柄表示装置208では、姫のキャラクタが「リーチを書き換えるよ」と喋っている様子を示すカットインの表示が行われている。このカットインの表示は、例えば、当該図柄変動表示において行われたリーチ演出について、他の内容の演出が行われたものとすることにより、大当りの信頼度を向上させる予告である。このカットインの表示が行われるとき、チャンスアップメータCMTは消去される。なお、このカットインの表示も、チャンスアップメータCMTには直接的に関連しない予告であるが、チャンスアップメータCMTに直接的に関係するチャンスアップの予告であってもよい。このように、この演出例でも、サボハニのキャラクタSBHが最終地点GPに到達するよりも前にチャンスアップメータCMTが消去される様子が示されている。また、サボハニのキャラクタSBHがチェックポイントに到達する前にチャンスアップメータCMTが消去される様子も示されているということもできる。なお、図33(A2a)に示す装飾図柄表示装置208では、変動アイコンh0も消去されているが、消去されないようにしてもよい。
図33(A3a)に示す装飾図柄表示装置208では、リーチ演出が書き換えられた後の様子が示されている。具体的には、図33(A3a)では、消去されたチャンスアップメータCMTが再び表示されるが、このチャンスアップメータCMTでは、第1チェックポイントCP1及び第2チェックポイントCP2が出現し、それぞれ赤色でマーキングされるとともに、「UP」の文字が表示されている。すなわち、実際には、第1チェックポイントCP1に対応するチャンスアップの予告と第2チェックポイントCP2に対応するチャンスアップの予告は行われていなかったが、いずれも行われたものとして表され、大当りの信頼度が向上している様子が示されている。
図33(A3a´−1)は、図33(A2a)に続く別の演出例について示している。図33(A3a´−1)に示す装飾図柄表示装置208では、剣豪リーチではなく、図30(30b)を参照して上述したSP剣豪リーチに変更されている様子が示されている。SP剣豪リーチは、剣豪リーチよりも大当りとなりやすいリーチ演出である。さらに、図33(A3a´−1)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニのキャラクタSBHが第3チェックポイントCP3に到達するタイミングで子パンダ応援団KPDが応援している様子を示すチャンスアップの予告表示が行われており、SP剣豪リーチの大当りに対する信頼度が飛躍的に高くなっていることを報知している。なお、子パンダ応援団KPDは、必ず出現するようにしてもよいし、出現しない場合があってもよい。また、図33(A3a´−1)では、消去されたチャンスアップメータCMTが再び表示されるが、その表示態様は、チャンスアップメータCMTが消去される前の表示態様と同じとなっている。
図33(A3a´−2)は、図33(A2a)に続く演出例であって、図33(A3a´−1)とは別の演出例を示している。図33(A3a´−2)に示す演出例は、チャンスアップメータCMTの表示態様が図33(A3a´−1)とは異なっている。すなわち、図33(A3a´−2)に示すチャンスアップメータCMTは、姫のキャラクタのカットインが表示される前のチャンスアップメータCMTとは別のチャンスアップメータであり、具体的には、図30(30b)に示して上述したように、剣豪リーチからSP剣豪リーチに移行した際に表示されるチャンスアップメータCMTとなっている。すなわち、図33(A3a´−2)に示すチャンスアップメータCMTによれば、SP剣豪リーチに移行して通過した第4チェックポイントCP4において、コパンダ応援団KPDが出現したとが示されている。そのため、装飾図柄表示装置208では、コパンダ応援団KPDが表示され、チャンスアップの予告が行われていることが示されている。なお、チャンスアップメータCMTの表示が再開された場合に、サボハニのキャラクタSBHが開始地点SPに位置し、SP剣豪リーチが最初から開始するようにしてもよいし、サボハニのキャラクタSBHが最終地点GPに位置し、SP剣豪リーチの終盤から開始するようにしてもよい。
図33(A3a´´)は、図33(A2a)に続く演出の別の例を示している。図33(A3a´´)に示す装飾図柄表示装置208では、全回転リーチが開始する様子が示されている。全回転リーチは、大当りが確定するリーチであり、遊技者にこれ以上の期待感を持たせる必要がないため、チャンスアップメータCMTの再度の表示は行われないが、図33(A3a´´´)に示すように、チャンスアップメータCMTが再度表示されてもよい。この場合、全回転リーチが開始した時点で大当りが確定することが報知されているということができるので、サボハニのキャラクタSBHを第5チェックポイントCP5を通過することなく最終地点GPに位置を変更し、プラカードには、大当りとなることを示す「V」の表示を行うようにしてもよい。なお、全回転リーチが開始するタイミングとサボハニのキャラクタSBHが最終地点GPに到達させるタイミングとが同じであってもよいし、全回転リーチが開始した後でサボハニのキャラクタSBHが最終地点GPに到達してもよいし、サボハニのキャラクタSBHが最終地点GPに到達した後で全回転リーチが開始してもよい。また、全回転リーチが開始するタイミングとチャンスアップメータCMTが再度表示するタイミングとが同じであってもよいし、全回転リーチが開始した後でチャンスアップメータCMTが再度表示するようにしてもよいし、チャンスアップメータCMTが再度表示してから全回転リーチが開始してもよい。
図33(A2b)〜同図(A3b)は、図33(A1)に続く別の演出例について示している。
図33(A2b)に示す装飾図柄表示装置208では、決闘シーンのアニメーション表示からエフェクト画像の表示に切り換えられている様子が示されている。このとき、チャンスアップメータCMTも消去される。その後、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdが動作し、それぞれ装飾図柄表示装置208の前面側でオーバーラップする。なお、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdが動作し、それぞれ装飾図柄表示装置208の前面側でオーバーラップする演出が終了した後に再度チャンスアップメータCMTが表示されてもよいし、再度チャンスアップメータCMTが表示されないようにしてもよい。
図33(B1)〜同図(B4)に示す演出例は、チャンスアップメータCMTによる演出が開始されたが、途中でハズレの結果が表示されたためチャンスアップメータCMTによる演出が終了となる様子が示されている。
図33(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展し、主人公の殿様と敵役の剣豪との決闘シーンのアニメーションが行われている様子が示されている。また、装飾図柄表示装置208の表示画面の下方では、変動アイコンh0とチャンスアップメータCMTが左右に並んで表示されており、チャンスアップメータCMTによる演出が行われている様子が示されている。図33(B1)に示すチャンスアップメータCMTは、例えば、リーチ演出の進行状況を示すメータであり、開始地点SPから最終地点GMまでの間をサボハニのキャラクタSBHが移動し、その位置によって現在のリーチ演出の進行状況を概略的に報知している。なお、図33(B1)に示すチャンスアップメータCMTでは、第1チェックポイントCP1、第2チェックポイントCP2および第3チェックポイントCP3が配置され、サボハニのキャラクタSBHが開始地点SPから最終地点GPに向かう道中で第1チェックポイントCP1〜第3チェックポイントCP3にそれぞれ到達すると、特定の予告が発生する場合があるようになっているが、図33(B1)に示すタイミングでは、サボハニのキャラクタSBHが第1チェックポイントCP1に到達したが、これに対応するチャンスアップの予告が発生しなかったので、第1チェックポイントCP1には赤色のマーキング及び「UP」の表示が行われていない。図33(B1)に示すチャンスアップメータCMTでは、サボハニのキャラクタSBHが第1チェックポイントCP1から移動を開始している様子が示されている。
図33(B2)に示す装飾図柄表示装置208では、剣豪のカットイン画像CI5が表示され、ハズレとなる可能性が高いことを報知している様子が示されている。その後、図33(B3)に示す装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪に敗れ、中図柄に「装飾6」が表示され、ハズレとなることが報知される。また、チャンスアップメータCMTでは、サボハニのキャラクタSBHがハズレとなって残念そうな表情を見せている表示がなされている。ここで、図33(B3´)に示すように、中図柄に「装飾6」が表示され、ハズレとなることが報知されたにもかかわらず、チャンスアップメータCMTでは、サボハニのキャラクタSBHが最終地点GPに向かってそのまま進んでいく様子が表示されてもよい。その後、図33(B4)に示すように、第1装飾図柄が「装飾7−装飾6−装飾7」の装飾図柄の組合せで揺れ変動が行われた後、停止表示される。
図34は、チャンスアップメータを用いた演出の他の例を段階的に示す図である。
図34では、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、普図表示装置210、第1特図保留ランプ218、第2特図保留ランプ220、普図保留ランプ216及び第4図柄表示装置284aについて、図示を省略している。
図34(A1)〜同図(A5)に示す演出例は、チャンスアップメータCMTによる演出の途中で一旦チャンスアップメータCMTが消去され、その後、再び表示される様子が示されている。
図34(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様と敵役の剣豪との決闘シーンのアニメーションが表示されている。また、図34(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、表示画面の左下隅部にチャンスアップメータCMTが表示されている。図34(A1)に示すチャンスアップメータCMTでは、第1チェックポイントCP1、第2チェックポイントCP2及び第3チェックポイントCP3が配置されている。これら第1チェックポイントCP1〜第3チェックポイントCP3は、特定の予告が発生する場合があることを示すものであり、遊技者に期待感を持たせるようにしている。また、最終地点GPでは、プラカードが回転表示しており、サボハニのキャラクタSBHが最終地点GPに到達することにより、大当り及びハズレのいずれかの結果が導出されることを示唆している。サボハニのキャラクタSBHは、開始地点SPからの移動を開始している様子が示されている。
その後、図34(A2)では、導光板ILの発光が行われ、導光板IL上に所定のエフェクト画像を模した模様が視認容易な態様で現されている様子が示されている。この導光板ILの発光は、第1チェックポイントCP1に対応するチャンスアップの予告となっている。このとき、装飾図柄表示装置208では、表示を暗転させ、導光板IL上の模様をより見やすくしている。このとき、チャンスアップメータCMTも消去される。
その後、図34(A3)に示す装飾図柄表示装置208では、暗転表示により表示が中断された決闘シーンのアニメーション表示がフェイドインしながら再開している様子が示されている。このとき、チャンスアップメータCMTの表示も再開される。また、チャンスアップメータCMTでは、サボハニのキャラクタSBHの近傍に「チャンスアップ イルミ発光」の文字が付記された吹き出しが表示され、チャンスアップの予告が行われたことを報知している。なお、導光板ILの発光は引き続き行われている。
図34(A4)では、導光板ILの発光が終了し、決闘シーンのアニメーション表示のフェイドインが継続している様子が示されている。また、チャンスアップメータCMTにおける第1チェックポイントCP1が赤色でマーキングされるとともに、予告が出現したことにより大当りの信頼度がアップしたことを示す「UP」の文字がその上方に表示され、予告が発生したことの履歴が示される。
図34(A5)では、決闘シーンのアニメーション表示のフェイドインが完了した様子が示されている。また、チャンスアップメータCMTでは、サボハニのキャラクタSBHが移動を開始した様子が示されている。
なお、この演出例では、リーチ演出におけるチャンスアップの予告として導光板ILの発光による演出を行ったが、上述したものに限らず、例えば、チャンスアップメータCMTにおける最終地点GPにサボハニのキャラクタSBHが到達し、大当りかハズレのいずれであるかを煽る演出において適用してもよい。また、大当りかハズレのいずれであるかを煽る演出の他、大当りとなるか、それ以外の何か(例えば、演出が発展したり、ハズレが表示される等)が起きるかについて煽る演出において適用してもよい。このような場合も、導光板ILの発光による演出中では、チャンスアップメータCMTが一時消去されるようにしてもよい。
図34(B1)〜同図(B6)に示す演出例は、チャンスアップメータCMTを遊技者の操作により表示あるいは消去する様子が示されている。
図34(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様と敵役の剣豪との決闘シーンのアニメーションが表示されている。また、図34(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、表示画面の左下隅部にチャンスアップメータCMTが表示されている。図34(B1)に示すチャンスアップメータCMTでは、第1チェックポイントCP1、第2チェックポイントCP2及び第3チェックポイントCP3が配置されている。これら第1チェックポイントCP1〜第3チェックポイントCP3は、特定の予告が発生する場合があることを示すものであり、遊技者に期待感を持たせるようにしている。また、最終地点GPでは、プラカードが回転表示しており、サボハニのキャラクタSBHが最終地点GPに到達することにより、大当り及びハズレのいずれかの結果が導出されることを示唆している。また、図34(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニのキャラクタSBHが第1チェックポイントCP1に到達し、ボゥイのキャラクタBOYが表示画面の左側から出現し、右側に向かって移動する様子が示され、チャンスアップの予告が行われている様子が示されている。さらに、この演出例では、表示画面の右下隅部に案内表示が行われている。具体的には、この案内表示では、操作キーユニット137の上キーと下キーを示すアイコンと、「矢印キー操作でメータ非表示」という文字が表示されており、遊技者が操作キーユニット137の上キー又は下キーを操作することにより、チャンスアップメータCMTを非表示にすることができることが表示されている。なお、この演出例では、剣豪リーチが開始するとチャンスアップメータCMTが表示されるが、剣豪リーチが開始された後、遊技者による表示操作により表示されるようにしてもよい。
図34(B2)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニのキャラクタSBHの近傍に「チャンスアップ BOY通過」の文字が付記された吹き出しが表示され、チャンスアップのキャラクタ表示による予告が行われたことを報知している。
そして、図34(B3)に示すタイミングで、操作キーユニット137の下キーが操作されると、図34(B4)に示すように、装飾図柄表示装置208では、チャンスアップメータCMTが消去される。その後、図34(B5)に示すタイミングで、操作キーユニット137の下キーが再度操作されると、図34(B6)に示すように、チャンスアップメータCMTが再び表示される。このとき、サボハニのキャラクタSBHは、チャンスアップメータCMTの表示が再開した時点で位置しているべき位置となっている。この場合、例えば、図34(B2)に示される吹き出しは表示されないなど、チャンスアップメータCMTにおける演出についてはキリがよいところから再開されるようにしてもよい。また、図34(B6´)に示すように、第1チェックポイントCP1から第2チェックポイントCP2までの間における演出を省略し、チャンスアップメータCMTの表示が再開した際には、サボハニのキャラクタSBHを第2チェックポイントCP2の手前に位置し、第2チェックポイントCP2に対応する予告が行われるタイミングとなるまでその位置で待機するようにしてもよい。なお、図34(B6)及び同図(B6´)に示されるチャンスアップメータCMTでは、ボゥイのキャラクタBOYが出現したことにより、第1チェックポイントCP1が赤色でマーキングされるとともに、「UP」の文字がその上方に表示されている。図34(B6)に示すタイミングでは、「UP」の文字は、サボハニのキャラクタSBHによりオーバーラップしており、視認困難とされている。
図34(B1)〜同図(B6)に示される演出例では、遊技者の操作に応じて、チャンスアップメータCMTの表示/非表示を何度でも切り換えることができるが、チャンスアップメータCMTが表示された後、遊技者の操作により非表示とされた後は、次回のチャンスアップメータCMTによる演出が行われるまでチャンスアップメータCMTを表示することができないようにしてもよい。
また、この演出例では、最初にチャンスアップメータCMTが表示された状態となるように構成されているが、例えば、図34(B4)に示すように、最初にチャンスアップメータCMTが非表示とされた状態となるように構成されてもよい。
図35は、チャンスアップメータを用いた演出の他の例を段階的に示す図である。図35では、複数のチャンスアップメータが表示される演出例が示されている。
図35では、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、普図表示装置210、第1特図保留ランプ218、第2特図保留ランプ220、普図保留ランプ216及び第4図柄表示装置284aについて、図示を省略している。
図35(A1)〜同図(A2)に示す演出例は、2つのチャンスアップメータCMTa,CMTbがそれぞれ同じ内容を表示する様子を示している。
図35(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様と敵役の剣豪との決闘シーンのアニメーションが表示されている。また、図35(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、表示画面の下部に2つのチャンスアップメータCMTa,CMTbが変動アイコンh0を挟んで左右に並べて表示されている。この演出例では、左側に配置されるチャンスアップメータを第1チャンスアップメータCMTaと称し、右側に配置されるチャンスアップメータを第2チャンスアップメータCMTbと称する。なお、これらのチャンスアップメータCMTa,CMTbは、図31(2f)に示して上述したものと同様の表示態様とされている。図35(A1)に示す2つのチャンスアップメータCMTa,CMTbでは、それぞれ第1チェックポイントCP1a,CP1b、第2チェックポイントCP2a,CP2b及び第3チェックポイントCP3a,CP3bが配置されている。これら第1チェックポイントCP1a(CP1b)〜第3チェックポイントCP3a(CP3b)は、クエスチョンマークで表されており、チャンスアップの予告が行われることに対する期待感を持たせるようにしている。ここで、第1チャンスアップメータCMTaで示されているチェックポイントと第2チャンスアップメータCMTbで示されているチェックポイントは、それぞれ同じチャンスアップの予告を対象としている。なお、この演出例では、チャンスアップメータを2つ表示しているが、1つだけ表示される場合があってもよく、例えば、チャンスアップメータが1つだけ表示される場合よりも、2つ表示された場合の方が大当りとなりやすいようにしてもよいし、大当りのなりやすさ(信頼度)が同じであってもよい。また、チャンスアップメータによる演出が行われる場合には、チャンスアップメータが必ず2つ表示されるようにしてもよい。また、チャンスアップメータが3つ以上表示されてもよい。また、この演出例では、第1チャンスアップメータCMTaと第2チャンスアップメータCMTbの進行速度を同じにしているが、異ならせてもよく、例えば、第2のチャンスアップメータCMTbの進行速度の方が、第1チャンスアップメータCMTaの進行速度よりも速くしてもよい。
図35(A2)に示す装飾図柄表示装置208では、マーカーMRKa,MRKbが第1チェックポイントCP1a,CP1bに到達してボゥイのキャラクタBOYが出現したことを受けて、マーカーMRKa,MRKbの近傍に「チャンスアップ BOY通過」の文字が付記された吹き出しが第1チャンスアップメータCMTaと第2チャンスアップメータCMTbのそれぞれに表示され、キャラクタ表示によるチャンスアップの予告が行われたことが報知されている。
ここで、例えば、図35(A2´)に示すように、第1チャンスアップメータCMTaでは、吹き出しに「チャンスアップ BOY通過」の文字の表示を行い、第2チャンスアップメータCMTbの吹き出しに信頼度を示す表示を行い、ボゥイのキャラクタBOYの出現による大当りの信頼度を報知するようにしてもよい。
また、例えば、図35(A2´´)に示すように、ボゥイのキャラクタBOYの出現とともに、レア予告としてボゥイのキャラクタBOYが鼻歌を歌っている様子の表示が行われた場合に、第1チャンスアップメータCMTaの吹き出しに「チャンスアップ BOY通過」の文字の表示を行い、第2チャンスアップメータCMTbの吹き出しに、レア予告が発生した旨の「チャンスアップ 鼻歌」の文字の表示を行うようにしてもよい。
なお、この演出例では、第1チャンスアップメータCMTaと第2チャンスアップメータCMTbとでマーカーMRKa,MRKbの進行速度が同じとなっているが、異なる速度で進行するようにしてもよい。また、この演出例では、第1チャンスアップメータCMTaと第2チャンスアップメータCMTbの両方で吹き出しの表示を行っているが、いずれか一方でのみ表示してもよい。
図35(A2a−1)〜同図(A2a−2)は、図35(A1)に続く別の演出例について示している。図35(A1)に続く図35(A2a−1)に示す装飾図柄表示装置208では、マーカーMRKa,MRKbが第1チャンスアップメータCMTa,CMTbに到達してボゥイのキャラクタBOYが出現したことを受けて、マーカーMRKa,MRKbの近傍に「チャンスアップ BOY通過」の文字が付記された吹き出しが第1チャンスアップメータCMTaと第2チャンスアップメータCMTbのそれぞれに表示され、キャラクタ表示によるチャンスアップの予告が行われたことが報知されている。
すると、図35(A2a−2)に示す装飾図柄表示装置208では、第1チャンスアップメータCMTaと第2チャンスアップメータCMTbのうちから第1チャンスアップメータCMTaのみが消去され、第2チャンスアップメータCMTbのみが表示されている。このように、2つのチャンスアップメータを表示した後、いずれか一方を消去するようにしてもよく、例えば、2つのチャンスアップメータのうちのいずれか一方が消去された場合には、消去されない場合よりも大当りとなりやすくしてもよいし、消去されない場合の方が大当りとなりやすくしてもよい。また、消去されたチャンスアップメータによって信頼度が異なってもよい。また、2つのチャンスアップメータの両方が消去される場合があってもよい。
図35(A2b−1)〜同図(A2b−2)は、図35(A1)に続くさらに別の演出例について示している。図35(A1)に続く図35(A2b−1)に示す装飾図柄表示装置208では、マーカーMRKa,MRKbが第1チャンスアップメータCMTa,CMTbに到達してボゥイのキャラクタBOYが出現したことを受けて、マーカーMRKa,MRKbの近傍に「チャンスアップ BOY通過」の文字が付記された吹き出しが第1チャンスアップメータCMTaと第2チャンスアップメータCMTbのそれぞれに表示され、キャラクタ表示によるチャンスアップの予告が行われたことが報知されている。このとき、第2チャンスアップメータCMTbの吹き出しの表示態様が赤色の太線に変化しており、大当りの信頼度がさらに向上していることが報知されている。すなわち、第1チャンスアップメータCMTaの吹き出しの表示態様と第2チャンスアップメータCMTbの吹き出しの表示態様では、第2チャンスアップメータCMTbの吹き出しの表示態様の方が大当りの信頼度の高い予告の表示態様ということができる。なお、吹き出しの表示態様の変化は、2つのチャンスアップメータのいずれか一方のみ行うようにしてもよいし、両方行う場合があってもよい。
すると、図35(A2b−2)に示す装飾図柄表示装置208では、第1チャンスアップメータCMTaと第2チャンスアップメータCMTbのうちから信頼度の低い吹き出しが表示されている第1チャンスアップメータCMTaのみが消去され、信頼度の高い吹き出しが表示されている第2チャンスアップメータCMTbのみが表示されている。このように、2つのチャンスアップメータを表示した後、信頼度の高い吹き出しが表示されているチャンスアップメータの表示を継続し、他方のチャンスアップメータの表示を消去するようにしてもよい。また、2つのチャンスアップメータを表示した後、信頼度の低い吹き出しが表示されているチャンスアップメータの表示を継続し、他方のチャンスアップメータの表示を消去するようにしてもよい。あるいは、2つのチャンスアップメータの両方を消去するようにしてもよい。
図35(B1)〜同図(B2)に示す演出例は、2つのチャンスアップメータCMTa,CMTbがそれぞれ異なるチャンスアップの予告を表示する様子を示している。
図35(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様と敵役の剣豪との決闘シーンのアニメーションが表示されている。また、図35(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、表示画面の下部に第1チャンスアップメータCMTaと第2チャンスアップメータCMTbとが変動アイコンh0を挟んで左右に並べて表示されている。図35(B1)に示す2つのチャンスアップメータCMTa,CMTbのうち、第1チャンスアップメータCMTaでは、3つのチェックポイント(第1チェックポイントCP1a、第2チェックポイントCP2a、第3チェックポイントCP3a)が配置されている。一方、第2チャンスアップメータCMTbでは、2つのチェックポイント(第4チェックポイントCP4b、第5チェックポイントCP5b)が配置されており、第4チェックポイントCP4bと第5チェックポイントCP5bは、第1チェックポイントCP1a〜第3チェックポイントCP3aのいずれとも対応するチャンスアップの予告及び開始のタイミングが異なっている。この演出例では、第1チェックポイントCP1a、第2チェックポイントCP2a、第3チェックポイントCP3a、第4チェックポイントCP4b、第5チェックポイントCP5bのマーカーMRKa,MRKbの到達するタイミングを時系列的に並べると、第1チェックポイントCP1a、第4チェックポイントCP4b、第2チェックポイントCP2a、第5チェックポイントCP5b、第3チェックポイントCP3aの順序となっている。
図35(B2)に示す装飾図柄表示装置208では、第1チャンスアップメータCMTaのマーカーMRKaが第1チェックポイントCP1aに到達してボゥイのキャラクタBOYが出現した後、第2チャンスアップメータCMTbのマーカーMRKbが第4チェックポイントCP4bに到達し、ボゥイのキャラクタBOYが鼻歌を開始している様子が示されている。これを受けて、第2チャンスアップメータCMTbでは、マーカーMRKbの近傍に「チャンスアップ 鼻歌」の文字が付記された吹き出しが表示され、チャンスアップの予告が行われたことが報知されている。
なお、この演出例では、第1チャンスアップメータCMTaと第2チャンスアップメータCMTbの両方を表示したが、いずれか一方のみ表示する場合があってもよい。この場合、例えば、第1チャンスアップメータCMTaと第2チャンスアップメータCMTbのうちいずれか一方のチャンスアップメータが表示されない場合には、表示されないチャンスアップメータにおけるチェックポイントに対応するチャンスアップの予告が行われないようにしてもよいし、表示されないチャンスアップメータにおけるチェックポイントに対応するチャンスアップの予告が行われてもよい。また、第1チャンスアップメータCMTaと第2チャンスアップメータCMTbのうちいずれか一方のチャンスアップメータが表示されない場合に報知しないチェックポイントがあってもよいし、報知しているチェックポイントであってもよい。
図35(C1)〜同図(C4)に示す演出例は、2つのチャンスアップメータCMTa,CMTbがそれぞれ異なるチャンスアップの予告を表示する様子を示している。
図35(C1)に示す装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様と敵役の剣豪との決闘シーンのアニメーションが表示されている。また、図35(C1)に示す装飾図柄表示装置208では、表示画面の下部に第1チャンスアップメータCMTaと第2チャンスアップメータCMTbとが変動アイコンh0を挟んで左右に並べて表示されている。図35(C1)に示す2つのチャンスアップメータCMTa,CMTbのうち、第2チャンスアップメータCMTaは、リーチ演出全体の進行状況を示すメータであって、1つのチェックポイント(発展ポイントCPA)が配置されている。この発展ポイントCPAは、リーチ演出が発展する可能性があるポイントを示している。一方、第1チャンスアップメータCMTaでは、第2チャンスアップメータCMTbにおける開始地点からチェックポイントまでの期間、チェックポイントからチェックポイントまでの期間、あるいは、チェックポイントから最終地点までの期間を示しており、第2チャンスアップメータCMTbにおける期間が変更されると第1チャンスアップメータCMTaも変更後の期間に対応する表示態様に変更する。この演出例では、第2チャンスアップメータCMTbにおける開始地点SPから発展ポイントCPAまでの期間を第1期間と称し、発展ポイントCPAから最終地点GPまでの期間を第2期間と称する。また、この演出例では、第1チャンスアップメータCMTaと第2チャンスアップメータCMTbの表示態様は異なっており、第1チャンスアップメータCMTaは、図31(2f)に示して上述したものと同様の表示態様とされ、第2チャンスアップメータCMTbは、図29(2)に示して上述したものと同様の表示態様とされている。また、図35(C1)に示すタイミングでは、第1チャンスアップメータCMTaは、第1期間に対応する表示態様とされており、3つのチェックポイント(第1チェックポイントCP1、第2チェックポイントCP2、第3チェックポイントCP3)が配置されており、各チェックポイントにマーカーMRKが到達したときにチャンスアップの予告が発生する可能性があることが示されている。また、第1チャンスアップメータCMTaにおけるマーカーMRKも第2チャンスアップメータCMTbにおけるサボハニのキャラクタSBHも開始地点となっている。
図35(C2)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタン演出が行われている様子が示されている。図35(C2)に示すタイミングでは、残時間表示メータMTのゲージが減っており、操作有効期間が開始してから所定時間が経過している様子が示されている。また、第1チャンスアップメータCMTaでは、第1チェックポイントCP1においてチャンスアップの予告が発生したことを示す「UP」の文字が表示され、また、マーカーMRKが第2チェックポイントCP2に到達した様子が示されている。第2チェックポイントCP2は、例えば、ボタン演出の結果出現するあるチャンスアップの予告に対応している。また、第2チャンスアップメータCMTbでは、サボハニのキャラクタSBHが発展ポイントCPAに向かって進行している様子が示されている。
図35(C3)に示す装飾図柄表示装置208では、第1チェックポイントCP1においてマーカーMRKが最終地点に到達するとともに、第2チャンスアップメータCMTbにおいてサボハニのキャラクタSBHが発展ポイントCPAに到達したことにより、姫のキャラクタが「リーチを書き換えるよ」と喋っている様子を示すカットインの表示が行われている様子が示されている。このとき、第1チャンスアップメータCMTaは消去されている。なお、第1チャンスアップメータCMTaにおけるマーカーMRKが最終地点に到達したときに、第1チャンスアップメータCMTaは消去されず、第2チャンスアップメータCMTbのみが消去されてもよいし、第1チャンスアップメータCMTaと第2チャンスアップメータCMTbの両方が消去されてもよい。
図35(C4)に示す装飾図柄表示装置208では、パンダのカットイン画像が表示されてSP剣豪リーチに移行する様子が示されている。このとき、第1チャンスアップメータCMTaは、第2期間に対応する表示態様で表示されており、2つのチェックポイント(第4チェックポイントCP4、第5チェックポイントCP5)が配置されており、各チェックポイントにマーカーMRKが到達したときにチャンスアップの予告が発生する可能性があることが示されている。また、第2チャンスアップメータCMTbでは、サボハニのキャラクタSBHが発展ポイントCPAから最終地点GPに向かって進んでいる様子が示されている。
図36は、チャンスアップメータを用いた演出の他の例を段階的に示す図である。
図36(A1)〜同図(A7)に示す演出例は、疑似連演出の実行中においてチャンスアップメータCMTにより疑似連が発生するタイミングと疑似連の発生回数を報知する様子が示されている。
図36(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、図32(A1)で示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、第一の保留アイコンh11が表示されるとともに、第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、変動アイコンh0及びナビキャラクタYMも表示されている。また、図36(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、「越後屋を確保しろ」という文字が表示されて、疑似連演出の一例としての追っかけ演出が開始される様子が示されている。
図36(A2)に示す装飾図柄表示装置208では、第1装飾図柄が「装飾7−装飾7−装飾6」の装飾図柄の組合せで揺れ変動している様子が示されている。また、第2装飾図柄の下方には、チャンスアップメータCMTが表示されており、このチャンスアップメータCMTでは、第1チェックポイントCP1、第2チェックポイントCP2及び第3チェックポイントCP3が配置されており、各チェックポイントで疑似連が発生する可能性があることが報知されている。そして、このチャンスアップメータCMTでは、マーカーMRKが第1チェックポイントCP1に到達している様子が示されている。
すると、図36(A3)に示すように、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が悪徳商人を追い回す表示ともに「継続」の文字が表示され、1回目の疑似連が行われることが報知される様子が示されている。このとき、チャンスアップメータCMTでは、第1チェックポイントCP1の表示がクエスチョンマークから「続」の文字の表示に切り替わる。また、このとき、第1装飾図柄は非表示とされるが、例えば、半透明の表示態様で変動表示が行われてもよい。
図36(A4)に示す装飾図柄表示装置208では、1回目の疑似連による第1装飾図柄の変動表示(すなわち、2回目の装飾図柄の変動表示)が行われている様子が示されている。
図36(A5)に示す装飾図柄表示装置208では、悪徳商人は取り逃がしたが、千両箱を取り返したことにより、リーチに発展する様子が示されている。また、チャンスアップメータCMTでは、マーカーMRKが第2チェックポイントCP2に到達しており、また、第2チェックポイントCP2の表示がクエスチョンマークから、リーチ状態に移行したことを示す「R」の文字の表示に切り替わっている。これにより、疑似連演出は途中で終了とされ、図36(A6)に示すように、疑似連演出の表示がチャンスアップメータCMTとともにフェイドアウトする。
その後、図36(A7)に示すように、リーチ演出が開始されると、第1装飾図柄の左図柄と右図柄がそれぞれ左右上方に移動表示され、第1UI部280では、変動アイコンh0を残して表示領域の下方にフレームアウトするとともに、第2UI部281に表示されている保留アイコンh11もフレームアウトされる。このとき、チャンスアップメータCMTは疑似連演出の表示のフェイドアウトの完了とともに消去されている。このように、チャンスアップメータCMTが最後まで到達できた方が途中のチェックポイントで終了した場合よりも大当りとなりやすいように構成されていてもよい。また、到達したチェックポイントによって大当りのなりやすさを異ならせるようにしてもよい。
また、チャンスアップメータCMTを非表示とする演出例として、図36(A6a−1)〜同図(A6a−2)に示す要領で行われてもよい。具体的には、図36(A5)において、疑似連演出が途中で終了された場合には、図36(A6a−1)〜同図(A6a−2)に示すように、チャンスアップメータCMTの表示画面外へのフレームアウトによりチャンスアップメータCMTを非表示にするようにしてもよい。
図36(B1)〜同図(B7)に示す演出例は、リーチ演出が開始してからスーパーリーチに発展するまでの間にチャンスアップメータCMTによる演出が行われている様子が示されている。
図36(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾7」でリーチとなって移行したリーチ演出が行われている様子が示されている。また、図36(B1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、第一の保留アイコンh11が表示されるとともに、第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、変動アイコンh0及びナビキャラクタYMも表示されている。そして、この演出例では、リーチ演出が開始すると、第2装飾図柄の下方にチャンスアップメータCMTが表示されて、チャンスアップメータCMTを用いた演出が行われる。このチャンスアップメータCMTを用いた演出は、スーパーリーチに移行するか、スーパーリーチに移行することなくハズレが表示されるまで行われる。また、この演出例では、図36(B1)に示すように、リーチ演出において、マーカーMRKが第1チェックポイントCP1及び第2チェックポイントCP2に到達したときに各チェックポイントに対応するチャンスアップの予告が行われており、その旨の「UP」の文字が表示されている。また、チャンスアップメータCMTは、第1装飾図柄の一部にオーバーラップしている。
図36(B2)に示す装飾図柄表示装置208では、第1装飾図柄の左図柄と右図柄がそれぞれ左右上方に移動表示され、第1UI部280では、変動アイコンh0を残して表示領域の下方にフレームアウトするとともに、第2UI部281に表示されている保留アイコンh11もフレームアウトされている様子が示されている。また、チャンスアップメータCMTでは、マーカーMRKが第3チェックポイントCP3に到達している様子が示されている。なお、チャンスアップメータCMTは、移動後の第1装飾図柄の左図柄にオーバーラップしており、オーバーラップしていない状態である場合よりも左図柄が視認困難とされている。
すると、図36(B3)に示すように、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdが動作し、それぞれ装飾図柄表示装置208の前面側でオーバーラップする。第1装飾図柄の左図柄と右図柄は、それぞれ第1大盤振舞役物224Gaと第2大盤振舞役物224Gbによってオーバーラップされ、視認困難とされている。また、第2装飾図柄と第2保留数表示も、それぞれ第1大盤振舞役物224Gaと第2大盤振舞役物224Gbによって少なくとも一部がオーバーラップされ、視認困難とされている。さらに、この演出例では、チャンスアップメータCMTも第1大盤振舞役物224Gaによって少なくとも一部がオーバーラップされており、オーバーラップされていない状態である場合よりもチャンスアップメータCMTが視認困難とされている。なお、この演出例では、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdが動作している間もマーカーMRKは進行を続けているが、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdが動作している間はマーカーMRKの進行が停止してもよい。また、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdが動作している間は、チャンスアップメータCMTを非表示にするようにしてもよい。また、図36(B3)に示すチャンスアップメータCMTでは、マーカーMRKの近傍に「チャンスアップ 大盤振舞」の文字が付記された吹き出しが表示され、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdによるチャンスアップの予告が行われたことを報知している。
その後、図36(B4)に示すように、導光板ILの発光が行われ、導光板IL上に所定のエフェクト画像を模した模様が視認容易な態様で現される。このとき、チャンスアップメータCMTが導光板ILの発光部分にオーバーラップされている。
その後、図36(B5)に示すように、導光板ILの発光が終了した後、図36(B6)に示すように、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdがそれぞれ初期位置に戻る。なお、導光板ILの発光が終了したタイミングで、チャンスアップメータCMTでは、マーカーMRKが最終地点に到達しているが、マーカーMRKが最終地点に到達した後で導光板ILの発光が終了してもよいし、導光板ILの発光が終了した後でマーカーMRKが最終地点に到達してもよい。また、この演出例では、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdが動作した後で、第1装飾図柄がチャンスアップメータCMTの前面側に配置され、第1装飾図柄の左図柄がチャンスアップメータCMTにオーバーラップするが、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdが動作する前では、第1装飾図柄がチャンスアップメータCMTの前面側に配置され、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdが動作した後では、第1装飾図柄がチャンスアップメータCMTの背面側に配置されて、第1装飾図柄がチャンスアップメータCMTにオーバーラップされるようにしてもよい。また、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdの動作前後で第1装飾図柄とチャンスアップメータCMTの前後関係が変更されなくてもよい。チャンスアップメータCMTは、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdが初期位置に戻った後で消去される。その後、図36(B7)に示すように、スーパーリーチに発展する。
図37は、チャンスアップメータを用いた演出の他の例を段階的に示す図である。
図37(A1)〜同図(A5)に示す演出例は、チャンスアップメータCMTを用いた演出の実行中にチャンスアップメータCMTとは関係のない他の演出がチャンスアップメータCMTにオーバーラップして行われる様子が示されている。ここで、他の演出がチャンスアップメータCMTの一部のみをオーバーラップしてもよいし、他の演出がチャンスアップメータCMTの全部をオーバーラップしてもよい。
図37(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展し、主人公の殿様と敵役の剣豪との決闘シーンのアニメーションが行われている様子が示されている。また、装飾図柄表示装置208の表示画面の下方では、変動アイコンh0とチャンスアップメータCMTが左右に並んで表示されており、チャンスアップメータCMTによる演出が行われている様子が示されている。図37(A1)に示すチャンスアップメータCMTは、例えば、リーチ演出の進行状況を示すメータであり、開始地点から最終地点までの間をマーカーMRKが移動し、その位置によって現在のリーチ演出の進行状況を概略的に報知している。なお、図37(A1)に示すチャンスアップメータCMTでは、第1チェックポイントCP1、第2チェックポイントCP2および第3チェックポイントCP3が配置され、マーカーMRKが開始地点SPから最終地点GPに向かう道中で第1チェックポイントCP1〜第3チェックポイントCP3にそれぞれ到達すると、特定の予告が発生する場合があるようになっており、図37(A1)に示すタイミングでは、マーカーMRKが第1チェックポイントCP1に到達したときに、対応するチャンスアップの予告が発生し、第1チェックポイントCP1ではその旨を報知する「UP」の文字の表示が行われている。図37(A1)に示すチャンスアップメータCMTでは、マーカーMRKが第1チェックポイントCP1から第2チェックポイントCP2に向かって進行している様子が示されている。
その後、図37(A2)に示す装飾図柄表示装置208では、宝箱BXがチャンスアップメータCMTの少なくとも一部にオーバーラップするように表示されている。そのため、宝箱BXがチャンスアップメータCMTにオーバーラップしていない状態である場合よりもチャンスアップメータCMTが視認困難とされている。なお、宝箱BXは、チャンスアップメータCMTにおけるチェックポイントに対応するチャンスアップの予告とは関係のない予告演出である。また、宝箱BXの表示中もマーカーMRKは停止せず、継続して進行している。
図37(A3)に示すチャンスアップメータCMTでは、マーカーMRKが第2チェックポイントCP2に到達したときに、対応するチャンスアップの予告が発生し、第2チェックポイントCP2ではその旨を報知する「UP」の文字の表示が行われている。なお、宝箱BXは、依然としてチャンスアップメータCMTにオーバーラップしている。
その後、図37(A4)に示す装飾図柄表示装置208では、宝箱BXが開放し、中から「激熱」の文字が出現する様子が示されている。この「激熱」の文字表示も、チャンスアップメータCMTにおけるチェックポイントに対応するチャンスアップの予告とは関係のない予告演出である。なお、チャンスアップメータCMTにおけるチェックポイントに対応するチャンスアップの予告であってもよい。
その後、図37(A5)に示すように、チャンスアップメータCMTにオーバーラップして表示されていた宝箱BXは消去され、チャンスアップメータCMTが視認容易な状態となる。
図37(B1)は、チャンスアップメータCMTを用いた演出の実行中にチャンスアップメータCMTとは関係のない他の演出がチャンスアップメータCMTにオーバーラップして行われる様子が示されている。具体的には、図37(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、チャンスアップメータCMTを用いたチャンスアップメータ演出の実行中において、チャンスアップメータCMTの少なくとも一部にオーバーラップするようにワイプ画面WPが配置され、このワイプ画面WPにおいて一斉演出が行われている様子が示されている。ここで、一斉演出とは、例えば、計時手段としてのRTC(Real Time Clock)や内蔵タイマを用いて、同一の遊技島に取り付けられた同一機種のパチンコ機100で、同一の演出内容を同一のタイミングで行う演出のことである。ワイプ画面WPは、例えば、一斉演出が開始するときに表示され、終了するときに消去される。また、ワイプ画面WPは、一斉演出以外の演出が行われる場合にも表示されるようにしてもよい。
図37(C1)〜同図(C2)は、チャンスアップメータCMTを用いた演出の実行中にエラー表示が表示される様子が示されている。
図37(C1)に示す装飾図柄表示装置では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展し、主人公の殿様と敵役の剣豪との決闘シーンのアニメーションが行われている様子が示されている。また、装飾図柄表示装置208の表示画面の下方では、変動アイコンh0とチャンスアップメータCMTが左右に並んで表示されており、チャンスアップメータCMTによる演出が行われている様子が示されている。図37(C1)に示すチャンスアップメータCMTは、例えば、リーチ演出の進行状況を示すメータであり、開始地点から最終地点までの間をマーカーMRKが移動し、その位置によって現在のリーチ演出の進行状況を概略的に報知している。なお、図37(C1)に示すチャンスアップメータCMTでは、第1チェックポイントCP1、第2チェックポイントCP2および第3チェックポイントCP3が配置され、マーカーMRKが開始地点SPから最終地点GPに向かう道中で第1チェックポイントCP1〜第3チェックポイントCP3にそれぞれ到達すると、特定の予告が発生する場合があるようになっており、図37(C1)に示すタイミングでは、マーカーMRKが第1チェックポイントCP1に到達したときに、対応するチャンスアップの予告が発生し、第1チェックポイントCP1ではその旨を報知する「UP」の文字の表示が行われている。図37(C1)に示すチャンスアップメータCMTでは、マーカーMRKが第1チェックポイントCP1から第2チェックポイントCP2に向かって進行している様子が示されている。
その後、例えば、トランシーバ等の無線機によって、パチンコ機100の信号電圧に変動をきたすような強力な電波が出力されていることを、例えば、パチンコ機100の主制御部300に設けられた電波検知手段によって検知した場合には、図37(C2)に示すように、その旨を示す「電波を検出しました」の文字表示によるエラー表示が行われる。図37(C2)に示す演出例では、このエラー表示はチャンスアップメータCMTにオーバーラップされておらず、チャンスアップメータCMTの視認性に影響を与えていない。このエラー表示は、他のエラーについて適用してもよく、例えば、下皿128(図1参照)が満タンとなったことが検出されると発生する玉抜きエラーや、前面枠扉106(図1参照)等の扉部材が開放されたことが検出されると発生する扉開放エラー等にも適用可能である。また、エラーの種類によってはエラー表示を行わないようにしてもよく、音声やランプでエラー報知を行うようにしてもよい。
図37(C2a)、同図(C2b)及び同図(C2c)は、エラー表示の他の表示例について示しており、例えば、図37(C2a)に示すように、エラー表示がチャンスアップメータCMTの少なくとも一部にオーバーラップするように表示するようにしてもよい。また、図37(C2b)に示す例では、複数のエラー表示を同時に行うことができるように構成されており、エラーが発生すると、表示画面の左側上方から縦方向に並べて表示するものを示している。この場合、例えば、4つ目のエラー(エラーD)が発生した場合に、4つ目のエラー表示によってチャンスアップメータCMTにオーバーラップするように表示される。また、図37(C2c)に示す例では、表示画面全体でエラー表示が行われている様子が示されている。具体的には、パチンコ機100の遊技盤200(図1参照)に対して強い磁気が発せられていることを、例えば、パチンコ機100の主制御部300に設けられた磁力検知手段によって検知した場合には、図37(C2c)に示すように、その旨を示す「磁気を検出しました」の文字表示によるエラー表示が表示画面全体に亘って行われる。これにより、チャンスアップメータCMTは非表示とされ、他の演出も非表示とされる。このようなエラーを検知した場合には、例えば、大当り判定を行わないなど、電源が遮断されるまで主制御部300における処理の一部を行わないようにして遊技を進行させないようにしてもよい。なお、エラー表示が行われている状態で電源が遮断し、その後電源の供給が復旧した場合には、電源遮断時に実行中であった図柄変動表示の変動時間が経過して図柄変動停止コマンドが第1副制御部400に出力されるまで、例えば、「準備中」の表示を表示画面全体に亘って行うようにしてもよい。
図37(D1)〜同図(D2)は、チャンスアップメータCMTが他の表示装置にオーバーラップされる様子が示されている。なお、図37(D1)〜同図(D2)に示す演出例では、図14(a)に示される演出装置206において、家紋役物224Eに換えて、サブ表示装置208Sが装飾図柄表示装置208の下方に配置されている。なお、サブ表示装置208Sは、その上端部分が装飾図柄表示装置208の下端部分の少なくとも一部にオーバーラップしている。
図37(D1)に示す装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展し、主人公の殿様と敵役の剣豪との決闘シーンのアニメーションが行われている様子が示されている。また、装飾図柄表示装置208の表示画面の下方左側にはチャンスアップメータCMTが表示されており、チャンスアップメータCMTによる演出が行われている様子が示されている。図37(D1)に示すチャンスアップメータCMTは、例えば、リーチ演出の進行状況を示すメータであり、開始地点から最終地点までの間をマーカーMRKが移動し、その位置によって現在のリーチ演出の進行状況を概略的に報知している。なお、図37(D1)に示すチャンスアップメータCMTでは、第1チェックポイントCP1、第2チェックポイントCP2および第3チェックポイントCP3が配置され、マーカーMRKが開始地点SPから最終地点GPに向かう道中で第1チェックポイントCP1〜第3チェックポイントCP3にそれぞれ到達すると、特定の予告が発生する場合があるようになっており、図37(D1)に示すタイミングでは、マーカーMRKが第1チェックポイントCP1に到達したときに、対応するチャンスアップの予告が発生し、第1チェックポイントCP1ではその旨を報知する「UP」の文字の表示が行われている。図37(D1)に示すチャンスアップメータCMTでは、マーカーMRKが第1チェックポイントCP1から第2チェックポイントCP2に向かって進行している様子が示されている。また、サブ表示装置208Sでは、剣豪リーチに発展したことを示す「vs剣豪」の文字が表示されるとともに、表示画面の右下隅部に変動アイコンh0が表示されている。
図37(D2)では、サブ表示装置208Sが装飾図柄表示装置208の表示画面に沿って上方に移動し、装飾図柄表示装置208の前面側にサブ表示装置208Sがオーバーラップしている様子が示されている。このとき、チャンスアップメータCMTの少なくとも一部がサブ表示装置208Sにオーバーラップされ、オーバーラップされていない状態である場合よりもチャンスアップメータCMTが視認困難とされている。また、サブ表示装置208Sでは、「勝負じゃ」の文字が表示された吹き出しが付記された主人公の殿様のカットイン画像が表示されている。
なお、この演出例では、表示手段の一例としてのサブ表示装置208SによりチャンスアップメータCMTがオーバーラップされるようにしたが、他の表示手段によりチャンスアップメータCMTにオーバーラップするようにしてもよく、例えば、導光板IL、POVディスプレイ224I、7セグ、ドットマトリクス、ランプ等により構成された表示手段が適用可能である。
また、この演出例では、装飾図柄表示装置208にチャンスアップメータCMTを表示するようにしたが、例えば、図37(E1)に示すように、サブ表示装置208SにチャンスアップメータCMTを表示するようにしてもよい。また、装飾図柄表示装置208とサブ表示装置208Sに跨ってチャンスアップメータCMTを表示するようにしてもよい。
なお、この演出例では、チャンスアップメータCMTが他の表示にオーバーラップされる例について説明したが、チャンスアップメータCMTに換えてタイマ予告表示TM1が他の表示にオーバーラップされる場合についても適用することができる。
図38は、ボタン演出における残時間表示メータの変化の態様について説明する図である。
図38では、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、普図表示装置210、第1特図保留ランプ218、第2特図保留ランプ220、普図保留ランプ216及び第4図柄表示装置284aについて、図示を省略している。
図38(A1)〜同図(A9)に示す演出例は、ナビキャラクタYMによって行われるボタン演出における残時間表示メータの変化速度と、会話予告において行われるボタン演出における残時間表示メータの変化速度が異なる様子が示されている。
図38(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、図38(A1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、第一の保留アイコンh11が表示されるとともに、第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、変動アイコンh0及びナビキャラクタYMも表示されている。また、図38(A1)に示すタイミングでは、ナビキャラクタYMによるボタン演出が開始されており、ナビキャラクタYMの近傍に、ボタン画像136a1と残時間表示メータMT1とを含む吹き出しが表示されている。その後、図38(A2)に示すタイミングで、演出ボタン136(チャンスボタン136)の操作有効期間が開始すると、遊技者による演出ボタン136(チャンスボタン136)の操作を受付可能な状態となる。なお、このナビキャラクタYMによるボタン演出における操作有効期間は、例えば、10秒とされている。
その後、図38(A3)に示す残時間表示メータMT1では、上記操作有効期間が開始されてゲージが減っている様子が示されている。また、図38(A3)に示す装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMによるボタン演出が行われている間に、会話予告が開始されている様子が示されている。会話予告が開始されると、殿様のキャラクタとともに「チャンス」という文字表示が表示された殿様の会話画像CI1が表示される。この殿様の会話画像CI1の表示は、会話予告の第1段階となっている。また、この殿様の会話画像CI1は、第1装飾図柄にオーバーラップしており、第1装飾図柄にオーバーラップしていない状態である場合よりも、第1装飾図柄が視認困難とされている。
その後、図38(A4)に示す装飾図柄表示装置208では、会話予告が更新されている。会話予告では、殿様の会話画像CI1が縮小表示されて第2装飾図柄の表示位置の下方に表示され、爺のキャラクタとともに操作促進報知画像が表示された爺の会話画像CI2が表示される。操作促進報知画像では、演出ボタン136(チャンスボタン136)aを模したボタン画像136a2と、上記操作有効期間の残時間を表す残時間表示メータMT2とによって構成されている。なお、図38(A4)に示すタイミングでは、会話予告における操作有効期間は開始されておらず、演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作されてもこれに応じた表示は行われない。一方、ナビキャラクタYMによるボタン演出では、操作有効期間が開始されているので、演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作されると、これに対応した演出が行われる場合がある。第1装飾図柄は、爺の会話画像CI2によって隠されてしまっているが、遊技者は、第4図柄表示装置284や第2装飾図柄等によって特図が変動中であることを認識することができる場合がある。なお、装飾図柄が隠されないように、装飾図柄の表示位置を爺の会話画像CI2や殿様の会話画像CI1とは重ならない位置に移動させるようにしてもよい。また、図38(A4)に示すように、殿様の会話画像CI1は、爺の会話画像CI2によって少なくとも一部がオーバーラップされており、オーバーラップされていない状態である場合よりも、殿様の会話画像CI1の表示態様が視認困難とされている。また、爺の会話画像CI2は、ナビキャラクタYMの吹き出しの表示に一部がオーバーラップされている。
その後、図38(A5)に示すタイミングで会話予告における操作有効期間が開始される。遊技者は、図38(A5)に示すタイミング以降に演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作することにより、操作に応じた演出を見ることができる場合がある。なお、この会話予告によるボタン演出の操作有効期間は、例えば、5秒とされており、ナビキャラクタYMによるボタン演出における操作有効期間よりも短い。そのため、図38(A5)〜同図(A7)に示すように、ナビキャラクタYMによるボタン演出における残時間表示メータMT1のゲージの減る速度よりも、会話予告によるボタン演出における残時間表示メータMT2のゲージの減る速度の方が大きい。換言すれば、ナビキャラクタYMによるボタン演出における残時間表示メータMT1のゲージよりも、会話予告によるボタン演出における残時間表示メータMT2のゲージの方が早く減っている。
その後、図38(A8)に示すタイミングで、遊技者が演出ボタン136(チャンスボタン136)を操作すると、図38(A9)に示すように、爺の会話画像CI2では、操作促進報知画像に換えて「激熱ですぞ」の文字が表示される場合がある。これにより、大当りの信頼度がかなり高いことが報知される。また、一方で、ボタン画像136a1と残時間表示メータMT1が表示されていたナビキャラクタYMの吹き出しの表示が「激熱」の文字表示に変化し、大当りの信頼度が相当程度高いことを報知している。すなわち、この演出例では、1回の演出ボタンの操作で、会話予告におけるボタン演出とナビキャラクタYMによるボタン演出の両方に対してボタンの操作結果に応じた演出が行われている様子が示されている。なお、爺の会話画像CI2に表示される「激熱ですぞ」の文字表示もナビキャラクタYMの吹き出しに表示される「激熱」の文字表示も、それぞれ操作有効期間が経過した場合にも表示されるが、表示されなくてもよい。
なお、図38(A8)に示すタイミングで、遊技者が演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作された場合に、例えば、図38(A9a−1)に示すように、先に開始されたボタン演出に対応する操作結果に応じた演出が行われるようにしてもよい。すなわち、この演出例では、会話予告におけるボタン演出よりも先にナビキャラクタYMによるボタン演出が開始されたので、図38(A9a−1)に示すように、ナビキャラクタYMによるボタン演出における演出ボタン136(チャンスボタン136)の操作に応じた演出(ナビキャラクタYMの吹き出しにおける「激熱」の文字表示)のみが行われ、会話予告によるボタン演出における演出ボタン136(チャンスボタン136)の操作に応じた演出(爺の会話画像CI2に表示される「激熱ですぞ」の文字表示)は行われない。
その後、図38(A9a−2)に示すように、遊技者により2回目の演出ボタン136(チャンスボタン136)の操作が行われると、図28(A9a−3)に示すように、後に開始されたボタン演出に対応する操作結果に応じた演出が行われる。すなわち、会話予告によるボタン演出における演出ボタン136(チャンスボタン136)の操作に応じた演出(爺の会話画像CI2おける「激熱ですぞ」の文字表示)が行われる。
なお、この演出例において、2つのボタン演出においてそれぞれ操作有効期間が開始されている場合に演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作されたときには、残時間表示メータにおけるゲージの減る速度の大きいボタン演出を優先して演出ボタン136(チャンスボタン136)の操作に応じた演出が行われるようにしてもよいし、残時間表示メータにおけるゲージの減る速度の小さいボタン演出を優先して演出ボタン136(チャンスボタン136)の操作に応じた演出が行われるようにしてもよい。
また、この演出例では、2つの残時間表示メータMT1,MT2の表示態様の変化速度が異なっているが、例えば、ある時間まで、爺の予告画像CI2における残時間表示メータMT2の表示態様の変化速度がナビキャラクタYMの吹き出しにおける残時間表示メータMT1の表示態様の変化速度と同じであり、ある時間となった場合に残時間表示メータMT2の表示態様の変化速度が変化するようにしてもよい。
また、この演出例では、爺の予告画像CI2に係る操作有効期間を5秒としたが、例えば、5秒の場合と10秒の場合とで用意し、それぞれに対応する速度で残時間表示メータMT2の表示態様を変化させるようにしてもよい。すなわち、操作有効期間が10秒である場合には、ナビキャラクタYMの吹き出しにおける残時間表示メータMT1の表示態様の変化速度を同じとなる。この場合、爺の予告画像CI2に係る操作有効期間が5秒に選択された場合の方が、10秒に選択される場合よりも大当りとなりやすいようにしてもよい。
また、この演出例において、先に演出が表示されたナビキャラクタYMの吹き出しにおいて「激熱」が表示された場合よりも、後に延出が開始された爺の会話画像CI2において「激熱ですぞ」が表示された場合の方が、大当りの信頼度が高いようにしており、これにより、後に表示された予告表示の方が大当りのときに表示されやすく、遅く表示された予告表示の方の注目度を相対的に下げている間に表示させることによって、遊技者を驚かせることができる場合がある。また、先に演出が表示されたナビキャラクタYMの吹き出しにおいて「激熱」が表示された場合よりも、後に延出が開始された爺の会話画像CI2において「激熱ですぞ」が表示された場合の方が、大当りの信頼度が低くてもよいし、大当りの信頼度が同じであってもよい。
図38(B1)〜同図(B11)に示す演出例は、タイマ予告演出とチャンスアップメータを用いた演出の両方が同時期に行われている様子を示している。
図38(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展し、主人公の殿様と敵役の剣豪との決闘シーンのアニメーションが行われている様子が示されている。また、装飾図柄表示装置208の表示画面の下方では、変動アイコンh0とチャンスアップメータCMTが左右に並んで表示されており、チャンスアップメータCMTによる演出が行われている様子が示されている。図38(B1)に示すチャンスアップメータCMTは、例えば、リーチ演出の進行状況を示すメータであり、開始地点SPから最終地点GPまでの間をサボハニのキャラクタSBHが移動し、その位置によって現在のリーチ演出の進行状況を概略的に報知している。なお、図38(B1)に示すチャンスアップメータCMTでは、第1チェックポイントCP1、第2チェックポイントCP2および第3チェックポイントCP3が配置され、サボハニのキャラクタSBHが開始地点SPから最終地点GPに向かう道中で第1チェックポイントCP1〜第3チェックポイントCP3にそれぞれ到達すると、特定の予告が発生する場合があることが示されており、遊技者に期待感を持たせるようにしている。また、最終地点GPでは、プラカードが回転表示しており、サボハニのキャラクタSBHが最終地点GPに到達することにより、大当り及びハズレのいずれかの結果が導出されることを示唆している。
図38(B2)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニのキャラクタSBHが開始地点SPからの移動を開始している様子が示されている。
その後、図38(B3)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニのキャラクタSBHが第1チェックポイントCP1に到達するタイミングで、タイマ予告表示TM1が表示され、タイマ予告演出が開始している様子が示されている。すなわち、この演出例では、タイマ予告演出の開始がチャンスアップの予告として機能しているということができる。また、タイマ予告表示TM1には、「10:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから10秒が経過するとある予告演出が開始されることを示唆している。
すると、図38(B4)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニのキャラクタSBHの近傍に「チャンスアップ タイマ予告」の文字が付記された吹き出しが表示され、チャンスアップの予告が行われたことを報知している。一方、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示のカウントダウンが行われており、図38(B4)に示すタイミングでは、「09:17」が示されている。
その後、図38(B5)に示すように、チャンスアップメータCMTにおける第1チェックポイントCP1が赤色でマーキングされるとともに、予告が出現したことにより大当りの信頼度がアップしたことを示す「UP」の文字がその上方に表示され、予告が発生したことの履歴が示される。なお、「UP」の表示は、サボハニのキャラクタSBHによりオーバーラップされており、オーバーラップされていない状態である場合よりも視認困難とされている。一方、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、図38(B5)に示すタイミングでは、「08:81」が示されている。
図38(B6)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニのキャラクタSBHが移動を開始した様子が示されている。このとき、「UP」の表示の一部についてオーバーラップが解消されたので、一部が視認可能とされている。一方、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、図38(B6)に示すタイミングでは、「08:31」が示されている。
図38(B7)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニのキャラクタSBHが第2チェックポイントCP2から移動を開始した様子が示されている。なお、この演出例では、サボハニのキャラクタSBHが第2チェックポイントCP2に到達することによりチャンスアップの予告(例えば、カットインの発生)が行われており、第2チェックポイントCP2が赤色でマーキングされているとともに、予告が出現したことにより大当りの信頼度がアップしたことを示す「UP」の文字がその上方に表示され、予告が発生したことの履歴が示されている。一方、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、図38(B7)に示すタイミングでは、「04:14」が示されている。
図38(B8)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニのキャラクタSBHが第3チェックポイントCP3に到達した様子が示されている。一方、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示は「00:00」となり、カウントダウンが完了した様子が示されている。すると、図38(B9)に示すように、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示に換えて予告への注目を促す旨の「注目」の文字が表示される。この演出例によれば、先に開始されたチャンスアップメータCMTによる表示態様の全体に対する変化の割合(速度)よりも、後で開始されたタイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンの速度の方が早いということができる。すなわち、先に開始されたチャンスアップメータCMTによるサボハニのキャラクタSBHの開始地点SPから最終地点GPまでにかかる時間よりも、後で開始されたタイマ予告表示TM1におけるカウントダウンの開始から終了までにかかる時間の方が早いということができる。
続いて、図38(B10)に示す装飾図柄表示装置208では、レバー画像136Vaが表示されるとともに、サボハニのキャラクタSBHの近傍に「チャンスアップ レバー」の文字が付記された吹き出しが表示され、レバー演出による予告が開始されたことを報知している。このレバー演出におけるレバー画像136Vaの表示は、第3チェックポイントCP3に到達したことに対応して表示されるチャンスアップの予告であると同時に、タイマ予告演出のカウントダウンが完了した結果行われる予告でもある。すなわち、チャンスアップメータCMTによる演出において示されているチャンスアップの予告の対象とタイマ予告演出の結果行われる予告の対象が同じであるということができる。あるいは、サボハニのキャラクタSBHが第3チェックポイントCP3に到達して行われるチャンスアップの予告と、タイマ予告表示TM1に示される「注目」の文字によって示される予告が同じであるということもできる。なお、チャンスアップメータCMTによる演出において示されているチャンスアップの予告の対象とタイマ予告演出の結果行われる予告の対象が異なっていてもよく、例えば、チャンスアップメータCMTによる演出において、第3チェックポイントCP3にサボハニのキャラクタSBHが到達して行われるチャンスアップの予告がレバー画像136Vaであり、タイマ予告演出の結果行われる予告が、出現したレバー画像136Vaの表示態様を信頼度のより高い表示態様に変化する(例えば、赤色から金色に変化する等)ものであってもよい。
その後、図38(B11)に示す装飾図柄表示装置208では、レバー画像136Vaに加えて残時間表示メータMTが表示され、レバー演出が開始される。また、チャンスアップメータCMTにおける第3チェックポイントCP3が赤色でマーキングされるとともに、予告が出現したことにより大当りの信頼度がアップしたことを示す「UP」の文字がその上方に表示され、予告が発生したことの履歴が示される。なお、「UP」の表示は、サボハニのキャラクタSBHによりオーバーラップされており、オーバーラップされていない状態である場合よりも視認困難とされている。
図39は、ボタン演出の他の例を段階的に示す図である。
図39では、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、普図表示装置210、第1特図保留ランプ218、第2特図保留ランプ220、普図保留ランプ216及び第4図柄表示装置284aについて、図示を省略している。
図39(1)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、図39(1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、第一の保留アイコンh11が表示されるとともに、第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、変動アイコンh0及びナビキャラクタYMも表示されている。
その後、図39(2)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタン演出が開始している様子が示されている。この演出例では、ボタン画像と残時間表示メータの組合せからなる操作促進報知画像が6セット表示されている。具体的には、第1のボタン画像136a1と第1の残時間表示メータMT1からなる第1の操作促進報知画像が表示画面の左上に配置され、第2のボタン画像136a2と第2の残時間表示メータMT2からなる第2の操作促進報知画像が表示画面の上部中央に配置され、第3のボタン画像136a3と第3の残時間表示メータMT3からなる第3の操作促進報知画像が表示画面の右上に配置され、第4のボタン画像136a4と第4の残時間表示メータMT4からなる第4の操作促進報知画像が表示画面の右下に配置され、第5のボタン画像136a5と第5の残時間表示メータMT5からなる第5の操作促進報知画像が表示画面の中央下部に配置され、第6のボタン画像136a6と第6の残時間表示メータMT6からなる第6の操作促進報知画像が表示画面の右下に配されている。その後、図39(3)に示すタイミングで、第1の操作促進報知画像〜第6の操作促進報知画像のいずれについても演出ボタン136(チャンスボタン136)の操作有効期間が開始する。
図39(4)に示す装飾図柄表示装置208では、第1の残時間表示メータMT1〜第6の残時間表示メータMT6のいずれも、操作有効期間が開始されてゲージが減っている様子が示されている。この演出例では、第1の操作促進報知画像〜第6の操作促進報知画像のうち、第1の操作促進報知画像についての操作有効期間の方が、他の操作促進報知画像についての操作有効期間よりも短く、早く操作有効期間が経過するようになっている。なお、この演出例では、第2の操作促進報知画像〜第6お操作促進報知画像はいずれも操作有効期間の長さが同じとなっている。そのため、第1の残時間表示メータMT1のゲージが、他の残時間表示メータMT2〜MT6のゲージよりも減りが速くなっている。
その後、図39(5)に示すタイミングで演出ボタン136(チャンスボタン136)が1回操作されると、図39(6)に示すように、装飾図柄表示装置208では、第1の操作促進報知画像がコパンダのキャラクタKPに変化し、予告が行われている様子が示されている。なお、第2の操作促進報知画像〜第6の操作促進報知画像は変化していない。すなわち、この演出例では、演出ボタン136(チャンスボタン136)の1回の操作で、複数の操作促進報知画像のうちの1つの操作促進報知画像のみを変化させている。また、演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作された場合には、第1の操作促進報知画像、第2の操作促進報知画像、第3の操作促進報知画像、第4の操作促進報知画像、第5の操作促進報知画像、第6の操作促進報知画像の順で優先して1つずつ表示態様を変化させるようにしている。なお、表示態様を変化させる操作促進報知画像の順序は上述したものに限定されず、適宜に設定することができる。また、1回の演出ボタン136(チャンスボタン136)の操作で2以上の操作促進報知画像の表示態様を変化させるようにしてもよい。
なお、この演出例では、第1の残時間表示メータMT1(演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作された際に最も優先して表示態様が変化する第1の操作促進報知画像に対応する残時間表示メータ)のゲージの減りが他の残時間表示メータMT2〜MT6よりも速いものとしたが、例えば、図39(4a)に示すように、第3の残時間表示メータMT3(演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作された際に3番目に優先して表示態様が変化する第3の操作促進報知画像に対応する残時間表示メータ)のゲージの減りが第1の残時間表示メータMT1を含めた他の残時間表示メータMT1,MT2,MT4,MT5,MT6よりも速いものとしてもよいし、遅いものとしてもよい。また、例えば、図39(4b)に示すように、第6の残時間表示メータMT6(演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作された際に表示態様を変化させる優先順位が最下位である第6の操作促進報知画像に対応する残時間表示メータ)のゲージの減りが他の残時間表示メータMT1〜MT5よりも速いものとしてもよいし、遅いものとしてもよい。また、ゲージの減りを早くする残時間表示メータとしては、上述したものに限定されず、適宜のものに設定することができる。
また、この演出例では、第1の操作促進報知画像〜第6の操作促進報知画像のうちのいずれもボタン画像136a1〜136a6をその構成としたが、第1の操作促進報知画像〜第6の操作促進報知画像のうちのいずれか1つ又は2以上について、ボタン画像に換えて他の画像を表示するようにしてもよい。具体的には、例えば、図39(4c)に示すように、第6の操作促進報知画像を構成する画像として、第6のボタン画像136a6に換えて、演出レバー136Vの操作を促進する第6のレバー画像136Va6を表示するようにしてもよい。この場合、第1の操作促進報知画像〜第6の操作促進報知画像のいずれの残時間表示メータもゲージの減る速度を同じにしてもよいし、図39(4c)に示すように、第6のレバー画像136Va6を構成する第6の操作促進報知画像に対応する残時間表示メータMT6のゲージの減る速度を、他の操作促進報知画像に対応する残時間表示メータMT1〜MT5よりも速くするようにしてもよいし、遅くするようにしてもよい。このように構成して、例えば、ボタン演出が開始されて図39(4c)に示すような表示が行うことにより、演出ボタン136(チャンスボタン136)を5回操作した後に演出レバー136Vを1回操作することを促進することができる場合がある。
また、この演出例では、第1の操作促進報知画像〜第6の操作促進報知画像のうちのいずれか1つにおける残時間表示メータのゲージの減る速度を他の操作促進報知画像における残時間表示メータと異ならせるようにしたが、例えば、図39(4d)に示すように、残時間表示メータのゲージの減る速度が異なるものが2以上あってもよい。具体的には、図39(4d)に示すように、第3の操作促進報知画像と第5の操作促進報知画像の残時間表示メータMT3,MT5のゲージの減る速度が、その他の操作促進報知画像の残時間メータMT1,MT2,MT4,MT6とは異なっており、第3の操作促進報知画像に対応する第3の残時間表示メータMT3よりも第5の操作促進報知画像に対応する第5の残時間表示メータMT5の方がゲージの減る速度が大きくしてもよい。
図40は、本実施形態のパチンコ機の装飾図柄表示装置を中心とした演出の一例を段階的に示す図である。
図40では、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、普図表示装置210、第1特図保留ランプ218、第2特図保留ランプ220、普図保留ランプ216及び第4図柄表示装置284aについて、図示を省略している。
図40(A1)〜同図(A6)に示す演出例は、複数のタイマ予告演出が同時期に行われている様子を示している。
図40(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、図40(A1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、第一の保留アイコンh11が表示されるとともに、第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、変動アイコンh0及びナビキャラクタYMも表示されている。また、図40(A1)では、2つのタイマ予告演出が同時に開始している様子が示されている。具体的には、表示領域の右側からタイマ予告表示TM1,TM2がフレームインすることにより、タイマ予告演出がそれぞれ開始される。いずれのタイマ予告表示TM1,TM2も、「10:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから10秒が経過するとある予告演出が開始されることを示唆している。なお、この演出例では、後述するように、一方のタイマ予告表示におけるタイマ表示のカウントダウンの速度が他方のタイマ予告表示におけるタイマ表示のカウントダウンの速度よりも速いため、カウントダウンが完了するまでの時間が異なっている。この演出例において、2つのタイマ予告表示TM1,TM2のうち、上方に表示されるものを第1のタイマ予告表示TM1といい、下方に表示されるものを第2のタイマ予告表示TM2という場合がある。
図40(A2)に示す装飾図柄表示装置208では、2つのタイマ予告表示TM1,TM2のフレームインが完了した様子が示されている。各タイマ予告表示TM1,TM2は、その後、それぞれタイマ表示のカウントダウンを開始する。
図40(A3)に示す装飾図柄表示装置208では、2つのタイマ予告表示TM1,TM2のそれぞれにおいてタイマ表示のカウントダウンが行われている様子が示されている。この演出例では、第1のタイマ予告表示TM1よりも第2のタイマ予告表示TM2の方が、カウントダウンの速度が速くなっている。なお、第1のタイマ予告表示TM1は、実際の時間の経過に合わせてカウントダウンをしているが、第2のタイマ予告表示TM2は、それよりも速くなっている。図40(A3)に示すタイミングでは、第1のタイマ予告表示TM1のタイマ表示は、「09:73」となっており、第2のタイマ予告表示TM2のタイマ表示は、「06:73」となっている。なお、カウントダウンの速度については、上述したものに限定されず、適宜に設定することができ、例えば、第2のタイマ予告表示TM2のカウントダウンの速度を実際の時間の経過に合わせた速度とし、第1のタイマ予告表示TM2のカウントダウンの速度を第2のタイマ予告表示TM2のカウントダウンの速度よりも遅くしてもよい。
その後、図40(A4)に示すタイミングで、装飾図柄表示装置208では、第2のタイマ予告表示TM2のタイマ表示が「00:00」となってカウントダウンが完了する様子が示されている。一方、第1のタイマ予告表示TM1のタイマ表示は「06:00」となっている、すなわち、タイマ予告表示のカウントダウンが開始してから4秒が経過したときの様子が示されているということができる。
すると、図40(A5)に示すように、第2のタイマ予告表示TM2では、タイマ表示に換えて予告への注目を促す旨の「注目」の文字が表示される。一方、第1のタイマ予告表示TM1はカウントダウンが継続しており、図40(A5)に示すタイミングでは、タイマ表示が「05:87」となっている。その後は、第2のタイマ予告表示TM2のタイマ表示のカウントダウンが完了したことに対応する予告が行われる場合がある。なお、第2タイマ予告表示TM2は、カウントダウンが完了した後は、例えば、フレームアウトする等により消去される。
図40(A6)に示す装飾図柄表示装置208では、第1のタイマ予告表示TM1のタイマ表示が「00:00」となってカウントダウンが完了する様子が示されている。その後は、第1のタイマ予告表示TM1のタイマ表示のカウントダウンが完了したことに対応する予告が行われる場合がある。その後、第1のタイマ予告表示TM1は、カウントダウンが完了した後は、例えば、フレームアウトする等により消去される。
この演出例では、2つのタイマ予告演出が同時に開始された場合について説明したが、2つのタイマ予告演出が異なるタイミングで開始されてもよく、この場合、例えば、先に開始されたタイマ予告演出に係るタイマ予告表示におけるタイマ表示のカウントダウンの速度が、後に開始されたタイマ予告演出に係るタイマ予告表示におけるタイマ表示のカウントダウンの速度よりも速いようにしてもよいし、遅いようにしてもよい。
図40(B1)〜同図(B4)に示す演出例は、複数のタイマ予告演出が同時期に行われ、いずれか一方のタイマ予告演出についてカウントダウンが完了するまでの時間が加算される様子を示している。
図40(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、図40(B1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、第一の保留アイコンh11が表示されるとともに、第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、変動アイコンh0及びナビキャラクタYMも表示されている。また、図40(B1)では、2つのタイマ予告演出が同時に開始している様子が示されている。具体的には、表示領域の右側からタイマ予告表示(第1のタイマ予告表示TM1、第2のタイマ予告表示TM2)がフレームインすることにより、タイマ予告演出がそれぞれ開始される。いずれのタイマ予告表示TM1,TM2も、「10:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから10秒が経過するとある予告演出が開始されることを示唆している。なお、この演出例では、タイマ予告表示におけるタイマ表示のカウントダウンの速度はいずれも同じである。
図40(B2)に示す装飾図柄表示装置208では、2つのタイマ予告表示TM1,TM2のフレームインが完了した様子が示されている。各タイマ予告表示TM1,TM2は、その後、それぞれタイマ表示のカウントダウンを開始する。
図40(B3)に示す装飾図柄表示装置208では、2つのタイマ予告表示TM1,TM2のそれぞれにおいてタイマ表示のカウントダウンが行われている様子が示されている。なお、第1のタイマ予告表示TM1も第2のタイマ予告表示TM2も、実際の時間の経過に合わせてカウントダウンをしている。図40(B3)に示すタイミングでは、第1のタイマ予告表示TM1のタイマ表示も第2のタイマ予告表示TM2も、「09:73」となっている。なお、カウントダウンの速度については、上述したものに限定されず、適宜に設定することができ、例えば、実際の時間の経過よりも遅くてもよいし、速くてもよい。また、図40(B3)に示す装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMによるタイマ上乗せ演出が行われている様子が示されている。すなわち、装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に、上乗せされる時間を示す「+10秒」の表示が行われ、上乗せされる時間が報知されている。
すると、図40(B4)に示すように、第1のタイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「19:00」に更新され、第1のタイマ予告表示TM1のタイマ表示における時間に10秒が上乗せされた様子が示されている。このとき、第2のタイマ予告表示TM2のタイマ表示には上乗せが行われていないため、第1のタイマ予告表示TM1のタイマ表示と第2のタイマ予告表示TM2のタイマ表示とで10秒の差が生じている。そのため、2つのタイマ予告演出が開始されたが、途中で一方のタイマ表示に対して時間が上乗せされたため、カウントダウンが終了するタイミングが異なることとなる。
なお、この演出例では、2つのタイマ予告表示のうちのいずれか一方のタイマ表示に時間の上乗せを行ったが、時間の短縮(減算)を行ってもよいし、タイマ予告演出の実行中にいずれか一方のタイマ表示のカウントダウンを一時停止してカウントダウンが完了するまでの時間を異ならせるようにしてもよい。
また、この演出例では、2つのタイマ予告演出を同時に開始された場合について説明したが、2つのタイマ予告演出が異なるタイミングで開始されてもよく、この場合、例えば、先に開始されたタイマ予告演出に係るタイマ予告表示におけるタイマ表示に対して時間の上乗せを行い、後に開始されたタイマ予告演出に係るタイマ予告表示におけるタイマ表示のカウントダウンが完了した後で、先に開始されたタイマ予告演出に係るタイマ予告表示におけるタイマ表示のカウントダウンが完了するようにしてもよい。また、後に開始されたタイマ予告演出に係るタイマ予告表示におけるタイマ表示に対して時間の短縮を行い、先に開始されたタイマ予告演出に係るタイマ予告表示におけるタイマ表示のカウントダウンが完了するよりも前に、後に開始されたタイマ予告演出に係るタイマ予告表示におけるタイマ表示のカウントダウンが完了するようにしてもよい。
また、この演出例では、2つのタイマ予告演出が行われているときに、タイマ上乗せ演出が行われた場合、いずれか一方のタイマ予告演出に係るタイマ予告表示におけるタイマ表示に対して時間の上乗せを行ったが、いずれのタイマ予告演出に係るタイマ予告表示におけるタイマ表示に対しても時間の上乗せ(あるいは、時間の短縮やカウントダウンの一時停止等)を行っていずれのタイマ予告表示の表示態様も変化させるようにしてもよい。
また、2つのタイマ予告演出が開始された後、それぞれのタイマ予告演出に対応する2つのタイマ上乗せ演出等(タイマ短縮、カウントダウン一時停止等)が行われ、これにより、タイマ予告演出に係るタイマ予告表示におけるタイマ表示に対する時間の上乗せ等がそれぞれについて行われるようにしてもよい。
また、2つのタイマ予告演出が開始された後、3つのタイマ上乗せ演出等(タイマ短縮、カウントダウン一時停止等)が行われ、例えば、2つのタイマ予告演出のうちの一方のタイマ予告演出に対して2つのタイマ上乗せ演出等によるタイマ表示の変化が行われ、他方のタイマ予告演出に対して残りの1つのタイマ上乗せ演出等によるタイマ表示の変化が行われるようにしてもよい。また、3つのタイマ上乗せ演出等が行われ、例えば、3つのうちの2つのタイマ上乗せ演出等のみによるタイマ表示の変化が行われてもよいし、3つのうちの1つのタイマ上乗せ演出等のみによるタイマ表示の変化が行われてもよいし、3つのいずれのタイマ上乗せ演出等によってもタイマ表示の変化が行われなくてもよい。
図40(C1)〜同図(C4)に示す演出例は、複数の操作手段のいずれかを操作することを促す演出において、複数の操作手段のそれぞれについて操作有効期間を示す残時間表示タイマーが表示されている様子が示されている。
図40(C1)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、図40(C1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、第一の保留アイコンh11が表示されるとともに、第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、変動アイコンh0及びナビキャラクタYMも表示されている。また、図40(C1)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタン演出が開始されている。具体的には、装飾図柄表示装置208では、左扉画像DRLと右扉画像DRRとが左右に並んで表示されている。左扉画像DRLに対応して、操作キーユニット137を構成する左キーを模した左キー画像137aLが左扉画像DRLにオーバーラップして表示されており、また、左キー画像137aLの下方には、残時間表示メータMT1が表示されている。また、右扉画像DRRに対応して、操作キーユニット137を構成する右キーを模した右キー画像137aRが右扉画像DRRにオーバーラップして表示されており、また、右キー画像137aRの下方には、残時間表示メータMT2が表示されている。その後、操作キーユニット137の操作有効期間が開始され、遊技者による操作キーユニット137の操作を受付可能な状態となる。
図40(C2)に示す装飾図柄表示装置208では、左扉画像DRLと右扉画像DRRにそれぞれ対応する残時間表示メータMT1,MT2のいずれも、操作有効期間が開始されてゲージが減っている様子が示されている。この演出例では、右扉画像DRRに対応する右キーの操作有効期間の方が、左扉画像DRLに対応する左キーの操作有効期間の方よりも短く、早く操作有効期間が経過するようになっている。そのため、右扉画像DRRに対応する残時間表示メータMT2のゲージが、左扉画像DRLに対応する残時間表示メータMT1のゲージよりも減りが速くなっている。
図40(C3)は、遊技者によって左キーが操作されて左扉画像DRLが選択された様子が示されている。具体的には、左扉画像DRLが表示画面の中央に移動して拡大表示されるとともに、左キー画像137aLと残時間表示メータMT1が消去される。また、右扉画像DRRは、右キー画像137aR及び残時間表示メータMT2とともに消去されている。これにより、左扉画像DRLが選択されたことが報知されている。
その後、図40(C4)に示すように、装飾図柄表示装置208では、左扉画像DRLの扉が開く様子が示されており、リプレイ図柄RPが出現する様子が示されている。これにより、例えば、疑似連が行われることを予告している。
一方、図40(C2)に示す場合において、右キーが操作されて右扉画像DRRが選択された場合には、図40(C4a)に示すように、装飾図柄表示装置208では、右扉画像DRRの扉が開き、松の図柄CCが出現する場合がある。この松の図柄CCには、「げきあつ」の文字が付加されており、大当りの信頼度が飛躍的に高くなっていることを示唆している。
このように、この演出例では、2つの残時間表示メータのうち、ゲージの減りが速い方が選択された場合には、信頼度のより高い予告表示が行われるようにされているが、いずれを選択しても、同じ表示が表示されるようにしてもよい。また、2つの残時間表示メータのうち、ゲージの減りが遅い方が選択された場合に、信頼度のより高い予告表示が行われるようにしてもよい。
また、この演出例では、右扉画像DRRの操作有効期間よりも左扉画像DRLの操作有効期間の方が短いようにしているが、操作有効期間の長さがいずれも同じであってもよく、例えば、右扉画像DRRの残時間表示メータMT2のゲージが0となった場合でも、左扉画像DRLの残時間表示メータMT1のゲージが0となるまで、待機するとともに、右キーの操作を有効としてもよいし、待機中は、右キーの操作を無効としてもよい。
図41は、タイマ予告演出の他の演出例について段階的に示す図である。
図41では、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、普図表示装置210、第1特図保留ランプ218、第2特図保留ランプ220、普図保留ランプ216及び第4図柄表示装置284aについて、図示を省略している。
図41(A1)〜同図(A12)に示す演出例は、タイマ予告演出において、タイマ予告表示が拡大して表示される様子が示されている。図41(A1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、第一の保留アイコンh11が表示されるとともに、第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、変動アイコンh0及びナビキャラクタYMも表示されている。また、図41(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始されており、タイマ予告表示TM1では「09:69」が表示され、タイマ表示のカウントダウンが行われている。なお、この演出例では、タイマ予告表示TM1は、小サイズ(デフォルトの表示サイズ)で表示されており、タイマ予告演出が開始されてタイマ予告表示TM1が表示されるときは小サイズで表示される。ここで、タイマ予告表示TM1のタイマ表示におけるカウントダウンの表示が開始された際に、少なくとも小サイズであってもよく、この場合、カウントダウンの表示が開始されるよりも前にタイマ予告表示TM1が大サイズで表示されてもよいし、その他のサイズで表示されてもよいし、表示態様自体が異なっていてもよい。
図41(A2)に示すタイマ予告表示TM1ではタイマ表示のカウントダウンが継続しており、図41(A2)に示すタイミングでは、「03:01」が表示されている。
そして、図41(A3)に示すように、タイマ表示が残り3秒であることを示す「03:00」となった場合には、タイマ予告表示TM1が拡大して表示され、表示位置も装飾図柄表示装置208の略中央に変更される。このとき、第1装飾図柄は、拡大表示されたタイマ予告表示TM1にオーバーラップされており、オーバーラップされていない状態である場合よりも第1装飾図柄が視認困難とされている。なお、第1装飾図柄が拡大表示されたタイマ予告表示TM1にオーバーラップするようにしてもよい。また、タイマ予告表示TM1が拡大して表示される際に、アニメーションによる拡大表示を行うようにしてもよい。この場合、拡大表示のアニメーションが行われている間もカウントダウンが継続して行われるが、拡大表示のアニメーションが行われている間はカウントダウンを中断してもよい。また、タイマ予告表示TM1を拡大して表示する際に、タイマ表示部分の大きさは変化しないで、タイマ予告表示TM1の枠部分だけ拡大するようにしてもよい。また、この演出例では、タイマ表示が「03:00」となった場合に必ずタイマ予告表示TM1が拡大して表示されるようにしたが、拡大しない場合があってもよく、例えば、タイマ予告表示TM1が拡大して表示された場合には、拡大しない場合よりも大当りとなりやすいようにしてもよい。また、この演出例では、タイマ予告表示TM1が拡大して表示される際に表示位置を変更したが、表示位置が変更しない場合があってもよい。
その後は、図41(A4)〜同図(A7)に示すように、拡大表示されたタイマ予告表示TM1におけるカウントダウンは、タイマ表示が「00:00」となるまで継続して行われる。ここで、図41(A5)に示すタイミングでは、左図柄に「装飾7」が停止表示し、図41(A6)に示すタイミングでは、右図柄に「装飾7」が停止表示するが、その態様は、拡大表示されたタイマ予告表示TM1によって視認困難とされている。なお、装飾図柄の停止表示が行われる場合に、停止図柄がタイマ予告表示TM1の前面側に配置されるようにしてもよい。
タイマ予告表示TM1における表示が「00:00」となり、カウントダウンが完了すると、図41(A8)に示すように、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示に換えて予告への注目を促す旨の「注目」の文字が表示される。この「注目」の文字は、拡大表示されたタイマ予告表示TM1に合わせて拡大して表示されている。なお、タイマ表示が「00:00」となった後、「注目」の文字表示が行われなくてもよいし、何らの演出も行われなくてもよい。
その後、図41(A9)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1が縮小して元のサイズで表示され、表示位置も元の位置(表示画面の略右側中央)に変更される。なお、タイマ予告表示TM1を縮小して表示することなくそのまま消去するようにしてもよい。
すると、図41(A10)に示すように、装飾図柄表示装置208では、中図柄に殿様のキャラクタが表された疑似連図柄が上方から下方に向けて低速で移動する表示が開始される。その後、図41(A11)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1が消去され、図41(A12)に示すように、疑似連図柄が停止表示する。これにより、疑似連が実行されることが報知されている。
なお、この演出例では、タイマ予告演出において、タイマ表示が残り3秒を示す「03:00」となった場合に、タイマ予告表示TM1を拡大表示するようにしたが、タイマ予告表示TM1を縮小表示してもよいし、枠の色を変更してもよいし、タイマ表示(数字部分)の色を変更してもよいし、タイマ予告表示TM1の形状を変化させてもよいし、タイマ予告表示TM1の向きが変更(例えば、横向きから縦向きに変更)されてもよいし、タイマ予告表示TM1が回転してもよいし、タイマ予告表示TM1の表示位置が変更されてもよいし、タイマ予告表示TM1にキャラクタや記号等の他の要素が付加されてもよいし、タイマ表示に対する時間の上乗せが行われてもよいし、タイマ表示に対する時間の短縮が行われてもよいし、タイマ表示のカウントダウンが停止するようにしてもよいし、タイマ表示のカウントダウンの速度が速くなってもよいし、タイマ表示がカウントアップ(巻き戻し)してもよいし、タイマ予告表示TM1が分裂して新たなタイマ予告表示が表示されてもよいし、複数のタイマ予告表示が表示されていた場合には、これらのタイマ予告表示が統合されて1つのタイマ予告表示に変更してもよい。
また、この演出例では、タイマ予告表示TM1のサイズを小サイズと大サイズの2つのサイズに変化するようにしたが、3つ以上のサイズに変化するようにしてもよく、例えば、タイマ表示や「注目」の文字表示を赤色で表示する場合には、タイマ予告表示TM1を中サイズで表示し、タイマ表示や「注目」の文字表示を金色で表示する場合には、タイマ予告表示TM1を大サイズで表示するようにしてもよい。これによって、例えば、大当りの信頼度に応じて表示態様を変化させることができる場合がある。
また、この演出例では、タイマ予告表示TM1のサイズを小サイズから大サイズに変化するようにしたが、例えば、小サイズから中サイズを経て大サイズに変化するようにしてもよい。例えば、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「05:00」となったときにタイマ予告表示TM1のサイズを小サイズから中サイズに変化し、「03:00」となったときに中サイズから大サイズに変化するようにしてもよい。また、小サイズから中サイズに変化するが、大サイズに変化しない場合があってもよい。
また、この演出例では、タイマ予告表示TM1のタイマ表示における残り時間が所定時間(例えば、3秒)となった場合にタイマ予告表示TM1のサイズを大サイズに変化するようにしたが、例えば、タイマ表示における残り時間が「00:00」となった場合にタイマ予告表示TM1のサイズを大サイズに変化するようにしてもよいし、「注目」の文字表示を行う場合にタイマ予告表示TM1のサイズを大サイズに変化するようにしてもよい。
また、この演出例において、タイマ予告表示TM1の枠や背景の色によって大当りの信頼度が異なるようにしてもよい(例えば、金>赤>緑>青の順で信頼度が高い等)。また、タイマ予告表示TM1の大きさによって大当りの信頼度が異なるようにしてもよい(例えば、大サイズ>中サイズ>小サイズの順で信頼度が高い等)。また、タイマ予告表示TM1の形状によって大当りの信頼度が異なるようにしてもよい。
また、例えば、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示や「注目」の文字表示の色によって大当りの信頼度が異なるようにしてもよい(例えば、金>赤>緑>青の順で信頼度が高い等)。また、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示や「注目」の文字表示の大きさによって大当りの信頼度が異なるようにしてもよい(例えば、大サイズ>中サイズ>小サイズの順で信頼度が高い等)。また、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示や「注目」の文字表示の形状によって大当りの信頼度が異なるようにしてもよい。
また、タイマ予告表示TM1の表示態様が変化した場合に或る演出が出現しやすいようにしてもよく、例えば、タイマ予告表示TM1が大サイズに変化した場合には、疑似連図柄が停止しやすいようにしてもよい。
また、この演出例において、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンが完了すると、ある特定の演出が行われるようにしたが、カウントダウンが完了しても何らの演出も行われない場合があるようにしてもよい。ここで、タイマ予告表示TM1の表示態様が変化した場合には、カウントダウンが完了した場合に或る演出が行われやすく、大当りとなりやすくなるようにしてもよい。
また、この演出例では、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンが開始した時点では、タイマ予告表示TM1を小サイズの表示態様としているが、カウントダウンの開始時点あるいはタイマ予告表示TM1の表示開始時点で大サイズの表示態様としてもよい。
また、この演出例では、タイマ予告表示TM1が大サイズに変化した場合には、タイマ表示も大サイズに変化するようにしたが、タイマ予告表示TM1の枠部分のみ大サイズに変化し、タイマ表示のサイズは変更しないようにしてもよい。また、タイマ表示のサイズを変更せず、タイマ予告表示TM1の枠部分のみ小サイズに変化するようにしてもよい。また、タイマ表示のサイズを大サイズに変化するが、タイマ予告表示TM1の枠部分のサイズは変更しないようにしてもよい。また、タイマ表示のサイズを小サイズに変化するが、タイマ予告表示TM1の枠部分のサイズは変更しないようにしてもよい。
また、タイマ予告表示TM1の枠部分や背景の色を変化させることによって表示態様を変化させるようにしてもよい。この場合、例えば、タイマ予告表示TM1の枠部分(及び/又は背景部分)の色が変化した場合には、タイマ表示の色も変化するようにしてもよい。また、タイマ予告表示TM1の枠部分(及び/又は背景部分)の色は変化するが、タイマ表示の色は変化しないようにしてもよい。また、タイマ表示の色は変化するが、タイマ予告表示TM1の枠部分(及び/又は背景部分)の色は変化しないようにしてもよい。
また、タイマ予告表示TM1の枠部分の形状を変化させることによって表示態様を変化させるようにしてもよい。この場合、例えば、タイマ予告表示TM1の枠部分の形状が変化した場合には、タイマ表示の形状(フォント)も変化するようにしてもよい。また、タイマ予告表示TM1の枠部分の形状は変化するが、タイマ表示の形状(フォント)は変化しないようにしてもよい。また、タイマ表示の形状(フォント)は変化するが、タイマ予告表示TM1の枠部分の形状は変化しないようにしてもよい。
また、タイマ予告表示TM1の枠部分がアニメーションにより形態が変化するようにしてもよい。この場合、例えば、タイマ予告表示TM1の枠部分がアニメーションにより形態が変化した場合には、タイマ表示もアニメーションにより形態が変化するようにしてもよい。また、タイマ予告表示TM1の枠部分がアニメーションにより形態が変化するが、タイマ表示は変化しないようにしてもよい。また、タイマ表示はアニメーションにより形態が変化するが、タイマ予告表示TM1の枠部分は変化しないようにしてもよい。
図41(B1)〜同図(B4)に示す演出例は、タイマ予告演出において、タイマ予告表示が拡大して表示される別の例が示されている。図41(B1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、第一の保留アイコンh11が表示されるとともに、第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、変動アイコンh0及びナビキャラクタYMも表示されている。また、図41(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が行われており、タイマ予告表示TM1では「00:31」が表示され、タイマ表示のカウントダウンが行われている。また、第1装飾図柄では、左図柄に「装飾7」が停止表示されており、中図柄と右図柄は変動表示中である。
その後は、図41(B2)〜同図(B3)に示すように、タイマ予告表示TM1におけるカウントダウンは、タイマ表示が「00:00」となるまで継続して行われる。ここで、図41(B2)に示す装飾図柄表示装置208では、右図柄に「装飾7」が停止表示するが、タイマ予告表示TM1によってオーバーラップされている。
タイマ予告表示TM1における表示が「00:00」となり、カウントダウンが完了すると、図41(B4)に示すように、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示に換えて予告への注目を促す旨の「注目」の文字が表示される。このとき、タイマ予告表示TM1が拡大して表示され、表示位置も装飾図柄表示装置208の略中央に変更される。
この「注目」の文字は、拡大表示されたタイマ予告表示TM1に合わせて拡大して表示されている。なお、タイマ表示が「00:00」となった後、「注目」の文字表示が行われなくてもよいし、何らの演出も行われなくてもよい。このとき、第1装飾図柄は、拡大表示されたタイマ予告表示TM1にオーバーラップされており、オーバーラップされていない状態である場合よりも第1装飾図柄が視認困難とされている。このように、タイマ表示のカウントダウン中に限らず、「注目」の文字表示が行われたときにタイマ予告表示TM1が拡大表示してもよい。また、タイマ表示が「00:00」となったときにタイマ予告表示TM1が拡大表示してもよい。
図42は、タイマ予告演出の他の演出例について段階的に示す図である。
図42(A1)〜同図(A3)に示す演出例は、タイマ予告表示TM1の表示態様が変化するときに、表示態様の変化後のタイマ予告表示TM1を別の表示手段に表示する例について示している。なお、図42(A1)〜同図(A3)に示す演出例では、図14(a)に示される演出装置206において、家紋役物224Eに換えて、サブ表示装置208Sが装飾図柄表示装置208の下方に配置されている。なお、サブ表示装置208Sは、その上端部分が装飾図柄表示装置208の下端部分の少なくとも一部にオーバーラップしている。
図42(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、サブ表示装置208Sでは、ナビキャラクタYM、変動アイコンh0及び保留アイコンh11〜h14が表示可能とされている。なお、図42(A1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、第一の保留アイコンh11が表示されている。一方、装飾図柄表示装置208の表示領域の右上隅部には、第2保留数表示が表示されており、この第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、図42(A1)に示すサブ表示装置208Sでは、タイマ予告演出が行われており、タイマ予告表示TM1がサブ表示装置208の中央上部に配置されている。タイマ予告表示TM1ではタイマ表示として「09:69」が表示され、カウントダウンが行われている。すなわち、この演出例では、タイマ予告表示TM1によるカウントダウンの演出が開始された際は、タイマ予告表示TM1が小サイズでサブ表示装置208Sに表示されている。なお、タイマ予告表示TM1によるカウントダウンの演出が開始された際、タイマ予告表示TM1が小サイズで装飾図柄表示装置208に表示されてもよい。
図42(A2)に示す装飾図柄表示装置208では、依然として装飾図柄の変動表示が行われている。また、サブ表示装置208Sでは、タイマ予告表示TM1においてタイマ表示のカウントダウンが継続しており、図42(A2)に示すタイミングでは、「03:01」が表示されている。
そして、図42(A3)に示すように、タイマ表示が残り3秒となった場合には、サブ表示装置208Sに表示されていたタイマ予告表示TM1が装飾図柄表示装置208に移動し、さらに、タイマ予告表示TM1が拡大して表示される。このとき、第1装飾図柄は、拡大表示されたタイマ予告表示TM1にオーバーラップされており、オーバーラップされていない状態である場合よりも第1装飾図柄が視認困難とされている。なお、タイマ予告表示TM1が拡大して表示される際に、アニメーションによる移動及び拡大表示を行うようにしてもよい。この場合、サブ表示装置208Sと装飾図柄表示装置208とに跨ってタイマ予告表示TM1が表示されるようにしてもよい。ここで、タイマ予告表示TM1がサブ表示装置208Sから装飾図柄表示装置208に完全に移動してからタイマ予告表示TM1を拡大表示してもよいし、タイマ予告表示TM1がサブ表示装置208Sから装飾図柄表示装置208に跨いで移動している間に拡大表示してもよいし、タイマ予告表示TM1がサブ表示装置208Sと装飾図柄表示装置208とに跨る前に拡大表示してもよい。なお、拡大表示のアニメーションが行われている間もカウントダウンが継続して行われるが、移動及び拡大表示のアニメーションが行われている間はカウントダウンを中断してもよい。
図42(B1)〜同図(B3)に示す演出例は、タイマ予告表示TM1の表示態様が変化するときに、表示態様の変化後のタイマ予告表示TM1を別の表示手段に表示する別の例について示している。
図42(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、サブ表示装置208Sでは、ナビキャラクタYM、変動アイコンh0及び保留アイコンh11〜h14が表示可能とされている。なお、図42(B1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、第一の保留アイコンh11が表示されている。一方、装飾図柄表示装置208の表示画面の右上隅部には、第2保留数表示が表示されており、この第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、図42(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が行われており、タイマ予告表示TM1ではタイマ表示として「09:69」が表示され、カウントダウンが行われている。
図42(B2)に示す装飾図柄表示装置208では、依然として装飾図柄の変動表示が行われている。また、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、図42(B2)に示すタイミングでは、「03:01」が表示されている。また、このとき、サブ表示装置208Sが動作しており、装飾図柄表示装置208の表示画面に沿って上昇し、装飾図柄表示装置208の略中央の前面側に位置し、装飾図柄表示装置208に表示されている装飾図柄及びタイマ予告表示TM1にオーバーラップしており、オーバーラップされていない状態である場合よりも視認困難とされている。また、サブ表示装置208Sが上昇している間に、サブ表示装置208Sに表示されていた変動アイコンh0、保留アイコンh11及びナビキャラクタYMは消去されている。なお、サブ表示装置208Sに表示されていた変動アイコンh0、保留アイコンh11及びナビキャラクタYMは、サブ表示装置208Sが移動を開始する前に消去されてもよいし、サブ表示装置208Sが移動を完了した後で消去されてもよいし、サブ表示装置208Sが移動を開始するタイミングで消去されてもよいし、サブ表示装置208Sが移動を完了するタイミングで消去されてもよい。また、変動アイコンh0と保留アイコンh11のいずれか一方だけ消去されてもよい。また、サブ表示装置208Sに表示されていた変動アイコンh0、保留アイコンh11及びナビキャラクタYMを装飾図柄表示装置208に表示位置を変更するようにしてもよい。
そして、図42(B3)に示すように、タイマ表示が残り3秒となった場合には、装飾図柄表示装置208に表示されていたタイマ予告表示TM1がサブ表示装置208Sに移動し、さらに、タイマ予告表示TM1が拡大して表示される。なお、タイマ予告表示TM1が拡大して表示される際に、アニメーションによる移動及び拡大表示を行うようにしてもよい。この場合、装飾図柄表示装置208とサブ表示装置208Sととに跨ってタイマ予告表示TM1が表示されるようにしてもよい。ここで、タイマ予告表示TM1が装飾図柄表示装置208からサブ表示装置208Sに完全に移動してからタイマ予告表示TM1を拡大表示してもよいし、タイマ予告表示TM1が装飾図柄表示装置208からサブ表示装置208Sに跨いで移動している間に拡大表示してもよいし、タイマ予告表示TM1が装飾図柄表示装置208とサブ表示装置208Sとに跨る前に拡大表示してもよい。なお、拡大表示のアニメーションが行われている間もカウントダウンが継続して行われるが、移動及び拡大表示のアニメーションが行われている間はカウントダウンを中断してもよい。なお、この演出例では、タイマ予告表示TM1を拡大表示する場合に、タイマ予告表示TM1を装飾図柄表示装置208から消去してサブ表示装置208Sに表示させるようにしたが、装飾図柄表示装置208にも引き続きタイマ予告表示TM1を表示するようにしてもよい。この場合、例えば、タイマ予告表示TM1のサイズを小さくして表示するようにしてもよい。さらに、装飾図柄表示装置208とサブ表示装置208Sの両方にタイマ予告表示TM1を表示する場合、これらのタイマ予告表示TM1におけるタイマ表示を同期するようにしてもよいし、同期しないようにしてもよい。
図42(C1)〜同図(C9)に示す演出例は、タイマ予告表示TM1の変化後の表示態様の別の例について示している。図42(C1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、第一の保留アイコンh11が表示されるとともに、第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、変動アイコンh0及びナビキャラクタYMも表示されている。また、図41(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始されており、タイマ予告表示TM1では「09:69」が表示され、タイマ表示のカウントダウンが行われている。
図42(C2)に示すタイマ予告表示TM1ではタイマ表示のカウントダウンが継続しており、図42(C2)に示すタイミングでは、「03:01」が表示されている。
そして、図42(C3)に示すように、タイマ表示が残り3秒であることを示す「03:00」となった場合には、タイマ予告表示TM1の表示態様が変化する。変化後のタイマ予告表示TM1aは、円形のメータの内部にタイマ表示が配置された態様となっている。この円形のメータ部は、図42(C3)〜同図(C6)に示すように、時間の経過に応じて12時の位置から時計方向にゲージが減っていく態様で表示状態が変化する。なお、表示態様の変化後のタイマ予告表示TM1aは、変動アイコンh0に一部がオーバーラップされているが、変動アイコンh0がタイマ予告表示TM1aにオーバーラップされるようにしてもよい。また、タイマ予告表示TM1aは、カウントダウンが完了するまで、同じ大きさとなっているが、例えば、残り時間によって大きさを変更してもよく、例えば、残り1秒になったら円形のメータ部を拡大表示するようにしてもよい。また、表示態様の変更後のタイマ予告表示TM1aを、円形のメータ部のみから構成され、タイマ表示を行わないようにしてもよい。また、第1装飾図柄は、表示態様の変化後のタイマ予告表示TM1aにオーバーラップされており、オーバーラップされていない状態である場合よりも第1装飾図柄が視認困難とされている。なお、第1装飾図柄が表示態様が変化したタイマ予告表示TM1aにオーバーラップするようにしてもよい。また、タイマ予告表示TM1の表示態様が変化する際に、アニメーションによる変化表示を行うようにしてもよい。この場合、変化表示のアニメーションが行われている間もカウントダウンが継続して行われるが、変化表示のアニメーションが行われている間はカウントダウンを中断してもよい。また、タイマ予告表示TM1の表示態様を変化して表示する際に、タイマ表示部分は変化しないで、タイマ予告表示TM1の枠部分だけ変化するようにしてもよい。
その後は、図42(C4)〜同図(C6)に示すように、タイマ予告表示TM1aおけるカウントダウン及びゲージの減少表示は、タイマ表示が「00:00」となるまで継続して行われる。この演出例では、タイマ表示によるカウントダウンと円形のメータ部のゲージの減少表示との両方によってカウントダウンの演出が行われるようになっている。ここで、図42(C5)に示すタイミングでは、左図柄に「装飾7」が停止表示し、図42(C6)に示すタイミングでは、右図柄に「装飾7」が停止表示するが、その態様は、タイマ予告表示TM1aによって視認困難とされている。なお、装飾図柄の停止表示が行われる場合に、停止図柄がタイマ予告表示TM1aの前面側に配置されるようにしてもよい。
タイマ予告表示TM1aにおける表示が「00:00」となり、カウントダウンが完了すると、図42(C7)に示すように、タイマ予告表示TM1aでは、タイマ表示に換えて疑似連演出が行われる旨の「継続」の文字が表示される。これにより、疑似連演出が行われることが報知される。なお、「継続」以外の文字表示が行われてもよく、例えば、タイマ表示のカウントダウンが完了した結果、SPリーチに移行するような場合には、「SPリーチ」等と表示してSPリーチに移行することを報知してもよい。また、上述した実施形態のように、予告の発生に注目させるために「注目」と表示するようにしてもよい。
その後、図42(C8)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1a消去され、その後、図42(A9)に示すように、装飾図柄表示装置208では、中図柄に殿様のキャラクタが表された疑似連図柄が上方から下方に向けて低速で移動する表示が開始される。その後、疑似連図柄が停止表示して疑似連が実行される。
この演出例では、タイマ予告表示TM1aにおいて「継続」の文字を表示して疑似連演出が行われることを報知したが、例えば、「継続」の文字にクエスチョンマークを付与するなどして、疑似連演出が行われない場合があるような表示を行ってもよい。また、このような場合に、例えば、疑似連演出が行われた場合には、大当りが確定するようにしてもよい。
また、この演出例において、複数のタイマ予告表示で同じ演出を対象としたタイマ表示をそれぞれ表示している場合において、一方のタイマ予告表示を大サイズで表示するようにしてもよいし、両方のタイマ予告表示を大サイズで表示するようにしてもよい。また、一方のタイマ予告表示には、「03:00」のタイマ表示を行い、他方のタイマ予告表示には、例えば、「あと3秒」といったように大まかに表示するというように異なる表示態様でカウントダウンの表示が行われてもよい。
図43は、タイマ予告演出の他の演出例について段階的に示す図である。
図43では、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、普図表示装置210、第1特図保留ランプ218、第2特図保留ランプ220、普図保留ランプ216及び第4図柄表示装置284aについて、図示を省略している。
図43(A1)〜同図(A8)に示す演出例は、タイマ予告演出において、タイマ予告表示が拡大して表示される様子が示されている。図43(A1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、第一の保留アイコンh11が表示されるとともに、第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、変動アイコンh0及びナビキャラクタYMも表示されている。また、図43(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始されており、タイマ予告表示TM1では「09:69」が表示され、タイマ表示のカウントダウンが行われている。
その後、図43(A2)に示す装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMによるタイマ上乗せ演出が行われている様子が示されている。すなわち、装飾図柄表示装置208では、タイマ上乗せ演出が開始されると、ナビキャラクタYMの近傍に「上乗せ」の文字が表示された吹き出しが表示され、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示に時間の上乗せが行われることが報知される。すなわち、タイマ予告演出において行われるカウントダウンの時間が延長されることが報知される。
続いて、図43(A3)に示すように、ナビキャラクタYMの吹き出しでは、上乗せされる時間を示す「+10秒」の表示が行われ、上乗せされる時間が報知されている。
その後、図43(A4)に示すように、タイマ表示が残り5秒であることを示す「05:00」になるタイミングで、タイマ予告表示TM1が拡大して表示され、表示位置も装飾図柄表示装置208の略中央に変更される。なお、この演出例では、「05:00」になると、一旦、カウントダウンが中断されるが、カウントダウンが継続して行われていてもよい。ここで、この演出例では、タイマ表示の残り時間が所定時間であることによりタイマ予告表示TM1が拡大して表示されるのではなく、タイマ表示に時間の上乗せが行われることによりタイマ予告表示TM1が拡大表示されるものである。なお、図43(A4)に示す装飾図柄表示装置208では、拡大表示されたタイマ予告表示TM1がナビキャラクタYMの吹き出しにオーバーラップされているが、ナビキャラクタYMの吹き出しが拡大されたタイマ予告表示TM1にオーバーラップされるようにしてもよい。また、タイマ予告表示TM1が拡大表示される条件が、タイマ表示における時間の上乗せに限定されず、例えば、タイマ表示における時間の短縮や、カウントダウンの停止等の際など、タイマ表示が変化する際にタイマ予告表示TM1が拡大表示するようにしてもよい。
図43(A5)に示すように、拡大表示されたタイマ予告表示TM1では、カウントアップアニメーションの表示が行われ、タイマ表示における時間が上乗せされる演出が行われている。
すると、図43(A6)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「15:00」に更新され、タイマ表示における時間に10秒が上乗せされた様子が示されている。なお、タイマ上乗せ演出が行われている間、カウントダウンの表示が停止してもよいし、カウントダウンの表示が進んでいてもよい。
その後、図43(A7)に示すように、ナビキャラクタYMの吹き出しが消去され、その後、図43(A8)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1が縮小して元のサイズで表示され、表示位置も元の位置に変更される。その後、タイマ表示のカウントダウンが再開される。
図43(B1)〜同図(B7)に示す演出例は、タイマ予告演出において、タイマ表示の時間が上乗せされる際にタイマ予告表示が拡大して表示される様子が示されている。図43(B1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、第一の保留アイコンh11が表示されるとともに、第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、変動アイコンh0及びナビキャラクタYMも表示されている。また、第1装飾図柄では、左図柄に「装飾7」が停止しており、右図柄に「装飾7」が停止している様子が示されている。また、図43(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が行われており、タイマ予告表示TM1ではタイマ表示のカウントダウン表示が完了しており、「00:00」が表示されている。
すると、図43(B2)に示すように、タイマ予告表示TM1が、装飾図柄表示装置208の表示画面の略中央に移動するとともに、タイマ表示に換えて予告への注目を促す旨の「注目」の文字が表示される。なお、表示位置を変更する場合に、タイマ予告表示TM1が移動するアニメーションの表示を行ってもよいし、表示位置を切り換えて表示するようにしてもよい。
その後、図43(B3)に示すように、タイマ予告表示TM1が拡大表示されるととにタイマ表示が再び行われ、タイマ表示として「00:00」が表示される。一方、装飾図柄表示装置208では、中図柄に殿様のキャラクタ表された疑似連図柄が上方から下方に向けて低速で移動する表示が行われている。この疑似連図柄による疑似連演出は、図43(B3)〜同図(B7)まで継続して行われる。
その後、図43(B4)に示すように、拡大表示されたタイマ予告表示TM1では、カウントアップアニメーションの表示が行われ、タイマ表示における時間が上乗せされる演出が行われている。
すると、図43(B5)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「15:00」に更新され、タイマ表示における時間に15秒が上乗せされた様子が示されている。
その後、図43(B6)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1が縮小して元のサイズで表示され、表示位置も元の位置(表示画面の略右側中央)に変更される。タイマ予告表示TM1では、その後、タイマ表示のカウントダウンが再開される。なお、タイマ予告表示TM1を縮小せず、そのままのサイズで表示するようにしてもよい。一方、第1装飾図柄では、中図柄に疑似連図柄が停止され、疑似連が行われることが報知される。
すると、図43(B7)に示すように、殿様のキャラクタと「継続」の文字表示とからなるカットイン表示が行われ、その後、2回目の装飾図柄の変動表示が開始される。なお、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示のカウントダウンが行われており、図43(B7)に示すタイミングでは、タイマ表示は「14:92」となっている。
図44は、タイマ予告演出の他の演出例について段階的に示す図である。
図44では、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、普図表示装置210、第1特図保留ランプ218、第2特図保留ランプ220、普図保留ランプ216及び第4図柄表示装置284aについて、図示を省略している。
図44(A1)〜同図(A8)に示す演出例は、タイマ予告表示の表示態様が変化して予告のランクがアップされる際にタイマ予告表示が拡大して表示される様子が示されている。図44(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、敵役の剣豪が大きく表示され、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展した様子が示されている。また、図44(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留数が1となっており、第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、変動アイコンh0も表示されている。なお、保留アイコンh11やナビキャラクタYMは、フレームアウトしており非表示とされている。また、図44(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が行われており、タイマ予告表示TM1では「20:35」が表示され、タイマ表示のカウントダウンが行われている。
続く図44(A2)に示す装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様の敵役の剣豪との決闘シーンのアニメーションの表示が開始されている。また、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、図44(A2)に示すタイミングでは「18:19」が表示されている。
図44(A3)は、決闘シーンのアニメーション表示が継続している様子が示されている。また、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、図44(A3)に示すタイミングでは「15:47」が表示されている。
その後、図44(A4)に示すように、タイマ表示が残り15秒であることを示す「15:00」になるタイミングで、タイマ予告表示TM1が拡大して表示されるとともに、タイマ予告表示TM1の枠の色が白色から赤色に変更され、さらに大当りの信頼度が高くなったことを示す「LvUP」が付記される。そして、タイマ予告表示TM1の表示位置も装飾図柄表示装置208の略中央に変更される。すなわち、タイマ予告表示TM1がランクアップしたことが示されている。なお、タイマ表示のカウントダウンは継続して行われるが、拡大表示がされている間はカウントダウンが一時中断されてもよい。ここで、この演出例では、タイマ表示の残り時間が所定時間であることによりタイマ予告表示TM1が拡大して表示されるのではなく、タイマ予告表示TM1の表示態様が大当りの信頼度の高い表示態様に変更されることによりタイマ予告表示TM1が拡大表示されるものである。
その後、図44(A5)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1が縮小して元のサイズで表示され、表示位置も元の位置(表示画面の略右側中央)に変更される。このとき、タイマ予告表示TM1の枠の色は赤色のままであるが、「LvUP」の表示は消去されている。なお、タイマ予告表示TM1を縮小せず、そのままのサイズで表示するようにしてもよい。
図44(A6)に示すように、タイマ予告表示TM1における表示が「00:00」となり、カウントダウンが完了すると、図44(A7)に示すように、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示に換えて予告への注目を促す旨の「注目」の文字が表示される。
すると、図44(A7)に示すように、装飾図柄表示装置208では、決闘シーンのアニメーション表示が大当りの信頼度が高いことを示すカットイン表示に切り換えられている様子が示されている。このカットイン表示では、姫のキャラクタとともに、大当りの信頼度が高いことを示唆する「突アツ」の文字が表示されている。さらに、図44(A7)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1がランクアップしたことを受けて、「期待大」の文字表示が付記されている。これにより、「期待大」の文字表示が付記されていないカットイン表示が表示された場合よりも大当りとなりやすくなっている。なお、「期待大」の文字表示は、タイマ予告表示TM1がランクアップした場合に必ず表示されてもよいし、表示されない場合があってもよい。また「期待大」の文字表示は、タイマ予告表示TM1がランプアップしたことを条件として表示されるものであってもよいし、タイマ予告表示TM1がランクアップしなくても表示される場合があってもよい。この演出例では、「期待大」の文字表示は、タイマ予告表示TM1がランクアップした場合の方が、ランクアップしない場合よりも表示されやすくなっている。また、図44(A7)に示される装飾図柄表示装置208では、変動アイコンh0の表示も変化して予告表示が行われている。この変動アイコンh0の表示の変化は、タイマ予告演出でカウントダウンが完了した結果行われるものであってもよいし、タイマ予告演出とは関係なく行われるものであってもよい。すなわち、タイマ予告表示TM1がランクアップした場合には、タイマ予告演出によって行われる予告とは別の予告が行われるようにしてもよい。
このように、この演出例では、タイマ予告表示TM1のランクアップが、タイマ予告演出でカウントダウンが完了した結果行われる予告が昇格していることを示すための報知であってもよいし、タイマ予告表示TM1のランクアップ自体がチャンスアップの予告として機能するようにしてもよい。また、タイマ予告表示TM1がランクアップすることで、事前に大当りの信頼度の高い予告が表示される期待度が高くなったことを報知するものであってもよい。
また、この演出例において、タイマ予告表示TM1のランクアップが、タイマ予告演出でカウントダウンが完了した結果行われる予告が昇格する可能性があることを示唆するものであるが、例えば、第1装飾図柄におけるリーチの図柄が昇格する可能性があることを示唆するものであってもよい。具体的には、例えば、確変大当りが確定しない「装飾2」でリーチとなってリーチ演出が行われている際に、タイマ予告表示TM1がランクアップすることで、大当りとなった場合は確変大当りが確定し、しかも大当りとなりやすい「装飾7」のリーチに変化する場合があるようにしてもよい。
図44(B1)〜同図(B7)に示す演出例は、タイマ予告演出が行われているときにチャンスアップメータを用いた演出が開始される様子を示している。図44(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、敵役の剣豪が大きく表示され、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展した様子が示されている。また、図44(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留数が1となっており、第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、変動アイコンh0も表示されている。なお、保留アイコンh11やナビキャラクタYMは、フレームアウトしており非表示とされている。また、図44(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が行われており、タイマ予告表示TM1では「20:35」が表示され、タイマ表示のカウントダウンが行われている。
続く図44(B2)に示す装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様と敵役の剣豪との決闘シーンのアニメーションの表示が開始している。また、図44(B2)に示す装飾図柄表示装置208では、表示画面の左下隅部にチャンスアップメータCMTが表示されている。図44(B2)に示すチャンスアップメータCMTでは、開始地点SPと最終地点GPの他、第1チェックポイントCP1、第2チェックポイントCP2及び第3チェックポイントCP3が配置されている。また、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、図44(B2)に示すタイミングでは「18:19」が表示されている。
図44(B3)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニのキャラクタSBHが開始地点SPからの移動を開始している様子が示されている。また、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、図44(B3)に示すタイミングでは「15:47」が表示されている。
その後、図44(B4)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニのキャラクタSBHが第1チェックポイントCP1に到達するタイミングで、ボゥイのキャラクタBOYが表示画面の右側から出現し、左側に向かって移動する様子が示されている。すなわち、ボゥイのキャラクタBOYの出現によるチャンスアップの予告が行われている様子が示されている。一方、図44(B4)に示すように、ボゥイのキャラクタBOYが登場するときに、タイマ予告表示TM1が縮小表示され、ボゥイのキャラクタBOYを目立たせるようにしている。すなわち、タイマ予告表示TM1を縮小表示することで、ボゥイのキャラクタBOYの表示を邪魔しないようにすることができる場合があり、また、ボゥイのキャラクタBOYによるチャンスアップの予告が行われていることを容易に認識することができる場合がある。なお、タイマ予告表示TM1は、縮小表示されてもタイマ表示のカウントダウンは継続しており、図44(B4)に示すタイミングでは「15:35」が表示されている。なお、縮小表示されている間、タイマ表示のカウントダウンを中断するようにしてもよい。その後、図44(B4)〜同図(B6)に示すように、ボゥイのキャラクタBOYによるチャンスアップの予告が終了するまで、タイマ予告表示TM1の縮小表示が維持される。
そして、図44(B7)に示すように、ボゥイのキャラクタBOYによるチャンスアップの予告が終了すると、タイマ予告表示TM1が拡大して元のサイズで表示される。
この演出例では、チャンスアップの予告が行われている間、タイマ予告表示TM1を縮小表示することで、チャンスアップの予告が行われていることを報知するようにしたが、タイマ予告表示TM1の表示態様を変化させることにより、その目的を達成することができる場合がある。例えば、タイマ予告表示TM1の縮小表示の他、タイマ予告表示TM1の拡大表示や、タイマ予告表示TM1の枠あるいはタイマ表示自体の色の変化や、タイマ予告表示TM1の表示位置の変化や、タイマ予告表示TM1の形状の変化等によってタイマ予告表示TM1の表示態様の変化を行うようにしてもよい。
図45は、タイマ予告演出の他の演出例について段階的に示す図である。
図45では、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、普図表示装置210、第1特図保留ランプ218、第2特図保留ランプ220、普図保留ランプ216及び第4図柄表示装置284aについて、図示を省略している。
図45(A1)〜同図(A3)に示す演出例は、スーパーリーチに移行する際に表示されていたタイマ予告表示の表示位置を変更する様子が示されている。図45(A1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、変動アイコンh0も表示されている。なお、保留アイコンh11やナビキャラクタYMは、フレームアウトしており非表示とされている。また、図45(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチに移行している様子が示されている。具体的には、左図柄と右図柄がそれぞれ左上隅部と右上隅部に移動し、これからスーパーリーチに移行することが示唆されている。また、図45(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が行われており、タイマ予告表示TM1では「21:37」が表示され、タイマ表示のカウントダウンが行われている。
図45(A2)に示す装飾図柄表示装置208では、敵役の剣豪が大きく表示されたスーパーリーチのタイトルが表示され、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展した様子が示されている。また、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、図45(A2)に示すタイミングでは「20:35」が表示されている。
続く図45(A3)に示す装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様と敵役の剣豪との決闘シーンのアニメーションが表示されている。タイマ予告表示TM1は、決闘シーンのアニメーション表示が開始されると、その表示位置を変更する。具体的には、表示画面の右端中央部分に表示されていたタイマ予告表示TM1を、表示画面の右下隅部に変更する。なお、表示位置を変更する場合に、タイマ予告表示TM1が移動するアニメーションの表示を行ってもよいし、表示位置を切り換えて表示するようにしてもよい。また、タイマ予告表示TM1の表示位置を変更した際に、例えば、図45(A3´)に示すように、タイマ予告表示TM1を縮小表示し、スーパーリーチの演出を目立たせるようにしてもよい。
なお、この演出例では、決闘シーンのアニメーション表示が開始するタイミングでタイマ予告表示TM1の表示位置を移動させるようにしたが、図45(A1)に示されるスーパーリーチに移行する演出が行われるときにタイマ予告表示TM1の表示位置を変更するようにしてもよいし、図45(A2)に示されるスーパーリーチのタイトルの表示が行われるときにタイマ予告表示TM1の表示位置を変更するようにしてもよい。また、タイマ予告表示TM1は、特定のタイミング(例えば、3秒前や0になるタイミング、タイマ予告表示TM1のチャンスアップ等)で元の位置に再度移動するように構成されていてもよいし、そのままの位置で表示されてもよい。また、タイマ予告表示TM1を縮小表示している場合も、特定のタイミング(例えば、3秒前や0になったタイミング、タイマ予告表示TM1のチャンスアップ等)で拡大表示(例えば、最初に表示された大きさの表示や、最初に表示された大きさよりも大きい表示)されるようにしてもよい。
図45(B1)〜同図(B7)に示す演出例は、演出可動体が動作する際に表示されていたタイマ予告表示の表示位置を変更する様子が示されている。図45(B1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、変動アイコンh0も表示されている。なお、保留アイコンh11やナビキャラクタYMは、フレームアウトしており非表示とされている。また、図45(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチに移行している様子が示されている。具体的には、左図柄と右図柄がそれぞれ左上隅部と右上隅部に移動し、これからスーパーリーチに移行することが示唆されている。また、図45(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が行われており、タイマ予告表示TM1では「27:37」が表示され、タイマ表示のカウントダウンが行われている。
図45(B2)では、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdが動作し、それぞれ装飾図柄表示装置208の前面側でオーバーラップしている様子が示されている。また、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、図45(B2)に示すタイミングでは「25:34」が表示されている。ここで、タイマ予告表示TM1は、第2大盤振舞役物224Gbと第4大盤振舞役物224Gdとによって少なくとも一部がオーバーラップされており、オーバーラップされていない状態である場合よりもタイマ予告表示TM1が視認困難とされている。
すると、図45(B3)に示すように、タイマ予告表示TM1は、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdにオーバーラップされない位置に表示位置を変更する。具体的には、表示画面の右端中央部分に表示されていたタイマ予告表示TM1を、表示画面の中央上端部に変更する。なお、表示位置を変更する場合に、タイマ予告表示TM1が移動するアニメーションの表示を行ってもよいし、表示位置を切り換えて表示するようにしてもよい。また、タイマ予告表示TM1の表示位置を変更した際に、タイマ予告表示TM1を縮小表示してもよい。なお、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdが動作しない場合は、表示位置を変更しなくてもよいが、表示位置を変更してもよい。
その後、図45(B4)に示すように、導光板ILの発光が行われ、導光板IL上に所定のエフェクト画像を模した模様が視認に容易な態様で現される。このとき、導光板ILが発光されることにより現れるエフェクト画像がタイマ予告表示TM1にオーバーラップされるが、これによるタイマ予告表示TM1の表示位置の変更は行わない。なお、導光板ILの発光の際に、タイマ予告表示TM1の表示位置の変更を行うようにしてもよい。
その後、図45(B5)に示すように、導光板ILの発光が終了した後、図45(B6)に示すように、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdがそれぞれ初期位置に戻る。
すると、図45(B7)に示すように、タイマ予告表示TM1の表示位置が元の位置(表示画面の右端中央部分)に変更される。タイマ予告表示TM1では、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、図45(B7)に示すタイミングでは「21:37」が表示されている。なお、タイマ予告表示TM1が元の位置に移動するタイミングと、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdが初期位置に戻る動作を開始するタイミングとが同じであってもよいし、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdが初期位置に戻る動作を開始した後で、タイマ予告表示TM1が元の位置に移動するようにしてもよいし、タイマ予告表示TM1が元の位置に移動を開始した後で、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdが初期位置に戻る動作を開始してもよい。
図45(C1)〜同図(C5)に示す演出例は、タイマ予告表示と装飾図柄の位置関係が変更する様子が示されている。図45(C1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、第一の保留アイコンh11が表示されるとともに、第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、変動アイコンh0及びナビキャラクタYMも表示されている。また、図45(C1)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始されており、タイマ予告表示TM1では「29:69」が表示され、タイマ表示のカウントダウンが行われている。また、このタイマ予告表示TM1は、第1装飾図柄にオーバーラップしており、オーバーラップしていない状態である場合よりも、第1装飾図柄が視認困難とされている。
図45(C2)に示す装飾図柄表示装置208では、左図柄と右図柄にそれぞれ「装飾7」が停止し、リーチ状態となった様子が示されている。また、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、図45(C2)に示すタイミングでは「22:04」が表示されている。このときも、タイマ予告表示TM1は、第1装飾図柄にオーバーラップしている。
図45(C3)に示す装飾図柄表示装置208では、リーチ演出が開始され、第1装飾図柄の左図柄と右図柄がそれぞれ左右上方に移動表示され、また、変動アイコンh0は表示されているが、ナビキャラクタYM及び保留アイコンh11がフレームアウトして非表示とされている。また、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、図45(C3)に示すタイミングでは「21:37」が表示されている。なお、このとき、タイマ予告表示TM1は、第1装飾図柄の背面側に配置され、タイマ予告表示TM1は、第1装飾図柄の右図柄にオーバーラップされている。なお、タイマ予告表示TM1が第1装飾図柄にオーバーラップするようにしてもよい。
図45(C4)に示す装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展した様子が示されている。図45(C4)に示す装飾図柄表示装置208では、敵役の剣豪の画像が大きく表示されたスーパーリーチのタイトルが表示されている。また、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、図45(C4)に示すタイミングでは「20:35」が表示されている。このときも、タイマ予告表示TM1は、第1装飾図柄にオーバーラップされている。
続く図45(C5)に示す装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様と敵役の剣豪との決闘シーンのアニメーションの表示が行われている。また、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、図45(C5)に示すタイミングでは「18:19」が表示されている。このときも、タイマ予告表示TM1は、第1装飾図柄にオーバーラップされている。また、表示画面の左下隅部では、上述したチャンスアップメータCMTが表示されており、チャンスアップメータを用いた演出が行われている。
図46は、タイマ予告演出の他の演出例について段階的に示す図である。
図46では、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、普図表示装置210、第1特図保留ランプ218、第2特図保留ランプ220、普図保留ランプ216及び第4図柄表示装置284aについて、図示を省略している。
図46(A1)〜同図(A10)に示す演出例は、遊技者の操作によりタイマ予告表示の表示位置を変更する様子が示されている。図46(A1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、変動アイコンh0も表示されている。なお、保留アイコンh11やナビキャラクタYMは、フレームアウトしており非表示とされている。また、図46(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチに移行している様子が示されている。具体的には、左図柄と右図柄がそれぞれ左上隅部と右上隅部に移動し、これからスーパーリーチに移行することが示唆されている。また、図46(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が行われており、タイマ予告表示TM1では「21:37」が表示され、タイマ表示のカウントダウンが行われている。
図46(A2)に示す装飾図柄表示装置208では、敵役の剣豪が大きく表示されたスーパーリーチのタイトルが表示され、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展した様子が示されている。また、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、図46(A2)に示すタイミングでは「20:35」が表示されている。
続く図46(A3)に示す装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様の敵役の剣豪との決闘シーンのアニメーションの表示が開始されている。また、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、図46(A3)に示すタイミングでは「18:19」が表示されている。また、装飾図柄表示装置208の表示画面の右下隅部には、操作キーユニット137の下キーのアイコンとともに「タイマを縮小」の文字が表示されたガイド表示が行われており、遊技者が下キーを操作することでタイマ予告表示TM1を縮小表示することができる旨が報知されている。なお、この演出例では、決闘シーンのアニメーション表示が開始されるとガイド表示が表示されるようにしたが、タイマ予告演出が開始されたときから表示されてもよいし、リーチ状態となったときに表示されてもよい。
その後、図46(A4)に示すタイミングで操作キーユニット137の下キーが操作されると、図46(A5)に示すように、タイマ予告表示TM1は、縮小表示されるとともに、その表示位置を変更する。具体的には、表示画面の右端中央部分に表示されていたタイマ予告表示TM1を、ガイド表示の上方に変更する。このとき、タイマ予告表示TM1は縮小表示される。なお、表示位置を変更する場合に、タイマ予告表示TM1が縮小しながら移動するアニメーションの表示を行ってもよいし、表示位置を切り換えて表示するようにしてもよい。また、タイマ予告表示TM1の表示位置が変更されてから縮小表示してもよいし、縮小表示してから表示位置が変更されてもよい。また、操作キーユニット137の下キーが操作されると、タイマ予告表示TM1が非表示とされるようにしてもよい。また、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、図46(A5)に示すタイミングでは「18:00」が表示されている。また、図46(A5)に示すガイド表示では、操作キーユニット137の上キーのアイコンとともに「タイマを拡大」の文字が表示され、遊技者が上キーを操作することでタイマ予告表示TM1を拡大して元のサイズで表示され、また、表示位置も元の位置に戻る旨が報知されている。
その後、図46(A6)に示すタイミングで操作キーユニット137の上キーが操作されると、図46(A7)に示すように、タイマ予告表示TM1は、拡大表示されて元のサイズに戻るとともに、その表示位置も元の位置に戻る。また、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、図46(A7)に示すタイミングでは「17:81」が表示されている。また、図46(A7)に示すガイド表示では、操作キーユニット137の下キーのアイコンとともに「タイマを縮小」の文字が表示されたガイド表示が行われており、遊技者が下キーを操作することでタイマ予告表示TM1を縮小表示することができる旨が報知されている。なお、この演出例において、図46(A3)に示されるように、タイマ予告表示TM1がデフォルトの表示サイズでデフォルトの表示位置であるときに、操作キーユニット137の上キーが操作されると、タイマ予告表示TM1がさらに拡大して表示されるようにしてもよい。
図46(A8)に示す装飾図柄表示装置208では、決闘シーンのアニメーション表示が継続している様子が示されている。また、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、図46(A8)に示すタイミングでは「03:01」が表示されている。
そして、図46(A9)に示すように、タイマ表示が残り3秒であることを示す「03:00」となった場合には、表示画面の右下に表示されていたガイド表示が消去され、タイマ予告表示TM1の表示位置(表示サイズ)の変更ができなくなったことが示されている。なお、タイマ予告表示TM1の表示位置及び表示サイズの変更を引き続き可能としてもよい。また、タイマ表示が「03:00」となったときにタイマ予告表示TM1の表示位置が変更され、縮小表示されている場合には、このタイミングで、デフォルトの表示サイズでデフォルトの表示位置に戻るようにしてもよいし、変更された表示位置で縮小表示されたままであってもよい。
図46(A10)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「00:00」となり、カウントダウンが完了する様子が示されている。
図46(B1)〜同図(B9)に示す演出例は、タイマ予告演出の実行中にタイマ予告表示が分割して表示される様子が示されている。図46(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、敵役の剣豪が大きく表示されたスーパーリーチのタイトルが表示され、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展した様子が示されている。また、図46(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留数が1となっており、第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、変動アイコンh0も表示されている。なお、保留アイコンh11やナビキャラクタYMは、フレームアウトしており非表示とされている。また、図46(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が行われており、タイマ予告表示TM1では「20:35」が表示され、タイマ表示のカウントダウンが行われている。
続く図46(B2)に示す装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様の敵役の剣豪との決闘シーンのアニメーションの表示が開始されている。また、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、図46(B2)に示すタイミングでは「18:19」が表示されている。
図46(B3)は、決闘シーンのアニメーション表示が継続している様子が示されている。また、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、図46(B3)に示すタイミングでは「15:47」が表示されている。
その後、図46(B4)に示すように、タイマ表示が残り15秒であることを示す「15:00」になるタイミングで、タイマ予告表示TM1の周囲にエフェクト画像が表示され、その後、図46(B5)に示すように、タイマ予告表示が2つに分割する。ここで、2つのタイマ予告表示のうちの左側に表示されたタイマ予告表示を左側タイマ予告表示TM1Lといい、右側に表示されたタイマ予告表示を右側タイマ予告表示TM2Rという場合がある。これらのタイマ予告表示TM1L,TM1Rにおけるタイマ表示はそれぞれ同じ時間を示しており、図46(B5)に示すタイミングでは、それぞれ「13:56」を示している。この演出例では、タイマ予告表示が2つに分割することにより、大当りの信頼度が高くなったことを示唆している。なお、タイマ予告表示が分割する数は、2つに限らず3つ以上であってもよく、分割する数が多いほど、大当りの信頼度が高くなるようにしてもよい。また、これらのタイマ予告表示TM1L,TM1Rは、枠の色が赤色に変化しているが、枠の色が変化しなくてもよく、枠の色が赤色に変化した場合の方が、枠の色が変化しない場合よりも大当りとなりやすいようにしてもよい。また、これらのタイマ予告表示TM1L,TM1Rのうちのいずれか一方の枠の色だけ赤色に変化してもよい。
その後、図46(B6)に示すように、タイマ予告表示TM1L,TM1Rにおけるタイマ表示が「00:00」となると、図46(B7)に示すように、タイマ予告表示TM1L,TM1Rでは、タイマ表示に換えて予告への注目を促す旨の「注目」の文字が表示される。すると、図46(B8)に示すように、装飾図柄表示装置208では、姫のキャラクタが「リーチを書き換えるよ」と喋っている様子を示すカットインの表示が行われている様子が示されている。このカットインの表示は、2つのタイマ予告表示TM1L,TM1Rのうちの一方のタイマ予告表示(例えば、左側タイマ予告表示TM1L)におけるタイマ表示のカウントダウンが完了したことにより行われる演出で、大当りの信頼性のより高いリーチ演出に昇格するすることを報知するものである。なお、2つのタイマ予告表示TM1L,TM1Rのうちの両方のタイマ予告表示におけるタイマ表示のカウントダウンが完了したことにより行われる演出であってもよい。
その後、図46(B9)に示す装飾図柄表示装置208では、SP剣豪リーチに発展した様子が示されている。SP剣豪リーチは、剣豪リーチが発展して移行するリーチであり、剣豪リーチからSP剣豪リーチに発展しない場合よりも大当りとなりやすいリーチ演出である。SP剣豪リーチでは、図46(B9)に示すように、主人公の殿様と敵役の剣豪が対峙する点では、発展前の剣豪リーチと同じであるが、主人公の殿様の助っ人としてパンダを従えている点と、背景に満月が表れている点で異なっている。さらに、図46(B9)に示す装飾図柄表示装置208では、3匹のコパンダのキャラクタによって構成されるコパンダ応援団KPDが応援している様子を示す予告表示が行われており、SP剣豪リーチの大当りに対する信頼度が飛躍的に高くなっていることを報知している。このコパンダ応援団KPDは、2つのタイマ予告表示TM1L,TM1Rのうちの他方のタイマ予告表示(例えば、右側タイマ予告表示TM1R)におけるタイマ表示のカウントダウンが完了したことにより表示される予告キャラクタである。
この演出例では、2つのタイマ予告表示のそれぞれに対応してチャンスアップの予告やリーチ演出の発展を行っているが、2つのタイマ予告表示に対応して1つの演出(リーチ演出の発展)を行い、その発展したリーチ演出の中でもチャンスアップの演出が行われているということもできる。
図47は、タイマ予告演出の他の演出例について段階的に示す図である。
図47では、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、普図表示装置210、第1特図保留ランプ218、第2特図保留ランプ220、普図保留ランプ216及び第4図柄表示装置284aについて、図示を省略している。
図47(A1)〜同図(A5)に示す演出例は、複数の装飾図柄表示装置を用いたタイマ予告演出について示している。ここで、図47(A1)〜同図(A5)に示す演出例では、図14(b)に示す演出装置206を適用し、さらに、第1装飾図柄表示装置208Lの外周が装飾部材に重なっておらず、当該領域に表示される画像についても視認可能に構成されている。このとき、第1装飾図柄表示装置208Lの左右両側が、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nによって一部がオーバーラップされている。なお、家紋役物224E及び千両箱役物224Hについては、説明を容易にするために図示を省略している。
図47(A1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展し、主人公の殿様と敵役の剣豪との決闘シーンのアニメーションが行われている様子が示されている。また、図47(A1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、特図1の保留数が1となっており、第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、変動アイコンh0も表示されている。なお、保留アイコンh11やナビキャラクタYMは、フレームアウトしており非表示とされている。また、第3装飾図柄表示装置208Nでは、タイマ予告演出が行われており、タイマ表示として「15:47」が表示され、タイマ表示のカウントダウンが行われている。
図47(A2)に示す第1装飾図柄表示装置208では、決闘シーンのアニメーションが継続して行われている。また、第3装飾図柄表示装置208Nでは、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、図47(A2)に示すタイミングでは「15:00」が表示されている。
その後、図47(A3)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lにおける第2装飾図柄表示装置208Mの近傍の表示領域と、第3装飾図柄表示装置208Nの近傍の表示領域に所定のエフェクト画像が表示され、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nが動作することを示唆している。また、第3装飾図柄表示装置208Nでは、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、図47(A3)に示すタイミングでは「14:50」が表示されている。
すると、図47(A4)に示すように、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nが第1装飾図柄表示装置208Lの表示画面に沿って左右に往復動する様子が示されている。このとき、第3装飾図柄表示装置208Nにおいて表示されていたタイマ表示が第2装飾図柄表示装置208Mにも表示される。すなわち、タイマ予告表示が2つに分割する様子が示されている。なお、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nの動作が完了した後で、第2装飾図柄表示装置208Mにタイマ表示が表示されるようにしてもよい。第2装飾図柄表示装置208Mに表示されたタイマ表示と第3装飾図柄表示装置208Nに表示されたタイマ表示はそれぞれ同じ時間を示しており、図47(A4)に示すタイミングでは、それぞれ「13:56」を示している。なお、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nの動作中もタイマ表示のカウントダウンは継続しているが、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nの動作中は、タイマ表示のカウントダウンが中断するようにしてもよい。この演出例では、タイマ予告表示が2つに分割することにより、大当りの信頼度が高くなったことを示唆している。なお、タイマ予告表示が分割する数は、2つに限らず3つ以上であってもよく、分割する数が多いほど、大当りの信頼度が高くなるようにしてもよい。例えば、第2装飾図柄表示装置208Mの他、第1装飾図柄表示装置208Lでもタイマ表示が行われるようにしてもよい。
その後、図47(A5)に示すように、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nは、それぞれ初期位置に戻る。また、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nでは、それぞれタイマ表示のカウントダウンが継続しており、図47(A5)に示すタイミングでは「12:19」が表示されている。
図47(B1)〜同図(B5)に示す演出例は、複数の装飾図柄表示装置を用いたタイマ予告演出について示している。ここで、図47(B1)〜同図(B5)に示す演出例では、装飾図柄表示装置208の他に、ミニ表示装置208Pが設けられている。ミニ表示装置208Pは、例えば、遊技盤200や前面枠扉106(図1参照)等の適宜の位置に設けられている。この演出例では、例えば、フルカラーLEDがマトリクス状に配置されたドットマトリクス型の表示装置を採用したが、LCDやELや7セグやランプやドラム等他の表示装置であってもよい。ミニ表示装置208Pは、シャッタ部材が設けられており、シャッタ部材を駆動することによりミニ表示装置208Pを視認容易状態と視認困難状態とに変更することができる。
図47(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展し、主人公の殿様と敵役の剣豪との決闘シーンのアニメーションが行われている様子が示されている。また、図47(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留数が1となっており、第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、変動アイコンh0も表示されている。なお、保留アイコンh11やナビキャラクタYMは、フレームアウトしており非表示とされている。また、図47(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が行われており、タイマ予告表示TM1では「18:19」が表示され、タイマ表示のカウントダウンが行われている。また、ミニ表示装置208Pでもタイマ予告演出が行われており、タイマ表示として「6:19」が表示され、タイマ表示のカウントダウンが行われている。すなわち、この演出例では、2つのタイマ予告演出が並行して行われている様子が示されており、装飾図柄表示装置208におけるタイマ予告表示TM1によるタイマ予告演出においてタイマ表示が「0」となった場合にチャンスアップの予告等の演出が行われる場合があり、また、ミニ表示装置208Pにおけるタイマ予告演出においてタイマ表示が「0」となった場合にもチャンスアップの予告等の演出が行われる場合がある。
その後、図47(B2)に示すように、装飾図柄表示装置208に表示されたタイマ予告表示TM1のタイマ表示が残り15秒であることを示す「15:00」になるタイミングで、タイマ予告表示TM1の周囲にエフェクト画像が表示され、カウントダウンが中断される。一方、ミニ表示装置208Pでもタイマ表示が残り3秒であることを示す「3:00」になるタイミングでカウントダウンが中断される。
すると、図47(B3)に示すように、ミニ表示装置208Pでは、タイマ表示に換えて、ミニ表示装置208Pにおいて示されたタイマ表示の時間が、装飾図柄表示装置208に表示されたタイマ予告表示TM1のタイマ表示に上乗せされることを示す「UP」の文字が表示される。
すると、図47(B4)に示すように、装飾図柄表示装置208に表示されたタイマ予告表示TM1のタイマ表示に3秒の時間が上乗せされて「18:00」に更新される。
その後、図47(B5)に示すように、装飾図柄表示装置208におけるタイマ予告表示TM1では、タイマ表示のカウントダウンが再開される。なお、図47(B5)に示すタイミングでは、タイマ表示は「17:99」となっている。一方、ミニ表示装置208Pでは、シャッタ部材により表示画面が視認困難とされる。なお、この演出例では、装飾図柄表示装置208におけるタイマ予告表示TMのタイマ表示に時間の上乗せが行われた場合には、ミニ表示装置208Pにおけるタイマ演出は終了するようにしたが、装飾図柄表示装置208におけるタイマ予告表示TMのタイマ表示に時間の上乗せが行われた場合でも、ミニ表示装置208Pにおけるタイマ演出が終了しないで、その後、タイマ表示のカウントダウンが行われるようにしてもよい。
図48は、タイマ予告演出の他の演出例について段階的に示す図である。
図48では、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、普図表示装置210、第1特図保留ランプ218、第2特図保留ランプ220、普図保留ランプ216及び第4図柄表示装置284aについて、図示を省略している。
図48(A1)〜同図(A10)に示す演出例は、タイマ予告演出が開始する前に、タイマ予告演出が開始されることを準備中である旨の表示を行うことで報知する様子について示している。図48(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、図48(A1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が3となっており、第一の保留アイコンh11〜第三の保留アイコンh13が表示されるとともに、第2保留数表示では、特図1の保留数が3であることを示す「3」が表示されている。また、変動アイコンh0及びナビキャラクタYMも表示されている。
図48(A2)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告準備演出が開始している様子が示されている。具体的には、表示画面の右側からタイマ予告表示TM1がフレームインすることにより、タイマ予告準備演出が開始される。タイマ予告準備演出は、タイマ予告演出が開始するまでの間、準備中である旨の表示を行い、遊技者に期待感を持たせるようにしたものである。図48(A2)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TM1には、何も表示されていない。なお、例えば、後述する「STANDBY」の表示が行われていてもよい。
その後、図48(A3)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1のフレームインが完了した様子が示されている。タイマ予告表示TM1のフレームインが完了すると、タイマ予告表示TM1には、タイマ予告演出の準備中である旨を示す「STANDBY」が表示され、その旨を報知している。すなわち、この演出例では、保留内でタイマ予告演出が行われることを予告する先読み予告の一態様として行われる演出である。また、「STANDBY」が表示されたタイマ予告表示TM1は、準備中表示として機能している。なお、変動中の図柄表示においてタイマ予告演出が行われることを予告する当該変動予告であってもよい。
すると、図48(A4)に示すように、「STANDBY」の文字が表示されたタイマ予告表示TM1は、その表示位置を第2保留表示部の下方の位置に変更する。このとき、タイマ予告表示TM1は、縮小表示され、ミニサイズの表示サイズとなる。なお、表示位置を変更する場合に、タイマ予告表示TM1が縮小しながら移動するアニメーションの表示を行ってもよいし、表示位置を切り換えて表示するようにしてもよい。また、タイマ予告表示TM1の表示位置が変更されてから縮小表示してもよいし、縮小表示してから表示位置が変更されてもよい。また、タイマ予告表示TM1を縮小表示しなくてもよいし、表示位置を変更しなくてもよい。
その後、図48(A5)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾3−装飾9−装飾1」のハズレの装飾図柄の組合せで停止表示されている様子が示されている。なお、このとき、「STANDBY」の文字が表示されたタイマ予告表示TM1は継続して表示されている。
続いて、図48(A6)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の最先の保留に基づいて装飾図柄の変動表示が開始している。タイマ予告表示TM1は、依然として第2保留表示部の下方での表示が維持されている。このように、タイマ予告準備演出は、複数の図柄変動表示に跨って行う場合がある演出であるということができる。
その後、図48(A7)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾4−装飾1−装飾7」のハズレの装飾図柄の組合せで停止表示されている様子が示されている。なお、このときも、「STANDBY」の文字が表示されたタイマ予告表示TM1が継続して表示されている。
続いて、図48(A8)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の最先の保留に基づいて装飾図柄の変動表示が開始している。タイマ予告表示TM1は、依然として第2保留表示部の下方での表示が維持されている。なお、今回の図柄変動表示は、先読みの対象となっていた保留に対応するものとなっている。
その後、図48(A9)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1が拡大表示されて元のサイズに戻るとともに、その表示位置も元の位置に戻り、「STANDBY」の表示からタイマ表示として「10:00」の表示に切り替わる様子が示されている。これにより、タイマ予告演出が開始されたことが報知される。なお、タイマ予告表示TM1の表示位置を変更する場合に、タイマ予告表示TM1が拡大しながら移動するアニメーションの表示を行ってもよいし、表示位置を切り換えて表示するようにしてもよい。また、タイマ予告表示TM1の表示位置が変更されてから拡大表示してもよいし、拡大表示してから表示位置が変更されてもよい。また、タイマ予告表示TM1の表示がタイマ表示に切り替わった後で、タイマ予告表示TM1の表示位置が変更されてもよいし、タイマ予告表示TM1の表示位置が変更された後で、タイマ予告表示TM1の表示がタイマ表示に切り替わるようにしてもよい。また、タイマ予告表示TM1の表示がタイマ表示に切り替わるタイミングと、タイマ予告表示TM1の表示位置の変更のタイミングとが同じであってもよい。
その後、図48(A10)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンが開始している様子が示されている。
なお、その後、例えば、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が特定の時間の表示(例えば、「03:00」)となった場合や、表示態様が変化する場合に、タイマ予告表示TM1の表示サイズを小サイズから大サイズに変更するようにしてもよい。
なお、この演出例では、タイマ予告表示TM1の表示位置を変更した後でタイマ表示のカウントダウンを開始するようにしたが、タイマ予告表示TM1において「STANDBY」の表示からタイマ表示に切り換わり、タイマ表示のカウントダウンを開始した後で、タイマ予告表示TM1の表示位置を変更するようにしてもよい。
図48(B1)〜同図(B8)に示す演出例は、先読み予告として機能する時計の予告アイコンMI1を複数ストックし、ストックされた時計の予告アイコンMI1の数だけタイマ予告演出が行われる様子について示している。図48(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、図48(A1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が3となっており、第一の保留アイコンh11〜第三の保留アイコンh13が表示されるとともに、第2保留数表示では、特図1の保留数が3であることを示す「3」が表示されている。また、変動アイコンh0及びナビキャラクタYMも表示されている。
図48(B2)に示す装飾図柄表示装置208では、左図柄に「装飾3」が停止表示する様子が示されている。この「装飾3」には、時計の予告アイコンMI1が付加されており、1つの時計の予告アイコンMI1がストックされることを示している。なお、2以上の時計の予告アイコンMI1が一度にストックされることがあってもよい。
図48(B3)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾3−装飾9−装飾1」のハズレの装飾図柄の組合せで停止表示している様子が示されている。また、第2装飾図柄の下方には、時計の予告アイコンMI1のストックされている数を示す、タイマ予告ストック表示領域TMstが表示されている。タイマ予告ストック表示領域TMstでは、1つの時計の予告アイコンMI1がストックされていることを示す「タイマ予告ストック×1」の表示が行われている。これにより、保留内にタイマ予告演出が少なくとも1回行われることが報知されている。なお、時計の予告アイコンMI1のストック数だけタイマ予告演出におけるタイマ表示に対する時間の上乗せが行われるようにしてもよい。また、時計の予告アイコンMI1のストック数に応じて、タイマ予告演出が開始されたときにおけるタイマ表示に表示する残り時間が決定されるようにしてもよい。タイマ予告ストック表示領域TMstでは、時計の予告アイコンMI1が出現する毎にストック数が加算されるようになっている。この演出例において、タイマ予告ストック表示領域TMstにおいてタイマ予告のストック数が表示された表示が、準備中表示として機能しているということができる。
図48(B4)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、ナビキャラクタYMによるナビキャラ予告も行われている様子が示されている。このナビキャラ予告では、ナビキャラクタYMの近傍に時計のアイコンとともに「get」の文字が表示された吹き出しが表示されることにより行われる。この演出例におけるナビキャラ予告は、保留内でタイマ予告演出が行われることの先読み予告として機能している。このように、1回の図柄変動表示でストックされる時計の予告アイコンMI1は、1つに限らず、2以上であってもよい。また、時計の予告アイコンMI1がストックされるときに行われる演出の態様も複数種類あってもよい。また、時計の予告アイコンMI1がストックされるときに行われる演出において、ストックされる時計の予告アイコンMI1の数は1つに限らず、2以上である場合があってもよい。
図48(B5)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾4−装飾1−装飾7」のハズレの装飾図柄の組合せで停止表示している様子が示されている。また、タイマ予告ストック表示領域TMstでは、3つの時計の予告アイコンMI1がストックされていることを示す「タイマ予告ストック×3」の表示が行われている。これにより、保留内にタイマ予告演出が少なくとも3回行われることが報知されている。
図48(B6)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。その後、図48(B7)に示す装飾図柄表示装置208では、3つストックされている時計の予告アイコンMI1のうちの1つが消化され、タイマ予告演出が開始された様子が示されている。このとき、タイマ予告表示TM1が装飾図柄表示装置208の表示画面の略中央で表示される。なお、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示として「10:00」が表示されており、カウントダウンが開始してから10秒後にチャンスアップの予告が行われる場合があることが示唆されている。また、この演出例では、時計の予告アイコンMI1を1つ消化して1つのタイマ予告演出を開始するようにしたが、2つの時計の予告アイコンMI1を消化して2つのタイマ予告演出を並行して行うようにしてもよい。また、この演出例では、時計の予告アイコンMI1を1つ消化して1つのタイマ予告演出を開始するようにしたが、例えば、図48(B7´)に示すように、時計の予告アイコンMI1を消化することなくタイマ予告演出が開始される場合があってもよい。
その後、図48(B8)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1が表示画面の略右端中央に表示位置を変更し、タイマ表示のカウントダウンが開始される。このとき、タイマ予告表示TM1を移動アニメーションにより表示位置を変更するようにしてもよい。なお、時計の予告アイコンMI1が消化されてタイマ予告表示TM1を表示する際に、装飾図柄表示装置208の略中央に表示せず、最初から表示画面の略右端中央に表示するようにしてもよい。
以上の記載では、
『 複数種類の表示を表示可能な表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208、サブ表示装置208S、第1装飾図柄表示装置208L、第2装飾図柄表示装置208M、第3装飾図柄表示装置208N、ミニ表示装置208P、POVディスプレイ224I等]を備えた遊技台であって、
前記複数種類の表示のうちの一つは、第一の表示[例えば、図22(1)に示すタイマ予告表示TM1におけるタイマ予告演出等]であり、
前記第一の表示は、或る演出[例えば、図20(11)〜同図(12)に示す疑似連演出や、図21(a5)に示す変動アイコンh0の表示態様の変化による予告表示、図21(c2)に示すレバー演出、図23(9fa´)に示すチャンス図柄としての松の図柄CCの停止表示による予告等、装飾図柄表示装置208、サブ表示装置208S、第1装飾図柄表示装置208L、第2装飾図柄表示装置208M、第3装飾図柄表示装置208N、ミニ表示装置208Pを用いた演出表示]が行われるタイミングを報知する表示であり、
前記複数種類の表示のうちの一つは、第二の表示[例えば、図22(2)〜同図(5)に示すタイマ上乗せ演出等]であり、
前記第二の表示とは、前記或る演出が開始されるタイミングが変化することを予告する表示であり[例えば、図22(2)〜同図(5)に示す、タイマ上乗せ演出における、ナビキャラクタYMの吹き出しに表示される「上乗せ」や「+10秒」の表示等]、
前記第一の表示の表示中に前記第二の表示が表示される場合がある[例えば、図22(2)〜同図(5)に示すように、タイマ予告表示TM1におけるタイマ予告演出が行われているときに、タイマ上乗せ演出が行われている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
従来の遊技台によれば、表示手段に改良の余地があったが、この遊技台によれば、表示手段に特徴を持った遊技台を提供することができる。
また、この遊技台によれば、第一の表示によって、或る演出が開始されるまでの時間が報知されていたとしても、第二の表示によって報知されている時間が変化することを予告される場合があるので、或る演出が開始されるまでの時間が経過するのをただ待つだけでなく、時間が変化する可能性があるかもしれないという期待を持たせ、第一の表示も楽しむことができる場合がある。
ここで、表示手段は、複数種類の表示のみを表示可能なものであってもよいし、複数種類の表示以外にも表示可能なものがあってもよい。また、表示手段は、複数種類の表示を必ず表示するものであってもよいし、複数種類の表示を表示しない場合があってもよい。
また、表示手段は、第一の表示と第二の表示のみを表示可能なものであってもよいし、第一の表示と第二の表示以外の表示も表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、第一の表示と第二の表示を必ず表示するものであってもよいし、第一の表示と第二の表示を表示しない場合があってもよい。
また、第一の表示は、或る演出が行われるタイミングのみを報知するものであってもよいし、或る演出が行われるタイミング以外のことも報知するものであってもよい。また、第一の表示は、或る演出が行われるタイミングを必ず報知するものであってもよいし、或る演出が行われるタイミングを報知しない場合があるものであってもよい。
また、第二の表示は、或る演出が開始されるタイミングが変化することのみを予告するものであってもよいし、或る演出が開始されるタイミングが変化すること以外のことも予告するものであってもよい。また、第二の表示は、或る演出が開始されるタイミングが変化することを必ず予告するものであってもよいし、或る演出が開始されるタイミングが変化することを予告しない場合があるものであってもよい。
また、第一の表示の表示中に第二の表示がのみが表示される場合があってもよいし、第一の表示中に第二の表示以外の表示も表示される場合があってもよい。また、第一の表示の表示中に第二の表示が必ず表示されてもよいし、第一の表示の表示中に第二の表示が表示されない場合があってもよい。
なお、タイマ予告表示の開始とは、第一の表示の表示が開始されたことであってもよいし、カウントダウン表示の表示が開始されたことであってもよい(例えば、数字が表示されたら開始等)し、カウントダウン表示のカウントダウンが開始されたことであってもよい。また、タイマ予告表示の終了とは、第一の表示が非表示となったことであってもよいし、カウントダウン表示が非表示となったこと(例えば、数字が消去されて、「注目」が表示された状態も含まれる)であってもよく、カウントダウン表示によるカウントダウンが終了したことであってもよく(例えば、0が表示)、カウントダウンが終了した後で第一の表示に表示される表示(例えば、「注目」の文字表示)が非表示になったことであってもよい。
また、『 前記第二の表示が表示された後で前記第一の表示の表示態様が変化するように構成されている[例えば、図22(2)〜同図(5)に示すように、タイマ上乗せ演出が行われた後で、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が更新され、タイマ表示における時間の上乗せが行われる等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一の表示の表示態様の変化に注目させることができる場合がある。
ここで、第二の表示が表示された後で第一の表示の表示態様のみが変化するように構成されてもよいし、第二の表示が表示された後で第一の表示の表示態様以外の表示の表示態様も変化するように構成されてもよい。また、第二の表示が表示された後で第一の表示の表示態様が必ず変化するように構成されてもよいし、第二の表示が表示された後で第一の表示の表示態様が変化しない場合があるように構成されてもよい。
なお、第二の表示が表示されなくても、第一の表示の表示態様が変化する場合があってもよいし、第二の表示が表示された場合にのみ第一の表示の表示態様が変化してもよい。
また、『 前記表示手段は、複数の表示手段から構成された手段であり、
前記複数の表示手段のうちの一つは、第一の表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208等]であり、
前記複数の表示手段のうちの一つは、第二の表示手段[例えば、サブ表示装置208S等]であり、
前記第一の表示は、前記第一の表示手段に表示される表示であり、
前記第二の表示は、前記第二の表示手段に表示される表示である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一の表示が終了するまで第一の表示手段に遊技者の視線が集中してしまうおそれがあるが、第二の表示手段でも第二の表示を表示することにより、第一の表示手段だけに視線を集中させずに、2つの表示手段の両方に注目させることができる場合がある。
ここで、表示手段は、第一の表示手段と第二の表示手段のみから構成されてもよいし、第一の表示手段と第二の表示手段以外の表示手段も含んで構成されてもよい。また、表示手段は、第一の表示手段と第二の表示手段を必ず含んで構成されてもよいし、第一の表示手段と第二の表示手段を含まない場合があるように構成されてもよい。
また、第一の表示は、第一の表示手段にのみ表示されるものであってもよいし、第一の表示手段以外にも表示される場合があるものであってもよい。また、第一の表示は、第一の表示手段に必ず表示されるものであってもよいし、第一の表示手段に表示されない場合があってもよい。
また、第二の表示は、第二の表示手段にのみ表示されるものであってもよいし、第二の表示手段以外にも表示される場合があるものであってもよい。また、第二の表示は、第二の表示手段に必ず表示されるものであってもよいし、第二の表示手段に表示されない場合があってもよい。
また、『 前記第二の表示手段が、前記第一の表示手段よりも手前側に配置され[例えば、図26(A1)に示すように、サブ表示装置208Sは装飾図柄表示装置208よりも手前側に配置されている等]、
前記第二の表示が表示されている前記第二の表示手段によって、前記第一の表示手段がオーバーラップされる場合がある[例えば、図26(A2)〜同図(A3)に示すように、装飾図柄表示装置208がタイマ上乗せ演出が行われているサブ表示装置208Sにオーバーラップされている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第二の表示手段が第二の表示を表示中に第一の表示手段にオーバーラップする場合があることで、第二の表示を注目させ、或る演出が開始されるまでの時間が変化する可能性があることを認識させやすくすることができる場合がある。
ここで、第二の表示が表示されている第二の表示手段によって、第一の表示手段のみがオーバーラップされる場合があってもよいし、第二の表示が表示されている第二の表示手段によって、第一の表示手段以外の表示手段もオーバーラップされる場合があってもよい。また、第二の表示が表示されている第二の表示手段によって、第一の表示手段が必ずオーバーラップされてもよいし、第二の表示が表示されている第二の表示手段によって、第一の表示手段がオーバーラップされない場合があってもよい。
また、第二の表示が表示されている第二の表示手段のみによって、第一の表示手段がオーバーラップされる場合があってもよいし、第二の表示が表示されている第二の表示手段以外の表示手段によっても、第一の表示手段がオーバーラップされる場合があってもよい。
また、『 第一の位置[例えば、図26(B1)に示すサブ表示装置208Sの初期位置等]と第二の位置[例えば、図26(B3)に示すサブ表示装置208Sが装飾図柄表示装置208の略中央の前面側にオーバーラップする位置等]の間で前記第二の表示手段が移動可能に構成されており、
前記第二の表示手段は、前記第二の位置で前記第一の表示手段にオーバーラップする表示手段である[例えば、図26(B3)に示すように、サブ表示装置208Sが装飾図柄表示装置208の略中央の前面側にオーバーラップする位置では、サブ表示装置208Sが装飾図柄表示装置208にオーバーラップしている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第一の位置と第二の位置の間で第二の表示手段のみが移動可能に構成されてもよいし、第一の位置と第二の位置の間で第二の表示手段以外の表示手段も移動可能に構成されてもよい。また、第一の位置と第二の位置の間で第二の表示手段が必ず移動するように構成されてもよいし、第一の位置と第二の位置の間で第二の表示手段が移動しない場合があるように構成されてもよい。
また、第一の位置と第二の位置の間でのみ第二の表示手段が移動可能に構成されてもよいし、第一の位置と第二の位置の間以外にも第二の表示手段が移動可能に構成されてもよい。
また、第二の表示手段は、第二の位置でのみ第一の表示手段にオーバーラップ可能なものであってもよいし、第二の位置以外に位置でも第一の表示手段にオーバーラップ可能なものであってもよい。また、第二の表示手段は、第二の位置で必ず第一の表示手段にオーバーラップするものであってもよいし、第二の位置で第一の表示手段にオーバーラップしない場合があってもよい。
また、『 前記第一の表示は、カウントダウン表示[例えば、図20(2)〜同図(7)に示すタイマ予告表示TM1のタイマ表示におけるカウントダウンの表示等]を含む表示であり、
前記カウントダウン表示とは、前記或る演出が行われるまでのタイミングをカウントダウンにより行う表示のことである[例えば、図20(2)〜同図(7)に示すように、タイマ予告表示TM1のタイマ表示におけるカウントダウンにより、疑似連が行われるタイミングを報知している等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第一の表示は、カウントダウン表示のみを含むものであってもよいし、カウントダウン表示以外の表示も含むものであってもよい。また、第一の表示は、カウントダウン表示を必ず含むものであってもよいし、カウントダウン表示を含まない場合があってもよい。
また、カウントダウン表示は、或る演出が行われるまでのタイミングのみをカウントダウンにより行うものであってもよいし、或る演出が行われるまでのタイミング以外のタイミングもカウントダウンにより行うものであってもよい。また、カウントダウン表示は、或る演出が行われるまでのタイミングを必ずカウントダウンにより行うものであってもよいし、或る演出が行われるまでのタイミングをカウントダウンにより行わない場合があるものであってもよい。
また、『 前記第二の表示が表示されている状態でも、前記カウントダウン表示によるカウントダウンが継続される、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第二の表示が表示されている状態でも、カウントダウン表示によるカウントダウンのみが継続されてもよいし、第二の表示が表示されている状態でも、カウントダウン表示によるカウントダウン以外にも継続されるものがあってもよい。また、第二の表示が表示されている状態でも、カウントダウン表示によるカウントダウンが必ず継続されてもよいし、第二の表示が表示されている状態でも、カウントダウン表示によるカウントダウンが継続しない場合があってもよい。
また、第二の表示が表示されている状態のみでも、カウントダウン表示によるカウントダウンが継続されてもよいし、第二の表示が表示されている状態以外の状態でも、カウントダウン表示によるカウントダウンが継続されてもよい。
また、『 前記第二の表示の表示中において、前記カウントダウン表示によるカウントダウンが中断される、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第二の表示の表示中において、カウントダウン表示によるカウントダウンのみが中断されてもよいし、第二の表示の表示中において、カウントダウン表示によるカウントダウン以外のものも中断されてもよい。また、第二の表示の表示中において、カウントダウン表示によるカウントダウンが必ず中断されてもよいし、第二の表示の表示中において、カウントダウン表示によるカウントダウンが中断されない場合があってもよい。
また、第二の表示の表示中においてのみ、カウントダウン表示によるカウントダウンが中断されてもよいし、第二の表示の表示中以外においても、カウントダウン表示によるカウントダウンが中断されてもよい。
また、『 前記複数種類の表示のうちの一つは、第三の表示[例えば、図20(8)に示すタイマ予告表示TM1における「注目」の文字の表示等]であり、
前記第三の表示は、前記第一の表示とは異なる表示であり、
前記第三の表示は、前記第二の表示とは異なる表示であり、
前記第三の表示は、前記或る演出には含まれない表示であり、
前記第一の表示が0を示す表示となった場合に、前記第三の表示が表示される[例えば、図20(7)〜同図(8)に示すように、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が0になると、タイマ予告表示TM1に「注目」の文字が表示される等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一の表示によるカウントダウンにより第三の表示に対する期待感をより一層引き立てることができる場合がある。
ここで、第一の表示が0を示す表示となった場合に、第三の表示のみが表示されてもよいし、第一の表示が0を示す表示となった場合に、第三の表示以外の表示も表示されてもよい。また、第一の表示が0を示す表示となった場合に、第三の表示が必ず表示されてもよいし、第一の表示が0を示す表示となった場合に、第三の表示が表示されない場合があってもよい。
また、第一の表示が0を示す表示となった場合にのみ、第三の表示が表示されてもよいし、第一の表示が0を示す表示となった場合以外の場合にも、第三の表示が表示されてもよい。
また、『 前記第二の表示が表示された場合の方が、該第二の表示が表示されない場合よりも、最終的に大当り図柄が確定表示されやすい、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第二の表示が表示されることによる期待感を持たせることができる場合がある。
なお、第二の表示が表示された場合は、必ず最終的に大当り図柄が確定表示されてもよいし、第二の表示が表示された場合は、最終的に大当り図柄が確定表示されない場合があってもよい。
また、『 前記複数種類の表示のうちの一つは、第四の表示[例えば、図20(9)〜同図(12)に示す疑似連演出等]であり、
前記或る演出とは、前記第四の表示を含む演出のことであり、
前記第四の表示は、演出表示である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、或る演出は、第四の表示のみを含むものであってもよいし、第四の表示以外の表示も含むものであってもよい。また、或る演出は、第四の表示を必ず含むものであってもよいし、第四の表示を含まない場合があるものであってもよい。
また、『 複数種類の動作を実行可能な演出可動手段[例えば、家紋役物224E、千両箱役物224H、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gd、第2装飾図柄表示装置208M、第3装飾図柄表示装置208N、サブ表示装置208S、POVディスプレイ224I等]を備え、
前記複数種類の動作のうちの一つは、第一の動作[例えば、図21(d3)に示す、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdの動作等]であり、
前記或る演出とは、前記第一の動作を含む演出のことであり、
前記第一の動作は、演出動作である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、演出可動手段を用いたダイナミックな演出が可能となり、演出効果をさらに向上させることができる場合がある。
ここで、演出可動手段は、複数種類の動作のみを実行可能なものであってもよいし、複数種類の動作以外にも実行可能なものであってもよい。また、演出可能手段は、複数種類の動作を必ず実行するものであってもよいし、複数種類の動作を実行しない場合があってもよい。
また、演出可動手段は、第一の動作のみを実行可能なものであってもよいし、第一の動作以外の動作も実行可能なものであってもよい。また、演出可動手段は、第一の動作を必ず実行するものであってもよいし、第一の動作を実行しない場合があるものであってもよい。
また、或る演出は、第一の動作のみを含むものであってもよいし、第一の動作以外の動作も含むものであってもよい。また、或る演出は、第一の動作を必ず含むものであってもよいし、第一の動作を含まない場合があってもよい。
また、『 前記或る演出が行われた場合の方が、該或る演出が行われない場合よりも、最終的に大当り図柄が確定表示されやすい[例えば、図20(11)〜同図(12)に示される疑似連が開始された場合の方が、疑似連が開始されない場合よりも大当りとなりやすい等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、或る演出が行われることに期待感を持たせることができる場合がある。
なお、或る演出が行われた場合は、最終的に必ず大当り図柄が確定表示されてもよいし、或る演出が行われた場合でも、最終的に大当り図柄が確定表示されない場合があってもよい。
また、『 前記複数種類の表示のうちの一つは、第五の表示[例えば、図16(9)〜同図(14)に示す会話予告や、図20(9)〜同図(12)に示す疑似連演出や、図29(4)や同図(13)に示すチャンスアップの予告表示等]であり、
前記第一の表示が表示開始されてから前記第二の表示が表示開始されるまでの期間において、前記第五の表示が表示開始される場合があり、
前記第五の表示は、予告表示であり、
前記第五の表示が表示された場合の方が、該第五の表示が表示されない場合よりも、最終的に大当り図柄が確定表示されやすい[例えば、図16(9)〜同図(14)に示す会話予告が行われた場合の方が、会話予告が行われない場合よりも大当りとなりやすい等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一の表示が表示開始されてから第二の表示が表示開始されるまでの期間において第五の表示が表示されることに対する期待感を持たせることができる場合がある。
ここで、第一の表示が表示開始されてから第二の表示が表示開始されるまでの期間において、第五の表示のみが表示開始される場合があってもよいし、第一の表示が表示開始されてから第二の表示が表示開始されるまでの期間において、第五の表示以外の表示も表示開始される場合があってもよい。また、第一の表示が表示開始されてから第二の表示が表示開始されるまでの期間において、第五の表示が必ず表示開始されてもよいし、第一の表示が表示開始されてから第二の表示が表示開始されるまでの期間において、第五の表示が表示開始されない場合があってもよい。
また、第一の表示が表示開始されてから第二の表示が表示開始されるまでの期間のみにおいて、第五の表示が表示開始される場合があってもよいし、第一の表示が表示開始されてから第二の表示が表示開始されるまでの期間以外の期間においても、第五の表示が表示開始される場合があってもよい。
なお、第五の表示が表示された場合には、最終的に必ず大当り図柄が確定表示されてもよいし、第五の表示が表示された場合でも、最終的に大当り図柄が確定表示されない場合があってもよい。
また、『 前記遊技台は、ぱちんこ機である[例えば、パチンコ機100等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記遊技台は、スロットマシン[例えば、スロットマシン1000等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、以上の記載では、
『 複数種類の表示を表示可能な表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208、サブ表示装置208S、第1装飾図柄表示装置208L、第2装飾図柄表示装置208M、第3装飾図柄表示装置208N、ミニ表示装置208P、POVディスプレイ224I等]を備えた遊技台であって、
前記複数種類の表示のうちの一つは、期間表示[例えば、図33(A1)に示すチャンスアップメータCMTの表示等]であり、
前記期間表示は、リーチ演出表示が行われている期間のうちの或る期間において表示される場合がある表示であり[例えば、図29に示すように、チャンスアップメータCMTは、剣豪リーチが行われている期間において表示される場合がある等]、
前記複数種類の表示のうちの一つは、第一の演出表示[例えば、図29(18)に示す、レバー演出による予告等]であり、
前記期間表示は、第一のタイミング[例えば、図29(18)に示す、レバー演出による予告が開始されるチェックポイントCP3で示されるタイミング等]を報知する表示であり、
前記第一のタイミングとは、前記第一の演出表示の表示が開始される可能性があるタイミングのことであり、
前記期間表示の表示が開始されてから前記第一のタイミングとなる前に、該期間表示が消去される場合がある[例えば、図33(A1)〜同図(A2)に示すように、チェックポイントCP3で示すタイミングとなる前に、図33(A2)に示すカットインの表示が行われると、チャンスアップメータCMTが消去される等]、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
従来の遊技台によれば、表示手段に改良の余地があったが、この遊技台によれば、表示手段に特徴を持った遊技台を提供することができる。
また、この遊技台によれば、期間表示の表示中は、期間表示の第一のタイミングがわかってしまうので、第一のタイミングが近くなるまで表示手段を見なくなってしまう可能性がある。ここで、第一のタイミングとなる前に期間表示が非表示となる場合がある第一のタイミングが来る前のタイミングであっても期間表示を見るために表示手段に視線を向けさせることができる場合がある。
また、この遊技台によれば、期間表示が表示されてから第一のタイミングとなるまでの間も遊技に引き込ませることができる場合がある。
ここで、表示手段は、複数種類の表示のみを表示可能なものであってもよいし、複数種類の表示以外の表示も表示可能なものであってもよい。また、複数種類の表示を必ず表示するものであってもよいし、複数種類の表示を表示しない場合があってもよい。
また、表示手段は、期間表示と第一の演出表示のみを表示可能なものであってもよいし、期間表示と第一の演出表示以外の表示も表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、期間表示と第一の演出表示を必ず表示するものであってもよいし、期間表示と第一の表示を表示しない場合があるものであってもよい。
また、期間表示は、リーチ演出表示が行われている期間のうちの或る期間においてのみ表示される場合があるものであってもよいし、リーチ演出表示が行われている期間のうちの或る期間以外の期間においても表示される場合があるものであってもよい。また、期間表示は、リーチ演出表示が行われている期間のうちの或る期間において必ず表示されるものであってもよいし、リーチ演出表示が行われている期間のうちの或る期間において表示されない場合があるものであってもよい。
また、期間表示は、第一のタイミングのみを報知するものであってもよいし、第一のタイミング以外のものも報知するものであってもよい。また、期間表示は、第一のタイミングを必ず報知するものであってもよいし、第一のタイミングを報知しない場合があってもよい。
また、期間表示の表示が開始されてから第一のタイミングとなる前に、期間表示のみが消去される場合があってもよいし、期間表示の表示が開始されてから第一のタイミングとなる前に、期間表示以外の表示も消去される場合があってもよい。また、期間表示の表示が開始されてから第一のタイミングとなる前に、期間表示が必ず消去されてもよいし、期間表示の表示が開始されてから第一のタイミングとなる前に、期間表示が消去されない場合があってもよい。
また、期間表示の表示が開始されてから第一のタイミングとなる前にのみ、期間表示が消去される場合があってもよいし、期間表示の表示が開始されてから第一のタイミングとなる前以外にも、期間表示が消去される場合があってもよい。
なお、期間表示の表示される期間は、リーチ中によらず、図柄変動表示中、大当り遊技中、デモ表示中、図柄停止表示中等であってもよい。
また、期間表示は、全てのリーチの実行中において表示されるものであってもよいし、特定のリーチの実行中にのみ表示され、他のリーチ演出の実行中では表示されないものであってもよい。例えば、期間表示は、ロングリーチのときは表示されず、SPリーチのときは表示されるものであってもよい。また、SPリーチの前半では表示されず、SPリーチの後半で表示されるものであってもよい。また、SPリーチの前半で表示され、SPリーチの後半では表示されないものであってもよい。
また、期間表示の開始とは、例えば、チャンスアップメータが表示開始されるタイミングであり、また、期間表示の終了とは、例えば、チャンスアップメータの表示が終了されるタイミングのことであってもよい。また、期間表示の開始とは、例えば、期間表示がおこなわれるリーチ演出等の演出が開始したタイミングのことであり、また、期間表示の終了とは、当該演出が終了されるタイミングのことであってもよく、チャンスアップメータが実際に表示されているか否かは問わない。また、期間表示の開始とは、チャンスアップメータにおけるキャラクタやマーカーによる進行を開始した時点のことであり、期間表示の終了とは、チャンスアップメータにおけるキャラクタやマーカーによる進行が終了した時点のことであってもよい。また、操作手段によりチャンスアップメータの表示/非表示が可能に構成されている場合において、期間表示の開始とは、操作手段によりチャンスアップメータが表示開始されたタイミングのことであり、期間表示の終了とは、操作手段によりチャンスアップメータの表示が終了されるタイミングであってもよい。
また、期間表示の開始とは、期間表示演出の開始(例えば、チャンスアップメータが表示可能であることを示唆する表示が表示)されてから、期間表示演出が終了するまで(例えば、チャンスアップメータが表示可能であることを示唆する表示が非表示となるまで、又は、チャンスアップメータが非表示となるまで)であってもよい。
また、期間表示とは、第一のタイミングに到達するまで表示されるものの他、第一のタイミングに到達する前に消去されるものも含まれる。
また、或る期間は、リーチ演出表示が行われている期間において、2以上あってもよい。このとき、期間表示は、或る期間ごとにそれぞれ開始し、終了してもよいし、2つの或る期間に跨って継続して期間表示が表示されていてもよい。この場合、第一の或る期間において、第一の期間表示が開始し、終了した後、期間表示自体は継続して表示しつつ、第二の或る期間が開始されると、新たな期間表示としての第二の期間表示が開始し、終了してもよい。
また、『 前記複数種類の表示のうちの一つは、第二の演出表示[例えば、図33(A2)に示す爺のカットインの表示や図33(A2b)に示すエフェクト画像の表示等]であり、
前記第二の演出表示は、前記第一の演出表示とは異なる表示であり、
前記第一のタイミングとなる前に前記第二の演出表示が表示される場合があり[例えば、図33(A1)〜同図(A2)及び図33(A2b)に示すように、チャンスアップメータCMTによる演出において、サボハニのキャラクタSBHが第3チェックポイントCP3に到達する前に図33(A2)に示す爺のカットインの表示や図33(A2b)に示すエフェクト画像の表示が行われる場合がある等]、
前記期間表示は、前記第二の演出表示の表示が開始されるタイミングを報知しない表示であり[例えば、図33(A1)〜同図(A2)及び同図(A2b)に示すように、チャンスアップメータCMTによる演出では、図33(A2)に示す爺のカットインの表示タイミングや図33(A2b)に示すエフェクト画像の表示を報知していない等]、
前記第二の演出表示の表示中において、前記期間表示が消去される[例えば、図33(A1)〜同図(A2)及び同図(A2b)に示すように、図33(A2)に示す爺のカットインの表示や図33(A2b)に示すエフェクト画像の表示が行われるとチャンスアップメータCMTが消去される等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、期間表示によって報知されない表示が表示されることで、第一のタイミングとなる前も第二の演出表示が表示される可能性があるので、第一のタイミングが来る前も期待を持たせることができる場合がある。
ここで、第一のタイミングとなる前に第二の演出表示のみが表示される場合があってもよいし、第一のタイミングとなる前に第二の演出表示以外の演出表示も表示される場合があってもよい。また、第一のタイミングとなる前に第二の演出表示が必ず表示されてもよいし、第一のタイミングとなる前に第二の演出表示が表示されない場合があってもよい。
また、第一のタイミングとなる前にのみ、第二の演出表示が表示される場合があってもよいし、第一のタイミングとなる前以外にも、第二の演出表示が表示される場合があってもよい。
また、期間表示は、第二の演出表示の表示が開始されるタイミングのみを報知しないものであってもよいし、第二の演出表示の表示が開始されるタイミング以外にも報知しないものがあってもよい。また、期間表示は、第二の演出表示の表示が開始されるタイミングを必ず報知しないものであってもよいし、第二の演出表示の表示が開始されるタイミングを報知する場合があってもよい。
また、第二の演出表示の表示中において、期間表示のみが消去されてもよいし、第二の演出表示の表示中において、期間表示以外の表示も消去されてもよい。また、第二の演出表示の表示中において、期間表示が必ず消去されてもよいし、第二の演出表示中において、期間表示が消去されない場合があってもよい。
また、第二の演出表示の表示中においてのみ、期間表示が消去されてもよいし、第二の演出表示の表示中以外にも、期間表示が消去されてもよい。
なお、演出表示に換えて、玉抜きエラー等のエラー報知や、発射位置を指示する報知や、プリペイドカードの抜き忘れを防止するための報知等のエラー以外の報知としてもよい。また、演出表示の態様として、LEDによる発光や演出可動手段による動作や導光板による発光により現れる表示であってもよい。
また、第二の演出表示が表示されるタイミングを期間表示によって報知してもよい。また、第二の演出表示が表示されるタイミングは、期間表示によって報知されないものであってもよい。
また、『 前記第二の演出表示は、第二の予告表示[例えば、図33(A2)に示す爺のカットインの表示や図33(A2b)に示すエフェクト画像の表示による予告表示等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一のタイミングとなる前に第二の演出表示が表示が表示されることで、第一のタイミングを待たずとも大当りとなる可能性があることを示唆できるので、第一のタイミングが来るまでの期間も遊技者に期待を持たせることができる場合がある。
また、『 前記第二の演出表示が表示された場合の方が、該第二の演出表示が表示されない場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示されやすい、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
なお、第二の演出表示が表示された場合には、最終的に必ず大当り図柄が確定表示されてもよいし、第二の演出表示が表示された場合でも、最終的に大当り図柄が確定表示されない場合があってもよい。
また、『 複数種類の動作を実行可能な演出可動手段[例えば、家紋役物224E、千両箱役物224H、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gd、第2装飾図柄表示装置208M、第3装飾図柄表示装置208N、サブ表示装置208S、POVディスプレイ224I等]を備え、
前記複数種類の動作のうちの一つは、第二の動作[例えば、図33(A3b)に示す、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdの動作等]であり、
前記第二の動作は、演出動作であり、
前記第二の演出表示[例えば、図33(A2b)に示すエフェクト画像の表示等]の表示中に、前記第二の動作が行われる場合がある、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、演出可動手段を用いたダイナミックな演出が可能となり、演出効果をさらに向上させることができる場合がある。
ここで、演出可動手段は、複数種類の動作のみを実行可能なものであってもよいし、複数種類の動作以外にも実行可能なものがあってもよい。また、演出可動手段は、複数種類の動作を必ず実行するものであってもよいし、複数種類の動作を実行しない場合があってもよい。
また、第二の演出表示の表示中に、第二の動作のみが行われる場合があってもよいし、第二の演出表示の表示中に第二の動作以外の動作も行われる場合があってもよい。また、第二の演出表示の表示中に、第二の動作が必ず行われてもよいし、第二の演出表示の表示中に、第二の動作が行われない場合があってもよい。
また、『 前記複数種類の動作のうちの一つは、第一の動作[例えば、図15(E1)〜同図(E2)に示す家紋役物224Eの動作や、図15(F1)に示す千両箱役物224Hの動作等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記期間表示が消去された後で、該期間表示が再度表示されるように構成されている[例えば、図33(A2a)〜同図(A3a)に示すように、姫のキャラクタのカットインの表示によってチャンスアップメータCMTが消去された後、決闘シーンのアニメーション表示が表示されたときにチャンスアップメータCMTが再度表示される等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、期間表示の再表示について期待を持たせることができる場合がある。
ここで、期間表示が消去された後で、期間表示のみが再度表示されるように構成されてもよいし、期間表示が消去された後で、期間表示以外の表示も再度表示されるように構成されてもよい。また、期間表示が消去された後で、期間表示が必ず再度表示されるように構成されてもよいし、期間表示が消去された後で、期間表示が再度表示されない場合があるように構成されてもよい。
また、期間表示が消去された後でのみ、期間表示が再度表示されるように構成されてもよいし、期間表示が消去された後以外でも、期間表示が再度表示されるように構成されてもよい。
また、『 前記期間表示が消去された後、前記或る期間が経過するまでは該期間表示は表示されないように構成されている[例えば、図33(A2)〜同図(A5)に示すように、爺のキャラクタのカットインの表示によってチャンスアップメータCMTが消去された後は、当該図柄変動表示ではチャンスアップメータCMTは表示されない等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、期間表示が消去された後、或る期間が経過するまでは期間表示のみが表示されないように構成されてもよいし、期間表示が消去された後、或る期間が経過するまでは期間表示以外の表示も表示されないように構成されてもよい。また、期間表示が消去された後、或る期間が経過するまでは期間表示は必ず表示されないように構成されてもよいし、期間表示が消去された後、或る期間が経過するまでは期間表示が表示される場合があるように構成されてもよい。
また、期間表示が消去された後でのみ、或る期間が経過するまでは期間表示は表示されないように構成されてもよいし、期間表示が消去された後以外でも、或る期間が経過するまでは期間表示は表示されないように構成されてもよい。
なお、リーチ演出表示が行われている期間において或る期間が複数ある場合には、第一の或る期間において期間表示が消去された後は、当該第一の或る期間においては期間表示は表示されないが、第一の或る期間の後の第二の或る期間が開始されると、期間表示が表示可能であってもよい。また、第一の或る期間において期間表示が消去された後は、当該第一の或る期間の後の第二の或る期間においても期間表示が表示されないようにしてもよいし、当該図柄変動表示が終了するまで期間表示が表示されないようにしてもよい。
また、『 前記或る期間とは、スーパーリーチの実行中の期間のことである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記複数種類の表示のうちの一つは、第三の演出表示[例えば、図29(4)に示すボゥイのキャラクタBOYの表示によるチャンプアップの予告、図29(13)に示す殿様のカットイン画像CI3の表示によるチャンスアップの予告等]であり、
前記第三の演出表示は、前記第一の演出表示とは異なる表示であり、
前記期間表示は、第二のタイミング[例えば、図29(4)に示すボゥイのキャラクタBOYの表示によるチャンプアップの予告が開始されるチェックポイントCP1で示されるタイミング、図29(13)に示す殿様のカットイン画像CI3の表示によるチャンスアップの予告が開始されるチェックポイントCP2で示されるタイミング等]も報知する場合がある表示であり、
前記第二のタイミングとは、前記第三の演出表示の表示が開始される可能性があるタイミングのことである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、期間表示は、第二のタイミングのみを報知する場合があるものであってもよいし、第二のタイミング以外のタイミングも報知する場合があるものであってもよい。また、期間表示は、第二のタイミングを必ず報知するものであってもよいし、第二のタイミングを報知しない場合があるものであってもよい。
また、第二のタイミングは、第三の演出表示の表示のみが開始される可能性があるものであってもよいし、第三の演出表示の表示以外のものも開始される可能性があるものであってもよい。また、第二のタイミングは、第三の演出表示の表示が必ず開始されるものであってもよいし、第三の演出表示の表示が開始されない場合があるものであってもよい。
なお、期間表示によって表示されるタイミングは3以上であってもよい。
また、あるリーチが発生すると必ず3回演出表示を行い、別のリーチが発生すると必ず2回演出表示を行うというように、リーチに対応して演出表示が行われるところを固定してもよいし、同じリーチであってもあるときは3回演出表示を行い、あるときは1回しか演出表示を行わないというように演出表示を行うところが変動するようにしてもよい。その場合、「たくさんタイミングを報知している」場合の方が、「あまり報知していない」場合よりも大当りとなりやすくてもよく、逆にはずれやすくなってもよい。また、大当りのなりやすさはタイミングを報知した数によって変わらなくてもよい。また、演出表示が行われた回数が多いほど大当りとなりやすいようにしてもよい。
また、第二のタイミングは、第一のタイミングの後のタイミングであってもよいし、第二のタイミングは、第一のタイミングの前のタイミングであってもよいし、第一のタイミングと第二のタイミングが同じタイミングであってもよい。
また、『 前記第一の演出表示は、第一の予告表示[例えば、図29(18)に示すレバー演出による予告等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記遊技台は、ぱちんこ機[例えば、パチンコ機100等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 複数種類の表示のうちの一の種類の表示は、第三の表示であり、
「前記第一の表示の少なくとも一部が視認困難となる場合」とは、「前記第三の表示によって前記第一の表示の少なくとも一部がオーバーラップされた場合」のことである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 表示手段は、複数の表示手段から構成された手段であり、
前記表示手段は、第一の表示手段のことであり、
前記第一の表示手段は、前記期間表示を表示する場合がある手段であり、
前記第二の表示手段は、演出動作を行う場合がある手段であり、
前記第二の表示手段によって、前記期間表示の少なくとも一部がオーバーラップされる場合がある、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、表示手段は、複数の表示手段のみから構成されたものであってもよいし、複数の表示手段以外によっても構成されたものであってもよい。また、表示手段は、複数の表示手段から必ず構成されたものであってもよいし、複数の表示手段から構成されない場合があるものであってもよい。
また、第一の表示手段は、期間表示のみを表示する場合があるものであってもよいし、期間表示以外の表示も表示する場合があるものであってもよい。また、第一の表示手段は、期間表示を必ず表示するものであってもよいし、期間表示を表示しない場合があるものであってもよい。
また、第二の表示手段は、演出動作のみを行う場合があるものであってもよいし、演出動作以外の動作も行う場合があるものであってもよい。また、第二の表示手段は、演出動作を必ず行うものであってもよいし、演出動作を行わない場合があるものであってもよい。
また、第二の表示手段によって、期間表示の少なくとも一部のみがオーバーラップされる場合があってもよいし、第二の表示手段によって、期間表示の少なくとも一部以外にもオーバーラップされる場合があってもよい。また、第二の表示手段によって、期間表示の少なくとも一部が必ずオーバーラップされる場合があってもよいし、第二の表示手段によって、期間表示の少なくとも一部がオーバーラップされない場合があってもよい。
また、以上の記載では、
『 複数種類の表示を表示可能な表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208、サブ表示装置208S、第1装飾図柄表示装置208L、第2装飾図柄表示装置208M、第3装飾図柄表示装置208N、ミニ表示装置208P、POVディスプレイ224I等]を備えた遊技台であって、
前記複数種類の表示のうちの一つは、第一の表示[例えば、図38(A1)〜同図(A9)に示すナビキャラクタYMによる演出等]であり、
前記複数種類の表示のうちの一つは、第二の表示[例えば、図38(A4)〜同図(A9)に示す会話予告における爺の会話画像CI2の表示等]であり、
前記第一の表示と前記第二の表示は、別の表示であり、
前記第一の表示の少なくとも一部の表示態様[例えば、図38(A1)に示すナビキャラクタYMの吹き出しに表示された残時間表示メータMT1の表示態様等]が第一の速度[例えば、10秒でゲージがなくなる速度等]で変化する場合があり、
前記第二の表示の少なくとも一部の表示態様[例えば、図38(A4)に示す爺の会話画像CI2における残時間表示メータMT2の表示態様等]が第二の速度[例えば、5秒でゲージがなくなる速度等]で変化する場合があり、
前記第一の速度と前記第二の速度は、異なる速度である、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
従来の遊技台によれば、表示手段に改良の余地があったが、この遊技台によれば、表示手段に特徴を持った遊技台を提供することができる。
近年は、表示手段に表示がたくさん表示されており、遊技に不慣れな遊技者やその機種を始めて遊技する遊技者は、どこに注目すればよいかわからないという問題が生じている。この遊技台では、第一の速度と第二の速度を異ならせることで、表示態様が変化する速度が速い(遅い)表示に遊技者に視線を自然と誘導させ、上記の問題を抱える遊技者も演出を楽しませることができる場合がある。
ここで、表示手段は、複数種類の表示のみを表示可能なものであってもよいし、複数種類の表示以外の表示も表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、複数種類の表示を必ず表示するものであってもよいし、複数種類の表示を表示しない場合があるものであってもよい。
また、期間表示は、リーチ演出表示が行われている期間のうちの或る期間においてのみ表示される場合があるものであってもよいし、リーチ演出表示が行われている期間のうちの或る期間以外の期間においても表示される場合があるものであってもよい。また、期間表示は、リーチ演出表示が行われている期間のうちの或る期間において必ず表示されるものであってもよいし、リーチ演出表示が行われている期間のうちの或る期間において表示されない場合があってもよい。
また、期間表示は、第一のタイミングのみを報知するものであってもよいし、第一のタイミング以外のものも報知するものであってもよい。また、期間表示は、第一のタイミングを必ず報知するものであってもよいし、第一のタイミングを報知しない場合があるものであってもよい。
また、期間表示の表示が開始されてから第一のタイミングとなる前に、期間表示のみが消去される場合があってもよいし、期間表示の表示が開始されてから第一のタイミングとなる前に、期間表示以外の表示も消去される場合があってもよい。また、期間表示の表示が開始されてから第一のタイミングとなる前に、期間表示が必ず消去される場合があってもよいし、期間表示の表示が開始されてから第一のタイミングとなる前に、期間表示が消去されない場合があってもよい。
また、期間表示の表示が開始されてから第一のタイミングとなる前にのみ、期間表示が消去される場合があってもよいし、期間表示の表示が開始されてから第一のタイミングとなる前以外にも、期間表示が消去される場合があってもよい。
また、『 前記第一の表示は、時間表示[例えば、図38(A1)に示す残時間表示メータMT1におけるゲージの表示等]を含む表示であり、
前記第二の表示は、前記時間表示[例えば、図38(A4)に示す残時間表示メータMT2におけるゲージの表示等]を含む表示であり、
前記時間表示は、或る期間[例えば、操作有効期間等]における時間の経過に応じて表示態様が変化する表示である[例えば、図38(A1)に示す残時間表示メータMT1や図38(A4)に示す残時間メータMT2は、操作有効期間が開始してからの時間に応じてゲージが減っていく等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、表示態様の変化の速度を容易に認識させることができる場合がある。
ここで、第一の表示は、時間表示のみを含むものであってもよいし、時間表示以外のものも含むものであってもよい。また、第一の表示は、時間表示を必ず含むものであってもよいし、時間表示を含まない場合があるものであってもよい。
また、第二の表示は、時間表示のみを含むものであってもよいし、時間表示以外のものも含むものであってもよい。また、第二の表示は、時間表示を必ず含むものであってもよいし、時間表示を含まない場合があるものであってもよい。
また、時間表示は、或る期間における時間の経過に応じてのみ表示態様が変化するものであってもよいし、或る期間における時間の経過以外にも応じて表示態様が変化するものであってもよい。また、時間表示は、或る期間における時間の経過に応じて必ず表示態様が変化するものであってもよいし、或る期間における時間の経過に応じて表示態様が変化しない場合があるものであってもよい。
また、『 前記第一の表示と前記第二の表示の両方が表示されている場合がある[例えば、図38(A4)〜同図(A7)に示すように、ナビキャラクタYMの吹き出しにボタン画像136a1と残時間表示メータMT1が表示された演出表示と、会話予告における爺の会話画像CI2に表示された操作促進報知画像の両方が表示されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一の表示と第二の表示の両方が表示されることにより、演出を賑やかにすることができる場合がある。
ここで、第一の表示と第二の表示の両方のみが表示されている場合があってもよいし、第一の表示と第二の表示の両方以外にも表示されている場合があってもよい。また、第一の表示と第二の表示の両方が必ず表示されていてもよいし、第一の表示と第二の表示の両方が表示されない場合があってもよい。
また、『 前記複数種類の表示のうちの一つは、第三の表示[例えば、図38(A9)に示すナビキャラYMの吹き出しにおける「激熱」の文字表示等]であり、
前記複数種類の表示のうちの一つは、第四の表示[例えば、図38(A9)に示す爺の会話画像CI2における「激熱ですぞ」の文字表示等]であり、
前記第三の表示と前記第四の表示は、別の表示であり、
前記第一の表示は、第一の時間[例えば、10秒等]が経過するまで少なくとも一部の表示態様が変化可能な表示であり、
前記第二の表示は、第二の時間[例えば、5秒等]が経過するまで少なくとも一部の表示態様が変化可能な表示であり、
前記第一の表示が表示開始してから前記第一の時間が経過すると、前記第三の表示が表示される場合があり、
前記第二の表示が表示開始してから前記第二の時間が経過すると、前記第四の表示が表示される場合がある、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第一の表示は、第一の時間が経過するまで少なくとも一部の表示態様のみが変化可能なものであってもよいし、第一の時間が経過するまで少なくとも一部の表示態様以外の表示態様も変化可能なものであってもよい。また、第一の表示は、第一の時間が経過するまで少なくとも一部の表示態様が必ず変化するものであってもよいし、第一の時間が経過するまで少なくとも一部の表示態様が変化しない場合があるものであってもよい。
また、第二の表示は、第二の時間が経過するまで少なくとも一部の表示態様のみが変化可能なものであってもよいし、第二の時間が経過するまで少なくとも一部の表示態様以外の表示態様も変化可能なものであってもよい。また、第二の表示は、第二の時間が経過するまで少なくとも一部の表示態様が必ず変化するものであってもよいし、第二の時間が経過するまで少なくとも一部の表示態様が変化しない場合があるものであってもよい。
また、第一の表示が表示開始してから第一の時間が経過すると、第三の表示のみが表示される場合があってもよいし、第一の表示が表示開始してから第一の時間が経過すると、第三の表示以外の表示も表示される場合があってもよい。また、第一の表示が表示開始してから第一の時間が経過すると、第三の表示が必ず表示されてもよいし、第一の表示が表示開始してから第一の時間が経過すると、第三の表示が表示されない場合があってもよい。
また、第二の表示が表示開始してから第二の時間が経過すると、第四の表示のみが表示される場合があってもよいし、第二の表示が表示開始してから第二の時間が経過すると、第四の表示以外の表示も表示される場合があってもよい。また、第二の表示が表示開始してから第二の時間が経過すると、第四の表示が必ず表示されてもよいし、第二の表示が表示開始してから第二の時間が経過すると、第四の表示が表示されない場合があってもよい。
なお、第三の表示と第四の表示が同じ表示態様であってもよいし、異なる表示態様であってもよい。
また、第三の表示と第四の表示では、第四の表示の方が大当りの信頼度が高くてもよいし、低くてもよい。また、第三の表示と第四の表示で、大当りの信頼度が同じであってもよい。
また、『 前記第一の表示は、カウントダウン表示[例えば、図40(A1)に示す第1のタイマ予告表示TM1のタイマ表示におけるカウントダウンの表示等]であり、
前記第二の表示は、前記カウントダウン表示[例えば、図40(A1)に示す第2のタイマ予告表示TM2のタイマ表示におけるカウントダウンの表示等]であり、
前記カウントダウン表示とは、或る演出[例えば、疑似連演出の表示等]が行われるまでのタイミングを報知する表示のことである[例えば、図40(A1)に示す第1のタイマ予告表示TM1及び第2のタイマ予告表示TM2は、疑似連が発生するまでの時間をカウントダウン表示により報知する等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、カウントダウン表示は、或る演出が行われるまでのタイミングのみを報知するものであってもよいし、或る演出が行われるまでのタイミング以外のものも報知するものであってもよい。また、或る演出が行われるまでのタイミングを必ず報知するものであってもよいし、或る演出が行われるまでのタイミングを報知しない場合があってもよい。
また、『 遊技者により操作が可能な操作手段[例えば、演出ボタン136(チャンスボタン136)等]を備え、
前記第一の表示は、操作有効期間表示であり、
前記第二の表示は、前記操作有効期間表示であり、
前記操作有効期間表示とは、前記操作手段の操作を有効とする期間を示す表示のことである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、操作手段は、遊技者のみにより操作が可能なものであってもよいし、遊技者以外によっても操作が可能なものであってもよい。また、操作手段は、遊技者により必ず操作されるものであってもよいし、遊技者により操作されない婆があるものであってもよい。
また、操作有効期間表示は、操作手段の操作を有効とする期間のみを示すものであってもよいし、操作手段の操作を有効とする期間以外のものも示すものであってもよいまた、操作有効期間表示は、操作手段の操作を有効とする期間を必ず示すものであってもよいし、操作手段の操作を有効とする期間を示さない場合があるものであってもよい。
また、『 前記第一の表示は、期間表示[例えば、図35(A1)に示す第1チャンスアップメータCMTa等]であり、
前記第二の表示は、前記期間表示[例えば、図35(A1)に示す第2チャンスアップメータCMTb等]であり、
前記期間表示とは、第一のタイミング[例えば、図35(A2)に示すボゥイのキャラクタBOYによるチャンスアップの予告が開始されるタイミング等]を報知する表示であり、
前記第一のタイミングとは、第一の期間[例えば、図35(A1)〜同図(A2)に示す剣豪リーチにおける決闘シーンのアニメーションが行われる期間等]において或る演出[例えば、図35(A2)に示すボゥイのキャラクタBOYによるチャンスアップの予告の表示等]が行われる可能性があるタイミングのことであり、
前記第一の期間が開始されてから終了するまでの間に、前記第一のタイミングが報知される、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、期間表示は、第一のタイミングのみを報知するものであってもよいし、第一のタイミング以外のものも報知するものであってもよい。また、期間表示は、第一のタイミングを必ず報知するものであってもよいし、第一のタイミングを報知しない場合があるものであってもよい。
また、第一のタイミングは、第一の期間において第六の表示のみが表示開始される可能性があるものであってもよいし、第一の期間において第六の表示以外の表示も表示開始される可能性があるものであってもよい。また、第一のタイミングは、第一の期間において第六の表示が必ず表示開始されるものであってもよいし、第一の期間において第六の表示が表示開始されない場合があるものであってもよい。
また、第一の期間が開始されてから終了するまでの間に、第一のタイミングのみが報知されてもよいし、第一の期間が開始されてから終了するまでの間に、第一のタイミング以外のものも報知されてもよい。また、第一の期間が開始されてから終了するまでの間に、第一のタイミングが必ず報知されてもよいし、第一の期間が開始されてから終了するまでの間に、第一のタイミングが報知されない場合があってもよい。
また、第一の期間が開始されてから終了するまでの間にのみ、第一のタイミングが報知されてもよいし、第一の期間が開始されてから終了するまでの間以外にも、第一のタイミングが報知されてもよい。
また、『 時間の経過に応じて、前記第二の表示の少なくとも一部の表示態様が前記第一の速度で変化する場合がある、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、時間の経過に応じて、第二の表示の少なくとも一部の表示態様が第一の速度でのみ変化する場合があってもよいし、時間の経過に応じて、第二の表示の少なくとも一部の表示態様が第一の速度以外の速度で変化する場合があってもよい。また、時間の経過に応じて、第二の表示の少なくとも一部の表示態様が第一の速度で必ず変化してもよいし、時間の経過に応じて、第二の表示の少なくとも一部の表示態様が第一の速度で変化しない場合があってもよい。
また、時間の経過に応じて、第二の表示の少なくとも一部の表示態様のみが第一の速度で変化する場合があってもよいし、時間の経過に応じて、第二の表示の少なくとも一部の表示態様以外のものが第一の速度で変化する場合があってもよい。
また、『 前記第二の表示の少なくとも一部の表示態様が前記第一の速度で変化する場合よりも、該第二の表示の少なくとも一部の表示態様が前記第二の速度で変化した場合の方が最終的に大当り図柄が確定表示されやすい、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
なお、第二の表示の少なくとも一部の表示態様が第二の速度で変化した場合には、最終的に必ず大当り図柄が確定表示されてもよいし、第二の表示の少なくとも一部の表示態様が第二の速度で変化した場合でも、最終的に大当り図柄が確定表示されない場合があってもよい。
また、『 前記第一の表示は、演出表示[例えば、図38(A1)〜同図(A9)に示すナビキャラクタYMによる演出表示等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記第二の表示は、演出表示[例えば、図38(A4)〜同図(A9)に示す会話予告における爺の会話画像CI2の表示等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記遊技台は、ぱちんこ機[例えばパチンコ機100等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記遊技台は、スロットマシン[例えば、スロットマシン1000等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、以上の記載では、
『 複数種類の表示を表示可能な表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208、サブ表示装置208S、第1装飾図柄表示装置208L、第2装飾図柄表示装置208M、第3装飾図柄表示装置208N、ミニ表示装置208P、POVディスプレイ224I等]を備えた遊技台であって、
前記複数種類の表示のうちの一つは、第一の表示[例えば、図41(A1)に示すタイマ予告表示TM1等]であり、
前記第一の表示は、カウントダウン表示[例えば、図41(A1)に示すタイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンの表示等]を含む表示であり、
前記カウントダウン表示とは、或る演出が行われるまでのタイミングをカウントダウンを行うことにより報知する表示のことであり[例えば、図41(A1)〜同図(A7)に示すように、タイマ予告表示TM1のタイマ表示におけるカウントダウンにより、疑似連が行われるタイミングを報知している等]、
前記カウントダウン表示の表示中に、前記第一の表示の表示態様が第一の表示態様[例えば、図41(A1)に示されるタイマ予告表示TM1の小サイズの表示態様等]から第二の表示態様[例えば、図41(A3)に示されるタイマ予告表示TM1の大サイズの表示態様等]に変化する場合があり、
前記第一の表示態様と前記第二の表示態様は、異なる表示態様である、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
従来の遊技台によれば、表示手段に改良の余地があったが、この遊技台によれば、表示手段に特徴を持った遊技台を提供することができる。
また、この遊技台によれば、カウントダウン表示の表示態様を変化させることで演出のバリエーションが増えるので、或る演出が行われるまでの間も遊技者を楽しませることができる場合がある。
また、この遊技台によれば、カウントダウン表示の表示態様を変化させることで、カウントダウン表示自体に注目を集めることができる場合がある。
ここで、表示手段は、複数種類の表示のみを表示可能なものであってもよいし、複数種類の表示以外のものも表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、複数種類の表示を必ず表示するものであってもよいし、複数種類の表示を表示しない場合があってもよい。
また、第一の表示は、カウントダウン表示のみを含むものであってもよいし、カウントダウン表示以外の表示も含むものであってもよい。また、第一の表示は、カウントダウン表示を必ず含むものであってもよいし、カウントダウン表示を含まない場合があってよい。また、第一の表示がカウントダウン表示であってもよいし、第一の表示がカウントダウン表示でなくてもよい。
また、カウントダウン表示は、或る演出が行われるまでのタイミングをカウントダウンを行うことによってのみ報知するものであってもよいし、或る演出が行われるまでのタイミングをカウントダウンを行うこと以外によっても報知するものであってもよい。また、カウントダウン表示は、或る演出が行われるまでのタイミングをカウントダウンを行うことにより必ず報知するものであってもよいし、或る演出が行われるまでのタイミングをカウントダウンを行うことにより報知しない場合があるものであってもよい。
また、カウントダウン表示の表示中に、第一の表示の表示態様が第一の表示態様から第二の表示態様にのみ変化する場合があってもよいし、カウントダウン表示の表示中に、第一の表示の表示態様が第一の表示態様から第二の表示態様以外の表示態様にも変化する場合があってもよい。また、カウントダウン表示の表示中に、第一の表示の表示態様が第一の表示態様から第二の表示態様に必ず変化してもよいし、カウントダウン表示の表示中に、第一の表示の表示態様が第一の表示態様から第二の表示態様に変化しない場合があってもよい。
また、カウントダウン表示の表示中にのみ、第一の表示の表示態様が第一の表示態様から第二の表示態様に変化する場合があってもよいし、カウントダウン表示の表示中以外にも、第一の表示の表示態様が第一の表示態様から第二の表示態様に変化する場合があってもよい。
なお、カウントダウン表示は、タイマ表示であってもよい。
また、カウントダウン表示の開始とは、例えば、第一の表示が表示開始されるタイミングであり、また、カウントダウン表示の終了とは、例えば、第一の表示の表示が終了されるタイミングのことであってもよい。また、カウントダウン表示の開始とは、例えば、第一の表示が開始された後、カウントダウンが開始されるタイミングであり、また、カウントダウン表示の終了とは、例えば、カウントダウンが終了するタイミングであってもよい。
また、『 図柄変動表示の実行中に前記カウントダウン表示が開始され、該図柄変動表示が終了するまでに該カウントダウン表示が終了する[例えば、図20(1)〜同図(7)に示すように、タイマ予告表示TM1のタイマ表示におけるカウントダウンの表示は、図柄変動表示の実行中に開始され、当該図柄変動表示中に終了している等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、或る演出が行われるまでのタイミングを報知するカウントダウン表示が1回の図柄変動表示の実行中に完結するので、演出が冗長とならない場合がある。
ここで、図柄変動表示の実行中にカウントダウン表示が開始され、当該図柄変動表示が終了するまでにカウントダウン表示のみが終了してもよいし、図柄変動表示の実行中にカウントダウン表示が開始され、当該図柄変動表示が終了するまでにカウントダウン表示以外の表示も終了してもよい。また、図柄変動表示の実行中にカウントダウン表示が開始され、当該図柄変動表示が終了するまでにカウントダウン表示が必ず終了してもよいし、図柄変動表示の実行中にカウントダウン表示が開始され、当該図柄変動表示が終了するまでにカウントダウン表示が終了しない場合があってもよい。
また、図柄変動表示の実行中にカウントダウン表示が開始され、当該図柄変動表示が終了するまでにのみカウントダウン表示が終了してもよいし、図柄変動表示の実行中にカウントダウン表示が開始され、当該図柄変動表示が終了するまで以外にもカウントダウン表示が終了してもよい。
また、『 前記第一の表示態様とは、前記第一の表示が第一の表示サイズ[例えば、小サイズ等]で表示されている表示態様のことであり、
前記第二の表示態様とは、前記第一の表示が第二の表示サイズ[例えば、大サイズ等]で表示されている表示態様のことであり、
前記第一の表示サイズと前記第二の表示サイズでは、該第二の表示サイズの方が大きい、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、カウントダウン表示の表示サイズが大きくなることによって、カウントダウン表示に対する期待度を変化させる(表示サイズが大きくなったカウントダウン表示へ注目させる)ことができる場合がある。
ここで、第一の表示態様は、第一の表示が第一の表示サイズでのみ表示されている表示態様であってもよいし、第一の表示が第一の表示サイズ以外の表示サイズでも表示されている表示態様であってもよい。また、第一の表示態様は、第一の表示が第一の表示サイズで必ず表示されている表示態様であってもよいし、第一の表示が第一の表示サイズで表示されていない場合がある表示態様であってもよい。
また、第二の表示態様は、第一の表示が第二の表示サイズでのみ表示されている表示態様であってもよいし、第一の表示が第二の表示サイズ以外の表示サイズでも表示されている表示態様であってもよい。また、第二の表示態様は、第一の表示が第二の表示サイズで必ず表示されている表示態様であってもよいし、第一の表示が第二の表示サイズで表示されていない場合がある表示態様であってもよい。
なお、表示サイズの大きさは同じであってもよく、例えば、同じ表示サイズだが、枠や文字等の色や形状が異なってもよい。
また、第一の表示サイズが第二の表示サイズよりも大きくてもよい。
また、『 前記カウントダウン表示の表示が開始された際[例えば、図20(3)に示すように、タイマ予告表示TM1のタイマ表示におけるカウントダウンの表示が開始された際等]に、前記第一の表示が前記第一の表示態様で表示される、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、カウントダウン表示の表示が開始された際に、第一の表示が第一の表示態様でのみ表示されてもよいし、カウントダウン表示の表示が開始された際に、第一の表示が第一の表示態様以外の表示態様でも表示されてもよい。また、カウントダウン表示の表示が開始された際に、第一の表示が第一の表示態様で必ず表示されてもよいし、カウントダウン表示の表示が開始された際に、第一の表示が第一の表示態様で表示されないばあいがあってもよい。
また、カウントダウン表示の表示が開始された際にのみ、第一の表示が第一の表示態様で表示されてもよいし、カウントダウン表示の表示が開始された際以外にも、第一の表示が第一の表示態様で表示されてもよい。
また、『 前記第一の表示の表示が開始された際[例えば、図20(2)に示すように、タイマ予告表示TM1のフレームインが開始された際等]に、該第一の表示が前記第一の表示態様で表示される、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第一の表示の表示が開始された際に、第一の表示が第一の表示態様でのみ表示されてもよいし、第一の表示の表示が開始された際に、第一の表示が第一の表示態様以外の表示態様でも表示されてもよい。また、第一の表示の表示が開始された際に、第一の表示が第一の表示態様で必ず表示されてもよいし、第一の表示の表示が開始された際に、第一の表示が第一の表示態様で表示されない場合があってもよい。
また、第一の表示の表示が開始された際にのみ、第一の表示が第一の表示態様で表示されてもよいし、第一の表示の表示が開始された際以外にも、第一の表示が第一の表示態様で表示されてもよい。
また、『 前記カウントダウン表示の表示中に、前記第一の表示が前記第一の表示態様から前記第二の表示態様に必ず変化する[例えば、図41(A2)〜同図(A3)に示すように、タイマ予告表示TM1のタイマ表示におけるカウントダウンの表示の表示中に、タイマ予告表示TM1のタイマ表示が残り3秒であることを示す「03:00」となった場合に、タイマ予告表示TM1が小サイズから大サイズに変化している等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、カウントダウン表示中に表示態様が変化することに期待を持たせることができる場合がある。
ここで、カウントダウン表示の表示中に、第一の表示が第一の表示態様から第二の表示態様にのみ必ず変化してもよいし、カウントダウン表示の表示中に、第一の表示が第一の表示態様から第二の表示態様以外の表示態様にも必ず変化してもよい。また、カウントダウン表示の表示中に、第一の表示が第一の表示態様から第二の表示態様に変化しない場合があってもよい。
また、カウントダウン表示の表示中にのみ、第一の表示が第一の表示態様から第二の表示態様に必ず変化してもよいし、カウントダウン表示の表示中以外にも、第一の表示が第一の表示態様から第二の表示態様に必ず変化してもよい。
また、『 前記第一の表示が前記第一の表示態様から前記第二の表示態様に変化しない場合よりも、該第一の表示が該第一の表示態様から該第二の表示態様に変化した場合の方が最終的に大当り図柄が確定表示されやすい、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一の表示が第二の表示態様に変化することに対する期待感を持たせることができる場合がある。
なお、第一の表示が第一の表示態様から第二の表示態様に変化した場合には、最終的に必ず大当り図柄が確定表示されてもよいし、第一の表示が第一の表示態様から第二の表示態様に変化した場合でも、最終的に大当り図柄が確定表示されない場合があってもよい。
また、『 前記第一の表示は、表示位置が変化する場合がある表示である[例えば、図41(A2)〜同図(A3)に示すように、タイマ予告表示TM1は、装飾図柄表示装置208の表示画面の略右側中央から略中央に表示位置が変化している等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一の表示の表示位置が変化することにより、視覚的な変化を与え、演出効果が向上する場合がある。
ここで、第一の表示は、表示位置のみが変化する場合があるものであってもよいし、表示位置以外のものが変化する場合があるものであってもよい。また、第一の表示は、表示位置が必ず変化するものであってもよいし、表示位置が変化しない場合があるものであってもよい。
また、『 前記第一の表示が前記第一の表示態様から前記第二の表示態様に変化すると、該第一の表示の表示位置が変化する[例えば、図41(A2)〜同図(A3)に示すように、タイマ予告表示TM1は、小サイズから大サイズに表示サイズが変化すると、装飾図柄表示装置208の表示画面の略右側中央から略中央に表示位置が変化している等]、ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一の表示の表示態様が変化するとともに、表示位置も変化するので、第一の表示により注目させることができる場合がある。
ここで、第一の表示が第一の表示態様から第二の表示態様に変化すると、第一の表示の表示位置のみが変化してもよいし、第一の表示が第一の表示態様から第二の表示態様に変化すると、第一の表示の表示位置以外のものも変化してもよい。また、第一の表示が第一の表示態様から第二の表示態様に変化すると、第一の表示の表示位置が必ず変化してもよいし、第一の表示が第一の表示態様から第二の表示態様に変化すると、第一の表示の表示位置が変化しない場合があってもよい。
また、第一の表示が第一の表示態様から第二の表示態様に変化する場合にのみ、第一の表示の表示位置が変化してもよいし、第一の表示が第一の表示態様から第二の表示態様に変化する場合以外の場合にも、第一の表示の表示位置が変化してもよい。
また、『 前記第一の表示は、移動表示[例えば、タイマ予告表示TM1の拡大表示のアニメーションの表示等]が行われる場合がある表示であり、
前記移動表示が行われることにより、前記第一の表示の表示位置が変化する[例えば、図41(A2)〜同図(A3)に示すように、タイマ予告表示TM1は、拡大表示のアニメーションにより拡大表示し、表示位置も変化する等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一の表示の移動表示により視覚的な変化を与えることができるので、演出効果が向上する場合がある。
ここで、第一の表示は、移動表示のみが行われる場合があるものであってもよいし、移動表示以外の表示も行われる場合があるものであってもよい。また、第一の表示は、移動表示が必ず行われるものであってもよいし、移動表示が行われない場合があってもよい。
また、移動表示が行われることにより、第一の表示の表示位置のみが変化してもよいし、移動表示が行われることにより、第一の表示の表示位置以外のものの表示位置も変化してもよい。また、移動表示が行われることにより、第一の表示の表示位置が必ず変化してもよいし、移動表示が行われることにより、第一の表示の表示位置が変化しない場合があってもよい。
また、移動表示が行われることによってのみ、第一の表示の表示位置が変化してもよいし、移動表示が行われること以外のことによっても、第一の表示の表示位置が変化してもよい。
また、『 前記移動表示の表示中も、前記カウントダウン表示によるカウントダウンが進行する、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、移動表示の表示中も、カウントダウン表示によるカウントダウンのみが継続されてもよいし、移動表示の表示中も、カウントダウン表示によるカウントダウン以外のものも継続されてもよい。また、移動表示の表示中も、カウントダウン表示によるカウントダウンが必ず継続されてもよいし、移動表示の表示中も、カウントダウン表示によるカウントダウンが継続されない場合があってもよい。
また、移動表示の表示中にのみ、カウントダウン表示によるカウントダウンが継続されてもよいし、移動表示の表示中以外にも、カウントダウン表示によるカウントダウンが継続されてもよい。
また、『 前記移動表示の表示中において、前記カウントダウン表示によるカウントダウンが中断される、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、移動表示の表示中において、カウントダウン表示によるカウントダウンのみが中断されてもよいし、移動表示の表示中において、カウントダウン表示によるカウントダウン以外のものも中断されてもよい。また、移動表示の表示中において、カウントダウン表示によるカウントダウンが必ず中断されてもよいし、移動表示の表示中において、カウントダウン表示によるカウントダウンが中断されない場合があってもよい。
また、移動表示の表示中においてのみ、カウントダウン表示によるカウントダウンが中断されてもよいし、移動表示の表示中以外においても、カウントダウン表示によるカウントダウンが中断されてもよい。
また、『 前記カウントダウン表示は、前記或る演出が行われるまでの時間のカウントダウンを行う表示である[例えば、図41(A2)〜同図(A7)に示すように、タイマ予告表示TM1のタイマ表示におけるカウントダウンにより、疑似連が行われるタイミングを報知している等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、カウントダウン表示は、或る演出が行われるまでの時間のカウントダウンのみを行うものであってもよいし、或る演出が行われるまでの時間のカウントダウン以外も行うものであってもよい。また、カウントダウン表示は、或る演出が行われるまでの時間のカウントダウンを必ず行うものであってもよいし、或る演出が行われるまでの時間のカウントダウンを行わない場合があってもよい。
また、『 前記カウントダウン表示において0を示す表示が表示されることにより、前記或る演出が行われるタイミングとなったことが報知される[例えば、図41(A7)〜同図(A8)に示すように、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が0になると、タイマ予告表示TM1に「注目」の文字が表示されて疑似連が行われることが報知される等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、カウントダウン表示において0を示す表示が表示されることにより、或る演出が行われるタイミングとなったことのみが報知されてもよいし、カウントダウン表示において0を示す表示が表示されることにより、或る演出が行われるタイミングとなったこと以外のことも報知されてもよい。また、カウントダウン表示において0を示す表示が表示されることにより、或る演出が行われるタイミングとなったことが必ず報知されてもよいし、カウントダウン表示において0を示す表示が表示されることにより、或る演出が行われるタイミングとなったことが報知されない場合があってもよい。
また、カウントダウン表示において0を示す表示が表示されることによってのみ、或る演出が行われるタイミングとなったことが報知されてもよいし、カウントダウン表示において0を示す表示が表示されること以外のことによっても、或る演出が行われるタイミングとなったことが報知されてもよい。
また、『 前記カウントダウン表示において0を示す表示が表示された後で、該カウントダウン表示が消去されるように構成されている[例えば、図41(A7)〜同図(A11)に示すように、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が0になった後、タイマ予告表示TM1が消去される等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、カウントダウンが終了したらカウントダウン表示を消去することで、演出が冗長とならない場合がある。
ここで、カウントダウン表示において0を示す表示が表示された後で、カウントダウン表示のみが消去されるように構成されてもよいし、カウントダウン表示において0を示す表示が表示された後で、カウントダウン表示以外の表示も消去されるように構成されてもよい。また、カウントダウン表示において0を示す表示が表示された後で、カウントダウン表示が必ず消去されるように構成されてもよいし、カウントダウン表示において0を示す表示が表示された後で、カウントダウン表示が消去されない場合があるように構成されてもよい。
また、カウントダウン表示において0を示す表示が表示された後でのみ、カウントダウン表示が消去されるように構成されてもよいし、カウントダウン表示において0を示す表示が表示された後以外にも、カウントダウン表示が消去されるように構成されてもよい。
また、『 前記複数種類の表示のうちの一つは、第二の表示[例えば、図41(A8)に示すタイマ予告表示TM1における「注目」の文字の表示等]であり、
前記第二の表示は、前記或る演出には含まれない表示であり、
前記カウントダウン表示において0を示す表示が表示された場合に、前記第二の表示が表示された後で、該カウントダウン表示が消去されるように構成されている[例えば、図41(A7)〜同図(A11)に示すように、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が0になった後、タイマ予告表示TM1ではタイマ表示に換えて「注目」の文字が表示され、その後、タイマ予告表示TM1が消去される等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、カウントダウン表示が消去されるときに第二の表示が表示されることで、カウントダウン表示の消去に対する演出効果を向上させることができる場合がある。
ここで、第二の表示は、或る演出のみには含まれないものであってもよいし、或る演出以外の演出にも含まれないものであってもよい。また、第二の表示は、或る演出には必ず含まれないものであってもよいし、ある演出に含まれる場合があるものであってもよい。また、第二の表示は、ある演出に含まれてもよい。
また、カウントダウン表示において0を示す表示が表示された場合に、第二の表示が表示された後で、カウントダウン表示のみが消去されるように構成されてもよいし、カウントダウン表示において0を示す表示が表示された場合に、第二の表示が表示された後で、カウントダウン表示以外の表示も消去されるように構成されてもよい。また、カウントダウン表示において0を示す表示が表示された場合に、第二の表示が表示された後で、カウントダウン表示が必ず消去されるように構成されてもよいし、カウントダウン表示において0を示す表示が表示された場合に、第二の表示が表示された後で、カウントダウン表示が消去されない場合があるように構成されてもよい。
また、カウントダウン表示において0を示す表示が表示された場合にのみ、第二の表示が表示された後で、カウントダウン表示が消去されるように構成されてもよいし、カウントダウン表示において0を示す表示が表示された場合以外にも、第二の表示が表示された後で、カウントダウン表示が消去されるように構成されてもよい。また、カウントダウン表示において0を示す表示が表示された場合に、第二の表示が表示された後でのみ、カウントダウン表示が消去されるように構成されてもよいし、カウントダウン表示において0を示す表示が表示された場合に、第二の表示が表示された後以外でも、カウントダウン表示が消去されるように構成されてもよい。
また、『 前記表示手段は、複数の表示手段から構成された手段であり、
前記複数の表示手段のうちの一つは、第一の表示手段[例えば、サブ表示装置208S等]であり、
前記複数の表示手段のうちの一つは、第二の表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208等]であり、
前記第一の表示態様の前記第一の表示が表示される場合には、該第一の表示が前記第一の表示手段に表示される[例えば、図42(A1)に示すように、小サイズのタイマ予告表示TM1がサブ表示装置208Sに表示されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第一の表示態様の第一の表示が表示される場合には、第一の表示が第一の表示手段にのみ表示されてもよいし、第一の表示態様の第一の表示が表示される場合には、第一の表示が第一の表示手段以外の表示手段にも表示されてもよい。また、第一の表示態様の第一の表示が表示される場合には、第一の表示が第一の表示手段に必ず表示されてもよいし、第一の表示態様の第一の表示が表示される場合には、第一の表示が第一の表示手段に表示されない場合があってもよい。
また、第一の表示態様の第一の表示が表示される場合にのみ、第一の表示が第一の表示手段に表示されてもよいし、第一の表示態様の第一の表示が表示される場合以外の場合にも、第一の表示が第一の表示手段に表示されてもよい。
また、『 前記第一の表示手段に表示されている前記第一の表示態様の前記第一の表示が前記第二の表示態様に変化するときに、該第一の表示が前記第二の表示手段に表示される場合がある[例えば、図42(A2)〜同図(A3)に示すように、タイマ予告表示TM1が小サイズから大サイズに変化するときに、タイマ予告表示TM1が装飾図柄表示装置208に表示される等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一の表示の表示態様が変化するときに表示する表示手段を変更するので、視覚的に面白く演出効果を向上することができる場合がある。
ここで、第一の表示手段に表示されている第一の表示態様の第一の表示が第二の表示態様に変化するときに、第一の表示が第二の表示手段にのみ表示される場合があってもよいし、第一の表示手段に表示されている第一の表示態様の第一の表示が第二の表示態様に変化するときに、第一の表示が第二の表示手段以外の表示手段にも表示される場合があってもよい。また、第一の表示手段に表示されている第一の表示態様の第一の表示が第二の表示態様に変化するときに、第一の表示が第二の表示手段に必ず表示される場合があってもよいし、第一の表示手段に表示されている第一の表示態様の第一の表示が第二の表示態様に変化するときに、第一の表示が第二の表示手段に表示されない場合があってもよい。
また、第一の表示手段に表示されている第一の表示態様の第一の表示が第二の表示態様に変化するときにのみ、第一の表示が第二の表示手段に表示される場合があってもよいし、第一の表示手段に表示されている第一の表示態様の第一の表示が第二の表示態様に変化するとき以外のときにも、第一の表示が第二の表示手段に表示される場合があってもよい。
また、『 前記遊技台は、ぱちんこ機[例えば、パチンコ機100等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記遊技台は、スロットマシン[例えば、スロットマシン1000等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
なお、これまでに説明したカウントダウン表示は、当該図柄変動表示の実行中でのみ行われる表示であってもよいし、先読み予告として行われる場合があってもよい。すなわち、カウントダウン表示は、当該図柄変動表示の予告としても機能するし、先読み予告としても機能する場合があるということができる。ここで、先読み予告としてのみ行われる場合があってもよい。
また、カウントダウン表示が先読み予告として行われる場合において、当該図柄変動表示と次に行われる図柄変動表示との間の期間においてカウントダウン表示が表示されてもよい。その場合において、図柄停止表示中は、カウントダウン表示による時間の報知を停止・中断・中止してもよいし(例えば、図柄の確定停止のタイミングの時間を図柄停止表示中も表示する(但し、カウントダウンをしていない)とか、時間の表記を止めてしまうとかしてもよい。図柄停止表示中もカウントダウン表示による時間の報知を継続させるようにしてもよい。また、図柄停止表示中も内部的にカウントダウンを行ってもよいが、図柄停止表示中は内部的にカウントダウンをストップさせてもよい。
また、先読み予告としてカウントダウン表示を表示する場合において、保留数によって変動時間が変化する保留(例えば、変動時間が不定の保留)が保留内にある場合には、カウントダウン表示が行われないようにしてもよい。これは、図柄変動表示時間が不定だと、どのタイミングでカウントダウンが0になるかがわからなくなってしまう可能性があるので、例えば、発生タイミングを合わせる必要が或る演出(疑似連や、リーチの発展等)のときは、当該図柄変動表示でのみ行うようにするのが好ましい。
一方、変動時間が不定の保留が保留内にある場合もカウントダウン表示が行われてもよい。この場合は、例えば、突発的に発生しても問題の生じない演出(例えば、保留アイコンの表示態様の変化、大当り中のラウンド昇格等の演出、「激アツ接近中」等のテロップ表示など先読み対象の保留の消化が終了するまでにタイマのカウントダウンが終了すれば足りるもの等)において適用することができる。また、タイミングを合わせる必要がある演出が発生するときでもあるタイミング(例えば、先読み対象となった保留の図柄変動表示の開始等)n強制的に時間を帳尻合わせするような演出を行うようにしてもよい。
また、カウントダウン表示は大当り中に表示される場合があってもよい。この場合、ラウンド間インターバルを跨いで表示を継続するようにしてもよい。ここで、大当り遊技中において、1ラウンドの期間は不定であるため、カウントダウンの時間を適宜設定することが好ましく、例えば、最終ラウンドではカウントダウン表示が発生しないようにするとか、大当り終了インターバル中(最終ラウンドが終了してから大当り終了表示期間が終了し、かつ次のタイマ割り込み(例えば、4ms)の期間)でタイマが0になるようにするとか、あるラウンドとなった場合に、強制的に帳尻合わせした時間(例えば、カウントダウン表示において0ではなくても強制的に「00:00」を表示して、演出を発生させる等)を表示するようにしてもよい。
また、一斉演出やRTCによる演出等が開始するまでの時間をカウントダウン表示によって報知するようにしてもよい。
また、表示装置は、透過液晶によって構成されてもよく、さらに、透過液晶の背面側に演出可動手段や装飾部材などの演出手段や、ドラムやLCD等の他の表示装置が配置され、透過液晶を介してこれらが視認可能となるように構成されてもよい。このとき、透過液晶を液晶シャッタによって背面側を視認可能な状態と視認困難な状態に切り換え可能に構成されてもよい。
また、カウントダウン表示による時間の報知に応じて役物といった演出可動手段の動作態様が変化したり、ランプの発光態様が変化してもよい。
また、カウントダウン表示自体に影響(例えば、タイマの加算/減算、中断、早送り/巻き戻し、カウントダウン表示の拡大/縮小、色や形状の変化等)を与える演出を行うかもしれないことを予告する表示(例えば、ミニキャラによって何かが発生するかもしれないと煽るような演出等)を行うようにしてもよい。例えば、ミニキャラが出現するとカウントダウン表示に何らかが起こる場合(実際には何も行わない場合と何かを行う場合)があり、さらに他のキャラクタが出てくると何かを必ず行うような演出を行ってもよいし、さらに他のキャラクタが出てくると何かを必ず行うような演出を行ってもよい。このとき、例えば、キャラクタの出現数が多いほど大当りとなりやすくしてもよい。
また、カウントダウン表示の表示数が多い場合には最終的に大当りとなりやすくしてもよいし、チャンスアップの予告が行われると最終的に大当りとなりやすくしてもよい。
また、チャンスアップメータについて、メータの一部又は全部を拡大/縮小したり、昇格演出(例えば、色や形状が変化したり、現在位置を示すキャラクタやマーカーが変化する等)が行われてもよい。
また、以上の記載では、
『 複数種類の表示を表示可能な画像表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208等]を備えた遊技台であって、
前記複数種類の表示のうちの一つは、第一の演出表示[例えば、図29(4)に示す、ボゥイのキャラクタBOYの出現による予告等]であり、
前記複数種類の表示のうちの一つは、期間表示[例えば、図29(2)に示すチャンスアップメータCMTの表示等]であり、
前記期間表示は、リーチ演出表示が行われている期間のうちの或る期間において表示される場合がある表示であり[例えば、図29に示すように、チャンスアップメータCMTは、剣豪リーチが行われている期間において表示される場合がある等]、
前記期間表示は、カーソル表示[例えば、図29(2)に示すサボハニのキャラクタSBH等]を含む表示であり、
前記カーソル表示が開始位置[例えば、図29(2)に示される、開始地点SPで示される位置等]から第一の位置[例えば、図29(2)に示される、第1チェックポイントCP1で示される位置等]を経て終了位置[例えば、図29(2)に示される、最終地点GPで示される位置等]まで移動することによって、前記或る期間の開始から終了までが報知されるように構成されており、
前記カーソル表示が前記第一の位置に到達することで、第一のタイミング[例えば、図29(4)に示す、ボゥイのキャラクタBOYの出現による予告が開始される第1チェックポイントCP1で示されるタイミング等]であることが報知され、
前記第一のタイミングとは、前記リーチ演出表示において前記第一の演出表示の表示が開始される可能性があるタイミングのことであり、
前記期間表示は、第一のチャンスアップ表示[例えば、図29(6)に示す、第1チェックポイントCP1の上方の「UP」の表示等]が表示される場合がある表示であり、
前記第一のタイミングで前記第一の演出表示が表示開始された場合に、前記第一の位置に対応した表示位置(以下、「第一の表示位置[例えば、図29(6)に示す、第1チェックポイントCP1の上方の「UP」の表示位置等]」という。)に前記第一のチャンスアップ表示が表示され、
前記第一のチャンスアップ表示が表示された場合において、前記カーソル表示が少なくとも前記終了位置に到達するまで、該第一のチャンスアップ表示が継続して表示されるように構成されており[例えば、図29(25)に示すように、サボハニのキャラクタSBHが最終地点GPに到達するまで、第1チェックポイントCP1の上方の「UP」の表示が継続して表示されている等]、
前記複数種類の表示のうちの一つは、第三の演出表示[例えば、図33(A2)に示す爺のカットインの表示や図33(A2b)に示すエフェクト画像の表示等]であり、
前記第三の演出表示は、前記第一の演出表示とは異なる演出表示であり、
前記期間表示の表示が開始されてから前記第一のタイミングとなる前に、前記第三の演出表示の表示が開始される場合があり[例えば、図33(A1)〜同図(A2)及び図33(A2b)に示すように、チャンスアップメータCMTによる演出において、サボハニのキャラクタSBHが第3チェックポイントCP3に到達する前に図33(A2)に示す爺のカットインの表示や図33(A2b)に示すエフェクト画像の表示が行われる場合がある等]、
前記第三の演出表示の表示中において、前記期間表示が非表示となる[例えば、図33(A1)〜同図(A2)及び同図(A2b)に示すように、図33(A2)に示す爺のカットインの表示や図33(A2b)に示すエフェクト画像の表示が行われるとチャンスアップメータCMTが消去される等]、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
また、『 前記期間表示は、第一のチェックポイント表示[例えば、図29(4)に示す、第1チェックポイントCP1の表示等]を含む表示であり、
前記第一のチェックポイント表示は、前記第一の位置を示す表示である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記第一のチェックポイント表示は、前記カーソル表示が前記終了位置に到達するまで表示される表示である[例えば、図29(2)〜同図(25)に示すように、第1チェックポイントCP1は、サボハニのキャラクタSBHが最終地点GPに到達するまで表示されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記第三の演出表示が表示された場合の方が、該第三の演出表示が表示されない場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示されやすい、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記複数種類の表示のうちの一つは、第二の演出表示[例えば、図29(18)に示す、レバー画像136Vaの表示]であり、
前記カーソル表示が前記第一の位置と第二の位置[例えば、図29(2)に示される、第3チェックポイントCP3で示される位置等]の両方を経て前記終了位置まで移動するように構成されており、
前記カーソル表示が前記第二の位置に到達することで、第二のタイミング[例えば、図29(18)に示す、レバー画像136Vaの表示が開始される第3チェックポイントCP3で示されるタイミング等]であることが報知され、
前記第二のタイミングとは、前記リーチ演出表示において前記第二の演出表示の表示が開始される可能性があるタイミングのことであり、
前記期間表示は、第二のチャンスアップ表示[例えば、図29(19)に示す、第3チェックポイントCP3の上方の「UP」の表示等]が表示される場合がある表示であり、
前記第二のタイミングで前記第二の演出表示が表示開始された場合に、前記第二の位置に対応した表示位置(以下、「第二の表示位置[例えば、図29(19)に示す、第3チェックポイントCP3の上方の「UP」の表示位置等]」という。)に前記第二のチャンスアップ表示が表示され、
前記第二のチャンスアップ表示が表示された場合には、前記カーソル表示が少なくとも前記終了位置に到達するまで、該第二のチャンスアップ表示が継続して表示されるように構成されている[例えば、図29(25)に示すように、サボハニのキャラクタSBHが最終地点GPに到達するまで、第3チェックポイントCP3の上方の「UP」の表示が継続して表示されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記第一の演出表示が表示開始された場合にのみ、前記第一のチャンスアップ表示が表示され[例えば、図29(4)〜同図(6)に示すように、ボゥイのキャラクタBOYの出現による予告が開始された場合は、第1チェックポイントCP1の上方に「UP」の表示が行われるが、図30(4a)〜同図(7a)に示すように、第1チェックポイントCP1にサボハニのキャラクタSBHが到達してもチャンスアップの予告が開始されない場合には、第1チェックポイントCP1の上方に「UP」の表示は行われない等]、
前記第二の演出表示が表示開始された場合にのみ、前記第二のチャンスアップ表示が表示される[例えば、図29(18)〜同図(19)に示すように、レバー画像136Vaの表示が開始された場合は、第3チェックポイントCP3の上方に「UP」の表示が行われるが、図30(17b)〜同図(20b)に示すように、第3チェックポイントCP3にサボハニのキャラクタSBHが到達してもレバー画像136Vaの表示が開始されない場合には、第3チェックポイントCP3の上方に「UP」の表示は行われない等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記期間表示は、第一の非チャンスアップ表示[例えば、チャンスアップの予告が行われなかったことを示す「×」の表示等]が表示される場合がある表示であり、
前記期間表示は、第二の非チャンスアップ表示[例えば、チャンスアップの予告が行われなかったことを示す「×」の表示等]が表示される場合がある表示であり、
前記第一のタイミングで前記第一の演出表示が表示開始されなかった場合に、前記第一の表示位置に前記第一の非チャンスアップ表示が表示され[例えば、図30(7a´´)に示すように、第1チェックポイントCP1においてチャンスアップの予告が行われなかった場合には、「UP」の表示に換えてチャンスアップの予告が行われなかったことを示す「×」の表示が行われる等]、
前記第二のタイミングで前記第二の演出表示が表示開始されなかった場合に、前記第二の表示位置に前記第二の非チャンスアップ表示が表示される[例えば、第3チェックポイントCP3においてチャンスアップの予告が行われなかった場合には、「UP」の表示に換えてチャンスアップの予告が行われなかったことを示す「×」の表示が行われる等]、ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記期間表示は、第二のチェックポイント表示[例えば、図29(4)に示す、第3チェックポイントCP3の表示等]を含む表示であり、
前記第二のチェックポイント表示は、前記第二の位置を示す表示である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記期間表示は、前記カーソル表示が前記終了位置に到達することで、当否判定結果が導出されることを示唆する表示を含む表示である[例えば、図29(4)に示す、第3チェックポイントCP3の表示等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記第三の演出表示が表示されて前記期間表示が非表示となった後、前記或る期間において該第三の演出表示の表示が終了すると、該期間表示が再度表示されるように構成されている[例えば、図33(A2a)〜同図(A3a)に示すように、姫のキャラクタのカットインの表示によってチャンスアップメータCMTが消去された後、姫のキャラクタのカットインの表示が終了して決闘シーンのアニメーション表示が表示されたときにチャンスアップメータCMTが再度表示される等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記期間表示が非表示となった後、前記或る期間において該期間表示は表示されないように構成されている[例えば、図33(A2)〜同図(A5)に示すように、爺のキャラクタのカットインの表示によってチャンスアップメータCMTが消去された後は、当該図柄変動表示ではチャンスアップメータCMTは表示されない等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記或る期間とは、スーパーリーチの実行中の期間のことである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
続いて、図49〜図116を用いて、これまで説明した図1に示すパチンコ機100等の遊技台に適用可能な演出の例について詳細に説明する。ここで、技術的思想としては、図49〜図116に示す技術的思想を、図1〜図48、図117〜図193に示す技術的思想に適用することは可能であり、またその逆に、図1〜図48、図117〜図193に示す技術的思想を、図49〜図116に示す技術的思想に適用することも可能である。その際、同じ符号を付しているもの同士は、同じ構成要素として取り扱える場合があり、置換することができる場合もある。
図49を用いて、主制御部300のCPU304が実行する主制御部電源投入時処理について説明する。図49(a)は主制御部電源投入時処理のフローチャートであり、図49(b)は復帰起動処理のフローチャートであり、図49(c)は初期起動処理のフローチャートである。上述したように、主制御部300には、電源が投入されると起動信号(リセット信号)を出力する起動信号出力回路(リセット信号出力回路)340を設けている。この起動信号を入力した基本回路302のCPU304は、リセット割込によりリセットスタートしてROM306に予め記憶している制御プログラムに従って主制御部メイン処理を実行する。
まずステップS101では、スタックポインタ初期設定を行う。このスタックポインタ初期設定では、CPU304のスタックポインタ(SP)へのスタック初期値の設定(仮設定)を行う。
続いて、ステップS102では、低電圧信号がオンであるか否か、すなわち、電圧監視回路338が、電源制御部660から主制御部300に供給している電源の電圧値が所定の値(本例では9V)以上であるか否かを判定する。電源の電圧値が所定値未満である場合には(ステップS102:No)、電源の電圧値が所定値以上になるまでウエイトし、所定値以上となった場合には(ステップS102:Yes)、ステップS103に進む。
ステップS103では、内部レジスタ初期設定を行う。この内部レジスタ初期設定では、WDT314の起動や、RAM308のアクセス許可や、後述する主制御部タイマ割込処理の実行周期を決める数値をタイマ回路312の各レジスタへ設定する処理や、主制御部300と払出制御部600との間のシリアル通信の初期設定や、ハードウェア乱数の最大値設定等の処理を行った後にステップS104に進む。
ステップS104では、電源基板に設けたRAMクリアスイッチ180を遊技店の店員などが操作した場合に送信されるRAMクリア信号がオン(操作があったことを示す)であるか否かを判定する。すなわちRAMクリアが必要であるか否かを判定し、RAMクリア信号がオンの場合(RAMクリアが必要な場合)には(ステップS104:Yes)、基本回路302を初期状態にすべくステップS108に進み、後述する初期起動処理を実行する。一方、RAMクリア信号がオフの場合(RAMクリアが必要でない場合)には(ステップS104:No)、ステップS105に進む。
ステップS105では、RAM308に設けた電源ステータス記憶領域に記憶した電源ステータスの情報を読み出し、この電源ステータスの情報がサスペンドを示す情報であるか否かを判定する。そして、電源ステータスの情報がサスペンドを示す情報でない場合には(ステップS105:No)、基本回路302を初期状態にすべくステップS108に進み、後述する初期起動処理を実行する。一方、電源ステータスの情報がサスペンドを示す情報である場合には(ステップS105:Yes)、ステップS106に進む。
ステップS106では、RAM308の所定の領域(例えば全ての領域)に記憶している1バイトデータを初期値が0である1バイト構成のレジスタに全て加算することによりチェックサムを算出し、算出したチェックサムの結果が特定の値(例えば0)であるか否か(チェックサムの結果が正常であるか否か)を判定する。そして、チェックサムの結果が特定の値(例えば0)の場合(チェックサムの結果が正常である場合)には(ステップS106:Yes)、電断前の状態に復帰すべくステップS107に進み復帰起動処理を実行する。一方、チェックサムの結果が特定の値(例えば0)以外である場合(チェックサムの結果が異常である場合)には(ステップS106:No)、パチンコ機100を初期状態にすべくステップS108に進み、後述する初期起動処理を実行する。
ここで、図49(b)を参照して、復帰起動処理について説明する。復帰起動処理が開始されると、ステップS201では、復帰起動時の初期設定を行う。具体的には、電源ステータスの情報に「復帰起動」を示す情報を設定する処理や、磁気検知異常フラグをオフに設定する処理や、デバイスエラー(磁気検知や入賞異常等によるエラーのフラグ)をクリアする処理や、前回デバイスエラーステータスをクリアする処理や、セキュリティ信号用のデバイスエラーステータスをクリアする処理等を行う。
続いて、ステップS202では、ステップS201で初期設定を行った記憶領域以降のアドレスを、RAMクリアを開始するアドレスとして設定した後に、復帰起動処理を終了する。
その他、復帰起動処理では、例えば、電断時にRAM308に設けられたスタックポインタ退避領域に記憶しておいたスタックポインタの値を読み出し、スタックポインタに再設定(本設定)する。また、電断時にRAM308に設けられたレジスタ退避領域に記憶しておいた各レジスタの値を読み出し、各レジスタに再設定した後、割込許可の設定を行う。以降、CPU304が、再設定後のスタックポインタやレジスタに基づいて制御プログラムを実行する結果、パチンコ機100は電源断時の状態に復帰する。また、主制御部300のRAM308には、送信情報記憶領域が設けられており、この送信情報記憶領域に、復電コマンドをセットする。この復電コマンドは、電源断時の状態に復帰したことを表すコマンドであり、後述する、主制御部300のタイマ割込処理におけるサブコマンド送信処理において、第1副制御部400へ送信される。
次に、図49(c)を参照して、初期起動処理について説明する。初期起動処理が開始されると、ステップS301では、ソフト乱数の初期設定を行う。具体的には、特図や普図の抽選で使用されるソフト乱数の初期設定を行う。
続いて、ステップS302では、ステップS301で初期設定を行った記憶領域以降のアドレスを、RAMクリアを開始するアドレスとして設定した後に、初期起動処理を終了する。
その他、初期起動処理では、例えば、割込禁止の設定、スタックポインタへのスタック初期値の設定(本設定)等を行う。さらにここで、主制御部300のRAM308に設けられた送信情報記憶領域に正常復帰コマンドをセットする。この正常復帰コマンドは、主制御部300の初期起動処理が行われたことを表すコマンドであり、復電コマンドと同じく、主制御部300のタイマ割込処理におけるコマンド設定送信処理(ステップS405)において、第1副制御部400へ送信される。
図49(a)に示すように、復帰起動処理又は初期起動処理が実行された後、ステップS109では、RAMクリア処理を行う。このRAMクリア処理では、上述したようにして設定されたRAMクリア開始アドレス以降のRAM308の記憶領域についてクリア(初期化)を行う。
続いて、ステップS110では、サブ制御関連起動設定を行う。このサブ制御関連起動設定では、第1副制御部400の起動待ちカウンタの設定等を行うとともに、本実施形態では、主制御部300から第1副制御部400にサブコマンドを3回送信する構成としているため、RAM308に記憶しているサブ制御コマンド連続送信カウンタの初期値を設定する処理等も行う。
ステップS111では、出力ポート設定を行う。この出力ポート設定では、図柄データ、発射位置指定信号、エラー状態信号、賞球信号、普図当り信号、普通電動役物(第2特図始動口232、電チュー)作動中信号、普図作動中信号、入賞容易状態信号、特図当り信号、特図小当り信号(但し、小当り搭載機種に限る)、特図変動中信号、特図変動時間短縮状態信号、特別電動役物(可変入賞口234、アタッカ)作動中信号、条件装置作動中信号、役物連続作動装置作動中信号、大入賞口ソレノイド信号、普通電動役物ソレノイド信号、図柄LEDデータ、外部端子板信号等が設定される出力ポートの設定等を行う。また、このステップS111の処理を終えた後は、主制御部メインループ処理に移行する。ここで、入賞容易状態とは、電サポ状態のことを示していてもよい。
次に、図50を用いて、主制御部300のCPU304が実行する主制御部メインループ処理について説明する。主制御部メインループ処理のフローチャートである。
主制御部300は、上述の主制御電源投入時処理の実行を終了すると、次に、この主制御部メインループ処理の実行を開始する主制御部メインループ処理のステップS401では、割込禁止の設定を行った後、ステップS402では、WDT314のカウンタの値をクリアし、WDT314による時間計測を再始動(リスタート)する。ステップS403では、基本乱数初期値更新処理を行う(ステップS403)。この基本乱数初期値更新処理では、特図決定用乱数カウンタの初期値や普図決定用乱数カウンタの初期値を生成するための初期値生成用乱数カウンタを更新する処理等を行う。初期値生成用乱数カウンタの更新は、例えば、基本乱数値として取り得る数値範囲が0〜20とすると、RAM308に設けた乱数カウンタ記憶領域から値を取得し、取得した値に1を加算してから元の乱数カウンタ記憶領域に記憶する。このとき、取得した値に1を加算した結果が21であれば0を元の乱数カウンタ記憶領域に記憶する。
ステップS404では、割込許可の設定を行った後、ステップS405では、サブコマンド送信処理を行う)。このサブコマンド送信処理では、第1副制御部400に送信すべきコマンドがあるか否かを確認し、送信すべきコマンドがある場合には当該コマンドを送信する処理等を行う。ステップS406では、その他判定乱数更新処理を行った後、ステップS407に進む。その他判定乱数更新処理では、特図変動時間判定用乱数と普図変動時間判定用乱数の更新等の処理を行う。
ステップS407では、電源制御部660から主制御部300に供給されている電源の電圧値が所定値(例えば、9V)以上であるか否かを判定し、所定値以上の場合には(ステップS407:Yes)、ステップS401に戻って主制御部メインループ処理を継続し、所定値未満の場合には(ステップS407:No)、ステップS408に進む。ステップS408では、電断処理を行う。この電断処理では、割込禁止に設定した後、電源ステータス情報を「サスペンド」に設定する。また、RAM308の所定の領域(例えば全ての領域)に記憶している1バイトデータを初期値が0である1バイト構成のレジスタに全て加算することによりチェックサムを算出してRAM308の所定の記憶領域に記憶する。その後、RAM308へのアクセスを禁止する設定を行った後に、HALT状態となる。
次に、図51を参照して、主制御部300のCPU304が実行する主制御部タイマ割込処理について説明する。図51は、主制御部タイマ割込処理のフローチャートである。
主制御部300は、所定の周期(本実施形態では約2msに1回)でタイマ割込信号を発生するタイマ回路312を備えており、このタイマ割込信号を契機として主制御部タイマ割込処理を所定の周期で開始する。ステップS501では、タイマ割込開始処理を行う。このタイマ割込処理では、CPU304の各レジスタの値をスタック領域に一時的に退避する処理等を行う。
ステップS502及びステップS503では、基本乱数初期値更新処理及び基本乱数更新処理を行う。これらの基本乱数初期値更新処理および基本乱数更新処理では、上記ステップS403で行った初期値生成用乱数カウンタの値の更新を行い、次に主制御部300で使用する、特図決定用乱数カウンタ、特図変動時間決定用乱数カウンタ、および普図変動期間決定用乱数カウンタを更新する。例えば、ある乱数値として取り得る数値範囲が0〜100とすると、RAM308に設けたその乱数値を生成するための乱数カウンタ記憶領域から値を取得し、取得した値に1を加算してから元の乱数カウンタ記憶領域に記憶する。このとき、取得した値に1を加算した結果が101であれば0を元の乱数カウンタ記憶領域に記憶する。また、取得した値に1を加算した結果、乱数カウンタが一周していると判定した場合にはそれぞれの乱数カウンタに対応する初期値生成用乱数カウンタの値を取得し、乱数カウンタの記憶領域にセットする。例えば、0〜100の数値範囲で変動する乱数カウンタから値を取得し、取得した値に1を加算した結果が、RAM308に設けた所定の初期値記憶領域に記憶している前回設定した初期値と等しい値(例えば7)である場合に、その乱数カウンタに対応する初期値生成用乱数カウンタから値を初期値として取得し、その乱数カウンタにセットすると共に、その乱数カウンタが次に1周したことを判定するために、今回設定した初期値を上述の初期値記憶領域に記憶しておく。なお、本実施形態において、特図1の乱数値を取得するためのカウンタと特図2の乱数値を取得するためのカウンタとを別に設けるようにしてもよい。
ステップS504では、割込機能限定中か否か(第1副制御部400が起動しているか否か)を判定し、割込機能限定中の場合(第1副制御部400が起動していない場合)には(ステップS504:Yes)、ステップS519に進み、割込機能限定中ではない場合(第1副制御部400が起動している場合)には(ステップS504:No)、ステップS505に進む。ここで、割込機能限定中とは、電源投入時処理のステップS110で設定された第1副制御部400の起動待ちカウンタが0になっていないことであり、すなわち、ステップS504において、第1副制御部400の起動待ちカウンタが0になっていると判定した場合には、第1副制御部400が起動したと判断して、ステップS505に進む。なお、第1副制御部400と双方向通信可能に構成されている場合には、第1副制御部400に起動しているか否かを確認するためのコマンドを送信し、第1副制御部400から確認コマンドの返信があれば第1副制御部400が起動したと判断するようにしてもよい。ステップS505では、特定のエラー(本実施形態では、磁気検知エラー)の発生中であるか否かを判定し、特定のエラーの発生中の場合には(ステップS505:Yes)、ステップS520に進み、特定のエラーの発生中ではない場合には(ステップS505:No)、ステップS506に進む。
ステップS506では、タイマ更新処理を行う。このタイマ更新処理では、普図表示装置210に図柄を変動・停止表示する時間を計時するための普図表示図柄更新タイマ、第1特図表示装置212に図柄を変動・停止表示する時間を計時するための特図1表示図柄更新タイマ、第2特図表示装置214に図柄を変動・停止表示する時間を計時するための特図2表示図柄更新タイマ、所定の入賞演出時間、所定の開放期間、所定の閉鎖時間、所定の終了演出期間などを計時するためのタイマなどを含む各種タイマを更新する。
ステップS507では、入力ポート状態更新等処理を行う。この入力ポート状態更新等処理では、I/O310の入力ポートを介して、特図始動口(第1特図始動口230、第2特図始動口232)、普図始動口228、アウト口240、可変入賞口(アタッカ)234、入賞口(一般入賞口226)などのスイッチに関する信号の入力の有無を監視し、RAM308に設けた信号状態記憶領域に記憶する。
球検出センサの検出信号を例にして説明すれば、前々回のタイマ割込処理(約4ms前)で検出した各々の球検出センサの検出信号の有無の情報を、RAM308に各々の球検出センサごとに区画して設けた前回検出信号記憶領域から読み出し、この情報をRAM308に各々の球検出センサごとに区画して設けた前々回検出信号記憶領域に記憶し、前回のタイマ割込処理(約2ms前)で検出した各々の球検出センサの検出信号の有無の情報を、RAM308に各々の球検出センサごとに区画して設けた今回検出信号記憶領域から読み出し、この情報を上述の前回検出信号記憶領域に記憶する。また、今回検出した各々の球検出センサの検出信号を、上述の今回検出信号記憶領域に記憶する。また、始動口、入賞口への入賞が異常であると判定した場合には、当該入賞は無効であるとして信号状態記憶領域に記憶した情報を消去する。
また、ステップS508では、入賞口入賞処理を行う。この入賞口入賞処理では、上述の前々回検出信号記憶領域、前回検出信号記憶領域、および今回検出信号記領域の各記憶領域に記憶した各々の球検出センサの検出信号の有無の情報を比較し、各々の球検出センサにおける過去3回分の検出信号の有無の情報が入賞判定パターン情報と一致するか否かを判定する。
一個の遊技球が一つの球検出センサを通過する間に、約2msという非常に短い間隔で起動を繰り返すこの主制御部タイマ割込処理は何回か起動する。このため、主制御部タイマ割込処理が起動する度に、上述のステップS507では、同じ遊技球が同じ球検出センサを通過したことを表す検出信号を確認することになる。この結果、上述の前々回検出信号記憶領域、前回検出信号記憶領域、および今回検出信号記領域それぞれに、同じ遊技球が同じ球検出センサを通過したことを表す検出信号が記憶される。すなわち、遊技球が球検出センサを通過し始めたときには、前々回検出信号無し、前回検出信号有り、今回検出信号有りになる。本実施形態では、球検出センサの誤検出やノイズを考慮して、検出信号が入力されてから所定時間(例えば100μs)継続して検出ありとなった場合には、入賞があったと判定する。なお、検出信号無しの後に検出信号が連続して2回記憶されている場合には、入賞があったと判定するようにしてもよい。
主制御部300のROM306には、入賞判定パターン情報(本実施形態では、前々回検出信号無し、前回検出信号有り、今回検出信号有りであることを示す情報)が記憶されている。このステップS507では、各々の球検出センサにおいて過去3回分の検出信号の有無の情報が、予め定めた入賞判定パターン情報(本実施形態では、前々回検出信号無し、前回検出信号有り、今回検出信号有りであることを示す情報)と一致した場合に、一般入賞口226、可変入賞口234、第1特図始動口230、および第2特図始動口232への入球、または普図始動口228の通過があったと判定する。すなわち、これらの入賞口226、234やこれらの始動口230、232、228への入賞があったと判定する。
例えば、一般入賞口226への入球を検出する一般入賞口センサにおいて過去3回分の検出信号の有無の情報が上述の入賞判定パターン情報と一致した場合には、一般入賞口226へ入賞があったと判定し、以降の一般入賞口226への入賞に伴う処理を行うが、過去3回分の検出信号の有無の情報が上述の入賞判定パターン情報と一致しなかった場合には、以降の一般入賞口226への入賞に伴う処理を行わずに後続の処理に分岐する。
なお、主制御部300のROM306には、入賞判定クリアパターン情報(本実施形態では、前々回検出信号有り、前回検出信号無し、今回検出信号無しであることを示す情報)が記憶されている。入賞が一度あったと判定した後は、各々の球検出センサにおいて過去3回分の検出信号の有無の情報が、その入賞判定クリアパターン情報に一致するまで入賞があったとは判定せず、入賞判定クリアパターン情報に一致すれば、次からは上記入賞判定パターン情報に一致するか否かの判定を行う。
また、ステップS508の入賞口入賞処理では、入賞口カウンタ更新処理も行う。この入賞口カウンタ更新処理では、入賞口226、可変入賞口234、特図1始動口230、特図2始動口232への入賞があった場合に、RAM308に各入賞口ごと、あるいは各始動口ごとに設けた賞球数記憶領域の値を読み出し、1を加算して、元の賞球数記憶領域に設定する。
また、ステップS508の入賞口入賞処理では、入賞受付処理も行う。この入賞受付処理では、第1特図始動口230、第2特図始動口232、普図始動口228および可変入賞口234への入賞があったか否かを、入賞判定パターン情報と一致するか否かの判定結果を用いて判定する。第1特図始動口230へ入賞があった場合且つRAM308に設けた対応する保留数記憶領域が満タンでない場合、カウンタ回路318の当選用カウンタ値記憶用レジスタから値を特図1当選乱数値として取得するとともに特図1乱数値生成用の乱数カウンタから値を特図1乱数値として取得して対応する乱数値記憶領域に格納する。
また、第2特図始動口232へ入賞があった場合且つRAM308に設けた対応する保留数記憶領域が満タンでない場合、カウンタ回路318の当選用カウンタ値記憶用レジスタから値を特図2当選乱数値として取得するとともに特図2乱数値生成用の乱数カウンタから値を特図2乱数値として取得して対応する乱数値記憶領域に格納する。普図始動口228へ入賞があった場合且つRAM308に設けた対応する保留数記憶領域が満タンでない場合、普図当選乱数値生成用の乱数カウンタから値を普図当選乱数値として取得して対応する乱数値記憶領域に格納する。可変入賞口234へ入賞があった場合には、可変入賞口用の入賞記憶領域に、可変入賞口234に球が入球したことを示す情報を格納する。なお、特図の乱数が取得された場合は、特図先読み処理(当否判定、図柄、変動時間の先読み抽選)も行う。特図先読み処理については詳しくは後述する。
ステップS509では、入賞関連エラーチェック処理を行う。この入賞関連エラーチェック処理では、入賞関連の異常を確認・監視し、処理の結果に応じて異常を設定する処理などを行う。なお、スイッチによっては、異常を検出しないものもあってもよい。ステップS510では、アウトスイッチ入力更新処理を行う。このアウトスイッチ入力更新処理では、アウト口240に設けられたセンサを通過した遊技球の数を検出し、更新する処理などを行う。このアウトスイッチの入力結果は、主に演出に使用される。
ステップS511では、シリアルコマンド管理処理を行う。このシリアルコマンド管理処理では、払出制御部600からのコマンドを受信する処理や、払出制御部600にコマンドを送信する処理などを行う。なお、主制御部300が払出制御部600に送信するコマンドとしては、電源投入後の第1副制御部400の起動待ち時間の経過後に送信される通信確認コマンド(払出制御部600との通信状態の確認、主制御部300の起動方法(初期起動、復帰起動)を通知するコマンド)や、指定賞球分の遊技球の払出しを指示する賞球数コマンドなどがある。
また、主制御部300が払出制御部600から受信するコマンドとしては、通信確認戻りコマンド(主制御部300からのコマンドを払出制御部600が受信したことを示す応答用コマンド)や、試射試験信号用のコマンド(賞球信号出力要求)や、払出系エラーの発生状況(エラーなしを含む)の情報を含むコマンドや、賞球払出動作状態コマンド(賞球の払出の動作中/非動作中を示すコマンドや、払出中であることを示す表示(LEDなど点灯・非点灯)を第1副制御部400に指示する)がある。
次いで、ステップS512では、特図1および特図2についての特図状態更新処理を行う。特図状態更新処理は、特図の処理状態に応じて次の8つの処理のうちの1つの処理を実行する。特図状態更新処理については、図52を参照して後述する。
ステップS513では、普図状態更新処理を行う。この普図状態更新処理は、普図の状態に対応する複数の処理のうちの1つの処理を行う。例えば、普図変動表示の途中(上述する普図表示図柄更新タイマの値が1以上)における普図状態更新処理では、普通図柄表示装置210を構成する7セグメントLEDの点灯と消灯を繰り返す点灯・消灯駆動制御を行う。この制御を行うことで、普通図柄表示装置210は普図の変動表示(普図変動遊技)を行う。
また、普図変動表示時間が経過したタイミング(普図表示図柄更新タイマの値が1から0になったタイミング)における普図状態更新処理では、当りフラグがオンの場合には、当たり図柄の表示態様となるように普通図柄表示装置210を構成する7セグメントLEDの点灯・消灯駆動制御を行い、当りフラグがオフの場合には、外れ図柄の表示態様となるように普通図柄表示装置210を構成する7セグメントLEDの点灯・消灯駆動制御を行う。
また、主制御部300のRAM308には、普図状態更新処理に限らず各種の処理において各種の設定を行う設定領域が用意されている。ここでは、上記点灯・消灯駆動制御を行うとともに、その設定領域に普図停止表示中であることを示す設定を行う。この制御を行うことで、普通図柄表示装置210は、当り図柄および外れ図柄のうちいずれか一方の図柄の確定表示を行う。さらにその後、所定の停止表示期間(例えば500msの間)、その表示を維持するためにRAM308に設けた普図停止時間管理用タイマの記憶領域に停止期間を示す情報を設定する。この設定により、確定表示された図柄が所定期間停止表示され、普図変動遊技の結果が遊技者に報知される。
また、普図変動遊技の結果が当りであれば、後述するように、普図当りフラグがオンされる。この普図当りフラグがオンの場合には、所定の停止表示期間が終了したタイミング(普図停止時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)における普図状態更新処理では、RAM308の設定領域に普図作動中を設定するとともに、所定の開放期間(例えば2秒間)、第2特図始動口232の羽根部材2321の開閉駆動用のソレノイド(332)に、羽根部材2321を開放状態に保持する信号を出力するとともに、RAM308に設けた羽根開放時間管理用タイマの記憶領域に開放期間を示す情報を設定する。
また、所定の開放期間が終了したタイミング(羽根開放時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)で開始する普図状態更新処理では、所定の閉鎖期間(例えば500m秒間)、羽根部材2321の開閉駆動用のソレノイド332に、羽根部材2321を閉鎖状態に保持する信号を出力するとともに、RAM308に設けた羽根閉鎖時間管理用タイマの記憶領域に閉鎖期間を示す情報を設定する。
また、所定の閉鎖期間が終了したタイミング(羽根閉鎖時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)で開始する普図状態更新処理では、RAM308の設定領域に普図非作動中を設定する。さらに、普図変動遊技の結果が外れであれば、後述するように、普図外れフラグがオンされる。この普図外れフラグがオンの場合には、上述した所定の停止表示期間が終了したタイミング(普図停止時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)における普図状態更新処理でも、RAM308の設定領域に普図非作動中を設定する。普図非作動中の場合における普図状態更新処理では、何もせずに次のステップS514に移行するようにしている。
また、ステップS513では、普図関連抽選処理も行う。この普図関連抽選処理では、普図変動遊技および第2特図始動口232の開閉制御を行っておらず(普図の状態が非作動中)、且つ、保留している普図変動遊技の数が1以上である場合に、上述の乱数値記憶領域に記憶している普図当選乱数値に基づいた乱数抽選により普図変動遊技の結果を当選とするか、不当選とするかを決定する当り判定をおこない、当選とする場合にはRAM308に設けた当りフラグにオンを設定する。不当選の場合には、当りフラグにオフを設定する。また、当り判定の結果に関わらず、次に上述の普図タイマ乱数値生成用の乱数カウンタの値を普図タイマ乱数値として取得し、取得した普図タイマ乱数値に基づいて複数の変動時間のうちから普図表示装置210に普図を変動表示する時間を1つ選択し、この変動表示時間を、普図変動表示時間として、RAM308に設けた普図変動時間記憶領域に記憶する。なお、保留している普図変動遊技の数は、RAM308に設けた普図保留数記憶領域に記憶するようにしており、当り判定をするたびに、保留している普図変動遊技の数から1を減算した値を、この普図保留数記憶領域に記憶し直すようにしている。また当り判定に使用した乱数値を消去する。
ステップS514では、デバイス監視処理を行う。このデバイス監視処理では、ステップS507において信号状態記憶領域に記憶した各種センサの信号状態を読み出して、所定のエラーの有無を監視し、所定のエラーを検出した場合に、第1副制御部400に送信すべき送信情報に、エラーの有無を示すデバイス情報を設定する。また、各種ソレノイド332を駆動して第2特図始動口232や、可変入賞口234の開閉を制御したり、表示回路324、326、330を介して普通図柄表示装置210、第1特別図柄表示装置212、第2特別図柄表示装置214、各種状態表示部328などに出力する表示データを、I/O310の出力ポートに設定する。
ステップS515では、外部出力信号管理処理を行う。この外部出力信号管理処理では、外部端子板信号を送信する準備を行う処理などを行う。ステップS516では、サブコマンド管理処理を行う。このサブコマンド管理処理では、各種のコマンドを第1副制御部400に送信する準備を行う。なお、第1副制御部400に送信する出力予定情報(サブコマンド)は、例えば16ビットで構成しており、ビット15はストローブ情報(オンの場合、データをセットしていることを示す)、ビット11〜14はコマンド種別(本実施形態では、基本コマンド、図柄変動開始コマンド、図柄変動停止コマンド、入賞演出開始コマンド、終了演出開始コマンド、大当り開始コマンド、大当りラウンド数指定コマンド、復電コマンド、RAMクリアコマンドなどコマンドの種類を特定可能な情報)、ビット0〜10はコマンドデータ(コマンド種別に対応する所定の情報)で構成している。
具体的には、ストローブ情報は上述のコマンド送信処理でオン、オフするようにしている。また、コマンド種別が図柄変動開始コマンドの場合であればコマンドデータに、15R大当りフラグの値、特図確率変動フラグの値、特図関連抽選処理で選択したタイマ番号などを示す情報を含み、図柄変動停止コマンドの場合であれば、15R大当りフラグの値、特図確率変動フラグの値などを含み、入賞演出コマンドおよび終了演出開始コマンドの場合であれば、特図確率変動フラグの値などを含み、大当りラウンド数指定コマンドの場合であれば特図確率変動フラグの値、大当りラウンド数などを含むようにしている。コマンド種別が基本コマンドを示す場合は、コマンドデータにデバイス情報、第1特図始動口230への入賞の有無、第2特図始動口232への入賞の有無、可変入賞口234への入賞の有無などを含む。本実施形態では、可変入賞口234への入賞があった場合には、大入賞口入賞コマンドが設定される。
また、上述の回転開始設定送信処理では、コマンドデータにRAM308に記憶している、15R大当りフラグの値、特図確率変動フラグの値、特図1関連抽選処理および特図2関連抽選処理で選択したタイマ番号、保留している第1特図変動遊技または第2特図変動遊技の数などを示す情報を設定する。上述の回転停止設定送信処理では、コマンドデータにRAM308に記憶している、15R大当りフラグの値、特図確率変動フラグの値などを示す情報を設定する。上述の入賞演出設定送信処理では、コマンドデータに、RAM308に記憶している、入賞演出期間中に装飾図柄表示装置208・遊技盤用ランプ442・遊技台枠用ランプ452・スピーカ120に出力する演出制御情報、特図確率変動フラグの値、保留している第1特図変動遊技または第2特図変動遊技の数などを示す情報を設定する。
また、上述の終了演出設定送信処理では、コマンドデータに、RAM308に記憶している、演出待機期間中に装飾図柄表示装置208・遊技盤用ランプ442・遊技台枠用ランプ452・スピーカ120に出力する演出制御情報、特図確率変動フラグの値、保留している第1特図変動遊技または第2特図変動遊技の数などを示す情報を設定する。上述の大入賞口開放設定送信処理では、コマンドデータにRAM308に記憶している大当りラウンド数、特図確率変動フラグの値、保留している第1特図変動遊技または第2特図変動遊技の数などを示す情報を設定する。上述の大入賞口閉鎖設定送信処理では、コマンドデータにRAM308に記憶している大当りラウンド数、特図確率変動フラグの値、保留している第1特図変動遊技または第2特図変動遊技の数などを示す情報を設定する。また、このステップS516では一般コマンド特図保留増加処理も行われる。この一般コマンド特図保留増加処理では、コマンドデータにRAM308の送信用情報記憶領域に記憶している特図識別情報(特図1または特図2を示す情報)、予告情報(事前予告情報、偽事前予告情報、または事前予告無情報のいずれか)を設定する。
第1副制御部400では、受信した出力予定情報に含まれるコマンド種別により、主制御部300における遊技制御の変化に応じた演出制御の決定が可能になるとともに、出力予定情報に含まれているコマンドデータの情報に基づいて、演出制御内容を決定することができるようになる。
ステップS517では、表示器表示設定処理を行う。この表示器表示設定処理では、普図および特図の「保留球数、図柄組合せ」、状態(電サポ中、または非電サポ中)、右打ち状態などの表示(LEDの点灯パターン)について、出力するデータを設定する処理などを行う。ステップS518では、出力管理処理を行う。この出力管理処理では、各処理で設定された制御信号をソレノイドやLEDに出力する処理や、準備されたコマンドを第1副制御部400や払出制御部600に向けて送信する処理などを行う。
ステップS519では、サブ制御起動待ちウエイト処理を行う。このサブ制御起動待ちウエイト処理では、第1副制御部400が起動して通信可能状態になるのを待つために、サブ制御の起動待ちカウンタを1つ減算し、この起動待ちカウンタが0になった場合は、所定のコマンドを送信する準備を行う。なお、所定のコマンドとしては、電源投入コマンドや、払出制御部600に関するコマンドのうちのいずれか1以上のコマンド(例えば、全エラー解除状態であることを示すコマンド、下皿満タンエラーが発生状態であることを示すコマンド、払出球数不足エラーが発生状態であることを示すエラー、主制御通信エラーコマンド(払出制御部600との通信が異常状態であることを示すコマンド)、CRユニット未接続エラーが発生状態であることを示すコマンド、発射位置コマンド(状態に応じて発射位置を報知するためのコマンド)などがある。
ステップS520では、タイマ割込終了処理を行う。このタイマ割込終了処理では、ステップS501で一時的に退避した各レジスタの値を元の各レジスタに設定したり、割込許可の設定などを行い、その後、主制御部メインループ処理に復帰する。
次に、図52を参照して、主制御部タイマ割込処理における特図状態更新処理(ステップS512)について説明する。図52は、特図状態更新処理のフローチャートである。
ステップS601では、特図処理状態アドレスの取得・保存を行い、次のステップS602では、RAM308に記憶している特図処理状態が示す値に応じた処理を実行する。具体的には、ここでは、特図処理状態が示す値に基づいて、後述する、図53(a)に示す特図関連抽選処理、図54に示す図柄変動中処理、図55に示す特図表示確定ウエイト処理、図56(a)に示す当り開始ウエイト処理、図57に示す特電役作動処理、図60に示す特電役残存球検出処理、図61に示す特電役作動終了処理、図62に示す当り終了表示ウエイト処理、のいずれかの処理を実行する。
ステップS603では、入賞容易ステータスをONに設定する。また、ステップS604では、特図処理状態の状態変化を判定し、次のステップS605では、特図処理状態の状態変化(特図処理状態が示す値の変化)の有無を判定し、特図処理状態の状態変化が無かった場合(特図処理状態が示す値が変化していない場合)には(ステップS605:No)、特図状態更新処理を終了し、特図処理状態の状態変化があった場合(特図処理状態が示す値が変化している場合)には(ステップS605:Yes)、ステップS606に進む。
ステップS606では、特図処理状態が「変動待ち状態」に設定されているか否かを判定し、該当する場合には(ステップS606:Yes)、ステップS608に進み、該当しない場合には(ステップS606:No)、ステップS607に進む。ステップS607では、特図処理状態が「当り開始表示ウエイト状態」に設定されているか否かを判定し、該当する場合には(ステップS607:Yes)、ステップS608に進み、該当しない場合には(ステップS607:No)、特図状態更新処理を終了する。
ステップS608では、サブコマンドの送信要求を設定(本実施形態では、特図および普図の遊技状態を含む遊技状態コマンドの送信要求を設定した後に、右打ち状態か否かの情報を含む発射位置コマンドの送信要求を設定)した後に特図状態更新処理を終了する。なお、サブコマンドの送信要求の順番は、本例に限定されず、送信要求の順番を逆にしてもよいし、一の処理で複数のコマンドの送信要求を一度にまとめて行ってもよい。
続いて、図53(a)を参照して特図状態更新処理について説明する。図53(a)は、特図状態更新処理において実行される特図関連抽選処理のフローチャートである。
この特図関連抽選処理は、特図状態更新処理のステップS602において、特図処理状態に設定されている情報が「変動待ち状態」を示している場合に呼び出されて実行される処理である。
特図関連抽選処理のステップS701では、RAM308に記憶している特図2保留球数を取得し、次のステップS702では、取得した特図2保留球数が0か否かを判定し、0の場合(特図2変動遊技の保留が無い場合)には(ステップS702:Yes)、ステップS703に進み、0以外の場合(特図2変動遊技の保留が有る場合)には(ステップS702:No)、特図2に関する処理を実行すべく、ステップS705に進む。
ステップS703では、RAM308に記憶している特図1保留球数を取得し、次のステップS704では、取得した特図1保留球数が0か否かを判定し、0の場合(特図1変動遊技の保留が無い場合)には(ステップS704:Yes)、特図関連抽選処理を終了し、0以外の場合(特図1変動遊技の保留が有る場合)には(ステップS704:No)、特図1に関する処理を実行すべく、ステップS705に進む。
ステップS705では、特図2に関する処理を実行する場合には、RAM308に記憶している特図2保留球数の値を1つ減算し、特図1に関する処理を実行する場合には、RAM308に記憶している特図1保留球数の値を1つ減算する。ステップS706では、特図乱数移行処理を実行する。この特図乱数移行処理では、特図2に関する処理を実行する場合には、特図2の保留2〜4に対応する乱数記憶領域に記憶している乱数値を、特図2の保留1〜3に対応する乱数記憶領域にシフトするとともに、特図2の保留4に対応する乱数記憶領域をクリアし、特図1に関する処理を実行する場合には、特図1の保留2〜4に対応する乱数記憶領域に記憶している乱数値を、特図1の保留1〜3に対応する乱数記憶領域にシフトするとともに、特図1の保留4に対応する乱数記憶領域をクリアする。このように、本実施形態における遊技台(パチンコ機)は、特図2優先変動機である。また、特図2及び特図1はそれぞれ4つまで保留を記憶することができる。
ステップS707では、特図当り抽選処理を行う。詳細は後述するが、この特図当り抽選処理では、特図2変動遊技(または、特図1変動遊技)の当否判定などを行う。ステップS708では、表示図柄抽選処理を行う。この表示図柄抽選処理では、特図2図柄決定用テーブル(または、特図1図柄決定用テーブル)を参照し、ステップS707の特図当り抽選処理の結果と乱数値に基づいて、第2特図表示装置214(または、第1特図表示装置212)に停止表示する特図表示図柄データの抽選を行う。
本実施形態のパチンコ機100では、各種のカスタマイズを行うことができる。
図63は、本実施形態のパチンコ機100で行うことができるカスタマイズの内容を示す図である。
本実施形態のパチンコ機100では、図柄変動表示が停止してから一定時間(例えば、30秒)経過しても図柄変動表示が開始されない場合は、デモンストレーションモードに移行し、装飾図柄表示装置208はデモ画面になる。なお、特図の図柄変動表示が停止してからデモンストレーションモードに移行するまでの間は、装飾図柄表示装置208に、装飾図柄の停止図柄の組合せが表示され続け、チャンスボタン136等の操作手段を操作すると、専用のアニメーションが表示される場合もある。デモ画面では、専用のアニメーションが表示されたり、装飾図柄の停止図柄の組合せ(装飾図柄がキャラクタ等の画像と文字画像(数字を含む)から構成されている場合、デモ画面では、キャラクタ等の画像のみが表示され、文字画像が非表示となっていてもよいし、キャラクタ等の画像と文字画像の両方が表示されていてもよい)が表示されたり、機種タイトルを含むムービー(なお、期待度の高い予告や期待度の高いリーチ等が紹介される演出紹介ムービーが含まれていてもよい)が表示されたりする他、メニューアイコン、音量調整アイコン、および輝度調整アイコンが表示される期間もある。なお、デモンストレーションモードに装飾図柄の停止表示の組合せが表示された状態が含まれていてもよい。
メニューアイコン、音量調整アイコン、および輝度調整アイコンが表示されている状態で、チャンスボタン136を操作すると、装飾図柄表示装置208には、オプションメニューが表示される。また、操作キーユニット137の左右キーを操作することで、装飾図柄表示装置208には、音量調整ウィンドウが表示され、スピーカ120の音量を増減させることができる。さらに、操作キーユニット137の上下キーを操作することで、装飾図柄表示装置208には、輝度調整ウィンドウが表示され、遊技盤用ランプ442または/および遊技台枠用ランプ452といったLEDの光量を増減させることができる。ここで、遊技盤用ランプ442は、図14等に示す導光板ILが含まれているが、含まれていなくてもよい。なお、音量調整ウィンドウが表示されている状態で、操作キーユニット137の上下キーを操作すれば、輝度調整ウィンドウが表示され、反対に、輝度調整ウィンドウが表示されている状態で、操作キーユニット137の左右キーを操作すれば、音量調整ウィンドウが表示される。
詳しくは後述するが、オプションメニューの中には、「デモ画面に戻る」ためのアイコンが用意されており、このアイコンにカーソルを合わせた状態で、チャンスボタン136を操作すれば、デモ画面に戻ることができる。また、特図の図柄変動表示が開始されれば、自動的にオプションメニューは終了し、装飾図柄表示装置208には、装飾図柄の変動表示が表示される。さらに、オプションメニューを表示させた状態で一定期間(例えは1分間)無操作であった場合には、自動的にデモ画面に戻る。
また、操作キーユニット137の左右キーを操作後にチャンスボタン136を押下した場合には、音量が決定され、音量調整ウィンドウからデモ画面に戻り、操作キーユニット137の上下キーを操作後にチャンスボタン136を押下した場合には、光量が決定され、輝度調整ウィンドウからデモ画面に戻る。さらに、チャンスボタン136を押下しなかった場合であっても、左右キーあるいは上下キー操作後一定期間(例えば、10秒間)経過後には、自動的にデモ画面に戻る。また、特図の図柄変動表示が開始されれば、ここでも自動的に、音量調整ウィンドウや輝度調整ウィンドウが消え、装飾図柄表示装置208には、装飾図柄の変動表示が表示される。
図63(b)は、オプションメニューの構成を示す図である。
オプションメニューでは、大まかに分けて、「演出カスタマイズ」、「キャラクタ選択」、「保留枠選択」、「保留表示選択」、「背景表示選択」を行うことが可能である。
「演出カスタマイズ」のうちの「オートボタンモード」とは、チャンスボタン136等の操作手段を操作しなくても、チャンスボタン136等の操作手段を操作した時と同じ応答演出が行われる場合があるモードのことである。なお、図63(b)の「選択肢」に記されたON/OFFは、設定/非設定や有効/無効の意味である。「長押しオート連打」とは、チャンスボタン136等の操作手段に対して長押しを行っておくだけで、長押しを行っている期間中、高速での押下を繰り返している(連打している)時と同じ応答演出を行う機能のことであり、連打の速さを選択することができる。「群予告」とは、通常予告(当該変動の予告)の一種であり、このオプションメニューでは、群予告の大当りの信頼度(期待度)を遊技者が選択することができる。例えば、群予告が表示された変動が大当りとなる可能性が信頼度100%!?よりも低いが、群予告が当該変動の予告として登場する頻度を上げたい場合は信頼度50%に設定し、群予告が当該変動の予告として登場する頻度が信頼度50%に設定した時よりも低いが、大当り濃厚(大当り確定)の予告として当該変動に表示されて欲しい場合は信頼度100%!?に設定する。「入賞音予告」は特図始動口に入賞して保留が増加した時の先読み予告の一種である。なお、入賞音予告は、当該変動の予告としてもよい。裏ボタンとは、チャンスボタン136等の操作手段の操作有効期間が開始されていること、および/または操作手段の操作有効期間中であることを報知してくれないことであるが、「裏ボタンナビ」をON(設定)しておくと、例えば、操作手段の操作有効期間にチャンスボタンランプ138が点灯したり、「操作手段を操作すると良いことがあるかもしれないよ」といった文字表示が表示されるようになる。「先読み予告なし」とは、保留アイコンの表示態様による先読み予告以外の先読み予告(例えば、可動手段(演出可動体)による先読み予告や表示手段による保留アイコン以外の先読み予告表示)全てについて行わない(「ON」に相当)ようにする設定である。「プレミアアップ」とは、大当り濃厚あるいは大当り確定の演出の出現頻度を上昇させる(「ON」に相当)ようにする設定である。「保留変化なし」とは、保留アイコンの表示態様による先読み予告を行わない(「ON」に相当)ようにする設定である。「一発告知」とは、大当り濃厚あるいは大当り確定についての特定の予告のことである(例えば、演出可動体による演出動作や、音出力手段による大当り濃厚(大当り確定)音、枠または遊技盤の一部または全部の装飾LEDによる発光演出による予告が挙げられる。)。
なお、本明細書における「大当り確定」とは、大当り確定の当該予告および/または先読み予告予告が表示された場合に、大当り確定の予告が表示された図柄変動または、先読み対象保留の図柄変動に向けて大当り確定の先読み予告が表示されると当該変動または先読み対象保留が必ず大当りとなることを示している(以下の説明においても同じ)。
また、本明細書における「大当り濃厚」とは、大当りへの期待度が高い状態のことであって、大当り濃厚の当該予告および/または先読み予告予告が表示されても、大当り濃厚の予告が表示された図柄変動または、先読み対象保留の図柄変動に向けて大当り濃厚の先読み予告が表示されてもハズレとなる場合があることを示している(以下の説明においても同じ)。また、大当り濃厚は、大当り確定のことを示していてもよい(以下の説明においても同じ)。
さらに、本明細書における「熱い」という記載も、大当りへの期待度が高い状態のことであるが、熱いの当該予告および/または先読み予告予告が表示されても、熱い予告が表示された図柄変動または、先読み対象保留の図柄変動に向けて熱いの先読み予告が表示されてもハズレとなる場合があることを示している(以下の説明においても同じ)。また、「熱い」は、大当り濃厚よりも、大当りの期待度が低いことを示してもよいし、「激熱」は、大当り濃厚、あるいは大当り確定のことを示していてもよい(以下の説明においても同じ)。
また、図63(b)中に記載のある「ダイトモ」とは、会員登録をして、インターネット回線を通じてWebサーバとアクセスをする会員サービスのことであり、経験値を貯めることでレベル(lv)が上がり、レベルに応じて種々の特典を獲得することができるといったサービスである。この「ダイトモ」の会員サービスを実行する場合には、パチンコ機100はユーザモードに設定される。パチンコ機100の中には、「ダイトモ」の会員サービスに対応していない仕様のものもある。「ダイトモ」の会員サービスに対応している仕様の機種では、ユーザモードに設定し、ダイトモのレベルが15レベルに達していれば、演出カスタマイズの一種として裏ボタンナビの設定が開放される。また、図63(b)中、「ダイトモ設定」と記されている項目は、会員登録をして、ユーザモードに設定するだけで開放される。したがって、ダイトモ入会時でレベルが0であっても、ユーザモードに設定するだけで、例えば、保留枠選択であれば、保留枠Bを使用可能になる。ここで、保留枠とは、図14等に示す第1UI部280と第2UI部281を合わせたものに相当する。なお、「初期設定」とは、ユーザモードに設定していない場合に自動的に選択されることを意味する。また、「ダイトモ」は、正式な会員登録の前に入会体験することができ、入会体験者には、お試しプレイとして、キャラクタ選択において、爺のキャラクタが使用可能になる。
また、ダイトモの上記特典の一つとして、ダイトモのレベルを上げないと選択することができない項目がある。すなわち、「キャラクタ選択」、「保留枠選択」、「保留表示選択」、「背景表示選択」のうち、「開放条件」にダイトモのレベル(lv)が表示されている項目は、表示されたレベル(lv)に到達して初めて選択することがができるようになる項目である。
図64は、会員サービスを利用していない状態におけるオプションメニュー画面の遷移図である。
操作キーユニット137の上キー又は下キーを操作することで、装飾図柄表示装置208に表示されたオプションメニュー画面では、カーソルが上下する。「演出カスタマイズ」、「キャラクタ選択」、「保留枠選択」、「保留表示選択」、「背景表示選択」、「初期化」、「デモ画面に戻る」の各項目のうち、矢印で結ばれた相互間は、操作キーユニット137の上キー又は下キーを操作することでカーソルが移動し、チャンスボタン136を押下したときにカーソルが表示されていた項目に応じた画面が表示される。すなわち、「演出カスタマイズ」の項目にカーソルを合わせてチャンスボタン136を押下すれば、装飾図柄表示装置208では、オプションメニュー画面から演出カスタマイズ画面に切り替わる。また、「デモ画面に戻る」の項目にカーソルを合わせてチャンスボタン136を押下すれば、装飾図柄表示装置208では、オプションメニュー画面からデモ画面に切り替わる。
一方、「演出カスタマイズ画面」、「キャラクタ選択画面」、「保留枠選択画面」、「保留表示選択画面」、「背景表示選択画面」、「初期化確認画面」それぞれには、“戻る”のアイコンが表示されており、その“戻る”のアイコンにカーソルを合わせてチャンスボタン136を押下すれば、オプションメニュー画面に戻ることができる。また、“戻る”のアイコンにカーソルを合わせなくても、操作キーユニット137のキャンセルキーを押下しても、オプションメニュー画面に戻ることができるようにしてもよい。
なお、この遷移図では表されていないが、特図始動口212,214に入賞があって、特図の図柄変動表示が開始されれば、オプションメニュー画面であっても、「演出カスタマイズ画面」、「キャラクタ選択画面」、「保留枠選択画面」、「保留表示選択画面」、「背景表示選択画面」、「初期化確認画面」であっても、装飾図柄の変動表示の画面に移行する。
続いて、図63及び図64を用いて説明した事項につき、具体的に、装飾図柄表示装置208における表示例を用いて説明する。
図65は、デモ画面から、オプションメニュー画面、音量調整ウィンドウ、輝度調整ウィンドウを呼び出す一例を示す図である。ここで説明する例は、「ダイトモ」の会員サービスに対応していない仕様のパチンコ機100についての例であり、図63(b)の開放条件は、無視され、最初からいずれの項目についても選択可能である。なお、以降の実施形態において、装飾図柄表示装置208に、操作キーユニットの十字キー(上キー、下キー、左キー、右キーの)の外観を示すアイコンやチャンスボタンの外観を示すアイコンが表示されている場合に、無色且つ無模様のアイコンが操作不可の操作手段を示し、それ以外の態様(有色または/および模様有り)で表示されているアイコンが操作可能な操作手段を示している。
図65(1)に示す装飾図柄表示装置208には、海の背景表示に保留枠UIが表示されており、ナビキャラクタYMも表示されている。また、第1装飾図柄(第3図柄)にも第2装飾図柄(第5図柄)にも装飾図柄のハズレの組合せ(「装飾4」−「装飾1」−「装飾7」)が表示されており、特図の図柄変動表示は停止中である。さらに、装飾図柄表示装置208の右上隅部に表示された第2保留数表示では、特図1の保留数も特図2の保留数も0である。すなわち、保留が無く、特図の停止図柄の確定表示が行われてから図柄変動表示が開始されていない状態である。この状態で、一定時間(例えば、30秒間)が経過すると、図65(1)に示す、メニューアイコンMI、音量調整アイコンVI、および輝度調整アイコンBIの表示が開始される。なお、一定時間経過前であっても、特図の停止図柄の確定表示期間が終了し、次の図柄変動表示が開始されていない状態(例えば、保留が無い状態における特図の停止図柄の確定表示期間経過直後)であれば、操作手段(例えば、チャンスボタン136や操作ユニットの十字キー等)を操作することで、これらのアイコンMI,VI,BIが表示されるようにしてもよいし、特図の停止図柄の確定表示期間が終了してから或る定まった期間(例えば、10秒間)経過したことを条件に加えて、これらのアイコンMI,VI,BIが表示されるようにしてもよい。あるいは、これらのアイコンMI,VI,BIの表示が開始されても一定期間(例えば、3秒間)は、チャンスボタン136および操作キーユニット137の十字キーを操作しても、オプションメニュー画面や音量調整ウィンドウや輝度調整ウィンドウが表示されないようにしてもよい。
また、メニューアイコンMI、音量調整アイコンVI、および輝度調整アイコンBIに、カスタマイズを行っている内容の表示(文字表示や画像表示)が含まれていてもよい。例えば、メニューアイコンMIであれば、演出カスタマイズの文字表示やアイコン表示、音量調整アイコンVIであれば音量のレベルを表すゲージの表示、輝度調整アイコンBIであれば光量のレベルを表すゲージの表示が含まれていてもよい。さらに、メニューアイコンMIに、図63(b)に示す大項目の表示(例えば、「キャラクタ選択」等)が含まれていてもよいし、図65(1)に示すように含まれていなくてもよい。
図65(2)では、操作キーユニットの下キー137dが操作される。なお、上キー137uが操作されても同じである。なお、十字キーは、無操作の状態では白色点灯であるが、押下されたキーは赤色点灯に変化するが、十字キーに装飾ランプが設けられていなくてもよい。
下キー137dが操作されたことで、図65(3)に示す装飾図柄表示装置208には、輝度調整ウィンドウBWが表示されている。輝度調整ウィンドウBWは、輝度調整アイコンBIよりも大きな表示であり、図65(3)に示す装飾図柄表示装置208では、メニューアイコンMIが消え、音量調整アイコンVIがメニューアイコンMIの位置にシフトして、輝度調整アイコンBIの4倍程度の大きさの輝度調整ウィンドウBWが表示されている。この例では、遊技盤用ランプ442または/および遊技台枠用ランプ452といったLEDの光量を5段階で調整可能であり、初期値は最も明るい5レベルである。
図65(4)では、下キー137dがもう一度操作され、同図(5)に示す輝度調整ウィンドウBWでは、一段階下がり4レベルになっている。
図65(6)では、操作キーユニット137の上キー137uが操作され、同図(7)に示す輝度調整ウィンドウBWでは、一段階上がり5レベルに戻っている。5レベルの状態で、上キー137uを操作しても、それ以上、光量は上がらない。また、1レベルの状態で、下キー137dを操作しても、それ以上、光量は下がらない。また、一定期間(例えば、10秒)何も操作をしないと、3つのアイコンMI,VI,BIが表示されたデモ画面に戻るが、上キー137d又は下キー137uを操作すると、その一定期間のカウント開始を更新することができる。すなわち、デモ画面に戻るまでの期間を延ばすことができる。なお、1レベルよりも下の0レベルまで設定可能であってもよい。この0レベルでは、LEDは消灯状態を維持することになる。
図65(8)では、操作キーユニット137の右キー137rが操作される。なお、左キー137lが操作されても同じである。
右キーが操作されたことで、図65(9)に示す装飾図柄表示装置208には、音量調整ウィンドウVWが表示されている。音量調整ウィンドウVWは、音量調整アイコンVIよりも大きな表示であり、図65(9)に示す装飾図柄表示装置208では、音量調整ウィンドウVWがメニューアイコンMI側に、音量調整アイコンVIの4倍程度まで拡大表示され、メニューアイコンMIは無くなって、輝度調整アイコンBIは表示されている。この例では、スピーカ120からの音量を5段階で調整可能であり、初期値は中間の音量の3レベルである。
図65(10)では、操作キーユニット137の右キーがもう一度操作され、同図(11)に示す音量調整ウィンドウVWでは、一段階上がり4レベルになっている。なお、最も音の大きな5レベルの状態で、右キーを操作しても、それ以上、音量は上がらない。また、1レベルの状態で、左キーを操作しても、それ以上、音量は下がらない。また、一定期間(例えば、10秒)何も操作をしないと、3つのアイコンMI,VI,BIが表示されたデモ画面に戻るが、左キー又は右キーを操作すると、デモ画面に戻るまでの期間を延ばすことができる。なお、1レベルよりも下の0レベルまで設定可能であってもよい。この0レベルでは、スピーカ120は消音(ミュート)を維持することになる。
最後の操作があってから一定期間(例えば、10秒)が経過したことにより、図65(13)に示す装飾図柄表示装置208では、3つのアイコンMI,VI,BIが表示されたデモ画面に戻っている。
図65(14)では、チャンスボタン136が操作され、チャンスボタン136が操作されたことで、図65(15)に示す装飾図柄表示装置208には、オプションメニュー画面が表示されている。なお、チャンスボタン136は、内蔵されているチャンスボタンランプ138が、押下されたことにより赤色に発光しているが、押下される前から赤色に点灯していてもよい。このオプションメニュー画面では、背景表示、保留枠UI、ナビキャラクタYM、第1装飾図柄(第3図柄)、および第2装飾図柄(第5図柄)全てが消え、「メニュー」の文字表示の下に、縦一列に上から順に、演出カスタマイズアイコン、キャラクタ選択アイコン、保留枠選択アイコン、保留表示選択アイコン、背景表示選択アイコン、初期化アイコン、およびデモ画面に戻るための戻るアイコンといった7種類のアイコンが表示されている。これら7種類のアイコンのうちのいずれか一つのアイコンの左横には、操作キーユニット137の上下キーで上下することができるカーソルアイコンcsが表示されている。図65(14)では、一番上の演出カスタマイズアイコンの左横にカーソルアイコンcsが表示され、他のアイコンが白表示であるのに対して、演出カスタマイズアイコンは赤色に点灯している。また、オプションメニュー画面では、右下に、選択操作や決定操作に用いることができる操作手段の絵柄が表示されている。すなわち、操作キーユニット137のうち、選択操作に用いられる十字キーの絵柄と、決定操作に用いられるチャンスボタン136の絵柄が表示されている。さらに、チャンスボタン136と、十字キーのうち、カーソルアイコンcsやカーソル表示の移動に用いる上下キー137u,dの絵柄は、赤色に表示されている。なお、決定操作には、チャンスボタン136とともに操作キーユニット137の決定キーも用いることができるようにしてもよいし、チャンスボタン136に代えてその決定キーを用いることができるようにしてもよい。
ここで、図65(2)〜同図(12)の、輝度調整中や音量調整中に、チャンスボタン136を操作しても、オプションメニュー画面は表示されないが、表示されるようにしてもよい。また、オプションメニュー画面表示開始時のカーソルアイコンcsの初期位置は、一番上の演出カスタマイズアイコンであってもよいし、戻るアイコンであってもよいし、その他のアイコンであってもよい。あるいは、カスタマイズを現在行っている項目のアイコンであってもよい。
図65(16)では、演出カスタマイズアイコンにカーソルアイコンcsが表示されている状態で、チャンスボタン136が押下され、図65(17)に示すように、装飾図柄表示装置208には、演出カスタマイズ画面が表示される。演出カスタマイズ画面には、5行のリストが表示され、そのリストには、図63(b)に示す演出カスタマイズにおける小項目の表示の上から5つ分(「01 オートボタンモード」〜「05 裏ボタンナビ」)と、それぞれの選択肢(例えば、「OFF ON」等)が表示されている。すなわち、5行のリストの1行につき1項目が表示されている。さらに、その下には、設定変更を保存するための確定アイコン、オプションメニュー画面に戻るための戻るアイコン、設定を一括して初期値に戻すための初期化アイコンが左側から順に横一列に配置されている。また、演出カスタマイズ画面では、カーソルアイコンに代えてカーソル表示が用いられている。演出カスタマイズ画面表示開始時のカーソル表示の初期位置は、オプションメニュー画面に戻るための戻るアイコンである。カーソル表示が表示されている戻るアイコンは、枠が強調表示され、さらに赤色に点灯表示されている。また、表示されている選択肢のうち現在設定されている選択肢も赤色に表示されている。例えば、図65(17)に示す演出カスタマイズ画面では、オートボタンモードは非設定(OFF)である。さらに、演出カスタマイズ画面の右下にも、選択操作に用いられる十字キーの絵柄と、決定操作に用いられるチャンスボタン136の絵柄が表示されている。なお、演出カスタマイズ画面では、十字キーのうち全てのキー137u,d,l,rの絵柄が、赤色に表示されている。
図65(18)では、下キー137dが操作され、カーソル表示は、オートボタンモードの項目に移動する。すなわち、図65(19)に示す演出カスタマイズ画面では、オートボタンモードの項目の枠が強調表示され、さらに、吹き出し表示が追加され、オートボタンモードの説明が表示されている。
図65(20)では、オートボタンモードの項目にカーソル表示が表示されている状態で、右キー137rが操作される。その結果、図65(21)に示すように、オートボタンモードの現在設定されている選択肢がONに変化する。すなわち、OFFからONに切り替えられた。なお、現在設定されている選択肢がOFFの状態で、左キー137lが操作された場合は、そのキー操作は無効になるが、右キー137rが操作された場合と同じ結果になってもよい。
図65(22)では、下キー137dが操作され、カーソル表示は、オートボタンモードの1つ下の項目(長押しオート連打)に移動する。すなわち、図65(23)に示す演出カスタマイズ画面では、長押しオート連打の項目の枠が強調表示され、さらに、吹き出し表示が追加され、この項目に関する説明が表示されている。なお、下キー137dではなく上キー137uが操作されると、カーソル表示は、設定変更があった場合には、確定アイコンに移動し、設定変更がなかった場合には、戻るアイコンに移動する。ただし、設定変更があってもなくても確定アイコンに移動してもよいし、あるいは戻るアイコンに移動してもよい。
その後、下キー137dが3回操作され、カーソル表示は、一番下の裏ボタンナビの項目に移動する。すなわち、図65(25)に示す演出カスタマイズ画面では、裏ボタンナビの項目の枠が強調表示され、さらに、吹き出し表示が追加され、この項目に関する説明が表示されている。
図65(26)では、さらにもう1回、下キー137dが操作され、図65(27)に示すように、5行のリストの更新が行われ、図63(b)では01であったオートボタンモードの項目が消え、代わりに新たに追加された、図63(b)では06であった先読み予告なしの項目にカーソル表示が移動している。
図65(28)では、さらに下キー137dが操作され続ける。
図66は、図65に示す例の続きを示す図である。
下キー137dの操作に合わせてリストの更新が行われ、図65(28)に続く図66(29)に示す演出カスタマイズ画面では、図63(b)における演出カスタマイズの最後の小項目である09の一発告知の項目にカーソル表示が移動している。
図66(30)に示すように、下キー137dがもう一回操作されると、図66(31)に示すように、カーソル表示は確定アイコンに移動し、確定アイコンは、枠が強調表示され、さらに赤色に点灯表示されている。
図66(32a)では、決定操作としてチャンスボタン136が操作され、同図(33a)に示す装飾図柄表示装置208では、演出カスタマイズの設定完了を報知する報知画面が、演出カスタマイズ画面に前側から重ねて表示される。なお、演出カスタマイズの設定を更新することを確認する確認画面(例えば、キャンセルアイコンと更新アイコンが表示された画面)が表示されてもよい。図66(33a)に示す報知画面には、オプションメニュー画面に戻るための戻るアイコンが表示されており、カーソル表示はそのアイコンに表示されている。
図66(34)ではチャンスボタン136が操作され、同図(35)に示すように、オプションメニュー画面に戻る。
なお、図66(33a)に示す報知画面における戻るアイコンは、演出カスタマイズ画面に戻るためのアイコンであってもよく、演出カスタマイズ画面に配置されている戻るアイコンを操作することで、オプションメニュー画面に復帰できるようにしてもよい。
オプションメニュー画面に戻った後、図66(36)に示すようにオプションメニュー画面が表示されている状態で、下キー137dが再び操作されると(同図(37)参照)、図66(38)に示すように、それまで演出カスタマイズアイコンに表示されていたカーソルアイコンcsは一つ下に移動し、今度は、キャラクタ選択アイコンの左横にカーソルアイコンcsが表示され、そのキャラクタ選択アイコンは赤色に点灯する。
図66(39)では、キャラクタ選択アイコンにカーソルアイコンcsが表示されている状態で、チャンスボタン136が押下され、図66(40)に示すように、装飾図柄表示装置208には、キャラクタ選択画面が表示される。キャラクタ選択画面にも、5行のリストが表示され、そのリストには、図63(b)に示すキャラクタ選択における選択肢の表示の上から5つ分(「01 吉宗」〜「05 ハニ」)が表示されている。すなわち、5行のリストの1行につき1項目が表示されている。図66(40)では、カーソル表示は、吉宗の項目に表示されており、キャラクタ選択画面の左側には、カーソル表示が表示されている項目のキャラクタの絵柄(ここでは吉宗の絵柄)がプレビュー表示されている。なお、73(b)に示すように、キャラクタ選択の初期設定は、吉宗であるが、この初期設定自体を無くしてしまってもよい。また、キャラクタ選択画面の右下には、オプションメニュー画面に戻るための戻るアイコンと、選択操作に用いられる十字キー(上下キー137u,dのみ赤色)の絵柄と、決定操作に用いられる赤色のチャンスボタン136の絵柄も表示されている。
ここでのキャラクタ選択で設定されたキャラクタは、常時表示されるようになったり、演出時には必ず登場するようになったり、出現頻度が他のキャラクタより高くなったりする。
図66(41)に示すように、下キー137dが一回操作されると、図66(42)に示すように、カーソル表示は、吉宗の1つ下の項目の爺に移動し、爺の絵柄がプレビュー表示されている。
図66(43)では、下キー137dがさらに5回操作され、下キー137dの操作に合わせてリストの更新が行われ、図66(44)に示すキャラクタ選択画面では、図63(b)におけるキャラクタ選択の最後の選択肢である07のコパンダの項目にカーソル表示が移動している。
図66(45)に示すように、下キー137dがもう一回操作されると、図66(46)に示すように、カーソル表示は戻るアイコンに移動し、戻るアイコンは、枠が強調表示され、さらに赤色に点灯表示されている。
ここで、チャンスボタン136ではなく、下キー137dが一回だけ操作されると(図66(47))、リストの更新が行われて、図66(48)に示すように、01の吉宗が先頭にくる最初のリストに戻り、カーソル表示はその吉宗の項目に移動している。そして、図66(49)では、チャンスボタン136が操作される。図66(50)に示すキャラクタ選択画面では、プレビュー表示が行われていた領域で、キャラクタを決定することを示すアニメーション表示が行われている。なお、キャラクタの設定を更新することを確認する確認画面(例えば、キャンセルアイコンと更新アイコンが表示された画面)が表示されてもよいが、この例では、キャラクタを決定することを示すアニメーション表示が終了すると、選択したキャラクタの設定の更新が自動的に行われ、図66(51)に示すように、オプションメニュー画面に戻る。
なお、キャラクタを決定することを示すアニメーション表示が終了してもキャラクタ選択画面のままであり、キャラクタ選択画面に配置されている戻るアイコンを操作することで、オプションメニュー画面に復帰できるようにしてもよい。
オプションメニュー画面に戻った後、オプションメニュー画面が表示されている状態で、下キー137dが再び操作されると(図66(52)参照)、図66(53)に示すように、それまでキャラクタ選択アイコンに表示されていたカーソルアイコンcsは一つ下に移動し、今度は、保留枠選択アイコンの左横にカーソルアイコンcsが表示され、その保留枠選択アイコンは赤色に点灯する。
図66(54)では、保留枠選択アイコンにカーソルアイコンcsが表示されている状態で、チャンスボタン136が押下され、図66(55)に示すように、装飾図柄表示装置208には、保留枠選択画面が表示される。保留枠選択画面にも、5行のリストが表示され、そのリストには、図63(b)に示す保留枠選択における選択肢の表示の上から5つ分(「01 保留枠A」〜「05 保留枠E」)が表示されている。すなわち、5行のリストの1行につき1項目が表示されている。図66(55)では、カーソル表示は、保留枠Aの項目に表示されており、保留枠選択画面の左側のウィンドウには、カーソル表示が表示されている項目の保留枠が保留アイコンと変動アイコンとともにプレビュー表示されている。なお、73(b)に示すように、保留枠選択の初期設定は、保留枠Aであるが、この初期設定自体を無くしてしまってもよいし、あるいはここでは選択することができない専用の保留枠を用意してもよい。また、保留枠選択画面の右下には、オプションメニュー画面に戻るための戻るアイコンと、選択操作に用いられる十字キー(上下キー137u,dのみ赤色)の絵柄と、決定操作に用いられる赤色のチャンスボタン136の絵柄も表示されている。
ここでの保留枠選択で設定された保留枠は、装飾図柄表示装置208の下部に、第1UI部280と第2UI部281として表示されるようになる。
図66(56)では、下キー137dが一回操作される。
図67は、図66に示す例の続きを示す図である。
図66(55)から続く図66(56)に示す、下キー137dの一回の操作を受けて、図67(57)に示す装飾図柄表示装置208では、カーソル表示は、保留枠Aの1つ下の項目の保留枠Bに移動し、左側のウィンドウには、保留枠Bがプレビュー表示されている。
図67(58)では、チャンスボタン136による決定操作が行われる。図67(59)に示す保留枠選択画面では、プレビュー表示が行われている左側のウィンドウを囲むようなエフェクト表示Ed1が発生し、そのエフェクト表示Ed1が消えると、選択した保留枠の設定の更新が自動的に行われ、図67(60)に示すように、オプションメニュー画面に戻る。なお、保留枠の設定を更新することを確認する確認画面(例えば、キャンセルアイコンと更新アイコンが表示された画面)が表示されてもよい。また、エフェクト表示Ed1が消えても保留枠選択画面のままであり、保留枠選択画面に配置されている戻るアイコンを操作することで、オプションメニュー画面に復帰できるようにしてもよい。
オプションメニュー画面に戻った後、オプションメニュー画面が表示されている状態で、下キー137dが再び操作されると(図67(61)参照)、図67(62)に示すように、それまで保留枠選択アイコンに表示されていたカーソルアイコンcsは一つ下に移動し、今度は、保留表示選択アイコンの左横にカーソルアイコンcsが表示され、その保留表示選択アイコンは赤色に点灯する。この状態で、チャンスボタン136が押下され、図67(63)に示すように、装飾図柄表示装置208には、保留表示選択画面が表示される。保留表示選択画面にも、5行のリストが表示され、そのリストには、図63(b)に示す保留表示選択における選択肢の表示の上から5つ分(「01 アイコンA」〜「05 アイコンE」)が表示されている。すなわち、5行のリストの1行につき1項目が表示されている。図67(63)では、カーソル表示は、アイコンAの項目に表示されており、保留表示選択画面の左側のウィンドウには、カーソル表示が表示されている項目のアイコンが保留枠とともにプレビュー表示されている。なお、73(b)に示すように、保留表示選択の初期設定は、アイコンAであるが、この初期設定自体を無くしてしまってもよいし、あるいはここでは選択することができない専用のアイコンを用意してもよい。また、保留表示選択画面の右下には、オプションメニュー画面に戻るための戻るアイコンと、選択操作に用いられる十字キー(上下キー137u,dのみ赤色)の絵柄と、決定操作に用いられる赤色のチャンスボタン136の絵柄も表示されている。
ここでの保留表示選択で設定されたアイコンは、保留枠UIに、保留アイコンh1〜h4として表示されたり、変動アイコンh0として表示されるようになる。
その後、下キー137dが二回操作され、カーソル表示は、アイコンCに移動し、左側のウィンドウには、アイコンCがプレビュー表示されている。この状態で、チャンスボタン136による決定操作が行われ、図67(65)に示す保留表示選択画面では、プレビュー表示が行われている左側のウィンドウを囲むようなエフェクト表示Ed1が再び発生し、そのエフェクト表示Ed1が消えると、選択したアイコンの設定の更新が自動的に行われ、図67(66)に示すように、オプションメニュー画面に戻る。なお、アイコンの設定を更新することを確認する確認画面(例えば、キャンセルアイコンと更新アイコンが表示された画面)が表示されてもよい。また、エフェクト表示Ed1が消えても保留表示選択画面のままであり、保留表示選択画面に配置されている戻るアイコンを操作することで、オプションメニュー画面に復帰できるようにしてもよい。
オプションメニュー画面に戻った後、オプションメニュー画面が表示されている状態で、下キー137dがまた操作されると(図67(67)参照)、図67(68)に示すように、それまで保留表示選択アイコンに表示されていたカーソルアイコンcsは一つ下に移動し、今度は、背景表示選択アイコンの左横にカーソルアイコンcsが表示され、その背景表示選択アイコンは赤色に点灯する。
図67(69)では、背景表示選択アイコンにカーソルアイコンcsが表示されている状態で、チャンスボタン136が押下され、図67(70)に示すように、装飾図柄表示装置208には、背景表示選択画面が表示される。背景表示選択画面にも、5行のリストが表示され、そのリストには、図63(b)に示す背景表示選択における5つの選択肢全て(「01 背景A」〜「05 背景E」)が表示されている。すなわち、5行のリストの1行につき1項目が表示されている。図67(70)では、カーソル表示は、背景Aの項目に表示されており、背景表示選択画面の左側のウィンドウには、カーソル表示が表示されている項目の背景がプレビュー表示されている。なお、73(b)に示すように、背景表示選択の初期設定は、背景Aであるが、この初期設定自体を無くしてしまってもよいし、あるいはここでは選択することができない専用の背景を用意してもよい。また、背景表示選択画面の右下には、オプションメニュー画面に戻るための戻るアイコンと、選択操作に用いられる十字キー(上下キー137u,dのみ赤色)の絵柄と、決定操作に用いられる赤色のチャンスボタン136の絵柄も表示されている。
ここでの背景表示選択で設定された背景は、装飾図柄表示装置208における通常状態の背景表示として表示されるようになる。ここにいう通常状態の背景表示には、先読みモードにおける背景表示や、当該変動の大当りの予告としての背景表示や、電サポ状態における背景表示は含まれない。ただし、電サポ状態における背景表示に限っては、含まれるようにしてもよい。
その後、下キー137dが四回操作され、カーソル表示は、背景Eに移動し、左側のウィンドウには、背景E(空の背景)がプレビュー表示されている。この状態で、チャンスボタン136による決定操作が行われ、図67(72)に示す保留表示選択画面では、プレビュー表示が行われている左側のウィンドウを囲むようなエフェクト表示Ed1がまた発生し、そのエフェクト表示Ed1が消えると、選択した背景の設定の更新が自動的に行われ、図67(73)に示すように、オプションメニュー画面に戻る。なお、背景の設定を更新することを確認する確認画面(例えば、キャンセルアイコンと更新アイコンが表示された画面)が表示されてもよい。また、エフェクト表示Ed1が消えても背景表示選択画面のままであり、背景表示選択画面に配置されている戻るアイコンを操作することで、オプションメニュー画面に復帰できるようにしてもよい。
オプションメニュー画面に戻った後、オプションメニュー画面が表示されている状態で、下キー137dが2回操作されると(図67(74a)参照)、図67(75)に示すように、それまで保留表示選択アイコンに表示されていたカーソルアイコンcsは一番下まで移動し、デモ画面に戻るための戻るアイコンの左横にカーソルアイコンcsが表示され、その戻るアイコンは赤色に点灯する。
図67(76)では、戻るアイコンにカーソルアイコンcsが表示されている状態で、チャンスボタン136が押下され、図67(77)に示すように、装飾図柄表示装置208には、デモ画面が表示される。ここでのデモ画面には、カスタマイズした結果が反映されている。すなわち、背景は、空の背景に変更されており、保留枠UIは、図65(1)に示す保留枠UIと異なっており、画面右上の枠RW内には、演出カスタマイズでONに設定したモード名(ここではオートボタンモード)が表示されている。なお、2つのモードをONに設定した場合には、カスタマイズの番号の若い順に交互に表示される。例えば、01のオートボタンモードと05の裏ボタンナビをONにしていたら、オートボタンモードと裏ボタンナビが画面右上の枠RW内に交互に表示される。なお、デフォルト設定と同じときは、枠RW内に表示しないようにしてもよいが、同じであっても表示してもよい。また、何の設定も行っていない場合には、枠RW内にOFFと表示してもよいし、何も表示しなくてもよい。また、信頼度の設定の群予告や、連打の速さの設定の長押しオート連打については、設定しても枠RW内に表示しないようにしてもよい。さらに、設定しているモードを細かく表示せず、例えば「演出カスタマイズ中」とだけ表示するようにしてもよい。
図67(79)には、普通図柄表示装置210、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、普通図柄保留ランプ216、第1特図保留ランプ218、第2特図保留ランプ220、および第4図柄表示装置284も示されている。図67(79)に示す普通図柄表示装置210、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214のいずれも停止表示中である。また、図67(79)に示す装飾図柄表示装置208における第1装飾図柄(第3図柄)も第2装飾図柄(第5図柄)も停止表示中であり、図67(79)に示す第4図柄表示装置284も停止表示を表している。さらに、図67(79)に示す普通図柄保留ランプ216、第1特図保留ランプ218、および第2特図保留ランプ220はいずれも全て消灯しており、装飾図柄表示装置208の右上隅部に表示された第2保留数表示でも、特図1の保留数も特図2の保留数も0である。したがって、保留が無く、停止図柄の確定表示が行われてから図柄変動表示が開始されていない状態である。
図67(80)に示すタイミングで、第1特図始動口230に1球入球があり、図67(80)に示す第1特図表示装置212は、図柄変動表示を開始している。ただし、図67(80)に示す、副制御部400,500側によって制御される装飾図柄表示装置208における第1装飾図柄(第3図柄)も第2装飾図柄(第5図柄)も装飾図柄の変動表示を開始しておらず、同じく副制御部400,500側によって制御される第4図柄表示装置284も停止表示を表したままである。なお、図67(80)に示す第4図柄表示装置284は、黒い四角が第1装飾図柄(第3図柄)の停止表示中を表し、灰色の丸が第2装飾図柄の(第5図柄)の停止表示中を表し、白い四角が第1装飾図柄(第3図柄)の変動表示中を表し、白い丸が第2装飾図柄(第5図柄)の変動表示中を表す。
図67(81)に示す装飾図柄表示装置208では、第1装飾図柄は依然として停止表示したままであるが、第2装飾図柄は変動表示を開始し、右上隅部に表示された第2保留数表示では、特図1の保留数が一瞬、「1」と表示されている。
図67(82)に示す装飾図柄表示装置208では、第2保留数表示のうちの、先に一瞬「1」と表示された特図1の保留数が「0」になっている。なお、第1特図始動口230に入賞してすぐに消化されるため、第2保留数表示が一瞬たりとも「1」と表示されず、「0」のままであってもよい。
図67(83)では、第一の保留アイコンh11の増加アニメーションが開始されている。
図68は、図67に示す例の続きを示す図である。
図67(83)から続く図68(84)では、増加アニメーションが終了し、第一の保留アイコンh11が表示されている。図68(84)に示す第一の保留アイコンh11は、演出カスタマイズの保留表示選択で新たに設定されたアイコンであり、デフォルトの表示態様(菱形の無模様かつ白色の表示態様)で表示されている。
図68(85)では、未だ、第1装飾図柄の変動表示は開始されていないが、第1特図表示装置212における図柄変動表示の開始から遅れて、メニューアイコンMI、音量調整アイコンVI、および輝度調整アイコンBIといった3つのアイコンの消去が開始され、透化表示になっている。ここでの消去は、アニメーション仕立てであってもよいが、必ずしも消去アニメーションである必要はなく、図68(86)では、これら3つのアイコンMI,VI,BIの消去が完了している。
図68(87)では、第一の保留アイコンh11が、変動アイコン表示領域の台座hs0に向けて移動を開始しており、同図(88)では、第一の保留アイコンh11の移動が完了し、変動アイコン表示領域の台座hs0には、デフォルトの表示態様(菱形の無模様かつ白色の表示態様)の変動アイコンh0が表示されている。そして、図68(89)で、ようやく第1装飾図柄の変動表示が開始され、第1装飾図柄は低速変動中である。なお、第1装飾図柄の変動表示の開始にあたって詳しくは、左図柄が一番最初に変動表示を開始し、次いで中図柄が変動表示を開始し、最後に右図柄が変動表示を開始する。しかしながら、左図柄、中図柄、および右図柄の変動表示開始の順番はこの順番に限定されず、これら3つの左図柄、中図柄、および右図柄が同時に変動表示を開始するようにしてもよい。また、第1装飾図柄の変動表示が開始される前に、装飾図柄によるアニメーション(例えば、装飾図柄が一度大きく表示されてから元々の大きさに戻るアニメーションや、装飾図柄がキャラクタ等の画像と文字画像(数字を含む)から構成されている場合、第1装飾図柄の変動が開始するまでにキャラクタ等の画像がアニメーションを行う等が挙げられる)が表示されてもよい。
図68(91)では、第1装飾図柄は高速変動中になる。特図表示装置212,214における図柄変動表示が開始された後であっても、操作キーユニット137の左キー137l又は右キー137rを操作すると(図68(92)参照)、図68(93)に示すように、保留枠UIの上には音量調整用のバー表示VBが表示されている。この音量調整用のバー表示VBは、第1装飾図柄(第3図柄)の少なくとも一部、変動アイコンh0の少なくとも一部、およびナビキャラクタYMの少なくとも一部に前側から重なるように表示されている。音量調整用のバー表示VBが表示されている状態で、左キー137lを操作するとバー表示が1レベル減って音が小さくなり、右キー137rを操作するとバー表示が1レベル増えて音が大きくなり、音量調整可能である。
本実施形態では、特図表示装置212,214における図柄変動表示が開始された後であっても、音量調整のみは常時可能である。なお、音量調整が常時可能であっても、音量調整用のバー表示VBが表示されないように構成されていてもよい。また、大当り遊技中であっても、音量調整のみは常時可能である。ただし、或る期間だけ規制されていてもよい。例えば、大当り遊技の開始演出中や、ラウンド間インターバル中や、大当り遊技の終了演出中や、スーパーリーチ演出の実行中や、特図表示装置212,214における図柄の確定表示中や、装飾図柄の確定表示中や、ハズレの図柄の確定表示中や、大当り図柄の確定表示中や、電サポ(時短)状態の終了時(例えば、ST終了時)のリザルト画面(例えば、出球数又は/及び連荘数等を表示する画面)の表示中や、左右キー137l,137rを演出で使用する期間は、規制されてもよい。なお、スーパーリーチ演出が勝負演出であった場合には、勝敗の結果が報知されるまで規制され、その後は調整可能としてもよいし、3つの装飾図柄が揃って揺れ表示を開始した後は調整可能としてもよいし、スーパーリーチ演出から停止表示が行われるまでの期間は全て規制してもよい。
なお、本実施形態では、特図表示装置212,214における図柄変動表示が開始された後の音量調整は、特図低確普図低確状態に限って可能としてもよい。また、特図表示装置212,214における図柄変動表示が開始された後に、操作キーユニット137の上キー137u又は下キー137dを操作しても、光量調整は不能であるが、光量調整用のバー表示を音量調整用のバー表示VBと同様に表示し、光量調整可能としてもよいし、バー表示は行わずに光量調整可能としてもよい。さらに、特図表示装置212,214における図柄変動表示が開始された後であっても、演出カスタマイズや、キャラクタ選択等も設定可能であってもよい。
また、音量調整アイコンVI等が消えている状態、すなわち図柄変動中に、左キー137l又は右キー137rを操作した場合、本実施形態のように音量調整用のバー表示VBを表示することなく、音量調整を可能であってもよい。音量調整用のバー表示VBは、一定期間(例えば10秒間)操作しないと消去されるように構成されているが、一定期間が経過する前に再度左キー137l又は右キー137rが操作された場合は、その一定期間のカウント開始を更新することができる(すなわち、デモ画面に戻るまでの期間を延ばすことができる)ように構成されていてもよい。図柄の変動が開始されることにより音量調整アイコンVI等が消去されるアニメーションの実行中に、左キー137l又は右キー137rの操作があった場合には、消去アニメーションを途中でキャンセルして、即座に音量調整アイコンVI等を消し、代わりに音量調整用のバー表示VBを表示してもよい。あるいは、消去アニメーションをキャンセルせず、音量調整アイコンVI等を再表示してもよいし、消去アニメーションを最後まで行った後に音量調整用のバー表示VBが表示されてもよい。
さらに、特図表示装置212,214における図柄変動表示が開始された後であっても、第1装飾図柄の変動表示が開始されるまでは、3つのアイコンMI,VI,BIの表示の有無に関わらず、光量調整可能としてもよいし、演出カスタマイズや、キャラクタ選択等も設定可能としてもよい。
また、図柄変動中に音量調整および/または輝度調整が行える場合であっても、調整用のバー表示が表示されないように構成されていてもよい。
図69は、図66を用いて説明した例の変形例を示す図である。
図66(32a)に示すチャンスボタン136の操作に代えて、図69(32b)に示すように右キー137rを操作した場合には、図69(33b1)に示すように、カーソル表示は戻りアイコンに移動し、戻りアイコンは、枠が強調表示され、さらに赤色に点灯表示される。この状態で、チャンスボタン136が操作されると(図69(33b2))、オプションメニュー画面に戻るか否かの確認画面が、演出カスタマイズ画面に前側から重ねて表示される(図69(33b3))。この確認画面には、オプションメニュー画面に戻ることを了承する戻るアイコンと、オプションメニュー画面に戻ることを中止するキャンセルアイコンとが表示されており、図69(33b2)では、カーソル表示はキャンセルアイコンに表示されている。
そして、図69(33b4−1)に示すように右キー137rを操作して、カーソル表示を戻るアイコンに移動させるか(図69(33b5−1)、カーソル表示がキャンセルアイコンに表示されている状態で、図69(33b4−2)に示すようにチャンスボタン136を操作して、演出カスタマイズ画面に戻す(図69(33b5−2))ことができる。
図66(32a)に示すチャンスボタン136の操作に代えて、図69(32c)に示すように右キー137rを操作した場合には、図69(33c1)に示すように、カーソル表示は戻りアイコンに移動し、右キー137rをさらにもう1回操作すると(図69(33c2))、図69(33c3)に示すようにカーソル表示が初期化アイコンに移動する。この状態で、チャンスボタン136が操作されると(図69(33c4))、演出カスタマイズを初期化するか否かの確認画面が、演出カスタマイズ画面に前側から重ねて表示される(図69(33c5))。この確認画面には、初期化することを了承する“はいアイコン”と、初期化することを中止する“いいえアイコン”とが表示されており、図69(33c5)では、カーソル表示は“いいえアイコン”に表示されている。そして、図69(33c6−1)に示すように右キー137rを操作すると、カーソル表示が“はいアイコン”に移動し(図69(33c7−1)、この状態で、図69(33c8−1)に示すようにチャンスボタン136を操作すると、演出カスタマイズの初期化が実行される。ここでの初期化は、遊技者が演出カスタマイズで設定したこと全てについて初期値に戻される。なお、特に何も設定していないときであっても初期化を行うことは可能であるが、できないようにしてもよい。初期化が完了すると、初期化完了画面が、演出カスタマイズ画面に前側から重ねて表示される(図69(33c9−1))。続いて、チャンスボタン136が操作されると(図69(33c6−2))、初期化が反映された演出カスタマイズ画面が表示される。この例では、特に何も設定していなかったが、各項目は全て、初期値のOFFになっている。
図70は、その他の変形例を示す図である。
図67(74a)に示す下キー137dの2回操作に代えて、図70(74b1)に示すように下キー137dを1回だけ操作した場合には、図70(74b2)に示すように、カーソルアイコンcsが初期化アイコンの左横に表示され、その初期化アイコンが赤色に点灯する。
図70(74b3)では、初期化アイコンにカーソルアイコンcsが表示されている状態で、チャンスボタン136が押下され、図70(74b4)に示すように、装飾図柄表示装置208には、全ての設定を初期化するか否かの確認画面が、オプションメニュー画面に前側から重ねて表示される。この確認画面には、初期化することを了承する“はいアイコン”と、初期化することを中止する“いいえアイコン”とが表示されており、図70(74b4)では、カーソル表示は“いいえアイコン”に表示されている。
そして、図70(74b5−1)に示すように右キー137rを操作して、カーソル表示を“はいアイコン”に移動させるか(図70(74b6−1)、カーソル表示が“いいえアイコン”に表示されている状態で、図70(74b5−2)に示すようにチャンスボタン136を操作して、オプションメニュー画面に戻す(図70(74b6−2))ことができる。
図70(74b6−1)に示すようにカーソル表示が“はいアイコン”に表示されている状態でチャンスボタン136を操作すると(図70(74b7−1))、全ての設定の初期化が実行される。ここでの初期化は、遊技者が設定したことが全て初期値に戻される。なお、特に何も設定していないときであっても初期化を行うことは可能であるが、できないようにしてもよい。初期化が完了すると、初期化完了画面が、オプションメニュー画面に前側から重ねて表示される(図70(74b8−1))。続いて、チャンスボタン136が操作されると(図70(74b9−1))、図70(74b10−1)に示すようにオプションメニュー画面に戻る。
なお、遊技者が各種のカスタマイズを行ってから、オプションメニュー画面に戻さずに、一定期間(例えば5分間)、チャンスボタン136や操作キーユニット137の操作、あるいは球発射ハンドル134の操作がない場合は、各種設定を初期化してもよい。また、図70(74b6−1)の確認画面に代えて、図69(33c5)の確認画面が表示されてもよい。また、確認画面から“はいアイコン”を無くして、確認画面が表示されてから一定期間が経過したら初期化されるようにしてもよい。また、“はいアイコン”があっても、無操作の場合には、確認画面が表示されてから一定期間が経過したら初期化されるように構成してもよい。あるいは、確認画面で「初期化すること」を選んだ場合(ここでは、カーソル表示が“はいアイコン”に表示されている状態で、チャンスボタン136を操作した場合)にのみ初期化されてもよい。
また、音量調整や輝度調整についても、初期化に関しては同様であってもよく、さらには、各種設定の初期化設定と音量および/または輝度の初期化を同じタイミングで行うようにしてもよく、一方を他方よりも先に初期化するようにしてもよい。また、各種設定の初期化設定と同じタイミングで音量の初期化や輝度の初期化を行う場合には、音量の初期化や輝度の初期化については、初期化の確認画面を表示しないようにしてもよいし、各種設定、音量、および輝度すべての設定を初期化するような確認画面を表示するようにしてもよい。
さらに、演出カスタマイズの設定を初期化するかを確認する表示が図柄変動中に自動的に表示されるようにしてもよい。例えば、100変動に1回表示されたり、最後に表示されてから定まった回数の変動が行われたり、あるいは、最初に開始された変動から定まった回数の変動が行われた場合に、必ず表示されたり、ランダム(例えば表示抽選で当選した場合に)に表示されるようにしてもよい。
図70(I)〜同図(V’)は、大当りラウンド中にカスタマイズが行える例を示す図である。
この例では、例えば、1ラウンド目、または2ラウンド目に遊技者は楽曲選択を行うことができ、2ラウンド目以降の或るラウンドに到達して、次のラウンドからカスタマイズを行うことができる。ここでの或るラウンドとは、Vアタッカーに入賞可能になるラウンドのことであり、具体的には、5ラウンドである。図70(I)では、5ラウンド目の装飾図柄表示装置208が示されており、Vアタッカーへの入賞を煽るVの文字が表示されている。また、楽曲選択によって選択された楽曲のタイトルが画面左下に表示されている。
図70(II)は、Vアタッカーが閉じ、ラウンド間インターバルに相当する期間である。なお、5ラウンドと6ラウンドの間のラウンド間インターバルであっても、装飾図柄表示装置208には未だ5ラウンドと表示されている。また、アタッカーは閉じているが、右打ち報知が継続されている。
図70(III)では、アタッカーが開放を開始し、6ラウンド目が開始されている。この図70(III)に示す装飾図柄表示装置208には、演出カスタマイズを実行可能であることを報知する文字表示と、チャンスボタン136の絵柄が表示されている。すなわち、この例では、Vアタッカーに入賞可能になる5ラウンドの次のラウンドである6ラウンド目に演出カスタマイズを実行可能になる。なお、6ラウンド目に限って実行可能であってもよいし、6ラウンド目以降の複数ラウンドにわたって実行可能であってもよい。
図70(IV)では、チャンスボタン136が押下され、同図(V)に示す装飾図柄表示装置208には、図65等に示す演出カスタマイズ画面が縮小表示され、5行のリストが表示されている。
また、図70(V)の変形例として示す同図(V’)では、5行のリストのうちの1行のみ(1項目のみ)に関する表示(ここではオートボタンモードに関する表示)が表示されている。この変形例では、操作キーユニット137の上下キー137u,137dで項目をスクロールし、左右キー137l、137rで表示されている項目のON/OFFを切り替えることで、全ての演出カスタマイズを変更可能である。
なお、図70(V)の例にしても、同図(V’)の例にしても、一部の演出カスタマイズのみ変更可能であってもよい。
以上説明した例では、或るラウンド(例えば、いわゆるV確機でV入賞を行うラウンド)の次のラウンドからカスタマイズが行える。なお、V確機に限らず、或るラウンドからカスタマイズが行えてもよい。
また、大当り遊技中に楽曲選択を行うことができる期間は、カスタマイズを行うことができず、選択した楽曲が出力されるラウンドからカスタマイズを行うことができる構成であってもよい。楽曲選択は、ラウンドの途中で完了し、ラウンドの途中から選択した楽曲が出力される場合もあり、この場合には、楽曲選択を行ったラウンドであっても、選択した楽曲が出力されれば、当該ラウンド内でカスタマイズを行うことができる。
また、特定ラウンドの終了で楽曲が決定される場合もあり、この場合には、特定ラウンドが終了した以降にカスタマイズを行うことができる。細かくいえば、特定ラウンドの終了と同時からカスタマイズを行うことができてもよく、特定ラウンドの次のラウンドの開始からカスタマイズを行うことができてもよく、特定ラウンドとその次のラウンドの間のラウンド間インターバルからカスタマイズを行うことができてもよい。
さらに、カスタマイズは、大当りラウンド中はいつでも実行可能であってもよい。また、カスタマイズは、大当り遊技中はいつでも実行可能であってもよい。ここにいう大当り遊技中とは、大当り開始から大当り終了まで軒間であってラウンド中を含む期間のことである。
なお、大当り図柄が確定表示されてから1ラウンド目が開始されるまでの期間とは、主制御部300から見れば、役物連続作動装置がオフからオンになってから、特別電動役物(アタッカ)がオフからオンになるまでの間の期間であるが、大当り遊技開始演出が実行されている期間が含まれる。なお、大当り遊技開始演出で表示されたいた表示(例えば、スペシャルボーナスの表示)が1ラウンドが開始されても引き続き表示されている場合もあるが、アタッカーが最初の開放を開始するまでが1ラウンド目が開始されるまでの期間になる。また、大当り図柄の確定表示は、装飾図柄の確定表示ではなく、特図表示装置212,214における図柄の確定表示を基準にする。また、アタッカーが開放される前から右打ち報知を行う(例えば、特図1の初当りの場合や大当りする度毎)遊技台であれば、この右打ち報知が開始されたタイミングも、大当り図柄が確定表示されてから1ラウンド目が開始されるまでの期間中に含まれる。
大当り図柄が確定表示されてから1ラウンド目が開始されるまでの期間中は、カスタマイズが行えないように構成されていてもよいし、反対に行えるように構成されていてもよい。
また、最終ラウンドが終了してから最短で図柄変動が開始されるまでの期間において、カスタマイズが行えないようにしてもよい。例えば、大当り終了演出中は、カスタマイズが行えないようにしてもよい。
さらに、プリペイドカード取り忘れ警告表示中は、カスタマイズが行えないように構成されていてもよいし、反対に行えるように構成されていてもよい。
また、特定の演出中(例えば、V入賞演出や楽曲選択、確変示唆演出等々)中は、カスタマイズが行えないように構成されていてもよい。また、演出選択(例えば、楽曲選択、演出モード選択等)が行える期間において、カスタマイズが行えないように構成されていてもよい。さらに、カスタマイズで使用する操作手段を用いる演出の実行期間中も、カスタマイズが行えないように構成されていてもよいし、その演出が開始される前からカスタマイズを規制してもよい。こうすることで、カスタマイズの規制が、その演出の予告として機能する。
さらに、図70(I)〜同図(V’)に示す例とは逆に、或るラウンドに到達したら、カスタマイズが行えないように構成されていてもよい。例えば、1R〜14Rまではカスタマイズを行うことができるが、15Rになったらできなくなってもよい。あるいは、5R〜12Rまではカスタマイズを行うことができるが、13R以降はできなくなってもよい。
また、二次元コードの表示中は、カスタマイズが行えないように構成されていてもよい。例えば、大当り遊技中の或る一定期間において二次元コードが表示されている場合や、遊技者の操作によって二次元コードを表示しているとき(例えば、「ボタンを押して二次元コード表示」と表示されているときにボタン操作で二次元コードを出したとき)には、カスタマイズが行えないように構成されていてもよい。あるいは反対に、二次元コードの表示中であっても、カスタマイズが行えるように構成されていてもよい。二次元コードとカスタマイズに関する表示の全部または一部が重なる位置に表示されていてもよいし、重ならない位置に表示されていてもよい。すなわち、二次元コードの一部又は全部が、カスタマイズに関する表示の一部又は全部に前側から重なるように表示されていてもよいし、その逆に、カスタマイズに関する表示の一部又は全部が、二次元コードの一部又は全部に前側から重なるように表示されていてもよい。
なお、図70(I)〜同図(V’)では、確変領域を有する可変入賞口を備えたパチンコ機の大当り演出について説明したが、確変領域がない可変入賞口を備えたパチンコ機の大当りにも適用可能であり、V入賞することで大当りが開始するいわゆる1種2種の機種の大当りについても適用可能である。
図70(VI)〜同図(VIII)は、図柄変動表示中にカスタマイズが行える例を示す図である。
図70(VI)に示す装飾図柄表示装置208では、第1装飾図柄(第3図柄)および第2装飾図柄(第5図柄)がともに、リーチ状態ではなく、3つの装飾図柄とも高速変動中である。また、図70(VI)に示す装飾図柄表示装置208の画面右上の枠RW内には、現在、オードボタンモードがカスタマイズ設定されていることが表示されており、その下に、演出カスタマイズを実行可能であることを報知する文字表示と、チャンスボタン136の絵柄が表示されている。
図70(VII)では、チャンスボタン136が押下され、同図(VII)に示す装飾図柄表示装置208では、画面右上の枠RWが消え、代わりに、図70(V’)で示した1行のみ(1項目のみ)に関する表示(ここではオートボタンモードに関する表示)が表示されている。この例でも、操作キーユニット137の上下キー137u,137dで項目をスクロールし、左右キー137l、137rで表示されている項目のON/OFFを切り替えることで、全ての演出カスタマイズを変更可能である。
図70(IX)〜同図(XI)は、図柄変動表示中にカスタマイズが行える他の例を示す図である。
図70(IX)に示す装飾図柄表示装置208でも、第1装飾図柄(第3図柄)および第2装飾図柄(第5図柄)がともに、リーチ状態ではなく、3つの装飾図柄とも高速変動中である。さらに、図70(IX)には、装飾図柄表示装置208(第1表示装置に相当)の上に第2表示装置208Pが配置されている。第2表示装置208Pは、装飾図柄表示装置208よりも表示画面が小さなものである。なお、第2表示装置208Pは、装飾図柄表示装置208よりも前側に配置されており、図70(IX)に示す第2表示装置208Pは、初期位置にあり、昇降動作可能なものである。第2表示装置208Pは、初期位置でも、一部が装飾図柄表示装置208の一部に重なっており、初期位置から降下すると、装飾図柄表示装置208との重なり具合が大きくなる。
この第2表示装置208Pには、機種タイトルが表示されており、その機種タイトルに前側から重なるようにして、現在、オードボタンモードがカスタマイズ設定されていることを表す表示RW’が表示されている。また、その表示RW’の下に、演出カスタマイズを実行可能であることを報知する文字表示と、チャンスボタン136の絵柄が表示されている。
図70(X)では、チャンスボタン136が押下され、同図(XI)に示す第2表示装置208Pでは、全画面が、図65等に示す演出カスタマイズ画面と同じ画面に切り替わっている。なお、図65等に示す演出カスタマイズ画面の一部の内容(例えば、実行中のカスタマイズ表示)が装飾図柄表示装置208に表示され、残りの内容が第2表示装置208Pに表示されてもよい。また、図65等に示す演出カスタマイズ画面と同じ画面が、装飾図柄表示装置208と第2表示装置208Pに跨って表示されてもよい。さらに、第2表示装置208Pを用いた表示については、大当り遊技中のカスタマイズに関する表示にも適用可能である。
なお、カスタマイズは、図柄変動表示中であればいつでも実行可能であってもよい。例えば、スーパーリーチ演出の表示中であっても、カスタマイズが行えるように構成されていてもよい。あるいは反対に、スーパーリーチ演出の表示中は、カスタマイズが行えないように構成されていてもよい。ここにいうスーパーリーチ演出には、リーチ状態になってから、決闘演出等のジャッジ演出が始まるまでの煽り部分の演出や前兆演出も含まれる。例えば、リーチ状態に突入して仮定した装飾図柄の左図柄と右図柄が表示位置を変更する演出や、スーパーリーチへの発展を示唆する文字表示が行われる前の演出も含まれる。また、決闘演出等のジャッジ演出から装飾図柄の表示画面に切り替わる場合は、装飾図柄の表示画面に切り替わるまでスーパーリーチ演出に含まれる。
なお、煽り部分の演出や前兆演出でも、カスタマイズが行えるようにしてもよいし、反対に行えないようにしてもよい。また、ジャッジ演出の結果表示画面や、ジャッジ演出から装飾図柄の表示画面に切り替わった後には、カスタマイズが行えるようにしてもよいし、反対に行えないようにしてもよい。
また、複数の遊技台で実行される一斉演出中であっても、カスタマイズが行えるようにしてもよいし、反対に一斉演出中は行えないようにしてもよい。また、装飾図柄の仮停止中はカスタマイズが行えるようにしてもよいし、反対に行えないようにしてもよい。さらには、装飾図柄の仮停止中のうち、最終的に大当りになる場合に限って、カスタマイズが行えるようにしてもよいし、反対に行えないようにしてもよいし、最終的にハズレになる場合に限って、カスタマイズが行えるようにしてもよいし、反対に行えないようにしてもよい。また、保留がある状態で、図柄変動表示が終了して次の図柄変動表示が開始するまでの間についても、カスタマイズが行えるようにしてもよいし、反対に行えないようにしてもよい。また、図柄変動表示中の特定の演出の実行中(例えば、先読みモード中)は、カスタマイズが行えるようにしてもよいし、反対に行えないようにしてもよい。
さらに、図柄変動表示中にカスタマイズが行われた場合には、当該図柄変動表示から設定変更が適用されるようにしてもよいし、次の図柄変動表示から設定変更が適用されるようにしてもよい。
また、ユーザーモード(ダイトモ)の設定中に遊技者操作(例えば、チャンスボタンで表示、矢印キーで切替等)で、達成しているミッション一覧や遊技履歴(回転数、出球数、ミッションクリア数、今回プレイの大当り数、今回プレイの最大連荘回数等)を表示することができるように構成されていたり、ユーザーが設定したキャラクタや背景、保留枠、保留表示等の変更ができるように構成されていてもよい。さらにユーザーモード(ダイトモ)の設定中であって、ユーザーモード(ダイトモ)の設定中に遊技者操作(例えば、チャンスボタンで表示、矢印キーで切替等)で、達成しているミッション一覧や遊技履歴(回転数、出球数、ミッションクリア数、今回プレイの大当り数、今回プレイの最大連荘回数等)を表示することができるように構成されていたり、ユーザーが設定したキャラクタや背景、保留枠、保留表示等の変更ができるように構成されていてもよい。
また、ユーザーモードの設定中に、ミッションが達成した場合には、ミッションが達成したことを報知するアイコンが表示されてもよい。
次に、「ダイトモ」の会員サービスに対応している仕様のパチンコ機100についての例を説明する。この仕様のパチンコ機100では、図63(b)の開放条件が採用される。また、この仕様のパチンコ機100には、トップメニューが用意されている。このトップメニューは、デモ画面が表示されている状態で、チャンスボタン136を操作すると呼び出すことができる。なお、トップメニューは、デモ画面を経由しなくても、チャンスボタン136を操作するだけで呼び出すことができる場合があってもよい。あるいは、チャンスボタン136を操作しなくても、デモ画面から自動的に切り替わって表示される場合があってもよい。さらには、デモ画面をこのトップメニューに置き換えてもよい。
トップメニューには、ダイトモアイコン、機種カスタマイズアイコン、初期化アイコン、戻るアイコンが用意されている。
図71(1)は、トップメニュー画面の遷移図である。
装飾図柄表示装置208に表示されるトップメニュー画面でも、操作キーユニット137の上キー137u又は下キー137dを操作することでカーソルが上下する。「ダイトモ」、「機種カスタマイズ」、「初期化」、「デモ画面に戻る」の各項目のうち、矢印で結ばれた相互間は、操作キーユニット137の上キー又は下キーを操作することでカーソルが移動し、チャンスボタン136を押下したときにカーソルが表示されていた項目に応じた画面が表示される。すなわち、「ダイトモ」の項目にカーソルを合わせてチャンスボタン136を押下すれば、装飾図柄表示装置208では、トップメニュー画面からダイトモ画面に切り替わる。また、「デモ画面に戻る」の項目にカーソルを合わせてチャンスボタン136を押下すれば、装飾図柄表示装置208では、トップメニュー画面からデモ画面に切り替わる。
一方、「ダイトモ画面」、「機種カスタマイズ画面」、「初期化確認画面」それぞれには、“戻る”のアイコンが表示されており、その“戻る”のアイコンにカーソルを合わせてチャンスボタン136を押下すれば、トップメニュー画面に戻ることができる。また、“戻る”のアイコンにカーソルを合わせなくても、操作キーユニット137のキャンセルキーを押下しても、トップメニュー画面に戻ることができるようにしてもよい。
なお、この遷移図では表されていないが、特図始動口212,214に入賞があって、特図の図柄変動表示が開始されれば、トップメニュー画面であっても、「ダイトモ画面」、「機種カスタマイズ画面」、「初期化確認画面」であっても、装飾図柄の変動表示の画面に移行する。
図71(2)は、機種カスタマイズ画面の遷移図である。
この図71(2)に示す機種カスタマイズ画面の遷移図は、図64に示すオプションメニュー画面の遷移図と、一番下の「トップメニューに戻る」とその右横の「トップメニュー画面」を除けば同じであるため、重複する説明は省略する。「トップメニューに戻る」の項目にカーソルを合わせてチャンスボタン136を押下すれば、装飾図柄表示装置208では、機種カスタマイズ画面からトップメニュー画面に切り替わる。
図72は、ダイトモ画面の遷移図である。
ダイトモ画面でも、操作キーユニット137の上キー137u又は下キー137dを操作することでカーソルが上下する。「お試しプレイ」、「パスワード入力」、「データ保存」、「データクリア」、「クイックスタート」、「トップメニュー画面に戻る」の各項目のうち、矢印で結ばれた相互間は、操作キーユニット137の上キー又は下キーを操作することでカーソルが移動し、チャンスボタン136を押下したときにカーソルが表示されていた項目に応じた画面が表示される。すなわち、「お試しプレイ」の項目にカーソルを合わせてチャンスボタン136を押下すれば、装飾図柄表示装置208では、ダイトモ画面からお試しプレイ画面に切り替わる。お試しプレイ画面からは、十字キー137u,d,l,rの選択操作によるカーソルの移動とチャンスボタン136の決定操作によって、新規登録画面に移行したり、お試しプレイを開始するためにトップメニュー画面に戻ることができる。さらに、新規登録画面からは、十字キー137u,d,l,rの選択操作によるカーソルの移動とチャンスボタン136の決定操作によって、パスワード入力画面に移行したり、ダイトモ画面に戻ったりすることができる。
「パスワード入力」の項目にカーソルを合わせてチャンスボタン136を押下すれば、装飾図柄表示装置208では、ダイトモ画面からパスワード入力画面に切り替わる。パスワード入力画面では、正しいパスワードが入力されるまで表示が繰り返され、入力したパスワードが正しければ、一定期間経過後にダイトモモードに設定されたデモ画面に切り替わる。
「データ保存」の項目にカーソルを合わせてチャンスボタン136を押下すれば、装飾図柄表示装置208では、ダイトモ画面からデータ保存確認画面に切り替わる。データ保存確認画面では、十字キー137u,d,l,rの選択操作によるカーソルの移動とチャンスボタン136の決定操作によって「はい」が決定された場合には二次元コード発行画面に移行し、ここでも同様に「はい」が決定された場合には、二次元コードが発行され、ダイトモモードが設定されていないデモ画面に移行可能である。一方、データ保存確認画面にしても、二次元コード発行画面にしても、十字キー137u,d,l,rの選択操作によるカーソルの移動とチャンスボタン136の決定操作によって「いいえ」が決定された場合は、それぞれの表示が繰り返される。
「データクリア」の項目にカーソルを合わせてチャンスボタン136を押下すれば、装飾図柄表示装置208では、ダイトモ画面からデータクリア確認画面に切り替わる。
「クイックスタート」の項目にカーソルを合わせてチャンスボタン136を押下すれば、装飾図柄表示装置208では、ダイトモ画面からクイックスタート開始画面に切り替わる。クイックスタート開始画面では、一定期間経過後にダイトモモードに設定されたデモ画面に切り替わる。
一方、「お試しプレイ画面」、「パスワード入力画面」、「データ保存確認画面」、「データクリア確認画面」、「クイックスタート開始画面」それぞれには、“戻る”のアイコンが表示されており、その“戻る”のアイコンにカーソルを合わせてチャンスボタン136を押下すれば、ダイトモ画面に戻ることができる。また、“戻る”のアイコンにカーソルを合わせなくても、操作キーユニット137のキャンセルキーを押下しても、ダイトモ画面に戻ることができるようにしてもよい。
なお、この遷移図では表されていないが、特図始動口212,214に入賞があって、特図の図柄変動表示が開始されれば、ダイトモ画面であっても、「お試しプレ画面」等であっても、装飾図柄の変動表示の画面に移行する。
また、図72に示すかっこ書きの符号は、図73におけるかっこ書きの図番と対応付けられている。
図73は、トップメニュー画面およびダイトモ画面を示す図である。
図73(a)に示す装飾図柄表示装置208には、トップメニュー画面が表示されている。このトップメニュー画面では、背景表示、保留枠UI、ナビキャラクタYM、第1装飾図柄(第3図柄)、および第2装飾図柄(第5図柄)全てが消え、「メニュー」の文字表示の下に、縦一列に上から順に、ダイトモアイコン、機種カスタマイズアイコン、初期化アイコン、およびデモ画面に戻るための戻るアイコンといった4種類のアイコンが表示されている。また、図72(a)では、一番下の戻るアイコンの左横にカーソルアイコンcsが表示され、他のアイコンが白表示であるのに対して、戻るアイコンは赤色に点灯している。トップメニュー画面の表示が開始される際のカーソルアイコンcsの初期位置は、戻るアイコンになる。また、トップメニュー画面でも、右下に、選択操作に用いられる十字キー(上下キー137u,dのみ赤色)の絵柄と、決定操作に用いられる赤色のチャンスボタン136の絵柄が表示されている。
図73(b1)に示す装飾図柄表示装置208に表示されている画面は、同図(a)に示すトップメニュー画面において、ダイトモアイコンにカーソルアイコンcsが表示されている状態で、チャンスボタン136が押下されることで表示されたダイトモ画面である。このダイトモ画面には、「ダイトモ」の文字表示の下に、縦一列に上から順に、お試しプレイアイコン、パスワード入力アイコン、データ保存アイコン、データクリアアイコン、クイックスタートアイコン、およびトップメニュー画面に戻るための戻るアイコンといった6種類のアイコンが表示されている。また、図72(b1)では、カーソル表示が、一番上のお試しプレイアイコンに表示され、お試しプレイアイコンは、枠が強調表示され、さらに赤色に点灯表示されている。また、縦一列に配置された6種類のアイコンの右横には、吉宗のキャラクタが登場し、お試しプレイについての説明が表示されている。また、その説明の表示の下には、選択操作に用いられる十字キー(上下キー137u,dのみ赤色)の絵柄と、決定操作に用いられる赤色のチャンスボタン136の絵柄が表示されている。この状態でチャンスボタン136が押下されると、装飾図柄表示装置208には、図73(b1−1)に示すお試しプレイ画面が表示される。
図73(b1−1)に示すお試しプレイ画面では、ダイトモの入会体験の特典として、各種のカスタマイズで選択が可能になる選択肢が表示されている。その表示の下には、その下には、設定変更を保存するための確定アイコン、ダイトモ画面に戻るための戻るアイコン、お試しプレイを始める“開始するアイコン”、新規に会員登録を行う新規登録アイコンが左側から順に横一列に配置されている。カーソル表示は、“開始するアイコン”に表示されており、この位置が初期位置になる。この状態で、右キー137rを一回操作すると、カーソル表示は、“新規登録アイコン”に移動し、そでこチャンスボタン136を押下して決定操作を行うと、装飾図柄表示装置208には、図73(b1−2)に示す新規登録画面が表示される。
図73(b1−2)に示す新規登録画面には、左側に大きく二次元コードQR1が表示され、右側には、撮影機能付きの通信端末で二次元コードを読み取って、その二次元コードQR1に埋め込まれているURLのWebサイト(ダイトモサイト)にアクセスし、そこからパスワードを取得することを勧める文章が表示されている。またその文章の表示の下には、パスワード入力アイコンと、ダイトモ画面に戻るための戻るアイコンが表示されている。なお、この例では、新規登録画面は、お試しプレイ画面経由で表示されるが、お試しプレイ画面を経由しなくても表示可能にしてもよい。例えば、図73(b1)に示すダイトモ画面に、お試しプレイアイコン等とは別に、新規登録アイコンを設け、この新規登録アイコンが選択されてチャンスボタン136が操作されると、図73(b1−2)に示す新規登録画面が表示されるようにしてもよい。
図73(b2)に示すダイトモ画面では、カーソル表示が、パスワード入力アイコンに表示されており、右側には、パスワード入力についての説明が表示されている。この状態でチャンスボタン136が押下されると、装飾図柄表示装置208には、図73(b2−1)に示すパスワード入力画面が表示される。
図73(b2−1)に示すパスワード入力画面には、8ケタのパスワード入力領域pwと、その下に、アルファベット、記号、数字の文字盤kwが表示されている。パスワードを入力する者は、十字キー137u,d,l,rを用いてカーソル(灰色に表示され、図73(b2−1−1)ではTを指定中)を移動させ、カーソルによって指定した文字を、チャンスボタン136による決定操作でパスワード入力領域pwに入力する操作を、ダイトモサイトから取得したパスワードにしたがって一文字ずつ行っていく(図73(b2−1−1)参照)。文字盤kwの下には、ダイトモ画面に戻るための戻るアイコンと、パスワード入力領域pwの入力文字を消去するための消去アイコンと、パスワードの入力完了を表す完了アイコンが左側から順に横一列に配置されている。
パスワードの入力操作が終了すると、カーソル表示を完了アイコンに表示させた状態で、チャンスボタン136を操作する。パスワードの入力が間違っていれば、図73(b2−1−2)に示す入力ミスのウィンドウが表示され、このウィンドウが消えると、再度、パスワードの入力操作が可能になる。前回入力したパスワードはパスワード入力領域pwからクリアされてもよいし、そのまま残っていてもよい。また、パスワードの入力が正しければ、装飾図柄表示装置208では、図73(b2−1−3)に示す入力完了のウィンドウが一定期間表示された後、ダイトモモードに設定されたデモ画面に切り替わる。
図73(b3)に示すダイトモ画面では、カーソル表示が、データ保存アイコンに表示されており、右側には、データ保存についての説明が表示されている。この状態でチャンスボタン136が操作されると、装飾図柄表示装置208には、図73(b3−1)に示すデータ保存確認画面が表示される。なお、お試しプレイやクイックスタートが行われている場合や、パスワード入力が行われていない場合には、データ保存アイコンを選択することができないようにしたり、このデータ保存確認画面が表示されないようにしてもよいが、反対に、選択可能であってもよいし、表示可能であってもよい。
図73(b3−1)に示すデータ保存確認画面には、データを保存することを了承する“はい”アイコンと、データを保存しない“いいえ”アイコンとが表示されている。“はい”アイコンを選択して、チャンスボタン136を操作すると、二次元コードQR2がパチンコ機100によって生成され、発行される(図73(b3−2))。この二次元コードQR2には、ダイトモサイトのURLの他、遊技者のID、今回の遊技履歴情報(例えば、ゲーム回数、出球数、大当り回数、連荘数、ダイトモモードのレベル、経験値、ミッション達成情報等も含む)等が埋め込まれており、この二次元コードQR2を撮影機能付きの通信端末で読み取って、その二次元コードQR2に埋め込まれているURLのWebサイト(ダイトモサイト)にアクセスすると、データがダイトモサイトのサーバに保存される。なお、このデータ保存確認画面の右下には、終了アイコンが表示されており、二次元コードQR2の読み取りが完了した場合には、終了アイコンを選択してチャンスボタン136を操作すると、終了確認画面が表示される。
図73(b3−2−1)には、その終了確認画面が表示されており、終了することを了承する“はい”アイコンと、終了しない“いいえ”アイコンとが表示されている。“はい”アイコンを選択してチャンスボタン136を操作すると、装飾図柄表示装置208では、ダイトモモードが設定されていないデモ画面に切り替わる。
なお、二次元コードQR2に埋め込んだデータは、今回の遊技履歴情報等のデータは、二次元コードQR2の生成が終了するとパチンコ機から消去されてもよいし、図73(b3−2−1)の“はい”アイコンを選択してチャンスボタン136を操作した段階でパチンコ機100から消去されてもよいし、後述するデータクリアが行われるまで消去されなくてもよい。
図73(b4)に示すダイトモ画面では、カーソル表示が、データクリアアイコンに表示されており、右側には、データクリアについての説明が表示されている。この状態でチャンスボタン136が操作されると、装飾図柄表示装置208には、図73(b4−1)に示すデータクリア確認画面が表示される。なお、お試しプレイやクイックスタートが行われている場合や、パスワード入力が行われていない場合には、データクリアアイコンを選択することができないようにしたり、このデータクリア確認画面が表示されないようにしてもよいが、反対に、選択可能であってもよいし、表示可能であってもよい。
図73(b4−1)に示すデータクリア確認画面には、今回の遊技履歴情報等のデータを消去することを了承する“はい”アイコンと、データを消去しない“いいえ”アイコンとが表示されている。“はい”アイコンを選択して、チャンスボタン136を操作すると、データがパチンコ機から消去され、消去完了画面が表示される。
図73(b4−1−1)には、その消去完了画面が表示されており、この消去完了画面は一定期間表示されると消え、ダイトモ画面に戻る。
図73(b5)に示すダイトモ画面では、カーソル表示が、クイックスタートアイコンに表示されており、右側には、クイックスタートについての説明が表示されている。この状態でチャンスボタン136が操作されると、装飾図柄表示装置208には、図73(b5−1)に示すクイックスタート開始画面が表示される。このクイックスタート開始画面は一定期間表示されると消え、装飾図柄表示装置208では、ダイトモモードに設定されたデモ画面に切り替わる。
図73(b6)に示すダイトモ画面では、カーソル表示が、戻るアイコンに表示されており、右側には、トップメニュー画面に戻ることが表示されている。この状態でチャンスボタン136が操作されると、装飾図柄表示装置208は、トップメニュー画面に切り替わる。
図74は、機種カスタマイズ画面を示す図である。
図73(a)に示すトップメニュー画面の上から2つ目の機種カスタマイズアイコンが選択されてチャンスボタン136が操作されると、装飾図柄表示装置208には図74(c)に示す機種カスタマイズ画面が表示される。この機種カスタマイズ画面には、「機種カスタマイズ」の文字表示の下に、縦一列に上から順に、演出カスタマイズアイコン、キャラクタ選択アイコン、保留枠選択アイコン、保留表示選択アイコン、背景表示選択アイコン、初期化アイコン、およびトップメニュー画面に戻るための戻るアイコンといった7種類のアイコンが表示されている。これら7種類のアイコンのうちのいずれか一つのアイコンの左横には、カーソルアイコンcsが表示されている。図74(c)では、一番上の演出カスタマイズアイコンの左横にカーソルアイコンcsが表示され、他のアイコンが白表示であるのに対して、演出カスタマイズアイコンは赤色に点灯している。また、機種カスタマイズ画面では、右下に、選択操作に用いられる十字キーの絵柄と、決定操作に用いられるチャンスボタン136の絵柄が表示されている。さらに、チャンスボタン136と、十字キーのうち、カーソルアイコンcsやカーソル表示の移動に用いる上下キー137u,dの絵柄は、赤色に表示されている。なお、決定操作には、チャンスボタン136とともに操作キーユニット137の決定キーも用いることができるようにしてもよいし、チャンスボタン136に代えてその決定キーを用いることができるようにしてもよい。
図74(c1)には、演出カスタマイズ画面が表示されているが、図65(17)に示す演出カスタマイズ画面とは、入力音予告の選択肢と裏ボタンナビの選択肢が、未解放である点が相違する。ダイトモのパスワードが入力されていないか、開放条件を満足するレベルに到達していないと、図74(c1)に示すような画面になる。
図74(c2)には、キャラクタ選択画面が表示されているが、図66(40)に示すキャラクタ選択画面とは、吉宗の選択肢を除いて、他の選択肢が全て未解放であり、他の選択肢はどんなキャラクタであるのかさえも表示されていない点が相違する。なお、未解放の選択肢であってもキャラクタ画像の一部または全部を表示してもよいし、キャラクタの形をしたシルエット画像が表示されてもよく、選択可能なキャラクタが認識可能な表示態様(例えば、「ダイトモLv.20で姫が開放」等)を含む表示が表示されていてもよい。ここで、未解放の選択肢に関する表示については、他のカスタマイズ表示(本例では、保留枠、保留表示、背景表示)についても適用可能である。ダイトモのパスワードが入力されていないと、図74(c2)に示すような画面になる。この画面では、吉宗しか選択することができない。
一方、図74(c2’)に示すキャラクタ選択画面では、パスワード入力を行うか、お試しプレイを選択しているため、爺のキャラクタも選択可能になっている。ただし、03以降は、開放条件を満足するレベルに到達していないため、選択することができない。
図74(c3)には、保留枠選択画面が表示されているが、図66(55)に示す保留枠選択画面とは、保留枠Aの選択肢を除いて、他の選択肢が全て未解放であり、他の選択肢はどんな保留枠の名称であるのかさえも表示されていない点が相違する。ダイトモのパスワードが入力されていないと、図74(c3)に示すような画面になる。この画面では、保留枠Aしか選択することができない。
一方、図74(c3’)に示す保留枠選択画面では、パスワード入力を行っているため、保留枠Bも選択可能になっている。ただし、03以降は、開放条件を満足するレベルに到達していないため、選択することができない。
図74(c4)には、保留表示選択画面が表示されているが、図67(63)に示す保留表示選択画面とは、アイコンAの選択肢を除いて、他の選択肢が全て未解放であり、他の選択肢はどんな保留表示の名称であるのかさえも表示されていない点が相違する。ダイトモのパスワードが入力されていないと、図74(c4)に示すような画面になる。この画面では、アイコンAしか選択することができない。
一方、図74(c4’)に示す保留表示選択画面では、パスワード入力を行っているため、アイコンBも選択可能になっている。ただし、ここでも03以降は、開放条件を満足するレベルに到達していないため、選択することができない。
図74(c5)には、背景表示選択画面が表示されているが、図67(70)に示す背景表示選択画面とは、背景Aの選択肢を除いて、他の選択肢が全て未解放であり、他の選択肢はどんな背景の名称であるのかさえも表示されていない点が相違する。ダイトモのパスワードが入力されていないと、図74(c5)に示すような画面になる。この画面では、背景Aしか選択することができない。
一方、図74(c5’)に示す背景表示選択画面では、パスワード入力を行っているため、背景Bも選択可能になっている。ただし、ここでも03以降は、開放条件を満足するレベルに到達していないため、選択することができない。
図74(d1)には、全ての設定を初期化するか否かの確認画面が表示されているが、図70(74b6−1)に示す確認画面と同じであるため説明は省略する。また、図74(d2)には、初期化完了画面が表示されているが、図70(74b8−1)に示す初期化完了画面と同じであるため説明は省略する。
図74(e1)は、ダイトモモードに設定されたデモ画面の一例を示す図ある。
図74(e1)に示す装飾図柄表示装置208には、海の背景表示に保留枠UIが表示されており、ナビキャラクタYMも表示されている。また、第1装飾図柄(第3図柄)にも第2装飾図柄(第5図柄)にも装飾図柄のハズレの組合せ(「装飾4」−「装飾1」−「装飾7」)が表示されており、特図の図柄変動表示は停止中である。さらに、装飾図柄表示装置208の右上隅部に表示された第2保留数表示では、特図1の保留数も特図2の保留数も0である。すなわち、保留が無く、特図の停止図柄の確定表示が行われてから図柄変動表示が開始されていない状態である。さらに、第2保留数表示の下には、現在のダイトモモードのレベル(ここではレベル1)と、経験値(EXP)(ここでは0)が表示されている。すなわち、図74(e1)に示すダイトモモードに設定されたデモ画面は、例えば、新規登録してデモ画面に移行した直後の画面に相当する。
また、図74(e1)に示すスピーカ120からは、対応する効果音が出力されている。例えば、クイックスタートが設定されてこのデモ画面が表示された場合には、「ダイトモ開始」という音声が出力され、お試しプレイが設定されてこのデモ画面が表示された場合には、「お試しプレイ開始」という音声が出力され、パスワード入力が完了してこのデモ画面が表示された場合には、「ダイトモ開始。今日も頑張ろう」という音声が出力される。なお、対応する効果音がお試しプレイによってダイトモが開始された場合と、クイックスタートによってダイトモが開始された場合、およびパスワード入力によってダイトモが開始された場合とで異なる効果音が出力されているが、全て同じ効果音が出力されてもよく、2つの場合で同じ効果音が出力されてもよい。また、ダイトモのレベルや、前回の遊技状況等によって効果音が変わってもよい。また、機種カスタマイズを経て、この図74(e1)に示すダイトモモードに設定されたデモ画面に戻る場合は、効果音が出力されなくてもよく、専用の効果音が出力されてもよい。また、対応する効果音とともに、あるいは対応する効果音に代えて、アニメーションが表示されてもよい。効果音やアニメーションが行われているときに、図柄変動開始が開始された場合は、対応する効果音やアニメーションを途中で中断(キャンセル)してもよいが、そのまま最後まで出力してもよい。
また、クイックスタートが設定されてこのデモ画面が表示された場合や、お試しプレイが設定されてこのデモ画面が表示された場合や、パスワード入力が完了してこのデモ画面が表示された場合のうち少なくともいずれか一つの場合には、一定期間は、図73(a)に示すトップメニュー画面や、図74(c)に示す機種カスタマイズ画面を呼び出すことができないようにしてもよいし、一定期間を待つことなく図73(a)に示すトップメニュー画面や、図74(c)に示す機種カスタマイズ画面を呼び出せるように構成されていてもよい。あるいは、上記の場合の総てで、一定期間は、図73(a)に示すトップメニュー画面や、図74(c)に示す機種カスタマイズ画面を呼び出すことができないようにしてもよい。
図74(e1−1)は、同図(e1)に示すデモ画面が表示されてから一定期間経過したことによりメニューアイコンMI、音量調整アイコンVI、および輝度調整アイコンBIが追加表示された様子を示す図である。
なお、図73(a)に示すトップメニュー画面を表示してから、一定期間(例えば、1分間)は、メニューアイコンMI、音量調整アイコンVI、および輝度調整アイコンBIが追加表示されないように規制してもよい。また、この一定期間に、チャンスボタン136の操作や、十字キー137u,d,l,rの操作が行われた場合は、その操作は無効とされる。ただし、有効とされる場合があってもよい。
また、メニューアイコンMI、音量調整アイコンVI、および輝度調整アイコンBIの非表示中であっても(例えば、保留がない状態で図柄変動表示が停止した直後や停止して間もない間)、図65に示す音量調整ウィンドウVWや輝度調整ウィンドウBWは呼び出すことが可能である。また、音量調整ウィンドウVWや輝度調整ウィンドウBWを呼び出して一定期間操作がなかった場合には、図74(e1−1)に示す画面に戻るようにしてもよい。
また、保留が無い状態で、停止図柄が表示しされた場合は、一定期間、メニューアイコンMI、音量調整アイコンVI、および輝度調整アイコンBIは表示されず、また、一定期間は、図74(c)に示す機種カスタマイズ画面を呼び出すことができないようにしてもよい。
また、図73(a)に示すトップメニュー画面や、図74(c)に示す機種カスタマイズ画面を呼び出すことができない期間であっても、図65に示す音量調整ウィンドウVWや輝度調整ウィンドウBWは呼び出すことが可能であてもよい。
さらに、図65に示す音量調整ウィンドウVWや輝度調整ウィンドウBWと、図74(e1−1)に示す画面との切り替え時は、これらのウィンドウVW,BWも図74(e1−1)に示す画面もどちらも表示されない状態があり、この状態であっても、音量や輝度の調整操作は実行可能であってもよいし、実行できないように規制してもよい。
図74(e2)は、図73(b3−2)で二次元コードを発行した後に、図73(b3−2−1)を経由して表示されるデモ画面の一例を示す図ある。ここでのスピーカ120からの出力音は、「お疲れ様でした」という音声が出力される。また、このデモ画面が表示される前の状態によって、出力される効果音が変わってもよい。
図75は、変動アイコンを用いた演出の一例を示す図である。
ここで、変動アイコンh0について、もう一度まとめておく。変動アイコンh0は、保留が消化されて特図変動遊技が開始された後に表示される、当該特図変動遊技に対応するアイコン、言い換えれば、実行中の図柄変動表示に関するアイコンである。すなわち、保留アイコンが、その保留アイコンに対応した特図変動遊技の開始と同時に変動アイコンh0になる。より厳密には、始動入賞が最も古い第一の保留アイコンh11が保留アイコン表示領域HISから変動アイコン表示領域CISに移動する場合、移動中のアイコンを変動アイコンと称したり、変動アイコンが移動すると表現してもよい。あるいは、変動アイコン表示領域CISへの移動が完了した後のアイコンを変動アイコンと称してもよい。この変動アイコンh0は、保留アイコンh11とは異なる表示サイズ(保留アイコンよりも大きい表示サイズあるいは小さい表示サイズ)で表示される。これにより、変動アイコンh0と保留アイコンh11との識別が容易になる場合があるが、同じサイズであってもよい。また、変動アイコンh0は、保留アイコンh11の表示態様と関連した表示態様からなる場合がある。変動アイコンh0は、その表示態様によって当該変動の当否についての予告(当該変動予告)が可能であり、基本的には当該変動の当否結果が報知されるタイミングで消去される。したがって、変動アイコンh0は、保留に関するアイコンと見ることができ、特図変動遊技の当否結果の報知を保留しているという意味では保留アイコンの一種と考えることもできる。なお、消去タイミングは、当該変動の当否結果が報知されるタイミングよりも前のタイミングであってもよいし、同じタイミングであってもよいし、後のタイミングであってもよい。また、変動アイコンh0の表示態様は、デフォルトの表示態様(例えば、丸形の無模様かつ白色の表示態様)の他、通常予告の表示態様として複数種類用意されており、表示態様に応じて、大当りの信頼度(期待度)が異なる。大当りの信頼度が高ければ高いほど、最終的に大当り図柄が確定表示されやすくなる。なお、以降の説明では、色によって大当りの期待度の高低を表す。デフォルトの白は、変動アイコンh0の表示態様についての演出抽選にて「変化なし」が選択された場合である。デフォルトの白の変動アイコンでは大当りの期待度を予告していないが、大当りの期待度を予告してもよい(その場合、大当りの期待度が最も低いアイコンの色となる)。白点滅は、大当りの期待度が最も低い(0%又は0%以上1%未満)。通常予告の表示態様の色としては、大当りの期待度が低い順に、白点滅、青色、緑色、赤色、金色、七色に変化するいわゆるレインボーカラー(虹色)になる。金色は、大当り濃厚であり、虹色はそれよりも大当りの期待度が高く、例えば、大当り確定とまで言える場合があってもよい。なお、この色の関係は、保留アイコンによる先読み予告の表示態様の色でも同じである。以下、赤色以上といった場合は、赤色、金色、虹色のことになる。
図75(あ1)に示す装飾図柄表示装置208では、中央領域で第1装飾図柄(第3図柄)が高速変動を行っている。また、左上では第2装飾図柄(第5図柄)が変動表示を行っている。また、図75(あ1)に示す装飾図柄表示装置208の演出表示領域208dには、保留枠UIが表示されている。この保留枠UIは、保留アイコン表示領域HIS、変動アイコン表示領域CIS、演出アイコン表示領域DISを有する。変動アイコン表示領域CISは中央に設けられ、変動アイコン表示領域CISには、台座hs0が配置されている。保留アイコン表示領域HISは、変動アイコン表示領域CISの左側に設けられ、左ベースアイコンbIlの上に4つのステージ(第1ステージhs1〜第4ステージhs4)が配置されている。演出アイコン表示領域DISは、変動アイコン表示領域CISの右側に設けられ、右ベースアイコンbIrの上に、図75(あ1)では、殿様のキャラクタのナビキャラクタYMが表示されている。演出アイコン表示領域DISでは、アイコンやミニアイテム等の様々な表示が行われる。図75(あ1)に示すナビキャラクタYMは、連続する複数の図柄変動表示を跨いで表示される場合がある表示である。例えば、或る図柄変動表示の開始と同時に表示が開始され、その図柄変動表示の表示中、継続して表示されていてもよいし、一時的に消えたり、見えなくなってもよい。また、その図柄変動表示が終了し、停止表示の表示中も継続して表示されていてもよいし、一時的に消えたり、見えなくなってもよい。そして、連続して開始される次の図柄変動表示の表示中、継続して表示されていてもよいし、一時的に消えたり、見えなくなってもよい。あるいは、次の図柄変動表示の表示中に表示が終了する場合があってもよい。また、一回の図柄変動表示の表示中の全期間のうち一部又は全部の期間でしか表示されず、次の図柄変動表示の表示中には表示されない場合があってもよい。このナビキャラクタYMは、いわゆる常時表示のキャラクタということもできるが、いかなる場合であっても表示され続けるものでなくてもよい。さらに、ナビキャラクタYMは、表示が続く中で、表示態様が変化する場合がある。この点については、詳細は後述する。
また、図75(あ1)に示す装飾図柄表示装置208には、特図1の保留アイコン(第1保留アイコンh11)が第1ステージhs1に表示されている。この第1保留アイコンh11の表示態様は、デフォルトの表示態様(丸形の無模様かつ白色の表示態様)である。また、変動アイコン表示領域CISの台座hs0には、変動アイコンh0が表示されている。この変動アイコンh0の表示態様も、デフォルトの表示態様(丸形の無模様かつ白色の表示態様)である。
図75(あ2−1)では、演出アイコン表示領域DISに、変化予告表示の宝箱のアイコンI1が表示される。変化予告表示とは、その表示がなされると、他のアイコン等が変化するかもしれないことを表す予告に相当する。他のアイコン等としては、ナビキャラクタYMであったり、保留アイコンh11であったり、変動アイコンh0であったり、装飾図柄であったりする。すなわち、変化予告表示の表示が開始される前から表示されているアイコン等が変化させる対象になる。ただし、変化予告表示の表示開始と同時に表示が開始されたものや、後から表示が開始されたものであっても、変化させる対象にしてもよい。変化予告表示の表示が開始された時点では、何が変化されるか、遊技者はわかっていてもよいし、わからなくてもよい。また、何を変化させるかの示唆があってもよい。さらには、変化予告表示が表示されても、変化予告表示によっては何も変化しない、偽の予告である場合があってもよい。また、変化予告表示は変化させる対象物は一つに決まっていてもよく、必ず変化させると決まっていてもよい。
図75(あ2−1)に示す宝箱のアイコンI1は絨毯のアイコンI2に乗って出現する。この絨毯のアイコンI2は、出現時にのみ表示され、宝箱のアイコンI1が演出アイコン表示領域DISの表示位置に到達すると、その場で消えたり、画面外に飛んでいったりする。この変化予告表示のアイコンの出現タイミングとしては、第1装飾図柄が高速変動になった時、図柄変動開始時、変動アイコンh0の移動完了時、特図始動口への入賞時(保留増加時)、入賞時先読み予告の開始時、或る演出の成功時、第1装飾図柄の第1停止時、擬似連演出における仮停止時あるいは継続時(再変動開始時)、リーチ状態開始時、スーパーリーチ開始時、スーパーリーチ中等を列挙することができる。すなわち、変化予告表示のアイコンの出現タイミングとしては、上記列挙したもの総てであってもよい。一方、上記列挙したものの中でも適用されないものがあってもよい。また、宝箱のアイコンI1の表示態様も複数あってもよく、例えば、宝箱や絨毯の表示態様(大きさ、色、アニメーションの違い)によって、ナビキャラクタYM等の変化のしやすさが変化してもよい。また、絨毯のアイコンI2のように、登場時や退場時にのみ表示される演出表示について、表示態様が通常の表示態様と異なっていると、変化させる確率が高くなったり、遊技者にとって有利な状態や表示態様に変化させる確率が高くなってもよい。例えば、大当りの期待度が高い表示態様に変化させる確率が高くなってもよい。また、変化予告表示は、ナビキャラクタのみを変化させる表示であってもよいが、ナビキャラクタ以外の演出表示(保留アイコン、変動アイコン、当該変動の予告表示,先読み予告表示等)を変化させる場合があってもよい。また、ナビキャラクタ以外の演出表示(保留アイコン、変動アイコン、当該変動の予告表示(タイマ予告、会話予告、チャンスアップメータ等)、先読み予告表示(タイマ予告、先読みモード用背景表示等)等のうちの一の演出表示、複数の演出表示、または全ての演出表示)を変化させる予告表示によって、ナビキャラクタが変化されないように構成されていてもよいが、ナビキャラクタが変化される場合があってもよい。また、変化予告表示は、ナビキャラクタ以外の演出表示を変化させるよりもナビキャラクタを変化させる頻度が多いように構成されていてもよいが、逆にナビキャラクタを変化させる頻度がナビキャラクタ以外の演出表示を変化させる頻度よりも少なくてもよく、2つの頻度が同じ頻度で行われるようにしてもよい。ここで、「演出表示を変化させる予告(変化予告表示、ナビキャラクタ以外の演出表示を変化させる予告表示。以下、予告Aという。)」によって演出表示(ナビキャラクタ、ナビキャラクタ以外の演出表示)が変化される場合に、予告Aによって変化される頻度の低い演出表示が、該予告Aによって変化された場合は、予告Aによって変化される頻度が高い演出表示が該予告Aによって変化された場合よりも大当りしやすいように構成されていてもよいし、構成されていなくてもよい。
図75(あ3−1)では、絨毯のアイコンI2が消え、宝箱のアイコンI1が残っている。この宝箱のアイコンI1は、ナビキャラクタYMの右横に表示されている。図75(あ4−1)では、宝箱のアイコンI1の表示態様が変化する。すなわち、変化アニメーションが表示され、宝箱が開いて、中から、エフェクトの煙画像が出現し、その煙画像によって、ナビキャラクタYMの一部又は全部が隠され、煙画像が出現する前よりも明らかに視認困難になる。なお、ナビキャラクタYM以外のアイコン等の表示がなされている場合には、煙画像が、ナビキャラクタYM以外のアイコン等の表示の一部又は全部を前側から覆ってもよい。また、宝箱が開放しない場合があってもよい。さらには、宝箱が開放しても他の予告が行われる場合があってもよい。図75(あ5−1)では、煙画像が消失し、ナビキャラクタYMの表示態様が変化している。すなわち、ナビキャラクタYMの殿様がこれまで着ていた紺色(デフォルト色)の着物が赤色の着物に変化している。ナビキャラクタYMの殿様の着物が赤色の着物に変化したことで、当該変動で変動アイコンh0が赤色に変化しやすいことが示唆されている状態であってもよい。なお、宝箱のアイコンI1が表示された時点で、ナビキャラクタYMの表示態様が変化することが確定してもよい。また、赤色の着物以外にも、金色の着物や、虹色の着物に変化してもよい。また、白点滅、青色、緑色に変化してもよい。また、保留アイコンおよび/または変動アイコンの色に対応して、ナビキャラクタYMの表示態様が変化してもよい(例えば、保留2に緑色の保留が表示された場合は、ナビキャラクタYMが緑色の着物に変化するなど)。ここで、ナビキャラクタの色が変動アイコンおよび/または保留アイコンの色に対応している場合であって、保留アイコンおよび/または変動アイコンの表示態様が複数変化している場合は、先に消化される保留アイコンまたは変動アイコンの色とナビキャラクタの色が対応するように構成されていてもよく、後に消化される保留アイコンの色とナビキャラクタの色が対応するように構成されていてもよく、大当り期待度の高い色を優先的に表示してもよく、逆に大当り期待度の低い色を優先的に表示してもよく、保留アイコンや変動アイコンの自体の色に関係なく大当りの期待度が高い保留アイコンまたは変動アイコンの色が表示されてもよく、保留アイコンや変動アイコンの自体の色に関係なく大当りの期待度が低い保留アイコンまたは変動アイコンの色が表示されてもよく、変化している保留アイコンおよび/または変動アイコンの色が全てナビキャラクタの色に反映されていてもよく、ナビキャラクタの色が、変化している保留アイコンおよび/または変動アイコンの色の中からランダムで表示されてもよい。また、表示態様が変化したナビキャラクタYMの横には、蓋が開いたままの宝箱のアイコンI1が依然として表示されたままである。なお、この宝箱のアイコンI1は、煙画像の出現と同時に消えてもよいし、煙画像と一緒に消えてもよい。図75(あ6−1)のタイミングで宝箱のアイコンI1が消え、演出アイコン表示領域DISには、赤色の着物を着た殿様のナビキャラクタYMのみが表示されている。ここまで、第1装飾図柄は高速変動表示を続けている。
図75(あ7)では、第1装飾図柄がリーチ状態になり、左図柄、右図柄ともに「装飾7」が揺れ表示(仮停止)されている。なお、第2装飾図柄では、仮停止は行われておらず、3つの装飾図柄が変動表示を継続している。図75(あ8)では、スーパーリーチ演出(剣豪リーチ演出)に発展し、装飾図柄表示装置208の背景画面が、荒野の背景画面に変化し、仮停止している左図柄が装飾図柄表示装置208の左上へ移動し、同じく仮停止している右図柄が装飾図柄表示装置208の右上へ移動する。荒野の背景画面hには、主人公の殿様と敵役の剣豪が対峙している決闘シーンが表示されている。また、保留枠UIのうち、保留アイコン表示領域HISの左ベースアイコンbIlおよび4つのステージhs1〜hs4は消え、第1保留アイコンh11も消えている。また、変動アイコン表示領域CISの台座の高さが低くなってはいるものの、低くなった台座hs0’は表示されており、その上に変動アイコンh0も表示されたままである。さらに、演出アイコン表示領域DISには、右ベースアイコンbIrの上に赤色の着物を着た殿様のナビキャラクタYMが表示されている。なお、スーパーリーチ演出中は、保留枠UI全体が非表示になってもよい。すなわち、変動アイコン表示領域CISの台座hs0’および演出アイコン表示領域DISの右ベースアイコンbIrも非表示になってもよい。さらに、スーパーリーチ演出中は、変動アイコンh0及びナビキャラクタYMも非表示になってもよい。また、スーパーリーチ演出中は、ナビキャラクタYM、保留アイコン、および変動アイコンh0のうちのいずれか1つ又は2つが非表示になってもよい。さらには、スーパーリーチ演出中は、ナビキャラクタYM、保留アイコン、および変動アイコンh0総てを非表示にして、保留枠UI(左ベースアイコンbIl、4つのステージhs1〜hs4、台座hs0(hs0’)、右ベースアイコンbIr)は表示してもよいし、あるいは、この逆に、ナビキャラクタYM、保留アイコン、および変動アイコンh0総てを表示して、保留枠UIを非表示にしてもよい。
図75(あ9)では、それまで正面を向いて立っていた殿様のナビキャラクタYMが、変動アイコンh0の方を向き、刀を抜いて構えているポーズに変化する。図75(あ10)では、殿様のナビキャラクタYMの刀から波動が発振され、同図(あ11)では、それまで白色であった変動アイコンh0が赤色に変化している。上述の如く、赤色の表示態様の変動アイコンは、現在行われている図柄変動表示での大当りの期待度がかなり高いことになる。図75(あ12)では、殿様のナビキャラクタYMが正面を向いて立っている姿勢に戻っている。図75(あ12)に示す殿様のナビキャラクタYMは、赤色の着物の表示態様のままであるが、デフォルトの表示態様(紺色の着物の表示態様)に戻っていてもよい。
図75(あ13)では、図示省略したが、ボタン演出が開始される。すなわち、装飾図柄表示装置208では、ボタン画像と残時間表示メータが表示され、チャンスボタン136の操作有効期間が開始すると、遊技者によるチャンスボタン136の操作を受付可能な状態となる。残時間表示メータでは、上記操作有効期間が開始されてゲージが減っていく。その後、チャンスボタン136が上記操作有効期間内に押下されると、装飾図柄表示装置208には、殿様のカットイン画像が表示され、大当りの信頼度が高いことを報知する予告演出が行われる。殿様のカットイン画像は、決闘シーンのアニメーション表示にオーバーラップしており、殿様のカットイン画像が表示されていない場合と比べると視認困難とされている。なお、殿様のカットイン画像は、チャンスボタン136が操作されたことを条件に表示されるものであってもよいし、チャンスボタン136が操作されることなく操作有効期間が経過した場合にも表示されるものであってもよい。
その後、装飾図柄表示装置208では、殿様のカットイン画像が消去され、決闘シーンのアニメーション表示が継続し、ボタン画像と残時間表示メータが表示され、スーパーリーチに発展してから2回目のボタン演出が開始される。その後、チャンスボタン136の操作有効期間が開始すると、遊技者によるチャンスボタン136の操作を受付可能な状態となる。
残時間表示メータでは、上記操作有効期間が開始されてゲージが減っていく。なお、スーパーリーチに発展してから2回目のボタン演出における操作有効期間は、スーパーリーチに発展してから1回目のボタン演出における操作有効期間よりも短くてもよく、この場合、スーパーリーチに発展してから2回目のボタン演出における残時間表示メータにおけるゲージの減る速度がスーパーリーチに発展してから1回目のボタン演出における残時間表示メータにおけるゲージの減る速度よりも速くてもよい。また、スーパーリーチに発展してから1回目のボタン演出における操作有効期間がスーパーリーチに発展してから2回目のボタン演出における操作有効期間よりも短くてもよいし、スーパーリーチに発展してから1回目のボタン演出における操作有効期間とスーパーリーチに発展してから2回目のボタン演出における操作有効期間とが同じ長さであってもよい。
チャンスボタン136が上記操作有効期間内に押下されると、装飾図柄表示装置208では、決闘シーンのアニメーション表示からエフェクト画像の表示に切り換えられるとともに、図14(a)に示す第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdが動作し、それぞれ装飾図柄表示装置208の前面側でオーバーラップする。エフェクト画像や第1装飾図柄の左図柄及び右図柄は、それぞれ第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdによってオーバーラップされ、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdによってオーバーラップされていない状態である場合に比べると視認困難とされている。また、第2装飾図柄と第2保留数表示も、それぞれ第1大盤振舞役物224Gaと第2大盤振舞役物224Gbによって少なくとも一部がオーバーラップされ、視認困難とされている。なお、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdのうちの一部のみが動作してもよいし、全部が動作してもよく、例えば、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdの動作する数によって信頼度が異なるようにしてもよい。この第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdが動作する演出は、チャンスボタン136が操作されたことを条件に表示されるものであってもよいし、チャンスボタン136が操作されることなく操作有効期間が経過した場合にも表示されるものであってもよい。また、エフェクト画像の表示と第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdの動作のうちのいずれか一方のみが行われる場合があってもよい。また、エフェクト画像の表示と第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdの動作の両方が行われる場合は、エフェクト画像が表示された後で第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdの動作が開始されてもよいし、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdの動作が開始された後でエフェクト画像が表示されてもよいし、エフェクト画像の表示と第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdの動作が同時に開始されてもよい。また、操作有効期間内にチャンスボタン136が押下された場合に、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdが動作する演出が行われずにハズレとなる演出表示が行われてもよく、さらに、ハズレとなる演出表示が行われた後で復活演出を表示して大当りとなる演出表示が行われるようにしてもよい。なお、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdが動作する演出が開始されると、表示されていた変動アイコンh0が非表示となるが、引き続き表示してもよい。
その後、図14(a)に示す千両箱役物224Hが動作して下方に移動し、装飾図柄表示装置208及び第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdの前面側にオーバーラップする。さらに、その後、導光板ILの発光が行われる。なお、エフェクト画像の表示、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdの動作、千両箱役物224Hの動作、導光板ILの発光の開始する順序については、上述したものに限定されず、適宜に設定することができる。また、エフェクト画像の表示、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdの動作、千両箱役物224Hの動作、導光板ILの発光のうちの全部が行われてもよいし、一部が行われない場合があってもよい。
導光板ILの発光が終了した後、千両箱役物224Hは初期位置に向かって上昇を開始する。その後、エフェクト画像がフェイドアウトし、続いて、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdがそれぞれ初期位置に向かって移動を開始する。このとき、装飾図柄表示装置208では、表示が中断された決闘シーンのアニメーション表示がフェイドインしながら再開する。このとき、変動アイコンh0の表示も再開される。
その後、決闘シーンのアニメーション表示は、図75(あ14−1)まで継続する。図75(あ14−1)では、殿様と剣豪が斬り合った後の場面が表示されている。
図75(あ9)〜同図(あ12)のナビキャラクタYMのアニメーションは、変動アイコンh0の表示態様を変化させる演出(以下、「変化演出」という。)に相当する。この変化演出は、スーパーリーチ演出の一部と見ることもできるが、スーパーリーチ演出の開始を契機にして開始された、スーパーリーチ演出とは別の演出とも見ることができる。変化演出の開始タイミングとしては、スーパーリーチ演出中の他、第1装飾図柄が高速変動になった時、図柄変動開始時、変動アイコンh0の移動完了時、特図始動口への入賞時(保留増加時)、入賞時先読み予告の開始時、或る演出の成功時、第1装飾図柄の第1停止時、擬似連演出における仮停止時あるいは継続時(再変動開始時)、リーチ状態開始時、スーパーリーチ開始時等を列挙することができる。すなわち、変化演出の開始タイミングとしては、上記列挙したもの総てであってもよい。一方、上記列挙したものの中でも適用されないものがあってもよい。
また、変動アイコンh0が変化するタイミングも、スーパーリーチ演出中の他、第1装飾図柄が高速変動になった時、図柄変動開始時、変動アイコンh0の移動完了時、特図始動口への入賞時(保留増加時)、入賞時先読み予告の開始時、或る演出の成功時、第1装飾図柄の第1停止時、擬似連演出における仮停止時あるいは継続時(再変動開始時)、リーチ状態開始時、スーパーリーチ開始時等を列挙することができる。すなわち、変動アイコンh0が変化するタイミングとしては、上記列挙したもの総てであってもよい。一方、上記列挙したものの中でも適用されないものがあってもよい。さらに、変動アイコンh0が変化するタイミングは、上述したボタン演出におけるボタン有効期間中と重なってもよい。なお、スーパーリーチ演出中の或る期間以降は、変動アイコンの表示態様が変化しないようにしてもよい。ここで説明したスーパーリーチ演出も勝負演出であって、ボタン演出を含んでおり、主人公か敵のどちらかが勝利する、いわゆる最終ジャッジ演出の一種である。最終ジャッジ演出の結果が表示された以降は、変動アイコンの表示態様が変化しないようにしてもよい。また、ナビキャラクタYMによって、変動アイコンの表示態様を変化させようとするアニメーションが行われた場合は、変動アイコンh0の表示態様を必ず変化する様にしてもよいし、あるいは、失敗があるようにしてもよい。すなわち、変化演出は、変動アイコンh0の表示態様を必ず変化させる演出であってもよいし、変動アイコンh0の表示態様を変化せる場合(成功する場合)と、変化させない場合(失敗する場合)とがあってもよい。
また、ナビキャラクタYMによる変動アイコンの変化アニメーションが行われない場合があってもよい。その場合、スーパーリーチ演出の終了時に、スーパーリーチ演出の終了画面と、装飾図柄が表示された画面とがワイプによって切り替えられた後に、変動アイコンh0の表示態様が変化していてもよい。また、ナビキャラクタYMの表示態様は、ワイプによって切り替えられた後に、デフォルトの表示態様(紺色の着物の表示態様)に戻っていてもよいし、ナビキャラクタYMは次の図柄変動表示の先読み予告として、そのままの表示態様(赤色の着物の表示態様)を維持してもよい。
図75(あ15−1)では、敵役の剣豪が倒れ、主人公の殿様が勝利した場面が表示され、殿様のナビキャラクタYMも勝利のポーズをとっている。ただしまだ、中図柄は表示されておらず、同図(あ16−1)で「装飾7」の中図柄が表示されているが、赤色の変動アイコンh0は未だ表示されており、第2装飾図柄も変動表示中である。しかも、同図(あ16−1)の段階では、第1装飾図柄の各図柄(左中右図柄)はいずれも仮停止(揺れ変動)中である。なお、図75(あ15−1)では、主人公の殿様による大当り用のアニメーションが実行されてもよい。
ここで、中図柄が表示される前の図75(あ15−1)までがスーパーリーチ演出と見ることもできるが、中図柄が表示されて一応勝利が確定したように見える(あ16−1)までがスーパーリーチ演出と見ることもできるし、さらに進んで、停止表示が行われる直前までスーパーリーチ演出と見ることもできる。また、上述のごとく、ここでのスーパーリーチ演出は最終ジャッジ演出の一例に相当し、最終ジャッジ演出の結果が確定するまで(例えば、停止表示が行われる直前まで)、スーパーリーチ演出の実行中としてもよい。その後、装飾図柄表示装置208では、決闘シーンのアニメーション表示がフェイドアウトし、第1装飾図柄が「装飾7−装飾7−装飾7」の装飾図柄の組合せで揺れ変動が開始される。なお、第2装飾図柄は左図柄、中図柄、右図柄のいずれも依然として変動表示が行われている。ここでの背景は、非表示であってもよいし、スーパーリーチが行われるまでとは異なる背景画像であってもよいし、スーパーリーチが行われる前と同じ背景画像であってもよい。また、このとき、変動アイコンh0や特図1の保留アイコンは表示されていないが、変動アイコンh0や特図1の保留アイコンは表示されていてもよい。また、ナビキャラクタYMの表示も行われていないが、ナビキャラクタYMの表示が行われてもよい。
その後、不図示の第1特図表示装置212が特図Aの表示態様で表示される。なお、第1特図表示装置212は停止表示されたが、第1副制御部400は、主制御部300からの図柄変動停止コマンドを受信していない状態であるので、図柄確定停止と判断していないため、第1装飾図柄では揺れ変動が継続しており、第2装飾図柄や第4図柄表示装置284では未だ変動表示中となっている。
その後、第1副制御部400が図柄変動停止コマンドを受信すると、第1装飾図柄及び第2装飾図柄がそれぞれ「装飾7−装飾7−装飾7」の装飾図柄の組合せで停止表示するとともに、第4図柄表示装置では、図柄が停止した旨の態様での表示が行われる。
その後、大当り遊技が開始して主制御部300から第1副制御部400に入賞演出開始コマンドが送信されると、装飾図柄表示装置208では、大当り開始演出表示が開始される。
なお、スーパーリーチ中は変動アイコンh0とナビキャラクタYMの両方が表示されている。ここで、最終ジャッジ演出であるボタン演出が開始された場合、保留枠UIの一部又は全部が非表示あるいは消えるように構成されていてもよい。例えば、右ベースアイコンbIrがそれまでは表示されていたが、最終ジャッジ演出が開始されると、右ベースアイコンbIrが非表示あるいは消えるように構成されていてもよい。また、最終ジャッジ演出が開始されると、変動アイコh0が非表示あるいは消えるように構成されていてもよく、ナビキャラクタYMが非表示あるいは消えるように構成されていてもよく、変動アイコh0とナビキャラクタYMの両方が非表示あるいは消えるように構成されていてもよい。また、保留アイコンをそれまで表示している場合には、保留アイコンも最終ジャッジ演出が開始されると非表示あるいは消えるように構成されていてもよい。さらに、演出アイコン表示領域DISに表示されているその他のアイコンやミニキャラも、それまで表示している場合には、最終ジャッジ演出が開始されると非表示あるいは消えるように構成されていてもよい。
図75(あ2−1)に代えて同図(あ2−2)に示すように、殿様のナビキャラクタYMに「変化!?」といった吹き出し表示が追加される場合があったり、同図(あ2−3)に示すように、「変化準備中」といった吹き出し表示が追加される場合もある。この後、図75(あ3−1)に戻り、変化予告表示の宝箱のアイコンI1が表示される。ナビキャラクタYMの吹き出し表示は、変化予告表示の開始の予告演出(前兆演出)に相当する。すなわち、「変化!?」のようにナビキャラクタ自身が変化する可能性があることを示唆する予告であったり、「変化準備中」のようにナビキャラクタがこれから(「変化準備中」が表示された変動内または、「変化準備中」が表示された変動の次変動以降に)必ず変化することを示唆する予告であったりする。
また、図75(あ3−1)に代えて同図(あ3−2−1)に示すように、変化予告表示の宝箱のアイコンI1が一旦、演出アイコン表示領域DISに表示されながら、再び絨毯のアイコンI2が登場し、宝箱のアイコンI1がその絨毯のアイコンI2に乗って飛び去ってしまう場合もある。この場合には、ナビキャラクタYMの表示態様は変化せず、いわゆる失敗パターンに相当する。
また、図75(あ4−1)に代えて同図(あ4−2)に示すように、煙画像が赤色の場合もある。変化予告表示における変化アニメーションの種類によって、ナビキャラクタYMの変化する態様や変化しやすさを予告してもよい。図75(あ4−2)の場合は、ナビキャラクタYMが、煙と同じ色の着物を着た表示態様に変化する可能性があることが予告されている。また、変化予告表示における変化アニメーションの種類によって、当該変動または保留内の大当りの期待度を予告してもよい。
また、図75(あ5−1)に代えて同図(あ5−2)に示すように、ナビキャラクタYMの着物の色が変化するのではなく、ナビキャラクタYM自身が大きくなる場合もある。このように、ナビキャラクタYMの表示態様の変化は、色の変化の他に、大きさの変化であってもよいし、形状(例えば、ポーズ)の変化であってもよい。なお、図75(あ5−2)に示す、大きくなったナビキャラクタYMの着物の色は、紺色(デフォルト色)であってもよいが、赤色に変化していてもよい。図75(あ5−2)に示す大きくなったナビキャラクタYMの一部は、宝箱のアイコンI1の一部に前側から重なっている。なお、ナビキャラクタYMの一部が、宝箱のアイコンI1の全部に前側から重なっていてもよい。あるいは、宝箱のアイコンI1の少なくとも一部が、大きくなったナビキャラクタYMの少なくとも一部に前側から重なっていてもよい。
また、変動アイコンh0を変化させる確率、引いては大当りの期待度としては、デフォルトの色で小さい表示態様よりも、デフォルトの色で大きい表示態様の方が高く、赤色で小さい表示態様よりも、赤色で大きい表示態様の方が高くてもよい。また、大きさと色であれば、色の方が優先されてもよく、例えば、デフォルトの色で大きい表示態様よりも、赤色で小さい表示態様の方が高くてもよい。あるいは反対に、大きさの方が優先されてもよく、例えば、赤色で小さい表示態様よりも、デフォルトの色で大きい表示態様の方が高くてもよい。さらに、ナビキャラクタYMの大きさ(表示サイズ)については、大きい場合と小さい場合の他、その中間サイズ等複数のサイズがあってもよい。
なお、ナビキャラクタYMが、赤い着物を着た表示態様であるときは変動アイコンh0は赤色に変化し、金色の着物を着た表示態様であるときは、変動アイコンh0は金色に変化し、虹色の着物を着た表示態様であるときは、変動アイコンh0は虹色に変化する場合があってもよい。また、ナビキャラクタYMが、赤い着物を着た表示態様であるときは、変動アイコンh0は、大当りの期待度が赤以上の色(赤、金、虹)に変わりやすくてもよい。すなわち、変動アイコンh0の変化が成功するなら、赤以上の色に変化することが確定してもよいし、赤以上の色に変化すること自体が確定してもよい。ただし、ナビキャラクタYMが、赤い着物を着た表示態様であっても、大当りの期待度が赤より下の色(緑、青、白点滅、白)に変わってしまう場合があってもよい。さらに、ナビキャラクタYMが、プレミアの色である虹色の着物を着た表示態様であるときは、変動アイコンh0の色も必ず虹色に変化してもよい。すなわち、ナビキャラクタYMが虹色の着物を着た表示態様であるときは、ナビキャラクタYMの表示態様によって、直接的に大当りすることを報知していることになり、ナビキャラクタYMが他の色(例えば、赤)の着物を着た表示態様であるときは、変動アイコンの表示態様が変化すれば、結果的に大当りしやすいことになり、ナビキャラクタYMの表示態様によって大当りのしやすさを間接的に報知することができる。
また、ナビキャラクタYMは、表示態様が変化していないときでも、変動アイコンh0を変化させる場合があってもよい。あるいは、表示態様が変化したときのみ変動アイコンh0を変化させてもよい。さらに、主人公の殿様のキャラクタは、いわゆる常時表示のキャラクタであるが、変動アイコンh0を変化させるナビキャラクタYMは、変動アイコンh0を変化させるときのみ表示されるキャラクタであってもよい。また、予告を行うときのみ表示されるキャラクタであってもよい。さらに、上述したカスタマイズにおけるキャラクタ選択で遊技者が設定したキャラクタが、変動アイコンh0を変化させるキャラクタとして使用できるようにしてもよいし、カスタマイズにおけるキャラクタ選択で遊技者が設定したキャラクタのみが、変動アイコンh0を変化させるキャラクタとして使用できるようにしてもよい。
図76は、図75に示す例の変形例を示す図である。
図75(あ6−1)に続いて、図76(あ6−2−1)〜同図(あ6−2−3)を経て、図75(あ7)に戻るように、変化予告表示である宝箱のアイコンI1が非表示になるまで、ナビキャラクタYMは、複数回変化してもよい。図76(あ6−2−1)に示すナビキャラクタYMは赤色の着物であるが、同図76(あ6−2−2)に示すナビキャラクタYMは、金色の着物である。なお、宝箱のアイコンI1は、一度消えて、また新たに表示されてもよい。また、複数変動に亘って変化予告表示が表示されていてもよい。この場合、宝箱のアイコンI1は、開放したり閉鎖したりすることを繰り返す。
また、図75(あ6−1)に続いて、図76(あ6−3−1)〜同図(あ6−3−2)のような変化アニメーションが表示されてもよい。すなわち、変化予告表示とは別の予告(ここではUFOアイコンUFI)によって、ナビキャラクタYMがさらに昇格してもよい。図76(あ6−3−2)から続く同図(あ6−3−3a)では、飛来してきたUFOアイコンUFIから金色のビームが、赤色の着物を着たナビキャラクタYMに向けて照射され、図76(あ6−3−4a)に示すようにナビキャラクタYMは、金色の着物を着た表示態様に変化している。あるいは、図76(あ6−3−2)から続く同図(あ6−3−3b)では、飛来してきたUFOアイコンUFIから灰色のビームが、赤色の着物を着たナビキャラクタYMに向けて照射され、図76(あ6−3−4b)に示すようにナビキャラクタYMは、赤色の着物を着たまま大きくなっている。
なお、ここでは昇格について説明したが、ビームが照射されてもナビキャラクタYMに変化がない場合(いわゆる失敗パターン)があってもよく、あるいは、ビームが照射されると、デフォルトの表示態様や、青色の着物を着た表示態様や、小さくなってしまう場合(降格してしまう場合)があってもよい。
また、スーパーリーチ演出おける、殿様と剣豪が斬り合った後の場面である図75(あ14−1)に続いて、図76(あ14−2−1)が表示されてもよい。すなわち、中図柄として、左右図柄(「装飾7」)とは異なる「装飾6」が大きく表示(揺れ表示)され、続く同図(あ14−2−2)では、左図柄、中図柄、右図柄の装飾図柄総てが、通常の濃さよりも一旦薄く表示される。また、同図には、殿様が倒れたシーンが表示されている。図76(あ14−2−3)では、左図柄、中図柄、右図柄の装飾図柄総てが再び通常の濃さで表示され、同図(あ14−2−4)では、ワイプ演出が行われ、スーパーリーチの演出場面(演出表示)と、通常背景(図75(あ1)等に示す、スーパーリーチ演出の開始前の背景)との切り替えが行われる。ワイプ演出では、図76(あ14−2−5)に示すように、装飾図柄表示装置208の表示画面が一旦、無模様同一色のワイプ表示になる。このワイプ表示では、変動アイコンh0や、ナビキャラクタYMは消え、第2装飾図柄と、第2保留数表示は表示されている。また、左隅には機種タイトルが表示されている。なお、変動アイコンh0や、ナビキャラクタYMも表示されていてもよい。図76(あ14−2−6)では、ワイプアウトし、背景が通常背景に戻るとともに、ナビキャラクタYMの表示態様もデフォルトの表示態様に戻っている。なお、ナビキャラクタYMの表示態様は、ワイプ演出開始時(図76(あ14−2−4)のタイミング)でデフォルトの表示態様に戻っていてもよい。図76(あ14−2−7)では、ワイプ演出が終了し、装飾図柄表示装置208には、ハズレの組合せである「装飾7」−「装飾6」−「装飾7」が揺れ表示されている。また、保留枠UIも表示され、変動アイコンh0も第1保留アイコンh11も表示されている。図76(あ14−2−7)に示す変動アイコンh0は、赤色の表示態様のままであるが、デフォルトの表示態様に戻っていてもよく、あるいは、変動アイコンh0自身が消去されていてもよい。一方、ナビキャラクタYMの表示態様は、赤色の着物を着た表示態様のままであってもよい。なお、本例では、ナビキャラクタの表示態様が変化した状態からデフォルトの状態に戻る表示がナビキャラクタが非表示のため視認できないが、ナビキャラクタの表示態様が変化した状態からデフォルトの状態に戻る表示が視認可能であってもよい。(例えば、ナビキャラクタの表示態様が変化した状態からデフォルトの状態へ切り替わる表示や、ナビキャラクタの表示態様が変化した状態からデフォルトの状態へ戻るアニメーション表示などが挙げられる。)
なお、ワイプアウト時(図76(あ14−2−6)〜同図(あ14−2−7))に、変動アイコンh0および/またはナビキャラクタYMが表示されているが、表示されていない場合があってもよく、表示されているときは、表示されていない場合よりも、復活演出が行われやすい構成であってもよい。あるいは、表示されているときは、復活演出が必ず行われる構成であってもよく、表示されていない場合には、復活演出が行われたり、行われなかったりしてもよい。
さらに、図76(あ14−2−1)〜同図(あ14−2−3)では、保留枠UIの一部(台座hs0’や右ベースアイコンbIr)が表示されているが、保留枠UIの全部が非表示になってもよいし、一部のみが非表示になってもよい。また、変動アイコンh0が非表示になってもよいし、ナビキャラクタYMが非表示になってもよい。あるいは、変動アイコh0とナビキャラクタYMの両方が非表示になってもよい。また、保留アイコンをそれまで表示している場合には、保留アイコンも非表示になってもよい。さらに、演出アイコン表示領域DISに表示されているその他のアイコンやミニキャラも、それまで表示している場合には、非表示になってもよい。
図77は、図75に示す例の他の変形例を示す図である。
図75(あ16−1)に続いて、図77(あ16−2−1)〜同図(あ16−2−2)のような表示が行われてもよい。すなわち、図77(あ16−2−2)に示す装飾図柄表示装置208では、画面全体が薄くなり始めている。この後、再抽選演出で一度消えて、再び、図77(あ16−2−1)に示す画面(殿様勝利の画面)が表示されてもよいし、あるいは図75(あ14−2−3)に示す画面(殿様敗北の画面)が表示されてもよいし、同図(あ16−2−3)に示すような、通常背景で、装飾図柄の組合せ(大当りの組合せの場合やハズレの組合せの場合がある)が揺れ表示されている画面が表示されてもよい。
また、再表示された画面でも、ナビキャラクタYMや変動アイコンh0は表示されており、ナビキャラクタYMまたは/および変動アイコンh0の表示態様が赤い表示態様であれば、有利な大当り確定(例えば、確変大当りやラウンド数が長い大当り)が確定であってもよい。あるいは、表示態様が変化していないと、有利な大当りは確定ではないが、表示態様が昇格していると、有利な大当りが確定であってもよいし、表示態様が金色や虹色のプレミアムであると、有利な大当りが確定であってもよい。
また、図77(い1)〜同図(い12)は、ナビキャラクタYMが、複数変動を跨いで表示され、先読み予告としても機能する例を示す図である。
図77(い1)には、赤色の着物を着た表示態様のナビキャラクタYMが表示されている。また、第1装飾図柄は高速変動中であり、デフォルトの表示態様の変動アイコンh0が表示されている。さらに、特図1の保留は2つ貯まっており、第1保留アイコンh11と第2保留アイコンh12が表示されている。2つの保留アイコンh11,h12ともデフォルトの表示態様である。
図77(い2)では、図柄変動表示が停止表示し、装飾図柄表示装置208には、ハズレの装飾図柄の組合せが停止表示されている。赤色の着物を着た表示態様のナビキャラクタYMは表示されたままである。図77(い3)では、第1保留アイコンh11の保留が消化され、図柄変動表示が開始されている。次の図柄変動表示が開始されても、赤色の着物を着た表示態様のナビキャラクタYMは表示されたままである。
図77(い4−1)では、ナビキャラクタYMを用いた変動アイコンh0の変化アニメーションが開始される。すなわち、それまで正面を向いて立った姿勢(初期姿勢)であった殿様のナビキャラクタYMが、変動アイコンh0の方を向き、刀を抜いて構えているポーズに変化する。図77(15)では、殿様のナビキャラクタYMの刀から波動が発振されるが、同図(い6)では、変動アイコンh0の表示態様はデフォルトのままであり、変化演出は失敗に終わっている。図77(い7)では、図柄変動表示が停止表示し、装飾図柄表示装置208には、ハズレの装飾図柄の組合せが停止表示されている。赤色の着物を着た表示態様のナビキャラクタYMは、再び初期姿勢で表示されている。
図77(い8)では、第1保留アイコンh11の保留が消化され、図柄変動表示が再び開始されている。3回目の図柄変動表示が開始されても、赤色の着物を着た表示態様のナビキャラクタYMは表示されたままである。図77(い9)では、ナビキャラクタYMを用いた変動アイコンh0の変化アニメーションが再び開始される。図77(い11)では、それまで白色であった変動アイコンh0が赤色に変化しており、通常予告が開始されている。同図(い12)では、ナビキャラクタYMは、赤色の着物を着た表示態様のまま初期姿勢に戻っている。この後、図示省略しているが、現在行われている図柄変動表示で大当り図柄が確定表示される。
また、図77(い4−1)の代わりに同図(い4−2−1)では、ナビキャラクタYMが、図柄変動表示中に、演出アイコン表示領域DISから保留アイコン表示領域HISに移動し、同図(い4−2−2)では、保留アイコンに対する変化アニメーションが開始されている。ナビキャラクタYMの移動はアニメーションであってもよいし、瞬間的に表示位置が切り替わる態様であってもよい。また、ナビキャラクタYMが演出アイコン表示領域DISから出て行った場合には、演出アイコン表示領域DISにおいてナビキャラクタYMが表示されていた位置(初期位置)に別の表示(例えば、看板に「出張中」と記載されているアイコン表示)が表示されていてもよい。
なお、ナビキャラクタYMによる保留アイコンに対する変化演出は失敗する場合(保留アイコンの表示態様が変化しない場合)があってもよく、あるいは反対に、必ず成功(保留アイコンの表示態様が変化)してもよい。また、先読み対象の保留アイコンに対してのみ変化演出を行ってもよい。例えば、保留数が1の状態に限って、第1保留アイコンh11を対象に行われてもよいし、複数の保留アイコン(変動アイコンを含んでいてもよい)を対象に行われてもよい。さらに、ナビキャラクタYMによる保留アイコンに対する変化演出は、先読み対象保留に対して表示態様が変化するまで(成功するまで)何回でも行ってよいし、1回失敗したらもう一度行わないようにしてもよい。
また、変化演出によって、表示態様が一度変化した保留アイコンに対して、再度、変化演出を行ってもよい。これは、保留アイコンに限らず、変動アイコンh0ついても同様である。
さらに、変動アイコンh0に対する変化演出でも、ナビキャラクタYMは、演出アイコン表示領域DISから移動してもよい。また、ナビキャラクタYMは、演出アイコン表示領域DISから出ないにしても、演出アイコン表示領域DIS内で移動してもよい。さらに、ナビキャラクタYMは、保留枠UI内に限って移動可能であってもよいし、保留枠UIから外にも移動可能であってもよい。
なお、本例では、ナビキャラクタYMを用いた変動アイコンh0の変化アニメーションがナビキャラクタYMの色が赤色になった変動の次の変動から先読み対象の保留の変動まで毎変動行われているが、ナビキャラクタYMの色が赤色になった変動の次の変動から先読み対象の変動までの間に変化アニメーションを行わない変動があってもよい。また、ナビキャラクタYMが赤色になった変動も変化アニメーションがおこなわれてもよい。
図78は、ナビキャラクタYMによる保留アイコンの変化演出と変動アイコンの変化演出の組合せの例を示す図である。
図78(う1)には、デフォルトの表示態様のナビキャラクタYMが初期姿勢で表示されている。また、第1装飾図柄は高速変動中であり、デフォルトの表示態様の変動アイコンh0が表示されている。さらに、特図1の保留は2つ貯まっており、第1保留アイコンh11と第2保留アイコンh12が表示されている。2つの保留アイコンh11,h12ともデフォルトの表示態様である。
図78(う2)では、演出アイコン(ここではUFOアイコンUFI)が保留枠UI外に出現し、保留枠UIに接近してくる。なお、演出アイコンは、保留枠UI内に出現してもよい。図78(う3)に示すように、UFOアイコンUFIから白色のビームが第2保留アイコンh12に向けて照射され、同図(う4)に示すように、第2保留アイコンh12の表示態様が、デフォルトの表示態様から白点滅の表示態様に変化する。すなわち昇格演出に成功している。なお、演出アイコンは複数種類あり、出現する演出アイコンによって、昇格演出の成功確率が変わってもよい。例えば、第一の演出アイコンが出現した場合は、昇格演出に必ず成功するようにしてもよく、第二の演出アイコンが出現した場合は、昇格演出に80%以上成功するようにしてもよく、第三の演出アイコンが出現した場合は、昇格演出に50%未満しか成功しないようにしてもよい。図78(う4)では、UFOアイコンUFIは消えている。図78(う5)では、3つの装飾図柄が仮停止状態となっている。図78(う6)では、図柄変動表示が停止表示し、装飾図柄表示装置208には、ハズレの装飾図柄の組合せが停止表示されている。デフォルトの表示態様のナビキャラクタYMは、初期姿勢で表示されている。図78(う7)では、第1保留アイコンh11の保留が消化され、図柄変動表示が開始されており、同図(う8)では第1装飾図柄が高速変動中である。次の図柄変動表示が開始されても、デフォルトの表示態様のナビキャラクタYMは初期姿勢で表示されたままである。
図78(う9)では、デフォルトの表示態様のナビキャラクタYMが、弓を引くポーズに変化し、ナビキャラクタYMによる保留アイコンの昇格演出が開始される。ここでの昇格演出もアニメーション表示である。図78(う10)では、矢が発射され、矢は、変動アイコンh0を越えて飛んでいき、同図(う11)では、白点滅の表示態様である第1保留アイコンh11に命中し、同図(う12)では、第1保留アイコンh11の表示態様が、白点滅から青色の表示態様に変化し、昇格演出は成功する。なお、ここでの昇格演出も、失敗する場合(保留アイコンの表示態様が変化しない場合)があってもよく、あるいは反対に、必ず成功(保留アイコンの表示態様が変化)してもよい。また、保留数が1の状態に限って、第1保留アイコンh11を対象に行われてもよいし、複数の保留アイコン(変動アイコンを含んでいてもよい)を対象に行われてもよい。さらに、昇格演出は、先読み対象保留に対して表示態様が変化するまで(成功するまで)何回でも行ってよいし、1回失敗したらもう一度行わないようにしてもよい。また、昇格演出によって、表示態様が一度変化した保留アイコンに対して、再度、昇格演出を行ってもよい。なお、ナビキャラクタによる昇格演出は、保留アイコンが複数表示されていても、そのうちの一の保留アイコンについてのみ行われる演出であってもよい(つまり、保留の減少に伴い保留アイコンAの位置が移動しても、保留アイコンAについてのみナビキャラクタによる昇格演出がおこなわれる。)し、保留アイコン表示領域に表示されている複数の保留アイコンおよび/または変動アイコンに対して行われる演出であってもよい。図78(う13)で、ナビキャラクタYMは初期姿勢に戻り、同図(う14)では、図柄変動表示が停止表示し、装飾図柄表示装置208には、ハズレの装飾図柄の組合せが停止表示されている。デフォルトの表示態様のナビキャラクタYMは、初期姿勢で表示されている。図78(う15)では、第1保留アイコンh11の保留が消化され、図柄変動表示が開始されており、同図(う16)では第1装飾図柄が高速変動中である。次の図柄変動表示が開始されても、デフォルトの表示態様のナビキャラクタYMは初期姿勢で表示されたままである。変動アイコンh0は、先の昇格演出で青色の表示態様に変化した第1保留アイコンh11から変化したアイコンであり、同じく、青色の表示態様で台座hs0に表示されている。
図78(う17)では、演出アイコン表示領域DISに、変化予告表示の宝箱のアイコンI1が絨毯のアイコンI2に乗って出現し、同図(う18)では、絨毯のアイコンI2が消え、宝箱のアイコンI1が残る。図78(う19)では、変化アニメーションが開始され、宝箱が開いて、中から、エフェクトの煙画像が出現し、その煙画像によって、ナビキャラクタYMの一部又は全部が隠され、ナビキャラクタYMは、煙画像が出現する前よりも明らかに視認困難になる。図78(う20−1)では、煙画像が消失し、ナビキャラクタYMは、デフォルトの表示態様から赤色の着物を着た表示態様に変化している。図78(う21)のタイミングで宝箱のアイコンI1が消え、演出アイコン表示領域DISには、赤色の着物を着た殿様のナビキャラクタYMのみが表示されている。ナビキャラクタYMの表示態様の色は、現在行われている図柄変動表示の大当りの信頼度(期待度)を表すものである。あるいは、変動アイコンの表示態様の変化のしやすさ(昇格)を表すものであってもよい。さらには、ここでは保留アイコンは表示されていないが、保留アイコンが表示されている場合には、保留アイコンの表示態様の変化のしやすさ(昇格)を表すものであってもよい。
図78(う23)では、リーチ状態に突入し、同図(う24)ではスーパーリーチ演出に発展する。スーパーリーチ演出に発展すると、保留枠UIのうち、保留アイコン表示領域HISの左ベースアイコンbIlおよび4つのステージhs1〜hs4は消え、保留アイコンが残っている場合には保留アイコンも消える。また、図78(う24)に示す演出アイコン表示領域DISでは、右ベースアイコンbIrが消え、赤色の着物を着た殿様のナビキャラクタYMの足部分は消えている。また、変動アイコン表示領域CISにおける台座が沈んできてはいるものの、青色の表示態様の変動アイコンh0は表示されている。スーパーリーチ中の図78(う25)では、ナビキャラクタYMが完全に消え、低くなった台座hs0’の上に青色の表示態様の変動アイコンh0は表示されている。なお、ここでは、ナビキャラクタYMが消えてしまっているが、図75に示す例のように表示されていてもよい。また、台座hs0’および変動アイコンh0の両方が消えてもよいし、一方のみが消えてもよい。
図78(う27−1)に示す装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ演出の続きとして、荒野の背景画面hに、主人公の殿様と敵役の剣豪が対峙している決闘シーンが表示されている。ここでも、台座hs0’および変動アイコンh0の両方が表示されている。
図79は、図78に示す例の続きと変形例等を示す図である。
図79(う29)では、左図柄、中図柄、右図柄の装飾図柄総てが、通常の濃さよりも薄く表示されるとともに、殿様が倒れたシーンが表示されている。ここでも、台座hs0’および変動アイコンh0の両方が表示されている。図79(う30)に示す装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ演出が終了し、通常背景に戻り、第2装飾図柄および第2保留数表示と、台座hs0’および変動アイコンh0が表示されている。図79(う31)では、左図柄と右図柄の表示が復活し、今まで沈んでいた台座が、変動アイコンh0を乗せたまま上昇は始めている。図79(う32)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の組合せが揺れ表示されており、保留枠UIも再表示されている。また、ナビキャラクタYMは、デフォルトの表示態様で表示されている。
また、図78(う20−1)に代えて、図79(う20−2)では、ナビキャラクタYMが、プレミアの虹色の着物を着た表示態様に変化している。この場合は、変動アイコンh0の表示態様(色)に関係なく、ナビキャラクタYMの表示態様が虹色なので大当り確定である。なお、変動アイコンの表示態様も、赤色以上の表示態様に変化させてもよく、プレミアの虹色に変化させてもよい。また、ナビキャラクタYMが先読み予告として機能する場合には、その先読み対象の保留アイコンの表示態様も、赤色以上の表示態様に変化させてもよく、プレミアの虹色に変化させてもよい。
また、図78(う27−1)に代えて、図79(う27−2)では、演出アイコン表示領域DISに右ベースアイコンbIrが表示され、さらに、赤色の着物を着た表示態様のナビキャラクタYMが表示されている。ここで表示されているナビキャラクタYMは、表示されているだけで何もしなくてもよい。あるいは、ナビキャラクタYM自身が単独で自身の表示態様を昇格させたり、変動アイコンの表示態様を変化させたりしてもよい。あるいは、ナビキャラクタYMが他の予告表示によって変化してもよい。
ここで、演出アイコン(ここではUFOアイコンUFI)および/または変化予告表示(ここでは宝箱のアイコンI1)による予告は、1つの装飾図柄(例えば、左図柄)が仮停止表示となる前までに行われており、1つの装飾図柄が仮停止表示となった後は演出アイコンおよび/または変化予告表示による予告が行われないように構成されているが、1つの装飾図柄が仮停止状態となった後も演出アイコンおよび/または変化予告表示が行われる場合があってもよい。なお、1つの装飾図柄と記載したが複数の装飾図柄であってもよく、全ての装飾図柄であってもよい。また、図柄(特別図柄表示装置による変動表示)が完全に停止した状態では演出アイコンおよび/または変化予告表示による予告が行われないように構成されているが、行われる場合があってもよい。
図79(え1)〜同図(え4−1)は、ナビキャラクタYM自身が単独で自身の表示態様を変化させる例である。
図79(え1)には、デフォルトの表示態様のナビキャラクタYMが初期姿勢で表示されている。また、第1装飾図柄は高速変動中であり、デフォルトの表示態様の変動アイコンh0が表示されている。さらに、デフォルトの第1保留アイコンh11が表示されている。
図79(え2)では、ナビキャラクタYMのポーズが変化し、扇子を持った手を上げている。図79(え3−1)では、ナビキャラクタYM自身が、灰色の煙画像に包まれ、視認困難になり、同図(え4−1)では、赤色の着物を着た表示態様に変化している。
また、図79(え3−1)に代えて同図(え3−2)では、ナビキャラクタYM自身が、赤色の煙画像に包まれており、この後、ナビキャラクタYMは、赤色の着物を着た表示態様に変化する。このように、変化アニメーション自体が、ナビキャラクタYMが変化する表示態様(色)を予告してもよい。また、赤色の煙画像は、ナビキャラクタの変化が成功すれば赤色以上の表示態様に変更されることを予告する予告表示であってもよく、赤色以上の表示態様に変化することが確定される予告表示であってもよい。
また、図79(え3−1)に代えて同図(え3−3)では、ナビキャラクタYM自身が、虹色の煙画像に包まれており、現在行われている図柄変動表示、あるいはこの後開始される図柄変動表示で大当り確定(大当り濃厚であってもよい)になる。このように、変化アニメーション自体で通常予告あるいは先読み予告を行ってもよい。なお、虹色の煙画像は、ナビキャラクタの変化が成功すれば虹色の表示態様に変更されることを予告する表示であってもよく、この場合虹色の煙画像が表示されても虹色の煙画像が表示された図柄変動および/または保留内が大当り確定(大当り濃厚であってもよい)とならなくてもよい。
また、図79(え4−1)に代えて同図(え4−2)では、ナビキャラクタが、別のナビキャラクタに変化している。ここでは、姫のナビキャラクタに変化している。変化するキャラクタの種類は、上述したカスタマイズにおけるキャラクタ選択で遊技者が設定したキャラクタであってもよいし、カスタマイズにおけるキャラクタ選択で遊技者が設定したキャラクタのみであってもよい。
また、図79(え4−2)に代えて同図(え4−3)では、ナビキャラクタが、遊技者が選択不能なナビキャラクタ(例えば、番長のキャラクタ)に変化している。なお、番長のナビキャラクタの方が、ナビキャラクタYMよりも保留アイコンおよび/または変動アイコンの昇格演出が行われやすいように構成されていてもよいし、ナビキャラクタが変化した図柄変動および/または保留内の大当りの期待度が高いように構成されていてもよい。
なお、姫(番長)のナビキャラクタの方が、ナビキャラクタYMよりも保留アイコンおよび/または変動アイコンの昇格演出が行われやすいように構成されていてもよいし、ナビキャラクタが変化した図柄変動および/または保留内の大当りの期待度が高いように構成されていてもよいし、姫(番長)が登場する予告および/またはスーパーリーチ演出が発生しやすい(または、必ず発生する)ように構成されていてもよい。
なお、ナビキャラクタYMが別のナビキャラクタに変化する場合、遊技者が選択可能なナビキャラクタのみに変化するように構成されていてもよく、遊技者が選択不可のナビキャラクタに変化されるように構成されていてもよく、遊技者が選択可能なナビキャラクタに変更される場合と遊技者が選択不可のナビキャラクタに変更される場合の両方の場合があってもよい。遊技者が選択可能なナビキャラクタに変更される場合と遊技者が選択不可のナビキャラクタに変更される場合の両方の場合がある場合において、遊技者が選択可能なナビキャラクタよりも遊技者が選択不可のナビキャラクタの方が保留アイコンおよび/または変動アイコンの昇格演出が行われやすいように構成されていてもよいし、ナビキャラクタが変化した図柄変動および/または保留内の大当りの期待度が高いように構成されていてもよい。逆に、遊技者が選択可能なナビキャラクタに変更される場合と遊技者が選択不可のナビキャラクタに変更される場合の両方の場合がある場合において、遊技者が選択不可のナビキャラクタよりも遊技者が選択可能なナビキャラクタの方が保留アイコンおよび/または変動アイコンの昇格演出が行われやすいように構成されていてもよいし、ナビキャラクタが変化した図柄変動および/または保留内の大当りの期待度が高いように構成されていてもよい。
さらに、図79(え4−1)に代えて同図(え4−4)では、キャラクタが変化せず、自身の変化演出に失敗している。
なお、この例では、ナビキャラクタYM自身が単独で自身の表示態様を変化させる例であって、変化予告表示の宝箱のアイコンI1は絡まなかったが、変化予告表示の宝箱のアイコンI1の色によって、ナビキャラクタYMが変化する表示態様(色)を予告してもよい。例えば、赤色の宝箱のアイコンI1が出現した場合は、ナビキャラクタYMは赤色、あるいは赤色以上の表示態様に変化することが確定であってもよい。
さらに、宝箱のアイコンI1の色によって、現在行われている図柄変動表示、あるいはこの後開始される図柄変動表示における大当りの期待度を予告してもよい。すなわち、宝箱のアイコンI1の色によって、通常予告あるいは先読み予告を行ってもよい。
図80は、保留枠が一時的に視認不能になる演出例を示す図である。
図80(お1)に示す装飾図柄表示装置208には、海の背景が表示されている。また、図80(お1)に示す初期姿勢のナビキャラクタYMは、デフォルトの表示態様である。また、第1装飾図柄は高速変動中であり、デフォルトの表示態様の変動アイコンh0が表示されている。さらに、特図1の保留は2つ貯まっており、第1保留アイコンh11と第2保留アイコンh12が表示されている。2つの保留アイコンh11,h12ともデフォルトの表示態様である。
図80(お2)では、特図1の保留が増加し、第3保留アイコンh13が追加表示されている。この第3保留アイコンh13もデフォルトの表示態様である。
図80(お4)では、図柄変動表示が停止表示し、装飾図柄表示装置208には、ハズレの装飾図柄の組合せが停止表示されている。デフォルトの表示態様のナビキャラクタYMは初期姿勢で表示されたままである。また、図80(お4)に示す装飾図柄表示装置208には、海の背景が依然として表示されている。
図80(お5)では、第1保留アイコンh11の保留が消化され、図柄変動表示が開始されている。装飾図柄表示装置208では、第1装飾図柄の変動表示が開始されており、海の背景が依然として表示されている。
図80(お6)では、先読予告の一種である背景変化予告が開始される。ここでの背景変化予告の対象(先読み対象保留)は、図80(お2)のタイミングで増加した保留(このタイミングでは第2保留)になる。背景変化予告では、左右から襖の画像が出現し、襖が閉じられるアニメーションによって、表示画面全体が襖の画像になる(図80(お7)参照)。このため、保留枠UIも、保留アイコンh11,h12も、変動アイコンh0も、ナビキャラクタYMも、襖の画像によって前側からオーバーラップされ、視認不能になる。なお、襖の画像に代えて、保留枠UI、保留アイコンh11,h12、変動アイコンh0、ナビキャラクタYMの一部に前側からオーバーラップする画像が出現してもよい。あるいは、保留枠UI、保留アイコンh11,h12、変動アイコンh0、ナビキャラクタYMには、何ら画像がオーバーラップしない演出であってもよい。
なお、背景変化予告は、先読み対象保留の入賞時(図80(お2)のタイミング)で開始されてもよい。この例では、入賞した変動の次の変動中に開始されるが、次の変動に限らず、先読み対象保留の変動が終わるまでに開始されればよい。例えば、先読み対象保留の変動開始で背景変化予告と同じ背景が表示されてもよい。
また、背景変化予告では、出現画像(ここでは襖の画像)色によって、先読み対象保留の大当り期待度を表してもよく、あるいは、襖の色と同じ色のナビキャラクタYMが出現していれば、そのナビキャラクタYMが変化する予告として機能し、変化予告表示に相当する。また、襖の色が緑なら山の背景に変化するといった背景自体の予告としても機能してよい。さらに、背景変化予告は、複数種類用意されていてもよい。
図80(お8)では、襖が開き、保留枠UI、保留アイコンh11,h12、変動アイコンh0、ナビキャラクタYMが見え始め、同図(お9)では、完全に襖が開き、襖画像は消えている。背景変化予告によって、装飾図柄表示装置208の背景は、夜の背景に変化している。また、背景変化後のナビキャラクタYMは、変化した背景に依存するキャラクタに変化している。ここでは、殿様のキャラクタから、ロボットのキャラクタに変化している。なお、この例では、一種類の背景に対して一種類のキャラクタが対応しているが、一種類の背景に対して複数種類のキャラクタが対応していてもよい。
図80(お11)では、リーチ状態に突入している。また、図80(お9−1)から同図(お11)までの間に変動アイコンh0の表示態様が、デフォルトの表示態様から赤色の表示態様に変化している。なお、リーチ状態突入を契機に変動アイコンh0の表示態様が、デフォルトの表示態様から赤色の表示態様に変化してもよい。なお、保留枠UIは表示されているものの、保留アイコンh11、h12は総て消えている。その後、スーパーリーチ演出に発展し、スーパーリーチ演出の背景(ここでは荒野の背景)に変化する。図80(お13)に示す装飾図柄表示装置208には、荒野の背景で、殿様が敗北した場面が表示されている。なお、倒れた殿様に、ロボットのナビキャラクタYMがオーバーラップし、視認困難になっている。
図80(お14)では、ワイプ演出が開始され、ワイプインによって、装飾図柄表示装置208はワイプ表示になっている。図80(お15)に示すように、ここでのワイプ表示では、変動アイコンh0も、ナビキャラクタYMも消え、さらに、第2装飾図柄も、第2保留数表示も消え、左隅には機種タイトルが表示されているのみである。図80(お16)では、ワイプアウトし、背景が夜の背景に戻るとともに、ナビキャラクタYMも見え始めている。
図80(お17)では、ワイプ演出が終了し、装飾図柄表示装置208には、ハズレの組合せである「装飾7」−「装飾6」−「装飾7」が揺れ表示されている。また、保留枠UIも表示され、赤色の表示態様の変動アイコンh0も、保留アイコンh11,h12も表示が再開されている。
図80(お18)では、図柄変動表示が停止表示し、装飾図柄表示装置208には、ハズレの組合せである「装飾7」−「装飾6」−「装飾7」が停止表示されている。
その後、第1保留が消化され、ハズレの図柄が停止表示された後、図80(お20−1)に示すように、次の図柄変動表示が開始される。装飾図柄表示装置208では、第1装飾図柄の変動表示が開始されており、先読み対象保留の図柄変動が終了したが、背景は夜の背景のままである。
図80(お21)では、背景変化予告が再び開始され、左右から襖の画像が出現し、襖が閉じられるアニメーションによって、ここでも表示画面全体が襖の画像になる(図80(お22)参照)。図80(お23)では、襖が開き、保留枠UI、保留アイコンh11,h12、変動アイコンh0、ナビキャラクタYMが見え始め、同図(お24)では、完全に襖が開き、襖画像は消えている。図80(お24)に示すように、装飾図柄表示装置208の背景は、海の背景に戻っており、ナビキャラクタYMも、殿様のキャラクタに戻っている。
また、図80(お9−1)に代えて同図(お9−2)では、ロボットのナビキャラクタYMの表示態様が、デフォルトとは異なる表示態様に変化している。背景依存するキャラクタの表示態様(例えば、色、形状、大きさ等)も、大当りの信頼度に応じて変化してもよい。あるいは、元々変化していてもよい。
なお、先読み予告の背景によらず、演出背景に依存してナビキャラクタYMが変化してもよい。例えば、海岸背景、城下町背景、城内背景が順番に出現する場合に、それぞれの背景に依存するナビキャラクタYMに変化していてもよい。なお、複数種類の背景は、出現順番がランダムであってもよい。また、遊技者によって演出モードを変化させる場合も背景変化に依存してナビキャラクタYMが変化してもよい。また、演出背景に依存するナビキャラクタと異なるナビキャラクタが表示される場合があってもよい。例えば、演出背景AにおいてナビキャラクタAが表示され、演出背景BにおいてナビキャラクタBが表示される場合、演出背景AにおいてナビキャラクタBが表示される場合があってもよい。ここで、演出背景と一致しないナビキャラクタが表示された場合は、演出背景と一致するナビキャラクタが表示された場合よりも保留アイコンおよび/または変動アイコンの昇格演出が行われやすいように構成されていてもよいし、ナビキャラクタが変化した図柄変動および/または保留内の大当りの期待度が高い(または、大当り確定(大当り濃厚であってもよい))ように構成されていてもよいし、演出背景と一致しないナビキャラクタが登場する予告および/またはスーパーリーチ演出の発生頻度が高い(または、必ず発生する)ように構成されていてもよい。
あるいは逆に、背景変化が行われてもナビキャラクタYMの種類が変化しない場合があってもよいし、絶対に変化しなくてもよい。
図81は、演出アイコン表示領域DISに複数のナビキャラクタYMが出現する演出の一例を示す図である。
図81(か1)には、デフォルトの表示態様のナビキャラクタYMが初期姿勢で表示されている。また、第1装飾図柄は高速変動中であり、デフォルトの表示態様の変動アイコンh0が表示されている。さらに、デフォルトの第1保留アイコンh11が表示されている。
図81(か2−1)には、ナビキャラクタYMに、仲間を呼ぶ台詞の吹き出しが追加表示されている。この吹き出しの表示は、現在表示されている殿様のナビキャラクタYMが行う、他のキャラクタ(爺又は姫)が表示されることの予告に相当する。図81(か3−1)に示す演出アイコン表示領域DISには、殿様のナビキャラクタYMの他に、姫のナビキャラクタYM1の表示が追加され、姫を呼ぶのに成功してる。姫のキャラクタの登場は、アニメーション表示であってもよいし、瞬間的に登場する態様であってもよい。アニメーション表示の場合には、煙画像による当初はキャラクタが見えないアニメーションであってもよいし、画面の右端から歩いて登場するアニメーションであってもよい。この姫のナビキャラクタYM1もデフォルトの表示態様である。
図81(か4)では、図柄変動表示が停止表示し、装飾図柄表示装置208には、ハズレの装飾図柄の組合せが停止表示されている。ともにデフォルトの表示態様である、殿様のナビキャラクタYMと、姫のナビキャラクタYM1は、初期姿勢で表示されている。図81(か5)では、第1保留アイコンh11の保留が消化され、図柄変動表示が開始されている。次の図柄変動表示が開始されても、二人のナビキャラクタYM,YM1は表示されたままである。このように、複数のナビキャラクタの表示は、複数変動に跨ってもよい。ただし、ナビキャラクタYM1が登場した図柄変動表示で、登場したナビキャラクタYM1は消えてしまってもよい。この場合であっても、先に表示されていたナビキャラクタ(ここでは殿様のナビキャラクタYM)は、複数変動に跨って表示される。
図81(か5)では、今度は、二人のナビキャラクタYM,YM1に、爺を呼ぶ台詞の吹き出しが追加表示され、同図(か6−1)に示す演出アイコン表示領域DISには、二人のナビキャラクタYM,YM1の他に、爺のナビキャラクタYM2の表示が追加され、爺を呼ぶのに成功してる。すなわち、これで三人全員が揃ったことになる。この演出では、ナビキャラクタが一人でも多く集まる方が、変動アイコンh0が変化する確率が高くなったり、プレミア若しくはプレミアに近い色に変化させる確率が高くなったり、当該変動で大当りする期待度が高くなったり、次変動以降で大当りする期待度が高くなったりしてもよい。また、三人全員が揃った場合は、プレミアの虹色が確定したり、大当りが確定したりしてもよい。図81(か7−1)では、三人全員が揃った状態で、第1装飾図柄がリーチ状態になり、左図柄、右図柄ともに「装飾7」が揺れ表示(仮停止)されている。
また、図81(か2−1)に代えて、同図(か2−2−1)では、ナビキャラクタYM自身以外の予告が行われている。すなわち図81(か2−1)では、ナビキャラクタYMの台詞が予告になっていたが、この例では、演出アイコン表示領域DISにルーレット表示アイコンRIが追加表示され、ルーレット予告が開始されている。ここでのルーレット予告は、他のナビキャラクタの出現予告専用であってもよいし、他の予告(保留変化予告等)も行うものであってもよい。図81(か2−2)では、ルーレット表示アイコンRIに姫の文字が表示されている。この後、姫のナビキャラクタYM1が登場する場合もあるが、何のナビキャラクタも登場しない場合(いわゆる失敗の場合)があってもよいし、異なるナビキャラクタ(例えば、爺のナビキャラクタYM2)が登場する場合があってもよい。なお、ルーレット表示アイコンRIは、すでに登場しているキャラクタの文字が表示されないように構成されているが、すでに登場しているキャラクタの文字が登場するように構成されていてもよい。その場合、ルーレット表示アイコンRIに文字が表示された数に応じて同じキャラクタが複数表示されてもよく(例えば、ルーレット表示アイコンRIに姫の文字が3回停止表示されたら、姫のナビキャラが3人表示される等)、ルーレット表示アイコンRIに文字が表示された数に応じてすでに登場しているキャラクタの昇格演出が行われてもよい(例えば、ルーレット表示アイコンRIに姫の文字が3回停止表示されたら、1回目で姫が登場し、2回目で姫の着物が赤色に変化し、3回目で姫の着物が金色に変化する等)。
また、図81(か3−1)に代えて、同図(か3−2)に示すように、何のナビキャラクタも登場せず失敗する場合もある。
また、図81(か3−1)に代えて、同図(か3−3)では、姫のナビキャラクタYM1ではなく、爺のナビキャラクタYM2が登場している。このように、登場する順番は決まっておらず、隣に表示されるナビキャラクタによって、異なるアニメーションが行われてもよい。例えば、図81(か3−1)では、殿様のナビキャラクタYMは、姫のナビキャラクタYM1が来ると思っていたのに、爺のナビキャラクタYM2が来て、ビックリしているアニメーションが表示されており、姫より先に爺が来るのはプレミア演出であってもよい。またキャラクタの登場する順番によって、変動アイコンh0が変化する確率が変わったり、プレミア若しくはプレミアに近い色に変化させる確率が変わったり、当該変動で大当りする期待度が変わったり、次変動以降で大当りする期待度が変わったり、あるいは、まったくこれらに影響しなくてもよい。
また、図81(か3−1)に代えて、同図(か3−4−1)に示すように、キャラクタによって表示位置が予め定まっていてもよい。すなわち、図81(か3−4−1)に示す演出アイコン表示領域DISでは、左端に殿様のナビキャラクタYMが表示され、一人分あけて、姫のナビキャラクタYM1が表示されている。そして、図81(か3−4−3)に示す演出アイコン表示領域DISでは、一人分あけてあった位置に、爺のナビキャラクタYM2が表示されている。このように、表示位置の順番(殿様、爺、姫)が定まっている場合であっても、その順番が崩れる場合(殿、姫、爺)があってもよく、この場合には、プレミア演出(大当り確定演出)であったり、大当り濃厚であってもよい。
また、図81(か3−1)に代えて、同図(か3−5−1)に示すように、ナビキャラクタが増えた場合、増えたことを文字表示で報知(ここでは「姫ストック」)してもよいし、あるいはスピーカから音声で報知してもよいし、ランプの点滅等によって報知してもよい。また、図81(か3−5−3)では、全員集合したことを文字表示で報知している。なお、全員集合に成功した場合に、いつもは「全員集合」の文字表示であるのに対して、異なる文字表示(例えば、「激アツだ」あるいは「全員集合リーチだ」等)が表示された場合は、プレミア演出(大当り確定演出)であったり、大当り濃厚であってもよく、あるいは、特定のリーチ態様が必ず開始されるようにしてもよい。また、ここでも、文字表示の報知とともに、あるいは文字表示の報知に代えて、スピーカから音声で報知してもよいし、ランプの点滅等によって報知してもよい。
また、図81(か6−1)に代えて、同図(か6−2)に示すように、殿様、姫、爺以外のキャラクタ(ここでは、サボテンを模した埴輪のキャラクタYM3)が増えた場合、プレミア演出(大当り確定演出)であったり、大当り濃厚であってもよい。
なお、「姫」を指定して呼んだにも関わらず、「爺」が表示された場合は、プレミア演出(大当り確定演出)であったり、大当り濃厚であってもよく、「姫」を呼んでいるのに「爺」が表示される頻度の方が多ければ、呼んだとおりのキャラクタ(「姫」)がでると、大当り濃厚(または大当り確定)であってもよい。また、他のナビキャラクタを呼ぶナビキャラクタ(この例では、殿様)の表示態様によって、他のナビキャラクタが登場(ストック)しやすかったり、あるいは登場(ストック)しにくい場合があってもよい。また、他のナビキャラクタを呼ぶナビキャラクタの種類によって他のナビキャラクタが登場(ストック)しやすかったり、あるいは登場(ストック)しにくい場合があってもよい。例えば、殿様のナビキャラクタよりも、姫のナビキャラクタが呼んだ方が、他のナビキャラクタが登場(ストック)しやすくてもよい。また、登場(ストック)するキャラクタは、異なる種類のキャラクタに限らず、同じ種類のナビキャラクタであってもよい。例えば、殿様のナビキャラクタYMが複数表示される場合があってもよいし、殿様×3と表記される場合があってもよい。また、同じ種類のナビキャラクタであっても、表示態様(色、形、ポーズ、大きさ)が異なっていてもよい。さらに、キャラクタによって、表示された後に行われる演出が異なってもよい。例えば、演出アイコン表示領域DISからキャラクタが放出される演出が行われる場合には、殿様を放出すると疑似連演出開始、姫を放出すると保留が昇格、爺を放出するとタイマ予告開始であってもよい。また、複数のキャラクタを放出してもよい。さらに、複数のキャラクタを同時に放出すると、単体の放出と異なる演出を行ってもよい。例えば、殿様と姫を同時に放出すると、殿様単体よりも熱い疑似連演出が開始されてもよい。
図82は、図81に示す変形例等を示す図である。
図82(き1)には、デフォルトの表示態様の殿様のナビキャラクタYMが初期姿勢で表示されており、その右隣には、デフォルトの表示態様の姫のナビキャラクタYM1が初期姿勢で表示されている。また、姫のナビキャラクタYM1の右横には、変化予告表示の宝箱のアイコンI1が表示されている。また、第1装飾図柄は高速変動中であり、デフォルトの表示態様の変動アイコンh0が表示されている。さらに、デフォルトの第1保留アイコンh11が表示されている。
図82(き2−1)では、宝箱のアイコンI1が開き、中から、煙画像が出現し、殿様のナビキャラクタYMと姫のナビキャラクタYM1のうち、姫のナビキャラクタYM1のみが、その煙画像に包まれている。すなわち、殿様のナビキャラクタYMには煙画像は及んでいない。図82(き4)では、煙画像が消失し、姫のナビキャラクタYM1は、赤色の着物を着た表示態様に変化している。図82(き5)では、宝箱のアイコンI1が消えている。
図82(き2−1)に代えて同図(き2−2−1)では、殿様のナビキャラクタYMのポーズが変化し、扇子を持った手を上げている。図82(き2−2−2)では、殿様のナビキャラクタYMが煙画像を出現させ、姫のナビキャラクタYM1のみが、その煙画像に包まれている。図82(き2−2−3)では、煙画像が消失し、姫のナビキャラクタYM1は、赤色の着物を着た表示態様に変化している。また、殿様のナビキャラクタYMは初期姿勢に戻っている。
図82(き3−1)に代えて同図(き3−2−1)では、宝箱のアイコンI1の中から出現した煙画像が、殿様のナビキャラクタYMと姫のナビキャラクタYM1の両方のナビキャラクタを包んでいる。そして、図82(き3−2−2)では、煙画像が消失し、殿様のナビキャラクタYMも姫のナビキャラクタYM1も、赤色の着物を着た表示態様に変化している。すなわち、二人とも表示態様が変化している。ここでは、二人とも同じ色に変化しているが、異なる色に変化してもよい。例えば、片方が赤色で、もう一方が金色に変化してもよい。あるいは、煙画像に二人とも包まれるものの、一方のみ変化し、他方は、デフォルトのままであってもよい。
なお、ナビキャラクタが複数表示される場合に、一方のナビキャラクタ(例えば、姫)が昇格可能で、他方のナビキャラクタ(例えば、吉宗)が昇格不可であってもよい。また、両方のナビキャラクタが昇格可能であってもよい。その場合、或る一方のキャラクタ(例えば、姫)が変化した方が、他方のキャラクタ(例えば、吉宗)が変化した場合よりも熱くてもよく、大当りの期待度は同じであってもよい。また、両方のキャラクタが変化した方が、片方のキャラクタが変化した場合よりも熱くてもよい。また、変化態様によって片方のキャラクタが変化した方が両方のキャラクタが変化したよりも熱くてもよい。例えば、デフォルトの表示態様の殿様のナビキャラクタYMおよび虹色の着物を着た表示態様の姫のナビキャラクタYM1の組合せと、赤色の着物を着た表示態様の殿様のナビキャラクタYMおよび同じく赤色の着物を着た表示態様の姫のナビキャラクタYM1の組合せとでは、前者の組合せの方が後者の組合せよりも大当りしやすくてもよい。また、両方のキャラクタが必ず変化する様にしてもよい。その場合、同じ色に変化するように構成されていてもよいし、異なる色に変化する様に構成されていてもよい。また、変化するキャラクタによって、変化後のキャラクタが持つ意味が変わってもよい。例えば、赤色の着物を着た表示態様の殿様のナビキャラクタYMであれば、当該変動が熱く、赤色の着物を着た表示態様の姫のナビキャラクタYM1であれば、スーパーリーチに発展しやすくてもよい。また、虹色の着物を着た表示態様の殿様のナビキャラクタYMであれば、大当り確定であり、虹色の着物を着た表示態様の姫のナビキャラクタYMであれば、確変付き大当り確定(有利な大当り確定)であってもよい。
なお、本例は、常時表示されているナビキャラクタが1つで、そのナビキャラクタによって新たに別のナビキャラクタが呼び出される場合や、ナビキャラクタが常時複数表示されている場合、ナビキャラクタYMが表示されない期間があり特定タイミングで1または複数のナビキャラクタが表示される場合にも本実施例が適用可能である。
図82(く1−1)〜同図(く7)は、ナビキャラクタYMにボタン演出を絡めた演出例を示す。
図82(く1−1)には、デフォルトの表示態様の殿様のナビキャラクタYMが初期姿勢で表示されている。また、第1装飾図柄は高速変動中であり、デフォルトの表示態様の変動アイコンh0が表示されている。さらに、デフォルトの第1保留アイコンh11が表示されている。
図82(く2−1)に示すナビキャラクタYMに、ボタン表示アイコン136Dが追加される。ボタン表示アイコン136Dは吹き出しの表示態様であり、ナビキャラクタYM自身による予告に相当する。ボタン表示アイコン136Dには、チャンスボタン136の操作有効期間の残期間を表す残期間メータMTも表示されている。図82(く3)では、操作有効期間が開始され、同図(く4)では、残期間メータが少し減少している。図82(く5)では、チャンスボタン136が操作され、同図(く6)では、チャンスボタン136の操作を受けて、ナビキャラクタYMの変化アニメーションが開始され、エフェクト画像によって殿様のキャラクタが視認困難になっている。図82(く7)では、赤色の着物を着た表示態様の殿様のナビキャラクタに変化している。
図82(く1−2−1)にも、デフォルトの表示態様の殿様のナビキャラクタYMが初期姿勢で表示されているが、ここでは、ボタン表示アイコン136Dは表示されていない。すなわち、裏ボタン演出が行われており、図82(く1−2−2)で、チャンスボタン136が操作されると、同図(く1−2−3)では、チャンスボタン136の操作を受けて、ナビキャラクタYMの変化アニメーションが開始されている。このように、裏ボタン演出によってナビキャラクタの表示態様が変化してもよい。
なお、裏ボタン演出と、他のボタン演出(ボタン表示あり)と重なったときは両方変化してもよく、裏ボタン演出を優先してもよく、もう一つのボタン演出を優先させてもよい。また、裏ボタン重複時も同様であってもよい。
また、先読みボタン予告と、当該変動のボタン予告(通常予告)とが重なった場合には、先読みボタン予告を優先させてもよいし、あるいは、当該変動のボタン予告を優先させてもよい。
また、図82(く2−1)に代えて同図(く2−2)では、ナビキャラクタYMに、ボタン表示アイコン136Dが追加されるのではなく、ナビキャラクタYMから離れた位置であって、演出アイコン表示領域DIS外でもあり、保留枠UIの外でもある位置に、ボタン画像136aと残期間メータMTが表示されている。ここでの、ボタン画像136aと残期間メータMTの表示は、ナビキャラクタYM自身による予告とは異なる予告であり、この異なる予告によっても、ナビキャラクタYMの表示態様が変化してもよい。なお、ボタン画像136aと残期間メータMTの表示は、常時表示されていてもよく、有効期間が開始される前に表示されてもよい。
図83は、ナビキャラクタYMにボタン保留アイコンの演出を絡めた演出例を示す。
図83(く−3−1)には、デフォルトの表示態様の殿様のナビキャラクタYMが初期姿勢で表示されている。また、第1装飾図柄は高速変動中であり、デフォルトの表示態様の変動アイコンh0が表示されている。さらに、第1保留アイコンh11が表示されている。図83(く−3−1)に示す第1保留アイコンh11は、ボタン保留アイコンであり、白色の丸表示の上にボタン画像136aが表示されている。なお、残期間メータMTは表示されていないが、表示されてもよい。ここでのチャンスボタン136の操作有効期間は、当該変動の期間内である。図83(く1−3−2a)で、チャンスボタン136が操作されると、同図(く1−3−3a)に示すように、エフェクトの煙画像が出現し、その煙画像によって、ナビキャラクタYMの一部又は全部が隠され、煙画像が出現する前よりも明らかに視認困難になる。ここで、第1保留アイコンh11の上に表示されていたボタン画像136aが消去されており、第1保留アイコンh11は何の変化(例えば、表示態様の変化)も生じない。すなわち、ボタン保留アイコンの表示中にチャンスボタン136が表示された場合に、第1保留アイコンh11の表示態様を変化せず、ナビキャラクタYMを変化させる、ボタン保留アイコンによる変化演出に成功したパターンである。なお、操作有効期間外にチャンスボタン136を操作した場合は、ナビキャラクタおよび/またはボタン保留アイコン自体が変化しないように構成されている。ただし、図83(く1−3−3a)に示す状態を経由して、後述する同図(く1−3−4)に移行する場合もあり得る。
また、図83(く1−3−2a)で、チャンスボタン136が操作された場合、同図(く1−3−3b1)に示すように、ボタン保留アイコンについて、ボタン画像136aが消えるとともに、第1保留アイコンh11にエフェクト画像がかかり、変化アニメーションが開始される場合がある。この場合、図83(く1−3−3b2)に示すように、第1保留アイコンh11の表示態様が白色の丸表示から青色の丸表示の表示態様に変化することがある。なお、白色の丸表示の表示態様のままである場合(結局、失敗したパターン)もあり得る。また、図83(く1−3−2a)で、チャンスボタン136が操作された場合、同図(く1−3−3b1)を経由しないで、この図83(く1−3−3b2)に示すように、ボタン保留アイコンであったアイコンが、変化アニメーションを伴わず、青色の丸表示の表示態様に変化することもある。
あるいは、図83(く1−3−3b1)から、同図(く1−3−4)に示すように、第1保留アイコンh11の表示態様が白色の丸表示のまま変化しないものの、ナビキャラクタYMが、赤色の着物を着た表示態様に変化する場合もある。ここでの、ナビキャラクタYMの表示態様の変化は、図83(く1−3−3b1)を経由した場合は変化アニメーションではなく、瞬間的に表示態様が切り替わり、同図(く1−3−3a)を経由した場合は煙画像のエフェクトによる変化アニメーションが実行された後に表示される。ただし、図83(く1−3−3b1)を経由した場合に煙画像等のエフェクト画像を伴う変化アニメーションが実行されてもよい。なお、チャンスボタン136が操作された直後に変化する場合と、少し遅れて変化する場合があってもよい。また、図83(く1−3−2a)で、チャンスボタン136が操作された場合、同図(く1−3−3b1)を経由しないで、図83(く1−3−4)に示すように、ナビキャラクタYMの表示態様が変化する場合もある。
また、ボタン保留アイコンが表示されていても、チャンスボタンを操作せず(図83(く1−3−2b1))、次変動が開始されてしまった場合(第1装飾図柄の変動はまだ開始されていないが第2装飾図柄の変動は開始されている場合)には、同図(く1−3−2b2)に示すように、変動アイコンh0がボタン保留アイコンになる場合がある。この場合、次変動にボタン演出が持ち越されたことになり、操作有効期間内にチャンスボタン136を操作すると、図83(く1−3−2b3’)に示すように、ボタン画像136aが消えるとともに、ボタン画像136aが表示されていた白色の丸表示が、青色の丸表示の表示態様に変化することがある(成功パターン)。なお、変化に際しては、煙画像等のエフェクト画像を伴う変化アニメーションが実行されてもよい。また、ナビキャラクタYMの表示態様は変化していないが、変化する場合があってもよい。一方、チャンスボタン136を操作しても、変動アイコンh0について、ボタン画像136aは消えるももの、ボタン画像136aが表示されていた白色の丸表示には何の変化(例えば、表示態様の変化)も生じない場合もある。すなわち、ボタン保留アイコンからの変化演出に失敗したパターンである。なお、ナビキャラクタYMの表示態様も変化していないが、ナビキャラクタYMの表示態様は変化する場合があってもよい。なお、ボタン保留アイコンが表示されていてもチャンスボタンを操作せず、次変動が開始されてしまった場合には、ボタン保留アイコンが変化しないように構成されていてもよく、ボタン保留アイコンがチャンスボタンを操作しなくとも次変動が開始された後に自動的に変化されるように構成されていてもよい。
また、ボタン保留アイコンが表示されていても、チャンスボタンを操作せず(図83(く1−3−2b1))、次変動が開始されてしまった場合には、同図(く1−3−2b2’)に示すように、変動アイコンh0にエフェクト画像がかかり、変化アニメーションが開始される場合がある。この場合、先の図83(く1−3−2b3’)に移行する場合もあれば、図83(く1−3−2b3)に移行する場合もある。
なお、図83(く−3−1)に示すナビキャラクタYMは、デフォルトの表示態様であったが、昇格した表示態様のナビキャラクタYMであっても同じである。すなわち、図83(く1−3−4)では2回目の昇格が行われることになる。また、保留アイコンが複数ある場合には、ボタン保留アイコン以外のアイコンを変化させてもよい。また、すでに変化している保留アイコンを、ボタン保留アイコンが表示されていることによるボタンの操作で変化させてもよい。
また、保留アイコンが8個表示される場合には、例えば、N個貯まると保留アイコンが一部又は全てボタン保留アイコンに変化し、そのボタン操作に応じて保留アイコンや変動アイコン、ナビキャラクタYMが変化するように構成されていてもよい。これは、保留アイコンが4個しか表示されない場合にも、適用可能である。
図84は、ナビキャラクタYMが表示されない期間がある例を示す図である。
図84(け1)に示す装飾図柄表示装置208では、第1装飾図柄が高速変動中であり、デフォルトの表示態様の変動アイコンh0が表示されている。さらに、特図1の保留は2つ貯まっており、第1保留アイコンh11と第2保留アイコンh12が表示されている。2つの保留アイコンh11,h12ともデフォルトの表示態様である。図84(け1)に示す装飾図柄表示装置208には、ナビキャラクタYMが表示されていない。
図84(け2)では、特図1の保留が増加し、第3保留アイコンh13が追加表示されている。この第3保留アイコンh13もデフォルトの表示態様である。
図84(け3)では、図柄変動表示が停止表示し、装飾図柄表示装置208には、ハズレの装飾図柄の組合せが停止表示されている。この停止表示中も、装飾図柄表示装置208には、ナビキャラクタYMが表示されていない。
図84(け4)では、第1保留アイコンh11の保留が消化され、図柄変動表示が開始されている。装飾図柄表示装置208では、第1装飾図柄の変動表示が開始されている。また、この図柄変動表示の開始に応じて第2保留アイコンh11の表示態様が青色の表示態様に変化している。なお、図柄変動表示が開始されても、装飾図柄表示装置208には、ナビキャラクタYMが表示されていない。
図84(け5−1)に示す演出アイコン表示領域DISには、煙画像が表示され、同図(け6−1)では、煙画像が消失し、演出アイコン表示領域DISに殿様のナビキャラクタYMが表示されている。図84(け6−1)に示す殿様のナビキャラクタYMはデフォルトの表示態様である。ここで、ナビキャラクタYMは、先読み対象保留に対応する予告(先読み予告および/または当該変動の予告)である。
なお、ナビキャラクタYMの登場は、先読み対象保留の入賞時(図84(け2)のタイミング)で開始されてもよい。この例では、入賞した変動の次の変動中に開始されるが、次の変動に限らず、先読み対象保留の変動が終わるまでに開始されればよい。また、ナビキャラクタYMは、先読み対象保留があったら必ず表示されるようにしてもよいし、演出抽選に当選した場合に限って表示されるようにしてもよい。
図84(け7)では、図柄変動表示が停止表示し、装飾図柄表示装置208には、ハズレの装飾図柄の組合せが停止表示されている。ここで停止表示した図柄変動表示中に表示が開始されたデフォルトの表示態様のナビキャラクタYMは初期姿勢で表示されたままである。
次いで、次の図柄変動表示が開始され、図84(け9−1)に示す演出アイコン表示領域DISには、デフォルトの表示態様のナビキャラクタYMの横に、変化予告表示の宝箱のアイコンI1が表示されている。ナビキャラクタYMは、図75(あ4−1)に示す変化アニメーションと同じ変化アニメーションによって、表示態様が赤い着物を着た表示態様に変化している(図84(け11))。なお、変化アニメーションは実行されても、ナビキャラクタYMの表示態様はデフォルトの表示態様のままである場合があってもよい。また、宝箱のアイコンI1が出現せず、ナビキャラクタYMの表示態様が変化してもよい。すなわち、変化予告表示が行われない場合があってもよい。
図84(け13)では、先読み対象保留の変動が開始されており、青色の表示態様の変動アイコンh0が表示されている。また、赤い着物を着た表示態様のナビキャラクタYMは、この変動中も表示されている。したがって、ナビキャラクタYMは最初表示されていなかったが、表示された後は、複数変動に跨って常時表示されている。
なお、現在行われている、先読み対象保留の変動が終了すると、ナビキャラクタYMは消えてもよい。この場合、ナビキャラクタYMは、先読み対象保留の装飾図柄の変動における、3つの図柄か仮停止(揺れ表示)してから図柄停止するまでの間に消えてもよいし、1または2つの装飾図柄が仮停止(第一停止又は第二停止)したら消えてもよい。
また、ナビキャラクタYMは、図84(け7)の停止表示のタイミングで消え、変動を跨いで表示されなくてもよい。
また、図84(け5−1)に代えて、同図(け5−2)に示すように、ナビキャラクタYMが表示される場所は、演出アイコン表示領域DISだけとは限らず、保留アイコン表示領域HISに表示されてもよい。また、ナビキャラクタYMが表示される場所は、複数あってもよく、変動アイコン表示領域CISにも表示される場合があってもよい。さらに、ナビキャラクタYMは、表示される位置によって異なる演出を実行してもよい。例えば、保留アイコン表示領域HISに表示された場合には保留アイコンを変化させ、変動アイコン表示領域CISに表示された場合には変動アイコンを変化させてもよい。また、表示位置によって、変動アイコンを変化させる確率が異なってもよく、引いては、大当りの信頼度が異なってくることになってもよい。なお、ナビキャラクタYMが表示される場所は必ず一の表示領域(例えば、演出アイコン表示領域DIS、保留アイコン表示領域HIS、変動アイコン表示領域CISなど)のみであってもよい。
また、図84(け5−1)に代えて、同図(け5−3)に示すように、ナビキャラクタYMは、保留アイコン表示領域HIS内(左ベースアイコンbIl内)で移動可能であって、保留アイコンが表示されている場合には、保留アイコンの前側を移動してもよい。すなわち、保留アイコンに前側から重なるように表示される。
一方、図84(け5−1)に代えて、同図(け5−4)に示すように、ナビキャラクタYMは、保留アイコンの後ろ側を移動してもよい。すなわち、今度は、保留アイコンが、ナビキャラクタYMに前側から重なるように表示される。
なお、ナビキャラクタは、複数の表示領域(例えば、演出アイコン表示領域DIS、保留アイコン表示領域HIS、変動アイコン表示領域CISなど)を移動するアニメーションをおこなってもよい。
図85は、ナビキャラクタYMが表示されない他の期間がある例を示す図である。
図85(け6−2−1)に示す装飾図柄表示装置208には、デフォルトの表示態様のナビキャラクタYMが表示されている。また、第1装飾図柄は高速変動中であり、デフォルトの表示態様の変動アイコンh0が表示されている。さらに、特図1の保留は2つ貯まっており、第1保留アイコンh11と第2保留アイコンh12が表示されている。2つの保留アイコンh11,h12ともデフォルトの表示態様である。
その後、保留消化が続き、図85(け6−2−3a)に示す装飾図柄表示装置208では、保留がない状態で、ハズレの装飾図柄の組合せが揺れ表示されている。デフォルトの表示態様のナビキャラクタYMは表示されている。そして、図85(け6−2−4)に示す装飾図柄表示装置208では、保留がない状態で、ハズレの装飾図柄の組合せが停止表示されている。デフォルトの表示態様のナビキャラクタYMは依然として表示されている。
図85(け6−2−6)では、保留がない状態で、第1特図始動口230に入賞があり、図柄変動表示が開始され、第1装飾図柄はまだ変動を開始していないが、第2装飾図柄は変動を開始している。この時点では、デフォルトの表示態様のナビキャラクタYMは表示されている。
図85(け6−2−7)に示す装飾図柄表示装置208では、既に消化されている保留(開始された図柄変動表示の保留)を表す保留アイコンの増加アニメーションが表示されている。図85(け6−2−7)に示すナビキャラクタYMは、薄く表示されており、ナビキャラクタYMの消去アニメーションが開始されている。図85(け6−2−8)に示す装飾図柄表示装置208では、第1装飾図柄は未だ変動を開始せず、保留増加アニメーションによって増加した保留アイコンh11が、第1ステージhs1に表示されている。この段階で、ナビキャラクタYMは完全に消えている。なお実際は、図85(け6−2−6)〜同図(け6−2−8)は一瞬の間の出来事であるが、ナビキャラクタYMの消去アニメーションが行われてもよい。
装飾図柄表示装置208の表示にはタイムラグがあるものの、保留がない状態からの図柄変動表示の開始でナビキャラクタYMは消えている。ここでの消えるタイミングは、第1装飾図柄の変動表示の開始より前であってもよいし、第1装飾図柄の変動表示の開始と同時であってもよいし、第1装飾図柄の変動表示の開始より後であってもよい。また、保留増加アニメーションが行われる場合には、保留増加アニメーションの開始前であってもよいし、保留増加アニメーションの開始と同時であってもよいし、保留増加アニメーションの開始より後であってもよい。
また、図85(け6−2−3a)に代えて、同図(け6−2−3b1)に示すように、リーチ状態に突入する場合もあり、ナビキャラクタYMの表示態様は、リーチ状態中には変化しないように構成されていてもよいし、あるいは反対に、リーチ状態中に変化する場合があってもよい。また、変動アイコンの表示態様も、ナビキャラクタYMによって、リーチ状態中には変化しないように構成されていてもよいし、あるいは反対に、リーチ状態中に変化する場合があってもよい。
図85(け6−2−3b2)では、スーパーリーチ演出に発展し、同図(け6−2−3b3)では、殿様と敵役の剣豪が対峙している決闘シーンが表示されている。この図85(け6−2−3b3)でも、ナビキャラクタYMはデフォルトの表示態様のまま表示されている。
なお、ナビキャラクタYMは、スーパーリーチに発展した場合は、表示態様が昇格してもよく、反対に、スーパーリーチに発展せず、ノーマルリーチの場合には、表示態様が昇格しないように構成されていてもよい。あるいは反対に、ノーマルリーチであっても、ナビキャラクタYMは、表示態様が昇格する場合があってもよい。例えば、次変動以降の先読み予告として昇格する場合があってもよい。また、ノーマルリーチ時に中図柄に「ナビキャラ昇格」図柄が停止した場合は、表示態様が昇格する。さらに、当該変動の予告(通常予告)として表示態様が昇格する場合があってもよい。
その後、図85(け6−2−3b4)では、図76(あ14−2−4)〜同図(あ14−2−6)を用いて説明したワイプ演出等が実行され、図85(け6−2−3b5)に示す装飾図柄表示装置208には、ハズレの組合せである「装飾7」−「装飾6」−「装飾7」が揺れ表示されている。また、ナビキャラクタYMの表示態様は、デフォルトの表示態様のままである。そして、図85(け6−2−3b6)に示す装飾図柄表示装置208では、ハズレの組合せである「装飾7」−「装飾6」−「装飾7」が停止表示され、ナビキャラクタYMもデフォルトの表示態様のまま表示されている。
図85(け6−2−1)〜(け6−2−8)、(け6−2−3b1)〜(け6−2−3b6)をまとめると、先読み対象保留の図柄変動が終了し、保留が0になった場合であっても先読み対象保留に対応する予告(先読み予告および/または当該変動の予告)として表示されたナビキャラクタは非表示とならず、次の変動が開始された際に消去されている。なお、ナビキャラクタは、先読み対象保留の図柄変動が終了する前(例えば、装飾図柄が1または複数仮停止表示となる前、仮停止となったと同時、または仮停止となった後や、装飾図柄が全て(本例では左図柄、中図柄、右図柄の3つ)が仮停止表示となる前、仮停止となったと同時、仮停止となった後、図柄(特図)が停止表示となる前など)に消去されてもよいし、先読み対象保留の図柄変動が終了した後(図柄(特図)が停止表示となったと同時、または停止表示となった後)に消去されてもよい。
図86は、保留アイコンが最大8個表示される例を示すである。
図86に示す装飾図柄表示装置208の保留枠UIでは、左端に変動アイコン表示領域CISが設けられ、台座hs0が配置されている。また、右端に演出アイコン表示領域DISが設けられている。保留アイコン表示領域HISは、変動アイコン表示領域CISと演出アイコン表示領域DISの間に位置しており、ベースアイコンbImが延在している。このベースアイコンbImに8つのステージが配置され、各ステージに保留アイコンが表示される。図86(こa1)に示す装飾図柄表示装置208では、第1装飾図柄は高速変動中であり、デフォルトの表示態様の変動アイコンh0が表示されている。また、第2保留数表示には、特図1の保留数が「3」、特図2の保留数が「2」であることが表示されており、保留アイコンは全部で5個表示されている。これら5個の保留アイコンはいずれも、デフォルトの表示態様である。
図86に示す保留枠UIでは、保留が5個のときは、6個目の保留に対応するステージが1〜5個目のステージと同じ表示態様(例えば、白色)で表示され、7個目、8個目のステージhs7,hs8は異なる表示態様(例えば、灰色)で表示されている。また、保留が3つ貯まるまでは、4個目のステージまで白色で、5個目以降のステージは灰色であり、保留が4つ貯まると、5個目のステージまで白色で、6個目以降のステージは灰色になる。このように、保留数に応じてステージの表示態様が変化するが、保留数に関係なくステージは、常時同じ表示態様であってもよい。
また、図86(こa1)に示す装飾図柄表示装置208には、ナビキャラクタYMが表示されていない。
図86(こa2)では、特図2の保留が1つ増加し、同図(こa3)では保留増加アニメーションが行われ、同図(こa4)に示す装飾図柄表示装置208では、保留アイコンが6個表示されている。なお、追加された6個目の保留アイコンh6も、デフォルトの表示態様である。また、7個目のステージhs7は白色に変化し、灰色のステージは8個目のステージhs8のみになる。
図86(こa5)に示す装飾図柄表示装置208には、デフォルトの表示態様のナビキャラクタYMが出現し、「あと2個で満タン」という吹き出しが付加されている。ナビキャラクタYMは、保留がN個以上(この例では6個以上)になると出現する。
図86(こa6)では、特図1の保留が1つ増加し、同図(こa7)に示す装飾図柄表示装置208では、保留アイコンが7個表示され、デフォルトの表示態様のナビキャラクタYMに「あと1個で満タン」という吹き出しが付加されている。なお、追加された7個目の保留アイコンh7も、デフォルトの表示態様である。また、最後の8個目のステージhs8も白色に変化し、灰色のステージは消滅している。
図86(こa8)では、特図2の保留が1つ増加し、同図(こa9)に示す装飾図柄表示装置208では、保留アイコンが8個表示され、デフォルトの表示態様のナビキャラクタYMに「満タン」という吹き出しが付加されている。なお、追加された8個目の保留アイコンh8も、デフォルトの表示態様である。なお、この例では、ナビキャラクタYMは、保留数に関する報知を吹き出しを用いて行っているが、行わなくてもよい。
この例では、保留が8個貯まると(満タンになると)、ナビキャラクタYMが変化する場合がある。図86(こa10)では、ナビキャラクタYMが煙画像に包まれている。この煙画像は、ナビキャラクタYMが変化する予告に相当する。ただし、ナビキャラクタYMが煙画像に包まれても、必ず変化するとは限らず、変化しない場合があってもよい。また、煙画像自体が出現しない場合があってもよいし、煙画像は必ず出現してもよい。あるいは、保留が満タンになると、ナビキャラクタYMが必ず変化してもよい。また、ナビキャラクタYMが煙画像に包まれると、必ず変化するように構成されていてもよい。
図86(こa11)では、ナビキャラクタYMが赤い着物を着た表示態様に変化し、そのナビキャラクタYMには、「保留内が熱いぞ」という吹き出しが付加され、先読み予告が実行されている。なお、吹き出しに表示された予告は、当該変動の予告であってもよい。また、吹き出しに表示された予告によって、保留内の大当りへの期待度を予告してもよい。また、本例では保留が満タンとなった図柄変動でナビキャラクタが変化するが、保留が満タンとなった図柄変動の次変動にてナビキャラクタが変化するように構成されていてもよい。また、ナビキャラクタは図柄変動毎に変化する場合があってもよく、ナビキャラクタが変化することによってその図柄変動の予告を行ってもよい。
なお、ナビキャラクタYMの変化は、色に限らず、表示サイズやポーズや形状であってもよい。また、出現するキャラクタが複数種類あって、キャラクタによって、熱さが違ってもよい。例えば、赤い着物を着た表示態様の殿様のナビキャラクタよりも赤い着物を着た表示態様の姫のナビキャラクタの方が熱かったり、殿様のナビキャラクタよりも番長のナビキャラクタの方が熱くてもよい。
図87は、ナビキャラクタYMに普図の装飾図柄を絡めた演出例を示す。
図87(こb1)では、第1装飾図柄は高速変動中であり、デフォルトの表示態様の変動アイコンh0が表示されている。さらに、特図1の保留を表す、丸印の特図1第1保留アイコンh11が表示されている。なお、特図1第1保留アイコンh11は、デフォルトの表示態様である。また、図87(こb1)では、ナビキャラクタYMが表示されていないが、演出アイコン表示領域DISにはルーレット表示アイコンRIが表示されている。ここでのルーレット表示アイコンRIは普図の装飾図柄の変動表示を表示するものであり、出目としては、「○」,「×」の他、当該変動の特図の大当り予告としての「激アツ」も含まれている。図87(こb2)では、ルーレット表示アイコンRIに「○」が表示されており、普図抽選に当選したことが報知されている。
図87(こb3)では、演出アイコン表示領域DISに、ナビキャラクタYMが出現する。このナビキャラクタYMはデフォルトの表示態様であり、普図抽選に当選したことを契機に出現している。続く図87(こb4)では、普図抽選に当選したので、電チューが開放し、ナビキャラクタYMは、電チュー開放中であることを報知している。図87(こb5−1)では、電チューが開放中であることにより、特図2始動口232に続けて入賞があり、特図2の保留数が満タンの4つまで増える。図87(こb6−1)では、第2保留数表示には、特図1の保留数が「1」、特図2の保留数が「4」であることが表示されており、特図2の保留を表す、菱形の保留アイコンが4つ表示されている(特図2第1保留アイコンh21〜特図2第4保留アイコンh24)。なお、4つの特図2保留アイコンh21〜h24は、いずれもデフォルトの表示態様である。このパチンコ機100は、特図2優先変動機であり、保留アイコンも特図2の保留アイコンの方が特図1の保留アイコンよりも優先表示され、特図2の保留アイコンが、特図1の保留アイコンの一部に前側から重なるように表示されている。
図87(こb7)では、ナビキャラクタYMによる電チュー開放中の報知が終了し、続く同図(こb8)では、電チューの開放時間が終了したため、ルーレット表示アイコンRI自体が、下方に消えていっている。なお、特図2の保留の図柄変動表示が総て終了するまで、ルーレット表示アイコンRIは表示されていてもよい。図87(こb9)では、ルーレット表示アイコンRIが、完全に消えている。
その後、図87(こb11)では、図柄変動表示が停止表示し、装飾図柄表示装置208には、ハズレの装飾図柄の組合せが停止表示されている。デフォルトの表示態様であるナビキャラクタYMは初期姿勢で表示されている。図87(こb12)では、特図2第1保留アイコンh21の保留が消化され、図柄変動表示が開始され、同図(こb13)に示す装飾図柄表示装置208では、特図2の変動アイコンとして菱形の変動アイコンが台座hs0に表示されている。
図87(こb14)では、ナビキャラクタYMが煙画像に包まれている。この煙画像は、ナビキャラクタYMが変化する予告に相当する。ただし、ナビキャラクタYMが煙画像に包まれても、必ず変化するとは限らず、変化しない場合があってもよい。また、煙画像自体が出現しない場合があってもよいし、煙画像は必ず出現してもよい。あるいは、保留が満タンになると、ナビキャラクタYMが必ず変化してもよい。また、ナビキャラクタYMが煙画像に包まれると、必ず変化するように構成されていてもよいし、煙画像に包まれても変化しない場合があってもよい。
図87(こb15−1)では、ナビキャラクタYMが赤い着物を着た表示態様に変化し、そのナビキャラクタYMには、「この変動は熱い」という吹き出しが付加され、通常予告が実行されている。また、ナビキャラクタYMの表示態様によっても、通常予告が実行されている。
また、図87(こb15−1)に代えて、図87(こb15−2−1)では、ナビキャラクタYMはデフォルトの表示態様のままであり、変化演出は失敗している。また、ナビキャラクタYMには、「この変動は」という吹き出しが付加されている。
その後、特図2の保留消化が進み、図87(こb15−2−3)に示す装飾図柄表示装置208では、最後の特図2の図柄変動表示が行われている。ここでも、ナビキャラクタYMには、「この変動は」という吹き出しが付加されており、先の図87(こb15−2−1)から継続して、ナビキャラクタYMによる演出が行われている。図87(こb15−2−4)では、ナビキャラクタYMには、「さらばじゃ」という吹き出しが付加されており、ナビキャラクタYMによる演出が終了することが報知されている。図87(こb15−2−5)に示す装飾図柄表示装置208からは、ナビキャラクタYMが消えている。なお、熱いときは、ナビキャラクタYMは消えず、ナビキャラクタYMによる演出がさらに継続してもよいが、反対に、ナビキャラクタYMは必ず消えてもよい。また、図87(こb15−2−1)〜同図(こb15−2−4)の間にスーパーリーチ演出が開始された場合でも、ナビキャラクタYMによる演出は継続し、ナビキャラクタYMは表示され続けてもよいし、あるいは反対に、ナビキャラクタYMによる演出は終了し、ナビキャラクタYMは消えてよい。
なお、図87(こb1)〜同図(こb15−1)、同図(こb15−2−1)〜同図(こb15−2−4)にて説明したナビキャラクタYMは、当該変動の予告のみを行い、先読み予告を行わないが、先読み予告を行う場合があってもよい。
図88は、変化予告表示が待機表示される例を示す図である。
図88(さ1)に示す装飾図柄表示装置208では、第1装飾図柄が高速変動中であり、デフォルトの表示態様の変動アイコンh0が表示されている。さらに、特図1の保留は2つ貯まっており、第1保留アイコンh11と第2保留アイコンh12が表示されている。2つの保留アイコンh11,h12ともデフォルトの表示態様である。図88(さ1)に示す装飾図柄表示装置208には、ナビキャラクタYMが表示されていない。
図88(さ2)では、特図1の保留が増加し、第3保留アイコンh13、第4保留アイコンh14が追加表示されている。この第3保留アイコンh13および第4保留アイコンh14もデフォルトの表示態様である。ここで、本例では、第4保留アイコンh14が表す保留4が先読み対象保留である。
図88(さ3)では、図柄変動表示が停止表示し、装飾図柄表示装置208には、ハズレの装飾図柄の組合せが停止表示されている。この停止表示中も、装飾図柄表示装置208には、ナビキャラクタYMが表示されていない。
図88(さ4)では、第1保留アイコンh11の保留が消化され、図柄変動表示が開始されている。装飾図柄表示装置208では、第1装飾図柄の変動表示が開始されている。なお、図柄変動表示が開始されても、装飾図柄表示装置208には、ナビキャラクタYMが表示されていない。
図88(さ5)に示す演出アイコン表示領域DISでは、変化予告表示の宝箱のアイコンI1が絨毯のアイコンI2に乗って出現している。変化予告表示の宝箱のアイコンI1は、ナビキャラクタYMの表示態様を変化させる予告表示であるが、この例では、ナビキャラクタYM自体が表示されていない。ただし、変化予告表示の宝箱のアイコンI1が出現したことによって、いずれはナビキャラクタYMも出現する可能性があることが報知(予告)されていることになる。変化予告表示の宝箱のアイコンI1は、ナビキャラクタYMが出現するまで、待機表示になる。宝箱のアイコンI1の待機表示は、絨毯のアイコンI2に乗ったままでの表示になる。
図88(さ7)では、図柄変動表示が停止表示し、装飾図柄表示装置208には、ハズレの装飾図柄の組合せが停止表示されている。ナビキャラクタYMは未だ出現せず、変化予告表示の宝箱のアイコンI1は待機表示されたままである。
図88(さ8)では、第1保留アイコンh11の保留が消化され、図柄変動表示が開始されている。図柄変動表示が開始されても、ナビキャラクタYMは出現せず、変化予告表示の宝箱のアイコンI1は待機表示されたままである。
図88(さ9−1)では、図柄変動表示が停止表示し、装飾図柄表示装置208には、ハズレの装飾図柄の組合せが停止表示されている。ナビキャラクタYMは未だ出現せず、変化予告表示の宝箱のアイコンI1は待機表示されたままである。
図88(さ10−1)では、第1保留アイコンh11の保留が消化され、図柄変動表示が開始されている。図柄変動表示が開始されても、ナビキャラクタYMは出現せず、変化予告表示の宝箱のアイコンI1は待機表示されたままである。このように、宝箱のアイコンI1は待機表示は、複数変動に跨って行われる場合がある。
図88(さ11−1)に示す演出アイコン表示領域DISには、煙画像が表示され、同図(さ12)では、煙画像が消失し、演出アイコン表示領域DISに殿様のナビキャラクタYMが表示されている。図88(さ12)に示す殿様のナビキャラクタYMはデフォルトの表示態様である。なお、ここでの煙画像は、ナビキャラクタYMが出現する予告に相当する。ただし、煙画像が表示されても、ナビキャラクタYMが必ず出現するとは限らず、出現しない場合があってもよい。また、煙画像自体が表示されない場合があってもよいし、煙画像は必ず表示されてもよい。また、煙画像が表示されると、ナビキャラクタYMが必ず出現するように構成されていてもよい。
なお、ナビキャラクタYMの登場は、先読み対象保留の入賞時(図88(さ2)のタイミング)で開始されてもよい。この例では、入賞した変動の次の変動中に開始されるが、次の変動に限らず、先読み対象保留の変動が終わるまでに開始されればよい。また、ナビキャラクタYMは、先読み対象保留があったら必ず表示される様にしてもよいし、演出抽選に当選した場合に限って表示されるようにしてもよい。なお、本例では変化予告表示の宝箱のアイコンおよびナビキャラクタYMは同じ先読み対象保留(本例では、図88(さ2))に示す第4保留アイコンh14が表す保留4)について行う先読み予告であるが、変化予告表示の宝箱のアイコンとナビキャラクタYMの先読み対象保留が異なってもよい。
図88(さ12)において、殿様のナビキャラクタYMが出現すると、その後、絨毯のアイコンI2のみが消え去り、宝箱のアイコンI1は、演出アイコン表示領域DISに残る。すなわち、変化予告表示の宝箱のアイコンI1は待機表示は終了する。
図88(さ14)では、先読み対象保留の変動が開始されている。宝箱のアイコンI1を用いた変化アニメーションは、先読み対象保留の変動中に行われる。図88(さ15−1)では、宝箱が開いて、中から煙画像が出てきて、殿様のナビキャラクタYMを包み込んでいる。図88(さ16)では、煙画像が消失し、殿様のナビキャラクタYMの表示態様は、デフォルトの表示態様から赤色の着物を着た表示態様に変化している。赤色の着物を着た表示態様に変化したナビキャラクタYMは、当該変動の予告(通常予告)として機能する。
なお、宝箱のアイコンI1を用いたナビキャラクタYMの変化演出は、先読み対象保留の入賞時(図88(さ2)のタイミング)に開始されてもよい。また、ナビキャラクタYMは、先読み対象保留があったら必ず表示される様にしてもよいし、演出抽選に当選した場合に限って表示されるようにしてもよい。
また、図88(さ10−1)に代えて、同図(さ10−2−1)では、殿様のナビキャラクタYMが出現していないが、絨毯のアイコンI2が消え去り、変化予告表示の宝箱のアイコンI1は待機表示は終了している。図88(さ10−2−2)に示す演出アイコン表示領域DISには、煙画像が表示され、ここでの煙画像は、ナビキャラクタYMの表示位置を越えて変動アイコンh0まで延び、ナビキャラクタYMの表示位置および変動アイコンh0が煙画像によって前側から覆われている。図88(さ10−2−3)では、煙画像が消失し、ナビキャラクタYMは出現していないが、変動アイコンh0の表示態様が赤色の表示態様に変化している。ここで、ナビキャラクタYMが出現して、変動アイコンh0の表示態様が変化しない場合があってもよいし、ナビキャラクタYMも出現し、変動アイコンh0の表示態様も変化する場合があってもよいし、あるいは反対に、ナビキャラクタYMも出現せず、変動アイコンh0の表示態様も変化しない場合があってもよい。
また、図88(さ11−1)に代えて、同図(さ11−2)では、煙画像は表示されているものの、またナビキャラクタYMは見えていない状態で、絨毯のアイコンI2が消え去り、変化予告表示の宝箱のアイコンI1は待機表示は終了している。このように、待機表示は終了するタイミングは、ナビキャラクタYMが登場する前であってよい。また、待機表示は終了するタイミングは、ナビキャラクタYMの登場と同時であってもよい。さらには、装飾図柄の仮停止のタイミングや、装飾図柄の停止表示のタイミングや、装飾図柄の変動開始のタイミングであってもよい。なお、変化予告表示の待機表示が終了した後は、同じ先読み対象保留についてナビキャラクタが表示されないが、変化予告表示の待機表示が終了した後であっても同じ先読み対象保留についてナビキャラクタが表示される場合があってもよい(例えば、待機表示が終了した変動の次変動以降の変動や、待機表示が終了した変動内が挙げられる)。また、変化予告表示の待機表示が終了した後も同じ先読み対象保留について変化予告表示が表示されないが、同じ先読み対象保留について再度変化予告表示が表示される場合があってもよい(例えば、待機表示が終了した変動の次変動以降の変動や、待機表示が終了した変動内が挙げられる)。
さらに、図88(さ13)に代えて、同図(さ13−2−1)では、絨毯のアイコンI2が消え去り、宝箱のアイコンI1と、ナビキャラクタYMが表示されているが、同図(さ13−2−2)では、宝箱が開くこともなく、またナビキャラクタYMが変化することもなく、変動アイコンh0の表示態様を変化させることもなく、宝箱のアイコンI1とナビキャラクタYMの両方が消えている。このように、ナビキャラクタYMは登場したものの、何も起こらず、両方のアイコンが消えてしまう場合もある。この場合には、変化予告表示の宝箱のアイコンI1は偽予告であったことになる。なお、宝箱のアイコンI1とナビキャラクタYMのアイコンのうち、宝箱のアイコンI1のみが消えてしまう場合もあるし、ナビキャラクタYMのみが消えてしまう場合もある。また、両方のアイコンが消えてしまう場合には、両方同時に消えてもよいし、宝箱のアイコンI1が先に消えてもよいし、ナビキャラクタYMが先に消えてもよい。
図89は、これまで説明した保留枠とは異なる保留枠を用いた演出例を示す図である。
図89(し1)に示す保留枠UIは、演出表示領域208d全体に拡がった、クローズドタイプのものである。すなわち、これまで説明した保留枠UIと構成要素(台座hs0等)は同じであるが、図89(し1)の状態では、装飾図柄表示装置208の表示画面のうち、保留枠UIの領域と、それ以外の領域が、が左フレームUIf1、上フレームUIf2、および右フレームUIf3によってしっかりと区別され、それ以外の領域に海の背景が表示されており、保留枠UI内には、海の背景は表示されていない。なお、図89(し1)に示す保留枠UIは、左フレームUIf1、上フレームUIf2、右フレームUIf3、さらには、左ベースアイコンbIlおよび右ベースアイコンbIrは総て白色表示であり、保留枠UIは、これらの色が変化することで昇格する。
なお、図89(し1)に示す装飾図柄表示装置208では、第1装飾図柄が高速変動中であり、デフォルトの表示態様の変動アイコンh0が表示されている。ここで、第1装飾図柄よりも、保留枠UIは手前に表示されており、高速変動する装飾図柄の最下端部が、保留枠UIの上フレームUIf2によって前側からオーバラップされている。ただし、この逆で、装飾図柄が、保留枠UIを前側からオーバーラップする場合があってもよい。さらに、デフォルトの表示態様の第1保留アイコンh11が表示されている。また、演出アイコン表示領域DISには、ナビキャラクタYMが表示されている。
図89(し2−1)では、変化予告表示の宝箱のアイコンI1が絨毯のアイコンI2に乗って出現し、同図(し3)では、絨毯のアイコンI2のみが消え、宝箱のアイコンI1は、演出アイコン表示領域DISに残る。図89(し4)では、宝箱のアイコンI1が開き、中から「枠昇格」と文字表示が表示されたアイコンが出現し、保留枠UIの昇格を報知(予告)している。図89(し5)では、保留枠UIが昇格し、左フレームUIf1、上フレームUIf2、右フレームUIf3、左ベースアイコンbIl、および右ベースアイコンbIrが総て赤色表示になる。なお、「枠昇格」のアイコンが出現しても、保留枠UIは昇格しない場合もある。また、「枠昇格」のアイコンが出現すると、保留枠UIは必ず昇格してもよい。
また、図89(し2−1)に代えて、同図(し2−2−1)では、海の背景が表示されている領域に、巨大なパンダの下半身が表示される。この巨大なパンダの下半身によって、第1装飾図柄の変動表示が前側からオーバーラップされる。ただし、第2装飾図柄及び第2保留数表示は、パンダの下半身よりも前側に表示されている。この巨大なパンダは、上から下に向けて通過中であり、やがて保留枠UIの領域にも入り込み、保留枠UIの一部又は全部が、巨大なパンダによって前側からオーバーラップされる、図89(し−2−2)に示す状態では、保留枠UIの左上と右上それぞれのほんの一部が、パンダの画像にまだオーバーラップされていないが、同図(し−2−3)に示す状態では、保留枠UIの全体がパンダの画像にオーバーラップされている。画面のほぼ全体を覆うような巨大なパンダの出現は、変化予告の一種である。なお、保留枠UIは、巨大なパンダによって全体をオーバーラップされるが、巨大なパンダが保留枠UIの全体をオーバーラップしないサイズで表示されてもよい。
図89(し2−2−4)には、巨大なパンダが通過し終わった後の装飾図柄表示装置208の一態様が示されており、第1保留アイコンh11が青色の表示態様に変化(昇格)しており、ナビキャラクタYMも赤色の着物を着た表示態様に変化(昇格)しており、保留枠UIも赤色表示に昇格している。なお、変動アイコンも表示態様が変化(昇格)していてもよい。また、左フレームUIf1等、保留アイコン、変動アイコンh0、ナビキャラクタYMのうち、全部が変化してもよいし、一部のみが変化してもよい。例えば、左フレームUIf1等のみ赤色に変化して保留枠UIが昇格するだけであってもよい。あるいは、後述するように、保留枠UI外でも変化が生じてもよい。
図89(し2−2−4’)には、巨大なパンダが通過し終わった後の装飾図柄表示装置208の他の態様が示されており、保留枠UI内での変化に加えて、保留枠UI外でも変化が生じている。すなわち、第1装飾図柄の左図柄、中図柄、右図柄それぞれに付されたレベル表示Lvのレベルが上昇している。このレベルが上昇すると、リーチ演出が開始さやすくなったり、擬似連演出が開始されやすくなったり、図柄の態様が確変付き大当りの時に出現する態様の図柄に切り替わったりする。また、このレベルが高い状態でリーチ演出が開始されると大当りの期待度が高くなる。なお、背景が変化してもよい。
なお、巨大なパンダの出現が、大当り予告の場合は、パンダの画像よりも手前に表示されるようにして、第1装飾図柄が、通過するパンダの画像に前側から重なってもよいし、大当り予告であっても第1装飾図柄が、通過するパンダの画像にオーバーラップされてもよい。
また、図89(し2−1)に代えて、同図(し2−3−1)では、保留枠UIにワイプ演出用の襖画像が付加されており、同図(し2−3−1)に示す状態は、襖画像が全閉した状態(ワイプイン状態)である。一方、同図(し2−3−2)に示す状態は、襖画像が全開した状態(ワイプアウト状態)である。
図90は、これまで変化予告報知のアイコンとして使用されてきた宝箱のアイコンI1が、保留アイコンとして出現する例を示す図である。
図90(す1−1)に示す装飾図柄表示装置208では、第1装飾図柄が高速変動中であり、デフォルトの表示態様の変動アイコンh0が表示されている。また、演出アイコン表示領域DISには、ナビキャラクタYMが表示されている。さらに、第1保留アイコンh11として宝箱のアイコンが表示されている。
図90(す2−1)では、図柄変動表示が停止表示し、装飾図柄表示装置208には、ハズレの装飾図柄の組合せが停止表示されており、同図(す3)では、宝箱のアイコンの第1保留アイコンh11の保留が消化され、図柄変動表示が開始されている。宝箱のアイコンの第1保留アイコンh11は、変動アイコンh0として台座hs0に表示されているが、ここでの変動アイコンh0としても、宝箱のアイコンが表示されている。
図90(す4)では、変動アイコンh0である宝箱のアイコンの宝箱が開き、中から煙画像が出現し、その煙画像は、演出アイコン表示領域DISに表示されているナビキャラクタYMを前側から覆い、変化アニメーションが実行されている。図90(す5)では、煙画像が消失し、ナビキャラクタYMが、赤い着物を着た表示態様に変化している。この例では、変動アイコンh0によってナビキャラクタYMが変化されている。なお、煙画像は変化予告に相当するが、煙画像が、変化候補である変動アイコンh0にオーバーラップしなくてもよく、あるいは、煙画像が出現しなくてもよい。
また、図90(す1−1)に代えて同図(す1−2−1)では、デフォルトの表示態様の第2保留アイコンh12も表示されている。この第2保留アイコンh12は、宝箱のアイコンの第1保留アイコンh11によってオーバーラップされている。すなわち、大当りの期待度が相対的に高い保留アイコンの少なくとも一部が、相対的に低い保留アイコンの少なくとも一部に前側から重なっている。なお、先読み予告態様の保留アイコンの少なくとも一部が、デフォルトの表示態様の保留アイコンの少なくとも一部に前側から重なってもよい。あるいは、大当りの期待度とは関係なく、先に消化される保留アイコンの少なくとも一部が、後に消化される保留アイコンの少なくとも一部に前側から重なってもよい。図90(す1−2−2)では、第1保留アイコンh11である宝箱のアイコンの宝箱が開き、変化アニメーションが実行されている。すなわち、煙画像が出現し、その煙画像が、第2保留アイコンh12にオーバーラップしている。図90(す1−2−3)では、煙画像が消失し、煙画像がオーバーラップしていた第2保留アイコンh12の表示態様が変化している。
また、図90(す2−1)に代えて同図(す2−2−1)では、第1保留アイコンh11である宝箱のアイコンの宝箱が開き、変化アニメーションが実行されている。ここでの変化アニメーションでは、煙画像が、変動アイコンh0およびナビキャラクタYMにオーバーラップし、同図(す2−2−2)では、煙画像が消失し、変動アイコンh0もナビキャラクタYMも表示態様が変化している。ここでは、両方とも同じ赤色に変化しているが、異なる色に変化してもよい。例えば、片方が赤色で、もう一方が金色に変化してもよい。あるいは、煙画像に二人とも包まれるものの、一方のみ変化し、他方は、デフォルトのままであってもよい。
また、図90(す2−1)に代えて同図(す2−3−1)では、第1保留アイコンh11である宝箱のアイコンの宝箱が開き、ここでも変化アニメーションが実行されている。ただし、ここでの変化アニメーションは、煙画像が、変動アイコンh0およびナビキャラクタYMのうち変動アイコンh0のみにオーバーラップしている。図90(す2−3−2)では、煙画像が消失し、煙画像がオーバーラップしていた変動アイコンh0の表示態様のみが変化している。
なお、煙画像によってオーバーラップされていないアイコン(保留アイコン、変動アイコン)および/またはナビキャラクタも、煙画像が消失した後に煙画像によってオーバーラップされたアイコン(保留アイコン、変動アイコン)および/またはナビキャラクタの表示態様の変化に伴って(表示態様の変化と同時であってもよく、表示態様の変化の後であってもよい)表示態様が変化する場合があってもよい。
図91は、ナビキャラクタYMにメータ演出を絡めた演出例を示す。
図91(せ1−1)に示す装飾図柄表示装置208では、第1装飾図柄が高速変動中であり、デフォルトの表示態様の変動アイコンh0が表示されている。また、特図1の保留は2つ貯まっており、第1保留アイコンh11と第2保留アイコンh12が表示されている。2つの保留アイコンh11,h12ともデフォルトの表示態様である。さらに、演出アイコン表示領域DISには、ナビキャラクタYMが表示されており、その横には、メータ枠mfが白色の白メータ表示MWが表示されている。図91(せ1−1)に示す白メータ表示MWは、空の状態である。このメータ表示は、満タンになると、ナビキャラクタYMを昇格させる。なお、メータ枠mfの表示態様(例えば、色や枠の形状等)が変化することにより、メータの貯まりやすさを予告したり、先読み予告および/または当該変動の予告をおこなってもよい。
図91(せ2)では、第1装飾図柄における左図柄の仮停止(第1停止)が行われ、「装飾4」が揺れ表示されている。この「装飾4」の図柄には、白色のメータ上昇アイテムUpIが付加されており、図91(せ3)では、そのメータ上昇アイテムUpIが、白メータ表示MWに移動し、白メータ表示MWにオーバーラップして表示されている。図91(せ4)に示すように、白メータ表示MWに移動したメータ上昇アイテムUpIは、白メータ表示MWに取り込まれ(ストックされ)、白メータ表示MWは1レベル上昇する。なお、メータ上昇アイテムは色によってメータの上昇度が異なる。白色のメータ上昇アイテムUpIは白メータ表示MWに対して1レベルアップさせる。
図91(せ4)では、図柄変動表示が停止表示し、装飾図柄表示装置208には、ハズレの装飾図柄の組合せが停止表示され、同図(せ5−1)では、第1保留アイコンh11の保留が消化され、図柄変動表示が開始されている。装飾図柄表示装置208では、第1装飾図柄の変動表示が開始されている。
図91(せ7−1)では、白メータ表示MWの上にルーレット表示アイコンRIが出現し、ルーレット演出が開始される。ここでのルーレット演出は、必ず何かが起きる場合(ハズレ無しの場合)と何かが起きない場合(ハズレの場合)がある。何かの例としては、保留アイコン変化、通常予告(当該変動の予告)等があげられる。また、例えば、スーパーリーチの一種類として、殿スーパーリーチ、姫スーパーリーチ、爺スーパーリーチを含むキャラクタ系スーパーリーチがあった場合、上記何かの例としては、発展するスーパーリーチの種類(例えば、キャラクタ系スーパーリーチ)の予告、具体的なスーパーリーチ(例えば、殿スーパーリーチ)の予告等もあげられる。
図91(せ8)では、ルーレット表示アイコンRIに青色のメータ上昇アイテムUpIbが停止表示され、図91(せ9)では、その青色のメータ上昇アイテムUpIbが、白メータ表示MWに移動し、白メータ表示MWにオーバーラップして表示されている。図91(せ10)に示すように、白メータ表示MWに移動した青色のメータ上昇アイテムUpIbは、白メータ表示MWに取り込まれ(ストックされ)、白メータ表示MWは2レベル上昇する。青色のメータ上昇アイテムUpIbは白メータ表示MWに対して2レベルアップさせる。この結果、図91(せ10)に示す白メータ表示MWは3レベルになっている。
図91(せ11)では、図柄変動表示が停止表示し、装飾図柄表示装置208には、ハズレの装飾図柄の組合せが停止表示され、同図(せ12)では、第1保留アイコンh11の保留が消化され、図柄変動表示が開始されている。装飾図柄表示装置208では、第1装飾図柄の変動表示が開始されている。
図91(せ11)では、図柄変動表示が停止表示し、装飾図柄表示装置208には、ハズレの装飾図柄の組合せが停止表示され、同図(せ12)では、第1保留アイコンh11の保留が消化され、図柄変動表示が開始されている。装飾図柄表示装置208では、第1装飾図柄の変動表示が開始されている。
図91(せ13)に示すナビキャラクタYMに、ボタン表示アイコン136Dが追加される。ボタン表示アイコン136Dは吹き出しの表示態様であり、ナビキャラクタYM自身による予告に相当する。ボタン表示アイコン136Dには、チャンスボタン136の操作有効期間の残期間を表す残期間メータMTも表示されている。ボタン表示アイコン136Dの一部は、白メータ表示MWの一部(メータ枠mfの一部)にオーバーラップしている。なお、ボタン表示アイコン136Dが、メータ表示の全部にオーバーラップしてもよいし、メータ表示にオーバーラップしない位置に表示されてもよい。
図91(せ14)では、チャンスボタン136の操作有効期間が開始され、同図(せ15)では、残期間メータが減少している。図91(せ16)では、チャンスボタン136が操作され、同図(せ17)では、チャンスボタン136の操作を受けて、ナビキャラクタYMに、応答表示としてのメータ上昇アイコンMUIが追加される。メータ上昇アイコンMUIは吹き出しの表示態様であり、図91(せ17)に示すメータ上昇アイコンMUIには、緑色のメータ上昇アイテムUpImが表示されている。このメータ上昇アイコンMUIも、先のボタン表示アイコン136Dと同じく、白メータ表示MWの一部(メータ枠mfの一部)にオーバーラップしている。なお、メータ上昇アイコンMUIが、メータ表示の全部にオーバーラップしてもよいし、メータ表示にオーバーラップしない位置に表示されてもよい。
なお、操作有効期間内にチャンスボタン136が操作されなかった場合でも、応答表示を表示してもよいし、表示しなくてもよい。また、応答表示はメータ上昇アイコンMUI以外の表示もあり、操作有効期間内にチャンスボタン136が操作されなかった場合に、応答表示は表示されないが、特定の演出(例えば、メータ上昇アイコンMUIの表示)のみ応答表示として表示されてもよい。また、応答表示が表示されなくても、メータが増えるように構成されていてもよいし、応答表示が表示された場合のみメーターが増えて、応答表示が表示されなかった場合はメータが増えない様に構成されていてもよい。
図91(せ18)では、メータ上昇アイコンMUI中の緑色のメータ上昇アイテムUpImが、白メータ表示MWに移動し、白メータ表示MWにオーバーラップして表示されている。図91(せ19)に示すように、白メータ表示MWに移動した緑色のメータ上昇アイテムUpImは、白メータ表示MWに取り込まれ(ストックされ)、白メータ表示MWは3レベル上昇し、図91(せ19)に示す白メータ表示MWは満タンになっている。図91(せ20−1)では、白メータ表示MWが「昇格」という文字表示に変化し、不図示の変化アニメーションが開始され、同図(せ21)では、ナビキャラクタYMの表示態様が赤色の着物を着た表示態様に変化(昇格)している。ここで変化したナビキャラクタYMの着物の色は、図91(せ20−1)に示す、「昇格」という文字表示の背景色と一致しており、図91(せ20−1)の段階でナビキャラクタYMが変化する表示態様が予告されている。なお、変化アニメーションは省略されてもよい。また、同図(せ21)に示す白メータ表示は、空の状態に戻っているが、満タン状態のままであってもよい。また、メータ表示が満タンになると、ナビキャラクタYMの表示態様が必ず変化(昇格)してもよいし、変化(昇格)しない場合(失敗の場合)があってもよい。
図91(せ1−1)に代えて、同図(1−2−1)に示すように、メータ表示は常時表示されていなくてもよい。図91(せ1−2−2)に示すようにメータ表示が表示されていな状態でもメータ上昇アイテムUpIが出現する場合がある。この場合にも、メータ上昇アイテムUpIは、図91(せ1−2−3)に示すように、演出アイコン表示領域DIS内の定まった位置に移動する。そして、図91(せ1−2−4)に示すように、メータ上昇アイテムUpIの移動が完了した後にメータ表示(ここでは白メータ表示MW)が出現する。この場合、メータ上昇アイテムUpIの出現は、メータ表示が表示される予告になる。また、メータ上昇アイテムUpIの出現に応じてメータ表示が表示されてもよい。例えば、メータ上昇アイテムUpIの出現と同時であってもよいし、図91(せ1−2−2)と同図(せ1−2−3)の間のタイミングで表示されてもよい。
図91(せ1−2−5)では、メータ上昇アイテムUpIによって、白メータ表示MWが1レベルアップしている。なお、図91に示す例では、メータ表示が表示されると、その後、メータが必ず上昇しているが、メータ表示が表示されても、メータが上昇しない場合(偽に相当)があってもよいし、あるいは、メータ上昇アイテムが出現しない場合があってもよい。さらには、メータ上昇アイテムが出現してもメータが上昇しない場合があってもよい。
また、メータ表示は、メータ上昇アイテムが出現する図柄変動表示よりも前の図柄変動表示から表示されていてもよく、この場合には、メータ表示は、メータが貯まる可能性があることの先読み予告になる。あるいは、メータ表示は、メータ上昇アイテムが出現する図柄変動表示の開始と同時、またはその図柄変動中に表示されてもよく、この場合には、メータ表示は、当該変動内でメータが貯まる可能性があることの予告になる。
図92は、図91を用いて説明した例の変形例を示す図である。
図91(せ1−1)に代えて、図92(せ1−3−1)では、保留がない状態で、第1装飾図柄が高速変動中であり、空の状態の白メータ表示MWが表示されている。図91(せ1−1)に表示されていた白メータ表示MWは6レベルで満タンであったのに対して、この図92(せ1−3−1)に表示されている白メータ表示MWは5レベルで満タンである。
図92(せ1−3−3a)では、ナビキャラクタYMにメータ上昇アイコンMUIが追加される。図92(せ1−3−3a)に示すメータ上昇アイコンMUIには、金色のメータ上昇アイテムUpIgが表示されている。図92(せ1−3−4a)に示す白メータ表示MWは、金色のメータ上昇アイテムUpIgによって、一気に満タンになっている。この後、ナビキャラクタYMが変化するアニメーションが開始される。その際、メータは空の状態になってもよいし、貯まったままであってもよい。なお、メータ表示における、メータ枠mfの中で増加するメータ自身(ゲージmg)の色は青色であるが、貯まったままの状態である場合には、青色のゲージで満タン状態であってもよいし、金色のメータ上昇アイテムUpIgによって一気に満タンになったことによって、金色のゲージで満タン状態であってもよい。
一方、図92(せ1−3−3b)でも、ナビキャラクタYMにメータ上昇アイコンMUIが追加され、ここでは、虹色のメータ上昇アイテムUpInが表示されている。図92(せ1−3−4b)に示す白メータ表示MWも、虹色のメータ上昇アイテムUpInによって、一気に満タンになっている。この後、ナビキャラクタYMが変化するアニメーションが開始される。その際、メータは空の状態になってもよいし、貯まったままであってもよい。なお、貯まったままの状態である場合には、青色のゲージで満タン状態であってもよいし、虹色のメータ上昇アイテムUpInによって一気に満タンになったことによって、虹色のゲージで満タン状態であってもよい。
メータ上昇アイテムとしては、白色、青色、緑色、赤色、金色、虹色のアイテムが用意されている。これらのアイテムのうち、虹色のメータ上昇アイテムUpInと、金色のメータ上昇アイテムUpIgのみが、1個でメータを一気に5レベル上昇させるアイテムである。なお、白色のメータ上昇アイテムUpIは1レベルアップ、青色のメータ上昇アイテムUpIbは2レベルアップ、緑色のメータ上昇アイテムUpImは3レベルアップ、赤色のメータ上昇アイテムUpIrは4レベルアップさせる。
加えて、虹色のメータ上昇アイテムUpInは、大当り確定の予告としても機能する。一方、金色のメータ上昇アイテムUpIgは、そのような機能はない。したがって、虹色のメータ上昇アイテムUpIn1個でメータを満タンにした場合と、金色のメータ上昇アイテムUpIn1個でメータを満タンにした場合、あるいはその他の色(白色、青色、緑色、赤色)のメータ上昇アイテムの組合せでメータを満タンにした場合とでは、意味合いが異なる。
なお、メータ表示における、メータ枠mfの中で増加するメータ自身(ゲージ)の色は、白色、青色、緑色、赤色のメータ上昇アイテムで、メータが、上昇するときや満タンになったときには、青色のゲージであってもよい。
なお、メータ上昇アイテムの色で通常予告又は先読み予告としての機能を併せ持っていてもよい。また、色によって、大当りの期待度が表されてもよい。
また、メータ上昇アイテムの色とナビキャラクタYMの表示態様の色がリンクしている場合があってもよいし、必ずリンクしていてもよい。例えば、金色のメータ上昇アイテムUpIgが出現すると、ナビキャラクタYMも金色の着物を着た表示態様に変化しやすかったり、必ず変化したり、その逆に、ナビキャラクタYMが金色の着物を着た表示態様であると、金色のメータ上昇アイテムUpIgが出現しやすかったり、必ず出現したりしてもよい。
さらに、メータ上昇アイテムの出現の順番や色の組合せが、先読み予告として機能してもよいし、通常予告として機能してもよい。また、メータ上昇アイテムの出現の順番や色の組合せが、大当りの期待度を表してもよい。あるいは反対に、メータ上昇アイテムの出現の順番や色の組合せは、大当りの期待度とは全く無関係であってもよい。
また、この例では、メータが15(メータが3回満タン)になるまで貯まる。なお、図91の6レベルで満タンになるメータ表示では、メータが18(こちらもメータが3回満タン)になるまで貯まる。ここで、メータ上昇アイテムが表示されることでメータがオーバーフローした場合(例えば、メータが3つ貯まっているときに赤Upアイコンが表示された場合)、ナビキャラを昇格させつつ、メータを0にして貯めていない分を貯まるようにしてもよい。例えば、メータが3つ貯まっているときに赤色のメータ上昇アイテムUpItが表示されると、メータが1回満タンになって、さらにメータが2レベル貯まった状態になる。
なお、メータが2回満タンになった状態で、メータがオーバーフローしてしまった場合は、メータを満タンにして、貯まりきらなかった分をメータに表示してもよい。例えば、先読み対象変動又は当該変動が終了したらメータを0に戻してもよいし、あるいは、先読み対象変動又は当該変動に関係なく表示したままでもよい。また、貯まりきらなかった分切り捨ててもよい。例えば、メータを貯めす、その際のメータは0の状態であってもよいし、満タンの状態であってもよいし、特別な表示であってもよいし、メータ非表示であってもよい。さらには、オーバーフローしないように構成されていてもよい。例えば、すでに3つ貯まっているときは、白色のメータ上昇アイテムUpIが2個か、あるいは青色のメータ上昇アイテムUpIbが1個しか表示されないように構成されている。
図91(せ1−1)に代えて、図92(せ1−4−1)から始まる例では、同図(せ1−4−2)では、飛来してきたUFOアイコンUFIから赤色のビームが、デフォルトの表示態様のナビキャラクタYMに向けて照射され、図(せ1−4−3)に示すようにナビキャラクタYMは、赤色の着物を着た表示態様に変化し、「Up高確中」という吹き出しが付されている。この「Up高確中」によって、メータ上昇アイテムが貯まりやすい状態であることが報知されている。
なお、ナビキャラクタYMを変化させる予告の表示態様によって、「Up高確中」の報知が発生する場合があったり、必ず発生してもよい。また、ナビキャラクタYMが変化したら、必ず「Up高確中」の報知を行うようにしてもよく、「Up高確中」の報知を含む複数種類の演出表示(予告表示)を行ってもよく、「Up高確中」の報知を含む演出表示を行わないようにしてもよい。
また、ナビキャラクタYMの表示態様(色)によって、ナビキャラクタYMによって行われる演出が異なってもよい。例えば、赤のナビキャラクタYMであれば「Up高確中」の報知が行われ、金のナビキャラクタYMであれば激熱表示が表示され、虹色のナビキャラクタYMであれば鉄板表示が表示されてもよい。なお、表示態様の異なるナビキャラクタYMが同じ予告(同じ種類の予告)を行う場合があってもよい。
図91(せ5−1)に代えて、図92(せ5−2−1)では、白メータ表示MWのゲージは白点滅で1レベルであり、ナビキャラクタYMの着物は同じく白点滅している。その後、一旦メータが満タンになって、空の状態に戻った後、図92(せ5−2−3)では、ナビキャラクタYMの表示態様が緑色の着物を着た表示態様に変化し、白メータ表示MWのゲージも緑色に変化し、3レベルに上昇している。その後、再びメータが満タンになって、空の状態に戻った後、図92(せ5−2−5)では、ナビキャラクタYMの表示態様が虹色の着物を着た表示態様に変化し、白メータ表示MWのゲージも虹色に変化し、満タンになっている。このように、メータの貯まり具合とナビキャラクタYMの表示態様が一致するように構成されていてもよい。また、ゲージの色とナビキャラクタYMの色も対応していてもよい。
なお、メータが全部貯まると、大当り確定、あるいは大当りの期待度が高いパターンと、メータが貯まって放出されて演出が行われるパターンが別途用意されていてもよい。後者の例としては、例えば、メータが2レベルまで貯まっているときに放出されると、青色相当の演出が行われ、メータが4レベルまで貯まっているときに放出されると、赤色相当の演出が行われる。
図93は、図91を用いて説明した例のさらに別の変形例を示す図である。
図91(せ6−1)に代えて、図93(せ6−2)では、メータ枠mfが白色に点滅する白点滅メータ表示MW’の上に、ルーレット表示アイコンRIと、メータ上昇アイコンMUIが表示されているが、ルーレット表示アイコンRIの一部にメータ上昇アイコンMUIの一部が前側からオーバーラップしており、図93(せ6−2)に示すルーレット表示アイコンRIは、図91(せ7−1)に示すルーレット表示アイコンRIに比べて視認困難である。一方、図91(せ7−1)に示すメータ上昇アイコンMUIには、緑色のメータ上昇アイテムUpImが表示されている。なお、ルーレット表示アイコンRIの全部にメータ上昇アイコンMUIが前側からオーバーラップしてもよいし、その反対に、メータ上昇アイコンMUIの少なくとも一部にルーレット表示アイコンRIの少なくと一部が前側からオーバーラップしてもよい。なお、前側に表示する優先順位としては、ナビキャラクタYMに付加されたアイコンの方がその他のアイコンより高くてもよい。なお、本例ではルーレット表示アイコンの表示中などのメータ上昇アイコンが表示される可能性がある予告が行われる場合は、メータ枠を白色に点滅させる白点滅メータを表示させることでメータ上昇アイコンが表示される可能性があることを報知しているが、メータ上昇アイコンが表示される可能性がある予告が行われる場合であってもメータ枠により報知されない場合があってもよく、メータ枠によってメータ上昇アイコンが表示される可能性があることを報知されないように構成されていてもよい。また、メータ上昇アイコンが表示される可能性があることを報知する予告はメータ枠に限らず他の表示や演出手段によって行われてもよい。
図91(せ7−1)に代えて、図93(せ7−2)では、ルーレット表示アイコンRIに青色のメータ上昇アイテムUpIbが停止表示されている。しかしながら、依然としてメータ上昇アイコンMUIがオーバーラップしているため、視認困難である。このように、メータ上昇アイコンどうしがオーバーラップしてもよい。なお、メータ上昇アイコンどうしがオーバーラップする場合、前側に表示する優先順位は、メータ上昇アイコンの表示順であってもよいし、メータ上昇度が高い方が優先されてもよいし、メータ上昇度が低い方が優先されてもよい。また、ナビキャラクタYMには、メータ上昇アイコンは前側からオーバーラップしないが、オーバーラップする場合があってもよい。
また、図91(せ7−1)に代えて、図93(せ7−3−1)では、ルーレット表示アイコンRIの中に、メータ上昇アイコンが表示されることを報知(予告)する画像up’が表示される。ただし、この段階では、何色のメータ上昇アイコンが表示されるかは不明であり、この後、ルーレット表示アイコンRIの中に、何色かのメータ上昇アイコンが表示される。このようにして、ルーレット演出で、何色かは不明であるがメータ上昇アイコンが表示されることが報知されると、図93(せ7−3−2)に示すように、ルーレット表示アイコンRIに前側からオーバーラップするようにして、オーラが付与されたエフェクト表示Ed1が表示される。続く図93(せ7−3−3)では、エフェクト表示Ed1が変化し、青色のメータ上昇アイコンを拡大したような表示になる。この段階では、ルーレット表示アイコンRIの中に、何色のメータ上昇アイコンが表示されているのかはわからない。なお、この段階で、ルーレット表示アイコンRIの中にも、青色のメータ上昇アイコンが表示されていてもよい。
図93(せ7−3−4)では、ルーレット表示アイコンRIをオーバーラップしていた、青色のメータ上昇アイコンを拡大したような表示が、青色のメータ上昇アイコンUpIbになり、白点滅メータ表示MW’に移動し、白点滅メータ表示MW’にオーバーラップして表示されている。また、ルーレット表示アイコンRIはフェードアウトして表示が薄くなって徐々に消えていく。なお、ルーレット表示アイコンRIの中に表示されるメータ上昇アイテムは何色であったか不明のままであってもよい。この後、青色のメータ上昇アイテムUpIbは、白点滅メータ表示MW’に取り込まれ(ストックされ)、白点滅メータ表示MW’はレベルアップする。
なお、ルーレット表示アイコンRIの中に青色のメータ上昇アイテムUpIbが出現して、それが白点滅メータ表示MW’に取り込まれてもよい。この場合、ルーレット表示アイコンRIの中に、青色のメータ上昇アイテムUpIbが、エフェクト表示Ed1が表示される前に表示されていてもよいし、表示されると同時に表示されていてもよいし、表示された後に表示されていてもよい。あるいは、ルーレット表示アイコンRIの中に、青色のメータ上昇アイテムUpIbが、青色のメータ上昇アイコンを拡大したような表示が、表示される前に表示されていてもよいし、表示されると同時に表示されていてもよいし、表示された後に表示されていてもよい。
図91(せ20−1)に代えて、図93(せ−20−2−1)では、満タン状態の白メータ表示MWが、「ストック」という文字表示に一旦変化し、空の状態の白メータ表示MWに戻ると、変化予告表示の宝箱のアイコンI1が絨毯のアイコンI2に乗って出現している。この例では、メータは満タンになったものの、宝箱が開くまでナビキャラクタYMの表示態様は変化せず、ナビキャラクタYMの表示態様の変化が遅らされている。なお、宝箱のアイコンI1が開放することによりナビキャラクタYMの表示態様のみを変化させる、ナビキャラクタ以外のアイコン(保留アイコン、変動アイコン)や他の演出表示を変化させてもよい。
図94は、ナビキャラクタYMにテロップ演出を絡めた演出例を示す。
図94(そ1)に示す装飾図柄表示装置208では、第1装飾図柄が高速変動中であり、デフォルトの表示態様の変動アイコンh0が表示されている。また、特図1の保留は2つ貯まっており、第1保留アイコンh11と第2保留アイコンh12が表示されている。2つの保留アイコンh11,h12ともデフォルトの表示態様である。さらに、演出アイコン表示領域DISには、デフォルトの表示態様のナビキャラクタYMが表示されている。
図94(そ2−1)では、第1装飾図柄の上方に、テロップ表示trpが表示されている。このテロップ表示trpには、ナビキャラクタYMが変化する可能性があることが文字表示され、変化予告表示の一例に相当する。例えば、「ナビキャラ変化高確中」といった表示や、「ナビキャラ変化高確準備中」といった文字表示が、画面の右から左に向けて流される。なお、この他にも、テロップ表示trpには、無地で何も文字が表示されず、テロップ表示によって「○○高確中」、「××&○○高確中」、「○○高確準備中」、「××又は○○高確準備中」、「高確準備中」等が表示される可能性があることを事前に報知する場合があってもよい。ここで無地のテロップ表示trpが表示されても「○○高確中」、「××&○○高確中」、「○○高確準備中」、「××又は○○高確準備中」、「高確準備中」等が表示されない場合があってもよい。また、「○○高確準備中」、「××又は○○高確準備中」、「高確準備中」等を表示し、これからテロップ表示された演出について高確率状態が発生するかもしれないことを事前に報知してもよい。ここで記載した「××」や「○○」は各種演出(例えば、保留(保留アイコンおよび/または変動アイコン)変化、疑似連、期待度の高い色での予告、大当りへの期待度が高い予告(いわゆる激アツ予告)など)の名称を示している。
なお、ここで記載した演出についての高確率状態とは、テロップ表示により高確率状態と報知された予告が、テロップ表示によって高確率状態と報知されていない場合よりもテロップにて報知された演出が行われる頻度が高くなる状態を示している。つまり、図94(そ1)〜同図(そ14)、同図(そ2−2)、同図(そ2−3)、同図(そ8−2)の「ナビキャラ変化高確中」とは、テロップ表示にて「ナビキャラ変化高確中」と報知されていない場合よりもナビキャラクタの表示態様が変化しやすい状態を示している。また、前述した「○○高確準備中」、「××又は○○高確準備中」、「高確準備中」等に含まれている「高確準備中」は、テロップ表示にて報知されている演出が高確率状態にこれから(「高確準備中」を含むテロップの表示が開始された変動の次変動以降の変動または「高確準備中」を含むテロップの表示が開始された変動内)なること(または、高確率状態になる可能性があること)を報知している。
図94(そ3)では、図柄変動表示が停止表示し、装飾図柄表示装置208には、ハズレの装飾図柄の組合せが停止表示されている。なお、テロップ表示trpは、第2装飾図柄よりも手前に表示されており、第2装飾図柄の下端部が、テロップ表示trpによって前側からオーバラップされている。ただし、この逆で、第2装飾図柄が、テロップ表示trpを前側からオーバーラップする場合があってもよい。
図94(そ4)では、第1保留アイコンh11の保留が消化され、図柄変動表示が開始されている。装飾図柄表示装置208では、第1装飾図柄の変動表示が開始されている。その後、ハズレ図柄が停止表示され、図94(そ6)でも、図柄変動表示が開始されている。テロップ表示trpは、継続中である。
図94(そ7)では、ナビキャラクタYMの変化アニメーションが開始され、ナビキャラクタYMは煙画像に包まれている。図94(そ8−1)では、煙画像が消失し、ナビキャラクタYMは、赤色の着物を着た表示態様に変化している。ナビキャラクタYMの変化演出が成功しても、テロップ表示trpは、継続中である。その後、ハズレ図柄が停止表示され、図94(そ10)でも、図柄変動表示が開始され、同図(そ11)でもテロップ表示trpは依然として継続中である。
なお、変化予告表示の宝箱のアイコンI1が出現し、変化アニメーションが開始され、宝箱のアイコンI1の宝箱が開いてナビキャラクタYMが変化してもよい。この場合には、テロップ表示trpの「ナビキャラ変化高確中」といった表示は、宝箱のアイコンI1の出現、あるいは変化アニメーションの開始を予告しているといえる。
図94(そ12)では、ナビキャラクタYMの変化アニメーションが再度開始され、ナビキャラクタYMは煙画像に包まれている。図94(そ13)では、煙画像が消失し、ナビキャラクタYMは、金色の着物を着た表示態様に変化している。ナビキャラクタYMの2回目の変化演出が成功しても、テロップ表示trpは、継続中である。
テロップ表示trpの表示中は、ナビキャラクタYMの変化演出を何度行ってもよいが、テロップ表示trpの表示中にナビキャラクタYMが1回変化してしまうと、その後は、ナビキャラクタYMが変化しないように構成されていてもよい。
図94(そ14)では、リーチ状態に突入しているが、テロップ表示trpは依然として継続中である。テロップ表示trpの表示が消えるタイミングとしては、スーパーリーチ開始時(例えば、図78(う24))、装飾図柄の仮停止時(例えば、第1停止時、第2停止時、第3停止時]、図柄停止字、次変動開始時等があげられる。
なお、本例では、ナビキャラクタ自身により変化演出が行われているが、変化予告表示によってナビキャラクタが変化される場合があってもよく、変化予告表示のみによりナビキャラクタ変化されるように構成されていてもよく、ナビキャラクタ自身による変化演出のみ行われるように構成されていてもよい。
また、図94(そ2−1)に代えて、同図(そ2−2)に示すように、テロップ表示trpは上下二段で行われてもよい。そして、上のテロップ表示trpと下のテロップ表示trpとでは、異なる内容を表示してもよい。
なお、テロップ表示では、他の予告についても高確中表示を表示してもよい。同じ先読み対象保留についてであれば、表示されるタイミングは同じであってもよく、一方が他方よりも後であってもよい。また、「○○高確中」のテロップ表示が1つ出ている場合は、別の先読み対象保留についてテロップ表示が表示されないようにしてもよいし、表示される場合があってもよい。その場合、同じ予告に関するテロップ表示(例えば、「ナビキャラ高確中」)を別に表示してもよく、同じテロップ表示の表示期間が延長される様に構成されていてもよい。また、表示の開始順にテロップ表示の表示位置が決まってもよいし、テロップ毎の表示位置が固定されていてもよい。
また、図94(そ2−1)に代えて、同図(そ2−3)に示すように、上のテロップ表示trpと下のテロップ表示trpとで同じ内容を表示してもよい。すなわち、同じテロップ表示を複数表示してもよい。複数表示した方が、1つしか表示しない場合よりも、大当りの期待度が高いことをアピールすることができる場合がある。ただし、複数表示しても、1つしか表示しない場合と、実際には、大当りの期待度が同じであってもよい。また、同じテロップ表示を複数表示することを、繰り返してもよい。すなわち、テロップ表示の表示が開始される度に、同じ内容の複数のテロップ表示を表示するようにしてもよい。
また、図94(そ8−1)に代えて、同図(そ8−2)に示すように、ナビキャラクタYMの変化が行われてた場合(1又は複数回)、これ以上変化しないことを、テロップ表示trpで報知してもよい。この例では、「完了」という文字表示を表示している。しかしながら、この報知が行われていても、ナビキャラクタYMがさらに変化する場合があってもよい。
図95は、図14(b)に示す演出装置206による、ナビキャラクタYMを絡めた演出の一例を示す図である。
図95(た1a−1)には、第1装飾図柄表示装置208L、第2装飾図柄表示装置208M、第3装飾図柄表示装置208Nが示されている。なお、向かって右側の第3装飾図柄表示装置208Nで、第2装飾図柄と第2保留数表示が行われている。
図95(た1a−1)に示す中央の第1装飾図柄表示装置208Lでは、第1装飾図柄が高速変動中であり、デフォルトの表示態様の変動アイコンh0が表示されている。また、特図1の保留は4つ貯まっており、4つの保留アイコンh11〜h14が表示されている。これら4つの保留アイコンh11〜h14はいずれもデフォルトの表示態様である。さらに、演出アイコン表示領域DISには、デフォルトの表示態様のナビキャラクタYMが表示されている。
図95(た2a−1)では、第1装飾図柄がリーチ状態になり、左図柄、右図柄ともに「装飾7」が揺れ表示(仮停止)されており、同図(た3a)では、スーパーリーチ演出に移行し、第1装飾図柄表示装置208Lからは総ての表示が消えている。すなわち、第1装飾図柄、保留枠UI、保留アイコンh11〜h14、変動アイコンh0、およびナビキャラクタYMが消えている。
図95(た4a)では、第1装飾図柄表示装置208Lには、敵役の剣豪の絵柄が画面全体に表示されている。一方、第2装飾図柄表示装置208Mには、縮小表示された第1装飾図柄、変動アイコンh0、ナビキャラクタYMが表示されている。なお、変動アイコンh0とナビキャラクタYMはそれぞれ別の装飾図柄表示装置に表示されてもよい。
図95(た5a)では、3つの装飾図柄表示装置208L〜Nにわたって、スーパーリーチ演出の背景表示になる荒野の背景が表示されている。また、第1装飾図柄表示装置208Lには、主人公の殿様と敵役の剣豪が対峙している決闘シーンが表示されている。
ここで、図95(た1a−1)に代えて、同図(た1a−2)では、保留枠UIの一部が拡大表示されて、第2装飾図柄表示装置208Mと第1装飾図柄表示装置208Lを跨いで表示されている。すなわち、保留アイコン表示領域HISが、第2装飾図柄表示装置208Mと第1装飾図柄表示装置208Lを跨いで表示されており、変動アイコン表示領域CISは第1装飾図柄表示装置208Lの右端に表示されている。また、第1保留アイコンh11、第2保留アイコンh12は、第1装飾図柄表示装置208Lに拡大表示され、第4保留アイコンh14は、第2装飾図柄表示装置208Mに拡大表示され、第3保留アイコンh13は、第1装飾図柄表示装置208Lと第2装飾図柄表示装置208Mに跨って拡大表示されている。さらに、ナビキャラクタYMは、第3装飾図柄表示装置208Nに拡大表示されている。なお、第2装飾図柄表示装置208Mおよび第3装飾図柄表示装置208Nは表示画面を囲むフレームがあるため、このフレームが邪魔をして、跨って表示された画像を分断してしまっている。
また、ナビキャラクタYMが拡大表示された第3装飾図柄表示装置208Nには、右ベースアイコンbIrが表示されていないが、右ベースアイコンbIrも、ナビキャラクタYMと一緒に拡大表示されてもよい。
なお、図95(た1a−2)に示すように拡大表示されていなくても、複数の表示装置を跨ぐ場合があってもよい。例えば、表示当初から跨いでいるパターンや、元の位置から移動して跨いで表示されるパターンや、画像が変化して跨いで表示されるパターンや、画像が拡大していって跨いで表示されるパターンや、反対に画像が縮小していって跨いで表示されるパターン等があげられる。また、図95(た1a−2)に示すように拡大表示さると、大当りの期待度が高くなったり、保留アイコンが変化しやすくなったり、変動アイコンが変化しやすくなったり、あるいはナビキャラクタYMが変化しやすくなってもよい。また、ナビキャラクタYMが複数の表示装置を跨いで表示されてもよい。ここで、複数の表示装置を跨いで演出表示が表示されている場合であって、手前にある表示装置Aによって表示装置Bの表示領域の一部がオーバーラップされている場合に、表示装置Bにおける表示装置Aによってオーバーラップされている表示領域に表示装置Bの表示領域に表示された画像の一部が表示されていてもよい。
以上、図95(た1a−2)を用いて説明した事項は、これまで説明した演出例にも適用可能であるし、この後に説明する演出例にも適用可能である。
また、図95(た1a−1)に代えて、同図(た1a−3)では、保留枠UIの一部が移動表示されている。すなわち、演出アイコン表示領域DISが第3装飾図柄表示装置208Nに移動しており、右ベースアイコンbIrも第3装飾図柄表示装置208Nに表示されている。また、右ベースアイコンbIrの上には、ナビキャラクタYMも表示されている。
このように、ナビキャラクタYMが他の表示装置に移動すると、ナビキャラクタYMが変化しやすくなってもよいし、大当りの期待度が高くなってもよいし、他の演出の変化(例えば、保留アイコンや変動アイコンの変化等)が行われやすくなってもよい。また、ナビキャラクタYMの移動先によって、ナビキャラクタYMの変化のしやすさや、大当りの期待度の高さや、他の演出の変化(例えば、保留アイコンや変動アイコンの変化等)のしやすさが異なってもよいし、全く影響がなく同じであってもよい。例えば、第3装飾図柄表示装置208Nに移動した場合の方が、第2装飾図柄表示装置208Lに移動した場合よりも、ナビキャラクタYMが変化する確率が高くなってもよい。以上は、ナビキャラクタYMの移動について説明したが、保留アイコンが他の表示装置に移動したり、変動アイコンが他の表示装置に移動する場合でも同様である。
また、図95(た1a−3)に示す例では、保留枠Uiが分割された(割れた)と見ることもできる。すなわち、演出アイコン表示領域DISが割れて、第3装飾図柄表示装置208Nに移動しているが、第1装飾図柄表示装置208Lの別の場所に移動してもよい。
以上、図95(た1a−3)を用いて説明した事項は、これまで説明した演出例にも適用可能であるし、この後に説明する演出例にも適用可能である。
また、図95(た1a−1)に代えて、同図(た1a−4)では、ナビキャラクタYMが移動した際に分裂している。すなわち、第1装飾図柄表示装置208Lから他の表示装置に移動する場合に、2つに分裂し、第2装飾図柄表示装置208Mにも、第3装飾図柄表示装置208Nにも表示されている。これは、ナビキャラクタYMの増加と見ることもできる。
このように、ナビキャラクタYMが分裂(増加)すると、ナビキャラクタYMが変化しやすくなってもよいし、大当りの期待度が高くなってもよいし、他の演出の変化(例えば、保留アイコンや変動アイコンの変化等)が行われやすくなってもよい。
また、ナビキャラクタYMが表示される箇所には、右ベースアイコンbIrも表示されていることから、演出アイコン表示領域DISも分裂(増加)しているといえる。
以上、図95(た1a−4)を用いて説明した事項は、これまで説明した演出例にも適用可能であるし、この後に説明する演出例にも適用可能である。すなわち、他の演出例でも、ナビキャラクタYMが、分裂(増加)する場合があってもよく、必ず分裂(増加)すしてもよい。
図96は、図14(b)に示す演出装置206による、ナビキャラクタYMを絡めた他の演出の一例を示す図である。
図96(た1b)では、3つの装飾図柄表示装置208L〜Nにわたって海の背景が表示されている。また、図95(た1a−1)に示す中央の第1装飾図柄表示装置208Lでは、第1装飾図柄が高速変動中であり、デフォルトの表示態様の変動アイコンh0が表示されている。また、特図1の保留は4つ貯まっており、4つの保留アイコンh11〜h14が表示されている。これら4つの保留アイコンh11〜h14はいずれもデフォルトの表示態様である。さらに、演出アイコン表示領域DISには、デフォルトの表示態様のナビキャラクタYMが表示されている。
図96(た2b)では、ナビキャラクタYMの変化アニメーションが開始され、ナビキャラクタYMが煙画像によってオーバーラップされている。また、図96(た2b)に示す左右の第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nでは、海の背景表示が消えている。
図96(た3b)では、煙画像が消失し、演出アイコン表示領域DISから、ナビキャラクタYMがいなくなり、代わりに「捜索中」という看板のアイコンが表示されている。また、海の背景表示が消えた右側の第3装飾図柄表示装置208Nには、ナビキャラクタYMと同じキャラクタ(殿様)YM’が表示され、走っている。また、その上には、捜索中という文字表示が表示されている。同じく海の背景表示が消えた左側の第2装飾図柄表示装置208Mには、クエスチョンマークの画像とともにシルエット表示sltが表示されている。
「捜索中」という看板のアイコンは、ナビキャラクタYMの変化演出(昇格演出)に成功する可能性が高いことを表す報知であってもよい。また、看板の色が白色よりも青色の方が成功確率は高く、青色よりも赤色の方が成功確率が高い。なお、赤色であれば、昇格確定であってもよい。また、この看板は、色や表示文字等が変化してもよいが、変化しないものであってもよい。また、看板の表示態様によって、ナビキャラクタYMが変化する可能性がある表示態様を示唆していてもよい。例えば、看板が青色であれば、ナビキャラクタYMは青色の着物を着た表示態様に変化する可能性がある。
図96(た4b)では、これまで全開状態(初期状態)であった、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nが、互いに近づくように第1装飾図柄表示装置208Lの前を移動してくる。なおこの期間は、煽り演出の期間に相当する。
図96(た5b−1)では、第2装飾図柄表示装置208Mと第3装飾図柄表示装置208Nが或る位置まで移動し、停止する。ここでは、互いに接する全閉状態の位置(最大移動位置)まで移動し、停止するが、接する前の位置であってもよい。
図96(た6b−1)は、昇格成功パターンの例を示す図であり、第3装飾図柄表示装置208Nでは、走っていたキャラクタ(殿様)YM’が親指を立てたポーズをとり、その上にはレベルアップを表す文字表示が表示されている。一方、第2装飾図柄表示装置208Mでは、シルエット表示sltが実物表示に変化し、千両箱が表示されている。なお、千両箱の表示態様によって、ナビキャラクタYMが変化する可能性がある表示態様を示唆していてもよい。例えば、千両箱が青色であれば、ナビキャラクタYMは青色の着物を着た表示態様に変化する可能性がある。また、この千箱箱は、色や開閉状態等が変化してもよいが、変化しないものであってもよい。図96(た7b)では、第3装飾図柄表示装置208Nに表示されているキャラクタ(殿様)YM’が、赤い着物を着た表示態様に変化している。
そして、図96(た8b)では、第2装飾図柄表示装置208Mと第3装飾図柄表示装置208Nそれぞれが、互いに離れるように第1装飾図柄表示装置208Lの前を移動し、初期状態に復帰する。第2装飾図柄表示装置208Mと第3装飾図柄表示装置208Nそれぞれが初期状態に復帰すると、それぞれの装飾図柄表示装置208M,Nでワイプ演出が行われる。図96(た9b)に示す第2装飾図柄表示装置208Mでも第3装飾図柄表示装置208Nでもワイプインの途中であり、同図(た10b)では、ワイプインが完了し、第2装飾図柄表示装置208Mにも第3装飾図柄表示装置208Nにも、機種タイトルのみが表示されたワイプ表示が表示されている。また、図96(た10b)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、それまで看板のアイコンが表示されていた位置には、煙画像が表示されている。
図96(た11b)に示す第1装飾図柄表示装置208Lの演出アイコン表示領域DISでは、煙画像が消え、赤い着物を着た表示態様に変化したナビキャラクタYMが表示されている。また、第2装飾図柄表示装置208Mと第3装飾図柄表示装置208Nとではそれぞれワイプアウトが開始されている。なお、この例では、ワイプインのアニメーション(左右から閉じるアニメーション)と、ワイプアウトのアニメーション(内側から外側に開くアニメーション)は異なっているが、同じアニメーションであってもよい。図96(た12b)では、ワイプアウトが完了し、3つの装飾図柄表示装置208L〜Nにわたって海の背景が表示されている。なお、一の装飾図柄表示装置において、本例の3つの装飾図柄表示装置に表示された演出表示が行われてもよい。また、第2装飾図柄表示装置208Mおよび/または第3装飾図柄表示装置208Nは、液晶表示装置を含まない1または複数の演出可動体に置換可能である(例えば、演出可動体が演出動作を行うと、ナビキャラクタが昇格するような演出が挙げられる。)。
なお、この図96を用いて説明したナビキャラクタYMの変化演出(昇格演出)は、これまで説明した演出例にも適用可能であるし、この後に説明する演出例にも適用可能である。
図97は、図14(b)に示す演出装置206による、ナビキャラクタYMを絡めたさらに他の演出の一例を示す図である。
図97(た1a−3−1)に示す中央の第1装飾図柄表示装置208Lでは、第1装飾図柄が高速変動中であり、デフォルトの表示態様の変動アイコンh0が表示されている。また、特図1の保留は4つ貯まっており、4つの保留アイコンh11〜h14が表示されている。これら4つの保留アイコンh11〜h14はいずれもデフォルトの表示態様である。さらに、演出アイコン表示領域DISには、デフォルトの表示態様のナビキャラクタYMが表示されている。
図97(た1a−3−2)では、第1装飾図柄表示装置208Lに表示されていたナビキャラクタYMが、第3装飾図柄表示装置208Nに移動する移動アニメーションが表示されている。この図97(た1a−3−2)では、ナビキャラクタYMが丁度、第1装飾図柄表示装置208Lと第3装飾図柄表示装置208Nとの間に位置しており、第1装飾図柄表示装置208Lと第3装飾図柄表示装置208Nを跨いで表示されている。なお、ここでも、第3装飾図柄表示装置208Nの表示画面を囲むフレームがあるため、このフレームが邪魔をして、跨って表示されたナビキャラクタYMを分断してしまっている。図97(た1a−3−3)に示す第3装飾図柄表示装置208Nには、第1装飾図柄表示装置208Lに表示されていたときと同じ表示サイズのナビキャラクタYMが表示されている。
一方、図97(た1a−3−2’)には、第1装飾図柄表示装置208Lに表示されていたナビキャラクタYMが、第3装飾図柄表示装置208Nに移動し、第3装飾図柄表示装置208Nでは拡大表示される例が示されている。図97(た1a−3−2’)に示す第3装飾図柄表示装置208Nには、ナビキャラクタYMの右手と右足のつま先のみが表示されているが、この右手と右足のつま先は拡大表示されており、ナビキャラクタYMは、第3装飾図柄表示装置208Nに入り込んだ部分から即座に拡大表示されていく。図97(た1a−3−3’)に示す第3装飾図柄表示装置208Nには、第1装飾図柄表示装置208Lに表示されていたときよりも大きな表示サイズのナビキャラクタYMが表示されている。このようにナビキャラクタYMが拡大表示された場合は、拡大表示されなかった場合に比べて、ナビキャラクタYMが変化しやすくなってもよいし、大当りの期待度が高くなってもよいし、他の演出の変化(例えば、保留アイコンや変動アイコンの変化等)が行われやすくなってもよいし、あるいは、全く影響がなく同じであってもよい。また、ナビキャラクタYMが第3装飾図柄表示装置208Nに表示される場合には、必ず拡大表示されてもよいし、拡大表示されない場合があってもよい。
なお、この図97を用いて説明したナビキャラクタYMの移動アニメーションは、これまで説明した演出例にも適用可能であるし、この後に説明する演出例にも適用可能である。
また、図96(た8b)に代えて、図97(た5b−2)には、ナビキャラクタYMの変化演出(昇格演出)に失敗したパターンが示されている。図96(た4b)で、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nが、互いに近づくように移動を開始し、或る位置に到達する前に両者208M,208Nが停止した場合には、失敗である。途中で停止した第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nも、初期状態に復帰するが、変化演出(昇格演出)失敗の報知は、初期状態に戻ってから行われる。図97(た5b−2)に示す第3装飾図柄表示装置208Nでは、キャラクタ(殿様)YM’が後ろを向き落ち込んでいるポーズをとっている。なお、初期状態に復帰する途中で、失敗の報知を開始してもよい。あるいは、或る位置に到達する前に停止してしまった段階で失敗の報知を開始してもよい。
また、或る位置に到達する前に両者208M,208Nが停止した場合は、必ず失敗であってもよいが、ナビキャラクタYMが昇格する場合があってもよい。また、この変化演出(昇格演出)に失敗しても、他の演出によってナビキャラクタYMが昇格する場合があってもよい。このことは、これまで説明した成功と失敗に分かれる演出についても言えることである。
また、ここでの変化演出(昇格演出)に失敗すると、ナビキャラクタYMは当分の間(例えば、背景表示が変化するまでであったり、昇格失敗からN回の変動が終了するまでであったり、昇格失敗に関連する先読み対象保留の変動が終了するまで等)、変化することが規制されてもよい。
また、図96(た6b−1)に代えて、図97(た6b−2)には、或る位置(例えば、全閉状態の位置)まで第2装飾図柄表示装置208Mと第3装飾図柄表示装置208Nが移動したにも関わらず、変化演出(昇格演出)に失敗したパターンが示されている。図97(た6b−2)に示す第3装飾図柄表示装置208Nにも、先と同様に、後ろを向き落ち込んでいるポーズのキャラクタ(殿様)YM’が表示されている。また、第2装飾図柄表示装置208Mには、シルエット表示sltが実物表示に変化し、そこにはみかん箱が表示されている。
このように、第2装飾図柄表示装置208Mと第3装飾図柄表示装置208Nが或る位置まで移動しても、昇格演出に失敗する場合があってもよい。あるいは反対に、第2装飾図柄表示装置208Mと第3装飾図柄表示装置208Nが或る位置まで移動したら、ナビキャラクタYMは必ず昇格してもよい。また、図97(た6b−2)に示す状態になっても、ナビキャラクタYMは昇格する場合があってもよいし、反対に、この状態になれば、失敗確定であってもよい。
図98は、装飾図柄表示装置208(第1表示装置)の下方に第2表示装置が設けられた演出装置206による、ナビキャラクタYMを絡めた演出の一例を示す図である。
図98(た1c)に示す装飾図柄表示装置208には海の背景が表示されている。一方、装飾図柄表示装置208(第1表示装置)の下方に設けられた第2表示装置208Sには、海の背景は表示されておらず、この第2表示装置208Sに保留枠UIが表示されている。すなわち、保留アイコン表示領域HIS、変動アイコン表示領域CIS、演出アイコン表示領域DISが設けられ、変動アイコン表示領域CISには、台座hs0が配置されている。保留アイコン表示領域HISでは、ベースアイコンbInの上に4つのステージ(第1ステージhs1〜第4ステージhs4)が配置されている。また、演出アイコン表示領域DISには、デフォルトの表示態様のナビキャラクタYMが表示されている。なお、第2表示装置208Sは固定されたものであってもよく、昇降動作可能なものであってもよい。
また、図98(た1c)に示す装飾図柄表示装置208では、第1装飾図柄が高速変動中であり、デフォルトの表示態様の変動アイコンh0が第2表示装置208Sに表示されている。さらに、デフォルトの第1保留アイコンh11も第2表示装置208Sに表示されている。
図98(た2c)に示す第2表示装置208Sには、ワイプ演出用の襖画像が表示されており、同図(た3c)に示す状態は、襖画像が全閉した状態(ワイプイン状態)である。図98(た4)に示す第2表示装置208Sでは、ワイプアウトが始まり、同図(た5c)に示す第2表示装置208Sでは、襖画像が全開した状態(ワイプアウト状態)である。ワイプ演出が終了した図98(た5c)に示す第2表示装置208Sには、保留枠UIも、保留アイコンh11も、変動アイコンh0も、ナビキャラクタYMも表示されておらず、代わりに、殿様によるミニゲームのアニメーションが表示されている。すなわち、ワイプ演出によって、保留枠UIも、保留アイコンh11も、変動アイコンh0も、ナビキャラクタYMも非表示になり、ナビキャラクタYMの表示態様の変化(昇格)を賭けた(占う)ゴルフのミニゲームが開始されている。なお、同じミニゲームであっても、成功したるスーパーリーチ演出が開始されるミニゲームがあってもよい。図98(た4c)の段階では、第2表示装置208Sでミニゲームが開始されていることはわかるが、何を賭けた(占う)ミニゲームであるのかわからず、図98(た5c)の段階になるまでわからない。このため、ミニゲームについての説明(ここでは「カップに入れば吉宗昇格」)が行われるまでは少なくとも第2表示装置208Sに注目させておくことができる場合がある。
図98(た6c−1)に示す第2表示装置208Sでは、カップインに見事成功する。カップインに成功すると、再びワイプ演出が開始され、図98(た7c)では襖画像が再び閉まり始め、同図(た8c)に示す状態は、襖画像が全閉した状態(ワイプイン状態)である。図98(た9c)に示す第2表示装置208Sでは、ワイプアウトが始まり、同図(た10c)に示す第2表示装置208Sでは、襖画像が全開した状態(ワイプアウト状態)である。再度ワイプアウトした図98(た10c)に示す第2表示装置208Sでは、保留枠UI、保留アイコンh11、変動アイコンh0、及びナビキャラクタYMが表示されている。このようにワイプアウトが完了してから、第2表示装置208Sでは、ナビキャラクタYMの変化アニメーションが表示される(図98(た11c))。ここでの変化アニメーションでは、ナビキャラクタYMが煙画像によってオーバーラップされ、図98(た12c)では、煙画像が消失し、ナビキャラクタYMが赤色の着物の表示態様に変化している。
また、図98(た6c−1)に代えて同図(た6c−2)では、カップインに失敗してしまう。このように、ナビキャラクタYMの表示態様の変化(昇格)を賭けたミニゲームに失敗した場合は、ナビキャラクタYMが絶対に昇格することはなくてもよいが、昇格する場合があってもよい。また図98(た6c−1)に示すようにミニゲームに成功した場合は、ナビキャラクタYMが絶対に昇格してもよいが、昇格しない場合があってもよい。
なお、図98(た8c)からワイプアウトする際、ナビキャラクタYMが昇格する可能性を遊技者に示唆することができるワイプ演出であってもよく、あるいは、ナビキャラクタYMが変化する表示態様を示唆することができるワイプ演出であってもよい。
また、図98(た10c)でワイプアウトした時点で、すでにナビキャラクタYMが変化(昇格)していてもよい。
また、ミニゲームの実行中に第2表示装置208Sが演出動作を行ってもよい。また、成功時(本例だと図98(た6c−1))と失敗時(本例だと図98(た6c−2))や煽り演出(本例だと図98(た5c))で異なる演出動作が行われてもよい。なお、第2表示装置208Sの代わりに演出可動体による演出動作が行われてもよい。
なお、この図98を用いて説明したミニゲームは、これまで説明した演出例にも適用可能であるし、この後に説明する演出例にも適用可能である。
図99は、遊技者によって選択された演出の実行中に他の演出が実行された場合の一例を示す図である。
この説明におけるパチンコ機100では、上述したカスタマイズ設定が行われている。すなわち、図63(b)に示す「キャラクタ選択」では07の「コパンダ」が設定されており、「保留枠選択」では02の「保留枠B」が設定されており、「保留表示選択」では03の「アイコンC」が設定されており、背景表示選択では05の「背景E」が設定されている。
図99(アa1)に示す装飾図柄表示装置208には、保留枠Bの保留枠UIが表示され、その演出アイコン表示領域DISには、ナビキャラクタYMとしてコパンダが表示されている。また、特図1の保留は1つ貯まっており、アイコンCのデフォルトの表示態様である第1保留アイコンh11が表示されている。さらに、図99(アa1)に示す装飾図柄表示装置208では、背景Eの背景(空の背景)が表示されている。
図99(アa2)では、第1保留アイコンh11の保留が消化され、第1装飾図柄は高速変動中であり、アイコンCのデフォルトの表示態様である変動アイコンh0が表示されている。なお、コパンダのナビキャラクタYMも表示されている。
図99(アa3−1)では、演出アイコン表示領域DISに、変化予告表示の宝箱のアイコンI1が絨毯のアイコンI2に乗って出現し、同図(アa4−1)では、絨毯のアイコンI2が消え、宝箱のアイコンI1が残っている。図99(アa5)では、変化アニメーションが開始され、宝箱が開いて、中から、エフェクトの煙画像が出現し、その煙画像によって、ナビキャラクタYMの一部又は全部が隠され、ナビキャラクタYMは、煙画像が出現する前よりも明らかに視認困難になる。なお、変化アニメーションは、チャンスボタン136の操作によって開始されてもよい。この場合、裏ボタンであってもよいし、操作促進報知が行われてもよい。図99(アa6)では、煙画像が消失し、ナビキャラクタYMは、コパンダから番長に変化している。ナビキャラクタYMにおける番長のキャラクタは、図63(b)に示すように、遊技者によって選択できないキャラクタである。なお、遊技者によって選択可能なキャラクタ(例えば、爺や姫等)に変わる場合があってもよいし、遊技者によって選択できないキャラクタに必ず変化するようにしてもよい。
図99(アa7)では、宝箱のアイコンI1が消え、同図(ア8)では、リーチ状態に突入する。図99(アa8)に示す番長のナビキャラクタYMには、擬似連演出を示唆する「NEXT」の吹き出しアイコンが付加されている。
図99(アa9)では、第1装飾図柄の中図柄に、擬似連図柄(殿様のキャラクタの図柄)が仮停止し、同図(ア10)では、殿様のキャラクタと「継続」の文字表示とからなるカットイン表示が行われる。本実施形態では、このようにして、疑似連図柄が停止表示されることにより、疑似連が実行されることを報知する。ここで、疑似連とは、装飾図柄の変動開始及び仮停止表示を1回の特図の変動表示において複数回実行する装飾図柄の変動表示態様である。本実施形態では、疑似連が実行される回数が多いほど大当りとなりやすいように構成されている。
その後、図99(アa11)に示すように、装飾図柄表示装置208では、第1装飾図柄の変動表示が再度開始される。このとき、装飾図柄表示装置208では、疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が開始されたことを示す「×2」が、第1装飾図柄にオーバーラップするようにして大きく表示される。次いで、図99(アa12)に示す装飾図柄表示装置208では、「×2」の表示が縮小されて第2装飾図柄の下方に移動している。
図99(アa13)に示す番長のナビキャラクタYMには、擬似連演出を示唆する「NEXT」の吹き出しアイコンが再度付加されており、擬似連の継続にまだ期待がもてる。その後、0回、又は1回又は複数回の仮停止表示が行われた後、リーチ状態に突入し、さらにスーパーリーチ演出(剣豪リーチ演出)へと発展する。図99(アa15)に示す装飾図柄表示装置208の背景画面は、剣豪リーチ演出の背景表示である荒野の背景に変化し、その装飾図柄表示装置208には、主人公の殿様と敵役の剣豪が対峙している決闘シーンが表示されている。また、保留枠UIのうち、保留アイコン表示領域HISの左ベースアイコンbIlおよび4つのステージhs1〜hs4は消えている。また、変動アイコン表示領域CISの台座hs0は表示されており、その上に変動アイコンh0も表示されたままである。さらに、演出アイコン表示領域DISには、右ベースアイコンbIrの上に番長のナビキャラクタYMが表示されている。
図99(アa16)に示す番長のナビキャラクタYMには、大当りを煽る「チャンス」の吹き出しアイコンが付加されており、番長のナビキャラクタYMは、煽り演出を実行している。
図99(アa18)に示す装飾図柄表示装置208には、スーパーリーチ演出おいて、殿様と剣豪が斬り合った後の場面が表示され、ここでは、殿様が倒れており、中図柄として、左右図柄(「装飾7」)とは異なる「装飾6」が大きく表示(揺れ表示)されている。なお、変動アイコン表示領域CISの台座の高さが低くなってはいるものの、低くなった台座hs0’は表示されており、その上に変動アイコンh0も表示されたままである。また、演出アイコン表示領域DISには、番長のナビキャラクタYMも表示されたままである。その後、ワイプ演出が開始され、図99(アa19)に示す装飾図柄表示装置208ではワイプインの途中であり、同図(アa20)では、ワイプインが完了し、続いてワイプアウトが開始され、同図(アa21)では、背景Eの背景(空の背景)に戻るとともに、コパンダのナビキャラクタYMも見え始めている。図99(アa22)では、ワイプ演出が終了し、装飾図柄表示装置208には、ハズレの組合せである「装飾7」−「装飾6」−「装飾7」が揺れ表示されている。また、保留枠Bの保留枠UIも表示され、アイコンCのデフォルトの表示態様である変動アイコンh0も表示が再開されている。また、第1保留アイコンh11として青色の保留アイコン(先読み保留アイコン)が表示されている。
なお、図79(え2)〜同図(え4−1)に示すように、ナビキャラクタYM自身が単独で自身の表示態様を変化させる場合もある。この例では、変化予告表示の宝箱のアイコンI1を用いた変化アニメーションが実行されながらもハズレてしまっているが、ナビキャラクタYMの表示態様が、宝箱のアイコンI1を用いた演出によって変化した場合の方が、宝箱のアイコンI1を用いずに変化(例えば、自分自身で変化)する場合よりも、最終的に遊技者にとって有利な状態に移行されやすくてもよい。ここにいう、有利な状態とは、大当り遊技状態への移行や、さらには、出球数の多い大当り遊技状態への移行や、確変状態や電サポ状態への移行までもを含む。
本例では、保留アイコンの非表示中に保留が増加した場合であっても、保留アイコンが非表示から表示となった場合に、保留アイコンの非表示中に増加した保留に対応する保留アイコンについて先読み予告が行われる場合がある。なお、保留アイコンの非表示中に保留が増加した場合に、その保留が消化されるまで(変動アイコン表示領域に表示されるまでであってもよく、変動アイコン表示領域から消去されるまでであってもよい)保留アイコンの非表示中に増加した保留に対応する保留アイコンによる先読み予告および/または当該変動の予告を規制するように構成されていてもよいし、保留が増加した変動での対象となる保留アイコンによる先読み予告を規制し、保留が増加した変動の次変動以降から先読み予告および/または当該変動の予告が行われる場合があるように構成されていてもよい。
本例では、一の保留アイコンによる先読み予告の実行中に、他の保留アイコンによる先読み予告が行われる場合があるが、一の保留アイコンによる先読み予告の実行中に他の保留アイコンによる先読み予告が、該一の保留アイコンに対応する保留が消化されるまで(変動アイコン表示領域に表示されるまでであってもよく、変動アイコン表示領域から消去されるまでであってもよい)規制されていてもよい。
本例では、遊技者によって選択されたナビキャラクタによって当該変動の予告および/または先読み予告が行われる場合があるが、遊技者によって選択されたナビキャラによって当該変動の予告および/または先読み予告が行われないようにしてもよい。また、遊技者によって選択されたナビキャラによってチュートリアル表示が行われる場合があってもよい(例えば、吹き出しアイコンによってチュートリアル表示が行われる等)が、遊技者によって選択されたナビキャラによってチュートリアル表示が行われないようにしてもよい。また、本例では、遊技者によって選択できないナビキャラクタによって当該変動の予告および/または先読み予告が行われる場合があるが、当該変動の予告および/または先読み予告が行われなくてもよい。また、遊技者によって選択可能なナビキャラクタよりも遊技者によって選択できないナビキャラクタの方が保留アイコンおよび/または変動アイコンの昇格演出が行われやすいように構成されていてもよいし、ナビキャラクタが変化した図柄変動および/または保留内の大当りの期待度が高い(または、大当り確定(大当り濃厚であってもよい))ように構成されていてもよいし、そのナビキャラクタが登場する予告および/またはスーパーリーチ演出の発生頻度が高い(または、必ず発生する)ように構成されていてもよい。
図100は、図99に示す例の変形例を示す図である。
図99(アa3−1)に代えて、図100(アa3−2)では、宝箱のアイコンI1に代えて、導光板ILの発光によって変化予告表示を行っている。すなわち、ナビキャラクタYMが変化することを、そのナビキャラクタYMが表示された演出手段(ここでは装飾図柄表示装置208)とは別の演出手段で予告してもよい。
また、図99(アa3−1)に代えて、図100(アa3−3)では、宝箱のアイコンI1に代えて、可動手段(ここでは、家紋役物224E)の演出動作によって変化予告表示を行っている。すなわち、家紋役物224Eが、初期位置から上昇した位置まで移動して、変動アイコンh0、ナビキャラクタYMにオーバーラップする。なお、ここでは保留アイコンはないが、保留アイコンがある場合には保留アイコンにもオーバーラップする。その後、家紋役物224Eは、時計方向(図中矢印参照)に回転する。なお、家紋役物224Eは、初期位置において回転してもよい。また、家紋役物224Eが、回転とともに、あるいは、回転に換えて、振動するようにしてもよい。また、上昇のみ行い、回転及び振動を行わないようにしてもよい。また、ナビキャラクタYMをオーバーラップ中に変化させてもよく、あるいは、家紋役物224Eの演出動作の終了後、すなわち家紋役物224Eが初期位置に戻ってから変化させてもよい。また、家紋役物224Eに設けられたLEDによる発光演出によって、ナビキャラクタYMへの変化しやすさや、変化後の表示態様の色を報知してもよい。
また、図99(アa3−1)に代えて、図100(アa3−4)では、宝箱のアイコンI1に代えて、スピーカ120からの音出力で変化予告表示を行っている。なお、遊技盤用ランプ442や遊技台枠用ランプ452によって、変化予告表示を行ってもよい。
また、図99(アa4−1)に代えて、図100(アa4−2)に示すように、変化予告表示の宝箱のアイコンI1が一旦、演出アイコン表示領域DISに表示されながら、宝箱のアイコンI1が絨毯のアイコンI2に乗って飛び去ってしまう場合もある。この場合には、ナビキャラクタYMの表示態様は変化せず、いわゆる失敗パターンに相当する。
また、図99(アa6−1)に代えて、図100(アa6−2)では、宝箱のアイコンI1の宝箱が開いたにも関わらず、ナビキャラクタYMの表示態様は変化せず、これもいわゆる失敗パターンに相当する。
また、図99(アa6−1)に代えて、図100(アa6−3)では、コパンダのナビキャラクタYMが、同じコパンダでありながら、洋服の色が異なるコパンダ(ここでは、赤色の洋服のコパンダ)に変化し、ナビキャラクタYMの変化演出(昇格演出)に成功している。
また、図99(アa3−1)に代えて、図100(アb1)では、図98に示した例と同じく、装飾図柄表示装置208(第1表示装置)の下方に第2表示装置208Sが配置されており、この第2表示装置208Sに、保留アイコン表示領域HIS、変動アイコン表示領域CIS、演出アイコン表示領域DISが設けられ、変動アイコン表示領域CISには、台座hs0が配置されている。また、保留アイコン表示領域HISでは、ベースアイコンbInの上に4つのステージ(第1ステージhs1〜第4ステージhs4)が配置されている。また、演出アイコン表示領域DISには、コパンダのナビキャラクタYMが表示されている。さらに、図100(アb1)に示す装飾図柄表示装置208では、爺のキャラクタと「ナビキャラが変化」という文字表示の予告による会話予告が行われており、この会話予告によって変化予告表示が行われている。すなわち、ナビキャラクタYMが変化することが、そのナビキャラクタYMが表示された演出手段(ここでは第2表示装置208S)とは別の演出手段(ここでは、装飾図柄表示装置208)によって予告されている。図100(アb2)に示す第2表示装置208Sでは、ナビキャラクタYMが、コパンダから、遊技者によって選択できないキャラクタである番長に変化している。
また、図99(アa2)に代えて、図100(アc1)では、スピーカ120が示されている。また、遊技者が図65(9)に示す音量調整ウィンドウVWで設定した音量レベルと、図65(3)に示す輝度調整ウィンドウBWで設定した輝度(光量)レベルが、「ユーザ設定値」として装飾図柄表示装置208の左下に記されている。この例では共に3レベルである。また、この例におけるパチンコ機100では、遊技者が設定した音量や輝度が、演出に実行時に強制的に変更されて、スピーカ120から出力されたり、遊技盤用ランプ442または/および遊技台枠用ランプ452といったLEDが発光する場合があるため、「実設定値」として装飾図柄表示装置208の右下に記されている。このことは、以降の例においても同じである。図100(アc2)では、「激熱」予告が行われる可能性があることを、「激熱」予告が行われる可能性がある演出手段とは別の演出手段であるスピーカ120で報知している。この際のスピーカ120の音量(実設定値)は、ユーザ設定値に一致している。その後、図100(アc3)では、「激熱」予告が実行され、装飾図柄表示装置208には「激熱」という文字が大きく表示され、スピーカ120から音出力が行われるとともに、遊技盤用ランプ442や遊技台枠用ランプ452が発光している。「激熱」予告実行時の音量(実設定値)は、ユーザ設定値を越え、レベル5であり、輝度(実設定値)も、ユーザ設定値を越え、レベル5である。すなわち、遊技者が設定した音量レベルよりも大きな音量で出力され、遊技者が設定した輝度レベルよりも高い輝度で発光している。なお、演出実行時に、音量や輝度が、ユーザ設定値を越える他、強制的にユーザ設定値を下回る場合もある(以下、同じ)。また、音量や輝度が強制的に変化するタイミングは、この例に限定されず、例えば、激熱接近中の音が出力されるタイミングで輝度も変化してもよいし、激熱接近中の音が出力される間に音量や輝度が変化してもよい。また、或る特定の演出実行時には、音量と輝度のうち音量のみがユーザ設定値を越えて出力される場合もあれば、輝度のみがユーザ設定値を越えて発光する場合もあれば、この例のように両方が越える場合もある。
なお、音量と輝度のユーザ設定は、図65を用いて説明したような便利な音量調整ウィンドウVWや輝度調整ウィンドウBWが用意されていない遊技台であっても可能な場合があり、遊技者が音量や輝度を設定できる遊技台であればよい。また、ここにいう画像の解像度や、画像の色合い等を遊技者が設定(調整)できる場合にも、ここでの技術的思想を適用することができる(以下、同じ。)。
以上、図100を用いて説明した種々の技術的思想は、これまで説明した演出例にも適用可能であるし、この後に説明する演出例にも適用可能である。
図101は、スピーカ120から出力可能な楽曲についてまとめた表である。
ここでの例における遊技台では、スピーカ120から出力される楽曲をユーザが選択することができる場合がある。図101の表における通し番号の1〜11は、大当りの連荘回数に応じて、ユーザが選択可能になる楽曲である。例えば、大当りを15連荘しないと、楽曲「大盤振舞じゃ」は選択することができない。また、複数の楽曲が選択可能になってもよい。例えば、大当りを15連荘すると、通し番号の1〜11の総ての楽曲が選択可能になる。
また、通し番号の12の楽曲は、大当り開始インターバル中(大当り開始演出実行中)にチャンスボタン136を5回操作すると選択可能になる楽曲であり、裏ボタンナビモードに設定されている場合は、大当り開始インターバル中に、チャンスボタン136を操作することについての案内が報知されるが、裏ボタンナビモード非設定の場合は報知されない。なお、裏ボタンナビモード設定時も案内が報知されなくてもよいし、反対に裏ボタンナビモード非設定の場合にも案内が報知されてもよい。
また、通し番号の13と14の楽曲は、特定リーチで大当りした場合を条件に選択可能になる楽曲である。ここにいう「コラボSP」とは、複数のキャラクタが共演するスーパーリーチ演出(例えば、剣豪リーチにて吉宗とパンダが共演するスーパーリーチ演出など)のことであり、「SPリーチ中に楓登場で大当り」とは、スーパーリーチ中のカットイン画像でプレミアキャラクタの「楓」が登場して大当りしたことである。
図102は、図101を用いて説明した楽曲選択が行われる例を示す図である。
図102(イ1)では、確変状態(特図高確率普図高確率状態)であり、第1装飾図柄の高速変動中である。図102(イ1)に示す装飾図柄表示装置208の表示画面の右下には第2保留数表示が表示されており、特図1の保留数は3であり、特図2の保留数も3である。また、このパチンコ機100は特図2優先変動機であり、図102では、特図2の保留アイコンh21〜h23のみ図示している。これら3つの保留アイコンh21〜h23はいずれも、デフォルトの表示態様である。また、大当り3連荘目である。さらに、図102(イ1)に示す装飾図柄表示装置208の表示画面の右上の曲名表示部MNには、現在出力されている楽曲の曲名(ここではデフォルトの「そこにあるかもしれない」)が表示されており、スピーカ120からは、その曲名の楽曲が出力されている。すなわち、ここで出力されている楽曲は、確変状態中で出力されている楽曲になる。さらに、曲名表示部MNの左側には、操作キーユニット137の上下キー137u,dのアイコンが表示されており、上下キー137u,dを操作することによって楽曲選択可能なことが報知されている。また、装飾図柄表示装置208には宇宙の背景画面が表示されており、宇宙の背景画面は、確変状態用の背景画面である。
図102(イ2)では、操作キーユニット137の下キー137dが操作され、同図(イ3)では、曲名表示部MNの曲名が「メガ ギガ サマー」に変更されている。なお、楽曲選択操作から少し遅れて(例えば、500m秒)、スピーカ120から楽曲が出力されるため、曲名表示部MNの曲名と実際にスピーカ120から出力されている楽曲が異なる期間がある。なお、曲名表示部MNの曲名と実際にスピーカ120から出力されている楽曲が一致するように構成されていてもよい。図102(イ4)では、スピーカ120からも「メガ ギガ サマー」の楽曲が出力されている。楽曲変更が行われると、楽曲が先頭から出力されるが、例えば、電源投入やRTC(Real Time Clock)演出によって曲が流れるタイミングや時間が決まっている場合や前回出力されたときの続きから出力される場合には、途中から出力されてもよい。
図102(イ5)では、特図2の保留が増加し、特2は満タンになる(装飾図柄行事装置208の右下に表示されている保留数表示が4に更新されている)が、第4保留アイコンの表示開始は保留数表示が4に更新されるよりも少し遅れており、同図(イ6)では、先読み予告の表示態様(白点滅)の第4保留アイコン24が表示されている。その後、特図2の保留が3個消化され、図102(イ8)では、特図2の図柄停止が行われ、装飾図柄表示装置208には、ハズレの装飾図柄の組合せが停止表示されている。なお、特図2の残り保留数は1であり、第1保留アイコンh21は、赤色の表示態様に変化している。
図102(イ9)では、特図2の最後の保留が消化され、装飾図柄表示装置208では装飾図柄の変動表示が開始されている。図102(イ10)の状態でも、選択されている楽曲は依然として「メガ ギガ サマー」であり、同図(イ11)では、番長のキャラクタC11が出現し、楽曲変更予告が行われている。楽曲変更予告は、遊技者が選択した楽曲を他の楽曲に強制的に変更してしまう演出を含んだ大当り予告であって、通常予告であってもよいし、先読み予告に適用してもよい。本例では、楽曲変更予告が表示されたことにより、楽曲変更予告が表示された図柄変動について大当り確定(または、大当り濃厚)を予告しているが、楽曲変更予告が表示された図柄変動がはずれの場合があってもよい。例えば、登場したキャラクタの番長のテーマソングである「轟けDREAM」が出力されれば成功(大当りの期待度が高い、または大当り確定(大当り濃厚であってもよい))であるが、「轟けDREAM」が出力されない場合は失敗となり、楽曲変更予告が表示された図柄変動がはずれとなる場合があってもよい。なお、「轟けDREAM」が出力されず楽曲変更予告が失敗となった場合であっても他の演出(例えば、復活演出)によって大当りが確定されたことを報知してもよい。また、楽曲変更予告が表示されることで楽曲変更予告が表示された図柄変動の次変動以降について大当り確定(または大当り濃厚)/または楽曲変更予告以外の予告が行われた場合よりも大当りの期待度が高いことを予告する先読み予告を行ってもよい。また、楽曲変更予告が失敗した場合であっても、他の演出(例えば、復活演出)によって必ず大当り確定であることが報知されるように構成されていてもよい。ただし、楽曲変更予告は、遊技者が選択した楽曲を強制的に代えてしまうという、場合によっては遊技者にとって迷惑な演出になりかねないため、その代償として、楽曲変更予告が開始されれば大当り確定としてもよい。
図102(イ12)に示すスピーカ120からは、曲変更演出効果音が出力されている。また、スピーカ120にて出力されていた「メガ ギガ サマー」の楽曲の出力も行われていないが、「メガ ギガ サマー」の楽曲が出力されていてもよい。なお、楽曲変更予告で登場した番長のキャラクタC11は片手を上げ、その手が、曲名表示部MNの一部にオーバーラップしている。
図102(イ13)では、曲名表示部MNの曲名が「Distance」に変更されているが、スピーカ120からは何の楽曲も出力されていない。なお、図102(イ12)〜同図(イ15−1)の全ての期間または一部の期間において「メガ ギガ サマー」の楽曲の出力が同図(イ11)に引き続きそのまま出力されてもよいし、楽曲変更予告によって変更された「Distance」がスピーカ120から出力が開始されてもよい。ここで、図101に示すように、「Distance」は、「メガ ギガ サマー」の次に開放される楽曲ではなく、「轟けDREAM」とも異なる楽曲である。ただし、「Distance」は、開放順序でいえば「轟けDREAM」の一つ前の楽曲である。ここでの楽曲変更予告では、このような「Distance」の楽曲を間に挟んで、最終的に「轟けDREAM」が出力されるといった演出になる。なお、図102(イ13)の段階で曲名表示部MNに「轟けDREAM」が表示されていてもよい。
図102(イ14)では再び、スピーカ120から、曲変更演出効果音が出力され、番長のキャラクタC11は片手を上げている。曲名表示部MNの曲名が「Distance」に変更されてから一定期間がたってもスピーカ120からは「Distance」の楽曲は出力されていないが、出力されるようにしてもよい。
図102(イ15)では、曲名表示部MNの曲名が「轟けDREAM」に変更され、スピーカ120からは、また曲変更演出効果音が出力されている。曲名表示部MNに「轟けDREAM」が表示された段階で楽曲変更予告は成功としてもよく、図102(イ16)では、スピーカ120から「轟けDREAM」の楽曲が出力されている。すなわち、曲名表示部MNに「轟けDREAM」が表示されると、スピーカ120から「轟けDREAM」の楽曲が必ず出力される。なお、「轟けDREAM」が表示されても、スピーカ120から「轟けDREAM」の楽曲が出力されず失敗する場合を設けてもよい。
また、本例では、楽曲変更予告が表示されると、必ず「轟けDREAM」が出力されるが、図102(イ15)で、曲名表示部MNに、元の「メガ ギガ サマー」が表示された場合は失敗(はずれ)であり、その後スピーカ120からも「メガ ギガ サマー」が出力されてもよい。あるいは、図102(イ15)のタイミングで曲名表示部MNに、「Distance」が表示されたままである場合も失敗(はずれ)であり、その後スピーカ120からも「Distance」が出力されてもよいし、遊技者が選択していた曲名表示部MNに、元の「メガ ギガ サマー」が表示され、「メガ ギガ サマー」の楽曲の出力が開始されてもよい。
なお、図102(イ13)のタイミングで曲名表示部MNに、「Distance」が表示されるか、「メガ ギガ サマー」の次に開放される「君のカケラ」が表示されるかによって、当該変動および/または保留内の図柄変動について大当りの期待度を表してもよい。すなわち、「Distance」が表示された場合の方が、「君のカケラ」が表示された場合より、大当りの期待度が高くでもよい。
なお、楽曲変更予告による楽曲の変更回数によって当該変動および/または保留内の図柄変動について大当りの期待度を表してもよい。例えば、楽曲変更予告により楽曲が1回変更された場合よりも、楽曲が2回変更された場合の方が当該変動および/または保留内の図柄変動について大当りしやすいように構成されていてもよい。また、楽曲変更予告により特定回数(例えば、7回)楽曲が変化した場合は、当該変動および/または保留内の図柄変動が大当り確定(または大当り濃厚)であってもよい。逆に楽曲変更予告により特定回数(例えば、1回)楽曲が変化した場合はハズレ確定であってもよい。
また、図102(イ16)に示す装飾図柄表示装置208には、「轟けDREAM」のアニメーションも表示されている。そして、図102(イ19)に示す装飾図柄表示装置208には、確変付き大当りの組合せである「装飾7」−「装飾7」−「装飾7」が揺れ表示されており、同図(イ20)では、その組合せで確定表示されている。この例では、楽曲変更予告が表示されると、必ず楽曲が「轟けDREAM」に変更され、その後スピーカ120から「轟けDREAM」の楽曲が出力されて、装飾図柄表示装置208に「轟けDREAM」のアニメーション(歌詞表示を含む)が表示されて大当りとなる。なお、楽曲変更予告が表示されて、楽曲が「轟けDREAM」となっても、スピーカ120から「轟けDREAM」の楽曲が出力される、および/または、装飾図柄表示装置208に「轟けDREAM」のアニメーションが表示されない場合があるように構成されていてもよい。つまり、楽曲変更予告が表示され特定の楽曲に変更されても、次にその楽曲に対応する演出表示が行われなければハズレとなる場合があってもよい。
図103は、図102に示す例の続きを示す図である。
図103(イ21)に示す装飾図柄表示装置208には、大当り遊技の開始画面が表示され、スピーカ120からは、大当り開始BGMが出力されており、大当り開始インターバル中(大当り開始演出実行中)である。
図103(イ22)のタイミングは、1ラウンド目が開始された直後のタイミングである。この例における大当り遊技演出では、1ラウンド目と2ラウンド目が楽曲セレクト期間になる。装飾図柄表示装置208には、1ラウンド目が開始されると、自動的に楽曲セレクト画面が表示される。なお、楽曲セレクトを遊技者の意志で開始できるようにしてもよく、この場合には、チャンスボタン136の操作等で楽曲セレクト画面を呼び出すことができるようにしてもよい。なお、楽曲セレクト期間であっても、楽曲の選択が終了すれば、楽曲セレクト画面が消えて、ラウンド演出が開始される。なお、装飾図柄表示装置208には、1ラウンド目であることを表す表示(「1R」)や、出球数(賞球数)の表示(0pt)も行われている。
楽曲セレクト画面には、楽曲開放リストGRが表示されている。今回の大当りで4連荘を達成したことから、楽曲開放リストGRには、「キセキの宇宙」が新たに追加され、選択可能になっている。この「キセキの宇宙」の表示には「New」のマークが付されている。なお、本例では、新たに追加された楽曲を楽曲開放リストGRの二段目に表示するように構成されているため、すでに開放されている「そこにあるかもしれない」および「メガ ギガ サマー」が非表示となっている。ここでは、新たに開放された「キセキの宇宙」が選択されている状態であり、スピーカ120からは、「キセキの宇宙」のサビの部分が出力されている。この楽曲開放リストGRには、先の「轟けDREAM」は表示されておらず、「轟けDREAM」は選択不能である。ただし、「轟けDREAM」の演出が実行された場合は、「轟けDREAM」が開放されてもよい。この場合、「轟けDREAM」の、楽曲開放リストGRにおける表示位置は、前回までに開放された曲(「君のカケラ」)の直下の位置であってもよいし、今回開放された「キセキの宇宙」の直下の位置であってもよい。あるいは、図103に示すように開放順番が6番目の楽曲であるため、先頭の曲から数えて6曲目の位置であってもよいが、この場合には、クエスチョンマークが3つ並んだ表示に挟まれることになる。また、「轟けDREAM」の演出が実行された場合は、今回の連荘数に対応して解放される楽曲(「キセキの宇宙」)と、「轟けDREAM」の楽曲のうち、「轟けDREAM」のみが開放されてもよく、あるいは両方の楽曲が開放されてもよい。
図103(イ24)では、下キー137dを操作して、楽曲開放リストGR中の、「キセキの宇宙」の表示の下のクエスチョンマークが3つ並んだ表示にカーソルcsdが合わせられている。クエスチョンマークが3つ並んだ表示は、未解放の表示であり、曲名も不明である。すなわち、楽曲開放リストGRでは、この先、何の楽曲が開放される予定であるかは不明である。なお、図103(イ24)のタイミングでは、アタッカーに遊技球が入賞し始めている。
クエスチョンマークが3つ並んだ表示にカーソルcsdが合わせられると、自動的に下方に向けたスクロールが開始され(図103(イ25))、カーソルcsdは末尾まで行って、先頭の「そこにあるかもしれない」に戻る。なお、自動的に下方に向けたスクロールに代えて、遊技者自身の操作でスクロールするようにしてもよい。また、クエスチョンマークが3つ並んだ表示に代えて、将来開放予定の曲名を薄く表示してもよい。あるいは反対に、開放されていない曲があること自体を報知しなくてもよい。すなわち、楽曲開放リストGRには、クエスチョンマークが3つ並んだ表示自体は表示されず、開放された曲名のみが表示されていてもよい。
図103(イ27)でも、自動スクロールは終了せず、スピーカ120からは「キセキの宇宙」のサビの部分が繰り返し出力されている。なお、楽曲セレクト中は、各楽曲の一部(この例ではサビ部分)がループするように出力されるが、ループしなくてもよく、例えば、ある一定期間の出力が終わったら、次の楽曲に自動的に移ってもよいし、次が選択されるまで楽曲が出力されなくてもよい。また、各楽曲の先頭から全部を出力してもよく、楽曲の途中(例えばサビの部分)から後ろを全部出力してもよい。
図103(イ28)でも、自動スクロールは終了しておらず、カーソルcsdは先頭の「そこにあるかもしれない」に戻っていないが、スピーカ120からは、「キセキの宇宙」に代えて「そこにあるかもしれない」のサビの部分の出力が開始されている。なお、「そこにあるかもしれない」にカーソルcsdが合わせられるまで「そこにあるかもしれない」の楽曲が出力されないように構成されていてもよい。図103(イ30)には、カーソルcsdが自動スクロールによって、楽曲開放リストGRの末尾まで到達した様子が示されており、同図(イ31)では、カーソルcsdが先頭の「そこにあるかもしれない」に戻っており、自動スクロールが終了している。本来であればカーソルcsdが対象となる楽曲の表示にカーソルが合わせられた後(合わせられたと同時であってもよく、合わせられる前であってもよい)にスピーカ120から楽曲の表示に対応する楽曲の出力が開始されるが、「そこにあるかもしれない」が自動スクロールの途中で出力されているため、図103(イ31)では同図(イ30)の時点で出力されていた楽曲の続きがそのまま出力されている。なお、カーソルcsdが「そこにあるかもしれない」に合わせられた後(合わせられたと同時であってもよく、合わせられる前であってもよい)に、新たに「そこにあるかもしれない」の楽曲が「そこにあるかもしれない」のサビの部分の先頭(すなわち、楽曲セレクトで出力される楽曲の先頭)から新たに開始されてもよい。
その後、下キー137dが一回操作され、カーソルcsdは、図103(イ33)に示すように「メガ ギガ サマー」の表示に合わされる。この状態で、図103(イ34)に示すようにチャンスボタン136が操作され、「メガ ギガ サマー」に決定される。図103(イ35)に示す楽曲開放リストGRでは、決定された「メガ ギガ サマー」の表示が赤色に表示されており、スピーカ120からは楽曲決定音が出力されている。
こうして楽曲が決定されると、楽曲セレクト画面から、ラウンド演出画面に切り替わる。図102(イ36)に示す装飾図柄表示装置208には、2ラウンド目のラウンド演出画面が表示されており、装飾図柄表示装置208の左下に選択された楽曲のタイトル「メガ ギガ サマー」が表示されている。また、スピーカ120からは、「メガ ギガ サマー」の楽曲が出力されている。選択された楽曲は、ラウンド演出開始時に先頭から出力される。なお、楽曲選択時に、サビ部分だけでなく楽曲の先頭から全部出力される場合は、ラウンド演出開始時に、その続きから出力されるようにしてもよい。
また、図102(イ15−1)に代えて、図103(イ15−2−1)では、装飾図柄表示装置208ので曲名表示部MNに、「CREA」の曲名が表示されている。この曲名の楽曲は、図101に示す表に入っていない楽曲である。すなわち遊技者が選択不能な楽曲である。図102(イ15−2−2)に示すスピーカ120からは、「CREA」の楽曲が出力されており、装飾図柄表示装置208には、「CREA」のキャラクタのアニメーションが表示されるとともに、「CREA」の楽曲の歌詞も表示されている。このように、遊技者が選択不能な楽曲が出力されるようになった場合は、大当りの期待度が高い、あるいは大当り確定であってもよい。ただし、ハズレる場合を含んでいてもよい。また、その後の、遊技者による楽曲選択において、「CREA」の楽曲は、一度出力されたことから、楽曲開放リストGR中に選択可能な楽曲の一つとして追加されてもよいし、あるいは反対に、追加することが禁止されてよい。また、大当り遊技中の楽曲選択では選択可能とし、図柄変動中の楽曲選択では選択不能としてもよいし、その逆に、大当り遊技中の楽曲選択では選択不能とし、図柄変動中の楽曲選択では選択可能としてもよい。
図104は、図14(b)に示す演出装置206による演出の一例を示す図である。
図104(ウa1)に示す装飾図柄表示装置208では、第1装飾図柄が高速変動中であり、デフォルトの表示態様の変動アイコンh0が表示されている。また、特図1の保留は1つ貯まっており、デフォルトの表示態様の第1保留アイコンh11が表示されている。さらに、演出アイコン表示領域DISには、デフォルトの表示態様のナビキャラクタYMが表示されている。
また、この図104では、図100(アc1)と同様に、各図の装飾図柄表示装置208の左下に「音量」および「輝度」の「ユーザ設定値」を記し、右下に「音量」および「輝度」の「実設定値」を記している。また、実際に実行されている演出のうちの「BGM」、「SE(効果音)」、「発光」の種類も記している。
図104(ウa1)では、図柄変動用BGMが、ユーザ設定値と同じ3レベルでスピーカ120から出力されており、図柄変動用ランプパターンに従って遊技盤用ランプ442や遊技台枠用ランプ452が、ユーザ設定値と同じ3レベルの輝度で発光している。
なお、音量や輝度を強制的に実設定値にするには、演出制御データ自身が、ユーザ設定値を無視して演出データで規定した値で実行することを指示してもよいし、ユーザ設定値を無視する演出がまとめられたテーブルによって副制御部400,500側が自己管理してもよいし、主制御部300からのコマンドに基づいて管理してもよい。
図104(ウa3)では、スーパーリーチ演出(剣豪リーチ演出)に発展し、装飾図柄表示装置208で仮停止している左図柄が装飾図柄表示装置208の左上へ移動し、同じく仮停止している右図柄が装飾図柄表示装置208の右上へ移動する。図104(ウa3)では、スーパーリーチ発展用BGMが、ユーザ設定値と同じ3レベルでスピーカ120から出力されており、スーパーリーチ発展用ランプパターンに従って遊技盤用ランプ442や遊技台枠用ランプ452が、ユーザ設定値と同じ3レベルの輝度で発光している。
図104(ウa4)では、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdが動作し、それぞれ初期位置から装飾図柄表示装置208の前側に向けて進出し、装飾図柄表示装置208に前側からオーバーラップしている。この状態で、導光板ILの発光が行われ、導光板IL上に所定のエフェクト画像を模した模様が視認容易な態様で現されている。図104(ウa4)では、BGMは消え、スーパーリーチ発展時時役物可動時効果音が、ユーザ設定値と同じ3レベルでスピーカ120から出力されており、スーパーリーチ発展時役物可動時ランプパターンに従って遊技盤用ランプ442や遊技台枠用ランプ452が、ユーザ設定値と同じ3レベルの輝度で発光している。このように、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdや、導光板ILといった役物が演出動作を行っているが、音量、輝度はユーザ設定値のままである。
なお、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdは、適宜のタイミングで、初期位置に一旦戻る。
図104(ウa6)に示す装飾図柄表示装置208には、荒野の背景画面で、主人公の殿様と敵役の剣豪が決闘を行い、殿様と剣豪が斬り合った後の場面が表示されている。図104(ウa6)では、スーパーリーチ用BGMが、ユーザ設定値と同じ3レベルでスピーカ120から出力されており、スーパーリーチ用ランプパターンに従って遊技盤用ランプ442や遊技台枠用ランプ452が、ユーザ設定値と同じ3レベルの輝度で発光している。
図104(ウa7−1)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタン画像136aと残時間表示メータMTが表示され、ボタン演出が開始されている。図104(ウa8)では、チャンスボタン136の操作有効期間が開始され、同図(ウa9)では残時間表示メータMTのゲージが減っており、その後、同図(ウa10)に示すように、操作有効期間内のタイミングで、チャンスボタン136が操作される。この間(図104(ウa7−1)〜図104(ウa11−1)では、スーパーリーチ用BGMが、ユーザ設定値と同じ3レベルでスピーカ120から出力されるとともに、スーパーリーチ結果煽り用効果音も、ユーザ設定値と同じ3レベルでスピーカ120から出力されており、図柄変動用ランプパターンに従って遊技盤用ランプ442や遊技台枠用ランプ452が、ユーザ設定値と同じ3レベルの輝度で発光している。なお、ボタン演出は、音量、輝度の設定が変わる演出が開始するかもしれないといった示唆に相当する場合があってもよい。
図104(ウa10)でチャンスボタン136が操作されことに応じて、図104(ウa11−1)に示す装飾図柄表示装置208では、殿様と剣豪が斬り合った後の場面の表示からエフェクト画像Ed2の表示に切り換えられる。チャンスボタン136が操作されことに応じた図104(ウa11−1)では、BGMが消え、大当り確定効果音が、ユーザ設定値を越えて5レベルでスピーカ120から出力されており、大当り確定用ランプパターンに従って遊技盤用ランプ442や遊技台枠用ランプ452が、これもユーザ設定値を越えて5レベルの輝度で発光している。すなわち、音量、輝度ともに強制的に上がっている。
なお、操作有効期間内にチャンスボタン136が操作されなくても、図104(ウa11−1)で説明した演出は実行される。ただし、操作有効期間内にチャンスボタン136の操作がなかった場合は、一旦ハズレ図柄を仮停止して、復活演出を行うようにしてもよい。
図104(ウa12)では、再び、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdが動作し、それぞれ初期位置から装飾図柄表示装置208の前側に向けて進出し、装飾図柄表示装置208に前側からオーバーラップしている。そして、図104(ウa13)では、千両箱役物224Hが動作して初期位置から下方に移動し、装飾図柄表示装置208及び第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdの前面側でオーバーラップし、同図(ウa14)では、導光板ILの発光が再び行われ、導光板IL上に所定のエフェクト画像を模した模様が視認容易な態様で現されている。この間(図104(ウa12)〜図104(ウa14))も、図104(ウa11−1)と同じく、スピーカ120からは、大当り確定効果音が、ユーザ設定値を越えて5レベルで出力され、遊技盤用ランプ442や遊技台枠用ランプ452が、大当り確定用ランプパターンに従って、これもユーザ設定値を越えて5レベルの輝度で発光している。
なお、役物が故障等で演出動作を行わなかった場合も、音量・輝度は、ユーザ設定値から変化してもよいし、この場合は変化せずにユーザ設定値のままでもよい。
また、図104(ウa7−1)等、ボタン画像136が表示されているときに、音量や輝度が強制的に変化してもよい。すなわち、役物が動作する演出が行われる前に音量や輝度が強制的に変化してもよい。ここでの変化は、ボタン演出の結果予告(引いては大当り予告)になり、このような前変化は、大当り確定演出の一つとして取り扱ってもよい。
また、ここでは、ボタン演出におけるチャンスボタン136の操作に応じて音量や輝度が強制的に変化したが、千両箱役物224H等の役物の動作開始や、その役物の演出位置への移動完了に応じて音量や輝度を強制的に変化させてもよいし、役物の動作タイミング以外のタイミングでも音量や輝度を強制的に変化させることがあってもよい。また、1回の図柄変動で複数回、音量や輝度を強制的に変化させてもよいし、1回の図柄変動で最大1回のみ音量や輝度を強制的に変化させてもよい。また、ここでは、音量と輝度が揃って変化しているが、音量のみが変化する場合があってもよく、輝度のみが変化する場合があってもよい(以降においても同じ)。
やがて、図104(ウa15)では、導光板ILの発光が終了し、千両箱役物224Hを初期位置に戻すコマンドを副制御部400,500側が受信したことを受けて、千両箱役物224Hが上方に向けて移動を開始し、初期位置に戻っていく。ここで、スピーカ120からの大当り確定効果音が、ユーザ設定値まで引き下げられ、大当り確定用ランプパターンに従って発光している遊技盤用ランプ442や遊技台枠用ランプ452の輝度も、ユーザ設定値まで引き下げられている。これは、副制御部400,500側が、千両箱役物224Hを初期位置に戻すコマンドを受信したことによってユーザ設定値に戻っている。
次いで、図104(ウa16)に示す装飾図柄表示装置208では、エフェクト画像Ed2がフェードアウトして薄くなって徐々に消えていき、図104(ウa17)に示す装飾図柄表示装置208では、殿様と剣豪が斬り合った後の場面の表示がフェードインしてくる。また、このタイミングで第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdは初期位置に戻り始めている。この間(図104(ウa16)〜図104(ウa17))も、図104(ウa15)と同じく、スピーカ120からは、大当り確定効果音が、ユーザ設定値の音量で出力されており、大当り確定用ランプパターンに従って発光している遊技盤用ランプ442や遊技台枠用ランプ452も、ユーザ設定値の輝度で発光している。
なお、図104(ウa11−1)〜同図(ウa17)のように同じ音データおよび/または発光データである期間において、音量および/または輝度がユーザ設定値から変化し、別の音データおよび/または発光データに切り替わった際に音量および/または輝度がユーザー設定値に戻るように構成されていてもよい。逆に音データおよび/または発光データが1または複数回切り替わる期間をまたいで音量および/または輝度がユーザ設定値から変化してもよい。
図105は、図104に示す例の続きを示す図である。
図105(ウa18)に示す装飾図柄表示装置208では、殿様と剣豪が斬り合った後の場面の表示が完全に復活している。また、このタイミングでは、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdは、初期位置で停止している。図105(ウa18)では、スーパーリーチ勝利用BGMが、ユーザ設定値と同じ3レベルでスピーカ120から出力されており、スーパーリーチ勝利用ランプパターンに従って遊技盤用ランプ442や遊技台枠用ランプ452が、ユーザ設定値と同じ3レベルの輝度で発光している。なお、音量および輝度が元に戻るタイミングは、図104(ウa15)のタイミング(役物(千両箱役物224H)が演出位置から初期位置に向けて戻り始めるタイミング)に限らず、このタイミング(背景表示の切り替えタイミング)であってもよいし、決闘シーンの勝利が確定するタイミング(図105(ウa19−1)のタイミング)であってもよいし、大当りの装飾図柄の組合せが停止表示するタイミングであってもよい。
図105(ウa19−1)では、敵役の剣豪が倒れ、主人公の殿様が勝利した場面が表示され、殿様のナビキャラクタYMも勝利のポーズをとっている。図105(ウa19−1)では、スーパーリーチ勝利用BGMが、ユーザ設定値と同じ3レベルでスピーカ120から出力されるとともに、主人公の「やったぜ」という音声も、ユーザ設定値と同じ3レベルでスピーカ120から出力され、スーパーリーチ勝利用ランプパターンに従って遊技盤用ランプ442や遊技台枠用ランプ452が、ユーザ設定値と同じ3レベルの輝度で発光している。
この後、装飾図柄表示装置208では、大当りの装飾図柄の組合せが停止表示し、確定表示が行われる。
また、図104(ウa11−1)に代えて、図105(ウa11−2)では、図104(ウa10)でチャンスボタン136が操作されことに応じて、殿様と剣豪が斬り合った後の場面の表示から、中図柄として、左右図柄(「装飾7」)とは異なる図柄(「装飾6」)が大きく表示(揺れ表示)されている表示に切り換えられる。これは、ボタン演出失敗を示唆する表示であり、このときは、スーパーリーチ敗北用BGMが、ユーザ設定値と同じ3レベルでスピーカ120から出力され、スーパーリーチ敗北用ランプパターンに従って遊技盤用ランプ442や遊技台枠用ランプ452が、ユーザ設定値と同じ3レベルの輝度で発光している。このように、演出が失敗したときや、ハズレ濃厚あるいはハズレ確定のときには、音量および/または輝度をユーザ設定値から変化させなくてもよいが、音量および/または輝度をユーザ設定値から変化させてもよい。
また、図104(ウa11−1)に代えて、図105(ウa11−2’)に示す装飾図柄表示装置208の表示画面は、同図(ウa11−2)に示す装飾図柄表示装置208の表示画面と同じであるが、この例では、音量がユーザ設定値よりも低いレベルになり、輝度もユーザ設定値よりも低いレベルになっている。このように、演出が失敗したときや、ハズレ濃厚あるいはハズレ確定のときには、音量および/または輝度を低下させてもよい。また、演出が成功したときや、大当り濃厚あるいは大当り確定のときに音量および/または輝度を低下させてもよい。
図104(ウa7−1)に代えて、図105(ウa7−2−1)では、ボタン演出は開始されず、同図(ウa7−2−2)に示す装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様のキャラクタが拡大表示が表示され、勝利したことを報知している。このように、チャンスボタン136等の操作手段や、千両箱役物224H等の役物(可動手段)を用いた演出が絡まない場合であっても、特定の演出表示が表示された場合には、音量および/または輝度を強制的に変化させてもよい。また、図105(ウa7−2−3)に示す装飾図柄表示装置208では、殿様と剣豪が斬り合った後の場面の表示に戻っており、音量や輝度もユーザ設定値と同じレベルに戻っている。
なお、役物や表示に限らず、他の演出手段による演出に応じても、音量又は/および輝度を強制的に変化させることがあってもよい。ここにいう他の演出手段としては、導光板IL、バーサライタ(POVディスプレイ)、発光手段(例えば、各種ランプ)、第2表示手段(例えば、サブ液晶表示装置)等があげられ、また、特定の入賞口(例えば、一般入賞口、始動口、アタッカ)への入賞や、特定のゲートの通過に応じても、音量又は/および輝度を強制的に変化させることがあってもよい。さらに、演出用センサへの遊技球の進入時に行われる演出においても音量又は/および輝度を強制的に変化させることがあってもよい。
また、図105(ウa19−1)に代えて、同図(ウa19−2−1)から続く例では、同図(ウa19−2−1)の装飾図柄表示装置208に表示された、主人公の殿様が勝利した場面の表示が、同図(ウa19−2−3)に示すようにフェードアウトし、その後、同図(ウa19−2−4)に示すように、第1装飾図柄が「装飾7」−「装飾7」−「装飾7」の装飾図柄の組合せで揺れ表示される。この例では、図104(ウa11−1)で音量および輝度を強制的に変化させた後、その状態を図105(ウa19−2−3)まで継続し、その後、ユーザ設定値に戻る。すなわち、音量および輝度を強制的に変化させた状態を、スーパーリーチ演出が終了するまで、あるいは同じ装飾図柄が3つ並んで揺れ表示が開始されるまで継続する。また、その揺れ表示が終了するまで継続してもよい。また、最終ジャッジ演出が終了するまで、音量および輝度が強制的に変化した状態を継続してもよい。
なお、役物動作時等に音量又は/および輝度を強制的に大きくしているが、小さくしてもよい。また、ユーザー設定値が最大値又は最小値の場合、音量又は/および輝度が変化しなくてもよい。あるいは、遊技者が設定不可の音量や輝度を用意しておき、この場合には、ユーザー設定値である最大値よりも大きな値やユーザー設定値である最小値よりも小さな値に変化させてもよい。
また、輝度が高くなって、音量が低くなる場合があってもよく、反対に、音量が高くなって、輝度が低くなる場合があってもよい。また、輝度が変化して、音量が変化しない場合があってもよく、反対に、音量が変化して、輝度が変化しない場合があってもよい。また、音量又は輝度変化時に、音量又は輝度の調整(設定)画面を表示した場合、遊技者が設定した時の値のままであってもよいし、強制的に変化させている値が表示されてもよい。また、音量又は輝度変化時に、遊技者による音量又は輝度の調整が可能であってもよいし、音量又は輝度変化時は、調整不可であってもよい。
図104(ウb)は、保留アイコンの表示態様が変化する際に、音量又は/および輝度を強制的に変化させてもよい例である。この例では、第2保留アイコンh12の表示態様が変化している。なお、変動アイコンの表示態様が変化する際であってもよい。なお、音量又は/および輝度が強制的に変化されない、保留アイコン又は変動アイコンの表示態様の変化があってもよい。例えば、大当りの期待度がさほど高くない表示態様へ変化する場合は、音量又は/および輝度が強制的に変化させなくてもよい。例えば、大当りの期待度が、白点滅、青、緑、赤、金、虹色の順に上がって行く場合には、赤色以上の変化でないと、音量又は/および輝度が強制的に変化させなくてもよい。あるいは反対に、保留アイコン又は変動アイコンの表示態様が変化する際には、音量又は/および輝度を強制的に必ず変化させてもよい。
図104(ウc)は、大当りの期待度が高い演出(熱い演出)の出現時に音量又は/および輝度を強制的に変化させてもよい例である。図104(ウc)に示す装飾図柄表示装置208には、赤色の枠で囲まれた会話予告が出現している。熱い演出としては、赤、金、虹色が用いられた演出であり、この場合には、音量又は/および輝度を強制的に変化させてもよい。また、その変化量は、赤のとき(例えば、1レベルアップ)、金のとき(例えば、2レベルアップ)、虹色のとき(例えば、最大レベルまでアップ)で異なってもよいし、同じであってもよい。
図104(ウd)は、ハズレの装飾図柄が一回仮停止された後、復活演出が開始されると、音量又は/および輝度を強制的に変化させてもよい例である。図104(ウd−2)に示す装飾図柄表示装置208では、この後、ワイプ演出を伴う復活演出が実行される。この場合、結果表示よりも先に音量又は/および輝度を変化させてもよい。すなわち、復活演出の開始と同時に音量又は/および輝度を強制的に変化させてもよい。
図106は、遊技者が選択した保留枠が変更される例を示す図である。
図106及び図107におけるパチンコ機100では、上述したカスタマイズ設定が行われている。すなわち、図63(b)に示す「キャラクタ選択」では07の「コパンダ」が設定されており、「保留枠選択」では、ワイプ演出用の襖画像が付加された04の「保留枠D」が設定されており、「保留表示選択」では03の「アイコンC」が設定されており、背景表示選択では05の「背景E」が設定されている。
なお、ここでの説明では、演出で用いられる色は、大当りの期待度の高さを表し、大当りの期待度が、白点滅、青、緑、赤、金、虹色の順に上がっていく。例えば、保留アイコンや変動アイコンの表示態様としての色等があげられる。以下、大当りの期待度が高くなる方向に色が変化することを昇格と称することがある。このことは、以下の説明においても同じである。なおこのことは、これまでの説明にも適用できる。
図106(エ1)に示す装飾図柄表示装置208には、保留枠Dの保留枠UIが表示され、その演出アイコン表示領域DISには、ナビキャラクタYMとしてコパンダが表示されている。また、特図1の保留は1つ貯まっており、アイコンCのデフォルトの表示態様である第1保留アイコンh11が表示されている。さらに、図106(エ1)に示す装飾図柄表示装置208では、背景Eの背景(空の背景)が表示されている。
その後、特図1の保留が2個増加し、図106(エ3)に示す、停止表示中の装飾図柄表示装置208には、3つの保留アイコンh11〜h13が表示されている。ここで、先読み予告対象の保留は、第2保留アイコンh12の保留である。
図106(エ4)では、保留が1つ消化され、図柄変動表示が開始される。図106(エ4)に示す装飾図柄表示装置208では、第1装飾図柄はまだ変動を開始していないが、第2装飾図柄は変動を開始している。また、第1保留アイコンh11の台座hs0へ向けての移動や、保留アイコンh12,h13のシフト移動はまだ開始されていない。
図106(エ5)に示す保留枠UIでは、第1保留アイコンh11の台座hs0へ向けての移動アニメーションや、保留アイコンh12,h13のシフト移動アニメーションが開始されているが、ワイプ演出用の襖画像が左右から出現している。なお、ワイプ演出用の襖画像の出現中に第1保留アイコンh11の台座hs0へ向けての移動アニメーションや、保留アイコンh12,h13のシフト移動アニメーションは行われなくてもよい。図106(エ6)では、襖画像が全閉した状態(ワイプイン状態)であり、保留枠UIは見えなくなっている。図106(エ7)では、第1装飾図柄も変動表示を開始し、同図(エ8)では、第1装飾図柄は高速変動を行っている。この図106(エ8)でも、保留枠UIはワイプイン状態)である。
図106(エ9−1)では、ワイプアウトが開始され、ワイプ演出用の襖画像が開き始めており、同図(エ10)では、襖画像が全開した状態(ワイプアウト状態)である。ここでのワイプ演出では、保留枠が変化している。すなわち、図106(エ10)に示す保留枠UIは、遊技者がカスタマイズ設定で選択した「保留枠D」とは異なる「保留枠R」であり、周囲が赤色のフレームで囲まれている保留枠になる。「保留枠R」は、カスタマイズ設定では選択することができない保留枠であるが、選択できるようにしてもよい。なお、この赤色のフレームによって、ナビキャラクタYMの足は見えなくなっている。「保留枠R」は、保留アイコンの表示態様が変化しやすい状態にあることを報知する機能をもった保留枠であり、ナビキャラクタYMのコパンダの横には、「保留変化!?タイム」という文字表示が表示されている。なお、先読み予告対象の保留は、図106(エ4)で保留が1つ消化された関係で、第1保留アイコンh11の保留になる。ここで、「保留変化!?タイム」とは、前述した「演出についての高確率状態」に相当する。
図106(エ12)に示す装飾図柄表示装置208には、右端から爆撃機アイコンI3が登場し、保留枠UIの上を通過する。爆撃機アイコンI3は、保留アイコンに向けてミサイルを発射し、そのミサイルは、先読み予告対象の保留の第1保留アイコンh11に命中する。ミサイルが命中した第1保留アイコンh11は表示態様が変化し、図106(エ13)に示す第1保留アイコンh11は、青色の表示態様に変化し、昇格演出に成功している。なお、爆撃機アイコンI3が登場しても、ミサイルが発射されなかったり、いずれの保留アイコンや変動アイコンにもミサイルが命中しなかったり、ミサイルが命中しても表示態様が変化しなかったりする場合があってもよい。これらは総て昇格演出の失敗に相当する。
図106(エ15)ではリーチ状態になり、同図(エ16)では、第1装飾図柄の中図柄には、保留変化図柄が仮停止している。保留変化図柄は、赤色の図柄と、青色の図柄があり、赤色の保留変化図柄が仮停止すると、保留アイコンの表示態様が2段階昇格し、青色の保留変化図柄が仮停止すると、保留アイコンの表示態様が1段階昇格する。図106(エ16)には、赤色の保留変化図柄が仮停止しており、同図(エ17)では、保留変化アニメーションが開始されている。すなわち、図106(エ17)に示す第1保留アイコンh11は、エフェクト画像Ed3によって前側からオーバーラップされ、同図(エ18)では、そのエフェクト画像Ed3が消失し、第1保留アイコンh11は、赤色の表示態様に変化している。図106(エ19)に示す装飾図柄表示装置208では、これまで赤色の保留変化図柄であった中図柄が「装飾2」に変化し、「装飾1」−「装飾2」−「装飾1」の組合せが変動表示(仮停止)されている。図106(エ20)では、その装飾図柄の組合せのまま停止表示され、ハズレが確定する。
図106(エ22)では、これまで第1保留アイコン11であった赤色の保留アイコンが、台座hs0へ移動し、赤色の表示態様の変動アイコンh0として表示されている。先読み予告対象の保留が消化されても、保留枠UIには、「保留変化!?タイム」という文字表示が表示され続けている。図106(エ23)では、ナビキャラクタYMから金色の光線が変動アイコンh0に向けて照射され、同図(エ24)では、これまで赤色であった変動アイコンが金色に変化している。
図106(エ26)では、リーチ状態になり、同図(エ28)では、スーパーリーチ演出に発展している。スーパーリーチ演出では、空の背景が荒野の背景に切り替わり、決闘シーンが表示されている。スーパーリーチ状態では、保留枠UIは、台座hs0の残して残りは総て消え、保留アイコンも消えている。ただし、変動アイコンh0は消えておらず、変動アイコンh0は、台座hs0に乗った状態で表示されている。図106(エ28)に示す台座hs0は、ワイプ演出で変化する前の「保留枠D」の台座である。すなわち、元の台座である。ただし、ワイプ演出で変化した後の「保留枠R」の台座であってもよい。また、スーパーリーチ中、あるいはノーマルリーチ状態(図106(エ26))から、台座hs0や変動アイコンh0を表示しないようにしてもよい。また、保留枠UI全部、保留アイコンも表示しないようにしてもよい。さらに、スーパーリーチ演出が終了すると、保留枠UIや保留アイコン等、非表示になっていたものは表示されてもよいし、スーパーリーチ演出の終了後は保留枠Rが表示され、次の図柄変動表示の開始から保留枠Dが表示されてもよい。
なお、この例では、リーチ状態になっても、保留枠UIのフレームの色は赤色のままであったが、保留枠UIのフレームの色も変化すると、大当りの期待度が上昇するようにしてもよい。
なお、遊技者により選択された保留枠(例えば、「保留枠D」)に先読み保留アイコンが表示された場合よりも、遊技者によって選択されていない保留枠(例えば、「保留枠R」)に先読み保留アイコンが表示された場合の方が、その先読み保留アイコンに対応する図柄変動において最終的に大当り図柄態様が表示されやすいように構成されていてもよいし、遊技者により選択された保留枠(例えば、「保留枠D」)に先読み保留アイコンが表示された場合よりも、遊技者によって選択されていない保留枠(例えば、「保留枠R」)に先読み保留アイコンが表示された場合の方が、同じ先読み保留アイコンの表示態様であってもその先読み保留アイコンに対応する図柄変動において最終的に大当り図柄態様が表示されやすいように構成されていてもよい。
図107は、図106に示す例の変形例等を示す図である。
図106(エ9−1)に代えて、図107(エ9−2−1)では、保留アイコンも変動アイコンも特殊態様(キャラクタ)に一旦変化している。また、ナビキャラクタYMもパンダに変化している。この例では、この後、大当りの期待度が反映された各色の表示態様に変化する。ここで一旦表示されたキャラクタの態様によって、大当りの期待度の高い色への変化のしやすさが決まっている。
図107(エ9−2−2)では、ナビキャラクタYMのパンダとのミニゲームが行われる。ミニゲームに勝利したキャラクタが、大当りの期待度の高い色のアイコン(保留アイコン又は変動アイコン)へ変化する。爺のキャラクタは50%の確率で勝利し、姫のキャラクタは75%の確率で勝利し、殿様のキャラクタは100%の確率で勝利する。なお、殿様のキャラクタの他に、プレミアキャラクタを設けておいてもよい。プレミアキャラクタは、大当り確定の色(ここでは虹色)のアイコンに変化する。
図107(エ9−2−3)では、ミニゲームとしてジャンケンゲームが行われ、皆一斉にジャンケンを行った。その結果、爺のキャラクタが2人とも負け、殿様のキャラクタが勝利した。なお、複数のキャラクタが勝利する場合があってもよい。
図107(エ9−2−4)では、再びワイプ演出が開始され、同図(エ9−2−5)の襖画像が全閉した状態(ワイプイン状態)を経て、ワイプアウトし(同図(エ9−2−6))、同図(エ9−2−7)に示す保留枠UI内では、第2保留アイコンh12が、青色の保留アイコンに変化している。なお、保留枠UIは、「保留枠D」のままである。
図107(オ1)〜同図(オ12)には、ナビキャラクタYMおよび変化予告表示の宝箱のアイコンI1が複数変動跨いで表示される例を示す図である。
図107(オ1)に示す装飾図柄表示装置208には、保留枠Dの保留枠UIが表示され、その演出アイコン表示領域DISには、ナビキャラクタYMとしてコパンダが表示されている。また、特図1の保留は2つ貯まっており、アイコンCのデフォルトの表示態様である第1保留アイコンh11と、第2保留アイコンh12が表示されている。さらに、図107(オ1)に示す装飾図柄表示装置208では、背景Eの背景(空の背景)が表示されている。
図107(オ2)では、特図1の保留が1つ増加し、第3保留アイコンh13が増加している。ここで、先読み予告対象の保留は、この第3保留アイコンh13の保留である。図107(オ3)では、ハズレの装飾図柄の組合せが停止表示されており、同図(オ4)では、保留が1つ消化され、同図(オ4)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が開始されている。図107(オ5)では、演出アイコン表示領域DISに、変化予告表示の宝箱のアイコンI1が絨毯のアイコンI2に乗って出現する。この例では、変化予告表示の宝箱のアイコンI1が待機表示される。その後、保留が1つ消化され、先読み予告対象の保留は、第1保留アイコンh11の保留になる。図107(オ7)では、ハズレの装飾図柄の組合せが停止表示されており、演出アイコン表示領域DISには、絨毯のアイコンI2の上に乗ったまま宝箱のアイコンI1が表示され続けている。
図107(オ9)では、先読み予告対象の保留である、第1保留アイコンh11の保留が消化され、同図(オ9)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が開始されている。演出アイコン表示領域DISには、絨毯のアイコンI2の上に乗ったまま宝箱のアイコンI1が依然として表示されており、この宝箱のアイコンI1は、複数変動を跨いで表示されていることになる。図107(オ10)では、絨毯のアイコンI2が消え去り、宝箱のアイコンI1の待機表示が終了し、変化アニメーションが開始される。すなわち、図107(オ11)では、宝箱のアイコンI1の宝箱が広き、中から煙画像が出現し、ナビキャラクタYMはその煙画像に前側から覆われている。図107(オ12)では、その煙画像が消失し、上述したカスタマイズ設定で遊技者が選択したコパンダのナビキャラクタYMは番長のナビキャラクタYMに変化している。番長のナビキャラクタYMは、カスタマイズ設定では選択することができないキャラクタであるが、選択できるようにしてもよい。
なお、この例では、特図の図柄変動表示といった真の図柄変動表示を跨いで、ナビキャラクタYMの他、変化予告表示の宝箱のアイコンI1も表示されているが、擬似連演出における仮停止と再変動を跨いで、ナビキャラクタYMや変化予告表示が表示されてもよい。例えば、当該変動で変化予告表示(宝箱のアイコンI1、絨毯のアイコンI2)が表示され、疑似連3回目で、変化予告表示によって常時表示のナビキャラクタYMが変化したり、当該変動よりも前の変動で変化予告表示(宝箱のアイコンI1、絨毯のアイコンI2)が表示され、疑似連2回目まで変化予告表示が表示され続け、疑似連3回目で、変化予告表示によって常時表示のナビキャラクタYMが変化してもよい。
図108は、オートボタンモードに設定に設定されたパチンコ機における演出例を示す図である。
この例におけるパチンコ機100は、オートボタンモードに設定されおり、装飾図柄表示装置208の右上には、オートボタンモードに設定されていることが表示されている。
図108(A1)では、図柄変動表示が停止表示し、装飾図柄表示装置208には、海の背景に、ハズレの装飾図柄の組合せが停止表示されている。また、特図1の保留は1つ貯まっており、デフォルトの表示態様である第1保留アイコンh11が表示されている。なお、保留枠UIの演出アイコン表示領域DISには、ナビキャラクタYMが表示されている。また、装飾図柄表示装置208の左下には、チャンスボタン136が示されている。図108(A1)に示すチャンスボタンは通常の白色点灯を行っている。なお、本例では、チャンスボタンの操作有効期間外であってもチャンスボタンランプ138が常時点灯しているように構成されているが、チャンスボタンの操作有効期間外ではチャンスボタンランプが常時消灯状態であってもよい。
図108(A2)では、第1保留アイコンh11の保留が消化され、図柄変動表示が開始され、その後、会話予告が開始されている。会話予告が開始されると、殿様のキャラクタとともに「チャンス」という文字表示が表示された殿様の会話画像CI1が表示される。この、殿様の会話画像CI1の表示は、会話予告の第1段階となっている。その後、図108(A5−1)に示す装飾図柄表示装置208では、会話予告が更新され、殿様の会話画像CI1が縮小表示されて第2装飾図柄の表示位置の下方に表示され、爺のキャラクタとともにボタン演出画像が表示された爺の会話画像CI2が表示される。ボタン演出画像は、チャンスボタン136を操作有効期間内に押下することを促す画像であり、チャンスボタン136を模したボタン画像136aと、上記操作有効期間の残時間を表す残時間表示メータMTとによって構成されている。なお、図108(A5−1)に示すタイミングでは、操作有効期間は開始されておらず、チャンスボタン136が操作されてもこれに応じた表示は行われない。第1装飾図柄は、爺の会話画像CI2によって隠されてしまっているが、遊技者は、第4図柄表示装置284や第2装飾図柄等によって特図が変動中であることを認識することができる場合がある。なお、装飾図柄が隠されないように、装飾図柄の表示位置を爺の会話画像CI2や殿様の会話画像CI1とは重ならない位置に移動させるようにしてもよい。また、図108(A5−1)に示すように、殿様の会話画像CI1は、爺の会話画像CI2によって少なくとも一部がオーバーラップされており、オーバーラップされていない状態である場合よりも、殿様の会話画像CI1の表示態様が視認困難とされている。この例では、会話予告が行われた場合の方が、会話予告が行われない場合よりも、大当りとなりやすくなっている。また、会話予告が更新される際に殿様の会話画像CI1が縮小表示されなくてもよく、殿様の会話画像CI1が消去されてもよい。また、後から表示された会話画像が先に表示された会話画像と異なる大きさ(大きい又は小さい)であってもよく、表示されると大当りへの期待度が高い会話予告Aが、この会話予告Aよりも大当りへの期待度が低い会話予告Bと異なる大きさ(大きい又は小さい)であってもよい。
その後、図108(A6)に示すタイミングで操作有効期間が開始される。遊技者は、図108(A6)のタイミング以降にチャンスボタン136を操作することにより、操作に応じた演出を見ることができる場合がある。図108(A6)に示すチャンスボタン136は、白色で点滅を開始している。
図108(A7)のタイミングで、特図1の保留が増加する。ただし、まだこのタイミングでは保留アイコンは表示され始めていない。また、操作有効期間が開始されてから時間が経過したことで、残時間表示メータMTは少し減っている。図108(A8−1)では、第1保留アイコンが表示されている。図108(A8−1)に示す第1保留アイコンは、ボタン保留アイコンであり、白色の丸表示の上に赤色のボタン画像136aが表示されている。なお、残期間メータMTは表示されていないが、表示されてもよい。図108(A8−1)に示すチャンスボタン136は、ボタン保留アイコンの出現に応じて、青色点灯に変化するとともに振動を開始している。
図108(A10)では、会話予告におけるボタン演出の操作有効期間が開始されてから一定期間が経過する。すると、会話予告におけるボタン演出に対してオートボタンモードが機能し、図108(A11)に示すように、爺の会話画像CI2が更新され、オートボタンに対する応答表示として「夏休みまだかの〜」という文字表示が表示される。なお、ボタン保留アイコンについては、オートボタンモードが機能しておらず、遊技者がチャンスボタン136を実際に操作しないと、応答表示は表示されない。図108(A12)〜同図(A13)に示すように、ボタン保留アイコンに対する操作促進態様として、チャンスボタン136は、青色点灯しながら振動を継続している。
図108(A15)に示す装飾図柄表示装置208では、ハズレの装飾図柄の組合せが停止表示されている。また、図108(A15)に示すチャンスボタン136は、振動が終了しており、青色点灯から通常の白色点灯に戻っている。より詳細には、図108(A14)の或るタイミングで、チャンスボタン136は振動が終了し白色点灯に戻っている。これは、ボタン保留アイコンの操作有効期間が終了したことによる。ボタン保留アイコンの操作有効期間は、例えば、予め定められた有効期間が経過したことによって終了してもよいし、装飾図柄が第1停止を行ったことで終了してもよいし、装飾図柄の確定表示が行われたことで終了してもよい。ただし、第1保留アイコンh11は、未だボタン保留アイコンの表示態様である。そして、図108(A16)では、ボタン保留アイコンである第1保留アイコンh11の保留が消化され、図柄変動表示が開始される。図108(A16)に示す装飾図柄表示装置208では、第2装飾図柄が変動表示を開始しているが、第1装飾図柄はまだ変動表示を開始しておらず、ボタン保留アイコンの表示態様の第1保留アイコンh11もまだ表示されている。
図108(A17)では、保留減少アニメーションが開始され、ボタン保留アイコンの表示態様の第1保留アイコンh11が、変動アイコン表示領域CISの台座hs0に向けて移動を開始し、同図(A18)では、ボタン保留アイコンの表示態様のまま台座hs0の上に到達し、同図(A19)において、台座hs0上で変化アニメーションが開始され、同図(A20)では、青色の表示態様の変動アイコンh0に変化している。
図109は、図108に示す例の続き等を示す図である。
その後、図109(A22)で、第1装飾図柄の変動表示が開始され、同図(A23)では第1装飾図柄は高速変動を行っている。
この例では、オートボタンモードにずっと設定されているが、オートボタンモードの設定の有無に関わらず、ボタン保留アイコンに変化した図柄変動表示が確定表示されるまでにチャンスボタン136が操作されなかった場合は、保留減少アニメーションの後、自動的に表示態様が変化する。すなわち、ボタン保留アイコンの表示態様の保留アイコンである間は、チャンスボタン136の操作に応じて、青色の表示態様の保留アイコンに変化するが、保留減少アニメーションが開始されてしまうと(変動アイコンh0になったと見ることもでき、変動アイコンh0になってしまうと)、チャンスボタン136の操作に応じては表示態様は変化しない。
また、オートボタンモード中にチャンスボタン136の操作で、オートボタンモードが終了するように構成されていてもよい。その場合、残期間メータMTの表示中は、チャンスボタン136を操作しても、オートボタンモードが終了しないように構成されていてもよいし、残期間メータMTの表示中であってもチャンスボタン136を操作すると、オートボタンモードが終了してもよい。
また、チャンスボタン136の操作がなかった場合は、ボタン保留アイコンと同じ態様で変動アイコンh0が表示されてもよいし、青色の表示態様の変動アイコンh0に変化しないようにしてもよいし、デフォルトの表示態様の変動アイコンh0に変化してもよい。また、チャンスボタン136が振動を終了し白色点灯に戻っても、操作有効期間は終了していない場合があってもよい。さらに、チャンスボタン136の操作がなかった場合に青色の表示態様の変動アイコンh0に変化しないことは、オートボタンモード中であっても、非オートボタンモード中であっても同じである。ただし、変化するようにしてもよく、さらには、オートボタンモード中には変化するが、非オートボタンモード中には変化しない、あるいはその反対であってもよい。
さらに、オートボタンモードに未設定の状態において、操作有効期間内にチャンスボタン136の操作がなかった場合は、図108(A11)に示すようにな、「夏休みまだかの〜」という文字表示の爺の会話画像CI2に更新されない。ただし、更新されるようにしてもよい。
また、図108(A5−1)に代えて、図109(Aa5−2−1)では、ナビキャラクタYMに、ボタン表示アイコン136Dが追加される。ボタン表示アイコン136Dには、チャンスボタン136の操作有効期間の残期間を表す残期間メータMTも表示されている。また、図109(Aa5−2−1)には、メータ表示MW’も表示されている。ボタン表示アイコン136Dは、チャンスボタン136が操作されないと変化しない予告であり、当該変動の予告であってもよい。図109(Aa5−2−2)では、ボタン演出画像が表示された爺の会話画像CI2とともに、ボタン表示アイコン136Dが表示されている。上述のごとく、会話予告におけるボタン演出に対してオートボタンモードが機能するため、図109(Aa5−2−2)に示すボタン表示アイコン136Dは、ボタン操作しなくても変化する予告と重複している。
また、図108(A5−1)に代えて、図109(Aa5−3)では、複数のボタン演出画像(ボタン画像136a,残時間表示メータMT)が表示されている。この場合は、チャンスボタン136を複数回操作する必要が生じ、チャンスボタン136を複数回操作する必要がある演出のときもオートボタン機能が働かなくてもよい。なお、特定回数(例えば1回)操作したら、残りのボタン演出画像についてオートボタン機能が働くようにしてもよい。
また、図108(A5−1)に代えて、図109(Aa5−4)では、装飾図柄表示装置208(第1表示装置)の下方に配置された第2表示装置208Sでボタン演出画像(ボタン画像136a,残時間表示メータMT)が表示されている。図109(Aa5−4)の例では、第2表示装置208Sに表示されたボタン演出画像は一つであるが、第2表示装置208Sに表示された一又は複数のボタン演出画像には、オートボタン機能が働かないようにしてもよい。
また、図108(A5−1)に代えて、図109(Aa5−5−1)では、装飾図柄表示装置208にチャンスボタン136の連打を促す報知が行われている。図109(Aa5−5−2)では、ボタン連打演出が開始され、装飾図柄表示装置208には、ボタン演出画像(ボタン画像136a,残時間表示メータMT)と、連打メータRHMが表示されている。ボタン連打演出には、オートボタン機能が働かず、図109(Aa5−5−2)に示すチャンスボタン136は、振動を開始するとともに青色点灯に変化し、操作を促している。やがて、図109(Aa5−5−5)では、チャンスボタン136の連打が開始され、同図(Aa5−5−6)に示す連打メータRHMは上昇し、応答表示が行われている。図109(Aa5−5−5)でチャンスボタン136の連打が開始され、連打メータRHMの上昇といった応答表示も行われているが、同図(Aa5−5−6)に示すチャンスボタン136は、振動を継続するとともに青色点灯も継続している。これまでの例では、チャンスボタン136を一回操作すればよかったが、この例では、連打が必要なため、チャンスボタン136の振動と青色点灯は継続されている。なお、長押しの場合も、連打と同様にチャンスボタン136の操作が長くなるため、ここでの技術的思想を適用することができる。図109(Aa5−5−7)のタイミングは、操作有効期間が経過し、残時間表示メータMTが0になった瞬間である。チャンスボタン136の振動と青色点灯は、残時間表示メータMTが0になるまで継続する。チャンスボタン136はこの後、即座に振動を停止し、白色点灯に戻る。なお、1回以上操作した場合にオートボタン機能が働くように構成されていてもよい。また、本例では、オートボタン機能は働かないが、長押しオート連打機能は働くように構成されており、長押しを一定期間行うことで連打操作を行っているときと同じ応答表示を行うように構成されていてもよいが、オートボタン機能が働かない場合には長押しオート連打機能も働かないように構成されていてもよい。
図110は、図108に示す例の変形例を示す図である。
図108(A8−1)に代えて、図110(Aあ8−2−1)から続く例では、ボタン保留アイコンの操作有効期間が開始した後であって、会話予告におけるボタン演出に対してのオートボタン機能が働く前に、チャンスボタン136が一回操作された例である。この場合には、ボタン保留アイコンの応答演出と、会話予告におけるボタン演出の応答演出の両方が表示される。すなわち、ボタン保留アイコンの応答演出として、ボタン保留アイコンは変化し、会話予告におけるボタン演出の応答演出として、爺の会話画像CI2の更新が行われている。ボタン保留アイコンの変化は、先読み予告に相当し、会話予告における爺の会話画像CI2の更新も、先読み予告に相当する。なお、会話予告は、通常予告であってもよい。また、図108(A20)におけるボタン変動アイコンの変化は、通常予告に相当する。
なお、オートボタン機能が働かない方の応答演出のみ表示されるようにしてもよい。すなわち、ボタン保留アイコンの変化アニメーションのみ表示を行い、爺の会話画像CI2の更新は行われないようにしてもよい。あるいは反対に、オートボタン機能が働く方の応答演出のみ表示されるようにしてもよい。
また、チャンスボタン136の一回の操作では、オートボタン機能が働かない方の応答演出のみ表示され、二回目の操作で、オートボタン機能が働く方の応答演出が表示されるようにしてもよいし、その逆で、チャンスボタン136の一回の操作では、オートボタン機能が働く方の応答演出のみ表示され、二回目の操作で、オートボタン機能が働かない方の応答演出が表示されるようにしてもよい。
さらに、図110(Aあ8−2−1)〜同図(Aあ8−2−4)を用いた上記説明は、オートボタンモード設定中における説明であったが、オートボタンモード未設定中においても同様である。
また、図108(A8−1)に代えて、図110(Aa8−3)では、オートボタンモード未設定時でも、チャンスボタン136は、振動するとともに、特別色(ここでは青色)で発光する例を示す。なお、オートボタン未設定時とオートボタン設定時で異なる報知を行ってもよい。
また、図108(A8−1)に代えて、図110(Aa8−3’)では、オートボタンモード未設定時は、チャンスボタン136は、振動せず、通常色(ここでは白点滅)で発光する例を示す。
また、その他の例として、図110(Ab1)では、大当り遊技中に、装飾図柄表示装置208にチャンスボタン136の連打を促す報知がなされている。図110(Ab2)に示す装飾図柄表示装置208には、3ラウンド目の表示とともにボタン演出画像(ボタン画像136a,残時間表示メータMT)が表示されているが、大当り遊技中は、オートボタン機能を働かないようにしてもよいし、あるいは反対に、オートボタン機能が働くようにしてもよい。
図110(Ba1−1)〜同図(Ba5)は、裏ボタンに関する演出例を示す図である。図110(Ba1−1)のタイミングで、チャンスボタン136を操作すると、ナビキャラクタYMによる演出が開始される。しかしながら、チャンスボタン136は通常の白色点灯であり、振動もしておらず、裏ボタンの報知がなされていない。図110(Ba2)では、オートボタン機能が働かないボタン保留アイコン(第1保留アイコンh11)が出現したことにより、チャンスボタン136は、振動を開始するとともに青色点灯に変化し、操作を促す。図110(Ba3)では、チャンスボタン136が操作され、ボタン保留アイコンであった、第1保留アイコンh11の表示態様が変化している(図110(Ba1−5)参照)。
図110(Ba1−2)は、図110(Ba1−1)に示す状態と同じ状態であるが、唯一異なる点は、図110(Ba1−2)では、チャンスボタン136が、振動を開始するとともに青色点灯に変化し、裏ボタンを報知している点になる。
なお、これまで説明してきた操作有効期間の残期間を表す残期間メータMTについて、さらに詳述する。ここでの記載は、これまで説明した残期間メータMTが表示される演出例のいずれにも適用可能である。残期間メータMTは、時間の経過に応じて表示態様が変化する(本例では、減少表示を行う)残時間表示領域MT1と、残時間表示領域の奥にあり時間の経過に応じて表示態様が変化する(本例では増加表示を行う)経過時間表示領域MT2の2つから構成されている。ここで、残時間表示領域MT1および/または経過時間表示領域MT2の表示態様(例えば、色や形状など)がデフォルトの表示態様と異なる特別な表示態様で表示される場合があってもよい。例えば、残時間表示領域MT1の表示態様がデフォルトの色(本例では青色)ではなく赤色で表示された場合や経過時間表示領域MT2の表示態様がデフォルトの色(本例では白色)ではなく赤色で表示された場合などが挙げられる。残時間表示領域MT1が特別な表示態様で表示されている場合であって、時間の経過に伴い残時間表示領域MT1が減少表示される場合は、時間の経過に伴い特別な表示態様で表示される領域が減るので、表示手段(本例では、装飾図柄表示装置208)に注目させることができる場合がある。逆に経過時間表示領域MT2の表示態様が特別な表示態様で表示されている場合であって、時間の経過に伴い経過時間表示領域MT2の表示領域が増加表示される場合は、時間の経過に伴い特別な表示態様で表示される領域が増えるので、経過時間表示領域MT2による特別な表示態様を見たい遊技者はすぐに操作手段(本例ではチャンスボタン136等)を操作しないなど、演出の楽しみ方のバリエーションを増加させ遊技者の遊技への参加意欲を向上させることができる場合がある。なお、残時間表示領域MT1および/または経過時間表示領域MT2の表示態様は、残期間メータが最初に表示された時点で(なお、残時間表示領域MT1の場合は残時間メータが最初に表示された時点のことであってもよく、経過時間表示領域MT2の場合は、残期間表示領域MT1が減少し初めて経過時間表示領域MT2が視認可能となった時点のことであってもよい)特別な表示態様が表示されてもよいし、操作有効期間が経過してから一定期間が経過した場合にデフォルトの表示態様から特別な表示態様に変化するように構成されていてもよい。
また、これまで説明してきたナビキャラクタYMについて、さらに補足する。ここでの記載は、これまで説明したナビキャラクタYMが表示される演出例のいずれにも適用可能である。まず、ナビキャラクタによって各種予告が行われないように構成されていてもよい。また、ナビキャラクタ(以下、「ナビキャラクタA」)の表示中に、他のナビキャラクタ(以下、「ナビキャラクタB」)が表示されてもよい。その場合、先に表示されていたナビキャラクタAに後から表示されたナビキャラクタBがオーバーラップする場合があるように構成されていてもよく、逆に後から表示されたナビキャラクタBが先に表示されたナビキャラクタAにオーバーラップされてもよく、ナビキャラクタAとナビキャラクタBがそれぞれをオーバーラップしない位置に表示されてもよい。例えば、常時表示されているナビキャラクタYMを一または複数変動の間、当該変動の予告および/または先読み予告を行うナビキャラクタによってオーバーラップする場合などが挙げられる。さらに、ナビキャラによって変化予告表示が表示される可能性があることを示唆する演出表示が行われることで、変化予告表示が行われる場合があってもよい。
図111は、皿満タンエラーの発生によって報知される球抜き報知の表示と、輝度調整ウィンドウBWそれぞれの、他の表示とのオーバーラップ関係について説明する図である。
図111(α1)に示す装飾図柄表示装置208には、海の背景表示に保留枠UIが表示されており、ナビキャラクタYMも表示されている。また、第1装飾図柄(第3図柄)にも第2装飾図柄(第5図柄)にも装飾図柄のハズレの組合せ(「装飾4」−「装飾1」−「装飾7」)が表示されており、特図の図柄変動表示は停止中である。さらに、装飾図柄表示装置208の右上隅部に表示された第2保留数表示では、特図1の保留数も特図2の保留数も0である。すなわち、保留が無く、特図の停止図柄の確定表示が行われてから図柄変動表示が開始されていない状態であり、第1装飾図柄の下部に前側からオーバラップするように、メニューアイコンMI、音量調整アイコンVI、および輝度調整アイコンBIが表示されている。また、第1装飾図柄の下部に前側からオーバラップするように、「球を抜いてください」といった球抜き報知が表示されている。この球抜き報知の表示は、少し透明な表示であり、球抜き報知の表示が前側からオーバラップするように表示された場合、後ろ側の表示は少し見える状態になる。以下、前側から重なるように表示されていること、あるいは前側のレイヤに表示されていることを、単に「オーバラップする」と表現する場合がある。なお、球抜き報知の表示は、後ろ側の表示が全く見えなくなるような表示であってもよい。さらに、スピーカ120からも「球を抜いてください」といった音声が出力されている。
球抜き報知の表示は、左上の第2装飾図柄や右上の第2保留数表示とは表示位置がズレており、これらの表示にはオーバーラップしていない。球抜き報知の表示は、第2装飾図柄または/および第2保留数表示に絶対にオーバーラップしないように表示されてもよいし、オーバーラップする場合があってもよい。また、球抜き報知の表示は、現在の設定状態を報知する画面右上の枠RWとも表示位置がズレており、この枠RWにもオーバーラップしていない。球抜き報知の表示は、この枠RWに絶対にオーバーラップしないように表示されてもよいし、オーバーラップする場合があってもよい。また、球抜き報知の表示は、保留枠UIとも表示位置がズレており、この保留UIにもオーバーラップしていない。球抜き報知の表示は、この保留枠UIに絶対にオーバーラップしないように表示されてもよいし、オーバーラップする場合があってもよい。
図111(α2)では、操作キーユニットの下キーが操作され、輝度調整ウィンドウBWが表示されている。輝度調整ウィンドウBWは、球抜き報知の表示よりも後から表示されたものであるが、球抜き報知の表示が優先し、輝度調整ウィンドウBWは、球抜き報知の表示よりも後ろ側のレイヤに表示されている。すなわち、球抜き報知の表示は、輝度調整ウィンドウBWにオーバーラップしている。
やがて、図柄変動表示が開始され、輝度調整ウィンドウBWも、メニューアイコンMI、音量調整アイコンVI、および輝度調整アイコンBIも非表示になり、図111(α3)に示す装飾図柄表示装置208では、第1装飾図柄の変動表示が行われている。しかしながら、未だ球抜き操作を行わず、球抜き報知の表示は継続されている。なお、球抜き操作を行って、一旦は皿満タンエラーを解消したものの再度皿満タンエラーが発生し、球抜き報知の表示が新たに表示された場合も同様である。球抜き報知の表示は、第1装飾図柄の変動表示にオーバーラップしている。また、図111(α3)では、操作キーユニットの左右キーが操作され、保留枠UIの上には音量調整用のバー表示VBが表示されている。この音量調整用のバー表示VBは、第1装飾図柄の少なくとも一部、変動アイコンh0の少なくとも一部、およびナビキャラクタYMの少なくとも一部に前側から重なるように表示されている。なお、以下の説明で、音量調整用のバー表示VBが表示されている場合は、その都度、左右キーが操作されて表示されているものとする。また、操作キーユニットの上下キーを操作することで、輝度調整用のバー表示を表示させることができ、この輝度調整用のバー表示は音量調整用のバー表示VBと同じ位置に表示されるため、以下の音量調整用のバー表示VBについての説明は、輝度調整用のバー表示に当てはめることができる。ただし、輝度調整用のバー表示と音量調整用のバー表示VBは同時に表示されてもよい。また、音量調整用のバー表示VBにしても、輝度調整用のバー表示にしても、常時表示可能であってもよいし、一定期間に限って表示可能であってもよい。また、左右キー又は上下キーを操作している間だけ表示可能であってもよい。
また、音量調整用のバー表示VBと、球抜き報知の表示は、重ならない位置に表示されている。球抜き報知の表示は、音量調整用のバー表示VBに絶対にオーバーラップしないように表示されてもよいし、オーバーラップする場合があってもよい。
さらに、球抜き報知の表示は、保留アイコンとも変動アイコンとも表示位置がズレており、これらのアイコンにもオーバーラップしていない。球抜き報知の表示は、保留アイコンまたは/および変動アイコンに絶対にオーバーラップしないように表示されてもよいし、オーバーラップする場合があってもよい。また、球抜き報知の表示は、ナビキャラクタYMの表示とも表示位置がズレており、ナビキャラクタYMの表示にもオーバーラップしていない。球抜き報知の表示は、ナビキャラクタYMの表示に絶対にオーバーラップしないように表示されてもよいし、オーバーラップする場合があってもよい。
図111(α4)に示す装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ演出が行われており、荒野の背景での決闘シーンが表示されている。こここでも球抜き報知の表示が表示されてり、左上に移動した「装飾7」の左図柄と、右上に移動した「装飾7」の右図柄それそれに、球抜き報知の表示はオーバーラップしている。また、球抜き報知の表示は、荒野の背景での決闘シーンの表示にもオーバーラップして表示されている。なお、スーパーリーチ中でも、音量調整は可能であり、図111(α4)に示す装飾図柄表示装置208には、音量調整用のバー表示VBが表示されている。この音量調整用のバー表示VBも、荒野の背景での決闘シーンの表示にオーバーラップしている。
図111(α5)に示す装飾図柄表示装置208には、大当り遊技の開始画面が表示されているが、ここでの大当り開始演出表示にも球抜き報知の表示はオーバーラップしている。また、大当り遊技中でも、音量調整は可能であり、図111(α5)に示す装飾図柄表示装置208には、音量調整用のバー表示VBが表示されている。この音量調整用のバー表示VBも、大当り開始演出表示にオーバーラップしている。一方、球抜き報知の表示は、画面左上の右打ち示唆表示(右打ち警告とは異なる表示。前述の図18(52)のミニ右打ち表示に相当。)とは表示位置がズレており、右打ち示唆表示にオーバーラップしていない。球抜き報知の表示は、右打ち示唆表示に絶対にオーバーラップしないように表示されてもよいし、オーバーラップする場合があってもよい。右打ち示唆表示は、大当り遊技の開始画面で表示されていなくてもよい。
図111(α6)に示す装飾図柄表示装置208には、遊技者に右打ちを指示する右打ち指示画面が表示されている。本例では右打ち指示画面は、初回大当り(通常状態(特図低確普図低確状態)での大当りの状態から1回目(1連荘目)の大当りのことであるが、潜伏確変状態(特図高確普図低確)からの1回目(1連荘目)の大当りや、突然確変状態(特図高確普図高確)からの1回目(1連荘目)の大当りも含んでもよい。なお、上記に記載の潜伏確変状態および/または突然確変状態とは、通常状態から移行した状態のみを示し、確変状態や時短状態において発生したものを除いている)のみ表示されているが、大当り毎に右打ち指示画面が表示されてもよい。ここでの右打ち指示画面には、球抜き報知の表示がオーバーラップされているが、一方で右打ち示唆表示は球抜き報知の表示によってオーバーラップされていない。なお、本例では、右打ち指示画面の表示中に右打ち警告表示(前述の図17(60)の右打ち報知、後述する図116の打ち方警告の右打ち時の液晶表示に相当)が行われないが、右打ち指示画面の表示中に右打ち警告表示が行われてもよい。また、右打ち指示画面の表示中に左打ち警告表示(後述する図116の打ち方警告の左打ち時の液晶表示に相当))は表示されないが、表示される場合があってもよい。また、右打ち指示画面の表示中に右打ち示唆表示が行われているが、右打ち指示画面の表示中に右打ち示唆表示が行われなくてもよい。
図111(α7)では、1ラウンド目が開始され、ラウンド演出が表示されている。球抜き報知の表示および音量調整用のバー表示VBは、ラウンド演出の表示にオーバーラップしている。なお、球抜き報知の表示は、画面右上のラウンド数表示とは表示位置がズレており、このラウンド数表示にオーバーラップしていない。球抜き報知の表示は、ラウンド数表示に絶対にオーバーラップしないように表示されてもよいし、オーバーラップする場合があってもよい。また、球抜き報知の表示は、画面右下の出球数表示(0pt)とも表示位置がズレており、この出球数表示にオーバーラップしていない。球抜き報知の表示は、出球数表示に絶対にオーバーラップしないように表示されてもよいし、オーバーラップする場合があってもよい。
4ラウンド目の図111(α8)では、5ラウンド目において第2可変入賞口が長時間開放となってV通過しやすい状態となる大チャンスが到来するか否かを示唆する昇格演出が行われ、その結果、昇格演出に成功したことを表す成功演出が実行されている。すなわち、確変移行条件が成立しやすい大当り遊技であることが報知されている。球抜き報知の表示および音量調整用のバー表示VBは、この成功演出の表示にオーバーラップしている。また、図111(α8)に示す装飾図柄表示装置208では、星印の「VチャンスGET」の表示も表示が開始されている。球抜き報知の表示は、この星印の「VチャンスGET」の表示とは表示位置がズレており、この表示にオーバーラップしていない。球抜き報知の表示は、星印の「VチャンスGET」の表示に絶対にオーバーラップしないように表示されてもよいし、オーバーラップする場合があってもよい。
図111(α9)では、5ラウンド目が開始され、装飾図柄表示装置208では、大当り遊技の5ラウンド目であることの表示が行われるとともに、このラウンドでV通過を行わせることを促す旨の「Vを狙え」という表示が行われる。これにより、遊技者にV通過を確実に行わせることができる場合がある。球抜き報知の表示は、「Vを狙え」という表示にオーバーラップしている。
そして、図111(α10)に示すタイミングで、第2可変入賞口内の確変作動領域への遊技球の通過(V通過)があり、装飾図柄表示装置208には、確変獲得が確定した旨の報知である「V」の表示が大きく表示されている。すなわち、この確変獲得が確定した旨の報知である「V」の表示は、V通過があったことに基づいて表示されるものである。球抜き報知の表示および音量調整用のバー表示VBは、この「V」の表示にオーバーラップしている。なお、図111(α10)に示すタイミングでは、星印の「VチャンスGET」の表示が非表示になってもよい。
5ラウンド目が終了すると、図111(α11)に示すような態様で大当り遊技の終了演出が行われる。上述した大当り遊技においては、5ラウンド目にV通過したことにより、確変移行条件が成立したので、大当り遊技の終了後に一定回数の図柄変動表示が行われる間、確変状態(特図高確率普図高確率状態)に移行する。そのため、大当り遊技の終了演出では、確変状態に移行する旨を表す「吉宗RUSH突入」の表示(確変中演出)が行われる。球抜き報知の表示および音量調整用のバー表示VBは、この「吉宗RUSH突入」の表示にオーバーラップしている。なお、大当り遊技の終了演出でも、右打ち示唆表示が表示されているが、表示されなくてもよい。
図111(α12)に示す装飾図柄表示装置208には、プリペイドカード取り忘れ警告表示(前述の図18(57)の注意喚起表示に相当)が表示されている。球抜き報知の表示および音量調整用のバー表示VBは、このプリペイドカード取り忘れ警告表示にオーバーラップしている。なお、プリペイドカード取り忘れ警告表示の終了演出でも、右打ち示唆表示が表示されているが、表示されなくてもよい。
図111(α13)に示す装飾図柄表示装置208には、画面左上の右打ち示唆報知のすぐ下に大当り連荘数の表示(BONUS×3)が表示されている。また、画面右上には、曲名表示部MNが表示されるとともに、その左側には、操作キーユニットの上下キーのアイコンが表示されている。さらに、第2保留数表示は、画面右下に表示されている。
球抜き報知の表示は、大当り連荘数の表示とは表示位置がズレており、この表示にオーバーラップしていない。球抜き報知の表示は、大当り連荘数の表示に絶対にオーバーラップしないように表示されてもよいし、オーバーラップする場合があってもよい。また、球抜き報知の表示は、曲名表示部MNとも表示位置がズレており、曲名表示部MNにもオーバーラップしていない。球抜き報知の表示は、曲名表示部MNに絶対にオーバーラップしないように表示されてもよいし、オーバーラップする場合があってもよい。また、球抜き報知の表示は、上下キーのアイコンとも表示位置がズレており、上下キーのアイコンにもオーバーラップしていない。球抜き報知の表示は、上下キーのアイコンに絶対にオーバーラップしないように表示されてもよいし、オーバーラップする場合があってもよい。また、球抜き報知の表示は、画面右下の第2保留数表示とも表示位置がズレており、この第2保留数表示にもオーバーラップしていない。球抜き報知の表示は、このの第2保留数表示に絶対にオーバーラップしないように表示されてもよいし、オーバーラップする場合があってもよい。
また、図111(α13)に示す音量調整用のバー表示VBは、保留アイコンの一部にオーバーラップしているが、オーバーラップしない位置に表示されていてもよい。
また、図111(α14)では、大当り遊技の開始画面が表示され、同図(α15)に示す装飾図柄表示装置208には、図103に示す楽曲セレクト画面が表示されている。球抜き報知の表示および音量調整用のバー表示VBは、楽曲開放リストGRにオーバーラップしている。
また、図111(α16)では、楽曲選択が終了し、ラウンド演出が開始されている。図111(α16)に示す装飾図柄表示装置208の左下には、現在選択中の楽曲の曲名が表示されている。球抜き報知の表示は、曲名表示とは表示位置がズレており、この曲名表示にオーバーラップしていない。球抜き報知の表示は、曲名表示に絶対にオーバーラップしないように表示されてもよいし、オーバーラップする場合があってもよい。
また、4ラウンド目の図111(α17)では、画面右横に「次のRでVを狙え」という表示が表示されており、5ラウンド目の図111(α18)では、画面右横に「Vを狙え」という表示が表示されており、球抜き報知の表示は、画面右横に表示されたこれらの表示にオーバーラップしている。ここで、図111(α17)は、4ラウンド終了時、主制御部300の残存球検出期間終了に対応してもよい。また、図111(α18)は、5ラウンド開始時であり、主制御部300の特電役作動中信号がオフからオンになったときに対応してもよい。なおこの場合、図111(α17)と図111(α18)の間の期間は、4ラウンド終了から5ラウンド開始までのラウンド間インターバルの期間に相当し、主制御部300の特電役作動中信号がオンからオフになっている期間になる。
また、図111(α19)では、画面右横に、V通過があったことに基づく「V」の表示が表示されており、球抜き報知の表示は、この「V」の表示にオーバーラップしている。ただし、音量調整用のバー表示VBは、この「V」の表示にはオーバーラップしていない。
なお、図111(α20)は、5Rの実行中で、V通過があってから一定期間経過したときの状態であってもよいし、5ラウンド終了時(例えば、主制御部の残存球検出期間終了に対応した期間)の状態であってもよい。
その後、15ラウンドまで大当り遊技が進み(図111(α21)〜同図(23))、図111(α24)では、同図(α11)と同様に、「吉宗RUSH突入」の表示(確変中演出)が表示され、球抜き報知の表示および音量調整用のバー表示VBは、この「吉宗RUSH突入」の表示にオーバーラップしている。この図111(α24)は、ラウンド間インターバルの終了後に大当り終了表示期間が開始され表示されているものである。
なお、主制御部300からコマンドを送信し、第1副制御部400が受信して、各種制御を行う関係上、主制御部300でのタイミングと実際のタイミングはタイムラグが生じる。
また、図111では、ラウンド間インターバル中に前のラウンド表示をそのまま表示している。例えば、5ラウンドと6ラウンドの間のラウンド間インターバル中は「5R」を表示するが、ラウンド間インターバル中にラウンド表示の全部または一部を非表示にしてもよい。例えば、Rだけ表示して数字部分を非表示にしてもよい。
また、15ラウンド終了時も同様であり、ラウンド間インターバルの期間はラウンド表示を行ってもよく、非表示にしてもよい。
なお、本例では大当り中に右打ち警告表示が表示される場合があるが、一方で左打ち警告表示が表示されないが、左打ち警告表示が表示される場合があってもよいし、打ち方警告に関する報知が行われないように構成されていてもよい。
以上、球抜き報知の表示を例にあげて説明したが、ここでの説明は、球抜き報知の表示に限らず、他のエラー(例えば、図114や図115のリストに挙げた各種エラー)に関する報知の表示に適用可能である。
図112は、球抜き報知の表示例を示す図である。
図112(β)に示す球抜き報知の表示は、球抜き報知の表示の後ろ側の表示が全く見えなくなるような表示である。
図112(γ1)に示す球抜き報知の表示は、輝度調整ウィンドウBWの他に、音量調整アイコンVIにもオーバーラップしている。すなわち、図112(γ1)に示す球抜き報知の表示は、輝度調整ウィンドウBWの一部と、音量調整アイコンVIの一部にオーバーラップしている。なお、球抜き報知の表示は、輝度調整ウィンドウBWの全部にオーバーラップしてもよいし、音量調整アイコンVIの全部にオーバーラップしてもよい。また、図112(γ1)に示す球抜き報知の表示は、図111に示す球抜き報知の表示と同じく、少し透明な表示であり、後ろ側の表示が少し見える状態にある。ただし、図112(β)に示す球抜き報知の表示のように、後ろ側の表示が全く見えなくなるような表示であってもよい。
図112(γ2)に示す球抜き報知の表示は、図柄変動表示中に表示された音量調整用のバー表示VBにオーバーラップしている。この球抜き報知の表示は、ナビキャラクタYMにはオーバーラップしていないが、ナビキャラクタYMには音量調整用のバー表示VBがオーバーラップしている。また、図112(γ1)に示す球抜き報知の表示も、同図(β)に示す球抜き報知の表示のように、後ろ側の表示が全く見えなくなるような表示であってもよい(以下、同じ。)。なお、音量調整用のバーに限らず、図柄変動中に遊技者によって設定可能な機能や前述のダイトモ等に関する表示(前述の図65(V)および(V’)等に示した演出カスタマイズ画面、図102(イ1)等に示した曲名表示部MN、輝度調整用のバー、ユーザーモード(ダイトモ)の設定中であって図柄の変動状況に関わらず遊技者操作によって、達成しているミッション一覧や遊技履歴(回転数、出球数、ミッションクリア数、今回プレイの大当り数、今回プレイの最大連荘回数等)を表示する表示、ユーザーが設定したキャラクタや背景、保留枠、保留表示等の設定・変更が行える表示など)にも適用可能である。
図112(γ3−1)に示す球抜き報知の表示は、変動アイコンh0、保留アイコンh11、ナビキャラクタYMそれぞれにオーバーラップしている。そして、図112(γ3−1)に示す状態で、操作キーユニットの左右キーが操作されと、音量調整用のバー表示VBが表示されるが、同図(γ3−2)に示すように、球抜き報知の表示と音量調整用のバー表示VBとでは、球抜き報知の表示の方が優先され、前側に表示される。なお、音量調整用のバー表示VBの方が優先されて前側に表示されてもよい。また、いずれにしても、音量調整用のバー表示VBも、変動アイコンh0、およびナビキャラクタYMそれぞれにオーバーラップしており、保留アイコンh11にもオーバーラップしてもよい。
図112(γ4)では、図112(γ3−2)とは逆に、球抜き報知の表示が、音量調整用のバー表示VBにオーバーラップされている。
図112(δ3−1)には、演出アイコン表示領域DIS上にナビキャラクタYMが表示されており、同図(δ3−2)では、そのナビキャラクタYMがアニメーションによってジャンプすることで、球抜き報知の表示に重なっている。ここでは、球抜き報知の表示がナビキャラクタYMにオーバーラップしているが、ナビキャラクタYMが球抜き報知の表示の一部にオーバーラップしてもよい。また、ナビキャラクタYMは、球抜き報知の表示の全部または一部にオーバーラップされるようなアニメーションを行わないようにしてもよい。この技術的思想は、後述する他のエラーに関する表示にも適用可能である。
図112(ε)では、球抜き報知の表示が枠表示がなく、文字だけで表示されている。
図112(ζ1)は、球抜き報知の表示が、文字表示と、球排出レバー132周辺の周辺画像表示132Gとで構成されている例を示す。この周辺画像表示132Gによって、第1装飾図柄、および、メニューアイコンMI、音量調整アイコンVI、および輝度調整アイコンBIそれぞれの一部がオーバーラップされている。
図112(ζ2)では、周辺画像表示132Gが、図111(α9)に示す「Vを狙え」の文字表示と同じ文字表示にオーバーラップしてその文字表示を隠している。
図112(ζ3)では、周辺画像表示132Gが、図111(α17)に示す右側の「次のRでVを狙え」の表示と同じ表示の一部にオーバーラップしている。
図112(η1)では、周辺画像表示132Gが、「Vを狙え」の文字表示および星印の「VチャンスGET」の表示に跨ってオーバーラップしている。
図112(η2)では、周辺画像表示132Gが、右側に表示された「次のRでVを狙え」の表示にオーバーラップしていない。
図112(θ1)では、周辺画像表示132Gが、音量調整用のバー表示VBの一部にオーバーラップし、音量調整用のバー表示VBの一部を隠している。すなわち、この例では、ゲージ部分全体のみが隠されている。ただし、周辺画像表示132Gが、音量調整用のバー表示VBの全部にオーバーラップしてもよい。なお、この例では、周辺画像表示132Gが、「Vを狙え」の文字表示および星印の「VチャンスGET」の表示にはオーバーラップしていない。
図112(θ2)では、周辺画像表示132Gが、音量調整用のバー表示VBのゲージ部分全体と、右側の「次のRでVを狙え」の一部にオーバーラップしている。
図113は、複数種類のエラー表示が表示される例を示す図である。
図113に示すエラーA〜エラーEについての一例は後述する。これらエラーA〜エラーEの中に球抜き報知が含まれていてもよいし、含まれていなくてもよい。
図113(ι1)では、エラーA報知の透過性表示が表示され、スピーカ120からは、エラーA報知の警告音が出力されている。
図113(ι1’)では、エラーA報知の不透過性表示が表示されている。
図113(ι2)では、エラーA報知の透過性表示が、図112(γ3−1)と同様に、変動アイコンh0、保留アイコンh11、ナビキャラクタYMそれぞれにオーバーラップしており、その他の点については、図112(γ3−1)における説明と同様である。
図113(ι3−1)には複数種類のエラー表示(エラーA報知〜エラーE報知の透過性表示)がエラー発生順に表示されている。すなわち、新たに発生したエラーほど、下に表示され、この例では、一番最初に発生したエラーはエラーAになる。スピーカ120からは、一番新しいエラーEの警告音が出力されている。なお、表示されている総てのエラーについて発生した順番に警告音を出力してもよい。
図113(ι3−2)では、エラーEが解消されたため、エラーE報知の透過性表示が消え、スピーカ120からはエラーDの警告音が出力されている。すなわち、最後に発生したエラーが解除されると、その前に発生したエラーの警告音が出力される。
図113(ι3−2’)では、音量調整用のバー表示VBが、複数の種類のエラー表示(エラーA報知〜エラーE報知の透過性表示)の一部にオーバーラップしている。ここでは、一番下のエラーE報知の透過性表示に音量調整用のバー表示VBがオーバーラップしており、エラーEの文字表示が隠されている。なお、複数の種類のエラー表示が、音量調整用のバー表示VBにオーバーラップしてもよい。
図113(ι4−1)では、エラーABCDEの順にエラーが発生した場合に、報知すべき優先順位の高いエラーを上に表示し、スピーカ120からは、最も優先順位が高いエラーの警告音が出力される。優先順位の高いエラーとは、重要度の高いエラー(例えば、遊技店にとっての重大エラー)のことであり、具体的には、図114に記載のリストの順番であったりする。図113(ι4−1)では、エラーBが最も優先順位が高いエラーになる。
図113(ι4−2)では、エラーBが解消されたため、エラーB報知の透過性表示が消え、スピーカ120からは、これまでは2番目であったエラーEの警告音が出力されている。
図113(ι5−1)では、エラーAが発生し、エラーA報知の透過性表示が表示され、スピーカ120からは、エラーA報知の警告音が出力されている。この状態で、エラーZが発生する。エラーZは、遊技を停止させるエラーであり、図113(ι5−2)に示す装飾図柄表示装置208では、ブルースクリーンになっており、エラーZに関する表示を除いて、すべての表示が表示されなくなっている。ここにいう遊技を停止させるエラーとは、主制御部300が各種抽選を行わなくなるエラー(例えば、磁気(磁石)検知エラー)である。すなわち、主制御部300が各種抽選を行うことができなくなったり、行うことができてもあえて行わないようにするエラーである。エラーZのように装飾図柄表示装置208の表示領域全体で表示されるエラーは、遊技を停止させるエラーに限らず、例えば、後述する演出可動手段エラーや、払出動作を停止するエラーなどであってもよい。また、後述する図116のリストに記載された各種エラーの一部または全部がエラーZであってもよいが、逆に図116のリストに記載された各種エラーのうちの一部または全部のエラーはエラーZの表示態様で表示されないようにしてもよい。また、主制御部300が各種抽選を行わなくなると、副制御部400,500側にコマンドが送信されなくなるため、副制御部400,500側でも結果的に各種抽選を行わなくなる。
図113(κ1)では、エラー表示の位置が変更されている。すなわち、装飾図柄表示装置208の左端に、複数種類のエラー表示(エラーA報知〜エラーE報知の不透過性表示)がエラー発生順に表示されている。なお、図113(κ1)のエラー表示は、該エラー表示の後ろ側の表示が全く見えなくなるような表示であるが、少し透明な表示であり、球抜き報知の表示が前側からオーバラップするように表示された場合、後ろ側の表示は少し見える状態になってもよい。
図113(κ2)では、同図(κ1)に示す状態で、球抜き報知の表示が追加されている。ここで、球抜き報知のエラー(皿満タンエラー)は、複数種類のエラー(エラーA〜エラーE)には含まれていないが、複数種類のエラー(エラーA〜エラーE)に含まれていてもよい。なお、球抜き報知のエラーに代えて、発生頻度が高いエラーを、複数種類のエラー(エラーA〜エラーE)と区別して表示してもよい。
図113(κ2)に示す球抜き報知のエラーの一部は、左端に表示された複数種類のエラー表示によってオーバーラップされている。なお、球抜き報知のエラーの全部が、左端に表示された複数種類のエラー表示によってオーバーラップされていてもよい。
一方、図113(κ2)に示す球抜き報知のエラーは、左端に表示された複数種類のエラー表示にオーバーラップしている。
なお、副制御部400,500側の制御に関するエラー報知表示が、主制御部部300の制御に関するエラー報知表示によって、オーバーラップされてもよく、あるいはその逆であってもよい。例えば、打ち方警告表示が球抜き報知の表示によってオーバーラップされたり、逆に球抜き報知の表示が打ち方警告表示によってオーバーラップされることが挙げられる。また、副制御部400,500側の制御に関するエラー報知表示と、主制御部部300の制御に関するエラー報知表示が互いに重ならないような位置に、両エラー報知表示が表示されるように構成されていてもよい。
図113(λ1−1)は、図柄変動表示中であり、図柄変動表示の途中から、複数の遊技台で実行される一斉演出が開始される。図113(λ1−2)には、通常時(エラー未発生かつ第1停止前)の一斉演出の表示画面の一例を示す。図113(λ1−2)に示すように、通常時であれば、装飾図柄表示装置208の背景表示は、一斉演出の背景表示にかわる。なお、音量調整用のバー表示VBは、一斉演出の背景表示にオーバーラップして表示されてもよい。ただし、その逆であってもよい。また、エラー表示については、後述する図113(λ2’)に示す例があるが、一斉演出の背景表示にオーバーラップして表示されてもよい。ただし、その逆であってもよい。
図113(λ2)には、スーパーリーチ演出中に一斉演出が発生した場合の一例を示す。スーパーリーチ演出中は、一斉演出の表示が、装飾図柄表示装置208の表示画面中の別枠表示部OFDに表示され、遊技者は、スーパーリーチの演出を楽しむことができるとともに、一斉演出についても見ることができる。なお、第2表示装置208Sや、第2装飾図柄表示装置208M、あるいは第3装飾図柄表示装置208Nを備える遊技台であれば、それらの表示装置208S,208M,208Nに一斉演出の表示が表示されてもよい。
図113(λ2’)には、エラー報知表示中に一斉演出が発生した場合の一例を示す。ここでは、さらにスーパーリーチ演出中という状況も重なっているが、装飾図柄の第1停止前であったり、ノーマルリーチ状態中であっても同じであってもよい。一斉演出の表示は、別枠表示部OFDに表示され、複数種類のエラー表示(エラーA報知〜エラーE報知の透過性表示)が、一斉演出発生前とかわることなく表示されており、別枠表示部OFDにおける一斉演出の表示は、複数種類のエラー表示にオーバーラップされている。
なお、音量調整用のバー表示VBは、別枠表示部OFDにおける一斉演出の表示にオーバーラップしてもよい。あるいは反対に、音量調整用のバー表示VBはに、別枠表示部OFDにおける一斉演出の表示がオーバーラップしてもよい。
また、第2表示装置208Sや、第2装飾図柄表示装置208M、あるいは第3装飾図柄表示装置208Nを備える遊技台では、それらの表示装置208S,208M,208N(以下、「第二表示手段」という。)が、装飾図柄表示装置208あるいは第1装飾図柄表示装置208L(以下、「第一表示手段」という。)にオーバーラップしているとき、第二表示手段の移動に応じて、第一表示手段における表示の一部が、第二表示手段に表示される場合がある。この場合に、第二表示手段に、エラー表示が表示されてもよいし、エラー表示のみ表示されなくてもよい。
以上、図111〜図113を用いた説明の中で、「エラー」という言葉や「警告」という言葉を用いているが、両者を区別する必要はなく、エラーが発生していることの報知であったり、発生したエラーを解消するように指示していることの報知であってもよい。また、エラーと記載されているものは、警告と記載されているものよりも優先度が高く設定されていてもよい。
<エラー報知/主制御部が検出可能なエラー>
次に、図114を用いて、パチンコ機100の主制御部300が検出可能なエラーについて説明する。図114は、パチンコ機100の主制御部300が検出可能なエラーの一例を示した図である。
本例のパチンコ機100の主制御部300が検出可能なエラーとしては、磁気(磁石)検知エラー、スイッチ(センサ)未接続エラー、磁界(電波)検知エラー、スイッチ(センサ)レベル異常エラー、入賞率(一般入賞口、始動口2(電チュー)、大入賞口(アタッカー))異常エラー、大入賞口排出超過エラー、大入賞口入賞超過エラー、衝撃異常エラー、ソレノイド異常エラーなどが挙げられる。
磁気(磁石)検知エラーは、電源投入状態(PW_WATCH信号がオン)で磁気検知信号がオフからオンに変化し、その状態が所定期間(例えば、10ms)継続した場合に発生し、電源を再投入した場合に復帰するエラーである。スイッチ(センサ)未接続エラーは、電源投入状態(PW_WATCH信号がオン)で特図1・2始動口、普図始動口(ゲート)、アタッカーのいずれかが未接続(ハーネスが断線またはコネクタ抜け)の状態が所定期間(例えば、4ms)継続した場合に発生し、電源投入状態(PW_WATCH信号がオン)で未接続の装置(特図1・2始動口、普図始動口、アタッカー)が接続状態であることが検知された場合に復帰するエラーである。磁界(電波)検知エラーは、磁界(電波)検知センサにより、磁界(電波)を検知した際に発生するエラーである。
スイッチ(センサ)レベル異常エラーは、デカ玉ゴトが疑われる場合に発生するエラーである。入賞率異常エラーのうち、一般入賞口のエラーは、一般入賞口(例えば、一般入賞口226)への入賞数が異常値だった場合に発生するエラーであり、始動口2のエラーは、普通電動役物(例えば、第2特図始動口232)が未作動のときに、遊技球が所定数検知された場合に発生するエラーであり、大入賞口のエラーは、大入賞口(例えば、可変入賞口234)への入賞数が異常値だった場合に発生するエラーである。
大入賞口排出超過エラーは、確変領域有効期間中および確変領域有効期間外において、排出数>入球数となった場合に発生し、大入賞口排出超過エラーが発生した次の主制御部タイマ割り込み処理が発生した場合に復帰するエラーである。
大入賞口入賞超過エラーは、残存球検出時間の経過後(特電役作動間隔タイマが0の場合)に、入球数>排出数となった場合に発生し、入球数=排出数となった場合、あるいは電源再投入をした場合に復帰するエラーである。大入賞口入賞超過エラーの復帰処理では、確変領域関連通過数を0に設定する。
衝撃異常エラーは、スイッチ電源確認信号がOFF(=電源がON)の間、かつ確変領域(特定領域)有効期間中に、衝撃センサのレベルがOFFからONに変化し、ONである状態が所定時間(例えば、12ms)継続した場合に発生し、衝撃センサのレベルがONからOFFに変化した場合、もしくは確変領域有効期間中から確変領域有効期間外に変化した場合に復帰するエラーである。
ソレノイド異常エラーは、確変領域有効期間中に、フォトセンサが1回もOFFからONに変化する動作あるいはONからOFFに変化する動作を行わなかった場合に発生し、ソレノイド異常エラーが発生した次のタイマ割り込み処理が発生した場合に復帰するエラーである。
本例では、図114の最上段(磁気(磁石)検知エラー)は、主制御部300が動作禁止(遊技不可)となるため最優先エラーであり、以下、最下段に向かって順次エラーの優先度が低くなるが、他のエラーが最優先エラーであってもよく、優先度の高さが図114に記載のリストの順番でなくてもよい。また、各エラーの発生条件、復帰条件、主制御部300における検出時動作、主制御部300における復帰時動作の詳細は、同図に示す通りである。なお、大入賞口(アタッカー)の入賞率異常エラーの復帰条件の「当り終了表示期間が終了したとき」とは、大当りまたは小当りの終了表示期間が終了したときのことである。
<エラー報知/払出制御部が検出可能なエラー>
次に、図115を用いて、パチンコ機100の払出制御部600が検出可能なエラーについて説明する。図115は、パチンコ機100の払出制御部600が検出可能なエラーの一例を示した図である。
本例のパチンコ機100の払出制御部600が検出可能なエラーとしては、下受け皿満タンエラー(下皿満タンエラー、皿満タンエラー)、払出数不足エラー、払出個数スイッチエラー、不正払出エラー、払出超過エラー、CRユニット通信エラー、主制御通信エラー(主制御部300からの通信確認コマンドが所定時間(本例では1000ms)、受信できなかった場合のエラー)、CRユニット未接続エラー、ガラス枠開放エラー、内枠開放エラー、扉開放エラーのほか、図示しない、磁気異常エラー、外部クロック異常エラー、磁界異常エラー、スイッチレベル異常エラー、スイッチ未接続エラー、衝撃センサエラーなどが挙げられる。
また、各エラーの発生条件、復帰条件、払出装置152における払出動作、発射装置110における発射動作は、図115(a)に示す通りである。なお、同図に示す項目「発射停止」に記載の「停止する。」とは、発射許可信号をオフにすることと同義である。
図115(b)は、扉開放エラーの発生条件であるガラス枠開放エラーと内枠開放エラーの組み合わせを示した図である。扉開放エラーは、ガラス枠開放エラーおよび内枠開放エラーの少なくとも一方が発生状態の場合に、発生状態となり、ガラス枠開放エラーおよび内枠開放エラーの両方が解除状態の場合に、解除状態となるエラーである。
<エラー報知/その他の例>
なお、上述の磁気(磁石)検知エラーは、他のエラー(例えば、磁界(電波)検知エラー、スイッチ未接続エラー(主制御部が制御する装置のコネクタ抜けや断線に関するエラー)、衝撃異常エラー、払出制御通信エラー、スイッチレベル異常エラー、入賞率異常エラー、扉開放エラー、上皿満タンエラー)よりも優先度が高いエラーであってもよいが、優先度が同じであってもよい。
また、例えば、磁気(磁石)検知エラーと、優先順位の低いエラー(例えば、磁界検知エラー)が同時に発生した場合において、出力条件を先に磁界(電波)検知エラーが満たす場合は、磁界(電波)検知エラー用の動作を実行した後に、磁気(磁石)検知エラーの動作を実行するようにしてもよい。その場合、装飾図柄表示装置208や、ランプ418、532,542、スピーカ120による報知が、磁界(電波)検知エラー用から磁気(磁石)検知エラー用に報知を行う全ての装置(装飾図柄表示装置208、ランプ418、532,542、およびスピーカ120など)が切り替わる(データを上書きする)ように構成してもよく、一または複数の一部の装置のみ(例えば、スピーカ120)が上書きされ、他の一または複数の装置が磁界(電波)検知エラー用の報知を継続するようにしてもよい。
<エラー報知/報知態様の具体例>
次に、図116を用いて、エラー報知の報知態様の具体例について説明する。図116は、パチンコ機100によるエラー報知の報知態様の一例を示した図である。
図116に記載されている液晶表示とは、表示手段(本例では、装飾図柄表示装置208)によるエラー表示を示しており、『』内に記載された文字表示を表示する。ここで、表示手段によるエラー表示は、エラーが解除されるまで表示され、エラーが解除されたら非表示になるように構成されているが、エラーが解除された後も一定期間(例えば、10秒間)表示されるように構成されていてもよいし、エラーが解除されていなくてもエラー発生から一定期間(例えば、30秒間)が経過すると非表示になるように構成されていてもよい。なお、表示手段による表示は、装飾図柄表示装置208による表示に限らず、セグメントや各種ランプの点灯によるエラー表示や導光板による発光表示、POVディスプレイによる表示であってもよい。
図116に記載されている効果音とは、音出力手段(本例では、スピーカ120)による報知であってもよく、『』内を音声にて繰り返し出力する。ここで、音声による報知は、エラーが解除されるまで繰り返し出力されるように構成されているが、エラーが解除されていなくてもエラーが発生してから一定期間(例えば、30秒間)が経過したら音声が出力されないように構成されていてもよく、エラーが解除されてから一定期間(例えば、15秒間)音声が出力される様に構成されていてもよい。
図116に記載されているエラー照明LEDとは、前面枠扉106の表側(遊技者が視認可能な位置)に設けられたLEDであり、払出に関するエラーが発生した場合のみ点灯するように構成されているが、電源、主制御、サブ制御(副制御)に関する各種エラーの一部または全部で点灯するように構成されていてもよいし、一部または全部で点灯しないように構成されていてもよい。また、サブ制御に関する警告(本例では、衝撃警告、打ち方警告)では、エラー照明LEDが点灯されないように構成されているが、点灯してもよい。なお、エラー照明LEDは、常時点灯状態であってもよく、エラーが発生した場合に消灯することでエラーが発生していることを報知してもよい。図116に記載されている払出照明LEDとは、前面枠扉106の表側(遊技者が視認可能な位置)に設けられたLEDであり、払出装置152による払い出しが行われている期間において点灯し、払出装置152による払い出しが行われていない期間は消灯する。また、払出照明LEDは払出に関する一部のエラー(本例では、払出数不足エラー)の発生時にも点灯するが、払出装置152による払い出しが行われている期間においてのみ点灯してもよいし、払出に関するエラーが発生した場合に点灯するように構成されていてもよい。図116に記載されている装飾LEDとは、遊技盤200や枠(本例では、前面枠扉106の枠ランプ122。本体104(内枠)および/または外枠102に装飾LEDが設けられていてもよく、設けられていないように構成されていてもよい)に設けられたランプのことであり、各種演出に応じて発光演出を行う。また、図116に記載されている装飾LEDは、エラーの発生時に発光演出を行っていても、該発光演出を中止しエラー用の発光パターンで点灯する場合がある。(復帰時の例として、エラー中も発光演出を別のレイヤで進行させ、エラーから復帰した際にエラー復帰時点の発光演出が復帰するように構成されていてもよいが、エラーから復帰しても復帰しやすいタイミング(例えば、新たな発光演出の開始時)までは発光演出を行わないように構成されていてもよく、エラーが発生した時点の演出データから復帰するように構成されていてもよい)ここで、各種LEDが点灯することによるエラー報知は、エラーが解除されるまで点灯または点滅し、エラーが解除されたら消灯されるように構成されているが、エラーが解除された後も一定期間(例えば、10秒間)点灯または点滅するように構成されていてもよいし、エラーが解除されていなくてもエラー発生から一定期間(例えば、30秒間)が経過すると消灯するように構成されていてもよい。
本例のパチンコ機100が検出可能なエラーは、(1)払出(払出制御部600)に関するエラー、(2)電源(電源制御部660)に関するエラー、(3)主制御(主制御部300)等に関するエラー、(4)サブ制御(第1副制御部400、第2副制御部500)に関する警告、の4つに大別することができる。以下、各々について説明する。
<エラー報知/報知態様の具体例/払出に関するエラー>
最初に、払出に関するエラーについて説明する。本例の「払出(払出制御部600)に関するエラー」としては、下受け皿満タンエラー(以下、皿満タンエラーともいう。)、ガラス枠開放エラー、払出数不足エラー、払出超過エラー、不正払出エラー、払出個数スイッチエラー、主制御通信エラー、CRユニット未接続エラー、CRユニット通信エラー、扉開放エラーが挙げられる。ここで、払出エラー表示用7セグメントLEDは、払出制御基板(払出基板170)に設けられており、外枠102に対して本体104が開放された場合にのみ視認可能(透明または透過度の高い樹脂によって構成された払出基板ケース172を介して視認可能)である。
本例では、下受け皿満タンエラーが発生した場合には、発光手段(本例では、払出制御基板(払出基板170)に設けられた払出エラー表示用7セグメントLED)に、数字の「2」を表示することで発光手段による報知を行うとともに、表示手段(本例では、装飾図柄表示装置208)による報知(本例では、下受け皿満タンエラーが発生した旨の文字の表示)と、音出力手段(本例では、スピーカ120)による報知(本例では、下受け皿満タンエラーが発生した旨の効果音の出音)を行う。なお、この例では、上皿126と下皿128とを有するパチンコ機100において、下皿128が満タンの場合に、下受け皿満タンエラーが発生する場合を説明している。しかしこれに限らず、上皿126のみを有する(貯留皿が1つの)パチンコ機100の場合は、上皿126が満タンの場合にこのエラー(皿満タンエラー)が発生するようにしてもよい。
また、ガラス枠開放エラーが発生した場合には、第一の発光手段(本例では、払出制御基板(払出基板170)に設けられた払出エラー表示用7セグメントLED)に、数字の「1」を表示することで第一の発光手段による報知を行うとともに、第二の発光手段(本例では、装飾用のLED(枠ランプや盤ランプ))による報知(本例では、装飾用のLED(枠ランプや盤ランプ)の点滅)と、表示手段(本例では、装飾図柄表示装置208)による報知(本例では、ガラス枠開放エラーが発生した旨の表示)と、音出力手段(本例では、スピーカ120)による報知(本例では、ガラス枠開放エラーが発生した旨の効果音の出音)を行う。
また、扉開放エラーが発生した場合には、第一の発光手段(本例では、払出制御基板(払出基板170)に設けられた払出エラー表示用7セグメントLED)に、数字の「1」を表示することで第一の発光手段による報知を行うとともに、第二の発光手段(本例では、装飾用のLED(枠ランプや盤ランプ))による報知(本例では、装飾用のLED(枠ランプや盤ランプ)の点滅)と、表示手段(本例では、装飾図柄表示装置208)による報知(本例では、扉開放エラーが発生した旨の表示)と、音出力手段(本例では、スピーカ120)による報知(本例では、扉開放エラーが発生した旨の効果音の出音)を行う。
また、扉開放エラーの報知とは、ガラス枠開放エラーの報知のことであってもよく、ガラス枠開放エラーと内枠開放エラーの一部の報知態様(例えば、表示手段による報知)を異ならせ、他の報知を同じにしてもよく、全ての報知態様を異ならせるようにしてもよい。また、前面枠扉106を開放した場合には、遊技球の払い出しを中断するようにし、内枠を開放したときに遊技球の払い出しを継続するようにしていてもよい。
また、払出数不足エラーが発生した場合には、第一の発光手段(本例では、払出制御基板(払出基板170)に設けられた払出エラー表示用7セグメントLED)に、数字の「3」を表示することで第一の発光手段による報知を行うとともに、第三の発光手段(本例では、払出照明用のLED)による報知(本例では、払出照明用のLEDの点灯)を行う。なお、払出に関するその他のエラー報知の報知態様と、各エラーの原因、エラー中の遊技機(パチンコ機100)の状態、および、措置は、図116に示す通りである。
<エラー報知/報知態様の具体例/電源に関するエラー>
次に、電源に関するエラーについて説明する。本例の「電源(電源制御部660)に関するエラー」としては、ヒューズ切れ1、ヒューズ切れ2、ヒューズ切れ3が挙げられる。本例では、電源に関するエラーが発生した場合には、エラー報知を行わないようにしている。なお、各エラーの原因、エラー中の遊技機(パチンコ機100)の状態、および、措置は、図116に示す通りである。なお、電源に関するエラーについて、本例では報知を行っていないが、表示手段や音出力手段、各種LEDによる報知を行ってもよい。また、電源基板に電源状態確認LEDが設けられていてもよい。ここで、電源状態確認LEDは電源投入から常時点灯状態であり、エラーが発生した場合に消灯されるように構成されていてもよく、逆に電源投入から消灯状態であり、エラーが発生した場合に点灯されるように構成されていてもよい。
<エラー報知/報知態様の具体例/主制御等に関するエラー>
次に、主制御等に関するエラーについて説明する。本例の「主制御(主制御部300)等に関するエラー」としては、磁気(磁石)検知エラー、外部クロック異常エラー、磁界(電波)検知エラー、スイッチレベル異常エラー、スイッチ未接続エラー、衝撃異常エラー、入賞率異常エラー、大入賞口入賞超過エラー、大入賞口排出超過エラー、ソレノイド異常エラー(大入賞口異常エラー)が挙げられる。
本例では、磁気(磁石)検知エラーが発生した場合には、発光手段(本例では、装飾用のLED(枠ランプや盤ランプ))による報知(本例では、装飾用のLED(枠ランプや盤ランプ)の点滅)と、表示手段(本例では、装飾図柄表示装置208)による報知(本例では、磁気(磁石)検知エラーが発生した旨の文字の表示)と、音出力手段(本例では、スピーカ120)による報知(本例では、磁気(磁石)検知エラーが発生した旨の効果音の出音)を行う。
また、磁界(電波)検知エラーが発生した場合には、発光手段(本例では、装飾用のLED(枠ランプや盤ランプ))による報知(本例では、装飾用のLED(枠ランプや盤ランプ)の点滅)と、表示手段(本例では、装飾図柄表示装置208)による報知(本例では、磁界(電波)検知エラーが発生した旨の文字の表示)と、音出力手段(本例では、スピーカ120)による報知(本例では、磁界(電波)検知エラーが発生した旨の効果音の出音)を行う。また、異常が解消した場合は、30秒経過後にエラーを自動で解除する。
また、衝撃異常エラーが発生した場合には、発光手段(本例では、装飾用のLED(枠ランプや盤ランプ))による報知(本例では、装飾用のLED(枠ランプや盤ランプ)の点滅)と、表示手段(本例では、装飾図柄表示装置208)による報知(本例では、衝撃異常エラーが発生した旨の文字の表示)と、音出力手段(本例では、スピーカ120)による報知(本例では、衝撃異常エラーが発生した旨の効果音の出音)を行う。また、異常が解消した場合は、30秒経過後にエラーを自動で解除する。
また、大入賞口入賞超過エラーが発生した場合には、発光手段(本例では、装飾用のLED(枠ランプや盤ランプ))による報知(本例では、装飾用のLED(枠ランプや盤ランプ)の点滅)と、表示手段(本例では、装飾図柄表示装置208)による報知(本例では、大入賞口入賞超過エラーが発生した旨の文字の表示)と、音出力手段(本例では、スピーカ120)による報知(本例では、大入賞口入賞超過エラーが発生した旨の効果音の出音)を行う。
また、大入賞口排出超過エラーが発生した場合には、エラー報知を行わないようにしている。なお、エラー報知(発光手段(本例では、装飾用のLED(枠ランプや盤ランプ))による報知(本例では、装飾用のLED(枠ランプや盤ランプ)の点滅)と、表示手段(本例では、装飾図柄表示装置208)による報知(本例では、大入賞口排出超過エラーが発生した旨の文字の表示)と、音出力手段(本例では、スピーカ120)による報知(本例では、大入賞口排出超過エラーが発生した旨の効果音の出音))を行うようにしてもよい。
また、ソレノイド異常エラー(大入賞口異常エラー)が発生した場合には、発光手段(本例では、装飾用のLED(枠ランプや盤ランプ))による報知(本例では、装飾用のLED(枠ランプや盤ランプ)の点滅)と、表示手段(本例では、装飾図柄表示装置208)による報知(本例では、ソレノイド異常エラーが発生した旨の文字の表示)と、音出力手段(本例では、スピーカ120)による報知(本例では、ソレノイド異常エラーが発生した旨の効果音の出音)を行う。また、異常が解消した場合は、30秒経過後にエラーを自動で解除する。
なお、入賞率異常エラーは、一般入賞口(本例では、一般入賞口226)、始動口2(本例では、第2特図始動口232)および大入賞口(本例では、可変入賞口234)について同じエラー報知を行うように構成されているが、エラーが発生した入賞口によって異なるエラー報知を行ってもよい。また、入賞率エラーに対応する他のエラーとして、異常入賞エラーがある。異常入賞エラーとは、対象となる入賞口(例えば、一般入賞口226、第2特図始動口232、可変入賞口234など)に或る特定の条件下(例えば、N球発射時、大当り中以外、電サポ(普図高確状態)中以外など)で特定個数以上の入賞が検出された場合に発生するエラーである。異常入賞エラーの発生時は、入賞率異常エラーと同様の遊技機の状態、報知、措置であってもよい。
なお、主制御等に関するエラーに、扉開放エラーが含まれても良い。その場合、扉開放エラーが発生した場合には、発光手段(本例では、装飾用のLED(枠ランプや盤ランプ))による報知(本例では、装飾用のLED(枠ランプや盤ランプ)の点滅)と、表示手段(本例では、装飾図柄表示装置208)による報知(本例では、扉開放エラーが発生した旨の表示)と、音出力手段(本例では、スピーカ120)による報知(本例では、扉開放エラーが発生した旨の効果音の出音)を行う。なお、主制御等に関するその他のエラー報知の報知態様と、各エラーの原因、エラー中の遊技機(パチンコ機100)の状態、および、措置は、図116に示す通りである。
<エラー報知/報知態様の具体例/サブ制御に関する警告・エラー>
次に、サブ制御に関する警告・エラーについて説明する。本例の「サブ制御(第1副制御部400、第2副制御部500)に関する警告・エラー」としては、衝撃警告、打ち方警告、演出可動手段エラーが挙げられる。本例では、衝撃警告が発生した場合には、表示手段(本例では、装飾図柄表示装置208)による報知(本例では、衝撃警告が発生した旨の文字の表示)を行うが、発光手段による報知は行わない。
また、打ち方警告が発生した場合には、表示手段(本例では、装飾図柄表示装置208)による報知(本例では、打ち方警告が発生した旨の文字の表示)と、音出力手段(本例では、スピーカ120)による報知(本例では、打ち方警告が発生した旨の効果音の出音)を行うが、発光手段による報知は行わない。
演出可動手段エラーとは、電源投入時に各種演出可動手段(本例では、演出可動体224、遮蔽手段246、家紋役物224E、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gd及び千両箱役物224Hなどの遊技盤に設けられた演出可動手段。(本例では、前面枠扉106。本体104や外枠102に設けられていてもよい)なお、枠に演出可動手段が設けられている場合は、枠の演出可動手段を含むが、含まなくてもよい。また、枠に演出可動手段が設けられていなくてもよい)の初期動作を行った際に異常があったと判定された場合に発生するエラーである。ここで言う異常とは、初期動作が正常に行われなかった場合を示しているが、例えば、各演出可動手段の初期位置にあるセンサ(初期位置にある場合はON)がOFFの状態であり、1または複数回リトライ動作を行ってもONにならなかった場合や、センサがONの状態が継続していると判定された場合を示していてもよい。また、初期動作とは、原点復帰動作、センサチェック動作、フルストローク動作の全てまたはいずれか1つまたは2つの動作から構成されていてもよい。ここで、原点復帰動作とは、初期位置のセンサの状態を確認し、初期位置のセンサがOFF(初期位置にない)の演出可動手段のみを初期位置に戻す動作のことである。また、センサチェック動作とは、センサの故障を確認するための動作であり、センサがONからOFFへ切り替えられる最低限の動作を行う動作である。また、フルストローク動作とは、演出可動手段が動作可能な最大位置まで移動し、初期位置に戻る動作である。なお、原点復帰動作とフルストローク動作を一の動作で行ってもよい。(例えば、原点位置にない演出可動手段を初期位置に戻し、そのままフルストローク動作を行うなど)また、センサチェック動作とフルストローク動作を一の動作で行ってもよい。また、全ての演出可動手段について原点復帰動作が行われた後に、センサチェック動作および/またはフルストローク動作が予め決められた順番で行われるように構成されていてもよい。(例えば、演出可動体A→演出可動体B→演出可動体Cの順番で初期動作が行われる場合であって、演出可動体Bが初期位置にない場合は、演出可動体A〜Cについて原点復帰動作が行われた後(見た目上は、演出可動体Bについて動作)に、演出可動体A→演出可動体B→演出可動体Cの順番でセンサチェック動作および/またはフルストローク動作が行われる。)また、原点位置にない演出可動手段について初期動作で行われた後に、他の演出可動手段について初期動作を行うように構成されていてもよい。(例えば、演出可動体A→演出可動体B→演出可動体Cの順番で初期動作が行われる場合であって、演出可動体Bの初期位置のセンサがOFFの場合、演出可動体Bについて初期動作が行われ、その後に演出可動体A→演出可動体Cの初期動作が行われる。)なお、複数の演出可動手段が初期位置にないと判定した場合、優先順位の高い演出可動手段から初期動作(原点復帰動作または原点復帰動作を含む初期動作)が行われるように構成されていてもよい。
また、演出可動手段エラーは、演出可動手段のコネクタが接続が正しく接続されていない場合や演出可動手段のハーネスの断線またはコネクタの損傷などにより演出可動手段が各種回路(例えば、駆動回路422など)に正常に接続されていない状態でも発生するエラーである。なお、「演出可動手段の接続不良(配線不良)に関するエラー」と「電源投入時に各種演出可動手段の初期動作を行った際に異常があったと判定された場合に発生するエラー」を別々のエラーに分けて報知してもよい。
また、演出可動手段エラーは、後述する復帰中表示の表示中に表示される場合があるエラーであるが、復帰中表示の表示中に表示されないように構成されていてもよい。
なお、サブ制御に関するエラーは、主制御や払出に関するエラーと同じ表示態様(表示領域やフォントの大きさ、色、画像の形状、表示位置等)でエラー表示が行われてもよく、異なる表示態様でエラー表示が表示されてもよい。また、サブ制御に関する警告は、サブ制御に関するエラー表示と異なる表示態様で表示されてもよいが、同じ表示態様で表示されてもよい。また、サブ制御に関する警告は、主制御に関するエラー表示と異なる表示態様で表示されてもよいが、同じ表示態様で表示されてもよい。また、サブ制御に関する警告は、払出制御に関するエラー表示と異なる表示態様で表示されてもよいが、同じ表示態様で表示されてもよい。
また、サブ制御に関するエラー(本例では、演出可動手段エラー)で、表示手段によるエラー表示の他に、枠や遊技盤200に設けられた装飾LEDが点灯または点滅するように構成されていてもよいし、音出力手段によりエラーが報知されるように構成されてもよいし、その両方を行ってもよい。
また、サブ液晶に関するエラー報知は、遊技者による操作手段(例えば、演出ボタン136(チャンスボタン136)(チャンスボタン))の操作によってエラー報知の一部または全部が終了するように構成されていてもよい。(エラー報知の一部が終了するとは、例えば、演出可動手段エラーの発生中に演出ボタン136(チャンスボタン136)を操作した場合に、エラー表示はそのまま表示されるが、音出力手段によるエラー報知は終了し、遊技盤の装飾LEDによる点滅表示が終了し、枠の装飾LEDも一部が消灯し、他の一部による点滅がそのまま継続するなど。このように操作手段を操作することで、演出手段Aのエラー報知は継続、演出手段Bのエラー報知は終了、演出手段Cの一部が終了し、他の一部がそのまま継続する場合が考えられる。演出手段A〜Cは、音出力手段、表示手段、装飾LEDなどが該当する。)
なお、電源投入時に液晶ローディング表示を表示する場合に、液晶ローディング表示中にエラー表示が表示されないように構成されていてもよく、表示される場合があってもよい。ここで、液晶ローディング表示とは、第2副制御部500のROM506に記憶されたデータを読み込みしている状態を示す表示のことである。第2副制御部500のRON506に記憶されたデータの読み込みが完了すると、図柄停止表示(デモ画面または図柄変動表示間に表示される図柄停止表示)または復帰中表示(準備中表示)が表示される。復帰中表示は、図柄変動中や大当り中に遊技制御が復帰した場合に表示される表示であり、図柄変動中であれば図柄が停止するまで(特図表示確定タイマが0になるまで)、大当り中であれば大当りが終了するまで(当り終了表示タイマが0となるまで)表示される。なお、図柄変動中の特定のタイミング(例えば、スーパーリーチ演出の開始や3つの装飾図柄の仮停止表示など)で復帰中表示から図柄変動表示に復帰するように構成されてもよい。また、大当り中の特定のタイミング(例えば、特定のラウンドの開始または終了、大当り開始演出の開始または終了、大当り終了表示の開始または終了)で復帰中表示から各種大当り表示が表示されてもよい。ここで、復帰中表示の表示中に、上述したエラー表示の全部または一部についても表示される場合があってもよいが、他のエラー表示の全部または一部について表示されないように構成されていてもよい。また、液晶ローディング表示の表示中に上述の全てのエラー表示が表示されないように構成されているが、一部または全てのエラー表示が液晶ローディング表示の表示中に表示される場合があってもよい。
なお、変化演出表示とは、変化予告表示のことであってもよい。
なお、保留アイコンの表示態様が遊技者によってアイコンAに選択されている場合において、保留先読み予告が開始されるとアイコンAが遊技者が選択可能なアイコンB〜アイコンGに強制的に変化する場合があってもよいし、保留先読み予告が開始されるとアイコンAが遊技者が選択不可のアイコンの態様に変化する場合があってもよい。
なお、演出に関する操作手段が複数設けられていてもよい。ここで、操作手段A(例えば、チャンスボタン136)と操作手段B(レバー)が設けられている場合、操作手段Aの操作を促す画像(または、操作手段Aの外観を示す画像や「操作手段Aを押せ」等の文字表示。以下、「操作手段画像A」という。)が表示された場合の方が、操作手段Bの操作を促す画像(または、操作手段Bの外観を示す画像や「操作手段Bを押せ」等の文字表示。以下、「操作手段画像B」という。)が表示された場合よりも最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすいように構成されていてもよいが、大当り図柄態様が確定表示されやすい操作手段に関する画像が逆であってもよく、大当り図柄態様が確定表示されやすさが変わらなくてもよい。ここで、操作手段Aについてオートボタン機能が働くが操作手段Bについてはオートボタン機能が働かなくてもよく、オートボタン機能が働く操作手段が逆であってもよく、両方の操作手段についてオートボタン機能が働いてもよく、両方の操作手段についてオートボタン機能が働かなくてもよい。また、操作手段画像Bが表示された方が操作手段画像Aが表示された場合よりもナビキャラクタの表示態様の変化が成功しやすいように構成されていてもよいが、逆であってもよく、表示された操作手段画像によってナビキャラの表示態様の変化の成功度が異ならないように構成されていてもよい。(つまり、同じであってもよい。)また、操作手段画像Bが表示された方が操作手段画像Aが表示された場合よりもナビキャラクタの表示態様が大当り期待度の高い表示態様に変化しやすいように構成されていてもよいが、逆であってもよく、表示された操作手段画像によってナビキャラクタが変化しやすい表示態様が異ならないように構成されていてもよい。(つまり、同じであってもよい。)また、操作手段画像Aが表示される頻度が操作手段画像Bが表示される頻度よりも多いが、逆であってもよく、同じであってもよい。また、操作手段画像Aが操作手段画像Bに変化する演出(昇格演出または降格演出)が行われる場合があってもよい。ここで、操作手段画像Aが操作手段画像Bに昇格する期間は、操作手段Aの操作有効期間の有効期間外かつ操作手段Bの操作有効期間が開始される前であってもよく、操作手段Aの操作有効期間の期間外かつ操作手段Bの操作有効期間の期間中であってもよく、操作手段Aの操作有効期間の期間中かつ操作手段Bの操作有効期間の有効期間外であってもよく、操作手段Aの操作有効期間の期間中かつ操作手段Bの操作有効期間の期間中であってもよい。なお、操作手段画像Bから操作手段画像Aに変化する場合についても同様である。以上、ここでの説明では、操作手段Aと操作手段Bの2つの操作手段を例にあげて説明したが、操作手段は3つ以上でも同様である。
なお、遊技者によって選択可能な演出は、特図始動口、普図始動口、一般入賞口および/または演出用ゲート(ゲート内に進入し、センサ検知されても賞球が行われず、演出のみ行われるゲート)を通過したことによって得られたポイントに応じて増加する場合があってもよい。ここで、通過したことによって得られたポイント数と獲得される演出は一対一関係であってもよく、通過したことによって得られたポイントが特定のポイントになると、例えば装飾図柄表示装置208にて「これから獲得される演出を抽選する演出を行う表示(ガチャ演出)」が行われ、第1副制御部400による演出抽選により当選した演出が獲得されるように構成されていてもよい。
なお、遊技者が操作手段(例えば、チャンスボタン136)を操作することによって、ナビキャラクタの表示と非表示が切り替え可能に構成されていてもよい。ナビキャラクタの表示・非表示の切り替えは常時可能であってもよく、ナビキャラクタの表示中のみ可能であってもよく、図柄の変動開始から一定期間が経過するまで(例えば、一または複数、若しくは全ての装飾図柄が仮停止する等)可能であってもよく、スーパーリーチ演出の実行中はナビキャラクタの表示・非表示の切り替えができないように構成されていてもよく、スーパーリーチ演出の実行中ナビキャラクタの表示・非表示の切り替えができるように構成されていてもよく、図柄停止中(特図の停止中)のみ表示・非表示が切り替えられるように構成されていてもよい。
以上、本発明をパチンコ機(弾球遊技機)に適用させた例について詳細に説明したが、本発明の遊技台は、これに限るものではなく、例えば、メダルや遊技球(パチンコ球)を使用する回胴遊技機(スロットマシン)にも適用可能である。すなわち、これまでに説明したパチンコ機100は、ぱちんこ(1種+1種)であるが、他のぱちんこ(例えば、1種、2種、3種、1種+2種等)でもよく、スロット等(パロット、じゃん球)でもよい。より具体的には、メダル(遊技媒体)を投入してスタートレバーを操作することでリールを回転させるとともに、内部抽選によって役を内部決定し、ストップボタンを操作することでリールを停止させたときに、図柄表示窓上に内部決定に応じて予め定められた図柄の組み合わせが表示されると役が成立し、メダルの払い出しを伴う役が成立した場合には、規定数のメダルを払い出すなど遊技者に特典が与えられるようした回胴遊技機(スロットマシン)であってもよい。あるいは、所定数の遊技球を封入球として封入し、前記封入球を遊技領域へ発射して遊技を行い、所定の進入領域に前記封入球が入賞したことに基づいて遊技者に所定の遊技価値を付与し、前記所定の進入領域に入賞した前記封入球または入賞しなかった前記封入球を再び前記遊技領域へ発射して循環使用可能な封入球式遊技台であってもよい。
このように、本発明は、様々な種類の遊技台に適用可能であり、以下、図面を用いてさらに具体的に説明する。
以上の記載では、
『 表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208、第1装飾図柄表示装置208Lのみ、あるいは第1〜第3装飾図柄表示装置208L〜Nのうちの複数の組合せ(全部を含む)、第2表示装置208S等]を備えた遊技台であって、
前記表示手段は、複数種類の表示を表示可能な手段であり、
前記複数種類の表示のうちの一の種類の表示は、第一のアイコン[例えば、変動アイコンh0]であり、
前記第一のアイコンとは、実行中の図柄変動表示[例えば、当該図柄変動表示]に関するアイコン(以下、「変動アイコン」という。)のことであり、
前記変動アイコンは、第一の表示態様[例えば、デフォルト(白色)の表示態様]で表示される場合があるアイコンであり、
前記変動アイコンは、第二の表示態様[例えば、白色点滅、青色、緑色、赤色、金色、虹色の表示態様等]で表示される場合があるアイコンであり、
前記第二の表示態様の前記変動アイコンが表示された場合の方が、前記第一の表示態様の該変動アイコンが表示された場合よりも、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすく[例えば、大当りの期待度が高い]、
前記複数種類の表示のうちの一の種類の表示は、第二のアイコン[例えば、ナビキャラクタYMのアイコン等]であり、
前記第二のアイコンは、連続する図柄変動表示を跨いで表示される場合があるアイコンであり[例えば、図77(い1)〜同図(い12)等]、
前記第二のアイコンは、前記変動アイコンを前記第一の表示態様から前記第二の表示態様へ変化させる演出[例えば、図77(い−9)〜同図(い11)に示す演出等]に用いられる場合があるアイコンであり、
前記第二のアイコンは、第三の表示態様[例えば、デフォルトの色の着物を着た殿様の表示態様、殿様の表示態様、コパンダの表示態様]で表示される場合があるアイコンであり、
前記第二のアイコンは、第四の表示態様[例えば、白色点滅、青色、緑色、赤色、金色、虹色の着物を着た殿様の表示態様、姫の表示態様、番長の表示態様、ロボットの表示態様]で表示される場合があるアイコンであり、
前記第三の表示態様と前記第四の表示態様が異なる、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
ここで、前記変動アイコンは、前記表示手段におけるアイコン表示領域に表示される場合があるアイコンであり、前記第二のアイコンは、前記アイコン表示領域に表示される場合があるアイコンであってもよい。また、前記変動アイコンと前記第二のアイコンは、前記アイコン表示領域に同時に表示される場合があるアイコンであってもよい。すなわち、前記第二のアイコンは、第一の期間の間、前記アイコン表示領域に前記変動アイコンと同時に表示されるアイコンであってもよい。さらに、前記第二のアイコンは、前記アイコン表示領域の外に表示される場合があるアイコンであってもよい。あるいは、前記アイコン表示領域は、移動可能な表示領域であってもよいし、分割されて互いに異なる位置に移動する場合がある表示領域であってもよい。
また、「跨いで」とは、図柄の停止表示の期間(変動停止期間)を間に挟むことである。また、前記第二のアイコンは、図柄変動表示の表示中に継続して表示されるアイコンであってもよいし、途中で一旦消えるアイコンであってもよい。また、図柄の停止表示の表示中も、継続して表示されるアイコンであってもよいし、途中で一旦消えるアイコンであってもよいし、あるいは該停止表示の表示中は消え続けているアイコンであってもよい。
また、「連続する図柄変動表示を跨いで表示される場合があるアイコン」とは、「常時表示されているアイコンであり、一旦消去されて、再表示される場合があるアイコン」のことである。
また、前記第二のアイコンは、前記第三の表示態様から前記第四の表示態様へ変化する場合があってもよい。
なお、前記表示手段は、複数種類の表示を必ず表示する手段であってもよい。
また、
『 前記第二のアイコンは、一回の図柄変動表示に限って表示される場合もあるアイコンである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、前記第二のアイコンは、或る条件を満たした場合に表示されるアイコンであってもよい。ここにいう或る条件の一例として、保留n個以上であること、先読み予告が行われている保留があること、遊技者によるカスタマイズが行われていること、或る予告(例えば、タイマ予告、会話予告等)が表示されていること、前記第二のアイコンが先読み予告の予告表示であること、前記第二のアイコンがストックされていること、実行中の図柄変動表示における大当りの期待度が高いこと、予告抽選に当選したこと等を列挙することができる。すなわち、前記或る条件としては、上記列挙したもの総てであってもよい。一方、上記列挙したものの中でも適用されないものがあってもよい。
また、
『 前記第二のアイコンは、前記変動アイコンとは別のアイコンである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、
『前記複数種類の表示のうちの一の種類の表示は、変化演出表示[例えば、宝箱のアイコンI1、UFOアイコンUFI、ボタン保留アイコン、メータ表示MW,MGのアイコン、巨大なパンダ、爺のキャラクタによる「ナビキャラが変化」という文字表示を含む会話予告、襖の画像、ワイプ演出用の襖画像等]であり、
前記変化演出表示は、前記第二のアイコンを前記第三の表示態様から前記第四の表示態様へ変化させる演出[例えば、図75(あ3−1)〜同図(あ6)、図76(あ6−3−2)〜同図(あ6−3−4a)、図83(く1−3−1)〜同図(く1−3−4)、図91に示すメータ演出、図89(し2−2−1)〜同図(し2−2−3)、図100(アb1)〜(アb2)、図80(お6)〜同図(お8)、図107(エ9−2−1)等]に用いられる場合がある表示である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
すなわち、前記変化演出表示は、前記第二のアイコンが前記第三の表示態様で表示されている状態で表示される場合がある表示であり、前記変化演出表示は、前記第二のアイコンの表示態様が前記第三の表示態様から前記第四の表示態様へ変化することについての予告表示である。
また、前記変化演出表示は、前記変動アイコンの表示態様を変化させる演出に用いられる場合があるアイコンであってもよい。あるいは反対に、前記変化演出表示は、前記変動アイコンの表示態様を変化させる演出には用いられないアイコンであってもよく、この場合には、前記変化演出表示は、前記第二のアイコンの表示態様を変化させる演出にのみ用いられるアイコンであってもよい。
また、前記第二のアイコンは、前記変化演出表示が表示されると、前記第三の表示態様から前記第四の表示態様へ必ず変化するアイコンであってもよい。
また、前記変化演出表示は、前記第二のアイコンが非表示の状態でも表示される場合がある表示であってもよい。
また、
『 前記第二のアイコンは、前記変化演出表示が表示されても、表示態様が変化しない場合[例えば、図75(3−2−1)〜同図(3−2−2)、図83(く1−3−1)〜同図(く1−3−3b2)、図100(ア4−2)、図100(ア6−2)]もあるアイコンである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、
『 前記第四の表示態様の前記第二のアイコンが表示されている場合の方が、前記第三の表示態様の該第二のアイコンが表示されている場合よりも、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすい[例えば、大当りの期待度が高い]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、「前記第三の表示態様の該第二のアイコンが表示されている場合」とは、「前記第三の表示態様の該第二のアイコンが表示され、該第二のアイコンが該第四の表示態様へ変化しない場合」のことであってもよい。
また、前記第二のアイコンが前記第三の表示態様で表示されている状態は、前記第二のアイコンが前記第四の表示態様で表示されている状態よりも、最終的に大当り図柄態様が確定表示されにくくてもよい。
また、
『 前記第二のアイコンは、実行中の図柄変動表示における大当りについての予告表示[例えば、図78(う20−1)、図87(こb15−1)]である場合があるアイコンである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、「前記第二のアイコンは、実行中の図柄変動表示における大当りについての予告表示である場合がある、」とは、「実行中の図柄変動表示における大当りの予告が、第二のアイコンによって行われる」ことであってもよい。
ここで、前記第三の表示態様は、デフォルトの表示態様であってもよく、前記第四の表示態様は、実行中の図柄変動表示における大当りについての予告の表示態様であってもよい。
また、
『 前記第二のアイコンは、先読み予告の予告表示[例えば、図83(け5−1)〜同図(け13)、図86(こアa11)]である場合があるアイコンである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、「前記第二のアイコンは、先読み予告の予告表示である場合がある」とは、「第二のアイコンによって先読み予告が行われる」ことであってもよい。
ここで、前記第三の表示態様は、デフォルトの表示態様であってもよく、前記第四の表示態様は、先読み予告の表示態様であってもよい。
また、前記第二のアイコンは、前記変動アイコンとしても機能するアイコンであってもよい。すなわち、この場合には、前記第一のアイコンと前記第二のアイコンとによって2種類の変動アイコンが表示されていることになる。
また、前記第二の表示態様の前記変動アイコンと、前記第四の表示態様の前記第二のアイコンの両方のアイコンが表示された場合の方が、該両方のアイコンが表示されない場合よりも、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすくてもよい。
また、前記第二の表示態様の前記変動アイコンと、前記第四の表示態様の前記第二のアイコンの両方のアイコンが表示された場合の方が、該両方のアイコンのうちのいずれか一方のアイコンのみが表示された場合よりも、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすくてもよい。
また、前記第二の表示態様の前記変動アイコンと、前記第四の表示態様の前記第二のアイコンとのうちのいずれか一方のアイコンが表示された場合の方が、いずれのアイコンも表示されない場合よりも、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすくてもよい。
また、前記第二の表示態様の前記変動アイコンと、前記第四の表示態様の前記第二のアイコンの両方のアイコンが表示された場合の方が、該両方のアイコンが表示されない場合よりも、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすくてもよい。
また、デフォルトの表示態様とは異なる表示態様(例えば、前記第二の表示態様)の前記変動アイコンと、デフォルトの表示態様(例えば、前記第三の表示態様)の前記第二のアイコンが表示されている状態の方が、デフォルトの表示態様(例えば、前記第一の表示態様)の前記変動アイコンと、デフォルトの表示態様とは異なる表示態様(例えば、前記第四の表示態様)の前記第二のアイコンが両方表示されている状態よりも、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすくてもよい。
あるいは反対に、デフォルトの表示態様とは異なる表示態様(例えば、前記第二の表示態様)の前記変動アイコンと、デフォルトの表示態様(例えば、前記第三の表示態様)の前記第二のアイコンが表示されている状態の方が、デフォルトの表示態様(例えば、前記第一の表示態様)の前記変動アイコンと、デフォルトの表示態様とは異なる表示態様(例えば、前記第四の表示態様)の前記第二のアイコンが両方表示されている状態よりも、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすくてもよい。
また、前記変動アイコンは、第五の表示態様で表示される場合があるアイコンであり、前記変動アイコンが前記第五の表示態様で表示された場合、最終的に大当り図柄態様が必ず確定表示されてもよい。また、前記第二のアイコンは、第六の表示態様で表示される場合があるアイコンであり、前記第二のアイコンが前記第六の表示態様で表示された場合、最終的に大当り図柄態様が必ず確定表示されてもよい。なお、前記変動アイコンが前記第五の表示態様で表示されているのに対して前記第二のアイコンは前記三の表示態様、あるいは前記第四の表示態様で表示されている場合があってもよい。また、前記第二のアイコンが前記第六の表示態様で表示されているのに対して前記変動アイコンは前記一の表示態様、あるいは前記第二の表示態様で表示されている場合があってもよい。
さらには、前記変動アイコンが前記第五の表示態様で表示され、前記第二のアイコンが前記第六の表示態様で表示されている場合があってもよい。この場合、例えば、有利な大当りが確定(例えば、確変付き大当り確定、長いラウンドの大当り確定)したり、レアなリーチ(例えば、全回転リーチ等)が出現しやすかったり、他のプレミア演出が出現しやすかったり、復活大当りしやすかったりしてもよい。あるいは逆に、復活大当りしにくくてもよい。また、操作手段の態様が変化(例えば、ボタンが飛び出したり、回転したり、凹んだり、内蔵ランプがレアな発光態様(例えば、七色に変化するレインボー発光態様)で発光したり)してもよい。また、演出カスタマイズの特典が手に入ったり、大当り遊技中に選択することができる演出の数が増えたり、特別なスーパーリーチが開始されたり、特別な大当りラウンド(例えば、第二のアタッカーが開放するラウンド)が開始されたりしてもよい。
また、前記変動アイコンの表示態様と、前記第二のアイコンの表示態様の組合せによって、演出の種類(例えば、スーパーリーチの種類等)が示唆される場合があってもよい。例えば、前記変動アイコンの表示態様が殿様で、前記第二のアイコンの表示態様が剣豪であった場合には、殿様と剣豪が決闘する剣豪リーチに発展することが示唆されてもよい。あるいは、前記変動アイコンの表示態様が兜で、前記第二のアイコンの表示態様が殿様であった場合には、2つのアイコンが表示されて初めて、当該変動の予告(通常予告)として機能するように構成されていてもよい。
また、前記変動アイコンの表示態様と、前記第二のアイコンの表示態様の組合せによって、大当りの信頼度(期待度)が異なってもよい。例えば、前記第一の表示態様の前記変動アイコンと、前記第四の表示態様の前記第二のアイコンの組合せと、前記第二の表示態様の前記変動アイコンと、前記第三の表示態様の前記第二のアイコンの組合せとでは、大当りの信頼度(期待度)が異なってもよい。
また、
『 前記第四の表示態様の前記第二のアイコンが表示されている場合の方が、前記第三の表示態様の該第二のアイコンが表示されている場合よりも、前記変動アイコンが前記第一の表示態様から前記第二の表示態様に変化しやすい、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、前記第一の表示態様の前記変動アイコンが前記第二の表示態様に変化する確率は、前記第四の表示態様の前記第二のアイコンによって該第一の表示態様の該変動アイコンが該第二の表示態様に変化する場合の方が、前記第三の表示態様の該第二のアイコンによって該第一の表示態様の該変動アイコンが該第二の表示態様に変化する場合よりも高くてもよい。
ここで、「前記第三の表示態様の該第二のアイコンが表示されている場合よりも」とは、「第三の表示態様の第二のアイコンによって変動アイコンを第一の表示態様から第二の表示態様へ変化させる演出が行われた場合よりも」のことであってもよい。
また、前記第四の表示態様の前記第二のアイコンが表示された場合には、前記変動アイコンが前記第一の表示態様から前記第二の表示態様に必ず変化してもよい。また、前記第三の表示態様の前記第二のアイコンが表示された場合には、前記変動アイコンが前記第一の表示態様から前記第二の表示態様に、必ず変化しなくてもよいし、変化する場合があってもよい。
また、前記第六の表示態様の前記第二のアイコンが表示された場合の方が、前記第四の表示態様の前記第二のアイコンが表示された場合よりも、前記変動アイコンが前記第五の表示態様に変化しやすくてもよい。
以上説明したように、前記第二のアイコンの表示態様が変化していると、前記変動アイコンの表示態様も変化しやすい場合があってもよいし、該変動アイコンの表示態様が必ず変化してもよい。
さらに、前記第二のアイコンの表示態様によって、変化しやすい表示態様の前記変動アイコンが異なってもよい。また、前記第二のアイコンの表示態様によって、出現しやすい予告(擬似連予告、タイマ予告、先読み予告)が変わってもよい。
また、
『 前記第二のアイコンが複数表示される場合[例えば、図81に示す例、図82(き1)〜同図(き5)に示す例等]がある、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、前記第二のアイコンが複数表示されることで、大当りしやすかったり、保留アイコンや前記変動アイコンの表示態様が変化しやすかったりしてもよい。
また、複数の前記第二のアイコンの組合せ(同じ表示態様の前記第二のアイコンの組合せや、異なる表示態様の前記第二のアイコンの組合せ)によって、大当りしやすかったり、保留アイコンや前記変動アイコンの表示態様が変化しやすかったり、出現しやすい予告(擬似連予告、タイマ予告、先読み予告)が変わったりしてもよい。
また、
『 遊技者が操作可能な位置に設けられた操作手段[例えば、チャンスボタン136等]を備え、
前記第二のアイコンは、前記操作手段が操作されると、表示態様が変化する場合[例えば、図82(く1−1)〜図82(く7)に示す例]があるアイコンである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、例えば、前記操作手段の操作に応じて、前記第三の表示態様から前記第四の表示態様に変化する場合があってもよい。
また、前記第二のアイコンは、前記操作手段に関する表示態様であり、該操作手段の操作に応じて、表示態様が変化してもよい。なお、前記操作手段に関する表示態様とは、前記操作手段を模した表示態様であってもよいし、該操作手段を操作することを促す表示態様(操作促進表示態様)であってもよいし、該操作手段の操作有効期間に関する表示態様(より具体的には、該操作有効期間の残期間の表示態様(残期間表示態様))であってもよいし、該操作手段を連想させる表示態様であってもよいし、これらの表示態様の組合せであってもよいし、これらの表示態様のうちの少なくともいずれか一つを含む表示態様であってもよい。
また、前記表示手段は、メータ表示を表示可能な手段であって、前記メータ表示の状態に応じて前記操作手段の操作が受け付けられ、該操作手段の操作が受け付けられると、前記第二のアイコンの表示態様が変化してもよい。
さらに、前記操作手段の操作有効期間であっても該操作手段を操作することを促す報知がなされない、いわゆる裏ボタン状態で、該操作手段が操作されると、前記第二のアイコンの表示態様が変化してもよい。
また、第二のアイコンは、演出モードの変更に応じて表示態様が変化してもよい。
また、第二のアイコンは、遊技者によるカスタマイズ操作で表示態様を変更することができるアイコンであってもよい。
また、
『 前記第三の表示態様は、遊技者が選択した表示態様[例えば、73(b)のキャラクタ選択]であり、
前記第四の表示態様は、遊技者が選択していない表示態様[例えば、図79(え4−3)に示す番長の表示態様]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、前記第三の表示態様は、遊技者が選択することができる表示態様であり、前記第四の表示態様は、遊技者が選択することができない表示態様であってもよいし、遊技者が選択することができる表示態様であってもよい。
また、
『 前記第二のアイコンは、他の表示による演出を伴うことなく、表示態様が変化する場合[例えば、図79(え1)〜同図(え3−1)、図82(く2−1)〜同図(く7)]があるアイコンである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、「前記第二のアイコンは、他の表示による演出を伴うことなく、表示態様が変化する場合がある」とは、「第二のアイコンによる演出によって、該第二のアイコンの表示態様が変化する場合がある」のことであってもよい。
また、
『 前記変動アイコンは、他の表示による演出を伴うことなく、表示態様が変化する場合[例えば、図90(す3)〜同図(す4)]があるアイコンである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、「前記変動アイコンは、他の表示による演出を伴うことなく、表示態様が変化する場合がある」とは、「変動アイコンによる演出によって、該変動アイコンの表示態様が変化する場合がある」のことであってもよい。
また、
『 前記複数種類の表示のうちの一の種類の表示は、第三のアイコン[例えば、保留アイコンh11〜h14等]であり、
前記第三のアイコンとは、保留球数に応じたアイコン(以下、「保留アイコン」という。)のことであり、
前記保留アイコンは、複数種類の表示態様[例えば、図63(b)の保留表示選択のアイコンA〜アイコンG、図78(う2)、同図(う3)、同図(う12)、デフォルトの表示態様、白点滅、青色、緑色、赤色、金色、虹色等]で表示される場合があるアイコンであり、
前記第二のアイコンは、前記保留アイコンとは別のアイコンである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、前記保留アイコンは、前記第一の表示態様で表示される場合があるアイコンであってもよいし、前記保留アイコンは、前記第四の表示態様で表示される場合があるアイコンであってもよい。
また、
『 前記遊技台は、ぱちんこ機[例えば、パチンコ機100]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
以上の記載では、
『 表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208、第1装飾図柄表示装置208Lのみ、あるいは第1〜第3装飾図柄表示装置208L〜Nのうちの複数の組合せ(全部を含む)、第2表示装置208S等]を備えた遊技台であって、
前記表示手段は、複数種類の表示を表示可能な手段であり、
前記複数種類の表示のうちの一の種類の表示は、第一のアイコンであり、
前記第一のアイコンとは、保留表示に関するアイコン[例えば、保留アイコンh11〜h14,h21〜h24や変動アイコンh0等]のことであり、
前記第一のアイコンは、第一の表示態様[例えば、デフォルト(白色)の表示態様]で表示される場合があるアイコンであり、
前記第一のアイコンは、第二の表示態様[例えば、白色点滅、青色、緑色、赤色、金色、虹色の表示態様等]で表示される場合があるアイコンであり、
前記複数種類の表示のうちの一の種類の表示は、第二のアイコン[例えば、ナビキャラクタYMのアイコン等]であり、
前記第二のアイコンは、連続する図柄変動表示を跨いで表示される場合があるアイコンであり[例えば、図77(い1)〜同図(い12)等]、
前記第二のアイコンは、前記第一のアイコンを前記第一の表示態様から前記第二の表示態様へ変化させる演出[例えば、図77(い−9)〜同図(い11)に示す演出等]に用いられる場合があるアイコンである、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
また、
『 前記第二のアイコンは、第三の表示態様[例えば、デフォルトの色の着物を着た殿様の表示態様、殿様の表示態様、コパンダの表示態様]で表示される場合があるアイコンであり、
前記第二のアイコンは、第四の表示態様[例えば、白色点滅、青色、緑色、赤色、金色、虹色の着物を着た殿様の表示態様、姫の表示態様、番長の表示態様、ロボットの表示態様]で表示される場合があるアイコンであり、
前記第二のアイコンは、前記第三の表示態様から前記第四の表示態様に変化する場合があるアイコンである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、
『 前記第二のアイコンは、他の表示による演出を伴うことなく、表示態様が変化する場合[例えば、図79(え1)〜同図(え3−1)、図82(く2−1)〜同図(く7)]があるアイコンである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。 また、
『 前記第二のアイコンは、一回の図柄変動表示に限って表示される場合もあるアイコンである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、
『 前記第二のアイコンは、前記第一のアイコンとは別のアイコンである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、
『前記複数種類の表示のうちの一の種類の表示は、変化演出表示[例えば、宝箱のアイコンI1、UFOアイコンUFI、ボタン保留アイコン、メータ表示MW,MGのアイコン、巨大なパンダ、爺のキャラクタによる「ナビキャラが変化」という文字表示を含む会話予告、襖の画像、ワイプ演出用の襖画像等]であり、
前記変化演出表示は、前記第二のアイコンを前記第三の表示態様から前記第四の表示態様へ変化させる演出[例えば、図75(あ3−1)〜同図(あ6)、図76(あ6−3−2)〜同図(あ6−3−4a)、図83(く1−3−1)〜同図(く1−3−4)、図91に示すメータ演出、図89(し2−2−1)〜同図(し2−2−3)、図100(アb1)〜(アb2)、図80(お6)〜同図(お8)、図107(エ9−2−1)等]に用いられる場合がある表示である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、
『 前記第二のアイコンは、前記変化演出表示が表示されても、表示態様が変化しない場合[例えば、図75(3−2−1)〜同図(3−2−2)、図83(く1−3−1)〜同図(く1−3−3b2、図100(ア4−2)、図100(ア6−2))]もあるアイコンである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、
『 前記第二のアイコンは、実行中の図柄変動表示における大当りについての予告表示[例えば、図78(う20−1)、図87(こb15−1)]である場合があるアイコンである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、
『 前記第二のアイコンは、図83(け5−1)〜同図(け13)、先読み予告の予告表示[例えば、図86(こアa11)]である場合があるアイコンである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、
『 前記第二のアイコンが複数表示される場合[例えば、図81に示す例、図82(き1)〜同図(き5)に示す例等]がある、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、
『 遊技者が操作可能な位置に設けられた操作手段[例えば、チャンスボタン136等]を備え、
前記第二のアイコンは、前記操作手段が操作されると、表示態様が変化する場合[例えば、図82(く1−1)〜図82(く7)に示す例]があるアイコンである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、
『 前記第一のアイコンは、他の表示による演出を伴うことなく、表示態様が変化する場合[例えば、図90(す3)〜同図(す4)]があるアイコンである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、「前記第一のアイコンは、他の表示による演出を伴うことなく、表示態様が変化する場合がある」とは、「第一のアイコンによる予告によって、該第一のアイコンの表示態様が変化する場合がある」のことであってもよい。
また、
『 上に記載の「保留表示に関するアイコン」とは、「保留アイコンと変動アイコンの両方を含む概念のアイコン」のことであり、
前記保留アイコンとは、未消化の保留を表すアイコン[例えば、保留アイコンh11〜h14,h21〜h24]のことであり、
前記変動アイコンとは、消化済みの保留を表すアイコン[例えば、変動アイコンh0]のことである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、
『 上に記載の「保留表示に関するアイコン」とは、「保留アイコン」のことであり、
前記保留アイコンとは、未消化の保留を表すアイコン[例えば、保留アイコンh11〜h14,h21〜h24]のことである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
なお、上に記載の「保留表示に関するアイコン」とは、「変動アイコン」のことであり、前記変動アイコンとは、消化済みの保留を表すアイコン[例えば、変動アイコンh0]のことであってもよい。
また、
『 前記遊技台は、ぱちんこ機[例えば、パチンコ機100]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
以上の記載では、
「 演出手段[例えば、装飾図柄表示装置208、第1装飾図柄表示装置208Lのみ、あるいは第1〜第3装飾図柄表示装置208L〜Nのうちの複数の組合せ(全部を含む)、第2表示装置208S、スピーカ120、遊技盤用ランプ442、遊技台枠用ランプ452、千両箱役物224H等]と、
操作手段[例えば、チャンスボタン136、操作キーユニット137、第二チャンスボタン、レバータイプの操作手段等]と、
を備え、
前記演出手段は、複数種類の演出を実行可能な手段であり、
前記複数種類の演出のうちの一の種類の演出は、第一の演出であり、
前記複数種類の演出のうちの一の種類の演出は、第二の演出であり、
非オートボタンモードにおける第一の期間[例えば、操作有効期間]の期間中に前記操作手段の操作が行われると、前記第一の演出[例えば、図108(A11)の「夏休みはまだかの〜」の応答表示]が実行される場合があり、
オートボタンモードにおいて、前記第一の期間が開始されてから第一の時間[例えば、オートボタン機能発動時間(図108(A6)〜同図(A11)直前までの時間)]が経過すると、前記第一の演出が実行される場合があり、
前記非オートボタンモードにおける第二の期間[例えば、操作有効期間(図108(A8−1)〜同図(A14)の期間]の期間中に前記操作手段の操作が行われると、前記第二の演出[例えば、保留アイコンが青色の表示態様に変化する演出、図109(Aa5−5−6)〜同図(Aa5−5−7)の連打メータRHMが上昇する応答表示]が実行される場合があり、
前記オートボタンモード中において、前記第二の期間が開始されてから第二の時間[例えば、オートボタン機能発動時間]が経過しても、前記第二の演出が実行されず[例えば、図108の例、図109(Aa5−5−2)および同図(Aa5−5−4)の連打メータRHMの状態]、
前記オートボタンモード中において、前記第二の期間が開始されてから前記第二の時間が経過するまでに前記操作手段の操作が行われると、前記第二の演出が実行されるように構成されており、
前記操作手段の状態を第一の状態および第二の状態のうちの一方の状態[例えば、白色点灯]から他方の状態[例えば、特別色(青色)点灯]へ変化可能に構成されており、
前記オートボタンモード中における前記第二の期間の期間中において、前記操作手段の状態が前記一方の状態から前記他方の状態へ変化される場合[例えば、図108(A8−1)〜同図(A14)の場合等]がある、
ことを特徴とする遊技台。」
について説明した。
この記載の発明によれば、操作手段に特徴を持った遊技台を実現できる。より具体的には、前記オートボタンモードにおける前記第二の期間の期間中に前記操作手段の状態が変化する場合があるので、該操作手段に視線を誘導させ、該操作手段の操作を促すことができる場合がある。
ここで、オートボタンモードとは、前記操作手段の操作がなくても該操作手段の操作に応じた演出が行われる場合があるモードのことである。なお、非オートボタンモードとは、オートボタンモードに設定されていない状態のことである。
オートボタンモード中も前記操作手段の操作を受け付け(無効にしなく)てもよいし、受け付ける場合と受け付けない場合とがあってもよいし、一切受け付けなくてもよい。受け付ける場合と受け付けない場合とは、Aの演出では受け付けてBの演出では受け付けない、あるいはAの期間では受け付けてBの期間では受け付けなくてもよい。さらには、Aの操作手段(例えば、チャンスボタン136)の操作では受け付けて、Bの操作手段(例えば、操作キーユニット137、第二チャンスボタン、レバータイプの操作手段等)の操作は受け付けなくてもよい。
また、前記第二の期間の期間中において、前記操作手段以外の演出手段(例えば、表示手段による表示、可動手段、発光手段等)が変化するように構成されていてもよい。
また、
「 前記非オートボタンモード中における前記第二の期間の期間中において、前記操作手段の状態が前記一方の状態から前記他方の状態へ変化される場合[例えば、図110(Aa8―3)の場合]がある、
ことを特徴とする遊技台。」
についても説明した。
こうすることで、前記非オートボタンモード中における前記第二の期間の期間中に前記操作手段の状態が変化する場合があるので、操作手段に視線を誘導させ、操作手段の操作を促すことができる場合がある。また、オートボタンモードの設定の有無に関わらず、第二の期間の期間中においては操作手段の操作をしないと第二の演出が実行されないことに気づかせ、操作手段の操作意欲を向上させることができる場合がある。
また、
「 前記第一の期間の少なくとも一部の期間が前記第二の期間の少なくとも一部の期間と重なる場合がある[例えば、図108(A8−1)〜同図(A11)の直前、図109(Aa5−2−2)、図110(Aa8−2−1)]、
ことを特徴とする遊技台。」
についても説明した。
また、
「 前記オートボタンモードにおける前記第一の期間の少なくとも一部の期間と前記第二の期間の少なくとも一部の期間とが重なる期間[例えば、図108(A8−1)〜同図(A11)の直前までの期間、図109(Aa5−2−2)、図110(Aa8−2−1)]において、前記操作手段の操作があった場合に、前記第一の演出および前記第二の演出のうちの少なくとも一方の演出が実行される[例えば、図110(Aa8−2−3)〜同図(Aa8−2−4)]、
ことを特徴とする遊技台。」
についても説明した。
ここで、前記第一の演出および前記第二の演出のうちの両方の演出が実行されてもよいし、該第一の演出のみ実行されてもよいし、該第二の演出のみ実行されてもよい。
なお、前記第一の期間が開始されてから前記第一の時間が経過するまでに前記操作手段を操作すると、前記第一の演出および前記第二の演出の両方の演出が実行されてもよいし、該第一の演出のみが実行されてもよいし、該第二の演出のみが実行されてもよい。
例えば、前記オートボタンモード中にボタン表示が2つ表示されている場合に、一方のボタン表示はオートボタンモードの機能が働き、ボタン操作に応じて応答表示が表示され、他方のボタン表示はオートボタンモードの機能が働かず、自分でボタンを操作しなければならないといった違和感が生じ、遊技の興趣が向上する場合がある。
また、
「 前記非オートボタンモードにおける前記第一の期間の少なくとも一部の期間と前記第二の期間の少なくとも一部の期間とが重なる期間において、前記操作手段の操作があった場合に、前記第一の演出および前記第二の演出のうちの少なくとも一方の演出が実行される、
ことを特徴とする遊技台。」
についても説明した。
ここで、前記第一の演出および前記第二の演出のうちの両方の演出が実行されてもよいし、該第一の演出のみ実行されてもよいし、該第二の演出のみ実行されてもよい。
また、
「 前記非オートボタンモードにおける前記第一の期間[例えば、操作有効期間]の期間中に前記操作手段の操作が行われなかった場合には、前記第一の演出が実行されない、
ことを特徴とする遊技台。」
についても説明した。
なお、前記第一の期間が終了するまでの間に操作がなくても、前記第一の演出が実行されてもよい。
また、
「 前記非オートボタンモードにおける前記第二の期間[例えば、操作有効期間]の期間中に前記操作手段の操作が行われなかった場合には、前記第二の演出が実行されない、
ことを特徴とする遊技台。」
についても説明した。
なお、前記第二の期間が終了するまでの間に操作がなくても、前記第二の演出が実行されてもよい
また、
「 前記演出手段とは、画像表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208、第1装飾図柄表示装置208Lのみ、あるいは第1〜第3装飾図柄表示装置208L〜Nのうちの複数の組合せ(全部を含む)、第2表示装置208S等]のことであり、
前記複数種類の演出とは、複数種類の表示のことであり、
前記複数種類の表示のうちの一の種類の表示は、応答表示であり、
前記応答表示とは、前記操作手段の操作があった場合に表示される場合がある表示であり、
前記第一の演出とは、前記応答演出のうちの第一の応答表示[例えば、図108(A11)の「夏休みはまだかの〜」の応答表示]のことであり、
前記第二の演出とは、前記応答演出のうちの第二の応答表示[例えば、保留アイコンが青色の表示態様に変化する演出]のことである、
ことを特徴とする遊技台。」
についても説明した。
また、
「 前記複数種類の表示のうちの一の種類の表示は、操作表示であり、
前記操作表示とは、操作手段の操作に関する表示であり、
前記操作表示として第一の操作表示[例えば、図108(A5−1)等に示されているボタン演出画像(ボタン画像136a及び残時間表示メータMT)]の表示が行われている場合に前記操作手段の操作が行われると、前記第一の応答表示が表示される場合があり、
前記操作表示として第二の操作表示[例えば、図108(A8−1)等に示されているボタン画像136a]の表示が行われている場合に前記操作手段の操作が行われると、前記第二の応答表示が表示される場合がある、
ことを特徴とする遊技台。」
についても説明した。
なお、前記操作表示は、前記操作手段の外観を表す画像[例えば、ボタン画像136a]を含む表示であってもよいし、前記操作手段の操作を促す表示[例えば、残時間表示メータMT、PUSHの文字表示、「押せ」の文字表示、操作方向を示す矢印の表示等]を含む表示であってもよい。
また、
「 前記第一の演出および前記第二の演出のうちの少なくとも一方は、実行中の図柄変動表示についての演出[例えば、当該図柄変動表示における大当りについての予告演出(通常予告)]である、
ことを特徴とする遊技台。」
についても説明した。
なお、前記第一の演出および前記第二の演出のうちの両方がそうあってもよいし、前記第一の演出のみがそうであってもよいし、前記第二の演出のみがそうであってもよい。
また、
「 前記第一の演出および前記第二の演出のうちの少なくとも一方は、実行中の図柄変動表示が終了し、その後に開始される図柄変動表示についての演出[例えば、次に開始される図柄変動表示であったり、次の次に開始される図柄変動表示であったり、次の次の次に開始される図柄変動表示における大当りについての予告演出(先読み予告)]である、
ことを特徴とする遊技台。」
についても説明した。
なお、前記第一の演出および前記第二の演出のうちの両方がそうあってもよいし、前記第一の演出のみがそうであってもよいし、前記第二の演出のみがそうであってもよい。
また、
「 前記第一の期間とは、前記操作手段の操作を有効とする期間(以下、「第一の操作有効期間」という。)のことであり、
前記第二の期間とは、前記操作手段の操作を有効とする期間(以下、「第二の操作有効期間」という。)のことである、
ことを特徴とする遊技台。」
についても説明した。
なお、前記第一の操作有効期間および前記第二の操作有効期間のうちの少なくともいずれか一方の操作有効期間を示すメータ表示[例えば、図108(A5−1)に示す残期間メータMTの表示]が、前記オートボタンモード中も表示されていてもよい。なお、図108(A8−1)に示すボタン保留アイコンにも、残期間メータMTの表示を加えてもよい。
また、前記メータ表示として、ゲージによる表示(増減するバー表示)であってもよいし、時間経過に応じて表示色の濃淡が変化し、例えば、残期間が無くなるとグレーアウトする表示であってもよい。
あるいは反対に、操作有効期間を示すメータが前記非オートボタンモード中にのみ表示され、前記オートボタンモード中には表示されなくてもよい。例えば、オートボタンモード中の図108(A5−1)に示す爺の会話画像CI2のうち残期間メータMTを省略し、反対に、非オートボタンモード中の図110(Aa8−3)に示すボタン保留アイコンに残期間メータMTを付加してもよい。
また、前記オートボタンモードであるか否かを問わず、前記操作有効期間を示すメータが表示される場合[例えば、図108〜図110に示す会話予告]とされない場合[例えば、図108〜図110に示すボタン変動アイコンやボタン保留アイコン]があってもよい。
また、
「 前記操作手段は、演出動作[例えば、発光、振動等]を行う場合がある手段である、ことを特徴とする遊技台。」
についても説明した。
また、前記第一の状態は、前記演出動作を行っていない状態[例えば、消灯状態や白色点灯状態、振動停止状態]であり、前記第二の状態は、演出動作を行っている状態[例えば、点灯状態や青色点灯状態、振動状態]であってもよい。
また、前記第一の状態は、前記操作手段が停止している状態のことであってもよい。
また、前記演出手段は、演出可動手段[例えば、振動子]が内部に設けられたものであり、前記演出動作は、前記演出可動手段が動作する動作[例えば、振動]のことであってもよい。
また、前記第二の状態は、変形[例えば、突出したり凹んだり)したり、前記演出可動手段が動作している状態[例えば、進出状態、後退状態、振動中状態、回転中状態、硬化状態等]であってもよい。
前記操作手段は、発光手段が設けられた手段であってもよい。
前記発光手段は、点灯、点滅、あるいは消灯といった駆動動作を実行可能な手段であり、
前記第一の状態は、前記発光手段が第一の態様で前記駆動動作を行っている状態であり、
前記第二の状態は、前記発光手段が第二の態様で前記駆動動作を行っている状態であり、
前記第一の態様と前記第二の態様は異なる態様であってもよい。
前記第一の態様は、消灯している態様であり、前記第二の態様は、点灯している態様であってもよい。
前記第一の態様は、第一の色で点灯している態様であり、前記第二の態様は、第二の色で点灯している態様であってもよい。
前記第二の態様は、点滅している態様であってもよい。
また、
「 前記遊技台は、ぱちんこ機[例えば、パチンコ機100]である、
ことを特徴とする遊技台。」
についても説明した。
また、
「 前記遊技台は、スロットマシン[例えば、スロットマシン1000]である、
ことを特徴とする遊技台。」
についても説明した。
以上の記載では、
『 演出手段[例えば、装飾図柄表示装置208、第1装飾図柄表示装置208Lのみ、あるいは第1〜第3装飾図柄表示装置208L〜Nのうちの複数の組合せ(全部を含む)、第2表示装置208S、スピーカ120、遊技盤用ランプ442、遊技台枠用ランプ452、千両箱役物224H等]を備えた遊技台であって、
前記演出手段は、複数種類の演出を少なくとも実行可能な手段であり、
前記複数種類の演出のうちの一の種類の演出は、第一の演出であり、
前記第一の演出とは、遊技者によって選択された演出のこと[例えば、図63(b)の(b)キャラクタ選択の各選択肢による演出、(c)保留枠選択の各選択肢による演出、(e)保留表示選択の各選択肢による演出、(f)背景表示選択の各選択肢による演出、図101に示す曲名の楽曲出力演出]であり、
前記複数種類の演出のうちの一の種類の演出は、第二の演出[例えば、ナビキャラクタYMによる演出、楽曲出力演出、保留枠UI演出、保留演出、背景演出、]であり、
前記第一の演出の実行中において、第三の演出[例えば、宝箱のアイコンI1による変化予告、楽曲変更予告、ワイプ演出、背景変化予告等]が実行されると、該第一の演出から前記第二の演出へ変更される場合[例えば、図99(アa3−1)〜同図(アa6−1)、図102(イ11)〜同図(イ15−1)、図106に示す例、図80(お1)で遊技者によって背景Aが選択されている場合に同図(お6)〜同図(お7)の背景変化予告(ワイプ演出用の襖画像のワイプインおよびワイプアウト)を経て、同図(お8)〜同図(お21)で表示されている先読み予告の背景に変化する等]がある、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
ここで、前記第三の演出は、前記複数種類の演出のうちの一の種類の演出であって、前記演出手段で実行される演出であってもよい。あるいは、前記第三の演出は、前記演出手段(例えば、表示手段)では実行されず、該演出手段とは異なる他の演出手段(例えば、音出力手段)で実行される演出であってもよい。
また、前記第一の演出は、図柄変動表示が一定時間開始されないと移行するデモンストレーションモードで選択可能なカスタマイズ系の演出であってもよいし、図柄変動表示の実行中でも選択可能な演出であってもよい。さらに、前記第一の演出は、遊技者によって選択可能な、スーパーリーチ演出や大当り遊技中のラウンド演出であってもよい。
また、前記第三の演出は、例えば、島一斉演出等の一斉演出が開始されるまでの残り時間報知の演出であってもよい。
前記演出手段の一例として、表示手段(例えば、液晶表示装置、ドットマトリクス表示装置、7セグメント表示装置、有機EL表示装置、リール(ドラム)式表示装置、リーフ式表示装置、プラズマディスプレイ、プロジェクタ等)、発光手段、音出力手段、可動手段等を列挙することができる。また、側方から光が入射し前方に向けて発光する導光板、残像効果によって絵柄を表示可能なPOVディスプレイも一例として列挙することができる。前記演出手段としては、上記列挙したもの総てであってもよい。一方、上記列挙したものの中でも適用されないものがあってもよい。
また、前記演出手段は、発光演出を行うデバイスであってもよく、この場合は、モードによって発光態様(色、点灯パターン、発光色によって表示される発光表示等)が異なるものであってもよい。
また、
『 前記演出手段は、画像表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208、第1装飾図柄表示装置208Lのみ、あるいは第1〜第3装飾図柄表示装置208L〜Nのうちの複数の組合せ(全部を含む)、第2表示装置208S等]であり、
前記第一の演出とは、第一の演出表示[例えば、図63(b)の(b)キャラクタ選択の各選択肢による演出表示または(c)保留枠選択の各選択肢による演出表示、(e)保留表示選択の各選択肢による演出表示、(f)背景表示選択の各選択肢による演出表示、図102の曲名表示部MNに表示された図101に示す曲名]のことであり、
前記第二の演出とは、第二の演出表示[例えば、ナビキャラクタYMによる演出表示、保留枠UIによる演出表示、図102(イ13)〜同図(イ14)の曲名表示部MN「Distance」、図102(イ15−1)の曲名表示部MN「轟けDREAM」]のことである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、前記演出手段は、複数の画像表示手段であってもよい。
また、
『 前記第三の演出とは、第三の演出表示[例えば、宝箱のアイコンI1、UFOアイコンUFI、ボタン保留アイコン、メータ表示MW,MGのアイコン、巨大なパンダ、爺のキャラクタによる「ナビキャラが変化」という文字表示を含む会話予告、襖の画像、ワイプ演出用の襖画像、図102(イ11)〜同図(イ15−1)の番長のキャラクタC11等]のことであり、
前記画像表示手段によって前記第三の演出表示が行われる場合がある、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、前記第三の演出表示の少なくとも一部と前記第一の演出表示の少なくとも一部が重なる場合があってもよい。すなわち、前記第三の演出表示の一部のみと前記第一の演出表示の一部のみが重なる場合があってもよいし、前記第三の演出表示の一部のみと前記第一の演出表示の全部が重なる場合があってもよいし、前記第三の演出表示の全部と前記第一の演出表示の一部のみが重なる場合があってもよいし、前記第三の演出表示の全部と前記第一の演出表示の全部が重なる場合があってもよい。また、前記第三の演出表示の少なくとも一部が、前記第一の演出表示の少なくとも一部に前側(遊技者側)から重なる場合があってもよいし、反対に、前記第一の演出表示の少なくとも一部が、前記第三の演出表示の少なくとも一部に前側(遊技者側)から重なる場合があってもよい。
また、画像表示装置には、装飾図柄の変動表示や、装飾図柄の停止表示や、保留球数に応じたアイコン(保留アイコン)や、実行中の図柄変動表示に関するアイコン(変動アイコン)が表示される場合がある。前記第三の演出表示は、装飾図柄の変動表示よりも前記第一の演出表示の近くに表示される場合があってもよいし、装飾図柄の停止表示よりも前記第一の演出表示の近くに表示される場合があってもよいし、保留アイコンよりも前記第一の演出表示の近くに表示される場合があってもよいし、変動アイコンよりも前記第一の演出表示の近くに表示される場合があってもよい。
また、
『 前記第三の演出が実行されなくても、前記第一の演出から前記第二の演出へ変更される場合がある[例えば、図79(え1)〜同図(え3−1)、図82(く2−1)〜同図(く7)]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、遊技者が操作可能な位置に設けられた操作手段を備え、前記第一の演出は、前記操作手段が操作されると、前記第二の演出へ変更される場合があってもよい。
また、前記第一の演出から前記第二の演出への変更は演出モードの変更であってもよく、該第一の演出は遊技者が設定した演出モードに相当し、演出モードの変更は、操作手段の操作に応じて変更が行われる場合と、例えば、先読み予告の実行開始に応じて変更が行われる場合(先読みモード(第二の演出表示に相当)への突入)とがあってもよい。
また、
『 前記第三の演出が実行されたことにより前記第一の演出から前記第二の演出に変更された場合[例えば、図99(アa4−1)〜同図(アa6−1)の場合]の方が、該第三の演出が実行されずに該第一の演出から該第二の演出に変更された場合[例えば、図79(え2)〜同図(え4−1)の場合]よりも、最終的に遊技者にとって有利な状態[例えば、大当り遊技状態、出球数の多い大当り遊技状態、確変状態、電サポ状態]に移行されやすい、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、前記第三の演出が実行されると遊技者にとって有利な状態に必ず移行する構成であってもよい。あるいは反対に、前記第三の演出が実行されても、遊技者にとって有利な状態に移行しない場合があってもよい。
また、前記有利な状態として、図柄変動表示の表示中であれば、大当り遊技状態があげられる。また、スーパーリーチ状態であってもよいし、擬似連演出状態であってもよい。一方、前記有利な状態として、大当り遊技の実行中であれば、大当り遊技の終了後における確変状態あるいは電サポ状態があげられる。また、ラウンド数が見た目上増加したラウンド昇格状態であってもよい。
また、
『 遊技者が操作可能な位置に設けられた操作手段[例えば、チャンスボタン136等]を備え、
前記操作手段の操作があった場合に、前記第一の演出が選択される場合[例えば、図66(37)〜同図(50)の場合]があり、
前記操作手段の操作があった場合に、前記第三の演出が実行される場合がある、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、
『 前記第一の演出の実行中において、前記第三の演出が実行されても、該第一の演出から前記第二の演出へ変更されない場合[例えば、図75(3−2−1)〜同図(3−2−2)、図83(く1−3−1)〜同図(く1−3−3b2)、図100(ア4−2)、図100(アa6−2)の場合]がある、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
例えば、前記演出手段が表示手段である場合には、前記第三の演出が実行されても、前記第一の演出表示から前記第二の演出表示へ変更されない場合があってもよく、前記演出手段が発光手段である場合には、前記第三の演出が実行されても、前記第一の発光演出から前記第二の発光演出へ変更されない場合があってもよく、前記演出手段が音出力手段である場合には、前記第三の演出が実行されても、前記第一の音出力演出から前記第二の音出力演出へ変更されない場合があってもよく、前記演出手段が可動手段である場合には、前記第三の演出が実行されても、前記第一の動作演出から前記第二の動作演出へ変更されない場合があってもよい。
あるいは反対に、前記第一の演出の実行中において、前記第三の演出が実行されると、該第一の演出から前記第二の演出へ必ず変更されてもよい。
また、
『 前記第二の演出は、遊技者によって選択可能な演出の一つである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
あるいは反対に、前記第二の演出は、遊技者によって選択不能な演出であってもよい。
また、
『 楽曲を出力可能な音出力手段[例えば、スピーカ120]を備え、
前記演出手段は、表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208、第1装飾図柄表示装置208Lのみ、あるいは第1〜第3装飾図柄表示装置208L〜Nのうちの複数の組合せ(全部を含む)、第2表示装置208S等]であり、
前記表示手段は、楽曲表示を表示可能な手段[例えば、図102(イ15−1)の曲名表示部MNや同図(イ16)〜同図(イ18)等]であり、
前記楽曲表示とは、前記音出力手段によって出力される楽曲に関する表示[例えば、曲名や歌詞の表示]のことであり、
前記第一の演出とは、第一の楽曲表示[例えば、「メガ ギガ サマー」]のことであり、
前記第二の演出とは、第二の楽曲表示[例えば、「轟けDREAM」]のことである、ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、
『 前記第一の演出とは、第二のアイコン[例えば、ナビキャラクタYMのアイコン]が第三の表示態様[例えば、デフォルトの表示態様]で表示される演出のことであり、
前記第二の演出とは、前記第二のアイコンが第四の表示態様[例えば、白色点滅、青色、緑色、赤色、金色、虹色の着物を着た殿様の表示態様]で表示される演出のことであり、
前記第二のアイコンは、連続する図柄変動表示を跨いで表示される場合[例えば、図99(アa1)〜同図(アa2)の場合]があるアイコンであり、
前記第三の表示態様と前記第四の表示態様が異なる、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、「跨いで」とは、図柄の停止表示の期間(変動停止期間)を間に挟むことである。また、前記第二のアイコンは、図柄変動表示の表示中に継続して表示されるアイコンであってもよいし、途中で一旦消えるアイコンであってもよい。また、図柄の停止表示の表示中も、継続して表示されるアイコンであってもよいし、途中で一旦消えるアイコンであってもよいし、あるいは該停止表示の表示中は消え続けているアイコンであってもよい。
また、
『 前記演出手段は、表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208、第1装飾図柄表示装置208Lのみ、あるいは第1〜第3装飾図柄表示装置208L〜Nのうちの複数の組合せ(全部を含む)、第2表示装置208S等]であり、
前記表示手段は、複数種類のアイコンを表示可能な手段であり、
前記複数種類のアイコンのうちの一の種類のアイコンは、第一のアイコンであり、
前記複数種類のアイコンのうちの一の種類のアイコンは、第二のアイコンであり、
前記複数種類のアイコンのうちの一の種類のアイコンは、第三のアイコンであり、
前記第一のアイコンとは、実行中の図柄変動表示に関するアイコン(以下、「変動アイコン」という。)のこと[例えば、変動アイコンh0]であり、
前記第二のアイコンとは、連続する図柄変動表示を跨いで表示される場合があるアイコン[例えば、ナビキャラクタYMのアイコン]のことであり、
前記第三のアイコンとは、保留球数に応じたアイコン(以下、「保留アイコン」という。)のこと[例えば、保留アイコンh11]であり、
前記第二のアイコンは、前記変動アイコンとは異なるアイコンであり、
前記第二のアイコンは、前記保留アイコンとも異なるアイコンであり、
前記変動アイコンは、前記表示手段におけるアイコン表示領域[例えば、保留アイコン表示領域HISと変動アイコン表示領域CISと演出アイコン表示領域DISを有する保留枠UIのうちの変動アイコン表示領域CIS]に表示される場合があるアイコンであり、
前記第二のアイコンは、前記アイコン表示領域[例えば、保留枠UIのうちの演出アイコン表示領域DIS]に表示される場合があるアイコンであり、
前記保留アイコンは、前記アイコン表示領域[例えば、保留枠UIのうちの保留アイコン表示領域HIS]に表示される場合があるアイコンであり、
前記第一の演出とは、前記アイコン表示領域が第一の態様[例えば、「保留枠D」]で表示される演出のことであり、
前記第二の演出とは、前記アイコン表示領域が第二の態様[例えば、「保留枠R」]で表示される演出のことであり、
前記第一の態様と前記第二の態様が異なる、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、前記アイコン表示領域は、領域アイコンが表示されている領域であってもよいし、保留枠が表示されている領域であってもよいし、ユーザインターフェース(UI)が表示されている領域であってもよい。なお、領域アイコンは、土台アイコンであってもよいし、ステージアイコンであってもよいし、枠アイコン等であってもよい。また、領域アイコンは複数のアイコンからなるものであってもよい。また、前記アイコン表示領域は、保留アイコン表示領域、変動アイコン表示領域、第二のアイコン(たとえば、ナビキャラクタアイコン)表示領域を含む領域であってもよい。
また、前記第三の演出は、前記アイコン表示領域の態様を切り換える演出であってもよい。また、前記第三の演出は、前記アイコン表示領域に前側から重なる表示が表示される演出であってもよい。
また、
『 前記複数種類の演出のうちの一の種類の演出は、第四の演出であり、
前記第四の演出とは、前記第三の演出が実行される前に該第三の演出が実行されることについての予告演出[例えば、図94に示すテロップ表示trp]のことである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、
『 前記第三の演出は、実行中の図柄変動表示における大当りについての予告演出[例えば、宝箱アイコンの色による通常予告の演出、番長のキャラクタC11による大当り確定(または、大当り濃厚)予告]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、
『 前記第三の演出は、先読み予告の演出[例えば、宝箱アイコンの色による先読み予告の演出]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、
『 前記遊技台は、ぱちんこ機[例えば、パチンコ機100]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、
『 前記遊技台は、スロットマシン[例えば、スロットマシン1000]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
なお、上記で装飾図柄の変動表示と記載のあることは、図柄(より具体的には特図)の変動表示であってもよく、装飾図柄の停止表示と記載のあることは、図柄(より具体的には特図)の停止表示であってもよい。
続いて、これまで説明した図1に示すパチンコ機100に適用可能な演出の例について図117〜図193を用いて説明する。技術的思想としては、図117〜図193に示す技術的思想を、図1〜図48、図49〜図116に示す技術的思想に適用することは可能であり、またその逆に、図1〜図48、図49〜図116に示す技術的思想を、図117〜図193に示す技術的思想に適用することも可能である。その際、同じ符号を付しているもの同士は、同じ構成要素として取り扱える場合があり、置換することができる場合もある。
以下に説明する演出の例では、表示手段(例えば、第1装飾図柄表示装置208L〜第3装飾図柄表示装置208Mのいずれか一つ又は二つ又は全部の装飾図柄表示装置)に、予告アイコン、予告表示、ミニゲームA用アイコン、ミニゲームB用アイコン、保留アイコン、変動アイコン、アイコン変化予告表示が表示される。まずは、これらについて順に説明していく。
図117は、各種予告アイコンと各種予告表示を示す図である。
図117(a)には、5種類の予告アイコンが示されている。これら5種類の予告アイコンのうち、4種類は箱形のアイコンであり、残り一種類は操作手段タイプ(ボタンタイプ)のアイコンである。
箱形のアイコンには、色が異なる、箱アイコン、赤箱アイコン、金箱アイコン、および虹箱アイコンの4種類があり、それぞれ2種類の態様(態様aと態様d)が用意されている。態様aは、箱が閉じた表示態様であり、態様dは、箱が開いた表示態様である。
なお、これまでの説明や、以降の説明では、色の違いや表示の仕方によって種類や表示態様が異なる場合がある。例えば、第1種類や第1表示態様の色は白色であり、第2種類や第2表示態様の色も白色であるが、第2種類や第2表示態様は表示の仕方が点滅(白色と他の色(例えば、背景色や黒色)との交互表示)である。なお、第1種類や第1表示態様はデフォルトの種類や表示態様に相当する。第3種類や第3表示態様の色は青色であり、第4種類や第4表示態様の色は緑色であり、第5種類や第5表示態様の色は赤色であり、第6種類や第6表示態様の色は金色であり、第7種類や第7表示態様の色は虹色である。各種アイコンや、各種表示には、第1〜第7の種類や表示態様が用意されている場合があり、各種LED等の発光手段は、第1表示態様〜第7表示態様で発光可能な場合がある。第1〜第7の種類や表示態様のうち、数字が大きな種類や表示態様ほど(第7が最も大きい)、遊技者にとって有利な表示態様に、なる場合があったり、必ずなる。例えば、数字が大きな種類や表示態様ほど、大当りの期待度(信頼度)が高いことを表していたり、或る演出が開始されやすいことを表していたりする場合がある。以下の説明では、第n表示態様から第n+1表示態様に変化することを1段上がる又は1段昇格すると言う場合がある。また、第n表示態様から第n+m表示態様に変化することを、表示態様がm段階上がる又は昇格すると言う場合がある。さらに、nの数が相対的に大きな表示態様を上の表示態様と言い、nの数が相対的に小さな表示態様を下の表示態様と言う場合がある。なお、nにしてもmにしても1以上の自然数である(以下の説明においても同じ。)。
ボタンタイプのアイコン(ボタンアイコン)は、1種類しかないが、4種類の態様(態様a、態様b、態様c、態様d)が用意されている。態様aは、チャンスボタン136を模したボタン画像のみからなる表示態様である。態様b及びcは、ボタン画像の下に、チャンスボタン136の操作有効期間の残時間を表す残時間表示メータが追加された表示態様である。態様aは、態様b及びcにはある残時間表示メータがないことから、チャンスボタン136を操作しても無効であることを表す態様である。また、態様bは、残時間表示メータが満タン表示(操作有効期間が全期間残っている表示)であり、態様cは、残時間表示メータが0表示(操作有効期間が全く残っていない表示)である。すなわち、態様bは、操作有効期間の計時(カウントダウン)開始前か、計時開始直後の態様になる。また、態様cは、チャンスボタン136を操作せずに操作有効期間が経過した時点か、経過後の態様になる。操作有効期間の計時が開始されると、第3表示態様のメータが時間の経過に応じて減り始める。態様dは、ボタン画像や操作有効期間表示を隠してしまうエフェクト画像(ここでは煙画像)の表示態様である。なお、ボタンアイコンは、箱型のアイコンと同様に種類が異なるアイコンが複数種類あってもよい。例えば、色が異なる、デフォルトのボタンアイコン、赤ボタンアイコン、金ボタンアイコン、および虹ボタンアイコンがあってもよい。
また、予告アイコンやボタンアイコンの種類は色だけに限らず、アイコンの大きさや形状が異なるアイコンがあってもよく、アイコンの大きさ、形状、色等の複数の要素のうちのいずれか二以上が組み合わされてもよい。例えば、No.1の箱アイコンの他に、宝箱アイコン、図14に示す千両箱役物224Hを模した千両箱アイコンといった種類の違うアイコンがあってもよい。また、信頼度が高くなるほどアイコンの大きさが大きくなるようにしてもよい(例えば、赤箱アイコンよりも金箱アイコンの方が大きい)。また、赤箱アイコンと金箱アイコン箱とで箱の形状が異なっていてもよい。
予告アイコンは、最初に表示開始された表示位置から、表示位置を変えて表示される場合がある。すなわち、第1ポジションから第2ポジションに移動し、第2ポジションで継続して表示(ストック)される場合がある。第2ポジションは、ストック表示位置になる。なお、表示位置を変えずに継続して表示(ストック)される場合があってもよい。態様aは、ストック開始時の態様であるが、表示開始時の態様でもある。態様dは、予告アイコンが使用された場合の態様である。すなわち、図117(a)に示す予告アイコンは、演出で使用されると、表示態様が態様dに変化する。箱形のアイコンは、予め定められたタイミングになると使用され、態様dに変化する。ボタンアイコンは、操作有効期間内にチャンスボタン136が操作されると使用され、態様dに変化する。ただし、操作有効期間内にチャンスボタン136が操作されなくても、操作有効期間が経過した以降に、ボタンアイコンは態様cから態様dに必ず変化するが、変化する場合と変化しない場合があってもよい。また、操作有効期間内にチャンスボタン136が操作されなかった場合に、ボタンアイコンが態様dに変化しなくてもよい。その場合、ボタンアイコンは消去されてもよく、態様aのまま表示され続けてもよく、態様bまたは態様cの残時間表示メータのみが非表示となった表示(周囲の縁の部分が態様aとは異なる表示)が表示されてもよく、態様dに変化するが後述する予告表示が表示されないように構成されていてもよい。また、操作有効期間内にチャンスボタン136が操作されると、一旦態様cが表示されてから、態様dが表示されてもよい。
各種類の予告アイコン毎に、出現率と信頼度が異なる。出現率は、A、B、C、Dの記載順に表示されやすい。すなわち、Aが最も表示されやすい(表示される頻度が高い)ことを表す。なお、図117(a)には示されていないが、Eが最も表示されにくい(表示される頻度が低い)ことを表す。信頼度は、大当りの信頼度を表し、アイコンが使用される図柄変動表示における大当りの信頼度(通常予告の信頼度)であったり、先読み対象の図柄変動表示における大当りの信頼度(先読み予告の信頼度)であったりする。この信頼度は、当確、A、B、C、D、E、Fの記載順に大当りしやすい。すなわち、当確が最も大当りしやすいこと(必ず大当りする=信頼度100%)を表し、Fが最も大当りしにくいことを表す。上述した第1種類や第1表示態様が表す信頼度はFになり、第2種類や第2表示態様が表す信頼度はEになり、第3種類や第3表示態様が表す信頼度はDになり、第4種類や第4表示態様が表す信頼度はCになり、第5種類や第5表示態様が表す信頼度はBになり、第6種類や第6表示態様が表す信頼度はAになり、第7種類や第7表示態様が表す信頼度は当確になる。なお、信頼度Fは、0%であってもよいし、0%より高くてもよい。仮に、信頼度Fが0%であった場合には、大当りすることを予告しているとは言えないが、この明細書では、信頼度0%のものも含めて予告と称する場合がある。
図117(b)には、31種類の予告アイコンが示されている。これら31種類の予告アイコンについての説明は、図中の演出内容の概要に記した通りであるが、この記載中、「必ず行われる」とあるのは、変形例では、「行われない場合があってもよい。」に読み替えることができる。また、「〜場合もある」や「〜場合がある」といった記載は、変形例では、「必ず〜。」に読み替えることができる。
また、「演出内容の概要」に記載されている「VS剣豪リーチ」は、図17や図75等に示す剣豪リーチであり、「全員集合リーチ」は、図81(か3−5−3)から発展する不図示のスーパーリーチである。なお、「全員集合リーチ」が行われた場合の方が「VS剣豪リーチ」が行われた場合よりもスーパーリーチが行われた図柄変動表示が大当りとなりやすいように構成されていてもよい。「千両箱(役物)」は、図14等に示す千両箱役物224Hになり、「家紋(役物)」は、図14等に示す家紋役物224Eになる。
また、図117(b)に示す31種類の予告アイコンは、予告表示としても機能する場合がある。予告表示は、予告アイコンが使用された場合に表示が開始される表示である。例えば、図117(a)に示す箱形のアイコンが態様dに変化して、中から予告表示が出現する場合がある。この場合には、箱形のアイコンが態様dに変化するまで、どのような予告表示が出現するのかがわからない。すなわち、予告アイコンと予告表示の関係が、予め一対一の関係あるいは多対一の関係に定められておらず、一対多あるいは多対多の関係になっている。ただし、予告アイコンと予告表示の関係が、予め一対一の関係あるいは多対一の関係に定められているものがあってもよい。例えば、赤箱の予告アイコンと赤変化の予告表示(No.7)が予め一対一の関係に定められており、赤箱の予告アイコンが表示された場合は、その後、必ず、赤箱の予告アイコンは態様dに変化して赤変化の予告表示が中から出現することが決まっていてもよいし、あるいは、赤箱の予告アイコンが態様dに変化する場合と、変化せずに態様aのまま消えてしまう場合があり、態様dに変化した場合には、赤変化の予告表示が必ず出現してもよい。また、予告アイコンである箱形のアイコンとして、中味が見える透明な箱形のアイコンが用意されていて、この透明な箱形のアイコンには一又は複数種類の予告表示が入っているのが見えてもよい。一種類の予告表示しか入っていない場合は、態様dに変化した場合に出現する予告表示の種類を遊技者は予め知ることができるが、複数種類の予告表示が入っている場合は、知ることができない。なお、複数種類の予告表示が入っている場合は、透明な箱の中でルーレット表示されていてもよい。また、図117(a)に示す箱形のアイコン等の“どのような予告表示が出現するのかがわからない態様の予告アイコン”によって、“予告アイコンが使用された場合に表示される可能性のある予告表示”を予告してもよい。例えば、箱の予告アイコンによって吹き出し等で「激アツ」が表示(予告)されていると、箱の予告アイコンが使用された場合に「激アツ」の予告表示が必ず表示されてもよいし、表示される場合と表示されない場合があってもよい。また、箱の予告アイコンによって吹き出しやルーレット表示等で「激アツ」と「?」が表示(予告)されていると、箱の予告アイコンが使用された場合に「激アツ」と「?」のうちのいずれか一方の予告表示が必ず表示されてもよく、両方とも表示されなくてもよく、表示されているものと異なる予告表示が表示されてもよい。このように複数の選択肢を予告アイコン(および/または予告アイコンとは異なる予告)によって事前に予告し、その中から一または複数の予告表示が表示されるように構成されていてもよい。
なお、図117(b)に示すアイコンが予告アイコンの場合は、予告アイコンと予告表示の関係が、予め一対一の関係に定められていることになり、予告アイコンが態様dに変化すれば、その予告アイコンが予告表示として機能する。予告アイコンと予告表示の違いは、予告アイコンは、或る予告の予告に相当し、予告表示は、或る予告に相当する。すなわち、予告アイコンは、予告表示の予告に相当する。
図117(b)における演出内容の概要の記載中、「表示された変動にて」とあるのは、アイコンが予告表示として機能している場合の記載であり、アイコンが予告アイコンとして機能している場合には、「予告アイコンが使用された変動にて」に読み替える。すなわち、予告表示は、表示された図柄変動表示の中で使用されるのに対し、予告アイコンは、表示された図柄変動表示より後に開始される図柄変動表示まで持ち越される場合がある。
図117(b)では、態様Aと態様Bが示されているが、予告表示として機能している場合は態様Aのみであり、予告アイコンとして機能している場合は、態様Aは、ストックされている状態における態様であり、態様Bは、予告アイコンが使用された場合の態様であり、態様Aに丸印が追加された態様になっている。予告アイコンは、一回使用されても、消えずに、再度使用可能な場合もある。この場合は、態様Aから態様Bに変化した後、再び態様Aに戻るが、態様Bで表示されている期間は、その予告アイコンの使用はできず、態様Aに戻ってから、使用可能になる。また、態様Bが用意されていない予告アイコン(No.1,27〜31)もあるが、これら予告アイコンは、使用されると消えてしまうアイコンである。
図117(b)に示す31種類の予告アイコン又は予告表示は、色違いアイコンや色違い表示があり、表示される色によって、上述の表示態様で説明したように、大当りの信頼度が異なる。すなわち、「デ」で表されたデフォルト色の「変化」(No.7)よりも、赤色(第5表示態様)の「赤変化」(No.8)の方が、大当りの信頼度は高い。
また、図117(b)には出現率も示されているが、この出現率は、図117(a)で説明した出現率と同じである。なお、No.16の「○○高確中予告」については、○○の中身によって出現率が異なる。例えば、「保留アイコン変化高確中予告」や「予告アイコンストック高確中予告」は、出現率がBである。なお、「予告アイコンストック高確中予告」は、予告アイコンストック用演出の実行中のみ表示される場合があったり、予告アイコンストック用演出が開始される前に表示される場合があったりする。また、「激アツ演出高確中予告」や「タイマ予告高確中予告」や「役物動作高確中予告」は、出現率がCになる。ただし、出現率は、○○の中身が違っても同じであってもよい。この「○○高確中予告」は、表示されていないよりも表示されている方が○○が実行されやすいが、表示されていれば○○が必ず実行されてもよい。
なお、No.2の「チャンス」アイコンやNo.3の「赤チャンス」アイコンが予告表示として機能している場合、他の予告演出によって「チャンス」と予告されても、リーチ演出が発生しない場合があるが、「チャンス」アイコンや「赤チャンス」アイコンによって「チャンス」が予告された場合は、ノーマルリーチ演出は必ず発生するように構成されていてもよい。また、他の予告演出(例えば、会話予告などの出現頻度の高い予告演出)や、予告表示による予告よりも出現頻度が高い予告演出や、図柄変動表示が短縮変動の場合に表示される予告演出によって「チャンス」と予告された場合(「チャンス?」あるいは「チャンス!?」のような確定的でない予告がされた場合も含む)よりも、「チャンス」アイコンや「赤チャンス」アイコンによって「チャンス」が予告された場合の方が、リーチ演出(ノーマルリーチ演出であってもよいしスーパーリーチ演出であってもよい)が発生しやすいように構成されていてもよいし、あるいは、両方の場合に差はなく発生確率は同じであってもよい。
図117を用いて説明した予告アイコンは、ミニゲームの演出が行われた結果、表示される場合があるアイコンである。ミニゲームは演出表示の一種であり、2種類のミニゲームが用意されている。2種類のミニゲームとしては、吉宗お宝獲得予告のミニゲーム(ミニゲームA)と、じゃんけん対決予告のミニゲーム(ミニゲームB)が用意されている。それぞれのミニゲームでは、専用のアイコンが用いられる。ミニゲームは開始条件が整えば、自動的に開始され、ミニゲームの結果は、当否判定結果や、先読みの結果に従って決められている。
図118は、ミニゲーム用アイコンを示す図である。
図118(a)には、4種類のミニゲームA用アイコンが示されている。これら4種類のミニゲームA用アイコンいずれにも、図117(a)に示す箱形のアイコンの画像(箱画像)が含まれている。「箱」アイコンには、第1表示態様の白色の箱画像、すなわち白箱の予告アイコンが含まれている。「赤箱」アイコンには、第5表示態様の赤色の箱画像、すなわち赤箱の予告アイコンが含まれている。「金箱」アイコンには、第6表示態様の金色の箱画像、すなわち金箱の予告アイコンが含まれている。「虹箱」アイコンには、第7表示態様の虹色の箱画像、すなわち虹箱の予告アイコンが含まれている。これら4種類のアイコンのうち、「虹箱」アイコンを除く残り3種類のアイコンそれぞれには、4つの態様(態様a〜態様d)が用意されており、「虹箱」アイコンには、これら4つの態様のうちの2つの態様(態様c、態様d)のみが用意されている。態様a〜態様cは、絨毯の上にそれぞれの予告アイコンが乗り、その上に、ヒットポイント(HP)のメータ表示が示された態様である。ミニゲームAでは、吉宗のキャラクタが絨毯を攻撃し、攻撃が有効であると、このヒットポイント(HP)が減少し、HPが0になると、お宝(予告アイコン)を獲得することができる。態様aのメータ表示では、第3表示態様(青色)のゲージが満タン状態であり、HPが100ポイントである。態様bのメータ表示では、第4表示態様(緑色)のゲージが半分の状態であり、HPが50ポイントである。態様cのメータ表示では、第5表示態様(赤色)のゲージが少しだけ表示された状態であり、HPが10ポイントである。そして、態様dは、HPが0になった以降に表示される態様であり、絨毯がなくなるとともにメータ表示も消え、それぞれの予告アイコンが表示され、その下に、予告アイコンを獲得したことを表す「Get!!」の文字が表示された態様である。
ミニゲームAでは、4種類のミニゲームA用アイコンが、いずれかの態様で表示が開始される。すなわち、態様aで表示が開始されると、表示開始時(登場時)の残りHPは100/100であることになり、態様bで表示が開始されると、表示開始時の残りHPは50/100であることになり、態様cで表示が開始されると、表示開始時の残りHPは10/100であることになる。図118(a)には、各態様ごとの出現率が示されているが、ここでの出現率を表すアルファベットも、図117(a)で説明した出現率を表すアルファベットと同じである。虹箱のミニゲームA用アイコンは、表示開始時から残りHPがわずかであり、お宝(予告アイコン)を必ず獲得することができるが、その他のアイコンは、お宝(予告アイコン)を、獲得することができる場合もあれば、できない場合もある。なお、虹箱のミニゲームA用アイコンは、表示が開始された図柄変動表示中に、予告アイコンを獲得することができる場合もあれば、その図柄変動表示の次に開始される図柄変動表示中に、予告アイコンを獲得することができる場合もある。ただし、予告アイコンを、表示が開始された図柄変動表示中に必ず獲得できるようにしてもよいし、あるいは、次に開始される図柄変動表示でなければ獲得することができないようにしてもよい。
図118(b)には、図柄変動表示の開始時における残りHPのポイント数と、予告アイコンの獲得確率の関係が示されている。ミニゲームA用アイコンは、連続する図柄変動表示を跨いで表示される場合がある。すなわち、表示が開始された図柄変動表示よりも後に開始される図柄変動表示まで持ち越して表示される場合がある。ミニゲームA用アイコンの表示が開始された時の態様におけるメータ表示は、絨毯への有効な攻撃が決まるたびに10ポイントずつ減っていく。したがって、虹箱のミニゲームA用アイコンは、一回有効な攻撃が決まれば、予告アイコンを獲得することができる。
ミニゲームA用アイコンの表示が開始された図柄変動表示よりも後に開始される図柄変動表示の開示時に、残りHPのポイント数が、60ポイント以上であれば、メータ表示は第3表示態様(青色)で表示され、開始された図柄変動表示中に予告アイコンを獲得することができる確率は10%である。図柄変動表示開始時に、残りHPのポイント数が、30ポイント以上50ポイント以下であれば、メータ表示は第4表示態様(緑色)で表示され、開始された図柄変動表示中に予告アイコンを獲得することができる確率は50%である。図柄変動表示開始時に、残りHPのポイント数が、10ポイントか20ポイントであれば、メータ表示は第5表示態様(赤色)で表示され、開始された図柄変動表示中に予告アイコンを獲得することができる確率は100%である。
図118(c)には、2種類のミニゲームB用の対戦相手アイコンが示されている。2種類のミニゲームB用の対戦相手アイコンのうちの一種類のアイコンは、剣豪のキャラクタアイコンであり、もう一種類のアイコンは、パンダのキャラクタアイコンである。剣豪のキャラクタアイコンの出現率はAであり、パンダのキャラクタアイコンの出現率はBである。ここでの出現率を表すアルファベットも、図117(a)で説明した出現率を表すアルファベットと同じである。したがって、パンダのキャラクタアイコンよりも剣豪のキャラクタアイコンの方が出現しやすい。じゃんけん対決予告のミニゲームBでは、或るキャラクタのアイコンと、これらの対戦相手のアイコンが、じゃんけん対決を行い、或るキャラクタが勝利した場合(対戦相手が敗北した場合)には、予告アイコンを獲得することができ、反対に、或るキャラクタが敗北した場合(対戦相手が勝利した場合)には、予告アイコンを獲得することができない。
また、対戦相手のキャラクタアイコンそれぞれには、態様a〜態様fが用意されている。態様aは、ミニゲーム開始前の態様であったり、ミニゲームが開始された後であっては、待機の態様である。態様bは、じゃんけん対決でグーを出したときの態様であり、態様cは、チョキを出したときの態様であり、態様dは、パーを出したときの態様である。また、態様eは、じゃんけん対決で対戦相手のキャラクタが敗北したとき(或るキャラクタが勝利したとき)の態様であり、態様fは、反対に、じゃんけん対決で対戦相手のキャラクタが勝利したとき(或るキャラクタが敗北したとき)の態様である。
図118(d)には、ミニゲームBにおける予告アイコンの獲得期待度が示されている。上述では、或るキャラクタとしたが、ミニゲームBでは、対戦相手のキャラクタと、じゃんけん対決するキャラクタ(上述の或るキャラクタに相当するキャラクタ)として、村人のキャラクタと、爺のキャラクタと、吉宗のキャラクタが用意されている。したがって、対戦カードとしては、図118(d)に示す6通りになり、それぞれ獲得期待度が定まっている。Aは獲得期待度が100%であることを表し、Bは80%であることを表し、Cは60%であることを表し、Dは40%であることを表し、Eは20%であることを表し、Fは10%であることを表し、Gは0%より大きく1%未満であることを表す。パンダのキャラクタアイコンは、剣豪のキャラクタアイコンよりも対戦相手のキャラクタとして出現しにくいが、予告アイコンの獲得期待度は、剣豪のキャラクタアイコンよりも高い。また、吉宗対パンダの対決になれば、予告アイコンの種類に関わらず、100%の確率で予告アイコンを獲得することができる。なお、虹箱の予告アイコンは、大当りのときのみ選択される。図118(d)中の「−」表示は、虹箱の予告アイコンが出現しないこと(獲得期待度0%)であることを表す。
図119は、保留アイコンと変動アイコンを示す図である。
保留アイコンは、未消化の図柄変動表示に関するアイコンであり、変動アイコンは、消化された図柄変動表示に関するアイコンであり、いずれのアイコンも、図柄変動表示に関するアイコンである。ここで、「○○保留の変動」とは、「○○保留に対応する図柄変動表示」のことである。
図119(a)には、保留アイコンと変動アイコンについて、種類ごとの各態様を表している。各種類のアイコンの説明は、図中の備考に記した通りであるが、No.1は、デフォルトの態様であり、No.2〜No.7は、予告態様である。すなわち、保留アイコンであれば、先読み予告の態様になり、変動アイコンであれば、通常予告の態様になる。先読み予告態様の保留アイコンは、表示開始時(始動入賞時)から表示されてもよいし、図柄変動開始時に変化することで表示されてもよいし、図柄変動表示中の演出によって変化することで表示されてもよい。通常予告態様の変動アイコンは、表示開始時(図柄変動開始に応じたタイミング)から表示されてもよいし、図柄変動表示中の演出によって変化することで表示されてもよい。
保留アイコン及び変動アイコンは、デフォルトの態様>白点滅>青>緑>赤>金>虹の順に一段階ずつ変化(ランクアップ)可能に構成されている。例えば、青保留のときにランクアップする場合には緑保留に変化する。なお、保留アイコン及び変動アイコンは、必ずしも一段階ずつ変化するものではなくてもよい。例えば、後述するアイコン変化予告表示には、アイコンの態様の変化が成功した場合に、変化対象のアイコンの態様によらず、変化する態様が予め定められたものがある(例えば、図119(b)のNo.2〜No.3、No.5〜No.6、No.8〜No.10)。デフォルトの態様のアイコン自身による変化予告が行われると、通常、白点滅にランクアップするが、デフォルトの態様のアイコンがアイコン変化予告によって変化される場合は、白点滅に変化せず、青保留にランクアップする。また、デフォルトの態様のアイコンが、No.2〜No.7、No.14〜No.19のアイコンや、後述する図129のVS表示態様や、さらに後述する図180の「SP」の文字が付されたアイコン表示態様に変化する場合があるが、No.2〜No.7のアイコンが、NO.14〜No.19のアイコンや図129に示すVS表示態様や、後述する図180に示す「SP」の文字が付されたアイコン表示態様に変化する場合はないが、変化する場合があってもよい。また、No.8〜No.13の表示態様は、入賞時からその態様で表示されることが想定されているが、他の表示態様のアイコン(例えば、No.1〜No.7及び/又はNo.14〜No.19のアイコン)から変化する場合があってもよい。また、デフォルトの態様のみ変化可能であってもよい。
変動アイコンの表示態様をどのような表示態様にするかは、当否判定結果に従って決められることであるが、当否判定の結果がハズレの場合であっても、表示態様をデフォルトの表示態様以外にする演出が実行されることがある。また、複数表示されている保留アイコンのうち、いずれの保留アイコンの表示態様をどのような表示態様にするかについては、先読みの結果に従って決められることであるが、先読みの結果がハズレの場合であっても、表示態様をデフォルトの表示態様以外にする演出が実行されることがある。また、複数の保留アイコンについて表示態様が変化する場合もある。
No.8とNo.9は、ボタン演出(例えば、ボタン予告演出)開始時または開始前、あるいはボタン演出中に表示される場合があるアイコンである。ここで、No.8の「ボタンA」の備考に記載された(1)の機能と(2)の機能について補足する。ボタンAアイコンが(1)の機能を持つ場合、ボタンAアイコンに対応する図柄変動表示が開始されるまでは、チャンスボタン136の操作が行われた場合であっても該ボタンAアイコンの表示態様が青〜虹のいずれかに変化しないように構成されおり、ボタンAアイコンに対応する図柄変動表示が開始された後(または直後あるいは同時)から操作有効期間が開始され、該操作有効期間が終了するまでの間にチャンスボタン136の操作があるか、該操作有効期間が終了すると、該ボタンAアイコンの表示態様が青〜虹のいずれかに変化するように構成されている。なお、操作有効期間中にチャンスボタン136の操作が無かった場合は、ボタンAアイコンの表示態様が変化しないように構成されていてもよい。ボタンAアイコンが(2)の機能を持つ場合、ボタンAアイコンが表示されてからボタンAアイコンに対応する図柄変動表示が開始される前(つまり、ボタンAアイコンに対応する図柄変動表示の前の図柄変動表示)までにチャンスボタン136の操作が行われた場合に、該ボタンAアイコンの表示態様が青〜虹のいずれかに変化するように構成されている。ここで、ボタンAアイコンが(2)の機能を持つ場合において、図柄停止中にチャンスボタン136を操作してもボタンAアイコンの表示態様が変化しないように構成されているが、変化する場合と変化しない場合があってもよく、必ず変化するように構成されていてもよい。また、ボタンAアイコンが(2)の機能を持つ場合において、ボタンAアイコンに対応する図柄変動表示中にも操作有効期間が設定されていてもよい。すなわち、(1)の機能と同じ機能を含んでいてもよい。、No.9の「ボタンB」の備考に記載された(1)の機能と(2)の機能についても、No.8の「ボタンA」の備考に記載された(1)の機能と(2)の機能と同様である。
No.10は、タイマ演出(例えば、タイマ予告演出)開始時または開始前、あるいはタイマ予告演出中に表示される場合があるアイコンである。
No.11は、後述する図156(Ec1)〜同図(Ec8)および図156(Ec5−2−1)〜同図(Ec5−2−5)における的保留の昇格演出の開始時または開始前、あるいはその昇格演出中に表示される場合があるアイコンである。
No.12は、後述する図151(A1−2−1)〜同図(A1−2−12)におけるルーレット保留(N択保留)の演出の開始時または開始前、あるいはその演出中に表示される場合があるアイコンである。本例のルーレットアイコンは、ルーレットで止まった態様にルーレットアイコン自身が変化するが、ルーレットで止まった態様にルーレットアイコンとは別のアイコンが必ず変化するように構成されていてもよく、ルーレットアイコン自身が変化する場合とルーレットアイコンとは別のアイコンが変化する場合があってもよい。
No.13は、メータ演出の開始時または開始前、あるいはそのメータ演出中に表示される場合があるアイコンであり、保留アイコンであれば消化されるまで、変動アイコンであれば消えるまでに、メーターが減る演出が行われてメータ表示が0になれば成功であって、何らかの変化や何かが起きる。すなわち、メータ表示は、減っていくタイプのものである。なお、メータ表示が最終的に0にならなかった場合は、越後屋の画像とHPメータ画像の両方が表示された状態でそのまま表示され、HPメータ画像は、最終的な残りHPを示す状態となっている。また、保留アイコンである場合に、該保留アイコンに対応する図柄変動表示においてもメータ表示が減る演出が行われ、メータ表示が0になる場合があってもよい。また、保留アイコンである場合に、1または複数の図柄変動表示においてメータが減る演出が行われてもよく、メータが減る演出が行われる変動と、行われない変動があってもよい。また、保留アイコンとして表示された場合であっても、実際にメータが減る演出が行われるのは該保留アイコンに対応する図柄変動表示のみであってもよい。また、これまでの説明でも、メータ表示は減っていくタイプのものであったが、増えていくタイプのものであってもよい。増えていくタイプのものであれば、有効期間内にメータ表示が満タンになれば成功である。
No.14〜No.16は、図118(a)及び同図(b)を用いて説明したミニゲームAの吉宗お宝獲得予告において表示されるアイコンである。すなわち、ミニゲームAの開始時または開始前、あるいはミニゲームA中に表示される場合があるアイコンである。予告アイコンが乗った絨毯を、このアイコンを用いて攻撃する。態様aは、待機のポーズであり、態様bは構えのポーズであり、態様cは矢を発射したポーズである。No.17〜No.19は、図118(c)及び同図(d)を用いて説明したミニゲームBのじゃんけん対決予告において表示される或るアイコン(図118(c)に示す対戦相手のキャラクタアイコンと対決するキャラクタアイコン)である。すなわち、ミニゲームBの開始時または開始前、あるいはミニゲームB中に表示される場合があるアイコンである。態様aは、ミニゲーム開始前の態様であったり、ミニゲームが開始された後であっては、待機の態様である。態様bは、じゃんけん対決でグーを出したときの態様であり、態様cは、チョキを出したときの態様であり、態様dは、パーを出したときの態様である。また、態様eは、じゃんけん対決で敗北したとき(対戦相手のキャラクタが勝利したとき)の態様であり、態様fは、反対に、じゃんけん対決で勝利したとき(対戦相手のキャラクタが敗北したとき)の態様である。なお、No.14〜No.19のアイコンは、白点滅アイコンに相当する。
図119(a)に示すNo.14〜No16はミニゲームA専用のアイコンであり、No.17〜No19はミニゲームB専用のアイコンであることから、これらの専用のアイコンが登場すれば、遊技者は、ミニゲームが開始されることがわかり、これらの専用のアイコンは、ミニゲームの予告としても機能する。
また、図119(a)には、出現率と信頼度も示されているが、ここでの出現率を表すアルファベットも、図117(a)で説明した出現率を表すアルファベットと同じであり、ここでの信頼度を表す記号も、図117(a)で説明した信頼度を表す記号と同じである。
なお、この図119(a)に示した種類以外にも、保留アイコンや変動アイコンの種類はある。
図119(b)には、アイコン変化予告表示が示されている。アイコン変化予告表示は、保留アイコンや変動アイコンの態様を変化させる演出に用いられる表示である。すなわち、アイコンの態様を変化させる変化アニメーションに登場する表示である。また、保留アイコンや変動アイコンの態様を変化させようとして失敗する演出にも用いられる表示である。すなわち、アイコンの態様変化に失敗し、アイコンの態様が変化しない不変化アニメーションにも登場する表示である。各種類のアイコン変化予告表示についての説明は、図中の備考に記した通りである。
No.1〜No.16の各表示における態様aは、変化アニメーション開始時の態様(アイコン変化予告表示の表示開始時の態様であってデフォルトの態様)であり、態様bは、アイコンを変化させるときの態様である。また、No.11〜No.15の各表示における態様cは、アイコンの態様変化に成功したときの態様であり、変化アニメーションで表示される場合がある態様である。一方、No.11〜No.15の各表示における態様dは、アイコンの態様変化に失敗したときの態様であり、不変化アニメーションで表示される場合がある態様である。No.17の表示は、図89(し2−2−1)〜同図(し2−2−3)に表示された巨大なパンダの表示であり、出現時から変化時にかけて態様の変化はない。
図119(b)には、各種類の表示の出現率が示されているが、ここでの出現率を表すアルファベットも、図117(a)で説明した出現率を表すアルファベットと同じである。また、図119(b)には、態様を変化させるアイコンの種別についても記されている。すなわち、No.1〜No.10の各表示は、変動アイコンの態様を変化させる場合もあれば、保留アイコンの態様を変化させる場合もある。一方、No.11〜No.16の各表示は、変動アイコンの態様のみを変化させ、No.17のパンダの表示は、保留アイコンの態様のみを変化させる。なお、No.11〜No.16の各表示は、保留アイコンの態様のみを変化させるように変更してもよいし、変動アイコンの態様を変化させる場合もあれば、保留アイコンの態様を変化させる場合もあるように変更してもよい。また、No.17のパンダの表示は、変動アイコンの態様のみを変化させるように変更してもよいし、保留アイコンの態様を変化させる場合もあれば、変動アイコンの態様を変化させる場合もあるように変更してもよい。
また、No.1〜No.3の気球系の各表示や、No.4〜No.6の爆撃機系の各表示や、No.7〜No.10の飛空艇の各表示や、No.12〜No.15の吉宗系の各表示は、色違い表示がある。ここでの色違いは、表示される色によって、アイコンの態様変化の成功確率、すなわち、アイコンの態様変化が無い場合の確率と有る場合の確率(アイコン変化割合)が異なる場合もあれば、同じ場合もある。また、アイコンの態様変化が行われる場合であっても、表示される色によって、態様変化されるアイコンの個数が異なる場合がある。図119(b)では、アイコンの態様変化の成功確率として「アイコン変化割合」が示されるとともに、態様変化されるアイコンの個数の確率として「変化するアイコン数の確率」も示されている。例えば、No.4〜No.6の爆撃機系の各表示では、「デ」で表されたデフォルト色の表示(No.4)が、他の色の表示(No.5,6)よりも、アイコンの態様変化の成功確率は高い。しかしながら、デフォルト色の爆撃機表示(No.4)は、アイコンの表示態様を1段階しか上げることができない。すなわち、第n表示態様から第n+1表示態様に変化させる。例えば、白点滅の態様(第2表示態様)の保留アイコンの態様を変化させる場合には、青色の態様(第3表示態様)に変化させ、青色の態様(第3表示態様)の保留アイコンの態様を変化させる場合には、緑色の態様(第4表示態様)に変化させる。ただし、デフォルトの態様(第1表示態様)の保留アイコンの態様を変化させる場合に限って、青色の態様(第3表示態様)に変化させる。一方、赤色(第5表示態様)の爆撃機表示(No.5の「赤爆撃機」)は、爆撃機表示が開始されたときの保留アイコンの態様に関わらず、態様を変化させる場合には、一律に、自身と同じ表示態様(第5表示態様)に必ず変化させる。すなわち、第n表示態様から第5表示態様に必ず変化させる。例えば、デフォルトの態様(第1表示態様)の保留アイコンであっても、青色の態様(第3表示態様)の保留アイコンであっても、態様変化させる場合には、赤色の態様(第5表示態様)に必ず変化させる。また、金色(第6表示態様)の爆撃機表示(No.6の「金爆撃機」)も、爆撃機表示が開始されたときの保留アイコンの態様に関わらず、態様を変化させる場合には、一律に、自身と同じ表示態様(第6表示態様)に必ず変化させる。すなわち、第n表示態様から第6表示態様に必ず変化させる。例えば、デフォルトの態様(第1表示態様)の保留アイコンであっても、緑色の態様(第4表示態様)の保留アイコンであっても、態様変化させる場合には、金色の態様(第6表示態様)に必ず変化させる。また、「赤爆撃機」表示(No.5)は、「金爆撃機」表示(No.6)よりも、アイコンの態様変化の成功確率は高い。すなわち、No.4〜No.6の爆撃機系の表示では、表示態様が上がるほど、アイコンの態様変化の成功確率は低くなるものの、変化したアイコンに対応した図柄変動表示で大当りしやすくなる。なお、No.1〜No.3の気球系の表示でも同じである。ただし、爆撃機系の表示では、デフォルト色の表示(No.4)では、アイコンの態様変化の成功確率は100%であり、デフォルト色の爆撃機が表示されれば、アイコンの態様は必ず変化する。しかも、デフォルト色の爆撃機は、デフォルト色の爆撃機が表示される図柄変動表示の開始時点でアイコンが2つ以上表示されていれば、5%の確率で2つのアイコンの態様を変化させる。例えば、変動アイコンの態様と一つの保留アイコンの態様それぞれが変化する場合もあるし、二つの保留アイコンの態様それぞれが変化する場合もある。なお、デフォルト色の爆撃機が表示される図柄変動表示が開始されてからアイコンが2つとなった場合は、デフォルト色の爆撃機が2つアイコンを変化させることはないが、デフォルト色の爆撃機が表示される図柄変動表示が開始されてからデフォルトの色の爆撃機が表示されるまでの間に2つ目のアイコンが表示された場合は、表示されている2つのアイコンが変化する場合があってもよい。このなお書きについては、No.7〜No.10の飛空艇系の表示および/またはNo.17の「パンダ」の表示にも適用可能である。一方、気球系の表示では、デフォルト色の表示(No.1)では、アイコンの態様変化の成功確率は30%であり、アイコンの態様が変化する場合には、一つのアイコンに限って態様が変化する。
また、No.7〜No.10の飛空艇の各表示では、表示態様(表示色)に関わらず、アイコンの態様変化の成功確率は100%であり、色に関係なく飛空艇が表示されれば、アイコンの態様は必ず変化する。しかも、デフォルト色の飛空艇(No.7)は、デフォルト色の飛空艇が表示される図柄変動表示の開始時点でアイコンが2つ以上表示されていれば、50%の確率で2つのアイコンの態様を変化させる。ただし、ここでも、デフォルト色の飛空艇は、アイコンの表示態様を1段階しか上げることができない。一方、デフォルト色以外の飛空艇(No.8〜No.10)は、一つの或るアイコンの表示態様を、自身と同じ表示態様に必ず変化させる。したがって、No.7〜No.10の飛空艇の表示では、表示態様が上がるほど、変化したアイコンに対応した図柄変動表示で大当りしやすくなる。なお、アイコンが2つ以上表示されているタイミングは、デフォルト色の飛空艇が表示される図柄変動表示の開始時点に限らず、デフォルト色の飛空艇が表示された時点であってもよい(以下においても同様。)。
さらに、No.12〜No.15の吉宗の表示では、「デ」で表されたデフォルト色の表示(No.12)と赤色の表示(No.13の「赤吉宗」)ではともに、変動アイコンの態様変化の成功確率は50%である。なお、吉宗の表示の変化対象は変動アイコンに限られ、変動アイコンは一つしか表示されないため、2つ以上のアイコンの態様を変化させる場合はない。また、金色の表示(No.14の「金吉宗」)では、変動アイコンの態様変化の成功確率は25%であり、「赤吉宗」の表示よりも、成功確率が低下している。しかしながら、虹色の表示(No.15の「虹吉宗」)では、変動アイコンの態様変化の成功確率は100%であり、「金吉宗」の表示よりも、成功確率が上昇している。また、吉宗の表示でも、デフォルト色以外の吉宗(No.13〜No.15)は、変動アイコンの表示態様を、自身と同じ表示態様に変化させる。
番長の表示(No.16)では、変動アイコンの態様変化の成功確率が100%であり、この番長の表示が表示されると、変動アイコンの態様は、1段階必ず上がる。
パンダの表示(No.17)では、保留アイコンの態様変化の成功確率が100%であり、このパンダの表示が表示されると、保留アイコンの態様は、1段階必ず上がる。しかも、該パンダの表示が行われる図柄変動表示の開始時点で保留アイコンが2つ以上表示されていれば、50%の確率で2つの保留アイコンの態様を変化させる。なお、この図119(b)に示す例では、アイコンを最大2つまでしか変化させないが、3つ以上のアイコンを変化させる場合があってもよいし、数に関係なく、表示されている全ての保留アイコン、あるいは、表示されている全てのアイコンを変化させる場合があってもよい。
続いて、図117〜図119を用いて説明した各種のアイコンや表示が使用される演出について具体例を用いて説明する。
図120は、ミニゲームBにおいて勝利することで予告アイコンがストックされ、ストックした予告アイコンが使用されることで予告表示が表示されて変動アイコンの表示態様が変化する例を段階的に示した図である。
図120では、通常状態(非確変状態且つ非電サポ状態(非時短状態))であり、以降の演出例においても、特に断らない限り、通常状態における演出例である。また、図120には、3つの装飾図柄表示装置208L〜208Nのうち第1装飾図柄表示装置208Lのみを示すが、この第1装飾図柄表示装置208Lは、装飾図柄表示装置208であってもよい(以降の図においても同じ。)。
図120(あ1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、中央領域で第1装飾図柄(第3図柄)が高速変動を行っている。また、左上では第2装飾図柄(第5図柄)が変動表示を行っている。また、図120(あ1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lには、演出表示領域208dに、保留枠UIが表示されている。この保留枠UIは、保留アイコン表示領域HIS、変動アイコン表示領域CIS、演出アイコン表示領域DISを有する。変動アイコン表示領域CISは中央に設けられ、変動アイコン表示領域CISには、台座hs0が配置されている。保留アイコン表示領域HISは、変動アイコン表示領域CISの左側に設けられ、左ベースアイコンbIlの上に4つのステージ(第1ステージhs1〜第4ステージhs4)が配置されている。演出アイコン表示領域DISは、変動アイコン表示領域CISの右側に設けられ、演出アイコン表示領域DISには、右ベースアイコンbIrが配置されている。さらに、図120(あ1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、特図1の保留アイコンが第1ステージhs1と第2ステージhs2それぞれに表示されている。すなわち、第1保留アイコンh11と第2保留アイコンh12が表示されている。これらの特図1の保留アイコンh11,h12の表示態様はいずれも、図119(a)のNo.1に記したデフォルトの表示態様である。第1装飾図柄表示装置208Lの右上には、特図1及び特図2の第2保留数表示(ここでは「2」と「0」)が表示されている。また、変動アイコン表示領域CISの台座hs0の上には、変動アイコンh0が表示されている。変動アイコンh0の表示態様も、図119(a)のNo.1に記したデフォルトの表示態様である。なお、図120(あ1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lの背景画面は白一色であるが、この白一色は背景画面を図示省略していることを表している。以降の図では、背景画面が示されている場合もあるが、白一色の場合には、この図120(あ1)と同じように、背景画面が図示省略されていることを表す。
図120(あ2)では、特図1始動口230に入球があり、特図1の保留が一つ増加し、全部で3つになる。図120(あ2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lの第2保留数表示では、特図1の保留数が「3」と表示されている。
図120(あ3−1)では、第3保留アイコンh13が第3ステージhs3に表示されている。第3保留アイコンh13は、デフォルトの表示態様で増加アニメーションによって追加表示されているが、この第3保留アイコンh13が表す第3保留が先読み予告の対象保留になる。図120(あ3−1)では、これまでデフォルトの表示態様であった第1保留アイコンh11と第2保留アイコンh12がともに、図119(a)のNo.17に記した村人の種類の態様aのアイコンに変化している。なお、ここでは、デフォルトの表示態様のアイコンが村人の種類の態様aのアイコンに変化したが、先読み予告の表示態様(例えば、図119(a)のNo.3に記した青色の表示態様やNo.4に記した緑色の表示態様)のアイコンが、村人の種類のアイコンに変化してもよい。この場合、下の表示態様(例えば、第3表示態様の青色の表示態様)よりも、上の表示態様(例えば、第4表示態様の緑色の表示態様)の方が、村人の種類のアイコンよりも爺の種類のアイコンになりやすく、さらに上の表示態様(例えば、第5表示態様の赤色の表示態様)の方が、吉宗の種類のアイコンになりやすい。また、先読み予告の対象保留を表す第3保留アイコンh13は、デフォルトの表示態様であるが、この第3保留アイコンh13も、村人の種類のアイコンに変化してもよい。さらに、第1保留アイコンh11のみが、村人の種類のアイコンに変化してもよいし、第2保留アイコンh12のみが、村人の種類のアイコンに変化してもよい。すなわち、村人の種類のアイコンに変化するアイコンの個数は一個であってもよいし、複数個であってもよい。なお、第1保留アイコンh11および第2保留アイコンh12が村人の種類のアイコンに変化することで、第1保留アイコンh11および第2保留アイコンh12にそれぞれ対応する図柄変動表示においてミニゲーム(特定のミニゲーム(本例の場合、ミニゲームB)または不特定のミニゲーム(本例の場合、ミニゲームA、ミニゲームB、またはその他のミニゲーム等))が行われることを予告してもよい。また、ミニゲームBを開始する図柄変動表示(本例の場合、第1保留アイコンh11に対応する図柄変動表示)の開始と同時または開始された後(直後であってもよい)にミニゲームを行うアイコンが変化するように構成されていてもよい。
図120(あ4)では、図柄変動表示が終了し、第1装飾図柄表示装置208Lでは、中央領域で第1装飾図柄が、ハズレの装飾図柄の組み合せ(「装飾4」−「装飾1」−「装飾7」)を停止表示し、左上の第2装飾図柄も、ハズレの装飾図柄の組み合せ(「装飾4」−「装飾1」−「装飾7」)を停止表示している。
図120(あ5)では、これまで第1保留であった保留が消化され、図柄変動表示が開始されている。図120(あ5)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、中央領域の第1装飾図柄は停止表示したままであるが、左上の第2装飾図柄では、変動表示が開始され、右上の第2保留数表示では、特図1の保留数が1つ減って「2」になっている。また、これまで何も表示されていなかった、演出アイコン表示領域DISの右ベースアイコンbIrでは、ミニゲームB用の対戦相手アイコンの登場アニメーションが開始され、エフェクト画像EF1が表示されている。また、図120(あ5)では、保留アイコンの移動アニメーションも開始されている。すなわち、これまで第1ステージhs1に表示されていた村人のキャラクタの第1保留アイコンh11が、変動アイコン表示領域CISの台座hs0に向けて移動を開始し、これまで第2ステージhs2に表示されていた村人のキャラクタの第2保留アイコンh12が、第1ステージhs1に向けて移動を開始し、これまで第3ステージhs3に表示されていた、デフォルトの表示態様ではあるが先読み予告対象保留の第3保留アイコンh13が、第2ステージhs2に向けて移動を開始している。なお、対戦相手アイコンの登場アニメーションと、保留アイコンの移動アニメーションは、同時に開始されてもよいし、対戦相手アイコンの登場アニメーションの方が先に開始されてもよいし、あるいは反対に保留アイコンの移動アニメーションの方が先に開始されてもよい。
図120(あ6)でも、中央領域の第1装飾図柄は依然として停止表示したままであるが、保留アイコンの移動アニメーションは終了し、変動アイコンh0として、村人の種類の態様a(待機の態様)のアイコンが表示されている。この変動アイコンh0の村人のキャラクタは、待機アニメーション(デフォルトのアニメーション)を実行している。また、対戦相手アイコンの登場アニメーションも終了し、演出アイコン表示領域DISの右ベースアイコンbIrでは、エフェクト画像EF1が消え、対戦相手アイコンTIとして、図118(c)に示すパンタの種類の態様a(待機の態様)のアイコンが表示され、この対戦相手アイコンTIのパンダのキャラクタも、待機アニメーション(デフォルトのアニメーション)を実行している。また、対戦相手アイコンTIの右横には、第一の領域である出現領域ASが枠に囲まれて表示されている。この出現領域ASには、「景品」という文字表示が表示され、ミニゲームBのじゃんけん対決に勝利すると獲得することができる予告アイコンYIが表示されている。すなわち、予告アイコンYIの表示開始位置は、この出現領域AS内の位置になる。また、見方を変えれば、第一の領域は、ミニゲームBで獲得することができるアイコンを予告する予告領域であるともいえる。図120(あ6)に示す出現領域ASには、図117(a)に示すNo.1の「箱」の予告アイコンYIが表示されている。さらに、出現領域ASの上には、第二の領域であるストック領域SSが設けられており、図120(あ6)では点線で囲んだ領域になる。この例では、出現領域ASとストック領域SSは重なっている。なお、出現領域ASとストック領域SSが重ならないように構成されていてもよい。また、対戦相手アイコンTIの登場アニメーションと、保留アイコンの移動アニメーションは、同時に終了してもよいし、対戦相手アイコンTIの登場アニメーションの方が先に終了してもよいし、あるいは反対に保留アイコンの移動アニメーションの方が先に終了してもよい。また、対戦相手アイコンTIの登場と、予告アイコンYIの出現は、同時であってもよいし、対戦相手アイコンTIの方が先に登場してもよいし、あるいは反対に予告アイコンYIの方が先に出現してもよい。
図120(あ7)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、中央領域において、第1装飾図柄の変動表示が開始される。第1装飾図柄の変動表示が開始されると、その後に、ミニゲームBのじゃんけん対決が開始される。ミニゲームBでは、変動アイコンh0の村人のキャラクタと、対戦相手アイコンTIのパンダのキャラクタがじゃんけん対決を行い、変動アイコンh0の村人のキャラクタが勝利すれば、出現領域ASに表示されている予告アイコンYIを獲得することができる。なお、ミニゲームBのじゃんけん対決は、第1装飾図柄の変動表示の開始と同時に開始されてもよいし、第2装飾図柄の変動表示が開始されると開始されてもよい。ここでのじゃんけん対決は、村人対パンダであって、景品は「箱」の予告アイコンYIであることから、図118(d)に示す獲得期待度によれば、C(60%)の確率で獲得することができる。すなわち、60%の確率で村人が勝利する。
図120(あ8−1)では、変動アイコンh0の村人のキャラクタと、対戦相手アイコンTIのパンダのキャラクタによる、じゃんけん対決アニメーションが行われ、変動アイコンh0が、村人の種類の態様b(グーを出したときの態様)のアイコンに変化している。一方、対戦相手アイコンTIは、パンダの種類の態様c(チョキを出したときの態様)のアイコンに変化している。この結果、変動アイコンh0の村人のキャラクタの勝利となる。なお、第1保留アイコンh11は、村人の種類の態様a(待機の態様)のアイコンであり、待機アニメーションが実行されている。
図120(あ9−1)では、変動アイコンh0が、村人の種類の態様f(勝利したときの態様)のアイコンに変化し、対戦相手アイコンTIは、パンダの種類の態様e(敗北のときの態様)のアイコンに変化し、図120(あ9−1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、変動アイコンh0の村人のキャラクタが勝利したことを祝うアニメーションを実行している。なお、第1保留アイコンh11では、待機アニメーションが継続されているが、ミニゲームの結果が出た場合には、その結果に応じたアニメーションが実行されてもよい。すなわち、変動アイコンh0と同じキャラクタのアイコンに変化した保留アイコンでも、ミニゲームに勝利したことを祝うアニメーション、あるいは敗北したことを悲しむアニメーション、またはミニゲームに勝利したことを祝うアニメーションに限って実行されてもよい。また、変動アイコンh0と同じキャラクタではなく異なるキャラクタのアイコンに変化した保留アイコンでも、同様に、ミニゲームの結果に応じたアニメーションが実行されてもよい。
図120(あ10)では、変動アイコンh0の村人のキャラクタが勝利したことにより、出現領域ASに表示されていた予告アイコンYIのストックアニメーションが開始されている。すなわち、出現領域ASに表示されていた、図117(a)に示すNo.1の「箱」の予告アイコンYIが、その出現領域ASから出て、一旦大きく表示されて、ストック領域SS内の或る位置(ストック位置)まで移動し、その或る位置に表示(ストック表示)される(図120(あ11)参照)。図120(あ12)では、変動アイコンh0の村人のキャラクタが勝利したことを祝うアニメーションを継続しているが、敗れた対戦相手アイコンTIは、パンダの種類の態様a(待機の態様)のアイコンに変化し、パンダのキャラクタは、待機アニメーション(デフォルトのアニメーション)を実行している。
図120(あ13)では、図柄変動表示が終了し、第1装飾図柄表示装置208Lでは、中央領域で第1装飾図柄が、ハズレの装飾図柄の組み合せ(「装飾6」−「装飾4」−「装飾1」)を停止表示し、左上の第2装飾図柄も、ハズレの装飾図柄の同じ組み合せを停止表示している。
図120(あ14)は、停止表示中(確定表示中)であり、変動アイコンh0では、村人のキャラクタが勝利したことを祝うアニメーションを継続したまま、消去アニメーションが開始されており、変動アイコンh0の村人のキャラクタは、台座hs0の中に徐々に消えていく。図120(あ15)も、停止表示中(確定表示中)であり、変動アイコンh0が完全に消えている。
ミニゲームBは、図柄変動表示の終了と同時に終了してもよいし、第1装飾図柄の変動表示の終了と同時に終了してもよいし、第1装飾図柄の確定表示の終了と同時に終了してもよい。
図120(あ16)では、これまで第1保留であった保留が消化され、図柄変動表示が開始されている。図120(あ16)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、中央領域の第1装飾図柄は停止表示したままであるが、左上の第2装飾図柄では、変動表示が開始され、右上の第2保留数表示では、特図1の保留数が1つ減って「1」になっている。また、図120(あ16)では、保留アイコンの移動アニメーションも開始されている。すなわち、これまで第1ステージhs1に表示されていた村人のキャラクタの第1保留アイコンh11が、変動アイコン表示領域CISの台座hs0に向けて移動を開始し、これまで第2ステージhs2に表示されていた、デフォルトの表示態様ではあるが先読み予告対象保留の第2保留アイコンh12が、第1ステージhs1に向けて移動を開始している。
図120(あ17)でも、中央領域の第1装飾図柄は依然として停止表示したままであるが、保留アイコンの移動アニメーションは終了し、変動アイコンh0として、村人の種類の態様a(待機の態様)のアイコンが表示されている。また、この例では、先に対戦した相手がそのまま表示されており、対戦相手アイコンTIは、パンダのキャラクタのアイコンになる。したがって、村人対パンダになる。ただし、対決ごと(図柄変動表示ごと)に、対戦相手のキャラクタは変化してもよい。また、この例では、保留アイコンが最初に変化したキャラクタ(村人のキャラクタ)のまま対戦が行われるが、保留が消化されるたびに(シフト移動するたびに)、キャラクタが変わってもよい。例えば、村人から爺に変化し、爺から吉宗に変化したり、村人から吉宗に変化したり、あるいは爺から村人に変化する場合があってもよい。図118(d)を用いて説明したように、吉宗対パンダの対決になれば、予告アイコンの種類に関わらず、100%の確率で予告アイコンを獲得することができる。また、図120(あ17)に示す出現領域ASには、図117(a)に示すNo.2の「赤箱」の予告アイコンYIが出現している。
図120(あ18)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、中央領域において、第1装飾図柄の変動表示が開始されており、2回目となるミニゲームBのじゃんけん対決も開始されている。2回目のじゃんけん対決は、村人対パンダであって、景品は「赤箱」の予告アイコンYIであることから、図118(d)に示す獲得期待度によれば、D(40%)の確率で獲得することができる。すなわち、1回目よりも確率は低下して40%の確率で村人が勝利する。
図120(あ19−1)では、変動アイコンh0の村人のキャラクタと、対戦相手アイコンTIのパンダのキャラクタによる、じゃんけん対決アニメーションが行われ、変動アイコンh0が、村人の種類の態様b(グーを出したときの態様)のアイコンに変化している。一方、対戦相手アイコンTIは、パンダの種類の態様d(パーを出したときの態様)のアイコンに変化している。この結果、対戦相手アイコンTIのパンダのキャラクタの勝利となる。
図120(あ20)では、変動アイコンh0が、村人の種類の態様e(敗北のときの態様)のアイコンに変化し、対戦相手アイコンTIは、パンダの種類の態様f(勝利したときの態様)のアイコンに変化し、図120(あ21)に示す第1装飾図柄表示装置208Lに表示された台座hs0では、村人のキャラクタの表示態様と、デフォルトの表示態様の入替アニメーションが開始されている。すなわち、これまで変動アイコンh0の表示態様であった村人のキャラクタが徐々に消えていくのと同時に、デフォルトの表示態様のアイコンが徐々に出現してくる。言い換えれば、入替アニメーションは、変動アイコンh0の表示態様の変化アニメーションである。また、対戦相手アイコンTIは、演出アイコン表示領域DISの右ベースアイコンbIrから徐々に消えていく。さらに、じゃんけん対決に敗れたことから、出現領域ASに表示されていた「赤箱」の予告アイコンYIを獲得することができず、図120(あ21)では、出現領域ASを囲む枠とともに出現領域AS自体が、画面の右端に徐々にフェードアウトしており、「赤箱」の予告アイコンYIも画面から徐々に消えていく。図120(あ22)では、変動アイコン表示領域CISの台座hs0には、デフォルトの表示態様の変動アイコンh0が表示されており、演出アイコン表示領域DISの右ベースアイコンbIrには何も表示されていない。
図120(あ23)では、図柄変動表示が終了し、第1装飾図柄表示装置208Lでは、中央領域で第1装飾図柄が、ハズレの装飾図柄の組み合せ(「装飾4」−「装飾4」−「装飾7」)を停止表示し、左上の第2装飾図柄も、ハズレの装飾図柄の同じ組み合せを停止表示している。
図120(あ24)は、これまで第1保留であった先読み予告対象保留が消化され、先読み対象変動となる図柄変動表示が開始されている。図120(あ24)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、第1装飾図柄も第2装飾図柄も変動表示を開始しており、変動アイコン表示領域CISの台座hs0には、デフォルトの表示態様の変動アイコンh0が表示されている。なお、保留アイコンは1つもなく、特図1及び特図2の第2保留数表示はともに「0」が表示されている。
図120(あ25)では、第1装飾図柄表示装置208Lにおいて、通常予告としての会話予告が開始される。なお、ミニゲームBが行われている期間は、他の演出が行われていなかったが、ミニゲームBが行われている期間であっても、会話予告等の他の演出も行われてもよい。ここでの会話予告は、図16(10)〜同図(12)に示す会話予告と同じである。すなわち、会話予告が開始されると、殿様のキャラクタとともに「チャンス」という文字表示が表示された殿様の会話画像CI1が、中央領域に表示される。この、殿様の会話画像CI1の表示は、会話予告の第1段階となっている。また、この殿様の会話画像CI1は、第1装飾図柄にオーバーラップしており、第1装飾図柄にオーバーラップしていない状態である場合よりも、第1装飾図柄が視認困難とされている。一方、殿様の会話画像CI1は、ストック表示されている予告アイコンYIにはオーバーラップせず、予告アイコンYIの方が手前に表示されている。すなわち、ストック領域で継続表示されていた予告アイコンYIは、殿様の会話画像CI1よりも前から表示されていたにも関わらず、殿様の会話画像CI1の一部に前側からオーバーラップしている。
なお、第1装飾図柄表示装置208Lの全画面を用いて行われる予告演出の表示(例えば、スーパーリーチの演出表示等)でも、予告アイコンYIは、その予告表示にオーバーラップされることなく、ストック表示され続けてもよい。あるいは反対に、全画面を用いて行われる予告演出の表示には、オーバーラップされて、一旦非表示になる期間があってもよい。例えば、予告アイコンYIが使用される予告演出の表示であれば、予告アイコンYIはオーバーラップされることなく、ストック表示され続ける。また、図68(93)等に示した図柄変動中のユーザカスタマイズの画面においても、音量調整用のバー表示VBによって、予告アイコンYIは、オーバーラップされてもよいし、あるいは反対に、音量調整用のバー表示VBにオーバーラップしてもよい。また、図114〜図116を用いて説明した各種のエラーに関する表示や警告に関する表示によって、予告アイコンYIは、オーバーラップされてもよいし、あるいは反対に、エラーに関する表示や警告に関する表示に、オーバーラップしてもよい。例えば、エラーや警告の重要度が低かったり、不正行為との関係性が低い場合には、予告アイコンYIの表示が優先され、予告アイコンYIはオーバーラップされることなく、ストック表示され続けてもよい。
図120(あ26)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、会話予告が更新されている。会話予告では、殿様の会話画像CI1が縮小表示されて第2装飾図柄の表示位置の下方に表示され、爺のキャラクタとともに操作促進報知画像が表示された爺の会話画像CI2が表示される。操作促進報知画像は、チャンスボタン136を操作有効期間内に操作することを促す画像であり、チャンスボタン136を模したボタン画像136aと、上記操作有効期間の残時間を表す残時間表示メータMTとによって構成されている。なお、図120(あ26)に示すタイミングでは、操作有効期間は開始されておらず、チャンスボタン136が操作されてもこれに応じた表示は行われない。第1装飾図柄は、爺の会話画像CI2によって隠されてしまっているが、ストック表示されている予告アイコンYIは爺の会話画像CI2よりも手前に表示されており、爺の会話画像CI2によって隠されていない。
やがて、操作有効期間が開始され、図120(あ27)に示す残時間表示メータMTは、上記操作有効期間が開始してある程度の時間が経過したときの表示態様で示されている。
図120(あ28)のタイミングは、上記操作有効期間内であり、このタイミングで、遊技者がチャンスボタン136を操作する。
図121は、図120に示す演出例の続きを段階的に示す図と、その演出例の変形例を示す図である。
図120(あ28)から続く図121(あ29)では、チャンスボタン136が上記操作有効期間内に操作されたことに応じて、爺の会話画像CI2が、操作促進報知画像から、リーチ演出が開始されることを予告する「リーチじゃ!」の文字表示に変化している。なお、「リーチじゃ!」といった予告の文字表示は、チャンスボタン136が操作されたことを条件に表示されるものであってもよいし、チャンスボタン136が操作されることなく操作有効期間が経過した場合にも表示されるものであってもよい。
図121(あ30−1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、殿様の会話画像CI1及び爺の会話画像CI2が消去されて会話予告が終了し、第1装飾図柄が視認容易になっている。
図121(あ31−1)では、リーチ演出が開始され、左図柄表示領域208aと右図柄表示領域208cそれぞれで「装飾6」が揺れ変動している。やがて、リーチ状態で、ストック表示されていた予告アイコンYIが使用される。すなわち、図121(あ32)に示すように、箱が閉じた表示態様である態様aの予告アイコンYIは、使用されると、箱が開いた表示態様である態様dに変化し、箱の中から予告表示YHが飛び出すアニメーションが表示される。ここで出現した予告表示YHは、図117(b)に示すNo.7の赤色の「赤変化」の予告表示であって、「赤変化」の予告表示は、保留アイコンや変動アイコン等の表示態様が2段階変化されることを予告する表示である。なお、予告アイコンYIが使用される前、すなわち箱が開く前に、箱が開くことを事前に予告する演出(例えば、箱がカタカタと振動するアニメーション演出等)を行ってもよい。また、このような演出を行った場合、実際に箱は、必ず開いてもよいし、開かない場合があってもよい。
図121(あ33)では、使用された予告アイコンYIが消え、赤色の「赤変化」の予告表示YHは、右図柄表示領域208cに表示されている。図121(あ34)では、その予告表示YHを用いた変動アイコン変化アニメーションが開始される。図121(あ34)では、「赤変化」の予告表示YHが、右図柄表示領域208cで光の玉YHbに変化している。図121(あ35)では、その光の玉YHbが、変動アイコンh0めがけて飛んでいき、変動アイコンh0にぶつかっている。図121(あ36)では、変動アイコン変化アニメーションが終了し、アニメーション開始前までデフォルトの表示態様であった変動アイコンh0の表示態様が、図119(a)のNo.3に記した青色の表示態様に変化している。すなわち、変動アイコンh0の表示態様が、通常予告の表示態様に変化している。
図121(あ37)に示す第1装飾図柄表示装置208Lの表示画面では、ノーマルリーチ演出の表示が表示されている。なお、青色の表示態様に変化した変動アイコンh0は表示され続けている。図121(あ38)では、ノーマルリーチ演出が終了し、中図柄表示領域208bに、「装飾6」ではない「装飾5」が揺れ変動している。すなわち、装飾図柄のハズレ図柄の組合せが揺れ変動している。
図121(あ39)では、「装飾6」−「装飾5」−「装飾6」の組合せのまま停止表示し、同図(あ40)では、確定表示される。青色の表示態様に変化した変動アイコンh0は、確定表示が開始されるまで表示され続けており、確定表示が開始されると消える。なお、変動アイコンh0の消えるタイミングは、確定表示前であってもよい。
続いて、これまで説明した、図120(あ1)〜図121(あ40)の演出例の変形例について説明する。以下、これまで説明した演出例との相違点を中心に説明し、重複する点については説明を省略する場合がある。
第1変形例は、図120(あ7)までは同じであり、図120(あ8−1)に代えて図121(あ8−2−1)に示すように、この第1変形例では、変動アイコンh0の村人のキャラクタが、グーを出したときの態様bであるのに対し、対戦相手アイコンTIのパンダのキャラクタは、パーを出したときの態様dであり、変動アイコンh0の村人のキャラクタの負けとなる。図121(あ8−2−2)では、変動アイコンh0が、村人の種類の態様e(敗北のときの態様)のアイコンに変化し、対戦相手アイコンTIは、パンダの種類の態様f(勝利したときの態様)のアイコンに変化し、負け演出(敗北したことを悲しむアニメーション)が行われている。
第1装飾図柄の変動表示中である図121(あ8−2−3)では、変動アイコンh0の村人のキャラクタが負けたことにより、出現領域ASに表示されていた予告アイコンYIが、出現領域ASから消え、変動アイコンh0の村人のキャラクタも、対戦相手アイコンTIのパンダキャラクタも、待機アニメーション(デフォルトのアニメーション)を実行している。この結果、予告アイコンYIは、ストック領域SSに表示されない。
図121(あ8−2−4)では、図柄変動表示が終了し、ハズレの装飾図柄の組み合せが停止表示され、図120(あ8−2−5)は、ハズレの装飾図柄の組み合せの停止表示中(確定表示中)であり、変動アイコンh0の村人のキャラクタは、消去アニメーションによって、台座hs0の中に徐々に消えていく。図121(あ8−2−6)も、停止表示中(確定表示中)であり、変動アイコンh0が完全に消えている。
その後、図119(あ16)〜図120(あ19−1)と同じく、2回目のじゃんけん対決が行われ、2回目のじゃんけん対決でも、変動アイコンh0の村人のキャラクタが負けてしまう。図121(あ8−2−7)では、図121(あ8−2−2)と同じく、変動アイコンh0の村人のキャラクタの負け演出が行われている。図121(あ8−2−8)では、図120(あ21)と同じく、村人のキャラクタの表示態様と、デフォルトの表示態様の入替アニメーションが開始され、対戦相手アイコンTIは、徐々に消えていく。また、出現領域ASとともに「赤箱」の予告アイコンYIも画面から徐々に消えていっている。やがて、図121(あ8−2−9)に示すように、図柄変動表示が終了し、ハズレの装飾図柄の組み合せが停止表示された後、図121(あ8−2−10)では、先読み対象変動となる図柄変動表示が開始されている。
以上説明した第1変形例は、ミニゲームBがいわゆるガセであった例になる。
続いて、第2変形例について説明する。図121(あ22)では、ストックされていた予告アイコンYIが使用されれば、予告アイコンYIは態様dに変化した(箱が開いた)が、この第2変形例では、チャンスボタン136の操作が関係してくる。
第2変形例は、図121(あ31−1)までは同じであり、図121(あ31−2−1)は、図121(あ31−1)と同じく、リーチ演出が開始された状態である。リーチ演出が開始されると、この第2変形例では、図121(あ31−2−2)に示すように、ストックされていた予告アイコンYIの左側に、操作促進報知画像が表示される。ここでの操作促進報知画像も、チャンスボタン136を操作有効期間内に操作することを促す画像であり、チャンスボタン136を模したボタン画像136aと、上記操作有効期間の残時間を表す残時間表示メータMTとによって構成されている。なお、図121(あ31−2−2)のタイミングは、操作有効期間の開始前であり、残時間表示メータMTは、操作有効期間の開始前には表示されなくてもよく、操作有効期間の開始と同時に表示されるようにしてもよい。
図121(あ31−2−3)のタイミングで、操作有効期間が開始され、図121(あ31−2−4)に示す残時間表示メータMTは、上記操作有効期間が開始してある程度の時間が経過したときの表示態様で示されている。
図121(あ31−2−5)のタイミングは、上記操作有効期間内であり、このタイミングで、遊技者がチャンスボタン136を操作する。チャンスボタン136が上記操作有効期間内に操作されたことに応じて、図121(あ31−2−6)では、箱が閉じた表示態様である態様aであった予告アイコンYIが、箱が開いた表示態様である態様dに変化し、箱の中から予告表示YHが飛び出すアニメーション(箱開放アニメーション)が表示される。以降の例は、図121(あ33)以降の例と同じである。
ここで、ボタン画像136aと残時間表示メータMTによって構成されてた操作促進報知画像は、残時間表示メータMTが0になってから非表示になってもよいし、チャンスボタン136操作時点で非表示になってもよい。また、操作促進報知画像の消去アニメーションが、箱開放アニメーションと同時に開始されたり実行されてもよいし、消去アニメーションが先に開始されたり実行されてもよいし、箱開放アニメーションが先に開始されたり実行されてもよい。
なお、予告アイコンYIの、箱が開いた表示態様である態様dへの変化は、チャンスボタン136が操作されたことを条件に実行されてもよいし、チャンスボタン136が操作されることなく操作有効期間が経過した場合にも実行されてもよい。また、チャンスボタン136が操作されることなく操作有効期間が経過した場合にも実行される構成では、チャンスボタン136が操作有効期間内に操作されたか否かで上記箱開放アニメーションを異ならせてもよい。あるいは、操作有効期間内のチャンスボタン136の操作の有無に関わらず、上記箱開放アニメーションは同じアニメーションであってもよい。さらに、予告アイコンYIの態様dへの変化は、チャンスボタン136が操作有効期間内に操作された場合にのみ実行されるようにしてもよい。
図122は、図120(あ1)〜図121(あ40)の演出例の第3変形例〜第6変形例を示す図である。
第3変形例では、予告アイコンYIが、「箱」のアイコンではなく、図117(a)に示すNo.5の「ボタン」のアイコンである。この「ボタン」のアイコンは、出現領域ASに最初から表示されてもよいし、出現領域AS内で、他のアイコンから変化したアイコンであってもよいし、ストック領域内で、他のアイコンから変化したアイコンであってもよい。
図122(あ31−3−1)に示す「ボタン」の予告アイコンYIは、残時間表示メータがないことから、チャンスボタン136を操作しても無効であることを表す態様aのアイコンである。すなわち、ボタン136aのみの態様である。
図122(あ31−3−2)では、「ボタン」の予告アイコンYIの態様が、残時間表示メータMTが加わった態様bに変化している。ただし、残時間表示メータMTは満タン表示であり、操作有効期間の開始前である。なお、残時間表示メータMTが非表示の態様であってもよい。
図122(あ31−3−3)では、操作有効期間が開始され、同図(あ31−3−4)では、残時間表示メータMTが少し減っている。
図122(あ31−3−5)のタイミングは、上記操作有効期間内であり、このタイミングで、遊技者がチャンスボタン136を操作する。チャンスボタン136が上記操作有効期間内に操作されたことに応じて、図122(あ31−3−6)では、「ボタン」の予告アイコンYIの態様が、エフェクト画像(煙画像)の表示態様に変化し、同図(あ31−3−7)では、エフェクト画像(煙画像)が消え、赤色の「赤変化」の予告表示が出現している。チャンスボタン136が操作されてからの、予告アイコンYIの態様変化は、アニメーション(操作後アニメーション)の表示である。以降の例は、図121(あ33)以降の例と同じである。
なお、「ボタン」の予告アイコンYIの、エフェクト画像(煙画像)の表示態様への変化は、チャンスボタン136が操作されたことを条件に実行されてもよいし、チャンスボタン136が操作されることなく操作有効期間が経過した場合にも実行されてもよい。また、チャンスボタン136が操作されることなく操作有効期間が経過した場合にも実行される構成では、チャンスボタン136が操作有効期間内に操作されたか否かで上記操作後アニメーションを異ならせてもよい。あるいは、操作有効期間内のチャンスボタン136の操作の有無に関わらず、上記操作後アニメーションは同じアニメーションであってもよい。さらに、予告アイコンYIの態様dへの変化は、チャンスボタン136が操作有効期間内に操作された場合にのみ実行されるようにしてもよい。
第4変形例では、予告表示が、ミニゲームの進行と並行して、変動アイコンではなく保留アイコンの表示態様を変化させる。
第4変形例は、図120(あ18)までは同じであり、図122(あ19−2−1)は、図120(あ19−1)と同じく、ミニゲームBのじゃんけん対決で、対戦相手アイコンTIのパンダのキャラクタが勝利した状態である。図122(あ19−2−2)では、ミニゲームBがまだ継続している状態で、ストック表示されていた予告アイコンYIが使用される。すなわち、箱が閉じた表示態様である態様aの予告アイコンYIは、箱が開いた表示態様である態様dに変化し、箱の中から予告表示YHが飛び出すアニメーションが表示される。ここで出現した予告表示YHは、図117(b)に示すNo.6のデフォルト色の「変化」の予告表示であり、右図柄表示領域208cに表示され、その予告表示YHを用いた保留アイコン変化アニメーションが開始される。
図122(あ19−2−3)では、図120(あ20)と同じく、変動アイコンh0の村人のキャラクタの負け演出が行われている。また、図122(あ19−2−3)では、ミニゲームBの途中に使用された予告アイコンYIがそのミニゲームBの途中で消えており、保留アイコン変化アニメーションによって、デフォルト色の「変化」の予告表示YHは、図121(あ34)に示すように、右図柄表示領域208cで光の玉YHbに変化し、その光の玉YHbが、先読み予告対象の保留を表す第1保留アイコンh11めがけて飛んでいき、第1保留アイコンh11にぶつかっている。
図122(あ19−2−4)では、ミニゲームBにおける、村人のキャラクタの負け演出が続く中、保留アイコン変化アニメーションが終了し、アニメーション開始前までデフォルトの表示態様であった第1保留アイコンh11の表示態様が、図119(a)のNo.2に記した白点滅の表示態様に変化している。すなわち、先読み予告対象の保留を表す保留アイコンh11の表示態様が、先読み予告の表示態様に変化している。その後、図120(あ21)と同じく、村人のキャラクタの表示態様と、デフォルトの表示態様の入替アニメーションが開始され、対戦相手アイコンTIは、徐々に消えていく。また、出現領域ASとともに「赤箱」の予告アイコンYIも画面から徐々に消えていっている。やがて、図柄変動表示が終了し、ハズレの装飾図柄の組み合せが停止表示された後、先読み対象変動となる図柄変動表示が開始される。
第5変形例では、予告表示が、第1装飾図柄の停止図柄の組合せ態様を変化させる。
第5変形例は、図120(あ18)までは同じであり、図122(あ19−3−1)は、図120(あ19−1)と同じく、ミニゲームBのじゃんけん対決で、対戦相手アイコンTIのパンダのキャラクタが勝利した状態である。図122(あ19−3−2)では、ミニゲームBがまだ継続している状態で、ストック表示されていた予告アイコンYIが使用される。すなわち、箱が閉じた表示態様である態様aの予告アイコンYIは、箱が開いた表示態様である態様dに変化し、箱の中から予告表示YHが飛び出すアニメーションが表示される。ここで出現した予告表示YHは、図117(b)に示すNo.12の「チャンス目」の先読み予告表示であり、右図柄表示領域208cに一旦表示される。ここでの「チャンス目」の先読み予告表示は、この後の第1装飾図柄の確定表示時にチャンス目の組み合わせが確定表示される先読み予告の発生を予告する表示である。
図122(あ19−3−3)では、使用された予告アイコンYIが消え、「チャンス目」の予告表示YHは、右図柄表示領域208cに表示されている。図122(あ19−3−4)に示すように、「チャンス目」の予告表示YHは、予告アイコンYIの箱が開いてから(出現してから)しばらくの間は、右図柄表示領域208cに表示される。一方、じゃんけん対決に敗れたことから、村人のキャラクタの表示態様と、デフォルトの表示態様の入替アニメーションが開始され、対戦相手アイコンTIは、徐々に消えていく。また、出現領域ASとともに「赤箱」の予告アイコンYIも画面から徐々に消えていっている。図122(あ19−3−5)では、第1装飾図柄の変動表示が高速変動から低速変動になる。この例では、第1装飾図柄の変動表示が低速変動になってから、チャンス目消化演出が開始されるが、「チャンス目」の予告表示YHが出現してからすぐにチャンス目消化演出が開始されてもよい。図122(あ19−3−6)に示すように、第1装飾図柄の変動表示が低速変動になってから、「チャンス目」の予告表示YHは、右図柄表示領域208cで光の玉YHbに変化している。図122(あ19−3−7)では、その光の玉YHbが、低速変動している第1装飾図柄めがけて飛んでいき、中図柄表示領域208bの装飾図柄にぶつかっている。図122(あ19−3−8)では、低速変動している3つの装飾図柄全てにエフェクト画像EF2が表示され、図122(あ19−3−9)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、第1装飾図柄が、チャンス目である「装飾1」−「装飾3」−「装飾5」が揺れ変動している。なお、「装飾1」−「装飾3」−「装飾5」のチャンス目は、「装飾2」−「装飾4」−「装飾6」や「装飾3」−「装飾5」−「装飾7」のチャンス目と同じく、先読み対象変動(次の図柄変動表示)で、相対的に大当りしにくい弱チャンス目であり、相対的に大当りしやすい強チャンス目は、「装飾7」−「装飾1」−「装飾1」、「装飾3」−「装飾5」−「装飾8」、「装飾4」−「装飾2」−「装飾8」である。図122(あ19−3−10)では、「装飾1」−「装飾3」−「装飾5」のチャンス目が停止表示することを報知するエフェクト画像EF3が表示され、同図(あ19−3−11)では、「装飾1」−「装飾3」−「装飾5」のチャンス目が停止表示されている。
第6変形例では、図117(b)のNo.2の「チャンス」の予告表示YHに、図106を用いて説明した、第1装飾図柄の中図柄に保留変化図柄が仮停止する先読み予告が複合した例になる。
図122(あ19−4−1)は、ミニゲームBのじゃんけん対決で、対戦相手アイコンTIのパンダのキャラクタが勝利した状態である。図122(あ19−4−2)では、第1装飾図柄でリーチ演出が開始され、左図柄表示領域208aと右図柄表示領域208cそれぞれで「装飾6」が揺れ変動している。なお、じゃんけん対決に敗れたことから、村人のキャラクタの表示態様がデフォルトの表示態様に変化し、対戦相手アイコンTIは消えている。また、出現領域ASとともに「赤箱」の予告アイコンYIも消えている。やがて、図122(あ19−4−3)に示すように、リーチ状態で、予告アイコンYIが使用され、「チャンス」の予告表示YHが出現する。すなわち、「チャンス」の予告表示YHはリーチ開始後に出現したことになり、ここでの「チャンス」の予告表示YHは、現在行われている図柄変動表示での大当りの信頼度を上昇させる通常予告の一種に相当する。現在行われている図柄変動表示は、先読み予告対象変動の図柄変動表示よりも一回前の図柄変動表示になり、「チャンス」の予告表示YHは、先読み予告対象変動の図柄変動表示とは異なる図柄変動表示についての通常予告に相当する。「チャンス」の予告表示YHが表示された後、図122(あ19−4−4)に示すように、使用された予告アイコンYIは消える。なお、予告アイコンYIは消去アニメーションで消えていってもよいし、消去アニメーションを用いずに一瞬で消えてもよい。また、図122(あ19−4−5)では、リーチ状態のまま、「チャンス」の予告表示YHが消えている。
そして、図122(あ19−4−6)では、第1装飾図柄の中図柄に、保留変化図柄HHZが仮停止している。保留変化図柄HHZには、赤色の図柄と、青色の図柄があり、赤色の保留変化図柄が仮停止すると、表示されているいずれかの保留アイコン(ここでは第1保留アイコンh11)の表示態様が2段階昇格し、青色の保留変化図柄が仮停止すると、保留アイコンの表示態様が1段階昇格する。図122(あ19−4−6)では、青色の保留変化図柄HHZが仮停止しており、この後、図106(エ17)に示すような保留変化アニメーションが開始され、デフォルトの表示態様である第1保留アイコンh11は、第2表示態様(白点滅の表示態様)に変化する。なお、保留変化図柄HHZは、第1保留アイコンh11に関する先読み予告である。
図123は、図120(あ1)〜図121(あ40)の演出例の第7変形例〜第10変形例を示す図である。
第7変形例は、図121(あ30−1)までは同じであり、図123(あ31−4−1)は、図121(あ31−1)と同じく、先読み予告対象変動であった図柄変動表示でリーチ演出が開始されている。図123(あ31−4−2)では、リーチ開始後に、予告アイコンYIが使用され、図117(b)のNo.2の「チャンス」の予告表示YHが出現する。ここで出現した「チャンス」の予告表示YHは、先読み予告対象変動であった図柄変動表示での大当りの信頼度を上昇させる通常予告になる。なお、「チャンス」の予告表示YHが表示された後、図123(あ31−4−3)に示すように、使用された予告アイコンYIは消える。
第8変形例は、保留アイコンの一つが、対戦相手アイコンTIに変化する例である。すなわち、図123(あ3−2−1)に示すように、先読み予告の対象となる保留(第3保留)の入賞時に、先読み予告対象保留よりも前の保留を表す保留アイコンが、対戦相手アイコンTIに変化する。また、その対戦相手アイコンTIのキャラクタと戦うキャラクタ(ここでは村人のキャラクタ)にも、先読み予告対象保留よりも前の保留を表す保留アイコンが変化する。この第8変形例では、第1保留アイコンh11が対戦相手アイコンTIに変化している。すなわち、パンダのキャラクタの種類のアイコンに変化している。また、第2保留アイコンh12が、村人のキャラクタの種類のアイコンに変化している。図123(あ3−2−2)では、図柄変動表示が終了し、同図(あ3−2−3)では、保留アイコンの移動アニメーションが開始されるとともに、演出アイコン表示領域DISの右ベースアイコンbIrでは、エフェクト画像EF1が表示されている。その結果、図123(あ3−2−4)に示すように、変動アイコンh0が対戦相手アイコンTIになり、第1保留アイコンh11が、その対戦相手アイコンTIのキャラクタと戦うキャラクタ(ここでは村人のキャラクタ)のアイコンになっている。また、演出アイコン表示領域DISの右ベースアイコンbIrには、枠で囲まれた出現領域ASが出現し、中には、ミニゲームBのじゃんけん対決に勝利すると獲得することができる予告アイコンYIが表示されている。
図123(あ3−2−5)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、第1装飾図柄の変動表示が開始されており、ミニゲームBのじゃんけん対決も開始されている。図123(あ3−2−6)では、変動アイコンh0である対戦相手アイコンTIのパンダのキャラクタと、第1保留アイコンh11の村人のキャラクタによる、じゃんけん対決アニメーションが行われ、第1保留アイコンh11の村人のキャラクタが勝利する。図123(あ3−2−7)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、第1保留アイコンh11の村人のキャラクタが勝利したことを祝うアニメーションが開始されており、続く同図(あ3−2−8)では、出現領域ASに表示されていた予告アイコンYIのストックアニメーションが開始されている。図123(あ3−2−9)では、予告アイコンYIがストック位置に表示されている。
図123(あ3−2−10)では、ミニゲームBが終了し、保留アイコン表示領域HISの第1ステージhs1では、村人のキャラクタの表示態様と、デフォルトの表示態様の入替アニメーションが開始されている。また、変動アイコン表示領域CISの台座hs0では、パンダのキャラクタのアイコンと、デフォルトの表示態様の変動アイコンの入替アニメーションが開始されている。ここでのぞれぞれの入替アニメーションでは、村人のキャラクタやパンダのキャラクタに変化する前の表示態様に戻るアニメーションであってもよいし、変化前の表示態様とは異なる別の表示態様との入替アニメーションであってもよい。例えば、変化前がデフォルトの表示態様であっても、先読み予告あるいは通常予告の表示態様に入れ替えられてもよい。図123(あ3−2−11)では、変動アイコンh0も第1保留アイコンh11も、デフォルトの表示態様になっている。また、予告アイコンYIは、ストック表示されたままである。この予告アイコンYIは、図123(あ3−2−11)では第2保留になる保留を先読み予告対象にした予告アイコンであり、第2保留に対応する図柄変動表示の実行中に使用される。ただし、現在行われている図柄変動表示で使用されてもよいし、村人のキャラクタのアイコンであった第1保留に対応する図柄変動表示の実行中に使用されてもよい。
第9変形例は、途中まで第8変形例と同じである。すなわち、図123(あ3−2−7)までは同じであり、図123(あ3−2−8b1)も、図123(あ3−2−8)と同じである。この第9変形例では、出現領域ASから出た予告アイコンYIが、一旦大きく表示された後、ストック領域SS内に移動せずに、保留アイコン表示領域HISに移動し、それまでデフォルトの表示態様であった、先読み予告の対象保留を表す第2保留アイコンh12に置き換わって、保留アイコン表示領域HISでストック表示されるこになる(図123(あ3−2−8b2)〜同図(あ3−2−8b3)参照)。なお、第2保留アイコンh12の表示態様が、予告アイコンYIの表示態様に変化したと見ることもできる。また、出現領域ASから出た予告アイコンYIは、一旦、ストック領域SS内に移動してから、保留アイコン表示領域HISに移動してもよい。また、保留アイコン表示領域HISがストック領域SSを兼ねていてもよい。
図123(あ3−2−8b4)では、保留が消化されていき、第2保留アイコンh12に置き換わった予告アイコンYIが、変動アイコンh0になって、変動アイコン表示領域CISの台座hs0に表示されている。図123(あ3−2−8b5)では、変動アイコンh0である予告アイコンYIが、台座hs0で使用され、箱が開いた態様dに変化し、中から、図117(b)のNo.2の「チャンス」の予告表示YHが出現する。図123(あ3−2−8b5)は、リーチ開始前であるため、ここでの「チャンス」の予告表示YHは、現在行われている図柄変動表示でノーマルリーチ以上のリーチ演出が行われることを予告する表示になる。
なお、予告アイコンYIは、出現領域ASに表示されたまま、あるいは一旦、ストック領域SSに表示されてから、先読み予告対象保留の図柄変動表示中に、台座hs0に移動し、変動アイコンh0と置き換わってもよいし、先読み予告対象保留の図柄変動表示よりも前の図柄変動表示中あるいは停止表示中に、保留アイコン表示領域HISに移動して、先読み予告対象保留の保留アイコンと置き換わってもよい。
また、予告アイコンYIは、保留アイコンの状態で使用され、先読み予告の予告表示YHが出現する場合があってもよい。この場合にも、予告アイコンYIは、出現領域ASに表示されたまま、あるいは一旦、ストック領域SSに表示されてから、先読み予告対象保留の図柄変動表示よりも前の図柄変動表示中あるいは停止表示中に、保留アイコン表示領域HISに移動して、先読み予告対象保留の保留アイコンと置き換わってもよい。
第10変形例も、途中まで第8変形例と同じである。すなわち、図123(あ3−2−7)までは同じであり、図123(あ3−2−8c1)も、図123(あ3−2−8)と同じである。この第10変形例でも、出現領域ASから出た予告アイコンYIが、一旦大きく表示された後、ストック領域SS内に移動せずに、保留アイコン表示領域HISに移動する。そして、第10変形例では、ミニゲームBを行った、村人のアイコンの第1保留アイコンh11に、予告アイコンYIが置き換わる。すなわち、先読み予告対象保留を表す保留アイコンとは別の保留アイコンに置き換わる。なお、複数の予告アイコンを獲得する場合もあり、その場合には、獲得数分の保留アイコンと置き換わってもよい。すなわち、一個の予告アイコンYIが一つの保留アイコンと置き換わる構成であってもよい。あるいは、複数の予告アイコンYiが、一つの保留アイコンとまとめて置き換わり、保留アイコンに置き換わった複数個分の予告アイコンには、該複数個の個数を表す数字が示されていたり、あるいは、保留アイコンに置き換わった複数個分の予告アイコンを、該複数個の個数を表す色で表示してもよい。さらに、予告アイコンYIは、変動アイコンh0に置き換わってもよい。
図123(あ3−2−8c3)では、ミニゲームの勝利を祝うアニメーションのうちの「やったね」の文字が残っているが、村人のアイコンの第1保留アイコンh11は、予告アイコンYIに置き換わっている。なお、変動アイコンh0である対戦相手アイコンTIのパンダのキャラクタは、態様eのままであり、態様aに変化するタイミングで「やったね」の文字が消える。なお、「やったね」の文字は、村人のアイコンの第1保留アイコンh11が予告アイコンYIに置き換わると同時に消えてもよいし、村人のアイコンの第1保留アイコンh11が予告アイコンYIに置き換わる前から消えていてもよい。例えば、図123(あ3−2−8c2)のタイミングで消えてもよい。
図123(あ3−2−8c4)では、第1保留アイコンh11に置き換わった予告アイコンYIが、変動アイコンh0になって、変動アイコン表示領域CISの台座hs0に表示されている。図123(あ3−2−8c4)で行われている図柄変動表示は、先読み予告の対象変動よりも前の図柄変動表示になる。この図柄変動表示の実行中に、予告アイコンをストックするアニメーションが開始される。図123(あ3−2−8c4)に示す変動アイコンh0は、予告アイコンYIであるが、先読み予告の対象変動で使用される予告アイコンではない。ここで開始されるアニメーションでは、先読み予告の対象変動で使用される予告アイコンをストックするアニメーションになる。図123(あ3−2−8c4)に示す変動アイコンh0は、先読み予告の対象変動で使用される予告アイコンのストック確定のアイコンとして機能する。
図123(あ3−2−8c5)では、変動アイコンh0の表示態様が変化し、先読み予告の対象変動で使用される予告アイコンがストックされることを報知するエフェクト画像EF4が表示される。なお、このエフェクト画像EF4の後ろには何らかのアイコンがうっすらと見え始めている。図123(あ3−2−8c6)では、エフェクト画像EF4が変動アイコンh0から飛び出し、ストック領域SSに移動する。一方、変動アイコンh0は、デフォルトの表示態様に変化している。このデフォルトの表示態様は、変動アイコンh0が保留アイコン(第3保留アイコンh13)として表示開始されたときの表示態様である。すなわち、表示開始後に表示態様が色々と変化したが、変化する前の表示態様に戻っている。なお、変化する前の表示態様以外の表示態様で表示されてもよい。
図123(あ3−2−8c5)では、エフェクト画像EF4が、ストック領域SS内で、先読み予告の対象変動で使用される予告アイコンYIとして表示されている。
なお、図123(あ3−2−8c3)に示す第1保留アイコンh11として表示された予告アイコンYIは、変動アイコンになる前に使用されてもよい。また、第1保留アイコンh11として表示された予告アイコンYIを、先読み予告対象保留を表す第2保留アイコンh12に移動させるアニメーションを保留アイコン表示領域HIS内で行い、予告アイコンYIが使用される図柄変動表示を予告するようにしてもよい。図123(あ3−2−8c7)の後は、図120(あ22)に続く。
図124は、図120(あ1)〜図121(あ40)の演出例のその他の変形例を示す図である。
第11変形例では、変動アイコン表示領域CISと演出アイコン表示領域DISが、ミニゲーム専用の領域になっている。この第11変形例は、図120(あ2)までは同じであり、図124(あ3−3−1)では、変動アイコン表示領域CISの台座hs0が消え、変動アイコン表示領域CISと演出アイコン表示領域DISがつながっている。以下、変動アイコン表示領域CISと演出アイコン表示領域DISがつながった領域をまとめてミニゲーム専用領域MGSと称する。図124(あ3−3−1)に示すミニゲーム専用領域MGSには、第一の領域である出現領域ASが枠に囲まれて表示されている。また、ミニゲーム専用領域MGSのうちの変動アイコン表示領域CISには、対戦相手アイコンTIのパンダのキャラクタが態様aで表示されている。ここでは、現在行われている図柄変動表示に対応する変動アイコンh0は、この対戦相手アイコンTIのパンダのキャラクタに変化している。なお、出現領域ASの奥には、キャラクタが出入りする出入り口が設けられている。
図124(あ3−3−2)では、図柄変動表示が終了しているが、対戦相手アイコンTIのパンダのキャラクタは待機アニメーションによって表示され続けている。すなわち、この例では、変動アイコンh0が対戦相手アイコンTIに変化した場合は、対応する図柄変動表示が終了しても、対戦相手アイコンTIとして表示され続けることなる。言い換えれば、パンダのキャラクタのアイコンは、図柄変動表示中は、変動アイコンh0と対戦相手アイコンTIの両方の役割を担っているが、図柄変動表示が終了すると、対戦相手アイコンTIのみの役割を担うことになる。なお、パンダのキャラクタのアイコンは、対戦相手アイコンTIの役割のみを担っており、変動アイコンh0が消去された状態であってもよい。
図124(あ3−3−3)では、図柄変動表示が開始され、保留アイコン表示領域HISに表示されていた村人のキャラクタアイコンである第1保留アイコンh11が、ミニゲーム専用領域MGSに向けて移動を開始する。図124(あ3−3−4)では、今まで第1保留アイコンh11であった村人のキャラクタアイコンが、ミニゲーム専用領域MGSのうちの変動アイコン表示領域CISに変動アイコンh0として表示されている。一方、前図柄変動表示で変動アイコンであったパンダのキャラクタのアイコンは、対戦相手アイコンTIとして表示され続けており、村人対パンダのじゃんけん対決が開始される(図124(あ3−3−5))。じゃんけん対決が開始されると、出現領域ASに予告アイコンYIが出現する。なお、じゃんけん対決の開始と同時に予告アイコンYIが出現してもよいし、じゃんけん対決の開始前から予告アイコンYIが出現していてもよい。
図124(あ3−3−6)では、変動アイコンh0の村人のキャラクタが勝利し、同図(あ3−3−7)では、出現領域ASに表示されていた予告アイコンYIのストックアニメーションが開始されている。また、じゃんけん対決に勝利したことを祝うアニメーションも開始されている。図124(あ3−3−8)では、予告アイコンYIがストック領域SSに表示されており、同図(あ3−3−9)では、じゃんけん対決に勝利したことを祝うアニメーションが終了する。このアニメーションが終了すると、図124(あ3−3−10)に示すように、変動アイコンh0である村人のキャラクタのアイコンは、出現領域ASの奥に設けられた出入り口から退場し、その後、図柄変動表示が終了する(図124(あ3−3−11))。なお、変動アイコンh0である村人のキャラクタのアイコンは、図柄変動表示が終了した後に出現領域ASの奥に設けられた出入り口から退場してもよい。一方、対戦相手アイコンTIであるパンダのキャラクタのアイコンは、全てのじゃんけん対決が終了するまで表示され続ける。ただし、途中で剣豪のキャラクタのアイコンと交代する場合があってもよい。なお、村人のキャラクタのアイコンの退場タイミングは、図柄変動表示と同時であってもよい。また、じゃんけん対決がこの後も続く場合には、村人のキャラクタのアイコンは退場せずに、全てのじゃんけん対決が終了するまでミニゲーム専用領域MGSにストック表示されてもよい。なお、出入り口から対戦相手アイコンTIおよび/または退場した変動アイコンh0であるキャラクタのアイコンが入場する場合があってもよい。また、ミニゲームが終了する際に対戦相手アイコンTIが退場するアニメーションが行われてもよい。
図124(あ9−2−1)および同図(あ9−2−2)に示す変形例では、変動アイコンh0が、図119(a)のNo.19に示す吉宗のキャラクタのアイコンになっており、対戦相手アイコンTIはパンダのキャラクタのアイコンである。このため、図118(d)に示すように、100%の確率でじゃんけん対決に勝利し、しかも、この例では、大当り確定の「虹箱」の予告アイコンが出現領域ASに表示されている。図124(あ9−2−2)では、「虹箱」の予告アイコンがストック表示されたまま、図柄変動表示が終了している。「虹箱」の予告アイコンは、大当りの信頼度が当確であり、先読み予告として機能している。なお、「虹箱」の予告アイコンは、当該変動の予告として機能する場合があってもよい。
また、箱形の予告アイコンでは、箱の中に入っている予告表示(アイテム)が、「箱」よりも「赤箱」の方が、遊技者にとって有利(例えば、スーパーリーチに発展しやすい予告表示であったり、大当りの信頼度が高い予告表示)であり、「赤箱」よりも「金箱」の方が、遊技者にとって有利である。したがって、箱形の予告アイコンが表示されるだけで、その箱形の予告アイコンの色によって、予告表示が実際に出現するか否かは別として、予告表示が出現すれば、どの程度有利な予告表示であるかを予め推測することができる。また、図117(a)を用いて説明したように、箱形の予告アイコンの色によって、大当りの信頼度も決まっているため、箱形の予告アイコンの色は、大当りのしやすさと、遊技者にとって有利な予告表示の獲得のしやすさの両方を示すものである。なお、予告アイコンの表示態様によって、有利な予告表示の獲得のしやすさのみが示されてもよく、大当りのしやすさのみが示されてもよい。
図124(あ3−4)に示す変形例は、先読み予告対象保留の保留アイコンも、ミニゲームに使用される場合がある例である。すなわち、図124(あ3−4)では、先読み予告対象保留を表す第3保留アイコンh13も、村人のキャラクタのアイコンに変化しており、じゃんけん対決に参加する。その結果、じゃんけん対決に勝利すれば、先読み予告対象保留の図柄変動表示の実行中に使用される予告表示を獲得する場合がある。また、先読み予告対象保留よりも後ろの保留を表す保留アイコンも、ミニゲームに参加することができるアイコンに変化してもよい。この場合、先読み予告対象保留の保留アイコンが変動アニメーションに変化して、ミニゲームが行われた場合には、そのミニゲーム終了まで、あるいは、先読み予告対象保留の図柄変動表示が終了するまで、ミニゲームに参加することができるアイコンの態様であってもよく、その後は、元の表示態様に戻ってもよい。また、ミニゲーム(例えば、ミニゲームB)が終了した後は、該ミニゲーム(例えば、ミニゲームB)に参加することができる専用のアイコンには変化しないが、新たなミニゲーム(同じ種類のミニゲーム(例えば、ミニゲームB)であってもよいし異なる種類のミニゲーム(例えば、ミニゲームA)であってもよい)に参加することができる専用のアイコンに変化する場合があってもよい。
図124(あ3−5)に示す変形例は、ミニゲームに参加することができるアイコンとして表示される保留アイコンは、1種類のアイコンに限らない例である。すなわち、図124(あ3−4)では、第1保留アイコンh11が、爺のキャラクタの種類のアイコンで表示され、第2保留アイコンh12が、図119(a)に示すNo.18の村人のキャラクタの種類のアイコンで表示されている。
図124(あ3−6)に示す変形例は、ミニゲームに参加することができるアイコンとして表示された、先に消化される保留アイコンが、同じくミニゲームに参加することができるアイコンとして表示された、後に消化される保留アイコンに少なくとも一部がオーバーラップする場合がある例である。すなわち、図124(あ3−6)では、第1保留アイコンh11が、図119(a)に示すNo.19の吉宗キャラクタの種類のアイコンで表示され、第2保留アイコンh12も、同じ吉宗のキャラクタの種類のアイコンで表示されており、第1保留アイコンh11である吉宗のキャラクタのアイコンの後ろ足が、第21保留アイコンh12である吉宗キャラクタのアイコンの前足にオーバーラップしている。
また、このオーバーラップの関係は逆であってもよく、あるいは、大当りの信頼度が高い保留アイコンが手前に表示されるようにしてもよい。さらに、表示されている保留アイコンによって、先読み対象変動の期待度が示唆される場合があってもよい。例えば、吉宗のキャラクタの保留アイコンが一つしか表示されていない場合よりも、二つ表示されている場合の方が、先読み対象変動で大当りしやすくてもよい。
図124(あ31−5−1)〜同図(あ31−5−3)に示す変形例では、ストック表示されている予告アイコンYIにカーソルCSが使用される例である。図124(あ31−5−1)は、図121(あ31−1)と同じ状態であり、図124(あ31−5−2)では、箱が閉じた表示態様である態様aの予告アイコンYIを、カーソルCSの表示が指している。このカーソルCSの表示は、これから予告アイコンYIが使用されることを予告する表示である。図124(あ31−5−3)の後は、図121(あ33)に続く。なお、カーソルCSの表示が指した場合は、予告アイコンYIは必ず使用される構成であってもよいし、使用されない場合がある構成であってもよい。また、箱が開くことを事前に予告する演出(例えば、箱がカタカタと振動するアニメーション演出等)と、カーソルCSの表示を組み合わせて使用してもよいし、さらには、第2変形例を示す図121(あ31−2−2)のように、操作促進報知画像の表示を組み合わせて使用してもよい。
図124(あ31−5−3)では、カーソルCSの表示が消え、代わりに箱開放アニメーションが表示され、箱が開いた表示態様である態様dに変化し、箱の中から予告表示YHが飛び出してきている。
図124(あ30−2−1)〜同図(あ30−2−4)に示す変形例では、箱が開くことを事前に予告する演出が実行される例である。図124(あ30−2−1)は、図121(あ30−1)と同じ状態であり、図124(あ30−2−2)では、予告アイコンYIとして表示されている箱のアイコンがカタカタと振動するアニメーション演出が実行されている。このアニメーション演出によって、予告アイコンYIが使用されるかもしれないことを煽っている。なお、このアニメーション演出は、第1装飾図柄の変動表示において第1仮停止が行われる前から開始される。なお、第1仮停止と同時に開始されてもよいし、第1仮停止の後に開始されてもよい。また、このアニメーション演出は、リーチ演出が開始される前に開始されてもよいし、リーチ演出と同時に開始されてもよいし、リーチ演出が開始された後に開始される場合があってもよい。さらに、このアニメーション演出は、箱形の予告アイコンが使用される場合は、必ず実行されるアニメーションであってもよいし、実行されない場合があるアニメーションであってもよい。加えて、このアニメーション演出は、連続する図柄変動表示を跨いで実行されてもよい。すなわち、図柄変動停止中も実行されていてもよいし、図柄変動停止中は一旦中止し、図柄変動表示が再び開始されたらこのアニメーション演出も開始されてもよい。あるいは、このアニメーション演出は、一回の図柄変動表示の期間内で開始され終了し、連続する図柄変動表示を跨いで実行されなくてもよい。
図124(あ30−2−3)ではリーチ状態になっているが、箱のアイコンがカタカタと振動するアニメーション演出は継続されており、リーチ状態中に、このアニメーション演出から箱開放アニメーション演出に切り替わり、図124(あ30−2−4)に示す予告アイコンYIは、箱が開いた表示態様である態様dに変化し、箱の中から予告表示YHが飛び出してきている。その後、図121(あ33)に続く。
なお、箱が開くことを事前に予告する演出は、この例のようにリーチ演出を跨いで実行されてもよいし、リーチ演出を跨がなくてもよい。また、箱が開くことを事前に予告する演出が実行されれば、予告アイコンYIの箱は必ず開いてもよいし、開かない場合があってもよい。
図124(あ30−3−1)〜同図(あ30−3−4)に示す変形例では、箱が開くことを事前に予告する演出の変形例が実行される例である。この例では、箱のアイコンがカタカタと振動するアニメーション演出は、振動の大きさによって、予告アイコンYIが使用されるタイミングが近いのか遠いのかを表す。すなわち、図124(あ30−3−2)に示すように弱振動であれば、予告アイコンYIが使用されるタイミングは遠く、予告アイコンYIが使用されるタイミングが近くなると、図124(あ30−3−3)に示すように強振動に変化する。言い換えれば、使用タイミングが近づくほど振動が大きくなる。図124(あ30−3−4)では、振動が最大になったところで、予告アイコンYIの箱が開き、中から予告表示YHが飛び出してきている。その後、図121(あ33)に続く。
なお、振動の強弱で、予告アイコンYIが使用される信頼度や、中に入っている予告表示の有利度を表してもよい。すなわち、信頼度や有利度が高いほど振動が大きくなるようにしてもよい。
図124(あ30−3−4’)は、振動が最大になったにも関わらず、予告アイコンYIの箱が開かなかった例を示す。このように、箱のアイコンがカタカタと振動するアニメーション演出では、ガセの演出が行われる場合がある。ハズレの装飾図柄が停止表示すると、予告アイコンYIは消える。
続いて、予告アイコンが複数個ストックされる例を説明する。
図125は、ミニゲームBにおいて勝利することで予告アイコンが複数個ストックされ、ストックした複数個の予告アイコンが使用されることで予告表示が表示されて変動アイコンの表示態様が変化する例を段階的に示した図である。
ここでの説明は、予告アイコンが1個しかストックされなかった、図120(あ1)〜図121(あ40)の演出例との相違点を中心に説明する。
図125(い1−1)では、図120(あ4)と同じく、図柄変動表示が終了し、第1装飾図柄表示装置208Lでは、中央領域で第1装飾図柄が、ハズレの装飾図柄の組み合せ(「装飾4」−「装飾1」−「装飾7」)を停止表示し、左上の第2装飾図柄も、ハズレの装飾図柄の同じ組み合せを停止表示している。図125(い1−1)に示す第1保留アイコンh11と第2保留アイコンh12はともに、図119(a)のNo.17に記した村人の種類の態様aのアイコンに変化している。また、先読み予告の対象保留を表す第3保留アイコンh13は、デフォルトの表示態様である。
図柄変動表示が開始された後の図125(い2)では、図120(あ7)と同じく、演出アイコン表示領域DISの右ベースアイコンbIrには、対戦相手アイコンTIとしてパンタの種類の態様aのアイコンが表示され、さらに、第一の領域である出現領域ASに、「箱」の予告アイコンYIが表示されている。さらに、出現領域ASの上には、第二の領域であるストック領域SSが設けられており、図125(い1−2)では点線で囲んだ領域になる。この例におけるストック領域SSには、第1ストック位置SS1、第2ストック位置SS2、第3ストック位置SS3が設けられており、第3ストック位置SS3の一部は、出現領域ASの一部と重なっている。
図125(い3)は、図120(あ8−1)と同じく、ミニゲームBのじゃんけん対決アニメーションが行われ、変動アイコンh0の村人のキャラクタが勝利している。図125(い4)では、変動アイコンh0の村人のキャラクタが勝利したことを祝うアニメーションが実行されており、同図(い5)では、出現領域ASに表示されていた、図117(a)に示すNo.1の「箱」の予告アイコンYIが、ストック領域SS内の第1ストック位置SS1(図125(い2)参照)に表示されている。
図125(い6)は、図120(あ15)と同じく、図柄変動表示が終了し、ハズレの装飾図柄の組み合せが停止表示中(確定表示中)であり、変動アイコンh0も消えている。
図柄変動表示が開始された後の図125(い7)では、2回目となるミニゲームBのじゃんけん対決が開始されている。また、図125(い7)に示す出現領域ASには、図117(a)に示すNo.1の「箱」の予告アイコンYIが表示されている。図125(い8)では、ミニゲームBのじゃんけん対決アニメーションが行われ、変動アイコンh0の村人のキャラクタが2勝目をあげている。図125(い9)では、変動アイコンh0の村人のキャラクタが勝利したことを祝うアニメーションが実行されており、同図(い10)では、出現領域ASに表示されていた、図117(a)に示すNo.1の「箱」の予告アイコンYIが、出現領域ASから出て、一旦大きく表示されている。続く図125(い11)では、2つ目となる「箱」の予告アイコンYIが、ストック領域SS内の第2ストック位置SS2(図125(い2)参照)に表示されている。すなわち、新たにストックされる予告アイコンYIは、1つ前にストックされていた予告アイコンYIの下に表示されていく。第1ストック位置SS1と第2ストック位置SS2の間隔は、予告アイコン一個分の高さ未満の間隔である。なお、第1ストック位置SS1や第2ストック位置SS2を設けずに、空いている領域にランダムにストックしていってもよい。また、3個目の予告アイコンYIがストックされる前に、1個目の予告アイコンYI(第1ストック位置SS1にストックされていた予告アイコンYI)が使用された場合(ストック領域SSから放出された場合)に、3個目の予告アイコンYIは、第1ストック位置SS1にストックされてもよい。
図125(い12)は、図120(あ23)と同じく、図柄変動表示が終了し、ハズレの装飾図柄の組み合せが停止表示されている。図125(い13)は、図120(あ24)と同じく、先読み対象変動となる図柄変動表示が開始され、図125(い14−1)では、図120(あ25)と同じく、通常予告としての会話予告が開始される。図125(い14−1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lには、殿様の会話画像CI1が、中央領域に表示されている。ストック領域SS内の2つの予告アイコンYIは、殿様の会話画像CI1の一部に前側からオーバーラップしている。殿様の会話画像CI1が表示された後、図125(い15)に示すように、先にストックされた1個目の予告アイコンYI(第1ストック位置SS1にストックされていた予告アイコンYI)が使用され、1個目の予告アイコンYIは、箱が開いた表示態様である態様dに変化し、箱の中から「リーチ」の予告表示YHが飛び出してきている。この「リーチ」の予告表示YHも、殿様の会話画像CI1の一部に前側からオーバーラップしている。このタイミングでの「リーチ」の予告表示YHは、現在行われている図柄変動表示でノーマルリーチ以上のリーチ演出が行われることを予告する表示になる。
図125(い16)では、図120(あ26)と同じく、会話予告が更新されている。会話予告では、殿様の会話画像CI1が縮小表示されて第2装飾図柄の表示位置の下方に表示され、爺のキャラクタとともに操作促進報知画像が表示された爺の会話画像CI2が表示されている。図120(あ26)に示すタイミングでは、操作有効期間は開始されておらず、チャンスボタン136が操作されてもこれに応じた表示は行われない。箱が開いた表示態様である1個目の予告アイコンYIは、図125(い16)では、まだ消去されていないが、同図(い17)では消去されている。なお、「リーチ」の予告表示YHは表示されたままである。同図(い17)でも操作有効期間は開始されていない。このように、1個目の予告アイコンYIは、操作有効期間の開始前に消去されてもよいが、操作有効期間の開始と同時に消去されてもよく、操作有効期間が開始された後に消去されてもよい。
やがて、操作有効期間が開始され、図125(い18)に示す残時間表示メータMTは、上記操作有効期間が開始してある程度の時間が経過したときの表示態様で示されている。
図125(い19)のタイミングは、上記操作有効期間内であり、このタイミングで、遊技者がチャンスボタン136を操作する。
図125(い20)では、図120(い20)と同じく、チャンスボタン136が上記操作有効期間内に押下されたことに応じて、爺の会話画像CI2が、操作促進報知画像から、現在行われている図柄変動表示でリーチ演出が開始されることを予告する「リーチじゃ!」の文字表示に変化している。したがって、「リーチ」の予告表示YHとは別の予告(ここでは爺の会話画像CI2)によっても、同じこと(現在行われている図柄変動表示でリーチ演出が開始されること)が予告されていることになる。また、このように2種類の予告が行われる場合には、一方の予告が他方の予告よりも信頼度が高い予告であってもよい。あるいは、先に表示された「リーチ」の予告表示YHでノーマルリーチの発生を予告し、後に表示された会話予告では、スーパーリーチの発生を予告するようにしてもよい。このような時系列での予告を行うことで、演出(リーチ種別)が昇格しているように見える場合がある。あるいは反対に、先に表示された「リーチ」の予告表示YHでスーパーリーチの発生を予告し、後に表示された会話予告では、ノーマルリーチの発生を予告するようにしてもよく、こうすると、リーチ種別)が降格しているように見える場合がある。ただし、同一変動内でのリーチ演出についての予告であるため、どちらが先も良い場合もある。また、例えば、予告表示YHが「リーチ」と予告し、会話予告が、擬似連演出を予告する「継続」と表示した場合は、リーチが発生した後に擬似連予告(例えば、擬似連図柄が停止)が発生し、擬似連演出が開始されることまで予告することができる。
また、図柄変動表示中の一区切り(図柄変動開始〜擬似連用の仮停止までの期間)の中で、擬似連予告が予告表示YHと他の予告により2回行われたとしても、擬似連が1回(すなわち仮停止が1回)しか行われないように構成されていてもよいし、予告が行われた回数だけ擬似連が発生(仮停止が発生)するように構成されていてもよい。
このように、予告表示YHと他の演出による予告を組み合わせることで、一回の図柄変動表示内で、昇格演出や降格演出を行うことができる。例えば、擬似連演出では、擬似連回数が増えていくのにつれて、昇格演出を行うことができる。例えば、擬似連回数1回目の変動では第3表示態様の予告を行い、擬似連回数2回目の変動では第5表示態様の予告を行ってもよい。なお、擬似連回数2回目の変動では第3表示態様の予告を行ってもよく、さらには、降格演出として、擬似連回数2回目の変動では第2表示態様の予告を行う場合があってもよい。また、擬似連演出でない場合は、一回の図柄変動表示内で、最初に、第3表示態様の予告を行い、次に第5表示態様の予告を行ってもよいし、あるいは反対に、最初に、第5表示態様の予告を行い、次に第3表示態様の予告を行ってもよい。
なお、爺の会話画像CI2における「リーチじゃ!」といった予告の文字表示は、操作有効期間内にチャンスボタン136が操作された場合のみ表示されるものである。ただし、チャンスボタン136が操作されることなく操作有効期間が経過した場合にも表示される場合があってもよい。
図125(い22)では、図121(あ30−1)と同じく、殿様の会話画像CI1及び爺の会話画像CI2が消去されて会話予告が終了し、第1装飾図柄が視認容易になっている。なお、殿様の会話画像CI1と爺の会話画像CI2は同時に消えてもよいし、奥側に表示されていた殿様の会話画像CI1が先に消えてもよいし、手前側に表示されていた爺の会話画像CI2が先に消えてもよい。
図125(い23)では、予告通り、リーチ演出が開始され、左図柄表示領域208aと右図柄表示領域208cそれぞれで「装飾6」が揺れ変動している。やがて、リーチ状態で、2番目にストックされた予告アイコンYIが使用される。すなわち、図125(い24)に示すように、予告アイコンYIの箱が開き、中から「変化」の予告表示YHが飛び出してくる。この例では、予告アイコンYIがストックされた順番に、予告アイコンYIが使用されたが、予告アイコンYIは、ストック順に関わらず使用されてもよい。例えば、有利度が高い予告表示YHが出現する予告アイコンYIほど先に使用されてもよいし後から使用されてもよい。また、予告アイコンYIの種類に応じた信頼度が高いものほど先に使用されてもよいし、後から使用されてもよい。また、ここで、出現した「変化」の予告表示YHは、仮停止している右図柄(ここでは「装飾6」に重なっており、重ならない場合比べて視認困難になっている。ただし、「変化」の予告表示YHが右図柄に前側からオーバーラップしている。これは、第1ストック位置SS1にストックされていた予告アイコンYIから放出された予告表示YHではなく、第2ストック位置SS2にストックされていた予告アイコンY2から放出された予告表示YHであることが関係している。
図125(い25)では、使用された予告アイコンYIが消え、「変化」の予告表示YHは依然として表示されている。続く図125(い26)では、その予告表示YHを用いた変動アイコン変化アニメーションが開始される。図125(い26)では、「変化」の予告表示YHが、仮停止している右図柄にオーバーラップしている状態のまま、光の玉YHbに変化する。図125(い27)では、その光の玉YHbが、変動アイコンh0めがけて飛んでいき、変動アイコンh0にぶつかっている。ここでも、予告表示YHが放出された予告アイコンYIの位置が影響して、図121(あ34)〜同図(あ35)に示す例とは異なる位置で光の玉YHbに変化し、異なる軌跡で変動アイコンh0めがけて飛んでいっている。ただし、予告表示YHが放出される予告アイコンYIの位置が異なっても、予告表示YHは同じ位置(例えば、図121(あ32)に示す「変化」の予告表示YHの位置)に放出され、当該位置で光の玉YHbに変化し、同一の軌跡で変動アイコンh0めがけて飛んでいくようにしてもよい。
図125(い28)では、変動アイコン変化アニメーションが終了し、アニメーション開始前までデフォルトの表示態様であった変動アイコンh0の表示態様が、図119(a)のNo.2に記した白点滅の表示態様に変化している。すなわち、変動アイコンh0の表示態様が、通常予告の表示態様に変化している。その後、図125(い16)に続く。
なお、図125に示す例では、「リーチ」の予告表示YHが表示され、リーチ演出が行われることを予告し、実際にリーチ演出が開始されているが、リーチ演出が開始されない図柄変動表示よりも、リーチ演出が開始された図柄変動表示の方が、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすく、このことは、結果として、「リーチ」の予告表示YHが表示されない図柄変動表示よりも、「リーチ」の予告表示YHが表示された図柄変動表示の方が、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすいことになる。
図126は、図125に示す演出例の変形例と、吉宗お宝獲得予告のミニゲームAの演出例を示す図である。
図126(い14−2−1)〜同図(い14−2−3)に示す変形例では、図126(い14−2−1)に示す状態は、図125(い14−1)に示す状態と同じ状態であり、図126(い14−2−2)では、使用される予告アイコンYIをカーソルCSの表示が指している。ここでは、第1ストック位置SS1(図125(い2)参照)にストックされている予告アイコンYIをカーソルCSの表示が指している。なお、カーソルCSの表示も、殿様の会話画像CI1に前側からオーバーラップしている。
図126(い14−2−3)では、カーソルCSの表示は消え、それまでカーソルCSの表示が指していた、第1ストック位置SS1にストックされていた予告アイコンYIの箱が開き、箱の中から「リーチ」の予告表示YHが飛び出してきている。
なお、予告アイコンYIの箱は、チャンスボタン136の操作によって開いてもよい。この場合、チャンスボタン136の操作を促す操作促進報知画像は表示されていてもよいし、表示されず裏ボタンであってもよい。さらに、カーソルCSの表示位置を十字キー181aのうちの上下キーで操作して、予告アイコンYIを遊技者が選択可能にし、カーソルCSで選んだ予告アイコンYIが、チャンスボタン136の操作によって開くようにしてもよい。あるいは、使用されない方の予告アイコンYIをカーソルCSの表示が指してもよい。また、カーソルCSが表示される場合と、表示されない場合があってもよい。この場合、カーソルCS、が表示されない場合よりも表示される場合の方が、最終的に大当り図柄が確定表示されやすくてもよいし、あるいは反対に、最終的に大当り図柄が確定表示されにくくてもよいし、両者で差がなくてもよい。その後、図125(い16)に続く。
図126(い14−3−1)〜同図(い14−3−3)に示す変形例では、図126(い14−3−1)に示す状態は、図125(い14−1)に示す状態と同じ状態であり、図126(い14−3−2)では、カーソルCSの表示が2つ表示され、両方の予告アイコンYIをそれぞれ指している。この結果、どちらの予告アイコンYIが先に使用されるかが分からなくなっている。
図126(い14−3−3)では、2つのカーソルCSの表示は両方とも消え、第1ストック位置SS1にストックされていた予告アイコンYIの箱が開き、箱の中から「リーチ」の予告表示YHが飛び出してきている。
図126(い14−4−1)〜同図(い14−4−3)に示す変形例では、図126(い14−4−1)に示す状態は、図125(い14−1)に示す状態と同じ状態であり、図126(い14−4−2)でも、カーソルCSの表示が2つ表示され、両方の予告アイコンYIをそれぞれ指している。この例では、図126(い14−4−3)に示すように、2つのカーソルCSの表示が両方とも消えた後、それまで2つのカーソルCSの表示が指していた両方の予告アイコンYIの箱が開き、第1ストック位置SS1にストックされていた予告アイコンYIの箱の中からは「リーチ」の予告表示YHが飛び出し、第2ストック位置SS2(図125(い2)参照)にストックされていた予告アイコンYIの箱の中からは「変化」の予告表示YHが飛び出してきている。両方の予告アイコンYIの箱は、同時に開いてもよいし、ストック順に開いてもよいし、有利度が高い予告表示YHが出現する方が先に開いてもよいし後から開いてもよい。また、予告アイコンYIの種類に応じた信頼度が高いものほど先に開いてもよいし、後から開いてもよい。その後、図125(い20)のように「リーチ」の予告表示YHが消去され、一方で図125(い26)のように「変化」の予告表示YHが、仮停止している右図柄にオーバーラップしている状態のまま、光の玉YHbに変化する。その後、変動アイコン変化アニメーションが終了し、アニメーション開始前までデフォルトの表示態様であった変動アイコンh0の表示態様が、図119(a)のNo.2に記した白点滅の表示態様に変化している。なお、変動アイコン変化アニメーションの終了が「リーチ」の予告表示YHの消去よりも先であってもよく、同時に消去されてもよく、後に消去されてもよい。
図126(い1−2−1)〜同図(い1−2−4)に示す変形例では、予告アイコンYIの最大ストック数について説明する例である。
図126(い1−2−1)では、特図1の保留数は上限の4つであり、4つの保留アイコンh11〜h14が表示されている。これらの保留アイコンのうち、例えば、第3保留が先読み予告対象保留であり、第1保留アイコンh11〜第3保留アイコンh13が全て、ミニゲームに参加することができるアイコン(村人のキャラクタのアイコン)に変化している。予告アイコンYIの最大ストック数は、特図1又は特図2の最大保留数である4よりも少ない「3」(最大保留数−1)である。ただし、特図1又は特図2の最大保留数と同じ数であってもよいし、特図1の最大保留数と特図2の最大保留数を合わせた合計数と同じ数であってもよいし(例えば、8)、その合計数よりも1少ない数であってもよい。また、最大保留数よりも多くてもよいし、上記合計数よりも多くてもよい。
図126(い1−2−2)では、既に、予告アイコンYIを2つ獲得している状態で、さらにミニゲームBに勝利している。この結果、図126(い1−2−3)に示すように、3つ目となる予告アイコンYIが、出現領域ASから出て、一旦大きく表示されている。この状態で、3つ目となる拡大表示された予告アイコンYIは、第2ストック位置SS2にストックされている予告アイコンYIに前側からオーバーラップしている。この結果、第2ストック位置SS2にストックされている予告アイコンYIが一瞬、視認困難になっている。ただし、出現領域ASから出てくる予告アイコンYIの位置を、第2ストック位置SS2から離した位置にすることで、第2ストック位置SS2にストックされている予告アイコンYIにオーバーラップしないようにすることもできる。
図126(い1−2−4)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、ストック領域SSに設けられた、第1ストック位置SS1、第2ストック位置SS2、および第3ストック位置SS3(図125(い2)参照)それぞれに、予告アイコンYIが表示されている。図126(い1−2−4)に示す第3ストック位置SS3に表示された予告アイコンYIの一部は、出現領域ASの一部に前側からオーバーラップしている。
一方、図126(い1−2−4’)に示す出現領域ASの一部は、第3ストック位置SS3に表示された予告アイコンYIの一部に前側からオーバーラップしており、第3ストック位置SS3に表示された予告アイコンYIの下半分は視認困難になっている。
なお、出現領域ASにオーバーラップしたり、あるいは出現領域ASにオーバーラップされたりすることがないよういに、出現領域ASと重ならない位置に、ストック領域SSを設ければよい。例えば、第2装飾図柄表示装置208Mや第3装飾図柄表示装置208Nにストック領域SSを設けてもよい。
図126(う1)以降に示す演出例は、吉宗お宝獲得予告のミニゲームAの演出例を段階的に示す図である。
図126(う1)では、図120(あ1)と同じく、第1装飾図柄(第3図柄)が高速変動を行っている。また、第1保留アイコンh11と第2保留アイコンh12が表示されている。これらの特図1の保留アイコンh11,h12の表示態様はいずれも、図119(a)のNo.1に記したデフォルトの表示態様である。また、変動アイコンh0の表示態様も、図119(a)のNo.1に記したデフォルトの表示態様である。
図126(う2)では、図120(あ2)と同じく、特図1始動口230に入球があり、特図1の保留が一つ増加し、全部で3つになる。図126(う2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lの第2保留数表示では、特図1の保留数が「3」と表示されている。
図126(う3)では、第3保留アイコンh13が第3ステージhs3に表示されている。第3保留アイコンh13は、デフォルトの表示態様で増加アニメーションによって追加表示されているが、この第3保留アイコンh13が表す第3保留が先読み予告の対象保留になる。図121(う3)では、これまでデフォルトの表示態様であった第1保留アイコンh11と第2保留アイコンh12がともに、図119(a)のNo.14に記した吉宗(弓)の種類の態様aのアイコンに変化している。第1保留アイコンh11と第2保留アイコンh12の表示態様の変化は、先読み予告の対象保留の第3保留アイコンh13が増加表示される前に行われてもよいし、その増加表示と同時に行われてもよいし、その増加表示の後に行われてもよい。より詳細には、第3保留アイコンh13の増加アニメーションが開始される前に、第1保留アイコンh11と第2保留アイコンh12の表示態様の変化(保留アイコンの変化)が完了していてもよいし、その増加アニメーションが開始されると同時に、保留アイコンの変化が完了してもよいし、その増加アニメーションが開始された後に、保留アイコンの変化が完了してもよい。また、保留アイコンの変化が変化アニメーションで行われる場合には、その増加アニメーションが開始される前に、変化アニメーションが開始されてもよいし、その増加アニメーションと同時に、変化アニメーションが開始されてもよいし、その増加アニメーションが開始された後に、変化アニメーションが開始されてもよい。なお、第1保留アイコンh11および第2保留アイコンh12が吉宗(弓)の種類の態様aのアイコンに変化することで、第1保留アイコンh11および第2保留アイコンh12にそれぞれ対応する図柄変動表示においてミニゲーム(特定のミニゲーム(本例の場合、ミニゲームA)または不特定のミニゲーム(本例の場合、ミニゲームA、ミニゲームB、またはその他のミニゲーム等))が行われることを予告してもよい。また、ミニゲームAを開始する図柄変動表示(本例の場合、第1保留アイコンh11に対応する図柄変動表示)の開始と同時または開始された後(直後であってもよい)にミニゲームを行うアイコンが変化するように構成されていてもよい。
図126(う4)では、図柄変動表示が終了し、ハズレの装飾図柄の組み合せ(「装飾4」−「装飾1」−「装飾7」)が停止表示されている。
図126(う5)では、これまで第1保留であった保留が消化され、図柄変動表示が開始されている。図126(う5)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、中央領域の第1装飾図柄は停止表示したままであるが、左上の第2装飾図柄では、変動表示が開始され、右上の第2保留数表示では、特図1の保留数が1つ減って「2」になっている。また、これまで何も表示されていなかった、演出アイコン表示領域DISの右ベースアイコンbIrでは、図118(a)に示すミニゲームA用アイコンの登場アニメーションが開始され、画面右端にわずかにアイコンAI’が表示され始めている。また、図126(う5)では、保留アイコンの移動アニメーションも開始されている。すなわち、これまで第1ステージhs1に表示されていた吉宗(弓)のキャラクタの第1保留アイコンh11が、変動アイコン表示領域CISの台座hs0に向けて移動を開始し、これまで第2ステージhs2に表示されていた吉宗(弓)のキャラクタの第2保留アイコンh12が、第1ステージhs1に向けて移動を開始し、これまで第3ステージhs3に表示されていた、デフォルトの表示態様ではあるが先読み予告対象保留の第3保留アイコンh13が、第2ステージhs2に向けて移動を開始している。ここで、吉宗(弓)のキャラクタの第1保留アイコンh11が、変動アイコン表示領域CISの台座hs0に向けて移動を開始すると、台座hs0が少し下がる。なお、ミニゲームA用アイコンの登場アニメーションと、保留アイコンの移動アニメーションは、同時に開始されてもよいし、ミニゲームA用アイコンの登場アニメーションの方が先に開始されてもよいし、あるいは反対に保留アイコンの移動アニメーションの方が先に開始されてもよい。
図126(う6)でも、中央領域の第1装飾図柄は依然として停止表示したままであるが、保留アイコンの移動アニメーションは終了し、変動アイコンh0として、吉宗(弓)の種類の態様a(待機の態様)のアイコンが表示されている。この変動アイコンh0の吉宗(弓)のキャラクタは、待機アニメーション(デフォルトのアニメーション)を実行している。一方、ミニゲームA用アイコンの登場アニメーションは継続しており、演出アイコン表示領域DISの右ベースアイコンbIrには、絨毯の上に、第1表示態様の白色の箱画像(図117(a)に示すNo.1の「箱」の態様aの予告アイコンYI)が表示されたアイコンAI’が表示されている。このアイコンAI’は、図118(a)に示すミニゲームA用アイコンAIとは異なる。
図126(う7)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、第1装飾図柄の変動表示が開始される。また、この図126(う7)では、ミニゲームA用アイコンの登場アニメーションが継続されており、この登場アニメーションの中で、アイコンAI’に、ヒットポイント(HP)のメータ表示MThが追加表示される。ただし、ここで追加表示されたメータ表示MThは空の状態(0の状態)である。
図126(う8)でも、ミニゲームA用アイコンの登場アニメーションが継続されており、ここでは、先に追加された空のメータ表示MThに、登場アニメーションの一部として、ヒットポイント(HP)が表示されるアニメーションが実行される。図126(う8)では、僅かではあるが、青色のゲージgagが見え始めている。なお、図118(b)を用いて説明したように、HPのポイント数に応じてゲージの色が変化する。ここでのアニメーションは、最初から青色のゲージであるため、HPのポイント数が60以上になることがゲージの色を見た段階で分かる。しかも、図118(a)に示すように、ミニゲームA用アイコンAIには、ゲージが満タン状態の態様aと、ゲージが半分の状態の態様bと、ゲージが少しだけの状態の態様cと、態様dしかないことから、青色のゲージgagが見えた段階で、ゲージは満タン状態まで増加することが予想できる。ここで、HPの表示が完了してから(ゲージの増加が止まってから)、ゲージの色を、そのHPのポイント数に応じた色に変化させてもよいし、ゲージの増加に合わせて、ゲージの色がその時その時のポイント数に応じた色で表されてもよい。図126(う9)では、青色のゲージgagは半分まで増加してきており、図126(う10)では、青色のゲージgagが満タンまで増加している。すなわち、残りHPのポイント数は100であり、これで、ミニゲームA用アイコンの登場アニメーションが終了する。結局、この例では、態様aの「箱」アイコンがミニゲームA用アイコンAIとして登場したことになる。
図126(う11)では、変動アイコンh0の吉宗(弓)のキャラクタの態様は、弓を構えた態様bに変化しており、第1保留アイコンh11の吉宗(弓)のキャラクタの態様も、変動アイコンh0の吉宗(弓)のキャラクタとは少し異なる、弓を構えた態様bに変化している。図126(う12)では、変動アイコンh0の吉宗(弓)のキャラクタも、第1保留アイコンh11の吉宗(弓)のキャラクタも、矢を発射し、態様cに変化している。
図126(う13)では、ミニゲームA用アイコンAIに近かった、変動アイコンh0の吉宗(弓)のキャラクタが発射した矢が、絨毯に刺さっており、第1保留アイコンh11の吉宗(弓)のキャラクタが発射した矢は、絨毯に向かって飛んでいる。図126(う14−1)では、1保留アイコンh11の吉宗(弓)のキャラクタが発射した矢も、絨毯に刺さっており、両方の矢が見事に絨毯に命中している。
図127は、吉宗お宝獲得予告のミニゲームAの演出例の続きを段階的に示す図である。
図126(う14−1)から続く図127(う15−1)では、ダメージ計算が行われ、2本の矢が刺さったことにより、ダメージが60ポイントになる。図127(う15−1)では、ダメージポイント報知(「60」という数字)が表示されており、同図(う16)では、満タン状態(100ポイント)であった青色のゲージgagが減り始めている。なお、ゲージgagが減り始めると、ダメージポイント報知の表示は薄くなり始め、徐々に消えていく。図127(う17)に示すメータ表示MThでは、ゲージgagが残り40ポイントまで減少している。ゲージgagの色は、50ポイント以下になった時点から、それまでの青色から緑色に変化する。なお、矢が絨毯に刺さった段階で、ダメージ計算を開始してもよい。すなわち、一本目の矢が絨毯に命中した図126(う13)のタイミングでダメージ計算を開始し、ゲージgagを減少させてもよい。
矢を発射した変動アイコンh0の吉宗(弓)のキャラクタも、第1保留アイコンh11の吉宗(弓)のキャラクタも、共に態様cのままで表示され続けているが、待機の態様aに変化してもよい。
図127(う18)では、図柄変動表示が終了し、第1装飾図柄表示装置208Lでは、中央領域で第1装飾図柄が、ハズレの装飾図柄の組み合せ(「装飾6」−「装飾4」−「装飾1」)を停止表示し、左上の第2装飾図柄も、ハズレの装飾図柄の同じ組み合せを停止表示している。
図127(う19)は、停止表示中(確定表示中)であり、変動アイコンh0の消去アニメーションが開始されており、変動アイコンh0の吉宗(弓)のキャラクタは、台座hs0の中に徐々に消えていく。図127(う20)も、停止表示中(確定表示中)であり、変動アイコンh0が完全に消えている。
図127(う21)では、これまで第1保留であった保留が消化され、図柄変動表示が開始されている。図127(う21)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、第1装飾図柄は停止表示したままであるが、左上の第2装飾図柄では、変動表示が開始されている。矢を発射した第1保留アイコンh11の吉宗(弓)のキャラクタは、図柄変動表示が開始されると、態様cから、待機(デフォルト)の態様aに変化する。そして、図127(う22)では、保留アイコンの移動アニメーションが開始されており、これまで第1ステージhs1に表示されていた吉宗(弓)のキャラクタの第1保留アイコンh11が、変動アイコン表示領域CISの台座hs0に向けて移動を開始し、これまで第2ステージhs2に表示されていた、デフォルトの表示態様ではあるが先読み予告対象保留の第2保留アイコンh12が、第1ステージhs1に向けて移動を開始している。また、図127(う22)に示す第1装飾図柄表示装置208Lの右上の第2保留数表示では、特図1の保留数が1つ減って「1」になっている。
図127(う23)でも、第1装飾図柄は依然として停止表示したままであるが、保留アイコンの移動アニメーションは終了し、変動アイコンh0として、吉宗(弓)のキャラクタのアイコンが表示されている。図127(う24)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、第1装飾図柄の変動表示が開始されており、同図(う25)では、変動アイコンh0の吉宗(弓)のキャラクタの態様は、弓を構えた態様bに変化している。図127(う26)では、変動アイコンh0の吉宗(弓)のキャラクタが、矢を発射し、態様cに変化している。図127(う27)では、変動アイコンh0の吉宗(弓)のキャラクタが発射した矢が、絨毯に刺さっており、ダメージ計算が行われ、同図(う28)では、ダメージポイント報知(「40」という数字)が表示されており、同図(う29)では、残り40ポイントであった緑色のゲージgagが減り始め、20ポイント以下になった時点から、それまでの緑色から赤色に変化している。また、ゲージgagが減り始めると、ダメージポイント報知は薄くなり始め、徐々に消えていく。図127(う30)に示すメータ表示MThでは、0ポイントまで減少し、ゲージgagが消えている。こうして、ミニゲームA開始当初は100ポイントであったヒットポイント(HP)を0ポイントまで減らすことに成功しており、お宝(予告アイコン)を獲得することができる。なお、与えたダメージ数が、残りHPのポイント数を上回ってもよい。
図127(う31)では、メータ表示MThが0になったミニゲームA用アイコンAIがエフェクト画像EF5によって覆われ、同図(う32)では、エフェクト画像EF5が消え、態様dのミニゲームA用アイコンAIが表示されている。そして、図127(う33)に示すように、態様dのミニゲームA用アイコンAIがストック領域SS(同図(う32)参照)に向けて移動を開始すると、態様dのミニゲームA用アイコンAIは、図117(a)に示すNo.1の「箱」の態様aの予告アイコンYIに変わり、図127(う34)に示すように、箱が閉じた態様aの予告アイコンYIがストック領域SSに表示される。
やがて、図127(う35)では、図柄変動表示が終了し、第1装飾図柄表示装置208Lでは、中央領域で第1装飾図柄が、ハズレの装飾図柄の組み合せ(「装飾4」−「装飾4」−「装飾7」)を停止表示し、左上の第2装飾図柄も、ハズレの装飾図柄の同じ組み合せを停止表示している。
図127(う36)〜同図(う37)は、停止表示中(確定表示中)であり、変動アイコンh0の消去アニメーションが開始されており、変動アイコンh0の吉宗(弓)のキャラクタは、台座hs0の中に徐々に消えていく。またここでは、それまで少し下がっていた台座hs0が元の高さに向けて上昇してきている。図127(う38)も、停止表示中(確定表示中)であり、変動アイコンh0が完全に消え、台座hs0は元の高さに戻っている。なお、ストック領域SSにストックされた予告アイコンYIは使用されずに、表示されている。以降、図120(あ24)に続く。なお、本例では、ヒットポイントが回復することがないが(例えば、図127(う17)では残りヒットポイントが40で、同図(う21)〜(う24)でも残りヒットポイントが40)、ヒットポイントが回復する場合があってもよい。例えば、次の図柄変動表示が開始された場合にヒットポイントが回復する場合があってもよい。
図128は、図126(う1)〜図127(う38)の演出例の第1変形例〜第3変形例の途中までを示す図である。
第1変形例は、予告アイコンの一発獲得の例であり、図126(う14−1)までは同じである。図128(う15−2−1)では、本来であれば、ダメージポイント報知が表示されるが、ここでは表示されず、同図(う15−2−2)では、メータ表示MThが満タン状態の態様aのミニゲームA用アイコンAIがエフェクト画像EF5によって覆われ、同図(う15−2−3)では、エフェクト画像EF5が消え、態様dのミニゲームA用アイコンAIが表示されている。すなわち、ダメージポイント報知の表示や、ゲージgagが減っていくアニメーション表示が省略され、一気に態様dのミニゲームA用アイコンAIが表示されている。なお、ダメージポイント報知の表示と、ゲージgagが減っていくアニメーション表示とのうち、ダメージポイント報知の表示のみが省略されてもよいし、ゲージgagが減っていくアニメーション表示のみが省略されてもよい。
図128(う15−2−4)に示すように、態様dのミニゲームA用アイコンAIがストック領域SS(同図(う15−2−3)参照)に向けて移動を開始すると、態様dのミニゲームA用アイコンAIは、図117(a)に示すNo.1の「箱」の態様aの予告アイコンYIに変わり、図128(う15−2−5)に示すように、箱が閉じた態様aの予告アイコンYIがストック領域SSに表示される。
やがて、図128(う15−2−6)では、図柄変動表示が終了し、第1装飾図柄表示装置208Lでは、中央領域で第1装飾図柄が、ハズレの装飾図柄の組み合せ(「装飾6」−「装飾4」−「装飾1」)を停止表示し、左上の第2装飾図柄も、ハズレの装飾図柄の同じ組み合せを停止表示している。
図128(う15−2−7)では、これまで第1保留であった保留が消化され、図柄変動表示が開始されている。図128(う15−2−7)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、第1装飾図柄は停止表示したままであるが、左上の第2装飾図柄では、変動表示が開始されている。矢を発射した第1保留アイコンh11の吉宗(弓)のキャラクタは、図柄変動表示が開始されると、態様cから、待機(デフォルト)の態様aに変化する。そして、図128(う15−2−8)では、保留アイコンの移動アニメーションが開始されており、これまで第1ステージhs1に表示されていた吉宗(弓)のキャラクタの第1保留アイコンh11が、変動アイコン表示領域CISの台座hs0に向けて移動を開始し、これまで第2ステージhs2に表示されていた、デフォルトの表示態様ではあるが先読み予告対象保留の第2保留アイコンh12が、第1ステージhs1に向けて移動を開始している。また、演出アイコン表示領域DISの右ベースアイコンbIrでは、ミニゲームA用アイコンの登場アニメーションが再び開始され、画面右端にわずかにアイコンAI’が表示され始めている。
図128(う15−2−9)でも、中央領域の第1装飾図柄は依然として停止表示したままであるが、保留アイコンの移動アニメーションは終了し、変動アイコンh0として、吉宗(弓)の種類の態様a(待機の態様)のアイコンが表示されている。また、図128(う15−2−9)に示す第1装飾図柄表示装置208Lの右上の第2保留数表示では、特図1の保留数が1つ減って「1」になっている。さらに、ミニゲームA用アイコンの登場アニメーションは継続しており、演出アイコン表示領域DISの右ベースアイコンbIrには、絨毯の上に、第1表示態様の白色の箱画像(図117(a)に示すNo.1の「箱」の態様aの予告アイコンYI)が表示されたアイコンAI’が表示されている。図128(う15−2−10)では、ミニゲームA用アイコンの登場アニメーションが継続されており、この登場アニメーションの中で、アイコンAI’に、ヒットポイント(HP)のメータ表示MThが追加表示される。ただし、ここで追加表示されたメータ表示MThは空の状態(0の状態)である。図128(う15−2−11)でも、ミニゲームA用アイコンの登場アニメーションが継続されており、ここでは、先に追加された空のメータ表示MThに、登場アニメーションの一部として、ヒットポイント(HP)が表示されるアニメーションが実行され、青色のゲージgagが満タンまで増加している。すなわち、残りHPのポイント数は100であり、これで、ミニゲームA用アイコンの登場アニメーションが終了する。結局、ここでも、態様aの「箱」アイコンがミニゲームA用アイコンAIとして登場したことになる。
図128(う15−2−12)では、第1保留アイコンh11の吉宗(弓)のキャラクタの態様が、弓を構えた態様bに変化しており、その後、第1保留アイコンh11の吉宗(弓)のキャラクタから弓が発射される。図128(う15−2−13)では、第1保留アイコンh11の吉宗(弓)のキャラクタが発射した矢が、絨毯に刺さっており、ここでも、ダメージポイント報知の表示と、ゲージgagが減っていくアニメーション表示が省略されて、図128(う15−2−14)では、メータ表示MThが満タン状態の態様aのミニゲームA用アイコンAIがエフェクト画像EF5によって覆われ、同図(う15−2−15)では、エフェクト画像EF5が消え、一気に態様dのミニゲームA用アイコンAIが表示されている。
図128(う15−2−16)に示すように、態様dのミニゲームA用アイコンAIがストック領域SS(同図(う15−2−3)参照)に向けて移動を開始すると、態様dのミニゲームA用アイコンAIは、図117(a)に示すNo.1の「箱」の態様aの予告アイコンYIに変わり、図128(う15−2−17)に示すように、箱が閉じた態様aの予告アイコンYIが、同図(う15−2−5)で先にストックされた予告アイコンYIの下に表示される。こうして、連続して、予告アイコンの一発獲得に成功し、2つの予告アイコンYIがストックされる。
図128(う15−2−2b1)〜同図(う15−2−2b5)に示す第2変形例では、図126(う14−1)までは同じである。ここでの変形例も、予告アイコンの一発獲得の例であるが、この例では、ダメージポイント報知の表示も、ゲージgagが減っていくアニメーション表示も省略されずに実行される。図128(う15−2−2b1)では、ダメージポイント報知(「100」という赤色の数字)が表示されている。また、図128(う15−2−2b2)では、満タン状態(100ポイント)であった青色のゲージgagが減り始め、ゲージgagが残り50ポイントまで減少し、ゲージgagの色が、それまでの青色から緑色に変化し、緑色のゲージgagはさらに減少を続けている。なお、ゲージgagが減り始めると、ダメージポイント報知の表示は薄くなり始め、徐々に消えていく。
なお、ダメージポイント報知の表示や絨毯の色によって予告を行ってもよい。例えば、ダメージポイント報知の表示色が虹色だと、絨毯の上に乗っている予告アイコンが「虹箱」の予告アイコンでなくても、「虹箱」の予告アイコンを獲得することができ、「虹箱」の予告アイコンの特性から先読み対象変動の大当りが確定になる。あるいは、ダメージポイント報知の表示色が虹色であった場合の図柄変動表示は、大当り確定になってもよい。あるいは、ダメージポイントの表示色が特定の色(例えば、赤色)であった場合の方が、デフォルトの色であった場合よりも予告アイコンの獲得確率が高くてもよい。あるいは、ダメージポイントの表示色が特定の色(例えば、赤色)であった場合の図柄変動表示の方が、デフォルトの色であった場合の図柄変動表示よりも大当りとなりやすくてもよい。また、絨毯の色の場合についても同様であってもよい。
図128(う15−2−2b3)では、緑色のゲージgagが減少を続け、ゲージgagが残り20ポイントまで減少し、ゲージgagの色が、それまでの緑色から赤色に変化し、赤色のゲージgagはさらに減少を続けている。また、ダメージポイント報知の表示は、ほとんど消えかかっている。
図128(う15−2−2b3)では、緑色のゲージgagが減少を続け、ゲージgagが残り20ポイントまで減少し、ゲージgagの色が、それまでの緑色から赤色に変化し、赤色のゲージgagはさらに減少を続けている。また、ダメージポイント報知の表示は、ほとんど消えかかっている。図128(う15−2−2b4)に示すメータ表示MThでは、0ポイントまで減少し、ゲージgagが消えている。
メータ表示MThが0になると、図128(う15−2−2b5)に示すようにミニゲームA用アイコンAIがエフェクト画像EF5によって覆われ、以降は、図128(う15−2−3)等と同じになり、予告アイコンYIを獲得することができる。
第3変形例における図128(う15−3−1)〜同図(う15−3−3)までは、第1変形例における図128(う15−2−1)〜同図(う15−2−3)と同じである。この第3変形例は、次のミニゲームA用アイコンAIの出現が、第1変形例よりも早く、次変動の開始を待たずに、ミニゲームA用アイコンの登場アニメーションが再び開始される。すなわち、図128(う15−3−4)に示すように、態様dのミニゲームA用アイコンAIがストック領域SSに向けて移動を開始すると、次変動で行われるミニゲームA用のアイコンの登場アニメーションが再び開始され、画面右端にわずかにアイコンAI’が表示され始めている。そして、図128(う15−3−5)では、ストック領域SSに予告アイコンYIが表示され、演出アイコン表示領域DISの右ベースアイコンbIrには、絨毯の上に、第1表示態様の白色の箱画像(図117(a)に示すNo.1の「箱」の態様aの予告アイコンYI)が表示されたアイコンAI’が表示される。なお、予告アイコンYIのストック表示と、アイコンAI’の全体表示は、同じであってもよいし、ストック表示の方が早くてもよいし、あるいは反対に全体表示の方が早くてもよい。なお、アイコンAI’にメータ表示MThが追加されるのは、次変動が開始されてからになる。
やがて、図128(う15−3−6)では、図柄変動表示が終了し、第1装飾図柄表示装置208Lでは、中央領域で第1装飾図柄が、ハズレの装飾図柄の組み合せ(「装飾6」−「装飾4」−「装飾1」)を停止表示し、左上の第2装飾図柄も、ハズレの装飾図柄の同じ組み合せを停止表示している。
図129は、図126(う1)〜図127(う38)の演出例の第3変形例の続きと、第4変形例〜第5変形例の途中までを示す図である。
第3変形例の続きとなる図129(う15−3−7)では、停止表示中(確定表示中)であり、吉宗(弓)のキャラクタのアイコンであった変動アイコンh0が完全に消えている。
次の図柄変動表示が開始された図129(う15−3−8)では、アイコンAI’に、空の状態のHPのメータ表示MThが追加表示され、続く図129(う15−3−9)では、空のメータ表示MThに、HPが表示されるアニメーションが実行され、青色のゲージgagが満タンまで増加している。以降は、図128(う15−2−12)等と同じ流れになる。
第4変形例における図129(う15−4−1)〜同図(う15−4−5)までは、第3変形例における図128(う15−3−1)〜同図(う15−3−5)と同じである。この第4変形例では、一回の図柄変動表示内で、ミニゲームA用アイコンの登場アニメーションが複数回実行され、複数個のミニゲームA用アイコンAIが出現する。なお、ミニゲームA用アイコンAIの出現数は、予告アイコンYIの最大ストック数を上限としてもよい、最大ストック数未満であってもよいし、上記最大ストック数を越えてもよい。ただし、上記最大ストック数を越える場合は、新たな予告アイコンYIを獲得する前に、ストックしてあった予告アイコンYIが使用されるか、ガセのミニゲームAが行われ、新たな予告アイコンYIを獲得することができない。
図128(う15−4−6)では、既に1個の予告アイコンYIを獲得した図柄変動表示内で、新たなアイコンAI’に、空の状態のHPのメータ表示MThが追加表示され、続く図128(う15−4−7)では、空のメータ表示MThに、HPが表示されるアニメーションが実行され、青色のゲージgagが満タンまで増加している。図柄変動表示はまだ継続しており、図128(う15−4−8)では、これまで態様cであった、変動アイコンh0の吉宗(弓)のキャラクタも第1保留アイコンh11の吉宗(弓)のキャラクタも、ともに弓を構えた態様bに変化し、新たなミニゲームA用アイコンAIの絨毯を狙っている。この第4変形例では、一回の図柄変動表示の中で、複数回の攻撃を行うことができる。例えば、同じミニゲームA用アイコンAIについても、複数回攻撃を行うことができる。ただし、複数回攻撃を行うことができるとしても、同じミニゲームA用アイコンAIについては1回しか攻撃することができないようにしてもよい。
やがて、二人のキャラクタそれぞれから矢が発射され、図128(う15−4−9)では、変動アイコンh0の吉宗(弓)のキャラクタから発射された矢も、第1保留アイコンh11の吉宗(弓)のキャラクタから発射された矢も、絨毯に刺さっており、ダメージ計算が行われて、ダメージポイント報知(「40」という数字)が表示されており、満タン状態(100ポイント)であった青色のゲージgagが、同図(う15−4−10)では減り始めている。図128(う15−4−11)に示すメータ表示MThでは、ゲージgagの色が青色のまま残り60ポイントまで減少している。ここでは、メータ表示MThが0ポイントまで減少する前に、図128(う15−4−12)に示すように、図柄変動表示が終了してしまうが、メータ表示MThが0ポイントになって、2個目の予告アイコンYIを獲得することも可能である。また、図128(う15−4−12)に続く第1保留アイコンh11に対応する図柄変動表示において、ミニゲームAが継続しており、2個目の予告アイコンを獲得することも可能である。なお、ミニゲームA用アイコンAIの出現数について説明したのと同じように、予告アイコンYIの獲得数も、最大ストック数を基準に色々と設定することができる。すなわち、予告アイコンYIの獲得数も、最大ストック数を上限としてもよい、最大ストック数未満であってもよいし、上記最大ストック数を越えてもよい。
第5変形例は、ミニゲームAの専用領域が用意された例である。
図129(う1−2−1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、これまでは図示省略してきた背景画面が表示されている。この背景画面は、海の背景画面である。この図129(う1−2−1)では、図126(う1)と同じく、第1装飾図柄(第3図柄)が高速変動を行っている。また、第1保留アイコンh11と第2保留アイコンh12が表示されている。これらの特図1の保留アイコンh11,h12の表示態様はいずれも、図119(a)のNo.1に記したデフォルトの表示態様である。また、変動アイコンh0の表示態様も、図119(a)のNo.1に記したデフォルトの表示態様である。
図129(う1−2−1)では、図126(う2)と同じく、特図1始動口230に入球があり、特図1の保留が一つ増加し、全部で3つになる。図129(う1−2−1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lの第2保留数表示では、特図1の保留数が「3」と表示されている。
図129(う1−2−3)では、第3保留アイコンh13が第3ステージhs3に表示されている。第3保留アイコンh13は、図119(a)に示されていない表示態様の保留アイコンである。すなわち、VSと文字表示された表示態様(VS表示態様)であり、この表示態様の保留アイコンの保留より前の保留に対応した図柄変動表示で、ミニゲームAが行われることを予告する表示態様である。すなわち、第3保留アイコンh13が、VS表示態様で表示されれば、第1保留および/または第2保留に対応する図柄変動表示でミニゲームAが実行されることになる。なお、VS表示態様の保留アイコンが表示された場合は、ミニゲームAが、必ず実行されてもよいし、あるいは実行されない場合があってもよい。なお、VS表示態様の保留アイコンの保留が先読み予告の対象保留になり、VS表示態様も先読み予告の表示態様の一種である。
図129(う1−2−4)では、図柄変動表示が終了し、ハズレの装飾図柄の組み合せ(「装飾4」−「装飾1」−「装飾7」)が停止表示されている。
図129(う1−2−5)では、これまで第1保留であった保留が消化され、図柄変動表示が開始されている。図129(う1−2−5)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、中央領域の第1装飾図柄は停止表示したままであるが、左上の第2装飾図柄では、変動表示が開始され、右上の第2保留数表示では、特図1の保留数が1つ減って「2」になっている。
図129(う1−2−6)でも、中央領域の第1装飾図柄は依然として停止表示したままであるが、この図129(う1−2−6)では、ミニゲームAの専用領域出現アニメーションが開始されている。すなわち、ミニゲームAの専用領域出現アニメーションが開始されると、保留枠UIが表示されていた演出表示領域208dに、炎のエフェクト画像EF6が表示され、保留アイコンも、このエフェクト画像EF6によって覆い隠されている。図129(う1−2−7)では、炎のエフェクト画像EF6が薄くなり、エフェクト画像EF6の奥にあるアイコン等がうっすらと見え始めている。
図129(う1−2−8)では、ミニゲームAの専用領域出現アニメーションが終了し、炎のエフェクト画像EF6が完全に消え、演出表示領域208dには、保留枠UIに代わって、ミニゲームAの専用領域MSSが出現している。図129(う1−2−8)に示すミニゲームAの専用領域MSSには、2つの吉宗(弓)のアイコンYMI1,YMI2が表示されている。これら2つのアイコンYMI1,YMI2は両方とも、態様a(待機の態様)で表示されている。また、ミニゲームAの専用領域MSSの右端には、絨毯の上に予告アイコンが乗ったアイコンAI’が表示され、さらに、ヒットポイント(HP)のメータ表示MThの専用領域が設けられ、その専用領域内にメータ表示MThが表示されている。図129(う1−2−8)に示すメータ表示MThは、青色のゲージgagが満タンである。すなわち、残りHPのポイント数は100である。
図129(う1−2−9)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、第1装飾図柄の変動表示が開始される。第1装飾図柄の変動表示が開始されると、ミニゲームAの専用領域MSSではミニゲームAが開始される。なお、第1装飾図柄の変動表示の開始と同時にミニゲームAが開始されてもよいし、第1装飾図柄の変動表示が開始された後にミニゲームAが開始されてもよいし、第1装飾図柄の変動表示が開始される前にミニゲームAが開始されてもよい。ミニゲームAが開始されると、ミニゲームAの専用領域MSSは一旦、ミニゲームオープニング画像で覆われる。ミニゲームオープニング画像は、半透明な画像であり、ミニゲームの対戦カードが文字表示(ここでは「吉宗」VS「絨毯」)されている。
図129(う1−2−10)では、ミニゲームオープニング画像が消え、同図(う1−2−11)では、これまで態様aであった2つのアイコンYMI1,YMI2の吉宗(弓)のキャラクタは、ともに弓を構えた態様bに変化し、ミニゲームA用アイコンAIの絨毯を狙っている。ここで、吉宗(弓)のアイコンの数が多ければ多いほど、次変動でもミニゲームAが行われる可能性が高い。この例では、吉宗(弓)のアイコンが2つ表示されているため、吉宗(弓)のアイコンが1つしか表示されていない場合よりも、次変動でもミニゲームAが行われる可能性が高い。また、吉宗(弓)のアイコンの数は、予告アイコンYiを獲得できる期待度を表していてもよい。すなわち、吉宗(弓)のアイコンの数が多ければ多いほど、予告アイコンYiを獲得できる期待度が高くなる。
あるいは、吉宗(弓)のアイコンの数は、VS表示態様の保留アイコンより前の保留アイコンの数に対応していてもよい。すなわち、VS表示態様の保留アイコンより前の保留アイコンの数が3つであれば、吉宗(弓)のアイコンの数も3つになり、この例のように、VS表示態様の保留アイコンより前の保留アイコンの数が2つであれば、吉宗(弓)のアイコンの数も2つになる。また、吉宗(弓)のアイコン一つに対して、絨毯1つ、あるいは一回の攻撃のように、VS表示態様の保留アイコンより前の保留アイコンの数に応じて対決できる回数が決まり、その回数がミニゲームAの専用領域MSSに表示されていてもよい。
やがて、2つのアイコンYMI1,YMI2それぞれから矢が発射され、図129(う1−2−12)では、2本の矢が絨毯に刺さっており、ダメージ計算が行われて、ダメージポイント報知(「40」という数字)が表示されており、満タン状態(100ポイント)であった青色のゲージgagが、同図(う1−2−13)では減り始めている。
図130は、図126(う1)〜図127(う38)の演出例の第5変形例の続きと、ストックされた予告アイコンYIが昇格する演出例を段階的に示す図である。
第5変形例の続きとなる図130(う1−2−14)では、一回の図柄変動表示中における一回の攻撃が終了したことから、「次変動に続く」といった半透明な予告画像が表示されている。ミニゲームAの専用領域MSSは一旦、この予告画像で覆われている。なお、この予告画像は表示されない場合があってもよい。
図130(う1−2−15)では、予告画像が消え、同図(う1−2−16)では、図柄変動表示が終了し、ハズレの装飾図柄の組み合せ(「装飾6」−「装飾4」−「装飾1」)が停止表示されている。
図130(う1−2−17)は、停止表示中(確定表示中)であり、絨毯から、刺さった矢が消え、同図(う1−2−18)でも、中央領域の第1装飾図柄は依然として停止表示したままであるが、これまで第1保留であった保留が消化され、図柄変動表示が開始されている。図130(う1−2−18)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、左上の第2装飾図柄では、変動表示が開始されている。
その後、2つのアイコンYMI1,YMI2それぞれから矢が発射され、図130(う1−2−19)では、2本の矢が絨毯に刺さっており、続く図130(う1−2−20)に示すメータ表示MThでは、0ポイントまで減少し、ゲージgagが消えている。メータ表示MThが0になると、図130(う1−2−21)に示すようにミニゲームA用アイコンAIがエフェクト画像EF5によって覆われる。図130(う1−2−22)では、エフェクト画像EF5が消え、態様dのミニゲームA用アイコンAIが表示されている。そして、図130(う1−2−23)に示すように、態様dのミニゲームA用アイコンAIがストック領域SS(同図(う1−2−22)参照)に向けて移動を開始すると、態様dのミニゲームA用アイコンAIは、図117(a)に示すNo.1の「箱」の態様aの予告アイコンYIに変わり、図130(う1−2−24)に示すように、箱が閉じた態様aの予告アイコンYIがストック領域SSに表示される。また、予告アイコンYIのストックが完了すると、ミニゲームAの専用領域消失アニメーションが開始される。すなわち、ミニゲームAの専用領域消失アニメーションが開始されると、ミニゲームAの専用領域MSSに、炎のエフェクト画像EF6が徐々に出現してくる。図130(う1−2−24)では、ミニゲームAの専用領域MSSが、半透明な炎のエフェクト画像EF6によって覆われており、同図(う1−2−25)では、炎のエフェクト画像EF6によって覆い隠されている。なお、予告アイコンYIのストックが完了する前に、ミニゲームAの専用領域消失アニメーションが開始されてもよい。例えば、態様dのミニゲームA用アイコンAIがストック領域SSに向けて移動を開始した直後に、ミニゲームAの専用領域消失アニメーションが開始されてもよい。また、予告アイコンYIのストックが完了すると同時に、ミニゲームAの専用領域消失アニメーションが開始されてもよい。
図130(う1−2−26)では、ミニゲームAの専用領域消失アニメーションが終了し、炎のエフェクト画像EF6が完全に消え、演出表示領域208dは、ミニゲームAの専用領域MSSが出現する前の構成に戻っている。すなわち、保留枠UIが表示されており、変動アイコン表示領域CISの台座hs0には、デフォルトの表示態様の変動アイコンh0が表示されている。このデフォルトの表示態様の変動アイコンh0は、図129(う1−2−3)〜同図(う1−2−5)に示す第2保留アイコンh12に相当する。また、変動アイコン表示領域CISの第1ステージhs1には、デフォルトの表示態様の第1保留アイコンh11が表示されている。このデフォルトの表示態様の第1保留アイコンh11が、図129(う1−2−3)〜同図(う1−2−5)に示す、VS表示態様で表示されていた第3保留アイコンh13に相当する。なお、VS表示態様で表示されていた第3保留アイコンh13に相当する第1保留アイコンh11が、VS表示態様のままで表示されていてもよいし、青色〜虹色のうちのいずれかのアイコン態様で表示されていてもよい。
なお、VS表示態様で表示されていた第3保留アイコンh13よりも後の保留(第4保留)が、先読み予告の対象保留になり、図130(う1−2−26)に示す、ストックされている予告アイコンYIを、第4保留の図柄変動表示中に使用する場合があってもよい。また、第2保留アイコンh12がVS表示態様で表示され、第2保留の図柄変動表示中までミニゲームが行われる場合があってもよい。
やがて、図130(う1−2−27)では、図柄変動表示が終了し、第1装飾図柄表示装置208Lでは、中央領域で第1装飾図柄が、ハズレの装飾図柄の組み合せ(「装飾4」−「装飾4」−「装飾7」)を停止表示し、左上の第2装飾図柄も、ハズレの装飾図柄の同じ組み合せを停止表示している。
続いて、ストックされた予告アイコンYIが昇格する演出例について説明する。
図130(え1−1)では、態様dのミニゲームA用アイコンAIが表示されている。また、変動アイコンh0は、吉宗(弓)のキャラクタのアイコンであるが、第1保留アイコンh11は、デフォルトの表示態様のアイコンである。この変形例でも、第1保留アイコンh11の保留が、先読み予告対象保留になる。また、態様dのミニゲームA用アイコンAIは、ストック領域SSに向けて移動を開始する。
図130(え2)では、態様dのミニゲームA用アイコンAIから変わった予告アイコンYIがストック領域SSにストックされている。ここでストックされている予告アイコンYIは、図117(a)に示すNo.1の「箱」の態様aの予告アイコンである。また、図柄変動表示が終了し、第1装飾図柄表示装置208Lでは、中央領域で第1装飾図柄が、ハズレの装飾図柄の組み合せ(「装飾4」−「装飾4」−「装飾7」)を停止表示し、左上の第2装飾図柄も、ハズレの装飾図柄の同じ組み合せを停止表示している。さらに、変動アイコンh0の吉宗(弓)のキャラクタは消えている。
図130(え3)では、これまで第1保留であった保留が消化され、図柄変動表示が開始されている。ここで開始された図柄変動表示は、ストック領域SSにストック表示されている予告アイコンYIが使用される図柄変動表示である。図130(え3)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、第1装飾図柄は停止表示したままであるが、左上の第2装飾図柄では、変動表示が開始されている。そして、保留アイコンの移動アニメーションが開始され、図130(え4)では、これまで第1ステージhs1に表示されていた吉宗(弓)のキャラクタの第1保留アイコンh11が、変動アイコンh0として表示されている。変動アイコンh0になった吉宗(弓)のキャラクタは、態様cから待機(デフォルト)の態様aに変化している。
図130(え5)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、第1装飾図柄の変動表示が開始されている。第1装飾図柄の変動表示が開始されると、ストック表示されている予告アイコンYIを昇格させるミニゲームが開始される。ここでのミニゲームは、これまで説明したミニゲームAとは少し異なり、的アイコンが落下傘にぶら下がった予告アイコン昇格専用アイコンYSIが登場する。図130(え6)では、的アイコンが落下傘にぶら下がった予告アイコン昇格専用アイコンYSIが、画面右上から降下してきており、同図(え7)に示す変動アイコンh0の吉宗(弓)のキャラクタは、弓を構えた態様bに変化して、的アイコンを狙っており、やがて、吉宗(弓)のキャラクタから矢が発射される。図130(え8)では、吉宗(弓)のキャラクタから発射された矢が、的アイコンに命中しており、ストック表示されている予告アイコンYIの昇格が確定になる。図130(え9)では、予告アイコン昇格専用アイコンYSIの横に、昇格確定を報知する「Lv.UP」の文字は表示されている。なお、変動アイコンh0の吉宗(弓)のキャラクタから発射された矢は、予告アイコン昇格専用アイコンYSIの的アイコンに、必ず命中するようになっていてもよいし、命中しない場合があってもよい。
図130(え10)では、ストック表示されていた予告アイコンYIがエフェクト画像EF7で覆われ、そのエフェクト画像EF7が消えると、予告アイコンYIは、これまでの図117(a)に示すNo.1の「箱」から、図117(a)に示すNo.2の「赤箱」の予告アイコンに昇格している(図130(え11))。
やがて、図130(え12)に示すように予告アイコン昇格専用アイコンYSIが消え、続く同図(え13)では、昇格した予告アイコンYIが使用される。すなわち、箱が閉じた表示態様である態様aの「赤箱」の予告アイコンYIは、使用されると、箱が開いた表示態様である態様dに変化し、箱の中から予告表示YHが飛び出すアニメーションが表示される。ここで出現した予告表示YHは、図117(b)に示すNo.7の赤色の「赤変化」の予告表示であって、保留アイコンや変動アイコン等の表示態様が2段階変化されることを予告する表示である。
図130(え13)では、使用された予告アイコンYIが消え、赤色の「赤変化」の予告表示YHを用いた変動アイコン変化アニメーションが開始される。図130(え14)では、赤色の「赤変化」の予告表示YHが、光の玉YHbに変化している。
図131は、ストックされた予告アイコンYIが昇格する演出例の続きと、その演出例の変形例を示す図である。
図130(え14)から続く図130(え15)では、赤色の「赤変化」の予告表示YHが変化した光の玉YHbが、吉宗(弓)のキャラクタのアイコンである変動アイコンh0めがけて飛んでいき、変動アイコンh0にぶつかり、変動アイコンh0はエフェクト画像EF8で覆われ、そのエフェクト画像EF8が消えると、変動アイコンh0は、図119(a)に示すNo.4の「緑」の変動アイコンに変化している(図130(え16))。
なお、この例では、ストック表示されている予告アイコンYIを昇格させるミニゲームが行われたが、予告アイコンをさらに獲得するミニゲームが合わせて行われてもよい。あるいは、予告アイコンYIが使用される図柄変動表示では、予告アイコンをさらに獲得するミニゲームは行われず、ストック表示されている予告アイコンYIを昇格させるミニゲームのみが行われてもよい。
また、この例では、予告アイコン昇格専用アイコンYSIといった専用アイコンが出現したが、保留アイコンが予告アイコン昇格用のアイコンに変化したり、あるいは、変動アイコンが予告アイコン昇格用のアイコンに変化する場合があってもよい。さらには、ミニゲーム用アイコンAIのような予告アイコン獲得用のアイコンが、予告アイコン昇格用のアイコンに変化する場合があってもよい。また、予告アイコン昇格専用アイコンYSIの出現は、予告アイコンが昇格するかもしれないことを予告する報知になり、予告アイコンYIを昇格させるミニゲーム自身も、予告アイコンが昇格するかもしれないことを予告する演出に相当する。そうすると、ここでは、変動アイコンh0を用いて、予告アイコンが昇格するかもしれないことを予告する演出を実行したことになるが、変動アイコンh0や保留アイコン以外を用いて予告する場合があってもよいし、必ず予告するようにしてもよい。
次に、ストックされた予告アイコンYIが昇格する演出例の変形例について説明する。
図131(え1−2−1)では、態様dのミニゲームA用アイコンAIが表示されている。なお、変動アイコンh0も、第1保留アイコンh11も、吉宗(弓)のキャラクタのアイコンである。第1保留アイコンh11の保留が、先読み予告対象保留になる。また、態様dのミニゲームA用アイコンAIは、ストック領域SSに向けて移動を開始する。
図131(え1−2−2)では、図柄変動表示が継続しており、態様dのミニゲームA用アイコンAIから変わった、「箱」の態様aの予告アイコンYIがストック領域SSにストックされている。
図131(え1−2−3)では、特図1始動口230に入球があり、特図1の保留が一つ増加し、全部で2つになる。図131(え1−2−3)に示す第1装飾図柄表示装置208Lの第2保留数表示では、特図1の保留数が「2」と表示されている。
図131(え1−2−4)では、第2保留アイコンh12が第2ステージhs2に表示されている。この、増加した第2保留を表す第2保留アイコンh12の表示態様は、吉宗(弓)のキャラクタの表示態様である。なお、現在行われている図柄変動表示に、予告アイコンを獲得するミニゲームが行われた場合は、この第2保留アイコンh12の吉宗(弓)のキャラクタは使用できないようにしてもよいし、反対に使用できるようにしてもよい。すなわち、保留増加があった図柄変動表示中には、増加した保留のアイコンを、予告アイコンを獲得するミニゲームに使用することを禁止してもよいし、禁止しなくてもよい。
図131(え1−2−5)では、ストック表示された予告アイコンYIが使用されないまま、図柄変動表示が終了し、第1装飾図柄表示装置208Lでは、中央領域で第1装飾図柄が、ハズレの装飾図柄の組み合せ(「装飾4」−「装飾4」−「装飾7」)を停止表示し、左上の第2装飾図柄も、ハズレの装飾図柄の同じ組み合せを停止表示している。さらに、変動アイコンh0の吉宗(弓)のキャラクタは消えている。
図131(え1−2−6)では、これまで第1保留であった保留が消化され、図柄変動表示が開始されている。ここで開始された図柄変動表示は、ストック領域SSにストック表示されている予告アイコンYIが使用される図柄変動表示である。図131(え1−2−6)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、第1装飾図柄は停止表示したままであるが、左上の第2装飾図柄では、変動表示が開始されている。そして、保留アイコンの移動アニメーションが開始され、図131(え1−2−7)では、これまで第1ステージhs1に表示されていたデフォルトの表示態様の第1保留アイコンh11が、デフォルトの表示態様のまま変動アイコンh0として表示されている。
図131(え1−2−8)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、第1装飾図柄の変動表示が開始されている。第1装飾図柄の変動表示が開始されると、ストック表示されている予告アイコンYIを昇格させるミニゲームが、この変形例でも開始される。図131(え1−2−9)では、的アイコンが落下傘にぶら下がった予告アイコン昇格専用アイコンYSIが、画面右上から降下してきており、同図(え1−2−10)に示す、この変形例では第1保留アイコンh11の吉宗(弓)のキャラクタが、弓を構えた態様bに変化して、的アイコンを狙っている。図131(え1−2−11)では、保留アイコンの吉宗(弓)のキャラクタから矢が発射され、同図(え1−2−12)では、発射された矢が、的アイコンに向かって飛んでいっている。図131(え1−2−13)では、吉宗(弓)のキャラクタから発射された矢が、的アイコンに命中しており、ストック表示されている予告アイコンYIの昇格が確定になる。図131(え1−2−14)では、予告アイコン昇格専用アイコンYSIの横に、昇格確定を報知する「Lv.UP」の文字は表示されており、図131(え1−2−15)では、ストック表示されていた予告アイコンYIがエフェクト画像EF7で覆われ、そのエフェクト画像EF7が消えると、予告アイコンYIは、これまでの「箱」から「赤箱」の予告アイコンに昇格している(図131(え1−2−16))。
図131(え1−2−17)では、リーチ演出が開始され、左図柄表示領域208aと右図柄表示領域208cそれぞれで「装飾6」が揺れ変動している。やがて、「赤箱」に昇格した予告アイコンYIが、リーチ状態で使用される。すなわち、図131(え1−2−18)に示すように、予告アイコンYIの箱が開き、中から、図117(b)に示すNo.19の「VS剣豪リーチ」の予告表示YHが飛び出してくる。「VS剣豪リーチ」の予告表示YHは、剣豪のキャラクタの顔アイコンであり、表示された変動で、VS剣豪リーチのスーパーリーチ演出が行われることを予告する表示である。図131(え1−2−19)では、使用された予告アイコンYIが消えるが、「VS剣豪リーチ」の予告表示YHは依然として表示されている。
図131(え1−2−20)では、「VS剣豪リーチ」の予告表示YHが消えているが、その予告表示YHが消えと同時に、予告通り、VS剣豪リーチのスーパーリーチ演出が開始される。なお、「VS剣豪リーチ」の予告表示YHが表示されると、VS剣豪リーチのスーパーリーチ演出が必ず開始されてもよいし、開始されない場合があってもよい。図131(え1−2−21)に示す第1装飾図柄表示装置208Lには、敵役の剣豪の画像が大きく表示されており、続く同図(え1−2−22)に示す第1装飾図柄表示装置208Lには、主人公の吉宗と敵役の剣豪との決闘シーンのアニメーションが表示されている。なお、スーパーリーチ演出が開始されると、保留枠UIは、台座hs0の一番上の板を残して全て非表示になる(消える)。また、保留アイコンも非表示になる(消える)。しかし、変動アイコンh0は消えずに、残った一番上の板の上で表示され続ける。さらに、第2装飾図柄および第2保留数表示も表示され続ける。なお、保留枠UI全体を消してもよいし、あるいは反対に保留枠UI全体を表示し続けてもよい。また、変動アイコンh0も消してもよいし、保留アイコンを表示し続けてもよい。
その後、図131(え1−2−23)に示す第1装飾図柄表示装置208Lには、吉宗が敗北したシーンとともに、中図柄としての「装飾5」が大きく表示されている。続く図131(え1−2−24)では、図76(あ14−2−4)〜図76(あ14−2−5)を用いて説明したワイプ演出と同じ演出が行われ、図131(え1−2−24)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lの表示画面が一旦、無模様同一色のワイプ表示になる。このワイプ表示によって、変動アイコンh0は消えるが、第2装飾図柄と、第2保留数表示は表示されている。また、左隅には機種タイトルが表示されている。なお、変動アイコンh0は表示されていてもよい。
143(え1−2−25)では、ワイプアウトし、背景が通常背景に戻るとともに、吉宗(弓)のキャラクタの表示態様であった第1保留アイコンh11も、デフォルトの表示態様に戻っている。ただし、第1保留アイコンh11は、消化されるまで、吉宗(弓)のキャラクタの表示態様であってもよいし、別のタイミングで表示態様が変化してもよい。
143(え1−2−26)では、「装飾6」−「装飾5」−「装飾6」の装飾図柄の組合せで停止表示している。
なお、この変形例でも、予告アイコンをさらに獲得するミニゲームが合わせて行われてもよい。あるいは、予告アイコンYIが使用される図柄変動表示では、予告アイコンをさらに獲得するミニゲームは行われず、ストック表示されている予告アイコンYIを昇格させるミニゲームのみが行われてもよい。
また、この変形例でも、保留アイコンが予告アイコン昇格用のアイコンに変化したり、あるいは、変動アイコンが予告アイコン昇格用のアイコンに変化する場合があってもよい。さらには、ミニゲーム用アイコンAIのような予告アイコン獲得用のアイコンが、予告アイコン昇格用のアイコンに変化する場合があってもよい。また、予告アイコン昇格専用アイコンYSIの出現は、予告アイコンが昇格するかもしれないことを予告する報知になり、予告アイコンYIを昇格させるミニゲーム自身も、予告アイコンが昇格するかもしれないことを予告する演出に相当する。そうすると、この変形例では、保留アイコンを用いて、予告アイコンが昇格するかもしれないことを予告する演出を実行したことになるが、変動アイコンh0や保留アイコン以外を用いて予告する場合があってもよいし、必ず予告するようにしてもよい。
図132は、予告アイコンYIからボタンの予告表示YHが出現する演出例を段階的に示す図である。
図132(おa1)では、先読み対象変動となる図柄変動表示が開始されている。図132(おa1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、第1装飾図柄も第2装飾図柄も変動表示を開始しており、変動アイコン表示領域CISの台座hs0には、デフォルトの表示態様の変動アイコンh0が表示されている。なお、保留アイコンは1つもなく、特図1及び特図2の第2保留数表示はともに「0」が表示されている。また、2つの予告アイコンYIがストック表示されている。
図132(おa2)では、先にストックされた1個目の予告アイコンYI(第1ストック位置にストックされていた予告アイコンYI)が使用され、1個目の予告アイコンYIは、箱が開いた表示態様である態様dに変化し、箱の中から、図117(b)に示すNo.21の「ボタン」の予告表示YHが飛び出してきている。この「ボタン」の予告表示YHは、チャンスボタン136を模したボタン画像であり、表示された図柄変動表示で、ボタン演出が行われることを予告する表示であるが、ガセの場合もあり、表示されても、ボタン演出が実際には行われない場合もある。
図132(おa3)では、箱が開いた表示態様である1個目の予告アイコンYIが消去されているが、「ボタン」の予告表示YHは表示されたままである。続く図132(おa4)では、「ボタン」の予告表示YHが、光の玉YHbに変化し、同図(おa5)に示すように、その光の玉YHbが、演出アイコン表示領域DISの右ベースアイコンbIrの右端部分に飛んでいく。図132(おa6)では、その右端部分に、デフォルトの表示態様(第1表示態様)のボタン画像アイコン136aIが表示されている。また、そのボタン画像アイコン136aIの上には、まだボタン操作を受け付けない状態であることを表す「準備中」の文字が表示されている。したがって、このボタン画像アイコン136aIと「準備中」の文字の表示は、ボタン演出がストックされていることを表す表示でもあり、現在行われている図柄変動表示の中で、ボタン演出が行われることを予告する表示でもある。
図132(おa7)では、リーチ演出が開始され、左図柄表示領域208aと右図柄表示領域208cそれぞれで「装飾6」が揺れ変動している。図132(おa8)では、スーパーリーチ演出に移行する前に、左図柄表示領域208aで揺れ変動していた「装飾6」が第2装飾図柄の下に移動し、右図柄表示領域208cで揺れ変動していた「装飾6」が第2保留数表示の下に移動する。次いで、いままで右下隅に表示されていた、ボタン画像アイコン136aIと「準備中」の文字を、スーパーリーチ演出に移行する前に、左下隅に移動させる。図132(おa9)では、移動途中に、ボタン画像アイコン136aIと変動アイコンh0が重なっている。すなわち、ボタン画像アイコン136aIが、変動アイコンh0の奥側を通過している。この結果、ボタン画像アイコン136aIの一部に、変動アイコンh0が前側からオーバーラップしている。なお、ボタン画像アイコン136aIが、変動アイコンh0の手間側を通過するようにして、変動アイコンh0に、ボタン画像アイコン136aIの一部が前側からオーバーラップするようにしてもよい。あるいは、ボタン画像アイコン136aIと「準備中」の文字を、変動アイコンh0と重ならないように移動させてもよい。あるいは、ボタン画像アイコン136aIと「準備中」の文字を移動させるアニメーションを行わず、移動位置へ瞬間的に移動するようにしてもよい。すなわち、表示位置の瞬間的な切り替えを行ってもよい。この場合は、図132(おa9)に示すの状態はなくなる。図132(おa10)では、デフォルトの表示態様のボタン画像アイコン136aIと「準備中」の文字の、左下隅への移動が、完了している。
やがて、スーパーリーチ演出が開始され、ここではVS剣豪リーチが開始されている。図132(おa11)に示す第1装飾図柄表示装置208Lには、敵役の剣豪の画像が大きく表示されており、続く同図(おa12)に示す第1装飾図柄表示装置208Lには、主人公の吉宗と敵役の剣豪との決闘シーンのアニメーションが表示されている。
決闘シーンのアニメーションの途中では、図132(おa13)に示すように、後にストックされ、今まで残っていた2個目の予告アイコンYI(第2ストック位置にストックされていた予告アイコンYI)が使用され、中から、図117(b)に示すNo.20の「UP」の予告表示YHが飛び出してきている。この「UP」の予告表示YHは、表示された図柄変動表示で、演出が昇格することを予告する表示であり、「UP」の予告表示YHが表示されると、演出が、必ず昇格してもよいし、昇格しない場合があってもよい。「UP」の予告表示YHが表示されると、即座にその予告表示YHは使用され、図132(おa14)に示すように、ボタン画像アイコン136aIの昇格アニメーションが開始される。すなわち、この昇格アニメーションが開始されると、左下隅に表示されていた、デフォルトの表示態様(第1表示態様)のボタン画像アイコン136aIが、「準備中」の文字とともに、炎のエフェクト画像EF6’によって覆われ、視認困難になっている。図132(おa15)では、ボタン画像アイコン136aIの昇格アニメーションが終了し、炎のエフェクト画像EF6’が消え、ボタン画像アイコン136aIは、第5表示態様(赤色)のボタン画像アイコン136aIに昇格している。
決闘シーンのアニメーションは、カットイン画像CI3等が表示されながら、継続している(図132(おa16))。図132(おa17)では、ボタン画像アイコン136aIの昇格アニメーション再び開始されている。この2回目のボタン画像アイコン136aIの昇格は、何の予告も行われることなく、ボタン画像アイコン136aIが昇格する。ただし、他の予告によって、昇格が予告される場合があってもよいし、必ず予告されてもよいし、絶対に予告されなくてもよい。図132(おa17)では、第5表示態様(赤色)のボタン画像アイコン136aIが、「準備中」の文字とともに、再び、炎のエフェクト画像EF6’によって覆われ、視認困難になっている。図132(おa18)では、ボタン画像アイコン136aIの昇格アニメーションが終了し、炎のエフェクト画像EF6’が消え、ボタン画像アイコン136aIは、レバー画像アイコン139aIに昇格している。なお、パチンコ機100でも、操作レバーは不図示であるが、遊技者が操作可能な位置に操作レバーが設けられている。また、操作レバーに代えて、前後方向に回動可能な透過部191や、第2チャンスボタン137であってもよい。
図132(おa19)では、カットイン画像CI3が消え、決闘シーンのアニメーションがそろそろ終盤を迎えつつあり、ボタン演出開始の時期も近づいてきている。図132(おa20)では、レバー画像アイコン139aIが徐々に拡大されていくアニメーションが開始される。レバー画像アイコン139aIは、このアニメーションによって、レバー画像139aになる。このアニメーションが開始されると、「準備中」の文字は消え、同図(おa21)を経て、同図(おa22)では、レバー画像139aが一旦最大まで大きくなっている。その後、図132(おa23)では、レバー画像139aは少し小さくなり、操作有効期間の残時間を表す残時間表示メータMTが追加表示される。なお、図132(おa23)に示すタイミングでは、操作有効期間は開始されておらず、レバー操作されてもこれに応じた表示は行われない。やがて、ボタン演出が開始となり、操作有効期間が開始される(図132(おa24))。ここでのボタン演出は、最終ジャッジ演出の一種になる。図132(おa25)に示す残時間表示メータMTは、上記操作有効期間が開始してある程度の時間が経過したときの表示態様で示されている。
図132(おa26)のタイミングは、上記操作有効期間内であり、このタイミングで、遊技者が操作レバー139を操作する。すると、図17に示した例と同じように、図132(おa27)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、決闘シーンのアニメーション表示からエフェクト画像の表示に切り換えられるとともに、図14に示す第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdが動作し、それぞれ第1装飾図柄表示装置208Lの前面側でオーバーラップする。エフェクト画像や第1装飾図柄の左図柄及び右図柄等は、それぞれ第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdによってオーバーラップされ、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdによってオーバーラップされていない状態である場合に比べると視認困難とされている。また、第2装飾図柄と第2保留数表示も、それぞれ第1大盤振舞役物224Gaと第2大盤振舞役物224Gbによって少なくとも一部がオーバーラップされ、視認困難とされている。さらに、図14に示す千両箱役物224Hが動作して下方に移動し、第1装飾図柄表示装置208L及び第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdの前面側にオーバーラップする。加えて、導光板ILの発光も行われている。図14に示す千両箱役物224Hによる役物演出は、大当り確定演出である。
なお、図132(おa27)における各種役物等を用いた演出は、チャンスボタン136が操作されたことを条件に実行されてもよいし、チャンスボタン136が操作されることなく操作有効期間が経過した場合にも実行されてもよい。
その後、各種役物は初期位置に戻り、導光板ILの発光も終了し、第1装飾図柄表示装置208Lでは、エフェクト画像の表示から、最終ジャッジ結果の表示に切り替えられる。図132(おa28)に示す第1装飾図柄表示装置208Lには、吉宗が勝利したシーンとともに、中図柄としての「装飾6」が大きく表示されている。この後、大当り図柄が確定表示される。
図133は、ボタン演出の実行回数がストックされていく演出例を段階的に示す図である。
図133(おb1)では、VS剣豪リーチのスーパーリーチ演出が開始され、図133(おb1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lには、敵役の剣豪の画像が大きく表示されている。また、2つの予告アイコンYIがストック表示されている。続く図133(おb2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lには、主人公の吉宗と敵役の剣豪との決闘シーンのアニメーションが表示されている。また、先にストックされた1個目の予告アイコンYI(第1ストック位置にストックされていた予告アイコンYI)が使用され、1個目の予告アイコンYIは、箱が開いた表示態様である態様dに変化し、箱の中から、「ボタン」の予告表示YHが飛び出してきている。この演出例における「ボタン」の予告表示YHは、「ボタン」の予告表示YH自体がストックされることを予告する表示である。
図133(おb3)では、箱が開いた表示態様である1個目の予告アイコンYIが消去されているが、「ボタン」の予告表示YHは表示されたままである。続く図133(おb4)では、「ボタン」の予告表示YHが、光の玉YHbに変化し、同図(おa5)に示すように、その光の玉YHbが、演出アイコン表示領域DISの右ベースアイコンbIrの右端部分に飛んでいく。図132(おa6)では、その右端部分に、デフォルトの表示態様(第1表示態様)のボタン画像アイコン136aIが表示されている。また、そのボタン画像アイコン136aIの上には、ストック数を表す「×1」の文字が表示されている。一個のストックに対して、1回のボタン演出が実行される。ここでは、ボタン画像アイコン136aIをストックしていくが、要するに、ボタン演出の実行回数をストックしていることになる。
図133(おb7)では、後にストックされた2個目の予告アイコンYI(第2ストック位置にストックされていた予告アイコンYI)が使用され、箱の中から、再び、「ボタン」の予告表示YHが飛び出してきている。図133(おb8)では、箱が開いた表示態様である2個目の予告アイコンYIが消去され、さらに、「ボタン」の予告表示YHが、光の玉YHbに変化し、その光の玉YHbが、右下隅に表示されているボタン画像アイコン136aIめがけて飛んでいき、ボタン画像アイコン136aIにぶつかっている。図133(おb9)では、ボタン画像アイコン136aIの上のストック数は「×3」になっている。これは、図133(おb8)で光の玉YHbがボタン画像アイコン136aIにぶつかったときに、ボタン画像アイコン136aIが2個ストックされたことになる。上述の如く、「ボタン」の予告表示YHは、「ボタン」の予告表示YH自体がストックされることを予告する表示であって、「ボタン」の予告表示YHが表示されることで、何個のボタン画像アイコン136aIがストックされるかは予告しておらず、このように、一回の「ボタン」の予告表示YHに対して、複数のボタン画像アイコン136aIがストックされる場合がある。例えば、一回の「ボタン」の予告表示YHに対して、最大10個のボタン画像アイコン136aIがストックされるように構成してもよい。ただし、一回の「ボタン」の予告表示YHに対して1つのボタン画像アイコン136aIしかストックされないように構成してもよい。また、「ボタン」の予告表示YHの表示態様に応じて、ボタン画像アイコン136aIのストック数が決められていてもよい。例えば、第1表示態様の「ボタン」の予告表示YHでは、ボタン画像アイコン136aIのストック数は1であるが、第5表示態様の「ボタン」の予告表示YHでは、ボタン画像アイコン136aIのストック数は5であってもよい。なお、ボタン画像アイコン136aIの最大ストック数は、例えば、10個である。これを言い換えれば、ボタン演出の実行回数の最大ストック数は10回になる。
図133(おb10)では、ボタン画像アイコン136aIにエフェクト画像EF9が追加され、ボタン演出が開始されることが予告されている。図133(おb11)では、大き目のボタン画像136aが表示されている。なお、ボタン画像アイコン136aIの上のストック数は、この段階で「×3」から「×2」に減っている。その後、図133(おb12)では、ボタン画像136aが少し小さくなり、操作有効期間の残時間を表す残時間表示メータMTが追加表示されている。なお、図133(おb12)に示すタイミングでは、操作有効期間は開始されておらず、ボタン操作されてもこれに応じた表示は行われない。やがて、ボタン演出が開始となって、操作有効期間が開始される(図133(おb13))。図133(おb14)に示す残時間表示メータMTは、上記操作有効期間が開始して少し時間が経過したときの表示態様で示されている。
図133(おb15)のタイミングは、上記操作有効期間内であり、このタイミングで、遊技者がチャンスボタン136を操作する。すると、図16に示した例と同じように、図133(おb16)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、決闘シーンのアニメーション表示から非表示の画面に切り換えられるとともに、図14に示す第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdが動作し、それぞれ第1装飾図柄表示装置208Lの前面側でオーバーラップする。また、導光板ILの発光も行われている。
なお、図133(おb16)における各種役物等を用いた演出は、チャンスボタン136が操作されたことを条件に実行されてもよいし、チャンスボタン136が操作されることなく操作有効期間が経過した場合にも実行されてもよい。
図133(おb17)では、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdそれぞれは初期位置に戻り、導光板ILの発光も終了し、第1装飾図柄表示装置208Lでは、スーパーリーチ演出の昇格が行われている。すなわち、VS剣豪リーチにおいて、主人公の吉宗を助けるために、パンダが参戦することが予告されている。こうして、図133(おb18)では、パンダが参戦した状態で、決闘シーンのアニメーションは継続し、図133(おb19)では、ボタン画像アイコン136aIにエフェクト画像EF9が再び追加され、二度目のボタン演出が開始されることが予告されている。図133(おb20)では、二度目のボタン演出が開始されており、ボタン画像136aが表示されるとともに、残時間表示メータMTも表示され、操作有効期間が開始してから少し時間が経過している。また、ボタン画像アイコン136aIの上のストック数は、「×2」から「×1」に減っている。
図133(おb21)のタイミングは、上記操作有効期間内であり、このタイミングで、遊技者がチャンスボタン136を操作する。すると、図133(おb22)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lには、第6表示態様(金色)で「Go!!Go!!」と記された金カットイン画像GCTが表示され、大当りの期待度がかなり高いことが予告される。
なお、図133(おb22)における金カットイン画像GCTの表示は、チャンスボタン136が操作されたことを条件に実行されてもよいし、チャンスボタン136が操作されることなく操作有効期間が経過した場合にも実行されてもよい。
図133(おb23)では、金カットイン画像GCTが消え、決闘シーンのアニメーションに戻り、続く図133(おb24)では、決闘シーンのアニメーションがそろそろ終盤を迎えつつある。図133(おb25)では、最終ジャッジ演出が開始され、この最終ジャッジ演出の一部として、第1装飾図柄表示装置208Lには、大き目のデフォルトのボタン画像136aが表示されている。そして、図133(おb26)では、ボタン画像アイコン136aIにエフェクト画像EF9が三度追加され、三度目のボタン演出が開始されることが予告されている。図133(おb27)では、ボタン画像136aの昇格演出が行われ、大き目のデフォルトのボタン画像136aにエフェクト画像EF10が付加され、同図(おb28)では、第5表示態様(赤色)のボタン画像136に昇格している。第5表示態様(赤色)のボタン画像136に昇格したことで、大当りの期待度が一段と高まる。なお、図133(おb27)の段階で、ボタン画像アイコン136aIとストック数の表示は消えている。
図134は、ボタン演出の実行回数がストックされていく演出例の続きと、その他の演出例を示す図である。
図133(おb28)から続く図134(おb29)では、第5表示態様(赤色)のボタン画像136aが少し小さくなり、操作有効期間の残時間を表す残時間表示メータMTが追加表示されている。なお、図134(おb29)に示すタイミングでは、操作有効期間は開始されておらず、ボタン操作されてもこれに応じた表示は行われない。やがて、ボタン演出が開始となって、操作有効期間が開始される(図134(おb30))。図134(おb31))に示す残時間表示メータMTは、上記操作有効期間が開始して少し時間が経過したときの表示態様で示されている。
図134(おb32)のタイミングは、上記操作有効期間内であり、このタイミングで、遊技者がチャンスボタン136を操作する。すると、図17に示した例と同じように、図132(おa27)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、決闘シーンのアニメーション表示からエフェクト画像の表示に切り換えられるとともに、図14に示す第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdが動作し、それぞれ第1装飾図柄表示装置208Lの前面側でオーバーラップする。エフェクト画像や第1装飾図柄の左図柄及び右図柄等は、それぞれ第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdによってオーバーラップされ、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdによってオーバーラップされていない状態である場合に比べると視認困難とされている。また、第2装飾図柄と第2保留数表示も、それぞれ第1大盤振舞役物224Gaと第2大盤振舞役物224Gbによって少なくとも一部がオーバーラップされ、視認困難とされている。さらに、図14に示す千両箱役物224Hが動作して下方に移動し、第1装飾図柄表示装置208L及び第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdの前面側にオーバーラップする。加えて、導光板ILの発光も行われている。図14に示す千両箱役物224Hによる役物演出は、大当り確定演出である。
なお、図134(おb33)における各種役物等を用いた演出は、チャンスボタン136が操作されたことを条件に実行されてもよいし、チャンスボタン136が操作されることなく操作有効期間が経過した場合にも実行されてもよい。
その後、各種役物は初期位置に戻り、導光板ILの発光も終了し、第1装飾図柄表示装置208Lでは、エフェクト画像の表示から、最終ジャッジ結果の表示に切り替えられる。図134(おb34)に示す第1装飾図柄表示装置208Lには、吉宗が勝利したシーンとともに、中図柄としての「装飾6」が大きく表示されている。この後、大当り図柄が確定表示される。
なお、この例では、画面右下にストックされているボタン画像アイコン136aIが一つ消化(使用)されると、図133(おb12)等に示すように、ボタン画像136aと残時間表示メータMTを含む操作促進報知画像が表示されている。あるいは、図134(おb30)に示すように、操作促進報知画像として表示されるボタン画像136aのボタンが昇格する場合があるが、画面右下にストックされているボタン画像アイコン136aIが一つ消化(使用)された場合にボタン画像136aと残時間表示メータMTを含む操作促進報知画像が必ず表示されるように構成されてもよいし、画面右下にストックされているボタン画像アイコン136aIが一つ消化(使用)された場合に操作促進報知画像として表示されるボタン画像136aのボタンが必ず昇格するように構成されていてもよい。また、この例では、ボタン画像アイコン136aIが一つ消化(使用)されると操作促進報知画像が一つ表示されるが、ボタン画像アイコン136aIが一つ消化(使用)されると、操作促進報知画像が二つ以上表示される場合と一つ表示される場合があってもよく、二つ以上表示されるように構成されていてもよい。ここで、操作促進報知画像のボタン画像136aの昇格に合わせて、チャンスボタン136を発光させるチャンスボタンランプ138の発光色が昇格していってもよい。あるいは、操作促進報知画像のボタン画像136は昇格せず、チャンスボタンランプ138の発光色のみが昇格していってもよい。チャンスボタンランプ138の発光色は、ストックされているボタン画像アイコン136aIが一つ消化されると、デフォルト色から赤色に変化し、二つ消化されると、赤色から金色に変化してもよい。なお、チャンスボタン136の場合はチャンスボタンランプ138になるが、チャンスボタン136とは異なる操作手段(例えば、操作レバー139等)の場合であれば、それらの操作手段を発光させる発光手段の発光色が昇格していく。
なお、この例では、操作促進報知画像として、ボタン画像136aと残時間表示メータMTが表示されるが、操作促進報知画像としてボタン画像136aのみが表示されてもよく、操作促進報知画像として残時間表示メータMTのみが表示されてもよく、操作促進報知画像として「ボタンを押せ」や「PUSH」、「連打」、「長押し」などの文字表記(操作方法を指示する文字表記であってもよい。)とボタン画像136aが表示されてもよく、操作促進報知画像として該文字表記のみが表示されてもよく、操作促進報知画像として該文字表記と残時間表示メータMTが表示されてもよく、操作促進報知画像として該文字表記とボタン画像136aと残時間表示メータMTが表示されてもよい。また、操作促進報知表示として、操作手段の形状を模した画像(例えば、ボタン表示136a)、操作手段の操作有効期間の時間の経過および/または操作有効期間の残り時間を示す画像(例えば、残時間表示メータMT)、操作に関する文字表示(例えば、「ボタンを押せ」や「PUSH」、「連打」、「長押し」)および上記以外の画像表示(例えば、1または複数の「操作手段の形状を模した画像と異なるキャラクタ画像表示(操作促進報知表示としてキャラクタ画像が表示されることで、表示されない場合よりも表示された図柄変動表示が最終的に大当りとなりやすくてもよい。)」など。)のうちの一または複数の画像表示が表示されてもよい。
図134(おc1)〜同図(おc7)は、ボタン操作に応じてミニゲームが開始される第一の例を段階的に示す図である。
図134(おc1)では、中央領域の第1装飾図柄は停止表示しているが、保留アイコンの移動アニメーションは終了し、変動アイコンh0として、村人の種類の態様a(待機の態様)のアイコンが表示されている。また、第1保留アイコンh11としても、村人の種類の態様a(待機の態様)のアイコンが表示されている。さらに、第2保留アイコンh12も表示されているが、この第2保留アイコンh12は、デフォルトの表示態様で表示されている。また、演出アイコン表示領域DISの右ベースアイコンbIrには、ミニゲームB用の対戦相手アイコンとして、図118(c)に示すパンタの種類の態様a(待機の態様)のアイコンが表示され、この対戦相手アイコンTIのパンダのキャラクタも、待機アニメーション(デフォルトのアニメーション)を実行している。また、出現領域ASには、図117(a)に示すNo.1の「箱」の予告アイコンYIが表示されている。
図134(おc2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、中央領域において、第1装飾図柄の変動表示が開始される。第1装飾図柄の変動表示が開始されると、その後に、ミニゲームBのじゃんけん対決が開始される。この例では、ミニゲームBのじゃんけん対決は、チャンスボタン136の操作によって行われる。図134(おc3)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、じゃんけん対決を行う予定の、変動アイコンh0である村人のキャラクタのアイコンと、対戦相手アイコンであるパンタのキャラクタのアイコンの間に、ボタン画像136aと残時間表示メータMTを含む操作促進報知画像が表示されている。なお、図134(おc3)に示すタイミングでは、操作有効期間は開始されておらず、ボタン操作されてもこれに応じた表示は行われない。やがて、ボタン演出が開始となって、操作有効期間が開始される(図134(おc4))。図134(おc5))に示す残時間表示メータMTは、上記操作有効期間が開始して少し時間が経過したときの表示態様で示されている。
図134(おc6)のタイミングは、上記操作有効期間内であり、このタイミングで、遊技者がチャンスボタン136を操作する。すると、チャンスボタン136の操作に応じて、じゃんけん対決が開始され、じゃんけん対決アニメーションが行われる。図134(おc7)では、変動アイコンh0の村人のキャラクタが勝利している。その後、図120(あ9−1)に続く。
なお、じゃんけん対決の開始は、チャンスボタン136が操作されたことを条件に実行されてもよいし、チャンスボタン136が操作されることなく操作有効期間が経過した場合にも実行されてもよい。すなわち、チャンスボタン136が操作有効期間内に操作された場合に限って、ミニゲームが開始されてもよいし、操作有効期間内に操作されなくてもミニゲームは開始されるが、チャンスボタン136を操作有効期間内に、操作しなかった場合よりも、操作した場合の方が、ミニゲームに勝利しやすい、すなわち予告アイコンYIを獲得しやすいように構成されていてもよい。
図134(おd1)〜同図(おd7)は、ボタン操作に応じてミニゲームが開始される第二の例を段階的に示す図である。
図134(おd1)〜同図(おd2)は、予告アイコンYIがストックされている点以外は、図134(おc1)〜同図(おc2)と同じ状態である。
図134(おd3)では、ストックされていた予告アイコンYIが使用され、中から「ボタン」の予告表示YHが出現している。図134(おd4)では、使用された予告アイコンYIが消えるが、「ボタン」の予告表示YHは依然として表示されており、同図134(おd5)では、「ボタン」の予告表示YHが、じゃんけん対決を行う予定の、変動アイコンh0である村人のキャラクタのアイコンと、対戦相手アイコンであるパンタのキャラクタのアイコンの間に向けて移動してくる。図134(おd6)では、「ボタン」の予告表示YHが、変動アイコンh0である村人のキャラクタのアイコンと、対戦相手アイコンであるパンタのキャラクタのアイコンの間に位置している。
図134(おd7)では、「ボタン」の予告表示YHに、操作有効期間の残時間を表す残時間表示メータMTが追加表示されている。なお、図134(おd7)に示すタイミングでは、操作有効期間は開始されておらず、ボタン操作されてもこれに応じた表示は行われない。やがて、操作有効期間が開始され、以降は、図134(おc6)等と同じである。
図135は、予告アイコンYIから放出される予告表示YHが、放出前から分かる演出例を示す図である。
図135(かa1)では、図柄変動表示が終了し、第1装飾図柄表示装置208Lでは、中央領域で第1装飾図柄が、ハズレの装飾図柄の組み合せ(「装飾4」−「装飾1」−「装飾7」)を停止表示し、左上の第2装飾図柄も、ハズレの装飾図柄の同じ組み合せを停止表示している。図135(かa1)に示す第1保留アイコンh11は、図119(a)のNo.17に記した村人の種類の態様aのアイコンに変化している。一方、先読み予告の対象保留を表す第2保留アイコンh12は、デフォルトの表示態様である。
図135(かa2)では、これまで第1保留であった保留が消化され、図柄変動表示が開始されている。図135(かa2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、中央領域の第1装飾図柄は停止表示したままであるが、左上の第2装飾図柄では、変動表示が開始され、右上の第2保留数表示では、特図1の保留数が1つ減って「1」になっている。また、これまで何も表示されていなかった、演出アイコン表示領域DISの右ベースアイコンbIrでは、ミニゲームB用の対戦相手アイコンの登場アニメーションが開始され、エフェクト画像EF1が表示されている。また、図135(かa2)では、保留アイコンの移動アニメーションも開始されている。すなわち、これまで第1ステージhs1に表示されていた村人のキャラクタの第1保留アイコンh11が、変動アイコン表示領域CISの台座hs0に向けて移動を開始し、これまで第2ステージhs2に表示されていたデフォルトの表示態様の第2保留アイコンh12が、第1ステージhs1に向けて移動を開始している。
図135(かa3−1)でも、中央領域の第1装飾図柄は依然として停止表示したままであるが、保留アイコンの移動アニメーションは終了し、変動アイコンh0として、村人の種類の態様a(待機の態様)のアイコンが表示されている。この変動アイコンh0の村人のキャラクタは、待機アニメーション(デフォルトのアニメーション)を実行している。また、対戦相手アイコンの登場アニメーションも終了し、演出アイコン表示領域DISの右ベースアイコンbIrでは、エフェクト画像EF1が消え、対戦相手アイコンTIとして、図118(c)に示すパンタの種類の態様a(待機の態様)のアイコンが表示され、この対戦相手アイコンTIのパンダのキャラクタも、待機アニメーション(デフォルトのアニメーション)を実行している。また、出現領域ASには、図117(b)に示すNo.6の「変化」の予告アイコンYIが表示されている。なお、図117(b)に示すNo.6の「変化」は、図121等に示す例では、予告アイコンYIから放出される予告表示YHであったが、ここでは、予告アイコンYIとして取り扱われる。なお、厳密には、予告表示YHの場合は、変化の文字を囲む枠表示がないが、予告アイコンYIの場合は、その枠表示がある。「変化」の予告アイコンYIは、デフォルト色の「変化」の文字表示が行われているため、遊技者は、出現領域ASが表示された時点で、じゃんけん対決に勝利して獲得した予告アイコンから放出される予告表示YHがわかる。
図135(かa4)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、中央領域において、第1装飾図柄の変動表示が開始される。第1装飾図柄の変動表示が開始されると、その後に、ミニゲームBのじゃんけん対決が開始される。図135(かa5)では、変動アイコンh0の村人のキャラクタと、対戦相手アイコンTIのパンダのキャラクタによる、じゃんけん対決アニメーションが行われ、変動アイコンh0の村人のキャラクタが勝利している。
図135(かa7)では、変動アイコンh0の村人のキャラクタが勝利したことにより、出現領域ASに表示されていた予告アイコンYIのストックアニメーションが開始されている。すなわち、出現領域ASに表示されていた、「変化」の予告アイコンYIが、その出現領域ASから出て、一旦大きく表示され、図135(かa8)に示すように、ストック領域SSまで移動し、ストック表示される。こうしてストック表示された予告アイコンYIにも、デフォルト色の「変化」の文字表示が行われている。
図135(かa9)に示す第1装飾図柄表示装置208Lに表示された台座hs0では、村人のキャラクタの表示態様と、デフォルトの表示態様の入替アニメーションが開始されている。また、対戦相手アイコンTIは、演出アイコン表示領域DISの右ベースアイコンbIrから徐々に消えていく。さらに、空になった出現領域ASが、画面の右端に徐々にフェードアウトしている。図135(かa10)では、変動アイコン表示領域CISの台座hs0には、デフォルトの表示態様の変動アイコンh0が表示されており、演出アイコン表示領域DISの右ベースアイコンbIrには何も表示されていない。
図135(かa11)では、図柄変動表示が終了し、第1装飾図柄表示装置208Lでは、中央領域で第1装飾図柄が、ハズレの装飾図柄の組み合せ(「装飾4」−「装飾4」−「装飾7」)を停止表示し、左上の第2装飾図柄も、ハズレの装飾図柄の同じ組み合せを停止表示している。
図135(かa12)は、これまで第1保留であった先読み予告対象保留が消化され、先読み対象変動となる図柄変動表示が開始されている。図135(かa12)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、第1装飾図柄も第2装飾図柄も変動表示を開始しており、変動アイコン表示領域CISの台座hs0には、デフォルトの表示態様の変動アイコンh0が表示されている。また、これまで、「変化」の予告アイコンYIはストック表示されている。
図135(かa14)では、それまでストック表示されていた「変化」の予告アイコンYIを用いた変動アイコン変化アニメーションが開始される。この変動アイコン変化アニメーションでは、図135(かa14)に示すように、「変化」の予告アイコンYIに、これから予告アイコンYIが使用されることを報知するエフェクト画像EF11が付加されている。「変化」の予告アイコンYIは、このエフェクト画像EF11が付加された段階で、「変化」の予告表示YHに相当することになる。図135(かa15)では、そのエフェクト画像EF11が付加された「変化」の予告アイコンYI(「変化」の予告表示YH)が、変動アイコンh0めがけて飛んでいき、変動アイコンh0にぶつかっている。図135(かa16)では、変動アイコン変化アニメーションが終了し、アニメーション開始前までデフォルトの表示態様であった変動アイコンh0の表示態様が、図119(a)のNo.2に記した白点滅の表示態様に変化している。
なお、この例では、「変化」の予告アイコンYIそのものが、変動アイコンh0にぶつかっていると見てもよい。
図135(かa3−2)に示す例は、出現領域ASに同じ種類の予告アイコンYIが表示されている例である。ここでは、「変化」の予告アイコンYIが3つ表示されている。
図135(かa3−3)に示す例は、出現領域ASに異なる種類の予告アイコンYIが表示されている例である。ここでは、「赤変化」の予告アイコンYIと、「激アツ」の予告アイコンYIと、「SP」の予告アイコンYIが表示されている。なお、全部異なる種類に限らず、一部異なる種類であってもよい。例えば、「変化」の予告アイコンYIと、同じく「変化」の予告アイコンYIと、「SP」の予告アイコンYIが表示されていてもよい。
図135(かb)に示す例は、ストック領域SSに、同じ種類の予告アイコンYI(ここでは、「変化」の予告アイコンYI)が複数ストックされている例である。
図135(かb)に示す例は、ストック領域SSに、異なる種類の予告アイコンYI(が複数ストックされている例である。ここでは、「赤変化」の予告アイコンYIと、「激アツ」の予告アイコンYIと、「SP」の予告アイコンYIが表示されている。なお、全部異なる種類に限らず、一部異なる種類であってもよい。例えば、「変化」の予告アイコンYIと、同じく「変化」の予告アイコンYIと、「SP」の予告アイコンYIが表示されていてもよい。なお、図117(a)に示す「箱」の予告アイコンYIと、「赤箱」の予告アイコンYIと、「ボタン」の予告アイコンYIが、ストックされる場合があってもよいし、「箱」の予告アイコンYIと、同じく「箱」の予告アイコンYIと、「金箱」の予告アイコンYIが、ストックされる場合があってもよい。
図135(かd)、同図(かe)、同図(かf)それぞれに示す例はいずれも、出現領域ASに、図117(a)に示す中身が分からない箱形の予告アイコンYIが、複数表示されている例である。図135(かd)に示す例は、出現領域ASに、図117(a)に示す「箱」の予告アイコンYIが3つ表示されている例である。すなわち、同じ種類の箱形のアイコンが表示されている。図135(かe)に示す例は、出現領域ASに、「箱」の予告アイコンYIと、同じく「箱」の予告アイコンYIと、「赤箱」の予告アイコンYIが、表示されている例である。すなわち、同じ種類の箱形のアイコンと異なる種類の箱形のアイコンが組み合わされて表示されている。図135(かf)に示す例は、出現領域ASに、「箱」の予告アイコンYIと、「赤箱」の予告アイコンYIと、「金箱」の予告アイコンYIが、表示されている例である。すなわち、全て異なる種類の箱形のアイコンが表示されている。
ここで、図135(かa3−2)、(かa3−3)、(かd)、同図(かe)、同図(かf)に示す例は、ミニゲームが成功すれば、出現領域ASに表示されている予告アイコンYIが全て獲得できる例である。なお、ミニゲームが成功すれば、出現領域ASに表示されている予告アイコンYIのうちのいずれか1つまたは2つが獲得可能に構成されていてもよい。また、出現領域ASにおいて獲得可能な予告アイコンYIを順番に表示するルーレット予告が行われ、ミニゲームが開始される前/ミニゲームの実行中/ミニゲームが成功した後のいずれかにおいて、ルーレットが停止し、獲得可能な(または獲得する)予告アイコンが確定するように構成されていてもよい。
続いて、ストックしている一の予告アイコンを複数回使用する演出例について説明する。
図136は、ストックしている一の予告アイコンを複数回使用する演出例を段階的に示す図である。
図136(ア1−1)は、第1装飾図柄(第3図柄)が高速変動中であり、デフォルトの表示態様の第1保留アイコンh11が表示されている。この第1保留アイコンh11が表す第1保留が先読み予告の対象保留になる。また、変動アイコン表示領域CISの台座hs0には、デフォルトの表示態様の変動アイコンh0が表示されており、演出アイコン表示領域DISの右ベースアイコンbIrには何も表示されていない。
図136(ア2)では、その右ベースアイコンbIrにおいて、図119(b)に示すアイコン変化予告表示の出現アニメーションが開始され、煙のようなエフェクト画像EF12が表示されている。図136(ア3)では、アイコン変化予告表示の登場アニメーションが終了し、演出アイコン表示領域DISの右ベースアイコンbIrには、図119(b)に示すNo.16の「番長」のアイコン変化予告表示IYHが表示されている。アイコン変化予告表示は、予告アイコンYIを獲得することを予告したり、アイコンの表示態様が変化することを予告したりする。ここでの「番長」のアイコン変化予告表示IYHは、予告アイコンYIを獲得することを予告する表示であり、図136(ア4)では、アイコン変化予告表示IYHの番長のキャラクタが、「箱」の予告アイコンYIを獲得したことを報知し、同図(ア5)では、「箱」の予告アイコンYIが、ストック領域SSに表示されている。すなわち、この例では、ミニゲームを行わずに予告アイコンYIを獲得している。やがて、図136(ア6)に示すように、図柄変動表示が終了し、ハズレの装飾図柄の組み合せが停止表示された後、同図(ア7)では、先読み対象変動となる図柄変動表示が開始されている。
先読み対象変動となる図柄変動表示が開始されると、図136(ア8−1)に示すように、前回の図柄変動表示でストックされた予告アイコンYIが使用され、箱が閉じた表示態様である態様aの予告アイコンYIが、箱が開いた表示態様である態様dに変化し、箱の中から予告表示YHが飛び出すアニメーションが表示される。ここで出現した予告表示YHは、図117(b)に示すNo.6のデフォルト色の「変化」の予告表示であって、保留アイコンや変動アイコン等の表示態様が1段階変化されることを予告する表示である。
これまでの演出例では、予告アイコンYIが一回使用されて、箱が開いた表示態様である態様dに変化すると、そのまま消去されていたが、この演出例では、図136(ア9)に示すように、予告アイコンYIは、箱が開いた表示態様である態様dから箱が閉じた表示態様である態様aに変化し、消去されない。予告アイコンYIの箱が閉じた態様に戻ったことは、箱が開いた図柄変動表示内、すなわち、現在行われている先読み対象変動となる図柄変動表示内で、箱が再度開く可能性があることを予告していることになる。なお、予告アイコンYIの箱が閉じた態様に戻った場合であっても、箱が、再度開かない場合があってもよく、あるいは必ず再度開いてもよい。また、連続して開かなくても(すぐに開かなくても)、先読み対象変動となる図柄変動表示が継続している中で、開く場合がある。あるいは、先読み対象変動となる図柄変動表示に関係なく特定期間(例えば、連続する図柄変動表示を跨いだ特定期間)の間に、再度開く場合がある。さらには、ここでは、再度開くことを説明したが、再度開いた場合はまた閉じて、2回より多い回数、開く場合もある。
図136(ア10)では、予告アイコンYIから放出された「変化」の予告表示YHが使用され、これまでデフォルトの表示態様(第1表示態様)であった変動アイコンの表示態様が、白点滅の表示態様(第2表示態様)に変化している。
また、図136(ア11)では、一旦、閉じた表示態様である態様aに戻った予告アイコンYIが、再度、開いた表示態様である態様dに変化し、箱の中から2つ目になる予告表示YHが放出されている。ここで放出された予告表示YHは、図117(b)に示すNo.17の「リーチ」の予告表示であって、この「リーチ」の予告表示は、表示された図柄変動表示で、ノーマルリーチ以上、又はリーチ煽り演出が行われることを予告する表示である。このように、1回目(前回)の予告表示YHの種類とは異なる種類の予告表示が出現する場合もある。ただし、同じ種類の予告表示YHが連続して出現する場合もある。また、前回あるいは一回出現した種類と異なる種類の予告表示しか出現しないように構成されていてもよいし、1回目の予告表示YHの種類と同じ種類の予告表示しか出現しないように構成されていてもよい。なお、「リーチ」の予告表示によって、ノーマルリーチが行われることを予告してもよく、その場合「リーチ」の予告表示が行われると、該予告表示が表示された図柄変動表示において、ノーマルリーチが発生することが確定することとなる。
図136(ア12)では、予告アイコンYIは、再び、箱が閉じた表示態様である態様aに変化し、消去されない。また、予告表示YHは、出現後、或る定まった表示期間を経過すると消えるが(図136(ア13))、「リーチ」の予告表示YHであれば、リーチ演出が行われる場合には、リーチ演出が開始されるまで表示され続けてもよい。
やがて、図136(ア14)に示すように、リーチ演出が開始され、左図柄表示領域208aと右図柄表示領域208cそれぞれで「装飾6」が揺れ変動している。なお、本例では、「リーチ」の予告表示YHが出現した場合に、リーチ演出が必ず行われるが、「リーチ」の予告表示YHが出現したからといって、リーチ演出が必ず行われるわけではなく、「リーチ」の予告表示YHが出現してもリーチ演出が行われずに、図柄変動表示が終了する場合もあってもよい。図136(ア15)に示す第1装飾図柄表示装置208Lの表示画面では、ノーマルリーチ演出の表示が開始されている。このノーマルリーチ演出中に、予告アイコンYIは、開いた表示態様である態様dにまた変化し、箱の中から3つ目になる予告表示YHが放出されている(図136(ア16))。ここで放出された予告表示YHは、図117(b)に示すNo.2のデフォルト色の「チャンス」の予告表示である。デフォルト色の「チャンス」の予告表示が、リーチ中に表示されると、当該変動で大当りする信頼度の上昇を予告する表示になる。ここでも、2回目(前回)の予告表示YHの種類とは異なる種類の予告表示が出現している。これは、すでにリーチ演出が開始されているため、再び「リーチ」の予告表示YHは出現させることができないからであり、このような事情がなければ、同じ種類の予告表示YHが出現してもよい。なお、リーチ演出の実行中において再び「リーチ」の予告表示YHが表示されてもよい。例えば、ノーマルリーチ中に再び「リーチ」の予告表示YHが表示された場合に、「リーチ」の予告表示YHが表示されることでスーパーリーチに発展することが予告されてもよく、その場合にスーパーリーチに必ず発展してもよく、スーパーリーチに発展する場合としない場合があってもよい。また、スーパーリーチBよりも大当りへの信頼度が低いスーパーリーチAの実行中に「リーチ」の予告表示YHが表示された場合に、スーパーリーチAからスーパーリーチBに発展することが予告されてもよく、その場合にスーパーリーチBに必ず発展してもよく、スーパーリーチBに発展する場合としない場合があってもよい。また、リーチ演出は、出現する予告表示が限定されていてもよい。なお、この例では、同一の予告アイコンYIから出てくる予告表示YHの数には上限が設けられており(例えば、最大5個まで)、その上限数までの範囲で予告表示YHが出現する。このように、上限が設けられてはいるが、同一の予告アイコンYIから出てくる予告表示YHの数が多ければ多いほど、あるいは、同一の予告アイコンYIから出てくる予告表示YHの種類が多ければ多いほど、大当りの信頼度が、高くてもよいし、逆に低くてもよいし、あるいは大当りの信頼度は数や種類に関係なくてもよい。なお、この例では、同一の予告アイコンYIから出てくる予告表示YHの上限数の方が予告アイコンYIの最大ストック数よりも多いように構成されているが、同じ数であってもよく、逆に予告アイコンYIの最大ストック数の方が同一の予告アイコンYIから出てくる予告表示YHの上限数よりも多いように構成されていてもよい。
図136(ア17)に示すように、この例では、3個目の予告表示YHを放出した予告アイコンYIは、閉じた表示態様である態様aに戻ることなく消えている。予告アイコンYIは、リーチ中に一回開くと必ず消えるように構成されていてもよい。あるいは、上限の個数まで予告表示YHを放出すると必ず消えるように構成されていてもよい。さらには、上限の個数まで予告表示YHを放出したとしても、消えずに表示され続けてもよい。これは、上限の個数まで予告表示YHを放出していなくても同じである。また、閉じた表示態様である態様aに戻って、再び開くことなく表示され続けてもよいし、開いた表示態様である態様bのまま表示され続けてもよい。
図136(ア18)では、ノーマルリーチ演出が終了し、中図柄表示領域208bに、「装飾6」ではない「装飾5」が揺れ変動している。すなわち、装飾図柄のハズレ図柄の組合せが揺れ変動している。
図136(ア19)では、「装飾6」−「装飾5」−「装飾6」の組合せのまま停止表示し、同図(ア20)では、確定表示される。青色の表示態様に変化した変動アイコンh0は、確定表示が開始されるまで表示され続けており、確定表示が開始されると消える。なお、変動アイコンh0の消えるタイミングは、確定表示前であってもよい。
ここで説明した例では、「リーチ」の予告表示YHが表示され、リーチ演出が行われることを予告し、実際にリーチ演出が開始されているが、リーチ演出が開始されない図柄変動表示よりも、リーチ演出が開始された図柄変動表示の方が、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすく、このことは、結果として、「リーチ」の予告表示YHが表示されない図柄変動表示よりも、「リーチ」の予告表示YHが表示された図柄変動表示の方が、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすいことになる。また、最初、図136(あ8−1)で「変化」の予告表示が放出され、2回目に同図(ア11)で「リーチ」の予告表示が放出されているが、この2回目に、「変化」の予告表示が放出されてもよいし、「変化」の予告表示と同じ種類の「赤変化」の予告表示(図117(b)に示すNo.7の予告表示)が放出されてもよい。
続いて、ストックされている同一の予告アイコンYIから、同じ種類の予告表示YHが複数放出される例について説明する。
図136(ア7)までは同じであり、先読み対象変動となる図柄変動表示が開始されると、図136(ア8−2−1)に示すように、ストックされている予告アイコンYIが使用され、箱が開いた表示態様である態様dに変化し、箱の中から予告表示YHが放出される。ここで放出された予告表示YHは、図117(b)に示すNo.27の「小判」の予告表示であり、この小判」の予告表示は、所定枚数(ここでは3枚)集めることができれば、スーパーリーチ演出あるいは図132(おa27)等に説明した千両箱役物の演出が行われることを予告する表示あるが、所定枚数を集めることができない場合もある。また、所定枚数を集めてもスーパーリーチ演出も千両箱役物の演出も行われない場合もある。ただし、1枚出現すれば、所定枚数必ず集めることができてもよいし、所定枚数集めれば、スーパーリーチ演出か千両箱役物の演出の少なくともどちらかの演出が必ず行われてもよい。「小判」の予告表示YHは、出現すると、第2装飾図柄表示の横の領域(小判ストック領域KS)にストック表示される(図136(ア8−2−2))。この小判ストック領域KSは、予告アイコンYIをストックするストック領域SS(図136(ア5)参照)とは異なる領域であって、これら2つの領域は一部も重なっていない。ただし、これら2つの領域は少なくとも一部が重なっていてもよく、全く同一の領域であってもよい。また、ストックされた予告アイコンYIとストックされた「小判」の予告表示YHも重ならないが、少なくとも一部が重なってよく、全部が重なることがあってもよい。
図136(ア8−2−2)に示すように、「小判」の予告表示YHを放出した予告アイコンYIは、閉じた表示態様である態様bに戻り、同図(ア8−2−3)では図柄変動表示が継続されている。なお、「小判」の予告表示YHは、一回の図柄変動表示に1枚しかストックすることができないように構成されていてもよい。
図136(ア8−2−4)では、一旦、閉じた表示態様である態様aに戻った予告アイコンYIが、再度、開いた表示態様である態様dに変化し、箱の中から2つ目になる予告表示YHが放出されている。ここで放出された予告表示YHは、「小判」の予告表示YHではなく、図117(b)に示すNo.7の「赤変化」の予告表示であって、この「赤変化」の予告表示は、保留アイコンや変動アイコン等の表示態様が2段階変化されることを予告する表示である。図136(ア8−2−5)では、予告アイコンYIは、再び、箱が閉じた表示態様である態様aに変化し、消去されない。また、「赤変化」の予告表示YHが使用され、これまでデフォルトの表示態様(第1表示態様)であった変動アイコンの表示態様が、青色の表示態様(第3表示態様)に変化している。
図136(ア8−2−6)では、予告アイコンYIが、開いた表示態様である態様dにまた変化し、箱の中から3つ目になる予告表示YHが放出されている。ここでは、「小判」の予告表示YHが2枚一気に放出されている。このように、予告表示YHは、1回の放出で複数個放出される場合もある。ただし、1回の放出で1個しか放出されないようにしてもよい。図136(ア8−2−7)では、これら2枚の「小判」の予告表示が、小判ストック領域KSにストック表示されており、図136(ア8−2−7)に示す小判ストック領域KSには、所定枚数となる3枚の「小判」の予告表示YHがストックされている。この例では、一つの予告アイコンYIから複数回(この例では2回)、「小判」の予告表示YHが放出されたが、一つの予告アイコンYIから1回しか「小判」の予告表示YHが放出されないように構成してもよい。また、一つの予告アイコンYIから「小判」の予告表示YHのみが放出されないように構成されてもよい。
図137は、ストックされている同一の予告アイコンYIから、同じ種類の予告表示YHが複数放出される例の続きと、その他の演出例を示す図である。
図136(ア8−2−7)から続く図137(ア8−2−8)では、小判ストック領域KSに、所定枚数となる3枚の「小判」の予告表示YHがストックされたことにより、これら3枚の「小判」の予告表示YHが使用されている。すなわち、所定枚数となる3枚の「小判」の予告表示YHが貯まった時点で即座に使用されている。ここでは、図117(b)に示すNo.28の「小判3枚」の予告表示YHの態様で、画面中央に比較的大きく再表示されている。No.28の「小判3枚」の予告表示YHは、スーパーリーチA、スーパーリーチB、VS剣豪リーチ、あるいは全員集合リーチ以上のスーパーリーチが行われることを予告する表示である。ただし、「小判3枚」の予告表示YHが表示されても、スーパーリーチ演出が行われない場合もあり、あるいは、「小判3枚」の予告表示YHが表示されると、スーパーリーチ演出が必ず行われてもよい。
なお、所定枚数となる3枚の「小判」の予告表示YHが貯まった時点で即座に使用されるのではなく、3枚の「小判」の予告表示YHをストックしたままの状態が継続した後で、使用されてもよい。また、「小判」の予告表示YHは、図柄変動表示を跨いでストックされることが可能であり、先読み対象の図柄変動表示までストック可能であるが、先読み対象の図柄変動表示までに3枚貯まらなかった場合には、先読み対象の図柄変動表示が終了する時点で、それまでストックされていた小判」の予告表示YHは、小判ストック領域KSから消去される。あるいは、3枚貯まらなくても別に使用される場合があってもよい。なお、「小判」の予告表示YHのストックは、図柄変動表示を跨がないように構成されていてもよく、その場合「小判」の予告表示YHがストックされた図柄変動表示が終了すると、「小判」の予告表示YHが消去されるように構成されている。
なお、図117(b)に示すNo.30の「キャラクタストック」の各予告表示(「殿」、「爺」、「姫」)についても、ここで説明した「小判」の予告表示と同様である。キャラクタの予告表示をストックする領域は、小判ストック領域KSとは別の領域として設けられていてもよいし、小判ストック領域KSと共通して設けられていてもよい。
図117(b)に示すNo.27の「小判」やNo.30の「キャラクタストック」の各アイコン(「殿」、「爺」、「姫」)は、予告表示YHとして表示された後に各ストック領域(小判ストック領域KSや不図示のキャラクタストック領域)にストックされることで、予告アイコンとして機能する。なお、予告アイコンYIから予告アイコンYIが放出され、その予告アイコンYIがストックされる場合があってもよい。すなわち、予告表示YHを介さず、予告アイコンYIのままストックされる場合があってもよい。
図137(ア8−2−9)では、「小判3枚」の予告表示YHが消え、リーチ演出が開始されてる。すなわち、左図柄表示領域208aと右図柄表示領域208cそれぞれで「装飾7」が揺れ変動している。そして、図137(ア8−2−10a)では、予告通り、VS剣豪リーチのスーパーリーチ演出が開始され、第1装飾図柄表示装置208Lには、主人公の吉宗と敵役の剣豪との決闘シーンのアニメーションが表示されている。スーパーリーチ演出が開始されても、ストック領域SSでは、予告アイコンYIのストック表示が継続しているが、スーパーリーチ演出が開始されると、消えてもよい。
スーパーリーチ演出中の図137(ア8−2−11)でも、予告アイコンYIが、開いた表示態様である態様dにまた変化し、箱の中から予告表示YHが放出されている。ここで放出された予告表示YHは、図117(b)に示すNo.4の「激アツ」の予告表示である。リーチ演出が開始された後に表示された「激アツ」の予告表示は、現在行われている図柄変動表示での大当りの信頼度をかなり上昇させる通常予告の一種に相当する。
図137(ア8−2−12)では、予告アイコンYIは、閉じた表示態様である態様aに戻ることなく消えているが、「激アツ」の予告表示YHは表示されている。しかしながら、この例では、図137(ア8−2−13)を経て、同図(ア8−2−14)に示す第1装飾図柄表示装置208Lには、吉宗が敗北したシーンとともに、中図柄としての「装飾6」が大きく表示されており、その後、「装飾7」−「装飾6」−「装飾7」のハズレの装飾図柄の組合せが確定表示される。
図137(ア8−2−10b1)〜同図(ア8−2−10b11)は、スーパーリーチ演出中のワイプ演出を跨いで予告アイコンYIが使用される例を示す図である。
図137(ア8−2−9)までは同じであり、図137(ア8−2−10b1)も図137(ア8−2−10a)と同じ状態である。続く図137(ア8−2−10b2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lには、吉宗が敗北したシーンとともに、中図柄としての「装飾6」が大きく表示されているが、ストック領域SSには、閉じた態様の予告アイコンYIが依然としてストック表示されている。
図137(ア8−2−10b3)では、ワイプ演出が開始され、同図(ア8−2−10b4)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、表示画面が一旦、無模様同一色のワイプ表示になる。このワイプ表示では、変動アイコンh0が消えるとともに、ストック表示されていた予告アイコンYIも消えるが、第2装飾図柄と、第2保留数表示は表示されている。また、左隅には機種タイトルが表示されている。図137(ア8−2−10b5)では、ワイプアウトし始め、徐々に、奥の表示が見え始めている。ここでは、揺れ変動している第1装飾図柄(「装飾7」−「装飾6」−「装飾7」)が見え始めている。続く図137(ア8−2−10b6)では、ストック領域SSに表示されている予告アイコンYIの下半分が見え始めている。遊技者は、ここで予告アイコンYIが見え始めたことにより、ワイプアウト完了後(ワイプ演出終了後)に、予告アイコンYIからさらに予告表示YHが放出されたり、図130(え10)に示したような予告アイコンYI自体の昇格を期待する。なお、ワイプアウトの段階で、予告アイコンYIが消えたままになり、再表示されない場合もある。なお、ワイプ演出の実行中もストック表示されている予告アイコンYIが表示されていてもよい。また、ワイプ演出の実行中にストック表示されている予告アイコンYIが使用され、予告表示YHが放出される場合があってもよいが、ワイプ演出の実行中に予告アイコンYIのストック表示の有無に問わず、予告アイコンが使用されないように構成されていてもよい。さらに、ここで説明した予告アイコンYIは1回以上使用されている予告アイコンYIであったが、未使用の予告アイコンYI(例えば、図120(あ11)等における予告アイコンYI)についても同様である(以下においても同じ)。
図137(ア8−2−10b7)では、ワイプアウトし、背景が通常背景に戻っているが、変動アイコンh0は、第3表示態様(青色)のままである。また、第1装飾図柄では、「装飾7」−「装飾6」−「装飾7」の組み合わせが揺れ変動している。さらに、ストック領域SSには、閉じた態様の予告アイコンYIが表示されている。なお、予告アイコンYI自体の昇格は生じていないが、例えば、「箱」の種類から「赤箱」の種類に昇格していることがあってもよい。
図137(ア8−2−10b8)では、予告アイコンYIが、開いた表示態様である態様dにまた変化し、箱の中から予告表示YHが放出されている。ここで放出された予告表示YHは、図117(b)に示すNo.5の「鉄板」の予告表示である。この「鉄板」の予告表示は、先読み対象の図柄変動表示、すなわち現在行われている図柄変動表示で、大当りが確定していることを予告する表示である。なお、ここで「変化」の予告表示が放出され、変動アイコンYIが1段階昇格し、後述する復活演出へとつながる場合があってもよい。あるいは、デフォルトの表示態様の変動アイコンであっても、「赤変化」の予告表示が放出されて、後述する復活演出へとつながる場合があってもよい。さらに、揺れ変同時における予告表示の放出は大当り確定になってもよい。
図137(ア8−2−10b9)では、予告アイコンYIは、閉じた表示態様である態様aに戻ることなく消えているが、「鉄板」の予告表示YHは表示されている。図137(ア8−2−10b10)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、復活演出が開始され、同図(ア8−2−10b11)では、「装飾7」−「装飾7」−「装飾7」の大当りの装飾図柄の組合せが揺れ表示されている。その後、この組合せのまま確定表示される。
なお、予告アイコンYIは、次変動に持ち越される場合があってもよい。また、この例のように予告アイコンがワイプ演出を跨いで表示されていても、予告アイコンが使用されずに、当該図柄変動表示終了時に非表示になる場合があってもよい。さらには、大当り演出や大当り終了後の遊技状態へ、予告アイコンYIが持ち越される場合があってもよいし、このような持ち越しは禁止してもよい。上述の如く、以上のことも、未使用の予告アイコンYI(例えば、図120(あ11)等における予告アイコンYI)についても同様である。
図137(ア1−2−1)〜同図(ア1−2−6)は、スーパーリーチ演出中のワイプ演出を跨いで予告アイコンYIが使用される他の例を示す図である。
図137(ア1−2−1)は、図136(ア1−1)と同じく、第1装飾図柄(第3図柄)が高速変動中であり、デフォルトの表示態様の第1保留アイコンh11が表示されている。この第1保留アイコンh11が表す第1保留が先読み予告の対象保留になる。また、変動アイコン表示領域CISの台座hs0には、デフォルトの表示態様の変動アイコンh0が表示されており、演出アイコン表示領域DISの右ベースアイコンbIrには何も表示されていない。
この後、図136(ア2)〜同図(ア7)および図136(ア8−2−1)〜同図(ア8−2−11)に示す演出と同じ演出が行われ、図137(ア1−2−2)では、図137(ア8−2−10b1)に示す状態と同じ状態である。その後、図137(ア8−2−10b2)に示す状態と同じ状態を経て、ワイプ演出が開始されている(図137(ア1−2−3))。ここでのワイプ演出は、図137(ア8−2−10b3)〜図137(ア8−2−10b6)に示したワイプ演出と同じである。
図137(ア1−2−4)では、ワイプ演出が終了し、背景が通常背景に戻っているが、変動アイコンh0は、第3表示態様(青色)のままである。また、第1装飾図柄では、「装飾7」−「装飾6」−「装飾7」の組合せが揺れ変動している。さらに、ストック領域SSには、閉じた態様の予告アイコンYIが表示されている。なお、予告アイコンYIは、ワイプアウトの段階で、消えたままになり、次変動が開始されると再表示されたり、あるいは大当り遊技中に再表示される場合があってもよい。なお、大当り遊技中に表示された予告アイコンYIは、使用が禁止されたり、あるいは図柄変動表示中と同じように使用されてもよい。また、そもそも、大当り遊技中は、予告アイコンYIの表示を規制(禁止)し、表示されないようにしてもよい。
図137(ア1−2−5)では、予告アイコンYIが、開いた表示態様である態様dに変化し、箱の中から予告表示YHが放出されている。ここで放出された予告表示YHは、「赤変化」の予告表示である。ここでの「赤変化」の予告表示は、図117(b)に示すNo.7の「赤変化」の予告表示とは異なり、自身の表示態様と同じ表示態様まで変化させることを予告する表示である。
図137(1−2−6)では、変動アイコンh0の表示態様に変化はなく、保留アイコンh11の表示態様が、「赤変化」の予告表示の表示態様と同じ表示態様(第5表示態様である赤色の表示態様)に変化している。すなわち、ここでは4段階昇格したことになる。この例では、復活演出が行われることなく、このまま、「装飾7」−「装飾6」−「装飾7」のハズレの装飾図柄の組合せが確定表示される。
この例によれば、先読み対象の図柄変動表示であった現在の図柄変動表示ではなく、さらなる先読み予告として、予告アイコンYIが用いられたことになる。現在の図柄変動表示よりも後ろの図柄変動表示の方が、先読みの結果、大当りの期待度が高い場合(例えば、変動時間の長い変動であればよく、大当り変動であってもハズレ変動であってもよい)には、この例のようになる場合がある。この例では、ハズレとなった第3表示態様(「青色」の表示態様)の変動アイコン(図137(1−2−6)参照)よりも、上の表示態様(ここでは第5表示態様)に保留アイコンh11の表示態様を変化させている。ただし、ハズレとなる変動アイコンの表示態様と同等の表示態様(第3表示態様)に、保留アイコンの表示態様を変化させる場合があってもよく、あるいは、ハズレとなる変動アイコンの表示態様よりも下の表示態様(例えば、第2表示態様)に、保留アイコンの表示態様を変化させる場合があってもよい。また、ハズレ変動の変動アイコンが、第3表示態様以上の場合に、この例のようになる場合があってもよいし、第3表示態様以下の場合に、この例のようになる場合があってもよく、さらには、ハズレ変動の変動アイコンの表示態様に関係なく、この例のようになる場合があってもよい。また、先読み予告は保留アイコンの表示態様変化に限らず、他の先読み予告が予告されてもよい(例えば、チャンス目、先読み背景変化(赤ステージチェンジ)等)。
なお、ここでは「赤変化」の予告表示が放出されているが、「変化」の予告表示が放出される場合があってもよい。また、変動アイコンh0の表示態様よりも上(例えば、一段又は複数段)上の表示態様(例えば、この例では青よりも一段上の緑)に変化することを予告する予告表示が放出されてもよい。
図138は、複数の予告アイコンYIがストックされた例を段階的に示す図である。
図138(ア1−3−1)は、第1装飾図柄(第3図柄)が高速変動中であり、第1保留アイコンh11および第2保留アイコンh12が表示されている。これらの保留アイコンh11,12はともに、デフォルトの表示態様である。また、デフォルトの表示態様の変動アイコンh0も表示されている。なお、演出アイコン表示領域DISの右ベースアイコンbIrには何も表示されていない。
この後、保留が消化され、特図の保留がなくなった状態における図柄変動表示中の様子を表す図138(ア1−3−2)では、ストック領域SSに、2つの予告アイコンYIがストックさている。図138(ア1−3−3)では、先にストックされた1個目の予告アイコンYIが使用され、1個目の予告アイコンYIは、箱が開いた表示態様である態様dに変化し、箱の中から「赤変化」の予告表示YHが放出されている。図138(ア1−3−4)では、予告アイコンYIは、箱が閉じた態様aに戻っている、また、「赤変化」の予告表示YHが使用され、変動アイコンh0の表示態様が、第3表示態様(「青色」の表示態様)に変化している。
続いて、図138(ア1−3−5)では、後にストックされた2個目の予告アイコンYIが使用され、2個目の予告アイコンYIは、箱が開いた表示態様である態様dに変化し、箱の中から「リーチ」の予告表示YHが放出されている。図138(ア1−3−6)では、2個目の予告アイコンYIは消え、「リーチ」の予告表示YHが表示されており、同図(ア1−3−7)では、「リーチ」の予告表示YHが消え、リーチ演出が開始され、左図柄表示領域208aと右図柄表示領域208cそれぞれで「装飾6」が揺れ変動している。図138(ア1−3−8)に示す第1装飾図柄表示装置208Lの表示画面では、ノーマルリーチ演出の表示が開始されている。このノーマルリーチ演出中に、残った予告アイコンYIは、開いた表示態様に再び変化し、箱の中から2つ目になる予告表示YHが放出されている(図138(ア1−3−9))。ここで放出された予告表示YHは、デフォルト色の「チャンス」の予告表示である。図138(ア1−3−10)では、1個目の予告アイコンYIも消え、「チャンス」の予告表示YHが表示されている。
図138(ア1−3−11)では、ノーマルリーチ演出が終了し、中図柄表示領域208bに、「装飾6」ではない「装飾5」が揺れ変動している。すなわち、装飾図柄のハズレ図柄の組合せが揺れ変動しており、その後、確定表示される。
以上説明した例では、ストック順に予告アイコンYIが使用されたが、ストック順によらずに予告アイコンYIが使用されてもよい。また、予告アイコンYIの使用回数が、先にストックされた予告アイコンYIは2回であったのに対して、後からストックされた予告アイコンYIは1回のみであった。このように、予告アイコンYIによって使用回数が異なってもよいが、同じであってもよい。なお、予告アイコンYIの使用回数が同じ場合に、予告アイコンが1個ストックされてから、複数の予告アイコンの全てが使用されるまでの期間において使用回数が同じであってもよい。例えば、先にストックされた予告アイコンが2回使用された場合には、後にストックされた予告アイコンも2回使用され、先にストックされた予告アイコンが3回使用された場合には、後にストックされた予告アイコンも3回使用される。このように、他のアイコンの使用回数に合わせてもよい。また、使用回数が予め定められていてもよい。この場合には、何個ストックされても、どの予告アイコンも予め定められた回数だけ必ず使用される。さらに、先にストックされた予告アイコンYIの方が後にストックされた予告アイコンYIよりも予告アイコンYIの使用回数が多いように構成されていてもよく、逆に少ないように構成されていてもよい。
また、最大使用回数が、予め定められていてもよいし、変化してもよい。最大使用回数が変化する場合には、遊技状態(通常状態、電サポ状態(時短状態)、確変状態))によって変化してもよいし、或る先読みゾーンの状態では最大使用回数が増加してもよい。また、或る遊技状態(例えば、通常状態。ただし、電サポ状態(時短状態)であってもよいし、確変状態であってもよい)では、予告アイコンがストックされないようにしてもよい。
図138(ア1−4−1)〜同図(ア1−4−11)は、複数の予告アイコンYIがストックされた他の例を段階的に示す図である。
図138(ア1−4−1)〜同図(ア1−4−4)は、同図(ア1−3−1)〜同図(ア1−3−4)と同じ状態であり、図138(ア1−4−5)では、先にストックされた1個目の予告アイコンYIが連続して使用されている。この結果、「リーチ」の予告表示YHが放出されている。図138(ア1−4−6)では、連続して使用された1個目の予告アイコンYIは消え、「リーチ」の予告表示YHが表示されており、同図(ア1−4−7)では、「リーチ」の予告表示YHが消え、リーチ演出が開始されている。図138(ア1−4−8)に示す第1装飾図柄表示装置208Lの表示画面では、ノーマルリーチ演出の表示が開始されており、このノーマルリーチ演出中に、これまで使用されていなっかた、後からストックされた2個目の予告アイコンYIが使用され、デフォルト色の「チャンス」の予告表示YHが放出される(図138(ア1−4−9))。図138(ア1−4−10)では、残っていた予告アイコンYIも消え、「チャンス」の予告表示YHが表示されている。
図138(ア1−4−11)では、ノーマルリーチ演出が終了し、装飾図柄のハズレ図柄の組合せが揺れ変動しており、その後、確定表示される。
この例のように、ストック順に予告アイコンYIが消えていってもよい。すなわち、先にストックされた予告アイコンYIを使い切ったら、次にストックされた予告アイコンYIの使用が開始されるように構成されていてもよい。
図139は、予告アイコンYIから放出される予告表示YHが、放出前から分かる状態で、その予告アイコンYIが複数回使用される例を示す図である。
図139(イa1)〜図139(イa3)は、図136(ア1−1)〜図136(ア3)と同じ状態であり、図139(イa4)では、演出アイコン表示領域DISの右ベースアイコンbIrに、「番長」のアイコン変化予告表示IYHが表示されている。ここでの「番長」のアイコン変化予告表示IYHも、予告アイコンYIを獲得することを予告する表示であるが、図135を用いて説明した演出例と同じく、図117(b)に示すNo.6の「変化」の予告アイコンYIが表示されている。すなわち、「番長」のアイコン変化予告表示IYHは、図117(b)に示すNo.6の「変化」の予告アイコンYIを獲得したことを表示しており、遊技者は、その表示を見るだけで(文字を読み取るだけで)、予告アイコンから放出される予告表示YHが「変化」の予告表示であることを認識する。
図139(イa5)では、「変化」の予告アイコンYIが、ストック領域SSに移動し、同図(イa6)では、そのストック領域SSに表示されている。やがて、図139(イa7)に示すように、図柄変動表示が終了し、ハズレの装飾図柄の組み合せが停止表示された後、同図(イa8)では、先読み対象変動となる図柄変動表示が開始されている。
先読み対象変動となる図柄変動表示が開始されると、図120を用いて説明したような通常予告としての会話予告が開始される。詳しい説明は、これまでの説明に譲り、ここでは簡単に説明すると、図139(イa9)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、殿様の会話画像CI1が、中央領域に表示されている。この、殿様の会話画像CI1の表示は、ストック表示されている予告アイコンYIにはオーバーラップせず、予告アイコンYIの方が手前に表示されている。図139(イa10)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、会話予告が更新され、ボタン画像136aと残時間表示メータMTとによって構成された操作促進報知画像が表示された爺の会話画像CI2が表示されている。なお、図139(イa10)に示すタイミングでは、操作有効期間は開始されておらず、チャンスボタン136が操作されてもこれに応じた表示は行われない。また、爺の会話画像CI2は、ストック表示されている予告アイコンYIからズレた位置に表示されており、両者は重なっていない。
やがて、操作有効期間が開始され、図139(イa11)に示す残時間表示メータMTは、上記操作有効期間が開始してある程度の時間が経過したときの表示態様で示されている。
図139(イa12)のタイミングは、上記操作有効期間内であり、このタイミングで、遊技者がチャンスボタン136を操作する。図139(イa13)では、チャンスボタン136が上記操作有効期間内に操作されたことに応じて、爺の会話画像CI2が、操作促進報知画像から、リーチ演出が開始されることを予告する「リーチじゃ!」の文字表示に変化している。なお、「リーチじゃ!」といった予告の文字表示は、チャンスボタン136が操作されたことを条件に表示されるものであってもよいし、チャンスボタン136が操作されることなく操作有効期間が経過した場合にも表示されるものであってもよい。
また、「リーチじゃ!」の文字表示に変化した爺の会話画像CI2が表示されている状態で、変動アイコン変化アニメーションが開始される。すなわち、図139(イa14)に示すように、「変化」の予告アイコンYIに、これから予告アイコンYIが使用されることを報知するエフェクト画像EF11が付加されている。図139(イa15)では、ストック領域SSから光の玉が変動アイコンh0めがけて飛んでいき、変動アイコンh0にぶつかっている。光の玉がぶつかった変動アイコンh0は、第2表示態様(白点滅の表示態様)に変化している。
図139(イa15)のストック領域SSに表示されている「変化」の表示は、予告表示YHに相当し、同図(イa16)では、「変化」の予告表示YHが図117(b)に示す態様bに変化している。すなわち、使用されたことを表す態様に変化している。なお、態様bの間は、予告表示YHであることから、予告アイコンYIとしての使用はできない。
図139(イa17)では、態様bの予告表示YHから予告アイコンYIに変化しており、再度の使用が可能になっている。図139(イa18)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、殿様の会話画像CI1及び爺の会話画像CI2が消去されて会話予告が終了し、第1装飾図柄が視認容易になっている。
図139(イa19)では、リーチ演出が開始され、左図柄表示領域208aと右図柄表示領域208cそれぞれで「装飾6」が揺れ変動している。図139(イa20)に示す第1装飾図柄表示装置208Lの表示画面では、ノーマルリーチ演出の表示が開始されている。このノーマルリーチ演出中に、変動アイコン変化アニメーションが開始され、予告アイコンYIには、エフェクト画像EF11が再び付加され(図139(イa21))、図139(イa22)では、ストック領域SSから光の玉が変動アイコンh0めがけて飛んでいき、変動アイコンh0にぶつかっている。光の玉がぶつかった変動アイコンh0は、今度は、第3表示態様(青色の表示態様)に変化している。
図139(イa22)のストック領域SSに表示されている「変化」の表示は、予告表示YHに相当し、同図(イa23)では、「変化」の予告表示YHが図117(b)に示す態様bに再び変化しているが、同図(イa24)では、予告アイコンYIに戻っており、再度の使用が可能になっている。また、この図139(イa24)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、スーパーリーチ発展演出が表示され、続く同図(イa25)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、VS剣豪リーチのスーパーリーチ演出が開始され、敵役の剣豪の画像が大きく表示されている。そして、図139(イa26)に示す第1装飾図柄表示装置208Lには、主人公の吉宗と敵役の剣豪との決闘シーンのアニメーションが表示されている。スーパーリーチ演出が開始されても、変動アイコンh0は表示されており、ストック領域SSには予告アイコンYIがストック表示されている。図139(イa27)に示すように、決闘シーンのアニメーションの途中で、変動アイコン変化アニメーションが開始され、予告アイコンYIに、エフェクト画像EF11がまた付加され、図139(イa28)では、ストック領域SSから光の玉が変動アイコンh0めがけて飛んでいき、変動アイコンh0にぶつかっている。
図140は、図139から続く演出例等を示す図である。
図139(イa28)から続く図140(イa29)では、変動アイコン変化アニメーションの中で、光の玉がぶつかった変動アイコンh0が、第4表示態様(緑色の表示態様)に変化している。また、「変化」の予告表示YHが態様bにまた変化しているが、図140(イa30)では、予告アイコンYIに戻っており、使用可能になっている。
図140(イa31)に示す第1装飾図柄表示装置208Lには、吉宗が敗北したシーンとともに、中図柄としての「装飾5」が大きく表示されているが、ストック領域SSには、予告アイコンYIが依然としてストック表示されている。
そして、ここでもワイプ演出が開始され(図140(イa32))、同図(イa33)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、表示画面が一旦、無模様同一色のワイプ表示になる。このワイプ表示では、変動アイコンh0が消えるとともに、ストック表示されていた予告表示YHも消える。図140(イa34)では、ワイプアウトし始め、徐々に、奥の表示が見え始めている。ここでは、揺れ変動している第1装飾図柄(「装飾6」−「装飾5」−「装飾6」)が見え始めている。続く図140(イa35)では、ストック領域SSに表示されている予告アイコンYIの下半分が見え始めている。
図140(イa36)では、ワイプアウトし、背景が通常背景に戻っているが、変動アイコンh0は、第4表示態様(緑色)のままである。また、第1装飾図柄では、「装飾6」−「装飾5」−「装飾6」の組合せが揺れ変動している。さらに、ストック領域SSには、予告アイコンYIが表示されている。
図140(イa37)では、予告アイコンYIが消えている。なお、予告アイコンYIは、ワイプ演出前に消える場合があってもよいし、ワイプアウトの段階で消えたままになりそのまま再表示されない場合があってもよいし、ワイプ演出の終了と同時に消える場合があってもよいし、スーパーリーチ演出が終了するまで消えない場合があってもよいし、確定表示されるまで消えない場合があってもよい。なお、ワイプ演出の実行中もストック表示されている予告アイコンYIが表示されていてもよい。また、ワイプ演出の実行中にストック表示されている予告アイコンYIが使用され、予告表示YHが放出される場合があってもよいが、ワイプ演出の実行中に予告アイコンYIのストック表示の有無に問わず、予告アイコンが使用されないように構成されていてもよい。
図140(イa38)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、第1装飾図柄が、「装飾6」−「装飾5」−「装飾6」の組合せで確定表示されている。
続いて、複数の予告アイコンYIがストックされる例について説明する。
図139(イa6)までは同じであり、その後、図柄変動表示が終了する前までに、図117(b)に示すNo.21の「ボタン」の予告アイコンYIと、No.17の「リーチ」の予告アイコンYIを連続してストックした後、図139(イb1)に示すように、図柄変動表示が終了し、ハズレの装飾図柄の組み合せが停止表示される。その後、図139(イb2)に示すように、先読み対象変動となる図柄変動表示が開始される。この例では、表示を見るだけ、あるいは文字を読み取るだけで、予告アイコンから放出される予告表示YHが何なのかを認識することができる複数の予告アイコンを、次変動(先読み対象変動となる図柄変動表示)に持ち越している。
先読み対象変動となる図柄変動表示では、図139(イa9)〜同図(イa17)等、これまで何度も説明してきた会話予告と同じ会話予告が開始される(図140(イb3))。ここでは、会話予告の説明は、必要最小限にし、ストックされている予告アイコンYIについての説明を行う。図140(イb4)では、「変化」の予告アイコンYIと、「ボタン」の予告アイコンYIと、「リーチ」の予告アイコンYIの3つの予告アイコンYIのうち、「ボタン」の予告アイコンYIと、「リーチ」の予告アイコンYIそれぞれに、これから予告アイコンYIが使用されることを報知するエフェクト画像EF11が付加されている。図140(イb5)では、それぞれからエフェクト画像EF11が消え、態様bの「ボタン」の予告表示YHになるとともに、同じく態様bの「リーチ」の予告表示YHになる。ここで、ストック領域SSでは、互いの態様bの丸印が一部重なり合っているが、重ならないように表示されてもよい。また、ストックされた順番が早い方が、遅い方にオーバーラップされてもよいし、その逆に、遅い方が、早い方にオーバーラップされてもよい。図140(イb5)では、「ボタン」の予告表示が使用されたことから、会話予告の中で、ボタン演出が実行される。すなわち、ボタン画像136aと残時間表示メータMTとによって構成された操作促進報知画像が表示されている。図140(イb6)では、「ボタン」の予告表示YHも、「リーチ」の予告表示YHも、予告アイコンYIに戻っており、再度の使用が可能になっている。
そして、操作有効期間内に、チャンスボタン136が操作される(図140(イb7)。すると、操作促進報知画像から、「リーチ」の予告表示が使用されたことから、リーチ演出が開始されることを予告する「リーチじゃ!」の文字表示に変化している。
会話予告が終了すると、図140(イb10)では、第1装飾図柄において左図柄の第1停止が行われている。第1停止が行われると、「リーチ」の予告アイコンYIにエフェクト画像EF11が付加されている。なお、このエフェクト画像EF11は「リーチ」の予告アイコンYIに、第1停止が行われる前に付加されてもよいし、第1停止が行われるのと同時に付加されてもよいし、第1停止が行われるた後、第2停止が行われる前(すなわちリーチ状態発生前)に付加されてもよい。図140(イb11)では、エフェクト画像EF11が消え、態様bの「リーチ」の予告表示YHになっている。図140(イb12)では、第1装飾図柄において右図柄の第2停止が行われ、リーチ状態になっている。ている。
リーチ状態になると、今度は、変動アイコン変化アニメーションが開始され、図140(イb13)に示すように、「変化」の予告アイコンYIにエフェクト画像EF11が付加されている。そして、図140(イb14)では、光の玉が変動アイコンh0めがけて飛んでいき、変動アイコンh0にぶつかり、同図(イb15)では、光の玉がぶつかった変動アイコンh0が、第2表示態様(白点滅の表示態様)に変化している。また、「変化」の予告表示YHが態様bにまた変化しているが、図140(イa16)では、予告アイコンYIに戻っており、使用可能になっている。
図140(イb17)に示す第1装飾図柄表示装置208Lの表示画面では、ノーマルリーチ演出の表示が開始されている。このノーマルリーチ演出中に、変動アイコン変化アニメーションがまた開始され、「変化」の予告アイコンYIにエフェクト画像EF11が再び付加されている(図139(イb18))。
図141は、複数の予告アイコンYIがストックされる例の続きを示す図である。
図140(イb18)から続く図141(イb19)では、光の玉が変動アイコンh0めがけて飛んでいき、変動アイコンh0にぶつかり、同図(イb20)では、光の玉がぶつかった変動アイコンh0が、第3表示態様(青色の表示態様)に変化している。また、「変化」の予告表示YHが態様bにまた変化しているが、図141(イb21)では、予告アイコンYIに戻っており、使用可能になっている。また、この図141(イb21)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、スーパーリーチ発展演出が表示され、続く同図(イb22)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、VS剣豪リーチのスーパーリーチ演出が開始され、敵役の剣豪の画像が大きく表示されている。そして、図141(イb23)に示す第1装飾図柄表示装置208Lには、主人公の吉宗と敵役の剣豪との決闘シーンのアニメーションが表示されている。スーパーリーチ演出が開始されても、変動アイコンh0は表示されており、ストック領域SSには依然として3つの予告アイコンYIがストック表示されている。図141(イb24)に示すように、決闘シーンのアニメーションの途中で、「ボタン」の予告アイコンYIにエフェクト画像EF11が付加されており、続く図141(イb25)では、第1装飾図柄表示装置208Lに、チャンスボタン136を模したボタン画像136aと、操作有効期間の残時間を表す残時間表示メータMTとによって構成されている操作促進報知画像が表示されている。なお、図141(イb25)に示すタイミングでは、操作有効期間は開始されておらず、ボタン操作されてもこれに応じた表示は行われない。また、「ボタン」の予告表示YHが態様bにまた変化しているが、その後に、予告アイコンYIに戻り、使用可能になっている。やがて、ボタン演出が開始となって、操作有効期間が開始される(図141(イb26))。図141(イb27)に示す残時間表示メータMTは、上記操作有効期間が開始して少し時間が経過したときの表示態様で示されている。
図141(イb28)のタイミングは、上記操作有効期間内であり、このタイミングで、遊技者がチャンスボタン136を操作する。ここでのボタン操作は、図17(32)に示す殿様のカットイン画像CI3が出現するか否かを占う操作であり、この例では、殿様のカットイン画像CI3は出現せず、決闘シーンのアニメーションが進行するに留まる(図141(イb29)〜同図(イb31)。なお、ボタン操作に応じて、変動アイコン変化アニメーションが開始され、「変化」の予告アイコンYIにエフェクト画像EF11が付加され、変動アイコンの表示態様が変化する場合があってもよい。
図141(イb32)では、「ボタン」の予告アイコンYIにエフェクト画像EF11が再び付加されており、続く図141(イb33)では、第1装飾図柄表示装置208Lに、チャンスボタン136を模したボタン画像136aと、操作有効期間の残時間を表す残時間表示メータMTとによって構成されている操作促進報知画像が表示されている。やがて、ボタン演出が開始となって、操作有効期間が開始され、図141(イb34)に示す残時間表示メータMTは、上記操作有効期間が開始して少し時間が経過したときの表示態様で示されている。また、「ボタン」の予告表示YHが態様bにまた変化しているが(図141(イb33))、その後に、予告アイコンYIに戻り、使用可能になっている。
図141(イb35)のタイミングは、上記操作有効期間内であり、このタイミングで、遊技者がチャンスボタン136を操作する。こでのボタン演出は、最終ジャッジ演出であり、図141(イb36)に示す第1装飾図柄表示装置208Lには、吉宗が敗北したシーンとともに、中図柄としての「装飾5」が大きく表示されている。この後、第1装飾図柄表示装置208Lには、図140(イa32)以降で行われるワイプ演出が行われ、同図(イa37)のように予告アイコンYIが消去された後に、「装飾6」−「装飾5」−「装飾6」のハズレの装飾図柄の組み合わせが確定表示される。
なお、図141(イb36)に示す最終ジャッジ画面の表示は、チャンスボタン136が操作されたことを条件に実行されてもよいし、チャンスボタン136が操作されることなく操作有効期間が経過した場合にも実行されてもよい。
図142は、予告アイコンストック用のルーレット演出の例を段階的に示す図である。
図142(ウ1)に示す状態は、特図の保留がない状態であり、第1装飾図柄表示装置208Lでは、装飾図柄の変動表示が行われていない。また、図142(ウ1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lにおける、演出アイコン表示領域DISの右ベースアイコンbIrには、予告アイコンストック用のルーレットRLTが設けられている。このルーレットRLTは左と右の領域に分かれており、左側の領域には、図117(b)に示す各種の予告アイコンYIのうちのいずれか一つの予告アイコンYIの名称(アイコン名)が止まる。一方、右側の領域には、バツマーク、クエスチョンマーク、ビックリマークのいずれかが止まる。また、左側の領域にしても右側の領域にしても、複数の領域の色(例えば、白、青、緑、赤、金)が用意されており、アイコン名とマーク(記号)を組み合わせて使用される。図142(ウ1)に示すルーレット表示RLTには、左領域に、緑背景に「変化」のアイコン名が表示され、右領域に、白背景にバツマークが表示されており、この組み合わせでは、予告アイコンYIを獲得することはできない。すなわち、バツマークが表示された場合は、予告アイコンを獲得することができない。
その後、特図1始動口230に入球があり、図142(ウ2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、中央領域の第1装飾図柄は停止表示したままであるが、左上の第2装飾図柄では、変動表示が開始されている。また、変動アイコン表示領域CISの台座hs0では、変動アイコンの増加アニメーションが開始され、図142(ウ3)に示す台座hs0には、デフィルトの表示態様の変動アイコンh0が表示されている。
図柄変動表示が開始されると、予告アイコンストック用のルーレットRLTでもルーレット表示(変動表示)が開始される(図142(ウ4))。ここでは、第1装飾図柄の変動表示の開始前にルーレット表示が開始されているが、ルーレット表示の開始は、第1装飾図柄の変動表示の開始と同時であってもよいし、第1装飾図柄の変動表示の開始後であってもよい。
図142(ウ5)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、中央領域において、第1装飾図柄の変動表示が開始される。第1装飾図柄の変動表示が開始された後、ルーレットRLTの左領域の変動表示が停止し、緑背景に「リーチ」のアイコン名が表示されている(図142(ウ5))。一方、右領域の変動表示は継続している。やがて、図142(ウ7−1)に示すように、右領域の変動表示も停止し、緑背景にクエスチョンマークが表示されている。この組み合わせは、「リーチ?」という予告アイコンを獲得することができ、図142(ウ8)に示すストック領域SSには、「リーチ?」の予告アイコンYIがストックされている。「リーチ?」の予告アイコンYIは、リーチ演出が行われるかもしれない程度の弱予告のアイコンであり、「リーチ」の予告アイコンYIが使用された場合よりもリーチ演出が行われない場合が多い。
なお、「リーチ?」の予告アイコンYIが獲得されると、ルーレットRLTの表示を消してもよいが、この例では、表示し続けている。なお、この例では、ルーレットRLTの表示が左領域および右領域の変動表示が停止された状態で図柄変動表示を跨いでいるが、ルーレットRLTの表示が左領域および/または右領域の変動表示が行われた状態で図柄変動表示を跨いでもよい。また、図柄の停止表示中は、RLTの表示(左領域および/または右領域の変動表示が行われている状態や左領域および/または右領域の変動表示が停止されている状態)が表示されないように構成されていてもよい。
図142(ウ9−1)では、第1装飾図柄の第1停止が行われ、左図柄に「装飾6」が仮停止している。この図柄変動表示では、「リーチ?」の予告アイコンYIは使用されず、リーチ演出は行われないまま、図142(ウ10)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、「装飾6」−「装飾4」−「装飾1」のハズレの装飾図柄の組み合わせが揺れ変動しており、同図(ウ11)では、その組み合わせで確定表示されている。ここでは、後続の保留がないため、確定表示が行われると、「リーチ?」の予告アイコンYIは消えてしまう。ただし、後続の保留がある場合は、次変動に持ち越す場合があってもよいし、必ず持ち越されてもよい。あるいは、後続の保留がある場合でも、持ち越されなくてもよい。
なお、ルーレットの変動回数は、一回の図柄変動表示につき、ここでは1回であったが、複数回変動してもよい。また、先読み対象変動の図柄変動表示と、それより前の図柄変動表示では、一回の図柄変動表示におけるルーレットの変動回数に差を設けてもよく、例えば、先読み対象変動の図柄変動表示の方が、それより前の図柄変動表示よりも、ルーレットの変動回数を多くしてもよいし、あるいは反対に少なくしてもよい。例えば、先読み対象変動の図柄変動表示より前の図柄変動表示では、先読み予告としてルーレット表示を1回行い、先読み対象変動の図柄変動表示では、通常予告としてルーレット表示を3回行ってもよい。ただし、これらの回数は定まったものではなくてもよく、0回の場合があってもよい。
また、ここで説明したルーレット表示とは別の演出(例えば、じゃんけん対決等のミニゲーム)によっても、予告アイコンYIがストックされてもよいし、ルーレット表示が行われている間は、予告アイコンYIを獲得することが可能なミニゲーム等の演出は行われなくてもよい。また、ルーレット表示が行われた、あるいは行われる図柄変動表示では、予告アイコンYIを獲得することが可能なミニゲーム等の演出は行われなくてもよい。
続いて、リーチ煽り演出について説明する。
図142(ウ8)までは同じであり、図142(ウ9−2−1)では、「リーチ?」の予告アイコンYIに、これから予告アイコンYIが使用されることを報知するエフェクト画像EF11が付加されている。続く図142(ウ9−2−2)では、リーチ煽り演出が開始され、第1装飾図柄において煽り変動が行われる。すなわち、ここでは、第1装飾図柄における左図柄と右図柄が低速変動に切り替わり、左図柄は上回転し、右図柄は下回転し、上下方向中央位置で仮停止するかの演出が実行されている(図142(ウ9−2−3)。しかしながら、図142(ウ9−2−4)に示すように仮停止は行わず、リーチ煽り演出は失敗に終わる。なお、エフェクト画像EF11は、リーチ煽り演出が開始されると消えてしまっているが、リーチ煽り演出中、継続して「リーチ?」の予告アイコンYIに表示されていてもよい。図142(ウ9−2−5a)に示す「リーチ?」の予告アイコンYIは、使用されたことを表す丸印が示されているが、この丸印はすぐに消え、予告アイコンYIは再使用可能になる。また、図142(ウ9−2−5a)における第1装飾図柄では、3つの装飾図柄全てが低速変動になり、同図(ウ9−2−6a)では、「装飾7」−「装飾7」−「装飾8」のハズレの装飾図柄の組み合わせが揺れ変動し、その組み合わせで確定表示されている(図142(9−2−6a))が、「リーチ?」の予告アイコンYIは、装飾図柄が確定表示する前に非表示になる。
なお、この例では、予告アイコンYIに、これから予告アイコンYIが使用されることを報知するエフェクト画像EF11が付加されているが、使用開始前、あるいは使用開示時に、予告アイコンYI自体の態様が変化してもよい。例えば、予告アイコンYI自体が大きくなったり、予告アイコンYI自体がの色が変わったりしてもよい。また、使用中は、元の態様に戻してもよいし、態様が変化したままであってもよい。
次に、リーチ煽り演出の他の例について説明する。
図142(ウ9−2−4b)は、図142(ウ9−2−4a)と同じ状態であり、リーチ煽り演出に失敗した後の状態である。この例では、3つの装飾図柄全てが、このまま低速変動になるのではなく、逆に高速変動に切り替わり(図142(ウ9−2−5b)、「リーチ?」の予告アイコンYIに示されていた丸印が消えた図142(ウ9−2−6b)では再び、「リーチ?」の予告アイコンYIにエフェクト画像EF11が付加されている。続く図142(ウ9−2−7b)では、第1装飾図柄において煽り変動が再び開始され、ここでは、第1装飾図柄における左図柄と右図柄それぞれが、高速変動を続けている中図柄に向かって移動を始め、中図柄を互いに通り越すことなく、中図柄の手前で、左図柄と右図柄それぞれが拡大表示され(図142(ウ9−2−9b))、その後、仮停止が行われ、リーチ状態が成立し(図142(ウ9−2−10b))、最終的には、リーチ煽り演出は成功している。なお、図142(ウ9−2−2)から同図(ウ9−2−4a)または同図(ウ9−2−4b)で行われるリーチ煽り演出と同図(ウ9−2−5b)から同図(ウ9−2−9b)または後述する同図(ウ9−2−9b´)のリーチ煽り演出は、一連のリーチ煽り演出であってもよい。
次に、リーチ煽り演出において、煽り変動が再び開始されたにもかかわらず失敗する例について説明する。
先の図142(ウ9−2−8b)に示すように、左図柄と右図柄それぞれが、高速変動を続けている中図柄に向かって移動を始め、図142(ウ9−2−9b’1)では、左図柄も右図柄も、中図柄を互いに通り越してしまっており、(図143(ウ9−2−9b))に示すような、中図柄手前における拡大表示は行われず、結局、仮停止も行われないで、3つの装飾図柄全てが低速変動になり(図142(ウ9−2−9b’2))、同図(ウ9−2−9b’3)では、「装飾7」−「装飾7」−「装飾8」のハズレの装飾図柄の組み合わせが揺れ変動し、その組み合わせで確定表示されている。
なお、エフェクト画像EF11は、新たな煽り変動が開始される度に、「リーチ?」の予告アイコンYIに付加されているが、一連の演出としてリーチ煽り演出が事項され、エフェクト画像EF11は、最初の一回のみ、「リーチ?」の予告アイコンYIに付加されるようにしてもよい。
図143は、予告アイコンストック用のルーレットRLTを用いた他の演出と、ボタン操作を伴う演出例を示す図である。
図143(ウ9−2−4c)は、図142(ウ9−2−3)から続く例であり、リーチ煽り演出の成功例を示す。ここでは、上下方向中央で左図柄と右図柄が揃い、仮停止前に、左図柄と右図柄それぞれが拡大表示され(図143(ウ9−2−4c))、その後、仮停止が行われ、リーチ状態が成立している(図143(ウ9−2−5c))。
また、図143(ウ7−2−1)は、図142(ウ6)から続く例であり、この図143(ウ7−2−1)では、ルーレットRLTの右領域には、赤背景にビックリマークが表示されている。この結果、緑背景に「リーチ」のアイコン名と、赤背景にビックリマークの組み合わせになる。この組み合わせでは、「リーチ?」の予告アイコンYIよりも信頼度が高い「リーチ」の予告アイコンYIを獲得することができる。また、赤背景に「リーチ」のアイコン名と、緑背景にクエスチョンマークの組み合わせでは、「リーチ?」の予告アイコンYIしか獲得することができないようにしてもよいし、「リーチ」の予告アイコンYIを獲得することができるようにしてもよい。なお、赤背景に「リーチ」のアイコン名と赤背景にビックリマークが表示されて「リーチ」の予告アイコンYIを獲得した場合の方が、緑背景に「リーチ」のアイコン名と赤背景にビックリマークが表示されて「リーチ」の予告アイコンYIを獲得した場合よりも「リーチ」の予告アイコンを使用する図柄変動表示が大当りとなりやすいように構成されていてもよい。また、赤背景に「リーチ」のアイコン名と緑背景にクエスチョンマークが表示されて「リーチ」の予告アイコンYIを獲得した場合の方が、緑背景に「リーチ」のアイコン名と赤背景にクエスチョンマークが表示されて「リーチ」の予告アイコンYIを獲得した場合よりも「リーチ」の予告アイコンを使用する図柄変動表示が大当りとなりやすいように構成されていてもよい。すなわち、アイコン名が表示される背景色の方が、マーク(記号)が表示される背景色よりも大当りの信頼度に関係している。したがって、赤背景に「リーチ」のアイコン名と緑背景にビックリマークが表示されて「リーチ」の予告アイコンYIを獲得した場合の方が、緑背景に「リーチ」のアイコン名と緑背景にビックリマークが表示されて「リーチ」の予告アイコンYIを獲得した場合よりも「リーチ」の予告アイコンを使用する図柄変動表示が大当りとなりやすい。さらに、赤背景に「リーチ」のアイコン名と緑背景にビックリマークが表示されて「リーチ」の予告アイコンYIを獲得した場合と、赤背景に「リーチ」のアイコン名と緑背景にビックリマークが表示されて「リーチ」の予告アイコンYIを獲得した場合では、「リーチ」の予告アイコンを使用する図柄変動表示が大当りになるなりやすさは同じである。ただし、アイコン名が表示される背景色と、マーク(記号)が表示される背景色は、大当りの信頼度への関係性は同じであってもよい。あるいは、マーク(記号)が表示される背景色の方が、アイコン名が表示される背景色よりも大当りの信頼度に関係していてもよい。
なお、以上の説明における色の名称は表示態様で表すことができる。すなわち、「赤」は第5表示態様であり、「緑」は第4表示態様である(以下の説明においても同じ。)。
また、図143(ウ7−3−1)も、図142(ウ5)から続く例であり、この図143(ウ7−3−1)では、ルーレットRLTの左領域には、赤背景に「リーチ」のアイコン名が表示され、右領域には、赤背景にビックリマークが表示されている。この組み合わせをもって、はじめて「リーチ」の予告アイコンYIを獲得することができるようにしてもよい。すなわち、背景色が左領域も右領域もともに赤背景でなければ、「リーチ」の予告アイコンYIを獲得することができず、片方が緑背景であれば、信頼度の低い「リーチ?」の予告アイコンYIになってしまう。また、この場合において、赤背景が先に止まった方が、緑背景が先に止まった場合よりも、もう片方に赤背景が止まりやすいように構成されていてもよく、あるいは、確率的に同じであってもよい。
また、図143(ウ7−4−1)も、図142(ウ5)から続く他の例であり、この図143(ウ7−4−1)では、ルーレットRLTの左領域には、図117(a)に示す箱のアイコンが表示され、、右領域には、ストック数が表示されている。この例では、図117(a)に示す「箱」のアイコンを1個獲得することができる。なお、ストック数としては0〜3個である。また、左領域には、「箱」かバツマークのどちらかが表示され、右領域には、色(白、赤、金、虹)が表示されてもよい。この場合には、例えば、バツマークと虹であれば、箱形の予告アイコンYIを獲得することができず、「箱」と赤であれば、「赤箱」の予告アイコンYIを獲得することができる。
また、図143(ウ7−5−1)も、図142(ウ5)から続く他の例であり、この図143(ウ7−5−1)では、ルーレットRLTの左領域には、金(第6表示態様)背景に「リーチ」のアイコン名が表示され、右領域には、金背景にビックリマークが表示されている。この組み合わせでは、図143(ウ7−5−2)に示すように、金色の「リーチ」の予告アイコンYIを獲得することがきる。金色の「リーチ」の予告アイコンは、通常の「リーチ」の予告アイコンに比べて、信頼度が高い。あるいは、大当りの信頼度も高くてもよい。
なお、このように左領域と右領域がともに金背景であったとしても、左領域と右領域がともに赤背景であった場合に獲得することができる予告アイコンと同じ予告アイコンしか獲得することができないようにしつつも、先読み対象変動について金背景の方が赤背景よりも大当りしやすくてもよい。
また、ルーレットRLTの表示と、ストックされた予告アイコンYIに矛盾を生じさせてもよい。例えば、ルーレットRLTの表示は「リーチ」と「?」であるのに、予告アイコンYIは「リーチ」の予告アイコンであったり、ルーレットRLTの表示は「リーチ」と「!」であるのに、予告アイコンYIはスーパーリーチを表す「SP」の予告アイコンであったり、ルーレットRLTの表示で背景が金背景なのに、予告アイコンYIは緑表示のアイコンであったりしてもよい。このような矛盾は、矛盾が生じないよりも、最終的に大当り図柄が確定表示されやすくてもよいし、あるいは反対に、最終的にハズレ図柄が確定表示されやすくてもよい。また、ルーレットRLTの表示で背景が金背景なのに、予告アイコンYIは緑表示のアイコンであった場合等は、大当り確定であってもよい。
また、ルーレットの再変動を行ってもよい。例えば、ルーレットRLTの表示が「リーチ」と「×」で止まっても、右領域を再変動させることによって最終的に「リーチ」と「!」の組み合わせになってもよい。また、ルーレットRLTの表示が「リーチ」と「?」で止まっても、左領域を再変動させることによって最終的に「SP」と「?」の組み合わせになってもよい。さらに、ルーレットRLTの表示が、図117(a)に示す「箱」のアイコンと「×1」で止まっても、両方の領域を再変動させることによって最終的に「赤箱」のアイコンと「×2」の組み合わせになってもよい。さらに、左領域と右領域のうち一方のみが変動中で他方が停止した場合であっても、停止した他方を再変動させてもよい。
以上、ルーレット演出について説明したが、ここでの例では、アイコン名はいずれも「リーチ」であったが、図117(b)に示す各種の予告アイコンYIの名称であっても同様である。ただし、アイコン名によっては、緑色の背景色にはクエスチョンマークのみ、あるいはクエスチョンマークかバツマークのみが表示されたり、赤色及び金色の背景色にはビックリマークのみ、あるいはビックリマークかバツマークのみが表示されてもよい。さらに、図117(b)に示すNo.5やNo.23やNo.24といった大当り確定につながる予告アイコンのアイコン名は、クエスチョンマークと組み合わされることがないようにしてもよい。すなわち、「パトランプ」と「バツマーク」の組み合わせか、「パトランプ」と「ビックリマーク」の組み合わせしか表示されないようにしてもよい。また、大当りの信頼度が相対的に高くなることにつながる予告アイコンのアイコン名(例えば、No.3の「赤チャンス」やNo.4の「激アツ」やNo.5の「鉄板」のアイコン名)のときには、「ビックリマーク」のみと組み合わされてもよい。また、大当り確定につながる予告アイコンのアイコン名は、アイコン名の背景色もマーク(記号)の背景色もともに、虹色(第7表示態様)であってもよい。
また、大当り確定につながる予告アイコンのアイコン名(例えば、No.5の「鉄板」のアイコン名)の背景色によって、マーク(記号)を予告するようにしてもよい。例えば、先に止まった「鉄板」の背景色が、緑色であった場合には、バツマークの停止もあり得ることの予告になり、虹色であった場合にはビックリマークの停止が確定してもよい。
さらに、アイコン名(この例では左領域)が必ず先に停止するようにしてもよいし、あるいは反対にマーク(この例では右領域)が必ず先に停止するようにしてもよい。また、どちらが先に停止するかわからないときに、マークが先に停止する場合には、バツマークは停止しないようにしてもよい。
また、ルーレット演出において予告アイコンがストックされたら、その予告アイコンは必ず使用されるようにしてもよい。
続いて、ボタン操作を伴う演出例について説明する。
図143(エa1)は、特図の保留が無い状態で、先読み対象の図柄変動表示が行われており、ストック領域SSには、「箱」の予告アイコンYIが一つだけストックされている。図143(エa2)では、ストックされていた予告アイコンYIの左側に、操作促進報知画像が表示される。ここでの操作促進報知画像も、チャンスボタン136を操作有効期間内に操作することを促す画像であり、チャンスボタン136を模したボタン画像136aと、上記操作有効期間の残時間を表す残時間表示メータMTとによって構成されている。なお、図121(あ31−2−2)のタイミングは、操作有効期間の開始前であり、残時間表示メータMTは、操作有効期間の開始前には表示されなくてもよく、操作有効期間の開始と同時に表示されるようにしてもよい。
図143(エa3)のタイミングで、操作有効期間が開始され、同図(エa4)に示す残時間表示メータMTは、上記操作有効期間が開始してから少し時間が経過したときの表示態様で示されている。
図143(エa5)のタイミングは、上記操作有効期間内であり、このタイミングで、遊技者がチャンスボタン136を操作する。チャンスボタン136が上記操作有効期間内に操作されたことに応じて、図143(エa6)では、予告アイコンYIがエフェクト画像EF13で覆われた後、同図(エa7)に示すように、そのエフェクト画像EF13が消え、箱が閉じた表示態様である態様aであった予告アイコンYIが、箱が開いた表示態様である態様dに変化し、箱の中から「変化」の予告表示YHが飛び出すアニメーション(箱開放アニメーション)が表示される。
なお、予告アイコンYIの、箱が開いた表示態様である態様dへの変化は、チャンスボタン136が操作されたことを条件に実行されてもよいし、チャンスボタン136が操作されることなく操作有効期間が経過した場合にも実行されてもよい。
この演出例では、図143(エa8)に示すように、予告アイコンYIは、箱が開いた表示態様である態様dから箱が閉じた表示態様である態様aに変化し、消去されない。図143(エa9)では、予告アイコンYIから放出された「赤変化」の予告表示YHが使用され、これまでデフォルトの表示態様(第1表示態様)であった変動アイコンの表示態様が、青色の表示態様(第3表示態様)に変化している。
図143(エa10)では、ストックされている予告アイコンYIの左側に、操作促進報知画像が再び表示され、その後、操作有効期間が開始されて、同図(エa11)に示す残時間表示メータMTは、上記操作有効期間が開始してから少し時間が経過したときの表示態様で示されている。
図143(エa12)のタイミングは、上記操作有効期間内であり、このタイミングで、遊技者がチャンスボタン136を操作する。チャンスボタン136が上記操作有効期間内に操作されたことに応じて、図143(エa13)では、予告アイコンYIが箱が開いた態様dに変化し、中から「リーチ」の予告表示YHが放出されている。そして、図143(エa14)では、予告アイコンYIが、閉じた態様aに戻ることなく消えている。
なお、この例では、操作促進報知画像がその都度、表示されているが、操作促進報知画像が表示されず、いわゆる裏ボタン演出が行われてもよい。
図144は、ボタン操作に応じて「ボタン」の予告アイコンYIの表示態様が変化する例と、その他の例を示す図である。
図144(エb1)では、VS剣豪リーチのスーパーリーチ演出が実行されており、第1装飾図柄表示装置208Lには、主人公の吉宗と敵役の剣豪との決闘シーンのアニメーションが表示されている。また、図144(エb1)では、図117(b)に示すNo.21の「ボタン」の予告アイコンYIがストックされている。図144(エb2)では、その「ボタン」の予告アイコンYIに、エフェクト画像EF11が付加されており、図144(エb3)では、第1装飾図柄表示装置208Lの中央領域に、大きめ目にボタン画像136aが表示され、その後、ボタン画像136aは少し小さくなって、残時間表示メータMTが追加される(図144(エb4))。また、この例では、チャンスボタン136を連続操作することを要求する「連打」の文字と、吉宗と剣豪の優劣を表す対決メータMTVも表示されている。対決メータMTVは吉宗側(左側)が青メータであり、剣豪側(右側)が赤メータである。対決メータMTVの表示開始時には、青メータが半分、赤メータが半分になっている。なお、図144(エb4)に示すタイミングでは、操作有効期間は開始されておらず、ボタン操作されてもこれに応じた表示は行われない。やがて、ボタン演出が開始となって、操作有効期間が開始される(図144(エb5))。図144(エb6)に示す残時間表示メータMTは、上記操作有効期間が開始して少し時間が経過したときの表示態様で示されている。なお、対決メータMTVは、変動アイコンh0の一部によってオーバーラップされているが、変動アイコンh0をオーバーラップするように対決メータMTVが表示されてもよく、変動アイコンh0をオーバーラップしない位置に対決メータMTVが表示されてもよい。
図144(エb7)のタイミングは、上記操作有効期間内であり、このタイミングで、遊技者がチャンスボタン136を操作する。すると、図144(エb8)に示すように、「ボタン」の予告アイコンYIにエフェクト画像EF11が付加されており、予告アイコンYIの表示態様に変化が生じている。しかしながら、ここでのにエフェクト画像EF11は、これから予告アイコンYIが使用されることを報知するものではない。
連打操作を要求されていることから、図144(エb9)のタイミングでも遊技者がチャンスボタン136を操作する。すると、図144(エb10)でも、「ボタン」の予告アイコンYIにエフェクト画像EF11が付加されており、予告アイコンYIの表示態様に変化が生じている。このエフェクト画像EF11はすぐに消え(図144(エb11))、図144(エb12)のタイミングでも遊技者がチャンスボタン136を操作する。すると、図144(エb13)でも、「ボタン」の予告アイコンYIにエフェクト画像EF11が付加されており、予告アイコンYIの表示態様に変化が生じている。遊技者のボタン操作を間隔が短くなれば、予告アイコンYIへのエフェクト画像EF11の付加と消滅が高速で行われることになり、エフェクト画像EF11は常時点灯しているように見える。
チャンスボタン136の操作回数に応じて対決メータMTVの青メータは増加する。しかしながら、この対決メータMTVでは、操作有効期間が開始されると、時間の経過に応じて、剣豪の赤メータが自動的に増えてくる。この赤メータの増加スピードに負けないようにチャンスボタン136を連打すれば、赤メータの増加に青メータの増加が勝って、青メータが増えていくことになる。図144(エb13)に示すように全てが青メータになると、図144(エb13)に示すよう吉宗のカットイン画像CI3が出現する。一方、全てが赤メータになると、ここでは不図示の剣豪のカットイン画像が出現する。
なお、「ボタン」の予告アイコンYIにエフェクト画像EF11が付加されるタイミングは、チャンスボタン136が1回操作される度ではなく、対決メータMTVで青メータが1目盛り増加する度にしてもよい。
続いて、予告アイコンYIのストック数が表示される例について説明する。
図144(オa1)は、図120(あ9−1)に示す状態と同じ状態であり、変動アイコンh0の村人のキャラクタのアイコンが、対戦相手アイコンTIのパンダのキャラクタのアイコンに勝利しており、図144(オa2)では、変動アイコンh0の村人のキャラクタが勝利したことにより、出現領域ASに表示されていた予告アイコンYIのストックアニメーションが開始されている。すなわち、出現領域ASに表示されていた、図117(a)に示すNo.1の「箱」の予告アイコンYIが、その出現領域ASから出て、一旦大きく表示されている。この段階で、第1装飾図柄表示装置208Lの第2装飾図柄と第2保留数表示との間には、ストック数の表示(ここでは「ストック×1」)が開始されている。すなわち、予告アイコンYIが、ストック領域SSに到達する前に、ストック数の表示が開始されており、出現領域ASを見ただけでは、予告アイコンを何個獲得することができたか不明な場合には、ストック領域SSに予告アイコンYIが表示される前に、このストック数の表示によって獲得数を知ることができる。図144(オa3)では、予告アイコンYIがストック領域SSに表示されている。図144(オa3)では、予告アイコンYIがストック領域SSに表示されている。
この後、保留が消化され、特図の保留がなくなった状態における図柄変動表示中の様子を表す図144(オa4)では、ストック領域SSに、1つの予告アイコンYIがストックさており、ストック数の表示も「ストック×1」である。
図144(オa5)では、リーチ演出が開始され、左図柄表示領域208aと右図柄表示領域208cそれぞれで「装飾6」が揺れ変動している。やがて、リーチ状態で、ストック表示されていた予告アイコンYIが使用される。すなわち、図144(オa6)に示すように、予告アイコンYIは箱が開いた態様dに変化し、箱の中から「変化」の予告表示YHが放出されている。このように予告アイコンYIが使用されたことにより、ストック数の表示は、「ストック×0」に一旦なって(図144(オa6))から、ストック数の表示自体が消えている(図144(オa7))。その後、図121(あ33)に続く。なお、同じ予告アイコンYIが繰り返し使用される場合は、ストック数の表示は変化せず、この場合であれば「ストック×1」が表示され続ける。なお、同じ予告アイコンYIが繰り返し使用される場合であっても、一回使用されれば、ストック数の表示を一旦「ストック×0」にして、すぐに「ストック×1」に戻してもよい。なお、予告アイコンのストック数が0となった場合に「ストック×0」を表示せず図144(オa7)のようにストック数の表示自体を消去するように構成されていてもよい。
また、ストック領域SSは複数設けられていてもよい。以下に示す例では、ストック領域SSとして、右側の第1ストック領域SSRと、左側の第2ストック領域SSLの2つが設けられている。
図144(オb1)も、図120(あ9−1)に示す状態と同じ状態であり、変動アイコンh0の村人のキャラクタのアイコンが、対戦相手アイコンTIのパンダのキャラクタのアイコンに勝利しており、図144(オa2)では、予告アイコンYIのストックアニメーションが開始され、「箱」の予告アイコンYIが出現領域ASから出て、一旦大きく表示されている。その後、右側の第1ストック領域SSRと、左側の第2ストック領域SSLそれぞれに、「箱」の予告アイコンYIが1つずつストックされる(図144(オa3)。なお、一旦大きく表示された「箱」の予告アイコンYIが分裂するアニメーションが表示されてもよいが、右側の第1ストック領域SSRと、左側の第2ストック領域SSLそれぞれに、瞬間的に表示されてもよい。ここでは、獲得した予告アイコンYIの数は、あくまで1個である。
この後、保留が消化され、特図の保留がなくなった状態における図柄変動表示中の様子を表す図144(オb4)でも、左側の第1ストック領域SSLにも、右側の第2ストック領域SSRにも、「箱」の予告アイコンYIが1つずつストックされている。
図144(オb5)では、リーチ演出が開始され、左図柄表示領域208aと右図柄表示領域208cそれぞれで「装飾6」が揺れ変動している。やがて、リーチ状態で、ストック表示されていた予告アイコンYIが使用される。この際、2つの予告アイコンYIのうち片方の予告アイコンYIのみが使用されてもよい。また、どちらの予告アイコンYIが使用されるか(どちらの箱が開くか)を占う演出や、予告する演出が行われてもよい。ここでは、両方の予告アイコンYIが同時に使用される。すなわち、図144(オb6)に示すように、両方の予告アイコンYIが、箱が開いた態様dに同時に変化し、それぞれの箱の中から「変化」の予告表示YHが放出されている。そして、図144(オa7)に示すように、2つの予告アイコンYIが同時に消えている。
図145は、図144から続く演出例と、同じ予告アイコンを複数の態様で表示する例を示す図である。
図144(オb7)から続く図145(オb8)では、左右それぞれに放出された「変化」の予告表示YHが、それぞれ光の玉YHbに変化している。したがって、左と右に一つずつ光の玉YHbが表示されている。図145(オb9)では、左側の光の玉YHbも右側の光の玉YHbも、変動アイコンh0に向かって飛んでいき、変動アイコンh0で一つになって、変動アイコンh0の表示態様を変化させるようなアニメーションが表示されている。図145(オb10)に示す変動アイコンh0は、第1表示態様から第3表示態様に変化している。これは、二つ分の予告アイコンYIがもとになっていることから、2段階分変化している。なお、1段階分しか変化しないようにしてもよい。その後、図121(あ37)に続く。
なお、予告アイコンYIのストックの仕方によって、大当りの信頼度が異なってもよい。すなわち、通常はストック領域SSの定まった位置から順にストックされていく。例えば、第1ストック位置、第2ストック位置、第3ストック位置の順にストックされていく。しかしながら、この順番とは逆に、第3ストック位置、第2ストック位置、第1ストック位置の順でストックされる場合があってもよく、このような変則的な場合には、通常の場合に比べて、大当りの信頼度が高くなってもよいし、あるいは反対に低くなってもよい。また、通常は、右側の第1ストック領域SSRと、左側の第2ストック領域SSLの両方にストックされるのに対し、変則的に、一方のストック領域のみ(例えば、左側の第2ストック領域SSL)にしかストックされない場合があってもよい。このような変則的な場合にも、通常の場合に比べて、大当りの信頼度が高くなってもよいし、あるいは反対に低くなってもよい。さらには、右側の第1ストック領域SSRと、左側の第2ストック領域SSLのどちらの領域にストックされるのかによって、大当りの信頼度が異なってもよい。例えば、右側の第1ストック領域SSRの方が、通常であってり、優先される場合には、左側の第2ストック領域SSLにストックされた場合は、大当りの信頼度が高くなってもよいし、あるいは反対に低くなってもよい。
また、獲得した予告アイコンYIは「白色」の予告アイコンであっても、白色の予告アイコンYIをそれぞれの領域SSL,SSRに表示する場合に、2つとも白色の予告アイコンYIを表示する場合と、白色の予告アイコンYIと赤色の予告アイコンYIを表示する場合があってもよい。後者の場合には、獲得した予告アイコンYIから放出される予告表示YHに期待がもてる場合がある。例えば、2つとも白色の予告アイコンYIが表示されている場合には、図117(b)に示すNo.6のデフォルト色の「変化」の予告表示が放出されるが、白色の予告アイコンYIと赤色の予告アイコンYIが表示されている場合には、図117(b)に示すNo.7の赤色の「赤変化」の予告表示が放出される場合があってもよい。
図145(オc1)〜同図(オd)は、同じ予告アイコンを複数の態様で表示する例を示す図である。
図145(オc1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lには、これまでは図示省略してきた背景画面が表示され、図129(う1−2−1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lと同じく、海の背景画面が表示されている。この図145(オc1)では、演出アイコン表示領域DISの右ベースアイコンbIrに、「番長」のアイコン変化予告表示IYHが表示され、この「番長」のアイコン変化予告表示IYHは、図139(イa4)に示す「番長」のアイコン変化予告表示IYHと同じく、図117(b)に示すNo.6の「変化」の予告アイコンYIを獲得したことを表示している。
図145(オc2)では、「変化」の予告アイコンYIが、ストック領域SSに移動し、同図(オc3)では、そのストック領域SSに表示されている。また、この例では、背景画面の左側に帯アイコンOBIが表示され、その帯アイコンOBIにも、獲得した予告アイコンYIの名称(ここでは「変化」)を表示している。したがって、この例では、獲得した予告アイコンYIに関する表示が2箇所で行われている。なお、帯アイコンOBIは背景画面に表示されるアイコンであるため、いずれの表示(例えば、第1装飾図柄の表示や第2装飾図柄の表示や、ここでは不図示の第2保留アイコンh12〜第4保留アイコンh14の表示等)よりも奥側に表示されている。
やがて、図145(オc4)に示すように、図柄変動表示が終了し、ハズレの装飾図柄の組み合せが停止表示された後、同図(オc5)では、先読み対象変動となる図柄変動表示が開始されている。先読み対象変動となる図柄変動表示が開始されると、予告アイコンYIが使用される。図145(オc6−1)では、その予告アイコンYIを用いた変動アイコン変化アニメーションが開始される。すなわち、図145(オc6−1)に示すように、「変化」の予告アイコンYIにエフェクト画像EF11が付加され、同図(オc7)では、ストックされていた「変化」の予告アイコンYIが消える。続いて図145(オc8)では、ストック領域SSから光の玉が変動アイコンh0めがけて飛んでいき、変動アイコンh0にぶつかっている。光の玉がぶつかった変動アイコンh0は、図145(オc9)に示すように、第2表示態様(白点滅の表示態様)に変化している。一方、帯アイコンOBIでは何の演出も行われておらず、その帯アイコンOBIに表示された、獲得した予告アイコンYIの名称の表示にも、何の変化も生じていない。ただし、帯アイコンOBIでも変動アイコン変化アニメーション等の何らかのアニメーションが実行され、獲得した予告アイコンYIの名称の表示にも、何らかの変化(例えば、点滅表示や表示色変化等)が生じてもよい。
ストック領域SSにおける予告アイコンYIは、使用とともに早々に消えてしまっているが、帯アイコンOBIは、変動アイコンh0が実際に変化するまでは少なくとも表示されでおり、図145(オc10)に示すように、変動アイコンh0の変化後に消えている。
図145(オc6−2−1)以降に示す例は、「変化」の予告アイコンYIが再使用される例である。図145(オc6−1)から続く、同図(オc6−2−1)では、これまで予告アイコンYIであったものが、図117(b)に示す態様bの「変化」の予告表示YHに変化しているが、同図(オc6−2−2)では、予告アイコンYIに戻っており、使用可能になっている。図145(オc6−2−3)では、リーチ演出が開始され、同図(オc6−2−3)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、ノーマルリーチ演出の表示が表示されている。ノーマルリーチ演出が開始されると、海の背景画面からノーマルリーチ演出の背景画面に切り替わり、これに伴い、獲得した予告アイコンYIの名称が表示されている帯アイコンOBIが消える。一方、ノーマルリーチ演出中も、ストック領域SSに表示されている予告アイコンYIは表示され続けている。
図145(オc6−2−5)では、ノーマルリーチ演出が終了し、第1装飾図柄表示装置208Lには、海の背景画面が再び表示されており、予告アイコンYIの名称が表示された帯アイコンOBIの表示も復活している。このように、予告アイコンYIの名称が表示された帯アイコンOBIの表示は、リーチ演出を跨いで表示される。その後、装飾図柄の揺れ変動中に、言い換えれば図145(オc6−2−7)〜同図(オc6−2−8)に示す確定表示が行われる前に、帯アイコンOBIの表示は消える。また、ストック領域SSに表示されていた予告アイコンYIの表示も消える。なお、この例では、後続の保留がなく、予告アイコンYIに関する表示(帯アイコンOBIの表示、ストック領域SSの予告アイコンYIの表示)が消えたとも見ることができるが、後続の保留があっても、確定表示前に、予告アイコンYIに関する表示(帯アイコンOBIの表示、ストック領域SSの予告アイコンYIの表示)は消えてもよいし、あるいは反対に、後続の保留がある場合には、予告アイコンYIに関する表示は確定表示まで継続して表示されてもよい。
図145(オd)は、複数の予告アイコンYIがストックされている場合を示す図である。この例では、ストック領域SSの予告アイコンYIの表示の他に、帯アイコンOBIを用いた表示も行われている。すなわち、一つの予告アイコンYIにつき一つの帯アイコンOBIによる表示が行われている。
これまでの例では、帯アイコンOBIは背景表示として表示されていたが、図146(オe)に示す例では、帯アイコンOBIによって、第1装飾図柄の表示領域が狭められている。なお、第2装飾図柄の表示は、帯アイコンOBIの上部で行われている。
図146(オf)に示す例では、最大ストック数である3つの予告アイコンYIがストックされており、3つの帯アイコンOBIが表示されている関係で、第1装飾図柄の表示領域は、1/4程度に狭められており、ストック表示されている予告アイコンYIによって第1装飾図柄はオーバーラップされている。ただし、第1装飾図柄を優先させ、第1装飾図柄が予告アイコンYIにオーバーラップするようにしてもよい。なお、第2保留数表示は帯アイコンOBIにオーバーラップされていない。また、変動アイコンh0も保留アイコンh11も視認可能である。この例では、第1装飾図柄、背景表示、保留枠UIの表示、変動アイコンh0、および保留アイコンは、狭められているが、第2装飾図柄の表示、第2保留数表示、ストックされている予告アイコンYIの表示は、狭められていない。なお、帯アイコンOBIの表示によって狭められる表示の一例として、第1装飾図柄、背景表示、保留枠UIの表示、変動アイコンh0、保留アイコン、各種予告表示(例えば、前述の会話予告(殿様の会話画像CI1、爺の会話画像CI2、ミニゲーム、アイコン変化予告、タイマ予告演出、メータ表示(前述の白メータMW、後述のメータ表示MDなど))等を列挙することができる。すなわち、帯アイコンOBIの表示によって狭められる表示としては、上記列挙したもの総てであってもよい。一方、上記列挙したものの中でも適用されないものがあってもよい。また、帯アイコンOBIの表示によって狭められない表示の一例として、第2装飾図柄の表示、第2保留数表示、ストックされている予告アイコンYI、音量調整用のバー表示VB、演出カスタマイズでONに設定したモード名の表示(例えば、前述の画面右上の枠RWと枠RW内に表示されているモード名)、各種エラー表示(図114〜図116を用いて説明した各種のエラーに関する表示や警告に関する表示)、メニューアイコンMI、音量調整アイコンVI、および輝度調整アイコンBI、図74(e1)の「現在のダイトモモードのレベル(ここではレベル1)と、経験値(EXP)(ここでは0)」の表示、一斉演出の表示等を列挙することができる。すなわち、帯アイコンOBIの表示によって狭められない表示としては、上記列挙したもの総てであってもよい。一方、上記列挙したものの中でも適用されないものがあってもよい。
図146は、第1装飾図柄表示装置208Lの下方に表示手段が配置された構成による演出例等を示す図である。
これまで、第1装飾図柄表示装置208Lの中心した説明を行ってきたが、第1装飾図柄表示装置208Lに表示される内容は、第2装飾図柄表示装置208Mや第3装飾図柄表示装置208Nに表示されてもよい(以下の説明においても同じ。)。また、表示手段の配置は、横並びに限らず、縦並びでも同じである。すなわち、単にハードウェアの構成が異なるだけで、この明細書で説明する技術を適用することができないわけではなく、技術的思想としてとらえれば、表示手段の配置が横並びであっても、縦並びであっても適用可能である。以下、表示手段の縦並びの一例として、第1装飾図柄表示装置208Lの下方に表示手段が配置された例を用いて説明する。ここでは、下方に配置された表示手段を第4表示手段208M’と称して説明する。
図146(カa1)には、第1装飾図柄表示装置208Lの下方に配置された第4表示手段208M’が示されている。図146(カa1)に示す第4表示手段208M’は、初期位置にある状態である。この第4表示手段208M’は、表示画面の周囲をフレームfmで囲まれており、初期位置にある第4表示手段208M’におけるフレームfmの上縁は、第1装飾図柄表示装置208Lの下端部分に前側からオーバーラップしている。第4表示手段208M’は、第1装飾図柄表示装置208Lよりも前側(遊技者側)に配置されており、第1装飾図柄表示装置208Lの表示画面中央部分に前側からオーバーラップする動作位置(図146(カa2’)の第4表示手段208M’の位置参照)に向けて初期位置から移動可能である。すなわち、第4表示手段208M’は昇降動作可能な可動手段でもある。また、昇降動作に加えて、第2装飾図柄表示装置208M、や第3装飾図柄表示装置208Nのように左右方向に移動可能であってもよい。なお、第4表示手段208M’の変形例として、初期位置に固定配置されたものであってもよい。
図146(カa1)に示す第4表示手段208M’には、これまで第1装飾図柄表示装置208Lの演出表示領域208dに表示されていた保留枠UIと似た構成の保留枠UI’が表示されている。この保留枠UI’も、保留アイコン表示領域HIS&’、変動アイコン表示領域CIS’、演出アイコン表示領域DIS’を有する。変動アイコン表示領域CIS’には、台座hs0’が配置されている。保留アイコン表示領域HIS’は、変動アイコン表示領域CIS’の左側に設けられ、左ベースアイコンbIl’の上に4つのステージ(第1ステージhs1’〜第4ステージhs4’)が配置されている。演出アイコン表示領域DIS’は、変動アイコン表示領域CIS’の右側に設けられ、演出アイコン表示領域DIS’には、右ベースアイコンbIr’が配置されている。
また、図146(カa1)に示す第4表示手段208M’では、特図1の保留アイコンが第1ステージhs1’と第2ステージhs2’それぞれに表示されている。すなわち、第1保留アイコンh11と第2保留アイコンh12が表示されている。これらの特図1の保留アイコンh11,h12の表示態様はいずれも、図119(a)のNo.1に記したデフォルトの表示態様である。なお、第1装飾図柄表示装置208Lの右上には、特図1及び特図2の第2保留数表示(ここでは「2」と「0」)が表示されている。また、変動アイコン表示領域CIS’の台座hs0の上には、変動アイコンh0が表示されている。変動アイコンh0の表示態様も、図119(a)のNo.1に記したデフォルトの表示態様である。
さらに、図146(カa1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lには、背景画面が表示されている。この背景画面は、海の背景画面である。一方、第4表示手段208M’の背景画面は白一色であるが、この白一色は背景画面を図示省略していることを表している
図146(カa1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、第1装飾図柄(第3図柄)が高速変動中である。この図146(カa1)の状態は、例えば、図120(あ1)に対応する。
図146(カa2)では、特図1始動口230に入球があり、特図1の保留が一つ増加し、全部で3つになる。図146(カa2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lの第2保留数表示では、特図1の保留数が「3」と表示されている。この特図の保留増加に合わせて、あるいはこの特図の保留増加とは無関係に、図146(カa2)に示す第4表示手段208M’では、これまでデフォルトの表示態様であった第1保留アイコンh11と第2保留アイコンh12がともに、図119(a)のNo.17に記した村人の種類の態様aのアイコンに変化している。また、第3保留アイコンh13が第3ステージhs3’に表示されている。第3保留アイコンh13は、デフォルトの表示態様で増加アニメーションによって追加表示されているが、この第3保留アイコンh13が表す第3保留が先読み予告の対象保留になる。この図146(カa2)の状態は、例えば、図120(あ3−1)に対応する。
図146(カa3)に示す第4表示手段208M’における演出アイコン表示領域DIS’の右ベースアイコンbIr’には、対戦相手アイコンTIとして、図118(c)に示すパンタの種類の態様a(待機の態様)のアイコンが表示されている。また、左上隅には、出現領域ASが枠に囲まれて表示されており、中には、図117(a)に示すNo.1の「箱」の予告アイコンYIが表示されている。この図146(カa3)の状態は、例えば、図120(あ6)に対応する。
図146(カa4)に示す第4表示手段208M’では、ミニゲームBのじゃんけん対決が行われ、変動アイコンh0の村人のキャラクタが、対戦相手アイコンTIのパンダのキャラクタに勝利しており、出現領域ASに表示されていた予告アイコンYIのストックアニメーションが開始されている。すなわち、出現領域ASに表示されていた、「箱」の予告アイコンYIが、その出現領域ASから出て、一旦大きく表示されている。この図146(カa4)の状態は、例えば、図120(あ10)に対応する。
第4表示手段208M’には、予告アイコンYIをストックしておく、ストック領域SSも用意されており、図146(カa5)に示す第4表示手段208M’では、そのストック領域SSに、予告アイコンYIが表示されている。この図146(カa5)の状態は、例えば、図120(あ11)に対応する。
図146(カa6)では、保留の消化が進み、特図の保留がなくなった状態における図柄変動表示中の様子が示されている。ここで行われている図柄変動表示は、先読み対象変動となる図柄変動表示である。なお、対戦相手アイコンTIのパンダのキャラクタも、出現領域ASも消えている。また、変動アイコンh0はデフォルト表示態様である。この図146(カa6)の状態は、例えば、図120(あ24)に対応する。
図146(カa7)では、箱が閉じた態様aの予告アイコンYIが使用され、箱が開いた態様dに変化し、箱の中から「リーチ」の予告表示YHが放出されており、同図(カa8)では、使用された予告アイコンYIが消え、「リーチ」の予告表示YHは表示されている。予告表示YHは、出現後、或る定まった表示期間を経過すると消え、図146(カa9)では、「リーチ」の予告表示YHが消えている。この後、リーチ演出が行われる場合もあれば、行われない場合もある。なお、リーチ演出が行われる場合には、「リーチ」の予告表示YHは、リーチ演出が開始されるまで表示され続けてもよい。
続いて、変形例について説明する。図146(カa4)までは同じであり、図146(カa5’)では、予告アイコンYIが、第1装飾図柄表示装置208Lのストック領域SSに表示されている。ここでの予告アイコンYIのストックアニメーションでは、第4表示手段208M’の出現領域ASに表示されていた予告アイコンYIが、第4表示手段208M’から第1装飾図柄表示装置208Lまで移動する様子のアニメーションが再生される。この際、予告アイコンYIは、第4表示手段208M’と第1装飾図柄表示装置208Lに跨って表示される期間がある。ただし、第4表示手段208M’と第1装飾図柄表示装置208Lを跨がずに、第4表示手段208M’から第1装飾図柄表示装置208Lに一気に飛び越える(瞬間移動する)ようなアニメーションであってもよい。
図146(カa2’)に示す第4表示手段208M’は、点線で示した初期位置から動作位置まで移動しており、第1装飾図柄表示装置208Lの表示画面の中央領域を前側から覆っている。第4表示手段208M’は、初期位置から、ミニゲームの開始前に移動してもよいし、ミニゲームの開始と同時に移動してもよいし、ミニゲーム中に移動してもよいし、ミニゲームで勝利した場合に限って、ミニゲーム終了後に移動してもよい。また、ミニゲームの結果が出る前に、ミニゲームの結果の予告として移動する場合があってもよい。この場合には、移動した方が、移動しないよりも、ミニゲームに勝利しやすくてもよいし、あるいは反対に勝利しにくくてもよい。なお、第4表示手段M’は、ミニゲームの実行中において一または複数の図柄変動表示を跨いで動作位置で静止状態となるように構成されていてもよい。ここで、複数の図柄変動表示を跨いでミニゲームが行われる場合に、その図柄変動表示におけるミニゲームの結果が出てから各図柄変動表示が終了するまでの間に動作位置から初期位置(または動作位置および初期位置とは異なる位置)に第4表示手段M’が移動するように構成されていてもよい。また、第4表示手段M’は、図柄停止表示中に動作位置から移動しない(つまり、動作位置にて静止状態となる)ように構成されている。ただし、第4表示手段M’は、図柄停止表示中に動作位置から移動する場合があってもよい。また、第4表示手段M’は、初期位置と最大移動位置との間で移動中であっても、図柄変動表示が確定表示している期間のうちの少なくとも一部の期間、あるいは全部の期間において、静止状態を維持するように構成されている。なお、擬似連演出における仮停止の状態や、確定表示前の揺れ変動の状態では、移動を継続してもよいし、停止してもよい。また、第4表示手段M’で装飾図柄の変動表示が行われている場合に限って、上記のように停止動作するようにしてもよい。さらに、図柄変動表示が確定表示するタイミングに合わせて、第4表示手段M’は、初期位置、あるいは最大移動位置、あるいは所定の停止位置に位置して停止するように構成されていてもよい。
図146(カb1)は、第4表示手段208M’の初期位置が、第1装飾図柄表示装置208Lの上方である例を示す。この例では、第1装飾図柄表示装置208Lに保留枠UIが表示されており、ミニゲームも第1装飾図柄表示装置208Lで行われる。図146(カb1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lにおける演出アイコン表示領域DISの右ベースアイコンbIrには、「番長」のアイコン変化予告表示IYHが表示されている。また、図146(カb1)に示す第4表示手段208M’には、背景画像が図示省略されずに表示されている。続く図146(カb2)に示す第4表示手段208M’には、ストックした予告アイコンYMの名称(ここでは「変化」)が、帯アイコンOBI’として表示されている。すなわち、予告アイコンYMがストックされると、第4表示手段208M’にもその名称が表示される。なお、表示の仕方は、帯アイコンOBI’に限らず、全画面であってもよい。
図146(カb3’)に示す例は、第4表示手段208M’から第1装飾図柄表示装置208Lにかけて帯アイコンOBI’’が表示されており、その帯アイコンOBI’’には、ストックした予告アイコンYMの名称(ここでは「変化」)が示されている。帯アイコンOBI’’における予告アイコンYMの名称は、第4表示手段208M’と第1装飾図柄表示装置208Lを跨いで表示されている。
なお、図146(カb3’)に示す例についても、図145(オe)や同図(オf)を用いて説明した、第1装飾図柄の表示領域を狭めながら帯アイコンOBIを表示する仕方を適用可能である。すなわち、帯アイコンOBI’’のうちの、第1装飾図柄表示装置208Lに表示されている部分が、第1装飾図柄の表示領域を狭めることになる。なお、第4表示手段208M’が移動し、第1装飾図柄表示装置208Lにオーバーラップする領域が拡大していく場合にも、第1装飾図柄表示装置208Lに表示されている第1装飾図柄の表示領域を、第4表示手段208M’の移動に合わせて、同様に狭めるようにしてもよい。
以上説明した第4表示手段208M’は、第2装飾図柄表示装置208Mに置き換えることもできるし、第3装飾図柄表示装置208Nに置き換えることもできるし、他の表示手段(例えば、導光板IL、後述するPOVディスプレイ224I等)にも置き換えることができる。
続いて、他の演出手段を用いた演出例について説明する。
図146(カc1)に示す状態は、図120(あ7)に示す状態と同じであり、続く図139(カc2)では、第1装飾図柄表示装置208Lの左右に、ミニゲーム専用役物225が出現している。ミニゲームBのじゃんけん対決は、変動アイコンh0の村人のキャラクタと対戦相手アイコンTIのパンダのキャラクタの表示によるだけではなく、このミニゲーム専用役物225によっても行われる。ミニゲーム専用役物225では、左側が変動アイコンh0の村人のキャラクタになり、右側が対戦相手アイコンTIのパンダのキャラクタになる。ミニゲーム専用役物225の演出動作は、じゃんけん対決アニメーションが開始された後に開始されてもよいし、じゃんけん対決アニメーションの開始と同時に開始されてもよいし、じゃんけん対決アニメーションが開始さる前から開始されていてもよい。なお、ミニゲームに勝利した場合に、その勝利を盛り上げる演出を、ミニゲーム専用役物225によって行ってもよいし、その他の可動演出手段(例えば、第4表示手段208M’や、図14に示す千両箱役物224H等)による可動演出によって行ってもよいし、発光手段による発光演出によって行ってもよい。
また、他の表示手段(例えば、第2装飾図柄表示装置208M、第3装飾図柄表示装置208N、第4表示手段208M、導光板IL、後述するPOVディスプレイ224I等)によっても、ミニゲームに関連する演出が行われてもよい。
図146(カd1)〜同図(カd5)は、POVディスプレイ224Iを用いた演出例を示す図である。
この例では、第1装飾図柄表示装置208Lよりも前側に、図15を用いて説明した、演出可動体としてのPOV(Persistence Of Vision)ディスプレイ224Iが設けられている。POVディスプレイ224Iは、バーサライタとも称され、上下方向に移動可能であって、第1装飾図柄表示装置208Lの前面側にオーバーラップ可能に構成されている。
図146(カd1)〜同図(カd3)に示す状態は、図120(あ7)〜図120(あ9−1)に示す状態と同じであり、図146(カd4)では、図120(あ9−1)に示す状態と同じ状態、すなわち、ミニゲームBのじゃんけん対決が行われ、変動アイコンh0の村人のキャラクタが、対戦相手アイコンTIのパンダのキャラクタに勝利した状態である。図146(カd4)では、第1装飾図柄表示装置208Lの前面側にPOVディスプレイ224Iが出現し、そのPOVディスプレイ224Iには、ミニゲームに勝利して獲得した予告アイコンYIの絵柄と「GET」の文字が表示されている。ここで、POVディスプレイ224Iが定速で回転している状態であっても、POVディスプレイ224Iの奥側の表示領域(第1装飾図柄表示装置208Lの表示領域)は視認可能であり、その表示領域で演出表示を行ってもよい。また、POVディスプレイ224Iが静止状態から定速状態に達するまでの加速中の状態や、定速状態から静止状態に戻るまでの減速中の状態は、定速状態よりも、上記表示領域がより見えやすく、加速中の状態や減速中の状態でも、上記表示領域で演出表示を行ってもよい。あるいは、加速中の状態や減速中の状態に限って、上記表示領域で演出表示を行ってもよい。また、加速中の状態や減速中の状態では、少なくとも上記表示領域(第1装飾図柄表示装置208Lの表示画面全域であってもよい)を暗くしてPOVディスプレイ224Iの表示を目立たせるようにしてもよい。あるいは、加速中の状態では上記表示領域に演出表示を行っておき、定速状態になったら少なくとも上記表示領域を暗くしてもよい。
図146(カd5)では、POVディスプレイ224Iは、第1装飾図柄表示装置208Lの前面側の位置から初期位置に戻っており、第1装飾図柄表示装置208Lの表示画面が視認容易になっている。
図147は、第2装飾図柄表示装置208Mと第3装飾図柄表示装置208Nを用いた演出例を示す図である。
図147(カe1)に示す状態は、図120(あ1)に示す状態と同じである。ただし、第2装飾図柄と第2保留数表示は、第2装飾図柄表示装置208Nに表示されている。図147(カe1)に示す第2装飾図柄表示装置208Mも第3装飾図柄表示装置208Nも、互いの初期位置にあり、開いた状態(離間した状態)であって、第1装飾図柄表示装置208Lの表示画面は視認可能である。
図147(カe2)に示す状態は、図120(あ3−1)に示す状態と同じであり、図147(カe3)に示す状態は、図120(あ4)に示す状態と同じである。
図147(カe4)に示す状態は、これまで第1保留であった保留が消化され、図柄変動表示が開始されている状態である。図147(カe4)に示す第1装飾図柄表示装置208Lに表示されている第1装飾図柄は停止表示したままであるが、第3装飾図柄表示装置208Nに表示されている第2装飾図柄では、変動表示が開始され、同じく第3装飾図柄表示装置208Nに表示されている第2保留数表示では、特図1の保留数が1つ減って「2」になっている。
図147(カe5)では、ミニゲームB用の対戦相手アイコンの登場アニメーションが開始されており、第2装飾図柄表示装置208Mと第3装飾図柄表示装置208Nに、エフェクト画像EF1’が分かれて表示されており、第1装飾図柄表示装置208Lには表示されていない。
図147(カe6)では、それまで初期位置にあった第2装飾図柄表示装置208Mと第3装飾図柄表示装置208Nが、互いに接近し始めており、第1装飾図柄表示装置208Lに表示されている第1装飾図柄の両端に第2装飾図柄表示装置208Mと第3装飾図柄表示装置208Nが、オーバーラップしている。
図147(カe7)では、第2装飾図柄表示装置208Mと第3装飾図柄表示装置208Nが当接し、完全に閉まった状態であり、第1装飾図柄表示装置208Lの表示画面は見えなくなっている。第2装飾図柄表示装置208Mと第3装飾図柄表示装置208Nが当接することで、これまで分かれていたエフェクト画像EF1’が一つになって表示されている。
図147(カe8)では、エフェクト画像EF1’が消え、第2装飾図柄表示装置208Mには変動アイコンh0の村人のキャラクタが表示され、第3装飾図柄表示装置208Nには対戦相手アイコンTIのパンダのキャラクタが表示されている。また、第2装飾図柄表示装置208Mの左上隅には、出現領域ASが枠に囲まれて表示されており、中には、図117(a)に示すNo.1の「箱」の予告アイコンYIが表示されている。第3装飾図柄表示装置208Nには、対戦相手アイコンTIのパンダのキャラクタの上に、ミニゲームBのじゃんけん対決の回数表示(ここでは「1回目」)が示されている。なお、ここでの回数表示は、現在の対決回数を示すものであるが、この後、じゃんけん対決が何回行われるかを予告する回数表示(例えば、「あと3回」)であってよい。この例によれば、保留アイコンが非表示になっている。
図147(カe9)に示す状態は、図120(あ3−7)に示す状態と同じであり、ミニゲームBのじゃんけん対決が開始される。
図147(カe10)に示す状態は、図120(あ9−1)に示す状態と同じであり、変動アイコンh0の村人のキャラクタが、対戦相手アイコンTIのパンダのキャラクタに勝利した状態である。
図147(カe11)に示す状態は、図120(あ10)に示す状態に相当する状態であり、予告アイコンYIのストックアニメーションが開始され、第2装飾図柄表示装置208Mと第3装飾図柄表示装置208Nを跨ぐようにして、予告アイコンYIが一旦大きく表示されている。大きく表示された予告アイコンYIの一部によって、変動アイコンh0の村人のキャラクタの一部も、対戦相手アイコンTIのパンダのキャラクタの一部も、オーバラップされている。
図147(カe12)に示す状態は、図120(あ11)に示す状態と同じ状態であり、予告アイコンYIは、第3装飾図柄表示装置208Nに設けられたストック領域SS内の第1ストック位置に表示(ストック表示)されている。なお、この例では、出現領域ASとストック領域SSは異なる図柄表示装置にて表示されているが、同じ図柄表示手段に表示されてもよい。
図147(カe13)に示す状態は、現在行われている図柄変動表示におけるミニゲームBのじゃんけん対決が終了したことにより、変動アイコンh0の村人のキャラクタは消え、対戦相手アイコンTIのパンダのキャラクタは次変動でのじゃんけん対決を待っており、待機アニメーションを実行している。なお、第1装飾図柄表示装置208Lに表示されていた変動アイコンh0はここでは見えないが、第2装飾図柄表示装置208Mと第3装飾図柄表示装置208Nが開き、第1装飾図柄表示装置208Lの表示画面が視認可能になった場合には、デフォルトの表示態様の変動アイコンh0が、変動アイコン表示領域CIS’の台座hs0の上には表示されている。
図147(カe14)に示す状態は、図柄変動表示が終了した状態であり、対戦相手アイコンTIのパンダのキャラクタは依然として待機アニメーションを継続している。やがて、次変動が開始されると、第2装飾図柄表示装置208Mには変動アイコンh0の、村人のキャラクタが表示される。なお、変動アイコンh0のキャラクタとしては、図119(a)に示すNo.18の爺のキャラクタであったり、No.19の吉宗のキャラクタであったりもする。そして、2回目のじゃんけん対決が行われる。
なお、第2装飾図柄表示装置208Mも第3装飾図柄表示装置208Nも、図柄停止表示中に動作位置から移動しない(つまり、動作位置にて静止状態となる)ように構成されている。ただし、第2装飾図柄表示装置208Mも第3装飾図柄表示装置208Nも、図柄停止表示中に動作位置から移動する場合があってもよい。また、第2装飾図柄表示装置208Mも第3装飾図柄表示装置208Nも、初期位置と最大移動位置との間で移動中であっても、図柄変動表示が確定表示している期間のうちの少なくとも一部の期間、あるいは全部の期間において、静止状態を維持するように構成されている。なお、擬似連演出における仮停止の状態や、確定表示前の揺れ変動の状態では、移動を継続してもよいし、停止してもよい。また、第2装飾図柄表示装置208Mで装飾図柄の変動表示が行われている場合に限って、あるいは第3装飾図柄表示装置208Nで装飾図柄の変動表示が行われている場合に限って、上記のように停止動作するようにしてもよい。さらに、図柄変動表示が確定表示するタイミングに合わせて、第2装飾図柄表示装置208Mや第3装飾図柄表示装置208Nは、初期位置、あるいは最大移動位置、あるいは所定の停止位置に位置して停止するように構成されていてもよい。
図147(カe15)に示す状態は、出現領域ASに、図117(a)に示すNo.2の「赤箱」の予告アイコンYIが表示されているが、2回目のじゃんけん対決で、変動アイコンh0の村人のキャラクタが、対戦相手アイコンTIのパンダのキャラクタに敗れた状態である。この図147(カe15)に示す第3装飾図柄表示装置208Nには、対戦相手アイコンTIのパンダのキャラクタの上に、ミニゲームBのじゃんけん対決の回数表示として「2回目」が示されている。
図147(カe16)では、第2装飾図柄表示装置208Mと第3装飾図柄表示装置208Nに跨るようにして、じゃんけん対決が終了したことが報知されている。図147(カe17)では、これまで閉まっていた第2装飾図柄表示装置208Mと第3装飾図柄表示装置208Nが開き始め、第1装飾図柄表示装置208Lの表示画面が見えている。図147(カe18)では、第2装飾図柄表示装置208Mも第3装飾図柄表示装置208Nも初期位置に戻っており、図147(カe18)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、「装飾4」−「装飾4」−「装飾7」のハズレの装飾図柄の組み合わせが確定表示されている。
以上説明した第2装飾図柄表示装置208Mおよび第3装飾図柄表示装置208Nは、、図146に示す第4表示手段208M’に置き換えることもできるし、他の表示手段(例えば、導光板IL、後述するPOVディスプレイ224I等)にも置き換えることができる。
また、これまでの説明では、図117(b)に示すデフォルト色の「変化」の予告表示では、表示態様のレベルを1段上げる予告の表示であり、第1表示態様(デフォルトの表示態様)で表示されていれば、第2表示態様(白点滅の表示態様)に変化することを予告し、実際にも第2表示態様(白点滅の表示態様)に変化していたが、第1表示態様(デフォルトの表示態様)で表示態様されている場合に限って、2段階上げる予告の表示とし、第3表示態様(青の表示態様)に変化させるようにしてもよい。なお、第2表示態様(白点滅の表示態様)以上で表示態様されている場合には、1段上げる予告の表示であり、実際にも1段階しか変化させないようにする。
なお、或るミニゲームの実行中において、該ミニゲームとは別の予告によって予告アイコンがストックされる場合があってもよいが、ミニゲームの実行中においては該ミニゲームとは別の予告によって予告アイコンがストックされないように構成されていてもよい。
なお、ミニゲームが発生する可能性があることを他の予告(例えば、ミニゲーム準備中表示や「ミニゲーム高確中」と記載されたテロップ表示などで)事前に報知してもよい。
なお、ミニゲームが開始される前またはミニゲームの実行中において、予告アイコンが獲得されやすい状況であることを他の予告(例えば、「予告アイコン獲得高確中」と記載されたテロップ表示などで)によって報知してもよい。ここで、予告アイコンが獲得されやすい状況とは、他の予告によって予告アイコンが獲得されやすい状況であることが報知されていない場合よりも予告アイコンが獲得されやすいことを示している。
なお、予告アイコンが或る組合せでストックされた場合(例えば、最大3つの予告アイコンがストック出来る場合において、「箱」、「赤箱」、「金箱」がストックされる組合せや「金箱」が3つストックされる組合せ)に、予告アイコンが全て消化される図柄変動表示において大当りが確定するように構成されていてもよい。この場合、予告アイコンは、先読み予告に関するアイコンとして使用される場合があってもよいし、通常予告に関するアイコンとして使用される場合があってもよい。
なお、予告アイコンを獲得するミニゲームにおいて、当該変動の予告が行われる場合があってもよい。例えば、図126(う13)等に示す絨毯は静止状態であるが、その絨毯が矢から逃げるようなアニメーションが表示された場合には、そのアニメーションの表示が、そのときに行われている図柄変動表示における大当りに関する予告(通常予告)に相当する。また、このアニメーションの表示が出現率が低い表示であれば、大当り確定の予告であってもよい。
また、図126(う13)に示す状態で、絨毯が矢から逃げるようなアニメーションが表示され、その変動でスーパーリーチ演出が行われたにも関わらず、その変動でハズレてしまった場合には、ミニゲームAは終了してしまう場合があってもよい。この場合には、第1保留アイコンh11であった吉宗(弓)のアイコンが、デフォルトの表示態様の保留アイコンに変化してもよいし、吉宗(弓)のアイコンのままであってもよい。吉宗(弓)のアイコンのままである場合には、白点滅対応(第2表示態様レベル)の保留アイコンになる。また、デフォルトの表示態様への変化タイミングは、上記スーパーリーチ中(例えば、ワイプ演出中)であってもよい。また、次変動開始時に、デフォルトの変動アイコンh0として表示されてもよい。さらに、絨毯が矢から逃げるようなアニメーションが表示されたときに変動アイコンh0であった吉宗(弓)のアイコンは、上記スーパーリーチ中(例えば、ワイプ演出中)に消えてもよいし、上記スーパーリーチ中(例えば、ワイプ演出中)に一旦消えて、デフォルトの表示態様で再表示されてもよい。
なお、予告アイコンがb個(a<b)ストックされている方が、a個(aは0以上の整数)ストックされている場合よりも予告アイコンが全て消化される図柄変動表示にて大当りとなりやすいように構成されていてもよい。
図148は、図119(b)に示すアイコン変化予告の表示を用いた演出例を段階的に示す図である。
図148(A1−1)は、特図1について第1装飾図柄(第3図柄)が高速変動中であり、特図1の第1保留アイコンh11と第2保留アイコンh12が表示されている。これら2つの保留アイコンh11,h12はともにデフォルトの表示態様(第1表示態様)で表示されている。また、変動アイコン表示領域CISの台座hs0には、デフォルトの表示態様(第1表示態様)の変動アイコンh0が表示されている。
図148(A2−1)では、図119(b)に示すNo.5の「赤爆撃機」のアイコンIHIが画面右端に登場し、アイコン変化アニメーションが開始される。すなわち、ここで表示された「赤爆撃機」のアイコンIHIがアイコン変化予告の表示に相当する。アイコン変化アニメーションでは、「赤爆撃機」のアイコンIHIが右から左に向かって飛行する間に、保留アイコンめがけて銃弾を発射する。なお、「赤爆撃機」のアイコンIHIは、目標となる保留アイコンの手前で一時停止する場合もある。また、この一時停止は、対象となるアイコンを偽装するガセの一時停止である場合もある。なお、「赤爆撃機」のアイコンIHIは、前述したストック領域SSを通過するアニメーションを行っている。ここで、予告アイコンがストックされている場合に、ストックされた予告アイコンによって「赤爆撃機」のアイコンIHIがオーバーラップされてもよく、逆に「赤爆撃機」のアイコンIHIによってストックされた予告アイコンがオーバーラップされてもよい。
図148(A3−1)では、赤色の爆撃機のアイコンRBIから赤色の銃弾アイコンBTIが発射されている。すなわち、「赤爆撃機」のアイコンIHIは、赤色の爆撃機のアイコンRBIと赤色の銃弾アイコンBTIから構成されている。ここでの目標は第1保留アイコンh11である。図148(A4−1)では、その第1保留アイコンh11に、銃弾アイコンBTIが前側からオーバーラップしている。図148(A5)では、銃弾アイコンBTIが第1保留アイコンh11に命中し、第1保留アイコンh11がエフェクト画像EF14によって覆われている。そして、図148(A6)では、エフェクト画像EF14が消え、第1保留アイコンh11が、デフォルトの表示態様から、「赤爆撃機」と同じ表示態様である赤色の表示態様(第5表示態様)へ変化している途中であり、同図(A7)において、その変化が完了している。この例では、アイコン変化アニメーションは、図148(A2−1)〜同図(A7)直前までのアニメーションになる。なお、この例では、「赤爆撃機」のアイコンIHIが画面から消え去った後に、アイコンの表示態様変化が完了しているが、「赤爆撃機」のアイコンIHIが画面から消え去る前に、アイコンの表示態様変化が完了してもよいし、「赤爆撃機」のアイコンIHIが画面から消え去るのと同時に、アイコンの表示態様変化が完了してもよい。
なお、赤色の爆撃機のアイコンRBIからは、赤色の銃弾アイコンBTIが必ず発射される構成であってもよいし、他の色の銃弾アイコンBTIが発射される構成であってもよい。この場合、爆撃機の色によって、アイコンの変化態様が決まってもよいし、銃弾の色によって、アイコンの変化態様が決まってもよい。あるいは、赤色の爆撃機のアイコンRBIから金色の銃弾アイコンBTIが発射された場合は、上位の方(ここでは金色)の色によって、アイコンの変化態様が決まってもよいし、下位の方(ここでは赤色)の色によって、アイコンの変化態様が決まってもよい。
図148(A1’)では、特図1について第1装飾図柄(第3図柄)が高速変動中であり、特図1の第1保留アイコンh11と第2保留アイコンh12が表示されている。これら2つの保留アイコンh11,h12のうち、第1保留アイコンh11は緑色の表示態様(第4表示態様)で表示されており、第2保留アイコンh12はデフォルトの表示態様(第1表示態様)で表示されている。また、変動アイコン表示領域CISの台座hs0には、デフォルトの表示態様(第1表示態様)の変動アイコンh0が表示されている。
図148(A2’)では、図119(b)に示すNo.4の「爆撃機」のアイコンIHIが画面右端に登場し(表示され)、アイコン変化アニメーションが開始される。ここでのアイコン変化アニメーションでも、先の例と同じく、銃弾アイコンBTIが第1保留アイコンh11に命中し、第1保留アイコンh11がエフェクト画像EF14によって覆われている(図148(A5’))。この例では、アイコン変化予告の表示として「爆撃機」のアイコンIHIが用いられているため、緑色の表示態様(第4表示態様)に対しては表示態様を1段階上げる。図148(A7)では、緑色の表示態様(第4表示態様)であった第1保留アイコンh11が、赤色の表示態様(第5表示態様)に変化している。なお、「爆撃機」のアイコンIHIによるアイコン変化アニメーションでは、デフォルトの表示態様(第1表示態様)の保留アイコンであれば、1回目の攻撃に限っては白点滅を飛ばして青色まで昇格させることができるが、2回目以降の攻撃では1段階ずつしか上げることができないため、赤色の表示態様(第5表示態様)の保留アイコンまで昇格させるには、合計3回の攻撃(デフォルト色→青色→緑色→赤色)が必要になる。なお、1回目の攻撃でも1段階しか上げない(つまり、デフォルト色→白点滅)ように構成されていてもよい。
図148(A3−2−1)は、図148(A2−1)から続く変形例であり、「赤爆撃機」のアイコンIHIを用いたアイコン変化アニメーションが開始されている。このアイコン変化アニメーションでは、目標は、デフォルトの表示態様で表示されている変動アイコンh0になる。図148(A3−2−3)では、銃弾アイコンBTIが変動アイコンh0に命中し、変動アイコンh0がエフェクト画像EF14によって覆われ、同図(A3−2−4)では、変動アイコンh0が、赤色の表示態様(第5表示態様)へ変化している。
なお、ここでの例は、「赤爆撃機」のアイコンIHIを用いた例であったが、図148(A2’)に示す「爆撃機」のアイコンIHIを用いたアイコン変化アニメーションでも変動アイコンh0が目標にされる場合がある。この場合、目標がデフォルトの表示態様で表示されている変動アイコンh0であれば、その変動アイコンh0は青色の表示態様に変化するが、目標が緑色の表示態様で表示されている変動アイコンh0であれば、その変動アイコンh0は赤色の表示態様に変化する。
図148(A4−2−1)は、図148(A2−1)から続く変形例であり、「赤爆撃機」のアイコンIHIを用いたアイコン変化アニメーションが開始されている。このアイコン変化アニメーションでは、図148(A4−2−1)〜同図(A4−2−3)に示すように、赤色の爆撃機のアイコンRBIが、赤色の銃弾アイコンBTIを発射してからアイコン(ここでは第1保留アイコンh11)の表示態様の変化が終了するまで、目標となる保留アイコンの手前で一時停止する。そして、赤色の爆撃機のアイコンRBIは、図148(A4−2−4)〜同図(A4−2−6)に示すように、アイコンの表示態様の変化が終了すると、画面左端に向けて飛び去っていく。
図148(A2−2−1)は、図148(A1−1)から続く変形例である。ただし、この変形例では、第1保留アイコンh11の表示態様が、白点滅の表示態様(第2表示態様)である。白点滅の表示態様は、表示開始後、表示態様が変化する可能性があることを示唆する表示態様であってもよい。すなわち、第2表示態様(白点滅の表示態様)は、第1表示態様よりも、表示開始後に表示態様が変化しやすく、第3表示態様よりも、表示開始後に表示態様が変化しやすい表示態様であってもよい。第2表示態様(白点滅の表示態様)のアイコンが表示されている状態で、図119(b)に示すアイコン変化予告の表示が表示されると(例えば、「赤爆撃機」のアイコンIHIが登場すると)、第2表示態様(白点滅の表示態様)のアイコンに注目が集まる。
図148(A2−2−2)では、第1保留アイコンh11に向けて銃弾アイコンBTIが発射され、銃弾アイコンBTIが第1保留アイコンh11に命中し、同図(A2−2−4)では、その第1保留アイコンh11が、赤色の表示態様(第5表示態様)へ変化している。
なお、第2表示態様(白点滅の表示態様)のアイコンが変化するのではなく、他のアイコン(この場合であれば、第1保留アイコンh11の隣のアイコンである第2保留アイコンh12、あるいは変動アイコンh0)が変化する場合があってもよく、あるいは、第2表示態様(白点滅の表示態様)のアイコンとともに他のアイコンも変化してもよい。また、第2表示態様のアイコンが表示されていても、アイコンの表示態様の変化が生じない場合(ガセ演出の場合)があってもよい。あるいは反対に、第2表示態様のアイコンが表示されている場合には、アイコンの表示態様の変化が必ず生じるように構成してもよい。なお、第2表示態様のアイコンが表示されている場合に、該第2表示態様のアイコンの隣のアイコン(例えば、第2表示態様のアイコンが第1保留アイコンであれば第2保留アイコン。変動アイコンであってもよい。)が変化しやすい状態であることが予告されていてもよい。ここでは、第2表示態様(白点滅の表示態様)の第1保留アイコンh11を基準に、その隣のアイコン(第2保留アイコンh12あるいは変動アイコンh0)のみが変化してもよいし、第1保留アイコンh11とともにその隣のアイコンも変化してもよいことを説明したが、第2表示態様といった汎用性のある表示態様ではなく、他の態様(例えば、戦車の態様)であってもよい。戦車の態様であれば、その戦車の主砲が向くアイコンが変化するかもしれないことを予告してもよい。また、戦車の態様に代えて、図119(a)に示す、No.10の「タイマ」の種類の表示態様であってもよく、No.8の「ボタンA」の種類の表示態様やNo.9の「ボタンB」の種類の表示態様であってもよい。
図149は、図148に示した演出例の変形例を示す図である。
図149(A3−3−1)は、図148(A2−1)から続く変形例であり、「赤爆撃機」のアイコンIHIが登場しても、アイコン変化アニメーションが開始されない例である。すなわち、この例では、「赤爆撃機」のアイコンIHIを用いた、アイコン不変化アニメーションが開始される。ここでのアイコン不変化アニメーションでは、銃弾アイコンBTIが発射されず、赤色の爆撃機のアイコンRBIが、保留枠UIの上を飛び去るだけである(図149(A3−3−1)〜同図(A3−3−3))。したがって、表示されている全ての保留アイコンの態様が変化していない。また、変動アイコンh0の態様も変化していない。なお、アイコン不変化アニメーションでは、「赤爆撃機」のアイコンIHIが途中で非表示になってもよい。
この例のように、赤色の爆撃機のアイコンRBIが素通りした場合であっても、赤色の爆撃機のアイコンRBIが登場しなかった場合に比べて、全ての保留アイコン(デフォルトの表示態様の保留アイコンも含む)が、大当りの信頼度が高い先読み予告であってもよい。また、変動アイコンh0についても同様に、大当りの信頼度が高い通常予告であってもよい。あるいは、表示されているアイコンの中に、白点滅の表示態様等の先読み予告の表示態様の保留アイコンがあれば、それらの保留アイコンが、赤色の爆撃機のアイコンRBIが登場しなかた場合に比べて、大当りの信頼度が高い先読み予告であってもよく、変動アイコンの表示態様が通常予告の表示態様であれば、変動アイコンが、赤色の爆撃機のアイコンRBIが登場しなかた場合に比べて、大当りの信頼度が高い通常予告であってもよい。
図149(A3−4−1)も、図148(A2−1)から続く変形例であり、ここでも、アイコン不変化アニメーションが実行される。このアイコン不変化アニメーションでは、赤色の爆撃機のアイコンRBIから赤色の銃弾アイコンBTIが発射されるが、銃弾アイコンBTIは、いずれのアイコンh0、h11,h12にも命中しない。すなわち、赤色の爆撃機のアイコンRBIから発射された赤色の銃弾アイコンBTIは、図149(A3−4−2)〜同図(A3−4−4)に示すように、保留アイコンの上を飛んでいって、画面外に消えたり、あるいは、保留アイコンや変動アイコンにオーバーラップするものの、そのまま斜め下に抜けていってもよい。また、発射された銃弾アイコンBTIが、目標となるアイコンとは異なるアイコンにオーバーラップするものの、エフェクト画像EF14が発生しないまま、画面外に飛んでいってしまう場合があってもよい。さらには、発射された銃弾アイコンBTIが、保留アイコンが表示されていれば保留アイコンにオーバーラップする軌跡であるが、保留アイコンが表示されていないため(図149(A3−4−3)の点線参照)、保留アイコンにオーバーラップしない(命中しない)軌跡を通って画面外に飛んでいってしまう場合があってもよい。。この図149(A3−4−4)では、表示されている全ての保留アイコンの態様が変化していない。
なお、図149(A3−4−3)では、銃弾アイコンBTIよりも赤色の爆撃機のアイコンRBIの方が、先に画面外に飛び去っているが、この逆であってもよいし、同じであってもよい。
また、図149(A3−3−1)〜同図(A3−3−3)に示す例や、図149(A3−4−1)〜同図(A3−4−4)に示す例は、「赤爆撃機」のアイコンIHIを用いた例であったが、図148(A2’)に示す「爆撃機」のアイコンIHIを用いたアイコン不変化アニメーションが実行される場合もある。さらに、図119(b)に示すNo.6の「金爆撃機」のアイコンを用いたアイコン変化アニメーションやアイコン不変化アニメーションが実行される場合もある。
また、変動アイコンh0を目標に銃弾アイコンBTIが発射されたが、その変動アイコンh0に命中せず、いずれの保留アイコンh11,h12にも命中しないアイコン不変化アニメーションが実行される場合もある。
また、「爆撃機」のアイコンIHI等のアイコン変化予告の表示が表示されても、アイコン変化予告の表示を用いたアニメーションは行われず、表示されたアイコン変化予告は、静止したままの表示を行った後、消えてもよい。さらに、「赤爆撃機」のアイコンIHIによってアイコン変化アニメーションが行われなかった場合や、「赤爆撃機」のアイコンIHIによってアイコン不変化アニメーションが行われなかった場合であっても、「赤爆撃機」のアイコンIHI表示されなかった場合よりも「赤爆撃機」のアイコンIHIが表示される図柄変動表示の開始時点で表示されているアイコンが最終的に「赤色」表示態様に変化しやすいように構成されていてもよいし、「赤爆撃機」のアイコンIHI表示されなかった場合と「赤色」表示態様の変化のしやすさが同じであってもよい。
また、アイコン変化予告の表示による保留変化が失敗しても、保留変化をしようとした対象の保留(この例では第1保留アイコンh11の保留)は、保留変化の対象にならなかった保留(この例では第2保留アイコンh12の保留)よりも、大当りしやすい保留であってもよい。また、同じ表示態様の保留アイコン(例えば、白点滅の表示態様(第2表示態様)の保留アイコン)であっても、白点滅から青に変化するのを失敗して白点滅のままである保留アイコンのほうが、保留変化の対象にならなかった白点滅の保留アイコンよりも、大当りの信頼度が高い先読み予告であってもよい。また、変動アイコンh0についても同様に、大当りの信頼度が高い通常予告であってもよい。
図149(A3−5−1)も、図148(A2−1)から続く変形例であるが、ここでは、アイコン不変化アニメーションのように見えて、最後には銃弾アイコンBTIが命中するアイコン変化アニメーションの一例である。すなわち、先のアイコン不変化アニメーションのシーン(図149(A3−4−2))と同じシーン(図149(A3−5−2)が表示されるが、銃弾アイコンBTIは戻ってきて、第1保留アイコンh11に命中し(同図149(A3−5−3)では、第1保留アイコンh11がエフェクト画像EF14によって覆われている。この後は、図148(A7)と同じである。このアイコン変化アニメーションでは、途中までアイコン不変化アニメーションと同じシーンが再生されており、銃弾アイコンBTIの軌道も、アイコン不変化アニメーションにおける銃弾アイコンBTIの軌道と途中までは一致している。ただし全く別の軌道を通って戻ってきて目標アイコンに命中してもよい。あるいは、銃弾アイコンBTIは一旦画面から消え去った後に、戻ってきて目標アイコンに命中してもよい。図149(A3−5−4)の後は、図148(A7)に続く。
図149(A3−6−1)も、図148(A2−1)から続く変形例であるが、ここでは、ボタン画像がアイコン変化予告の表示に付加され、ボタン演出との複合演出になる。
最初、赤色の爆撃機のアイコンRBIが登場し、アイコン変化アニメーションあるいはアイコン不変化アニメーションが開始される。その後、赤色の爆撃機のアイコンRBIは、目標となる保留アイコンの手前で一時停止する(図149(A3−6−1))。すると、赤色の爆撃機のアイコンRBIにボタン画像136aが付加される(図149(A3−6−2))。ここでは、操作有効期間の残時間を表す残時間表示メータMTは付加されていないが、付加されていてもよい。また、ボタン画像136aが付加された時点から操作有効期間が開始していてもよいし、しばらく経ってから開始してもよい。
図149(A3−6−3)のタイミングは、上記操作有効期間内であり、このタイミングで、遊技者がチャンスボタン136を操作する。チャンスボタン136が上記操作有効期間内に操作されたことに応じて、図149(A3−6−4)では、赤色の爆撃機のアイコンRBIから赤色の銃弾アイコンBTIが発射されている。なお、銃弾アイコンBTIの発射は、チャンスボタン136が操作されたことを条件に実行されてもよいし、チャンスボタン136が操作されることなく操作有効期間が経過した場合にも実行されてもよい。また、銃弾アイコンBTIの発射は、チャンスボタン136が操作有効期間内に操作された場合にのみ発射されてもよい。さらには、銃弾アイコンBTIの発射は、チャンスボタン136が操作があってもなくても行われるが、チャンスボタン136の操作がなかった場合は、チャンスボタン136の操作があった場合に比べて、目標のアイコンに命中しにくくてもよいし、チャンスボタン136の操作がなかった場合は、目標のアイコンに絶対に命中しなくてもよい。また、銃弾アイコンBTIが目標のアイコンに命中しなかった場合には、別のアイコン変化アニメーションあるいはアイコン不変化アニメーションが行われてもよい。
図149(A3−7−1)も、図148(A2−1)から続く変形例であるが、ここでは、第1保留アイコンh11が、ボタン画像の態様である。すなわち、図119(a)に示すNo.8の「ボタンA」のアイコンである。この「ボタンA」のアイコンは、ボタン操作によるアイコン変化予告が行われることを予告するアイコンである。続く、図149(A3−7−2)では、図149(A3−6−2)と同じく、赤色の爆撃機のアイコンRBIにボタン画像136aが付加されている。なお、ここでも残時間表示メータMTは付加されていないが、付加されていてもよい。
図149(A3−7−3)のタイミングは、上記操作有効期間内であり、このタイミングで、遊技者がチャンスボタン136を操作する。チャンスボタン136が上記操作有効期間内に操作されたことに応じて、図149(A3−7−4)では、赤色の爆撃機のアイコンRBIから赤色の銃弾アイコンBTIが発射されている。銃弾アイコンBTIは、「ボタンA」のアイコンである第1保留アイコンh11めがけて飛んでいく(図149(A3−7−5))。続く、図149(A3−7−6)では、銃弾アイコンBTIが第1保留アイコンh11に命中し、第1保留アイコンh11がエフェクト画像EF14によって覆われている。図149(A3−7−7)では、「ボタンA」のアイコンであった第1保留アイコンh11が、赤色の表示態様(第5表示態様)へ変化している。
図149(A3’−2−1)は、図148(A2’)から続く変形例である。すなわち、第1保留アイコンh11は、緑色の表示態様(第4表示態様)であり、第2保留アイコンh12は、デフォルトの表示態様(第1表示態様)である。この変形例では、図149(A3’−2−1)に示すように、白色の爆撃機のアイコンWBIが複数の白色の銃弾アイコンBTIを発射する。複数の銃弾アイコンBTIの発射は、同時であってもよいし、1発ずつ順番に発射されてもよい。ここでは2発の白色の銃弾アイコンBTIが、同時に発射されている。2発の銃弾アイコンBTIは、一部が互いに重なっている。ここでの目標のアイコンは、一つのアイコンであってもよいし、複数のアイコンであってもよい。すなわち、一発の銃弾アイコンBTIで一つの保留アイコンが攻撃される場合もあれば、複数発の銃弾アイコンBTIで一つの保留アイコンが攻撃される場合もある。この例では、第1保留アイコンh11と第2保留アイコンh12が目標のアイコンになる。第2保留アイコンh12を狙う銃弾アイコンBTIが手前に表示されており、第1保留アイコンh11を狙う銃弾アイコンBTIが奥側に表示されている。なお、この関係は逆であってもよい。また、複数の銃弾アイコンBTIが重ならないようにしてもよい。
図149(A3’−2−3)では、第1保留アイコンh11にも第2保留アイコンh12にも、銃弾アイコンBTI,BTIが一発ずつ命中し、第1保留アイコンh11も第2保留アイコンh12もそれぞれ、エフェクト画像EF14によって覆われている。図149(A3−7−7)では、緑色の表示態様(第4表示態様)であった第1保留アイコンh11が、赤色の表示態様(第5表示態様)へ変化し、デフォルトの表示態様(第1表示態様)であった第2保留アイコンh12が、青色の表示態様(第3表示態様)へ変化ている。
図150は、図148に示した演出例等の変形例を示す図である。
図150(A3−2−1)〜同図(A3−2−4)に示す演出例は、図149(A3’−2−1)〜図149(A3’−2−4)に示す演出例の変形例である。ここでは、「赤爆撃機」のアイコンIHIが登場している。また、第1保留アイコンは、白点滅の表示態様(第2表示態様)である。図150(A3−2−1)では、赤色の爆撃機のアイコンRBIが2発の赤色の銃弾アイコンBTIを発射している。発射された2発の銃弾アイコンBTIのうち1発は、第1保留アイコンh11に命中し、もう1発は、いずれのアイコンにも命中していない(図150(A3−2−3))。すなわち、先読み予告が行われている保留アイコンには命中し、先読み予告が行われていない保留アイコン(第2保留アイコンh12)には命中していない。図150(A3−2−3)では、命中した方の第1保留アイコンh11のみがエフェクト画像EF14によって覆われており、続く図150(A3−2−4)では、エフェクト画像EF14が消え、第1保留アイコンh11のみが、赤色の表示態様(第5表示態様)へ変化している。
なお、先読み予告が行われていない保留アイコンにも、銃弾アイコンBTIが命中する場合はある。また、先読み予告が行われていない保留アイコンのみに、銃弾アイコンBTIが命中する場合もある。あるいは、先読み予告が行われていない保留アイコンには、銃弾アイコンBTIが必ず命中してもよい。あるいは反対に、先読み予告が行われている保留アイコンには、銃弾アイコンBTIが必ず命中してもよい。
ここで、先読み予告が行われていない保留アイコン(第1表示態様の保留アイコン)に赤色の銃弾アイコンBTIが命中し、白点滅の表示態様(第2表示態様)である先読み予告が行われていた保留アイコンには銃弾アイコンBTIが命中しなかった場合は、先読み予告が行われていなかった保留アイコンの方が、これまで先読み予告が行われていた保留アイコンよりも、大当りの期待度が高い保留アイコンに変化したことになる。このように、表示態様が異なるアイコンに対しては、いずれのアイコンが赤色の表示態様に変化するのか、全てのアイコンが赤色の表示態様に変化するのか、あるいは、複数の赤色の銃弾アイコンBTIが発射されておきながら一つのアイコンも変化しないのか、といった色々なパターンが考えられ、煽り演出として有効に機能する場合がある。
なお、先読み予告が行われている保留アイコンの方が、先読み予告が行われていない保留アイコンよりも、銃弾アイコンBTIが命中しやすい、すなわち保留変化しやすいように構成されていてもよい。また、変動アイコンの方が、保留アイコンよりも、銃弾アイコンBTIが命中しやすい、すなわち保留変化しやすいように構成されていてもよい。
さらに、複数の銃弾アイコンBTIの発射は、図119(b)に示す「金爆撃機」のアイコンにも適用可能である。
図150(A3−8−1)も、図148(A2−1)から続く変形例であるが、ここでは、赤色の爆撃機のアイコンRBIが、変動アイコンh0の真上で一時停止する。そして、一時停止したのまま、赤色の爆撃機のアイコンRBIは、銃弾アイコンBTIを発射せず、図柄変動表示が終了する(図150(A3−8−2)。そして、次の図柄変動表示が開始されても、赤色の爆撃機のアイコンRBIは変動アイコンh0の真上で一時停止したままである。すなわち、ここでの赤色の爆撃機のアイコンRBIは、連続する図柄変動表示を跨いで表示されている。赤色の爆撃機のアイコンRBIは、次変動が開始されると、図150(A3−8−4)に示すように、第1保留アイコンh0に向けて赤色の銃弾アイコンBTIを発射する。このように、図柄変動表示を跨いだ場合は、アイコン変化に必ず成功するようにしてもよいし、図柄変動表示を跨いだ場合であっても、失敗する場合があってもよい。また、図柄変動表示を跨いだ場合は、保留アイコンはアイコン変化し、変動アイコンはアイコン変化しないようにしてもよいし、あるいはその逆に、変動アイコンはアイコン変化し、保留アイコンはアイコン変化しないようにしてもよい。
図150(A3−9−1)〜同図(A3−9−5)は、図149(A3−8−1)〜図149(A3−8−4)の変形例である。この例は、連続する図柄変動表示を跨いだ後の図柄変動表示であっても、銃弾アイコンBTIを発射する演出もしないで、「赤爆撃機」のアイコンIHIが飛び去っていく例である。
なお、連続する図柄変動表示を跨いだ後の図柄変動表示では、命中するかしないかは別として(アイコン変化するかしないかは別として)、銃弾アイコンBTIを発射する演出は必ず行われるようにしてもよい。
図150(A3−10−1)も、図148(A2−1)から続く変形例である。この例では、先読み対象変動の保留は、図150(A3−10−1)に示す第2保留アイコンh12が表す第2保留になる。保留アイコンの手前になる、変動アイコンh0の真上で一時停止した赤色の爆撃機のアイコンRBIは、その第2保留アイコンh12を目標に赤色の銃弾アイコンBTIを発射するが、命中せず(図150(A3−10−2))、図柄変動表示が終了する(図150(A3−10−3))。そして、次の図柄変動表示が開始されても、赤色の爆撃機のアイコンRBIは、変動アイコンh0の真上で一時停止しており(図150(A3−10−4)、)先読み対象変動の保留となる第1保留アイコンh11を目標に、赤色の銃弾アイコンBTIを発射するが、ここでも命中せず(図150(A3−10−5))、また図柄変動表示が終了する(図150(A3−10−6))。今度は、先読み対象変動であった保留が消化され、図柄変動表示が開始される。すなわち、ここで開始された図柄変動表示が、先読み対象変動であったことになり、変動アイコンh0を目標のアイコンとすべく、赤色の爆撃機のアイコンRBIは宙返りを行い、変動アイコンh0の手前の位置に戻り、変動アイコンh0を目標に、赤色の銃弾アイコンBTIを発射し(図150(A3−10−8))、画面左端に向かって飛び去っていく。ここで発射された銃弾アイコンBTIは、変動アイコンh0に命中し、第1保留アイコンh11がエフェクト画像EF14によって覆われている(図150(A3−10−10))。図示省略するが、変動アイコンh0は、エフェクト画像EF14が消えると、赤色の表示態様(第5表示態様)に変化している。
なお、図150(A3−10−9’)は、同図(A3−10−8)から続く変形例であるが、最終変動でも、命中しない場合がある。この結果、3回とも全て失敗したことになる。なお、この例では同じアイコンに対して赤色の爆撃機のアイコンによるアイコン不変化アニメーションが複数回行われているが、異なるアイコンに対して赤色の爆撃機アイコンによるアイコン不変化アニメーションが複数回行われてもよい。また、アイコン変化アニメーションについても、同じアイコンに対して複数回行われてもよいし、異なるアイコンに対して複数回行われてもよい。
図150(A2−3−1)は、図柄変動表示160(A1−1)から続く例であるが、アイコン変化予告の表示が複数登場してもよい。すなわち、図150(A2−3−1)では、「爆撃機」、「赤爆撃機」、「金爆撃機」といった全種類となる3種類の爆撃機のアイコンIHIが登場している。なお、登場するアイコン変化予告の表示の種類は、この例のように全部異なってもよいし、全部同じであってもよい。また、爆撃機といった系統は揃えてもよいし、揃えなくてもよい(例えば、「赤気球」、「金爆撃機」「赤飛空艇」)。
このように、複数の爆撃機のアイコンIHIが登場した場合には、全機でアイコン変化演出を行ってもよいが、図150(A2−3−2)に示すように、一機の爆撃機のアイコン(ここでは、「赤爆撃機」のアイコン)IHIのみが、アイコン変化演出を行ってもよいし、あるいは、一部となる複数の爆撃機のアイコンIHIが、アイコン変化演出を行ってもよい。
図150(A2−3−3)では、デフォルトの表示態様であった変動アイコンが、赤色の表示態様に変化しており、アイコン変化演出に成功したことになる。ただし、失敗する場合もある。また、複数の爆撃機のアイコンIHIによってアイコン変化演出を行う場合には、複数のアイコンが変化する場合があってもよいし、一のアイコンのみ変化する場合があってもよい。
また、「爆撃機」のアイコンであったり、図119(b)に示すNo.7の「飛空艇」のアイコンであったりする場合には、一機で2個のアイコンの変化を行うことができる。
図151は、図148に示した演出例等の変形例を示す図である。
図151(A1−2−1)は、特図1について第1装飾図柄(第3図柄)が高速変動中であり、特図1の第1保留アイコンh11が表示されている。この保留アイコンh11はデフォルトの表示態様(第1表示態様)で表示されている。また、変動アイコン表示領域CISの台座hs0には、デフォルトの表示態様(第1表示態様)の変動アイコンh0が表示されている。
図151(A1−2−2)では、特図1始動口230に入球があり、特図1の保留が一つ増加し、全部で2つになる。図151(A1−2−2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lの第2保留数表示では、特図1の保留数が「2」と表示されている。
図151(A1−2−3)では、第2保留アイコンh12が第2ステージhs2に表示されている。第2保留アイコンh12は、図119(a)に示すNo.12の「ルーレット」の表示態様のアイコンである。この「ルーレット」の表示態様のアイコンは、2択〜5択(青、緑、赤、金、虹)の中で選ばれたN択の表示態様が順番に切り替わって表示され、ルーレットで止まった表示態様に、この保留アイコン自身が変化する。この例では、青、緑、赤の3択であって、「青→緑→赤→青→」の順番に切り替わって表示される。すなわち、図151(A1−2−3)に示す「ルーレット」の表示態様の第2保留アイコンh12では「青色」の表示態様のアイコンが表示されており、同図(A1−2−4)に示す「ルーレット」の表示態様の第2保留アイコンh12では、「緑色」の表示態様のアイコンが表示されており、同図(A1−2−5)に示す「ルーレット」の表示態様の第2保留アイコンh12では、「赤色」の表示態様のアイコンが表示されている。以降の図面では、変動中を表す矢印のマークで表す。図151(A1−2−7)では、図柄変動表示が終了し、第1装飾図柄表示装置208Lでは、中央領域で第1装飾図柄が、ハズレの装飾図柄の組み合せ(「装飾4」−「装飾1」−「装飾7」)を停止表示し、左上の第2装飾図柄も、ハズレの装飾図柄の組み合せ(「装飾4」−「装飾1」−「装飾7」)を停止表示している。
図151(A1−2−8)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、中央領域において、第1装飾図柄の変動表示が開始されている。第1保留アイコンh11は、「ルーレット」の表示態様のアイコンである。また、この第1装飾図柄表示装置208Lには、「赤爆撃機」のアイコンIHIが表示されており、アイコン変化アニメーションが開始されている。すなわち、第1保留アイコンh11を目標に、赤色の爆撃機のアイコンRBIから赤色の銃弾アイコンBTIが発射される。
図151(A1−2−10)では、第1保留アイコンh11に、銃弾アイコンBTIが命中し、第1保留アイコンh11がエフェクト画像EF14によって覆われている。そして、図148(A1−2−11)では、エフェクト画像EF14が消え、第1保留アイコンh11では、「赤色」の表示態様のアイコンが見えている。図148(A1−2−11)に続く同図(A1−2−12)では、第1保留アイコンh11は、「赤色」の表示態様に変化している。また、「赤爆撃機」のアイコンIHIが画面左隅に消えようとしている。なお、「赤爆撃機」のアイコンIHIによってアイコン変化アニメーションが行われなかった場合や、「赤爆撃機」のアイコンIHIによってアイコン不変化アニメーションが行われなかった場合、すなわち、「赤爆撃機」を用いたアニメーションが行われなかった場合であっても、「赤爆撃機」のアイコンIHI表示されなかった場合よりも第1保留アイコンh11が「赤色」表示態様に変化しやすいように構成されていてもよいし、「赤爆撃機」のアイコンIHI表示されなかった場合と「赤色」表示態様の変化のしやすさが同じであってもよい。
図151(A1−3−1)〜同図(A1−3−7)に示す例は、図94を用いて説明したテロップ演出が実行される例である。
図151(A1−3−1)では、図柄変動表示が停止表示されており、同図(A1−3−2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、中央領域において、第1装飾図柄の変動表示が開始されている。続く図151(A1−3−3)では、テロップ演出が開始される。すなわち、第1装飾図柄の上方に、テロップ表示trpが表示されている。このテロップ表示trpには、保留アイコンの表示態様が変化する可能性が高いことが文字表示されており、アイコン変化予告の表示の一例に相当する。ここでのテロップ表示trpは、「保留変化高確中」といった文字表示が、画面の右から左に向けて流され続ける。
テロップ演出が開始された後、図151(A1−3−4)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lには、「赤爆撃機」のアイコンIHIが表示されており、アイコン変化アニメーションが開始されている。すなわち、テロップ演出が続く中、図151(A1−3−4)に示すように、第1保留アイコンh11を目標に、赤色の爆撃機のアイコンRBIから赤色の銃弾アイコンBTIが発射される。「保留変化高確中」といったテロップ表示trpが表示されている状態で、アイコン変化予告の表示としてのアイコン(ここでは「赤爆撃機」のアイコンIHI)が表示されると、「保留変化高確中」といったテロップ表示trpが表示されていない状態よりも、保留アイコンの表示態様が変化しやすいように構成されていてもよい。
図151(A1−3−7)では、第1保留アイコンh11に、銃弾アイコンBTIが命中し、第1保留アイコンh11がエフェクト画像EF14によって覆われている。やがて、エフェクト画像EF14が消えると、第1保留アイコンh11は、「赤色」の表示態様に変化している。
続いて、保留アイコンのシルエット予告が実行されている例について説明する。
図151(A1−4−1)では、図柄変動表示が終了し、第1装飾図柄表示装置208Lでは、中央領域で第1装飾図柄が、ハズレの装飾図柄の組み合せ(「装飾4」−「装飾1」−「装飾7」)を停止表示し、左上の第2装飾図柄も、ハズレの装飾図柄の組み合せ(「装飾4」−「装飾1」−「装飾7」)を停止表示している。
図151(A1−4−2)では、これまで第1保留であった保留が消化され、図柄変動表示が開始されている。図151(A1−4−3)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、中央領域の第1装飾図柄は停止表示したままであるが、左上の第2装飾図柄では、変動表示が開始され、右上の第2保留数表示では、特図1の保留数が1つ減って「2」になっている。また、保留アイコン表示領域HISおよび変動アイコン表示領域CISを覆うように、エフェクト画像EF15が発生し、保留アイコンも変動アイコンも見えなくなっている。
図151(A1−4−3)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、中央領域において、第1装飾図柄の変動表示が開始される。第1装飾図柄の変動表示が開始されると、エフェクト画像EF15が消え、保留アイコン表示領域HISおよび変動アイコン表示領域CISではシルエット予告が開始される。すなわち、保留アイコン表示領域HISおよび変動アイコン表示領域CISにわたって小屋silが出現する。この小屋silの内部の様子は、シルエット表示によって表示される。図151(A1−4−3)では、変動アイコンh0と、第1保留アイコンh11と、第2保留アイコンh12が、シルエット表示によって表示されている。シルエット表示は、アイコン等の色が、普段の色ではなく、影を表す色で表示されている。ここで開始されたシルエット予告は、保留アイコンの表示態様が変化しやすい状態であることを示す予告であったり、大当りの期待度が高い表示態様に変化する可能性がある保留アイコンが存在していることを示唆する予告であったりする。
シルエット予告が開始された後、図151(A1−4−4)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lには、「赤爆撃機」のアイコンIHIが登場し、アイコン変化アニメーションが開始される。すなわち、シルエット予告が行われている状態で、図151(A1−4−4)に示すように、赤色の爆撃機のアイコンRBIが、小屋silに近づいてくる。やがて、赤色の爆撃機のアイコンRBIは、小屋silをかすめながら通過し、通過中に、赤色の銃弾アイコンBTIを発射する。発射された銃弾アイコンBTIは、小屋の中に入ってシルエット表示によって表示される。
図151(A1−4−7)では、第1保留アイコンh11に、銃弾アイコンBTIが命中しそうな様子がシルエット表示によって表示されている。また、図151(A1−4−8)では、銃弾アイコンBTIが第1保留アイコンh11に命中し、第1保留アイコンh11がエフェクト画像EF14によって覆われている様子がシルエット表示によって表示されている。そして、図151(A1−4−9)では、第1保留アイコンh11が、「赤色」の表示態様に変化したことがわかるようにシルエット表示によって表示されている。なお、シルエット予告が終了するまでどの表示態様に変化したか分からないようにシルエット表示で表示されてもよい。
図152は、保留アイコンのシルエット予告が実行されている例の続きと、その他の演出例を示す図である。
図152(A1−4−10)では、図柄変動表示が終了し、第1装飾図柄表示装置208Lでは、中央領域で第1装飾図柄が、ハズレの装飾図柄の組み合せ(「装飾6」−「装飾4」−「装飾1」)を停止表示し、左上の第2装飾図柄も、ハズレの装飾図柄の同じ組み合せを停止表示している。
図152(A1−4−11)は、停止表示中(確定表示中)であり、変動アイコンh0が消え、同図(A1−4−12)も、停止表示中(確定表示中)であり、同図(A1−4−13)では、これまで第1保留であった保留、すなわち、「赤色」の表示態様に変化した第1保留アイコンの保留が消化され、図柄変動表示が開始されている。図152(A1−4−13)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、中央領域の第1装飾図柄は停止表示したままであるが、左上の第2装飾図柄では、変動表示が開始され、右上の第2保留数表示では、特図1の保留数が1つ減って「1」になっている。また、小屋silの中では、保留アイコンの移動アニメーションがシルエット表示で表示され、「赤色」の表示態様に変化した第1保留アイコンが、変動アイコンh0の位置に表示されていることがわかる。
図152(A1−4−14)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、中央領域において、第1装飾図柄の変動表示が開始されており、第1装飾図柄の変動表示が開始された後に、シルエット予告は終了し、図152(A1−4−15)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、赤色の表示態様に変化した変動アイコンh0が表示されている。
なお、「赤爆撃機」のアイコンIHIを用いたアイコン変化アニメーションによる演出によって、シルエット予告の演出自体も昇格する場合があってもよい。例えば、小屋silが昇格して家になって、保留アイコンが変化しやすくなったり、小屋silの色が赤色に変化して、保留アイコンの表示態様も赤色の表示態様になりやすくなってもよい。そして、シルエット予告が終了した後(小屋silが非表示となった後)、あるいは終了と同時に、保留アイコンの表示態様が変化してもよい。
図152(B1−1)〜同図(B8)は、アイコン変化予告の表示が表示されてから、そのアイコン変化予告の表示自体が昇格する例を示す図である。
図152(B1−1)は、特図1について第1装飾図柄(第3図柄)が高速変動中であり、特図1の第1保留アイコンh11と第2保留アイコンh12が表示されている。これら2つの保留アイコンh11,h12はともにデフォルトの表示態様(第1表示態様)で表示されている。また、変動アイコン表示領域CISの台座hs0には、デフォルトの表示態様(第1表示態様)の変動アイコンh0が表示されている。
図152(B2)では、アイコン変化予告の表示であるデフォルト色の「爆撃機」のアイコンIHIが画面右端に登場し(表示され)、アイコン変化アニメーションが開始される。ここでのアイコン変化アニメーションでは、「爆撃機」のアイコンIHIが、図152(B3−1)に示すように、変動アイコンh0の上で一時停止し、同図(B4)に示すように、「爆撃機」のアイコンIHIに、変化を煽る閃光表示がなされた後、「赤爆撃機」のアイコンIHIに昇格している。なお、この他にも、同じ爆撃機の系統内で昇格する場合(「爆撃機」のアイコンIHIが「金爆撃機」のアイコンIHIに昇格したり、「赤爆撃機」のアイコンIHIが「金爆撃機」のアイコンIHIに昇格したりする場合)があったり、異なる系統に変化する場合(「爆撃機」のアイコンIHIが「飛行艇」のアイコンIHIに昇格したり、「爆撃機」のアイコンIHIが「赤飛行艇」のアイコンIHIに昇格したりする場合)があってもよい。
図152(B6)では、赤色の爆撃機のアイコンRBIから赤色の銃弾アイコンBTIが発射されている。図152(B7)では、発射された銃弾アイコンBTIは、第1保留アイコンh11に命中し、第1保留アイコンh11がエフェクト画像EF14によって覆われている。そして、図152(B8)では、エフェクト画像EF14が消え、第1保留アイコンh11は、「赤色」の表示態様に変化している。
図152(B3−2−1)〜同図(B3−2−5)は、アイコン変化予告の表示自体がボタン演出によって昇格する例を示す図である。
図152(B3−2−1)は、図152(B2)から続く例であり、この図152(B3−2−1)に示す状態は、図152(B3−1)に示す状態と同じである。図152(B3−2−2)では、アイコン変化予告の表示である「爆撃機」のアイコンIHIの上にボタン画像136aが付加される。ここでは、操作有効期間の残時間を表す残時間表示メータMTは付加されていないが、付加されていてもよい。また、ボタン画像136aが付加された時点から操作有効期間が開始していてもよいし、しばらく経ってから開始してもよい。
図152(B3−2−3)のタイミングは、上記操作有効期間内であり、このタイミングで、遊技者がチャンスボタン136を操作する。チャンスボタン136が上記操作有効期間内に操作されたことに応じて、図149(B3−2−4)では、「爆撃機」のアイコンIHIに、変化を煽る閃光表示がなされた後、「赤爆撃機」のアイコンIHIに昇格している(図149(B3−2−5))。。その後、図152(B6)に続くが、保留アイコンの表示態様が変化しない場合があってもよい
なお、「爆撃機」のアイコンIHIの昇格は、チャンスボタン136が操作されたことを条件に実行されてもよいし、チャンスボタン136が操作されることなく操作有効期間が経過した場合にも実行されてもよい。また、「爆撃機」のアイコンIHIの上にボタン画像136aが付加されていたが、ボタン画像136aが付加されず、いわゆる裏ボタン演出として実行されてもよい。
図152(B3−3−1)〜同図(B3−3−5)は、アイコン変化予告の表示自体が予告アイコンYIから放出された予告表示YHによって昇格する例を示す図である。
図152(B3−3−1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、ストック領域SSに予告アイコンYIがストックされている。図152(B3−3−2)では、その予告アイコンYIが使用され、箱が開いた態様dに変化し、箱の中から、図117(b)に示すNo.20の「UP」の予告表示YHが放出されており、同図(B3−3−3)では、使用された予告アイコンYIが消え、「UP」の予告表示YHは表示されている。「UP」の予告表示YHが、光の玉YHbに変化し、図152(B3−3−4)に示すように、その光の玉YHbが、変動アイコンh0の上で一時停止している「爆撃機」のアイコンIHIめがけて飛んでいき、その「爆撃機」のアイコンIHIにぶつかる。すると、図152(B3−3−5)では、「爆撃機」のアイコンIHIが、「赤爆撃機」のアイコンIHIに昇格している。図149(B3−3−6)の後は、図152(B6)に続くが、保留アイコンの表示態様が変化しない場合があってもよい。
図153は、アイコン変化予告の表示自体が、複数変動にわたって、途中で昇格に失敗しながら昇格する例等を示す図である。
図153(B3−4−1)は、図152(B2)から続く例であり、この例では、先読み対象変動の保留は、図153(B3−4−1)に示す第2保留アイコンh12が表す第2保留になる。
図153(B3−4−1)に示す状態は、図152(B3−1)に示す状態と同じであり、アイコン変化予告の表示であるデフォルト色の「爆撃機」のアイコンIHIは、変動アイコンh0の真上で一時停止している。また、図152(B3−4−2)に示す状態は、図152(B4)に示す状態と同じであり、「爆撃機」のアイコンIHIに、変化を煽る閃光表示がなされている。この例では、ここでは昇格に失敗し、閃光表示が消えた図153(B3−4−3)では、「爆撃機」のアイコンIHIのままである。やがて、図151(B3−4−3)では、図柄変動表示が終了し、第1装飾図柄表示装置208Lでは、中央領域で第1装飾図柄が、ハズレの装飾図柄の組み合せ(「装飾4」−「装飾1」−「装飾7」)を停止表示し、左上の第2装飾図柄も、ハズレの装飾図柄の組み合せ(「装飾4」−「装飾1」−「装飾7」)を停止表示している。
そして、次の図柄変動表示が開始されても、「爆撃機」のアイコンIHIは変動アイコンh0の真上で一時停止したままである(図153(B3−4−5))。続く図153(B3−4−6)では、「爆撃機」のアイコンIHIに、変化を煽る閃光表示が再びなされ、今度は昇格に成功し、閃光表示が消えた図153(B3−4−7)では、「赤爆撃機」のアイコンIHIに昇格している。昇格に成功した赤色の爆撃機のアイコンRBIは、第1保留アイコンh0に向けて赤色の銃弾アイコンBTIを発射するものの、図153(B3−4−8)に示すようにここでは命中せず、図153(B3−4−9)では、図柄変動表示が終了し、ハズレの装飾図柄の組み合せ(「装飾6」−「装飾4」−「装飾1」)が停止表示されている。
今度は、先読み対象変動であった保留が消化され、図柄変動表示が開始される(図153(B3−4−10))。すなわち、ここで開始された図柄変動表示が、先読み対象変動であったことになり、変動アイコンh0を目標のアイコンとすべく、赤色の爆撃機のアイコンRBIは宙返りを行い、変動アイコンh0の手前の位置に戻り、変動アイコンh0を目標に、赤色の銃弾アイコンBTIを発射する(図153(B3−4−11))。その後、図148(A3−2−2)に続くが、変動アイコンの表示態様が変化しない場合があってもよい。
なお、この例では、2回目に昇格に成功しているが、昇格に成功することなく演出が終了する場合があってもよい。また、「赤爆撃機」のアイコンIHIから更に「金爆撃機」のアイコンIHIに変化してもよい。また、この例では、昇格してから銃弾アイコンBTIが発射されているが、昇格前でも銃弾アイコンBTIが発射される場合があってもよい。例えば、図153(B3−4−3)のタイミングで銃弾アイコンBTIが発射されてもよい。
図153(B1−2−1)〜同図(B1−2−10)は、タイマ予告演出を経由してアイコン変化予告の表示自体が昇格する例を示す図である。
図153(B1−2−1)は、特図1について第1装飾図柄(第3図柄)が高速変動中であり、特図1の第1保留アイコンh11と第2保留アイコンh12が表示されている。これら2つの保留アイコンh11,h12はともにデフォルトの表示態様(第1表示態様)で表示されている。また、変動アイコン表示領域CISの台座hs0には、デフォルトの表示態様(第1表示態様)の変動アイコンh0が表示されている。
図153(B1−2−2)では、タイマ予告演出が開始され、第1装飾図柄表示装置208Lの右端には、タイマ予告表示TYHが表示される。図153(B1−2−2)に示すタイマ予告表示TYHには、昇格演出開始の基準となる時間までの残時間(ここでは5秒)が表示されており、同図153(1−2−3)ではカウントダウンが開始されている。ここで開始されたタイマ予告演出は、昇格演出の予告に相当する。タイマ予告演出が開始された後、図153(B1−2−4)に示すように、アイコン変化予告の表示であるデフォルト色の「爆撃機」のアイコンIHIが表示され、変動アイコンh0の真上まで飛んできて一時停止し(図153(B1−2−5))、待機状態になる。図153(B1−2−6)に示すタイマ予告表示TYHは、残時間が無くなり(0秒になり)、続く同図(B1−2−7)では、タイマ予告表示TYHが「注目」の文字に切り替わっている。タイマ予告表示TYHの残時間が無くなる(0秒になる)と同時に、昇格演出は開始されている。なお、タイマ予告表示TYHの残時間が無くなった後で、昇格演出が開始される場合(タイムラグがある場合)があってもよい。
図153(B1−2−8)では、タイマ予告表示TYHに「注目」の文字が表示されている状態で、これまで待機状態であった「爆撃機」のアイコンIHIに、変化を煽る閃光表示が表示されている。やがて、その閃光表示が消え、閃光表示が消えた図153(B1−2−9)では、「赤爆撃機」のアイコンIHIに昇格している。タイマ予告演出経由の方が、タイマ予告演出を経由しない場合よりも、アイコン変化予告の表示自体が昇格しやすい。なお、タイマ予告演出を経由した場合には、アイコン変化予告の表示自体が必ず昇格するようにしてもよい。図153(B1−2−10)では、タイマ予告演出が終了し、タイマ予告表示TYHが非表示になっている。なお、このタイマ予告表示TYHを利用して、アイコン変化予告の表示が昇格する種類を予告してもよい。例えば、「注目」の文字表示に代えて「赤」の文字表示を行うようにしてもよい。
なお、タイマ予告表示TYHの残時間が無くなる(0秒になる)と、アイコン変化予告の表示(例えば、「爆撃機」のアイコンIHI)が登場してもよい。すなわち、タイマ予告表示TYHが、アイコン変化予告の表示が行われるかもしれない予告に相当する。またさらに、タイマ予告表示TYHの背景色等を使って、登場するアイコン変化予告の表示の色を予告してもよい。例えば、白背景であれば「爆撃機」のアイコンIHIの登場を予告しており、赤背景であれば「赤爆撃機」のアイコンIHIの登場を予告しており、金背景であれば「金爆撃機」のアイコンIHIの登場を予告してもよい。ただし、このような予告が行われなくてもよい。
また、この例は、タイマ予告演出と昇格演出が組み合わさった例であったが、両者は独立しており、タイマ予告演出開始後に、「爆撃機」のアイコンIHIが登場し、タイマ予告表示TYHの残時間が無くなっても、昇格演出が開始されず、タイマ予告表示TYHに対応した別の予告や演出が開始されてもよい。この場合、「爆撃機」のアイコンIHIの昇格演出は、タイマ予告演出とは無関係である。また、タイマ予告表示TYHの残時間が無くなるタイイミングと、「爆撃機」のアイコンIHIが保留変化させるタイミングが、偶然にも一致する場合があってもよい。
次に、メータ演出を経由してアイコン変化予告の表示自体が昇格する例について説明する。
図153(B1−3−1)は、特図1について第1装飾図柄(第3図柄)が高速変動中であり、特図1の第1保留アイコンh11と第2保留アイコンh12が表示されている。これら2つの保留アイコンh11,h12はともにデフォルトの表示態様(第1表示態様)で表示されている。また、変動アイコン表示領域CISの台座hs0には、デフォルトの表示態様(第1表示態様)の変動アイコンh0が表示されている。また、演出アイコン表示領域DISの右ベースアイコンbIrには、図91等に示すメータ表示と同様なメータ表示MDが表示されている。図153(B1−3−1)に示すメータ表示MDは、6目盛りで満タンのところ、5目盛りまで既に貯まっている状態である。このメータ表示MDは、満タンになると、アイコン変化予告の表示である「爆撃機」のアイコンIHIを昇格させる。なお、このメータ表示MDは、スーパーリーチ演出が実行されている等の特定の状態を除いて、常時表示されている表示であってもよいし、表示開始条件を満足すると表示が開始される表示であってもよい。
やがて、図153(B1−3−2)では、図柄変動表示が終了し、第1装飾図柄表示装置208Lでは、中央領域で第1装飾図柄が、ハズレの装飾図柄の組み合せ(「装飾4」−「装飾1」−「装飾7」)を停止表示し、左上の第2装飾図柄も、ハズレの装飾図柄の組み合せ(「装飾4」−「装飾1」−「装飾7」)を停止表示している。
そして、次の図柄変動表示が開始されても、右ベースアイコンbIrには、5目盛りまで貯まったメータ表示MDが表示されている(図153(B1−3−3))。次の図柄変動表示が開始されると、図153(B1−3−4)に示すように、「赤爆撃機」のアイコンIHIが画面右端に登場する。すなわち、ここで表示された「赤爆撃機」のアイコンIHIは、図117(b)に示すNo.20の「up」の予告表示YHを搭載しており、同図(B1−3−5)では、メータ表示MDの上を通過する際に、その「up」の予告表示YHを落下させ、「up」の予告表示YHはメータ表示MDに取り込まれる。その結果、図153(B1−3−6)に示すように、メータ表示MDは満タンになり、続く同図(B1−3−7)では、メータ表示MDが、「昇格」という文字表示に変化している。
図154は、メータ演出を経由してアイコン変化予告の表示自体が昇格する例の続きと、その他の演出例を示す図である。
図153(B1−3−7)から続く図154(B1−3−8)では、メータ表示MDが満タンになったことに応じて、デフォルト色の「爆撃機」のアイコンIHIに、変化を煽る閃光表示がなされ、閃光表示が消えた図154(B1−3−9)では、「赤爆撃機」のアイコンIHIに昇格している。ここで変化したアイコン変化予告の表示の色は、メータ表示MDにおける「昇格」という文字表示の背景色と一致しており、図153(B1−3−7)の段階でアイコン変化予告の表示が変化する表示態様が予告されている。続く、図154(B1−3−10)に示すメータ表示MDは、空の状態に戻っている。なお、メータ表示MDが満タンになると、アイコン変化予告の表示の表示態様が必ず変化(昇格)してもよいし、変化(昇格)しない場合(失敗の場合)があってもよい。
図153(B1−4−1)〜同図(B1−4−4)は、メータ演出におけるメータ表示が満タンになると、アイコン変化予告の表示が登場する例について説明する。
図153(B1−4−1)に示す演出アイコン表示領域DISの右ベースアイコンbIrには、メータ表示MDが表示されている。このメータ表示MDは、6目盛りで満タンのところ、5目盛りまで既に貯まっている状態である。また、図柄変動表示中の図153(B1−4−1)では、「UP」の予告表示YHが表示されている。続く図153(B1−4−2)では、その「up」の予告表示YHがメータ表示MDに取り込まれ、メータ表示MDは満タンになり、続く同図(B1−4−3)では、メータ表示MDが、赤背景の「爆撃」という表示に変化している。ここでは、アイコン変化予告の表示として、背景色の爆撃機のアイコンが登場することが予告されている。なお、金背景の「爆撃」という表示に変化すれば、「金爆撃機」のアイコンが表示される場合があり、白背景の「爆撃」という表示に変化すれば、「爆撃機」のアイコンが表示される場合がある。また、登場するアイコン変化予告の表示の予告は行われなくてもよく、この場合であっても、メータ表示MDが満タンになると、「爆撃機」のアイコン、「赤爆撃機」のアイコン、あるいは「金爆撃機」のアイコンが表示される場合がある。
そして、図154(B1−4−4)では、「赤爆撃機」のアイコンIHIが画面右端に登場している。
なお、メータ表示MDによる、アイコン変化予告の表示の出現予告が行われると、アイコン変化予告の表示が、必ず出現してもよいし、出現しない場合があってもよい。
図154(C1)〜同図(C13)は、アイコン変化予告の表示が、複数の図柄変動表示を跨いで表示される例を示す図である。
図154(C1)では、図柄変動表示が停止表示し、第1装飾図柄表示装置208Lには、ハズレの装飾図柄の組合せが停止表示されている。この停止表示中、演出アイコン表示領域DISの右ベースアイコンbIrには、何も表示されていない。
図154(C2)では、第1保留アイコンh11の保留が消化され、第1装飾図柄表示装置208Lが開始されている。第1装飾図柄表示装置208Lでは、第1装飾図柄の変動表示が開始されている。図柄変動表示が開始される時点でも、演出アイコン表示領域DISの右ベースアイコンbIrには、何も表示されていないが、第1装飾図柄の変動表示が開始されると、図154(C3)に示すように、演出アイコン表示領域DISには、煙画像が表示され、同図(C4)では、煙画像が消失し、演出アイコン表示領域DISに、図119(b)に示すNo.13の赤色の「赤吉宗」のアイコンIHIが表示されている。この「赤吉宗」のアイコンは、アイコン変化予告の表示に相当し、以下、「赤爆撃機」のアイコン等に用いた符号と同じ符号を付して説明する。「赤吉宗」のアイコンIHIは、アイコンの変化に成功すると、そのアイコンの表示態様を自身と同じ表示態様、すなわち赤色の表示態様(第5表示態様)に変化させるアイコンである。したがって、保留アイコンの表示態様を変化させるのであれば、先読み予告の予告に相当し、変動アイコンの表示態様を変化させるのであれば、通常み予告の予告に相当する。
図154(C5)では、「赤吉宗」のアイコンIHIを用いた変動アイコンh0の変化演出が開始される。すなわち、それまで、図119(b)に示すデフォルトの態様である態様(a)であった「赤吉宗」のアイコンIHIが、態様(b)に変化している。すなわち、正面を向いて立った姿勢であった「赤吉宗」のアイコンIHIが、変動アイコンh0の方を向き、刀を抜いて構え、その刀から波動が発振されている。図154(C6)でも、「赤吉宗」の刀から波動が発振されているが、変動アイコンh0の表示態様はデフォルトのままであり、同図(C7)では、「赤吉宗」のアイコンIHIは態様aに戻っており、変化アニメーションは終了している。すなわち、ここでの変化演出は失敗に終わっている。図154(C8)では、図柄変動表示が停止表示し、第1装飾図柄表示装置208Lには、ハズレの装飾図柄の組合せが停止表示されている。「赤吉宗」のアイコンIHIは、態様aのまま右ベースアイコンbIrに表示されている。
図154(C9)では、第1保留アイコンh11の保留が消化され、図柄変動表示が再び開始されている。図柄変動表示が開始されても、「赤吉宗」のアイコンIHIは、態様aのまま右ベースアイコンbIrに表示されており、連続する図柄変動表示を跨いで表示されていることになる。図154(C10)では、「赤吉宗」のアイコンIHIを用いた変動アイコンh0の変化演出として、変化アニメーションが開始される。図154(C11)では、それまでデフォルトの表示態様であった変動アイコンh0が、赤色の表示態様に変化しており、通常予告が開始されている。図154(C12−1)では、「赤吉宗」のアイコンIHIが、態様bから態様cに変化し、変化演出に成功したことをアピールしている。変化演出に成功すると、アイコン変化予告の表示であった「赤吉宗」のアイコンIHIは、右ベースアイコンbIrから消えている。
以上説明した「赤吉宗」のアイコンIHIは、図77や図84等に示された、赤色の着物を着た表示態様のナビキャラクタYMと同じであり、図77や図84等に示す演出例と、相互に適用可能である。
なお、「赤吉宗」のアイコンIHIが表示されると、アイコンの表示態様は、失敗することなく赤色の表示態様に必ず変化してもよいし、この例のように失敗することはあるが最終的には赤色の表示態様に必ず変化してもよいし、あるいは、最終的にも失敗する場合があってもよい。
図154(C12−2)は、変動アイコンh0の表示態様を赤色の表示態様に変化させることができず、最終的にも変化演出に失敗した後の様子であり、「赤吉宗」のアイコンIHIが、態様bから態様dに変化し、変化演出に失敗したことを報知している。
続いて、図119(b)に示されていないアイコン変化予告の表示を用いた例について説明する。
図154(D1)は、特図1について第1装飾図柄(第3図柄)が高速変動中であり、特図1の第1保留アイコンh11と第2保留アイコンh12が表示されている。これら2つの保留アイコンh11,h12はともにデフォルトの表示態様(第1表示態様)で表示されている。また、変動アイコン表示領域CISの台座hs0には、デフォルトの表示態様(第1表示態様)の変動アイコンh0が表示されている。
図154(D2)では、「赤雷雲」のアイコンが、保留アイコンh11,h12の上に小さく表示され始める。この「赤雷雲」のアイコンは、アイコン変化予告の表示に相当し、以下、「赤爆撃機」のアイコン等に用いた符号と同じ符号を付して説明する。「赤雷雲」のアイコンは、「赤爆撃機」のアイコンや「赤吉宗」のアイコンと同じく、アイコンの変化に成功すると、そのアイコンの表示態様を自身と同じ表示態様、すなわち赤色の表示態様(第5表示態様)に変化させるアイコンである。
「赤雷雲」のアイコンは、表示開始後に、成長アニメーションによって大きな雷雲へと成長する。なお、大きな雷雲へ成長しない場合があってもよく、この場合は、ガセの表示になり、あるいは、必ず大きな雷雲へと成長するようにしてもよい。
図154(D3)に示す「赤雷雲」のアイコンIHIは、変動アイコン表示領域CISから保留アイコン表示領域HISにかけての領域を上から覆うまでに成長しており、この「赤雷雲」のアイコンIHIの下に、変動アイコンh0も、保留アイコンh11,h12も表示されている。
図154(D4)では、「赤雷雲」のアイコンIHIから、第1保留アイコンh11に向けて雷が落ちており、続く同図(D5)では、雷が落ちた第1保留アイコンh11はエフェクト画像EF16によって覆われ、そのエフェクト画像EF16が消えた同図(D6)では、第1保留アイコンh11の表示態様に変化はなく、デフォルトの表示態様のままであり、変化演出に失敗している。「赤雷雲」のアイコンIHIは、保留アイコンあるいは変動アイコンの一又は複数のアイコンに向けて、同時にあるいは順次に雷を落とし、変化演出が成功する場合には、雷が落ちたアイコンの表示態様が、赤色の表示態様に変化する。なお、図154(D6)では、図柄変動表示が停止表示し、第1装飾図柄表示装置208Lには、ハズレの装飾図柄の組合せが停止表示されているが、「赤雷雲」のアイコンIHIは表示されている。
図154(D7)では、第1保留アイコンh11の保留が消化され、図柄変動表示が開始されている。図柄変動表示が開始されても、「赤雷雲」のアイコンIHIは表示されており、この「赤雷雲」のアイコンIHIも、連続する図柄変動表示を跨いで表示されていることになる。
図155は、図119(b)に示されていないアイコン変化予告の表示を用いた例の続きと、その他の演出例を示す図である。
図154(D7)にから続く図155(D8)では、図柄変動表示が停止表示し、第1装飾図柄表示装置208Lには、ハズレの装飾図柄の組合せが停止表示されている。ここでは、特図の保留が無くなり、次変動は入賞待ちの状態である。しかしながら、「赤雷雲」のアイコンIHIは依然として表示されている。
保留が0の状態で特図の停止図柄の確定表示が行われてから図柄変動表示が開始されていない状態で、第一の時間(例えば、30秒間)が経過すると、図柄デモが開始される(図155(D9))。この図柄デモでは、停止表示した装飾図柄の組み合わせが表示され続けている。また、背景画面は、図示省略されているが、図154(D7)の図柄変動表示から変更されることなく表示され続けている。ただし、図柄デモの背景画面に切り替わってもよい。さらに、図柄デモが開始されると、メニューアイコンMI、音量調整アイコンVI、および輝度調整アイコンBIの表示が開始される。なお、これらのアイコンMI,VI,BIの表示開始タイミングは、図柄デモの開始より前であってもよく、図柄デモの開始と同時でもよく、図柄デモの開始より後であってもよい。これらのアイコンMI,VI,BIについての詳しい説明は、図65等を用いて行われているため、ここでは省略する。
また、図155(D9)に示すように、図柄デモ中であっても、「赤雷雲」のアイコンIHIは依然として表示されている。
保留が0の状態で特図の停止図柄の確定表示が行われてから図柄変動表示が開始されていない状態で、メニューアイコンMI、音量調整アイコンVI、および輝度調整アイコンBIの表示が開始され、さらにその状態のまま第二の時間(例えば、15秒間)が経過すると、図柄デモからアニメデモに切り替わる。アニメデモが開始されると、背景画面が変化し、アニメーションのデモ画面に切り替わる(図155(D10))。このアニメーションのデモ画面に切り替わると、「赤雷雲」のアイコンIHIは非表示になる。一方、この例では、アニメーションのデモ画面に切り替わっても、メニューアイコンMI、音量調整アイコンVI、および輝度調整アイコンBIは、切り替え前と同じ位置に表示されたままである。ただし、アニメーションのデモ画面に切り替わると、これらのアイコンMI,VI,BIは表示位置が変更されてもよいし、非表示になっってもよい。
なお、上記第一の時間(例えば、30秒間)が経過した時点で、アニメーションのデモ画面に切り替わってもよい。この場合には、アニメーションのデモ画面に切り替わると同時に、「赤雷雲」のアイコンIHIが非表示になってもよいし、切り替わってから上記第二の時間は表示されていてもよい。
やがて、特図1始動口230に入球があり、特図1の保留が一つ増加し、図柄変動表示が開始される。第1装飾図柄表示装置208Lでは、アニメーションのデモ画面から図155(D11)に示す表示画面に切り替わる。この結果、大きく成長した「赤雷雲」のアイコンIHIが再表示されている。ただし、上記図柄デモあるいは上記アニメデモを挟んだ場合には、「赤雷雲」のアイコンIHIが表示されないように構成されていてもよい。
図155(D8)では、同図(D11)で開始された図柄変動表示が停止表示し、第1装飾図柄表示装置208Lには、ハズレの装飾図柄の組合せが停止表示されているが、同図(D11)で開始された図柄変動表示の実行中に、特図1始動口230にもう1球入球があり、特図1の保留数が1になって、第1保留アイコンh11が表示されている。このため、すぐに次変動が開始され、ここでの図柄変動表示以降、特図1の保留が貯まり始め、連続して図柄変動表示が実行される。この間、図155(D13)に示すように、「赤雷雲」のアイコンIHIは表示され続けている。
図155(D14)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、第1装飾図柄において第1停止が行われており、左図柄が揺れ変動している。「赤雷雲」のアイコンIHIは、図柄変動表示が予め定められた回数行われると、消去アニメーションが開始される。ここでの回数のカウントは、上記図柄デモあるいは上記アニメデモを挟んでも変わることはない。ただし、上記図柄デモあるいは上記アニメデモを挟むことで、上記回数がリセットされてもよい。消去アニメーションの開始タイミングは、図柄変動表示が予め定められた回数行われた次の図柄変動表示の開始と同時であってもよいし、開始後であってもよいし、第1停止が行われたタイミングであってもよい。消去アニメーションでは、「赤雷雲」のアイコンIHIが徐々に小さくなっていき、最終的には、消えてなくなる(図155(D16))。この例では結局、「赤雷雲」のアイコンIHIによる変化演出は一度も成功することなく終了している。
なお、この例では、図示省略したが、毎変動ごと、雷をいずれかのアイコンに落としている。ただし、アイコン変化が行われる場合のみ、雷を落としてもよい。また、雷雲系のアイコンの種類として、デフォルト色の雷雲のアイコンと、金色の雷雲のアイコンも用意されている。ただし、雲の色は同じにし、雷の色で種類を分けてもよい。すなわち、赤い雷が落ちたアイコンは、変化演出が成功する場合には、赤色に変化するようにしてもよい。この場合、雷が落ちるまで、アイコン変化予告の表示の種類がわからず、雷雲のアイコンに注目させることができる場合がある。また、デフォルト色の雷が落ちた場合に限って、いずれの表示態様に変化するかわからないように構成してもよい。例えば、デフォルト色のアイコンにデフォルト色の雷が落ちた場合であっても、赤色に変化する場合があってもよい。一方、その他の色(表示態様)では、雷の色(表示態様)と同じ色(表示態様)に変化するため、変化する表示態様の予告としても機能する。
図155(Ea1)〜同図(Ea9)は、「タイマ」の表示態様のアイコンとアイコン変化予告の表示を組み合わせた演出例を示す図である。
図155(Ea1)は、特図1について第1装飾図柄(第3図柄)が高速変動中であり、特図1の第1保留アイコンh11と第2保留アイコンh12が表示されている。特図1の第1保留アイコンh11は、図119(a)に示すNo.10の「タイマ」の表示態様のアイコンである。この「タイマ」の表示態様のアイコンは、タイマが0になると、アイコンが第4表示態様以上の表示態様に変化するアイコンである。ただし、タイマが0になっても変化しない場合があってもよいし、あるいはタイマが0になると必ず変化してもよい。167(Ea1)に示す「タイマ」の表示態様の第1保留アイコンh11の態様は、カウントダウン開始前の態様aである。一方、第2保留アイコンh12はデフォルトの表示態様(第1表示態様)で表示されている。また、変動アイコン表示領域CISの台座hs0には、デフォルトの表示態様(第1表示態様)の変動アイコンh0が表示されている。
図155(Ea2−1)では、図119(b)に示すNo.4のデフォルト色の「爆撃機」のアイコンに、Timerの文字が付された専用態様のアイコンが画面右端に登場している。以下、このアイコンを「タイマ作動専用爆撃機」のアイコンIHIと称する。「タイマ作動専用爆撃機」のアイコンIHIは、アイコン変化予告の表示に相当する。「タイマ作動専用爆撃機」のアイコンIHIは、保留アイコン又は変動アイコンが、「タイマ」の表示態様のアイコンで表示されている場合に登場する場合があり、「タイマ」の表示態様のアイコンで表示されている場合であっても登場しない場合もある。ただし、「タイマ」の表示態様のアイコンが表示されている場合には必ず登場するようにしてもよい。図155(Ea2−1)では、登場した「タイマ作動専用爆撃機」のアイコンIHIを用いたアイコン変化アニメーションが開始されている。なお、アイコン変化アニメーションが開始されても、第1保留アイコンh11のタイマはカウントダウンを開始せず、態様aのまま表示されている。
図155(Ea3)では、Timerの文字が付された爆撃機のアイコンTBIからデフォルト色の銃弾アイコンBTIが発射されている。ここでの目標は、「タイマ」の表示態様の第1保留アイコンh11である。なお、Timerの文字が付された爆撃機のアイコンTBIが、「タイマ」の表示態様のアイコン以外を目標にすることはないが、目標にする場合があってもよい。この場合には、銃弾アイコンBTIが命中すると、「タイマ」の表示態様に変化してもよい。
図155(Ea5)では、「タイマ」の第1保留アイコンh11に、銃弾アイコンBTIが命中し、その第1保留アイコンh11がエフェクト画像EF14によって覆われている。そして、図155(Ea6)では、エフェクト画像EF14が消え、第1保留アイコンh11が、カウントダウン開始前の態様aからカウントダウン中の態様bに変化する。すなわち、銃弾アイコンBTIが命中して始めてカウントダウンが開始される。この例では、アイコン変化アニメーションは、図155(Ea2−1)〜同図(Ea6)直前までのアニメーションになる。なお、銃弾アイコンBTIがアイコン変化予告の表示に相当するものと見ることもでき、その場合には、Timerの文字が付された爆撃機のアイコンTBIから発射されることで、表示が開始され、その後、命中して態様bへの変化が完了する直前までのアニメーションが、アイコン変化アニメーションに相当することになる。
図155(Ea7)では、「タイマ」の第1保留アイコンh11の態様が、タイマが0になった態様になり、タイマが0になると同時に、同図(Ea8)に示すように、第1保留アイコンh11は煙画像に覆われている。図155(Ea8)では、この煙画像が消え、「タイマ」の表示態様であった第1保留アイコンは、緑色の表示態様(第4表示態様)に変化している。なお、「タイマ」の保留アイコンは、「タイマ作動専用爆撃機」のアイコンIHIによって攻撃されなくても、タイマが作動開始する場合があってもよい。この場合、「タイマ作動専用爆撃機」のアイコンIHIによって作動が開始された場合よりも、大当りの信頼度が高い先読み予告であってもよく、あるいは反対に、大当りの信頼度が低い先読み予告であってもよく、大当りの信頼度は同じであってもよい。また、「タイマ」の保留アイコンは、「タイマ作動専用爆撃機」のアイコンIHIによって攻撃がされなくてもタイマが必ず作動開始してもよいし、反対に、「タイマ作動専用爆撃機」のアイコンIHIによって攻撃されない限りは、タイマが作動開始しなくてもよい。
図155(Ea2−2−1)では、「タイマ」の表示態様のアイコンが表示されている状態で、「タイマ作動専用爆撃機」のアイコンIHIではなく、汎用される「赤爆撃機」のアイコンIHIが登場している。図155(Ea2−2−2)では、「赤爆撃機」のアイコンIHIから銃弾アイコンBTIが発射されており、発射された銃弾アイコンBTIは、「タイマ」の表示態様の第1保留アイコンh11に命中する。すると、「タイマ」の第1保留アイコンh11ではカウントダウンが開始される。図155(Ea2−2−3)では、「タイマ」の第1保留アイコンh11の態様が、タイマが0になった態様になり、タイマが0になると同時に、同図(Ea2−2−4)に示すように、第1保留アイコンh11は煙画像に覆われている。この例では、タイマが0になることで、第1保留アイコンの表示態様が「赤爆撃機」のアイコンIHIの表示態様と同じ赤色の表示態様(第5表示態様)に変化することが確定する。図155(Ea2−2−5)では、煙画像が消え、「タイマ」の表示態様であった第1保留アイコンは、赤色の表示態様(第5表示態様)に変化している。
図156は、或る種類の保留アイコンとアイコン変化予告の表示を組み合わせた演出例を示す図である。
図156(Eb1)〜同図(Eb8)は、図119(a)に示されていない種類の「爆弾」の種類の保留アイコンとアイコン変化予告の表示を組み合わせた例を示す図である。
図156(Ea1)は、特図1について第1装飾図柄(第3図柄)が高速変動中であり、特図1の第1保留アイコンh11と第2保留アイコンh12が表示されている。特図1の第1保留アイコンh11は、デフォルトの表示態様(第1表示態様)で表示されている。一方、第2保留アイコンh12は、図119(a)に示されていない種類の「爆弾」の種類のアイコンになる。この「爆弾」の種類のアイコンは、爆弾が爆発するとアイコンの表示態様が変化するアイコンであり、この点では「タイマ」のアイコンと似ているが、「タイマ」のアイコンは、カウントダウンが行われて0になったらアイコンの表示態様が変化することから、表示態様の変化のタイミングがわかりやすいのに対して、「爆弾」では、いつ爆発するかがわかりにくく、その結果、表示態様の変化のタイミングもわかりにくい点で両者は異なる。「爆弾」の種類のアイコンでは、導火線が出ており、「爆弾」を額発させるには、この導火線に引火する必要がある。
図156(Eb2)では、アイコン変化予告の表示である「赤爆撃機」のアイコンIHIが画面右端に登場し、アイコン変化アニメーションが開始される。図156(Eb3)では、着火用アイコンCYIを搭載した赤色の爆撃機のアイコンRBIが、「爆弾」の第1保留アイコンh11に徐々に近づいてきており、同図(Eb4)では、第1保留アイコンh11である爆弾のアイコンの導火線めがけて着火用アイコンCYIを投下する。なお、「赤爆撃機」のアイコンIHIは、火炎放射器を固定配備したアイコンであってもよく、この場合には、銃弾アイコンBTIや着火用アイコンCYIといったような、機体から分離されるものはなくなる。「爆弾」の第1保留アイコンh11は、着火用アイコンCYIが投下されても、導火線にうまく引火する場合と、しない場合がある。図156(Eb5)に示す第1保留アイコンh11である爆弾のアイコンの導火線は、引火されており、同図(Eb6)では、導火線が燃えて短くなってきている。やがて、図156(Eb7−1)に示すように、「爆弾」の第1保留アイコンh11は爆発し、同図(Eb8)に示すように、第1保留アイコンh11は、「赤爆撃機」のアイコンIHIの表示態様と同じ赤色の表示態様に変化している。
図156(Eb7−2−1)は、同図(Eb6)から続く変形例であり、同図(Eb6)では、導火線が燃えて短くなってきているものの、図156(Eb7−2−1)では、導火線の火が途中で消えてしまっている。このため、「爆弾」の第1保留アイコンh11は爆発することがなく、表示態様の変化も起こらない。導火線の火が途中で消えてしまった「爆弾」のアイコンは、その態様のまま表示され続ける。導火線の火が途中で消えてしまった「爆弾」の態様は、第2表示態様(「白点滅」の表示態様)に相当する。図156(Eb7−2−2)では、図柄変動表示が終了し、同図(Eb7−2−3)では、導火線が途中で消えてしまった態様の「爆弾」のアイコンが変動アイコンh0として表示されている。なお、導火線が途中で消えてしまった場合であっても、次変動以降の変動で、途中で消えてしまった導火線が再び引火される場合があってもよい。図156(Eb7−2−3)に続く同図(Eb7−2−4)では、ハズレの装飾図柄の組み合わせが停止表示されている。
なお、「爆弾」のアイコン(保留アイコン又は変動アイコン)は、「赤爆撃機」のアイコンIHI等のアイコン変化予告の表示によって攻撃されなくても、導火線が自然に着火される場合があってもよい。この場合、アイコン変化予告の表示によって着火された場合よりも、大当りの信頼度が高い先読み予告であってもよく、あるいは反対に、大当りの信頼度が低い先読み予告であってもよく、大当りの信頼度は同じであってもよい。また、「爆弾」のアイコンは、アイコン変化予告の表示によって攻撃がされなくても導火線が必ず自然に着火してもよいし、反対に、アイコン変化予告の表示によって攻撃されない限りは、導火線が着火しなくてもよい。
なお、アイコン変化予告によって、アイコン(保留アイコンおよび/または変動アイコン)が図119(a)に示すNo.2〜No.19のアイコン、および前述した「爆弾」のアイコン、VS表示態様の保留アイコン、後述する「パトランプ」のアイコンに変化することを予告してもよい。
図156(Ec1)〜同図(Ec8)は、図119(a)に示すNo.11の「的」のアイコンと図119(b)に示されていない種類のアイコン変化予告の表示を組み合わせた例を示す図である。
図156(Ec1)は、特図1について第1装飾図柄(第3図柄)が高速変動中であり、特図1の第1保留アイコンh11と第2保留アイコンh12が表示されている。特図1の第1保留アイコンh11は、図119(a)に示すNo.11の「的」の表示態様のアイコンである。この「的」の表示態様のアイコンでは、的アイコンに矢が刺さらなかった場合には、図119(a)に示す態様aのままであり、その的アイコンに対応する図柄変動表示における大当りの信頼度は第2表示態様(白点滅の表示態様)のレベル程度であるが、的アイコンに矢が刺さると、図119(a)に示す態様bに変化し、その的アイコンに対応する図柄変動表示における大当りの信頼度が第6表示態様(金色の表示態様)のレベルにまで上昇する。一方、第2保留アイコンh12はデフォルトの表示態様(第1表示態様)で表示されている。また、変動アイコン表示領域CISの台座hs0には、デフォルトの表示態様(第1表示態様)の変動アイコンh0が表示されている。
図156(Ec2)では、表示画面の右上に、落下傘を背負った吉宗のアイコンYMPが登場する。この落下傘を背負った吉宗のアイコンYMPは、アイコン変化予告の表示の一種であるが、図119(b)に示されていない種類のアイコン変化予告の表示になる。図119(b)では、アイコン変化アニメーションが開始されており、落下傘を背負った吉宗のアイコンYMPにおける吉宗が、弓矢を構えて、第1保留アイコンh11である的アイコンを狙っており、同図(Ec3)では、矢のアイコンYYIが発射される。発射された矢のアイコンYYIは、第1保留アイコンh11である的アイコンに命中し、図156(Ec5−1)では、第1保留アイコンh11がエフェクト画像EF14によって覆われている。続く図156(Ec6)では、エフェクト画像EF14が消え、第1保留アイコンh11の表示態様が、図119(a)に示す態様bに変化している。この例では、第1保留アイコンh11に対応した図柄変動表示における大当りの信頼度が第6表示態様(金色の表示態様)のレベルにまで上昇している。図156(Ec7−1)では、落下傘を背負った吉宗のアイコンYMPが、第1保留アイコンh11の上を通過していき、やがて、そのアイコンTMPは、表示画面から消え去る(図156(Ec8))。
図156(Ec5−2−1)は、同図(Ec4)から続く変形例であり、同図(Ec5−2−1)では、発射された矢のアイコンYYIが、第1保留アイコンh11である的アイコンに命中しておらず、続く同図(Ec5−2−2)では、第1保留アイコンh11の表示態様が、これまでの態様のまま表示されている。そして、その後は命中したときと同じように、落下傘を背負った吉宗のアイコンYMPが、第1保留アイコンh11の上を通過していき(図156(Ec5−2−3))、やがて、そのアイコンTMPは、表示画面から消え去る(図156(Ec5−2−4))。このように、一回の図柄変動表示内で、一回失敗すると、再挑戦することはできずにそのまま終了になる。ただし、次変動で再び、落下傘を背負った吉宗のアイコンYMPが登場し、的アイコンを狙う変化演出が実行されてもよいし、別の演出によって変化演出が実行されてもよい。なお、一回の図柄変動表寺内で一回失敗しても所定の回数(例えば、再挑戦を含め2回、3回…)まで再挑戦できる場合があってもよく、一回失敗しても所定の回数まで必ず再挑戦できるように構成されていてもよい。
図157は、アイコン変化予告の表示として爆撃機系のアイコンを用いたその他の演出例を示す図である。
図157(Ed1)〜同図(Ed5)は、図119(a)に示されていない種類のアイコンと、同じく図119(b)に示されていない種類のアイコン変化予告の表示を組み合わせた例を示す図である。
図157(Ed1)は、特図1について第1装飾図柄(第3図柄)が高速変動中であり、特図1の第1保留アイコンh11と第2保留アイコンh12が表示されている。特図1の第1保留アイコンh11は、図119(a)に示されていない種類の「パトランプ」の種類のアイコンになる。この「パトランプ」の種類のアイコンは、パトランプのアイコンが作動すると、そのパトランプのアイコンに対応する図柄変動表示における大当りの信頼度が第7表示態様(虹色の表示態様)のレベル、すなわち大当り確定のレベルまで上昇する。一方、第2保留アイコンh12はデフォルトの表示態様(第1表示態様)で表示されている。また、変動アイコン表示領域CISの台座hs0には、デフォルトの表示態様(第1表示態様)の変動アイコンh0が表示されている。
また、図157(Ed1)では、図119(b)に示すNo.4のデフォルト色の「爆撃機」のアイコンに、パトランプが装着されるとともにpatの文字が付された専用態様のアイコンが画面右端に登場している。以下、このアイコンを「パトランプ作動専用爆撃機」のアイコンIHIと称する。「パトランプ作動専用爆撃機」のアイコンIHIは、アイコン変化予告の表示に相当する。「パトランプ作動専用爆撃機」のアイコンIHIは、保留アイコン又は変動アイコンが、「パトランプ」の表示態様のアイコンで表示されている場合に登場する場合があり、「パトランプ」の表示態様のアイコンで表示されている場合であっても登場しない場合もある。ただし、「パトランプ」の表示態様のアイコンが表示されている場合には必ず登場するようにしてもよい。図157(Ed1)では、登場した「パトランプ作動専用爆撃機」のアイコンIHIを用いたアイコン変化アニメーションが開始されている。
図157(Ed2)では、パトランプが装着されるとともにpatの文字が付された爆撃機のアイコンPBIからデフォルト色の銃弾アイコンBTIが、「パトランプ」の表示態様の第1保留アイコンh11を目標に、発射されている。図157(Ed3)では、銃弾アイコンBTIが「パトランプ」の第1保留アイコンh11に命中し、第1保留アイコンh11がエフェクト画像EF14によって覆われている。そして、図157(Ea4)では、エフェクト画像EF14が消え、第1保留アイコンh11のパトランプのアイコンが作動しており、第1保留が大当り確定の保留であることが報知されている。なお、「パトランプ作動専用爆撃機」のアイコンIHIは、画面左側に飛び去っており、図157(Ea5)に示す第1装飾図柄表示装置208Lには表示されていない。
図157(Fa1)〜同図(Fa5)は、可動役物等を用いて、アイコン変化予告の表示の出現予告が行われている例を示す図である。
図157(Fa1)は、特図1について第1装飾図柄(第3図柄)が高速変動中であり、特図1の第1保留アイコンh11と第2保留アイコンh12が表示されている。これら2つの保留アイコンh11,h12はともにデフォルトの表示態様(第1表示態様)で表示されている。また、変動アイコン表示領域CISの台座hs0には、デフォルトの表示態様(第1表示態様)の変動アイコンh0が表示されている。
図157(Fa2−1)では、図14等を用いて説明した、第1装飾図柄表示装置208Lの四隅に配置されている大盤振舞役物のうち、右下に配置されている第4大盤振舞役物224Gdが、初期位置から、第1装飾図柄表示装置208Lに前側からオーバーラップする位置に向けて進出し始め、第4大盤振舞役物224Gdの進出に合わせて、第1装飾図柄表示装置208Lにおける、第4大盤振舞役物224Gdにオーバーラップされた部分の周囲には、赤色のエフェクト画像EF17が表示されている。この第4大盤振舞役物224Gdの動作は、第4大盤振舞役物224Gdの付近からアイコン変化予告の表示が出現することを予告する動作になり、第1装飾図柄表示装置208Lにおけるエフェクト画像EF17の表示は、何色のアイコン変化予告の表示が出現するかについての予告になる。すなわち、アイコン変化予告の表示の出現自体を役物とエフェクト画像EF17で予告し、出現位置を役物で予告するとともに出現する表示の表示態様についてエフェクト画像EF17で予告している。
なお、役物が動作した場合の方が、しない場合よりも、アイコンの表示態様の変化が起こりやすいように構成されていてもよいが、起こりやすさは変わらなくてもよい。また、動作した役物の数に応じて、アイコンの表示態様の変化が起こりやすいように構成されていてもよいが、起こりやすさは変わらなくてもよい。
図157(Fa3)では、第4大盤振舞役物224Gdが最大進出位置まで移動し、同図(Fa4)では、最大進出位置まで移動した第4大盤振舞役物224Gdが、初期位置に向けて戻り始めている。なお、図157(Fa2)〜同図(Fa4)に示すように、第4大盤振舞役物224Gdの移動動作に合わせて、エフェクト画像EF17の表示位置も変化している。最大進出位置まで移動した第4大盤振舞役物224Gdが、初期位置に向けて後退を開始すると、その奥に、アイコン変化予告の表示としての「赤爆撃機」のアイコンIHIの表示が見え始める。こうして、「赤爆撃機」のアイコンIHIが出現し、図157(Fa5)以降は、図148(A3−1)以降と同じような演出が実行されるが、変動アイコンの表示態様が変化しない場合があってもよい。
図157(Fa2−2−1)〜同図(Fa2−2−5)は、POVディスプレイ224Iを用いて、アイコン変化予告の表示の出現予告が行われている例を示す図である。
図柄変動表示中の図157(Fa2−2−1)では、第1装飾図柄表示装置208Lの前側に、これまで初期位置にあって隠れていたPOVディスプレイ224Iが出現しており、回転動作する前の状態である。
図157(Fa2−2−2)では、第1装飾図柄表示装置208Lの前側で、POVディスプレイ224Iが回転動作を始め、定速回転に達するとPOVディスプレイ224Iには、「赤爆撃機」のアイコンIHIが表示され、「赤爆撃機」のアイコンIHIの出現が予告されている。
図157(Fa2−2−3)では、POVディスプレイ224Iは定速回転を続けており、「赤爆撃機」のアイコンIHIが表示されたままであるが、その奥側には、「赤爆撃機」のアイコンIHIの出現している。「赤爆撃機」のアイコンIHIが出現すると、POVディスプレイ224Iは回転を停止し(図157(Fa2−2−4))、初期位置に戻る(図157(Fa2−2−5))。こうして、「赤爆撃機」のアイコンIHIが出現し、図157(Fa2−2−5)以降は、図148(A3−1)以降と同じような演出が実行されるが、変動アイコンの表示態様が変化しない場合があってもよい。
なお、POVディスプレイ224Iが定速で回転している状態であっても、POVディスプレイ224Iの奥側の表示領域(第1装飾図柄表示装置208Lの表示領域)は視認可能であり、その表示領域で演出表示を行ってもよい。また、POVディスプレイ224Iが静止状態から定速状態に達するまでの加速中の状態や、定速状態から静止状態に戻るまでの減速中の状態は、定速状態よりも、上記表示領域がより見えやすく、加速中の状態や減速中の状態でも、上記表示領域で演出表示を行ってもよい。あるいは、加速中の状態や減速中の状態に限って、上記表示領域で演出表示を行ってもよい。また、加速中の状態や減速中の状態では、少なくとも上記表示領域(第1装飾図柄表示装置208Lの表示画面全域であってもよい)を暗くしてPOVディスプレイ224Iの表示を目立たせるようにしてもよい。あるいは、加速中の状態では上記表示領域に演出表示を行っておき、定速状態になったら少なくとも上記表示領域を暗くしてもよい。ここで記載したなお書きは、以降のPOVディスプレイ224Iの例についても適用可能である。
また、POVディスプレイ224Iの定速回転の終了タイミングと、「赤爆撃機」のアイコンIHIの出現タイミングは、定速回転の終了タイミングの方が早くてもよいし、アイコンの出現タイミングの方が早くてもよいし、両者は同じタイミングであってもよい。
また、ここではPOVディスプレイ224Iを用いた出現予告を説明したが、導光板ILや他の表示手段(第2装飾図柄表示装置208M、第3装飾図柄表示装置208N、、図146に示す第4表示手段208M’等)によって上記出現予告を実行してもよいし、別の予告を実行してもよい。
図158は、アイコン変化予告の表示に関する各種の予告の例等を示す図である。
図158(Fb1)〜同図(Fb9)は、アイコンの表示態様の変化の成功率を、役物演出を用いて予告する例を示す図である。
図158(Fb1)に示す状態は、図148(A1−1)に示す状態と同じであり、装飾図柄の変動表示が行われている。図158(Fb2)に示す状態は、図148(A1−2)に示す状態と同じであり、「赤爆撃機」のアイコンIHIが出現し、アイコンの表示態様の変化演出が開始されている。
図158(Fb3)では、赤色の爆撃機のアイコンRBIが銃弾アイコンBTIを発射する前に、役物演出が開始されている。ここでの役物演出は、図14等を用いて説明した、第1装飾図柄表示装置208Lの四隅に配置されている大盤振舞役物のうち、左下に配置されている第3大盤振舞役物224Gcと、右下に配置されている第4大盤振舞役物224Gdが、それぞれの初期位置から、第1装飾図柄表示装置208Lに前側からオーバーラップする位置に向けて進出し始める。この役物演出は、アイコンの表示態様が変化す直前まで続けられるが、予告として機能は、銃弾アイコンBTIを発射する前まである。この役物演出では、4つある大盤振舞役物224Ga〜224Gdのうち何個の大盤振舞役物が動作するかによって、アイコンの表示態様の変化の成功率を予告している。すなわち、4つ全てが動作すれば100%の確率で成功し、3つ動作すれば75%の確率で成功し、2つしか動作しなければ50%の確率で成功し、1つしか動作しなければ25%の確率でしか成功しないことを予告している。
なお、4つある大盤振舞役物224Ga〜224Gdのうち、第1大盤振舞役物224Gaが動作すれば最も成功確率が高く、第2大盤振舞役物224Gbが動作すれば次に成功確率が高く、第3大盤振舞役物224Gdが動作すれば三番目に成功確率が高く、第4大盤振舞役物224Geが動作すれば最も成功確率が低いようにしてもよい。あるいは、初期位置からどの位置まで進出するかによって成功確率を予告することもできる。例えば、最大進出位置に近づくほど成功確率が上がるようにしてもよい。
また、役物が動作した場合の方が、しない場合よりも、アイコンの表示態様の変化が起こりやすいように構成されていてもよいが、起こりやすさは変わらなくてもよい。また、動作した役物の数に応じて、アイコンの表示態様の変化が起こりやすいように構成されていてもよいが、起こりやすさは変わらなくてもよい。
図158(Fb8)に示すように、役物演出は、アイコンの表示態様の変化が完了すると終了する。
図158(Fc1)〜同図(Fc6)は、アイコン変化予告の表示自体の昇格を予告する例を示す図である。
図158(Fc1)では、デフォルト色の「爆撃機」のアイコンIHIが出現し、アイコンの表示態様の変化演出が開始されている。ここでは、「爆撃機」のアイコンIHIが一時停止する前に、予告演出が開始される。ここでは、図157(Fa2−1)〜同図(Fa4)に示す演出と同様に、右下に配置されている第4大盤振舞役物224Gdが、初期位置から、第1装飾図柄表示装置208Lに前側からオーバーラップする位置に向けて進出し始め、第4大盤振舞役物224Gdの進出に合わせて、第1装飾図柄表示装置208Lにおける、第4大盤振舞役物224Gdにオーバーラップされた部分の周囲には、エフェクト画像EF17が表示される。ここで、エフェクト画像EF17の表示態様が、デフォルト色の「爆撃機」のアイコンIHIが昇格する表示態様を予告していることになる。ここでは、赤色のエフェクト画像EF17が表示されており、図158(Fc5)では、「赤爆撃機」のアイコンIHIに昇格している。図158(Fc6)の後は、図152(B6)に続くが、保留アイコンの表示態様が変化しない場合があってもよい。
この例では、第4大盤振舞役物224Gdの動作は予告には関係なく、煽り演出の一種であるが、役物が動作した場合の方が、しない場合よりも、昇格が起こりやすいように構成されていてもよい。ただし、起こりやすさは変わらなくてもよい。また、動作した役物の数に応じて、昇格が起こりやすいように構成されていてもよい。すなわち、動作した役物の数が多ければ多いほど、昇格が起こりやすいように構成されていてもよい。ただし、ここでも起こりやすさは変わらなくてもよい。
図158(Fd1)〜同図(Fd6)は、POVディスプレイ224Iを用いた、アイコンの表示態様の変化演出の一例を示す図である。
図柄変動表示中の図158(Fa1)では、第1装飾図柄表示装置208Lの前側に、これまで初期位置にあって隠れていたPOVディスプレイ224Iが出現しており、回転動作する前の状態である。なお、特図1の第1保留アイコンh11と第2保留アイコンh12が表示されており、これら2つの保留アイコンh11,h12はともにデフォルトの表示態様(第1表示態様)で表示されている。
図158(Fd2)では、第1装飾図柄表示装置208Lの前側で、POVディスプレイ224Iが回転動作を始め、定速回転に達するとPOVディスプレイ224Iには、「赤色の爆撃機のアイコンRBIと、デフォルトの表示態様の第1保留アイコンh11が表示されている。なお、POVディスプレイ224Iの回転範囲は、第1保留アイコンh11の表示位置には完全にオーバーラップし、第2保留アイコンh12の表示位置には一部がオーバーラップする。
図158(Fd3)に示すPOVディスプレイ224Iには、第1保留アイコンh11を目標にして、赤色の爆撃機のアイコンRBIから赤色の銃弾アイコンBTIが発射された様子が表示されており、同図(Fd4)に示すPOVディスプレイ224Iには、銃弾アイコンBTIが第1保留アイコンh11に命中し、第1保留アイコンh11がエフェクト画像EF14によって覆われている様子が表示されている。
そして、図158(Fd5−1)に示すPOVディスプレイ224Iには、赤色の爆撃機のアイコンRBIとともに、赤色の表示態様に変化した第1保留アイコンh11が表示されている。
この例では、POVディスプレイ224Iが定速の回転動作を行っている間は、その奥側となる、第1装飾図柄表示装置208Lの表示画面は、視認可能であってもよいし、視認不可能であってもよい。POVディスプレイ224Iが定速の回転動作を行っている間に、定速回転するPOVディスプレイ224Iの裏側となる表示画面の部分に「赤爆撃機」のアイコンIHIおよび/またはエフェクト画像EF14が表示されていてよいし、表示されていなくてもよい。
図158(Fd6)では、POVディスプレイ224Iは回転を停止しており、第1装飾図柄表示装置208Lの表示画面には、赤色の表示態様の第1保留アイコンh11と、デフォルトの表示態様の第2保留アイコンh12が表示されており、「赤爆撃機」のアイコンIHIは表示されていない。ただし、「赤爆撃機」のアイコンIHIが表示されている場合があってもよい。
なお、第1保留アイコンh11の表示態様は、POVディスプレイ224Iが定速の回転動作を行っている間に変化してもよいし、POVディスプレイ224Iが定速の回転動作を停止すると同時に変化してもよいし、POVディスプレイ224Iが定速の回転動作を停止した後に変化してもよい。
また、ここではPOVディスプレイ224Iを用いた例を説明したが、導光板ILや他の表示手段(第2装飾図柄表示装置208M、第3装飾図柄表示装置208N、図146に示す第4表示手段208M’等)によって上記表示を実行してもよい。すなわち、第1装飾図柄表示装置208Lに表示されている場面の一部をPOVディスプレイ224Iに拡大表示することもでき、例えば、図158(Fd2)に示すPOVディスプレイ224Iの表示は、図148(A2−1)と同図(A3−1)の間の場面の拡大表示に相当し、図158(Fd3)に示すPOVディスプレイ224Iの表示は、図148(A3−1)場面の拡大表示に相当していてもよい。この場合、拡大表示を行うのは、POVディスプレイ224Iに限らず、第2装飾図柄表示装置208M、第3装飾図柄表示装置208N、図146に示す第4表示手段208M’や導光板IL等であってもよく、あるいは、POVディスプレイ224Iとの併用であってもよい。また、このような拡大表示は、第1装飾図柄表示装置208Lで行うことも可能である。
また、図157や図158に示す例では、アイコン変化予告の表示に関する予告であったが、予告アイコンの出現予告にも適用することができる。例えば、4つある大盤振舞役物224Ga〜224Gdのうち何個の大盤振舞役物が動作するかによって、予告アイコンが出現する確率を表してもよい(動作する役物が多い程、出現確率は高くなる)。
図159は、第1装飾図柄表示装置208Lと、他の表示手段との組み合わせの例を示す図である。
図159(Fd5−2−1)〜同図(Fd5−2−2)に示す例は、先の図158(Fd5−1)〜図158(Fd6)の変形例である。図159(Fd5−2−1)に示すPOVディスプレイ224Iの表示は、アイコン変化予告の表示(「赤爆撃機」のアイコンIHI)と、変化したアイコンの表示態様を示す表示であって、いずれのアイコンが変化したかまでを表示しているものではない。なお、図159(Fd5−2−1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、第2保留アイコンh12がエフェクト画像EF14によって覆われている様子がわずかに見えている。
図159(Fd5−2−2)では、POVディスプレイ224Iは回転を停止しており、第1装飾図柄表示装置208Lの表示画面には、デフォルトの表示態様の第1保留アイコンh11と、赤色の表示態様の第2保留アイコンh12が表示されている。この例では、POVディスプレイ224Iによって、対象のアイコンまでは不明であるが、アイコンの表示態様の変化演出に成功したか否かの表示が表示されていることになる。そして、POVディスプレイ224Iによって、アイコンの表示態様の変化演出の成功が表示されると、第1装飾図柄表示装置208Lでは、対象のアイコンの表示態様が実際に変化する。
なお、POVディスプレイ224Iにおける保留アイコンの表示態様の変化の表示と、第1装飾図柄表示装置208Lにおける保留アイコンの表示態様の変化の表示は、同時に行われてもよく、逆に、第1装飾図柄表示装置208Lの方が先に行われた後にPOVディスプレイ224Iの方が行われてもよい。
また、この例は、POVディスプレイ224Iによって、対象のアイコンまでは不明であるが、アイコンの表示態様の変化演出に成功するか否かの予告としても使用可能である。
以下、図159では、第1装飾図柄表示装置208Lと、図146に示す第4表示手段208M’とを組み合わせた装置構成における演出例について説明するが、図146でも説明したように、単にハードウェアの構成が異なるだけで、この明細書で説明する技術を適用することができないわけではなく、技術的思想としてとらえれば、表示手段の配置が横並びであっても、縦並びであっても適用可能である。
図159(Fe1)〜同図(Fe6)は、第1装飾図柄表示装置208Lにおける表示は第1装飾図柄表示装置208Lの中だけで完結し、第4表示手段208M’における表示は第4表示手段208M’の中だけで完結している例を示す図である。
図159(Fe1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lの状態は、図146(カa1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lの状態と、背景画面が表示されているかいないかの違いを除けば同じである。また、図159(Fe1)に示す第4表示手段208M’の状態は、図146(カa1)に示す第4表示手段208M’の状態と同じである。
図159(Fe2−1)に示す第4表示手段208M’では、アイコン変化予告の表示としての「赤爆撃機」のアイコンIHIの先端部分が画面右端に登場しており、同図(Fe3)に示す第4表示手段208M’では、「赤爆撃機」のアイコンIHIを用いたアイコン変化アニメーションが開始されている。図159(Fe4)に示す第4表示手段208M’では、赤色の爆撃機のアイコンRBIから赤色の銃弾アイコンBTIが発射されており、同図(Fe5)に示す第4表示手段208M’では、銃弾アイコンBTIが第1保留アイコンh11に命中し、第1保留アイコンh11がエフェクト画像EF14によって覆われている。そして、図159(Fe6)に示す第4表示手段208M’では、第1保留アイコンh11の表示態様が赤色の表示態様に変化している。一方、図159(Fe1)〜同図(Fe6)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、装飾図柄の変動表示が継続して行われている。
図159(Fe2−2−1)〜同図(Fe2−2−6)は、第1装飾図柄表示装置208Lにおける表示の一部が、第4表示手段208M’に入り込む例を示す図である。
図159(Fe2−2−1)は、図159(Fe2−1)からの続きであり、同図(Fe2−2−1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、アイコン変化予告の表示としての「赤爆撃機」のアイコンIHIが画面右端に登場しており、同図(Fe2−2−2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、「赤爆撃機」のアイコンIHIを用いたアイコン変化アニメーションが開始されており、赤色の爆撃機のアイコンRBIから赤色の銃弾アイコンBTIが発射されている。図159(Fe2−2−3)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、銃弾アイコンBTIが、初期位置にある第4表示手段208M’におけるフレームfmの上縁部分にオーバーラップされている下端領域に表示されているため、一瞬見にくくなっている。図159(Fe2−2−4)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、銃弾アイコンBTIが、初期位置にある第4表示手段208M’の表示画面内に移動してきており、第4表示手段208M’には、銃弾アイコンBTIの先端部分が表示されている。なお、初期位置にある第4表示手段208M’におけるフレームfmの上縁部分にオーバーラップされて見えないが、第1装飾図柄表示装置208Lには、銃弾アイコンBTIの後端部分が表示されている。ただし、表示されていなくてもよい。図159(Fe2−2−5)に示す第4表示手段208M’では、銃弾アイコンBTIの先端部分が、変動アイコン表示領域CIS’の台座hs0’に表示されているデフォルトの表示態様(第1表示態様)の変動アイコンh0の一部にオーバーラップしている。この状況は、赤色の爆撃機のアイコンRBIが第1装飾図柄表示装置208Lに表示され、銃弾アイコンBTIが第4表示手段208M’に表示されている。図159(Fe2−2−6)に示す第4表示手段208M’では、変動アイコンh0の表示態様が赤色の表示態様に変化している。一方、図159(Fe2−2−6)に示す第1装飾図柄表示装置208Lには、「赤爆撃機」のアイコンIHIは表示されていない。
なお、表示態様が変化した変動アイコンh0が、第4表示手段208M’の表示画面の大きさを超えて拡大され、第4表示手段208M’と第1装飾図柄表示装置208Lの両方に跨って表示される場合があってもよい。また、「赤爆撃機」のアイコンIHIが第4表示手段208M’と第1装飾図柄表示装置208Lの両方に跨って表示される場合があってもよい。
図160は、第2装飾図柄表示装置208Mと第3装飾図柄表示装置208Nを用いた演出例を示す図である。
図160(Ff1)に示す状態は、図148(A1−1)に示す状態と同じである。ただし、第2装飾図柄と第2保留数表示は、第2装飾図柄表示装置208Nに表示されている。図160(Ff1)に示す第2装飾図柄表示装置208Mも第3装飾図柄表示装置208Nも、互いの初期位置にあり、開いた状態(離間した状態)であって、第1装飾図柄表示装置208Lの表示画面は視認可能である。
図160(Ff2)に示す状態は、図148(A2−1)に示す状態に相当し、ここでは、第3装飾図柄表示装置208Nに、アイコン変化予告の表示としての「赤爆撃機」のアイコンIHIが登場し始めており、同図(Ff3)に示す第3装飾図柄表示装置208Nには、「赤爆撃機」のアイコンIHI全体が表示されている。
図160(Ff4)に示す第3装飾図柄表示装置208Nでは、赤色の爆撃機のアイコンRBIが左方向に移動しており、続く同図(Ff4)に示す第3装飾図柄表示装置208Nは、赤色の爆撃機のアイコンRBIが左方向に移動する代わりに、第3装飾図柄表示装置208N自体が左方向に移動を開始している(同図(Ff5)〜Ff6))。すなわち、赤色の爆撃機のアイコンRBIの本来の移動表示に合わせて第3装飾図柄表示装置208Nが移動している。やがて、第3装飾図柄表示装置208Nは、最大移動位置に到達し、左方向にそれ以上移動することができなくなる。すると、今度は、図160(Ff7)に示すように、赤色の爆撃機のアイコンRBIが、第1装飾図柄表示装置208Lの表示画面内に移動してきており第1装飾図柄表示装置208Lには、赤色の爆撃機のアイコンRBIの先端部分が表示され、第3装飾図柄表示装置208Nには、赤色の爆撃機のアイコンRBIの後ろ側の部分が表示されている。すなわち、赤色の爆撃機のアイコンRBIは、第1装飾図柄表示装置208Lと第3装飾図柄表示装置208Nに跨って表示されている。なお、奥側となる第1装飾図柄表示装置208Lでは、赤色の爆撃機のアイコンRBIの全体が表示されていてもよい。
図160(Ff8)では、最大移動位置に到達した第3装飾図柄表示装置208Nが初期位置に向けて移動を開始しており、赤色の爆撃機のアイコンRBIの2/3程度は、第1装飾図柄表示装置208Lに表示されており、目標の第1保留アイコンh11の手前の位置に到達したことから、赤色の爆撃機のアイコンRBIから赤色の銃弾アイコンBTIが発射されている。図160(Ff9)では、第1保留アイコンh11に、銃弾アイコンBTIが前側からオーバーラップしている。また、赤色の爆撃機のアイコンRBI全体が第1装飾図柄表示装置208Lに表示されている。
図160(Ff10)では、銃弾アイコンBTIが第1保留アイコンh11に命中し、第1保留アイコンh11がエフェクト画像EF14によって覆われている。また、赤色の爆撃機のアイコンRBIは、第2装飾図柄表示装置208Mに表示されている。図160(Ff11)では、第1保留アイコンh11の表示態様が赤色の表示態様に変化している。また、赤色の爆撃機のアイコンRBIは、第2装飾図柄表示装置208Mからさらに左側に飛び去ろうとしており、図160(Ff12)では、赤色の爆撃機のアイコンRBIが第2装飾図柄表示装置208Mから消え去っている。
以上説明した例では、複数の表示手段に跨って一つの画像が表示されることはあったが、複数の表示手段に同じ画像が表示されることはない。例えば、第1装飾図柄表示装置208Lと第2装飾図柄表示装置208Mに一部が同じ画像が表示されることはないが、表示されることがあってもよい。
なお、アイコン不変化アニメーションが行われる場合であっても、第3装飾図柄表示装置208Nから第1装飾図柄表示装置208Lを経て第2装飾図柄表示装置208Mに赤色の爆撃機のアイコンRBIを表示するアニメーションが行われる場合があるが、アイコン不変化アニメーションが行われる場合は、赤色の爆撃機のアイコンRBIが、第3装飾図柄表示装置208Nのみに表示されるように構成されていてもよいし、第2装飾図柄表示装置208Mおよび第3装飾図柄表示装置208Nにのみ表示されるようにしてもよい。
図160(Fg)では、第3装飾図柄表示装置208Nに、複数のアイコン変化予告の表示として「爆撃機」のアイコンIHI,「赤爆撃機」のアイコンIHI,および「金爆撃機」のアイコンIHIが表示されている。これらの爆撃機は、図150(A2−3−1)に示した例のように一斉に移動アニメーションを開始してもよいが、ストック表示されているだけであって、一機ずつ移動アニメーションが実行されてもよい。
なお、保留アイコンや変動アイコン自身がアイコン変化予告の表示を兼ねてもよく、この場合には、自身で自身が変化することを予告したり、あるいは自身とは異なる他のアイコン(保留アイコン又は変動アイコン)が変化することを予告したりすることになる。
また、アイコン変化予告の表示が、保留されている図柄変動表示のうちのいずれかの図柄変動表示で行われること、あるいは現在行われている図柄変動表示で行われることを報知する予告表示(アイコン変化予告準備中表示)が行われてもよい。アイコン変化予告準備中表示としては、例えば、「爆撃機」のアイコンIHIの先端部分だけが画面右端に見えていたり、爆撃機」のアイコンIHIが登場し、専用のストック領域(待機領域)に待機している表示があげられる。また、図151(A1−3−3)に示すテロップ表示trpで予告してもよい。また、アイコン変化予告準備中表示は、複数個表示されていてもよい。また、アイコン変化予告の表示が複数種類ある場合において、アイコン変化予告の表示の表示態様ごとにアイコン変化予告準備中表示が表示されていてもよい。また、アイコン変化予告準備中表示のストック表示を行う専用領域があってもよい。また、アイコン変化予告準備中表示が表示される領域の少なくとも一部(全部を含む)が、アイコン変化予告の表示と重なる領域に表示されていてもよく、重ならない領域に表示されていてもよい。
また、アイコン変化予告(「爆撃機」のアイコン等の他の予告表示によるアイコン変化予告や変化するアイコン自身によるアイコン変化予告)の表示が行われる前に、当該変動の予告および/または先読み予告として、「アイコン変化予告を経て表示態様が変化するアイコン(保留アイコンおよび/または変動アイコン)」が、アイコン変化予告によって変化する表示態様とは別の表示態様(例えば、拡大表示態様等)に変化することで、アイコン変化予告によって変化するアイコンであることを予告してもよいし、「アイコン変化予告を経て表示態様が変化するアイコン」にカーソル表示等の他の表示によってそのアイコンの表示態様が変化することを示唆する表示を表示することで、アイコン変化予告によって変化するアイコンであることを予告してもよい。
また、アイコン変化予告(「爆撃機」のアイコン等の他の予告表示によるアイコン変化予告や変化するアイコン自身によるアイコン変化予告)の表示が行われた後に、当該変動が大当りであることを報知する予告(液晶表示装置などの各種表示装置による予告表示や各種ランプ(枠ランプ122、盤ランプ)による発光(色や発光パターン)、スピーカによる予告音、操作手段や各種デバイスの予告動作等)の実行中において、本明細書内で説明した各種予告が行われる場合がある。例えば、スピーカ120から当該変動の大当り確定音が出力されている状態で、変動アイコンh0の表示態様が変化する場合があってもよい。あるいは、大当り確定音が出力されている状態で、アイコン変化アニメーションが表示されてもよい。しかしながら、当該変動が大当りであることを報知する予告の実行中において該各種予告が行われないようにしてもよい。また、当該変動が大当りであることを報知する予告の実行中においてのみ行われる各種予告があってもよい。
島一斉演出の実行中に各種予告が行われないように構成されていてもよいが、行われる場合があってもよい。また、島一斉演出の実行中にのみ行われる各種予告があってもよい。
また、演出背景または演出モードによって、行われる各種予告と行われない各種予告があってもよく、逆に演出背景に依らずに必ず行われる各種演出があってもよい。例えば、海の背景画面では、アイコン変化予告(「爆撃機」のアイコン等の他の予告表示によるアイコン変化予告や変化するアイコン自身によるアイコン変化予告)の表示が表示されるが、城下町の背景画面では、アイコン変化予告の表示が表示されないようにしてもよい。また演出背景は、遊技者によって選択可能であってもよく、この場合には、アイコン変化予告の表示を表示させるか否かを選択可能であることにもなる。
以上、図117〜図119を用いて説明した各種のアイコンや表示、あるいはそれらのアイコンや表示以外のアイコンや表示を用いた演出例を説明したが、最後にまとめて、7つの演出例について説明する。
図161は、各種のアイコンや表示が使用される7つの演出例を大まかに示す図である。この図161では、演出が進んでいく様子を、図の左から右に向かって段階的に示す。また、図161にも、3つの装飾図柄表示装置208L〜208Nのうち第1装飾図柄表示装置208Lのみを示す。この第1装飾図柄表示装置208Lは、装飾図柄表示装置208であってもよい。
図161(1)及び同図(2)には、図118を用いて説明したミニゲームBの演出例が大まかに示されている。
図161(1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、第1保留アイコンh11と第2保留アイコンh12が表示されている。これらの特図1の保留アイコンh11,h12の表示態様はいずれも、図119(a)のNo.1に記したデフォルトの表示態様である。第1装飾図柄表示装置208Lの右上には、特図1及び特図2の第2保留数表示(ここでは「2」と「0」)が表示されている。また、変動アイコン表示領域CISの台座hs0の上には、変動アイコンh0が表示されている。変動アイコンh0の表示態様も、図119(a)のNo.1に記したデフォルトの表示態様である。
また、図161(1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、演出アイコン表示領域DISに配置された右ベースアイコンbIrの上に、ミニゲーム専用のミニゲームウィンドゥMGWが表示され、そのミニゲームウィンドゥMGW内で、ミニゲームB(じゃんけん対決)が行われている。ミニゲームウィンドゥMGW内の左側には、吉宗のキャラクタのアイコンが表示されている。この吉宗のキャラクタのアイコンは、図119(a)に示す、保留アイコン又は変動アイコンの一種であるNo.19の「吉宗(じゃんけん)」のアイコンと同じであり、図161(1)の左側に示す第1装飾図柄表示装置208Lには、態様aの吉宗のキャラクタのアイコンが表示されている。一方、ミニゲームウィンドゥMGW内の右側には、図118(c)に示す、対戦相手としての剣豪のキャラクタのアイコンが表示されている。図161(1)の左側に示す第1装飾図柄表示装置208Lには、態様aの剣豪のキャラクタのアイコンが表示されている。図161(1)の中央に示す第1装飾図柄表示装置208Lには、図161(a)に示すNo.19の態様cのアイコンと同じ吉宗のキャラクタのアイコンと、図118(c)に示す態様dの剣豪のキャラクタのアイコンが表示されている。すなわち、このじゃんけん対決では、吉宗がチョキを出し、剣豪がパーを出したことになり、ミニゲームウィンドゥMGW内には「吉宗勝利」の文字も表示されている。図161(1)の右側に示す第1装飾図柄表示装置208Lには、図119(a)に示すNo.19の態様fのアイコンと同じ吉宗のキャラクタのアイコンが、「吉宗勝利」の文字とともに表示され、その吉宗のキャラクタのアイコンには、「保留変化」と記された吹き出しも表示され、それまでデフォルトの表示態様であった第1保留アイコンh11の表示態様が、図119(a)のNo.3に記した第3表示態様(青色の表示態様)に変化している。
図161(2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、演出アイコン表示領域DISに配置された右ベースアイコンbIrの上にミニゲームウィンドゥMGWが表示されておらず、ミニゲームB(じゃんけん対決)は、保留アイコン表示領域HISに配置された左ベースアイコンbIlの上で行われる。すなわち、保留アイコンを用いてミニゲームBが行われる。図161(2)の左側と中央それぞれに示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、第1保留アイコンh11が、図118(c)に示す、対戦相手としての剣豪のキャラクタのアイコンであり、第2保留アイコンh12が、図119(c)に示す、No.19の「吉宗(じゃんけん)」のアイコンである。
図161(2)の左側に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、第1保留アイコンh11が、態様aの剣豪のキャラクタのアイコンで表示され、第2保留アイコンh12が、態様aの吉宗のキャラクタのアイコンで表示されている。図161(2)の中央に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、第1保留アイコンh11が、態様dの剣豪のキャラクタのアイコンで表示され、第2保留アイコンh12が、態様cの吉宗のキャラクタのアイコンで表示されている。すなわち、このじゃんけん対決では、剣豪がパーを出し、吉宗がチョキを出したことになり、吉宗が勝利したことになる。図161(2)の右側に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、第2保留アイコンh12が態様fの吉宗のキャラクタのアイコンで表示されるとともに、その吉宗のキャラクタのアイコンに「保留変化」と記された吹き出しも表示されている。そして、その隣の第1保留アイコンh11は、今まで剣豪のキャラクタのアイコンであったが、図119(a)のNo.3に記した第3表示態様(青色の表示態様)に変化している。この図161(2)に示す例では、保留アイコンを用いたミニゲームBが行われ、ミニゲームBに用いられた保留アイコンの表示態様が変化している。すなわち、対戦相手のアイコンで表示されていた保留アイコンが先読み対象保留のアイコンになる。
以上説明したように、図161(2)に示すように保留アイコンでミニゲームを行う場合と、図161(1)に示すように別領域でミニゲームを行う場合があってもよい。また、ここでの例は、保留アイコンの表示態様が変化するか否かのミニゲームの例であったが、図117に示す各種の予告アイコンを取得できるか否かのミニゲームであってもよい。
図161(3)及び同図(4)には、図119(b)のNo.16の「番長」の変化予告表示BCHによって、保留アイコンの表示態様が変化することを予告する演出例が大まかに示されている。
図161(3)及び同図(4)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、特図1の保留アイコン(第1保留アイコンh11)が第1ステージhs1に表示され、変動アイコンh0が変動アイコン表示領域CISの台座hs0の上に表示されている。また、図161(3)及び同図(4)の左側に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、第1保留アイコンh11も変動アイコンh0も、図119(a)のNo.1に記したデフォルトの表示態様で表示されている。さらに、図161(3)及び同図(4)の左側に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、演出アイコン表示領域DISに配置された右ベースアイコンbIrの上に、図119(b)のNo16に記された態様aの「番長」の変化予告表示BCHが表示されている。ここでの「番長」の変化予告表示BCHには、「保留変化」と記された吹き出しが付加されており、保留アイコンの表示態様が変化することが予告されている。
図161(3)の中央に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、右ベースアイコンbIrの上から「番長」の変化予告表示BCHが消え、第1保留アイコンh11の表示態様が、第3表示態様(青色の表示態様)に変化している。なお、「番長」の変化予告表示BCHが消えるタイミングと、第1保留アイコンh11の表示態様が変化するタイミングは同じであってもよいし、「番長」の変化予告表示BCHが消えるタイミングの方が早くてもよいしあるいは反対に、第1保留アイコンh11の表示態様が変化するタイミングの方が早くてもよい。
図161(4)の中央に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、右ベースアイコンbIrの上から「番長」の変化予告表示BCHは消えず、「番長」の変化予告表示BCHに付加された吹き出しが、「もう1回」と記された吹き出しに変化しており、保留アイコンの表示態様がもう一回変化することが予告されている。また、第1保留アイコンh11の表示態様が、第3表示態様(青色の表示態様)に変化している。なお、「番長」の変化予告表示BCHに付加された吹き出しが変化するタイミング(再予告の開始タイミング)と、第1保留アイコンh11の表示態様が変化するタイミングは同じであってもよいし、再予告の開始タイミングの方が早くてもよいしあるいは反対に、第1保留アイコンh11の表示態様が変化するタイミングの方が早くてもよい。図161(4)の右側に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、右ベースアイコンbIrの上から「番長」の変化予告表示BCHが消え、第1保留アイコンh11の表示態様が、第4表示態様(緑色の表示態様)に変化している。なお、この例では、一回の図柄変動表示の中で、保留アイコンの表示態様が2回変化しているが、保留アイコンの表示態様が1回変化した図柄変動表示の次の図柄変動表示で保留アイコンの表示態様が再変化する場合があってもよい。また、一回の図柄変動表示の中で、保留アイコンの表示態様が3回以上変化する場合があってもよい。さらに、図161(4)に変化予告表示BCHとして用いられた「番長」のアイコンは、再予告のために消えずに再度用いられているが、予告対象となるアイコンや表示が消えるまで(非表示になるまで)、変化予告表示は何回も使用されてもよい。例えば、予告対象となるアイコンが保留アイコンであれば、その保留アイコンが変動アイコンになるまで、さらにはその変動アイコンが消えるまで、言い換えれば、先読み対象変動の図柄変動表示が開始されるか該図柄変動表示が終了するまで、変化予告表示は使用され、表示態様が繰り返し変化していってもよい。また、予告対象となるアイコンや表示は、予告アイコンでもよく予告表示でもよく、予告アイコンや予告表示が消えるまで、予告アイコンや予告表示の表示態様が繰り返し変化していってもよい。また、変化予告表示BCHが表示されていても、保留アイコンや変動アイコンの表示態様が一つも変化しない場合があってもよい。また、図柄変動表示173(4)の中央に示す「番長」の変化予告表示BCHが表示されても、保留アイコンや変動アイコンの表示態様が再度変化しない場合があってもよい。すなわち、「番長」の変化予告表示BCHが、予告対象となるアイコンを変化させるために再度用いられなくてもよい。
図161(5)及び同図(6)には、図119(b)のNo.4及び5の爆撃機系の変化予告表示によって、保留アイコンの表示態様が変化するこを予告する演出例が大まかに示されている。
図161(5)及び同図(6)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、特図1の保留アイコン(第1保留アイコンh11)が第1ステージhs1に表示され、デフォルトの表示態様の変動アイコンh0が変動アイコン表示領域CISの台座hs0の上に表示されている。図161(5)の左側に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、第1保留アイコンh11は、図119(a)のNo.4に記した第4表示態様(緑色の表示態様)で表示されている。また、図161(5)の左側に示す第1装飾図柄表示装置208Lには、図119(b)のNo.4に記したデフォルト色の「爆撃機」のアイコンIHIが登場しており、その「爆撃機」のアイコンIHIを用いたアイコン変化アニメーションが開始されている。図161(5)の中央に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、第4表示態様(緑色の表示態様)の第1保留アイコンh11に向けて銃弾アイコンBTIが発射されており、発射された銃弾アイコンBTIは第1保留アイコンh11に命中し、図161(5)の右側に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、第1保留アイコンh11が第5表示態様(赤色の表示態様)に変化している。デフォルト色の「爆撃機」のアイコンIHIによるアイコンの表示態様の変化では一段階しか上がらないため、第4表示態様のアイコンでなければ第5表示態様のアイコンに変化させることはできない。
一方、図161(6)の左側に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、第1保留アイコンh11は、図119(a)のNo.1に記した第1表示態様(デフォルトの表示態様)で表示されている。また、この第1装飾図柄表示装置208Lには、図119(b)のNo.5に記した赤色の「赤爆撃機」のアイコンIHIが登場しており、その「赤爆撃機」のアイコンIHIを用いたアイコン変化アニメーションが開始されている。さらに、演出アイコン表示領域DISに配置された右ベースアイコンbIrの上にはチュートリアル表示が表示されている。このチュートリアル表示は、変化予告表示を用いた、アイコンの表示態様の変化演出についてのチュートリアル表示であり、変化演出が開始されるまで表示されその後は非表示になってもよいし、銃弾アイコンBTIが発射されるまで表示されその後は非表示になってもよいし、アイコンの表示態様の変化が完了するか変化失敗が確定するまで表示され続けてもよい。図161(6)の中央に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、第1表示態様(デフォルトの表示態様)の第1保留アイコンh11に向けて銃弾アイコンBTIが発射されており、発射された銃弾アイコンBTIは第1保留アイコンh11に命中し、図161(6)の右側に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、第1保留アイコンh11が第5表示態様(赤色の表示態様)に変化している。赤色(第5表示態様)の「赤爆撃機」のアイコンIHIによるアイコンの表示態様の変化では、変化前のアイコンの表示態様がどのレベルであっても、第5表示態様のアイコンに変化させることができる。
図161(7)には、図120(あ12)に示す状態で、皿満タンエラーが発生し、第1装飾図柄表示装置208Lには、「球を抜いてください」といったエラーメッセージ(警告メッセージ)の表示(以下、「エラー表示EWM」という。)が表示されている。このエラー表示EWMは、予告アイコンYIの少なくとも一部に前側からオーバーラップしており、予告アイコンYIの少なくとも一部を隠してしまっている。なお、エラー表示EWMは、予告アイコンYIの全部に前側からオーバーラップする場合があってもよい。また、エラー表示EWMは、予告アイコンYIが使用された後(例えば、図117(a)に示す態様dの表示)に限って、少なくとも一部に前側からオーバーラップしてもよいし、予告アイコンYIが使用される前(例えば、図117(a)に示す態様aの表示)に限って、少なくとも一部に前側からオーバーラップしてもよい。また、エラー表示EWMは、予告アイコンYIの少なくとも一部に前側から、エラー表示EWMの表示期間の、全期間にわたってオーバーラップする場合があってもよく、一部の期間(例えば、エラー表示EWMの開始後一定期間等)に限ってオーバーラップする場合があってもよい。
あるいは反対に、予告アイコンYIは、エラー表示EWMはの少なくとも一部に前側からオーバーラップする場合(例えば、エラー表示EWMの重要度が低い場合や不正行為との関係性が低い場合等)があってもよいし、このことは、予告アイコンYIが使用された後に限ってでもよく、予告アイコンYIが使用される前に限ってでもよい。また、図161(7)に示す例は、予告アイコンとの関係であるが、予告表示との関係も、ここで説明したことと同様である。
図161(8)には、図148(A2−1)に示す状態で、皿満タンエラーが発生し、第1装飾図柄表示装置208Lには、「球を抜いてください」といったエラー表示EWMが表示されている。このエラー表示EWMは、アイコンの表示態様の変化演出にはオーバーラップしていない。すなわち、エラー表示EWMは、アイコンの表示態様の変化演出に用いられるアイコン(赤色の爆撃機のアイコンRBIや銃弾アイコンBTI等)の表示位置からズレた位置に表示されている。より具体的には、エラー表示EWMは、変化予告表示と重ならない位置に表示されている。また、エラー表示EWMは、ミニゲーム(例えば、ミニゲームに登場するキャラクタのアイコンや表示)にもオーバーラップしない。
ただし、エラー表示EWMは、アイコンの表示態様の変化演出の少なくとも一部(例えば、変化予告表示の少なくとも一部)や、ミニゲームの少なくとも一部(例えば、ミニゲームに登場するキャラクタのアイコンや表示の少なくとも一部)に前側からオーバーラップする場合があってもよく、エラー表示EWMの表示期間の、全期間にわたってオーバーラップする場合があってもよく一部の期間(例えば、エラー表示EWMの開始後一定期間等)に限ってオーバーラップする場合があってもよい。
また、図161(7)および同図(8)は、「球を抜いてください」といったエラー表示EWMの例であったが、図114〜図116を用いて説明した各種のエラーに関する表示や警告に関する表示についても同様である。
なお、図117〜図161を用いて説明した遊技台(パチンコ機100)では、ハズレの場合(ガセの場合)は、1つの予告アイコンしか表示させず、大当りの場合は、遊技を盛り上げるため、複数の予告アイコンを表示させるように構成されている。
以上、図117〜図161を用いた説明は、図113等を用いて説明した一斉演出や音量調整表示(例えば、前述の音量調整用のバー表示VB)と組み合わせることができる。また、図155を用いて説明したように、メニューアイコンMI、音量調整アイコンVI、および輝度調整アイコンBIによるカスタマイズの場面とも組み合わせることができる。
また、図117〜図161を用いた説明では、パチンコ機(弾球遊技機)に適用させた例であったが、本発明の遊技台は、これに限るものではなく、例えば、メダルや遊技球(パチンコ球)を使用する回胴遊技機(スロットマシン)にも適用可能である。すなわち、これまでに説明したパチンコ機100は、ぱちんこ(1種+1種)であるが、他のぱちんこ(例えば、1種、2種、3種、1種+2種等)でもよく、スロット等(パロット、じゃん球)でもよい。より具体的には、メダル(遊技媒体)を投入してスタートレバーを操作することでリールを回転させるとともに、内部抽選によって役を内部決定し、ストップボタンを操作することでリールを停止させたときに、図柄表示窓上に内部決定に応じて予め定められた図柄の組み合わせが表示されると役が成立し、メダルの払い出しを伴う役が成立した場合には、規定数のメダルを払い出すなど遊技者に特典が与えられるようした回胴遊技機(スロットマシン)であってもよい。あるいは、所定数の遊技球を封入球として封入し、前記封入球を遊技領域へ発射して遊技を行い、所定の進入領域に前記封入球が入賞したことに基づいて遊技者に所定の遊技価値を付与し、前記所定の進入領域に入賞した前記封入球または入賞しなかった前記封入球を再び前記遊技領域へ発射して循環使用可能な封入球式遊技台であってもよい。
このように、本発明は、様々な種類の遊技台に適用可能であり、例えば、図Z101を用いて説明する封入式のパチンコ機にも適用可能である。また、図Z102を用いて説明するスロットマシンにも適用可能である。
以上の記載では、
『 表示手段[例えば、第1装飾図柄表示装置208L、第2装飾図柄表示装置208M、および第3装飾図柄表示装置208Nの全部、あるいはこれら3つの装飾図柄表示装置208L〜Nのうちのいずれか一つ、あるいは二つ、第4表示手段208M’、導光板IL、POVディスプレイ224I等]を備えた遊技台であって、
前記表示手段は、第一のアイコンが表示される場合がある手段であり、
前記第一のアイコンは、図柄変動表示に関するアイコン[例えば、保留アイコンh11〜h14、変動アイコンh0]であり、
前記表示手段は、第二のアイコンが表示される場合がある手段であり、
前記表示手段は、予告アイコン[例えば、図117(a)に示す各種の予告アイコンYI、図117(b)に示す各種の予告アイコンYI]が表示される場合がある手段であり、
前記第二のアイコンは、前記予告アイコンとは別の種類のアイコン[例えば、図118(a)に示すミニゲームA用アイコン、図118(c)に示すミニゲームB用アイコン]であり
前記予告アイコンは、表示されている数によって保留数を表すアイコンではなく、
前記表示手段は、演出表示が表示される場合がある手段であり、
前記演出表示は、表示されている前記第一のアイコンのうちのいずれかのアイコン[例えば、1又は複数(全部又は一部)のアイコン]と、前記第二のアイコンが用いられた演出の表示[例えば、ミニゲームA又はBの表示]であり、
前記演出表示が表示された後に、前記予告アイコンが表示される場合[例えば、図120(あ11)、図123(あ3−2−9)、同図(あ3−2−8c1)、同図(あ3−2−8c7)、図125(い11)、図127(う34)、図128(う15−2−17)、図130(う1−2−24)、図135(かa8)等]がある、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
この遊技台によれば、2つのアイコンが用いられた演出表示が表示されたことをきっかけに、予告アイコンの獲得有無の過程に注目させ、遊技者を楽しませることができる場合がある。
前記第一のアイコンは、保留の数に対応して表示される場合があるアイコンであってもよい。例えば、保留の数=0に対応して表示される変動アイコンであってもよいし、保留の数=1に対応して表示される第1保留アイコン、保留の数=2に対応して表示される2番目の第2保留アイコン、保留の数=3に対応して表示される3番目の第3保留アイコン、保留の数=4に対応して表示される4番目の第4保留アイコンであってもよい。また、前記予告アイコンは、上記変動アイコンや上記保留アイコンとは別の種類のアイコンであってもよい。
ここで、保留数とは、図柄変動表示の開始が保留されている数のことであり、前記第一のアイコンは、前記保留アイコンの他に、変動アイコンを一例としてあげることができる。前記変動アイコンは、実行中の図柄変動表示に関するアイコンであり、消化済みの保留を表すアイコンのことである。すなわち、未消化の保留を表す保留アイコンによって表されていた保留に対応する図柄変動表示が開始された後に、該保留アイコンは、開始された図柄変動表示に対応する変動アイコンとして表示される。
なお、表示されている前記第一のアイコンの数によって、保留数が表示される場合があり、表示されている前記予告アイコンの数によっては、保留数は表示されることはなくてもよい。
前記演出表示は、表示されている前記第一のアイコンのうちのいずれかのアイコンと、前記第二のアイコンとを用いた演出の表示であってもよい。
前記演出表示が行われると、前記予告アイコンが表示される場合があってもよい。
前記いずれかのアイコンは、一の第一のアイコンであってもよいし、複数の第一のアイコンであってもよい(例えば、表示されている全部又は一部の前記第一のアイコン)。
前記第二のアイコンは、演出用のアイコン(例えば、キャラクタのアイコン)であってもよいし、保留アイコンであってもよいし、変動アイコンであってもよい。より具体的には、上記演出用のアイコンとして、予告演出の開始を予告するアイコンであってもよく、ミニゲーム専用のアイコンであってもよいし、保留アイコンを兼ねたアイコンであってもよいし、変動アイコンを兼ねたアイコンであってもよい。
前記演出表示としては、表示されている前記第一のアイコンのうちのいずれかのアイコンと、前記第二のアイコンとを用いたミニゲームの演出があげられる。すなわち、前記いずれかのアイコンと前記第二のアイコンとを用いたミニゲームの演出が行われた結果、前記予告アイコンが表示される場合があってもよい。
「前記予告アイコンが表示される場合がある、」とは、前記予告アイコンが表示されない場合もあることを意味する。さらに、「前記予告アイコンが表示されない場合がある」には、前記予告アイコンが表示されず、該予告アイコン以外の別の表示が表示される場合があることが、含まれていてもよいし、含まれていなくてもよい。以下の説明においても、この考え方は適用される。
また、前記予告アイコンは、表示の開始がされた後、表示位置を変えて表示(ストック)される場合があってもよいし、表示位置を変えずに表示され続ける(ストックされる)場合があってもよい。例えば、表示手段には、予告アイコンの表示が開始される出現領域と、予告アイコンがストックされるストック領域が設けられており、出現領域とストック領域は異なる領域である(一部が重なっていてもよいが、全部が重なることはない)。ストック領域は、予告アイコンが表示され続ける表示領域である。予告アイコンは、出現領域からストック領域に移動し、ストック領域内で使用され、ストック領域内で消える場合もあれば、表示態様が変化する場合もある。あるいは、ストック領域から出て、消える場合もあれば、表示態様が変化する場合もある。
前記演出表示は、前記いずれかのアイコンと前記第二のアイコンとを同時に用いる演出(例えば、ミニゲーム)であってもよいし、該いずれかのアイコンと該第二のアイコンのうちのいずれか一方のアイコンを先に用いて、該一方に対する他方のアイコンを後に用いる演出(例えば、ミニゲーム)であってもよい。
また、前記予告アイコンは、表示されている前記第一のアイコンのうちのいずれかのアイコンだけが用いられた演出の表示によって、必ず表示されてもよいし、表示される場合があってもよい。また、前記予告アイコンは、前記第二のアイコンだけが用いられた演出の表示によって、必ず表示されてもよいし、表示される場合があってもよい。
また
『 前記予告アイコンとして、複数種類の予告アイコンが用意されており[例えば、図117(a)に示す各種の予告アイコンYI、図117(b)に示す各種の予告アイコンYI]、
前記表示手段は、予告表示が表示される場合がある手段であり、
前記予告表示として、複数種類の予告表示が用意されており[例えば、図117(b)に示す各種の予告表示YH]、
前記複数種類の予告表示のうちの一の種類の予告表示は、第一の予告表示[例えば、No6.「変化」の予告表示]であり、
前記複数種類の予告表示のうちの一の種類の予告表示は、第二の予告表示[例えば、No.17「リーチ」の予告表示]であり、
前記複数種類の予告アイコンのうちの或る予告アイコン[例えば、No.1「箱」の予告アイコンYI]が使用された場合に、前記第一の予告表示が表示される場合があり[例えば、図121(あ33)、図126(い14−4−3)]、
前記或る予告アイコンが使用された場合に、前記第二の予告表示が表示される場合がある[例えば、図125(い15)、図126(い14−2−3)]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、前記或る予告アイコンが使用されるまでどの予告表示が表示されるのか(前記第一の予告表示が表示されるのか、前記第二の予告表示が表示されるのか)が分からないので、該或る予告アイコンが使用されるまで注目させることができる場合ある。すなわち、予告アイコンと予告表示の関係が一対一で予め定まっておらず、遊技者は、予告アイコンの種類を見ただけでは、いずれの予告表示が表示されるのか認識することができないため、予告表示が表示されるまで、予告アイコンを興味を持って見続ける場合がある。
ここで、そもそも、前記或る予告表示が表示されるまで、前記予告表示が表示されること自体が不明であってもよい。すなわち、前記予告表示が表示される場合と、該予告表示が表示されない場合があり、どちらの場合になるか不明であってもよい。前記予告表示が表示されること自体が不明であるということは、結果として、複数種類の予告表示のうちのいずれの種類の予告表示が表示されるのかも不明であることになる。
また、前記予告アイコンとして、一種類の予告アイコンしか用意されていなくてもよい。この場合には、前記予告アイコンが使用された場合に、複数種類の予告表示のうちの或る予告表示が表示される場合があり、前記予告表示が表示されるまで、該予告表示が表示されること自体が不明であってもよい。
前記表示手段は、前記或る予告アイコンが使用された場合に、使用された該或る予告アイコンの種類に対応する種類の前記予告表示を表示可能な手段であってもよい。すなわち、予告アイコンが表示されている時点で、該予告アイコンが使用された後に表示される予告表示が複数種類の予告表示のうちのいずれの予告表示であるかが分かる態様であってもよい。要するに、予告アイコンと予告表示の関係が一対一で予め定まっている態様であってもよい。
また、「或る予告アイコンが使用された場合」とは、例えば、前記或る予告アイコンが演出で使用された場合のことであり、より具体的には、該或る予告アイコンの表示態様が変化した場合のことであったり、該或る予告アイコンが消えた場合(非表示になった場合)のことであってもよい(以下においても同じ。)。
また、前記予告表示は表示の開始がされた後、表示位置を変えて表示(ストック)される場合があってもよいし、表示位置を変えずに表示され続ける(ストックされる)場合があってもよい。
なお、複数種類の予告アイコンのうちの或る予告アイコンが使用された場合に、複数種類の予告表示のうちの一の種類の予告表示(以下、「或る予告表示」という。)が表示される場合があり、前記或る予告表示が表示されるまで、複数種類の予告表示のうちのいずれの種類の予告表示が表示されるのかが不明であってもよい。
また、前記或る予告アイコンが表示されただけでは、前記第一の予告表示が表示されることが予告されていない場合があってもよいし、前記第二の予告表示が表示されることが予告されていない場合があってもよい。あるいは反対に、前記或る予告アイコンが表示されただけで、前記第一の予告表示が表示されることが予告されている場合があってもよいし、前記第二の予告表示が表示されることが予告されている場合があってもよい。
また
『 前記第一の予告表示が表示されると、表示されている前記第一のアイコンのうちのいずれかのアイコンの表示態様が変化する場合がある[例えば、図121(あ36)の場合]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
すなわち、前記第一の予告表示は、表示されている前記第一のアイコンのうちのいずれかのアイコンの表示態様を変化させる表示であってもよい。例えば、前記第一のアイコンのうちのいずれかのアイコンの表示態様は、予告の表示態様に変化する。この場合には、前記第一の予告表示は、前記第一のアイコンによる予告の予告として機能する。
この遊技台によれば、前記演出表示が終わった後も前記第一のアイコンに注目させることができる場合がある。
ここで、「表示されている前記第一のアイコンのうちのいずれかのアイコン」とは、前記演出表示に用いられた第一のアイコンのことであってもよいし、前記演出表示に用いられていない第一のアイコンのことであってもよい。また、前記いずれかのアイコンは、複数のアイコンであってもよいし、一のアイコンであってもよい(例えば、表示されている全部又は一部の前記第一のアイコン)。
また、前記演出表示に用いられた第一のアイコンは、該演出表示を行ったままの表示態様であってもよいし、該演出表示を行った表示態様から変化した表示態様であってもよい。例えば、前記演出表示に用いられた第一のアイコンの表示態様が、前記演出表示に用いられる前の表示態様と、該演出表示を行った表示態様とで異なる場合には、該演出表示を行った後に、前の表示態様に戻る場合があってもよいし、前の表示態様に戻らずにそのままの表示態様である場合があってもよいし、該演出表示を行った表示態様からさらに別の表示態様に変化する場合があってもよい。また、前記演出表示に用いられた第一のアイコンの表示態様が、前記演出表示に用いられる前の表示態様と、該演出表示を行った表示態様で同じ場合には、該演出表示を行った後に、表示態様が変化する場合があってもよいし、変化せずに依然として同じ表示態様である場合があってもよい。以上説明したいずれの場合であっても、前記第一の予告表示が表示されると、前記演出表示に用いられた第一のアイコンの表示態様が変化する場合があってもよい。
なお、前記第一の予告表示が表示されると、表示されている前記第一のアイコンのうちのいずれかのアイコンの表示態様が必ず変化してもよいし、表示されている前記第一のアイコンのうちのいずれのアイコンの表示態様も変化しない場合があってもよい。また、前記第一の予告表示が表示されない場合よりも、該第一の予告表示が表示された場合の方が、表示されている前記第一のアイコンのうちのいずれかのアイコンの表示態様が変化しやすくてもよい。
また、前記演出表示には、複数種類の演出表示があり、表示されている前記第一のアイコンのうちのいずれかのアイコンの表示態様を変化させる種類の演出表示よりも、該いずれかのアイコンの表示態様も変化させない種類の演出表示の方が、出願頻度が高くてもよいし、反対に低くてもよいし、あるいは、両者の出現頻度は同じであってもよい。さらに、複数種類の演出表示のうちの一の種類の演出表示は、第一の演出表示であり、前記第一の演出表示が表示されない場合よりも、該第一の演出表示が表示された場合の方が、表示されている前記第一のアイコンのうちのいずれかのアイコンの表示態様が変化しやすくてもよい。
また
『 前記第二の予告表示は、該第二の予告表示が表示された図柄変動表示に関する予告[例えば、リーチが行われることの予告]を行う表示であり、
前記第二の予告表示が表示されない図柄変動表示よりも、該第二の予告表示が表示された図柄変動表示の方が、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすい、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
すなわち、前記第二の予告表示が表示されたからといって、必ずしも、最終的に大当り図柄態様が確定表示されるとは限らず、前記第二の予告表示が表示された図柄変動表示でも、最終的にハズレの図柄態様が確定表示される場合があってもよい。あるいは反対に、前記第二の予告表示(例えば、プレミア予告等)が表示されれば、該第二の予告表示が表示された図柄変動表示で、最終的に大当りの図柄態様が必ず確定表示されてもよい。
なお、前記表示手段は、第三の予告表示が表示される場合がある手段であり、前記第三の予告表示は、先読み予告を行う表示(例えば、チャンス目先読み予告等)であり、前記第三の予告表示が表示されない場合よりも、該第三の予告表示が表示された場合の方が、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすくてもよい。すなわち、前記第三の予告表示が表示されたからといって、必ずしも、最終的に大当り図柄態様が確定表示されるとは限らず、前記第三の予告表示が表示された図柄変動表示でも、最終的にハズレの図柄態様が確定表示される場合があってもよい。あるいは反対に、前記第三の予告表示が表示されれば、該第三の予告表示が表示された図柄変動表示で、最終的に大当りの図柄態様が必ず確定表示されてもよい。
また
『 前記第一のアイコンは、複数種類の表示態様[例えば、図119(a)に示すNo.1〜No.19の表示態様]のうちの一の種類の表示態様で表示開始されるアイコンであり、
前記複数種類の表示態様のうちの一の種類の表示態様は、第一の表示態様[例えば、「デフォルト」の表示態様]であり、
前記複数種類の表示態様のうちの一の種類の表示態様は、第二の表示態様[例えば、「村人」(じゃんけん)の表示態様、吉宗(弓)の表示態様]であり、
前記第二の表示態様は、前記第一の表示態様とは異なる表示態様である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
前記第一の表示態様は、デフォルトの表示態様であってもよい。また、前記第二の表示態様は、前記演出表示に用いられる表示態様であってもよい。例えば、前記演出表示に用いられる場合がある表示態様であってもよく、前記演出表示に用いられる専用の表示態様であってもよい。
また
『 前記演出表示は、表示されている前記第二の表示態様の前記第一のアイコン[例えば、「村人」(じゃんけん)の表示態様の保留アイコンあるいは変動アイコン、吉宗(弓)の表示態様の保留アイコンあるいは変動アイコン]と、前記第二のアイコン[例えば、パンダの対戦相手アイコンTI、ミニゲームA用アイコンAI]が用いられた演出の表示[例えば、図125(あ8−1)から開始されているじゃんけん対決アニメーション、図126〜図127に示す吉宗お宝獲得の表示]であり、
前記演出表示は、前記第一の表示態様の前記第一のアイコンが用いられない演出の表示である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また
『 前記第二の表示態様の前記第一のアイコンが表示されることによって、前記演出表示が表示されることが予告される、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
なお、前記演出表示が表示されることが予告されたからといって、該演出表示の表示中および/または終了後に、前記予告アイコンが表示されることまで予告するわけではない。すなわち、前記第二の表示態様の前記第一のアイコンが表示されるだけでは、前記演出表示の表示中および/または終了後に、前記予告アイコンが表示されることまで予告するわけではない。
また、前記第一のアイコンが前記第二の表示態様で表示されると、前記演出表示が表示され、前記第一のアイコンが前記第一の表示態様で表示されると、前記演出表示が表示されず、前記第一の表示態様で前記第一のアイコンが表示されたことのみによっては、前記予告アイコンが表示されることが予告されない構成であってもよい。
ここで、前記第一のアイコンが前記第二の表示態様で表示されると、前記演出表示が必ず表示されてもよいし、あるいは反対に、前記演出表示が表示されない場合があってもよい。
前記第二の表示態様で前記第一のアイコンが表示されたことのみによっては、この後、前記予告アイコンが表示されるのかが不明であってもよい。
また、前記第二の表示態様で前記第一のアイコンが表示されている場合のみ、前記第二のアイコンも表示されている場合があってもよい。
ここで、前記第二の表示態様で表示される前記第一のアイコンと前記第二のアイコンは、同時に表示開始されてもよいし、該第二の表示態様で表示される該第一のアイコンの方が先に表示開始されてもよいし、該第二のアイコンの方が先に表示開始されてもよい。
なお、前記第二の表示態様で表示される前記第一のアイコンが表示されていなくても、前記第二のアイコンが表示されている場合があってもよい。また、前記第二の表示態様で表示される前記第一のアイコンが表示されていなければ、前記第二のアイコンも表示されていない場合があってもよい。あるいは、前記第二の表示態様で表示される前記第一のアイコンが表示されていなくても、前記第二のアイコンが表示されていてもよい。
また、前記第二の表示態様で表示される前記第一のアイコンが表示されている場合のみ、前記第二のアイコンも必ず表示されていてもよい。さらに、前記第二の表示態様で表示される前記第一のアイコンが表示されている場合に、前記第二のアイコンも必ず表示されていてもよい。
さらに、前記第二のアイコンは、前記第一のアイコンが表示されていない状態では、表示されなくてもよいし、反対に表示される場合があってもよい。すなわち、前記第二のアイコンは、単体で出現するこがなくてもよいし、反対に単体で出現する場合があってもよい。
また
『 前記第一のアイコンが前記第二の表示態様で表示された後に、前記第二のアイコンの表示が開始される場合がある[例えば、図120(あ5)から開始されている対戦相手アイコンの登場アニメーション、図126(う5)から開始されているミニゲームA用アイコンの登場アニメーション]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここにいう「第二のアイコン」は、前記保留アイコンではなく、該保留アイコンを兼ねたアイコンでもなく、前記変動アイコンでもなく、該変動アイコンを兼ねたアイコンでもない。すなわち、「第二のアイコン」は、前記演出表示に用いられる表示態様(以下、「演出表示用の表示態様」という。)であってもよい。
前記第一のアイコンが前記第二の表示態様で表示された後に、前記第二のアイコンの表示が開始されない場合があってもよい。ここにいう「前記第二のアイコンの表示が開始されない場合」であっても、前記第二のアイコンの表示が、前記第一のアイコンが前記第二の表示態様で表示される前から開始されている場合や、該第一のアイコンが該第二の表示態様で表示されると同時に開始される場合がある。
前記第一のアイコンの表示態様が変化した場合(例えば、前記第二の表示態様に変化した場合)に、前記第二のアイコンが必ず表示されてもよい。あるいは、前記第二のアイコンが表示された後に、前記第二の表示態様の前記第一のアイコンが表示される場合があってもよい。
前記第二のアイコンが上記変動アイコンや上記保留アイコンの場合(上記変動アイコンや上記保留アイコンを兼ねる場合も含む)は、前記第二の表示態様の前記第一のアイコンが表示された後に前記第二のアイコンが第三の表示態様(例えば、デフォルトの表示態様)から第四の表示態様(例えば、演出表示用の表示態様)に、変化する場合があってもよいし、必ず変化してもよい。また、前記第二の表示態様の前記第一のアイコンが表示される前に前記第二のアイコンが第三の表示態様(例えば、デフォルトの表示態様)から第四の表示態様(例えば、演出表示用の表示態様)に、変化する場合があってもよいし、必ず変化してもよい。あるいは、前記第二の表示態様の前記第一のアイコンが表示されると同時に前記第二のアイコンが第三の表示態様(例えば、デフォルトの表示態様)から第四の表示態様(例えば、演出表示用の表示態様)に、変化する場合があってもよいし、必ず変化してもよい。
前記第二のアイコンが表示されるタイミングは、1パターン(例えば、第二の表示態様の前記第一のアイコンが表示された後のみ、第二の表示態様の前記第一のアイコンが表示される前のみ、あるいは第二の表示態様の前記第一のアイコンが表示されると同時のみ)しかなくてもよいし、複数パターン(例えば、第二の表示態様の前記第一のアイコンが表示された後、第二の表示態様の前記第一のアイコンが表示される前、および第二の表示態様の前記第一のアイコンが表示されると同時のうちの或る定まった2又は3の組合せ)あってもよい。
なお、前記第二の表示態様の前記第一のアイコンが表示される前に、前記第二のアイコンが表示されていてもよいし、該第二の表示態様の該第一のアイコンが表示された後に、該第二のアイコンが表示されてもよいし、該第二の表示態様の該第一のアイコンが表示されると同時に、該第二のアイコンも表示されてもよい。
また
『 前記第二の表示態様の前記第一のアイコンが複数表示される場合がある[例えば、図120(あ3−1)、図126(う3)]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
なお、前記第二の表示態様の前記第一のアイコンが1つのみ表示される場合があってもよい。また、前記第一の表示態様の前記第一のアイコンも複数表示される場合があってもよいし、1つのみ表示される場合があってもよい。さらに、前記第二のアイコンは1つのみ表示される場合があってもよいし、複数表示される場合があってもよい。
また
『 前記演出表示として、第一の演出表示が表示される場合があり、
前記演出表示として、第二の演出表示が表示される場合があり、
前記第一の演出表示が表示された後には、前記予告アイコンが表示され[例えば、図120(あ11)]、
前記第二の演出表示が表示された後には、前記予告アイコンが表示されない[例えば、図121(あ8−2−3)]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
すなわち、前記第二の演出表示は、いわゆる偽の演出表示である。
また
『 複数の予告アイコンが表示される場合がある[例えば、図125(い11)、図128(う15−2−17)]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
例えば、前記演出表示が一又は複数回表示された後に、複数の予告アイコンが表示される場合があってもよい。すなわち、複数の予告アイコンがストックされる場合があってもよい。例えば、前記演出表示が一回行われただけで、複数の予告アイコンが表示される場合があってもよいし、前記演出表示が一回行われる度に、0又は一の予告アイコンが表示され、前記演出表示が複数回行われることで、複数の予告アイコンが表示される場合があってもよい。また、前記予告アイコンは、前記演出表示以外の他の演出によっても表示(ストック)される場合があってもよい。
また
『 第一の数の予告アイコンが表示されるよりも、第二の数の予告アイコンが表示された方が、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすい場合がある、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
前記第二の数の予告アイコンが表示された場合であっても、最終的にハズレの図柄態様が確定表示される場合があってもよい。あるいは、前記第二の数の予告アイコンが表示された場合には、最終的に大当り図柄態様が必ず確定表示されてもよい。
前記予告アイコンが第一の予告態様で表示されているよりも、該予告アイコンが第二の予告態様で表示されている方が、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすい場合があってもよい。
また
『 遊技者が操作可能な操作手段[例えば、チャンスボタン136、操作レバー139、透過部191、第2チャンスボタン137等]を備え、
前記演出表示の表示中に前記操作手段が操作されると、予告アイコンが表示される場合がある[例えば、図134(おc7)から続く図120(あ9−1)以降の流れ]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
前記操作手段が操作されなくても、予告アイコンが表示される場合があってもよいし、反対に、該操作手段が操作された場合のみ、予告アイコンが表示されてもよい。
前記演出表示の表示中に、前記操作手段の操作ができる場合とできない場合があってもよく、できない場合よりも、できた場合の方が、予告アイコンが表示されやすくてもよいし、あるいは反対に、予告アイコンが表示されにくくてもよい。また、予告アイコンが表示される確率は、できた場合とできない場合で同じであってもよい。
前記演出表示の表示中に、前記操作手段に関する表示(以下、「操作表示」という。)が表示されていてもよいし、表示されていなくてもよい。ここにいう操作表示とは、前記操作手段を模した画像を含む表示であってもよいし、該画像のみの表示であってもよいし、該操作手段の操作を促す表示(操作促進表示)を含む表示であってもよいし、該操作促進表示のみであってもよいし、該操作手段の操作有効期間を表す表示(操作有効期間表示)を含む表示であってもよいし、該操作有効期間表示のみであってもよい。さらに、前記操作表示の表示態様として、複数種類の表示態様が用意されており、該複数種類の表示態様には、前記操作手段自体の態様変更(例えば、色の変更や、突出量の変更や、形状の変更や、位置の変更や、姿勢の変更等)に対応した表示態様が含まれていてもよい。
また
『 演出可動手段[例えば、図146(カc1)]を備え、
前記演出表示の表示が開始[例えば、図146(カc2)に示すミニゲーム専用役物225]された後に前記演出可動手段が演出動作を行う場合があるように構成されており、
前記演出動作が行われると、予告アイコンが表示される場合がある[例えば、図146(カc2)]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
前記演出表示が表示された後に前記演出可動手段が演出動作を行う場合があるように構成されていてもよい。すなわち、前記演出表示の表示が終了した後に該演出可動手段が演出動作を行う場合があるように構成されていてもよい。あるいは、前記演出表示の表示中に前記演出可動手段が演出動作を行う場合があるように構成されていてもよい。
前記演出動作が行われると、該演出動作が行われなかった場合よりも予告アイコンが表示されやすい場合があってもよいが、該演出動作が行われても予告アイコンが表示されない場合があってもよい。あるいは、前記演出動作が行われると、予告アイコンが必ず表示されてもよい。
前記演出動作が行われると、先読み予告が開始される場合があってもよいし、通常予告(該演出動作が行われた際に実行されている図柄変動表示に関する予告)が開始される場合があってもよい。また、前記演出動作が行われると、該演出動作が行われなかった場合よりも先読み予告が開始されやすい場合があってもよいが、該演出動作が行われても該先読み予告が開始されない場合があってもよい。あるいは、前記演出動作が行われると、前記先読み予告が必ず表示されてもよい。さらに、前記演出動作が行われると、該演出動作が行われなかった場合よりも通常予告が開始されやすい場合があってもよいが、該演出動作が行われても該通常予告が開始されない場合があってもよい。あるいは、前記演出動作が行われると、前記通常予告が必ず表示されてもよい。
ただし、前記演出表示の表示中には、前記演出可動手段が前記演出動作を絶対行わない構成であってもよいし、該演出表示の表示とは全く関係なく該演出可動手段が該演出動作を行う場合があってもよい。
また
『 前記予告アイコンは、複数種類の予告態様[例えば、図117(a)に示す「箱」、「赤箱」、「金箱」、「虹箱」]のうちの一の種類の予告態様で表示開始されるアイコンであり、
前記予告アイコンが第一の予告態様[例えば、「箱」]で表示されているよりも、該予告アイコンが第二の予告態様[例えば、「赤箱」]で表示されている方が、該予告アイコンが使用された際に実行されている図柄変動表示において最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすい場合がある[例えば、図117(a)に示す信頼度]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
前記予告アイコンが、該予告アイコンによる予告の対象になる図柄変動表示(以下、「予告対象変動」という。)が開始される前に使用された場合、該予告アイコンによる予告は、先読み予告である場合もあれば通常予告である場合もあるが、該予告アイコンによる予告を見ただけでは、該予告が、先読み予告であったのか通常予告であったのかが不明であってもよい。
前記予告アイコンは、前記予告対象変動が終了するまでに、演出で必ず使用されてもよい。この場合も、該予告アイコンによる予告が、先読み予告として使用されてもよいし、通常予告として使用されてもよい。
前記予告アイコンが前記第一の予告態様で表示されている方が、該予告アイコンが前記第二の予告態様で表示されているよりも、前記予告表示が表示されやすい場合があってもよいし、或る表示(該予告表示とは異なる表示)が表示されやすい場合があってもよい。
また
『 前記表示手段は、変動アイコン[例えば、変動アイコンh0]が表示される場合がある手段であり、
前記変動アイコンとは、実行中の図柄変動表示に関するアイコンのことであり、
前記第二のアイコンは、前記変動アイコンとは別のアイコンである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また
『 前記第一のアイコンは、前記変動アイコンである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
なお、前記第一のアイコンは、前記変動アイコン専用のアイコンであってもよいし、該変動アイコンを兼ねたアイコンであってもよい。
また
『 前記表示手段は、保留アイコン[例えば、特図1の第1保留アイコンh11〜第4保留アイコンh14]が表示される場合がある手段であり、
前記保留アイコンとは、表示されている数によって保留数を表すアイコンのことであり、
前記第二のアイコンは、前記保留アイコンとは別のアイコンである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また
『 前記第一のアイコンは、前記保留アイコンである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また
『 前記遊技台は、ぱちんこ機[例えば、パチンコ機100]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
以上の記載では、
『 表示手段[例えば、第1装飾図柄表示装置208L、第2装飾図柄表示装置208M、および第3装飾図柄表示装置208Nの全部、あるいはこれら3つの装飾図柄表示装置208L〜Nのうちのいずれか一つ、あるいは二つ、第4表示手段208M’、導光板IL、POVディスプレイ224I等]を備えた遊技台であって、
前記表示手段は、保留アイコンが表示される場合がある手段であり、
前記保留アイコンとは、保留の数に対応して表示されるアイコン[例えば、特図1の第1保留アイコンh11〜第4保留アイコンh14]であり、
前記表示手段は、予告アイコンが表示される場合がある手段であり、
前記予告アイコンは、前記保留アイコンとは別の種類のアイコン[例えば、図117(a)に示す各種の予告アイコンYI、図117(b)に示す各種の予告アイコンYI]であり
前記表示手段は、予告表示[例えば、予告表示YH]が表示される場合がある手段であり、
前記予告表示として、複数種類の予告表示が用意されており[例えば、図117(b)に示す各種の予告表示YH]、
前記予告アイコンが使用された場合に、前記複数種類の予告表示のうちの一の種類の予告表示が表示される場合があり[例えば、図121(あ32)、図130(え13)、図131(え1−2−18)、図136(ア8−1)、図136(ア8−2−1)、図138(ア1−3−3)、図139(イa15)、同図(イa28)等]、
前記予告アイコンが使用されると、該予告アイコンが非表示となる場合があり[例えば、図121(あ35)、図131(え15)、図131(え1−2−20)等]、
前記予告アイコンが使用されても該予告アイコンが非表示とならずに該予告アイコンが演出で再度使用され、前記複数種類の予告表示のうちの或る予告表示が表示される場合がある[例えば、図136(ア11),同図(ア16)、図136(ア8−2−4),同図(ア8−2−6)、図138(ア1−3−9)、図139(イa28)等]、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
この遊技台によれば、前記予告アイコンが使用された後もその予告アイコンの表示状況に注目させることができ、遊技者を楽しませることができる場合がある。
「予告アイコンが使用された場合」とは、例えば、前記予告アイコンが演出で使用された場合のことであり、より具体的には、該予告アイコンの表示態様が変化した場合のことであったり、該予告アイコンが消えた場合(非表示になった場合)のことであってもよい(以下においても同じ。)。
前記予告アイコンが一回使用されると、該予告アイコンが非表示となる場合があり、前記予告アイコンが一回使用されても該予告アイコンが非表示とならずに該予告アイコンが演出で再度使用され、或る予告表示が表示される場合があってもよい。
また
『 前記予告アイコンとして、複数種類の予告アイコンが用意されており[例えば、図117(a)に示す各種の予告アイコンYI、図117(b)に示す各種の予告アイコンYI]、
前記複数種類の予告表示のうちの一の種類の予告表示は、第一の予告表示[例えば、No6.「変化」の予告表示]であり、
前記複数種類の予告表示のうちの一の種類の予告表示は、第二の予告表示[例えば、No.17「リーチ」の予告表示]であり、
前記複数種類の予告アイコンのうちの或る予告アイコン[例えば、No.1「箱」の予告アイコンYI]が使用された場合に、前記第一の予告表示が表示される場合があり[例えば、図136(ア8−1)、図138(ア1−3−3)、図139(イa15)、同図(イa28)等]、
前記或る予告アイコンが使用された場合に、前記第二の予告表示が表示される場合がある[例えば、図136(ア11)等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、前記予告アイコンが使用される前に、前記予告表示が表示されること自体が予告されなくてもよい。
また、前記予告アイコンが使用される前に、前記複数種類の予告表示のうちのいずれの種類の予告表示が表示されるのかも予告されない構成であってもよい。
また、前記或る予告アイコンが表示されただけでは、前記第一の予告表示が表示されることが予告されていない場合があってもよいし、前記第二の予告表示が表示されることが予告されていない場合があってもよい。あるいは反対に、前記或る予告アイコンが表示されただけで、前記第一の予告表示が表示されることが予告されている場合があってもよいし、前記第二の予告表示が表示されることが予告されている場合があってもよい。
また
『 前記複数種類の予告アイコンのうちの或る種類の予告アイコンが使用されると、該或る種類の予告アイコンに対応付けられた種類の予告表示が表示されるように構成されている[例えば、図117(b)に示す各種の予告アイコンYIは、図117(b)に示す各種の予告表示と一対一の関係で対応付けられている]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
前記複数種類の予告表示と前記複数種類の予告アイコンは互いに、種類ごとに対応付けられていてもよい。
前記複数種類の予告表示と前記複数種類の予告アイコンは互いに、種類ごとに、一対一で対応付けられていてもよいし、多対一で対応付けられていてもよいし、一対多で対応付けられていてもよいし、多対多で対応付けられていてもよい。
また
『 前記或る種類の予告アイコンが一回使用されても非表示にならず、該或る種類の予告アイコンが非表示になるまで該或る種類の予告アイコンが複数回使用され、該或る種類の予告アイコンに対応付けられた種類の予告表示が複数回表示される[例えば、図139(イa15)と(イa28)等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また
『 前記第二の予告表示は、該第二の予告表示が表示された図柄変動表示に関する予告[例えば、リーチが行われることの予告]を行う表示であり、
前記第二の予告表示が表示されない図柄変動表示よりも、該第二の予告表示が表示された図柄変動表示の方が、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすい、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また
『 前記予告アイコンが最初に使用された場合に表示された予告表示の種類[例えば、図117(b)に示すNo.27の「小判」の予告表示YH]と、該予告アイコンがN回目(Nは2以上の自然数)[例えば、3回目]に使用された場合に表示された予告表示の種類は同じことがある[例えば、図136(ア8−2−2)と同図(ア8−2−6)]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ただし、異なることがあってもよいし、必ず異なる種類の予告表示が表示されてもよい。あるいは反対に、必ず同じであってもよい。
また
『 遊技者が操作可能な位置に設けられた操作手段[例えば、チャンスボタン136、操作レバー139、透過部191、第2チャンスボタン137等]を備え、
前記表示手段は、操作表示が表示される場合がある手段であり、
前記操作表示とは、前記操作手段を模した画像を少なくとも含む表示[例えば、ボタン画像136aと残時間表示メータMTとによって構成された操作促進報知画像]のことであり、
予告アイコンが使用された場合[例えば、図140(イb4)]に、前記操作表示が表示される場合がある[例えば、図140(イb5)]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また
『 遊技者が操作可能な位置に設けられた操作手段[例えば、チャンスボタン136、操作レバー139、透過部191、第2チャンスボタン137等]を備え、
前記表示手段は、操作表示が表示される場合がある手段であり、
前記操作表示とは、前記操作手段を模した画像[例えば、ボタン画像136a]を少なくとも含む表示[例えば、操作促進報知画像の表示]のことであり、
前記操作表示が表示[例えば、図121(あ31−2−2)、図143(エa2)]された後に、前記予告アイコンが使用される場合がある[例えば、図121(あ31−2−6)、図143(エa7)]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
前記操作表示は、前記操作手段を模した画像のみの表示であってもよいし、該操作手段の操作を促す表示(以下、「操作促進表示」という。)も含む表示であってもよいし、該操作手段の操作有効期間を表す表示(以下、「操作有効期間表示」という。)も含む表示であってもよいし、該画像と該操作促進表示のみであってもよいし、該画像と該操作有効期間表示のみであってもよい。さらに、前記操作表示の表示態様として、複数種類の表示態様が用意されており、該複数種類の表示態様には、前記操作手段自体の態様変更(例えば、色の変更や、突出量の変更や、形状の変更や、位置の変更や、姿勢の変更等)に対応した表示態様が含まれていてもよい。
また
『 遊技者が操作可能な位置に設けられた操作手段[例えば、チャンスボタン136、操作レバー139、透過部191、第2チャンスボタン137等]を備え、
前記操作手段を操作すると[例えば、図121(あ31−2−5)、図143(エa5)]、前記予告アイコンが使用される場合がある[例えば、図121(あ31−2−6)、図143(エa7)]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また
『 遊技者が操作可能な位置に設けられた操作手段[例えば、チャンスボタン136、操作レバー139、透過部191、第2チャンスボタン137等]を備え、
前記操作手段が操作されると、予告アイコンが表示される場合がある[例えば、図134(おc7)から続く図120(あ9−1)以降の流れ]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また
『 演出可動手段[例えば、図14等に示す、家紋役物224E、千両箱役物224H]を備え、
前記予告アイコンが使用された場合に、前記予告表示として、前記演出可動手段が演出動作を行うことを予告する表示[例えば、図117(b)に示すNo.24の「千両箱役物動作」、No.25の「家紋役物動作」]が表示される場合がある、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
前記演出可動手段が演出動作を行うことを予告する表示は、演出動作予告表示という。
また
『 複数の予告アイコンが表示される場合がある[例えば、図125(い11)、図128(う15−2−17)]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また
『 第一の数の予告アイコンが表示されるよりも、第二の数の予告アイコンが表示された方が、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすい場合がある、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また
『 前記予告アイコンは、複数種類の予告態様[例えば、図117(a)に示す「箱」、「赤箱」、「金箱」、「虹箱」]のうちの一の種類の予告態様で表示開始されるアイコンであり、
前記予告アイコンが第一の予告態様[例えば、「箱」]で表示されているよりも、該予告アイコンが第二の予告態様[例えば、「赤箱」]で表示されている方が、該予告アイコンが使用された際に実行されている図柄変動表示において最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすい場合がある[例えば、図117(a)に示す信頼度]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また
『 前記遊技台は、ぱちんこ機[例えば、パチンコ機100]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
以上の記載では、
『 表示手段[例えば、第1装飾図柄表示装置208L、第2装飾図柄表示装置208M、および第3装飾図柄表示装置208Nの全部、あるいはこれら3つの装飾図柄表示装置208L〜Nのうちのいずれか一つ、あるいは二つ、第4表示手段208M’、導光板IL、POVディスプレイ224I等]を備えた遊技台であって、
前記表示手段は、保留アイコンが表示される場合がある手段であり、
前記保留アイコンとは、保留の数に対応して表示されるアイコン[例えば、特図1の第1保留アイコンh11〜第4保留アイコンh14]のことであり、
前記保留アイコンは、第一のアイコン表示態様[例えば、図119(a)に示すNo.1の「デフォルト」のアイコンの表示態様、あるいはNo.2の「白点滅」のアイコンの表示態様、あるいは図151(A1−2−3)等に示す「ルーレット」の表示態様、またあるいは図119(a)に示すNo.10の「タイマ」の表示態様]で表示される場合があるアイコンであり、
前記保留アイコンは、第二のアイコン表示態様[例えば、図119(a)に示すNo.5の「赤」のアイコンの表示態様]で表示される場合があるアイコンであり、
前記第一のアイコン表示態様で表示されている保留アイコンに対応する図柄変動表示よりも、前記第二のアイコン表示態様で表示されている保留アイコンに対応する図柄変動表示の方が、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすく[例えば、図119(a)に示す信頼度]、
前記表示手段は、変化予告表示[例えば、図119(b)に示す各種のアイコン変化予告の表示]が表示される場合がある手段であり、
前記変化予告表示が用いられた第一の変化アニメーションが行われる場合があり、
前記第一の変化アニメーションは、表示されている前記保留アイコンのうちのいずれかの保留アイコンの態様を変化させるアニメーション[例えば、アイコン変化アニメーション]であり、
前記変化予告表示は、第一の変化予告態様[例えば、図119(b)に示すNo.4の「爆撃機」のアイコンの態様]で表示される場合がある表示であり、
前記変化予告表示は、第二の変化予告態様[例えば、図119(b)に示すNo.5の「赤爆撃機」のアイコンの態様]で表示される場合がある表示であり、
前記第一の変化予告態様の前記変化予告表示(以下、「第一の変化予告表示」という。)[例えば、図119(b)に示すNo.4の「爆撃機」のアイコンIHI]が表示された後で前記第一の変化アニメーションが行われる場合があり、
前記第一の変化予告表示が用いられた前記第一の変化アニメーションが行われると、表示されている保留アイコンのうちのいずれかの保留アイコンの態様が前記第二のアイコン表示態様に変化される場合があり[例えば、図149(A3’−2−4)に示す第1保留アイコンh11のように赤色の表示態様ではない青色の表示態様に変化される場合もあるが、図148(A6’)に示すように赤色の表示態様に変化される場合もある]、
前記第二の変化予告態様の前記変化予告表示(以下、「第二の変化予告表示」という。)[例えば、図119(b)に示すNo.5の「赤爆撃機」のアイコンIHI]が表示された後で前記第一の変化アニメーションが行われる場合があり、
前記第二の変化予告表示が用いられた前記第一の変化アニメーションが行われると、表示されている保留アイコンのうちのいずれかの保留アイコンの態様が前記第二のアイコン表示態様に変化される[例えば、図148(A6)、図148(A4−2−3)、図148(A2−2−4)図149(A3−5−4)、図149(A3−7−7)、図150(A3−2−4)、図152(B8)、図155(Ea2−2−5)、図158(Fd6)、図159(Fe6)、図160(Ff11)に示すように赤色の表示態様に必ず変化される]、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
前記変化予告表示が用いられた第四の変化アニメーションが行われる場合があり、前記第四の変化アニメーションは、予告アイコンの種類および/または態様を変化させるアニメーションであっってもよい。また、前記変化予告表示が用いられた第五の変化アニメーションが行われる場合があり、前記第五の変化アニメーションは、予告表示の種類および/または態様を変化させるアニメーションであっってもよい。
前記第一の変化予告表示が用いられた前記第一の変化アニメーションが行われると、表示されている保留アイコンのうちのいずれかの保留アイコンの態様が、前記第二のアイコン表示態様以外のアイコン表示態様(例えば、後述する第三〜第五のアイコン表示態様のうちの一のアイコン表示態様であったり、第六のアイコン表示態様)に変化される場合があってもよい。
第nの変化予告表示が用いられた第mの変化アニメーションとは、前記第nの変化予告表示による前記第mの変化アニメーションのことであり、また前記第nの変化予告表示が登場する前記第mの変化アニメーションのことである(nとmはいずれも1以上の自然数であり、以下においても同じ。)。
前記変化予告表示として、複数種類の変化予告表示が用意されており、前記複数種類の変化予告表示のうちの一の種類の変化予告表示は、第一の変化予告表示であり、前記複数種類の変化予告表示のうちの一の種類の変化予告表示は、第二の変化予告表示である。前記第一の変化予告表示が、前記第一の変化予告態様で表示される場合があってもよいし、前記第二の変化予告態様で表示される場合があってもよい。あるいは、前記第二の変化予告表示が、前記第一の変化予告態様で表示される場合があってもよいし、前記第二の変化予告態様で表示される場合があってもよい。さらに、前記第二の変化予告表示が表示された場合よりも、前記第一の変化予告表示が表示された場合の方が、前記第一の変化アニメーションが実行されやすくてもよい。
なおここでは、前記第一の変化アニメーションが、表示されている前記保留アイコンのうちのいずれかの保留アイコンの態様を変化させているが、前記変化予告表示が、該いずれかの保留アイコンの態様を変化させているとも解釈することができる場合がある。
前記保留アイコンのうちのいずれかの保留アイコンは、複数の保留アイコンであってもよいし、一の保留アイコンであってもよく、例えば、表示されている全部又は一部の保留アイコンであってもよい(以下においても同じ。)。
前記いずれかの保留アイコンの変化前の態様は、前記第一のアイコン表示態様であってもよいし、第三のアイコン表示態様等であってもよい。すなわち、前記いずれかの保留アイコンにおける、前記変化予告表示の表示が開始された時の態様は、デフォルトの態様とは限らない。
また、
「 表示手段を備えた遊技台であって、
前記表示手段は、保留アイコンが表示される場合がある手段であり、
前記保留アイコンとは、保留の数に対応して表示されるアイコンのことであり、
前記保留アイコンは、第一のアイコン表示態様で表示される場合があるアイコンであり、
前記保留アイコンは、第二のアイコン表示態様で表示される場合があるアイコンであり、
前記第一のアイコン表示態様で表示されている保留アイコンに対応する図柄変動表示よりも、前記第二のアイコン表示態様で表示されている保留アイコンに対応する図柄変動表示の方が、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすく、
前記表示手段は、変化予告表示が表示される場合がある手段であり、
前記変化予告表示が用いられた第一の変化アニメーションが行われる場合があり、
前記第一の変化アニメーションは、表示されている前記保留アイコンのうちのいずれかの保留アイコンの態様を変化させるアニメーションであり、
前記変化予告表示は、第一の変化予告態様で表示される場合がある表示であり、
前記変化予告表示は、第二の変化予告態様で表示される場合がある表示であり、
前記第一の変化予告態様で表示されている前記変化予告表示が用いられた前記第一の変化アニメーションよりも、前記第二の変化予告態様で表示されている該変化予告表示が用いられた該第一の変化アニメーションの方が、表示されている前記保留アイコンのうちのいずれかの保留アイコンの態様を、前記第二のアイコン表示態様に変化させやすい、
ことを特徴とする遊技台。」
であってもよい。
この遊技台によれば、前記変化予告表示の態様によって、前記保留アイコンの態様がどのような態様(ここでは第二のアイコン表示態様)に変化する可能性があるかを推測させることができ、遊技者を楽しませることができる場合がある。例えば、前記変化予告表示の態様は、前記保留アイコンの変化後の態様と関係しており、前記変化予告表示の態様が赤色の態様(ここでは第二の変化予告態様)であれば、前記保留アイコンの変化後の態様も赤色の態様(ここでは第二のアイコン表示態様)になるのではないかと推測させることができる。
なお、前記第二の変化予告態様で表示されている前記変化予告表示が用いられた前記第一の変化アニメーションでは、表示されている前記保留アイコンのうちのいずれかの保留アイコンの態様を、前記第一のアイコン表示態様および前記第二のアイコン表示態様以外の態様(例えば、第六のアイコン表示態様等)に変化させる場合があってもよいし、前記第六のアイコン表示態様に変化させるよりも前記第二のアイコン表示態様に変化させやすくてもよい。
前記第二の変化予告態様で表示されている前記変化予告表示が用いられた前記第一の変化アニメーションでは、表示されている前記保留アイコンのうちのいずれかの保留アイコンの態様を、前記第一のアイコン表示態様および前記第二のアイコン表示態様以外の態様(例えば、第七のアイコン表示態様等)に変化させる場合があってもよい。この第七のアイコン表示態様は、大当り確定の態様(プレミアの態様)であってもよい。すなわち、前記第一の変化予告態様で表示されている前記変化予告表示が用いられた前記第一の変化アニメーションでは、前記いずれかの保留アイコンの態様を、先読み予告の態様であるが大当り確定とまではいかない態様(例えば、第二のアイコン表示態様)に変化させやすいが、前記第二の変化予告態様で表示されている前記変化予告表示が用いられた前記第一の変化アニメーションでは、大当り確定の態様(プレミアの態様)に変化させる場合がある。なお、大当り確定の態様(プレミアの態様)に必ず変化させてもよい。また、第七のアイコン表示態様は本来、大当り確定の態様ではないが、大当り確定の態様として扱われる場合があってもよい。この場合には、通常時と矛盾した先読み予告になり、この矛盾がプレミアになって、大当りすることになる。
なお、前記第二のアイコン表示態様は、前記第一のアイコン表示態様とは異なる態様であってもよい。前記第一のアイコン表示態様は、デフォルトの態様であってもよい。前記デフォルトの態様とは、最も表示される頻度が高い態様のことである。前記第二のアイコン表示態様は、先読み予告の態様であってもよい。また、前記変化予告表示が、前記第一の変化予告態様で表示された場合よりも、前記第二の変化予告態様で表示された場合の方が、前記第一の変化アニメーションが実行されやすくてもよい。
また
『 前記保留アイコンは、第三のアイコン表示態様[例えば、図119(a)に示すNo.3の「青」のアイコンの表示態様]で表示される場合があるアイコンであり、
前記第三のアイコン表示態様で表示されている保留アイコンに対応する図柄変動表示よりも、前記第二のアイコン表示態様で表示されている保留アイコンに対応する図柄変動表示の方が、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすく[例えば、図119(a)に示す信頼度]、
前記第一の変化予告表示が表示されることで、該第一の変化予告表示が用いられた前記第一の変化アニメーションが行われれば、前記保留アイコンのうちのいずれかの保留アイコンの態様が前記第三のアイコン表示態様に変化される場合がある[例えば、図149(A3’−2−4)に示す第1保留アイコンh11のように青色の表示態様(第3表示態様)に変化される場合がある]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
前記第三のアイコン表示態様も、先読み予告の態様であってもよい。
前記第一のアイコン表示態様で表示されている保留アイコンに対応する図柄変動表示よりも、前記第三のアイコン表示態様で表示されている保留アイコンに対応する図柄変動表示の方が、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすくてもよい。
前記第一の変化予告表示が用いられた前記第一の変化アニメーションは、表示されている前記保留アイコンのうちのいずれかの保留アイコンを、前記第二のアイコン表示態様よりも前記第三のアイコン表示態様に変化させやすくてもよい。なお、前記第二のアイコン表示態様に変化させる確率は0%であってもよい。
また
『 前記第二の変化予告表示が用いられた前記第一の変化アニメーションが行われても、表示されている全ての保留アイコンの態様が前記第三のアイコン表示態様に変化されない[例えば、図148(A6)、図148(A4−2−3)、図148(A2−2−4)図149(A3−5−4)、図149(A3−7−7)、図150(A3−2−4)、図152(B8)、図155(Ea2−2−5)、図156(Eb8)、図158(Fd6)、図159(Fe6)、図160(Ff11)に示すように緑色の表示態様に変化された保留アイコンはない]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また
『 前記変化予告表示が用いられた第一の不変化アニメーション[例えば、アイコン不変化アニメーション]が行われる場合があり、
前記第一の変化予告表示が表示されても、該第一の変化予告表示が用いられた前記第一の不変化アニメーションが行われれば、表示されている全ての保留アイコンの態様が変化せず[例えば、]、
前記第二の変化予告表示が表示されても、該第二の変化予告表示が用いられた前記第一の不変化アニメーションが行われれば、表示されている全ての保留アイコンの態様が変化しない[例えば、図149(A3−3−3)、図149(A3−4−4)に示すように全ての保留アイコンの表示態様が変化しない]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また
『 前記第一の不変化アニメーションは、表示されている保留アイコンのうちのいずれかの保留アイコンの態様を、前記第二の変化予告表示によって変化させることに失敗したシーン[例えば、図149(A3−3−2)〜同図(A3−3−3)のシーン、図149(A3−4−2)〜同図(A3−4−4)のシーン]が含まれているアニメーションである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また
『 前記変化予告表示が用いられた第三の変化アニメーションが行われる場合があり、
前記第三の変化アニメーションは、途中までは前記第一の不変化アニメーション[例えば、図149(A3−4−1)〜同図(A3−4−2)]と同じアニメーションであり[例えば、図149(A3−5−1)〜同図(A3−5−2)]、
前記第三の変化アニメーションは、表示されている保留アイコンのうちのいずれかの保留アイコンの態様を、前記第二の変化予告表示によって変化させることに最終的には成功したシーン[例えば、図149(A3−5−3)〜同図(A3−5−4)のシーン]が含まれているアニメーションである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また
『 前記第一の変化アニメーションは、表示されている保留アイコンのうちのいずれかの保留アイコンの態様を、前記第二の変化予告表示によって変化させることに成功したシーン[例えば、図148(A4−1)〜同図(A5)のシーン等]が含まれているアニメーションである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、
「前記変化予告表示が用いられた第一の不変化アニメーションが行われる場合があり、
前記変化予告表示は、複数の変化予告アイコンによって構成された表示であり、
前記複数の変化予告アイコンのうちの一のアイコンは、第一の変化予告アイコンであり、
前記複数の変化予告アイコンのうちの一のアイコンは、第二の変化予告アイコンであり、
前記第一の不変化アニメーションは、表示されている前記保留アイコンのうちのいずれかの保留アイコンの態様を変化させることに失敗したシーン(以下、「第一のシーン」という。)が含まれているアニメーションであり、
前記第一のシーンは、前記第二の変化予告アイコンを用いて失敗したシーンであり、
前記第一の変化アニメーションは、表示されている前記保留アイコンのうちのいずれかの保留アイコンの態様を変化させることに成功したシーン(以下、「第二のシーン」という。)が含まれているアニメーションであり、
前記第二のシーンは、前記第二の変化予告アイコンを用いて成功したシーンである、
ことを特徴とする遊技台。」
であってもよい。
前記第一の変化アニメーションは、前記第一の変化予告アイコンが用いられた第一のシーンと、該第一の変化予告アイコンが用いられた第二のシーンとのうちのいずれか一方のシーンが表示される場合があるアニメーションであり、前記第一の不変化アニメーションも、前記第一のシーンと前記第二のシーンとのうちのいずれか一方のシーンが表示される場合があるアニメーションであり、前記第一のシーンが表示された場合よりも、前記第二のシーンが表示された場合の方が、前記成功したシーンが表示されやすくてもよい。あるいは、両場合の間に、前記成功したシーンの表示のされやすさの違いはなくてもよい。
また、前記第一の変化アニメーションは、前記第一の変化予告アイコンが用いられた第二のシーンが表示される場合があるアニメーションであり、前記第一の変化アニメーションは、前記第一の変化予告アイコンが用いられた第一のシーンが表示されることがないアニメーションであり、前記第一の不変化アニメーションは、前記第一のシーンが表示される場合があるアニメーションであり、前記第一の不変化アニメーションは、前記第二のシーンが表示されることがないアニメーションであり、前記第二のシーンが表示されると、前記成功したシーンが必ず表示され、前記第一のシーンが表示されると、前記失敗したシーンが必ず表示されてもよい。
さらには、前記第一の変化アニメーションは、前記第一の変化予告アイコンが用いられた第一のシーンと、該第一の変化予告アイコンが用いられた第二のシーンとのうちのいずれか一方のシーンが表示される場合があるアニメーションであり、前記第一の不変化アニメーションは、前記第一のシーンが表示される場合があるアニメーションであり、前記第一の不変化アニメーションは、前記第二のシーンが表示されることがないアニメーションであり、前記第二のシーンが表示されると、前記成功したシーンが必ず表示され、前記第一のシーンが表示されても、前記失敗したシーンが必ず表示されるとは限らない態様であってもよい。
或る位置に表示された前記保留アイコンに対する前記第一の変化予告アイコンを用いたシーンは、一つのみであってもよい。
また、
「 前記変化予告表示が用いられた第三の変化アニメーションが行われる場合があり、
前記第三の変化アニメーションは、途中までは前記第一の不変化アニメーションと同じアニメーションであり、
前記第三の変化アニメーションは、表示されている前記保留アイコンのうちのいずれかの保留アイコンの態様を変化させることに最終的には成功したシーン(以下、「第三のシーン」という。)が含まれているアニメーションであり、
前記第三のシーンは、前記第二の変化予告アイコンを用いて最終的には成功したシーンである、
ことを特徴とする遊技台。」
であってもよい。
前記第三の変化アニメーションは、保留アイコンの態様変化に失敗と思わせて、成功するアニメーションである。この第三の変化アニメーションは、前記第一の変化アニメーションよりも出現頻度は低い。ただし、反対に高くてもよいし、同じであってもよい。
前記第三の変化アニメーションによって前記第二のアイコン表示態様に変化した保留アイコンに対応する図柄変動表示よりも、前記第一の変化アニメーションによって該第二のアイコン表示態様に変化した保留アイコンに対応する図柄変動表示の方が、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすい(大当りの信頼度(期待度)が高い)場合があってもよいし、あるいは反対に、最終的に大当り図柄態様が確定表示されにくい(大当りの信頼度(期待度)が低い)場合があってもよいし、両者で大当りの信頼度(期待度)が同じであってもよい。
また
『 前記第一の変化予告表示が用いられた前記第一の変化アニメーションによって態様が変化した保留アイコンに対応する図柄変動表示よりも、前記第二の変化予告表示が用いられた該第一の変化アニメーションによって態様が変化した保留アイコンに対応する図柄変動表示の方が、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすい場合がある[例えば、変化前が同じデフォルトの表示態様の保留アイコンであれば、第一の変化予告表示が用いられた第一の変化アニメーションでは第3表示態様に変化するが(図149(A3’2−4)に示す第2保留アイコンh12)、第二の変化予告表示が用いられた第一の変化アニメーションでは第5表示態様に変化する(図149(A7)に示す第1保留アイコンh11)ため、図119(a)に示す信頼度]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また
『 前記第一の変化予告表示が、前記第二の変化予告表示に変化する場合がある[例えば、図152(B4)〜同図(B5)、図152(B3−2−1)〜同図(B3−2−5)、図152(B3−3−3)〜同図(B3−3−5)、図153(B1−2−5)〜同図(B1−2−9)、図153(B1−3−6)〜図154(B1−3−9)]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
前記第一の変化予告態様で表示開始された前記変化予告表示の態様が、前記第二の変化予告態様に変化する場合があってもよいし、該第一の変化予告態様に変化した前記変化予告表示の態様が、前記第二の変化予告態様にさらに変化する場合があってもよい。また、前記第一の変化アニメーションの中で、該第二の変化予告態様に変化する場合があってもよいし、該第一の変化アニメーションが開始される前に、該第二の変化予告態様に変化する場合があってもよいし、該第一の変化アニメーションが終了した後に、該第二の変化予告態様に変化する場合があってもよい。
なお、前記第一の変化予告態様で表示された前記変化予告表示の態様が前記第二の変化予告態様へ変化する場合の頻度よりも、該第一の変化予告態様で表示されたまま変化しない場合の頻度の方が、高いように構成されていてもよいが、この頻度の関係は逆であってもよいし、両者の頻度は同じであってもよい。
前記第一の変化予告態様で表示された変化予告表示の態様が、他の態様へ変化しないように構成されていてもよい。
前記第二の変化予告態様で表示された変化予告表示の態様が、前記第一の変化予告態様へ、変化しないように構成されていてもよいし、あるいは反対に、変化する場合があってもよい。
前記第二の変化予告態様(例えば、赤色の態様)で表示された変化予告表示の態様が第三の変化予告態様(例えば、金色の態様や虹色の態様)へ変化する場合があってもよい。また、前記第二の変化予告態様で表示された前記変化予告表示の態様が前記第三の変化予告態様へ変化する場合の頻度よりも、該第二の変化予告態様で表示されたまま変化しない場合の頻度の方が、高いように構成されていてもよいが、この頻度の関係は逆であってもよいし、両者の頻度は同じであってもよい。
前記変化予告表示が最初から前記第二の変化予告態様で表示されている場合よりも、該変化予告表示が前記第一の変化予告態様から該第二の変化予告態様へ変化した場合の方が、表示されている前記保留アイコンのうちのいずれかの保留アイコンを前記第二のアイコン表示態様へ変化させる前記第一の変化アニメーションが実行されやすくてもよい。あるいは、その逆に、前記変化予告表示が前記第一の変化予告態様から前記第二の変化予告態様へ変化した場合よりも、該変化予告表示が最初から該第二の変化予告態様で表示されている場合の方が、表示されている前記保留アイコンのうちのいずれかの保留アイコンを前記第二のアイコン表示態様へ変化させる前記第一の変化アニメーションが実行されやすくてもよい。さらには、両方の場合で、前記いずれかの保留アイコンを前記第二のアイコン表示態様へ変化させる前記第一の変化アニメーションの実行確率に差はなく該実行確率は同じであってもよい。
最初から前記第二の変化予告態様で表示されている前記変化予告表示が用いられた前記第一の変化アニメーションによって態様が変化した保留アイコンに対応する図柄変動表示よりも、前記第一の変化予告態様から該第二の変化予告態様へ変化した該変化予告表示が用いられた該第一の変化アニメーションによって態様が変化した保留アイコンに対応する図柄変動表示の方が、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすい(大当りの信頼度(期待度)が高い)場合があってもよいし、あるいは反対に、最終的に大当り図柄態様が確定表示されにくい(大当りの信頼度(期待度)が低い)場合があってもよいし、両者で大当りの信頼度(期待度)が同じであってもよい。
また
『 前記表示手段は、変動アイコンが表示される場合がある手段であり、
前記変動アイコンとは、実行中の図柄変動表示に関するアイコン[例えば、変動アイコンh0]のことであり、
前記変化予告表示が用いられた第二の変化アニメーションが行われる場合があり、
前記第二の変化アニメーションは、前記変動アイコンの態様を変化させるアニメーション[例えば、アイコン変化アニメーション]であり、
前記第一の変化予告表示が表示されることで、該第一の変化予告表示が用いられた前記第二の変化アニメーションが行われれば、表示されている変動アイコンの態様が前記第二のアイコン表示態様に変化される場合があり、
前記第二の変化予告表示が表示されることで、該第二の変化予告表示が用いられた前記第二の変化アニメーションが行われれば、表示されている変動アイコンの態様が前記第二のアイコン表示態様に変化される[例えば、図148(A3−2−4)]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、前記変動アイコンは、消化済みの保留を表すアイコンであってもよい。
なお、前記変動アイコンは、保留の数=0に対応して表示されるアイコンと見ることもでき、広義には保留アイコンの一種であるといえるが、ここでは、保留アイコンと区別して限定する。ただし、変動アイコンの態様は、保留アイコンの態様と共通にし、第nのアイコン表示態様という。
また、これまで説明してきた「保留アイコン」は「変動アイコン」に置き換えることができ、「第一の変化アニメーション」は、「第二の変化アニメーション」に置き換えることができ、この後に説明する「保留アイコン」も「変動アイコン」に置き換えることができ、「第一の変化アニメーション」も、「第二の変化アニメーション」に置き換えることができる。これらのことは以降においても同じである。
また、前記変化予告表示が、前記第一の変化予告態様で表示された場合よりも、前記第二の変化予告態様で表示された場合の方が、前記第二の変化アニメーションが実行されやすい構成であってもよい。この構成によれば、前記第二の変化アニメーションが実行されれば、現在行われている図柄変動表示で大当りの期待を持つことができ、前記第一の変化アニメーションが実行されれば、この後に開始される図柄変動表示で大当りの期待を持つことができ、遊技者は、該第一の変化アニメーションと該第二の変化アニメーションのうちのいずれの変化アニメーションが実行されるかに興味を持ち、遊技の興趣が向上する場合がある。
また
『 前記変化予告表示が用いられた第二の不変化アニメーション[例えば、アイコン不変化アニメーション]が行われる場合があり、
前記第一の変化予告表示が表示されても、該第一の変化予告表示が用いられた前記第二の不変化アニメーションが行われれば、表示されている変動アイコンの態様が変化せず、
前記第二の変化予告表示が表示されても、該第二の変化予告表示が用いられた前記第二の不変化アニメーションが行われれば、表示されている変動アイコンの態様が変化しない[例えば、図149(A3−3−3)]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここにいう第二の不変化アニメーションは、前記変動アイコンの態様が変化しないアニメーションであり、前記変動アイコンの態様が変化することを成功と見れば、前記第二の変化アニメーションが表示された場合は成功に相当し、前記第二の不変化アニメーションが表示された場合は失敗に相当する。
また
『 遊技者が操作可能な位置に設けられた操作手段[例えば、チャンスボタン136、操作レバー139、透過部191、第2チャンスボタン137等]を備え、
前記第一の変化予告態様とは、前記操作手段に関する表示[例えば、ボタン画像136aの表示]を含む態様[例えば、図152(B3−2−2)に示す態様]のことであり、
前記第一の変化予告表示の表示中に、前記操作手段の操作があった場合に、該変化予告表示の態様が、前記第一の変化予告態様から前記第二の変化予告態様に変化する場合がある[例えば、図152(B3−2−5)]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
前記第一の変化アニメーションによって前記いずれかの保留アイコンが、第八のアイコン表示態様へ、変化する場合があってもよいし、変化する場合がなくてもよい。また、前記第二の変化アニメーションによって前記変動アイコンが、第八のアイコン表示態様へ、変化する場合があってもよいし、変化する場合がなくてもよい。ここにいう第八のアイコン表示態様とは、前記操作手段に関する表示を含む態様のことである。
前記操作手段は、操作有効期間が設定される手段であり、前記操作手段に関する表示(以下、「操作表示」という。)は、前記操作有効期間の間は少なくとも表示され、該操作有効期間内に該操作手段の操作があった場合に、前記変化予告表示の態様が、該操作に応じて、前記第一の変化予告態様から前記第二の変化予告態様に変化し、該操作有効期間内に該操作がなかった場合には、該操作有効期間が経過した以降に、該第一の変化予告態様から該第二の変化予告態様に変化してもよい。また、前記保留アイコンあるいは前記変動アイコンの態様が、該操作に応じて、前記第八のアイコン表示態様から前記第二のアイコン表示態様に変化し、該操作有効期間内に該操作がなかった場合には、該操作有効期間が経過した以降に、該第八のアイコン表示態様から該第二のアイコン表示態様に変化してもよい。
ただし、前記操作有効期間内に前記操作がなかった場合には、前記変化予告表示、前記保留アイコンあるいは前記変動アイコンの態様は、前記第二の変化予告態様あるいは前記第二のアイコン表示態様に変化しなくてもよい。若しくは、前記操作有効期間が経過したタイミングとは別のタイミングで、前記第二の変化予告態様あるいは前記第二のアイコン表示態様に変化してもよいし、前記変化予告表示は、前記第一の変化予告態様で再度、表示開始されてもよいし、前記保留アイコンあるいは前記変動アイコンは前記第八のアイコン表示態様で再度、表示開始されてもよい。また、前記変化予告表示は、前記操作があるまで、前記第一の変化予告態様で表示され続けてもよいし、前記保留アイコンあるいは前記変動アイコンは、該操作があるまで、前記第八のアイコン表示態様で表示され続けてもよい。
なお、前記操作表示は、前記操作手段を模した画像を含む表示であってもよいし、該画像のみの表示であってもよいし、該操作手段の操作を促す表示(操作促進表示)を含む表示であってもよいし、該操作促進表示のみであってもよいし、該操作手段の操作有効期間を表す表示(操作有効期間表示)を含む表示であってもよいし、該操作有効期間表示のみであってもよい。さらに、前記操作表示の表示態様として、複数種類の表示態様が用意されており、該複数種類の表示態様には、前記操作手段自体の態様変更(例えば、色の変更や、突出量の変更や、形状の変更や、位置の変更や、姿勢の変更等)に対応した表示態様が含まれていてもよい。
また、前記第一の変化予告態様で表示されている前記変化予告表示の表示中に、前記操作手段の操作があった場合に、該変化予告表示の態様が、該第一の変化予告態様から前記第二の変化予告態様に必ず変化してもよい。あるいは、該第一の変化予告態様から前記第二の変化予告態様に、変化する場合と、変化しない場合(例えば、該第一の変化予告態様のまま)があってもよい。
また
『 前記変化予告表示は、連続する図柄変動表示を跨いで表示される場合がある表示である[例えば、図150(A3−8−1)〜同図(A3−8−3)、図150(A3−9−1)〜同図(A3−9−3)]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここにいう「跨いで」とは、図柄の停止表示の期間(変動停止期間)を間に挟むことである。また、前記変化予告表示は、図柄変動表示の表示中に継続して表示される表示であってもよいし、途中で一旦消える表示であってもよい。また、図柄の停止表示の表示中も、継続して表示される表示であってもよいし、途中で一旦消える表示であってもよいし、あるいは該停止表示の表示中は消え続けている表示であってもよい。
「連続する図柄変動表示を跨いで表示される場合がある表示」とは、「常時表示されている表示」のことであるが、「一旦消去されて、再表示される場合がある表示」も含まれる。例えば、スーパーリーチ演出中は一旦消去されて、スーパーリーチ演出が終了すると再表示される場合があってもよい。
また
『 前記変化予告表示[例えば、「赤雷雲」のアイコンIHI]は、保留の数が0であって停止表示した装飾図柄が表示されている状態で少なくとも表示されている表示である[例えば、図155(D9)]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
前記変化予告表示は、保留の数が0であって停止表示した装飾図柄が表示されている状態のみで表示されている表示であってもよいし、他の状態でも表示されている表示であってもよい。
また
『 前記変化予告表示[例えば、「赤雷雲」のアイコンIHI]は、予め定められた回数の図柄変動表示の間、表示されている場合がある表示である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
前記変化予告表示は、予め定められた回数の図柄変動表示が終了すると、消える表示(非表示になる表示)であってもよい。
また
『 前記変化予告表示[例えば、「赤雷雲」のアイコンIHI]は、前記予め定められた回数の図柄変動表示の間であっても、一時的に消える場合[例えば、図155(D10)に示すアニメーションのデモ画面が表示されている場合]がある表示である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
例えば、前記変化予告表示は、スーパーリーチ演出の一部又は全部の期間で、一時的に消える場合があってもよいし、必ず消えてもよい。
前記変化予告表示は、例えば、ナビキャラクタ(説明表示等を行うキャラクタ)の表示であってもよい。
また、前記変化予告表示は、或る期間の間中、常時表示されている表示であってもよい。前記或る期間は、先読み予告の対象となる保留が消化されるまでの期間、あるいは先読み予告の対象となる保留に対応した図柄変動表示が終了するまでの期間であってもよいし、規定回数の図柄変動表示が終わるまでの期間であってもよい(以下、同じ)。
前記変化予告表示は、保留がない状態での図柄停止中や、デモ表示中は、非表示になってもよい。すなわち、或る期間に、保留がない状態での図柄停止中の期間や、デモ表示期間は含まれない。ただし、保留がない状態での図柄停止中でも、前記変化予告表示が表示される場合があってもよい。
前記変化予告表示は、或る期間の中で、一旦消えることがある表示であってもよい。
また
『 前記変化予告表示が表示されても、前記第一の変化アニメーションが表示されない場合[例えば、第一の不変化アニメーションや第二の変化アニメーションや第二の不変化アニメーションが表示される場合や、変化予告表示が静止したまま非表示になってしまう場合]がある、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
前記変化予告表示が表示されても、前記第二の変化アニメーションが表示されない場合があってもよい。
前記変化予告表示が表示され、前記第一の不変化アニメーションが行われる場合があり、前記第一の不変化アニメーションは、前記第一の変化アニメーションと途中まで同じアニメーションであってもよい。また、前記変化予告表示が表示され、前記第二の不変化アニメーションが行われる場合があり、前記第二の不変化アニメーションは、前記第二の変化アニメーションと途中まで同じアニメーションであってもよい。上述の如く、前記第一の不変化アニメーションが表示された場合は失敗に相当するが、途中まで(例えば、少なくとも最初の部分、あるいは前半部分や、保留アイコンの態様が変化するかしないかのシーンを除いた部分)同じアニメーションであるため、遊技者は、最初は、前記第一の変化アニメーションの表示が開始されたのか、前記第一の不変化アニメーションの表示が開始されたのかを見分けることができず、遊技の興趣が向上する場合がある。
また、前記変化予告表示が表示されても、前記第一の変化アニメーションも、前記第一の不変化アニメーションも表示されない場合があってもよい。
また
『 前記第一の変化アニメーションの表示が開始される前に、表示されている保留アイコンのうちのいずれかの保留アイコンの態様が変化しやすい状態にあることを報知する場合がある[例えば、図151(A1−3−3)に示すテロップ表示trpによる報知]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
前記いずれかの保留アイコンの態様が変化しやすい状態にあることの報知(以下、「変化事前報知」という。)は、前記変化予告表示が、前記第二の変化予告態様で表示された場合に報知されてもよい。例えば、前記第二の変化予告態様が、前記変化事前報知の表示を含んだ態様であってもよい。すなわち、前記変化予告表示が、前記変化事前報知を兼ねた表示であってもよい。あるいは、前記変化予告表示とは別に前記変化事前報知が行われる場合があってもよい。前記変化予告表示が行われた方が、該変化事前報知が行われないよりも、前記第一の変化アニメーションが実行されやすくてもよい。すなわち、表示されている前記保留アイコンのうちのいずれかの保留アイコンの態様が変化されやすくてもよい。あるいは反対に、実行されにくくてもよいし、実行のされやすさは同じであってもよい。
また、前記変化事前報知は、前記変化予告表示が表示されてから前記第一の変化アニメーションの表示が開始されるまでの間に、報知が開始されてもよいし、報知されてもよい。あるいは、前記変化事前報知は、前記変化予告表示が表示される前に、報知が開始されてもよいし、報知されてもよい。
また
『 前記第一の変化アニメーションは、表示されている保留アイコンのうちのいずれか複数の保留アイコンの態様を変化させる場合もあるアニメーションである[例えば、図149(A3’−2−1)〜同図(A3’−2−4)]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
前記第一の変化アニメーションは、表示されている前記保留アイコンのうちのいずれか複数の保留アイコンの態様を変化させることに成功したシーンが含まれているアニメーションであり、前記第一の不変化アニメーションは、表示されている前記保留アイコンのうちのいずれか複数の保留アイコンの態様を変化させることに失敗したシーンが含まれているアニメーションであってもよい。
前記第一の変化アニメーションと前記第一の不変化アニメーションが同時に実行され、表示されている前記保留アイコンのうちのいずれか一つ又は複数の保留アイコンの態様が変化する場合があってもよい。この場合、一又は複数の保留アイコンの態様を変化させるシーンと、一又は複数の保留アイコンの態様を変化させることに失敗したシーンが表示される場合がある。
また、前記第一の変化アニメーションは、表示されている前記保留アイコンのうちのいずれか複数の保留アイコンの態様を必ず変化させるアニメーションであってもよい。前記第一の不変化アニメーションは、表示されている前記保留アイコンのうちのいずれか複数の保留アイコンの態様を必ず変化させないアニメーションであってもよい。
また
『 前記第二の変化予告表示が表示された場合は、前記第一の変化アニメーションが必ず実行される[例えば、図119(b)に示す、アイコン変化割合が100%のNo.8の「赤飛空艇」]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
前記変化予告表示が用いられた第一の不変化アニメーションが行われる場合があってもよい。ここにいう第一の不変化アニメーションは、表示されている前記保留アイコンのうちのいずれの保留アイコンの態様も変化させないアニメーションであり、前記保留アイコンの態様が変化することを成功と見れば、前記第一の変化アニメーションが表示された場合は成功に相当し、前記第一の不変化アニメーションが表示された場合は失敗に相当する。
また、前記第一の変化アニメーションは、表示されている前記保留アイコンのうちのいずれかの保留アイコンの態様を変化させることに成功したシーンが含まれているアニメーションであり、前記第一の不変化アニメーションは、表示されている前記保留アイコンのうちのいずれかの保留アイコンの態様を変化させることに失敗したシーンが含まれているアニメーションであってもよい。
また
『 前記保留アイコンは、第四のアイコン表示態様で表示される場合があるアイコンであり、
前記第四のアイコン表示態様は、該第四のアイコン表示態様の保留アイコンの態様が変化する可能性があることを示唆する態様[例えば、図156(Eb1)等に示す「爆弾」の表示態様]であり、
前記第四のアイコン表示態様で表示されている保留アイコンの態様が、前記第二の変化予告表示が用いられた前記第一の変化アニメーションの中で、前記第二のアイコン表示態様に変化する場合がある[例えば、図156(Eb8)]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また
『 前記保留アイコンは、第五のアイコン表示態様で表示される場合があるアイコンであり、
前記第五のアイコン表示態様は、前記第四のアイコン表示態様の保留アイコンにおける態様変化が失敗したことを表す表示態様[例えば、図156(Eb7−2−1)に示す導火線の火が途中で消えてしまった「爆弾」の表示態様]であり、
前記第四のアイコン表示態様で表示されている保留アイコンの態様が、前記第二の変化予告表示が用いられた前記第一の変化アニメーションの中で、前記第五のアイコン表示態様に変化する場合がある[例えば、図156(Eb6)から続く同図(Eb7−2−1)]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
前記第四のアイコン表示態様で表示されている前記保留アイコンの態様が、前記第二の変化予告態様で表示されている前記変化予告表示が用いられた前記第一の変化アニメーションの中で、前記第一のアイコン表示態様に変化する場合があってもよい。
また、前記第四のアイコン表示態様は、前記保留アイコンの態様が変化するまでの残時間の長さを表す表示(例えば、デジタル時計表示、アナログ時計表示、バー表示等の時間経過に応じて形状や大きさや長さや色等が変化する表示)を含む態様であってもよい。←ダイナマイトは導火線の長さが変化する表示
さらに、前記第四のアイコン表示態様で表示されている前記保留アイコンでは、前記第二の変化予告態様で表示されている前記変化予告表示が用いられた前記第一の変化アニメーションが開始されたことを契機に、前記残時間が経過していく様子を表す表示(例えば、カウントダウン表示や、時間経過に応じた、形状や大きさや長さや色等の変化表示)が行われてもよい。
また
『 前記遊技台は、ぱちんこ機[例えば、パチンコ機100]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
なお、上記で装飾図柄の変動表示と記載のあることは、図柄(より具体的には特図)の変動表示であってもよく、装飾図柄の停止表示と記載のあることは、図柄(より具体的には特図)の停止表示であってもよい。
また、上記で「〜場合がある」とは、「必ず〜する」、「必ず〜される」、あるいは「必ず〜になる」等に置き換えてもよく、上記で「○○可能」とは、「必ず○○する」に置き換えてもよい。
続いて、これまで説明した図1に示すパチンコ機100に適用可能な演出の例について説明する。
以下に説明する演出の例では、表示手段(例えば、第1装飾図柄表示装置208L〜第3装飾図柄表示装置208Mのいずれか一つ又は二つ又は全部の装飾図柄表示装置)に、予告アイコン、予告表示、ミニゲームA用アイコン、ミニゲームB用アイコン、保留アイコン、変動アイコン、アイコン変化予告表示、チャンスアップメータ、タイマ予告等が表示される。まずは、これらについて順に説明していく。
まず、図162を用いて説明した各種のアイコンや表示が使用される演出について具体例を用いて説明する。
図162は、チャンスアップメータを用いた演出の一例を段階的に示した図である。
図162では、通常状態(非確変状態且つ非電サポ状態(非時短状態))であり、以降の演出例においても、特に断らない限り、通常状態における演出例である。また、図162には、3つの装飾図柄表示装置208L〜208Nのうち第1装飾図柄表示装置208Lのみを示すが、この第1装飾図柄表示装置208Lは、図3に示す装飾図柄表示装置208であってもよい(以降の図においても同じ。)。
図162(A1)〜同図(A15)に示す演出例は、チャンスアップメータが表示される前にチャンスアップメータ準備中表示が表示され、チャンスアップメータが表示されることを予告する演出が行われている様子が示されている。
図162(A1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、中央領域で第1装飾図柄が高速変動を行っている。また、左上では第2装飾図柄が変動表示を行っている。また、図162(A1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lには、演出表示領域208dに、保留枠UIが表示されている。この保留枠UIは、保留アイコン表示領域HIS、変動アイコン表示領域CIS、演出アイコン表示領域DISを有する。変動アイコン表示領域CISは中央に設けられ、変動アイコン表示領域CISには、台座hs0が配置されている。保留アイコン表示領域HISは、変動アイコン表示領域CISの左側に設けられ、左ベースアイコンbIlの上に4つのステージ(第1ステージhs1〜第4ステージhs4)が配置されている。演出アイコン表示領域DISは、変動アイコン表示領域CISの右側に設けられ、演出アイコン表示領域DISには、右ベースアイコンbIrが配置されている。さらに、図162(A1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、特図1の保留アイコンが第1ステージhs1に表示されている。すなわち、第1保留アイコンh11が表示されている。特図1の保留アイコンh11の表示態様は、図119(a)のNo.1に記したデフォルトの表示態様である。第1装飾図柄表示装置208Lの右上には、特図1及び特図2の第2保留数表示(ここでは「1」と「0」)が表示されている。また、変動アイコン表示領域CISの台座hs0の上には、変動アイコンh0が表示されている。変動アイコンh0の表示態様も、図119(a)のNo.1に記したデフォルトの表示態様である。なお、図162(A1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lの背景画面は白一色であるが、この白一色は背景画面を図示省略していることを表している。以降の図では、背景画面が示されている場合もあるが、白一色の場合には、この図162(A1)と同じように、背景画面が図示省略されていることを表す。
図162(A2)では、炎のエフェクトEF101が保留アイコン表示領域HISの全体を覆うように表示されている。これにより、チャンスアップメータ(以下、「CUM」という場合がある。)準備中表示が表示される可能性があることを予告している。なお、炎のエフェクトEF101が表示されることなくCUM準備中表示が表示される場合があってもよい。また、炎のエフェクトEF101が表示されると必ずCPU準備中表示が表示されてもよい。また、この演出例では、炎のエフェクトEF101が保留アイコン表示領域HISの全体を覆うようにしたが、保留アイコン表示領域HISの一部のみ覆うようにしてもよいし、変動アイコン表示領域CISの全体あるいは一部も覆うようにしてもよいし、演出アイコン表示領域DISの全部あるいは一部も覆うようにしてもよい。また、炎のエフェクトEF101は裏側が視認不能な不透明により表示したが、半透明により表示し、裏側に表示された画像が視認可能とされるようにしてもよい。
図162(A3)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、炎のエフェクトEF101が消去されてCUM準備中表示MTYが表示された様子が示されている。CUM準備中表示MTYには、メータの一端に開始地点SPが表示されるとともに、メータの他端に最終地点GPが表示されている。また、開始地点SPにはサボハニのキャラクタSBHが待機している様子が示されており、「STANDBY」の文字が付された吹き出しも表示されている。すなわち、チャンスアップメータが表示されることを予告している。このCUM準備中表示MTYは、チャンスアップメータの表示位置と同じ位置に表示されている。なお、この演出例では、チャンスアップメータを用いたチャンスアップメータ演出において表示されるチャンスアップポイントを報知していない様子が示されている。また、このとき、CUM準備中表示MTYにより保留アイコン表示領域HISの全部が覆われて非表示とされている一方、変動アイコン表示領域CISと演出アイコン表示領域DISは表示態様が変化せずに視認可能とされている。なお、変動アイコン表示領域CIS及び演出アイコン表示領域DISの少なくとも一方の表示態様が変化してもよい。また、この演出例では、リーチとなる前の図柄変動表示中にCUM準備中表示MTYが表示開始されたが、リーチとなった後のリーチ演出表示の表示中にCUM準備中表示MTYが表示開始される場合があってもよい。
図162(A4)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、左図柄と右図柄にそれぞれ「装飾7」が停止表示されてリーチ状態が形成され、揺れ変動表示が行われている様子が示されている。ここで、揺れ変動表示が行われている装飾図柄がCUM準備中表示の一部に重なるようにしてもよいし、装飾図柄がCUM準備中表示に重ならない位置に表示するようにしてもよい。
図162(A5)では、スーパーリーチ演出に移行する前に、左図柄表示領域208aで揺れ変動していた「装飾7」が第2装飾図柄の下に移動し、右図柄表示領域208cで揺れ変動していた「装飾7」が第2保留数表示の下に移動する。また、この演出例では、スーパーリーチ演出に移行する間もCUM準備中表示MTYも引き続き表示されている。なお、スーパーリーチ演出に移行する演出が開始されると、CUM準備中表示MTYを非表示とするようにしてもよい。また、スーパーリーチ演出に移行する演出が開始されると、CUM準備中表示MTYを表示する場合と非表示とする場合があってもよい。また、図162(A5)では、保留枠UIの下方への移動が開始されており、変動アイコン表示領域CISの台座hs0を残して表示画面の下方にフレームアウトしていく様子が示されている。図162(A6)は、変動アイコン表示領域CISの台座hs0を残した状態で保留枠UIが完全に下方にフレームアウトした様子が示されている。
図162(A7)では、VS剣豪リーチのスーパーリーチ演出が開始されている様子が示されている。このときも、CUM準備中表示MTYも引き続き表示されている。なお、ここで、CUM準備中表示MTYが表示されない場合には、チャンスアップメータ演出が行われないこととなる。なお、CUM準備中表示MTYが表示されない場合でも、チャンスアップメータ演出が行われる場合があってもよい。同図(A7)に示す第1装飾図柄表示装置208Lには、敵役の剣豪の画像が大きく表示されており、同図(A8)に示す第1装飾図柄表示装置208Lには、主人公の殿様と敵役の剣豪との決闘シーンのアニメーションが表示されている。なお、スーパーリーチ演出が開始されると、保留枠UIは、台座hs0の一番上の板を残して全て非表示になる(消える)。また、保留アイコンも非表示になる(消える)。しかし、変動アイコンh0は消えずに、残った一番上の板の上で表示され続ける。さらに、第2装飾図柄および第2保留数表示も表示され続ける。なお、保留枠UI全体を消してもよいし、あるいは反対に保留枠UI全体を表示し続けてもよい。また、変動アイコンh0も消してもよいし、保留アイコンを表示し続けてもよい。
図162(A9)では、CUM準備中表示MTYからチャンスアップメータCMTに表示が切り替わっている様子が示されている。すなわち、チャンスアップメータCMTは、スーパーリーチの序盤(導入時)に表示される表示である。チャンスアップメータCMTは、例えば、リーチ演出の進行状況を示すメータであり、開始地点SPから最終地点GPまでの間をサボハニのキャラクタSBHが移動し、その位置によって現在のリーチ演出の進行状況を概略的に報知している。チャンスアップメータCMTは、スーパーリーチのタイムラインという場合があってもよい。また、チャンスアップメータCMTは、チャンスアップメータCMTを用いた演出を説明演出という場合がある。ここで、サボハニのキャラクタSBHの進行速度は、一定ではなく、演出の進行状況により可変する場合があるが、一定であってもよい。なお、図162(A9)に示すチャンスアップメータCMTでは、第1チェックポイントCP1、第2チェックポイントCP2及び第3チェックポイントCP3が配置されている。これら第1チェックポイントCP1〜第3チェックポイントCP3は、特定の予告が発生する場合があることを示すものであり、遊技者に期待感を持たせるようにしている。すなわち、サボハニのキャラクタSBHが移動する道中で第1チェックポイントCP1〜第3チェックポイントCP3にそれぞれ到達すると、特定の予告が発生する場合がある。換言すれば、第1チェックポイントCP1〜第3チェックポイントCP3は、チャンスアップ発生箇所を示すチャンスアップポイントの表示ということができ、チャンスアップメータCMTは、リーチ中(スーパーリーチ中)のチャンスアップの発生箇所を示唆してくれるメーターの表示であるということもできる。また、最終地点GPでは、プラカードが回転表示しており、サボハニのキャラクタSBHが最終地点GPに到達することにより、大当り及びハズレのいずれかの結果が導出されることを示唆している。なお、この演出例では、決闘シーンのアニメーション表示が開始したときにチャンスアップメータCMTの表示を開始するようにしたが、図162(A7)に示されるスーパーリーチに発展した様子の表示が開始されたタイミングで表示を開始してもよいし、リーチ状態となったときに表示を開始してもよいし、リーチ状態が発生するよりも前に表示を開始してもよいし、装飾図柄の変動表示が開始されたときに表示を開始してもよい。また、各チェックポイントCP1〜CP3が表示されるタイミングは、チャンスアップメータCMTが表示される前であってもよいし、チャンスアップメータCMTが表示されるのと同時であってもよいし、チャンスアップメータCMTが表示された後であってもよい。また、プラカードが表示開始されるタイミングは、チャンスアップメータCMTが表示される前であってもよいし、チャンスアップメータCMTが表示されるのと同時であってもよいし、チャンスアップメータCMTが表示された後であってもよい。
図162(A10)は、カーソルとして機能するサボハニのキャラクタSBHが移動を開始した様子が示されている。このとき、サボハニのキャラクタSBHの近傍には、「START!!」と書かれた吹き出しが表示されることにより、サボハニのキャラクタSBHの移動開始を報知している。なお、「START!!」の吹き出しは、CUM準備中表示MTYが表示された後にチャンスアップメータCMTが表示された場合にのみ表示されてもよいし、CUM準備中表示MTYが表示されるか否かに拘らずチャンスアップメータCMTが表示された場合に必ず表示されてもよいし、表示されない場合があってもよい。また、「START!!」の吹き出しが表示されることにより、チェックポイントCP1〜CP3においてチャンスアップ予告が発生しやすいことを予告してもよい。
図162(A11)は、図29(2)に示す演出例と同じ演出例である。その後は、図29(3)〜図29(25)に示す演出が行われ、その後、図162(A12)に示す演出が行われる。
図162(A12)〜同図(A13)は、図29(26)〜同図(27)に示す演出と同様の演出が行われている。
その後、図162(A14)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、「装飾7」が3つ揃った状態で揺れ変動が行われている様子が示されている。このとき、背景が大当りとなった場合に表示される大当り専用の背景が表示されている。なお、デフォルト(通常)の背景や、先読みモード中の背景や、スーパーリーチの発展を示唆する背景等が表示されてもよく、また、リーチとなったときに表示されている背景が表示されてもよい。
その後、図162(A15)に示すように、「装飾7−装飾7−装飾7」の大当りの装飾図柄の組み合わせ(大当り図柄態様)で確定表示される。ここで、スーパーリーチ終了後は、チャンスアップメータCMTが必ず非表示とされているが、表示される場合があってもよい。この場合、大当りの装飾図柄の組み合わせ(大当り図柄態様)で停止表示されているときにチャンスアップメータCMTが表示されている場合には、確変大当りに昇格することが確定となるようにしてもよい。
この演出例では、図162(A9)に示すタイミングでCUM準備中表示からチャンスアップメータCMTに切り替わるようにしたが、これに限定されず、例えば、図柄変動表示中である図162(A3)〜同図(A4)のタイミングで切り替わってもよいし、ノーマルリーチからスーパーリーチへ移行する期間である図162(A5)〜同図(A6)のタイミングで切り替わってもよいし、スーパーリーチの開始後、スーパーリーチの実行中である図162(A7)〜同図(A13)において切り替わってもよいし、スーパーリーチ終了後に切り替わってもよい。この場合、スーパーリーチ中に発生したチャンスアップ予告の発生を事後報知する形となる。
この演出例では、チャンスアップメータCMTによる演出がスーパーリーチ演出中に行われることから、チャンスアップメータCMTによる演出が開始されることを予告するCUM準備中表示が表示されることで、リーチ演出表示が表示されることが予告されるということができる。
なお、この演出例では、全てのチェックポイントにてチャンスアップ予告が発生して大当りとなっているが、いずれか1以上のチェックポイントにてチャンスアップ予告が発生しない場合(全てのチェックポイントでチャンスアップ予告が発生しない場合や一部のチェックポイントでチャンスアップ予告が発生する場合)があっても大当りとなる場合があってもよい。例えば、図30(18b)においてレバー画像136Vaが表示されずチャンスアップ予告が発生しない場合でも、大当りとなる例が示されている。また、チェックポイントにてチャンスアップ予告が多く発生した方が、全て及び/又は一部のチェックポイントでチャンスアップ予告が発生しない場合よりも最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすいようにしてもよい。また、チャンスアップ予告の発生数と大当りのなりやすさには関係がなくてもよい。
本実施形態では、CUM準備中表示MTYが表示されてチャンスアップメータCMTが表示された場合の方が、CUM準備中表示MTYが表示されないでチャンスアップメータCMTが表示された場合よりも、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすくなっている
図162(B1)〜同図(B8)に示す演出例は、図29(22)に続く別の演出例であり、図29(18)〜同図(22)に示すレバー演出において、遊技者により演出レバー136Vが操作されたが、演出に失敗した様子が示されている。すなわち、装飾図柄表示装置208では、中図柄に「装飾6」が表示され、「装飾7−装飾6−装飾7」のハズレの組合せとなってハズレとなることが報知される。また、チャンスアップメータCMTでは、サボハニのキャラクタSBHが最終地点GPに到達するが、プラカードはハズレとなることを示す「×」の文字が示され、サボハニのキャラクタSBHは、がっかりした表情となっている。
その後、図162(B2)に示すように、左図柄、中図柄、右図柄の装飾図柄総てが、通常の濃さよりも一旦薄く表示される。また、同図には、殿様が倒れたシーンが表示されている。図162(B3)では、左図柄、中図柄、右図柄の装飾図柄総てが再び通常の濃さで表示され、同図(B4)では、ワイプ演出が行われ、スーパーリーチの演出場面(演出表示)と、通常背景(図162(A1)等に示す、スーパーリーチ演出の開始前の背景)との切り替えが行われる。ワイプ演出では、図162(B5)に示すように、装飾図柄表示装置208の表示画面が一旦、無模様同一色のワイプ表示になる。このワイプ表示では、変動アイコンh0や、チャンスアップメータCMTは消え、第2装飾図柄と、第2保留数表示は表示されている。また、左下隅には機種タイトルが表示されている。なお、変動アイコンh0や、チャンスアップメータCMTも表示されていてもよい。図162(B6)では、ワイプアウトし、背景が通常背景に戻る様子が示されている。図162(B7)では、ワイプ演出が終了し、装飾図柄表示装置208には、ハズレの組合せである「装飾7」−「装飾6」−「装飾7」が揺れ表示され、その後、図162(B8)に示すように、ハズレの図柄態様で確定表示される。また、保留枠UIも表示され、変動アイコンh0も第1保留アイコンh11も表示されている。また、チャンスアップメータCMTは消去されている。なお、ワイプアウト時(図162(B6)〜同図(B7))に、チャンスアップメータCMT及び/又はCUM準備中表示MTYが表示される場合があってもよく、表示されているときは、表示されていない場合よりも、復活演出が行われやすい構成であってもよい。あるいは、表示されているときは、復活演出が必ず行われる構成であってもよく、表示されていない場合には、復活演出が行われたり、行われなかったりしてもよい。また、CUM準備中表示MTYが表示されている場合には、次変動以降にスーパーリーチに移行する可能性があることを示唆するようにしてもよい。
なお、この演出例では、全てのチェックポイントにてチャンスアップ予告が発生してハズレとなっているが、いずれか1以上のチェックポイントにてチャンスアップ予告が発生しない場合(全てのチェックポイントでチャンスアップ予告が発生しない場合や一部のチェックポイントでチャンスアップ予告が発生する場合)があってもハズレとなる場合があってもよい。また、チェックポイントにてチャンスアップ予告が多く発生した方が、全て及び/又は一部のチェックポイントでチャンスアップ予告が発生しない場合よりも最終的に大当り図柄態様が確定表示されにくいようにしてもよい。
なお、この演出例では、CUM準備中表示MTYが表示された場合は、必ずチャンスアップメータCMTが表示されるようにしたが、チャンスアップメータCMTが表示される場合とされない場合とがあってもよい。
また、例えば、先読み予告としてCUM準備中表示MTYが表示されているときに電断復電が発生した場合は、次変動で消去されてもよいし、次変動開始で再度表示されてもよい。また、次変動開始時のCUM準備中表示MTYの表示は、電断復電後の表示画面の復帰時点で表示されていてもよいし、表示画面が復帰してから再表示される(例えば、アニメーションによる再表示/アニメーション無)ようにしてもよい。
図163は、チャンスアップメータを用いた演出の一例を段階的に示した図である。
図163(A1)〜同図(A8)に示す演出例は、背景変化予告が行われている様子が示されている。また、図163(A1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、海の背景が表示されている。また、図163(A1)に示すタイミングでは、「装飾4−装飾1−装飾7」のハズレの装飾図柄の組み合わせで停止表示中に図柄変動表示が開始した直後の様子が示されている。このとき、第2装飾図柄が変動を開始している。
図163(A2)では、装飾図柄の変動表示が開始した様子が示されている。
図163(A3)では、予告(当該変動予告)の一種である背景変化予告が開始される。ここでの背景変化予告の対象は、実行中の図柄変動表示である。背景変化予告では、左右から襖の画像が出現し、襖が閉じられるアニメーションによって、表示画面全体が襖の画像になる(図163(A4)参照)。このため、保留枠UIも、保留アイコンh11も、変動アイコンh0も、襖の画像によって前側からオーバーラップされ、視認不能になる。なお、襖の画像に代えて、保留枠UI、保留アイコンh11、変動アイコンh0の一部に前側からオーバーラップする画像が出現してもよい。あるいは、保留枠UI、保留アイコンh11、変動アイコンh0には、何ら画像がオーバーラップしない演出であってもよい。なお、背景変化予告は、当該変動予告の他、ステージチェンジの演出、先読み予告あるいはスーパーリーチ示唆背景等への変更が行われる際に実行されることがある。
なお、背景変化予告では、出現画像(ここでは襖の画像)の表示態様(例えば、色や形状、模様等)によって、大当り期待度を表してもよい。また、襖の色が緑なら山の背景に変化するといった背景自体の予告としても機能してよい。また、襖の表示態様によって、先読みゾーンが発生することを予告してもよい。ここで、先読みゾーンとは、保留内に先読み対象の保留がある場合に、専用の先読み背景が表示される演出モードのことをいう。さらに、背景変化予告は、複数種類用意されていてもよい。
図163(A5)では、襖が開き、保留枠UI、変動アイコンh0が見え始めているが、保留アイコン表示領域HISに替えて、CUM準備中表示MTYが現れる様子が示されている。また、このとき、背景が海の背景からスーパーリーチの背景に変更されている。すなわち、スーパーリーチの背景に変更されることにより、当該変動においてスーパーリーチへ移行することを予告している。なお、先読み予告として先読み対象変動にてスーパーリーチへ移行することを予告してもよい。スーパーリーチが複数種類用意されている場合には、表示された背景に対応するスーパーリーチに必ず発展することを示唆してもよい。なお、スーパーリーチに発展しない場合があってもよいし、リーチとなったことを条件に表示された背景に対応するスーパーリーチに必ず発展することを示唆するようにしてもよい。また、別の種類のスーパーリーチに移行する場合があってもよい。
図163(A6)では、完全に襖が開き、襖画像は消えている。背景変化予告によって、第1装飾図柄表示装置208Lの背景は、スーパーリーチの背景に変化している。なお、CUM準備中表示MTYは、完全に表示されており、チャンスアップメータCMTの表示が予告されている。なお、襖画像が完全に開いた後でCUM準備中表示MTYが表示開始してもよい。また、スーパーリーチの背景が表示されてもチャンスアップメータCMTが表示されない場合があってもよいし、必ず表示されてもよい。
図163(A7)では、左図柄及び右図柄にそれぞれ「装飾7」が停止表示し、リーチ状態となった様子が示されている。
図163(A8)では、左図柄表示領域208aで揺れ変動していた「装飾7」が第2装飾図柄の下に移動し、右図柄表示領域208cで揺れ変動していた「装飾7」が第2保留数表示の下に移動している様子が示されている。また、スーパーリーチ演出に移行する間もCUM準備中表示MTYも引き続き表示されている。また、図163(A8)では、変動アイコン表示領域CISの台座hs0を残した状態で保留枠UIが完全に下方にフレームアウトした様子が示されている。この演出例は、リーチ移行演出が特殊である例を示している。なお、通常の背景が表示されたときと同じ経緯を経てスーパーリーチに移行するようにしてもよい。このときに、変動アイコンの表示領域CISが移動するアニメーションが行われる。その後、図162(A8)〜同図(A15)に示す演出が行われる。
図163(B1)〜同図(B3)は、図163(A1)〜同図(A8)を経て図162(A8)〜同図(A11)の演出を行った結果、殿様が剣豪に敗れ、中図柄に「装飾6」が表示されてハズレとなる演出例を示している。
図163(B1)は、殿様が剣豪に敗れ、中図柄に「装飾6」が表示されている様子が示されている。すなわち、第1装飾図柄表示装置208Lでは、中図柄に「装飾6」が表示され、「装飾7−装飾6−装飾7」のハズレの組合せとなってハズレとなることが報知される。また、チャンスアップメータCMTでは、サボハニのキャラクタSBHが最終地点GPに到達するが、プラカードはハズレとなることを示す「×」の文字が示され、サボハニのキャラクタSBHは、がっかりした表情となっている。その後、図162(B2)〜同図(B5)の演出が行われた後、図163(B2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、ワイプアウトし、背景が図柄変動開始時の背景である海の背景に戻る様子が示されている。図163(B3)では、ワイプ演出が終了し、装飾図柄表示装置208には、ハズレの組合せである「装飾7」−「装飾6」−「装飾7」が揺れ表示され、その後、ハズレの図柄態様で確定表示される。また、ワイプアウト後、チャンスアップメータCMTは消去されている。なお、ワイプアウト時に、背景が特殊背景(例えば、スーパーリーチの背景等)であった場合に、大当り確定とされてもよい。
図163(C1)〜同図(C7)は、CUM準備中表示MTYが、チャンスアップメータCMTによる演出の先読み予告として行われる様子が示されている。ここで、図163(C1)〜同図(C3)に示す演出は、図162(A1)〜同図(A3)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図163(C4)は、左図柄、右図柄、中図柄の順に装飾図柄が停止表示した結果、「装飾4−装飾1−装飾7」のハズレの装飾図柄の組み合わせで停止表示し、揺れ変動が行われている様子が示されている。このとき、CUM準備中表示MTYが消去されるが、表示されたままであってもよい。
その後、図163(C5)では、「装飾4−装飾1―装飾7」のハズレの装飾図柄の組み合わせで確定表示している様子が示されている。このとき、変動アイコンは消去される。このときも、CUM準備中表示MTYは非表示とされているが、装飾図柄が確定表示されている間にCUM準備中表示MTYが表示されるようにしてもよい。
その後、保留アイコンh11に対応する図柄変動表示が開始した後、図163(C6)に示すように、炎のエフェクトEF101が再表示され、保留アイコン表示領域HISの全体を覆うように表示されている。ここで、炎のエフェクトEF101が再表示される際には、前回の図柄変動表示で表示されていた態様と同じ態様で炎のエフェクトEF101が表示されてもよいし、異なる表示態様(アニメーション)で再表示されてもよく、また、アニメーションを伴うことなく炎のエフェクトEF101が表示されるようにしてもよい。その後、炎のエフェクトEF101が消去されると、図163(C7)に示すように、CUM準備中表示MTYが再び表示される。
すなわち、この演出例では、図163(C1)〜同図(C3)における炎のエフェクトEF101の表示及びCUM準備中表示MTYの表示が次変動におけるチャンスアップメータによる演出の先読み予告として機能し、図163(C6)〜同図(C7)における炎のエフェクトEF101の表示及びCUM準備中表示MTYの表示が実行中の図柄変動表示におけるチャンスアップメータによる演出の予告として機能しているということができる。
なお、この演出例では、図柄変動表示が開始する毎にCUM準備中表示MTYの表示を行ってチャンスアップメータによる演出の先読み予告(連続予告)を行ったが、例えば、チャンスアップメータによる演出が行われるまでの図柄変動表示の回数をカウントダウン(例えば、「あと2変動」、「あと1変動」などと表示)し、先読み予告の対象となった図柄変動表示となったときにチャンスアップメータが表示されるようにしてもよい。すなわち、このようなカウントダウンの表示によりCUM準備中表示MTYと同様の機能を持たせることができる場合がある。また、保留アイコンの表示態様をチャンスアップメータによる演出が行われる旨を示唆する表示態様とすることにより先読み予告を行うようにしてもよい。これによってもCUM準備中表示MTYと同様の機能を持たせることができる場合がある。そして、先読み予告の対象となった図柄変動表示となり、変動アイコンがチャンスアップメータによる演出が行われる旨を示唆する表示態様で表示されている場合において、チャンスアップメータによる演出が開始されるときに変動アイコンを消去してもよい。なお、先読み予告の対象となった図柄変動表示となり、変動アイコンがチャンスアップメータによる演出が行われる旨を示唆する表示態様で表示されている場合において、チャンスアップメータによる演出が開始されるときに変動アイコンを消去しなくてもよい。また、チャンスアップメータが表示された後やチャンスアップメータが表示されるタイミングで、変動アイコンの一部又は全部の表示態様を変化(例えば、チャンスアップメータによる演出が行われる旨を示唆する表示態様からデフォルトの表示態様に変化)させるようにしてもよい。
また、図柄変動表示が開始する毎にCUM準備中表示MTYの表示を行ってチャンスアップメータによる演出の先読み予告(連続予告)を行っている場合において、先読み予告の対象である図柄変動表示よりも前の図柄変動表示においてチャンスアップメータによる演出が開始された場合、チャンスアップメータの表示中は、CUM準備中表示MTYを表示しないようにしてもよいし、CUM準備中表示MTYを表示するようにしてもよいし、CUM準備中表示MTYを表示する場合と表示しない場合があってもよい。また、チャンスアップメータの表示中にCUM準備中表示MTYを非表示とする場合において、チャンスアップメータが表示される前にCUM準備中表示MTYの表示を非表示にするようにしてもよいし、チャンスアップメータが表示されるタイミングでCUM準備中表示MTYが非表示とされるようにしてもよい。また、チャンスアップメータの表示中もCUM準備中表示MTYが表示される場合において、CUM準備中表示MTYがチャンスアップメータと重なる位置に表示されてもよいし、重ならない位置に表示されてもよい。また、先読み予告の対象である図柄変動表示において行われるスーパーリーチの種類と、先読み予告の対象である図柄変動表示よりも前の図柄変動表示であってチャンスアップメータが表示される図柄変動表示において行われるスーパーリーチの種類とが同じであってもよいし、異なってもよいし、同じである場合と異なる場合があってもよい。
図163(D1)〜同図(D7)は、CUM準備中表示MTYが、チャンスアップメータCMTによる演出の先読み予告として行われる様子が示されている。ここで、図163(C1)〜同図(C3)に示す演出は、図162(A1)〜同図(A3)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図163(D4)〜同図(D5)では、図163(C4)〜同図(C5)は異なり、装飾図柄の揺れ変動中及び確定表示中においてもCUM準備中表示MTYが継続して表示されている様子が示されている。なお、CUM準備中表示MTYにおいてアニメーション表示が行われてもよく、この場合、図柄停止中もアニメーションが継続して行われてもよいし、図柄停止中では異なるアニメーションが行われるようにしてもよい。また、アニメーションが行われず、静止表示してもよい。
その後、保留アイコンh11に対応する図柄変動表示が開始した後は、図163(D6)〜同図(D7)に示すように、CUM準備中表示MTYが引き続き表示されている。
図164は、チャンスアップメータ準備中表示MTYの表示開始態様の一例を段階的に示した図である。
図164(A1)〜同図(A7)は、CUM準備中表示MTYが、チャンスアップメータCMTによる演出の先読み予告として行われる別の例について示されている。ここで、図164(A1)に示す演出は、図162(A1)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図164(A2)では、第1特図始動口230に遊技球が入賞して、図柄変動表示の開始が1つ保留され、保留数が2となった様子が示されている。その後、図164(A3)に示すように、第2保留アイコンh12が表示されるが、第2保留アイコンh12は、青色の表示態様で表示されており、すなわち、保留表示による先読み予告が行われている様子が示されている。なお、この演出例では、青保留による保留アイコンの表示が行われたが、他の表示態様(例えば、図119(a)に示した保留アイコンの表示態様等)による保留アイコンの表示が行われてもよいし、デフォルトの表示態様の保留アイコンが表示されてもよい。
その後、左図柄、右図柄、中図柄が停止表示すると、図164(A4)に示すように、「装飾4−装飾1−装飾7」のハズレの装飾図柄の組み合わせで確定表示されている様子が示されている。
続いて、図164(A5)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の最先の保留に基づいて装飾図柄の変動表示が開始している。その後、図164(A6)に示すように、炎のエフェクトEF101が保留アイコン表示領域HISの全体を覆うように表示されている。これにより、CUM準備中表示MTYが表示される可能性があることを予告している。その後、図164(A7)では、炎のエフェクトEF101が消去されてCUM準備中表示MTYが表示されている。
このように、この演出例では、先読み予告の対象である保留が発生したときに実行中の図柄変動表示では、CUM準備中表示MTYが表示されず、その次に開始される図柄変動表示においてCUM準備中表示MTYが表示される様子が示されている。この演出例では、CUM準備中表示MTYが先読み予告として機能しているが、先読み予告の対象である保留が1つ目の保留である場合、次に開始される図柄変動表示においてCUM準備中表示MTYが当該変動におけるチャンスアップメータCMTの予告として機能する。なお、CUM準備中表示MTYが先読み予告として機能し、当該予告としては機能しなくてもよい。また、CUM準備中表示MTYが当該予告として機能し、先読み予告としては機能しなくてもよい。また、CUM準備中表示MTYが先読み予告として機能する場合と、当該予告として機能する場合があってもよい。
場合がある。
図164(B1)〜同図(B11)は、CUM準備中表示MTYが、チャンスアップメータCMTによる演出の先読み予告として行われる別の例について示されている。
図164(B1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、中央領域で第1装飾図柄が高速変動を行っている。また、左上では第2装飾図柄が変動表示を行っている。また、図164(B1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lには、演出表示領域208dに、保留枠UIが表示されている。図164(B1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、保留が0であるので、保留アイコン表示領域HISでは保留アイコンは1つも表示されていない。第1装飾図柄表示装置208Lの右上には、特図1及び特図2の第2保留数表示(ここでは「0」と「0」)が表示されている。また、変動アイコン表示領域CISの台座hs0の上には、変動アイコンh0が表示されている。変動アイコンh0の表示態様も、図119(a)のNo.1に記したデフォルトの表示態様である。
図164(B2)では、第1特図始動口230に遊技球が入賞して、図柄変動表示の開始が1つ保留され、保留数が1となった様子が示されている。その後、図164(B3)に示すように、第1保留アイコンh11が表示されるが、第1保留アイコンh11は、青色の表示態様で表示されており、すなわち、保留表示による先読み予告が行われている様子が示されている。なお、保留アイコンが表示されずに図164(B4)に示す炎のエフェクトEF101が表示されるようにしてもよい。また、保留アイコンの増加アニメーションの実行中に図164(B4)に示す炎のエフェクトEF101が表示されるようにしてもよい。また、保留アイコンが表示されずに図164(B4)に示す炎のエフェクトEF101が表示される場合と保留アイコンが表示されてから及び/又は保留アイコンの増加アニメの実行中に図164(B4)に示す炎のエフェクトEF101が表示される場合があってもよい。
すると、図164(B4)に示すように、炎のエフェクトEF101が保留アイコン表示領域HISの全体を覆うように表示されている。これにより、CUM準備中表示MTYが表示される可能性があることを予告している。その後、図164(B5)では、炎のエフェクトEF101が消去されてCUM準備中表示MTYが表示されている。
図164(B6)は、左図柄、右図柄、中図柄の順に装飾図柄が停止表示した結果、「装飾4−装飾1−装飾7」のハズレの装飾図柄の組み合わせで停止表示し、揺れ変動が行われている様子が示されている。このとき、CUM準備中表示MTYの表示が維持されている。
その後、図164(B7)では、「装飾4−装飾1―装飾7」のハズレの装飾図柄の組み合わせで確定表示している様子が示されている。このとき、変動アイコンは消去されるが、CUM準備中表示MTYは表示されたままとなっている。
その後、第1保留アイコンh11に対応する図柄変動表示が開始されると、図164(B8)〜同図(B11)に示すように、保留消化アニメが開始され、CUM準備中表示MTYに隠されていた第1保留アイコンh11が変動アイコン表示領域CISの台座hs0の上面中央に向かって移動する変動アイコン移動アニメが行われている様子が示されている。なお、この演出例では、CUM準備中表示MTYが表示されているか否かに拘らず、同じ変動アイコン移動アニメが行われるようにしているが、CUM準備中表示MTYが表示されている場合には、異なる変動アイコン移動アニメが行われるようにしてもよく、例えば、図164(B9´)に示すように、台座hs0の中央から変動アイコンh0が沸いて出てくるアニメーションが行われるようにしてもよい。なお、CUM準備中表示MTYが表示されているか否かに拘らず、複数の変動アイコン移動アニメのうちの一のアニメが選択されて実行されるようにしてもよい。
このように、先読みの対象である図柄変動表示が保留された際に実行中の図柄変動表示においてチャンスアップメータによる演出の先読み予告としてCUM準備中表示が表示されるようにしてもよい。
図164(C1)〜同図(C4)は、CUM準備中表示MTYの表示開始アニメが行われている様子を示す図である。ここで、図164(C1)に示す演出は、図162(A1)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図164(C2)では、CUM準備中表示MTYの表示開始アニメが開始され、CUM準備中表示MTYが表示画面の下方からせり上がってくる様子が示されている。このとき、保留アイコン表示領域HISは、CUM準備中表示MTYに持ち上げられる態様で上昇する。その後、図164(C3)に示すように、保留アイコン表示領域HISは、CUM準備中表示MTYの視認性に影響を与えないように、CUM準備中表示MTYの上部に配置される。なお、図164(C3)に示すタイミングでは、特図1の保留は1つであり、第1保留アイコンh11のみが表示されているが、説明を容易にするため、第2保留アイコンh12〜第4保留アイコンh14を破線で示している。
その後、CUM準備中表示MTYの表示開始アニメが完了すると、図164(C4)に示すように、サボハニのキャラクタSBHの近傍に「STANDBY」の文字が付された吹き出しが表示され、チャンスアップメータCMTの表示を予告している。このとき、吹き出しが、保留アイコン(図164(C4)に示す例では、第2保留アイコンh12及び第3保留アイコンh13)の一部をオーバーラップするように表示されている。なお、4つの保留アイコンのうちの少なくとも1つの保留アイコンの全体が吹き出しにオーバーラップされるように表示してもよいし、4つの保留アイコン全体が吹き出しにオーバーラップされるように表示してもよい。また、この演出例では、吹き出しが保留アイコン表示領域HISの一部についてもオーバーラップするようにしているが、保留アイコン表示領域HISの全部に対してオーバーラップするようにしてもよい。
なお、図164(C3)に示すCUM準備中表示MTYに替えて、図164(C3´)に示すような態様でCUM準備中表示MTYを表示してもよい。具体的には、CUM準備中表示MTYの枠を上方に延出させ、この枠の上面で保留アイコン表示領域HISを指示するように表示するようにしてもよい。このCUM準備中表示MTYは、スーパーリーチ中において表示されるCUM準備中表示MTYとは異なる表示態様としてもよい。
図164(D1)〜同図(D2)は、例えば、図162(A1)に続く演出の一例であり、CUM準備中表示MTYの表示を予告する炎のエフェクトの別の表示例について示されている。
図164(D1)では、図162(A2)に示す炎のエフェクトEF101とは異なる大炎のエフェクトEF102が表示されている様子が示されている。この大炎のエフェクトEF102は、保留枠UI全体を視認困難に覆うように表示されるエフェクト表示である。この大炎のエフェクトEF102によってもCUM準備中表示が表示されることを予告している。なお、大炎のエフェクトEF102が表示された場合は、図162(A2)に示す炎のエフェクトEF101が表示された場合よりも大当り図柄態様が確定表示されやすいようにしてもよいし、チェックポイントでチャンスアップ予告が発生しやすいようにしてもよい。
その後、図164(D2)に示すように、大炎のエフェクトEF102が消去されると、CUM準備中表示MTYが表示される。このとき、保留枠UIは、変動アイコン表示領域CISの台座hs0を残して下方にフレームアウトしている。また、このとき、変動アイコンh0の表示態様は変化せず、デフォルトの表示態様とされているが、大炎のエフェクトEF102の表示前後で変動アイコンh0の表示態様が変化してもよい。また、大炎のエフェクトEF102の表示前後で変動アイコンh0の表示態様が必ず変化するようにしてもよい。その後は、例えば、図162(A4)〜同図(A11)に示す演出が行われた後、図29(3)〜同図(25)に示す演出が行われ、その後、図162(A12)〜同図(A15)又は図162(b1)〜同図(B8)に示す演出が行われる。
図165は、チャンスアップメータ準備中表示MTYの表示開始態様の一例を段階的に示した図である。
図165(A1)〜同図(A3)は、例えば、図162(A1)に続く演出の一例であり、炎のエフェクトEF101の表示中にCUM準備中表示をシルエット表示する演出例について示している。
図165(A1)に示す演出例は、図162(A2)に示す演出例と同じである。その後、図165(A2)では、炎のエフェクトEF101の表示中に、CUM準備中表示MTYを模したCUM準備中シルエット表示MTYaが炎のエフェクトEF101の背面側で表示される態様で表示されている。このとき、CUM準備中シルエット表示MTYaは、全体が黒色で表示されあたかもシルエットによる表示が行われている様子が示されている。このCUM準備中シルエット表示MTYaの表示もチャンスアップメータCMTによる演出が行われることの予告として機能している。なお、このCUM準備中シルエット表示MTYaの表示態様を複数種類用意しておき、表示態様が変化(昇格)することで、チャンスアップメータCMTによる演出においてチャンスアップ予告の発生率が上昇することを示唆するようにしてもよいし、大当りの信頼度が上昇することを示唆するようにしてもよい。
その後、リーチ状態が形成し、図165(A3)では、スーパーリーチに移行した様子が示されている。この間も、CUM準備中シルエット表示MTYaは継続して表示されている。なお、炎のエフェクトEF101の表示中にCUM準備中シルエット表示MTYaが消去されるようにしてもよく、この場合、例えば、CUM準備中シルエット表示MTYaが非表示となる際に消去アニメが行われるようにしてもよいし、消去アニメが行われることなく非表示とされてもよい。この後は、例えば、図162(A11)に示す演出が行われた後、図29(2)〜同図(25)に示す演出が行われ、その後、図162(A12)〜同図(A15)又は図162(B1)〜同図(B8)に示す演出が行われる。
図165(B1)〜同図(B6)は、例えば、図162(A1)に続く演出の一例であり、CUM準備中表示MTYの表示開始態様の別の演出例について示している。
図165(B1)では、ワイプ演出が開始している様子が示されている。このワイプ演出は、表示画面の左下隅部から右上隅部にかけて、あたかもカレンダーが捲られる感じの表示態様で表示画面が漸次切り替わっていく表示である。図165(B1)では、海の背景が表示されている状態においてワイプ演出が開始されるが、ワイプ演出の前後でも背景が変化していない。ところが、図165(B1)では、保留アイコン表示領域HISが表示されていた位置にCUM準備中表示MTYが表示されており、これにより、チャンスアップメータによる演出が開始されることが予告される。なお、図165(B1)に示すタイミングでは、CUM準備中表示MTYの一部が視認可能な態様で表示されている。なお、ワイプ演出の前後で背景が変更されてもよい。
その後、図165(B2)に示すタイミングでは、切替後(捲れた裏側)の表示の領域が拡大しており、CUM準備中表示MTYの大部分が視認可能とされている。なお、切替後の表示領域において、チャンスアップメータCMTに関する予告が行われてもよいし、チャンスアップメータCMTとは関係のない先読み予告あるいは当該変動予告が行われてもよい。
図165(B3)では、切替後の表示領域がさらに拡大した様子が示されている。なお、ワイプ演出において背景が捲れるとCUM準備中表示MTY以外のチャンスアップメータCMTに関する予告やチャンスアップメータCMTとは関係のない予告が一部視認可能としてもよいし、背景が捲れるとCUM準備中表示MTY及び他の予告が視認可能としてもよい。その後は、図165(B4)〜同図(B6)に示すように、背景が捲れるようにして切替後の表示領域が拡大し、図165(B6)に示すタイミングで、切替後の表示領域が全部視認可能な状態とされる。その後は、例えば、図162(A4)〜同図(A11)に示す演出が行われた後、図29(3)〜同図(25)に示す演出が行われ、その後は、図162(A12)〜同図(A15)又は図162(B1)〜同図(B8)に示す演出が行われる。なお、図165(B1)の状態において、ワイプ演出の開始前からCUM準備中表示MTYが表示されていてもよく、その場合、ワイプ演出後にCUM準備中表示MTYが引き続き同じ表示態様で表示されていてもよい。また、ワイプ演出後に後述するランクアップしたCUM準備中表示MTYが表示されていてもよい。また、ワイプ演出後にCUM準備中表示MTYが引き続き同じ表示態様で表示される場合と、ランクアップしたCUM準備中表示MTYが表示される場合があってもよい。
図165(C1)〜同図(C4)は、図162(A1)に続く演出の一例であり、CUM準備中表示MTYの表示開始態様の別の演出例について示している。
図165(C1)では、背景画面の切替演出が開始されている様子が示されている。この背景画像の切替演出は、図165(C1)に示すように、切替前の背景画像を縮小表示した後、図165(C2)に示すように、切替前の背景画像の右側が奥行方向に移動し、右側が奥行方向に向かっている態様で表示するとともに、切替後の背景画像が表示画面の右側に出現する。この切替後の背景画像は、左側が奥行方向に向かっている態様で表示されている。切替後の背景画像では、切替前の背景画像における保留アイコン表示領域HISの表示位置にCUM準備中表示MTYが表示されている様子が示されている。なお、切替前の背景画像と切替後の背景画像が並べて表示された状態で、切替後の背景画像が表示されず、切替前の背景画像が再び表示されるようにしてもよい。すなわち、CUM準備中表示MTYが表示されない場合があってもよい。この演出例では、この背景画面の切り替え演出において、CUM準備中表示MTYを表示するようにしたが、CUM準備中表示MTY以外の表示(例えば、保留アイコンの表示態様が変化する等)が切替後の背景画像において表示されるようにしてもよい。また、切替後の背景画像が予告の背景画像であってもよく、例えば、激熱予告が表示されている背景画像が表示されてもよい。
その後、図165(C3)では、切替前の背景画像が消去されるとともに、CUM準備中表示MTYを含む切替後の背景画像が正面に向いた態様で表示されている様子が示されている。このとき、切替後の背景画像は縮小表示されている。その後は、切替後の背景画像が拡大表示され、図165(C4)に示すように表示画面全体に表示され、その後は、例えば、図162(A4)〜同図(A11)に示す演出が行われた後、図29(3)〜同図(25)に示す演出が行われ、その後、図162(A12)〜同図(A15)又は図162(B1)〜同図(B8)に示す演出が行われる。
図165(D1)は、図162(A2)に続く演出の一例であり、炎のエフェクトEF101が表示されたが、CUM準備中表示MTYが表示されず、ガセの予告表示が行われた後の様子が示されている。なお、炎のエフェクトEF101が表示された場合には、必ずCUM準備中表示MTYが表示されるようにしてよい。なお、ガセの予告表示が行われた図柄変動表示はハズレ確定であってもよい。また、ガセの予告表示が行われた図柄変動表示において、大当りとなる場合があってもよい。なお、ガセの予告表示が行われた図柄変動表示が開始される時点で保留が1以上ある場合において、ガセの予告表示が行われた次の変動以降において、炎のエフェクトEF101が表示されてもよい。この場合において、先読み予告の対象となる図柄変動表示が開始されるまでガセの予告表示が行われるパターン(CUM準備中表示MTYが最後まで表示されないパターン)と、先読み予告の対象となる図柄変動表示において、最終的にCUM準備中表示MTYが表示されるパターンがあってもよい。
図165(E1)〜同図(E9)は、例えば、図162(A1)に続く演出の一例であり、タイマ予告演出が行われている様子について示している。
図165(E1)〜同図(E2)では、保留アイコン表示領域HISの下方からタイマ予告表示TMYが下方からせり上がり、タイマ予告表示TMYにより保留アイコン表示領域HISを持ち上げる様子が示されている。このとき、タイマ予告表示TMYには「STANDBY」の文字が表示され、タイマ予告の開始が保留されている様子が示されている。この演出例におけるタイマ予告表示TMYによるタイマ予告演出が行われると、保留アイコンあるいは変動アイコンが変化することが予告される。図164(C2)に示す演出例と比較すると、サボハニのキャラクタSBHが出現するかしないかによりCUM準備中表示MTYが表示されるか否かが把握できる場合がある。なお、CUM準備中表示MTYが表示されるのかタイマ予告表示TMYが表示されるのかが特定困難としてもよい。なお、CUM準備中表示MTY及びタイマ予告表示TMYが表示される前に、例えば、炎のエフェクトEF101が表示され、炎のエフェクトEF101が消去されると、CUM準備中表示MTYとタイマ予告表示TMYのいずれかが表示されるようにしてもよい。なお、この演出例におけるタイマ予告は、保留アイコン(変動アイコン)の変化を予告するものであるが、図20〜図27、図38、図40〜図48に示すようなタイマ予告が行われた結果実行されるいかなる予告演出についても行うことができることはいうまでもない。また、タイマ予告表示の表示態様は、図165に示すものに限定されず、上述したいかなるタイマ予告表示の表示態様についても適用可能である。また、この演出例において、保留アイコン表示領域HISの下方においてタイマ予告表示TMYとCUM準備中表示MTYの両方が行われる場合があってもよく、この場合、CUM準備中表示MTYが表示される領域とタイマ予告表示TMYが表示される領域とが重複して表示されてもよいし、これらが重複しないように表示されてもよい。
図165(E3)では、タイマ予告表示TMYにおける表示が「10:00」に変更され、その後、カウントダウンが開始される。すなわち、タイマ予告表示におけるカウントダウンが開始されて10秒が経過すると保留アイコン(変動アイコン)の表示態様が変化する可能性があることが示唆されている。なお、タイマ予告表示におけるカウントダウンの開始のタイミングは、上述したものに限定されず、例えば、「STANDBY」の表示から秒数表記に変更した後、しばらくカウントダウンの開始が待機されてもよい。また、タイマ予告表示TMYの表示が開始された段階から秒数表記がなされてもよく、この場合、タイマ予告表示TMYの表示アニメが完了した後でカウントダウンが開始されてもよいし、タイマ予告表示TMYの表示が開始された段階からカウントダウンが開始されてもよい。
図165(E4)は、カウントダウンが開始してから、0.01秒が経過した様子が示されている。その後、カウントダウンが開始してから10秒が経過すると、図165(E5)に示すように、タイマ表示が「00:00」となる。
すると、図165(E6)に示すように、タイマ予告表示TMYでは、「00:00」の表示から「変化!!」の文字表示に切り替わり、第1保留アイコンh11の少なくとも一部にオーバーラップするようにエフェクトEF103が表示されて保留アイコンの変化アニメが開始される。これにより、第1保留アイコンh11の表示態様が変化することが示唆される。ここで、「変化!!」の文字表示に切り替わった後で保留アイコンの変化アニメが開始されてもよいし、保留アイコンの変化アニメが開始した後で「変化!!」の表示が行われてもよいし、「変化!!」の文字表示に切り替わるタイミングで保留アイコンの変化アニメが開始されてもよい。
その後、保留アイコンの変化アニメが終了してエフェクトEF103が消去されると、図165(E7)に示すように、デフォルトの表示態様の第1保留アイコンh11が青色保留の表示態様に変化している。すなわち、保留アイコンのランクが2段階アップした様子が示されている。なお、保留アイコンの変化アニメの前後で保留アイコンのランクが1段階アップしてもよいし、3段階以上アップしてもよい。また、ランクダウンする場合があってもよい。
その後、タイマ予告表示TMYは、図165(E8)〜同図(E9)に示すように表示画面の下方にフレームアウトするフレームアウトアニメが行われる。このフレームアウトアニメにより、保留アイコン表示領域HISも下降し、デフォルトの表示位置に戻る。
なお、この演出例において、タイマ予告表示TMYとCUM準備中表示の両方が表示される場合があってもよく、例えば、タイマ予告表示TMYがさらに上方に移動表示されて、タイマ予告表示TMYの下方にCUM準備中表示MTYが表示されるようにしてもよい。また、タイマ予告演出の終了後の同一図柄変動内において再度保留アイコン表示領域HISが移動表示して、CUM準備中表示MTYが表示されてもよい。また、タイマ予告演出の終了後の次に開始される図柄変動以降に保留アイコン表示領域HISが移動表示してCUM準備中表示MTYが表示されてもよい。
図165(F1)〜同図(F2)は、例えば、図162(A2)に続く演出の一例であり、CUM準備中表示MTYの別の表示態様について示している。
図165(F1)に示す演出例は、図162(A3)に示す演出例に対応している。すなわち、この演出例では、CUM準備中表示MTYのメータ部分にチャンスアップ予告が発生する可能性のあるチェックポイント(この演出例では、第2チェックポイントCP2)の位置を、チャンスアップメータCMTが表示されるよりも前に報知している様子が示されている。この場合において、CUM準備中表示MTYにより予め報知されているチェックポイントでは、チャンスアップ予告が必ず行われるようにしてもよい。また、CUM準備中表示MTYによりチェックポイントが予め報知されている場合は、報知されていない場合よりもチャンスアップ予告が発生しやすいようにしてもよい。また、CUM準備中表示MTYにおいて、チャンスアップメータCMTにおいて表示されるチェックポイントの一部又は全部が必ず表示されてもよい。この場合、チャンスアップ予告の発生確率によりチェックポイントが表示されてもよいし、発生確率に関係なくチェックポイントが表示されてもよい。その後は、図162(A4)〜同図(A7)に示す演出が行われた後、図165(F2)に示す演出が行われる。なお、図165(F2)に示す演出は、図162(A8)に示す演出と、CUM準備中表示MTYにチェックポイントが表示されていること以外は同じであるので、説明を省略する。なお、CUM準備中表示MTYの表示開始時にチェックポイントが表示されるほか、CUM準備中表示MTYの表示開始後、所定タイミング(例えば、リーチの発生やスーパーリーチへの移行の際等)で表示するチェックポイントを増加するようにしてもよい。
図166は、チャンスアップメータ準備中表示MTYの表示態様の変形例を示す図である。
図166(A1)〜同図(A3)は、例えば、図162(A3)に続く演出の一例であり、CUM準備中表示MTYの表示中においてチェックポイントの少なくとも一部を表示し、しかもそのチェックポイントで必ずチャンスアップ予告が実行される様子が示されている。
図166(A1)に示す演出例は、図165(F1)に対応する演出例である。図166(A1)では、CUM準備中表示MTYに表示された第2チェックポイントCP2が赤色でマーキングされるとともに、予告が出現したことにより大当りの信頼度がアップしたことを示す「UP」の文字がその情報に表示されている様子が示されており、これは、図29(6)に示して上述したように、チャンスアップ予告が発生したことを報知する表示態様となっている。すなわち、この演出例では、この表示を行うことにより、チャンスアップ予告が必ず行われることを報知している。なお、実際にチャンスアップ予告が行われなくてもよく、この場合、チャンスアップ予告が行われたものとして遊技が進行するようにしてもよい。
図166(A2)に示す演出例は、図165(F2)に示す演出例に対応している。図22(A2)に示すように、スーパーリーチに移行した後も、第2チェックポイントCP2は赤色でマーキングされて表示されたままである。
その後、図166(A3)に示すように、CUM準備中表示MTYがチャンスアップメータCMTに切り替わると、表示されていなかった他のチェックポイント(第1チェックポイントCP1、第3チェックポイントCP3)が表示され、チャンスアップメータによる演出が開始される。なお、この場合において、例えば、図166(A3´)に示すように、第2チェックポイントCP2の表示をデフォルトの表示態様にクリアするようにしてもよい。図166(A3)又同図(A3´)の後、例えば、図29(3)〜同図(25)に示す演出が行われ、その後、図162(A12)〜同図(A15)又は同図(B1)〜同図(B8)に示す演出が行われる。なお、CUM準備中表示MTYによってチェックポイントの一部又は全部を表示されている場合において、表示されたチェックポイントによってチャンスアップ予告が行われなくてもよく、この場合、表示されたチェックポイントにおいてチャンスアップ予告が必ず行われてもよいし、チャンスアップ予告が行われる場合と行われない場合があってもよい。また、CUM準備中表示MTYによってチェックポイントの一部又は全部が表示されている場合において、実際にチャンスアップ予告が行われないがチャンスアップ予告が行われたものとして遊技が進行してもよく、この場合、チャンスアップが行われたものとみなされたチェックポイントはチャンスアップ予告が発生したことを報知してもよいし、報知しなくてもよいし、報知する場合と報知しない場合があってもよい。
図166(B1)は、図166(A1)に示す演出例の変形例である。図166(B1)では、CUM準備中表示MTYにおいて第2チェックポイントCP2を赤色でマーキングされた態様で表示されているが、予告が出現したことを示す「UP」の表示が行われていない例が示されている。この場合、例えば、サボハニのキャラクタSBHが第2チェックポイントCP2に到達してチャンスアップ予告が発生してから「UP」の表示が行われるようにしてもよい。
図166(C1)は、図166(A1)に示す演出例の変形例である。図166(C1)では、CUM準備中表示MTYにおいて第2チェックポイントCP2が表示されるが、赤色でマーキングされておらず、また、「UP」の文字も表示されておらず、「UP」の文字に替えて「クエスチョンマーク」が表示されている様子が示されている。これにより、チャンスアップメータCMTによる演出において、一部のチェックポイントにおいてチャンスアップ予告が発生する可能性があることを示唆している。例えば、「クエスチョンマーク」<「!」<「UP」の順でチャンスアップ予告の出現率を変化させるようにしてもよい。
図166(D1)は、図166(A1)に示す演出例の変形例である。図166(D1)では、CUM準備中表示MTYにおいて、チャンスアップメータCMTに表示されるチェックポイントの全部が表示され、チェックポイント毎に「クエスチョンマーク」、「!」、「UP」等の文字を付記してチェックポイント毎のチャンスアップ予告の発生の期待度を示唆するようにしてもよい。
図166(E1)は、図162(A3)に示す演出例の変形例である。図166(E1)では、CUM準備中表示MTYにおける吹き出しが「STANDBY」から「チャンスアップ高確中」に変化している様子が示されている。この表示が行われた場合には、チャンスアップメータCMTによる演出において各チェックポイントにおいてチャンスアップ予告が発生しやすいことが示唆される。なお、吹き出しにおいて、「STANDBY」を1回表示した後に「チャンスアップ高確中」に変化してもよいし、「STANDBY」の表示と「チャンスアップ高確中」の表示を交互に切り換えて表示してもよい。また、「STANDBY」を表示せずに「チャンスアップ高確中」の表示が表示されてもよい。
図166(F1)は、図162(A3)に示す演出例の変形例である。図166(F1)では、CUM準備中表示MTYにおける吹き出しが「STANDBY」から「チャンスアップ1回確定」に変化している様子が示されている。この表示が行われた場合には、チャンスアップメータCMTによる演出においてチャンスアップ予告が必ず1回発生することが示唆される。このように、この演出例では、チャンスアップ予告がどのチェックポイントにおいて発生するかについて特定困難な態様とされているが、チャンスアップ予告が必ずn回(この演出例では、1回)発生することを予告している。なお、必ず発生させるチャンスアップ予告の回数は、1回であってもよいし、2回以上であってもよい。また、吹き出しにおいて、「STANDBY」を1回表示した後に「チャンスアップ1回確定」に変化してもよいし、「STANDBY」の表示と「チャンスアップ1回確定」の表示を交互に切り換えて表示してもよい。また、「STANDBY」を表示せずに「チャンスアップ1回確定」の表示が表示されてもよい。
図166(G1)は、図162(A3)に示す演出例の変形例である。図166(G1)では、CUM準備中表示MTYにおける最終地点GPに「V」が表示されたプラカードが配置され、大当り確定であることを報知している。また、「V」以外にも、例えば、「発展」が表示されたプラカードが配置される場合があってもよく、この場合、スーパーリーチが発展することが確定することを報知してもよい。また、「クエスチョンマーク」が表示されたプラカードを配置することで、サボハニのキャラクタが最終地点に到達したときに何らかの演出(例えば、スーパーリーチの発展、スーパーリーチの発展を煽りつつ発展する/しないパターンの演出等)が行われることを示唆してもよい。また、プラカードにより何らかの演出が行われることが報知された場合であっても、何らの演出が行われる場合と行われない場合があってもよい。
図166(H1)は、図162(A3)に示す演出例の変形例である。図166(H1)では、CUM準備中表示MTYにおける最終地点GPに「激熱」が表示されたプラカードが配置され、(a)CUM準備中表示MTYが表示された図柄変動表示に関する予告報知が行われる場合、あるいは、(b)チャンスアップメータCMTが表示される図柄変動表示に関する先読み予告及び/又は予告報知が行われる場合があってもよい。なお、上述の(a)の場合のみ行われてもよいし、上述の(b)の場合のみ行われてもよい。
図166(I1)は、図162(A3)に示す演出例の変形例である。図166(I1)では、CUM準備中表示MTYにおける最終地点GPに「V」が表示されたプラカードが配置されるとともに、サボハニのキャラクタSBHが最終地点GPに到達している表示が行われることで、大当り確定であることを報知している。この場合、CUM準備中表示MTYからチャンスアップメータCMTに表示が切り替わった場合に、サボハニのキャラクタSBHを開始地点SPに表示されて移動表示がなされるようにしてもよいし、最終地点GPで表示されたままとされてもよい。また、プラカードに「V」が表示された場合であっても、大当りとなる場合と大当りとならない場合があってもよい。また、(a)CUM準備中表示MTYが表示された図柄変動表示に関する予告報知が行われる場合、あるいは、(b)チャンスアップメータCMTが表示される図柄変動表示に関する先読み予告及び/又は予告報知が行われる場合があってもよい。なお、上述の(a)の場合のみ行われてもよいし、上述の(b)の場合のみ行われてもよい。
図166(J1)は、図166(I1)に示す演出例の変形例であり、サボハニのキャラクタSBHが開始地点SPにも表示されている様子が示されている。すなわち、サボハニのキャラクタSBHが開始地点SPと最終地点GPの両方に配置されている様子が示されており、これにより、大当り確定であることを報知している。この場合、CUM準備中表示MTYからチャンスアップメータCMTに表示が切り替わった場合に、開始地点SPのサボハニのキャラクタSBHを移動表示させるようにしてもよいし、移動表示させないようにしてもよいし、開始地点SPのサボハニのキャラクタSBHを消去させ、最終地点GPに表示されているサボハニのキャラクタSBHのみが表示されたままとされてもよい。
図166(K1)〜同図(K2)は、例えば、図162(A2)に続く演出の一例であり、CUM準備中表示MTYの表示中も他の予告表示が行われている様子が示されている。図166(K1)は、図162(A3)に示す演出例に対応している。その後、図166(K2)に示すように、CUM準備中表示MTYの表示中に会話予告が開始している様子が示されている。会話予告が開始されると、殿様のキャラクタとともに「チャンス」という文字表示が表示された殿様の会話画像CI1が表示される。なお、CUM準備中表示TMYの表示中において、会話予告以外の予告が行われてもよいことはいうまでもない。なお、この演出例では、CUM準備中表示TMYが他の予告よりも先に開始されているが、CUM準備中表示TMYよりも必ず先に開始される他の予告(例えば、保留アイコンや変動アイコンなどのアイコンの表示態様が変化する予告や変動開始時に開始される予告など)があってもよく、CUM準備中表示TMYと必ず同時に開始される他の予告表示があってもよい。また、同じ種類の他の予告であっても、CUM準備中表示TMYよりも先に表示開始される場合と同じタイミングで表示開始される場合と後に表示開始される場合があってもよい。なお、CUM準備中表示TMYの表示中では、他の予告が行われないようにしてもよいし、複数種類の予告のうちの特定の予告のみ実行可能であり、特定の予告以外の予告については実行されないようにしてもよい。例えば、CUM準備中表示TMYの表示中では、非表示とされている保留アイコンの表示態様の変化演出が行われないようにしてもよいし、行われるようにしてもよい。具体的には、CUM準備中表示TMYの表示中において、図121や図122に示す「箱」の予告アイコンYIから「変化」の予告表示が出現し、その後に、保留アイコンや変動アイコンの表示態様を変化させる予告演出が行われてもよいし、行われないようにしてもよい。また、CUM準備中表示TMYの表示中において、図148〜図161に示す「爆撃機」のアイコンIHIによるアイコン変化予告が実行されてもよく、この場合、例えば、「爆撃機」のアイコンIHIや銃弾アイコンBTIや爆撃された保留アイコンや変動アイコンに表示されるエフェクトがCUM準備中表示TMYにオーバーラップされるように表示してもよいし、オーバーラップするように表示してもよい。
図166(L1)〜同図(L2)は、例えば、図162(A3)に続く演出の一例であり、CUM準備中表示として、CUM準備中表示MTYの一部の表示のみを表示する例を示している。図166(L1)では、CUM準備中表示MTYのうちのサボハニのキャラクタSBH及び「STANDBY」の吹き出しのみが表示されており、その他の構成については非表示とされた態様とされている。これにより、チャンスアップメータCMTの表示を予告するようにしてもよい。なお、表示する構成は上述したものに限定されず、CUM準備中表示MTYを構成する要素の一部であれば、いずれを表示してもよい。図166(L2)は、その後、スーパーリーチに移行した様子が示されている。図166(L2)に示すように、CUM準備中表示として一部の表示が行われた後、その表示態様をチャンスアップメータCMTが表示されるまで維持するようにしてもよいし、例えば、時間の経過に応じてCUM準備中表示の構成要素が付加される態様で表示態様が変化するようにしてもよい。
図166(M1)〜同図(M7)に示す演出例は、図29(3)〜同図(8)に示す演出例に対応している。すなわち、図29(3)では、チャンスアップメータCMTによる演出が開始された後、サボハニのキャラクタSBHがメータ上を進行する様子が示されているが、図166(M1)では、内部ではチャンスアップメータCMTによる演出が行われているものの、チャンスアップメータCMTは表示されず、CUM準備中表示MTYが表示されたままとなっている。その後、図29(4)に対応する図166(M2)では、ボゥイのキャラクタBOYが表示画面の左側から出現し、右側に向かって移動する様子が示されている。すなわち、ボゥイのキャラクタBOYの出現によるチャンスアップ予告が行われている様子が示されている。しかしながら、チャンスアップメータCMTが表示されておらず、CUM準備中表示MTYが表示されたままとなっているので、チャンスアップメタCMTにおける演出の進捗が認識困難とされている。また、図29(5)では、「チャンスアップ BOY通過」の文字が付記された吹き出しが表示され、チャンスアップ予告の発生を報知しているのに対し、図166(M3)では、CUM準備中表示MTYが表示されたままであるので、このような報知も行われない。その後、図29(6)に対応する図166(M4)においても、CUM準備中表示MTYは表示されたままとなっている。一方、図29(6)では、チャンスアップメータCMTにおける第1チェックポイントCP1が赤色でマーキングされるとともに、予告が出現したことにより大当りの信頼度がアップしたことを示す「UP」の文字がその上方に表示され、予告が発生したことの履歴が示される。その後、図166(M5)では、依然としてCUM準備中表示MTYが表示されたままとなっている。一方、図166(M5)に対応する図29(7)では、サボハニのキャラクタSBHが移動を開始している。その後、図166(M6)に示すように、サボハニのキャラクタSBHの吹き出しが消去され、CUM準備中表示MTYからチャンスアップメータCMTに切り替わることが示唆される。図166(M7)は、図29(8)に示す演出例に対応している。この演出例では、上述したように、内部ではチャンスアップメータCMTによる演出が行われており、第1チェックポイントCP1においてチャンスアップ予告が発生した履歴として、第1チェックポイントCP1が赤色でマーキングされるとともに、「UP」の文字も表示されている。なお、サボハニのキャラクタSBHの位置は、第2チェックポイントCP2の近傍まで到達しており、第2チェックポイントCP2に対応するチャンスアップ予告が発生する可能性があることを報知している。
このように、図166(M1)〜同図(M7)に示す演出例では、内部ではスーパーリーチの開始とともにチャンスアップメータCMTによる演出が進行しているが、表示としてはスーパーリーチが行われている途中でCUM準備中表示MTYからチャンスアップメータCMTに切り替わっている様子が示されている。このとき、CUM準備中表示MTYの表示中に発生した第1チェックポイントCP1に対応するチャンスアップ予告(ボゥイの出現)については、チャンスアップ予告が発生したとしてチャンスアップメータCMTが表示された後で履歴として表示するようにしている。なお、履歴として表示しないようにしてもよい。また、CUM準備中表示MTYからチャンスアップメータCMTに切り替わるタイミングがスーパーリーチが開始するタイミングである場合があってもよいし、スーパーリーチの途中のタイミングである場合があってもよい。スーパーリーチの開始のタイミングである場合の方が、スーパーリーチの途中のタイミングである場合よりも大当り図柄態様が確定表示されやすくしてもよいし、またその逆であってもよい。また、CUM準備中表示MTYからチャンスアップメータCMTに切り替わるタイミングが必ずスーパーリーチが開始するタイミングであってもよいし、必ずスーパーリーチの途中のタイミングであってもよい。
図167は、チャンスアップメータ準備中表示の表示態様の変形例を示す図である。
図167(A1)〜同図(A9)は、CUM準備中表示の表示態様の変形例が示されている。なお、図167(A1)〜同図(A2)に示す演出は、図162(A1)〜同図(A2)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図167(A3)では、炎のエフェクトEF101が消去されて、図162(A3)に示すCUM準備中表示MTYとは異なる態様のCUM準備中表示MTYbが表示された様子が示されている。図167(A3)に示すCUM準備中表示MTYbは、その表示位置がチャンスアップメータCMTの表示位置に重なる位置に表示されている。なお、チャンスアップメータCMTの表示位置と同じ位置に表示されてもよい。CUM準備中表示MTYbは、方形状の枠内に「メータ準備中」の文字が付された態様で表示される。その後、図167(A4)〜同図(A8)に示す演出が行われる。なお、図167(A4)〜同図(A8)に示す演出は、CUM準備中表示MTYbの表示態様が図162に示すCUM準備中表示MTYの表示態様と異なる点を除き、図162(A4)〜同図(A8)に示す演出を同じであるので、説明を省略する。
図167(A9)では、CUM準備中表示MTYbからチャンスアップメータCMTに表示が切り替わっている様子が示されている。このとき、例えば、チャンスアップメータ切替アニメにより、CUM準備中表示MTYbが消去し、チャンスアップメータCMTが出現する表示が行われてもよい。チャンスアップメータ切替アニメは、例えば、エフェクトを表示してCUM準備中表示MTYbを隠した後、エフェクトが消去されるとチャンスアップメータCMTが出現するような態様であってもよい。なお、チャンスアップメータ切替アニメを行わず、CUM準備中表示MTYbからチャンスアップメータCMTに切替表示が行われてもよい。その後は、例えば、図162(A10)〜同図(A15)に示す演出又は図162(B1)〜同図(B8)に示す演出が行われることとなる。なお、この演出例において、チャンスアップメータCMTによる演出が開始したときに、「START!!」の文字が付された吹き出しが表示されてもよいし、吹き出しが表示されなくてもよい。
図167(B1)〜同図(B5)は、図167(A3)に示すCUM準備中表示MTYbが出現する別の態様を示している。図167(B1)は、例えば、図168(A1)に続く演出である。
図167(B1)〜同図(B2)では、保留アイコン表示領域HISの下方からCUM準備中表示MTYbが下方からせり上がり、CUM準備中表示MTYbにより保留アイコン表示領域HISを持ち上げる様子が示されている。
図167(B3)では、左図柄及び右図柄に「装飾7」が停止表示してリーチ状態となった様子が示されている。
図167(B4)では、スーパーリーチ演出に移行する前に、左図柄表示領域208aで揺れ変動していた「装飾7」が第2装飾図柄の下に移動し、右図柄表示領域208cで揺れ変動していた「装飾7」が第2保留数表示の下に移動する。また、この演出例では、スーパーリーチ演出に移行する間もCUM準備中表示MTYbも引き続き表示されている。また、図167(B4)では、消去アニメが開始され、保留枠UIが下方へ移動する。このとき、保留アイコン表示領域HISは、CUM準備中表示MTYbの背面側に隠れるように下方へ移動し、その後、図167(B5)に示すように、視認困難となる。また、変動アイコン表示領域CISは、台座hs0を残して表示画面の下方にフレームアウトされる。すなわち、図167(B5)では、変動アイコン表示領域CISの台座hs0を残した状態で保留枠UIが完全に下方にフレームアウトした様子が示されている。なお、この演出例では、保留アイコンを非表示にするタイミングで消去アニメを行うようにしたが、消去アニメを行わずに保留アイコンを表示にするようにしてもよい。
図168は、チャンスアップメータ準備中表示の表示態様の変形例を示す図である。
図168(A1)〜同図(A11)は、CUM準備中表示MTYの表示位置についての変形例を示している。なお、図168(A1)に示す演出は、図162(A1)に示す演出を同じであるので、説明を省略する。
図168(A2)では、爆発のエフェクトEF104が表示画面の左側中央部分に表示され、CUM準備中表示登場アニメが開始されている様子が示されている。すなわち、この演出例では、保留アイコン表示領域HISにCUM準備中表示MTYが表示開始されず、表示画面の左側上部に表示開始される様子が示されている。なお、爆発のエフェクトEF104は、装飾図柄の一部にオーバーラップするように表示されている。また、CUM準備中表示登場アニメが行われずにCUM準備中表示MTYが出現するようにしてもよい。すなわち、爆発のエフェクトEF104が表示されることなくCUM準備中表示MTYが表示されるようにしてもよい。
すると、図168(A3)に示すように、爆発のエフェクトEF104が消去されると、CUM準備中表示MTYが出現する。このCUM準備中表示MTYの表示位置は、図162(A3)とは異なり、表示画面の左端部の略中央となっている。この演出例では、CUM準備中表示MTYの表示位置が、チャンスアップメータCMTの表示位置と異なっている様子が示されている。
図168(A4)では、左図柄及び右図柄に「装飾7」が停止表示してリーチ状態となった様子が示されている。このとき、CUM準備中表示MTYは、装飾図柄よりも手前側にオーバーラップして表示されており、CUM準備中表示MTYにより装飾図柄がオーバーラップされていない状態よりも装飾図柄が視認困難とされている。なお、CUM準備中表示MTYが装飾図柄の後側に配置され、装飾図柄にオーバーラップされるようにして表示されてもよい。また、装飾図柄と重なる位置に表示されないようにしてもよい。
図168(A5)では、スーパーリーチ演出に移行する前に、左図柄表示領域208aで揺れ変動していた「装飾7」が第2装飾図柄の下に移動し、右図柄表示領域208cで揺れ変動していた「装飾7」が第2保留数表示の下に移動する。また、この演出例では、スーパーリーチ演出に移行する間もCUM準備中表示MTYも引き続き表示されている。このとき、CUM準備中表示MTYは、装飾図柄よりも手前側にオーバーラップして表示されている。なお、図168(A4)に示すタイミングにおいて、CUM準備中表示MTYが装飾図柄よりも手前側にオーバーラップして表示されていたとしても、図168(A5)に示すタイミングでCUM準備中表示MTYが装飾図柄よりも後側にオーバーラップされて表示されてもよい。また、装飾図柄と重なる位置に表示されないようにしてもよい。また、図168(A5)では、保留枠UIの下方への移動が開始されており、変動アイコン表示領域CISの台座hs0を残して表示画面の下方にスクロールアウトしていく様子が示されている。その後、図168(A6)〜同図(A8)に示す演出が行われる。なお、図168(A6)〜同図(A8)に示す演出は、CUM準備中表示MTYの表示位置が異なる点を除き、図162(A6)〜同図(A8)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図168(A9)では、CUM準備中表示MTYが下方に移動する移動アニメが開始している様子が示されている。その後、図168(A10)に示すように、CUM準備中表示MTYが表示画面の左下隅部まで移動すると移動アニメが完了する。
すると、図168(A11)に示すように、CUM準備表示MTYからチャンスアップメータCMTに表示が切り替わる。なお、この演出例では、移動アニメが完了した後でCUM準備中表示MTYがチャンスアップメータCMTに表示が切り替わり、その後、サボハニのキャラクタSBHが移動を開始する(前者)が、CUM準備中表示MTYからチャンスアップメータCMTに切り替わると同時にサボハニのキャラクタSBHが移動を開始する(後者)ようにしてもよい。また、サボハニのキャラクタSBHが移動を開始するタイミングは、前者の場合と後者の場合があってもよく、前者のみ行うようにしてもよいし、後者のみ行うようにしてもよい。その後は、例えば、図162(A10)〜同図(A15)又は図162(B1)〜同図(B8)に示す演出が行われる。
なお、この演出例では、CUM準備中表示MTYが下方に移動する移動アニメ(下降アニメという場合もある)が完了した後でCUM準備中表示MTYからチャンスアップメータCMTに表示が切り換わり、その後、サボハニのキャラクタSBHの移動を開始するようにしたが、CUM準備中表示MTYからチャンスアップメータCMTに表示が切り換わり、サボハニのキャラクタSBHが移動を開始した後に、チャンスアップメータCMTの移動アニメが行われるようにしてもよい。
図168(B1)〜同図(B5)は、例えば、図168(A2)に続く別の演出例について示している。
図168(B1)では、図168(A3)とは異なり、CUM準備中表示MTYがチャンスアップメータCMTの大きさよりも縮小したサイズで表示されている様子が示されている。なお、チャンスアップメータCMTよりも拡大したサイズで表示されてもよい。また、CUM準備中表示MTYの表示サイズがチャンスアップメータCMTの表示サイズと同じ場合と異なる場合とがあってもよい。また、CUM準備中表示MTYの表示サイズとチャンスアップメータCMTの表示サイズが必ず同じであってもよいし、必ず異なってもよい。
図168(B2)は、縮小したサイズのCUM準備中表示MTYが表示された状態で、スーパーリーチに移行している様子が示されている。その後、図168(B3)に示すタイミングでCUM準備中表示MTYが移動する移動アニメが開始される。このとき、「STANDBY」が付された吹き出しが消去される。なお、吹き出しは、移動アニメが開始する前に消去されてもよいし、移動アニメが開始した後で消去されてもよいし、移動アニメが開始するタイミングで消去されてもよい。また、後述するように、CUM準備中表示MTYが拡大表示された後で吹き出しが消去されてもよいし、拡大表示される前に吹き出しが消去されてもよい。
図168(B4)は、移動アニメが完了し、CUM準備中表示MTYがチャンスアップメータCMTの表示位置まで移動した様子が示されている。このとき、CUM準備中表示MTYは拡大表示され、表示サイズがチャンスアップメータCMTの表示サイズと同じになる。なお、移動アニメを行わずに、表示位置を切り替えてもよく、この場合、表示位置の切替前後でCUM準備中表示MTYの表示サイズが縮小されたサイズからチャンスアップメータCMTと同じ表示サイズとなるようにしてもよい。また、移動アニメが完了した後でCUM準備中表示MTYが拡大表示するようにしてもよいし、拡大表示した後で移動アニメが開始してもよいし、移動アニメによってCUM準備中表示MTYが移動している間に漸次拡大する表示を行うようにしてもよい。移動アニメが完了し、CUM準備中表示MTYがチャンスアップメータCMTの表示位置まで移動すると、図168(B5)に示すように、CUM準備中表示MTYからチャンスアップメータCMTに切り替わり、その後、チャンスアップメータCMTによる演出が開始される。
図168(C1)〜同図(C4)は、例えば、図168(A2)に続く別の演出例について示している。
図168(C1)では、図168(A3)とは異なり、CUM準備中表示として、CUM準備中表示MTYの一部の表示のみを表示する例を示している。図168(C1)では、CUM準備中表示MTYのうちのサボハニのキャラクタSBH及び「STANDBY」の吹き出しのみが表示されており、その他の構成については非表示とされた態様とされている。これにより、チャンスアップメータCMTの表示を予告するようにしてもよい。なお、表示する構成は上述したものに限定されず、CUM準備中表示MTYを構成する要素の一部であれば、いずれを表示してもよい。
図168(C2)は、その後、スーパーリーチに移行した様子が示されている。その後、図168(C3)に示すタイミングで、CUM準備中表示からチャンスアップメータCMTに切り替わるアニメーションである切替アニメが開始される。切替アニメが開始されると、CUM準備中表示に重なるようにして爆発のエフェクトEF105が表示され、CUM準備中表示が消失する様子が表示される。
その後、爆発のエフェクトEF105が消去されると、CUM準備中表示も消去され、図168(C4)に示すように、表示画面の左下隅部にチャンスアップメータCMTが表示される。なお、切替アニメが行われることなくCUM準備中表示からチャンスアップメータCMTに切替表示されるようにしてもよいし、切替アニメが行われてCUM準備中表示からチャンスアップメータCMTに切替表示される場合と、切替アニメが行われることなくCUM準備中表示からチャンスアップメータCMTに切替表示される場合があってもよい。
図169は、チャンスアップメータ準備中表示の表示態様の変形例を示す図である。
図169(A1)〜同図(A11)は、CUM準備中表示の表示態様及び表示位置についての変形例を示している。なお、図169(A1)に示す演出は、図162(A1)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図169(A2)では、爆発のエフェクトEF106が表示画面の左側中央部分に表示され、CUM準備中表示登場アニメが開始されている様子が示されている。すなわち、この演出例では、保留アイコン表示領域HISにCUM準備中表示MTYが表示開始されず、表示画面の左側上部に表示開始される様子が示されている。さらに、この演出例では、後述するように、CUM準備中表示MTYcの表示態様が異なっている。なお、爆発のエフェクトEF106は、装飾図柄の一部にオーバーラップするように表示されている。また、CUM準備中表示登場アニメが行われずにCUM準備中表示MTYcが出現するようにしてもよい。すなわち、爆発のエフェクトEF106が表示されることなくCUM準備中表示MTYcが表示されるようにしてもよい。
図169(A3)では、CUM準備中表示MTYcが表示されている様子が示されている。このCUM準備中表示MTYcの表示態様は、図168(A3)とは異なる表示態様であり、方形状の枠内にメータ準備中の文字が表示された態様とされている。
図169(A4)では、左図柄及び右図柄に「装飾7」が停止表示してリーチ状態となった様子が示されている。このとき、CUM準備中表示MTYcは、装飾図柄よりも手前側にオーバーラップして表示されており、CUM準備中表示MTYcにより装飾図柄がオーバーラップされていない状態よりも装飾図柄が視認困難とされている。なお、CUM準備中表示MTYcが装飾図柄の後側に配置され、装飾図柄にオーバーラップされるようにして表示されてもよい。また、装飾図柄と重なる位置に表示されないようにしてもよい。その後、図169(A5)〜同図(A8)に示す演出が行われる。なお、図169(A5)〜同図(A8)に示す演出は、図168(A5)〜同図(A8)に示す演出と、CUM準備中表示MTYcの表示態様が異なっている点を除いて同じであるので、説明を省略する。
その後、図169(A9)に示すタイミングで、CUM準備中表示MTYcからチャンスアップメータCMTに切り替わるアニメーションである切替アニメが開始される。切替アニメが開始されると、CUM準備中表示MTYcに重なるようにして爆発のエフェクトEF106が表示され、CUM準備中表示MTYcが消失する様子が表示される。なお、この切替アニメの表示態様は、図169(A2)に示して上述したCUM準備中表示登場アニメと同様であるが、異なる表示態様であってもよい。また、切替アニメの表示態様とCUM準備中表示登場アニメとで同じ表示態様である場合と異なる表示態様である場合とがあってもよい。また、切替アニメを行わないようにしてもよい。
続いて、切替アニメが完了すると、図169(A10)に示すように、炎のエフェクトEF101が表示されてチャンスアップメータCMTが出現する出現アニメが開始される。なお、出現アニメを行わずにチャンスアップメータCMTを表示するようにしてもよい。また、出現アニメが行われる場合と行われない場合があってもよい。
その後、出現アニメが完了して炎のエフェクトEF101が消去されると、図169(A11)に示すように、チャンスアップメータCMTが表示され、その後、チャンスアップメータCMTによる演出が開始される。
図169(B1)〜同図(B8)は、タイマ予告表示がCUM準備中表示として機能する例を示している。
図169(B1)では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、図169(B1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、第1保留アイコンh11が表示されるとともに、第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、変動アイコン表示領域CISでは変動アイコンh0も表示されている。また、図169(B1)では、タイマ予告演出が開始されており、例えば、タイマ予告表示TM1が表示画面の左端からフレームインし、表示画面の中央左側に表示されている。このタイマ予告表示TM1におけるタイマ表示は「60:00」となっている。タイマ予告表示TM1では、その後、タイマ表示のカウントダウンが開始される。
図169(B2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、左図柄と右図柄にそれぞれ「装飾7」が停止表示されてリーチ状態が形成され、揺れ変動表示が行われている様子が示されている。このとき、タイマ予告表示TM1は、装飾図柄よりも手前側にオーバーラップして表示されており、タイマ予告表示TM1により装飾図柄がオーバーラップされていない状態よりも装飾図柄が視認困難とされている。なお、タイマ予告表示TM1が装飾図柄の後側に配置され、装飾図柄にオーバーラップされるようにして表示されてもよい。また、装飾図柄と重なる位置に表示されないようにしてもよい。また、このタイマ予告表示TM1が表示されている間に、本明細書に開示されている他の種類のタイマ予告表示が表示される場合があってもよい。この場合、タイマ予告表示の表示態様が図169(B2)に示されるタイマ予告表示TM1と同じであってもよいし、異なってもよい。また、タイマ予告表示TM1の表示位置は常に同じ位置に表示されるようにしてもよいし、表示位置が異なる場合があってもよい。また、タイマ予告表示TM1の表示位置によってタイマ表示のカウントダウンが「00:00」となった結果行われる予告の種類が異なってもよい(例えば、タイマ予告表示TM1が表示画面の左側に表示された場合は、このタイマ予告表示TM1がCUM準備中表示として機能し、タイマ予告表示TM1が表示画面の右側に表示された場合は、タイマ表示のカウントダウンが行われた結果、疑似連が実行されてもよい)。なお、図169(B2)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示は「15:00」となっている。
図169(B3)では、スーパーリーチ演出に移行する前に、左図柄表示領域208aで揺れ変動していた「装飾7」が第2装飾図柄の下に移動し、右図柄表示領域208cで揺れ変動していた「装飾7」が第2保留数表示の下に移動する。また、この演出例では、スーパーリーチ演出に移行する間もタイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンも引き続き表示されている。なお、スーパーリーチ演出に移行する演出が開始されると、タイマ予告表示TM1を非表示とするようにしてもよいし、表示する場合と非表示とする場合があってもよい。なお、図169(B3)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示は「10:57」となっている。また、図169(B3)では、保留枠UIの下方への移動が開始されており、変動アイコン表示領域CISの台座hs0を残して表示画面の下方にフレームアウトしていく様子が示されている。図169(B4)は、変動アイコン表示領域CISの台座hs0を残した状態で保留枠UIが完全に下方にフレームアウトした様子が示されている。なお、図169(B4)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示は「09:21」となっている。
図169(B5)では、VS剣豪リーチのスーパーリーチ演出が開始されている様子が示されている。このときも、タイマ予告表示TM1も引き続き表示されている。なお、図169(B5)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示は「05:53」となっている。同図(B5)に示す第1装飾図柄表示装置208Lには、敵役の剣豪の画像が大きく表示されており、同図(B6)に示す第1装飾図柄表示装置208Lには、主人公の殿様と敵役の剣豪との決闘シーンのアニメーションが表示されている。なお、スーパーリーチ演出が開始されると、保留枠UIは、台座hs0の一番上の板を残して全て非表示になる(消える)。また、保留アイコンも非表示になる(消える)。しかし、変動アイコンh0は消えずに、残った一番上の板の上で表示され続ける。さらに、第2装飾図柄および第2保留数表示も表示され続ける。なお、保留枠UI全体を消してもよいし、あるいは反対に保留枠UI全体を表示し続けてもよい。また、変動アイコンh0も消してもよいし、保留アイコンを表示し続けてもよい。
図169(B7)では、スーパーリーチ演出の実行中にタイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「00:00」となった様子が示されている。すると、図169(B8)に示すように、タイマ予告表示TM1からチャンスアップメータCMTに切り替わるアニメーションである切替アニメが開始される。切替アニメが開始されると、タイマ予告表示TM1に重なるようにして爆発のエフェクトEF106が表示され、CUM準備中表示が消失する様子が表示される。その後は、例えば、図169(A10)〜同図(A11)に示す演出が行われる。なお、この演出例では、タイマ予告表示TM1が表示され、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「00:00」となった場合は、必ずチャンスアップメータCMTが表示されるが、チャンスアップメータCMTは表示される場合と表示されない場合(タイマ予告表示によるガセの予告表示)があってもよい。また、タイマ予告表示TM1が表示され、タイマ予告表示TM1におけるタイマ予告表示が「00:00」となった場合に、チャンスアップメータCMTが表示される場合と他の予告が行われる場合があってもよい。
図170は、スーパーリーチ演出中にチャンスアップメータ演出が行われている様子を示す図である。ここで、図170(A1)〜同図(A5)に示す期間において行われる演出は、図162(A1)〜同図(A8)において行われる演出と同じであり、図170(A6)〜同図(A14)に示す期間において行われる演出は、図29(2)〜同図(11)において行われる演出と同じであるので、説明を省略する。
その後、図170(A15)に示すタイミングで、遊技者により演出ボタン136(チャンスボタン136)が押下されると、図170(A16)に示すように、殿様のカットイン画像(弱カットイン画像CI3b)が表示される。ここで、この演出例におけるカットイン画像CI3bは、弱カットイン画像、不図示の赤カットイン画像(弱カットイン画像及び金カットイン画像と異なる表示態様のカットイン画像)、金カットイン画像CI3の3種類があり、弱カットイン画像、赤カットイン画像、金カットイン画像の順に大当りの信頼度が高くなる。なお、大当り確定を示唆するカットイン画像が表示される場合があってもよい。この弱カットイン画像CI3bは、図29(13)に示す殿様のカットイン画像(金カットイン画像CI3)とは異なる表示態様のカットイン画像であり、金カットイン画像CI3よりも縦方向の長さが短く、緑色の枠で囲まれるとともに、「いくぜ!」の掛け声とともに剣を振りかぶる様子が示される弱カットイン画像である。この弱カットイン画像CI3bは、金カットイン画像CI3よりも信頼度は低いが大当りの信頼度が高いことを示唆しているが、信頼度に変化がないことを示唆するものであってもよい。すなわち、この演出例では、第2チェックポイントCP2において発生する可能性のある金カットイン画像CI3が表示されず、チャンスアップ予告が発生しなかった様子が示されている。そのため、図170(A17)に示すように、第2チェックポイントCP2では、赤色のマーキングが付されず、また、第2チェックポイントCP2の上方に、チャンスアップ予告が発生しなかったことを示す「×」の表示が表示され、チャンスアップ予告が発生しなかったことの履歴が示される。なお、チャンスアップ予告が発生しなかった場合にチャンスアップ予告が発生しなかったことの履歴を残さなくてもよい(例えば、図30(7a)に示すようにサボハニのキャラクタSBHが第1チェックポイントCP1をそのまま通過し、第1チェックポイントCP1におけるマーキングや「UP」の文字の表示も行われなくてもよく、図30(7a´)に示すように、第1チェックポイントCP1の表示を消去するようにしてもよい。また、チャンスアップ予告が発生しなかった場合に、履歴を残す場合と残さない場合があってもよい。このことは、本明細書に記載されたいずれの実施形態においても適用可能である。なお、図170(A16)に示されるこの弱カットイン画像CI3bは、演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作有効期間内において操作されたことを条件に表示される場合があってもよいし、演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作有効期間内において操作された場合に必ず表示されてもよい。また、図170(A16)に示されるこの弱カットイン画像CI3bは、演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作されることなく操作有効期間が経過した場合にも表示される場合があってもよいし、演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作されることなく操作有効期間が経過した場合に必ず表示されてもよいし、演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作されることなく操作有効期間が経過した場合には表示しないようにしてもよい。また、操作有効期間において演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作されると金カットイン画像CI3が表示される場合において、操作有効期間が経過すると弱カットイン画像CI3bが表示されるようにしてもよい。
その後、図170(A18)に示すタイミングで、サボハニのキャラクタSBHが第3チェックポイントCP3に到達すると、図170(A19)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、チャンスアップ予告としてのレバー画像136Vaではなく、ボタン画像136aと残時間表示メータMTが表示され、ボタン演出による予告が開始されたことを報知している。その後、図170(A20)に示すタイミングで、演出ボタン136(チャンスボタン136)の操作有効期間が開始すると、遊技者による演出ボタン136(チャンスボタン136)の操作を受付可能な状態となる。その後、図170(A21)に示すように、チャンスアップメータCMTでは、サボハニのキャラクタSBHが移動を開始しており、最終地点GPの手前に位置している。また、残時間表示メータMTでは、操作有効期間が開始されてゲージが減っている様子が示されている。なお、遊技者による演出ボタン136(チャンスボタン136)の操作が行われるか、操作有効期間が経過するまでサボハニのキャラクタSBHを第3チェックポイントCP3で停止させるようにしてもよい。この演出例では、チャンスアップ予告としてのレバー画像136Vaが表示されなかったので、チャンスアップメータCMTにおける第3チェックポイントCP3では、赤色のマーキングが付されず、また、第3チェックポイントCP3の上方に、チャンスアップ予告が発生しなかったことを示す「×」の表示が表示され、チャンスアップ予告が発生しなかったことの履歴が示される。
その後、図170(A22)に示すタイミングで、遊技者により演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作されるが、図29(23)に示されるような各種演出可動体の動作が行われず、図170(A23)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、中図柄に「装飾6」が表示され、「装飾7−装飾6−装飾7」のハズレの組合せとなってハズレとなることが報知される。また、チャンスアップメータCMTでは、サボハニのキャラクタSBHが最終地点GPに到達するが、プラカードはハズレとなることを示す「×」の文字が示され、サボハニのキャラクタSBHは、がっかりした表情となっている。
その後、図170(A24)に示すように、左図柄、中図柄、右図柄の装飾図柄総てが、通常の濃さよりも一旦薄く表示される。また、同図には、殿様が倒れたシーンが表示されている。図170(A25)では、左図柄、中図柄、右図柄の装飾図柄総てが再び通常の濃さで表示される。その後は、例えば、図162(B4)〜同図(B8)に示す演出が行われる。なお、この演出例では、第3チェックポイントCP3においてチャンスアップ予告が発生せず、ボタン画像136aが表示され、演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作されるものの、ハズレの結果が導出される様子が示されているが、この演出例において、演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作されて、図29(23)に示されるような各種演出可動体が動作し、大当りの結果が導出される場合があってもよい。また、第3チェックポイントCP3においてチャンスアップ予告が発生しなかった場合には、ハズレが確定していることを示唆していてもよい。なお、この演出例における演出が行われた場合に、最終的にハズレとなる場合と大当りとなる場合があってもよく、その場合において最終的にハズレ表示態様が表示される場合の方が、最終的に大当り表示態様が表示される場合よりもこの演出例の演出が発生しやすいように構成されていてもよい。
この演出例では、3つのチェックポイントCP1〜CP3のうち、1つだけチャンスアップ予告が行われ、その後ハズレが導出された様子が示されているが、3つのチェックポイントCP1〜CP3のいずれにおいてもチャンスアップ予告が行われ、その後ハズレが導出される場合があってもよいし、いずれのチェックポイントにおいてもチャンスアップ予告が行われずにハズレが導出される場合があってもよい。また、CUM準備中表示MTYが表示された場合には、少なくともチャンスアップ予告が1回以上は必ず行われるようにしてもよいし、CUM準備中表示MTYが表示されても1回もチャンスアップ予告が発生しない場合があってもよいし、チャンスアップ予告が1回以上発生する場合があってもよいし、全てのチェックポイントにおいて必ずチャンスアップ予告が発生するようにしてもよい。このことは、本明細書において開示されたいずれのチャンスアップ予告演出の実施例においても適用可能であることはいうまでもない。
図171は、スーパーリーチ演出中に行われるチャンスアップメータ演出の別のパターンが行われている様子を示す図である。ここで、図171(A1)〜同図(A2)に示す演出は、図170(A1)〜同図(A2)において行われる演出と同じであるので、説明を省略する。
図171(A3)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、炎のエフェクトEF101が消去されてCUM準備中表示MTYが表示された様子が示されている。この演出例では、図170(A3)に示す演出例とは異なり、サボハニのキャラクタSBHの近傍に表示された吹き出しの背景色が赤色となっており、吹き出しの背景色が白色で表示された場合よりもチャンスアップ予告が発生しやすくなっており、また、大当り図柄態様が確定表示されやすくなっている。なお、吹き出しの背景色が赤色の場合には、表示されたチェックポイント(例えば、この演出例では、3つのチェックポイントCP1〜CP3)の全てにおいてチャンスアップ予告が発生してもよいし、3つのチェックポイントのうちの1つまたは2つにおいてのみチャンスアップ予告が発生する場合があってもよい。また、吹き出しの背景色が赤色となっても、チャンスアップ予告が1度も発生しない場合があってもよい。また、吹き出しの背景色が赤色である場合には、チャンスアップメータCMTによる演出においてチャンスアップ予告が必ずn回(n=1以上)発生するようにしてもよい。また、吹き出しの背景色は、赤色や白色以外の色で表示されてもよく、例えば、虹色で表示された場合には、大当りが確定するようにしてもよい。また、この演出例では、吹き出しの背景色を変化する例を示したが、吹き出しの形状を変化させるようにしてもよい。その後は、図171(A4)〜同図(A14)に示す演出が行われる。なお、図171(A4)〜同図(A14)に示す演出は、吹き出しの背景色が異なる点を除いて、図170(A4)〜図170(A14)と同じであるので、説明を省略する。
その後、図171(A15)に示すタイミングで、遊技者により演出ボタン136(チャンスボタン136)が押下されると、図171(A16)に示すように、図29(13)に示して上述した金カットイン画像CI3が表示される。なお、本タイミングでは、演出ボタン136(チャンスボタン136)の操作があった場合にのみ弱カットイン画像CI3b、不図示の赤カットイン画像、または、金カットイン画像CI3のいずれか表示され、金カットイン画像CI3が表示された場合にのみ、金カットイン画像CI3が表示された場合又は金カットイン画像CI3が表示されなくても金カットイン画像CI3が表示されることが決定されていた場合にチャンスアップ予告が発生したことを示す報知(例えば、図171の「チャンスアップ 金カットイン」の文字が付記された吹き出し)が表示され、弱カットイン画像CI3b及び赤カットイン画像が表示されることが決定されていた場合又は表示された場合にチャンスアップが発生したことを示す報知が表示されないが、赤カットイン画像についても金カットイン画像CI3と同様に報知が行われてもよく、その場合、赤カットイン画像が表示されたことを示す報知と金カットイン画像が表示されたことを示す報知は、文字表記のみが異なり、その他の表示態様(例えば、吹き出しなど)が異なってもよい。その後、図171(A16)〜同図(A26)に示す演出が行われる。なお、図171(A16)〜同図(A26)の期間において行われる演出は、図29(13)〜同図(26)に示す演出と同様であるので、説明を省略する。その後は、例えば、図162(A13)〜同図(A15)に示す演出が行われる。なお、この演出例において、図171(A23)に示すタイミングで演出レバー136Vが操作されても、図171(A24)に示す各種演出可動体が動作せずにハズレが導出される場合があってもよく、その場合において最終的に大当り表示態様が表示される場合の方が、最終的にハズレ表示態様が表示される場合よりもこの演出例の演出が発生しやすいように構成されていてもよい。
図172は、チャンスアップメータ準備中表示の表示態様の変化演出の例について説明する図である。
図172(A1)〜同図(A3)は、図171(A3)の変形例であり、図167(A1)〜同図(A9)に示すCUM準備中表示MTYbが別の表示態様で表示されている様子を示している。
図172(A1)は、図167(A2)に続く演出である。図172(A1)では、炎のエフェクトEF101が消去されてCUM準備中表示MTYbが表示されている様子が示されている。図172(A1)に示すCUM準備中表示MTYbは、図167(A3)に示すCUM準備中表示MTYbと同じであるが、背景色が赤色となっており、CUM準備中表示MTYbの背景色が白色の場合よりもチャンスアップ予告が発生しやすくなっており、また、大当り図柄態様が確定表示されやすくなっている。なお、CUM準備中表示MTYbの背景色が赤色の場合には、表示されたチェックポイント(例えば、この演出例では、3つのチェックポイントCP1〜CP3)の全てにおいてチャンスアップ予告が発生してもよいし、3つのチェックポイントのうちの1つまたは2つにおいてのみチャンスアップ予告が発生する場合があってもよい。また、CUM準備中表示MTYbの背景色が赤色となっても、チャンスアップ予告が1度も発生しない場合があってもよい。また、CUM準備中表示MTYbの背景色が赤色である場合には、チャンスアップメータCMTによる演出においてチャンスアップ予告が必ずn回(n=1以上)発生するようにしてもよい。また、CUM準備中表示MTYbの背景色は、赤色や白色以外の色で表示されてもよく、例えば、虹色で表示された場合には、大当りが確定するようにしてもよい。また、この演出例では、CUM準備中表示MTYbの背景色を変化する例を示したが、CUM準備中表示MTYbの形状を変化させるようにしてもよい。その後は、図172(A2)〜同図(A3)に示す演出が行われる。なお、図172(A1)〜同図(A3)の期間において行われる演出は、CUM準備中表示MTYbの背景色が異なる点を除いて、図167(A3)〜同図(A9)に示す演出と同様であるので、説明を省略する。
図172(B1)〜同図(B4)は、図171(A3)の変形例であり、CUM準備中表示MTYの表示中において、吹き出しの背景色が変化する様子を示している。なお、図172(B1)に示す演出は、図162(A3)と同じであるので、説明を省略する。
図172(B2)では、CUM準備中表示MTYが表示開始された後、サボハニのキャラクタSBHが赤色の炎に包まれるエフェクトEF107の表示が行われ、CUM準備中表示MTYがランクアップすることが報知されている。すなわち、この演出例では、CUM準備中表示MTYの構成要素であるサボハニのキャラクタSBHによりCUM準備中表示MTYのランクアップの演出が行われている様子が示されている。
すると、図172(B3)に示すように、サボハニのキャラクタSBHの近傍に表示されている吹き出しの背景色が白色から赤色に変化し、CUM準備中表示MTYがランクアップしたことが報知される。なお、この演出例では、炎のエフェクトEF107の色を、ランクアップ後の吹き出しの背景色に合わせて赤色で表示したが、赤色以外の色で表示してもよい。また、炎のエフェクトEF107の表示色により、ランクアップ後のCUM準備中表示MTYのランクを予告するようにしてもよく、例えば、炎のエフェクトEF107の表示色が虹色である場合には、ランクアップ後のCUM準備中表示MTYの吹き出しの背景色も虹色に変化し、大当りが確定することが報知されるようにしてもよい。すなわち、炎のエフェクトEF107が虹色で表示された場合には、その時点で大当りが確定することが報知されてもよいということもできる。また、エフェクトEF107によるCUM準備中表示MTYのランクアップの予告が行われても、CUM準備中表示MTYがランクアップしない場合があってもよい。
その後、図172(B4)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、図171(A4)の変形例であり、左図柄と右図柄にそれぞれ「装飾7」が停止表示されてリーチ状態が形成され、揺れ変動表示が行われている様子が示されている。CUM準備中表示MTYにおける吹き出しの色は、引き続き赤色で表示されている。
図172(C1)〜同図(C6)は、CUM準備中表示MTYの表示中において、吹き出しの背景色が変化する別の演出パターンを示している。
図172(C1)は、図162(A3)に続く演出であり、予告アイコンYIがストックされている様子が示されている。この予告アイコンYIは、例えば、図120〜図147に示されるいずれの演出例により出現されるものである。
その後、図172(C2)に示すように、箱が閉じた表示態様である態様aの予告アイコンYIが使用され、箱が開いた表示態様である態様dに変化し、箱の中からランクアップを予告する「UP」の予告表示が飛び出すアニメーションが表示される。ここで出現した「UP」の表示は、CUM準備中表示MTYのランクアップを予告する表示である。なお、予告アイコンYIが使用される前、すなわち箱が開く前に、箱が開くことを事前に予告する演出(例えば、箱がカタカタと振動するアニメーション演出等)を行ってもよい。また、このような演出を行った場合、実際に箱は、必ず開いてもよいし、開かない場合があってもよい。
図172(C3)では、使用された予告アイコンYIが消え、「UP」の予告表示が右図柄表示領域208cに表示されている。図172(C4)では、その「UP」の予告表示を用いた昇格アニメが開始される。図172(C4)では、「UP」の予告表示が、右図柄表示領域208cで光の玉EF108に変化した後、CUM準備中表示MTYのサボハニのキャラクタSBHの近傍に表示されている吹き出しにめがけて飛んでいき、吹き出しにぶつかっている様子が示されている。なお、この演出例において、昇格アニメが行われることなくCUM準備中表示MTYがランクアップしてもよいし、昇格アニメが行われてCUM準備中表示MTYがランクアップする場合と、昇格アニメが行われることなくCUM準備中表示MTYがランクアップする場合とがあってもよい。このように、この演出例では、CUM準備中表示MTYの構成要素以外の要素により予告表示を行い、CUM準備中表示MTYのランクアップが行われている様子が示されている。
すると、図172(C5)に示すように、サボハニのキャラクタSBHの近傍に表示されている吹き出しの背景色が白色から赤色に変化し、CUM準備中表示MTYがランクアップしたことが報知される。なお、CUM準備中表示MTYのランクアップ後は、吹き出しの背景色が白色から赤色に変化する場合に限らず、他の色に変化する場合があってもよい。また、昇格アニメが行われたにも拘らず、CUM準備中表示MTYがランクアップしない場合があってもよい。
その後、図172(C6)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、左図柄と右図柄にそれぞれ「装飾7」が停止表示されてリーチ状態が形成され、揺れ変動表示が行われている様子が示されている。CUM準備中表示MTYにおける吹き出しの色は、引き続き赤色で表示されている。
図172(D1)〜同図(D3)は、CUM準備中表示MTYの表示中において、吹き出しの背景色が変化する別の演出パターンを示している。なお、図172(D1)に示す演出は、図162(A3)と同じであるので、説明を省略する。
図172(D2)では、CUM準備中表示MTYが表示開始された後、CUM準備中表示MTYの全体が大きな炎に包まれるエフェクトEF109の表示が行われ、CUM準備中表示MTYがランクアップすることが報知されている。すなわち、この演出例では、CUM準備中表示MTYの構成要素以外の要素により予告表示を行い、CUM準備中表示MTYのランクアップが行われている様子が示されている。
すると、図172(D3)に示すように、サボハニのキャラクタSBHの近傍に表示されている吹き出しの背景色が白色から赤色に変化し、CUM準備中表示MTYがランクアップしたことが報知される。なお、CUM準備中表示MTYのランクアップ後は、吹き出しの背景色が白色から赤色に変化する場合に限らず、他の色に変化する場合があってもよい。また、エフェクトEF109によるCUM準備中表示MTYのランクアップの予告が行われても、CUM準備中表示MTYがランクアップしない場合があってもよい。また、図172(D2´)に示すように、炎のエフェクトEF109の色を変化後のCUM準備中表示MTYの吹き出しの背景色と同じ色(この演出例では、赤色)にしてもよく、これにより、ランクアップ後のCUM準備中表示MTYのランクを予告するようにしてもよい。さらに、図172(D3´)に示すように、ランクアップ後のCUM準備中表示MTYの吹き出しの色が虹色に変化する場合があってもよく、この場合、大当り確定であることが報知される。なお、図171(A3)に示すように、CUM準備中表示MTYの吹き出しの色が最初から虹色で表示されてもよい。
図172(E1)〜同図(E6)は、CUM準備中表示MTYの表示中において、タイマ予告が行われた結果、吹き出しの背景色が変化する演出パターンを示している。なお、図172(E1)に示す演出は、図162(A3)と同じであるので、説明を省略する。
図172(E2)では、タイマ予告演出が開始されており、例えば、タイマ予告表示TM1が表示画面の右端からフレームインし、表示画面の中央右側に表示されている。このタイマ予告表示TM1におけるタイマ表示は「03:00」となっており、タイマ表示のカウントダウンが開始された後、3秒後に或る予告(この演出例では、CUM準備中表示MTYのランクアップ)が行われることが示唆されている。タイマ予告表示TM1では、その後、タイマ表示のカウントダウンが開始される。すなわち、この演出例では、CUM準備中表示MTYの構成要素以外の要素により予告表示を行い、CUM準備中表示MTYのランクアップが行われている様子が示されている。
その後、図172(E3)〜同図(E4)に示すように、タイマ予告表示TM1におけるカウントダウンは、「00:00」となるまで継続して行われる。
タイマ予告表示TM1における表示が「00:00」となり、カウントダウンが完了すると、図172(E5)に示すように、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示に替えて予告への注目を促す旨の「注目」の文字が表示される。
すると、図172(E6)に示すように、サボハニのキャラクタSBHの近傍に表示されている吹き出しの背景色が白色から赤色に変化し、CUM準備中表示MTYがランクアップしたことが報知される。なお、CUM準備中表示MTYのランクアップ後は、吹き出しの背景色が白色から赤色に変化する場合に限らず、他の色に変化する場合があってもよい。
図173は、チャンスアップメータ準備中表示の表示態様の変化演出の別のパターンについて説明する図である。
図173(A1)〜同図(A7)は、CUM準備中表示MTYの表示がチャンスアップメータCMTによる演出の先読み予告であり、CUM準備中表示MTYが複数回の図柄変動に跨いで表示される場合においてランクアップする演出パターンを示している。なお、図173(A1)〜同図(A6)に示す演出は、図163(C1)〜同図(C6)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
その後、炎のエフェクトEF101が消去されると、図173(A7)に示すように、CUM準備中表示MTYが再び表示されるが、この演出例では、再表示された結果、CUM準備中表示MTYのサボハニのキャラクタSBHの近傍に表示される吹き出しの背景色が白色から赤色に変化しており、CUM準備中表示MTYがランクアップしている様子が示されている。なお、CUM準備中表示MTYのランクアップ後は、吹き出しの背景色が白色から赤色に変化する場合に限らず、他の色に変化する場合があってもよい。この演出例における吹き出しの背景色は、例えば、白色(デフォルト色)、赤色(期待度大)、虹色(大当り確定)の3種類が用意されており、再表示前と再表示後でいずれも白色で変化しないパターンと、再表示前と再表示後でいずれも赤色で変化しないパターンと、再表示前と再表示後でいずれも虹色で変化しないパターンと、再表示前は白色で再表示後は赤色に変化するパターンと、再表示前は白色で再表示後は虹色に変化するパターンと、再表示前は赤色で再表示後は虹色に変化するパターンと、第1段階では白色で表示され、第1回目の再表示後で赤色に変化し、第2回目の再表示後で虹色に変化するパターンとのいずれかの表示パターンで表示されるように構成されている。また、白色の背景色の吹き出しと赤色の背景色の吹き出しの間の期待度である表示態様の吹き出しや、赤色の背景色の吹き出しと虹色の背景色の吹き出しの間の期待度である表示態様の吹き出しが用意されてもよい。また、吹き出しの背景色が変化する可能性があることを示唆する吹き出しの表示態様(例えば、白点滅の表示態様の吹き出し)があってもよい。このことは、本明細書において記載されたいずれの実施形態においても適用可能である。
図173(B1)〜同図(B8)は、CUM準備中表示MTYの表示がチャンスアップメータCMTによる演出の先読み予告であり、CUM準備中表示MTYが複数回の図柄変動に跨いで表示される場合においてランクアップする別の演出パターンを示している。なお、図173(B1)〜同図(B6)に示す演出は、図163(D1)〜同図(D6)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図173(B7)では、保留アイコンh11に対応する図柄変動表示が開始した後、サボハニのキャラクタSBHが赤色の炎に包まれるエフェクトEF107の表示が行われ、CUM準備中表示MTYがランクアップすることが報知されている様子が示されている。なお、サボハニのキャラクタSBHが炎に包まれるエフェクトEF107が表示開始されてCUM準備中表示MTYのランクアップ演出が開始されるタイミングは、上述したものに限定されず、適宜のタイミングで開始することができ、例えば、装飾図柄の仮停止表示中であってもよいし、装飾図柄の確定表示中であってもよいし、他のリーチ演出中であってもよい。また、CUM準備中表示MTYがランクアップするタイミングも上述したいずれのタイミングであってもよい。
上述したようにしてCUM準備中表示MTYのランクアップ演出が完了すると、図173(B8)に示すように、サボハニのキャラクタSBHの近傍に表示されている吹き出しの背景色が白色から赤色に変化し、CUM準備中表示MTYがランクアップしたことが報知される。なお、この演出例では、炎のエフェクトEF107の色を、ランクアップ後の吹き出しの背景色に合わせて赤色で表示したが、赤色以外の色で表示してもよい。また、炎のエフェクトEF107の表示色により、ランクアップ後のCUM準備中表示MTYのランクを予告するようにしてもよく、例えば、炎のエフェクトEF107の表示色が虹色である場合には、ランクアップ後のCUM準備中表示MTYの吹き出しの背景色も虹色に変化し、大当りが確定することが報知されるようにしてもよい。すなわち、炎のエフェクトEF107が虹色で表示された場合には、その時点で大当りが確定することが報知されてもよいということもできる。また、エフェクトEF107によるCUM準備中表示MTYのランクアップ演出が行われても、CUM準備中表示MTYがランクアップしない場合があってもよい。
図173(C1)〜同図(C4)は、ランクアップしたCUM準備中表示MTYの別の表示態様を示している。
図173(C1)は、例えば、図162(A2)に続く演出であり、CUM準備中表示MTYが表示開始された様子が示されている。この演出例では、CUM準備中表示MTYの表示態様が、図171(A3)に示すCUM準備中表示MTYの表示態様と異なっており、CUM準備中表示MTYを構成するメータ部分の色が赤色となっており、メータ部分の色が白色の場合よりもチャンスアップ予告が発生しやすくなっており、また、大当り図柄態様が確定表示されやすくなっている。なお、メータ部分の色が赤色の場合には、表示されたチェックポイント(例えば、この演出例では、3つのチェックポイントCP1〜CP3)の全てにおいてチャンスアップ予告が発生してもよいし、3つのチェックポイントのうちの1つまたは2つにおいてのみチャンスアップ予告が発生する場合があってもよい。また、メータ部分の色が赤色となっても、チャンスアップ予告が1度も発生しない場合があってもよい。また、メータ部分の色が赤色である場合には、チャンスアップメータCMTによる演出においてチャンスアップ予告が必ずn回(n=1以上)発生するようにしてもよい。また、メータ部分の色は、赤色や白色以外の色で表示されてもよく、例えば、虹色で表示された場合には、大当りが確定するようにしてもよい。また、この演出例では、メータ部分の色を変化する例を示したが、メータ部分の形状を変化させるようにしてもよい。その後は、図173(C2)〜同図(C4)に示す演出が行われる。なお、図173(C2)〜同図(C4)に示す演出は、CUM準備中表示MTYの表示態様が上述した点で異なっている他は、図171(A4)〜同図(A6)と同じであるので、説明を省略する。なお、この演出例では、図173(C4)に示すように、CUM準備中表示MTYからチャンスアップメータCMTに切り替わると、メータ部分が白色となりデフォルトの表示態様となる。なお、チャンスアップメータCMTに切替表示された後も、メータ部分の色が赤色とされてもよい。
図173(D1)〜同図(D4)は、ランクアップしたCUM準備中表示MTYの別の表示態様を示している。
図173(D1)は、例えば、図162(A2)に続く演出であり、CUM準備中表示MTYが表示開始された様子が示されている。この演出例では、CUM準備中表示MTYの表示態様が、図171(A3)に示すCUM準備中表示MTYの表示態様と異なっており、CUM準備中表示MTYを構成するサボハニのキャラクタSBH自体の色が赤色となっており、サボハニのキャラクタSBHの色がデフォルト色である場合よりもチャンスアップ予告が発生しやすくなっており、また、大当り図柄態様が確定表示されやすくなっている。なお、サボハニのキャラクタSBHの色が赤色の場合には、表示されたチェックポイント(例えば、この演出例では、3つのチェックポイントCP1〜CP3)の全てにおいてチャンスアップ予告が発生してもよいし、3つのチェックポイントのうちの1つまたは2つにおいてのみチャンスアップ予告が発生する場合があってもよい。また、サボハニのキャラクタSBHの色が赤色となっても、チャンスアップ予告が1度も発生しない場合があってもよい。また、サボハニのキャラクタSBHの色が赤色である場合には、チャンスアップメータCMTによる演出においてチャンスアップ予告が必ずn回(n=1以上)発生するようにしてもよい。また、サボハニのキャラクタSBHの色は、赤色やデフォルト色以外の色で表示されてもよく、例えば、虹色で表示された場合には、大当りが確定するようにしてもよい。また、この演出例では、サボハニのキャラクタSBHの色を変化する例を示したが、サボハニのキャラクタSBHの形状を変化させるようにしてもよい。また、サボハニのキャラクタSBHとは別のキャラクタが表示されてもよい。その後は、図173(D2)〜同図(D4)に示す演出が行われる。なお、図173(D2)〜同図(D4)に示す演出は、CUM準備中表示MTYの表示態様が上述した点で異なっている他は、図171(A4)〜同図(A6)と同じであるので、説明を省略する。なお、この演出例では、図173(D4)に示すように、CUM準備中表示MTYからチャンスアップメータCMTに切り替わると、サボハニのキャラクタSBHの色がデフォルト色となりデフォルトの表示態様となる。なお、チャンスアップメータCMTに切替表示された後も、サボハニのキャラクタSBHの色が赤色とされてもよい。
図174は、チャンスアップメータ準備中表示の表示態様の変化演出の別のパターンについて説明する図である。
図174(A1)〜同図(A4)は、CUM準備中表示MTYの別の表示態様を示している。
図174(A1)は、例えば、図162(A2)に続く演出であり、CUM準備中表示MTYが表示開始された様子が示されている。この演出例では、CUM準備中表示MTYの表示態様が、図162(A3)に示すCUM準備中表示MTYの表示態様と異なっており、CUM準備中表示MTYを構成するサボハニのキャラクタSBHが姫のキャラクタHMEに変更されており、ハズレ図柄表示態様が確定表示される場合よりも大当り図柄表示態様が確定表示される場合の方が、サボハニのキャラクタSBHが表示される場合よりも姫のキャラクタHMEに表示されやすくなっている。なお、姫のキャラクタHMEが表示された場合には、表示されたチェックポイント(例えば、この演出例では、3つのチェックポイントCP1〜CP3)の全てにおいてチャンスアップ予告が発生してもよいし、3つのチェックポイントのうちの1つまたは2つにおいてのみチャンスアップ予告が発生する場合があってもよい。また、姫のキャラクタHMEが表示されても、チャンスアップ予告が1度も発生しない場合があってもよい。また、姫のキャラクタHMEが表示された場合には、チャンスアップメータCMTによる演出においてチャンスアップ予告が必ずn回(n=1以上)発生するようにしてもよい。また、姫のキャラクタHMEが表示された場合には、大当りが確定するようにしてもよい。また、この演出例では、サボハニのキャラクタSBHのに替えて姫のキャラクタHMEが表示される例を示したが、姫のキャラクタHMEとは別のキャラクタが表示される場合があってもよい。また、CUM準備中表示MTYにおいて表示されるキャラクタを予め遊技者が選択できるようにしてもよく、例えば、遊技者が、予め姫のキャラクタHMEが登場するように設定した場合には、CUM準備中表示MTYにおいて姫のキャラクタHMEが表示されるようにしてもよく、登場するキャラクタが選択されていない場合には、デフォルトのキャラクタとしてサボハニのキャラクタSBHが表示されるようにしてもよい。その後は、図174(A2)〜同図(A4)に示す演出が行われる。なお、図174(A2)〜同図(A4)に示す演出は、CUM準備中表示MTYの表示態様が上述した点で異なっている他は、図171(A4)〜同図(A6)と同じであるので、説明を省略する。なお、この演出例では、図174(A4)に示すように、CUM準備中表示MTYからチャンスアップメータCMTに切り替わると、姫のキャラクタHMEからサボハニのキャラクタSBHに切り替わっている。なお、チャンスアップメータCMTに切替表示された後も、引き続き姫のキャラクタHMEが表示されていてもよい。
図174(B1)〜同図(B7)は、CUM準備中表示MTYのランクアップ演出の別のパターンを示している。
図174(B1)は、例えば、図162(A2)に続く演出であり、CUM準備中表示MTYが表示開始された様子が示されている。
その後、図174(B2)では、CUM準備中表示MTYを構成するサボハニのキャラクタSBHの近傍に表示される吹き出しの近傍に小さいサイズのボタン画像136asと小さいサイズの残時間表示メータMTsとが表示開始され、演出ボタン136(チャンスボタン136)の操作を促している様子が示されている。なお、図174(B2)に示すタイミングでは、操作有効期間は未だ開始されていない。
その後、図174(B3)に示すタイミングで演出ボタン136(チャンスボタン136)の操作有効期間が開始され、図174(B4)では、操作有効期間が開始されてからの経過時間に応じて残時間表示メータMTsのゲージが減っている様子が示されている。なお、この小さいサイズのボタン画像136asを含み、複数のボタン画像が表示される場合があってもよく、この場合、演出ボタン136(チャンスボタン136)の1回の操作により、表示されているボタン画像の全てに対応する操作が受け付けられてもよいし、いずれか一つのボタン画像に対応する操作のみが受け付けられてもよい。また、先読み予告の実行に係るボタン演出と実行中の図柄変動表示の予告(以下、「当該変動予告」という場合がある)の実行に係るボタン演出とが同時に行われている場合には、演出ボタン136(チャンスボタン136)の操作により当該変動予告にかかるボタン演出に対応する演出ボタン136(チャンスボタン136)の操作を優先するようにしてもよいし、先読み予告にかかるボタン演出に対応する演出ボタン136(チャンスボタン136)の操作を優先するようにしてもよいし、1回の演出ボタン136(チャンスボタン136)の操作で、当該変動予告に係るボタン演出に対応する演出ボタン136(チャンスボタン136)の操作と先読み予告に係るボタン演出に対応する演出ボタン136(チャンスボタン136)の操作の両方が有効とされるようにしてもよい。また、先読み予告に係るボタン演出が複数同時に行われている場合において、演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作されると、いずれか一つの先読み予告に係るボタン演出に対応する演出ボタン136(チャンスボタン136)の操作のみを有効としてもよいし、実行中の複数の先読み予告に係るボタン演出に対応する演出ボタン136(チャンスボタン136)の全ての操作を有効としてもよい。また、当該変動予告に係るボタン演出が複数同時に行われている場合において、演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作されると、いずれか一つの当該変動予告に係るボタン演出に対応する演出ボタン136(チャンスボタン136)の操作のみを有効としてもよいし、実行中の複数の当該変動予告に係るボタン演出に対応する演出ボタン136(チャンスボタン136)の全ての操作を有効としてもよい。
その後、図174(B5)に示すタイミングで、遊技者により演出ボタン136(チャンスボタン136)が押下されると、図174(B6)に示すように、吹き出しが爆発するエフェクトEF110が表示される切替アニメが行われ、CUM準備中表示MTYがランクアップすることが報知されている。すなわち、この演出例では、CUM準備中表示MTYの構成要素とは別のボタン演出によりCUM準備中表示MTYのランクアップの演出が行われている様子が示されている。なお、切替アニメが行われなくてもよい。
その後、爆発のエフェクトEF110が消去されると、図174(B7)に示すように、CUM準備中表示MTYのサボハニのキャラクタSBHの近傍に表示される吹き出しの背景色が白色から赤色に変化しており、CUM準備中表示MTYがランクアップしている様子が示されている。なお、CUM準備中表示MTYのランクアップ後は、吹き出しの背景色が白色から赤色に変化する場合に限らず、他の色に変化する場合があってもよい。なお、この演出例では、操作有効期間において演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作されることによりCUM準備中表示MTYがランクアップするようにしたが、演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作されることなく操作有効期間が経過してもCUM準備中表示MTYがランクアップしてもよいし、演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作されることなく操作有効期間が経過した場合にはCUM準備中表示MTYがランクアップされなくてもよい。また、演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作されることなく操作有効期間が経過した場合にはCUM準備中表示MTYがランクアップする場合としない場合があってもよい。また、図174(B2)に示すようにボタン演出の表示が行われた場合には、必ずCUM準備中表示MTYがランクアップしてもよい。
図174(C1)〜同図(C6)は、チャンスアップメータCMTによる演出の別のパターンを示している。
図174(C1)は、例えば、図171(A5)に続く演出であり、CUM準備表示MTYからチャンスアップメータCMTに表示が切り替わっている様子が示されている。この演出例では、チャンスアップメータCMTにおいてチェックポイントが4つ配置されている点で図171(A5)に示すチャンスアップメータCMTとは異なっており、第1チェックポイントCP1と第2チェックポイントCP2との間に第4チェックポイントCP4が配置されている。すなわち、第4チェックポイントCP4にカーソルであるサボハニのキャラクタSBHが到達するとチャンスアップ予告が発生する可能性があることが報知されている。なお、CUM準備中表示MTYがランクアップされた表示態様で表示された場合には、図171(A5)に示すデフォルトの表示態様のチャンスアップメータCMTよりも、チェックポイントの数が増加したチャンスアップメータCMTが表示されやすいようにしてもよい。また、CUM準備中表示MTYがランクアップされた表示態様で表示された場合には、図171(A5)に示すデフォルトの表示態様のチャンスアップメータCMTよりも、チェックポイントの数が減少したチャンスアップメータCMTが表示されやすいようにしてもよい。また、CUM準備中表示MTYがランクアップされた表示態様で表示された場合と、CUM準備中表示MTYがデフォルトの表示態様で表示された場合とで、チャンスアップメータCMTにおけるチェックポイントの数が同じである場合があってもよい。また、CUM準備中表示MTYがランクアップされた表示態様で表示された場合には、図171(A5)に示すデフォルトの表示態様のチャンスアップメータCMTよりも、チェックポイントの数が増加したチャンスアップメータCMTが必ず表示されるようにしてもよい。また、CUM準備中表示MTYがランクアップされた表示態様で表示された場合には、図171(A5)に示すデフォルトの表示態様のチャンスアップメータCMTよりも、チェックポイントの数が減少したチャンスアップメータCMTが必ず表示されるようにしてもよい。
図174(C2)では、第1チェックポイントCP1でチャンスアップ予告が発生し、サボハニのキャラクタSBHがメータ上を進んでいる様子が示されている。
その後、図174(C3)に示すように、サボハニのキャラクタSBHが第4チェックポイントCP4に到達すると、殿様が構えている剣の刃先がキラキラと輝いているアニメーションが開始される。すなわち、この演出が第4チェックポイントCP4におけるチャンスアップ予告となっており、ハズレ図柄態様が確定表示される場合よりも大当り図柄態様が確定表示される場合の方がこのチャンスアップ予告が発生しやすくなっている。
すると、図174(C4)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニのキャラクタSBHの近傍に「チャンスアップ 切味のよい剣」の文字が付記された吹き出しが表示され、チャンスアップ予告が行われたことを報知している。なお、剣先が輝くアニメが開始するタイミングとサボハニのキャラクタSBHの吹き出しの表示開始のタイミングとが同じであってもよいし、剣先が輝くアニメが開始した後でサボハニのキャラクタSBHの吹き出しが表示されてもよいし、サボハニのキャラクタSBHの吹き出しの表示が開始された後で剣先が輝くアニメが開始されてもよい。なお、サボハニのキャラクタSBHは、剣先が輝くアニメの実行中は、第4チェックポイントCP4で停止するが、停止しないようにしてもよい。
その後、図174(C5)に示すように、チャンスアップメータCMTにおける第4チェックポイントCP4が赤色でマーキングされるとともに、予告が出現したことにより大当りの信頼度がアップしたことを示す「UP」の文字がその上方に表示され、予告が発生したことの履歴が示される。なお、「UP」の表示は、サボハニのキャラクタSBHによりオーバーラップされており、オーバーラップされていない状態である場合よりも視認困難とされている。また、発生した予告の内容を表示するようにしてもよい。
図174(C6)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニのキャラクタSBHが移動を開始した様子が示されている。このとき、「UP」の表示の一部についてオーバーラップが解消されたので、一部が視認可能とされている。
なお、この演出例において、サボハニのキャラクタSBHやチャンスアップメータCMTの表示態様がいずれもランクアップしていないデフォルトの表示態様とされているが、サボハニのキャラクタSBH及びチャンスアップメータCMTにおけるメータ部分のうちの少なくともいずれか一方がランクアップした表示態様で表示される場合があってもよい。この場合、チャンスアップメータCMTが表示開始した段階でサボハニのキャラクタSBHあるいはメータ部分がランクアップしていてもよいし、チャンスアップメータCMTが表示開始した段階ではサボハニのキャラクタSBHだけがランクアップしていて、チャンスアップメータCMTによる演出が行われている途中でメータ部分がランクアップする場合があってもよい。また、チャンスアップメータCMTが表示開始した段階ではメータ部分だけがランクアップしていて、チャンスアップメータCMTによる演出が行われている途中でサボハニのキャラクタSBHがランクアップする場合があってもよい。また、チャンスアップメータCMTが表示開始した時点でのみランクアップの表示態様で表示される場合があり、チャンスアップメータCMTによる演出が行われている最中では、ランクアップが行われないようにしてもよい。
図175は、チャンスアップメータによる演出中にチャンスアップメータがランクアップする様子を示す図である。ここで、図175(A1)〜同図(A5)に示す演出は、図170(A1)〜同図(A5)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図175(A6)では、CUM準備中表示MTYからチャンスアップメータCMTに表示が切り替わっている様子が示されている。この演出例では、CUM準備中表示MTYからチャンスアップメータCMTに表示が切り替わるタイミングで、チャンスアップメータCMTのメータ部分がデフォルト色である白色からランクアップした色である赤色で表示されている。すなわち、チャンスアップメータCMTがランクアップしている様子が示されている。これにより、各チェックポイントにおいてチャンスアップ予告が発生しやすく、また、最終的に大当り図柄態様で確定表示されやすくなることが示唆される。その後は、図175(A7)〜同図(A26)に示す演出が行われる。なお、図175(A6)及び図175(A7)におけるチャンスアップメータCMTのメータ部分の表示は、同じ表示態様となっている。また、図175(A7)〜同図(A26)に示す演出は、チャンスアップメータCMTにおけるメータ部分の色が異なる点を除いて、図171(A7)〜同図(A26)と同じであるので、説明を省略する。なお、ハズレ図柄態様が確定表示される場合よりも大当り図柄態様が確定表示される場合の方が、チャンスアップメータCMTの一部又は全部の表示態様がデフォルトの表示態様(例えば、デフォルト色、サボハニのキャラクタSBH等)よりもランクアップした表示態様(例えば、赤色、姫のキャラクタHME等)で表示されやすいように構成されていてもよい。
図176は、ランクアップしたチャンスアップメータの表示態様について説明する図である。
図176(A1)は、例えば、図175(A5)に続く演出であり、CUM準備中表示MTYからチャンスアップメータCMTに切り替わった様子が示されている。この演出例では、チャンスアップメータCMTが表示開始された段階で、サボハニのキャラクタSBH自体の色が赤色となっており、サボハニのキャラクタSBHの色がデフォルト色である場合よりもチャンスアップ予告が発生しやすくなっており、また、大当り図柄態様が確定表示されやすくなっている。すなわち、チャンスアップメータCMTがランクアップしている様子が示されている。なお、サボハニのキャラクタSBHの色が赤色の場合には、表示されたチェックポイント(例えば、この演出例では、3つのチェックポイントCP1〜CP3)の全てにおいてチャンスアップ予告が発生してもよいし、3つのチェックポイントのうちの1つまたは2つにおいてのみチャンスアップ予告が発生する場合があってもよい。また、サボハニのキャラクタSBHの色が赤色となっても、チャンスアップ予告が1度も発生しない場合があってもよい。また、サボハニのキャラクタSBHの色が赤色である場合には、チャンスアップメータCMTによる演出においてチャンスアップ予告が必ずn回(n=1以上)発生するようにしてもよい。また、サボハニのキャラクタSBHの色は、赤色やデフォルト色以外の色で表示されてもよく、例えば、虹色で表示された場合には、大当りが確定するようにしてもよい。また、この演出例では、サボハニのキャラクタSBHの色を変化する例を示したが、サボハニのキャラクタSBHの形状を変化させるようにしてもよい。また、サボハニのキャラクタSBHとは別のキャラクタが表示されてもよい。
図176(B1)は、図175(A5)に続く演出であり、ランクアップしたチャンスアップメータCMTの別の表示態様について示している。図176(B1)では、最終地点GPに配置されているプラカードの背景色がデフォルト色(例えば、白色)から赤色に変化しており、これによってもチャンスアップメータCMTがランクアップしていることを報知することができる。このとき、例えば、プラカードの特定の面(例えば、「V」や「発展」が表示された面)の背景色のみを赤色に変化させ、「×」が表示された面についてはデフォルト色で表示するようにしてもよいし、「×」が表示された面についても背景色を赤色に変化させるようにしてもよい。なお、この演出例では、最終地点GPの表示態様を変化させるようにしたが、開始地点SPの表示態様を変化させてチャンスアップメータCMTがランクアップしたことを報知するようにしてもよい。
図176(C1)は、図175(A5)に続く演出であり、ランクアップしたチャンスアップメータCMTの別の表示態様について示している。図176(C1)では、第2チェックポイントCP2がデフォルトの表示態様(方形状で白色の表示態様)とは異なる表示態様で表示されている様子が示されている。すなわち、チャンスアップメータCMTの一部又は全部の表示態様を異ならせてチャンスアップメータCMTがランクアップしていることを示唆する表示が行われている様子が示されている。この演出例では、第2チェックポイントCP2の表示態様が丸形で赤色の表示態様とされており、例えば、第2チェックポイントCP2に対応するチャンスアップ予告が必ず発生することを報知している。なお、他のチェックポイントの表示態様がランクアップした態様に変化してもよい。また、この演出例では、チェックポイントの形状および色を変化させるようにしたが、形状のみ変化してもよいし色のみが変化してもよい。
図176(D1)〜同図(D2)は、図162(A10)〜同図(A11)に示す演出に対応する演出を示しており、チャンスアップメータCMTによる演出が開始し、この演出例では、サボハニのキャラクタSBHの移動を開始することを報知する「START!!」の吹き出しの背景色が赤色となっている様子が示されており、これにより、チャンスアップメータCMTがランクアップしている様子が示唆されている。この「START!!」の吹き出しは、図176(D2)に示すように、その後消去される。この演出例では、「START!!」の吹き出しが表示されている時間が短いので、遊技者に「START!!」の表示に注目させやすくなる場合がある。なお、この演出例では、「START!!」の吹き出しが表示された後、所定時間が経過すると消去されるようにしたが、吹き出しがランクアップした表示態様である場合には、消去されないで、そのまま表示が維持されるようにしてもよい。また、この演出例では、吹き出しの背景色を変化させるようにしたが、吹き出しの文字の色が変化してもよい。また、吹き出しに表示される文字の内容が変化してもよいし、そのままの文字表記でもよい。
図176(E1)〜同図(E6)は、例えば、図175(A5)に続く別の演出例を示しており、図170(A6)〜同図(A11)に示す演出に対応している。
図176(E1)は、CUM準備中表示MTYからチャンスアップメータCMTに切り替わった様子が示されている。この演出例では、チャンスアップメータCMTを構成するサボハニのキャラクタSBHが姫のキャラクタHMEに変更されており、これにより、チャンスアップメータCMTがランクアップしていることを報知している。なお、姫のキャラクタHMEの近傍には、「START!!」の文字が表示された吹き出しがデフォルトの表示態様で表示されている。ここで、図176(E1)に示すチャンスアップメータCMTが表示される前に表示されていたCUM準備中表示MTYにおいて表示されていたキャラクタはサボハニのキャラクタSBHであってもよいし、姫のキャラクタHMEであってもよいし、その他のキャラクタであってもよい。この演出例では、CUM準備中表示MTYにおいてはサボハニのキャラクタSBHが表示されており、チャンスアップメータCMTに切り替わったときに姫のキャラクタHMEに変更された様子が示されている。その後は、図176(E2)〜同図(E6)に示す演出が行われる。なお、図176(E2)〜同図(E6)に示す演出は、チャンスアップメータCMTにおいて表示されているキャラクタが異なる点を除いて、図170(A7)〜同図(A11)と同じであるので、説明を省略する。
図176(F1)〜同図(F7)は、例えば、図175(A5)に続く別の演出例を示しており、チャンスアップメータCMTによる演出の実行中にチャンスアップメータCMTがランクアップする様子を示している。
図176(F1)は、CUM準備中表示MTYからチャンスアップメータCMTに切り替わった様子が示されている。この演出例では、予告アイコンYIがストックされている様子が示されている。この予告アイコンYIは、例えば、図120〜図147に示されるいずれの演出例により出現されるものである。
図176(F2)は、図175(A10)に対応する演出である。すなわち、図176(F1)〜同図(F2)の期間では、例えば、予告アイコンYIが表示されている点を除いて、図175(A6)〜同図(A10)に示して上述した演出が行われている。その後、図176(F3)では、第1チェックポイントCP1においてチャンスアップ予告が発生した後、演出が進行し、サボハニのキャラクタSBHが第2チェックポイントCP2に向かっている様子が示されている。
その後、図176(F4)に示すように、箱が閉じた表示態様である態様aの予告アイコンYIが使用され、箱が開いた表示態様である態様dに変化し、箱の中からランクアップを予告する「UP」の予告表示が飛び出すアニメーションが表示される。ここで出現した「UP」の表示は、チャンスアップメータCMTのランクアップを予告する表示である。なお、予告アイコンYIが使用される前、すなわち箱が開く前に、箱が開くことを事前に予告する演出(例えば、箱がカタカタと振動するアニメーション演出等)を行ってもよい。また、このような演出を行った場合、実際に箱は、必ず開いてもよいし、開かない場合があってもよい。
図176(F5)では、使用された予告アイコンYIが消え、「UP」の予告表示が右図柄表示領域208cに表示されている。図176(F5)では、その「UP」の予告表示を用いた昇格アニメが開始される。図176(F6)では、「UP」の予告表示が、右図柄表示領域208cで光の玉に変化した後、チャンスアップメータCMTにめがけて飛んでいき、チャンスアップメータCMTにぶつかっている様子が示されている。このとき、チャンスアップメータCMTの少なくとも一部を覆うように爆発のエフェクトEF111が表示される。なお、この演出例において、昇格アニメが行われることなくチャンスアップメータCMTがランクアップしてもよいし、昇格アニメが行われてチャンスアップメータがランクアップする場合と、昇格アニメが行われることなくチャンスアップメータCMTがランクアップする場合とがあってもよい。このように、この演出例では、チャンスアップメータCMTの構成要素以外の要素により予告表示を行い、チャンスアップメータCMTのランクアップが行われている様子が示されている。
すると、図176(F7)に示すように、チャンスアップメータCMTのメータ部分の色が白色から赤色に変化し、チャンスアップメータCMTがランクアップしたことが報知される。なお、チャンスアップメータCMTのランクアップ後は、メータ部分が白色から赤色に変化する場合に限らず、他の色に変化する場合があってもよい。また、昇格アニメが行われたにも拘らず、チャンスアップメータCMTがランクアップしない場合があってもよい。
図176(G1)〜同図(G7)は、例えば、図175(A5)に続く別の演出例を示しており、タイマ予告によりチャンスアップメータCMTがランクアップする様子を示している。
図176(G1)は、CUM準備中表示MTYからチャンスアップメータCMTに切り替わった様子が示されている。チャンスアップメータCMTは、デフォルトの表示態様とされている。
図176(G2)は、図175(A10)に対応する演出である。すなわち、図176(G1)〜同図(G2)の期間では、例えば、図175(A6)〜同図(A10)に示して上述した演出が行われている。その後、図176(G3)では、第1チェックポイントCP1においてチャンスアップ予告が発生した後、演出が進行し、サボハニのキャラクタSBHが第2チェックポイントCP2に向かっている様子が示されている。また、この演出例では、タイマ予告演出が開始されており、例えば、タイマ予告表示TM1が表示画面の右端からフレームインし、表示画面の中央右側に表示されている。このタイマ予告表示TM1におけるタイマ表示は「03:00」となっており、タイマ表示のカウントダウンが開始された後、3秒後に或る予告(この演出例では、チャンスアップメータCMTのランクアップ)が行われることが示唆されている。タイマ予告表示TM1では、その後、タイマ表示のカウントダウンが開始される。すなわち、この演出例では、チャンスアップメータCMTの構成要素以外の要素により予告表示を行い、チャンスアップメータCMTのランクアップが行われている様子が示されている。なお、タイマ表示のカウントダウンは、タイマ予告表示TM1が表示されてから開始されてもよいし、タイマ予告表示TM1が出現するアニメーションの実行中に開始されてもよい。
その後、図176(G4)〜同図(G5)に示すように、タイマ予告表示TM1におけるカウントダウンは、「00:00」となるまで継続して行われる。
タイマ予告表示TM1における表示が「00:00」となり、カウントダウンが完了すると、図176(G6)に示すように、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示に替えて予告への注目を促す旨の「注目」の文字が表示される。なお、この演出では、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「00:00」となった後、「注目」の文字を表示した後で、チャンスアップメータCMTのランクアップを行うが、「注目」の文字を表示することなく、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「00:00」となると、チャンスアップメータCMTのランクアップが行われてもよい。また、「注目」の文字が表示されてからチャンスアップメータCMTのランクアップが行われる場合と、「注目」の文字が表示されることなくチャンスアップメータCMTのランクアップが行われる場合があってよい。
すると、図176(G7)に示すように、チャンスアップメータCMTのメータ部分の色がデフォルト色である白色から赤色に変化し、チャンスアップメータCMTがランクアップしたことが報知される。なお、チャンスアップメータCMTのランクアップ後は、メータ部分の色が白色から赤色に変化する場合に限らず、他の色に変化する場合があってもよい。
図177は、チャンスアップメータのランクアップの別のパターンについて説明する図である。
図177(A1)〜同図(A7)は、例えば、図175(A5)に続く別の演出例を示しており、チャンスアップメータCMTによる演出の実行中にチャンスアップメータCMTがランクアップする様子を示している。
図177(A1)は、CUM準備中表示MTYからチャンスアップメータCMTに切り替わった様子が示されている。このとき、チャンスアップメータCMTは、デフォルトの表示態様とされている。
図177(A2)は、図175(A10)に対応する演出である。すなわち、図177(A1)〜同図(A2)の期間では、例えば、図175(A6)〜同図(A10)に示して上述した演出が行われている。その後、図177(A3)では、第1チェックポイントCP1においてチャンスアップ予告が発生した後、演出が進行し、サボハニのキャラクタSBHが第2チェックポイントCP2に向かっている様子が示されている。
その後、図177(A4)では、サボハニのキャラクタSBHがメータ上で立ち止まり、ランクアップアニメが開始される様子が示されている。ランクアップアニメが開始されると、図177(A5)に示すように、サボハニのキャラクタSBHの全体を覆うように、スモークのエフェクトEF112が表示される。
すると、図177(A6)に示すように、チャンスアップメータCMTを構成するサボハニのキャラクタSBH自体の色がデフォルト色から赤色に変化し、チャンスアップ予告が発生しやすくなっており、また、大当り図柄態様が確定表示されやすくなっていることが示唆される。なお、サボハニのキャラクタSBHの色が赤色の場合には、表示されたチェックポイント(例えば、この演出例では、3つのチェックポイントCP1〜CP3)の全てにおいてチャンスアップ予告が発生してもよいし、3つのチェックポイントのうちの1つまたは2つにおいてのみチャンスアップ予告が発生する場合があってもよい。また、サボハニのキャラクタSBHの色が赤色となっても、チャンスアップ予告が1度も発生しない場合があってもよい。また、サボハニのキャラクタSBHの色が赤色である場合には、チャンスアップメータCMTによる演出においてチャンスアップ予告が必ずn回(n=1以上)発生するようにしてもよい。また、サボハニのキャラクタSBHの色は、赤色やデフォルト色以外の色で表示されてもよく、例えば、虹色で表示された場合には、大当りが確定するようにしてもよい。また、この演出例では、サボハニのキャラクタSBHの色を変化する例を示したが、サボハニのキャラクタSBHの形状を変化させるようにしてもよい。また、サボハニのキャラクタSBHとは別のキャラクタが表示されてもよい。その後は、図177(A7)に示すように、サボハニのキャラクタSBHがメータ上の進行を再開し、第2チェックポイントCP2に向かう。なお、この演出例において、ランクアップアニメが行われたにも拘らず、サボハニのキャラクタSBHの表示態様が変化しない場合があってもよい。
図177(B1)〜同図(B8)は、例えば、図171(A5)に続く別の演出例を示しており、チャンスアップメータCMTによる演出の実行中にチャンスアップメータCMTがランクアップする様子を示している。なお、図177(B1)〜同図(B2)に示す演出は、図177(A1)〜同図(A2)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図177(B3)は、チャンスアップメータCMTのメータ上を進行するサボハニのキャラクタSBHの近傍に「次のポイント チャンスアップ演出高確率」の文字が付された吹き出しが表示されている様子を示している。この吹き出しの表示により、サボハニのキャラクタSBHが次に到達する第2チェックポイントCP2において、チャンスアップ予告が発生しやすいことを報知している。なお、例えば、図177(B3)に示す吹き出しに替えて、図177(B3´)に示すように、「次のポイント チャンスアップ演出発生!!」の文字が付された吹き出しが表示される場合があってもよく、これにより、第2チェックポイントCP2において必ずチャンスアップ予告が発生することを報知するようにしてもよい。また、図177(B3´´)に示すように、「次のポイント チャンスアップ演出発生か」の文字が付された吹き出しが表示される場合があってもよく、この場合は、第2チェックポイントCP2において、チャンスアップ予告が発生する場合もあるが、発生しない場合もあることを示唆することができる。図177(B3´´)に示す吹き出しが表示された場合は、例えば、図177(B3)に示す吹き出しが表示された場合よりも第2チェックポイントCP2でチャンスアップ予告が発生し難いようにしてもよい。また、吹き出しに「高確率中」のみ表示することにより、特定のチェックポイントに拘らず、いずれのチェックポイントにおいてもチャンスアップ予告が発生しやすいことを示唆するようにしてもよい。なお、図177(B3)の「次のポイント チャンスアップ演出高確率」の文字が付された吹き出しのみが表示されてもよく、図177(B3´)の「次のポイント チャンスアップ演出発生!!」の文字が付された吹き出しのみが表示されてもよい。また、図177(B3)の「次のポイント チャンスアップ演出高確率」の文字が付された吹き出し及び/又は図177(B3´)の「次のポイント チャンスアップ演出発生!!」の文字が付された吹き出しが表示される場合と、図177(B3´´)の文字が付された吹き出しが表示される場合があってもよい。
すると、図177(B4)に示すように、第2チェックポイントCP2の表示態様がデフォルトの表示態様からチャンスアップの表示態様(丸形で赤色の表示態様)に変化する。すなわち、チャンスアップメータCMTの一部又は全部の表示態様を異ならせてチャンスアップメータCMTがランクアップしていることを示唆する表示が行われている様子が示されている。なお、表示態様が変化してランクアップしたチェックポイントにおいてチャンスアップ予告が必ず発生してもよい。その後、図177(B5)〜同図(B8)に示す演出が行われる。なお、図177(B5)〜同図(B8)の期間において行われる演出は、チャンスアップメータCMTの第2チェックポイントCP2の表示態様が異なっている点以外は、図171(A12)〜同図(A17)に示して上述した演出と同じであるので、説明を省略する。
図177(C1)〜同図(C6)は、例えば、図170(A24)に続く別の演出例を示しており、復活演出が行われている様子を示している。
図177(C1)は、スーパーリーチが行われた結果、殿様が剣豪に倒され、左図柄、中図柄、右図柄の装飾図柄総てが再び通常の濃さで表示された様子が示されている。
その後、図177(C2)では、最終地点GPにいるサボハニのキャラクタSBHが何かに気づく様子が示されている。すなわち、サボハニのキャラクタSBHにより復活演出が発生することを予告している。
すると、図177(C3)に示すように、姫のキャラクタとともに「頑張って!!」の文字が付された復活カットインPCIが表示され、その後、図177(C4)に示すように、大きく表示された殿様のキャラクタYMNが刀を持って出現する。このとき、殿様のキャラクタYMNは、チャンスアップメータCMTの一部の前面側に重なるように表示されており、一部が視認困難とされている。なお、殿様のキャラクタYMNの一部がチャンスアップメータCMTによってオーバーラップされ、殿様のキャラクタYMNの一部が視認困難とされてもよい。また、殿様のキャラクタYMNがチャンスアップメータCMTに重ならない位置に表示されるようにしてもよいし、殿様のキャラクタYMNとチャンスアップメータCMTとが重なる場合と重ならない場合とがあってもよい。また、殿様のキャラクタYMNが出現すると、殿様のキャラクタYMNとチャンスアップメータCMNとが必ず重なるようにしてもよい。なお、この演出例では、サボハニのキャラクタSBHにより復活演出が発生することを予告された後に復活カットインPCIが表示されているが、サボハニのキャラクタSBHによって復活演出が発生することが予告されずに復活カットインPCIが表示されてもよいし、サボハニのキャラクタSBHにより復活演出が発生することを予告してから復活演出が発生する場合と、サボハニのキャラクタSBHによる復活演出が発生することを予告せずに復活演出が発生する場合があってもよい。
その後、図177(C5)に示すように、殿様のキャラクタYMNは、表示画面の左上隅部から右下隅部にかけて刀を切り付け、停止表示している中図柄としての「装飾6」を切断する演出が行われる。
すると、図177(C6)に示すように、中図柄が「装飾6」から「装飾7」に変更され、「装飾7−装飾7−装飾7」の大当りの装飾図柄の組み合わせが導出され、大当りとなったことが報知される。このとき、チャンスアップメータCMTの最終地点GPにおけるプラカードは、「×」の表示から「V」の表示に変更され、この表示においても大当りとなったことが報知されている。
この演出例では、例えば、ハズレの装飾図柄の組み合わせが導出されたときにチャンスアップメータCMTが消去されずに表示が維持されると、復活演出が行われる様子が示されている。なお、この場合において、復活演出が行われない場合があってもよい。
図178は、ランクアップしたチャンスアップメータ準備中表示MTYがチャンスアップメータCMTに切り替わっても引き続きランクアップされた表示態様で表示されている様子を示す図である。
図178(A1)〜同図(A5)は、図175(A3)に続く演出であり、CUM準備中表示MTYを構成するメータ部分の色が赤色となっている状態でチャンスアップメータCMTに切り替わった場合に、チャンスアップメータCMTのメータ部分が引き続き赤色となっている様子を示している。なお、図178(A1)〜同図(A3)に示す演出は、図173(C1)〜同図(C3)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図178(A4)では、CUM準備中表示MTYからチャンスアップメータCMTに表示が切り替わっている様子が示されている。この演出例では、CUM準備中表示MTYからチャンスアップメータCMTに表示が切り替わってもチャンスアップメータCMTのゲージ部分は引き続き赤色となっている。すなわち、CUM準備中表示MTYがチャンスアップした場合には、チャンスアップメータCMTに表示が切り替わってもチャンスアップの状態が引き継がれる様子が示されている。その後は、図178(A5)に示す演出が行われる。なお、図178(A5)に示す演出は、図175(A7)と同じであるので、説明を省略する。
図178(B1)〜同図(B5)は、図175(A3)に続く演出であり、CUM準備中表示MTYを構成するサボハニのキャラクタSBHの色が赤色となっている状態でチャンスアップメータCMTに切り替わった場合に、チャンスアップメータCMTのサボハニのキャラクタSBHが引き続き赤色となっている様子を示している。なお、図178(B1)〜同図(B3)に示す演出は、図173(D1)〜同図(D3)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図178(B4)では、CUM準備中表示MTYからチャンスアップメータCMTに表示が切り替わっている様子が示されている。この演出例では、CUM準備中表示MTYからチャンスアップメータCMTに表示が切り替わってもチャンスアップメータCMTのサボハニのキャラクタSBHは引き続き赤色となっている。その後は、図178(B5)に示すように、サボハニのキャラクタSBHが赤色の表示態様の状態で開始地点SPからの移動を開始する。
図178(C1)〜同図(C5)は、図175(A3)に続く演出であり、CUM準備中表示MTYを構成するサボハニのキャラクタSBHに替えて姫のキャラクタHMEが表示されている状態でチャンスアップメータCMTに切り替わった場合に、チャンスアップメータCMTを構成するキャラクタも姫のキャラクタHMEとなっている様子を示している。なお、図178(C1)〜同図(C3)に示す演出は、図174(A1)〜同図(A3)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図178(C4)では、CUM準備中表示MTYからチャンスアップメータCMTに表示が切り替わっている様子が示されている。この演出例では、CUM準備中表示MTYからチャンスアップメータCMTに表示が切り替わっても表示されるキャラクタは引き続き姫のキャラクタHMEとなっている。その後は、図178(C5)に示すように、チャンスアップメータCMTを構成するキャラクタが姫のキャラクタHMEのまま、開始地点SPからの移動を開始する。
なお、図178に示す演出例は、本明細書に示すCUM準備中表示MTY及びチャンスアップメータCMTの演出例のいずれにも適用可能であることはいうまでもない。
また、本実施形態では、CUM準備中表示MTYがランクアップした場合の方が、ランクアップしていない場合よりも、チャンスアップメータCMTがランクアップしやすいように構成されている。また、CUM準備中表示MTYがランクアップしない場合は、ランクアップした場合よりも、チャンスアップメータCMTがデフォルトの表示態様で表示されやすいように構成されている。なお、最終的に大当り図柄態様が確定表示される場合の方が、最終的にハズレ図柄態様が確定表示される場合よりもCUM準備中表示MTY及び/又はチャンスアップメータCMTがランクアップしやすいように構成されてもよい。例えば、(1)CUM準備中表示MTYがデフォルトの表示態様であり、チャンスアップメータCMTがデフォルトの表示態様であるパターン、(2)CUM準備中表示MTYがデフォルトの表示態様であり、チャンスアップメータCMTがランクアップした表示態様であるパターン、(3)CUM準備中表示MTYがランクアップした表示態様であり、チャンスアップメータCMTがデフォルトの表示態様であるパターン、(4)CUM準備中表示MTYがランクアップした表示態様であり、チャンスアップメータCMTがランクアップした表示態様であるパターンが用意されている場合において、(1)のパターンで表示される場合よりも(2)のパターンで表示される場合の方が大当り図柄態様で確定表示されやすく、(3)のパターンで表示される場合よりも(4)のパターンで表示される場合の方が大当り図柄態様で確定表示されやすくてもよい。また、(2)のパターンで表示される場合よりも(3)のパターンで表示される場合の方が大当り図柄態様で確定表示されやすくてもよいし、(3)のパターンで表示される場合よりも(2)のパターンで表示される場合の方が大当り図柄態様で確定表示されやすくてもよい。また、(2)のパターンで表示される場合よりも(1)のパターンで表示される場合の方がハズレ図柄態様で確定表示されやすく、(4)のパターンで表示される場合よりも(3)のパターンで表示される場合の方がハズレ図柄態様で確定表示されやすくてもよい。また、(2)のパターンで表示される場合よりも(3)のパターンで表示される場合の方がハズレ図柄態様で確定表示されやすくてもよいし、(3)のパターンで表示される場合よりも(2)のパターンで表示される場合の方がハズレ図柄態様で確定表示されやすくてもよい。
図179は、チャンスアップメータ準備中表示が表示されることを予告する演出例を示す図である。
図179(A1)〜同図(A8)は、会話予告によりCUM準備中表示MTYの表示を予告している様子を示している。なお、図179(A1)は、図162(A1)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図179(A2)では、会話予告が開始している様子が示されている。会話予告が開始されると、殿様のキャラクタとともに「チャンス」という文字表示が表示された殿様の会話画像CI1が表示される。この、殿様の会話画像CI1の表示は、会話予告の第1段階となっている。また、この殿様の会話画像CI1は、第1装飾図柄にオーバーラップしており、第1装飾図柄にオーバーラップしていない状態である場合よりも、第1装飾図柄が視認困難とされている。
その後、図179(A3)では、会話予告が更新されている。具体的には、殿様の会話画像CI1が縮小表示されて第2装飾図柄の表示位置の下方に表示され、爺のキャラクタとともに操作促進報知画像が表示された爺の会話画像CI2が表示される。操作促進報知画像は、演出ボタン136(チャンスボタン136)を操作有効期間内に押下することを促す画像であり、演出ボタン136(チャンスボタン136)を模したボタン画像136aと、上記操作有効期間の残時間を表す残時間表示メータMTとによって構成されている。なお、図179(A3)に示すタイミングでは、操作有効期間は開始されておらず、演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作されてもこれに応じた表示は行われない。第1装飾図柄は、爺の会話画像CI2によって隠されてしまっているが、遊技者は、第4図柄表示装置284や第2装飾図柄等によって特図が変動中であることを認識することができる場合がある。なお、装飾図柄が隠されないように、装飾図柄の表示位置を爺の会話画像CI2や殿様の会話画像CI1とは重ならない位置に移動させるようにしてもよい。また、図179(A3)に示すように、殿様の会話画像CI1は、爺の会話画像CI2によって少なくとも一部がオーバーラップされており、オーバーラップされていない状態である場合よりも、殿様の会話画像CI1の表示態様が視認困難とされている。この演出例では、会話予告が行われた場合の方が、会話予告が行われない場合よりも、CUM準備中表示MTYは表示されやすくなっている。また、会話予告が更新される際に殿様の会話画像CI1が縮小表示されなくてもよく(例えば、図179(A2)と同じ大きさの表示が表示されたまま)、殿様の会話画像CI1が消去されてもよい。また、後から表示された会話画像が先に表示された会話画像と異なる大きさ(大きい又は小さい)であってもよく、表示されると大当りへの期待度が高い会話予告Aが、この会話予告Aよりも大当りへの期待度が低い会話予告Bと異なる大きさ(大きい又は小さい)であってもよい。演出ボタン136(チャンスボタン136)の操作有効期間は、その後開始される。
図179(A4)に示す残時間表示メータMTは、上記操作有効期間が開始して所定時間が経過したときの表示態様で示されており、その後、図179(A5)に示すタイミングで、遊技者が、演出ボタン136(チャンスボタン136)を押下されると、図179(A6)に示すように、爺の会話画像CI2では、操作促進報知画像に替えて「スタンバイ!!」の文字が表示される場合がある。これにより、CUM準備中表示MTYが表示されることが予告される。なお、「スタンバイ!!」といった予告の文字表示は、演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作されたことを条件に表示されるものであってもよいし、演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作されることなく操作有効期間が経過した場合には、爺の会話画像CI2による「スタンバイ!!」の文字が表示されないようにしてもよく、この場合、CUM準備中表示MTYも表示されないようにしてもよく、CUM準備中表示MTYも表示されてもよい。また、演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作されることなく操作有効期間が経過しても「スタンバイ!!」の文字が表示され、さらに、CUM準備中表示MTYも表示されるようにしてもよい。また、演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作された場合に、「スタンバイ!!」以外の文字表示や予告が行われる場合があってもよい。なお、爺の会話画像CI2によって「スタンバイ!!」の文字が表示される場合のみ、演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作されることなく操作有効期間が経過しても「スタンバイ!!」の文字が表示され、爺の会話画像CI2によって「スタンバイ!!」以外の文字表示や予告が行われる場合は操作有効期間内に演出ボタン136(チャンスボタン136)の操作があった場合のみ表示されてもよい。また、爺の会話画像CI2にお文字表示や予告によらず、演出ボタン136(チャンスボタン136)の操作があった場合にのみ爺の会話画像CI2の文字表示や予告が表示されるように構成されていてもよいし、演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作されることなく操作有効期間が経過しても爺の会話画像CI2の文字表示や予告が表示されるように構成されていてもよい。このことは、本明細書に記載されたいずれの会話予告についても適用可能である。
その後、図179(A7)に示すように、殿様の会話画像CI1及び爺の会話画像CI2が消去されて会話予告が終了し、第1装飾図柄が視認容易とされ、また、炎のエフェクトEF101が保留アイコン表示領域HISの全体を覆うように表示される。その後、図179(A8)に示すように、CUM準備中表示MTYが表示される。なお、図179(A7)〜同図(A8)に示す演出は、図162(A2)〜同図(A3)に示す演出を同じであるので、詳細な説明については省略する。
図179(B1)〜同図(B5)は、予告アイコンYIによる演出表示によりCUM準備中表示MTYの表示を予告している様子を示している。
図179(B1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、中央領域で第1装飾図柄が高速変動を行っている。また、左上では第2装飾図柄が変動表示を行っている。また、図179(B1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lには、演出表示領域208dに、保留枠UIが表示されている。この保留枠UIは、保留アイコン表示領域HIS、変動アイコン表示領域CIS、演出アイコン表示領域DISを有する。変動アイコン表示領域CISは中央に設けられ、変動アイコン表示領域CISには、台座hs0が配置されている。保留アイコン表示領域HISは、変動アイコン表示領域CISの左側に設けられ、左ベースアイコンbIlの上に4つのステージ(第1ステージhs1〜第4ステージhs4)が配置されている。演出アイコン表示領域DISは、変動アイコン表示領域CISの右側に設けられ、演出アイコン表示領域DISには、右ベースアイコンbIrが配置されている。さらに、図179(B1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、特図1の保留アイコンが第1ステージhs1に表示されている。すなわち、第1保留アイコンh11が表示されている。特図1の保留アイコンh11の表示態様は、図119(a)のNo.1に記したデフォルトの表示態様である。第1装飾図柄表示装置208Lの右上には、特図1及び特図2の第2保留数表示(ここでは「1」と「0」)が表示されている。また、変動アイコン表示領域CISの台座hs0の上には、変動アイコンh0が表示されている。変動アイコンh0の表示態様も、図119(a)のNo.1に記したデフォルトの表示態様である。また、この演出例では、例えば、図120〜図147に示して上述した要領で予告アイコンYIが出現し、表示画面の右上隅部に表示されている。
その後、図179(B2)に示すように、箱が閉じた表示態様である態様aの予告アイコンYIが使用され、箱が開いた表示態様である態様dに変化し、箱の中からサボハニの予告表示SHが飛び出すアニメーションが表示される。ここで出現したサボハニの予告表示SHは、CUM準備中表示MTYが表示されることを予告する表示である。なお、予告アイコンYIが使用される前、すなわち箱が開く前に、箱が開くことを事前に予告する演出(例えば、箱がカタカタと振動するアニメーション演出等)を行ってもよい。また、このような演出を行った場合、実際に箱は、必ず開いてもよいし、開かない場合があってもよい。
図179(B3)では、使用された予告アイコンYIが消え、サボハニの予告表示SHが右図柄表示領域208cに表示されている。
すると、図179(B4)に示すように、サボハニの予告表示SHが使用され、サボハニの予告表示SHが消去されるとともに、炎のエフェクトEF101が保留アイコン表示領域HISの全体を覆うように表示される。その後、図179(B5)に示すように、CUM準備中表示MTYが表示される。なお、図179(B4)〜同図(B5)に示す演出は、図162(A2)〜同図(A3)に示す演出を同じであるので、詳細な説明については省略する。
図179(C1)〜同図(C4)は、ナビキャラクタによる予告演出によりCUM準備中表示MTYの表示を予告している様子を示している。
図179(C1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、中央領域で第1装飾図柄が高速変動を行っている。また、左上では第2装飾図柄が変動表示を行っている。また、図179(C1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lには、演出表示領域208dに、保留枠UIが表示されている。この保留枠UIは、保留アイコン表示領域HIS、変動アイコン表示領域CIS、演出アイコン表示領域DISを有する。変動アイコン表示領域CISは中央に設けられ、変動アイコン表示領域CISには、台座hs0が配置されている。保留アイコン表示領域HISは、変動アイコン表示領域CISの左側に設けられ、左ベースアイコンbIlの上に4つのステージ(第1ステージhs1〜第4ステージhs4)が配置されている。演出アイコン表示領域DISは、変動アイコン表示領域CISの右側に設けられ、演出アイコン表示領域DISには、右ベースアイコンbIrが配置されている。さらに、図179(C1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、特図1の保留アイコンが第1ステージhs1に表示されている。すなわち、第1保留アイコンh11が表示されている。特図1の保留アイコンh11の表示態様は、図119(a)のNo.1に記したデフォルトの表示態様である。第1装飾図柄表示装置208Lの右上には、特図1及び特図2の第2保留数表示(ここでは「1」と「0」)が表示されている。また、変動アイコン表示領域CISの台座hs0の上には、変動アイコンh0が表示されている。変動アイコンh0の表示態様も、図119(a)のNo.1に記したデフォルトの表示態様である。また、この演出例では、演出アイコン表示領域DISにおいて殿様のキャラクタによるナビキャラクタYMが表示されている。このナビキャラクタYMは、遊技の進行に応じて様々な演出や予告を行うものである。
図179(C2)では、ナビキャラクタYMによるナビキャラ予告が行われている様子が示されていれる。具体的には、ナビキャラ予告が開始すると、ナビキャラクタYMの近傍に「スタンバイ!!」の文字が表示された吹き出しが表示され、CUM準備中表示MTYが表示されることを予告している。
すると、図179(C3)に示すように、ナビキャラクタYMが消去され、炎のエフェクトEF101が保留アイコン表示領域HISの全体を覆うように表示される。なお、ナビキャラクタYMが消去されなくてもよい。その後、図179(C4)に示すように、CUM準備中表示MTYが表示される。なお、図179(C3)〜同図(C4)に示す演出は、図162(A2)〜同図(A3)に示す演出を同じであるので、詳細な説明については省略する。
図179(D1)〜同図(D7)は、ミニゲームに成功した結果が表示されることによりCUM準備中表示MTYの表示を予告している様子を示している。
図179(D1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、中央領域で第1装飾図柄が高速変動を行っている。また、左上では第2装飾図柄が変動表示を行っている。また、図179(D1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lには、演出表示領域208dに、保留枠UIが表示されている。この保留枠UIは、保留アイコン表示領域HIS、変動アイコン表示領域CIS、演出アイコン表示領域DISを有する。変動アイコン表示領域CISは中央に設けられ、変動アイコン表示領域CISには、台座hs0が配置されている。保留アイコン表示領域HISは、変動アイコン表示領域CISの左側に設けられ、左ベースアイコンbIlの上に4つのステージ(第1ステージhs1〜第4ステージhs4)が配置されている。演出アイコン表示領域DISは、変動アイコン表示領域CISの右側に設けられ、演出アイコン表示領域DISには、右ベースアイコンbIrが配置されている。さらに、図179(D1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、特図1の保留アイコンが第1ステージhs1に表示されている。すなわち、第1保留アイコンh11が表示されている。特図1の保留アイコンh11の表示態様は、図119(a)のNo.1に記したデフォルトの表示態様である。第1装飾図柄表示装置208Lの右上には、特図1及び特図2の第2保留数表示(ここでは「1」と「0」)が表示されている。また、変動アイコン表示領域CISの台座hs0の上には、変動アイコンh0が表示されている。変動アイコンh0の表示態様も、図119(a)のNo.1に記したデフォルトの表示態様である。また、この演出例では、演出アイコン表示領域DISにおいてミニゲームが開始されている様子が示されている。具体的には、図179(D1)に示すように、演出アイコン表示領域DISに、方形状のミニゲーム表示領域MGDが形成され、このミニゲーム表示領域MGDでは、ミニゲームのタイトルである「じゃんけん対決」の文字と、殿様のキャラクタと剣豪のキャラクタとが対峙している様子が表示されている。すなわち、ミニゲーム表示領域MGDにおいて、じゃんけん対決のミニゲームが開始されている様子が示されている。
その後、図179(D2)では、「じゃ〜んけん」の文字が表示され、ミニゲームの結果が導出されることが報知されている。
図179(D3)では、「ぽん」の文字が表示されるとともに、殿様のキャラクタと剣豪のキャラクタがそれぞれじゃんけんのポーズをとっている様子が示されている。具体的には、殿様のキャラクタは「チョキ」を出しており、剣豪のキャラクタは「パー」を出している。したがって、殿様のキャラクタが剣豪のキャラクタに勝利した結果が導出されている。すると、図179(D4)に示すように、ミニゲーム表示領域MGDでは、殿様のキャラクタが勝利したことを示す「吉宗勝利」の文字が表示され、その後、図179(D5)に示すように、剣豪のキャラクタが消去されるとともに、殿様のキャラクタの近傍に「スタンバイ!」の文字が付された吹き出しが表示され、CUM準備中表示MTYが表示されることを予告している。
その後、図179(D6)に示すように、炎のエフェクトEF101が保留アイコン表示領域HISの全体を覆うように表示される。なお、このとき、ミニゲーム表示領域MGDは表示された状態となっているが、炎のエフェクトEF101が表示開始される前に消去されてもよいし、炎のエフェクトEF101が表示開始されるタイミングで消去されてもよいし、炎のエフェクトEF101が表示開始された後で消去されてもよい。また、ミニゲーム表示領域MGDは、CUM準備中表示MTYが表示されるまで表示されてもよい。その後、図179(D7)に示すように、CUM準備中表示MTYが表示される。なお、図179(D7)に示す演出は、図162(A3)に示す演出と同じであるので、詳細な説明については省略する。
図179(E1)〜同図(E3)は、ミニゲームに失敗した結果が表示される様子を示している。ここで、図179(E1)は、図179(D2)に続く演出である。
図179(E1)では、「ぽん」の文字が表示されるとともに、殿様のキャラクタと剣豪のキャラクタがそれぞれじゃんけんのポーズをとっている様子が示されている。この演出例では、殿様のキャラクタは「チョキ」を出しており、剣豪のキャラクタは「グー」を出している。したがって、殿様のキャラクタが剣豪のキャラクタに敗北した結果が導出されている。すると、図179(E2)に示すように、ミニゲーム表示領域MGDでは、殿様のキャラクタが敗北したことを示す「吉宗敗北」の文字が表示され、その後、図179(E3)に示すように、ミニゲーム表示領域MGDが消去され、CUM準備中表示MTYは表示されない。なお、ここで、炎のエフェクトEF101が表示されるが、CUM準備中表示MTYが表示されないアニメーションを行ってもよい。また、殿様のキャラクタが敗北したにも拘らず、炎のエフェクトEF101が表示され、その後CUM準備中表示MTYが表示される場合があってもよい。
本実施形態では、CUM準備中表示MTYの出現を予告するこれらの予告演出が行われることで、CUM準備中表示MTYの出現の予告が行われない場合よりも最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすいことを示唆している。
図180は、チャンスアップメータ準備中表示が表示されることを予告する他の演出例を示す図である。
図180(A1)〜同図(A6)は、保留変化アニメの一例が行われている様子を示している。ここで、図180(A1)は、図162(A1)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図180(A2)では、図119(b)に示すNo.4の「爆撃機」のアイコンIHIが画面右端に登場し、保留変化アニメが開始される。すなわち、ここで表示された「爆撃機」のアイコンIHIが保留変化予告の表示に相当する。保留変化アニメでは、「爆撃機」のアイコンIHIが右から左に向かって飛行する間に、保留アイコンめがけて銃弾を発射(爆撃)する。なお、「爆撃機」のアイコンIHIは、目標となる保留アイコンの手前で一時停止する場合もある。また、この一時停止は、対象となるアイコンを偽装するガセの一時停止である場合もある。また、この演出例では、「爆撃機」のアイコンIHIに「SP」の文字が付されており、保留アイコンの表示態様が変化した場合に変化後の保留アイコンの表示態様がスーパーリーチの先読み予告を示す表示態様となることが示唆されている。なお、「爆撃機」のアイコンIHIによる保留変化アニメが行われた場合には、保留アイコンに対する爆撃に成功して保留アイコンの表示態様が必ず変化してもよいし、保留アイコンに対する爆撃に失敗して保留アイコンの表示態様が変化しない場合があってもよい。
図180(A3)では、白色の爆撃機のアイコンから白色の銃弾アイコンが発射されている。すなわち、「爆撃機」のアイコンIHIは、白色の爆撃機のアイコンと白色の銃弾アイコンから構成されている。ここでの目標は第1保留アイコンh11である。図180(A4)では、その第1保留アイコンh11に、銃弾アイコンが前側からオーバーラップしている。図180(A5)では、銃弾アイコンが第1保留アイコンh11に命中し、第1保留アイコンh11がエフェクト画像EF112によって覆われている。そして、図180(A6)では、エフェクト画像EF112が消え、第1保留アイコンh11が、デフォルトの表示態様から、スーパーリーチが行われることを先読み予告する「SP」の表示態様に変化する。その結果、スーパーリーチが行われることを先読み予告することで、チャンスアップメータCMT及び/又はCUM準備中表示MTYが表示されることについても間接的に先読み予告している。なお、「SP」の表示態様に表示した第1保留アイコンh11に対応する図柄変動表示においてスーパーリーチが行われた場合でも、チャンスアップメータCMTが表示されない場合があってもよい。この演出例では、保留アイコンの表示態様を変化することにより、スーパーリーチの発生を先読み予告し、その結果として、チャンスアップメータCMTやCUM準備中表示MTYの表示についても間接的に先読み予告を行うようにしたが、保留アイコンや他の種類の先読み予告によりスーパーリーチの先読み予告を行って、チャンスアップメータCMTやCUM準備中表示MTYの表示についての間接的な先読み予告を行ってもよいし、変動アイコンや他の種類の当該変動予告により、実行中の図柄変動表示におけるスーパーリーチの予告を行って、チャンスアップメータCMTやCUM準備中表示MTYの表示についての間接的な予告を行うようにしてもよい。
図180(B1)は、会話予告においてCUM準備中表示MTYが表示されることを予告する様子を示している。図180(B1)は、例えば、図179(A2)に続く演出である。
図180(B1)では、会話予告が更新されている様子が示されている。具体的には、殿様の会話画像CI1が縮小表示されて第2装飾図柄の表示位置の下方に表示され、この演出例では、爺の会話画像CI2ではなく、サボハニのキャラクタとともに「STANDBY」の文字が表示されたサボハニの会話画像CIshが表示される。第1装飾図柄は、サボハニの会話画像CIshによって隠されてしまっているが、遊技者は、第4図柄表示装置284や第2装飾図柄等によって特図が変動中であることを認識することができる場合がある。なお、装飾図柄が隠されないように、装飾図柄の表示位置をサボハニの会話画像CIshや殿様の会話画像CI1とは重ならない位置に移動させるようにしてもよい。また、図180(B1)に示すように、殿様の会話画像CI1は、サボハニの会話画像CIshによって少なくとも一部がオーバーラップされており、オーバーラップされていない状態である場合よりも、殿様の会話画像CI1の表示態様が視認困難とされている。この演出例では、CUM準備中表示MTYを構成するサボハニのキャラクタを含むサボハニの会話画像CI1が表示されることにより、CUM準備中表示MTYが表示されることを報知している。また、会話予告が更新される際に殿様の会話画像CI1が縮小表示されなくてもよく(例えば、図179(A2)と同じ大きさの表示が表示されたまま)、殿様の会話画像CI1が消去されてもよい。また、後から表示された会話画像が先に表示された会話画像と異なる大きさ(大きい又は小さい)であってもよく、表示されると大当りへの期待度が高い会話予告Aが、この会話予告Aよりも大当りへの期待度が低い会話予告Bと異なる大きさ(大きい又は小さい)であってもよい。また、この演出例において、サボハニの会話画像CIshが表示された場合には、必ずCUM準備中表示MTYが表示されてもよいし、CUM準備中表示MTYが表示されないガセ演出である場合があってもよい。
図180(C1)〜同図(C3)は、会話予告においてCUM準備中表示MTYの表示が予告されるが、CUM準備中表示MTYが表示されないガセ予告が行われている様子を示している。なお、図180(C1)は、例えば、図179(A2)に続く演出である。
図180(C1)では、会話予告が更新されている様子が示されている。具体的には、殿様の会話画像CI1が縮小表示されて第2装飾図柄の表示位置の下方に表示され、爺の会話画像CI2が表示される。この演出例では、爺の会話画像CI2には、演出ボタン136(チャンスボタン136)aと残時間メータの表示に替えて、「スタンバイ」の文字にクエスチョンマークが付された文字表示が行われており、CUM準備中表示MTYが表示される可能性があることを示唆している。
その後、図180(C2)に示すように、殿様の会話画像CI1及び爺の会話画像CI2が消去されて会話予告が終了し、第1装飾図柄が視認容易とされ、また、炎のエフェクトEF101が保留アイコン表示領域HISの全体を覆うように表示される。しかしながら、この演出例では、その後、図180(C3)に示すように、炎のエフェクトEF101は消去されるが、CUM準備中表示MTYが表示されない。すなわち、CUM準備中表示MTYが表示されない、ガセの会話予告が行われている様子が示されている。なお、CUM準備中表示MTYが表示される場合があってもよい。また、この演出例は、先読み予告にも適用可能であり、ガセの先読み予告対象保留(結果的に、CUM準備中表示MTYを表示しない、あるいは、チャンスアップメータCMTも表示しない)やCUM準備中表示MTYを表示する先読み予告対象保留の変動まで1変動毎に実行されてもよい。
図180(D1)〜同図(D2)は、例えば、図179(A6)に続き、タイマ予告表示TM1によりタイマ予告が行われることを予告するタイマ予告の準備中表示が行われている様子を示している。
図180(D1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、中央領域で第1装飾図柄が高速変動を行っている。また、左上では第2装飾図柄が変動表示を行っている。また、図180(D1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lには、演出表示領域208dに、保留枠UIが表示されている。この保留枠UIは、保留アイコン表示領域HIS、変動アイコン表示領域CIS、演出アイコン表示領域DISを有する。変動アイコン表示領域CISは中央に設けられ、変動アイコン表示領域CISには、台座hs0が配置されている。保留アイコン表示領域HISは、変動アイコン表示領域CISの左側に設けられ、左ベースアイコンbIlの上に4つのステージ(第1ステージhs1〜第4ステージhs4)が配置されている。演出アイコン表示領域DISは、変動アイコン表示領域CISの右側に設けられ、演出アイコン表示領域DISには、右ベースアイコンbIrが配置されている。さらに、図180(D1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、特図1の保留アイコンが第1ステージhs1に表示されている。すなわち、第1保留アイコンh11が表示されている。特図1の保留アイコンh11の表示態様は、図119(a)のNo.1に記したデフォルトの表示態様である。第1装飾図柄表示装置208Lの右上には、特図1及び特図2の第2保留数表示(ここでは「1」と「0」)が表示されている。また、変動アイコン表示領域CISの台座hs0の上には、変動アイコンh0が表示されている。変動アイコンh0の表示態様も、図119(a)のNo.1に記したデフォルトの表示態様である。また、この演出例では、タイマ予告表示TM1が表示画面の右端からフレームインするアニメーション(フレームインアニメ)が行われている様子が示されている。
その後、フレームインアニメが完了すると、図180(D2)に示すように、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示が表示されず、「STANDBY」の文字が表示され、タイマ予告が開始されることの予告表示が行われている。なお、タイマ予告の開始の予告表示ではなく、CUM準備中表示MTYが表示されることを予告表示する場合があってもよい。その後は、タイマ予告表示TM1では、「STANDBY」の表示から時間の表示に切り替わり、タイマ予告が開始される。なお、会話予告表示などの他の予告表示によって「スタンバイ」が表示される予告が行われた場合に、必ずCUM準備中表示MTYが表示されてもよいし、CUM準備中表示MTYが表示される場合とタイマ予告演出の準備中表示などの他の演出の準備中である旨の準備中表示が表示される場合があってもよい。このことは、図180(E1)〜同図(E3)や、図180(F1)〜同図(F3)に示す演出例においても同様である。
図180(E1)〜同図(E3)は、炎のエフェクトEF101が表示された後、CUM準備中表示MTYが表示されず、タイマ予告が開始される様子を示している。
図180(E1)は、図162(A2)に示す演出に対応しており、炎のエフェクトEF101が保留アイコン表示領域HIS全体を覆うように表示されている様子が示されている。
その後、炎のエフェクト101が消去されると、図180(E2)〜同図(E3)に示すように、保留アイコン表示領域HISの下方からタイマ予告表示TMYが下方からせり上がり、タイマ予告表示TMYにより保留アイコン表示領域HISを持ち上げる様子が示されている。このとき、タイマ予告表示TMYには「STANDBY」の文字が表示され、タイマ予告の開始が保留されている様子が示されている。なお、図180(E2)〜同図(E3)に示す演出例は、図165(E1)〜同図(E2)と同様であるので、説明を省略する。その後は、例えば、図165(E3)以降に示す演出が行われる。この演出例では、CUM準備中表示MTYの表示を予告する炎のエフェクトEF101により、タイマ予告の開始を予告する様子が示されている。
図180(F1)〜同図(F3)は、チャンスボタン演出が行われることを予告するチャンスボタン準備中表示が表示される様子を示している。
図180(F1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、中央領域で第1装飾図柄が高速変動を行っている。また、左上では第2装飾図柄が変動表示を行っている。また、図180(F1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lには、演出表示領域208dに、保留枠UIが表示されている。この保留枠UIは、保留アイコン表示領域HIS、変動アイコン表示領域CIS、演出アイコン表示領域DISを有する。変動アイコン表示領域CISは中央に設けられ、変動アイコン表示領域CISには、台座hs0が配置されている。保留アイコン表示領域HISは、変動アイコン表示領域CISの左側に設けられ、左ベースアイコンbIlの上に4つのステージ(第1ステージhs1〜第4ステージhs4)が配置されている。演出アイコン表示領域DISは、変動アイコン表示領域CISの右側に設けられ、演出アイコン表示領域DISには、右ベースアイコンbIrが配置されている。さらに、図180(F1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、特図1の保留アイコンが第1ステージhs1に表示されている。すなわち、第1保留アイコンh11が表示されている。特図1の保留アイコンh11の表示態様は、図119(a)のNo.1に記したデフォルトの表示態様である。第1装飾図柄表示装置208Lの右上には、特図1及び特図2の第2保留数表示(ここでは「1」と「0」)が表示されている。また、変動アイコン表示領域CISの台座hs0の上には、変動アイコンh0が表示されている。変動アイコンh0の表示態様も、図119(a)のNo.1に記したデフォルトの表示態様である。また、この演出例では、演出アイコン表示領域DISにおいて光のエフェクトEF113が表示されてボタン画像表示アニメが開始されている様子が示されている。
すると、図180(F2)に示すように、光のエフェクトEF113の背面側でボタン画像136aが出現し、その後、図180(F3)に示すように、光のエフェクトEF113が消去されるとともに、演出ボタン136(チャンスボタン136)aの上方に「準備中」の文字が表示され、チャンスボタン演出が開始されることを予告(チャンスボタン演出予告)している。なお、操作有効期間は開始していないので、演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作されても何も起こらない。なお、このチャンスボタン演出予告が表示された後に、チャンスボタン演出が開始され、このチャンスボタン演出において演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作された結果CUM準備中表示MTYが表示されるようにしてもよい。また、光のエフェクトEF113が表示された後、CUM準備中表示MTYが表示されることを予告する表示が行われる場合があってもよい。
図181は、チャンスアップメータにおいて示されていないチェックポイントにおいてチャンスアップ予告が行われる演出例を示す図である。
図181(A1)〜同図(A7)は、例えば、図162(A11)に続き、チャンスアップメータCMTによる演出において、メータに示されていないチェックポイントにおいて、チャンスアップ予告(切れ味のよい剣の予告表示)が行われる様子を示している。なお、図181(A1)〜同図(A2)の期間において行われる演出は、図170(A6)〜同図(A10)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図181(A3)は、サボハニのキャラクタSBHが第1チェックポイントCP1から第2チェックポイントCP2に向かっており、第1チェックポイントCP1と第2チェックポイントCP2の略中間地点にいる様子が示されている。このとき、殿様のキャラクタが構えている刀の刃先がキラキラと輝いており、切れ味鋭い様子が示されている。すなわち、チャンスアップ予告(切れ味のよい剣のチャンスアップ予告)が行われている様子が示されている。
すると、図181(A4)に示すように、チャンスアップメータCMTのメータ部分におけるサボハニのキャラクタSBHが位置している場所でエフェクトEF114が表示され、第4チェックポイントCP4が発生するアニメーションが開始している様子が示されている。なお、エフェクトEF114が表示されることなく第4チェックポイントCP4が表示されるようにしてもよく、例えば、第4チェックポイントCP4がフェイドインするフェイドインアニメにより第4チェックポイントCP4が表示されるようにしてもよい。また、一部のチェックポイントが増加する表示を行わず、チャンスアップメータCMT全体を切り替え表示し、切り替え後のチャンスアップメータCMTに第4チェックポイントCP4が表示されるようにしてもよい。また、切れ味のよい剣のチャンスアップ予告が開始する前に第4チェックポイントCP4を表示するなどして事前報知(予告)を行うようにしてもよい。
図181(A5)では、サボハニのキャラクタSBHの近傍に「チャンスアップ 切味のよい剣」の文字が付記された吹き出しが表示され、チャンスアップ予告が行われたことを報知している。なお、剣の刃先が輝く表示が開始するタイミングとサボハニのキャラクタSBHの吹き出しの表示開始のタイミングとが同じであってもよいし、剣の刃先が輝く表示が開始した後でサボハニのキャラクタSBHの吹き出しが表示されてもよいし、サボハニのキャラクタSBHの吹き出しの表示が開始された後で剣の刃先が輝く表示が表示されてもよい。なお、サボハニのキャラクタSBHは、剣の刃先が輝く表示による予告が行われている間は、第4チェックポイントCP4で停止するが、停止しないようにしてもよい。
その後、図181(A6)に示すように、チャンスアップメータCMTにおける第4チェックポイントCP4が赤色でマーキングされるとともに、予告が出現したことにより大当りの信頼度がアップしたことを示す「UP」の文字がその上方に表示され、予告が発生したことの履歴が示される。その後、図181(A7)に示すように、サボハニのキャラクタSBHは移動を開始し、第2チェックポイントCP2に向かっていく。なお、この演出例では、チャンスアップメータCMTに示されていないチェックポイントにおいてチャンスアップ予告が行われているが、チャンスアップメータCMTに示されたチェックポイントにおいてのみチャンスアップ予告が行われるように構成されていてもよい。
図181(B1)〜同図(B7)は、チャンスアップメータCMTによる演出において、メータに示されていないチェックポイントにおいて、チャンスアップ予告(切れ味のよい剣の予告表示)が行われる別の演出パターンを示している。なお、図181(B1
)〜同図(B3)に示す演出は、図181(A1)〜同図(A3)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図181(B4)は、サボハニのキャラクタSBHの近傍に「チャンスアップ 切味のよい剣」の文字が付記された吹き出しが表示され、チャンスアップ予告が行われたことを報知している様子を示している。この演出例では、チャンスアップ予告が行われたことの報知は行うが、当該チャンスアップ予告に対応するチェックポイントの表示が行われていない。なお、チャンスアップメータCMTにおいて、予めチェックポイントが示された地点以外の地点においてチャンスアップ予告が行われた場合に、チャンスアップの発生を報知する吹き出しを表示しないようにしてもよい。
その後、図181(B5)に示すように、吹き出しが消去された後、図181(B6)に示すように、サボハニのキャラクタSBHは、第2チェックポイントCP2に向かって進行を開始する。この演出例では、チェックポイントの表示は行われないが、チャンスアップ予告が行われたタイミングに対応するメータの位置に「UP」の文字を表示しており、大当りの信頼度がアップしていることを示唆している。ここで、「UP」の表示は、サボハニのキャラクタSBHによりオーバーラップされており、オーバーラップされていない状態である場合よりも視認困難とされている。なお、「UP」の文字も表示しないようにしてもよく、例えば、チャンスアップメータCMTにおいて、予めメータ部分に表示されたチェックポイントに対応するタイミングでチャンスアップ予告が発生した場合にのみ、対応する位置に「UP」の文字を表示するようにしてもよい。
図181(B7)は、サボハニのキャラクタSBHが第2チェックポイントCP2に到達した様子が示されている。その後は、例えば、図29(9)以降に示す演出が行われる。
図182は、チャンスアップメータを用いた別の演出例について段階的に示した図である。
図182(A1)は、図162(A8)に続く別の演出例である。図182(A1)に示す演出例では、図162(A9)に示される演出例とはチャンスアップメータの表示態様が異なっている。具体的には、チャンスアップメータCMTaのゲージ部分が緑色の棒状に構成され、サボハニのキャラクタSBHに換えて、マーカーMRKaの位置により現在のリーチ演出の進行状況を概略的に報知する。このとき、ゲージ部分におけるマーカーMRKaの進行済み部分については、色が緑色から白色に変化する。また、マーカーMRKaの進行速度は、一定ではなく、演出の進行状況により可変する場合があるが、一定であってもよい。また、この演出例では、図31(2f)に示すチャンスアップメータとは異なり、第1チェックポイントCP1a〜第3チェックポイントCP3aでは、それぞれ無地の白丸の表示態様のマークが表示されている。なお、図31(2f)に示すように、マークにクエスチョンマーク等の文字や記号が付加されて表示されてもよい。この場合、例えば、「クエスチョンマーク」、「!」、「UP」の文字・記号、あるいは、チャンスアップ予告に関連する予告や、高確率状態等の文字を表示することで、チャンスアップ予告の発生しやすさを示唆するようにしてもよい。また、マーク内に「!」、「クエスチョンマーク」、「熱」などの予告表示を行い、チャンスアップ予告の発生しやすさを示唆する表示に加えて、あるいは、チャンスアップ予告の発生のしやすさの示唆とともに大当りのしやすさを予告するようにしてもよい。また、開始地点と最終地点は、チャンスアップメータCMTaのゲージ部分の始端と終端とによって示されている。
図182(A2)では、マーカーMRKaが開始地点からの移動を開始している様子が示されている。
その後、図182(A3)では、マーカーMRKaが第1チェックポイントCP1aに到達している様子が示されている。このとき、マーカーMRKaは、第1チェックポイントCP1aで停止表示される。すると、図182(A4)に示すように、ボゥイのキャラクタBOYが表示画面の左側から出現し、右側に向かって移動する様子が示されている。また、第1チェックポイントCP1aのマークが消去される。なお、マーカーMRKaが第1チェックポイントCP1aに到達するタイミングで第1チェックポイントCP1aのマークが消去されてもよいし、マーカーMRKaが第1チェックポイントCP1aに到達する前にマークが消去されてもよいし、マーカーMRKaが第1チェックポイントCP1aに到達した後でマークが消去されてもよい。また、ボゥイのキャラクタBOYが出現する前にマークが消去されてもよいし、ボゥイのキャラクタBOYが出現するタイミングでマークが消去されてもよいし、ボゥイのキャラクタBOYが出現した後でマークが消去されてもよい。
ボゥイのキャラクタBOYが出現すると、図182(A5)に示すように、マーカーMRKaの近傍に「チャンスアップ BOY通過!!」の文字が付記された吹き出しが表示され、チャンスアップ予告が行われたことを報知している。なお、マーカーMRKaは、図182(A5)〜同図(A6)に示すように、ボゥイのキャラクタBOYが出現し、少なくとも吹き出しが表示されている間は第1チェックポイントCP1aで待機している。
その後、図182(A7)〜同図(A8)では、マーカーMRKaが移動を開始した様子が示されている。このとき、第1チェックポイントCP1aにおけるマークの表示に換えて、予告が出現したことにより大当りの信頼度がアップしたことを示す「UP」の文字がゲージ部分に重ねて表示される。なお、ボゥイのキャラクタBOYは、図182(A8)に示すタイミングで表示画面の右側からフレームアウトしている。
その後、図182(A9)に示すタイミングで、マーカーMRKaが第2チェックポイントCP2aに到達すると、図182(A10)では、ボタン画像136aと残時間表示メータMTが表示され、ボタン演出が開始される。このとき、マーカーMRKaは、第2チェックポイントCP2aで停止表示される。また、図182(A10)に示すタイミングでは、演出ボタン136(チャンスボタン136)の操作有効期間は開始されておらず、演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作されても、何らの演出も行われない。その後、演出ボタン136(チャンスボタン136)の操作有効期間が開始されて、遊技者による演出ボタン136(チャンスボタン136)の操作を受付可能な状態となる。
図182(A11)に示す残時間表示メータMTでは、上記操作有効期間が開始されてゲージが減っている様子が示されており、その後、図182(A12)に示すタイミングで、遊技者が、演出ボタン136(チャンスボタン136)を押下している様子が示されている。すると、図182(A13)に示すように、弱カットイン画像CI3bが表示される。すなわち、この演出例では、第2チェックポイントCP2aにおいて発生する可能性がある金カットイン画像CI3が表示されず、チャンスアップ予告が発生しなかった様子が示されている。
すると、図182(A13)に示すように、第2チェックポイントCP2aのマークが消去されるが、ゲージ部分に「UP」の文字は表示されない。ここで、チャンスアップ予告が発生しなかったことを報知する表示を行うようにしてもよいし、行わなくてもよい。なお、マーカーMRKaが第2チェックポイントCP2aに到達するタイミングで第2チェックポイントCP2aのマークが消去されてもよいし、マーカーMRKaが第2チェックポイントCP2aに到達する前にマークが消去されてもよいし、マーカーMRKaが第2チェックポイントCP2aに到達した後でマークが消去されてもよい。また、ボタン画像136a表示される前にマークが消去されてもよいし、ボタン画像136aが表示されるタイミングでマークが消去されてもよいし、ボタン画像136aが表示された後でマークが消去されてもよい。また、演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作されるタイミングでマークが消去されてもよいし、演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作された後でマークが消去されてもよい。また、弱カットイン画像CI3bが表示される前にマークが消去されてもよいし、弱カットイン画像CI3bが表示されるタイミングでマークが消去されてもよいし、弱カットイン画像CI3bが表示された後でマークが消去されてもよい。
その後、図182(A14)に示すように、マーカーMRKaが第2チェックポイントCP2aからの移動を開始し、図182(A15)に示すように、マーカーMRKaが第3チェックポイントCP3aに到達すると、図182(A16)では、チャンスアップ予告としてのレバー画像136Vaではなく、ボタン画像136aと残時間表示メータMTが表示され、ボタン演出による予告が開始されたことを報知している。その後、演出ボタン136(チャンスボタン136)の操作有効期間が開始すると、遊技者による演出ボタン136(チャンスボタン136)の操作を受付可能な状態となる。その後、図182(A17)に示すように、チャンスアップメータCMTaでは、マーカーMRKaが移動を開始しており、最終地点の手前に位置している。また、残時間表示メータMTでは、操作有効期間が開始されてゲージが減っている様子が示されている。なお、遊技者による演出ボタン136(チャンスボタン136)の操作が行われるか、操作有効期間が経過するまでマーカーMRKaを第3チェックポイントCP3aで停止させるようにしてもよい。この演出例では、チャンスアップ予告としてのレバー画像136Vaが表示されなかったので、チャンスアップメータCMTaにおける第3チェックポイントCP3aでは、マークが消去されるとともに、ゲージ部分に「UP」の文字は表示されない。
その後、図182(A18)に示すタイミングで、遊技者により演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作されるが、図29(23)に示されるような各種演出可動体の動作が行われず、図182(A19)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、中図柄に「装飾6」が表示され、「装飾7−装飾6−装飾7」のハズレの組合せとなってハズレとなることが報知される。また、チャンスアップメータCMTaでは、マーカーMRKaが最終地点GPに到達している様子が示されている。なお、マーカーMRKaが第3チェックポイントCP3aに到達するタイミングで第3チェックポイントCP3aのマークが消去されてもよいし、マーカーMRKaが第3チェックポイントCP3aに到達する前にマークが消去されてもよいし、マーカーMRKaが第3チェックポイントCP3aに到達した後でマークが消去されてもよい。また、ボタン画像136a表示される前にマークが消去されてもよいし、ボタン画像136aが表示されるタイミングでマークが消去されてもよいし、ボタン画像136aが表示された後でマークが消去されてもよい。また、演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作されるタイミングでマークが消去されてもよいし、演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作された後でマークが消去されてもよい。また、中図柄が表示される前にマークが消去されてもよいし、中図柄が表示されるタイミングでマークが消去されてもよいし、中図柄が表示された後でマークが消去されてもよい。
その後、図182(A20)に示すように、左図柄、中図柄、右図柄の装飾図柄総てが、通常の濃さよりも一旦薄く表示される。また、同図には、殿様が倒れたシーンが表示されている。図182(A21)では、左図柄、中図柄、右図柄の装飾図柄総てが再び通常の濃さで表示される。その後は、例えば、図162(B4)〜同図(B8)に示す演出が行われる。なお、この演出例では、第3チェックポイントCP3aにおいてチャンスアップ予告が発生せず、ボタン画像136aが表示され、演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作されるが、ハズレの結果が導出される様子が示されているが、この演出例において、演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作されて、図29(23)に示されるような各種演出可動体が動作し、大当りの結果が導出される場合があってもよい。また、第3チェックポイントCP3aにおいてチャンスアップ予告が発生しなかった場合には、ハズレが確定していることを示唆していてもよい。
図182(B1)〜同図(B6)は、図182(A1)から続く別の演出パターンを示している。なお、図182(B1)に示す演出は、図182(A2)に示す演出と同じであり、また、図182(B1)に示す演出が行われてから同図(B2)に示す演出が行われる前に行われる演出は、図182(A2)〜同図(A9)に示す演出が行われる。
図182(B2)では、マーカーMRKaが第2チェックポイントCP2aに到達し、ボタン演出が開始されている様子が示されている。また、この演出例では、チャンスアップメータCMTaにおけるゲージ部分の第2チェックポイントCP2aに対応する部分に「激アツ!!!」の文字の表示のうちの「激」の部分が表示されている様子が示されている。すなわち、この演出例では、チャンスアップメータCMTaにおけるゲージ部分において、チャンスアップ予告が行われたことを示す「UP」の表示の他に、当該変動予告(「激アツ!!!」の文字の表示)が表示される場合がある様子が示されている。その後は、例えば、図182(A9)〜同図(A13)に示す演出が行われる。この間も、チャンスアップメータCMTaにおけるゲージ部分において「激アツ!!!」文字が継続して表示され、マーカーMRKaの進行に応じてゲージが緑から白色に変化していくにつれて、「激アツ!!!」の文字が徐々に表れていく。その後、図182(B3)に示すように、「激アツ!!!」の文字が完全に表れるようになる。遊技者は、これを見ることにより、大当りになることに対する期待感をより一層向上させることができる場合がある。その後は、例えば、図171(A19)〜同図(A23)に示す演出が行われる。なお、このとき、図171(A19)に示すチャンスアップメータCMTに替えて、図182(B3)に示すチャンスアップメータCMTaが表示されていることはいうまでもない。なお、図171(B2)においてチャンスアップ予告が発生した場合において、チャンスアップ予告が行われたことを示す「UP」の表示によって「激アツ!!!」の文字の一部又は全部がオーバーラップされていてもよい。
そして、レバー演出において遊技者により演出レバー136Vが操作されると、図182(B4)に示すように、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gd及び千両箱役物224Hが作動し、導光板ILの発光が行われ、第1装飾図柄表示装置208Lではエフェクト画像が表示される。すなわち、大当りとなることが報知される。このとき、チャンスアップメータCMTaは、非表示となるが、表示してもよい。
その後、導光板ILの発光が終了し、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gd及び千両箱役物224Hがそれぞれ初期位置に戻り、第1装飾図柄表示装置208Lではエフェクト画像がフェイドアウトする。このとき、第1装飾図柄表示装置208Lでは、表示が中断された決闘シーンのアニメーション表示がフェイドインしながら再開する。なお、決闘シーンのアニメーション表示のフェイドインに伴い、チャンスアップメータCMTもフェイドインするが、決闘シーンのアニメーション表示のフェイドインが完了してからチャンスアップメータCMTが再表示されるようにしてもよい。なお、この動作は、例えば、図17(38)〜同図(44)に示して上述した要領で行われる。
図182(B5)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、決闘シーンのアニメーション表示のフェイドインが完了して再開された様子が示されている。具体的には、決闘シーンのアニメーション表示では、敵役の剣豪が悶絶する表情を見せ、今にも敗れるといった様相を呈している。また、チャンスアップメータCMTaでは、マーカーMRKaが最終地点に到達している。また、この演出例では、第3チェックポイントCP3aにおいてレバー画像136Vaが表示されるチャンスアップ予告が発生したので、「UP」の文字がゲージ部分に重ねて表示されている。この演出例では、図182(B5)に示すタイミングで、マーカーMRKaのゲージ部分に表示される全容が初めて視認可能とされる様子が示されている。なお、図182(B5)に示すように、決闘シーンのアニメーション表示が再開されるタイミングでマーカーMRKaのゲージ部分における表示が消去されてもよいし、チャンスアップメータCMTa自体が消去されてもよい。このことは、ハズレの結果が導出される場合も同様である。
その後、図182(B6)では、主人公の殿様が敵役の剣豪に勝利し、中図柄に「装飾7」が表示され、大当りとなることが報知される。その後は、例えば、図162(A13)〜同図(A15)に示す演出が行われる。
図183は、チャンスアップメータを用いた演出の別のパターンについて示す図である。
図183(A1)〜同図(A6)は、図182(B1)〜同図(B6)に示す演出の別の演出パターンを示している。
図183(A1)では、マーカーMRKaが開始地点からの移動を開始している様子が示されている。この演出例では、図182(B1)に示す演出例とは異なり、ゲージ部分におけるマーカーMRKaの進行済み部分が、緑色から白色でなく、虹色に変化している様子が示されている。この虹色の表示は、大当り確定の予告表示となっており、ゲージ部分が虹色に変化することで、大当り確定であることが報知される。この演出例では、ゲージにおけるマーカーMRKaの進行済み部分が、緑色から虹色に変化している例を示したが、他の色に変化してもよく、変化する色によって大当りの信頼度が変化するようにしてもよい。例えば、マーカーMRKaの進行済み部分を、緑色から緑色に変化しないようにして、白色に変化する場合よりも大当り図柄態様が確定表示されやすいようにしてもよいし、緑色から赤色や金色に変化してもよい。また、マーカーMRKaの進行済み部分に模様が出現するようにしてもよい。また、この演出例では、マーカーMRKaの進行済み部分の表示態様で大当り予告を行っているが、例えば、チャンスアップ予告の発生のしやすさや発生回数を示唆するといったように、チャンスアップ予告に関する予告が行われてもよい。その後は、図183(A2)〜同図(A6)に示す演出が行われる。なお、図183(A2)〜同図(A6)に示す演出例は、マーカーMRKaの進行済み部分の色が異なり、また、第2チェックポイントCP2aにおいて「激アツ!!!」の文字が表示されていない点を除いて、図182(B2)〜同図(B6)に示す演出例と同じであるので、説明を省略する。
図183(B1)〜同図(B16)は、図162(A1)〜同図(A15)に示す演出の別の演出例を示しており、チャンスアップメータCMTcにおいて、チャンスアップ予告が発生するタイミングを明示しないが発生する回数を報知している様子を示している。
図183(B1)に示す演出例は、例えば、図162(A2)に続く演出であり、図162(A3)に示す演出に対応している。この演出例では、CUM準備中表示MTYaの表示態様が図162(A3)に示すCUM準備中表示MTYと異なっており、図183(B1)に示すCUM準備中表示MTYaは、図162(A3)に示すCUM準備中表示MTYよりも上方に延出し、ゲージも上方に配置されており、下方に文字情報を表示可能な情報表示領域が形成されている。なお、この情報表示領域において、チャンスアップ予告が発生する回数や大当り予告を行うようにしてもよい。その後は、図162(A3)〜同図(A7)に示す演出と同様の演出が行われる。
図183(B2)は、図162(A8)に対応する演出である。図183(B2)に示す演出は、CUM準備中表示MTYaの表示態様が異なる点を除いて図162(A8)と同様であるので、説明を省略する。
図183(B3)では、CUM準備表示MTYaからチャンスアップメータCMTcに表示が切り替わっている様子が示されている。この演出例では、チャンスアップメータCMTcのゲージ部分にチェックポイントが表示されておらず、チャンスアップ予告が発生するタイミングや発生する可能性のある回数が認識困難となっている。また、チャンスアップメータCMTcもCUM準備中表示MTYaと同様に、上方に延出しており、また、ゲージも上方に配置され、ゲージの下方に情報表示領域が形成されている。
その後、図183(B4)に示すように、チャンスアップメータCMTcの情報表示領域において「あと3か所」の文字が表示され、チャンスアップ予告の発生タイミングは明らかではないが、3回のチャンスアップ予告が行わる可能性があることが報知されている。また、図183(B4)では、カーソルとして機能するサボハニのキャラクタSBHが移動を開始した様子が示されている。このとき、サボハニのキャラクタSBHの近傍には、「START!!」と書かれた吹き出しが表示されることにより、サボハニのキャラクタSBHの移動開始を報知している。この吹き出しは、図183(B5)に示すように、その後、消去される。
その後、図183(B6)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、ボゥイのキャラクタBOYが表示画面の左側から出現し、右側に向かって移動する様子が示されている。すなわち、ボゥイのキャラクタBOYの出現によるチャンスアップ予告が行われている様子が示されている。
すると、図183(B7)では、サボハニのキャラクタSBHの近傍に「チャンスアップ BOY通過!!」の文字が付記された吹き出しが表示され、チャンスアップ予告が行われたことを報知している。すなわち、遊技者には、このタイミングが第1チェックポイントであると理解することができる場合がある。また、チャンスアップメータCMTcの情報表示領域では、「あと2か所」の文字に表示が変更され、チャンスアップ予告があと2回発生する可能性があることが報知されている。なお、ボゥイのキャラクタBOYが出現する前に情報表示領域におけるチャンスアップ予告の発生回数の表示が変更されてもよいし、ボゥイのキャラクタBOYが出現するタイミングで情報表示領域におけるチャンスアップ予告の発生回数の表示が変更されてもよいし、ボゥイのキャラクタBOYが出現した後で情報表示領域におけるチャンスアップ予告の発生回数の表示が変更されてもよい。また、サボハニのキャラクタSBHの吹き出し表示が表示される前に情報表示領域におけるチャンスアップ予告の発生回数の表示が変更されてもよいし、サボハニのキャラクタSBHの吹き出し表示が表示されるタイミングで情報表示領域におけるチャンスアップ予告の発生回数の表示が変更されてもよいし、サボハニのキャラクタSBHの吹き出し表示が表示された後で情報表示領域におけるチャンスアップ予告の発生回数の表示が変更されてもよい。
その後、図183(B8)では、チャンスアップ予告が発生したタイミングに対応する位置に赤色でマーキングされた第1チェックポイントCP1が表示されるとともに、予告が出現したことにより大当りの信頼度がアップしたことを示す「UP」の文字がその上方に表示され、チャンスアップ予告が発生したことの履歴が示される。なお、「UP」の表示は、サボハニのキャラクタSBHにより一部がオーバーラップされており、オーバーラップされていない状態である場合よりも視認困難とされている。また、発生した予告の内容を表示するようにしてもよい。
図183(B9)は、図171(A19)に対応する演出である。なお、この演出例では、特に図示しないが、2つ目のチャンスアップ予告である金カットイン画像CI3が上述した要領で表示されており、金カットイン画像CI3が表示されたタイミングに対応する位置に赤色でマーキングされた第2チェックポイントCP2及び「UP」の文字が表示され、また、チャンスアップメータCMTcの情報表示領域におけるチャンスアップ予告の発生回数の表示も「あと1か所」に変更されている。
その後、図183(B10)では、レバー画像136Vaが表示されるとともに、サボハニのキャラクタSBHの近傍に「チャンスアップ レバー」の文字が付記された吹き出しが表示され、レバー演出によるチャンスアップ予告が開始されたことを報知している。このとき、チャンスアップメータCMTcの情報表示領域では、チャンスアップ予告の発生回数の表示が「あと0か所」に変更され、これ以上のチャンスアップ予告の発生の可能性がないことが報知されている。なお、「あと0か所」と表示された後でチャンスアップ予告が発生する場合があってもよい。また、レバー画像136Vaが表示される前に情報表示領域におけるチャンスアップ予告の発生回数の表示が変更されてもよいし、レバー画像136Vaが表示されるタイミングで情報表示領域におけるチャンスアップ予告の発生回数の表示が変更されてもよいし、レバー画像136Vaが表示された後で情報表示領域におけるチャンスアップ予告の発生回数の表示が変更されてもよい。
その後、図183(B11)では、レバー画像136Vaに加えて残時間表示メータMTが表示され、レバー演出が開始される。このとき、チャンスアップ予告が発生したタイミングに対応する位置に赤色でマーキングされた第3チェックポイントCP3が表示されるとともに、予告が出現したことにより大当りの信頼度がアップしたことを示す「UP」の文字がその上方に表示され、チャンスアップ予告が発生したことの履歴が示される。このとき、チャンスアップメータCMTcの情報表示領域に表示されていた「あと0か所」というチャンスアップ予告の発生回数の表示が消去されている。なお、「あと0か所」の表示を消去させずに表示を継続するようにしてもよい。また、図183(B11)に示すタイミングでは、演出レバー136Vの操作有効期間は未だ開始していない。その後、演出レバー136Vの操作有効期間が開始して遊技者による演出レバー136Vの操作を受付可能な状態となる。
図183(B12)に示す残時間表示メータMTでは、上記操作有効期間が開始されてゲージが減っている様子が示されており、その後、図183(B13)に示すタイミングで、遊技者が、演出レバー136Vを操作すると、図183(B14)に示すように、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gd及び千両箱役物224Hが作動し、導光板ILの発光が行われ、第1装飾図柄表示装置208Lではエフェクト画像が表示される。すなわち、大当りとなることが報知される。このとき、チャンスアップメータCMTcは、非表示となるが、表示してもよい。
その後、導光板ILの発光が終了し、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gd及び千両箱役物224Hがそれぞれ初期位置に戻り、第1装飾図柄表示装置208Lではエフェクト画像がフェイドアウトする。このとき、第1装飾図柄表示装置208Lでは、表示が中断された決闘シーンのアニメーション表示がフェイドインしながら再開する。この動作は、例えば、図17(38)〜同図(44)に示して上述した要領で行われる。
図183(B15)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、決闘シーンのアニメーション表示のフェイドインが完了して再開された様子が示されている。具体的には、決闘シーンのアニメーション表示では、敵役の剣豪が悶絶する表情を見せ、今にも敗れるといった様相を呈している。また、チャンスアップメータCMTcでは、サボハニのキャラクタSBHが最終地点GPに到達し、プラカードは大当りとなることを示す「V」の文字を示している。また、情報表示領域では、「おめでとう!!」と表示されており、大当りが導出されることを祝福している。なお、「おめでとう!!」の表示を行わなくてもよい。また、ハズレの結果が導出される場合には、例えば、「残念」といった文字を表示し、遊技者を慰める表示を行うようにしてもよいし、情報表示領域に何らの表示も行わないようにしてもよい。また、例えば、図177(C1)〜同図(C6)に示されるような復活演出を行う場合には、情報表示領域に「!!!」といった表示を行い、復活演出が行われる可能性があることを示唆するようにしてもよい。
その後、図183(B16)では、主人公の殿様が敵役の剣豪に勝利し、中図柄に「装飾7」が表示され、大当りとなることが報知される。その後は、例えば、図162(A13)〜同図(A15)に示す演出が行われる。
図184は、図183に示すチャンスアップメータを用いた演出の変形例について示す図である。
図184(A1)〜同図(A3)は、図183(B1)〜同図(B2)に示すCUM準備中表示MTYaにおける情報表示領域において、チャンスアップ予告の発生回数を予告する表示を行う演出例を示している。具体的には、図184(A1)に示すCUM準備中表示MTYaでは、ゲージ部分の下方に設けられる情報表示領域に「あと3か所」の文字が表示されており、チャンスアップメータCMTcを用いた演出において、チャンスアップ予告が3回発生する可能性があることが報知されている。なお、情報表示領域において報知している回数とチャンスアップ予告の発生する回数とが必ず一致するようにしてもよいし、一致する場合と一致しない場合とがあってもよい。その後は、図184(A2)〜同図(A3)に示す演出が行われる。なお、図184(A1)〜同図(A3)に示す期間において行われる演出は、チャンスアップメータCMTcの表示態様が異なっている点を除き、図162(A3)〜同図(A8)と同様であるので、説明を省略する。
この演出例によれば、例えば、チャンスアップ予告が発生するタイミングがスーパーリーチ毎に固定されている場合には、発展するスーパーリーチの種類を推測できる場合がある。また、例えば、チャンスアップ予告が発生する回数が大当りの信頼度により異なる数で表示されるように構成されている場合には、スーパーリーチが発生する図柄変動に対する大当りの信頼度を推測することができる場合がある。
図184(B1)に示す演出は、図183(B4)に示す演出に対応している。図184(B1)では、チャンスアップメータCMTcの情報表示領域においてチャンスアップ予告の発生回数の表示が行われるのに加え、チェックポイントCP1〜CP3を表示し、チャンスアップ予告の発生タイミングを報知している。このように、チャンスアップ予告が発生するタイミングの一部又は全部がチャンスアップメータCMTcによって報知されるとともに、チャンスアップ予告の発生する回数が報知されてもよい。図183(B4)に示す表示に替えて、図184(B1)に示すような表示が行われてもよい。
図184(C1)〜同図(C4)は、チャンスアップメータCMTcの情報表示領域において、チャンスアップ予告の発生回数を表示せず、チャンスアップ予告が発生する可能性があることを予告している様子を示している。なお、この場合において、チャンスアップ予告の発生回数を表示するようにしてもよい。
図184(C1)では、カーソルとして機能するサボハニのキャラクタSBHが移動を開始した様子が示されている。このとき、サボハニのキャラクタSBHの近傍には、「START!!」と書かれた吹き出しが表示されることにより、サボハニのキャラクタSBHの移動開始を報知している。この吹き出しは、図184(C2)に示すように、その後、消去される。なお、この演出例では、図183(B4)〜同図(B5)に示す演出とは異なっており、チャンスアップメータCMTcの情報表示領域においてチャンスアップ予告の発生回数の表示が行われていない。
図184(C3)では、チャンスアップメータCMTcの情報表示領域において「そろそろBOYが登場」とともにクエスチョンマークが付された表示が行われており、第1チェックポイントCP1に対応するタイミングでボゥイのキャラクタCOYの出現によるチャンスアップ予告が発生する可能性があることを報知している。すなわち、この演出例では、タイミングが明確ではないが、チャンスアップ予告が発生する可能性があることを報知する様子が示されている。なお、特に発生するチャンスアップ予告の内容を報知せず、チャンスアップ予告が発生する可能性があることのみを報知するようにしてもよい。
その後、図184(C4)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、ボゥイのキャラクタBOYが表示画面の左側から出現し、右側に向かって移動する様子が示されている。すなわち、ボゥイのキャラクタBOYの出現によるチャンスアップ予告が行われている様子が示されている。なお、チャンスアップメータCMTcの情報表示領域において「そろそろBOYが登場」の表示が行われた場合でもボゥイのキャラクタBOYが表示されず、チャンスアップ予告が発生しないガセの予告が行われる場合があってもよい。また、ボゥイのキャラクタBOYが表示されるタイミングでボゥイのキャラクタBOYの出現によるチャンスアップ予告とは別の種類のチャンスアップ予告が発生する可能性があることを報知する場合があってもよく、この場合は、例えば、大当り確定であってもよいし、チャンスアップ予告が発生せずにガセの予告となる場合があってもよい。
図184(C5)では、サボハニのキャラクタSBHの近傍に「チャンスアップ BOY通過!!」の文字が付記された吹き出しが表示され、チャンスアップ予告が行われたことを報知している。このとき、チャンスアップメータCMTcの情報表示領域における「そろそろBOYが登場」の文字は消去されている。なお、情報表示領域における表示は、ボゥイのキャラクタBOYが表示される前に消去されてもよいし、ボゥイのキャラクタBOYが表示されるタイミングで消去されてもよいし、ボゥイのキャラクタBOYが表示された後で消去されてもよい。また、情報表示領域における表示は、サボハニのキャラクタSBHの吹き出しが表示される前に消去されてもよいし、吹き出しが表示されるタイミングで消去されてもよいし、吹き出しが表示された後で消去されてもよい。その後は、例えば、図183(B8)に示すように、第1チェックポイントCP1の表示や「UP」の表示を行い、チャンスアップ予告が発生したことの履歴を表示するようにしてもよい。なお、チャンスアップ予告が発生するタイミングの一部又は全部がチャンスアップメータCMTcによって報知されるとともに、チャンスアップメータCMTcによって報知されたタイミングに対応するチャンスアップ予告が行われる前に、この演出例のようにチャンスアップメータCMTcの情報表示領域において「そろそろBOYが登場」といったチャンスアップ予告が発生することを予告する表示が行われてもよい。つまり、チェックポイントを表示している場合に、ボゥイのキャラクタBOYが表示されるタイミングの前に「そろそろBOYが登場」が表示されてもよい。
図184(D1)〜同図(D5)は、図183(B8)に続く演出の別の演出パターンであり、チャンスアップメータCMTcによる演出においてチャンスアップ予告が発生する回数が増加することを報知する演出が行われている様子を示している。なお、図184(D1)に示す演出は、図183(B8)に示す演出を同じであるので、説明を省略する。
その後、図184(D2)では、最終地点GPに向かって進行するサボハニのキャラクタSBHの前方に煙が発生するエフェクト(煙のエフェクトEF115)が表示されている様子が示されている。
その後、煙のエフェクトEF115が消去されると、図184(D3)に示すように、チビ姫のキャラクタCHMが出現し、図184(D4)に示すように、チビ姫のキャラクタCHMの近傍に「1UP!」の文字が付された吹き出しが表示され、チャンスアップ予告が発生する回数が1回増加する可能性があることが報知されている。なお、チビ姫のキャラクタCHMによるチャンスアップ予告の発生回数を増加する演出が行われている間、サボハニのキャラクタSBHは、停止表示されているが、チビ姫のキャラクタCHMによるチャンスアップ予告の発生回数を増加する演出が行われている間も進行していてもよい。
その後、図184(D5)に示すように、チビ姫のキャラクタCHMが消去されると、チャンスアップメータCMTcの情報表示領域に表示されているチャンスアップ予告の発生回数の表示が「あと2か所」から「あと3か所」に変化し、チャンスアップ予告があと3回発生する可能性があることが報知される。なお、チビ姫のキャラクタCHMの「1UP!」の吹き出しが表示される前にチャンスアップ予告の発生回数の表示が更新されてもよいし、吹き出しが表示されるタイミングでチャンスアップ予告の発生回数の表示が更新されてもよいし、吹き出しが表示された後でチャンスアップ予告の発生回数の表示が更新されてもよい。また、チビ姫のキャラクタCHMが消去される前にチャンスアップ予告の発生回数の表示が更新されてもよいし、チビ姫のキャラクタCHMが消去されるタイミングでチャンスアップ予告の発生回数の表示が更新されてもよいし、チビ姫のキャラクタCHMが消去された後でチャンスアップ予告の発生回数の表示が更新されてもよい。また、サボハニのキャラクタSBHは、チビ姫のキャラクタCHMによるチャンスアップ予告の発生回数を増加する演出が行われている間は停止表示されていたため、実際のスーパーリーチの進捗に対し、サボハニのキャラクタSBHの位置が手前となっており、遅れているので、その後は、サボハニのキャラクタSBHが加速し、急いでいる様子を示す演出や、サボハニのキャラクタSBHをワープさせて実際のスーパーリーチの進捗に対応する位置に表示位置を変更させる等、サボハニのキャラクタSBHの表示位置の帳尻を合わせるようにしてもよいし、サボハニのキャラクタSBHの表示位置の帳尻を合わせないようにしてもよい。
この演出例では、チャンスアップメータCMTc関連の演出のみを行うチビ姫のキャラクタCHMを登場させてチャンスアップ予告の発生回数を増加する演出を行うようにしたが、チャンスアップメータCMTcを構成する他の要素(例えば、サボハニのキャラクタSBH)を用いて、例えば、上述したランクアップ演出と同じ要領でチャンスアップ予告の発生回数を増加する演出を行うようにしてもよい。また、チャンスアップメータCMTcを構成しない他の要素によってチャンスアップ予告の発生回数を増加する演出を行うようにしてもよく、例えば、上述したタイマ予告によりチャンスアップ予告の発生回数を増加するようにしてもよいし、予告アイコンYIによる演出によりチャンスアップ予告の発生回数を増加するようにしてもよいし、ミニゲームの結果によりチャンスアップ予告の発生回数を増加するようにしてもよいし、図179(C1)に示すナビキャラクタYMを用いた演出によりチャンスアップ予告の発生回数を増加するようにしてもよい。また、増加するチャンスアップ予告の発生回数は1回に限らず2回以上であってもよいし、例えば、「0UP!」などと表示され、チャンスアップ予告の発生回数が増加しないガセの演出が行われる場合があってもよい。このことは、チャンスポイントが表示されている場合にも適用可能である。
図185は、図183に示すチャンスアップメータを用いた演出の別の演出パターンについて示す図である。
図185(A1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、中央領域で第1装飾図柄が高速変動を行っている。また、左上では第2装飾図柄が変動表示を行っている。また、図185(A1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lには、演出表示領域208dに、保留枠UIが表示されている。この保留枠UIは、保留アイコン表示領域HIS、変動アイコン表示領域CIS、演出アイコン表示領域DISを有する。変動アイコン表示領域CISは中央に設けられ、変動アイコン表示領域CISには、台座hs0が配置されている。保留アイコン表示領域HISは、変動アイコン表示領域CISの左側に設けられ、左ベースアイコンbIlの上に4つのステージ(第1ステージhs1〜第4ステージhs4)が配置されている。なお、図185(A1)では、保留アイコン表示領域HISの前面側にオーバーラップするように図183(B1)に示すCUM準備中表示MTYaが表示されており、視認困難とされている。演出アイコン表示領域DISは、変動アイコン表示領域CISの右側に設けられ、演出アイコン表示領域DISには、右ベースアイコンbIrが配置されている。さらに、図185(A1)に示すタイミングでは、特図1の保留が1つであり、第2保留数表示では、「1」と「0」が表示されている。また、変動アイコン表示領域CISの台座hs0の上には、変動アイコンh0が表示されている。変動アイコンh0の表示態様は、図119(a)のNo.1に記したデフォルトの表示態様となっている。また、この演出例では、例えば、図120〜図147に示して上述した要領で予告アイコンYIが出現し、表示画面の右上隅部に表示されている。また、この演出例では、CUM準備中表示MTYaの情報表示領域に「メータ×1」の文字が表示されており、チャンスアップメータCMTcを用いた演出が1回行われることを予告している。このように、この演出例において、CUM準備中表示MTYaの情報表示領域においてメータのストック数が表示された表示が、準備中表示として機能しているということができる。
その後、図185(A2)に示すように、箱が閉じた表示態様である態様aの予告アイコンYIが使用され、箱が開いた表示態様である態様dに変化し、箱の中からランクアップを予告する「UP」の予告表示が飛び出すアニメーションが表示される。ここで出現した「UP」の予告表示は、チャンスアップメータCMTcを用いた演出の発展回数の増加を予告する表示である。なお、予告アイコンYIが使用される前、すなわち箱が開く前に、箱が開くことを事前に予告する演出(例えば、箱がカタカタと振動するアニメーション演出等)を行ってもよい。また、このような演出を行った場合、実際に箱は、必ず開いてもよいし、開かない場合があってもよい。
図185(A3)では、使用された予告アイコンYIが消え、「UP」の予告表示が右図柄表示領域208cに表示されている。図185(A4)では、その「UP」の予告表示を用いた昇格アニメが開始される。図185(A4)では、「UP」の予告表示が、右図柄表示領域208cで光の玉EF116に変化した後、CUM準備中表示MTYaの情報表示領域にめがけて飛んでいき、情報表示領域の「メータ×1」における回数を示す「1」の部分にぶつかっている様子が示されている。このとき、CUM準備中表示MTYa全体が視認困難な態様とされてもよい。このとき、「メータ×1」における「1」の部分が視認困難な態様とされている。なお、この演出例において、昇格アニメが行われることなくチャンスアップメータCMTcを用いた演出の発展回数が増加してもよいし、昇格アニメが行われてチャンスアップメータCMTcを用いた演出の発展回数が増加する場合と、昇格アニメが行われることなくチャンスアップメータCMTcを用いた演出の発展回数が増加する場合とがあってもよい。
すると、図185(A5)に示すように、情報表示領域の「メータ×1」の表示が「メータ×2」となり、チャンスアップメータCMTcを用いた演出が1回発展し、2回行われる可能性があることが報知される。その後は、図162(A3)〜同図(A7)に示す演出と同様の演出が行われる。
図185(A6)に示す演出は、図183(B2)に示す演出に対応しており、チャンスアップメータCMTcの情報表示領域における表示が異なる点を除き、演出内容は同じであるので、説明を省略する。
図185(A7)では、CUM準備表示MTYaからチャンスアップメータCMTcに表示が切り替わっている様子が示されている。この演出例では、CUM準備中表示MTYaからチャンスアップメータCMTcに切り替わっても、チャンスアップメータCMTcの情報表示領域においてチャンスアップメータCMTcを用いた演出の発展回数が引き続き表示されている。また、図185(A7)では、CUM準備中表示MTYaからチャンスアップメータCMTcに表示が切り替わるタイミングで、情報表示領域の「メータ×2」の表示が「メータ×1」となり、チャンスアップメータCMTcを用いた1回目の演出が実行開始されたことが示されている。なお、CUM準備中表示MTYaからチャンスアップメータCMTcに表示が切り替わる前に情報表示領域の「メータ×2」の表示が「メータ×1」に切り替わってもよいし、CUM準備中表示MTYaからチャンスアップメータCMTcに表示が切り替わった後で情報表示領域の「メータ×2」の表示が「メータ×1」に切り替わってもよい。また、この演出例では、図162(A9)に示す演出と同様に、第1チェックポイントCP1〜第3チェックポイントCP3が表示されており、チャンスアップ予告の表示回数と表示されるタイミングが示されている。
図185(A8)は、カーソルとして機能するサボハニのキャラクタSBHが移動を開始した様子が示されている。このとき、サボハニのキャラクタSBHの近傍には、「START!!」と書かれた吹き出しが表示されることにより、サボハニのキャラクタSBHの移動開始を報知している。なお、「START!!」の吹き出しが表示されないようにしてもよい。また、「START!!」が表示される場合とされない場合があるようにしてもよい。
その後、図185(A9)では、最終地点GPにおけるプラカードの表示が「クエスチョンマーク」で表示され、最終地点GPにサボハニのキャラクタSBHが到達すると、チャンスアップメータCMTcを用いた演出が発展する可能性があることを示唆している。その後は、例えば、図29(3)〜同図(16)に示す演出と同様の演出が行われる。
その後、図185(A10)では、図29(17)と同様の演出が行われている。なお、チャンスアップメータCMTcにおける最終地点GPにおけるプラカードの表示は、相変わらず「クエスチョンマーク」の表示となっている。
その後、図185(A11)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、レバー画像136Vaではなく、ボタン画像136aと残時間表示メータMTが表示され、チャンスアップの予告としてのレバー演出が開始されなかった様子が示されている。そのため、サボハニのキャラクタSBHの吹き出しは表示されず、また、図185(A10)〜同図(A12)に示すように、サボハニのキャラクタSBHは第3チェックポイントCP3をそのまま通過し、第3チェックポイントCP3におけるマーキングや「UP」の文字の表示も行われない。なお、図185(A11)に示すタイミングでは、演出ボタン136(チャンスボタン136)の操作有効期間は、未だ開始されていない。演出ボタン136(チャンスボタン136)の操作有効期間は、その後開始され、遊技者による演出ボタン136(チャンスボタン136)の操作を受付可能な状態となる。
その後、図185(A12)に示す残時間表示メータMTでは、上記操作有効期間が減っている様子が示されている。一方、チャンスアップメータCMTcでは、サボハニのキャラクタSBHが最終地点GP手前に位置している。
その後、上記操作有効期間内において、図185(A13)に示すタイミングで、遊技者が演出ボタン136(チャンスボタン136)を操作すると、図185(A14)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、殿様のキャラクタと敵役の剣豪が「外したか・・・」というセリフとともに、勝敗が決しない様子の表示が行われる。また、チャンスアップメータCMTcでは、最終地点GPにおけるプラカードに「発展」という文字表示が行われ、リーチ演出が発展することが報知される。これに伴い、チャンスアップメータCMTcによる演出が発展し、2回目の演出が開始されることが示唆される。
その後、図185(A15)に示される殿様のキャラクタによるカットイン画像CI4の表示が行われた後、図185(A16)に示すように、剣豪リーチにおいてパンダのキャラクタが助っ人として登場する旨の演出が開始される。また、チャンスアップメータCMTcでは、サボハニのキャラクタSBHが空飛ぶじゅうたんに乗って、開始地点SPに向かっていく様子が示されている。このとき、チャンスアップメータCMTcによる演出が発展し、2回目の演出が行われたとして、情報表示領域における「メータ×1」の表示が「メータ×0」に変化している。なお、カットイン画像CI4が表示される前に情報表示領域における表示が変化してもよいし、カットイン画像CI4が表示されるタイミングで情報表示領域における表示が変化してもよいし、カットイン画像CI4が表示された後で情報表示領域における表示が変化してもよい。また、パンダのキャラクタが助っ人として登場する旨の演出が開始する前に情報表示領域における表示が変化してもよいし、パンダのキャラクタが助っ人として登場する旨の演出が開始するタイミングで情報表示領域における表示が変化してもよいし、パンダのキャラクタが助っ人として登場する旨の演出が開始された後で情報表示領域における表示が変化してもよい。また、「メータ×0」に表示変化せず、「メータ×1」の表示を消去するようにしてもよい。
その後、図185(A16)〜同図(A18)に示すように、サボハニのキャラクタSBHが開始地点SPに向かう途上で、サボハニのキャラクタSBHによりオーバーラップさせながら、チャンスアップメータCMTcを変更する表示を行う。そのため、サボハニのキャラクタSBHの移動により、例えば、図185(A17)に示すように、変更後のチャンスアップメータCMTの一部が出現して第6チェックポイントCP6が出現し、図185(A18)に示すように、第5チェックポイントCP5が出現する。
図185(A18)では、サボハニのキャラクタSBHが再び開始地点SPに位置している様子が示されている。このとき、チャンスアップメータCMTcでは、第5チェックポイントCP5及び第6チェックポイントCP6が変化前の表示状態(赤色のマーキングが付されておらず、「UP」の文字表示も行われていない状態)となっている。そして、チャンスアップメータCMTcでは、サボハニのキャラクタSBHの移動が開始される。
その後、図185(A19)では、SP剣豪リーチに発展した様子が示されている。SP剣豪リーチは、剣豪リーチが発展して移行するリーチであり、剣豪リーチからSP剣豪リーチに発展しない場合よりも大当りとなりやすいリーチ演出である。SP剣豪リーチでは、図185(A19)に示すように、主人公の殿様と敵役の剣豪が対峙する点では、発展前の剣豪リーチと同じであるが、主人公の殿様の助っ人としてパンダを従えている点と、背景に満月が表れている点で異なっている。さらに、図185(A19)では、サボハニのキャラクタSBHが第5チェックポイントCP5に到達するタイミングで、3匹のコパンダのキャラクタによって構成されるコパンダ応援団KPD48が応援している様子を示すチャンスアップ予告が行われており、SP剣豪リーチの大当りに対する信頼度が飛躍的に高くなっていることを報知している。なお、コパンダ応援団KPD48は、SP剣豪リーチにおいて必ず出現するようにしてもよいし、出現しない場合があってもよい。その後は、例えば、図30(31b)〜同図(34b)に示して上述した要領で演出が行われ、さらにその後は、例えば、演出レバー136Vが操作されると、図29(24)〜同図(28)に示して上述した要領で演出が行われて、大当りとなることが報知される。なお、ハズレとなることが報知されてもよい。
この演出例では、CUM準備中表示MTYaやチャンスアップメータCMTcの構成要素とは別の要素により、チャンスアップメータCMTcを用いた演出の発展回数を増加する演出を行うようにしたが、CUM準備中表示MTYaやチャンスアップメータCMTcの構成要素(例えば、サボハニのキャラクタSBH)を用いて、チャンスアップメータCMTcを用いた演出の発展回数を増加する演出を行うようにしてもよい。また、純粋にチャンスアップメータが表示される回数をストックし、これを表示するようにしてもよい。また、この演出例では、チャンスアップメータCMTcが表示される数がスーパーリーチが発展する回数に対応する例を示したが、チャンスアップメータCMTcが装飾図柄の変動表示中に表示されたり、スーパーリーチに移行したときに表示される等、チャンスアップメータCMTcが表示開始される場面が複数ある場合にも適用することができる。また、チャンスアップメータによる演出の実行が複数ストックされたときに、全て使用される場合と一部しか使用しない場合とがあってもよいし、チャンスアップメータによる演出の実行が複数ストックされた場合に、必ず全部使用されるように構成されてもよい。
図186は、チャンスアップメータ準備中表示を用いた先読み予告の一例を段階的に示した図である。
図186(A1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、中央領域で第1装飾図柄が高速変動を行っている。また、左上では第2装飾図柄が変動表示を行っている。また、図186(A1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lには、演出表示領域208dに、保留枠UIが表示されている。この保留枠UIは、保留アイコン表示領域HIS、変動アイコン表示領域CIS、演出アイコン表示領域DISを有する。変動アイコン表示領域CISは中央に設けられ、変動アイコン表示領域CISには、台座hs0が配置されている。保留アイコン表示領域HISは、変動アイコン表示領域CISの左側に設けられ、左ベースアイコンbIlの上に4つのステージ(第1ステージhs1〜第4ステージhs4)が配置されている。演出アイコン表示領域DISは、変動アイコン表示領域CISの右側に設けられ、演出アイコン表示領域DISには、右ベースアイコンbIrが配置されている。さらに、図186(A1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、特図1の保留アイコンが第1ステージhs1及び第2ステージhs2に表示されている。すなわち、第1保留アイコンh11及び第2保留アイコンh12が表示されている。特図1の保留アイコンh11の表示態様は、図119(a)のNo.1に記したデフォルトの表示態様である。第1装飾図柄表示装置208Lの右上には、特図1及び特図2の第2保留数表示(ここでは「2」と「0」)が表示されている。また、変動アイコン表示領域CISの台座hs0の上には、変動アイコンh0が表示されている。変動アイコンh0の表示態様も、図119(a)のNo.1に記したデフォルトの表示態様である。その後は、図186(A2)〜同図(A5)に示す演出が行われる。なお、図186(A2)〜同図(A5)に示す演出は、特図1の保留数が異なる点を除き、図163(C2)〜同図(C5)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。なお、図163(D4)〜同図(D5)に示すように、図柄の仮停止表示中及び停止表示中もCUM準備中表示MTYが表示されてもよいし、図柄の仮停止表示中及び停止表示中にCUM準備中表示MTYが表示される場合と表示されない場合の両方があってもよい。このことは、図186(A10)〜同図(A11)に示す場合においても同様である。また、このことは、本明細書に記載したいずれの実施形態においても適用可能である。
図186(A6)では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11,h12の移動アニメーションが行われ、第1ステージhs1に配置されていた第1保留アイコンh11(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が変動アイコン表示領域CISの台座hs0上に移動して変動アイコンh0として表示され、第2ステージhs2に配置されていた第2保留アイコンh12が第1ステージhs1に移動して第1保留アイコンh11として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。その後は、図186(A7)〜同図(A8)に示す演出が行われる。なお、図186(A7)〜同図(A8)に示す演出は、特図1の保留数が異なる点を除き、図163(C6)〜同図(C7)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
その後、図186(A9)では、第2チェックポイントCP2に対応する位置に光のエフェクトEF117が表示され、チェックポイント出現アニメが行われている様子が示されている。
すると、図186(A10)に示すように、光のエフェクトEF117が消失し、第2チェックポイントCP2が出現する。このように、この演出例では、CUM準備中表示MTYの表示中にチャンスアップ予告が発生するタイミングを報知するチェックポイントが表示される様子が示されている。なお、この演出例では、チャンスアップメータCMTに表示されるチェックポイントのうちの一部のチェックポイント(第2チェックポイントCP2)のみをCUM準備中表示MTYに表示するようにしたが、チャンスアップメータCMTに表示されるチェックポイントのうちの全部のチェックポイント(第1チェックポイントCP1〜第3チェックポイントCP3)がCUM準備中表示MTYに表示されるようにしてもよい。また、この演出例では、CUM準備中表示MTYの構成要素(ゲージ部分)を用いてチェックポイントが出現する演出を行うようにしたが、CUM準備中表示MTYの構成要素以外の要素(例えば、上述した予告アイテムYI、ミニゲーム、タイマ予告等)を用いた演出によりチェックポイントが出現するようにしてもよい。
その後、左図柄、右図柄、中図柄の順に第1装飾図柄が停止表示し、図186(A11)に示すように、「装飾6−装飾4―装飾1」のハズレの装飾図柄の組み合わせで確定表示される。このとき、変動アイコンは消去される。また、この演出例では、装飾図柄の確定表示中は、CUM準備中表示MTYが非表示とされているが、装飾図柄が確定表示されている間にCUM準備中表示MTYが表示されるようにしてもよい。
その後、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始され、図186(A2)に示す要領で炎のエフェクトEF101が表示された後、図186(A12)に示すように、CUM準備中表示MTYが再び表示される。このとき、前回の図柄変動表示における表示態様、すなわち、第2チェックポイントCP2が表示された態様でCUM準備中表示MTYが表示される。その後は、例えば、図162(A4)〜同図(A7)に示す演出と同様の演出が行われた後、図186(A13)に示す演出が行われる。なお、図186(A13)に示す演出は、CUM準備中表示MTYの表示態様が異なる点を除いて、図162(A8)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図186(A14)では、CUM準備表示MTYからチャンスアップメータCMTに表示が切り替わっている様子が示されている。このとき、CUM準備中表示MTYにおいて非表示とされていた第1チェックポイントCP1と第3チェックポイントCP3が出現する。なお、CUM準備中表示MTYにおいて出現済みのチェックポイント(第2チェックポイントCP2)についてもこのタイミングで新たに出現する演出を行うようにしてもよい。なお、CUM準備中表示MTYからチャンスアップメータCMTに表示が切り替わる前にCUM準備中表示MTYにおいて非表示とされていたチェックポイントが出現するようにしてもよいし、CUM準備中表示MTYからチャンスアップメータCMTに表示が切り替わるタイミングでCUM準備中表示MTYにおいて非表示とされていたチェックポイントが出現するようにしてもよいし、CUM準備中表示MTYからチャンスアップメータCMTに表示が切り替わった後でCUM準備中表示MTYにおいて非表示とされていたチェックポイントが出現するようにしてもよい。その後、図186(A15)〜同図(A16)に示す演出が行われる。なお、図186(A15)〜同図(A16)に示す演出は、図162(A10)〜同図(A11)に示す演出を同じであるので、説明を省略する。
このように、この演出例では、複数回の図柄変動表示に亘ってCUM準備中表示MTYが表示される連続予告が行われ、CUM準備中表示MTYによる連続予告の実行中にCUM準備中表示MTYにおいてチェックポイントを出現する演出を行うようにしたが、CUM準備中表示MTYによる連続予告を行わず、実行中の図柄変動表示においてのみCUM準備中表示MTYが表示される演出が行われるようにしてもよい。この場合において、疑似連演出の実行中に、上述したようにしてCUM準備中表示MTYにチェックポイントが出現する演出が行われるようにしてもよい。また、CUM準備中表示MTYにおけるチェックポイントを出現する演出の他、出現したチェックポイントが消去される演出が行われる場合があってもよい。また、チェックポイントが出現する演出において、出現したチェックポイントに対応するチャンスアップ予告が必ず行われてもよいし、出現したチェックポイントに対応するチャンスアップ予告が行われないガセの演出が行われる場合があってもよい。また、チェックポイントが全部出現してもよい。このことは、図165(F1)に示す演出例や、図166(A1)〜同図(A3)、同図(B1)、同図(C1)、同図(D1)にそれぞれ示す演出例についても適用可能である。
図187は、チャンスアップメータの別の表示パターンについて説明する図である。
図187(A1)〜同図(A15)は、図162(A7)に続く別の演出例であり、チャンスアップメータCMTに、サボハニのキャラクタSBHの他、マーカーMRKbがカーソルとして表示されている様子を示している。
図187(A1)は、例えば、図162(A7)に続く演出であり、スーパーリーチ演出に移行している様子を示している。また、表示画面の左下部分には、CUM準備中表示MTYが表示されている。
その後、図187(A2)では、CUM準備表示MTYからチャンスアップメータCMTに表示が切り替わっている様子が示されている。この演出例では、カーソルとしてのサボハニのキャラクタSBHの他、サボハニのキャラクタSBHの足元に逆三角形からなるマーカーMRKbも表示されている。すなわち、スーパーリーチの進捗を2つのカーソルで表示する様子が示されている。なお、サボハニのキャラクタSBHは、マーカーMRKbに一部がオーバーラップされているが、マーカーMRKbがサボハニのキャラクタSBHにオーバーラップしない位置(例えば、ゲージの下方等)に表示するようにしてもよい。この演出例では、マーカーMRKbは、サボハニのキャラクタSBHと同期して移動している。その後、図187(A2)〜同図(A15)に示す期間では、例えば、図29(2)〜同図(26)に示す演出と同様の演出が行われる。なお、図187(A2)〜同図(A15)に示す期間において行われる演出は、チャンスアップメータCMTにマーカーMRKbが表示されている点を除いて、図29(2)〜同図(26)と同じであるので、説明を省略する。
なお、この演出例では、マーカーMRKbとサボハニのキャラクタSBHとが同期して移動しているが、例えば、ボタン演出やレバー演出の実行中にサボハニのキャラクタSBHがチェックポイントで待機するアニメーション(例えば、足踏みしているとかで進行しない状態を示すアニメーション等)が行われている間、マーカーMRKbは進行するようにし、マーカーMRKbとサボハニのキャラクタSBHとが同期して移動しない期間があってもよい。あるいは、マーカーMRKbとサボハニのキャラクタSBHのいずれか一方がスーパーリーチ演出の進捗に対応した位置に表示され、他方がスーパーリーチ演出の進捗に対応しない位置に表示される場合があってもよい。また、マーカーMRKbは、スーパーリーチ演出の進捗に対応した位置に表示され、サボハニのキャラクタSBHがチェックポイントにワープし、ワープしたチェックポイントに対応するチャンスアップ予告の発生を予告するようにしてもよい。また、或るチェックポイントでチャンスアップ予告が発生しなかった場合に、その後、サボハニのキャラクタSBHが当該発生しなかったチャンスアップ予告に対応する位置のチェックポイントにワープし、当該チェックポイントに対応するチャンスアップ予告が発生したことにして、大当りの信頼度がアップしたことを示唆するようにしてもよい。また、この演出例では、大当りとなる場合の例について説明したが、ハズレとなる場合も同様にしてマーカーMRKbの表示を行うこともできる。この場合、例えば、マーカーMRKb及び/又はサボハニのキャラクタSBH最終地点GPに到達しないで復活演出が開始する場合があってもよい。なお、この演出例では、CUM準備中表示MTYとしてサボハニのキャラクタSBHが表示されており、マーカーMRKが表示されていないが、CUM準備中表示MTYの表示中にマーカーMRKが表示されてサボハニのキャラクタSBHが表示されなくてもよく、CUM準備中表示MTYの表示中にサボハニのキャラクタSBH及びマーカMRKが表示されてもよい。さらに、(1)CUM準備中表示MTYにサボハニのキャラクタSBHのみが表示されるパターン、(2)CUM準備中表示MTYにマーカーMRKのみが表示されるパターン、(3)CUM準備中表示MTYにサボハニのキャラクタSBHとマーカーMRKの両方が表示されるパターンがある場合において、(1)の場合があってもよいし、(2)の場合があってもよいし、(3)の場合があってもよい。また、(1)の場合があってもよいし、(3)の場合があってもよい。また、(1)の場合があってよいし、(2)の場合があってもよい。
図187(B1)〜同図(B11)は、図167(A7)に続く別の演出パターンを示している。
図187(B1)〜(B2)は、例えば、図162(A7)に続く演出であり、スーパーリーチ演出に移行している様子を示している。また、表示画面の左下部分には、CUM準備中表示MTYが表示されている。
その後、図187(B3)では、CUM準備表示MTYからチャンスアップメータCMTに表示が切り替わっている様子が示されている。この演出例では、チャンスアップメータCMTにおけるゲージの構成が、図162(A9)に示すものと異なっている。具体的には、図187(B3)に示すチャンスアップメータCMTには、チェックポイントが1つ(第2チェックポイントCP2)のみ表示されており、最終地点GPaの表示態様も異なっている。すなわち、この演出例では、最終地点GPaが図柄変動表示の結果が導出されるタイミングに対応しておらず、スーパーリーチ演出の途中でチャンスアップメータCMTによる演出が開始し、終了する例を示している。換言すれば、この演出例では、スーパーリーチ演出中のある期間だけチャンスアップ予告が行われるタイミングを報知するチャンスアップメータCMTによる演出が行われる例が示されているということができる。
図187(B4)は、カーソルとして機能するサボハニのキャラクタSBHが移動を開始した様子が示されている。このとき、サボハニのキャラクタSBHの近傍には、「START!!」と書かれた吹き出しが表示されることにより、サボハニのキャラクタSBHの移動開始を報知している。このとき、ボタン画像136aと残時間表示メータMTが表示され、ボタン演出による予告が開始されたことを報知している。すなわち、この演出例では、ボタン演出の開始から終了までの期間においてチャンスアップメータCMTによる演出が行われている様子が示されている。なお、この演出例では、開始地点SPから第2チェックポイントCP2までの期間が演出ボタン136(チャンスボタン136)の操作を受け付ける操作有効期間に対応している。また、図187(B4)に示すタイミングでは、未だ操作有効期間は開始されておらず、操作有効期間は、その後開始される。
その後、図187(B5)に示す残時間表示メータMTでは、上記操作有効期間が減っている様子が示されている。一方、チャンスアップメータCMTでは、サボハニのキャラクタSBHが操作有効期間が開始されてからの時間に対応する位置まで移動している様子が示されている。
その後、図187(B6)に示すタイミングで、遊技者により演出ボタン136(チャンスボタン136)が押下されると、図187(B7)に示すように、図29(13)に示して上述した金カットイン画像CI3が表示される。このとき、サボハニのキャラクタSBHは、表示位置に拘らず、第2チェックポイントCP2まで加速移動する。なお、第2チェックポイントCP2までワープしてもよい。なお、操作有効期間が経過した場合にも金カットイン画像CI3が表示されるが、表示されないようにしてもよい。また、この演出例では、操作有効期間に演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作された場合に金カットイン画像CI3が表示されるようにしたが、例えば、サボハニのキャラクタSBHがゲージ上を進行し、チェックポイント(例えば、第2チェックポイントCP2)に到達するタイミングで演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作された場合に、金カットイン画像CI3が表示され、チェックポイントに到達するタイミングから外れたタイミングで演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作された場合には、金カットイン画像CI3が表示されないようにしてもよいし、金カットイン画像CI3に替えて、弱カットイン画像CI3bが表示されるようにしてもよい。
その後、図187(B8)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニのキャラクタSBHの近傍に「チャンスアップ 金カットイン」の文字が付記された吹き出しが表示され、金色の枠で囲まれたカットイン画像の表示による予告が行われたことを報知している。なお、サボハニのキャラクタSBHは、殿様のキャラクタ画像CI3が表示されている間も、第2チェックポイントCP2で停止するが、停止しないようにしてもよい。また、この演出例において、サボハニのキャラクタSBHが第2チェックポイントCP2に到達するタイミングとボタン演出が開始されるタイミングとが同じであってもよいし、サボハニのキャラクタSBHが第2チェックポイントCP2に到達した後でボタン演出が開始されてもよいし、ボタン演出が開始されてからサボハニのキャラクタSBHが第2チェックポイントCP2に到達してもよい。また、この演出例では、第2チェックポイントCP2によりチャンスアップ予告が発生するポイントを示しているが、最終地点GPaがチャンスアップ予告の発生するポイントして示すようにしてもよい。その場合、最終地点GPaに到達しない場合があってもよく、最終地点GPaにサボハニのキャラクタSBHが到達することでチャンスアップ予告が発生し、最終地点GPaにサボハニのキャラクタSBHが到達しない場合には、チャンスアップ予告が発生しないようにしてもよい。また、最終地点GPaに必ず到達するようにしてもよく、この場合は、サボハニのキャラクタSBHが最終地点GPaに到達すると必ずチャンスアップ予告が発生してもよいし、最終地点GPaに到達してもチャンスアップ予告が発生しない場合があってもよい。
その後、図187(B9)に示すように、チャンスアップメータCMTにおける第2チェックポイントCP2が赤色でマーキングされるとともに、予告が出現したことにより大当りの信頼度がアップしたことを示す「UP」の文字がその上方に表示され、予告が発生したことの履歴が示される。なお、「UP」の表示は、サボハニのキャラクタSBHによりオーバーラップされており、オーバーラップされていない状態である場合よりも視認困難とされている。
その後、サボハニのキャラクタSBHが移動を開始し、図187(B10)では、最終地点GPaに到達した様子が示されている。すると、図187(B11)に示すように、チャンスアップメータCMTが消去され、スーパーリーチ演出は引き続き行われる。
なお、この演出例では、スーパーリーチにおける一部の期間においてチャンスアップメータCMTによる演出を行うようにしたが、スーパーリーチ以外の期間(例えば、ノーマルリーチにおける一部の期間や、リーチ状態となっていない図柄変動表示における一部の期間において行うようにしてもよい。
図188は、別のスーパーリーチにおいて実行されるチャンスアップメータの演出例について説明する図である。
図188(A1)〜同図(A16)は、例えば、図16(24)に続く別の演出例であり、上述したスーパーリーチの一例としての剣豪リーチとは別の姫リーチの演出が行われている様子を示している。
図188(A1)は、例えば、図16(24)に続く演出であり、スーパーリーチに移行する様子が示されている。
図188(A2)では、スーパーリーチの一例である姫リーチの演出が開始された様子が示されている。具体的には、第1装飾図柄表示装置208Lでは、姫のキャラクタが歌う曲である「そこにあるかも知れない・・・」のタイトル表示が行われ、第1装飾図柄が表示画面の右下隅部に移動している様子が示されている。
その後、図188(A3)では、姫のキャラクタが登場し、踊っている様子が示されるとともに、姫のキャラクタの前面側にオーバーラップするように、表示画面の中央やや下方に帯状の歌詞表示領域LYCが左右に延在して配置されている。そして、歌詞表示領域LYCには、姫のキャラクタが歌う曲の歌詞が横書きで表示されるとともに、歌詞の下方には三角形状のマーカーMRKcが表示されており、曲の進行に合わせてマーカーMRKcが右方向へ移動するように構成されており、歌い出しのタイミング等を報知している。図188(A3)に示す歌詞表示領域LYCでは、「だけど 本当の優しさが」が表示されており、そのうちの「優」の文字が他の文字と比べて太字でかつ大きいサイズで表示されている。すなわち、この演出例では、姫のキャラクタが「優」の部分を歌うタイミングで、チャンスアップ予告が発生する可能性があることを示唆している。換言すれば、「優」の文字が上述したチャンスアップメータCMTにおけるチェックポイントの機能を有しているということができる。なお、この演出例では、歌詞によりチャンスアップ予告の発生タイミングを示唆しているが、例えば、会話予告におけるセリフにおいて特定の文字の表示態様を他の文字と異ならせてセリフに合わせた音声を出力し、セリフにおける特定の文字に対応する音声が出力されるタイミングでチャンスアップ予告が発生する可能性があることを示唆するようにしてもよい。
図188(A4)は、姫のキャラクタの歌に合わせてマーカーMRKcが移動している様子が示されている。その後、図188(A5)では、姫のキャラクタが「優」の部分を歌うタイミングで歌詞表示領域LYCの上下の枠がデフォルトの表示態様である白色から赤色に変化し、チャンスアップ予告が行われている様子が示されている。
すると、図188(A6)では、「優」の文字の近傍に「チャンスアップ 歌詞枠が赤」の文字が付記された吹き出しが表示され、チャンスアップ予告が行われたことを報知している。なお、歌詞表示領域LYCの表示態様が変化するタイミングで吹き出しが表示されてもよいし、歌詞表示領域LYCの表示態様が変化した後で吹き出しが表示されてもよいし、歌詞表示領域LYCの表示態様が変化する前に吹き出しが表示されてもよい。なお、歌詞枠が白色>赤色>金色>虹色の順にランクアップしてもよく、また、白色から金色といったように1又は2以上ランクを飛ばしてランクアップしてもよい。この場合、虹色>金色>赤色>白色の順で大当りの期待度が高くなっており、虹色の場合は大当り確定であってもよい。また、「優」などのタイミングを報知している文字によって、変化する態様を報知(例えば、「優」を赤色にする等)してもよい。また、この演出例では、チャンスアップ予告が発生するポイントが1つであるものについて説明したが、チャンスアップ予告が発生するポイントとが複数個あってもよい。また、歌詞枠の色によって同じリーチでもチャンスアップ予告が発生するポイントが変化してもよい。また、歌詞枠の色によらず、チャンスアップ予告が発生するポイントが同じであってもよい。
その後、図188(A7)では、引き続き、姫のキャラクタの歌に合わせてマーカーMRKcが移動しており、「だけど 本当の優しさが」のフレーズを歌い終えたタイミングを示している。なお、この演出例において、チャンスアップ予告が発生したことの履歴を、チャンスアップ予告が発生したときに表示されているフレーズの表示中にのみ表示するようにしたが、チャンスアップ予告が発生したときに表示されているフレーズから他のフレーズに切り替わった後も引き続きチャンスアップ予告が発生したことの履歴を表示するようにしてもよく、例えば、チャンスアップ予告が発生したフレーズを歌詞表示領域LYCとは別の表示領域に表示し、発生したチャンスアップ予告の種類を示唆するようにしてもよいし、チャンスアップ予告が発生した回数を表示するようにしてもよいし、発生したチャンスアップ予告の種類を明示的にあるいは暗示的に表示するようにしてもよい。
続いて、図188(A8)では、歌詞表示領域LYCにおける歌詞の表示が切り替わり、「そこにあるかも」のフレーズが表示されており、これらの文字はいずれも同一の表示態様とされている。
図188(A9)では、マーカーMRKcが姫のキャラクタの歌に合わせて移動しており、「そこにあるかも」のフレーズを歌い終えたタイミングを示している。
すると、図188(A10)では、ボタン画像136aと残時間表示メータMTが表示され、ボタン演出による最終ジャッジ演出が開始された様子が示されている。また、ボタン演出が開始されると、歌詞表示領域LYCはいったん消去される。なお、図188(A10)に示すタイミングでは、未だ操作有効期間は開始されておらず、操作有効期間は、その後開始される。なお、歌詞表示領域LYCがそのまま表示されてもよい。
その後、図188(A11)に示す残時間表示メータMTでは、上記操作有効期間が減っている様子が示されている。
その後、図188(A12)に示すタイミングで、遊技者により演出ボタン136(チャンスボタン136)が押下されると、図188(A13)では、歌詞表示領域LYCが再び表示されるとともに、この歌詞表示領域LYCには、「知れない」のフレーズが表示され、最終ジャッジ演出に成功した様子が示されている。その後、姫のキャラクタの歌に合わせてマーカーMRKcが移動し、図188(A14)に示すタイミングで「知れない」のフレーズが歌い終わると、マーカーMRKcも「知れない」のフレーズの右側に位置するようになる。なお、ハズレとなる場合は、演出ボタン136(チャンスボタン136)が押下されると、例えば、画面が暗転し、曲を最後まで歌うことができず、最終ジャッジ演出に失敗した演出表示が行われることとなる。
図188(A15)では、歌詞表示領域LYCが消去され、曲を歌い切った様子が示されている。その後、図188(A16)に示すように、中図柄に「装飾7」が表示され、大当りとなることが報知される。
図188(B1)〜同図(B11)は、例えば、図162(A8)に続く別の演出例を示しており、チャンスアップメータCMTによる演出の実行中にチャンスアップ予告が発生することを事前に報知する様子を示している。
図188(B1)は、例えば、図162(A8)に続く演出であり、CUM準備表示MTYからチャンスアップメータCMTに表示が切り替わっている様子が示されている。図188(B1)に示すチャンスアップメータCMTでは、第1チェックポイントCP1、第2チェックポイントCP2及び第3チェックポイントCP3が配置されている。これら第1チェックポイントCP1〜第3チェックポイントCP3は、チャンスアップ予告が発生する場合があることを示すものであり、遊技者に期待感を持たせるようにしている。すなわち、サボハニのキャラクタSBHが移動する道中で第1チェックポイントCP1〜第3チェックポイントCP3にそれぞれ到達すると、特定の予告が発生する場合がある。また、最終地点GPでは、プラカードが回転表示しており、サボハニのキャラクタSBHが最終地点GPに到達することにより、大当り及びハズレのいずれかの結果が導出されることを示唆している。また、この演出例では、ゲージ部分における第2チェックポイントCP2の上方に宝箱TRGが表示されている。この宝箱TRGは、サボハニのキャラクタSBHが近接すると開放し、チャンスアップ予告の発生を予告する可能性があることを示している。なお、図188(B1)〜同図(B2)における期間では、例えば、図29(2)〜同図(7)に示す演出と同様の演出が行われる。
図188(B3)では、サボハニのキャラクタSBHが移動を開始した後、宝箱TRGに近づいた様子が示されている。すると、図188(B4)に示すように、宝箱TRGが開放し、宝箱TRGの中から「UP」の文字が出現する。これにより、第2チェックポイントCP2において、金カットイン画像CI3の表示によるチャンスアップ予告が発生することが予告される。なお、この演出例では、サボハニのキャラクタSBHが第2チェックポイントCP2に到達する前に宝箱を開放してチャンスアップ予告の発生を予告するようにしたが、第2チェックポイントCP2に到達した場合に宝箱TRGが開放するように構成されてもよい。すなわち、宝箱TRGが第2チェックポイントCP2に出現すること自体により、チャンスアップ予告が発生しやすいことを報知してもよい。
その後、図188(B5)では、宝箱TRGが「UP」の文字とともに消去され、サボハニのキャラクタSBHが引き続き第2チェックポイントCP2に向かっている様子が示されている。その後、図188(B6)〜同図(B11)に示す演出が行われる。なお、図188(B6)〜同図(B11)の期間において行われる演出は、図29(9)〜同図(16)に示す演出と同様であるので、説明を省略する。
この演出例では、宝箱TRGが開放して「UP」の文字が出現することにより対応するチェックポイントにサボハニのキャラクタSBHが到達するタイミングでチャンスアップ予告が発生することを事前に予告するようにしたが、例えば、チャンスアップ予告の発生とともに、より信頼度の高い態様となることを予告するようにしてもよい。また、宝箱TRGが配置されたチェックポイントにサボハニのキャラクタSBHが到達するタイミングで発生する可能性があるチャンスアップ予告の内容を示唆するアイコンが宝箱TRGから出現するようにしてもよく、例えば、第1チェックポイントCP1に宝箱TRGが配置されており、その宝箱TRGが開放されると、ボゥイのキャラクタBOYの顔のアイコンが出現して、ボゥイのキャラクタBOYが出現するチャンスアップ予告が行われることを予告するようにしてもよい。
図189は、チャンスアップメータによる演出の変形例について説明する図である。
図189(A1)〜同図(A6)は、一のチェックポイントにおいて複数のチャンスアップ予告が発生する様子を示している。
図189(A1)は、例えば、図29(1)に続く演出である。なお、図189(A1)〜同図(A2)に示す演出は、図29(2)〜同図(3)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図189(A3)では、サボハニのキャラクタSBHが第1チェックポイントCP1に到達するタイミングで、ボゥイのキャラクタBOYが表示画面の左側から出現し、右側に向かって移動する様子が示されている。すなわち、ボゥイのキャラクタBOYの出現によるチャンスアップ予告が行われている様子が示されている。また、この演出例では、さらに、表示画面の右端からコパンダのキャラクタKPDが出現し、コパンダのキャラクタKPDの出現によるチャンスアップ予告も行われている。ここで、コパンダのキャラクタKPDは、スーパーリーチ演出における剣豪のキャラクタにオーバーラップしている。なお、コパンダのキャラクタKPDが剣豪のキャラクタにオーバーラップされてもよい。ここで、ボゥイのキャラクタBOYが出現した後でコパンダのキャラクタKPDが出現してもよいし、コパンダのキャラクタKPDが出現した後でボゥイのキャラクタBOYが出現してもよいし、ボゥイのキャラクタBOYとコパンダのキャラクタKPDとが同時に出現してもよい。
すると、図189(A4)では、サボハニのキャラクタSBHの近傍に「チャンスアップ BOY通過!!」の文字が付記された吹き出しが表示され、さらにその上方に「チャンスアップ コパンダ登場!!」の文字が付記された吹き出しも表示されており、第1チェックポイントCP1において2つのチャンスアップ予告が発生したことが報知されている。なお、「チャンスアップ BOY通過!!」の吹き出しと「チャンスアップ コパンダ登場!!」の吹き出しとが同時に表示されてもよいし、「チャンスアップ BOY通過!!」の吹き出しが表示された後で「チャンスアップ コパンダ登場!!」の吹き出しが表示されてもよいし、「チャンスアップ コパンダ登場!!」の吹き出しが表示された後で「チャンスアップ BOY通過!!」の吹き出しが表示されてもよい。サボハニのキャラクタSBHの吹き出しは、ボゥイのキャラクタBOYとコパンダのキャラクタKPDが出現した後に表示されてもよいし、ボゥイのキャラクタBOYとコパンダのキャラクタKPDの出現中(例えば、出現アニメの表示中)に表示されてもよいし、ボゥイのキャラクタBOYとコパンダのキャラクタKPDの出現前に表示されてもよい。また、サボハニのキャラクタSBHは、ボゥイのキャラクタBOYとコパンダのキャラクタKPDの表示による予告が行われている間は、第1チェックポイントCP1で停止するが、停止しないようにしてもよい。また、例えば、「チャンスアップ BOY通過!andコパンダ登場!!」というように一の吹き出しによってチャンスアップ予告が複数発生したことを報知してもよい。
図189(A5)は、ボゥイのキャラクタBOYとコパンダのキャラクタKPDがフレームアウトのアニメにより消去され、サボハニのキャラクタSBHの吹き出しも消去されている様子が示されている。なお、ボゥイのキャラクタBOYとコパンダのキャラクタKPDが消去された後で吹き出しが消去されてもよいし、吹き出しが消去された後でボゥイのキャラクタBOYとコパンダのキャラクタKPDが消去されてもよいし、ボゥイのキャラクタBOYとコパンダのキャラクタKPDが消去している間(フレームアウトのアニメの表示中)に吹き出しが消去されてもよい。また、サボハニのキャラクタは、チャンスアップメータCMTのゲージ上の移動を開始している。その後は、図189(A6)に示す演出が行われる。なお、図189(A6)に示す演出は、図29(8)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。その後、例えば、図29(9)以降に示す演出が行われる。なお、この演出例では、複数のチャンスアップ予告が発生してもチャンスアップ予告が発生したことを示す「UP」の文字が1つしか表示されないが、発生したチャンスアップ予告の数に対応した数の「UP」(この演出例では、2つの「UP」の表示)が表示されてもよい。
図189(B1)〜同図(B7)は、スーパーリーチ中のチャンスアップメータによる演出においてチャンスアップ予告が発生しなかったチェックポイントがあった場合に、その後、当該チェックポイントでチャンスアップ予告が行われたことにする演出例を示している。なお、図189(B1)〜同図(B2)の期間では、例えば、図170(A6)〜同図(A17)に示す演出と同様の演出が行われている。
その後、図189(B3)に示すタイミングでサボハニのキャラクタSBHの動作が停止すると、図189(B4)に示すように、一時停止のアイコンPSEがチャンスアップメータCMTの一部を前面側で重なるように表示される。すなわち、この演出例では、一時停止のアイコンPSEがチャンスアップメータCMTに重なることで、チャンスアップメータCMTによる演出が一時停止した様子が示されている。なお、チャンスアップメータCMTの構成要素の一部又は全部によって一時停止であることを表示するようにしてもよい。
すると、図189(B5)に示すように、スーパーリーチの演出が中断されて姫のキャラクタが「リーチを書き換えるよ」と喋っている様子を示すカットインが表示される。このカットインの表示は、例えば、当該図柄変動表示において行われたリーチ演出について、他の内容の演出が行われたものとすることにより、大当りの信頼度を向上させる予告である。なお、このカットインの表示は、チャンスアップメータCMTには直接的に関連しない予告であるが、チャンスアップメータCMTに直接的に関係するチャンスアップの予告であってもよい。また、この演出例では、姫のカットインの表示が表示されている期間においても、一時停止のアイコンPSEとともにチャンスアップメータCMTを表示しているが、一時停止のアイコンPSE及びチャンスアップメータCMTを非表示としてもよい。また、一時停止のアイコンPSEを表示してチャンスアップメータCMTによる演出が一時停止される前に姫のカットインの表示するようにしてもよく、この場合、例えば、姫のカットインが表示されている期間において、チャンスアップメータCMTを非表示にし、姫のカットインの表示が終了してスーパーリーチの演出が再開されるときにチャンスアップメータCMTに一時停止のアイコンPSEを表示してチャンスアップメータCMTによる演出が一時停止する演出を行うようにしてもよい。また、一時停止のアイコンPSEが表示されている期間では、スーパーリーチの演出は一時停止される一方、チャンスアップメータCMTでは演出は停止されず、サボハニのキャラクタSBHが進行するようにしてもよいし、スーパーリーチの演出は一時停止されず、チャンスアップメータCMTにおける演出が一時停止するようにしてもよい。また、姫のキャラクタによるカットインの表示が行われる場合に、一時停止のアイコンPSEが表示されて演出が一時停止する場合と一時停止を行わない場合とがあってもよく、例えば、一時停止した場合は一時停止しなかった場合よりも大当り図柄態様が確定停止しやすいようにしてもよい。また、スーパーリーチ演出の進捗がチャンスアップメータCMTにおいて示すサボハニのキャラクタSBHの位置よりも進行しており、一時停止のアイコンPSEを表示してスーパーリーチ演出を一時停止させることにより、スーパーリーチ演出の進捗とサボハニのキャラクタSBHの位置との帳尻を合わせるような演出が行われてもよい。
図189(B6)では、姫のキャラクタによるカットインの表示が終了し、中断されていたスーパーリーチの演出が再開している様子が示されている。ただし、一時停止のアイコンPSEは表示されており、チャンスアップメータCMTによる演出は一時停止したままとなっている。
その後、図189(B7)に示すように、一時停止のアイコンPSEが消去され、チャンスアップメータCMTによる演出が再開する。このとき、リーチ演出が書き換えられており、チャンスアップ予告が発生しなかった旨の表示が行われていた第2チェックポイントCP2の表示が赤色でマーキングされた態様で表示されるとともに、チャンスアップ予告が発生したことを示す「UP」の文字も表示されている。すなわち、実際には、第2チェックポイントCP2に対応するチャンスアップ予告は行われていなかったが、行われたものとして表され、大当りの信頼度が向上している様子が示されている。なお、この演出例では、一時停止のアイコンPSEがチャンスアップメータCMTにオーバーラップしている様子が示されているが、例えば、チャンスアップメータに上述した情報表示領域が設けられた場合にあっては、当該情報表示領域に「一時停止」の文字が表示されてもよいし、チャンスアップメータCMTに「一時停止」の文字のみが表示され、バーの表示やサボハニのキャラクタSBH等のチャンスアップメータCMTを構成する画像が非表示とされてもよい。
図189(C1)〜同図(C6)は、チャンスアップメータの別表示態様について示している。
図189(C1)は、例えば、図29(1)に続く別の演出パターンを示している。具体的には、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に移行すると、第1装飾図柄表示装置208Lの表示画面の下端に帯状に形成されたチャンスアップメータCMTxが左右に延在して表示される。このチャンスアップメータCMTxは、スーパーリーチの演出の進捗に応じて、開始地点SPxから最終地点GPxにかけて青色で表示されたゲージが左から右に向かって減少する態様で表示が変化する。なお、開始地点SPxの左側の領域では、「始」の文字が表示され、最終地点GPxの右側の領域では、「終」の文字が表示されており、チャンスアップメータCMTxの開始地点SPxと最終地点GPxが明示されている。また、チャンスアップメータCMTxの所定位置には、チェックポイントCPxが配置されており、後述するマーカーMRKxがチェックポイントCPxに到達するタイミングでチャンスアップ予告が行われる可能性があることを示している。なお、チェックポイントCPxは、白丸の中にクエスチョンマークが付された表示態様とされ、何らかのチャンスアップ予告が行われる可能性があることを示唆しており、遊技者に期待感を持たせることができる場合がある。なお、白丸の中にクエスチョンマークが付されていなくてもよいし、クエスチョンマークが付される場合と付されない場合とがあってもよい。また、白丸の中に、クエスチョンマークとは異なるマークや文字や記号が付されていてもよい。
図189(C2)は、チャンスアップメータCMTxによる演出が開始され、スーパーリーチの演出の進捗に応じてマーカーMRKxが開始地点SPxから最終地点GPxに向かって移動し、これに対応してゲージが減少している様子を示している。
その後、図189(C3)に示すタイミングでマーカーMRKxがチェックポイントCPxに到達すると、図189(C4)に示すように、楕円形の枠の中に「激熱」と付された吹き出しが殿様の顔の表示YSMNとともに表示され、大当りの信頼度の高いチャンスアップ予告(激熱予告)が行われる。なお、マーカーMRKxがチェックポイントCPxに到達してもチャンスアップ予告が行われない場合があってもよいし、他の種類のチャンスアップ予告が行われてもよい。また、チャンスアップ予告が行われている間は、マーカーMRKxがチェックポイントCPxの位置で待機するようにしてもよいし、待機せずに最終地点GPxに向かって進行していてもよい。
図189(C5)は、殿様の顔の表示YSMNが消去されてチャンスアップ予告が終了し、チャンスアップメータCMTxがスーパーリーチ演出の進捗に応じて進んでいる様子が示されている。
その後、図189(C6)に示すように、マーカーMRKxが最終地点GPxに到達すると、主人公の殿様が敵役の剣豪に勝利し、中図柄に「装飾7」が表示され、大当りとなることが報知される。なお、マーカーMRKxが最終地点GPxに到達すると、主人公の殿様が敵役の剣豪に敗北する表示がおこなわれる場合があってもよい。
図189(D1)〜同図(D6)は、図189(C1)〜同図(C6)に示す演出の別の演出パターンを示している。この演出例では、図189(D1)に示すように、チェックポイントCPxにおける表示が、白丸の中に「熱」の文字が付された表示態様とされ、マーカーMRKxがチェックポイントCPxに到達するタイミングで、図189(D4)に示す激熱予告が行われることを予告している。なお、他の種類のチャンスアップ予告の発生を予告するようにしてもよい。また、白丸の中に「熱」の文字が付された表示態様である場合は、チャンスアップ予告が必ず発生してもよいし、発生しない場合があってもよい。また、図189(D1´)に示すように、チェックポイントCPxの近傍に「このタイミングで「激熱」予告が発生」の文字が表示された吹き出しを表示してもよい。なお、図189(D1)〜同図(D6)に示す演出は、チェックポイントCPxの表示態様が異なる点を除き、図189(C1)〜同図(C6)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。なお、マーカーMRKxがチェックポイントCPxに到達する前に、「クエスチョンマーク」から「熱」の文字に変化する場合があってもよい。
図190は、チャンスアップメータによる演出の別の演出パターンについて説明する図である。
図190(A1)〜同図(A4)は、チャンスアップメータCMTによる演出において、チャンスアップメータCMTの構成要素を用いてチャンスアップ予告とは別の予告を行う様子を示している。
図190(A1)は、例えば、図29(2)に続く演出である。なお、図190(A1)〜同図(A2)に示す演出は、図29(3)〜同図(4)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図190(A3)では、第1チェックポイントCP1においてボゥイのキャラクタBOYが出現したので、サボハニのキャラクタSBHの近傍に「チャンスアップ BOY通過」の文字が付記された吹き出しが表示され、チャンスアップ予告が行われたことを報知している。このとき、吹き出しの背景色が赤色となっており、これにより、吹き出しの背景色がデフォルト色(白色)の場合よりも実行中の図柄変動表示において大当り図柄態様が確定表示されやすいことを示唆している。すなわち、吹き出しの背景色が赤色となることにより、予告が行われている様子が示されている。その後、図190(A4)に示す演出が行われる。なお、ハズレ図柄表示態様が確定表示される場合よりも大当り図柄表示態様が確定表示される場合の方が、吹き出しの背景色がデフォルト色(白色)よりも赤色で表示されやすいように構成されてもよい。
その後、チャンスアップ予告が終了すると、図190(A4)に示すように、第1チェックポイントCP1が赤色でマーキングされるとともに、チャンスアップ予告が発生したことにより大当りの信頼度がアップしたことを示す「UP」の文字が表示され、サボハニのキャラクタSBHが移動を開始する。
図190(B1)〜同図(B18)は、スーパーリーチ以外の図柄変動中にチャンスアップメータCMTによる演出が行われる演出例を示している。図190(B1)は、例えば、図162(A2)に続く演出例であり、図190(B1)に示す演出は、図162(3)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図190(B2)では、CUM準備中表示MTYからチャンスアップメータCMTに表示が切り替わっている様子が示されている。この演出例におけるチャンスアップメータCMTは、例えば、装飾図柄の変動表示の進行状況を示しており、開始地点SPから最終地点GPまでの間をサボハニのキャラクタSBHが移動し、その位置によって現在の装飾図柄の変動表示の進行状況を概略的に報知している。この演出例における最終地点GPでは、プラカードが「×」の表示とクエスチョンマークの表示とを含んで回転表示しており、ハズレとなるか演出が発展するかについて遊技者に期待感を持たせている。ここで、サボハニのキャラクタSBHの進行速度は、一定ではなく、演出の進行状況により可変する場合があるが、一定であってもよい。なお、図190(B2)に示すチャンスアップメータCMTでは、第1チェックポイントCP1、第2チェックポイントCP2及び第3チェックポイントCP3が配置されている。これら第1チェックポイントCP1〜第3チェックポイントCP3は、特定の予告が発生する場合があることを示すものであり、遊技者に期待感を持たせるようにしている。すなわち、サボハニのキャラクタSBHが移動する道中で第1チェックポイントCP1〜第3チェックポイントCP3にそれぞれ到達すると、特定の予告が発生する場合がある。
図190(B3)〜同図(B4)では、カーソルとして機能するサボハニのキャラクタSBHが移動を開始した様子が示されている。このとき、サボハニのキャラクタSBHの近傍には、「START!!」と書かれた吹き出しが表示されることにより、サボハニのキャラクタSBHの移動開始を報知している。
図190(B5)では、会話予告が開始している様子が示されている。会話予告が開始されると、殿様のキャラクタとともに「チャンス」という文字表示が表示された殿様の会話画像CI1が表示される。この、殿様の会話画像CI1の表示は、会話予告の第1段階となっている。また、この殿様の会話画像CI1は、第1装飾図柄にオーバーラップしており、第1装飾図柄にオーバーラップしていない状態である場合よりも、第1装飾図柄が視認困難とされている。
その後、図190(B6)では、会話予告が更新されている。具体的には、殿様の会話画像CI1が縮小表示されて第2装飾図柄の表示位置の下方に表示され、爺のキャラクタとともに操作促進報知画像が表示された爺の会話画像CI2が表示される。操作促進報知画像は、演出ボタン136(チャンスボタン136)を操作有効期間内に押下することを促す画像であり、演出ボタン136(チャンスボタン136)を模したボタン画像136aと、上記操作有効期間の残時間を表す残時間表示メータMTとによって構成されている。なお、図190(B6)に示すタイミングでは、操作有効期間は開始されておらず、演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作されてもこれに応じた表示は行われない。第1装飾図柄は、爺の会話画像CI2によって隠されてしまっているが、遊技者は、第4図柄表示装置284や第2装飾図柄等によって特図が変動中であることを認識することができる場合がある。なお、装飾図柄が隠されないように、装飾図柄の表示位置を爺の会話画像CI2や殿様の会話画像CI1とは重ならない位置に移動させるようにしてもよい。また、図190(B6)に示すように、殿様の会話画像CI1は、爺の会話画像CI2によって少なくとも一部がオーバーラップされており、オーバーラップされていない状態である場合よりも、殿様の会話画像CI1の表示態様が視認困難とされている。また、会話予告が更新される際に殿様の会話画像CI1が縮小表示されなくてもよく、また、殿様の会話画像CI1が消去されてもよい。また、後から表示された会話画像が先に表示された会話画像と異なる大きさ(大きい又は小さい)であってもよく、表示されると大当りへの期待度が高い会話予告Aが、この会話予告Aよりも大当りへの期待度が低い会話予告Bと異なる大きさ(大きい又は小さい)であってもよい。演出ボタン136(チャンスボタン136)の操作有効期間は、その後開始される。
図190(B7)に示す残時間表示メータMTは、上記操作有効期間が開始して所定時間が経過したときの表示態様で示されており、その後、遊技者により演出ボタン136(チャンスボタン136)が押下されると、図190(B8)に示すように、爺の会話画像CI2では、操作促進報知画像に替えて、その操作促進報知画像が表示されていた枠が金色に縁取られるとともに、「激アツですぞ!」の文字が表示される予告が行われる。そして、サボハニのキャラクタSBHの近傍に「チャンスアップ 金枠予告発生!!」の文字が付記された吹き出しが表示され、爺の会話画像CI2によるチャンスアップ予告が行われたことが報知される。なお、爺の会話画像CI2の表示態様が変化するタイミングで吹き出しが表示されてもよいし、爺の会話画像CI2の表示態様が変化した後で吹き出しが表示されてもよい。また、図190(B8)では、図119(b)に示すNo.6の「金爆撃機」のアイコンIHIが画面右端に登場し、保留変化アニメが開始される。すなわち、ここで表示された「金爆撃機」のアイコンIHIが保留変化予告の表示に相当する。この演出例における保留変化アニメでは、「金爆撃機」のアイコンIHIが右から左に向かって飛行する間に、変動アイコンh0めがけて銃弾を発射(爆撃)する。なお、「金爆撃機」のアイコンIHIは、目標となる変動アイコンh0の手前で一時停止する場合もある。また、この一時停止は、対象となるアイコンを偽装するガセの一時停止である場合もある。また、この演出例では、「金爆撃機」のアイコンIHIによる保留変化アニメが行われることにより、変動アイコンh0の表示態様が変化した場合に、変化後の保留アイコンの表示態様が金色の表示態様となることが示唆されている。なお、「金爆撃機」のアイコンIHIによる保留変化アニメが行われた場合には、変動アイコンh0に対する爆撃に成功して保留アイコンの表示態様が必ず変化してもよいし、変動アイコンh0に対する爆撃に失敗して変動アイコンh0の表示態様が変化しない場合があってもよい。この演出例において、爺の会話画像CI2の表示態様が変化した後で「金爆撃機」のアイコンIHIが登場して保留変化アニメが開始されてもよいし、保留変化アニメが開始された後で爺の会話画像CI2の表示態様が変化してもよい。すなわち、第1チェックポイントCP1に係るチャンスアップ予告が行われている期間と、第2チェックポイントCP2に係るチャンスアップ予告が行われている期間とが重なってもよい。また、サボハニのキャラクタSBHの吹き出しが表示された後で保留変化アニメが開始されてもよいし、保留変化アニメが開始された後で吹き出しが表示されてもよい。
その後、図190(B9)では、サボハニのキャラクタSBHが移動を開始するとともに、第1チェックポイントCP1が赤色でマーキングされ、予告が出現したことにより大当りの信頼度がアップしたことを示す「UP」の文字がその上方に表示され、チャンスアップ予告が発生したことの履歴が示されている。また、図190(B9)では、金色の爆撃機のアイコンから金色の銃弾アイコンが発射されている様子が示されている。すなわち、「金爆撃機」のアイコンIHIは、金色の爆撃機のアイコンと金色の銃弾アイコンから構成されている。ここでの目標は変動アイコンh0である。その後、図190(B10)に示すように、銃弾アイコンが変動アイコンh0に命中し、変動アイコンh0がデフォルトの表示態様から金色の表示態様に変化する。また、このとき、サボハニのキャラクタSBHは、チャンスアップメータCMTのゲージ上を進行しており、変動アイコンh0の表示態様が変化するタイミングで第2チェックポイントCP2が到達する。なお、変動アイコンh0の表示態様が変化する前にサボハニのキャラクタSBHが第2チェックポイントCP2に到達してもよいし、変動アイコンh0の表示態様が変化した後にサボハニのキャラクタSBHが第2チェックポイントCP2に到達してもよい。なお、サボハニのキャラクタSBHは、第2チェックポイントCP2で停止し、待機している。
すると、図190(B11)では、サボハニのキャラクタSBHの近傍に「チャンスアップ 金保留」の文字が付記された吹き出しが表示され、変動アイコンh0が金色の表示態様となるチャンスアップ予告が発生したことが報知されている。なお、変動アイコンh0の表示態様が変化するタイミングで吹き出しが表示されてもよいし、変動アイコンh0の表示態様が変化した後で吹き出しが表示されてもよい。
その後、図190(B12)では、サボハニのキャラクタSBHが移動を開始するとともに、第2チェックポイントCP2が赤色でマーキングされ、予告が出現したことにより大当りの信頼度がアップしたことを示す「UP」の文字がその上方に表示され、チャンスアップ予告が発生したことの履歴が示されている。
図190(B13)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、左図柄と右図柄にそれぞれ「装飾7」が停止表示されてリーチ状態が形成され、揺れ変動表示が行われている様子が示されている。ここで、揺れ変動表示が行われている装飾図柄がチャンスアップメータCMTの一部に重なるようにしてもよいし、装飾図柄がチャンスアップメータCMTに重ならない位置に表示するようにしてもよい。
図190(B14)では、スーパーリーチ演出に移行する前に、左図柄表示領域208aで揺れ変動していた「装飾7」が第2装飾図柄の下に移動し、右図柄表示領域208cで揺れ変動していた「装飾7」が第2保留数表示の下に移動した様子が示されている。このとき、サボハニのキャラクタSBHは、第3チェックポイントCP3に到達し、このタイミングで、精霊のキャラクタCLAを含む背景画像が表示される。なお、サボハニのキャラクタSBHが第3チェックポイントCP3に到達するタイミングで精霊のキャラクタCLAを含む背景画像が表示されてもよいし、サボハニのキャラクタSBHが第3チェックポイントCP3に到達した後で精霊のキャラクタCLAを含む背景画像が表示されてもよいし、精霊のキャラクタCLAを含む背景画像が表示された後でサボハニのキャラクタSBHが第3チェックポイントCP3に到達してもよい。
すると、図190(B15)では、サボハニのキャラクタSBHの近傍に「チャンスアップ クレア背景」の文字が付記された吹き出しが表示され、精霊のキャラクタCLAを含む背景画像が表示されるチャンスアップ予告が発生したことが報知されている。なお、精霊のキャラクタCLAを含む背景画像が表示されるタイミングで吹き出しが表示されてもよいし、精霊のキャラクタCLAを含む背景画像が表示された後で吹き出しが表示されてもよい。
その後、図190(B16)では、サボハニのキャラクタSBHが移動を開始するとともに、第3チェックポイントCP3が赤色でマーキングされ、予告が出現したことにより大当りの信頼度がアップしたことを示す「UP」の文字がその上方に表示され、チャンスアップ予告が発生したことの履歴が示されている。また、図190(B16)では、精霊のキャラクタCLAを含む背景画像からデフォルトの背景画像に切り替わっている。なお、スーパーリーチの背景画像が表示されるまで精霊のキャラクタCLAを含む背景画像を継続して表示してもよい。また、図190(B16)では、保留枠UIの下方への移動が開始されており、変動アイコン表示領域CISの台座hs0を残して表示画面の下方にフレームアウトしていく様子が示されている。
図190(B17)では、変動アイコン表示領域CISの台座hs0を残した状態で保留枠UIが完全に下方にフレームアウトした様子が示されている。また、図190(B17)では、サボハニのキャラクタSBHが最終地点GPに到達した様子が示されている。また、最終地点GPではプラカードが「SP」で表示された態様で表示されており、スーパーリーチに移行することが報知されている。
図190(B18)では、VS剣豪リーチのスーパーリーチ演出が開始されている様子が示されている。すると、チャンスアップメータCMTは目的を達成したとして消去される。なお、スーパーリーチに移行した後も、新たなチャンスアップメータによる演出が開始されてもよい。また、チャンスアップメータCMTは、スーパーリーチ演出が開始される前に消去されてもよいし、スーパーリーチ演出が開始された後で消去されてもよいしスーパーリーチ演出が開始されたタイミングで消去されてもよい。その後は、例えば、図29(2)以降に示す演出が行われる。この場合、必ずしもCUM準備中表示MTYが表示されなくてもよい。
図191は、確変状態において行われるチャンスアップメータによる演出の一例について説明する図である。
図191(A1)〜同図(A19)は、確変状態において先読み予告としてチャンスアップメータを用いた演出が行われる様子を示している。
図191(A1)は、大当り遊技終了後、1回目の特図2の図柄変動表示が行われている様子が示されている。図191(A1)〜同図(A19)に示す制御状態は、特図高確率普図高確率状態(電サポ付き確変状態)である。したがって、この電サポ付き確変状態における第1装飾図柄表示装置208Lでは、表示画面の中央下部に特図2の保留アイコンが表示される。図191(A1)では、特図2の保留数が4つであるので、4つの特図2の保留アイコン(第1保留アイコンh21〜第4保留アイコンh24)が横方向に並べて配置されており、左側の保留アイコンほど入賞が古い保留アイコンになる。なお、特図1の保留アイコンも表示されるようにしてもよい。また、この演出例では、電サポ付き確変状態における背景画像としてロケットが惑星に向かう演出が行われる宇宙の背景画像が表示されている。なお、この演出例では、全ての大当り遊技の終了後に50回転の電サポ付き確変状態が付与されるいわゆるST機に適用しているが、例えば、確変図柄で大当りした場合に次回の大当りが発生するまで電サポ付き確変状態となるスペックであってもよい。また、大当り遊技において可変入賞口に設けられた特定領域を通過すると所定回転(例えば、50回転)の電サポ付き確変状態が付与されるいわゆるV−ST機であってもよい。また、この演出例における遊技状態が電サポ付き確変状態ではなく、特図低確率普図高確率状態(電サポ状態)であってもよいし、特図低確率普図低確率状態であってもよい。また、第1装飾図柄表示装置208Lの表示画面の右下隅部には第2保留数表示が表示されており、特図1の保留数は3であり、特図2の保留数は4である。そして、左下隅部には第2装飾図柄が表示されており、第2装飾図柄も第1装飾図柄に合わせて変動表示が行われている。また、表示画面の左上隅部では、遊技者に遊技領域124の右側に向けて遊技球を打ち出すように指示する右打ち表示が行われるとともに、その下方には、普図低確率特図低確率状態において大当りが発生してから再度普図低確率特図低確状態となるまでに発生した大当りの回数である連荘回数が表示されており、図191(A1)に示すタイミングでは、3連荘目を示す「BONUS×3」が表示されている。また、連荘回数の表示の下方には、電サポ付き確変状態が維持される残り図柄変動回数が表示されており、図191(A1)に示すタイミングでは、残り50回を示す「あと50回」が表示されている。
また、この演出例では、第1装飾図柄表示装置208Lの右上隅部に曲名表示部MNが設けられており、現在出力されている楽曲の曲名(ここでは、デフォルトの「そこにあるかもしれない」)が表示されており、スピーカ120からは、その曲名の楽曲が出力されている。すなわち、ここで出力されている楽曲は、確変状態中で出力されている楽曲になる。さらに、曲名表示部MNの左側には、操作キーユニット137の上下キー137u,dのアイコンが表示されており、上下キー137u,dを操作することによって楽曲選択可能なことが報知されている。
図191(A2)では、特図2の図柄停止が行われ、第1装飾図柄表示装置208Lには、「装飾2−装飾3−装飾5」のハズレの装飾図柄の組合せが停止表示されている。なお、特図2の残り保留数は4であり、いずれもデフォルトの表示態様とされている。
図191(A3)では、特図2の保留が消化され、第1装飾図柄表示装置208Lでは装飾図柄の変動表示を開始している様子が示されている。図191(A3)の状態でも、選択されている楽曲は依然として「そこにあるかもしれない」である。なお、楽曲変更予告による先読み予告あるいは当該変動予告が行われてもよく、楽曲変更予告により、遊技者が選択した楽曲を他の楽曲に強制的に変更してしまう演出が行われてもよい。
図191(A4)では、先読み予告の一種である背景変化予告が開始される。この演出例における背景変化予告は、連続予告が開始されることの予告である。ここでの背景変化予告の対象(先読み対象保留)は、図191(A2)に示す第4保留アイコンhs24に対応する保留になる。背景変化予告では、左右から襖の画像(FSML,FSMR)が出現し、襖が閉じられるアニメーションによって、表示画面全体が襖の画像になる(図191(A5)参照)。このため、保留アイコンh21,h22,h23、第1装飾図柄、曲名表示部MNが、襖の画像によって前側からオーバーラップされ、視認不能になる。このとき、スピーカ120から出力されていた楽曲はフェードアウトし、その後消音状態となる。なお、楽曲のみ出力を停止し、効果音は出力されてもよい。
なお、背景変化予告は、先読み対象の保留が発生したタイミングで開始されてもよい。この例では、入賞した変動の次の変動中に開始されるが、次の変動に限らず、先読み対象保留の変動が終わるまでに開始されればよい。例えば、先読み対象保留の変動開始で背景変化予告と同じ背景が表示されてもよい。
また、背景変化予告では、出現画像(ここでは襖の画像)色によって、先読み対象保留の大当り期待度を表してもよく、例えば、襖の色が緑なら山の背景に変化するといった背景自体の予告としても機能してよい。さらに、背景変化予告は、複数種類用意されていてもよい。
図191(A6)では、襖が開くアニメーションが行われている様子が示されている。その後、図191(A7)では、完全に襖が開き、襖の画像(FSML,FSMR)は消えている。この演出例では、背景変化予告によって、連続予告が開始される。第1装飾図柄表示装置208Lでは、連続予告の演出の内容を示す「大盤振舞できるかな」のタイトルが表示されるとともに、このタイトルの上方にチャンスアップメータCMTyが表示される。この演出例におけるチャンスアップメータCMTyは、開始地点SPy及び最終地点GPyとその間に第1チェックポイントCP1y及び第2チェックポイントCP2yが配置されており、それぞれ白丸の表示態様とされ、各地点間を帯状のゲージで結ばれている。また、最終地点GPyでは、白丸の中に「!」とクエスチョンマークからなる記号が付されており、最終地点GPyに対応する図柄変動についての先読み予告が行われている。すなわち、実行中の図柄変動表示を含め、4回の図柄変動表示後に大当りか否かを報知する最終演出である最終ジャッジ演出が行われることを予告している。なお、開始地点SPyは、実行中の図柄変動表示に対応しており、第1チェックポイントCP1yは、1つ目の保留に対応する図柄変動表示に対応しており、第2チェックポイントCP2yは、2つ目の保留に対応する図柄変動表示に対応しており、最終地点GPyは、先読み予告の対象である3つ目の保留に対応する図柄変動表示に対応している。なお、各地点のうち何らの表示も行われていない地点について、別の先読み予告が行われてもよい。また、各地点の表示態様は、当該連続予告の演出の終了まで変化しないが、例えば、図柄変動表示毎に表示態様が変化するようにしてもよい。また、第1チェックポイントCP1y及び第2チェックポイントCP2yにおいて、当該チェックポイントに到達した場合にチャンスアップ予告が行われることを予告するようにしてもよい。また、最終地点GPyの白丸の中の表示は、上述したものに限定されず、例えば、大当りの信頼度に応じて表示態様を変化させてもよく、例えば、「熱」が表示された場合には、「!」とクエスチョンマークからなる記号が表示されるよりも大当りとなりやすく、「当」が表示された場合には、先読み予告の対象の図柄変動表示において大当り図柄態様が確定表示されるようにしてもよい。また、各地点の白丸の中の表示態様により、スーパーリーチへの発展のしやすさや当該変動の予告を行うようにしてもよいし、スーパーリーチの種類を予告するようにしてもよい。また、最終地点GPyだけでなく、他の地点でも白丸の中で予告表示を行ってもよく、例えば、最終地点GPyで何かしらの予告表示が行われていても、その前のチェックポイント(白丸又は何かしらかの予告表示を行っているチェックポイント)に対応する図柄変動で大当りしてもよい。
すると、図191(A8)に示すように、開始地点SPyには、カーソルとして機能する殿様のキャラクタYMyが表示される。
その後、図191(A9)では、殿様のキャラクタが千両箱を担いでおり、物乞いをする百姓に施しを与えんばかりの演出表示が行われている。その後、演出表示に進展はなく、図191(A10)に示すように、「装飾4−装飾1−装飾7」のハズレの装飾図柄の組み合わせで停止表示する。
図191(A11)では、特図2の保留が消化され、装飾図柄の変動表示が開始されている様子が示されている。第2保留表示では、特図1の保留が3を示し、特図2の保留が2を示している。また、残り図柄変動回数の表示は、「あと48回」に更新されている。このとき、チャンスアップメータCMTyにおける殿様のキャラクタYMyが開始地点SPyから第1チェックポイントCP1yに移動している。また、千両箱を担いだ殿様のキャラクタは、顔を赤らめて千両箱を百姓に投げつけようと踏ん張っている様子が示されており、大当りに対する期待感を煽っている。その後、演出表示に進展はなく、図191(A12)に示すように、「装飾6−装飾4−装飾1」のハズレの装飾図柄の組み合わせで停止表示する。
図191(A13)では、特図2の保留が消化され、装飾図柄の変動表示が開始されている様子が示されている。第2保留表示では、特図1の保留が3を示し、特図2の保留が1を示している。また、残り図柄変動回数の表示は、「あと47回」に更新されている。このとき、チャンスアップメータCMTyにおける殿様のキャラクタYMyが第1チェックポイントCP1yから第2チェックポイントCP2yに移動している。また、千両箱を担いだ殿様のキャラクタは、千両箱を百姓に向かって投げつけた様子が示されており、大当りに対する一層の期待感を煽っている。その後、演出表示に進展はなく、図191(A14)に示すように、「装飾4−装飾4−装飾7」のハズレの装飾図柄の組み合わせで停止表示する。
図191(A15)では、特図2の保留が消化され、装飾図柄の変動表示が開始されている様子が示されている。第2保留表示では、特図1の保留が3を示し、特図2の保留が0を示している。また、残り図柄変動回数の表示は、「あと46回」に更新されている。このとき、チャンスアップメータCMTyにおける殿様のキャラクタYMyが第2チェックポイントCP2yから最終地点GPyに移動しており、最終ジャッジ演出が行われる変動であることが報知される。
図191(A16)では、最終ジャッジ演出の結果、殿様が投げた千両箱が百姓に到達し、千両箱から小判が散らばっている様子が示されている。すなわち、百姓に対する施しに成功したとして大当りの結果が導出されることが報知される。なお、殿様が投げた千両箱が百姓に到達し、千両箱から小判が散らばっている様子の演出表示がチャンスアップメータCMTyと重なって表示されるようにしてもよい。その後、図191(A17)に示すように、「装飾7−装飾7−装飾7」の大当りの装飾図柄の組み合わせが導出され、揺れ変動が行われている様子が示されている。その後、図191(A18)に示すように、「装飾7−装飾7−装飾7」の大当りの装飾図柄の組み合わせ(大当り図柄態様)で確定表示される。その後、図191(A19)に示すように、大当り開始演出が行われる。この大当り開始演出では、確変大当り(特別大当り)の図柄が揃ったことにより、確変大当りによる大当り遊技が開始されることを示す「スーパー吉宗ボーナス」が表示される。
なお、この演出例において、例えば、変動パターンテーブルによってST中の50回転目〜53回転目までは、必ずこの演出が行われてもよい。
なお、この演出例では、連続予告をチャンスアップメータによる演出にて行うようにしたが、このようなチャンスアップメータによる演出はスロットマシンにも適用することができる。例えば、正しい順序(押し順)でリールを停止させることにより高配当の払い出しが得られる制御が可能なスロットマシンであって、その正しい押し順を報知する有利な遊技状態であるAT(アシストタイム)状態において、表示上のAT残りゲーム数に応じてチャンスアップメータにおいてキャラクタを進行させ、最終地点をAT残りゲーム数が0であることに対応させ、最終地点における表示により、AT状態が継続するか、あるいは、AT状態の残りゲーム数が上乗せされるかの最終ジャッジ演出が行われる可能性があることを報知してもよい。この場合、最終地点における表示態様に応じて、AT状態の継続のしやすさ、あるいは、AT状態の残りゲーム数の上乗せのしやすさ、上乗せされるゲーム数の多さ等を示唆するようにしてもよい。また、開始地点、最終地点及びその間に配置された1又は複数のチェックポイントのそれぞれにおいて、レバーONや第1停止又は第2停止のタイミングで対応する白丸において成立役を表示したり、入賞役を履歴として白丸内に表示するようにしてもよい。
このように、この演出例では、チャンスアップメータCMTyが、表示が開始されてから図柄変動毎に表示態様が変化しており、チャンスアップメータCMTyが表示されてからの時間に応じて変化しているということができる。
図191(B1)〜同図(B8)は、図191(A15)に続く演出であり、連続予告の結果、ハズレの結果が導出される様子を示している。
図191(B1)は、図191(A15)に続く演出である。なお、この演出例では、図191(A15)に示す演出が行われてから、図191(B1)に示す演出が行われるまでの間に、第2特図始動口232に遊技球が入賞し、特図2の保留が1つ増加している。図191(B1)では、ジャッジ演出の結果、殿様が千両箱を投げ損ねて百姓に到達せず、殿様の足元で千両箱がひっくり返り、殿様は意気消沈し、百姓は呆れた様子を示す演出が行われている。すなわち、百姓に対する施しに失敗したとしてハズレの結果が導出されることが報知される。その後、図191(B2)に示すように、「装飾7−装飾6−装飾7」のハズレの装飾図柄の組み合わせが導出され、揺れ変動が行われている様子が示されている。その後、図191(B3)に示すように、「装飾7−装飾6−装飾7」のハズレの装飾図柄の組み合わせで確定表示される。なお、ハズレの装飾図柄の組み合わせが導出された後、復活演出が行われて大当りの装飾図柄の組み合わせが導出される場合があってもよい。
その後、図191(B4)に示すように、特図2の保留が消化され、装飾図柄の変動表示が開始された後、図191(B5)では、背景を電サポ付き確変状態における背景に変化する背景変化演出が開始される。背景変化演出が開始されると、左右から襖の画像(FSML,FSMR)が出現し、襖が閉じられるアニメーションによって、表示画面全体が襖の画像になる(図191(B6)参照)。このため、第1装飾図柄やチャンスアップメータCMTyが襖の画像によって前側からオーバーラップされ、視認不能になる。このとき、スピーカ120から出力されていた連続予告演出用の楽曲はフェードアウトし、その後消音状態となる。なお、楽曲のみ出力を停止し、効果音は出力されてもよい。
図191(B7)では、襖が開き、第1装飾図柄の変動表示が見え始め、図191(B8)では、完全に襖が開き、襖画像は消えている。なお、このとき、特図2の保留が「0」であるため、保留アイコンは表示されていないが、特図2の保留がある場合には、襖が開くアニメの実行中に保留アイコンが見え始める。なお、襖が完全に開いた後で、保留アイコンを表示するようにしてもよい。また、図191(B8)に示すように、襖の開放後の背景画像は、城下町の背景画像となっている。なお、宇宙の背景画像となってもよい。
図192は、チャンスアップメータによる演出の予告を装飾図柄表示装置以外の表示装置にて行う例について説明する図である。
図192(A1)〜同図(A5)は、POVディスプレイ224Iを用いて、CUM準備中表示MTYの出現予告が行われている例を示す図である。
図柄変動表示中の図192(A1)では、第1装飾図柄表示装置208Lの前側に、これまで初期位置にあって隠れていたPOVディスプレイ224Iが出現しており、回転動作する前の状態(静止状態)を取っている。
図192(A2)では、第1装飾図柄表示装置208Lの前側で、POVディスプレイ224Iが回転動作を始め、定速回転に達するとPOVディスプレイ224Iに、「サボハニ」のアイコンSHが表示され、CUM準備中表示MTYの出現が予告されている。なお、POVディスプレイ224Iの加速中では、POVディスプレイ224Iのいずれの発光素子も発光していないので、第1装飾図柄表示装置208Lに表示されている第1装飾図柄の変動表示や保留枠UIが視認可能とされている。
図192(A3)では、POVディスプレイ224Iは定速回転を続けており、「サボハニ」のアイコンSHが表示されたままであるが、その奥側には、炎のエフェクトEF101が保留アイコン表示領域HISの全体を覆うように表示されている。
炎のアイコンEF101が表示されると、POVディスプレイ224Iは回転の減速動作を開始し、その後、図192(A4)に示すように、POVディスプレイ224Iは静止状態となり、その後、図192(A5)に示すように、初期位置に戻る。このとき、第1装飾図柄表示装置208Lでは、炎のエフェクトEF101が消去されてCUM準備中表示MTYが表示される。このようにして、CUM準備中表示MTYの出現が予告されるが、CUM準備中表示MTYが出現しない場合があってもよい。なお、POVディスプレイ224Iの減速動作が開始された後で炎のエフェクトEF101からCUM準備中表示MTYに表示を切り替えてもよいし、炎のエフェクトEF101からCUM準備中表示MTYに表示を切り替えた後でPOVディスプレイ224Iの減速動作が開始されてもよいし、POVディスプレイ224Iの減速動作が開始されるタイミングで炎のエフェクトEF101からCUM準備中表示MTYに表示を切り替えてもよい。
なお、POVディスプレイ224Iが定速で回転している状態であっても、POVディスプレイ224Iの奥側の表示領域(第1装飾図柄表示装置208Lの表示領域)は視認可能であり、その表示領域で演出表示を行ってもよい。また、POVディスプレイ224Iが静止状態から定速状態に達するまでの加速状態や、定速状態から静止状態に戻るまでの減速状態では、定速状態よりも、上記表示領域がより見えやすく、加速状態や減速状態でも、上記表示領域で演出表示を行ってもよい。あるいは、加速状態や減速状態に限って、上記表示領域で演出表示を行ってもよい。また、加速状態や減速状態では、少なくとも上記表示領域(第1装飾図柄表示装置208Lの表示画面全域であってもよい)を暗くしてPOVディスプレイ224Iの表示を目立たせるようにしてもよい。あるいは、加速状態では上記表示領域に演出表示を行っておき、定速状態になったら少なくとも上記表示領域を暗くしてもよい。ここで記載したなお書きは、本明細書において開示されたPOVディスプレイ224Iを用いた演出例についても適用可能である。
また、POVディスプレイ224Iの定速回転の終了タイミングと、「サボハニ」のアイコンSHの出現タイミングは、定速回転の終了タイミングの方が早くてもよいし、アイコンの出現タイミングの方が早くてもよいし、両者は同じタイミングであってもよい。
また、ここではPOVディスプレイ224Iを用いた出現予告を説明したが、導光板ILや他の表示手段(第2装飾図柄表示装置208M、第3装飾図柄表示装置208N、図146に示す第4表示手段208M’等)によって上記出現予告を実行してもよいし、別の予告を実行してもよい。
図192(B1)〜同図(B2)は、第1装飾図柄表示装置208Lの下方に表示手段が配置された構成によりチャンスアップメータによる演出が行われる演出例を示している。
これまで、第1装飾図柄表示装置208Lの中心した説明を行ってきたが、第1装飾図柄表示装置208Lに表示される内容は、第2装飾図柄表示装置208Mや第3装飾図柄表示装置208Nに表示されてもよい(本明細書における他の実施形態における説明においても同じ。)。また、表示手段の配置は、横並びに限らず、縦並びであっても適用可能である。すなわち、単にハードウェアの構成が異なるだけで、この明細書で説明する技術を適用することができないわけではなく、技術的思想としてとらえれば、表示手段の配置が横並びであっても、縦並びであっても、表示手段の数が異なっていても適用可能であることはいうまでもない。以下、表示手段の縦並びの一例として、第1装飾図柄表示装置208Lの下方に表示手段が配置された例を用いて説明する。ここでは、下方に配置された表示手段を第4表示手段208M’と称して説明する。
図192(B1)には、第1装飾図柄表示装置208Lの下方に配置された第4表示手段208M’が示されている。図192(B1)に示す第4表示手段208M’は、初期位置にある状態である。この第4表示手段208M’は、表示画面の周囲をフレームで囲まれており、初期位置にある第4表示手段208M’におけるフレームの上縁は、第1装飾図柄表示装置208Lの下端部分に前側からオーバーラップしている。第4表示手段208M’は、第1装飾図柄表示装置208Lよりも前側(遊技者側)に配置されており、第1装飾図柄表示装置208Lの表示画面中央部分に前側からオーバーラップする動作位置(例えば、図146(カa2’)に示す第4表示手段208M’の位置参照)に向けて初期位置から移動可能である。すなわち、第4表示手段208M’は昇降動作可能な可動手段でもある。また、昇降動作に加えて、第2装飾図柄表示装置208M、や第3装飾図柄表示装置208Nのように左右方向に移動可能であってもよい。なお、第4表示手段208M’の変形例として、初期位置に固定配置されたものであってもよい。
図192(B1)に示す第4表示手段208M’には、これまで第1装飾図柄表示装置208Lの演出表示領域208dに表示されていた保留枠UIと似た構成の保留枠が表示される。この保留枠も、保留アイコン表示領域、変動アイコン表示領域、演出アイコン表示領域を有する。変動アイコン表示領域には、変動アイコンが載置される台座が配置されている。保留アイコン表示領域は、変動アイコン表示領域の左側に設けられ、左ベースアイコンの上に4つのステージ(第1ステージ〜第4ステージ)が配置されている。演出アイコン表示領域は、変動アイコン表示領域の右側に設けられ、演出アイコン表示領域には、右ベースアイコンが配置される。なお、第1装飾図柄表示装置208Lの右上には、特図1及び特図2の第2保留数表示(ここでは「2」と「0」)が表示されている。この基本構成は、後述する図192(C1)〜同図(C2)においても同じである。
さらに、図192(B1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、「装飾7」でリーチとなった後、スーパーリーチ演出(剣豪リーチ)に移行した様子が示されている。一方、第4表示手段208M’では、上述したCUM準備中表示MTYが表示されており、チャンスアップメータCMTによる演出の開始を予告している。なお、このとき、変動アイコンを含み保留枠は非表示とされているが、変動アイコンを表示するようにしてもよい。また、保留枠を表示するようにしてもよい。また、第4表示装置208M’にCUM準備中表示MTYあるいはチャンスアップメータCMTが表示されている期間では、変動アイコンを第1装飾図柄表示装置208Lに表示するようにしてもよい。あるいは、保留枠を第1装飾図柄表示装置208Lに表示するようにしてもよい。
図192(B2)に示す第4表示手段208M’では、CUM準備中表示MTYからチャンスアップメータCMTに表示が切り替わっている様子が示されている。その後、チャンスアップメータCMTによる演出が第4表示手段208M’において行われる。
図192(C1)〜同図(C2)は、図168(A8)〜同図(A11)に示す演出を、第4表示手段208M’を用いて実現した例を示している。
図192(C1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、CUM準備中表示MTYが表示画面の左端部の略中央に表示されている。この演出例では、CUM準備中表示MTYの表示位置が、チャンスアップメータCMTの表示位置と異なっている様子が示されている。また、第1装飾図柄表示装置208Lでは、「装飾7」でリーチとなった後、スーパーリーチ演出(剣豪リーチ)に移行した様子が示されている。一方、第4表示手段208M’では、スーパーリーチ演出の種類を報知する「VS 剣豪リーチ」が表示されている。
その後、CUM準備中表示MTYが第4表示手段208M’に向かって下方に移動する移動アニメが第1装飾図柄表示装置208Lにおいて行われ、その後、CUM準備中表示MTYが第4表示手段208M’に表示されると移動アニメが完了する。この場合において、CUM準備中表示MTYを第1装飾図柄表示装置208Lと第4表示手段208M’との間を移動させるようにしてもよい。具体的には、CUM準備中表示MTYがこれらの表示手段を跨ぐように表示してもよいし、これらの表示手段を跨がずに表示手段間をワープするように表示してもよいし、これらの表示手段間を跨ぐ場合と跨がない場合とがあるように構成してもよい。
その後は、図192(C2)に示すように、CUM準備表示MTYからチャンスアップメータCMTに表示が切り替わる。なお、この演出例では、移動アニメが完了した後でCUM準備中表示MTYがチャンスアップメータCMTに表示が切り替わり、その後、サボハニのキャラクタSBHが移動を開始する(前者)が、CUM準備中表示MTYからチャンスアップメータCMTに切り替わると同時にサボハニのキャラクタSBHが移動を開始する(後者)ようにしてもよい。また、サボハニのキャラクタSBHが移動を開始するタイミングは、前者の場合と後者の場合があってもよく、前者のみ行うようにしてもよいし、後者のみ行うようにしてもよい。
図193は、第2装飾図柄表示装置208Mと第3装飾図柄表示装置208Nを用いた演出例を示す図である。
図193(A1)〜同図(A7)は、第1チェックポイントCP1において発生するボゥイのキャラクタBOYの出現によるチャンスアップ予告が行われている様子を示している。
図193(A1)では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展し、主人公の殿様と敵役の剣豪との決闘シーンのアニメーションが表示されている様子が示されている。このとき、第1装飾図柄表示装置208Lでは、決闘シーンのアニメーションが表示されるとともに、表示画面の左下隅部にチャンスアップメータCMTが表示されている。チャンスアップメータCMTでは、演出が開始されており、サボハニのキャラクタSBHが移動を開始している。また、表示画面の中央下部には、保留枠UIを構成する変動アイコン表示領域CISの台座hs0が表示されており、台座hs0にはデフォルトの表示態様の変動アイコンが載置されている。また、第3装飾図柄表示装置208Nでは、上部に第2装飾図柄が変動表示しているとともに、その下方には第2保留数表示(ここでは、特図1が「1」で特図2が「0」を示している)が表示されている。
図193(A2)では、第2装飾図柄表示装置208Mに、チャンスアップ予告のキャラクタとしてのボゥイのキャラクタBOYが出現し、第2装飾図柄表示装置208Mの表示画面の右端部に向かって進んでいく様子が示されている。
すると、図193(A3)に示す第2装飾図柄表示装置208Mは、ボゥイのキャラクタBOYが表示画面上で右方向に移動するのに合わせて右方向に移動を開始している様子が示されている。すなわち、ボゥイのキャラクタBOYの本来の移動表示に合わせて第2装飾図柄表示装置208Mが移動している様子が示されている。このとき、第1装飾図柄表示装置280Lにおける表示のうち、第2装飾図柄表示装置208Mに重なる部分については、その重なる部分の表示が第2装飾図柄表示装置208Mに表示される。すなわち、第1装飾図柄表示装置208Lにおいて表示されている殿様のキャラクタとチャンスアップメータCMTのうち、第2装飾図柄表示装置208Mに重なる部分については、第2装飾図柄表示装置208Mに表示されるようになる。
そして、図193(A4)に示すように、第2装飾図柄表示装置208Mの右端部が第1装飾図柄表示装置208Lの略中央となる位置まで第2装飾図柄表示装置208Mが移動し、第2装飾図柄表示装置208Mの最大移動位置に到達すると、第2装飾図柄表示装置208Mに表示されているチャンスアップメータCMTを構成するサボハニのキャラクタSBHの近傍に「チャンスアップ BOY通過!!」が付記された吹き出しが表示される。なお、第2装飾図柄表示装置208Mが最大移動位置に到達する前に吹き出しが表示されてもよいし、第2装飾図柄表示装置208Mが最大移動位置に到達した後で吹き出しが表示されてもよいし、第2装飾図柄表示装置208Mが最大移動位置に到達するタイミングで吹き出しが表示されてもよい。
その後、図193(A5)に示すように、ボゥイのキャラクタが、第2装飾図柄表示装置208Mから第1装飾図柄表示装置208Lに跨ぐようにして右方向に移動するとともに、第2装飾図柄表示装置208Mが初期位置に向けて移動を開始する。第2装飾図柄表示装置208Mの移動に伴い、第2装飾図柄表示装置208Mにおける表示のうち、第1装飾図柄表示装置208Lと重ならなくなった部分については、第2装飾図柄表示装置208Mから第1装飾図柄表示装置208Lに表示位置を移行する。なお、ボゥイのキャラクタBOYが第2装飾図柄表示装置208Mから第1装飾図柄表示装置208Lに完全に移動した後で第2装飾図柄表示装置208Mが初期位置に向けて移動を開始してもよいし、ボゥイのキャラクタBOYが第2装飾図柄表示装置208Mから第1装飾図柄表示装置208Lに完全に移動する前に第2装飾図柄表示装置208Mが初期位置に向けて移動を開始してもよいし、ボゥイのキャラクタBOYが第2装飾図柄表示装置208Mから第1装飾図柄表示装置208Lに完全に移動したタイミングで第2装飾図柄表示装置208Mが初期位置に向けて移動を開始してもよい。
図193(A6)は、第2装飾図柄表示装置208Mが初期位置に戻った様子が示されている。このとき、第2装飾図柄表示装置208Mに表示されていた殿様のキャラクタとチャンスアップメータCMTは、完全に第1装飾図柄表示装置208Lに表示されるようになる。また、ボゥイのキャラクタBOYは、引き続き表示画面の右方向に移動しており、第1装飾図柄表示装置208Lの右端部から第3装飾図柄表示装置208Nに跨って表示されるようになる。その後、第3装飾図柄表示装置208Nの右端部からフレームアウトする。
図193(A7)では、チャンスアップメータCMTにおける第1チェックポイントCP1が赤色でマーキングされるとともに、予告が出現したことにより大当りの信頼度がアップしたことを示す「UP」の文字がその上方に表示され、予告が発生したことの履歴が示される。
図193(B1)〜同図(B4)は、図193(A3)〜同図(A6)に対応する演出例であり、チャンスアップメータCMTの表示が第2装飾図柄表示装置208Mにより隠される例が示されている。なお、図193(B1)は、図193(A2)に続く演出である。
図193(B1)に示す第2装飾図柄表示装置208Mは、ボゥイのキャラクタBOYが表示画面上で右方向に移動するのに合わせて右方向に移動を開始している様子が示されている。このとき、第1装飾図柄表示装置280Lにおける表示のうち、第2装飾図柄表示装置208Mに重なる部分については、その重なる部分の表示が第2装飾図柄表示装置208Mに表示されが、チャンスアップメータCMTについては、第2装飾図柄表示装置208Mが前面側で重なっても第2装飾図柄表示装置208Mには表示されず、したがって、第1装飾図柄表示装置208Lに表示されたチャンスアップメータCMTが第2装飾図柄表示装置208Lにより隠されることとなる。その後は、図193(B2)〜同図(B4)に示す演出が行われる。なお、図193(B2)〜同図(B4)に示す演出は、チャンスアップメータCMTが第2装飾図柄表示装置208Mに表示されない点を除いて、図193(A4)〜同図(A6)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
なお、これまでの説明において、演出表示中に、例えば、図111〜図116に示すエラー、一斉演出が発生したり、音量・輝度調整が行われる場合には、図111〜図116に示して上述した要領で表示される。
以上の記載では、
『 複数種類の表示を表示可能な表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208、第1装飾図柄表示装置208L、第2装飾図柄表示装置208M、第3装飾図柄表示装置208N、第4表示手段208M’等]を備えた遊技台であって、
前記複数種類の表示のうちの一つは、期間表示[例えば、図29(2)に示すチャンスアップメータCMT等]であり、
前記複数種類の表示のうちの一つは、第一の演出表示[例えば、図29(13)に示す金カットインCI3等]であり、
前記複数種類の表示のうちの一つは、第一の予告表示[例えば、図162(3)に示すCUM準備中表示MTY等]であり、
前記期間表示は、リーチ演出表示の表示中に開始される場合がある表示であり[例えば、図162(A9)に示すように、チャンスアップメータCMTは、スーパーリーチ演出中に表示開始されている等]、
前記期間表示は、前記リーチ演出表示の表示中における第一のタイミング[例えば、サボハニのキャラクタSBHが第2チェックポイントCP2に到達するタイミング等]を報知する表示であり、
前記第一のタイミングとは、前記リーチ演出表示の表示中において、前記第一の演出表示の表示が開始される可能性があるタイミングのことであり、
前記期間表示が表示される前に前記第一の予告表示が表示される場合があり[例えば、図162(3)〜同図(A9)に示すように、CUM準備中表示MTYは、チャンスアップメータCMTが表示される前に表示されている等]、
前記第一の予告表示は、前記期間表示が表示されることを予告する表示である、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
従来の遊技台によれば、表示手段に改良の余地があったが、この遊技台によれば、表示手段に特徴を持った遊技台を提供することができる。
また、この遊技台によれば、期間表示によって或る期間が開始されることが報知される前に予告表示が表示されることで、期間表示が表示されるので、事前にある期間が開始されることが把握でき、期間表示の表示開始を見逃さないようにすることができる場合がある。
ここで、表示手段は、複数種類の表示のみを表示可能なものであってもよいし、複数種類の表示以外のものも表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、複数種類の表示を必ず表示するものであってもよいし、複数種類の表示を表示しない場合があってもよい。
また、期間表示は、リーチ演出表示の表示中にのみ開始される場合があるものであってもよいし、リーチ演出表示の表示中以外でも開始される場合があるものであってもよい。また、期間表示は、リーチ演出表示の表示中に必ず開始されるものであってもよいし、リーチ演出表示の表示中に開始されない場合があるものであってもよい。
また、期間表示は、リーチ演出表示の表示中における第一のタイミングのみを報知するものであってもよいし、リーチ演出表示の表示中における第一のタイミング以外のものも報知するものであってもよい。また、期間表示は、リーチ演出表示の表示中における第一のタイミングを必ず報知するものであってもよいし、リーチ演出表示の表示中における第一のタイミングを報知しない場合があってもよい。
また、期間表示が表示される前に第一の予告表示のみが表示される場合があってもよいし、期間表示が表示される前に第一の予告表示以外の表示も表示される場合があってもよい。また、期間表示が表示される前に第一の予告表示が必ず表示されてもよいし、期間表示が表示される前に第一の予告表示が表示されない場合があってもよい。
また、期間表示が表示される前にのみ第一の予告表示が表示される場合があってもよいし、期間表示が表示される前以外にも第一の予告表示が表示される場合があってもよい。
また、第一の予告表示は、期間表示が表示されることのみを予告するものであってもよいし、期間表示が表示されること以外のことも予告するものであってもよい。また、第一の予告表示は、期間表示が表示されることを必ず予告するものであってもよいし、期間表示が表示されることを予告しない場合があるものであってもよい。
なお、予告表示に替えて、演出可動体の動作や、スピーカによる音声出力や、発光手段による発光により予告を行うことも可能である。
また、予告表示を大当り遊技中に表示開始してもよい。
また、予告表示が期間表示の表示中に表示されてもよく、例えば、第一の演出表示が表示すること予告する予告表示として機能してもよい。
また、予告表示は、期間表示が表示された後で表示される場合があってもよく、例えば、予告表示が行われた後で期間表示が行われ、その後、予告表示が表示されるようにしてもよい。
また、予告表示は、期間表示が非表示となった後に表示されてもよく、例えば、期間表示が表示されていたことを報知する機能として表示するようにしてもよい。
なお、「複数種類の表示を表示可能な表示手段を備えた遊技台であって、
前記複数種類の表示のうちの一つは、期間表示であり、
前記複数種類の表示のうちの一つは、第一の演出表示であり、
前記複数種類の表示のうちの一つは、第一の予告表示であり、
前記期間表示は、或る期間における第一のタイミングを報知する表示であり、
前記第一のタイミングとは、前記第一の演出表示の表示が開始される可能性があるタイミングのことであり、
前記期間表示が表示される前に前記第一の予告表示が表示される場合があり、
前記第一の予告表示は、前記期間表示が表示されることを予告する表示である、
ことを特徴とする遊技台。」であってもよい。
また、「前記期間表示は、前記リーチ演出表示の表示中における第一のタイミングを報知する表示であり」は、「前記期間表示とは、チャンスアップ予告(または、チャンスアップ演出)が行われるタイミングを報知するメータ(チャンスアップタイミングメータ)の表示のことであり」であってもよい。
また、チャンスアップメータ準備中表示によってあるチャンスアップ演出が行われるタイミングが報知されることを特定できる場合として(すなわち、チャンスアップメータ準備中表示の表示態様によらず、チャンスアップメータ準備中表示が表示されただけでチャンスアップメータによって何かしらのチャンスアップポイントが報知される場合(例えば、チャンスアップ準備中表示が行われたら必ずチャンスアップメータが表示される場合や、チャンスアップメータによって必ず一回以上チャンスアップポイントを報知する場合等)として)、
(1)第一の予告表示は、期間表示によって第一のタイミングが報知されることを特定できる予告表示であってもよい。
(2)第一の予告表示は、第一のタイミングが報知される予告表示であってもよい。
(3)第一の予告表示は、第一のタイミングを含む複数の或る演出が行われるタイミングのうちの一以上のタイミングが期間表示によって報知されることが特定できる予告表示であってもよい。また、期間表示において報知されるタイミングの中で特定できないタイミングがあってもよい。
(4)第一の予告表示は、「全ての或る演出が行われるタイミング」が期間表示において報知されることを特定できる予告表示であってもよい。
(5)第一の予告表示は、「第一のタイミングを含む複数の或る演出が行われるタイミングのうちの一以上のタイミングが報知される予告表示であってもよい。また、期間表示において報知されるタイミングの中で報知されないタイミングがあってもよい。
(6)第一の予告表示は、期間表示において報知される「全ての或る演出が行われるタイミング」が報知される予告表示であってもよい。
また、チャンスアップメータ準備中表示によって或るチャンスアップ演出が行われるタイミングが報知されることを特定できない場合(例えば、チャンスアップ準備中表示にガセがある場合やチャンスアップメータが表示されても一度もチャンスアップポイントを報知しない場合等)として、
(1)第一の予告表示は、期間表示によって第一のタイミングが報知されることを特定できない予告表示であってもよい。
(2)第一の予告表示は、第一のタイミングが報知されない予告表示であってもよい。
(3)第一の予告表示は、「全ての或る演出が行われるタイミング」が報知されることを期間表示において特定できない予告表示であってもよい。
(4)第一の予告表示は、期間表示において報知される「全ての或る演出が行われるタイミング」を報知されない予告表示であってもよい。
また、期間表示によって、必ず一以上の或る演出が行われるタイミングが報知されてもよい。
また、期間表示によって、一以上の或る演出が行われるタイミングが報知される場合と一度も或る演出が行われるタイミングが報知されない場合があってもよい。
また、期間表示が表示が表示されると、既にカーソル表示が動いていてもよい。
期間表示が表示された後に、カーソル表示が動いてもよい。
また、『 前記期間表示は、カーソル表示[例えば、図162(A9)に示すチャンスアップメータCMTを構成するサボハニのキャラクタSBH等]を含む表示であり、
前記期間表示は、前記リーチ演出表示の表示中における或る期間[例えば、図162(A9)〜同図(A12)に示す、スーパーリーチにおける第一のタイミングから中図柄が導出されるまでの期間等]を報知する表示であり、
前記カーソル表示が、第二の位置[例えば、図162(A9)に示すチャンスアップメータCMTにおける開始地点SP等]から第一の位置[例えば、図162(A9)に示すチャンスアップメータCMTにおける第2チェックポイントCP2等]を経て第三の位置[例えば、図162(A9)に示すチャンスアップメータCMTにおける最終地点GP等]まで移動することによって、前記或る期間の開始から終了までが報知されるように構成されており、
前記カーソル表示が前記第一の位置に到達することで、前記第一のタイミングであることが報知される、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一の位置となるタイミングがわかりやすい場合がある。
ここで、期間表示は、カーソル表示のみを含むものであってもよいし、カーソル表示以外の表示も含むものであってもよい。また、期間表示は、カーソル表示を必ず含むものであってもよいし、カーソル表示を含まない場合があってもよい。
また、期間表示は、リーチ演出表示の表示中における或る期間のみを報知するものであってもよいし、リーチ演出表示の表示中における或る期間以外の期間も報知するものであってもよい。また、期間表示は、リーチ演出表示の表示中における或る期間を必ず報知するものであってもよいし、リーチ演出表示の表示中における或る期間を報知しない場合があるものであってもよい。
また、カーソル表示が、第二の位置から第一の位置を経て第三の位置まで移動することによって、或る期間の開始から終了までのみが報知されるように構成されてもよいし、カーソル表示が、第二の位置から第一の位置を経て第三の位置まで移動することによって、或る期間の開始から終了まで以外のことも報知されるように構成されてもよい。また、カーソル表示が、第二の位置から第一の位置を経て第三の位置まで移動することによって、或る期間の開始から終了までが必ず報知されるように構成されてもよいし、カーソル表示が、第二の位置から第一の位置を経て第三の位置まで移動することによって、或る期間の開始から終了までが報知されない場合があるように構成されてもよい。
また、カーソル表示が、第二の位置から第一の位置を経て第三の位置まで移動することのみによって、或る期間の開始から終了までが報知されるように構成されてもよいし、カーソル表示が、第二の位置から第一の位置を経て第三の位置まで移動すること以外のことによっても、或る期間の開始から終了までが報知されるように構成されてもよい。
また、カーソル表示が第一の位置に到達することで、第一のタイミングであることのみが報知されてもよいし、カーソル表示が第一の位置に到達することで、第一のタイミングであること以外のことも報知されてもよい。また、カーソル表示が第一の位置に到達することで、第一のタイミングであることが必ず報知されてもよいし、カーソル表示が第一の位置に到達することで、第一のタイミングであることが報知されない場合があってもよい。
また、カーソル表示が第一の位置に到達することのみで、第一のタイミングであることが報知されてもよいし、カーソル表示が第一の位置に到達すること以外のことでも、第一のタイミングであることが報知されてもよい。
なお、第一の位置と第二の位置と第三の位置の位置関係は、第一の位置>第二の位置>第三の位置であってもよいし、それ以外の位置関係であってもよく、カーソル表示が第二の位置>第一の位置>第三の位置の順で移動するように構成されていればよい。より正確に言うと、「カーソル表示が移動する際に先に到達する位置」が前、「カーソル表示が後に到達する位置」が後ろである。
また、『 前記期間表示は、チャンスアップ表示[例えば、図29(15)に示す赤色でマーキングされた第2チェックポイントCP2の表示や、チャンスアップ予告が出現したことにより大当りの信頼度がアップしたことを示す「UP」の文字の表示等]が表示される場合がある表示であり、
前記チャンスアップ表示とは、前記第一のタイミングで前記第一の演出表示の表示が開始されたことを報知する表示のことであり[例えば、図29(15)に示すように、第2チェックポイントCP2が赤色にマーキングされたり、「UP」の文字の表示が表示されることにより、第2チェックポイントCP2にサボハニのキャラクタSBHが到達したタイミングで金カットインCI3の表示によるチャンスアップ予告が表示開始されたことを報知している等]、
前記第一のタイミングで前記第一の演出表示の表示が開始された場合に、前記第一の位置に対応した表示位置に前記チャンスアップ表示が表示される[例えば、図29(15)に示すように、金カットインCI3の表示によるチャンスアップ予告が表示開始された場合に、第2チェックポイントCP2が赤色でマーキングされ、「UP」の文字が表示される等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一の演出表示が表示されたことがわかりやすい場合がある。
ここで、期間表示は、チャンスアップ表示のみが表示される場合があるものであってもよいし、チャンスアップ表示以外の表示も表示される場合があるものであってもよい。また、期間表示は、チャンスアップ表示が必ず表示されるものであってもよいし、チャンスアップ表示が表示されない場合があるものであってもよい。
また、第一のタイミングで第一の演出表示の表示が開始された場合に、第一の位置に対応した表示位置にチャンスアップ表示のみが表示されてもよいし、第一のタイミングで第一の演出表示の表示が開始された場合に、第一の位置に対応した表示位置にチャンスアップ表示以外の表示も表示されてもよい。また、第一のタイミングで第一の演出表示の表示が開始された場合に、第一の位置に対応した表示位置にチャンスアップ表示が必ず表示されてもよいし、第一のタイミングで第一の演出表示の表示が開始された場合に、第一の位置に対応した表示位置にチャンスアップ表示が表示されない場合があってもよい。
また、第一のタイミングで第一の演出表示の表示が開始された場合に、第一の位置に対応した表示位置にのみチャンスアップ表示が表示されてもよいし、第一のタイミングで第一の演出表示の表示が開始された場合に、第一の位置に対応した表示位置以外の表示位置にもチャンスアップ表示が表示されてもよい。
また、第一のタイミングで第一の演出表示の表示が開始された場合にのみ、第一の位置に対応した表示位置にチャンスアップ表示が表示されてもよいし、第一のタイミングで第一の演出表示の表示が開始された場合以外の場合にも、第一の位置に対応した表示位置にチャンスアップ表示が表示されてもよい。
なお、チャンスアップ表示が表示された場合において、カーソル表示が少なくとも第三の位置に到達するまで、該チャンスアップ表示が継続して表示されるように構成されてもよいし、チャンスアップ表示が表示された場合において、カーソル表示が第三の位置に到達するよりも前に、該チャンスアップ表示がするように構成されてもよい。
また、『 前記第一の予告表示は、移動表示を行う場合がある表示である[例えば、図168(A8)〜同図(A10)に示すように、CUM準備中表示MTYが移動表示している等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一の予告表示が移動表示を行う場合があることで、視線を第一の予告表示に誘導させて第一の予告表示に注目させることができる場合がある。
ここで、第一の予告表示は、移動表示のみを行う場合があるものであってもよいし、移動表示以外の表示も行う場合があるものであってもよい。また、第一の予告表示は、移動表示を必ず行うものであってもよいし、移動表示を行わない場合があるものであってもよい。
また、『 前記第一の予告表示が前記移動表示を開始した後で前記期間表示の表示が開始される[例えば、図168(A8)〜同図(A11)に示すように、CUM準備中表示MTYが移動表示した後でCUM準備中表示MTYがチャンスアップメータCMTに切り替わっている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、期間表示の表示が開始されるタイミングが把握できる場合がある。
ここで、第一の予告表示が移動表示を開始した後で期間表示の表示のみが開始されてもよいし、第一の予告表示が移動表示を開始した後で期間表示の表示以外の表示も開始されてもよい。また、第一の予告表示が移動表示を開始した後で期間表示の表示が必ず開始されてもよいし、第一の予告表示が移動表示を開始した後で期間表示の表示が開始されない場合があってもよい。
なお、期間表示が移動表示してもよい。
また、第一の予告表示の移動表示が終了した後で、或る期間が開始されたことが報知されてもよい。
また、第一の予告表示の移動表示が開始されるタイミングは適宜設定することができる。
また、『 前記移動表示により前記第一の予告表示の表示位置が変更される[例えば、図168(A8)〜同図(A10)に示すように、CUM準備中表示MTYの移動表示により、CUM準備中表示MTYの表示位置が変更されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一の予告表示の表示位置の変更により、第一の予告表示の表示に変化を持たせることができる場合がある。
ここで、移動表示により第一の予告表示の表示位置のみが変更されてもよいし、移動表示により第一の予告表示の表示位置以外にも変更されるものがあってもよい。また、移動表示により第一の予告表示の表示位置が必ず変更されてもよいし、移動表示により第一の予告表示の表示位置が変更されない場合があってもよい。
また、移動表示のみにより第一の予告表示の表示位置が変更されてもよいし、移動表示以外の表示によっても第一の予告表示の表示位置が変更されてもよい。
また、『 前記第一の予告表示は、第一の表示態様[例えば、図162(A3)に示すCUM準備中表示MTYのデフォルトの表示態様等]で表示される場合がある表示であり、
前記第一の予告表示は、第二の表示態様[例えば、図171(A3)に示すCUM準備中表示MTYを構成する吹き出しの背景色が赤色である表示態様や、図178(A1)示すCUM準備中表示MTYを構成するメータ部分が赤色である表示態様や、図178(B1)に示すCUM準備中表示MTYを構成するサボハニのキャラクタSBHが赤色である表示態様や、図178(C1)に示すCUM準備中表示MTYを構成するカーソルが姫のキャラクタHMEである表示態様等]で表示される場合がある表示であり、
前記第一の表示態様と前記第二の表示態様は、異なる表示態様であり、
前記第二の表示態様で前記第一の予告表示が表示された場合の方が、前記第一の表示態様で該第一の予告表示が表示された場合よりも、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすい、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一の予告表示の表示態様を見て、期間表示が表示される図柄変動表示に期待を持たせることができる場合がある。
ここで、第一の予告表示は、第一の表示態様でのみ表示される場合があるものであってもよいし、第一の表示態様以外の表示態様でも表示される場合があるものであってもよい。また、第一の予告表示は、第一の表示態様で必ず表示されるものであってもよいし、第一の表示態様で表示されない場合があるものであってもよい。
また、第一の予告表示は、第二の表示態様でのみ表示される場合があるものであってもよいし、第二の表示態様以外の表示態様でも表示される場合があるものであってもよい。また、第一の予告表示は、第二の表示態様で必ず表示されるものであってもよいし、第二の表示態様で表示されない場合があるものであってもよい。
また、第一の表示態様と第二の表示態様は、一部が異なる表示態様であってもよいし、全部が異なる表示態様であってもよい。
また、第二の表示態様で第一の予告表示が表示された場合の方が、第一の表示態様で第一の予告表示が表示された場合よりも、最終的に大当り図柄態様のみが確定表示されやすくてもよいし、第二の表示態様で第一の予告表示が表示された場合の方が、第一の表示態様で第一の予告表示が表示された場合よりも、最終的に大当り図柄態様以外の図柄態様も確定表示されやすくてもよい。また、第二の表示態様で第一の予告表示が表示された場合の方が、第一の表示態様で第一の予告表示が表示された場合よりも、最終的に大当り図柄態様が必ず確定表示されやすくてもよいし、第二の表示態様で第一の予告表示が表示された場合の方が、第一の表示態様で第一の予告表示が表示された場合よりも、最終的に大当り図柄態様が確定表示されにくい場合があってもよい。
なお、第二の表示態様で第一の予告表示が表示された場合は、最終的に大当り図柄態様が必ず確定表示されてもよいし、最終的に大当り図柄態様が確定表示されない場合があってもよい。また、第一の表示態様で第一の予告表示が表示された場合は、最終的に大当り図柄態様が必ず確定表示されないようにしてもよいし、最終的に大当り図柄態様が確定表示される場合があってもよい。
また、第一の予告表示は、一の表示態様でのみ表示されるものであってもよい。
また、第三の表示態様<第二の表示態様<第一の表示態様の順で最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすいように構成されてもよい。
また、第一の予告表示は、三以上の表示態様で表示可能に構成されてもよい。
また、第一の予告表示の表示態様によって大当り図柄態様の確定表示のされやすさが変わらなくてもよい。
また、『 前記第二の表示態様で前記第一の予告表示が表示された場合の方が、前記第一の表示態様で該第一の予告表示が表示された場合よりも、前記第一のタイミングで前記第一の演出表示の表示が開始されやすい、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一の予告表示の表示態様により、第一の演出表示が表示されるか否かについて期待感を持たせることができる場合がある。
ここで、第二の表示態様で第一の予告表示が表示された場合の方が、第一の表示態様で第一の予告表示が表示された場合よりも、第一のタイミングで第一の演出表示の表示のみが開始されやすくてもよいし、第二の表示態様で第一の予告表示が表示された場合の方が、第一の表示態様で第一の予告表示が表示された場合よりも、第一のタイミングで第一の演出表示の表示以外の表示も開始されやすくてもよい。また、第二の表示態様で第一の予告表示が表示された場合の方が、第一の表示態様で第一の予告表示が表示された場合よりも、第一のタイミングで第一の演出表示の表示が必ず開始されやすくてもよいし、第二の表示態様で第一の予告表示が表示された場合の方が、第一の表示態様で第一の予告表示が表示された場合よりも、第一のタイミングで第一の演出表示の表示が開始されにくい場合があってもよい。
なお、第二の表示態様で第一の予告表示が表示された場合は、第一のタイミングで第一の演出表示の表示が必ず開始されてもよいし、第一のタイミングで第一の演出表示の表示が開始されない場合があってもよい。
また、第一の表示態様で第一の予告表示が表示された場合は、第一のタイミングで第一の演出表示の表示が必ず開始されなくてもよいし、第一のタイミングで第一の演出表示の表示が開始される場合があってもよい。
また、『 前記第一の表示態様で表示された前記第一の予告表示が、前記第二の表示態様に変化する場合がある[例えば、図172(B1)〜同図(B3)に示すように、デフォルトの表示態様で表示されているCUM準備中表示MTYが、吹き出しの背景色が赤色に変化してランクアップしている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一の予告表示が第一の表示態様で表示されても第二の表示態様に変化する期待感を持たせることができる場合がある。
ここで、第一の表示態様で表示された第一の予告表示が、第二の表示態様にのみ変化する場合があってもよいし、第一の表示態様で表示された第一の予告表示が、第二の表示態様以外の表示態様にも変化する場合があってもよい。また、第一の表示態様で表示された第一の予告表示が、第二の表示態様に必ず変化してもよいし、第一の表示態様で表示された第一の予告表示が、第二の表示態様に変化しない場合があってもよい。
また、第一の表示態様で表示された第一の予告表示のみが、第二の表示態様に変化する場合があってもよいし、第一の表示態様以外の表示態様で表示された第一の予告表示も、第二の表示態様に変化する場合があってもよい。
なお、遊技者により操作が可能な操作手段の操作により、第一の予告表示の表示態様が変化してもよく、例えば、ボタン画像を含む操作促進表示が表示されて操作することにより表示態様が変化してもよいし、操作促進表示が表示されない裏ボタン操作受付状態において操作することにより表示態様が変化してもよい。
また、他の予告表示が行われた結果として、第一の予告表示の表示態様が変化してもよいし、特に予告表示等の演出が行われることなく、いきなり第一の予告表示の表示態様が変化してもよい。
また、期間表示によって第一の予告表示の表示態様が変化することが予告されてもよい。
また、変化後の第一の予告表示の表示態様が予告されてもよい。
また、『 前記期間表示は、第三の表示態様[例えば、図162(A11)に示すチャンスアップメータのデフォルトの表示態様等]で表示される場合がある表示であり、
前記期間表示は、第四の表示態様[例えば、図175(A6)に示すチャンスアップメータCMTを構成するメータ部分が赤色である表示態様や、図176(A1)に示すチャンスアップメータCMTを構成するサボハニのキャラクタSBHが赤色である表示態様や、図176(B1)に示すチャンスアップメータCMTを構成する最終地点GPにおけるプラカードの背景色が赤色である表示態様や、図176(C1)に示すチャンスアップメータCMTを構成する第2チェックポイントCP2が丸形で赤色である表示態様や、図176(D1)に示す「START!!」の吹き出しの背景色が赤色である表示態様や、図176(E1)に示すチャンスアップメータCMTを構成するカーソルとしての姫のキャラクタHMEが表示された表示態様等]で表示される場合がある表示であり、
前記第三の表示態様と前記第四の表示態様は、異なる表示態様であり、
前記第二の表示態様で前記第一の予告表示が表示された場合の方が、前記第一の表示態様で該第一の予告表示が表示された場合よりも、前記期間表示が前記第四の表示態様で表示されやすい[例えば、図178(A1)〜同図(A4)に示すように、CUM準備中表示MTYがランクアップした方が、チャンスアップメータCMTもランクアップされやすい等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台よれば、第一の予告表示の表示態様に期待感を持たせることができる場合がある。
ここで、期間表示は、第三の表示態様でのみ表示される場合があるものであってもよいし、第三の表示態様以外の表示態様でも表示される場合があるものであってもよい。また、期間表示は、第三の表示態様で必ず表示されるものであってもよいし、第三の表示態様で表示されない場合があるものであってもよい。
また、期間表示は、第四の表示態様でのみ表示される場合があるものであってもよいし、第四の表示態様以外の表示態様でも表示される場合があるものであってもよい。また、期間表示は、第四の表示態様で必ず表示されるものであってもよいし、第四の表示態様で表示されない場合があるものであってもよい。
また、第三の表示態様と第四の表示態様は、一部が異なる表示態様であってもよいし、全部が異なる表示態様であってもよい。
また、第二の表示態様で第一の予告表示が表示された場合の方が、第一の表示態様で第一の予告表示が表示された場合よりも、期間表示が第四の表示態様でのみ表示されやすくてもよいし、第二の表示態様で第一の予告表示が表示された場合の方が、第一の表示態様で第一の予告表示が表示された場合よりも、期間表示が第四の表示態様以外の表示態様も表示されやすくてもよい。また、第二の表示態様で第一の予告表示が表示された場合の方が、第一の表示態様で第一の予告表示が表示された場合よりも、期間表示が第四の表示態様で必ず表示されてもよいし、第二の表示態様で第一の予告表示が表示された場合の方が、第一の表示態様で第一の予告表示が表示された場合よりも、期間表示が第四の表示態様で表示され難い場合があってもよい。
なお、第二の表示態様で第一の予告表示が表示された場合は、期間表示が第四の表示態様で必ず表示されてもよいし、期間表示が第四の表示態様で表示されない場合があってもよい。
また、第一の表示態様で代位の予告表示が表示された場合は、期間表示が第四の表示態様で必ず表示されなくてもよいし、期間表示が第四の表示態様で表示される場合があってもよい。
また、『 前記第一の表示態様で前記第一の予告表示が表示された場合の方が、前記第二の表示態様で該第一の予告表示が表示された場合よりも、前記期間表示が前記第三の表示態様で表示されやすい、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第一の表示態様で第一の予告表示が表示された場合の方が、第二の表示態様で第一の予告表示が表示された場合よりも、期間表示が第三の表示態様でのみ表示されやすくてもよいし、第一の表示態様で第一の予告表示が表示された場合の方が、第二の表示態様で第一の予告表示が表示された場合よりも、期間表示が第三の表示態様以外の表示態様でも表示されやすくてもよい。また、第一の表示態様で第一の予告表示が表示された場合の方が、第二の表示態様で第一の予告表示が表示された場合よりも、期間表示が第三の表示態様で必ず表示されてもよいし、第一の表示態様で第一の予告表示が表示された場合の方が、第二の表示態様で第一の予告表示が表示された場合よりも、期間表示が第三の表示態様で表示されにくい場合があってもよい。
なお、第一の表示態様で第一の予告表示が表示された場合は、期間表示が第三の表示態様で必ず表示されてもよいし、期間表示が第三の表示態様で表示されない場合があってもよい。
また、第二の表示態様で第一の予告表示が表示された場合は、期間表示が第三の表示態様で必ず表示されなくてもよいし、期間表示が第三の表示態様で表示される場合があってもよい。
また、第一の予告表示の表示態様によって、期間表示の表示態様が第三の表示態様で表示されるか第四の表示態様で表示されるかわからないようにしてもよく、例えば、第一の予告の表示態様が一つである場合、期間表示の表示態様が第三の表示態様で表示されるか第四の表示態様で表示されるかはわからない。
また、『 前記第四の表示態様で前記期間表示が表示された場合の方が、前記第三の表示態様で該期間表示が表示された場合よりも、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすい、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、期間表示の表示多様が異なる場合があるので、期間表示を見ない遊技者にも予告として期間表示を注目させることができる場合がある。
ここで、第四の表示態様で期間表示が表示された場合の方が、第三の表示態様で期間表示が表示された場合よりも、最終的に大当り図柄態様のみが確定表示されやすくてもよいし、第四の表示態様で期間表示が表示された場合の方が、第三の表示態様で期間表示が表示された場合よりも、最終的に大当り図柄態様以外の図柄態様も確定表示されやすくてもよい。また、第四の表示態様で期間表示が表示された場合の方が、第三の表示態様で期間表示が表示された場合よりも、最終的に大当り図柄態様が必ず確定表示されやすくてもよいし、第四の表示態様で期間表示が表示された場合の方が、第三の表示態様で期間表示が表示された場合よりも、最終的に大当り図柄態様が確定表示されにくい場合があってもよい。
なお、第四の表示態様で期間表示が表示された場合は、最終的に大当り図柄が必ず確定表示されてもよいし、最終的に大当り図柄が確定表示されない場合があってもよい。
また、第三の表示態様で期間表示が表示された場合は、最終的に大当り図柄が必ず確定表示されなくてもよいし、最終的に大当り図柄が確定表示される場合があってもよい。
また、『 前記期間表示は、第三の表示態様[例えば、図162(A11)に示すチャンスアップメータのデフォルトの表示態様等]で表示される場合がある表示であり、
前記期間表示は、第四の表示態様[例えば、図175(A6)に示すチャンスアップメータCMTを構成するメータ部分が赤色である表示態様や、図176(A1)に示すチャンスアップメータCMTを構成するサボハニのキャラクタSBHが赤色である表示態様や、図176(B1)に示すチャンスアップメータCMTを構成する最終地点GPにおけるプラカードの背景色が赤色である表示態様や、図176(C1)に示すチャンスアップメータCMTを構成する第2チェックポイントCP2が丸形で赤色である表示態様や、図176(D1)に示す「START!!」の吹き出しの背景色が赤色である表示態様や、図176(E1)に示すチャンスアップメータCMTを構成するカーソルとしての姫のキャラクタHMEが表示された表示態様等]で表示される場合がある表示であり、
前記第三の表示態様と前記第四の表示態様は、異なる表示態様であり、
前記第四の表示態様で前記期間表示が表示された場合の方が、前記第三の表示態様で該期間表示が表示された場合よりも、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすい、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、期間表示の表示態様が異なる場合があるので、期間表示を見ない遊技者にも予告として期間表示を注目させることができる場合がある。
ここで、期間表示は、第三の表示態様でのみ表示される場合があるものであってもよいし、第三の表示態様以外の表示態様でも表示される場合があるものであってもよい。また、期間表示は、第三の表示態様で必ず表示されるものであってもよいし、第三の表示態様で表示されない場合があるものであってもよい。
また、期間表示は、第四の表示態様でのみ表示される場合があるものであってもよいし、第四の表示態様以外の表示態様でも表示される場合があるものであってもよい。また、期間表示は、第四の表示態様で必ず表示されるものであってもよいし、第四の表示態様で表示されない場合があるものであってもよい。
また、第三の表示態様と第四の表示態様は、一部が異なる表示態様であってもよいし、全部が異なる表示態様であってもよい。
また、第四の表示態様で期間表示が表示された場合の方が、第三の表示態様で期間表示が表示された場合よりも、最終的に大当り図柄態様のみが確定表示されやすくてもよいし、第四の表示態様で期間表示が表示された場合の方が、第三の表示態様で期間表示が表示された場合よりも、最終的に大当り図柄態様以外の図柄態様も確定表示されやすくてもよい。また、第四の表示態様で期間表示が表示された場合の方が、第三の表示態様で期間表示が表示された場合よりも、最終的に大当り図柄態様が必ず確定表示されやすくてもよいし、第四の表示態様で期間表示が表示された場合の方が、第三の表示態様で期間表示が表示された場合よりも、最終的に大当り図柄態様が確定表示されにくい場合があってもよい。
なお、第四の表示態様で期間表示が表示された場合は、最終的に大当り図柄が必ず確定表示されてもよいし、最終的に大当り図柄が確定表示されない場合があってもよい。
また、第三の表示態様で期間表示が表示された場合は、最終的に大当り図柄が必ず確定表示されなくてもよいし、最終的に大当り図柄が確定表示される場合があってもよい。
また、『 前記複数種類の表示のうちの一つは、第二の予告表示[例えば、図162(A2)に示す炎のエフェクトEF101の表示や、図163(A3)〜同図(A5)に示す襖演出や、図168(A2)に示す爆発のエフェクトEF104の表示や、図179(A2)〜同図(A6)に示す会話予告や、図179(B1)〜同図(B3)に示す予告アイコンYIによる予告や、図179(C1)〜同図(C2)に示すナビキャラYMによる予告や、図179(D1)〜同図(D5)に示すミニゲームによる予告等]であり、
前記第一の予告表示が表示される前に前記第二の予告表示が表示される場合があり、
前記第二の予告表示は、前記第一の予告表示が表示されることを予告する表示である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、段階的に視線を期間表示に注目させることができ、徐々に期待感を高めさせることができる場合がある。
ここで、第一の予告表示が表示される前に第二の予告表示のみが表示される場合があってもよいし、第一の予告表示が表示される前に第二の予告表示以外の表示も表示される場合があってもよい。また、第一の予告表示が表示される前に第二の予告表示が必ず表示されてもよいし、第一の予告表示が表示される前に第二の予告表示が表示されない場合があってもよい。
また、第二の予告表示は、第一の予告表示が表示されることのみを予告するものであってもよいし、第一の予告表示が表示されること以外のことも予告するものであってもよい。また、第二の予告表示は、第一の予告表示が表示されることを必ず予告するものであってもよいし、第一の予告表示が表示されることを予告しない場合があってもよい。
なお、第二の予告表示が表示されると必ず第一の予告表示が表示されてもよいし、第二の予告表示が表示されても第一の予告表示が表示されない場合があってもよい。
また、『 前記第二の予告表示が表示されてから前記第一の予告表示が表示された場合の方が、該第二の予告表示が表示されないで該第一の予告表示が表示された場合よりも、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすい、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第二の予告表示が表示されることに対する期待感を持たせることができる場合がある。
ここで、第二の予告表示が表示されてから第一の予告表示が表示された場合の方が、第二の予告表示が表示されないで第一の予告表示が表示された場合よりも、最終的に大当り図柄態様のみが確定表示されやすくてもよいし、第二の予告表示が表示されてから第一の予告表示が表示された場合の方が、第二の予告表示が表示されないで第一の予告表示が表示された場合よりも、最終的に大当り図柄態様以外の図柄態様も確定表示されやすくてもよい。また、第二の予告表示が表示されてから第一の予告表示が表示された場合の方が、第二の予告表示が表示されないで第一の予告表示が表示された場合よりも、最終的に大当り図柄態様が必ず確定表示されやすくてもよいし、第二の予告表示が表示されてから第一の予告表示が表示された場合の方が、第二の予告表示が表示されないで第一の予告表示が表示された場合よりも、最終的に大当り図柄態様が確定表示されにくい場合があってもよい。
なお、第二の予告表示が表示されてから第一の予告表示が表示された場合は、最終的に大当り図柄態様が必ず確定表示されてもよいし、最終的に大当り図柄態様が確定表示されない場合があってもよい。
また、第二の予告表示が表示されないで第一の予告表示が表示された場合は、最終的に大当り図柄態様が必ず確定表示されなくてもよいし、最終的に大当り図柄態様が確定表示される場合があってもよい。
また、大当り図柄態様の確定表示のされやすさは、第二の予告表示が行われても行われなくても変わらなくてもよい。
また、『 前記第一の予告表示が表示されてから前記期間表示が表示された場合の方が、該第一の予告表示が表示されないで該期間表示が表示された場合よりも、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすい、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一の予告表示が表示されることに対する期待感を持たせることができる場合がある。
ここで、第一の予告表示が表示されてから期間表示が表示された場合の方が、第一の予告表示が表示されないで期間表示が表示された場合よりも、最終的に大当り図柄態様のみが確定表示されやすくてもよいし、第一の予告表示が表示されてから期間表示が表示された場合の方が、第一の予告表示が表示されないで期間表示が表示された場合よりも、最終的に大当り図柄態様以外の図柄態様も確定表示されやすくてもよい。また、第一の予告表示が表示されてから期間表示が表示された場合の方が、第一の予告表示が表示されないで期間表示が表示された場合よりも、最終的に大当り図柄態様が必ず確定表示されやすくてもよいし、第一の予告表示が表示されてから期間表示が表示された場合の方が、第一の予告表示が表示されないで期間表示が表示された場合よりも、最終的に大当り図柄態様が確定表示されない場合があってもよい。
なお、第一の予告表示が表示されてから期間表示が表示された場合は、最終的に大当り図柄態様が必ず確定表示されてもよいし、最終的に大当り図柄態様が確定表示されない場合があってもよい。
また、第一の予告表示が表示されないで期間表示が表示された場合は、最終的に大当り図柄態様が必ず確定表示されなくてもよいし、最終的に大当り図柄態様が確定表示される場合があってもよい。
また、『 前記第一の予告表示の表示態様と前記期間表示の表示態様は、少なくとも一部が同じ表示態様である[例えば、図162(A3)に示すCUM準備中表示MTYと図162(A9)に示すチャンスアップメータCMTとでは、サボハニのキャラクタSBHが配置されている点で少なくとも表示態様が同じである等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台よれば、第一の予告表示と期間表示との関連性を遊技者に想起させることができる場合がある。
ここで、第一の予告表示の表示態様と期間表示の表示態様は、一部が同じ表示態様であってもよいし、全部が同じ表示態様であってもよい。
また、『 前記第一の予告表示の表示態様と前記期間表示の表示態様は、別の表示態様である[例えば、図162(A9)に示すチャンスアップメータCMTは、ゲージにチェックポイント(第1チェックポイントCP1〜第3チェックポイントCP3が表示されている点で少なくとも図162(A3)に示すCUM準備中表示MTYと表示態様が異なっている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一の予告表示と期間表示とを区別して認識しやすくなる場合がある。
ここで、第一の予告表示の表示態様と期間表示の表示態様は、一部が異なる表示態様であってもよいし、全部が異なる表示態様であってもよい。
また、『 前記第一の予告表示が表示されることによって前記期間表示が表示されることが予告されることで、前記リーチ演出表示が表示されることが予告される[例えば、図162(A3)〜同図(A9)に示すように、CUM準備中表示MTYが表示することによりチャンスアップメータCMTによる演出が行われることが予告されることで、リーチ演出表示が表示されることが予告されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一の予告表示が表示されることにより大当りに対する期待感を持たせることができる場合がある。
ここで、第一の予告表示が表示されることによって期間表示が表示されることが予告されることで、リーチ演出表示が表示されることのみが予告されてもよいし、第一の予告表示が表示されることによって期間表示が表示されることが予告されることで、リーチ演出表示が表示されること以外のことも予告されてもよい。また、第一の予告表示が表示されることによって期間表示が表示されることが予告されることで、リーチ演出表示が表示されることが必ず予告されてもよいし、第一の予告表示が表示されることによって期間表示が表示されることが予告されることで、リーチ演出表示が表示されることが予告されない場合があってもよい。
また、第一の予告表示が表示されることによって期間表示が表示されることが予告されることで、リーチ演出表示のみが表示されることが予告されてもよいし、第一の予告表示が表示されることによって期間表示が表示されることが予告されることで、リーチ演出表示以外の表示も表示されることが予告されてもよい。
また、第一の予告表示が表示されることによって期間表示が表示されることが予告されることのみで、リーチ演出表示が表示されることが予告されてもよいし、第一の予告表示が表示されることによって期間表示が表示されることが予告されること以外のことでも、リーチ演出表示が表示されることが予告されてもよい。
また、第一の予告表示が表示されることによって期間表示のみが表示されることが予告されることで、リーチ演出表示が表示されることが予告されてもよいし、第一の予告表示が表示されることによって期間表示以外の表示も表示されることが予告されることで、リーチ演出表示が表示されることが予告されてもよい。
また、第一の予告表示のみが表示されることによって期間表示が表示されることが予告されることで、リーチ演出表示が表示されることが予告されてもよいし、第一の予告表示以外の予告表示が表示されることによって期間表示が表示されることが予告されることでも、リーチ演出表示が表示されることが予告されてもよい。
なお、「期間表示が表示されることが予告される場合」とは、「純粋に期間表示がこれから表示されることを予告している場合」のことであってもよいし、「期間表示がリーチ演出表示に付随する演出であり、直接的にはリーチ演出表示を予告していて、間接的に期間表示が表示されることを予告している場合」のことであってもよいし、「直接的には期間表示がこれから表示されることを予告しており、間接的にリーチ演出表示が行われることを予告している場合」のことであってもよい。
また、『 前記第一の予告表示と前記期間表示は、同じ図柄変動表示において表示開始される場合がある[例えば、図162(A3)〜同図(A9)に示すように、CUM準備中表示MTYとチャンスアップメータCMTは、同じ図柄変動表示の実行中に表示開始されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、期間表示が表示される時期が認識されやすくなる場合がある。
ここで、第一の予告表示と期間表示は、同じ図柄変動表示においてのみ表示開始される場合があってもよいし、第一の予告表示と期間表示は、異なる図柄変動表示において表示開始される場合があってもよい。また、第一の予告表示と期間表示は、同じ図柄変動表示において必ず表示開始される場合があってもよいし、第一の予告表示と期間表示は、同じ図柄変動表示において表示開始されない場合があってもよい。
なお、第一の予告表示は、装飾図柄が1個以上仮停止する前までに表示されてもよいし、装飾図柄が理知状態となる前に表示されてもよいし、リーチ演出表示が開始される前に表示されてもよいし、期間表示が表示される前に表示されてもよい。
また、第一の予告表示は、期間表示と同じ図柄変動表示にて必ず表示されてもよい。
また、第一の予告表示は、期間表示が表示される図柄変動表示と異なる図柄変動表示で表示されてもよく、例えば、期間表示が表示される図柄変動表示の前の図柄変動表示で表示されてもよいし、期間表示が表示される図柄変動表示の後の図柄変動表示で表示されてもよい。
また、『 前記第一の予告表示は、前記期間表示の表示が開始される図柄変動表示よりも前に実行される図柄変動表示において表示開始される場合がある表示である[例えば、図186(A3)〜同図(A14)に示すように、チャンスアップメータCMTによる演出が行われる図柄変動表示よりも前にCUM準備中表示MTYが表示されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一の予告表示が先読み予告として機能し、後で実行される図柄変動表示に対する期待感を持たせることができる場合がある。
ここで、第一の予告表示は、期間表示の表示が開始される図柄変動表示よりも前に実行される図柄変動表示においてのみ表示開始される場合があるものであってもよいし、期間表示の表示が開始される図柄変動表示よりも前に実行される図柄変動表示以外の図柄変動表示においても表示開始される場合があるものであってもよい。また、第一の予告表示は、期間表示の表示が開始される図柄変動表示よりも前に実行される図柄変動表示において必ず表示開始されるものであってもよいし、期間表示の表示が開始される図柄変動表示よりも前に実行される図柄変動表示において表示開始されない場合があるものであってもよい。
なお、第一の予告表示は、期間表示が表示される図柄変動表示よりも前の図柄変動表示において必ず表示されてもよい。
また、第一の予告表示は、期間表示が表示される図柄変動表示と同じ図柄変動表示でも表示されてもよい。
また、第一の予告表示は、図柄停止表示中に表示される場合があってもよいし、図柄停止表示中に必ず表示されてもよい。
また、『 前記第一の予告表示は、図柄停止表示の期間中も表示される表示である[例えば、図163(D3)〜同図(D6)に示すように、CUM準備中表示MTYは図柄停止表示中も表示されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、図柄停止表示の期間中も期待感を持たせることができる場合がある。
ここで、第一の予告表示は、図柄停止表示の期間中のみ表示されるものであってもよいし、図柄停止表示の期間中以外の期間中でも表示されるものであってもよい。また、第一の予告表示は、図柄停止表示の期間中に必ず表示されるものであってもよいし、図柄停止表示の期間中に表示されない場合があるものであってもよい。
また、『 前記第一の予告表示は、図柄停止表示の期間中は非表示となる表示である[例えば、図163(C3)〜同図(D7)に示すように、CUM準備中表示MTYは図柄停止表示中は非表示とされている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、図柄停止表示の期間中は第一の予告表示が非表示となるので、遊技にメリハリをつけることができる場合がある。
ここで、第一の予告表示は、図柄停止表示の期間中のみ非表示となるものであってもよいし、図柄停止表示の期間中以外の期間中も非表示となるものであってもよい。また、第一の予告表示は、図柄停止表示の期間中は必ず非表示となるものであってもよいし、図柄停止表示の期間中でも非表示とならない場合があるものであってもよい。
なお、図柄変動表示が開始されると、第一の予告表示が再度表示されるようにしてもよい。
また、『 前記第一の予告表示は、連続予告である[例えば、図186(A1)〜同図(A16)に示すように、チャンスアップメータCMTによる演出が行われる図柄変動表示よりも前に行われる複数回の図柄変動表示のそれぞれにおいてCUM準備中表示MTYが表示される等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、連続して第一の予告表示が行われることにより、期待感を高揚させることができる場合がある。
また、『 前記第一の予告表示は、前記リーチ演出表示の表示中に表示開始される場合がある表示である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、リーチ演出表示に対する期待感を向上させることができる場合がある。
ここで、第一の予告表示は、リーチ演出表示の表示中にのみ表示開始される場合があるものであってもよいし、リーチ演出表示以外の表示の表示中にも表示開始される場合があるものであってもよい。また、第一の予告表示は、リーチ演出表示の表示中に必ず表示開始されるものであってもよいし、リーチ演出表示の表示中に表示開始されない場合があるものであってもよい。
なお、第一の予告表示は、リーチ演出表示の表示中であって或る期間が開始されるまでの間に表示される場合があってもよいし、リーチ演出表示が開始される前に表示される場合があってもよい。
また、『 前記第一の予告表示は、前記リーチ演出表示の表示が開始される前に表示開始される場合がある表示である[例えば、図162(A3)〜同図(A4)に示すように、CUM準備中表示MTYは、リーチとなる前に表示開始されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、リーチ演出表示の表示が開始する前に第一の予告表示が表示されることで、期間表示が表示されるリーチ演出表示が表示されることに対する期待感を持たせることができる。
ここで、第一の予告表示は、リーチ演出表示の表示が開始される前にのみ表示開始される場合があるものであってもよいし、リーチ演出表示の表示が開始される前以外にも表示開始される場合があるものであってもよい。また、第一の予告表示は、リーチ演出表示の表示が開始される前に必ず表示開始されるものであってもよいし、リーチ演出表示の表示が開始される前に表示開始されない場合があるものであってもよい。
なお、第一の予告表示は、リーチ演出表示の表示中に表示開始される場合があってもよいし、リーチ演出表示が開始される前に表示開始され、リーチ演出表示の表示中も表示されるようにしてもよい。
また、リーチ演出表示がノーマルリーチとスーパーリーチの組み合わせからなるものであって、第一の予告表示は、スーパーリーチが開始される前に行われるノーマルリーチの実行中に表示開始されてもよいし、リーチ演出表示が開始される前の図柄変動表示中に表示開始され、リーチ演出表示におけるノーマルリーチが実行している期間まで表示されてもよい。
また、『 前記遊技台は、ぱちんこ機[例えば、パチンコ機100等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『最終的に大当り図柄態様が確定表示されるか最終的にハズレ図柄態様が確定表示されるかは、図柄の変動開始の際に行われる大当り判定[例えば、図53(b)に示す特図当り抽選処理]によって決定されるように構成されており、前記大当り判定の結果は、前記変動アイコンの表示態様によって変化せず、前記大当りたいまよおく判定は、遊技盤に設けられた始動口[例えば、第1特図始動口230、第2特図始動口232]に遊技球が進入した場合に取得[例えば、図51に示す入賞口入賞処理(ステップS508)における入賞受付処理で取得]される乱数[例えば、特図1当選乱数値,特図1乱数値,特図2当選乱数値,特図2乱数値]を用いた大当り抽選の結果に応じて判定されるように構成されており、前記大当り抽選において大当りと判定される確率(以下、「大当り確率」という。)は、予め定められており[例えば、図10(a)に示す当否判定用高確率テーブル及び同図(b)に示す当否判定用低確率テーブルに定められており]、前記大当り確率は、前記変動アイコンの表示態様によって変化しない、ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
続いて、これまで説明した図1に示すパチンコ機100に適用可能な演出の例について図194〜図206を用いて説明する。ここで、技術的思想としては、図194〜図206に示す技術的思想を、図1〜図193に示して上述した技術的思想に適用することは可能であり、またその逆に、図1〜図193に示して上述した技術的思想を、図194〜図206に示す技術的思想に適用することも可能である。その際、同じ符号を付しているもの同士は、同じ構成要素として取り扱える場合があり、置換することができる場合もある。
図194は、演出装置206における演出表示の表示態様(色)と、本明細書および図面で使用する表記の対応関係を示すものであり、同図(a)が装飾図柄表示装置208における表示色との対応関係であり、同図(b)がフルカラーLED等の発光手段における発光色との対応関係である。
図194(a)に示すように、装飾図柄表示装置208における表示色について、装飾図柄表示装置208において「白点滅」で表示される場合を本明細書では「少点」の模様と記載し、図面上は少ない(粗い)ドット(点)のハッチングで示す。同様に、装飾図柄表示装置208において「青色」で表示される場合を本明細書では「斜線」の模様と記載し、図面上は斜線のハッチングで示し、装飾図柄表示装置208において「緑色」で表示される場合を本明細書では「ひし形」の模様と記載し、図面上はひし形のハッチングで示し、装飾図柄表示装置208において「赤色」で表示される場合を本明細書では「格子」の模様と記載し、図面上は格子のハッチングで示し、装飾図柄表示装置208において「金色」で表示される場合を本明細書では「縦線」の模様と記載し、図面上は縦線のハッチングで示し、装飾図柄表示装置208において「虹色(レインボーカラー)」で表示される場合を本明細書では「多点」の模様と記載し、図面上は多い(細かい)ドットのハッチングで示すか、あるいは「横線」の模様と記載し、図面上は横線のハッチングで示す。
また、装飾図柄表示装置208において「デフォルト(の色)」で表示される場合をこれら以外の表記(例えば、無模様かつ白色)で示す。
また、図194(b)に示すように、家紋役物224E等に内蔵されるフルカラーLED等の発光手段の発光色について、発光手段において「白点灯」で表示される場合を本明細書では「少点」の模様と記載し、図面上は少ない(粗い)ドット(点)のハッチングで示す。同様に、発光手段において「青点灯」で表示される場合を本明細書では「斜線」の模様と記載し、図面上は斜線のハッチングで示し、発光手段において「緑点灯」で表示される場合を本明細書では「ひし形」の模様と記載し、図面上はひし形のハッチングで示し、発光手段において「赤点灯」で表示される場合を本明細書では「格子」の模様と記載し、図面上は格子のハッチングで示し、発光手段において「金点灯」で表示される場合を本明細書では「縦線」の模様と記載し、図面上は縦線のハッチングで示し、発光手段において「虹点灯(レインボーフラッシュ)」で表示される場合を本明細書では「多点」の模様と記載し、図面上は多い(細かい)ドットのハッチングで示すか、あるいは「横線」の模様と記載し、図面上は横線のハッチングで示す。また、発光手段において「消灯」されている場合を明細書では「白塗り」の模様と記載し、図面上はこれら以外の表記(例えば、無模様かつ白色)で示す。
以下に説明する演出の例では、特に断らない限り、表示手段が、例えば、図14等に示す第1装飾図柄表示装置208L〜第3装飾図柄表示装置208Mによって構成され、これらのうちのいずれか一つ又は二つ又は全部の装飾図柄表示装置によって予告アイコン、予告表示、ミニゲームA用アイコン、ミニゲームB用アイコン、保留アイコン、変動アイコン、アイコン変化予告表示、チャンスアップメータ、タイマ予告等が表示される例を示す。まずは、これらについて順に説明していく。
図195は、チャンスアップメータを用いた演出の一例を段階的に示した図である。
図195(A1)〜同図(A7)に示す演出例は、図29(9)に続く演出例である。
図195(A1)は、ボタン画像136aと残時間表示メータMTが表示され、ボタン演出が開始された後、演出ボタン136の操作有効期間が開始した様子が示されている。ここで、サボハニのキャラクタSBHは、第2チェックポイントCP2に到達しており、遊技者によるボタン操作が行われるか、操作有効期間が経過するまで第2チェックポイントCP2で停止するが、停止しないようにしてもよい。
図195(A2)に示す残時間表示メータMTでは、上記操作有効期間が開始されてゲージが減っている様子が示されており、その後、図195(A3)に示すタイミングで、遊技者により、演出ボタン136が押下されると、図195(A4)に示すように、殿様のカットイン画像(金カットイン画像)CI3が表示され、大当りの信頼度が高いことを報知する予告演出が行われる。この演出例では、金カットイン画像CI3は、外枠が「縦線」の模様で表された態様とされている。この演出例において表示されるカットイン画像CI3は、図29に示す殿様のカットイン画像CI3とは表示態様が異なっており、第1装飾図柄表示装置208Lの表示画面の全体に表示される態様とされている。したがって、剣豪リーチにおける主人公の殿様と敵役の剣豪との決闘シーンのアニメーションの表示やチャンスアップメータCMTは、このカットイン画像CI3によってオーバーラップされているため、非表示とされている。すなわち、カットイン画像CI3が剣豪リーチにおける主人公の殿様と敵役の剣豪との決闘シーンのアニメーションの表示やチャンスアップメータCMTの前面側に重ねて表示されているので、剣豪リーチにおける主人公の殿様と敵役の剣豪との決闘シーンのアニメーションの表示やチャンスアップメータCMTが視認困難とされているということができる。このように、この演出例では、チャンスアップメータCMTがこのチャンスアップメータCMTの演出により出現したチャンスアップ予告の表示によりオーバーラップされる様子を示したが、チャンスアップ予告の表示がチャンスアップメータCMTによってオーバーラップされてもよい。このことは、これまでの説明において、及び、以降の説明においても適用可能である。なお、図195(A4)に示される金カットイン画像CI3に換えて、当該金カットイン画像CI3よりも信頼度の低い弱カットイン画像CI3b(図182(A13)参照)が表示されてもよい。図195(A4)に示されるこの金カットイン画像CI3は、演出ボタン136が操作有効期間内において操作されたことを条件に表示される場合があってもよいし、演出ボタン136が操作有効期間内において操作された場合に必ず表示されてもよい。また、図195(A4)に示されるこの金カットイン画像CI3は、演出ボタン136が操作されることなく操作有効期間が経過した場合にも表示される場合があってもよいし、演出ボタン136が操作されることなく操作有効期間が経過した場合に必ず表示されてもよいし、演出ボタン136が操作されることなく操作有効期間が経過した場合には表示しないようにしてもよいし、演出ボタン136が操作されることなく操作有効期間が経過した場合には金カットイン画像CI3ではなく弱カットイン画像CI3bが表示されるようにしてもよい。また、この演出例において、金カットイン画像CI3が表示されない場合には、チャンスアップメータCMTは金カットイン画像CI3により隠されず、視認可能に表示されることとなる。なお、この演出例では、金カットイン画像CI3の表示中において、金カットイン画像CI3の背面側のレイヤにおいてチャンスアップメータCMTが表示され、その状態で、チャンスアップメータCMTのカーソルとしてのサボハニのキャラクタSBHの進行が行われる表示制御を行っているが、サボハニのキャラクタSBHを進行しないようにしていもよいし、金カットイン画像CI3の背面側のレイヤでチャンスアップメータCMTを配置しない表示制御を行うようにしてもよい。
図195(A5)に示す演出は、図29(14)に示す演出に対応しており、第1装飾図柄表示装置208Lでは、本来は、サボハニのキャラクタSBHの近傍に「チャンスアップ 金カットイン」の文字が付記された吹き出しが表示されるのであるが、この演出例では、金カットイン画像CI3が表示画面の全体に表示されているため、非表示とされている。なお、演出ボタン136が操作されることなく操作有効期間が経過した場合に金カットイン画像CI3が表示されないように構成されている場合において、演出ボタン136が操作されなかった場合も、演出ボタン136が操作された場合と同じようにチャンスアップの予告が発生したことを報知するようにしてもよい。この場合では、金カットイン画像CI3によりチャンスアップメータCMTがオーバーラップされないので、チャンスアップメータCMTについては、図29(14)に示すような表示が行われることとなる。また、チャンスアップの予告が発生したことを報知しなくてもよいし、チャンスアップの予告が発生したことを一部だけ報知(例えば、吹き出しは表示しないで、「UP」の文字表示だけ行う等)してもよい。
図195(A6)に示す演出は、図29(15)に示す演出に対応しており、第1装飾図柄表示装置208Lでは、本来は、チャンスアップメータCMTにおける第2チェックポイントCP2が赤色でマーキングされるとともに、予告が出現したことにより大当りの信頼度がアップしたことを示す「UP」の文字がその上方に表示され、予告が発生したことの履歴が示されるのであるが、この演出例では、金カットイン画像CI3が表示画面の全体に表示されているため、これも非表示とされている。
図195(A7)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、金カットイン画像CI3が消去され、剣豪リーチにおける主人公の殿様と敵役の剣豪との決闘シーンのアニメーションの表示及びチャンスアップメータCMTが表示された様子が示されている。また、サボハニのキャラクタSBHが移動を開始している。その後は、例えば、図29(17)以降に示す演出が行われる。
図195(B1)〜同図(B3)は、同図(A4)〜同図(A6)に示す演出の別の演出パターンを示しており、金カットイン画像CI3が第1装飾図柄表示装置208Lの表示画面の全体ではなく、上下の各端縁部分を残して表示されている様子が示されている。
図195(B1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、金カットイン画像CI3が表示され、大当りの信頼度が高いことを報知する予告演出が行われている。この演出例では、金カットイン画像CI3が表示画面の上下端縁部分を残して表示されており、金カットイン画像CI3が表示されていない領域では、剣豪リーチにおける主人公の殿様と敵役の剣豪との決闘シーンのアニメーションの表示やチャンスアップメータCMTの一部が視認可能とされている。換言すれば、チャンスアップメータCMTは、その一部が金カットイン画像CI3により隠された状態となっているということができる。そのため、チャンスアップ予告が発生するポイントであるチェックポイントの状況(チェックポイントが塗りつぶされているか否か等)が把握できる場合がある。この演出例では、、カーソルとしてのサボハニのキャラクタSBHの様子を視認困難な態様で金カットイン画像CI3を表示するようにしたが、サボハニのキャラクタSBHの一部又は全部が視認可能とされ、チャンスアップメータCMTの演出の進行状況が把握できるようにしてもよい。また、チェックポイントに表示される「UP」の文字の一部又は全部が視認可能としてもよく、このようにすると、チャンスアップ予告が発生したか否かが把握できるようになる場合がある。また、最終地点GPの一部又は全部が視認可能としてもよい。また、ゲージの減少具合によりチャンスアップ予告の演出の進捗状況を把握する演出が行われている場合にあっては、ゲージを表示するメータの一部又は全部が視認可能とされ、進行状況を把握できるようにしてもよい。また、サボハニのキャラクタSBHの吹き出しの一部又は全部が視認可能とされ、発生したチャンスアップ予告の種類が把握できる場合があるようにしてもよいし、把握できる場合と把握できない場合とがあるようにしてもよい。なお、金カットイン画像CI3が表示されている間は、チャンスアップメータCMTを消去して非表示とされるようにしてもよい。
図195(B2)に示す演出は、同図(A5)に示す演出に対応しており、第1装飾図柄表示装置208Lでは、本来は、サボハニのキャラクタSBHの近傍に「チャンスアップ 金カットイン」の文字が付記された吹き出しが表示されるのであるが、この演出例では、金カットイン画像CI3によりオーバーラップされているため、非表示とされている。
図195(B3)に示す演出は、同図(A6)に示す演出に対応しており、第1装飾図柄表示装置208Lでは、チャンスアップメータCMTの下部が一部表示されており、チャンスアップメータCMTにおける第2チェックポイントCP2が赤色でマーキングされる様子が表示されている。しかしながら、この演出例では、チャンスアップメータCMTの上部が金カットイン画像CI3により隠されているので、予告が出現したことにより大当りの信頼度がアップしたことを示す「UP」の文字が非表示とされている。その後は、例えば、同図(A7)以降に示す演出が行われる。
図195(C1)〜同図(C6)は、図29(16)に続く演出例である。
図195(C1)に示す第1装飾図柄表示装置208では、サボハニのキャラクタSBHが第3チェックポイントCP3に到達した様子が示されている。
すると、図195(C2)に示すように、この演出例では、図29(18)に示す演出とは異なり、レバー画像136Vaではなく、デカボタン画像136aLが表示されるとともに、サボハニのキャラクタSBHの近傍に「チャンスアップ デカボタン」の文字が付記された吹き出しが表示され、信頼度の高いボタン演出による予告が開始されたことを報知している。しかしながら、この演出例では、デカボタン画像136aLが表示画面の大部分を占めて表示されており、デカボタン画像136aLにより、チャンスアップメータCMTの一部が隠されている。そのため、サボハニのキャラクタSBHの吹き出しが非表示とされ、「チャンスアップ デカボタン」の文字が表示されている様子が視認できないようになっている。また、サボハニのキャラクタSBHも一部がデカボタン画像136aLにより隠されている。なお、この場合において、チャンスアップメータCMTがデカボタン画像136aLの前面側に重ねて(オーバーラップして)表示されてもよく、この場合では、サボハニのキャラクタSBHの吹き出しが視認可能となる場合がある。また、チャンスアップメータCMTを構成する表示のうちの一部の表示のみがチャンスアップメータCMTにオーバーラップして表示されるようにしてもよく、例えば、チャンスアップメータCMTを構成するサボハニのキャラクタSBHやサボハニのキャラクタSBHの吹き出しのみがデカボタン画像136aLにオーバーラップして表示されるようにしてもよい。
その後、図195(C3)に示す装飾図柄表示装置208では、デカボタン画像136aLに加えて残時間表示メータMTが表示され、ボタン演出が開始される。このとき、残時間表示メータMTは、デカボタン画像136aLの下端部分に重ねて表示されているが、表示位置はこれに限定されず、適宜位置に配置することができる。また、この演出例における残時間表示メータMTは、同図(A1)と同じサイズとされているが、デカボタン画像136aLの大きさに対応して大きいサイズで表示してもよい。なお、デカボタン画像136aLを表示する際には残時間表示メータMTを表示されないようにしてもよいし、残時間表示メータMTを複数表示可能として、当該複数の残時間表示メータMTが同時に表示されている状態があってもよい。例えば、演出ボタン136aと残時間表示メータMTとが一体的に表示する場合にあっては、デカボタン136aLを表示する場合には、その大きさに比例して残時間表示メータMTもそのまま大きく表示されるようにしてもよく、また、ボタン画像136aと残時間表示メータMTとが別々で表示される構成にあっては、デカボタン136aLを表示する場合に、その大きさに合わせて残時間表示メータMTも大きくしてもよい。
図195(C4)では、演出ボタン136の操作有効期間が開始され、遊技者による演出ボタン136の操作を受付可能な状態となる。この時、チャンスアップメータCMTにおける第3チェックポイントCP3が赤色でマーキングされ、予告が出現したことにより大当りの信頼度がアップしたことを示す「UP」の文字がその上方に表示されるが、「UP」の文字の一部がデカボタン画像136aLに隠されており、視認困難とされている。また、チャンスアップメータCMTでは、サボハニのキャラクタSBHが移動を開始している様子が示されている。なお、遊技者による演出ボタン136の操作が行われるか、操作有効期間が経過するまでサボハニのキャラクタSBHを第3チェックポイントCP3で停止させるようにしてもよい。
図195(C5)に示す残時間表示メータMTでは、上記操作有効期間が開始されてゲージが減っている様子が示されている。一方、チャンスアップメータCMTでは、サボハニのキャラクタSBHが最終地点GP手前に位置しているが、デカボタン画像136aLによりオーバーラップされており、視認困難とされている。その後、上記操作有効期間内において、図195(C6)に示すタイミングで、遊技者により演出ボタン136が操作されると、その後は、例えば、図29(23)以降の演出が行われる。
図195(D1)〜同図(D5)は、同図(C1)に続く別の演出パターンを示している。
サボハニのキャラクタSBHが第3チェックポイントCP3に到達すると、図195(D1)に示すように、この演出例では、レバー画像136Vaの合体アニメーションが開始され、表示画面の左下及び右上からそれぞれ半透明のレバー画像136Vqが出現する。図195(D1)に示すタイミングでは、左下に表示されている半透明のレバー画像136VqがチャンスアップメータCMTに重なっており、レバー画像が半透明であることから、チャンスアップメータCMTが薄く視認することができる状態となっている。ここで、合体アニメーションは、レバー演出の導入アニメーションや、フェードインアニメーション(INアニメ)という場合がある。この半透明レバー画像136Vqは、合体することにより、レバー画像136Vaが実体化され、レバー演出が開始されることを報知するものである。一対の半透明レバー画像136Vqは、互いに近接しながら中央に向かって移動している。なお、この演出例では、2つの半透明レバー画像136Vqが合体する例について説明したが、例えば、4つの半透明のレバー画像136Vqが合体する演出が行われてもよく、この場合、2つの半透明レバー画像136Vqが合体する演出が行われる場合よりも、4つの半透明のレバー画像136Vqが合体する演出が行われた場合の方が、レバー画像136Vaが実体化されてレバー演出が開始されやすくなるようにしてもよい。なお、合体アニメーションの表示中は演出レバー136Vの操作はまだ受け付けられていない状態である。ここで、INアニメにおいて表示されるレバー画像が透明度を有していなくてもよい。
図195(D2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、一対の半透明レバー画像136Vqがさらに近接している様子が示されている。
そして、図195(D3)に示すように、一対の半透明レバー画像136Vqが重なると、図195(D4)に示すように、エフェクトEF301が表示画面の大部分を覆うように表示される。このエフェクトEF301は、一対の半透明レバー画像136Vqの全体を覆うと思に、チャンスアップメータCMTの少なくとも一部を覆っている。なお、チャンスアップメータCMTがエフェクトEF301にオーバーラップして表示されてもよい。
その後、図195(D5)に示す装飾図柄表示装置208では、エフェクトEF301が消去されてレバー画像136Vaが出現するとともに、サボハニのキャラクタSBHの近傍に「チャンスアップ レバー」の文字が付記された吹き出しが表示され、レバー演出による予告が開始されたことを報知している。なお、この演出例では、図29(18)に示す演出とは異なり、レバー画像136VaがサボハニのキャラクタSBHの吹き出しの前面側にオーバーラップするようにして表示されており、レバー画像136Vaによりオーバーラップされていない状態よりも吹き出しが視認困難とされているが、図29(18)に示す演出と同様に、レバー画像136VaがサボハニのキャラクタSBHの吹き出しにオーバーラップされて表示されるようにしてもよい。その後は、例えば、図29(19)以降に示す演出が行われる。
この演出例では、チャンスアップ予告に係る表示が表示されると、この表示によってチャンスアップメータCMTの一部又は全部が隠され、あるいは、チャンスアップメータCMTが非表示とされる例を示したが、チャンスアップ予告に係る表示によって、チャンスアップメータCMTが隠されないように(あるいは、非表示とされないように)構成されてもよい。なお、これまでに説明し、あるいは、後述するタイマ予告においても同様にすることができる。
図196は、本実施形態において行われる演出例を段階的に示した図である。
図196(A1)〜同図(A9)に示す演出例では、図14(a)に示される演出装置206において、家紋役物224Eに換えて、サブ表示装置208Sが装飾図柄表示装置208の下方に配置された構成とされている。なお、サブ表示装置208Sは、その上端が、装飾図柄表示装置208の下端よりも下方となるように配置されており、この状態では、装飾図柄表示装置208がサブ表示装置208Sにオーバーラップされていないようになっている。また、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gd、千両箱役物224Hについては、説明を容易にするために、図示を省略している。
図196(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展し、チャンスアップメータCMTにおいてサボハニのキャラクタSBHが第2チェックポイントCP2に到達してボタン演出が開始され、その後、操作有効期間が開始した様子が示されている。すなわち、図196(A1)に示す演出は、図29(10)に示す演出に対応している。また、サブ表示装置208Sでは、「vs剣豪」の文字が表示されており、スーパーリーチの種類を報知している。このとき、装飾図柄表示装置208がサブ表示装置208Sにオーバーラップしていないので、チャンスアップメータCMT及び、ボタン演出を構成するボタン画像136a及び残時間表示メータMTが視認しやすくなっている。
図196(A2)に示す残時間表示メータMTでは、上記操作有効期間が開始されてゲージが減っている様子が示されており、その後、図196(A3)に示すタイミングで、遊技者により演出ボタン136が押下操作されると、図196(A4)に示すように、サブ表示装置208Sでは、表示画面の全体に金カットイン画像CI3が表示される。また、図196(A4)では、サブ表示装置208Sが金カットイン画像CI3を表示した状態で上方に移動し、上半分が装飾図柄表示装置208の前面側にオーバーラップしている状態となっている。そのため、チャンスアップメータCMTの少なくとも一部がサブ表示装置208Sによってオーバーラップされており、オーバーラップされていない状態よりも視認困難とされている。なお、図196(A4)に示される金カットイン画像CI3に換えて、弱カットイン画像CI3bが表示される場合があってもよい。この場合、サブ表示装置208Sが上昇してもよいし、上昇しなくてもよい。また、図196(A4)に示されるこの金カットイン画像CI3は、演出ボタン136が操作有効期間内において操作されたことを条件に表示される場合があってもよいし、演出ボタン136が操作有効期間内において操作された場合に必ず表示されてもよい。また、演出ボタン136が操作有効期間内において操作された場合にサブ表示装置208Sが必ず上昇するようにしてもよいし、演出ボタン136が操作されることなく操作有効期間が経過してもサブ表示装置208Sが必ず上昇するようにしてもよい。また、演出ボタン136が操作有効期間内において操作された場合にのみサブ表示装置208Sが上昇する場合があるようにしてもよい。また、図196(A4)に示されるこの金カットイン画像CI3は、演出ボタン136が操作されることなく操作有効期間が経過した場合にも表示される場合があってもよいし、演出ボタン136が操作されることなく操作有効期間が経過した場合に必ず表示されてもよいし、演出ボタン136が操作されることなく操作有効期間が経過した場合には表示しないようにしてもよい。
その後、サブ表示装置208Sは上昇動作を継続し、図196(A5)に示すように、サブ表示装置208Sが装飾図柄表示装置208の略中央でオーバーラップする態様で停止する。このとき、サブ表示装置208Sを支持する支持部材がチャンスアップメータCMTの一部をオーバーラップしているが、サブ表示装置208Sの本体は、チャンスアップメータCMTのメータ部分にオーバーラップしておらず、サブ表示装置208Sの上昇動作中よりもチャンスアップメータCMTが視認容易とされている。すなわち、チャンスアップメータCMTは、サブ表示装置208Sの上昇動作中の方が、上昇動作の完了後よりもサブ表示装置208Sに隠される領域が多く、視認困難であるということができる。なお、上昇動作が完了して最大動作位置まで移動したサブ表示装置208SによりチャンスアップメータCMTの少なくとも一部がオーバーラップされるように構成されてもよい。また、サブ表示装置208Sの表示領域が装飾図柄表示装置208や他の演出可動体等によりオーバーラップされるように構成されてもよい。また、サブ表示装置208Sの上昇動作の完了後の方が、上昇動作中よりもサブ表示装置208Sによって隠されるチャンスアップメータCMTの領域が多くてもよい。また、装飾図柄表示装置208では、サボハニのキャラクタSBHの近傍に「チャンスアップ 金カットイン」の文字が付記された吹き出しが表示され、金カットイン画像CI3の表示による予告が行われたことを報知しているが、吹き出しの表示位置の少なくとも一部がサブ表示装置208Sに重なっており、視認困難とされている。なお、吹き出しの表示位置をサブ表示装置208Sに重ならない位置としてもよい。また、吹き出しを非表示としてもよい。
その後、図196(A6)に示すように、チャンスアップメータCMTにおける第2チェックポイントCP2が赤色でマーキングされるとともに、チャンスアップ予告が出現したことにより大当りの信頼度がアップしたことを示す「UP」の文字がその上方に表示され、チャンスアップ予告が発生したことの履歴が示される。なお、「UP」の表示は、サボハニのキャラクタSBHによりオーバーラップされており、オーバーラップされていない状態である場合よりも視認困難とされている。また、このとき、サボハニのキャラクタSBHの近傍に表示されていた吹き出しは消去されているが、吹き出しが表示されていた領域は、サブ表示装置208Sにオーバーラップされていたので、その態様は認識困難な場合がある。
図196(A7)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニのキャラクタSBHが移動を開始した様子が示されている。このとき、サブ表示装置208Sでは、金カットイン画像CI3から「vs剣豪」の文字表示に表示を切り替えた後、下降動作が開始され、図196(A7)に示すタイミングでは、サブ表示装置208Sの本体がチャンスアップメータCMTのメータ部分の少なくとも一部の前面側にオーバーラップする位置となっており、チャンスアップメータCMTが視認困難とされている。なお、サブ表示装置208Sの下降動作が開始した後に、金カットイン画像CI3から「vs剣豪」の文字表示に切り換えてもよいし、サブ表示装置208Sの下降動作が完了した後で、金カットイン画像CI3から「vs剣豪」の文字表示に切り換えてもよい。
図196(A8)では、サブ表示装置208Sの下降動作が引き続き行われている様子が示されている。このとき、チャンスアップメータCMTにおけるサボハニのキャラクタSBHの移動表示も行われている。
図196(A9)では、サブ表示装置208Sの下降動作が完了して初期位置となった様子が示されている。このとき、装飾図柄表示装置208は、サブ表示装置208Sにオーバーラップされていないので、視認容易となる場合がある。その後は、例えば、装飾図柄表示装置208において、図29(17)以降に示される演出が行われる。
このように、この演出例では、サブ表示装置208Sにチャンスアップ予告としての金カットイン画像CI3を表示する例を示したが、金カットイン画像CI3を表示する表示デバイスは、上述した装飾図柄表示装置208(第1装飾図柄表示装置208L〜第3装飾図柄表示装置208N)やサブ表示装置208Sに限らず、他の種類の表示デバイスに表示するようにしてもよく、例えば、図15(C4)に示すPOVディスプレイ224Iであってもよいし、導光板ILの発光により行うようにしてもよい。また、図14(b)に示すように、表示装置を第1装飾図柄表示装置208L、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nによって構成し、第2装飾図柄表示装置208Mと第3装飾図柄表示装置208Nとが近接する位置まで移動させて、これらの表示装置にわたって金カットイン画像CI3等のチャンスアップ予告の表示を行うようにしてもよい。ここで、近接する位置とは、2つの表示装置が接触する位置である場合であってもよいし、2つの表示装置が近づくが、間隙を有する場合であってもよい。
図196(B1)〜同図(B4)は、図20(8)に続く演出例である。
図196(B1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、タイマ予告表示TM1において「注目」の文字が表示された後、中図柄に疑似連図柄が上方から下方に向けて低速で移動する表示が行われている様子が示されている。疑似連図柄の低速移動は同図(B3)まで継続して行われるが、この演出例では、図196(B2)に示すように、図20(19)に示す演出例とは異なり、タイマ予告表示TM1は消去されず、タイマ予告表示TM1は、図196(B3)に示すように、疑似連図柄が停止表示した後、図194(B4)に示すように、殿様のキャラクタと「継続」の文字表示とからなるカットイン表示に切り換わるまで表示される。このとき、タイマ予告表示TM1が、タイマ予告が行われた結果実行される予告演出表示としての疑似連図柄によってオーバーラップされる。なお、疑似連図柄がタイマ予告表示TM1によってオーバーラップされてもよい。その後は、例えば、図20(13)以降に示される演出が行われる。なお、疑似連図柄が停止表示することなく、下方にフレームアウトする場合があってもよく、疑似連図柄が下方にフレームアウトした場合には、疑似連が開始されず、そのままハズレの装飾図柄の組合せが停止表示されてもよいし、リーチ状態となってリーチ演出が開始するようにしてもよい。このように、この演出例では、タイマ予告が行われることにより、カウントダウンが完了した後、疑似連が開始されることを予告している。
図196(C1)〜同図(C4)は、図20(6)に続く演出例である。
図196(C1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、タイマ予告表示TM1における表示が「00:00」となり、カウントダウンが完了した様子が示されている。
すると、図196(C2)に示すように、この演出例では、図20(8)に示す演出例とは異なり、殿様の顔のアップの表示YMFとともに「いくぜ!!」の文字が付された吹き出しが表示される。このとき、タイマ予告表示TM1では、引き続き「00:00」が表示されているが、吹き出しによって少なくとも一部が隠されており、視認困難とされている。なお、タイマ予告表示TM1が吹き出しをオーバーラップしてタイマ予告表示TM1を視認できる態様としてもよい。また、殿様の顔のアップの表示YMF及び吹き出しが表示されるタイミングでタイマ予告表示TM1が消去されてもよいし、タイマ予告表示TM1が消去された後で殿様の顔のアップの表示YMF及び吹き出しを表示してもよい。また、図196(C2)に示す演出例では、タイマ予告表示TM1の一部を吹き出しによって覆うようにしたが、タイマ予告表示TM1の全部を吹き出しによって覆うようにしてもよい。また、殿様の顔のアップの表示YMFによりタイマ予告表示TM1が隠されるようにしてもよい。
その後、図196(C3)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、タイマ予告表示TM1が消去される様子が示されている。
すると、図196(C4)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、中図柄に殿様のキャラクタが表された疑似連図柄が上方から下方に向けて低速で移動する表示が開始される。疑似連図柄が吹き出しと重なると、疑似連図柄は、吹き出しによって少なくとも一部が隠される。すなわち、疑似連図柄よりも殿様の顔のアップの表示YMF及び吹き出しの方が前面側に表示されている。なお、殿様の顔のアップの表示YMF及び吹き出しよりも疑似連図柄の方が前面側に表示されるようにしてもよい。その後は、例えば、図20(10)以降に示される演出が行われる。なお、この演出例では、殿様の顔のアップの表示YMFとともに表示される「いくぜ!!」の文字が付された吹き出しの表示中にタイマ予告表示TM1が消去されるが、このようにタイマ予告表示によるカウントダウンが0になった後に表示される表示の中にタイマ予告表示が消去されることは、これまでに説明したタイマ予告演出の実施形態や、以降に説明するタイマ予告演出の実施形態にも適用可能であることはいうまでもない。
図196(D1)〜同図(D3)は、同図(C2)〜同図(C4)示す演出の別の例を示している。
図196(D1)は、同図(C2)に示す演出に対応しており、第1装飾図柄表示装置208Lでは、殿様の顔のアップの表示YMF及び吹き出しの表示に換えて、カットイン画像CI7が表示されている様子が示されている。このカットイン画像CI7は、格子の模様の外枠で囲まれて方形状をなすとともに、その左下隅部に殿様の顔のアップが表示され、その近傍に「いくぜ!!」の文字が表示され、疑似連演出が開始される可能性があることを報知している。ここで、カットイン画像CI7は、タイマ予告表示TM1の全部を隠しており、タイマ予告表示TM1がカットイン画像CI7により非表示とされている。なお、カットイン画像CI7の表示態様が複数種類あり、表示態様により、タイマ予告表示TM1の一部又は全部が視認可能とされる場合があってもよい。また、カットイン画像CI7は、UI部UIにオーバーラップされるように表示され、カットイン画像CI7によりUI部UIの視認性低下を抑制している。また、UI部UIがカットイン画像CI7によってオーバーラップされ、少なくとも一部が隠される態様としてもよい。
図196(D2)は、同図(C3)に示す演出に対応しており、タイマ予告表示TM1が消去されるが、カットイン画像CI7により隠されているので、その様子は認識困難である。
図196(D3)は、同図(C4)に示す演出に対応しており、第1装飾図柄表示装置208Lでは、中図柄に疑似連図柄が上方から下方に向けて低速で移動している様子が示されている。このとき、カットイン画像CI7は、疑似連図柄をオーバーラップしており、すなわち、疑似連図柄の少なくとも一部を隠している。その後は、例えば、カットイン画像CI7が消去され、図20(10)以降に示す演出が行われる。なお、カットイン画像CI7があるタイミングでUI部UIの少なくとも一部をオーバーラップするようにしてもよい。
図197は、タイマ予告演出の一例を段階的に示した図である。
図197(A1)〜同図(A12)に示す演出例は、図20(3)に続く演出例である。
図197(A1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンが行われており、図197(A1)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TM1における表示が「05:00」となっており、カウントダウンが開始してから5秒が経過したことが示されている。
その後、図197(A2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、「ボタンSTOCK!!」の文字が表示されたカットイン画像CI8が表示されている様子が示されている。すなわち、ボタン演出の開始の契機となる予告アイテムがストックされることが報知される。このカットイン画像CI8は、表示領域の上下端縁の一部を残し、表示領域の多くを占めるように表示されている。そのため、第1装飾図柄やタイマ予告表示TM1がこのカットイン画像CI8によって隠され非表示とされている。このとき、タイマ予告表示TM1は、非表示とされているもののカウントダウンは継続して行われている。また、UI部UIは、カットイン画像CI8の前面側に表示されており、カットイン画像CI8による視認性の低下を抑制している。なお、カットイン画像CI8の表示に換えてあるいはカットイン画像CIの表示とともに、家紋役物224E等の演出可動体224や、導光板ILによる演出表示による演出を行ってもよい。このように、この演出例では、タイマ予告演出と関係しない別の演出表示によってタイマ予告表示TM1がオーバーラップされていることが示されている。なお、タイマ予告表示TM1がカットイン画像CI8の前面側に配置されるようにしてもよい。
すると、図197(A3)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、カットイン画像CI8が消去され、タイマ予告表示TM1が表示されている状態となった様子が示されている。このとき、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示は「03:91」となっている。また、タイマ予告表示TM1の下方に予告アイテムとしてのストックボタン画像136aSTが表示されているとともに、その上方に「×1」の文字が表示されており、ボタン演出が少なくとも1回行われることが予告報知されている。すなわち、ボタン演出の実行が1つストックされていることが示されている。
図197(A4)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、左図柄及び右図柄にそれぞれ「装飾7」が停止してリーチ状態となった後、タイマ予告表示TM1における表示が「00:00」となってカウントダウンが完了し、予告への注目を促す旨の「注目」の文字が表示されている様子が示されている。
すると、図197(A5)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、ストックボタン画像136aSTの周囲を囲むようにエフェクトEF302が表示され、ボタン消化アニメーションが行われている様子が示されている。このボタン消化アニメーションにより、ボタン演出が開始されることが報知される。すなわち、この演出例では、タイマ予告演出が行われた結果として予告アイテムとしてのストックボタン画像136aSTが消化されることが示されている。
その後、図197(A6)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、タイマ予告表示TM1が消去され、図197(A7)に示すように、表示画面の右下隅部に表示されていたストックボタン画像136aSTが拡大しながら中央に移動するアニメーションが表示されている。
すると、図197(A8)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、ボタン画像136aと残時間表示メータMTが表示され、ボタン演出が開始されている様子が示されている。その後、図197(A9)に示すタイミングで、演出ボタン136の操作有効期間が開始すると、遊技者による演出ボタン136の操作を受付可能な状態となる。
図197(A10)に示す残時間表示メータMTでは、上記操作有効期間が開始されてゲージが減っている様子が示されており、その後、図197(A11)に示すタイミングで、遊技者により演出ボタン136が押下操作されると、図197(A12)に示すように、殿様のキャラクタと「継続」の文字表示とからなるカットイン表示が行われる。この演出例では、このようにして、ボタン演出に成功したことにより疑似連演出が実行されることが報知されている。なお、ボタン演出に失敗する場合があってもよく、この場合には、疑似連演出が開始されず、そのままハズレの装飾図柄の組合せが停止表示されてもよいし、リーチ状態となってリーチ演出が開始するようにしてもよい。このように、この演出例では、タイマ予告演出が行われることにより、ボタン演出が開始され、このボタン演出に成功したことにより、疑似連演出が開始される様子が示されている。その後は、例えば、図20(13)以降に示す演出が行われる。
図197(B1)〜同図(B10)に示す演出例は、図20(4)に続く演出例である。
図197(B1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンが行われており、図197(B1)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TM1における表示が「00:01」となっている様子が示されている。なお、第1装飾図柄では、左図柄、中図柄及び右図柄のいずれも変動表示中となっている。
その後、この演出例では、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンが「00:01」で停止した後、図197(B2)に示すように、タイマ予告表示TM1では、「00:01」の表示に換えて、いわゆる「一時停止ボタン」のマークとともに「一時停止」の文字が付された「一時停止表示」が表示され、タイマ表示のカウントダウンが中断したことが報知されている。なお、残り時間(「00:01」)が表示されたタイマ予告表示TM1とは別途に「一時停止表示」が表示されてもよい。この場合において、「一時停止表示」をタイマ予告表示TM1の上方に配置してもよいし、タイマ予告表示TM1の一部に重ねて表示するようにしてもよい。この演出例では、その後、1回目の疑似連演出が行われ、2回目の装飾図柄の変動表示が行われる。その間も「一時停止表示」は継続して表示されている。なお、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンが中断している間、残り時間の表示と「一時停止表示」を交互に表示するようにしてもよい。
図197(B3)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、殿様のキャラクタと「継続」の文字表示とからなるカットイン表示が行われ、2回目の疑似連演出の開始を報知している。このときも、「一時停止表示」は継続して表示されている。
その後、図197(B4)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、第1装飾図柄の変動表示が再度開始される。このとき、第1装飾図柄表示装置208Lでは、疑似連による3回目の装飾図柄の変動表示が開始されたことを示す「×3」が第2装飾図柄の下方に表示される。
図197(B5)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、左図柄及び右図柄にそれぞれ「装飾7」が停止してリーチ状態となった様子が示されている。なお、このときも、「一時停止表示」は継続して表示されている。
リーチ演出が開始されると、図197(B6)に示すように、第1装飾図柄の左図柄と右図柄がそれぞれ左右上方に移動表示され、UI部UIでは、変動アイコンh0を残して表示領域の下方にフレームアウトする。なお、第1装飾図柄の左図柄及び右図柄の移動表示の開始と、UI部UIのフレームアウト表示の開始とが同じタイミングであってもよいし、第1装飾図柄の左図柄及び右図柄の移動表示が開始した後で、UI部UIのフレームアウト表示が開始してもよいし、UI部UIのフレームアウト表示が開始した後で、第1装飾図柄の左図柄と右図柄の移動表示が開始してもよい。
その後、タイマ予告表示TM1では、「一時停止表示」から残り時間を示すタイマ表示に切り換わり、タイマ表示のカウントダウンが再開する。そして、図197(B7)に示すように、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「00:00」となると、図197(B8)に示すように、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示に換えて予告への注目を促す旨の「注目!!」の文字が表示される。
すると、図197(B9)に示すように、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdが動作し、それぞれ第1装飾図柄表示装置208Lの前面側でオーバーラップする。第1装飾図柄の左図柄と右図柄は、それぞれ第1大盤振舞役物224Gaと第2大盤振舞役物224Gbによってオーバーラップされ、視認困難とされている。また、第2装飾図柄と第2保留数表示も、それぞれ第1大盤振舞役物224Gaと第2大盤振舞役物224Gbによって少なくとも一部がオーバーラップされ、視認困難とされている。さらに、この演出例では、「注目!!」と表示されたタイマ予告表示TM1の少なくとも一部が第2大盤振舞役物224Gbと第4大盤振舞役物224Gdによってオーバーラップされ、視認困難とされている。なお、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdのうちの一部のみが動作してもよいし、全部が動作してもよく、例えば、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdの動作する数によって信頼度が異なるようにしてもよい。また、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdが動作しない場合があってもよい。その後、図197(B10)に示すように、タイマ予告表示TM1が消去される。その後は、例えば、図16(23)以降に示す演出が行われる。
なお、この演出例では、「一時停止表示」をタイマ予告表示TM1にて表示する例を示したが、例えば、図197(C1)〜同図(C2)に示すように、タイマ表示のカウントダウンが中断されるときに、一時停止表示PAUSEをタイマ予告表示TM1とは別途に表示するようにしてもよい。図197(C1)〜同図(C2)に示す演出は、同図(B1)に続いて行われる別の演出例であって、同図(B2)〜同図(B6)において行われる演出に対応している。図197(C1)に示す一時停止表示PAUSEは、四隅が面取りされた横長方形状の表示であり、その枠内に「一時停止ボタン」のマークと「一時停止」の文字が表示された態様とされ、表示画面の中央に大きく表示されている。このとき、一時停止表示PAUSEは、タイマ予告表示TM1の少なくとも一部を隠すようにタイマ予告表示TM1にオーバーラップしており、タイマ予告表示TM1を視認困難としている。なお、一時停止表示PAUSEが表示される際に、タイマ予告予告表示TM1を移動表示し、一時停止表示PAUSEと重ならない位置に移動してもよい。その後は、例えば、同図(B7)以降に示す演出が行われる。
また、例えば、図197(D1)〜同図(D2)に示すように、タイマ表示のカウントダウンが中断されるときに、一時停止表示PAUSEを表示した後、一時停止表示PAUSEが縮小しながらタイマ予告表示TM1が表示されている位置まで移動するアニメーション表示が行われ、その後、タイマ予告表示TM1にて「一時停止表示」が行われるようにしてもよい。なお、図197(D1)〜同図(D2)に示す演出は、同図(B1)に続いて行われる別の演出例である。図197(D2)に示す演出が行われた後は、例えば、同図(B3)以降に示す演出が行われる。なお、タイマ表示のカウントダウンが再開されるタイミングとなったときに、再度、一時停止表示PAUSEが拡大表示され、その後にカウントダウンが再開されるようにしてもよい。
図198は、本実施形態において行われる演出例を段階的に示した図である。
図198(A1)〜同図(A10)に示す演出例では、図14(a)に示される演出装置206において、家紋役物224Eに換えて、サブ表示装置208Sが装飾図柄表示装置208の下方に配置された構成とされている。なお、サブ表示装置208Sは、その上端が、装飾図柄表示装置208の下端よりも下方となるように配置されており、この状態では、装飾図柄表示装置208がサブ表示装置208Sにオーバーラップされていないようになっている。また、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gd、千両箱役物224Hについては、説明を容易にするために、図示を省略している。
図198(A1)〜同図(A10)に示す演出例は、サブ表示装置208Sを用いたタイマ予告演出の一例について示している。図198(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、サブ表示装置208Sでは、ナビキャラクタYM、変動アイコンh0及び保留アイコンh11〜h14が表示可能とされている。なお、図198(A1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、第一の保留アイコンh11が表示されている。この演出例では、これらをUI部という場合がある。一方、装飾図柄表示装置208の表示画面の右上隅部には、第2保留数表示が表示されており、この第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。
図198(A2)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始している様子が示されている。具体的には、表示画面の右側からタイマ予告表示TM1がフレームインすることにより、タイマ予告演出が開始される。タイマ予告表示TM1には、「10:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから10秒が経過するとある予告演出が開始されることを示唆している。この演出例では、タイマ予告表示TM1のフレームインが開始された時点でカウントダウンを開始しているが、タイマ予告表示TM1のフレームインが完了してから(すなわち、図198(A3)に示す表示となってから)カウントダウンを開始するようにしてもよい。
その後、図198(A3)〜同図(A4)に示すように、タイマ予告表示TM1におけるカウントダウンは、「00:00」となるまで継続して行われる。なお、図198(A4)に示すように、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「00:00」になる前に、左図柄と右図柄にそれぞれ「装飾7」が表示され、リーチ状態が形成されている。
すると、図198(A5)では、サブ表示装置208Sにおいて、UI部の表示に換えて、「いくぜ!!」という吹き出しセリフが付記された殿様のキャラクタの顔画像YMFが表示される。また、図198(A5)では、サブ表示装置208Sが初期位置から殿様のキャラクタの顔画像YMF及び吹き出しを表示した状態で上方に移動し、図198(A5)に示すタイミングでは、上半分が装飾図柄表示装置208の前面側にオーバーラップしている状態となっている。なお、サブ表示装置208Sによる上昇動作が行われない場合があってもよい。
その後、サブ表示装置208Sは上昇動作を継続し、図198(A6)に示すように、サブ表示装置208Sが装飾図柄表示装置208の略中央でオーバーラップする態様で停止する。このとき、サブ表示装置208Sの本体がタイマ予告表示TM1の少なくとも一部にオーバーラップし、タイマ予告表示TM1が視認困難とされている。なお、このとき、タイマ予告表示TM1の表示位置を、サブ表示装置208Sにオーバーラップしない位置に変更してもよい。すなわち、タイマ予告表示TM1は、サブ表示装置208Sの上昇動作の完了後の方が、上昇動作中よりもサブ表示装置208Sに隠される領域が多く、視認困難であるということができる。なお、サブ表示装置208Sの上昇動作中の方が、サブ表示装置208Sの上昇動作の完了後よりもサブ表示装置208Sによって隠されるタイマ予告表示TM1の領域が多くてもよい。その後、図198(A7)に示すように、タイマ予告表示TM1が消去される。なお、サブ表示装置208Sの最大移動位置にある場合にタイマ予告表示TM1が消去されてもよいし、サブ表示装置208Sの上昇動作中又は下降動作中にタイマ予告表示TM1が消去されてもよい。また、サブ表示装置208Sの上昇動作中又は下降動作中はタイマ予告表示TM1が消去されないようにしてもよい。
すると、図198(A8)に示すように、装飾図柄表示装置208では、中図柄に疑似連図柄が上方から下方に向けて低速で移動する表示が開始される。しかしながら、図198(A8)に示すように、サブ表示装置208Sの本体が装飾図柄表示装置の略中央の前面側に配置されているので、疑似連図柄が当該サブ表示装置208Sに重なる領域では、サブ表示装置208Sに隠され、視認困難とされる。その後、疑似連図柄が停止表示すると、サブ表示装置208Sが下降動作を開始し、図198(A9)に示すタイミングでは、疑似連図柄とサブ表示装置208Sとが重なる領域が少なくなり、疑似連図柄が視認容易となる場合がある。また、サブ表示装置208Sが下降動作を開始する際には、殿様のキャラクタの顔画像YMF及び吹き出しからUI部の表示に切り換えらえるが、サブ表示装置208Sの下降動作を開始した後でサブ表示装置208Sにおける表示を殿様のキャラクタの顔画像YMF及び吹き出しからUI部に切り換えるようにしてもよい。また、サブ表示装置208Sの下降動作が完了した後で殿様のキャラクタの顔画像YMF及び吹き出しからUI部に切り換えるようにしてもよい。
図198(A10)では、サブ表示装置208Sの下降動作が完了して初期位置となった様子が示されている。このとき、装飾図柄表示装置208は、サブ表示装置208Sにオーバーラップされていないので、視認容易となる場合がある。その後は、例えば、装飾図柄表示装置208において、図20(12)以降に示される演出が行われる。
このように、この演出例では、サブ表示装置208Sにおいて疑似連演出が行われることを報知する演出表示(殿様のキャラクタの顔画像YMF及び吹き出しの表示)をする例を示したが、この演出表示を表示する表示デバイスは、上述した装飾図柄表示装置208(第1装飾図柄表示装置208L〜第3装飾図柄表示装置208N)やサブ表示装置208Sに限らず、他の種類の表示デバイスに表示するようにしてもよく、例えば、図15(C4)に示すPOVディスプレイ224Iであってもよいし、導光板ILの発光により行うようにしてもよい。また、図14(b)に示すように、表示装置を第1装飾図柄表示装置208L、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nによって構成し、第2装飾図柄表示装置208Mと第3装飾図柄表示装置208Nとが近接する位置まで移動させて、これらの表示装置にわたって上述した演出表示を行うようにしてもよい。
図198(B1)〜同図(B13)に示す演出例は、図162(A2)に続く演出例である。この演出例は、チャンスアップメータCMTによる先読み予告が行われている様子が示されている。
図198(B1)に示すように、この演出例では、炎のエフェクトEF101が消去されると、図162(A3)とは異なり、CUM準備中表示MTYではなく、チャンスアップメータCMTが表示されている様子が示されている。すなわち、この演出例では、チャンスアップメータCMTが、リーチ演出中ではなく、通常の装飾図柄の変動表示中に表示される例が示されている。なお、図198(B1)に示すチャンスアップメータCMTでは、第1チェックポイントCP1、第2チェックポイントCP2及び第3チェックポイントCP3が配置されている。これら第1チェックポイントCP1〜第3チェックポイントCP3は、特定の予告が発生する場合があることを示すものであり、遊技者に期待感を持たせるようにしている。すなわち、サボハニのキャラクタSBHが移動する道中で第1チェックポイントCP1〜第3チェックポイントCP3にそれぞれ到達すると、特定の予告が発生する場合がある。換言すれば、第1チェックポイントCP1〜第3チェックポイントCP3は、チャンスアップ発生箇所を示すチャンスアップポイントの表示ということができ、チャンスアップメータCMTは、図柄変動表示中のチャンスアップの発生箇所を示唆してくれるメーターの表示であるということもできる。また、最終地点GPでは、プラカードが回転表示しており、サボハニのキャラクタSBHが最終地点GPに到達することにより、大当り及びハズレのいずれかの結果が導出されるか、あるいは、何らかのアツい演出行われることを示唆している。なお、チャンスアップメータCMTによる演出が開始される前にサボハニのキャラクタSBHによる「STANDBY」の吹き出しが表示されてもよい。
図198(B2)は、カーソルとして機能するサボハニのキャラクタSBHが移動を開始した様子が示されている。ここで、サボハニのキャラクタSBHの進行速度は、一定ではなく、演出の進行状況により可変する場合があるが、一定であってもよい。このとき、サボハニのキャラクタSBHの近傍には、「START!!」と書かれた吹き出しが表示されることにより、サボハニのキャラクタSBHの移動開始を報知している。なお、「START!!」の吹き出しは表示されない場合があってもよい。また、「START!!」の吹き出しが表示されることにより、チェックポイントCP1〜CP3においてチャンスアップ予告が発生しやすいことを予告してもよい。
図198(B3)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、サボハニのキャラクタSBHが開始地点SPからの移動を開始している様子が示されている。
その後、図198(B4)に示すように、サボハニのキャラクタSBHが第1チェックポイントCP1に到達すると、図198(B5)に示すように、左図柄、中図柄及び右図柄が同時に停止表示され、「装飾7−装飾1−装飾1」の装飾図柄の組み合わせで仮停止する。すなわち、先読み予告としてのチャンス目が表示されている。なお、この演出例では、複数種類のチャンス目が用意されており、特に、この「装飾7−装飾1−装飾1」の装飾図柄の組み合わせは信頼度の高い強チャンス目となっている。すなわち、この演出例では、チャンス目が出現することによるチャンスアップの予告(先読み予告)が行われていることが示されている。なお、強チャンス目に限らず、弱チャンス目が停止表示される場合があってもよい。この場合、チャンスアップとしてもよいし、チャンスアップとしなくてもよい。
すると、図198(B5)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、サボハニのキャラクタSBHの近傍に「チャンスアップ 強チャンス目!!」の文字が付記された吹き出しが表示され、チャンスアップの強チャンス目による予告が行われたことを報知している。なお、チャンス目が停止表示されるタイミングでサボハニのキャラクタSBHの吹き出しの表示が開始されてもよいし、チャンス目が停止表示した後でサボハニのキャラクタSBHの吹き出しが表示されてもよいし、サボハニのキャラクタSBHの吹き出しの表示が開始された後でチャンス目が停止表示されてもよい。なお、サボハニのキャラクタSBHは、チャンス目が表示されている間は、第1チェックポイントCP1で待機するアニメーションが行われるが、停止しないで進行するアニメーションが行われてもよい。なお、装飾図柄は「装飾7−装飾1−装飾1」の装飾図柄の組み合わせで仮停止状態が維持されている。
その後、図198(B6)に示すように、チャンスアップメータCMTにおける第1チェックポイントCP1が赤色でマーキングされるとともに、予告が出現したことにより大当りの信頼度がアップしたことを示す「UP」の文字がその上方に表示され、予告が発生したことの履歴が示される。なお、「UP」の表示は、サボハニのキャラクタSBHによりオーバーラップされており、オーバーラップされていない状態である場合よりも視認困難とされている。なお、装飾図柄は「装飾7−装飾1−装飾1」の装飾図柄の組み合わせで仮停止状態が維持されている。
図198(B7)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、サボハニのキャラクタSBHの吹き出しが消去され、「装飾7−装飾1−装飾1」の装飾図柄の組み合わせで仮停止状態が維持されている。なお、サボハニのキャラクタSBHの待機アニメーションは継続している。
その後、図198(B8)に示すタイミングで、装飾図柄が停止表示され、「装飾7−装飾1−装飾1」のハズレの装飾図柄の組み合わせで確定表示される。これに応じて、第2装飾図柄も同一の装飾図柄の組み合わせで停止表示している。なお、この演出例では、図柄の確定表示中は、チャンスアップメータCMTにおけるアニメーションが中断されるようになっており、図柄が停止表示されている状態であることが容易に認識できる場合がある。なお、サボハニのキャラクタSBHが待機状態であることを演出する待機アニメーションが行われている場合には、待機アニメーションを継続して行うようにしてもよいし、中断してもよい。このとき、プラカードでは、クエスチョンマークが付された状態で停止表示しており、サボハニのキャラクタSBHが最終地点GPに到達することにより、何らかのアツい演出行われることを示唆している。なお、最終地点GPにおけるプラカードが回転するアニメーションについては、継続して行うようにしてもよいし、中断するようにしてもよい。その後、図198(B9)に示すように、変動アイコンh0が消去される。なお、この演出例において、図柄の確定表示中においても、チャンスアップメータCMTにおけるアニメーションが中断されずに継続して行われるようにしてもよい。
図198(B10)では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11の移動アニメーションが行われ、第1ステージhs1に配置されていた第1保留アイコンh11(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が変動アイコン表示領域CISの台座hs0上に移動して変動アイコンh0として表示される。なお、この演出例では、保留アイコン表示領域に重ねてチャンスアップメータCMTが表示されているので、保留アイコンh11の移動アニメーションの一部が視認できないようになっている。なお、保留アイコンh11の移動アニメーションが行われる場合には、保留アイコンh11をチャンスアップメータCMTよりも前面側に表示し、移動アニメーションを視認可能に構成してもよい。また、第1装飾図柄表示装置208Lでは、装飾図柄の変動表示も開始されている。また、装飾図柄の変動表示が開始されると、チャンスアップメータCMTにおけるアニメーションが再開され、サボハニのキャラクタSBHも進行を再開する。
図198(B11)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、図119(b)に示すNo.6の「金爆撃機」のアイコンIHIが画面右端に登場し、保留変化アニメが開始されている様子が示されている。すなわち、ここで表示された「金爆撃機」のアイコンIHIが保留変化予告の表示に相当する。この演出例における保留変化アニメでは、「金爆撃機」のアイコンIHIが右から左に向かって飛行する間に、変動アイコンh0めがけて銃弾を発射(爆撃)する。なお、「金爆撃機」のアイコンIHIは、目標となる変動アイコンh0の手前で一時停止する場合もある。また、この一時停止は、対象となるアイコンを偽装するガセの一時停止である場合もある。また、この演出例では、「金爆撃機」のアイコンIHIによる保留変化アニメが行われることにより、変動アイコンh0の表示態様が変化した場合に、変化後の保留アイコンの表示態様が「縦線」の模様の表示態様となることが示唆されている。なお、「金爆撃機」のアイコンIHIによる保留変化アニメが行われた場合には、変動アイコンh0に対する爆撃に成功して保留アイコンの表示態様が必ず変化してもよいし、変動アイコンh0に対する爆撃に失敗して変動アイコンh0の表示態様が変化しない場合があってもよい。また、変化後の保留アイコンの表示態様が「縦線」の模様以外の表示態様となる場合があってもよい。
その後、図198(B12)では、「金爆撃機」のアイコンIHIから「縦線」の模様の銃弾アイコンが発射されている様子が示されている。すなわち、「金爆撃機」のアイコンIHIは、「縦線」の模様の爆撃機のアイコンと「縦線」の模様の銃弾アイコンから構成されている。ここでの目標は変動アイコンh0である。その後、図198(B13)に示すように、銃弾アイコンが変動アイコンh0に命中し、変動アイコンh0がデフォルトの表示態様から「縦線」の模様の表示態様に変化する。また、このとき、サボハニのキャラクタSBHは、チャンスアップメータCMTのゲージ上を進行しており、変動アイコンh0の表示態様が変化するタイミングで第2チェックポイントCP2が到達する。なお、変動アイコンh0の表示態様が変化する前にサボハニのキャラクタSBHが第2チェックポイントCP2に到達してもよいし、変動アイコンh0の表示態様が変化した後にサボハニのキャラクタSBHが第2チェックポイントCP2に到達してもよい。なお、サボハニのキャラクタSBHは、第2チェックポイントCP2で停止し、待機している。その後は、例えば、図190(B11)以降に示す演出が行われる。
図199は、本実施形態において行われる演出例を段階的に示した図である。
図199(A1)〜同図(A4)に示す演出例は、図162(A2)に続く別の演出パターンを示している。この演出例は、チャンスアップメータCMTによる先読み予告が行われている様子が示されている。
図199(A1)に示すように、この演出例では、炎のエフェクトEF101が消去されると、図162(A3)とは異なり、CUM準備中表示MTYではなく、チャンスアップメータCMTが表示されている様子が示されている。すなわち、この演出例では、チャンスアップメータCMTが、リーチ演出中ではなく、通常の装飾図柄の変動表示中に表示される例が示されている。ここで、サボハニのキャラクタSBHの進行速度は、一定ではなく、演出の進行状況により可変する場合があるが、一定であってもよい。なお、図199(A1)に示すチャンスアップメータCMTでは、第1チェックポイントCP1、第2チェックポイントCP2及び第3チェックポイントCP3が配置されている。これら第1チェックポイントCP1〜第3チェックポイントCP3は、特定の予告が発生する場合があることを示すものであり、遊技者に期待感を持たせるようにしている。また、最終地点GPでは、クエスチョンマークが付されたプラカードが停止表示しており、サボハニのキャラクタSBHが最終地点GPに到達することにより、何らかのアツい演出行われることを示唆している。このように、この演出例では、チャンスアップメータCMTによる演出が行われる図柄変動表示よりも前に行われる図柄変動表示においてチャンスアップメータCMTが表示され、このチャンスアップメータCMTでは、チャンスアップ予告が行われるタイミングを示すポイント(チェックポイントCP1〜CP3)も含めて表示されていることが示されている。なお、チャンスアップメータCMTによる演出が開始される前にサボハニのキャラクタSBHによる「STANDBY」の吹き出しが表示されてもよい。
その後、図199(A2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、左図柄、右図柄、中図柄の順に装飾図柄が停止表示した結果、「装飾4−装飾1−装飾7」のハズレの装飾図柄の組み合わせで停止表示し、揺れ変動が行われている様子が示されている。このとき、チャンスアップメータCMTによる演出は開始されておらず、待機状態とされている。
その後、図199(A3)では、「装飾4−装飾1―装飾7」のハズレの装飾図柄の組み合わせで確定表示している様子が示されている。このとき、変動アイコンh0は消去される。なお、この演出例では、図柄の停止表示中では、チャンスアップメータCMTによるアニメーションは中断されている。
その後、保留アイコンh11に対応する図柄変動表示が開始すると、図199(A4)に示すように、チャンスアップメータCMTにおけるアニメーションが再開される。具体的には、最終地点GPにおけるプラカードが回転するアニメーションが再開されている様子が示されている。その後は、例えば、図190(B3)以降に示す演出が行われる。
図199(B1)〜同図(B2)は、図198(B8)〜同図(B9)示す演出の別の例を示している。
図199(B1)は、図198(B8)に示す演出に対応しており、「装飾7−装飾1−装飾1」のハズレの装飾図柄の組み合わせで確定表示される様子が示されている。これに応じて、第2装飾図柄も同一の装飾図柄の組み合わせで停止表示している。なお、この演出例では、図柄の確定表示中は、図198(B8)に示す演出とは異なり、チャンスアップメータCMTにおけるアニメーションが中断されることなく継続して行われている様子が示されている。その後、図199(B2)に示すように、変動アイコンh0が消去される。その後は、例えば、図198(B11)以降に示す演出が行われる。
図199(C1)〜同図(C5)に示す演出例は、図20(2)に続く別の演出パターンを示している。この演出例は、タイマ予告表示TM1が表示されることによる先読み予告が行われている様子が示されている。
図199(C1)は、タイマ予告表示TM1のフレームインが完了し、表示画面の中央右端部に配置されている様子が示されている。ただし、この演出例では、図20(3)とは異なり、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示は「10:00」の状態でカウントダウンは開始されていない。すなわち、この演出例では、タイマ予告表示TM1が表示された図柄変動表示の次の図柄変動表示の実行中においてタイマ予告演出に係る予告が行われ、すなわち、タイマ予告表示TM1の表示により、タイマ予告演出の先読み予告が行われているということができる。
その後、図199(C2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、左図柄、右図柄、中図柄の順に装飾図柄が停止表示した結果、「装飾4−装飾1−装飾7」のハズレの装飾図柄の組み合わせで停止表示し、揺れ変動が行われている様子が示されている。このとき、タイマ予告表示TM1では、依然としてカウントダウンの開始が留保されており、タイマ表示は、「10:00」のままとなっている。
その後、図199(C3)では、「装飾4−装飾1―装飾7」のハズレの装飾図柄の組み合わせで確定表示している様子が示されている。このとき、変動アイコンh0は消去される。また、この演出例では、図柄停止表示中では、タイマ予告表示TM1のレイヤと装飾図柄のレイヤが変更され、タイマ予告表示TM1に優先して装飾図柄が表示されるようになる。すなわち、図柄停止表示中では、タイマ予告表示TM1が装飾図柄によってオーバーラップされ、タイマ予告表示TM1の少なくとも一部が装飾図柄により隠された態様とされる。なお、タイマ予告表示TM1が装飾図柄の停止表示時においてもそのままオーバーラップするようにしてもよい。また、この演出例では、装飾図柄の仮停止表示中は、タイマ予告表示TM1が装飾図柄をオーバーラップするようにしていたが、仮停止表示中においてもタイマ予告表示TM1が装飾図柄にオーバーラップされるようにしてもよい。
その後、保留アイコンh11に対応する図柄変動表示が開始すると、図199(C4)に示すように、タイマ予告表示TM1は、装飾図柄の手前側に表示されるようになる。なお、図199(C4)に示すタイミングでは、タイマ表示のカウントダウンは未だ開始されていない。
その後、図199(C5)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンが開始されている様子が示され、10秒後に或る予告演出が開始されることが示唆される。その後は、例えば、図20(3)以降に示す演出が行われる。
図199(D1)〜同図(D7)に示す演出例は、図20(1)に続く別の演出パターンを示している。この演出例は、タイマ予告表示TM1が表示されることによるタイマ予告演出の先読み予告が行われている様子が示されている。
図199(D1)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始している様子が示されている。具体的には、表示画面の右側からタイマ予告表示TM1がフレームインすることにより、タイマ予告演出が開始される。タイマ予告表示TM1には、「30:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから30秒が経過するとある予告演出が開始されることを示唆している。この演出例では、図20(2)とは異なり、タイマ予告表示TM1のフレームインが開始された時点ではカウントダウンを開始しておらず、タイマ表示は、「30:00」のまま維持されている。
その後、タイマ予告表示TM1のフレームインが完了すると、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンが開始され、図199(D2)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示は、「29:99」となっている。
その後、図199(D3)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、左図柄、右図柄、中図柄の順に装飾図柄が停止表示した結果、「装飾4−装飾1−装飾7」のハズレの装飾図柄の組み合わせで停止表示し、揺れ変動が行われている様子が示されている。このとき、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、図199(D3)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示は「18:57」を示している。
その後、図199(D4)に示すタイミングで、装飾図柄が停止表示され、「装飾4−装飾1―装飾7」のハズレの装飾図柄の組み合わせで確定表示している様子が示されている。これに応じて、第2装飾図柄も同一の装飾図柄の組み合わせで停止表示している。また、この演出例では、図柄停止表示中では、タイマ予告表示TM1のレイヤと装飾図柄のレイヤが変更され、タイマ予告表示TM1に優先して装飾図柄が表示されるようになる。すなわち、図柄停止表示中では、タイマ予告表示TM1が装飾図柄によってオーバーラップされ、タイマ予告表示TM1の少なくとも一部が装飾図柄により隠された態様とされる。また、この演出例では、図柄が停止表示されると、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンが中断され、これは、次の図柄変動が開始されるまで継続される。すなわち、図柄停止表示中では、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「18:00」の状態で停止表示されている。なお、図柄停止表示中においても、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンを継続してもよい。その後、図199(D5)に示すように、変動アイコンh0が消去される。
その後、保留アイコンh11に対応する図柄変動表示が開始すると、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンも再開される。そして、図199(D6)に示すように、タイマ予告表示TM1は、装飾図柄の手前側に表示されるようになる。なお、図199(D6)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示は「17:53」を示している。
その後、図199(D6)〜同図(D7)に示すように、タイマ予告表示TM1におけるカウントダウンは、「00:00」となるまで継続して行われる。なお、図199(D7)に示すように、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「00:00」になる前に、左図柄と右図柄にそれぞれ「装飾7」が表示され、リーチ状態が形成されている。その後は、例えば、図20(8)以降に示す演出が行われる。
図199(E1)〜同図(E3)は、同図(D4)〜同図(D6)示す演出の別の例を示している。
図199(E1)〜同図(E2)は、それぞれ同図(D4)〜(D5)に示す演出に対応しており、装飾図柄が停止表示され、「装飾4−装飾1―装飾7」のハズレの装飾図柄の組み合わせで確定表示している様子が示されている。これに応じて、第2装飾図柄も同一の装飾図柄の組み合わせで停止表示している。また、この演出例では、図199(D4)に示す演出とは異なり、図柄停止表示中においても、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンが継続して行われている。図199(E1)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示は「17:52」を示している。その後、図199(E2)に示すように、変動アイコンh0が消去される。なお、図199(E2)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示は「16:92」を示している。このように、この演出例では、図柄停止表示中においてもタイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンが継続して行われている例が示されているが、先読み予告の対象である図柄変動表示及びそれ以前に実行される図柄変動表示が保留数に応じて変動時間が変わる場合には実行しないようにしてもよいし、先読み予告の対象である図柄変動表示及びそれ以前に実行される図柄変動表示が保留数に応じて変動時間が変わる場合であっても実行するようにしてもよい。また、先読み予告の対象である図柄変動表示及びそれ以前に実行される図柄変動表示が保留数に応じて変動時間が保留数によらず決定される場合にのみ実行するようにしてもよい。
その後、保留アイコンh11に対応する図柄変動表示が開始すると、図199(E3)に示すように、タイマ予告表示TM1は、装飾図柄の手前側に表示されるようになる。なお、図199(E3)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンは継続しており、図199(E3)に示すタイミングでは、タイマ表示は「15:33」を示している。その後は、例えば、図199(D7)以降に示す演出が行われる。
図200は、本実施形態において行われる演出例を段階的に示した図である。
図200(A1)〜同図(A5)に示す演出例は、図162(A2)に続く別の演出パターンを示している。この演出例は、チャンスアップメータCMTの表示によるチャンスアップメータによる演出の先読み予告が行われている様子が示されている。
図200(A1)に示すように、この演出例では、炎のエフェクトEF101が消去されると、図162(A3)とは異なり、CUM準備中表示MTYではなく、チャンスアップメータCMTが表示されている様子が示されている。すなわち、この演出例では、チャンスアップメータCMTが、リーチ演出中ではなく、通常の装飾図柄の変動表示中に表示される例が示されている。なお、チャンスアップメータCMTではなくCUM準備中表示MTYが表示されてもよい。また、CUM準備中表示MTYが表示されてからサボハニのキャラクタSBHの移動表示が開始されるまでチャンスアップメータCMTへ切り換わらない場合があってもよい。図200(A1)に示すチャンスアップメータCMTでは、第1チェックポイントCP1、第2チェックポイントCP2及び第3チェックポイントCP3が配置されている。これら第1チェックポイントCP1〜第3チェックポイントCP3は、特定の予告が発生する場合があることを示すものであり、遊技者に期待感を持たせるようにしている。また、この演出例における最終地点GPでは、プラカードがクエスチョンマークを示して停止表示しており、サボハニのキャラクタSBHが最終地点GPに到達することにより、何らかのアツい演出行われることを示唆している。なお、チャンスアップメータCMTによる演出が開始される前にサボハニのキャラクタSBHによる「STANDBY」の吹き出しが表示されてもよい。
その後、図200(A2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、サボハニのキャラクタSBHの近傍に「次変動から開始!!」の文字が付された吹き出しが表示されている様子が示されている。すなわち、チャンスアップメータCMTによる演出が次に開始される図柄変動表示において開始されることを予告している。
その後、図200(A3)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、左図柄、右図柄、中図柄の順に装飾図柄が停止表示した結果、「装飾4−装飾1−装飾7」のハズレの装飾図柄の組み合わせで停止表示し、揺れ変動が行われている様子が示されている。このとき、チャンスアップメータCMTによる演出は開始されておらず、待機状態とされている。
その後、図200(A4)では、「装飾4−装飾1―装飾7」のハズレの装飾図柄の組み合わせで確定表示している様子が示されている。このとき、変動アイコンは消去される。なお、この演出例では、図柄の停止表示中では、チャンスアップメータCMTによるアニメーションは中断されている。
その後、保留アイコンh11に対応する図柄変動表示が開始すると、図200(A5)に示すように、チャンスアップメータCMTにおけるアニメーションが再開される。具体的には、最終地点GPにおけるプラカードが回転するアニメーションが開始されている様子が示されている。その後は、例えば、図190(B3)以降に示す演出が行われる。
図200(B1)〜同図(B3)に示す演出例は、図200(A1)に続く別の演出パターンを示している。
図200(B1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、ボタン画像136aと残時間表示メータMTを含む吹き出しがサボハニのキャラクタSBHの近傍に表示され、ボタン演出が開始されている様子が示されている。その後、図200(B2)に示すタイミングで、演出ボタン136の操作有効期間が開始され、遊技者による演出ボタン136の操作を受け付ける状態となる。その後、図200(B3)に示すタイミングで、遊技者により演出ボタン136が操作されると、例えば、図200(A2)以降に示す演出が行われる。なお、演出ボタン136が操作された場合に、ボタン演出に失敗したとして、チャンスアップメータCMTが消去される場合があってもよい。また、演出ボタン136が操作されることなく操作有効期間が経過した場合でも、図200(A2)以降に示す演出が行われてもよいし、図200(A2)以降に示す演出が行われず、例えば、チャンスアップメータCMTが消去されるようにしてもよい。また、この演出例では、チャンスアップメータCMTが表示されてから演出ボタン136が押下操作されると、吹き出しの表示を行うようにしたが、CUM準備中表示MTYが表示されているときに演出ボタン136が動作されるとチャンスアップメータCMTに変更されるようにしてもよい。
なお、サボハニのキャラクタSBHの移動表示中にサボハニのキャラクタSBHによる上述したボタン演出を行い、チャンスアップ予告が発生する可能性があることを予告したり、チャンスアップ予告が発生したことの報知を行ったり、チャンスアップ予告とは別の予告(例えば、当該変動予告や先読み予告等)や演出(例えば、会話演出やチュートリアル表示等)を行ってもよい。
図200(C1)〜同図(C9)に示す演出例は、会話予告によりチャンスアップメータによる演出の実行を予告する様子が示されている。
図200(C1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、中央領域で第1装飾図柄が高速変動を行っている。また、左上では第2装飾図柄が変動表示を行っている。また、図200(C1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lには、演出表示領域208dに、UI部UIが表示されている。このUI部UIは、保留アイコン表示領域HIS、変動アイコン表示領域CIS、演出アイコン表示領域DISを有する。変動アイコン表示領域CISは中央に設けられ、変動アイコン表示領域CISには、台座hs0が配置されている。保留アイコン表示領域HISは、変動アイコン表示領域CISの左側に設けられ、左ベースアイコンbIlの上に4つのステージ(第1ステージhs1〜第4ステージhs4)が配置されている。演出アイコン表示領域DISは、変動アイコン表示領域CISの右側に設けられ、演出アイコン表示領域DISには、右ベースアイコンbIrが配置されている。さらに、図200(C1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、特図1の保留アイコンが第1ステージhs1に表示されている。すなわち、第1保留アイコンh11が表示されている。特図1の保留アイコンh11の表示態様は、図119(a)のNo.1に記したデフォルトの表示態様である。第1装飾図柄表示装置208Lの右上には、特図1及び特図2の第2保留数表示(ここでは「1」と「0」)が表示されている。また、変動アイコン表示領域CISの台座hs0の上には、変動アイコンh0が表示されている。変動アイコンh0の表示態様も、図119(a)のNo.1に記したデフォルトの表示態様である。なお、図200(C1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lの背景画面は白一色であるが、この白一色は背景画面を図示省略していることを表している。
図200(C2)では、会話予告が開始している様子が示されている。会話予告が開始されると、殿様のキャラクタとともに「SPリーチ!」という文字表示が表示された殿様の会話画像CI1が表示され、スーパーリーチへの移行を予告している。この、殿様の会話画像CI1の表示は、会話予告の第1段階となっている。また、この殿様の会話画像CI1は、第1装飾図柄にオーバーラップしており、第1装飾図柄にオーバーラップしていない状態である場合よりも、第1装飾図柄が視認困難とされている。
その後、図200(C3)では、会話予告が更新されている。具体的には、殿様の会話画像CI1が縮小表示されて第2装飾図柄の表示位置の下方に表示され、爺のキャラクタとともに操作促進報知画像が表示された爺の会話画像CI2が表示される。操作促進報知画像は、演出ボタン136を操作有効期間内に押下することを促す画像であり、演出ボタン136を模したボタン画像136aと、上記操作有効期間の残時間を表す残時間表示メータMTとによって構成されている。なお、図200(C3)に示すタイミングでは、操作有効期間は開始されておらず、演出ボタン136が操作されてもこれに応じた表示は行われない。第1装飾図柄は、爺の会話画像CI2によって隠されてしまっているが、遊技者は、第4図柄表示装置284や第2装飾図柄等によって特図が変動中であることを認識することができる場合がある。なお、装飾図柄が隠されないように、装飾図柄の表示位置を爺の会話画像CI2や殿様の会話画像CI1とは重ならない位置に移動させるようにしてもよい。また、図200(C3)に示すように、殿様の会話画像CI1は、爺の会話画像CI2によって少なくとも一部がオーバーラップされており、オーバーラップされていない状態である場合よりも、殿様の会話画像CI1の表示態様が視認困難とされている。この演出例では、会話予告が行われた場合の方が、会話予告が行われない場合よりも、チャンスアップメータCMTによる演出が開始されやすくなっている。また、会話予告が更新される際に殿様の会話画像CI1が縮小表示されなくてもよく(例えば、図200(C2)と同じ大きさの表示が表示されたまま)、殿様の会話画像CI1が消去されてもよい。また、後から表示された会話画像が先に表示された会話画像と異なる大きさ(大きい又は小さい)であってもよく、表示されると大当りへの期待度が高い会話予告Aが、この会話予告Aよりも大当りへの期待度が低い会話予告Bと異なる大きさ(大きい又は小さい)であってもよい。演出ボタン136の操作有効期間は、その後開始される。
図200(C4)に示す残時間表示メータMTは、上記操作有効期間が開始して所定時間が経過したときの表示態様で示されており、その後、遊技者により演出ボタン136が押下操作されると、図200(C5)に示すように、爺の会話画像CI2では、操作促進報知画像に替えて「SPリーチ中はメータに注目だ!」の文字が表示される場合がある。これにより、スーパーリーチ中にチャンスアップメータCMTが表示されることが予告される。なお、「SPリーチ中はメータに注目だ!」といった予告の文字表示は、演出ボタン136が操作されたことを条件に表示されるものであってもよいし、演出ボタン136が操作されることなく操作有効期間が経過した場合には、爺の会話画像CI2による「SPリーチ中はメータに注目だ!」の文字が表示されないようにしてもよく、この場合、チャンスアップメータCMTも表示されないようにしてもよい。また反対に、チャンスアップメータCMTは表示されてもよい。また、演出ボタン136が操作されることなく操作有効期間が経過しても「SPリーチ中はメータに注目だ!」の文字が表示され、さらに、チャンスアップメータCMTも表示されるようにしてもよい。また、演出ボタン136が操作された場合に、「SPリーチ中はメータに注目だ!」以外の文字表示や予告が行われる場合があってもよい。なお、爺の会話画像CI2によって「SPリーチ中はメータに注目だ!」の文字が表示される場合のみ、演出ボタン136が操作されることなく操作有効期間が経過しても「SPリーチ中はメータに注目だ!」の文字が表示され、爺の会話画像CI2によって「SPリーチ中はメータに注目だ!」以外の文字表示や予告が行われる場合は操作有効期間内に演出ボタン136の操作があった場合のみ表示されてもよい。また、爺の会話画像CI2の文字表示や予告によらず、演出ボタン136の操作があった場合にのみ爺の会話画像CI2の文字表示や予告が表示されるように構成されていてもよいし、演出ボタン136が操作されることなく操作有効期間が経過しても爺の会話画像CI2の文字表示や予告が表示されるように構成されていてもよい。このように、この演出例では、「SPリーチ!」等の会話予告によってSPリーチに移行することが予告されており、さらに、SPリーチ中にチャンスアップメータCMTが必ず表示される場合は、間接的にチャンスアップメータCMTが表示されることを予告している様子が示されている。なお、「SPリーチ!」の表示が行われても必ずしもチャンスアップメータCMTによる演出が行われることを予告していなくてもよい(例えば、チャンスアップメータCMTを必ず表示するSPリーチと、チャンスアップメータCMTを表示しないSPリーチがある場合が考えられる)。
その後、図200(C6)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、殿様の会話画像CI1及び爺の会話画像CI2が消去されて会話予告が終了し、第1装飾図柄が視認容易とされている様子が示されている。
図200(C7)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、左図柄と右図柄にそれぞれ「装飾7」が停止表示されてリーチ状態が形成され、揺れ変動表示が行われている様子が示されている。その後は、例えば、図16(20)〜同図(21)に示す演出が行われる。
図200(C8)では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展した様子が示されている。図200(C8)に示す装飾図柄表示装置208では、敵役の剣豪が大きく表示され、続く図200(C9)に示す装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様と敵役の剣豪との決闘シーンのアニメーションが表示されている。また、図200(C9)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、表示画面の左下隅部にチャンスアップメータCMTが表示されている。図200(C9)に示すチャンスアップメータCMTでは、第1チェックポイントCP1、第2チェックポイントCP2及び第3チェックポイントCP3が配置されている。これら第1チェックポイントCP1〜第3チェックポイントCP3は、特定の予告が発生する場合があることを示すものであり、遊技者に期待感を持たせるようにしている。また、最終地点GPでは、プラカードが「×」の表示で停止表示しており、チャンスアップメータCMTによる演出が待機状態である様子が示されている。その後は、例えば、図162(A10)以降に示す演出が行われる。
図200(D1)〜同図(D8)に示す演出例は、図20(2)に続く別の演出パターンを示している。この演出例は、タイマ予告演出が行われている様子が示されている。
図200(D1)は、タイマ予告表示TM1のフレームインが完了し、表示画面の中央左端部に配置されている様子が示されている。ただし、この演出例では、図20(3)とは異なり、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示は「10:00」の状態でカウントダウンは開始されていない。すなわち、図200(D1)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンの開始が留保されている(すなわち、待機状態である)様子が示されている。また、この演出例では、タイマ予告表示TM1が上述した所定の位置にセットされると、図200(D1)〜同図(D2)に示すように、「10:00」の表示と「STANDBY」の表示との交互表示が行われる。この交互表示は、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンの開始が待機状態である期間において行われる。その後、図200(D3)に示すタイミングで、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンが開始される。
図200(D4)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンが行われている様子が示されている。図200(D4)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示は「09:99」を示しており、タイマ表示のカウントダウンが開始してから、0.01秒が経過した様子が示されている。タイマ予告表示TM1におけるカウントダウンは、「00:00」となるまで継続して行われる。その後は、例えば、左図柄及び右図柄にそれぞれ「装飾7」が停止表示してリーチ状態となり、第1装飾図柄の左図柄と右図柄がそれぞれ左右上方に移動表示され、UI部UIでは、変動アイコンh0を残して表示画面の下方にフレームアウトする。
その後、図200(D5)に示すように、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「00:00」となると、図200(D6)に示すように、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示に換えて予告への注目を促す旨の「注目!!」の文字が表示される。
すると、図200(D7)に示すように、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdが動作し、それぞれ第1装飾図柄表示装置208Lの前面側でオーバーラップする。第1装飾図柄の左図柄と右図柄は、それぞれ第1大盤振舞役物224Gaと第2大盤振舞役物224Gbによってオーバーラップされ、視認困難とされている。また、第2装飾図柄と第2保留数表示も、それぞれ第1大盤振舞役物224Gaと第2大盤振舞役物224Gbによって少なくとも一部がオーバーラップされ、視認困難とされている。さらに、この演出例では、「注目!!」と表示されたタイマ予告表示TM1の少なくとも一部が第2大盤振舞役物224Gbと第4大盤振舞役物224Gdによってオーバーラップされ、視認困難とされている。なお、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdのうちの一部のみが動作してもよいし、全部が動作してもよく、例えば、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdの動作する数によって信頼度が異なるようにしてもよい。また、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdが動作しない場合があってもよい。その後、図200(D8)に示すように、タイマ予告表示TM1が消去される。その後は、例えば、図16(23)以降に示す演出が行われる。
この演出例では、タイマ予告表示TM1が表示されてからタイマ表示のカウントダウンが開始されるまで、カウントダウンが開始してから或る予告演出が行われるまでの時間を表示するようにしたが、タイマ予告表示TM1が表示されるとタイマ表示のカウントダウンが開始され、カウントダウンが開始する前にカウントダウンが開始してから或る予告演出が行われるまでの時間を表示しないようにしてもよい。
図201は、タイマ予告演出の他の演出パターンを段階的に示した図である。図201(A1)〜同図(A28)に示す演出例は、例えば、図20(1)に続く別の演出パターンを示している。
図201(A1)は、タイマ予告表示TM1のフレームインが完了し、表示画面の略中央に配置されている様子が示されている。さらに、この演出例では、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示は「00:00」の状態となっている。すなわち、この演出例では、タイマ予告表示TM1が表示されたことにより、タイマ予告演出が行われることが予告されているが、タイマ予告表示TM1の表示開始時では、カウントダウンが開始するときの残り時間を特定することができないようになっている。
すると、図201(A2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、タイマ予告表示TM1の右側に、ボタン画像136aとともに残時間表示メータMTが表示され、ボタン演出が開始されている様子が示されている。その後、演出ボタン136の操作有効期間が開始される。
図201(A3)に示す残時間表示メータMTでは、上記操作有効期間が開始されてゲージが減っている様子が示されており、その後、図201(A4)に示すタイミングで、遊技者により演出ボタン136が押下操作されると、図201(A5)に示すように、タイマ予告表示TM1において、タイマ表示の高速スクロールが開始される。すると、図201(A6)に示すように、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「10:00」となり、タイマ表示のカウントダウンが開始してから、少なくとも10秒以上が経過すると、或る予告演出が開始されることが示唆される。このとき、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンは開始されていないが、開始される場合があってもよい。また、図201(A4)において演出ボタン136が押下操作されたがタイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が変化しない場合があってもよく、この場合は、タイマ予告演出が偽の予告であったとしてタイマ予告演出が終了する。
その後、図201(A7)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、タイマ予告表示TM1の右側に、ボタン画像136aとともに残時間表示メータMTが再び表示され、2回目のボタン演出が開始されている様子が示されている。その後、演出ボタン136の操作有効期間が開始される。
図201(A8)に示す残時間表示メータMTでは、上記操作有効期間が開始されてゲージが減っている様子が示されており、その後、図201(A9)に示すタイミングで、遊技者により演出ボタン136が押下操作されると、図201(A10)に示すように、タイマ予告表示TM1において、タイマ表示の高速スクロールが開始される。すると、図201(A11)に示すように、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「10:00」から「20:00」に増加され、タイマ表示のカウントダウンが開始してから、少なくとも20秒以上が経過すると、或る予告演出が開始されることが示唆される。すなわち、タイマ予告演出がランクアップしている様子が示されている。このとき、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンは開始されていないが、開始される場合があってもよい。また、図201(A9)において演出ボタン136が押下操作されたがタイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が変化しない場合があってもよく、この場合は、タイマ予告演出のランクアップが行われず、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「10:00」からカウントダウンが開始されるようにしてもよい。
その後、図201(A12)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、タイマ予告表示TM1の右側に、ボタン画像136aとともに残時間表示メータMTが再び表示され、3回目のボタン演出が開始されている様子が示されている。その後、演出ボタン136の操作有効期間が開始される。
図201(A13)に示す残時間表示メータMTでは、上記操作有効期間が開始されてゲージが減っている様子が示されており、その後、図201(A14)に示すタイミングで、遊技者により演出ボタン136が押下操作されると、図201(A15)に示すように、タイマ予告表示TM1において、タイマ表示の高速スクロールが開始される。すると、図201(A16)に示すように、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「20:00」から「30:00」に増加され、タイマ表示のカウントダウンが開始してから、少なくとも30秒以上が経過すると、或る予告演出が開始されることが示唆される。すなわち、タイマ予告演出がさらにランクアップしている様子が示されている。なお、図201(A14)において演出ボタン136が押下操作されたがタイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が変化しない場合があってもよく、この場合は、タイマ予告演出のランクアップが行われず、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「20:00」からカウントダウンが開始されるようにしてもよい。
この演出例では、タイマ予告演出の3段階のランクアップが行われる様子が示されており、上述したようにして3段階のランクアップが行われると、図201(A17)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、タイマ予告表示TM1の周囲を囲むようにしてエフェクトEF303が表示され、タイマ予告のランクアップ演出が完了したことを報知している。その後、エフェクトEF303は消去され、タイマ予告表示TM1が表示画面の中央右端部に移動するアニメーションが開始される。その後、図201(A18)は、タイマ予告表示TM1の移動アニメーションが完了して表示画面の中央右端部への移動が完了した様子を示している。
その後、左図柄及び右図柄にそれぞれ「装飾7」が停止してリーチ状態となった後、表示画面の中央右端部に表示されていたタイマ予告表示TM1が再び表示画面の略中央に移動する移動アニメーションが行われる。図201(A19)は、タイマ予告表示TM1の移動アニメーションが完了して表示画面の略中央への移動が完了した様子を示している。なお、タイマ予告表示TM1が他の演出例において示したようにタイマ表示のカウントダウンの実行中においても移動しなくてもよい。また、タイマ予告表示TM1が移動する場合としない場合があってもよく、例えば、タイマ予告表示TM1が移動表示することによりチャンスアップ予告として機能するようにしてもよい。タイマ予告表示TM1の移動アニメーションが完了すると、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンが開始され、30秒後に或る予告演出が開始されることが示唆される。
図201(A20)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンが行われている様子が示されており、図201(A20)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示は「29:99」となっている。
左図柄及び右図柄に「装飾7」が停止してリーチ状態となってリーチ演出が開始されると、第1装飾図柄の左図柄と右図柄がそれぞれ左右上方に移動表示され、UI部UIでは、変動アイコンh0を残して表示画面の下方にフレームアウトする。その後、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展すると、図201(A21)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、敵役の剣豪の画像が大きく表示され、続いて、図201(A22)に示すように、主人公の殿様と敵役の剣豪との決闘シーンのアニメーション表示が開始される。この間も、タイマ予告表示TM1におけるカウントダウンは継続して行われており、図201(A22)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示は「17:63」となっている。
そして、図201(A23)に示すように、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「00:00」となると、図201(A24)に示すように、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示に換えて予告への注目を促す旨の「注目!!」の文字が表示される。すると、図201(A25)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、パンダのキャラクタのカットイン画像が表示画面全体に表示され、剣豪リーチにおいてパンダのキャラクタが助っ人として登場する旨の演出が開始される。その後は、例えば、図30(30b)〜同図(32b)に示す要領でSP剣豪リーチに発展する演出が行われる。すなわち、この演出例では、タイマ予告演出が行われた結果、或る予告演出としてSP剣豪リーチに発展する演出が行われた様子が示されている。
その後、図201(A26)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、「一撃」の表示とともにレバー画像136Vaが表示され、レバー演出による予告が開始されたことが報知される。なお、このとき、ボタン画像136aあるいはデカボタン画像136aLが表示されてボタン演出による予告の開始を報知する場合があってもよい。その後、図201(A27)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、レバー画像136Vaに加えて残時間表示メーターMTが表示され、演出レバー136Vの操作有効期間が開始されたことが報知される。このとき、演出レバー136Vの操作有効期間も開始される。
図201(A28)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、残時間表示メータMTにおけるゲージが減っている様子が示されている。その後は、例えば、図29(22)以降に示す演出が行われる。
図202は、本実施形態において行われる演出例を段階的に示した図である。
図202(A1)〜同図(A4)に示す演出例は、図162(A7)に続く別の演出パターンを示している。この演出例は、チャンスアップメータCMTによる演出が開始されることを事前に予告している様子が示されている。すなわち、チャンスアップメータCMTの表示態様が変化する演出が開始されることを予告している様子が示されているということもできる。なお、チャンスアップメータCMによる演出の開始を必ず毎回予告するようにしてもよいし、予告する場合としない場合とがあってもよい。
図202(A1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、主人公の殿様と敵役の剣豪との決闘シーンのアニメーションが表示されている様子が示されている。なお、スーパーリーチ演出が開始されると、UI部UIは、台座hs0の一番上の板を残して全て非表示になる(消える)。また、保留アイコンも非表示になる(消える)。しかし、変動アイコンh0は消えずに、残った一番上の板の上で表示され続ける。さらに、第2装飾図柄および第2保留数表示も表示され続ける。なお、UI部UI全体を消してもよいし、あるいは反対にUI部UI全体を表示し続けてもよい。また、変動アイコンh0も消してもよいし、保留アイコンを表示し続けてもよい。また、表示画面の左下隅部には、CUM準備中表示MTYが表示されており、サボハニのキャラクタSBHの近傍には、「STANDBY」の文字が付された吹き出しが表示されている。
図202(A2)では、CUM準備中表示MTYからチャンスアップメータCMTに表示が切り替わっている様子が示されている。なお、図202(A2)に示すチャンスアップメータCMTでは、第1チェックポイントCP1、第2チェックポイントCP2及び第3チェックポイントCP3が配置されている。これら第1チェックポイントCP1〜第3チェックポイントCP3は、特定の予告が発生する場合があることを示すものであり、遊技者に期待感を持たせるようにしている。また、最終地点GPでは、プラカードが回転表示しており、サボハニのキャラクタSBHが最終地点GPに到達することにより、大当り及びハズレのいずれかの結果が導出されることを示唆している。あるいは、激熱の演出が行われる場合があることを示唆する場合もある。なお、この演出例では、図162(A9)に示す演出とは異なり、チャンスアップメータCMTに表示が切り換わるときにサボハニのキャラクタSBHの近傍に「そろそろSTART」という文字とともにクエスチョンマークが付加されて表示された吹き出しが表示され、遊技者にチャンスアップメータCMTにおけるサボハニのキャラクタSBHがそろそろ移動を開始することを予告している。すなわち、チャンスアップメータCMTの表示態様の変化の開始を予告している。これにより、遊技者は、チャンスアップメータCMTによる演出が開始されることに対する期待感を持たせることができる場合がある。「そろそろSTART」の吹き出しが表示された後、所定時間(例えば、3秒)が経過すると、図202(A3)に示すように、当該吹き出しは消去される。なお、チャンスアップメータCMTによる演出が開始されるまで吹き出しが表示された状態が維持されてもよい。
図202(A4)は、カーソルとして機能するサボハニのキャラクタSBHが移動を開始した様子が示されている。このとき、サボハニのキャラクタSBHの近傍には、「START!!」と書かれた吹き出しが表示されることにより、サボハニのキャラクタSBHの移動開始を報知している。なお、「START!!」の吹き出しが表示されないように構成されてもよいし、表示される場合と表示されない場合があるように構成されてもよい。その後は、例えば、図162(A11)以降に示す演出が行われる。
図202(B1)〜同図(B9)に示す演出例は、図20(2)に続く別の演出パターンを示しているが、この演出例では、タイマ予告表示TM1のフレームインのアニメーションが行われている間、カウントダウンは開始していない。この演出例は、タイマ予告演出において、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンが開始されることを事前に予告している様子が示されている。すなわち、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示の表示態様が変化する演出が開始されることを予告している様子が示されているということもできる。
図202(B1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、タイマ予告表示TM1のフレームインが完了し、表示画面の中央右端部に配置されている様子が示されている。なお、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示は「10:00」の状態でカウントダウンは未だ開始されていない。
その後、図202(B2)では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展した様子が示されている。図202(B2)に示す装飾図柄表示装置208では、敵役の剣豪の画像が大きく表示され、続いて、図202(B3)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、主人公の殿様と敵役の剣豪との決闘シーンのアニメーション表示が開始される。一方、タイマ予告表示TM1におけるカウントダウンは未だ開始されていない。
そして、この演出例では、図202(B4)〜同図(B6)に示すように、タイマ予告表示TM1が上下に揺動する揺動アニメーションが行われ、遊技者にタイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンがそろそろ開始することを予告している。すなわち、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示の表示態様の変化の開始を予告している。これにより、遊技者は、タイマ予告演出におけるタイマ表示のカウントダウンが開始されることに対する期待感を持たせることができる場合がある。なお、揺動アニメーションが行われてもタイマ表示のカウントダウンが行われない偽のタイマ予告演出が行われてもよいし、揺動アニメーションが行われた場合には、必ずタイマ表示のカウントダウンが行われるようにしてもよい。
図202(B7)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンが行われている様子が示されている。図202(B7)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示は「09:99」を示しており、タイマ表示のカウントダウンが開始してから、0.01秒が経過した様子が示されている。タイマ予告表示TM1におけるカウントダウンは、図202(B7)〜同図(B8)に示すように、「00:00」となるまで継続して行われる。なお、途中でカウントダウンが中断する場合があってもよい。
その後、図202(B8)に示すように、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「00:00」となると、図202(B9)に示すように、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示に換えて予告への注目を促す旨の「注目!!」の文字が表示される。その後は、例えば、図201(A25)以降に示す演出が行われる。
図202(C1)〜同図(C6)に示す演出例は、図48(A2)に続く別の演出パターンを示している。この演出例は、タイマ予告演出の準備中である旨を示す「STANDBY」の表示中にタイマ予告表示TM1を拡大表示することにより、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンが開始されることを予告している様子を示している。
図202(C1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、タイマ予告表示TM1のフレームインが完了した様子が示されている。タイマ予告表示TM1のフレームインが完了すると、タイマ予告表示TM1には、タイマ予告演出の準備中である旨を示す「STANDBY」が表示され、その旨を報知している。この演出例では、図48(A3)に示す演出例とは異なり、「STANDBY」の表示(準備中表示)が先読み予告ではなく、実行中の図柄変動表示に関する予告(当該変動予告)を行っている様子が示されている。なお、当該変動予告ではなく、先読み予告として行われてもよい。
その後、左図柄と右図柄にそれぞれ「装飾7」が停止表示されてリーチ状態が形成され、その後、さらに、図202(C2)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展した様子が示されている。続く図202(C3)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、主人公の殿様と敵役の剣豪との決闘シーンのアニメーションが表示されている。なお、この間も、タイマ予告表示TM1では、「STANDBY」の表示が継続されている。
その後、この演出例では、タイマ予告表示TM1が拡大しながら表示画面の略中央に移動するアニメーションが行われた後、タイマ予告表示TM1が図202(C4)に示すように拡大表示され、その後、図202(C5)に示すように、タイマ予告表示TM1では、「STANDBY」の表示からタイマ表示として「10:00」の表示に切り換わる。
すると、タイマ予告表示TM1は、縮小しながら表示画面の中央右端部に移動するアニメーションが行われた後、図202(C6)に示すように、タイマ予告表示TM1が表示画面の中央右端部に縮小して表示される。その後は、例えば、図202(B7)以降に示す演出と同様の演出が行われる。
なお、この演出例では、「STANDBY」が表示されたタイマ予告表示TM1が拡大表示され、タイマ表示としての「10:00」に表示が切り換わった後に縮小表示するように構成されたが、図202(C4)に示すように、「STANDBY」が表示されたタイマ予告表示TM1が拡大表示された後、図202(C5´)に示すように、タイマ表示に切り換えることなく「STANDBY」の表示のまま縮小表示し、その後、タイマ表示に切り換えるようにしてもよい。この場合において、タイマ予告表示TM1の拡大・縮小表示を1回だけ行った後にタイマ予告表示TM1を「STANDBY」からタイマ表示に切り換えてタイマ表示のカウントダウンを開始してもよいし、「STANDBY」が表示された状態でタイマ予告表示TM1の拡大・縮小表示を複数回行った後にタイマ予告表示TM1を「STANDBY」からタイマ表示に切り換えてタイマ表示のカウントダウンを開始してもよい。また、タイマ予告表示TM1の拡大・縮小表示を行うが、「STANDBY」からタイマ表示への切換表示が行われず、そのままタイマ予告表示TM1が消去される偽のタイマ予告演出が行われる場合があってもよい。また、タイマ予告表示TM1の拡大・縮小表示が行われて図柄変動表示が停止表示され、次に行われる図柄変動表示が開始されるまで「STANDBY」の表示が維持され、その後、タイマ予告表示TM1を「STANDBY」からタイマ表示に切り換えてタイマ表示のカウントダウンを開始するようにしてもよい。また、「STANDBY」が表示されたタイマ予告表示TM1が拡大してもそのままタイマ表示のカウントダウンが開始されない場合があってもよいし、「STANDBY」が表示されたタイマ予告表示TM1が拡大すると必ずタイマ表示のカウントダウンが開始されてもよい。また、「STANDBY」が表示されたタイマ予告表示TM1が必ず拡大してからタイマ表示のカウントダウンが開始されてもよい。また、「STANDBY」が表示されたタイマ予告表示TM1が拡大する場合としない場合があってもよく、例えば、タイマ予告表示TM1が拡大表示することによりチャンスアップ予告として機能するようにしてもよい。ここで、チャンスアップ予告が発生しなかった場合よりもチャンスアップ予告が発生した場合の方が、チャンスアップ予告が発生した図柄変動表示が最終的に大当り図柄表示態様が停止表示されやすいように構成されていてもよい。このことは、これまでに説明した演出例及び以降に説明する演出例についても適用することができる。
図203は、チャンスアップメータを用いた演出の一例を段階的に示した図である。なお、図203(A1)〜同図(A27)に示す演出は、図162(A3)に続く別の演出パターンを示している。
図203(A1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、炎のエフェクトEF101が表示画面の左側中央部分に表示され、CUM準備中表示登場アニメが開始されている様子が示されている。これにより、表示画面の左下隅部に表示されている1つ目のCUM準備中表示MTY1(以下、「第1CUM準備中表示MTY1」という場合がある。)に加え、2つ目のCUM準備中表示MTY2(以下、「第2CUM準備中表示MTY2」という場合がある。)が表示される可能性があることを予告している。なお、この場合において、炎のエフェクトEF101が表示されることなく第2CUM準備中表示MTY2が表示される場合があってもよい。また、炎のエフェクトEF101が表示されると必ず第2CUM準備中表示MTY2が表示されてもよい。また、炎のエフェクトEF101は、装飾図柄の一部にオーバーラップするように表示されている。
すると、図203(A2)に示すように、炎のエフェクトEF101が消去されると、当該炎のエフェクトEF101が表示されていた位置に第2CUM準備中表示MTY2が出現する。このように、この演出例では、CUM準備中表示が複数表示されている様子が示されている。なお、この演出例では、第1CUM準備中表示MTY1が表示された後で第2CUM準備中表示MTY2が表示される例を示したが第1CUM準備中表示MTY1と第2CUM準備中表示MTY2とが同時に表示されてもよい。
図203(A3)では、左図柄及び右図柄に「装飾7」が停止表示してリーチ状態が形成され、揺れ変動表示が行われている様子が示されている。その後は、例えば、図162(A5)〜同図(A6)に示す要領で演出が行われる。このとき、2つのCUM準備中表示MTY1,MTY2は、装飾図柄よりも手前側にオーバーラップして表示されており、これらのCUM準備中表示MTY1,MTY2により装飾図柄がオーバーラップされていない状態よりも装飾図柄が視認困難とされている。なお、CUM準備中表示MTY1,MTY2が装飾図柄の後側に配置され、装飾図柄にオーバーラップされるようにして表示されてもよい。また、装飾図柄と重なる位置に表示されないようにしてもよい。
図203(A4)では、VS剣豪リーチのスーパーリーチ演出が開始されている様子が示されている。このときも、CUM準備中表示MTY1,MTY2も引き続き表示されている。なお、ここで、2つのCUM準備中表示MTY1,MTY2の両方が表示されない場合には、チャンスアップメータ演出が行われないようにしてもよいし、少なくともいずれか一方が表示された場合に、チャンスアップメータ演出が行われるようにしてもよい。この場合、CUM準備中表示が1つだけ表示された場合よりも2つ表示された場合の方が最終的に大当り図柄態様で確定表示されやすいようにしてもよい。また、2つのCUM準備中表示MTY1,MTY2のいずれも表示されない場合でも、チャンスアップメータ演出が行われる場合があってもよい。同図(A4)に示す第1装飾図柄表示装置208Lには、敵役の剣豪の画像が大きく表示されており、同図(A5)に示す第1装飾図柄表示装置208Lには、主人公の殿様と敵役の剣豪との決闘シーンのアニメーションが表示されている。なお、スーパーリーチ演出が開始されると、UI部UIは、台座hs0の一番上の板を残して全て非表示になる(消える)。また、保留アイコンも非表示になる(消える)。しかし、変動アイコンh0は消えずに、残った一番上の板の上で表示され続ける。さらに、第2装飾図柄および第2保留数表示も表示され続ける。なお、UI部UI全体を消してもよいし、あるいは反対にUI部UI全体を表示し続けてもよい。また、変動アイコンh0も消してもよいし、保留アイコンを表示し続けてもよい。
図203(A6)では、第1CUM準備中表示MTY1及び第2CUM準備中表示MTY2がそれぞれ第1チャンスアップメータCMT1及び第2チャンスアップメータCMT2に表示が切り替わっている様子が示されている。この場合、第1CUM準備中表示MTY1が第1チャンスアップメータCMT1に切り換わった後で第2CUM準備中表示MTY2が第2チャンスアップメータCMT2に切り換わってもよいし、第2CUM準備中表示MTY2が第2チャンスアップメータCMT2に切り換わった後で第1CUM準備中表示MTY1が第1チャンスアップメータCMT1に切り換わってもよいし、第1CUM準備中表示MTY1が第1チャンスアップメータCMT1に切り換わるタイミングと第2CUM準備中表示MTY2が第2チャンスアップメータCMT2に切り換わるタイミングが同じであってもよい。なお、この演出例では、図162(A9)とは異なり、第1チャンスアップメータCMT1に第1チェックポイントCP1及び第3チェックポイントCP3が配置され、第2チャンスアップメータCMT2に第2チェックポイントCP2が配置された態様とされている。すなわち、第1チャンスアップメータCMT1と第2チャンスアップメータCMT2とでチャンスアップ予告が発生するタイミングを報知する位置が異なっている。なお、いずれのチャンスアップメータにいずれのチェックポイントが配置されるかは適宜設定することができる。また、いずれか一方のチャンスアップメータにのみチェックポイントが配置され、他方にはチェックポイントが配置されない場合があってもよい。また、例えば、第1チャンスアップメータCMT1と第2チャンスアップメータCMT2の両方に第3チェックポイントCP3が配置されるなど、同じチェックポイントを両方のチャンスアップメータに配置してもよい。この演出例では、第1チャンスアップメータCMT1におけるサボハニのキャラクタSBHと第2チャンスアップメータCMT2におけるサボハニのキャラクタSBHのいずれか一方がいずれかのチェックポイントに到達すると、特定の予告が発生する場合があるようになっている。また、第1チャンスアップメータCMT1の最終地点GP及び第2チャンスアップメータCMT2の最終地点GPのいずれにおいても、プラカードが回転表示しており、サボハニのキャラクタSBHが最終地点GPに到達することにより、大当り及びハズレのいずれかの結果が導出されることを示唆している。あるいは、激アツの演出に発展することを示唆してもよい。
図203(A7)は、カーソルとして機能するサボハニのキャラクタSBHが移動を開始した様子が示されている。この演出例では、第1チャンスアップメータCMT1におけるサボハニのキャラクタSBHと第2チャンスアップメータCMT2におけるサボハニのキャラクタSBHの両方が同時に移動を開始している。また、サボハニのキャラクタSBHが移動を開始する際には、それぞれサボハニのキャラクタSBHの近傍において「START!!」と書かれた吹き出しが表示される。これにより、サボハニのキャラクタSBHの移動開始を報知している。なお、「START!!」の吹き出しは、CUM準備中表示が表示された後にチャンスアップメータが表示された場合にのみ表示されてもよいし、CUM準備中表示が表示されるか否かに拘らずチャンスアップメータが表示された場合に必ず表示されてもよいし、表示されない場合があってもよい。また、「START!!」の吹き出しが表示されることにより、チェックポイントCP1〜CP3においてチャンスアップ予告が発生しやすいことを予告してもよい。さらに、この演出例では、第1チャンスアップメータCMT1におけるサボハニのキャラクタSBHと第2チャンスアップメータCMT2におけるサボハニのキャラクタSBHの両方に対してそれぞれ「START!!」の吹き出しが表示されるようにしたが、いずれか一方のみが表示されるようにしてもよい。
図203(A8)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、第1チャンスアップメータCMT1のサボハニのキャラクタSBH及び第2チャンスアップメータCMT2のサボハニのキャラクタSBHの両方について、開始地点SPからの移動を開始している様子が示されている。
その後、図203(A9)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、第1チャンスアップメータCMT1のサボハニのキャラクタSBHが第1チェックポイントCP1に到達するタイミングで、ボゥイのキャラクタBOYが表示画面の左側から出現し、右側に向かって移動する様子が示されている。すなわち、ボゥイのキャラクタBOYの出現によるチャンスアップ予告が行われている様子が示されている。一方、第2チャンスアップメータCMT2のサボハニのキャラクタSBHは、チャンスアップ予告が行われている間も移動しているが、チャンスアップ予告が行われている間は第2チャンスアップメータCMT2のサボハニのキャラクタSBHも停止するようにしてもよい。
すると、図203(A10)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、第1チャンスアップメータCMT1のサボハニのキャラクタSBHの近傍に「チャンスアップ BOY通過」の文字が付記された吹き出しが表示され、チャンスアップのキャラクタ表示による予告が行われたことを報知している。なお、第1チャンスアップメータCMT1のサボハニのキャラクタSBHに加え、第2チャンスアップメータCMT2のサボハニのキャラクタSBHについても、吹き出しを表示するようにしてもよいし、第1チャンスアップメータCMT1のサボハニのキャラクタSBHではなく、第2チャンスアップメータCMT2のサボハニのキャラクタSBHについてのみ、吹き出しを表示するようにしてもよい。また、第1チャンスアップメータCMT1のサボハニのキャラクタSBH及び第2チャンスアップメータCMT2のサボハニのキャラクタSBHのいずれについても、吹き出しを表示しない場合があってもよい。この場合、吹き出しが表示された数が多いほど、大当りの信頼度が高くなるようにしてもよい。なお、第1チャンスアップメータCMT1のサボハニのキャラクタSBHは、ボゥイのキャラクタBOYの表示による予告が行われている間は、第1チェックポイントCP1で停止するが、停止しないようにしてもよい。
その後、図203(A11)に示すように、第1チャンスアップメータCMT1における第1チェックポイントCP1が赤色でマーキングされるとともに、予告が出現したことにより大当りの信頼度がアップしたことを示す「UP」の文字がその上方に表示され、予告が発生したことの履歴が示される。また、第1チャンスアップメータCMT1のサボハニのキャラクタSBHが移動を再開している様子が示されている。このとき、第1チャンスアップメータCMT1のサボハニのキャラクタSBHの移動速度は、第2チャンスアップメータCMT2のサボハニのキャラクタSBHと上下方向で位置が整合するように、第2チャンスアップメータCMT2のサボハニのキャラクタSBHの移動速度よりも速くなっている。すなわち、移動速度の調整がなされている。ここで、移動速度の調整が行われず、一定の移動速度で移動するようにしてもよい。なお、「UP」の表示は、第1チャンスアップメータCMT1のサボハニのキャラクタSBHによりオーバーラップされており、オーバーラップされていない状態である場合よりも視認困難とされている。また、発生した予告の内容を表示するようにしてもよい。
その後、図203(A12)に示すタイミングで、第2チャンスアップメータCMT2のサボハニのキャラクタSBHが第2チェックポイントCP2に到達すると、図203(A13)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、ボタン画像136aと残時間表示メーターMTが表示され、ボタン演出が開始される。このとき、第2チャンスアップメータCMT2は、ボタン画像136aにオーバーラップされているが、第2チャンスアップメータCMT2がボタン画像136aをオーバーラップするようにして表示してもよい。その後、演出ボタン136の操作有効期間が開始され、遊技者による演出ボタン136の操作を受付可能な状態となる。ここで、第2チャンスアップメータCMT2のサボハニのキャラクタSBHは、遊技者によるボタン操作が行われるか、操作有効期間が経過するまで第2チェックポイントCP2で停止するが、停止しないようにしてもよい。一方、第1チャンスアップメータCMT1のサボハニのキャラクタSBHは、第2チャンスアップメータCMT2のサボハニのキャラクタSBHが停止している間も移動を継続しているが、第2チャンスアップメータCMT2のサボハニのキャラクタSBHの移動停止に合わせて停止するようにしてもよい。
図203(A14)に示す残時間表示メータMTでは、上記操作有効期間が開始されてゲージが減っている様子が示されており、その後、図203(A15)に示すタイミングで、遊技者により演出ボタン136が押下されると、図203(A16)に示すように、金カットイン画像CI3が表示され、大当りの信頼度が高いことを報知する予告演出が行われる。なお、図203(A16)に示される金カットイン画像CI3に換えて、弱カットイン画像CI3bが表示される場合があってもよい。図203(A16)に示される金カットイン画像CI3は、演出ボタン136が操作有効期間内において操作されたことを条件に表示される場合があってもよいし、演出ボタン136が操作有効期間内において操作された場合に必ず表示されてもよい。また、図203(A16)に示される金カットイン画像CI3は、演出ボタン136が操作されることなく操作有効期間が経過した場合にも表示される場合があってもよいし、演出ボタン136が操作されることなく操作有効期間が経過した場合に必ず表示されてもよいし、演出ボタン136が操作されることなく操作有効期間が経過した場合には表示しないようにしてもよい。
その後、図203(A17)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、第2チャンスアップメータCMT2のサボハニのキャラクタSBHの近傍に「チャンスアップ 金カットイン」の文字が付記された吹き出しが表示され、金カットイン画像CI3の表示によるチャンスアップ予告が行われたことを報知している。なお、第2チャンスアップメータCMT2のサボハニのキャラクタSBHに加え、第1チャンスアップメータCMT1のサボハニのキャラクタSBHについても、吹き出しを表示するようにしてもよいし、第2チャンスアップメータCMT2のサボハニのキャラクタSBHではなく、第1チャンスアップメータCMT1のサボハニのキャラクタSBHについてのみ、吹き出しを表示するようにしてもよい。また、第1チャンスアップメータCMT1のサボハニのキャラクタSBH及び第2チャンスアップメータCMT2のサボハニのキャラクタSBHのいずれについても、吹き出しを表示しない場合があってもよい。この場合、吹き出しが表示された数が多いほど、大当りの信頼度が高くなるようにしてもよい。なお、第2チャンスアップメータCMT2のサボハニのキャラクタSBHは、金カットイン画像CI3が表示されている間も、第2チェックポイントCP2で停止するが、停止しないようにしてもよい。また、演出ボタン136が操作されることなく操作有効期間が経過した場合に金カットイン画像CI3が表示されないように構成されている場合において、演出ボタン136が操作されなかった場合も、演出ボタン136が操作された場合と同じようにチャンスアップの予告が発生したことを報知するようにしてもよいし、チャンスアップの予告が発生したことを報知しなくてもよいし、チャンスアップの予告が発生したことを一部だけ報知(例えば、吹き出しは表示しないで、「UP」の文字表示だけ行う等)してもよい。
その後、図203(A18)に示すように、第2チャンスアップメータCMT2における第2チェックポイントCP2が赤色でマーキングされた後、金カットイン画像CI3が消去され、さらに、チャンスアップ予告が出現したことにより大当りの信頼度がアップしたことを示す「UP」の文字がその上方に表示され、チャンスアップ予告が発生したことの履歴が示される。また、第2チャンスアップメータCMT2のサボハニのキャラクタSBHが移動を再開している様子が示されている。このとき、第2チャンスアップメータCMT2のサボハニのキャラクタSBHの移動速度は、第1チャンスアップメータCMT1のサボハニのキャラクタSBHと上下方向で位置が整合するように、第1チャンスアップメータCMT1のサボハニのキャラクタSBHの移動速度よりも速くなっている。すなわち、移動速度の調整がなされている。ここで、移動速度の調整が行われず、一定の移動速度で移動するようにしてもよい。なお、「UP」の表示は、第2チャンスアップメータCMT1のサボハニのキャラクタSBHによりオーバーラップされており、オーバーラップされていない状態である場合よりも視認困難とされている。また、発生した予告の内容を表示するようにしてもよい。
その後、図203(A19)に示すタイミングで、第1チャンスアップメータCMT1のサボハニのキャラクタSBHが第3チェックポイントCP3に到達すると、図203(A20)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、レバー画像136Vaが表示されるとともに、第1チャンスアップメータCMT1のサボハニのキャラクタSBHの近傍に「チャンスアップ レバー」の文字が付記された吹き出しが表示され、レバー演出による予告が開始されたことを報知している。このとき、第1チャンスアップメータCMT1のサボハニのキャラクタSBHは、移動を停止しているが、第2チャンスアップメータCMT2のサボハニのキャラクタSBHは、停止することなく移動を継続している。なお、第1チャンスアップメータCMT1のサボハニのキャラクタSBHが移動を停止している間、第2チャンスアップメータCMT2のサボハニのキャラクタSBHも移動を停止するようにしてもよい。また、この演出例では、吹き出しの少なくとも一部がレバー画像136Vaにオーバーラップされており、レバー画像136Vaによりオーバーラップされていない場合よりも吹き出しの表示態様が視認困難とされている。なお、吹き出しがレバー画像136Vaをオーバーラップして表示してもよい。
その後、図203(A21)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、レバー画像136Vaに加えて残時間表示メーターMTが表示され、レバー演出が開始される。また、第1チャンスアップメータCMT1における第3チェックポイントCP3が赤色でマーキングされるとともに、予告が出現したことにより大当りの信頼度がアップしたことを示す「UP」の文字がその上方に表示され、予告が発生したことの履歴が示される。なお、「UP」の表示は、第1チャンスアップメータCMT1のサボハニのキャラクタSBHによりオーバーラップされており、オーバーラップされていない状態である場合よりも視認困難とされている。その後、演出レバー136Vの操作有効期間が開始され、遊技者による演出レバー136Vの操作を受付可能な状態となる。ここで、第1チャンスアップメータCMT1のサボハニのキャラクタSBHは、演出レバー136Vの操作有効期間が開始されると移動を再開するが、遊技者によるレバー操作が行われるか、操作有効期間が経過するまで第3チェックポイントCP3で停止するようにしてもよい。
図203(A22)に示す残時間表示メータMTでは、上記操作有効期間が開始されてゲージが減っている様子が示されている。一方、第1チャンスアップメータCMT1及び第2チャンスアップメータCMT2のいずれも、サボハニのキャラクタSBHが最終地点GP手前に位置している。
その後、上記操作有効期間内において、図203(A23)に示すタイミングで、遊技者により演出レバー136Vが操作されると、図203(A24)に示すように、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gd及び千両箱役物224Hが作動し、導光板ILの発光が行われ、第1装飾図柄表示装置208Lではエフェクト画像が表示される場合がある。すなわち、大当りとなることが報知される。このとき、第1チャンスアップメータCMT1及び第2チャンスアップメータCMT2は、いずれも非表示となるが、表示してもよい。なお、いずれか一方のチャンスアップメータのみ非表示とされてもよい。その後は、例えば、図29(24)に示す要領で、導光板ILの発光が終了し、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gd及び千両箱役物224Hがそれぞれ初期位置に戻り、第1装飾図柄表示装置208Lではエフェクト画像がフェイドアウトする。このとき、第1装飾図柄表示装置208Lでは、表示が中断された決闘シーンのアニメーション表示がフェイドインしながら再開する。なお、決闘シーンのアニメーション表示のフェイドインに伴い、チャンスアップメータCMT1,CMT2もフェイドインするが、決闘シーンのアニメーション表示のフェイドインが完了してからチャンスアップメータCMT1,CMT2が再表示されるようにしてもよい。
図203(A25)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、決闘シーンのアニメーション表示のフェイドインが完了して再開された様子が示されている。具体的には、決闘シーンのアニメーション表示では、敵役の剣豪が悶絶する表情を見せ、今にも敗れるといった様相を呈している。また、第1チャンスアップメータCMT1及び第2チャンスアップメータCMT2のいずれもサボハニのキャラクタSBHが最終地点GPに到達し、プラカードは大当りとなることを示す「V」の文字を示している。すなわち、この演出例では、「V」の表示が複数個所で行われている様子が示されている。
図203(A26)に示す装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪に勝利し、中図柄に「装飾7」が表示され、大当りとなることが報知される。その後は、例えば、図17(48)以降に示す演出が行われる。
なお、この演出例では、2つのチャンスアップメータに配置するチェックポイントを異ならせるようにしたが、2つのチャンスアップメータ(第1チャンスアップメータCMT1、第2チャンスアップメータCMT2)のに配するチェックポイントをそれぞれ同じとし、第1チャンスアップメータCMT1と第2チャンスアップメータCMT2とで同じ表示態様で演出するようにしてもよい。
図204は、本実施形態において行われる演出例を段階的に示した図である。
図204(A1)〜同図(A16)に示す演出例は、図203(A5)に続く別の演出パターンを示している。
図204(A1)では、図203(A5)とは異なり、第1CUM準備中表示MTY1が第1チャンスアップメータCMT1に表示が切り換わっているが、第2CUM準備中表示MTY2は表示が切り換わっておらず、準備中表示のままとなっており、サボハニのキャラクタSBHによる「STANDBY」の吹き出しの表示が継続している。第2CUM準備中表示MTY2は、図204(A12)に示すタイミングとなるまで継続して表示される。この演出例では、図162(A9)と同様、第1チャンスアップメータCMT1に第1チェックポイントCP1、第2チェックポイントCP2及び第3チェックポイントCP3が配置されている。すなわち、この演出例では、最初に第1チャンスアップメータCMT1によってチャンスアップ予告が発生するタイミングを報知している様子が示されている。なお、この場合において、第2CUM準備中表示MTY2が第2チャンスアップメータCMT2に切り換わり、第1CUM準備中表示MTY1は表示が切り換わらずに準備中表示のままとされるようにしてもよい。また、第1チャンスアップメータCMT1の最終地点GPでは、プラカードが回転表示しており、サボハニのキャラクタSBHが最終地点GPに到達することにより、激アツの演出に発展することを示唆している。あるいは、大当り又はハズレが導出されることを示唆してもよい。
図204(A2)は、第1チャンスアップメータCMTにおいて、カーソルとして機能するサボハニのキャラクタSBHが移動を開始した様子が示されている。このとき、サボハニのキャラクタSBHの近傍には、「START!!」と書かれた吹き出しが表示されることにより、サボハニのキャラクタSBHの移動開始を報知している。一方、第2CUM準備中表示MTY2では、サボハニのキャラクタSBHは開始地点SPから移動しておらず、待機したままであり、「STANDBY」の吹き出しも依然として表示されている。このように、この演出例では、先に2つのCUM準備中表示MTY1,MTY2のうち先に切り換わったチャンスアップメータによって或る予告演出が行われるタイミングの報知を開始している様子が示されている。その後は、例えば、図29(2)〜同図(16)に示す演出と同様の演出が行われる。
その後、図204(A3)に示すタイミングで、第1チャンスアップメータCMT1のサボハニのキャラクタSBHが第3チェックポイントCP3に到達すると、図204(A4)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、レバー画像136Vaではなく、ボタン画像136aと残時間表示メータMTが表示され、チャンスアップの予告としてのレバー演出が開始されなかった様子が示されている。そのため、図204(A4)に示すように、第1チャンスアップメータCMT1ではサボハニのキャラクタSBHの吹き出しは表示されず、また、図204(A4)〜同図(A5)に示すように、サボハニのキャラクタSBHは第3チェックポイントCP3をそのまま通過し、第3チェックポイントCP3におけるマーキングや「UP」の文字の表示も行われない。なお、図204(A4)では、演出ボタン136の操作有効期間が開始し、遊技者による演出ボタン136の操作を受付可能な状態となった様子が示されている。また、図204(A4)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、ボタン画像136aが第2CUM準備中表示MTY2にオーバーラップして表示されているが、ボタン画像136aが第2CUM準備中表示MTY2にオーバーラップされて表示されてもよい。
その後、図204(A5)に示す残時間表示メータMTでは、上記操作有効期間が減っている様子が示されている。一方、第1チャンスアップメータCMT1では、サボハニのキャラクタSBHが最終地点GP手前に位置している。
その後、上記操作有効期間内において、図204(A6)に示すタイミングで、遊技者により演出ボタン136が押下操作されると、図204(A7)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、殿様のキャラクタと敵役の剣豪が「外したか・・・」というセリフとともに、勝敗が決しない様子の表示が行われる。なお、この表示は、第2CUM準備中表示MTY2にオーバーラップされており、第2CUM準備中表示MTY2が表示されていない場合よりも視認困難とされている。また、第1チャンスアップメータCMT1では、最終地点GPにおけるプラカードに「発展」という文字表示が行われ、リーチ演出が発展することが報知される。
その後、図204(A8)に示される殿様のキャラクタによるカットイン画像CI4の表示が行われ、リーチ演出が発展することを報知した後、図204(A9)に示すように、剣豪リーチにおいてパンダのキャラクタが助っ人として登場する旨の演出が開始される。
すると、図204(A10)に示すように、第1チャンスアップメータCMT1が消去アニメーション(消去アニメ)により消去され、その後、第2CUM準備中表示MTY2が下方に移動するアニメーション(下降アニメ)が開始される。なお、第2CUM準備中表示MTY2の下降アニメが開始され、下降アニメの表示中に、第1チャンスアップメータCMT1の消去アニメが開始されてもよいし、第1チャンスアップメータCMT1の消去アニメが開始され、消去アニメの表示中に第2CUM準備中表示MTY2の下降アニメが開始されてもよい。また、第1チャンスアップメータCMT1の消去アニメと第2CUM準備中表示MTY2の下降アニメが同時に開始してもよい。
図204(A10)〜同図(A12)に示すように、第2CUM準備中表示MTY2が下降アニメにより表示画面の左下隅部(すなわち、第1チャンスアップメータCMT1が表示されていた位置)まで移動すると、図204(A13)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、第2CUM準備中表示MTY2が第2チャンスアップメータCMT2に表示が切り換わる。第2チャンスアップメータCMT2は、図30(29b)に示す演出と同様に、第4チェックポイントCP4及び第5チェックポイントCP5が配置されており、最終地点GPでは、プラカードが「V」を示して停止表示されており、サボハニのキャラクタSBHが最終地点GPに到達すると大当りとなることが報知されている。なお、第2CUM準備中表示TMY2から第2チャンスアップメータCMT2に表示が切り換わった後に、下降アニメにより表示位置を変更するようにしてもよい。このことは、チャンスアップメータが1つだけ表示される場合にも適用することができる。また、下降アニメを行わず、表示位置を変化させないようにしてもよい。
その後、図204(A14)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、第2チャンスアップメータCMT2において、カーソルとして機能するサボハニのキャラクタSBHが移動を開始した様子が示されている。このとき、サボハニのキャラクタSBHの近傍には、「START!!」と書かれた吹き出しが表示されることにより、サボハニのキャラクタSBHの移動開始を報知している。このように、この演出例では、先に2つのCUM準備中表示MTY1,MTY2のうちの一方(第1CUM準備中表示MTY1)がチャンスアップメータ(第1チャンスアップメータCMT1)に先に切り換わり、切り換わったチャンスアップメータ(第1チャンスアップメータCMT1)によるチャンスアップメータの演出が完了した後で、他方の準備中表示(第2CUM準備中表示MTY2)がチャンスアップメータ(第2チャンスアップメータCMT2)に切り換わり、当該チャンスアップメータ(第2チャンスアップメータCMT2)によるチャンスアップメータの演出が開始している様子が示されている。第2チャンスアップメータCMT2では、第4チェックポイントCP4及び第5チェックポイントCP5が配置されており、サボハニのキャラクタSBHが各チェックポイントに到達するタイミングで或る予告演出が行われるタイミングを報知している。その後、図204(A15)に示すように、サボハニのキャラクタSBHの吹き出しが消去される。
図204(A16)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、図30に示して上述したSP剣豪リーチに発展した様子が示されている。なお、図204(A16)に示す演出は、図185(A19)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。その後は、例えば、図30(31b)以降に示す演出が行われる。
なお、この演出例では、第1チャンスアップメータCMT1が消去された後で、第2CUM準備中表示MTY2が第2チャンスアップメータCMT2に切り換わるようにしたが、第1チャンスアップメータCMT1におけるサボハニのキャラクタSBHの移動表示中に第2CUM準備中表示MTY2が第2チャンスアップメータCMT2に切り換わるようにしてもよい。この場合において、第1チャンスアップメータCMT1においてサボハニのキャラクタSBHの移動表示中に、第2チャンスアップメータCMT2においてサボハニのキャラクタSBHの移動を開始するようにしてもよい。
図204(B1)〜同図(B11)に示す演出例は、図48(A2)に続く別の演出パターンを示している。この演出例は、タイマ予告表示TM1(この演出例において、「第1タイマ予告表示TM1」という。)においてタイマ予告演出の準備中である旨を示す「STANDBY」が表示されている状態で、2つ目のタイマ予告表示(第2タイマ予告表示TM2)が表示され、この第2タイマ予告表示TM2においてもタイマ予告演出の準備中である旨の「STANDBY」が表示されることにより、2回のタイマ予告演出が開始されることを示唆している様子を示している。
図204(B1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、第1タイマ予告表示TM1のフレームインが完了した様子が示されている。第1タイマ予告表示TM1のフレームインが完了すると、第1タイマ予告表示TM1には、タイマ予告演出の準備中である旨を示す「STANDBY」が表示され、その旨を報知している。この演出例では、図48(A3)に示す演出例と同様、「STANDBY」の表示(準備中表示)が先読み予告として行われている様子が示されている。なお、当該変動予告として行われてもよい。
図204(B2)は、左図柄、右図柄、中図柄の順に装飾図柄が停止表示した結果、「装飾4−装飾1−装飾7」のハズレの装飾図柄の組み合わせで停止表示し、揺れ変動が行われている様子が示されている。このとき、第1装飾図柄は、第1タイマ予告表示TM1によって少なくとも一部がオーバーラップされており、第1タイマ予告表示TM1によりオーバーラップされていない状態よりも視認困難とされている。
その後、図204(B3)では、「装飾4−装飾1―装飾7」のハズレの装飾図柄の組み合わせで確定表示している様子が示されている。このとき、変動アイコンは消去される。装飾図柄が確定表示されている間は、第1タイマ予告表示TM1は装飾図柄に少なくとも一部がオーバーラップされる。なお、装飾図柄が確定表示されている間も、装飾図柄が第1タイマ予告表示TM1にオーバーラップされるようにしてもよい。
その後、保留アイコンh11に対応する図柄変動表示が開始すると、図204(B4)に示すように、第1タイマ予告表示TM1は、第1装飾図柄の手前側に表示されるようになる。なお、図204(B4)に示すタイミングでは、第1タイマ予告表示TM1における表示は「STANDBY」のままとなっている。
その後、図204(B5)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、第1タイマ予告表示TM1が下方に移動する移動アニメーションが開始されるとともに、第1タイマ予告表示TM1が表示されていた位置に第2タイマ予告表示TM2がフレームインするアニメーションが開始される。このとき、第2タイマ予告表示TM2は、第1タイマ予告表示TM1によって少なくとも一部がオーバーラップされてフレームインする。すなわち、後から表示されたタイマ予告表示の準備中表示(「STANDBY」が表示された第1タイマ予告表示TM1)が先に表示されたタイマ予告表示の準備中表示(「STANDBY」が表示された第2タイマ予告表示TM2)よりも後側に表示されている様子が示されている。なお、先に表示されたタイマ予告表示の準備中表示が後に表示されたタイマ予告表示の準備中表示よりも後側に表示されるようにしてもよい。また、第1タイマ予告表示TM1と第2タイマ予告表示TM2とが重ならないようにして表示するようにしてもよい。また、この演出例では、第1タイマ予告表示TM1の移動アニメーションと、第2タイマ予告表示TM2のフレームインのアニメーションが同時に開始されるようにしたが、第1タイマ予告表示TM1の移動アニメーションが開始した後で第2タイマ予告表示TM2のフレームインのアニメーションが開始してもよいし、第2タイマ予告表示TM2のフレームインアニメーションが開始した後で第1タイマ予告表示TM1の移動アニメーションが開始してもよい。また、第1タイマ予告表示TM1の移動アニメーションが完了した後で、第2タイマ予告表示TM2のフレームインのアニメーションが開始してもよいし、第2タイマ予告表示TM2のフレームインアニメーションが完了した後で第1タイマ予告表示TM1の移動アニメーションが開始してもよい。
図204(B6)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、第1タイマ予告表示TM1の移動アニメーションと第2タイマ予告表示TM2のフレームインのアニメーションが完了した様子が示されている。すなわち、第2タイマ予告表示TM2の下方に第1タイマ予告表示TM1が表示されている。なお、この演出例では、第1タイマ予告表示TM1と第2タイマ予告表示TM2が重ならないように表示するようにしたが、第1タイマ予告表示TM1の後側に重なるようにして第2タイマ予告表示TM2を表示するようにしてもよい。この場合、第2タイマ予告表示TM2の表示位置が第1タイマ予告表示TM1の表示位置と一致するようにしてもよいし、上下方向あるいは左右方向にずれて表示してもよい。
その後、図204(B7)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、第1タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンが開始されている様子が示され、10秒後に或る予告演出が開始されることが示唆される。一方、第2タイマ予告表示TM2では、準備中表示が継続しており、「STANDBY」の表示が継続している。その後は、例えば、図20(3)〜同図(8)に示す要領で演出が行われる。その間も、第2タイマ予告表示TM2では、準備中表示が継続している。なお、第1タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンは、第1タイマ予告表示TM1の移動アニメーションが完了した後で開始されてもよいし、第1タイマ予告表示TM1の移動アニメーションによる移動中に開始されてもよい。
図204(B8)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、中図柄に殿様のキャラクタが表された疑似連図柄が上方から下方に向けて低速で移動する表示が開始される。なお、第2タイマ予告表示TM2では、「STANDBY」の表示が継続している。その後、第1タイマ予告表示TM1が消去され、図204(B9)に示すように、疑似連図柄が停止表示した後、図204(B10)に示すように、殿様のキャラクタと「継続」の文字表示とからなるカットイン表示が行われる。このとき、第2タイマ予告表示TM2は、表示位置を変更することなく「STANDBY」の表示を行っている。なお、第1タイマ予告表示TM1が消去された後で、第2タイマ予告表示TM2の表示位置を変更するようにしてもよい。この場合、例えば、第2タイマ予告表示TM2の表示位置を第1タイマ予告表示TM1が表示されていた位置に移動するようにしてもよい。この演出例では、このようにして、疑似連図柄が停止表示されることにより、疑似連が実行されることを報知する。なお、疑似連図柄が停止表示することなく、下方にフレームアウトする場合があってもよく、疑似連図柄が下方にフレームアウトした場合には、疑似連が開始されず、そのままハズレの装飾図柄の組合せが停止表示されてもよいし、リーチ状態となってリーチ演出が開始するようにしてもよい。このように、この演出例では、タイマ予告が行われることにより、カウントダウンが完了した後、疑似連が開始されることを予告している。その後は、例えば、図20(13)〜同図(14)に示す要領で演出が行われる。なお、その後、1回又は複数回の疑似連演出がさらに行われてもよい。
その後、左図柄及び右図柄にそれぞれ「装飾7」が停止表示してリーチ状態となり、図204(B11)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展した様子が示されている。なお、このときも第2タイマ予告表示TM2は「STANDBY」の表示が継続している。その後は、例えば、図202(C3)以降に示す演出が行われる。
なお、この演出例では、第1タイマ予告表示TM1が表示された後で第2タイマ予告表示TM2が表示されるようにしたが、第1タイマ予告表示TM1と第2タイマ予告表示TM2が同時に表示されるようにしてもよい。また、この演出例では、先に表示された第1タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンが完了した後で、後に表示された第2タイマ予告表示TM2におけるタイマ表示のカウントダウンが開始するようにしたが、第1タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示と第2タイマ予告表示TM2におけるタイマ表示とで同時にカウントダウンを開始するようにしてもよい。この場合において、タイマ表示の示す時間が両方とも同じ(例えば、「10:00」)であり、同時にカウントダウンが完了するようにしてもよい。また、第1タイマ予告表示TM1と第2タイマ予告表示TM2とでカウントダウンの開始時のタイマ表示の示す時間が異なり、カウントダウンを同時に開始するが、カウントダウンが完了するタイミングが異なるようにしてもよい。また、先に表示された第1タイマ予告表示TM1よりも後に表示された第2タイマ予告表示TM2の方が先にタイマ表示のカウントダウンを開始してもよい。また、先に表示された第1タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンが先に開始し、カウントダウンの実行中に後に表示された第2タイマ予告表示TM2におけるタイマ表示のカウントダウンが開始し、その後、両方のタイマ予告表示TM1,TM2のカウントダウンが同時に完了するようにしてもよい。具体的には、第1タイマ予告表示TM1におけるカウントダウンの開始時のタイマ表示が「30:00」で、第2タイマ予告表示TM2におけるカウントダウンがの開始時のタイマ表示が「10:00」であり、第1タイマ予告表示TM1においてタイマ表示が「10:00」までカウントダウンしたときに、第2タイマ予告表示TM2におけるタイマ表示のカウントダウンを開始するようにしてもよい。
図205は、タイマ予告演出の一例を段階的に示した図である。
図205(A1)〜同図(A14)に示す演出は、図20(1)に続く別の演出パターンを示している。この演出例は、タイマ予告表示TM1(この演出例において、「第1タイマ予告表示TM1」という。)においてタイマ予告演出の準備中である旨を示す「STANDBY」が表示されている状態で、2つ目のタイマ予告表示(第2タイマ予告表示TM2)が表示され、この第2タイマ予告表示TM2においてもタイマ予告演出の準備中である旨の「STANDBY」が表示されることにより、2回のタイマ予告演出が開始されることを示唆している様子を示している。
図205(A1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、タイマ予告演出が開始している様子が示されている。具体的には、表示画面の右側から第1タイマ予告表示TM1がフレームインすることにより、タイマ予告演出が開始される。この演出例では、図204(B1)に示す演出とは異なり、第1タイマ予告表示TM1のフレームインが開始される際の表示位置が異なっている。すなわち、図204(B1)に示す第1タイマ予告表示TM1の位置よりも下方の位置でフレームインする様子が示されている。なお、この演出例では、第1タイマ予告表示TM1の表示位置がこれまでに説明したタイマ予告演出におけるタイマ予告表示TM1の表示位置とは異なっているが、この演出例に示す演出が他の演出例においても適用可能であることはいうまでもない。
図205(A2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、第1タイマ予告表示TM1のフレームインが完了した様子が示されている。第1タイマ予告表示TM1のフレームインが完了すると、第1タイマ予告表示TM1には、タイマ予告演出の準備中である旨を示す「STANDBY」が表示され、その旨を報知している。この演出例では、図48(A3)に示す演出例と同様、「STANDBY」の表示(準備中表示)が先読み予告として行われている様子が示されている。なお、当該変動予告として行われてもよい。
図205(A3)は、左図柄、右図柄、中図柄の順に装飾図柄が停止表示した結果、「装飾4−装飾1−装飾7」のハズレの装飾図柄の組み合わせで停止表示し、揺れ変動が行われている様子が示されている。
その後、図205(A4)では、「装飾4−装飾1―装飾7」のハズレの装飾図柄の組み合わせで確定表示している様子が示されている。このとき、変動アイコンは消去される。
その後、保留アイコンh11に対応する図柄変動表示が開始した後、図205(A5)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、第1タイマ予告表示TM1の上方に第2タイマ予告表示TM2がフレームインするアニメーションが開始される。
図205(A6)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、第2タイマ予告表示TM2のフレームインのアニメーションが完了した様子が示されている。すなわち、第2タイマ予告表示TM2の下方に第1タイマ予告表示TM1が表示されている。なお、この演出例では、第1タイマ予告表示TM1と第2タイマ予告表示TM2が重ならないように表示するようにしたが、第1タイマ予告表示TM1の後側に重なるようにして第2タイマ予告表示TM2を表示するようにしてもよい。この場合、第2タイマ予告表示TM2の表示位置が第1タイマ予告表示TM1の表示位置と一致するようにしてもよいし、上下方向あるいは左右方向にずれて表示してもよい。
その後、図205(A7)に示す装飾図柄表示装置208では、第1タイマ予告表示TM1が「STANDBY」の表示からタイマ表示として「10:00」の表示に切り替わる様子が示されている。これにより、タイマ予告演出が開始されたことが報知される。その後、タイマ表示のカウントダウンが開始される。一方、第2タイマ予告表示TM2では、準備中表示が継続しており、「STANDBY」の表示が継続している。その後は、例えば、図20(3)〜同図(8)に示す要領で演出が行われる。その間も、第2タイマ予告表示TM2では、準備中表示が継続している。
図205(A8)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、中図柄に殿様のキャラクタが表された疑似連図柄が上方から下方に向けて低速で移動する表示が開始される。なお、第2タイマ予告表示TM2では、「STANDBY」の表示が継続している。その後、第1タイマ予告表示TM1が消去され、図205(A9)に示すように、疑似連図柄が停止表示する。
その後、図205(A10)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、第2タイマ予告表示TM2が下方に移動する移動アニメーションを開始し、第1タイマ予告表示TM1の表示位置へ移動する。その後、図205(A11)に示すように、殿様のキャラクタと「継続」の文字表示とからなるカットイン表示が行われる。このとき、第2タイマ予告表示TM2の移動アニメーションは継続している。なお、第2タイマ予告表示TM2の移動アニメーションが完了した後でカットイン表示が行われてもよい。その後、図205(A12)に示すように、第2タイマ予告表示TM2が第1タイマ予告表示TM1が表示されていた位置まで移動すると、移動アニメーションが完了する。なお、第2タイマ予告表示TM2では、「STANDBY」が継続して表示されている。その後は、例えば、図20(13)〜同図(14)に示す要領で演出が行われる。なお、その後、1回又は複数回の疑似連演出がさらに行われてもよい。また、この演出例では、第1タイマ予告表示TM1が消去された後に第2タイマ予告表示TM2が移動する様子が示されているが、第1タイマ予告表示TM1も第2タイマ予告表示TM2も表示されてから移動しないようにしてもよい。また、第1タイマ予告表示TM1と第2タイマ予告表示TM2とは重ならないように表示されてもよい。
その後、左図柄及び右図柄にそれぞれ「装飾7」が停止表示してリーチ状態となり、図205(A13)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展した様子が示されている。なお、このときも第2タイマ予告表示TM2は「STANDBY」の表示が継続している。続く図205(A14)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、主人公の殿様と敵役の剣豪との決闘シーンのアニメーションが表示されている。なお、この間も、第2タイマ予告表示TM2では、「STANDBY」の表示が継続されている。その後は、例えば、図202(C4)以降に示す演出が行われる。
図205(B1)〜同図(B8)に示す演出例は、タイマ予告演出の別の演出パターンが行われている様子が示されており、タイマ表示のカウントダウンではなく、爆弾の表示における導火線の表示態様により或る予告演出が行われるタイミングを報知している様子が示されている。
図205(B1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、図205(B1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、第一の保留アイコンh11が表示されるとともに、第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、変動アイコンh0及びナビキャラクタYMも表示されている。
図205(B2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、タイマ予告演出が開始している様子が示されている。この演出例では、爆弾のタイマ表示BOMBが導火線が付加されて表示されるとともに、殿様のキャラクタBYMが登場し、導火線を延長するアニメーション(延長アニメーション)が行われている。その後、図205(B3)に示すように、延長アニメーションにより、爆弾のタイマ表示BOMBの導火線が延長された後、延長アニメーションが完了し、図205(B4)に示すように、導火線の先端が着火し、タイマ予告演出が開始される。この演出例におけるタイマ予告演出は、時間の経過に応じて導火線が短くなる態様でカウントダウンの演出が行われることで、タイマ予告演出が行われた結果として行われる或る予告演出の開始タイミングを導火線の長さで報知するようにしている。カウントダウンの演出は、図205(B4)〜同図(B6)に示すように、導火線がなくなるまで行われる。
その後、図205(B6)に示すように、導火線がなくなって導火線の先端における火花が爆弾のタイマ表示BOMBの本体に達すると、図205(B7)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、爆発のエフェクトEF304が表示画面の略中央において装飾図柄にオーバーラップするようにして表示された後、図205(B8)に示すように、表示画面の略中央に「激アツ!!」の文字が大きく表示される。すなわち、この演出例では、タイマ予告演出が行われた結果として「激アツ!!」の文字による予告表示が行われている様子が示されている。その後は、例えば、図16(16)以降に示される演出が行われる。
図205(C1)〜同図(C3)に示す演出例は、図205(B5)に続く別の演出パターンを示しており、爆弾のタイマ表示BOMBによるタイマ予告演出が偽の演出である場合の様子が示されている。
図205(B5)に示すように、爆弾のタイマ表示BOMBによるカウントダウンの演出が開始された後、導火線がある長さまで短くなると、図205(C1)に示すように、導火線の先端の火花が消化され、導火線の先端が燻っている様子が示されている。すなわち、爆弾のタイマ表示BOMBによるタイマ予告演出が開始されたが、カウントダウンの演出が完了し爆弾のタイマ表示BOMBが爆発して或る予告演出が開始する前に演出が終了してしまう偽のタイマ予告演出であったことが示唆されている。その後、図205(C2)に示すように、爆弾のタイマ表示BOMBは消去される。
その後は、左図柄、右図柄、中図柄の順に装飾図柄が停止表示した結果、「装飾4−装飾1−装飾7」のハズレの装飾図柄の組み合わせで停止表示し、揺れ変動が行われた後、図205(C3)に示すように、「装飾4−装飾1―装飾7」のハズレの装飾図柄の組み合わせで確定表示する。このとき、変動アイコンは消去される。
なお、この演出例では、爆弾のタイマ表示BOMBによるカウントダウンが行われている途中でカウントダウンの演出が終了してしまう様子を示したが、例えば、図205(D)に示す態様で偽のタイマ予告演出が行われてもよい。ここで、図205(D)に示す演出例は、図205(B6)に続く別の演出パターンを示している。この演出例では、図205(D)に示すように、導火線がなくなって導火線の先端における火花が爆弾のタイマ表示BOMBの本体に達するタイミングで導火線の先端に表示されていた火花が消化されてタイマ予告演出が不発で終わった様子が示されている。その後は、例えば、図205(C2)〜同図(C3)に示す演出が行われる。
図206は、タイマ予告演出の一例を段階的に示した図である。
図206(A1)〜同図(A3)に示す演出は、図205(B5)に続く別の演出パターンを示しており、タイマ予告演出が途中で中断するが、復活演出が行われることにより再開する様子が示されている。
図206(A1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、導火線の先端の火花が消化され、導火線の先端が燻っている様子が示されている。なお、図206(A1)に示す演出例は、図205(C1)に示す演出例と同じであるので、説明を省略する。
すると、図206(A2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、表示画面の右端部から松明のキャラクタTCが出現し、爆弾のタイマ表示BOMBの導火線の先端に向かって飛んでいる様子が示されている。その後、松明のキャラクタTCが爆弾のタイマ表示BOMBの導火線の先端に重なると、図206(A3)に示すように、導火線が再び着火する。その後は、例えば、図205(B6)以降に示す演出が行われる。このように、この演出例では、爆弾のタイマ表示BOMBの導火線が消化し、偽のタイマ予告演出であったかと思いきや、松明のキャラクタTCが出現して導火線が再度着火してタイマ予告演出が復活する様子が示されている。換言すれば、爆弾のタイマ表示BOMBによるカウントダウンの演出が途中で止まってしまっても、再度復活する場合がある様子が示されているということもできる。なお、カウントダウンが中断した後、復活する演出が行われて或る予告演出が行われた場合の方が、カウントダウンが中断することなく或る予告演出が行われた場合よりも大当り図柄態様が確定表示されやすいようにしてもよいし、カウントダウンが中断することなく或る予告演出が行われた場合の方が、カウントダウンが中断した後、復活する演出が行われて或る予告演出が行われた場合よりも大当り図柄態様が確定表示されやすいようにしてもよいし、カウントダウンが中断した後、復活する演出が行われて或る予告演出が行われた場合と、カウントダウンが中断することなく或る予告演出が行われた場合とで大当り図柄態様が確定表示されやすさが同じであってもよい。また、松明のキャラクタTCが出現しても導火線に着火せず、タイマ予告演出が再開されない演出パターンの偽のタイマ予告演出が行われる場合があってもよいし、松明のキャラクタTCが出現した場合には、必ず導火線に着火し、タイマ予告演出が再開されるようにしてもよい。
図206(B1)〜同図(B3)に示す演出は、図205(B5)に続く別の演出パターンを示しており、タイマ予告演出におけるカウントダウンの期間が上乗せされて延長される様子が示されている。
図205(B5)に示すように、爆弾のタイマ表示BOMBの導火線がある長さになると、図206(B1)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、殿様のキャラクタBYMが再び登場し、導火線をさらに長くして或る予告演出が開始されるタイミングを延ばしている様子が示されている。すなわち、この演出例では、タイマ予告演出のカウントダウンが行われている途中で或る予告演出の開始されるタイミングを導火線の延長により延ばすことで、或る予告演出が開始されるまでの時間を上乗せする様子が示されている。これにより、大当りの信頼度が向上していることを示唆することができる場合がある。なお、導火線を延長する(上乗せ)演出が行われる前に、導火線が延長される可能性があることを予告するようにしてもよい。また、この予告が偽の予告である場合があってもよい。
その後、図206(B2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、殿様のキャラクタBYMが表示画面の左側から右側に走っていくにつれて導火線が長くなり、ある長さまで導火線が延長する様子が示されている。
すると、図206(B3)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、導火線の先端が再び着火し、カウントダウンが再開する様子が示されている。その後は、例えば、図205(B5)以降に示す演出が行われる。
図206(C1)〜同図(C5)に示す演出は、図205(B1)に続く爆弾のタイマ表示BOMBによるタイマ予告演出の別の演出パターンを示している。
図206(C1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、爆弾のタイマ表示BOMBが表示されたが導火線が点火されず、タイマ予告演出が開始されることを予告する準備中表示がなされている様子が示されている。この演出例では、爆弾のタイマ表示BOMBによる準備中表示が先読み予告として機能している様子が示されている。なお、当該変動予告として機能する場合があってもよいし、先読み予告としてのみ機能する場合があってもよいし、当該変動予告としてのみ機能するように構成されてもよい。
図206(C2)は、左図柄、右図柄、中図柄の順に装飾図柄が停止表示した結果、「装飾4−装飾1−装飾7」のハズレの装飾図柄の組み合わせで停止表示し、揺れ変動が行われている様子が示されている。
その後、図206(C3)では、「装飾4−装飾1―装飾7」のハズレの装飾図柄の組み合わせで確定表示している様子が示されている。このとき、変動アイコンは消去されるが、爆弾のタイマ表示BOMBは継続して表示されている。なお、装飾図柄の停止表示中は、爆弾のタイマ表示BOMBを一時消去するようにしてもよい。
図206(C4)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、保留アイコンh11に対応する図柄変動表示が開始した様子が示されている。このとき、爆弾のタイマ表示BOMBは依然として表示された状態となっている。
その後、図206(C5)に示す演出が行われる。なお、図206(C5)に示す演出は、図205(B2)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。その後は、例えば、図205(B3)〜同図(B8)に示すようなタイマ予告演出の成功パターンや、図205(C1)〜同図(C3)に示すようなタイマ予告演出の失敗パターン(偽のタイマ予告演出)が行われる。
なお、この演出例において、爆弾のタイマ表示BOMBによる準備中表示がなされている図柄変動表示においてSPリーチが行われ、当該SPリーチで大当りとなった場合には、爆弾のタイマ表示BOMBは再表示されないようにしてもよいし、当該SPリーチが終了して通常の背景に戻った際に再表示されるようにしてもよい。また、爆弾のタイマ表示BOMBによる準備中表示がなされている図柄変動表示においてSPリーチが行われ、当該SPリーチがハズレとなった場合には、爆弾のタイマ表示BOMBは再表示されるようにしてもよいし、されないようにしてもよい。このことは、これまでに説明したタイマ予告演出の準備中表示やチャンスアップメータの準備中表示についても適用することができることはいうまでもない。
また、この演出例では、爆弾のタイマ表示BOMBによる準備中表示の表示中に殿様のキャラクタBYMの登場によりカウントダウンの演出を開始する様子が示されているが、例えば、図206(C4)に示す演出が行われた後、図206(C5)に示す演出が開始される前に、図206(D)に示すような演出が行われ、導火線が着火してカウントダウンの演出が開始する可能性があることを爆弾のタイマ表示BOMB自体によって行うようにしてもよい。具体的には、図206(C4)に示す演出が行われた後、図206(D)に示すように、爆弾のタイマ表示BOMBが振動することにより、カウントダウンの演出が開始する可能性があることを予告している。なお、爆弾のタイマ表示BOMBが振動したがカウントダウンの演出が開始せず、タイマ予告演出が終了する偽のタイマ予告演出が行われる場合があってもよいし、爆弾のタイマ表示BOMBが振動した場合には、カウントダウンの演出が必ず開始するようにしてもよい。また、爆弾のタイマ表示BOMBによる準備中表示が表示された後、カウントダウンの演出が開始される場合には、必ず爆弾のタイマ表示BOMBが振動するようにしてもよい。
また、例えば、図206(C4)に示す演出が行われた後、図206(C5)に示す演出が開始される前に、図206(E)に示すような演出が行われ、導火線が着火してカウントダウンの演出が開始する可能性があることを予告するようにしてもよい。具体的には、図206(C4)に示す演出が行われた後、図206(E)に示すように、ナビキャラクタYMの近傍に「爆弾点火!!」という文字の吹き出しが表示されることにより、カウントダウンの演出が開始する可能性があることを予告している。なお、ナビキャラクタYMの吹き出しが表示されたがカウントダウンの演出が開始せず、タイマ予告演出が終了する偽のタイマ予告演出が行われる場合があってもよいし、ナビキャラクタYMの吹き出しが表示された場合には、カウントダウンの演出が必ず開始するようにしてもよい。また、爆弾のタイマ表示BOMBによる準備中表示が表示された後、カウントダウンの演出が開始される場合には、必ずナビキャラクタYMの吹き出しが表示されるようにしてもよい。
図206(F1)〜同図(F12)に示す演出は、図206(C4)に続く爆弾のタイマ表示BOMBによるタイマ予告演出の別の演出パターンを示している。この演出例は、爆弾のタイマ表示BOMB(この演出例において、「第1爆弾タイマ表示BOMB」という。)による準備中表示が表示されている状態で、2つ目の爆弾のタイマ表示(第2爆弾タイマ表示BOMB2)が表示され、この第2爆弾タイマ表示BOMB2でも準備中表示がなされることにより、2回のタイマ予告演出が開始されることを示唆している様子を示している。
図206(F1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、ナビキャラクタYMの近傍に、爆弾の表示を含む吹き出しが表示され、第2爆弾タイマ表示BOMB2が表示されることを予告している。すなわち、この演出例では、他の種類の予告によって、準備中表示が増加することを予告している様子が示されている。なお、ナビキャラクタYMの吹き出しが表示されても第2爆弾タイマ表示BOMB2が表示されない場合があってもよいし、ナビキャラクタYMの吹き出しが表示された場合は、第2爆弾タイマ表示BOMB2が必ず表示されるようにしてもよい。
すると、図206(F2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、第1爆弾タイマ表示BOMBの上方に第2爆弾タイマ表示BOMB2が出現している様子が示されている。
その後、図206(F3)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、先に表示された第1爆弾タイマ表示BOMBに係るタイマ予告演出が開始している様子が示されている。この演出例では、殿様のキャラクタBYMが登場し、第1爆弾タイマ表示BOMBの導火線を延長する延長アニメーションが行われる。すなわち、先に表示された爆弾のタイマ表示(第1爆弾タイマ表示BOMB)が先に消化される様子が示されている。なお、後に表示された爆弾のタイマ表示(第2爆弾タイマ表示BOMB2)が先に消化されるようにしてもよいし、先に表示された爆弾のタイマ表示が先に消化される場合と後に表示された爆弾のタイマ表示が先に消化される場合とがあってもよい。
その後、図205(B3)〜同図(B4)に示す要領で延長アニメーションが行われ、延長アニメーションが完了すると、図206(F4)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、第1爆弾タイマ表示BOMBの導火線の先端が着火し、第1爆弾タイマ表示BOMBに係るタイマ予告演出が開始される。
図206(F5)は、第1爆弾タイマ表示BOMBに係るタイマ予告演出のカウントダウンの演出が継続している様子を示している。
その後、図206(F6)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、第1爆弾タイマ表示BOMBに係るタイマ予告演出のカウントダウンの演出が行われている状態で、殿様のキャラクタBYMが再び登場し、第2爆弾タイマ表示BOMB2の導火線を延長する延長アニメーションが行われている様子が示されている。すなわち、先に表示された爆弾のタイマ表示の消化中に後に表示された爆弾のタイマ表示が消化される様子が示されている。
その後、図205(B3)〜同図(B4)に示す要領で延長アニメーションが行われ、延長アニメーションが完了すると、図206(F7)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、第2爆弾タイマ表示BOMB2の導火線の先端が着火し、第2爆弾タイマ表示BOMB2に係るタイマ予告演出が開始される。なお、第1爆弾タイマ表示BOMBでは、カウントダウンの演出が継続して行われており、時間の経過に応じて導火線が短くなる態様で表示が行われている。
その後、図206(F8)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、第1爆弾タイマ表示BOMBの導火線がなくなって導火線の先端における火花が第1爆弾タイマ表示BOMBの本体に達する様子が示されている。一方、第2爆弾タイマ表示BOMB2では、時間の経過に応じて導火線が短くなる態様でのカウントダウンの演出が継続して行われている。
すると、図206(F9)に示すように、第1爆弾タイマ表示BOMBが消去されて爆発のエフェクトEF304が表示画面の略中央において装飾図柄にオーバーラップするようにして表示される。なお、第2爆弾タイマ表示BOMB2は、第1爆弾タイマ表示BOMBに係る爆発のエフェクトEF304にオーバーラップして表示され、また、カウントダウンの演出が継続している。
その後、図206(F10)に示すように、表示画面の略中央に「激アツ!!」の文字が大きく表示され、予告表示が行われている様子が示されている。すなわち、この演出例では、先に消化された第1爆弾タイマ表示BOMBに係るタイマ予告演出が行われた結果として「激アツ!!」の文字による予告表示が行われている様子が示されている。「激アツ!!」の文字はその後消去される。なお、後に表示された第2爆弾タイマ表示BOMB2は、先に消化された第1爆弾タイマ表示BOMBが消去された後も表示位置を変更しないが、第1爆弾タイマ表示BOMBが消去された後に表示位置を変更するようにしてもよい。この場合、例えば、第1爆弾タイマ表示BOMBが表示されていた位置に移動するようにしてもよい。
その後、左図柄及び右図柄に「装飾7」が停止表示してリーチ状態が形成され、揺れ変動表示が行われ、図206(F11)に示すタイミングで、第2爆弾タイマ表示BOMB2の導火線がなくなって導火線の先端における火花が第2爆弾タイマ表示BOMB2の本体に達する様子が示されている。
すると、図206(F9)に示す要領で、第2爆弾タイマ表示BOMBが消去されて爆発のエフェクトEF304が表示画面の略中央において装飾図柄にオーバーラップするようにして表示される。
その後、図206(F12)に示すように、表示画面の略中央に「鬼アツ!」の文字が大きく表示され、予告表示が行われている様子が示されている。すなわち、後に消化された第2爆弾タイマ表示BOMB2に係るタイマ予告演出が行われた結果として「鬼アツ!」の文字による予告表示が行われている様子が示されている。「鬼アツ!」の文字はその後消去される。その後は、例えば、図16(18)以降に示す演出が行われる。なお、図206(F10)に示す「激アツ!!」の文字が第2爆弾タイマ表示BOMB2が爆発するまで継続して表示され、第2爆弾タイマ表示BOMB2する際に表示される爆発のエフェクトEF304によってオーバーラップされるようにしてもよい。
なお、この演出例では、先にカウントダウンの演出が開始された第1爆弾タイマ表示BOMBが先に爆発したが、後にカウントダウンの演出が開始された第2爆弾タイマ表示BOMBが先に爆発するようにしてもよい。
以上の記載では、
『 表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208(第1装飾図柄表示装置208L)、サブ表示装置208S、第2装飾図柄表示装置208M、第3装飾図柄表示装置208N、導光板IL、POVディスプレイ224I等]を備えた遊技台であって、
前記表示手段は、第一の表示[例えば、チャンスアップメータ、タイマ予告表示等]を表示する場合がある手段であり、
前記第一の表示は、或る演出の実行が開始されるタイミングを報知する表示であり、
前記表示手段は、前記或る演出として第二の表示[例えば、図29(13)や図195(A4)に示す金カットイン画像CI3の表示、図29(18)に示すレバー画像136Vaの表示、図20(9)〜同図(12)や図196(B1)〜同図(B4)に示す疑似連演出等]を表示する場合がある手段であり、
前記第二の表示が前記第一の表示の少なくとも一部と重なる位置に表示される[例えば、図195(A4)に示すように、金カットイン画像CI3がチャンスアップメータCMTに重なっており、図196(B2)に示すように疑似連演出において表示される疑似連図柄がタイマ予告表示TM1に重なっている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
従来の遊技台によれば、表示手段に改良の余地があったが、この遊技台によれば、表示手段に特徴を持った遊技台を提供することができる。
また、この遊技台によれば、第一の表示を見ていた遊技者の視線をそのまま第二の表示に誘導させ、第二の表示が表示されたことを見逃さないようにすることができる場合がある。
ここで、表示手段は、第一の表示のみを表示する場合があるものであってもよいし、第一の表示以外の表示も表示する場合があってもよい。また、表示手段は、第一の表示を必ず表示するものであってもよいし、第一の表示を表示しない場合があるものであってもよい。
また、第一の表示は、或る演出の実行が開始されるタイミングのみを報知するものであってもよいし、或る演出の実行が開始されるタイミング以外のタイミングも報知するものであってもよい。また、第一の表示は、或る演出の実行が開始されるタイミングを必ず報知するものであってもよいし、或る演出の実行が開始されるタイミングを報知しない場合があるものであってもよい。
また、表示手段は、或る演出として第二の表示のみを表示する場合があるものであってもよいし、或る演出として第二の表示以外の表示も表示する場合があるものであってもよ。また、表示手段は、或る演出として第二の表示を必ず表示するものであってもよいし、或る演出として第二の表示を表示しない場合があるものであってもよい。
なお、或る演出とは、第二の表示のことであってもよく、例えば、タイマ予告表示におけるタイマ表示が「0」を示す表示になったら必ず特定の演出(例えば、疑似連演出)が行われるようにしてもよいし、チャンスアップメータの演出において特定のタイミング(例えば、カーソルとしてのサボハニのキャラクタが第2チェックポイントに到達するタイミング)となった場合に必ず特定の演出(例えば、金カットイン画像の表示)が行われるようにしてもよい。
また、或る演出として、第二の表示以外の表示が表示される場合があってもよく、例えば、タイマ予告表示におけるタイマ表示が「0」を示す表示になった場合に特定の演出(例えば、疑似連演出)以外の演出(例えば、大盤振舞役物が動作する演出等)が行われる場合がある等、或る演出が複数パターンあってもよいし、チャンスアップメータの演出において特定のタイミング(例えば、カーソルとしてのサボハニのキャラクタが第2チェックポイントに到達するタイミング)となった場合に特定の演出(例えば、金カットイン画像の表示)以外の演出(例えば、デカボタン画像の表示)が行われる場合がある等、或る演出が複数パターンあってもよい。
また、『 前記第一の表示は、期間表示[例えば、図195(A1)に示すチャンスアップメータCMT等]であり、
前記期間表示とは、或る期間[例えば、図29(2)〜同図(27)に示すチャンスアップメータCMTによる演出が行われている期間等]において前記第二の表示の表示が開始されるタイミングを報知する表示のことであり[例えば、図195(A1)〜同図(A4)に示すように、サボハニのキャラクタSBHが第2チェックポイントCP2に到達することで、金カットイン画像CI3が表示される可能性があるタイミングを報知している等]、
前記第一の表示の少なくとも一部[例えば、図195(A1)に示すチャンスアップメータCMTにおけるサボハニのキャラクタSBHの表示位置等]が変化する表示(以下、「変化表示」という。)が行われるように構成されており、
前記変化表示は、前記或る期間が開始されてからの時間に応じて変化する表示であり[例えば、図29(2)〜同図(27)に示すように、サボハニのキャラクタSBHが開始地点SPからの移動を開始してからの時間に応じてサボハニのキャラクタSBHの表示位置が変化している等]、
前記変化表示が行われて前記第一の表示が或る表示態様[例えば、図195(A1)に示すサボハニのキャラクタSBHが第2チェックポイントCP2に到達する表示態様等]となることによって前記第二の表示の表示が開始されるタイミングであることが報知される、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、期間表示である第一の表示の表示変化により、第二の表示の表示開始タイミングを報知するので、第二の表示の表示開始タイミングとなることに対する期待感を持たせることができる場合がある。
ここで、第一の表示は、期間表示のみを含むものであってもよいし、期間表示以外の表示も含むものであってもよい。
また、第一の表示は、或る期間において第二の表示の表示が開始されるタイミングのみを報知するものであってもよいし、或る期間において第二の表示以外の表示の表示が開始されるタイミングも報知するものであってもよい。また、第一の表示は、或る期間において第二の表示の表示が開始されるタイミングを必ず報知するものであってもよいし、或る期間において第二の表示の表示が開始されるタイミングを報知しない場合があるものであってもよい。
また、第一の表示は、或る期間においてのみ第二の表示の表示が開始されるタイミングを報知するものであってもよいし、或る期間以外の期間においても第二の表示の表示が開始されるタイミングを報知するものであってもよい。
また、変化表示が行われて第一の表示が或る表示態様となることによって第二の表示の表示が開始されるタイミングであることのみが報知されてもよいし、変化表示が行われて第一の表示が或る表示態様となることによって第二の表示の表示が開始されるタイミングであること以外のことも報知されてもよい。また、変化表示が行われて第一の表示が或る表示態様となることによって第二の表示の表示が開始されるタイミングであることが必ず報知されてもよいし、変化表示が行われて第一の表示が或る表示態様となることによって第二の表示の表示が開始されるタイミングであることが報知されない場合があってもよい。
また、変化表示が行われて第一の表示が或る表示態様となることによってのみ第二の表示の表示が開始されるタイミングであることが報知されてもよいし、変化表示が行われて第一の表示が或る表示態様となること以外のことによっても第二の表示の表示が開始されるタイミングであることが報知されてもよい。
また、『 前記第一の表示は、第三の表示[例えば、図195(A7)に示す、第2チェックポイントCP2の上方の「UP」の表示等]が含まれて表示される場合がある表示であり、
前記第二の表示が表示されると、前記第三の表示が表示される[例えば、図195(A1)〜同図(A7)に示すように、金カットイン画像CI3が表示されると第2チェックポイントCP2の上方に「UP」の表示が行われる等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第三の表示を見ることで第二の表示が表示されたことを容易に認識できる場合がある。
ここで、第一の表示は、第三の表示のみが含まれて表示される場合があるものであってもよいし、第三の表示以外の表示も含まれて表示される場合があるものであってもよい。また、第一の表示は、第三の表示が必ず含まれて表示されるものであってもよいし、第三の表示が含まれないで表示される場合があるものであってもよい。
また、第二の表示が表示されると、第三の表示のみが表示されてもよいし、第二の表示が表示されると、第三の表示以外の表示も表示されてもよい。また、第二の表示が表示されると、第三の表示が必ず表示されてもよいし、第二の表示が表示されると、第三の表示が表示されない場合があってもよい。
また、『 前記第一の表示は、タイマ表示[例えば、図20(2)や196(B1)に示すタイマ予告表示TM1、図205(B2)に示す爆弾のタイマ表示BOMB等]であり、
前記タイマ表示とは、前記第二の表示の表示が開始されるタイミングを報知する表示のことであり[例えば、図20(2)〜同図(9)に示すように、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「00:00」になると疑似連演出が開始されることを報知している等]、
時間の経過に応じて前記第一の表示の少なくとも一部[例えば、図20(2)に示すタイマ予告表示TM1におけるタイマ表示等]が変化する表示(以下、「変化表示」という。)が行われるように構成されており[例えば、図20(2)〜同図(7)に示すように、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンが開始してからの時間に応じてタイマ表示のカウントダウンが行われている等]、
前記変化表示が行われて前記第一の表示が或る表示態様[例えば、図20(7)に示すタイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「00:00」となる表示態様等]となった場合に、前記第二の表示の表示が開始される、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、タイマ表示である第一の表示の表示変化により、第二の表示の表示開始タイミングを報知するので、第二の表示の表示開始タイミングとなることに対する期待感を持たせることができる場合がある。
ここで、第一の表示は、タイマ表示のみを含むものであってもよいし、タイマ表示以外の表示も含むものであってもよい。
また、第一の表示は、第二の表示の表示が開始されるタイミングのみを報知するものであってもよいし、第二の表示以外の表示の表示が開始されるタイミングも報知するものであってもよい。また、第一の表示は、第二の表示の表示が開始されるタイミングを必ず報知するものであってもよいし、第二の表示の表示が開始されるタイミングを報知しない場合があるものであってもよい。
また、変化表示が行われて第一の表示が或る表示態様となった場合に、第二の表示の表示のみが開始されてもよいし、変化表示が行われて第一の表示が或る表示態様となった場合に、第二の表示以外の表示の表示が開始されてもよい。また、変化表示が行われて第一の表示が或る表示態様となった場合に、第二の表示の表示が必ず開始されてもよいし、変化表示が行われて第一の表示が或る表示態様となった場合に、第二の表示の表示が開始されない場合があってもよい。
また、変化表示が行われて第一の表示が或る表示態様となった場合にのみ、第二の表示の表示が開始されてもよいし、変化表示が行われて第一の表示が或る表示態様となった場合以外の場合にも、第二の表示の表示が開始されてもよい。
また、『 前記第一の表示は、移動表示が行われる場合がある表示であり[例えば、図48(A8)〜同図(A9)に示すように、タイマ予告表示TM1が移動表示をする場合がある、図168(A8)〜同図(A10)や図204(A10)〜同図(A12)に示すように、CUM準備中表示MTY(チャンスアップメータCMT)が移動表示する場合がある等]、
前記移動表示が行われると、前記第一の表示の表示位置が変化し[例えば、図48(A8)〜同図(A9)に示すように、タイマ予告表示TM1の移動表示が行われると表示位置が変化し、図168(A8)〜同図(A10)や図204(A10)〜同図(A12)に示すように、CUM準備中表示MTY(チャンスアップメータCMT)の移動表示が行われると表示位置が変化する等]、
前記第一の表示の表示が開始された後であって、前記変化表示が開始される前に前記移動表示が行われる場合がある、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一の表示の移動表示で視線を第一の表示に注目させた状態で第一の表示による変化表示が開始され、変化表示が開始されるタイミングを見逃さないようにさせることができ、いつの間にか第二の表示が行われるタイミングとなってしまって、演出効果が低減することを防止することができる場合がある。すなわち、第二の演出が行われることに対する心の準備を持たせて、第二の表示を見逃さないようにする第一の表示に注視させることができる場合がある。
ここで、第一の表示は、移動表示のみが行われる場合があるものであってもよいし、移動表示以外の表示も行われる場合があってもよい。また、第一の表示は、移動表示が必ず行われるものであってもよいし、移動表示が行われない場合があってもよい。
また、移動表示が行われると、第一の表示の表示位置のみが変化してもよいし、移動表示が行われると、第一の表示以外の表示の表示位置も変化してもよい。また、移動表示が行われると、第一の表示の表示位置が必ず変化してもよいし、移動表示が行われると、第一の表示の表示位置が変化しない場合があってもよい。
また、移動表示が行われた場合にのみ、第一の表示の表示位置が変化してもよいし、移動表示以外の表示が行われた場合にも、第一の表示の表示位置が変化してもよい。
また、第一の表示の表示が開始された後であって、変化表示が開始される前に移動表示のみが行われる場合があってもよいし、第一の表示の表示が開始された後であって、変化表示が開始される前に移動表示以外の表示も行われる場合があってもよい。また、第一の表示の表示が開始された後であって、変化表示が開始される前に移動表示が必ず行われてもよいし、第一の表示の表示が開始された後であって、変化表示が開始される前に移動表示が行われる場合と行われない場合とがあってもよい。
また、第一の表示の表示が開始された後であって、変化表示が開始される前にのみ移動表示が行われる場合があってもよいし、第一の表示の表示が開始された後であって、変化表示が開始される前以外にも移動表示が行われる場合があってもよい。
また、『 前記第一の表示は、移動表示が行われる場合がある表示であり[例えば、図48(A8)〜同図(A9)に示すように、タイマ予告表示TM1が移動表示をする場合がある、図168(A8)〜同図(A10)や図204(A10)〜同図(A12)に示すように、CUM準備中表示MTY(チャンスアップメータCMT)が移動表示する場合がある等]、
前記移動表示が行われると、前記第一の表示の表示位置が変化し[例えば、図48(A8)〜同図(A9)に示すように、タイマ予告表示TM1の移動表示が行われると表示位置が変化し、図168(A8)〜同図(A10)や図204(A10)〜同図(A12)に示すように、CUM準備中表示MTY(チャンスアップメータCMT)の移動表示が行われると表示位置が変化する等]、
前記変化表示の実行中において前記移動表示が行われる場合がある、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一の表示による変化表示の実行中に第一の表示の移動表示で視線を第一の表示に注目させることにより、いつの間にか第二の表示が行われるタイミングとなってしまって、演出効果が低減することを防止することができる場合がある。すなわち、第二の演出が行われることに対する心の準備を持たせて、第二の表示を見逃さないようにする第一の表示に注視させることができる場合がある。
ここで、第一の表示は、移動表示のみが行われる場合があるものであってもよいし、移動表示以外の表示も行われる場合があってもよい。また、第一の表示は、移動表示が必ず行われるものであってもよいし、移動表示が行われない場合があってもよい。
また、移動表示が行われると、第一の表示の表示位置のみが変化してもよいし、移動表示が行われると、第一の表示以外の表示の表示位置も変化してもよい。また、移動表示が行われると、第一の表示の表示位置が必ず変化してもよいし、移動表示が行われると、第一の表示の表示位置が変化しない場合があってもよい。
また、移動表示が行われた場合にのみ、第一の表示の表示位置が変化してもよいし、移動表示以外の表示が行われた場合にも、第一の表示の表示位置が変化してもよい。
また、変化表示の実行中において移動表示のみが行われる場合があってもよいし、変化表示の実行中において移動表示以外の表示も行われる場合があってもよい。また、変化表示の実行中において移動表示が必ず行われてもよいし、変化表示の実行中において移動表示が行われない場合があってもよい。
また、変化表示の実行中においてのみ移動表示が行われる場合があってもよいし、変化表示以外の表示の実行中においても移動表示が行われる場合があってもよい。
また、『 前記第二の表示の表示が開始されるタイミングとなった場合に、該第二の表示の表示が開始される場合があり[例えば、図20(7)〜同図(12)に示すように、タイマ予告表示TM1のタイマ表示が「00:00」になると疑似連演出が開始される場合があり、図29(8)〜同図(13)に示すように、サボハニのキャラクタSBHが第2チェックポイントCP2に到達すると金カットインCI3が表示される場合がある等]、
前記第二の表示の表示が開始されるタイミングとなった場合でも、該第二の表示の表示が開始されない場合がある[例えば、タイマ予告表示TM1のタイマ表示が「00:00」になっても疑似連演出が開始されない場合がある、図170(A11)〜同図(A16)に示すように、サボハニのキャラクタSBHが第2チェックポイントCP2に到達しても金カットインCI3が表示されない場合がある等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第二の表示の表示が開始されるタイミングとンっても第二の表示が必ずしも開始されるとは限らないので、第二の表示の表示が開始されるか否かについて期待感を持たせることができる場合がある。
ここで、第二の表示の表示が開始されるタイミングとなった場合、第二の表示の表示のみが開始される場合があってもよいし、第二の表示の表示が開始されるタイミングとなった場合、第二の表示以外の表示の表示も開始される場合があってもよい。また、第二の表示の表示が開始されるタイミングとなった場合、第二の表示の表示が必ず開始されてもよいし、第二の表示の表示が開始されるタイミングとなった場合、第二の表示の表示が開始されない場合があってもよい。
また、第二の表示の表示が開始されるタイミングとなった場合にのみ、第二の表示の表示が開始される場合があってもよいし、第二の表示の表示が開始されるタイミングとなった場合以外の場合にも、第二の表示の表示が開始される場合があってもよい。
また、第二の表示の表示が開始されるタイミングとなった場合でも、第二の表示の表示のみが開始されない場合があってもよいし、第二の表示の表示が開始されるタイミングとなった場合でも、第二の表示以外の表示も開始されない場合があってもよい。また、第二の表示の表示が開始されるタイミングとなった場合でも、第二の表示の表示が必ず開始されなくてもよいし、第二の表示の表示が開始されるタイミングとなった場合でも、第二の表示の表示が開始される場合があってもよい。
また、第二の表示の表示が開始されるタイミングとなった場合のみ、第二の表示の表示が開始されない場合があってもよいし、第二の表示の表示が開始されるタイミングとなった場合以外の場合でも、第二の表示の表示が開始されない場合があってもよい。
また、『 前記第二の表示の表示が開始されるタイミングとなった場合に、該第二の表示の表示が必ず開始される、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一の表示が表示されることにより、第二の表示が表示されることに対する期待感をより向上させることができる場合がある。
ここで、第二の表示の表示が開始されるタイミングとなった場合にのみ、第二の表示の表示が必ず開始されてもよいし、第二の表示の表示が開始されるタイミングとなった場合以外にも、第二の表示の表示が必ず開始されてもよい。
また、『 前記表示手段は、第四の表示[例えば、図202(A1)に示すCUM準備中表示MTY、図202(C1)に示す「STANDBY」が表示されたタイマ予告表示TM1、図48(B3)に示すタイマ予告がストック中であることを示しているタイマ予告ストック表示領域TMst、図185(A1)に示すCUM準備中表示MTYaの情報表示領域においてメータのストック数が示されている表示等]を表示する場合がある手段であり、
前記第四の表示は、前記第一の表示が表示されることを予告する表示である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第四の表示により、第一の表示が表示されることの期待感を持たせることができる場合がある。
ここで、表示手段は、第四の表示のみを表示する場合があるものであってもよいし、第四の表示以外の表示も表示する場合があるものであってもよい。また、表示手段は、第四の表示を必ず表示するものであってもよいし、第四の表示を表示しない場合があるものであってもよい。
また、第四の表示は、第一の表示が表示されることのみを予告するものであってもよいし、第一の表示以外の表示が表示されることも予告するものであってもよい。また、第四の表示は、第一の表示が表示されることを必ず予告するものであってもよいし、第一の表示が表示されることを予告しない場合があるものであってもよい。
また、『 前記第二の表示が表示されると、該第二の表示によって前記第一の表示の少なくとも一部がオーバーラップされる[例えば、図195(A4)や同図(B1)に示すように、金カットイン画像CI3が表示されると、チャンスアップメータCMTが金カットイン画像CI3により一部又は全部がオーバーラップされる、図196(C2)や同図(D1)に示すように、疑似連演出における殿様の顔のアップの表示YMFに付された吹き出しやカットイン画像CI7によって、タイマ予告表示TM1の一部又は全部がオーバーラップされている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一の表示に注目した遊技者が第二の表示に対して引き続き注目させることができる場合がある。
ここで、第二の表示が表示されると、第二の表示によって第一の表示の少なくとも一部のみがオーバーラップされてもよいし、第二の表示が表示されると、第二の表示によって第一の表示の少なくとも一部以外によってもオーバーラップされてもよい。また、第二の表示が表示されると、第二の表示によって第一の表示の少なくとも一部が必ずオーバーラップされてもよいし、第二の表示が表示されると、第二の表示によって第一の表示の少なくとも一部がオーバーラップされない場合があってもよい。
また、第二の表示が表示されると、第二の表示のみによって第一の表示の少なくとも一部がオーバーラップされてもよいし、第二の表示が表示されると、第二の表示以外の表示によっても第一の表示の少なくとも一部がオーバーラップされてもよい。
また、第二の表示のみが表示されると、第二の表示によって第一の表示の少なくとも一部がオーバーラップされてもよいし、第二の表示以外の表示が表示されても、第二の表示によって第一の表示の少なくとも一部がオーバーラップされてもよい。
なお、第二の表示が表示されると、第二の表示によって第一の表示の一部のみがオーバーラップされてもよいし、第二の表示が表示されると、第二の表示によって第一の表示の全部がオーバーラップされてもよい。
また、『 前記第二の表示が表示されると、前記第一の表示が表示されていた領域と重なる領域に該第二の表示が表示されることで、該第一の表示が非表示とされる[例えば、図195(A4)に示すように、チャンスアップメータCMTの表示位置に金カットイン画像CI3が表示されることにより、チャンスアップメータCMTが非表示とされる、図196(D1)に示すように、タイマ予告表示TM1の表示位置にカットイン画像CI7が表示されることにより、タイマ予告表示TM1が非表示とされる等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第二の表示により注目させることができる場合がある。
ここで、第二の表示が表示されると、第一の表示が表示されていた領域と重なる領域に第二の表示が表示されることで、第一の表示のみが非表示とされてもよいし、第二の表示が表示されると、第一の表示が表示されていた領域と重なる領域に第二の表示が表示されることで、第一の表示以外の表示も非表示とされてもよい。また、第二の表示が表示されると、第一の表示が表示されていた領域と重なる領域に第二の表示が表示されることで、第一の表示が必ず非表示とされてもよいし、第二の表示が表示されると、第一の表示が表示されていた領域と重なる領域に第二の表示が表示されることで、第一の表示が非表示とされない場合があってもよい。
また、『 前記表示手段は、複数の画像表示手段から構成された手段であり、
前記複数の画像表示手段のうちの一の画像表示手段は、第一の画像表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208等]であり、
前記複数の画像表示手段のうちの一の画像表示手段は、第二の画像表示手段[例えば、サブ表示装置208S等]であり、
前記第二の画像表示手段は、前記第一の画像表示手段よりも前側に設けられた手段であり、
前記第一の画像表示手段によって前記第一の表示が表示され[例えば、図196(A1)に示すように、装飾図柄表示装置208にチャンスアップメータCMTが表示されている、図198(A2)に示すように、装飾図柄表示装置208にタイマ予告表示TM1が表示されている等]、
前記第二の画像表示手段によって前記第二の表示が表示される[例えば、図196(A4)に示すように、サブ表示装置208Sに金カットイン画像CI3が表示されている、図198(A5)に示すようにサブ表示装置208Sに疑似連演出が表示されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、複数の画像表示装置により立体感のある演出が可能となる場合がある。
ここで、表示手段は、複数の画像表示手段のみから構成されたものであってもよいし、複数の画像表示手段以外の手段も含んで構成されたものであってもよい。また、表示手段は、複数の画像表示手段を含んで必ず構成されたものであってもよいし、複数の画像表示手段を含まないで構成される場合があってもよい。
また、表示手段は、第一の画像表示手段と第二の画像表示手段のみから構成されたものであってもよいし、第一の画像表示手段と第二の画像表示手段以外の画像表示手段も含んで構成されたものであってもよい。また、表示手段は、第一の画像表示手段と第二の画像表示手段を必ず含んで構成されたものであってもよいし、第一の画像表示手段と第二の画像表示手段を含まないで構成される場合があるものであってもよい。
また、第二の画像表示手段は、第一の画像表示手段よりも前側にのみ設けられたものであってもよいし、第一の画像表示手段よりも前側以外にも設けられたものであってもよい。また、第二の画像表示手段は、第一の画像表示手段よりも前側に必ず設けられたものであってもよいし、第一の画像表示手段よりも前側に設けられない場合があるものであってもよい。
また、第一の画像表示手段によって第一の表示のみが表示されてもよいし、第一の画像表示手段によって第一の表示以外の表示も表示されてもよい。また、第一の画像表示手段によって第一の表示が必ず表示されてもよいし、第一の画像表示手段によって第一の表示が表示されない場合があってもよい。
また、第二の画像表示手段によって第二の表示のみが表示されてもよいし、第二の画像表示手段によって第二の表示以外の表示も表示されてもよい。また、第二の画像表示手段によって第二の表示が必ず表示されてもよいし、第二の画像表示手段によって第二の表示が表示されない場合があってもよい。
また、『 前記第二の画像表示手段は、移動することによって位置を変更することが可能な手段であり[例えば、図196(A2)〜同図(A5)に示すように、サブ表示装置208Sは上下方向に移動することで位置の変更が可能である等]、
前記第一の画像表示手段において前記第一の表示が表示されている状態で前記第二の表示の表示が開始されるタイミングとなると、前記第二の画像表示手段が移動して、該第二の表示が前記第一の表示の少なくとも一部と重なる[例えば、図196(A2)〜同図(A5)に示すように、チャンスアップメータCMTが表示されている状態で金カットイン画像CI3が表示開始されるタイミングとなると、サブ表示装置208Sが上方に移動して、金カットイン画像CI3がチャンスアップメータCMTの一部と重なる等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第二の演出をダイナミックに行うことで、演出効果を高めることができる場合がある。
ここで、第二の画像表示手段は、移動することによってのみ位置を変更することが可能なものであってもよいし、移動すること以外のことによっても位置を変更することが可能なものであってもよい。また、第二の画像表示手段は、移動することによって必ず位置を変更するものであってもよいし、移動することによって位置を変更しない場合があるものであってもよい。
また、第一の画像表示手段において第一の表示が表示されている状態で第二の表示の表示が開始されるタイミングとなると、第二の画像表示手段が移動して、第二の表示が第一の表示の少なくとも一部のみと重なってもよいし、第一の画像表示手段において第一の表示が表示されている状態で第二の表示の表示が開始されるタイミングとなると、第二の画像表示手段が移動して、第二の表示が第一の表示の少なくとも一部以外とも重なってもよい。また、第一の画像表示手段において第一の表示が表示されている状態で第二の表示の表示が開始されるタイミングとなると、第二の画像表示手段が移動して、第二の表示が第一の表示の少なくとも一部と必ず重なってもよいし、第一の画像表示手段において第一の表示が表示されている状態で第二の表示の表示が開始されるタイミングとなると、第二の画像表示手段が移動して、第二の表示が第一の表示の少なくとも一部と重ならない場合があってもよい。
また、第一の画像表示手段において第一の表示が表示されている状態で第二の表示の表示が開始されるタイミングとなった場合にのみ、第二の画像表示手段が移動して、第二の表示が第一の表示の少なくとも一部と重なってもよいし、第一の画像表示手段において第一の表示が表示されている状態で第二の表示の表示が開始されるタイミング以外のタイミングとなった場合にも、第二の画像表示手段が移動して、第二の表示が第一の表示の少なくとも一部と重なってもよい。
なお、第一の画像表示手段において第一の表示が表示されている状態で第二の表示の表示が開始されるタイミングとなると、第二の画像表示手段が移動して、第二の表示が第一の表示の一部のみと重なってもよいし、第一の画像表示手段において第一の表示が表示されている状態で第二の表示の表示が開始されるタイミングとなると、第二の画像表示手段が移動して、第二の表示が第一の表示の全部と重なってもよい。
また、『 操作手段[例えば、演出ボタン136、演出レバー136V等]を備え、
前記第二の表示は、操作手段に関する表示である[例えば、図195(C2)に示すデカボタン画像136aL、図195(D5)に示すレバー画像136Va等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、操作手段による物理的操作を行うことができる可能性があることによる期待感を持たせることができる場合がある。
ここで、第二の表示は、操作手段のみに関するものであってもよいし、操作手段以外のものにも関するものであってもよい。また、第二の表示は、操作手段に必ず関するものであってもよいし、操作手段に関しないものである場合であってもよい。
なお、第二の表示は、操作手段の表示であってもよいし、操作手段の操作を促す表示であってもよい。
また、『 前記表示手段は、前記或る演出として第五の表示[例えば、図29(4)に示すボゥイのキャラクタBOY、図201(A25)に示すパンダのキャラクタのカットイン画像等]を表示する場合がある手段であり、
前記第五の表示は、前記第二の表示と異なる表示である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一の表示における演出にバリエーションを持たせることができる場合がある。
ここで、表示手段は、或る演出として第五の表示のみを表示する場合があるものであってもよいし、或る演出として第五の表示以外の表示も表示する場合があるものであってもよい。また、表示手段は、或る演出として第五の表示を必ず表示するものであってもよいし、或る演出として第五の表示を表示しない場合があるものであってもよい。
また、第五の表示は、第二の表示のみと異なるものであってもよいし、第二の表示以外の表示とも異なるものであってもよい。また、第五の表示は、第二の表示と必ず異なるものであってもよいし、第二の表示と異ならない場合があるものであってもよい。
なお、第五の表示は、第二の表示と一部が異なるものであってもよいし、全部が異なるものであってもよい。
また、『 前記遊技台は、ぱちんこ機[例えば、パチンコ機100等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記遊技台は、スロットマシン[例えば、スロットマシン1000等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、以上の記載では、
『 表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208(第1装飾図柄表示装置208L)、サブ表示装置208S、第2装飾図柄表示装置208M、第3装飾図柄表示装置208N、導光板IL、POVディスプレイ224I等]を備えた遊技台であって、
前記表示手段は、第一の表示[例えば、チャンスアップメータ、タイマ予告表示等]を表示する場合がある手段であり、
前記第一の表示は、或る演出[例えば、図29(4)に示すボゥイのキャラクタBOYの表示、図29(13)に示す金カットイン画像CI3の表示、図29(18)に示すレバー画像136Vaの表示、図20(9)〜同図(11)に示す疑似連の演出等]の実行が開始されるタイミングを報知する表示であり、
前記第一の表示は、複数の図柄変動表示にわたって表示される場合がある表示である[例えば、図199(A1)〜同図(A4)に示すように、チャンスアップメータCMTが複数の図柄変動表示にわたって表示されている、図199(C1)〜同図(C4)に示すように、タイマ予告表示TM1が複数の図柄変動表示にわたって表示されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
従来の遊技台によれば、表示手段に改良の余地があったが、この遊技台によれば、表示手段に特徴を持った遊技台を提供することができる。
また、この遊技台によれば、複数の図柄変動表示にわたって第一の表示に注目させることができる場合がある。
ここで、表示手段は、第一の表示のみを表示する場合があるものであってもよいし、第一の表示以外の表示も表示する場合があってもよい。また、表示手段は、第一の表示を必ず表示するものであってもよいし、第一の表示を表示しない場合があるものであってもよい。
また、第一の表示は、或る演出の実行が開始されるタイミングのみを報知するものであってもよいし、或る演出の実行が開始されるタイミング以外のタイミングも報知するものであってもよい。また、第一の表示は、或る演出の実行が開始されるタイミングを必ず報知するものであってもよいし、或る演出の実行が開始されるタイミングを報知しない場合があるものであってもよい。
また、第一の表示は、複数の図柄変動表示にわたってのみ表示される場合があるものであってもよいし、複数の図柄変動表示にわたって以外にも表示される場合があるものであってもよい。また、第一の表示は、複数の図柄変動表示にわたって必ず表示されるものであってもよいし、複数の図柄変動表示にわたって表示されない場合があるものであってもよい。
また、『 前記第一の表示は、期間表示[例えば、図199(A1)に示すチャンスアップメータCMT等]であり、
前記期間表示とは、或る期間[例えば、図29(2)〜同図(27)に示すチャンスアップメータCMTによる演出が行われている期間等]において前記或る演出[例えば、図29(4)に示すボゥイのキャラクタBOYの表示、図29(13)に示す金カットイン画像CI3の表示、図29(18)に示すレバー画像136Vaの表示等]の実行が開始されるタイミングを報知する表示のことであり[例えば、図29(8)〜同図(13)に示すように、サボハニのキャラクタSBHが第2チェックポイントCP2に到達することで、金カットイン画像CI3が表示される可能性があるタイミングを報知している等]、
前記第一の表示の少なくとも一部[例えば、図199(A1)に示すチャンスアップメータCMTにおけるサボハニのキャラクタSBHの表示位置等]が変化する表示(以下、「変化表示」という。)が行われるように構成されており、
前記変化表示は、前記或る期間が開始されてからの時間に応じて変化する表示であり[例えば、図29(2)〜同図(27)に示すように、サボハニのキャラクタSBHが開始地点SPからの移動を開始してからの時間に応じてサボハニのキャラクタSBHの表示位置が変化している等]、
前記変化表示が行われて前記第一の表示が或る表示態様[例えば、図29(8)に示すサボハニのキャラクタSBHが第2チェックポイントCP2に到達する表示態様等]となることによって前記或る演出の実行が開始されるタイミングであることが報知される、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、期間表示である第一の表示の表示変化により、或る演出の実行開始タイミングを報知するので、或る演出の実行開始タイミングとなることに対する期待感を持たせることができる場合がある。
ここで、第一の表示は、期間表示のみを含むものであってもよいし、期間表示以外の表示も含むものであってもよい。
また、第一の表示は、或る期間において或る演出の実行が開始されるタイミングのみを報知するものであってもよいし、或る期間において或る演出以外の演出の実行が開始されるタイミングも報知するものであってもよい。また、第一の表示は、或る期間において或る演出の実行が開始されるタイミングを必ず報知するものであってもよいし、或る期間において或る演出の実行が開始されるタイミングを報知しない場合があるものであってもよい。
また、第一の表示は、或る期間においてのみ或る演出の実行が開始されるタイミングを報知するものであってもよいし、或る期間以外の期間においても或る演出の実行が開始されるタイミングを報知するものであってもよい。
また、変化表示が行われて第一の表示が或る表示態様となることによって或る演出の実行が開始されるタイミングであることのみが報知されてもよいし、変化表示が行われて第一の表示が或る表示態様となることによって或る演出の実行が開始されるタイミングであること以外のことも報知されてもよい。また、変化表示が行われて第一の表示が或る表示態様となることによって或る演出の実行が開始されるタイミングであることが必ず報知されてもよいし、変化表示が行われて第一の表示が或る表示態様となることによって或る演出の実行が開始されるタイミングであることが報知されない場合があってもよい。
また、変化表示が行われて第一の表示が或る表示態様となることによってのみ或る演出の実行が開始されるタイミングであることが報知されてもよいし、変化表示が行われて第一の表示が或る表示態様となること以外のことによっても或る演出の実行が開始されるタイミングであることが報知されてもよい。
また、『 前記第一の表示は、第三の表示[例えば、図29(16)に示す、第2チェックポイントCP2の上方の「UP」の表示等]が含まれて表示される場合がある表示であり、
前記或る演出が実行されると、前記第三の表示が表示される[例えば、図29(13)〜同図(16)に示すように、金カットイン画像CI3が表示されると第2チェックポイントCP2の上方に「UP」の表示が行われる等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第三の表示を見ることで或る演出が実行されたことを容易に認識できる場合がある。
ここで、第一の表示は、第三の表示のみが含まれて表示される場合があるものであってもよいし、第三の表示以外の表示も含まれて表示される場合があるものであってもよい。また、第一の表示は、第三の表示が必ず含まれて表示されるものであってもよいし、第三の表示が含まれないで表示される場合があるものであってもよい。
また、或る演出が実行されると、第三の表示のみが表示されてもよいし、或る演出が実行されると、第三の表示以外の表示も表示されてもよい。また、或る演出が実行されると、第三の表示が必ず表示されてもよいし、或る演出が実行されると、第三の表示が表示されない場合があってもよい。
また、『 前記第一の表示は、タイマ表示[例えば、図20(2)や196(B1)に示すタイマ予告表示TM1、図205(B2)に示す爆弾のタイマ表示BOMB等]であり、
前記タイマ表示とは、前記或る演出の実行が開始されるタイミングを報知する表示のことであり[例えば、図20(2)〜同図(9)に示すように、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「00:00」になると疑似連演出が開始されることを報知している等]、
時間の経過に応じて前記第一の表示の少なくとも一部[例えば、図20(2)に示すタイマ予告表示TM1におけるタイマ表示等]が変化する表示(以下、「変化表示」という。)が行われるように構成されており[例えば、図20(2)〜同図(7)に示すように、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンが開始してからの時間に応じてタイマ表示のカウントダウンが行われている等]、
前記変化表示が行われて前記第一の表示が或る表示態様[例えば、図20(7)に示すタイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「00:00」となる表示態様等]となった場合に、前記或る演出の実行が開始される、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、タイマ表示である第一の表示の表示変化により、或る演出の実行開始タイミングを報知するので、或る演出の実行開始タイミングとなることに対する期待感を持たせることができる場合がある。
ここで、第一の表示は、タイマ表示のみを含むものであってもよいし、タイマ表示以外の表示も含むものであってもよい。
また、第一の表示は、或る演出の実行が開始されるタイミングのみを報知するものであってもよいし、或る演出以外の演出の実行が開始されるタイミングも報知するものであってもよい。また、第一の表示は、或る演出の実行が開始されるタイミングを必ず報知するものであってもよいし、或る演出の実行が開始されるタイミングを報知しない場合があるものであってもよい。
また、変化表示が行われて第一の表示が或る表示態様となった場合に、或る演出の実行のみが開始されてもよいし、変化表示が行われて第一の表示が或る表示態様となった場合に、或る演出以外の演出の実行が開始されてもよい。また、変化表示が行われて第一の表示が或る表示態様となった場合に、或る演出の実行が必ず開始されてもよいし、変化表示が行われて第一の表示が或る表示態様となった場合に、或る演出の実行が開始されない場合があってもよい。
また、変化表示が行われて第一の表示が或る表示態様となった場合にのみ、或る演出の実行が開始されてもよいし、変化表示が行われて第一の表示が或る表示態様となった場合以外の場合にも、或る演出の実行が開始されてもよい。
また、『 前記第一の表示は、移動表示が行われる場合がある表示であり[例えば、図48(A8)〜同図(A9)に示すように、タイマ予告表示TM1が移動表示をする場合がある、図168(A8)〜同図(A10)や図204(A10)〜同図(A12)に示すように、CUM準備中表示MTY(チャンスアップメータCMT)が移動表示する場合がある等]、
前記移動表示が行われると、前記第一の表示の表示位置が変化し[例えば、図48(A8)〜同図(A9)に示すように、タイマ予告表示TM1の移動表示が行われると表示位置が変化し、図168(A8)〜同図(A10)や図204(A10)〜同図(A12)に示すように、CUM準備中表示MTY(チャンスアップメータCMT)の移動表示が行われると表示位置が変化する等]、
前記第一の表示の表示が開始された後であって、前記変化表示が開始される前に前記移動表示が行われる場合がある、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一の表示の移動表示で視線を第一の表示に注目させた状態で第一の表示による変化表示が開始され、変化表示が開始されるタイミングを見逃さないようにさせることができ、いつの間にか或る演出が行われるタイミングとなってしまって、演出効果が低減することを防止することができる場合がある。すなわち、或る演出が行われることに対する心の準備を持たせて、或る演出を見逃さないようにする第一の表示に注視させることができる場合がある。
ここで、第一の表示は、移動表示のみが行われる場合があるものであってもよいし、移動表示以外の表示も行われる場合があってもよい。また、第一の表示は、移動表示が必ず行われるものであってもよいし、移動表示が行われない場合があってもよい。
また、移動表示が行われると、第一の表示の表示位置のみが変化してもよいし、移動表示が行われると、第一の表示以外の表示の表示位置も変化してもよい。また、移動表示が行われると、第一の表示の表示位置が必ず変化してもよいし、移動表示が行われると、第一の表示の表示位置が変化しない場合があってもよい。
また、移動表示が行われた場合にのみ、第一の表示の表示位置が変化してもよいし、移動表示以外の表示が行われた場合にも、第一の表示の表示位置が変化してもよい。
また、第一の表示の表示が開始された後であって、変化表示が開始される前に移動表示のみが行われる場合があってもよいし、第一の表示の表示が開始された後であって、変化表示が開始される前に移動表示以外の表示も行われる場合があってもよい。また、第一の表示の表示が開始された後であって、変化表示が開始される前に移動表示が必ず行われてもよいし、第一の表示の表示が開始された後であって、変化表示が開始される前に移動表示が行われる場合と行われない場合とがあってもよい。
また、第一の表示の表示が開始された後であって、変化表示が開始される前にのみ移動表示が行われる場合があってもよいし、第一の表示の表示が開始された後であって、変化表示が開始される前以外にも移動表示が行われる場合があってもよい。
また、『 前記第一の表示は、移動表示が行われる場合がある表示であり[例えば、図48(A8)〜同図(A9)に示すように、タイマ予告表示TM1が移動表示をする場合がある、図168(A8)〜同図(A10)や図204(A10)〜同図(A12)に示すように、CUM準備中表示MTY(チャンスアップメータCMT)が移動表示する場合がある等]、
前記移動表示が行われると、前記第一の表示の表示位置が変化し[例えば、図48(A8)〜同図(A9)に示すように、タイマ予告表示TM1の移動表示が行われると表示位置が変化し、図168(A8)〜同図(A10)や図204(A10)〜同図(A12)に示すように、CUM準備中表示MTY(チャンスアップメータCMT)の移動表示が行われると表示位置が変化する等]、
前記変化表示の実行中において前記移動表示が行われる場合がある、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一の表示による変化表示の実行中に第一の表示の移動表示で視線を第一の表示に注目させることにより、いつの間に或る演出が行われるタイミングとなってしまって、演出効果が低減することを防止することができる場合がある。すなわち、或る演出が行われることに対する心の準備を持たせて、或る演出を見逃さないようにする第一の表示に注視させることができる場合がある。
ここで、第一の表示は、移動表示のみが行われる場合があるものであってもよいし、移動表示以外の表示も行われる場合があってもよい。また、第一の表示は、移動表示が必ず行われるものであってもよいし、移動表示が行われない場合があってもよい。
また、移動表示が行われると、第一の表示の表示位置のみが変化してもよいし、移動表示が行われると、第一の表示以外の表示の表示位置も変化してもよい。また、移動表示が行われると、第一の表示の表示位置が必ず変化してもよいし、移動表示が行われると、第一の表示の表示位置が変化しない場合があってもよい。
また、移動表示が行われた場合にのみ、第一の表示の表示位置が変化してもよいし、移動表示以外の表示が行われた場合にも、第一の表示の表示位置が変化してもよい。
また、変化表示の実行中において移動表示のみが行われる場合があってもよいし、変化表示の実行中において移動表示以外の表示も行われる場合があってもよい。また、変化表示の実行中において移動表示が必ず行われてもよいし、変化表示の実行中において移動表示が行われない場合があってもよい。
また、変化表示の実行中においてのみ移動表示が行われる場合があってもよいし、変化表示以外の表示の実行中においても移動表示が行われる場合があってもよい。
また、『 前記複数の図柄変動表示のうちの第一の図柄変動表示[例えば、図199(A1)〜同図(A2)に示す図柄変動表示、図199(C1)〜同図(C2)に示す図柄変動表示等]において、前記第一の表示の表示が開始され、
前記複数の図柄変動表示のうちの第二の図柄変動表示[例えば、図199(A4)に示す図柄変動表示、図199(C4)〜同図(C5)に示す図柄変動表示等]において、前記或る演出の実行が開始されるタイミングが報知され[例えば、図190(B3)〜同図(B14)に示すように、チャンスアップメータCMTにおける第3チェックポイントCP3にサボハニのキャラクタSBHが到達すると、チャンスアップの予告として精霊のキャラクタCLAが表示される場合があることが報知されている、図20(3)〜同図(12)に示すように、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「00:00」になると、或る予告演出として疑似連演出が行われる場合があることが報知されている等]、
前記第一の図柄変動表示は、前記第二の図柄変動表示よりも前に行われる図柄変動表示である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第二の図柄変動表示に対する期待感を高めることができる場合がある。
ここで、第一の図柄変動表示において、第一の表示の表示のみが開始されてもよいし、第一の図柄変動表示において、第一の表示以外の表示の表示も開始されてもよい。また、第一の図柄変動表示において、第一の表示の表示が必ず開始されてもよいし、第一の図柄変動表示において、第一の表示の表示が開始されない場合があってもよい。
また、第一の図柄変動表示においてのみ、第一の表示の表示が開始されてもよいし、第一の図柄変動表示以外の図柄変動表示においても、第一の表示の表示が開始されてもよい。
また、第二の図柄変動表示において、或る演出の実行が開始されるタイミングのみが報知されてもよいし、第二の図柄変動表示において、或る演出の実行が開始されるタイミング以外のタイミングも報知されてもよい。また、第二の図柄変動表示において、或る演出の実行が開始されるタイミングが必ず報知されてもよいし、第二の図柄変動表示において、或る演出の実行が開始されるタイミングが報知されない場合があってもよい。
また、第二の図柄変動表示においてのみ、或る演出の実行が開始されるタイミングが報知されてもよいし、第二の図柄変動表示以外の図柄変動表示においても、或る演出の実行が開始されるタイミングが報知されてもよい。
また、第一の図柄変動表示は、第二の図柄変動表示よりも前にのみ行われるものであってもよいし、第二の図柄変動表示よりも前以外にも行われるものであってもよい。また、第一の図柄変動表示は、第二の図柄変動表示よりも前に必ず行われるものであってもよいし、第二の図柄変動表示よりも前に行われない場合があるものであってもよい。
また、『 前記複数の図柄変動表示のうちの第一の図柄変動表示[例えば、図199(A1)〜同図(A2)に示す図柄変動表示、図199(C1)〜同図(C2)に示す図柄変動表示等]において、前記第一の表示の表示が開始され、
前記複数の図柄変動表示のうちの第二の図柄変動表示[例えば、図199(A4)に示す図柄変動表示、図199(C4)〜同図(C5)に示す図柄変動表示等]において、前記或る演出の実行が開始されるタイミングが報知され、
前記第一の図柄変動表示は、前記第二の図柄変動表示よりも前に行われる図柄変動表示であり、
前記第二の図柄変動表示において前記変化表示の実行が開始される[例えば、図199(A1)〜図190(B4)に示すように、チャンスアップメータCMTが表示された次の図柄変動表示においてサボハニのキャラクタSBHが移動を開始している、図199(C1)〜同図(C5)に示すように、タイマ予告演出TM1が表示された次の図柄変動表示においてタイマ表示のカウントダウンを開始している等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第二の図柄変動表示において変化表示が実行されることに対する期待感を高めることができる場合がある。
ここで、第一の図柄変動表示において、第一の表示の表示のみが開始されてもよいし、第一の図柄変動表示において、第一の表示以外の表示の表示も開始されてもよい。また、第一の図柄変動表示において、第一の表示の表示が必ず開始されてもよいし、第一の図柄変動表示において、第一の表示の表示が開始されない場合があってもよい。
また、第一の図柄変動表示においてのみ、第一の表示の表示が開始されてもよいし、第一の図柄変動表示以外の図柄変動表示においても、第一の表示の表示が開始されてもよい。
また、第二の図柄変動表示において、或る演出の実行が開始されるタイミングのみが報知されてもよいし、第二の図柄変動表示において、或る演出の実行が開始されるタイミング以外のタイミングも報知されてもよい。また、第二の図柄変動表示において、或る演出の実行が開始されるタイミングが必ず報知されてもよいし、第二の図柄変動表示において、或る演出の実行が開始されるタイミングが報知されない場合があってもよい。
また、第二の図柄変動表示においてのみ、或る演出の実行が開始されるタイミングが報知されてもよいし、第二の図柄変動表示以外の図柄変動表示においても、或る演出の実行が開始されるタイミングが報知されてもよい。
また、第一の図柄変動表示は、第二の図柄変動表示よりも前にのみ行われるものであってもよいし、第二の図柄変動表示よりも前以外にも行われるものであってもよい。また、第一の図柄変動表示は、第二の図柄変動表示よりも前に必ず行われるものであってもよいし、第二の図柄変動表示よりも前に行われない場合があるものであってもよい。
また、第二の図柄変動表示において変化表示の実行のみが開始されてもよいし、第二の図柄変動表示において変化表示以外の表示又は演出の実行が開始されてもよい。また、第二の図柄変動表示において変化表示の実行が必ず開始されてもよいし、第二の図柄変動表示において変化表示の実行が開始されない場合があってもよい。
また、第二の図柄変動表示においてのみ変化表示の実行が開始されてもよいし、第二の図柄変動表示以外の図柄変動表示においても変化表示の実行が開始されてもよい。
また、『 前記複数の図柄変動表示のうちの第一の図柄変動表示[例えば、図198(B1)〜同図(B7)に示す図柄変動表示、図199(D1)〜同図(D3)に示す図柄変動表示等]において、前記第一の表示の表示が開始され、
前記複数の図柄変動表示のうちの第二の図柄変動表示[例えば、図198(B10)以降に示す図柄変動表示、図199(D6)以降に示す図柄変動表示等]において、前記或る演出の実行が開始されるタイミングが報知され、
前記第一の図柄変動表示は、前記第二の図柄変動表示よりも前に行われる図柄変動表示であり、
前記第一の図柄変動表示において前記変化表示の実行が開始される[例えば、図198(B2)に示すように、チャンスアップメータCMTが表示された図柄変動表示においてサボハニのキャラクタSBHが移動を開始している、図199(D1)〜同図(D2)に示すように、タイマ予告演出TM1が表示された図柄変動表示においてタイマ表示のカウントダウンを開始している等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第二の図柄変動表示だけでなく第一の図柄変動表示においても演出を楽しませることができる場合がある。
ここで、第一の図柄変動表示において、第一の表示の表示のみが開始されてもよいし、第一の図柄変動表示において、第一の表示以外の表示の表示も開始されてもよい。また、第一の図柄変動表示において、第一の表示の表示が必ず開始されてもよいし、第一の図柄変動表示において、第一の表示の表示が開始されない場合があってもよい。
また、第一の図柄変動表示においてのみ、第一の表示の表示が開始されてもよいし、第一の図柄変動表示以外の図柄変動表示においても、第一の表示の表示が開始されてもよい。
また、第二の図柄変動表示において、或る演出の実行が開始されるタイミングのみが報知されてもよいし、第二の図柄変動表示において、或る演出の実行が開始されるタイミング以外のタイミングも報知されてもよい。また、第二の図柄変動表示において、或る演出の実行が開始されるタイミングが必ず報知されてもよいし、第二の図柄変動表示において、或る演出の実行が開始されるタイミングが報知されない場合があってもよい。
また、第二の図柄変動表示においてのみ、或る演出の実行が開始されるタイミングが報知されてもよいし、第二の図柄変動表示以外の図柄変動表示においても、或る演出の実行が開始されるタイミングが報知されてもよい。
また、第一の図柄変動表示は、第二の図柄変動表示よりも前にのみ行われるものであってもよいし、第二の図柄変動表示よりも前以外にも行われるものであってもよい。また、第一の図柄変動表示は、第二の図柄変動表示よりも前に必ず行われるものであってもよいし、第二の図柄変動表示よりも前に行われない場合があるものであってもよい。
また、第一の図柄変動表示において変化表示の実行のみが開始されてもよいし、第一の図柄変動表示において変化表示以外の表示又は演出の実行が開始されてもよい。また、第一の図柄変動表示において変化表示の実行が必ず開始されてもよいし、第一の図柄変動表示において変化表示の実行が開始されない場合があってもよい。
また、第一の図柄変動表示においてのみ変化表示の実行が開始されてもよいし、第一の図柄変動表示以外の図柄変動表示においても変化表示の実行が開始されてもよい。
また、『 前記第一の図柄変動表示が終了してから該第一の図柄変動表示の次の図柄変動表示が開始されるまでの間において、前記変化表示が中断される[例えば、図198(B8)〜同図(B9)に示すように、図柄変動停止中はチャンスアップメータCMTにおけるサボハニのキャラクタSBHの移動が中断される、図199(D4)〜同図(D5)に示すように、図柄変動停止中はタイマ予告演出TM1のタイマ表示のカウントダウンが中断される等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、図柄変動表示が停止していることがわかりやすい場合がある。
ここで、第一の図柄変動表示が終了してから第一の図柄変動表示の次の図柄変動表示が開始されるまでの間において、変化表示のみが中断されてもよいし、第一の図柄変動表示が終了してから第一の図柄変動表示の次の図柄変動表示が開始されるまでの間において、変化表示以外の表示も中断されてもよい。また、第一の図柄変動表示が終了してから第一の図柄変動表示の次の図柄変動表示が開始されるまでの間において、変化表示が必ず中断されてもよいし、第一の図柄変動表示が終了してから第一の図柄変動表示の次の図柄変動表示が開始されるまでの間において、変化表示が中断されない場合があってもよい。
また、第一の図柄変動表示が終了してから第一の図柄変動表示の次の図柄変動表示が開始されるまでの間においてのみ、変化表示が中断されてもよいし、第一の図柄変動表示が終了してから第一の図柄変動表示の次の図柄変動表示が開始されるまでの間以外においても、変化表示が中断されてもよい。
また、『 前記第一の図柄変動表示が終了してから該第一の図柄変動表示の次の図柄変動表示が開始されるまでの間においても、前記変化表示が継続して行われる[例えば、図199(E1)〜同図(E2)に示すように、図柄変動停止中もタイマ予告表示TM1のタイマ表示のカウントダウンが継続している等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、図柄変動表示間に連続感を持たせることができる場合がある。
ここで、第一の図柄変動表示が終了してから第一の図柄変動表示の次の図柄変動表示が開始されるまでの間においても、変化表示のみが継続して行われてもよいし、第一の図柄変動表示が終了してから第一の図柄変動表示の次の図柄変動表示が開始されるまでの間においても、変化表示以外の表示又は演出が継続して行われてもよい。また、第一の図柄変動表示が終了してから第一の図柄変動表示の次の図柄変動表示が開始されるまでの間においても、変化表示が必ず継続して行われてもよいし、第一の図柄変動表示が終了してから第一の図柄変動表示の次の図柄変動表示が開始されるまでの間においても、変化表示が継続して行われない場合があってもよい。
また、第一の図柄変動表示が終了してから第一の図柄変動表示の次の図柄変動表示が開始されるまでの間においてのみ、変化表示が継続して行われてもよいし、第一の図柄変動表示が終了してから第一の図柄変動表示の次の図柄変動表示が開始されるまでの間以外においても、変化表示が継続して行われてもよい。
また、『 前記或る演出の実行が開始されるタイミングとなった場合に、該或る演出の実行が開始される場合があり[例えば、図20(7)〜同図(12)に示すように、タイマ予告表示TM1のタイマ表示が「00:00」になると疑似連演出が開始される場合があり、図29(8)〜同図(13)に示すように、サボハニのキャラクタSBHが第2チェックポイントCP2に到達すると金カットインCI3が表示される場合がある等]、
前記或る演出の実行が開始されるタイミングとなった場合でも、該或る演出の実行が開始されない場合がある[例えば、タイマ予告表示TM1のタイマ表示が「00:00」になっても疑似連演出が開始されない場合がある、図170(A11)〜同図(A16)に示すように、サボハニのキャラクタSBHが第2チェックポイントCP2に到達しても金カットインCI3が表示されない場合がある等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、或る演出の実行が開始されるタイミングとなっても或る演出が必ずしも開始されるとは限らないので、或る演出の実行が開始されるか否かについて期待感を持たせることができる場合がある。
ここで、或る演出の実行が開始されるタイミングとなった場合、或る演出の実行のみが開始される場合があってもよいし、或る演出の実行が開始されるタイミングとなった場合、或る演出以外の演出の実行も開始される場合があってもよい。また、或る演出の実行が開始されるタイミングとなった場合、或る演出の実行が必ず開始されてもよいし、或る演出の実行が開始されるタイミングとなった場合、或る演出の実行が開始されない場合があってもよい。
また、或る演出の実行が開始されるタイミングとなった場合にのみ、或る演出の実行が開始される場合があってもよいし、或る演出の実行が開始されるタイミングとなった場合以外の場合にも、或る演出の実行が開始される場合があってもよい。
また、或る演出の実行が開始されるタイミングとなった場合でも、或る演出の実行のみが開始されない場合があってもよいし、或る演出の実行が開始されるタイミングとなった場合でも、或る演出以外の演出の実行も開始されない場合があってもよい。また、或る演出の実行が開始されるタイミングとなった場合でも、或る演出の実行が必ず開始されなくてもよいし、或る演出の実行が開始されるタイミングとなった場合でも、或る演出の実行が開始される場合があってもよい。
また、或る演出の実行が開始されるタイミングとなった場合のみ、或る演出の実行が開始されない場合があってもよいし、或る演出の実行が開始されるタイミングとなった場合以外の場合でも、或る演出の実行が開始されない場合があってもよい。
また、『 前記或る演出の実行が開始されるタイミングとなった場合に、該或る演出の実行が必ず開始される、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一の表示が表示されることにより、或る演出が実行されることに対する期待感をより向上させることができる場合がある。
ここで、或る演出の実行が開始されるタイミングとなった場合にのみ、或る演出の実行が必ず開始されてもよいし、或る演出の実行が開始されるタイミングとなった場合以外にも、或る演出の実行が必ず開始されてもよい。
また、『 前記表示手段は、第四の表示[例えば、図202(A1)に示すCUM準備中表示MTY、図202(C1)に示す「STANDBY」が表示されたタイマ予告表示TM1、図48(B3)に示すタイマ予告がストック中であることを示しているタイマ予告ストック表示領域TMst、図185(A1)に示すCUM準備中表示MTYaの情報表示領域においてメータのストック数が示されている表示等]を表示する場合がある手段であり、
前記第四の表示は、前記第一の表示が表示されることを予告する表示である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第四の表示により、第一の表示が表示されることの期待感を持たせることができる場合がある。
ここで、表示手段は、第四の表示のみを表示する場合があるものであってもよいし、第四の表示以外の表示も表示する場合があるものであってもよい。また、表示手段は、第四の表示を必ず表示するものであってもよいし、第四の表示を表示しない場合があるものであってもよい。
また、第四の表示は、第一の表示が表示されることのみを予告するものであってもよいし、第一の表示以外の表示が表示されることも予告するものであってもよい。また、第四の表示は、第一の表示が表示されることを必ず予告するものであってもよいし、第一の表示が表示されることを予告しない場合があるものであってもよい。
また、『 前記第四の表示は、前記第一の図柄変動表示において表示される場合がある表示である[例えば、図163(D3)に示すように、チャンスアップメータCMTによる演出が行われる図柄変動表示の前の図柄変動表示においてCUM準備中表示MTYが表示されている、図204(B1)に示すように、タイマ予告表示TM1によるタイマ表示のカウントダウンが開始される図柄変動表示の前の図柄変動表示において等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一の表示が表示されることに対する期待感を向上させることができる場合がある。
ここで、第四の表示は、第一の図柄変動表示においてのみ表示される場合があるものであってもよいし、第一の図柄変動表示以外の図柄変動表示においても表示される場合があるものであってもよい。また、第四の表示は、第一の図柄変動表示において必ず表示されるものであってもよいし、第一の図柄変動表示において表示されない場合があるものであってもよい。
なお、第四の表示は、第二の図柄変動表示において表示されてもよいし、第一の図柄変動表示において必ず表示されるようにしてもよい。
また、『 前記遊技台は、ぱちんこ機[例えば、パチンコ機100等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記遊技台は、スロットマシン[例えば、スロットマシン1000等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、以上の記載では、
『 表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208(第1装飾図柄表示装置208L)、サブ表示装置208S、第2装飾図柄表示装置208M、第3装飾図柄表示装置208N、導光板IL、POVディスプレイ224I等]を備えた遊技台であって、
前記表示手段は、第一の表示[例えば、チャンスアップメータ、タイマ予告表示等]を表示する場合がある手段であり、
前記第一の表示は、或る演出の実行が開始されるタイミングを報知する表示であり、
前記第一の表示の少なくとも一部[例えば、図195(A1)に示すチャンスアップメータCMTにおけるサボハニのキャラクタSBHの表示位置、図20(2)に示すタイマ予告表示TM1におけるタイマ表示等]が変化する表示(以下、「変化表示」という。)が行われる場合があるように構成されており、
前記変化表示は、前記或る演出の実行が開始されるまでの時間に応じて変化する表示であり[例えば、図29(2)〜同図(27)に示すように、サボハニのキャラクタSBHが開始地点SPからの移動を開始してからの時間に応じてサボハニのキャラクタSBHの表示位置が変化している、図20(2)〜同図(7)に示すように、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンが開始してからの時間に応じてタイマ表示のカウントダウンが行われている等]、
前記第一の表示の表示が開始された後であって、前記変化表示が開始される前に、該変化表示が開始されてから前記或る演出の実行が開始されるまでの期間を予告する表示(以下、「予告表示」という。)が表示される場合がある[例えば、図200(A2)に示すように、チャンスアップメータCMTが表示されてからサボハニのキャラクタSBHが移動を開始するまでの間において、第1チェックポイントCP1〜第3チェックポイントCP3が示され、サボハニのキャラクタSBHが移動を開始してからチャンスアップ予告が行われるまでの期間を予告している、図201(A17)に示すように、タイマ予告表示TM1が表示されてからタイマ表示のカウントダウンが開始するまでの間において、タイマ表示のカウントダウンが開始してから或る予告演出が行われるまでの期間を予告している等]、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
従来の遊技台によれば、表示手段に改良の余地があったが、この遊技台によれば、表示手段に特徴を持った遊技台を提供することができる。
また、この遊技台によれば、第一の表示の少なくとも一部の表示態様の変化が開始されるまでの間を楽しませることができ、予告表示を見ていた遊技者が第一の表示の表示態様の変化が開始されるのを見逃さないようにすることができる場合がある。
ここで、表示手段は、第一の表示のみを表示する場合があるものであってもよいし、第一の表示以外の表示も表示する場合があってもよい。また、表示手段は、第一の表示を必ず表示するものであってもよいし、第一の表示を表示しない場合があるものであってもよい。
また、第一の表示は、或る演出の実行が開始されるタイミングのみを報知するものであってもよいし、或る演出の実行が開始されるタイミング以外のタイミングも報知するものであってもよい。また、第一の表示は、或る演出の実行が開始されるタイミングを必ず報知するものであってもよいし、或る演出の実行が開始されるタイミングを報知しない場合があるものであってもよい。
また、変化表示のみが行われる場合があるように構成されてもよいし、変化表示以外の表示も行われる場合があるように構成されてもよい。また、変化表示が必ず行われるように構成されてもよいし、変化表示が行われない場合があるように構成されてもよい。
また、第一の表示の表示が開始された後であって、変化表示が開始される前に、予告表示のみが表示される場合があってもよいし、第一の表示の表示が開始された後であって、変化表示が開始される前に、予告表示以外の表示も表示される場合があってもよい。また、第一の表示の表示が開始された後であって、変化表示が開始される前に、予告表示が必ず表示されてもよいし、第一の表示の表示が開始された後であって、変化表示が開始される前に、予告表示が表示されない場合があってもよい。
また、第一の表示の表示が開始された後であって、変化表示が開始される前にのみ、予告表示が表示される場合があってもよいし、第一の表示の表示が開始された後であって、変化表示が開始される前以外にも、予告表示が表示される場合があってもよい。
また、『 前記第一の表示は、期間表示[例えば、図195(A1)に示すチャンスアップメータCMT等]であり、
前記期間表示とは、或る期間[例えば、図29(2)〜同図(27)に示すチャンスアップメータCMTによる演出が行われている期間等]において前記或る演出の実行が開始されるタイミングを報知する表示のことであり[例えば、図195(A1)〜同図(A4)に示すように、サボハニのキャラクタSBHが第2チェックポイントCP2に到達することで、金カットイン画像CI3が表示される可能性があるタイミングを報知している等]、
前記或る期間が開始されると前記変化表示が開始され[例えば、図29(3)に示すように、チャンスアップメータCMTによる演出が開始されると、サボハニのキャラクタSBHが開始地点SPからの移動を開始する等]、
前記変化表示が行われて前記第一の表示が或る表示態様[例えば、図195(A1)に示すサボハニのキャラクタSBHが第2チェックポイントCP2に到達する表示態様等]となることによって前記或る演出の実行が開始されるタイミングであることが報知される、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、期間表示である第一の表示の表示変化により、或る演出の実行開始タイミングを報知するので、或る演出の実行開始タイミングとなることに対する期待感を持たせることができる場合がある。
ここで、第一の表示は、期間表示のみを含むものであってもよいし、期間表示以外の表示も含むものであってもよい。
また、第一の表示は、或る期間において或る演出の実行が開始されるタイミングのみを報知するものであってもよいし、或る期間において或る演出以外の演出の実行が開始されるタイミングも報知するものであってもよい。また、第一の表示は、或る期間において或る演出の実行が開始されるタイミングを必ず報知するものであってもよいし、或る期間において或る演出の実行が開始されるタイミングを報知しない場合があるものであってもよい。
また、第一の表示は、或る期間においてのみ或る演出の実行が開始されるタイミングを報知するものであってもよいし、或る期間以外の期間においても或る演出の実行が開始されるタイミングを報知するものであってもよい。
また、或る期間が開始されると変化表示のみが開始されてもよいし、或る期間が開始されると変化表示以外の表示も開始されてもよい。また、或る期間が開始されると変化表示が必ず開始されてもよいし、或る期間が開始されると変化表示が開始されない場合があってもよい。
また、変化表示が行われて第一の表示が或る表示態様となることによって或る演出の実行が開始されるタイミングであることのみが報知されてもよいし、変化表示が行われて第一の表示が或る表示態様となることによって或る演出の実行が開始されるタイミングであること以外のことも報知されてもよい。また、変化表示が行われて第一の表示が或る表示態様となることによって或る演出の実行が開始されるタイミングであることが必ず報知されてもよいし、変化表示が行われて第一の表示が或る表示態様となることによって或る演出の実行が開始されるタイミングであることが報知されない場合があってもよい。
また、変化表示が行われて第一の表示が或る表示態様となることによってのみ或る演出の実行が開始されるタイミングであることが報知されてもよいし、変化表示が行われて第一の表示が或る表示態様となること以外のことによっても或る演出の実行が開始されるタイミングであることが報知されてもよい。
また、『 前記第一の表示は、第三の表示[例えば、図195(A7)に示す、第2チェックポイントCP2の上方の「UP」の表示等]が含まれて表示される場合がある表示であり、
前記或る演出が実行されると、前記第三の表示が表示される[例えば、図195(A1)〜同図(A7)に示すように、金カットイン画像CI3が表示されると第2チェックポイントCP2の上方に「UP」の表示が行われる等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第三の表示を見ることで或る演出が実行されたことを容易に認識できる場合がある。
ここで、第一の表示は、第三の表示のみが含まれて表示される場合があるものであってもよいし、第三の表示以外の表示も含まれて表示される場合があるものであってもよい。また、第一の表示は、第三の表示が必ず含まれて表示されるものであってもよいし、第三の表示が含まれないで表示される場合があるものであってもよい。
また、或る演出が実行されると、第三の表示のみが表示されてもよいし、或る演出が実行されると、第三の表示以外の表示も表示されてもよい。また、或る演出が実行されると、第三の表示が必ず表示されてもよいし、或る演出が実行されると、第三の表示が表示されない場合があってもよい。
また、『 前記第一の表示は、タイマ表示[例えば、図20(2)や196(B1)に示すタイマ予告表示TM1、図205(B2)に示す爆弾のタイマ表示BOMB等]であり、
前記タイマ表示とは、前記或る演出の実行が開始されるタイミングを報知する表示のことであり[例えば、図20(2)〜同図(9)に示すように、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「00:00」になると疑似連演出が開始されることを報知している等]、
前記変化表示が行われて前記第一の表示が或る表示態様[例えば、図20(7)に示すタイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「00:00」となる表示態様等]となった場合に、前記或る演出の実行が開始される、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、タイマ表示である第一の表示の表示変化により、或る演出の実行開始タイミングを報知するので、或る演出の実行開始タイミングとなることに対する期待感を持たせることができる場合がある。
ここで、第一の表示は、タイマ表示のみを含むものであってもよいし、タイマ表示以外の表示も含むものであってもよい。
また、第一の表示は、或る演出の実行が開始されるタイミングのみを報知するものであってもよいし、或る演出以外の演出の実行が開始されるタイミングも報知するものであってもよい。また、第一の表示は、或る演出の実行が開始されるタイミングを必ず報知するものであってもよいし、或る演出の実行が開始されるタイミングを報知しない場合があるものであってもよい。
また、変化表示が行われて第一の表示が或る表示態様となった場合に、或る演出の実行のみが開始されてもよいし、変化表示が行われて第一の表示が或る表示態様となった場合に、或る演出以外の演出の実行が開始されてもよい。また、変化表示が行われて第一の表示が或る表示態様となった場合に、或る演出の実行が必ず開始されてもよいし、変化表示が行われて第一の表示が或る表示態様となった場合に、或る演出の実行が開始されない場合があってもよい。
また、変化表示が行われて第一の表示が或る表示態様となった場合にのみ、或る演出の実行が開始されてもよいし、変化表示が行われて第一の表示が或る表示態様となった場合以外の場合にも、或る演出の実行が開始されてもよい。
また、『 前記第一の表示の表示が開始されたときに、前記変化表示が開始されてから該第一の表示が前記或る表示態様となるまでの時間を報知する表示が前記予告表示として表示される[例えば、図199(C1)に示すように、タイマ予告表示TM1が表示されたときに、タイマ表示のカウントダウンが開始してから或る予告演出が行われるまでの期間(「10:00」)を予告している等]、
ことを特徴とする遊技台。
この遊技台によれば、第一の表示の表示が開始されたときに、第一の表示が或る表示態様となるまでの時間が認識でき、期待感を持たせることができる場合がある。
ここで、第一の表示の表示が開始されたときに、変化表示が開始されてから第一の表示が或る表示態様となるまでの時間を報知する表示のみが予告表示として表示されてもよいし、第一の表示の表示が開始されたときに、変化表示が開始されてから第一の表示が或る表示態様となるまでの時間を報知する表示以外の表示も予告表示として表示されてもよい。また、第一の表示の表示が開始されたときに、変化表示が開始されてから第一の表示が或る表示態様となるまでの時間を報知する表示が必ず予告表示として表示されてもよいし、第一の表示の表示が開始されたときに、変化表示が開始されてから第一の表示が或る表示態様となるまでの時間を報知する表示が予告表示として表示されない場合があってもよい。
また、第一の表示の表示が開始されたときに、変化表示が開始されてから第一の表示が或る表示態様となるまでの時間のみを報知する表示が予告表示として表示されてもよいし、第一の表示の表示が開始されたときに、変化表示が開始されてから第一の表示が或る表示態様となるまでの時間以外の時間も報知する表示が予告表示として表示されてもよい。
また、第一の表示の表示が開始されたときにのみ、変化表示が開始されてから第一の表示が或る表示態様となるまでの時間を報知する表示が予告表示として表示されてもよいし、第一の表示の表示が開始されたとき以外のときにも、変化表示が開始されてから第一の表示が或る表示態様となるまでの時間を報知する表示が予告表示として表示されてもよい。
また、『 前記第一の表示の表示が開始された後であって、前記変化表示が開始される前に、該変化表示が開始されてから該第一の表示が前記或る表示態様となるまでの時間を報知する表示が前記予告表示として表示される[例えば、図201(A17)に示すように、タイマ予告表示TM1が表示されてからタイマ表示のカウントダウンが開始するまでの間において、タイマ表示のカウントダウンが開始してから或る予告演出が行われるまでの期間(「30:00」)を予告している等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一の表示の表示が開始されたときに、変化表示が開始されてから或る演出が行われるまでの時間がどのようなものになるのかについて、期待感を持たせることができる場合がある。
ここで、第一の表示の表示が開始された後であって、変化表示が開始される前に、変化表示が開始されてから第一の表示が或る表示態様となるまでの時間を報知する表示のみが予告表示として表示されてもよいし、第一の表示の表示が開始された後であって、変化表示が開始される前に、変化表示が開始されてから第一の表示が或る表示態様となるまでの時間を報知する表示以外の表示も予告表示として表示されてもよい。また、第一の表示の表示が開始された後であって、変化表示が開始される前に、変化表示が開始されてから第一の表示が或る表示態様となるまでの時間を報知する表示が必ず予告表示として表示されてもよいし、第一の表示の表示が開始された後であって、変化表示が開始される前に、変化表示が開始されてから第一の表示が或る表示態様となるまでの時間を報知する表示が予告表示として表示されない場合があってもよい。
また、第一の表示の表示が開始された後であって、変化表示が開始される前に、変化表示が開始されてから第一の表示が或る表示態様となるまでの時間のみを報知する表示が予告表示として表示されてもよいし、第一の表示の表示が開始された後であって、変化表示が開始される前に、変化表示が開始されてから第一の表示が或る表示態様となるまでの時間以外の時間も報知する表示が予告表示として表示されてもよい。第一の表示の表示が開始された後であって、変化表示が開始される前に、変化表示が開始されてから第一の表示が或る表示態様となるまでの時間を必ず報知する表示が予告表示として表示されてもよいし、第一の表示の表示が開始された後であって、変化表示が開始される前に、変化表示が開始されてから第一の表示が或る表示態様となるまでの時間を報知しない場合がある表示が予告表示として表示されてもよい。
また、第一の表示の表示が開始された後であって、変化表示が開始される前にのみ、変化表示が開始されてから第一の表示が或る表示態様となるまでの時間を報知する表示が予告表示として表示されてもよいし、第一の表示の表示が開始された後であって、変化表示が開始される前以外にも、変化表示が開始されてから第一の表示が或る表示態様となるまでの時間を報知する表示が予告表示として表示されてもよい。
また、『 前記第一の表示は、移動表示が行われる場合がある表示であり[例えば、図48(A8)〜同図(A9)に示すように、タイマ予告表示TM1が移動表示をする場合がある、図168(A8)〜同図(A10)や図204(A10)〜同図(A12)に示すように、CUM準備中表示MTY(チャンスアップメータCMT)が移動表示する場合がある等]、
前記移動表示が行われると、前記第一の表示の表示位置が変化し[例えば、図48(A8)〜同図(A9)に示すように、タイマ予告表示TM1の移動表示が行われると表示位置が変化し、図168(A8)〜同図(A10)や図204(A10)〜同図(A12)に示すように、CUM準備中表示MTY(チャンスアップメータCMT)の移動表示が行われると表示位置が変化する等]、
前記第一の表示の表示が開始された後であって、前記変化表示が開始される前に前記移動表示が行われる場合がある、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一の表示の移動表示で視線を第一の表示に注目させた状態で第一の表示による変化表示が開始され、変化表示が開始されるタイミングを見逃さないようにさせることができ、いつの間にか或る演出が行われるタイミングとなってしまって、演出効果が低減することを防止することができる場合がある。すなわち、或る演出が行われることに対する心の準備を持たせて、或る演出を見逃さないようにする第一の表示に注視させることができる場合がある。
ここで、第一の表示は、移動表示のみが行われる場合があるものであってもよいし、移動表示以外の表示も行われる場合があってもよい。また、第一の表示は、移動表示が必ず行われるものであってもよいし、移動表示が行われない場合があってもよい。
また、移動表示が行われると、第一の表示の表示位置のみが変化してもよいし、移動表示が行われると、第一の表示以外の表示の表示位置も変化してもよい。また、移動表示が行われると、第一の表示の表示位置が必ず変化してもよいし、移動表示が行われると、第一の表示の表示位置が変化しない場合があってもよい。
また、移動表示が行われた場合にのみ、第一の表示の表示位置が変化してもよいし、移動表示以外の表示が行われた場合にも、第一の表示の表示位置が変化してもよい。
また、第一の表示の表示が開始された後であって、変化表示が開始される前に移動表示のみが行われる場合があってもよいし、第一の表示の表示が開始された後であって、変化表示が開始される前に移動表示以外の表示も行われる場合があってもよい。また、第一の表示の表示が開始された後であって、変化表示が開始される前に移動表示が必ず行われてもよいし、第一の表示の表示が開始された後であって、変化表示が開始される前に移動表示が行われる場合と行われない場合とがあってもよい。
また、第一の表示の表示が開始された後であって、変化表示が開始される前にのみ移動表示が行われる場合があってもよいし、第一の表示の表示が開始された後であって、変化表示が開始される前以外にも移動表示が行われる場合があってもよい。
また、『 前記第一の表示は、移動表示が行われる場合がある表示であり[例えば、図48(A8)〜同図(A9)に示すように、タイマ予告表示TM1が移動表示をする場合がある、図168(A8)〜同図(A10)や図204(A10)〜同図(A12)に示すように、CUM準備中表示MTY(チャンスアップメータCMT)が移動表示する場合がある等]、
前記移動表示が行われると、前記第一の表示の表示位置が変化し[例えば、図48(A8)〜同図(A9)に示すように、タイマ予告表示TM1の移動表示が行われると表示位置が変化し、図168(A8)〜同図(A10)や図204(A10)〜同図(A12)に示すように、CUM準備中表示MTY(チャンスアップメータCMT)の移動表示が行われると表示位置が変化する等]、
前記変化表示の実行中において前記移動表示が行われる場合がある、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一の表示による変化表示の実行中に第一の表示の移動表示で視線を第一の表示に注目させることにより、いつの間に或る演出が行われるタイミングとなってしまって、演出効果が低減することを防止することができる場合がある。すなわち、或る演出が行われることに対する心の準備を持たせて、或る演出を見逃さないようにする第一の表示に注視させることができる場合がある。
ここで、第一の表示は、移動表示のみが行われる場合があるものであってもよいし、移動表示以外の表示も行われる場合があってもよい。また、第一の表示は、移動表示が必ず行われるものであってもよいし、移動表示が行われない場合があってもよい。
また、移動表示が行われると、第一の表示の表示位置のみが変化してもよいし、移動表示が行われると、第一の表示以外の表示の表示位置も変化してもよい。また、移動表示が行われると、第一の表示の表示位置が必ず変化してもよいし、移動表示が行われると、第一の表示の表示位置が変化しない場合があってもよい。
また、移動表示が行われた場合にのみ、第一の表示の表示位置が変化してもよいし、移動表示以外の表示が行われた場合にも、第一の表示の表示位置が変化してもよい。
また、変化表示の実行中において移動表示のみが行われる場合があってもよいし、変化表示の実行中において移動表示以外の表示も行われる場合があってもよい。また、変化表示の実行中において移動表示が必ず行われてもよいし、変化表示の実行中において移動表示が行われない場合があってもよい。
また、変化表示の実行中においてのみ移動表示が行われる場合があってもよいし、変化表示以外の表示の実行中においても移動表示が行われる場合があってもよい。
また、『 前記或る演出の実行が開始されるタイミングとなった場合に、該或る演出の実行が開始される場合があり[例えば、図20(7)〜同図(12)に示すように、タイマ予告表示TM1のタイマ表示が「00:00」になると疑似連演出が開始される場合があり、図29(8)〜同図(13)に示すように、サボハニのキャラクタSBHが第2チェックポイントCP2に到達すると金カットインCI3が表示される場合がある等]、
前記或る演出の実行が開始されるタイミングとなった場合でも、該或る演出の実行が開始されない場合がある[例えば、タイマ予告表示TM1のタイマ表示が「00:00」になっても疑似連演出が開始されない場合がある、図170(A11)〜同図(A16)に示すように、サボハニのキャラクタSBHが第2チェックポイントCP2に到達しても金カットインCI3が表示されない場合がある等]、
ことを特徴とする遊技台。
この遊技台によれば、或る演出の実行が開始されるタイミングとなっても或る演出が必ずしも開始されるとは限らないので、或る演出の実行が開始されるか否かについて期待感を持たせることができる場合がある。
ここで、或る演出の実行が開始されるタイミングとなった場合、或る演出の実行のみが開始される場合があってもよいし、或る演出の実行が開始されるタイミングとなった場合、或る演出以外の演出の実行も開始される場合があってもよい。また、或る演出の実行が開始されるタイミングとなった場合、或る演出の実行が必ず開始されてもよいし、或る演出の実行が開始されるタイミングとなった場合、或る演出の実行が開始されない場合があってもよい。
また、或る演出の実行が開始されるタイミングとなった場合にのみ、或る演出の実行が開始される場合があってもよいし、或る演出の実行が開始されるタイミングとなった場合以外の場合にも、或る演出の実行が開始される場合があってもよい。
また、或る演出の実行が開始されるタイミングとなった場合でも、或る演出の実行のみが開始されない場合があってもよいし、或る演出の実行が開始されるタイミングとなった場合でも、或る演出以外の演出の実行も開始されない場合があってもよい。また、或る演出の実行が開始されるタイミングとなった場合でも、或る演出の実行が必ず開始されなくてもよいし、或る演出の実行が開始されるタイミングとなった場合でも、或る演出の実行が開始される場合があってもよい。
また、或る演出の実行が開始されるタイミングとなった場合のみ、或る演出の実行が開始されない場合があってもよいし、或る演出の実行が開始されるタイミングとなった場合以外の場合でも、或る演出の実行が開始されない場合があってもよい。
また、『 前記或る演出の実行が開始されるタイミングとなった場合に、該或る演出の実行が必ず開始される、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一の表示が表示されることにより、或る演出の実行されることに対する期待感をより向上させることができる場合がある。
ここで、或る演出の実行が開始されるタイミングとなった場合にのみ、或る演出の実行が必ず開始されてもよいし、或る演出の実行が開始されるタイミングとなった場合以外にも、或る演出の実行が必ず開始されてもよい。
また、『 操作手段[例えば、演出ボタン136、演出レバー136V等]を備え、
前記操作手段の操作があった場合に前記予告表示が表示される場合がある[例えば、図201(A14)に示すように、演出ボタン136が操作されると、タイマ予告表示TM1のタイマ表示が「30:00」となる等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、操作手段による操作により予告表示を認識することができ、操作手段の操作を促進することができる場合がある。
ここで、操作手段の操作があった場合に予告表示のみが表示される場合があってもよいし、操作手段の操作があった場合に予告表示以外の表示も表示される場合があってもよい。また、操作手段の操作があった場合に予告表示が必ず表示されてもよいし、操作手段の操作があった場合に予告表示が表示されない場合があってもよい。
また、操作手段の操作があった場合にのみ予告表示が表示される場合があってもよいし、操作手段の操作があった場合以外の場合にも予告表示が表示される場合があってもよい。
また、『 前記第一の表示の表示が開始された後であって、前記変化表示が開始される前に、前記予告表示が必ず表示される、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一の表示の表示が開始されることにより、予告表示が表示されることに対する期待感をより向上させることができる場合がある。
ここで、第一の表示の表示が開始された後であって、変化表示が開始される前にのみ、予告表示が必ず表示されてもよいし、第一の表示の表示が開始された後であって、変化表示が開始される前以外にも、予告表示が必ず表示されてもよい。
また、『 前記第一の表示の表示が開始された後であって、前記変化表示が開始される前に、前記予告表示が表示されない場合がある、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一の表示の表示についての意外性を持たせることができる場合がある。
ここで、第一の表示の表示が開始された後であって、変化表示が開始される前に、予告表示のみが表示されない場合があってもよいし、第一の表示の表示が開始された後であって、変化表示が開始される前に、予告表示以外の表示も表示されない場合があってもよい。また、第一の表示の表示が開始された後であって、変化表示が開始される前に、予告表示が必ず表示されなくてもよいし、第一の表示の表示が開始された後であって、変化表示が開始される前に、予告表示が表示される場合があってもよい。
また、第一の表示の表示が開始された後であって、変化表示が開始される前にのみ、予告表示が表示されない場合があってもよいし、第一の表示の表示が開始された後であって、変化表示が開始される前以外にも、予告表示が表示されない場合があってもよい。
また、『 前記第一の表示によって前記予告表示が行われる[例えば、図200(A2)に示すように、チャンスアップメータCMTが表示されてからサボハニのキャラクタSBHが移動を開始するまでの間において、第1チェックポイントCP1〜第3チェックポイントCP3が示され、サボハニのキャラクタSBHが移動を開始してからチャンスアップ予告が行われるまでの期間を予告している、図201(A17)に示すように、タイマ予告表示TM1が表示されてからタイマ表示のカウントダウンが開始するまでの間において、タイマ表示のカウントダウンが開始してから或る予告演出が行われるまでの期間を予告している等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一の表示を見ることで変化表示が開始されてから或る演出の実行が開始されるまでの期間が予め認識できる場合がある。
ここで、第一の表示のみによって予告表示が行われてもよいし、第一の表示以外の表示によって予告表示が行われてもよい。また、第一の表示によって必ず予告表示が行われてもよいし、第一の表示によって予告表示が行われない場合があってもよい。
また、『 前記遊技台は、ぱちんこ機[例えば、パチンコ機100等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記遊技台は、スロットマシン[例えば、スロットマシン1000等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、以上の記載では、
『 表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208(第1装飾図柄表示装置208L)、サブ表示装置208S、第2装飾図柄表示装置208M、第3装飾図柄表示装置208N、導光板IL、POVディスプレイ224I等]を備えた遊技台であって、
前記表示手段は、第一の表示[例えば、チャンスアップメータ、タイマ予告表示等]を表示する場合がある手段であり、
前記第一の表示は、或る演出の実行が開始されるタイミングを報知する表示であり、
前記表示手段は、第四の表示[例えば、図203(A2)に示す第1CUM準備中表示MTY1や第2CUM準備中表示MTY2、図204(B6)に示す「STANDUP」が表示された第1タイマ予告表示TM1や第2タイマ予告表示TM2等]を表示する場合がある手段であり、
前記第四の表示は、前記第一の表示が表示されることを予告する表示であり[例えば、図203(A2)に示す第1CUM準備中表示MTY1や第2CUM準備中表示MTY2は、第1チャンスアップメータCMT1や第2チャンスアップメータCMT2の表示を予告している、図204(B6)に示す「STANDUP」が表示された第1タイマ予告表示TM1や第2タイマ予告表示TM2は、第1タイマ予告表示TM1や第2タイマ予告表示TM2にタイマ表示が表示されることを予告している等]、
前記第四の表示が複数表示される場合がある[例えば、図203(A2)に示すように、チャンスアップ準備中表示が複数(第1CUM準備中表示MTY1、第2CUM準備中表示MTY2)表示されている、図204(B6)に示す「STANDUP」が表示されたタイマ予告表示が複数(第1タイマ予告表示TM1及び第2タイマ予告表示TM2)表示されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
従来の遊技台によれば、表示手段に改良の余地があったが、この遊技台によれば、表示手段に特徴を持った遊技台を提供することができる。
また、この遊技台によれば、複数の第四の表示が表示されることで、第一の表示が表示される可能性があることを強調させることができ、第一の表示に注目させることができる場合がある。
ここで、表示手段は、第一の表示のみを表示する場合があるものであってもよいし、第一の表示以外の表示も表示する場合があってもよい。また、表示手段は、第一の表示を必ず表示するものであってもよいし、第一の表示を表示しない場合があるものであってもよい。
また、第一の表示は、或る演出の実行が開始されるタイミングのみを報知するものであってもよいし、或る演出の実行が開始されるタイミング以外のタイミングも報知するものであってもよい。また、第一の表示は、或る演出の実行が開始されるタイミングを必ず報知するものであってもよいし、或る演出の実行が開始されるタイミングを報知しない場合があるものであってもよい。
また、表示手段は、第四の表示のみを表示する場合があるものであってもよいし、第四の表示以外の表示も表示する場合があってもよい。また、表示手段は、第四の表示を必ず表示するものであってもよいし、第四の表示を表示しない場合があるものであってもよい。
また、第四の表示は、第一の表示が表示されることのみを予告するものであってもよいし、第一の表示が表示されること以外のことも予告するものであってもよい。また、第四の表示は、第一の表示が表示されることを必ず予告するものであってもよいし、第一の表示が表示されることを予告しない場合があるものであってもよい。
なお、第四の表示が必ず複数表示されてもよいし、第四の表示が複数表示しない場合があってもよい。
また、『 前記第一の表示は、期間表示[例えば、図203(A6)に示す第1チャンスアップメータCMT1及び第2チャンスアップメータCMT2等]であり、
前記期間表示とは、或る期間[例えば、図203(A7)〜同図(A26)に示す第1チャンスアップメータCMT1及び第2チャンスアップメータCMT2による演出が行われている期間等]において前記或る演出の実行が開始されるタイミングを報知する表示のことであり[例えば、図203(A12)〜同図(A16)に示すように、第2チャンスアップメータCMT2のサボハニのキャラクタSBHが第2チェックポイントCP2に到達することで、金カットイン画像CI3が表示される可能性があるタイミングを報知している等]、
前記第一の表示の少なくとも一部[例えば、図203(A6)に示す第1チャンスアップメータCMT1におけるサボハニのキャラクタSBHの表示位置や、第2チャンスアップメータCMT2におけるサボハニのキャラクタSBHの表示位置等]が変化する表示(以下、「変化表示」という。)が行われるように構成されており、
前記変化表示は、前記或る期間が開始されてからの時間に応じて変化する表示であり[例えば、図203(A7)〜同図(A25)に示すように、第1チャンスアップメータCMT1におけるサボハニのキャラクタSBH及び第2チャンスアップメータCMT2におけるサボハニのキャラクタSBHが開始地点SPからの移動を開始してからの時間に応じて各サボハニのキャラクタSBHの表示位置が変化している等]、
前記変化表示が行われて前記第一の表示が或る表示態様[例えば、図203(A12)に示す第2チャンスアップメータCMT2におけるサボハニのキャラクタSBHが第2チェックポイントCP2に到達する表示態様等]となることによって前記或る演出の実行が開始されるタイミングであることが報知される、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、期間表示である第一の表示の表示変化により、或る演出の実行開始タイミングを報知するので、或る演出の実行開始タイミングとなることに対する期待感を持たせることができる場合がある。
ここで、第一の表示は、期間表示のみを含むものであってもよいし、期間表示以外の表示も含むものであってもよい。
また、第一の表示は、或る期間において或る演出の実行が開始されるタイミングのみを報知するものであってもよいし、或る期間において或る演出以外の演出の実行が開始されるタイミングも報知するものであってもよい。また、第一の表示は、或る期間において或る演出の実行が開始されるタイミングを必ず報知するものであってもよいし、或る期間において或る演出の実行が開始されるタイミングを報知しない場合があるものであってもよい。
また、第一の表示は、或る期間においてのみ或る演出の実行が開始されるタイミングを報知するものであってもよいし、或る期間以外の期間においても或る演出の実行が開始されるタイミングを報知するものであってもよい。
また、変化表示が行われて第一の表示が或る表示態様となることによって或る演出の実行が開始されるタイミングであることのみが報知されてもよいし、変化表示が行われて第一の表示が或る表示態様となることによって或る演出の実行が開始されるタイミングであること以外のことも報知されてもよい。また、変化表示が行われて第一の表示が或る表示態様となることによって或る演出の実行が開始されるタイミングであることが必ず報知されてもよいし、変化表示が行われて第一の表示が或る表示態様となることによって或る演出の実行が開始されるタイミングであることが報知されない場合があってもよい。
また、変化表示が行われて第一の表示が或る表示態様となることによってのみ或る演出の実行が開始されるタイミングであることが報知されてもよいし、変化表示が行われて第一の表示が或る表示態様となること以外のことによっても或る演出の実行が開始されるタイミングであることが報知されてもよい。
また、『 前記第一の表示は、第三の表示[例えば、図203(A18)に示す、第2チェックポイントCP2の上方の「UP」の表示等]が含まれて表示される場合がある表示であり、
前記或る演出が実行されると、前記第三の表示が表示される[例えば、図203(A16)〜同図(A18)に示すように、金カットイン画像CI3が表示されると第2チェックポイントCP2の上方に「UP」の表示が行われる等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第三の表示を見ることで第二の表示が表示されたことを容易に認識できる場合がある。
ここで、第一の表示は、第三の表示のみが含まれて表示される場合があるものであってもよいし、第三の表示以外の表示も含まれて表示される場合があるものであってもよい。また、第一の表示は、第三の表示が必ず含まれて表示されるものであってもよいし、第三の表示が含まれないで表示される場合があるものであってもよい。
また、或る演出が実行されると、第三の表示のみが表示されてもよいし、或る演出が実行されると、第三の表示以外の表示も表示されてもよい。また、或る演出が実行されると、第三の表示が必ず表示されてもよいし、或る演出が実行されると、第三の表示が表示されない場合があってもよい。
また、『 前記第一の表示は、タイマ表示[例えば、図204(B6)に示す第1タイマ予告表示TM1及び第2タイマ予告表示TM2等]であり、
前記タイマ表示とは、前記或る演出の実行が開始されるタイミングを報知する表示のことであり[例えば、図20(2)〜同図(9)に示すように、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「00:00」になると疑似連演出が開始されることを報知している等]、
時間の経過に応じて前記第一の表示の少なくとも一部[例えば、図204(B7)に示す第1タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示等]が変化する表示(以下、「変化表示」という。)が行われるように構成されており[例えば、図20(2)〜同図(7)に示すように、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンが開始してからの時間に応じてタイマ表示のカウントダウンが行われている等]、
前記変化表示が行われて前記第一の表示が或る表示態様[例えば、図20(7)に示すタイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「00:00」となる表示態様等]となった場合に、前記或る演出の実行が開始される、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、タイマ表示である第一の表示の表示変化により、或る演出の実行開始タイミングを報知するので、或る演出の実行開始タイミングとなることに対する期待感を持たせることができる場合がある。
ここで、第一の表示は、タイマ表示のみを含むものであってもよいし、タイマ表示以外の表示も含むものであってもよい。
また、第一の表示は、或る演出の実行が開始されるタイミングのみを報知するものであってもよいし、或る演出以外の演出の実行が開始されるタイミングも報知するものであってもよい。また、第一の表示は、或る演出の実行が開始されるタイミングを必ず報知するものであってもよいし、或る演出の実行が開始されるタイミングを報知しない場合があるものであってもよい。
また、変化表示が行われて第一の表示が或る表示態様となった場合に、或る演出の実行のみが開始されてもよいし、変化表示が行われて第一の表示が或る表示態様となった場合に、或る演出以外の演出の実行が開始されてもよい。また、変化表示が行われて第一の表示が或る表示態様となった場合に、或る演出の実行が必ず開始されてもよいし、変化表示が行われて第一の表示が或る表示態様となった場合に、或る演出の実行が開始されない場合があってもよい。
また、変化表示が行われて第一の表示が或る表示態様となった場合にのみ、或る演出の実行が開始されてもよいし、変化表示が行われて第一の表示が或る表示態様となった場合以外の場合にも、或る演出の実行が開始されてもよい。
また、『 前記第一の表示は、移動表示が行われる場合がある表示であり[例えば、図204(B4)〜同図(B6)に示すように、第1タイマ予告表示TM1が移動表示をする場合がある、図204(A10)〜同図(A12)に示すように、第2CUM準備中表示MTY2(第2チャンスアップメータCMT2)が移動表示する場合がある等]、
前記移動表示が行われると、前記第一の表示の表示位置が変化し[例えば、図204(B4)〜同図(B6)に示すように、第1タイマ予告表示TM1の移動表示が行われると表示位置が変化し、図204(A10)〜同図(A12)に示すように、第2CUM準備中表示MTY2(第2チャンスアップメータCMT2)の移動表示が行われると表示位置が変化する等]、
前記第一の表示の表示が開始された後であって、前記変化表示が開始される前に前記移動表示が行われる場合がある、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一の表示の移動表示で視線を第一の表示に注目させた状態で第一の表示による変化表示が開始され、変化表示が開始されるタイミングを見逃さないようにさせることができ、いつの間にか或る演出が行われるタイミングとなってしまって、演出効果が低減することを防止することができる場合がある。すなわち、或る演出が行われることに対する心の準備を持たせて、或る演出を見逃さないようにする第一の表示に注視させることができる場合がある。
ここで、第一の表示は、移動表示のみが行われる場合があるものであってもよいし、移動表示以外の表示も行われる場合があってもよい。また、第一の表示は、移動表示が必ず行われるものであってもよいし、移動表示が行われない場合があってもよい。
また、移動表示が行われると、第一の表示の表示位置のみが変化してもよいし、移動表示が行われると、第一の表示以外の表示の表示位置も変化してもよい。また、移動表示が行われると、第一の表示の表示位置が必ず変化してもよいし、移動表示が行われると、第一の表示の表示位置が変化しない場合があってもよい。
また、移動表示が行われた場合にのみ、第一の表示の表示位置が変化してもよいし、移動表示以外の表示が行われた場合にも、第一の表示の表示位置が変化してもよい。
また、第一の表示の表示が開始された後であって、変化表示が開始される前に移動表示のみが行われる場合があってもよいし、第一の表示の表示が開始された後であって、変化表示が開始される前に移動表示以外の表示も行われる場合があってもよい。また、第一の表示の表示が開始された後であって、変化表示が開始される前に移動表示が必ず行われてもよいし、第一の表示の表示が開始された後であって、変化表示が開始される前に移動表示が行われる場合と行われない場合とがあってもよい。
また、第一の表示の表示が開始された後であって、変化表示が開始される前にのみ移動表示が行われる場合があってもよいし、第一の表示の表示が開始された後であって、変化表示が開始される前以外にも移動表示が行われる場合があってもよい。
また、『 前記第一の表示は、移動表示が行われる場合がある表示であり[例えば、図204(B4)〜同図(B6)に示すように、第1タイマ予告表示TM1が移動表示をする場合がある、図204(A10)〜同図(A12)に示すように、第2CUM準備中表示MTY2(第2チャンスアップメータCMT2)が移動表示する場合がある等]、
前記移動表示が行われると、前記第一の表示の表示位置が変化し[例えば、図204(B4)〜同図(B6)に示すように、第1タイマ予告表示TM1の移動表示が行われると表示位置が変化し、図204(A10)〜同図(A12)に示すように、第2CUM準備中表示MTY2(第2チャンスアップメータCMT2)の移動表示が行われると表示位置が変化する等]、
前記変化表示の実行中において前記移動表示が行われる場合がある、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一の表示による変化表示の実行中に第一の表示の移動表示で視線を第一の表示に注目させることにより、いつの間にか或る演出が行われるタイミングとなってしまって、演出効果が低減することを防止することができる場合がある。すなわち、或る演出が行われることに対する心の準備を持たせて、或る演出を見逃さないようにする第一の表示に注視させることができる場合がある。
ここで、第一の表示は、移動表示のみが行われる場合があるものであってもよいし、移動表示以外の表示も行われる場合があってもよい。また、第一の表示は、移動表示が必ず行われるものであってもよいし、移動表示が行われない場合があってもよい。
また、移動表示が行われると、第一の表示の表示位置のみが変化してもよいし、移動表示が行われると、第一の表示以外の表示の表示位置も変化してもよい。また、移動表示が行われると、第一の表示の表示位置が必ず変化してもよいし、移動表示が行われると、第一の表示の表示位置が変化しない場合があってもよい。
また、移動表示が行われた場合にのみ、第一の表示の表示位置が変化してもよいし、移動表示以外の表示が行われた場合にも、第一の表示の表示位置が変化してもよい。
また、変化表示の実行中において移動表示のみが行われる場合があってもよいし、変化表示の実行中において移動表示以外の表示も行われる場合があってもよい。また、変化表示の実行中において移動表示が必ず行われてもよいし、変化表示の実行中において移動表示が行われない場合があってもよい。
また、変化表示の実行中においてのみ移動表示が行われる場合があってもよいし、変化表示以外の表示の実行中においても移動表示が行われる場合があってもよい。
また、『 前記或る演出の実行が開始されるタイミングとなった場合に、該或る演出の実行が開始される場合があり[例えば、図204(B8)に示すように、第1タイマ予告表示TM1のタイマ表示が「00:00」になると疑似連演出が開始される場合があり、図203(A12)〜同図(A16)に示すように、第2チャンスアップメータCMT2のサボハニのキャラクタSBHが第2チェックポイントCP2に到達すると金カットインCI3が表示される場合がある等]、
前記或る演出の実行が開始されるタイミングとなった場合でも、該或る演出の実行が開始されない場合がある[例えば、タイマ予告表示TM1のタイマ表示が「00:00」になっても疑似連演出が開始されない場合がある、図170(A11)〜同図(A16)に示すように、サボハニのキャラクタSBHが第2チェックポイントCP2に到達しても金カットインCI3が表示されない場合がある等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、或る演出の実行が開始されるタイミングとなっても或る演出が必ずしも開始されるとは限らないので、或る演出の実行が開始されるか否かについて期待感を持たせることができる場合がある。
ここで、或る演出の実行が開始されるタイミングとなった場合、或る演出の実行のみが開始される場合があってもよいし、或る演出の実行が開始されるタイミングとなった場合、或る演出以外の演出の実行も開始される場合があってもよい。また、或る演出の実行が開始されるタイミングとなった場合、或る演出の実行が必ず開始されてもよいし、或る演出の実行が開始されるタイミングとなった場合、或る演出の実行が開始されない場合があってもよい。
また、或る演出の実行が開始されるタイミングとなった場合にのみ、或る演出の実行が開始される場合があってもよいし、或る演出の実行が開始されるタイミングとなった場合以外の場合にも、或る演出の実行が開始される場合があってもよい。
また、或る演出の実行が開始されるタイミングとなった場合でも、或る演出の実行のみが開始されない場合があってもよいし、或る演出の実行が開始されるタイミングとなった場合でも、或る演出以外の演出の実行も開始されない場合があってもよい。また、或る演出の実行が開始されるタイミングとなった場合でも、或る演出の実行が必ず開始されなくてもよいし、或る演出の実行が開始されるタイミングとなった場合でも、或る演出の実行が開始される場合があってもよい。
また、或る演出の実行が開始されるタイミングとなった場合のみ、或る演出の実行が開始されない場合があってもよいし、或る演出の実行が開始されるタイミングとなった場合以外の場合でも、或る演出の実行が開始されない場合があってもよい。
また、『 前記或る演出の実行が開始されるタイミングとなった場合に、該或る演出の実行が必ず開始される、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一の表示が表示されることにより、或る演出が実行されることに対する期待感をより向上させることができる場合がある。
ここで、或る演出の実行が開始されるタイミングとなった場合にのみ、或る演出の実行が必ず開始されてもよいし、或る演出の実行が開始されるタイミングとなった場合以外にも、或る演出の実行が必ず開始されてもよい。
また、『 前記第四の表示が表示されると、前記第一の表示が必ず表示される、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第四の表示により、第一の表示が表示されることの期待感を持たせることができる場合がある。
ここで、第四の表示が表示されると、第一の表示のみが必ず表示されてもよいし、第四の表示が表示されると、第一の表示以外の表示も必ず表示されてもよい。また、第四の表示のみが表示された場合に、第一の表示が必ず表示されてもよいし、第四の表示以外の表示が表示された場合に、第一の表示が必ず表示されてもよい。
また、『 前記第四の表示が表示されると、前記第一の表示が表示される場合がある、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第四の表示により、第一の表示が表示されるか否かについて期待感を持たせることができる場合がある。
ここで、第四の表示が表示されると、第一の表示のみが表示される場合があってもよいし、第四の表示が表示されると、第一の表示以外の表示も表示される場合があってもよい。また、第四の表示が表示されると、第一の表示が必ず表示されてもよいし、第四の表示が表示されると、第一の表示が表示されない場合があってもよい。
また、第四の表示のみが表示された場合に、第一の表示が表示される場合があってもよいし、第四の表示以外の表示が表示された場合にも、第一の表示が表示される場合があってもよい。
また、『 前記第四の表示として第一の準備中表示[例えば、図203(A2)に示す第1CUM準備中表示MTY1、図204(B6)に示す「STANDUP」が表示された第1タイマ予告表示TM1等]が表示される場合があり、
前記第四の表示として第二の準備中表示[例えば、図203(A2)に示す第2CUM準備中表示MTY2、図204(B6)に示す「STANDUP」が表示された第2タイマ予告表示TM2等]が表示される場合があり、
前記第一の準備中表示の表示中に前記第二の準備中表示の表示が開始される場合がある[例えば、図203(A1)〜同図(A2)に示すように、第1CUM準備中表示MTY1の表示中に第2CUM準備中表示MTY2の表示が開始している、図204(B4)〜同図(B5)に示すように、「STANDUP」が表示された第1タイマ予告表示TM1の表示中に「STANDUP」が表示された第2タイマ予告表示TM2の表示が開始している等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一の準備中表示の表示により第二の準備中表示の表示に対する期待感を持たせることができる場合がある。
ここで、第四の表示として第一の準備中表示のみが表示される場合があってもよいし、第四の表示として第一の準備中表示以外の表示も表示される場合があってもよい。また、第四の表示として第一の準備中表示が必ず表示されてもよいし、第四の表示として第一の準備中表示が表示されない場合があってもよい。
また、第四の表示として第二の準備中表示のみが表示される場合があってもよいし、第四の表示として第二の準備中表示以外の表示も表示される場合があってもよい。また、第四の表示として第二の準備中表示が必ず表示されてもよいし、第四の表示として第二の準備中表示が表示されない場合があってもよい。
また、第一の準備中表示の表示中に第二の準備中表示の表示のみが開始される場合があってもよいし、第一の準備中表示の表示中に第二の準備中表示の表示以外の表示も開始される場合があってもよい。また、第一の準備中表示の表示中に第二の準備中表示の表示が必ず開始されてもよいし、第一の準備中表示の表示中に第二の準備中表示の表示が開始されない場合があってもよい。
また、第一の準備中表示の表示中にのみ第二の準備中表示の表示が開始される場合があってもよいし、第一の準備中表示の表示中以外にも第二の準備中表示の表示が開始される場合があってもよい。
また、『 前記第一の準備中表示が表示された後に、該第一の準備中表示に対応する第一の表示(以下、「第一の対応表示[例えば、図204(A1)に示す第1チャンスアップメータCMT1、図204(B7)に示すタイマ表示が表示された第1タイマ予告表示TM1等]」という。)が表示され、
前記第二の準備中表示が表示された後に、該第二の準備中表示に対応する第一の表示(以下、「第二の対応表示[例えば、図204(A13)に示す第2チャンスアップメータCMT2、タイマ表示が表示された第2タイマ予告表示TM2等]」という。)が表示され、
前記第一の対応表示が前記第二の対応表示よりも先に表示される[例えば、図204(A1)〜同図(A13)に示すように、第1チャンスアップメータCMT1が第2チャンスアップメータCMT2よりも先に表示されている、図204(B7)に示すように、第1タイマ予告表示TM1が第2タイマ予告表示TM2よりも先にタイマ表示が表示されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一の対応表示の表示により第二の対応表示の表示に期待を持たせることができる場合がある。
ここで、第一の準備中表示が表示された後に、第一の対応表示のみが表示されてもよいし、第一の準備中表示が表示された後に、第一の対応表示以外の表示も表示されてもよい。また、第一の準備中表示が表示された後に、第一の対応表示が必ず表示されてもよいし、第一の準備中表示が表示された後に、第一の対応表示が表示されない場合があってもよい。
また、第一の準備中表示が表示された後にのみ、第一の対応表示が表示されてもよいし、第一の準備中表示が表示された後以外にも、第一の対応表示が表示されてもよい。また、第一の準備中表示のみが表示された後に、第一の対応表示が表示されてもよいし、第一の準備中表示以外の表示が表示された後にも、第一の対応表示が表示されてもよい。
また、第二の準備中表示が表示された後に、第二の対応表示のみが表示されてもよいし、第二の準備中表示が表示された後に、第二の対応表示以外の表示も表示されてもよい。また、第二の準備中表示が表示された後に、第二の対応表示が必ず表示されてもよいし、第二の準備中表示が表示された後に、第二の対応表示が表示されない場合があってもよい。
また、第二の準備中表示が表示された後にのみ、第二の対応表示が表示されてもよいし、第二の準備中表示が表示された後以外にも、第二の対応表示が表示されてもよい。また、第二の準備中表示のみが表示された後に、第二の対応表示が表示されてもよいし、第二の準備中表示以外の表示が表示された後にも、第二の対応表示が表示されてもよい。
また、第一の対応表示のみが第二の対応表示よりも先に表示されてもよいし、第一の対応表示以外の表示も第二の対応表示よりも先に表示されてもよい。また、第一の対応表示が第二の対応表示よりも必ず先に表示されてもよいし、第一の対応表示が第二の対応表示よりも先に表示されない場合があってもよい。
なお、複数の準備中表示に対して、一の対応表示(チャンスアップメータやタイマ予告表示等)が表示されてもよい。これによれば、準備中表示がたくさん表示されると、熱い対応表示が表示されるといったことが可能になる場合がある。
また、『 前記第一の準備中表示が表示された後に、該第一の準備中表示に対応する第一の表示(以下、「第一の対応表示[例えば、図204(A1)に示す第1チャンスアップメータCMT1、図204(B7)に示すタイマ表示が表示された第1タイマ予告表示TM1等]」という。)が表示され、
前記第二の準備中表示が表示された後に、該第二の準備中表示に対応する第一の表示(以下、「第二の対応表示[例えば、図204(A13)に示す第2チャンスアップメータCMT2、タイマ表示が表示された第2タイマ予告表示TM2等]」という。)が表示され、
前記第一の対応表示が前記第二の対応表示よりも先に表示される場合がある[例えば、図204(A1)〜同図(A13)に示すように、第1チャンスアップメータCMT1が第2チャンスアップメータCMT2よりも先に表示されている、図204(B7)に示すように、第1タイマ予告表示TM1が第2タイマ予告表示TM2よりも先にタイマ表示が表示されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一の対応表示の表示により第二の対応表示の表示に期待を持たせることができるとともに、対応表示の表示に意外性を持たせることができる場合がある。
ここで、第一の準備中表示が表示された後に、第一の対応表示のみが表示されてもよいし、第一の準備中表示が表示された後に、第一の対応表示以外の表示も表示されてもよい。また、第一の準備中表示が表示された後に、第一の対応表示が必ず表示されてもよいし、第一の準備中表示が表示された後に、第一の対応表示が表示されない場合があってもよい。
また、第一の準備中表示が表示された後にのみ、第一の対応表示が表示されてもよいし、第一の準備中表示が表示された後以外にも、第一の対応表示が表示されてもよい。また、第一の準備中表示のみが表示された後に、第一の対応表示が表示されてもよいし、第一の準備中表示以外の表示が表示された後にも、第一の対応表示が表示されてもよい。
また、第二の準備中表示が表示された後に、第二の対応表示のみが表示されてもよいし、第二の準備中表示が表示された後に、第二の対応表示以外の表示も表示されてもよい。また、第二の準備中表示が表示された後に、第二の対応表示が必ず表示されてもよいし、第二の準備中表示が表示された後に、第二の対応表示が表示されない場合があってもよい。
また、第二の準備中表示が表示された後にのみ、第二の対応表示が表示されてもよいし、第二の準備中表示が表示された後以外にも、第二の対応表示が表示されてもよい。また、第二の準備中表示のみが表示された後に、第二の対応表示が表示されてもよいし、第二の準備中表示以外の表示が表示された後にも、第二の対応表示が表示されてもよい。
また、第一の対応表示のみが第二の対応表示よりも先に表示される場合があってもよいし、第一の対応表示以外の表示も第二の対応表示よりも先に表示される場合があってもよい。また、第一の対応表示が第二の対応表示よりも必ず先に表示されてもよいし、第一の対応表示が第二の対応表示よりも先に表示されない場合があってもよい。
また、『 前記遊技台は、ぱちんこ機[例えば、パチンコ機100等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記遊技台は、スロットマシン[例えば、スロットマシン1000等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
また、以上の記載では、
『 表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208(第1装飾図柄表示装置208L)、サブ表示装置208S、第2装飾図柄表示装置208M、第3装飾図柄表示装置208N、導光板IL、POVディスプレイ224I等]を備えた遊技台であって、
前記表示手段は、第一の表示[例えば、チャンスアップメータ、タイマ予告表示等]を表示する場合がある手段であり、
前記第一の表示は、或る演出の実行が開始されるタイミングを報知する表示であり、
前記第一の表示の少なくとも一部[例えば、図202(A4)に示すチャンスアップメータCMTにおけるサボハニのキャラクタSBHの表示位置、図202(B6)に示すタイマ予告表示TM1におけるタイマ表示等]が変化する表示(以下、「変化表示」という。)が行われる場合があり、
前記変化表示は、前記或る演出の実行が開始されるまでの時間に応じて変化する表示であり[例えば、図29(2)〜同図(27)に示すように、サボハニのキャラクタSBHが開始地点SPからの移動を開始してからの時間に応じてサボハニのキャラクタSBHの表示位置が変化している、図20(2)〜同図(7)に示すように、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンが開始してからの時間に応じてタイマ表示のカウントダウンが行われている等]、
前記第一の表示の表示が開始された後であって、前記変化表示が開始される前に、該変化表示が開始されることの予告(以下、「変化予告[例えば、図202(A2)に示すチャンスアップメータCMTにおけるサボハニのキャラクタSBHの近傍に表示されている「そろそろSTART」の吹き出し、図202(B4)〜同図(B5)に示すタイマ予告表示TM1が揺動する表示や図202(C4)〜同図(C5)に示すタイマ予告表示TM1が拡大する表示等]」という。)が行われる場合がある[例えば、図202(A1)〜同図(A4)に示すように、CUM準備中表示MTYが表示された後、チャンスアップメータCMTにおけるサボハニのキャラクタSBHが移動を開始する前に、サボハニのキャラクタSBHの近傍に「そろそろSTART」の吹き出しが表示されている、図202(B1)〜同図(B6)に示すように、タイマ予告表示TM1が表示されてからタイマ表示のカウントダウンが開始する前に、タイマ予告表示TM1が揺動している等]、
ことを特徴とする遊技台。
従来の遊技台によれば、表示手段に改良の余地があったが、この遊技台によれば、表示手段に特徴を持った遊技台を提供することができる。
また、この遊技台によれば、第一の表示の少なくとも一部の表示態様の変化の開始を見逃すのを防ぐことができる場合がある。
ここで、表示手段は、第一の表示のみを表示する場合があるものであってもよいし、第一の表示以外の表示も表示する場合があってもよい。また、表示手段は、第一の表示を必ず表示するものであってもよいし、第一の表示を表示しない場合があるものであってもよい。
また、第一の表示は、或る演出の実行が開始されるタイミングのみを報知するものであってもよいし、或る演出の実行が開始されるタイミング以外のタイミングも報知するものであってもよい。また、第一の表示は、或る演出の実行が開始されるタイミングを必ず報知するものであってもよいし、或る演出の実行が開始されるタイミングを報知しない場合があるものであってもよい。
また、変化表示のみが行われる場合があってもよいし、変化表示以外の表示も行われる場合があってもよい。また、変化表示が必ず行われてもよいし、変化表示が行われない場合があってもよい。
また、第一の表示の表示が開始された後であって、変化表示が開始される前に、変化予告のみが行われる場合があってもよいし、第一の表示の表示が開始された後であって、変化表示が開始される前に、変化予告以外の演出(予告)も行われる場合があってもよい。また、第一の表示の表示が開始された後であって、変化表示が開始される前に、変化予告が必ず行われてもよいし、第一の表示の表示が開始された後であって、変化表示が開始される前に、変化予告が行われない場合があってもよい。
また、第一の表示の表示が開始された後であって、変化表示が開始される前にのみ、変化予告が行われる場合があってもよいし、第一の表示の表示が開始された後であって、変化表示が開始される前以外にも、変化予告が行われる場合があってもよい。
また、『 前記第一の表示は、期間表示[例えば、図202(A2)に示すチャンスアップメータCMT等]であり、
前記期間表示とは、或る期間[例えば、図29(2)〜同図(27)に示すチャンスアップメータCMTによる演出が行われている期間等]において前記或る演出の実行が開始されるタイミングを報知する表示のことであり[例えば、図29(8)〜同図(13)に示すように、サボハニのキャラクタSBHが第2チェックポイントCP2に到達することで、金カットイン画像CI3が表示される可能性があるタイミングを報知している等]、
前記変化表示が行われて前記第一の表示が或る表示態様[例えば、図29(8)に示すサボハニのキャラクタSBHが第2チェックポイントCP2に到達する表示態様等]となることによって前記或る演出の実行が開始されるタイミングであることが報知される、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、期間表示である第一の表示の表示変化により、或る演出の実行開始タイミングを報知するので、或る演出の実行開始タイミングとなることに対する期待感を持たせることができる場合がある。
ここで、第一の表示は、期間表示のみを含むものであってもよいし、期間表示以外の表示も含むものであってもよい。
また、第一の表示は、或る期間において或る演出の実行が開始されるタイミングのみを報知するものであってもよいし、或る期間において或る演出以外の演出の実行が開始されるタイミングも報知するものであってもよい。また、第一の表示は、或る期間において或る演出の実行が開始されるタイミングを必ず報知するものであってもよいし、或る期間において或る演出の実行が開始されるタイミングを報知しない場合があるものであってもよい。
また、第一の表示は、或る期間においてのみ或る演出の実行が開始されるタイミングを報知するものであってもよいし、或る期間以外の期間においても或る演出の実行が開始されるタイミングを報知するものであってもよい。
また、変化表示が行われて第一の表示が或る表示態様となることによって或る演出の実行が開始されるタイミングであることのみが報知されてもよいし、変化表示が行われて第一の表示が或る表示態様となることによって或る演出の実行が開始されるタイミングであること以外のことも報知されてもよい。また、変化表示が行われて第一の表示が或る表示態様となることによって或る演出の実行が開始されるタイミングであることが必ず報知されてもよいし、変化表示が行われて第一の表示が或る表示態様となることによって或る演出の実行が開始されるタイミングであることが報知されない場合があってもよい。
また、変化表示が行われて第一の表示が或る表示態様となることによってのみ或る演出の実行が開始されるタイミングであることが報知されてもよいし、変化表示が行われて第一の表示が或る表示態様となること以外のことによっても或る演出の実行が開始されるタイミングであることが報知されてもよい。
また、『 前記第一の表示は、第三の表示[例えば、図29(16)に示す、第2チェックポイントCP2の上方の「UP」の表示等]が含まれて表示される場合がある表示であり、
前記或る演出が実行されると、前記第三の表示が表示される[例えば、図29(13)〜同図(16)に示すように、金カットイン画像CI3が表示されると第2チェックポイントCP2の上方に「UP」の表示が行われる等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第三の表示を見ることで第二の表示が表示されたことを容易に認識できる場合がある。
ここで、第一の表示は、第三の表示のみが含まれて表示される場合があるものであってもよいし、第三の表示以外の表示も含まれて表示される場合があるものであってもよい。また、第一の表示は、第三の表示が必ず含まれて表示されるものであってもよいし、第三の表示が含まれないで表示される場合があるものであってもよい。
また、或る演出が実行されると、第三の表示のみが表示されてもよいし、或る演出が実行されると、第三の表示以外の表示も表示されてもよい。また、或る演出が実行されると、第三の表示が必ず表示されてもよいし、或る演出が実行されると、第三の表示が表示されない場合があってもよい。
また、『 前記第一の表示は、タイマ表示[例えば、図20(2)や図202(B1)に示すタイマ予告表示TM1、図205(B2)に示す爆弾のタイマ表示BOMB等]であり、
前記タイマ表示とは、前記或る演出の実行が開始されるタイミングを報知する表示のことであり[例えば、図20(2)〜同図(9)に示すように、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「00:00」になると疑似連演出が開始されることを報知している等]、
前記変化表示が行われて前記第一の表示が或る表示態様[例えば、図202(B8)に示すタイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「00:00」となる表示態様等]となった場合に、前記或る演出の実行が開始される、
ことを特徴とする遊技台。
この遊技台によれば、タイマ表示である第一の表示の表示変化により、或る演出の実行開始タイミングを報知するので、或る演出の実行開始タイミングとなることに対する期待感を持たせることができる場合がある。
ここで、第一の表示は、タイマ表示のみを含むものであってもよいし、タイマ表示以外の表示も含むものであってもよい。
また、第一の表示は、或る演出の実行が開始されるタイミングのみを報知するものであってもよいし、或る演出以外の演出の実行が開始されるタイミングも報知するものであってもよい。また、第一の表示は、或る演出の実行が開始されるタイミングを必ず報知するものであってもよいし、或る演出の実行が開始されるタイミングを報知しない場合があるものであってもよい。
また、変化表示が行われて第一の表示が或る表示態様となった場合に、或る演出の実行のみが開始されてもよいし、変化表示が行われて第一の表示が或る表示態様となった場合に、或る演出以外の演出の実行が開始されてもよい。また、変化表示が行われて第一の表示が或る表示態様となった場合に、或る演出の実行が必ず開始されてもよいし、変化表示が行われて第一の表示が或る表示態様となった場合に、或る演出の実行が開始されない場合があってもよい。
また、変化表示が行われて第一の表示が或る表示態様となった場合にのみ、或る演出の実行が開始されてもよいし、変化表示が行われて第一の表示が或る表示態様となった場合以外の場合にも、或る演出の実行が開始されてもよい。
また、『 前記第一の表示は、移動表示が行われる場合がある表示であり[例えば、図48(A8)〜同図(A9)に示すように、タイマ予告表示TM1が移動表示をする場合がある、図168(A8)〜同図(A10)や図204(A10)〜同図(A12)に示すように、CUM準備中表示MTY(チャンスアップメータCMT)が移動表示する場合がある等]、
前記移動表示が行われると、前記第一の表示の表示位置が変化し[例えば、図48(A8)〜同図(A9)に示すように、タイマ予告表示TM1の移動表示が行われると表示位置が変化し、図168(A8)〜同図(A10)や図204(A10)〜同図(A12)に示すように、CUM準備中表示MTY(チャンスアップメータCMT)の移動表示が行われると表示位置が変化する等]、
前記第一の表示の表示が開始された後であって、前記変化表示が開始される前に前記移動表示が行われる場合がある、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一の表示の移動表示で視線を第一の表示に注目させた状態で第一の表示による変化表示が開始され、変化表示が開始されるタイミングを見逃さないようにさせることができ、いつの間にか或る演出が行われるタイミングとなってしまって、演出効果が低減することを防止することができる場合がある。すなわち、或る演出が行われることに対する心の準備を持たせて、或る演出を見逃さないようにする第一の表示に注視させることができる場合がある。
ここで、第一の表示は、移動表示のみが行われる場合があるものであってもよいし、移動表示以外の表示も行われる場合があってもよい。また、第一の表示は、移動表示が必ず行われるものであってもよいし、移動表示が行われない場合があってもよい。
また、移動表示が行われると、第一の表示の表示位置のみが変化してもよいし、移動表示が行われると、第一の表示以外の表示の表示位置も変化してもよい。また、移動表示が行われると、第一の表示の表示位置が必ず変化してもよいし、移動表示が行われると、第一の表示の表示位置が変化しない場合があってもよい。
また、移動表示が行われた場合にのみ、第一の表示の表示位置が変化してもよいし、移動表示以外の表示が行われた場合にも、第一の表示の表示位置が変化してもよい。
また、第一の表示の表示が開始された後であって、変化表示が開始される前に移動表示のみが行われる場合があってもよいし、第一の表示の表示が開始された後であって、変化表示が開始される前に移動表示以外の表示も行われる場合があってもよい。また、第一の表示の表示が開始された後であって、変化表示が開始される前に移動表示が必ず行われてもよいし、第一の表示の表示が開始された後であって、変化表示が開始される前に移動表示が行われる場合と行われない場合とがあってもよい。
また、第一の表示の表示が開始された後であって、変化表示が開始される前にのみ移動表示が行われる場合があってもよいし、第一の表示の表示が開始された後であって、変化表示が開始される前以外にも移動表示が行われる場合があってもよい。
また、『 前記第一の表示は、移動表示が行われる場合がある表示であり[例えば、図48(A8)〜同図(A9)に示すように、タイマ予告表示TM1が移動表示をする場合がある、図168(A8)〜同図(A10)や図204(A10)〜同図(A12)に示すように、CUM準備中表示MTY(チャンスアップメータCMT)が移動表示する場合がある等]、
前記移動表示が行われると、前記第一の表示の表示位置が変化し[例えば、図48(A8)〜同図(A9)に示すように、タイマ予告表示TM1の移動表示が行われると表示位置が変化し、図168(A8)〜同図(A10)や図204(A10)〜同図(A12)に示すように、CUM準備中表示MTY(チャンスアップメータCMT)の移動表示が行われると表示位置が変化する等]、
前記変化表示の実行中において前記移動表示が行われる場合がある、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一の表示による変化表示の実行中に第一の表示の移動表示で視線を第一の表示に注目させることにより、いつの間にか或る演出が行われるタイミングとなってしまって、演出効果が低減することを防止することができる場合がある。すなわち、或る演出が行われることに対する心の準備を持たせて、或る演出を見逃さないようにする第一の表示に注視させることができる場合がある。
ここで、第一の表示は、移動表示のみが行われる場合があるものであってもよいし、移動表示以外の表示も行われる場合があってもよい。また、第一の表示は、移動表示が必ず行われるものであってもよいし、移動表示が行われない場合があってもよい。
また、移動表示が行われると、第一の表示の表示位置のみが変化してもよいし、移動表示が行われると、第一の表示以外の表示の表示位置も変化してもよい。また、移動表示が行われると、第一の表示の表示位置が必ず変化してもよいし、移動表示が行われると、第一の表示の表示位置が変化しない場合があってもよい。
また、移動表示が行われた場合にのみ、第一の表示の表示位置が変化してもよいし、移動表示以外の表示が行われた場合にも、第一の表示の表示位置が変化してもよい。
また、変化表示の実行中において移動表示のみが行われる場合があってもよいし、変化表示の実行中において移動表示以外の表示も行われる場合があってもよい。また、変化表示の実行中において移動表示が必ず行われてもよいし、変化表示の実行中において移動表示が行われない場合があってもよい。
また、変化表示の実行中においてのみ移動表示が行われる場合があってもよいし、変化表示以外の表示の実行中においても移動表示が行われる場合があってもよい。
また、『 前記或る演出の実行が開始されるタイミングとなった場合に、該或る演出の実行が開始される場合があり[例えば、図20(7)〜同図(12)に示すように、タイマ予告表示TM1のタイマ表示が「00:00」になると疑似連演出が開始される場合があり、図29(8)〜同図(13)に示すように、サボハニのキャラクタSBHが第2チェックポイントCP2に到達すると金カットインCI3が表示される場合がある等]、
前記或る演出の実行が開始されるタイミングとなった場合でも、該或る演出の実行が開始されない場合がある[例えば、タイマ予告表示TM1のタイマ表示が「00:00」になっても疑似連演出が開始されない場合がある、図170(A11)〜同図(A16)に示すように、サボハニのキャラクタSBHが第2チェックポイントCP2に到達しても金カットインCI3が表示されない場合がある等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、或る演出の実行が開始されるタイミングとなってもある演出が必ずしも開始されるとは限らないので、或る演出の実行が開始されるか否かについて期待感を持たせることができる場合がある。
ここで、或る演出の実行が開始されるタイミングとなった場合、或る演出の実行のみが開始される場合があってもよいし、或る演出の実行が開始されるタイミングとなった場合、或る演出以外の演出の実行も開始される場合があってもよい。また、或る演出の実行が開始されるタイミングとなった場合、或る演出の実行が必ず開始されてもよいし、或る演出の実行が開始されるタイミングとなった場合、或る演出の実行が開始されない場合があってもよい。
また、或る演出の実行が開始されるタイミングとなった場合にのみ、或る演出の実行が開始される場合があってもよいし、或る演出の実行が開始されるタイミングとなった場合以外の場合にも、或る演出の実行が開始される場合があってもよい。
また、或る演出の実行が開始されるタイミングとなった場合でも、或る演出の実行のみが開始されない場合があってもよいし、或る演出の実行が開始されるタイミングとなった場合でも、或る演出以外の演出の実行も開始されない場合があってもよい。また、或る演出の実行が開始されるタイミングとなった場合でも、或る演出の実行が必ず開始されなくてもよいし、或る演出の実行が開始されるタイミングとなった場合でも、或る演出の実行が開始される場合があってもよい。
また、或る演出の実行が開始されるタイミングとなった場合のみ、或る演出の実行が開始されない場合があってもよいし、或る演出の実行が開始されるタイミングとなった場合以外の場合でも、或る演出の実行が開始されない場合があってもよい。
また、『 前記或る演出の実行が開始されるタイミングとなった場合に、該或る演出の実行が必ず開始される、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一の表示が表示されることにより、或る演出が実行されることに対する期待感をより向上させることができる場合がある。
ここで、或る演出の実行が開始されるタイミングとなった場合にのみ、或る演出の実行が必ず開始されてもよいし、或る演出の実行が開始されるタイミングとなった場合以外にも、或る演出の実行が必ず開始されてもよい。
また、『 前記表示手段は、第四の表示[例えば、図202(A1)に示すCUM準備中表示MTY、図202(C1)に示す「STANDBY」が表示されたタイマ予告表示TM1、図48(B3)に示すタイマ予告がストック中であることを示しているタイマ予告ストック表示領域TMst、図185(A1)に示すCUM準備中表示MTYaの情報表示領域においてメータのストック数が示されている表示等]を表示する場合がある手段であり、
前記第四の表示は、前記第一の表示が表示されることを予告する表示である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第四の表示により、第一の表示が表示されることの期待感を持たせることができる場合がある。
ここで、表示手段は、第四の表示のみを表示する場合があるものであってもよいし、第四の表示以外の表示も表示する場合があるものであってもよい。また、表示手段は、第四の表示を必ず表示するものであってもよいし、第四の表示を表示しない場合があるものであってもよい。
また、第四の表示は、第一の表示が表示されることのみを予告するものであってもよいし、第一の表示以外の表示が表示されることも予告するものであってもよい。また、第四の表示は、第一の表示が表示されることを必ず予告するものであってもよいし、第一の表示が表示されることを予告しない場合があるものであってもよい。
また、『 前記変化予告として予告表示を表示可能であり、
前記第一の表示によって前記予告表示が行われる[例えば、図202(A2)に示すチャンスアップメータCMTを構成しているサボハニのキャラクタSBHの近傍に表示された「そろそろSTART」の吹き出しにより予告表示を行っている、図202(B4)〜同図(B5)に示すタイマ予告表示TM1自体が揺動することにより予告表示を行っている、図202(C4)〜同図(C5)に示すタイマ予告表示TM1自体が拡大することにより予告表示を行っている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一の表示により変化表示が行われることが容易に認識できる場合がある。
ここで、変化予告として予告表示のみを表示可能であってもよいし、変化予告として予告表示以外の表示も表示可能であってもよい。また、変化予告として予告表示を必ず表示してもよいし、変化予告として予告表示を表示しない場合があってもよい。
また、変化予告としてのみ予告表示を表示可能であってもよいし、変化予告以外の演出(予告)として予告表示を表示可能であってもよい。
また、第一の表示のみによって予告表示が行われてもよいし、第一の表示以外の表示によっても予告表示が行われてもよい。また、第一の表示によって必ず予告表示が行われてもよいし、第一の表示によって予告表示が行われない場合があってもよい。
また、『 偽の変化予告が実行される場合があり、
前記第一の表示の表示が開始された後で前記偽の変化予告が実行された場合に、前記変化表示が開始されない、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、変化予告が行われた場合に変化表示が開始されるかもしれないという期待感を持たせることができる場合がある。
ここで、偽の変化予告のみが実行される場合があってもよいし、偽の変化予告以外の演出(予告)も実行される場合があってもよい。また、偽の変化予告が必ず実行されてもよいし、偽の変化予告が実行されない場合があってもよい。
また、第一の表示の表示が開始された後で偽の変化予告が実行された場合に、変化表示のみが開始されなくてもよいし、第一の表示の表示が開始された後で偽の変化予告が実行された場合に、変化表示以外の表示も開始されなくてもよい。また、第一の表示の表示が開始された後で偽の変化予告が実行された場合に、変化表示が必ず開始されなくてもよいし、第一の表示の表示が開始された後で偽の変化予告が実行された場合に、変化表示が開始される場合があってもよい。
また、第一の表示の表示が開始された後で偽の変化予告が実行された場合にのみ、変化表示が開始されなくてもよいし、第一の表示の表示が開始された後で偽の変化予告が実行された場合以外の場合にも、変化表示が開始されなくてもよい。
また、『 前記第一の表示の表示が開始された後であって、前記変化表示が開始される前に、前記変化予告が行われる[例えば、図202(A1)〜同図(A4)に示すように、CUM準備中表示MTY(チャンスアップメータCMT)が表示された後、サボハニのキャラクタSBHが移動を開始する前に、「そろそろSTART」の吹き出しが表示される、図202(B1)〜同図(B6)に示すように、タイマ予告表示TM1が表示された後、タイマ表示のカウントダウンが開始される前に、タイマ予告表示TM1が揺動する等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、変化表示が開始されることが容易に認識できる場合がある。
ここで、第一の表示の表示が開始された後であって、変化表示が開始される前に、変化予告のみが行われてもよいし、第一の表示の表示が開始された後であって、変化表示が開始される前に、変化予告以外の演出(予告)が行われてもよい。また、第一の表示の表示が開始された後であって、変化表示が開始される前に、変化予告が必ず行われてもよいし、第一の表示の表示が開始された後であって、変化表示が開始される前に、変化予告が行われない場合があってもよい。
また、第一の表示の表示が開始された後であって、変化表示が開始される前にのみ、変化予告が行われてもよいし、第一の表示の表示が開始された後であって、変化表示が開始される前以外にも、変化予告が行われてもよい。
また、『 前記遊技台は、ぱちんこ機[例えば、パチンコ機100等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記遊技台は、スロットマシン[例えば、スロットマシン1000等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
続いて、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行される演出の他の具体例について、図207〜図215を参照しながら説明する。
図207〜図215は、本実施形態に適用可能なパチンコ機100の装飾図柄表示装置を中心とした演出の変形例を段階的に示す図である。なお、図207〜図215では、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、普図表示装置210、第1特図保留ランプ218、第2特図保留ランプ220、普図保留ランプ216及び第4図柄表示装置284aについては、図示を省略している。また、図207〜図215では、1つの装飾図柄表示装置208を備えて構成されたパチンコ機100が示されている。なお、上述した実施形態のように、複数の装飾図柄表示装置を備えたものであってもよい。また、装飾図柄表示装置208の前面側に、上述した透明の導光板ILが配置されてもよい。
図207は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるミニゲームの演出の他の一例について段階的に示す図であり、図208は、図207に示す具体的演出例の続きを示す図である。以下の図では、括弧書きのアルファベット順に演出が進んでいく様子が示されている。
図207(a)に示す装飾図柄表示装置208には、ハズレの装飾図柄の組み合わせである「装飾1−装飾2−装飾3」が停止表示されている。また、特図1の保留を表す、1番目の特図1の保留アイコンh11はデフォルトの表示態様で表示されているが、2番目の特図1の保留アイコンh12はサボハニの表示態様で表示されており、すなわち、先読み予告の表示態様で表示されている。なお、この演出例では、特図1及び特図2の第2保留数表示や特図1及び特図2の第4図柄の表示を行っていないが、これらの表示を行うようにしてもよい。
図207(b)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化され、2番目の特図1の保留アイコンh12が1番目の特図1の保留アイコンh11として表示され、また、装飾図柄の変動表示が開始されている。このとき、保留が消化されて図柄変動表示が開始された後に、当該図柄変動表示に対応する1つの変動アイコンを装飾図柄表示装置208に表示させるようにしてもよい。変動アイコンの表示態様は、例えば、消化された保留アイコンh11の表示態様と同じであってもよいし、異なってもよい。
図207(c)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄表示領域208aに「装飾2」が停止表示される。なお、中図柄表示領域208bおよび右図柄表示領域208cでは、装飾図柄の変動表示が続いている。
図207(d)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄表示領域208cに「装飾7」が停止表示される。なお、中図柄表示領域208bでは、装飾図柄の変動表示が続いている。
図207(e)に示す装飾図柄表示装置208では、第3停止が行われ、中図柄表示領域208bに「装飾5」が停止表示され、揺れ変動による仮停止が行われた後、「装飾2−装飾5−装飾7」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。
続いて、図207(f)では、特図1の保留が消化されて保留表示はなくなり、図示しない第1特図表示装置212が図柄変動表示を開始し、装飾図柄表示装置208でも装飾図柄の変動表示が開始されている。
その後、図207(g)に示す装飾図柄表示装置208では、ステップアップ予告が開始されている。ステップアップ予告は、複数種類の表示態様を所定の表示順序で順次切り替えて表示する予告であり、本実施形態におけるステップアップ予告では、各表示態様には、その表示態様のステップ数を表す数字が表示されている。ステップ数の数字の大小は、大当りの信頼度の高低を表す表示になる。例えば、ステップ5まで表示されると、スーパーリーチへの発展が確定し、大当りの可能性が高くなる。ただし、ステップ5まで表示されてもはずれる場合があり、信頼度は100%ではない。なお、ステップ5まで表示された場合には、最終的に大当り図柄が確定表示されるようにしてもよい。ステップ数が大きくなるにつれて、表示の大きさも大きくなる。なお、図207B(g)に示すタイミングでは、ステップ1の表示態様のステップアップ予告SU1が表示されている。このステップアップ予告SU1は、装飾図柄にオーバーラップするように表示されている。そのため、装飾図柄は、ステップアップ予告SU1によってオーバーラップされていない場合よりもステップアップ予告SU1によってオーバーラップされている場合の方が視認困難となっている。
その後、図207(h)に示すタイミングで、装飾図柄表示装置208では、ステップアップ予告が更新され、ステップ2の表示態様のステップアップ予告SU2が表示されている。ここでも、ステップ2の表示態様のステップアップ予告SU2は、装飾図柄にオーバーラップするように表示されている。
その後、図207(i)に示すタイミングで、装飾図柄表示装置208では、ステップアップ予告がさらに更新され、ステップ3の表示態様のステップアップ予告SU3が表示されている。ここでも、ステップ3の表示態様のステップアップ予告SU3は、装飾図柄にオーバーラップするように表示されている。
その後、図207(j)に示すように、装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄表示領域208aに「装飾7」が停止表示される。なお、中図柄表示領域208bおよび右図柄表示領域208cでは、装飾図柄の変動表示が続いている。
図207(k)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄表示領域208cに「装飾7」が停止表示され、リーチ状態が形成される。このとき、装飾図柄表示装置208では、「リーチ」の表示を行い、リーチ状態となったことが報知される。なお、中図柄表示領域208bでは、装飾図柄の変動表示が続いている。
続いて、図207(l)に示すように、装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(討伐リーチ)に発展している様子が示されている。スーパーリーチ状態となると、左図柄表示領域208aおよび右図柄表示領域208cにそれぞれ表示されていた装飾図柄が、左上隅に小さく表示され、主人公の殿様と敵役の剣豪が対峙する画面が表示される。
その後、図207(m)に示すタイミングで、装飾図柄表示装置208では、表示領域の右下部分にミニゲームが表示されるミニゲーム表示領域MN1が形成される。このミニゲーム表示領域MN1は、スーパーリーチの演出表示の少なくとも一部にオーバーラップして表示され、ミニゲーム表示領域MN1が表示されていない場合に比べてスーパーリーチの演出表示が視認困難とされている。この演出例におけるミニゲームでは、演出ボタン136を操作有効期間において連打操作し、最終的に「大吉」を導出させることをミッションとするゲームである。すなわち、この演出例におけるミニゲームは、結果を導出するために複数回の演出ボタン136の操作を要している。図207(m)では、ミニゲームが開始される様子が示されており、ミニゲームにおける遊戯の説明が表示されている。具体的には、ボタン画像136aとともに「連打」の文字が表示され、演出ボタン136の連打操作を促している。また、その下方には、「大吉で激アツ予告かも」の文字表示が行われており、「大吉」が導出されることにより信頼度の高い予告が発生する可能性があることが予告されるという、ミッションの内容とミッション達成の結果の説明が行われている。なお、ミニゲーム表示領域MN1は、枠により区画されないものであってもよい。
その後、図207(n)に示すように、装飾図柄表示装置208のミニゲーム表示領域MN1では、ミニゲームの結果として導出される可能性のある表示である「大吉」の表示が行われる。
続いて、図207(o)に示すように、装飾図柄表示装置208のミニゲーム表示領域MN1では、ミニゲームの結果として導出される可能性のある表示である「中吉」の表示が行われる。この「中吉」の表示は、「大吉」の表示の一部にオーバーラップされている。
続いて、図207(p)に示すように、装飾図柄表示装置208のミニゲーム表示領域MN1では、ミニゲームの結果として導出される可能性のある表示である「小吉」の表示が行われる。この「小吉」の表示は、「中吉」の表示の一部にオーバーラップされている。
その後、図207(q)に示すタイミングで、装飾図柄表示装置208のミニゲーム表示領域MN1では、「小吉」の表示の下方に、ボタン画像136aとともに「連打」の文字が表示され、演出ボタン136による連打操作の受け付けが開始されたことが報知されている。
図207(r)では、遊技者により演出ボタン136の連打操作が行われている様子が示されている。
図207(r)に続く図208(a)では、遊技者により演出ボタン136の連打操作が引き続き行われている様子が示されている。演出ボタン136を所定回数操作すると、ミニゲーム表示領域MN1では、星のエフェクト画像が表示され、連打によって操作回数が増加するにつれて、その数も増加していく。なお、この演出例では、遊技者が演出ボタン136の連打を中断すると、星のエフェクト画像の数が徐々に減少していくが、減少しないようにしてもよい。図208(a)に示されるタイミングでは、ミニゲーム表示領域MN1には、星のエフェクト画像が4つ表示されている。
図208(b)では、遊技者により演出ボタン136の連打操作が引き続き行われている様子が示されている。図208(b)に示されるタイミングでは、ミニゲーム表示領域MN1に星のエフェクト画像が5つ表示され、さらに、所定回数の演出ボタン136の操作が行われたことによって「小吉」の表示が消去され、ミニゲームの結果として「中吉」又は「大吉」が導出される可能性が高くなったことが報知されている。なお、この演出例では、遊技者が演出ボタン136の連打を中断すると、いったん消去された「小吉」の表示が再び表示される場合があるが、いったん消去された場合は再び表示されないようにしてもよい。
図208(c)では、遊技者により演出ボタン136の連打操作が引き続き行われている様子が示されている。図208(c)に示されるタイミングでは、ミニゲーム表示領域MN1に表示されている星のエフェクト画像の数に変更はなく、「大吉」の表示および「中吉」の表示は引き続き行われているが、ボタン画像136と「連打」の文字の表示に換えて、「あと2秒」の文字が表示されており、操作有効期間が残り2秒であることが報知されている。
図208(d)では、遊技者により演出ボタン136の連打操作が引き続き行われている様子が示されている。図208(d)に示されるタイミングでは、ミニゲーム表示領域MN1に表示されている星のエフェクト画像の数に変更はなく、「大吉」の表示および「中吉」の表示は引き続き行われているが、操作有効期間を報知する表示が「あと1秒」とされており、操作有効期間が残り1秒であることが報知されている。
図208(e)では、遊技者により演出ボタン136の連打操作が引き続き行われている様子が示されている。図208(e)に示されるタイミングでは、ミニゲーム表示領域MN1に表示されている星のエフェクト画像の数に変更はなく、操作有効期間を報知する表示も変更はないが、所定回数の演出ボタン136の操作が行われたことによって「中吉」の表示が消去され、ミニゲームの結果として「大吉」が導出される可能性が高くなったことが報知されている。なお、この演出例では、遊技者が演出ボタン136の連打を中断すると、いったん消去された「中吉」の表示が再び表示される場合があるが、いったん消去された場合は再び表示されないようにしてもよい。
図208(f)では、遊技者による演出ボタン136の連打操作が引き続き行われた後、ミニゲーム表示領域MN1においてミニゲームの結果として「大吉」が導出された様子が示されている。すなわち、ミニゲームのミッションが達成されたことが報知される。これにより、遊技者は、激アツ予告が出現する可能性があることが報知される。なお、「大吉」の表示が導出されることにより、激アツ予告が必ず実行されることを予告報知するようにしてもよい。
続いて、図208(g)に示されるタイミングで、ミニゲーム表示領域MN1が消去されると、スーパーリーチ演出が再開される。また、図208(g)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタン予告演出が開始されており、ボタン画像136aが振動及び回転している態様で表示されるとともに、このボタン画像136aとともに「Push」の文字が表示され、演出ボタン136の1回操作を促進している様子が示されている。このとき、演出ボタン136は、例えば、カバー体の内部が回転するとともに振動している。なお、ボタン画像136aが振動のみしている態様で表示する場合があってもよいし、回転のみしている態様で表示する場合があってもよいし、振動も回転もしていない態様で表示する場合があってもよい。この演出例では、ボタン画像136aが振動及び回転している態様で表示された場合は、ボタン画像136aが振動及び回転の少なくともいずれか一方が行われていない態様で表示された場合よりも、最終的に大当り図柄が確定停止しやすいように構成されている。なお、ボタン画像136aについて振動も回転もしない態様でのみ表示するようにしてもよい。このように、本実施形態では、ミニゲームとメインの演出(装飾図柄の変動表示に関する演出)とで、演出ボタン136の操作回数が異なっているということができる。また、この演出例では、ミニゲームでは演出ボタン136の連打操作による演出を行い、メインの演出では演出ボタン136の1回操作による演出を行ったが、ミニゲームにおいてもメインの演出においても演出ボタン136の連打操作による演出が行われるようにしてもよい。
図208(h)における装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ演出が引き続き行われており、演出ボタン136の操作を促進する表示が引き続き行われている様子が示されている。ここで、操作有効期間が開始されると、「Push」の文字表示に換えて、ボタン受付時間メーターMTが表示され、操作有効期間の経過に応じてゲージが減少する態様で表示される。
そして、図208(h)に示されるように、演出ボタン136が操作されると、図208(i)に示されるように、殿様のキャラクタのアップの画像とともに、吹き出しに「勝負じゃ」という文字が配された吹き出し画像を含むカットイン画像が表示される。ここで表示されるカットイン画像は、吹き出しにおける「勝負じゃ」の文字の周囲に番長の顔が多数(例えば、9個)配されてなる強カットイン画像CI1aであり、これは、上述したミニゲームにおいて、「大吉」の表示が導出されてミッションが達成された結果に対応して表示されるものである。
一方、ミニゲームにおいて、「大吉」の表示が導出されずミッションが達成されなかった場合は、図208(i´)に示されるような弱カットイン画像CI1bが表示される。弱カットイン画像CI1bは、強カットイン画像CI1aよりもサイズが小さい画像であり、吹き出しにおける「勝負じゃ」の文字の周囲に番長の顔が配されていない画像である。なお、ミニゲームでミッションが達成されなかった場合でも強カットイン画像CI1aが表示される場合があってもよい。なお、強カットイン画像CI1aも弱カットイン画像CI1bもスーパーリーチ演出にオーバーラップしており、これらのカットイン画像が表示された場合は、これらのカットイン画像が表示されない場合よりも、スーパーリーチ演出が視認困難とされる。また、強カットイン画像CI1a及び弱カットイン画像CI1bは、装飾図柄にオーバーラップされている。
その後、図208(j)に示すように、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪を倒し、勝利した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄表示領域208bに停止表示する予定の「装飾7」が表示され、「装飾7」−「装飾7」−「装飾7」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。
その後、変動時間が経過するタイミングで、図208(k)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾7−装飾7−装飾7」の装飾図柄の組み合わせが停止表示(確定表示)され、1回の特図の変動遊技が終了する。
この演出例では、ミニゲームではミッションを達成させるために演出ボタン136の連打操作を要求する一方、メインの演出では予告を出現させるために演出ボタン136の1回の操作を要求するものとしたが、ミニゲームでは演出ボタン136の1回の操作を要求し、メインの演出では、演出ボタン136の連打操作を要求するものがあってもよい。
また、この演出例のように、ミニゲームの結果が当該図柄変動表示に係る予告に関するものである場合には、ミニゲームの実行時間は、当該図柄変動表示の実行時間よりも短い実行時間となる。
図209は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるミニゲームの演出の他の一例について段階的に示す図である。以下の図では、括弧書きのアルファベット順に演出が進んでいく様子が示されている。
図209(a)は、図207(j)に続く演出であり、左図柄表示領域208a及び右図柄表示領域208cにそれぞれ「装飾7」が停止表示され、リーチ状態が形成された様子が示されている。このとき、装飾図柄表示装置208では、「リーチ」の表示を行い、リーチ状態となったことが報知される。なお、中図柄表示領域208bでは、装飾図柄の変動表示が続いている。
続いて、図209(b)に示す装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(討伐リーチ)に発展している様子が示されている。スーパーリーチ状態となると、左図柄表示領域208aおよび右図柄表示領域208cにそれぞれ表示されていた装飾図柄が、左上隅に小さく表示され、主人公の殿様と敵役の剣豪が対峙する画面が表示される。
その後、図209(c)に示すタイミングで、装飾図柄表示装置208では、表示領域の右下部分にミニゲーム表示領域MN1が形成される。この演出例におけるミニゲームも、図207〜図208に示して上述した要領で行われる。図209(c)では、ミニゲームが開始される様子が示されており、ミニゲームにおける遊戯の説明が表示されている。具体的には、ボタン画像136aとともに「連打」の文字が表示され、演出ボタン136の連打操作を促している。また、その下方には、「大吉で激アツ予告かも」の文字表示が行われており、「大吉」が導出されることにより信頼度の高い予告が発生する可能性があることが予告されるという、ミッションの内容とミッション達成の結果の説明が行われている。一方、メインの演出でも演出ボタンの操作を要求するボタン操作演出が開始されている。図209(c)に示される装飾図柄表示装置208では、ボタン画像136aが振動及び回転している態様で表示され、このボタン画像136aとともに「Push」の文字が表示され、演出ボタン136の1回操作を促進している様子が示されている。このとき、演出ボタン136は、例えば、カバー体の内部が回転するとともに振動している。なお、ボタン画像136aが振動のみしている態様で表示する場合があってもよいし、回転のみしている態様で表示する場合があってもよいし、振動も回転もしていない態様で表示する場合があってもよい。
その後、図209(d)に示すように、装飾図柄表示装置208のミニゲーム表示領域MN1では、ミニゲームの結果として導出される可能性のある表示である「大吉」の表示が行われる。一方、メインの演出では、メインの演出における操作有効期間が開始しておらず、ボタン受付時間メーターが表示されるが、ゲージは減少しない。これにより、ミニゲーム表示領域MN1におけるミニゲームとメインの演出とに何らかの関連性があることを示唆している。
続いて、図209(e)に示すように、装飾図柄表示装置208のミニゲーム表示領域MN1では、ミニゲームの結果として導出される可能性のある表示である「中吉」の表示が行われる。この「中吉」の表示は、「大吉」の表示の一部にオーバーラップされている。一方、メインの演出では、未だ操作有効期間が開始しておらず、ボタン受付時間メーターの表示態様は変化していない。
続いて、図209(f)に示すように、装飾図柄表示装置208のミニゲーム表示領域MN1では、ミニゲームの結果として導出される可能性のある表示である「小吉」の表示が行われる。この「小吉」の表示は、「中吉」の表示の一部にオーバーラップされている。一方、メインの演出では、相変わらず操作有効期間が開始しておらず、ボタン受付時間メーターの表示態様は変化していない。
その後、図209(g)に示すタイミングで、装飾図柄表示装置208のミニゲーム表示領域MN1では、「小吉」の表示の下方に、ボタン画像136aとともに「連打」の文字が表示され、ミニゲームにおける演出ボタン136による連打操作の受け付けが開始されたことが報知されている。そして、遊技者は、この報知を見て演出ボタン136の連打を開始している。一方、メインの演出では、未だ操作有効期間が開始しておらず、ボタン受付時間メーターの表示態様は変化していない。このように、この演出例では、ミニゲームにおける操作促進表示としてのボタン画像136aとメインの演出における操作促進表示としてのボタン画像136aとが重ねて表示されている。さらに、この演出例では、メインの演出にオーバーラップしているミニゲーム表示領域MN1におけるミニゲームに対するボタン操作が優先して受け付けられている。なお、ミニゲーム表示領域MN1にオーバーラップされているメインの演出に対するボタン操作が優先して受け付けられるようにしてもよい。
図209(h)では、遊技者により演出ボタン136の連打操作が行われている様子が示されている。ミニゲーム表示領域MN1では、演出ボタン136の操作回数に応じて星のエフェクト画像の数が増加していく様子が示されている。図209(h)に示されるタイミングでは、ミニゲーム表示領域MN1には、星のエフェクト画像が4つ表示されている。一方、メインの演出では、未だ操作有効期間が開始しておらず、ボタン受付時間メーターの表示態様は変化していない。
図209(i)では、遊技者により演出ボタン136の連打操作が引き続き行われている様子が示されている。図209(i)に示されるタイミングでは、所定回数の演出ボタン136の操作が行われたことによって「小吉」の表示が消去され、ミニゲームの結果として「中吉」又は「大吉」が導出される可能性が高くなったことが報知されている。なお、ミニゲーム表示領域MN1における星のエフェクト画像の表示数は4つのままである。一方、メインの演出では、未だ操作有効期間が開始しておらず、ボタン受付時間メーターの表示態様は変化していない。
図209(j)では、遊技者により演出ボタン136の連打操作が引き続き行われている様子が示されている。図209(j)に示されるタイミングでは、ミニゲーム表示領域MN1に星のエフェクト画像が5つ表示されている。また、ボタン画像136と「連打」の文字の表示に換えて、「あと2秒」の文字が表示されており、操作有効期間が残り2秒であることが報知されている。一方、メインの演出では、相変わらず操作有効期間が開始しておらず、ボタン受付時間メーターの表示態様は変化していない。
図209(k)では、遊技者による演出ボタン136の連打操作が中断された様子が示されている。すると、ミニゲーム表示領域MN1に表示されている星のエフェクト画像が徐々に消去されていき、図209(k)に示されるタイミングでは、ミニゲーム表示領域MN1における星のエフェクト画像の数が0となった様子が示されている。また、「大吉」の表示および「中吉」の表示は引き続き行われているが、操作有効期間を報知する表示が「あと1秒」とされており、操作有効期間が残り1秒であることが報知されている。
図209(l)は、ミニゲームにおける操作有効期間が経過し、ミニゲーム表示領域MN1においてミニゲームの結果として「中吉」が導出された様子が示されている。すなわち、ミニゲームのミッションが達成されなかったことが報知される。これは、本来、連打操作が継続して行われた場合には、「大吉」が導出されるはずであったが、演出ボタン136の操作回数が不足していることによりミッションが達成されなかったことに起因している。
その後、図209(m)に示されるように、装飾図柄表示装置208では、ミニゲームが終了してミニゲーム表示領域MN1が消去され、スーパーリーチ演出が再開し、ボタン受付時間メーターMTによるゲージの減少表示が開始される。これにより、メインの演出における演出ボタン136の操作の受け付けが開始されたことが報知される。そして、図209(n)に示されるタイミングで演出ボタン136が操作されると、図209(o)に示されるように、弱カットイン画像CI1bが表示される。これは、ミニゲームの導出結果が「大吉」でなかったことに基づいて表示されるものである。このとき、強カットイン画像CI1aが表示される場合があってもよい。なお、強カットイン画像CI1aと弱カットイン画像CI1bのいずれを表示するかを予め決定している場合において、強カットイン画像CI1aを表示することが予め決定されている場合には、図209(o´)に示されるように、ミニゲームにおける演出ボタン136の参加状況(操作状況)に拘らず、決定した通り、強カットイン画像CI1aを表示するようにしてもよい。また、弱カットイン画像CI1bを表示することが予め決定されている場合には、ミニゲームにおける演出ボタン136の参加状況(操作状況)に拘らず、「大吉」の表示が導出しないようにしてもよい。
その後、図209(p)に示すように、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪を倒し、勝利した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄表示領域208bに停止表示する予定の「装飾7」が表示され、「装飾7」−「装飾7」−「装飾7」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。
その後、変動時間が経過するタイミングで、図209(q)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾7−装飾7−装飾7」の装飾図柄の組み合わせが停止表示(確定表示)され、1回の特図の変動遊技が終了する。このように、当否の結果は予め決定されており、当否の結果に対応した図柄変動表示の結果が導出されるため、その途中の演出については、適宜変更されてもよく、そのため、操作手段(演出ボタン136)の操作状況に応じて出現する予告を変更することができる。
図210は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるミニゲームの演出の他の一例について段階的に示す図である。以下の図では、括弧書きのアルファベット順に演出が進んでいく様子が示されている。
図210(a)は、図207(k)に続く演出であり、装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(討伐リーチ)に発展している様子が示されている。スーパーリーチ状態となると、左図柄表示領域208aおよび右図柄表示領域208cにそれぞれ表示されていた装飾図柄が、左上隅に小さく表示され、主人公の殿様と敵役の剣豪が対峙する画面が表示される。
図210(b)に示される装飾図柄表示装置208では、表示領域の右下部分にミニゲーム表示領域MN1が形成され、このミニゲーム表示領域MN1においてミニゲームが開始される様子が示されている。具体的には、ボタン画像136aとともに「push」の文字が表示され、演出ボタン136の1回操作を促している。また、その下方には、「大吉を出せ 大吉で激アツ出現」の文字表示が行われており、「大吉」が導出されることにより信頼度の高い予告が発生することが予告されるという、ミッションの内容とミッション達成の結果の説明が行われている。
その後、図210(c)に示すように、装飾図柄表示装置208のミニゲーム表示領域MN1では、ミニゲームの結果として導出される可能性のある表示である「大吉」の表示が行われる。
続いて、図210(d)に示すように、装飾図柄表示装置208のミニゲーム表示領域MN1では、ミニゲームの結果として導出される可能性のある表示である「中吉」の表示が行われる。この「中吉」の表示は、「大吉」の表示の一部にオーバーラップされている。
続いて、図210(e)に示すように、装飾図柄表示装置208のミニゲーム表示領域MN1では、ミニゲームの結果として導出される可能性のある表示である「小吉」の表示が行われる。この「小吉」の表示は、「中吉」の表示の一部にオーバーラップされている。
その後、図210(f)に示すタイミングで、装飾図柄表示装置208のミニゲーム表示領域MN1では、「大吉」、「中吉」及び「小吉」の各表示の高速ループ回転を開始する。そして、この高速ループ回転の演出が行われている下方には、ボタン画像136aとともに「push」の文字が表示され、ミニゲームにおける演出ボタン136による1回操作の受け付けが開始されたことが報知されている。一方、メインの演出では、演出ボタンの連打操作を要求するボタン操作演出が開始されている。図210(f)に示される装飾図柄表示装置208では、ボタン画像136aが振動及び回転している態様で表示され、このボタン画像136aとともに「連打」の文字が表示され、演出ボタン136の連打操作を促進している様子が示されている。このとき、演出ボタン136は、例えば、カバー体の内部が回転するとともに振動している。なお、ボタン画像136aが振動のみしている態様で表示する場合があってもよいし、回転のみしている態様で表示する場合があってもよいし、振動も回転もしていない態様で表示する場合があってもよい。このように、この演出例では、メインの演出において演出ボタン136による連打操作を要求する演出が行われ、ミニゲームにおいて演出ボタン136による1回操作を要求する演出が行われている。すなわち、メインの演出における演出ボタン136の操作を要求する回数よりもミニゲームにおける演出ボタン136の操作を要求する回数の方が少ない例が示されているということができる。また、この演出例では、ミニゲームにおける操作促進表示としてのボタン画像136aを含む演出とメインの演出における操作促進表示としてのボタン画像136aを含む演出とが重ねて表示されている。また、ミニゲームにおける操作促進表示としてのボタン画像136aとメインの演出における操作促進表示としてのボタン画像136aとが重ねて表示されてもよい。
その後、図210(g)に示すように、装飾図柄表示装置208では、ボタン受付時間メーターMTによるゲージの減少表示が開始され、演出ボタン136の操作受付が開始された様子が示されている。この演出例では、メインの演出における演出ボタン136の操作の受け付けと、ミニゲームにおける演出ボタン136の操作の受け付けとが同時に行われている。なお、メインの演出における演出ボタン136の操作の受け付けが開始された後でミニゲームにおける演出ボタン136の操作の受け付けが開始されてもよいし、ミニゲームにおける演出ボタン136の操作の受け付けが開始された後でメインの演出における演出ボタン136の操作の受け付けが開始されてもよい。そして、遊技者は、これを見て演出ボタン136の連打を開始している。なお、この演出例では、メインの演出におけるボタン演出で表示されているボタン画像136aの表示態様と演出ボタン136の状態とが対応しているが、ミニゲーム表示領域MN1に表示されているボタン画像136aの表示態様と演出ボタン136の状態とが異なっている。このように、この演出例では、メインの演出とミニゲームの両方の演出に対して同じ操作手段(演出ボタン136)で操作することができる。そのため、例えば、操作の受け付けが優先される演出が連打操作を要求する演出であり、操作の受け付けが非優先である演出が1回操作を要求する演出である場合、操作手段の連打の勢いで非優先である演出について結果が導出される場合があるし、また、操作の受け付けが優先される演出が1回操作を要求する演出であり、操作の受け付けが非優先である演出が連打操作を要求する演出である場合、連打操作が最初から行われるので、優先される演出についても結果を確実に導出することができる場合がある。
すると、図210(h)に示されように、装飾図柄表示装置208のミニゲーム表示領域MN1では、演出ボタン136による1回目の操作に応答してミニゲームの結果として「大吉」が導出されている様子が示されている。そして、ミニゲームのミッションが達成された旨の「達成」の文字も表示され、その旨が報知されている。すなわち、この演出例では、メインの演出における演出ボタン136の操作の受け付けに優先してミニゲームの演出における演出ボタン136の操作が受け付けられている。一方、遊技者による演出ボタン136の連打操作は継続して行われている。
すると、図210(i)に示すタイミングで、メインの演出における演出ボタンの連打操作に応じて、装飾図柄表示装置208では、弱カットイン画像CI1bが表示される。この演出例では、メインの演出における連打操作演出における操作有効期間中にカットイン画像が表示される様子が示されている。そして、このカットイン画像によりボタン受付時間メーターMTがオーバーラップされており、カットイン画像が表示されていない場合に比べて視認困難な状態とされている。一方、装飾図柄表示装置208の下端縁近傍には、ミニゲームにおけるミッションが達成されたことを報知する「ミッション達成中」の表示が右端から左端にかけてスクロールしている。これにより、演出ボタン136の連打操作を続けることを条件に、強カットイン画像CI1aが表示されることを報知している。なお、遊技者による演出ボタン136の連打操作は依然として継続している。
その後、遊技者による演出ボタン136の連打操作が継続して行われた結果、図210(j)に示すように、装飾図柄表示装置208では、弱カットイン画像CI1bに換えて強カットイン画像CI1aが表示されている様子が示されている。これは、上述したようにしてミニゲームにおけるミッション達成の結果として表示されるものである。なお、この演出例において、演出ボタン136の操作回数に応じて表示態様が変化する連打ゲージを表示するようにしてもよく、例えば、連打ゲージが第一の量に達すると弱カットイン画像CI1bが表示され、満タンになると強カットイン画像CI1aが表示されるようにしてもよい。このとき、強カットイン画像CI1aを表示しないことが予め決定されている場合には、いくら連打操作しても連打ゲージが満タンになることがないようにしてもよい。
上述したようにして強カットイン画像CI1aが表示されると、その後、図210(k)に示すように、装飾図柄表示装置208の下端縁近傍では、「ミッション達成中」の表示に換えて「激アツ予告出現」の表示がおこなわれ、激アツ予告である強カットイン画像CI1aが表示されたことが報知される。
一方、図210(h)に示されるように、ミニゲームのミッションが達成され、その後、図210(i´)に示されるように、演出ボタン136の連打操作により弱カットイン画像CI1bが表示されたが、その後、遊技者が連打操作を中止した場合等によって演出ボタン136の操作回数が不足している場合には、図210(j´)に示されるように、弱カットイン画像CI1bが表示されたままとなる場合がある。すなわち、この演出例のように、ミッションが達成されたにもかかわらず、演出ボタン136の操作状況によっては、激アツ予告が出現しない法則崩れが発生する場合があってもよい。なお、ミニゲームのミッションの達成に整合させるため、演出ボタン136の操作状況いかんにかかわらず、強カットイン画像CI1aが表示されるようにしてもよいし、強カットイン画像CI1aに換えて他の激アツ予告を表示するようにしてもよい。また、メインの演出において連打操作されなかった場合には、強カットイン画像CI1aも弱カットイン画像CI1bも表示しないようにしてもよい。
その後、図210(l)に示すように、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪を倒し、勝利した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄表示領域208bに停止表示する予定の「装飾7」が表示され、「装飾7」−「装飾7」−「装飾7」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。
その後、変動時間が経過するタイミングで、図210(m)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾7−装飾7−装飾7」の装飾図柄の組み合わせが停止表示(確定表示)され、1回の特図の変動遊技が終了する。
このように、この演出例では、ミッションが達成されたことが強カットイン画像CI1aの表示条件の一つとなっており、演出ボタン136の操作回数が所定の回数よりも少ない場合には強カットイン画像CI1aが表示されず弱カットイン画像CI1bが表示され、演出ボタン136の操作回数が所定の回数以上となった場合には、強カットイン画像CI1aが表示されるようになっている。なお、この演出例では、強カットイン画像CI1aと弱カットイン画像CI1bのいずれを表示可能とするかを予め決定しておいて、強カットイン画像CI1aを表示可能とすると決定した場合に、ミニゲームにおいて「大吉」の表示を導出可能に構成されている。また、弱カットインCI1bのみを表示可能とすると決定した場合には、ミニゲームにおいて「大吉」の表示を導出しないように構成されている。また、この演出例では、メインの演出におけるボタン連打操作演出において、演出ボタン136が少なくとも弱カットインCI1bを表示するのに必要な回数の操作がなかった場合には、カットイン画像を表示しないようにしてもよい。また、ミニゲームにおいて演出ボタン136が操作されなかった場合には、メイン演出におけるボタン連打操作演出において演出ボタン136を連打したとしてもカットイン画像を表示しないようにしてもよいし、弱カットイン画像CI1bは表示可能であるが強カットイン画像CI1aは表示しないようにしてもよい。
図211は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるミニゲームの演出の他の一例について段階的に示す図である。以下の図では、括弧書きのアルファベット順に演出が進んでいく様子が示されている。
図211(a)は、図207(j)に続く演出であり、左図柄表示領域208a及び右図柄表示領域208cにそれぞれ「装飾7」が停止表示され、リーチ状態が形成された様子が示されている。このとき、装飾図柄表示装置208では、「リーチ」の表示を行い、リーチ状態となったことが報知される。なお、中図柄表示領域208bでは、装飾図柄の変動表示が続いている。
続いて、図211(b)に示す装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(討伐リーチ)に発展している様子が示されている。スーパーリーチ状態となると、左図柄表示領域208aおよび右図柄表示領域208cにそれぞれ表示されていた装飾図柄が、左上隅に小さく表示され、主人公の殿様と敵役の剣豪が対峙する画面が表示される。
その後、図211(c)に示すタイミングで、装飾図柄表示装置208では、表示領域の右下部分にミニゲーム表示領域MN1が形成される。図211(c)では、ミニゲームが開始される様子が示されており、ミニゲームにおける遊戯の説明が表示されている。具体的には、ボタン画像136aとともに「連打で大吉を出せ」の文字が表示され、演出ボタン136の連打操作を促している。なお、図211(c)に示されるミニゲーム表示領域MN1に表示されるボタン画像136aは、図207(m)に示されるミニゲーム表示領域MN1に表示されるボタン画像136aよりも大きいサイズとなっているが、同じサイズであってもよい。また、小サイズのボタン画像136aと大サイズのボタン画像136aとを選択的に表示してもよく、表示されたボタン画像136aの大きさにより、ミッション達成の信頼度を異ならせるようにしてもよい。すなわち、大サイズのボタン画像136aが表示された場合は、小サイズのボタン画像136aが表示された場合よりも、ミッション達成しやすいようにしてもよい。また、その下方には、「大吉で強カットイン発生」の文字表示が行われており、「大吉」が導出されることにより大当りの信頼度の高い強カットイン予告が発生することが予告されるという、ミッションの内容とミッション達成の結果の説明が行われている。
その後、ミニゲーム表示領域MN1に表示されたミニゲームの遊戯の説明が消去されて、図211(d)に示すように、装飾図柄表示装置208では、ミニゲームの結果として導出される可能性のある表示である「大吉」、「中吉」、「小吉」の各表示がこの順番で表示され、「大吉」の表示が「中吉」の表示にオーバーラップされ、「中吉」の表示が「小吉」の表示にオーバーラップされるように表示される。
その後、図211(e)に示すタイミングで、装飾図柄表示装置208のミニゲーム表示領域MN1では、「小吉」の表示の下方に、ボタン画像136aとともに「連打」の文字が表示され、演出ボタン136による連打操作の受け付けが開始されたことが報知されている。また、ミニゲーム表示領域MN1の左側には、ボタン受付時間メーターMTが表示され、演出ボタン136の操作受付期間の経過に応じてゲージが減少する態様で表示される。この演出例では、ミニゲームに関する表示をミニゲーム表示領域MN1以外の領域においても行われている様子が示されている。
図211(f)〜同図(g)は、ミニゲームにおける演出ボタン136の操作受付期間において演出ボタン136が連打し続けている様子が示されている。ミニゲーム表示領域MN1では、演出ボタン136の連打回数に応じて星のエフェクト画像の数が増大していく。
その後、演出ボタン136の操作有効期間が経過すると、演出ボタン136の連打回数に応じた結果が導出される。図211(h)に示す例では、ミニゲームの結果として「大吉」が導出されるとともに、その下方には「ミッション達成」の文字が表示され、ミニゲームのミッションが達成されたことが報知されている。
その後、図211(i)に示す装飾図柄表示装置208では、カットイン予告として強カットイン画像CI1aが表示されている。これにより、大当りの信頼度が高いことが報知される。この強カットイン画像CI1aの表示は、上述したミニゲームの結果、「大吉」が導出されてミッションが達成された結果によるものである。
その後、図211(j)に示すように、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪を倒し、勝利した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄表示領域208bに停止表示する予定の「装飾7」が表示され、「装飾7」−「装飾7」−「装飾7」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。
その後、変動時間が経過するタイミングで、図211(k)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾7−装飾7−装飾7」の装飾図柄の組み合わせが停止表示(確定表示)され、1回の特図の変動遊技が終了する。
一方、図211(e)に示されるタイミングで演出ボタン136による連打操作の受け付けが開始された後、図211(f´)〜同図(g´)に示すように、演出ボタン136の操作回数が、事前に決定された回数に満たない状態で演出ボタン136の操作有効期間が経過した場合には、図211(h´)に示すように、ミニゲーム表示領域MN1では、ミニゲームの結果として「小吉」が導出されるとともに、その下方には「ミッション失敗」の文字が表示され、ミニゲームのミッションが達成されなかったことが報知される。なお、ミニゲームの結果が当否判定の結果に基づいて予め決定されていてもよい。
その後、図211(i´)に示す装飾図柄表示装置208では、カットイン予告として弱カットイン画像CI1bが表示されている。これにより、強カットイン画像CI1aが表示される場合よりも大当りの信頼度が低いことが報知される。この弱カットイン画像CI1bの表示は、上述したミニゲームの結果、「小吉」が導出されてミッションが達成されなかった結果によるものである。
その後、図211(j´)に示すように、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪に敗れ、敗北した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄表示領域208bに停止表示する予定の「装飾6」が表示され、「装飾7」−「装飾6」−「装飾7」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。
その後、変動時間が経過するタイミングで、図211(k´)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾7−装飾6−装飾7」の装飾図柄の組み合わせが停止表示(確定表示)され、1回の特図の変動遊技が終了する。
図212は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるミニゲームの演出の他の一例について段階的に示す図である。以下の図では、括弧書きのアルファベット順に演出が進んでいく様子が示されている。
図212(a)は、図207(d)に続く演出であり、装飾図柄表示装置208では、ハズレの装飾図柄の組み合わせである「装飾2−装飾5−装飾7」が停止表示されている。また、特図1の保留を表す、1番目の特図1の保留アイコンh11はサボハニの表示態様で表示されており、すなわち、先読み予告の表示態様で表示されている。
続いて、図212(b)では、特図1の保留が消化されて保留表示はなくなり、図示しない第1特図表示装置212が図柄変動表示を開始し、装飾図柄表示装置208でも装飾図柄の変動表示が開始されている。
その後、図212(c)に示される装飾図柄表示装置208では、メインの演出としてのミッションが開始された様子が示されている。具体的には、装飾図柄表示装置208の表示領域の上方に「ミッション発動」の文字が表示され、ミッションが開始されたことを報知している。また、表示領域の下端縁には、番長の顔の画像とともに「カットインを出せ」「出れば大当り」が表示され、ミッションの内容が報知されている。すなわち、ミッション中において番長の顔の画像が出現すればミッション達成となり、大当り確定となることが報知されている。
その後、図212(d)に示すように、装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄表示領域208aに「装飾7」が停止表示される。なお、中図柄表示領域208bおよび右図柄表示領域208cでは、装飾図柄の変動表示が続いている。また、装飾図柄表示装置208の表示領域の左下隅部には、ミッションが継続している旨の「ミッション中」の表示が行われている。
図212(e)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄表示領域208cに「装飾7」が停止表示され、リーチ状態が形成される。このとき、装飾図柄表示装置208では、「リーチ」の表示を行い、リーチ状態となったことが報知される。なお、中図柄表示領域208bでは、装飾図柄の変動表示が続いている。また、「ミッション中」の表示も継続して行われている。
続いて、図212(f)に示すように、装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(討伐リーチ)に発展する表示が行われる。スーパーリーチ状態となると、左図柄表示領域208aおよび右図柄表示領域208cにそれぞれ表示されていた装飾図柄が、左上隅に小さく表示され、主人公の殿様と敵役の剣豪が対峙する画面が表示される。なお、スーパーリーチに発展した後も、「ミッション中」の表示は継続して行われている。
その後、図212(g)に示すタイミングで、装飾図柄表示装置208では、表示領域の右下部分にミニゲーム表示領域MN1が形成され、ミニゲームが開始される様子が示されている。この演出例では、メインの演出としてのミッションと、ミニゲームにおけるミッションとが同時に行われている様子が示されている。換言すれば、メインの演出としてのミッションにミニゲームのミッションが重ねて行われている様子が示されている。ここで、この演出例では、ミッションが開始された後でミニゲームが開始されているが、ミニゲームが開始した後でミッションが開始されてもよい。なお、図212(g)〜同図(l)に示される演出は、ミッション中であることを示す「ミッション中」の表示が行われていること以外は、図211(c)〜同図(h)と同様なので、詳しい説明については省略する。なお、図212(j)〜同図(k)に示す装飾図柄表示装置208では、「ミッション中」の表示の一部がボタン受付時間メーターMTにオーバーラップされており、ボタン受付時間メーターMTにオーバーラップされていない場合よりも「ミッション中」の表示が視認困難とされている。
図212(l)に示されるように、ミニゲームの結果として「大吉」が導出され、ミッションが達成された後、図212(m)に示すタイミングで、装飾図柄表示装置208では、カットイン予告として強カットイン画像CI1aが表示される。この強カットイン画像CI1aの表示は、上述したミニゲームの結果、「大吉」が導出されてミッションが達成された結果によるものである。なお、強カットイン画像CI1aの表示中もミッションが継続しており、「ミッション中」の表示が継続して行われているが、強カットイン画像CI1aにオーバーラップされており、強カットイン画像CI1aにオーバーラップされていない場合よりも視認困難とされている。
強カットイン画像CI1aは、上述したように、「勝負じゃ」の文字の周囲に番長の顔が多数配されてなる吹き出しを含む画像である。そのため、メインの演出におけるミッションである番長の顔の出現が達成されたことにより、図212(n)に示す装飾図柄表示装置208では、「ミッション達成」の文字表示が強カットイン画像CI1aにオーバーラップして表示される。すなわち、メインの演出におけるミッションが達成されたことにより、大当りが確定することが報知されている。換言すれば、この演出例では、メインの演出におけるミッションが、強カットイン画像CI1aの出現により達成されているということができる。
その後、図212(o)に示すように、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪を倒し、勝利した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄表示領域208bに停止表示する予定の「装飾7」が表示され、「装飾7」−「装飾7」−「装飾7」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。
その後、変動時間が経過するタイミングで、図212(p)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾7−装飾7−装飾7」の装飾図柄の組み合わせが停止表示(確定表示)され、1回の特図の変動遊技が終了する。
図213は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるミニゲームの演出の他の一例について段階的に示す図である。以下の図では、括弧書きのアルファベット順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図213(a)〜同図(k)は、図212(a)〜同図(k)と同様であるので、説明を省略する。
図213(l)に示されるように、ミニゲームの結果として「小吉」が導出された場合には、その下方には「ミッション失敗」の文字が表示され、ミニゲームのミッションが達成されなかったことが報知される。なお、この演出例では、当否判定の結果がハズレであり、そのため、ミニゲームのミッションが達成されると、強カットイン画像CI1aを表示しなければならなくなるので、この演出例では、ミニゲームにおける演出ボタン136の操作回数に拘らず、「大吉」以外が必ず導出されるように予め決定される。
その後、図213(m)に示すタイミングで、装飾図柄表示装置208では、カットイン予告として弱カットイン画像CI1bが表示される。この弱カットイン画像CI1bの表示は、上述したミニゲームの結果、ミッションが達成されなかったことによるものである。なお、弱カットイン画像CI1bの表示中もミッションが継続しており、「ミッション中」の表示が継続して行われているが、弱カットイン画像CI1bにオーバーラップされており、弱カットイン画像CI1bにオーバーラップされていない場合よりも視認困難とされているものの、弱カットイン画像CI1bのサイズは強カットイン画像CI1aのサイズよりも小さいので、「ミッション中」の表示は、強カットイン画像CI1aによってオーバーラップされる場合よりも弱カットイン画像CI1bにオーバーラップされた場合の方が視認しやすくなっている。
弱カットイン画像CI1bは、上述したように、番長の顔が含まれていない画像である。そのため、メインの演出におけるミッションである番長の顔の出現が達成されなかったことにより、図213(n)に示す装飾図柄表示装置208では、「ミッション失敗」の文字表示が弱カットイン画像CI1bにオーバーラップして表示される。すなわち、この演出例では、メインの演出におけるミッションが、弱カットイン画像CI1bの出現により達成されなかったということができる。
その後、図213(o)に示すように、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪に敗れ、敗北した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄表示領域208bに停止表示する予定の「装飾6」が表示され、「装飾7」−「装飾6」−「装飾7」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。
その後、変動時間が経過するタイミングで、図213(p)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾7−装飾6−装飾7」の装飾図柄の組み合わせが停止表示(確定表示)され、1回の特図の変動遊技が終了する。
図214は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるミニゲームの演出の他の一例について段階的に示す図である。以下の図では、括弧書きのアルファベット順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図214(a)〜同図(i)は、図212(a)〜同図(i)と同様であるので、説明を省略する。
図214(i)に示されるタイミングでミニゲームにおける演出ボタン136による連打操作の受け付けが開始された後、図214(j)〜同図(k)に示すように、演出ボタン136の操作回数が、事前に決定された回数に満たない状態で演出ボタン136の操作有効期間が経過した場合には、図214(l)に示すように、ミニゲーム表示領域MN1では、ミニゲームの結果として「小吉」が導出されるとともに、その下方には「ミッション失敗」の文字が表示され、ミニゲームのミッションが達成されなかったことが報知される。なお、この演出例では、当否判定の結果が大当りであり、この結果に基づき、ミニゲームの結果として「大吉」を導出可能に決定されている。しかしながら、演出ボタン136の操作回数が、事前に決定された回数に満たないで操作有効期間が経過したため、「大吉」を導出せず、「小吉」が導出されることとなる。なお、ミニゲームが開始したが一度も演出ボタン136の操作がなかった場合には、「大吉」を導出可能に決定された場合であっても、ミニゲームの結果が導出されないようにしてもよい。また、「大吉」を導出可能に決定された場合には、演出ボタン136の操作回数が足りず、あるいは、演出ボタン136の操作がなかった場合でも、「大吉」を導出するようにしてもよい。
その後、図214(m)に示すタイミングで、装飾図柄表示装置208では、カットイン予告として弱カットイン画像CI1bが表示される。この弱カットイン画像CI1bの表示は、上述したミニゲームの結果、ミッションが達成されなかったことによるものである。なお、弱カットイン画像CI1bの表示中もミッションが継続しており、「ミッション中」の表示が継続して行われているが、弱カットイン画像CI1bにオーバーラップされており、弱カットイン画像CI1bにオーバーラップされていない場合よりも視認困難とされているものの、弱カットイン画像CI1bのサイズは強カットイン画像CI1aのサイズよりも小さいので、「ミッション中」の表示は、強カットイン画像CI1aによってオーバーラップされる場合よりも弱カットイン画像CI1bにオーバーラップされた場合の方が視認しやすくなっている。なお、ミッションの結果が導出されなかった場合にも、弱カットイン画像CI1bが表示されるようにしてもよい。
弱カットイン画像CI1bは、上述したように、番長の顔が含まれていない画像である。そのため、メインの演出におけるミッションである番長の顔の出現が達成されなかったことにより、図214(n)に示す装飾図柄表示装置208では、「ミッション失敗」の文字表示が弱カットイン画像CI1bにオーバーラップして表示される。すなわち、この演出例では、メインの演出におけるミッションが、弱カットイン画像CI1bの出現により達成されなかったということができる。
しかしながら、この演出例では、当否判定の結果が大当りであるので、図214(o)に示すように、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪を倒し、勝利した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄表示領域208bに停止表示する予定の「装飾7」が表示され、「装飾7」−「装飾7」−「装飾7」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。
その後、変動時間が経過するタイミングで、図214(p)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾7−装飾7−装飾7」の装飾図柄の組み合わせが停止表示(確定表示)され、1回の特図の変動遊技が終了する。すなわち、この演出例では、ミニゲームにおいて演出ボタン136の操作回数が不足しており、ミニゲームのミッションは失敗となり、そのため、これに関係するメインの演出のミッションも達成できないにもかかわらず、当否判定の結果にしたがって大当り図柄が確定表示される様子が示されている。
図215は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるミニゲームの演出の他の一例について段階的に示す図である。以下の図では、括弧書きのアルファベット順に演出が進んでいく様子が示されている。図215に示される演出例では、装飾図柄表示装置208の他、演出可動体224の様子も示されている。
図215(a)は、図207(k)に続く演出であり、装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(討伐リーチ)に発展している様子が示されている。スーパーリーチ状態となると、左図柄表示領域208aおよび右図柄表示領域208cにそれぞれ表示されていた装飾図柄が、左上隅に小さく表示され、主人公の殿様と敵役の剣豪が対峙する画面が表示される。
その後、図215(b)に示される装飾図柄表示装置208では、メインの演出として演出ボタン136の連打操作を要求するボタン操作演出が開始されている。図215(b)に示される装飾図柄表示装置208では、ボタン画像136aが振動及び回転している態様で表示され、このボタン画像136aとともに「連打」の文字が表示され、演出ボタン136の連打操作を促進している様子が示されている。このとき、演出ボタン136は、例えば、カバー体の内部が回転するとともに振動している。
その後、図215(c)に示すように、装飾図柄表示装置208では、ボタン受付時間メーターMTによるゲージの減少表示が開始され、メインの演出における演出ボタン136の操作受付が開始された様子が示されている。そして、遊技者は、これを見て演出ボタン136の連打を開始する。
その後、図215(d)に示される装飾図柄表示装置208では、表示領域の右下部分にミニゲーム表示領域MN1が形成され、このミニゲーム表示領域MN1においてミニゲームが開始される様子が示されている。具体的には、ボタン画像136aとともに「push」の文字が表示され、演出ボタン136の1回操作を促している。また、その下方には、「大吉で激アツ予告かも」の文字表示が行われており、「大吉」が導出されることにより信頼度の高い予告が発生する可能性があることが予告されるという、ミニゲームにおけるミッションの内容とミッション達成の結果の説明が行われている。このように、この演出例では、ミニゲームが開始されるよりも前にメインの演出におけるミッション演出が開始されている。なお、ボタン受付時間メーターMTは、メインの演出における演出ボタン136の操作受付期間が開始してからの時間に応じて表示態様が変化している。
その後、図215(e)に示すように、装飾図柄表示装置208のミニゲーム表示領域MN1では、ミニゲームの結果として導出される可能性のある表示である「大吉」の表示が行われる。なお、遊技者による演出ボタン136の連打操作は継続して行われている。
続いて、図215(f)に示すように、装飾図柄表示装置208のミニゲーム表示領域MN1では、ミニゲームの結果として導出される可能性のある表示である「中吉」の表示が行われる。この「中吉」の表示は、「大吉」の表示の一部にオーバーラップされている。また、図215(f)に示されるタイミングでは、演出可動体224の前腕部224bが可動し、ミニゲーム表示領域MN1にオーバーラップしている。なお、この演出例では、演出可動体224は、例えば、大当り予告として動作しているが、例えば、演出可動体224が動作することにより、ミニゲームにおけるミッション達成の可能性が高いことを予告するようにしてもよいし、メインの演出におけるミッション達成の可能性が高いことを予告するようにしてもよい。なお、遊技者による演出ボタン136の連打操作は継続して行われている。
続いて、図215(g)に示すように、装飾図柄表示装置208のミニゲーム表示領域MN1では、ミニゲームの結果として導出される可能性のある表示である「小吉」の表示が行われる。この「小吉」の表示は、「中吉」の表示の一部にオーバーラップされている。また、この「小吉」の表示は、演出可動体224の前腕部224bにオーバーラップされており、視認困難とされている。一方、メインの演出における演出ボタン136の連打操作の演出も継続して行われており、図215(g)に示す装飾図柄表示装置208では、メインの演出における演出ボタン136の連打操作に応じて、弱カットイン画像CI1bが表示される。この演出例では、メインの演出における連打操作演出における操作有効期間中にカットイン画像が表示される様子が示されている。この演出例では、弱カット画像CI1は、ボタン画像136aやボタン受付時間メーターMTにオーバーラップしないように、これらの左側に小さいサイズで表示されている。なお、遊技者による演出ボタン136の連打操作は依然として継続している。
その後、図215(h)に示すタイミングで、装飾図柄表示装置208のミニゲーム表示領域MN1では、「大吉」、「中吉」及び「小吉」の各表示の高速ループ回転を開始する。そして、この高速ループ回転の演出が行われている下方には、ボタン画像136aとともに「push」の文字が表示され、ミニゲームにおける演出ボタン136による1回操作の受け付けが開始されたことが報知されている。なお、このミニゲームの表示は、演出可動体224の上腕部224bにオーバーラップされており、視認困難となっている。一方、メインの演出では、演出ボタンの連打操作を要求するボタン操作演出が継続している。また、この演出例では、ミニゲームにおける操作促進表示としてのボタン画像136aを含む演出とメインの演出における操作促進表示としてのボタン画像136aを含む演出とが重ねて表示されている。ここでも、遊技者による演出ボタン136の連打操作は依然として継続しているが、ミニゲームにおける演出ボタン136による1回操作の受け付けが開始されると、演出ボタン136の操作がメインの演出における演出ボタン136の操作に優先してミニゲームにおける演出ボタン136の操作として受け付けられるので、例えば、一点鎖線で囲まれたタイミングで操作された演出ボタン136に応答して、ミニゲームの結果が導出されるように構成されている。なお、演出ボタン136の1回の操作でメインの演出における演出ボタン136の操作としても受け付けられ、ミニゲームにおける演出ボタン136の操作としても受け付けられるようにしてもよい。
その結果、図215(i)に示すように、装飾図柄表示装置208のミニゲーム表示領域MN1では、演出ボタン136による1回の操作に応答してミニゲームの結果として「大吉」が導出されている様子が示されている。そして、ミニゲームのミッションが達成された旨の「達成」の文字も表示され、その旨が報知されている。しかしながら、ミニゲーム表示領域MN1が演出可動体224の前腕部224bにオーバーラップされているので、「達成」の文字が視認困難とされている。なお、図215(i)に示されるタイミングでは、メインの演出における演出ボタン136の操作受付期間が経過しており、遊技者は演出ボタン136の連打操作を終了している。
その後、図215(j)に示すように、メインの演出におけるミッションが終了すると、弱カットイン画像CI1bが表示領域の中央に移動する。すなわち、弱カットイン画像CI1bの表示が、メインの演出におけるミッションの結果として導出されている。また、図215(j)に示されるタイミングでは、演出可動体224の前腕部224bは、初期位置に移動している。そのため、ミニゲーム表示領域MN1へのオーバーラップが解消し、ミニゲームのミッションが達成された旨の「達成」の文字も視認容易とされている。なお、メインの演出におけるミッションが終了して弱カットイン画像CI1bが表示領域の中央に移動するタイミングと、演出可動体224の前腕部224bが初期位置に移動するタイミングとが同じであってもよいし、メインの演出におけるミッションが終了して弱カットイン画像CI1bが表示領域の中央に移動した後で、演出可動体224の前腕部224bが初期位置に移動してもよいし、演出可動体224の前腕部224bが初期位置に移動した後で、メインの演出におけるミッションが終了して弱カットイン画像CI1bが表示領域の中央に移動してもよい。
その後、図215(k)に示される装飾図柄表示装置208では、弱カットイン画像CI1bに換えて強カットイン画像CI1aが表示されている様子が示されている。これは、上述したようにしてミニゲームにおけるミッション達成の結果として表示されるものである。ここで、強カットイン画像CI1aのサイズは、弱カットイン画像CI1bのサイズよりも大きいサイズとなっている。また、強カットイン画像CI1aは、ミニゲーム表示領域MN1の一部にオーバーラップしている。なお、弱カットイン画像CI1bが表示された場合でも、メインの演出における演出ボタン136の操作回数が不足している場合には、ミニゲームにおけるミッションが達成された場合でも、強カットイン画像CI1aの表示は行われないが、弱カットイン画像CI1bが表示された場合には、演出ボタン136の操作回数に拘らずミニゲームにおけるミッションが達成された場合には、強カットイン画像CI1aの表示を行うようにしてもよい。
その後、図215(l)に示すように、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪を倒し、勝利した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄表示領域208bに停止表示する予定の「装飾7」が表示され、「装飾7」−「装飾7」−「装飾7」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。その後は、変動時間が経過するタイミングで、「装飾7−装飾7−装飾7」の装飾図柄の組み合わせが停止表示(確定表示)され、1回の特図の変動遊技が終了する。
続いて、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行される演出の他の具体例について、図216〜図220を参照しながら説明する。
図216〜図220は、本実施形態に適用可能なパチンコ機100の装飾図柄表示装置を中心とした演出の変形例を段階的に示す図である。なお、図216〜図220においても、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、普図表示装置210、第1特図保留ランプ218、第2特図保留ランプ220、普図保留ランプ216及び第4図柄表示装置284aについては、図示を省略している。また、図216〜図220では、1つの装飾図柄表示装置208を備えて構成されたパチンコ機100が示されている。なお、上述した実施形態のように、複数の装飾図柄表示装置を備えたものであってもよい。また、装飾図柄表示装置208の前面側に、上述した透明の導光板ILを配置してもよい。
図216は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるミニゲームの演出の他の一例について段階的に示す図である。以下の図では、括弧書きのアルファベット順に演出が進んでいく様子が示されている。図216に示される演出例では、装飾図柄表示装置208の他、演出ボタン136と操作キーユニット137の様子も示されている。
図216(a)は、装飾図柄の変動表示中にミニゲームが開始されている様子が示されている。この演出例では、ミニゲームが領域によって区画されないで行われている。ミニゲームが開始されると、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄は、左上隅に小さく表示され、表示領域の下方左右には、右宝箱画像BXRと左宝箱画像BXLとが左右に並べて表示されている。また、表示領域の略中央には、「吉宗が出ればSPリーチ」と表示されており、宝箱から主人公の殿様が出現すると、スーパーリーチ(SPリーチ)に移行することが報知されている。また、表示領域の上方には、「十字キーで選択」「ボタンで決定」と表示されており、操作キーユニット137で宝箱を選択して演出ボタン136で選択した宝箱を開ける宝箱として決定することができることが報知されている。すなわち、この演出例では、複数の操作手段を用いたミニゲームが行われる様子が示されている。また、この演出例では、装飾図柄変動表示に関する演出よりも広い領域を使用してミニゲームが行われている様子が示されている。
その後、図216(b)に示される装飾図柄表示装置208では、演出ボタン136及び操作キーユニット137の操作受付期間が開始された様子が示されている。具体的には、装飾図柄表示装置208では、左宝箱画像BXLを囲むようにしてカーソルCSLが表示されており、このカーソルCSLに囲まれた宝箱が選択中の宝箱であることが示されている。また、表示領域の中央右側には、操作有効期間の残り時間が示されており、図216(b)に示されるタイミングでは、操作有効期間が残り3秒であることを示す「3」が表示されている。また、図216(b)では、遊技者により操作キーユニット137の右ボタンが操作されている様子も示されている。
すると、図216(c)に示される装飾図柄表示装置208では、左宝箱画像BXLを囲んでいたカーソルCSLが右宝箱画像BXRに移動し、右宝箱画像BXRを囲んでいる様子が示されている。なお、操作有効期間の残り時間の表示は「2」となっており、操作有効期間が残り2秒であることが示されている。
その後、図216(d)に示されるタイミングで、遊技者によって演出ボタン136が操作されると、図216(e)に示すように、選択された右宝箱画像BXRが開ける宝箱として決定され、右宝箱画像BXRがカーソルCSLとともに拡大表示される一方、選択されなかった左宝箱画像BXLは縮小表示される。なお、図216(d)に示される装飾図柄表示装置では、操作有効期間の残り時間の表示は「1」となっており、操作有効期間が残り1秒であることが示されている。また、遊技者によって演出ボタン136が操作されて開ける宝箱の決定操作が行われた後、操作有効期間が経過したときに開ける宝箱が確定する表示を行うようにしてもよい。また、演出ボタン136による操作が行われることなく操作有効期間が経過した場合に、カーソルCSLによって選択されている宝箱を開ける宝箱として決定するようにしてもよいし、演出ボタン136による操作が行われることなく操作有効期間が経過した場合には、いずれの宝箱も選択されず、宝箱を開けないようにしてもよい。これによれば、遊技者に対して演出ボタン136や操作キーユニット137といった操作手段に対する操作意欲を向上させることができる場合がある。
その後、図216(f)に示す装飾図柄表示装置208では、右宝箱画像BXRから主人公の殿様のキャラクタYSMが出現し、ミニゲームのミッションが達成された様子が示されている。これにより、SPリーチに移行することが予告される。なお、主人公の殿様のキャラクタYSMの出現により先読み予告が行われてもよい。
その後、図216(g)に示すように、装飾図柄表示装置208では、左図柄表示領域208aと右図柄表示領域208cにそれぞれ「装飾7」の装飾図柄が停止表示してリーチ状態が形成される。このとき、装飾図柄表示装置208では、「リーチ」の表示を行い、リーチ状態となったことが報知される。なお、中図柄表示領域208bでは、装飾図柄の変動表示が続いている。
その後、図216(h)に示され装飾図柄表示装置208では、SPリーチに発展する様子が示されている。このように、この演出例では、当否判定の結果に基づいて決定された装飾図柄の変動パターンがSPリーチに移行するものである場合には、SPリーチに移行する前に行われるミニゲームにおいて、SPリーチに移行することを予告する主人公の殿様のキャラクタYSMを表示可能に構成されている。これにより、ミニゲームで殿様のキャラクタYSMを出現させることで、SPリーチへの移行を予告することができる場合がある。
なお、この演出例において、SPリーチへの移行が予め決定されている場合は、右宝箱画像BXRと左宝箱画像BXLのいずれを選択しても殿様のキャラクタYSMが出現し、SPリーチへ移行しないことが予め決定されている場合は、右宝箱画像BXRと左宝箱画像BXLのいずれを選択しても殿様のキャラクタYSMが出現しないように構成してもよい。また、SPリーチへの移行が予め決定されていることを条件に、右宝箱画像BXRと左宝箱画像BXLのいずれを当りとするかをランダムに決定し、当りと決定された宝箱画像が選択された場合に殿様のキャラクタYSMが出現するように構成してもよい。また、SPリーチを実行可能な変動時間が選択された場合において、右宝箱画像BXRと左宝箱画像BXLのいずれを当りとするかランダムに決定し、当りと決定された宝箱画像が選択された場合に殿様のキャラクタYSMが出現するように構成し、殿様のキャラクタYSMが出現した場合には、その後、SPリーチに発展するが、殿様のキャラクタYSMが出現しなかった場合には、その後、SPリーチに発展せず、変動時間が経過するまでノーマルリーチ等のSPリーチよりも大当りの信頼度の低いリーチを行うように構成されてもよい。また、宝箱画像を選択したタイミングで殿様のキャラクタYSMを出現させるか否をランダムで抽選するようにしてもよい。また、殿様のキャラクタYSMが出現してもSPリーチに移行しない場合があってもよく、この場合は、法則崩れとして、最終的に大当り図柄が確定表示されるようにしてもよい。
図217は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるミニゲームの演出の他の一例について段階的に示す図である。以下の図では、括弧書きのアルファベット順に演出が進んでいく様子が示されている。図217に示される演出例では、装飾図柄表示装置208の他、演出ボタン136と操作キーユニット137の様子も示されている。
図217(a)は、装飾図柄の変動表示中にミニゲームが開始されている様子が示されている。ミニゲームが開始されると、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄は、左上隅に小さく表示され、表示領域の下方左右には、右宝箱画像BXRと左宝箱画像BXLとが左右に並べて表示されている。また、表示領域の略中央には、「吉宗が出ればSPリーチ」と表示されており、宝箱から主人公の殿様が出現すると、スーパーリーチ(SPリーチ)に移行することが報知されている。また、表示領域の上方には、「十字キーで選択」「ボタンで決定」と表示されており、操作キーユニット137で宝箱を選択して演出ボタン136で選択した宝箱を開ける宝箱として決定することができることが報知されている。また、図217(a)に示される装飾図柄表示装置208では、右宝箱画像BXRと左宝箱画像BXLとの間にカーソルCSLが表示されており、いずれの宝箱画像も選択されていない態様で表示されている。
その後、図217(b)に示される装飾図柄表示装置208では、演出ボタン136及び操作キーユニット137の操作受付期間が開始されて、表示領域の中央右側に、操作有効期間の残り時間が表示される。図217(b)に示されるタイミングでは、操作有効期間が残り3秒であることを示す「3」が表示されている。
図217(c)に示されるタイミングでは、演出ボタン136及び操作キーユニット137の操作受付が開始されてからいずれの操作も行われない状態で、装飾図柄表示装置208における操作有効期間の残り時間の表示が「2」となり、操作有効期間が残り2秒である様子が示されている。そのため、カーソルCSLは、未だいずれの宝箱画像も選択されておらず、右宝箱画像BXRと左宝箱画像BXLの間に位置している。
図217(d)に示されるタイミングでは、演出ボタン136及び操作キーユニット137の操作受付が開始されてからいずれの操作も行われない状態で、装飾図柄表示装置208における操作有効期間の残り時間の表示が「1」となり、操作有効期間が残り1秒である様子が示されている。そのため、カーソルCSLは、依然としていずれの宝箱画像も選択されておらず、右宝箱画像BXRと左宝箱画像BXLの間に位置している。
図217(e)に示されるタイミングでは、演出ボタン136及び操作キーユニット137の操作受付が開始されてからいずれの操作も行われない状態で、装飾図柄表示装置208における操作有効期間の残り時間の表示が「0」となり、操作有効期間が経過した様子が示されている。そのため、カーソルCSLは、依然としていずれの宝箱画像も選択されておらず、右宝箱画像BXRと左宝箱画像BXLの間に位置している。その結果、いずれの宝箱も選択されず、いずれの宝箱も開けられないまま、すなわち、ミニゲームの結果が導出されないまま、図217(f)に示すように、装飾図柄表示装置208では、リーチ状態に移行される。
この演出例において、SPリーチへの移行が予め決定されている場合は、いずれの宝箱も選択されない場合であってもSPリーチが実行されるが、装飾図柄の変動表示の結果及び変動時間は、当否判定の結果に基づいて予め決定されているので、いずれの宝箱も選択されない場合には、SPリーチを行わず、例えば、ノーマルリーチ等のSPリーチよりも大当りの信頼度の低いリーチを実行するようにしてもよい。これによれば、遊技者に対して演出ボタン136や操作キーユニット137といった操作手段に対する操作意欲を向上させることができる場合がある。
図218は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるミニゲームの演出の他の一例について段階的に示す図である。以下の図では、括弧書きのアルファベット順に演出が進んでいく様子が示されている。図218に示される演出例では、装飾図柄表示装置208の他、演出ボタン136と操作キーユニット137の様子も示されている。なお、図218(a)〜同図(d)は、図216(a)〜同図(d)と同様であるので、説明を省略する。
図218(d)に示されるタイミングで、遊技者によって演出ボタン136が操作されると、図218(e)に示すように、選択された右宝箱画像BXRが開ける宝箱として決定され、右宝箱画像BXRがカーソルCSLとともに拡大表示される一方、選択されなかった左宝箱画像BXLは縮小表示される。また、この演出例では、図218(e)に示されるように、装飾図柄表示装置208の表示領域の下方に、「遊技球が詰まっています」「係員を呼んでください」のエラー表示(エラー報知)が行われており、払出経路に遊技球が詰まっている状態である球詰まりエラーが発生していることが報知されている。具体的には、例えば、賞球あるいは貸球の払出条件が成立し、払出装置152(図2等参照)を駆動したが、遊技球の払い出しが検出されず、リトライ動作を所定回数(例えば、3回)繰り返したにもかかわらず、遊技球の払い出しが検出されなかった場合に球詰まりエラー報知が行われる。このようなエラーは、遊技を継続可能なものであるから、本実施形態では、エラー報知を行いつつも、遊技を継続させるようにしている。なお、エラー報知の対象となっているエラーの解消を検出した場合(例えば、払出装置152による遊技球の払い出しが正常に行われるようになった場合等)には、エラー報知は消去される。ここで、エラー表示が開始されるタイミングは、右宝箱画像BXRが拡大表示を開始するタイミングと同じであってもよいし、右宝箱画像BXRが拡大表示を開始するタイミングよりも後のタイミングであってもよいし、右宝箱画像BXRが拡大表示を開始するタイミングよりも前のタイミングであってもよい。
図218(f)〜同図(h)は、エラー表示が行われていることを除き、図216(f)〜同図(h)と同様であるので、説明を省略する。
このように、この演出例では、遊技が中断されないエラーであれば、ミニゲームが継続される様子が示されている。
図219は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるミニゲームの演出の他の一例について段階的に示す図である。以下の図では、括弧書きのアルファベット順に演出が進んでいく様子が示されている。図219に示される演出例では、装飾図柄表示装置208の他、演出ボタン136と操作キーユニット137の様子も示されている。なお、この演出例では、パチンコ機100の所定位置に磁力を検知する磁気検知センサが設けられており、磁気検知センサが磁力を検知すると、主制御部300に検知信号を出力する。主制御部300は、磁気検知センサからの検知信号を入力すると、磁気検知エラーが発生したと判断し、第1副制御部400に磁気検知コマンドを送信した後で、遊技を停止して不能動化する制御を行う。不能動化した後は、主制御部メイン処理(図6参照)のステップS113の初期化処理が実行されるまで復帰することができないように構成されている。一方、磁気検知コマンドを受信した第1副制御部400は、例えば、スピーカ120からエラー音を出力したり、各種ランプ418、遊技盤用ランプ532及び遊技台枠用ランプ542により所定のエラー態様によるランプの点滅を行ったり、装飾図柄表示装置208に所定のエラー表示を行ったりすることができる。ここで、図218(a)〜同図(c)は、図216(a)〜同図(c)と同様であるので、説明を省略する。
図219(c)に示される装飾図柄表示装置208では、右宝箱画像BXRを囲んでいる様子が示されている。なお、操作有効期間の残り時間の表示は「2」となっており、操作有効期間が残り2秒であることが示されている。
その後、例えば、遊技者により磁石を用いた不正が行われ、図示しない磁気検知センサがこれを検知すると、図219(d)に示すように、装飾図柄表示装置208では、無地の背景に「磁石センサエラーです」の文字を含む磁気エラー表示ERRが、例えば、図216(d)に示される表示にオーバーラップして表示され、遊技が停止する。そのため、例えば、その後、図219(d)に示すように、演出ボタン136を操作しても磁気エラー表示ERRの表示は消去されず、また、図216(d)〜同図(h)に示される演出表示が行われる予定が、これらの演出表示が視認されることなく電源が遮断されるまで磁気エラー表示ERRが継続して表示されることとなる(図219(d)〜同図(h))。図219に示される磁気エラー表示ERRは、図218に示されるエラー表示と比較すると、ミニゲームの演出にオーバーラップする面積が異なっているということができる。換言すれば、ミニゲームの演出表示は、発生したエラーの種類によって、エラー表示にオーバーラップされる面積が異なっているということもできる。
図220は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるミニゲームの演出の他の一例について段階的に示す図である。以下の図では、括弧書きのアルファベット順に演出が進んでいく様子が示されている。
図220(a)は、図207(j)に続く演出であり、左図柄表示領域208a及び右図柄表示領域208cにそれぞれ「装飾7」が停止表示され、リーチ状態が形成された様子が示されている。このとき、装飾図柄表示装置208では、「リーチ」の表示を行い、リーチ状態となったことが報知される。なお、中図柄表示領域208bでは、装飾図柄の変動表示が続いている。
続いて、図220(b)に示すように、装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチの一つであるボーリングリーチに発展する様子が示されている。ボーリングリーチは、メインの演出として行われるリーチ演出である。ボーリングリーチに移行すると、装飾図柄表示装置208では、左図柄表示領域208aおよび右図柄表示領域208cにそれぞれ表示されていた装飾図柄が左上隅に小さく表示され、ピラミッド状に整列された10本のボーリングピンに向かってボールがレーン上を転動する演出表示が行われ、表示領域の右上部分では、「ストライクで大当り」の文字が表示されており、ストライクというミッションを達成すれば大当りとなることが報知されている。
その後、図220(c)に示す装飾図柄表示装置208では、ボールが10本のボーリングピンに近接した位置まで到達し、今にもボーリングピンを倒そうとする様子が示されている。一方、図220(c)に示すように、装飾図柄表示装置208では、表示領域の右下部分にミニゲーム表示領域MN1が表示され、ボーリングリーチの演出表示の少なくとも一部にオーバーラップしている。ミニゲーム表示領域MN1では、ミニゲームの説明表示が行われている。図220(c)に示されるミニゲームの説明表示では、「ミニゲーム」の表示の下方に、サイコロの「1」の出目を示すとともに「を出せ」の表示が行われており、ミニゲームが開始された後で演出ボタン136を操作し、サイコロの「1」の出目を停止表示させるミッションが行われる旨が説明されている。
その後、図220(d)に示す装飾図柄表示装置208では、9本のボーリングピンが倒れた様子が示されている。すなわち、1本のボーリングピンが倒れずに残った様子が示されている。一方、ミニゲーム表示領域MN1では、「Push」の表示とともにボタン画像136aが表示され、ミニゲームにおける演出ボタン136の操作受付期間が開始されたことが報知されている。なお、このとき、例えば、サイコロの図柄を変動表示させるようにしてもよい。
図220(e)は、演出ボタン136が操作されて、ミニゲーム表示領域MN1においてミニゲームの結果が導出された様子が示されている。具体的には、装飾図柄表示装置208では、ボーリングリーチにおいてストライクが出なかったため、「残念」の文字が表示され、ボーリングリーチにおけるミッションが達成されず、ハズレとなることが報知される。一方、ミニゲーム表示領域MN1では、演出ボタン136が操作されたことにより、ミニゲームの結果としてサイコロの「1」の出目が停止されてミッションが達成され、その報酬として、ボーリングピンがあと1本倒れることを予告する「+1本」の表示が行われている。
その後、図220(f)に示す装飾図柄表示装置208では、ミニゲーム表示領域MN1が消去され、ミニゲームの結果として導出されたサイコロの「1」の出目とともに、ミッション達成の報酬である「+1本」の表示が行われた後、図220(g)に示すように、倒れずに残っていた1本のボーリングピンが倒れ、ストライクとなった様子が示されている。すなわち、ハズレからの復活大当りとなる演出が行われている様子が示されている。
その後、変動時間が経過するタイミングで、図220(h)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾7−装飾7−装飾7」の装飾図柄の組み合わせが停止表示(確定表示)され、1回の特図の変動遊技が終了する。
このように、この演出例では、ミニゲームの結果がメインの演出としてのリーチ演出の結果に影響を与えているということができる。
続いて、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行される演出の他の具体例について、図221〜図228を参照しながら説明する。
図221〜図228は、本実施形態に適用可能なパチンコ機100の装飾図柄表示装置を中心とした演出の変形例を段階的に示す図である。なお、図221〜図228においても、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、普図表示装置210、第1特図保留ランプ218、第2特図保留ランプ220、普図保留ランプ216及び第4図柄表示装置284aについては、図示を省略している。また、図221〜図228では、1つの装飾図柄表示装置208を備えて構成されたパチンコ機100が示されている。なお、上述した実施形態のように、複数の装飾図柄表示装置を備えたものであってもよい。また、装飾図柄表示装置208の前面側に、上述した透明の導光板ILが配置されてもよい。
図221は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるミニゲームの演出の他の一例について段階的に示す図である。以下の図では、括弧書きのアルファベット順に演出が進んでいく様子が示されている。
図221(a)に示す装飾図柄表示装置208には、ハズレの装飾図柄の組み合わせである「装飾1−装飾2−装飾3」が停止表示されている。また、特図1の保留を表す、1番目の特図1の保留アイコンh11、2番目の特図1の保留アイコンh12、3番目の特図1の保留アイコンh13はいずれもデフォルトの表示態様で表示されている。また、装飾図柄表示装置208の表示領域の下端部分の右半分には、略方形状に区画された多機能表示領域MF1が形成されている。多機能表示領域MF1は、上述したチュートリアル表示や、予告表示や、ミニゲームの演出表示等を行うことができる。なお、この演出例では、特図1及び特図2の第2保留数表示や特図1及び特図2の第4図柄の表示を行っていないが、これらの表示を行うようにしてもよい。
図221(b)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化され、2番目の特図1の保留アイコンh12が1番目の特図1の保留アイコンh11として表示され、3番目の特図1の保留アイコンh13が2番目の特図1の保留アイコンh12として表示され、また、装飾図柄の変動表示が開始されている。このとき、変動アイコンを表示させるようにしてもよいことは上述した通りである。
その後、図221(c)に示す装飾図柄表示装置208では、多機能表示領域MF1において、チュートリアル表示が行われている様子が示されている。具体的には、多機能表示領域MF1において、「いろいろなタイミングでミニゲームが始まるよ」の表示が行われており、ミニゲームが開始する時期について示唆を行っている。
その後、装飾図柄表示装置208では、左図柄、右図柄、中図柄の順に装飾図柄が停止表示され、揺れ変動による仮停止が行われた後、図221(d)に示すように、「装飾2−装飾5−装飾7」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。
その後、図221(e)に示すタイミングで、特図1の保留(第1保留)が消化され、装飾図柄表示装置208では、2番目の特図1の保留アイコンh12が1番目の特図1の保留アイコンh11として表示され、また、装飾図柄の変動表示が開始されている。
その後、図221(f)に示す装飾図柄表示装置208では、多機能表示領域MF1において、チュートリアル表示が行われている様子が示されている。具体的には、多機能表示領域MF1において、「吉宗は8代将軍」の表示が行われており、主人公の殿様に関する情報の表示が行われている。
その後、図221(g)に示すタイミングとなると、多機能表示領域MF1に表示されていたチュートリアル表示が中断されて、ミニゲームが開始される。ミニゲームが開始されると、多機能表示領域MF1に、番長の顔の画像BCHとともに「サイコロゲーム」の表示が行われ、ミニゲームとしてのサイコロゲームが開始されることが報知される。
その後、図221(h)に示すように、多機能表示領域MF1では、番長の顔の画像BCHの右側にサイコロの「1」の出目を示す表示とともに「で保留1UP」の表示が行われ、ミニゲームが開始された後で演出ボタン136を操作し、サイコロの「1」の出目が停止表示すると、保留アイコンの表示態様が1段階ランクアップする旨が説明されている。すなわち、ミニゲームの結果、ミッションとしてのサイコロの「1」の出目が導出されることにより、デフォルトの表示態様の保留アイコンが先読み予告の表示態様の保留アイコンに変化することが予告されることとなる。
その後、図221(i)に示すように、多機能表示領域MF1では、ボタン画像136aとともに「押せ」の表示が行われ、ミニゲームにおける演出ボタン136の操作有効期間が開始されたことが報知されている。
その後、図221(j)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄表示領域208aに「装飾2」が停止表示される。なお、中図柄表示領域208b及び右図柄表示領域208cでは、装飾図柄の変動表示が続いている。また、多機能表示領域MF1では、ボタン受付時間メーターMTが表示されており、演出ボタン136の操作有効期間が開始されてからの時間に応じてゲージが減少する態様で表示されている。
そして、図221(j)に示されるタイミングで演出ボタン136が操作されると、図221(k)に示されるように、多機能表示領域MF1では、サイコロの図柄がミッション達成の出目である「1」の出目を示す態様で導出表示され、ミッション達成の報酬であることを示す「1UP確定」の表示が行われている。また、多機能表示領域MF1では、番長の顔の画像BCHも表示されている。また、図221(k)に示すように、装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄表示領域208cに「装飾7」が停止表示される。なお、中図柄表示領域208bでは、装飾図柄の変動表示が続いている。なお、右図柄の停止表示とミニゲームの結果の導出表示とが同じタイミングであってもよいし、右図柄が停止表示された後でミニゲームの結果が導出表示されてもよいし、ミニゲームの結果が導出表示された後で右図柄が停止表示されてもよい。
その後、図221(l)に示す装飾図柄表示装置208では、第3停止が行われ、中図柄表示領域208bに「装飾7」が停止表示され、揺れ変動による仮停止が行われた後、「装飾2−装飾7−装飾7」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。また、多機能表示領域MF1に表示されていたミニゲームの結果は消去されており、1番目の特図1の保留アイコンh11の表示態様がデフォルトの表示態様から先読み予告の1段階目の表示態様としての円形で青色の表示態様に変更されている。この演出例においても、保留アイコンは、赤色>緑色>青色の順で大当りの信頼度が高くなっている。なお、保留アイコンの表示態様の変化と装飾図柄の確定表示とが同じタイミングであってもよいし、保留アイコンの表示態様が変化した後で装飾図柄が確定表示してもよいし、装飾図柄が確定表示した後で保留アイコンの表示態様が変化してもよい。また、ミニゲームの結果の消去のタイミングと装飾図柄の確定表示のタイミングとが同じであってもよいし、ミニゲームの結果が消去された後で装飾図柄が確定表示してもよいし、装飾図柄が確定表示した後でミニゲームの結果が消去されてもよい。
また、図221(g)〜(k)において上述したミニゲームとしてのサイコロゲームに換えて、おみくじゲームが開始される場合がある。ここで、図221(g´)は、図221(f)に続く演出の別の例である。具体的には、図221(f)に示す多機能表示領域MF1において表示されていたチュートリアル表示が中断されて、図221(g´)に示すように、多機能表示領域MF1では、ミニゲームが開始される。この演出例では、ミニゲームが開始されると、多機能表示領域MF1に、番長の顔の画像BCHとともに「おみくじゲーム」の表示が行われ、ミニゲームとしてのおみくじゲームが開始されることが報知される。なお、この演出例では、異なる種類のミニゲームが開始される場合であっても同じ番長の顔の画像BCHを表示させるようにしている。換言すれば、この演出例では、同じキャラクタ(番長の顔の画像BCH)を登場させて複数種類のミニゲームを実行可能となっている。
その後、図221(h´)に示すように、多機能表示領域MF1では、番長の顔の画像BCHの右側に「中吉」の表示とともに「で保留1UP」の表示が行われ、ミニゲームにおいて「中吉」が導出表示されると、保留アイコンの表示態様が1段階ランクアップする旨が説明されている。すなわち、ミニゲームの結果、ミッションとしての「中吉」のおみくじが導出されることにより、デフォルトの表示態様の保留アイコンが先読み予告の表示態様の保留アイコンに変化することが予告されることとなる。
その後、図221(i´)に示すように、多機能表示領域MF1では、番長の顔の画像BCHとともに宝箱の画像BXSが表示され、宝箱を開放する演出が開始される。なお、この演出例におけるミニゲームは、演出ボタン136等の操作手段による操作を行わないものとなっている。
その後、図221(j´)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄表示領域208aに「装飾2」が停止表示される。なお、中図柄表示領域208b及び右図柄表示領域208cでは、装飾図柄の変動表示が続いている。また、多機能表示領域MF1では、宝箱の画像BXSが開放した態様の表示に変化するとともに、「中吉」のおみくじが導出表示され、ミッションが達成された様子が示されている。なお、左図柄の停止表示とミニゲームの結果の導出表示とが同じタイミングであってもよいし、左図柄が停止表示した後でミニゲームの結果が導出表示されてもよいし、ミニゲームの結果が導出表示された後で左図柄が停止表示されてもよい。
その後、図221(k´)に示されるように、多機能表示領域MF1では、宝箱の画像BXSが消去されるとともに、ミッション達成の報酬であることを示す「1UP確定」の表示が行われている。また、多機能表示領域MF1では、番長の顔の画像BCHも引き続き表示されている。また、図221(k´)に示すように、装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄表示領域208cに「装飾7」が停止表示される。なお、中図柄表示領域208bでは、装飾図柄の変動表示が続いている。なお、右図柄の停止表示のタイミングとミッション達成の報酬の表示が開始されるタイミングとが同じであってもよいし、右図柄が停止表示された後でミッション達成の報酬の表示が開始されてもよいし、ミッション達成の表示が開始された後で右図柄が停止表示されてもよい。
その後、図221(l´)に示す装飾図柄表示装置208では、第3停止が行われ、中図柄表示領域208bに「装飾7」が停止表示され、揺れ変動による仮停止が行われた後、「装飾2−装飾7−装飾7」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。また、多機能表示領域MF1に表示されていたミニゲームの結果は消去されており、1番目の特図1の保留アイコンh11の表示態様がデフォルトの表示態様から先読み予告の1段階目の表示態様としての円形で青色の表示態様に変更されている。なお、保留アイコンの表示態様の変化と装飾図柄の確定表示とが同じタイミングであってもよいし、保留アイコンの表示態様が変化した後で装飾図柄が確定表示してもよいし、装飾図柄が確定表示した後で保留アイコンの表示態様が変化してもよい。また、ミニゲームの結果の消去のタイミングと装飾図柄の確定表示のタイミングとが同じであってもよいし、ミニゲームの結果が消去された後で装飾図柄が確定表示してもよいし、装飾図柄が確定表示した後でミニゲームの結果が消去されてもよい。
このように、図221に示される演出例では、ミニゲームの開始条件が成立した場合に、種類の異なるミニゲームを行うことができるように構成された例について示されており、しかも、一方(サイコロゲーム)のミニゲームでは演出ボタン136の操作を要するものであり、他方(おみくじゲーム)のミニゲームでは操作手段によるなんらの操作を要しないものであり、さらに、いずれのミニゲームにおいても表示態様を変化させる対象が同じ(いずれも、1番目の特図1の保留アイコンh11を変化させている。)となっている。すなわち、図221では、いずれのミニゲームにおいても、結果的にメインの演出において影響を与える対象を同じとしている演出例について示されている。なお、この演出例において、サイコロゲームとおみくじゲームのいずれを実行するかについては、ランダムによって決定してもよいし、当否判定の結果に基づいて決定してもよく、例えば、サイコロゲームが実行される場合よりもおみくじゲームが実行される場合の方が、最終的に大当り図柄が確定表示されやすいように構成してもよい。
また、この演出例のように、ミニゲームにおいて、装飾図柄の変動表示の実行中に登場するキャラクタよりも小さいキャラクタ(「小キャラ」という場合がある。)や、例えば、チュートリアル表示等の演出において登場するキャラクタ(「ナビキャラ」という場合がある。)が登場する場合があってもよい。なお、これらのキャラクタは、ミニゲームが行われない場合は、チュートリアル表示や他の予告等にも表示させる構成であってもよいし、ミニゲームにおいてのみ登場する構成であってもよい。また、これらのキャラクタが常時表示されるものであってもよい。また、ミニゲームに登場するキャラクタと、装飾図柄の変動表示の実行中に登場するキャラクタとで見た目上で相違があるのが好ましく、例えば、大きさが異なってもよいし、3Dのキャラクタとデフォルメのキャラクタといったように表現上の相違があってもよい。
なお、この演出例において、おみくじゲーム(第二のミニゲーム)がサイコロゲーム(第一のミニゲーム)よりも広い領域を使用するようにしてもよい。すなわち、第二のミニゲームは、ある表示領域(第一のミニゲームが行われる多機能表示領域MF1)を少なくとも使用し、さらに別の表示領域(多機能表示領域MF1が拡大した部分の表示領域)も使用するように構成されてもよい。
図222は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるミニゲームの演出の他の一例について段階的に示す図である。以下の図では、括弧書きのアルファベット順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図222(a)〜同図(e)は、図221(a)〜同図(e)と同様であるので、説明を省略する。
図222(f)に示す装飾図柄表示装置208では、多機能表示領域MF1において、ミニゲームの開始予告の表示が行われている様子が示されている。具体的には、多機能表示領域MF1において、番長の顔の画像BCHとともに「注目」の表示が行われ、これからミニゲームが開始されることを予告している。
その後、図222(g)に示すタイミングとなると、ミニゲームが開始される。ミニゲームが開始されると、多機能表示領域MF1に、番長の顔の画像BCHとともに「サイコロゲーム」の表示が行われ、ミニゲームとしてのサイコロゲームが開始されることが報知される。
その後、図222(h)に示すように、多機能表示領域MF1では、番長の顔の画像BCHの右側にサイコロの「3」の出目を示す表示とともに「で保留3UP」の表示が行われ、ミニゲームが開始された後で演出ボタン136を操作し、サイコロの「3」の出目が停止表示すると、保留アイコンの表示態様が3段階ランクアップする旨が説明されている。すなわち、ミニゲームの結果、ミッションとしてのサイコロの「3」の出目が導出されることにより、デフォルトの表示態様の保留アイコンが先読み予告の表示態様の保留アイコンに変化することが予告されることとなる。しかも、この演出例では、ミッションの内容及びミッション達成の報酬が、図221に示されるサイコロゲームよりも有利な内容となっている。
その後、図222(i)に示すように、多機能表示領域MF1では、ボタン画像136aとともに「押せ」の表示が行われ、ミニゲームにおける演出ボタン136の操作有効期間が開始されたことが報知されている。
その後、図222(j)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄表示領域208aに「装飾2」が停止表示される。なお、中図柄表示領域208b及び右図柄表示領域208cでは、装飾図柄の変動表示が続いている。また、多機能表示領域MF1では、ボタン受付時間メーターMTが表示されており、演出ボタン136の操作有効期間が開始されてからの時間に応じてゲージが減少する態様で表示されている。
そして、図222(j)に示されるタイミングで演出ボタン136が操作されると、図222(k)に示されるように、多機能表示領域MF1では、サイコロの図柄がミッション達成の出目である「3」の出目を示す態様で導出表示され、ミッション達成の報酬であることを示す「3UP確定」の表示が行われている。また、多機能表示領域MF1では、番長の顔の画像BCHも表示されている。また、図222(k)に示すように、装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄表示領域208cに「装飾7」が停止表示される。なお、中図柄表示領域208bでは、装飾図柄の変動表示が続いている。なお、右図柄の停止表示とミニゲームの結果の導出表示とが同じタイミングであってもよいし、右図柄が停止表示された後でミニゲームの結果が導出表示されてもよいし、ミニゲームの結果が導出表示された後で右図柄が停止表示されてもよい。
その後、図222(l)に示す装飾図柄表示装置208では、第3停止が行われ、中図柄表示領域208bに「装飾7」が停止表示され、揺れ変動による仮停止が行われた後、「装飾2−装飾7−装飾7」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。また、多機能表示領域MF1に表示されていたミニゲームの結果は消去されており、1番目の特図1の保留アイコンh11の表示態様がデフォルトの表示態様から先読み予告の3段階目の表示態様としての円形で赤色の表示態様に変更されている。なお、保留アイコンの表示態様の変化と装飾図柄の確定表示とが同じタイミングであってもよいし、保留アイコンの表示態様が変化した後で装飾図柄が確定表示してもよいし、装飾図柄が確定表示した後で保留アイコンの表示態様が変化してもよい。また、ミニゲームの結果の消去のタイミングと装飾図柄の確定表示のタイミングとが同じであってもよいし、ミニゲームの結果が消去された後で装飾図柄が確定表示してもよいし、装飾図柄が確定表示した後でミニゲームの結果が消去されてもよい。
また、サイコロゲームではなくおみくじゲームが開始される場合には、図222(g´)に示すように、多機能表示領域MF1では、ミニゲームが開始されると、多機能表示領域MF1に、番長の顔の画像BCHとともに「おみくじゲーム」の表示が行われ、ミニゲームとしてのおみくじゲームが開始されることが報知される。
その後、図222(h´)に示すように、多機能表示領域MF1では、番長の顔の画像BCHの右側に「大吉」の表示とともに「で保留3UP」の表示が行われ、ミニゲームにおいて「大吉」が導出表示されると、保留アイコンの表示態様が3段階ランクアップする旨が説明されている。すなわち、ミニゲームの結果、ミッションとしての「大吉」のおみくじが導出されることにより、デフォルトの表示態様の保留アイコンが先読み予告の表示態様の保留アイコンに変化することが予告されることとなる。しかも、この演出例では、ミッションの内容及びミッション達成の報酬が、図221に示されるおみくじゲームよりも有利な内容となっている。
その後、図222(i´)に示すように、多機能表示領域MF1では、番長の顔の画像BCHとともに宝箱の画像BXSが表示され、宝箱を開放する演出が開始される。
その後、図222(j´)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄表示領域208aに「装飾2」が停止表示される。なお、中図柄表示領域208b及び右図柄表示領域208cでは、装飾図柄の変動表示が続いている。また、多機能表示領域MF1では、宝箱の画像BXSが開放した態様の表示に変化するとともに、「大吉」のおみくじが導出表示され、ミッションが達成された様子が示されている。なお、左図柄の停止表示とミニゲームの結果の導出表示とが同じタイミングであってもよいし、左図柄が停止表示した後でミニゲームの結果が導出表示されてもよいし、ミニゲームの結果が導出表示された後で左図柄が停止表示されてもよい。
その後、図222(k´)に示されるように、多機能表示領域MF1では、宝箱の画像BXSが消去されるとともに、ミッション達成の報酬であることを示す「3UP確定」の表示が行われている。また、多機能表示領域MF1では、番長の顔の画像BCHも引き続き表示されている。また、図222(k´)に示すように、装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄表示領域208cに「装飾7」が停止表示される。なお、中図柄表示領域208bでは、装飾図柄の変動表示が続いている。なお、右図柄の停止表示のタイミングとミッション達成の報酬の表示が開始されるタイミングとが同じであってもよいし、右図柄が停止表示された後でミッション達成の報酬の表示が開始されてもよいし、ミッション達成の表示が開始された後で右図柄が停止表示されてもよい。
その後、図222(l´)に示す装飾図柄表示装置208では、第3停止が行われ、中図柄表示領域208bに「装飾7」が停止表示され、揺れ変動による仮停止が行われた後、「装飾2−装飾7−装飾7」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。また、多機能表示領域MF1に表示されていたミニゲームの結果は消去されており、1番目の特図1の保留アイコンh11の表示態様がデフォルトの表示態様から先読み予告の3段階目の表示態様としての円形で赤色の表示態様に変更されている。なお、保留アイコンの表示態様の変化と装飾図柄の確定表示とが同じタイミングであってもよいし、保留アイコンの表示態様が変化した後で装飾図柄が確定表示してもよいし、装飾図柄が確定表示した後で保留アイコンの表示態様が変化してもよい。また、ミニゲームの結果の消去のタイミングと装飾図柄の確定表示のタイミングとが同じであってもよいし、ミニゲームの結果が消去された後で装飾図柄が確定表示してもよいし、装飾図柄が確定表示した後でミニゲームの結果が消去されてもよい。
このように、図222に示される演出例では、同じ種類のミニゲームでもミッションの内容やミッション達成の報酬を異ならせることができるように構成された例について示されている。なお、ミッションの内容を同じくしてミッション達成の報酬を異ならせるようにしてもよいし、ミッションの内容を異ならせてミッション達成の報酬を同じにしてもよい。
図223は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるミニゲームの演出の他の一例について段階的に示す図である。以下の図では、括弧書きのアルファベット順に演出が進んでいく様子が示されている。
図223(A1)〜同図(A6)は、婆モードにおいて行われる演出の一例について示しており、図223(B1)〜同図(B6)は、姫モードにおいて行われる演出の一例について示している。なお、婆モードと姫モードは、それぞれ演出モードの名称であり、各モードにおいてそれぞれモード特有の演出が行われるように構成されている。なお、例えば、婆モードと姫モードの少なくともいずれか一方が先読みモードであってもよい。また、婆モードと姫モードのいずれに移行するかについては、ランダムで決定するようにしてもよいし、遊技状態に基づいて決定されるものであってもよい。例えば、通常遊技状態(特図低確率普図低確率状態)であれば、婆モードに移行しやすく、隠れ確変状態(特図高確率普図低確率状態)であれば、姫モードに移行しやすくするなどして、遊技者に現在の遊技状態を推測可能にするようにしてもよい。
図223(A1)では、演出モードが婆モードである様子が示されている。具体的には、図223(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、表示領域の中央上部に「婆モード」の表示が行われるとともに、表示領域の左上部分に婆のキャラクタBAが表示されており、現在の演出モードが婆モードであることが報知されている。また、図223(A1)に示されるように、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、特図1の保留を表す、1番目の特図1の保留アイコンh11はデフォルトの表示態様で表示されている。また、装飾図柄表示装置208の表示領域の下端部分の右半分には、多機能表示領域MF1が形成されている。そして、多機能表示領域MF1では、ミニゲームが開始されており、番長の顔の画像BCHとともに「サイコロゲーム」の表示が行われ、ミニゲームとしてのサイコロゲームが開始されることが報知される。この演出例では、婆モードにおいては、おみくじゲームよりもサイコロゲームの方が開始されやすいように構成されている。ここで、婆モードにおいて、ミニゲームを実行する場合には、必ずサイコロゲームが開始され、おみくじゲームは開始されないようにしてもよい。なお、図223(A2)〜同図(A6)は、婆モードの表示と婆のキャラクタBAの表示が行われている以外は、図222(h)〜同図(l)と同様であるため、説明を省略する。
図223(B1)では、演出モードが姫モードである様子が示されている。具体的には、図223(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、表示領域の中央上部に「姫モード」の表示が行われるとともに、表示領域の左上部分に姫のキャラクタHM1が表示されており、現在の演出モードが姫モードであることが報知されている。また、図223(B1)に示されるように、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、特図1の保留を表す、1番目の特図1の保留アイコンh11はデフォルトの表示態様で表示されている。また、装飾図柄表示装置208の表示領域の下端部分の右半分には、多機能表示領域MF1が形成されている。そして、多機能表示領域MF1では、ミニゲームが開始されており、番長の顔の画像BCHとともに「おみくじゲーム」の表示が行われ、ミニゲームとしてのおみくじゲームが開始されることが報知される。この演出例では、姫モードにおいては、サイコロゲームよりもおみくじゲームの方が開始されやすいように構成されている。ここで、姫モードにおいて、ミニゲームを実行する場合には、必ずおみくじゲームが開始され、サイコロゲームは開始されないようにしてもよい。なお、図223(B2)〜同図(B6)は、姫モードの表示と姫のキャラクタHM1の表示が行われている以外は、図222(h´)〜同図(l´)と同様であるため、説明を省略する。
図224は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるミニゲームの演出の他の一例について段階的に示す図である。以下の図では、括弧書きのアルファベット順に演出が進んでいく様子が示されている。
図224(A1)〜同図(A6)は、婆モードにおいて行われる演出の一例について示しており、図224(B1)〜同図(B6)は、姫モードにおいて行われる演出の一例について示している。
図224(A1)では、演出モードが婆モードである様子が示されている。具体的には、図224(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、表示領域の中央上部に「婆モード」の表示が行われるとともに、表示領域の左上部分に婆のキャラクタBAが表示されており、現在の演出モードが婆モードであることが報知されている。また、図224(A1)に示されるように、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、特図1の保留を表す、1番目の特図1の保留アイコンh11はデフォルトの表示態様で表示されている。また、装飾図柄表示装置208の表示領域の下端部分の右半分には、多機能表示領域MF1が形成されている。そして、多機能表示領域MF1では、ミニゲームが開始されており、番長の顔の画像BCHとともに「サイコロゲーム」の表示が行われ、ミニゲームとしてのサイコロゲームが開始されることが報知される。この演出例では、メインの演出において実行される予告の内容に基づいて、実行するミニゲームの種類を決定している。例えば、ステップアップ予告を実行することが決定されている場合には、当該図柄変動表示においてはミニゲームとしておみくじゲームよりもサイコロゲームの方が開始されやすく、疑似連を実行することが決定されている場合には、当該図柄変動表示においてはミニゲームとしてサイコロゲームよりもおみくじゲームの方が開始されやすいように構成されている。なお、ステップアップ予告を実行することが決定されている場合には、当該図柄変動表示においてはミニゲームとしてサイコロゲームが必ず開始され、疑似連を実行することが決定されている場合には、当該図柄変動表示においてはミニゲームとしておみくじゲームが必ず開始されるように構成されてもよい。また、この演出例では、現在の演出モードに依存しないで実行するミニゲームの種類を決定しているが、演出モードに依存して実行するミニゲームの種類を決定してもよい。
その後、図224(A2)に示すように、多機能表示領域MF1では、番長の顔の画像BCHの右側にサイコロの「3」の出目を示す表示とともに「で保留3UP」の表示が行われ、ミニゲームが開始された後で演出ボタン136を操作し、サイコロの「3」の出目が停止表示すると、保留アイコンの表示態様が3段階ランクアップする旨が説明されている。また、装飾図柄表示装置208では、メインの演出として、ステップアップ予告が開始されている。図224(A2)に示すタイミングでは、ステップ1の表示態様のステップアップ予告SU1が表示されている。このステップアップ予告SU1は、装飾図柄にオーバーラップするように表示されている。そのため、装飾図柄は、ステップアップ予告SU1によってオーバーラップされていない場合よりもステップアップ予告SU1によってオーバーラップされている場合の方が視認困難となっている。なお、多機能表示領域MF1におけるサイコロの「3」の出目の表示と「で保留3UP」の表示が開始されるタイミングと、ステップアップ予告SU1が表示開始されるタイミングとが同じであってもよいし、多機能表示領域MF1におけるサイコロの「3」の出目の表示と「で保留3UP」の表示が開始された後で、ステップアップ予告SU1が表示開始されてもよいし、ステップアップ予告SU1が表示開始された後で、多機能表示領域MF1におけるサイコロの「3」の出目の表示と「で保留3UP」の表示が開始されてもよい。
その後、図224(A3)に示すように、多機能表示領域MF1では、ボタン画像136aとともに「押せ」の表示が行われ、ミニゲームにおける演出ボタン136の操作有効期間が開始されたことが報知されている。また、装飾図柄表示装置208では、ステップアップ予告が更新され、ステップ2の表示態様のステップアップ予告SU2が表示されている。ここでも、ステップ2の表示態様のステップアップ予告SU2は、装飾図柄にオーバーラップするように表示されている。なお、多機能表示領域MF1におけるボタン画像136aと「押せ」の表示が開始されるタイミングと、ステップアップ予告SU2が表示開始されるタイミングとが同じであってもよいし、多機能表示領域MF1におけるボタン画像136aと「押せ」の表示が開始された後で、ステップアップ予告SU2が表示開始されてもよいし、ステップアップ予告SU2が表示開始された後で、多機能表示領域MF1におけるボタン画像136aと「押せ」の表示が開始されてもよい。
その後、図224(A4)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄表示領域208aに「装飾2」が停止表示される。なお、中図柄表示領域208b及び右図柄表示領域208cでは、装飾図柄の変動表示が続いている。また、ステップアップ予告がさらに更新され、ステップ3の表示態様のステップアップ予告SU3が表示されている。ここでも、ステップ3の表示態様のステップアップ予告SU3は、装飾図柄にオーバーラップするように表示されている。また、多機能表示領域MF1では、ボタン受付時間メーターMTが表示されており、演出ボタン136の操作有効期間が開始されてからの時間に応じてゲージが減少する態様で表示されている。
そして、図224(A4)に示されるタイミングで演出ボタン136が操作されると、図224(A5)に示されるように、多機能表示領域MF1では、サイコロの図柄がミッション達成の出目である「3」の出目を示す態様で導出表示され、ミッション達成の報酬であることを示す「3UP確定」の表示が行われている。また、多機能表示領域MF1では、番長の顔の画像BCHも表示されている。また、図224(A5)に示すように、装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄表示領域208cに「装飾7」が停止表示される。なお、中図柄表示領域208bでは、装飾図柄の変動表示が続いている。ここで、右図柄の停止表示とミニゲームの結果の導出表示とが同じタイミングであってもよいし、右図柄が停止表示された後でミニゲームの結果が導出表示されてもよいし、ミニゲームの結果が導出表示された後で右図柄が停止表示されてもよい。また、図224(A5)に示すように、ステップアップ予告は終了している。なお、右図柄の停止表示のタイミングとステップアップ予告の終了のタイミングとが同じであってもよいし、右図柄が停止表示した後で、ステップアップ予告が終了してもよいし、ステップアップ予告が終了した後で、右図柄が停止表示してもよい。
その後、図224(A6)に示す装飾図柄表示装置208では、第3停止が行われ、中図柄表示領域208bに「装飾7」が停止表示され、揺れ変動による仮停止が行われた後、「装飾2−装飾7−装飾7」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。また、多機能表示領域MF1に表示されていたミニゲームの結果は消去されており、1番目の特図1の保留アイコンh11の表示態様がデフォルトの表示態様から先読み予告の3段階目の表示態様としての円形で赤色の表示態様に変更されている。なお、保留アイコンの表示態様の変化と装飾図柄の確定表示とが同じタイミングであってもよいし、保留アイコンの表示態様が変化した後で装飾図柄が確定表示してもよいし、装飾図柄が確定表示した後で保留アイコンの表示態様が変化してもよい。また、ミニゲームの結果の消去のタイミングと装飾図柄の確定表示のタイミングとが同じであってもよいし、ミニゲームの結果が消去された後で装飾図柄が確定表示してもよいし、装飾図柄が確定表示した後でミニゲームの結果が消去されてもよい。
図224(B1)では、演出モードが姫モードである様子が示されている。具体的には、図224(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、表示領域の中央上部に「姫モード」の表示が行われるとともに、表示領域の左上部分に姫のキャラクタHM1が表示されており、現在の演出モードが姫モードであることが報知されている。また、図224(B1)に示されるように、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、特図1の保留を表す、1番目の特図1の保留アイコンh11はデフォルトの表示態様で表示されている。また、装飾図柄表示装置208の表示領域の下端部分の右半分には、多機能表示領域MF1が形成されている。そして、多機能表示領域MF1では、ミニゲームが開始されており、番長の顔の画像BCHとともに「おみくじゲーム」の表示が行われ、ミニゲームとしてのおみくじゲームが開始されることが報知される。
その後、図224(B2)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾7−装飾7−装飾3」の装飾図柄の組合せで仮停止している様子が示されている。この演出例では、例えば、「装飾7」と「装飾3」のみの組合せで仮停止することにより疑似連が行われる場合があることを報知している。すなわち、「装飾7」と「装飾3」のみの装飾図柄の組合せがチャンス目となる場合がある。なお、疑似連図柄を表示させて疑似連の開始を報知するようにしてもよい。また、多機能表示領域MF1では、番長の顔の画像BCHの右側に「大吉」の表示とともに「で保留3UP」の表示が行われ、ミニゲームにおいて「大吉」が導出表示されると、保留アイコンの表示態様が3段階ランクアップする旨が説明されている。なお、多機能表示領域MF1における「大吉」の表示と「で保留3UP」の表示が開始されるタイミングと、装飾図柄の仮停止のタイミングとが同じであってもよいし、多機能表示領域MF1における「大吉」の表示と「で保留3UP」の表示が開始された後で、装飾図柄が仮停止されてもよいし、装飾図柄が仮停止された後で、多機能表示領域MF1における「大吉」の表示と「で保留3UP」の表示が開始されてもよい。
その後、図224(B3)に示すように、多機能表示領域MF1では、番長の顔の画像BCHとともに宝箱の画像BXSが表示され、宝箱を開放する演出が開始される。一方、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が開始されており、疑似連1回目の変動表示が行われている様子が示されている。ここで、疑似連が行われた回数を表示するようにしてもよい。なお、装飾図柄の変動表示(疑似連)の開始と、宝箱BXSの表示開始とが同じタイミングであってもよいし、装飾図柄の変動表示(疑似連)が開始した後で、宝箱BXSの表示が開始してもよいし、宝箱BXSの表示が開始した後で、装飾図柄の変動表示(疑似連)が開始してもよい。
その後、図224(B4)に示すように、多機能表示領域MF1では、宝箱の画像BXSが開放した態様の表示に変化するとともに、「大吉」のおみくじが導出表示され、ミッションが達成された様子が示されている。一方、装飾図柄表示装置208では、「装飾7−装飾7−装飾3」の装飾図柄の組合せで仮停止し、疑似連がさらに行われる場合があることを予告している。なお、装飾図柄の仮停止とミニゲームの結果の導出表示とが同じタイミングであってもよいし、装飾図柄が仮停止した後でミニゲームの結果が導出表示されてもよいし、ミニゲームの結果が導出表示された後で装飾図柄が仮停止してもよい。
図224(B5)に示されるように、多機能表示領域MF1では、宝箱の画像BXSが消去されるとともに、ミッション達成の報酬であることを示す「3UP確定」の表示が行われている。また、多機能表示領域MF1では、番長の顔の画像BCHも引き続き表示されている。一方、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が開始されており、疑似連2回目の変動表示が行われている様子が示されている。なお、装飾図柄の変動表示(疑似連)の開始とミッション達成の報酬の表示が開始されるタイミングとが同じであってもよいし、装飾図柄の変動表示(疑似連)が開始された後でミッション達成の報酬の表示が開始されてもよいし、ミッション達成の報酬の表示が開始された後で装飾図柄の変動表示(疑似連)が開始されてもよい。
その後、図224(B6)に示される装飾図柄表示装置208では、多機能表示領域MF1に表示されていたミニゲームの結果は消去されており、1番目の特図1の保留アイコンh11の表示態様がデフォルトの表示態様から先読み予告の3段階目の表示態様としての円形で赤色の表示態様に変更されている。一方、装飾図柄表示装置208では、「装飾7−装飾7−装飾3」の装飾図柄の組合せで確定表示し、ハズレの装飾図柄の組合せとなったことが報知されている。ここで、装飾図柄を仮停止させた後、疑似連がさらに行われるようにしてもよい。なお、保留アイコンの表示態様の変化と装飾図柄の確定表示とが同じタイミングであってもよいし、保留アイコンの表示態様が変化した後で装飾図柄が確定表示してもよいし、装飾図柄が確定表示した後で保留アイコンの表示態様が変化してもよい。また、ミニゲームの結果の消去のタイミングと装飾図柄の確定表示のタイミングとが同じであってもよいし、ミニゲームの結果が消去された後で装飾図柄が確定表示してもよいし、装飾図柄が確定表示した後でミニゲームの結果が消去されてもよい。
なお、この演出例では、ミニゲームの結果が保留アイコンの表示態様に影響するものとして説明したが、ミニゲームの結果、ミッション達成の報酬として、疑似連が行われることを予告するようにしてもよいし、疑似連が開始される回数を予告するようにしてもよいし、疑似連の回数が増加することを予告するようにしてもよい。
また、ミニゲームの結果、ミッション達成の報酬として、ステップアップ予告が行われることを予告するようにしてもよいし、ステップアップ予告において表示されるステップ数を予告するようにしてもよいし、ステップ数が増加することを予告するようにしてもよい。
図225は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるミニゲームの演出の他の一例について段階的に示す図である。以下の図では、括弧書きのアルファベット順に演出が進んでいく様子が示されている。
図225(A1)〜同図(A6)は、婆モードにおいて行われる演出の一例について示しており、図225(B1)〜同図(B6)は、姫モードにおいて行われる演出の一例について示している。
図225(A1)では、演出モードが婆モードである様子が示されている。具体的には、図225(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、表示領域の中央上部に「婆モード」の表示が行われるとともに、表示領域の左上部分に婆のキャラクタBAが表示されており、現在の演出モードが婆モードであることが報知されている。また、図225(A1)に示されるように、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、特図1の保留を表す、1番目の特図1の保留アイコンh11はデフォルトの表示態様で表示されている。また、装飾図柄表示装置208の表示領域の下端部分の右半分には、多機能表示領域MF1が形成されている。そして、多機能表示領域MF1では、ミニゲームが開始されている。この演出例では、番長の顔の画像BCHに換えてサボハニのキャラクタ画像SBHが表示されており、このサボハニのキャラクタ画像SBHとともに「サイコロゲーム」の表示が行われ、この表示により、ミニゲームとしてのサイコロゲームが開始されることが報知されている様子が示されている。サボハニのキャラクタ画像SBHは、例えば、サイコロゲームにおいてのみ表示される場合がある画像であり、おみくじゲームでは表示されないように構成されているが、おみくじゲームにおいても表示される場合があってもよい。この演出例では、番長の顔の画像BCHが表示される場合よりもサボハニのキャラクタ画像SBHが表示された場合の方が、サイコロゲームにおけるミッション達成の報酬が有利となりやすいように構成されている。すなわち、この演出例では、サボハニのキャラクタ画像SBHが表示された場合は、番長の顔の画像BCHが表示された場合よりも、ミッション達成の報酬として、保留アイコンの表示態様がデフォルトの表示態様から先読み予告の3段階目の表示態様(赤色の表示態様)となる予告が行われやすく、番長の顔の画像BCHが表示された場合は、サボハニのキャラクタ画像SBHが表示された場合よりも、ミッション達成の報酬として、保留アイコンの表示態様がデフォルトの表示態様から先読み予告の1段階目の表示態様(青色の表示態様)となる予告が行われやすい。より具体的には、サボハニのキャラクタ画像SBHが表示された場合は、番長の顔の画像BCHが表示された場合よりも、ミニゲームの結果として「3」の出目が導出されやすく、番長の顔の画像BCHが表示された場合は、サボハニのキャラクタ画像SBHが表示された場合よりも、ミニゲームの結果として「1」の出目が導出されやすい。さらに、サボハニのキャラクタ画像SBHが表示された場合は、番長の顔の画像BCHが表示された場合よりも、ミッションが達成されやすいように構成されてもよい。なお、図225(A2)〜同図(A6)は、多機能表示領域MF1に表示されている番長の顔の画像BCHがサボハニのキャラクタ画像SBHに置換されている他は、図224(A2)〜同図(A6)と同様であるため、説明を省略する。
図225(B1)では、演出モードが姫モードである様子が示されている。具体的には、図225(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、表示領域の中央上部に「姫モード」の表示が行われるとともに、表示領域の左上部分に姫のキャラクタHM1が表示されており、現在の演出モードが姫モードであることが報知されている。また、図225(B1)に示されるように、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、特図1の保留を表す、1番目の特図1の保留アイコンh11はデフォルトの表示態様で表示されている。また、装飾図柄表示装置208の表示領域の下端部分の右半分には、多機能表示領域MF1が形成されている。そして、多機能表示領域MF1では、ミニゲームが開始されている。この演出例では、番長の顔の画像BCHに換えて姫のキャラクタ画像HM2が表示されており、この姫のキャラクタ画像HM2とともに「おみくじゲーム」の表示が行われ、この表示により、ミニゲームとしてのおみくじゲームが開始されることが報知されている様子が示されている。姫のキャラクタ画像HM2は、例えば、おみくじゲームにおいてのみ表示される場合がある画像であり、サイコロゲームでは表示されないように構成されているが、サイコロゲームにおいても表示される場合があってもよい。この演出例では、番長の顔の画像BCHが表示される場合よりも姫のキャラクタ画像HM2が表示された場合の方が、おみくじゲームにおけるミッション達成の報酬が有利となりやすいように構成されている。すなわち、この演出例では、姫のキャラクタ画像HM2が表示された場合は、番長の顔の画像BCHが表示された場合よりも、ミッション達成の報酬として、保留アイコンの表示態様がデフォルトの表示態様から先読み予告の3段階目の表示態様(赤色の表示態様)となる予告が行われやすく、番長の顔の画像BCHが表示された場合は、姫のキャラクタ画像HM2が表示された場合よりも、ミッション達成の報酬として、保留アイコンの表示態様がデフォルトの表示態様から先読み予告の1段階目の表示態様(青色の表示態様)となる予告が行われやすい。より具体的には、姫のキャラクタ画像HM2が表示された場合は、番長の顔の画像BCHが表示された場合よりも、ミニゲームの結果として「大吉」が導出されやすく、番長の顔の画像BCHが表示された場合は、姫のキャラクタ画像HM2が表示された場合よりも、ミニゲームの結果として「中吉」が導出されやすい。なお、この演出例のように、ミニゲームにおいて表示されるキャラクタを演出モードに対応して表示されるキャラクタと同じにしてもよい。すなわち、この演出例では、姫モードにおいて表示されるキャラクタ(姫のキャラクタHM1)とミニゲームにおいて表示されるキャラクタ(姫のキャラクタ画像HM2)とが同じとなっている。さらに、姫のキャラクタ画像HM2が表示された場合は、番長の顔の画像BCHが表示された場合よりも、ミッションが達成されやすいように構成されてもよい。また、図225(B2)〜同図(B6)は、多機能表示領域MF1に表示されている番長の顔の画像BCHが姫のキャラクタ画像HM2に置換されている他は、図224(B2)〜同図(B6)と同様であるため、説明を省略する。
図226は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるミニゲームの演出の他の一例について段階的に示す図である。以下の図では、括弧書きのアルファベット順に演出が進んでいく様子が示されている。
図226(A1)〜同図(A6)は、通常遊技状態(特図低確率普図低確率状態)において行われる演出の一例について示しており、図226(B1)〜同図(B6)は、確変状態(特図高確率普図高確率状態)において行われる演出の一例について示している。この演出例では、現在の遊技状態によって開始されるミニゲームの種類が異なっている様子が示されている。より具体的には、通常遊技状態では、ミニゲームとしてサイコロゲームが開始されやすく、確変状態では、ミニゲームとしておみくじゲームが開始されやすくなっている。なお、通常遊技状態では、ミニゲームとしてサイコロゲームが必ず開始され、確変状態では、ミニゲームとしておみくじゲームが必ず開始されるようにしてもよい。また、遊技状態によってミニゲームの出現頻度が異なるようにしてもよく、例えば、確変状態においては、遊技者にとっては基本的に大当りを待つような感じとなるため、大当りとなるまで遊技者が暇な場合があるため、ミニゲームの発生確率を通常遊技状態に比べて高確率としてもよい。また、確変状態よりも通常遊技状態の方がミニゲームの発生確率が高確率であってもよい。また、確変状態でのみミニゲームを実行可能としてもよいし、通常遊技状態でのみミニゲームを実行可能としてもよい。また、あるミニゲームについて、確変状態よりも通常遊技状態の方が出現率が高くてもよいし、通常遊技状態よりも確変状態の方が出現率が高くてもよいし、確変状態でのみ出現する場合があってもよいし、通常遊技状態でのみ出現する場合があってもよい。また、ある予告について、確変状態よりも通常遊技状態の方が出現率が高くてもよいし、通常遊技状態よりも確変状態の方が出現率が高くてもよいし、確変状態でのみ出現する場合があってもよいし、通常遊技状態でのみ出現する場合があってもよい。
図226(A1)では、遊技状態が通常遊技状態(特図低確率普図低確率状態)である様子が示されている。具体的には、図226(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、表示領域の中央上部に「通常モード」の表示が行われており、現在の遊技状態が通常遊技状態であることが報知されている。なお、図226(A1)〜同図(A6)は、婆モードの表示と婆のキャラクタBAの表示が通常遊技状態であることを示す通常モードの表示となっていること以外は、図225(A1)〜同図(A6)と同様であるため、説明を省略する。
図226(B1)では、遊技状態が確変状態(特図高確率普図高確率状態)である様子が示されている。具体的には、図226(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、表示領域の中央上部に「確変モード」の表示が行われており、現在の遊技状態が確変状態であることが報知されている。また、装飾図柄表示装置208の表示領域の右上部分には、「右打ち」の表示が行われており、打ち方示唆表示が行われている。また、図226(B1)に示されるように、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、特図2の保留を表す、1番目の特図2の保留アイコンh21、2番目の特図2の保留アイコンh22及び3番目の特図2の保留アイコンh23はいずれもデフォルトの表示態様で表示され、表示領域の下方右側に表示されている。また、この演出例では、装飾図柄表示装置208の表示領域の下端部分の左半分に、多機能表示領域MF1が形成されている。すなわち、この演出例では、遊技状態によって多機能表示領域MF1の表示位置が変更されるように構成されている。そして、多機能表示領域MF1では、ミニゲームが開始されており、姫のキャラクタ画像HM2とともに「おみくじゲーム」の表示が行われ、ミニゲームとしてのおみくじゲームが開始されることが報知される。なお、図226(B1)〜同図(B5)は、遊技状態が姫モードの演出モードであるのが確変状態となっている点、特図1の保留表示が特図2の保留表示となっており、保留表示の数が異なっている点、保留表示の位置及び多機能表示領域MF1の表示位置が入れ替わっている点を除いて、図225(B1)〜同図(B5)と同様であるため、説明を省略する。
図226(B5)に示されるように、多機能表示領域MF1において、ミッション達成の報酬であることを示す「3UP確定」の表示が行われた後、図226(B6)に示される装飾図柄表示装置208では、多機能表示領域MF1に表示されていたミニゲームの結果は消去されており、この演出例では、2番目の特図2の保留アイコンh22の表示態様がデフォルトの表示態様から先読み予告の3段階目の表示態様としての円形で赤色の表示態様に変更されている。一方、装飾図柄表示装置208では、「装飾7−装飾7−装飾3」の装飾図柄の組合せで確定表示し、ハズレの装飾図柄の組合せとなったことが報知されている。このように、ミニゲームの結果がいずれの保留アイコンに対しても影響する場合があってもよい。
図227は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるミニゲームの演出の他の一例について段階的に示す図である。以下の図では、括弧書きのアルファベット順に演出が進んでいく様子が示されている。
図227(A1)〜同図(A6)は、多機能表示領域MF1の表示領域が拡張される例について示しており、図227(B1)〜同図(B6)は、多機能表示領域MF1が保留アイコンを表示する保留表示領域も兼用している例について示している。なお、図227は、ミニゲームとしてのサイコロゲームを例に説明したが、上述したおみくじゲームに適用することも可能である。
図227(A1)では、遊技状態が通常遊技状態(特図低確率普図低確率状態)である様子が示されている。具体的には、図226(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、表示領域の中央上部に「通常モード」の表示が行われており、現在の遊技状態が通常遊技状態であることが報知されている。また、図227(A1)に示されるように、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、特図1の保留を表す、1番目の特図1の保留アイコンh11はデフォルトの表示態様で表示されている。また、装飾図柄表示装置208の表示領域の下端部分の右半分には、多機能表示領域MF1が形成されている。そして、多機能表示領域MF1では、ミニゲームが開始されており、サボハニのキャラクタ画像SBHとともに「サイコロゲーム」の表示が行われ、ミニゲームとしてのサイコロゲームが開始されることが報知される。
その後、図227(A2)に示すように、多機能表示領域MF1が拡張表示され、領域が大きくなっている様子が示されている。この演出例では、ミニゲームが開始されると多機能表示領域MF1が拡張表示され、視認性が向上するように構成されている。また、多機能表示領域MF1では、サボハニのキャラクタ画像SBHの右側にサイコロの「3」の出目を示す表示とともに「で保留3UP」の表示が行われ、ミニゲームが開始された後で演出ボタン136を操作し、サイコロの「3」の出目が停止表示すると、保留アイコンの表示態様が3段階ランクアップする旨が説明されている。ここで、サボハニのキャラクタ画像SBHとサイコロの「3」の出目を示す表示は拡大して表示されている。また、装飾図柄表示装置208では、メインの演出として、ステップアップ予告が開始されている。図227(A2)に示すタイミングでは、ステップ1の表示態様のステップアップ予告SU1が表示されている。このステップアップ予告SU1は、多機能表示領域MF1と重なって表示されていないので、両者の視認性に影響を与えていない。なお、多機能表示領域MF1が拡張表示されるタイミングと、ステップアップ予告SU1が表示開始されるタイミングとが同じであってもよいし、多機能表示領域MF1が拡張表示された後で、ステップアップ予告SU1が表示開始されてもよいし、ステップアップ予告SU1が表示開始された後で、多機能表示領域MF1が拡張表示されてもよい。また、多機能表示領域MF1におけるサイコロの「3」の出目の表示と「で保留3UP」の表示が開始されるタイミングと、ステップアップ予告SU1が表示開始されるタイミングとが同じであってもよいし、多機能表示領域MF1におけるサイコロの「3」の出目の表示と「で保留3UP」の表示が開始された後で、ステップアップ予告SU1が表示開始されてもよいし、ステップアップ予告SU1が表示開始された後で、多機能表示領域MF1におけるサイコロの「3」の出目の表示と「で保留3UP」の表示が開始されてもよい。また、多機能表示領域MF1が拡張表示されるタイミングと、多機能表示領域MF1におけるサイコロの「3」の出目の表示と「で保留3UP」の表示が開始されるタイミングとが同じであってもよいし、多機能表示領域MF1が拡張表示された後で、多機能表示領域MF1におけるサイコロの「3」の出目の表示と「で保留3UP」の表示が開始されてもよいし、多機能表示領域MF1におけるサイコロの「3」の出目の表示と「で保留3UP」の表示が開始された後で、多機能表示領域MF1が拡張表示されてもよい。また、ミニゲームが開始される場合に多機能表示領域MF1が必ず拡張するようにしてもよいし、拡張しない場合があってもよい。また、遊技状態に応じて多機能表示領域MF1が拡張するようにしてもよく、例えば、確変状態においてミニゲームが開始される場合に多機能表示領域MF1が拡張し、通常遊技状態においてミニゲームが開始される場合には多機能表示領域MF1は拡張しないようにしてもよいし、通常遊技状態においてミニゲームが開始される場合に多機能表示領域MF1が拡張し、確変状態においてミニゲームが開始される場合には多機能表示領域MF1は拡張しないようにしてもよい。また、この演出例では、拡張した多機能表示領域MF1は装飾図柄にオーバーラップされていないが、拡張した多機能表示領域MF1が装飾図柄にオーバーラップされてもよいし、装飾図柄が拡張した多機能表示領域MF1にオーバーラップされてもよい。また、拡張していない多機能表示領域MF1が装飾図柄にオーバーラップされてもよいし、装飾図柄が拡張していない多機能表示領域MF1にオーバーラップされてもよい。
その後、図227(A3)に示すように、多機能表示領域MF1では、大きく表示されたボタン画像136aLとともに、このボタン画像136aLに重ねて「押せ」の表示が行われ、ミニゲームにおける演出ボタン136の操作有効期間が開始されたことが報知されている。また、装飾図柄表示装置208では、ステップアップ予告が更新され、ステップ2の表示態様のステップアップ予告SU2が表示されている。ここでも、ステップ2の表示態様のステップアップ予告SU2は、装飾図柄にオーバーラップするように表示されている。このステップアップ予告SU2は、多機能表示領域MF1の一部にオーバーラップするようにして表示されており、多機能表示領域MF1の視認性に影響を与えている。そのため、ステップアップ予告SU2が多機能表示領域MF1にオーバーラップされている場合は、ステップアップ予告SU2が多機能表示領域MF1にオーバーラップされていない場合よりも視認性が低下する場合がある。なお、多機能表示領域MF1が拡張して表示された場合にのみステップアップ予告にオーバーラップされてもよいし、拡張して表示されていない場合にもステップアップ予告にオーバーラップされてもよい。また、多機能表示領域MF1におけるボタン画像136aLと「押せ」の表示が開始されるタイミングと、ステップアップ予告SU2が表示開始されるタイミングとが同じであってもよいし、多機能表示領域MF1におけるボタン画像136aLと「押せ」の表示が開始された後で、ステップアップ予告SU2が表示開始されてもよいし、ステップアップ予告SU2が表示開始された後で、多機能表示領域MF1におけるボタン画像136aLと「押せ」の表示が開始されてもよい。
その後、図227(A4)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄表示領域208aに「装飾2」が停止表示される。なお、中図柄表示領域208b及び右図柄表示領域208cでは、装飾図柄の変動表示が続いている。また、ステップアップ予告がさらに更新され、ステップ3の表示態様のステップアップ予告SU3が表示されている。ここでも、ステップ3の表示態様のステップアップ予告SU3は、装飾図柄にオーバーラップするように表示されている。このステップアップ予告SU3も、多機能表示領域MF1の一部にオーバーラップするようにして表示されており、多機能表示領域MF1の視認性に影響を与えている。そのため、ステップアップ予告SU3が多機能表示領域MF1にオーバーラップされている場合は、ステップアップ予告SU3が多機能表示領域MF1にオーバーラップされていない場合よりも視認性が低下する場合がある。また、多機能表示領域MF1では、ボタン画像136aLの下方にボタン受付時間メーターMTが表示されており、演出ボタン136の操作有効期間が開始されてからの時間に応じてゲージが減少する態様で表示されている。なお、このボタン受付時間メーターMTも拡大して表示されている。そのため、ボタン受付時間メーターMTが拡大していない場合よりもゲージの減少速度が速くなっている。ここで、ミニゲームにおいて表示されるボタン受付時間メーターMTのゲージの減少速度の方が、メインの演出において表示されるボタン受付時間メーターMTのゲージの減少速度よりも速くなるようにしてもよいし、メインの演出において表示されるボタン受付時間メーターMTのゲージの減少速度の方が、ミニゲームにおいて表示されるボタン受付時間メーターMTのゲージの減少速度よりも速くなるようにしてもよいし、ミニゲームにおいて表示されるボタン受付時間メーターMTのゲージの減少速度と、メインの演出において表示されるボタン受付時間メーターMTのゲージの減少速度が同じ速さであってもよい。
そして、図227(A4)に示されるタイミングで演出ボタン136が操作されると、図227(A5)に示されるように、多機能表示領域MF1では、拡大したサイコロの図柄がミッション達成の出目である「3」の出目を示す態様で導出表示され、ミッション達成の報酬であることを示す「3UP確定」の表示が行われている。また、多機能表示領域MF1では、サボハニのキャラクタ画像SBHも拡大して表示されている。また、図227(A5)に示すように、装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄表示領域208cに「装飾7」が停止表示される。なお、中図柄表示領域208bでは、装飾図柄の変動表示が続いている。ここで、右図柄の停止表示とミニゲームの結果の導出表示とが同じタイミングであってもよいし、右図柄が停止表示された後でミニゲームの結果が導出表示されてもよいし、ミニゲームの結果が導出表示された後で右図柄が停止表示されてもよい。また、図227(A5)に示すように、ステップアップ予告は終了している。なお、右図柄の停止表示のタイミングとステップアップ予告の終了のタイミングとが同じであってもよいし、右図柄が停止表示した後で、ステップアップ予告が終了してもよいし、ステップアップ予告が終了した後で、右図柄が停止表示してもよい。
その後、図227(A6)に示す装飾図柄表示装置208では、第3停止が行われ、中図柄表示領域208bに「装飾7」が停止表示され、揺れ変動による仮停止が行われた後、「装飾2−装飾7−装飾7」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。また、拡張された多機能表示領域MF1は縮小され、デフォルトのサイズに戻っている。また、多機能表示領域MF1に表示されていたミニゲームの結果は消去されており、1番目の特図1の保留アイコンh11の表示態様がデフォルトの表示態様から先読み予告の3段階目の表示態様としての円形で赤色の表示態様に変更されている。なお、保留アイコンの表示態様の変化と装飾図柄の確定表示とが同じタイミングであってもよいし、保留アイコンの表示態様が変化した後で装飾図柄が確定表示してもよいし、装飾図柄が確定表示した後で保留アイコンの表示態様が変化してもよい。また、ミニゲームの結果の消去のタイミングと装飾図柄の確定表示のタイミングとが同じであってもよいし、ミニゲームの結果が消去された後で装飾図柄が確定表示してもよいし、装飾図柄が確定表示した後でミニゲームの結果が消去されてもよい。また、多機能表示領域MF1がデフォルトのサイズに戻るタイミングとミニゲームの結果の消去のタイミングとが同じであってもよいし、多機能表示領域MF1がデフォルトのサイズに戻った後で、ミニゲームの結果が消去されてもよいし、ミニゲームの結果が消去された後で、多機能表示領域MF1がデフォルトのサイズに戻ってもよい。
図227(B1)では、遊技状態が通常遊技状態である様子が示されている。具体的には、図224(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、表示領域の中央上部に「通常モード」の表示が行われており、現在の遊技状態が通常遊技状態であることが報知されている。また、図227(B1)に示されるように、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、この演出例では、装飾図柄表示装置208の下端部分の左右両端に亘り多機能表示領域MF2が形成されている。この多機能表示領域MF2では、上述したチュートリアル表示や、予告表示や、ミニゲームの演出表示等の他にも、保留アイコンの表示も行われる。特図1の保留アイコンは、多機能表示領域MF2の左側に表示可能であり、特図2の保留アイコンは、多機能表示領域MF2の右側に表示可能である。図227(B1)に示すように、多機能表示領域MF2の左側には、特図1の保留を表す、1番目の特図1の保留アイコンh11がデフォルトの表示態様で表示されている。また、多機能表示領域MF2の右側では、特図2の保留アイコンの表示領域を利用してミニゲームが開始されており、サボハニのキャラクタ画像SBHとともに「サイコロゲーム」の表示が行われ、ミニゲームとしてのサイコロゲームが開始されることが報知される。
その後、図227(B2)に示すように、多機能表示領域MF2では、サボハニのキャラクタ画像SBHの右側にサイコロの「3」の出目を示す表示とともに「で保留3UP」の表示が行われ、ミニゲームが開始された後で演出ボタン136を操作し、サイコロの「3」の出目が停止表示すると、保留アイコンの表示態様が3段階ランクアップする旨が説明されている。また、装飾図柄表示装置208では、メインの演出として、ステップアップ予告が開始されている。図227(B2)に示すタイミングでは、ステップ1の表示態様のステップアップ予告SU1が表示されている。このステップアップ予告SU1は、装飾図柄にオーバーラップするように表示されている。そのため、装飾図柄は、ステップアップ予告SU1によってオーバーラップされていない場合よりもステップアップ予告SU1によってオーバーラップされている場合の方が視認困難となっている。なお、多機能表示領域MF2におけるサイコロの「3」の出目の表示及び「で保留3UP」の表示が開始されるタイミングと、ステップアップ予告SU1が表示開始されるタイミングとが同じであってもよいし、多機能表示領域MF2におけるサイコロの「3」の出目の表示及び「で保留3UP」の表示が開始された後で、ステップアップ予告SU1が表示開始されてもよいし、ステップアップ予告SU1が表示開始された後で、多機能表示領域MF2におけるサイコロの「3」の出目の表示及び「で保留3UP」の表示が開始されてもよい。
その後、図227(B3)に示すように、多機能表示領域MF2では、ボタン画像136aとともに「押せ」の表示が行われ、ミニゲームにおける演出ボタン136の操作有効期間が開始されたことが報知されている。また、装飾図柄表示装置208では、ステップアップ予告が更新され、ステップ2の表示態様のステップアップ予告SU2が表示されている。ここでも、ステップ2の表示態様のステップアップ予告SU2は、装飾図柄にオーバーラップするように表示されている。なお、多機能表示領域MF2におけるボタン画像136a及び「押せ」の表示が開始されるタイミングと、ステップアップ予告SU2が表示開始されるタイミングとが同じであってもよいし、多機能表示領域MF2におけるボタン画像136a及び「押せ」の表示が開始された後で、ステップアップ予告SU2が表示開始されてもよいし、ステップアップ予告SU2が表示開始された後で、多機能表示領域MF2におけるボタン画像136a及び「押せ」の表示が開始されてもよい。
その後、図227(B4)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄表示領域208aに「装飾2」が停止表示される。なお、中図柄表示領域208b及び右図柄表示領域208cでは、装飾図柄の変動表示が続いている。また、ステップアップ予告がさらに更新され、ステップ3の表示態様のステップアップ予告SU3が表示されている。ここでも、ステップ3の表示態様のステップアップ予告SU3は、装飾図柄にオーバーラップするように表示されている。また、多機能表示領域MF1では、ボタン受付時間メーターMTが表示されており、演出ボタン136の操作有効期間が開始されてからの時間に応じてゲージが減少する態様で表示されている。
そして、図227(B4)に示されるタイミングで演出ボタン136が操作されると、図227(B5)に示されるように、多機能表示領域MF2では、サイコロの図柄がミッション達成の出目である「3」の出目を示す態様で導出表示され、ミッション達成の報酬であることを示す「3UP確定」の表示が行われている。また、多機能表示領域MF2では、サボハニのキャラクタ画像SBHも表示されている。また、図227(B5)に示すように、装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄表示領域208cに「装飾7」が停止表示される。なお、中図柄表示領域208bでは、装飾図柄の変動表示が続いている。ここで、右図柄の停止表示とミニゲームの結果の導出表示とが同じタイミングであってもよいし、右図柄が停止表示された後でミニゲームの結果が導出表示されてもよいし、ミニゲームの結果が導出表示された後で右図柄が停止表示されてもよい。また、図227(B5)に示すように、ステップアップ予告は終了している。なお、右図柄の停止表示のタイミングとステップアップ予告の終了のタイミングとが同じであってもよいし、右図柄が停止表示した後で、ステップアップ予告が終了してもよいし、ステップアップ予告が終了した後で、右図柄が停止表示してもよい。
その後、図227(B6)に示す装飾図柄表示装置208では、第3停止が行われ、中図柄表示領域208bに「装飾7」が停止表示され、揺れ変動による仮停止が行われた後、「装飾2−装飾7−装飾7」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。また、多機能表示領域MF2に表示されていたミニゲームの結果は消去されており、1番目の特図1の保留アイコンh11の表示態様がデフォルトの表示態様から先読み予告の3段階目の表示態様としての円形で赤色の表示態様に変更されている。なお、保留アイコンの表示態様の変化と装飾図柄の確定表示とが同じタイミングであってもよいし、保留アイコンの表示態様が変化した後で装飾図柄が確定表示してもよいし、装飾図柄が確定表示した後で保留アイコンの表示態様が変化してもよい。また、ミニゲームの結果の消去のタイミングと装飾図柄の確定表示のタイミングとが同じであってもよいし、ミニゲームの結果が消去された後で装飾図柄が確定表示してもよいし、装飾図柄が確定表示した後でミニゲームの結果が消去されてもよい。
図228は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるミニゲームの演出の他の一例について段階的に示す図である。以下の図では、括弧書きのアルファベット順に演出が進んでいく様子が示されている。
図228(a)では、遊技状態が通常遊技状態である様子が示されている。具体的には、図228(a)に示す装飾図柄表示装置208では、表示領域の中央上部に「通常モード」の表示が行われており、現在の遊技状態が通常遊技状態であることが報知されている。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、特図1の保留を表す、1番目の特図1の保留アイコンh11はデフォルトtの表示態様で表示されている。また、図228(a)に示される装飾図柄表示装置208では、メインの演出としてのステップアップ予告が開始されている。図228(a)に示すタイミングでは、ステップ1の表示態様のステップアップ予告SU1が表示されている。このステップアップ予告SU1は、装飾図柄にオーバーラップするように表示されている。そのため、装飾図柄は、ステップアップ予告SU1によってオーバーラップされていない場合よりもステップアップ予告SU1によってオーバーラップされている場合の方が視認困難となっている。
その後、図228(b)に示す装飾図柄表示装置208では、ステップアップ予告が更新され、ステップ2の表示態様のステップアップ予告SU2が表示されている。ここでも、ステップ2の表示態様のステップアップ予告SU2は、装飾図柄にオーバーラップするように表示されている。また、装飾図柄表示装置208の表示領域の下端部分の右半分には、ミニゲーム表示領域MN2が形成される。そして、このミニゲーム表示領域MN2では、ミニゲームが開始されており、サボハニのキャラクタ画像SBHとともに「サイコロゲーム」の表示が行われ、ミニゲームとしてのサイコロゲームが開始されることが報知される。すなわち、この演出例では、ミニゲームが開始されるときに専用の領域(ミニゲーム表示領域MN2)が出現する様子が示されている。ここで、ステップアップ予告SU2が表示開始されるタイミングとミニゲームが開始されるタイミングとが同じであってもよいし、ステップアップ予告SU2が表示開始された後でミニゲームが開始されてもよいし、ミニゲームが開始された後でステップアップ予告SU2が表示開始されてもよい。
その後、図228(c)に示す装飾図柄表示装置208では、変動表示中の装飾図柄が表示領域の左上隅部に縮小して表示され、ミニゲーム表示領域MN2が消去して、ミニゲームの演出表示が装飾図柄表示装置208の表示領域の中央で大きく拡大して表示されている様子が示されている。具体的には、サボハニのキャラクタ画像SBHの右側にサイコロの「3」の出目を示す表示とともに「で保留3UP」の表示がそれぞれ大きく拡大して表示され、ミニゲームが開始された後で演出ボタン136を操作し、サイコロの「3」の出目が停止表示すると、保留アイコンの表示態様が3段階ランクアップする旨が説明されている。このように、この演出例では、ミニゲームが行われている少なくとも一部の期間で専用の領域(ミニゲーム表示領域MN2)が消去される様子が示されている。また、ステップアップ予告は、ミニゲームが開始されなかった場合には、ステップ3の表示態様のステップアップ予告SU3まで表示される予定であったが、ミニゲームの演出表示の拡大表示に伴い、途中で打ち切られている。なお、ミニゲームが開始された場合でもステップアップ予告を打ち切らないで継続して表示するようにしてもよい。この場合、例えば、ミニゲームの演出表示にオーバーラップしないように表示領域を移動するようにしてもよいし、さらに、ステップアップ予告を縮小して表示するようにしてもよい。また、ミニゲームの演出表示にステップアップ予告がオーバーラップして表示するようにしてもよいし、ステップアップ予告にミニゲームの演出表示がオーバーラップして表示するようにしてもよい。
その後、図228(d)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄表示領域208aに「装飾2」が停止表示される。なお、中図柄表示領域208b及び右図柄表示領域208cでは、装飾図柄の変動表示が続いている。また、装飾図柄表示装置208では、拡大表示されたボタン画像136aLの下方にボタン受付時間メーターMTが表示されており、演出ボタン136の操作有効期間が開始されてからの時間に応じてゲージが減少する態様で表示されている。なお、このボタン受付時間メーターMTも拡大して表示されている。ここで、ボタン画像136aL及びボタン受付時間メーターMTが表示されるタイミングと左図柄が停止表示するタイミングとが同じであってもよいし、ボタン画像136aL及びボタン受付時間メーターMTが表示された後で、左図柄が停止表示してもよいし、左図柄が停止表示した後でボタン画像136aL及びボタン受付時間メーターMTが表示されてもよい。
そして、図228(d)に示されるタイミングで演出ボタン136が操作されると、図228(e)に示す装飾図柄表示装置208では、拡大したサイコロの図柄がミッション達成の出目である「3」の出目を示す態様で導出表示される。また、このとき、装飾図柄表示装置208の表示領域の下端部分の右側に、ミニゲーム表示領域MN2が再び表示され、このミニゲーム表示領域MN2では、サイコロの図柄が「3」の出目で導出表示されたことを報知するとともに、ミッション達成の報酬であることを示す「3UP確定」の表示が行われている。また、ミニゲーム表示領域MN2では、サボハニのキャラクタ画像SBHも表示されている。また、図228(e)に示すように、装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄表示領域208cに「装飾7」が停止表示される。なお、中図柄表示領域208bでは、装飾図柄の変動表示が続いている。ここで、右図柄の停止表示とミニゲームの結果の導出表示とが同じタイミングであってもよいし、右図柄が停止表示された後でミニゲームの結果が導出表示されてもよいし、ミニゲームの結果が導出表示された後で右図柄が停止表示されてもよい。なお、ミニゲームの結果の導出表示のタイミングとミニゲーム表示領域MN2の再表示のタイミングとが同じであってもよいし、ミニゲームの結果が導出表示された後で、ミニゲーム表示領域MN2が再表示されてもよいし、ミニゲーム表示領域MN2が再表示された後で、ミニゲームの結果が導出表示されてもよい。
その後、図228(f)に示す装飾図柄表示装置208では、第3停止が行われ、中図柄表示領域208bに「装飾7」が停止表示され、揺れ変動による仮停止が行われた後、「装飾2−装飾7−装飾7」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、装飾図柄のサイズは縮小されたサイズからデフォルトのサイズに戻り、表示位置もデフォルトの表示位置に戻っている。また、ミニゲームの終了とともに、ミニゲーム表示領域MN2も消去され、1番目の特図1の保留アイコンh11の表示態様がデフォルトの表示態様から先読み予告の3段階目の表示態様としての円形で赤色の表示態様に変更されている。なお、保留アイコンの表示態様の変化と装飾図柄の確定表示とが同じタイミングであってもよいし、保留アイコンの表示態様が変化した後で装飾図柄が確定表示してもよいし、装飾図柄が確定表示した後で保留アイコンの表示態様が変化してもよい。また、ミニゲーム表示領域MN2の消去のタイミングと装飾図柄の確定表示のタイミングとが同じであってもよいし、ミニゲーム表示領域MN2が消去された後で装飾図柄が確定表示してもよいし、装飾図柄が確定表示した後でミニゲーム表示領域MN2が消去されてもよい。また、ミニゲーム表示領域MN2が消去するタイミングと保留アイコンの表示態様が変化するタイミングとが同じであってもよいし、ミニゲーム表示領域MN2が消去した後で、保留アイコンの表示態様が変化してもよいし、保留アイコンの表示態様が変化した後で、ミニゲーム表示領域MN2が消去されてもよい。
なお、図228に示される演出例では、ミニゲームとしてサイコロゲームを例に説明したが、上述したおみくじゲームについても適用可能である。
また、上述したミニゲームとしてサイコロゲーム及びおみくじゲームを装飾図柄変動表示が行われる装飾図柄表示装置208において実行するようにしたが、装飾図柄表示装置208とは別の表示装置において実行するように構成されてもよい。
続いて、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行される演出の他の具体例について、図229〜図236を参照しながら説明する。
図229〜図236は、本実施形態に適用可能なパチンコ機100の装飾図柄表示装置を中心とした演出の変形例を段階的に示す図である。なお、図229〜図236においても、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、普図表示装置210、第1特図保留ランプ218、第2特図保留ランプ220、普図保留ランプ216及び第4図柄表示装置284aについては、図示を省略している。また、図229〜図236では、1つの装飾図柄表示装置208を備えて構成されたパチンコ機100が示されている。なお、上述した実施形態のように、複数の装飾図柄表示装置を備えたものであってもよい。また、装飾図柄表示装置208の前面側には、上述した透明の導光板ILが配置されてもよい。
図229は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるミニゲームの演出の他の一例について段階的に示す図である。以下の図では、括弧書きのアルファベット順に演出が進んでいく様子が示されている。
図229(a)に示す装飾図柄表示装置208では、客待ちデモ表示が表示されている。この客待ちデモ表示は、特図の変動表示が行われていない待機状態において表示されることがある表示であり、遊技者に遊技の意欲を促進するための演出表示である。また、表示領域の下方には、客待ちデモ表示にオーバーラップするように、「プッシュボタンでメニューを表示」の表示が行われており、待機状態において演出ボタン136や操作キーユニット137の各ボタンが操作されると、メニュー画面が表示されることを報知している。
そして、図229(b)に示すタイミングで演出ボタン136が操作されると、図229(c)に示されるように、装飾図柄表示装置208では、メニュー画面が表示される。メニュー画面では、会員登録、二次元コード発行、遊技履歴、ミニゲーム、終了の各項目が縦列に並んで表示され、その下方には、方向キー操作促進画像137pとともに「選択」の文字表示が行われ、また、OKボタン操作促進画像137q及びボタン画像136aとともに「決定」の文字表示が行われており、操作キーユニット137の上ボタン137aや下ボタン137bを操作してカーソルCSLを移動させ、OKボタン137eあるいは演出ボタン136を操作することにより、カーソルCSLで指示された項目が実行されることが示されている。
ここで、「会員登録」の項目が実行されると、会員登録画面に移行する。会員登録画面では、例えば、パスワード取得ための二次元コードが表示される。この二次元コードには、運営サーバ側の、初回登録のための登録ページのURLが含まれている。本実施形態では、会員登録を行うことにより、遊技履歴を記録したり演出のカスタマイズを行う等のオリジナルモードの設定を行うことができる。遊技者は、例えば、カメラ機能とバーコードリーダ機能を有する携帯端末で、その二次元コード読み取り、初回登録ページのURLを取得する。遊技者は、取得したURLの登録ページに携帯端末からアクセスする。運営サーバは、初回登録ページにアクセスしてきた者を識別できる個人識別情報(ID)を取得し、パスワードを発行する。個人識別情報(ID)は、携帯端末固有の個体識別番号に基づく情報であったり、アクセス者に入力してもらった情報であったりする。ここで発行されるパスワードには、個人識別情報(ID)や履歴情報の初期値が含まれている。履歴情報は、ここで取得した個人識別情報に対応付けられて運営サーバに記憶される。運営サーバからパスワードが発行されると、携帯端末の表示画面にそのパスワードが表示される。
また、「二次元コード発行」の項目が実行されると、二次元コード発行画面が表示される。二次元コード発行画面では、パチンコ機100で生成された二次元コードが表示される。この二次元コードの発行は、オリジナルモードを設定した状態での遊技を終了する際に遊技者に選択してもらうことを想定して用意されている。
ここにいう二次元コードは、最大容量が2053バイト(約2KB)であり、表示上の大きさを、21×21[セル]〜177×177[セル]の範囲で4セル刻みに変更することができる。二次元コードの代表的なものとしてはQRコード(登録商標)が知られている。なお、二次元コードに代えて、一次元バーコードや暗号化された文字列であってもよい。ただし、二次元コードは、単なる文字列に比較して、内包可能な情報量が圧倒的に多い利点がある。文字列の場合には、含ませる情報量が多くなる程、文字列が増加し、人間では覚えきれない、書きとめ切れないため、二次元コードにより報知することで、負担を減らすことができる。
本実施形態では、二次元コードに、例えば、個人識別情報(ID)、今回遊技の結果及びミッション達成状況やオリジナルモードポイントの累積値を表す情報等が含まれている。また、特図始動口(230、232)への入賞回数、大当り回数、小当り回数、店舗識別用情報、遊技台固有の情報、稼働状況、エラー回数等を含めてもよい。今回遊技の結果やミッション達成状況やオリジナルモードポイントの累積値を表す情報や入賞回数等は、履歴情報に相当する。さらに、二次元コードには、運営サーバに用意された更新受付ページのURLも含まれている。
本実施形態のパチンコ機100では、二次元コードを発行すると、その二次元コードに含めた今回遊技の結果等の情報が、パチンコ機100から消去されるように構成されている。そのため、本実施形態では、二次元コードを発行する際に警告画面を表示し、今回の遊技の結果等の情報が消去されることを遊技者に警告する。
遊技者が、発行された二次元コードを携帯端末のカメラ機能を利用して撮影すると、バーコードリーダ機能が起動する。すると、携帯端末の表示画面には、運営サーバに用意された更新受付ページのアドレスを表す「http://www.〜/jp」に、二次元コードに含まれる、個人識別情報(ID)や履歴情報を表す引数が付加されたURLが表示される。遊技者が、読み取った二次元コードからバーコードリーダ機能によって変換されたURLにアクセスすると、引数部分に含まれていた個人識別情報に対応付けてこれまで運営サーバに記憶されていた履歴情報が、引数部分に含まれている履歴情報に更新される。
なお、本実施形態では、二次元コードを読み取り終わった遊技者が遊技台をそのまま放置するおそれがあるため、二次元コード発行時点で遊技台が記憶している履歴情報を消去するようにしているが、これに限らず、二次元コード発行後に遊技者の操作に基づき履歴情報を消去するようにしてもよいし、遊技者が履歴情報を消去しない場合には、履歴情報を反映した遊技に戻れるように構成してもよい。
また、「遊技履歴」の項目が実行されると、例えば、今回遊技の結果及びミッション達成状況やオリジナルモードポイントの累積値を表す情報等が表示される。また、特図始動口(230、232)への入賞回数、大当り回数、小当り回数、稼働状況、エラー回数等を表示してもよい。
また、「ミニゲーム」の項目が実行されると、ミニゲームが実行される。ミニゲームの詳細については、後述する。
また、「終了」の項目が実行されると、メニュー画面の表示を終了し、客待ちデモ表示が表示される。
図229(c)に示されるように、カーソルCSLが「会員登録」を指示している状態で下ボタン137bが1回操作されると、図229(d)に示すように、カーソルCSLが「二次元コード発行」を指示し、下ボタン137bがさらに1回操作されると、図229(e)に示すように、カーソルCSLが「遊技履歴」を指示し、下ボタン137bがさらに1回操作されると、図229(f)に示すように、カーソルCSLが「ミニゲーム」を指示する。
そして、図229(f)に示すタイミングで、OKボタン137eが操作されると、図229(g)に示すように、装飾図柄表示装置208では、ミニゲームが開始される。具体的には、装飾図柄表示装置208の表示領域の上部に「本日の運勢占い」というタイトルが表示され、表示領域の中央から左側にかけて4つの宝箱が配置され、表示領域の右側には、方向キー操作促進画像137pとともに「選択」の文字が表示され、その下方には、ボタン画像136aとともに「決定」の文字が表示されており、操作キーユニット137の方向キーを操作してカーソルCSLを移動させて4つの宝箱(BX1,BX2,BX3,BX4)からいずれかを指示し、演出ボタン136を操作することによりカーソルCSLで指示した宝箱を開けることができる旨が報知されている。なお、図229(g)に示されるタイミングでは、カーソルCSLは、左上の宝箱BX1を指示している。このミニゲームは、4つの宝箱から遊技者が選択し、選択した宝箱の中身を報知するものである。宝箱の中身は、運勢を示唆するおみくじ占いの結果(例えば、大吉、中吉、小吉、凶など)となっており、複数種類用意されている。さらに、この演出例では、おみくじ占いの結果とともに、一言アドバイスも付加されている。なお、これらのおみくじ占いの結果や一言アドバイスは、当否判定の結果と関係のない内容となっている。すなわち、当否判定んおけっかを少なくとも示唆するものではないものとなっている。また、各宝箱にいずれの結果を対応付けるかについては、ランダムで決定される。そのため、例えば、同じ宝箱を選択したとしても、ミニゲームの実行毎に中身が変化することとなる。すなわち、宝箱の中身(ミニゲームの結果)は、操作キーユニット137や演出ボタン136といった操作手段の操作状況に応じて変化するということができる。
その後、図229(h)に示すタイミングで、下ボタン137bが操作されると、図229(i)に示すように、カーソルCSLが左下の宝箱BX2を指示する。
そして、図229(i)に示すタイミングで、演出ボタン136が操作されると、図229(j)に示すように、装飾図柄表示装置208では、左下の宝箱BX2がカーソルCSLに囲まれた状態で拡大表示され、左上の宝箱BX1、右上の宝箱BX3及び右下の宝箱BX4は、右下部分に縮小して表示される。これにより、左下の宝箱BX2が開ける宝箱として決定されたことが報知される。
その後、図229(k)に示すように、装飾図柄表示装置208では、左下の宝箱BX2が開放し、ミニゲームの結果として、宝箱の中から婆のキャラクタBAが登場するとともに、おみくじ占いの結果として「小吉」が表示され、一言アドバイスとして「ほどほどに・・・」の表示が行われ、遊技にのめりこみすぎないように注意喚起する様子が示されている。すなわち、この演出例では、「小吉」と婆のキャラクタBAが対応付けられており、婆のキャラクタBAを見ることによっておみくじ占いの結果が「小吉」であったことが理解できる場合がある。
その後、図229(l)に示す装飾図柄表示装置208では、「他の結果はこれじゃ」という文字表示が表示され、開放しなかった宝箱の中身が報知されることを予告している。なお、図229(l)に示される文字表示の内容は、出現したキャラクタによって異なっており、例えば、後述する姫のキャラクタHM3が出現した場合は、「他の結果はこれよ」といった文字表示が表示される。
その後、図229(m)に示す装飾図柄表示装置208では、左上の宝箱BX1から姫のキャラクタHM3が登場し、右上の宝箱BX3から番長の顔の画像BCHが登場し、右下の宝箱BX4からパンダの顔の画像PNDが登場する様子が示されている。なお、姫のキャラクタHM3は、大吉に対応するキャラクタであり、番長の顔の画像BCHは、中吉に対応するキャラクタであり、パンダの顔の画像PNDは、凶に対応するキャラクタとなっている。なお、おみくじ占いの結果とキャラクタとの組み合わせは適宜に設定することができ、また、ミニゲームが行われる毎に、おみくじ占いの結果とキャラクタとの組み合わせを変更するようにしてもよい。
ミニゲームの結果として表示される宝箱の中身の他の例としては、例えば、図229(k1)に示すように、宝箱の中から姫のキャラクタHM3が登場するとともに、おみくじ占いの結果として「大吉」が表示され、一言アドバイスとして「今日は大漁の予感」の表示が行われ、大量の出玉が獲得できるかもしれないという期待感を与えるようにしたものがある。
また、図229(k2)に示すように、宝箱の中から番長の顔の画像BCHが登場するとともに、おみくじ占いの結果として「中吉」が表示され、一言アドバイスとして「粘ればなんとかなる日だ」の表示が行われ、時間をかけてじっくりと腰を据えて遊技すればいいことがあるかもしれないという期待感を与えるようにしたものもある。
また、図229(k3)に示すように、宝箱の中からパンダの顔の画像PNDが登場するとともに、おみくじ占いの結果として「凶」が表示され、一言アドバイスとして「ガウーッ」「のめりこみ危険」の表示が行われ、遊技にのめりこみすぎないように注意喚起する様子が示されたものもある。
また、例えば、パチンコ機100の第1副制御部400に接続されたDIPスイッチによる設定内容により出現可能なミニゲームの結果を用意してもよく、例えば、DIPスイッチによって、出現することにより大当りとなることが約束されるプレミア予告の出現率が高められる設定がなされた場合には、図229(k4)に示すように、「今日は大漁の予感」という一言アドバイスの表示を、「今日はプレミア予告が出やすいよ」という表示に変更するようにしてもよい。すなわち、予告の出現率の示唆など、当否判定の結果に関連する演出の説明であって、当否判定の結果に関わらない結果の表示を行う場合があってもよい。これによれば、間接的に当否判定の影響に関わっているかのように遊技者に思わせることができる場合がある。なお、予告の出現率が変更されていない場合でも、図229(k4)に示されるミニゲームの結果が表示されるようにしてもよい。このように、同じキャラクタが出現する場合でも、一言アドバイスなど、キャラクタに付加される表示が変更されてもよい。
また、この演出例において、一言アドバイスに換えて、遊技説明や機種のキャラクタの説明等のチュートリアル表示を行うようにしてもよい。
図230は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるミニゲームの演出の他の一例について段階的に示す図である。以下の図では、括弧書きのアルファベット順に演出が進んでいく様子が示されている。
図230(A1)〜同図(A6)は、図229(f)に続く演出であって、別のミニゲームの演出例について示している。すなわち、図229(f)に示すタイミングで、OKボタン137eが操作されると、図230(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、表示領域の上部に「本日の運勢占い−大吉を引け−」というタイトルが表示され、「大吉」の中身の宝箱を選択することをミッションとするミニゲームが開始される。なお、図230(A1)〜同図(A4)は、タイトルの表示が異なっていること以外は、図229(g)〜同図(j)と同様であるので、説明を省略する。
図230(A5)は、左下の宝箱BX2が開放された様子が示されている。具体的には、図230(A5)に示す装飾図柄表示装置208では、左下の宝箱が開放し、ミニゲームの結果として、宝箱の中から姫のキャラクタHM3が登場するとともに、おみくじ占いの結果として「大吉」が表示される。「大吉」が表示されたことにより、ミニゲームのミッションが達成されたため、その旨の「ミッション達成」の表示が行われている。
その後、図230(A6)に示す装飾図柄表示装置208では、「ミッション達成」の表示に換えて、一言アドバイスとして「今日は絶好調の予感」という表示が行われ、遊技者に出玉獲得の期待感を与えるようにしている。この一言アドバイスも当否判定の結果に関連しない表示ということができる。
図230(B1)〜同図(B6)も、図229(f)に続く演出であって、ミッションを達成できなかった様子が示されている。なお、図230(B1)は、図230(A1)と同様の表示となっている。
そして、図230(B2)に示すタイミングで、右ボタン137dが操作されると、図230(B3)に示すように、カーソルCSLが右上の宝箱BX3を指示する。
そして、図230(B3)に示すタイミングで、演出ボタン136が操作されると、図230(B4)に示すように、装飾図柄表示装置208では、右上の宝箱BX3がカーソルCSLに囲まれた状態で拡大表示され、左上の宝箱BX1、左下の宝箱BX2及び右下の宝箱BX4は、右下部分に縮小して表示される。これにより、右上の宝箱BX3が開ける宝箱として決定されたことが報知される。
その後、図230(B5)に示すように、装飾図柄表示装置208では、右上の宝箱BX3が開放し、ミニゲームの結果として、宝箱の中から婆のキャラクタBAが登場するとともに、おみくじ占いの結果として「小吉」が表示される。「大吉」が表示されなかったことにより、ミニゲームのミッションが達成されなかったため、その旨の「達成ならず・・・」の表示が行われている。
その後、図230(B6)に示す装飾図柄表示装置208では、「達成ならず・・・」の表示に換えて、一言アドバイスとして「ほどほどに・・・」という表示が行われ、遊技にのめりこみすぎないように注意喚起する様子が示されている。
図231は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるミニゲームの演出の他の一例について段階的に示す図である。以下の図では、括弧書きのアルファベット順に演出が進んでいく様子が示されている。
図231(a)に示す装飾図柄表示装置208では、上述した客待ちデモ表示が表示されている。
そして、図231(b)に示すタイミングで演出ボタン136が操作されると、図231(c)に示されるように、装飾図柄表示装置208では、メニュー画面が表示される。図231(c)に示されるメニュー画面では、会員登録、カスタマイズ、ミニゲーム、個人データクリア、終了の各項目が縦列に並んで表示され、その下方には、方向キー操作促進画像137pとともに「選択」の文字表示が行われ、また、OKボタン操作促進画像137q及びボタン画像136aとともに「決定」の文字表示が行われており、操作キーユニット137の上ボタン137aや下ボタン137bを操作してカーソルCSLを移動させ、OKボタン137eあるいは演出ボタン137を操作することにより、カーソルCSLで指示された項目が実行されることが示されている。
ここで、「カスタマイズ」の項目が実行されると、各種設定についてのカスタマイズができる。カスタマイズ可能な設定の詳細については、後述する。
また、「個人データクリア」の項目が実行されると、パチンコ機100から今回遊技の結果及びミッション達成状況やオリジナルモードポイントの累積値を表す情報等が消去される。このとき、誤ってデータクリアされることを防止するために警告画面の表示を経由してもよい。
そして、図231(c)に示されるように、カーソルCSLが「会員登録」を指示している状態で下ボタン137bが1回操作されると、図231(d)に示すように、カーソルCSLが「カスタマイズ」を指示する。そして、カーソルCSLが「カスタマイズ」を指示している状態でOKボタン137eが操作されると、図231(e)に示すように、カスタマイズメニュー画面に移行する。
カスタマイズメニュー画面では、オートボタンモードのオン/オフ、エコモードのオン/オフ、プレミア予告出現率の設定、チュートリアル表示のオン/オフの各種設定が縦列に並んで表示され、その下方には、方向キー操作促進画像137pとともに「選択」の文字表示が行われ、また、OKボタン操作促進画像137qとともに「決定」の文字表示が行われており、操作キーユニット137の上ボタン137aや下ボタン137bを操作してカーソルCSLを上下方向に移動し、左ボタン137c及び右ボタン137bを操作することで、カーソルCSLに指示された設定の変更を行うことができる。
ここで、「オートボタンモード」は、演出ボタン136や操作キーユニット137の各ボタンが自動で操作される演出モードである。オートボタンモードがオンに設定されると、オートボタンモードフラグがオン状態とされ、ボタン操作のタイミングを自動で判断し、操作を行う。例えば、演出ボタン136の連打操作を要求する連打操作演出が実行された場合には、適宜のタイミング毎(例えば、200ms毎)にボタン操作が自動で行われるように制御される。なお、この演出例では、「オートボタンモード」がオンに設定された場合には、各種ボタンを操作することなく、各種ボタンが自動で操作されるフルオートに設定するようにしたが、ボタンを長押しすることによりボタンの自動操作が行われる長押しオートに設定可能としてもよい。ここで、長押しオートとは、複数回の操作手段の操作を必要とする演出(ミニゲームを含む)において、操作手段による長押し操作が行われた場合に、連続的に複数回の操作がなされたこととする疑似的な操作のことである。この場合、長押しするために操作手段を操作した場合には、1回目の手動操作が行われたとして取り扱われる。例えば、上述した連打操作演出が実行された場合には、演出ボタン136を長押しすることにより、疑似的に連打操作を行うように制御される。また、フルオートとは、操作手段が操作されていない場合であっても、操作手段の操作を必要とするある演出において操作手段の操作がなされたこととする操作のことである。
また、「エコモード」は、例えば、待機状態が所定期間(例えば、30秒)維持された場合に消費電力を抑える目的で各種ランプ418を消灯する等、1又は複数の駆動装置の駆動を制限あるいは停止するモードである。本実施形態では、エコモードがオンとされた後、エコモードの開始条件が成立すると、各種ランプ418を消灯させ、装飾図柄表示装置208のバックライトの輝度を低下させる等を行う。なお、駆動を制限あるいは停止する対象のデバイスについては、適宜設定することができる。
また、「プレミア予告出現率」は、出現することにより最終的に大当り図柄が確定表示されることが確約される予告の出現率を示しており、「普通」に設定されると、第一の確率でプレミア予告が出現する通常確率用テーブルが用いられてプレミア予告の出現の抽選が行われ、「高」に設定されると、第一の確率よりも高い第二の確率でプレミア予告が出現する高確率用テーブルが用いられてプレミア予告の出現の抽選が行われるように制御される。
また、「チュートリアル」は、オフに設定されると、上述したチュートリアル表示が行われないように制御される。
図231(f)に示されるように、カーソルCSLが「オートボタンモード」を指示している状態で左ボタン137cが1回操作されると、図231(g)に示すように、「オフ」を指示していた「オートボタンモード」の設定が「オン」に変更される。
そして、図231(g)に示すように、「オートボタンモード」の設定が「オン」とされた状態でOKボタン137eが1回操作されると、「オートボタンモード」の設定が「オン」に確定される。その後、演出ボタン136が1回操作されると、図231(h)に示すように、メニュー画面に移行する。なお、「オートボタンモード」の設定が「オン」とされた状態でOKボタン137eが操作されず、演出ボタン136が操作された場合には、「オートボタンモード」の設定の結果を反映しないでメニュー画面に移行してもよいし、「オートボタンモード」の設定の結果を反映(確定)した上でメニュー画面に移行するようにしてもよい。
そして、図231(h)に示すように、カーソルCSLが「カスタマイズ」を指示している状態で下ボタン137bが1回操作されると、図231(i)に示すように、カーソルCSLが「ミニゲーム」を指示する。
そして、図231(i)に示すように、カーソルCSLが「ミニゲーム」を指示している状態でOKボタン137eが操作されると、図231(j)に示すように、ミニゲームが開始される。具体的には、装飾図柄表示装置208では、番長のキャラクタが表示されるとともに、「番長覚醒ゲーム」というミニゲームの名称が表示され、その下方には、「ボタン連打で服を破れ」というミッションが表示されている。すなわち、このミニゲームでは、演出ボタン136の操作受付期間において演出ボタン136を連打し、所定回数の演出ボタン136の操作があったことを条件としてミッションが達成された場合に、番長の服が破ける表示を行ってミッション達成を報知する。
その後、図231(k)に示すタイミングで、装飾図柄表示装置208では、番長のキャラクタとともに、ボタン画像136aとボタン受付時間メーターMTが表示され、その上方には「START」の文字表示が行われ、ミニゲームにおける演出ボタン136の操作受付期間が開始された様子が示されている。この演出例では、上述したように、「オートボタンモード」の設定が「オン」とされてフルオートに設定されているものの、ミニゲームにおいては、フルオートの設定が有効とならず、演出ボタン136の自動操作が行われないように構成されている。なお、「オートボタンモード」の設定が「オン」とされて長押しオートに設定されている場合において、演出ボタン136が長押しされた場合でも、長押しオートの設定は有効とならず、最初の1回の手動操作された分のみが有効とされ、その後は演出ボタン136の自動操作は行われない。なお、この演出例において、ボタン受付時間メーターMTの表示態様の変化速度を、図柄変動表示の実行中に行われるミニゲームにおいて表示されるボタン受付時間メーターMTの表示態様の変化速度と異ならせてもよく、例えば、この演出例のように、客待ちデモ表示中に開始可能なミニゲームにおいて表示されるボタン受付時間メーターMTの表示態様の変化速度よりも、図柄変動表示の実行中に行われるミニゲームにおいて表示されるボタン受付時間メーターMTの表示態様の変化速度の方が早くてもよいし、遅くてもよい。また、客待ちデモ表示中に開始可能なミニゲームにおいて表示されるボタン受付時間メーターMTの表示態様の変化速度と、図柄変動表示の実行中に行われるミニゲームにおいて表示されるボタン受付時間メーターMTの表示態様の変化速度とが同じであってもよい。また、この演出例では、ボタン画像136aの表示態様の数(例えば、デフォルトの表示態様の1種類)よりも、図柄変動表示の実行中に行われるミニゲームにおいて表示されるボタン画像136aの表示態様の数(例えば、デフォルトの表示態様、振動している表示態様、回転している表示態様、振動及び回転している表示態様の4種類)の方が大きくてもよいし、少なくてもよいし、客待ちデモ表示中に開始可能なミニゲームにおいて表示されるボタン画像136aの表示態様の数と、図柄変動表示の実行中に行われるミニゲームにおいて表示されるボタン画像136aの表示態様の数とが同じであってもよい。
その後、図231(l)〜同図(n)に示すように、演出ボタン136の押下操作が一度もないまま操作有効期間が経過すると、図231(o)に示すように、番長のキャラクタの表示態様は変化せず、番長のキャラクタの服を破くというミッションが達成されなかったことが示される。また、図231(o)に示される装飾図柄表示装置208では、「番長覚醒ゲーム」「終了」の表示が行われ、ミッションが終了したことが報知されている。
その後、図231(p)に示されるタイミングで、装飾図柄表示装置208では、メニュー画面に移行する。
なお、この演出例において、ミニゲームの実行に関して遊技者が選択できるような構成としてもよく、例えば、メニュー画面から移行するカスタマイズメニュー画面において、ミニゲームを実行可能とするか否かについて設定することができるようにしてもよいし、実行可能なミニゲームの種類を選択できるようにしてもよい。
また、ミニゲームの結果としてカスタマイズされた演出が実行されやすいように構成されてもよく、例えば、通常では出現率がきわめて低い演出が実行されるような構成であれば、ミニゲームへの参加意欲を向上させることができる場合がある。
図232及び図233は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるミニゲームの演出の他の一例について段階的に示す図である。以下の図では、括弧書きのアルファベット順に演出が進んでいく様子が示されている。
図232(A1)〜同図(A6)は、図231(i)に続く演出であって、演出ボタン136を遊技者が連打操作した結果、ミッションが達成された様子が示されている。なお、図232(A1)〜同図(A2)は、図231(j)〜同図(k)と同様であるので、説明を省略する。
図232(A2)に示すタイミングでミニゲームにおける演出ボタン136の操作受付期間が開始されると、遊技者によって演出ボタン136が連打される。
すると、図232(A3)に示すように、装飾図柄表示装置208では、演出ボタン136の操作回数に応じた数の星のエフェクト画像が表示される。星のエフェクト画像は、図232(A3)〜同図(A5)に示すように、操作回数が多くなるほど表示される星のエフェクト画像の数も多くなり、ミッションが達成される操作回数に近づくと、図232(A5)に示すように、サイズの大きい星のエフェクト画像が表示される。その後、さらに演出ボタン136が連打され、操作受付期間が経過するまでにミッションが達成される操作回数に達すると、図232(A6)に示す装飾図柄表示装置208では、番長のキャラクタの着ている服が破けている様子が示され、「番長覚醒」「今日は絶好調だ」の表示が行われてミッションが達成されたことが報知される。
図232(B1)〜同図(B6)は、図231(i)に続く演出であって、ミニゲームにおいて長押しオートが有効とされる例を示しており、長押しオートによる演出ボタン136の疑似的な連打操作が行われた結果、ミッションが達成された様子が示されている。なお、図232(B1)〜同図(B2)は、図231(j)〜同図(k)と同様であるので、説明を省略する。
図232(B2)に示すタイミングでミニゲームにおける演出ボタン136の操作受付期間が開始されると、遊技者によって演出ボタン136が長押しされる。
すると、図232(B3)に示すように、装飾図柄表示装置208では、演出ボタン136の押下操作に応じて、星のエフェクト画像が1つだけ表示される。しかしながら、疑似的な連打操作はまだ開始されていない。本実施形態では、長押しオートが有効とされている場合において、1回の押下操作を所望とするところ、疑似的な連打が開始されることによる誤操作を防止するため、演出ボタン136の長押しが開始されてから所定時間(例えば、500ms)経過すると疑似的な連打操作が開始されるように構成されている。この場合、長押しが開始された時点における1回の操作は受け付けられる。そのため、図232(A3)に示すタイミングにおける演出ボタン136の操作状態と比較すると、演出ボタン136の操作回数が少なく、また、星のエフェクト画像も図232(A3)に示す装飾図柄表示装置208における表示よりも少なくなっている。すなわち、遊技者による通常の連打操作が行われた場合と、長押しオートによる疑似的な連打操作が行われた場合とで、装飾図柄表示装置208における表示態様の変化の仕方が異なることがある。
演出ボタン136の長押しが開始されてから所定時間が経過して疑似的な連打操作が開始されると、図232(B4)〜同図(B5)に示すように、疑似的な操作による操作回数が多くなるほど表示される星のエフェクト画像も多くなり、ミッションが達成される操作回数に近づくと、図232(B5)に示すように、サイズの大きい星のエフェクト画像が表示される。その後、さらに演出ボタン136による疑似的な連打操作が行われ、操作受付期間が経過するまでにミッションが達成される操作回数に達すると、図232(B6)に示す装飾図柄表示装置208では、番長のキャラクタの着ている服が破けている様子が示され、「番長覚醒」「今日は絶好調だ」の表示が行われてミッションが達成されたことが報知される。
図233(C1)〜同図(C7)は、図231(i)に続く演出であって、ミニゲームにおいて長押しオートが無効とされる例を示しており、長押ししたが疑似的な連打操作が行われず、その結果、ミッションが達成されなかった様子が示されている。なお、図232(B1)〜同図(B2)は、図231(j)〜同図(k)と同様であるので、説明を省略する。
図233(C2)に示すタイミングでミニゲームにおける演出ボタン136の操作受付期間が開始されると、遊技者によって演出ボタン136が長押しされる。
すると、図233(C3)に示すように、装飾図柄表示装置208では、演出ボタン136の押下操作に応じて、星のエフェクト画像が1つだけ表示される。
しかしながら、この演出例では、長押しオートが無効とされているので、演出ボタン136の長押しが開始されてから所定時間が経過しても疑似的な連打操作が開始されない。そのため、図233(C4)に示すように、演出ボタン136の操作回数が増加しないため、星のエフェクト画像が増加しないばかりか、最後に演出ボタン136が操作されてから所定時間(例えば、2秒)が経過すると、表示されていた星のエフェクト画像の数が漸次減少し、図233(C5)に示すタイミングでは、星のエフェクト画像が完全に消去されている。その後、図233(C6)に示すように、操作受付期間が経過すると、図233(C7)に示すように、番長のキャラクタの表示態様は変化せず、番長のキャラクタの服を破くというミッションが達成されなかったことが示される。また、図233(C7)に示される装飾図柄表示装置208では、「番長覚醒ゲーム」「終了」の表示が行われ、ミッションが終了したことが報知されている。
図234は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるミニゲームの演出の他の一例について段階的に示す図である。以下の図では、括弧書きのアルファベット順に演出が進んでいく様子が示されている。図234は、1つのボタンの1回操作もしくは複数回操作を要求する演出(ミニゲームを含む)については、フルオート(もしくは、長押しオート)の機能が有効とされるが、操作キーユニット137を用いて選択することを要求する演出(ミニゲームを含む)については、フルオート(もしくは、長押しオート)の機能が無効とされる例について示されている。
図234(A1)〜同図(A6)は、図231(i)に続く演出であって、演出ボタン136を連打するミニゲームにおいてフルオートが有効とされる例を示しており、フルオートによる演出ボタン136の疑似的な連打操作が行われた結果、ミッションが達成された様子が示されている。なお、図234(A1)〜同図(A2)は、図231(j)〜同図(k)と同様であるので、説明を省略する。
図234(A2)に示すタイミングでミニゲームにおける演出ボタン136の操作受付期間が開始されると、フルオートが機能し、疑似的な連打操作が開始される。
すると、図234(A3)に示すように、装飾図柄表示装置208では、演出ボタン136の疑似的な操作回数に応じた数の星のエフェクト画像が表示される。星のエフェクト画像は、図234(A3)〜同図(A5)に示すように、疑似的な操作による操作回数が多くなるほど表示される数も多くなり、ミッションが達成される操作回数に近づくと、図234(A5)に示すように、サイズの大きい星のエフェクト画像が表示される。その後、さらに演出ボタン136の疑似的な操作が継続して行われ、操作受付期間が経過するまでにミッションが達成される操作回数に達すると、図234(A6)に示す装飾図柄表示装置208では、番長のキャラクタの着ている服が破けている様子が示され、「番長覚醒」「今日は絶好調だ」の表示が行われてミッションが達成されたことが報知される。
図234(B1)は、図229(f)に続く演出であって、別のミニゲームの演出例について示している。すなわち、ミニゲームが開始されると、図234(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、表示領域の上部に「本日の運勢占い−大吉を引け−」というタイトルが表示され、「大吉」の中身の宝箱を選択することをミッションとするミニゲームが開始される。このミニゲームは、操作キーユニット137の各ボタンを操作してカーソルCSLを移動させ、演出ボタン136を操作することにより開放する宝箱を決定するものであり、複数のボタンを操作することによりミニゲームが行われるものであるから、フルオートの機能が無効となっている。そのため、図234(B1)に示す装飾図柄表示装置208が表示された後、いずれかのボタンが操作されない限りは表示状態に何らの変化も生じないようになっている。
一方、このようなミニゲームにおいてもフルオートを機能させるようにしてもよく、例えば、図234(B1´)に示すように、ミニゲームが開始すると、すぐにフルオートが機能して演出ボタン136が疑似的に操作され、図234(B2´)に示すように、左上の宝箱が自動的に選択されてしまうこととなる。すなわち、このように操作キーユニット137の各ボタンで宝箱を選択した上で演出ボタン136で開放する宝箱を決定するようなミニゲームにおいて、フルオートを機能させると、カーソルCSLが最初に指示する宝箱が開放する宝箱として勝手に決定されてしまい、遊技者の操作意図が全く反映されない場合がある。
本実施形態では、待機状態において当否判定の結果にかかわらない結果を導出するミニゲームを行うようにしたが、例えば、RTC(Real Time Clock)により所定の時間となると開始される演出において(待機状態及び図柄変動表示中の少なくともいずれか一方において)実行されるミニゲームにおいて実行するようにしてもよいし、遊技者の暇つぶしを目的とするため、遊技状態に関係なくいつでも実行するようにしてもよい。
図235及び図236は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるミニゲームの演出の他の一例について段階的に示す図である。以下の図では、括弧書きのアルファベット順に演出が進んでいく様子が示されている。図235及び図236に示される演出例では、装飾図柄表示装置208の他、演出可動体224の様子も示されている。また、図235及び図236に示される演出例では、大当り遊技の実行中にミニゲームが開始される様子が示されている。なお、大当り遊技の実行中にミニゲームが必ず開始されるようにしてもよいし、開始されない場合があってもよい。
図235(a)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾7−装飾7−装飾7」の装飾図柄の組合せで停止表示されており、大当りとなった様子が示されている。また、特図2の保留を表す、1番目の特図2の保留アイコンh21、2番目の特図2の保留アイコンh22、3番目の特図2の保留アイコンh23、4番目の特図2の保留アイコンh24は、いずれもデフォルトの表示態様で表示されている。なお、この演出例では、特図1及び特図2の第2保留数表示や特図1及び特図2の第4図柄の表示を行っていないが、これらの表示を行うようにしてもよい。
図235(b)では、大当り遊技が開始され1ラウンド目に移行した様子が示されている。具体的には、装飾図柄表示装置208では、「大当り開始」の表示を行って大当り遊技が開始されたことを報知するとともに、表示領域の右上には、大当り遊技の1ラウンド目であることを示す「1R」の表示と、今回の大当りにおける現在の獲得賞球数を示す「0GET」の表示も行われている。なお、初回の大当りから連荘が終了するまでの総獲得賞球数を表示するようにしてもよい。また、獲得賞球数には、1ラウンドにおける可変入賞口234への入賞球数が所定数(例えば、10個)となって可変入賞口234が閉状態となる間際に入賞(オーバー入賞)した遊技球に基づく賞球数を含めるようにしてもよいし、含めないようにしてもよい。また、図235(b)に示す装飾図柄表示装置208では、子パンダのキャラクタが登場し、コミカルな動作をする演出を行い、遊技者を楽しませることができる場合がある。なお、本実施形態に係るパチンコ機100が右打ち機である場合には、右打ちを指示する右打ち報知を行うようにしてもよい。
図235(c)では、大当り遊技の5ラウンド目が行われている様子が示されている。具体的には、装飾図柄表示装置208では、表示領域の右上に、大当り遊技の5ラウンド目であることを示す「5R」の表示と、獲得賞球数を示す「735GET」の表示が行われている。この獲得賞球数は、大当りが開始してから、可変入賞口234に49球の遊技球が入賞したことによるものである。そして、図235(c)に示す装飾図柄表示装置208では、「次のラウンドでミニゲームが始まるよ」という表示が行われており、次のラウンド(6ラウンド目)でミニゲームが開始されることを予告している。
図235(d)は、6ラウンド目が開始された様子が示されている。具体期には、装飾図柄表示装置208では、表示領域の右上に、大当り遊技の6ラウンド目であることを示す「6R」の表示と、獲得賞球数を示す「750GET」の表示が行われている。この獲得賞球数は、大当りが開始してから、可変入賞口234に50球の遊技球が入賞したことによるものである。そして、図235(d)に示す装飾図柄表示装置208では、「ミニゲームが始まるよ」という表示が行われており、これからミニゲームが開始されることを予告している。
その後、図235(e)に示す装飾図柄表示装置208では、ミニゲームが開始された様子が示されている。具体的には、装飾図柄表示装置208では、番長のキャラクタが登場するとともに、サイコロの「1」の出目を示す表示と「が出れば役物動作UP」という表示が行われ、ミニゲームが開始された後で演出ボタン136を操作し、サイコロの「1」の出目が停止表示すると演出可動体224が動作する可能性が高いことが予告される旨が説明されている。また、装飾図柄表示装置208の表示領域の右上に表示されている獲得賞球数は「765GET」を示しており、可変入賞口234への51球の遊技球の入賞に基づく表示が行われている。なお、大当り遊技の実行中に演出可動体224が動作すると、保留連荘が発生することが確約される。すなわち、大当り遊技中における演出可動体224の動作は、先読み予告の一例ということができる。
その後、図235(f)に示すタイミングで、装飾図柄表示装置208では、サイコロの図柄が変動表示を開始するとともに、ボタン画像136aとボタン受付時間メーターMTが表示され、その上方には「押せ」の文字表示が行われ、ミニゲームにおける演出ボタン136の操作受付期間が開始された様子が示されている。なお、装飾図柄表示装置208の表示領域の右上に表示されている獲得賞球数は「780GET」を示しており、可変入賞口234への52球の遊技球の入賞に基づく表示が行われている。
そして、図235(g)に示すタイミングで、遊技者が演出ボタン136を操作すると、図235(h)に示すように、装飾図柄表示装置208では、サイコロの図柄が「3」の出目を示す態様で停止表示し、ミッション達成の出目とならなかったことが示されている。なお、図235(g)に示される装飾図柄表示装置208の表示領域の右上に表示されている獲得賞球数は「810GET」を示しており、図235(h)に示される装飾図柄表示装置208の表示領域の右上に表示されている獲得賞球数は「825GET」を示している。
そして、図235(i)に示す装飾図柄表示装置208では、ミニゲームの結果として導出された「3」の出目を示す表示を拡大表示するとともに、ミニゲームのミッションが達成されなかったことを報知する「残念」の表示が行われる。したがって、この演出例では、演出可動体224が動作することはなく、保留連荘が行われるか否かの報知は行われないこととなる。なお、この演出例において、先読みした結果、保留連荘となる場合には、ミニゲームにおいて必ずミッションが達成し、演出可動体224が動作するようにしてもよいし、ミッションが達成されず、演出可動体224が動作しない場合があってもよい。また、ミッションが達成された場合に演出可動体224が必ず動作するようにしてもよいし、動作しない場合があってもよい。なお、図235(i)に示す装飾図柄表示装置208の表示領域の右上に表示されている獲得賞球数は「840GET」を示しており、可変入賞口234への56球の遊技球の入賞に基づく表示が行われている。
その後、大当り遊技が終了すると、図235(j)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「大当り終了」の表示が行われ、遊技者に大当り遊技が終了したことを報知する。また、装飾図柄表示装置208の表示領域の右上には、16ラウンド目であることを示す「16R」の表示と、獲得賞球数が2400個であることを示す「2400GET」とが表示されている。
なお、この演出例のミニゲームでは、演出ボタン136の1回操作により行うものであるが、例えば、図231に示される「番長覚醒ゲーム」が開始され、ミッションが達成された場合に特典を付与(例えば、演出可動体224の動作予告)するようにしてもよい。
次に、図236を参照しながら、大当り遊技の実行中に行われるミニゲームにおいてミッションが達成された場合の様子について説明する。なお、図236(a)〜同図(d)は、図235(a)〜同図(d)と同様であるので、説明を省略する。
その後、図236(e)に示す装飾図柄表示装置208では、ミニゲームが開始された様子が示されている。具体的には、装飾図柄表示装置208では、番長のキャラクタが登場するとともに、サイコロの「1」の出目を示す表示と「が出れば役物動作UP」という表示が行われ、ミニゲームが開始された後で演出ボタン136を操作し、サイコロの「1」の出目が停止表示すると演出可動体224が動作する可能性が高いことが予告される旨が説明されている。ここで、番長のキャラクタが服が破けた態様で表示されており、ミッションが達成される可能性が高いことを示唆している。また、装飾図柄表示装置208の表示領域の右上に表示されている獲得賞球数は「765GET」を示しており、可変入賞口234への51球の遊技球の入賞に基づく表示が行われている。
その後、図236(f)に示すタイミングで、装飾図柄表示装置208では、サイコロの図柄が変動表示を開始するとともに、ボタン画像136aとボタン受付時間メーターMTが表示され、その上方には「押せ」の文字表示が行われ、ミニゲームにおける演出ボタン136の操作受付期間が開始された様子が示されている。なお、この演出例では、ボタン画像136aが回転及び振動している態様で表示されるとともに、演出ボタン136も、例えば、カバー体の内部が回転するとともに振動している。これにより、ミッションが達成される可能性が高いことを示唆している。また、装飾図柄表示装置208の表示領域の右上に表示されている獲得賞球数は「780GET」を示しており、可変入賞口234への52球の遊技球の入賞に基づく表示が行われている。
そして、図236(g)に示すタイミングで、遊技者が演出ボタン136を操作すると、図236(h)に示すように、装飾図柄表示装置208では、サイコロの図柄が「1」の出目を示す態様で停止表示し、ミッション達成の出目となったことが示されている。なお、図236(g)に示される装飾図柄表示装置208の表示領域の右上に表示されている獲得賞球数は「810GET」を示しており、図236(h)に示される装飾図柄表示装置208の表示領域の右上に表示されている獲得賞球数は「825GET」を示している。
そして、図236(i)に示す装飾図柄表示装置208では、ミニゲームの結果として導出された「1」の出目を示す表示を拡大表示するとともに、ミニゲームのミッションが達成されたことを報知する「やったぜ」の表示が行われる。また、その下方には「腕に注目」の表示が行われ、演出可動体224が動作する可能性があることが予告される。なお、図236(i)に示す装飾図柄表示装置208の表示領域の右上に表示されている獲得賞球数は「840GET」を示しており、可変入賞口234への56球の遊技球の入賞に基づく表示が行われている。
図236(j)は、7ラウンド目が開始された様子が示されている。具体期には、装飾図柄表示装置208では、表示領域の右上に、大当り遊技の7ラウンド目であることを示す「7R」の表示と、獲得賞球数を示す「900GET」の表示が行われており、大当りが開始してから可変入賞口234に60球の遊技球が入賞したことに基づく表示が行われている。
その後、図236(k)に示すタイミングで、演出可動体224の前腕部224bが動作し、この前腕部224bが装飾図柄表示装置208にオーバーラップする。これに対応して、装飾図柄表示装置208では、多数の星のエフェクト画像が表示され、演出可動体224の動作が装飾図柄表示装置208における表示に影響を与えるかのような表示が行われている。なお、装飾図柄表示装置208の表示領域の右上に表示されている獲得賞球数は「915GET」を示しており、可変入賞口234への61球の遊技球の入賞に基づく表示が行われている。
その後、図236(l)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「保留連荘確定」の表示が行われ、大当りとなる図柄変動表示が保留されていることが報知される。すなわち、演出可動体224の動作と図236(l)における「保留連荘確定」の表示により先読み予告が行われている。
なお、この演出例において、ミッションの達成により保留連荘確定であることを報知するようにしてもよい。
本実施形態では、以上説明した複数種類のミニゲームのうちの1つまたは複数を組み合わせて実行可能に構成されている。
なお、これまでに説明した実施形態において、メインの演出におけるミッションで使用されるボタン(操作手段)とミニゲームにおけるミッションで使用されるボタン(操作手段)とが異なるようにしてもよい。
また、メインの演出の結果やミニゲームの結果は、装飾図柄表示装置208により表示してもよいし、他の表示手段(例えば、ミッション専用の表示装置等)を用いて表示してもよいし、他の演出手段(例えば、演出可動体224や遮蔽装置246等の可動手段、スピーカ120等の音出力手段、各種ランプ418や遊技盤用ランプ532や遊技台枠用ランプ542等の発光手段等の他のデバイス)によって報知するようにしてもよい。
また、上述したミニゲームは、開始から終了まで一の図柄変動表示の実行中において行われるようにしてもよい、複数回の図柄変動表示に跨って実行されるようにしてもよい。
また、上述したミニゲームのように、ミニゲームが開始された場合は、必ず結果が報知される構成であるのが好ましいが、偽の予告として機能させる場合があってもよい。例えば、特図の変動表示の保留数が4つである状態の図柄変動表示では一般的に変動時間が短い場合があり、このような場合のときにミニゲームを開始したように見せかけて結果を報知せず、中断するようにしてもよい。このような構成によれば、遊技の演出を賑やかすことができる場合がある。
また、上述したミニゲームは、所定の条件が成立した場合に、中断あるいは中止する構成であってもよく、例えば、突然大当り(例えば、リーチ演出を経由せずに大当りの装飾図柄の組合せが表示される変動表示パターン等)が発生したり、RTC演出が開始したり、実行中の演出表示がワイプ等の表示に切り替わったり、扉開放エラーや磁気検知エラー等のエラーが発生した場合にミニゲームを中断するようにしてもよい。例えば、ミニゲームの実行中に突然大当りが発生してミニゲームを中断するようにした場合には、ミニゲームの結果を楽しみにしている期間にいきなり大当りとなって遊技者に意外性と喜びを与えることができる場合がある。RTC演出が開始する場合にミニゲームを中断するようにした場合には、RTC演出による他の遊技台との演出上のリンクを楽しませることができる場合がある。
また、ミニゲームが実行される表示領域が、遊技状態や演出モードやステージによって、位置や大きさが変化する構成であってもよい。
また、上述したミニゲームにおいて要求する操作態様としては、1回操作、連打操作、長押し操作、タイミング操作等、適宜の操作態様を採用することができる。これにより、遊技者の技量や遊技への参加意欲によりミニゲームの結果を変化させることができる場合がある。
また、図柄変動表示中にミニゲームが実行される場合には、リーチとなる前にミニゲームが開始されるようにしてもよい。リーチになると当該図柄変動表示の演出に注目される傾向があるため、リーチ前にミニゲームを開始することで、リーチ前における演出効果を高めることができる場合がある。
また、上述したミニゲームにおけるミッション達成の報酬としては、予告が行われることを予告するものであったが、ミニゲームにおけるミッション達成の報酬が予告あるいは先読み予告である場合があってもよい。例えば、図柄変動表示の実行中において行われるミニゲームの結果として当該変動予告あるいは先読み予告が行われ、大当り遊技の実行中において行われるミニゲームの結果として先読み予告が行われてもよい。
以上の記載では、
『 遊技者が操作可能な位置に設けられた操作手段[例えば、演出ボタン136、操作キーユニット137等]と、
複数種類の演出表示を表示可能な表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208、第1装飾図柄表示装置208L、第2装飾図柄表示装置208M、第3装飾図柄表示装置208N等等]と、
を備えた遊技台であって、
前記遊技台は、ぱちんこ機[例えば、パチンコ機100等]であり、
前記複数種類の演出表示のうちの一つは、第一の演出表示であり、
前記複数種類の演出表示のうちの一つは、第二の演出表示であり、
前記第一の演出表示は、装飾図柄変動表示に関連する演出表示[例えば、図208(g)〜同図(i)に示されるボタン予告演出等]であり、
前記第二の演出表示は、ミニゲームの演出表示[例えば、図207(m)〜図208(f)に示されるボタン予告演出等]であり、
前記第一の演出表示は、第一の操作促進表示[例えば、図208(g)〜同図(h)に示される振動及び回転しているボタン画像136aと「Push」の表示等]を含む演出表示であり、
前記第二の演出表示は、第二の操作促進表示[例えば、図207(r)〜図208(b)に示されるボタン画像136aと「連打」の表示等]を含む演出表示であり、
前記第一の操作促進表示は、前記操作手段の操作を促す表示であり、
前記第二の操作促進表示は、前記操作手段の操作を促す表示であり、
前記第一の操作促進表示と前記第二の操作促進表示は、異なる操作促進表示であり、
前記第一の演出表示は、大当り予告(以下、「第一の予告[例えば、図208(i)に示される強カットイン画像CI1aや図208(i´)に示される弱カットイン画像CI1bの表示による予告等]」という。)が実行される場合がある演出表示であり、
前記第二の演出表示は、前記第一の予告に関連する予告(以下、「第二の予告[例えば、図208(f)に示すように、「大吉」の表示によって、激アツ予告が出現する可能性があることの予告報知等]」という。)が導出される場合がある演出表示である、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
従来の遊技台によれば、表示手段に改良の余地があったが、この遊技台によれば、表示手段に特徴を持った遊技台を提供することができる。
また、従来、遊技の興趣を高めるべく、ミニゲームを行う遊技台が提供されている。しかしながら、ミニゲームには改良の余地がある。この遊技台によれば、ミニゲームに特徴を持った遊技台を提供することができる。
また、この遊技台によれば、第一の予告に影響が出る第二の予告に注目させることができる場合がある。
また、この遊技台によれば、第一の予告に辿り着くために操作手段の操作を積極的に行わせることができる場合がある。
ここで、操作手段は、遊技者が操作可能な位置にのみ設けられたものであってもよいし、遊技者が操作可能な位置以外の位置にも設けられたものであってもよい。また、操作手段は、遊技者が操作可能な位置に必ず設けられたものであってもよいし、遊技者が操作可能な位置に設けられない場合があってもよい。
また、操作手段は、遊技者のみが操作可能な位置に設けられたものであってもよいし、遊技者以外の者も操作可能な位置に設けられたものであってもよい。また、操作手段は、遊技者が必ず操作可能な位置に設けられたものであってもよいし、遊技者が操作不可能な位置に設けられる場合があってもよい。
また、表示手段は、複数種類の演出表示のみを表示可能なものであってもよいし、複数種類の演出表示以外の表示も表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、複数種類の演出表示を必ず表示するものであってもよいし、複数種類の演出表示を表示しない場合があってもよい。
また、複数種類の演出表示は、第一の演出表示と第二の演出表示のみであってもよいし、第一の演出表示と第二の演出表示以外の演出表示も含んでもよい。
また、第一の演出表示は、装飾図柄変動表示のみに関連するものであってもよいし、装飾図柄変動表示以外にも関連するものがあってもよい。また、第一の演出表示は、装飾図柄変動表示に必ず関連するものであってもよいし、装飾図柄変動表示に関連しない場合があってもよい。
また、第一の演出表示は、第一の操作促進表示のみを含むものであってもよいし、第一の操作促進表示以外の表示も含むものであってもよい。また、第一の演出表示は、第一の操作促進表示を必ず含むものであってもよいし、第一の操作促進表示を含まない場合があってもよい。
また、第二の演出表示は、第二の操作促進表示のみを含むものであってもよいし、第二の操作促進表示以外の表示も含むものであってもよい。また、第二の演出表示は、第二の操作促進表示を必ず含むものであってもよいし、第二の操作促進表示を含まない場合があってもよい。
また、第一の演出表示は、第一の予告のみが実行される場合があるものであってもよいし、第一の予告以外にも実行される場合があるものであってもよい。また、第一の演出表示は、第一の予告が必ず実行されるものであってもよいし、第一の予告が実行されない場合があってもよい。
また、第二の演出表示は、第一の予告に関連する予告のみが導出される場合があるものであってもよいし、第一の予告に関連する予告以外のものも導出される場合があるものであってもよい。また、第二の演出表示は、第一の予告に関連する予告が必ず導出されるものであってもよいし、第一の予告に関連する予告が導出されない場合があってもよい。
また、『 前記第一の演出表示と前記第二の演出表示の両方が表示されている状態(以下、「第一の状態[例えば、図209(c)〜同図(o)に示すように、ボタン予告演出とミニゲームの両方が表示されている状態等]」という。)となる場合がある、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一の予告と第二の予告とに関連性があることを遊技者に抱かせることができる場合がある。
ここで、第一の状態のみとなる場合があってもよいし、第一の状態以外となる場合があってもよいし、第一の状態に必ずなってもよいし、第一の状態にならない場合があってもよい。
また、『 前記第一の状態において前記操作手段の操作があった場合には、前記第一の予告と前記第二の予告のうちの該第二の予告が実行される構成であり[例えば、図209(g)〜同図(l)に示すように、ボタン予告演出とミニゲームの両方が表示されている状態で演出ボタン136が連打操作されると、ミニゲームの結果が導出される等]、
前記第二の予告が開始された後で前記操作手段の操作があった場合には、該第二の予告に応じた前記第一の予告が実行される構成である[例えば、図209(n)に示すように、ミニゲームの結果が導出された後で演出ボタン136操作されると、同図(o)に示すように、ミニゲームの結果に応じて弱カットイン画像CI1bが表示される等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一の予告に影響が出る第二の予告に注目させることができる場合がある。そのため、ミニゲームに関して積極的に操作手段を操作させることができる場合がある。
ここで、第一の状態において操作手段の操作があった場合には、第一の予告と第二の予告のうちの第二の予告のみが実行される構成であってもよいし、第一の状態において操作手段の操作があった場合には、第一の予告と第二の予告のうちの第二の予告以外の予告も実行される構成であってもよい。また、第一の状態において操作手段の操作があった場合には、第一の予告と第二の予告のうちの第二の予告が必ず実行される構成であってもよいし、第一の状態において操作手段の操作があった場合には、第一の予告と第二の予告のうちの第二の予告が実行されない場合がある構成であってもよい。
また、第一の状態において操作手段の操作があった場合にのみ、第一の予告と第二の予告のうちの第二の予告が実行される構成であってもよいし、第一の状態において操作手段の操作があった場合以外の場合にも、第一の予告と第二の予告のうちの第二の予告が実行される構成であってもよい。
また、第二の予告が開始された後で操作手段の操作があった場合には、第二の予告に応じた第一の予告のみが実行される構成であってもよいし、第二の予告が開始された後で操作手段の操作があった場合には、第二の予告に応じた第一の予告以外の予告も実行される構成であってもよい。また、第二の予告が開始された後で操作手段の操作があった場合には、第二の予告に応じた第一の予告が必ず実行される構成であってもよいし、第二の予告が開始された後で操作手段の操作があった場合には、第二の予告に応じた第一の予告が実行されない場合がある構成であってもよい。
また、第二の予告が開始された後で操作手段の操作があった場合にのみ、第二の予告に応じた第一の予告が実行される構成であってもよいし、第二の予告が開始された後で操作手段の操作があった場合以外の場合にも、第二の予告に応じた第一の予告のみが実行される構成であってもよい。
また、『 前記第一の状態において前記操作手段の操作があった場合には、前記第一の予告と前記第二の予告のうちの少なくとも該第一の予告が実行される構成であり、
前記第二の予告が実行された後で、該第二の予告に応じて実行された前記第一の予告が変化する場合がある、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第一の状態において操作手段の操作があった場合には、第一の予告と第二の予告のうちの第一の予告のみが実行される構成であってもよいし、第一の状態において操作手段の操作があった場合には、第一の予告と第二の予告のうちの第一の予告と第二の予告のみが実行される構成であってもよいし、第一の状態において操作手段の操作があった場合には、第一の予告と第二の予告のうちの第一の予告以外の予告も実行される構成であってもよいし、第一の状態において操作手段の操作があった場合には、第一の予告と第二の予告のうちの第一の予告と第二の予告以外の予告も実行される構成であってもよい。
また、第一の状態において操作手段の操作があった場合には、第一の予告と第二の予告のうちの少なくとも第一の予告が必ず実行される構成であってもよいし、第一の状態において操作手段の操作があった場合には、第一の予告と第二の予告のうちの少なくとも第一の予告が実行されない場合がある構成であってもよい。
また、第一の状態において操作手段の操作があった場合にのみ、第一の予告と第二の予告のうちの少なくとも第一の予告が実行される構成であってもよいし、第一の状態において操作手段の操作があった場合以外の場合にも、第一の予告と第二の予告のうちの少なくとも第一の予告が実行される構成であってもよい。
また、第二の予告が実行された後で、第二の予告に応じて実行された第一の予告のみが変化する場合があってもよいし、第二の予告が実行された後で、第二の予告に応じて実行された第一の予告以外の予告も変化する場合があってもよい。また、第二の予告が実行された後で、第二の予告に応じて実行された第一の予告が必ず変化してもよいし、第二の予告が実行された後で、第二の予告に応じて実行された第一の予告が変化しない場合があってもよい。
また、第二の予告が実行された後でのみ、第二の予告に応じて実行された第一の予告が変化する場合があってもよいし、第二の予告が実行された後以外でも、第二の予告に応じて実行された第一の予告が変化する場合があってもよい。
また、『 前記第一の状態において、前記第一の演出表示が前記第二の演出表示にオーバーラップされる、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一の予告の予告であるミニゲーム側の演出表示に注目させ、第一の予告への期待を増大させることができる場合がある。
また、この遊技台によれば、時系列的にミニゲーム側を優先させることができる場合がある。
また、この遊技台によれば、将来に起こる可能性がある予告に影響を与える予告の方が優先表示されることで、操作手段が重なってもわかりやすい場合がある。
ここで、第一の状態において、第一の演出表示が第二の演出表示にのみオーバーラップされてもよいし、第一の状態において、第一の演出表示が第二の演出表示以外の演出表示にもオーバーラップされてもよい。また、第一の状態において、第一の演出表示が第二の演出表示に必ずオーバーラップされてもよいし、第一の状態において、第一の演出表示が第二の演出表示にオーバーラップされない場合があってもよい。
また、第一の状態においてのみ、第一の演出表示が第二の演出表示にオーバーラップされてもよいし、第一の状態以外の状態においても、第一の演出表示が第二の演出表示にオーバーラップされる場合があってもよい。
また、『 第二の有効期間[例えば、図211(e)〜同図(g)等に示される、ミニゲームにおける演出ボタン136の操作受付期間等]において前記操作手段が操作された場合に、前記第二の予告が開始される構成であり、
前記第二の演出表示は、第二の有効期間表示[例えば、図211(e)〜同図(g)等に示されるボタン受付時間メーターMT等]を含む演出表示であり、
前記第二の有効期間表示は、前記第二の有効期間の経過に応じて表示態様が変化する表示である[例えば、図211(e)〜同図(g)等に示すように、ボタン受付時間メーターMTは、操作受付時間が開始してからの時間に応じてゲージが減少する態様で表示態様が変化する等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第二の有効期間表示を行うことにより、遊技者にミニゲームの結果を早く導出させるようにすることができるため、第一の予告に注目させることができる場合がある。
ここで、第二の有効期間において操作手段が操作された場合に、第二の予告のみが開始される構成であってもよいし、第二の有効期間において操作手段が操作された場合に、第二の予告以外の予告も開始される構成であってもよい。また、第二の有効期間において操作手段が操作された場合に、第二の予告が必ず開始される構成であってもよいし、第二の有効期間において操作手段が操作された場合に、第二の予告が開始されない場合がある構成であってもよい。
また、第二の有効期間において操作手段が操作された場合にのみ、第二の予告が開始される構成であってもよいし、第二の有効期間において操作手段が操作された場合以外の場合にも、第二の予告が開始される構成であってもよい。
また、第二の演出表示は、第二の有効期間表示のみを含むものであってもよいし、第二の有効期間表示以外の表示も含むものであってもよい。また、第二の演出表示は、第二の有効期間表示を必ず含むものであってもよいし、第二の有効期間表示を含まない場合があってもよい。
また、『 前記第一の予告は、複数の態様で実行可能な予告であり、
前記複数の態様のうちの一つは、第一の態様[例えば、図209(o)に示される弱カットイン画像CI1b等]であり、
前記複数の態様のうちの一つは、第二の態様[例えば、図208(i)に示される強カットイン画像CI1a等]であり、
前記第一の態様と前記第二の態様は、異なる態様であり、
前記第一の態様で前記第一の予告が実行される場合よりも前記第二の態様で前記第一の予告が実行される場合の方が、最終的に大当り図柄が確定表示されやすいように構成されており、
前記第二の演出表示が開始された場合は、該第二の演出表示が開始されない場合よりも前記第二の態様で前記第一の予告が実行されやすい、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、ミニゲームが開始されることにより第一の予告に期待を持たせることができる場合がある。
ここで、第一の予告は、複数の態様でのみ実行可能なものであってもよいし、複数の態様以外の態様で実行可能なものであってもよい。また、第一の予告は、複数の態様で必ず実行するものであってもよいし、複数の態様で実行しない場合があってもよい。
また、第一の予告は、第一の態様と第二の態様でのみ実行可能なものであってもよいし、第一の態様と第二の態様以外の態様でも実行可能なものであってもよい。また、第一の予告は、第一の態様と第二の態様で必ず実行するものであってもよいし、第一の態様と第二の態様で実行しない場合がってもよい。
また、第一の態様で第一の予告が実行された場合は、最終的に大当り図柄が確定表示しいないように構成されてもよいし、第二の態様で第一の予告が実行された場合は、最終的に大当り図柄が必ず確定表示するように構成されてもよい。
また、第二の演出表示が開始されない場合は、第二の態様で第一の予告が実行されないように構成されてもよいし、第二の演出表示が開始された場合は、第二の態様で第一の予告が必ず実行されるように構成されてもよい。
また、『 前記第二の予告は、複数の態様で実行可能な予告であり、
前記複数の態様のうちの一つは、第三の態様[例えば、図213(l)に示される「小吉」の表示等]であり、
前記複数の態様のうちの一つは、第四の態様[例えば、図212(l)に示される「大吉」の表示等]であり、
前記第二の予告が前記第四の態様で実行された場合には、最終的に大当り図柄が確定表示されるように構成されており、
前記第一の予告が前記第二の態様[例えば、図212(n)に示される「ミッション達成」の表示等]で実行された場合に、前記第二の予告が前記第四の態様で実行されるように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一の予告で第二の態様となることで、最終的に大当り図柄が確定表示されることとなるので、第二の予告に対する導出結果の期待感をより向上させることができる場合がある。
ここで、第二の予告は、複数の態様でのみ実行可能なものであってもよいし、複数の態様以外の態様でも実行可能なものであってもよい。また、第二の予告は、複数の態様で必ず実行するものであってもよいし、複数の態様で実行しない場合があってもよい。
また、第二の予告は、第三の態様と第四の態様でのみ実行可能なものであってもよいし、第三の態様と第四の態様以外の態様でも実行可能なものであってもよい。また、第二の予告は、第三の態様と第四の態様で必ず実行するものであってもよいし、第三の態様と第四の態様で実行しない場合があってもよい。
また、『 前記第一の予告は、先読み予告である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 図柄変動表示の開始が保留されている数に対応する数の保留アイコンを表示可能に構成されており、
前記第一の予告は、前記保留アイコンの表示態様が変化することにより行われる予告である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、以上の記載では、
『 装飾図柄変動表示を実行可能な表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208、第1装飾図柄表示装置208L、第2装飾図柄表示装置208M、第3装飾図柄表示装置208N等]を備えた遊技台であって、
前記遊技台は、ぱちんこ機[例えば、パチンコ機100等]であり、
複数種類のミニゲームを実行可能に構成されており、
前記複数種類のミニゲームのうちの一つは、第一のミニゲーム[例えば、図221(g)〜同図(l)に示されるサイコロゲーム等]であり、
前記複数種類のミニゲームのうちの一つは、第二のミニゲーム[例えば、図221(g´)〜同図(l´)に示されるおみくじゲーム等]であり、
前記第一のミニゲームは、ある表示領域[例えば、図221(a)に示される多機能表示領域MF1等]を用いて表示されるミニゲームであり、
前記第二のミニゲームは、前記ある表示領域を用いて表示されるミニゲームであり、
前記第一のミニゲームと前記第二のミニゲームは、異なるミニゲームである、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
従来の遊技台によれば、表示手段に改良の余地があったが、この遊技台によれば、表示手段に特徴を持った遊技台を提供することができる。
また、従来、遊技の興趣を高めるべく、ミニゲームを行う遊技台が提供されている。しかしながら、ミニゲームには改良の余地がある。この遊技台によれば、ミニゲームに特徴を持った遊技台を提供することができる。
また、この遊技台によれば、ミニゲームの表示領域が「ある表示領域」に固定されるため、遊技者が理解しやすい場合がある。
ここで、表示手段は、装飾図柄変動表示のみを実行可能なものであってもよいし、装飾図柄変動表示以外の表示も実行可能なものであってもよい。また、表示手段は、装飾図柄変動表示を必ず実行するものであってもよいし、装飾図柄変動表示を実行しない場合があってもよい。
また、表示手段は、1つの表示手段により構成されるものであってもよいし、2以上の表示手段により構成されるものであってもよい。また、2以上の表示手段により構成されるものにあっては、一部の表示手段においてのみ装飾図柄変動表示が行われるものであってもよいし、全部の表示手段において装飾図柄変動表示が行われるものであってもよい。
また、複数種類のミニゲームのみを実行可能に構成されてもよいし、複数種類のミニゲーム以外のゲームも実行可能に構成されてもよい。また、複数種類のミニゲームを必ず実行するように構成されてもよいし、複数種類のミニゲームを実行しない場合があるように構成されてもよい。
また、第一のミニゲームと第二のミニゲームのみを実行可能に構成されてもよいし、第一のミニゲームと第二のミニゲーム以外のミニゲームも実行可能に構成されてもよい。また、第一のミニゲームと第二のミニゲームを必ず実行するように構成されてもよいし、第一のミニゲームと第二のミニゲームを実行しない場合があるように構成されてもよい。
また、第一のミニゲームは、ある表示領域のみを用いて表示されるものであってもよいし、ある表示領域以外の領域も用いて表示されるものであってもよい。また、第一のミニゲームは、ある表示領域を必ず用いて表示されるものであってもよいし、ある表示領域を用いないで表示されるものであってもよい。
また、第二のミニゲームは、ある表示領域のみを用いて表示されるものであってもよいし、ある表示領域以外の領域も用いて表示されるものであってもよい。また、第二のミニゲームは、ある表示領域を必ず用いて表示されるものであってもよいし、ある表示領域を用いないで表示されるものであってもよい。
また、『 複数の予告を実行可能な予告手段[例えば、装飾図柄表示装置208、第1装飾図柄表示装置208L、第2装飾図柄表示装置208M、第3装飾図柄表示装置208N等]を備え、
前記複数の予告のうちの一つは、第一の予告[例えば、図221(l)や同図(l´)に示す、保留アイコンの青色の表示態様による先読み予告等]であり、
前記第一のミニゲームは、前記第一の予告が行われることを示唆する結果(以下、「第一の結果[例えば、図221(k)に示す「1UP確定」の表示等]」という。)を導出可能なミニゲームであり、
前記第二のミニゲームは、前記第一の結果[例えば、図221(k´)に示す「1UP確定」の表示等]を導出可能なミニゲームである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、ミニゲームのバリエーションを楽しませつつ、予告等の関係は分かりやすくすることができる場合がある。
ここで、予告手段は、複数の予告のみを実行可能なものであってもよいし、複数の予告以外のものも実行可能なものであってもよい。また、予告手段は、複数の予告を必ず実行するものであってもよいし、複数の予告を実行しない場合があってもよい。
また、予告手段は、第一の予告のみを実行可能なものであってもよいし、第一の予告以外の予告も実行可能なものであってもよい。また、予告手段は、第一の予告を必ず実行するものであってもよいし、第一の予告を実行しない場合があってもよい。
また、第一のミニゲームは、第一の結果のみを導出可能なものであってもよいし、第一の結果以外の結果も導出可能なものであってもよい。また、第一のミニゲームは、第一の結果を必ず導出するものであってもよいし、第一の結果を導出しない場合があってもよい。
また、第二のミニゲームは、第一の結果のみを導出可能なものであってもよいし、第一の結果以外の結果も導出可能なものであってもよい。また、第二のミニゲームは、第一の結果を必ず導出するものであってもよいし、第一の結果を導出しない場合があってもよい。
また、『 前記複数の予告のうちの一つは、第二の予告[例えば、図222(l)や同図(l´)に示す、保留アイコンの赤色の表示態様による先読み予告等]であり、
前記第一の予告が行われた場合よりも前記第二の予告が行われた場合の方が、最終的に大当り図柄が確定表示されやすいように構成されており、
前記第一のミニゲームは、前記第二の予告が行われることを示唆する結果(以下、「第二の結果[例えば、図222(k)に示す「3UP確定」の表示等]」という。)も導出可能なミニゲームであり、
前記第二のミニゲームは、前記第二の結果[例えば、図222(k´)に示す「3UP確定」の表示等]も導出可能なミニゲームである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、ミニゲームにより第二の予告が行われることを示唆する結果が導出されることに対する期待感を向上させることができる場合がある。
ここで、予告手段は、第二の予告のみを実行可能なものであってもよいし、第二の予告以外の予告も実行可能なものであってもよい。また、予告手段は、第二の予告を必ず実行するものであってもよいし、第二の予告を実行しない場合があってもよい。
また、第一のミニゲームは、第二の結果のみを導出可能なものであってもよいし、第二の結果以外の結果も導出可能なものであってもよい。また、第一のミニゲームは、第二の結果を必ず導出するものであってもよいし、第二の結果を導出しない場合があってもよい。
また、第二のミニゲームは、第二の結果のみを導出可能なものであってもよいし、第二の結果以外の結果も導出可能なものであってもよい。また、第二のミニゲームは、第二の結果を必ず導出するものであってもよいし、第二の結果を導出しない場合があってもよい。
また、『 前記第一のミニゲームは、第一のキャラクタ[例えば、図221(g)に示す番長の顔の画像BCH等]が表示される場合があるミニゲームであり、
前記第二のミニゲームは、前記第一のキャラクタ[例えば、図221(g´)に示す番長の顔の画像BCH等]が表示される場合があるミニゲームである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、ミニゲームの種類が異なっても同じ予告が行われる場合があるので、遊技者にいろいろな期待を持たせることができる場合がある。
ここで、第一のミニゲームは、第一のキャラクタのみが表示される場合があるものであってもよいし、第一のキャラクタ以外のキャラクタも表示される場合があるものであってもよい。また、第一のミニゲームは、第一のキャラクタが必ず表示されるものであってもよいし、第一のキャラクタが表示されない場合があってもよい。
また、第二のミニゲームは、第一のキャラクタのみが表示される場合があるものであってもよいし、第一のキャラクタ以外のキャラクタも表示される場合があるものであってもよい。また、第二のミニゲームは、第一のキャラクタが必ず表示されるものであってもよいし、第一のキャラクタが表示されない場合があってもよい。
また、『 前記第一のミニゲームは、第一のキャラクタ[例えば、図221(g)に示す番長の顔の画像BCH等]が表示される場合があるミニゲームであり、
前記第二のミニゲームは、前記第一のキャラクタ[例えば、図221(g´)に示す番長の顔の画像BCH等]が表示される場合があるミニゲームであり、
前記第一のミニゲームは、第二のキャラクタ[例えば、図225(A1)に示すサボハニのキャラクタSBH等]が表示される場合もあるミニゲームであり、
前記第二のミニゲームは、第三のキャラクタ[例えば、図225(B1)に示す姫のキャラクタHM2等]が表示される場合もあるミニゲームであり、
前記第一のキャラクタと前記第二のキャラクタは、異なるキャラクタであり、
前記第一のキャラクタと前記第三のキャラクタは、異なるキャラクタであり、
前記第二のキャラクタと前記第三のキャラクタは、異なるキャラクタであり、
前記第一のミニゲームは、前記第一のキャラクタが表示される場合よりも前記第二のキャラクタが表示される場合の方が前記第二の結果が導出されやすいミニゲームであり、
前記第二のミニゲームは、前記第一のキャラクタが表示される場合よりも前記第三のキャラクタが表示される場合の方が前記第二の結果が導出されやすいミニゲームである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、各ミニゲームにおいても登場するキャラクタの種類によって第二の結果への期待を持たせることができる場合がある。
ここで、第一のミニゲームは、第一のキャラクタのみが表示される場合があるものであってもよいし、第一のキャラクタ以外のキャラクタも表示される場合があるものであってもよい。また、第一のミニゲームは、第一のキャラクタが必ず表示されるものであってもよいし、第一のキャラクタが表示されない場合があってもよい。
また、第二のミニゲームは、第一のキャラクタのみが表示される場合があるものであってもよいし、第一のキャラクタ以外のキャラクタも表示される場合があるものであってもよい。また、第二のミニゲームは、第一のキャラクタが必ず表示されるものであってもよいし、第一のキャラクタが表示されない場合があってもよい。
また、第一のミニゲームは、第二のキャラクタのみが表示される場合があるものであってもよいし、第二のキャラクタ以外のキャラクタも表示される場合があるものであってもよい。また、第一のミニゲームは、第二のキャラクタが必ず表示されるものであってもよいし、第二のキャラクタが表示されない場合があってもよい。
また、第二のミニゲームは、第三のキャラクタのみが表示される場合があるものであってもよいし、第三のキャラクタ以外のキャラクタも表示される場合があるものであってもよい。また、第二のミニゲームは、第三のキャラクタが必ず表示されるものであってもよいし、第三のキャラクタが表示されない場合があってもよい。
なお、第三のキャラクタと第四のキャラクタは、同じキャラクタであってもよいし、異なるキャラクタであってもよい。
また、第一のミニゲームは、第一のキャラクタが表示される場合には、第二の結果が導出されないものであってもよいし、第二のキャラクタが表示される場合には、第二の結果が必ず導出されるものであってもよい。
また、第二のミニゲームは、第一のキャラクタが表示される場合には、第二の結果が導出されないものであってもよいし、第三のキャラクタが表示される場合には、第二の結果が必ず導出されるものであってもよい。
また、『 前記表示手段は、複数種類の演出表示を表示可能な手段であり、
前記複数種類の演出表示のうちの一つは、第一の演出表示[例えば、図223(A1)〜同図(A6)に示す婆モード等]であり、
前記複数種類の演出表示のうちの一つは、第二の演出表示[例えば、図223(B1)〜同図(B6)に示す姫モード等]であり、
前記第一の演出表示は、前記装飾図柄変動表示の実行中に表示される場合がある演出表示であり[例えば、図223(A1)〜同図(A6)に示すように、婆モードは装飾図柄変動表示の実行中に表示されている等]、
前記第二の演出表示は、前記装飾図柄変動表示の実行中に表示される場合がある演出表示であり[例えば、図223(B1)〜同図(B6)に示すように、姫モードは装飾図柄変動表示の実行中に表示されている等]、
前記第一の演出表示と前記第二の演出表示は、異なる演出表示であり、
前記第一のミニゲーム[例えば、サイコロゲーム等]は、前記第二の演出表示の表示中よりも前記第一の演出表示の表示中の方が実行されやすいミニゲームであり、
前記第二のミニゲーム[例えば、おみくじゲーム等]は、前記第一の演出表示の表示中よりも前記第二の演出表示の表示中の方が実行されやすいミニゲームである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、メインで行われる演出とミニゲームとを関連付けることができる場合がある。
ここで、表示手段は、複数種類の演出表示のみを表示可能なものであってもよいし、複数種類の演出表示以外の表示も表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、複数種類の演出表示を必ず表示するものであってもよいし、複数種類の演出表示を表示しない場合があってもよい。
また、表示手段は、第一の演出表示と第二の演出表示のみを表示可能なものであってもよいし、第一の演出表示と第二の演出表示以外の演出表示も表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、第一の演出表示と第二の演出表示を必ず表示するものであってもよいし、第一の演出表示と第二の演出表示を表示しない場合があってもよい。
また、第一の演出表示は、装飾図柄変動表示の実行中にのみ表示される場合があるものであってもよいし、装飾図柄変動表示の実行中以外にも表示される場合があるものであってもよい。また、第一の演出表示は、装飾図柄変動表示の実行中に必ず表示されるものであってもよいし、装飾図柄変動表示の実行中に表示されない場合があるものであってもよい。
また、第二の演出表示は、装飾図柄変動表示の実行中にのみ表示される場合があるものであってもよいし、装飾図柄変動表示の実行中以外にも表示される場合があるものであってもよい。また、第二の演出表示は、装飾図柄変動表示の実行中に必ず表示されるものであってもよいし、装飾図柄変動表示の実行中に表示されない場合があるものであってもよい。
また、第一のミニゲームは、第二の演出表示の表示中では、実行されないものであってもよいし、第一の演出表示の表示中では、必ず実行されるものであってもよい。
また、第二のミニゲームは、第一の演出表示の表示中では、実行されないものであってもよいし、第二の演出表示の表示中では、必ず実行されるものであってもよい。
また、『 複数種類の遊技状態に移行可能に構成されており、
前記複数種類の遊技状態のうちの一つは、第一の遊技状態[例えば、通常遊技状態(特図低確率普図低確率状態)等]であり、
前記複数種類の遊技状態のうちの一つは、第二の遊技状態[例えば、確変状態(特図高確率普図高確率状態)等]であり、
前記第一の遊技状態と前記第二の遊技状態は、該第二の遊技状態の方が有利な遊技状態であり、
前記第一の遊技状態と前記第二の遊技状態とで、前記複数種類のミニゲームを実行する確率が異なる、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、遊技状態によってミニゲームの実行確率が異なるので、ミニゲームが実行されることに対する期待感を遊技状態によって変化させることができる場合がある。
ここで、複数種類の遊技状態にのみ移行可能に構成されてもよいし、複数の遊技状態以外の状態に移行可能に構成されてもよい。また、複数種類の遊技状態に必ず移行するように構成されてもよいし、複数の遊技状態に移行しない場合があってもよい。
また、第一の遊技状態と第二の遊技状態にのみ移行可能に構成されてもよいし、第一の遊技状態と第二の遊技状態以外の遊技状態にも移行可能に構成されてもよい。また、第一の遊技状態と第二の遊技状態に必ず移行するように構成されてもよいし、第一の遊技状態と第二の遊技状態に移行しない場合があってもよい。
また、第一の遊技状態と第二の遊技状態では、第一の遊技状態の方が複数種類のミニゲームを実行する確率が高確率であってもよいし、第二の遊技状態の方が複数種類のミニゲームを実行する確率が高確率であってもよい。
また、特図低確率普図低確率状態が第一の遊技状態であるのに対し、特図高確率普図低確率状態(潜伏確変を含む、以下同じ)、特図低確率普図低確率状態、特図高確率普図高確率状態の少なくともいずれか一つが第二の遊技状態であってもよいし、特図高確率状態普図低確率状態が第一の遊技状態であるのに対し、特図高確率状態普図高確率状態が第二の遊技状態であってもよいし、特図低確率普図高確率状態が第一の遊技状態であるのに対し、特図高確率普図高確率状態が第二の遊技状態であってもよい。また、特図の確率状態にかかわらず、普図低確率状態が第一の遊技状態であるのに対し、普図高確率状態が第二の遊技状態であってもよい。また、普図の確率状態にかかわらず、特図低確率状態が第一の遊技状態であるのに対し、特図高確率状態が第二の遊技状態であってもよい。
また、第一の遊技状態において複数種類のミニゲームを実行しないように構成されてもよいし、第二の遊技状態において複数種類のミニゲームを実行しないように構成されてもよい。
また、『 前記第一の遊技状態と前記第二の遊技状態とで、前記複数種類の予告を実行する確率が異なる、
ことを特徴とする遊技台。』
としてもよい。
また、『 前記第一の遊技状態と前記第二の遊技状態とで、前記第一のミニゲームを実行する確率が異なる、
ことを特徴とする遊技台。』
としてもよい。
また、『 前記第一の遊技状態と前記第二の遊技状態とで、前記第二のミニゲームを実行する確率が異なる、
ことを特徴とする遊技台。』
としてもよい。
また、『 前記第一の遊技状態と前記第二の遊技状態とで、前記第二の予告を実行する確率が異なる、
ことを特徴とする遊技台。』
としてもよい。
また、『 前記第一の遊技状態と前記第二の遊技状態とで、前記第二の予告を実行する確率が異なる、
ことを特徴とする遊技台。』
としてもよい。
また、『 複数種類の遊技状態に移行可能に構成されており、
前記複数種類の遊技状態のうちの一つは、第一の遊技状態[例えば、通常遊技状態(特図低確率普図低確率状態)等]であり、
前記複数種類の遊技状態のうちの一つは、第二の遊技状態[例えば、確変状態(特図高確率普図高確率状態)等]であり、
前記第一の遊技状態と前記第二の遊技状態は、該第二の遊技状態の方が有利な遊技状態であり、
前記第一のミニゲーム[例えば、サイコロゲーム等]は、前記第二の遊技状態である場合よりも前記第一の遊技状態である場合の方が実行されやすいミニゲームであり[例えば、図226(A1)〜同図(A6)に示すように、通常遊技状態では確変状態よりもサイコロゲームが実行されやすい等]、
前記第二のミニゲーム[例えば、おみくじゲーム等]は、前記第一の遊技状態である場合よりも前記第二の遊技状態である場合の方が実行されやすいミニゲームである[例えば、図226(B1)〜同図(B6)に示すように、確変状態では通常遊技状態よりもおみくじゲームが実行されやすい等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、遊技状態とミニゲームの種類とを関連付けることができる場合がある。
ここで、複数種類の遊技状態にのみ移行可能に構成されてもよいし、複数の遊技状態以外の状態に移行可能に構成されてもよい。また、複数種類の遊技状態に必ず移行するように構成されてもよいし、複数の遊技状態に移行しない場合があってもよい。
また、第一の遊技状態と第二の遊技状態にのみ移行可能に構成されてもよいし、第一の遊技状態と第二の遊技状態以外の遊技状態にも移行可能に構成されてもよい。また、第一の遊技状態と第二の遊技状態に必ず移行するように構成されてもよいし、第一の遊技状態と第二の遊技状態に移行しない場合があってもよい。
また、特図低確率普図低確率状態が第一の遊技状態であるのに対し、特図高確率普図低確率状態、特図低確率普図低確率状態、特図高確率普図高確率状態の少なくともいずれか一つが第二の遊技状態であってもよいし、特図高確率状態普図低確率状態が第一の遊技状態であるのに対し、特図高確率状態普図高確率状態が第二の遊技状態であってもよいし、特図低確率普図高確率状態が第一の遊技状態であるのに対し、特図高確率普図高確率状態が第二の遊技状態であってもよい。また、特図の確率状態にかかわらず、普図低確率状態が第一の遊技状態であるのに対し、普図高確率状態が第二の遊技状態であってもよい。また、普図の確率状態にかかわらず、特図低確率状態が第一の遊技状態であるのに対し、特図高確率状態が第二の遊技状態であってもよい。
また、第一のミニゲームは、第二の遊技状態である場合には、実行されないものであってもよいし、第一の遊技状態である場合には、必ず実行されるものであってもよい。
また、第二のミニゲームは、第一の遊技状態である場合には、実行されないものであってもよいし、第一の遊技状態である場合には、必ず実行されるものであってもよい。
『 前記第一の遊技状態[例えば、通常遊技状態(特図低確率普図低確率状態)等]と前記第二の遊技状態[例えば、確変状態(特図高確率普図高確率状態)等]とで、前記複数種類のミニゲームを実行する確率が異なる、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、遊技状態によってミニゲームの実行確率が異なるので、ミニゲームが実行されることに対する期待感を遊技状態によって変化させることができる場合がある。
ここで、第一の遊技状態と第二の遊技状態では、第一の遊技状態の方が複数種類のミニゲームを実行する確率が高確率であってもよいし、第二の遊技状態の方が複数種類のミニゲームを実行する確率が高確率であってもよい。
また、『 前記第一の遊技状態は、非電サポ状態[例えば、普図低確率状態等]であり、
前記第二の遊技状態は、電サポ状態[例えば、普図高確率状態等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、非電サポ状態は、特図高確率状態であってもよいし、特図低確率状態であってもよい。
また、電サポ状態は、特図高確率状態であってもよいし、特図低確率状態であってもよい。
また、『 前記ある表示領域[例えば、図221(a)に示される多機能表示領域MF1等]において前記複数種類のミニゲームのいずれも表示されていない場合に該ある表示領域において非ミニゲーム演出表示[例えば、図221(c)に示される「いろいろなタイミングでミニゲームが始まるよ」というチュートリアル表示や、同図(f)に示される「吉宗は8代将軍」というチュートリアル表示等]が表示される場合があり、
前記非ミニゲーム演出表示は、前記複数種類のミニゲームとは別の演出表示であり、
前記ある表示領域において前記複数種類のミニゲームのいずれか一つが表示開始される場合に表示中の前記非ミニゲーム演出表示が消去される[例えば、図221(f)〜同図(g)に示されるように、「吉宗は8代将軍」が表示されているときにミニゲームが開始されると「吉宗は8代将軍」の表示が消去される等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、通常時からある表示領域を用いて非ミニゲーム演出表示を行うことができるので、遊技者が注目しやすい場合がある。
ここで、ある表示領域において複数種類のミニゲームのいずれも表示されていない場合にある表示領域においてのみ非ミニゲーム演出表示が表示される場合があってもよいし、ある表示領域において複数種類のミニゲームのいずれも表示されていない場合にある表示領域以外の領域においても非ミニゲーム演出表示が表示される場合があってもよい。また、ある表示領域において複数種類のミニゲームのいずれも表示されていない場合にある表示領域において必ず非ミニゲーム演出表示が表示されてもよいし、ある表示領域において複数種類のミニゲームのいずれも表示されていない場合にある表示領域において非ミニゲーム演出表示が表示されない場合があってもよい。
また、ある表示領域において複数種類のミニゲームのいずれも表示されていない場合にのみある表示領域において非ミニゲーム演出表示が表示される場合があってもよいし、ある表示領域において複数種類のミニゲームのいずれも表示されていない場合以外の場合にもある表示領域において非ミニゲーム演出表示が表示される場合があってもよい。
また、ある表示領域において複数種類のミニゲームのいずれか一つが表示開始される場合に表示中の非ミニゲーム演出表示のみが消去されてもよいし、ある表示領域において複数種類のミニゲームのいずれか一つが表示開始される場合に表示中の非ミニゲーム演出表示以外の表示も消去されてもよい。また、ある表示領域において複数種類のミニゲームのいずれか一つが表示開始される場合に表示中の非ミニゲーム演出表示が必ず消去されてもよいし、ある表示領域において複数種類のミニゲームのいずれか一つが表示開始される場合に表示中の非ミニゲーム演出表示が消去されない場合があってもよい。
また、ある表示領域において複数種類のミニゲームのいずれか一つが表示開始される場合にのみ表示中の非ミニゲーム演出表示が消去されてもよいし、ある表示領域において複数種類のミニゲームのいずれか一つが表示開始される場合以外の場合にも表示中の非ミニゲーム演出表示が消去されてもよい。
また、ここで、非ミニゲーム演出表示に適用可能な表示としては、チュートリアル表示や、オリジナルモードのパラメータの表示(LV表示等)や、RTC開始までの残時間の表示等、適宜の表示が採用可能である。
また、『 前記ある表示領域は、枠[例えば、図207(m)に示されるミニゲーム表示領域MN1の外枠や、図211(a)に示される多機能表示領域MF1の外枠等]により区画されている領域である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、ある表示領域は、枠のみにより区画されているものであってもよいし、枠以外のものによっても区画されているものであってもよい。
また、『 前記ある表示領域は、予め定められた位置に形成された領域である[例えば、図221(a)に示すように、多機能表示領域MF1は、装飾図柄表示装置208の表示領域の下端部分の右半分に形成されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、ある表示領域は、予め定められた位置にのみ形成されたものであってもよいし、予め定められた位置以外の位置にも形成されたものであってもよい。
また、『 前記ある表示領域は、前記第一のミニゲームの開始に関連して拡張する領域であり[例えば、図227(A2)に示すように、多機能表示領域MF1は、サイコロゲームの開始に関連して拡張表示されている等]、
前記ある表示領域は、前記第二のミニゲームの開始に関連して拡張する領域である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、ある表示領域が拡張表示することにより遊技者をミニゲームに注目させることができる場合がある。
ここで、ある表示領域は、第一のミニゲームの開始に関連してのみ拡張するものであってもよいし、第一のミニゲームの開始以外にも関連して拡張するものであってもよい。また、ある表示領域は、第一のミニゲームの開始に関連して必ず拡張するものであってもよいし、第一のミニゲームの開始に関連して拡張しない場合があってもよい。
また、ある表示領域は、第二のミニゲームの開始に関連してのみ拡張するものであってもよいし、第二のミニゲームの開始以外にも関連して拡張するものであってもよい。また、ある表示領域は、第二のミニゲームの開始に関連して必ず拡張するものであってもよいし、第二のミニゲームの開始に関連して拡張しない場合があってもよい。
また、ある表示領域は、第一のミニゲームの開始に関連してのみ拡張する場合があり、第二のミニゲームの開始に関連して拡張しないように構成されてもよいし、第二のミニゲームの開始に関連してのみ拡張する場合があり、第一のミニゲームの開始に関連して拡張しないように構成されてもよい。
また、『 前記ある表示領域は、前記表示手段の表示領域に形成された領域である[例えば、図221(a)に示される多機能表示領域MF1は、装飾図柄表示装置208の表示領域上に形成されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、装飾図柄変動表示が実行される表示手段においてミニゲームが実行されるので、ミニゲームに対してより注目させることができる場合がある。
ここで、ある表示領域は、表示手段の表示領域にのみ形成されてもよいし、表示手段の表示領域以外の領域にも形成されてもよい。
また、『 前記表示手段[例えば、第1装飾図柄表示装置208L等]とは別の表示手段(以下、「第二の表示手段[例えば、第2装飾図柄表示装置208M等]」という。)を備え、
前記ある表示領域は、前記第二の表示手段の表示領域に形成された領域である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、ある表示領域は、第二の表示手段の表示領域にのみ形成されてもよいし、第二の表示手段の表示領域以外の領域にも形成されてもよい。
また、以上の記載では、
『 複数の予告を実行可能な予告手段[例えば、装飾図柄表示装置208等]と、
ミニゲームの表示を表示可能な表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208、第1装飾図柄表示装置208L、第2装飾図柄表示装置208M、第3装飾図柄表示装置208N等]と、
を備えた遊技台であって、
前記遊技台は、ぱちんこ機[例えば、パチンコ機100等]であり、
前記複数の予告のうちの一つは、第一の予告[例えば、図211(i´)に示される弱カットイン画像CI1bの表示等]であり、
前記複数の予告のうちの一つは、第二の予告[例えば、図211(i)に示される強カットイン画像CI1aの表示等]であり、
前記第一の予告が行われる場合よりも前記第二の予告が行われる場合の方が、最終的に大当り図柄が確定表示されやすいように構成されており、
前記ミニゲームは、複数の結果を導出可能なゲームであり、
前記複数の結果のうちの一つは、第一の結果[例えば、図211(h´)に示される「小吉」の表示等]であり、
前記複数の結果のうちの一つは、第二の結果[例えば、図211(h)に示される「大吉」の表示等]であり、
前記第一の結果が導出された場合よりも前記第二の結果が導出された場合の方が前記第二の予告が行われやすい、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
従来の遊技台によれば、予告手段に改良の余地があったが、この遊技台によれば、予告手段に特徴を持った遊技台を提供することができる。
また、従来、遊技の興趣を高めるべく、ミニゲームを行う遊技台が提供されている。しかしながら、ミニゲームには改良の余地がある。この遊技台によれば、ミニゲームに特徴を持った遊技台を提供することができる。
また、この遊技台によれば、第二の結果を導出させようと遊技者がミニゲームに参加(注目)する場合がある。
ここで、予告手段は、複数の予告のみを実行可能なものであってもよいし、複数の予告以外のものも実行可能なものであってもよい。また、予告手段は、複数の予告を必ず実行するものであってもよいし、複数の予告を実行しない場合があってもよい。
また、表示手段は、ミニゲームの表示のみを表示可能なものであってもよいし、ミニゲームの表示以外の表示も表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、ミニゲームの表示をかならず表示するものであってもよいし、ミニゲームの表示を表示しない場合があってもよい。
また、予告手段は、第一の予告と第二の予告のみを実行可能なものであってもよいし、第一の予告と第二の予告以外の予告も実行可能なものであってもよい。また、予告手段は、第一の予告と第二の予告を必ず実行するものであってもよいし、第一の予告と第二の予告を実行しない場合があってもよい。
また、第一の予告が行われる場合は、最終的に大当り図柄が確定表示されないように構成されてもよいし、第二の予告が行われる場合は、必ず最終的に大当り図柄が確定表示されるように構成されてもよい。
また、『 前記ミニゲームの結果が導出されるよりも前に、該ミニゲームの導出結果が前記第二の結果となることで前記第二の予告が行われやすいことが少なくとも示唆されるように構成されている[例えば、図211(c)に示されるように、ミニゲームが開始される際に、ミニゲーム表示領域MN1に「大吉で強カットイン発生」の表示が行われている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、有利な予告の発生に向けてミニゲームの動向に注目させることができる場合がある。
また、いわゆるミッションの演出をミニゲームに取り入れたことで、遊技者の達成感が得られる場面を増加させることができる場合がある。
ここで、ミニゲームの結果が導出されるよりも前に、ミニゲームの導出結果が第二の結果となることで第二の予告のみが行われやすいことが少なくとも示唆されるように構成されてもよいし、ミニゲームの結果が導出されるよりも前に、ミニゲームの導出結果が第二の結果となることで第二の予告以外の予告も行われやすいことが少なくとも示唆されるように構成されてもよい。また、ミニゲームの結果が導出されるよりも前に、ミニゲームの導出結果が第二の結果となることで第二の予告が必ず行われることが少なくとも示唆されるように構成されてもよいし、ミニゲームの結果が導出されるよりも前に、ミニゲームの導出結果が第二の結果となることで第二の予告が行われないことが少なくとも示唆される場合があるように構成されてもよい。
また、ミニゲームの結果が導出されるよりも前に、ミニゲームの導出結果が第二の結果となることで第二の予告が行われやすいことが事前報知されるように構成されてもよい。
なお、示唆の態様は、例えば、「〜に成功したら・・・」や、「〜を出せ」や、「〜が停止したら・・・」等、少なくともミッション達成の効果が示唆されるような態様であれば、いずれの態様であっても適用することができる。
また、『 前記表示手段は、複数種類の演出表示を表示可能な手段であり、
前記複数種類の演出表示のうちの一つは、第一の演出表示[例えば、図212(c)〜同図(n)に示されるミッションの演出等]であり、
前記第一の演出表示は、装飾図柄変動表示の実行中に表示される場合がある演出表示であり[例えば、図212(c)〜同図(n)に示されるミッションの演出は、装飾図柄の変動表示中に行われている等]、
前記第一の演出表示は、複数の演出結果を導出可能な演出表示であり、
前記複数の演出結果のうちの一つは、第一の演出結果[例えば、図213(n)に示される「ミッション失敗」の表示等]であり、
前記複数の演出結果のうちの一つは、第二の演出結果[例えば、図212(n)に示される「ミッション達成」の表示等]であり、
前記第一の演出表示の演出結果が導出されるよりも前に、該第一の演出表示の演出結果が前記第二の演出結果となることで大当りとなりやすいことが少なくとも示唆されるように構成されており[例えば、図212(c)に示すように、ミッションの演出が開始されると、「カットインを出せ」「出れば大当り」というミッションの内容が表示される等]、
前記ミニゲームにおいて前記第二の結果[例えば、図211(h)に示される「大吉」の表示等]が導出された場合よりも前記第一の演出表示において前記第二の演出結果[例えば、図212(n)に示される「ミッション達成」の表示等]が導出された場合の方が、最終的に大当り図柄が確定表示されやすいように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、ミニゲーム以外にもいわゆるミッション演出を取り入れたことで遊技者の達成感が得られる場面を増やすことができる場合がある。
また、この遊技台によれば、ミッションの結果に差を設けることによってミッション演出のバリエーションを増やすことができる場合がある。
また、この遊技台によれば、メインの演出のミッションとミニゲームのミッションの差を明確にできる場合がある。
ここで、表示手段は、複数種類の演出表示のみを表示可能なものであってもよいし、複数種類の演出表示以外のものも表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、複数の演出表示を必ず表示するものであってもよいし、複数の演出表示を表示しない場合があってもよい。
また、表示手段は、第一の演出表示のみを表示可能なものであってもよいし、第一の演出表示以外の演出表示も表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、第一の演出表示を必ず表示するものであってもよいし、第一の演出表示を表示しない場合があってもよい。
また、第一の演出表示は、装飾図柄変動表示の実行中にのみ表示される場合があるものであってもよいし、装飾図柄変動表示の実行中以外にも表示される場合があるものであってもよい。また、第一の演出表示は、装飾図柄変動表示の実行中に必ず表示されるものであってもよいし、装飾図柄変動表示の実行中に表示されない場合があってもよい。
また、第一の演出表示は、複数の演出結果のみを導出可能なものであってもよいし、複数の演出結果以外の結果も導出可能なものであってもよい。また、第一の演出表示は、複数の演出結果を必ず導出するものであってもよいし、複数の演出結果を導出しない場合があってもよい。
また、第一の演出表示は、第一の演出結果と第二の演出結果のみを導出可能なものであってもよいし、第一の演出結果と第二の演出結果以外の演出結果も導出可能なものであってもよい。また、第一の演出表示は、第一の演出結果と第二の演出結果を必ず導出するものであってもよいし、第一の演出結果と第二の演出結果を導出しない場合があってもよい。
また、第一の演出表示の演出結果が導出されるよりも前に、第一の演出表示の演出結果が第二の演出結果となることで大当りとなりやすいことが事前報知されるように構成されてもよい。
また、ミニゲームにおいて第二の結果が導出された場合は、最終的に大当り図柄が確定表示されないように構成されてもよいし、第一の演出表示において第二の演出結果が導出された場合は、最終的に大当り図柄が必ず確定表示するように構成されてもよい。また、ミニゲームにおいて第二の結果が導出された場合は、最終的に大当り図柄が確定表示する場合があるように構成されてもよいし、第一の演出表示において第二の演出結果が導出された場合に、最終的に大当り図柄が確定表示しない場合があるように構成されてもよい。
また、『 前記第二の演出結果が導出された場合は、最終的に大当り図柄が確定表示されるように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、ミッション演出の切り分けを明確にできる場合がある。
ここで、第二の演出結果が導出された場合にのみ、最終的に大当り図柄が確定表示されるように構成されてもよいし、第二の演出結果が導出された場合以外の場合にも、最終的に大当り図柄が確定表示されるように構成されてもよい。
また、『 前記ミニゲームと前記第一の演出表示の両方が表示されている状態(以下、「第一の状態[例えば、図212(g)〜同図(l)に示すように、ミッションの演出とミニゲームの両方が表示されている状態等]」という。)となる場合がある、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、ミニゲームの結果と第一の演出表示の結果とに関連性があることを遊技者に抱かせることができる場合がある。
ここで、第一の状態のみとなる場合があってもよいし、第一の状態以外となる場合があってもよいし、第一の状態に必ずなってもよいし、第一の状態にならない場合があってもよい。
また、『 前記第一の演出表示よりも前記ミニゲームの方が先に開始される、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、ミニゲームと第一の演出表示で関連性があることを遊技者によりわかりやすく認識させることができる場合がある。
また、『 遊技者に操作可能な位置に設けられた操作手段[例えば、演出ボタン136や操作キーユニット137等]を備え、
前記ミニゲームにおいて前記操作手段が操作された場合は、該ミニゲームの結果が導出されるように構成されており[例えば、図212(g)〜同図(l)や、図213(g)〜同図(l)に示すように、ミニゲームにおいて演出ボタン136が連打操作されると「大吉」や「小吉」が導出される等]、
前記ミニゲームにおいて前記操作手段が操作されなかった場合は、該ミニゲームの結果が導出されないように構成されており、
前記ミニゲームの結果が導出されなかった場合は、前記第二の予告[例えば、図212(m)に示す強カットイン画像CI1a等]よりも前記第一の予告[例えば、図213(m)に示す弱カットイン画像CI1b等]の方が行われやすく、
前記ミニゲームの結果が導出された場合は、前記第一の予告よりも前記第二の予告の方が行われやすい、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、ミニゲームの結果が予告に影響する可能性があるので、ミニゲームの結果を導出させるために遊技者に操作手段の操作を積極的に行わせることができる場合がある。
ここで、操作手段は、遊技者が操作可能な位置にのみ設けられたものであってもよいし、遊技者が操作可能な位置以外の位置にも設けられたものであってもよい。また、操作手段は、遊技者が操作可能な位置に必ず設けられたものであってもよいし、遊技者が操作可能な位置に設けられない場合があってもよい。
また、操作手段は、遊技者のみが操作可能な位置に設けられたものであってもよいし、遊技者以外の者も操作可能な位置に設けられたものであってもよい。また、操作手段は、遊技者が必ず操作可能な位置に設けられたものであってもよいし、遊技者が操作不可能な位置に設けられる場合があってもよい。
また、ミニゲームにおいて操作手段が操作された場合にのみ、ミニゲームの結果が導出されるように構成されてもよいし、ミニゲームにおいて操作手段が操作された場合以外の場合にも、ミニゲームの結果が導出されるように構成されてもよい。また、ミニゲームにおいて操作手段が操作された場合に、必ずミニゲームの結果が導出されるように構成されてもよいし、ミニゲームにおいて操作手段が操作された場合に、ミニゲームの結果が導出されない場合があってもよい。
また、ミニゲームにおいて操作手段が操作されなかった場合にのみ、ミニゲームの結果が導出されないように構成されてもよいし、ミニゲームにおいて操作手段が操作されなかった場合以外の場合にも、ミニゲームの結果が導出されないように構成されてもよい。また、ミニゲームにおいて操作手段が操作されなかった場合に、必ずミニゲームの結果が導出されないように構成されてもよいし、ミニゲームにおいて操作手段が操作されなかった場合に、ミニゲームの結果が導出される場合があるように構成されてもよい。
また、ミニゲームの結果が導出されなかった場合にのみ、第二の予告よりも第一の予告の方が行われやすいように構成されてもよいし、ミニゲームの結果が導出されなかった場合以外の場合にも、第二の予告よりも第一の予告の方が行われやすいように構成されてもよい。また、ミニゲームの結果が導出されなかった場合に、必ず第二の予告よりも第一の予告の方が行われやすいように構成されてもよいし、ミニゲームの結果が導出sれなかった場合に、第二の予告よりも第一の予告の方が行われやすくない場合があるように構成されてもよい。
また、ミニゲームの結果が導出されなかった場合は、第二の予告が行われないように構成されてもよいし、ミニゲームの結果が導出されなかった場合は、第一の予告が必ず行われるように構成されてもよい。
また、ミニゲームの結果が導出された場合にのみ、第一の予告よりも第二の予告の方が行われやすいように構成されてもよいし、ミニゲームの結果が導出された場合以外の場合にも、第一の予告よりも第二の予告の方が行われやすいように構成されてもよい。また、ミニゲームの結果が導出された場合に、必ず第一の予告よりも第二の予告の方が行われやすいように構成されてもよいし、ミニゲームの結果が導出された場合に、第一の予告よりも第二の予告の方が行われやすくないように構成されてもよい。
また、ミニゲームの結果が導出された場合は、第一の予告が行われないように構成されてもよいし、ミニゲームの結果が導出された場合は、第二の予告が必ず行われるように構成されてもよい。
また、『 前記第二の予告が行われる予定であった場合(以下、「第一の場合」という。)であっても、前記ミニゲームの結果が導出されなかった場合は前記第一の予告が行われる[例えば、ミニゲームの結果として「大吉」を導出可能に決定されているにもかかわらずミニゲームの結果が導出されなかった場合は、図214(m)に示すように、強カットイン画像CI1aではなく、弱カットイン画像CI1bが表示される等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、ミニゲームの結果が予告に影響する可能性があるので、ミニゲームの結果を導出させるために遊技者に操作手段の操作を積極的に行わせることができる場合がある。
また、この遊技台によれば、予告は当否判定に影響するものではないので、予定と異なる予告が発生した場合でも当否判定の結果には影響がないく、強制的に予定されている予告を行う必要がない。そのため、よりよい予告を出現させるためにミニゲームに参加させることができる場合がある。
ここで、第一の場合であっても、ミニゲームの結果が導出されなかった場合にのみ第一の予告が行われるように構成されてもよいし、第一の場合であっても、ミニゲームの結果が導出されなかった場合以外の場合にも第一の予告が行われるように構成されてもよい。また、第一の場合であっても、ミニゲームの結果が導出されなかった場合は必ず第一の予告が行われるように構成されてもよいし、第一の場合であっても、ミニゲームの結果が導出されなかった場合は第一の予告が行われない場合があるように構成されてもよい。
また、『 複数種類の保留アイコンを表示可能な保留アイコン表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208、第1装飾図柄表示装置208L等]を備え、
前記複数種類の保留アイコンのうちの一つは、第一の保留アイコン[例えば、青色の表示態様の保留アイコン等]であり、
前記複数種類の保留アイコンのうちの一つは、第二の保留アイコン[例えば、緑色の表示態様の保留アイコン等]であり、
前記第一の予告は、前記第一の保留アイコンが表示されることにより行われる予告であり[例えば、青色の表示態様の保留アイコンの表示により先読み予告が行われている等]、
前記第二の予告は、前記第二の保留アイコンが表示されることにより行われる予告であり[例えば、緑色の表示態様の保留アイコンの表示により先読み予告が行われている等]、
前記ミニゲームは、前記第一の保留アイコンが表示されている状態において、ある図柄変動表示の実行中に開始される場合があり、
前記第一の場合において、前記ミニゲームの結果が導出されなかった場合は、前記第一の保留アイコンが前記第二の保留アイコンに変化せず、
前記第一の場合において、前記ミニゲームにおいて前記第二の結果が導出された場合は、前記第一の保留アイコンが前記第二の保留アイコンに変化する、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、ミニゲームを楽しみながら保留アイコンの表示態様の変化に期待させることができる場合がある。例えば、ボタン保留アイコンが表示されて操作手段の操作によりその表示態様が変化する演出が行われる従来の演出のみでは単調であったが、この遊技台によれば、保留アイコンの表示態様が変化した後、さらに変化する場合があるので、保留アイコンの変化表示における期待感をより高めることができる場合がある。
ここで、保留アイコン表示手段は、複数種類の保留アイコンのみを表示可能なものであってもよいし、複数種類の保留アイコン以外のものも表示可能なものであってもよい。また、保留アイコン表示手段は、複数種類の保留アイコンを必ず表示するものであってもよいし、複数種類の保留アイコンを表示しない場合があってもよい。
また、保留アイコン表示手段は、第一の保留アイコンと第二の保留アイコンのみを表示可能なものであってもよいし、第一の保留アイコンと第二の保留アイコン以外の保留アイコンも表示可能なものであってもよい。また、保留アイコン表示手段は、第一の保留アイコンと第二の保留アイコンを必ず表示するものであってもよいし、第一の保留アイコンと第二の保留アイコンを表示しない場合があってもよい。
また、第一の予告は、第一の保留アイコンが表示されることによってのみ行われるものであってもよいし、第一の保留アイコンが表示されること以外のことによっても行われるものであってもよい。また、第一の予告は、第一の保留アイコンが表示されることによって必ず行われるものであってもよいし、第一の保留アイコンが表示されることによって行われない場合があってもよい。
また、第二の予告は、第二の保留アイコンが表示されることによってのみ行われるものであってもよいし、第二の保留アイコンが表示されること以外のことによっても行われるものであってもよい。また、第二の予告は、第二の保留アイコンが表示されることによって必ず行われるものであってもよいし、第二の保留アイコンが表示されることによって行われない場合があってもよい。
また、ミニゲームは、第一の保留アイコンが表示されている状態において、ある図柄変動表示の実行中にのみ開始される場合があるように構成されてもよいし、第一の保留アイコンが表示されている状態において、ある図柄変動表示の実行中以外にも開始される場合があるように構成されてもよい。また、ミニゲームは、第一の保留アイコンが表示されている状態において、ある図柄変動表示の実行中に必ず開始されるように構成されてもよいし、第一の保留アイコンが表示されている状態において、ある図柄変動表示の実行中に開始されない場合があるように構成されてもよい。
また、ミニゲームは、第一の保留アイコンが表示されている状態においてのみ、ある図柄変動表示の実行中に開始される場合があるように構成されてもよいし、第一の保留アイコンが表示されている状態以外の状態においても、ある図柄変動表示の実行中に開始される場合があるように構成されてもよい。
また、第一の場合において、ミニゲームの結果が導出されなかった場合は、第一の保留アイコンが第二の保留アイコンにのみ変化しないように構成されてもよいし、第一の場合において、ミニゲームの結果が導出されなかった場合は、第一の保留アイコンが第二の保留アイコン以外の保留アイコンにも変化しないように構成されてもよい。また、第一の場合において、ミニゲームの結果が導出されなかった場合は、第一の保留アイコンが第二の保留アイコンに必ず変化しないように構成されてもよいし、第一の場合において、ミニゲームの結果が導出されなかった場合は、第一の保留アイコンが第二の保留アイコンに変化する場合があるように構成されてもよい。
また、第一の場合において、ミニゲームの結果が導出されなかった場合にのみ、第一の保留アイコンが第二の保留アイコンに変化しないように構成されてもよいし、第一の場合において、ミニゲームの結果が導出されなかった場合以外の場合にも、第一の保留アイコンが第二の保留アイコンに変化しないように構成されてもよい。また、第一の場合にのみ、ミニゲームの結果が導出されなかった場合は、第一の保留アイコンが第二の保留アイコンに変化しないように構成されてもよいし、第一の場合以外の場合にも、ミニゲームの結果が導出されなかった場合は、第一の保留アイコンが第二の保留アイコンに変化しないように構成されてもよい。
また、第一の場合において、ミニゲームにおいて第二の結果が導出された場合は、第一の保留アイコンが第二の保留アイコンにのみ変化するように構成されてもよいし、第一の場合において、ミニゲームにおいて第二の結果が導出された場合は、第一の保留アイコンが第二の保留アイコン以外の保留アイコンにも変化するように構成されてもよい。また、第一の場合において、ミニゲームにおいて第二の結果が導出された場合は、第一の保留アイコンが第二の保留アイコンに必ず変化するように構成されてもよいし、第一の場合において、ミニゲームにおいて第二の結果が導出された場合は、第一の保留アイコンが第二の保留アイコンに変化しない場合があるように構成されてもよい。
また、第一の場合において、ミニゲームにおいて第二の結果が導出された場合にのみ、第一の保留アイコンが第二の保留アイコンに変化するように構成されてもよいし、第一の場合において、ミニゲームにおいて第二の結果が導出された場合以外の場合にも、第一の保留アイコンが第二の保留アイコンに変化するように構成されてもよい。また、第一の場合においてのみ、ミニゲームにおいて第二の結果が導出された場合は、第一の保留アイコンが第二の保留アイコンに変化するように構成されてもよいし、第一の場合以外の場合においても、ミニゲームにおいて第二の結果が導出された場合は、第一の保留アイコンが第二の保留アイコンに変化するように構成されてもよい。
また、『 複数種類の保留アイコンを表示可能な保留アイコン表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208、第1装飾図柄表示装置208L等]を備え、
前記複数種類の保留アイコンのうちの一つは、第一の保留アイコン[例えば、青色の表示態様の保留アイコン等]であり、
前記複数種類の保留アイコンのうちの一つは、第二の保留アイコン[例えば、緑色の表示態様の保留アイコン等]であり、
前記第一の予告は、前記第一の保留アイコンが表示されることにより行われる予告であり[例えば青色の表示態様の保留アイコンの表示により先読み予告が行われている等]、
前記第二の予告は、前記第二の保留アイコンが表示されることにより行われる予告であり[例えば、緑色の表示態様の保留アイコンの表示により先読み予告が行われている等]、
前記ミニゲームは、前記第一の保留アイコンが表示されている状態において、ある図柄変動表示の実行中に開始される場合があり、
前記第一の場合において、前記ミニゲームにおいて前記第二の結果が導出された場合は、前記ある図柄変動表示の実行中に前記第一の保留アイコンが前記第二の保留アイコンに変化し、
前記第一の場合において、前記ミニゲームの結果が導出されなかった場合は、前記ある図柄変動表示の実行中に前記第一の保留アイコンが前記第二の保留アイコンに変化せず、該ある図柄変動表示よりも後で開始される図柄変動表示の実行中に該第一の保留アイコンから該第二の保留アイコンに変化する、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、保留アイコンの表示態様の変化のタイミングをミニゲームの参加状況によって変化させることができる場合がある。
また、この遊技台によれば、最終的にはミニゲームに参加しなかった場合でも予告と信頼度の関係を保持することができる場合がある。
ここで、保留アイコン表示手段は、複数種類の保留アイコンのみを表示可能なものであってもよいし、複数種類の保留アイコン以外のものも表示可能なものであってもよい。また、保留アイコン表示手段は、複数種類の保留アイコンを必ず表示するものであってもよいし、複数種類の保留アイコンを表示しない場合があってもよい。
また、保留アイコン表示手段は、第一の保留アイコンと第二の保留アイコンのみを表示可能なものであってもよいし、第一の保留アイコンと第二の保留アイコン以外の保留アイコンも表示可能なものであってもよい。また、保留アイコン表示手段は、第一の保留アイコンと第二の保留アイコンを必ず表示するものであってもよいし、第一の保留アイコンと第二の保留アイコンを表示しない場合があってもよい。
また、第一の予告は、第一の保留アイコンが表示されることによってのみ行われるものであってもよいし、第一の保留アイコンが表示されること以外のことによっても行われるものであってもよい。また、第一の予告は、第一の保留アイコンが表示されることによって必ず行われるものであってもよいし、第一の保留アイコンが表示されることによって行われない場合があってもよい。
また、第二の予告は、第二の保留アイコンが表示されることによってのみ行われるものであってもよいし、第二の保留アイコンが表示されること以外のことによっても行われるものであってもよい。また、第二の予告は、第二の保留アイコンが表示されることによって必ず行われるものであってもよいし、第二の保留アイコンが表示されることによって行われない場合があってもよい。
また、ミニゲームは、第一の保留アイコンが表示されている状態において、ある図柄変動表示の実行中にのみ開始される場合があるように構成されてもよいし、第一の保留アイコンが表示されている状態において、ある図柄変動表示の実行中以外にも開始される場合があるように構成されてもよい。また、ミニゲームは、第一の保留アイコンが表示されている状態において、ある図柄変動表示の実行中に必ず開始されるように構成されてもよいし、第一の保留アイコンが表示されている状態において、ある図柄変動表示の実行中に開始されない場合があるように構成されてもよい。
また、ミニゲームは、第一の保留アイコンが表示されている状態においてのみ、ある図柄変動表示の実行中に開始される場合があるように構成されてもよいし、第一の保留アイコンが表示されている状態以外の状態においても、ある図柄変動表示の実行中に開始される場合があるように構成されてもよい。
また、第一の場合において、ミニゲームにおいて第二の結果が導出された場合は、ある図柄変動表示の実行中に第一の保留アイコンが第二の保留アイコンにのみ変化するように構成されてもよいし、第一の場合において、ミニゲームにおいて第二の結果が導出された場合は、ある図柄変動表示の実行中に第一の保留アイコンが第二の保留アイコン以外の保留アイコンにも変化するように構成されてもよい。また、第一の場合において、ミニゲームにおいて第二の結果が導出された場合は、ある図柄変動表示の実行中に第一の保留アイコンが第二の保留アイコンに必ず変化するように構成されてもよいし、第一の場合において、ミニゲームにおいて第二の結果が導出された場合は、ある図柄変動表示の実行中に第一の保留アイコンが第二の保留アイコンに変化しない場合があるように構成されてもよい。
また、第一の場合において、ミニゲームにおいて第二の結果が導出された場合にのみ、ある図柄変動表示の実行中に第一の保留アイコンが第二の保留アイコンに変化するように構成されてもよいし、第一の場合において、ミニゲームにおいて第二の結果が導出された場合以外の場合にも、ある図柄変動表示の実行中に第一の保留アイコンが第二の保留アイコンに変化するように構成されてもよい。また、第一の場合においてのみ、ミニゲームにおいて第二の結果が導出された場合は、ある図柄変動表示の実行中に第一の保留アイコンが第二の保留アイコンに変化するように構成されてもよいし、第一の場合以外の場合においても、ミニゲームにおいて第二の結果が導出された場合は、ある図柄変動表示の実行中に第一の保留アイコンが第二の保留アイコンに変化するように構成されてもよい。
また、第一の場合において、ミニゲームの結果が導出されなかった場合は、ある図柄変動表示の実行中に第一の保留アイコンが第二の保留アイコンに変化せず、ある図柄変動表示よりも後で開始される図柄変動表示の実行中に第一の保留アイコンから第二の保留アイコンにのみ変化するように構成されてもよいし、第一の場合において、ミニゲームの結果が導出されなかった場合は、ある図柄変動表示の実行中に第一の保留アイコンが第二の保留アイコンに変化せず、ある図柄変動表示よりも後で開始される図柄変動表示の実行中に第一の保留アイコンから第二の保留アイコン以外の保留アイコンにも変化するように構成されてもよい。また、第一の場合において、ミニゲームの結果が導出されなかった場合は、ある図柄変動表示の実行中に第一の保留アイコンが第二の保留アイコンに変化せず、ある図柄変動表示よりも後で開始される図柄変動表示の実行中に第一の保留アイコンから第二の保留アイコンに必ず変化するように構成されてもよいし、第一の場合において、ミニゲームの結果が導出されなかった場合は、ある図柄変動表示の実行中に第一の保留アイコンが第二の保留アイコンに変化せず、ある図柄変動表示よりも後で開始される図柄変動表示の実行中に第一の保留アイコンから第二の保留アイコンに変化しない場合があるように構成されてもよい。
また、第一の場合において、ミニゲームの結果が導出されなかった場合は、ある図柄変動表示の実行中に第一の保留アイコンが第二の保留アイコンに変化せず、ある図柄変動表示よりも後で開始される図柄変動表示の実行中にのみ第一の保留アイコンから第二の保留アイコンに変化するように構成されてもよいし、第一の場合において、ミニゲームの結果が導出されなかった場合は、ある図柄変動表示の実行中に第一の保留アイコンが第二の保留アイコンに変化せず、ある図柄変動表示よりも後で開始される図柄変動表示の実行中以外にも第一の保留アイコンから第二の保留アイコンに変化するように構成されてもよい。また、第一の場合において、ミニゲームの結果が導出されなかった場合は、ある図柄変動表示の実行中に第一の保留アイコンが第二の保留アイコンに変化せず、ある図柄変動表示よりも後で開始される図柄変動表示の実行中に必ず第一の保留アイコンから第二の保留アイコンに変化するように構成されてもよい。
また、第一の場合において、ミニゲームの結果が導出されなかった場合は、ある図柄変動表示の実行中にのみ第一の保留アイコンが第二の保留アイコンに変化せず、ある図柄変動表示よりも後で開始される図柄変動表示の実行中に第一の保留アイコンから第二の保留アイコンに変化するように構成されてもよいし、第一の場合において、ミニゲームの結果が導出されなかった場合は、ある図柄変動表示の実行中以外にも第一の保留アイコンが第二の保留アイコンに変化せず、ある図柄変動表示よりも後で開始される図柄変動表示の実行中に第一の保留アイコンから第二の保留アイコンに変化するように構成されてもよい。また、第一の場合において、ミニゲームの結果が導出されなかった場合は、ある図柄変動表示の実行中に必ず第一の保留アイコンが第二の保留アイコンに変化せず、ある図柄変動表示よりも後で開始される図柄変動表示の実行中に第一の保留アイコンから第二の保留アイコンに変化するように構成されてもよい。
また、第一の場合において、ミニゲームの結果が導出されなかった場合にのみ、ある図柄変動表示の実行中に第一の保留アイコンが第二の保留アイコンに変化せず、ある図柄変動表示よりも後で開始される図柄変動表示の実行中に第一の保留アイコンから第二の保留アイコンに変化するように構成されてもよいし、第一の場合において、ミニゲームの結果が導出されなかった場合以外の場合にも、ある図柄変動表示の実行中に第一の保留アイコンが第二の保留アイコンに変化せず、ある図柄変動表示よりも後で開始される図柄変動表示の実行中に第一の保留アイコンから第二の保留アイコンに変化するように構成されてもよい。また、第一の場合においてのみ、ミニゲームの結果が導出されなかった場合は、ある図柄変動表示の実行中に第一の保留アイコンが第二の保留アイコンに変化せず、ある図柄変動表示よりも後で開始される図柄変動表示の実行中に第一の保留アイコンから第二の保留アイコンに変化するように構成されてもよいし、第一の場合以外の場合においても、ミニゲームの結果が導出されなかった場合は、ある図柄変動表示の実行中に第一の保留アイコンが第二の保留アイコンに変化せず、ある図柄変動表示よりも後で開始される図柄変動表示の実行中に第一の保留アイコンから第二の保留アイコンに変化するように構成されてもよい。
また、『 遊技者が操作可能な位置に設けられた操作手段[例えば、演出ボタン136、操作キーユニット137等]を備え、
前記操作手段の操作状況に応じて前記ミニゲームの導出結果が異なる場合がある[例えば、図212(i)〜同図(l)に示すように、演出ボタン136を連打操作し、操作回数が条件を満たした場合には、「大吉」が導出されるが、図214(i)〜同図(l)に示すように、演出ボタン136の操作回数が条件を満たさなかった場合には、「小吉」が導出される等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、操作手段の操作を楽しませることができる場合がある。
ここで、操作手段は、遊技者が操作可能な位置にのみ設けられたものであってもよいし、遊技者が操作可能な位置以外の位置にも設けられたものであってもよい。また、操作手段は、遊技者が操作可能な位置に必ず設けられたものであってもよいし、遊技者が操作可能な位置に設けられない場合があってもよい。
また、操作手段は、遊技者のみが操作可能な位置に設けられたものであってもよいし、遊技者以外の者も操作可能な位置に設けられたものであってもよい。また、操作手段は、遊技者が必ず操作可能な位置に設けられたものであってもよいし、遊技者が操作不可能な位置に設けられる場合があってもよい。
また、操作手段の操作状況に応じてミニゲームの導出結果のみが異なる場合があってもよいし、操作手段の操作状況に応じてミニゲームの導出結果以外のものも異なる場合があってもよい。また、操作手段の操作状況に応じてミニゲームの導出結果が必ず異なってもよいし、操作手段の操作状況に応じてミニゲームの導出結果が異ならない場合があってもよい。
また、『 遊技者が操作可能な位置に設けられた操作手段[例えば、演出ボタン136、操作キーユニット137等]を備え、
前記ミニゲームにおいて、前記操作手段が操作された場合と該操作手段が操作されなかった場合とで同じ結果が導出される場合がある[例えば、図213(i)〜同図(l)に示すように、「中吉」が導出されるように予め決定されている場合には、演出ボタン136を連打操作しても、操作しなくても「小吉」が導出される等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、操作手段は、遊技者が操作可能な位置にのみ設けられたものであってもよいし、遊技者が操作可能な位置以外の位置にも設けられたものであってもよい。また、操作手段は、遊技者が操作可能な位置に必ず設けられたものであってもよいし、遊技者が操作可能な位置に設けられない場合があってもよい。
また、操作手段は、遊技者のみが操作可能な位置に設けられたものであってもよいし、遊技者以外の者も操作可能な位置に設けられたものであってもよい。また、操作手段は、遊技者が必ず操作可能な位置に設けられたものであってもよいし、遊技者が操作不可能な位置に設けられる場合があってもよい。
また、ミニゲームにおいて、操作手段が操作された場合と操作手段が操作されなかった場合とで同じ結果のみが導出される場合があってもよいし、ミニゲームにおいて、操作手段が操作された場合と操作手段が操作されなかった場合とで同じ結果以外の結果も導出される場合があってもよい。ミニゲームにおいて、操作手段が操作された場合と操作手段が操作されなかった場合とで同じ結果が必ず導出されてもよいし、ミニゲームにおいて、操作手段が操作された場合と操作手段が操作されなかった場合とで同じ結果が導出されない場合があってもよい。
また、ミニゲームにおいてのみ、操作手段が操作された場合と操作手段が操作されなかった場合とで同じ結果が導出される場合があってもよいし、ミニゲーム以外においても、操作手段が操作された場合と操作手段が操作されなかった場合とで同じ結果が導出される場合があってもよい。
また、『 前記表示手段は、第一の表示手段[例えば、第1装飾図柄表示装置208L等]と第二の表示手段[例えば、第2装飾図柄表示装置208M、第3装飾図柄表示装置208N等]とを含んで構成された手段であり、
前記第一の表示手段と前記第二の表示手段は、別の表示手段である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、表示手段は、第一の表示手段と第二の表示手段のみを含んで構成されたものであってもよいし、第一の表示手段と第二の表示手段以外の表示手段も含んで構成されたものであってもよい。また、表示手段は、第一の表示手段と第二の表示手段を必ず含んで構成されたものであってもよいし、第一の表示手段と第二の表示手段を含まないで構成されたものであってもよい。
また、以上の記載では、
『 遊技者が操作可能な位置に設けられた操作手段[例えば、演出ボタン136、操作キーユニット137等]と、
表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208、第1装飾図柄表示装置208L、第2装飾図柄表示装置208M、第3装飾図柄表示装置208N等]と、
を備えた遊技台であって、
前記遊技台は、ぱちんこ機[例えば、パチンコ機100等]であり、
前記表示手段は、ミニゲーム[例えば、図229(g)〜同図(m)に示されるミニゲームや、図231(j)〜同図(o)に示されるミニゲーム等]の表示を表示可能な手段であり、
前記ミニゲームは、複数種類の結果を導出可能なゲームであり、
前記操作手段が操作されることで前記ミニゲームの結果が導出されるように構成されており[例えば、図229(g)〜同図(k)に示すように、操作キーユニット137で宝箱を選択し、演出ボタン136で選択した宝箱を決定すると、宝箱の中から婆のキャラクタBAが登場するとともに、おみくじ占いの結果として「小吉」が表示される、あるいは、図232(A1)〜同図(A6)に示すように、演出ボタン136を連打操作すると、番長のキャラクタの着ている服が破けている様子が示され、「番長覚醒」「今日は絶好調だ」の表示が行われる等]、
前記操作手段の操作状況に応じて前記複数種類の結果のうちのいずれか一つが導出されるように構成されており[例えば、図230(A1)〜同図(A6)に示すように、操作キーユニット137により左下の宝箱BX2を選択し、演出ボタン136で決定した場合には、姫のキャラクタHM3が登場するとともに、おみくじ占いの結果として「大吉」が表示されるが、図230(B1)〜同図(B6)に示すように、操作キーユニット137により右上の宝箱BX3を選択し、演出ボタン136で決定した場合には、婆のキャラクタBAが登場するとともに、おみくじ占いの結果として「小吉」が表示される、あるいは、図232(A1)〜同図(A6)に示すように、演出ボタン136を連打操作し、操作回数の条件を満たした場合は、番長のキャラクタの着ている服が破けている様子が示されて、「番長覚醒」「今日は絶好調だ」の表示が行われ、演出ボタン136を連打操作したが、操作回数の条件を満たさなかった場合は、図233(C7)に示すように、番長のキャラクタの着ている服は破けないで「番長覚醒ゲーム」が終了する等]、
前記複数種類の結果のうちの一つは、第三の結果[例えば、図229(k)に示される、婆のキャラクタBAと「小吉」の表示や、図233(C7)に示される、番長のキャラクタの着ている服が破けない表示等]であり、
前記第三の結果は、当否判定[例えば、特図の当否判定や普図の当否判定のうちの少なくともいずれかの当否判定等]の結果を少なくとも示唆するものではない結果である、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
従来の遊技台によれば、表示手段に改良の余地があったが、この遊技台によれば、表示手段に特徴を持った遊技台を提供することができる。
また、従来、遊技の興趣を高めるべく、ミニゲームを行う遊技台が提供されている。しかしながら、ミニゲームには改良の余地がある。この遊技台によれば、ミニゲームに特徴を持った遊技台を提供することができる。
また、この遊技台によれば、純粋な遊技以外に遊技者を楽しませることができる場合がある。
ここで、操作手段は、遊技者が操作可能な位置にのみ設けられたものであってもよいし、遊技者が操作可能な位置以外の位置にも設けられたものであってもよい。また、操作手段は、遊技者が操作可能な位置に必ず設けられたものであってもよいし、遊技者が操作可能な位置に設けられない場合があってもよい。
また、操作手段は、遊技者のみが操作可能な位置に設けられたものであってもよいし、遊技者以外の者も操作可能な位置に設けられたものであってもよい。また、操作手段は、遊技者が必ず操作可能な位置に設けられたものであってもよいし、遊技者が操作不可能な位置に設けられる場合があってもよい。
また、表示手段は、ミニゲームの表示のみを表示可能なものであってもよいし、ミニゲームの表示以外の表示も表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、ミニゲームの表示を必ず表示するものであってもよいし、ミニゲームの表示を表示しない場合があってもよい。
また、ミニゲームは、複数種類の結果のみを導出可能なものであってもよいし、複数種類の結果以外のものも導出可能なものであってもよい。また、ミニゲームは、複数種類の結果を必ず導出するものであってもよいし、複数種類の結果を導出しない場合があってもよい。
また、操作手段が操作されることでミニゲームの結果のみが導出されるように構成されてもよいし、操作手段が操作されることでミニゲームの結果以外のものも導出されるように構成されてもよい。また、操作手段が操作されることでミニゲームの結果が必ず導出されるように構成されてもよいし、操作手段が操作されることでミニゲームの結果が導出されない場合があるように構成されてもよい。
また、操作手段の操作状況に応じて複数種類の結果のうちのいずれか一つのみが導出されるように構成されてもよいし、操作手段の操作状況に応じて複数種類の結果のうちのいずれか一つ以外のものも導出されるように構成されてもよい。また、操作手段の操作状況に応じて複数種類の結果のうちのいずれか一つが必ず導出されるように構成されてもよいし、操作手段の操作状況に応じて複数種類の結果のうちのいずれか一つが導出されない場合があるように構成されてもよい。
また、ミニゲームは、第三の結果のみを導出可能なものであってもよいし、第三の結果以外の結果も導出可能なものであってもよい。また、ミニゲームは、第三の結果を必ず導出するものであってもよいし、第三の結果を導出しない場合があってもよい。
また、第三の結果は、当否判定の結果を示唆するものでなく、また、報知するものでもないものである。
また、『 前記ミニゲームは、前記複数種類の結果のうちのある結果を導出するためのゲームであり[例えば、図230(A1)〜同図(A6)に示されるミニゲームは、「大吉」の中身の宝箱を選択することをミッションとしている等]、
前記操作手段の操作状況によって前記ある結果が導出可能に構成されている[例えば、図230(A1)〜同図(A6)に示す場合では、操作キーユニット137により左下の宝箱BX2を選択し、演出ボタン136で決定した場合には、姫のキャラクタHM3が登場するとともに、おみくじ占いの結果として「大吉」が表示される等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、ミニゲームに対する操作手段の操作に集中させることができる場合がある。
ここで、ある結果は、1つのみであってもよいし、2つ以上であってもよい。
また、操作手段の操作状況によってある結果のみが導出可能に構成されてもよいし、操作手段の操作状況によってある結果以外の結果も導出可能に構成されてもよい。また、操作手段の操作状況によってある結果が必ず導出されるように構成されてもよいし、操作手段の操作状況によってある結果が導出されない場合があるように構成されてもよい。
また、『 装飾図柄変動表示を実行可能な装飾図柄表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208、第1装飾図柄表示装置208L、第2装飾図柄表示装置208M、第3装飾図柄表示装置208N等]を備え、
前記ミニゲームは、第一の期間[例えば、特図の変動表示が行われていない待機状態(客待ちデモ表示が表示されている状態を含む)の期間等]に開始される場合(以下、「第一の場合」という。)があるゲームであり、
前記第一の期間は、前記装飾図柄変動表示の開始が保留されていない期間[例えば、特図1及び特図2のいずれの保留も0である期間等]であり、
前記第一の期間は、前記装飾図柄変動表示が実行されていない期間[例えば、装飾図柄た停止表示されている期間等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一の期間にミニゲームで楽しませることができる場合がある。
また、この遊技台によれば、ミニゲームで操作手段の操作を促すことにより本来の遊技中にも操作手段の操作を積極的に行わせることができる場合がある。
ここで、装飾図柄表示手段は、装飾図柄変動表示のみを実行可能なものであってもよいし、装飾図柄変動表示以外の表示も実行可能なものであってもよい。また、装飾図柄表示手段は、装飾図柄変動表示を必ず実行するものであってもよいし、装飾図柄変動表示を実行しない場合があってもよい。
また、ミニゲームは、第一の期間にのみ開始される場合があるものであってもよいし、第一の期間以外の期間にも開始される場合があってもよい。また、ミニゲームは、第一の期間に必ず開始されるものであってもよいし、第一の期間に開始されない場合があってもよい。
また、第一の期間は、装飾図柄変動表示の開始のみが保留されていない期間であってもよいし、装飾図柄変動表示の開始以外にも開始が保留されていないものがある期間であってもよい。
また、第一の期間は、装飾図柄変動表示のみが実行されていない期間であってもよいし、装飾図柄変動表示以外のもの(例えば、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214等)も実行されていないものがある期間であってもよい。
また、『 前記操作手段のオート操作[例えば、長押しオート、フルオート等]が実行可能に構成されており、
前記ミニゲームは、前記第一の場合では、前記オート操作が実行不能となるように構成されている[例えば、図231(g)及び同図(j)〜同図(o)に示すように、オートボタンモードがオンに設定されても、番長覚醒ゲームでは、演出ボタン136の自動操作が行われない等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一の場合においては、当否判定に関係のないミニゲームであるので、オート操作を実行不能にし、遊技者に操作手段の操作を積極的に行わせることができる場合がある。
ここで、操作手段のオート操作のみが実行可能に構成されてもよいし、操作手段のオート操作以外の操作も実行可能に構成されてもよい。また、操作手段のオート操作が必ず実行されるように構成されてもよいし、操作手段のオート操作が実行されない場合があってもよい。
また、ミニゲームは、第一の場合では、オート操作のみが実行不能となるように構成されてもよいし、オート操作以外の操作も実行不能となるように構成されてもよい。また、ミニゲームは、第一の場合では、オート操作が必ず実行不能となるように構成されてもよいし、オート操作が実行不能とならない場合があるように構成されてもよい。
また、ミニゲームは、第一の場合でのみ、オート操作が実行不能となるように構成されてもよいし、第一の場合以外の場合でも、オート操作が実行不能となるように構成されてもよい。
また、『 前記ミニゲームは、第二の期間に開始される場合(以下、「第二の場合」という。)もあるゲームであり[例えば、図161(d)〜同図(l)に示されるミニゲームや、図207(m)〜図208(f)に示されるミニゲームや、図221(g)〜同図(k)に示されるミニゲームは装飾図柄の変動表示中に開始されており、図236(e)〜同図(i)に示されるミニゲームは大当り遊技の実行中に開始されている等]、
前記第二の期間は、前記第一の期間とは重ならない期間であり、
前記第二の期間は、前記装飾図柄変動表示の実行中と大当り遊技の実行中のうち少なくともいずれか一方を含む期間であり、
前記第二の場合よりも前記第一の場合の方が、前記ミニゲームにおいて前記第三の結果が導出されやすい、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、遊技中にもミニゲームで楽しませることができる場合がある。
ここで、ミニゲームは、第二の期間にのみ開始される場合があるものであってもよいし、第二の期間以外の期間にも開始される場合があってもよい。また、ミニゲームは、第二の期間に必ず開始されるものであってもよいし、第二の期間に開始されない場合があるものであってもよい。
また、第一の場合では、ミニゲームにおいて第三の結果が必ず導出されるように構成されてもよいし、第二の場合では、ミニゲームにおいて第三の結果が導出されないように構成されてもよい。
また、『 前記第一の場合と前記第二の場合とで開始される前記ミニゲームの種類が異なるように構成されている[例えば、図229(g)〜(m)に示される本日の運勢占いや図231(j)〜同図(o)に示される番長覚醒ゲームは、待機状態において開始されるミニゲームであり、図221(g)〜同図(l)に示されるサイコロゲームや図221(g´)〜同図(l´)に示されるおみくじゲームは、装飾図柄の変動表示中に開始されるミニゲームである等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、ミニゲームの種類により予告か単なる遊戯かを識別容易な場合がある。
ここで、第一の場合と第二の場合とで開始されるミニゲームの種類のみが異なるように構成されてもよいし、第一の場合と第二の場合とで開始されるミニゲームの種類以外にも異なるものがあるように構成されてもよい。また、第一の場合と第二の場合とで開始されるミニゲームの種類が必ず異なるように構成されてもよいし、第一の場合と第二の場合とで開始されるミニゲームの種類が異ならない場合があるように構成されてもよい。
また、『 前記第一の場合に開始される前記ミニゲームにおいて、第一の有効期間表示[例えば、図231(k)に示される番長覚醒ゲームにおいて表示されるボタン受付時間メーターMT等]が表示されるように構成されており、
前記第二の場合に開始される前記ミニゲームにおいて、第二の有効期間表示[例えば、図212(i)に示されるミニゲームにおいて表示されるボタン受付時間メーターMT等]が表示されるように構成されており、
前記第一の有効期間表示は、前記操作手段の操作を有効とする期間の経過に応じて表示態様が変化するメータ表示であり[例えば、図231(k)〜同図(n)に示されるように、ボタン受付時間メーターMTは、演出ボタン136の操作受付期間が開始されてからの時間に応じて表示態様が変化する等]、
前記第二の有効期間表示は、前記操作手段の操作を有効とする期間の経過に応じて表示態様が変化するメータ表示であり[例えば、図212(i)〜同図(k)に示されるように、ボタン受付時間メーターMTは、演出ボタン136の操作受付期間が開始されてからの時間に応じて表示態様が変化する等]、
前記第一の有効期間表示と前記第二の有効期間表示とで、表示態様の変化する速度が異なる、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、有効期間表示を見ることでミニゲームの種類を区別することができる場合がある。
ここで、第一の場合に開始されるミニゲームにおいて、第一の有効期間表示のみが表示されるように構成されてもよいし、第一の場合に開始されるミニゲームにおいて、第一の有効期間表示以外の有効期間表示も表示されるように構成されてもよい。また、第一の場合に開始されるミニゲームにおいて、第一の有効期間表示が必ず表示されるように構成されてもよいし、第一の場合に開始されるミニゲームにおいて、第一の有効期間表示が表示されない場合があるように構成されてもよい。
また、第一の場合に開始されるミニゲームにおいてのみ、第一の有効期間表示が表示されるように構成されてもよいし、第一の場合に開始されるミニゲーム以外のミニゲームにおいても、第一の有効期間表示が表示されるように構成されてもよい。
また、第二の場合に開始されるミニゲームにおいて、第二の有効期間表示のみが表示されるように構成されてもよいし、第二の場合に開始されるミニゲームにおいて、第二の有効期間表示以外の有効期間表示も表示されるように構成されてもよい。また、第二の場合に開始されるミニゲームにおいて、第二の有効期間表示が必ず表示されるように構成されてもよいし、第二の場合に開始されるミニゲームにおいて、第二の有効期間表示が表示されない場合があるように構成されてもよい。
また、第二の場合に開始されるミニゲームにおいてのみ、第二の有効期間表示が表示されるように構成されてもよいし、第二の場合に開始されるミニゲーム以外のミニゲームにおいても、第二の有効期間表示が表示されるように構成されてもよい。
また、第一の有効期間表示は、操作手段の操作を有効とする期間の経過に応じてのみ表示態様が変化するものであってもよいし、操作手段の操作を有効とする期間の経過以外にも応じて表示態様が変化するものであってもよい。また、第一の有効期間表示は、操作手段の操作を有効とする期間の経過に応じて必ず表示態様が変化するものであってもよいし、操作手段の操作を有効とする期間の経過に応じて表示態様が変化しない場合があるものであってもよい。
また、第二の有効期間表示は、操作手段の操作を有効とする期間の経過に応じてのみ表示態様が変化するものであってもよいし、操作手段の操作を有効とする期間の経過以外にも応じて表示態様が変化するものであってもよい。また、第二の有効期間表示は、操作手段の操作を有効とする期間の経過に応じて必ず表示態様が変化するものであってもよいし、操作手段の操作を有効とする期間の経過に応じて表示態様が変化しない場合があるものであってもよい。
また、第一の有効期間表示と第二の有効期間表示のいずれか一方が表示されないものであってもよい。
また、第一の有効期間表示と第二の有効期間表示では、第一の有効期間表示の方が表示態様の変化する速度が速くてもよいし、第二の有効期間表示の方が表示態様の変化する速度が速くてもよい。
また、第一の有効期間表示と第二の有効期間表示とで、異なる表示態様であってもよいし、同じ表示態様であってもよい。また、第一の有効期間表示と第二の有効期間表示では、第一の有効期間表示の方が大きさが大きくてもよいし、第二の有効期間表示の方が大きさが大きくてもよいし、第一の有効期間表示と第二の有効期間表示とで大きさが同じであってもよい。
また、『 前記第一の場合に開始される前記ミニゲームにおいて、第一の操作促進表示[例えば、図231(l)に示される番長覚醒ゲームにおいて表示されるボタン画像136aと「連打」の表示等]が表示されるように構成されており、
前記第二の場合に開始される前記ミニゲームにおいて、第二の操作促進表示[例えば、図212(i)に示されるミニゲームにおいて表示されるボタン画像136aと「連打」の表示等]が表示されるように構成されており、
前記第一の操作促進表示は、前記操作手段の操作を促す表示であり、
前記第二の操作促進表示は、前記操作手段の操作を促す表示であり、
前記第一の操作促進表示は、第一の数[例えば、1つ等]の表示パターン[例えば、デフォルトの表示態様等]で表示可能な表示であり、
前記第二の操作促進表示は、第二の数[例えば、2つ等]の表示パターン[例えば、デフォルトの表示態様と振動及び回転している表示態様等]で表示可能な表示であり、
前記第一の数と前記第二の数では、前記第二の数の方が大きい、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第二の場合に開始されるミニゲームにおいて、操作促進表示の表示パターンのバリエーションにより大当りへの期待感を高めることができる場合がある。
ここで、第一の場合に開始されるミニゲームにおいて、第一の操作促進表示のみが表示されるように構成されてもよいし、第一の場合に開始されるミニゲームにおいて、第一の操作促進表示以外の操作促進表示も表示されるように構成されてもよい。また、第一の場合に開始されるミニゲームにおいて、第一の操作促進表示が必ず表示されるように構成されてもよいし、第一の場合に開始されるミニゲームにおいて、第一の操作促進表示が表示されない場合があるように構成されてもよい。
また、第一の場合に開始されるミニゲームにおいてのみ、第一の操作促進表示が表示されるように構成されてもよいし、第一の場合に開始されるミニゲーム以外のミニゲームにおいても、第一の操作促進表示が表示されるように構成されてもよい。
また、第二の場合に開始されるミニゲームにおいて、第二の操作促進表示のみが表示されるように構成されてもよいし、第二の場合に開始されるミニゲームにおいて、第二の操作促進表示以外の操作促進表示も表示されるように構成されてもよい。また、第二の場合に開始されるミニゲームにおいて、第二の操作促進表示が必ず表示されるように構成されてもよいし、第二の場合に開始されるミニゲームにおいて、第二の操作促進表示が表示されない場合があるように構成されてもよい。
また、第二の場合に開始されるミニゲームにおいてのみ、第二の操作促進表示が表示されるように構成されてもよいし、第二の場合に開始されるミニゲーム以外のミニゲームにおいても、第二の操作促進表示が表示されるように構成されてもよい。
また、第一の操作促進表示は、操作手段の操作のみを促す表示であってもよいし、操作手段の操作以外のことも促す表示であってもよい。また、第一の操作促進表示は、操作手段の操作を必ず促す表示であってもよいし、操作手段の操作を促さない場合がある表示であってもよい。
また、第二の操作促進表示は、操作手段の操作のみを促す表示であってもよいし、操作手段の操作以外のことも促す表示であってもよい。また、第二の操作促進表示は、操作手段の操作を必ず促す表示であってもよいし、操作手段の操作を促さない場合がある表示であってもよい。
また、第一の操作促進表示は、第一の数の表示パターンでのみ表示可能なものであってもよいし、第一の数の表示パターン以外の表示パターンでも表示可能なものであってもよい。また、第一の操作促進表示は、第一の数の表示パターンで必ず表示するものであってもよいし、第一の数の表示パターンで表示しない場合があってもよい。
また、第二の操作促進表示は、第二の数の表示パターンでのみ表示可能なものであってもよいし、第二の数の表示パターン以外の表示パターンでも表示可能なものであってもよい。また、第二の操作促進表示は、第二の数の表示パターンで必ず表示するものであってもよいし、第二の数の表示パターンで表示しない場合があってもよい。
また、第一の数は、1であってもよいし、2以上の数であってもよい。
また、第一の操作促進表示と第二の操作促進表示とでは、第一の操作促進表示の方が大きさが大きくてもよいし、第二の操作促進表示の方が大きさが大きくてもよいし、第一の操作促進表示と第二の操作促進表示とで、大きさが同じであってもよい。
また、第一の操作促進表示と第二の操作促進表示とでは、表示態様が異なってもよいし、少なくとも一部の表示態様が同じであってもよい。
また、『 前記複数種類の結果のうちの一つは、第一の結果[例えば、図213(l)に示される「小吉」の表示等]であり、
前記第一の結果は、当否判定の結果を少なくとも示唆する結果であり[例えば、図213(l)に示される「小吉」の表示は、同図(m)に示される弱カットイン画像CI1bの表示を少なくとも示唆している等]、
前記第一の場合よりも前記第二の場合の方が、前記ミニゲームにおいて前記第一の結果が導出されやすい、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、ミニゲームは、第一の結果のみを導出可能なものであってもよいし、第一の結果以外の結果も導出可能なものであってもよい。また、ミニゲームは、第一の結果を必ず導出するものであってもよいし、第一の結果を導出しない場合があってもよい。
また、第一の結果は、当否判定の結果のみを少なくとも示唆するものであってもよいし、当否判定の結果以外のものも少なくとも示唆するものであってもよい。また、第一の結果は、当否判定の結果を少なくとも示唆を必ずするものであってもよいし、当否判定の結果を少なくとも示唆しない場合があってもよい。
また、第一の結果は、当否判定の結果を示唆するものであってもよいし、当否判定の結果を報知するものであってもよい。
また、第一の場合では、ミニゲームにおいて第一の結果が導出されないようにしてもよいし、第二の場合では、ミニゲームにおいて第一の結果が必ず導出されるようにしてもよい。
また、『 前記装飾図柄変動表示の実行中に前記ミニゲームが開始された場合において導出される前記第一の結果は、予告又は先読み予告であり[例えば、図216(a)〜同図(f)に示されるように、装飾図柄の変動表示中に行われるミニゲームでは、宝箱から主人公の殿様のキャラクタYSMが出現することにより予告あるいは先読み予告が行われる等]、
前記大当り遊技の実行中に前記ミニゲームが開始された場合において導出される前記第一の結果は、先読み予告である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、ミニゲームを予告としても機能させることができる場合がある。
また、『 前記表示手段は、複数種類の演出表示を表示可能な手段であり、
前記複数種類の演出表示のうちの一つは、第一の演出表示であり、
前記第一の演出表示は、前記装飾図柄変動表示に関連する演出表示[例えば、図209(c)〜同図(o)に示すボタン操作演出等]であり、
前記第一の演出表示は、大当り予告(以下、「第一の予告[例えば、図209(o)に示す弱カットイン画像CI1bの表示等]」という。)が実行される場合がある演出表示であり、
前記装飾図柄変動表示の実行中に前記ミニゲームが開始された場合において導出される前記第一の結果として、前記第一の予告に関連する予告が実行される場合がある[例えば、図209(c)〜同図(l)に示されるように、装飾図柄の変動表示中に開始されるミニゲームにおいて導出される「中吉」の表示は、弱カットイン画像CI1bの表示を予告している等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一の予告に影響が出る第一の結果に注目させることができる場合がある。
ここで、表示手段は、複数種類の演出表示のみを表示可能なものであってもよいし、複数種類の演出表示以外の表示も表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、複数種類の演出表示を必ず表示するものであってもよいし、複数種類の演出表示を表示しない場合があってもよい。
また、第一の演出表示は、装飾図柄変動表示のみに関連するものであってもよいし、装飾図柄変動表示以外にも関連するものがあってもよい。また、第一の演出表示は、装飾図柄変動表示に必ず関連するものであってもよいし、装飾図柄変動表示に関連しない場合があってもよい。
また、第一の演出表示は、第一の予告のみが実行される場合があるものであってもよいし、第一の予告以外にも実行される場合があるものであってもよい。また、第一の演出表示は、第一の予告が必ず実行されるものであってもよいし、第一の予告が実行されない場合があってもよい。
また、装飾図柄変動表示の実行中にミニゲームが開始された場合において導出される第一の結果として、第一の予告に関連する予告のみが実行される場合があってもよいし、装飾図柄変動表示の実行中にミニゲームが開始された場合において導出される第一の結果として、第一の予告に関連する予告以外の予告も実行される場合があってもよい。また、装飾図柄変動表示の実行中にミニゲームが開始された場合において導出される第一の結果として、第一の予告に関連する予告が必ず実行されてもよいし、装飾図柄変動表示の実行中にミニゲームが開始された場合において導出される第一の結果として、第一の予告に関連する予告が実行されない場合があってもよい。
また、『 前記複数種類の結果のうちの一つは、第二の結果[例えば、図212(l)に示される「大吉」の表示等]であり、
前記第二の結果は、当否判定の結果を少なくとも示唆する結果であり[例えば、図212(l)に示される「大吉」の表示は、同図(m)に示される強カットイン画像CI1aの表示を少なくとも示唆している等]、
前記第一の場合よりも前記第二の場合の方が、前記ミニゲームにおいて前記第二の結果が導出されやすく、
前記ミニゲームの結果として前記第一の結果が導出されるよりも前記第二の結果が導出された方が、最終的に大当り図柄が確定表示されやすい、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、複数種類の結果は、第一の結果と第二の結果のみであってもよいし、第一の結果と第二の結果以外の結果も含んでもよい。
また、第二の結果は、当否判定の結果を示唆する結果であってもよいし、当否判定の結果を事前報知する結果であってもよい。
また、第一の場合では、ミニゲームにおいて第二の結果が導出しないように構成されてもよいし、第二の場合では、ミニゲームにおいて第二の結果が必ず導出するように構成されてもよい。
また、第一の結果が導出された場合は、最終的に大当り図柄が確定表示されないように構成されてもよいし、第二の結果が導出された場合は、必ず最終的に大当り図柄が確定表示されるように構成されてもよい。
また、『 前記ミニゲームは、前記第一の場合では、前記第三の結果[例えば、図229(k)、同図(k1)〜同図(k4)に示すミニゲームの結果等]のみを導出するゲームである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記複数種類の結果のうちの一つは、第四の結果[例えば、図229(k1)に示される、姫のキャラクタHM3と「大吉」の表示や、図232(A6)に示される、番長のキャラクタの着ている服が破けた態様の表示等]であり、
前記第四の結果は、当否判定[例えば、特図の当否判定や普図の当否判定のうちの少なくともいずれかの当否判定等]の結果を少なくとも示唆するものではない結果である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、ミニゲームの結果にバリエーションを持たせることができる場合がある。
また、ミニゲームは、第三の結果と第四の結果のみを導出可能なものであってもよいし、第三の結果と第四の結果以外の結果も導出可能なものであってもよい。また、ミニゲームは、第三の結果と第四の結果を必ず導出するものであってもよいし、第三の結果と第四の結果を導出しない場合があってもよい。
また、第四の結果は、当否判定の結果を示唆するものでなく、また、報知するものでもないものである。
次に、本実施形態に係るパチンコ機100において実行される演出の他の具体例について、図237〜図290を参照しながら説明する。また、以下に示す演出表示は、アニメーションにより行われてもよい。また、以下に示す実施形態は、これまでに示したいずれの実施形態においても適用可能であることはいうまでもない。
図237〜図290は、本実施形態に適用可能なパチンコ機100の装飾図柄表示装置208を中心とした演出を段階的に示す図である。なお、図237〜図290では、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、普図表示装置210、第1特図保留ランプ218、第2特図保留ランプ220及び普図保留ランプ216について、図示を省略している。なお、図237〜図290では、1つの装飾図柄表示装置208を備えて構成されたパチンコ機100が示されているが、上述した実施形態のように、複数の装飾図柄表示装置を備えたものであってもよい。また、装飾図柄表示装置208の前面側に、上述した透明の導光板ILやPOVディスプレイが配置されてもよい。
図237は、本実施形態のパチンコ機の装飾図柄表示装置208を中心とした演出の一例を段階的に示す図であり、図238は、図237に示す演出の一例の続きを段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。
図237(1)に示す装飾図柄表示装置208には、「装飾2−装飾5−装飾7」の装飾図柄の組み合わせが停止表示されている。なお、ここでの背景は非表示であるが、例えば、デフォルトの背景画像が表示されている。以下の説明においても、背景が非表示の場合には、特に断らない限り、デフォルトの背景画像が表示されている。なお、デフォルトの背景画像とは異なる様々な背景画像(例えば、モードに応じた背景画像等)を表示してもよい。また、装飾図柄表示装置208の表示画面の右上隅部には第2保留数表示が表示されている。さらに、第4図柄や第2装飾図柄を表示するようにしてもよい。また、装飾図柄表示装置208の下方右側には、ナビキャラクタYMが表示されている。なお、図237(1)に示されるタイミングでは、図柄が停止表示されているため、変動アイコンh0は表示されていない。
さらに、図237に示す制御状態(遊技状態)は、特図低確率普図低確率状態である。この非電サポ状態における装飾図柄表示装置208の下方左側では、特図1の保留アイコンが表示される。なお、非電サポ状態における装飾図柄表示装置208の所定領域(例えば、表示画面の右端)に、特図2の保留アイコン表示領域が設けられてもよい。
装飾図柄表示装置208の下方左側に形成された保留アイコン表示領域には、特図1の保留を表す保留アイコンが表示される。特図1の保留数は、特図1保留ランプ218の点灯数の他、特図1の保留アイコンの数や第2保留数表示によっても表され、特図2の保留数は、特図2保留ランプ220の点灯数の他、特図2の保留アイコンの数や第2保留数表示によっても表されている。すなわち、保留アイコンは、主制御部300のRAM308に記憶されている始動情報に対応したものである。以下、最も古い始動情報(最も古い入賞)に対応した保留アイコンを第一の保留アイコン、2番目に古い始動情報に対応した保留アイコンを第二の保留アイコン・・・と称する場合がある。保留アイコン表示領域では、保留アイコンが横並びに表示され、右側の保留アイコンほど入賞が古い保留アイコンになる。
図237(1)には、保留アイコン表示領域に2つの特図1の保留アイコンh11,h12が表示されており、これら2つの特図1の保留アイコンh11,h12はいずれも、デフォルトの表示態様(丸形の無模様かつ白色の表示態様)で表示されている。すなわち、特図1のデフォルトの保留アイコンは、丸形の保留アイコンである。
一方、特図2の保留アイコンは一つも表示されていない。これは、上述のごとく、図237に示す制御状態(遊技状態)は、非電サポ状態(非時短状態)であるため、電チューが開きにくく特図2始動口232への入賞が困難な状態であるためである。
本実施形態のパチンコ機100では、制御状態(遊技状態)に応じて、特図1と特図2で入賞しやすい方の特図の保留アイコンが表示され、もう一方の特図の保留アイコンが表示されないようにしている。すなわち、制御状態が非電サポ状態である場合には、図237(1)に示すように、保留アイコン表示領域に特図1の保留アイコンが表示され、特図2の保留アイコンは表示されない。一方、制御状態が電サポ状態である場合には、反対に、特図2の保留アイコンが表示され、特図1の保留アイコンは表示されない。なお、非電サポ状態において、特図2の保留アイコンが表示されてもよいし、電サポ状態において、特図1の保留アイコンが表示されてもよい。
本実施形態では、特図の図柄変動表示の開始は、特図表示装置における変動開始→保留アイコンの移動アニメーション開始又は消去→装飾図柄の変動開始の順で行われるが、この順番は前後してもよい。
図237(2)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11〜h12の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が、装飾図柄表示装置208の中央下部に形成された変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示され、第二の保留アイコンh12が第一の保留アイコンh11の表示位置に移動して、第一の保留アイコンh11として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。変動アイコンh0の表示態様は、消化された保留アイコンh11の表示態様と同じであるが、異なってもよい。
図237(3)に示す装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMによるナビキャラ予告が行われている様子が示されていれる。すなわち、装飾図柄表示装置208では、ナビキャラ予告が開始すると、ナビキャラクタYMの近傍に「チャンス」の文字とともにクエスチョンマークが表示され、大当りとなる可能性が高いことが示唆されている。
図237(4)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図237(5)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾6」が停止表示される。なお、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図237(6)に示す装飾図柄表示装置208では、第3停止が行われ、中図柄に疑似連図柄としてのリプレイ図柄RPが停止表示され、その後、図237(7)に示すように、ナビキャラクタYMの近傍に「継続」の文字が表示され、疑似連が行われることが報知される。
図237(8)に示す装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に「いくぜ」の文字が表示された後、疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が開始した様子が示されている。その後、図237(9)に示すように、ナビキャラクタYMの近傍には、疑似連により2回目の装飾図柄の変動表示が開始された回数を示す「×2」の表示が行われている。
図237(10)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図237(11)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾5」が停止表示され、リーチ状態が形成される。すると、図237(12)に示すように、装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に「リーチ」の表示が行われ、リーチ状態となったことが報知される。一方、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
その後、図237(13)に示すように、装飾図柄表示装置208では、サボハニのキャラクタSBHNが大量に横切るサボハニ群予告が行われている様子が示されている。このサボハニ群予告は、大当りの期待度が大きい予告である。すなわち、サボハニ群予告が行われた場合は、サボハニ群予告が行われなかった場合よりも大当り図柄が確定表示されやすいということができる。なお、本実施形態では、大当りの信頼度に応じてサボハニ群予告を複数種類設けており、サボハニのキャラクタSBHNが第二の数である強サボハニ群予告と、サボハニのキャラクタSBHNが第一の数(第二の数よりも少ない数)である弱サボハニ群予告とが実行される場合がある。図237(13)に示すサボハニ群予告は、強サボハニ群予告である。また、このとき、リーチ図柄が右上隅に小さく表示され、変動アイコン表示領域と保留アイコン表示領域が消去される。
図237(14)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニ群予告が継続して行われているとともに、ナビキャラクタYMの近傍に「SP発展」の表示が行われ、スーパーリーチに発展することが報知されている。
続いて、図237(15)に示すように、装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展し、主人公の殿様と敵役の剣豪が対峙する画面が表示される。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「剣豪リーチ」の文字が表示され、スーパーリーチの種類を報知している。
図237(16)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタン予告演出が開始されており、ボタン画像136aがデフォルトの態様で表示されている様子が示されている。なお、このボタン予告演出において、ボタン受付時間メータを表示して操作有効期間を報知するようにしてもよい。
その後、図237(17)に示すタイミングで演出ボタン136が操作されると、図237(18)に示すように、装飾図柄表示装置208では、殿様のキャラクタのアップの画像とともに、吹き出しに「勝負じゃ」という文字が配された吹き出し画像を含むカットイン画像が表示される。ここで表示されるカットイン画像は、吹き出しにおける「勝負じゃ」の文字の周囲に番長の顔が装飾されていない弱カットイン画像CI1bであり、強カットイン画像CI1aが表示された場合よりも大当りの信頼度が低いことを示唆している。
図237(18)に続く図238(19)に示す装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪に敗れ、敗北した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄に停止表示する予定の「装飾6」が表示され、「装飾5−装飾6−装飾5」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。
その後、図238(20)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾6−装飾5」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている様子が示されている。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「残念」の文字が表示され、ハズレの表示結果となることが報知される。その後、図238(21)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾6−装飾5」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
図239は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるタイマ予告演出の一例について段階的に示す図であり、図240は、図239に示す演出の一例の続きを段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図239(1)〜同図(2)は、図237(1)〜同図(2)と同様であるため、説明を省略する。
図239(3)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始している様子が示されている。具体的には、例えば、フレームインアニメにより、表示画面の右側からタイマ予告表示TM1がフレームインすることにより、タイマ予告演出が開始される。このタイマ予告表示TM1の表示態様は、デフォルトの表示態様である。タイマ予告表示TM1には、「05:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから5秒が経過すると或る予告演出が開始されることを示唆している。ここで、本実施形態におけるタイマ予告表示TM1では、1秒未満の小数点以下の表示も行うことが可能に構成されている。
その後、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始され、図239(4)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TM1には、「04:25」が表示されている。すなわち、カウントダウンが開始してから、0.75秒が経過した様子が示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「疑似連かも」の文字が表示され、タイマ予告表示TMにおけるタイマ表示のカウントダウンが行われた結果、疑似連が行われる可能性があることが示唆されている。
図239(5)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、タイマ予告表示TM1では、カウントダウンが継続しており、図239(5)に示すタイミングでは、「03:96」が表示されている。
図239(6)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾6」が停止表示される。なお、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、タイマ予告表示TM1では、カウントダウンが継続しており、図239(6)に示すタイミングでは、「01:73」が表示されている。
図239(7)に示す装飾図柄表示装置208では、第3停止が行われ、中図柄に疑似連図柄としてのリプレイ図柄RPが停止表示される。なお、タイマ予告表示TM1では、カウントダウンが依然として継続しており、図239(7)に示すタイミングでは、「00:52」が表示されている。その後、図239(8)に示すように、ナビキャラクタYMの近傍に「継続」の文字が表示され、疑似連が行われることが報知される。なお、タイマ予告表示TM1では、カウントダウンが依然として継続しており、図239(8)に示すタイミングでは、「00:10」が表示されている。
その後、図239(9)に示すように、タイマ予告表示TM1におけるカウントダウンが完了し、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「00:00」となったタイミングでナビキャラクタYMの近傍に「いくぜ」の文字が表示され、疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が開始される。その後、図239(10)に示すように、タイマ予告表示TM1が消去され、また、ナビキャラクタYMの近傍には、疑似連により2回目の装飾図柄の変動表示が開始された回数を示す「×2」の表示が行われている。その後、図239(11)〜同図(18)に示す演出が行われる。なお、図239(11)〜同図(18)に示す演出は、図237(10)〜同図(17)と同様であるので、説明を省略する。
図239(18)に示すタイミングで演出ボタン136が操作されると、図239(18)に続く図240(19)に示すように、装飾図柄表示装置208では、殿様のキャラクタのアップの画像とともに、吹き出しに「勝負じゃ」という文字が配された吹き出し画像を含むカットイン画像が表示される。ここで表示されるカットイン画像は、吹き出しにおける「勝負じゃ」の文字の周囲に番長の顔が多数(例えば、9個)配されてなる強カットイン画像CI1aであり、弱カットイン画像CI1bが表示された場合よりも大当りの信頼度が高いことを示唆している。なお、強カットイン画像CI1aが表示された場合には、必ず大当りとなるように(最終的に大当り図柄が確定表示するように)してもよい。
その後、図240(20)に示すように、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪を倒し、勝利した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄に停止表示する予定の「装飾5」が表示され、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。
その後、図240(21)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている様子が示されている。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「やったぜ」の文字が表示されており、大当りとなることが報知されている。その後、図240(22)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の大当りの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
このように、この演出例では、タイマ予告演出が行われて疑似連が開始された場合は、タイマ予告演出が行われて疑似連が開始されなかった場合よりも、図柄変動表示(当該図柄変動表示)において大当り図柄が確定表示されやすくなっている。なお、この演出例では、タイマ予告演出が行われて疑似連が開始されてもハズレとなる場合があるように構成されている。
図241は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるタイマ予告演出の他の例について段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図241(1)〜同図(4)は、図239(1)〜同図(4)と同様であるため、説明を省略する。
図241(5)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1におけるカウントダウンの表示中に消失アニメが開始され、タイマ予告表示TM1が消去される様子が示されている。すなわち、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンの結果、疑似連が行われるという予告が偽(ガセ)の予告であったことが報知される。換言すれば、タイマ予告表示TM1が「00:00」となる前にカウントダウンの途中で消去されて、或る演出(疑似連)が行われなかった様子が示されているということができる。本実施形態では、偽のタイマ予告演出が行われた場合よりも真のタイマ予告演出が行われた方が、最終的に大当り図柄が確定表示されやすいように構成されている。なお、本実施形態では、偽のタイマ予告演出が行われた場合でも大当りとなる場合があるように構成されている。
図241(6)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1が完全に消去された様子が示されている。これに応じて、ナビキャラクタYMの近傍には「残念」の文字が表示され、タイマ予告演出が行われた結果としての疑似連が行われないことが報知される。
図241(7)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、ナビキャラクタYMの近傍に表示されていた「残念」の文字は消去されている。
その後、第2停止が行われ、右図柄に「装飾5」が停止表示され、リーチ状態が形成されると、図241(8)に示すように、装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に「リーチ」の表示が行われ、リーチ状態となったことが報知される。一方、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。なお、この演出例では、タイマ予告演出による疑似連の予告は偽の予告であったが、リーチに移行したことにより、リーチの予告として機能しているということができる場合がある。
その後、図241(9)に示すように、装飾図柄表示装置208では、上述した強サボハニ群予告よりもサボハニSBHNの数が少ない弱サボハニ群予告が行われている様子が示されている。この弱サボハニ群予告は、サボハニ群予告が行われなかった場合よりは信頼度が高いが、強サボハニ群予告が行われた場合よりは信頼度は低い。
図241(10)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニ群予告が継続して行われているとともに、ナビキャラクタYMの近傍に「SP発展」の表示が行われ、スーパーリーチに発展することが報知されている。その後は、図241(11)〜同図(17)に示す演出が行われる。なお、図241(11)〜同図(17)に示す演出は、図237(15)〜図238(21)と同様であるので、説明を省略する。
図242は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるタイマ予告演出の別の表示例について段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図242(1)〜同図(6)は、図239(1)〜同図(6)と同様であるため、説明を省略する。
この演出例では、図242(6)に示すように、右図柄に「装飾6」が停止表示された後、図242(7)に示すように、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「00:00」となったタイミングで第3停止が行われ、中図柄に疑似連図柄としてのリプレイ図柄RPが停止表示される。このように、疑似連図柄が停止表示するタイミングでタイマ予告表示TM1におけるカウントダウンが完了する場合があってもよい。なお、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「00:00」となってから中図柄が停止表示してもよいし、中図柄が停止表示してからタイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「00:00」となってもよいし、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「00:00」となると同時に中図柄が停止表示してもよい。
その後、図242(8)に示すタイミングでタイマ予告表示TM1が消去されるとともに、ナビキャラクタYMの近傍に「継続」の文字が表示され、疑似連が行われることが報知される。なお、タイマ予告表示TM1が消去された後で「継続」の文字が表示されてもよいし、「継続」の文字が表示された後でタイマ予告表示TM1が消去されてもよいし、タイマ予告表示TM1が消去されるタイミングと「継続」の文字が表示されるタイミングとが同じであってもよい。
その後、図242(9)に示すように、ナビキャラクタYMの近傍に「いくぜ」の文字が表示され、疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が開始される。
ここで、図242(7a)〜同図(9a)に示すように、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「00:00」となった後、疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が開始するまで、タイマ予告表示TM1を消去しないで表示を維持するようにしてもよい。
また、図242(9b)に示すように、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「00:00」となった後、疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が開始するタイミングで、タイマ予告表示TM1に「済」の文字を表示し、タイマ予告演出に成功して或る演出としての疑似連が開始されたことを報知するようにしてもよい。
また、図242(9c)に示すように、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「00:00」となった後、疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が開始するタイミングで、タイマ予告表示TM1に「疑似連」の文字を表示し、タイマ予告演出に成功して或る演出としての疑似連が開始されたことを報知するようにしてもよい。このとき、例えば、図242(9c)に示すように、タイマ予告表示TM1に番長の顔のアイコンBCHOを表示することにより、或る演出としての疑似連が開始されたことを演出するようにしてもよい。
図243は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるタイマ予告演出の他の例について段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図243(1)〜同図(3)は、図239(1)〜同図(3)と同様であるため、説明を省略する。
図243(4)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1におけるカウントダウンが行われており、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「04:25」となっている様子が示されている。また、この演出例では、ナビキャラクタYMの近傍には、「リーチかも」の文字が表示され、リーチが発生する可能性があることが示唆されている。
図243(5)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、タイマ予告表示TM1では、カウントダウンが継続しており、図243(5)に示すタイミングでは、「03:96」が表示されている。
図243(6)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾5」が停止表示され、リーチ状態が形成される。なお、タイマ予告表示TM1では、カウントダウンが継続しており、図243(6)に示すタイミングでは、「01:73」が表示されている。
その後、図243(7)に示すように、装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に「リーチ」の表示が行われ、リーチ状態となったことが報知される。一方、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。なお、タイマ予告表示TM1では、カウントダウンが継続しており、図243(7)に示すタイミングでは、「00:52」が表示されている。
その後、図243(8)に示すように、タイマ予告表示TM1におけるカウントダウンが完了し、タイマ表示が「00:00」となると、図243(9)に示す装飾図柄表示装置208では、強サボハニ群予告が行われる。すなわち、この演出例では、タイマ予告演出の結果として強サボハニ群予告が行われる様子が示されている。換言すれば、強サボハニ群予告は、或る演出の一例ということができる。その後、図243(10)〜同図(17)に示す演出が行われる。なお、図243(10)〜同図(17)に示す演出は、図239(15)〜図240(22)と同様であるので、説明を省略する。
このように、この演出例では、タイマ予告演出が行われて強サボハニ群予告が開始された場合は、タイマ予告演出が行われて強サボハニ群予告が開始されなかった場合よりも、図柄変動表示(当該図柄変動表示)において大当り図柄が確定表示されやすくなっている。なお、この演出例では、タイマ予告演出が行われて強サボハニ群予告が開始された場合でもハズレとなる場合があるように構成されている。
図244は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるタイマ予告演出の他の例について段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図244(1)〜同図(8)は、図243(1)〜同図(8)と同様であるため、説明を省略する。
この演出例では、図244(8)に示すように、タイマ予告表示TM1におけるカウントダウンが完了し、タイマ表示が「00:00」となっても、図244(9)に示すように、何らの予告も行われない例について示されている。すなわち、この演出例では、タイマ予告表示TMにおけるタイマ表示のカウントダウンの結果、強サボハニ群予告が行われるという予告が偽(ガセ)であった偽(ガセ)の予告である様子が示されている。換言すれば、タイマ予告表示TM1が「00:00」となっても或る演出(強サボハニ群予告)が行われなかった様子が示されているということができる。
図244(10)に示す装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に「SP発展」の表示が行われ、スーパーリーチに発展することが報知されている。
続いて、図244(11)〜同図(17)に示す演出が行われる。なお、図244(11)〜同図(17)に示す演出は、図243(11)〜同図(17)と同様であるので、説明を省略する。なお、この演出例では、タイマ予告表示TM1によるタイマ予告演出が偽であって或る演出が開始されなくても大当りする場合がある例について示されているが、ハズレとなる場合もある。
図245は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるタイマ予告演出の他の例について段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図245(1)〜同図(8)は、図243(1)〜同図(8)と同様であるため、説明を省略する。
この演出例では、図245(8)に示すように、タイマ予告表示TM1におけるカウントダウンが完了し、タイマ表示が「00:00」となると、図245(9)に示すように、弱サボハニ群予告が行われる。すなわち、この演出例では、タイマ予告演出の結果として或る演出とは異なる予告(弱サボハニ群予告)が行われる様子が示されている。換言すれば、タイマ予告表示TM1が「00:00」となると或る演出(強サボハニ群予告)とは別の演出(弱サボハニ群予告)が行われる様子が示されているということができ、このタイマ予告演出は、偽のタイマ予告演出ということもできる。
図245(10)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニ群予告が継続して行われているとともに、ナビキャラクタYMの近傍に「SP発展」の表示が行われ、スーパーリーチに発展することが報知されている。その後は、図245(11)〜同図(17)に示す演出が行われる。なお、図245(11)〜同図(17)に示す演出は、図243(11)〜同図(17)と同様であるので、説明を省略する。なお、この演出例でも、タイマ予告表示TM1によるタイマ予告演出が偽であって或る演出とは異なる演出が開始されても大当りする場合がある例について示されているが、ハズレとなる場合もある。
図246は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるタイマ予告演出の別の例について段階的に示す図であり、図247は、図246に示す演出の一例の続きを段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図246(1)〜同図(2)は、図237(1)〜同図(2)と同様であるため、説明を省略する。
図246(3)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始している様子が示されている。具体的には、例えば、フレームインアニメにより、表示画面の右側からタイマ予告表示TM1Aがフレームインすることにより、タイマ予告演出が開始される。このタイマ予告表示TM1Aの表示態様は、デフォルトの表示態様よりも偽のタイマ予告である可能性が低いことを示す、高信頼度表示態様である。なお、高信頼度表示態様のタイマ予告表示TM1Aが表示された場合には、カウントダウンの結果として行われる或る演出が必ず実行されるようにしてもよい。また、高信頼度表示態様のタイマ予告表示TM1Aが表示された場合は、デフォルトの表示態様のタイマ予告表示TM1が表示された場合よりも大当りの信頼度が高くなるように(大当り図柄が確定表示されやすいように)してもよい。タイマ予告表示TM1Aには、「03:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから3秒が経過すると或る予告演出が開始されることを示唆している。
その後、タイマ予告表示TM1Aにおけるタイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始され、図246(4)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TM1には、「00:24」が表示されている。すなわち、カウントダウンが開始してから、2.76秒が経過した様子が示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「保留変化」の文字とともにクエスチョンマークが表示され、タイマ予告表示TM1Aにおけるタイマ表示のカウントダウンが行われた結果、保留アイコンの表示態様が変化する可能性があることが示唆されている。すなわち、このタイマ予告演出は、先読み予告である可能性があることが示されている。
図246(5)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1Aにおけるカウントダウンが完了し、タイマ予告表示TM1Aにおけるタイマ表示が「00:00」となった様子が示されている。
すると、図246(6)に示すように、ナビキャラクタYMの近傍には、「注目」の文字が表示されるとともに、第一の保留アイコンh11において保留変化アニメが開始され、第一の保留アイコンh11の表示態様が変化する可能性があることが報知される。
すると、図246(7)に示すように、第一の保留アイコンh11の表示態様がデフォルトの表示態様からパンダの表示態様に変化し、先読みの表示態様となる。すなわち、この演出例では、タイマ予告表示TM1Aによるタイマ予告演出の結果として行われる或る演出として保留アイコンの表示態様の変化の演出が行われている例が示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「先アツ」の文字が表示され、次に開始される図柄変動表示で大当りする可能性が高いことが予告報知されている。なお、保留アイコンh11の表示態様が変化した後で「先アツ」の文字表示が行われてもよいし、「先アツ」の文字表示が行われた後で保留アイコンh11の表示態様が変化してもよいし、保留アイコンh11の表示態様が変化するタイミングで「先アツ」の文字表示が行われてもよい。
このように、この演出例では、タイマ予告演出が行われて保留アイコンの表示態様の変化の演出が開始された場合は、タイマ予告演出が行われて保留アイコンの表示態様の変化の演出が開始されなかった場合よりも、図柄変動表示(表示態様の変化の対象である保留アイコンに対応する保留に基づく図柄変動表示)において大当り図柄が確定表示されやすくなっている。
図246(8)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図246(9)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾7」が停止表示される。なお、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図246(10)に示す装飾図柄表示装置208では、第3停止が行われ、中図柄に「装飾5」が停止表示され、その後、図246(11)に示すように、揺れ変動による仮停止が行われ、その後、図246(12)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾7−装飾7」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。また、ナビキャラクタYMの近傍に表示されていた「先アツ」の文字も消去される。
その後、図246(13)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。ここで、先読み予告の表示態様であった第一の保留アイコンh11は、表示態様を変えないで変動アイコン表示領域に移動することで当該図柄変動に関する予告表示態様である変動アイコンh0となる。
図246(14)に示す装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMによるナビキャラ予告が行われている様子が示されていれる。すなわち、装飾図柄表示装置208では、ナビキャラ予告が開始すると、ナビキャラクタYMの近傍に「熱いよ」の文字が表示され、大当りの信頼度が高いことが示唆されている。
図246(15)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1Aが表示されて、タイマ予告演出が開始している様子が示されている。このタイマ予告表示TM1Aの表示態様は、高信頼度表示態様である。タイマ予告表示TM1Aには、「20:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから20秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。また、この演出例では、カウントダウンが開始される際に表示されるタイマ表示の時間が「20:00」と長い時間となっており、短い時間が表示された場合よりも大当りの信頼度が飛躍的に高まっていることも示唆されている。タイマ予告表示TM1Aにおけるカウントダウンはその後開始される。
図246(16)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、タイマ予告表示TM1Aでは、カウントダウンが継続しており、図246(16)に示すタイミングでは、「18:00」が表示されている。
図246(17)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾5」が停止表示され、リーチ状態が形成される。なお、タイマ予告表示TM1Aでは、カウントダウンが継続しており、図246(17)に示すタイミングでは、「16:75」が表示されている。
その後、図246(18)に示すように、装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に「リーチ」の表示が行われ、リーチ状態となったことが報知される。一方、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。なお、タイマ予告表示TM1Aでは、カウントダウンが継続しており、図246(18)に示すタイミングでは、「16:50」が表示されている。
その後、図246(18)に続く図247(19)に示すように、装飾図柄表示装置208では、強サボハニ群予告が行われている様子が示されている。また、このとき、リーチ図柄が右上隅に小さく表示される。なお、タイマ予告表示TM1Aでは、カウントダウンが継続しており、図247(19)に示すタイミングでは、「15:70」が表示されている。また、この演出例では、タイマ予告表示TM1Aが強サボハニ群予告を構成するサボハニのキャラクタSBHNによってオーバーラップされている様子が示されている。また、図247(19)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TM1Aに加え、装飾図柄表示装置208の表示画面の左上隅部に2つ目のタイマ予告表示TM1が表示開始されている。すなわち、この演出例では、タイマ予告演出において複数のタイマ予告表示が行われている例が示されている。新たに表示されたタイマ予告表示TM1の表示態様は、デフォルトの表示態様であり、このタイマ予告表示TM1には、「5:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから5秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。また、この演出例では、後から表示されたタイマ予告表示TM1の方が先に表示されたタイマ予告表示TM1Aよりも短い時間となっており、後から表示されたタイマ予告表示TM1におけるカウントダウンの方が、先に開始されたタイマ予告表示TM1Aにおけるカウントダウンよりも先に完了するようになっている。すなわち、後に表示開始されたタイマ予告表示TM1の方が先に消化されるということができる。タイマ予告表示TM1におけるカウントダウンはその後開始される。
図247(20)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニ群予告が継続して行われているとともに、ナビキャラクタYMの近傍に「SP発展」の表示が行われ、スーパーリーチに発展することが報知されている。なお、タイマ予告表示TM1Aでは、カウントダウンが継続しており、図247(20)に示すタイミングでは、「14:95」が表示されている。また、後から表示開始されたタイマ予告表示TM1もカウントダウンが継続しており、図247(20)に示すタイミングでは、「4:25」が表示されている。
続いて、図247(21)に示すように、装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展し、主人公の殿様と敵役の剣豪が対峙する画面が表示される。なお、タイマ予告表示TM1Aでは、カウントダウンが継続しており、図247(21)に示すタイミングでは、「10:95」が表示されている。また、後から表示開始されたタイマ予告表示TM1もカウントダウンが継続しており、図247(20)に示すタイミングでは、「1:25」が表示されている。
図247(22)に示す装飾図柄表示装置208では、後から表示開始されたタイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「0:00」となってカウントダウンが完了すると、ボタン予告演出が開始され、ボタン画像136aがデフォルトの態様で表示されている様子が示されている。このように、この演出例では、後から表示開始されたタイマ予告表示TM1によるタイマ予告演出が、先に表示開始されたタイマ予告表示TM1Aよりも先に消化される様子が示されている。なお、この演出例では、後から表示開始されたタイマ予告表示TM1によるタイマ予告演出のカウントダウンの結果行われる或る演出が、ボタン予告演出の開始自体ではなく、ボタン予告演出において演出ボタン136の操作が行われた結果開始される予告演出とされており、この演出例では、強カットイン画像CI1aが表示されることを予告するものであるが、ボタン予告演出の発生自体を予告するものであってもよい。
その後、図247(23)に示すタイミングで演出ボタン136が操作されると、図247(24)に示すように、弱カットイン画像CI1bが表示される。一方、すでにカウントダウンが完了したタイマ予告表示TM1は、演出ボタン136が操作されてカットイン画像が表示されるまで、「0:00」の表示を継続している。なお、カウントダウンが完了し、「0:00」が表示されてボタン予告演出が開始すると消去されてもよい。この演出例では、後から表示開始されたタイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンの結果、強カットイン画像CI1aの表示が行われるという予告が偽(ガセ)であった偽(ガセ)の予告である様子が示されているということができる。あるいは、この演出例では、タイマ予告演出の結果として或る演出(強カットイン画像CI1aの表示)とは異なる演出(弱カットイン画像CI1bの表示)が行われる様子が示されている。換言すれば、タイマ予告表示TM1が「0:00」となると或る演出(強カットイン画像CI1aの表示)とは別の演出(弱カットイン画像CI1bの表示)が行われる様子が示されているということができ、このタイマ予告演出は、偽のタイマ予告演出ということもできる。
図247(25)に示す装飾図柄表示装置208では、後から表示開始されたタイマ予告表示TM1が消去された様子が示されている。なお、先に表示開始されたタイマ予告表示TM1Aでは、カウントダウンが継続しており、図247(25)に示すタイミングでは、「5:10」が表示されている。
図247(26)に示す装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪に敗れ、敗北した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄に停止表示する予定の「装飾6」が表示され、「装飾5−装飾6−装飾5」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。なお、タイマ予告表示TM1Aでは、カウントダウンが継続しており、図247(26)に示すタイミングでは、「3:77」が表示されている。
図247(27)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1Aの表示位置が表示画面の右側中央から左上隅部に移動する様子が示されている。なお、タイマ予告表示TM1Aでは、依然としてカウントダウンが継続しており、図247(27)に示すタイミングでは、「2:50」が表示されている。
図247(28)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾6−装飾5」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている様子が示されている。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「残念」の文字が表示され、ハズレの表示結果となることが報知される。一方で、タイマ予告表示TM1Aでは、依然としてカウントダウンが継続しており、図247(28)に示すタイミングでは、「1:50」が表示されている。
図247(29)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の揺れ変動が継続している間にタイマ予告表示TM1Aにおけるタイマ表示が「0:00」となってカウントダウンが完了した様子が示されている。
すると、図247(30)に示すように、装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1Aが消去され、「復活だ」の文字とともに服が破けた番長のキャラクタBC3が登場し、ナビキャラクタYMの近傍にはエクスクラメーションマークが表示されて番長のキャラクタの突然の登場に驚いている様子が示されている。そして、「装飾5」の装飾図柄が3つ表示され、「装飾5」が3つ揃って大当りとなることが報知される。すなわち、この演出例では、タイマ予告表示TM1Aによるタイマ予告演出の結果として行われる或る演出として大当りとなることを報知する復活演出が行われている例が示されている。
その後、図247(31)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている様子が示されている。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「やったぜ」の文字が表示されており、大当りとなることが報知されている。その後、図247(32)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の大当りの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0と「やったぜ」の文字の表示も消去される。
このように、この演出例では、タイマ予告演出が行われて復活演出が開始された場合は、タイマ予告演出が行われて復活演出が開始されなかった場合よりも、図柄変動表示(当該図柄変動表示)において大当り図柄が確定表示されやすくなっている。
なお、この演出例では、タイマ予告表示を高信頼度表示態様で表示する場合において、タイマ表示に最初に表示する時間を「3:00」や「20:00」などとしたが、例えば、タイマ予告表示を高信頼度表示態様で表示する場合や特別表示態様で表示する場合には、タイマ表示に最初に表示する時間を、タイマ予告表示をデフォルトの表示態様で表示する場合のタイマ表示に最初に表示する時間(第一の時間)よりも長い時間(第二の時間)とするように構成されてもよい。これにより、タイマ予告表示の表示態様により、実行される或る予告表示に期待感を持たせることができるようになる場合がある。
図248は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるタイマ予告演出の他の例について段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図248(1)〜同図(2)は、図237(1)〜同図(2)と同様であるため、説明を省略する。
図248(3)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始している様子が示されている。具体的には、例えば、フレームインアニメにより、表示画面の右側からタイマ予告表示TM1がフレームインすることにより、タイマ予告演出が開始される。このタイマ予告表示TM1の表示態様は、デフォルトの表示態様である。タイマ予告表示TM1には、「03:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから3秒が経過すると或る予告演出が開始されることを示唆している。
図248(4)に示す装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に、「保留変化」の文字とともにクエスチョンマークが表示され、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンが行われた結果、保留アイコンの表示態様が変化する可能性があることが示唆されている。すなわち、このタイマ予告演出は、先読み予告である可能性があることが示されている。一方、この演出例では、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンが開始されておらず、タイマ表示は「03:00」のままとなっている。
その後、図248(5)に示すように、装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1の消失アニメが開始され、タイマ予告表示TM1が消去される様子が示されている。すなわち、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンの結果、保留アイコンの表示態様が変化する予告が偽(ガセ)である偽(ガセ)の予告であったことが報知される。換言すれば、この演出例では、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンが開始される前にタイマ予告表示TM1が消去されて、或る演出(保留アイコンの表示態様の変化演出)が行われない様子が示されているということができる。
図248(6)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1が完全に消去された様子が示されている。これに応じて、ナビキャラクタYMの近傍には「残念」の文字が表示され、タイマ予告演出が行われた結果としての保留アイコンの表示態様の変化演出が行われないことが報知される。
図248(7)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、このとき、ナビキャラクタYMの近傍に表示されていた「残念」の文字は消去されている。
図248(8)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾6」が停止表示される。なお、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図248(9)に示す装飾図柄表示装置208では、第3停止が行われ、中図柄に「装飾6」が停止表示され、その後、図248(10)に示すように、揺れ変動による仮停止が行われ、その後、図248(11)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾6−装飾6」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
図249は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるタイマ予告演出の別の例について段階的に示す図であり、図250は、図249に示す演出の一例の続きを段階的に示す図であり、図251は、図250に示す演出の一例の続きを段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図249(1)〜同図(2)は、図237(1)〜同図(2)と同様であるため、説明を省略する。
図249(3)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始している様子が示されている。この演出例では、2つのタイマ予告表示TM1L,TM1Rがそれぞれフレームインアニメにより、表示画面の左右からそれぞれフレームインし、2つのタイマ予告演出が同時に開始される。なお、3つ以上のタイマ予告演出が同時に開始されてもよい。これら2つのタイマ予告表示TM1L,TM1Rはいずれもデフォルトの表示態様である。左側に表示されたタイマ予告表示TM1Lには、タイマ表示として「10:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから10秒が経過すると或る予告演出が開始されることを示唆している。また、右側に表示されたタイマ予告表示TM1Rには、タイマ表示として「45:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから45秒が経過すると或る予告演出が開始されることを示唆している。なお、この演出例では、2つのタイマ予告表示TM1L,TM1Rは同時にカウントダウンを開始するため、カウントダウンが開始されてから、10秒が経過したときと45秒が経過したときの両方で或る予告演出が開始されることが示唆されている。ここで、10秒が経過したときに開始される可能性がある或る予告演出と45秒が経過したときに開始される可能性がある或る予告演出とが同じであってもよいし、異なってもよい。また、右側に表示されたタイマ予告表示TM1Rには、番長の顔のアイコンBCHOが付加されており、或る予告演出として強カットイン画像CI1aが表示される可能性があることを示唆している。なお、この番長の顔のアイコンBCHOが付加されることにより、大当りの信頼度がアップしていることを報知するものであってもよい。なお、タイマ予告表示に付加されるアイコンが複数種類用意されており、付加されたアイコンの種類によって大当りの信頼度が異なるようにしてもよいし、行われる可能性がある或る予告演出の種類が異なるようにしてもよい。
その後、タイマ予告表示TM1L,TM1Rにおけるタイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始され、図249(4)に示すタイミングでは、左側に表示されたタイマ予告表示TM1Lには、「9:25」が表示されており、また、右側に表示されたタイマ予告表示TM1Rには、「44:25」が表示されている。すなわち、カウントダウンが開始してから、0.75秒が経過した様子が示されている。
図249(5)に示す装飾図柄表示装置208では、ミニゲームが開始されている様子が示されている。この演出例では、ミニゲームが開始されると、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄は、中央上部に小さく表示され、表示領域の中央の左右には、左宝箱画像BXLと右宝箱画像BXRとが左右に並べて表示され、カーソルCSLが左宝箱画像BXLを囲むようにして表示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「十字キーで選択」の文字が表示され、操作キーユニット137を操作してカーソルCSLを移動させて宝箱を選択するナビ表示が行われている。また、2つのタイマ予告表示TM1L,TM1Rでは、それぞれカウントダウンが継続しており、図249(5)に示すタイミングでは、左側に表示されたタイマ予告表示TM1Lでは、「9:00」が表示され、右側に表示されたタイマ予告表示TM1Rでは、「44:00」が表示されている。このように、この演出例では、ミニゲームの開始よりも前にタイマ予告演出によるタイマ表示のカウントダウンが開始されている。
その後、遊技者により操作キーユニット137の右ボタンが操作されると、図249(6)に示す装飾図柄表示装置208では、左宝箱画像BXLを囲んでいたカーソルCSLが右宝箱画像BXRに移動し、右宝箱画像BXRを囲んでいる様子が示されている。また、2つのタイマ予告表示TM1L,TM1Rでは、それぞれカウントダウンが継続しており、図249(6)に示すタイミングでは、左側に表示されたタイマ予告表示TM1Lでは、「8:75」が表示され、右側に表示されたタイマ予告表示TM1Rでは、「43:75」が表示されている。
その後、ミニゲームにおける操作キーユニット137の操作有効期間が経過すると、図249(7)に示される装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に「右を開けるぞ」の文字が表示され、右宝箱画像BXRが開ける宝箱として決定されたことが報知されている。また、2つのタイマ予告表示TM1L,TM1Rでは、それぞれカウントダウンが継続しており、図249(7)に示すタイミングでは、左側に表示されたタイマ予告表示TM1Lでは、「4:00」が表示され、右側に表示されたタイマ予告表示TM1Rでは、「39:00」が表示されている。
すると、図249(8)に示す装飾図柄表示装置208では、ミニゲームの結果演出が開始され、選択された右宝箱画像BXRが中央に移動表示されるとともに、選択されなかった左宝箱画像BXLは消去される。そして、ナビキャラクタYMの近傍には、「注目」の文字が表示され、宝箱の中身に注目することを注意喚起している。また、2つのタイマ予告表示TM1L,TM1Rでは、それぞれカウントダウンが継続しており、図249(8)に示すタイミングでは、左側に表示されたタイマ予告表示TM1Lでは、「3:67」が表示され、右側に表示されたタイマ予告表示TM1Rでは、「38:67」が表示されている。
その後、図249(9)に示す装飾図柄表示装置208では、右宝箱画像BXRから姫のキャラクタHMEが出現するとともに「演出発動」の文字が表示され、ミニゲームのミッションが達成された様子が示されている。これにより、左側に表示されたタイマ予告表示TM1Lに係るタイマ予告演出において、タイマ表示のカウントダウンが完了すると或る演出が行われることが確約されることが報知される。この演出例では、姫のキャラクタHMEが出現することにより、或る演出として疑似連が行われることが予告される。すなわち、この演出例では、姫のキャラクタHMEは、疑似連の予告アイテム(「予告アイコン」という場合がある。)ということができる。また、このとき、右側に表示されたタイマ予告表示TM1Rのタイマ表示が加算されており、「41:67」が表示され、カウントダウンが継続している。一方、左側に表示されたタイマ予告表示TM1Lでは、「1:67」が表示され、こちらもカウントダウンが継続している。なお、右側に表示されたタイマ予告表示TM1Rのタイマ表示の加算が行われなくてもよい。本実施形態では、このようにして、タイマ予告演出によるカウントダウンが行われ、カウントダウンが完了するまで(「0:00」になるまで)の間にミニゲームによって演出を盛り上げることができる場合がある。
その後、ミニゲームが終了し、図249(10)に示す装飾図柄表示装置208では、左側に表示されたタイマ予告表示TM1Lの上方に「演出準備中」の文字が表示され、疑似連が行われることが予告報知されている。また、ナビキャラクタYMの近傍においても、「疑似連」の文字が表示され、こちらでも疑似連が行われることの予告報知がなされている。なお、2つのタイマ予告表示TM1L,TM1Rでは、それぞれカウントダウンが継続しており、図249(10)に示すタイミングでは、左側に表示されたタイマ予告表示TM1Lでは、「1:33」が表示され、右側に表示されたタイマ予告表示TM1Rでは、「41:33」が表示されている。
図249(11)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出におけるカウントダウンが継続している様子が示されている。また、左側に表示されたタイマ予告表示TM1Lでは、姫のキャラクタHMEが付加された態様で表示され、すなわち、疑似連の予告アイテムが表示されることにより、疑似連が行われることが視覚的にわかりやすくなる場合がある。このように、この演出例では、ミニゲームの結果がアイコンとして表示されているということができる。なお、2つのタイマ予告表示TM1L,TM1Rでは、それぞれカウントダウンが継続しており、図249(11)に示すタイミングでは、左側に表示されたタイマ予告表示TM1Lでは、「1:00」が表示され、右側に表示されたタイマ予告表示TM1Rでは、「41:00」が表示されている。
その後、2つのタイマ予告表示TM1L,TM1Rにおけるカウントダウンが継続して行われ、図249(12)に示すタイミングで、左側に表示されたタイマ予告表示TM1Lのタイマ表示が「0:00」となってカウントダウンが完了すると、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−リプレイ図柄RP−装飾6」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される。なお、右側に表示されたタイマ予告表示TM1Rでは、カウントダウンが継続しており、図249(12)に示すタイミングでは、「40:00」が表示されている。
その後、図249(13)に示すように、左側に表示されていたタイマ予告表示TM1Lが消去され、疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が開始される。ここで、タイマ予告表示TM1Lが消去された後で疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が開始されてもよいし、疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が開始された後でタイマ予告表示TM1Lが消去されてもよいし、タイマ予告表示TM1Lが消去されるタイミングで疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が開始されてもよい。また、装飾図柄表示装置208の表示画面の左下隅部では、姫のキャラクタHMEが表示されており、疑似連が行われたことがアイコンの表示により報知されている。なお、右側に表示されたタイマ予告表示TM1Rでは、カウントダウンが継続しており、図249(13)に示すタイミングでは、「39:50」が表示されている。
このように、この演出例では、タイマ予告演出が行われて疑似連が開始された場合は、タイマ予告演出が行われて疑似連が開始されなかった場合よりも、図柄変動表示(当該図柄変動表示)において大当り図柄が確定表示されやすくなっている。
図249(14)に示す装飾図柄表示装置208では、表示画面の上方左側に新たなタイマ予告表示TM1Nが表示開始され、新たなタイマ予告演出が開始された様子が示されている。この新たに表示されたタイマ予告表示TM1Nの表示態様はデフォルトの表示態様とされており、例えば、フレームインアニメにより表示画面の左側からフレームインする。このタイマ予告表示TM1Nには、タイマ表示として「10:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから10秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。この演出例では、新たに表示されたタイマ予告表示TM1Nは、先にカウントダウンが開始された右側に表示されたタイマ予告表示TM1Rよりも後にカウントダウンが開始されるが、右側に表示されたタイマ予告表示TM1Rよりも早くカウントダウンが完了することとなる。なお、右側に表示されたタイマ予告表示TM1Rでは、カウントダウンが継続しており、図249(14)に示すタイミングでは、「38:15」が表示されている。
図249(15)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1N,TM1Rのそれぞれにおいてタイマ表示のカウントダウンが行われている様子が示されている。図249(15)に示すタイミングでは、左側に表示されたタイマ予告表示TM1Nには、「9:25」が表示されており、また、右側に表示されたタイマ予告表示TM1Rには、「37:40」が表示されている。すなわち、左側に表示されたタイマ予告表示TM1Nにおけるタイマ表示のカウントダウンが開始してから、0.75秒が経過した様子が示されている。
図249(16)に示す装飾図柄表示装置208では、2回目のミニゲームが開始されている様子が示されている。ミニゲームが開始されると、上述したのと同様に、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄は、中央上部に小さく表示され、表示領域の中央の左右には、左宝箱画像BXLと右宝箱画像BXRとが左右に並べて表示され、カーソルCSLが左宝箱画像BXLを囲むようにして表示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「十字キーで選択」の文字が表示されている。また、2つのタイマ予告表示TM1N,TM1Rでは、それぞれカウントダウンが継続しており、図249(16)に示すタイミングでは、左側に表示されたタイマ予告表示TM1Nでは、「9:00」が表示され、右側に表示されたタイマ予告表示TM1Rでは、「37:15」が表示されている。
その後、遊技者により操作キーユニット137の右ボタンが操作されると、図249(17)に示す装飾図柄表示装置208では、左宝箱画像BXLを囲んでいたカーソルCSLが右宝箱画像BXRに移動し、右宝箱画像BXRを囲んでいる様子が示されている。また、2つのタイマ予告表示TM1N,TM1Rでは、それぞれカウントダウンが継続しており、図249(17)に示すタイミングでは、左側に表示されたタイマ予告表示TM1Nでは、「8:75」が表示され、右側に表示されたタイマ予告表示TM1Rでは、「36:90」が表示されている。
その後、ミニゲームにおける操作キーユニット137の操作有効期間が経過すると、図249(18)に示される装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に「右を開けるぞ」の文字が表示され、右宝箱画像BXRが開ける宝箱として決定されたことが報知されている。また、2つのタイマ予告表示TM1N,TM1Rでは、それぞれカウントダウンが継続しており、図249(18)に示すタイミングでは、左側に表示されたタイマ予告表示TM1Nでは、「4:00」が表示され、右側に表示されたタイマ予告表示TM1Rでは、「32:15」が表示されている。
すると、図249(18)に続く図250(19)に示す装飾図柄表示装置208では、ミニゲームの結果演出が開始され、選択された右宝箱画像BXRが中央に移動表示されるとともに、選択されなかった左宝箱画像BXLは消去される。そして、ナビキャラクタYMの近傍には、「注目」の文字が表示されている。また、2つのタイマ予告表示TM1N,TM1Rでは、それぞれカウントダウンが継続しており、図250(19)に示すタイミングでは、左側に表示されたタイマ予告表示TM1Nでは、「3:67」が表示され、右側に表示されたタイマ予告表示TM1Rでは、「31:82」が表示されている。
その後、図250(20)に示す装飾図柄表示装置208では、右宝箱画像BXRから婆のキャラクタBBAが出現するとともに「うひひ」の文字が表示され、ミニゲームのミッションに失敗した様子が示されている。これにより、左側に表示されたタイマ予告表示TM1Nに係るタイマ予告演出が、偽のタイマ予告演出であったことが報知される。なお、2つのタイマ予告表示TM1N,TM1Rでは、それぞれカウントダウンが継続しており、図250(20)に示すタイミングでは、左側に表示されたタイマ予告表示TM1Nでは、「1:67」が表示され、右側に表示されたタイマ予告表示TM1Rでは、「29:82」が表示されている。
図250(21)に示す装飾図柄表示装置208では、左側に表示されたタイマ予告表示TM1Nにおいて消失アニメが開始され、左側に表示されたタイマ予告表示TM1Nが消去される様子が示されている。すなわち、左側に表示されたタイマ予告表示TM1Nにおけるタイマ表示のカウントダウンの結果、或る予告演出が行われるという予告が偽(ガセ)の予告であったことが報知される。換言すれば、タイマ予告表示TM1Nが「00:00」となる前にカウントダウンの途中で消去されて、或る演出が行われなかった様子が示されているということができる。なお、右側に表示されているタイマ予告表示TM1Rではカウントダウンが継続しており、図250(21)に示すタイミングでは、「29:49」が表示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「×2」の表示が行われ、疑似連による装飾図柄の変動表示の回数が2回であることが報知されている。なお、姫のキャラクタHMEが表示されている場合には、「×2」の表示が行われなくてもよい。
図250(22)に示す装飾図柄表示装置208では、左側に表示されていたタイマ予告表示TM1Nが完全に消去された様子が示されている。これに応じて、ナビキャラクタYMの近傍には「残念」の文字が表示され、タイマ予告演出が行われた結果としての疑似連が行われないことが報知される。また、右側に表示されているタイマ予告表示TM1Rではカウントダウンが継続しており、図250(22)に示すタイミングでは、「27:00」が表示されている。
図250(23)に示す装飾図柄表示装置208では、左図柄及び右図柄にそれぞれ「装飾5」が停止表示されてリーチ状態が形成され、ナビキャラクタYMの近傍に「リーチ」の表示が行われて、リーチ状態となったことが報知される。一方、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
その後、図250(24)に示すように、装飾図柄表示装置208では、強サボハニ群予告が行われている様子が示されている。このとき、リーチ図柄が右上隅に小さく表示される。また、この演出例では、タイマ予告表示TM1Rの表示位置が表示画面の右側中央から左上隅部に移動している。そして、タイマ予告表示TM1Rの少なくとも一部が強サボハニ群予告を構成するサボハニのキャラクタSBHNにオーバーラップされている。なお、タイマ予告表示TM1Rの表示位置の移動が完了した後で強サボハニ群予告が開始されてもよいし、タイマ予告表示TM1Rの表示位置の移動が完了する前に強サボハニ群予告が開始されてもよいし、タイマ予告表示TM1Rの表示位置の移動が完了したタイミングで強サボハニ群予告が開始されてもよい。また、タイマ予告表示TM1Rの表示位置の移動が開始した後で強サボハニ群予告が開始されてもよいし、強サボハニ群予告が開始した後でタイマ予告表示TM1Rの表示位置の移動が開始されてもよいし、タイマ予告表示TM1Rの表示位置の移動が開始したタイミングで強サボハニ群予告が開始されてもよい。なお、タイマ予告表示TM1Rでは、依然としてカウントダウンが継続しており、図250(24)に示すタイミングでは、「25:25」が表示されている。
図250(25)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニ群予告が継続して行われているとともに、ナビキャラクタYMの近傍に「SP発展」の表示が行われ、スーパーリーチに発展することが報知されている。なお、タイマ予告表示TM1Rでは、カウントダウンが継続しており、図250(25)に示すタイミングでは、「24:00」が表示されている。
図250(26)に示す装飾図柄表示装置208では、表示画面が暗転し、稲妻が横切るブラックアウト演出が行われている様子が示されている。また、タイマ予告表示TM1Rでは、カウントダウンが継続しており、図250(26)に示すタイミングでは、「21:70」が表示されている。
ブラックアウト演出が終了すると、図250(27)に示す装飾図柄表示装置208では、表示画面全体を用いてミニゲームが開始されている様子が示されている。具体的には、番長の顔のアイコンとともに「強カットインチャンス」の文字が表示され、あみだくじによるミニゲームが開始されている様子が示されている。そして、タイマ予告表示TM1Rに付加されていた番長の顔のアイコンBCHOが、あみだフィールドに移動し、3つの選択肢のうちの真ん中に位置している様子が示されている。すなわち、タイマ予告表示に付加されていた番長の顔のアイコンBCHOの表示は、あみだくじによるミニゲームが開始されることの予告表示ということができる。また、あみだフィールドの下方には、「選べ」の文字が表示され、操作キーユニット137を操作して番長の顔のアイコンBCHOを3つの選択肢のうちのいずれかを選択することを促している。なお、タイマ予告表示TM1Rでは、カウントダウンが継続しており、図250(27)に示すタイミングでは、「21:00」が表示されている。
その後、遊技者により操作キーユニット137の右ボタンが操作されると、図250(28)に示す装飾図柄表示装置208では、あみだフィールドにおける3つの選択肢のうちの真ん中に位置していた番長の顔のアイコンBCHOが3つの選択肢のうちの右側に移動する。また、タイマ予告表示TM1Rでは、カウントダウンが継続しており、図250(28)に示すタイミングでは、「18:70」が表示されている。
その後、遊技者により操作キーユニット137が操作されて、あみだフィールドにおける3つの選択肢のうちの左側が選択されているときに操作有効期間が経過すると、図250(29)に示すタイミングであみだくじの演出が開始される。このとき、あみだフィールドの3つの終着点には、成功であることを示す「○」と失敗であることを示す「×」の何れかがそれぞれ表示されている。具体的には、3つの終着点のうちの左側の終着点には「×」が表示され、中央の終着点には「×」が表示され、右側の終着点には「○」が表示されている。なお、「○」の表示数は2以上である場合があってもよいし、全ての終着点に「○」が表示される場合があってもよい。なお、このときも、タイマ予告表示TM1Rでは、カウントダウンが継続しており、図250(29)に示すタイミングでは、「18:22」が表示されている。
その後、図250(30)に示すように、装飾図柄表示装置208では、番長の顔のアイコンBCHOがあみだくじのルールに沿って線上を移動している様子が示されている。なお、タイマ予告表示TM1Rでは、依然としてカウントダウンが継続しており、図250(30)に示すタイミングでは、「17:55」が表示されている。
図250(31)に示す装飾図柄表示装置208では、番長の顔のアイコンBCHOが3つの終着点のうちの右側の終着点に到達した様子が示されている。すなわち、あみだくじによるミニゲームの結果が導出された様子が示されている。この演出例では、番長の顔のアイコンBCHOが「○」が表示されている右側の終着点に到達するとともに、「強カットイン確定」の文字が表示され、ミッションに成功し、強カットイン画像CI1aが表示されることが確定したことが報知されている。また、タイマ予告表示TM1Rでは、依然としてカウントダウンが継続しており、図250(31)に示すタイミングでは、「14:00」が表示されている。
続いて、図250(32)に示すように、装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展し、主人公の殿様と敵役の剣豪が対峙する画面が表示される。このとき、ナビキャラクタYMの表示は再開されるが、変動アイコン表示領域と保留アイコン表示領域は非表示のままとされている。そして、ナビキャラクタYMの近傍には、「剣豪リーチ」の文字が表示され、スーパーリーチの種類を報知している。また、タイマ予告表示TM1Rの表示態様がデフォルトの表示態様から高信頼度表示態様(タイマ予告表示TM1RA)に変更されている様子が示されており、大当りの信頼度が向上した様子が示されている。また、タイマ予告表示TM1RAでは、カウントダウンが継続しており、図250(32)に示すタイミングでは、「9:00」が表示されている。
図250(33)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタン予告演出が開始され、ボタン画像136aがデフォルトの態様で表示されている様子が示されている。このとき、タイマ予告表示TM1RAでは、タイマ表示が「0:00」となり、カウントダウンが完了した様子が示されている。すなわち、タイマ予告表示TM1RAに係るタイマ予告演出は、このボタン演出に関するタイマ予告演出であって、ボタン演出の結果、強カットイン画像CI1aが表示されることについてのタイマ予告演出であるということができる。この「0:00」となったタイマ予告表示TM1RAは、演出ボタン136が操作されて強カットイン画像CI1aが表示されるまで表示が維持されるが、カウントダウンが完了した後、強カットイン画像CI1aが表示される前に消去されてもよい。
図250(34)に示すタイミングで演出ボタン136が操作されると、図250(35)に示すように、装飾図柄表示装置208では、強カットイン画像CI1aが表示される。その後、タイマ予告表示TM1RAが消去される。
その後、図250(36)に示すように、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪を倒し、勝利した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄に停止表示する予定の「装飾5」が表示され、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。
その後、図250(36)に続く図251(37)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている様子が示されている。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「やったぜ」の文字が表示されており、大当りとなることが報知されている。なお、変動アイコン表示領域と保留アイコン表示領域の表示も再開され、変動アイコンh0と保留アイコンh11が視認可能とされる。その後、図251(38)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の大当りの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
このように、この演出例では、タイマ予告演出が行われて強カットイン画像CI1aが表示された場合は、タイマ予告演出が行われて強カットイン画像CI1aが表示されなかった場合よりも、図柄変動表示(当該図柄変動表示)において大当り図柄が確定表示されやすくなっている。
なお、この演出例では、タイマ予告演出が行われて疑似連が開始され、さらに、タイマ予告演出が行われて強カットイン画像CI1aが表示されて大当り図柄が確定表示される様子が示されているが、ハズレとなる場合もあるように構成されている。
図252は、図250(24)から続く演出の別の例について段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図252(25a)〜同図(28a)は、図250(25)〜同図(28)と同様であるが、この演出例では、図252(26a)におけるブラックアウト演出において、カウントダウン表示中のタイマ予告表示TM1Rが一旦非表示とされる点で異なっている。
遊技者により操作キーユニット137が操作されて、あみだフィールドにおける3つの選択肢のうちの左側が選択されているときに操作有効期間が経過すると、図252(29a)に示すタイミングであみだくじの演出が開始される。この演出例では、このとき、あみだフィールドの3つの終着点に3つのアイコンがそれぞれ表示されている。具体的には、3つの終着点のうちの左側の終着点にはミニゲームに失敗した旨を示すパンダのアイコンが表示され、中央の終着点にはミニゲームに成功した旨を示す番長のアイコンが表示され、右側の終着点にはミニゲームに大成功した旨を示すサボハニのアイコンが表示されている。なお、パンダのアイコンが1つもない場合があってもよいし、2つであってもよいし、全部がパンダのアイコンであってもよい。また、番長のアイコンが1つもない場合があってもいし、2つであってもよいし、全部が番長のアイコンであってもよい。また、サボハニのアイコンが1つもない場合があってもよいし、2つであってもよいし、全部がサボハニのアイコンであってもよい。なお、このときも、タイマ予告表示TM1Rでは、カウントダウンが継続しており、図252(29a)に示すタイミングでは、「18:22」が表示されている。
その後、図252(30)に示すように、装飾図柄表示装置208では、番長の顔のアイコンBCHOがあみだくじのルールに沿って線上を移動している様子が示されている。なお、タイマ予告表示TM1Rでは、依然としてカウントダウンが継続しており、図252(30a)に示すタイミングでは、「17:55」が表示されている。
図252(31a)に示す装飾図柄表示装置208では、番長の顔のアイコンBCHOが3つの終着点のうちの右側の終着点に到達した様子が示されている。すなわち、あみだくじによるミニゲームの結果が導出された様子が示されている。この演出例では、番長の顔のアイコンBCHOがサボハニのアイコンが表示されている右側の終着点に到達するとともに、「最強カットイン確定」の文字が表示され、ミッションに大成功し、後述する最強カットイン画像CI1vが表示されることが確定したことが報知されている。また、タイマ予告表示TM1Rでは、依然としてカウントダウンが継続しており、図252(31a)に示すタイミングでは、「14:00」が表示されている。
続いて、図252(32a)に示すように、装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展し、主人公の殿様と敵役の剣豪が対峙する画面が表示される。このとき、ナビキャラクタYMの表示は再開されるが、変動アイコン表示領域と保留アイコン表示領域は非表示のままとされている。そして、ナビキャラクタYMの近傍には、「剣豪リーチ」の文字が表示され、スーパーリーチの種類を報知している。また、タイマ予告表示TM1Rの表示態様がデフォルトの表示態様から高信頼度表示態様(タイマ予告表示TM1RA)に変更されている様子が示されており、大当りの信頼度が向上した様子が示されている。さらに、この演出例では、装飾図柄表示装置208の表示画面の下方に、サボハニのキャラクタとともに「最強カットイン準備中」の文字が表示されており、最強カットイン画像CI1vが表示されることを予告報知している。また、タイマ予告表示TM1RAでは、カウントダウンが継続しており、図252(32a)に示すタイミングでは、「9:00」が表示されている。
図252(33a)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタン予告演出が開始され、ボタン画像136aがデフォルトの態様で表示されている様子が示されている。このとき、タイマ予告表示TM1RAでは、タイマ表示が「0:00」となり、カウントダウンが完了した様子が示されている。
そして、図252(34a)に示すタイミングで演出ボタン136が操作されると、図252(35a)に示すように、装飾図柄表示装置208では、最強カットイン画像CI1vが表示される。このとき、サボハニのキャラクタと「最強カットイン準備中」の文字の表示は消去されている。最強カットイン画像CI1vは、殿様のキャラクタのアップの画像とともに、吹き出しに「勝負じゃ」という文字が配された吹き出し画像を含み、さらにその周囲に多数のサボハニのキャラクタで囲まれている表示態様のカットイン画像である。この最強カットイン画像CI1vが表示された場合は、強カットイン画像CI1aが表示された場合よりも大当り図柄が確定表示されやすくなっている。なお、最強カットイン画像CI1vが表示された場合は、大当り確定とされてもよい。この演出例では、タイマ予告表示TM1RAにおけるタイマ表示のカウントダウンの結果、或る予告演出としての強カットイン画像CI1aの表示よりも有利な予告演出である最強カットイン画像CI1vの表示が行われている様子が示されている。ここで、最強カットイン画像CI1vは、或る予告演出として表示されるものであってもよいし、或る予告演出とは別の予告演出として表示されるものであってもよい。最強カットイン画像CI1vが表示された後、タイマ予告表示TM1RAは消去される。
その後、図252(36a)に示すように、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪を倒し、勝利した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄に停止表示する予定の「装飾5」が表示され、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。
その後、図252(37a)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている様子が示されている。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「やったぜ」の文字が表示されており、大当りとなることが報知されている。なお、変動アイコン表示領域と保留アイコン表示領域の表示も再開され、変動アイコンh0と保留アイコンh11が視認可能とされる。その後、図252(38a)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の大当りの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
図253は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるタイマ予告演出の他の例について段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図253(1)〜同図(2)は、図237(1)〜同図(2)と同様であるため、説明を省略する。
図253(3)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始している様子が示されている。この演出例では、フレームインアニメにより、表示画面の左側からタイマ予告表示TM1がフレームインすることにより、タイマ予告演出が開始される。このタイマ予告表示TM1の表示態様は、デフォルトの表示態様である。タイマ予告表示TM1には、「10:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから10秒が経過すると或る予告演出が開始されることを示唆している。
図253(4)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンが開始されておらず、タイマ表示は「10:00」のままとなっている。なお、この演出例におけるタイマ予告演出は、或る予告演出として疑似連が行われる可能性があることを示すタイマ予告演出である。
図253(5)に示す装飾図柄表示装置208では、ミニゲームが開始されている様子が示されている。この演出例では、ミニゲームが開始されると、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄は、中央上部に小さく表示され、表示領域の中央の左右には、左宝箱画像BXLと右宝箱画像BXRとが左右に並べて表示され、カーソルCSLが左宝箱画像BXLを囲むようにして表示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「十字キーで選択」の文字が表示され、操作キーユニット137を操作してカーソルCSLを移動させて宝箱を選択するナビ表示が行われている。また、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示は、「10:00」のままとされており、カウントダウンは依然として開始されていない。
その後、遊技者により操作キーユニット137の右ボタンが操作されると、図253(6)に示す装飾図柄表示装置208では、左宝箱画像BXLを囲んでいたカーソルCSLが右宝箱画像BXRに移動し、右宝箱画像BXRを囲んでいる様子が示されている。また、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示は、「10:00」のままとされており、カウントダウンは依然として開始されていない。
その後、ミニゲームにおける操作キーユニット137の操作有効期間が経過すると、図253(7)に示される装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に「右を開けるぞ」の文字が表示され、右宝箱画像BXRが開ける宝箱として決定されたことが報知されている。また、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示は、「10:00」のままとされており、カウントダウンは依然として開始されていない。
すると、図253(8)に示す装飾図柄表示装置208では、ミニゲームの結果演出が開始され、選択された右宝箱画像BXRが中央に移動表示されるとともに、選択されなかった左宝箱画像BXLは消去される。そして、ナビキャラクタYMの近傍には、「注目」の文字が表示され、宝箱の中身に注目することを注意喚起している。また、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示は、「10:00」のままとされており、カウントダウンは依然として開始されていない。
その後、図253(9)に示す装飾図柄表示装置208では、右宝箱画像BXRから姫のキャラクタHMEが出現するとともに「疑似連ストック」の文字が表示され、ミニゲームのミッションが達成され、疑似連が行われることが予告報知されている。これにより、タイマ予告表示TM1に係るタイマ予告演出において、タイマ表示のカウントダウンが完了すると或る予告演出としての疑似連が行われることが確約されることが報知される。なお、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示は、「10:00」のままとされており、カウントダウンは依然として開始されていない。この演出例では、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンが開始されるよりも前にミニゲームの結果が導出表示される様子が示されている。
その後、ミニゲームが終了し、図253(10)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1の表示態様がデフォルトの表示態様から高信頼度表示態様(タイマ予告表示TM1A)に変更されている様子が示されており、大当りの信頼度が向上した様子が示されている。すなわち、この演出例では、ミニゲームに成功することで、タイマ予告表示TM1がステップアップしている様子が示されている。また、表示画面の左下には予告アイテムとしての姫のキャラクタHMEが表示されており、疑似連が行われることの予告報知がなされている。すなわち、この演出例では、ミニゲームに成功することで予告アイテムが表示される様子が示されている。なお、タイマ予告表示TM1Aにおけるタイマ表示は、「10:00」のままとされており、カウントダウンは依然として開始されていない。
その後、左図柄、右図柄、中図柄の順に装飾図柄が順次停止表示し、図253(11)に示すように、「装飾5−装飾6−装飾6」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われる。その後、図253(12)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾6−装飾6」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。なお、この演出例では、図柄の確定表示中においてもタイマ予告表示TM1Aが継続して表示されており、また、予告アイテムとしての姫のキャラクタHMEも表示されている様子が示されている。すなわち、これらの表示は、次回の図柄変動表示に跨って表示されることとなる。換言すれば、このタイマ予告表示TM1Aや姫のキャラクタHMEの表示は、疑似連演出の先読み予告として表示されているということができる。なお、タイマ予告表示TM1Aにおけるタイマ表示は、「10:00」のままとされており、カウントダウンは依然として開始されていない。
その後、図253(13)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。なお、タイマ予告表示TM1Aにおけるタイマ表示は、「10:00」のままとされており、カウントダウンは依然として開始されていない。
その後、タイマ予告表示TM1Aにおけるタイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始され、図253(14)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TM1Aには、「06:44」が表示されている。
図253(15)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、タイマ予告表示TM1では、カウントダウンが継続しており、図253(15)に示すタイミングでは、「03:96」が表示されている。
図253(16)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾6」が停止表示される。なお、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、タイマ予告表示TM1では、カウントダウンが継続しており、図253(16)に示すタイミングでは、「01:73」が表示されている。
その後、図253(17)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1Aにおけるタイマ表示が「0:00」となったタイミングで第3停止が行われ、中図柄に疑似連図柄としてのリプレイ図柄RPが停止表示される様子が示されている。その後は上述した要領で疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が開始されることとなる。
このように、この演出例では、タイマ予告演出が行われて疑似連が開始された場合は、タイマ予告演出が行われて疑似連が開始されなかった場合よりも、図柄変動表示(当該図柄変動表示)において大当り図柄が確定表示されやすくなっている。
図254は、図253に示すタイマ予告演出の別の例について段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図254(1)〜同図(8)は、図253(1)〜同図(8)と同様であるため、説明を省略する。
図254(9)に示す装飾図柄表示装置208では、右宝箱画像BXRから婆のキャラクタBBAが出現するとともに「うひひ」の文字が表示され、ミニゲームのミッションに失敗した様子が示されている。これにより、タイマ予告表示TM1に係るタイマ予告演出が、偽のタイマ予告演出であったことが報知される。なお、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示は、「10:00」のままとされており、カウントダウンは依然として開始されていない。
図254(10)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1において消失アニメが開始され、タイマ予告表示TM1が消去される様子が示されている。すなわち、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンの結果、或る予告演出が行われるという予告が偽(ガセ)の予告であったことが報知される。換言すれば、タイマ予告表示TM1が表示されるが、カウントダウンが開始される前に消去されて、或る演出が行われなかった様子が示されているということができる。
その後、タイマ予告表示TM1が完全に消去された後、上述したようにして左図柄、右図柄、中図柄の順に装飾図柄が順次停止表示し、図254(11)に示すように、「装飾5−装飾6−装飾6」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われる。その後、図254(12)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾6−装飾6」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。このように、この演出例では、ミニゲームに失敗したため、タイマ予告表示TM1による先読み予告が偽の予告であったために途中で終了し、結果として先読み予告が行われていない状態となった様子が示されている。
その後、図254(13)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。
図254(14)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図254(15)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾6」が停止表示される。なお、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図254(16)に示す装飾図柄表示装置208では、第3停止が行われ、中図柄に「装飾6」が停止表示され、その後、図254(17)に示すように、揺れ変動による仮停止が行われ、その後、「装飾5−装飾6−装飾6」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。
なお、この演出例では、ミニゲームに失敗してタイマ予告演出による先読み予告が偽の予告であった場合でも、当該先読み予告の対象である図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよい。
図255は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるタイマ予告演出の他の例について段階的に示す図であり、図256は、図255に示す演出の一例の続きを段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図255(1)〜同図(2)は、図237(1)〜同図(2)と同様であるため、説明を省略する。
図255(3)に示す装飾図柄表示装置208では、ミニゲームが開始されている様子が示されている。この演出例では、ミニゲームが開始されると、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄は、中央上部に小さく表示され、表示領域の中央の左右には、左宝箱画像BXLと右宝箱画像BXRとが左右に並べて表示され、カーソルCSLが左宝箱画像BXLを囲むようにして表示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「十字キーで選択」の文字が表示され、操作キーユニット137を操作してカーソルCSLを移動させて宝箱を選択するナビ表示が行われている。
図255(4)に示す装飾図柄表示装置208では、ミニゲームが開始されて遊技者による選択操作を受け付けている期間においてタイマ予告演出が開始している様子が示されている。この演出例では、フレームインアニメにより、表示画面の左側からタイマ予告表示TM1がフレームインすることにより、タイマ予告演出が開始される。このタイマ予告表示TM1の表示態様は、デフォルトの表示態様である。タイマ予告表示TM1には、「10:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから10秒が経過すると或る予告演出が開始されることを示唆している。
その後、遊技者により操作キーユニット137の右ボタンが操作されると、図255(5)に示す装飾図柄表示装置208では、左宝箱画像BXLを囲んでいたカーソルCSLが右宝箱画像BXRに移動し、右宝箱画像BXRを囲んでいる様子が示されている。一方、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンが開始されておらず、タイマ表示は「10:00」のままとなっている。
その後、ミニゲームにおける操作キーユニット137の操作有効期間が経過すると、図255(6)に示される装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に「右を開けるぞ」の文字が表示され、右宝箱画像BXRが開ける宝箱として決定されたことが報知されている。また、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示は、「10:00」のままとされており、カウントダウンは依然として開始されていない。
すると、図255(7)に示す装飾図柄表示装置208では、ミニゲームの結果演出が開始され、選択された右宝箱画像BXRが中央に移動表示されるとともに、選択されなかった左宝箱画像BXLは消去される。そして、ナビキャラクタYMの近傍には、「注目」の文字が表示され、宝箱の中身に注目することを注意喚起している。また、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示は、「10:00」のままとされており、カウントダウンは依然として開始されていない。
その後、図255(8)に示す装飾図柄表示装置208では、右宝箱画像BXRから番長の顔のアイコンBCFが出現するとともに「強カットイン確定」の文字が表示され、ミニゲームのミッションが達成され、強カットイン画像CI1aが表示されることが予告報知されている。なお、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示は、「10:00」のままとされており、カウントダウンは依然として開始されていない。
その後、左図柄、右図柄、中図柄の順に装飾図柄が順次停止表示し、図255(9)に示すように、「装飾5−装飾6−装飾6」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われる。このとき、番長の顔のアイコンBCFは縮小表示されて、ナビキャラクタYMの近傍に表示(ストック)される。この、番長の顔のアイコンBCFのストックにより、強カットイン画像CI1aの先読み予告が行われることとなる。その後、図255(10)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾6−装飾6」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。なお、この演出例では、図柄の確定表示中においてもタイマ予告表示TM1が継続して表示されており、また、予告アイテムとしての番長の顔のアイコンBCFも表示されている様子が示されている。すなわち、これらの表示は、次回の図柄変動表示に跨って表示されることとなる。換言すれば、このタイマ予告表示TM1や番長の顔のアイコンBCFの表示は、先読み予告として表示されているということができる。なお、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示は、「10:00」のままとされており、カウントダウンは依然として開始されていない。
その後、図255(11)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。なお、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示は、「10:00」のままとされており、カウントダウンは依然として開始されていない。
図255(12)に示す装飾図柄表示装置208では、変動アイコンh0の表示態様がデフォルトの表示態様からパンダの表示態様に変化し、予告の表示態様となる。なお、変動アイコンh0の表示態様の変化は、例えば、保留変化アニメにより行われるが、保留変化アニメが行われずに切換表示によって表示態様が変化してもよい。その後、図255(13)に示すように、装飾図柄の変動表示が継続する。なお、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示は、「10:00」のままとされており、カウントダウンは依然として開始されていない。
その後、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始され、図255(14)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TM1には、「9:95」が表示されている。
図255(15)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1におけるカウントダウンの表示中に消失アニメが開始され、タイマ予告表示TM1が消去される様子が示されている。すなわち、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンの結果、或る予告演出が行われるという予告が偽(ガセ)の予告であったことが報知される。換言すれば、タイマ予告表示TM1が「00:00」となる前にカウントダウンの途中で消去されて、或る演出が行われなかった様子が示されているということができる。また、この演出例では、偽の予告であるタイマ予告表示TM1が複数の図柄変動表示に跨って表示されている様子が示されている。なお、この演出例におけるタイマ予告表示TM1によるタイマ予告演出は、或る予告演出として疑似連が行われることに関するタイマ予告演出であり、すなわち、タイマ予告表示TM1が消去されることにより、疑似連が行われないことが認識される場合がある。なお、タイマ予告表示TM1の消失アニメが開始される前に、その旨を演出するガセ演出を行ってもよい。
図255(16)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1が完全に消去された様子が示されている。
図255(17)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図255(18)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾5」が停止表示され、リーチ状態が形成される。すると、図255(18)に続く図256(19)に示すように、装飾図柄表示装置208では、表示画面の中央下方に「リーチ」の表示が行われ、リーチ状態となったことが報知される。一方、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
その後、図256(20)に示すように、装飾図柄表示装置208では、強サボハニ群予告が行われている様子が示されている。また、このとき、リーチ図柄が右上隅に小さく表示され、変動アイコン表示領域と保留アイコン表示領域が消去される。
図256(21)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニ群予告が継続して行われているとともに、ナビキャラクタYMの近傍に「SP発展」の表示が行われ、スーパーリーチに発展することが報知されている。ここで、番長の顔のアイコンBCFもナビキャラクタYMの近傍に表示されているので、「SP発展」の表示が番長の顔のアイコンBCFにオーバーラップされており、番長の顔のアイコンBCFが表示されていない場合よりも視認困難とされている。
続いて、図256(22)に示すように、装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展し、主人公の殿様と敵役の剣豪が対峙する画面が表示される。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「剣豪リーチ」の文字が表示され、スーパーリーチの種類を報知している。
図256(23)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタン予告演出が開始されており、ボタン画像136aがデフォルトの態様で表示されている様子が示されている。
その後、図256(24)に示すタイミングで演出ボタン136が操作されると、図256(25)に示すように、強カットイン画像CI1aが表示される。この強カットイン画像CI1aの表示は、ナビキャラクタYMの近傍に表示された番長の顔のアイコンBCFにより予告されていたことに対応している。すなわち、ミニゲームの結果が、後で行われる図柄変動表示において実行される予告演出の先読み予告とされている様子が示されているということができる。また、この演出例では、この強カットイン画像CI1aの表示が、ミニゲームの結果に関連しており、同時期に開始されたタイマ予告演出とは無関係である様子が示されている。すなわち、ミニゲームとタイマ予告演出とが関連していると見せかけておいて、実は強カットイン画像CI1aのミニゲームのみが真の予告演出となっている様子が示されている。
その後、図256(26)に示すように、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪を倒し、勝利した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄に停止表示する予定の「装飾5」が表示され、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。
その後、図256(27)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている様子が示されている。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「やったぜ」の文字が表示されており、大当りとなることが報知されている。その後、図256(28)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の大当りの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
なお、この演出例において、ミニゲームの結果、番長の顔のアイコンBCFが出現して強カットイン画像CI1aが表示された場合には、番長の顔のアイコンBCFが出現して強カットイン画像CI1aが表示されなかった場合よりも大当り図柄が確定表示されやすいように構成されているが、番長の顔のアイコンBCFが出現して強カットイン画像CI1aが表示されてもハズレとなる場合があってもよい。
図257は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるタイマ予告演出の他の例について段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図257(1)〜同図(2)は、図237(1)〜同図(2)と同様であるため、説明を省略する。
図257(3)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始している様子が示されている。この演出例では、フレームインアニメにより、表示画面の右側からタイマ予告表示TM1がフレームインすることにより、タイマ予告演出が開始される。このタイマ予告表示TM1の表示態様は、デフォルトの表示態様である。タイマ予告表示TM1には、「03:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから3秒が経過すると或る予告演出が開始されることを示唆している。また、この演出例では、タイマ予告表示TM1に番長の顔のアイコンBCHOが付加されており、或る予告演出が表示される可能性が高いことを示唆している。
その後、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始され、図257(4)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TM1には、「0:24」が表示されている。すなわち、カウントダウンが開始してから、2.76秒が経過した様子が示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「保留変化」の文字の表示とともにクエスチョンマークが付加されており、タイマ予告表示TMにおけるタイマ表示のカウントダウンが行われた結果、保留アイコンの表示態様が変化する可能性があることが示唆されている。すなわち、このタイマ予告演出は、先読み予告である可能性があることが示されている。
図257(5)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1におけるカウントダウンが完了し、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「0:00」となった様子が示されている。
すると、図257(6)に示すように、ナビキャラクタYMの近傍には、「注目」の文字が表示されるとともに、第一の保留アイコンh11において保留変化アニメが開始され、第一の保留アイコンh11の表示態様が変化する可能性があることが報知される。
すると、図257(7)に示すように、第一の保留アイコンh11の表示態様がデフォルトの表示態様からパンダの表示態様に変化し、先読みの表示態様となる。すなわち、この演出例では、タイマ予告表示TM1によるタイマ予告演出の結果として行われる或る演出として保留アイコンの表示態様の変化の演出が行われている例が示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「先アツ」の文字が表示され、次に開始される図柄変動表示で大当りする可能性が高いことが予告報知されている。
このように、この演出例では、タイマ予告演出が行われて保留アイコンの表示態様の変化の演出が開始された場合は、タイマ予告演出が行われて保留アイコンの表示態様の変化の演出が開始されなかった場合よりも、図柄変動表示(表示態様の変化の対象である保留アイコンに対応する保留に基づく図柄変動表示)において大当り図柄が確定表示されやすくなっている。
図257(8)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図257(9)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾7」が停止表示される。なお、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図257(10)に示す装飾図柄表示装置208では、第3停止が行われ、中図柄に「装飾5」が停止表示され、その後、図257(11)に示すように、揺れ変動による仮停止が行われ、その後、図257(12)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾7−装飾7」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。また、ナビキャラクタYMの近傍に表示されていた「先アツ」の文字も消去される。
図258は、図257に示すタイマ予告演出の別の例について段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図258(1)〜同図(2)は、図257(1)〜同図(2)と同様であるため、説明を省略する。
図258(3)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始している様子が示されている。この演出例では、フレームインアニメにより、表示画面の右側からタイマ予告表示TM1がフレームインすることにより、タイマ予告演出が開始される。このタイマ予告表示TM1の表示態様は、デフォルトの表示態様である。タイマ予告表示TM1には、「03:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから3秒が経過すると或る予告演出が開始されることを示唆している。また、この演出例では、タイマ予告表示TM1に番長の顔のアイコンBCHOが付加されていない点で、図257(3)に示す演出と異なっている。これにより、番長の顔のアイコンBCHOが付加された場合よりも、或る予告演出が表示される可能性が低いことが示唆されている。
その後、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始され、図258(4)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TM1には、「0:24」が表示されている。すなわち、カウントダウンが開始してから、2.76秒が経過した様子が示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「保留変化」の文字の表示とともにクエスチョンマークが付加されており、タイマ予告表示TMにおけるタイマ表示のカウントダウンが行われた結果、保留アイコンの表示態様が変化する可能性があることが示唆されている。すなわち、このタイマ予告演出は、先読み予告である可能性があることが示されている。
図258(5)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1におけるカウントダウンが完了し、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「0:00」となった様子が示されている。
すると、図258(6)に示すように、ナビキャラクタYMの近傍には、「注目」の文字が表示されるとともに、第一の保留アイコンh11において保留変化アニメが開始され、第一の保留アイコンh11の表示態様が変化する可能性があることが報知される。
しかしながら、図258(7)に示すように、この演出例では、第一の保留アイコンh11の表示態様がデフォルトの表示態様から変化していない。すなわち、この演出例では、タイマ予告表示TM1によるタイマ予告演出の結果として行われる或る演出としての保留アイコンの表示態様の変化の演出が行われない、偽のタイマ予告演出であることが示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「残念」の文字が表示され、タイマ予告演出が偽の演出であったことが報知されている。
図258(8)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図258(9)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾7」が停止表示される。なお、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。なお、このとき、ナビキャラクタYMの近傍に表示されていた「残念」の文字は消去されている。
図258(10)に示す装飾図柄表示装置208では、第3停止が行われ、中図柄に「装飾5」が停止表示され、その後、図258(11)に示すように、揺れ変動による仮停止が行われ、その後、図258(12)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾7−装飾7」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。また、ナビキャラクタYMの近傍に表示されていた「先アツ」の文字も消去される。
図259は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるタイマ予告演出の他の例について段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図259(1)〜同図(6)は、図241(1)〜同図(6)と同様であるため、説明を省略する。
図259(6)でタイマ予告表示TM1が完全に消去された後、図259(7)に示す装飾図柄表示装置208では、消去されたタイマ予告表示TM1が復活して再表示されている様子が示されている。また、このとき、番長の顔のアイコンBCHOが付加されており、或る予告演出としての疑似連が表示される可能性が高いことを示唆している。すなわち、消失したタイマ予告表示TM1は偽のタイマ予告演出に係るタイマ予告表示TM1ではなく、真のタイマ予告表示TM1であったことが示されている。また、タイマ予告表示TM1の再表示が行われる際にタイマ予告表示TM1がステップアップしていることも示されている。また、別の観点から見れば、同じ或る演出を対象とした複数のタイマ予告演出が行われているということもできる。ここで、タイマ予告表示TM1が再表示された場合には、タイマ予告演出の結果として行われるある予告演出(疑似連)の実行が確定するようにしてもよい。また、ナビキャラクタYMの近傍にも「疑似連かも」の文字が再び表示されている。図259(7)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示として「03:00」が表示されており、3秒後に疑似連が行われる可能性があることが報知されている。
図259(8)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、タイマ予告表示TM1では、カウントダウンが継続しており、図259(8)に示すタイミングでは、「02:66」が表示されている。
図259(9)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾6」が停止表示される。なお、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、タイマ予告表示TM1では、カウントダウンが継続しており、図259(9)に示すタイミングでは、「01:23」が表示されている。
図259(10)に示す装飾図柄表示装置208では、第3停止が行われ、中図柄に疑似連図柄としてのリプレイ図柄RPが停止表示される。なお、タイマ予告表示TM1では、カウントダウンが依然として継続しており、図259(10)に示すタイミングでは、「00:35」が表示されている。その後、図259(11)に示すように、ナビキャラクタYMの近傍に「継続」の文字が表示され、疑似連が行われることが報知される。なお、タイマ予告表示TM1では、カウントダウンが依然として継続しており、図259(11)に示すタイミングでは、「00:10」が表示されている。
その後、図259(12)に示すように、タイマ予告表示TM1におけるカウントダウンが完了し、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「00:00」となったタイミングでナビキャラクタYMの近傍に「いくぜ」の文字が表示され、疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が開始される。その後、図259(13)に示すように、タイマ予告表示TM1が消去され、また、ナビキャラクタYMの近傍には、疑似連により2回目の装飾図柄の変動表示が開始された回数を示す「×2」の表示が行われている。
このように、この演出例では、タイマ予告演出が行われて疑似連が開始された場合は、タイマ予告演出が行われて疑似連が開始されなかった場合よりも、図柄変動表示(当該図柄変動表示)において大当り図柄が確定表示されやすくなっている。
図260は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるタイマ予告演出の他の例について段階的に示す図であり、図261は、図260に示す演出の一例の続きを段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図260(1)〜同図(2)は、図237(1)〜同図(2)と同様であるため、説明を省略する。
図260(3)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始している様子が示されている。具体的には、例えば、フレームインアニメにより、表示画面の右側からタイマ予告表示TM1がフレームインすることにより、タイマ予告演出が開始される。このタイマ予告表示TM1の表示態様は、デフォルトの表示態様である。タイマ予告表示TM1には、「25:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから25秒が経過すると或る予告演出が開始されることを示唆している。この演出例では、或る予告演出として強カットイン画像CI1aが表示される可能性があるタイマ予告演出を示している。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「SP発展でチャンス」の文字が表示されており、スーパーリーチに発展することで大当りの期待度が飛躍的に上昇することを示すミッション演出が開始されている様子も示されている。この演出例では、ミッションが達成されることにより、タイマ予告演出の結果行われる或る予告演出としての強カットイン画像CI1aの表示が行われるようになっている。したがって、スーパーリーチに移行することにより、強カットイン画像CI1aが出現することに期待を持たせることができる場合がある。
その後、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始され、図260(4)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TM1には、「23:00」が表示されている。すなわち、カウントダウンが開始してから、2秒が経過した様子が示されている。
図260(5)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、タイマ予告表示TM1では、カウントダウンが継続しており、図260(5)に示すタイミングでは、「20:00」が表示されている。
図260(6)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾5」が停止表示され、リーチ状態が形成される。すると、図260(7)に示すように、装飾図柄表示装置208では、表示画面の中央下方に「リーチ」の表示が行われ、リーチ状態となったことが報知される。一方、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、タイマ予告表示TM1では、カウントダウンが継続しており、図260(7)に示すタイミングでは、「18:50」が表示されている。
その後、図260(8)〜同図(10)に示すように、装飾図柄表示装置208では、ノーマルリーチが行われ、中図柄が低速で変動している様子が示されている。なお、タイマ予告表示TM1では、依然としてカウントダウンが継続しており、図260(10)に示すタイミングでは、「15:12」が表示されている。
その後、図260(11)に示す装飾図柄表示装置208では、強サボハニ群予告が行われている様子が示されている。強サボハニ群予告は、大当りの信頼度が高い予告であり、高確率でスーパーリーチに移行する。そのため、強サボハニ群予告の発生により、ミッション達成に対する期待感が飛躍的に高まる場合がある。なお、この演出例では、このとき、リーチ図柄が左上隅に小さく表示され、変動アイコン表示領域と保留アイコン表示領域が消去される。また、図260(11)に示す演出例では、強サボハニ群予告を構成するサボハニのキャラクタSBHNがタイマ予告表示TM1にオーバーラップしているが、タイマ予告表示TM1がサボハニのキャラクタSBHNにオーバーラップされてもよい。また、タイマ予告表示TM1では、依然としてカウントダウンが継続しており、図260(11)に示すタイミングでは、「14:70」が表示されている。
図260(12)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニ群予告が継続して行われているとともに、ナビキャラクタYMの近傍に「SP発展」の表示が行われ、スーパーリーチに発展することが報知されている。これにより、ミッションが達成されることが認識される場合がある。なお、タイマ予告表示TM1では、依然としてカウントダウンが継続しており、図260(12)に示すタイミングでは、「12:90」が表示されている。
続いて、図260(13)に示すように、装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展し、主人公の殿様と敵役の剣豪が対峙する画面が表示される。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「タイマ注目」の文字が表示され、タイマ予告表示TM1におけるカウントダウンに注目することを促している。なお、タイマ予告表示TM1では、依然としてカウントダウンが継続しており、図260(13)に示すタイミングでは、「8:63」が表示されている。
図260(14)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1の表示態様が変化するタイマ表示ステップアップアニメが行われている。これにより、タイマ予告表示TM1の表示態様が大当りの信頼度や或る予告演出の実行確率が向上する表示態様に変化することが報知される。なお、タイマ予告表示TM1の表示態様が大当りの信頼度や或る予告演出の実行確率が低下する表示態様に変化(降格)する場合があってもよい。
すると、図260(15)に示すように、装飾図柄表示装置208では、タイマ表示ステップアップアニメが行われた結果、タイマ予告表示TM1の表示態様がデフォルトの表示態様から特別表示態様(タイマ予告表示TM1B)に変更され、ステップアップしている様子が示されており、大当りの信頼度が飛躍的に向上した様子が示されている。この特別表示態様のタイマ予告表示TM1Bは、高信頼度表示態様のタイマ予告表示よりも大当りの信頼度が高い表示態様であり、すなわち、特別表示態様のタイマ予告表示が表示された場合は、高信頼度表示態様のタイマ予告表示が表示された場合よりも大当り図柄が確定表示されやすいようになっている。なお、特別表示態様のタイマ予告表示が表示された場合は、大当り確定とされてもよい。さらに、表示態様が変更されたタイマ予告表示TM1Bには番長の顔のアイコンBCHOが付加されており、強カットイン画像CI1aが表示されることを予告している。また、タイマ予告表示TM1では、依然としてカウントダウンが継続しており、図260(15)に示すタイミングでは、「4:32」が表示されている。
そして、タイマ予告表示TM1Bにおけるタイマ表示が「0:00」となると、図260(16)に示す装飾図柄表示装置208では、強カットイン画像CI1aが表示される。すなわち、この演出例では、ミッションが達成された結果として強カットイン画像CI1aが表示されている様子が示されている。さらに、この強カットイン画像CI1aが表示されるタイミングがタイマ予告表示により報知され、したがって、この演出例では、タイマ予告演出とミッション演出とが関連して行われているということができる。
その後、図260(17)に示すように、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪を倒し、勝利した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄に停止表示する予定の「装飾5」が表示され、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。
その後、図260(18)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている様子が示されている。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「やったぜ」の文字が表示されており、大当りとなることが報知されている。その後、図260(18)に続く図261(19)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の大当りの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
このように、この演出例では、タイマ予告演出が行われて強カットイン画像CI1aが表示された場合は、タイマ予告演出が行われて強カットイン画像CI1aが表示されなかった場合よりも、図柄変動表示(当該図柄変動表示)において大当り図柄が確定表示されやすくなっている。
図262は、図260〜図261に示すタイマ予告演出の別の例について段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図262(1)〜同図(9)は、図260(1)〜同図(9)と同様であるため、説明を省略する。
図262(10)に示す装飾図柄表示装置208では、ノーマルリーチ中に中図柄が「装飾6」で停止表示し、スーパーリーチに移行せず、「装飾5−装飾6−装飾5」のハズレの装飾図柄の組み合わせで停止表示されることが報知される。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「残念」の文字が表示され、スーパーリーチに移行しないことが報知されている。なお、タイマ予告表示TM1では、依然としてカウントダウンが継続しており、図262(10)に示すタイミングでは、「15:12」が表示されている。
図262(11)に示す装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチに移行しないことから、タイマ予告表示TM1によるタイマ予告演出は偽の予告であることが示され、タイマ予告表示TM1の消失アニメが開始される。すなわち、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンの結果、或る予告演出が行われるという予告が偽(ガセ)であったことが報知される。換言すれば、タイマ予告表示TM1が「00:00」となる前にミッションが達成されなかったためにカウントダウンの途中で消去されて、或る演出が行われなかった様子が示されているということができる。なお、この演出例におけるタイマ予告表示TM1によるタイマ予告演出は、或る予告演出として強カットイン画像CI1aが表示されることに関するタイマ予告演出であり、すなわち、タイマ予告表示TM1が消去されることにより、強カットイン画像CI1aの表示が行われないことが認識される場合がある。
そして、図262(12)に示すように、タイマ予告表示TM1が完全に消去された後、図262(13)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾6−装飾5」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われ、その後、図262(14)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾6−装飾5」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
なお、この演出例において、スーパリーチに発展せず、タイマ予告演出が終了した場合でも、大当りとなる場合があってもよい。
図263は、図260〜図261に示すタイマ予告演出の別の例について段階的に示す図であり、図264は、図263に示す演出の一例の続きを段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図263(1)〜同図(2)は、図260(1)〜同図(2)と同様であるため、説明を省略する。
図263(3)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始している様子が示されている。具体的には、例えば、フレームインアニメにより、表示画面の右側からタイマ予告表示TM1がフレームインすることにより、タイマ予告演出が開始される。このタイマ予告表示TM1の表示態様は、デフォルトの表示態様である。タイマ予告表示TM1には、「5:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから5秒が経過すると或る予告演出が開始されることを示唆している。この演出例では、この点において、図260(3)に示す演出とは異なっている。この演出例では、或る予告演出として強カットイン画像CI1aが表示される可能性があるタイマ予告演出を示している。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「SP発展でチャンス」の文字が表示されており、スーパーリーチに発展することで大当りの期待度が飛躍的に上昇することを示すミッション演出が開始されている様子も示されている。この演出例では、ミッションが達成されることにより、タイマ予告演出の結果行われる或る予告演出としての強カットイン画像CI1aの表示が行われるようになっている。したがって、スーパーリーチに移行することにより、強カットイン画像CI1aが出現することに期待を持たせることができる場合がある。その後は、図263(4)〜同図(13)に示す演出が行われる。なお、図263(4)〜同図(14)に示す演出例は、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「5:00」のまま変化していない点を除いて、図260(4)〜同図(14)と同様であるので、説明を省略する。
すると、図263(15)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ表示ステップアップアニメが行われた結果、タイマ予告表示TM1の表示態様がデフォルトの表示態様から特別表示態様(タイマ予告表示TM1B)に変更され、ステップアップしている様子が示されており、大当りの信頼度が飛躍的に向上した様子が示されている。さらに、表示態様が変更されたタイマ予告表示TM1Bには番長の顔のアイコンBCHOが付加されており、強カットイン画像CI1aが表示されることを予告している。また、タイマ予告表示TM1では、依然としてカウントダウンを開始しておらず、図263(15)に示すタイミングでは、「5:00」のままとなっている。
その後、タイマ予告表示TM1Bにおけるタイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始され、図263(16)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TM1Bには、「4:11」が表示されている。このように、この演出例におけるタイマ予告演出は、開始されたときではタイマ表示のカウントダウンを開始せず、ミッションが達成された場合に、タイマ表示のカウントダウンを開始している。
そして、タイマ予告表示TM1Bにおけるタイマ表示が「0:00」となると、図263(17)に示す装飾図柄表示装置208では、強カットイン画像CI1aが表示される。すなわち、この演出例では、ミッションが達成された結果として強カットイン画像CI1aが表示されている様子が示されている。さらに、この強カットイン画像CI1aが表示されるタイミングがタイマ予告表示により報知され、したがって、この演出例では、タイマ予告演出とミッション演出とが関連して行われているということができる。
その後、図263(18)に示すように、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪を倒し、勝利した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄に停止表示する予定の「装飾5」が表示され、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。
その後、図263(18)に続く図264(19)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている様子が示されている。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「やったぜ」の文字が表示されており、大当りとなることが報知されている。その後、図264(20)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の大当りの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
このように、この演出例では、タイマ予告演出が行われて強カットイン画像CI1aが表示された場合は、タイマ予告演出が行われて強カットイン画像CI1aが表示されなかった場合よりも、図柄変動表示(当該図柄変動表示)において大当り図柄が確定表示されやすくなっている。
図265は、図263〜図264に示すタイマ予告演出の別の例について段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図265(1)〜同図(9)は、図263(1)〜同図(9)と同様であるため、説明を省略する。
図265(10)に示す装飾図柄表示装置208では、ノーマルリーチ中に中図柄が「装飾6」で停止表示し、スーパーリーチに移行せず、「装飾5−装飾6−装飾5」のハズレの装飾図柄の組み合わせで停止表示されることが報知される。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「残念」の文字が表示され、スーパーリーチに移行しないことが報知されている。
図265(11)に示す装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチに移行しないことから、タイマ予告表示TM1によるタイマ予告演出は偽の予告であることが示され、タイマ予告表示TM1の消失アニメが開始される。すなわち、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンの結果、或る予告演出が行われるという予告が偽(ガセ)であったことが報知される。換言すれば、タイマ予告表示TM1の表示が開始されたがカウントダウンが開始される前にミッションが達成されなかったためにカウントダウンが開始される前に消去されて、或る演出が行われなかった様子が示されているということができる。なお、この演出例におけるタイマ予告表示TM1によるタイマ予告演出は、或る予告演出として強カットイン画像CI1aが表示されることに関するタイマ予告演出であり、すなわち、タイマ予告表示TM1が消去されることにより、強カットイン画像CI1aの表示が行われないことが認識される場合がある。
そして、図265(12)に示すように、タイマ予告表示TM1が完全に消去された後、図265(13)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾6−装飾5」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われ、その後、図265(14)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾6−装飾5」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
図266は、図260〜図261に示すタイマ予告演出の別の例について段階的に示す図であり、図267は、図266に示す演出の一例の続きを段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図266(1)〜同図(14)は、図260(1)〜同図(14)と同様であるため、説明を省略する。
図266(15)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ表示ステップアップアニメが行われた結果、タイマ予告表示TM1の表示態様がデフォルトの表示態様から特別表示態様(タイマ予告表示TM1B)に変更され、ステップアップしている様子が示されており、大当りの信頼度が飛躍的に向上した様子が示されている。さらに、表示態様が変更されたタイマ予告表示TM1Bには番長の顔のアイコンBCHOが付加されており、強カットイン画像CI1aが表示されることを予告している。また、この演出例では、タイマ予告表示TM1Bのタイマ表示が「5:00」にリセットされている点で、図260(15)に示す演出とは異なっている。このとき、タイマ表示のカウントダウンは開始しておらず、「5:00」の表示が維持された状態となっている。このように、この演出例では、ミッションが達成され、タイマ予告表示の表示態様が変更されるタイミングでタイマ表示における時間をリセットすることで、タイマ予告表示の表示態様の変化をわかりやすくするようにしている。また、ミッションが達成された後、タイマ予告表示の表示態様を信頼度の高い表示態様にステップアップする表示を行いつつ、タイマ予告表示におけるタイマ表示を再度適正な時間にセットし直す様子が示されているということもできる。
その後、タイマ予告表示TM1Bにおけるタイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始され、図266(16)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TM1Bには、「4:32」が表示されている。その後は、図266(17)〜図267(20)に示す演出が行われる。なお、図266(17)〜図267(20)に示す演出は、図260(16)〜図261(19)に示す演出と同様であるので、説明を省略する。
図268は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるタイマ予告演出の他の例について段階的に示す図であり、図269は、図268に示す演出の一例の続きを段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図268(1)〜同図(9)は、図239(1)〜同図(9)と同様であるため、説明を省略する。
図268(10)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1におけるカウントダウンが完了したことにより、タイマ予告表示TM1を消去するために、例えば、図241(5)に示して上述したような消失アニメが行われている様子が示されている。
ところが、図268(11)に示すように、タイマ予告表示TM1は消去されていないばかりか、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が加算されており、タイマ予告表示TM1には、「22:35」が表示されている。すなわち、図268(10)において行われたアニメは、実際には、消失アニメではなく、消失アニメと同様のアニメであるタイマ予告加算アニメであったことが判明される。このように、この演出例では、同じタイマ予告表示TM1を用いて新たなタイマ予告演出が開始されているということができる。また、この演出例では、タイマ予告表示におけるタイマ表示を加算するアニメの一部と、タイマ予告表示を消去するアニメの一部とが同じであるということができる。なお、タイマ予告加算アニメと消失アニメとで全く異なるアニメーションであってもよい。
その後、図268(12)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、ナビキャラクタYMの近傍では、疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が行われていることを示す「×2」の表示が行われている。また、タイマ予告表示TM1では、カウントダウンが継続しており、図268(12)に示すタイミングでは、「20:00」が表示されている。
図268(13)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾5」が停止表示され、リーチ状態が形成される。すると、図268(14)に示すように、装飾図柄表示装置208では、表示画面の中央下方に「リーチ」の表示が行われ、リーチ状態となったことが報知される。一方、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、タイマ予告表示TM1では、カウントダウンが継続しており、図268(14)に示すタイミングでは、「18:50」が表示されている。
その後、図268(15)〜同図(17)に示すように、装飾図柄表示装置208では、ノーマルリーチが行われ、中図柄が低速で変動している様子が示されている。なお、タイマ予告表示TM1では、依然としてカウントダウンが継続しており、図268(17)に示すタイミングでは、「15:12」が表示されている。
その後、図268(18)に示す装飾図柄表示装置208では、強サボハニ群予告が行われている様子が示されている。なお、この演出例では、このとき、リーチ図柄が左上隅に小さく表示され、変動アイコン表示領域と保留アイコン表示領域が消去される。また、タイマ予告表示TM1では、依然としてカウントダウンが継続しており、図268(18)に示すタイミングでは、「14:70」が表示されている。
図268(18)に続く図269(19)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニ群予告が継続して行われているとともに、ナビキャラクタYMの近傍に「SP発展」の表示が行われ、スーパーリーチに発展することが報知されている。なお、タイマ予告表示TM1では、依然としてカウントダウンが継続しており、図269(19)に示すタイミングでは、「12:90」が表示されている。
続いて、図269(20)に示すように、装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展し、主人公の殿様と敵役の剣豪が対峙する画面が表示される。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「タイマ注目」の文字が表示され、タイマ予告表示TM1におけるカウントダウンに注目することを促している。なお、タイマ予告表示TM1では、依然としてカウントダウンが継続しており、図269(20)に示すタイミングでは、「8:63」が表示されている。
図269(21)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1の表示態様が変化するタイマ表示ステップアップアニメが行われている。このタイマ表示ステップアップアニメのエフェクトも上述した消失アニメと同様となっている。すなわち、タイマ予告表示の表示態様を変化するアニメの一部と、タイマ予告表示を消去するアニメの一部とが同じであるということができる。なお、タイマ表示ステップアップアニメと消失アニメとが全く異なるアニメーションであってもよい。
タイマ表示ステップアップアニメが開始された後、図269(22)に示すように、装飾図柄表示装置208では、タイマ表示ステップアップアニメが行われた結果、タイマ予告表示TM1の表示態様がデフォルトの表示態様から特別表示態様(タイマ予告表示TM1B)に変更され、ステップアップしている様子が示されており、大当りの信頼度が飛躍的に向上した様子が示されている。また、表示態様が変更されたタイマ予告表示TM1Bには番長の顔のアイコンBCHOが付加されており、強カットイン画像CI1aが表示されることを予告している。なお、タイマ予告表示TM1では、カウントダウンが行われており、図269(22)に示すタイミングでは、「4:32」が表示されている。
そして、タイマ予告表示TM1Bにおけるタイマ表示が「0:00」となると、図269(23)に示す装飾図柄表示装置208では、強カットイン画像CI1aが表示される。すなわち、この演出例におけるタイマ予告表示TM1Bに係るタイマ予告演出は、或る予告演出として強カットイン画像CI1aが表示されることについてのタイマ予告演出であるということができる。
その後、図269(24)に示すように、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪を倒し、勝利した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄に停止表示する予定の「装飾5」が表示され、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。
その後、図269(25)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている様子が示されている。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「やったぜ」の文字が表示されており、大当りとなることが報知されている。その後、図269(26)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の大当りの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
なお、この演出例では、タイマ予告演出が行われて疑似連が開始され、さらに、タイマ予告演出が行われて強カットイン画像CI1aが表示されて最終的に大当り図柄が確定表示されたが、タイマ予告演出が行われて疑似連が開始され、さらに、タイマ予告演出が行われて強カットイン画像CI1aが表示されてもハズレとなる場合があってもよい。
図270は、図268〜図269に示すタイマ予告演出の別の例について段階的に示す図であり、図271は、図270に示す演出の一例の続きを段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図270(1)〜同図(9)は、図268(1)〜同図(9)と同様であるため、説明を省略する。
図270(10)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1におけるカウントダウンが完了したことにより、タイマ予告表示TM1を消去するために、上述した消失アニメが行われている様子が示されている。この消失アニメは、図268(10)に示して上述した消失アニメと少なくとも一部が同じ表示態様とされている。これにより、タイマ予告表示が継続して表示されるか消去されるかについて期待感を持たせることができる場合がある。
図270(11)に示すように、この演出例では、タイマ予告表示TM1は完全に消去される。
その後、図270(12)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、ナビキャラクタYMの近傍では、疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が行われていることを示す「×2」の表示が行われている。
図270(13)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾5」が停止表示され、リーチ状態が形成される。すると、図270(14)に示すように、装飾図柄表示装置208では、表示画面の中央下方に「リーチ」の表示が行われ、リーチ状態となったことが報知される。一方、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
その後、図270(15)〜同図(17)に示すように、装飾図柄表示装置208では、ノーマルリーチが行われ、中図柄が低速で変動している様子が示されている。
その後、図270(18)に示す装飾図柄表示装置208では、弱サボハニ群予告が行われている様子が示されている。なお、この演出例では、このとき、リーチ図柄が左上隅に小さく表示され、変動アイコン表示領域と保留アイコン表示領域が消去される。
図270(18)に続く図271(19)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニ群予告が継続して行われているとともに、ナビキャラクタYMの近傍に「SP発展」の表示が行われ、スーパーリーチに発展することが報知されている。
続いて、図271(20)に示すように、装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展し、主人公の殿様と敵役の剣豪が対峙する画面が表示される。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「剣豪リーチ」の文字が表示され、スーパーリーチの種類が報知されている点で、図269(20)に示す演出とは異なっている。
その後、図271(21)に示す装飾図柄表示装置208では、弱カットイン画像CI1bが表示される。
図271(22)に示す装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪に敗れ、敗北した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄に停止表示する予定の「装飾6」が表示され、「装飾5−装飾6−装飾5」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。
その後、図271(23)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾6−装飾5」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている様子が示されている。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「残念」の文字が表示され、ハズレの表示結果となることが報知される。その後、図271(24)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾6−装飾5」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
図272は、図241に示すタイマ予告演出の別の例について段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図272(1)〜同図(4)は、図241(1)〜同図(4)と同様であるため、説明を省略する。
図272(5)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1におけるカウントダウンの表示中に消失アニメと同様の演出であるタイマ予告加算アニメが開始され、タイマ予告表示TM1に消失アニメと同様のエフェクトが表示されている様子が示されている。すなわち、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンの結果、疑似連が行われるという予告が偽(ガセ)の予告である可能性が報知される。これにより、遊技者はタイマ予告表示TM1が消去されて偽の予告であると思わせることができる場合がある。
ところが、図272(6)に示すように、タイマ予告表示TM1は消去されていないばかりか、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が加算されており、タイマ予告表示TM1には、「20:00」が表示されている。すなわち、図272(5)において行われたアニメは、実際には、消失アニメではなく、消失アニメと同様のアニメであるタイマ予告加算アニメであったことが判明される。このように、この演出例では、或る演出として疑似連が行われることを予想させておきながら、タイマ表示の加算が行われることによって、別の或る演出が行われることを認識できる場合がある。また、この演出例では、タイマ予告表示におけるタイマ表示を加算するアニメの一部と、タイマ予告表示を消去するアニメの一部とが同じであるということができる。なお、タイマ予告加算アニメと消失アニメとで全く異なるアニメーションであってもよい。
その後、図272(7)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、ナビキャラクタYMの近傍では、「熱いよ」の文字が表示されており、大当りの信頼度が高いことを報知している。また、タイマ予告表示TM1では、カウントダウンが継続しており、図272(7)に示すタイミングでは、「18:00」が表示されている。
図272(8)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾5」が停止表示され、リーチ状態が形成される。すると、図272(9)に示すように、装飾図柄表示装置208では、表示画面の中央下方に「リーチ」の表示が行われ、リーチ状態となったことが報知される。一方、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、タイマ予告表示TM1では、カウントダウンが継続しており、図272(9)に示すタイミングでは、「16:50」が表示されている。
その後、図272(10)に示すように、装飾図柄表示装置208では、弱サボハニ群予告が行われている様子が示されている。なお、この演出例では、このとき、リーチ図柄が左上隅に小さく表示され、変動アイコン表示領域と保留アイコン表示領域が消去される。また、タイマ予告表示TM1では、依然としてカウントダウンが継続しており、図272(10)に示すタイミングでは、「13:50」が表示されている。
図272(11)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニ群予告が継続して行われているとともに、ナビキャラクタYMの近傍に「SP発展」の表示が行われ、スーパーリーチに発展することが報知されている。また、タイマ予告表示TM1では、依然としてカウントダウンが継続しており、図272(11)に示すタイミングでは、「10:37」が表示されている。
続いて、図272(12)に示すように、装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展し、主人公の殿様と敵役の剣豪が対峙する画面が表示される。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「剣豪リーチ」の文字が表示され、スーパーリーチの種類を報知している。なお、タイマ予告表示TM1では、依然としてカウントダウンが継続しており、図272(12)に示すタイミングでは、「4:12」が表示されている。
そして、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「0:00」となると、図272(13)に示す装飾図柄表示装置208では、強カットイン画像CI1aが表示される。すなわち、この演出例におけるタイマ予告表示TM1に係るタイマ予告演出は、或る予告演出として強カットイン画像CI1aが表示されることについてのタイマ予告演出であるということができる。
このように、この演出例では、タイマ予告演出が行われて強カットイン画像CI1aが表示された場合は、タイマ予告演出が行われて強カットイン画像CI1aが表示されなかった場合よりも、図柄変動表示(当該図柄変動表示)において大当り図柄が確定表示されやすくなっている。
なお、この演出例では、タイマ表示の加算が行われ、加算後のタイマ表示に係るタイマ予告演出が行われて強カットイン画像CI1aが表示されてハズレとなったが、大当りとなる場合があってもよい。
しかしながら、図272(14)に示す装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪に敗れ、敗北した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄に停止表示する予定の「装飾6」が表示され、「装飾5−装飾6−装飾5」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。このように、タイマ予告演出の結果、或る予告演出として強カットイン画像CI1aが表示された場合でもハズレの表示結果となる場合がある。
その後、図272(15)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾6−装飾5」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている様子が示されている。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「残念」の文字が表示され、ハズレの表示結果となることが報知される。その後、図272(16)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾6−装飾5」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
図273は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるタイマ予告演出の他の例について段階的に示す図であり、図274は、図273に示す演出の一例の続きを段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。
図273(1)に示す装飾図柄表示装置208には、「装飾2−装飾5−装飾7」の装飾図柄の組み合わせが停止表示されている。また、装飾図柄表示装置208の表示画面の右上隅部には第2保留数表示が表示されている。また、装飾図柄表示装置208の下方右側には、ナビキャラクタYMが表示されている。なお、図273(1)に示されるタイミングでは、図柄が停止表示されているため、変動アイコンh0は表示されていない。さらに、図273に示す制御状態(遊技状態)は、特図低確率普図低確率状態である。この非電サポ状態における装飾図柄表示装置208の下方左側では、特図1の保留アイコンが表示される。装飾図柄表示装置208の下方左側に形成された保留アイコン表示領域には、特図1の保留を表す保留アイコンが表示されており、保留アイコン表示領域に3つの特図1の保留アイコンh11,h12,h13が表示されている。これら3つの特図1の保留アイコンh11〜h13はいずれも、デフォルトの表示態様で表示されている。
図273(2)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11〜h13の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示され、第二の保留アイコンh12及び第三の保留アイコンh13が、第一の保留アイコンh11の表示位置及び第二の保留アイコンh12の表示位置にそれぞれ移動して、第一の保留アイコンh11及び第二の保留アイコンh12として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。変動アイコンh0の表示態様は、消化された保留アイコンh11の表示態様と同じであるが、異なってもよい。
図273(3)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始している様子が示されている。この演出例では、2つのタイマ予告表示TM1L,TM1RBがそれぞれフレームインアニメにより、表示画面の左右からそれぞれフレームインし、2つのタイマ予告演出が同時に開始される。これら2つのタイマ予告表示TM1L,TM1RBのうち、左側に表示されたタイマ予告表示TM1Lはデフォルトの表示態様であるが、右側に表示されたタイマ予告表示TM1RBは特別表示態様となっている。左側に表示されたタイマ予告表示TM1Lも、右側に表示されたタイマ予告表示TM1RBも、タイマ表示として「03:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから3秒が経過すると或る予告演出が開始されることを示唆している。また、右側に表示されたタイマ予告表示TM1Rには、番長の顔のアイコンBCHOが付加されており、或る予告演出が行われる可能性が高いことが示唆されている。また、これらのタイマ予告表示TM1L,TM1RBは、いずれもタイマ表示のカウントダウンが開始されておらず、タイマ表示はいずれも「03:00」のまま維持されている。
図273(4)に示す装飾図柄表示装置208では、ミニゲームが開始されている様子が示されている。この演出例では、ミニゲームが開始されると、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄は、中央上部に小さく表示され、表示領域の中央の左右には、左宝箱画像BXLと右宝箱画像BXRとが左右に並べて表示され、カーソルCSLが左宝箱画像BXLを囲むようにして表示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「十字キーで選択」の文字が表示され、操作キーユニット137を操作してカーソルCSLを移動させて宝箱を選択するナビ表示が行われている。そして、表示画面の略中央では、「姫出現で強タイマ発動」の文字が表示されて、宝箱から姫のキャラクタが出現することにより、2つのタイマ予告表示TM1L,TM1RBのうちの有利なタイマ予告表示である右側に表示されたタイマ予告表示TM1RBによるタイマ予告演出が行われることが報知されている。なお、2つのタイマ予告表示TM1L,TM1RBにおけるタイマ表示は、いずれも「03:00」のままとされており、カウントダウンは依然として開始されていない。
その後、遊技者により操作キーユニット137の右ボタンが操作されると、図273(5)に示す装飾図柄表示装置208では、左宝箱画像BXLを囲んでいたカーソルCSLが右宝箱画像BXRに移動し、右宝箱画像BXRを囲んでいる様子が示されている。また、2つのタイマ予告表示TM1L,TM1RBにおけるタイマ表示は、いずれも「03:00」のままとされており、カウントダウンは依然として開始されていない。
その後、ミニゲームにおける操作キーユニット137の操作有効期間が経過すると、図273(6)に示される装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に「右を開けるぞ」の文字が表示され、右宝箱画像BXRが開ける宝箱として決定されたことが報知されている。また、2つのタイマ予告表示TM1L,TM1RBにおけるタイマ表示は、いずれも「03:00」のままとされており、カウントダウンは依然として開始されていない。
すると、図273(7)に示す装飾図柄表示装置208では、ミニゲームの結果演出が開始され、選択された右宝箱画像BXRが中央に移動表示されるとともに、選択されなかった左宝箱画像BXLは消去される。そして、ナビキャラクタYMの近傍には、「注目」の文字が表示され、宝箱の中身に注目することを注意喚起している。また、2つのタイマ予告表示TM1L,TM1RBにおけるタイマ表示は、いずれも「03:00」のままとされており、カウントダウンは依然として開始されていない。
図273(8)に示す装飾図柄表示装置208では、右宝箱画像BXRから婆のキャラクタBBAが出現するとともに「悪かったのぅ」の文字が表示され、ミニゲームのミッションに失敗した様子が示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「残念」の文字が表示され、ナビキャラクタYMによってもミニゲームのミッションに失敗したことが報知されている。なお、2つのタイマ予告表示TM1L,TM1RBにおけるタイマ表示は、いずれも「03:00」のままとされており、カウントダウンは依然として開始されていない。
図273(9)に示す装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍において、「こっちじゃ」の文字が表示され、2つのタイマ予告表示TM1L,TM1RBのうちの有利なタイマ予告表示である右側に表示されたタイマ予告表示TM1RBが消去されるタイマ表示選択アニメが開始されて、タイマ予告表示TM1RBが消去される様子が示されている。すなわち、この演出例では、2つのタイマ予告表示TM1L,TM1RBのうちの有利なタイマ予告表示である右側に表示されたタイマ予告表示TM1RBに係るタイマ予告演出が少なくとも行われない様子が示されている。なお、2つのタイマ予告表示TM1L,TM1RBの両方が消去され、いずれのタイマ予告表示に係るタイマ予告演出が行われないようにしてもよい。
図273(10)に示す装飾図柄表示装置208では、右側に表示されていたタイマ予告表示TM1RBが完全に消去され、左側に表示されているタイマ予告表示TM1Lのみが表示されている様子が示されている。また、左側に表示されているタイマ予告表示TM1Lは、「03:00」のままとされており、カウントダウンは依然として開始されていない。
その後、左図柄、右図柄、中図柄の順に装飾図柄が順次停止表示し、図273(11)に示すように、「装飾5−装飾6−装飾6」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われる。その後、図273(12)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾6−装飾6」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。なお、この演出例では、図柄の確定表示中においてもタイマ予告表示TM1Lが継続して表示されている。すなわち、タイマ予告表示TM1Lは、次回の図柄変動表示に跨って表示されることとなる。なお、タイマ予告表示TM1Lにおけるタイマ表示は、「03:00」のままとされており、カウントダウンは依然として開始されていない。
その後、図273(13)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11,h12の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示され、第二の保留アイコンh12の表示位置にあった保留アイコンが第一の保留アイコンh11の表示位置に移動して第一の保留アイコンh11として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。なお、タイマ予告表示TM1Lにおけるタイマ表示は、「03:00」のままとされており、カウントダウンは依然として開始されていない。
図273(14)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1Lについての消失アニメが開始され、タイマ予告表示TM1Lが消去される様子が示されている。すなわち、この演出例では、ミニゲームで失敗したことにより、結局、2つのタイマ予告表示のいずれについてもある予告演出が行われない、偽(ガセ)の予告であった様子が示されている。
図273(15)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1が完全に消去された様子が示されている。
図273(16)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾6」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図273(17)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図273(18)に示す装飾図柄表示装置208では、第3停止が行われ、中図柄に「装飾5」が停止表示され、その後、図273(18)に続く図274(19)に示すように、揺れ変動による仮停止が行われ、その後、図274(20)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾6−装飾5−装飾5」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
なお、この演出例において、ミニゲームに失敗していずれのタイマ予告演出について途中で終了して最終的にハズレ図柄が表示されたが、大当りとなる場合があってもよい。
図275は、図273〜図274に示すタイマ予告演出の別の例について段階的に示す図であり、図276は、図275に示す演出の一例の続きを段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図275(1)〜同図(7)は、図273(1)〜同図(7)と同様であるため、説明を省略する。
図275(8)に示す装飾図柄表示装置208では、右宝箱画像BXRから姫のキャラクタHMEが出現するとともに「期待してね」の文字が表示され、ミニゲームのミッションが達成された様子が示されている点で、図273(8)に示す演出とは異なっている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「チャンスだ」の文字が表示され、ナビキャラクタYMによってもミニゲームのミッションに成功したことが報知されている。なお、2つのタイマ予告表示TM1L,TM1RBにおけるタイマ表示は、いずれも「03:00」のままとされており、カウントダウンは依然として開始されていない。
図275(9)に示す装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍において、「こっちじゃ」の文字が表示され、2つのタイマ予告表示TM1L,TM1RBのうちの有利なタイマ予告表示でないタイマ予告表示である左側に表示されたタイマ予告表示TM1Lが消去されるタイマ表示選択アニメが開始されて、タイマ予告表示TM1Lが消去される様子が示されている。すなわち、この演出例では、2つのタイマ予告表示TM1L,TM1RBのうちの有利なタイマ予告表示である右側に表示されたタイマ予告表示TM1RBに係るタイマ予告演出が少なくとも行われる様子が示されている。そのため、図273(9)に示す演出と比較すると、或る演出が実行される可能性の高いタイマ予告演出が実行されることで、或る演出が実行されることに対する期待感を向上させることができる場合がある。なお、2つのタイマ予告表示TM1L,TM1RBの両方が消去されず、いずれのタイマ予告表示に係るタイマ予告演出も行われるようにしてもよい。
図275(10)に示す装飾図柄表示装置208では、左側に表示されていたタイマ予告表示TM1Lが完全に消去され、右側に表示されているタイマ予告表示TM1RBのみが表示されている様子が示されている。また、右側に表示されているタイマ予告表示TM1RBは、「03:00」のままとされており、カウントダウンは依然として開始されていない。
その後、左図柄、右図柄、中図柄の順に装飾図柄が順次停止表示し、図275(11)に示すように、「装飾5−装飾6−装飾6」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われる。その後、図275(12)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾6−装飾6」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。なお、この演出例では、図柄の確定表示中においてもタイマ予告表示TM1RBが継続して表示されている。すなわち、タイマ予告表示TM1RBは、次回の図柄変動表示に跨って表示されることとなる。なお、タイマ予告表示TM1RBにおけるタイマ表示は、「03:00」のままとされており、カウントダウンは依然として開始されていない。
その後、図275(13)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11,h12の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示され、第二の保留アイコンh12の表示位置にあった保留アイコンが第一の保留アイコンh11の表示位置に移動して第一の保留アイコンh11として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。なお、タイマ予告表示TM1RBにおけるタイマ表示は、「03:00」のままとされており、カウントダウンは依然として開始されていない。
その後、図275(14)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1RBは消去されず、タイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始される。ここで、図275(14)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TM1RBには、「02:76」が表示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「保留に注目」の文字が表示され、保留アイコンの表示態様が変化する可能性があるので、保留アイコンに注目すべきことを注意喚起している。
図275(15)に示す装飾図柄表示装置208では、第一の保留アイコンh11において保留変化アニメが開始され、第一の保留アイコンh11の表示態様が変化する可能性があることが報知される。なお、タイマ予告表示TM1RBでは、カウントダウンが継続しており、図275(15)に示すタイミングでは、「01:50」が表示されている。
すると、図275(16)に示すように、タイマ予告表示TM1RBにおけるタイマ表示が「00:00」となるタイミングで、第一の保留アイコンh11の表示態様がデフォルトの表示態様からサボハニの表示態様に変化し、先読みの表示態様となる。すなわち、この演出例では、タイマ予告表示TM1RBによるタイマ予告演出の結果として行われる或る演出として保留アイコンの表示態様の変化の演出が行われている例が示されている。なお、タイマ予告表示TM1RBにおけるタイマ表示が「00:00」となった後で第一の保留アイコンh11の表示態様がデフォルトの表示態様からサボハニの表示態様に変化してもよいし、第一の保留アイコンh11の表示態様がデフォルトの表示態様からサボハニの表示態様に変化した後でタイマ予告表示TM1RBにおけるタイマ表示が「00:00」となってもよいし、タイマ予告表示TM1RBにおけるタイマ表示が「00:00」となったタイミングで第一の保留アイコンh11の表示態様がデフォルトの表示態様からサボハニの表示態様に変化してもよい。なお、このサボハニの表示態様の保留アイコンは、上述したパンダの保留アイコンよりも大当りの信頼度が高い。また、サボハニの表示態様の保留アイコンが表示された場合には、当該保留アイコンに対応する図柄変動表示で大当り図柄が確定表示されるようにしてもよい。すなわち、大当り確定の先読み予告であってもよい。
このように、この演出例では、タイマ予告演出が行われて保留アイコンの表示態様の変化の演出が開始された場合は、タイマ予告演出が行われて保留アイコンの表示態様の変化の演出が開始されなかった場合よりも、図柄変動表示(表示態様の変化の対象である保留アイコンに対応する保留に基づく図柄変動表示)において大当り図柄が確定表示されやすくなっている。
図275(17)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1RBが、カウントダウンが完了したことにより消去され、その後、第1停止が行われ、左図柄に「装飾6」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図275(18)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図275(18)に続く図276(19)に示す装飾図柄表示装置208では、第3停止が行われ、中図柄に「装飾5」が停止表示され、その後、図276(20)に示すように、揺れ変動による仮停止が行われ、その後、図276(21)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾6−装飾5−装飾5」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
図277は、図275〜図276に示すタイマ予告演出の別の例について段階的に示す図であり、図278は、図277に示す演出の一例の続きを段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図277(1)〜同図(2)は、図275(1)〜同図(2)と同様であるため、説明を省略する。
図277(3)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始している様子が示されている。この演出例では、2つのタイマ予告表示TM1L,TM1RBのうちの右側に表示されたタイマ予告表示TM1RBにおけるタイマ表示が「18:00」となっている点で異なっている他は、図275(3)に示す演出と同様である。このように、2つのタイマ予告表示TM1L,TM1RBでタイマ表示の示す時間を異ならせることで、いずれの予告演出が或る予告演出に対応しているのかをわかり難くして遊技を単調化させるのを抑制することができる場合がある。その後、図277(4)〜同図(7)に示す演出が行われる。なお、図277(4)〜同図(7)に示す演出は、図275(4)〜同図(7)に示す演出とは、右側に表示されたタイマ予告表示TM1RBのタイマ表示の示す時間が異なっていること以外は同じであるので、説明を省略する。
図277(8)に示す装飾図柄表示装置208では、右宝箱画像BXRから姫のキャラクタHMEが出現するとともに「超期待してね」の文字が表示され、ミニゲームのミッションが達成された様子が示されている。しかも、この演出例では、「超期待してね」という文字表示により、特別な特典が付与されることを示唆している点で、図275(8)に示す演出とは異なっている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「チャンスだ」の文字が表示され、ナビキャラクタYMによってもミニゲームのミッションに成功したことが報知されている。なお、2つのタイマ予告表示TM1L,TM1RBにおけるタイマ表示のうち、左側に表示されたタイマ予告表示TM1Lは、「03:00」のままとされており、右側に表示されたタイマ予告表示TM1RBは、「18:00」のままとされており、いずれもカウントダウンは開始されていない。
図277(9)に示す装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍において、「2つあるぞ」の文字が表示され、2つのタイマ予告表示TM1L,TM1RBのうちの有利なタイマ予告表示でないタイマ予告表示である左側に表示されたタイマ予告表示TM1Lが消去されるタイマ表示選択アニメが開始されて、タイマ予告表示TM1Lが消去される様子が示されている。すなわち、この演出例では、2つのタイマ予告表示TM1L,TM1RBのうちの有利なタイマ予告表示である右側に表示されたタイマ予告表示TM1RBに係るタイマ予告演出が少なくとも行われる様子が示されている。
ところが、図277(10)に示す装飾図柄表示装置208では、左側に表示されていたタイマ予告表示TM1Lは消去されず、タイマ表示選択アニメが行われた結果、左側に表示されたタイマ予告表示TM1Lの表示態様がデフォルトの表示態様から高信頼度表示態様(タイマ予告表示TM1LA)に変更され、ステップアップしている様子が示されており、或る演出が行われる可能性が向上した様子が示されている。また、ナビキャラクタの近傍には、「両方期待しろ」の文字が表示され、2つのタイマ予告表示TM1LA,TM1RBのいずれのタイマ予告演出についても期待が持たれることが示唆されている。なお、2つのタイマ予告表示TM1LA,TM1RBにおけるタイマ表示は、依然としていずれもカウントダウンを開始していない。
その後、左図柄、右図柄、中図柄の順に装飾図柄が順次停止表示し、図277(11)に示すように、「装飾5−装飾6−装飾6」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われる。その後、図277(12)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾6−装飾6」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0や、ナビキャラクタYMの近傍に表示されていた文字表示も消去される。なお、この演出例では、図柄の確定表示中においても2つのタイマ予告表示TM1LA,TM1RBが継続して表示されている。すなわち、これらのタイマ予告表示TM1LA,TM1RBは、次回の図柄変動表示に跨って表示されることとなる。なお、2つのタイマ予告表示TM1LA,TM1RBにおけるタイマ表示のうち、左側に表示されたタイマ予告表示TM1LAは、「03:00」のままとされており、右側に表示されたタイマ予告表示TM1RBは、「18:00」のままとされており、いずれもカウントダウンは開始されていない。
その後、図277(13)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11,h12の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示され、第二の保留アイコンh12の表示位置にあった保留アイコンが第一の保留アイコンh11の表示位置に移動して第一の保留アイコンh11として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。さらに、この演出例では、ナビキャラクタYMの近傍に、「左に注目」という文字が表示され、2つのタイマ予告表示TM1LA,TM1RBのうちの左側に表示されたタイマ予告表示TM1LAにけるタイマ表示のカウントダウンが開始されることを示唆している。なお、2つのタイマ予告表示TM1LA,TM1RBにおけるタイマ表示はいずれも、依然としてカウントダウンは開始されていない。
その後、図277(14)に示す装飾図柄表示装置208では、2つのタイマ予告表示TM1LA,TM1RBのうちの左側に表示されたタイマ予告表示TM1LAにおいてタイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始される。ここで、図277(14)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TM1RBには、「02:76」が表示されている。一方、右側に表示されたタイマ予告表示TM1RBは未だにカウントダウンを開始していない。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「保留に注目」の文字が表示され、保留アイコンの表示態様が変化する可能性があるので、保留アイコンに注目すべきことを注意喚起している。
図277(15)に示す装飾図柄表示装置208では、第一の保留アイコンh11において保留変化アニメが開始され、第一の保留アイコンh11の表示態様が変化する可能性があることが報知される。なお、2つのタイマ予告表示TM1LA,TM1RBのうち、左側に表示されたタイマ予告表示TM1LAでは、カウントダウンが継続しており、図277(15)に示すタイミングでは、「01:50」が表示されている。一方、右側に表示されたタイマ予告表示TM1RBは、依然としてカウントダウンを開始していない。
すると、図277(16)に示すように、左側に表示されたタイマ予告表示TM1LAにおけるタイマ表示が「00:00」となるタイミングで、第一の保留アイコンh11の表示態様がデフォルトの表示態様からサボハニの表示態様に変化し、先読みの表示態様となる。すなわち、この演出例では、左側に表示されたタイマ予告表示TM1LAによるタイマ予告演出の結果として行われる或る演出として保留アイコンの表示態様の変化の演出が行われている例が示されている。なお、タイマ予告表示TM1LAにおけるタイマ表示が「00:00」となった後で第一の保留アイコンh11の表示態様がデフォルトの表示態様からサボハニの表示態様に変化してもよいし、第一の保留アイコンh11の表示態様がデフォルトの表示態様からサボハニの表示態様に変化した後でタイマ予告表示TM1LAにおけるタイマ表示が「00:00」となってもよいし、タイマ予告表示TM1LAにおけるタイマ表示が「00:00」となったタイミングで第一の保留アイコンh11の表示態様がデフォルトの表示態様からサボハニの表示態様に変化してもよい。なお、右側に表示されたタイマ予告表示TM1RBは、依然としてカウントダウンを開始していない。
このように、この演出例では、タイマ予告演出が行われて保留アイコンの表示態様の変化の演出が開始された場合は、タイマ予告演出が行われて保留アイコンの表示態様の変化の演出が開始されなかった場合よりも、図柄変動表示(表示態様の変化の対象である保留アイコンに対応する保留に基づく図柄変動表示)において大当り図柄が確定表示されやすくなっている。
図277(17)に示す装飾図柄表示装置208では、左側に表示されていたタイマ予告表示TM1LAがカウントダウンを完了したことにより消去されている。その後、第1停止が行われ、左図柄に「装飾6」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。なお、右側に表示されたタイマ予告表示TM1RBは、まだカウントダウンを開始していない。
図277(18)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。なお、右側に表示されたタイマ予告表示TM1RBは、まだカウントダウンを開始していない。
図277(18)に続く図278(19)に示す装飾図柄表示装置208では、第3停止が行われ、中図柄に「装飾5」が停止表示され、その後、図278(20)に示すように、揺れ変動による仮停止が行われ、その後、図278(21)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾6−装飾5−装飾5」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。なお、この演出例では、図柄の確定表示中においてもタイマ予告表示TM1RBが継続して表示されている。すなわち、このタイマ予告表示TM1RBは、3回の図柄変動表示に亘って表示されることとなる。なお、タイマ予告表示TM1RBは、「18:00」のままとされており、カウントダウンは開始されていない。
その後、図278(22)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示される。ここで、変動アイコンh0の表示態様は、消化された保留アイコンh11の表示態様と同じ、サボハニの表示態様とされている。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。なお、タイマ予告表示TM1RBは、まだカウントダウンを開始していない。
図278(23)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図278(24)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾5」が停止表示され、リーチ状態が形成される。すると、図278(25)に示すように、装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に「リーチ」の表示が行われ、リーチ状態となったことが報知される。一方、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。なお、タイマ予告表示TM1RBでは、依然としてカウントダウンを開始しておらず、「18:00」のままとされている。
その後、図278(26)に示す装飾図柄表示装置208では、ノーマルリーチが行われ、中図柄が低速で変動している様子が示されている。なお、タイマ予告表示TM1RBでは、依然としてカウントダウンを開始しておらず、「18:00」のままとされている。
その後、タイマ予告表示TM1RBにおけるタイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始され、図278(27)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TM1RBには、「17:75」が表示されている。
その後、図278(28)に示す装飾図柄表示装置208では、強サボハニ群予告が行われている様子が示されている。このとき、リーチ図柄は左上隅に小さく表示され、変動アイコン表示領域と保留アイコン表示領域が消去される。また、タイマ予告表示TM1RBでは、カウントダウンが継続しており、図278(28)に示すタイミングでは、「14:70」が表示されている。
図278(29)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニ群予告が継続して行われているとともに、ナビキャラクタYMの近傍に「SP発展」の表示が行われ、スーパーリーチに発展することが報知されている。なお、タイマ予告表示TM1RBでは、依然としてカウントダウンが継続しており、図278(29)に示すタイミングでは、「12:90」が表示されている。
続いて、図278(30)に示すように、装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展し、主人公の殿様と敵役の剣豪が対峙する画面が表示される。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「タイマ注目」の文字が表示され、タイマ予告表示TM1RBにおけるカウントダウンに注目することを促している。なお、タイマ予告表示TM1RBでは、依然としてカウントダウンが継続しており、図278(30)に示すタイミングでは、「8:63」が表示されている。
そして、タイマ予告表示TM1RBにおけるタイマ表示が「0:00」となると、図278(31)に示す装飾図柄表示装置208では、強カットイン画像CI1aが表示される。すなわち、この演出例では、タイマ予告表示TM1RBに係るタイマ予告演出が行われた結果行われる或る予告演出が強カットイン画像CI1aとなっている。
その後、図278(32)に示すように、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪を倒し、勝利した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄に停止表示する予定の「装飾5」が表示され、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。なお、タイマ予告表示TM1RBは、カウントダウンが完了したことにより、消去されている。
その後、図278(33)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている様子が示されている。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「やったぜ」の文字が表示されており、大当りとなることが報知されている。その後、図278(34)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の大当りの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
このように、この演出例では、タイマ予告演出が行われて強カットイン画像CI1aが表示された場合は、タイマ予告演出が行われて強カットイン画像CI1aが表示されなかった場合よりも、図柄変動表示(当該図柄変動表示)において大当り図柄が確定表示されやすくなっている。
この演出例では、複数のタイマ予告演出が行われ、それぞれ別の或る演出に対応している例について示されている。
図279は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるタイマ予告演出の他の例について段階的に示す図であり、図280は、図279に示す演出の一例の続きを段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図279(1)〜同図(2)は、図273(1)〜同図(2)と同様であるため、説明を省略する。
図279(3)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始している様子が示されている。この演出例では、フレームインアニメにより、表示画面の右側からタイマ予告表示TM1がフレームインすることにより、タイマ予告演出が開始される。このタイマ予告表示TM1の表示態様は、デフォルトの表示態様である。タイマ予告表示TM1には、「03:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから3秒が経過すると或る予告演出が開始されることを示唆している。
図279(4)に示す装飾図柄表示装置208では、ミニゲームが開始されている様子が示されている。この演出例では、ミニゲームが開始されると、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄は、中央上部に小さく表示され、表示領域の中央の左右には、左宝箱画像BXLと右宝箱画像BXRとが左右に並べて表示され、カーソルCSLが左宝箱画像BXLを囲むようにして表示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「十字キーで選択」の文字が表示され、操作キーユニット137を操作してカーソルCSLを移動させて宝箱を選択するナビ表示が行われている。また、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示は、「03:00」のままとされており、カウントダウンを開始していない。
その後、遊技者により操作キーユニット137の右ボタンが操作されると、図279(5)に示す装飾図柄表示装置208では、左宝箱画像BXLを囲んでいたカーソルCSLが右宝箱画像BXRに移動し、右宝箱画像BXRを囲んでいる様子が示されている。また、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示は、「03:00」のままとされており、カウントダウンを開始していない。
その後、ミニゲームにおける操作キーユニット137の操作有効期間が経過すると、図279(6)に示される装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に「右を開けるぞ」の文字が表示され、右宝箱画像BXRが開ける宝箱として決定されたことが報知されている。また、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示は、「03:00」のままとされており、カウントダウンを開始していない。
すると、図279(7)に示す装飾図柄表示装置208では、ミニゲームの結果演出が開始され、選択された右宝箱画像BXRが中央に移動表示されるとともに、選択されなかった左宝箱画像BXLは消去される。また、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示は、「03:00」のままとされており、カウントダウンを開始していない。
その後、図279(8)に示す装飾図柄表示装置208では、右宝箱画像BXRから姫のキャラクタHMEが出現するとともに「演出発動」の文字が表示され、ミニゲームのミッションが達成された様子が示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「やったぜ」の文字が表示され、これにより、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンが開始されることが報知される。
その後、図279(9)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1においてタイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始される。ここで、図279(9)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TM1RBには、「02:75」が表示されている。
図279(10)に示す装飾図柄表示装置208では、第二の保留アイコンh12において保留変化アニメが開始され、第二の保留アイコンh12の表示態様が変化する可能性があることが報知される。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「保留に注目」の文字が表示され、保留アイコンの表示態様の変化に注目することを促している。なお、タイマ予告表示TM1では、カウントダウンが継続しており、図279(10)に示すタイミングでは、「01:75」が表示されている。
すると、図279(11)に示すように、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「00:00」となるタイミングで、第二の保留アイコンh12の表示態様がデフォルトの表示態様からボタン保留の表示態様に変化し、先読みの表示態様となる。すなわち、この演出例では、タイマ予告表示TM1によるタイマ予告演出の結果として行われる或る演出として保留アイコンの表示態様の変化の演出が行われている例が示されている。なお、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「00:00」となった後で第二の保留アイコンh12の表示態様がデフォルトの表示態様からボタン保留の表示態様に変化してもよいし、第二の保留アイコンh12の表示態様がデフォルトの表示態様からボタン保留の表示態様に変化した後でタイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「00:00」となってもよいし、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「00:00」となったタイミングで第二の保留アイコンh12の表示態様がデフォルトの表示態様からボタン保留の表示態様に変化してもよい。このように、この演出例では、最初にタイマ予告表示TM1が表示開始され、その後、カウントダウンが開始されない状態でミニゲームが開始される。そして、ミニゲームの結果が成功であった場合には、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンが開始され、その後、カウントダウンが完了した(すなわち、「00:00」となった)タイミングで或る演出としての保留変化演出が行われているということができる。また、各演出の開始順序は、上述したものに限定されず、例えば、ミニゲームが開始された後でタイマ予告表示TM1が表示開始され、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンを開始した後で、ミニゲームの結果を導出し、ミニゲームの結果が成功であった場合には、カウントダウンが完了したタイミングで或る演出が行われるようにしてもよい。
このように、この演出例では、タイマ予告演出が行われて保留アイコンの表示態様の変化の演出が開始された場合は、タイマ予告演出が行われて保留アイコンの表示態様の変化の演出が開始されなかった場合よりも、図柄変動表示(表示態様の変化の対象である保留アイコンに対応する保留に基づく図柄変動表示)において大当り図柄が確定表示されやすくなっている。
図279(12)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1がカウントダウンを完了したことにより消去されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「ボタン保留」の文字が表示され、第二の保留アイコンh12がボタン保留の表示態様に変化したことが報知されている。
その後、左図柄、右図柄、中図柄の順に装飾図柄が順次停止表示し、図279(13)に示すように、「装飾5−装飾7−装飾7」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われる。その後、図279(14)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾7−装飾7」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。なお、ボタン保留の表示態様である第二の保留アイコンh12は、表示態様が変化せず、ボタン保留の表示態様のままとされている。
その後、図279(15)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11,h12の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示され、第二の保留アイコンh12の表示位置にあった保留アイコンが第一の保留アイコンh11の表示位置に移動して第一の保留アイコンh11として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。
図279(16)に示す装飾図柄表示装置208では、表示画面全体を用いてミニゲームが開始されている様子が示されている。具体的には、番長の顔のアイコンとともに「保留変化チャンス」の文字が表示され、あみだくじによるミニゲームが開始されている様子が示されている。そして、番長の顔のアイコンBCHOが、あみだフィールドに登場し、3つの選択肢のうちの真ん中に位置している様子が示されている。また、あみだフィールドの下方には、「選べ」の文字が表示され、操作キーユニット137を操作して番長の顔のアイコンBCHOを3つの選択肢のうちのいずれかを選択することを促している。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「がんばれ」の文字が表示され、遊技者を激励している様子が示されている。
その後、あみだくじによるミニゲームが開始された後で、図279(17)に示す装飾図柄表示装置208では、新たなタイマ予告演出が開始している様子が示されている。この演出例では、フレームインアニメにより、表示画面の右側から新たなタイマ予告表示TM1Nがフレームインすることにより、タイマ予告演出が開始される。このタイマ予告表示TM1Nの表示態様は、デフォルトの表示態様である。タイマ予告表示TM1Nには、「05:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから5秒が経過すると或る予告演出が開始されることを示唆している。
その後、タイマ予告表示TM1Nにおけるタイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始され、図279(18)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TM1Nには、「04:77」が表示されている。
その後、遊技者により操作キーユニット137の右ボタンが操作されると、図279(18)に続く図280(19)に示す装飾図柄表示装置208では、あみだフィールドにおける3つの選択肢のうちの真ん中に位置していた番長の顔のアイコンBCHOが3つの選択肢のうちの右側に移動する。また、タイマ予告表示TM1Nでは、カウントダウンが継続しており、図280(19)に示すタイミングでは、「04:11」が表示されている。
その後、遊技者により操作キーユニット137が操作されて、あみだフィールドにおける3つの選択肢のうちの右側が選択されているときに操作有効期間が経過すると、図280(20)に示すタイミングであみだくじの演出が開始される。このとき、あみだフィールドの3つの終着点には、ボタン保留の操作演出が開始されることとなる「押」と失敗であることを示す「×」の何れかがそれぞれ表示されている。具体的には、3つの終着点のうちの左側の終着点には「押」が表示され、中央の終着点には「×」が表示され、右側の終着点には「押」が表示されている。なお、「押」の表示数は1つである場合があってもよいし、全ての終着点に「押」が表示される場合があってもよい。なお、このときも、タイマ予告表示TM1Nでは、カウントダウンが継続しており、図280(20)に示すタイミングでは、「03:88」が表示されている。
その後、番長の顔のアイコンBCHOがあみだくじのルールに沿って線上を移動し、図280(21)に示すように、装飾図柄表示装置208では、番長の顔のアイコンBCHOが3つの終着点のうちの左側の終着点に到達した様子が示されている。すなわち、あみだくじによるミニゲームの結果が導出された様子が示されている。この演出例では、番長の顔のアイコンBCHOが「押」が表示されている右側の終着点に到達している様子が示されており、ミッションに成功し、ボタン保留の操作演出が開始されることが確定したことが報知されている。また、タイマ予告表示TM1Nでは、依然としてカウントダウンが継続しており、図280(21)に示すタイミングでは、「00:75」が表示されている。
図280(22)に示すように、ミニゲームの結果を受けて、タイマ予告表示TM1Nにおけるタイマ表示が「00:00」となるタイミングで、ボタン保留の表示態様の第一の保留アイコンh11に「押」の文字が付加され、ボタン保留の操作演出が開始されることが報知されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「よっしゃぁ」の文字が表示され、遊技者を祝福している。なお、タイマ予告表示TM1Nにおけるタイマ表示が「00:00」となった後で第一の保留アイコンh11に「押」の文字が付加されてもよいし、第一の保留アイコンh11に「押」の文字が付加された後でタイマ予告表示TM1Nにおけるタイマ表示が「00:00」となってもよいし、タイマ予告表示TM1Nにおけるタイマ表示が「00:00」となったタイミングで第一の保留アイコンh11に「押」の文字が付加されるようにしてもよい。このように、この演出例では、複数回のタイマ予告演出を行い、その結果として行われる或る予告演出がそれぞれ同じ保留アイコンに対して行われている様子が示されている。
図280(23)では、タイマ予告表示TM1Nにおけるタイマ表示が「00:00」になったことでボタン保留の操作演出に係る操作有効期間が開始されている様子が示されており、装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1Nは消去されず、「ボタン押すと保留変化」の文字が表示され、遊技の説明が行われている。
その後、演出ボタン136が操作されると、図280(24)に示すように、装飾図柄表示装置208では、第一の保留アイコンh11の表示態様がボタン保留の表示態様からサボハニの表示態様に変化し、また、タイマ予告表示TM1Nでは、「激アツ保留」の文字が表示され、第一の保留アイコンh11が高信頼度の表示態様となったことが報知されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「次熱いぜ」の文字が表示され、次回の図柄変動表示において大当りとなる期待度が高いことが示唆されている。
このように、この演出例では、タイマ予告演出が行われてボタン保留の操作演出が開始された場合は、タイマ予告演出が行われてボタン保留の操作演出が開始されなかった場合よりも、図柄変動表示(ボタン保留の保留アイコンに対応する保留に基づく図柄変動表示)において大当り図柄が確定表示されやすくなっている。
その後、左図柄、右図柄、中図柄の順に装飾図柄が順次停止表示し、図280(25)に示すように、「装飾5−装飾7−装飾7」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われる。このとき、タイマ予告表示TM1Nは消去されている。その後、図280(26)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾7−装飾7」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
図281は、図279(18)から続く演出の別の例について段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。
図279(18)に続く図281(19a)に示す装飾図柄表示装置208では、番長の顔のアイコンBCHOが、あみだフィールドにおける3つの選択肢のうちの右側に位置している様子が示されている。また、タイマ予告表示TM1Nでは、カウントダウンが継続しており、図281(19a)に示すタイミングでは、「04:11」が表示されている。
その後、遊技者により操作キーユニット137が操作されて、あみだフィールドにおける3つの選択肢のうちの右側が選択されているときに操作有効期間が経過すると、図281(20a)に示すタイミングであみだくじの演出が開始される。このとき、3つの終着点のうちの左側の終着点には「×」が表示され、中央の終着点には「×」が表示され、右側の終着点には「押」が表示されている。なお、このときも、タイマ予告表示TM1Nでは、カウントダウンが継続しており、図281(20a)に示すタイミングでは、「03:88」が表示されている。
その後、番長の顔のアイコンBCHOがあみだくじのルールに沿って線上を移動し、図281(21a)に示すように、装飾図柄表示装置208では、番長の顔のアイコンBCHOが3つの終着点のうちの左側の終着点に到達した様子が示されている。すなわち、あみだくじによるミニゲームの結果が導出された様子が示されている。この演出例では、番長の顔のアイコンBCHOが「×」が表示されている右側の終着点に到達している様子が示されており、ミッションに失敗し、ボタン保留の操作演出が開始されないことが報知される。また、タイマ予告表示TM1Nでは、依然としてカウントダウンが継続しており、図281(21a)に示すタイミングでは、「00:75」が表示されている。
図281(22a)に示すように、ミニゲームの結果を受けて、装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1Nにおけるカウントダウンの表示中に消失アニメが開始され、タイマ予告表示TM1Nが消去される様子が示されている。これに応じて、ナビキャラクタYMの近傍には「残念」の文字が表示され、タイマ予告演出が行われた結果としてのボタン保留の操作演出が行われないことが報知される。すなわち、タイマ予告表示TM1Nにおけるタイマ表示のカウントダウンの結果、ボタン保留の操作演出が行われるという予告が偽(ガセ)の予告であったことが報知される。換言すれば、タイマ予告表示TM1Nが「00:00」となる前にカウントダウンの途中で消去されて、或る演出(ボタン保留の操作演出)が行われなかった様子が示されているということができる。
図281(23a)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1Nが完全に消去された様子が示されている。
その後、図281(24a)に示す装飾図柄表示装置208では、第一の保留アイコンh11において保留変化アニメが開始され、第一の保留アイコンh11の表示態様が変化することが報知される。
すると、図281(25a)に示すように、装飾図柄表示装置208では、第一の保留アイコンh11の表示態様がボタン保留の表示態様からデフォルトの表示態様に変化する様子が示されている。すなわち、この演出例では、ミニゲームに失敗したため、ボタン保留の操作演出が行われず、不発に終わったことが示されている。なお、ボタン保留の操作演出が行われず、不発に終わった場合には、当該ボタン保留の対象の保留に基づく図柄変動表示においてハズレとなりやすいが、大当りとなる場合があってもよい。
その後、左図柄、右図柄、中図柄の順に装飾図柄が順次停止表示し、図281(26a)に示すように、「装飾5−装飾7−装飾7」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われる。その後、図281(27a)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾7−装飾7」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
図282は、図279〜図280に示すタイマ予告演出の別の例について段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図282(1)〜同図(7)は、図279(1)〜同図(7)と同様であるため、説明を省略する。
図282(8)に示す装飾図柄表示装置208では、右宝箱画像BXRから婆のキャラクタBBAが出現するとともに「うひひ」の文字が表示され、ミニゲームのミッションに失敗した様子が示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「残念」の文字が表示され、これにより、タイマ予告表示TM1に係るタイマ予告演出が、偽のタイマ予告演出であったことが報知される。なお、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示は、「03:00」のままとされており、カウントダウンは依然として開始されていない。
図282(9)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1において消失アニメが開始され、タイマ予告表示TM1が消去される様子が示されている。すなわち、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンの結果、或る予告演出が行われるという予告が偽(ガセ)の予告であったことが報知される。換言すれば、タイマ予告表示TM1が表示されるが、カウントダウンが開始される前に消去されて、或る演出が行われなかった様子が示されているということができる。
図282(10)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1が完全に消去された様子が示されている。
その後、左図柄、右図柄、中図柄の順に装飾図柄が順次停止表示し、図282(11)に示すように、「装飾5−装飾7−装飾7」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われる。その後、図282(12)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾7−装飾7」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
その後、図282(13)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11,h12の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示され、第二の保留アイコンh12の表示位置にあった保留アイコンが第一の保留アイコンh11の表示位置に移動して第一の保留アイコンh11として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。
図282(14)に示す装飾図柄表示装置208では、第一の保留アイコンh11において保留変化アニメが開始され、第一の保留アイコンh11の表示態様が変化する可能性があることが報知される。
すると、図282(15)に示すように、第一の保留アイコンh11の表示態様がデフォルトの表示態様からサボハニの表示態様に変化し、先読みの表示態様となる。この演出例では、ミニゲームの結果が失敗であり、タイマ予告演出によって或る予告演出としての保留アイコンの表示態様の変化が行われなかったが、タイマ予告演出によらずに保留アイコンの表示態様の変化が行われており、ミニゲームの結果が失敗であっても、演出の結果(保留アイコンがサボハニの保留アイコンに変化する)が同じとなる場合がある。この場合は、図279〜図280に示して上述したように、ミニゲームに成功した結果として保留アイコンの表示態様が変化した場合の方が、図282に示して上述したように、ミニゲームに失敗したが保留アイコンの表示態様が変化した場合よりも、大当りとなりやすいようにしているが、これに限定されないことはいうまでもない。
その後、左図柄、右図柄、中図柄の順に装飾図柄が順次停止表示し、図282(16)に示すように、「装飾5−装飾7−装飾7」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われる。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「次熱いぜ」の文字が表示され、次に行われる図柄変動表示において大当りとなる可能性が高いことが示唆されている。その後、図282(17)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾7−装飾7」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
図283は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるタイマ予告演出の他の例について段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図283(1)〜同図(2)は、図273(1)〜同図(2)と同様であるため、説明を省略する。
図283(3)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始している様子が示されている。この演出例では、フレームインアニメにより、表示画面の右側からタイマ予告表示TM1がフレームインすることにより、タイマ予告演出が開始される。このタイマ予告表示TM1の表示態様は、デフォルトの表示態様である。タイマ予告表示TM1には、「03:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから3秒が経過すると或る予告演出が開始されることを示唆している。
図283(4)に示す装飾図柄表示装置208では、ミニゲームが開始されている様子が示されている。この演出例では、ミニゲームが開始されると、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄は、中央上部に小さく表示され、番長のキャラクタが登場するとともに、サイコロの「1」の出目を示す表示と「が出れば保留変化」という表示が行われ、ミニゲームが開始された後でサイコロの「1」の出目が停止表示すると保留アイコンの表示態様が変化することが予告されている。なお、このミニゲームでは、演出ボタン136による操作が行われることなく結果が導出されるようになっている。
図283(5)に示す装飾図柄表示装置208では、サイコロの図柄が変動表示を開始している様子が示されている。
その後、図283(6)に示すように、装飾図柄表示装置208では、サイコロの図柄が「3」の出目を示す態様で停止表示し、ミッション達成の出目とならなかったことが示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「残念」の文字が表示され、ミニゲームに失敗したことが報知されている。すなわち、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンの結果、或る予告演出が行われるという予告が偽(ガセ)の予告であったことが報知される。換言すれば、タイマ予告表示TM1がカウントダウンを開始する前に消去されて、或る演出が行われなかった様子が示されているということができる。
その後、図283(7)に示すように、ミニゲームの結果を受けて、装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1の消失アニメが開始され、タイマ予告表示TM1が消去される様子が示されている。
図283(8)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1Nが完全に消去された様子が示されている。
その後、左図柄、右図柄、中図柄の順に装飾図柄が順次停止表示し、図283(9)に示すように、「装飾5−装飾7−装飾7」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われる。その後、図283(10)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾7−装飾7」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
なお、この演出例では、ミニゲームにおいて演出ボタン136の操作を行うことなく結果が導出するようにしたが、ミニゲームにおいて演出ボタン136の操作により結果が導出する場合があってもよく、この場合、ミニゲームにおいて演出ボタン136の操作により結果が導出される場合の方が、ミニゲームにおいて演出ボタン136の操作を行うことなく結果が導出される場合よりも、或る予告演出が行われる可能性が高いようにしてもよいし、また、大当りの信頼度が高くてもよい。
図284は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるタイマ予告演出の他の例について段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。
図284(1)に示す装飾図柄表示装置208には、「装飾2−装飾5−装飾7」の装飾図柄の組み合わせが停止表示されている。また、装飾図柄表示装置208の表示画面の右上隅部には第2保留数表示が表示されている。また、装飾図柄表示装置208の下方右側には、ナビキャラクタYMが表示されている。なお、図284(1)に示されるタイミングでは、図柄が停止表示されているため、変動アイコンh0は表示されていない。さらに、図284に示す制御状態(遊技状態)は、特図低確率普図低確率状態である。この非電サポ状態における装飾図柄表示装置208の下方左側では、特図1の保留アイコンが表示される。装飾図柄表示装置208の下方左側に形成された保留アイコン表示領域には、特図1の保留を表す保留アイコンが表示されており、保留アイコン表示領域に3つの特図1の保留アイコンh11,h12,h13が表示されている。これら3つの特図1の保留アイコンh11〜h13はいずれも、デフォルトの表示態様で表示されている。また、この演出例では、4ケタの7セグからなる7セグ表示装置SEGが示されている。この7セグ表示装置SEGは、各セグメント毎にフルカラーLEDが設けられており、各セグメント毎にフルカラーにて発光可能に構成されている。また、7セグ表示装置SEGは、例えば、前面枠扉106に設けられているが、球貯留皿付扉108や遊技盤200に設けられてもよい。なお、図284(1)に示すタイミングでは、7セグ表示装置SEGは、消灯状態とされている。
図284(2)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11〜h13の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示され、第二の保留アイコンh12及び第三の保留アイコンh13が、第一の保留アイコンh11の表示位置及び第二の保留アイコンh12の表示位置にそれぞれ移動して、第一の保留アイコンh11及び第二の保留アイコンh12として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。
図284(3)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始している様子が示されている。この演出例では、フレームインアニメにより、表示画面の右側からタイマ予告表示TM1がフレームインすることにより、タイマ予告演出が開始される。このタイマ予告表示TM1の表示態様は、デフォルトの表示態様である。タイマ予告表示TM1には、「03:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから3秒が経過すると或る予告演出が開始されることを示唆している。また、7セグ表示装置SEGにおいてもタイマ予告表示が開始されており、白色の発光態様で「0300」が表示されている。
図284(4)に示す装飾図柄表示装置208では、ミニゲームが開始されている様子が示されている。この演出例では、ミニゲームが開始されると、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄は、中央上部に小さく表示され、表示領域の中央の左右には、左宝箱画像BXLと右宝箱画像BXRとが左右に並べて表示され、カーソルCSLが左宝箱画像BXLを囲むようにして表示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「十字キーで選択」の文字が表示され、操作キーユニット137を操作してカーソルCSLを移動させて宝箱を選択するナビ表示が行われている。また、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示、及び、7セグ表示装置SEGにおけるタイマ表示は、いずれも「03:00」のままとされており、カウントダウンを開始していない。
その後、遊技者により操作キーユニット137の右ボタンが操作されると、図284(5)に示す装飾図柄表示装置208では、左宝箱画像BXLを囲んでいたカーソルCSLが右宝箱画像BXRに移動し、右宝箱画像BXRを囲んでいる様子が示されている。また、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示、及び、7セグ表示装置SEGにおけるタイマ表示は、いずれも「03:00」のままとされており、カウントダウンを開始していない。
その後、ミニゲームにおける操作キーユニット137の操作有効期間が経過すると、図284(6)に示される装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に「右を開けるぞ」の文字が表示され、右宝箱画像BXRが開ける宝箱として決定されたことが報知されている。また、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示、及び、7セグ表示装置SEGにおけるタイマ表示は、いずれも「03:00」のままとされており、カウントダウンを開始していない。
すると、図284(7)に示す装飾図柄表示装置208では、ミニゲームの結果演出が開始され、選択された右宝箱画像BXRが中央に移動表示されるとともに、選択されなかった左宝箱画像BXLは消去される。また、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示、及び、7セグ表示装置SEGにおけるタイマ表示は、いずれも「03:00」のままとされており、カウントダウンを開始していない。
その後、図284(8)に示す装飾図柄表示装置208では、右宝箱画像BXRから姫のキャラクタHMEが出現するとともに「演出発動」の文字が表示され、ミニゲームのミッションが達成された様子が示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「やったぜ」の文字が表示され、これにより、タイマ予告表示TM1及び7セグ表示装置SEGにおけるタイマ表示のカウントダウンが開始されることが報知される。
その後、図284(9)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1においてタイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始される。また、7セグ表示装置SEGにおけるタイマ表示のカウントダウンも同時に開始される。ここで、図284(9)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TM1には、「02:75」が表示されており、7セグ表示装置SEGには、「0275」が表示されている。このように、この演出例では、複数のデバイスによりそれぞれタイマ予告演出を行う様子が示されている。ここで、複数のデバイスによるタイマ予告演出が同時に行われた場合は、1つのタイマ予告表示によるタイマ予告演出が行われる場合よりも、或る演出が開始されやすくしてもよいし、大当りの信頼度が高いようにしてもよい。
図284(10)に示す装飾図柄表示装置208では、第二の保留アイコンh12において保留変化アニメが開始され、第二の保留アイコンh12の表示態様が変化する可能性があることが報知される。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「保留に注目」の文字が表示され、保留アイコンの表示態様の変化に注目することを促している。なお、タイマ予告表示TM1及び7セグ表示装置SEGでは、それぞれカウントダウンが継続しており、図279(10)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TM1においては「01:75」が表示されており、7セグ表示装置SEGにおいては「0175」が表示されている。
すると、図284(11)に示すように、タイマ予告表示TM1及び7セグ表示装置SEGにおけるタイマ表示が「00:00」となるタイミングで、第二の保留アイコンh12の表示態様がデフォルトの表示態様からボタン保留の表示態様に変化し、先読みの表示態様となる。すなわち、この演出例では、タイマ予告表示TM1及び7セグ表示装置SEGによるタイマ予告演出の結果として行われる或る演出として保留アイコンの表示態様の変化の演出が行われている例が示されている。なお、タイマ予告表示TM1及び7セグ表示装置SEGにおけるタイマ表示が「00:00」となった後で第二の保留アイコンh12の表示態様がデフォルトの表示態様からボタン保留の表示態様に変化してもよいし、第二の保留アイコンh12の表示態様がデフォルトの表示態様からボタン保留の表示態様に変化した後でタイマ予告表示TM1及び7セグ表示装置SEGにおけるタイマ表示が「00:00」となってもよいし、タイマ予告表示TM1及び7セグ表示装置SEGにおけるタイマ表示が「00:00」となったタイミングで第二の保留アイコンh12の表示態様がデフォルトの表示態様からボタン保留の表示態様に変化してもよい。この演出例では、装飾図柄表示装置208と7セグ表示装置SEGとで2つのタイマ予告表示を行うようにしたが、装飾図柄表示装置208と7セグ表示装置SEGのいずれか一方でのみタイマ予告表示を行う場合があってもよい。この場合、装飾図柄表示装置208と7セグ表示装置SEGの両方によってタイマ予告表示が行われた場合には、或る予告演出が必ず行われるようにし、装飾図柄表示装置208と7セグ表示装置SEGのうちのいずれか一方でのみタイマ予告表示が行われた場合には、或る予告演出が行われない場合があるようにしてもよい。また、3つ以上の演出表示装置によってタイマ予告表示を表示するようにしてもよく、タイマ予告表示が表示された数が多いほど、大当りの信頼度が高まるようにしてもよい。例えば、タイマ予告表示が1つである場合は、或る予告演出として弱カットイン画像CI1bが表示されやすく、タイマ予告表示が2つである場合は、或る予告演出として強カットイン画像CI1aが表示されやすく、タイマ予告表示が3つ以上である場合は、或る予告演出として最強カットイン画像CI1vが表示されやすいようにしてもよい。
図284(12)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1がカウントダウンを完了したことにより消去され、また、7セグ表示装置SEGにおけるカウントダウンも完了したことにより消灯される。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「ボタン保留」の文字が表示され、第二の保留アイコンh12がボタン保留の表示態様に変化したことが報知されている。
このように、この演出例では、タイマ予告演出が行われて保留アイコンの表示態様の変化の演出が開始された場合は、タイマ予告演出が行われて保留アイコンの表示態様の変化の演出が開始されなかった場合よりも、図柄変動表示(表示態様の変化の対象である保留アイコンに対応する保留に基づく図柄変動表示)において大当り図柄が確定表示されやすくなっている。
図285は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるタイマ予告演出の他の例について段階的に示す図であり、図286は、図285に示す演出の一例の続きを段階的に示す図であり、図287は、図286に示す演出の一例の続きを段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図285(1)〜同図(2)は、図284(1)〜同図(2)と同様であるため、説明を省略する。
図285(3)に示す装飾図柄表示装置208では、フレームインアニメにより、表示画面の右側からタイマ予告表示TM1がフレームインし、タイマ予告演出が開始された後の様子が示されている。このタイマ予告表示TM1の表示態様は、デフォルトの表示態様であり、図285(3)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TM1には、「09:75」が表示されている。この演出例では、タイマ予告表示TM1にセットされた時間は、例えば、「10:00」となっている。また、7セグ表示装置SEGでは、タイマ予告表示が開始されておらず、消灯状態とされている。
図285(4)に示す装飾図柄表示装置208では、ミニゲームが開始されている様子が示されている。この演出例では、ミニゲームが開始されると、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄は、中央上部に小さく表示され、表示領域の中央の左右には、左宝箱画像BXLと右宝箱画像BXRとが左右に並べて表示され、カーソルCSLが左宝箱画像BXLを囲むようにして表示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「十字キーで選択」の文字が表示され、操作キーユニット137を操作してカーソルCSLを移動させて宝箱を選択するナビ表示が行われている。また、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示は、カウントダウンが継続して行われており、図285(4)に示すタイミングでは、「09:50」が表示されている。
その後、遊技者により操作キーユニット137の右ボタンが操作されると、図285(5)に示す装飾図柄表示装置208では、左宝箱画像BXLを囲んでいたカーソルCSLが右宝箱画像BXRに移動し、右宝箱画像BXRを囲んでいる様子が示されている。また、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示は、カウントダウンが継続して行われており、図285(5)に示すタイミングでは、「06:11」が表示されている。このとき、7セグ表示装置SEGにおいてタイマ予告表示が開始されており、赤色の発光態様で「3000」が表示されている。ここで、7セグ表示装置SEGの発光態様が赤色である場合には、白色である場合よりもタイマ予告演出が行われた結果、或る予告演出が開始されやすくなっている。なお、この演出例では、7セグ表示装置SEGによるタイマ予告表示は、先読み予告として機能しており、タイマ予告表示TM1によるタイマ予告表示とは、或る予告演出の対象が異なっている。
その後、ミニゲームにおける操作キーユニット137の操作有効期間が経過すると、図285(6)に示される装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に「右を開けるぞ」の文字が表示され、右宝箱画像BXRが開ける宝箱として決定されたことが報知されている。また、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示は、カウントダウンが継続して行われており、図285(6)に示すタイミングでは、「04:03」が表示されている。一方、7セグ表示装置SEGでは、カウントダウンが開始しておらず、タイマ表示は「3000」が維持されている。
すると、図285(7)に示す装飾図柄表示装置208では、ミニゲームの結果演出が開始され、選択された右宝箱画像BXRが中央に移動表示されるとともに、選択されなかった左宝箱画像BXLは消去される。また、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示は、カウントダウンが継続して行われており、図285(7)に示すタイミングでは、「03:70」が表示されている。一方、7セグ表示装置SEGでは、カウントダウンが開始しておらず、タイマ表示は「3000」が維持されている。
その後、図285(8)に示す装飾図柄表示装置208では、右宝箱画像BXRから姫のキャラクタHMEが出現するとともに「演出発動」の文字が表示され、ミニゲームのミッションが達成された様子が示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「やったぜ」の文字が表示され、これにより、タイマ予告表示TM1によるタイマ予告演出の結果として行われる或る予告演出が開始されることが報知される。なお、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示は、カウントダウンが継続して行われており、図285(8)に示すタイミングでは、「03:00」が表示されている。一方、7セグ表示装置SEGでは、カウントダウンが開始しておらず、タイマ表示は「3000」が維持されている。
その後、図285(9)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が引き続き行われている様子が示されている。タイマ予告表示TM1では、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、図285(9)に示すタイミングでは、「02:75」が表示されている。一方、7セグ表示装置SEGでは、カウントダウンが開始しておらず、タイマ表示は「3000」が維持されている。
図285(10)に示す装飾図柄表示装置208では、第一の保留アイコンh11において保留変化アニメが開始され、第一の保留アイコンh11表示態様が変化する可能性があることが報知される。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「保留に注目」の文字が表示され、保留アイコンの表示態様の変化に注目することを促している。なお、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示は、カウントダウンが継続して行われており、図285(10)に示すタイミングでは、「01:75」が表示されている。一方、7セグ表示装置SEGでは、カウントダウンが開始しておらず、タイマ表示は「3000」が維持されている。
すると、図285(11)に示すように、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「00:00」となるタイミングで、第一の保留アイコンh11の表示態様がデフォルトの表示態様からサボハニの表示態様に変化し、先読みの表示態様となる。すなわち、この演出例では、タイマ予告表示TM1によるタイマ予告演出の結果として行われる或る演出として保留アイコンの表示態様の変化の演出が行われている例が示されている。
このように、この演出例では、タイマ予告演出が行われて保留アイコンの表示態様の変化の演出が開始された場合は、タイマ予告演出が行われて保留アイコンの表示態様の変化の演出が開始されなかった場合よりも、図柄変動表示(表示態様の変化の対象である保留アイコンに対応する保留に基づく図柄変動表示)において大当り図柄が確定表示されやすくなっている。
図285(12)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1がカウントダウンを完了したことにより消去される。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「熱い」の文字が表示され、次に行われる図柄変動表示において大当りとなる可能性が高いことが示唆されている。
その後、左図柄、右図柄、中図柄の順に装飾図柄が順次停止表示し、図285(12)に続く図286(13)に示すように、「装飾5−装飾7−装飾7」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われる。その後、図286(14)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾7−装飾7」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、ナビキャラクタYMの近傍に表示されていた文字の表示や変動アイコンh0も消去される。なお、7セグ表示装置SEGでは、依然としてカウントダウンが開始しておらず、タイマ表示は「3000」が維持されている。
その後、図286(15)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11,h12の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示され、第二の保留アイコンh12の表示位置にあった保留アイコンが第一の保留アイコンh11の表示位置に移動して第一の保留アイコンh11として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。なお、7セグ表示装置SEGでは、依然としてカウントダウンが開始しておらず、タイマ表示は「3000」が維持されている。
その後、7セグ表示装置SEGにおけるタイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始され、図286(16)に示すタイミングでは、7セグ表示装置SEGにおけるタイマ表示は、「2978」が表示されている。
図286(17)に示す装飾図柄表示装置208では、ミニゲームが開始されている様子が示されている。ミニゲームが開始されると、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄は、中央上部に小さく表示される。具体的には、番長の顔のアイコンとともに「強カットインチャンス」の文字が表示され、あみだくじによるミニゲームが開始されている様子が示されている。そして、番長の顔のアイコンBCHOが、あみだフィールドに登場し、3つの選択肢のうちの右側に位置している様子が示されている。また、あみだフィールドの下方には、「選べ」の文字が表示され、操作キーユニット137を操作して番長の顔のアイコンBCHOを3つの選択肢のうちのいずれかを選択することを促している。なお、7セグ表示装置SEGにおけるタイマ表示は、カウントダウンが継続して行われており、図286(17)に示すタイミングでは、「2833」が表示されている。
その後、遊技者により操作キーユニット137の右ボタンが操作されると、図286(18)に示す装飾図柄表示装置208では、あみだフィールドにおける3つの選択肢のうちの右側に位置していた番長の顔のアイコンBCHOが3つの選択肢のうちの左側に移動する。なお、7セグ表示装置SEGにおけるタイマ表示は、カウントダウンが継続して行われており、図286(18)に示すタイミングでは、「2580」が表示されている。
その後、遊技者により操作キーユニット137が操作されて、あみだフィールドにおける3つの選択肢のうちの左側が選択されているときに操作有効期間が経過すると、あみだくじの演出が開始される。このとき、あみだフィールドの3つの終着点には、成功であることを示す「○」と失敗であることを示す「×」の何れかがそれぞれ表示されている。具体的には、3つの終着点のうちの左側の終着点には「×」が表示され、中央の終着点には「×」が表示され、右側の終着点には「○」が表示されている。なお、「○」の表示数は2以上である場合があってもよいし、全ての終着点に「○」が表示される場合があってもよい。その後、図286(19)に示すように、装飾図柄表示装置208では、番長の顔のアイコンBCHOがあみだくじのルールに沿って線上を移動している様子が示されている。なお、依然として7セグ表示装置SEGにおけるタイマ表示は、カウントダウンが継続して行われており、図286(19)に示すタイミングでは、「2411」が表示されている。
図286(20)に示す装飾図柄表示装置208では、番長の顔のアイコンBCHOが3つの終着点のうちの右側の終着点に到達した様子が示されている。すなわち、あみだくじによるミニゲームの結果が導出された様子が示されている。この演出例では、番長の顔のアイコンBCHOが「○」が表示されている右側の終着点に到達するとともに、ナビキャラクタYMの近傍に、「やったぜ」の文字が表示され、ミッションに成功し、強カットイン画像CI1aが表示されることが確定したことが報知されている。また、7セグ表示装置SEGにおけるタイマ表示は、カウントダウンが継続して行われており、図286(20)に示すタイミングでは、「2236」が表示されている。
その後、ミニゲームが終了し、図286(21)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が引き続き行われている。また、ナビキャラクタYMの近傍において、「激アツ待機中」の文字が表示され、大当りの信頼度の高い強カットイン画像CI1aが出現することが報知されている。また、7セグ表示装置SEGにおけるタイマ表示は、カウントダウンが継続して行われており、図286(21)に示すタイミングでは、「2185」が表示されている。
その後、左図柄、右図柄の順にそれぞれ「装飾5」が順次停止表示し、リーチ状態が形成されると、図286(22)に示すように、装飾図柄表示装置208では、表示画面の中央下方に「リーチ」の表示が行われ、リーチ状態となったことが報知される。一方、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。なお、7セグ表示装置SEGにおけるタイマ表示は、カウントダウンが継続して行われており、図286(22)に示すタイミングでは、「2005」が表示されている。
その後、図286(23)に示すように、装飾図柄表示装置208では、強サボハニ群予告が行われている様子が示されている。このとき、リーチ図柄が右上隅に小さく表示され、変動アイコン表示領域と保留アイコン表示領域が消去される。また、7セグ表示装置SEGにおけるタイマ表示は、カウントダウンが継続して行われており、図286(23)に示すタイミングでは、「1927」が表示されている。
図286(24)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニ群予告が継続して行われている。また、この演出例では、7セグ表示装置SEGにおけるタイマ表示の表示態様が赤色の表示態様から多色に変化するレインボーの表示態様に変化している。レインボーの表示態様のタイマ表示は、赤色の表示態様のタイマ表示よりも大当り図柄が確定表示されやすくなっており、また、或る演出が開始されやすくなっている。ここで、レインボーの表示態様でタイマ表示が表示された場合は、必ず大当り図柄が確定表示されるようにしてもよいし、必ず或る演出が開始するようにしてもよい。また、7セグ表示装置SEGにおけるタイマ表示は、カウントダウンが継続して行われており、図286(24)に示すタイミングでは、「1737」が表示されている。
続いて、図286(24)に続く図287(25)に示すように、装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展し、主人公の殿様と敵役の剣豪が対峙する画面が表示される。また、7セグ表示装置SEGにおけるタイマ表示は、カウントダウンが継続して行われており、図287(25)に示すタイミングでは、「1010」が表示されている。
図287(26)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタン連打演出が開始されており、ボタン画像136aがデフォルトの態様で表示されている様子が示されている。また、7セグ表示装置SEGにおけるタイマ表示は、カウントダウンが継続して行われており、図287(26)に示すタイミングでは、「0500」が表示されている。その後、演出ボタン136の操作有効期間が開始される。
すると、図287(27)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタン連打演出の実行中に、最強カットイン画像CI1vが表示される。この最強カットイン画像CI1vは、あみだくじによるミニゲームの結果、成功したことに対応して表示されるものであるが、この演出例では、強カットイン画像CI1aよりも有利な最強カットイン画像CI1vが表示されており、大当りの期待感が飛躍的に高まっていることが報知されている。なお、このときも遊技者による演出ボタン136の連打操作が継続して行われている。また、7セグ表示装置SEGにおけるタイマ表示は、カウントダウンが継続して行われており、図287(27)に示すタイミングでは、「0200」が表示されている。
その後、7セグ表示装置SEGにおけるタイマ表示が「0000」になるタイミングで、図287(28)に示す装飾図柄表示装置208では、服が破けた番長のキャラクタが、「プレミアだ」の文字とともに登場し、プレミア予告が行われている様子が示されている。これにより、遊技者に大当りが確定していることを報知している。このように、この演出例では、装飾図柄表示装置208において表示されたタイマ予告表示TM1によるタイマ予告演出と7セグ表示装置SEGによるタイマ予告演出とで、それぞれ対象とされる或る予告演出が異なっている様子が示されている。また、この演出例では、タイマ予告表示TM1によるタイマ予告演出は、開始から終了まで、1回の図柄変動表示において行われたが、7セグ表示装置SEGによるタイマ予告演出は、2回の図柄変動表示に跨って行わていることが示されている。なお、タイマ予告表示TM1によるタイマ予告演出と、7セグ表示装置SEGによるタイマ予告演出とで、対象とする図柄変動表示が異なってもよい。また、タイマ予告演出が、大当り遊技と大当り遊技の終了後に行われる図柄変動表示に跨って行われてもよい。また、この演出例では、7セグ表示装置SEGによるタイマ予告演出が行われた結果、或る予告演出としてのプレミア予告が行われたが、或る予告演出ではない大当りの信頼度が低い予告が行われる偽のタイマ予告演出が行われるようにしてもよい。また、或る予告演出が行われない偽のタイマ予告演出が行われるようにしてもよい。
このように、この演出例では、タイマ予告演出が行われてプレミア予告が行われた場合は、タイマ予告演出が行われてプレミア予告が行われなかった場合よりも、図柄変動表示(当該図柄変動表示)において大当り図柄が確定表示されやすくなっている。
その後、図287(29)に示すように、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪を倒し、勝利した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄に停止表示する予定の「装飾5」が表示され、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。このとき、7セグ表示装置SEGでは、大当りとなったことを祝福するため、全てのセグメントを使用して多色表示(レインボー表示)が行われている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「プレミア出現」の文字が表示され、プレミア予告が行われたことを報知している。
その後、図287(30)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている様子が示されている。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「やったぜ」の文字が表示されており、大当りとなることが報知されている。その後、図287(31)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の大当りの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去され、7セグ表示装置SEGも消灯とされる。
図288は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行される大当り遊技における演出の一例について段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。
図288(1)に示す演出例は、例えば、図287(31)に続く演出例であり、装飾図柄表示装置208では、引き続き「装飾5−装飾5−装飾5」の大当りの装飾図柄の組合せで確定表示された様子が示されている。
図288(2)に示す装飾図柄表示装置208では、大当り遊技が開始され、大当り開始演出が行われている様子が示されている。具体的には、装飾図柄表示装置208では、大当り図柄である「装飾5」が表示画面の左上隅部に表示され、表示画面の中央では扇を持ったコパンダのキャラクタが大当りを祝福している様子が示されている。また、7セグ表示装置SEGでは、大当り遊技における装飾効果を向上させるため、全てのセグメントを使用して多色表示(レインボー表示)が行われている。なお、このときに、7セグ表示装置SEGによる特別な演出表示が行われてもよく、例えば、「7777」を表示したり、語呂合わせの数字列を表示したりしてもよい。このような表示を行って、例えば、保留内に大当りが発生する保留連荘を予告したり、大当り遊技終了後は確変状態となることを予告したりするようにしてもよい。
図288(3)に示す装飾図柄表示装置208では、3ラウンド目が開始された様子が示されている。そして、コパンダのキャラクタの右側には、「LED注目」の文字が表示され、予告演出が行われることが示唆されている。
すると、図288(4)では、7セグ表示装置SEGが前消灯し、その後、図288(5)に示すように、「ボタン連打で服を破れ」の文字の表示とともに番長のキャラクタが登場し、ミニゲームが開始される。このミニゲームでは、大当り遊技後の遊技状態に応じた結果が表示可能とされており、大当り遊技後の遊技状態が確変状態(特図高確率普図高確率状態)となる場合には、演出ボタン136を連打した結果、番長の服が破けることによりミニゲームが成功する演出が行われる場合がある。また、ミニゲームが開始されると、7セグ表示装置SEGにおいてタイマが表示され、ボタン連打演出を受け付ける操作有効期間が表示される。この演出例では、ミニゲームが開始されると、「1000」が表示され、カウントダウン(操作有効期間)が開始してから10秒間の演出ボタン136の連打を受け付けることができることが報知される。このタイマ表示は、4ラウンド目に移行して操作有効期間が開始すると、カウントダウンが開始される。なお、7セグ表示装置SEGにおけるタイマ表示の表示態様は、白色で発光する態様としているが、他の色で発光する態様であってもよく、例えば、発光色によりミニゲームに成功する信頼度が異なるようにしてもよい。また、例えば、操作有効期間に対応する10秒を示す「1000」ではなく、他の時間を示すタイマ表示(例えば、「9999」や「7777」等の特定の数字の組み合わせの表示)が行われることで、ミニゲームに必ず成功するプレミア予告が行われてもよい。
図288(6)に示す装飾図柄表示装置208では、4ラウンド目に移行している様子が示されている。4ラウンド目に移行すると、装飾図柄表示装置208では、ボタン画像136aとともに「連打」の文字が表示され、演出ボタン136の連打を促している。また、演出ボタン136の連打操作を受け付ける操作有効期間が開始され、7セグ表示装置SEGにおけるタイマ表示のカウントダウン(タイマ減算)が開始される。なお、図288(6)に示すタイミングでは、「0800」が表示されており、操作有効期間が開始されてから2秒が経過した様子が示されている。このように、この演出例では、このタイマ表示は、タイマ予告演出として機能する場合があり、タイマ予告演出とミニゲームが同時に開始されていることが示されている。なお、タイマ予告演出とミニゲームとが同時に開始されなくてもよい。
図288(7)では、遊技者による演出ボタン136の連打操作が引き続き行われている様子が示されている。このとき、7セグ表示装置SEGにおけるタイマ表示は、「0500」とされており、操作有効期間の残り時間が5秒であることが報知されている。
図288(8)に示す装飾図柄表示装置208では、「残念」「次回時短」の文字が表示され、ミニゲームに失敗した様子が示されている。これにより、当該大当り遊技の終了後は、確変状態に移行せず時短状態(特図低確率普図高確率状態)に移行することが報知されている。
図288(5a)〜同図(8a)は、図288(4)に続く別の演出例を示している。図288(5a)に示す装飾図柄表示装置208では、上述したミニゲームが開始されている様子が示されている。この演出例では、表示画面の右下隅部に姫のキャラクタHMEが表示されており、ミニゲームに成功する可能性が高いことが報知されている。また、ミニゲームが開始されると、7セグ表示装置SEGにおいてタイマ(「1000」)が表示され、ボタン連打演出を受け付ける操作有効期間が表示される。その後は、図288(6a)〜同図(7a)に示す演出が行われる。なお、図288(6a)〜同図(7a)は、図288(6)〜同図(7)と同様であるので、説明を省略する。
図288(8a)に示す装飾図柄表示装置208では、番長のキャラクタの服が破けるとともに、「番長覚醒」「次回確変」の文字が表示され、ミニゲームに成功した様子が示されている。これにより、当該大当り遊技の終了後は、確変状態に移行することが報知されている。
図289は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるタイマ予告演出においてエラー表示が表示された場合の表示例について段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。
図289(1)に示す装飾図柄表示装置208には、「装飾2−装飾5−装飾7」の装飾図柄の組み合わせが停止表示されている。また、装飾図柄表示装置208の表示画面の右上隅部には第2保留数表示が表示されている。また、装飾図柄表示装置208の下方右側には、ナビキャラクタYMが表示されている。なお、図289(1)に示されるタイミングでは、図柄が停止表示されているため、変動アイコンh0は表示されていない。
さらに、図289に示す制御状態(遊技状態)は、特図低確率普図低確率状態であり、装飾図柄表示装置208の下方左側に形成された保留アイコン表示領域には、特図1の保留を表す保留アイコンが表示される。保留アイコン表示領域には、2つの特図1の保留アイコンh11,h12が表示されており、これら2つの特図1の保留アイコンh11,h12はいずれも、デフォルトの表示態様(丸形の無模様かつ白色の表示態様)で表示されている。一方、特図2の保留アイコンは一つも表示されていない。
また、この演出例では、装飾図柄表示装置208の表示画面の中央上方に、「球を抜いてください」のエラー表示(下皿満タンエラー表示ERR1)が行われており、下皿満タンエラーが発生していることが報知されている。このようなエラーは、遊技を継続可能なものであるから、本実施形態では、エラー報知を行いつつも、遊技を継続させるようにしている。なお、エラー報知の対象となっているエラーの解消を検出した場合(例えば、下皿満タン検出スイッチがオフとなって下皿満タンエラーが解消した場合等)には、下皿満タンエラー表示ERR1は消去される。
図289(2)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11〜h12の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が、装飾図柄表示装置208の中央下部に形成された変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示され、第二の保留アイコンh12が第一の保留アイコンh11の表示位置に移動して、第一の保留アイコンh11として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。また、図289(2)に示すタイミングでは、下皿満タンエラーは解消しておらず、下皿満タンエラー表示ERR1は引き続き表示されている。
図289(3)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始している様子が示されている。具体的には、例えば、フレームインアニメにより、表示画面の右側からタイマ予告表示TM1がフレームインすることにより、タイマ予告演出が開始される。このタイマ予告表示TM1の表示態様は、デフォルトの表示態様である。タイマ予告表示TM1には、「05:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから5秒が経過すると或る予告演出が開始されることを示唆している。また、図289(3)に示すタイミングでは、下皿満タンエラーは依然として解消しておらず、下皿満タンエラー表示ERR1は引き続き表示されている。このとき、タイマ予告表示TM1が下皿満タンエラー表示ERR1によってオーバーラップされており、タイマ予告表示TM1の視認性が低下している。そのため、遊技者は、この表示状態を見て、下皿の球抜きを急ぐ場合がある。
その後、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始され、図289(4)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TM1には、「04:25」が表示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「疑似連かも」の文字が表示され、タイマ予告表示TMにおけるタイマ表示のカウントダウンが行われた結果、疑似連が行われる可能性があることが示唆されている。なお、図289(4)に示すタイミングでも、下皿満タンエラーは依然として解消しておらず、下皿満タンエラー表示ERR1は表示されており、タイマ予告表示TM1が下皿満タンエラー表示ERR1によってオーバーラップされている。
図289(5)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、タイマ予告表示TM1では、カウントダウンが継続しており、図289(5)に示すタイミングでは、「03:96」が表示されている。また、図289(5)に示すタイミングでも、下皿満タンエラーは依然として解消しておらず、下皿満タンエラー表示ERR1は表示されており、タイマ予告表示TM1が下皿満タンエラー表示ERR1によってオーバーラップされている。
図289(6)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾6」が停止表示される。なお、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、タイマ予告表示TM1では、カウントダウンが継続しており、図239(6)に示すタイミングでは、「01:73」が表示されている。なお、図289(6)に示すタイミングでは、遊技者により下皿の球抜きが行われたため、下皿満タンエラーが解消し、下皿満タンエラー表示ERR1は消去されている。その後、図289(7)〜同図(12)に示す演出が行われる。なお、図289(7)〜同図(12)に示す演出は、図239(7)〜同図(12)に示す演出を同じであるので、説明を省略する。
なお、以上説明したタイマ予告演出では、タイマ表示のカウントダウンにより或る演出が行われるまでの時間を表示するようにしたが、例えば、タイマ予告演出を行う場合に、タイマ予告表示におけるタイマ表示を「00:00」から開始させ、例えば、「「03:00」になると保留変化かも」や「「25:00」になると強カットイン発生」のような表示を行い、タイマ表示をカウントアップして指定された時間となった場合に或る演出が行われるように構成されてもよい。
また、以上説明したタイマ予告演出では、或る演出として、保留変化演出、疑似連演出、カットイン画像の表示、大当り確定報知を例として説明したが、これに限定されず、例えば、先読みモード等の特定のゾーンに突入する演出、ムービー挿入、次回予告演出等であってもよい。
また、以上説明したタイマ予告演出では、タイマ予告表示の色を変化することにより大当りの期待度が変化するようにしており、この場合に、例えば、赤>緑>黄>青>白の順で期待度が高く、また、タイマ予告表示の色が黄色以上である場合に、或る演出の開始が確定されるようにしてもよい。また、7セグ表示装置SEG等の装飾図柄表示装置208以外のデバイスで実行される場合には、或る予告演出が必ず行われるようにしてもよい。この場合、例えば、装飾図柄表示装置208に表示されたタイマ予告表示の色が青で7セグ表示装置SEGの発光色が白色である場合には、青<白の関係で大当りの期待度を持たせてもよいし、装飾図柄表示装置208におけるタイマ予告表示の色が赤であり、7セグ表示装置SEGの発光色が赤である場合には、7セグ表示装置SEGの発光色の方が大当りの信頼度を高くしてもよい。
また、例えば、装飾図柄表示装置208におけるタイマ予告表示の色が白で、7セグ表示装置SEGの発光色が黄色の場合は、7セグ表示装置SEGの発光色が赤の場合よりも大当り図柄が確定表示されやすい等、装飾図柄表示装置208におけるタイマ予告表示の色と、7セグ表示装置SEGの発光色の組み合わせで大当りの信頼度が飛躍的に向上するものがあってもよい。また、装飾図柄表示装置208におけるタイマ予告表示の色と、7セグ表示装置SEGの発光色とでそれぞれランク付けをし、ランクの和を比較して大当り信頼度が決まるようにしてもよく、例えば、白のランクが1で、黄色のランクが3で、赤のランクが5である場合、装飾図柄表示装置208におけるタイマ予告表示の色が白で、7セグ表示装置SEGの発光色が黄色の場合(前者)よりも、装飾図柄表示装置208においてはタイマ予告表示が行われておらず、7セグ表示装置SEGでのみタイマ表示が行われ、その発光色が赤の場合(後者)では、後者の方が大当りの信頼度が高いようにしてもよい。
次に、図290を参照して、タイマ予告演出が開始したときに表示されるタイマ予告表示の表示態様の一例について説明する。ここで、図290は、タイマ予告表示の表示態様について説明する図である。
図290(a)は、タイマ予告演出が開始されたときにタイマ予告表示TM1のタイマ表示として「7:77」が表示された例を示している。このタイマ表示は、大当りの装飾図柄の組み合わせである「装飾7−装飾7−装飾7」を連想させるタイマ表示であり、図290(a)に示すタイマ予告表示TM1がタイマ予告演出が開始されたときに表示された場合には、プレミアタイマ表示として、大当り確定となる予告として用いることができる。また、図290(a)に示すタイマ予告表示TM1が表示された場合には、「装飾7−装飾7−装飾7」の大当りの装飾図柄の組み合わせが導出される予告として表示されてもよいし、また、このタイマ予告表示TM1が表示された場合には、大当り遊技の終了後に確変に移行することが確定される予告や、保留連荘が発生することの予告として用いてもよい。
図290(b)は、タイマ予告演出が開始されたときにタイマ予告表示TM1のタイマ表示として「99:99」が表示された例を示している。上述した実施形態では、タイマ予告表示TM1に最初に表示される時間は、図柄の変動時間よりも短い時間とされていたが、図290(b)に示すタイマ予告表示TM1のタイマ表示は、少なくとも、表示が開始された時点から図柄の停止表示までの時間よりも長い時間とされており、変動中ではカウントダウンが完了しないと認識される時間となっている。図290(b)に示すタイマ予告表示TM1がタイマ予告演出が開始されたときに表示された場合には、プレミアタイマ表示として、大当り確定となる予告として用いることができる。また、このタイマ予告表示TM1が表示された場合には、大当り遊技の終了後に確変に移行することが確定される予告や、保留連荘が発生することの予告として用いてもよい。
また、図290(b)に示すタイマ表示は、10進数で表すことができる最大の数値であるが、図290(c)に示すように、16進数で表すことができる最大の数値を表示するようにしてもよい。これによっても、図290(b)に示すタイマ表示と同様の効果を期待できる場合がある。
図290(d)は、タイマ予告演出が開始されたときにタイマ予告表示TM1のタイマ表示として「7:58」が表示された例を示している。このタイマ表示は、愛知県の県庁所在地である「名古屋」の語呂合わせを連想させるタイマ表示であり、図290(d)に示すタイマ予告表示TM1がタイマ予告演出が開始されたときに表示された場合には、プレミアタイマ表示として、大当り確定となる予告として用いることができる。また、このタイマ予告表示TM1が表示された場合には、大当り遊技の終了後に確変に移行することが確定される予告や、保留連荘が発生することの予告として用いてもよい。
また、図290(e)は、日本でもっとも標高の高い山である「富士山」の語呂合わせを連想させるタイマ表示(「2:23」)であり、これによっても、図290(d)に示すタイマ表示と同様の効果を期待できる場合がある。なお、本実施形態では、タイマ予告演出が開始されたときに表示されるタイマ予告表示TM1のタイマ表示は、1秒未満の桁については、全て「0」が表示されているが、上記のプレミアタイマ表示では、1秒未満の桁についても表示されている点に特徴を有している。なお、プレミアタイマ表示として表示されるタイマ表示は、上記のものに限定されず、種々のものを適宜採用することができる。例えば、「31:50」(サイコー)や、「8:08」(八百屋)のような語呂合わせであってもよいし、「03:41」といったように、電源投入時に表示される装飾図柄の組み合わせ(いわゆる、朝イチ出目)であってもよい。
図290(f)は、タイマ予告演出が開始されたときにタイマ予告表示TM1のタイマ表示として「あたり」が表示された例を示している。このタイマ表示が表示された場合には、遊技者は、大当り確定であることが容易に認識できる場合がある。図290(f)に示すタイマ予告表示TM1がタイマ予告演出が開始されたときに表示された場合には、プレミアタイマ表示として、大当り確定となる予告として用いることができる。また、このタイマ予告表示TM1が表示された場合には、大当り遊技の終了後に確変に移行することが確定される予告や、保留連荘が発生することの予告として用いてもよい。
図290(g)は、タイマ予告演出が開始されたときや、タイマ予告演出の途中で変更される場合がある表示態様のタイマ予告表示TM1を示している。図290(g)に示すタイマ予告表示TM1の表示態様は、多色に変化しながら表示されるレインボー表示態様であり、このレインボー表示態様でタイマ予告表示TM1が表示された場合には、プレミアタイマ表示として、大当り確定となる予告として用いることができる。また、このタイマ予告表示TM1が表示された場合には、大当り遊技の終了後に確変に移行することが確定される予告や、保留連荘が発生することの予告として用いてもよい。なお、プレミアタイマ表示として採用可能な表示態様はこれに限定されず、適宜の色に設定することができる。
図290(h)は、タイマ予告演出が開始されたときや、タイマ予告演出の途中で表示される場合がある表示態様のタイマ予告表示TM1を示している。図290(h)に示すタイマ予告表示TM1の表示態様は、四隅にサボハニのキャラクタSBHNが付加されてなる表示態様であり、この表示態様でタイマ予告表示TM1が表示された場合には、プレミアタイマ表示として、大当り確定となる予告として用いることができる。なお、付加するキャラクタはこれに限定されず、任意に設定することができる。また、このタイマ予告表示TM1が表示された場合には、大当り遊技の終了後に確変に移行することが確定される予告や、保留連荘が発生することの予告として用いてもよい。
その他、上述したタイマ予告表示TM1は方形状の枠内にタイマ表示を表示する構成としているが、プレミアタイマ表示として、枠の形状が異なる表示態様のタイマ予告表示TM1を表示するようにしてもよく、例えば、円形の枠内にタイマ表示を表示する態様のタイマ予告表示TM1をプレミアタイマ表示としてもよい。
また、上記に掲げたプレミアタイマ表示のタイマ予告表示TM1は、表示を開始した後、カウントダウンを行うようにしてもよいが、カウントダウンを行うことなくタイマ予告演出を終了するようにしてもよいし、カウントダウンの途中で大当り図柄が確定表示してタイマ予告演出が終了するように構成されてもよい。また、プレミアタイマ表示のタイマ予告表示TM1によるタイマ予告演出が開始された場合には、タイマ表示のカウントダウンが完了しても疑似連演出等の或る予告演出が行われないようにしてもよい。
また、本実施形態では、導出結果によりタイマ予告演出が真であるか偽であるかを報知するミニゲームについて説明したが、このミニゲームについては、上述したいずれのタイマ予告演出についても適用することができる。
次に、本実施形態に係るパチンコ機100において実行される演出の他の具体例について、図291〜図324を参照しながら説明する。また、以下に示す演出表示は、アニメーションにより行われてもよい。また、以下に示す実施形態は、これまでに示したいずれの実施形態においても適用可能であることはいうまでもない。
図291〜図324は、本実施形態に適用可能なパチンコ機100の装飾図柄表示装置を中心とした演出の変形例を段階的に示す図である。なお、図291〜図324では、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、普図表示装置210、第1特図保留ランプ218、第2特図保留ランプ220及び普図保留ランプ216については、図示を省略している。また、図291〜図324では、装飾図柄表示装置を3つ横列に並べて配置した例を示している。すなわち、3つの装飾図柄表示装置のうちの中央に配置される第1装飾図柄表示装置208Lと、第1装飾図柄表示装置208Lの左側に配置される第2装飾図柄表示装置208Mと、第1装飾図柄表示装置208Lの右側に配置される第3装飾図柄表示装置208Nとにより表示が行われている。なお、第1装飾図柄表示装置208Lは、メイン表示装置という場合があり、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nは、サブ表示装置という場合があり、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nは、幅方向の長さが第1装飾図柄表示装置208Lの略半分の長さよりも短く、また、高さもわずかに短い。また、第2装飾図柄表示装置208Mは、その右端辺部分が第1装飾図柄表示装置208Lの左端辺部分の前面側に重なっており、第3装飾図柄表示装置208Nは、その左端辺部分が第1装飾図柄表示装置208Nの右端辺部分の前面側に重なっている。さらに、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nは、それぞれ第1装飾図柄表示装置208Lの表示面に沿って、互いに近接する方向にスライド移動可能に構成されている。また、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nは、互いに最も近接した状態となった場合に、第1装飾図柄表示装置208Lの表示面に沿って一体的に回転することができるように構成されている。なお、第1装飾図柄表示装置208L、第2装飾図柄表示装置208M、第3装飾図柄表示装置208Nの各名称は、各表示装置について装飾図柄が必ずしも変動表示するものではなく、便宜的に名称付けたものであり、表示装置の解釈を狭小するものではないことを念のためここに付言する。また、これらの装飾図柄表示装置(第1装飾図柄表示装置208L、第2装飾図柄表示装置208M、第3装飾図柄表示装置208N)をまとめたものを演出表示手段とし、演出表示手段は、装飾図柄の変動表示を行ったり、複数種類の演出表示を行ったりするということもできる。なお、本実施形態では、複数の装飾図柄表示装置のそれぞれに様々な画像が表示される例を示しているが、一の装飾図柄表示装置にそれらの全てを表示するように構成してもよい。また、第1装飾図柄表示装置208Lの前面側には、透明の導光板が配置されており、遊技者は導光板を介して第1装飾図柄表示装置208Lの表示状態を視認可能とされている。導光板は、透過領域に所定のレンズカットが施されている。導光板の側端部近傍の適宜位置にはLED等の発光体が設けられ、発光体からの光がレンズカット部分で前方に向けて反射することにより、透過領域が所定の模様で発光しているように見せることができるように構成されている。図291〜図324に示される実施形態では、導光板には所定のエフェクト画像を模した模様のレンズカットが施されている。なお、導光板は光を照射する分の厚みよりも光を遊技者側に向けて屈折させる領域の部分の厚みのほうが薄いように構成されている。そのため、第1装飾図柄表示装置208L、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nの表示状態が視認しやすくなる場合がある。また、導光板が可動するものであってもよい。また、導光板は、第1装飾図柄表示装置208L、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nのうちの少なくとも一つの表示装置よりも手前側に設けられていればよい。また、図291〜図324では、第4図柄表示装置284a1,284a2の様子が示されており、特図1に対応する特図1第4図柄表示装置284a1は、方形状をなしており、特図1の変動表示中では点滅し、特図1の停止表示中では、ハズレの点灯態様又は大当りの点灯態様で点灯する。また、特図2に対応する特図2第4図柄表示装置284a2は、円形状をなしており、特図2の変動表示中では点滅し、特図2の停止表示中では、ハズレの点灯態様又は大当りの点灯態様で点灯する。また、図291〜図324では、スピーカ120及び演出ボタン136,136zの様子が示されている。
図291は、本実施形態に適用可能な準備中予告演出の一例を段階的に示す図である。
図291(a)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、表示画面の下部にユーザーインタフェイス(UI)部UI3が配置されており、このUI部UI3には、その中央に変動アイコンh0が台座に載置された態様で表示されており、変動アイコンh0の左側には、4つの保留アイコンが表示可能に台座が4つ配置された保留アイコン表示領域が形成されている。図291(a)に示すタイミングでは、特図1の変動表示が2つ保留されているので、保留アイコン表示領域には、2つの保留アイコンh11,h12が表示されている。なお、変動アイコンh0及び2つの保留アイコンh11,h12は、いずれもデフォルトの表示態様(白色円形の表示態様)となっている。また、変動アイコンh0の右側には、説明表示部としてのチュートリアル表示部TT1が配置されており、遊技や演出に関する様々な情報が表示(チュートリアル表示)が行われ、その内容は適宜のタイミングで更新される。図291(a)に示されるチュートリアル表示部TT1では、「パンダは殿様の師匠」と表示されており、パンダのキャラクタと殿様のキャラクタとの関係について説明がなされている。このチュートリアル表示部TT1は、説明表示に限らず、予告表示やデモ演出表示が行われる場合があり、また、非表示とされる場合もある。ここで、チュートリアル表示として、登場するキャラクタに関する説明、予告(例えば、タイマ予告)に関する説明などが表示される。なお、チュートリアル表示の表示態様(例えば、青字で表示したり、赤字で表示したり等)によって大当り期待度を報知可能に構成してもよい。この場合においては、このチュートリアル表示を予告表示のうちの位置の予告表示としてもよい。本明細書においては、便宜上、説明している表示のことをチュートリアル表示として記載することとする。すなわち、この演出例におけるチュートリアル表示部TT1は、何かを表示する領域ということができる。また、第1装飾図柄表示装置208Lでは、装飾図柄の変動表示が行われている。なお、UI部UI3は、装飾図柄の変動表示中に優先して表示されており、装飾図柄の表示領域とは重ならない領域に設けられているが、装飾図柄の表示領域と重なってもよい。このように、UI部UI3は、保留アイコン表示領域と変動アイコン表示領域とチュートリアル表示部TT1を構成する表示枠として機能している。また、図291(a)に示すUI部UI3は、青色で表示されたデフォルトの表示態様とされており、遊技の進行に応じて表示態様が変化する場合がある。
第2装飾図柄表示装置208Mでは、表示画面の下部に、現在行われているステージ名やリーチ名を表示するための、説明表示部としてのステージ名表示部ST1が配置されている。図291(a)に示されるステージ名表示部ST1では、「城下町」と表示されており、現在のステージが城下町であることが報知されている。また、第2装飾図柄表示装置208Mの表示画面の中央部には演出ボタン136の操作の受付回数を示す受付回数表示850が表示されている。図291(a)に示す例では、「あと 0回」の文字列画像の受付回数表示850が表示されており演出ボタン136の操作の受付回数は0回である。また、受付回数表示850の下方には演出ボタン136を模したストックボタン画像852が表示されている。ストックボタン画像852には縦方向に均等な間隔で3本の線が引かれており、ストックボタン画像852は4つの領域に分割されている。これらの分割された領域の表示色を白色から例えば緑色に変更することでストックボタン画像852は、メーターとしても機能する。図291(a)に示す例では、ストックボタン画像852の4つの領域はいずれも白色で表示されおり、メーターは0である。
第3装飾図柄表示装置208Nでは、殿様のキャラクタがステージ上に乗っている様子が示されており、遊技の進行に応じて様々な動作を行っている。この殿様のキャラクタをナビキャラという場合がある。また、第3装飾図柄表示装置208Nの表示画面上部では、特図1及び特図2の第2保留数表示が表示されている。なお、殿様のキャラクタは常時表示されてもよいし、常時表示されていなくてもよい。また、ステージ名表示部ST1や殿様のキャラクタは、Ui部UI3に含まれる表示であったり、少なくとも一部がUI部UI3之前面側に重なって表示されるように構成してもよい。
また、第1装飾図柄表示装置208Lの下方には、演出可動体の一つである家紋役物224Eが配置されており、演出内容に応じて、上下方向に移動し、また、回転することができるように構成されている。また、家紋役物224Eには、内部にフルカラーLED等の発光手段が内蔵されており、演出内容に応じて様々な発光態様で発光することができる。また、第1装飾図柄表示装置208Lの上方には、演出可動体の一つである八代役物224Faと将軍役物224Fbとが配置されており、演出内容に応じてそれぞれ上下方向に移動することができるように構成されている。また、八代役物224Fa及び将軍役物224Fbはいずれも内部にフルカラーLED等の発光手段が内蔵されており、演出内容に応じて様々な発光態様で発光することができる。
図291(b)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、UI部UI3のチュートリアル表示部TT1がシャッタ画像による閉鎖動作が行われている様子が示されている。すなわち、或る領域(チュートリアル表示部TT1)での或る表示(説明表示)に換えて他の表示(「準備中」の表示)をする前の表示(シャッタ画像の表示)が行われているということができる。なお、シャッタ画像の表示中にシャッタ画像が表示される前に表示されていた文字表示の少なくとも一部が表示されてもよい。
その後、図291(c)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、シャッタ画像によりチュートリアル表示部TT1が完全に閉鎖された様子が示されている。このシャッタ画像は、後述する準備中画像RDYの表示が開始される前に表示される準備中画像予告表示ということができる。また、シャッタ画像は、チュートリアル表示部TT1において予告表示を行う場合にも表示される場合があってもよい。また、シャッタ画像を複数種類の表示態様で表示可能に構成して、シャッタ画像の表示態様によって大当り期待度が異なるように構成してもよいし、シャッタ画像の表示態様は1種類のみで表示態様のみでは大当り期待度を示さないように構成してもよい。
図291(d)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、シャッタ画像により閉鎖されていたチュートリアル表示部TT1において、シャッタ画像が開放された様子が示されている。このとき、シャッタ画像は、所定の開放アニメにより開放表示される。チュートリアル表示部TT1は、シャッタ画像が開放されると、「準備中」の文字が表示された準備中画像RDYが表示される。換言すれば、準備中画像RDYは、チュートリアル表示部TT1の表示領域に重ねて表示されており、UI部UI3にオーバーラップしているということができる。図291(d)に示すタイミングでは、準備中画像RDYの背景色が緑色とされており、すなわち、図291(d)に示す準備中画像RDYの表示態様は、デフォルトの表示態様とされている。なお、準備中画像RDYは、複数種類の表示態様に変更することができ、準備中画像RDYの表示開始時にデフォルトの表示態様とは異なる表示態様(例えば、背景色が赤色)で表示されてもよいし、デフォルトの表示態様で表示開始された後に別の表示態様に変更する場合があってもよい。また、上述のシャッタ画像を複数種類の表示態様で表示可能な構成の場合においては、準備中画像RDYの表示態様と関連性を持たせてもよい。例えば、シャッタ画像が赤色の場合には赤色の準備中画像RDYが表示される(されやすい)ように構成してもよい。この演出例では、準備中画像RDYが表示されることにより、チュートリアル表示部TT1において或る演出(例えば、タイマ予告やミニゲーム等)が行われる場合があるように構成されている。
図291(e)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、UI部UI3が青色の表示態様から金色の表示態様に変化している様子が示されている。この演出例では、UI部UI3の表示態様が金色の表示態様とされることで、保留アイコンの表示態様が変化しやすいことを示唆している。すなわち、この金色の表示態様のUI部UI3は先読み予告として機能している。このように、UI部UI3が金色の表示態様で表示された場合の方が、青色の表示態様で表示された場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示されやすいように構成されている。なお、この金色の表示態様のUI部UI3は、当該図柄変動表示の予告として機能する場合があってもよいし、保留アイコンの表示態様の変化予告としてではなく、直接的な先読み予告表示として機能する場合があってもよい。また、UI部UI3の表示態様は、表示態様が変化した保留アイコン(先読み対象の保留アイコン)が消化される以前にデフォルトの態様となるように構成してもよいし、先読み対象変動の当否結果を示す表示(例えば、大当りやハズレであることを示す装飾図柄の表示)が行われた後にデフォルトの態様となるように構成してもよい。
図291(f)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、チュートリアル表示部TT1の右上部分に忍者のキャラクタNJ4が表示されている。この忍者のキャラクタNJ4は、保留アイコンの表示態様が変化される際に表示される場合があるキャラクタである。この演出例では、忍者のキャラクタNJ4が準備中画像RDYが表示されたチュートリアル表示部TT1に重なるようにして表示されており、そのため、準備中画像RDYや忍者のキャラクタNJ4に注目させることができる場合がある。
すると、図291(g)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、保留変化アニメが開始されており、忍者のキャラクタNJ4が1つ目の保留アイコンh11に向けて手裏剣を投てきし、1つ目の保留アイコンh11に命中した様子が示されている。このとき、エフェクトEF4により、1つ目の保留アイコンh11の全体が覆われ、エフェクトEF4に覆われていない状態に比べて、視認困難状態とされている。なお、このエフェクトEF4は、対象の保留アイコンの隣の保留アイコンにも表示が及んでおり、そのため、図291(g)に示すように、1つ目の保留アイコンh11の隣に配置された2つ目の保留アイコンh12の一部もエフェクトEF4にオーバーラップされている。この演出例では、保留アイコンが変化する前に行われる保留変化アニメが、保留変化事前演出表示として機能してるということができる。なお、この保留変化事前演出表示に、忍者のキャラクタNJ4の表示が含まれていてもよく、すなわち、忍者のキャラクタNJ4の表示が開始されてから保留アイコンの表示態様が変化するまでの一連のアニメーションを保留変化事前演出表示としてもよい。また、忍者のキャラクタNJ4の表示のみを以って保留変化事前演出表示としてもよい。また、保留変化後に表示されている忍者のキャラクタNJ4の表示を保留変化事前演出表示に含めてもよいし、含めなくてもよい。なお、保留変化アニメが行われても保留アイコンの表示態様が変化しない場合があってもよい。また、忍者のキャラクタNJ4に関する演出表示の後に準備中画像RDYの表示が開始される構成であってもよい。逆に、忍者のキャラクタNJ4が準備中画像RDYを出現させる表示を行わないように構成してもよい。また、先読み態様で表示されている保留アイコンがある場合の方が、ない場合よりも、準備中画像RDYが出現しやすくなるように構成されていてもよい。この構成によれば、忍者のキャラクタNJ4が登場した後に保留アイコンが変化した状態の方が準備中画像RDYの出現に期待が持てるようになるので、忍者のキャラクタNJ4が異なる種類の予告表示(保留アイコン変化と準備中画像RDYのように対象が異なるものであったり、先読み予告と当該予告のように対象変動が異なるものであったりなど)の事前報知として機能する場合がある。
図291(h)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、エフェクトEF4が消去されて1つ目の保留アイコンh11が表示態様が変更された状態で表示されている様子が示されている。図291(h)に示す1つ目の保留アイコンh11は、デフォルトの表示態様から、赤色の表示態様に変更されている。また、家紋役物224Eも1つ目の保留アイコンh11の表示態様に合わせて、赤色に発光している。なお、1つ目の保留アイコンh11が赤色の表示態様で表示開始した後で家紋役物224Eが赤色に発光されてもよいし、家紋役物224Eが赤色に発光した後で、1つ目の保留アイコンh11が赤色の表示態様で表示開始してもよいし、1つ目の保留アイコンh11が赤色の表示態様で表示開始するタイミングで家紋役物224Eが赤色に発光してもよい。
その後、図291(i)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、保留変化アニメが終了して、忍者のキャラクタNJ4が消去される。また、装飾図柄が左図柄、右図柄、中図柄の順で順次停止表示し、「装飾3−装飾5−装飾7」のハズレの装飾図柄の組み合わせで停止表示される。この「装飾3−装飾5−装飾7」の装飾図柄の組み合わせは、ハズレの組み合わせであるが、チャンス目の組み合わせでもある。すなわち、チャンス目の組み合わせが導出表示されることにより、先読み予告が行われている。チャンス目は、保留アイコンが先読みの表示態様で表示されている場合に導出表示されやすくなっているが、保留アイコンの表示態様の如何に拘らず、チャンス目が適宜の確率で表示されるようにしてもよい。また、チャンス目が表示された場合の方が、チャンス目が表示されなかった場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示されやすいように構成されてもよい。なお、忍者のキャラクタNJ4が消去された後で、装飾図柄の停止表示が順次行われてもよいし、装飾図柄の順次停止表示が開始された後で忍者のキャラクタNJ4が消去されてもよい。また、忍者のキャラクタNJ4が消去されるタイミングで、装飾図柄の順次停止表示が開始されてもよい。なお、図291(i)に示すタイミングでは、変動アイコンh0が表示されているが、図柄が確定表示されたタイミングで変動アイコンh0が消去されるようにしてもよい。
その後、第1特図表示装置212における図柄変動が開始されると、図291(j)に示すように、保留アイコンh11,h12がそれぞれ移動アニメーションにより移動表示され、第1の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコンが変動アイコンが表示される台座の上に載置されて変動アイコンh0となり、第2の保留アイコンh12の表示位置にあった保留アイコンが第1の保留アイコンh11となり、それぞれ、対応する台座上に移動する。また、図291(j)に示される第1装飾図柄表示装置208Lでは、装飾図柄の変動表示が開始される。なお、チュートリアル表示部TT1では、準備中画像RDYが引き続き表示されており、すなわち、準備中画像RDYが複数の図柄変動表示に跨って表示されているということができる。一方、前回の図柄変動表示において表示されていた忍者のキャラクタNJ4は、複数の図柄変動表示に跨って表示されない表示であるが、複数の図柄変動表示に跨って表示される場合があってもよい。一方、第3装飾図柄表示装置208Nに表示されている殿様のキャラクタは、複数の図柄変動表示に跨って表示されるキャラクタということができる。
図291(k)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、左図柄と右図柄にそれぞれ「装飾4」が停止表示されてリーチ状態が形成されている様子が示されている。左右に表示されている「装飾4」は、それぞれ揺れ変動とされており、中図柄は高速で変動表示されている。なお、リーチ状態となる前に予告演出として表示画面が暗転し、UI部UI3が一時的に非表示とされる場合があるが、基本的にはスーパーリーチが開始されるまではUI部UI3は非表示とされないようになっている。
その後、図291(l)では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に移行する様子が示されている。具体的には、第1装飾図柄表示装置208Lで表示されていた装飾図柄は、第2装飾図柄表示装置208Mの上方で小さく表示されて変動表示が継続され、また、第1装飾図柄表示装置208Lの表示画面の左右両隅部にリーチ状態を形成している「装飾4」が表示される。これにより、「装飾4」でのリーチ状態であることが容易に認識することができる場合がある。なお、第2装飾図柄表示装置208Mにおいて表示されていた受付回数表示850とストックボタン画像852はスーパーリーチに移行するタイミングで消去される。また、第1装飾図柄表示装置208Lでは、スーパーリーチへ移行する演出表示(スーパーリーチ移行表示)が行われ、また、家紋役物224Eが上昇及び回転し、第1装飾図柄表示装置208Lの中央下部の前面側にオーバーラップしている。そのため、変動アイコンh0や一部の保留アイコン(例えば、保留アイコンh11)が家紋役物224Eによってオーバーラップされることにより視認困難とされている。また、家紋役物224Eは、準備中画像RDYの一部にもオーバーラップしている。この家紋役物224Eの上昇・回転動作により、スーパーリーチへ移行することが報知されている。なお、スーパーリーチ移行表示が開始した後で家紋役物224Eの動作を開始してもよいし、家紋役物224Eの動作が開始された後でスーパーリーチ移行表示が開始されてもよいし、スーパーリーチ移行表示が開始されたタイミングで家紋役物224Eの動作が開始されてもよい。また、この演出例では、スーパーリーチのうちの少なくとも剣豪リーチへ移行する場合には、スーパーリーチ移行表示が開始された後でUI部UI3が保留アイコンh11及びチュートリアル表示部TT1とともに下方にフレームアウトされ、非表示となる。なお、UI部UI3は、スーパーリーチ移行表示が開始される前に非表示とされてもよい。このように、この演出例では、特定のスーパーリーチへ移行する場合には、UI部UI3が非表示とされて、少なくとも保留アイコンが非表示とされることが示されている。また、SPリーチのリーチ名称(タイトル)を表示する構成であってもよく、少なくともSPリーチのリーチ名称が表示されている状態ではUI部UI3が非表示となるように構成してもよい。また、準備中画像RDYの周辺に枠を表示する構成において、その枠の表示がUI部UI3の一部であることとしてもよい。この構成においては、UI部UI3の全てが非表示とされるのではなく、UI部UI3の一部が非表示とされるといえる。また、準備中画像RDYが表示されない場合には周辺の枠の表示がなされないので、この場合にはUI部UI3の全てが非表示とされるといえる。つまり、スーパーリーチに移行する前の状態において準備中画像RDYが表示されているか否かによって、スーパーリーチ移行後のUI部UI3の非表示となる範囲が異なるように構成されているといえる。準備中画像RDYの表示で或る予告表示や或る演出の態様が特定可能に構成されていない。なお、剣豪リーチに移行してもUI部UI3が非表示とされなくてもよい。
図291(m)では、剣豪リーチが開始されている様子が示されている。なお、剣豪リーチに移行する場合には、UI部UI3は非表示とされるが、UI部UI3に表示されていた変動アイコンh0は、表示位置を下方に変更して表示が維持されている。また、チュートリアル表示部TT1に準備中画像RDYが表示されている場合には、当該準備中画像RDYのみ表示が維持され、チュートリアル表示部TT1自体はUI部UI3とともにフレームアウトされる。すなわち、準備中画像RDYは、UI部UI3が表示されている状態での表示位置と、非表示とされた後の表示位置とが同じ位置となっている。また、家紋役物224Eは、下方に移動され、初期位置に戻っている。ここで、剣豪リーチが開始してから家紋役物224Eが初期位置に戻ってもよいし、家紋役物224Eが初期位置に戻った後で剣豪リーチが開始されてもよいし、家紋役物224Eが初期位置に戻ったタイミングで剣豪リーチが開始されてもよい。
図291(n)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、準備中画像RDYがエフェクトEF5にオーバーラップされており、エフェクトEF5にオーバーラップされていない状態よりも表示状態が視認困難とされている。すなわち、準備中画像RDYの表示が終了することを報知しているということができ、また、或る予告表示が開始する前の表示が開始されているということもできる。さらには、エフェクトEF5の表示により或る予告表示そのものが開始されているということもできる。また、さらには、この演出例では、準備中画像RDYは、保留アイコンが非表示状態(UI部UI3が表示状態)であるときに表示が終了する(非表示となる)ということもできる。
図291(o)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、準備中画像RDYが表示されていた領域でミニゲームが開始されている様子が示されている。このミニゲームは、準備中画像RDYの表示が終了して開始される予告表示の一例であるが、準備中画像RDYの表示を経由することなくミニゲームが開始されてもよい。この場合、準備中画像RDYの表示を経由した場合の方が、準備中画像RDYの表示を経由しなかった場合よりも大当り図柄が確定表示されやすいようにしてもよい。なお、この演出例では、準備中画像RDYの表示が終了してミニゲームが開始されるようにしたが、準備中画像RDYの表示が終了してタイマ予告演出が開始されてもよい。また、ミニゲームやタイマ予告演出が行われずに、例えば、「鉄板」の文字が表示される等、当否判定の結果がいきなり表示されてもよい。ミニゲームが開始されると、殿様のミニキャラMC1と的TGTが表示される。的TGTは、4等分に分割された領域により構成されており、4つの領域のうちの少なくとも一つの領域(図291(o)に示す演出例では、上部の領域)が当りの領域となっており、当りの領域に矢が当たることで大当りの信頼度の高い予告が行われるようになっている。なお、当りの領域は、1つに限らず複数あってもよいし、全部の領域が当りの場合があってもよいし、全部の領域が非当り領域である場合があってもよい。また、ミニゲームやタイマ予告が複数種類ある構成において、ある種類のミニゲームやタイマ予告は、必ず準備中画像RDYの表示を経由するように構成(構成1)としてもよい。逆に、別の種類のミニゲームやタイマ予告は、準備中画像RDYの表示を経由することがないように構成(構成2)してもよい。構成1と構成2を両方備えてもよいし、いずれか一方を備えるように構成してもよい。
図291(p)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、殿様のミニキャラMC1が放った矢が的TGTの当りの領域に刺さった様子が示されている。すなわち、予告表示としてのミニゲームの結果として大成功を収めた様子が示されている。なお、ミニゲームの結果を示す表示を、図291(p)で示すカットとは別のカットで表示するように構成してもよい。なお、別のカットの表示は成否に関係なく行われてもよいし、特定の結果の場合にのみ行われるように構成してもよい。この演出例において、或る予告表示がミニゲームの場合、ミニゲームの結果表示部分が或る演出であってもよい。或る予告表示がミニゲームの場合における「鉄板」の表示は第2の或る演出としてもよいし、或る演出の後に第2の或る演出が行われるように構成してもよい。
すると、図291(q)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、方形状の背景に「鉄板」の文字が表示されてなり、反時計方向に約15度傾いた鉄板画像TPが表示される。この鉄板画像TPは、大当り確定であることを報知する予告表示である。このように、この演出例では、ミニゲームの結果に応じた予告表示が行われており、すなわち、予告表示の結果に応じた他の予告表示が行われているということができる。また、この演出例において、ミニゲームに換えてタイマ予告演出が行われた場合には、タイマ表示のカウントダウンが完了して0となった場合に行われる予告表示ということができる。また、タイマ予告演出が行われた場合は、ワンクッションおいて、カウントダウンが完了して0となった後の状態では別の予告表示が行われている状態としてもよい(例えば、カウントダウンが完了して0となる直前で別の予告表示が開始されていることも含む)。
図292は、本実施形態に適用可能な準備中予告演出の他の例を段階的に示す図である。なお、複数の他の例のうちの少なくとも一の例を備えてもよいし、逆に少なくとも一の例を備えないように構成してもよい。このことは、以下の図についても同様である。
図292(a1)は、図291(l)に続く演出である。本実施形態における説明では、図291の演出例の続きとして例示しているが、別の場面で行われる演出であってもよいし、図291の演出例の続きとしてのみ行われる演出であってもよい。このことは、以下の図についても同様である。なお、図292(a1)〜同図(a3)に示す演出は、図291(m)〜同図(o)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図292(a4)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、殿様のミニキャラMC1が放った矢が的TGTを外れ、的TGTとは異なる領域に飛んでいった様子が示されている。すなわち、予告表示としてのミニゲームに失敗した様子が表示されている。
すると、図292(a5)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、鉄板画像TPは表示されず、剣豪リーチが継続して行われている様子が示されている。この演出例では、ミニゲームの失敗か成功かの違いのみの場合には、ミニゲームに成功した場合の方が最終的に大当り図柄が確定表示されやすくなっている。なお、ミニゲームに換えてタイマ予告演出が行われてもよく、例えば、タイマ表示のカウントダウンが完了して0となっても何も表示しない偽のタイマ予告演出であってもよいし、タイマ表示のカウントダウンが完了して0となったときに、信頼度の低い演出(例えば、「チャンス」の文字がどこかで小さく表示される等)を行ってもよい。
図292(b1)も、図291(l)に続く演出である。なお、図292(b1)〜同図(b3)に示す演出は、図291(m)〜同図(o)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図292(b4)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、殿様のミニキャラMC1が放った矢が的TGTに当るが、非当り領域に刺さった様子が示されている。すなわち、この演出例では、ミニゲームに成功したが大成功ではない様子が示されている。
すると、図292(b5)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、横縞の背景上に、「チャンス」の文字と姫のキャラクタとが表示された姫のカットイン画像HCIが表示されている。この演出例では、ミニゲームに成功したか大成功であったかの比較でいえば、成功となった場合よりも大成功となった場合の方が最終的に大当り図柄が確定表示されやすくなっている。
図292(c1)も、図291(l)に続く演出である。なお、図292(c1)〜同図(c2)に示す演出は、図291(m)〜同図(n)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図292(c3)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、準備中画像RDYが表示されていた領域で、図291(o)に示すミニゲームとは別のミニゲームが開始されている様子が示されている。図292(c3)に示すミニゲームも、準備中画像RDYの表示が終了して開始される予告表示の一例である。ミニゲームが開始されると、横方向に延在する円筒状のドラムDRMが横方向を回転軸として回転を開始する。ドラムDRMの表面には複数の図柄(識別情報)が表示されており、ドラムDRMが停止表示された際に表示された識別情報により、ミニゲームの成否が表示される。この演出例では、図291(o)に示すミニゲームが開始されるよりも図292(c3)に示すミニゲームが開始された場合の方が成功しやすいように構成されているが、図291(o)に示すミニゲームの方が成功しやすいように構成されてもよい。また、図291(o)に示すミニゲームが開始されるよりも図292(c3)に示すミニゲームが開始された場合の方が最終的に大当り図柄が確定表示されやすいように構成されているが、図291(o)に示すミニゲームの方が最終的に大当り図柄が確定表示されやすいように構成されてもよい。
図292(c4)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、ドラムDRMが停止表示し、「鉄板」の文字が表示された図柄が導出され、ミニゲームに大成功した様子が示されている。
すると、図292(c5)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、鉄板画像TPが表示され、大当り確定の予告演出が行われている様子が示されている。
なお、図291に示す演出例と比較して、図291に示す演出ではミニゲームが行われたが、図292に示す演出例では、タイマ予告演出が行われてもよいし、その逆でもよい。また、両方タイマ予告演出が行われててもよく、この場合、背景色やカウントダウンを行う時間が異なるようにしてもよい。
図293は、本実施形態に適用可能な準備中予告演出の他の例を段階的に示す図である。
図293(a1)は、剣豪リーチが開始されている様子が示されている。この演出例では、図291(m)とは異なり、準備中画像RDYが表示されていない。なお、図293(a1)では、変動アイコンh0が赤色の表示態様とされており、これに応じて家紋役物224Eも赤色の発光態様とされている。
図293(a2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、ミニゲームが開始されている様子が示されている。この演出例では、準備中画像RDYの表示を経由することなくミニゲームが開始されている様子を示している。この場合、準備中画像RDYの表示を経由した場合の方が、準備中画像RDYの表示を経由しなかった場合よりも大当り図柄が確定表示されやすいようにしてもよい。
図293(a3)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、殿様のミニキャラMC1が放った矢が的TGTの当りの領域に刺さった様子が示されている。すなわち、予告表示としてのミニゲームの結果として大成功を収めた様子が示されている。
すると、図293(a4)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、予告表示としての鉄板画像TPが表示され、大当り確定であることが報知される。
このように、この演出例では、準備中画像RDYが表示されることなくミニゲームが開始される例を示したが、これはスーパーリーチ中に限って実行されるものであってもよいし、スーパーリーチ中に限らず実行されるようにしてもよいし、スーパーリーチ中であってもなくても実行可能に構成されてもよい。また、第三の表示が第一の状態で終了した後、或る予告表示(或る演出)が第一の状態から第二の状態にまたがって行われるパターンがあってもよいし、なくてもよい。また、第三の表示が第一の状態で終了した後に行われる或る予告表示(或る演出)は次変動に跨る場合があってもよい。そして、第三の表示が第二の状態で終了した後、或る予告表示(特に、或る演出)は該第二の状態で少なくとも開始し、終了してもよい。
図293(b1)は、図291(l)に続く演出である。なお、図293(b1)〜同図(b2)に示す演出は、図291(m)〜同図(n)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図293(b3)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、準備中画像RDYが表示されていた領域で、ミニゲームではなく、タイマ予告演出が開始されている様子が示されている。このタイマ予告演出も、準備中画像RDYの表示が終了して開始される予告表示の一例である。タイマ予告演出が開始されると、準備中画像RDYが表示されていた領域にタイマ表示が表示され、その後カウントダウンが開始する。カウントダウンを行った結果、0秒を示す「0:00」になると、或る予告表示が開始されるように構成されている。図293(b3)に示す演出例では、タイマ表示として「10:00」が表示され、その後、カウントダウンが開始される。なお、カウントダウンが開始された後、「0:00」となる前にタイマ予告演出が終了する偽のタイマ予告演出が開始される場合があってもよい。ここで、タイマ予告演出の他の例として図237〜図290に掲げた演出例を適宜に組合せることができる。なお、ミニゲームが開始された場合よりもタイマ予告演出が開始された場合の方が最終的に大当り図柄が確定表示されやすくしてもよいし、タイマ予告演出が開始された場合よりもミニゲームが開始された場合の方が最終的に大当り図柄が確定表示されやすくしてもよい。なお、本実施形態におけるタイマ予告演出は、カウントダウンを行った結果、0秒を示す「0:00」になった後に、タイマ表示が行われる表示領域とは異なる表示領域において或る演出表示(例えば、鉄板画像TP)を行うように構成しているが、0秒を示す「0:00」になった後に、タイマ表示が行われていた表示領域において別の演出表示(例えば、「鉄板」のような或る演出表示を特定可能な表示であったり、「チャンス」のような或る演出表示と関連する表示)を行った後に、タイマ表示が行われる表示領域とは異なる表示領域において或る演出表示(例えば、鉄板画像TP)を行うように構成してもよい。また、本実施形態におけるタイマ予告演出は、カウントダウンを行った結果、0秒を示す「0:00」まで表示するように構成していたが、1秒を示す「1」まで表示したり、あるいは、「00:01」まで表示するように構成してもよい。具体的には、タイマ表示として「10」が表示され、その後、カウントダウンが開始される。そして「1」が表示された後に、タイマ表示が行われていた表示領域において別の演出表示(例えば、「鉄板」のような或る演出表示を特定可能な表示であったり、「チャンス」のような或る演出表示と関連する表示)を行った後に、タイマ表示が行われる表示領域とは異なる表示領域において或る演出表示(例えば、鉄板画像TP)を行うように構成してもよい(ここで、カウントダウン表示は「1」の表示までのことであったり、別の演出表示が表示される直前までのことであったり、別の演出表示の表示までのことであったりしてもよい)。「1」が表示されてから別の演出表示の表示が開始されるまでの時間は、「2」が表示されてから「1」の表示が開始されるまでの時間と同じ(略同じ)であったり(つまり、「2」→「1」→「0」における「0」のタイミングで表示される)、異なってもよい。なお、或る演出表示として擬似連図柄が表示される場合には、別の演出表示として「NEXT」や「継続」を表す表示が表示されるように構成してもよい。また、準備中画像RDYの表示が終了してから直ちにタイマ表示(例えば「10:00」)が表示されるように構成しているが、準備中画像RDYの表示が終了した後、他の表示(例えば、タイマ表示を0からカウントアップする様子を表す表示であったり、「次のチャンスアップまで、あと」のようにタイマ表示と関連する表示)が表示された後にタイマ表示が表示されるように構成してもよいし、他の表示が表示されることがないように構成してもよい。
図293(b4)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、カウントダウンが行われた結果、タイマ表示が「0:00」となってカウントダウンが完了した様子が示されている。
すると、図293(b5)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、予告表示としての鉄板画像TPが表示され、大当り確定であることが報知される。すなわち、タイマ予告演出は、或る予告表示としての鉄板画像TPの表示の予告表示ということができる。なお、本実施形態に示す各演出例において、或る演出として鉄板画像TP以外の演出が行われてもよい。
図293(c1)〜同図(c3)は、図293(b2)に続く演出である。図293(c1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、準備中画像RDYが表示されていた領域で、タイマ予告演出が開始されている様子が示されている。図293(c1)に示すタイマ予告演出では、タイマ表示に加え、準備中画像RDYが表示されていた領域とは別の領域において、残時間表示メータMT4が表示されている。この残時間表示メータMT4は、タイマ表示の残時間に対応して漸次短くなるようにして表示態様が変化する。そして、残時間表示メータMT4は、タイマ表示が「0:00」になるタイミングで消失する。この演出例では、タイマ表示における数字による表示と、数字以外の他の表示態様での表示とでタイマ予告演出が行われている様子が示されている。なお、最初に残時間表示メータMT4によるメータの減少表示のみが行われ、例えば、残時間が3秒となったときにタイマ表示によるカウントダウンが開始されるようにしてもよい。この場合、タイマ表示によるカウントダウンが開始する前と開始した後とで残時間表示メータMT4の減少速度が変化してもよい。また、残時間が異なる残時間表示メータを2以上設け、それぞれ残時間に応じた長さで表示してもよいし、残時間が同じであるが長さが異なる2以上の残時間表示メータを表示してもよい。この場合、例えば、長い方の残時間表示メータの減少速度を短い方の残時間表示メータの減少速度よりも速くしてもよい。また、複数の残時間表示メータが表示された場合において、それぞれ残時間表示メータが消失したときに異なる予告表示が行われてもよい。また、同じ長さの残時間表示メータを2以上設け、それぞれの減少速度が異なるようにしてもよい。
また、この演出例において、タイマ予告演出の実行時間が延長する演出を行ってもよく、例えば、延長する場合は0の数字を消去するとともにメータが再度復活してもよい。また、メータの長さはタイマ予告の時間に応じて異なってもよい。また、メータの減少速度は、一定でなくてもよく、例えば、あるタイミングにおいては等速で減少しない場合があってもよい。また、メータを複数表示してもよく、あるメータの長さが長いが、例えば、途中から減少速度が速くなる結果、他方のメータの長さよりも短くなるようにしてもよい。また、メータの減少速度は等速でなくてもよく、例えば、数字も併せて表示する状態の方が減少速度が速くてもよいし、遅くてもよい。
図294は、本実施形態に適用可能な準備中予告演出の一例を段階的に示す図である。
図294(a1)は、剣豪リーチが開始されている様子が示されている。この演出例では、図291(m)とは異なり、準備中画像RDYが表示されていない。その後、図294(a2)〜同図(a3)に示すようにリーチ演出が行われた後、図294(a4)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、合体アニメーションが行われており、表示画面の左右上方から一対の半透明ボタン画像136qが表示されている。ここで、合体アニメーションは、ボタン演出の導入アニメーションや、フェードインアニメーション(INアニメ)という場合がある。この半透明ボタン画像136qは、合体することにより、ボタン画像136aが実体化され、ボタン予告演出が開始されることを報知するものである。ここで、導入アニメーションもボタン予告演出に含まれる場合があってもよい。一対の半透明ボタン画像136qは、互いに近接しながら中央に向かって移動している。なお、この演出例では、2つの半透明ボタン画像136qが合体する例について説明したが、例えば、4つの半透明ボタン画像136qが合体する演出が行われてもよく、この場合2つの半透明ボタン画像136qが合体する演出が行われる場合よりも、4つの半透明ボタン画像136qが合体する演出が行われた場合の方が、ボタン画像136aが実体化されてボタン予告演出が開始されやすくなるようにしてもよい。なお、合体アニメーションの表示中は演出ボタン136の操作はまだ受け付けられていない状態である。また、後述するデカボタン画像136aLが表示されてボタン予告演出が開始される場合も同じ半透明ボタン画像136qを用いて合体アニメーションが行われてもよいし、デカボタン画像136aLに対応する半透明ボタン画像により合体アニメーションが行われてもよい。
図294(a5)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、一対の半透明ボタン画像136qがさらに近接している様子が示されている。
そして、合体アニメーションが成功すると、図294(a6)に示すように、ボタン画像136aが実体化してボタン予告演出が開始される。ボタン予告演出が開始されると、演出ボタン136の操作を受け付ける状態となり、ボタン画像136aが押下される様子が示されるアニメーションとともに「押せ」の文字が表示され、さらに、ボタン画像136aの下方に残時間メータMTが表示されて操作受付期間の残り時間を報知する。また、演出ボタン136に設けられた演出ボタンランプ138も操作有効期間が開始されたことに応じて、赤色に発光する。なお、演出ボタン136の操作受付期間が開始された後でボタン予告演出が開始されてもよいし、ボタン予告演出が開始された後で演出ボタン136の操作受付期間が開始されてもよい。
図294(b1)〜同図(b6)は、図293(b1)〜同図(b5)に示す演出の変形例を示している。なお、図294(b1)〜同図(b3)に示す演出は、図293(b1)〜同図(b3)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図294(b4)は、タイマ予告演出においてタイマ表示のカウントダウンが行われているときに上述した合体アニメーションが開始している様子を示している。このとき、タイマ予告表示におけるタイマ表示は「2:00」を示しており、2秒後にタイマ予告演出に対応する予告表示が行われることが示されている。ここで、合体アニメーションによって半透明ボタン画像136qが合体するタイミングは、タイマ表示のカウントダウンが「0:00」となってカウントダウンが完了するタイミングに対応しており、すなわち、この演出例では、合体アニメーションとタイマ予告演出とによってボタン予告演出の開始を予告していることが示されている。なお、タイマ予告演出が開始してタイマ表示が表示されてもすぐにカウントダウンを開始せず、合体アニメーションの開始に合わせてタイマ表示のカウントダウンを開始してもよい。これによれば、タイマ予告演出が行われた結果実行される予告演出を容易に特定することができる場合がある。また、合体アニメーションの表示中に準備中画像RDYの表示を終了してタイマ予告演出が開始されてもよい。
図294(b5)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、一対の半透明ボタン画像136qがさらに近接し、合体が完了する直前の様子が示されている。このとき、タイマ予告表示のタイマ表示は「0:00」となり、カウントダウンが完了した様子が示されている。なお、合体アニメーションが完了した後でタイマ表示が「0:00」となるようにしてもよいし、合体アニメーションが完了するタイミングでタイマ表示が「0:00」となるようにしてもよい。
図294(b6)は、合体アニメーションが成功し、デカボタン画像136aLが実体化してボタン予告演出が開始され、操作受付状態が開始された様子が示されている。この演出例では、タイマ予告演出と合体アニメーションの両方が行われた場合の方が、タイマ予告演出と合体アニメーションのうちのいずれか一方のみが行われた場合よりも、デカボタン画像136aLが表示されやすくなっている。また、この演出例では、デカボタン画像136aLが表示されている状態で演出ボタン136が操作されると、例えば、鉄板画像TPが表示される。
図294(c1)は、図294(b3)〜同図(b6)に示す演出の変形例である。なお、図294(c1)〜同図(c2)に示す演出は、図294(b3)〜同図(b4)に示す演出と同様であるため、説明を省略する。
図294(c3)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、一対の半透明ボタン画像136qが近接して合体が完了する直前の様子が示されている。図294(c3)に示す演出例では、一対の半透明ボタン画像136qが近接すると、エフェクトEF6により、一対の半透明ボタン画像136qの少なくとも一部にオーバーラップし、オーバーラップしていない状態よりも半透明ボタン画像136qを視認困難としている。そのため、合体アニメーションに成功するか否かについて遊技者に期待感を持たせることができる場合がある。
そして、合体アニメーションが成功する場合には、図294(c4)に示すようにしてデカボタン画像136aLによるボタン予告演出が開始される。なお、図294(c4)に示す演出は、図294(b6)に示す演出と同様であるので、詳しい説明については省略する。
このように、図294に示す演出例も、スーパーリーチの実行中に準備中画像RDYが終了する例について示されている。なお、導入アニメの表示中に準備中画像RDYの表示が終了してタイマ予告が開始するパターンがあってもよいし、なくてもよい。
図295は、本実施形態に適用可能な準備中予告演出の別の例を段階的に示す図である。
図295(a)に示す第1装飾図柄表示装置では、表示画面の下部にUI部UI3が配置されており、このUI部UI3には、その中央に変動アイコンh0が台座に載置された態様で表示されており、変動アイコンh0の左側には、4つの保留アイコンが表示可能に台座が4つ配置された保留アイコン表示領域が形成されている。図295(a)に示すタイミングでは、特図1の変動表示が1つ保留されているので、保留アイコン表示領域には、1つの保留アイコンh11が表示されている。なお、変動アイコンh0は、赤色の表示態様とされており、すなわち、当該変動予告の表示態様とされており、保留アイコンh11は、デフォルトの表示態様となっている。また、変動アイコンh0の右側には、チュートリアル表示部TT1が配置されており、図295(a)に示すタイミングでは、準備中画像RDYが表示されている。この準備中画像RDYは、背景色が赤色とされており、デフォルトの表示態様である緑色の背景色である場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示されやすい。また、第1装飾図柄表示装置208Lでは、装飾図柄の変動表示が行われている。また、図295(a)に示すUI部UI3は、青色で表示されたデフォルトの表示態様とされている。
第2装飾図柄表示装置208Mでは、表示画面の下部にステージ名表示部ST1が配置されている。図295(a)に示されるステージ名表示部ST1では、「城下町」と表示されており、現在のステージが城下町であることが報知されている。また、第2装飾図柄表示装置208Mには、受付回数表示850とストックボタン画像852も表示されている。
第3装飾図柄表示装置208Nでは、殿様のキャラクタがステージ上に乗っている様子が示されており、遊技の進行に応じて様々な動作を行っている。また、第3装飾図柄表示装置208Nの表示画面上部では、特図1及び特図2の第2保留数表示が表示されている。
また、第1装飾図柄表示装置208Lの下方には、家紋役物224Eが配置されており、変動アイコンh0の表示色に合わせて、赤色の発光態様とされている。また、第1装飾図柄表示装置208Lの上方には、演出可動体の一つである八代役物224Faと将軍役物224Fbとが配置されている。
図295(b)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、準備中画像RDYがエフェクトEF5にオーバーラップされており、エフェクトEF5にオーバーラップされていない状態よりも表示状態が視認困難とされている。すなわち、準備中画像RDYの表示の終了演出が開始されている。このように、この演出例では、スーパーリーチ以外において準備中画像RDYの表示が終了している様子が示されているということができる。
すると、図295(c)に示す第1装飾図柄表示装置208では、チュートリアル表示部TT1(すなわち、準備中画像RDYが表示されていた領域)で、タイマ予告演出が開始されている様子が示されている。タイマ予告演出が開始されると、チュートリアル表示部TT1にタイマ表示が表示され、その後カウントダウンが開始する。図295(c)に示す演出例では、タイマ表示として「90:00」が表示され、その後、カウントダウンが開始される。また、タイマ表示の背景色は、準備中画像RDYの背景色に引き続いて赤色となっている。この演出例では、スーパーリーチに発展する前にタイマ予告演出が開始されている様子が示されている。そして、タイマ予告演出が開始されたときに表示されたタイマ表示が「90:00」と長い時間であり、図柄変動表示時間が長いことが推測でき、大当りに対する期待感が向上する場合がある。このように、この演出例では、表示されたタイマ表示の時間が「90:00」等の長い時間(ロングタイム)で表示された場合の方が、「10:00」等の比較的短時間で(ショートタイム)表示された場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示されやすいように構成されている。また、この演出例では、準備中画像RDYの背景色が赤色となっているため、タイマ予告演出においてタイマ表示がロングタイムとなって開始されやすくなっている。また、この演出例では、タイマ表示がロングタイムで、しかも背景が赤色となっているため、大当りの信頼度が飛躍的に向上している。
図295(d)では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に移行する様子が示されている。具体的には、第1装飾図柄表示装置208Lで表示されていた装飾図柄は、第2装飾図柄表示装置208Mの上方で小さく表示されて変動表示が継続され、また、第1装飾図柄表示装置208Lの表示画面の左右両隅部にリーチ状態を形成している「装飾4」が表示される。なお、第2装飾図柄表示装置208Mにおいて表示されていた受付回数表示850とストックボタン画像852はスーパーリーチに移行するタイミングで消去される。また、第1装飾図柄表示装置208Lでは、スーパーリーチへ移行する演出表示(スーパーリーチ移行表示)が行われ、また、家紋役物224Eが上昇及び回転し、第1装飾図柄表示装置208Lの中央下部の前面側にオーバーラップしている。そのため、変動アイコンh0や一部の保留アイコン(例えば、保留アイコンh11)が家紋役物224Eがオーバーラップされることにより視認困難とされている。また、家紋役物224Eは、タイマ表示のカウントダウン表示中のタイマ予告表示の一部にもオーバーラップしている。この家紋役物224Eの上昇・回転動作により、スーパーリーチへ移行することが報知されている。なお、図295(d)に示すタイミングでは、タイマ表示は「30:00」となっている。
図295(e)は、タイマ予告演出においてタイマ表示のカウントダウンが行われているときに上述した合体アニメーションが開始している様子を示している。このとき、タイマ予告表示におけるタイマ表示は「2:00」を示しており、2秒後にタイマ予告演出に対応する予告表示が行われることが示されている。ここでも、合体アニメーションによって半透明ボタン画像136qが合体するタイミングは、タイマ表示のカウントダウンが「0:00」となってカウントダウンが完了するタイミングに対応しており、すなわち、この演出例では、合体アニメーションとタイマ予告演出とによってボタン予告演出の開始を予告していることが示されている。
図295(f)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、一対の半透明ボタン画像136qがさらに近接し、合体が完了する直前の様子が示されている。このとき、タイマ予告表示のタイマ表示は「0:00」となり、カウントダウンが完了した様子が示されている。なお、この演出例では、タイマ予告表示の背景色が赤色となっており、デフォルトの背景色が表示された場合よりも大当り図柄が確定表示されやすくなっているが、同じであってもよい。なお、タイマ予告表示がデフォルトの背景色である場合と赤色の背景色である場合とで大当りの信頼度が同じであってもよい。
図295(g)は、合体アニメーションが成功し、デカボタン画像136aLが実体化してボタン予告演出が開始され、また、残時間メータMTが表示されて、操作受付状態が開始された様子が示されている。この演出例では、タイマ表示におけるタイマのカウントダウンを行う時間が長いほど、大当りとなりやすくしてもよい。
図296は、本実施形態に適用可能な準備中予告演出の別の例を段階的に示す図である。
図296(a1)に示す第1装飾図柄表示装置では、表示画面の下部にUI部UI3が配置されており、このUI部UI3には、その中央に変動アイコンh0が台座に載置された態様で表示されており、変動アイコンh0の左側には、4つの保留アイコンが表示可能に台座が4つ配置された保留アイコン表示領域が形成されている。図296(a1)に示すタイミングでは、特図1の変動表示が1つ保留されているので、保留アイコン表示領域には、1つの保留アイコンh11が表示されている。なお、変動アイコンh0は、赤色の表示態様とされており、すなわち、当該変動予告の表示態様とされており、保留アイコンh11は、デフォルトの表示態様となっている。なお、家紋役物224Eは、変動アイコンh0の表示色に合わせて、赤色の発光態様とされている。また、変動アイコンh0の右側には、チュートリアル表示部TT1が配置されており、図296(a1)に示すタイミングでは、準備中画像RDYが表示されている。この準備中画像RDYは、背景色が緑色とされており、デフォルトの表示態様となっている。また、第1装飾図柄表示装置208Lでは、装飾図柄の変動表示が行われている。また、図296(a1)に示すUI部UI3は、青色で表示されたデフォルトの表示態様とされている。
第2装飾図柄表示装置208Mでは、表示画面の下部にステージ名表示部ST1が配置されている。図296(a1)に示されるステージ名表示部ST1では、「城下町」と表示されており、現在のステージが城下町であることが報知されている。また、第2装飾図柄表示装置208Mには、受付回数表示850とストックボタン画像852も表示されている。
第3装飾図柄表示装置208Nでは、殿様のキャラクタがステージ上に乗っている様子が示されており、遊技の進行に応じて様々な動作を行っている。また、第3装飾図柄表示装置208Nの表示画面上部では、特図1及び特図2の第2保留数表示が表示されている。
また、第1装飾図柄表示装置208Lの下方には、家紋役物224Eが配置されており、また、第1装飾図柄表示装置208Lの上方には、演出可動体の一つである八代役物224Faと将軍役物224Fbとが配置されている。
図296(a2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、準備中画像RDYがエフェクトEF5にオーバーラップされており、エフェクトEF5にオーバーラップされていない状態よりも表示状態が視認困難とされている。
すると、図296(a3)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、準備中画像RDYが表示されていた領域でミニゲームが開始されている様子が示されている。ミニゲームが開始されると、殿様のミニキャラMC1と的TGTが表示される。的TGTは、4等分に分割された領域により構成されており、4つの領域のうちの上部の領域が当りの領域となっており、当りの領域に矢が当たることで大当りの信頼度の高い予告が行われるようになっている。この演出例では、スーパーリーチに移行するよりも前にミニゲームが行われている様子が示されている。
図296(a4)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、殿様のミニキャラMC1が放った矢が的TGTの当りの領域に刺さった様子が示されている。すなわち、予告表示としてのミニゲームの結果として大成功を収めた様子が示されている。
すると、図296(a5)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、ミニゲームに大成功したため、変動アイコンh0の表示態様が赤色の表示態様から金色の表示態様に変化し、すなわち、変動アイコンh0による予告がランクアップしている様子が示されている。また、変動アイコンh0の表示色に合わせて、家紋役物224Eも金色で発光する。なお、変動アイコンh0が赤色の表示態様から金色の表示態様に変化した後で家紋役物224Eが赤色の発光態様から金色の発光態様に変更してもよいし、家紋役物224Eが赤色の発光態様か金色の発光態様に変更した後で、変動アイコンh0が赤色の表示態様から金色の表示態様に変化してもよいし、変動アイコンh0が赤色の表示態様から金色の表示態様に変化するタイミングで、家紋役物224Eが赤色の発光態様から金色の発光態様に変更してもよい。そして、チュートリアル表示部TT1では、シャッタ画像による閉鎖動作が開始されており、表示されていたミニゲームの表示をシャッタ画像により視認不可能な状態に移行する。なお、変動アイコンh0の表示態様が変化した後でシャッタ画像による閉鎖動作が開始されてもよいし、シャッタ画像による閉鎖動作が開始した後で変動アイコンh0の表示態様が変化してもよいし、変動アイコンh0の表示態様が変化するタイミングでシャッタ画像による閉鎖動作が開始されてもよい。また、この演出例では、ミニゲームの結果として、変動アイコンh0の表示態様を変化するようにしたが、保留アイコンが変化する場合があってもよい。
その後、図296(a6)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、シャッタ画像によりチュートリアル表示部TT1が完全に閉鎖された様子が示されている。これにより、ミニゲームの表示がシャッタ画像により完全に消去される。
その後、図296(a7)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、シャッタ画像により閉鎖されていたチュートリアル表示部TT1において、シャッタ画像が開放された様子が示されている。このとき、チュートリアル表示部TT1では、何らの表示も行われていない非表示状態とされている。なお、シャッタ画像が開放されたときに、チュートリアル表示が開始されてもよいし、別の予告表示やタイマ予告表示やミニゲームが開始される場合があってもよい。また、シャッタ画像が開放された後でグレーアウトする表示を行ってもよい。
続いて、図296(b1)〜同図(b8)を参照して準備中画像RDYが表示されることなくミニゲームが開始されている様子を示す例について説明する。
図296(b1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、特図1の変動表示が1つ保留されているので、保留アイコン表示領域には、1つの保留アイコンh11が表示されている。なお、変動アイコンh0は、赤色の表示態様とされており、予告表示が行われている。また、保留アイコンh11は、デフォルトの表示態様となっている。チュートリアル表示部TT1では、「パンダは殿様の師匠」と表示されており、パンダのキャラクタと殿様のキャラクタとの関係について説明がなされている。また、第1装飾図柄表示装置208Lでは、装飾図柄の変動表示が行われている。また、図296(b1)に示すUI部UI3は、青色で表示されたデフォルトの表示態様とされている。
図296(b2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、UI部UI3のチュートリアル表示部TT1がシャッタ画像による閉鎖動作が行われている様子が示されている。これにより、チュートリアル表示部TT1で表示されていた説明表示が非表示とされていく。
その後、図296(b3)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、シャッタ画像によりチュートリアル表示部TT1が完全に閉鎖された様子が示されている。このシャッタ画像は、後述するミニゲームの表示が開始される前に表示されるミニゲーム予告表示ということができる。
図296(b4)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、シャッタ画像により閉鎖されていたチュートリアル表示部TT1において、シャッタ画像が開放された様子が示されている。このとき、シャッタ画像は、所定の開放アニメにより開放表示される。この演出例では、シャッタ画像が開放されると、チュートリアル表示部TT1においてミニゲームが開始される。すなわち、この演出例では、今まで行われていた説明表示に換えて、ミニゲームが開始する様子が示されている。また、準備中画像RDYを表示することなくミニゲームが開始する様子が示されているということもできる。その後は、図296(b4)〜同図(b8)に示す演出が行われる。なお、図296(b4)〜同図(b8)に示す演出は、図296(a3)〜同図(a7)に示す演出と同様であるため、説明を省略する。なお、ミニゲームが終了した後で、チュートリアル表示部TT1において説明表示を行うようにしてもよいし、グレーアウトする表示を行うようにしてもよい。
図297は、本実施形態に適用可能なチュートリアル表示部TT1における表示例を段階的に示す図である。
図297(a1)に示す第1装飾図柄表示装置では、表示画面の下部にUI部UI3が配置されており、このUI部UI3には、その中央に変動アイコンh0が台座に載置された態様で表示されており、変動アイコンh0の左側には、4つの保留アイコンが表示可能に台座が4つ配置された保留アイコン表示領域が形成されている。図297(a1)に示すタイミングでは、特図1の変動表示が1つ保留されているので、保留アイコン表示領域には、1つの保留アイコンh11が表示されている。なお、変動アイコンh0は、赤色の表示態様とされており、すなわち、当該変動予告の表示態様とされており、保留アイコンh11は、デフォルトの表示態様となっている。なお、家紋役物224Eは、変動アイコンh0の表示色に合わせて、赤色の発光態様とされている。また、変動アイコンh0の右側には、チュートリアル表示部TT1が配置されており、図297(a1)に示されるチュートリアル表示部TT1では、「パンダは殿様の師匠」と表示されており、パンダのキャラクタと殿様のキャラクタとの関係について説明がなされている。また、第1装飾図柄表示装置208Lでは、装飾図柄の変動表示が行われている。また、図297(a1)に示すUI部UI3は、青色で表示されたデフォルトの表示態様とされている。
第2装飾図柄表示装置208Mでは、表示画面の下部にステージ名表示部ST1が配置されている。図297(a1)に示されるステージ名表示部ST1では、「城下町」と表示されており、現在のステージが城下町であることが報知されている。また、第2装飾図柄表示装置208Mには、受付回数表示850とストックボタン画像852も表示されている。
第3装飾図柄表示装置208Nでは、殿様のキャラクタがステージ上に乗っている様子が示されており、遊技の進行に応じて様々な動作を行っている。また、第3装飾図柄表示装置208Nの表示画面上部では、特図1及び特図2の第2保留数表示が表示されている。
また、第1装飾図柄表示装置208Lの下方には、家紋役物224Eが配置されており、また、第1装飾図柄表示装置208Lの上方には、演出可動体の一つである八代役物224Faと将軍役物224Fbとが配置されている。
図297(a2)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、UI部UI3のチュートリアル表示部TT1がシャッタ画像による閉鎖動作が行われている様子が示されている。すなわち、或る領域(チュートリアル表示部TT1)での或る表示(説明表示)に換えて他の表示(予告表示)をする前の表示(シャッタ画像の表示)が行われているということができる。なお、シャッタ画像の表示中にシャッタ画像が表示される前に表示されていた文字表示の少なくとも一部が表示されてもよい。
その後、図297(a3)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、シャッタ画像によりチュートリアル表示部TT1が完全に閉鎖された様子が示されている。このシャッタ画像は、後述する予告表示が開始される前に表示される予告表示前表示ということができる。
図297(a4)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、シャッタ画像により閉鎖されていたチュートリアル表示部TT1において、シャッタ画像が開放された様子が示されている。このとき、シャッタ画像は、所定の開放アニメにより開放表示される。チュートリアル表示部TT1では、シャッタ画像が開放されると、準備中画像RDYやミニゲームやタイマ予告演出ではなく、「激熱」の文字からなる予告表示が表示されている。この「激熱」の予告表示は、ミニゲームやタイマ予告演出が行われた結果として表示される場合があってもよい。この場合、ミニゲームやタイマ予告演出が行われた結果として表示される場合の方が、ミニゲームやタイマ予告演出を経由しないで表示された場合よりも大当り図柄が確定表示されやすいようにしてもよい。また、この「激熱」の予告表示は、ミニゲームやタイマ予告演出が行われた結果としては表示されないものであってもよい。また、この演出例において、「激熱」等の予告表示を行う前にシャッタ画像によりチュートリアル表示部TT1を閉鎖する演出を行わなくてもよい。
図297(b1)〜同図(b8)は、チュートリアル表示部TT1において、予告アイコンが出現する様子を示す演出例を示している。なお、図297(b1)〜同図(b3)に示す演出は、図297(a1)〜同図(a3)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図297(b4)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、シャッタ画像により閉鎖されていたチュートリアル表示部TT1において、シャッタ画像が開放された様子が示されている。このとき、シャッタ画像は、所定の開放アニメにより開放表示される。チュートリアル表示部TT1では、シャッタ画像が開放されると、タイマ予告演出が行われることを予告するタイマ予告の予告アイコンI81が出現している様子が示されている。これにより、タイマ予告演出が行われることが予告される。なお、他の予告アイコンが出現してもよい。
その後、図297(b5)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、チュートリアル表示部TT1に表示されていたタイマ予告の予告アイコンI81がチュートリアル表示部TT1から飛び出し、拡大しながら上方に移動している様子が示されている。
図297(b6)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、チュートリアル表示部TT1において、シャッタ画像による閉鎖動作が開始される。
その後、図297(b7)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、シャッタ画像によりチュートリアル表示部TT1が完全に閉鎖された様子が示されている。これにより、チュートリアル表示部TT1における表示状態が視認困難とされる。なお、この演出例では、シャッタ画像が完全に閉鎖されるまで、タイマ予告の予告アイコンI81を表示した状態を維持し、タイマ予告の予告アイコンI81がストックされることを報知するようにしていたが、シャッタ画像による閉鎖動作が開始される際に消去するようにしてもよい。
図297(b8)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、シャッタ画像により閉鎖されていたチュートリアル表示部TT1において、シャッタ画像が開放された様子が示されている。このとき、シャッタ画像は、所定の開放アニメにより開放表示される。チュートリアル表示部TT1は、シャッタ画像が開放されると、準備中画像RDYが表示される。図297(b8)に示すタイミングでは、準備中画像RDYは、デフォルトの表示態様とされている。この準備中画像RDYは、タイマ予告の予告アイコンI81がストックされたことにより表示されたものである。すなわち、準備中画像RDYの表示によりタイマ予告演出の開始が予告されている。なお、この演出例では、タイマ予告演出の開始を予告するための準備中画像RDYの表示態様とミニゲームの開始を予告するための準備中画像RDYの表示態様とで同じとしているが、異なるようにしてもよい。また、準備中画像RDYの表示を行わずに、ミニゲームやタイマ予告演出が開始されてもよい。
図298は、本実施形態に適用可能な準備中予告演出の他の例を段階的に示す図である。ここで、第三の表示の終了タイミング、或る予告表示の開始や終了タイミング、或る演出の開始や終了タイミングが、第二の状態を細分化した状態のうちの別々の状態であってもよいし、同じ状態であってもよい。
図298(a1)は、図291(l)に続く演出である。なお、図292(a1)に示す演出は、図291(m)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。なお、図298(a1)に示す演出において、準備中画像RDYがスーパーリーチに発展した後で表示開始されてもよい。
図298(a2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、決闘シーンのアニメーションが継続しており、その後、図298(a3)に示すように、主人公の殿様が敵役の剣豪に勝利し、「装飾4−装飾4−装飾4」の装飾図柄の組合せが導出されて揺れ変動が開始される。このとき、準備中画像RDYは依然として表示された状態となっている。すなわち、大当りになることを表す表示がなされている状態において準備中画像RDYが表示されているということができる。また、大当りとなることを祝福するように、家紋役物224E、八代役物224Fa及び将軍役物224Fbが多色で発光するレインボー表示態様で発光している。
その後、図298(a4)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、準備中画像RDYがエフェクトEF5にオーバーラップされており、エフェクトEF5にオーバーラップされていない状態よりも表示状態が視認困難とされている。
すると、図298(a5)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、準備中画像RDYが表示されていた領域で、タイマ予告演出が開始されている様子が示されている。タイマ予告演出が開始されると、準備中画像RDYが表示されていた領域にタイマ表示が表示され、その後カウントダウンが開始する。カウントダウンを行った結果、0秒を示す「0:00」になると、或る予告表示が開始されるように構成されている。図298(a5)に示す演出例では、タイマ表示として「3:00」が表示され、その後、カウントダウンが開始される。なお、カウントダウンが開始された後、「0:00」となる前にタイマ予告演出が終了する偽のタイマ予告演出が開始される場合があってもよい。
図298(a6)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、カウントダウンが行われた結果、タイマ表示が「0:00」となってカウントダウンが完了した様子が示されている。
すると、図298(a7)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、タイマ表示が行われていた表示領域で「Go」の文字が表示され、或る予告演出が開始されることを報知している。なお、この「Go」の文字の表示は、行われる場合があってもよいし、行われない場合があってもよい。
図298(a8)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、大当り図柄の昇格演出が開始されている様子が示されている。すると、図298(a9)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、デカボタン画像136aLが残時間メータMTとともに表示され、演出ボタン136の操作有効期間が開始されたことが報知される。このデカボタン画像136aLの表示が或る予告演出に対応しており、すなわち、タイマ予告演出が行われた結果実行される予告演出に対応している。ここで、例えば、タイマ予告演出が行われない場合は、大当り図柄の昇格演出が開始されなくてもよいし、大当り図柄の昇格演出が開始された場合には、デカボタン画像136aLではなくデフォルトの表示態様のボタン画像136aが表示されるようにしてもよい。また、タイマ予告演出に換えてミニゲームが行われてもよい。また、タイマ予告演出やミニゲームが行われなかった場合でもデカボタン画像136aLが表示される場合があってもよい。
その後、図298(a9)に示すタイミングで演出ボタン136が操作されると、「装飾4−装飾4−装飾4」の大当りの装飾図柄の組み合わせから「装飾7−装飾7−装飾7」の大当りの装飾図柄の組み合わせに変更され、確変大当りが確定したことが報知される。すなわち、大当り図柄が昇格されたことが報知されている。
図298(b1)〜同図(b4)は、スーパーリーチにおける決闘シーンのアニメーションの継続中にタイマ予告演出によるタイマ表示のカウントダウンが開始された様子を示している。
図298(b1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、決闘シーンのアニメーションが継続している様子が示されている。このとき、タイマ予告演出が開始されており、チュートリアル表示部TT1が表示されていた表示領域にタイマ予告表示が表示されている。図298(b1)に示すタイミングでは、タイマ予告表示にはタイマ表示として「10:00」が表示されており、その後、カウントダウンが開始される。なお、カウントダウンが開始される時期は、スーパーリーチに発展する前であってもよいし、スーパーリーチに発展した後であってもよいし、スーパーリーチに発展したタイミングであってもよいし、リーチ状態に移行する前であってもよいし、リーチ状態に移行した後であって、スーパーリーチに発展する前であってもよい。
図298(b2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、ボタン予告演出が開始されており、残時間メータMTとともにデフォルトの表示態様のボタン画像136aが表示されれている様子が示されている。すなわち、最終ジャッジ演出が開始されている様子が示されている。一方、タイマ予告表示では、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、図298(b2)に示すタイミングでは、タイマ表示は「9:00」を示している。すなわち、この演出例では、演出ボタン136の操作受付期間においてタイマ予告演出によるタイマ表示のカウントダウンが行われている様子が示されている。ここで、最終ジャッジ演出における演出ボタン136の操作受付期間の長さとタイマ予告演出におけるカウントダウンが行われる長さとでは、演出ボタン136の操作受付期間の方が長くなっている。
その後、図298(b3)に示すタイミングで演出ボタン136が操作されると、図298(b4)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、主人公の殿様が敵役の剣豪に勝利し、「装飾4−装飾4−装飾4」の装飾図柄の組合せが導出されて揺れ変動が開始される。一方、タイマ予告表示では、依然としてタイマ表示のカウントダウンが継続しており、すなわち、その後、大当り図柄の昇格演出が行われる可能性があることが示唆されている。なお、この演出例では、最終ジャッジ演出において演出ボタン136が操作されなかった場合であってもタイマ表示は「0:00」にならないように構成されている。これは、例えば、最終ジャッジ演出においてハズレの装飾図柄の組み合わせが表示され、その後、タイマ表示が「0:00」となったタイミングで復活演出が行われるようにしているためである。また、逆に、最終ジャッジ演出において演出ボタン136が操作されなかった場合には、カウントが0になってもよい。
図299は、本実施形態に適用可能なタイマ予告演出の一例を段階的に示す図である。なお、図299(a)に示す演出は、図297(a1)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図299(b)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、チュートリアル表示部TT1に表示されていた説明表示から準備中画像RDYに切り換えられた様子が示されている。この演出例における準備中画像RDYは、表示態様が1種類のみ用意されており、他の表示態様への変化表示は行われない。このように、この演出例では、準備中画像RDYの表示態様では大当りの信頼度がわからないようになっている。また、或る予告表示や或る演出が複数種類ある場合に、いずれの或る予告表示や或る演出が行われるのかがわからないようになっている。
図299(c)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、チュートリアル表示部TT1に表示されていた準備中画像RDYからタイマ予告表示に切り換えられ、タイマ予告演出が開始された様子が示されている。この演出例では、タイマ予告表示における背景色が複数色の中からいずれかが選択され、背景色により大当りの信頼度が示される。図299(c)に示す演出例では、タイマ予告表示の背景色は青色とされており、信頼度の低い態様となっている。また、タイマ予告表示におけるタイマ表示は「10:00」となっており、カウントダウンが開始してから10秒後に或る予告表示が表示される可能性があることが報知されている。なお、タイマ表示のカウントダウンが開始する前や開始した後で、タイマ予告表示の背景色が変化し、信頼度が途中で向上するような演出が行われてもよい。
その後、タイマ予告表示におけるタイマ表示のカウントダウンが開始し、図299(d)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、タイマ表示が「0:00」となりカウントダウンが完了した様子が示されている。また、装飾図柄が左図柄と右図柄にそれぞれ「装飾4」が停止表示されてリーチ状態となった様子が示されている。なお、タイマ表示が「0:00」となった後でリーチ状態となってもよいし、リーチ状態となった後でタイマ表示が「0:00」となってもよいし、タイマ表示が「0:00」となったタイミングでリーチ状態となってもよい。なお、この演出例では、タイマ表示のカウントダウンが0になるとスーパーリーチに発展することを表す表示と対応関係にあり、必ずスーパーリーチに発展するようになっている。
そして、タイマ表示のカウントダウンが完了すると、図299(e)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、チュートリアル表示領域TT1においてタイマ表示に換えて「Go」の文字が表示され、或る予告表示が開始されることを報知している。
すると、図299(f)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、ボタン予告演出が開始されてデフォルトのボタン画像136aが残時間メータMTとともに表示され、演出ボタン136の操作受付状態が開始された様子が示されている。また、チュートリアル表示部TT1では、「Go」の表示が消去され、非表示状態とされている。この演出例では、ボタン予告演出の開始自体は、タイマ予告演出が行われた結果開始される予告表示ではなく、ボタン予告演出において演出ボタン136が操作された結果、成功した場合に表示される予告表示がタイマ予告演出が行われた結果開始される予告表示に対応している。なお、ボタン予告演出が開始された後でチュートリアル表示部TT1が非表示状態となってもよいし、チュートリアル表示部TT1が非表示状態となった後でボタン予告演出が開始されてもよいし、ボタン予告演出が開始されたタイミングでチュートリアル表示部TT1が非表示となってもよい。「Go」の表示の後にチュートリアル表示を表示しないことで、他の演出(例えば、ボタン演出)に集中させる効果を奏する場合がある。
図299(g)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、ボタン予告演出が開始され、操作有効期間が開始されてからの時間に応じて残時間メータのゲージが減少している様子が示されている。
その後、図299(h)に示すタイミングで演出ボタン136が操作されると、ボタン予告演出に成功したとして、図299(i)に示すように、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に移行する。具体的には、第1装飾図柄表示装置208Lで表示されていた装飾図柄は、第2装飾図柄表示装置208Mの上方で小さく表示されて変動表示が継続され、また、第1装飾図柄表示装置208Lの表示画面の左右両隅部にリーチ状態を形成している「装飾4」が表示される。これにより、「装飾4」でのリーチ状態であることが容易に認識することができる場合がある。なお、第2装飾図柄表示装置208Mにおいて表示されていた受付回数表示850とストックボタン画像852はスーパーリーチに移行するタイミングで消去される。また、第1装飾図柄表示装置208Lでは、スーパーリーチへ移行する演出表示(スーパーリーチ移行表示)が行われ、また、家紋役物224Eが上昇及び回転し、第1装飾図柄表示装置208Lの中央下部の前面側にオーバーラップしている。そのため、変動アイコンh0や一部の保留アイコン(例えば、保留アイコンh11)が家紋役物224Eによってオーバーラップされることにより視認困難とされている。また、家紋役物224Eは、チュートリアル表示部TT1の一部にもオーバーラップしている。この家紋役物224Eの上昇・回転動作により、スーパーリーチへ移行することが報知されている。また、この演出例では、スーパーリーチのうちの少なくとも剣豪リーチへ移行する場合には、スーパーリーチ移行表示が開始された後でUI部UI3が保留アイコンh11及びチュートリアル表示部TT1とともに下方にフレームアウトされ、非表示となる。すなわち、この演出例では、タイマ予告演出の結果として行われる或る予告表示がスーパーリーチへの発展に対応しているということができる。
図299(j)では、剣豪リーチが開始されている様子が示されている。なお、剣豪リーチに移行する場合には、UI部UI3は非表示とされるが、UI部UI3に表示されていた変動アイコンh0は、表示位置を下方に変更して表示が維持されている。また、チュートリアル表示部TT1は、非表示であったため、チュートリアル表示部TT1がUI部UI3とともにフレームアウトされた後は、何らの表示も行われない。また、家紋役物224Eは、下方に移動され、初期位置に戻っている。
図299(k)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、姫のカットイン画像HCIが表示されている様子が示されている。この姫のカットイン画像HCIは、ボタン予告演出やタイマ予告演出やミニゲームを経由しないで突然表示されたものであって信頼度は低いものとなっているが、ボタン予告演出やタイマ予告演出あるいはミニゲームが行われた結果として表示されるようにしてもよい。また、姫のカットイン画像HCIに換えて、例えば、鉄板画像TPが表示される場合があってもよい。
図300は、本実施形態に適用可能な準備中予告演出の別の例を段階的に示す図である。なお、図300(a)〜同図(c)に示す演出は、図299(a)〜同図(c)と同じなので、説明を省略する。
図300(d)では、ナビキャラとしての殿様のキャラクタが爆弾を投てきしているアニメーションが行われている様子が示されている。具体的には、第3装飾図柄表示装置208Nに表示されている殿様のキャラクタが「まだだ」と叫びながら爆弾を投てきし、この爆弾は、第3装飾図柄表示装置208Nから第1装飾図柄表示装置208Lに亘って移動する。そして、この爆弾は、タイマ表示のカウントダウンが行われているチュートリアル表示部TT1に向かい、チュートリアル表示部TT1の上方の近傍で破裂する。
すると、図300(e)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、タイマ表示のカウントダウンが中断されて、再び、準備中画像RDYが表示されている様子が示されている。このタイマ予告演出が開始された時点では、タイマ表示が「10:00」となっており、ボタン予告演出が開始されるタイミングを報知していたが、そのタイマ予告演出が中断されたことにより、ボタン予告演出に対応するものではなかったことが認識される場合がある。なお、ナビキャラによるタイマ予告演出の中断演出が行われた場合の方が、ナビキャラによるタイマ予告演出の中断演出が行われなかった場合よりも大当り図柄が確定表示されやすくしてもよい。なお、タイマ表示のカウントダウンが中断する演出が行われた場合には、準備中画像RDYの表示に換えてタイマ表示の時間が増加してカウントアップされるまでの時間が延長されるようにしてもよいし、カウントダウンの速度が遅くなってもよい。また、例えば、タイマ予告はカウントダウンの速度が変化しないので0のタイミングを予測しやすいという利点があり、だからこそ、準備中画像RDYの終了タイミング(つまり、タイマ予告の開始タイミング)によって将来のことがわかる場合がある。
図300(f)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、ボタン予告演出が開始されてデフォルトのボタン画像136aが残時間メータMTとともに表示され、演出ボタン136の操作受付状態が開始された様子が示されている。なお、チュートリアル表示部TT1では、準備中画像RDYが引き続き表示されている。
図300(g)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、ボタン予告演出が開始され、操作有効期間が開始されてからの時間に応じて残時間メータのゲージが減少している様子が示されている。
その後、図300(h)に示すタイミングで演出ボタン136が操作されると、ボタン予告演出に成功したとして、図300(i)に示すように、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に移行する。具体的には、第1装飾図柄表示装置208Lで表示されていた装飾図柄は、第2装飾図柄表示装置208Mの上方で小さく表示されて変動表示が継続され、また、第1装飾図柄表示装置208Lの表示画面の左右両隅部にリーチ状態を形成している「装飾4」が表示される。これにより、「装飾4」でのリーチ状態であることが容易に認識することができる場合がある。なお、第2装飾図柄表示装置208Mにおいて表示されていた受付回数表示850とストックボタン画像852はスーパーリーチに移行するタイミングで消去される。また、第1装飾図柄表示装置208Lでは、スーパーリーチへ移行する演出表示(スーパーリーチ移行表示)が行われ、また、家紋役物224Eが上昇及び回転し、第1装飾図柄表示装置208Lの中央下部の前面側にオーバーラップしている。そのため、変動アイコンh0や一部の保留アイコン(例えば、保留アイコンh11)が家紋役物224Eによってオーバーラップされることにより視認困難とされている。また、家紋役物224Eは、準備中画像RDYが表示されたチュートリアル表示部TT1の一部にもオーバーラップしている。この家紋役物224Eの上昇・回転動作により、スーパーリーチへ移行することが報知されている。また、この演出例では、スーパーリーチのうちの少なくとも剣豪リーチへ移行する場合には、スーパーリーチ移行表示が開始された後でUI部UI3が保留アイコンh11及びチュートリアル表示部TT1とともに下方にフレームアウトされ、非表示となる。
図300(j)では、剣豪リーチが開始されている様子が示されている。なお、剣豪リーチに移行する場合には、UI部UI3は非表示とされるが、UI部UI3に表示されていた変動アイコンh0は、表示位置を下方に変更して表示が維持されている。また、チュートリアル表示部TT1は、UI部UI3とともに非表示とされるが、準備中画像RDYは、引き続き表示が維持されている。また、家紋役物224Eは、下方に移動され、初期位置に戻っている。
図300(k)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、準備中画像RDYからタイマ予告表示に切り替わり、タイマ予告演出が再開されている様子が示されている。具体的には、再開後のタイマ予告表示は、金色の背景色に変更されており、大当りの信頼度が向上していることが示されている。また、図300(k)では、タイマ予告表示におけるタイマ表示は「10:00」を示しており、カウントダウンが再開されてから10秒後に或る予告表示が表示される可能性があることが報知されている。すなわち、この演出例では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)中にタイマ予告演出によるタイマ表示のカウントダウンが行われている様子が示されている。なお、タイマ予告演出の開始時期は、適宜のタイミングとされており、例えば、スーパーリーチの開始前、スーパーリーチの開始後、リーチ状態となる前、リーチ状態となってからスーパーリーチが開始するよりも前等のタイミングで開始されてもよい。また、タイマ予告演出が再開されたときにおけるタイマ表示は、適宜に時間に設定することができ、例えば、中断時の時間を示す「9:00」から開始するようにしてもよい。
その後、タイマ予告表示におけるタイマ表示のカウントダウンが開始し、図300(l)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、タイマ表示が「0:00」となりカウントダウンが完了した様子が示されている。
そして、タイマ表示のカウントダウンが完了すると、図300(m)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、タイマ表示に換えて「Go」の文字が表示され、或る予告表示が開始されることを報知している。
すると、図300(n)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、予告表示としての鉄板画像TPが表示され、大当り確定であることが報知される。すなわち、タイマ予告演出は、或る予告表示としての鉄板画像TPの表示の予告表示に対応しているということができる。この演出例では、図299に示すように、タイマ予告演出に対応する予告表示がスーパーリーチへの発展ではなく、タイマ予告演出が引き延ばされた結果、スーパーリーチ中に表示されるカットイン画像の表示に対応することとなり、その結果、カットイン画像が信頼度の高いものとなっている。このように、この演出例では、スーパーリーチにおけるよいところでカウントダウンが「0:00」となり、よい演出が行われる例について示されている。また、準備中画像RDYの終了タイミング(或る予告表示の開始タイミング)が、或る変動において遅ければ遅いほど大当りの期待度が高くなるように構成されている。
図301は、本実施形態に適用可能な準備中予告演出の別の例を段階的に示す図である。なお、図301(a)に示す演出は、図299(a)と同じなので、説明を省略する。
図301(b)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、チュートリアル表示部TT1に表示されていた説明表示から準備中画像RDYに切り換えられた様子が示されている。このとき、準備中画像RDYが表示されたチュートリアル表示部TT1の上方には、「TIMER×2」の表示が行われており、タイマ予告演出が2回行われることが示されている。なお、「TIMER×2」の表示は、準備中画像RDYの表示と同時に表示されてもよいし、準備中画像RDYが表示された後で表示されてもよく、例えば、最初はタイマ予告演出が1回行われると思わせておいて、実は2回行われることを演出するようにしてもよい。なお、「TIMER×2」の表示に換えて、例えば、準備中画像RDYを2つ表示するようにしてもよい。
図301(c)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、チュートリアル表示部TT1に表示されていた準備中画像RDYからタイマ予告表示に切り換えられ、タイマ予告演出が開始された様子が示されている。タイマ予告表示の背景色は青色とされており、信頼度の低い態様となっている。なお、ここで、タイマ予告表示の背景色が緑色のデフォルトの表示態様であってもよい。また、タイマ予告表示におけるタイマ表示は「10:00」となっており、カウントダウンが開始してから10秒後に或る予告表示が表示される可能性があることが報知されている。
その後、タイマ予告表示におけるタイマ表示のカウントダウンが開始し、図301(d)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、タイマ表示が「0:00」となりカウントダウンが完了した様子が示されている。また、装飾図柄が左図柄と右図柄にそれぞれ「装飾4」が停止表示されてリーチ状態となった様子が示されている。また、タイマ表示のカウントダウンが完了すると、チュートリアル表示部TT1の上方に表示されていた「TIMER×2」の表示は消去されており、1回目のタイマ予告演出が消化されて終了したことが報知されている。なお、「TIMER×2」の表示を、タイマ表示が「0:00」となったときのエフェクトの表示により視認困難としてもよい。また、「TIMER×2」の表示を消去せず、表示したままとしてもよい。また、準備中表示が複数表示される場合には、1つ目の準備中表示が終了した後に、準備中表示に関する表示が一度非表示になる状態を設けてもよい。
そして、タイマ表示のカウントダウンが完了すると、図301(e)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、チュートリアル表示領域TT1においてタイマ表示に換えて「Go」の文字が表示され、或る予告表示が開始されることを報知している。
すると、図301(f)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、ボタン予告演出が開始されてデフォルトのボタン画像136aが残時間メータMTとともに表示され、演出ボタン136の操作受付状態が開始された様子が示されている。このとき、ボタン画像136a及び残時間メータMTは、装飾図柄にオーバーラップしている。また、チュートリアル表示部TT1では、「Go」の表示が消去され、非表示状態とされている。そのため、タイマ予告演出のストックが1つもないように見える場合がある。この演出例では、ボタン予告演出の開始自体は、タイマ予告演出が行われた結果開始される予告表示ではなく、ボタン予告演出において演出ボタン136が操作された結果、成功した場合に表示される予告表示がタイマ予告演出が行われた結果開始される予告表示に対応している。
図301(g)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、ボタン予告演出が開始され、操作有効期間が開始されてからの時間に応じて残時間メータのゲージが減少している様子が示されている。このとき、チュートリアル表示部TT1において準備中画像RDYが再び表示され、2回目のタイマ予告演出が開始されることが報知されるが、準備中画像RDYの再表示時には、1回目の準備中画像RDYが表示されたときと比べて拡大して表示される。そのため、この準備中画像RDYにより、変動アイコンh0や装飾図柄の一部がオーバーラップされる場合がある。このように、準備中画像RDYが一旦非表示になって、さらにオーバーラップしたりすることで、より注目させる効果がある場合がある。
その後、図301(h)に示すタイミングで演出ボタン136が操作されると、ボタン予告演出に成功したとして、図301(i)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、スーパーリーチ移行表示が行われ、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展する。また、家紋役物224Eが上昇及び回転し、第1装飾図柄表示装置208Lの中央下部の前面側にオーバーラップする。また、家紋役物224Eは、拡大された準備中画像RDYの一部にもオーバーラップしており、家紋役物224Eにオーバーラップされていない状態よりも視認困難とされている。なお、準備中画像RDYは、拡大表示された場合にのみ家紋役物224Eにオーバーラップされ、拡大表示されていない場合にはオーバーラップされないようにしてもよい。また、スーパーリーチ移行表示が開始された後でUI部UI3が保留アイコンh11及びチュートリアル表示部TT1とともに下方にフレームアウトされ、非表示となる。すなわち、この演出例では、タイマ予告演出の結果として行われる或る予告表示がスーパーリーチへの発展に対応しているということができる。
図301(j)では、剣豪リーチが開始されている様子が示されている。なお、剣豪リーチに移行する場合には、UI部UI3は非表示とされるが、UI部UI3に表示されていた変動アイコンh0は、表示位置を下方に変更して表示が維持されている。また、チュートリアル表示部TT1は、UI部UI3とともに非表示とされるが、準備中画像RDYは、引き続き表示が維持されている。なお、準備中画像RDYは拡大表示されているため、変動アイコンh0の一部がオーバーラップされており、また、リーチ演出表示における剣豪のキャラクタもオーバーラップされている。このように、拡大表示された準備中画像RDYは、スーパーリーチの実行中においても表示される場合がある。また、家紋役物224Eは、下方に移動され、初期位置に戻っている。
図301(k)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、準備中画像RDYからタイマ予告表示に切り替わり、2回目のタイマ予告演出が開始されている様子が示されている。具体的には、開始後のタイマ予告表示は、金色の背景色に変更されており、大当りの信頼度が向上していることが示されている。また、図301(k)では、タイマ予告表示におけるタイマ表示は「3:00」を示しており、カウントダウンが開始されてから3秒後に或る予告表示が表示される可能性があることが報知されている。すなわち、この演出例では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)中にタイマ予告演出によるタイマ表示のカウントダウンが行われている様子が示されている。また、この演出例では、タイマ予告表示の大きさが拡大表示された準備中画像RDYの大きさと同じ大きさとされており、タイマ予告表示が拡大表示された場合は、拡大表示されない場合よりも大当り図柄が確定表示されやすくなっている。また、タイマ予告表示の背景色が金色の場合には、必ず拡大表示されるようにしてもよい。また、タイマ予告表示の背景色が金色以外の色であっても拡大表示される場合があってもよい。また、この演出例では、1つ目のタイマ予告演出よりも2つ目のタイマ予告演出の方が背景色が信頼度の高い色となっているが、タイマ表示の時間は短くなっている。なお、1つ目のタイマ予告演出よりも2つ目のタイマ予告演出の方がタイマ表示の時間が長くてもよい。
その後、タイマ予告表示におけるタイマ表示のカウントダウンが開始し、図301(l)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、タイマ表示が「0:00」となりカウントダウンが完了した様子が示されている。
そして、タイマ表示のカウントダウンが完了すると、図301(m)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、タイマ表示に換えて「Go」の文字が表示され、或る予告表示が開始されることを報知している。
すると、図301(n)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、予告表示としての鉄板画像TPが表示され、大当り確定であることが報知される。すなわち、2回目のタイマ予告演出は、或る予告表示としての鉄板画像TPの表示の予告表示に対応しているということができる。この演出例では、タイマ予告演出が2回行われることが予め報知されることで大当りに対する期待感を飛躍的に向上させることができる場合がある。
このように、この演出例では、準備中画像RDYが服ウ数表示された場合において、1つの準備中画像RDYが消化された場合は、同一の図柄変動表示において、全ての準備中画像RDYが消化されていることが示されている。
図302は、本実施形態に適用可能な準備中予告演出の別の例を段階的に示す図である。なお、図302(a1)〜同図(a2)に示す演出は、図298(a1)〜同図(a2)と同じなので、説明を省略する。
図302(a3)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、長押し用演出表示による長押し演出が表示開始されている様子が示されている。長押し用演出表示は、上方に殿様のキャラクタが描かれた領域が配置され、下方に剣豪のキャラクタが描かれた領域が配置されており、演出ボタン136の長押し操作の操作量に応じて、双方の領域の大きさが相対的に変動するように表示される。なお、長押し演出が開始されたときも準備中画像RDYは表示されている。なお、図302(a3)に示すタイミングでは、演出ボタン136の操作有効期間は開始されていない。
図302(a4)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、長押し演出による長押し操作の受け付けが開始された様子が示されている。すなわち、演出ボタン136の操作有効期間が開始された様子が示されている。なお、この長押し演出では、残時間ゲージMTが表示されないが表示されてもよい。また、準備中画像RDYからタイマ予告表示に切り替わり、タイマ予告演出が開始されされている様子が示されている。具体的には、タイマ予告表示は、緑色の背景色に変更されており、信頼度はそれほど高くないことが示されている。また、図302(a4)では、タイマ予告表示におけるタイマ表示は「5:00」を示しており、カウントダウンが開始されてから5秒後に或る予告表示が表示される可能性があることが報知されている。すなわち、この演出例では、操作有効期間とタイマ表示のカウントダウンの時間が一致している。なお、完全に一致していなくてもよい。なお、演出ボタン136の操作有効期間が開始された後でタイマ予告演出が開始されてもよいし、タイマ予告演出が開始された後で演出ボタン136の操作有効期間が開始されてもよいし、演出ボタン136の操作有効期間が開始されたタイミングでタイマ予告演出が開始されてもよい。
図302(a5)では、遊技者による演出ボタン136の長押し操作が行われている様子が示されている。なお、図302(a5)に示すタイミングでは、タイマ予告表示におけるタイマ表示は「4:00」となっている。
図302(a6)では、遊技者による演出ボタン136の長押し操作が引き続き行われている様子が示されている。このとき、長押し用演出表示では、上方に配置された殿様のキャラクタが描かれた領域が拡大し、その分、下方に配置された剣豪のキャラクタが描かれた領域が縮小されており、殿様のキャラクタが優勢であることが示されている。これにより、有利な結果となりやすいことが示唆されている。なお、図302(a6)に示すタイミングでは、タイマ予告表示におけるタイマ表示は「3:00」となっている。
図302(a7)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、タイマ表示が「0:00」となってカウントダウンが終了し、「Go」の文字が表示されている様子が示されている。また、長押し演出が引き続き行われており、演出ボタン136の操作有効期間も未だ継続中となっている。すなわち、「Go」の文字表示は、演出ボタン136の操作有効期間において表示されているということができる。また、長押し用演出表示では、上方に配置された殿様のキャラクタが描かれた領域がさらに拡大し、その分、下方に配置された剣豪のキャラクタが描かれた領域がさらに縮小されており、殿様のキャラクタが断然優勢であることが示されている。なお、「Go」の文字が表示された後で長押し演出が終了されてもよいし、長押し演出が終了した後で「Go」の文字が表示されるようにしてもよいし、「Go」の文字が表示されるタイミングで長押し演出が終了するようにしてもよい。また、「Go」の文字が表示された後で操作有効期間が終了してもよいし、操作有効期間が終了した後で「Go」の文字が表示されるようにしてもよいし、「Go」の文字が表示されるタイミングで操作有効期間が終了するようにしてもよい。
すると、図302(a8)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、「一撃」の文字が表示されるとともに、デカボタン画像136aLが残時間メータMTとともに表示されてボタン予告演出が開始され、操作有効期間が再度設定された様子が示されている。すなわち、このボタン予告演出は、長押し演出に続いて行われるボタン操作演出の一例ということができる。換言すれば、複数(種類)のボタン演出が連続して行われる例を示しているということができる。なお、ここで、設定される操作有効期間は、長押し演出における操作有効期間がいったん終了した後で再度設定されてもよいし、長押し演出における操作有効期間に連続して設定されるようにしてもよい。
その後、図302(a9)に示すタイミングで演出ボタン136が操作されると、図302(a10)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、主人公の殿様が敵役の剣豪に勝利し、「装飾4−装飾4−装飾4」の装飾図柄の組合せが導出されて揺れ変動が開始される。このとき、家紋役物224E、八代役物224Fa及び将軍役物224Fbでは、大当りとなることを祝福するようにレインボーの発光態様で発光する。
このように、この演出例では、長押しパートで準備中表示が終了してタイマ表示のカウントダウンが開始され、長押しパートと次のパートとの間や長押しパートの最後の方でカウントダウンが完了して「0:00」となり、次のパートで行われるボタン演出がよいものになること例について示されている。
図302(b1)〜同図(b5)は、剣豪リーチにおいて長押し演出が行われるが、タイマ予告演出が行われていない様子が示されている。
具体的には、図302(b1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、長押し用演出表示による長押し演出が開始された後、長押し操作の受け付けが開始され、また、演出ボタン136の長押し操作が行われている様子が示されている。なお、この演出例では、タイマ予告演出は行われていない。
しかしながら、この演出例では、図302(b2)に示すように、演出ボタン136の長押し操作が継続されているが、長押し用演出表示では、上方に配置された殿様のキャラクタが描かれた領域が縮小し、その分、下方に配置された剣豪のキャラクタが描かれた領域が拡大されており、殿様のキャラクタが劣勢(敵キャラである剣豪のキャラクタ優勢)であることが示されている。これにより、有利な結果となり難いことが示唆されている。
その後、図302(b3)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、「一撃」の文字が表示されるとともに、デフォルトの表示態様のボタン画像136aが残時間メータMTとともに表示されてボタン予告演出が開始され、操作有効期間が再度設定された様子が示されている。このように、長押し演出が行われるときに、タイマ予告演出が行われない場合には、デカボタン画像136aLが表示され難く、デフォルトの表示態様のボタン画像136aが表示されやすくなる。なお、長押し演出が行われるときに、タイマ予告演出が行われない場合には、デカボタン画像136aLが表示されないようにしてもよい。
その後、図302(b4)に示すタイミングで演出ボタン136が操作されると、図302(b5)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、主人公の殿様が敵役の剣豪に負け、「装飾4−装飾5−装飾4」のハズレの装飾図柄の組合せが導出されて揺れ変動が開始される。なお、ミニゲームやタイマ予告演出を経由しない場合であってもよい流れとなって大当りとなるようにしてもよい。
図303は、本実施形態に適用可能なボタン連打演出の一例を段階的に示す図である。
図303(a)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、表示画面の下部にUI部UI3が配置されており、このUI部UI3には、その中央に変動アイコンh0が台座に載置された態様で表示されており、変動アイコンh0の左側には、4つの保留アイコンが表示可能に台座が4つ配置された保留アイコン表示領域が形成されている。図303(a)に示すタイミングでは、特図1の変動表示が1つ保留されているので、保留アイコン表示領域には、1つの保留アイコンh11が表示されている。なお、変動アイコンh0及び保留アイコンh11は、いずれもデフォルトの表示態様となっている。また、変動アイコンh0の右側には、チュートリアル表示部TT1が配置されており、図303(a)に示されるチュートリアル表示部TT1では、「パンダは殿様の師匠」と表示されており、パンダのキャラクタと殿様のキャラクタとの関係について説明がなされている。また、図303(a)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、ボタン連打演出が開始されており、「ボタン連打で時間内にメーターをMAXにしろ」の説明が行われており、さらに、「用意」の文字とともにボタン画像136aが表示され、表示画面の左側には、上下方向に5つのメモリが配置されてなる操作量メータMT11が表示されている。なお、図303(a)に示すタイミングでは、演出ボタン136の連打操作の受け付け開始前、すなわち、操作有効期間の開始前であり、演出ボタンランプ138も白色で点灯している。この演出例では、ボタン画像136aの上方に表示された「用意」の表示が準備中画像RDYに相当する表示(ボタン連打演出の準備演出表示)ということができる。なお、ボタン連打演出が開始されると、第1装飾図柄表示装置208Lにおいて変動表示が行われていた装飾図柄は、第2装飾図柄表示装置208Mの上方に移動し、縮小表示されている。また、図303(a)に示すUI部UI3は、青色で表示されたデフォルトの表示態様とされている。
第2装飾図柄表示装置208Mでは、表示画面の下部にステージ名表示部ST1が配置されている。図303(a)に示されるステージ名表示部ST1では、「城下町」と表示されており、現在のステージが城下町であることが報知されている。また、第2装飾図柄表示装置208Mには、受付回数表示850とストックボタン画像852も表示されている。
第3装飾図柄表示装置208Nでは、殿様のキャラクタがステージ上に乗っている様子が示されており、遊技の進行に応じて様々な動作を行っている。また、第3装飾図柄表示装置208Nの表示画面上部では、特図1及び特図2の第2保留数表示が表示されている。
また、第1装飾図柄表示装置208Lの下方には、家紋役物224Eが配置されており、また、第1装飾図柄表示装置208Lの上方には、演出可動体の一つである八代役物224Faと将軍役物224Fbとが配置されている。
図303(b)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、演出ボタン136の連打操作の受け付けが開始された様子が示されている。具体的には、ボタン画像136aの上方に表示されていた「用意」の文字が「開始」の文字に切り替わるとともに、ボタン画像136aの下方に残時間メータMTが表示され、操作有効期間が開始されたことを報知するとともに、演出ボタンランプ138が、赤色に発光する。この演出例では、操作有効期間が開始されたタイミングでボタン連打演出(本演出)が開始されているということもできる。
図303(c)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、操作有効期間からの時間の経過に応じて残時間メータMTのゲージが減少する態様で表示され、また、ボタン画像136aの右側では、数字の表示によるカウントダウン表示が表示されている。図303(c)に示すタイミングでは、カウントダウン表示として「5」が表示され、操作有効期間が終了するまでの時間が5秒であることが報知されている。このカウントダウン表示におけるカウントダウンが完了すると或る予告演出が行われる可能性があることから、このカウントダウン表示によるカウントダウンの演出がタイマ予告演出に対応しているということもできる。
図303(d)では、遊技者による演出ボタン136の連打操作が開始された様子が示されている。なお、図303(d)に示すタイミングでは、カウントダウン表示として「4」が表示されており、操作有効期間が終了するまであと4秒であることが報知されている。
図303(e)では、遊技者による演出ボタン136の連打操作が引き続き行われており、第1装飾図柄表示装置208Lでは、連打操作の回数に応じて操作量メータMT11のメモリが赤色で1つ表示されている。なお、図303(e)に示すタイミングでは、カウントダウン表示として「3」が表示されており、操作有効期間が終了するまであと3秒であることが報知されている。
図303(f)では、遊技者による演出ボタン136の連打操作が引き続き行われており、第1装飾図柄表示装置208Lでは、操作量メータMT11のメモリが赤色で3つ表示されている様子が示されている。なお、図303(f)に示すタイミングでは、カウントダウン表示として「1」が表示されており、操作有効期間が終了するまであと1秒であることが報知されている。
図303(g)では、第1装飾図柄表示装置208Lにおけるカウントダウン表示が「0」となり、操作有効期間が終了し、遊技者による演出ボタン136の連打操作が終了した様子が示されている。なお、操作量メータMT11のメモリは赤色で3つ表示された態様となっており、すなわち、ボタン連打演出に失敗したことが示されている。なお、演出ボタンランプ138は、赤色で点灯した状態とされているが、操作有効期間が終了したタイミングで点灯状態が赤色から白色に切り替わるようにしてもよいし、操作有効期間が終了する前に演出ボタンランプ138の点灯状態が赤色から白色に切り替わるようにしてもよい。
ボタン連打演出に失敗すると、図303(h)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、「残念・・・」と表示され、ボタン連打演出に失敗したことが報知される。なお、この演出例では、タイマ予告の他にカウントダウン表示的な演出を実行可能なパチンコ機において、或る予告表示には、このカウントダウン表示的な表示は含まない場合があってもよい。
図304は、本実施形態に適用可能な準備中予告演出の別の例を段階的に示す図である。
図304(a)に示す第1装飾図柄表示装置では、表示画面の下部にUI部UI3が配置されており、このUI部UI3には、その中央に変動アイコンh0が台座に載置された態様で表示されており、変動アイコンh0の左側には、4つの保留アイコンが表示可能に台座が4つ配置された保留アイコン表示領域が形成されている。図304(a)に示すタイミングでは、特図1の変動表示が2つ保留されているので、保留アイコン表示領域には、2つの保留アイコンh11,h12が表示されている。なお、変動アイコンh0及び保留アイコンh11,h12は、いずれもデフォルトの表示態様となっている。また、変動アイコンh0の右側には、チュートリアル表示部TT1が配置されており、図304(a)に示されるチュートリアル表示部TT1では、第1準備中画像RDY1が表示されている。この第1準備中画像RDYの機能は、上述した準備中画像RDYと同様である。また、第1装飾図柄表示装置208Lでは、装飾図柄の変動表示が行われている。また、図304(a)に示すUI部UI3は、青色で表示されたデフォルトの表示態様とされている。また、この演出例では、第1準備中画像RDY1の上方に第2準備中画像RDYが表示されており、複数の準備中画像が同時に表示されている様子が示されている。第1準備中画像RDY1及び第2準備中画像RDY2は、それぞれ対応する演出(タイマ予告演出やミニゲーム等)が行われる。なお、これらの準備中画像(第1準備中画像RDY1、第2準備中画像RDY2)は、いずれも先読み予告として機能している。また、いずれの準備中画像も背景色が緑色とされておりデフォルトの表示態様となっている。また、これらの準備中画像は、同時に表示開始されてもよいし、一方が表示開始された後で他方が表示開始されるようにしてもよい。
第2装飾図柄表示装置208Mでは、表示画面の下部にステージ名表示部ST1が配置されている。図304(a)に示されるステージ名表示部ST1では、「城下町」と表示されており、現在のステージが城下町であることが報知されている。また、第2装飾図柄表示装置208Mには、受付回数表示850とストックボタン画像852も表示されている。
第3装飾図柄表示装置208Nでは、殿様のキャラクタがステージ上に乗っている様子が示されており、遊技の進行に応じて様々な動作を行っている。また、第3装飾図柄表示装置208Nの表示画面上部では、特図1及び特図2の第2保留数表示が表示されている。
図304(b)は、図304(a)に示す図柄変動表示が終了し、次の図柄変動表示が開始している様子が示されている。具体的には、第1特図表示装置212における図柄変動が開始されると、保留アイコンh11,h12がそれぞれ移動アニメーションにより移動表示され、第1の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコンが変動アイコンが表示される台座の上に載置されて変動アイコンh0となり、第2の保留アイコンh12の表示位置にあった保留アイコンが第1の保留アイコンh11となり、それぞれ、対応する台座上に移動する。また、装飾図柄の変動表示が開始されている。なお、第1準備中画像RDY1及び第2準備中画像RDY2は引き続き表示されており、すなわち、これらの準備中画像が複数の図柄変動表示に跨って表示されているということができる。
図304(c)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、チュートリアル表示部TT1に表示されていた第1準備中画像RDY1がタイマ予告表示に切り換えられ、タイマ予告演出が開始された様子が示されている。なお、第1準備中画像RDY1に対応するタイマ予告表示の背景色は緑色とされており、デフォルトの表示態様となっている。また、タイマ予告表示におけるタイマ表示は「5:00」となっており、カウントダウンが開始してから5秒後に或る予告表示が表示される可能性があることが報知されている。この演出例では、複数の準備中画像のうちの一つが発動(消化)されて演出が開始された場合は、他の全ての準備中画像も消化されるように構成されている。なお、準備中画像は1回の図柄変動表示においてすべて消化されるが、予告アイコンは次回以降の図柄変動表示まで持ち越して表示されるようにしてもよい。
図304(d)は、第1準備中画像RDY1に対応するタイマ予告表示におけるタイマ表示が「0:00」となり、カウントダウンが完了した様子が示されている。
すると、図304(e)に示すように、第1準備中画像RDY1に対応するタイマ予告表示が表示されていた領域に「Go」の文字が表示され、このタイマ予告表示に係るタイマ予告演出に対応する或る予告表示が開始されることが報知される。
図304(f)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、「Go」の文字がその表示領域とともに消去され、第2準備中画像RDY2が下方にスライド移動し、チュートリアル表示部TT1の位置まで移動する準備中画像移動アニメが行われている。また、第1準備中画像RDY1に対応するタイマ予告演出によるタイマ表示のカウントダウンが完了したことに応じた予告演出(先行開始予告演出)が開始し、忍者のキャラクタNJ4が出現している様子が示されている。ここで表示される忍者のキャラクタNJ4は、図291(f)に示して上述した保留アイコンの表示態様が変化される際に表示される場合がある忍者のキャラクタNJ4と同じであるが、別のキャラクタであってもよい。なお、この演出において、先行開始予告演出が開始した後で準備中画像移動アニメが開始してもよいし、準備中画像移動アニメが開始した後で先行開始予告演出が開始してもよいし、先行開始予告演出が開始したタイミングで準備中画像移動アニメが開始してもよい。また、図304(f)に示す忍者のキャラクタNJ4は、第2準備中画像RDY2にオーバーラップしているが、第2準備中画像RDY2にオーバーラップされてもよい。
図304(g)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、保留変化アニメが開始されており、忍者のキャラクタNJ4が変動アイコンh0に向けて手裏剣を投てきし、変動アイコンh0に命中した様子が示されている。このとき、エフェクトEF4により、変動アイコンh0の全体が覆われ、エフェクトEF4に覆われていない状態に比べて、視認困難状態とされている。
図304(h)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、保留変化アニメが行われた結果、変動アイコンh0がデフォルトの表示態様から赤色の表示態様となり、当該変動予告が開始されている。
図304(i)では、左図柄と右図柄にそれぞれ「装飾4」が停止表示されてリーチ状態となった後、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に移行する様子が示されている。具体的には、第1装飾図柄表示装置208Lで表示されていた装飾図柄は、第2装飾図柄表示装置208Mの上方で小さく表示されて変動表示が継続され、また、第1装飾図柄表示装置208Lの表示画面の左右両隅部にリーチ状態を形成している「装飾4」が表示される。なお、第2装飾図柄表示装置208Mにおいて表示されていた受付回数表示850とストックボタン画像852はスーパーリーチに移行するタイミングで消去される。また、第1装飾図柄表示装置208Lでは、スーパーリーチへ移行する演出表示(スーパーリーチ移行表示)が行われ、また、家紋役物224Eが上昇及び回転し、第1装飾図柄表示装置208Lの中央下部の前面側にオーバーラップしている。そのため、変動アイコンh0や一部の保留アイコン(例えば、保留アイコンh11)が家紋役物224Eによってオーバーラップされることにより視認困難とされている。また、家紋役物224Eは、第2準備中画像RDY2の一部にもオーバーラップしている。この家紋役物224Eの上昇・回転動作により、スーパーリーチへ移行することが報知されている。また、この演出例では、スーパーリーチ移行表示が開始された後でUI部UI3が保留アイコンh11及びチュートリアル表示部TT1とともに下方にフレームアウトされ、非表示となる。
図304(j)では、剣豪リーチが開始されている様子が示されている。なお、剣豪リーチに移行する場合には、UI部UI3は非表示とされるが、UI部UI3に表示されていた変動アイコンh0は、表示位置を下方に変更して表示が維持されている。また、チュートリアル表示部TT1は、UI部UI3とともに非表示とされるが、第2準備中画像RDY2は、引き続き表示が維持されている。また、家紋役物224Eは、下方に移動され、初期位置に戻っている。
図304(k)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、第2準備中画像RDY2からタイマ予告表示に切り替わり、タイマ予告演出が開始されている様子が示されている。タイマ予告表示は金色の背景色とされており、大当りの信頼度が向上していることが示されている。また、図304(k)では、タイマ予告表示におけるタイマ表示は「10:00」を示しており、カウントダウンが再開されてから10秒後に或る予告表示が表示される可能性があることが報知されている。なお、タイマ予告表示は、表示開始時にはデフォルトの表示態様とされ、表示開始した後(例えば、カウントダウンが開始された後)で金色の背景色に変化する等の昇格表示が行われる場合があってもよい。
その後、タイマ予告表示におけるタイマ表示のカウントダウンが開始し、図304(l)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、タイマ表示が「0:00」となりカウントダウンが完了した様子が示されている。
そして、タイマ表示のカウントダウンが完了すると、図304(m)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、タイマ表示に換えて「Go」の文字が表示され、或る予告表示が開始されることを報知している。
すると、図304(n)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、予告表示としての鉄板画像TPが表示され、大当り確定であることが報知される。すなわち、第2準備画像RDY2に対応するタイマ予告演出は、或る予告表示としての鉄板画像TPの表示の予告表示に対応しているということができる。なお、この演出例では、複数の準備中画像のうちの一つが消化された後は、新たな準備中画像が表示されないが、複数の準備中画像の一つが消化された後で、新たな準備中画像が表示されるようにしてもよい。
図305は、本実施形態に適用可能な説明表示による演出の一例を段階的に示す図である。なお、図305(a1)に示す演出は、図291(a)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図305(a2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、チュートリアル表示部TT1における説明表示が、「パンダは殿様の師匠」から「殿様は八代将軍です」に変更された様子が示されている。この演出例では、チュートリアル表示部TT1にける説明表示を切り替える場合には、上述したシャッタ画像による開閉表示は行われず、説明表示間での切換表示により行われる。この演出例では、一の図柄変動表示において、説明表示を切り替える場合にシャッタ画像による開閉表示を行わず、説明表示間での切換表示を行うことが示されている。
図305(b1)〜同図(b3)は、説明表示の切り替えを行う場合にシャッタ画像による開閉表示が行われる様子を示している。なお、図305(b1)〜同図(b2)に示す演出は、図291(a)〜同図(b)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図305(b3)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、シャッタ画像によるチュートリアル表示部TT1が完全に閉鎖される前に、シャッタ画像が開放し、「殿様は八代将軍です」の説明表示が表示されている様子が示されている。すなわち、シャッタ画像による開閉表示が予告表示が行われる前兆表示ではなく、偽の前兆表示であったことが示されている。なお、ここで、シャッタ画像によりチュートリアル表示部TT1が完全に閉鎖された後でシャッタ画像が開放するようにしてもよい。このような演出が行われることにより、予告表示が開始されるのかと期待したが、予告表示が開始されず説明表示が行われたことで遊技者をがっかりさせることで、シャッタ画像の開閉表示に期待を持たせることができる場合がある。
図306は、本実施形態に適用可能な準備中予告演出の別の例を段階的に示す図である。図306(a1)〜同図(a3)は、図291(e)に続く演出の別の例について示している。なお、図306(a1)〜同図(a2)に示す演出は、図291(f)〜同図(g)に示す演出例と同じであるので、説明を省略する。
図306(a3)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、エフェクトEF4が消去されたが1つ目の保留アイコンh11の表示態様がデフォルトの表示態様のまま変化していない様子が示されている。このように、図291を参照して上述した保留変化アニメが行われても表示態様が変化しない失敗演出が行われてもよい。なお、保留変化アニメに登場するキャラクタを複数種類用意し、保留変化アニメにおいて登場するキャラクタによって保留アイコンの表示態様が変化する割合が異なるようにしてもよい。
なお、上述した保留変化アニメでは、忍者のキャラクタNJ4がUI部UI3にオーバーラップして表示されていたが、例えば、図306(b1)に示すように、UI部UI3の上方に表示させてUI部UI3にオーバーラップしないようにしてもよい。この場合、保留変化アニメにおいて、忍者のキャラクタNJ4がUI部UI3にオーバーラップする場合とオーバーラップしない場合があってもよい。
図307は、本実施形態に適用可能な準備中予告演出の別の例を段階的に示す図である。
図307(a1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、表示画面の下部にUI部UI3が配置されており、このUI部UI3には、その中央に変動アイコンh0が台座に載置された態様で表示されており、変動アイコンh0の左側には、4つの保留アイコンが表示可能に台座が4つ配置された保留アイコン表示領域が形成されている。図307(a1)に示すタイミングでは、特図1の変動表示が1つ保留されているので、保留アイコン表示領域には、1つの保留アイコンh11が表示されている。なお、変動アイコンh0及び保留アイコンh11は、いずれもデフォルトの表示態様となっている。また、変動アイコンh0の右側には、チュートリアル表示部TT1が配置されており、図307(a1)に示されるチュートリアル表示部TT1では、「パンダは殿様の師匠」と表示されており、パンダのキャラクタと殿様のキャラクタとの関係について説明がなされている。なお、この演出例において、装飾図柄は、第2装飾図柄表示装置208Mの上方に移動し、縮小表示されている。また、図307(a1)に示すUI部UI3は、青色で表示されたデフォルトの表示態様とされている。
第2装飾図柄表示装置208Mでは、表示画面の下部にステージ名表示部ST1が配置されている。図307(a1)に示されるステージ名表示部ST1では、「城下町」と表示されており、現在のステージが城下町であることが報知されている。また、第2装飾図柄表示装置208Mには、受付回数表示850とストックボタン画像852も表示されている。
第3装飾図柄表示装置208Nでは、殿様のキャラクタがステージ上に乗っている様子が示されており、遊技の進行に応じて様々な動作を行っている。また、第3装飾図柄表示装置208Nの表示画面上部では、特図1及び特図2の第2保留数表示が表示されている。
また、第1装飾図柄表示装置208Lの下方には、家紋役物224Eが配置されており、また、第1装飾図柄表示装置208Lの上方には、演出可動体の一つである八代役物224Faと将軍役物224Fbとが配置されている。
図307(a2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、ミニゲームとしてのルーレット演出が開始されている様子が示されている。このルーレット演出では、円形に形成されたルーレット盤RRが3等分され3つに区画されている。3つの区画のうちの上方には爺の領域が配置され、左下方には姫の領域が配置され、右下方にはチビ姫の領域が配置されている。ルーレット演出が開始されると、各領域についてそれぞれ赤色で点滅表示することにより変動表示を行い、最終的に赤色で点灯した領域に対応する予告表示が準備されるようになっている。なお、ルーレット演出が開始する図柄変動表示と、準備中表示等が終了する図柄変動表示が同じであってもよいし、別であってもよい。また、ルーレット演出が開始することを表す表示が行われる構成においては、該表示が行われる図柄変動表示と、準備中宇表示等が終了する図柄変動表示が同じであってもよいし、別であってもよい。上述した記載の組み合わせによって、該表示は先読み予告表示ということができる。
図307(a3)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、ルーレット演出の変動表示の結果、全ての領域が赤色で点灯した様子が示されている。すなわち、爺のキャラクタに対応する予告表示と、姫のキャラクタに対応する予告表示と、チビ姫のキャラクタに対応する予告表示がそれぞれ準備されることが報知されている。
すると、図307(a4)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、チュートリアル表示部TT1に第1準備中画像RDY1が姫のキャラクタHMEがその右上部分に付加されて表示され、表示画面の左上には、第3準備中画像RDY3が爺のキャラクタGIIが隣接するようにして表示され、第3準備中画像RDY3の下方にチビ姫のキャラクタCHMがそれぞれ表示される。すなわち、キャラクタを出現させる場合には、キャラクタに対応した位置に各キャラクタを登場するとともに、準備中画像の表示が伴う場合には、そのキャラクタに対応する位置に表示される。なお、登場するキャラクタそのものが準備中画像に相当する場合があるということもできる。また、登場するキャラクタと実行される演出との関係が1:1であってもよいし、1:N(N>1)であってもよい。また、或る演出が複数のキャラクタが消化されることにより実行される場合があってもよい(キャラクタと演出との関係が、N(N>1):1であってもよい)。
図307(a5)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、チビ姫のキャラクタCHMが上方に移動し、第3準備中画像RDY3の左下隅部分にオーバーラップしている様子が示されている。すなわち、或る予告表示が他の予告表示にオーバーラップしているということができる。これにより、チビ姫のキャラクタCHMに対応する予告表示が開始することが報知される。
図307(a6)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、チビ姫のキャラクタCHMが変動アイコンh0に向けて物体を投じるアニメーションが行われている様子が示されている。そして、物体が変動アイコンh0に到達するとエフェクトEF7が表示され、変動アイコンh0が視認困難とされる。すなわち、チビ姫のキャラクタCMHに対応する予告表示は、変動アイコンh0の表示態様の変化による予告表示である。
すると、図307(a7)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、エフェクトEF7が消去されて変動アイコンh0が視認容易な状態となる。このとき、変動アイコンh0の表示態様がデフォルトの表示態様から赤色の表示態様に変更され、変動アイコンh0による当該変動予告が開始されている様子が示されている。
図307(a8)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、爺のキャラクタGIIが振動する態様での表示が開始される。これにより、爺のキャラクタGIIに対応する予告表示が開始することが報知される。
図307(a9)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、爺のキャラクタGIIに隣接して配置された第3準備中画像RDY3が表示されていた領域でミニゲームが開始されている様子が示されている。ミニゲームが開始されると、横方向に延在する円筒状のドラムDRMが横方向を回転軸として回転を開始する。ドラムDRMの表面には複数の図柄(識別情報)が表示されており、ドラムDRMが停止表示された際に表示された識別情報により、ミニゲームの成否が表示される。
図307(a10)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、ドラムDRMが停止表示し、「激熱」の文字が表示された図柄が導出され、大当りとなる可能性が高いことが示唆されている。すなわち、ドラムDRMに「激熱」の文字が導出されることにより、当該変動予告が行われている。この演出は、何かの表示態様を変化させる演出ではなく、大当り予告を行う演出であるということができる。
図307(a11)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、姫のキャラクタHMEが振動する態様での表示が開始される。これにより、姫のキャラクタHMEに対応する予告表示が開始することが報知される。姫のキャラクタHMEはUI部UI3にオーバーラップされて表示されているので、姫のキャラクタHMEの振動表示によりUI部UI3の表示に注目させることができる場合がある。
図307(a12)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、第1準備中画像RDY1が表示されていた領域で、タイマ予告演出が開始されている様子が示されている。姫のキャラクタHMEに対応する予告表示はタイマ予告演出である。タイマ予告演出が開始されると、第1準備中画像RDY1が表示されていた領域にタイマ表示が表示され、その後カウントダウンが開始する。カウントダウンを行った結果、「0:00」になると、或る予告表示が開始されるように構成されている。図307(a12)に示す演出例では、タイマ表示として「30:00」が表示され、その後、カウントダウンが開始される。
図307(a13)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、カウントダウンが行われた結果、タイマ表示が「0:00」となってカウントダウンが完了した様子が示されている。すると、姫のキャラクタHMEが上昇して第1準備中画像RDY1とは別の位置に移動し、タイマ予告演出に対応する予告表示が開始されることを報知している。すなわち、図304(m)に示して上述いた「Go」の表示と同様の演出が行われているということができる。
すると、図307(a14)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、スーパーリーチ移行表示が行われ、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展する様子が示されている。姫のキャラクタHMEに対応する予告表示は、剣豪リーチへの発展に対応している。また、図示はしないが、家紋役物224Eが上昇及び回転し、第1装飾図柄表示装置208Lの中央下部の前面側にオーバーラップする。また、この演出例では、スーパーリーチ移行表示の背景色が金色とされており、大当りの信頼度が高いことが報知されている。また、チュートリアル表示部TT1では、タイマ表示によるカウントダウンが完了したため、非表示とされている。また、スーパーリーチ移行表示が開始された後でUI部UI3が保留アイコンh11及びチュートリアル表示部TT1とともに下方にフレームアウトされ、非表示となる。
なお、この演出例では、スーパーリーチの発展前に全ての準備中画像が消化されるようにしたが、少なくとも1つがスーパーリーチ発展後に消化されるようにしてもよく、例えば、鉄板画像TPが表示されることとなるミニゲームやタイマ予告演出が行われるようにしてもよい。
図307(b1)は、図307(a2)において上述したルーレット演出において、3つの領域のうちの爺の領域だけ赤色で点灯した様子が示されている。すなわち、爺のキャラクタに対応する予告表示と、姫のキャラクタに対応する予告表示と、チビ姫のキャラクタに対応する予告表示のうちの、爺のキャラクタに対応する予告表示のみが準備されることが報知されている。
すると、図307(b2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、第3準備中画像RDY3が爺のキャラクタGIIが隣接するようにして表示される。すなわち、爺のキャラクタGIIに対応した位置に爺のキャラクタGIIを登場するとともに、爺のキャラクタGIIに伴って出現する準備中画像も、爺のキャラクタGIIに隣接する位置に表示される。したがって、この演出例では、ドラムDRMによるミニゲームのみが行われることとなる。
図308は、本実施形態に適用可能な準備中予告演出の別の例を段階的に示す図である。
図308(a1)に示す演出は、図307(a3)に示す演出と同様であるが、チビ姫の領域に「×2」が表示されており、チビ姫のキャラクタCHMに対応する予告表示が2回分準備されることとなる。
すると、図308(a2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、チュートリアル表示部TT1に第1準備中画像RDY1が姫のキャラクタHMEがその右上部分に付加されて表示され、表示画面の左上には、第3準備中画像RDY3が爺のキャラクタGIIが隣接するようにして表示され、第3準備中画像RDY3の下方に2体のチビ姫のキャラクタCHM1,CHM2が表示される。なお、爺のキャラクタGIIや姫のキャラクタHMEによる演出が複数準備される場合には、例えば、1つの準備中画像に対して同じキャラクタを2体表示させるようにすることができる。具体的には、姫のキャラクタHMEによる演出が複数準備される場合には、第1準備中画像RDY1が一つ表示され、姫のキャラクタHMEが2体表示させることにより実現することができる。逆に、キャラクタが1つで準備中画像を複数表示するようにしてもよい。
図308(a3)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、2体のチビ姫のキャラクタのうちの一方のチビ姫のキャラクタCHM1が上方に移動し、第3準備中画像RDY3の左下隅部分にオーバーラップしている様子が示されている。これにより、チビ姫のキャラクタCHM1に対応する2回の予告表示のうちの1回目の予告表示が開始することが報知される。
図308(a4)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、チビ姫のキャラクタCHM1が変動アイコンh0に向けて物体を投じるアニメーションが行われている様子が示されている。そして、物体が変動アイコンh0に到達するとエフェクトEF7が表示され、変動アイコンh0が視認困難とされる。すなわち、チビ姫のキャラクタCMH1に対応する変動アイコンh0の表示態様の変化による予告表示が開始されることが報知される。
すると、図308(a5)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、エフェクトEF7が消去されて変動アイコンh0が視認容易な状態となる。このとき、変動アイコンh0の表示態様がデフォルトの表示態様から赤色の表示態様に変更され、変動アイコンh0による当該変動予告が開始されている様子が示されている。
さらに、図308(a6)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、2体のチビ姫のキャラクタのうちの他方のチビ姫のキャラクタCHM2が上方に移動し、第3準備中画像RDY3の左下隅部分にオーバーラップしている様子が示されている。これにより、チビ姫のキャラクタCHM2に対応する2回目の予告表示が開始することが報知される。
図308(a7)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、チビ姫のキャラクタCHM2が変動アイコンh0に向けて物体を投じるアニメーションが行われている様子が示されている。そして、物体が変動アイコンh0に到達するとエフェクトEF7が表示され、変動アイコンh0が視認困難とされる。すなわち、チビ姫のキャラクタCMH2に対応する変動アイコンh0の表示態様の変化により変動アイコンによる予告表示がランクアップすることが報知される。
すると、図308(a8)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、エフェクトEF7が消去されて変動アイコンh0が視認容易な状態となる。このとき、変動アイコンh0の表示態様が赤色の予告の表示態様から金色の予告の表示態様に変更され、変動アイコンh0による当該変動予告がランクアップしている様子が示されている。
図308(b1)〜同図(b4)は、図308(a3)に続く別の演出例を示している。なお、図308(b1)に示す演出は、図308(a4)に示す演出を同じであるので、説明を省略する。
図308(b2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、チビ姫のキャラクタCHM1が投じた物体が変動アイコンh0に到達してエフェクトEF7が表示された後、表示画面全体が暗転する暗転表示BLが行われ、エフェクトEF7が表示されていた部分が白色に光り、そこから水平方向に光が延びていく態様の表示が行われる。このとき、第1装飾図柄表示装置208Lに表示されていた第1準備中画像RDY1や第2準備中画像RDY3は非表示とされている。なお、変動アイコンh0の表示態様の変化表示が行われているときに、別のミニゲームが開始されている場合には、当該ミニゲームも表示画面の暗転により一時的に非表示とされるようにしてもよい。また、準備中画像が複数表示されている場合に、全部の準備中画像が一時的に非表示とされるようにしてもよいし、一部の準備中画像のみが一時的に非表示とされるようにしてもよい。このように、暗転表示BLが表示されている状態を第四の状態という場合がある。そして、この演出例において、UI部UI3とともに保留アイコンが表示されている第一の状態と、UI部UI3とともに保留アイコンが非表示とされる第二の状態との関係でいうと、第一の状態から第四の状態となり、再び第一の状態となった後に第二の状態となる場合があってもよいし、第一の状態から第二の状態となる場合があってもよいし、第一の状態から第四の状態となり、その後第二の状態となる場合があってもよい。
図308(b3)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、エフェクトEF7が表示されていた部分の光が拡大表示されている様子が示されている。
その後、暗転表示が終了すると、図308(b4)に示すように、変動アイコンh0がデフォルトの表示態様から赤色の表示態様に変化して演出が再開される。なお、図308(b4)に示す演出は、図308(a5)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図308(c1)〜同図(c3)は、図307(a6)に続く別の演出例を示している。なお、図308(c1)に示す演出は、図307(a7)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図308(c2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、爺のキャラクタGIIが振動する態様での表示が開始され、また、第3準備中画像RDY3が表示されていた領域で「Go」の文字が表示され、ミニゲームが開始されることを報知している。なお、爺のキャラクタGIIが振動を開始してから「Go」の表示が開始してもよいし、「Go」の表示が開始してから爺のキャラクタGIIが振動を開始してもよいし、爺のキャラクタGIIが振動を開始するタイミングで「Go」の表示が開始されてもよい。これにより、爺のキャラクタGIIに対応する予告表示が開始することが報知される。
図308(c3)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、爺のキャラクタGIIに隣接して配置された第3準備中画像RDY3が表示されていた領域でミニゲームが開始されている様子が示されている。この演出例では、ミニゲームが開始されると、第3準備中画像RDY3が表示されていた領域が拡大して表示画面の略中央まで移動し、ドラムDRMの回転による演出が開始される。すなわち、この演出例では、ミニゲームが行われる領域が準備中画像が表示されていた領域とは異なる領域で行われていることが示されている。なお、「Go」の表示が行われた後でミニゲームが開始された場合の方が、「Go」の表示が行われずにミニゲームが開始された場合よりも大当りとなりやすいようにしてもよい。また、ミニゲームが拡大表示されなかった場合よりも、ミニゲームが拡大表示された場合の方が大当りとなりやすいようにしてもよい。なお、準備中画像の表示からミニゲームやタイマ予告演出等が開始されるまでの間の表示も他の別の領域で行われるようにしてもよい。第三の表示と或る予告表示(或る演出)が同じ領域で行われる場合、第一の表示と第二の表示が行われる場所は別々なので、第三の表示系の表示の方がわかりやすいという効果を奏する場合がある。
図309は、本実施形態に適用可能な準備中予告演出の別の例を段階的に示す図である。ここで、左側の演出表示が行われる表示装置(表示装置1)と、右側の演出表示が行われる表示装置(表示装置2)が別々の表示装置であってもよい。その場合、表示装置2の方に第三の表示(或る予告表示)がなされる場合があってもよい。
図309(a)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、表示画面の下部にUI部UI3が配置されており、このUI部UI3には、その中央に変動アイコンh0が台座に載置された態様で表示されており、変動アイコンh0の左側には、4つの保留アイコンが表示可能に台座が4つ配置された保留アイコン表示領域が形成されている。図309(a)に示すタイミングでは、特図1の変動表示が1つ保留されているので、保留アイコン表示領域には、1つの保留アイコンh11が表示されている。なお、変動アイコンh0は、赤色の表示態様となっており、当該変動予告の表示態様とされているが、保留アイコンh11は、デフォルトの表示態様となっている。また、変動アイコンh0の右側には、チュートリアル表示部TT1が配置されており、図309(a)に示されるチュートリアル表示部TT1では、準備中画像RDYが表示されている。なお、この演出例において、装飾図柄は、第2装飾図柄表示装置208Mの上方に移動し、縮小表示されている。また、図309(a)に示すUI部UI3は、青色で表示されたデフォルトの表示態様とされている。
第2装飾図柄表示装置208Mでは、表示画面の下部にステージ名表示部ST1が配置されている。図309(a)に示されるステージ名表示部ST1では、「城下町」と表示されており、現在のステージが城下町であることが報知されている。また、第2装飾図柄表示装置208Mには、受付回数表示850とストックボタン画像852も表示されている。
第3装飾図柄表示装置208Nでは、殿様のキャラクタがステージ上に乗っている様子が示されており、遊技の進行に応じて様々な動作を行っている。また、第3装飾図柄表示装置208Nの表示画面上部では、特図1及び特図2の第2保留数表示が表示されている。
また、第1装飾図柄表示装置208Lの下方には、家紋役物224Eが配置されており、変動アイコンh0の表示色に合わせて赤色で発光している。また、第1装飾図柄表示装置208Lの上方には、演出可動体の一つである八代役物224Faと将軍役物224Fbとが配置されている。
図309(b)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、マルチチャンスアップ予告が開始されている。マルチチャンスアップ予告が開始されると、第1装飾図柄表示装置208Lの表示領域が左右2つに分割され、左側予告表示領域CULと右側予告表示領域CURとが形成される。左側予告表示領域CULでは、「全滅でチビ姫がSPリーチ参戦」の表示が行われており、チビ姫が大量の子分を全滅させることをミッションとするチビ姫無双演出が行われ、右側予告表示領域CURでは、「勝利で殿がSPリーチ参戦」の表示が行われており、爺と殿様とで飲み比べを行い、殿様が飲み比べに勝つことをミッションとする飲み比べ演出が行われる。この演出例では、チビ姫無双演出におけるミッションと飲み比べ演出におけるミッション少なくともいずれか一方のミッションが達成されるとスーパーリーチに移行し、両方のミッションが達成されると信頼度がアップするように構成されている。なお、チビ姫無双演出が開始された後で飲み比べ演出が開始されてもよいし、飲み比べ演出が開始された後でチビ姫無双演出が開始されてもよいし、両方の演出が同時に開始されてもよい。また、この演出例において、チビ姫無双演出におけるミッションと飲み比べ演出におけるミッションの少なくともいずれか一方のミッションが達成された場合には、大当りとなるようにしてもよい。
図309(c)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、チビ姫無双演出と飲み比べ演出の両方の演出の実行中に、チュートリアル表示領域TT1においてミニゲームが開始されている様子が示されている。ミニゲームが開始されると、殿様のミニキャラMC1と的TGTが表示される。的TGTは、4等分に分割された領域により構成されており、4つの領域のうちの上部の領域が当りの領域となっており、当りの領域に矢が当たることでチャンスアップ予告が行われるようになっている。なお、当りの領域は、1つに限らず複数あってもよいし、全部の領域が当りの場合があってもよいし、全部の領域が非当り領域である場合があってもよい。
図309(d)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、殿様のミニキャラMC1が放った矢が的TGTの当りの領域に刺さった様子が示されている。すなわち、予告表示としてのミニゲームに成功した様子が示されている。
すると、図309(e)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、チビ姫無双演出が行われている左側予告表示領域CULにおいて「チャンス」の文字が表示されたチャンスアップカットイン画像WCIが表示され、これによりチャンスアップカットイン画像WCIが表示された領域に対応するチビ姫無双演出におけるミッションが達成しやすくなったことが報知されている。このように、この演出例では、準備中画像RDYが表示された領域と予告表示が行われる領域とが一致しておらず、遊技者に違和感を与えて興趣を向上することができる場合がある。なお、飲み比べ演出が行われている右側予告表示領域CURにおいてチャンスアップカットイン画像WCIが表示される場合があってもよいし、左側予告表示領域CULと右側予告表示領域CURの両方でチャンスアップカットイン画像WUIが表示される場合があってもよい。なお、チュートリアル表示部TT1では、ミニゲームが終了したことにより、非表示とされている。
図309(f)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、左側予告表示領域CULに表示されたチビ姫無双演出において子分が全滅し、ミッションが達成された様子が示されている。
図309(g)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、左側予告表示領域CULにおいてチビ姫のアップの表示とともに「全滅」の文字が表示されて、チビ姫無双演出におけるミッションが達成されたことが報知されている。なお、右側予告表示領域CURでは、飲み比べ演出が続いている。
図309(h)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、右側予告表示領域CURに表示された飲み比べ演出において殿様が爺に勝ち、ミッションが達成された様子が示されている。
図309(i)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、右側予告表示領域CURにおいて殿様のアップの表示とともに「勝利」の文字が表示されて、飲み比べ演出におけるミッションが達成されたことが報知されている。
図309(j)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、剣豪リーチが開始されている様子が示されている。なお、剣豪リーチに移行する場合には、UI部UI3は非表示とされるが、UI部UI3に表示されていた変動アイコンh0は、表示位置を下方に変更して表示が維持されている。この演出例では、飲み比べ演出におけるミッションが達成されたため剣豪リーチが開始され、チビ姫無双演出におけるミッションが達成されたため、殿様の味方としてチビ姫が登場している。なお、飲み比べ演出におけるミッションが達成され、チビ姫無双演出におけるミッションに失敗した場合は、剣豪リーチに移行するが、チビ姫は登場せず、チビ姫無双演出におけるミッションが達成され、飲み比べ演出におけるミッションに失敗した場合は、チビ姫用のスーパーリーチに移行する。すなわち、この演出では、2つのミッションのそれぞれの成否によってその後に展開する演出の内容が異なるようになっている。
図309(k)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、横縞の背景上に、「チャンス」の文字と姫のキャラクタとが表示された姫のカットイン画像HCIが表示されている。これにより、大当りの信頼度が向上しているが、準備中画像RDYから開始されたミニゲームやタイマ予告演出を経由して開始された予告表示ではなく、それほど高い信頼度ではないことが示唆されている。
図310は、図309に示す演出の別の演出例を段階的に示す図である。なお、図310(a)〜同図(b)に示す演出は、図309(a)〜同図(b)に示す演出と同じなので、説明を省略する。
図310(c)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、チビ姫無双演出と飲み比べ演出の両方の演出が行われている様子が示されている。この演出例では、準備中画像RDYの表示が継続しており、ミニゲームが未だ開始されていない。すなわち、この演出例では、準備中画像RDYに対応する予告表示がスーパーリーチに移行する前では開始されない様子が示されている。この演出は、図310(c)〜同図(e)まで続いている。なお、図310(e)では、ミニゲームが成功したことに対応するチャンスアップカットイン画像WCIは表示されていない。その後は、図310(f)〜同図(j)に示す演出が行われる。なお、図310(f)〜同図(j)に示す演出は、図309(f)〜同図(j)に示す演出に対しチュートリアル表示部TT1に準備中画像RDYが表示されている点を除いて同じであるので、説明を省略する。
図310(k)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、準備中画像RDYがエフェクトEF5にオーバーラップされており、準備中画像RDYの表示が終了し、準備中画像RDYに対応する予告表示が開始されることが報知されている。
図310(l)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、準備中画像RDYが表示されていた領域でミニゲームが開始されている様子が示されている。ミニゲームが開始されると、殿様のミニキャラMC1と的TGTが表示される。的TGTは、4等分に分割された領域により構成されており、4つの領域のうちの上部の領域が当りの領域となっており、当りの領域に矢が当たることでチャンスアップ予告が行われるようになっている。なお、当りの領域は、1つに限らず複数あってもよいし、全部の領域が当りの場合があってもよいし、全部の領域が非当り領域である場合があってもよい。
図310(m)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、殿様のミニキャラMC1が放った矢が的TGTの当りの領域に刺さった様子が示されている。すなわち、予告表示としてのミニゲームに成功した様子が示されている。
すると、図310(n)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、鉄板画像TPが表示される。この鉄板画像TPは、大当り確定であることを報知する予告表示である。このように、この演出例では、スーパーリーチに移行した後でミニゲームが開始されており、スーパーリーチに移行する前にミニゲームが開始されて対応する予告表示が行われた場合よりも信頼度が高い予告表示が行われている。
図311は、本実施形態に適用可能な準備中予告演出の別の例を段階的に示す図である。なお、図311(a1)に示す演出は、図307(a1)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図311(a2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、「捕まえたらリーチ」表示が行われており、殿様が越後屋を捕まえることをミッションとする追っかけ演出が開始されている様子が示されている。追っかけ演出が開始されると、表示画面の右上部分にサブウィンドウWP3が出現し、図311(a1)において第1装飾図柄表示装置208Lで表示されていた装飾図柄の変動表示に係る表示(メイン表示)が表示されている。このように、この演出例では、或る演出が実行される前の背景において図柄変動表示の状況を把握することができる場合がある。
図311(a3)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、殿様が越後屋との距離を詰めている様子が示されている。一方、サブウィンドウWP3では、メイン表示が継続して行われている。
図311(a4)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、殿様が越後屋を捕まえ、ミッションが達成された様子が示されている。これにより、リーチとなることが報知される。なお、このとき、チュートリアル表示部TT1に準備中画像RDYを表示し、リーチ発生の準備中である旨を表示するようにしてもよい。これにより、ミッション(ミニゲーム)の結果に対応する予告表示をストック表示することで、遊技者に予告表示としてのリーチが発生することを容易に認識させることができる場合がある。
図311(a5)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、追っかけ演出が終了し、サブウィンドウWP3において表示されていたメイン表示が再び表示画面全体で表示され、その後、「装飾4」でリーチとなった様子が示されている。この演出例では、追っかけ演出におけるミッションに成功したことによりリーチが発生したことが示されている。なお、メイン表示を全画面表示する場合に、サブウィンドウWP3を拡大表示(ワイプ表示)することにより行うようにしてもよいし、切換表示してもよい。また、メイン表示が全画面表示となったときに、チュートリアル表示部TT1に準備中画像RDYが表示されてもよい。
図311(b1)〜同図(b2)は、図311(a1)〜同図(a5)において示される追っかけ演出の実行中におけるサブウィンドウの表示に関する別の演出例が示されている。
図311(b1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、表示画面の下部にUI部UI3が配置されており、このUI部UI3には、その中央に変動アイコンh0が台座に載置された態様で表示されており、変動アイコンh0の左側には、4つの保留アイコンが表示可能に台座が4つ配置された保留アイコン表示領域が形成されている。図311(b1)に示すタイミングでは、特図1の変動表示が1つ保留されているので、保留アイコン表示領域には、1つの保留アイコンh11が表示されている。なお、変動アイコンh0は、赤色の表示態様となっており、当該予告の表示態様とされているが、保留アイコンh11は、デフォルトの表示態様となっている。また、変動アイコンh0の右側には、チュートリアル表示部TT1が配置されており、図311(b1)に示されるチュートリアル表示部TT1では、第1準備中画像RDY1が表示されている。また、表示画面の左上部分には、第3準備中画像RDY3が表示されている。なお、この演出例において、装飾図柄は、第2装飾図柄表示装置208Mの上方に移動し、縮小表示されている。また、図311(b1)に示すUI部UI3は、青色で表示されたデフォルトの表示態様とされている。
第2装飾図柄表示装置208Mでは、表示画面の下部にステージ名表示部ST1が配置されている。図309(a)に示されるステージ名表示部ST1では、「城下町」と表示されており、現在のステージが城下町であることが報知されている。また、第2装飾図柄表示装置208Mには、受付回数表示850とストックボタン画像852も表示されている。
第3装飾図柄表示装置208Nでは、殿様のキャラクタがステージ上に乗っている様子が示されており、遊技の進行に応じて様々な動作を行っている。また、第3装飾図柄表示装置208Nの表示画面上部では、特図1及び特図2の第2保留数表示が表示されている。
また、第1装飾図柄表示装置208Lの下方には、家紋役物224Eが配置されており、変動アイコンh0の表示色に合わせて赤色で発光している。また、第1装飾図柄表示装置208Lの上方には、演出可動体の一つである八代役物224Faと将軍役物224Fbとが配置されている。
図311(b2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、上述した追っかけ演出が開始されている。追っかけ演出が開始されると、表示画面の右上部分にサブウィンドウWP3が出現し、図311(b1)において第1装飾図柄表示装置208Lで表示されていた装飾図柄の変動表示に係る表示(メイン表示)が表示されている。なお、第1準備中画像RDY1と第3準備中画像RDY3は、表示位置を変更せず引き続き表示されている。なお、この場合、サブウィンドウWP3には、2つの準備中画像RDY1,RDY3のうちの、チュートリアル表示部TT1に表示された第1準備中画像RDY1のみがサブウィンドウWP3に表示され、第3準備中画像RDY3はサブウィンドウWP3においては表示されていない。このように、この演出例でも、或る演出(追っかけ演出)が実行される前の背景において図柄変動表示の状況を把握することができる場合がある。なお、この演出例において、サブウィンドウWP3と準備中画像がそれぞれ重ならない位置に表示されているが、準備中画像がサブウィンドウWP3と重なって準備中画像がサブウィンドウWP3にオーバーラップするようにしてもよい。オーバーラップされるようにしてもよい。
図311(c1)〜同図(c2)は、図311(b1)〜同図(b2)に示される演出の別の例について示されている。なお、図311(c1)に示す演出は、図311(b1)に示す演出を同じであるので、説明を省略るす。
図311(c2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、上述した追っかけ演出が開始されている。追っかけ演出が開始されると、表示画面の右上部分にサブウィンドウWP3が出現し、図311(c1)において第1装飾図柄表示装置208Lで表示されていた装飾図柄の変動表示に係る表示(メイン表示)が表示されている。なお、この演出例では、第1準備中画像RDY1と第3準備中画像RDY3のうち、第3準備中画像RDY3については、表示位置を変更せず引き続き表示されているが、第1準備中画像RDY1は、メイン表示がサブウィンドウWP3に表示されるに伴い、サブウィンドウWP3においてのみ表示され、今まで表示されていた位置で表示された第1準備中画像RDY1については消去されている。
図311(d1)〜同図(d2)は、背景表示が傾いて表示された場合の準備中画像の表示態様について示されている。なお、図311(d1)に示す演出例は、図309(a)に示す演出例と同じであるので、説明を省略する。
図311(d2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、背景表示が約3/4に縮小されるとともに、縮小された背景画像が反時計方向に約10度傾くシェイクビジョン演出が行われている様子が示されている。この場合、チュートリアル表示部TT1において表示されていた準備中画像RDYは、表示態様も表示位置も変化しないで表示状態が維持されている。すなわち、準備中画像RDYは、背景表示とともに表示が傾くことはしない様子が示されている。
図312は、本実施形態に適用可能なステップアップ予告演出の一例を段階的に示す図である。なお、図312(a1)に示す演出は、図307(a1)に示す演出と同様であるので、説明を省略する。
図312(a2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、UI部UI3の下方から第1ステップアップ表示部SUAがせりあがり、UI部UI3を持ち上げるようにして表示されている様子が示されている。具体的には、第1ステップアップ表示部SUAは、UI部UI3と同じ横幅となっており、左側にステップアップ予告の第1段階であることを示す「A」の文字が表示され、その右側には、ステップアップ予告としてのミニゲームを行うするミニゲーム表示領域が形成されている。
図312(a3)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、ミニゲーム表示領域でミニゲームが開始されている様子が示されている。ミニゲームが開始されると、ミニゲーム表示領域では、「ストライクさせろ」の表示が行われ、殿様のキャラクタがボーリングの球を投球する様子を示す表示が行われる。すなわち、このミニゲームは、ボーリングゲームでストライクを取ることをミッションとするボーリングチャンスゲームである。
図312(a4)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、殿様のキャラクタがボーリングの球を投球し、ピラミッド状に配列された10本のピンに向かっていく様子が示されている。
その後、図312(a5)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、ボーリングの球がピンに衝突し、10本のピンの全てが倒れてストライクとなり、ミッションが達成された様子が示されている。
すると、図312(a6)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、チュートリアル表示部TT1に準備中画像RDYが表示され、これに対応するミニゲームあるいはタイマ予告演出が開始されることが報知される。なお、この準備中画像RDYは、背景色が緑色となっており、デフォルトの表示態様とされている。
ボーリングチャンスゲームが終了すると、図312(a7)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、第1ステップアップ表示部SUAが下方に移動してフレームアウトし、UI部UI3がデフォルトの位置まで戻る。
図312(b1)〜同図(b8)は、ステップアップ予告の別の演出例について説明している。なお、図312(b1)〜同図(b2)に示す演出は、図312(a1)〜(a2)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図312(b3)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、第1ステップアップ表示部SUAの下方から第2ステップアップ表示部SUBがせりあがり、UI部UI3と第1ステップアップ表示部SUAを持ち上げるようにして表示されている様子が示されている。具体的には、第2ステップアップ表示部SUBも、UI部UI3と同じ横幅となっており、左側にステップアップ予告の第2段階であることを示す「B」の文字が表示され、その右側には、ステップアップ予告としてのミニゲームを行うするミニゲーム表示領域が形成されている。なお、この演出例では、第1ステップアップ表示部SUAでミニゲームが行われるよりも、第2ステップアップ表示部SUBでミニゲームが行われた方が、ミッションに成功しやすい。また、第1ステップアップ表示部SUAでミニゲームに成功した場合よりも、第2ステップアップ表示部SUBでミニゲームが成功した場合の方が、最終的に大当り図柄が確定表示されやすい。
図312(b4)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、ミニゲーム表示領域でミニゲームが開始されている様子が示されている。ミニゲームが開始されると、ミニゲーム表示領域では、「カップインさせろ」の表示が行われ、殿様のキャラクタがパッティングをする様子を示す表示が行われる。すなわち、このミニゲームは、パットでカップインすることをミッションとするゴルフゲームである。
図312(b5)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、殿様のキャラクタがパッティングをし、ゴルフボールがカップに向かっていく様子が示されている。
その後、図312(b6)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、ゴルフボールがカップインし、ミッションが達成された様子が示されている。
すると、図312(b7)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、チュートリアル表示部TT1に準備中画像RDYが表示され、これに対応するミニゲームあるいはタイマ予告演出が開始されることが報知される。なお、この準備中画像RDYは、背景色が赤色となっており、大当りの信頼度が高いことが報知されている。
ボーリングチャンスゲームが終了すると、図312(b8)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、第1ステップアップ表示部SUA及び第2ステップアップ表示部SUBが下方に移動してフレームアウトし、UI部UI3がデフォルトの位置まで戻る。
なお、この演出例では、ボーリングチャンスゲームとゴルフゲームにおいて成功した例について説明したが、例えば、ボーリングチャンスゲームにおいて、ピンが全部倒れなかった様子を示す表示を行ってミッション失敗を報知するようにしてもよいし、ゴルフゲームにおいて、カップインしなかった様子を示す表示を行ってミッション失敗を報知するようにしてもよい。また、この演出例では、ボーリングチャンスゲーム及びゴルフゲームにおいて殿様のキャラクタが登場したが、他のキャラクタが登場する場合があってもよく、例えば、姫のキャラクタが登場すると、殿様のキャラクタが登場した場合よりも大当りの信頼度が高いことを示唆するようにしてもよい。
図313は、図312に示すステップアップ予告演出の別の例について説明する図である。なお、図313(a1)に示す演出は、図312(a1)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図313(a2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、UI部UI3の下方から第1ステップアップ表示部SUAがせりあがり、UI部UI3を持ち上げるようにして表示されている様子が示されている。なお、このとき、チュートリアル表示部TT1において表示されていた説明表示と変動アイコンh0が消去されている。すなわち、この演出例では、第1ステップアップ表示部SUAが出現する際にUI部UI3におけるあるものを非表示にする様子が示されている。なお、第1ステップアップ表示部SUAが表示開始した後で説明表示が消去されてもよいし、説明表示が消去された後で第1ステップアップ表示部SUAが表示開始されてもよいし、第1ステップアップ表示部SUAが表示開始されるタイミングで説明表示が消去されてもよい。その後は、図313(a3)〜同図(a5)に示す演出が行われる。なお、図313(a3)〜同図(a5)に示す演出は、図312(a3)〜同図(a5)に示す演出と、チュートリアル表示部TT1に説明表示が行われておらず、また、変動アイコンh0が表示されていない点を除いて同じであるので、説明を省略する。
図313(a6)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、ミッションが達成された様子が引き続き示されている。
ボーリングチャンスゲームが終了すると、図313(a7)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、第1ステップアップ表示部SUAが下方に移動してフレームアウトし、UI部UI3がデフォルトの位置まで戻る。なお、説明表示と変動アイコンh0は非表示のままとなっている。
すると、図313(a8)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、変動アイコンh0が赤色の表示態様で再表示されている様子が示されている。すなわち、変動アイコンh0が当該変動予告の表示態様に変化して再表示されていることが示されている。なお、変動アイコンh0の表示態様が変化して再表示する前に準備中画像RDYを表示し、ミニゲームやタイマ予告演出等を経由するようにしてもよい。
図313(b1)〜同図(b3)は、ステップアップ予告演出の別の表示態様について示されている。なお、図313(b1)に示す演出は、図313(a1)に示す演出と同じであるが、保留アイコン表示領域における4つ台座が表示されていない点で異なっている。
図313(b2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、UI部UI3の下方から第1ステップアップ表示部SUAがせりあがり、UI部UI3を持ち上げるようにして表示されている様子が示されている。なお、このとき、チュートリアル表示部TT1において表示されていた説明表示と変動アイコンh0が消去されている。また、この演出例では、保留アイコンh11がUI部UI3の上方への移動にも拘らず、表示位置が変更されず、そのため、第1ステップアップ表示部SUAのミニゲーム表示領域にオーバーラップしている様子が示されている。すなわち、第1ステップアップ表示部SUAが出現する際、UI部UI3が移動しても或る表示(保留アイコンh11)は移動しない様子が示されているということができる。
図313(b3)第1装飾図柄表示装置208Lでは、ミニゲーム表示領域でボーリングチャンスゲームが開始している様子が示されている。なお、上述したように、保留アイコンh11がミニゲーム表示領域にオーバーラップしているため、「ストライクさせろ」の文字表示の一部が隠されている。すなわち、保留アイコンh11によりミニゲームの一部が隠されているということができる。
図314は、本実施形態に適用可能なステップアップ予告演出の別の例を段階的に示す図である。
図314(a)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、表示画面の下部にUI部UI3が配置されており、このUI部UI3には、その中央に変動アイコンh0が台座に載置された態様で表示されており、変動アイコンh0の左側には、4つの保留アイコンが表示可能に台座が4つ配置された保留アイコン表示領域が形成されている。図314(a)に示すタイミングでは、特図1の変動表示が1つ保留されているので、保留アイコン表示領域には、1つの保留アイコンh11が表示されている。なお、変動アイコンh0は、赤色の表示態様となっており、当該変動予告の表示態様とされているが、保留アイコンh11は、デフォルトの表示態様となっている。また、変動アイコンh0の右側には、チュートリアル表示部TT1が配置されており、図314(a)に示されるチュートリアル表示部TT1では、非表示とされている。なお、図314(a)に示すUI部UI3は、青色で表示されたデフォルトの表示態様とされている。また、図314(a)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に移行する様子が示されている。具体的には、第1装飾図柄表示装置208Lで表示されていた装飾図柄は、第2装飾図柄表示装置208Mの上方で小さく表示されて変動表示が継続され、また、第1装飾図柄表示装置208Lの表示画面の左右両隅部にリーチ状態を形成している「装飾4」が表示される。これにより、「装飾4」でのリーチ状態であることが容易に認識することができる場合がある。また、第1装飾図柄表示装置208Lでは、スーパーリーチへ移行する演出表示(スーパーリーチ移行表示)が行われ、また、家紋役物224Eが上昇及び回転し、第1装飾図柄表示装置208Lの中央下部の前面側にオーバーラップしている。そのため、変動アイコンh0や一部の保留アイコン(例えば、保留アイコンh11)が家紋役物224Eによってオーバーラップされることにより視認困難とされている。また、家紋役物224Eは、チュートリアル表示部TT1の一部にもオーバーラップしている。この家紋役物224Eの上昇・回転動作により、スーパーリーチへ移行することが報知されている。
第2装飾図柄表示装置208Mでは、表示画面の下部にステージ名表示部ST1が配置されている。図314(a)に示されるステージ名表示部ST1では、「城下町」と表示されており、現在のステージが城下町であることが報知されている。
第3装飾図柄表示装置208Nでは、殿様のキャラクタがステージ上に乗っている様子が示されており、遊技の進行に応じて様々な動作を行っている。また、第3装飾図柄表示装置208Nの表示画面上部では、特図1及び特図2の第2保留数表示が表示されている。
また、家紋役物224Eは、変動アイコンh0の表示色に合わせて赤色で発光している。また、第1装飾図柄表示装置208Lの上方には、演出可動体の一つである八代役物224Faと将軍役物224Fbとが配置されている。
図314(b)では、家紋役物224Eが初期位置に戻った様子が示されている。
図314(c)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、UI部UI3が表示画面の下方にフレームアウトするアニメーション(UI部FOアニメ)が開始されている様子が示されている。UI部FOアニメが開始されると、保留アイコン表示領域に表示されていた保留アイコンが消去される。
その後は、図314(d)〜同図(f)に示すように、UI部UI3がUI部FOアニメによりフレームアウトする。このとき、変動アイコンh0は、UI部UI3とともにフレームアウトせず、図314(f)に示すように、表示位置を下げた状態で表示状態が維持される。
図314(g)では、剣豪リーチが開始されている様子が示されている。
図314(h)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、第1ステップアップ表示部SUAがせりあがり、変動アイコンh0を持ち上げるようにして表示されている様子が示されている。すなわち、この演出例では、UI部UI3が表示されていないので、持ち上げるものはないが、変動アイコンh0は表示されているので、変動アイコンh0だけが移動している様子が示されているということができる。
図314(i)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、ミニゲーム表示領域でミニゲームとしての上述したボーリングチャンスゲームが開始されている様子が示されている。ボーリングチャンスゲームが開始されると、ミニゲーム表示領域では、「ストライクさせろ」の表示が行われ、殿様のキャラクタがボーリングの球を投球する様子を示す表示が行われる。
図314(j)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、殿様のキャラクタがボーリングの球を投球し、ピラミッド状に配列された10本のピンに向かっていく様子が示されている。
その後、図314(k)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、ボーリングの球がピンに衝突し、10本のピンの全てが倒れてストライクとなり、ミッションが達成された様子が示されている。
すると、図314(l)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、表示画面の右下隅部に準備中画像RDYが出現し、これに対応するミニゲームあるいはタイマ予告演出が開始されることが報知される。なお、この準備中画像RDYは、背景色が緑色となっており、デフォルトの表示態様とされている。また、図314(l)では、第1ステップアップ表示部SUAが下方に移動してフレームアウトする様子が示されている。このとき、準備中画像RDYは、第1ステップアップ表示部SUAにオーバーラップされており、図314(m)に示すように、第1ステップアップ表示部SUAのフレームアウトが完了するまで、少なくとも一部が視認困難とされる。
図315は、本実施形態に適用可能なステップアップ予告演出の別の例を段階的に示す図である。
図315(a1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、表示画面の下部にUI部UI3が配置されており、このUI部UI3には、その中央に変動アイコンh0が台座に載置された態様で表示されており、変動アイコンh0の左側には、4つの保留アイコンが表示可能に台座が4つ配置された保留アイコン表示領域が形成されている。図315(a1)に示すタイミングでは、特図1の変動表示が1つ保留されているので、保留アイコン表示領域には、1つの保留アイコンh11が表示されている。なお、変動アイコンh0は、赤色の表示態様となっており、当該予告の表示態様とされているが、保留アイコンh11は、デフォルトの表示態様となっている。また、変動アイコンh0の右側には、チュートリアル表示部TT1が配置されており、図315(a1)に示されるチュートリアル表示部TT1では、第1準備中画像RDY1が表示されている。なお、第1準備中画像RDY1は、背景色が緑色となっており、デフォルトの表示態様とされている。また、図315(a1)に示すUI部UI3は、青色で表示されたデフォルトの表示態様とされている。また、図315(a1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に移行する様子が示されている。具体的には、第1装飾図柄表示装置208Lで表示されていた装飾図柄は、第2装飾図柄表示装置208Mの上方で小さく表示されて変動表示が継続され、また、第1装飾図柄表示装置208Lの表示画面の左右両隅部にリーチ状態を形成している「装飾4」が表示される。これにより、「装飾4」でのリーチ状態であることが容易に認識することができる場合がある。また、第1装飾図柄表示装置208Lでは、スーパーリーチへ移行する演出表示(スーパーリーチ移行表示)が行われ、また、家紋役物224Eが上昇及び回転し、第1装飾図柄表示装置208Lの中央下部の前面側にオーバーラップしている。そのため、変動アイコンh0や一部の保留アイコン(例えば、保留アイコンh11)が家紋役物224Eによってオーバーラップされることにより視認困難とされている。また、家紋役物224Eは、チュートリアル表示部TT1の一部にもオーバーラップしている。この家紋役物224Eの上昇・回転動作により、スーパーリーチへ移行することが報知されている。この演出例では、スーパーリーチに移行する際にはすでに第1準備中画像RDY1が表示されている例が示されている。
第2装飾図柄表示装置208Mでは、表示画面の下部にステージ名表示部ST1が配置されている。図315(a1)に示されるステージ名表示部ST1では、「城下町」と表示されており、現在のステージが城下町であることが報知されている。
第3装飾図柄表示装置208Nでは、殿様のキャラクタがステージ上に乗っている様子が示されており、遊技の進行に応じて様々な動作を行っている。また、第3装飾図柄表示装置208Nの表示画面上部では、特図1及び特図2の第2保留数表示が表示されている。
また、家紋役物224Eは、変動アイコンh0の表示色に合わせて赤色で発光している。また、第1装飾図柄表示装置208Lの上方には、演出可動体の一つである八代役物224Faと将軍役物224Fbとが配置されている。
図315(a2)では、家紋役物224Eが初期位置に戻った様子が示されている。
図315(a3)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、UI部UI3が表示画面の下方にフレームアウトするアニメーション(UI部FOアニメ)が開始されている様子が示されている。UI部FOアニメが開始されると、保留アイコン表示領域に表示されていた保留アイコンが消去される。
その後は、図315(a4)〜同図(a6)に示すように、UI部UI3がUI部FOアニメによりフレームアウトする。このとき、変動アイコンh0と第1準備中画像RDY1は、UI部UI3とともにフレームアウトせず、図315(a6)に示すように、変動アイコンh0については、表示位置を下げた状態で表示状態が維持され、第1準備中画像RDY1については、表示位置が変更せずに表示状態が維持される。
図315(a7)では、剣豪リーチが開始されている様子が示されている。
図315(a8)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、第1ステップアップ表示部SUAがせりあがり、変動アイコンh0を持ち上げるようにして表示されている様子が示されている。すなわち、この演出例では、UI部UI3が表示されていないので、持ち上げるものはないが、変動アイコンh0は表示されているので、変動アイコンh0だけが移動している様子が示されているということができる。また、第1準備中画像RDY1は、表示位置を変更せず、第1ステップアップ表示SUAにオーバーラップして表示される。なお、第1準備中画像RDY1が第1ステップアップ表示SUAにオーバーラップされてもよい。なお、第1ステップアップ表示部SUAがせりあがるとともに、第1準備中画像RDY1も上方に移動するようにしてもよい。
図315(a9)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、ミニゲーム表示領域でミニゲームとしての上述したボーリングチャンスゲームが開始されている様子が示されている。ボーリングチャンスゲームが開始されると、ミニゲーム表示領域では、「ストライクさせろ」の表示が行われ、殿様のキャラクタがボーリングの球を投球する様子を示す表示が行われる。しかしながら、第1ステップアップ表示SUAのミニゲーム表示領域は、第1準備中画像RDY1にオーバーラップされており、オーバーラップされていない状態よりも視認困難とされている。以下の演出についても同様である。
図315(a10)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、殿様のキャラクタがボーリングの球を投球し、ピラミッド状に配列された10本のピンに向かっていく様子が示されている。
その後、図315(a11)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、ボーリングの球がピンに衝突し、10本のピンの全てが倒れてストライクとなり、ミッションが達成された様子が示されている。
すると、図315(a12)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、表示画面の左上隅部に第3準備中画像RDY3が出現し、これに対応するミニゲームあるいはタイマ予告演出が開始されることが報知される。すなわち、或る数の準備中画像が或る領域に表示されている場合に、新たな準備中画像が表示される場合には、当該新たな準備中画像は他の領域に表示されるということができる。なお、この第3準備中画像RDY3は、背景色が緑色となっており、デフォルトの表示態様とされている。また、図315(a12)〜同図(a13)に示すように、第1ステップアップ表示部SUAが下方に移動してフレームアウトする。
図315(b1)〜同図(b2)は、UI部FOアニメの別の表示態様について示す図である。なお、図315(b1)は、図315(a3)に続く演出である。また、図311(b1)に示す演出は、図315(a4)に示す演出を同じであるので、説明を省略する。
図315(b2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、UI部FOアニメが完了した後、剣豪リーチが開始されている様子が示されている。この演出例では、UI部FOアニメによりUI部UI3がフレームアウトするが、変動アイコンh0を載置する台座のみ、表示位置を下げた態様で表示を維持されていることが示されている。すなわち、UI部UI3がフレームアウトしてもUI部UI3の一部は表示されていることが示されている。
図316は、本実施形態に適用可能な疑似連演出の一例を段階的に示す図である。
図316(a1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、表示画面の下部にUI部UI3が配置されており、このUI部UI3には、その中央に変動アイコンh0が台座に載置された態様で表示されており、変動アイコンh0の左側には、4つの保留アイコンが表示可能に台座が4つ配置された保留アイコン表示領域が形成されている。図316(a1)に示すタイミングでは、特図1の変動表示が2つ保留されているので、保留アイコン表示領域には、2つの保留アイコンh11,h12が表示されている。なお、変動アイコンh0及び保留アイコンh11,h12は、いずれもデフォルトの表示態様となっている。また、変動アイコンh0の右側には、チュートリアル表示部TT1が配置されており、図316(a1)に示されるチュートリアル表示部TT1では、準備中画像RDYが表示されている。また、第1装飾図柄表示装置208Lでは、装飾図柄の変動表示が行われている。なお、図316(a1)に示すUI部UI3は、青色で表示されたデフォルトの表示態様とされている。
第2装飾図柄表示装置208Mでは、表示画面の下部にステージ名表示部ST1が配置されている。図309(a)に示されるステージ名表示部ST1では、「城下町」と表示されており、現在のステージが城下町であることが報知されている。また、第2装飾図柄表示装置208Mには、受付回数表示850とストックボタン画像852も表示されている。
第3装飾図柄表示装置208Nでは、殿様のキャラクタがステージ上に乗っている様子が示されており、遊技の進行に応じて様々な動作を行っている。また、第3装飾図柄表示装置208Nの表示画面上部では、特図1及び特図2の第2保留数表示が表示されている。
また、第1装飾図柄表示装置208Lの下方には、家紋役物224Eが配置されており、また、第1装飾図柄表示装置208Lの上方には、演出可動体の一つである八代役物224Faと将軍役物224Fbとが配置されている。
図316(a2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、装飾図柄が左図柄、右図柄の順で順次停止表示し、左図柄に「装飾6」が、右図柄に「装飾7」がそれぞれ停止表示されている様子が示されている。なお、中図柄は変動表示中である。
図316(a3)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、中図柄の変動速度が低速となり、殿様の絵柄によって構成された疑似連図柄が表示画面の上方からスクロールインしている様子が示されている。
図316(a4)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、中図柄に疑似連図柄が一旦停止表示している様子が示されている。
すると、図316(a5)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、疑似連を開始するか否かを演出する疑似連図柄停止アニメが開始される。疑似連図柄停止アニメが開始されると、変動アイコンh0及び準備中画像RDYを残してUI部UI3がUI部FOアニメによりフレームアウトする。ここで、疑似連図柄停止アニメが開始した後でUI部FOアニメが開始されてもよいし、UI部FOアニメが開始してから疑似連図柄停止アニメが開始されてもよいし、疑似連図柄停止アニメが開始するタイミングでUI部FOアニメが開始されてもよい。また、UI部FOアニメが完了した後で疑似連図柄停止アニメが開始されてもよい。このように、この演出例では、疑似連演出煽りを行う場合や疑似連成立時などの或る状態では、UI部UI3は非表示とされる例について示されている。疑似連図柄停止アニメが開始されると、図316(a5)〜同図(a7)に示すように疑似連図柄が横方向に膨張を行う。
図316(a6)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、疑似連図柄がさらに膨張しており、左図柄と右図柄にオーバーラップしており、左図柄と右図柄が視認困難な態様とされている。
図316(a7)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、疑似連図柄がさらに膨張しており、第2装飾図柄表示装置208Mと第1装飾図柄表示装置208Lと第3装飾図柄表示装置208Nに亘って表示されている。このとき、疑似連図柄は、縦方向にも膨張しており、準備中画像RDYによって一部がオーバーラップされている。また、疑似連図柄は、第2装飾図柄表示装置208Mに表示されているステージ名表示部ST1、受付回数表示850及びストックボタン画像852にもオーバーラップされており、また、第3装飾図柄表示装置208Nに表示されている殿様のキャラクタや第2保留数表示にもオーバーラップされている。また、このとき、家紋役物224Eが上昇を開始し、疑似連図柄の一部をオーバーラップしている。
すると、図316(a8)に示すように、家紋役物224Eが回転し、スピーカ120から「ドン」という音声が出力され、疑似連が行われることが報知される。
図316(a9)は、疑似連図柄停止アニメが終了して疑似連図柄が元の表示態様で表示され、また、UI部UI3がフレームインアニメ(UI部FIアニメ)によりフレームインする様子が示されている。なお、疑似連図柄停止アニメが終了した後でUI部FIアニメが開始されてもよいし、疑似連図柄停止アニメが終了する前にUI部FIアニメが開始されてもよいし、疑似連図柄停止アニメが終了するタイミングでUI部FIアニメが開始されてもよい。なお、装飾図柄は、「装飾6−疑似連図柄−装飾7」の装飾図柄の組み合わせで揺れ変動による仮停止状態となっており、その後、疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が開始される。
図316(b1)〜同図(b3)は、モード移行やステージチェンジの際に行われるステチェン演出の前後の表示の一例について示されている。なお、図316(b1)に示す演出は、図316(a1)に示す演出と同様であるので、説明を省略する。
図316(b2)では、ステチェン演出が開始され、第1装飾図柄表示装置208L、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nがそれぞれ暗転表示し、第1装飾図柄表示装置208Lの略中心が光り、そこから左右方向に光線が延びていく様子が示されている。このとき、光線は、第2装飾図柄表示装置208Mや第3装飾図柄表示装置208Nに跨って表示されている。この演出例では、ステチェン演出による暗転表示の際に、UI部UI3が非表示とされる様子が示されている。また、この演出例では、ステチェン演出による暗転表示の際に、準備中画像RDYが非表示とされる様子も示されている。また、暗転表示中に準備中画像RDYが終了してミニゲームやタイマ予告演出が開始されていてもよい。
図316(b3)では、ステチェン演出が終了した様子が示されている。この演出例では、ステチェン演出の終了後は、ステチェン演出が開始する前と同じ表示が行われている。すなわち、モード移行もステージチェンジも行われない偽のステチェン演出であったことが示されている。
図317は、本実施形態に適用可能なボタン予告演出の一例を段階的に示す図である。
図317(a)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、表示画面の下部にUI部UI3が配置されており、このUI部UI3には、その中央に変動アイコンh0が台座に載置された態様で表示されており、変動アイコンh0の左側には、4つの保留アイコンが表示可能に台座が4つ配置された保留アイコン表示領域が形成されている。図317(a)に示すタイミングでは、特図1の変動表示が1つ保留されているので、保留アイコン表示領域には、1つの保留アイコンh11が表示されている。なお、変動アイコンh0は、赤色の表示態様となっており、当該変動予告の表示態様とされているが、保留アイコンh11は、デフォルトの表示態様となっている。また、変動アイコンh0の右側には、チュートリアル表示部TT1が配置されており、図317(a)に示されるチュートリアル表示部TT1では、非表示とされている。また、図317(a)に示すUI部UI3は、金色で表示された予告表示態様とされている。また、図317(a)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、剣豪リーチが開始されている様子が示されている。具体的には、第1装飾図柄表示装置208Lで表示されていた装飾図柄は、第2装飾図柄表示装置208Mの上方で小さく表示されて変動表示が継続され、また、第1装飾図柄表示装置208Lの表示画面の左右両隅部にリーチ状態を形成している「装飾4」が表示される。これにより、「装飾4」でのリーチ状態であることが容易に認識することができる場合がある。この演出例では、剣豪リーチの実行中においてもUI部UI3が表示されている例を示している。
第2装飾図柄表示装置208Mでは、ステージ名表示部ST1、受付回数表示850及びストックボタン画像852のいずれも消去されており、背景表示も剣豪リーチの背景表示とされている。
第3装飾図柄表示装置208Nでは、表示画面上部において特図1及び特図2の第2保留数表示が表示されているが、殿様のキャラクタは表示されていない。また、背景表示も剣豪リーチの背景表示とされている。
また、家紋役物224Eは、変動アイコンh0の表示色に合わせて赤色で発光している。また、第1装飾図柄表示装置208Lの上方には、演出可動体の一つである八代役物224Faと将軍役物224Fbとが配置されている。
図317(b)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、合体アニメーションが開始されており、表示画面の左右上方から一対の半透明ボタン画像136qが表示されており、互いに近接しながら中央に向かって移動している。なお、合体アニメーションの表示中は演出ボタン136の操作はまだ受け付けられていない状態である。
図317(c)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、一対の半透明ボタン画像136qが近接して合体が完了する直前の様子が示されている。図317(c)に示す演出例では、一対の半透明ボタン画像136qが近接すると、エフェクトEF6により、一対の半透明ボタン画像136qの少なくとも一部にオーバーラップし、オーバーラップしていない状態よりも半透明ボタン画像136qを視認困難としている。そのため、合体アニメーションに成功するか否かについて遊技者に期待感を持たせることができる場合がある。また、図317(c)では、UI部UI3がUI部FOアニメによりフレームアウトしている様子が示されている。なお、UI部UI3がフレームアウトした後でエフェクトEF6が表示されてもよいし、UI部UI3がフレームアウトする前にエフェクトEF6が表示されてもよいし、UI部UI3がフレームアウトするタイミングでエフェクトEF6が表示されてもよい。
図317(d)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、合体アニメーションが成功し、デカボタン画像136aLが実体化してボタン予告演出が開始され、また、残時間メータMTも表示されて操作受付状態が開始された様子が示されている。このように、この演出例では、少なくともボタン画像136a(デカボタン画像136aL)によるボタン予告演出が行われている期間ではUI部UI3が非表示とされる例が示されている。
図318は、本実施形態に適用可能な演出の一例を段階的に示す図である。
図318(a1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、表示画面の下部にUI部UI3が配置されており、このUI部UI3には、その中央に変動アイコンh0が台座に載置された態様で表示されており、変動アイコンh0の左側には、4つの保留アイコンが表示可能に台座が4つ配置された保留アイコン表示領域が形成されている。図318(a1)に示すタイミングでは、特図1の変動表示が2つ保留されているので、保留アイコン表示領域には、2つの保留アイコンh11,h12が表示されている。なお、変動アイコンh0及び保留アイコンh11,h12は、いずれもデフォルトの表示態様となっている。また、変動アイコンh0の右側には、チュートリアル表示部TT1が配置されており、図318(a1)に示されるチュートリアル表示部TT1では、「パンダは殿様の師匠」と表示されており、パンダのキャラクタと殿様のキャラクタとの関係について説明がなされている。また、図318(a1)に示すタイミングでは、第1特図表示装置212がハズレ図柄で停止表示しており、第1装飾図柄表示装置208Lでは「装飾3−装飾5−装飾6」のハズレの装飾図柄の組み合わせで停止表示している。また、特図1第4図柄284a1もハズレの表示態様で点灯している。なお、図316(a1)に示すUI部UI3は、赤色で表示された予告表示態様とされている。
第2装飾図柄表示装置208Mでは、表示画面の下部にステージ名表示部ST1が配置されている。図309(a)に示されるステージ名表示部ST1では、「城下町」と表示されており、現在のステージが城下町であることが報知されている。また、第2装飾図柄表示装置208Mには、受付回数表示850とストックボタン画像852も表示されている。
第3装飾図柄表示装置208Nでは、殿様のキャラクタがステージ上に乗っている様子が示されており、遊技の進行に応じて様々な動作を行っている。また、第3装飾図柄表示装置208Nの表示画面上部では、特図1及び特図2の第2保留数表示が表示されている。
また、第1装飾図柄表示装置208Lの下方には、家紋役物224Eが配置されており、また、第1装飾図柄表示装置208Lの上方には、演出可動体の一つである八代役物224Faと将軍役物224Fbとが配置されている。
図318(a2)では、引き続き図柄の停止表示中の様子が示されている。このとき、第1装飾図柄表示装置208Lでは、変動アイコンh0が消去されている。
その後、第1特図表示装置212における図柄変動が開始されると、図318(a3)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、UI部UI3の全部を覆うUI部ワイプ表示部WP4が表示され、バイクに乗った殿様のキャラクタがUI部ワイプ表示部WP4の左側からフレームインし、図318(a3)〜同図(a5)に示すように、右端に向けて疾走する様子が示されている。すなわち、この演出例では、UI部UI3の表示態様を予告表示態様からデフォルトの表示態様に戻すためにUI部ワイプ表示部WP4を表示し、このUI部ワイプ表示部WP4で演出表示を行うことで、UI部UI3における表示態様の変化を自然に行うことができる場合がある。なお、例えば、スーパーリーチ演出でハズレて表示を元の表示に戻す際に表示画面全体をワイプ表示部で被覆してこのワイプ表示部で演出表示を行うようにしてもよい。
図318(a6)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、UI部ワイプ表示部WP4における殿様のキャラクタによる演出が終了し、UI部ワイプ表示部WP4が消去された様子が示されている。UI部ワイプ表示部WP4が消去されてUI部UI3が表示されると、第1の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコンが変動アイコンが表示される台座の上に載置されて変動アイコンh0となり、第2の保留アイコンh12の表示位置にあった保留アイコンが第1の保留アイコンh11となり、対応する台座上に移動する。なお、チュートリアル表示部TT1では、「殿様は八代将軍です」の表示が行われており、UI部ワイプ表示部WP4の表示の前後で説明表示が変化している。
なお、この演出例において、準備中画像RDYが表示されている状態ではUI部ワイプ表示部WP4の表示が行われないようにしてもよいし、行われるようにしてもよい。準備中画像RDYが表示されている状態でUI部ワイプ表示部WP4の表示が行われる場合には、その間は準備中画像RDYは非表示とされ、その結果、いつの間にか準備中画像RDYの表示が終了してミニゲームやタイマ予告演出が開始されてもよい。
図318(b1)〜同図(b4)は、チュートリアル表示部TT1における表示の一例を示している。
図318(b1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、表示画面の下部にUI部UI3が配置されており、このUI部UI3には、その中央に変動アイコンh0が台座に載置された態様で表示されており、変動アイコンh0の左側には、4つの保留アイコンが表示可能に台座が4つ配置された保留アイコン表示領域が形成されている。図318(b1)に示すタイミングでは、特図1の変動表示が1つ保留されているので、保留アイコン表示領域には、1つの保留アイコンh11が表示されている。なお、変動アイコンh0は、金色に表示されており、当該変動予告の表示態様とされているが、保留アイコンh11は、デフォルトの表示態様となっている。また、家紋役物224Eも変動アイコンh0の表示色に合わせて金色に発光している。また、変動アイコンh0の右側には、チュートリアル表示部TT1が配置されており、図318(b1)に示されるチュートリアル表示部TT1では、非表示とされている。また、第1装飾図柄表示装置208Lでは、装飾図柄の変動表示が行われている。なお、図318(b1)に示すUI部UI3は、青色で表示されたデフォルトの表示態様とされている。
第2装飾図柄表示装置208Mでは、表示画面の下部にステージ名表示部ST1が配置されている。図318(b1)に示されるステージ名表示部ST1では、「城下町」と表示されており、現在のステージが城下町であることが報知されている。また、第2装飾図柄表示装置208Mには、受付回数表示850とストックボタン画像852も表示されている。
第3装飾図柄表示装置208Nでは、殿様のキャラクタがステージ上に乗っている様子が示されており、遊技の進行に応じて様々な動作を行っている。また、第3装飾図柄表示装置208Nの表示画面上部では、特図1及び特図2の第2保留数表示が表示されている。
また、第1装飾図柄表示装置208Lの下方には、家紋役物224Eが配置されており、また、第1装飾図柄表示装置208Lの上方には、演出可動体の一つである八代役物224Faと将軍役物224Fbとが配置されている。
図318(b2)〜同図(b4)に示す第2装飾図柄表示装置208Lでは、チュートリアル表示部TT1において、剣豪のキャラクタが下方からスクロールインし、頭頂部から足元まで視線を連続的に動かす態様で剣豪のキャラクタをスクロール表示している様子が示されている。また、図318(b4)に示すように、剣豪のキャラクタの足元まで表示された後は、足元から頭頂部まで視線を連続的に動かす態様で剣豪のキャラクタがスクロール表示される。すなわち、剣豪のキャラクタの頭頂部と足元の間の連続的なスクロール表示が往復する態様で表示される。この演出例では、チュートリアル表示部TT1において、キャラクタの一部を連続的にスクロールしながら表示することでキャラクタの全体を表示する例について示されている。
この演出例は、例えば、説明表示が再開されない状態や、保留アイコンだけ非表示にする状態(UI部UI3は表示されている状態)の場合に、UI部UI3のある部分を用いて或る表示を行う例について示されているということができる。
図319は、本実施形態に適用可能な演出の別の例を段階的に示す図である。なお、図319に示す演出例を適用可能なパチンコ機100は、例えば、1つの始動口につき第1特図始動口と第2特図始動口とに振り分けることができ、通常の遊技状態において図柄変動表示を8つ保留することが可能な、いわゆるMAX8機(8保入順機という場合もある)が挙げられる。ここでは、MAX8機を例に挙げて説明する。
図319(a1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、表示画面の下部にUI部UI3が配置されており、このUI部UI3には、その中央に変動アイコンh0が台座に載置された態様で表示されており、変動アイコンh0の左側には、8つの保留アイコンが表示可能に台座が千鳥配置にて前後に4つずつ配置された保留アイコン表示領域が形成されている。図319(a1)に示すタイミングでは、特図1及び特図2の変動表示が合計7つ保留されているので、保留アイコン表示領域には、7つの保留アイコンh1〜h7が表示されている。なお、変動アイコンh0及び保留アイコンh1〜h7は、いずれもデフォルトの表示態様となっている。また、変動アイコンh0の右側には、チュートリアル表示部TT1が配置されており、図319(a1)に示されるチュートリアル表示部TT1では、「パンダは殿様の師匠」が表示されており説明表示が行われている。なお、この演出例において、装飾図柄は、第2装飾図柄表示装置208Mの上方に移動し、縮小表示されている。また、図319(a1)に示すUI部UI3は、青色で表示されたデフォルトの表示態様とされている。
第2装飾図柄表示装置208Mでは、表示画面の下部にステージ名表示部ST1が配置されている。図319(a1)に示されるステージ名表示部ST1では、「城下町」と表示されており、現在のステージが城下町であることが報知されている。また、第2装飾図柄表示装置208Mには、受付回数表示850とストックボタン画像852も表示されている。
第3装飾図柄表示装置208Nでは、殿様のキャラクタがステージ上に乗っている様子が示されており、遊技の進行に応じて様々な動作を行っている。また、第3装飾図柄表示装置208Nの表示画面上部では、特図1及び特図2の第2保留数表示が表示されている。第2保留数表示によれば、図319(a1)に示すタイミングでは、特図1が4つ保留されており、特図2が3つ保留されていることが報知されている。
また、第1装飾図柄表示装置208Lの下方には、家紋役物224Eが配置されている。また、第1装飾図柄表示装置208Lの上方には、演出可動体の一つである八代役物224Faと将軍役物224Fbとが配置されている。
図319(a2)では、第2特図始動口に遊技球が入賞して特図1及び特図2の保留が合計で8個になった様子が示されている。具体的には、第1装飾図柄表示装置208Lでは、8つ目の保留アイコンh8を表示させる際に、すでに表示中の1つ目の保留アイコンh1〜7つ目の保留アイコンh7及び変動アイコンh0の表示態様をデフォルトの表示態様から爺の顔を模した爺の表示態様に変化している様子が示されている。また、UI部UI3もデフォルトの表示態様から、金色で表示された特別表示態様に変化している。また、スピーカ120からは、「ポン」という音声が出力され、保留が満タンとなったことが報知される。この演出例では、保留満タンとなった場合に、UI部UI3と、変動アイコンh0と保留アイコンh1〜h8を一斉に変化させる演出例について示されている。なお、この演出例において、爺の表示態様が示されている保留アイコンに対応する図柄変動表示の回数を報知するようにしてもよい。
図319(b1)では、剣豪リーチが行われている様子が示されている。図319(b1)に示す第3装飾図柄表示装置208Nでは、第2保留数表示が表示されており、第2保留数表示によれば、図319(b1)に示すタイミングでは、特図1が4つ保留されており、特図2が3つ保留されていることが報知されている。
図319(b2)では、第2特図始動口に遊技球が入賞して特図1及び特図2の保留が合計で8個になった様子が示されている。具体的には、第3装飾図柄表示装置208Nにおける第2保留数表示では、特図1が4つ保留されており、特図2が4つ保留されていることが報知され、また、スピーカ120からは、「ポン」という音声が出力され、保留が満タンとなったことが報知される。
図319(b3)では、スーパーリーチでハズレとなり、剣豪リーチの演出が終了して城下町ステージの表示に戻った様子が示されている。具体的には、第1装飾図柄表示装置208Lでは、剣豪リーチの演出が終了して城下町ステージに戻ると、「装飾4−装飾5−装飾4」のハズレの装飾図柄の組み合わせが表示されて揺れ変動による仮停止表示が行われる。また、剣豪リーチの演出の実行中に保留満タンとなったので、UI部UI3をデフォルトの表示態様から金色で表示された特別表示態様に変化し、変動アイコンh0及び保留アイコンh1〜h8の全部がデフォルトの表示態様から爺の表示態様に変化している。この演出例では、スーパーリーチによりUI部UI3が非表示とされている間に保留満タンとなった場合には、UI部UI3が再表示された際にUI部UI3、変動アイコン及び保留アイコンの表示態様を変化させる演出例について示されている。
図319(c1)〜同図(c4)は、図319(b1)〜同図(b3)に示す演出例の別の態様について説明する図である。なお、図319(c1)〜同図(c2)に示す演出は、図319(b1)〜同図(b2)に示す演出と同様であるので、説明を省略する。
図319(c3)では、スーパーリーチでハズレとなり、剣豪リーチの演出が終了して城下町ステージの表示に戻った様子が示されている。具体的には、第1装飾図柄表示装置208Lでは、剣豪リーチの演出が終了して城下町ステージに戻ると、「装飾4−装飾5−装飾4」のハズレの装飾図柄の組み合わせが表示されて揺れ変動による仮停止表示が行われる。また、この演出例では、剣豪リーチの演出の実行中に保留満タンとなったが、UI部UI3、変動アイコンh0及び保留アイコンh1〜h8の表示態様の変化を行わず、保留満タンとなった旨を示す「MAX」の文字が変動アイコンh0の上部に表示される。その後、UI部UI3、変動アイコンh0及び保留アイコンh1〜h8の表示態様が変化しない状態で図柄が確定表示される。
その後、第1特図表示装置212における図柄変動が開始されると、図319(c4)に示すように、UI部UI3がデフォルトの表示態様から金色で表示された特別表示態様に変化し、変動アイコンh0及び保留アイコンh1〜h8の全部がデフォルトの表示態様から爺の表示態様に変化する。その後、保留アイコンh1〜h8がそれぞれ移動アニメーションにより移動表示され、第1の保留アイコンh1の表示位置にあった保留アイコンが変動アイコンが表示される台座の上に載置されて変動アイコンh0となり、第2の保留アイコンh2〜第8の保留アイコンh8の表示位置にあった保留アイコンがそれぞれ第1の保留アイコンh1〜第7の保留アイコンh7となり、それぞれ、対応する台座上に移動する。また、図319(c4)に示される第1装飾図柄表示装置208Lでは、装飾図柄の変動表示が開始される。なお、チュートリアル表示部TT1では、「パンダは殿様の師匠」が表示され、説明表示が行われている。
図320は、本実施形態に適用可能な演出の別の例を段階的に示す図である。
図320(a1)〜同図(a3)及び図320(b1)〜同図(b2)に示す演出例では、UI部UI4が変動アイコン表示領域と保留アイコン表示領域とチュートリアル表示部TT4とステージ名表示部ST2とが一体となって第1装飾図柄表示装置208Lの下部に表示されている。なお、この演出例においても、スーパーリーチとなった場合は、UI部は第1装飾図柄表示装置208Lの下方にフレームアウトするようにしているが、スーパーリーチとなってもフレームアウトせずに表示したままであってもよい。なお、予告アイコンがストックされる場合には、チュートリアル表示部TT4やステージ名表示部ST2における説明表示が消去される。また、この演出例では、チュートリアル表示部TT4やステージ名表示部ST2において準備中画像を表示することができる。
図320(a1)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、表示画面の下部に方形状の枠で囲まれたUI部UI4が配置されている。図320(a1)に示されるUI部UI4は、その中央に保留アイコン表示領域が形成されている。保留アイコン表示領域は、4つの枠によって仕切られ、各枠内に保留アイコンが1つずつ表示されるように構成されている。また、UI部UI4の中央上部には、変動アイコン表示領域が形成されており、UI部UI4が構成する枠上に載置される態様で変動アイコンが表示されている。なお、図320(a1)に示すタイミングでは、特図1の変動表示が2つ保留されているので、保留アイコン表示領域には、2つの保留アイコンh11,h12が表示されている。なお、変動アイコンh0及び2つの保留アイコンh11,h12は、いずれもデフォルトの表示態様となっている。また、保留アイコン表示領域の右側には、説明表示部としてのチュートリアル表示部TT4が配置されており、保留アイコン表示領域の左側には、ステージ名表示部ST2が配置されている。チュートリアル表示部TT4及びステージ名表示部ST2の機能構成は、上述したチュートリアル表示部TT1及びステージ名表示部ST1と同様であるので、ここでの説明は省略する。なお、図320(a1)に示されるチュートリアル表示部TT4では、「予告アイコン消化で・・・」と表示されており、また、ステージ名表示部ST2では、「城下町ステージ」と表示されており、現在のステージが城下町であることが報知されている。また、第1装飾図柄表示装置208Lでは、第1装飾図柄の変動表示が行われている。
第2装飾図柄表示装置208Mでは、第2装飾図柄表示装置208Mの表示画面の上部では、第2装飾図柄の変動表示が行われている。
第3装飾図柄表示装置208Nでは、殿様のキャラクタがステージ上に乗っている様子が示されており、遊技の進行に応じて様々な動作を行っている。また、第3装飾図柄表示装置208Nの表示画面上部では、特図1及び特図2の第2保留数表示も表示されている。
また、第1装飾図柄表示装置208Lの下方には、上述した家紋役物224Eが配置されており、また、第1装飾図柄表示装置208Lの上方には、上述した八代役物224Fと将軍役物224Fbとが配置されている。
図320(a2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、チュートリアル表示部TT4に表示されていた説明表示から第1準備中画像RDY1に切り換えられた様子が示されている。第1準備中画像RDY1は、背景色が緑色とされておりデフォルトの表示態様となっている。
図320(a3)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、ステージ名表示部ST2に表示されていたステージ名の表示から第4準備中画像RDY4に切り換えられた様子が示されている。第4準備中画像RDY4は、背景色が緑色とされておりデフォルトの表示態様となっている。このように、この演出例では、複数の説明表示部分のそれぞれにおいて準備中画像を表示する例について示されている。
図320(b1)〜同図(b2)は、図320(a1)に続く別の演出例について示す図である。なお、図320(b1)に示す演出は、図320(a2)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図320(b2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、ステージ名表示部ST2に表示されていたステージ名の表示を引き続き行いながら、第4準備中画像RDY4をステージ名表示部ST2の表示枠よりも上方にずらした位置に表示している様子が示されている。すなわち、準備中画像が説明表示が表示されている領域の一部にオーバーラップしている様子が示されている。なお、このような表示態様をチュートリアル表示部TT4において適用することも可能である。
図320(c1)〜同図(c7)は、チュートリアル表示部TT1において準備中画像RDYが表示される演出の別の態様について示す図である。
図320(c1)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、表示画面の右側に爺のキャラクタGY1とともに、第3チュートリアル表示部(説明表示部)としての吹き出し部TT3が表示されている。爺のキャラクタGY1及び吹き出し部TT3は、会話演出(あるいは、セリフ演出)が行われる場合に表示される場合がある表示であり、チュートリアル表示(説明表示)や予告表示等を行う。図320(c1)に示されるタイミングでは、チビ姫のキャラクタCH1によるセリフ表示に呼応して、吹き出し部TT3には「ここじゃ」というセリフ表示がなされており、会話予告が継続している。ここで、爺のキャラクタGY1及び吹き出し部TT3は、第1装飾図柄によってオーバーラップされているが、爺のキャラクタGY1及び吹き出し部TT3が、第1装飾図柄にオーバーラップするようにしてもよい。また、爺のキャラクタGY1及び吹き出し部TT3が、第1装飾図柄にオーバーラップしない位置に配置されてもよい。また、爺のキャラクタGY1と吹き出し部TT3とが同じタイミングで表示されてもよいし、爺のキャラクタGY1が表示された後で吹き出し部TT3が表示されてもよいし、吹き出し部TT3が表示された後で爺のキャラクタGY1が表示されてもよい。また、チビ姫のキャラクタCH1及び爺のキャラクタGY1による会話予告は、演出ボタン136の操作により行われるようにしてもよい。また、チュートリアル表示部TT1では、非表示とされている。なお、チュートリアル表示部TT1が非表示となるタイミングは、爺のキャラクタGY1が表示された後のタイミングであってもしてもよいし、爺のキャラクタGY1が表示されるよりも前のタイミングであってもよい。また、チュートリアル表示部TT1の説明表示が消去されるタイミングと、爺のキャラクタGY1が表示されるタイミングとが同じタイミングであってもよい。また、この場合において、常にいずれかのタイミングで行われるように構成してもよいし、場合によってタイミングが異なるように構成されてもよい。また、複数本の矢は、第2装飾図柄表示装置208Mの右辺に刺さるように表示されている。
その後、図320(c2)に示すように、家紋役物224Eが初期位置から上昇し、第1装飾図柄表示装置208Lの前面側にオーバーラップしている様子が示されている。より具体的には、家紋役物224Eは、移動後、保留表示枠FL1を完全に覆うとともに、第1の保留アイコンh11の一部と、チュートリアル表示部TT1の一部と、吹き出し部TT2の一部をそれぞれ覆っている。
その後、図320(c3)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、保留表示枠FL1の拡張アニメーション(拡張アニメ)が行われて保留表示枠FL1が上方に拡張し、家紋役物224Eよりも上方に表れている様子が示されている。すなわち、保留表示枠FL1が家紋役物224Eにオーバーラップされていない部分が表れているということができる。また、拡張後の保留表示枠FL1は、吹き出し部TT2と重なり、吹き出し部TT2にオーバーラップするが、吹き出し部TT3とは重ならず、オーバーラップしていない。すなわち、この演出例では、後から表示されるセリフ予告(吹き出し部TT3)には保留表示枠FL1が拡張してもオーバーラップしない場合がある。このように、拡張後の保留表示枠FL1の表示態様を拡張表示態様という場合がある。なお、この演出例では、拡張前の保留表示枠FL1と拡張後の保留表示枠FL1の図を表しているが、拡張アニメは、保留表示枠FL1が段階的に拡張するものも含まれる。
その後、図320(c4)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、保留表示枠FL1の上部において、忍者のキャラクタNJ1が表れる様子が示されている。なお、忍者のキャラクタNJ1は、家紋役物224Eに一部がオーバーラップされており、家紋役物224Eに一部がオーバーラップされていない場合よりも視認困難とされている。
図320(c5)では、家紋役物224Eが初期位置に向けて下降する様子が示されている。すると、忍者のキャラクタNJ1のうち、家紋役物224Eにオーバーラップされていない部分が拡大し、視認が容易とされている。また、第1装飾図柄表示装置208Lでは、忍者のキャラクタNJ1が手裏剣SH1を投てきしている様子が示されている。この手裏剣SH1は、チュートリアル表示部TT1に向かって移動している。
その後、図320(c6)では、家紋役物224Eが初期位置に戻っている様子が示されている。また、第1装飾図柄表示装置208Lでは、手裏剣SH1が、チュートリアル表示部TT1と重なり、チュートリアル表示部TT1の一部が爆発するエフェクトEF2の表示が行われている。このエフェクトEF2は、チュートリアル表示部TT1の一部を視認困難としている。これにより、チュートリアル表示部TT1に予告表示が行われて大当りへの信頼度が高くなるかもしれないという期待感を遊技者に持たせることができる場合がある。
すると、図320(c7)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、チュートリアル表示部TT1に準備中画像RDYが表示され、これに対応するミニゲームあるいはタイマ予告演出が開始されることが報知される。この準備中画像RDYは、背景色が緑色となっており、デフォルトの表示態様とされている。なお、この演出において、準備中画像RDYに換えて、タイマ予告表示が表示されてタイマ予告演出が開始されてもよいし、ミニゲームが開始されてもよいし、予告表示が行われてもよい。
図321は、保留アイコンが収容される保留表示枠が拡張表示して保留アイコンの表示態様を変化させる演出について説明する図である。
図321(a1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、表示画面の下部にUI部UI2が配置されている。この演出例におけるUI部UI2は、左側に保留アイコン表示領域が形成されている。保留アイコン表示領域は、4つの枠によって仕切られ、それぞれ保留表示枠を構成し、各枠内に保留アイコンが1つずつ表示されるように構成されている。図321(a1)に示されるタイミングでは、保留アイコン表示領域には、4つの保留アイコンが各枠内に収容されており、第1の保留アイコンh11〜第4の保留アイコンh14のうちの第2の保留アイコンh12は、先読み予告の表示態様(例えば、青色で点灯する表示態様)であり、その他の保留アイコンは、デフォルトの表示態様とされている。また、第1の保留アイコンh11が収容されている枠の上方には、変動アイコン表示領域が形成されており、図柄変動表示中では、この変動アイコン表示領域に変動アイコンh0が表示される。ここで、変動アイコンh0が表示されている領域についてもUI部UI2に含まれるものとしてもよい。また、保留アイコン表示領域の右側には、チュートリアル表示部TT7が配置されている。図321(a1)に示されるタイミングでは、チュートリアル表示部TT7には、準備中画像RDYが表示されている。また、第1装飾図柄表示装置208Lでは、装飾図柄の変動表示が行われている。なお、変動アイコンh0及び第1の保留アイコンh11〜第4の保留アイコンh14のいずれも、装飾図柄にオーバーラップしていない。
第2装飾図柄表示装置208Mでは、表示画面の上部において、第2装飾図柄の変動表示が行われている。なお、この演出例では、ステージ名表示部ST1、受付回数表示850及びストックボタン画像852のいずれも表示されていない。
第3装飾図柄表示装置208Nでは、表示画面上部において特図1及び特図2の第2保留数表示が表示されているが、殿様のキャラクタは表示されていない。また、背景表示も剣豪リーチの背景表示とされている。
また、第1装飾図柄表示装置208Lの下方には、上述した家紋役物224Eが配置され、第1装飾図柄表示装置208Lの上方には、上述した八代役物224Faと将軍役物224Fbとが配置されている。なお、図321(a1)に示されるタイミングでは、家紋役物224Eは、第2の保留アイコンh12の表示色に合わせて、青色に発光している。
その後、図321(a2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、保留アイコン表示領域が拡大して表示されている様子が示されている。保留アイコン表示領域の拡大表示は、例えば、徐々に拡大するアニメーション表示等により行うことができる。図321(a2)に示されるタイミングでは、先読み予告の表示態様である、第2の保留アイコンh12が収容されている保留表示枠が表示画面の中央で拡大表示されている。すなわち、この演出例では、第2の保留アイコンh12が収容されている保留表示枠が拡張した態様で表示されているということができる。また、この演出例では、チュートリアル表示部TT7は、保留表示枠の拡大表示により表示画面外となってしまうが、チュートリアル表示部TT7において表示されていた準備中画像RDYは、表示位置を変更せず、チュートリアル表示部TT7とは分離されて表示画面の右下部分に表示される。なお、このとき、準備中画像RDYが保留表示枠や保留アイコンの一部にオーバーラップするようにしてもよい。なお、図321(a2)に示されるタイミングでは、第1装飾図柄は、第3装飾図柄表示装置208Nにおいて変動表示している。
その後、図321(a3)に示されるタイミングになると、青色で発光していた家紋役物224Eの発光色が緑色に変化する。すなわち、第2の保留アイコンh12の表示色が青色から緑色に変化することを予告しているということができる。
その後、図321(a4)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、拡大表示された第2の保留アイコンh12の表示色が青色から緑色に変更されている。これにより、遊技者は、第2の保留アイコンh12に対応する保留にかかる図柄変動表示に対する大当りへの期待感を高めることができる場合がある。
その後、図321(a5)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、保留アイコン表示領域が縮小してデフォルトの表示態様に戻る。保留アイコン表示領域の縮小表示は、例えば、徐々に縮小するアニメーション表示等により行うことができる。この演出例では、このようにして保留表示枠を拡張し、拡張した保留表示枠で保留アイコンの表示態様の変更演出を行うことができる。また、この演出例では、保留アイコン表示領域の縮小表示により出現するチュートリアル表示部TT7に準備中画像RDYが収容される態様で表示されるようになる。
図321(b1)〜同図(b2)は、図321(a1)〜同図(a5)に示す演出例の別の形態について示されている。なお、図321(b1)に示す演出は、図321(a1)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図321(b2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、図321(a2)に示して上述した要領で保留アイコン表示領域が拡大して表示されている様子が示されている。このとき、保留アイコン表示領域は、表示画面の下方に表示されており、拡大表示された保留アイコンとともに準備中画像RDYによってオーバーラップされている。また、図321(b2)に示す演出例では、表示画面の右上部分にサブウィンドウWP3が出現し、図321(b1)において第1装飾図柄表示装置208Lで表示されていた装飾図柄の変動表示に係る表示(メイン表示)が表示されている。なお、サブウィンドウWP3における表示では、UI部UI2は非表示とされているが、表示されていてもよい。また、このサブウィンドウWP3は、拡大表示された保留アイコン表示領域の一部にオーバーラップしている。このように、この演出例では、或る演出が実行される前の背景において図柄変動表示の状況を把握することができる場合がある。
続いて、図322〜図324を参照しながら球抜きエラーが発生した場合の警告表示の表示例について説明する。ここで、図322は、球抜きエラー表示の表示例について示す図であり、図323は、球抜きエラー表示の表示例について示す図であり、図324は、球抜きエラー表示の表示例について示す図である。なお、球抜きエラーの警告表示(以下、「球抜きエラー表示」という。)の表示位置は、一定の場所とされているが、いずれの位置を表示位置とするかは、適宜に設定可能である。以下の説明では、球抜きエラー表示の表示位置のバリエーションも含めて表示例を以下に示す。なお、この球抜きエラー表示は、球抜ボタン130が操作されて下皿満タン状態が解消されて球抜きエラーが解消された場合に消去されるようになっている。また、以下に示す演出例では、球抜きエラー表示の表示例について示すものであるが、例えば、前面枠扉106が開放されたときに発生する扉開放エラー等にも適用可能である。また、球抜きエラー表示を行っているときに、エラー音を併せて出力してもよいし、出力しないようにしてもよい。
図322(a1)〜同図(a2)に示す演出例は、例えば、図291(c)〜同図(d)に示す演出例において球抜きエラーが発生した場合の警告表示の表示例について示されている。図322(a1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、シャッタ画像により閉鎖状態とされたチュートリアル表示部TT1の一部にオーバーラップして球抜きエラー表示ERR1が表示されている様子が示されている。球抜きエラー表示ERR1では、「球を抜いてください」の表示が行われ、下皿に貯留されている遊技球を輩出して下皿満タン状態を解消させることを促している。
そして、図322(a2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、シャッタ画像が開放されて準備中画像RDYが表示されたチュートリアル表示部TT1に球抜きエラー表示ERR1の一部がオーバーラップして表示されている様子が示されている。これにより、球抜き表示を見ることで準備中画像RDYに気づくことができるようになる場合がある。また、準備中画像RDYを見ることで球抜きエラー表示ERR1に気づくことができる場合がある。また、早く球抜きをして球抜きエラー表示ERR1を消去させることで、そこで行われている演出表示を楽しませることができる場合がある。また、球抜きエラー表示ERR1と準備中画像RDYを同時に見て、準備中画像RDYの表示が終了したら球抜きをするきっかけを与えることができる場合がある。
図322(b1)〜同図(b2)に示す演出例は、例えば、図293(c1)〜同図(c2)に示す演出例において球抜きエラーが発生した場合の警告表示の表示例について示されている。図322(b1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、残時間表示メータMT4に球抜きエラー表示ERR1の一部がオーバーラップしている様子が示されている。すなわち、この演出例では、複数の表示で構成されるタイマ予告のうちの一の表示が球抜きエラー表示ERR1によりオーバーラップされているということができる。
その後、図322(b2)に示すように、タイマ表示の残時間が少なくなるに応じて残時間表示メータMT4が短くなると、球抜きエラー表示ERR1によるオーバーラップ状態が解消されれ、残時間表示メータMT4が視認容易な状態となる。これにより、球抜きエラー表示ERR1を見ることで残時間表示メータMT4に気づくことができるようになる場合がある。また、残時間表示メータMT4を見ることで球抜きエラー表示ERR1に気づくことができる場合がある。また、早く球抜きをして球抜きエラー表示ERR1を消去させることで、そこで行われている演出表示を楽しませることができる場合がある。また、球抜きエラー表示ERR1と残時間メータMT4を同時に見て、残時間メータMT4の表示が終了したら球抜きをするきっかけを与えることができる場合がある。
図322(c1)〜同図(c2)に示す演出例は、例えば、図294(b4)〜同図(b5)に示す演出例において球抜きエラーが発生した場合の警告表示の表示例について示されている。図322(c1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、球抜きエラー表示ERR1が敵役の剣豪のキャラクタにオーバーラップしているが、合体アニメーションに係る半透明ボタン画像136qにはオーバーラップしていない様子が示されている。なお、このときに、球抜きエラー表示ERR1が合体アニメーション中の半透明ボタン画像136qにオーバーラップしてもよい。
その後、図322(c2)に示すように、半透明ボタン画像139qが近接すると、球抜きエラー表示ERR1の一部がオーバーラップするようになる。これにより、球抜き表示を見ることで合体アニメーションに気づくことができるようになる場合がある。また、合体アニメーションを見ることで球抜きエラー表示ERR1に気づくことができる場合がある。また、早く球抜きをして球抜きエラー表示ERR1を消去させることで、そこで行われている演出表示を楽しませることができる場合がある。また、球抜きエラー表示ERR1と合体アニメーションを同時に見て、合体アニメーションの表示が終了したら球抜きをするきっかけを与えることができる場合がある。
図322(d1)〜同図(d2)に示す演出例は、例えば、図301(f)〜同図(g)に示す演出例において球抜きエラーが発生した場合の警告表示の表示例について示されている。図322(d1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、球抜きエラー表示ERR1の一部が装飾図柄の右図柄と残時間メータMTにオーバーラップするように表示されているが、チュートリアル表示部TT1を含むUI部UI3にはオーバーラップされていない。
その後、図322(d2)に示すように、チュートリアル表示部TT1において準備中画像RDYが再び表示され、2回目のタイマ予告演出が開始されることが報知されるが、準備中画像RDYの再表示時には、1回目の準備中画像RDYが表示されたときと比べて拡大して表示される。そのため、今までチュートリアル表示部TT1にオーバーラップしていなかった球抜きエラー表示ERR1の一部によって準備中画像RDYがオーバーラップされるようになる。これにより、球抜き表示を見ることで拡大された準備中画像RDYに気づくことができるようになる場合がある。また、準備中画像RDYを見ることで球抜きエラー表示ERR1に気づくことができる場合がある。また、早く球抜きをして球抜きエラー表示ERR1を消去させることで、そこで行われている演出表示を楽しませることができる場合がある。また、球抜きエラー表示ERR1と拡大された準備中画像RDYを同時に見て、準備中画像RDYの表示が終了したら球抜きをするきっかけを与えることができる場合がある。
図322(e1)〜同図(e2)に示す演出例は、例えば、図302(a5)〜同図(a6)に示す演出例において球抜きエラーが発生した場合の警告表示の表示例について示されている。図322(e1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、球抜きエラー表示ERR1の一部が剣豪のキャラクタが描かれた領域に一部がオーバーラップしているが、殿様のキャラクタが描かれた領域にはオーバーラップしていない。
その後、図322(e2)に示すように、遊技者による演出ボタン136の長押し操作が行われた結果、上方に配置された殿様のキャラクタが描かれた領域が拡大し、すると、当該殿様のキャラクタが描かれた領域に球抜きエラー表示ERR1の一部がオーバーラップするようになる。これにより、球抜き表示を見ること殿様のキャラクタと敵役の剣豪のキャラクタとの優劣に気づくことができるようになる場合がある。また、殿様のキャラクタと敵役の剣豪のキャラクタとの優劣を見ることで球抜きエラー表示ERR1に気づくことができる場合がある。また、早く球抜きをして球抜きエラー表示ERR1を消去させることで、そこで行われている演出表示を楽しませることができる場合がある。また、球抜きエラー表示ERR1及び殿様のキャラクタと敵役の剣豪のキャラクタとの優劣を同時に見て、殿様のキャラクタと敵役の剣豪のキャラクタとの優劣の表示が終了したら球抜きをするきっかけを与えることができる場合がある。
図322(f1)〜同図(f2)に示す演出例は、例えば、図304(e)〜同図(f)に示す演出例において球抜きエラーが発生した場合の警告表示の表示例について示されている。図322(f1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、球抜きエラー表示ERR1の一部が第2準備中画像RDY2にオーバーラップしている様子が示されている。一方、「Go」の文字が表示された表示領域(第1準備中画像RDYが表示されていた表示領域)にはオーバーラップしていない。
その後、図322(f2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、「Go」の文字がその表示領域とともに消去され、第2準備中画像RDY2が下方にスライド移動し、チュートリアル表示部TT1の位置まで移動する準備中画像移動アニメが行われている。また、第1準備中画像RDY1に対応するタイマ予告演出によるタイマ表示のカウントダウンが完了したことに応じた予告演出(先行開始予告演出)が開始し、忍者のキャラクタNJ4が出現している様子が示されている。このとき、球抜きエラー表示ERR1と第2準備中画像RDY2とのオーバーラップ状態は解消されている。一方、球抜きエラー表示ERR1の一部が忍者のキャラクタNJ4にオーバーラップしている。また、忍者のキャラクタNJ4に球抜きエラー表示ERR1がオーバーラップしなくてもよい。これにより、球抜きエラー表示ERR1を見ること第2準備中画像RDY2や忍者のキャラクタNJ4の表示に気づくことができるようになる場合がある。また、第2準備中画像RDY2や忍者のキャラクタNJ4を見ることで球抜きエラー表示ERR1に気づくことができる場合がある。また、早く球抜きをして球抜きエラー表示ERR1を消去させることで、そこで行われている演出表示を楽しませることができる場合がある。また、球抜きエラー表示ERR1及び第2準備中画像RDY2や忍者のキャラクタNJ4を同時に見て、第2準備中画像RDY2や忍者のキャラクタNJ4の表示が終了したら球抜きをするきっかけを与えることができる場合がある。
図323(a1)〜同図(a2)に示す演出例は、例えば、図307(a3)〜同図(a4)に示す演出例において球抜きエラーが発生した場合の警告表示の表示例について示されている。図323(a1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、球抜きエラー表示ERR1がルーレット盤RRの左側に表示されている。このとき、球抜きエラー表示ERR1は、いずれの表示に対してもオーバーラップされていない。
その後、図323(a2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、チュートリアル表示部TT1に第1準備中画像RDY1が姫のキャラクタHMEがその右上部分に付加されて表示され、表示画面の左上には、第3準備中画像RDY3が爺のキャラクタGIIが隣接するようにして表示され、第3準備中画像RDY3の下方にチビ姫のキャラクタCHMがそれぞれ表示される。このとき、球抜きエラー表示ERR1の一部がチビ姫のキャラクタCHMにオーバーラップされている。すなわち、この演出例では、複数の準備中画像のうちの一部について球抜きエラー表示ERR1の少なくとも一部がオーバーラップしている様子が示されているということができる。これにより、球抜きエラー表示ERR1を見ることで複数の準備中画像(キャラクタを含む)のうちの少なくともいずれかの表示に気づくことができるようになる場合がある。また、複数の準備中画像を見ることで球抜きエラー表示ERR1に気づくことができる場合がある。また、早く球抜きをして球抜きエラー表示ERR1を消去させることで、そこで行われている演出表示を楽しませることができる場合がある。また、球抜きエラー表示ERR1及び複数の準備中画像を同時に見て、準備中画像の表示が終了したら球抜きをするきっかけを与えることができる場合がある。
図323(b1)〜同図(b2)に示す演出例は、例えば、図307(b1)〜同図(b2)に示す演出例において球抜きエラーが発生した場合の警告表示の表示例について示されている。図323(b1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、球抜きエラー表示ERR1がルーレット盤RRの左側に表示されている。このとき、球抜きエラー表示ERR1は、いずれの表示に対してもオーバーラップされていない。
その後、図323(b2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、第3準備中画像RDY3が爺のキャラクタGIIが隣接するようにして表示される。すなわち、爺のキャラクタGIIに対応した位置に爺のキャラクタGIIを登場するとともに、爺のキャラクタGIIに伴って出現する準備中画像も、爺のキャラクタGIIに隣接する位置に表示される。この場合は、図323(a2)に示す演出例とは異なり、或る演出に対応する準備中画像(チビ姫のキャラクタCHM)が表示されていないので、球抜きエラー表示ERR1は、いずれの表示に対してもオーバーラップされていない。
図323(c1)〜同図(c2)に示す演出例は、例えば、図309(b)〜同図(e)に示す演出例において球抜きエラーが発生した場合の警告表示の表示例について示されている。図323(c1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、図309(b)に示す演出において、球抜きエラー表示ERR1が左側予告表示領域CULの略中央に表示されている様子が示されている。このとき、球抜きエラー表示ERR1は、いずれの表示に対してもオーバーラップされていない。
その後、図323(c2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、図309(e)に示す演出において、チュートリアル表示部TT1に表示されていた準備中画像RDYに基づいて実行されるミニゲームに成功した結果、左側予告表示領域CULにおいてチャンスアップカットイン画像WCIが表示されている様子が示されている。このとき、球抜きエラー表示ERR1の一部が、このチャンスアップカットイン画像WCIにオーバーラップしている様子が示されている。これにより、球抜きエラー表示ERR1を見ることでチャンスアップカットイン画像WCIの表示に気づくことができるようになる場合がある。また、チャンスアップカットイン画像WCIを見ることで球抜きエラー表示ERR1に気づくことができる場合がある。また、早く球抜きをして球抜きエラー表示ERR1を消去させることで、そこで行われている演出表示を楽しませることができる場合がある。また、球抜きエラー表示ERR1及びチャンスアップカットイン画像WCIを同時に見て、チャンスアップカットイン画像WCIの表示が終了したら球抜きをするきっかけを与えることができる場合がある。
図323(d1)〜同図(d2)に示す演出例は、例えば、図311(b1)〜同図(b2)に示す演出例において球抜きエラーが発生した場合の警告表示の表示例について示されている。図323(d1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、図311(b1)に示す演出例において、球抜きエラー表示ERR1がチュートリアル表示部TT1の上方に表示されている様子が示されている。このとき、球抜きエラー表示ERR1は、いずれの表示に対してもオーバーラップされていない。
その後、図323(d2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、上述した追っかけ演出が開始されている。追っかけ演出が開始されると、表示画面の右上部分にサブウィンドウWP3が出現し、図323(d2)において第1装飾図柄表示装置208Lで表示されていた装飾図柄の変動表示に係る表示(メイン表示)が表示されている。なお、第1準備中画像RDY1と第3準備中画像RDY3は、表示位置を変更せず引き続き表示されている。なお、この場合、サブウィンドウWP3には、2つの準備中画像RDY1,RDY3のうちの、チュートリアル表示部TT1に表示された第1準備中画像RDY1のみがサブウィンドウWP3に表示され、第3準備中画像RDY3はサブウィンドウWP3においては表示されていない。このとき、球抜きエラー表示ERR1は、サブウィンドウWP3に表示されず、表示位置を変更せず引き続き表示される。なお、このとき、球抜きエラー表示ERR1の少なくとも一部がサブウィンドウWP3にオーバーラップされてもよい。
図323(e1)〜同図(e2)に示す演出例は、例えば、図311(d1)〜同図(d2)に示す演出例において球抜きエラーが発生した場合の警告表示の表示例について示されている。図323(e1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、図311(d1)に示す演出例において、球抜きエラー表示ERR1が表示画面の右上隅部に表示されている様子が示されている。このとき、球抜きエラー表示ERR1は、いずれの表示に対してもオーバーラップされていない。
その後、図323(e2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、背景表示が約3/4に縮小されるとともに、縮小された背景画像が反時計方向に約10度傾くシェイクビジョン演出が行われている様子が示されている。この場合、チュートリアル表示部TT1において表示されていた準備中画像RDYは、表示態様も表示位置も変化しないで表示状態が維持されている。すなわち、準備中画像RDYは、背景表示とともに表示が傾くことはしない様子が示されている。このとき、球抜きエラー表示ERR1は、シェイクビジョン演出が行われている場合でも表示位置は変更されず、また、傾斜もせず、表示状態が維持される。このとき、背景画像が傾斜することにより、余白部分が黒色で表される。そして、球抜きエラー表示ERR1の一部がこの余白部分に重なっており、例えば、球抜きエラー表示ERR1が黒色の文字で表示されている場合には、余白部分の色と同化され、一部が視認困難となる場合がある。
図323(f1)〜同図(f2)に示す演出例は、例えば、図312(a1)〜同図(a2)に示す演出例において球抜きエラーが発生した場合の警告表示の表示例について示されている。図323(f1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、図312(a1)に示す演出例において、球抜きエラー表示ERR1がチュートリアル表示部TT1の上方に表示されている様子が示されている。このとき、球抜きエラー表示ERR1は、いずれの表示に対してもオーバーラップされていない。
その後、図323(f2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、UI部UI3の下方から第1ステップアップ表示部SUAがせりあがり、UI部UI3を持ち上げるようにして表示されている様子が示されている。このとき、球抜きエラー表示ERR1は、UI部UI3がせりあがったことにより、チュートリアル表示部TT1に少なくとも一部がオーバーラップしている。すなわち、UI部UI3の表示領域が拡大したことにより、球抜きエラー表示ERR1がUI部UI3にオーバーラップするようになる。これにより、球抜きエラー表示ERR1を見ることで第1ステップアップ表示部SUAにおける演出の発生に気づくことができるようになる場合がある。また、UI部UI3がせりあがるのを見ることで球抜きエラー表示ERR1に気づくことができる場合がある。また、早く球抜きをして球抜きエラー表示ERR1を消去させることで、そこで行われている演出表示を楽しませることができる場合がある。また、球抜きエラー表示ERR1及び第1ステップアップ表示部SUAにおける演出を同時に見て、第1ステップアップ表示部SUAの表示が終了したら球抜きをするきっかけを与えることができる場合がある。
図324(a1)〜同図(a2)に示す演出例は、例えば、図314(d)〜同図(e)に示す演出例において球抜きエラーが発生した場合の警告表示の表示例について示されている。図324(a1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、図314(d)に示す演出例において、球抜きエラー表示ERR1の一部がチュートリアル表示部TT1の上部にオーバーラップされている様子が示されている。すなわち、この演出例では、UI部UI3がUI部FOアニメによってフレームアウトする前では、球抜きエラー表示ERR1がUI部UI3にオーバーラップする様子が示されている。
その後、図324(a2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、UI部UI3がUI部FOアニメによりフレームアウトしている様子が示されている。この演出例では、UI部FOアニメによりUI部UI3が下方にフレームアウトする途中で球抜きエラー表示ERR1のUI部UI3へのオーバーラップ状態が解消されている様子が示されている。
図324(b1)〜同図(b2)に示す演出例は、例えば、図318(a3)〜同図(a5)に示す演出例において球抜きエラーが発生した場合の警告表示の表示例について示されている。図324(b1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、図318(a3)に示す演出例において、球抜きエラー表示ERR1の一部がUI部ワイプ表示部WP4にオーバーラップしている様子が示されている。なお、このときは、UI部ワイプ表示部WP4に表示されているバイクに乗った殿様のキャラクタにはオーバーラップしていない。
その後、図324(b2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、バイクに乗った殿様のキャラクタがUI部ワイプ表示部WP4の右端部まで移動している様子が示されている。このとき、球抜きエラー表示ERR1の一部が、UI部ワイプ表示部WP3とともに、バイクに乗った殿様のキャラクタにオーバーラップしている。これにより、球抜きエラー表示ERR1を見ることでUI部ワイプ表示部WP3における演出表示に気づくことができるようになる場合がある。また、UI部ワイプ表示部WP3における演出表示を見ることで球抜きエラー表示ERR1に気づくことができる場合がある。また、早く球抜きをして球抜きエラー表示ERR1を消去させることで、そこで行われている演出表示を楽しませることができる場合がある。また、球抜きエラー表示ERR1及びUI部ワイプ表示部WP3における演出表示を同時に見て、UI部ワイプ表示部WP3における演出表示が終了したら球抜きをするきっかけを与えることができる場合がある。
図324(c1)〜同図(c2)に示す演出例は、例えば、図321(b1)〜同図(b2)に示す演出例において球抜きエラーが発生した場合の警告表示の表示例について示されている。図324(c1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、図321(b1)に示す演出例において、球抜きエラー表示ERR1が表示画面の右側に表示されており、一部が装飾図柄にオーバーラップしている様子が示されている。なお、他の表示に対してはオーバーラップしていない。
その後、図324(c2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、保留アイコン表示領域が拡大して表示されている様子が示されている。このとき、保留アイコン表示領域は、表示画面の下方に表示されており、拡大表示された保留アイコンとともに準備中画像RDYによってオーバーラップされている。また、図324(c2)に示す演出例では、表示画面の右上部分にサブウィンドウWP3が出現し、図324(c1)において第1装飾図柄表示装置208Lで表示されていた装飾図柄の変動表示に係る表示(メイン表示)が表示されている。なお、サブウィンドウWP3における表示では、UI部UI2は非表示とされている。また、このサブウィンドウWP3は、拡大表示された保留アイコン表示領域の一部にオーバーラップしている。このとき、球抜きエラー表示ERR1は、一部がサブウィンドウWP3にオーバーラップし、他の一部が保留アイコン表示領域にオーバーラップしている。なお、球抜きエラー表示ERR1は、サブウィンドウWP3には表示されておらず、表示位置が維持されている。これにより、球抜きエラー表示ERR1を見ることで拡大表示された保留アイコン表示領域における保留アイコンの表示態様の変化演出に気づくことができるようになる場合がある。また、保留アイコン表示領域における保留アイコンの表示態様の変化演出を見ることで球抜きエラー表示ERR1に気づくことができる場合がある。また、早く球抜きをして球抜きエラー表示ERR1を消去させることで、そこで行われている演出表示を楽しませることができる場合がある。また、球抜きエラー表示ERR1及び保留アイコン表示領域における保留アイコンの表示態様の変化演出を同時に見て、保留アイコン表示領域における保留アイコンの表示態様の変化演出が終了したら球抜きをするきっかけを与えることができる場合がある。
図324(d1)〜同図(d3)に示す演出例は、球抜きエラー表示ERR1の表示態様のバリエーションについて示している。
図324(d1)に示す球抜きエラー表示ERR1は、「球を抜いてください」の表示が方形状の枠で囲まれた表示態様となっており、背景が透明とされている。そのため、球抜きエラー表示ERR1が表示された場合でも、球抜きエラー表示ERR1の表示を目立たせることができるとともに、球抜きエラー表示ERR1の背面側の表示の視認性の影響を小さくすることができる場合がある。
図324(d2)に示す球抜きエラー表示ERR1は、図324(d1)に示す球抜きエラー表示ERR1と同じ態様であるが、背景が不透明とされている。そのため、球抜きエラー表示ERR1が表示された場合に、球抜きエラー表示ERR1の視認性はよくなるが、球抜きエラー表示ERR1の背面側は視認困難とされる場合がある。
図324(d3)に示す球抜きエラー表示ERR1は、図324(d2)に示す球抜きエラー表示ERR1の別の表示態様であり、黒地の背景に「球を抜いてください」の表示を白抜きで表した態様とされている。
なお、以上説明した実施形態では、第1装飾図柄表示装置208L、第2装飾図柄表示装置280M及び第3装飾図柄表示装置208Nの3つの装飾図柄表示装置を用いて説明したが、装飾図柄表示装置を1つだけ備えたパチンコ機100であっても適用可能であることはいうまでもない。また、装飾図柄表示装置が2つ設けられたパチンコ機に適用することもできるし、装飾図柄表示装置が4つ以上設けられたパチンコ機であっても適用することができる。
図325〜図371は、本実施形態に適用可能なパチンコ機100の装飾図柄表示装置208を中心とした演出を段階的に示す図である。なお、図325〜図371では、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、普図表示装置210、第1特図保留ランプ218、第2特図保留ランプ220及び普図保留ランプ216について、図示を省略している。なお、図325〜図371では、1つの装飾図柄表示装置208を備えて構成されたパチンコ機100が示されているが、上述した実施形態のように、複数の装飾図柄表示装置を備えたものであってもよい。また、装飾図柄表示装置208の前面側に、上述した透明の導光板ILやPOVディスプレイが配置されてもよい。
図325は、本実施形態にかかるパチンコ機において実行されるタイマ予告演出の一例について段階的に示す図であり、図326は、図325に示す演出の一例の続きを段階的に示す図であり、図327は、図326に示す演出の一例の続きを段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。
図325(1)に示す装飾図柄表示装置208には、「装飾2−装飾5−装飾7」の装飾図柄の組み合わせが停止表示されている。なお、ここでの背景は非表示であるが、例えば、デフォルトの背景画像が表示されている。以下の説明においても、背景が非表示の場合には、特に断らない限り、デフォルトの背景画像が表示されている。なお、デフォルトの背景画像とは異なる様々な背景画像(例えば、モードに応じた背景画像等)を表示してもよい。また、装飾図柄表示装置208の表示画面の右上隅部には第2保留数表示が表示されている。さらに、第4図柄や第2装飾図柄を表示するようにしてもよい。また、装飾図柄表示装置208の下方右側には、ナビキャラクタYMが表示されている。なお、図325(1)に示されるタイミングでは、図柄が停止表示されているため、変動アイコンh0は表示されていない。
さらに、図325に示す制御状態(遊技状態)は、特図低確率普図低確率状態である。この非電サポ状態における装飾図柄表示装置208の下方左側では、特図1の保留アイコンが表示される。なお、非電サポ状態における装飾図柄表示装置208の所定領域(例えば、表示画面の右端)に、特図2の保留アイコン表示領域が設けられてもよい。
装飾図柄表示装置208の下方左側に形成された保留アイコン表示領域には、特図1の保留を表す保留アイコンが表示される。特図1の保留数は、特図1保留ランプ218の点灯数の他、特図1の保留アイコンの数や第2保留数表示によっても表され、特図2の保留数は、特図2保留ランプ220の点灯数の他、特図2の保留アイコンの数や第2保留数表示によっても表されている。すなわち、保留アイコンは、主制御部300のRAM308に記憶されている始動情報に対応したものである。以下、最も古い始動情報(最も古い入賞)に対応した保留アイコンを第一の保留アイコン、2番目に古い始動情報に対応した保留アイコンを第二の保留アイコン・・・と称する場合がある。保留アイコン表示領域では、保留アイコンが横並びに表示され、右側の保留アイコンほど入賞が古い保留アイコンになる。
図325(1)には、保留アイコン表示領域に3つの特図1の保留アイコンh11,h12,h13が表示されており、これら3つの特図1の保留アイコンh11,h12,h13はいずれも、デフォルトの表示態様(丸形の無模様かつ白色の表示態様)で表示されている。すなわち、特図1のデフォルトの保留アイコンは、丸形の保留アイコンである。
一方、特図2の保留アイコンは一つも表示されていない。これは、上述のごとく、図325に示す制御状態(遊技状態)は、非電サポ状態(非時短状態)であるため、電チューが開きにくく特図2始動口232への入賞が困難な状態であるためである。
本実施形態のパチンコ機100では、制御状態(遊技状態)に応じて、特図1と特図2で入賞しやすい方の特図の保留アイコンが表示され、もう一方の特図の保留アイコンが表示されないようにしている。すなわち、制御状態が非電サポ状態である場合には、図325(1)に示すように、保留アイコン表示領域に特図1の保留アイコンが表示され、特図2の保留アイコンは表示されない。一方、制御状態が電サポ状態である場合には、反対に、特図2の保留アイコンが表示され、特図1の保留アイコンは表示されない。なお、非電サポ状態において、特図2の保留アイコンが表示されてもよいし、電サポ状態において、特図1の保留アイコンが表示されてもよい。
本実施形態では、特図の図柄変動表示の開始は、特図表示装置における変動開始→保留アイコンの移動アニメーション開始又は消去→装飾図柄の変動開始の順で行われるが、この順番は前後してもよい。
図325(2)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11〜h13の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が、装飾図柄表示装置208の中央下部に形成された変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示され、第二の保留アイコンh12が第一の保留アイコンh11の表示位置に移動して、第一の保留アイコンh11として表示され、第三の保留アイコンh13が第二の保留アイコンh12の表示位置に移動して、第二の保留アイコンh12として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。変動アイコンh0の表示態様は、消化された保留アイコンh11の表示態様と同じであるが、異なってもよい。
図325(3)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始している様子が示されている。具体的には、例えば、フレームインアニメにより、表示画面の右側から第1タイマ予告表示TM11がフレームインすることにより、タイマ予告演出が開始される。この第1タイマ予告表示TM11の表示態様は、デフォルトの表示態様である。第1タイマ予告表示TM11には、「10:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから10秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。ここで、本実施形態における第1タイマ予告表示TM11では、1秒未満の小数点以下の表示も行うことが可能に構成されている。
その後、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始され、図325(4)に示すタイミングでは、第1タイマ予告表示TM11には、「09:75」が表示されている。すなわち、カウントダウンが開始してから、0.25秒が経過した様子が示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「タイマ発動」の文字が表示され、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示のカウントダウンが開始されたことを報知している。
その後、図325(5)に示す装飾図柄表示装置208では、2つ目のタイマ予告演出が開始している様子が示されている。具体的には、例えば、フレームインアニメにより、表示画面の左側から第2タイマ予告表示TM12がフレームインすることにより、2つ目のタイマ予告演出が開始される。この第2タイマ予告表示TM12の表示態様は、デフォルトの表示態様である。第2タイマ予告表示TM12には、「03:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから3秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。ここで、本実施形態における第2タイマ予告表示TM12では、1秒未満の小数点以下の表示も行うことが可能に構成されている。また、第1タイマ予告表示TM11では、カウントダウンが継続しており、図325(5)に示すタイミングでは、「09:00」が表示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「注目」の文字が表示され、タイマ予告演出に対する注意喚起がなされている。
その後、第2タイマ予告表示TM12におけるタイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始され、図325(6)に示すタイミングでは、第2タイマ予告表示TM12には、「01:25」が表示されている。すなわち、第2タイマ予告表示TM12におけるタイマ表示のカウントダウンが開始してから、1.75秒が経過した様子が示されている。一方、第1タイマ予告表示TM11においても、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、第1タイマ予告表示TM11には、「07:25」が表示されている。
図325(7)に示す装飾図柄表示装置208では、第2タイマ予告表示TM12におけるカウントダウンが完了し、第2タイマ予告表示TM12におけるタイマ表示が「00:00」となると、ナビキャラクタYMの近傍において、「保留に注目」の文字が表示されて、保留変化に対する注意喚起がなされるとともに、第一の保留アイコンh11において保留変化アニメが開始され、第一の保留アイコンh11の表示態様が変化する可能性があることが報知される。なお、第2タイマ予告表示TM12におけるタイマ表示が「00:00」となった後で保留変化アニメが開始されてもよいし、保留変化アニメが開始してから第2タイマ予告表示TM12におけるタイマ表示が「00:00」となってもよいし、第2タイマ予告表示TM12におけるタイマ表示が「00:00」となったタイミングで保留変化アニメが開始されてもよい。なお、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示のカウントダウンは継続しており、図325(7)に示すタイミングでは、「06:00」が表示されている。
すると、図325(8)に示すように、第一の保留アイコンh11の表示態様がデフォルトの表示態様からパンダの表示態様に変化し、先読みの表示態様となる。すなわち、この演出例では、第2タイマ予告表示TM12によるタイマ予告演出の結果として行われる或る演出として保留アイコンの表示態様の変化の演出が行われている例が示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「保留変化」の文字が表示され、保留変化による先読み予告が行われたことが報知されている。なお、保留アイコンh11の表示態様が変化した後で「保留変化」の文字表示が行われてもよいし、「保留変化」の文字表示が行われた後で保留アイコンh11の表示態様が変化してもよいし、保留アイコンh11の表示態様が変化するタイミングで「保留変化」の文字表示が行われてもよい。一方、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示のカウントダウンは依然として継続しており、図325(8)に示すタイミングでは、「05:47」が表示されている。なお、第2タイマ予告表示TM12は消去されている。ここで、第2タイマ予告表示TM12は、保留アイコンh11の表示態様が変化した後で消去されてもよいし、第2タイマ予告表示TM12が消去した後で保留アイコンh11の表示態様が変化してもよいし、第2タイマ予告表示TM12が消去されるタイミングで保留アイコンh11の表示態様が変化してもよい。
このように、この演出例では、タイマ予告演出が行われて保留アイコンの表示態様の変化の演出が開始された場合は、タイマ予告演出が行われて保留アイコンの表示態様の変化の演出が開始されなかった場合よりも、図柄変動表示(表示態様の変化の対象である保留アイコンに対応する保留に基づく図柄変動表示)において大当り図柄が確定表示されやすくなっている。
図325(9)に示す装飾図柄表示装置208では、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示のカウントダウンが継続している様子が示されており、図325(9)に示すタイミングでは、「05:11」が表示されている。また、装飾図柄表示装置208の表示画面の左上隅部では、パンダのアイコンPNDとともに、保留変化が行われたことを示す「保留変化済」の表示が行われている。このように、この演出例では、タイマ予告演出が行われた結果実行された演出(予告演出)をアイコンによって報知している様子が示されている。さらに、ナビキャラクタYMの近傍では、「まだあるぞ」の文字が表示され、タイマ予告演出による予告表示がさらに行われる可能性があることが示唆されている。
図325(10)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、第1タイマ予告表示TM11では、カウントダウンが継続しており、図325(10)に示すタイミングでは、「03:29」が表示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍では「何だ」の文字とともにクエスチョンマークが表示され、第1タイマ予告表示TM11におけるカウントダウンが完了したときに何れの予告表示が行われるかについての期待感を煽っている。
図325(11)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾6」が停止表示される。なお、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、第1タイマ予告表示TM11では、カウントダウンが継続しており、図325(11)に示すタイミングでは、「01:66」が表示されている。
図325(12)に示す装飾図柄表示装置208では、第1タイマ予告表示TM11におけるカウントダウンが完了し、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が「00:00」となったタイミングで第3停止が行われ、中図柄に疑似連図柄としてのリプレイ図柄RPが停止表示される。また、ナビキャラクタYMの近傍では、「疑似連!」の文字が表示されており、疑似連が行われることが報知されている。本実施形態では、疑似連図柄が停止表示するタイミングで第1タイマ予告表示TM11におけるカウントダウンが完了しているが、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が「00:00」となってから中図柄が停止表示してもよいし、中図柄が停止表示してから第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が「00:00」となってもよい。
このように、この演出例では、複数のタイマ予告演出の表示期間が重なっており、一方のタイマ予告表示(第2タイマ予告表示TM12)が先読み予告として機能している様子が示されている。また、この演出例では、複数のタイマ予告演出についてそれぞれタイマ予告表示が表示開始されるタイミングが異なっている様子が示されている。
その後、図325(13)に示すように、疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が開始される。また、ナビキャラクタYMの近傍には、疑似連により2回目の装飾図柄の変動表示が開始された回数を示す「×2」の表示が行われている。なお、このとき第1タイマ予告表示TM11は消去されている。ここで、第1タイマ予告表示TM11が消去された後で疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が開始されてもよいし、疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が開始された後で第1タイマ予告表示TM11が消去されてもよいし、第1タイマ予告表示TM11が消去されるタイミングで疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が開始されてもよい。
図325(14)に示す装飾図柄表示装置208では、疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。そして、装飾図柄表示装置208の表示画面の左上隅部に表示されたパンダのアイコンPNDの下方にリプレイのアイコンRPLが表示され、疑似連演出が行われたことが報知されている。
図325(15)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図325(16)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾5」が停止表示され、リーチ状態が形成される。すると、図325(17)に示すように、装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に「リーチ」の表示が行われ、リーチ状態となったことが報知される。一方、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
その後、図325(18)に示すように、装飾図柄表示装置208では、ノーマルリーチが行われ、中図柄が低速で変動している様子が示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「SP発展でタイマ予告」の文字が表示されており、スーパーリーチに発展することでタイマ予告演出が開始されることを示すミッション演出が開始されている様子も示されている。この演出例では、ミッションが達成されることにより、タイマ予告演出が開始されて大当りの信頼度が高められる。したがって、スーパーリーチに移行することにより、タイマ予告演出が開始されることに期待を持たせることができる場合がある。
図325(18)に続く図326(19)に示す装飾図柄表示装置208では、ノーマルリーチが継続して行われている様子が示されている。
図326(20)に示す装飾図柄表示装置208では、ノーマルリーチ中に中図柄が「装飾6」で停止表示し、スーパーリーチに移行せず、「装飾5−装飾6−装飾5」のハズレの装飾図柄の組み合わせで停止表示されることが報知される。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「残念」の文字が表示され、スーパーリーチに移行しないことが報知されている。
そして、図326(21)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾6−装飾5」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている。このとき、パンダのアイコンPND及びリプレイのアイコンRPLが消去され、ナビキャラクタYMの近傍に表示されていた「残念」の文字も消去されている。なお、装飾図柄の揺れ変動が開始した後でパンダのアイコンPND及びリプレイのアイコンRPLが消去されてもよいし、パンダのアイコンPND及びリプレイのアイコンRPLが消去された後で装飾図柄の揺れ変動が開始してもよいし、装飾図柄の揺れ変動が開始したタイミングでパンダのアイコンPND及びリプレイのアイコンRPLが消去されてもよい。また、パンダのアイコンPNDとリプレイのアイコンRPLは、同時に消去されてもよいし、1つずつ順次消去されてもよい。
その後、図326(22)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾6−装飾5」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
その後、図326(23)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示され、第二の保留アイコンh12が第一の保留アイコンh11の表示位置に移動して、第一の保留アイコンh11として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。ここで、先読み予告の表示態様であった第一の保留アイコンh11は、表示態様を変えないで変動アイコン表示領域に移動することで当該図柄変動に関する予告表示態様である変動アイコンh0となる。
図326(24)に示す装飾図柄表示装置208では、2つのタイマ予告演出が同時に開始している様子が示されている。この演出例では、第3タイマ予告表示TM13と第4タイマ予告表示TM14がそれぞれフレームインアニメにより、表示画面の左右からそれぞれフレームインし、2つのタイマ予告演出が同時に開始される。第3タイマ予告表示TM13及び第4タイマ予告表示TM14はいずれもデフォルトの表示態様である。表示画面の右側に表示された第3タイマ予告表示TM13には、タイマ表示として「30:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから30秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。また、表示画面の左側に表示された第4タイマ予告表示TM14には、タイマ表示として「10:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから10秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。なお、この演出例では、2つのタイマ予告表示TM13,TM14が同時にカウントダウンを開始するため、カウントダウンが開始されてから、10秒が経過したときと30秒が経過したときの両方でそれぞれ或る演出が開始されることが示唆されている。ここで、10秒が経過したときに開始される可能性がある或る演出と30秒が経過したときに開始される可能性がある或る演出とが同じであってもよいし、異なってもよい。
その後、第3タイマ予告表示TM13におけるタイマ表示及び第4タイマ予告表示におけるタイマ表示がそれぞれカウントダウン(減算表示)を開始し、図326(25)に示すタイミングでは、第3タイマ予告表示TM13には、「29:45」が表示されており、また、第4タイマ予告表示TM14には、「09:45」が表示されている。すなわち、カウントダウンが開始してから、0.55秒が経過した様子が示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「タイマに注目」の文字が表示され、タイマ予告演出に対する注意喚起がなされている。
図326(26)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、第3タイマ予告表示TM13及び第4タイマ予告表示TM14では、カウントダウンが継続しており、図326(26)に示すタイミングでは、第3タイマ予告表示TM13においては、「28:02」が表示され、第4タイマ予告表示TM14においては、「08:02」が表示されている。
図326(27)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾5」が停止表示され、リーチ状態が形成される。なお、第3タイマ予告表示TM13及び第4タイマ予告表示TM14では、カウントダウンが継続しており、図326(27)に示すタイミングでは、第3タイマ予告表示TM13においては、「27:75」が表示され、第4タイマ予告表示TM14においては、「06:75」が表示されている。
その後、図326(28)に示すように、装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に「リーチ」の表示が行われ、リーチ状態となったことが報知される。一方、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。なお、第3タイマ予告表示TM13及び第4タイマ予告表示TM14では、カウントダウンが継続しており、図326(28)に示すタイミングでは、第3タイマ予告表示TM13においては、「25:23」が表示され、第4タイマ予告表示TM14においては、「05:23」が表示されている。
図326(29)に示す装飾図柄表示装置208では、ノーマルリーチが開始され、中図柄が低速で変動している様子が示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「もうすぐだ」の文字が表示されており、第4タイマ予告表示TM14におけるタイマ表示がカウントアップして予告演出がもうすぐ開始される可能性があることが示唆されている。なお、第3タイマ予告表示TM13及び第4タイマ予告表示TM14では、カウントダウンが継続しており、図326(29)に示すタイミングでは、第3タイマ予告表示TM13においては、「23:16」が表示され、第4タイマ予告表示TM14においては、「03:16」が表示されている。
図326(30)に示す装飾図柄表示装置208では、ノーマルリーチが継続して行われている様子が示されている。なお、第3タイマ予告表示TM13及び第4タイマ予告表示TM14では、依然としてカウントダウンが継続しており、図326(30)に示すタイミングでは、第3タイマ予告表示TM13においては、「21:80」が表示され、第4タイマ予告表示TM14においては、「01:80」が表示されている。
その後、図326(31)に示すように、第4タイマ予告表示TM14におけるカウントダウンが完了し、タイマ表示が「00:00」となると、装飾図柄表示装置208では、サボハニのキャラクタSBHNが大量に横切るサボハニ群予告が行われる。このサボハニ群予告は、大当りの期待度が大きい予告である。すなわち、サボハニ群予告が行われた場合は、サボハニ群予告が行われなかった場合よりも大当り図柄が確定表示されやすいということができる。図326(31)に示す装飾図柄表示装置208では、強サボハニ群予告が行われている。このとき、リーチ図柄が左上隅に小さく表示され、変動アイコン表示領域と保留アイコン表示領域が消去される。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「群発生」の文字が表示されており、サボハニ群予告が行われていることが報知されている。すなわち、この演出例では、第4タイマ予告表示TM14によるタイマ予告演出の結果として強サボハニ群予告が行われる様子が示されている。換言すれば、強サボハニ群予告は、或る演出の一例ということができる。なお、第4タイマ予告表示TM14におけるタイマ表示が「00:00」となった後でサボハニ群予告が開始されてもよいし、サボハニ群予告が開始された後で第4タイマ予告表示TM14におけるタイマ表示が「00:00」となってもよいし、第4タイマ予告表示TM14におけるタイマ表示が「00:00」となるタイミングでサボハニ群予告が開始されてもよい。一方、第3タイマ予告表示TM13では、依然としてカウントダウンが継続しており、図326(31)に示すタイミングでは、「20:00」が表示されている。
図326(32)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニ群予告が継続して行われているとともに、ナビキャラクタYMの近傍に「SP発展!」の表示が行われ、スーパーリーチに発展することが報知されている。また、このとき、第4タイマ予告表示TM14は消去されている。一方、第3タイマ予告表示TM13では、依然としてカウントダウンが継続しており、図326(32)に示すタイミングでは、「18:31」が表示されている。
続いて、図326(33)に示す装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展し、主人公の殿様と敵役の剣豪が対峙する画面が表示される。なお、装飾図柄表示装置208の表示画面の左上隅部には、サボハニのアイコンSBHが表示されており、サボハニ群予告が実行されたことが報知されている。また、第3タイマ予告表示TM13では、カウントダウンが未だ継続しており、図326(33)に示すタイミングでは、「12:63」が表示されている。
図326(34)に示す装飾図柄表示装置208では、剣豪リーチが継続している様子が示されている。そして、ナビキャラクタYMの近傍には、「タイマ注目」の文字が表示され、第3タイマ予告表示TM13に対する注意喚起がなされている。なお、第3タイマ予告表示TM13では、カウントダウンが継続しており、図326(34)に示すタイミングでは、「11:03」が表示されている。
図326(35)に示す装飾図柄表示装置208では、第3タイマ予告表示TM13におけるカウントダウンの表示中にタイマ予告短縮アニメが開始され、第3タイマ予告表示TM13にエフェクトが表示されている様子が示されている。
その後、図326(36)に示すように、第3タイマ予告表示TM13におけるタイマ表示が減少されており、第3タイマ予告表示TM13には、「03:00」が表示されている。このように、この演出例では、タイマ表示をカウントダウンの表示中に変更することでタイマ予告演出により実行される演出の種類を予測しにくくすることができる場合がある。
その後、第3タイマ予告表示TM13におけるタイマ表示が「00:00」となると、図326(36)に続く図327(37)に示す装飾図柄表示装置208では、強カットイン画像CI1aが表示される。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「強カットイン」の文字が表示され、強カットイン画像CI1aが表示されたことを報知している。すなわち、この演出例では、強カットイン画像CI1aの表示が或る演出の一例ということができる。
このように、この演出例では、複数のタイマ予告演出の表示期間が重なっており、両方のタイマ予告表示(第3タイマ予告表示TM13、第4タイマ予告表示TM14)がいずれも実行中の図柄変動表示に関する予告(当該変動予告)として機能している様子が示されている。
その後、図327(38)に示すように、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪を倒し、勝利した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄に停止表示する予定の「装飾5」が表示され、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。なお、この演出例では、タイマ予告演出が行われた結果実行された演出(予告演出)をアイコンによって報知しない場合がある例について示されている。ここで、強カットイン画像CI1aの表示が実行されたされたことをアイコンによって報知するようにしてもよい。
その後、図327(39)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている様子が示されている。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「やったぜ」の文字が表示されており、大当りとなることが報知されている。その後、図327(40)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の大当りの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
このように、この演出例では、タイマ予告演出が行われて強カットイン画像CI1aが表示された場合は、タイマ予告演出が行われて強カットイン画像CI1aが表示されなかった場合よりも、図柄変動表示(当該図柄変動表示)において大当り図柄が確定表示されやすくなっている。
図328は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるタイマ予告演出の一例について段階的に示す図であり、図329は、図328に示す演出の一例の続きを段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図328(1)〜同図(2)は、図325(1)〜同図(2)と同様であるため、説明を省略する。
図328(3)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始している様子が示されている。この演出例では、2つのタイマ予告表示(第1タイマ予告表示TM11、第2タイマ予告表示TM12)がそれぞれフレームインアニメにより、表示画面の左右からそれぞれフレームインし、2つのタイマ予告演出が同時に開始される。なお、3つ以上のタイマ予告演出が同時に開始されてもよい。これら2つのタイマ予告表示TM11,TM12はいずれもデフォルトの表示態様である。右側に表示された第1タイマ予告表示TM11には、タイマ表示として「16:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから16秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。また、左側に表示された第2タイマ予告表示TM12には、タイマ表示として「03:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから3秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。なお、この演出例では、2つのタイマ予告表示TM11,TM12は同時にカウントダウンを開始するため、カウントダウンが開始されてから、3秒が経過したときと16秒が経過したときの両方で或る演出が開始されることが示唆されている。ここで、3秒が経過したときに開始される可能性がある或る演出と16秒が経過したときに開始される可能性がある或る演出とが同じであってもよいし、異なってもよい。
その後、タイマ予告表示TM11,TM12におけるタイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始され、図328(4)に示すタイミングでは、第1タイマ予告表示TM11には、「14:75」が表示されており、また、第2タイマ予告表示TM12には、「01:75」が表示されている。すなわち、カウントダウンが開始してから、1.25秒が経過した様子が示されている。
その後、図328(5)に示すように、装飾図柄表示装置208では、第2タイマ予告表示TM12におけるカウントダウンが完了し、第2タイマ予告表示TM12におけるタイマ表示が「00:00」となったタイミングでナビキャラクタYMの近傍に「先読みモード突入」の文字が表示され、先読みモードが開始される様子が示されている。すなわち、この演出例では、第2タイマ予告表示TM12にかかるタイマ予告演出が行われた結果、或る演出として先読みモードが実行されることが示されている。続いて、図328(6)に示すように、第2タイマ予告表示TM12が消去され、また、装飾図柄表示装置208の表示画面の中央上部には「先読みモード」の表示が行われ、先読みモードに突入したことが報知されている。また、このとき、ナビキャラクタYMの近傍に表示されていた「先読みモード突入」の文字は消去されている。一方、第1タイマ予告表示TM11では、カウントダウンが継続しており、図328(6)に示すタイミングでは、「12:75」が表示されている。
図328(7)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。なお、第1タイマ予告表示TM11では、カウントダウンが継続しており、図328(7)に示すタイミングでは、「08:25」が表示されている。
図328(8)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾4」が停止表示される。なお、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。なお、第1タイマ予告表示TM11では、カウントダウンが継続しており、図328(8)に示すタイミングでは、「07:00」が表示されている。
図328(9)に示す装飾図柄表示装置208では、第3停止が行われ、中図柄に「装飾4」が停止表示されて揺れ変動による仮停止が行われ、その後、図328(10)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾4−装飾4」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。なお、第1タイマ予告表示TM11では、カウントダウンが継続しており、図328(10)に示すタイミングでは、「05:25」が表示されている。
その後、図328(11)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11,h12の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示され、第二の保留アイコンh12の表示位置にあった保留アイコンが第一の保留アイコンh11の表示位置に移動して第一の保留アイコンh11して表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。なお、第1タイマ予告表示TM11では、カウントダウンが継続しており、図328(11)に示すタイミングでは、「03:25」が表示されている。なお、この図柄変動表示が開始した後も先読みモードは継続している。
図328(12)に示す装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に、「保留に注目」の文字が表示されるとともに、第一の保留アイコンh11において保留変化アニメが開始され、第一の保留アイコンh11の表示態様が変化する可能性があることが報知される。なお、第1タイマ予告表示TM11では、カウントダウンが継続しており、図328(12)に示すタイミングでは、「01:80」が表示されている。
すると、図328(13)に示すように、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が「00:00」になるタイミングで、第一の保留アイコンh11の表示態様がデフォルトの表示態様からパンダの表示態様に変化し、先読みの表示態様となる。すなわち、この演出例では、第1タイマ予告表示TM11によるタイマ予告演出の結果として行われる或る演出として保留アイコンの表示態様の変化の演出が行われている例が示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「保留変化」の文字が表示され、第一の保留アイコンh11の表示態様が変化したことが報知されている。このように、この演出例では、或るタイマ予告演出の結果として行われる先読みモードによる先読み予告に加えて、別のタイマ予告演出の結果として保留アイコンの表示態様の変化による先読み予告が行われている例が示されている。さらに、この演出例では、或るタイマ予告演出の結果として行われる先読みモードによる先読み予告と、別のタイマ予告演出の結果として行われる保留アイコンの表示態様の変化による先読み予告の対象が同じ図柄変動表示を対象として行われている例が示されている。なお、この演出例では、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が「00:00」となったタイミングで、第一の保留アイコンh11の表示態様が変化したが、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が「00:00」となった後で第一の保留アイコンh11の表示態様が変化してもよいし、第一の保留アイコンh11の表示態様が変化した後で、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が「00:00」となってもよい。その後、図328(14)に示すように、第1タイマ予告表示TM11が消去される。また、ナビキャラクタYMの近傍に表示されていた「保留変化」の文字も消去されている。
図328(15)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄及び右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図328(16)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾4」が停止表示される。なお、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図328(17)に示す装飾図柄表示装置208では、第3停止が行われ、中図柄に「装飾4」が停止表示されて揺れ変動による仮停止が行われ、その後、図328(18)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾4−装飾4」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
図328(18)に続く図329(19)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。ここで、先読み予告の表示態様であった第一の保留アイコンh11は、表示態様を変えないで変動アイコン表示領域に移動することで当該図柄変動に関する予告表示態様である変動アイコンh0となる。なお、先読みモードはこの図柄変動表示が開始した後も継続している。
図329(20)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図329(21)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾5」が停止表示され、リーチ状態が形成される。すると、図329(22)に示すように、装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に「リーチ」の表示が行われ、リーチ状態となったことが報知される。一方、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
その後、図329(23)に示す装飾図柄表示装置208では、強サボハニ群予告が行われている様子が示されている。また、このとき、リーチ図柄が左上隅に小さく表示され、変動アイコン表示領域と保留アイコン表示領域が消去される。また、ナビキャラクタYMの近傍では「群発生」の文字が表示され、サボハニ群予告が行われたことが報知されている。
図329(24)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニ群予告が継続して行われているとともに、ナビキャラクタYMの近傍に「SP発展!」の表示が行われ、スーパーリーチに発展することが報知されている。
続いて、図329(25)に示すように、装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展し、主人公の殿様と敵役の剣豪が対峙する画面が表示される。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「剣豪リーチ」の文字が表示され、スーパーリーチの種類を報知している。
その後、図329(26)に示す装飾図柄表示装置208では、殿様のキャラクタのアップの画像とともに、吹き出しに「勝負じゃ」という文字が配された吹き出し画像を含むカットイン画像が表示される。ここで表示されるカットイン画像は、吹き出しにおける「勝負じゃ」の文字の周囲に番長の顔が配されていない弱カットイン画像CI1bであり、カットイン画像が表示されなかった場合よりも大当りの信頼度が高いが、強カットイン画像CI1aが表示された場合よりも大当りの信頼度が低いことを示唆している。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「チャンス」とともにクエスチョンマークが付加されており、大当りの期待度がアップしていることを示唆している。
その後、図329(27)に示すように、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪を倒し、勝利した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄に停止表示する予定の「装飾5」が表示され、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。なお、図329(27)に示すタイミングでは、特図1始動口230に遊技球の入賞が行われて特図1の保留数が1つ増加し、第2保留数表示における特図1の保留数の表示が「1」となっている。
その後、図329(28)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている様子が示されている。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「やったぜ」の文字が表示されており、大当りとなることが報知されている。その後、図329(29)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の大当りの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
このように、この演出例では、複数のタイマ予告演出のタイマ予告表示が同時に開始され、両方のタイマ予告表示(第1タイマ予告表示TM11、第2タイマ予告表示TM12)がいずれも先読み予告として機能している様子が示されている。さらに、両方のタイマ予告表示(第1タイマ予告表示TM11、第2タイマ予告表示TM12)がいずれも同じ図柄変動表示を対象とした先読み予告として機能している様子も示されている。
また、この演出例では、保留変化アニメの開始タイミングが、タイマ予告表示が「00:00」となるタイミングで開始するのではなく、保留アイコンの表示態様が変化する時期に「00:00」となるようにしているので、或る演出としての保留アイコンの表示態様の変化自体がタイマ予告表示のカウントダウンの完了に整合しており、或る演出としての保留アイコンの表示態様の変化とタイマ予告演出との関係性を明確にすることができる場合がある。
なお、この演出例では、2つのタイマ予告演出のタイマ予告表示におけるカウントダウンが同時に開始されたが、第1タイマ予告表示TM11のカウントダウンの開始のタイミングを、保留アイコンの表示態様が変化する図柄変動表示が開始した後で開始するようにしてもよい。すなわち、複数のタイマ予告演出のタイマ予告表示の表示開始のタイミングは同じであるが、カウントダウンを開始するタイミングが異なっていてもよい。この場合において、それぞれ異なる図柄変動表示においてカウントダウンが開始されてもよい。
また、この演出例では、異なる図柄変動表示のそれぞれで或る演出としての先読み予告(先読みモード、先読みの表示態様による保留アイコンの表示)を開始するようにしたが、同じ図柄変動表示において各先読み予告を開始するようにしてもよい。
図330は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるタイマ予告演出の別の例について段階的に示す図であり、図331は、図330に示す演出の一例の続きを段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図330(1)〜同図(2)は、図325(1)〜同図(2)と同様であるため、説明を省略する。
図330(3)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始している様子が示されている。この演出例では、2つのタイマ予告表示(第1タイマ予告表示TM11、第2タイマ予告表示TM12)がそれぞれフレームインアニメにより、表示画面の左右からそれぞれフレームインし、2つのタイマ予告演出が同時に開始される。なお、3つ以上のタイマ予告演出が同時に開始されてもよい。これら2つのタイマ予告表示TM11,TM12はいずれもデフォルトの表示態様である。右側に表示された第1タイマ予告表示TM11には、タイマ表示として「06:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから6秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。また、左側に表示されたタイマ予告表示TM12には、タイマ表示として「10:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから10秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。なお、この演出例では、2つのタイマ予告表示TM11,TM12は同時にカウントダウンを開始するため、カウントダウンが開始されてから、6秒が経過したときと10秒が経過したときの両方で或る演出が開始されることが示唆されている。ここで、6秒が経過したときに開始される可能性がある或る演出と10秒が経過したときに開始される可能性がある或る演出とが同じであってもよいし、異なってもよい。
その後、第1タイマ予告表示TM11及び第2タイマ予告表示TM12におけるタイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始され、図330(4)に示すタイミングでは、第1タイマ予告表示TM11には、「05:75」が表示されており、また、第2タイマ予告表示TM12には、「09:75」が表示されている。すなわち、カウントダウンが開始してから、0.25秒が経過した様子が示されている。
図330(5)に示す装飾図柄表示装置208では、ミニゲームが開始されている様子が示されている。この演出例では、ミニゲームが開始されると、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄は、中央上部に小さく表示され、表示画面の中央の左右には、左宝箱画像BXLと右宝箱画像BXRとが左右に並べて表示され、カーソルCSLが左宝箱画像BXLを囲むようにして表示されている。また、表示画面の中央には、「姫出現でアイテムget」の文字が表示されており、宝箱から姫のキャラクタが出現すると予告アイテム(「予告アイコン」という場合がある。)を獲得することができることが示唆されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「十字キーで選択」の文字が表示され、操作キーユニット137を操作してカーソルCSLを移動させて宝箱を選択するナビ表示が行われている。また、2つのタイマ予告表示TM11,TM12では、それぞれカウントダウンが継続しており、図330(5)に示すタイミングでは、第1タイマ予告表示TM11では、「05:60」が表示され、第2タイマ予告表示TM12では、「09:60」が表示されている。このように、この演出例では、ミニゲームの開始よりも前にタイマ予告演出によるタイマ表示のカウントダウンが開始されている。
その後、遊技者により操作キーユニット137の右ボタンが操作されると、図330(6)に示す装飾図柄表示装置208では、左宝箱画像BXLを囲んでいたカーソルCSLが右宝箱画像BXRに移動し、右宝箱画像BXRを囲んでいる様子が示されている。また、2つのタイマ予告表示TM11,TM11では、それぞれカウントダウンが継続しており、図330(6)に示すタイミングでは、第1タイマ予告表示TM11では、「04:37」が表示され、第2タイマ予告表示TM12では、「08:37」が表示されている。
その後、ミニゲームにおける操作キーユニット137の操作有効期間が経過すると、図330(7)に示される装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に「右に決定」の文字が表示され、右宝箱画像BXRが開ける宝箱として決定されたことが報知されている。また、2つのタイマ予告表示TM11,TM12では、それぞれカウントダウンが継続しており、図330(7)に示すタイミングでは、第1タイマ予告表示TM11では、「03:00」が表示され、第2タイマ予告表示TM12では、「07:00」が表示されている。
すると、図330(8)に示す装飾図柄表示装置208では、ミニゲームの結果演出が開始され、選択された右宝箱画像BXRが中央に移動表示されるとともに、選択されなかった左宝箱画像BXLは消去される。そして、ナビキャラクタYMの近傍には、「開けるぞ」の文字が表示され、宝箱の中身に注目することを注意喚起している。また、2つのタイマ予告表示TM11,TM12では、それぞれカウントダウンが継続しており、図330(8)に示すタイミングでは、第1タイマ予告表示TM11では、「02:50」が表示され、第2タイマ予告表示TM12では、「06:50」が表示されている。
その後、図330(9)に示す装飾図柄表示装置208では、右宝箱画像BXRから姫のキャラクタHMEが出現するとともに「アイテムゲット」の文字が表示され、また、ナビキャラクタYMの近傍にも「やったぜ」の文字が表示され、ミニゲームに成功して予告アイテムを獲得したことが報知されている。これにより、第1タイマ予告表示TM11に係るタイマ予告演出において、タイマ表示のカウントダウンが完了すると或る演出が行われることが確約されることが示唆される。この演出例では、姫のキャラクタHMEが出現することにより、或る演出として予告アイテムの獲得が予告される。なお、このとき、2つのタイマ予告表示TM11,TM12では、それぞれカウントダウンが継続しており、図330(9)に示すタイミングでは、第1タイマ予告表示TM11では、「01:50」が表示され、第2タイマ予告表示TM12では、「05:50」が表示されている。本実施形態では、このようにして、タイマ予告演出によるカウントダウンが行われ、カウントダウンが完了するまで(「00:00」になるまで)の間にミニゲームによって演出を盛り上げることができる場合がある。
すると、図330(10)に示す装飾図柄表示装置208では、第1タイマ予告表示TM11のタイマ表示が「00:00」となるタイミングで、第1タイマ予告表示TM11に、スーパーリーチの予告アイテムとしての剣豪のキャラクタKNGが第1タイマ予告表示TM11に付加される。このように、スーパーリーチの予告アイテムが表示されることにより、スーパーリーチが実行されることが視覚的にわかりやすくなる場合がある。また、この演出例では、ミニゲームの結果がアイコンとして表示されているということができる。また、この演出例では、タイマ予告演出が行われた結果、或る演出として予告アイテムが表示される例について示されている。なお、第1タイマ予告表示TM11のタイマ表示が「00:00」となった後に剣豪のキャラクタKNGが表示されてもよいし、剣豪のキャラクタKNGが表示された後で第1タイマ予告表示TM11のタイマ表示が「00:00」となってもよい。なお、第2タイマ予告表示TM12ではカウントダウンが継続しており、図330(10)に示すタイミングでは、「04:00」が表示されている。
その後、図330(11)に示す装飾図柄表示装置208では、第1タイマ予告表示TM11のタイマ表示が「00:00」から「SP待機中」に変更され、この表示は、スーパーリーチが開始されるまで継続する。換言すれば、この第1タイマ予告表示TM11における「SP待機中」の表示及び予告アイテムとしての剣豪のキャラクタKNGの表示に対応するスーパーリーチが、この時点では、当該図柄変動表示において発生するのか、次回以降の図柄変動表示において発生するのかが判別困難とされている。なお、第2タイマ予告表示TM12ではカウントダウンが継続しており、図330(11)に示すタイミングでは、「03:75」が表示されている。
図330(12)に示す装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に、「保留に注目」の文字が表示されるとともに、第一の保留アイコンh11において保留変化アニメが開始され、第一の保留アイコンh11の表示態様が変化する可能性があることが報知される。なお、第2タイマ予告表示TM12では、カウントダウンが継続しており、図330(12)に示すタイミングでは、「01:80」が表示されている。
すると、図330(13)に示すように、第2タイマ予告表示TM12におけるタイマ表示が「00:00」になるタイミングで、第一の保留アイコンh11の表示態様がデフォルトの表示態様からパンダの表示態様に変化し、先読みの表示態様となる。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「保留変化」の文字が表示され、第一の保留アイコンh11の表示態様が変化したことが報知されている。
図330(14)に示す装飾図柄表示装置208では、第2タイマ予告表示TM12のタイマ表示が「00:00」から「保留変化」に変更され、さらにパンダのキャラクタPNDが付加され、保留アイコンの表示態様が変化したことを報知している様子が示されている。すなわち、この演出例では、タイマ予告表示において、タイマ予告演出が行われた結果として実行された或る演出の内容が報知されている様子が示されている。
図330(15)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄及び右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、ナビキャラクタYMの近傍に表示されていた「保留変化」の文字も消去されている。
図330(16)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾4」が停止表示される。なお、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図330(17)に示す装飾図柄表示装置208では、第3停止が行われ、中図柄に「装飾4」が停止表示されて揺れ変動による仮停止が行われ、その後、図330(18)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾4−装飾4」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
図330(18)に続く図331(19)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11,h12の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示され、第二の保留アイコンh12の表示位置にあった保留アイコンが第一の保留アイコンの表示位置に移動して第一の保留アイコンh11として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。ここで、先読み予告の表示態様であった第一の保留アイコンh11は、表示態様を変えないで変動アイコン表示領域に移動することで当該図柄変動に関する予告表示態様である変動アイコンh0となる。なお、第2タイマ予告表示TM12は、図柄変動表示が開始されると消去されるが、剣豪のキャラクタKNGが付加されて「SP待機中」の文字が表示された第1タイマ予告表示TM11は表示が継続されている。すなわち、第1タイマ予告表示TM11にかかるタイマ予告演出は、スーパーリーチが行われることの先読み予告であったということができる。
図331(20)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には「熱いよ」の文字が表示され、大当りの信頼度が飛躍的に高まっていることが示唆されている。
図331(21)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾5」が停止表示され、リーチ状態が形成される。すると、図331(22)に示すように、装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に「リーチ」の表示が行われ、リーチ状態となったことが報知される。一方、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、このとき、第1タイマ予告表示TM11では、消化アニメが開始され、予告アイテムとしての剣豪のキャラクタKNGが消化されてスーパーリーチに移行することが報知される。なお、リーチ状態が形成された後で第1タイマ予告表示TM11の消化アニメが開始されてもよいし、第1タイマ予告表示TM11の消化アニメが開始された後でリーチ状態が形成されてもよいし、リーチ状態が形成されたタイミングで第1タイマ予告表示TM11の消化アニメが開始されてもよい。
その後、図331(23)に示す装飾図柄表示装置208では、強サボハニ群予告が行われている様子が示されている。また、このとき、リーチ図柄が左上隅に小さく表示され、変動アイコン表示領域と保留アイコン表示領域が消去される。また、ナビキャラクタYMの近傍では「群発生」の文字が表示され、サボハニ群予告が行われたことが報知されている。
図331(24)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニ群予告が継続して行われているとともに、ナビキャラクタYMの近傍に「SP発展!」の表示が行われ、スーパーリーチに発展することが報知されている。
続いて、図331(25)に示すように、装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展し、主人公の殿様と敵役の剣豪が対峙する画面が表示される。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「剣豪リーチ」の文字が表示され、スーパーリーチの種類を報知している。
その後、図331(26)に示す装飾図柄表示装置208では、強カットイン画像CI1aが表示されるとともに、ナビキャラクタYMの近傍には、「強カットイン」の文字が表示され、強カットイン画像CI1aが表示されたことを報知している。
その後、図331(27)に示すように、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪を倒し、勝利した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄に停止表示する予定の「装飾5」が表示され、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。
その後、図331(28)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている様子が示されている。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「やったぜ」の文字が表示されており、大当りとなることが報知されている。その後、図331(29)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の大当りの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
このように、この演出例では、複数のタイマ予告演出がいずれも先読み予告として実行されている例について示されており、また、少なくとも一方のタイマ予告演出が行われた結果として実行される或る演出が当該図柄変動表示における予告であるのか、先読み予告であるのかが判別困難な態様とされている例について示されている。しかも、この演出例では、いずれのタイマ予告演出も同じ図柄変動表示を対象とした先読み予告であることが先読みの対象である図柄変動表示が行われたときに判明するので、同じ図柄変動表示を対象とした先読み予告が複合して行われることにより、大当りの期待感を飛躍的に高めることができる場合がある。
図332は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるタイマ予告演出の別の例について段階的に示す図であり、図333は、図332に示す演出の一例の続きを段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図332(1)〜同図(15)は、図330(1)〜同図(15)と同様であるため、説明を省略する。
装飾図柄の第1停止が行われた後、図332(16)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾5」が停止表示され、リーチ状態が形成される。すると、図332(17)に示すように、装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に「リーチ」の表示が行われ、リーチ状態となったことが報知される。一方、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
その後、図332(18)に示す装飾図柄表示装置208では、第1タイマ予告表示TM11において、消化アニメが開始され、予告アイテムとしての剣豪のキャラクタKNGが消化されてスーパーリーチに移行することが報知される。すなわち、この演出例における剣豪のキャラクタKNGは、当該図柄変動表示においてスーパーリーチが実行されることの予告として機能していたということができる。また、この演出例では、2つのタイマ予告演出のうちの少なくともいずれか一方が先読み予告として機能している例が示されている。また、この演出例では、複数のタイマ予告演出がそれぞれ行われた結果実行された或る演出が、それぞれ先読み予告なのか当該図柄変動表示における予告なのかが判別困難とされている例について示されている。
その後、図332(18)に続く図333(19)に示す装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に「SP発展!」の表示が行われ、スーパーリーチに発展することが報知されている。なお、この演出例では、サボハニ群予告は行われていない。
続いて、図333(20)に示すように、装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展し、主人公の殿様と敵役の剣豪が対峙する画面が表示される。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「剣豪リーチ」の文字が表示され、スーパーリーチの種類を報知している。また、第2タイマ予告表示TM12は、スーパーリーチに移行するとともにひっそりと消去される。
その後、図333(21)に示す装飾図柄表示装置208では、弱カットイン画像CI1bが表示され、ナビキャラクタYMの近傍には、「チャンス」とともにクエスチョンマークが付加されており、大当りの期待度がアップしていることを示唆している。
図333(22)に示す装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪に敗れ、敗北した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄に停止表示する予定の「装飾6」が表示され、「装飾5−装飾6−装飾5」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。
その後、図333(23)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾6−装飾5」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている様子が示されている。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「残念」の文字が表示され、ハズレの表示結果となることが報知される。その後、図333(24)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾6−装飾5」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
このように、この演出例では、複数のタイマ予告演出の一方が先読み予告として実行され、他方が、当該図柄変動表示における予告とされており、タイマ予告演出の対象となる図柄変動表示が異なっており、したがって、タイマ予告演出の対象となった図柄変動表示のいずれについても大当りへの期待感を高めることができる場合がある。
図334は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるタイマ予告演出の別の例について段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図334(1)〜同図(2)は、図325(1)〜同図(2)と同様であるため、説明を省略する。
図334(3)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始している様子が示されている。この演出例では、2つのタイマ予告表示(第1タイマ予告表示TM11、第2タイマ予告表示TM12)がそれぞれフレームインアニメにより、表示画面の左右からそれぞれフレームインし、2つのタイマ予告演出が同時に開始される。これら2つのタイマ予告表示TM11,TM12はいずれもデフォルトの表示態様である。右側に表示された第1タイマ予告表示TM11には、タイマ表示として「06:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから6秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。また、左側に表示された第2タイマ予告表示TM12には、タイマ表示として「02:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから2秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。なお、この演出例では、2つのタイマ予告表示TM11,TM12は同時にカウントダウンを開始するため、カウントダウンが開始されてから、2秒が経過したときと6秒が経過したときの両方で或る演出が開始されることが示唆されている。
その後、タイマ予告表示TM11,TM12におけるタイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始され、図334(4)に示すタイミングでは、第1タイマ予告表示TM11には、「05:75」が表示されており、また、第2タイマ予告表示TM12には、「01:75」が表示されている。すなわち、カウントダウンが開始してから、0.25秒が経過した様子が示されている。
図334(5)に示す装飾図柄表示装置208では、第一の保留アイコンh11において保留変化アニメが開始され、第一の保留アイコンh11の表示態様が変化する可能性があることが報知される。なお、2つのタイマ予告表示TM11,TM12では、それぞれカウントダウンが継続しており、図334(5)に示すタイミングでは、第1タイマ予告表示TM11では、「05:20」が表示され、第2タイマ予告表示TM12では、「01:20」が表示されている。
すると、図334(6)に示すように、第2タイマ予告表示TM12におけるタイマ表示が「00:00」になるタイミングで、第一の保留アイコンh11の表示態様がデフォルトの表示態様からパンダの表示態様に変化し、先読みの表示態様となる。すなわち、この演出例では、第2タイマ予告表示TM12によるタイマ予告演出の結果として行われる或る演出として保留アイコンの表示態様の変化の演出が行われている例が示されている。その後、図334(7)に示すように、第2タイマ予告表示TM12では、「00:00」の表示に換えて「保留+1UP」の表示が行われ、第一の保留アイコンh11の表示態様が先読み予告の表示態様に変化したことが報知されている。なお、第1タイマ予告表示TM11ではカウントダウンが継続しており、図334(7)に示すタイミングでは、「03:10」が表示されている。
図334(8)に示す装飾図柄表示装置208では、第一の保留アイコンh11において保留変化アニメがさらに開始され、第一の保留アイコンh11の表示態様がさらに変化する可能性があることが報知される。なお、第1タイマ予告表示TM11ではカウントダウンが継続しており、図334(8)に示すタイミングでは、「01:75」が表示されている。
すると、図334(9)に示すように、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が「00:00」になるタイミングで、第一の保留アイコンh11の表示態様がパンダの表示態様から番長の表示態様に変化し、パンダの表示態様からステップアップした先読みの表示態様となる。すなわち、この演出例では、第1タイマ予告表示TM11によるタイマ予告演出の結果として行われる或る演出として、表示態様が変化した保留アイコンの表示態様をさらに変化させる演出が行われている例が示されている。また、この演出例では、2つのタイマ予告演出が行われた結果として実行される或る演出がいずれも同じ図柄変動表示に対して行われていることが示されている。なお、この演出例では、第1タイマ予告表示TM11にかかるタイマ予告演出が行われた結果として、デフォルトの表示態様から変化した保留アイコンの表示態様をさらに変化するようにしたが、変化しない場合があってもよい。また、第1タイマ予告表示TM11にかかるタイマ予告演出が行われた結果として表示態様を変化させる保留アイコンと、第2タイマ予告表示TM12にかかるタイマ予告演出が行われた結果として表示態様を変化させる保留アイコンが異なる場合があってもよい。その後、図334(10)に示すように、第1タイマ予告表示TM11では、「00:00」の表示に換えて「保留+1UP」の表示が行われ、第2タイマ予告表示TM12における報知と相俟って、第一の保留アイコンh11の表示態様が2段階に変化したことが報知されている。
図334(11)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄及び右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図334(12)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾4」が停止表示される。なお、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図334(13)に示す装飾図柄表示装置208では、第3停止が行われ、中図柄に「装飾4」が停止表示されて揺れ変動による仮停止が行われ、その後、図334(14)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾4−装飾4」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
なお、この演出例では、同じ図柄変動表示を対象とした保留アイコンの表示態様の変化演出が行われていたが、例えば、図334(7)に続く同図(8´)に示すように、第一の保留アイコンh11に加えて第二の保留アイコンh12についても保留変化アニメが開始され、第一の保留アイコンh11と第二の保留アイコンh12の両方の表示態様が変化する可能性があることを報知するようにしてもよい。
そして、図334(9´)に示すように、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が「00:00」になるタイミングで、第一の保留アイコンh11の表示態様がパンダの表示態様から番長の表示態様に変化するとともに、第二の保留アイコンh11の表示態様がデフォルトの表示態様からパンダの表示態様に変化してもよい。すなわち、第1タイマ予告表示TM11によるタイマ予告演出の結果として行われる或る演出として、表示態様が変化した保留アイコンの表示態様をさらに変化させる演出が行われ、さらに、別の保留アイコンの表示態様を変化させる演出が行われている例が示されている。
この演出例では、同じ図柄変動表示において2つのタイマ予告演出のそれぞれの結果として保留アイコンの表示態様の変化演出を2段階で行うようにしたが、異なる図柄変動表示のそれぞれにおいて、同じ保留アイコンに対する表示態様の変化演出を行うようにしてもよい。
図335は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるタイマ予告演出の別の例について段階的に示す図であり、図336は、図335に示す演出の一例の続きを段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図335(1)〜同図(2)は、図325(1)〜同図(2)と同様であるため、説明を省略する。
図335(3)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始している様子が示されている。この演出例では、フレームインアニメにより、表示画面の右側から第1タイマ予告表示TM11がフレームインすることにより、タイマ予告演出が開始される。この第1タイマ予告表示TM11の表示態様は、デフォルトの表示態様である。第1タイマ予告表示TM11には、「10:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから10秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。また、この演出例では、第1タイマ予告表示TM11にリプレイのアイコンRPLが付加されており、或る演出として疑似連演出が開始される可能性が高いことを示唆している。このように、この演出例では、タイマ予告表示にアイコン等の識別情報を付加することによりタイマ予告演出の結果として行われる或る演出の内容を示唆している。
その後、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始され、図335(4)に示すタイミングでは、第1タイマ予告表示TM11には、「09:75」が表示されている。すなわち、カウントダウンが開始してから、0.25秒が経過した様子が示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「タイマ発動」の文字が表示され、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示のカウントダウンが開始されたことを報知している。
その後、図335(5)に示す装飾図柄表示装置208では、2つ目のタイマ予告演出が開始している様子が示されている。具体的には、例えば、フレームインアニメにより、表示画面の左側から第2タイマ予告表示TM12がフレームインすることにより、2つ目のタイマ予告演出が開始される。この第2タイマ予告表示TM12の表示態様は、デフォルトの表示態様である。第2タイマ予告表示TM12には、「04:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから4秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。また、この演出例では、第2タイマ予告表示TM12にパンダのアイコンPNDが付加されており、或る演出として保留アイコンの表示態様が変化する可能性が高いことを示唆している。また、第1タイマ予告表示TM11では、カウントダウンが継続しており、図335(5)に示すタイミングでは、「09:00」が表示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「注目」の文字が表示され、タイマ予告演出に対する注意喚起が行われている。
その後、第2タイマ予告表示TM12におけるタイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始され、図335(6)に示すタイミングでは、第2タイマ予告表示TM12には、「03:75」が表示されている。すなわち、第2タイマ予告表示TM12におけるタイマ表示のカウントダウンが開始してから、0.25秒が経過した様子が示されている。一方、第1タイマ予告表示TM11においても、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、第1タイマ予告表示TM11には、「08:75」が表示されている。
図335(7)に示す装飾図柄表示装置208では、ミニゲームが開始されている様子が示されている。この演出例では、ミニゲームが開始されると、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄は、中央上部に小さく表示され、サイコロの「1」の出目を示す表示と「で保留変化」という表示が行われ、ミニゲームが開始された後で演出ボタン136を操作し、その結果、サイコロの「1」の出目が停止表示すると保留アイコンの表示態様が変化することが予告されている。また、ナビキャラクタYMの近傍では、「ミニゲーム開始」の文字が表示されており、ミニゲームの開始が報知されている。なお、2つのタイマ予告表示TM11,TM12では、それぞれカウントダウンが継続しており、図335(7)に示すタイミングでは、第1タイマ予告表示TM11では、「08:60」が表示され、第2タイマ予告表示TM12では、「03:60」が表示されている。
その後、図335(8)に示す装飾図柄表示装置208では、サイコロの図柄の変動表示が開始され、ボタン受付時間メーターMTとともにボタン画像136aが表示されて演出ボタン136の操作の受け付けが開始されたことを報知し、遊技者に演出ボタン136の操作を促進する。ボタン受付時間メーターMTは、ミニゲームが開始してからの時間に応じてゲージが短くなるように表示態様が変化する。なお、ボタン受付時間メーターMTを表示しないようにしてもよい。なお、2つのタイマ予告表示TM11,TM12では、依然としてカウントダウンが継続しており、図335(8)に示すタイミングでは、第1タイマ予告表示TM11では、「08:12」が表示され、第2タイマ予告表示TM12では、「03:12」が表示されている。
そして、図335(9)に示されるタイミングで演出ボタン136が操作されると、図335(10)に示すように、装飾図柄表示装置208では、サイコロの図柄が停止表示する。図335(10)に示される例では、サイコロの図柄が「1」の出目を示す態様で停止表示するとともに「成功」の文字が表示され、ミニゲームにおけるミッション達成の出目となったことが報知されている。また、ナビキャラクタYMの近傍では、「やったぜ」の文字が表示され、ミニゲームに成功したことが報知されている。すなわち、このミニゲームの結果により、第2タイマ予告表示TM12にかかるタイマ予告演出の結果として実行される或る演出としての保留アイコンの表示態様の変化が行われることが確定する。なお、2つのタイマ予告表示TM11,TM12では、依然としてカウントダウンが継続しており、図335(10)に示すタイミングでは、第1タイマ予告表示TM11では、「06:00」が表示され、第2タイマ予告表示TM12では、「02:00」が表示されている。
図335(11)に示す装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に、「保留に注目」の文字が表示されるとともに、第一の保留アイコンh11において保留変化アニメが開始され、第一の保留アイコンh11の表示態様が変化することが報知される。なお、2つのタイマ予告表示TM11,TM12では、依然としてカウントダウンが継続しており、図335(11)に示すタイミングでは、第1タイマ予告表示TM11では、「05:88」が表示され、第2タイマ予告表示TM12では、「01:88」が表示されている。
すると、図335(12)に示すように、第2タイマ予告表示TM12におけるタイマ表示が「00:00」になるタイミングで、第一の保留アイコンh11の表示態様がデフォルトの表示態様から番長の表示態様に変化し、先読みの表示態様となる。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「熱いぜ」の文字が表示され、第一の保留アイコンh11が信頼度の高い表示態様に変化したことが示唆されている。なお、第1タイマ予告表示TM11では、依然としてカウントダウンが継続しており、図335(12)に示すタイミングでは「05:00」が表示されている。
図335(13)に示す装飾図柄表示装置208では、第2タイマ予告表示TM12のタイマ表示が「00:00」から「激アツ保留」に変更され、保留アイコンの表示態様が大当りの信頼度の高い表示態様に変化したことを報知している様子が示されている。なお、第1タイマ予告表示TM11では、依然としてカウントダウンが継続しており、図335(13)に示すタイミングでは「04:75」が表示されている。
図335(14)に示す装飾図柄表示装置208では、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示のカウントダウンが継続しており、図335(14)に示すタイミングでは「04:12」が表示されている。このとき、ナビキャラクタYMの近傍では、「右タイマ注目」の文字が表示されており、表示画面の右側に表示されている第1タイマ予告表示TM11に対する注意喚起がなされている。
その後、図335(15)に示す装飾図柄表示装置208では、ミニゲームが開始されている様子が示されている。この演出例では、ミニゲームが開始されると、表示画面の中央の左右に、左宝箱画像BXLと右宝箱画像BXRとが左右に並べて表示され、カーソルCSLが左宝箱画像BXLを囲むようにして表示されている。また、表示画面の中央上部には、「十字キーで選択」の文字が表示されており、操作キーユニット137を操作してカーソルCSLを移動させて宝箱を選択するナビ表示が行われている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「姫を出せ」の文字が表示され、宝箱から姫のキャラクタが出現すると予告表示が行われる可能性があることが示唆されている。なお、第1タイマ予告表示TM11では、依然としてカウントダウンが継続しており、図335(15)に示すタイミングでは「04:00」が表示されている。
その後、遊技者により操作キーユニット137の右ボタンが操作されると、図335(16)に示す装飾図柄表示装置208では、左宝箱画像BXLを囲んでいたカーソルCSLが右宝箱画像BXRに移動し、右宝箱画像BXRを囲んでいる様子が示されている。また、第1タイマ予告表示TM11では、カウントダウンが継続しており、図335(16)に示すタイミングでは「02:50」が表示されている。
その後、ミニゲームにおける操作キーユニット137の操作有効期間が経過すると、図335(17)に示される装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に「右選択」の文字が表示され、右宝箱画像BXRが開ける宝箱として選択されたことが報知されている。また、選択された右宝箱画像BXRが中央に移動表示されるとともに、選択されなかった左宝箱画像BXLは消去されている。なお、第1タイマ予告表示TM11では、カウントダウンが一旦停止しており、「02:50」のままとなっているが、カウントダウンが継続して行われていてもよい。
その後、図335(18)に示す装飾図柄表示装置208では、右宝箱画像BXRから姫のキャラクタHMEが出現するとともに「疑似連よ」の文字が表示され、また、ナビキャラクタYMの近傍にも「成功」の文字が表示され、ミニゲームに成功したことが報知されている。すなわち、このミニゲームの結果により、第1タイマ予告表示TM11にかかるタイマ予告演出の結果として実行される或る演出としての疑似連演出が行われることが確定する。なお、第1タイマ予告表示TM11では、カウントダウンが再開しており、図335(18)に示すタイミングでは「01:25」が表示されている。
図335(18)に続く図336(19)に示す装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に、「疑似連だ」の文字が表示され疑似連が開始されることを予告している。また、このとき、装飾図柄が拡大し、表示画面の中央に移動表示される。なお、第1タイマ予告表示TM11では、カウントダウンが継続しており、図336(19)に示すタイミングでは「00:78」が表示されている。
すると、図336(20)に示すタイミングで第1タイマ予告表示TM11におけるカウントダウンが完了し、「00:00」が表示されると、左図柄、中図柄及び右図柄が同時に停止し、「装飾5−リプレイ図柄RP−装飾6」の装飾図柄の組み合わせが表示される。なお、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が「00:00」となった後で装飾図柄が停止表示されてもよいし、装飾図柄が停止表示された後で第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が「00:00」となってもよいし、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が「00:00」となったタイミングで装飾図柄が停止表示されてもよい。このように、この演出例では、例えば、疑似連が行われることが確定している場合では、装飾図柄を1つずつ停止表示せず、3つの図柄を同時に停止表示させることで、遊技をスムーズに進行させることができる場合がある。なお、この場合でも、装飾図柄を左図柄、右図柄、中図柄の順に1つずつ停止表示させるようにしてもよい。
その後、図336(21)に示すように、疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が開始される。また、第1タイマ予告表示TM11では、「00:00」の表示に換えて、疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が開始された回数を示す「×2」の表示が行われている。
図336(22)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図336(23)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾5」が停止表示され、リーチ状態が形成される。すると、図336(24)に示すように、装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に「リーチ」の表示が行われ、リーチ状態となったことが報知される。一方、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
その後、図336(25)に示すように、装飾図柄表示装置208では、ノーマルリーチが行われ、中図柄が低速で変動している様子が示されている。
図336(26)に示す装飾図柄表示装置208では、ノーマルリーチが継続して行われている様子が示されている。
図336(27)に示す装飾図柄表示装置208では、ノーマルリーチ中に中図柄が「装飾6」で停止表示し、「装飾5−装飾6−装飾5」のハズレの装飾図柄の組み合わせで揺れ変動による仮停止が行われている。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「残念」の文字が表示され、ハズレとなることが報知されている。
その後、図336(28)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾6−装飾5」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。また、疑似連が行われたことを報知していた第1タイマ予告表示TM11も消去される。なお、第一の保留アイコンh11の表示態様は、依然として番長の表示態様とされていることから、第2タイマ予告表示TM12では、「激アツ保留」の表示が維持されている。
このように、この演出例では、ミニゲームの結果(成功)に応じたタイマ予告が行われる様子が示されている。
図337は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるタイマ予告演出の別の例について段階的に示す図であり、図338は、図337に示す演出の一例の続きを段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図337(1)〜同図(9)は、図335(1)〜同図(9)と同様であるため、説明を省略する。
そして、図337(9)に示されるタイミングで演出ボタン136が操作されると、図337(10)に示すように、装飾図柄表示装置208では、サイコロの図柄が停止表示する。図337(10)に示される例では、サイコロの図柄が「3」の出目を示す態様で停止表示するとともに「惜しい」の文字が表示され、ミニゲームにおけるミッション達成の出目とならなかったことが報知されている。すなわち、ミッションに失敗したことが報知されている。また、ナビキャラクタYMの近傍でも、「惜しい」の文字が表示されている。すなわち、このミニゲームの結果により、第2タイマ予告表示TM12にかかるタイマ予告演出の結果として実行される或る演出としての保留アイコンの表示態様の変化が行われるが、ミニゲームに成功した場合とは異なる結果となる。なお、2つのタイマ予告表示TM11,TM12では、依然としてカウントダウンが継続しており、図337(10)に示すタイミングでは、第1タイマ予告表示TM11では、「06:00」が表示され、第2タイマ予告表示TM12では、「02:00」が表示されている。
図337(11)に示す装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に、「保留に注目」の文字が表示されるとともに、第一の保留アイコンh11において保留変化アニメが開始され、第一の保留アイコンh11の表示態様が変化することが報知される。なお、2つのタイマ予告表示TM11,TM12では、依然としてカウントダウンが継続しており、図337(11)に示すタイミングでは、第1タイマ予告表示TM11では、「05:88」が表示され、第2タイマ予告表示TM12では、「01:88」が表示されている。
すると、図337(12)に示すように、第2タイマ予告表示TM12におけるタイマ表示が「00:00」になるタイミングで、第一の保留アイコンh11の表示態様がデフォルトの表示態様からパンダの表示態様に変化し、先読みの表示態様となる。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「ちょい熱」の文字が表示され、第一の保留アイコンh11が信頼度の少し高い表示態様に変化したことが示唆されている。すなわち、番長の表示態様よりも信頼度は低いが、デフォルトの表示態様よりも信頼度が高いことが示唆されているということができる。なお、第1タイマ予告表示TM11では、依然としてカウントダウンが継続しており、図337(12)に示すタイミングでは「05:00」が表示されている。
図337(13)に示す装飾図柄表示装置208では、第2タイマ予告表示TM12のタイマ表示が「00:00」から「チャンス保留」に変更され、保留アイコンの表示態様が信頼度が少しだけ高い先読み予告の表示態様に変化したことを報知している様子が示されている。なお、第1タイマ予告表示TM11では、依然としてカウントダウンが継続しており、図337(13)に示すタイミングでは「04:75」が表示されている。
図337(14)に示す装飾図柄表示装置208では、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示のカウントダウンが継続しており、図337(14)に示すタイミングでは「04:12」が表示されている。このとき、ナビキャラクタYMの近傍では、「右タイマ注目」の文字が表示されており、表示画面の右側に表示されている第1タイマ予告表示TM11に対する注意喚起がなされている。
その後、図337(15)に示す装飾図柄表示装置208では、ミニゲームが開始されている様子が示されている。なお、図337(15)〜同図(17)に示す演出例は、図335(15)〜同図(17)に示す演出例と、第一の保留アイコンh11の表示態様が異なっている点、第2タイマ予告表示TM12の表示内容が異なっている点を除いて同様であるので、説明を省略する。
図337(18)に示す装飾図柄表示装置208では、右宝箱画像BXRから婆のキャラクタBBAが出現するとともに「うひひ」の文字が表示され、また、ナビキャラクタYMの近傍にも「残念」の文字が表示され、ミニゲームに失敗したことが報知されている。すなわち、この演出例では、図335に示す演出例とは異なり、ミニゲームに失敗することにより、第1タイマ予告表示TM11にかかるタイマ予告演出が偽の予告演出であったことが示され、或る演出としての疑似連演出が行われないことが示唆されている。なお、第1タイマ予告表示TM11では、カウントダウンが再開しており、図337(18)に示すタイミングでは「01:25」が表示されている。なお、ミニゲームに失敗した場合には、疑似連演出を行う代わりにリーチ状態となってリーチ演出が行われるようにしてもよい。
図337(18)に続く図338(19)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄が拡大し、表示画面の中央に移動表示される様子が示されている。なお、第1タイマ予告表示TM11では、カウントダウンが継続しており、図338(19)に示すタイミングでは「00:78」が表示されている。
その後、図338(20)に示すタイミングで第1タイマ予告表示TM11におけるカウントダウンが完了し、「00:00」が表示されると、左図柄、中図柄及び右図柄が同時に停止し、「装飾5−装飾4−装飾4」の装飾図柄の組み合わせが表示されて揺れ変動による仮停止が行われ、その後、図338(21)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾4−装飾4」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。なお、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が「00:00」となった後で装飾図柄が停止表示されてもよいし、装飾図柄が停止表示された後で第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が「00:00」となってもよいし、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が「00:00」となったタイミングで装飾図柄が停止表示されてもよい。このように、この演出例では、例えば、疑似連が行われず、ハズレとなることが確定している場合では、装飾図柄を1つずつ停止表示せず、3つの図柄を同時に停止表示させることで、遊技をスムーズに進行させることができる場合がある。なお、この場合でも、装飾図柄を左図柄、右図柄、中図柄の順に1つずつ停止表示させるようにしてもよい。
図339は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるタイマ予告演出の別の例について段階的に示す図であり、図340は、図339に示す演出の一例の続きを段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図339(1)〜同図(2)は、図325(1)〜同図(2)と同様であるため、説明を省略する。
図339(3)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始している様子が示されている。この演出例では、フレームインアニメにより、表示画面の右側から第1タイマ予告表示TM11がフレームインすることにより、タイマ予告演出が開始される。この第1タイマ予告表示TM11の表示態様は、デフォルトの表示態様である。第1タイマ予告表示TM11には、「08:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから8秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。また、この演出例では、第1タイマ予告表示TM11にリプレイのアイコンRPLが付加されており、或る演出として疑似連が開始される可能性が高いことを示唆している。
その後、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始され、図339(4)に示すタイミングでは、第1タイマ予告表示TM11には、「07:75」が表示されている。すなわち、カウントダウンが開始してから、0.25秒が経過した様子が示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「タイマ発動」の文字が表示され、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示のカウントダウンが開始されたことを報知している。
その後、図339(5)に示す装飾図柄表示装置208では、2つ目のタイマ予告演出が開始している様子が示されている。具体的には、例えば、フレームインアニメにより、表示画面の左側から第2タイマ予告表示TM12がフレームインすることにより、2つ目のタイマ予告演出が開始される。この第2タイマ予告表示TM12の表示態様は、デフォルトの表示態様である。第2タイマ予告表示TM12には、「04:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから4秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。また、この演出例では、第2タイマ予告表示TM12にパンダのアイコンPNDが付加されており、或る演出として保留アイコンの表示態様が変化する可能性が高いことを示唆している。また、第1タイマ予告表示TM11では、カウントダウンが継続しており、図339(5)に示すタイミングでは、「07:00」が表示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「注目」の文字が表示され、タイマ予告演出に対する注意喚起がなされている。
その後、第2タイマ予告表示TM12におけるタイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始され、図339(6)に示すタイミングでは、第2タイマ予告表示TM12には、「03:75」が表示されている。すなわち、第2タイマ予告表示TM12におけるタイマ表示のカウントダウンが開始してから、0.25秒が経過した様子が示されている。一方、第1タイマ予告表示TM11においても、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、第1タイマ予告表示TM11には、「06:75」が表示されている。
図339(7)に示す装飾図柄表示装置208では、サイコロのミニゲームが開始されている様子が示されている。この演出例では、ミニゲームが開始されると、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄は、中央上部に小さく表示され、サイコロの「1」の出目を示す表示と「で保留変化」という表示が行われ、ミニゲームが開始された後で演出ボタン136を操作し、その結果、サイコロの「1」の出目が停止表示すると保留アイコンの表示態様が変化することが予告されている。また、ナビキャラクタYMの近傍では、「ミニゲーム開始」の文字が表示されており、ミニゲームの開始が報知されている。なお、2つのタイマ予告表示TM11,TM12では、それぞれカウントダウンが継続しており、図339(7)に示すタイミングでは、第1タイマ予告表示TM11では、「06:60」が表示され、第2タイマ予告表示TM12では、「03:60」が表示されている。
その後、図339(8)に示す装飾図柄表示装置208では、サイコロの図柄の変動表示が開始され、ボタン画像136aが表示されて演出ボタン136の操作の受け付けが開始されたことを報知し、遊技者に演出ボタン136の操作を促進している。なお、この演出例では、ボタン受付時間メーターMTを表示していないが、表示されてもよい。なお、2つのタイマ予告表示TM11,TM12では、カウントダウンが継続しており、図339(8)に示すタイミングでは、第1タイマ予告表示TM11では、「06:12」が表示され、第2タイマ予告表示TM12では、「03:12」が表示されている。
図339(9)〜同図(10)は、サイコロのミニゲームにおける演出ボタン136の操作有効期間が継続している様子が示されている。すなわち、サイコロのミニゲームが開始されたが演出ボタン136の操作が未だ行われていない様子が示されている。なお、2つのタイマ予告表示TM11,TM12では、カウントダウンが継続しており、図339(10)に示すタイミングでは、第1タイマ予告表示TM11では、「04:35」が表示され、第2タイマ予告表示TM12では、「01:35」が表示されている。
その後、図339(11)に示す装飾図柄表示装置208では、変動表示中のサイコロの図柄とボタン画像136aが表示画面の左下に移動する様子が示されている。これにより、実行中のサイコロのミニゲームと重複して他の演出が行われることが示唆されている。なお、2つのタイマ予告表示TM11,TM12では、依然としてカウントダウンが継続しており、図339(11)に示すタイミングでは、第1タイマ予告表示TM11では、「04:22」が表示され、第2タイマ予告表示TM12では、「01:22」が表示されている。
すると、図339(12)に示す装飾図柄表示装置208では、サイコロのミニゲームの実行中に他のミニゲーム(宝箱のミニゲーム)が開始する。宝箱のミニゲームが開始されると、表示画面の中央の左右に、左宝箱画像BXLと右宝箱画像BXRとが左右に並べて表示され、カーソルCSLが左宝箱画像BXLを囲むようにして表示されている。また、表示画面の中央上部には、「十字キーで選択」の文字が表示されており、操作キーユニット137を操作してカーソルCSLを移動させて宝箱を選択するナビ表示が行われている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「姫を出せ」の文字が表示され、宝箱から姫のキャラクタが出現すると予告表示が行われる可能性があることが示唆されている。なお、サイコロのミニゲームは継続して行われており、演出ボタン136の操作も有効とされている。また、2つのタイマ予告表示TM11,TM12では、依然としてカウントダウンが継続しており、図339(12)に示すタイミングでは、第1タイマ予告表示TM11では、「04:00」が表示され、第2タイマ予告表示TM12では、「01:00」が表示されている。
このように、この演出例では、2つのタイマ予告演出のうちの一方のタイマ予告演出に関係する一のミニゲームが行われている期間において、他のタイマ予告演出に関係する一のミニゲームが行われ、その結果として、複数のミニゲームが同時に行われている期間があることが示されている。すなわち、複数のタイマ予告演出のうちの一のタイマ予告演出に関係する一のミニゲームが行われている期間と、他のタイマ予告演出に関係する一のミニゲームが行われている期間の少なくとも一部が重なっていることが示されている。
その後、図339(13)に示すタイミングで演出ボタン136が操作されると、図339(14)に示すように、装飾図柄表示装置208では、サイコロの図柄が停止表示する。図339(14)に示される例では、サイコロの図柄が「1」の出目を示す態様で停止表示され、サイコロのミニゲームにおけるミッション達成の出目となったことが報知されている。すなわち、このミニゲームの結果により、第2タイマ予告表示TM12にかかるタイマ予告演出の結果として実行される或る演出としての保留アイコンの表示態様の変化が行われることが確定する。なお、この演出例では、ミッション達成の結果をサイコロの図柄の停止表示のみで報知するようにしたが、図335において上述した要領で「成功」の文字表示や、ナビキャラクタYMによる「やったぜ」の文字表示が行われてもよい。一方、2つのタイマ予告表示TM11,TM12では、依然としてカウントダウンが継続しており、図339(14)に示すタイミングでは、第1タイマ予告表示TM11では、「03:75」が表示され、第2タイマ予告表示TM12では、「00:75」が表示されている。また、このとき、宝箱のミニゲームも継続して行われており、操作キーユニット137の操作も有効とされている。
図339(15)に示す装飾図柄表示装置208では、第一の保留アイコンh11において保留変化アニメが開始され、第一の保留アイコンh11の表示態様が変化することが報知される。なお、2つのタイマ予告表示TM11,TM12では、カウントダウンが中断しており、図339(15)に示すタイミングでは、第1タイマ予告表示TM11では、「03:75」のままとされ、第2タイマ予告表示TM12では、「00:75」のままとされている。また、このときでも、宝箱のミニゲームは継続しており、操作キーユニット137の操作も有効とされている。
その後、2つのタイマ予告表示TM11,TM12におけるタイマ表示のカウントダウンが再開され、図339(16)に示すように、第2タイマ予告表示TM12におけるタイマ表示が「00:00」になると、第一の保留アイコンh11の表示態様がデフォルトの表示態様から番長の表示態様に変化し、信頼度の高い先読みの表示態様となる。なお、第1タイマ予告表示TM11では、カウントダウンが継続して行われ、図339(16)に示すタイミングでは、「03:00」となっている。また、このときでも、宝箱のミニゲームは継続しており、操作キーユニット137の操作も有効とされている。
図339(17)に示す装飾図柄表示装置208では、第2タイマ予告表示TM12のタイマ表示が「00:00」から「激アツ保留」に変更され、保留アイコンの表示態様が大当りの信頼度の高い表示態様に変化したことを報知している様子が示されている。なお、第1タイマ予告表示TM11では、依然としてカウントダウンが継続しており、図339(17)に示すタイミングでは「02:75」が表示されている。また、このとき、サイコロのミニゲームが終了したことに伴って、左宝箱画像BXLと右宝箱画像BXRが左側に移動している様子が示されている。また、宝箱のミニゲームは継続しており、操作キーユニット137の操作も有効とされている。その後、図339(18)〜図340(26)に示す演出が行われる。なお、図339(18)〜図340(26)に示す演出は、図335(16)〜図336(24)に示す演出と同様であるので、説明を省略する。
図340(26)に示すようにしてリーチ状態が形成された後、図340(27)に示す装飾図柄表示装置208では、強サボハニ群予告が行われる。また、このとき、リーチ図柄が左上隅に小さく表示され、変動アイコン表示領域と保留アイコン表示領域が消去される。また、ナビキャラクタYMの近傍では「群発生」の文字が表示され、サボハニ群予告が行われたことが報知されている。
図340(28)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニ群予告が継続して行われているとともに、ナビキャラクタYMの近傍に「SP発展!」の表示が行われ、スーパーリーチに発展することが報知されている。
続いて、図340(29)に示すように、装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展し、主人公の殿様と敵役の剣豪が対峙する画面が表示される。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「剣豪リーチ」の文字が表示され、スーパーリーチの種類を報知している。
その後、図340(30)に示す装飾図柄表示装置208では、強カットイン画像CI1aが表示される。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「強カットイン」の文字が表示されており、強カットイン画像CI1aが表示されたことが報知されている。
その後、図340(31)に示すように、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪を倒し、勝利した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄に停止表示する予定の「装飾5」が表示され、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。
その後、図340(32)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている様子が示されている。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「やったぜ」の文字が表示されており、大当りとなることが報知されている。その後、図340(33)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の大当りの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
図341は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるタイマ予告演出の別の例について段階的に示す図であり、図342は、図341に示す演出の一例の続きを段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図341(1)〜同図(9)は、図325(1)〜同図(9)と同様であるため、説明を省略する。
図341(10)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、第1タイマ予告表示TM11では、カウントダウンが継続しており、図341(10)に示すタイミングでは、「04:29」が表示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍では「疑似連か」の文字とともにクエスチョンマークが表示され、第1タイマ予告表示TM11におけるカウントダウンが完了したときに疑似連演出が行われることに対する期待感を煽っている。
図341(11)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾6」が停止表示される。なお、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、第1タイマ予告表示TM11では、カウントダウンが継続しており、図341(11)に示すタイミングでは、「02:66」が表示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍では「否!」の文字が表示されており、第1タイマ予告表示TM11に係るタイマ予告演出の結果として行われる或る演出として疑似連が行われることを否定していることが示唆されている。
すると、図341(12)に示す装飾図柄表示装置208では、第1タイマ予告表示TM11におけるカウントダウンの表示中にタイマ予告変更アニメ(タイマ予告加算アニメ)が開始され、第1タイマ予告表示TM11にエフェクトが表示されている様子が示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍では、「群予告か」の文字とともにクエスチョンマークが付加されており、第1タイマ予告表示TM11にかかるタイマ予告演出が行われた結果として実行される或る演出として、疑似連ではなくサボハニ群予告が行われる可能性があることが示唆されている。このように、この演出例では、第1タイマ予告表示TM11にかかるタイマ予告演出の結果として行われる或る演出が疑似連ではなく他の演出である可能性が報知される。これにより、遊技者は第1タイマ予告表示TM11のカウントダウンが完了して行われる演出が、疑似連よりも大当りの信頼度が高い演出となることに期待を持たせることができる場合がある。
その後、図341(13)に示すように、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が加算され、第1タイマ予告表示TM11には、「15:03」が表示される。また、ナビキャラクタYMの近傍では「群予告」の文字ともにクエスチョンマークが付加されており、サボハニ群予告が行われる可能性が示唆されている。このように、この演出例では、或る演出として疑似連が行われることを予想させておきながら、タイマ表示の加算が行われることによって、別の或る演出が行われることを認識できる場合がある。なお、タイマ予告変更アニメが行われてもタイマ予告表示におけるタイマ表示の示す時間に変更がなく、結局、或る演出として疑似連が行われる場合があってもよい。また、この演出例では、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が加算される例について説明したが、第2タイマ予告表示TM12におけるタイマ表示が加算される場合があってもよい。また、タイマ表示が加算されるだけでなく、減算される場合があってもよい。
その後、図341(14)に示す装飾図柄表示装置208では、第3停止が行われ、中図柄に疑似連図柄としてのリプレイ図柄RPが停止表示される。この疑似連図柄が停止表示されて開始される疑似連演出は、この演出例では、第1タイマ予告表示TM11にかかるタイマ予告演出が行われた結果として実行される或る演出とは別の演出とされている。また、ナビキャラクタYMの近傍では、図341(13)における「群予告」の表示に応答するように、「そうだ!」の文字が表示されており、第1タイマ予告表示TM11にかかるタイマ予告演出が行われた結果として実行される或る演出がサボハニ群予告であることが報知される。なお、この演出例では、或る演出が疑似連演出ではないにもかかわらず、疑似連演出が行われているが、疑似連演出が行われないようにしてもよい(ガセであってもよい)し、必ず疑似連演出が行われるようにしてもよい。また、或る演出が疑似連演出であり、さらに、タイマ表示が加算されることにより、別の演出(サボハニ群予告)も或る演出であるようにしてもよく、一のタイマ予告演出に対応する或る演出が複数であってもよい。なお、第1タイマ予告表示TM11では、カウントダウンが継続しており、図341(14)に示すタイミングでは「14:60」が表示されている。
その後、図341(15)に示すように、疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が開始される。また、ナビキャラクタYMの近傍には、疑似連により2回目の装飾図柄の変動表示が開始された回数を示す「×2」の表示が行われている。また、第1タイマ予告表示TM11では、カウントダウンが継続しており、図341(15)に示すタイミングでは「14:22」が表示されている。
図341(16)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、第1タイマ予告表示TM11では、カウントダウンが継続しており、図341(16)に示すタイミングでは「06:01」が表示されている。
図341(17)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾5」が停止表示され、リーチ状態が形成される。すると、図341(18)に示すように、装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に「リーチ」の表示が行われ、リーチ状態となったことが報知される。一方、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。なお、第1タイマ予告表示TM11では、カウントダウンが継続しており、図341(18)に示すタイミングでは「01:13」が表示されている。
その後、図341(18)に続く図342(19)に示すように、第1タイマ予告表示TM11におけるカウントダウンが完了し、タイマ表示が「00:00」となると、装飾図柄表示装置208では、強サボハニ群予告が行われる。このとき、リーチ図柄が左上隅に小さく表示され、変動アイコン表示領域と保留アイコン表示領域が消去される。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「群発生」の文字が表示されており、サボハニ群予告が行われていることが報知されている。すなわち、この演出例では、第1タイマ予告表示TM11によるタイマ予告演出の結果として疑似連ではなく強サボハニ群予告が行われる様子が示されている。なお、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が「00:00」となった後でサボハニ群予告が開始されてもよいし、サボハニ群予告が開始された後で第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が「00:00」となってもよいし、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が「00:00」となるタイミングでサボハニ群予告が開始されてもよい。また、図342(19)に示すように、サボハニ群予告が開始されると、パンダのアイコンPNDの表示が終了される。
図342(20)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニ群予告が継続して行われているとともに、ナビキャラクタYMの近傍に「SP発展!」の表示が行われ、スーパーリーチに発展することが報知されている。
続いて、図342(21)に示すように、装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展し、主人公の殿様と敵役の剣豪が対峙する画面が表示される。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「剣豪リーチ」の文字が表示され、スーパーリーチの種類を報知している。また、表示画面の左上隅には、サボハニのアイコンSBHが表示されており、サボハニ群予告が発生したことが報知されている。
その後、図342(22)に示す装飾図柄表示装置208では、強カットイン画像CI1aが表示されるとともに、ナビキャラクタYMの近傍には、「強カットイン」の文字が表示され、強カットイン画像CI1aが表示されたことを報知している。
その後、図342(23)に示すように、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪を倒し、勝利した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄に停止表示する予定の「装飾5」が表示され、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。
その後、図342(24)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている様子が示されている。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「やったぜ」の文字が表示されており、大当りとなることが報知されている。その後、図342(25)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の大当りの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
図343は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるタイマ予告演出の別の例について段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図343(1)〜同図(2)は、図325(1)〜同図(2)と同様であるため、説明を省略する。
図343(3)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始している様子が示されている。この演出例では、2つのタイマ予告表示(第1タイマ予告表示TM11、第2タイマ予告表示TM12)がそれぞれフレームインアニメにより、表示画面の左右からそれぞれフレームインし、2つのタイマ予告演出が同時に開始される。これら2つのタイマ予告表示TM11,TM12はいずれもデフォルトの表示態様である。右側に表示された第1タイマ予告表示TM11には、タイマ表示として「60:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから60秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。この演出例では、第1タイマ予告表示TM11に「60:00」を表示することで、スーパーリーチの発生を示唆し、例えば、タイマ予告演出の結果として行われる或る演出がカットイン画像の表示であることを示唆している。すなわち、第1タイマ予告表示TM11にかかるタイマ予告演出は、外形的には、実行中の図柄変動表示に関する予告として機能しているように見せかけている。また、左側に表示された第2タイマ予告表示TM12には、タイマ表示として「02:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから2秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。その後、図343(4)〜同図(7)に示す演出が行われる。なお、図343(4)〜同図(7)に示す演出は、図334(4)〜同図(7)に示す演出と、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が54秒異なっている点を除いて同じであるので、説明を省略する。
図343(8)に示す装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に「タイマ注目」の文字が表示され、第1タイマ予告表示TM11に対する注意喚起がなされている。なお、第1タイマ予告表示TM11ではカウントダウンが継続しており、図343(8)に示すタイミングでは、「56:85」が表示されている。
すると、図343(9)に示す装飾図柄表示装置208では、第1タイマ予告表示TM11におけるカウントダウンの表示中にタイマ予告短縮アニメが開始され、第1タイマ予告表示TM11にエフェクトが表示されている様子が示されている。
その後、図343(10)に示すように、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が減少されており、第1タイマ予告表示TM11は、「02:00」が表示されている。このとき、第1タイマ予告表示TM11には、パンダのアイコンPNDが付加されており、或る演出として保留アイコンの表示態様が変化する可能性が高いことを示唆している。このように、この演出例では、タイマ表示をカウントダウンの表示中に変更することで、タイマ予告演出が先読み予告として実行されていると見せかけておいて、実際には、実行中の図柄変動表示の予告として実行されていたことが判明するような演出が行われている。
図343(11)に示す装飾図柄表示装置208では、第一の保留アイコンh11において保留変化アニメがさらに開始され、第一の保留アイコンh11の表示態様がさらに変化する可能性があることが報知される。なお、第1タイマ予告表示TM11ではカウントダウンが継続しており、図343(11)に示すタイミングでは、「01:20」が表示されている。
すると、図343(12)に示すように、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が「00:00」になるタイミングで、第一の保留アイコンh11の表示態様がパンダの表示態様から番長の表示態様に変化し、パンダの表示態様からステップアップした先読みの表示態様となる。すなわち、この演出例では、第1タイマ予告表示TM11によるタイマ予告演出の結果として行われる或る演出として、表示態様が変化した保留アイコンの表示態様をさらに変化させる演出が行われている例が示されている。また、この演出例では、2つのタイマ予告演出が行われた結果として実行される或る演出がいずれも同じ図柄変動表示に対して行われていることが示されている。また、この演出例では、第1タイマ予告表示TM11にかかるタイマ予告演出と第2タイマ予告表示TM12にかかるタイマ予告演出が、演出の開始当初では、それぞれ異なる図柄変動表示に対する予告演出として実行されるものと思わせておき、その後に、最初に行われた第2タイマ予告表示TM12に対応する或る演出と第1タイマ予告表示TM11に対応する或る演出とが同じ図柄変動表示を対象にしたものであることが判明されるので、遊技に意外性を持たせることができる場合がある。換言すれば、第1タイマ予告表示TM11が表示開始された時点におけるタイマ表示の示す時間から、表示開始当初では、スーパーリーチ中に行われる予告の発生を示唆していたが、タイマ表示が短縮され、しかも、保留アイコンの表示態様の変化演出により、第2タイマ予告表示TM12と同じ図柄変動表示を対象にした先読み予告が行われることで、同じ図柄変動表示に対する先読み予告が複合して行われることにより、大当りに対する期待度を飛躍的に向上させることができる場合がある。
その後、図343(13)に示すように、第1タイマ予告表示TM11では、「00:00」の表示に換えて「保留+1UP」の表示が行われ、第2タイマ予告表示TM12における報知と相俟って、第一の保留アイコンh11の表示態様が2段階に変化したことが報知されている。その後は、図343(14)〜同図(17)に示す演出が行われる。なお、図343(14)〜同図(17)に示す演出は、図334(11)〜同図(14)に示す演出と同様なので、説明を省略する。
なお、この演出例では、第1タイマ予告表示TM11にかかるタイマ予告演出と第2タイマ予告表示TM12にかかるタイマ予告演出がいずれも同じ図柄変動表示を対象とした先読み予告として機能しているが、いずれも実行中の図柄変動表示に関する予告として機能してもよい。いずれの場合であっても、同一の図柄変動表示を対象として複合した予告が行われるので、大当りの信頼度をより一層高めることができる場合がある。
また、第1タイマ予告表示TM11にかかるタイマ予告演出と第2タイマ予告表示TM12にかかるタイマ予告演出が異なる図柄変動表示を対象として実行する場合があってもよく、例えば、一方のタイマ予告演出が先読み予告として機能し、他方のタイマ予告演出が実行中の図柄変動表示に関する予告として機能してもよく、この場合は、同一の図柄変動表示を対象として複合して行われる場合よりも大当りに対する期待を分散させることができる場合がある。また、第1タイマ予告表示TM11にかかるタイマ予告演出と第2タイマ予告表示TM12にかかるタイマ予告演出の何れか一方が偽のタイマ予告演出である場合があってもよい。
図344は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるタイマ予告演出の別の例について段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図344(1)〜同図(2)は、図325(1)〜同図(2)と同様であるため、説明を省略する。
図344(3)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄が中央上部に小さく表示されている様子が示されている。
図344(4)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始している様子が示されている。この演出例では、第1タイマ予告表示TM11がフレームインアニメにより、表示画面の右からフレームインし、表示画面の中央で表示される。第1タイマ予告表示TM11はデフォルトの表示態様である。第1タイマ予告表示TM11には、タイマ表示として「60:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから60秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。
その後、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始され、図344(5)に示すタイミングでは、第1タイマ予告表示TM11には、「58:12」が表示されている。すなわち、カウントダウンが開始してから、1.88秒が経過した様子が示されている。
図344(6)に示す装飾図柄表示装置208では、第1タイマ予告表示TM11の前面側に重なる(オーバーラップする)ようにして爆弾画像BOMが表示され、爆弾演出が開始している様子が示されてる。このとき、第1タイマ予告表示TM11は、爆弾画像BOMによってオーバーラップしていない場合よりも視認困難とされている。爆弾演出が開始されると爆弾画像BOMの上端から延出した導火線に着火する表示が行われ、爆弾演出が開始してからの経過時間に応じて、導火線が短くなっていく表示が行われる。
図344(7)に示す装飾図柄表示装置208では、爆弾演出が継続している様子が示されている。図344(7)に示すタイミングでは、導火線が爆弾画像BOMの上端に到達する直前の様子が示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍では「何だ」の文字とともにクエスチョンマークが付加されており、爆弾演出が行われた結果、何らかの演出が開始されることを示唆している。
その後、図344(8)に示す装飾図柄表示装置208では、爆弾画像BOMが爆発し、エフェクト画像が第1タイマ予告表示TM11の前面側に重なるようにして表示されている様子が示されている。なお、この場合も、エフェクト画像によりオーバーラップされていることにより第1タイマ予告表示TM11が視認困難とされている。
すると、図344(9)に示す装飾図柄表示装置208では、第1タイマ予告表示TM11に加え、第2タイマ予告表示TM12が表示され、2つのタイマ予告演出が開始される様子が示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍では「タイマ増加」の文字が表示されており、2つのタイマ予告演出が開始されたことが報知されている。ここで、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示はタイマ表示がリセットされて「60:00」となり、第2タイマ予告表示TM12には、タイマ表示として「02:00」が表示されている。また、第1タイマ予告表示TM11及び第2タイマ予告表示TM12は、いずれもデフォルトの表示態様である。すなわち、この演出例では、タイマ予告演出の実行中にタイマ予告表示が分裂して表示され、新たなタイマ予告演出が開始される様子が示されている。その後は、図344(10)〜同図(12)に示す演出が行われる。なお、図344(10)〜同図(12)に示す演出は、図343(4)〜同図(6)に示す演出と同様であるので、説明を省略する。
その後、例えば、図325(9)〜図326(36)に示すような要領で、図柄変動表示が終了し、次の図柄変動表示が開始して、その後、スーパーリーチが行われた後、図344(13)に示す装飾図柄表示装置208では、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が「00:00」となるタイミングで強カットイン画像CI1aが表示される。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「強カットイン」の文字が表示され、強カットイン画像CI1aが表示されたことを報知している。すなわち、この演出例では、強カットイン画像CI1aの表示が或る予告演出の一例ということができる。その後は、図344(14)〜同図(16)に示す演出が行われる。なお、図344(14)〜同図(16)に示す演出は、図327(38)〜同図(40)に示す演出と同様であるので、説明を省略する。
図345は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるタイマ予告演出の別の例について段階的に示す図であり、図346は、図345に示す演出の一例の続きを段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図345(1)〜同図(3)は、図344(1)〜同図(3)と同様であるため、説明を省略する。
図345(4)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始している様子が示されている。この演出例では、第1タイマ予告表示TM11がフレームインアニメにより、表示画面の右からフレームインし、表示画面の中央で表示される。第1タイマ予告表示TM11はデフォルトの表示態様である。第1タイマ予告表示TM11には、タイマ表示として「03:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから3秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。
その後、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始され、図345(5)に示すタイミングでは、第1タイマ予告表示TM11には、「02:12」が表示されている。すなわち、カウントダウンが開始してから、0.88秒が経過した様子が示されている。
図345(6)に示す装飾図柄表示装置208では、第1タイマ予告表示TM11の前面側に重なる(オーバーラップする)ようにして爆弾画像BOMが表示され、爆弾演出が開始している様子が示されてる。このとき、第1タイマ予告表示TM11は、爆弾画像BOMによってオーバーラップしていない場合よりも視認困難とされている。爆弾演出が開始されると爆弾画像BOMの上端から延出した導火線に着火する表示が行われ、爆弾演出が開始してからの経過時間に応じて、導火線が短くなっていく表示が行われる。
図345(7)に示す装飾図柄表示装置208では、爆弾演出が継続している様子が示されている。図345(7)に示すタイミングでは、導火線が爆弾画像BOMの上端に到達する直前の様子が示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍では「何だ」の文字とともにクエスチョンマークが付加されており、爆弾演出が行われた結果、何らかの演出が開始されることを示唆している。なお、第1タイマ予告表示TM11では、爆弾画像BOMにより視認困難とされているが、タイマ表示が「00:00」となっている。
その後、図345(8)に示す装飾図柄表示装置208では、爆弾画像BOMが爆発する様子が示されている。
すると、図345(9)に示す装飾図柄表示装置208では、第1タイマ予告表示TM11に加え、第2タイマ予告表示TM12が表示され、2つのタイマ予告演出が開始される様子が示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍では「タイマ増加」の文字が表示されており、2つのタイマ予告演出が開始されたことが報知されている。ここで、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示はタイマ表示がリセットされて「60:00」となり、第2タイマ予告表示TM12には、タイマ表示として「02:00」が表示されている。また、第1タイマ予告表示TM11及び第2タイマ予告表示TM12は、いずれもデフォルトの表示態様である。すなわち、この演出例では、第1タイマ予告表示TM11にかかるタイマ予告演出が行われた結果、或る演出として爆弾画像BOMが爆発して2つのタイマ予告演出が新たに開始する様子が示されている。
なお、この演出例において、爆弾画像BOMが爆発した後、図345(9´)に示すように、第1タイマ予告表示TM11に「SP待機中」の文字が表示されるとともに、スーパーリーチの予告アイテムとしての剣豪のキャラクタKNGが付加される演出と、第2タイマ予告表示TM12において新たなタイマ予告演出が開始される演出が行われるようにしてもよい。このとき、ナビキャラクタYMの近傍では、「アイテムゲット」の文字が表示され、予告アイテムを獲得したことが報知されている。すなわち、第1タイマ予告表示TM11にかかるタイマ予告演出が行われた結果、或る演出として2つの予告演出が行われ、一方が予告アイテムが表示される演出であり、他方が新たなタイマ予告演出が開始されるようにしてもよい。
なお、上述したように爆弾画像BOMが爆発して2つのタイマ予告演出が開始された後で下皿満タンエラーが発生した場合には、図345(9´´)に示すように、新たに表示開始された第1タイマ予告表示TM11と第2タイマ予告表示TM12の前面側に重なるように(オーバーラップするように)、「球を抜いてください」という球抜きエラー表示を表示するようにしてもよい。これによれば、タイマ予告表示を視認容易にすべく、急いで球抜きエラーを解消させることができる場合がある。なお、球抜きエラー表示が第1タイマ予告表示TM11や第2タイマ予告表示TM12にオーバーラップされるようにしてもよい。
なお、球抜きエラー表示以外にも、例えば、扉開放表示等の別のエラー表示でタイマ予告表示とオーバーラップする関係となる構成としてもよい。これは、エラー表示は遊技者にとって重要な報知内容であるため、タイマ予告表示の視認性を悪化させることでエラーが発生したことに注目させることができる場合がある。
その後、第2タイマ予告表示TM12におけるタイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始され、図345(9)に続く図346(10)に示すタイミングでは、第2タイマ予告表示TM12には、「01:50」が表示されている。一方、第1タイマ予告表示TM11では、タイマ表示のカウントダウンが開始されておらず、「60:00」の表示のままとなっている。すなわち、この演出例では、2つのタイマ予告演出のうちの一方のタイマ予告演出だけタイマ表示のカウントダウンが開始されている様子が示されている。なお、ナビキャラクタYMの近傍では、「注目」の文字が表示されており、第2タイマ予告表示TM12に対する注意喚起がなされている。
図346(11)に示す装飾図柄表示装置208では、第一の保留アイコンh11において保留変化アニメが開始され、第一の保留アイコンh11の表示態様が変化する可能性があることが報知される。なお、第2タイマ予告表示TM12では、カウントダウンが継続しており、図346(11)に示すタイミングでは、「01:11」が表示されている。一方、第1タイマ予告表示TM11では、カウントダウンは開始しておらず、タイマ表示は「60:00」のままである。
すると、図346(12)に示すように、第2タイマ予告表示TM12におけるタイマ表示が「00:00」になるタイミングで、第一の保留アイコンh11の表示態様がデフォルトの表示態様からパンダの表示態様に変化し、先読みの表示態様となる。すなわち、この演出例では、第2タイマ予告表示TM12によるタイマ予告演出の結果として行われる或る演出として保留アイコンの表示態様の変化の演出が行われている例が示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「熱い」の文字が表示され、第一の保留アイコンh11の表示態様が変化して第一の保留アイコンh11に対応する図柄変動表示に対する大当りの信頼度が向上したことを示唆している。なお、この演出例では、第2タイマ予告表示TM12におけるタイマ表示が「00:00」となったタイミングで、第一の保留アイコンh11の表示態様が変化したが、第2タイマ予告表示TM12におけるタイマ表示が「00:00」となった後で第一の保留アイコンh11の表示態様が変化してもよいし、第一の保留アイコンh11の表示態様が変化した後で、第2タイマ予告表示TM12におけるタイマ表示が「00:00」となってもよい。その後、第2タイマ予告表示TM12が消去される。一方、第1タイマ予告表示TM11では、カウントダウンは開始しておらず、タイマ表示は「60:00」のままである。
図346(13)に示す装飾図柄表示装置208では、左図柄、中図柄、右図柄がそれぞれ停止表示され、「装飾5−装飾5−装飾2」のハズレの装飾図柄の組み合わせで仮停止した後、確定表示された様子が示されている。このとき、変動アイコンh0も消去される。なお、第1タイマ予告表示TM11では、カウントダウンは開始しておらず、タイマ表示は「60:00」のままである。
その後、図346(14)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示され、第二の保留アイコンh12が第一の保留アイコンh11の表示位置に移動して、第一の保留アイコンh11として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。ここで、先読み予告の表示態様であった第一の保留アイコンh11は、表示態様を変えないで変動アイコン表示領域に移動することで当該図柄変動に関する予告表示態様である変動アイコンh0となる。
その後、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始され、図346(15)に示すタイミングでは、第1タイマ予告表示TM11には、「59:75」が表示されている。すなわち、カウントダウンが開始してから、0.25秒が経過した様子が示されている。
すなわち、この演出例では、タイマ予告演出が複数の図柄変動表示に跨って行われている様子が示されている。
図347は、本実施形態にかかるパチンコ機において実行されるタイマ予告演出の別の例について段階的に示す図であり、図348は、図347に示す演出の一例の続きを段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。
図347(1)に示す装飾図柄表示装置208には、「装飾2−装飾5−装飾7」の装飾図柄の組み合わせが停止表示されている。また、装飾図柄表示装置208の表示画面の右上隅部には第2保留数表示が表示されている。また、装飾図柄表示装置208の下方右側には、ナビキャラクタYMが表示されている。なお、図347(1)に示されるタイミングでは、図柄が停止表示されているため、変動アイコンh0は表示されていない。
さらに、図347に示す制御状態(遊技状態)は、特図低確率普図低確率状態である。この非電サポ状態における装飾図柄表示装置208の下方左側では、特図1の保留アイコンが表示される。
図347(1)には、保留アイコン表示領域に1つの特図1の保留アイコンh11が表示されており、デフォルトの表示態様で表示されている。一方、特図2の保留アイコンは一つも表示されていない。
図347(2)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が、装飾図柄表示装置208の中央下部に形成された変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。変動アイコンh0の表示態様は、消化された保留アイコンh11の表示態様と同じであるが、異なってもよい。
図347(3)では、特図1始動口230に遊技球の入賞が行われて特図1の保留数が1つ増加した様子が示されている。具体的には、装飾図柄表示装置208では、保留アイコン表示領域に特図1の保留アイコンh11が表示され、第2保留数表示における特図1の保留数の表示が「1」となる。ここで、特図1の保留アイコンh11は、1つの爆弾からなる表示態様とされており、上方には「TIMER」の文字が付加されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「タイマ保留だ」の文字が表示されている。この演出例では、爆弾の表示態様の保留アイコンが表示されることにより、タイマ予告演出の予告表示が行われている様子が示されている。
図347(4)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄及び右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図347(5)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾2」が停止表示される。なお、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図347(6)に示す装飾図柄表示装置208では、第3停止が行われ、中図柄に「装飾6」が停止表示されて揺れ変動による仮停止が行われ、その後、図347(7)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾6−装飾2」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
その後、図347(8)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。ここで、爆弾の表示態様であった第一の保留アイコンh11は、表示態様を変えないで変動アイコン表示領域に移動することで当該図柄変動に関するタイマ予告演出の予告表示態様である変動アイコンh0となる。
図347(9)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始している様子が示されている。具体的には、例えば、フレームインアニメにより、表示画面の右側から第1タイマ予告表示TM11がフレームインすることにより、タイマ予告演出が開始される。この第1タイマ予告表示TM11の表示態様は、デフォルトの表示態様である。第1タイマ予告表示TM11には、「07:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから7秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。また、爆弾の表示態様の変動アイコンh0では、「TIMER」の表示が消去されるとともに、導火線の先頭が着火する様子が示され、また、ナビキャラクタYMの近傍では、「7秒後に何かが・・・」の文字が表示され、7秒後にタイマ予告演出が行われた結果として実行される或る演出が行われる可能性があることが示唆されている。ここで、変動アイコンh0の表示態様が変化した後で第1タイマ予告表示TM11が表示開始されてもよいし、第1タイマ予告表示TM11が表示開始された後で変動アイコンh0の表示態様が変化してもよいし、変動アイコンh0の表示態様が変化するタイミングで第1タイマ予告表示TM11が表示開始されてもよい。
その後、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始され、図347(10)に示すタイミングでは、第1タイマ予告表示TM11には、「06:36」が表示されている。すなわち、カウントダウンが開始してから、0.64秒が経過した様子が示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「注目」の文字が表示され、第1タイマ予告表示TM11に対する注意喚起がなされている。また、変動アイコンh0の導火線の長さもタイマ表示のカウントダウンが開始してからの時間に応じて短くなっている。
図347(11)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、第1タイマ予告表示TM11では、カウントダウンが継続しており、図347(11)に示すタイミングでは、「03:29」が表示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍では「何だ」の文字とともにクエスチョンマークが表示され、第1タイマ予告表示TM11におけるカウントダウンが完了したときに何れの予告表示が行われるかについての期待感を煽っている。
図347(12)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾6」が停止表示される。なお、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、第1タイマ予告表示TM11では、カウントダウンが継続しており、図347(12)に示すタイミングでは、「01:66」が表示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍では、「疑似連」の文字とともにクエスチョンマークが付加されており、第1タイマ予告表示TM11におけるカウントダウンが完了したときに疑似連演出が行われる可能性があることを示唆している。
図347(13)に示す装飾図柄表示装置208では、第1タイマ予告表示TM11におけるカウントダウンが完了し、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が「00:00」となったタイミングで第3停止が行われ、中図柄に疑似連図柄としてのリプレイ図柄RPが停止表示される。また、爆弾の表示態様である変動アイコンh0が爆発し、エフェクトが表示されている。さらに、ナビキャラクタYMの近傍では、「疑似連だ」の文字が表示されており、疑似連が行われることが報知されている。本実施形態では、疑似連図柄が停止表示するタイミングで第1タイマ予告表示TM11におけるカウントダウンが完了しているが、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が「00:00」となってから中図柄が停止表示してもよいし、中図柄が停止表示してから第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が「00:00」となってもよい。
その後、図347(14)に示すように、疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が開始される。このとき、変動アイコンh0の表示態様が変化し、デフォルトの表示態様となっており、さらに、変動アイコンh0には、疑似連により2回目の装飾図柄の変動表示が開始された回数を示す「2」の文字が表示されている。このように、この演出例では、タイマ予告演出が行われた結果、或る演出としての疑似連演出が行われた場合に、変動アイコンh0で疑似連演出が行われたことを報知している様子が示されている。
図347(15)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図347(16)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾5」が停止表示され、リーチ状態が形成される。すると、図347(17)に示すように、装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に「リーチ」の表示が行われ、リーチ状態となったことが報知される。一方、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
その後、図347(18)に示す装飾図柄表示装置208では、強サボハニ群予告が行われる。このとき、リーチ図柄が左上隅に小さく表示され、変動アイコン表示領域と保留アイコン表示領域が消去される。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「群発生」の文字が表示されており、サボハニ群予告が行われていることが報知されている。
図347(18)に続く図348(19)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニ群予告が継続して行われているとともに、ナビキャラクタYMの近傍に「SP発展!」の表示が行われ、スーパーリーチに発展することが報知されている。
続いて、図348(20)に示すように、装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展し、主人公の殿様と敵役の剣豪が対峙する画面が表示される。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「剣豪リーチ」の文字が表示され、スーパーリーチの種類を報知している。
その後、図348(21)に示す装飾図柄表示装置208では、強カットイン画像CI1aが表示されるとともに、ナビキャラクタYMの近傍には、「強カットイン」の文字が表示され、強カットイン画像CI1aが表示されたことを報知している。
その後、図348(22)に示すように、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪を倒し、勝利した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄に停止表示する予定の「装飾5」が表示され、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。
その後、図348(23)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている様子が示されている。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「やったぜ」の文字が表示されており、大当りとなることが報知されている。その後、図348(24)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の大当りの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
なお、この演出例では、爆弾1つの表示につき、タイマ予告演出を1回だけ実行するようにしたが、爆弾1つの表示であっても、複数回のタイマ予告演出が実行される場合があってもよい。また、爆弾の表示態様(例えば、色や形状等)を複数種類用意し、表示態様によって実行するタイマ予告演出の回数を異ならせてもよい。この場合、表示態様に対うする回数のタイマ予告演出が行われなくてもよく、例えば、最大3回実行するところ、1回だけ実行する場合があるような構成であってもよい。
図349は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるタイマ予告演出の別の例について段階的に示す図であり、図350は、図349に示す演出の一例の続きを段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。
図349(1)に示す装飾図柄表示装置208には、「装飾2−装飾5−装飾7」の装飾図柄の組み合わせが停止表示されている。また、装飾図柄表示装置208の表示画面の右上隅部には第2保留数表示が表示されている。また、装飾図柄表示装置208の下方右側には、ナビキャラクタYMが表示されている。なお、図349(1)に示されるタイミングでは、図柄が停止表示されているため、変動アイコンh0は表示されていない。
さらに、図349に示す制御状態(遊技状態)は、特図低確率普図低確率状態である。この非電サポ状態における装飾図柄表示装置208の下方左側では、特図1の保留アイコンが表示される。
図349(1)には、保留アイコン表示領域に2つの特図1の保留アイコンh11,h12が表示されており、デフォルトの表示態様で表示されている。一方、特図2の保留アイコンは一つも表示されていない。
図349(2)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11〜h12の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が、装飾図柄表示装置208の中央下部に形成された変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示され、第二の保留アイコンh12が第一の保留アイコンh11の表示位置に移動して、第一の保留アイコンh11として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。変動アイコンh0の表示態様は、消化された保留アイコンh11の表示態様と同じであるが、異なってもよい。
図349(3)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始している様子が示されている。具体的には、例えば、フレームインアニメにより、表示画面の右側から第1タイマ予告表示TM11がフレームインすることにより、タイマ予告演出が開始される。この第1タイマ予告表示TM11の表示態様は、デフォルトの表示態様である。第1タイマ予告表示TM11には、「05:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから5秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。また、図349(3)に示す装飾図柄表示装置208では、ミニゲームも開始されている。この演出例では、ミニゲームが開始されると、装飾図柄が左上隅部に小さく表示され、サイコロの「1」の出目を示す表示と「で保留変化」という表示が行われ、ミニゲームが開始された後で演出ボタン136を操作し、その結果、サイコロの「1」の出目が停止表示すると保留アイコンの表示態様が変化することが予告されている。また、ナビキャラクタYMの近傍では、「ミニゲーム開始」の文字が表示されており、ミニゲームの開始が報知されている。なお、タイマ予告演出が開始した後でミニゲームが開始してもよいし、ミニゲームが開始した後でタイマ予告演出が開始してもよいし、タイマ予告演出が開始するタイミングとミニゲームが開始するタイミングとが同じであってもよい。
その後、図349(4)に示す装飾図柄表示装置208では、サイコロの図柄の変動表示が開始され、ボタン受付時間メーターMTとともにデカボタン画像136aLが表示されて演出ボタン136の操作の受け付けが開始されたことを報知し、また、ナビキャラクタYMの近傍には「押せ」の文字が表示され、遊技者に演出ボタン136の操作を促進する。ここで、デカボタン画像136aLが表示された場合は、通常のサイズのボタン画像136aが表示された場合よりも大当りの信頼度が高く、すなわち、大当り図柄が確定表示されやすいようになっている。また、第1タイマ予告表示TM11では、タイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始されており、図349(4)に示すタイミングでは、第1タイマ予告表示TM11には、「04:37」が表示されている。すなわち、カウントダウンが開始してから、0.63秒が経過した様子が示されている。
そして、図349(5)に示されるタイミングで演出ボタン136が操作されると、図349(6)に示すように、装飾図柄表示装置208では、サイコロの図柄が停止表示する。図349(6)に示される例では、サイコロの図柄が「1」の出目を示す態様で停止表示するとともに「よし」の文字が表示され、ミニゲームにおけるミッション達成の出目となったことが報知されている。すなわち、このミニゲームの結果により、第1タイマ予告表示TM11にかかるタイマ予告演出の結果として実行される或る演出としての保留アイコンの表示態様の変化演出が行われることが確定する。なお、第1タイマ予告表示TM11では、依然としてカウントダウンが継続しており、図349(6)に示すタイミングでは、「02:00」が表示されている。
図349(7)に示す装飾図柄表示装置208では、第一の保留アイコンh11において保留変化アニメが開始され、第一の保留アイコンh11の表示態様が変化することが報知される。なお、第1タイマ予告表示TM11では、依然としてカウントダウンが継続しており、図349(7)に示すタイミングでは、「01:25」が表示されている。
すると、図349(8)に示すように、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が「00:00」になるタイミングで、第一の保留アイコンh11の表示態様がデフォルトの表示態様から爆弾の表示態様に変化し、その上方には「TIMER」の文字が付加され、また、ナビキャラクタYMの近傍では、「タイマ保留だ」の文字が表示され、第一の保留アイコンh11が爆弾の表示態様に変化したことが報知されている。すなわち、この演出例では、第1タイマ予告表示TM11にかかるタイマ予告演出が行われた結果、或る演出としてタイマ予告演出の実行を予告する爆弾の表示態様の保留アイコンに変化する保留アイコンの表示態様の変化演出が行われている様子が示されている。また、この演出例では、図347に示す演出例とは異なり、始動入賞時に爆弾の表示態様の保留アイコンを表示するのではなく、入賞した後の図柄変動表示の実行中において爆弾の表示態様の保留アイコンに表示態様を変化する例について示されている。爆弾の表示態様の第一の保留アイコンh11には、リプレイのアイコンが表示されており、この爆弾の表示態様の第一の保留アイコンh11に関連して実行されるタイマ予告演出が行われた結果、或る演出として疑似連演出が行われる可能性があることが示唆されている。すなわち、疑似連演出の予告(先読み予告)が行われているということができる。なお、この演出例では、タイマ表示が「00:00」となったタイミングで第一の保留アイコンh11の表示態様が爆弾の表示対応に変化したが、タイマ表示が「00:00」となった後で第一の保留アイコンh11の表示態様が爆弾の表示態様に変化してもよいし、第一の保留アイコンh11の表示態様が爆弾の表示態様に変化した後でタイマ表示が「00:00」となってもよい。
図349(9)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄及び右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図349(10)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾2」が停止表示される。なお、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
その後、第3停止が行われ、中図柄に「装飾5」が停止表示されて揺れ変動による仮停止が行われ、その後、図349(11)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾2」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
その後、図349(12)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。ここで、爆弾の表示態様であった第一の保留アイコンh11は、表示態様を変えないで変動アイコン表示領域に移動することで当該図柄変動に関するタイマ予告演出の予告表示態様である変動アイコンh0となる。その後、図349(13)〜同図(17)に示す演出が行われる。なお、図349(13)〜同図(17)に示す演出は、図347(9)〜同図(13)に示す演出と、変動アイコンh0にリプレイのアイコンが表示されている点を除いて同様であるので、説明を省略する。ここで、図349(13)〜同図(17)において実行されるタイマ予告演出は、第2タイマ予告表示TM12にかかるタイマ予告演出となっている。
図349(18)に示す装飾図柄表示装置208では、爆弾表示態様である変動アイコンh0が爆発した後、表示態様がリプレイの表示態様に変化している様子が示されている。このように、この演出例では、タイマ予告演出が行われた結果、或る演出としての疑似連演出が行われた場合に、変動アイコンh0の表示態様を特定の表示態様(リプレイの表示態様)とすることで疑似連演出が行われたことを報知している様子が示されている。
その後、図349(18)に続く図350(19)に示す装飾図柄表示装置208では、疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が開始される。
図350(20)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図350(21)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾5」が停止表示され、リーチ状態が形成される。すると、図350(22)に示すように、装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に「リーチ」の表示が行われ、リーチ状態となったことが報知される。一方、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
その後、図350(23)に示す装飾図柄表示装置208では、強サボハニ群予告が行われる。このとき、リーチ図柄が左上隅に小さく表示され、保留アイコン表示領域は消去されるが、変動アイコン表示領域は変動アイコンh0とともに表示されたままとなっている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「群発生」の文字が表示されており、サボハニ群予告が行われていることが報知されている。また、この演出例では、強サボハニ群予告を構成する1体のサボハニのキャラクタが変動アイコンh0に躓き、変動アイコンh0の表示態様の変化アニメが行われている。すなわち、この演出例では、サボハニ群予告が行われることにより、変動アイコンh0に影響が与えられる場合がある様子が示されている。
すると、図350(24)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニ群予告が継続して行われるとともに、変動アイコンh0の表示態様がリプレイの表示態様から、大きく表示された爆弾の表示態様に変化し、ナビキャラクタYMの近傍には、「新タイマ!」の文字が表示されている。すなわち、変動アイコンh0により、第3タイマ予告表示TM13にかかるタイマ予告演出が開始されることの予告表示が行われている。また、この変化後の変動アイコンh0の上部には、「アツアツ」の文字が表示されており、或る演出として大当りの信頼度の高い演出が実行される可能性があることが示唆されている。そして、この変動アイコンh0には、カットインのアイコンが表示されており、実行が予告されているタイマ予告演出が行われた結果、或る演出としてカットイン画像が表示される可能性があることが示唆されている。そして、この演出例では、「アツアツ」の文字が表示されていることから、強カットイン画像CI1aが表示される可能性が高いことが予告されているということができる。
続いて、図350(25)に示すように、装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展し、主人公の殿様と敵役の剣豪が対峙する画面が表示される。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「剣豪リーチ」の文字が表示され、スーパーリーチの種類を報知している。なお、このとき、変動アイコンh0は消去されている。
図350(26)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始している様子が示されている。具体的には、例えば、フレームインアニメにより、表示画面の右側から第3タイマ予告表示TM13がフレームインすることにより、タイマ予告演出が開始される。この第3タイマ予告表示TM13の表示態様は、デフォルトの表示態様である。第3タイマ予告表示TM13には、「03:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから3秒が経過すると或る演出としてカットイン画像が表示されることを示唆している。
その後、第3タイマ予告表示TM13におけるタイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始され、図350(27)に示すタイミングでは、第3タイマ予告表示TM13には、「01:25」が表示されている。すなわち、カウントダウンが開始してから、1.75秒が経過した様子が示されている。
その後、第3タイマ予告表示TM13におけるタイマ表示が「0:00」となると、図350(28)に示す装飾図柄表示装置208では、強カットイン画像CI1aが表示される。すなわち、この演出例では、強カットイン画像CI1aの表示が或る予告演出の一例ということができる。
その後、図350(29)に示すように、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪を倒し、勝利した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄に停止表示する予定の「装飾5」が表示され、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。
その後、図350(30)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている様子が示されている。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「やったぜ」の文字が表示されており、大当りとなることが報知されている。また、この演出例では、変動アイコンh0が再表示されたときに、爆弾の表示態様から強カットイン画像の表示態様に変更されており、第3タイマ予告表示TM13にかかるタイマ予告演出が行われた結果、或る演出として強カットイン画像CI1aが表示されたことが報知されている。その後、図350(31)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の大当りの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
図351は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるタイマ予告演出の別の例について段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図351(1)〜同図(12)は、図347(1)〜同図(12)と同様であるため、説明を省略する。
図351(13)に示す装飾図柄表示装置208では、第1タイマ予告表示TM11におけるカウントダウンが完了し、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が「00:00」となったタイミングで第3停止が行われ、中図柄にリプレイ図柄RPではなく、「装飾6」が停止表示され、また、ナビキャラクタYMの近傍では、「不発」の文字が表示されており、第1タイマ予告表示TM11にかかるタイマ予告演出は偽のタイマ予告演出であった様子が示されている。なお、中図柄が停止表示された後でタイマ表示が「00:00」となってもよいし、タイマ表示が「00:00」となった後で中図柄が停止表示されてもよいし、タイマ表示が「00:00」となるタイミングで中図柄が停止表示されてもよい。
そして、図351(14)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾6−装飾6」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている。このとき、第1タイマ予告表示TM11は消去されている。また、変動アイコンh0は、爆弾の表示態様からデフォルトの表示態様に変化している。
その後、図351(15)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾6−装飾6」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
この演出例では、保留アイコンが爆弾の表示態様で表示されたが、偽のタイマ予告演出が行われた例について示されているが、偽のタイマ予告演出が行われないようにしてもよく、すなわち、保留アイコンが爆弾の表示態様で表示された場合には、必ずタイマ予告演出が行われるようにしてもよい。
図352は、本実施形態にかかるパチンコ機において実行されるタイマ予告演出の別の例について段階的に示す図であり、図353は、図352に示す演出の一例の続きを段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図352(1)〜同図(2)は、図347(1)〜同図(2)と同様であるため、説明を省略する。
図352(3)では、特図1始動口230に遊技球の入賞が行われて特図1の保留数が1つ増加した様子が示されている。具体的には、装飾図柄表示装置208では、保留アイコン表示領域に特図1の保留アイコンh11が表示され、第2保留数表示における特図1の保留数の表示が「1」となる。ここで、特図1の保留アイコンh11は、3つの爆弾が一塊となって表された表示態様とされており、上方には「TIMER×3」の文字が付加されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「タイマ保留だ」の文字が表示されている。この演出例では、3つの爆弾が一塊となった表示態様の保留アイコンが表示されることにより、3回のタイマ予告演出が実行されることの予告表示が行われている様子が示されている。なお、爆弾の表示態様は、1つや3つに限らず、2つの爆弾が一塊となった表示態様で表示される場合があってもよいし、4つ以上の爆弾が一塊となった表示態様で表示される場合があってもよい。
図352(4)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄及び右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図352(5)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾2」が停止表示される。なお、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図352(6)に示す装飾図柄表示装置208では、第3停止が行われ、中図柄に「装飾6」が停止表示されて揺れ変動による仮停止が行われ、その後、図352(7)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾6−装飾2」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
その後、図352(8)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。ここで、3つの爆弾が一塊となった表示態様の第一の保留アイコンh11は、表示態様を変えないで変動アイコン表示領域に移動することで当該図柄変動に関する3回のタイマ予告演出が実行されることの予告表示態様である変動アイコンh0となる。
図352(9)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始している様子が示されている。具体的には、例えば、フレームインアニメにより、表示画面の右側から第1タイマ予告表示TM11がフレームインすることにより、タイマ予告演出が開始される。この第1タイマ予告表示TM11の表示態様は、デフォルトの表示態様である。第1タイマ予告表示TM11には、「07:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから7秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。また、この演出例では、第1タイマ予告表示TM11にリプレイのアイコンRPLが付加されており、或る演出として疑似連が開始される可能性が高いことを示唆している。また、3つの爆弾が一塊となった表示態様の変動アイコンh0では、「TIMER×3」の表示が消去されるとともに、3つの爆弾のうちの右側に配置された爆弾の導火線の先端が着火する様子が示され、また、ナビキャラクタYMの近傍では、「7秒後に何かが・・・」の文字が表示され、7秒後にタイマ予告演出が行われた結果として或る演出が行われる可能性があることが示唆されている。また、この演出例では、では、装飾図柄が中央上部に小さく表示されている様子が示されている。ここで、変動アイコンh0の表示態様が変化した後で第1タイマ予告表示TM11が表示開始されてもよいし、第1タイマ予告表示TM11が表示開始された後で変動アイコンh0の表示態様が変化してもよいし、変動アイコンh0の表示態様が変化するタイミングで第1タイマ予告表示TM11が表示開始されてもよい。また、装飾図柄の表示位置が変更された後で第1タイマ予告表示TM11が表示開始されてもよいし、第1タイマ予告表示TM11が表示開始された後で装飾図柄の表示位置が変更されてもよいし、装飾図柄の表示位置が変更されるタイミングで第1タイマ予告表示TM11が表示開始されてもよい。
その後、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始され、図352(10)に示すタイミングでは、第1タイマ予告表示TM11には、「06:36」が表示されている。すなわち、カウントダウンが開始してから、0.64秒が経過した様子が示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「注目」の文字が表示され、第1タイマ予告表示TM11に対する注意喚起がなされている。また、変動アイコンh0における右側に配置された爆弾の導火線の長さもタイマ表示のカウントダウンが開始してからの時間に応じて短くなっている。
図352(11)に示す装飾図柄表示装置208では、2つ目のタイマ予告演出が開始している様子が示されている。具体的には、例えば、フレームインアニメにより、表示画面の左側から第2タイマ予告表示TM12がフレームインすることにより、2つ目のタイマ予告演出が開始される。この第2タイマ予告表示TM12の表示態様は、デフォルトの表示態様である。第2タイマ予告表示TM12には、「20:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから20秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。また、この演出例では、第2タイマ予告表示TM12にサボハニのアイコンSBHが付加されており、或る演出としてサボハニ群予告が開始される可能性が高いことを示唆している。また、3つの爆弾が一塊となった表示態様の変動アイコンh0では、3つの爆弾のうちの左側に配置された爆弾の導火線の先端が着火する様子が示されている。この左側に配置された爆弾の導火線の長さもタイマ表示のカウントダウンが開始してからの時間に応じて短くなっていく。また、第1タイマ予告表示TM11では、カウントダウンが継続しており、図352(11)に示すタイミングでは、「05:75」が表示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「注目」の文字が引き続き表示されており、タイマ予告演出に対する注意喚起がなされている。
その後、第2タイマ予告表示TM12におけるタイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始され、図352(12)に示すタイミングでは、第2タイマ予告表示TM12には、「19:20」が表示されている。すなわち、第2タイマ予告表示TM12におけるタイマ表示のカウントダウンが開始してから、0.8秒が経過した様子が示されている。一方、第1タイマ予告表示TM11においても、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、第1タイマ予告表示TM11には、「04:95」が表示されている。また、図352(12)に示す装飾図柄表示装置208では、ミニゲームが開始されている様子が示されている。この演出例では、ミニゲームが開始されると、表示画面の左側に宝箱画像BOXが表示されるとともに、宝箱画像BOXの右側に、サボハニのキャラクタとともに「が出たら群予告確定」の文字が表示されており、宝箱からサボハニのキャラクタSBHNが出現するとサボハニ群予告が行われることが報知されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「ミニゲームも注目」の文字が表示され、タイマ予告演出と併せてミニゲームに対する注意喚起がなされている。
図352(13)に示す装飾図柄表示装置208では、ミニゲームの結果が表示されている様子が示されている。具体的には、装飾図柄表示装置208の表示画面の左側に表示されていた宝箱画像BOXが開放し、中からサボハニのキャラクタSBHNが出現するとともに、その近傍に「成功!」の文字が表示され、また、ナビキャラクタYMの近傍では、「やったぜ」の文字が表示され、ミニゲームに成功した様子が示されている。なお、2つのタイマ予告表示TM11,TM12では、それぞれカウントダウンが継続しており、図352(13)に示すタイミングでは、第1タイマ予告表示TM11では、「03:51」が表示され、第2タイマ予告表示TM12では、「17:76」が表示されている。
すると、図352(14)に示すように、装飾図柄表示装置208では、第2タイマ予告表示TM12の表示態様がデフォルトの表示態様から高信頼度表示態様に変化し、第2タイマ予告表示TM12に付加されていたサボハニのアイコンSBHは、4つに増加する態様で表示され、サボハニ群予告が実行されることが報知される。なお、高信頼度表示態様に変化した場合には、強サボハニ群予告が必ず実行されるようにしてもよいし、弱サボハニ群予告が実行される場合があってもよいが、この演出例では、強サボハニ群予告が必ず実行される。一方、ナビキャラクタYMの近傍では、「疑似連」とともにクエスチョンマークが付加されており、第1タイマ予告表示TM11にかかるタイマ予告演出が行われた結果、或る演出として疑似連演出が行われる可能性があることが示唆されている。なお、2つのタイマ予告表示TM11,TM12では、それぞれカウントダウンが継続しており、図352(14)に示すタイミングでは、第1タイマ予告表示TM11では、「01:37」が表示され、第2タイマ予告表示TM12では、「15:62」が表示されている。
その後、図352(15)に示すタイミングで第1タイマ予告表示TM11におけるカウントダウンが完了し、「00:00」が表示されると、3つの爆弾が一塊となった表示態様の変動アイコンh0における右側の爆弾が爆発し、エフェクトが表示される。そして、左図柄、中図柄及び右図柄が同時に停止し、「装飾5−リプレイ図柄RP−装飾6」の装飾図柄の組み合わせが表示される。また、ナビキャラクタYMの近傍では、「疑似連!」の文字が表示され、疑似連演出が行われることが報知されている。なお、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が「00:00」となった後で装飾図柄が停止表示されてもよいし、装飾図柄が停止表示された後で第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が「00:00」となってもよいし、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が「00:00」となったタイミングで装飾図柄が停止表示されてもよい。一方、第2タイマ予告表示TM12では、カウントダウンが継続しており、図352(15)に示すタイミングでは、「14:25」が表示されている。
その後、図352(16)に示すように、疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が開始される。また、ナビキャラクタYMの近傍には、疑似連により2回目の装飾図柄の変動表示が開始された回数を示す「×2」の表示が行われている。また、装飾図柄表示装置208の表示画面の右上隅部には、第1タイマ予告表示TM11が消去されてリプレイのアイコンRPLが表示され、疑似連演出が行われたことが報知されている。なお、疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が開始された後でリプレイのアイコンRPLが表示開始されてもよいし、リプレイのアイコンRPLが表示開始された後で疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が開始されてもよいし、疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が開始されたタイミングでリプレイのアイコンRPLが表示開始されてもよい。また、このとき、変動アイコンh0の表示態様が右側に配置された爆弾が消去された態様に変化している。このように、この演出例では、タイマ予告演出が1回行われる毎に、爆弾が1つずつ減少する態様で表示されている。なお、第2タイマ予告表示TM12では、カウントダウンが継続しており、図352(16)に示すタイミングでは「14:00」が表示されている。
図352(17)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、第2タイマ予告表示TM12では、カウントダウンが継続しており、図352(17)に示すタイミングでは「05:22」が表示されている。
図352(18)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾5」が停止表示され、リーチ状態が形成される。すると、図352(18)に続く図353(19)に示すように、装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に「リーチ」の表示が行われ、リーチ状態となったことが報知される。一方、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。なお、第2タイマ予告表示TM12では、カウントダウンが継続しており、図353(19)に示すタイミングでは「02:12」が表示されている。
その後、図353(20)に示すように、第2タイマ予告表示TM12におけるカウントダウンが完了し、タイマ表示が「00:00」となると、2つの爆弾が一塊となった表示態様の変動アイコンh0における左側の爆弾が爆発し、エフェクトが表示され、また、装飾図柄表示装置208では、強サボハニ群予告が行われる。このとき、リーチ図柄が左上隅に小さく表示される。また、この演出例では、保留アイコン表示領域が消去されるが、変動アイコン表示領域は表示された状態が維持されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「群発生」の文字が表示されており、サボハニ群予告が行われていることが報知されている。すなわち、この演出例では、第2タイマ予告表示TM12によるタイマ予告演出の結果として強サボハニ群予告が行われる様子が示されている。なお、第2タイマ予告表示TM12におけるタイマ表示が「00:00」となった後でサボハニ群予告が開始されてもよいし、サボハニ群予告が開始された後で第2タイマ予告表示TM12におけるタイマ表示が「00:00」となってもよいし、第2タイマ予告表示TM12におけるタイマ表示が「00:00」となるタイミングでサボハニ群予告が開始されてもよい。
図353(21)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニ群予告が継続して行われている様子が示されている。このとき、リプレイのアイコンRPLのアイコンの下方に、サボハニのアイコンSBHが表示され、サボハニ群予告が行われたことが報知されている。また、このとき、第2タイマ予告表示TM12は消去されている。さらに、この演出例では、その後、演出表示がスーパーリーチの表示に切り換えられるため、変動アイコン表示領域に表示されていた変動アイコンh0が消去される。なお、第2タイマ予告表示TM12が消去された後で変動アイコンh0が消去されてもよいし、変動アイコンh0が消去された後で第2タイマ予告表示TM12が消去されてもよいし、第2タイマ予告表示TM12が消去されるタイミングと変動アイコンh0が消去されるタイミングが同じであってもよい。
続いて、図353(22)に示すように、装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展し、主人公の殿様と敵役の剣豪が対峙する画面が表示される。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「剣豪リーチ」の文字が表示され、スーパーリーチの種類を報知している。このとき、変動アイコン表示領域は消去されている。また、この演出例では、3つのうちの残り1つとなった爆弾の表示態様の変動アイコンh0に対応して、装飾図柄表示装置208の表示画面の左下隅部に爆弾のアイコンとともに「待機中」の文字が表示され、3つ目のタイマ予告演出が開始される予定であることが報知されている。このように、この演出例では、装飾図柄の変動表示中にタイマ予告演出が待機している旨の表示が行われている様子が示されている。
図353(23)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始している様子が示されている。具体的には、例えば、フレームインアニメにより、表示画面の右側から第3タイマ予告表示TM13がフレームインすることにより、タイマ予告演出が開始される。この第3タイマ予告表示TM13の表示態様は、デフォルトの表示態様である。第3タイマ予告表示TM13には、「03:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから3秒が経過すると或る演出としてカットイン画像が表示されることを示唆している。また、このとき、表示画面の左下隅部に表示されていた爆弾のアイコンは消去されている。なお、リプレイのアイコンRPLは、第3タイマ予告表示TM13の前面側にオーバーラップされており、オーバーラップされていない状態よりも視認困難とされている。
その後、第3タイマ予告表示TM13におけるタイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始され、図353(24)に示すタイミングでは、第3タイマ予告表示TM13には、「01:25」が表示されている。すなわち、カウントダウンが開始してから、1.75秒が経過した様子が示されている。
その後、第3タイマ予告表示TM13におけるタイマ表示が「00:00」となると、図353(25)に示す装飾図柄表示装置208では、強カットイン画像CI1aが表示される。すなわち、この演出例では、強カットイン画像CI1aの表示が或る演出の一例ということができる。
その後、図353(26)に示すように、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪を倒し、勝利した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄に停止表示する予定の「装飾5」が表示され、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。
その後、図353(27)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている様子が示されている。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「やったぜ」の文字が表示されており、大当りとなることが報知されている。また、この演出例では、変動アイコンh0が再表示されたときに、爆弾の表示態様から強カットイン画像の表示態様に変更されており、第3タイマ予告表示TM13にかかるタイマ予告演出が行われた結果、或る演出として強カットイン画像CI1aが表示されたことが報知されている。その後、図353(28)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の大当りの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
この演出例では、保留アイコンにおいて表示されている爆弾の個数に対応する回数のタイマ予告演出を実行するようにしたが、保留アイコンにおいて表示されている爆弾の個数に対応する回数と同じ回数ではなく、表示された爆弾の個数がタイマ予告演出が実行される最低保証回数であってもよいし、最大実行可能回数であってもよい。
また、ミッションとして、保留アイコンにおいて表示されている爆弾の個数に対応する回数のタイマ予告演出が実行された場合(すなわち、ミッションが達成された場合)には、大当り図柄が必ず確定表示されるように構成されてもよい。
図354は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるタイマ予告演出の別の例について段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図354(1)〜同図(10)は、図347(1)〜同図(10)と同様であるため、説明を省略する。
第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が「06:36」となったタイミングで、図354(11)に示す装飾図柄表示装置208では、2つ目のタイマ予告演出が開始している様子が示されている。具体的には、例えば、フレームインアニメにより、表示画面の左側から第2タイマ予告表示TM12がフレームインすることにより、2つ目のタイマ予告演出が開始される。この第2タイマ予告表示TM12の表示態様は、デフォルトの表示態様である。第2タイマ予告表示TM12には、「02:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから2秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。
その後、第2タイマ予告表示TM12におけるタイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始され、図354(12)に示すタイミングでは、第2タイマ予告表示TM12には、「01:00」が表示されている。すなわち、第2タイマ予告表示TM12におけるタイマ表示のカウントダウンが開始してから、1秒が経過した様子が示されている。一方、第1タイマ予告表示TM11においても、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、第1タイマ予告表示TM11には、「05:36」が表示されている。また、図354(12)に示すタイミングでは、爆弾の表示態様の変動アイコンh0が、いずれのタイマ予告表示におけるタイマ表示も「00:00」となっていないにもかかわらず、爆発する演出が開始されている。
すると、図354(13)に示すように、第2タイマ予告表示TM12におけるタイマ表示が「00:00」になるタイミングで、変動アイコンh0の表示態様が爆弾の表示態様からパンダの表示態様に変化し、先読みの表示態様となる。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「アイコン変化」の文字が表示され、変動アイコンh0の表示態様が変化したことが報知されている。その後、図354(14)に示すように、第2タイマ予告表示TM12が消去される。また、ナビキャラクタYMの近傍に表示されていた「保留変化」の文字も消去されている。なお、第1タイマ予告表示TM11では、カウントダウンが継続しており、図354(14)に示すタイミングでは「04:11」が表示されている。
図354(15)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、第1タイマ予告表示TM11では、カウントダウンが継続しており、図354(15)に示すタイミングでは、「03:29」が表示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍では「何だ」の文字とともにクエスチョンマークが表示され、第1タイマ予告表示TM11におけるカウントダウンが完了したときに何れの予告表示が行われるかについての期待感を煽っている。
図354(16)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾6」が停止表示される。なお、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、第1タイマ予告表示TM11では、カウントダウンが継続しており、図354(16)に示すタイミングでは、「01:66」が表示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍では、「疑似連」の文字とともにクエスチョンマークが付加されており、第1タイマ予告表示TM11におけるカウントダウンが完了したときに疑似連演出が行われる可能性があることを示唆している。
図354(17)に示す装飾図柄表示装置208では、第1タイマ予告表示TM11におけるカウントダウンが完了し、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が「00:00」となったタイミングで第3停止が行われ、中図柄に疑似連図柄としてのリプレイ図柄RPが停止表示される。また、ナビキャラクタYMの近傍では、「疑似連!」の文字が表示されており、疑似連が行われることが報知されている。本実施形態では、疑似連図柄が停止表示するタイミングで第1タイマ予告表示TM11におけるカウントダウンが完了しているが、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が「00:00」となってから中図柄が停止表示してもよいし、中図柄が停止表示してから第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が「00:00」となってもよい。
このように、この演出例では、1回のタイマ予告演出を示唆する爆弾の表示態様の保留アイコンで複数回のタイマ予告演出が行われている様子が示されている。
図355は、本実施形態にかかるパチンコ機において実行されるタイマ予告演出の別の例について段階的に示す図であり、図356は、図355に示す演出の一例の続きを段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図355(1)〜同図(2)は、図347(1)〜同図(2)と同様であるため、説明を省略する。
図355(3)では、特図1始動口230に遊技球の入賞が行われて特図1の保留数が1つ増加した様子が示されている。具体的には、装飾図柄表示装置208では、保留アイコン表示領域に特図1の保留アイコン(第一の保留アイコン)h11が表示され、第2保留数表示における特図1の保留数の表示が「1」となる。ここで、第一の保留アイコンh11は、爆弾の表示態様とされているが、図347(3)に示すものよりもサイズが大きい大爆弾の表示態様とされている。また、この大爆弾の表示態様の第一の保留アイコンh11には、リプレイのアイコンと、サボハニのアイコンと、番長のアイコンが表示されており、この大爆弾の表示態様の第一の保留アイコンh11に関連して実行されるタイマ予告演出が行われた結果、或る演出として、疑似連演出、サボハニ群予告及びカットイン画像の表示が行われる可能性があることが示唆されている。すなわち、疑似連演出、サボハニ群予告及びカットイン画像の予告(先読み予告)が行われているということができる。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「大タイマ保留だ」の文字が表示されている。この演出例では、1つの爆弾の表示態様の保留アイコンに、或る演出として実行される演出を示すアイコンが3つ表示されることにより、3回のタイマ予告演出が実行されることの予告表示が行われている様子が示されている。なお、大爆弾の表示態様の保留アイコン(変動アイコン)に示されるアイコンの数は、1つや3つに限らず、2つアイコンが表示される態様である場合があってもよいし、4つ以上のアイコンが表示される態様である場合があってもよい。
図355(4)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄及び右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、ナビキャラクタYMの近傍では、「鬼熱」の文字が表示されており、大爆弾の表示態様である第一の保留アイコンh11にかかる図柄変動表示に対する大当りの信頼度がきわめて高いことを示唆している。
図355(5)では、特図1始動口230に遊技球の入賞が行われて特図1の保留数が1つ増加した様子が示されている。具体的には、装飾図柄表示装置208では、保留アイコン表示領域に特図1の保留アイコン(第二の保留アイコン)h12が表示され、第2保留数表示における特図1の保留数の表示が「2」となる。ここで、第二の保留アイコンh12は、一部が大爆弾の表示態様である第一の保留アイコンh11にオーバーラップされており、オーバーラップされていない状態である場合よりも視認困難とされている。また、ナビキャラクタYMの近傍では、「鬼熱待機中」の文字が表示されており、大当りの信頼度のきわめて高いことが示唆されている第一の保留アイコンh11にかかる図柄変動表示の開始が待機されていることを報知している。
その後、図355(6)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾2」が停止表示される。なお、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図355(7)に示す装飾図柄表示装置208では、第3停止が行われ、中図柄に「装飾6」が停止表示されて揺れ変動による仮停止が行われ、その後、図355(8)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾6−装飾2」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
その後、図355(9)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11,h12の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示され、第二の保留アイコンh12の表示位置にあった保留アイコンが第一の保留アイコンh11の表示位置に移動して第一の保留アイコンh11として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。ここで、大爆弾の表示態様の第一の保留アイコンh11は、表示態様を変えないで変動アイコン表示領域に移動することで当該図柄変動に関する3回のタイマ予告演出が実行されることの予告表示態様である大爆弾の表示態様の変動アイコンh0となる。また、大爆弾の表示態様の第一の保留アイコンh11にかかる図柄変動表示が開始されたことに応じて、ナビキャラクタYMの近傍では、「鬼熱変動中」の文字が表示され、大当り予告がなされている。
図355(10)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始している様子が示されている。具体的には、例えば、フレームインアニメにより、表示画面の右側から第1タイマ予告表示TM11がフレームインすることにより、タイマ予告演出が開始される。この第1タイマ予告表示TM11の表示態様は、デフォルトの表示態様である。第1タイマ予告表示TM11には、「07:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから7秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。また、この演出例では、第1タイマ予告表示TM11にリプレイのアイコンRPLが付加されており、或る演出として疑似連演出が開始される可能性が高いことを示唆している。また、大爆弾の表示態様の変動アイコンh0では、導火線の先端が着火する様子が示され、また、ナビキャラクタYMの近傍では、「7秒後に何かが・・・」の文字が表示され、7秒後にタイマ予告演出が行われた結果として或る演出が行われる可能性があることが示唆されている。また、この演出例では、では、装飾図柄が中央上部に小さく表示されている様子が示されている。ここで、装飾図柄の表示位置が変更された後で第1タイマ予告表示TM11が表示開始されてもよいし、第1タイマ予告表示TM11が表示開始された後で装飾図柄の表示位置が変更されてもよいし、装飾図柄の表示位置が変更されるタイミングで第1タイマ予告表示TM11が表示開始されてもよい。
その後、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始され、図355(11)に示すタイミングでは、第1タイマ予告表示TM11には、「06:36」が表示されている。すなわち、カウントダウンが開始してから、0.64秒が経過した様子が示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「注目」の文字が表示され、第1タイマ予告表示TM11に対する注意喚起がなされている。また、大爆弾の表示態様の変動アイコンh0における導火線の長さは、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示のカウントダウンが開始してからの時間に応じて短くなっている。このとき、例えば、変動アイコンh0に表示されているリプレイのアイコンを点滅表示等により表示態様を変化させてリプレイのアイコンに対応するタイマ予告演出が開始していることを報知するようにしてもよい。
図355(12)に示す装飾図柄表示装置208では、2つ目のタイマ予告演出が開始している様子が示されている。具体的には、例えば、フレームインアニメにより、表示画面の左側から第2タイマ予告表示TM12がフレームインすることにより、2つ目のタイマ予告演出が開始される。この第2タイマ予告表示TM12の表示態様は、デフォルトの表示態様である。第2タイマ予告表示TM12には、「20:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから20秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。また、この演出例では、第2タイマ予告表示TM12にサボハニのアイコンSBHが付加されており、或る演出としてサボハニ群予告が開始される可能性が高いことを示唆している。また、第1タイマ予告表示TM11では、カウントダウンが継続しており、図355(12)に示すタイミングでは、「05:75」が表示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「注目」の文字が引き続き表示されており、タイマ予告演出に対する注意喚起がなされている。このとき、例えば、変動アイコンh0に表示されているサボハニのアイコンを点滅表示等により表示態様を変化させてサボハニのアイコンに対応するタイマ予告演出が開始していることを報知するようにしてもよい。
その後、第2タイマ予告表示TM12におけるタイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始され、図355(13)に示すタイミングでは、第2タイマ予告表示TM12には、「19:20」が表示されている。すなわち、第2タイマ予告表示TM12におけるタイマ表示のカウントダウンが開始してから、0.8秒が経過した様子が示されている。一方、第1タイマ予告表示TM11においても、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、第1タイマ予告表示TM11には、「04:95」が表示されている。また、図355(13)に示す装飾図柄表示装置208では、ミニゲームが開始されている様子が示されている。この演出例では、ミニゲームが開始されると、表示画面の左側に宝箱画像BOXが表示されるとともに、宝箱画像BOXの右側に、サボハニのキャラクタとともに「が出たら群予告確定」の文字が表示されており、宝箱からサボハニのキャラクタが出現するとサボハニ群予告が行われることが報知されている。ここで、大爆弾の表示態様の変動アイコンh0は、一部が「が出たら群予告確定」の文字表示にオーバーラップされているが、当該文字表示が変動アイコンh0にオーバーラップされてもよい。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「ミニゲームも注目」の文字が表示され、タイマ予告演出と併せてミニゲームに対する注意喚起がなされている。
図355(14)に示す装飾図柄表示装置208では、ミニゲームの結果が表示されている様子が示されている。具体的には、装飾図柄表示装置208の表示画面の左側に表示されていた宝箱画像BOXが開放し、中からサボハニのキャラクタが出現するとともに、その近傍に「成功!」の文字が表示され、また、ナビキャラクタYMの近傍では、「やったぜ」の文字が表示され、ミニゲームに成功した様子が示されている。なお、2つのタイマ予告表示TM11,TM12では、それぞれカウントダウンが継続しており、図355(14)に示すタイミングでは、第1タイマ予告表示TM11では、「03:51」が表示され、第2タイマ予告表示TM12では、「17:76」が表示されている。
すると、図355(15)に示すように、装飾図柄表示装置208では、第2タイマ予告表示TM12の表示態様がデフォルトの表示態様から高信頼度表示態様に変化し、第2タイマ予告表示TM12に付加されていたサボハニのアイコンSBHは、4つに増加する態様で表示され、サボハニ群予告が実行されることが報知される。なお、高信頼度表示態様に変化した場合には、強サボハニ群予告が必ず実行されるようにしてもよいし、弱サボハニ群予告が実行される場合があってもよいが、この演出例では、強サボハニ群予告が必ず実行される。また、大爆弾の表示態様の変動アイコンh0では、ミニゲームに成功してサボハニ群予告の実行が確定したため、サボハニのアイコンにオーバーラップするようにして「済」のマークが表示されている。なお、サボハニ群予告が実行された後で「済」マークが表示されるようにしてもよい。一方、ナビキャラクタYMの近傍では、「疑似連」とともにクエスチョンマークが付加されており、第1タイマ予告表示TM11にかかるタイマ予告演出が行われた結果、或る演出として疑似連演出が行われる可能性があることが示唆されている。なお、2つのタイマ予告表示TM11,TM12では、それぞれカウントダウンが継続しており、図355(15)に示すタイミングでは、第1タイマ予告表示TM11では、「01:37」が表示され、第2タイマ予告表示TM12では、「15:62」が表示されている。
その後、図355(16)に示すタイミングで第1タイマ予告表示TM11におけるカウントダウンが完了し、「00:00」が表示されると、左図柄、中図柄及び右図柄が同時に停止し、「装飾5−リプレイ図柄RP−装飾6」の装飾図柄の組み合わせが表示される。なお、大爆弾の表示態様の変動アイコンh0は、一部がリプレイ図柄RPにオーバーラップされているが、リプレイ図柄RPが変動アイコンh0にオーバーラップされてもよい。また、ナビキャラクタYMの近傍では、「疑似連!」の文字が表示され、疑似連演出が行われることが報知されている。なお、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が「00:00」となった後で装飾図柄が停止表示されてもよいし、装飾図柄が停止表示された後で第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が「00:00」となってもよいし、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が「00:00」となったタイミングで装飾図柄が停止表示されてもよい。一方、第2タイマ予告表示TM12では、カウントダウンが継続しており、図355(16)に示すタイミングでは、「14:25」が表示されている。
その後、図355(17)に示すように、疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が開始される。また、ナビキャラクタYMの近傍には、疑似連により2回目の装飾図柄の変動表示が開始された回数を示す「×2」の表示が行われている。また、装飾図柄表示装置208の表示画面の右上隅部には、第1タイマ予告表示TM11が消去されてリプレイのアイコンRPLが表示され、疑似連演出が行われたことが報知されている。さらに、この演出例では、タイマ予告演出が行われた結果として疑似連演出が実行されたため、大爆弾の表示態様の変動アイコンh0に表示されたリプレイのアイコンにオーバーラップするようにして「済」のマークが表示されている。なお、第2タイマ予告表示TM12では、カウントダウンが継続しており、図355(17)に示すタイミングでは「14:00」が表示されている。
図355(18)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、第2タイマ予告表示TM12では、カウントダウンが継続しており、図355(18)に示すタイミングでは「05:22」が表示されている。
図355(18)に続く図356(19)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾5」が停止表示され、リーチ状態が形成される。すると、図356(20)に示すように、装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に「リーチ」の表示が行われ、リーチ状態となったことが報知される。一方、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。なお、第2タイマ予告表示TM12では、カウントダウンが継続しており、図356(20)に示すタイミングでは「02:12」が表示されている。
その後、図356(21)に示すように、第2タイマ予告表示TM12におけるカウントダウンが完了し、タイマ表示が「00:00」となると、装飾図柄表示装置208では、強サボハニ群予告が行われる。このとき、リーチ図柄が左上隅に小さく表示される。また、この演出例では、保留アイコン表示領域が消去されるが、変動アイコン表示領域は表示された状態が維持されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「群発生」の文字が表示されており、サボハニ群予告が行われていることが報知されている。すなわち、この演出例では、第2タイマ予告表示TM12によるタイマ予告演出の結果として強サボハニ群予告が行われる様子が示されている。
図356(22)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニ群予告が継続して行われている様子が示されている。このとき、リプレイのアイコンRPLのアイコンの下方に、サボハニのアイコンSBHが表示され、サボハニ群予告が行われたことが報知されている。また、このとき、第2タイマ予告表示TM12は消去されている。さらに、この演出例では、その後、演出表示がスーパーリーチの表示に切り換えられるが、変動アイコンh0が大爆弾の表示態様である場合には変動アイコンh0は消去されず、スーパーリーチに移行しても表示された状態が維持されるが、変動アイコンが消去されてもよい。
続いて、図356(23)に示すように、装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展し、主人公の殿様と敵役の剣豪が対峙する画面が表示される。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「剣豪リーチ」の文字が表示され、スーパーリーチの種類を報知している。
図356(24)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始している様子が示されている。具体的には、例えば、フレームインアニメにより、表示画面の右側から第3タイマ予告表示TM13がフレームインすることにより、タイマ予告演出が開始される。この第3タイマ予告表示TM13の表示態様は、デフォルトの表示態様である。第3タイマ予告表示TM13には、「03:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから3秒が経過すると或る演出としてカットイン画像が表示されることを示唆している。なお、リプレイのアイコンRPLは、第3タイマ予告表示TM13の前面側にオーバーラップされており、オーバーラップされていない状態よりも視認困難とされている。
その後、第3タイマ予告表示TM13におけるタイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始され、図356(25)に示すタイミングでは、第3タイマ予告表示TM13には、「01:25」が表示されている。すなわち、カウントダウンが開始してから、1.75秒が経過した様子が示されている。
その後、第3タイマ予告表示TM13におけるタイマ表示が「00:00」となると、図356(26)に示す装飾図柄表示装置208では、強カットイン画像CI1aが表示され、その後、図356(27)に示すように、第3タイマ予告表示TM13は消去される。また、この演出例では、タイマ予告演出が行われた結果として強カットイン画像CI1aの表示が行われたため、大爆弾の表示態様の変動アイコンh0に表示された番長のアイコンにオーバーラップするようにして「済」のマークが表示されている。このように、この演出例では、強カットイン画像CI1aの表示が或る演出の一例ということができる。
その後、図356(28)に示す装飾図柄表示装置208では、大爆弾の表示態様の変動アイコンh0に示される全てのアイコンについてそれぞれ対応する演出が行われたため、変動アイコンh0が爆発する演出が開始されている。すると、図356(29)に示すように、変動アイコンh0の表示態様が大爆弾の表示態様からパンダの表示態様に変化し、変動アイコンh0による予告表示が行われる。ここで、変動アイコンh0がパンダの表示態様以外の表示態様に変化する場合があってもよく、例えば、番長の表示態様に変化した場合には、パンダの表示態様に変化した場合よりも大当り図柄が確定表示されやすくしてもよい。また、デフォルトの表示態様に変化する場合があってもよい。
その後、図356(30)に示すように、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪を倒し、勝利した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄に停止表示する予定の「装飾5」が表示され、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。なお、このとき、変動アイコンh0は変動アイコン表示領域とともに消去されているが、消去されないようにしてもよい。
その後、図356(31)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている様子が示されている。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「やったぜ」の文字が表示されており、大当りとなることが報知されている。また、このとき、変動アイコン表示領域及び保留アイコン表示領域も再表示されている。その後、図356(32)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の大当りの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
図357は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行される保留予告演出の一例について段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図357(1)〜同図(2)は、図347(1)〜同図(2)と同様であるため、説明を省略する。
図357(3)では、特図1始動口230に遊技球の入賞が行われて特図1の保留数が1つ増加した様子が示されている。具体的には、装飾図柄表示装置208では、保留アイコン表示領域に特図1の保留アイコンh11が表示され、第2保留数表示における特図1の保留数の表示が「1」となる。ここで、特図1の保留アイコン(第一の保留アイコン)h11は、吉宗保留の表示態様とされており、先読み予告の表示態様である。この吉宗保留の表示態様で保留アイコンが表示された場合は、デフォルトの表示態様で保留アイコンが表示された場合よりも最終的に大当り図柄が確定停止しやすくなっている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「俺様登場!」の文字が表示されており、吉宗保留の表示態様による保留アイコンが表示されたことが報知されている。なお、吉宗保留の表示態様の第一の保留アイコンh11が表示開始された後で「俺様登場!」の文字の表示が開始されてもよいし、「俺様登場!」の文字の表示が開始された後で吉宗保留の表示態様の第一の保留アイコンh11が表示開始されてもよいし、吉宗保留の表示態様の第一の保留アイコンh11が表示開始されるタイミングで「俺様登場!」の文字の表示が開始されてもよい。また、殿様のキャラクタを表した吉宗保留の表示態様の他にも、例えば、爺のキャラクタを表した爺保留の表示態様や、婆のキャラクタを表した婆保留の表示態様で保留アイコンが表示されてもよく、キャラクタの種類により大当りの信頼度が異なるようにしてもよい。
図357(4)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄及び右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、ナビキャラクタYMの近傍では、「次変動期待」の文字が表示されており、吉宗保留の表示態様である第一の保留アイコンh11に対応する図柄変動表示における大当りの期待度が高いことが示唆されている。
図357(5)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾2」が停止表示される。なお、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、ナビキャラクタYMの近傍に表示されていた文字は消去されている。
図357(6)に示す装飾図柄表示装置208では、第3停止が行われ、中図柄に「装飾2」が停止表示されて揺れ変動による仮停止が行われ、その後、図357(7)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾2−装飾2」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
その後、図357(8)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。ここで、吉宗保留の表示態様であった第一の保留アイコンh11は、表示態様を変えないで変動アイコン表示領域に移動することで当該図柄変動に関する予告表示態様である変動アイコンh0となる。また、ナビキャラクタYMの近傍では、「SP確定!」の文字が表示されており、スーパーリーチに移行することが予告報知されている。このように、吉宗保留の表示態様の保留アイコンは、大当りの先読み予告であるとともに、スーパーリーチの先読み予告として機能しているということができる。なお、図柄変動表示が開始した後で「SP確定!」の文字の表示が開始されてもよいし、図柄変動表示が開始するタイミングで「SP確定!」の文字が表示開始されてもよい。
図357(9)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図357(10)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾5」が停止表示され、リーチ状態が形成される。すると、図357(11)に示すように、装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に「リーチ」の表示が行われ、リーチ状態となったことが報知される。一方、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
その後、図357(12)に示すように、装飾図柄表示装置208では、上述した強サボハニ群予告よりもサボハニSBHNの数が少ない弱サボハニ群予告が行われている様子が示されている。この弱サボハニ群予告は、サボハニ群予告が行われなかった場合よりは信頼度が高いが、強サボハニ群予告が行われた場合よりは信頼度は低い。
図357(13)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニ群予告が継続して行われているとともに、ナビキャラクタYMの近傍に「SP発展」の表示が行われ、スーパーリーチに発展することが報知されている。
続いて、図357(14)に示すように、装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展し、主人公の殿様と敵役の剣豪が対峙する画面が表示される。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「剣豪リーチ」の文字が表示され、スーパーリーチの種類を報知している。
その後、図357(15)に示す装飾図柄表示装置208では、弱カットイン画像CI1bが表示されている様子が示されている。
図357(16)に示す装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪に敗れ、敗北した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄に停止表示する予定の「装飾6」が表示され、「装飾5−装飾6−装飾5」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。
その後、図357(17)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾6−装飾5」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている様子が示されている。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「残念」の文字が表示され、ハズレの表示結果となることが報知される。また、変動アイコン表示領域及び保留アイコン表示領域が再表示され、吉宗保留の表示態様の変動アイコンh0も再表示されている。その後、図357(18)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾6−装飾5」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
図358は、本実施形態にかかるパチンコ機において実行されるタイマ予告演出の別の例について段階的に示す図であり、図359は、図358に示す演出の一例の続きを段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図358(1)〜同図(2)は、図347(1)〜同図(2)と同様であるため、説明を省略する。
図358(3)では、特図1始動口230に遊技球の入賞が行われて特図1の保留数が1つ増加した様子が示されている。具体的には、装飾図柄表示装置208では、保留アイコン表示領域に特図1の保留アイコンh11が表示され、第2保留数表示における特図1の保留数の表示が「1」となる。ここで、特図1の保留アイコン(第一の保留アイコン)h11は、上述した殿様のキャラクタを表した吉宗保留の表示態様と共通する表示態様であるが、爆弾を抱えている殿様のキャラクタを表した吉宗爆弾保留の表示態様とされており、タイマ予告演出の先読み予告の表示態様となっている。また、殿様のキャラクタが抱えている爆弾には「群」の文字が表示されており、タイマ予告演出が行われた結果として実行される或る演出としてサボハニ群予告が行われる可能性があることを示唆している。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「俺様登場!」の文字が表示されており、吉宗爆弾保留の表示態様による保留アイコンが表示されたことが報知されている。なお、吉宗爆弾保留の表示態様の第一の保留アイコンh11が表示開始された後で「俺様登場!」の文字の表示が開始されてもよいし、「俺様登場!」の文字の表示が開始された後で吉宗爆弾保留の表示態様の第一の保留アイコンh11が表示開始されてもよいし、吉宗爆弾保留の表示態様の第一の保留アイコンh11が表示開始されるタイミングで「俺様登場!」の文字の表示が開始されてもよい。また、殿様のキャラクタを表した吉宗爆弾保留の表示態様の他にも、例えば、爺のキャラクタを表した爺爆弾保留の表示態様や、婆のキャラクタを表した婆爆弾保留の表示態様で保留アイコンが表示されてもよく、キャラクタの種類により真のタイマ予告演出である可能性が異なるようにしてもよい。
図358(4)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄及び右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、ナビキャラクタYMの近傍では、「次変動期待」の文字が表示されており、吉宗爆弾保留の表示態様である第一の保留アイコンh11に対応する図柄変動表示における大当りの期待度が高いことが示唆されている。
図358(5)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾2」が停止表示される。なお、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、ナビキャラクタYMの近傍では、「何か」という文字が表示されており、あるメッセージの表示が開始されている様子が示されている。
図358(6)に示す装飾図柄表示装置208では、第3停止が行われ、中図柄に「装飾2」が停止表示されて揺れ変動による仮停止が行われ、その後、図357(7)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾2−装飾2」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。また、ナビキャラクタYMの近傍では、「何か」の文字表示から「持ってるぞ」の文字表示に切り替わっており、すなわち、これらの文字表示から「何か持ってるぞ」というメッセージが表示されているということができる。このメッセージは、吉宗爆弾保留の表示態様で保留アイコンが表示されたことに対応するメッセージであり、タイマ予告演出が開始される可能性があることを示唆している。
その後、図358(8)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。ここで、吉宗爆弾保留の表示態様であった第一の保留アイコンh11は、表示態様を変えないで変動アイコン表示領域に移動することで当該図柄変動に関する予告表示態様である変動アイコンh0となる。また、ナビキャラクタYMの近傍では、「鬼熱」の文字が表示されており、吉宗爆弾保留の表示態様である変動アイコンh0にかかる当該図柄変動表示に対する大当りの信頼度がきわめて高いことを示唆している。なお、図柄変動表示が開始した後で「鬼熱」の文字の表示が開始されてもよいし、図柄変動表示が開始したタイミングで「鬼熱」の文字の表示が開始されてもよい。
図358(9)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始している様子が示されている。この演出例では、第1タイマ予告表示TM11がフレームインアニメにより、表示画面の右からフレームインし、表示画面の中央で表示される。第1タイマ予告表示TM11はデフォルトの表示態様である。第1タイマ予告表示TM11には、タイマ表示として「12:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから12秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。また、ナビキャラクタYMの近傍では、「注目」の文字が表示されており、タイマ予告演出に対する注意喚起がなされている。
その後、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始され、図358(10)に示すタイミングでは、第1タイマ予告表示TM11には、「11:86」が表示されている。すなわち、カウントダウンが開始してから、0.14秒が経過した様子が示されている。
図358(11)に示す装飾図柄表示装置208では、第1タイマ予告表示TM11において、タイマ表示から「群発生待機中」の文字表示に切換表示されている様子が示されている。このとき、「群発生待機中」の文字表示の左側にサボハニのアイコンが付加されており、タイマ予告演出が行われた結果、サボハニ群予告が実行されることが報知されている。すなわち、この演出例では、タイマ予告表示におけるタイマ表示のカウントダウンの実行中(減算中)にタイマ予告表示において説明表示(チュートリアル表示)が行われている様子が示されている。その後、図358(12)に示すように、「群発生待機中」の文字表示から再びタイマ表示に切り替わる。この演出例では、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示と「群発生待機中」の文字表示を所定時間毎(例えば、0.5秒毎)に交互に切り換えて表示する切換表示をタイマ表示のカウントダウンが開始されてから、後述するリーチ状態となるまで行われる。なお、第1タイマ予告表示TM11では、カウントダウンが継続しており、図358(12)に示すタイミングでは、「10:35」が表示されている。
図358(13)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。なお、第1タイマ予告表示TM11では、カウントダウンが継続するとともに、上述した交互表示も継続しており、図358(13)に示すタイミングでは、「04:35」が表示されている。
図358(14)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾5」が停止表示され、リーチ状態が形成される。すると、図358(15)に示すように、装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に「リーチ」の表示が行われ、リーチ状態となったことが報知される。一方、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。その後、図358(16)に示すタイミングで、第1タイマ予告表示TM11における交互表示は終了し、タイマ表示が継続的に表示される。なお、第1タイマ予告表示TM11では、カウントダウンが継続しており、図358(16)に示すタイミングでは、「01:35」が表示されている。
その後、図358(17)に示すように、第1タイマ予告表示TM11におけるカウントダウンが完了し、タイマ表示が「00:00」となると、装飾図柄表示装置208では、強サボハニ群予告が行われる。このとき、保留アイコン表示領域は消去されるが、変動アイコン表示領域は表示されたままであり、変動アイコンh0も継続して表示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「群発生」の文字が表示されており、サボハニ群予告が行われていることが報知されている。すなわち、この演出例では、第1タイマ予告表示TM11によるタイマ予告演出が行われた結果、或る演出としてサボハニ群予告が行われる様子が示されている。
図358(18)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニ群予告が継続して行われている様子が示されている。そして、吉宗爆弾保留の表示態様であった変動アイコンh0は、爆弾が消去された態様の吉宗保留の表示態様に変更されている。すなわち、この演出例では、当否判定の予告(先読み予告)とタイマ予告演出の予告(先読み予告)とが複合された吉宗爆弾保留の表示態様の変動アイコン(保留アイコン)が、タイマ予告演出が実行されてその機能を果たした後は、当否判定の予告(先読み予告)のみの機能を有する吉宗保留の表示態様に変更される例について示されている。また、図358(18)に示す装飾図柄表示装置208では、第1タイマ予告表示TM11も消去されている。なお、変動アイコンh0の表示態様が変化した後で第1タイマ予告表示TM11が消去されてもよいし、第1タイマ予告表示TM11が消去された後で変動アイコンh0の表示態様が変化してもよいし、変動アイコンh0の表示態様が変化するタイミングと第1タイマ予告表示TM11が消去するタイミングとが同じであってもよい。
続いて、図358(18)に続く図359(19)に示すように、装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展し、主人公の殿様と敵役の剣豪が対峙する画面が表示される。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「剣豪リーチ」の文字が表示され、スーパーリーチの種類を報知している。また、このとき変動アイコンh0は、変動アイコン表示領域とともに消去されている。なお、スーパーリーチに移行した後で変動アイコンh0が消去されてもよいし、変動アイコンh0が消去された後でスーパーリーチに移行してもよいし、スーパーリーチに移行するタイミングで変動アイコンh0が消去されてもよい。
その後、図359(20)に示す装飾図柄表示装置208では、強カットイン画像CI1aが表示されるとともに、ナビキャラクタYMの近傍には、「強カットイン」の文字が表示され、強カットイン画像CI1aが表示されたことを報知している。
その後、図359(21)に示すように、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪を倒し、勝利した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄に停止表示する予定の「装飾5」が表示され、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。
その後、図359(22)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている様子が示されている。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「やったぜ」の文字が表示されており、大当りとなることが報知されている。また、変動アイコン表示領域及び保留アイコン表示領域も再表示され、変動アイコンh0も吉宗保留の表示態様で再表示されている。その後、図359(23)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の大当りの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
図360は、本実施形態にかかるパチンコ機において実行されるタイマ予告演出の別の例について段階的に示す図であり、図361は、図360に示す演出の一例の続きを段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。
図360(1)に示す装飾図柄表示装置208には、「装飾2−装飾5−装飾7」の装飾図柄の組み合わせが停止表示されている。また、装飾図柄表示装置208の表示画面の右上隅部には第2保留数表示が表示されている。また、装飾図柄表示装置208の下方右側には、ナビキャラクタYMが表示されている。なお、図360(1)に示されるタイミングでは、図柄が停止表示されているため、変動アイコンh0は表示されていない。
さらに、図360に示す制御状態(遊技状態)は、特図低確率普図低確率状態である。この非電サポ状態における装飾図柄表示装置208の下方左側では、特図1の保留アイコンが表示される。
図360(1)には、保留アイコン表示領域に2つの特図1の保留アイコンh11,h12が表示されており、デフォルトの表示態様で表示されている。一方、特図2の保留アイコンは一つも表示されていない。
図360(2)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11〜h12の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が、装飾図柄表示装置208の中央下部に形成された変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示され、第二の保留アイコンh12が第一の保留アイコンh11の表示位置に移動して、第一の保留アイコンh11として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。変動アイコンh0の表示態様は、消化された保留アイコンh11の表示態様と同じであるが、異なってもよい。
図360(3)では、特図1始動口230に遊技球の入賞が行われて特図1の保留数が1つ増加した様子が示されている。具体的には、装飾図柄表示装置208では、保留アイコン表示領域に特図1の保留アイコンh12が新たに表示され、第2保留数表示における特図1の保留数の表示が「2」となる。ここで、特図1の保留アイコンh12は、3つの爆弾が一塊となって表された表示態様とされており、上方には「TIMER×3」の文字が付加されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「タイマ保留だ」の文字が表示されている。この演出例では、図352において上述したように、3つの爆弾が一塊となった表示態様の保留アイコンが表示されることにより、3回のタイマ予告演出が実行されることの予告表示が行われている様子が示されている。
図360(4)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄及び右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図360(5)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾2」が停止表示される。なお、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図360(6)に示す装飾図柄表示装置208では、第3停止が行われ、中図柄に「装飾6」が停止表示されて揺れ変動による仮停止が行われ、その後、図360(7)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾6−装飾2」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
その後、図360(8)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11,h12の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示され、第二の保留アイコンh12の表示位置にあった保留アイコンが第一の保留アイコンh11の表示位置に移動して第一の保留アイコンh11として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。
図352(9)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始している様子が示されている。具体的には、例えば、フレームインアニメにより、表示画面の左側から第1タイマ予告表示TM11がフレームインすることにより、タイマ予告演出が開始される。この第1タイマ予告表示TM11の表示態様は、デフォルトの表示態様である。第1タイマ予告表示TM11には、「05:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから5秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。また、この演出例では、第1タイマ予告表示TM11にサボハニのアイコンSBHが付加されており、この演出例では、後述するように、第1タイマ予告表示TM11にかかるタイマ予告演出が行われた結果、ミニゲームにおいて宝箱画像BOXからサボハニのキャラクタが出現する可能性があることを示唆している。また、3つの爆弾が一塊となった表示態様の第一の保留アイコンh11では、3つの爆弾のうちの中央に配置された爆弾の導火線の先端が着火する様子が示され、また、ナビキャラクタYMの近傍では、「5秒後に何かが・・・」の文字が表示され、5秒後にタイマ予告演出が行われた結果として或る演出が行われる可能性があることが示唆されている。また、この演出例では、では、装飾図柄が中央上部に小さく表示されている様子が示されている。ここで、第一の保留アイコンh11の表示態様が変化した後で第1タイマ予告表示TM11が表示開始されてもよいし、第1タイマ予告表示TM11が表示開始された後で第一の保留アイコンh11の表示態様が変化してもよいし、第一の保留アイコンh11の表示態様が変化するタイミングで第1タイマ予告表示TM11が表示開始されてもよい。また、装飾図柄の表示位置が変更された後で第1タイマ予告表示TM11が表示開始されてもよいし、第1タイマ予告表示TM11が表示開始された後で装飾図柄の表示位置が変更されてもよいし、装飾図柄の表示位置が変更されるタイミングで第1タイマ予告表示TM11が表示開始されてもよい。なお、この演出例では、第一の保留アイコンh11の上方に付加表示されていた「TIMER×3」の文字表示は継続して表示されている。
その後、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始され、図360(10)に示すタイミングでは、第1タイマ予告表示TM11には、「04:06」が表示されている。すなわち、カウントダウンが開始してから、0.94秒が経過した様子が示されている。また、第一の保留アイコンh11における中央に配置された爆弾の導火線の長さもタイマ表示のカウントダウンが開始してからの時間に応じて短くなっている。
図360(11)に示す装飾図柄表示装置208では、ミニゲームが開始されている様子が示されている。この演出例では、ミニゲームが開始されると、表示画面の左側に宝箱画像BOXが表示されるとともに、宝箱画像BOXの右側に、サボハニのキャラクタとともに「が出たら激アツ予告」の文字が表示されており、宝箱からサボハニのキャラクタが出現すると大当りの信頼度がきわめて高い予告が実行されることが報知されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「ミニゲーム」の文字が表示され、ミニゲームに対する注意喚起がなされている。
その後、図360(12)に示すタイミングで第1タイマ予告表示TM11におけるカウントダウンが完了し、「00:00」が表示されると、装飾図柄表示装置208では、ミニゲームの結果が表示される。具体的には、装飾図柄表示装置208の表示画面の左側に表示されていた宝箱画像BOXが中央に移動した後に開放し、中からサボハニのキャラクタSBHNが大きいサイズで出現するとともに、その近傍に「群予告確定」の文字が表示され、また、ナビキャラクタYMの近傍では、「やったぜ」の文字が表示され、ミニゲームに成功し、サボハニ群予告が実行されることが報知されている。このように、この演出例では、第1タイマ予告表示TM11にかかるタイマ予告演出が行われた結果、或る演出としてミニゲームの結果が導出される様子が示されている。また、第1タイマ予告表示TM11にかかるタイマ予告演出が行われた結果、或る演出としてサボハニ群予告が行われることの先読み予告報知が行われている様子が示されているということもできる。
すると、図360(13)に示す装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に、サボハニのアイコンSBHとともに「準備中」の文字が表示され、サボハニ群予告が行われることが予告報知されている。また、このとき、第一の保留アイコンh11は、中央に配置された爆弾が消去されて2つの爆弾が一塊となって表された態様に表示態様が変化している。ここで、サボハニのアイコンSBH及び「準備中」の文字表示が表示開始された後で第一の保留アイコンh11の表示態様が変化してもよいし、第一の保留アイコンh11の表示態様が変化した後でサボハニのアイコンSBH及び「準備中」の文字表示が表示開始されてもよいし、サボハニのアイコンSBH及び「準備中」の文字表示が表示開始されたタイミングで第一の保留アイコンh11の表示態様が変化してもよい。なお、ミニゲームに成功した場合には、強サボハニ群予告が必ず実行されるようにしてもよいし、弱サボハニ群予告が実行される場合があってもよいが、この演出例では、強サボハニ群予告が必ず実行される。
図360(14)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止から第3停止まで順次行われた後、「装飾6−装飾2−装飾5」の装飾図柄の組み合わせで揺れ変動による仮停止が行われている様子が示されている。その後、図360(15)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾6−装飾2−装飾5」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
その後、図360(16)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。ここで、上述したようにして表示態様が変化した後の第一の保留アイコンh11は、変化後の表示態様の状態で変動アイコン表示領域に移動することで当該図柄変動に関する残り2回のタイマ予告演出が実行されることの予告表示態様である変動アイコンh0となる。
図360(17)に示す装飾図柄表示装置208では、2つのタイマ予告演出が同時に開始している様子が示されている。この演出例では、第2タイマ予告表示TM12と第3タイマ予告表示TM13がそれぞれフレームインアニメにより、表示画面の左右からそれぞれフレームインし、2つのタイマ予告演出が同時に開始される。第2タイマ予告表示TM12及び第3タイマ予告表示TM13はいずれもデフォルトの表示態様である。また、表示画面の右側に表示された第2タイマ予告表示TM12には、リプレイのアイコンRPLが付加されており、表示画面の左側に表示された第3タイマ予告表示TM13には、クエスチョンマークのアイコンQSTが付加されている。そして、第2タイマ予告表示TM12には、タイマ表示として「07:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから7秒が経過すると或る演出が開始されることが示唆されており、すなわち、タイマ表示のカウントダウンが開始されてから7秒が経過すると疑似連演出が開始される可能性があることが示唆されている。また、第3タイマ予告表示TM13には、タイマ表示として「08:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから8秒が経過すると或る演出が開始されることが示唆されている。なお、第3タイマ予告表示TM13にかかるタイマ予告演出が行われた結果として実行される或る演出がいずれの演出であるかは明らかとなっていない。この演出例では、2つのタイマ予告表示TM12,TM13が同時にカウントダウンを開始するため、カウントダウンが開始されてから、7秒が経過したときと8秒が経過したときの両方でそれぞれ或る演出が開始されることが示唆されている。また、2つの爆弾が一塊となった表示態様の変動アイコンh0では、2つのタイマ予告演出の開始に応じて、2つの爆弾の両方の導火線の先頭がそれぞれ着火する様子が示されている。
その後、第2タイマ予告表示TM12におけるタイマ表示及び第3タイマ予告表示TM13におけるタイマ表示がそれぞれカウントダウン(減算表示)を開始し、図360(18)に示すタイミングでは、第2タイマ予告表示TM12には、「04:27」が表示されており、また、第3タイマ予告表示TM13には、「05:27」が表示されている。すなわち、カウントダウンが開始してから、0.73秒が経過した様子が示されている。
その後、図360(18)に続く図361(19)に示すタイミングで第2タイマ予告表示TM12におけるカウントダウンが完了し、「00:00」が表示されると、2つの爆弾が一塊となった表示態様の変動アイコンh0における両方の爆弾が爆発し、エフェクトが表示される。そして、左図柄、中図柄及び右図柄が同時に停止し、「装飾5−リプレイ図柄RP−装飾6」の装飾図柄の組み合わせが表示される。一方、第3タイマ予告表示TM13では、カウントダウンが継続しており、図361(19)に示すタイミングでは、「01:00」が表示されている。
その後、図361(20)に示すように、疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が開始される。また、装飾図柄表示装置208の表示画面の右上隅部には、第1タイマ予告表示TM11が消去されてリプレイのアイコンRPLが表示され、疑似連演出が行われたことが報知されている。なお、第3タイマ予告表示TM13では、カウントダウンが継続しており、図361(20)に示すタイミングでは「00:50」が表示されている。
その後、第3タイマ予告表示TM13におけるカウントダウンが完了し、「00:00」になるタイミングで、図361(21)に示す装飾図柄表示装置208では、変動アイコンh0の表示態様が2つの爆弾が一塊となった表示態様からパンダの表示態様に変化し、当該図柄変動表示に関する予告の表示態様となる。すなわち、この演出例では、第3タイマ予告表示TM13によるタイマ予告演出の結果として行われる或る演出として保留アイコンの表示態様の変化の演出が行われている例が示されている。また、この演出例では、クエスチョンマークのアイコンQSTにより或る演出の内容が明らかでなかったものが、カウントダウンが完了して或る演出が行われたことにより、初めて或る演出の内容が明らかになる様子が示されている。また、この演出例では、3つの爆弾が一塊となった表示態様で表示開始された保留アイコンが保留アイコンとして表示されているときにおいて先読み予告としてタイマ予告演出が行われるとともに、変動アイコンとして表示された後において当該図柄変動表示に関する予告としてタイマ予告演出も行われる様子が示されている。すなわち、複数回のタイマ予告演出が行われることを報知する表示態様の保留アイコンが表示された場合に、複数の図柄変動表示でそれぞれタイマ予告演出が実行される様子が示されている。具体的には、タイマ予告演出が実行された結果として行われるサボハニ群予告と疑似連演出及び変動アイコンh0の変化演出とが別の図柄変動表示で行われている様子が示されている。さらに、この演出例では、或るタイマ予告演出の結果として行われる先読み予告と、別のタイマ予告演出の結果として行われる当該図柄変動表示に関する予告の対象が同じ図柄変動表示を対象として行われている例が示されている。また、この演出例では、2つのタイマ予告演出が同時に開始されるが、それぞれのタイマ予告演出が実行された結果行われる演出の内容が異なっている様子が示されている。
その後、図361(22)に示す装飾図柄表示装置208では、第3タイマ予告表示TM13が消去され、また、リプレイのアイコンRPLの下方には、パンダのアイコンPNDが表示され、変動アイコンh0による予告報知が行われたことが報知されている。
図361(23)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図361(24)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾5」が停止表示され、リーチ状態が形成される。すると、図361(25)に示すように、装飾図柄表示装置208では、表示画面の中央上部において「リーチ」の表示が行われ、リーチ状態となったことが報知される。一方、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、ナビキャラクタYMの近傍に表示されていたサボハニのアイコンSBH及び「準備中」の表示は消去されている。
その後、図361(26)に示す装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に表示されていたサボハニのアイコンSBH及び「準備中」の表示に対応するように、強サボハニ群予告が行われる。このとき、リーチ図柄が左上隅に小さく表示される。また、この演出例では、保留アイコン表示領域が消去されるが、変動アイコン表示領域は表示された状態が維持されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「群発生」の文字が表示されており、サボハニ群予告が行われていることが報知されている。また、この演出例では、強サボハニ群予告を構成する1体のサボハニのキャラクタSBHNが変動アイコンh0に躓き、変動アイコンh0の表示態様の変化アニメが行われている。すなわち、この演出例では、サボハニ群予告が行われることにより、変動アイコンh0に影響が与えられる場合がある様子が示されている。
すると、図361(27)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニ群予告が継続して行われるとともに、変動アイコンh0の表示態様がパンダの表示態様から、大きく表示された番長の表示態様に変化し、変動アイコンh0による予告表示の態様が信頼度のより高いものにステップアップした様子が示されている。
続いて、図361(28)に示すように、装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展し、主人公の殿様と敵役の剣豪が対峙する画面が表示される。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「剣豪リーチ」の文字が表示され、スーパーリーチの種類を報知している。このとき、変動アイコン表示領域は消去されている。
その後、図361(29)に示す装飾図柄表示装置208では、強カットイン画像CI1aが表示されている様子が示されている。
その後、図361(30)に示すように、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪を倒し、勝利した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄に停止表示する予定の「装飾5」が表示され、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。
その後、図361(31)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている様子が示されている。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「やったぜ」の文字が表示されており、大当りとなることが報知されている。また、変動アイコンh0も大きいサイズの番長の表示態様で再表示されている様子も示されている。その後、図361(32)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の大当りの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
図362は、本実施形態にかかるパチンコ機において実行されるタイマ予告演出の別の例について段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図362(1)〜同図(2)は、図349(1)〜同図(2)と同様であるため、説明を省略する。
図362(3)では、特図1始動口230に遊技球の入賞が行われて特図1の保留数が1つ増加した様子が示されている。具体的には、装飾図柄表示装置208では、保留アイコン表示領域に特図1の保留アイコンh12が新たに表示され、第2保留数表示における特図1の保留数の表示が「2」となる。ここで、特図1の保留アイコンh12は、ボタン保留の表示態様とされており、演出ボタン136の操作により保留アイコンの表示態様が変化する演出が開始されている。
すると、図362(4)に示す装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に、「PUSHだ」の文字が表示され、演出ボタン136の押下操作を促進する報知が行われる。
そして、図362(5)に示されるタイミングで演出ボタン136が操作されると、図362(6)に示す装飾図柄表示装置208では、第二の保留アイコンh12の表示態様がボタン保留の表示態様から爆弾の表示態様に変化し、表示態様が変化した第二の保留アイコンh12の上方にはタイマ表示が表示されている様子が示されている。すなわち、この演出例では、保留アイコンにタイマ予告表示が表示されている様子が示されている。なお、図362(6)に示す演出例では、タイマ表示として「10:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから10秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。すなわち、この演出例では、保留アイコンによりタイマ予告表示におけるタイマ表示のカウントダウンの開始時の時間(初期値)を特定可能に表示する様子が示されている。なお、この演出例では、第二の保留アイコンh12に対応する図柄変動表示が開始するまでは、カウントダウンの開始を留保するようにしているが、第二の保留アイコンh12に対応する図柄変動表示が保留されている状態、すなわち、保留アイコンとして表示されている状態においてカウントダウンを開始してもよい。この場合、例えば、第二の保留アイコンh12に対応する図柄変動表示が開始した後のタイミング等、或る演出が開始されるタイミングが特定された場合に、タイマ表示をリセットし、カウントダウンを再度開始するようにしてもよい。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「疑似連」の文字とともにクエスチョンマークが付加されており、タイマ予告演出が行われた結果、或る演出として疑似連演出が実行される可能性があることが示唆されている。なお、図362(6)に示すタイミングでは、下皿満タンエラーが発生しており、装飾図柄表示装置208では、第二の保留アイコンh12の一部の前面側に重なるように(オーバーラップするように)、「球を抜いてください」という球抜きエラー表示が表示されている。これによれば、タイマ予告表示を視認容易にすべく、急いで球抜きエラーを解消させることができる場合がある。
図362(7)に示す装飾図柄表示装置208では、同図(6)に示すタイミングから遊技が進行し、同図(6)に示す装飾図柄表示装置208における第二の保留アイコンh12にかかる保留が消化されて図柄の変動表示が開始されている様子が示されている。また、図362(7)に示す装飾図柄表示装置208では、変動アイコンh0に表示されているタイマ予告表示においてタイマ表示のカウントダウンが開始されており、図362(7)に示すタイミングでは、「07:32」が表示されている。すなわち、7.32秒後に或る演出が行われる可能性があることが示唆されている。このように、この演出例では、変動アイコンh0によってタイマ表示が行われている様子が示されている。また、変動アイコンh0が表示される変動アイコン表示領域がタイマ予告表示を表示する表示領域としても機能しているということもできる。また、ナビキャラクタYMの近傍では、「注目」文字が表示されており、タイマ予告演出に対する注意喚起が行われている。
その後、図362(8)に示すタイミングで変動アイコンh0において表示されているタイマ予告表示におけるカウントダウンが完了し、「00:00」が表示されると、「装飾5−リプレイ図柄RP−装飾6」の装飾図柄の組み合わせが表示され、疑似連演出が行われることが報知される。
また、図362(5)に示されるタイミングで演出ボタン136が操作されると、図362(6´)に示すように、タイマ表示として「30:00」が表示される場合がある様子が示されている。すなわち、図362(6´)に示す演出例では、カウントダウンが開始されてから30秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「群予告」の文字とともにクエスチョンマークが付加されており、タイマ予告演出が行われた結果、或る演出としてサボハニ群予告が実行される可能性があることが示唆されている。
図362(7´)に示す装飾図柄表示装置208では、同図(6´)に示すタイミングから遊技が進行し、同図(6´)に示す装飾図柄表示装置208における第二の保留アイコンh12にかかる保留が消化されて図柄の変動表示が開始されている様子が示されている。また、図362(7´)に示す演出例では、変動アイコンh0に表示されているタイマ予告表示におけるタイマ表示は、カウントダウン開始時のタイマ表示である「30:00」が継続して表示されており、タイマ表示のカウントダウンが開始される場合には、フレームインアニメにより、表示画面の右側から第1タイマ予告表示TM11がフレームインした後、この第1タイマ予告表示TM11においてタイマ表示のカウントダウンが行われる。すなわち、この演出例では、保留アイコン(変動アイコン)によりタイマ予告表示におけるタイマ表示のカウントダウンの開始時の時間(初期値)を特定可能に表示し、これとは別途にタイマ予告表示を表示し、当該タイマ予告表示においてタイマ表示のカウントダウンを行っている様子が示されている。なお、図362(7´)に示すタイミングでは、「27:32」が表示されており、27.32秒後に或る演出が行われる可能性があることが示唆されている。また、ナビキャラクタYMの近傍では、「注目」文字が表示されており、タイマ予告演出に対する注意喚起が行われている。
その後、図362(8´)に示すタイミングで第1タイマ予告表示TM11におけるカウントダウンが完了し、「00:00」が表示されると、装飾図柄表示装置208では、強サボハニ群予告が行われている様子が示されている。この演出例では、変動アイコン表示領域と保留アイコン表示領域は消去されず表示された状態とされている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「群発生」の文字が表示されており、サボハニ群予告が行われていることが報知されている。
このように、保留アイコンを、最初にボタン保留の表示態様で表示し、演出ボタン136の操作により爆弾の表示態様に変更するようにしてもよい。
なお、図14〜図48及び図65〜図362に示して説明した演出において、タイマ予告演出が実行された結果として行われる或る演出の種類、タイマ予告演出の演出内容、ミニゲームの内容については、図325以前の図面を参照して説明した各種の演出及び及び後述する図363〜図371を参照して説明する各種の演出を適用することができることはいうまでもない。
図363〜図371は、本実施形態にかかるパチンコ機において実行されるタイマ予告演出の演出例について説明する図である。
図363(A1)〜同図(A18)は、吉宗保留の表示態様による保留予告演出が行われている様子を示している。
図363(A1)に示す装飾図柄表示装置208には、「装飾2−装飾5−装飾7」の装飾図柄の組み合わせが停止表示されている。なお、ここでの背景は非表示であるが、例えば、デフォルトの背景画像が表示されている。以下の説明においても、背景が非表示の場合には、特に断らない限り、デフォルトの背景画像が表示されている。なお、デフォルトの背景画像とは異なる様々な背景画像(例えば、モードに応じた背景画像等)を表示してもよい。また、装飾図柄表示装置208の表示画面の右上隅部には第2保留数表示が表示されている。さらに、第4図柄や第2装飾図柄を表示するようにしてもよい。また、装飾図柄表示装置208の下方右側には、ナビキャラクタYMが表示されている。なお、図363(A1)に示されるタイミングでは、図柄が停止表示されているため、変動アイコンh0は表示されていない。
さらに、図363(A1)〜同図(A18)に示す制御状態(遊技状態)は、特図低確率普図低確率状態である。この非電サポ状態における装飾図柄表示装置208の下方左側では、特図1の保留アイコンが表示される。なお、非電サポ状態における装飾図柄表示装置208の所定領域(例えば、表示画面の右端)に、特図2の保留アイコン表示領域が設けられてもよい。
装飾図柄表示装置208の下方左側に形成された保留アイコン表示領域には、特図1の保留を表す保留アイコンが表示される。特図1の保留数は、特図1保留ランプ218の点灯数の他、特図1の保留アイコンの数や第2保留数表示によっても表され、特図2の保留数は、特図2保留ランプ220の点灯数の他、特図2の保留アイコンの数や第2保留数表示によっても表されている。すなわち、保留アイコンは、主制御部300のRAM308に記憶されている始動情報に対応したものである。以下、最も古い始動情報(最も古い入賞)に対応した保留アイコンを第一の保留アイコン、2番目に古い始動情報に対応した保留アイコンを第二の保留アイコン・・・と称する場合がある。保留アイコン表示領域では、保留アイコンが横並びに表示され、右側の保留アイコンほど入賞が古い保留アイコンになる。
図363(A1)には、保留アイコン表示領域に1つの特図1の保留アイコンh11が表示されており、この特図1の保留アイコンh11は、デフォルトの表示態様(丸形の無模様かつ白色の表示態様)で表示されている。すなわち、特図1のデフォルトの保留アイコンは、丸形で白色の保留アイコンである。
一方、特図2の保留アイコンは一つも表示されていない。これは、上述のごとく、図363(A1)に示す制御状態(遊技状態)は、非電サポ状態(非時短状態)であるため、電チューが開きにくく特図2始動口232への入賞が困難な状態であるためである。
本実施形態のパチンコ機100では、制御状態(遊技状態)に応じて、特図1と特図2で入賞しやすい方の特図の保留アイコンが表示され、もう一方の特図の保留アイコンが表示されないようにしている。すなわち、制御状態が非電サポ状態である場合には、図363(A1)に示すように、保留アイコン表示領域に特図1の保留アイコンが表示され、特図2の保留アイコンは表示されない。一方、制御状態が電サポ状態である場合には、反対に、特図2の保留アイコンが表示され、特図1の保留アイコンは表示されない。なお、非電サポ状態において、特図2の保留アイコンが表示されてもよいし、電サポ状態において、特図1の保留アイコンが表示されてもよい。
本実施形態では、特図の図柄変動表示の開始は、特図表示装置における変動開始→保留アイコンの移動アニメーション開始又は消去→装飾図柄の変動開始の順で行われるが、この順番は前後してもよい。
図363(A2)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が、装飾図柄表示装置208の中央下部に形成された変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。変動アイコンh0の表示態様は、消化された保留アイコンh11の表示態様と同じであるが、異なってもよい。
図363(A3)では、特図1始動口230に遊技球の入賞が行われて特図1の保留数が1つ増加した様子が示されている。具体的には、装飾図柄表示装置208では、保留アイコン表示領域に特図1の保留アイコンh11が表示され、第2保留数表示における特図1の保留数の表示が「1」となる。ここで、特図1の保留アイコン(第一の保留アイコン)h11は、吉宗保留の表示態様とされており、先読み予告の表示態様である。この吉宗保留の表示態様で保留アイコンが表示された場合は、デフォルトの表示態様で保留アイコンが表示された場合よりも最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすくなっている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「俺様登場!」の文字が表示されており、吉宗保留の表示態様による保留アイコンが表示されたことが報知されている。なお、吉宗保留の表示態様の第一の保留アイコンh11が表示開始された後で「俺様登場!」の文字の表示が開始されてもよいし、「俺様登場!」の文字の表示が開始された後で吉宗保留の表示態様の第一の保留アイコンh11が表示開始されてもよいし、吉宗保留の表示態様の第一の保留アイコンh11が表示開始されるタイミングで「俺様登場!」の文字の表示が開始されてもよい。また、殿様のキャラクタを表した吉宗保留の表示態様の他にも、例えば、爺のキャラクタを表した爺保留の表示態様や、婆のキャラクタを表した婆保留の表示態様で保留アイコンが表示されてもよく、キャラクタの種類により大当りの信頼度が異なるようにしてもよい。
図363(A4)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄及び右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、ナビキャラクタYMの近傍では、「次変動期待」の文字が表示されており、吉宗保留の表示態様である第一の保留アイコンh11に対応する図柄変動表示における大当りの期待度が高いことが示唆されている。
図363(A5)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾2」が停止表示される。なお、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、ナビキャラクタYMの近傍に表示されていた文字は消去されている。
図363(A6)に示す装飾図柄表示装置208では、第3停止が行われ、中図柄に「装飾2」が停止表示されて揺れ変動による仮停止が行われ、その後、図363(A7)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾2−装飾2」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
その後、図363(A8)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。ここで、吉宗保留の表示態様であった第一の保留アイコンh11は、表示態様を変えないで変動アイコン表示領域に移動することで当該図柄変動に関する予告表示態様である変動アイコンh0となる。また、ナビキャラクタYMの近傍では、「SP確定!」の文字が表示されており、スーパーリーチに移行することが予告報知されている。このように、吉宗保留の表示態様の保留アイコンは、大当りの先読み予告であるとともに、スーパーリーチの先読み予告として機能しているということができる。なお、図柄変動表示が開始した後で「SP確定!」の文字の表示が開始されてもよいし、図柄変動表示が開始するタイミングで「SP確定!」の文字が表示開始されてもよい。
図363(A9)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図363(A10)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾5」が停止表示され、リーチ状態が形成される。すると、図363(A11)に示すように、装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に「リーチ」の表示が行われ、リーチ状態となったことが報知される。一方、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
その後、図363(A12)に示すように、装飾図柄表示装置208では、上述した強サボハニ群予告よりもサボハニSBHNの数が少ない弱サボハニ群予告が行われている様子が示されている。この弱サボハニ群予告は、サボハニ群予告が行われなかった場合よりは信頼度が高いが、強サボハニ群予告が行われた場合よりは信頼度は低い。
図363(A13)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニ群予告が継続して行われているとともに、ナビキャラクタYMの近傍に「SP発展」の表示が行われ、スーパーリーチに発展することが報知されている。
続いて、図363(A14)に示すように、装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展し、主人公の殿様と敵役の剣豪が対峙する画面が表示される。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「剣豪リーチ」の文字が表示され、スーパーリーチの種類を報知している。
その後、図363(A15)に示す装飾図柄表示装置208では、弱カットイン画像CI1bが表示されている様子が示されている。
図363(A16)に示す装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪に敗れ、敗北した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄に停止表示する予定の「装飾6」が表示され、「装飾5−装飾6−装飾5」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。
その後、図363(A17)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾6−装飾5」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている様子が示されている。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「残念」の文字が表示され、ハズレの表示結果となることが報知される。また、変動アイコン表示領域及び保留アイコン表示領域が再表示され、吉宗保留の表示態様の変動アイコンh0も再表示されている。なお、吉宗保留の表示態様ではなく、デフォルトの表示態様で変動アイコンh0が再表示されてもよい。その後、図363(A18)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾6−装飾5」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。なお、この演出例では、ハズレの表示結果となる例が示されたが、大当りとなる場合もある。
図363(B1)〜同図(B12)は、吉宗保留の表示態様で表示された保留表示が吉宗爆弾保留の表示態様に変化する演出の一例を示している。なお、図363(B1)〜同図(B3)に示す演出は、図363(A1)〜同図(A3)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図363(B4)に示す装飾図柄表示装置208では、ミニゲームが開始されている様子が示されている。このとき、装飾図柄は、中央上部に小さく表示される。この演出例では、ミニゲームが開始されると、表示画面の左側に宝箱画像BOXが表示されるとともに、宝箱画像BOXの右側に、爆弾のアイコンBOMBとともに「が出ればタイマ予告ストックだ」の文字が表示されており、宝箱から爆弾のアイコンBOMBが出現するとタイマ予告演出の実行がストックされることが報知されている。なお、装飾図柄の表示位置が変更された後でミニゲームが開始されてもよいし、ミニゲームが開始された後で装飾図柄の表示位置が変更されてもよいし、装飾図柄の表示位置が変更されるタイミングでミニゲームが開始されてもよい。
その後、図363(B5)に示す装飾図柄表示装置208では、ミニゲームの結果が表示される。具体的には、装飾図柄表示装置208の表示画面の左側に表示されていた宝箱画像BOXが開放し、中から爆弾のアイコンBOMBが大きいサイズで出現するとともに、その近傍に「ストック確定」の文字が表示され、タイマ予告演出の実行がストックされることが報知されている。
その後、図363(B6)に示す装飾図柄表示装置208では、爆弾のアイコンBOMBが吉宗保留の表示態様で表示された第一の保留アイコンh11にぶつかり、第一の保留アイコンh11において保留変化アニメが開始され、第一の保留アイコンh11の表示態様が変化する可能性があることが報知される。
すると、図363(B7)に示すように、第一の保留アイコンh11の表示態様が吉宗保留の表示態様から吉宗爆弾保留の表示態様に変化し、タイマ予告演出の先読み予告の表示態様とされる。すなわち、吉宗爆弾保留の表示態様は、吉宗保留の表示態様に爆弾のアイコンBDが一体的に付加された表示態様とされている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「タイマ保留」の文字が表示されており、第一の保留アイコンh11が吉宗爆弾保留の表示態様に変化し、タイマ予告演出の実行がストックされたことが報知されている。なお、吉宗爆弾保留の表示態様に変化した後で「タイマ保留」の文字の表示が開始されてもよいし、「タイマ保留」の文字の表示が開始された後で第一の保留アイコンh11が吉宗爆弾保留の表示態様に変化してもよいし、第一の保留アイコンh11が吉宗爆弾保留の表示態様に変化するタイミングで「タイマ保留」の文字の表示が開始されてもよい。また、第一の保留アイコンh11の表示態様が変化する際に、殿様のキャラクタから別のキャラクタに変化してもよく、例えば、爺のキャラクタを表した爺爆弾保留の表示態様や婆のキャラクタを表した婆爆弾保留の表示態様に変化してもよい。また、殿様のキャラクタからなる吉宗保留の表示態様あるいは吉宗爆弾保留の表示態様における表示色がデフォルトの色から他の色(例えば、赤色)に変更され、大当りの信頼度がアップ(ランクアップ)するようにしてもよい。
図363(B8)に示す装飾図柄表示装置では、装飾図柄が拡大し、表示画面の中央に移動表示される様子が示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍に表示されていた「タイマ保留」の文字も消去されている。
図363(B9)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄及び右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、ナビキャラクタYMの近傍では、「次変動期待」の文字が表示されており、吉宗爆弾保留の表示態様である第一の保留アイコンh11に対応する図柄変動表示における大当りの期待度が高いことが示唆されている。
図363(B10)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾2」が停止表示される。なお、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、ナビキャラクタYMの近傍に表示されていた文字は消去されている。
図363(B11)に示す装飾図柄表示装置208では、第3停止が行われ、中図柄に「装飾2」が停止表示されて揺れ変動による仮停止が行われ、その後、図363(B12)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾2−装飾2」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。以下、例えば、図358(8)〜図359(23)に示す演出が行われる。なお、この場合において、ハズレの結果が表示される場合もある。
このように、この演出例では、ミニゲームの結果で先読み予告の表示態様の保留アイコンがタイマ予告演出の先読み予告の表示態様に変化し、大当りに関する先読み予告に加えてタイマ予告演出が行われることの先読み予告が行われている様子が示されている。
なお、この演出例では、吉宗保留の表示態様に爆弾のアイコンBDが一体的に付加された吉宗爆弾保留の表示態様が表示される例を示したが、例えば、図363(B7´)に示すように、吉宗保留の表示態様の保留アイコンの上方に爆弾のアイコンBD´を配置して表示し、吉宗保留の表示態様の保留アイコンと離間して表示するようにしてもよい。この場合、爆弾のアイコンBD´は、第一の保留アイコンh11の表示位置に対応する位置に表示されるので、爆弾のアイコンBD´がいずれの保留アイコンに対応するものであるのかが容易に認識できる場合がある。
また、図363(B7´´)に示すように、変動アイコンh0の上方に爆弾のアイコンBD´を配置して表示するようにしてもよい。この場合、爆弾のアイコンBD´がいずれの保留アイコンあるいは変動アイコンに対応するものであるのかを分かりにくくすることができる場合がある。
また、図363(B7´´´)に示すような保留アイコンの表示態様に変化するようにしてもよい。具体的には、爆弾の表示BD´´を表示してタイマ予告演出の先読み予告の機能として発揮させるとともに、大当りに関する先読み予告として、キャラクタのアイコン(例えば、殿様のキャラクタとは別のパンダのアイコンPD)を爆弾の表示に付随して表示する態様で保留アイコンを表示するようにしてもよい。
図364(B3a)及び同図(B7a)は、それぞれ、図363(B3)及び同図(B7)の別の演出パターンを示している。すなわち、図364(B3a)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1始動口230に遊技球の入賞が行われて特図1の保留数が1つ増加すると、吉宗保留の表示態様ではなく、デフォルトの表示態様の保留アイコンとは形態が異なる表示態様で表示されている様子が示されている。なお、デフォルトの表示態様とは色が異なる表示態様であってもよく、例えば、図364(B3a)に示す例では、丸形で青色の表示態様で表示されている。これにより、大当りに関する先読み予告が行われている。なお、保留アイコンの色の変化により先読み予告を行う場合、その色により信頼度が異なるようにしてもよく、例えば、この演出例では、虹色>金色>赤色>緑色>青色の順で信頼度が高く、この場合において、虹色の場合には、大当り確定を報知するものであってもよい。その後、図363(B4)〜同図(B6)に示す要領でミニゲームが行われ、ミニゲームの結果、宝箱画像BOXの中から爆弾のアイコンBOMBが表示された場合には、図363(B7a)に示すように、図364(B3a)に示す保留アイコンの表示態様に導火線が付加されて爆弾の表示態様であるタイマ予告の表示態様に変化するようにしてもよい。この場合、保留アイコンの形態も変化してもよく、例えば、丸形に青色の表示態様から丸形に赤色の表示態様に変化するようにしてもよい。すなわち、大当りに関する先読み予告の信頼度がアップ(2段階アップ)してもよい。この場合、信頼度が1段階アップする場合があってもよいし、信頼度が2段階以上アップする場合があってもよいし、信頼度が1段階でのみアップしてもよいし、2回以上の特定の段階数だけでのみアップしてもよい。このようにして、保留アイコンにおける先読み予告の表示態様をランクアップするようにしてもよい。
図364(B3b)及び同図(B7b)は、それぞれ、図363(B3)及び同図(B7)の別の演出パターンを示している。すなわち、図364(B3b)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1始動口230に遊技球の入賞が行われて特図1の保留数が1つ増加すると、吉宗保留の表示態様ではなく、デフォルトの表示態様の保留アイコンとは形態が異なる表示態様で表示されている様子が示されている。図364(B3b)に示す例では、丸形に赤色の表示態様で表示され、大当りに関する先読み予告が行われている様子が示されている。その後、図363(B4)〜同図(B6)に示す要領でミニゲームが行われ、ミニゲームの結果、宝箱画像BOXの中から爆弾のアイコンBOMBが表示された場合には、図363(B7b)に示すように、図364(B3b)に示す保留アイコンの表示態様に導火線が付加されてタイマ保留の表示態様に変化するようにしてもよい。図364(B3b)に示す演出例では、保留アイコンの形態は変化せず、大当りに関する先読み予告の信頼度は現状維持とされている。この演出例では、大当りに関する先読み予告に加えてタイマ予告演出の先読み予告が付加されており、保留アイコンにおける先読み予告の表示態様がランクアップしているということができる。
図364(B3c)、同図(B7c)及び同図(B8c)は、それぞれ、図363(B3)、同図(B7)及び同図(B8)の別の演出パターンを示している。なお、図364(B3c)に示す演出は、図364(B3a)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。その後、図363(B4)〜同図(B6)に示す要領でミニゲームが行われ、ミニゲームの結果、宝箱画像BOXの中から爆弾のアイコンBOMBが表示された場合には、図364(B7c)に示すように、保留アイコンの表示態様は変化せず、表示画面の左上隅部に第1タイマ予告表示TM11が表示され、タイマ予告演出が開始されてもよい。このとき、第1タイマ予告表示TM11には、タイマ表示として「30:00」が表示され、カウントダウンが開始されてから30秒が経過すると或る演出が開始される場合があることを示唆している。なお、この演出例では、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示のカウントダウンは開始しておらず、第1タイマ予告表示TM11の下方に「待機中」の文字が表示され、タイマ表示のカウントダウンの開始が留保されている。このように、保留アイコン表示領域とは別の領域に、カウントダウンが行われない態様でタイマ予告表示が表示されることで本発明を実現することもできる。その後、図364(B8c)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄が拡大し、表示画面の中央に移動表示される様子が示されている。このとき、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示のカウントダウンは未だ待機中の状態とされている。なお、第1タイマ予告予告表示TM11におけるタイマ表示のカウントダウンは、先読み予告の対象である第一の保留アイコンh11に対応する図柄変動表示において開始されることとなる。
なお、この演出例では、ミニゲームが行われた結果、タイマ予告演出の予告表示を含まない表示態様(吉宗保留の表示態様や青保留の表示態様等)からタイマ予告演出の予告表示を含む表示態様(吉宗爆弾保留の表示態様や赤タイマ保留の表示態様等)に変化する様子が示されたが、上述した保留変化アニメが行われることにより保留アイコンの表示態様が変化するようにしてもよい。
図364(C1)〜図365(C23)は、本実施形態にかかるパチンコ機において実行されるタイマ予告演出の別の演出例について段階的に示す図である。なお、図364(C1)〜同図(C2)は、図363(A1)〜同図(A2)と同様であるため、説明を省略する。
図364(C3)では、特図1始動口230に遊技球の入賞が行われて特図1の保留数が1つ増加した様子が示されている。具体的には、装飾図柄表示装置208では、保留アイコン表示領域に特図1の保留アイコンh11が表示され、第2保留数表示における特図1の保留数の表示が「1」となる。ここで、特図1の保留アイコン(第一の保留アイコン)h11は、吉宗爆弾保留の表示態様とされており、タイマ予告演出の先読み予告の表示態様となっている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「俺様登場!」の文字が表示されており、吉宗爆弾保留の表示態様による保留アイコンが表示されたことが報知されている。
図364(C4)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄及び右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、ナビキャラクタYMの近傍では、「次変動期待」の文字が表示されており、吉宗爆弾保留の表示態様である第一の保留アイコンh11に対応する図柄変動表示における大当りの期待度が高いことが示唆されている。
図364(C5)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾2」が停止表示される。なお、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、ナビキャラクタYMの近傍では、「何か」という文字が表示されており、あるメッセージの表示が開始されている様子が示されている。
図364(C6)に示す装飾図柄表示装置208では、第3停止が行われ、中図柄に「装飾2」が停止表示されて揺れ変動による仮停止が行われ、その後、図364(C7)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾2−装飾2」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。また、ナビキャラクタYMの近傍では、「何か」の文字表示から「持ってるぞ」の文字表示に切り替わっており、すなわち、これらの文字表示から「何か持ってるぞ」というメッセージが表示されているということができる。このメッセージは、吉宗爆弾保留の表示態様で保留アイコンが表示されたことに対応するメッセージであり、タイマ予告演出が開始される可能性があることを示唆している。
その後、図364(C8)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。ここで、吉宗爆弾保留の表示態様であった第一の保留アイコンh11は、表示態様を変えないで変動アイコン表示領域に移動することで当該図柄変動に関する予告表示態様である変動アイコンh0となる。また、ナビキャラクタYMの近傍では、「鬼熱」の文字が表示されており、吉宗爆弾保留の表示態様である変動アイコンh0にかかる当該図柄変動表示に対する大当りの信頼度がきわめて高いことを示唆している。なお、図柄変動表示が開始した後で「鬼熱」の文字の表示が開始されてもよいし、図柄変動表示が開始したタイミングで「鬼熱」の文字の表示が開始されてもよい。
図364(C9)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始している様子が示されている。この演出例では、第1タイマ予告表示TM11がフレームインアニメにより、表示画面の右からフレームインし、表示画面の中央で表示される。第1タイマ予告表示TM11はデフォルトの表示態様である。第1タイマ予告表示TM11には、タイマ表示として「12:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから12秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。また、ナビキャラクタYMの近傍では、「注目」の文字が表示されており、タイマ予告演出に対する注意喚起がなされている。
その後、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始され、図364(C10)に示すタイミングでは、第1タイマ予告表示TM11には、「11:86」が表示されている。すなわち、カウントダウンが開始してから、0.14秒が経過した様子が示されている。
図364(C11)に示す装飾図柄表示装置208では、第1タイマ予告表示TM11において、タイマ表示から「群発生待機中」の文字表示に切換表示されている様子が示されている。このとき、「群発生待機中」の文字表示の左側にサボハニのアイコンが付加されており、タイマ予告演出が行われた結果、サボハニ群予告が実行されることが報知されている。すなわち、この演出例では、タイマ予告表示におけるタイマ表示のカウントダウンの実行中(減算中)にタイマ予告表示において説明表示(チュートリアル表示)が行われている様子が示されている。その後、図364(C12)に示すように、「群発生待機中」の文字表示から再びタイマ表示に切り替わる。この演出例では、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示と「群発生待機中」の文字表示を所定時間毎(例えば、0.5秒毎)に交互に切り換えて表示する切換表示をタイマ表示のカウントダウンが開始されてから、後述するリーチ状態となるまで行われる。なお、第1タイマ予告表示TM11では、カウントダウンが継続しており、図364(C12)に示すタイミングでは、「10:35」が表示されている。
図364(C13)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。なお、第1タイマ予告表示TM11では、カウントダウンが継続するとともに、上述した交互表示も継続しており、図364(C13)に示すタイミングでは、「04:35」が表示されている。
図364(C14)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾5」が停止表示され、リーチ状態が形成される。すると、図364(C15)に示すように、装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に「リーチ」の表示が行われ、リーチ状態となったことが報知される。一方、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。その後、図364(C16)に示すタイミングで、第1タイマ予告表示TM11における交互表示は終了し、タイマ表示が継続的に表示される。なお、第1タイマ予告表示TM11では、カウントダウンが継続しており、図364(C16)に示すタイミングでは、「01:35」が表示されている。
その後、図364(C17)に示すように、第1タイマ予告表示TM11におけるカウントダウンが完了し、タイマ表示が「00:00」となると、装飾図柄表示装置208では、強サボハニ群予告が行われる。このとき、保留アイコン表示領域は消去されるが、変動アイコン表示領域は表示されたままであり、変動アイコンh0も継続して表示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「群発生」の文字が表示されており、サボハニ群予告が行われていることが報知されている。すなわち、この演出例では、第1タイマ予告表示TM11によるタイマ予告演出が行われた結果、或る演出としてサボハニ群予告が行われる様子が示されている。
図364(C18)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニ群予告が継続して行われている様子が示されている。そして、吉宗爆弾保留の表示態様であった変動アイコンh0は、爆弾が消去された態様の吉宗保留の表示態様に変更されている。すなわち、この演出例では、当否判定の予告(先読み予告)とタイマ予告演出の予告(先読み予告)とが複合された吉宗爆弾保留の表示態様の変動アイコン(保留アイコン)が、タイマ予告演出が実行されてその機能を果たした後は、当否判定の予告(先読み予告)のみの機能を有する吉宗保留の表示態様に変更される例について示されている。また、図364(C18)に示す装飾図柄表示装置208では、第1タイマ予告表示TM11も消去されている。なお、変動アイコンh0の表示態様が変化した後で第1タイマ予告表示TM11が消去されてもよいし、第1タイマ予告表示TM11が消去された後で変動アイコンh0の表示態様が変化してもよいし、変動アイコンh0の表示態様が変化するタイミングと第1タイマ予告表示TM11が消去するタイミングとが同じであってもよい。
続いて、図364(C18)に続く図365(C19)に示すように、装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展し、主人公の殿様と敵役の剣豪が対峙する画面が表示される。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「剣豪リーチ」の文字が表示され、スーパーリーチの種類を報知している。また、このとき変動アイコンh0は、変動アイコン表示領域とともに消去されている。なお、スーパーリーチに移行した後で変動アイコンh0が消去されてもよいし、変動アイコンh0が消去された後でスーパーリーチに移行してもよいし、スーパーリーチに移行するタイミングで変動アイコンh0が消去されてもよい。
その後、図365(C20)に示す装飾図柄表示装置208では、強カットイン画像CI1aが表示されるとともに、ナビキャラクタYMの近傍には、「強カットイン」の文字が表示され、強カットイン画像CI1aが表示されたことを報知している。
その後、図365(C21)に示すように、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪を倒し、勝利した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄に停止表示する予定の「装飾5」が表示され、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。
その後、図365(C22)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている様子が示されている。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「やったぜ」の文字が表示されており、大当りとなることが報知されている。また、変動アイコン表示領域及び保留アイコン表示領域も再表示され、変動アイコンh0も吉宗保留の表示態様で再表示されている。その後、図365(C23)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の大当りの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
なお、この演出例では、殿様のキャラクタが爆弾を抱えた表示態様である吉宗爆弾保留を表示する様子を示したが、殿様のキャラクタが爆弾以外のもの(例えば、リプレイのアイコンやサボハニのアイコン等)を抱えた表示態様で表示し、実行される予告演出の先読み予告が行われるようにしてもよい。
図365(D1)〜同図(D18)は、本実施形態にかかるパチンコ機において実行される保留予告演出の別の例について段階的に示す図である。なお、図365(D1)〜同図(D7)は、図363(A1)〜同図(A7)と同様であるため、説明を省略する。
図365(D8)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。ここで、吉宗保留の表示態様であった第一の保留アイコンh11は、表示態様を変えないで変動アイコン表示領域に移動することで当該図柄変動に関する予告表示態様である変動アイコンh0となる。また、ナビキャラクタYMの近傍では、「鬼熱」の文字が表示されており、吉宗保留の表示態様である変動アイコンh0にかかる当該図柄変動表示に対する大当りの信頼度がきわめて高いことを示唆している。
図365(D9)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図365(D10)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾5」が停止表示され、リーチ状態が形成される。すると、図365(D11)に示すように、装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に「リーチ」の表示が行われ、リーチ状態となったことが報知される。一方、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
その後、図365(D12)に示すように、装飾図柄表示装置208では、弱サボハニ群予告が行われている様子が示されている。
図365(D13)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニ群予告が継続して行われているとともに、ナビキャラクタYMの近傍に「SPリーチだ」の表示が行われ、スーパーリーチに発展することが報知されている。その後は、図365(D14)〜同図(D18)に示す演出が行われる。なお、図365(D14)〜同図(D18)に示す演出は、図363(A14)〜同図(A18)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。この場合において、大当りとなる場合があってもよい。
このように、この演出例では、吉宗保留の表示態様で保留アイコンが表示された場合において、爆弾が付加された表示態様(タイマ予告演出の先読み予告の表示態様である吉宗爆弾保留の表示態様)で表示された場合の方がタイマ予告演出が行われやすく、また、吉宗保留の表示態様が表示された場合において、爆弾が付加された表示態様(吉宗爆弾保留の表示態様)で表示された場合の方が、爆弾が付加されない表示態様(吉宗保留の表示態様)で表示された場合よりも大当り図柄態様が確定表示されやすい例が示されている。
図365(E1)〜図366(E19)は、本実施形態にかかるパチンコ機において実行される保留変化演出の一例について段階的に示す図である。
図365(E1)に示す装飾図柄表示装置208には、「装飾2−装飾5−装飾7」の装飾図柄の組み合わせが停止表示されている。また、装飾図柄表示装置208の表示画面の右上隅部には第2保留数表示が表示されている。また、装飾図柄表示装置208の下方右側には、ナビキャラクタYMが表示されている。なお、図365(E1)に示されるタイミングでは、図柄が停止表示されているため、変動アイコンh0は表示されていない。
さらに、図365に示す制御状態(遊技状態)は、特図低確率普図低確率状態である。この非電サポ状態における装飾図柄表示装置208の下方左側では、特図1の保留アイコンが表示される。
図365(E1)には、保留アイコン表示領域に2つの特図1の保留アイコンh11,h12が表示されており、デフォルトの表示態様で表示されている。一方、特図2の保留アイコンは一つも表示されていない。
図365(E2)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11〜h12の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が、装飾図柄表示装置208の中央下部に形成された変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示され、第二の保留アイコンh12が第一の保留アイコンh11の表示位置に移動して、第一の保留アイコンh11として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。変動アイコンh0の表示態様は、消化された保留アイコンh11の表示態様と同じであるが、異なってもよい。
図365(E3)では、特図1始動口230に遊技球の入賞が行われて特図1の保留数が1つ増加した様子が示されている。具体的には、装飾図柄表示装置208では、保留アイコン表示領域に特図1の保留アイコンh12が新たに表示され、第2保留数表示における特図1の保留数の表示が「2」となる。ここで、特図1の保留アイコンh12は、丸形で青色の表示態様とされており、すなわち、先読み予告の表示態様で表示されている。
図365(E4)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄及び右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図365(E5)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾2」が停止表示される。なお、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図365(E6)に示す装飾図柄表示装置208では、第3停止が行われ、中図柄に「装飾2」が停止表示されて揺れ変動による仮停止が行われ、その後、図365(E7)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾2−装飾2」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
その後、図365(E8)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示され、第二の保留アイコンh12が第一の保留アイコンh11の表示位置に移動して、第一の保留アイコンh11として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。
図365(E9)に示す装飾図柄表示装置208では、ルーレット演出が開始され、開始演出が行われている様子が示されている。この演出例では、ルーレット演出が開始されて開始演出が開始されると、第一の保留アイコンh11の上方に3つのアイコン(例えば、タイマ予告のアイコン、リプレイのアイコン、サボハニのアイコン)がトライアングル状に配置され、3つのアイコンのうちのいずれか一つが楕円形状のカーソルに囲まれた態様で表示される。図365(E9)に示すタイミングでは、カーソルがタイマ予告のアイコンを囲んでおり、これに対応して、ナビキャラクタYMの近傍には、「タイマ」の文字が表示され、ルーレット演出が行われた結果、タイマ予告のアイコンが停止してタイマ予告演出が行われる可能性があることを示唆している。
図366(E10)に示す装飾図柄表示装置208では、開始演出が引き続き行われている様子が示されている。図366(E10)に示すタイミングでは、カーソルが移動してサボハニのアイコンを囲んでおり、これに対応して、ナビキャラクタYMの近傍には、「アイコン」の文字が表示され、ルーレット演出が行われた結果、サボハニのアイコンが停止して、停止したアイコンに対応する予告演出が行われる可能性があることを示唆している。
図366(E11)に示す装飾図柄表示装置208では、引き続き開始演出が行われている様子が示されている。図366(E11)に示すタイミングでは、カーソルが移動してリプレイのアイコンを囲んでおり、これに対応して、ナビキャラクタYMの近傍には、「疑似連」の文字が表示され、ルーレット演出が行われた結果、リプレイのアイコンが停止して、疑似連演出が行われる可能性があることを示唆している。
図366(E12)に示す装飾図柄表示装置208では、開始演出が終了してカーソルが高速移動(高速変動)を開始している様子が示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍では、「何が出るか」という文字が表示され、3つのアイコンのうちのいずれが停止するかについて期待感を持たせるようにしている。
その後、図366(E13)に示す装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に、「これだ」の文字が表示されるとともに、カーソルがタイマ予告のアイコンを囲んで停止表示され、ルーレット演出の結果、タイマ予告のアイコンが導出表示されたことが報知されている。なお、「これだ」の文字が表示された後でルーレット演出の結果が導出表示されてもよいし、ルーレット演出の結果が導出表示された後で「これだ」の文字が表示されてもよいし、「これだ」の文字が表示されたタイミングでルーレット演出の結果が導出表示されてもよい。
すると、図366(E14)に示す装飾図柄表示装置208では、第一の保留アイコンh11において保留変化アニメが開始され、第一の保留アイコンh11の表示態様が変化する可能性があることが報知される。
すると、図366(E15)に示すように、第一の保留アイコンh11の表示態様が丸形で青色の表示態様(すなわち、先読み予告の表示態様)から、この先読み予告の表示態様に導火線が付加されて爆弾の表示態様に変化する。すなわち、青色で爆弾の表示態様である青色タイマ保留の表示態様に変化する。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「タイマ保留」の文字が表示され、タイマ予告演出の先読み予告が行われたことが報知されている。なお、保留アイコンh11の表示態様が変化した後で「タイマ保留」の文字表示が行われてもよいし、「タイマ保留」の文字表示が行われた後で保留アイコンh11の表示態様が変化してもよいし、保留アイコンh11の表示態様が変化するタイミングで「タイマ保留」の文字表示が行われてもよい。
図366(E16)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄及び右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図366(E17)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾2」が停止表示される。なお、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図366(E18)に示す装飾図柄表示装置208では、第3停止が行われ、中図柄に「装飾2」が停止表示されて揺れ変動による仮停止が行われ、その後、図366(E19)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾2−装飾2」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。その後は、例えば、図347(8)以降に示す演出や、図349(12)以降に示す演出や、図351(8)以降に示す演出や、図354(8)以降に示す演出や、図355(9)以降に示す演出等が行われる。
図366(E13a)〜同図(E15a)は、図366(E13)〜同図(E15)に示す演出の別のパターンを示している。すなわち、図366(E13a)に示す装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に、「これだ」の文字が表示されるとともに、カーソルがサボハニのアイコンを囲んで停止表示され、ルーレット演出の結果、サボハニのアイコンが導出表示されたことが報知されている。
すると、図366(E14a)に示す装飾図柄表示装置208では、第一の保留アイコンh11において保留変化アニメが開始され、第一の保留アイコンh11の表示態様が変化する可能性があることが報知される。
すると、図366(E15a)に示すように、第一の保留アイコンh11の表示態様が丸形で青色の表示態様(先読み予告の表示態様)から、サボハニのキャラクタの表示態様に変化する。すなわち、サボハニ群予告の先読み予告が行われている様子が示されている。その後、サボハニのキャラクタの表示態様である第一の保留アイコンh11に対応する図柄変動表示において、強サボハニ群予告が行われる可能性があることが報知される。なお、サボハニのキャラクタの表示態様である第一の保留アイコンh11に対応する図柄変動表示において、タイマ予告演出が行われた結果、サボハニ群予告が行われてもよいし(例えば、図239〜図240に示す演出等)、タイマ予告演出が行われることなくサボハニ群予告が行われてもよい(例えば、図237〜図238に示す演出等)。また、サボハニのキャラクタの表示態様である第一の保留アイコンh11に対応する図柄変動表示において、弱サボハニ群予告が行われる場合があってもよいし、サボハニ群予告自体が行われない場合があってもよい。そして、サボハニのキャラクタの表示態様である第一の保留アイコンh11に対応する図柄変動表示では、サボハニ群予告が行われる可能性があることから、スーパーリーチへの移行に対する期待感を持たせることができる場合がある。
図366(E13b)〜同図(E15b)は、図366(E13)〜同図(E15)に示す演出の別のパターンを示している。すなわち、図366(E13b)に示す装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に、「これだ」の文字が表示されるとともに、カーソルがリプレイのアイコンを囲んで停止表示され、ルーレット演出の結果、リプレイのアイコンが導出表示されたことが報知されている。
すると、図366(E14b)に示す装飾図柄表示装置208では、第一の保留アイコンh11において保留変化アニメが開始され、第一の保留アイコンh11の表示態様が変化する可能性があることが報知される。
すると、図366(E15b)に示すように、第一の保留アイコンh11の表示態様は丸形で青色の表示態様のまま変化しないが、変動アイコンh0の上方に、リプレイのアイコンが出現する。すなわち、疑似連の先読み予告が行われている様子が示され、先読み予告の表示態様である第一の保留アイコンh11に対応する図柄変動表示において、疑似連演出が行われる可能性があることが報知される。なお、先読み予告の表示態様である第一の保留アイコンh11に対応する図柄変動表示において、タイマ予告演出が行われた結果、疑似連演出が行われてもよいし(例えば、図239〜図240に示す演出等)、タイマ予告演出が行われることなく疑似連演出が行われてもよい(例えば、図237〜図238に示す演出等)。また、先読み予告の表示態様である第一の保留アイコンh11に対応する図柄変動表示において、疑似連演出が行われない場合があってもよい。
図366(E8c)〜同図(E12c)は、図365(E7)に続く別の演出パターンを示している。なお、図366(E8c)に示す演出は、図365(E8)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図366(E9c)に示す装飾図柄表示装置208では、プレゼント保留演出が開始されている様子が示されている。プレゼント保留演出は、保留アイコン(あるいは、変動アイコン)の上方に小型の宝箱であるプチ宝箱TRGが表示され、複数種類の結果(中身あるいは選択肢)からいずれか一つが導出されて、保留アイコン(変動アイコン)の表示態様が変化する場合がある演出である。
その後、図366(E10c)に示す装飾図柄表示装置208では、プレゼント保留演出の結果が導出される様子が示されている。具体的には、プチ宝箱TRGが開放し、中からタイマ予告のアイコンが出現し、タイマ予告演出が行われる可能性があることが報知される。
すると、図366(E11c)に示す装飾図柄表示装置208では、第一の保留アイコンh11において保留変化アニメが開始され、第一の保留アイコンh11の表示態様が変化する可能性があることが報知される。
すると、図366(E12c)に示す装飾図柄表示装置208では、図366(E8c)に示す先読み予告の表示態様に導火線が付加されてタイマ保留の表示態様に変化するとともに、その色も青色から赤色に変化している様子が示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「タイマ保留」の文字が表示され、タイマ予告演出の先読み予告が行われたことが報知されている。すなわち、タイマ予告の先読み予告の付加と先読み予告のランクアップが同じ演出によって行われる様子が示されている。さらに、この演出例では、爆弾の上方に初期表示の時間として「10:00」と表示されたタイマ表示のアイコンが付加され、タイマ表示のカウントダウンが開始されてから10秒が経過すると或る演出が行われることが示唆されている。なお、図366(E12c´)に示すように、先読み予告の表示態様に導火線が付加されてタイマ予告の表示態様に変化するが、保留アイコンの色は青色のまま変化しない場合があってもよい。また、タイマ表示のカウントダウンの時間が異なる場合があってもよく、例えば、図366(E12c´´)では、初期表示の時間として「60:00」と表示されたタイマ予告のアイコンが付加され、タイマ表示のカウントダウンが開始されてから60秒が経過すると或る演出が行われることが示唆されている。この場合、例えば、保留アイコンのランクが高いほど、長い時間を示すタイマ表示のアイコンが表示されやすいようにしてもよく、具体的には、青色で保留アイコンが表示される場合よりも赤色で保留アイコンが表示された場合の方がタイマ表示が示す時間の初期表示として「10:00」よりも「60:00」の方が出現しやすいようにしてもよい。このとき、図366(E10c)に示すプチ宝箱TRGの開放シーンにおいて、出現するタイマ予告のアイコンが示す初期表示の時間と異なるようにしてもよいし(例えば、プチ宝箱TRGから「10:00」を示すタイマ予告のアイコンが出現するが、保留アイコンの表示態様の変化後では「60:00」を示すタイマ表示のアイコンが付加されてもよい)、同じようにしてもよい(例えば、プチ宝箱TRGから「60:00」を示すタイマ表示のアイコンが出現するようにしてもよい)。
なお、この演出例では、プチ宝箱TRGからタイマ予告のアイコンが出現することにより、大当りに関する先読み予告の保留アイコンにタイマ予告演出の先読み予告の機能が付加された様子を示したが、プチ宝箱TRGからタイマ予告のアイコン以外のものが出現してもよく、例えば、図366(E10c´)に示すように、プチ宝箱TRGからリプレイのアイコンが出現し、疑似連の先読み予告が行われる場合があってもよい。
このように、この演出例では、プチ宝箱TRGから出現する中身の一つ(選択肢の一つ)にタイマ予告演出に関するものが含まれていれば、図366(E9c)に示すように、保留アイコンに付随してプチ宝箱TRGが表示されている状態もタイマ予告演出の先読み予告として機能するタイマ保留の一例ということができる。
図367(F1)〜図367(F22)は、本実施形態にかかるパチンコ機において実行される保留変化演出の一例について段階的に示す図である。なお、図367(F1)〜同図(F8)は、図365(E1)〜同図(E8)と同様であるため、説明を省略する。
図367(F9)に示す装飾図柄表示装置208では、ミニゲームの一つである「吉宗カンカンゲーム」が開始している様子が示されている。「吉宗カンカンゲーム」が開始されると、ナビキャラクタYMの右側にサイコロの図柄DCが「1」の図柄で表示され、装飾図柄は、表示画面の左上隅部で縮小して表示される。また、表示画面の中央上部には、「吉宗に注目!」「連打で切り裂け」の説明表示が行われ、操作有効期間内に演出ボタン136を連打してサイコロの出目(図柄)をより有利な出目(大きい出目)にすることをミッションとし、ミッションの達成度合いに応じて、保留アイコンの表示態様がより有利な態様に変化する場合があることが示されている。具体的には、図367(F9)に示す演出例では、サイコロの出目が「1」のまま変化がない場合は、保留アイコンの表示態様が大当りに関する先読み予告で且つ青色の表示態様のまま変化せず(変化なし)、サイコロの出目が1ランクアップして「3」となった場合には、保留アイコンの表示態様は大当りに関する先読み予告の表示態様で変化はないが、保留アイコンの色が青色から赤色にランクアップ(青保留から赤保留へ変化)し、サイコロの出目が2ランクアップして「5」となった場合には、保留アイコンの表示態様は、大当りに関する先読み予告に加えてタイマ予告の先読み予告が付加され、しかも、保留アイコンの色も青色から赤色にランクアップ(青保留から赤タイマ保留へ変化)することが報知されている。
その後、図367(F10)に示す装飾図柄表示装置208では、サイコロの出目とこれに対応する結果(すなわち、変化後の保留アイコンの表示態様)を示す表示が表示画面の左側に移動して表示されるとともに、表示画面の中央では、ボタン画像136aとともに「READY」の文字が表示され、連打操作受付が開始されることが報知される。また、ナビキャラクタYMも、刀を抜く構えを行っている様子が示されている。
図367(F11)は、演出ボタン136の操作有効期間が開始された様子が示されている。操作有効期間が開始されると、ボタン画像136aに付随して表示されていた「READY」の文字が「GO!」に切り替わり、また、ボタン画像136aの下方には、残時間メータMTが表示され、連打を促進している様子が示されている。
図367(F12)は、演出ボタン136の操作有効期間において遊技者により演出ボタン136が連打操作されている様子が示されている。遊技者による演出ボタン136の連打操作に応じてナビキャラクタYMがサイコロの図柄をカンカンと斬りつけている様子が示されている。なお、残時間メータMTは、操作有効期間が開始されてからの時間に応じて、ゲージが減っていく態様で表示される。
図367(F13)は、引き続き演出ボタン136の連打操作が行われている様子が示されている。図367(F13)に示すタイミングでは、演出ボタン136の操作回数が所定回数(例えば、10回)となったため、サイコロの出目が「1」から「3」にランクアップしている。すなわち、第一の保留アイコンh11の表示態様が青保留から赤保留に変化することが確定していることが示されている。
図367(F14)は、引き続き演出ボタン136の連打操作が行われている様子が示されており、装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMがサイコロの図柄の右側に移動し、遊技者による演出ボタン136の連打操作に応じて小刀でサイコロの図柄をカンカンと斬りつけている様子が示されている。
図367(F15)は、引き続き演出ボタン136の連打操作が行われている様子が示されており、装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMがサイコロのの図柄の左側に移動し、遊技者による演出ボタン136の連打操作に応じて槍でサイコロの図柄をカンカンと突いている様子が示されている。また、ボタン画像136aに付随して表示されていた「GO!」の文字が「連打!」に切り替わり、演出ボタン136のさらなる連打操作を促している。
図367(F16)は、引き続き演出ボタン136の連打操作が行われている様子が示されている。図367(F16)に示すタイミングでは、ボタン画像136aに付随して表示されていた「連打!」の文字が「もう一息!」に切り替わり、あと少しでサイコロの出目が最高ランクである「5」となることが示唆されている。
その後、引き続き演出ボタン136の連打操作が行われた後、図367(F17)に示すタイミングでは、サイコロの出目が「3」から「5」にランクアップし、ボタン画像136aに付随して表示されていた「もう一息!」の文字が「やったぜ!」に切り替わるとともに、ボタン操作のアニメーションが終了する。すなわち、「吉宗カンカンゲーム」における連打操作により、サイコロの出目を最高ランクの「5」までランクアップさせ、所望の目的が達成されたことが示されている。なお、このとき、ナビキャラクタYMは消去されているが、表示されたままとしてもよい。
そして、図367(F18)に示す装飾図柄表示装置208では、最終的に導出された「5」を示すサイコロの目が拡大された態様で表示画面の中央に表示されるとともに、その右側には「GET!」の文字が表示されている。
すると、図367(F19)に示す装飾図柄表示装置208では、第一の保留アイコンh11において保留変化アニメが開始され、第一の保留アイコンh11の表示態様が変化する可能性があることが報知される。
すると、図367(F20)に示すように、第一の保留アイコンh11の表示態様が青保留の表示態様から、赤タイマ保留の表示態様に変化する。すなわち、大当りに関する先読み予告がランクアップするとともに、タイマ予告演出の先読み予告が付加されている様子が示されている。
その後は、左図柄、右図柄の順に停止表示された後、図367(F21)に示すように、第3停止が行われ、中図柄に「装飾2」が停止表示されて揺れ変動による仮停止が行われ、その後、図367(F22)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾2−装飾2」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。その後は、例えば、図347(8)以降に示す演出や、図349(12)以降に示す演出や、図351(8)以降に示す演出や、図354(8)以降に示す演出や、図355(9)以降に示す演出等が行われる。
なお、この演出例では、演出ボタン136の所定回数の操作が行われることにより、予め定められた結果(サイコロの出目)が導出されるように構成されているが、例えば、操作有効期間内に演出ボタン136の所定回数の操作が行われず、予め定められた結果が導出されなかった場合でも、最終的に当該予め定められた結果(サイコロの出目)が導出される(書き換えられる)ようにしてもよいし、予め定められた結果とは異なる結果(演出ボタン136の操作回数に応じた結果)が導出されるようにしてもよい。例えば、演出ボタン136の連打操作の結果、サイコロの出目がランクアップせず「1」であったが、予め定められた結果が2ランクアップである「5」の出目である場合(頑張って演出ボタン136を連打操作した場合には、サイコロの出目が「5」になる可能性がある場合)には、赤タイマ保留に対応して、当該保留アイコンに対応する図柄変動表示においてタイマ予告演出が行われるようにしてもよいし、導出結果に対応して、例えば、サイコロの出目が「1」である場合には、当該保留アイコンに対応する図柄変動表示においてタイマ予告演出が行われないようにしてもよい。
なお、この演出例では、「吉宗カンカンゲーム」が行われたことにより、保留アイコンの表示態様がランクアップする様子が示されているが、本明細書においてこれまでに示されたいずれのミニゲームによって保留アイコンの表示態様のランクアップを行うようにしてもよい。
また、この演出例では、サイコロの出目が「1」のまま変化がないまま結果が導出された場合には、保留アイコンの表示態様が青保留のままとなり、ランクアップしない例を示したが、例えば、図367(F9´)に示すように、いずれの結果が導出されても、保留アイコンの表示態様が必ずランクアップ(すなわち、「吉宗カンカンゲーム」が実行される時点で保留アイコンの表示態様の昇格が確定)する場合があってもよい。具体的には、図367(F9´)に示すように、サイコロの出目が「1」のまま変化がない場合は、デフォルトの表示態様が大当りに関する先読み予告の表示態様(青色の表示態様)に変化するとともに、タイマ予告の先読み予告が付加され(デフォルトから青タイマ保留へ変化)、サイコロの出目が1ランクアップして「3」となった場合には、保留アイコンの表示態様は、デフォルトの表示態様が大当りに関する先読み予告の表示態様に変化し、しかも保留アイコンの色も赤色となるとともに、タイマ予告の先読み予告が付加され(デフォルトから赤タイマ保留へ変化)、サイコロの出目が2ランクアップして「5」となった場合には、保留アイコンの表示態様は、デフォルトの表示態様が大当りに関する先読み予告の表示態様に変化し、しかも保留アイコンの色も赤色となるとともに、タイマ予告の先読み予告が付加され、さらに、保留アイコンの大きさが大サイズに変化(デフォルトからデカタイマ保留へ変化)することが報知されている。
図367(F8a)〜同図(F20a)は、図367(F7)に続く別の演出パターンを示している。ただし、この演出例では、図367(F3)において、保留増加したときに、青保留の表示態様ではなく青タイマ保留の表示態様で第一の保留アイコンh11が表示されたものとする。なお、図367(F8a)に示す演出は、第一の保留アイコンh11の表示態様が青タイマ保留の表示態様となっている点を除き、図367(F8)と同じであるので、説明を省略する。
図367(F9a)に示す装飾図柄表示装置208では、「吉宗カンカンゲーム」が開始している様子が示されている。図367(F9a)に示す演出例では、サイコロの出目が「1」のまま変化がない場合は、保留アイコンの表示態様は、青タイマ保留の表示態様のまま変化せず、サイコロの出目が1ランクアップして「3」となった場合には、保留アイコンの表示態様は、青タイマ保留の表示態様から赤タイマ保留の表示態様にランクアップし、サイコロの出目が2ランクアップして「5」となった場合には、保留アイコンの表示態様は、青タイマ保留の表示態様からデカタイマ保留の表示態様にランクアップすることが報知されている。なお、デカタイマ保留の表示態様は、赤タイマ保留の表示態様よりも大当りの信頼度が高い表示態様である。その後は、図367(F10)〜同図(F15)に示す要領で演出が行われる。
図367(F16a)は、引き続き演出ボタン136の連打操作が行われている様子が示されている。図367(F16a)に示すタイミングでは、ボタン画像136aに付随して表示されていた「連打!」の文字が「もう一息!」に切り替わり、あと少しでサイコロの出目が最高ランクである「5」となることが示唆されている。
しかしながら、その後、サイコロの出目が「3」から「5」にランクアップすることなく、操作有効期間が経過すると、図367(F17a)に示すように、ボタン画像136aに付随して表示されていた「もう一息!」の文字が「チャンス!」に切り替わるとともに、ボタン操作のアニメーションが終了する。すなわち、「吉宗カンカンゲーム」における連打操作により、サイコロの出目を「1」から「3」まで1ランクだけランクアップされた様子が示されている。なお、このとき、ナビキャラクタYMは表示されているが、消去されてもよい。
そして、図367(F18a)に示す装飾図柄表示装置208では、最終的に導出された「3」を示すサイコロの目が拡大された態様で表示画面の中央に表示されるとともに、その右側には「GET!」の文字が表示されている。
すると、図367(F19a)に示す装飾図柄表示装置208では、第一の保留アイコンh11において保留変化アニメが開始され、第一の保留アイコンh11の表示態様が変化する可能性があることが報知される。
すると、図367(F20a)に示すように、第一の保留アイコンh11の表示態様が青タイマ保留の表示態様から、赤タイマ保留の表示態様に変化する。すなわち、保留アイコンによるタイマ予告演出の先読み予告が行われている状態で、大当りに関する先読み予告がランクアップしている様子が示されている。換言すれば、保留アイコンによるタイマ予告演出の先読み予告が別のタイマ予告演出の先読み予告に変化する様子が示されているということもできる。その後は、例えば、図367(F21)〜同図(F22)に示す要領で演出が行われる。
なお、この演出例では、「吉宗カンカンゲーム」が行われたことにより、保留アイコンの表示態様がランクアップする様子が示されているが、本明細書においてこれまでに示されたいずれのミニゲームによって保留アイコンの表示態様のランクアップを行うようにしてもよい。
図368(F8b)〜同図(F20b)は、図367(F7)に続く別の演出パターンを示している。ただし、この演出例では、図367(F3)において、保留増加したときに、青保留の表示態様ではなく青タイマ保留の表示態様で第一の保留アイコンh11が表示されたものとする。なお、図367(F8b)に示す演出は、第一の保留アイコンh11の表示態様が青タイマ保留の表示態様となっている点を除き、図367(F8)と同じであるので、説明を省略する。
図367(F9b)に示す装飾図柄表示装置208では、「吉宗カンカンゲーム」が開始している様子が示されている。図367(F9b)に示す演出例では、サイコロの出目が「1」のまま変化がない場合は、保留アイコンの表示態様は、青タイマ保留の表示態様のまま変化せず、サイコロの出目が1ランクアップして「3」となった場合には、保留アイコンの表示態様は、青タイマ保留の表示態様から赤タイマ保留の表示態様にランクアップし、サイコロの出目が2ランクアップして「5」となった場合には、保留アイコンの表示態様は、青タイマ保留の表示態様から2つの爆弾が一塊となって表された表示態様であって、左側に配置された爆弾が青色の表示態様であり、右側に配置された爆弾が赤色の表示態様である、ダブルタイマ保留の表示態様にランクアップすることが報知されている。なお、ダブルタイマ保留の表示態様で保留アイコンが表示された場合は、少なくとも2回のタイマ予告演出が行われる可能性があることが示唆される。その後は、図367(F10)〜同図(F15)に示す要領で演出が行われる。
図367(F16b)は、引き続き演出ボタン136の連打操作が行われている様子が示されている。図367(F16b)に示すタイミングでは、ボタン画像136aに付随して表示されていた「連打!」の文字が「もう一息!」に切り替わり、あと少しでサイコロの出目が最高ランクである「5」となることが示唆されている。
その後、引き続き演出ボタン136の連打操作が行われた後、図367(F17b)に示すタイミングでは、サイコロの出目が「3」から「5」にランクアップし、ボタン画像136aに付随して表示されていた「もう一息!」の文字が「やったぜ!」に切り替わるとともに、ボタン操作のアニメーションが終了する。すなわち、「吉宗カンカンゲーム」における連打操作により、サイコロの出目を最高ランクの「5」までランクアップさせ、所望の目的が達成されたことが示されている。なお、このとき、ナビキャラクタYMは消去されているが、表示されたままとしてもよい。
そして、図367(F18b)に示す装飾図柄表示装置208では、最終的に導出された「5」を示すサイコロの目が拡大された態様で表示画面の中央に表示されるとともに、その右側には「GET!」の文字が表示されている。
すると、図367(F19b)に示す装飾図柄表示装置208では、第一の保留アイコンh11において保留変化アニメが開始され、第一の保留アイコンh11の表示態様が変化する可能性があることが報知される。
すると、図367(F20b)に示すように、第一の保留アイコンh11の表示態様が青タイマ保留の表示態様から、ダブルタイマ保留の表示態様に変化する。すなわち、大当りに関する先読み予告がランクアップするとともに、少なくとも2回のタイマ予告演出が行われることについての先読み予告が行われる様子が示されている。すなわち、タイマ予告演出の先読み予告についてもランクアップしている様子が示されている。その後は、例えば、図367(F21)〜同図(F22)に示す要領で演出が行われる。その後、第一の保留アイコンh11に対応する図柄変動表示が開始されると、例えば、図325〜図327に示す演出や、図328〜図329に示す演出等、1回の図柄変動表示において2回以上のタイマ予告演出が行われる。なお、タイマ演出により実行される或る演出としていずれの演出が実行されるかは適宜に設定することができ、すなわち、本明細書において開示されている実施形態のいずれも適用することができることはいうまでもない。なお、ダブルタイマ保留の表示態様で保留アイコン(あるいは、変動アイコン)が表示された場合でも、タイマ予告演出が1回のみ実行される場合があってもよい。
なお、この演出例において、例えば、演出ボタン136の連打操作の結果、サイコロの出目がランクアップせず「1」であったが、予め定められた結果が2ランクアップである「5」の出目である場合(頑張って演出ボタン136を連打操作した場合には、サイコロの出目が「5」になる可能性がある場合)には、ダブルタイマ保留に対応して、当該保留アイコンに対応する図柄変動表示においてタイマ予告演出が少なくとも2回行われるようにしてもよいし、導出結果に対応して、例えば、サイコロの出目が「1」である場合には、当該保留アイコンに対応する図柄変動表示においてタイマ予告演出が1回だけ行われるようにしてもよい。
なお、この演出例では、「吉宗カンカンゲーム」が行われたことにより、保留アイコンの表示態様がランクアップする様子が示されているが、本明細書においてこれまでに示されたいずれのミニゲームによって保留アイコンの表示態様のランクアップを行うようにしてもよい。
図368(F8c)〜同図(F20c)は、図367(F7)に続く別の演出パターンを示している。
図368(F8c)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始している様子が示されている。このとき、特図1の保留アイコンh11の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示され、第二の保留アイコンh12が第一の保留アイコンh11の表示位置に移動して、第一の保留アイコンh11として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。また、図368(F8c)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始している様子が示されている。この演出例では、第1タイマ予告表示TM11がフレームインアニメにより、表示画面の右からフレームインし、表示画面の右上隅部で表示される。第1タイマ予告表示TM11はデフォルトの表示態様である。第1タイマ予告表示TM11には、タイマ表示として「30:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから30秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。なお、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示のカウントダウンは、その後開始される。
その後、図367(F9c)に示す装飾図柄表示装置208では、「吉宗カンカンゲーム」が開始している様子が示されている。このとき、第1タイマ予告表示TM11は、表示画面の左上隅部に移動表示されている。なお、第1タイマ予告表示TM11は、「吉宗カンカンゲーム」が開始する前に移動表示されてもよいし、「吉宗カンカンゲーム」が開始した後で移動表示されてもよいし、「吉宗カンカンゲーム」が開始するタイミングで移動表示されてもよい。また、図367(F9c)に示すタイミングでは、第1タイマ予告表示TM11には、「27:60」が表示されている。すなわち、カウントダウンが開始してから、2.4秒が経過した様子が示されている。その他の演出については、図367(F9b)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。なお、第1タイマ予告表示TM11は、演出ボタン136の操作有効期間が開始されると、表示位置が左上隅部から再び右上隅部に移動表示するが、移動表示しなくてもよい。その後は、図367(F10)〜同図(F15)に示す要領で演出が行われた後、図368(F16c)〜同図(F19c)に示す演出が行われる。なお、図368(F16c)〜同図(F19c)に示す演出は、タイマ予告演出が継続して行われており、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示のカウントダウンが行われている点を除き、図368(F16b)〜同図(F19b)と同じであるので、説明を省略する。
図367(F20c)に示す装飾図柄表示装置208では、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が「00:00」となるタイミングで、第一の保留アイコンh11の表示態様が青タイマ保留の表示態様から、ダブルタイマ保留の表示態様に変化し、保留アイコンのランクアップが行われた様子が示されている。すなわち、大当りに関する先読み予告がランクアップするとともに、少なくとも2回のタイマ予告演出が行われることについての先読み予告が行われ、タイマ予告演出の先読み予告についてもランクアップしている様子が示されている。なお、タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が「00:00」となった後で第一の保留アイコンh11の表示態様が変化してもよいし、第一の保留アイコンh11の表示態様が変化した後でタイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が「00:00」となってもよいし、タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が「00:00」となったタイミングで第一の保留アイコンh11の表示態様が変化してもよい。その後は、例えば、図367(F21)〜同図(F22)に示す要領で演出が行われる。その後、第一の保留アイコンh11に対応する図柄変動表示が開始されると、例えば、図325〜図327に示す演出や、図328〜図329に示す演出等、1回の図柄変動表示において2回以上のタイマ予告演出が行われる。なお、タイマ演出により実行される或る演出としていずれの演出が実行されるかは適宜に設定することができ、すなわち、本明細書において開示されている実施形態のいずれも適用することができることはいうまでもない。なお、ダブルタイマ保留の表示態様で保留アイコン(あるいは、変動アイコン)が表示された場合でも、タイマ予告演出が1回のみ実行される場合があってもよい。
このように、この演出例では、タイマ予告表示が移動表示する例が示され、また、タイマ予告演出が行われた結果、或る演出として新たなタイマ予告演出の開始の予告が行われる例が示されている。
なお、この演出例では、爆弾の表示態様のタイマ保留が1つから複数個に増加する演出が行われたが、例えば、吉宗爆弾保留に含まれる爆弾の表示が吉宗カンカンゲームが行われた結果、1つから3つに増加する演出が行われてもよい。
図368(G1)〜図369(G22)は、本実施形態にかかるパチンコ機において実行される保留変化演出の別の演出パターンについて示す図である。なお、図367(G1)〜同図(G2)は、図365(E1)〜同図(E2)と同様であるため、説明を省略する。
図368(G3)では、特図1始動口230に遊技球の入賞が行われて特図1の保留数が1つ増加した様子が示されている。具体的には、装飾図柄表示装置208では、保留アイコン表示領域に特図1の保留アイコンh12が新たに表示され、第2保留数表示における特図1の保留数の表示が「2」となる。ここで、特図1の保留アイコンh12は、爆弾の表示BD´´とともにパンダのアイコンPDが付加された表示態様とされており、タイマ予告演出の先読み予告が行われるとともに、大当りに関する先読み予告として機能している。なお、パンダのアイコンPDが表示された場合の大当りの信頼度のランクは、例えば、「2」となっており、大当りの信頼度が少し高い程度とされている。その後は、図368(G4)〜同図(G8)に示す演出が行われる。なお、図368(G4)〜同図(G8)に示す演出は、第一の保留アイコンh11の表示態様が異なっている点を除き、図365(E4)〜同図(E8)に示す演出を同じであるので、説明を省略する。
図368(G9)に示す装飾図柄表示装置208では、「吉宗カンカンゲーム」が開始している様子が示されている。図368(G9)に示す演出例では、サイコロの出目が「1」のまま変化がない場合は、保留アイコンの表示態様は、大当りの信頼度が「2」であるパンダのアイコンPDのまま変化せず、サイコロの出目が1ランクアップして「3」となった場合には、保留アイコンの表示態様は、パンダのアイコンPDから殿様のアイコンTSにランクアップし、サイコロの出目が2ランクアップして「5」となった場合には、保留アイコンの表示態様は、パンダのアイコンPDからサボハニのアイコンSHにランクアップすることが報知されている。なお、殿様のアイコンTSが表示された場合の大当りの信頼度のランクは、例えば、「4」とされており、パンダのアイコンPDよりも大当りの信頼度が高くなっている。また、サボハニのアイコンSHが表示された場合の大当りの信頼度のランクは、例えば、「無限大」とされており、大当りの信頼度がきわめて高くなっている。その後は、図368(G10)〜図369(G19)に示す演出が行われる。なお、図368(G10)〜図369(G19)に示す演出は、第一の保留アイコンh11の表示態様が異なっている点を除き、図367(F10)〜同図(G19)と同じであるので、説明を省略する。なお、このとき、図368(G11)に示すように、パンダのアイコンPDは、残時間メータMTに対してオーバーラップして表示されているが、残時間メータMTによってオーバーラップされて表示されてもよい。また、図368(G18)に示すように、パンダのアイコンPDは、導出表示されたサイコロの出目にオーバーラップされるようにして表示されているが、サイコロの出目にオーバーラップして表示されてもよい。
図369(G20)に示す装飾図柄表示装置208では、第一の保留アイコンh11の表示態様が爆弾の表示BD´´にパンダのアイコンPDが付加された表示態様から、サボハニの表示態様に変化している様子が示されている。すなわち、タイマ予告演出の先読み予告の表示態様ではなくなったが、大当りに関する先読み予告についてはランクアップしている様子が示されている。
その後は、左図柄、右図柄の順に停止表示された後、図369(G21)に示すように、第3停止が行われ、中図柄に「装飾2」が停止表示されて揺れ変動による仮停止が行われ、その後、図369(G22)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾2−装飾2」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。その後は、例えば、図237〜図238等に示すように、タイマ予告演出が行われずにサボハニ群予告が行われる図柄変動表示が行われてもよいし、図243等に示すように、タイマ予告演出が行われて或る演出としてサボハニ群予告が行われる図柄変動表示が行われてもよい。また、行われるサボハニ群予告は、必ず強サボハニ群予告であってもよいし、弱サボハニ群予告が行われる場合があってもよい。
なお、この演出例では、爆弾の表示BD´´にパンダのアイコンPDが付加された表示態様からサボハニの表示態様に変化することで、タイマ予告演出の先読み予告の表示態様からタイマ予告演出の先読み予告の表示態様でない表示態様に変化したが、例えば、青タイマ保留の表示態様である保留アイコンが、吉宗カンカンゲームが行われた結果、赤保留に変化することで、タイマ予告演出の先読み予告の表示態様からタイマ予告演出の先読み予告の表示態様でない表示態様に変化し、大当りに関する先読み予告としてはランクアップするようにしてもよい。
図369(H1)〜図370(H38)は、本実施形態にかかるパチンコ機において実行されるタイマ予告演出の一例について段階的に示す図である。なお、図369(H1)〜同図(H2)は、図363(A1)〜同図(A2)と同様であるため、説明を省略する。
図369(H3)では、特図1始動口230に遊技球の入賞が行われて特図1の保留数が1つ増加した様子が示されている。具体的には、装飾図柄表示装置208では、保留アイコン表示領域に特図1の保留アイコン(第二の保留アイコン)h12が追加して表示され、第2保留数表示における特図1の保留数の表示が「2」となる。ここで、第二の保留アイコンh12は、1つの爆弾からなる表示態様とされており、上方には「TIMER」の文字が付加されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「タイマ保留だ」の文字が表示されている。この演出例では、爆弾の表示態様であるタイマ保留の表示態様の保留アイコンが表示されることにより、タイマ予告演出の予告表示(先読み予告)が行われている様子が示されている。
図369(H4)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄及び右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いてい。
図369(H5)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾2」が停止表示される。なお、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図369(H6)に示す装飾図柄表示装置208では、第3停止が行われ、中図柄に「装飾6」が停止表示されて揺れ変動による仮停止が行われ、その後、図369(H7)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾6−装飾2」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
その後、図369(H8)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示され、第二の保留アイコンh12が第一の保留アイコンh11の表示位置に移動して、第一の保留アイコンh11として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。
図369(H9)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始している様子が示されている。具体的には、第一の保留アイコンh11における爆弾の表示の上方に表示されている「TIMER」の文字がタイマ表示に切り替わり、タイマ予告演出が開始される。第一の保留アイコンh11に表示されているタイマ表示には、「03:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから3秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。また、ナビキャラクタYMの近傍では、「タイマ開始」の文字が表示され、3秒後にタイマ予告演出が行われた結果として或る演出が行われる可能性があることが示唆されている。なお、第一の保留アイコンh11における「TIMER」の文字が「03:00」に切り替わった後で「タイマ開始」が表示されてもよいし、「タイマ開始」が表示された後で第一の保留アイコンh11における「TIMER」の文字が「03:00」に切り替わってもよいし、「タイマ開始」が表示されるタイミングで第一の保留アイコンh11における「TIMER」の文字が「03:00」に切り替わってもよい。
その後、タイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始され、図369(H10)に示すタイミングでは、タイマ表示が「02:75」示している。すなわち、カウントダウンが開始してから、0.25秒が経過した様子が示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍に表示されていた「タイマ開始」の表示が「保留に注目」に切り替わり、第一の保留アイコンh11の表示態様が変化する可能性があることが報知される。
図369(H11)に示す装飾図柄表示装置208では、殿様のキャラクタYMNが出現し、第一の保留アイコンh11に向けて弓を射っている様子が示されている。また、タイマ表示のカウントダウンは継続しており、図369(H11)に示すタイミングでは、「00:55」が表示されている。
図369(H12)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ表示のカウントダウンが完了し、タイマ表示が「00:00」となると、殿様のキャラクタYMNによって放たれた矢が第一の保留アイコンh11に命中し、保留変化アニメが開始され、第一の保留アイコンh11の表示態様が変化する可能性があることが報知される。なお、タイマ表示が「00:00」となった後で保留変化アニメが開始されてもよいし、保留変化アニメが開始してからタイマ表示が「00:00」となってもよいし、タイマ表示が「00:00」となったタイミングで保留変化アニメが開始されてもよい。
すると、図369(H13)に示すように、第一の保留アイコンh11の表示態様が1つの爆弾の表示態様から、3つの爆弾が一塊となって表された表示態様に変化し、その上方には「TIMER×3」の文字が付加されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「タイマ増加」の文字が表示され、3回のタイマ予告演出が実行されることの予告表示(先読み予告)が行われている様子が示されている。すなわち、この演出例では、タイマ予告演出が行われた結果、或る演出として、保留アイコンによって予告表示されているタイマ予告演出の実行回数が増加する様子が示されている。
図369(H14)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾2」が停止表示される。なお、中図柄及び右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図369(H15)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図369(H16)に示す装飾図柄表示装置208では、第3停止が行われ、中図柄に「装飾6」が停止表示されて揺れ変動による仮停止が行われ、その後、図369(H17)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾2−装飾6−装飾5」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
その後、図369(H18)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。ここで、3つの爆弾が一塊となった表示態様の第一の保留アイコンh11は、表示態様を変えないで変動アイコン表示領域に移動することで当該図柄変動に関する少なくとも3回のタイマ予告演出が実行されることの予告表示態様である変動アイコンh0となる。
図369(H19)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始している様子が示されている。具体的には、例えば、フレームインアニメにより、表示画面の右側から第1タイマ予告表示TM11がフレームインすることにより、タイマ予告演出が開始される。この第1タイマ予告表示TM11の表示態様は、デフォルトの表示態様である。第1タイマ予告表示TM11には、「07:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから7秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。また、この演出例では、第1タイマ予告表示TM11にリプレイのアイコンRPLが付加されており、或る演出として疑似連が開始される可能性が高いことを示唆している。また、3つの爆弾が一塊となった表示態様の変動アイコンh0では、「TIMER×3」の表示が消去されるとともに、3つの爆弾のうちの右側に配置された爆弾の導火線の先端が着火する様子が示され、また、ナビキャラクタYMの近傍では、「7秒後に何かが・・・」の文字が表示され、7秒後にタイマ予告演出が行われた結果として或る演出が行われる可能性があることが示唆されている。また、この演出例では、装飾図柄が中央上部に小さく表示されている様子が示されている。ここで、変動アイコンh0の表示態様が変化した後で第1タイマ予告表示TM11が表示開始されてもよいし、第1タイマ予告表示TM11が表示開始された後で変動アイコンh0の表示態様が変化してもよいし、変動アイコンh0の表示態様が変化するタイミングで第1タイマ予告表示TM11が表示開始されてもよい。また、装飾図柄の表示位置が変更された後で第1タイマ予告表示TM11が表示開始されてもよいし、第1タイマ予告表示TM11が表示開始された後で装飾図柄の表示位置が変更されてもよいし、装飾図柄の表示位置が変更されるタイミングで第1タイマ予告表示TM11が表示開始されてもよい。
その後、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始され、図369(H20)に示すタイミングでは、第1タイマ予告表示TM11には、「06:36」が表示されている。すなわち、カウントダウンが開始してから、0.64秒が経過した様子が示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「注目」の文字が表示され、第1タイマ予告表示TM11に対する注意喚起がなされている。また、変動アイコンh0における右側に配置された爆弾の導火線の長さもタイマ表示のカウントダウンが開始してからの時間に応じて短くなっている。
図369(H21)に示す装飾図柄表示装置208では、2つ目のタイマ予告演出が開始している様子が示されている。具体的には、例えば、フレームインアニメにより、表示画面の左側から第2タイマ予告表示TM12がフレームインすることにより、2つ目のタイマ予告演出が開始される。この第2タイマ予告表示TM12の表示態様は、デフォルトの表示態様である。第2タイマ予告表示TM12には、「20:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから20秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。また、この演出例では、第2タイマ予告表示TM12にサボハニのアイコンSBHが付加されており、或る演出としてサボハニ群予告が開始される可能性が高いことを示唆している。また、3つの爆弾が一塊となった表示態様の変動アイコンh0では、3つの爆弾のうちの左側に配置された爆弾の導火線の先端が着火する様子が示されている。この左側に配置された爆弾の導火線の長さもタイマ表示のカウントダウンが開始してからの時間に応じて短くなっていく。また、第1タイマ予告表示TM11では、カウントダウンが継続しており、図369(H21)に示すタイミングでは、「05:75」が表示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「注目」の文字が引き続き表示されており、タイマ予告演出に対する注意喚起がなされている。
その後、第2タイマ予告表示TM12におけるタイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始され、図369(H22)に示すタイミングでは、第2タイマ予告表示TM12には、「19:20」が表示されている。すなわち、第2タイマ予告表示TM12におけるタイマ表示のカウントダウンが開始してから、0.8秒が経過した様子が示されている。一方、第1タイマ予告表示TM11においても、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、第1タイマ予告表示TM11には、「04:95」が表示されている。また、図369(H22)に示す装飾図柄表示装置208では、ミニゲームが開始されている様子が示されている。この演出例では、ミニゲームが開始されると、表示画面の左側に宝箱画像BOXが表示されるとともに、宝箱画像BOXの右側に、サボハニのキャラクタとともに「が出たら群予告確定」の文字が表示されており、宝箱からサボハニのキャラクタSBHNが出現すると強サボハニ群予告が行われることが報知されている。なお、弱サボハニ群予告も含めてサボハニ群予告が行われることを報知するようにしてもよい。また、宝箱からサボハニのキャラクタSBHNが出現しなかった場合には、第2タイマ予告表示TM12にかかるタイマ予告演出が行われた結果実行される或る演出として弱サボハニ群予告が行われるようにしてもよいし、サボハニ群予告が行われない(或る演出が実行されない。すなわち、ガセのタイマ予告演出が実行される)ようにしてもよい。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「ミニゲームも注目」の文字が表示され、タイマ予告演出と併せてミニゲームに対する注意喚起がなされている。
図369(H23)に示す装飾図柄表示装置208では、ミニゲームの結果が表示されている様子が示されている。具体的には、装飾図柄表示装置208の表示画面の左側に表示されていた宝箱画像BOXが開放し、中からサボハニのキャラクタSBHNが出現するとともに、その近傍に「成功!」の文字が表示され、また、ナビキャラクタYMの近傍では、「やったぜ」の文字が表示され、ミニゲームに成功した様子が示されている。なお、2つのタイマ予告表示TM11,TM12では、それぞれカウントダウンが継続しており、図369(H23)に示すタイミングでは、第1タイマ予告表示TM11では、「03:51」が表示され、第2タイマ予告表示TM12では、「17:76」が表示されている。
すると、図369(H24)に示すように、装飾図柄表示装置208では、第2タイマ予告表示TM12の表示態様がデフォルトの表示態様から高信頼度表示態様に変化し、第2タイマ予告表示TM12に付加されていたサボハニのアイコンSBHは、4つに増加する態様で表示され、強サボハニ群予告が実行されることが報知される。一方、ナビキャラクタYMの近傍では、「疑似連」とともにクエスチョンマークが付加されており、第1タイマ予告表示TM11にかかるタイマ予告演出が行われた結果、或る演出として疑似連演出が行われる可能性があることが示唆されている。なお、2つのタイマ予告表示TM11,TM12では、それぞれカウントダウンが継続しており、図369(H24)に示すタイミングでは、第1タイマ予告表示TM11では、「01:37」が表示され、第2タイマ予告表示TM12では、「15:62」が表示されている。
その後、図369(H25)に示すタイミングで第1タイマ予告表示TM11におけるカウントダウンが完了し、「00:00」が表示されると、3つの爆弾が一塊となった表示態様の変動アイコンh0における右側の爆弾が爆発し、エフェクトが表示される。そして、左図柄、中図柄及び右図柄が同時に停止し、「装飾5−リプレイ図柄RP−装飾6」の装飾図柄の組み合わせが表示される。また、ナビキャラクタYMの近傍では、「疑似連!」の文字が表示され、疑似連演出が行われることが報知されている。なお、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が「00:00」となった後で装飾図柄が停止表示されてもよいし、装飾図柄が停止表示された後で第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が「00:00」となってもよいし、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が「00:00」となったタイミングで装飾図柄が停止表示されてもよい。一方、第2タイマ予告表示TM12では、カウントダウンが継続しており、図369(H25)に示すタイミングでは、「14:25」が表示されている。
その後、図369(H26)に示すように、疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が開始される。また、ナビキャラクタYMの近傍には、疑似連により2回目の装飾図柄の変動表示が開始された回数を示す「×2」の表示が行われている。また、装飾図柄表示装置208の表示画面の右上隅部には、第1タイマ予告表示TM11が消去されてリプレイのアイコンRPLが表示され、疑似連演出が行われたことが報知されている。なお、疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が開始された後でリプレイのアイコンRPLが表示開始されてもよいし、リプレイのアイコンRPLが表示開始された後で疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が開始されてもよいし、疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が開始されたタイミングでリプレイのアイコンRPLが表示開始されてもよい。また、このとき、変動アイコンh0の表示態様が右側に配置された爆弾が消去された態様に変化している。このように、この演出例では、タイマ予告演出が1回行われる毎に、爆弾が1つずつ減少する態様で表示されている。なお、第2タイマ予告表示TM12では、カウントダウンが継続しており、図369(H26)に示すタイミングでは「14:00」が表示されている。
図369(H27)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、第2タイマ予告表示TM12では、カウントダウンが継続しており、図369(H27)に示すタイミングでは「05:22」が表示されている。
図369(H27)に続く図370(H28)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾5」が停止表示され、リーチ状態が形成される。すると、図370(H29)に示す装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に「リーチ」の表示が行われ、リーチ状態となったことが報知される。一方、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。なお、第2タイマ予告表示TM12では、カウントダウンが継続しており、図370(H29)に示すタイミングでは「02:12」が表示されている。
その後、図370(H30)に示すように、第2タイマ予告表示TM12におけるカウントダウンが完了し、タイマ表示が「00:00」となると、2つの爆弾が一塊となった表示態様の変動アイコンh0における左側の爆弾が爆発し、エフェクトが表示され、また、装飾図柄表示装置208では、強サボハニ群予告が行われる。このとき、リーチ図柄が左上隅に小さく表示される。また、この演出例では、保留アイコン表示領域が消去されるが、変動アイコン表示領域は表示された状態が維持されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「群発生」の文字が表示されており、サボハニ群予告が行われていることが報知されている。すなわち、この演出例では、第2タイマ予告表示TM12によるタイマ予告演出の結果として強サボハニ群予告が行われる様子が示されている。なお、第2タイマ予告表示TM12におけるタイマ表示が「00:00」となった後でサボハニ群予告が開始されてもよいし、サボハニ群予告が開始された後で第2タイマ予告表示TM12におけるタイマ表示が「00:00」となってもよいし、第2タイマ予告表示TM12におけるタイマ表示が「00:00」となるタイミングでサボハニ群予告が開始されてもよい。
図370(H31)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニ群予告が継続して行われている様子が示されている。このとき、リプレイのアイコンRPLのアイコンの下方に、サボハニのアイコンSBHが表示され、サボハニ群予告が行われたことが報知されている。また、このとき、第2タイマ予告表示TM12は消去されている。
続いて、図370(H32)に示すように、装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展し、主人公の殿様と敵役の剣豪が対峙する画面が表示される。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「剣豪リーチ」の文字が表示され、スーパーリーチの種類を報知している。このとき、変動アイコン表示領域は消去されている。また、この演出例では、3つのうちの残り1つとなった爆弾の表示態様の変動アイコンh0に対応して、装飾図柄表示装置208の表示画面の左下隅部に爆弾のアイコンとともに「待機中」の文字が表示され、3つ目のタイマ予告演出が開始される予定であることが報知されている。このように、この演出例では、装飾図柄の変動表示中にタイマ予告演出が待機している旨の表示が行われている様子が示されている。
図370(H33)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始している様子が示されている。具体的には、例えば、フレームインアニメにより、表示画面の右側から第3タイマ予告表示TM13がフレームインすることにより、タイマ予告演出が開始される。この第3タイマ予告表示TM13の表示態様は、デフォルトの表示態様である。第3タイマ予告表示TM13には、「03:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから3秒が経過すると或る演出としてカットイン画像が表示されることを示唆している。また、このとき、表示画面の左下隅部に表示されていた爆弾のアイコンは消去されている。なお、リプレイのアイコンRPLは、第3タイマ予告表示TM13の前面側にオーバーラップされており、オーバーラップされていない状態よりも視認困難とされている。
その後、第3タイマ予告表示TM13におけるタイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始され、図370(H34)に示すタイミングでは、第3タイマ予告表示TM13には、「01:25」が表示されている。すなわち、カウントダウンが開始してから、1.75秒が経過した様子が示されている。
その後、第3タイマ予告表示TM13におけるタイマ表示が「00:00」となると、図370(H35)に示す装飾図柄表示装置208では、強カットイン画像CI1aが表示される。すなわち、この演出例では、強カットイン画像CI1aの表示が或る演出の一例ということができる。
その後、図370(H36)に示すように、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪を倒し、勝利した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄に停止表示する予定の「装飾5」が表示され、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。
その後、図370(H37)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている様子が示されている。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「やったぜ」の文字が表示されており、大当りとなることが報知されている。また、この演出例では、変動アイコンh0が再表示されたときに、爆弾の表示態様から強カットイン画像の表示態様に変更されており、第3タイマ予告表示TM13にかかるタイマ予告演出が行われた結果、或る演出として強カットイン画像CI1aが表示されたことが報知されている。その後、図370(H38)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の大当りの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
この演出例では、保留アイコンにおいて表示されている爆弾の個数に対応する回数のタイマ予告演出を実行するようにしたが、保留アイコンにおいて表示されている爆弾の個数に対応する回数と同じ回数ではなく、表示された爆弾の個数がタイマ予告演出が実行される最低保証回数であってもよいし、最大実行可能回数であってもよい。
なお、この演出例では、図369(H13)において、第二の保留アイコンh12の表示態様が1つの爆弾の表示態様から3つの爆弾が一塊となった表示態様に変化するようにしたが、例えば、図370(H13´)に示すように、殿様のキャラクタがさらに付加された表示態様(吉宗トリプル爆弾保留の表示態様)で表示されてもよく、すなわち、吉宗トリプル爆弾保留の表示態様は、上述した吉宗爆弾保留の表示態様よりもタイマ予告演出の実行回数が多いことを報知しており、吉宗爆弾保留の表示態様よりもランクアップした表示態様ということができる。換言すれば、キャラクタの表示態様の保留アイコン(変動アイコン)により複数回のタイマ予告演出の実行を示唆しているということができる。
また、この演出例では、タイマ予告演出が行われて実行された或る演出として、1つの爆弾の表示態様から3つの爆弾が一塊となった表示態様に変化するが、各爆弾の表示態様は、変化の前後で同じであるが、変化の前後で各爆弾の表示態様が異なるようにしてもよく、例えば、1つの爆弾の表示態様に含まれる丸形の表示部分(導火線部分を除いた部分)が、或る演出が行われる前後で、デフォルトの表示態様(丸形で白色の表示態様:ノーマルタイマ保留の表示態様)から赤保留の表示態様を含む表示態様(トリプル赤タイマ保留の表示態様)に変化してもよいし、或る演出が行われる前後で、青保留の表示態様を含む青タイマ保留の表示態様から赤保留の表示態様を含むトリプル赤タイマ保留の表示態様に変化してもよい。
図370(H7a)〜図371(H34a)は、図369(H6)に続く別の演出パターンを示している。ただし、この演出例では、図369(H3)において、保留増加したときに、1つの爆弾からなる表示態様ではなく3つの爆弾が一塊となって表された表示態様で第二の保留アイコンh12が表示されたものとする。なお、図370(H7a)〜同図(H12a)に示す演出は、第一の保留アイコンh11の表示態様が3つの爆弾が一塊となって表された表示態様となっている点を除き、図369(H7)〜同図(H12)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図370(H13a)に示す装飾図柄表示装置208では、保留変化アニメが行われた結果、第一の保留アイコンh11の表示態様が3つの爆弾が一塊となって表された表示態様から1つの爆弾の表示態様に変化し、その上方には「TIMER」の文字が付加されている。一方で、1つの爆弾の表示態様に変化したが、色がデフォルトの色(白色)から赤色に変化しており、大当りに関する先読み予告の機能も兼ね備えている。すなわち、3回のタイマ予告演出が実行されることの予告表示(先読み予告)が行われていたのが、1回のタイマ予告演出が実行されることの予告表示(先読み予告)に変更され、保留アイコンにより示唆されているタイマ予告演出の実行回数が減少するが、大当りの信頼度が向上しており、実質的にはランクアップしている様子が示されている。その後は、図370(H14a)〜同図(H18a)に示す演出が行われる。なお、図370(H14a)〜同図(H18a)に示す演出は、第一の保留アイコンh11の表示態様が異なっている点を除き、図369(H14)〜同図(H18)に示す演出を同じであるので、説明を省略する。
図370(H19a)に示す装飾図柄表示装置208では、ミニゲームが開始されている様子が示されている。この演出例では、ミニゲームが開始されると、装飾図柄が左上隅部に小さく表示され、3つの宝箱BX1〜BX3がトライアングル状に配置され、各宝箱には、中身が表示されている。すなわち、宝箱BX1には、爆弾の表示態様であるタイマ予告のアイコンが表示されており、宝箱BX2には、番長のアイコンが表示されており、宝箱BX3には、サボハニのアイコンが表示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍では、「ミニゲーム開始」の文字が表示されており、ミニゲームの開始が報知されている。
その後、図370(H20a)に示す装飾図柄表示装置208では、宝箱がシャッフルするアニメが開始され、3つの宝箱が環状に高速移動する表示が行われる様子が示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍では、「選べ」の文字が表示されており、高速移動する3つの宝箱から演出ボタン136を操作することでいずれかを選択させることを促している。
その後、図370(H21a)に示す装飾図柄表示装置208では、残時間メータMTとともにボタン画像136aが表示画面の左上に表示されて演出ボタン136の操作受付期間が開始されたことを報知し、遊技者に演出ボタン136の操作を促進する。残時間メータMTは、操作受付期間が開始してからの時間に応じてゲージが短くなるように表示態様が変化する。
図370(H22a)では、操作受付期間が開始してから所定時間(例えば、2.5秒)が経過したタイミングで演出ボタン136が操作された様子が示されている。すると、図370(H23a)に示す装飾図柄表示装置208では、3つの宝箱のうちの宝箱BX3が選択され、当該宝箱BX3が表示画面の中央で拡大表示されている様子が示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍では、「注目」の文字が表示されており、ミニゲームの結果に注目するよう促している。
その後、図370(H24a)に示す装飾図柄表示装置208では、宝箱BX3が開放され、中からサボハニのアイコンSBHNが出現する様子が示されている。すなわち、強サボハニ群予告が行われることが予告されている。キャラクタYMの近傍では、「群予告だ」の文字が表示されており、サボハニ群予告が行われることを予告している。
図370(H24a)に続く図371(H25a)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始している様子が示されている。具体的には、変動アイコンh0における爆弾の表示の上方に表示されている「TIMER」の文字がタイマ表示に切り替わり、タイマ予告演出が開始される。変動アイコンh0に表示されているタイマ表示には、「05:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから5秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。また、ナビキャラクタYMの近傍では、「タイマ発動」の文字が表示され、5秒後にタイマ予告演出が行われた結果として或る演出が行われる可能性があることが示唆されている。なお、変動アイコンh0における「TIMER」の文字が「05:00」に切り替わった後で「タイマ発動」が表示されてもよいし、「タイマ発動」が表示された後で変動アイコンh0における「TIMER」の文字が「05:00」に切り替わってもよいし、「タイマ発動」が表示されるタイミングで変動アイコンh0における「TIMER」の文字が「05:00」に切り替わってもよい。その後、タイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始される。
図371(H26a)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、タイマ表示のカウントダウンは継続しており、図371(H26a)に示すタイミングでは「03:41」が表示されている。すなわち、タイマ表示のカウントダウンが開始されてから、1.59秒が経過した様子が示されている。
図371(H27a)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾5」が停止表示され、リーチ状態が形成される。すると、図371(H28a)に示すように、装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に「リーチ」の表示が行われ、リーチ状態となったことが報知される。一方、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。なお、タイマ表示のカウントダウンは継続しており、図371(H28a)に示すタイミングでは「01:03」が表示されている。
その後、図371(H29a)に示すように、タイマ表示のカウントダウンが完了し、タイマ表示が「00:00」となると、装飾図柄表示装置208では、強サボハニ群予告が行われる。このとき、リーチ図柄が左上隅に小さく表示される。また、この演出例では、保留アイコン表示領域が消去されるが、変動アイコン表示領域は表示された状態が維持されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「群発生」の文字が表示されており、サボハニ群予告が行われていることが報知されている。すなわち、この演出例では、タイマ予告演出の結果、或る演出として強サボハニ群予告が行われる様子が示されている。
その後、図371(H30a)に示す装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展している様子が示されている。剣豪リーチに発展すると、主人公の殿様と敵役の剣豪が対峙する画面が表示される。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「剣豪リーチ」の文字が表示され、スーパーリーチの種類を報知している。
その後、図371(H31a)に示す装飾図柄表示装置208では、強カットイン画像CI1aが表示されている様子が示されている。
その後、図371(H32a)に示すように、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪を倒し、勝利した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄に停止表示する予定の「装飾5」が表示され、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。
その後、図371(H33a)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている様子が示されている。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「やったぜ」の文字が表示されており、大当りとなることが報知されている。その後、図371(H34a)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の大当りの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
このように、この演出例では、タイマ予告演出が行われた結果として実行される或る演出として、予告されたタイマ予告演出の実行回数が減少する演出が行われている様子が示されている。また、この演出例では、複数の選択肢からいずれか一つが選択されるミニゲームにおいて、タイマ予告演出を行う選択肢が含まれている例が示されている。また、この演出例では、予告されたタイマ予告演出の実行回数は減少するが、大当りの信頼度が向上して実施的に予告の内容がランクアップする様子が示されている。
図371(H24a´)〜同図(H27a´)は、図370(H23a)に続く別の演出パターンを示している。ただし、この演出例では、図370(H23a)において、3つの宝箱のうちの宝箱BX2が選択されたものとする。
図371(H24a´)に示す装飾図柄表示装置208では、宝箱BX2開放され、中から番長のアイコンBCHOが出現する様子が示されている。すなわち、変動アイコン(あるいは、保留アイコン)の表示態様の変化が行われることが予告されている。キャラクタYMの近傍では、「アイコン変化」の文字が表示されており、変動アイコン(保留アイコン)の表示態様の変化を予告している。
図371(H25a´)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始している様子が示されている。具体的には、変動アイコンh0における爆弾の表示の上方に表示されている「TIMER」の文字がタイマ表示に切り替わり、タイマ予告演出が開始される。この演出例では、図371(H25a)に示す演出とは異なり(すなわち、宝箱からサボハニのアイコンSBHNが出現した場合とは異なり)、変動アイコンh0に表示されているタイマ表示には、「02:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから2秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。すなわち、この演出例では、タイマ予告演出が行われた結果として行われる或る演出がサボハニ群予告ではなく、変動アイコン(保留アイコン)の変化演出となっている。また、ナビキャラクタYMの近傍では、「タイマ発動」の文字が表示され、2秒後にタイマ予告演出が行われた結果として或る演出が行われる可能性があることが示唆されている。その後、タイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始される。
その後、図371(H26a´)に示すように、タイマ表示のカウントダウンが完了し、タイマ表示が「00:00」となると、装飾図柄表示装置208では、保留変化アニメが開始され、第一の保留アイコンh11の表示態様が変化する可能性があることが報知される。
その後、図371(H27a´)に示すように、変動アイコンh0の表示態様が爆弾の表示態様から番長の表示態様に変化し、信頼度の高い予告表示態様となる。
このように、この演出例では、ミニゲームにおいて選択された結果に応じてタイマ予告演出において表示されるタイマ表示の初期値が異なっている例が示されている。
なお、この演出例において、例えば、図370(H23a)で宝箱BX1が選択されてタイマ予告のアイコンが出現した場合には、爆弾の表示態様で表示されている変動アイコンがランクアップし、大当りの信頼度がアップする表示態様に変化する。
また、この演出例では、タイマ予告演出が行われた結果として、保留アイコン(変動アイコン)における爆弾の表示の増加・減少及び爆弾の表示を含む表示態様から番長の表示態様への変更が行われる様子が示されているが、例えば、保留アイコン(変動アイコン)における爆弾の表示の増加あるいは減少とともに表示態様が変更してもよい。また、この演出例では、タイマ予告演出が行われた結果として、保留アイコン(変動アイコン)において、アイコンの増加・減少及びアイコンの表示態様の変更が行われている様子が示されているが、予告アイコン(予告アイテム)の増加・減少及び予告アイコンの表示態様の変更が行われてもよい。
本実施形態では、タイマ保留の表示態様で保留アイコン(変動アイコン)が表示された場合にタイマ予告演出が行われるが、タイマ保留の表示態様で保留アイコン(変動アイコン)が表示されない場合(例えば、番長の表示態様やサボハニの表示態様やリプレイの表示態様により保留アイコン(変動アイコン)が表示された場合)でもタイマ予告演出が行われてもよい。
また、本実施形態において、タイマ予告演出が行われた結果として行われる演出として、予告演出が行われる場合があり、また、チャンスアップ演出が行われる場合がある、ということができる。ここで、「予告演出」とは、大当りとなる可能性があること、あるいは、リーチ演出(特定のリーチ演出)が行われる可能性があることを示唆する演出のことであり、例えば、カットイン予告等がある。また、「チャンスアップ演出」とは、(1)実行されることにより図柄変動表示における大当りの信頼度を向上させる特定の演出のことであり、例えば、疑似連演出等がある。あるいは、(2)予告演出であって、特定の態様で実行されることにより、図柄変動表示における大当りの信頼度をより向上させる演出のことであり、例えば、カットインの予告演出であって、通常の態様が青色の枠で表示されるものに対し、赤色の枠で表示(チャンスアップの表示態様で表示)されるもの等がある。すなわち、チャンスアップ演出とは、実行されない場合よりも実行された場合の方が、大当り図柄態様が確定表示されやすい演出のことである。
以上の記載では、
『 表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208等]を備えた遊技台であって、
前記表示手段は、タイマ表示[例えば、図239(3)に示すタイマ予告表示TM1等]を表示可能な手段であり、
前記タイマ表示は、時間の表示[例えば、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示等]を含む表示であり、
前記タイマ表示の表示が開始された後で或る演出[例えば、疑似連や、図243(9)に示す強サボハニ群予告や、図247(30)に示す復活演出や、図250(35)に示す強カットイン画像CI1aの表示や、図246(6)〜同図(7)に示す保留アイコンの表示態様の変化の演出等]が開始される場合があるように構成されており、
前記タイマ表示の表示が開始された後であっても前記或る演出が開始されない場合があるように構成されており[例えば、図241(5)〜同図(6)に示すように、タイマ予告表示TM1は表示されたが、タイマ予告表示TM1が「00:00」となる前に消去されて、或る演出が行われない等]、
前記タイマ表示の表示が開始されて前記時間の表示が或る時間[例えば、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「00:00」等]になったことに応じて前記或る演出が開始される場合があるように構成されており[例えば、図239(9)に示すように、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「00:00」になると、疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が開始される等]、
前記タイマ表示の表示が開始されて前記或る演出が実行されない場合よりも該タイマ表示の表示が開始されて該或る演出が実行された場合の方が、図柄変動表示において大当り図柄が確定表示されやすい、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
従来から、表示手段での表示演出は多彩になる傾向にある。しかしながら、表示手段には改良の余地がある。この遊技台によれば、表示手段に特徴を持った遊技台を実現できる。
また、この遊技台によれば、タイマ表示の開始により或る演出の開始に期待を持つことができる場合がある。
ここで、表示手段は、タイマ表示のみを表示可能なものであってもよいし、タイマ表示以外の表示も表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、タイマ表示を必ず表示するものであってもよいし、タイマ表示を表示しない場合があってもよい。
また、タイマ表示は、時間の表示のみを含むものであってもよいし、時間の表示以外の表示も含むものであってもよい。また、タイマ表示は、時間の表示を必ず含むものであってもよいし、時間の表示を含まない場合があってもよい。
また、タイマ表示の表示が開始された後で或る演出のみが開始される場合があるように構成されてもよいし、タイマ表示の表示が開始された後で或る演出以外の演出も開始される場合があるように構成されてもよい。また、タイマ表示の表示が開始された後で或る演出が必ず開始されるように構成されてもよいし、タイマ表示の表示が開始された後で或る演出が開始されない場合があるように構成されてもよい。
また、タイマ表示の表示が開始された後でのみ或る演出が開始される場合があるように構成されてもよいし、タイマ表示の表示が開始された後以外でも或る演出が開始される場合があるように構成されてもよい。
また、タイマ表示の表示が開始された後であっても或る演出のみが開始されない場合があるように構成されてもよいし、タイマ表示の表示が開始された後であっても或る演出以外の演出も開始されない場合があるように構成されてもよい。また、タイマ表示の表示が開始された後であっても或る演出が必ず開始されないように構成されてもよいし、タイマ表示の表示が開始された後であっても或る演出が開始される場合があるように構成されてもよい。
また、タイマ表示の表示が開始されて時間の表示が或る時間になったことに応じて或る演出のみが開始される場合があるように構成されてもよいし、タイマ表示の表示が開始されて時間の表示が或る時間になったことに応じて或る演出以外の演出も開始される場合があるように構成されてもよい。また、タイマ表示の表示が開始されて時間の表示が或る時間になったことに応じて或る演出が必ず開始されるように構成されてもよいし、タイマ表示の表示が開始されて時間の表示が或る時間になっても或る演出が開始されない場合があるように構成されてもよい。
また、タイマ表示の表示が開始されて時間の表示が或る時間になったことのみに応じて或る演出が開始される場合があるように構成されてもよいし、タイマ表示の表示が開始されて時間の表示が或る時間になったこと以外のことにも応じて或る演出が開始される場合があるように構成されてもよい。
また、タイマ表示の表示が開始されて或る演出が実行された場合には、図柄変動表示において大当り図柄が確定表示するように構成されてもよいし、大当り図柄が確定表示しない場合があるように構成されてもよい。
また、『 前記タイマ表示の表示が開始された後であって前記時間の表示が前記或る時間に到達した場合に前記或る演出が開始される場合があり[例えば、図239(3)〜同図(9)に示すように、タイマ予告演出が開始された後、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「00:00」になると、疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が開始される等]、
前記タイマ表示の表示が開始された後であって前記時間の表示が前記或る時間に到達する前に該タイマ表示の表示が終了した場合には前記或る演出が開始されない[例えば、図242(3)〜同図(6)に示すように、偽のタイマ予告演出が開始された後、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「00:00」となる前に消去されると、疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が開始されない等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、タイマ表示が或る時間に到達することに注目させることができる場合がある。
ここで、タイマ表示の表示が開始された後であって時間の表示が或る時間に到達した場合に或る演出のみが開始される場合があってもよいし、タイマ表示の表示が開始された後であって時間の表示が或る時間に到達した場合に或る演出以外の演出も開始される場合があってもよい。また、タイマ表示の表示が開始された後であって時間の表示が或る時間に到達した場合に或る演出が必ず開始されてもよいし、タイマ表示の表示が開始された後であって時間の表示が或る時間に到達した場合に或る演出が開始されない場合があってもよい。
また、タイマ表示の表示が開始された後であって時間の表示が或る時間に到達した場合にのみ或る演出が開始される場合があってもよいし、タイマ表示の表示が開始された後であって時間の表示が或る時間に到達した場合以外の場合にも或る演出が開始される場合があってもよい。
また、タイマ表示の表示が開始された後であって時間の表示が或る時間に到達する前にタイマ表示の表示が終了した場合には或る演出のみが開始されなくてもよいし、タイマ表示の表示が開始された後であって時間の表示が或る時間に到達する前にタイマ表示の表示が終了した場合には或る演出以外の演出も開始されなくてもよい。また、タイマ表示の表示が開始された後であって時間の表示が或る時間に到達する前にタイマ表示の表示が終了した場合には或る演出が必ず開始されなくてもよいし、タイマ表示の表示が開始された後であって時間の表示が或る時間に到達する前にタイマ表示の表示が終了した場合には或る演出が開始される場合があってもよい。
また、タイマ表示の表示が開始された後であって時間の表示が或る時間に到達する前にタイマ表示の表示が終了した場合にのみ或る演出が開始されなくてもよいし、タイマ表示の表示が開始された後であって時間の表示が或る時間に到達する前にタイマ表示の表示が終了した場合以外の場合にも或る演出が開始されなくてもよい。
また、『 前記表示手段は、ミニゲーム[例えば、図253(3)〜同図(9)に示すミニゲーム等]の表示を表示可能な手段であり、
前記ミニゲームの表示の結果として第一の結果[例えば、図253(9)に示す、宝箱画像から姫のキャラクタHMEが出現する結果等]が導出された場合に前記時間の表示が前記或る時間に到達して前記或る演出が開始されるように構成されている[例えば、図253(9)に示すように、宝箱画像から姫のキャラクタHMEが出現すると、図253(17)に示すように、中図柄にリプレイ図柄RPが停止表示され、疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が開始される等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、タイマ予告の動向をミニゲームによって盛り上げることができる場合がある。
ここで、表示手段は、ミニゲームの表示のみを表示可能なものであってもよいし、ミニゲームの表示以外の表示も表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、ミニゲームの表示を必ず表示するものであってもよいし、ミニゲームの表示を表示しない場合があってもよい。
また、ミニゲームの表示結果として第一の結果が導出された場合に時間の表示が或る時間に到達して或る演出のみが開始されるように構成されてもよいし、ミニゲームの表示結果として第一の結果が導出された場合に時間の表示が或る時間に到達して或る演出以外の演出も開始されるように構成されてもよい。また、ミニゲームの表示結果として第一の結果が導出された場合に時間の表示が或る時間に到達して或る演出が必ず開始されるように構成されてもよいし、ミニゲームの表示結果として第一の結果が導出された場合に時間の表示が或る時間に到達して或る演出が開始されない場合があるように構成されてもよい。
また、ミニゲームの表示結果として第一の結果が導出された場合にのみ時間の表示が或る時間に到達して或る演出が開始されるように構成されてもよいし、ミニゲームの表示結果として第一の結果が導出された場合以外の場合にも時間の表示が或る時間に到達して或る演出が開始されるように構成されてもよい。
また、『 前記表示手段は、予告アイテム[例えば、図253(10)に示す、表示画面の左下に表示される姫のキャラクタHME等]を表示可能な手段であり、
前記ミニゲームの表示の結果に応じて前記予告アイテムが表示される場合があるように構成されており[例えば、図253(5)〜同図(9)に示すミニゲームにおいて宝箱画像から姫のキャラクタHMEが出現すると、図253(10)に示すように、表示画面の左下に姫のキャラクタHMEが予告アイテムとして表示される等]、
前記予告アイテムは、前記或る演出が実行されることを示唆する表示を含み[例えば、姫のキャラクタHMEが予告アイテムとして表示されることにより、疑似連が行われることが予告報知される等]、
前記予告アイテムが表示開始された後で、前記時間の表示が前記或る時間に到達して前記或る演出が開始されるように構成されており[例えば、図253(10)に示すように、姫のキャラクタHMEが予告アイテムとして表示された後で、タイマ予告表示TM1Aにおけるタイマ表示が「0:00」となったタイミングで疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が開始される等]、
前記予告アイテムが表示されない場合は、前記時間の表示が前記或る時間に到達して前記或る演出が開始されないように構成されている[例えば、図254(5)〜同図(9)に示すミニゲームにおいて宝箱画像から婆のキャラクタBBA(10)が出現すると、図254(10)に示すように予告アイテムが表示されず、疑似連が行われない等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、予告アイテムの表示に注目させることができる場合がある。
また、この遊技台によれば、タイマ表示による或る演出が開始されることをミニゲームに注目させつつ結果表示として予告アイコンにより認識できる場合がある。
また、この遊技台によれば、タイマ表示が或る時間に到達する(あるいは、到達しない)までの期間に演出を盛り上げることができる場合がある。
ここで、表示手段は、予告アイテムのみを表示可能なものであってもよいし、予告アイテム以外のものも表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、予告アイテムを必ず表示するものであってもよいし、予告アイテムを表示しない場合があってもよい。
また、ミニゲームの表示の結果に応じて予告アイテムのみが表示される場合があるように構成されてもよいし、ミニゲームの表示の結果に応じて予告アイテム以外のものも表示される場合があるように構成されてもよい。また、ミニゲームの表示の結果に応じて予告アイテムが必ず表示されるように構成されてもよいし、ミニゲームの表示の結果に応じて予告アイテムが表示されない場合があるように構成されてもよい。
また、予告アイテムは、或る演出が実行されることを示唆する表示のみを含んでもよいし、或る演出が実行されることを示唆する表示以外の表示も含んでもよい。また、予告アイテムは、或る演出が実行されることを示唆する表示を必ず含んでもよいし、或る演出が実行されることを示唆する表示を含まない場合があってもよい。
また、予告アイテムが表示開始された後で、時間の表示が或る時間に到達して或る演出のみが開始されるように構成されてもよいし、予告アイテムが表示開始された後で、時間の表示が或る時間に到達して或る演出以外の演出も開始されるように構成されてもよい。また、予告アイテムが表示開始された後で、時間の表示が或る時間に到達して或る演出が必ず開始されるように構成されてもよいし、予告アイテムが表示開始された後で、時間の表示が或る時間に到達して或る演出が開始されない場合があるように構成されてもよい。
また、予告アイテムが表示開始された後でのみ、時間の表示が或る時間に到達して或る演出が開始されるように構成されてもよいし、予告アイテムが表示開始された後以外にも、時間の表示が或る時間に到達して或る演出が開始されるように構成されてもよい。
また、予告アイテムが表示されない場合は、時間の表示が或る時間に到達して或る演出のみが開始されないように構成されてもよいし、予告アイテムが表示されない場合は、時間の表示が或る時間に到達して或る演出以外の演出も開始されないように構成されてもよい。また、予告アイテムが表示されない場合は、時間の表示が或る時間に到達して或る演出が必ず開始されないように構成されてもよいし、予告アイテムが表示されない場合は、時間の表示が或る時間に到達して或る演出が開始される場合があるように構成されてもよい。
また、『 前記タイマ表示の表示が開始された後、前記時間の表示の表示が変化開始する前に前記ミニゲームの表示の結果が導出されるように構成されている[例えば、図253(3)に示すように、タイマ予告表示TM1が表示された後、図253(14)に示すように、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンが開始する前に、図253(9)に示すように、ミニゲームの表示の結果が導出される等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、タイマ表示は或る時間に到達していないので、ミニゲームの表示の結果に集中して注目させることができる場合がある。
また、この遊技台によれば、タイマ表示とミニゲームの関連性を印象付けることができる場合がある。
ここで、タイマ表示の表示が開始された後、時間の表示の表示が変化開始する前にミニゲームの表示の結果のみが導出されるように構成されてもよいし、タイマ表示の表示が開始された後、時間の表示の表示が変化開始する前にミニゲームの表示の結果以外のものも導出されるように構成されてもよい。また、タイマ表示の表示が開始された後、時間の表示の表示が変化開始する前にミニゲームの表示の結果が必ず導出されるように構成されてもよいし、タイマ表示の表示が開始された後、時間の表示の表示が変化開始する前にミニゲームの表示の結果が導出されない場合があるように構成されてもよい。
また、タイマ表示の表示が開始された後、時間の表示の表示が変化開始する前にのみミニゲームの表示の結果が導出されるように構成されてもよいし、タイマ表示の表示が開始された後、時間の表示の表示が変化開始する前以外にもミニゲームの表示の結果が導出されるように構成されてもよい。
また、タイマ表示の表示が開始された後にのみ、時間の表示の表示が変化開始する前にミニゲームの表示の結果が導出されるように構成されてもよいし、タイマ表示の表示が開始された後以外にも、時間の表示の表示が変化開始する前にミニゲームの表示の結果が導出されるように構成されてもよい。
また、『 前記時間の表示の表示が変化開始した後、該時間の表示が前記或る時間に到達する前に前記ミニゲームの表示の結果が導出されるように構成されている[例えば、図249(4)に示すように、タイマ予告表示TM1Lにおけるタイマ表示のカウントダウンが開始された後、図249(12)に示すタイミングでタイマ予告表示TM1Lのタイマ表示が「0:00」となってカウントダウンが完了する前に、図249(9)に示すように、ミニゲームの表示の結果が導出される等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、タイマ表示は或る時間に到達していないので、ミニゲームの票ッ時の結果に集中して注目させることができる場合がある。
ここで、時間の表示の表示が変化開始した後、時間の表示が或る時間に到達する前にミニゲームの表示の結果のみが導出されるように構成されてもよいし、時間の表示の表示が変化開始した後、時間の表示が或る時間に到達する前にミニゲームの表示の結果以外のものも導出されるように構成されてもよい。また、時間の表示の表示が変化開始した後、時間の表示が或る時間に到達する前にミニゲームの表示の結果が必ず導出されるように構成されてもよいし、時間の表示の表示が変化開始した後、時間の表示が或る時間に到達する前にミニゲームの表示の結果が導出されない場合があるように構成されてもよい。
また、時間の表示の表示が変化開始した後、時間の表示が或る時間に到達する前にのみミニゲームの表示の結果が導出されるように構成されてもよいし、時間の表示の表示が変化開始した後、時間の表示が或る時間に到達する前以外にもミニゲームの表示の結果が導出されるように構成されてもよい。
また、時間の表示の表示が変化開始した後にのみ、時間の表示が或る時間に到達する前にミニゲームの表示の結果が導出されるように構成されてもよいし、時間の表示の表示が変化開始した後以外にも、時間の表示が或る時間に到達する前にミニゲームの表示の結果が導出されるように構成されてもよい。
また、『 前記タイマ表示の表示が開始されるよりも前に前記ミニゲームの表示が開始される場合がある[例えば、図255(3)〜同図(4)に示すように、タイマ予告演出が開始する前にミニゲームが開始されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、ミニゲームの表示が開始された時点では、タイマ表示が開始されるか否かがわからないため、ミニゲームの動向に注目させることができる場合がある。
ここで、タイマ表示の表示が開始されるよりも前にミニゲームの表示のみが開始される場合があってもよいし、タイマ表示の表示が開始されるよりも前にミニゲームの表示以外の表示も開始される場合があってもよい。また、タイマ表示の表示が開始されるよりも前にミニゲームの表示が必ず開始されてもよいし、タイマ表示の表示が開始されるよりも前にミニゲームの表示が開始されない場合があってもよい。
また、タイマ表示の表示が開始されるよりも前にのみミニゲームの表示が開始される場合があってもよいし、タイマ表示の表示が開始されるよりも前以外にもミニゲームの表示が開始される場合があってもよい。
また、タイマ表示の表示のみが開始されるよりも前にミニゲームの表示が開始される場合があってもよいし、タイマ表示の表示以外の表示が開始されるよりも前にミニゲームの表示が開始される場合があってもよい。
また、『 前記ミニゲームの表示の結果として第二の結果[例えば、図255(8)に示す、宝箱画像から番長の顔のアイコンBCFが出現する結果等]が導出される場合があり、
前記第二の結果は、前記或る演出に関連しない結果である[例えば、図255(8)に示すように、宝箱画像から番長の顔のアイコンBCFが出現する結果が導出された場合は、図255(4)に示すタイマ予告演出とは関連しない、図256(25)に示す強カットイン画像CI1aが表示される等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、ミニゲームの表示の結果が或る演出に関連するか否かについて注目させることができる場合がある。
ここで、ミニゲームの表示の結果として第二の結果のみが導出される場合があってもよいし、ミニゲームの表示の結果として第二の結果以外の結果も導出される場合があってもよい。また、ミニゲームの表示の結果として第二の結果が必ず導出されてもよいし、ミニゲームの表示の結果として第二の結果が導出されない場合があってもよい。
また、第二の結果は、或る演出にのみ関連しないものであってもよいし、或る演出以外の演出にも関連しないものであってもよい。また、第二の結果は、或る演出に必ず関連しないものであってもよいし、或る演出に関連する場合があるものであってもよい。
また、『 前記或る演出として第一の予告[例えば、図246(6)〜同図(7)に示す保留アイコンの表示態様の変化の演出等]が実行される場合があり、
前記第一の予告は、先読み予告である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、タイマ表示が表示されて先読み予告が行われることについて期待を持たせることができる場合がある。
ここで、或る演出として第一の予告のみが実行される場合があってもよいし、或る演出として第一の予告以外の予告も実行される場合があってもよい。また、或る演出として第一の予告が必ず実行されてもよいし、或る演出として第一の予告が実行されない場合があってもよい。
また、『 前記或る演出として第二の予告[例えば、疑似連等]が実行される場合があり、
前記第二の予告は、実行されない場合よりも実行された場合の方が図柄変動表示の実行時間が長くなる予告である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、タイマ表示が表示されて図柄変動表示の実行時間が長くなることで大当りへの期待感を持たせることができる場合がある。
ここで、或る演出として第二の予告のみが実行される場合があってもよいし、或る演出として第二の予告以外の予告も実行される場合があってもよい。また、或る演出として第二の予告が必ず実行されてもよいし、或る演出として第二の予告が実行されない場合があってもよい。
また、第二の予告は、実行されない場合よりも実行された場合の方が図柄変動表示の実行時間のみが長くなるものであってもよいし、実行されない場合よりも実行された場合の方が図柄変動表示の実行時間以外の時間も長くなるものであってもよい。また、第二の予告は、実行されない場合よりも実行された場合の方が図柄変動表示の実行時間が必ず長くなるものであってもよいし、実行されない場合よりも実行された場合の方が図柄変動表示の実行時間が長くならない場合があってもよい。
また、『 前記或る演出として第三の予告[例えば、図250(35)に示す強カットイン画像CI1aの表示等]が実行される場合があり、
前記第三の予告は、実行されない場合よりも実行された場合の方が図柄変動表示において大当り図柄が確定表示されやすくなる予告である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、タイマ表示が表示されて大当り予告が行われることに期待感を持たせることができる場合がある。
ここで、或る演出として第三の予告のみが実行される場合があってもよいし、或る演出として第三の予告以外の予告も実行される場合があってもよい。また、或る演出として第三の予告が必ず実行されてもよいし、或る演出として第三の予告が実行されない場合があってもよい。
また、第三の予告は、実行されない場合よりも実行された場合の方が図柄変動表示において大当り図柄のみが確定表示されやすくなるものであってもよいし、実行されない場合よりも実行された場合の方が図柄変動表示において大当り図柄以外の図柄も確定表示されやすくなるものであってもよい。また、第三の予告は、実行されない場合よりも実行された場合の方が図柄変動表示において大当り図柄が必ず確定表示されるものであってもよいし、実行されない場合よりも実行された場合の方が図柄変動表示において大当り図柄が確定表示されない場合があってもよい。
また、第三の予告は、実行された場合は図柄変動表示において大当り図柄が必ず確定表示されるものであってもよいし、実行された場合は図柄変動表示において大当り図柄が確定表示されない場合があってもよい。
また、『 前記或る演出として第四の予告[例えば、図247(30)に示す復活演出等]が実行される場合があり、
前記第四の予告は、大当りとなることを報知する予告である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、タイマ表示が表示されて大当りとなることに期待感を持たせることができる場合がある。
ここで、或る演出として第四の予告のみが実行される場合があってもよいし、或る演出として第四の予告以外の予告も実行される場合があってもよい。また、或る演出として第四の予告が必ず実行されてもよいし、或る演出として第四の予告が実行されない場合があってもよい。
また、第四の予告は、大当りとなることのみを報知するものであってもよいし、大当りとなること以外にも報知するものであってもよい。また、第四の予告は、大当りとなることを必ず報知するものであってもよいし、大当りとなることを報知しない場合があってもよい。
また、『 前記表示手段は、球抜きエラー表示[例えば、図289(1)に示す下皿満タンエラー表示ERR1等]を表示可能な手段であり、
前記球抜きエラー表示は、皿満タンエラー状態[例えば、下皿満タンエラーの状態等]で表示される場合がある表示であり、
前記タイマ表示が前記球抜きエラー表示にオーバーラップされる場合があるように構成されている[例えば、図289(3)に示すように、タイマ予告表示TM1が下皿満タンエラー表示ERR1にオーバーラップされている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、タイマ表示による演出を見るために皿満タンエラー状態を早く解除させようとする意欲をもたせることができる場合がある。
ここで、表示手段は、球抜きエラー表示のみを表示可能なものであってもよいし、球抜きエラー表示以外の表示も表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、球抜きエラー表示を必ず表示するものであってもよいし、球抜きエラー表示を表示しない場合があってもよい。
また、球抜きエラー表示は、皿満タンエラー状態でのみ表示される場合があるものであってもよいし、皿満タンエラー状態以外の状態でも表示される場合があるものであってもよい。また、球抜きエラー表示は、皿満タンエラー状態で必ず表示されるものであってもよいし、皿満タンエラー状態で表示されない場合があってもよい。
また、タイマ表示が球抜きエラー表示にのみオーバーラップされる場合があるように構成されてもよいし、タイマ表示が球抜きエラー表示以外の表示にもオーバーラップされる場合があるように構成されてもよい。また、タイマ表示が球抜きエラー表示に必ずオーバーラップされるように構成されてもよいし、タイマ表示が球抜きエラー表示にオーバーラップされない場合があるように構成されてもよい。
また、『 前記タイマ表示は、複数種類の態様のうちのいずれかの態様で表示される表示であり、
前記複数種類の態様のうちの一つは、第一の態様[例えば、図248(3)に示すデフォルトの表示態様等]であり、
前記複数種類の態様のうちの一つは、第二の態様[例えば、図246(3)に示す高信頼度表示態様等]であり、
前記第一の態様と前記第二の態様は、異なる態様であり、
前記タイマ表示が前記第一の態様で表示された場合よりも該タイマ表示が前記第二の態様で表示された場合の方が、前記或る演出が開始されやすいように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、タイマ表示の態様によって或る演出が開始されることに対して期待を持たせることができる場合がある。
また、この遊技台によれば、ミニゲームが行われる場合にあっては、タイマ表示の態様によってミニゲームの成功の可能性に期待できる場合がある。すなわち、まずはミニゲームの成功に遊技者が期待することで或る演出が実行されることを期待するが、途中で表示開始されているタイマ表示の態様が間接的に先に開始されているミニゲームの表示の結果に期待を持たせることができる場合がある。つまり、後に開始された演出(タイマ表示)が先に開始された演出(ミニゲーム等)の予告として機能して遊技者に興趣を持たせることができる場合がある。
ここで、タイマ表示は、第一の態様と第二の態様でのみ表示されるものであってもよいし、第一の態様と第二の態様以外の態様でも表示されるものであってもよい。また、タイマ表示は、第一の態様と第二の態様で必ず表示されるものであってもよいし、第一の態様と第二の態様で表示されない場合があってもよい。
また、第一の態様と第二の態様は、一部が異なる態様であってもよいし、全部が異なる態様であってもよい。
また、タイマ表示が第一の態様で表示された場合よりもタイマ表示が第二の態様で表示された場合の方が、或る演出のみが開始されやすいように構成されてもよいし、タイマ表示が第一の態様で表示された場合よりもタイマ表示が第二の態様で表示された場合の方が、或る演出以外の演出も開始されやすいように構成されてもよい。また、タイマ表示が第一の態様で表示された場合よりもタイマ表示が第二の態様で表示された場合の方が、或る演出が必ず開始されるように構成されてもよいし、タイマ表示が第一の態様で表示された場合よりもタイマ表示が第二の態様で表示された場合の方が、或る演出が開始されない場合があるように構成されてもよい。
また、タイマ表示が第二の態様で表示された場合に、或る演出が必ず開始されるように構成されてもよいし、タイマ表示が第二の態様で表示された場合に、或る演出が開始されない場合があるように構成されてもよい。
なお、タイマ表示が第一の態様で表示された後で第二の態様に変化してもよいし、タイマ表示が第二の態様で表示開始された後で第一の態様に変化してもよい。また、タイマ表示が第一の態様で表示開始された場合には、第二の態様に変化しないように構成されてもよいし、タイマ表示が第二の態様で表示開始された場合には、第一の態様に変化しないように構成されてもよい。
また、『 前記複数種類の態様のうちの一つは、第三の態様[例えば、図290(a)に示す「7:77」のタイマ表示や、図290(b)に示す「99:99」のタイマ表示や、図290(g)に示すレインボー表示態様等]であり、
前記第三の態様は、前記第一の態様と異なる態様であり、
前記第三の態様は、前記第二の態様と異なる態様であり、
前記タイマ表示が前記第三の態様で表示された場合は、図柄変動表示において前記大当り図柄が確定表示されるように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、タイマ表示の表示開始時点で遊技者に期待を持たせることができる場合がある。
また、この遊技台によれば、第三の態様で表示されることに対する期待感を持たせることができる場合がある。
ここで、第三の態様は、第一の態様と一部が異なるものであってもよいし、第一の態様と全部が異なるものであってもよい。
また、第三の態様は、第二の態様と一部が異なるものであってもよいし、第二の態様と全部が異なるものであってもよい。
また、タイマ表示が第三の態様で表示された場合は、図柄変動表示において大当り図柄のみが確定表示されるように構成されてもよいし、タイマ表示が第三の態様で表示された場合は、図柄変動表示において大当り図柄以外の図柄も確定表示されるように構成されてもよい。また、タイマ表示が第三の態様で表示された場合は、図柄変動表示において大当り図柄が必ず確定表示されるように構成されてもよいし、タイマ表示が第三の態様で表示された場合は、図柄変動表示において大当り図柄が確定表示されない場合があるように構成されてもよい。
また、タイマ表示が第三の態様で表示された場合にのみ、図柄変動表示において大当り図柄が確定表示されるように構成されてもよいし、タイマ表示が第三の態様で表示された場合以外の場合にも、図柄変動表示において大当り図柄が確定表示されるように構成されてもよい。
また、『 前記タイマ表示が前記第三の態様で表示された場合は、前記大当り図柄が確定表示されたことに応じて行われる大当り遊技とは別であって遊技者に有利な状態(以下、「第一の状態」という。)が付与されるように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、タイマ表示が第三の態様に対する期待感をより高めることができる場合がある。
ここで、タイマ表示が第三の態様で表示された場合は、第一の状態のみが付与されるように構成されてもよいし、タイマ表示が第三の態様で表示された場合は、第一の状態以外の状態も付与されるように構成されてもよい。また、タイマ表示が第三の態様で表示された場合は、第一の状態が必ず付与されるように構成されてもよいし、タイマ表示が第三の態様で表示された場合は、第一の状態が付与されない場合があるように構成されてもよい。
また、タイマ表示が第三の態様で表示された場合にのみ、第一の状態が付与されるように構成されてもよいし、タイマ表示が第三の態様で表示された場合以外の場合にも、第一の状態が付与されるように構成されてもよい。
また、『 前記第一の状態とは、確変状態のことである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
なお、確変状態は、電サポ状態が付与されてもよいし、電サポ状態が付与されていなくてもよい。また、確変状態は、次回の大当りまで状態が維持される確変状態であってもよいし、或る回数の図柄変動表示が行われた場合に状態が終了する確変状態(ST)であってもよい。
また、確変状態に換えて電サポ状態(特図低確率普図高確率状態)であってもよい。
また、『 前記第一の状態とは、保留連荘のことである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
なお、保留連荘は、確変大当りが確定する保留連荘であってもよいし、確変大当りでない大当りが確定する保留連荘であってもよい。
また、『 前記タイマ表示が前記第三の態様で表示された場合は、図柄変動表示において前記時間の表示の変化が行われずに前記大当り図柄が確定表示される前に該タイマ表示が消去されるように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、タイマ表示が或る時間に到達しない場合であっても遊技者に期待させることができる場合がある。
ここで、タイマ表示が第三の表示で表示された場合は、図柄変動表示において時間の表示の変化が行われずに大当り図柄が確定表示される前にタイマ表示のみが消去されるように構成されてもよいし、タイマ表示が第三の表示で表示された場合は、図柄変動表示において時間の表示の変化が行われずに大当り図柄が確定表示される前にタイマ表示以外の表示も消去されるように構成されてもよい。また、タイマ表示が第三の表示で表示された場合は、図柄変動表示において時間の表示の変化が行われずに大当り図柄が確定表示される前にタイマ表示が必ず消去されるように構成されてもよいし、タイマ表示が第三の表示で表示された場合は、図柄変動表示において時間の表示の変化が行われずに大当り図柄が確定表示される前にタイマ表示が消去されない場合があるように構成されてもよい。
また、タイマ表示が第三の表示で表示された場合は、図柄変動表示において時間の表示の変化が行われずに大当り図柄が確定表示される前にのみタイマ表示が消去されるように構成されてもよいし、タイマ表示が第三の表示で表示された場合は、図柄変動表示において時間の表示の変化が行われずに大当り図柄が確定表示される前以外にもタイマ表示が消去されるように構成されてもよい。
また、タイマ表示が第三の表示で表示された場合にのみ、図柄変動表示において時間の表示の変化が行われずに大当り図柄が確定表示される前にタイマ表示が消去されるように構成されてもよいし、タイマ表示が第三の表示で表示された場合以外の場合にも、図柄変動表示において時間の表示の変化が行われずに大当り図柄が確定表示される前にタイマ表示が消去されるように構成されてもよい。
なお、時間の表示が変化して或る時間に到達する前にタイマ表示が消去されるように構成されてもよい。
また、『 前記タイマ表示が前記第三の態様で表示された場合は、前記時間の表示が前記或る時間に到達した場合であっても前記或る演出は開始されずに前記大当り図柄が確定表示されるように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、或る演出が開始されない場合であっても有利な展開を期待できる場合がる。
ここで、タイマ表示が第三の態様で表示された場合は、時間の表示が或る時間に到達した場合であっても或る演出は開始されずに大当り図柄のみが確定表示されるように構成されてもよいし、タイマ表示が第三の態様で表示された場合は、時間の表示が或る時間に到達した場合であっても或る演出は開始されずに大当り図柄以外の図柄も確定表示されるように構成されてもよい。また、タイマ表示が第三の態様で表示された場合は、時間の表示が或る時間に到達した場合であっても或る演出は開始されずに大当り図柄が必ず確定表示されるように構成されてもよいし、タイマ表示が第三の態様で表示された場合は、時間の表示が或る時間に到達した場合であっても或る演出は開始されずに大当り図柄が確定表示されない場合があるように構成されてもよい。
また、タイマ表示が第三の態様で表示された場合にのみ、時間の表示が或る時間に到達した場合であっても或る演出は開始されずに大当り図柄が確定表示されるように構成されてもよい。また、タイマ表示が第三の態様で表示された場合以外の場合にも、時間の表示が或る時間に到達した場合であっても或る演出は開始されずに大当り図柄が確定表示されるように構成されてもよい。
なお、時間の表示が或る時間に到達して或る演出が開始されて大当り図柄が確定表示されるように構成されてもよい。
また、『 前記第一の態様は、前記タイマ表示において最初に表示される前記時間の表示が第一の時間となる態様[例えば、「5:00」のタイマ表示等]であり、
前記第二の態様は、前記タイマ表示において最初に表示される前記時間の表示が第二の時間となる態様[例えば、「20:00」のタイマ表示等]であり、
前記第三の態様は、前記タイマ表示において最初に表示される前記時間の表示が第三の時間となる態様[例えば、「7:77」のタイマ表示等]であり、
前記第一の時間と前記第二の時間では、前記第二の時間の方が長い時間であり、
前記第三の時間は、前記第一の時間と異なる時間であり、
前記第三の時間は、前記第二の時間と異なる時間であり、
前記第三の時間は、前記第一の状態が付与される場合にのみ表示される時間である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、タイマ表示の表示が開始されるときに表示される時間に注目させることができる場合がある。
ここで、第一の態様は、タイマ表示において最初に表示される時間の表示が第一の時間のみとなる態様であってもよいし、タイマ表示において最初に表示される時間の表示が第一の時間以外の時間にもなる態様であってもよい。また、第一の態様は、タイマ表示において最初に表示される時間の表示が第一の時間に必ずなる態様であってもよいし、タイマ表示において最初に表示される時間の表示が第一の時間にならない場合がある態様であってもよい。
また、第二の態様は、タイマ表示において最初に表示される時間の表示が第二の時間のみとなる態様であってもよいし、タイマ表示において最初に表示される時間の表示が第二の時間以外の時間にもなる態様であってもよい。また、第二の態様は、タイマ表示において最初に表示される時間の表示が第二の時間に必ずなる態様であってもよいし、タイマ表示において最初に表示される時間の表示が第二の時間とならない場合がある態様であってもよい。
また、第三の態様は、タイマ表示において最初に表示される時間の表示が第三の時間のみとなる態様であってもよいし、タイマ表示において最初に表示される時間の表示が第三の時間以外の時間にもなる態様であってもよい。また、第三の態様は、タイマ表示において最初に表示される時間の表示が第三の時間に必ずなる態様であってもよいし、タイマ表示において最初に表示される時間の表示が第三の時間とならない場合がある態様であってもよい。
また、第一の時間と第二の時間では、第二の時間の方が必ず長い時間であってもよいし、第二の時間の方が長い時間でない場合があってもよい。
また、第三の時間は、第一の時間のみと異なる時間であってもよいし、第一の時間以外の時間とも異なる時間であってもよい。また、第三の時間は、第一の時間と必ず異なる時間であってもよいし、第一の時間と同じ時間となる場合があってもよい。
また、第三の時間は、第二の時間のみと異なる時間であってもよいし、第二の時間以外の時間とも異なる時間であってもよい。また、第三の時間は、第二の時間と必ず異なる時間であってもよいし、第二の時間と同じ時間となる場合があってもよい。
また、第三の時間は、第一の状態が付与される場合以外の場合にも表示される時間であってもよいし、第一の状態が付与される場合に必ず付与される時間であってもよいし、第一の状態が付与される場合に付与されない場合がある時間であってもよい。
また、『 前記タイマ表示において最初に表示される前記時間の表示は、秒数の表示であって小数点以下の表示も表示可能に構成されており[例えば、図239(3)に示すタイマ予告表示TM1におけるタイマ表示では小数点以下も表示可能である等]、
前記タイマ表示において最初に表示される前記時間の表示としての前記第一の時間の表示は、前記小数点以下の表示が0となる時間の表示であり、
前記タイマ表示において最初に表示される前記時間の表示としての前記第二の時間の表示は、前記小数点以下の表示が0となる時間の表示であり、
前記タイマ表示において最初に表示される前記時間の表示としての前記第三の時間の表示は、前記小数点以下の表示が0以外となる時間の表示である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、遊技者が一目でプレミアタイマであることを認識できる場合がある。
ここで、タイマ表示において最初に表示される時間の表示は、秒数の表示であって小数点以下の表示のみを表示可能に構成されていてもよいし、タイマ表示において最初に表示される時間の表示は、秒数の表示であって小数点以下の表示以外の表示も表示可能に構成されていてもよい。また、タイマ表示において最初に表示される時間の表示は、秒数の表示であって小数点以下の表示を必ず表示するようにに構成されていてもよいし、タイマ表示において最初に表示される時間の表示は、秒数の表示であって小数点以下の表示を表示しない場合があるように構成されていてもよい。
また、『 前記タイマ表示において最初に表示される前記時間の表示としての前記第一の時間の表示は、該タイマ表示が予告を行う図柄変動表示の実行時間よりも短い時間の表示であり、
前記タイマ表示において最初に表示される前記時間の表示としての前記第二の時間の表示は、該タイマ表示が予告を行う図柄変動表示の実行時間よりも短い時間の表示であり、
前記タイマ表示において最初に表示される前記時間の表示としての前記第三の時間の表示は、該タイマ表示が予告を行う図柄変動表示の実行時間よりも長い時間の表示である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、遊技者が一目でプレミアタイマであることを認識できる場合がある。
ここで、『 前記タイマ表示において最初に表示される前記時間の表示は、秒数の表示であって小数点以下の表示も表示可能に構成されており[例えば、図239(3)に示すタイマ予告表示TM1におけるタイマ表示では小数点以下も表示可能である等]、
前記タイマ表示において最初に表示される前記時間の表示としての前記第一の時間の表示は、前記小数点以下の表示が0となる時間の表示であり、
前記タイマ表示において最初に表示される前記時間の表示としての前記第二の時間の表示は、前記小数点以下の表示が0となる時間の表示であり、
前記タイマ表示において最初に表示される前記時間の表示としての前記第三の時間の表示は、前記小数点以下の表示が0以外となる時間の表示であり、
前記タイマ表示において最初に表示される前記時間の表示としての前記第一の時間の表示は、該タイマ表示が予告を行う図柄変動表示の実行時間よりも短い時間の表示であり、
前記タイマ表示において最初に表示される前記時間の表示としての前記第二の時間の表示は、該タイマ表示が予告を行う図柄変動表示の実行時間よりも短い時間の表示であり、
前記タイマ表示において最初に表示される前記時間の表示としての前記第三の時間の表示は、該タイマ表示が予告を行う図柄変動表示の実行時間よりも長い時間の表示である、
ことを特徴とする遊技台。』
であってもよい。
また、『 演出表示を実行可能な演出表示手段[例えば、図284に示す7セグ表示装置SEG等]を備え、
前記演出表示手段は、前記表示手段とは別に設けられた手段であり、
前記演出表示手段は、前記タイマ表示を表示可能な手段であり、
前記表示手段と前記演出表示手段のうちのいずれか一方で前記タイマ表示を表示する場合(以下、「第一の場合[例えば、装飾図柄表示装置208と7セグ表示装置SEGのうちのいずれか一方でのみタイマ予告表示が行われている場合等]」という。)があるように構成されており、
前記表示手段と前記演出表示手段の両方で前記タイマ表示を表示する場合(以下、「第二の場合[例えば、図284(3)〜同図(12)に示すように、装飾図柄表示装置208によるタイマ予告演出と7セグ表示装置SEGにおけるタイマ予告表示の両方が行われている場合等]」という。)があるように構成されており、
前記第一の場合は、前記或る演出が開始されない場合があるように構成されており、
前記第二の場合は、前記或る演出が開始されるように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、一つの或る演出に対してタイマ表示が行われる数によって或る演出の開始に期待できる場合がある。
ここで、演出表示手段は、演出表示のみを実行可能なものであってもよいし、演出表示以外の表示も実行可能なものであってもよい。また、演出表示手段は、演出表示を必ず実行するものであってもよいし、演出表示を実行しない場合があってもよい。
また、演出表示手段は、タイマ表示のみを表示可能なものであってもよいし、タイマ表示以外の表示も表示可能なものであってもよい。また、演出表示手段は、タイマ表示を必ず表示するものであってもよいし、タイマ表示を表示しない場合があってもよい。
また、第一の場合は、或る演出のみが開始されない場合があるように構成されてもよいし、第一の場合は、或る演出以外の演出も開始されない場合があるように構成されてもよい。また、第一の場合は、或る演出が必ず開始されないように構成されてもよいし、或る演出が開始される場合があるように構成されてもよい。
また、第二の場合は、或る演出のみが開始されるように構成されてもよいし、第二の場合は、或る演出以外の演出も開始されるように構成されてもよい。また、第二の場合は、或る演出が必ず開始されるように構成されてもよいし、或る演出が開始されない場合があるように構成されてもよい。
なお、演出表示手段と表示手段のうちの表示手段のみによりタイマ表示が表示された場合よりも、演出表示手段と表示手段のうちの演出表示手段のみによりタイマ表示が表示された場合の方が、最終的に大当り図柄が確定表示されやすいように構成されてもよい。また、演出表示手段と表示手段のうちの演出表示手段のみによりタイマ表示が表示された場合よりも、演出表示手段と表示手段の両方によりタイマ表示が表示された場合の方が、最終的に大当り図柄が確定表示されやすいように構成されてもよい。
また、演出表示手段と表示手段の両方によりタイマ表示が表示されている場合において、演出表示手段と表示手段のうちのいずれか一方のタイマ表示が途中で終了する場合があってもよい。
また、演出表示手段と表示手段で異なる時間の表示を行って、演出表示手段と表示手段のうちの一方のタイマ表示において或る時間に達した場合に、或る演出が開始されるように構成されてもよい。
また、『 前記タイマ表示は、前記時間の表示がカウントダウンされる表示であり[例えば、図239(3)〜同図(9)に示すように、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示のカウントダウンが行われている等]、
前記或る時間とは、0[例えば、図239(9)に示す、「00:00」のタイマ表示等]のことである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、或る時間に達したことが容易に認識できる場合がある。
なお、或る時間とは、小数点以下を含んで0であることも含んでもよく、例えば、「0.00」や「00.00」の表示であってもよいし、「0:00」や「00:00」の表示であってもよい。
以上の記載では、
『 複数種類の表示を表示可能な表示手段[例えば、第1装飾図柄表示装置208L、第2装飾図柄表示装置208M、第3装飾図柄表示装置208N等]を備えた遊技台であって、
前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第一の表示[例えば、図291(f)〜同図(g)に示す忍者のキャラクタNJ4による保留アイコンの表示態様の変化演出表示(保留変化事前演出表示)等]であり、
前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第二の表示[例えば、図291(h)に示す、赤色の表示態様の保留アイコン等]であり、
前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第三の表示[例えば、図291(d)に示す、準備中画像RDY等]であり、
前記第一の表示は、前記第二の表示に関連するキャラクタの表示であり、
前記第二の表示は、先読み予告の表示態様の保留アイコンの表示であり、
前記第三の表示は、或る予告表示[例えば、図291(o)〜同図(p)に示すミニゲームの表示等]の表示開始を待機していることを表す表示であり、
前記第一の表示の表示が開始された後で前記第二の表示の表示が開始される場合があり[例えば、図291(f)〜同図(h)に示すように、忍者のキャラクタNJ4による保留変化事前演出表示が行われた後で第1の保留アイコンh11の表示態様がデフォルトの表示態様から赤色の表示態様に変化している等]、
第一の状態において前記第三の表示が開始される場合があり[例えば、図291(d)に示すように、保留アイコンh11,h12を表示するUI部UI3が表示されている状態において準備中画像RDYの表示が開始されている等]、
前記第一の状態において表示が開始された前記第三の表示が、第二の状態において表示が終了する場合があり[例えば、図291(d)〜同図(n)に示すように、UI部UI3が表示されている状態において表示が開始された準備中画像RDYが、UI部UI3が非表示とされている状態において表示が終了している等]、
前記第二の状態において前記第三の表示の表示が終了した後で、該第二の状態において前記或る予告表示の表示が開始される場合があり[例えば、図291(n)〜同図(o)に示すように、準備中画像RDYの表示が終了した後で、UI部UI3が非表示とされている状態でミニゲームの表示が開始されている等]、
前記或る予告表示が表示された後で、或る演出[例えば、図291(q)に示す鉄板画像TPの表示等]が開始される場合があり[例えば、図291(o)〜同図(q)に示すように、ミニゲームの表示結果が大成功となると、鉄板画像TPが表示される等]、
前記或る演出は、実行中の図柄変動表示に関する予告であり[例えば、図291(q)に示す鉄板画像TPは、大当り確定であることを報知する予告表示である等]、
前記第一の状態の後で前記第二の状態となる場合があり[例えば、図291(l)〜同図(m)に示すように、剣豪リーチに移行する場合には、表示されていたUI部UI3が非表示とされる等]、
前記第一の状態は、保留アイコンが表示可能な状態のうちの一の状態であり、
前記第二の状態は、保留アイコンが表示されない状態のうちの一の状態[例えば、剣豪リーチにおいてUI部UI3が非表示とされる状態等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
従来の遊技台は表示手段には改良の余地があったが、この遊技台によれば、表示手段に特徴を持った遊技台を実現できる。
また、この遊技台によれば、予告表示よりも事前に表示される表示のうちの一つである第三の表示が保留アイコン以外の予告表示であることがわかりやすくなって当該変動に集中させて楽しませることができる場合がある。
また、この遊技台によれば、初心者に対しては、準備中表示によって当該予告なのか先読み予告なのかドキドキさせて楽しませることができ、ある程度の経験者に対しては準備中表示が当該予告に関する表示だとわかりやすくなって期待のしどころを明確にさせることができる場合がある。
また、この遊技台によれば、準備中表示の終了のタイミングによってどの予告が行われるかがわかりやすくなる場合がある。
ここで、表示手段は、複数種類の表示のみを表示可能なものであってもよいし、複数種類の表示以外の表示も表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、複数種類の表示を必ず表示するものであってもよいし、複数種類の表示を表示しない場合があってもよい。
また、第一の表示は、第二の表示にのみ関連するキャラクタの表示であってもよいし、第二の表示以外の表示にも関連するキャラクタの表示であってもよい。また、第一の表示は、第二の表示に必ず関連するキャラクタの表示であってもよいし、第二の表示に関連しない場合があるキャラクタの表示であってもよい。
また、第一の状態において第三の表示のみが開始される場合があってもよいし、第一の状態において第三の表示以外の表示も開始される場合があってもよい。また、第一の状態において第三の表示が必ず開始されてもよいし、第一の状態において第三の表示が開始されない場合があってもよい。
また、第一の状態においてのみ第三の表示が開始される場合があってもよいし、第一の状態以外の状態においても第三の表示が開始される場合があってもよい。
また、第一の状態において表示が開始された第三の表示が、第二の状態においてのみ表示が終了する場合があってもよいし、第一の状態において表示が開始された第三の表示が、第二の状態以外の状態においても表示が終了する場合があってもよい。また、第一の状態において表示が開始された第三の表示が、第二の状態において必ず表示が終了しもよいし、第一の状態において表示が開始された第三の表示が、第二の状態において表示が終了しない場合があってもよい。
また、第二の状態において第三の表示の表示が終了した後で、第二の状態において或る予告表示の表示のみが開始される場合があってもよいし、第二の状態において第三の表示の表示が終了した後で、第二の状態において或る予告表示以外の表示の表示も開始される場合があってもよい。また、第二の状態において第三の表示の表示が終了した後で、第二の状態において或る予告表示の表示が必ず開始されてもよいし、第二の状態において第三の表示の表示が終了した後で、第二の状態において或る予告表示の表示が開始されない場合があってもよい。
また、第二の状態において第三の表示の表示が終了した後でのみ、第二の状態において或る予告表示の表示が開始される場合があってもよいし、第二の状態において第三の表示の表示が終了した後以外にも、第二の状態において或る予告表示の表示が開始される場合があってもよい。
また、第二の状態において第三の表示の表示が終了した後で、第二の状態においてのみ或る予告表示の表示が開始される場合があってもよいし、第二の状態において第三の表示の表示が終了した後で、第二の状態以外の状態においても或る予告表示の表示が開始される場合があってもよい。
また、或る予告表示が表示された後で、或る演出のみが開始される場合があってもよいし、或る予告表示が表示された後で、或る演出以外の演出も開始される場合があってもよい。また、或る予告表示が表示された後で、或る演出が必ず開始されてもよいし、或る予告表示が表示された後で、或る演出が開始されない場合があってもよい。
また、或る予告表示が表示された後でのみ、或る演出が開始される場合があってもよいし、或る予告表示が表示された後以外でも、或る演出が開始される場合があってもよい。
また、或る演出は、実行中の図柄変動表示にのみ関する予告であってもよいし、実行中の図柄変動表示以外の表示にも関する予告であってもよい。また、或る演出は、実行中の図柄変動表示に必ず関する予告であってもよいし、実行中の図柄変動表示に関しない予告である場合であってもよい。
また、第一の状態の後でのみ第二の状態となる場合があってもよいし、第一の状態以外の状態の後でも第二の状態となる場合があってもよい。また、第一の状態の後で必ず第二の状態となってもよいし、第一の状態の後で第二の状態とならない場合があってもよい。
また、第一の状態は、保留アイコンのみが表示可能な状態のうちの一の状態であってもよいし、保留アイコン以外の表示も表示可能な状態のうちの一の状態であってもよい。また、第一の状態は、保留アイコンが必ず表示される状態のうちの一の状態であってもよいし、保留アイコンが表示されない場合がある状態のうちの一の状態であってもよい。
また、第二の状態は、保留アイコンのみが表示されない状態のうちの一の状態であってもよいし、保留アイコン以外の表示も表示されない状態のうちの一の状態であってもよい。また、第二の状態は、保留アイコンが必ず表示されない状態のうちの一の状態であってもよいし、保留アイコンが表示される場合がある状態のうちの一の状態であってもよい。
なお、ここで、第一の表示は、保留アイコンの表示態様の変化演出に係るキャラクタの表示であってもよいし、常時表示されるキャラクタ(ナビキャラ)の校正におけるエフェクト表示であってもよい。
また、第二の表示は、デフォルトの表示態様の保留アイコンから先読み予告の表示態様の保留アイコンに変化する表示であってもよい。
また、第三の表示は、準備中の文字表示であってもよいし、キャラクタの表示であってもよいし、予告アイテムの表示であってもよいし、タイマ予告表示におけるタイマ表示のカウントダウンの実行中の表示であってもよい。
また、或る予告表示は、タイマ予告表示におけるタイマ表示のカウントダウンの実行中の表示であってもよいし、ミニゲームであってもよいし、予告演出であってもよい。
また、『 前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第六の表示[例えば、図291(a)に示すUI部UI3等]であり、
前記第六の表示は、少なくとも保留アイコンの背面に表示される画像の表示であり、
前記第六の表示が表示されている状態で保留アイコンが表示可能に構成されており[例えば、保留アイコンはUI部UI3が表示されている状態で表示可能とされている等]、
前記第六の表示が表示されていない状態で保留アイコンが表示されないように構成されている[例えば、図291(m)に示すように、UI部UI3が非表示とされている状態では、保留アイコンは表示されない等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、保留アイコンを目立たせることができる場合がある。
ここで、第六の表示は、保留アイコンのみの背面に表示される画像の表示であってもよいし、保留アイコン以外の表示の背面にも表示される画像の表示であってもよい。また、第六の表示は、少なくとも保留アイコンの背面に必ず表示される画像の表示であってもよいし、少なくとも保留アイコンの背面に表示されない画像の表示の場合であってもよい。
また、第六の表示が表示されている状態で保留アイコンのみが表示可能に構成されていてもよいし、第六の表示が表示されている状態で保留アイコン以外の表示も表示可能に構成されていてもよい。また、第六の表示が表示されている状態で保留アイコンが必ず表示されるように構成されていてもよいし、第六の表示が表示されている状態で保留アイコンが表示されない場合があるように構成されていてもよい。
また、第六の表示が表示されている状態でのみ保留アイコンが表示可能に構成されていてもよいし、第六の表示が表示されている状態以外の状態でも保留アイコンが表示可能に構成されていてもよい。
また、第六の表示が表示されていない状態で保留アイコンのみが表示されないように構成されていてもよいし、第六の表示が表示されていない状態で保留アイコン以外の表示も表示されないように構成されていてもよい。また、第六の表示が表示されていない状態で保留アイコンが必ず表示されないように構成されていてもよいし、第六の表示が表示されていない状態で保留アイコンが表示される場合があるように構成されていてもよい。
また、第六の表示が表示されていない状態でのみ保留アイコンが表示されないように構成されていてもよいし、第六の表示が表示されていない状態以外の状態でも保留アイコンが表示されないように構成されていてもよい。
また、『 前記第一の状態において、前記第六の表示の少なくとも一部の表示が前記第三の表示にオーバーラップされて表示される場合があるように構成されており[例えば、図291(d)に示すように、準備中画像RDYはUI部UI3におけるチュートリアル表示部TT1に重ねて表示されている等]、
前記第一の状態における前記第三の表示の表示位置と前記第二の状態における該第三の表示の表示位置が同じ表示位置である[例えば、図291(d)に示す、準備中画像RDYの表示位置と、図291(m)に示す、準備中画像RDYの表示位置は同じである等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、普段目にすることが多い保留アイコン回りに第三の表示を表示することで、第三の表示が保留アイコンの表示態様の変化による先読み予告ではないことを強く印象付けるとともに、保留アイコンの表示態様の変化以外の予告が行われていることを気づかせるようにして見逃しを防止することができる場合がある。
ここで、第一の状態において第六の表示の少なくとも一部の表示が第三の表示にのみオーバーラップされて表示される場合があるように構成されてもよいし、第一の状態において第六の表示の少なくとも一部の表示が第三の表示以外の表示にもオーバーラップされて表示される場合があるように構成されてもよい。また、第一の状態において第六の表示の少なくとも一部の表示が第三の表示に必ずオーバーラップされて表示されるように構成されてもよいし、第一の状態において第六の表示の少なくとも一部の表示が第三の表示にオーバーラップされて表示されない場合があるように構成されてもよい。
また、第一の状態において第六の表示の少なくとも一部の表示のみが第三の表示にオーバーラップされて表示される場合があるように構成されてもよいし、第一の状態において第六の表示の少なくとも一部の表示以外の表示も第三の表示にオーバーラップされて表示される場合があるように構成されてもよい。
また、『 前記第六の表示は、複数種類の態様で表示可能な表示であり、
前記複数種類の態様のうちの一の態様は、第一の態様[例えば、図291(a)に示す、青色で表示されたデフォルトの表示態様等]であり、
前記複数種類の態様のうちの一の態様は、第二の態様[例えば、図291(e)に示す、金色の表示態様等]であり、
前記第六の表示が前記第一の態様から前記第二の態様に変化しなかった場合よりも、該第六の表示が該第一の態様から該第二の態様に変化した場合の方が、図柄変動表示において大当り図柄が確定表示されやすい[例えば、図291(e)に示す、UI部UI3が金色の表示態様で表示された場合には、保留アイコンの表示態様が変化しやすく、したがって、先読みの対象である保留アイコンに対応する保留に基づく図柄変動表示において大当り図柄が確定表示されやすい等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第六の表示は、第一の態様と第二の態様でのみ表示可能なものであってもよいし、第一の態様と第二の態様以外の態様でも表示可能なものであってもよい。また、第六の表示は、第一の態様と第二の態様で必ず表示されるものであってもよいし、第一の態様と第二の態様で表示されない場合があるものであってもよい。
また、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化しなかった場合よりも、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化した場合の方が、図柄変動表示において大当り図柄のみが確定表示されやすくてもよいし、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化しなかった場合よりも、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化した場合の方が、図柄変動表示において大当り図柄以外の図柄も確定表示されやすくてもよい。また、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化しなかった場合よりも、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化した場合の方が、図柄変動表示において大当り図柄が必ず確定表示されてもよいし、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化しなかった場合よりも、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化した場合の方が、図柄変動表示において大当り図柄が確定表示されない場合があってもよい。
また、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化した場合にのみ、図柄変動表示において大当り図柄が確定表示されるようにしてもよいし、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化した場合以外の場合にも、図柄変動表示において大当り図柄が確定表示されるようにしてもよい。
また、『 前記第六の表示は、複数種類の態様で表示可能な表示であり、
前記複数種類の態様のうちの一の態様は、第一の態様[例えば、図291(a)に示す、青色で表示されたデフォルトの表示態様等]であり、
前記複数種類の態様のうちの一の態様は、第二の態様[例えば、図291(e)に示す、金色の表示態様等]であり、
前記第六の表示が前記第一の態様から前記第二の態様に変化しなかった場合よりも、該第六の表示が該第一の態様から該第二の態様に変化した場合の方が、前記第二の表示の表示が開始されやすい[例えば、図291(e)に示す、UI部UI3が金色の表示態様で表示された場合には、赤色の表示態様の保留アイコンが表示されやすい等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第六の表示は、第一の態様と第二の態様でのみ表示可能なものであってもよいし、第一の態様と第二の態様以外の態様でも表示可能なものであってもよい。また、第六の表示は、第一の態様と第二の態様で必ず表示されるものであってもよいし、第一の態様と第二の態様で表示されない場合があるものであってもよい。
また、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化しなかった場合よりも、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化した場合の方が、第二の表示の表示のみが開始されやすくてもよいし、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化しなかった場合よりも、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化した場合の方が、第二の表示以外の表示表示も開始されやすくてもよい。また、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化しなかった場合よりも、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化した場合の方が、第二の表示の表示が必ず開始されてもよいし、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化しなかった場合よりも、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化した場合の方が、第二の表示の表示が開始さない場合があってもよい。
また、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化した場合にのみ、第二の表示の表示が開始されてもよいし、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化した場合以外の場合にも、第二の表示の表示が開始されやすくてもよい。
また、『 前記第一の表示の少なくとも一部が前記第六の表示にオーバーラップするように構成されている[例えば、図291(f)に示すように、忍者のキャラクタNJ4がUI部UI3にオーバーラップしている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第六の表示に着目すれば様々な情報を得ることができ、遊技をわかりやすくすることができる場合がある。
ここで、第一の表示の少なくとも一部が第六の表示にのみオーバーラップするように構成されてもよいし、第一の表示の少なくとも一部が第六の表示以外の表示にもオーバーラップするように構成されてもよい。また、第一の表示の少なくとも一部が第六の表示に必ずオーバーラップするように構成されてもよいし、第一の表示の少なくとも一部が第六の表示にオーバーラップしない場合があるように構成されてもよい。
また、第一の表示の一部のみが第六の表示にオーバーラップするように構成されてもよいし、第一の表示の全部が第六の表示にオーバーラップするように構成されてもよい。
また、『 前記第一の表示と前記第六の表示がオーバーラップしないように構成されている[例えば、図306(b1)に示すように、忍者のキャラクタNJ4はUI部UI3にオーバーラップしていない等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第六の表示に着目すれば、一見、第三の表示が保留アイコンの変化表示に関する表示のように思えるが、そうではないことがわかる場合がある。
ここで、第一の表示と第六の表示のみがオーバーラップしないように構成されていてもよいし、第一の表示と第六の表示以外の表示もオーバーラップしないように構成されていてもよい。また、第一の表示と第六の表示が必ずオーバーラップしないように構成されていてもよいし、第一の表示と第六の表示がオーバーラップする場合があるように構成されていてもよい。
また、『 或るリーチ演出[例えば、図291(m)〜同図(q)に示すスーパーリーチ(剣豪リーチ)等]を実行可能に構成されており、
前記第一の状態は、前記或るリーチ演出の実行が開始される前の状態のうちの一の状態であり[例えば、図291(m)〜同図(q)に示すスーパーリーチ(剣豪リーチ)が開始される前の状態等]、
前記第二の状態は、前記或るリーチ演出が実行されている状態[例えば、図291(m)〜同図(q)に示すスーパーリーチ(剣豪リーチ)が実行されている状態等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、或るリーチ状態であるか否かに気付きやすくなる場合がある。
ここで、或るリーチ演出のみを実行可能に構成されてもよいし、或るリーチ演出以外のリーチ演出も実行可能に構成されてもよい。また、或るリーチ演出を必ず実行するように構成されてもよいし、或るリーチ演出を実行しない場合があるように構成されてもよい。
また、第一の状態は、或るリーチ演出のみの実行が開始される前の状態のうちの一の状態であってもよいし、或るリーチ演出以外のリーチ演出の実行が開始される前の状態のうちの一の状態であってもよい。また、第一の状態は、或るリーチ演出の実行が必ず開始される前の状態のうちの一の状態であってもよいし、或るリーチ演出の実行が開始されない状態のうちの一の状態であってもよい。
また、第二の状態は、或るリーチ演出のみが実行されている状態であってもよいし、或るリーチ演出以外のリーチ演出が実行されている状態であってもよい。また、第二の状態は、或るリーチ演出が必ず実行されている状態であってもよいし、或るリーチ演出が実行されていない状態であってもよい。
また、『 前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第四の表示[例えば、図291(o)〜同図(p)に示すミニゲームの表示等]であり、
前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第五の表示[例えば、図291(q)に示す鉄板画像TPの表示等]であり、
前記或る予告表示は、前記或る演出が開始されることを予告する表示であり[例えば、図291(o)〜同図(p)に示すミニゲームにおいて、殿様のミニキャラMC1が放った矢が的TGTの当りの領域に刺さることで鉄板画像TPの表示を予告している等]、
前記或る予告表示として前記第四の表示が表示される場合があり、
前記或る演出として前記第五の表示が表示される場合がある、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、或る予告表示は、或る演出が開始されることのみを予告するものであってもよいし、或る演出が開始されること以外のことも予告するものであってもよい。また、或る予告表示は、或る演出が開始されることを必ず予告するものであってもよいし、或る演出が開始されることを予告しない場合があるものであってもよい。
また、或る予告表示として第四の表示のみが表示される場合があってもよいし、或る予告表示として第四の表示以外の表示も表示される場合があってもよい。また、或る予告表示として第四の表示が必ず表示されてもよいし、或る予告表示として第四の表示が表示されない場合があってもよい。
また、或る演出として第五の表示のみが表示される場合があってもよいし、或る演出として第五の表示以外の表示も表示される場合があってもよい。また、或る演出として第五の表示が必ず表示されてもよいし、或る演出として第五の表示が表示されない場合があってもよい。
また、『 或る図柄変動表示において表示が開始された前記第三の表示が、次に開始される図柄変動表示が開始された後も継続して表示される場合がある[例えば、図291(i)〜同図(j)に示すように、準備中画像RDYが複数の図柄変動表示に跨って表示されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第三の表示によって複数変動に跨って期待感を持たせることができ、またゴールもわかりやすいので、期待感を持たせる期間が明確になる場合がある。
ここで、或る図柄変動表示において表示が開始された第三の表示が、次に開始される図柄変動表示が開始された後でのみ継続して表示される場合があってもよいし、或る図柄変動表示において表示が開始された第三の表示が、次に開始される図柄変動表示が開始された後以外にも継続して表示される場合があってもよい。また、或る図柄変動表示において表示が開始された第三の表示が、次に開始される図柄変動表示が開始された後で必ず継続して表示されてもよいし、或る図柄変動表示において表示が開始された第三の表示が、次に開始される図柄変動表示が開始された後も継続して表示されない場合があってもよい。
また、『 或る図柄変動表示において表示が開始された前記第一の表示が、次に開始される図柄変動表示が開始される前に消去される[例えば、図291(f)〜同図(h)に示すように、忍者のキャラクタNJ4は、複数の図柄変動表示に跨って表示されない等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、或る図柄変動表示において表示が開始された第一の表示が、次に開始される図柄変動表示が開始される前にのみ消去されてもよいし、或る図柄変動表示において表示が開始された第一の表示が、次に開始される図柄変動表示が開始される前以外にも消去されてもよい。また、或る図柄変動表示において表示が開始された第一の表示が、次に開始される図柄変動表示が開始される前に必ず消去されてもよいし、或る図柄変動表示において表示が開始された第一の表示が、次に開始される図柄変動表示が開始される前に消去されない場合があってもよい。
また、『 前記第三の表示が表示される領域において、前記或る演出が実行される場合がある[例えば、図297(a4)に示すように、チュートリアル表示部TT1において「激熱」の文字からなる予告表示が表示される場合がある等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第三の表示が表示される領域において、或る演出のみが実行される場合があってもよいし、第三の表示が表示される領域において、或る演出以外の演出も実行される場合があってもよい。また、第三の表示が表示される領域において、或る演出が必ず実行されてもよいし、第三の表示が表示される領域において、或る演出が実行されない場合があってもよい。
また、第三の表示が表示される領域のみにおいて、或る演出が実行される場合があってもよいし、第三の表示が表示される領域以外の領域においても、或る演出が実行される場合があってもよい。
また、『 遊技者による操作が可能な操作手段[例えば、演出ボタン136等]を備え、
前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第七の表示[例えば、図294(b6)に示すデカボタン画像136aL等]であり、
前記第七の表示は、前記操作手段の操作を促す表示であり、
前記第七の表示は、前記第三の表示が開始された後で表示が開始される表示であり[例えば、図294(b1)〜同図(b6)に示すように、デカボタン画像136aLは準備中画像RDYが表示開始された後で表示開始されている等]、
前記第七の表示の表示中に前記操作手段が操作されると前記或る演出が開始され[例えば、図294(b6)に示すデカボタン画像136aLの表示中に演出ボタン136が操作されると鉄板画像TPが表示される等]、
前記第三の表示は、前記第七の表示の表示が開始される前に表示が終了する表示である[例えば、図294(b1)〜同図(b6)に示すように、準備中画像RDYは、デカボタン画像136aLが表示開始される前に表示が終了される等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、操作手段は、遊技者のみによる操作が可能なものであってもよいし、遊技者以外の者による操作も可能なものであってもよい。また、操作手段は、遊技者により必ず操作されるものであってもよいし、遊技者により操作されない場合があるものであってもよい。
また、第七の表示は、操作手段の操作のみを促すものであってもよいし、操作手段の操作以外のものも促すものであってもよい。また、第七の表示は、操作手段の操作を必ず促すものであってもよいし、操作手段の操作を促さない場合があるものであってもよい。
また、第七の表示は、第三の表示が開始された後でのみ表示が開始されるものであってもよいし、第三の表示が開始された後以外でも表示が開始されるものであってもよい。また、第七の表示は、第三の表示が開始された後で必ず表示が開始されるものであってもよいし、第三の表示が開始された後で表示が開始されないものであってもよい。
また、第七の表示の表示中に操作手段が操作されると必ず或る演出が開始されてもよいし、第七の表示の表示中に操作手段が操作されると或る演出が開始されない場合があってもよい。また、第七の表示の表示中にのみ操作手段が操作されると或る演出が開始されてもよいし、第七の表示の表示中以外にも操作手段が操作されると或る演出が開始されてもよい。また、第七の表示のみの表示中に操作手段が操作されると或る演出が開始されてもよいし、第七の表示以外の表示も表示中に操作手段が操作されると或る演出が開始されてもよい。
また、第三の表示は、第七の表示の表示が開始される前にのみ表示が終了するものであってもよいし、第七の表示の表示が開始される前以外にも表示が終了するものであってもよい。また、第三の表示は、第七の表示の表示が開始される前に必ず表示が終了するものであってもよいし、第七の表示の表示が開始される前に表示が終了しない場合があるものであってもよい。
また、『 前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第八の表示[例えば、図294(b4)〜同図(b5)に示す合体アニメーション等]であり、
前記第八の表示は、前記第七の表示の表示が開始されることを予告する表示であり[例えば、図294(b4)〜同図(b6)に示すように、合体アニメーションによりボタン予告演出の開始を予告している、すなわち、デカボタン画像136aLの表示を予告している等]、
前記第三の表示は、前記第八の表示の表示中に表示が終了する表示である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第八の表示は、第七の表示の表示が開始されることのみを予告するものであってもよいし、第七の表示の表示が開始されること以外のことも予告するものであってもよい。また、第八の表示は、第七の表示の表示が開始されることを必ず予告するものであってもよいし、第七の表示の表示が開始されることを予告しない場合があるものであってもよい。
また、第三の表示は、第八の表示の表示中にのみ終了するものであってもよいし、第八の表示以外の表示の表示中にも終了するものであってもよい。また、第三の表示は、第八の表示の表示中に必ず終了するものであってもよいし、第八の表示の表示中に終了しない場合があるものであってもよい。
また、『 前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第九の表示[例えば、図301(a)に示す変動アイコンh0等]であり、
前記第九の表示は、変動アイコンの表示であり、
前記第三の表示が二つ表示される場合があり[例えば、図304(a)に示すように、準備中画像RDY1,RDY2が2つ表示される場合がある等]、
二つの前記第三の表示のうちの一方の表示が終了した後で他方の表示態様が変化し[例えば、図301(g)に示すように、準備中画像RDYが拡大して表示されている等]、
表示態様が変化した前記第三の表示が前記第九の表示にオーバーラップする[例えば、図301(g)に示すように、拡大表示された準備中画像RDYが変動アイコンh0にオーバーラップしている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、二つの第三の表示が表示されていることに気づきやすくなる場合がある。
ここで、第三の表示が二つのみ表示される場合があってもよいし、第三の表示が三つ以上表示される場合があってもよいし、第三の表示が一つだけ表示される場合があってもよい。
また、二つの第三の表示のうちの一方の表示が終了した後で他方の表示態様のみが変化してもよいし、二つの第三の表示のうちの一方の表示が終了した後で他方の表示態様以外のものの表示態様も変化してもよい。また、二つの第三の表示のうちの一方の表示が終了した後で他方の表示態様が必ず変化してもよいし、二つの第三の表示のうちの一方の表示が終了した後で他方の表示態様が変化しない場合があってもよい。
また、二つの第三の表示のうちの一方の表示が終了した後でのみ他方の表示態様が変化してもよいし、二つの第三の表示のうちの一方の表示が終了した後以外でも他方の表示態様が変化してもよい。
また、表示態様が変化した第三の表示が第九の表示にのみオーバーラップしてもよいし、表示態様が変化した第三の表示が第九の表示以外の表示にもオーバーラップしてもよい。また、表示態様が変化した第三の表示が第九の表示に必ずオーバーラップしてもよいし、表示態様が変化した第三の表示が第九の表示にオーバーラップしない場合があってもよい。
また、表示態様が変化した第三の表示のみが第九の表示にオーバーラップしてもよいし、表示態様が変化した第三の表示以外の表示も第九の表示にオーバーラップしてもよい。
また、『 前記第三の表示が二つ表示された場合は、一の図柄変動表示において全ての該第三の表示の表示が終了する[例えば、図301(b)〜同図(k)に示すように、2つの準備中画像RDYは、同一の図柄変動表示において全て消化されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第三の表示が二つ表示された場合は、一の図柄変動表示において全ての第三の表示の表示のみが終了してもよいし、第三の表示が二つ表示された場合は、一の図柄変動表示において全ての第三の表示以外の表示の表示も終了してもよい。また、第三の表示が二つ表示された場合は、一の図柄変動表示において全ての第三の表示の表示が必ず終了してもよいし、第三の表示が二つ表示された場合は、一の図柄変動表示において全ての第三の表示の表示が終了しない場合があってもよい。
また、第三の表示が二つ表示された場合は、一の図柄変動表示においてのみ全ての第三の表示の表示が終了してもよいし、第三の表示が二つ表示された場合は、一の図柄変動表示以外の図柄変動表示においても全ての第三の表示の表示が終了してもよい。また、第三の表示が二つ表示された場合にのみ、一の図柄変動表示において全ての第三の表示の表示が終了してもよいし、第三の表示が二つ表示された場合以外の場合も、一の図柄変動表示において全ての第三の表示の表示が終了してもよい。
また、『 前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第十の表示[例えば、図291(a)に示す、チュートリアル表示部TT1に表示された「パンダは殿様の師匠」と表示された説明表示等]であり、
前記第十の表示は、説明表示であり、
前記第十の表示は、表示される場合には前記表示手段における第一の表示領域に表示される表示であり[例えば、図291(a)に示すように、説明表示はチュートリアル表示部TT1に表示される等]、
前記第三の表示は、前記第一の表示領域に表示される場合がある表示である[例えば、図291(d)に示すように、準備中画像RDYはチュートリアル表示部TT1に表示されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第十の表示は、表示される場合には表示手段における第一の表示領域にのみ表示されるものであってもよいし、表示される場合には表示手段における第一の表示領域以外にも表示されるものであってもよい。また、表示される場合には表示手段における第一の表示領域に必ず表示されるものであってもよいし、表示される場合には表示手段における第一の表示領域に表示されない場合があるものであってもよい。
また、第三の表示は、第一の表示領域にのみ表示される場合があるものであってもよいし、第一の表示領域以外の表示領域にも表示される場合があるものであってもよい。また、第三の表示は、第一の表示領域に必ず表示されるものであってもよいし、第一の表示領域に表示されない場合があるものであってもよい。
また、『 前記遊技台は、ぱちんこ機[例えば、パチンコ機100等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
以上の記載では、
『 複数種類の表示を表示可能な表示手段[例えば、第1装飾図柄表示装置208L、第2装飾図柄表示装置208M、第3装飾図柄表示装置208N等]を備えた遊技台であって、
前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第一の表示[保留アイコンの表示態様の変化演出表示(保留変化事前演出表示)に係るキャラクタ、例えば、図291(f)〜同図(g)に示す忍者のキャラクタNJ4等]であり、
前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第二の表示[先読み予告の表示態様の保留アイコン、例えば、図291(h)に示す、赤色の表示態様の保留アイコン等]であり、
前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第三の表示[準備中表示、例えば、図291(d)に示す、準備中画像RDY等]であり、
前記第一の表示は、前記第二の表示に関連するキャラクタの表示であり、
前記第二の表示は、先読み予告の表示態様の保留アイコンの表示であり、
前記第三の表示は、或る予告表示[ミニゲームやタイマ予告、例えば、図291(o)〜同図(p)に示すミニゲームの表示や、図293(b3)〜同図(b4)に示すタイマ予告演出等]の表示開始を待機していることを表す表示であり、
前記第一の表示の表示が開始された後で前記第二の表示の表示が開始される場合があるように構成されており[キャラクタによる保留変化事前演出表示が開始された後で、保留アイコンが先読み予告の表示態様で表示される、例えば、図291(f)〜同図(h)に示すように、忍者のキャラクタNJ4による保留変化事前演出表示が行われた後で第1の保留アイコンh11の表示態様がデフォルトの表示態様から赤色の表示態様に変化している等]、
第一の状態において前記第三の表示が開始される場合があるように構成されており[保留アイコンが表示されている状態において準備中表示の表示が開始される、例えば、図291(d)に示すように、保留アイコンh11,h12を表示するUI部UI3が表示されている状態において準備中画像RDYの表示が開始されている等]、
前記第一の状態において表示が開始された前記第三の表示が、第二の状態において表示が終了する場合があるように構成されており[保留アイコンが表示されている状態において表示開始された準備中表示が、保留アイコンが非表示の状態において表示が終了する、例えば、図291(d)〜同図(n)に示すように、UI部UI3が表示されている状態において表示が開始された準備中画像RDYが、UI部UI3が非表示とされている状態において表示が終了している等]、
前記第二の状態において前記第三の表示の表示が終了した後で、該第二の状態において前記或る予告表示の表示が開始される場合があるように構成されており[保留アイコンが非表示の状態において準備中表示の表示が終了した後で、ミニゲームやタイマ予告が開始される、例えば、図291(n)〜同図(o)に示すように、準備中画像RDYの表示が終了した後で、UI部UI3が非表示とされている状態でミニゲームの表示が開始されている、あるいは、図293(b1)〜同図(b4)に示すように、準備中画像RDYの表示が終了した後で、UI部UI3が非表示とされている状態でタイマ予告演出が開始されている等]、
前記或る予告表示が表示された後で、或る演出[当該予告、例えば、図291(q)に示す鉄板画像TPの表示や、図294(c4)に示すデカボタン136aLによるボタン予告演出等]が開始されるように構成されており[ミニゲームの表示結果が大成功となったりタイマ予告でカウントダウンが完了すると当該予告が開始される、例えば、図291(o)〜同図(q)に示すように、ミニゲームの表示結果が大成功となると、鉄板画像TPが表示される、図294(c1)〜同図(c4)に示すように、タイマ予告表示におけるタイマ表示のカウントダウンが完了するとデカボタン136aLによるボタン予告演出が開始される等]、
前記或る演出は、実行中の図柄変動表示に関する予告であり、
前記第一の状態の後で前記第二の状態となる場合があるように構成されており[保留アイコンが表示可能な状態から保留アイコンが表示されない状態へ移行する場合がある、例えば、図291(l)〜同図(m)に示すように、剣豪リーチに移行する場合には、表示されていたUI部UI3が非表示とされ、保留アイコンが表示可能な状態から非表示の状態へ移行する等]、
前記第一の状態は、保留アイコンが表示可能な状態のうちの一の状態であり[例えば、剣豪リーチに移行する前のUI部UI3が表示されている状態等]、
前記第二の状態は、保留アイコンが表示されない状態のうちの一の状態である[例えば、剣豪リーチにおいてUI部UI3が非表示とされる状態等]、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
従来の遊技台は表示手段には改良の余地があったが、この遊技台によれば、表示手段に特徴を持った遊技台を実現できる。
また、この遊技台によれば、予告表示よりも事前に表示される表示のうちの一つである第三の表示が保留アイコン以外の予告表示であることがわかりやすくなって当該変動に集中させて楽しませることができる場合がある。
また、この遊技台によれば、初心者に対しては、準備中表示によって当該予告なのか先読み予告なのかドキドキさせて楽しませることができ、ある程度の経験者に対しては準備中表示が当該予告に関する表示だとわかりやすくなって期待のしどころを明確にさせることができる場合がある。
また、この遊技台によれば、準備中表示の終了のタイミングによってどの予告が行われるかがわかりやすくなる場合がある。
ここで、表示手段は、複数種類の表示のみを表示可能なものであってもよいし、複数種類の表示以外の表示も表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、複数種類の表示を必ず表示するものであってもよいし、複数種類の表示を表示しない場合があってもよい。
また、第一の表示は、第二の表示にのみ関連するキャラクタの表示であってもよいし、第二の表示以外の表示にも関連するキャラクタの表示であってもよい。また、第一の表示は、第二の表示に必ず関連するキャラクタの表示であってもよいし、第二の表示に関連しない場合があるキャラクタの表示であってもよい。
また、第一の状態において第三の表示のみが開始される場合があってもよいし、第一の状態において第三の表示以外の表示も開始される場合があってもよい。また、第一の状態において第三の表示が必ず開始されてもよいし、第一の状態において第三の表示が開始されない場合があってもよい。
また、第一の状態においてのみ第三の表示が開始される場合があってもよいし、第一の状態以外の状態においても第三の表示が開始される場合があってもよい。
また、第一の状態において表示が開始された第三の表示が、第二の状態においてのみ表示が終了する場合があってもよいし、第一の状態において表示が開始された第三の表示が、第二の状態以外の状態においても表示が終了する場合があってもよい。また、第一の状態において表示が開始された第三の表示が、第二の状態において必ず表示が終了しもよいし、第一の状態において表示が開始された第三の表示が、第二の状態において表示が終了しない場合があってもよい。
また、第二の状態において第三の表示の表示が終了した後で、第二の状態において或る予告表示の表示のみが開始される場合があってもよいし、第二の状態において第三の表示の表示が終了した後で、第二の状態において或る予告表示以外の表示の表示も開始される場合があってもよい。また、第二の状態において第三の表示の表示が終了した後で、第二の状態において或る予告表示の表示が必ず開始されてもよいし、第二の状態において第三の表示の表示が終了した後で、第二の状態において或る予告表示の表示が開始されない場合があってもよい。
また、第二の状態において第三の表示の表示が終了した後でのみ、第二の状態において或る予告表示の表示が開始される場合があってもよいし、第二の状態において第三の表示の表示が終了した後以外にも、第二の状態において或る予告表示の表示が開始される場合があってもよい。
また、第二の状態において第三の表示の表示が終了した後で、第二の状態においてのみ或る予告表示の表示が開始される場合があってもよいし、第二の状態において第三の表示の表示が終了した後で、第二の状態以外の状態においても或る予告表示の表示が開始される場合があってもよい。
また、或る予告表示が表示された後で、或る演出のみが開始される場合があってもよいし、或る予告表示が表示された後で、或る演出以外の演出も開始される場合があってもよい。また、或る予告表示が表示された後で、或る演出が必ず開始されてもよいし、或る予告表示が表示された後で、或る演出が開始されない場合があってもよい。
また、或る予告表示が表示された後でのみ、或る演出が開始される場合があってもよいし、或る予告表示が表示された後以外でも、或る演出が開始される場合があってもよい。
また、或る演出は、実行中の図柄変動表示にのみ関する予告であってもよいし、実行中の図柄変動表示以外の表示にも関する予告であってもよい。また、或る演出は、実行中の図柄変動表示に必ず関する予告であってもよいし、実行中の図柄変動表示に関しない予告である場合であってもよい。
また、第一の状態の後でのみ第二の状態となる場合があってもよいし、第一の状態以外の状態の後でも第二の状態となる場合があってもよい。また、第一の状態の後で必ず第二の状態となってもよいし、第一の状態の後で第二の状態とならない場合があってもよい。
また、第一の状態は、保留アイコンのみが表示可能な状態のうちの一の状態であってもよいし、保留アイコン以外の表示も表示可能な状態のうちの一の状態であってもよい。また、第一の状態は、保留アイコンが必ず表示される状態のうちの一の状態であってもよいし、保留アイコンが表示されない場合がある状態のうちの一の状態であってもよい。
また、第二の状態は、保留アイコンのみが表示されない状態のうちの一の状態であってもよいし、保留アイコン以外の表示も表示されない状態のうちの一の状態であってもよい。また、第二の状態は、保留アイコンが必ず表示されない状態のうちの一の状態であってもよいし、保留アイコンが表示される場合がある状態のうちの一の状態であってもよい。
なお、ここで、第一の表示は、保留アイコンの表示態様の変化演出に係るキャラクタの表示であってもよいし、常時表示されるキャラクタ(ナビキャラ)の校正におけるエフェクト表示であってもよい。
また、第二の表示は、デフォルトの表示態様の保留アイコンから先読み予告の表示態様の保留アイコンに変化する表示であってもよい。
また、第三の表示は、準備中の文字表示であってもよいし、キャラクタの表示であってもよいし、予告アイテムの表示であってもよいし、タイマ予告表示におけるタイマ表示のカウントダウンの実行中の表示であってもよい。
また、或る予告表示は、タイマ予告表示におけるタイマ表示のカウントダウンの実行中の表示であってもよいし、ミニゲームであってもよいし、予告演出であってもよい。
なお、『 第三の状態は、保留アイコンが表示可能な状態のうちの一の状態であり、
第四の状態は、保留アイコンが表示されない状態のうちの一の状態であり、
前記第三の状態は、第一の状態とは異なる状態であり、
前記第四の状態は、前記第二の状態とは異なる状態である、
ことを特徴とする遊技台。』
であってもよい。
また、『 前記第一の状態において表示が開始された前記第三の表示が、該第一の状態において表示が終了する場合がある、
ことを特徴とする遊技台。』
であってもよい。
また、『 前記第一の状態において表示が開始された前記第三の表示が、前記第三の状態において表示が終了する場合がある、
ことを特徴とする遊技台。』
であってもよい。
また、『 前記第一の状態において表示が開始された前記第三の表示が、前記第四の状態において表示が終了する場合がある、
ことを特徴とする遊技台。』
であってもよい。
また、第一の状態は、図柄変動表示(装飾図柄、特別図柄)の実行中であることを含む状態であってもよい。
また、『 前記或る予告表示が表示された後で、或る演出が開始される場合があるように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。』
であってもよい。
なお、或る予告表示が真の予告表示に限らず、或る演出が開始されない偽の予告表示であってもよい。
また、或る予告表示がミニゲームである場合には、或る演出はミニゲームの結果を示す表示であってもよい。
また、キャラクタとは、人物に限らず、予告アイテム等のミニアイテム系の表示であってもよい。
また、「前記第一の表示の表示が開始された後で前記第二の表示の表示が開始される場合がある」が、「前記第一の表示の表示が開始された後で前記第二の表示の表示が開始される表示が、なされる場合がある」であってもよい。ここで、第一の表示が別場面で表示される場合があってもよいし、なくてもよい。また、第二の表示が別場面で表示される場合があってもよいし、なくてもよい。
また、「前記第一の状態の後で前記第二の状態となる場合があるように構成されており」とは、「前記第一の状態に続いて前記第二の状態となる場合があるように構成されており」のことであってもよい。
また、第一の状態の後に他の状態(例えば、第四の状態)を経ることなく第二の状態に移行する場合があってもよい。また、第一の状態の後に他の状態(例えば、第三の状態や第三の状態)を経た後に第二の状態に移行する場合があってもよい。また、一の図柄変動表示がなされている状態において、第一の状態から第二の状態に移行する場合があってもよい。
また、或る予告表示がフェードアウトしつつ、或る演出がフェードインするようにしてもよい。
また、『 前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第六の表示[保留アイコン表示領域を含む画像の表示、例えば、図291(a)に示すUI部UI3等]であり、
前記第六の表示は、少なくとも保留アイコンの背面に表示される画像の表示であり、
前記第六の表示が表示されている状態で保留アイコンが表示可能に構成されており[保留アイコンは、保留アイコン表示領域を含む画像が表示されている状態で表示可能とされている、例えば、保留アイコンはUI部UI3が表示されている状態で表示可能とされている等]、
前記第六の表示が表示されていない状態で保留アイコンが表示されないように構成されている[保留アイコン表示領域を含む画像が表示されていない状態では保留アイコンは表示されない、例えば、図291(m)に示すように、UI部UI3が非表示とされている状態では、保留アイコンは表示されない等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、保留アイコンを目立たせることができる場合がある。
ここで、第六の表示は、保留アイコンのみの背面に表示される画像の表示であってもよいし、保留アイコン以外の表示の背面にも表示される画像の表示であってもよい。また、第六の表示は、少なくとも保留アイコンの背面に必ず表示される画像の表示であってもよいし、少なくとも保留アイコンの背面に表示されない画像の表示の場合であってもよい。
また、第六の表示が表示されている状態で保留アイコンのみが表示可能に構成されていてもよいし、第六の表示が表示されている状態で保留アイコン以外の表示も表示可能に構成されていてもよい。また、第六の表示が表示されている状態で保留アイコンが必ず表示されるように構成されていてもよいし、第六の表示が表示されている状態で保留アイコンが表示されない場合があるように構成されていてもよい。
また、第六の表示が表示されている状態でのみ保留アイコンが表示可能に構成されていてもよいし、第六の表示が表示されている状態以外の状態でも保留アイコンが表示可能に構成されていてもよい。
また、第六の表示が表示されていない状態で保留アイコンのみが表示されないように構成されていてもよいし、第六の表示が表示されていない状態で保留アイコン以外の表示も表示されないように構成されていてもよい。また、第六の表示が表示されていない状態で保留アイコンが必ず表示されないように構成されていてもよいし、第六の表示が表示されていない状態で保留アイコンが表示される場合があるように構成されていてもよい。
また、第六の表示が表示されていない状態でのみ保留アイコンが表示されないように構成されていてもよいし、第六の表示が表示されていない状態以外の状態でも保留アイコンが表示されないように構成されていてもよい。
なお、第六の表示は変動中の装飾図柄にオーバーラップされない表示であってもよい。
また、第六の表示の一部の表示が第三の表示の一部の表示にオーバーラップされる構成において、第三の表示の一部とは別の部分の表示が装飾図柄にオーバーラップされてもよい。
また、第六の表示は、保留アイコンの台座の表示を含んでもよい。
また、第六の表示は、変動アイコンの台座の表示を含んでもよい。
また、第六の表示は、背景画像の表示とは別の表示であってもよい。
また、『 前記第一の状態において、前記第六の表示の少なくとも一部の表示が前記第三の表示にオーバーラップされて表示される場合があるように構成されており[保留アイコンが表示されている状態において、保留アイコン表示領域を含む画像の一部が準備中表示にオーバーラップされて表示される、例えば、図291(d)に示すように、準備中画像RDYはUI部UI3におけるチュートリアル表示部TT1に重ねて表示されている等]、
前記第一の状態における前記第三の表示の表示位置と前記第二の状態における該第三の表示の表示位置が同じ表示位置である[保留アイコンが表示されている状態における準備中表示の表示位置と保留アイコンの非表示状態における準備中表示の表示位置が同じである、例えば、図291(d)に示す、準備中画像RDYの表示位置と、図291(m)に示す、準備中画像RDYの表示位置は同じである等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、普段目にすることが多い保留アイコン回りに第三の表示を表示することで、第三の表示が保留アイコンの表示態様の変化による先読み予告ではないことを強く印象付けるとともに、保留アイコンの表示態様の変化以外の予告が行われていることを気づかせるようにして見逃しを防止することができる場合がある。
ここで、第一の状態において第六の表示の少なくとも一部の表示が第三の表示にのみオーバーラップされて表示される場合があるように構成されてもよいし、第一の状態において第六の表示の少なくとも一部の表示が第三の表示以外の表示にもオーバーラップされて表示される場合があるように構成されてもよい。また、第一の状態において第六の表示の少なくとも一部の表示が第三の表示に必ずオーバーラップされて表示されるように構成されてもよいし、第一の状態において第六の表示の少なくとも一部の表示が第三の表示にオーバーラップされて表示されない場合があるように構成されてもよい。
また、第一の状態において第六の表示の少なくとも一部の表示のみが第三の表示にオーバーラップされて表示される場合があるように構成されてもよいし、第一の状態において第六の表示の少なくとも一部の表示以外の表示も第三の表示にオーバーラップされて表示される場合があるように構成されてもよい。
また、『 前記第六の表示は、複数種類の態様で表示可能な表示であり、
前記複数種類の態様のうちの一の態様は、第一の態様[デフォルトの表示態様、例えば、図291(a)に示す、青色で表示されたデフォルトの表示態様等]であり、
前記複数種類の態様のうちの一の態様は、第二の態様[予告あるいは先読み予告の表示態様、例えば、図291(e)に示す、金色の表示態様等]であり、
前記第六の表示が前記第一の態様から前記第二の態様に変化しなかった場合よりも、該第六の表示が該第一の態様から該第二の態様に変化した場合の方が、前記第二の表示の表示が開始されやすくなるように構成されている[保留アイコン表示領域を含む画像がデフォルトの表示態様から先読み予告の表示態様に変化しなかった場合よりも、保留アイコン表示領域を含む画像がデフォルトの表示態様から先読み予告の表示態様に変化した場合の方が、先読み予告の表示態様の保留アイコンが表示されやすい、例えば、図291(e)に示す、UI部UI3が金色の表示態様で表示された場合には、赤色の表示態様の保留アイコンが表示されやすい等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第六の表示は、第一の態様と第二の態様でのみ表示可能なものであってもよいし、第一の態様と第二の態様以外の態様でも表示可能なものであってもよい。また、第六の表示は、第一の態様と第二の態様で必ず表示されるものであってもよいし、第一の態様と第二の態様で表示されない場合があるものであってもよい。
また、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化しなかった場合よりも、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化した場合の方が、第二の表示の表示のみが開始されやすくてもよいし、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化しなかった場合よりも、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化した場合の方が、第二の表示以外の表示表示も開始されやすくてもよい。また、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化しなかった場合よりも、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化した場合の方が、第二の表示の表示が必ず開始されてもよいし、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化しなかった場合よりも、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化した場合の方が、第二の表示の表示が開始さない場合があってもよい。
また、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化した場合にのみ、第二の表示の表示が開始されてもよいし、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化した場合以外の場合にも、第二の表示の表示が開始されやすくてもよい。
なお、「前記第六の表示が前記第一の態様から前記第二の態様に変化しなかった場合よりも、該第六の表示が該第一の態様から該第二の態様に変化した場合の方が、前記第二の表示の表示が開始されやすくなるように構成されている」とは、「或る状態において、前記第六の表示が前記第一の態様から前記第二の態様に変化しなかった場合よりも、該第六の表示が該第一の態様から該第二の態様に変化した場合の方が、前記第二の表示の表示が開始されやすくなるように構成されている」のことであってもよい。
また、『 前記第六の表示は、複数種類の態様で表示可能な表示であり、
前記複数種類の態様のうちの一の態様は、第一の態様[デフォルトの表示態様、例えば、図291(a)に示す、青色で表示されたデフォルトの表示態様等]であり、
前記複数種類の態様のうちの一の態様は、第二の態様[予告あるいは先読み予告の表示態様、例えば、図291(e)に示す、金色の表示態様等]であり、
前記第六の表示が前記第一の態様から前記第二の態様に変化しなかった場合よりも、該第六の表示が該第一の態様から該第二の態様に変化した場合の方が、図柄変動表示において大当り図柄が確定表示されやすくなるように構成されている[保留アイコン表示領域を含む画像がデフォルトの表示態様から先読み予告の表示態様に変化しなかった場合よりも、保留アイコン表示領域を含む画像がデフォルトの表示態様から先読み予告の表示態様に変化した場合の方が、大当りとなりやすい、例えば、図291(e)に示す、UI部UI3が金色の表示態様で表示された場合には、保留アイコンの表示態様が変化しやすく、したがって、先読みの対象である保留アイコンに対応する保留に基づく図柄変動表示において大当り図柄が確定表示されやすい等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第六の表示は、第一の態様と第二の態様でのみ表示可能なものであってもよいし、第一の態様と第二の態様以外の態様でも表示可能なものであってもよい。また、第六の表示は、第一の態様と第二の態様で必ず表示されるものであってもよいし、第一の態様と第二の態様で表示されない場合があるものであってもよい。
また、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化しなかった場合よりも、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化した場合の方が、図柄変動表示において大当り図柄のみが確定表示されやすくてもよいし、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化しなかった場合よりも、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化した場合の方が、図柄変動表示において大当り図柄以外の図柄も確定表示されやすくてもよい。また、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化しなかった場合よりも、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化した場合の方が、図柄変動表示において大当り図柄が必ず確定表示されてもよいし、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化しなかった場合よりも、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化した場合の方が、図柄変動表示において大当り図柄が確定表示されない場合があってもよい。
また、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化した場合にのみ、図柄変動表示において大当り図柄が確定表示されるようにしてもよいし、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化した場合以外の場合にも、図柄変動表示において大当り図柄が確定表示されるようにしてもよい。
なお、「前記第六の表示が前記第一の態様から前記第二の態様に変化しなかった場合よりも、該第六の表示が該第一の態様から該第二の態様に変化した場合の方が、図柄変動表示において大当り図柄が確定表示されやすくなるように構成されている」とは、「或る状態において、前記第六の表示が前記第一の態様から前記第二の態様に変化しなかった場合よりも、該第六の表示が該第一の態様から該第二の態様に変化した場合の方が、図柄変動表示において大当り図柄が確定表示されやすくなるように構成されている」のことであってもよい。
また、『 前記第六の表示の少なくとも一部の表示が前記第一の表示にオーバーラップされて表示される場合があるように構成されている[保留アイコン表示領域を含む画像の少なくとも一部が保留アイコンの表示態様の変化演出表示(保留変化事前演出表示)に係るキャラクタにオーバーラップされる、例えば、図291(f)に示すように、UI部UI3の一部が忍者のキャラクタNJ4にオーバーラップされている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第六の表示に着目すれば様々な情報を得ることができ、遊技をわかりやすくすることができる場合がある。
ここで、第六の表示の少なくとも一部の表示が第一の表示のみにオーバーラップされて表示される場合があるように構成されてもよいし、第六の表示の少なくとも一部の表示が第一の表示以外の表示にもオーバーラップされて表示される場合があるように構成されてもよい。また、第六の表示の少なくとも一部の表示が第一の表示に必ずオーバーラップされて表示される場合があるように構成されてもよいし、第六の表示の少なくとも一部の表示が第一の表示にオーバーラップされて表示されない場合があるように構成されてもよい。
また、第六の表示の少なくとも一部の表示のみが第一の表示にオーバーラップされて表示される場合があるように構成されてもよいし、第六の表示の少なくとも一部の表示以外の表示も第一の表示にオーバーラップされて表示される場合があるように構成されてもよい。
また、第六の表示の一部の表示が第一の表示にオーバーラップされて表示される場合があるように構成されてもよいし、第六の表示の全部の表示が第一の表示にオーバーラップされて表示される場合があるように構成されてもよい。
また、第一の表示の少なくとも一部が第六の表示にのみオーバーラップするように構成されてもよいし、第一の表示の少なくとも一部が第六の表示以外の表示にもオーバーラップするように構成されてもよい。また、第一の表示の少なくとも一部が第六の表示に必ずオーバーラップするように構成されてもよいし、第一の表示の少なくとも一部が第六の表示にオーバーラップしない場合があるように構成されてもよい。
また、第一の表示の一部のみが第六の表示にオーバーラップするように構成されてもよいし、第一の表示の全部が第六の表示にオーバーラップするように構成されてもよい。
また、『 前記第一の表示と前記第六の表示の両方が表示されている状態において、該第六の表示が該第一の表示にオーバーラップされることなく表示される場合があるように構成されている[保留アイコン表示領域を含む画像と保留アイコンの表示態様の変化演出表示(保留変化事前演出表示)に係るキャラクタの両方が表示されている状態において、保留アイコン表示領域を含む画像が保留アイコンの表示態様の変化演出表示(保留変化事前演出表示)に係るキャラクタにオーバーラップされていない、例えば、図306(b1)に示すように、UI部UI3が忍者のキャラクタNJ4にオーバーラップされていない等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第六の表示に着目すれば、一見、第三の表示が保留アイコンの変化表示に関する表示のように思えるが、そうではないことがわかる場合がある。
ここで、第一の表示と第六の表示の両方が表示されている状態において、第六の表示が第一の表示にのみオーバーラップされることなく表示される場合があるように構成されてもよいし、第一の表示と第六の表示の両方が表示されている状態において、第六の表示が第一の表示以外の表示にもオーバーラップされることなく表示される場合があるように構成されてもよい。また、第一の表示と第六の表示の両方が表示されている状態において、第六の表示が第一の表示に必ずオーバーラップされることなく表示されるように構成されてもよいし、第一の表示と第六の表示の両方が表示されている状態において、第六の表示が第一の表示にオーバーラップされることなく表示されない場合があるように構成されてもよい。
また、第一の表示と第六の表示の両方が表示されている状態において、第六の表示のみが第一の表示にオーバーラップされることなく表示される場合があるように構成されてもよいし、第一の表示と第六の表示の両方が表示されている状態において、第六の表示以外の表示も第一の表示にオーバーラップされることなく表示される場合があるように構成されてもよい。また、第一の表示と第六の表示の両方が表示されている状態においてのみ、第六の表示が第一の表示にオーバーラップされることなく表示される場合があるように構成されてもよいし、第一の表示と第六の表示の両方が表示されている状態以外の状態においても、第六の表示が第一の表示にオーバーラップされることなく表示される場合があるように構成されてもよい。
また、第一の表示と第六の表示のみがオーバーラップしないように構成されていてもよいし、第一の表示と第六の表示以外の表示もオーバーラップしないように構成されていてもよい。また、第一の表示と第六の表示が必ずオーバーラップしないように構成されていてもよいし、第一の表示と第六の表示がオーバーラップする場合があるように構成されていてもよい。
また、『 或るリーチ演出[特定のスーパーリーチ演出、例えば、図291(m)〜同図(q)に示すスーパーリーチ(剣豪リーチ)等]を実行可能に構成されており、
前記第一の状態は、前記或るリーチ演出の実行が開始される前の状態のうちの一の状態[特定のスーパーリーチ演出が開始される前の状態、例えば、図291(m)〜同図(q)に示すスーパーリーチ(剣豪リーチ)が開始される前の状態等]であり、
前記第二の状態は、前記或るリーチ演出が実行されている状態[特定のスーパーリーチ演出が実行されている状態、例えば、図291(m)〜同図(q)に示すスーパーリーチ(剣豪リーチ)が実行されている状態等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、或るリーチ状態であるか否かに気付きやすくなる場合がある。
ここで、或るリーチ演出のみを実行可能に構成されてもよいし、或るリーチ演出以外のリーチ演出も実行可能に構成されてもよい。また、或るリーチ演出を必ず実行するように構成されてもよいし、或るリーチ演出を実行しない場合があるように構成されてもよい。
また、第一の状態は、或るリーチ演出のみの実行が開始される前の状態のうちの一の状態であってもよいし、或るリーチ演出以外のリーチ演出の実行が開始される前の状態のうちの一の状態であってもよい。また、第一の状態は、或るリーチ演出の実行が必ず開始される前の状態のうちの一の状態であってもよいし、或るリーチ演出の実行が開始されない状態のうちの一の状態であってもよい。
また、第二の状態は、或るリーチ演出のみが実行されている状態であってもよいし、或るリーチ演出以外のリーチ演出が実行されている状態であってもよい。また、第二の状態は、或るリーチ演出が必ず実行されている状態であってもよいし、或るリーチ演出が実行されていない状態であってもよい。
なお、第一の状態は、或る変動におけるSPリーチに発展する前のリーチ状態であり、第二の状態は、該或る変動におけるSPリーチ実行中の状態であってもよい。
また、第一の状態は、或る変動におけるSPリーチに発展する前の状態であって、更に、リーチ状態となる前の或る状態であり、第二の状態は、該或る変動におけるSPリーチ実行中の状態であってもよい。
すなわち、第一の状態と第二の状態とがワンセットである場合があってもよい。
また、『 前記或る予告表示は、タイマ予告表示[例えば、図294(b3)〜同図(b5)に示すタイマ予告演出の表示等]である、
ことを特徴する遊技台。』
についても説明した。
なお、タイマ予告表示は複数の態様があってもよい。ここで、態様とは、色や時間や大きさ等のうちの少なくともいずれかを含む。
また、タイマ予告表示が複数種類ある場合には、或る種類のタイマ予告表示のことであってもよい。
また、『 前記或る予告表示は、ミニゲームの表示[例えば、図291(o)〜同図(q)に示すミニゲームの表示等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
なお、ミニゲームは複数の態様があってもよい。ここで、態様とは、色や時間や大きさ等のうちの少なくともいずれかを含む。
また、ミニゲームが複数種類ある場合には、或る種類のミニゲームのことであってもよい。
また、『 前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第四の表示[当該予告の一つ、例えば、図294(b6)に示すデカボタン136aLによるボタン予告演出の表示等]であり、
前記或る演出として前記第四の表示が表示される場合があるように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、或る演出として第四の表示のみが表示される場合があるように構成されてもよいし、或る演出として第四の表示以外の表示も表示される場合があるように構成されてもよい。また、或る演出として第四の表示が必ず表示されるように構成されてもよいし、或る演出として第四の表示が表示されない場合があるように構成されてもよい。
また、『 前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第五の表示[当該予告の一つ、例えば、図291(q)に示す鉄板画像TPの表示等]であり、
前記或る演出として前記第五の表示が表示される場合があるように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、或る演出として第五の表示のみが表示される場合があるように構成されてもよいし、或る演出として第五の表示以外の表示も表示される場合があるように構成されてもよい。また、或る演出として第五の表示が必ず表示されるように構成されてもよいし、或る演出として第五の表示が表示されない場合があるように構成されてもよい。
なお、第四の表示と第五の表示は別の表示であってもよい。ここで、第四の表示が表示された場合よりも第五の表示が表示された場合の方が、大当り図柄が確定表示されやすくてもよいし、第五の表示が表示された場合よりも第四の表示が表示された場合の方が、大当り図柄が確定表示されやすくてもよい。
また、第五の表示が特殊条件下でしか出現しない表示の場合、第三の表示の態様と或る予告表示の態様のうちの少なくともいずれか一方が或る態様の場合にのみ表示される場合があってもよい。
また、『 或る図柄変動表示において表示が開始された前記第三の表示が、次に開始される図柄変動表示が開始された後も継続して表示される場合があるように構成されている[ある図柄変動表示において表示が開始された準備中表示が、次の図柄変動表示が開始された後も継続して表示される、例えば、図291(i)〜同図(j)に示すように、準備中画像RDYが複数の図柄変動表示に跨って表示されている等]、
ことを特徴とする遊技台。
この遊技台によれば、第三の表示によって複数変動に跨って期待感を持たせることができ、またゴールもわかりやすいので、期待感を持たせる期間が明確になる場合がある。
ここで、或る図柄変動表示において表示が開始された第三の表示が、次に開始される図柄変動表示が開始された後でのみ継続して表示される場合があってもよいし、或る図柄変動表示において表示が開始された第三の表示が、次に開始される図柄変動表示が開始された後以外にも継続して表示される場合があってもよい。また、或る図柄変動表示において表示が開始された第三の表示が、次に開始される図柄変動表示が開始された後で必ず継続して表示されてもよいし、或る図柄変動表示において表示が開始された第三の表示が、次に開始される図柄変動表示が開始された後も継続して表示されない場合があってもよい。
また、『 或る図柄変動表示において表示が開始された前記第一の表示が、次に開始される図柄変動表示が開始される前に消去される場合があるように構成されている[ある図柄変動表示において表示が開始された保留アイコンの表示態様の変化演出表示(保留変化事前演出表示)に係るキャラクタが、次の図柄変動表示が開始される前に消去される、例えば、図291(f)〜同図(h)に示すように、忍者のキャラクタNJ4は、複数の図柄変動表示に跨って表示されない等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、或る図柄変動表示において表示が開始された第一の表示が、次に開始される図柄変動表示が開始される前にのみ消去される場合があるように構成されてもよいし、或る図柄変動表示において表示が開始された第一の表示が、次に開始される図柄変動表示が開始される前以外にも消去される場合があるように構成されてもよい。また、或る図柄変動表示において表示が開始された第一の表示が、次に開始される図柄変動表示が開始される前に必ず消去されるように構成されてもよいし、或る図柄変動表示において表示が開始された第一の表示が、次に開始される図柄変動表示が開始される前に消去されない場合があるように構成されてもよい。
なお、或る予告表示と或る演出が図柄変動表示を跨いで行われてもよいし、行われなくてもよい。また、或る予告表示と或る演出が第一状態から第二の状態(第二の状態から第一の状態)に跨いで行われてもよいし、行われなくてもよい。
また、『 前記第三の表示が表示される領域において、前記或る演出が実行される場合があるように構成されている[準備中表示が表示される領域において、当該予告が実行される、例えば、図297(a4)に示すように、準備中画像RDYが表示されるチュートリアル表示部TT1において「激熱」の文字からなる予告表示が表示される場合がある等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第三の表示が表示される領域において、或る演出のみが実行される場合があってもよいし、第三の表示が表示される領域において、或る演出以外の演出も実行される場合があってもよい。また、第三の表示が表示される領域において、或る演出が必ず実行されてもよいし、第三の表示が表示される領域において、或る演出が実行されない場合があってもよい。
また、第三の表示が表示される領域のみにおいて、或る演出が実行される場合があってもよいし、第三の表示が表示される領域以外の領域においても、或る演出が実行される場合があってもよい。
また、『 遊技者による操作が可能な操作手段[ボタンやレバー、例えば、演出ボタン136等]を備え、
前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第七の表示[ボタンやレバーの画像の表示、例えば、図294(b6)に示すデカボタン画像136aL等]であり、
前記第七の表示は、前記操作手段の操作を促す表示であり、
前記第七の表示は、前記第三の表示が開始された後で表示が開始される表示であり[ボタンやレバーの画像の表示は、準備中表示が開始された後で表示開始される、例えば、図294(b1)〜同図(b6)に示すように、デカボタン画像136aLは準備中画像RDYが表示開始された後で表示開始されている等]、
前記第七の表示の表示中に前記操作手段が操作されると前記或る演出が開始され[ボタンやレバーの画像の表示の表示中にボタン(あるいは、レバー)が操作されると当該予告が開始される、例えば、図294(b6)に示すデカボタン画像136aLの表示中に演出ボタン136が操作されると鉄板画像TPが表示される等]、
前記第三の表示は、前記第七の表示の表示が開始される前に表示が終了する表示である[準備中表示は、ボタンやレバーの画像が表示開始される前に表示が終了する、例えば、図294(b1)〜同図(b6)に示すように、準備中画像RDYは、デカボタン画像136aLが表示開始される前に表示が終了される等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、操作手段は、遊技者のみによる操作が可能なものであってもよいし、遊技者以外の者による操作も可能なものであってもよい。また、操作手段は、遊技者により必ず操作されるものであってもよいし、遊技者により操作されない場合があるものであってもよい。
また、第七の表示は、操作手段の操作のみを促すものであってもよいし、操作手段の操作以外のものも促すものであってもよい。また、第七の表示は、操作手段の操作を必ず促すものであってもよいし、操作手段の操作を促さない場合があるものであってもよい。
また、第七の表示は、第三の表示が開始された後でのみ表示が開始されるものであってもよいし、第三の表示が開始された後以外でも表示が開始されるものであってもよい。また、第七の表示は、第三の表示が開始された後で必ず表示が開始されるものであってもよいし、第三の表示が開始された後で表示が開始されないものであってもよい。
また、第七の表示の表示中に操作手段が操作されると必ず或る演出が開始されてもよいし、第七の表示の表示中に操作手段が操作されると或る演出が開始されない場合があってもよい。また、第七の表示の表示中にのみ操作手段が操作されると或る演出が開始されてもよいし、第七の表示の表示中以外にも操作手段が操作されると或る演出が開始されてもよい。また、第七の表示のみの表示中に操作手段が操作されると或る演出が開始されてもよいし、第七の表示以外の表示も表示中に操作手段が操作されると或る演出が開始されてもよい。
また、第三の表示は、第七の表示の表示が開始される前にのみ表示が終了するものであってもよいし、第七の表示の表示が開始される前以外にも表示が終了するものであってもよい。また、第三の表示は、第七の表示の表示が開始される前に必ず表示が終了するものであってもよいし、第七の表示の表示が開始される前に表示が終了しない場合があるものであってもよい。
なお、第七の表示は、通常ボタン画像とデカボタン画像のうちのデカボタン画像であってもよい。ここで、通常ボタン画像が表示された場合とデカボタン画像が表示された場合では、デカボタン画像が表示された場合の方が、大当り図柄が確定表示されやすくてもよい。
また、第七の表示は、ボタン画像の通常色とボタン画像の特別色のうちの特別色のボタン画像であってもよい。ここで、通常色のボタン画像が表示された場合と特別色のボタン画像が表示された場合とでは、特別色のボタン画像が表示された場合の方が、大当り図柄が確定表示されやすくてもよい。
また、第七の表示は、通常ボタン画像とボタンとは別の操作手段(第二のボタンやレバー等)の画像のうちの別の操作手段の画像であってもよい。ここで、通常ボタン画像が表示された場合とボタンとは別の操作手段の画像が表示された場合とでは、ボタンとは別の操作手段の画像が表示された場合の方が、大当り図柄が確定表示されやすくてもよい。
また、『 前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第八の表示[例えば、図294(b4)〜同図(b5)に示す合体アニメーション等]であり、
前記第八の表示は、前記第七の表示の表示が開始されることを予告する表示であり[例えば、図294(b4)〜同図(b6)に示すように、合体アニメーションによりボタン予告演出の開始を予告している、すなわち、デカボタン画像136aLの表示を予告している等]、
前記第三の表示は、前記第八の表示の表示中に表示が終了する表示である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第八の表示は、第七の表示の表示が開始されることのみを予告するものであってもよいし、第七の表示の表示が開始されること以外のことも予告するものであってもよい。また、第八の表示は、第七の表示の表示が開始されることを必ず予告するものであってもよいし、第七の表示の表示が開始されることを予告しない場合があるものであってもよい。
また、第三の表示は、第八の表示の表示中にのみ終了するものであってもよいし、第八の表示以外の表示の表示中にも終了するものであってもよい。また、第三の表示は、第八の表示の表示中に必ず終了するものであってもよいし、第八の表示の表示中に終了しない場合があるものであってもよい。
また、『 前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第九の表示[例えば、図301(a)に示す変動アイコンh0等]であり、
前記第九の表示は、変動アイコンの表示であり、
前記第三の表示が二つ表示される場合があり[準備中表示が2つ表示される場合がある、例えば、図304(a)に示すように、準備中画像RDY1,RDY2が2つ表示される場合がある等]、
二つの前記第三の表示のうちの一方の表示が終了した後で他方の表示態様が変化し[2つの準備中表示のうちの一方の準備中表示の表示が終了した後で他方の準備中表示の表示態様が変化する、例えば、図301(g)に示すように、準備中画像RDYが拡大して表示されている等]、
表示態様が変化した前記第三の表示が前記第九の表示にオーバーラップする[表示態様が変化した準備中表示が変動アイコンにオーバーラップする、例えば、図301(g)に示すように、拡大表示された準備中画像RDYが変動アイコンh0にオーバーラップしている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、二つの第三の表示が表示されていることに気づきやすくなる場合がある。
ここで、第三の表示が二つのみ表示される場合があってもよいし、第三の表示が三つ以上表示される場合があってもよいし、第三の表示が一つだけ表示される場合があってもよい。
また、二つの第三の表示のうちの一方の表示が終了した後で他方の表示態様のみが変化してもよいし、二つの第三の表示のうちの一方の表示が終了した後で他方の表示態様以外のものの表示態様も変化してもよい。また、二つの第三の表示のうちの一方の表示が終了した後で他方の表示態様が必ず変化してもよいし、二つの第三の表示のうちの一方の表示が終了した後で他方の表示態様が変化しない場合があってもよい。
また、二つの第三の表示のうちの一方の表示が終了した後でのみ他方の表示態様が変化してもよいし、二つの第三の表示のうちの一方の表示が終了した後以外でも他方の表示態様が変化してもよい。
また、表示態様が変化した第三の表示が第九の表示にのみオーバーラップしてもよいし、表示態様が変化した第三の表示が第九の表示以外の表示にもオーバーラップしてもよい。また、表示態様が変化した第三の表示が第九の表示に必ずオーバーラップしてもよいし、表示態様が変化した第三の表示が第九の表示にオーバーラップしない場合があってもよい。
また、表示態様が変化した第三の表示のみが第九の表示にオーバーラップしてもよいし、表示態様が変化した第三の表示以外の表示も第九の表示にオーバーラップしてもよい。
また、『 前記第三の表示が二つ表示された場合は、一の図柄変動表示において全ての該第三の表示の表示が終了するように構成されている[準備中表示が2つ表示された場合は、同一の図柄変動表示において全て消化される、例えば、図301(b)〜同図(k)に示すように、2つの準備中画像RDYは、同一の図柄変動表示において全て消化されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第三の表示が二つ表示された場合は、一の図柄変動表示において全ての第三の表示の表示のみが終了してもよいし、第三の表示が二つ表示された場合は、一の図柄変動表示において全ての第三の表示以外の表示の表示も終了してもよい。また、第三の表示が二つ表示された場合は、一の図柄変動表示において全ての第三の表示の表示が必ず終了してもよいし、第三の表示が二つ表示された場合は、一の図柄変動表示において全ての第三の表示の表示が終了しない場合があってもよい。
また、第三の表示が二つ表示された場合は、一の図柄変動表示においてのみ全ての第三の表示の表示が終了してもよいし、第三の表示が二つ表示された場合は、一の図柄変動表示以外の図柄変動表示においても全ての第三の表示の表示が終了してもよい。また、第三の表示が二つ表示された場合にのみ、一の図柄変動表示において全ての第三の表示の表示が終了してもよいし、第三の表示が二つ表示された場合以外の場合も、一の図柄変動表示において全ての第三の表示の表示が終了してもよい。
また、『 前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第十の表示[説明表示、例えば、図291(a)に示す、チュートリアル表示部TT1に表示された「パンダは殿様の師匠」と表示された説明表示等]であり、
前記第十の表示は、説明表示であり、
前記第十の表示は、表示される場合には前記表示手段における第一の表示領域に表示される表示であり[説明表示は、表示される場合には特定の表示領域に表示される、例えば、図291(a)に示すように、説明表示はチュートリアル表示部TT1に表示される等]、
前記第三の表示は、前記第一の表示領域に表示される場合がある表示である[準備中表示は、説明表示が表示される特定の表示領域に表示される、例えば、図291(d)に示すように、準備中画像RDYは説明表示が表示されるチュートリアル表示部TT1に表示されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第十の表示は、表示される場合には表示手段における第一の表示領域にのみ表示されるものであってもよいし、表示される場合には表示手段における第一の表示領域以外にも表示されるものであってもよい。また、表示される場合には表示手段における第一の表示領域に必ず表示されるものであってもよいし、表示される場合には表示手段における第一の表示領域に表示されない場合があるものであってもよい。
また、第三の表示は、第一の表示領域にのみ表示される場合があるものであってもよいし、第一の表示領域以外の表示領域にも表示される場合があるものであってもよい。また、第三の表示は、第一の表示領域に必ず表示されるものであってもよいし、第一の表示領域に表示されない場合があるものであってもよい。
また、『 「或る予告表示の表示開始を待機していることを表す表示」とは、「準備中の文字表示[例えば、図291(d)に示す準備中画像RDYにおける「準備中」の文字表示等]」のことである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第十一の表示[球抜き表示、例えば、図322(a1)に示す球抜きエラー表示ERR1等]であり、
前記第十一の表示は、遊技球を排出することを促す表示であり[例えば、球抜きエラー表示ERR1では、「球を抜いてください」の文字表示により球抜きを促している等]、
前記第三の表示と前記第十一の表示の両方が表示されている状態において、該第三の表示の少なくとも一部の表示が該第十一の表示にオーバーラップされて表示されるように構成されている[準備中表示と球抜き表示の両方が表示されている状態において、準備中表示の少なくとも一部が球抜き表示にオーバーラップされている、例えば、図322(a2)に示すように、準備中画像RDYが球抜きエラー表示ERR1にオーバーラップされている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第十一の表示は、遊技球を排出することのみを促す表示であってもよいし、遊技球を排出すること以外のことも促す表示であってもよい。また、第十一の表示は、遊技球を排出することを必ず促す表示であってもよいし、遊技球を排出することを促さない場合がある表示であってもよい。
また、第十一の表示は、遊技球のみを排出することを促す表示であってもよいし、遊技球以外のものも排出することを促す表示であってもよい。
また、第三の表示と第十一の表示の両方が表示されている状態において、第三の表示の少なくとも一部の表示が第十一の表示にのみオーバーラップされて表示されるように構成されてもよいし、第三の表示と第十一の表示の両方が表示されている状態において、第三の表示の少なくとも一部の表示が第十一の表示以外にもオーバーラップされて表示されるように構成されてもよい。また、第三の表示と第十一の表示の両方が表示されている状態において、第三の表示の少なくとも一部の表示が第十一の表示に必ずオーバーラップされて表示されるように構成されてもよいし、第三の表示と第十一の表示の両方が表示されている状態において、第三の表示の少なくとも一部の表示が第十一の表示にオーバーラップされないで表示される場合があるように構成されてもよい。
また、第三の表示と第十一の表示の両方が表示されている状態において、第三の表示の少なくとも一部の表示のみが第十一の表示にオーバーラップされて表示されるように構成されてもよいし、第三の表示と第十一の表示の両方が表示されている状態において、第三の表示の少なくとも一部の表示以外の表示も第十一の表示にオーバーラップされて表示されるように構成されてもよい。また、第三の表示と第十一の表示の両方が表示されている状態のみにおいて、第三の表示の少なくとも一部の表示が第十一の表示にオーバーラップされて表示されるように構成されてもよいし、第三の表示と第十一の表示の両方が表示されている状態以外の状態においても、第三の表示の少なくとも一部の表示が第十一の表示にオーバーラップされて表示されるように構成されてもよい。
また、第三の表示と第十一の表示の両方が表示されている状態において、第三の表示の一部の表示が第十一の表示にオーバーラップされて表示されるように構成されてもよいし、第三の表示と第十一の表示の両方が表示されている状態において、第三の表示の全部の表示が第十一の表示にオーバーラップされて表示されるように構成されてもよい。
また、『 前記或る予告表示と前記第十一の表示の両方が表示されている状態において、該或る予告表示の少なくとも一部の表示が該第十一の表示にオーバーラップされて表示されるように構成されている[ミニゲームやタイマ予告と球抜き表示の両方が表示されている状態において、ミニゲームやタイマ予告の少なくとも一部が球抜き表示にオーバーラップされている、例えば、図322(b1)に示すように、残時間表示メータMT4が球抜きエラー表示ERR1にオーバーラップされている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、或る予告表示と第十一の表示の両方が表示されている状態において、或る予告表示の少なくとも一部の表示が第十一の表示のみにオーバーラップされて表示されるように構成されてもよいし、或る予告表示と第十一の表示の両方が表示されている状態において、或る予告表示の少なくとも一部の表示が第十一の表示以外の表示にもオーバーラップされて表示されるように構成されてもよい。また、或る予告表示と第十一の表示の両方が表示されている状態において、或る予告表示の少なくとも一部の表示が第十一の表示に必ずオーバーラップされて表示されるように構成されてもよいし、或る予告表示と第十一の表示の両方が表示されている状態において、或る予告表示の少なくとも一部の表示が第十一の表示にオーバーラップされないで表示される場合があるように構成されてもよい。
また、或る予告表示と第十一の表示の両方が表示されている状態において、或る予告表示の少なくとも一部の表示のみが第十一の表示にオーバーラップされて表示されるように構成されてもよいし、或る予告表示と第十一の表示の両方が表示されている状態において、或る予告表示の少なくとも一部の表示以外の表示も第十一の表示にオーバーラップされて表示されるように構成されてもよい。また、或る予告表示と第十一の表示の両方が表示されている状態のみにおいて、或る予告表示の少なくとも一部の表示が第十一の表示にオーバーラップされて表示されるように構成されてもよいし、或る予告表示と第十一の表示の両方が表示されている状態以外の状態においても、或る予告表示の少なくとも一部の表示が第十一の表示にオーバーラップされて表示されるように構成されてもよい。
また、或る予告表示と第十一の表示の両方が表示されている状態において、或る予告表示の一部の表示が第十一の表示にオーバーラップされて表示されるように構成されてもよいし、或る予告表示と第十一の表示の両方が表示されている状態において、或る予告表示の全部の表示が第十一の表示にオーバーラップされて表示されるように構成されてもよい。
また、『 前記遊技台は、ぱちんこ機[弾球遊技機、例えば、パチンコ機100等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記遊技台は、スロットマシン[回胴式遊技機]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
なお、保留アイコンは、スロットマシンにおける或る演出の開始を保留していることを表す表示で用いられる場合があるが、この遊技台によれば、これを実現することができる。
また、以上の記載では、
『 タイマ演出を実行可能な演出手段[例えば、装飾図柄表示装置208等]と、
複数種類の保留アイコンを表示可能な表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208等]と、
を備えた遊技台であって、
前記タイマ演出は、タイマ表示の表示が開始された後で該タイマ表示が或る時間を示す表示になった場合に演出(以下、「或る演出」という。)が開始されるように構成された演出であり[例えば、図347(9)〜同図(13)に示すように、第1タイマ予告表示TM11が表示開始された後でタイマ表示が「00:00」になると、疑似連演出が開始される等]、
前記複数種類の保留アイコンのうちの一つは、第二の保留アイコン[例えば、図347(3)に示す爆弾の表示態様の保留アイコン等]であり、
前記第二の保留アイコンは、先読み予告の保留アイコンであり、
前記第二の保留アイコンは、或る図柄変動表示の実行中に前記タイマ演出が開始される場合があることを示唆する保留アイコンである[例えば、図347(3)〜同図(9)に示すように、爆弾の表示態様の保留アイコンは次に開始される図柄変動表示においてタイマ予告演出が開始されることを示唆している等]、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
従来の遊技台では、表示手段に改良の余地があったが、この遊技台によれば、表示手段に特徴を持った遊技台を提供することができる。
また、この遊技台によれば、保留アイコンにより、演出の内容(タイマ演出が行われること)まで知ることができる場合がある。
ここで、演出手段は、タイマ演出のみを実行可能なものであってもよいし、タイマ演出以外の演出も実行可能なものであってもよい。また、演出手段は、タイマ演出を必ず実行するものであってもよいし、タイマ演出を実行しない場合があってもよい。
また、表示手段は、複数種類の保留アイコンのみを表示可能なものであってもよいし、複数種類の保留アイコン以外も表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、複数種類の保留アイコンを必ず表示するものであってもよいしい、複数種類の保留アイコンを表示しない場合があってもよい。
また、タイマ演出は、タイマ表示の表示が開始された後で該タイマ表示が或る時間になった場合に或る演出のみが開始される場合があるように構成されたものであってもよいし、タイマ表示の表示が開始された後で該タイマ表示が或る時間になった場合に或る演出以外の演出も開始される場合があるように構成されたものであってもよい。また、タイマ演出は、タイマ表示の表示が開始された後で該タイマ表示が或る時間になった場合に或る演出が必ず開始されるように構成されたものであってもよいし、タイマ表示の表示が開始された後で該タイマ表示が或る時間になった場合に或る演出が開始されない場合があるように構成されたものであってもよい。
また、タイマ演出は、タイマ表示の表示が開始された後でのみ該タイマ表示が或る時間になった場合に或る演出が開始される場合があるように構成されたものであってもよいし、タイマ表示の表示が開始された後で以外にも該タイマ表示が或る時間になった場合に或る演出が開始される場合があるように構成されたものであってもよい。
また、タイマ演出は、タイマ表示の表示が開始された後で該タイマ表示が或る時間になった場合にのみ或る演出が開始される場合があるように構成されたものであってもよいし、タイマ表示の表示が開始された後で該タイマ表示が或る時間になった場合以外の場合にも或る演出が開始される場合があるように構成されたものであってもよい。
また、第二の保留アイコンは、或る図柄変動表示の実行中にタイマ演出が開始される場合があることのみを示唆するものであってもよいし、或る図柄変動表示の実行中にタイマ演出が開始される場合があること以外のことも示唆するものであってもよい。また、第二の保留アイコンは、或る図柄変動表示の実行中にタイマ演出が開始される場合があることを必ず示唆するものであってもよいし、或る図柄変動表示の実行中にタイマ演出が開始される場合があることを示唆しない場合があるものであってもよい。
以下、「少なくとも示唆」という場合には、暗示的に示唆するものの他、明示的に報知するものも含まれる。
また、第二の保留アイコンは、表示された場合にはタイマ演出が必ず開始してもよいし、例えば、第二の保留アイコンが表示されてもタイマ演出が開始されない場合があってもよく、例えば、タイマ演出が開始されない偽の第二の保留アイコンが表示される場合があってもよいし、第二の保留アイコンが表示された後、タイマ演出が開始される前に大当りとなり、当該大当りにかかる大当り遊技が終了した後でデフォルトの表示態様の保留アイコンとなって、タイマ演出が行われないような場合があってもよい。
また、『 前記第二の保留アイコンは、前記或る演出の内容を示唆する保留アイコンである[例えば、爆弾の表示態様の保留アイコンは、図349(8)に示すように、或る演出として疑似連演出が行われる可能性があることを示唆している等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、先読み予告の対象となる図柄変動表示で実行される演出内容に興味を持たせることができる場合がある。
ここで、第二の保留アイコンは、或る演出の内容のみを示唆可能なものであってもよいし、或る演出の内容以外にも示唆可能なものであってもよい。また、第二の保留アイコンは、或る演出の内容を必ず示唆するものであってもよいし、或る演出の内容を示唆しない場合があってもよい。
また、『 前記第二の保留アイコンは、第二の表示態様[例えば、図352(3)に示す、3つの爆弾が一塊となった表示態様等]で表示される場合がある保留アイコンであり、
前記第二の表示態様は、前記或る図柄変動表示の実行中に複数回の前記タイマ演出が開始されることを示唆する表示態様である[例えば、図352(3)〜図353(23)に示すように、3つの爆弾が一塊となった表示態様の保留アイコンは次に開始される図柄変動表示において3回のタイマ予告演出が開始されることを示唆している等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、1つの保留アイコンの表示で、複数回のタイマ演出が行われることに対する期待感を持たせることができる場合がある。
ここで、第二の保留アイコンは、第二の表示態様でのみ表示される場合があるものであってもよいし、第二の表示態様以外の表示態様でも表示される場合があるものであってもよい。また、第二の保留アイコンは、第二の表示態様で必ず表示されるものであってもよいし、第二の表示態様で表示されない場合があるものであってもよい。
また、第二の表示態様は、或る図柄変動表示の実行中に複数回のタイマ演出が開始されることのみを示唆するものであってもよいし、或る図柄変動表示の実行中に複数回のタイマ演出が開始されること以外のことも示唆するものであってもよい。また、第二の表示態様は、或る図柄変動表示の実行中に複数回のタイマ演出が開始されることを必ず示唆するものであってもよいし、或る図柄変動表示の実行中に複数回のタイマ演出が開始されることを示唆しない場合があってもよい。
また、第二の表示態様は、或る図柄変動表示の実行中に複数回のタイマ演出のみが開始されることを示唆するものであってもよいし、或る図柄変動表示の実行中に複数回のタイマ演出以外の演出も開始されることを示唆するものであってもよい。
また、第二の表示態様は、或る図柄変動表示の実行中にのみ複数回のタイマ演出が開始されることを示唆するものであってもよいし、或る図柄変動表示の実行中以外にも複数回のタイマ演出が開始されることを示唆するものであってもよい。
また、『 前記第二の保留アイコンは、第一の表示態様[例えば、図347(3)に示す、1つの爆弾からなる表示態様等]で表示される場合がある保留アイコンであり、
前記第一の表示態様は、前記或る図柄変動表示が終了されるまでの間に少なくとも1回の前記タイマ演出が開始されることを示唆する表示態様である[例えば、図347(3)〜同図(9)に示すように、1つの爆弾からなる表示態様の保留アイコンは次に開始される図柄変動表示において1回のタイマ予告演出が開始されることを示唆している等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、保留アイコンによりタイマ演出の回数に期待を持たせることができる場合がある。
ここで、第二の保留アイコンは、第一の表示態様でのみ表示される場合があるものであってもよいし、第一の表示態様以外の表示態様でも表示される場合があるものであってもよい。また、第二の保留アイコンは、第一の表示態様で必ず表示されるものであってもよいし、第一の表示態様で表示されない場合があるものであってもよい。
また、第一の表示態様は、或る図柄変動表示が終了されるまでの間に1回のタイマ演出が開始されることのみを示唆するものであってもよいし、或る図柄変動表示が終了されるまでの間に1回のタイマ演出が開始されること以外のことも示唆するものであってもよい。また、第一の表示態様は、或る図柄変動表示が終了されるまでの間に1回のタイマ演出が開始されることを必ず示唆するものであってもよいし、或る図柄変動表示が終了されるまでの間に1回のタイマ演出が開始されることを示唆しない場合があるものであってもよい。
また、第一の表示態様は、或る図柄変動表示が終了されるまでの間に1回のタイマ演出のみが開始されることを示唆するものであってもよいし、或る図柄変動表示が終了されるまでの間に1回のタイマ演出以外の演出も開始されることを示唆するものであってもよい。
なお、第一の表示態様よりも第二の表示態様の方が実行されるタイマ演出の回数が多いように構成されてもよい。
また、第二の保留アイコンの表示として、1回分のタイマ演出を示唆する表示パターンが複数(例えば、パターン1、パターン2等)あり、パターン1よりもパターン2の方が大当り図柄が確定表示されやすいように構成されてもよい。ここで、パターンとは、色のパターンや、大きさのパターンや、形状のパターン等が考えられる。
また、第一の表示態様であっても複数回のタイマ演出が開始される場合があってもよい。
また、『 前記複数種類の保留アイコンのうちの一つは、第三の保留アイコン[例えば、図357(3)に示す、吉宗保留の表示態様の保留アイコン等]であり、
前記第三の保留アイコンは、先読み予告の保留アイコンであり、
前記第二の保留アイコンと前記第三の保留アイコンは、別の保留アイコンであり、
前記第三の保留アイコンは、或るキャラクタ[例えば、殿様のキャラクタ等]が表示される保留アイコンであり、
前記第三の保留アイコンは、前記或る図柄変動表示の実行中に前記タイマ演出が開始される場合があることを示唆する表示を含まない保留アイコンであり[例えば、図357(3)に示すように、吉宗保留の表示態様の保留アイコンは、大当り(スーパーリーチ)の先読み予告であり、タイマ予告演出が開始されることを示唆していない等]、
前記第二の保留アイコンは、第三の表示態様[例えば、図358(3)に示す、吉宗爆弾保留の表示態様等]で表示される場合がある保留アイコンであり、
前記第三の表示態様は、前記或るキャラクタを含んで前記或る図柄変動表示の実行中に前記タイマ演出が開始されることを示唆する表示態様である[例えば、図358(3)〜同図(9)に示すように、殿様のキャラクタを含んで構成される吉宗爆弾保留の表示態様の保留アイコンは、次に開始される図柄変動表示においてタイマ予告演出が開始されることを示唆している等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、先読み予告の信頼度の期待も持たせることができる場合がある。
ここで、第三の保留アイコンは、或るキャラクタのみが表示されるものであってもよいし、或るキャラクタ以外のものも表示されるものであってもよい。また、第三の保留アイコンは、或るキャラクタが必ず表示されるものであってもよいし、或るキャラクタが表示されない場合があるものであってもよい。
また、第三の保留アイコンは、或る図柄変動表示の実行中にタイマ演出が開始される場合があることを示唆する表示のみを含まないものであってもよいし、或る図柄変動表示の実行中にタイマ演出が開始される場合があることを示唆する表示以外の表示も含まないものであってもよい。また、第三の保留アイコンは、或る図柄変動表示の実行中にタイマ演出が開始される場合があることを示唆する表示を必ず含まないものであってもよいし、或る図柄変動表示の実行中にタイマ演出が開始される場合があることを示唆する表示を含む場合があるものであってもよい。
また、第三の保留アイコンは、或る図柄変動表示の実行中にタイマ演出が開始される場合があることのみを示唆する表示を含まないものであってもよいし、或る図柄変動表示の実行中にタイマ演出が開始される場合があること以外のことも示唆する表示を含まないものであってもよい。
また、第三の保留アイコンは、或る図柄変動表示の実行中にのみタイマ演出が開始される場合があることを示唆する表示を含まないものであってもよいし、或る図柄変動表示の実行中以外にもタイマ演出が開始される場合があることを示唆する表示を含まないものであってもよい。
また、第二の保留アイコンは、第三の表示態様でのみ表示される場合があるものであってもよいし、第三の表示態様以外の表示態様でも表示される場合があるものであってもよい。また、第二の保留アイコンは、第三の表示態様で必ず表示されるものであってもよいし、第三の表示態様で表示されない場合があるものであってもよい。
また、第三の表示態様は、或るキャラクタを含んで或る図柄変動表示の実行中にタイマ演出が開始されることのみを示唆するものであってもよいし、或るキャラクタを含んで或る図柄変動表示の実行中にタイマ演出が開始されること以外のことも示唆するものであってもよい。また、第三の表示態様は、或るキャラクタを含んで或る図柄変動表示の実行中にタイマ演出が開始されることを必ず示唆するものであってもよいし、或るキャラクタを含んで或る図柄変動表示の実行中にタイマ演出が開始されることを示唆しない場合があるものであってもよい。
また、第三の表示態様は、或るキャラクタを含んで或る図柄変動表示の実行中にタイマ演出のみが開始されることを示唆するものであってもよいし、或るキャラクタを含んで或る図柄変動表示の実行中にタイマ演出以外の演出も開始されることを示唆するものであってもよい。
また、第三の表示態様は、或るキャラクタを含んで或る図柄変動表示の実行中にのみタイマ演出が開始されることを示唆するものであってもよいし、或るキャラクタを含んで或る図柄変動表示の実行中以外にもタイマ演出が開始されることを示唆するものであってもよい。
なお、或る図柄変動表示が開始されるよりも前の図柄変動表示においてタイマ演出が開始されてもよい。例えば、第二の保留アイコンが実行を示唆しているタイマ演出が或る図柄変動表示よりも前の別の図柄変動表示でも行われてもよい。これによれば、1回の図柄変動表示においてタイマ演出がまとめて行われることに期待させながら遊技に注目させることができる場合がある。
また、『 前記タイマ演出により行われた前記或る演出に関する報知を実行可能に構成されている[例えば、図352(16)に示すように、疑似連演出が行われたことをリプレイのアイコンRPLの表示により報知している等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、遊技者は或る演出の種類を把握できるようになり、それ以降において、或る演出の内容を想像しながらタイマ演出を見ることができる場合がある。
ここで、タイマ演出により行われた或る演出に関する報知のみを実行可能に構成されたものであってもよいし、タイマ演出により行われた或る演出に関する報知以外の報知も実行可能に構成されたものであってもよい。また、タイマ演出により行われた或る演出に関する報知を必ず実行するように構成されたものであってもよいし、タイマ演出により行われた或る演出に関する報知を実行しない場合があるように構成されたものであってもよい。
また、『 前記表示手段は、変動アイコン[例えば、変動アイコンh0等]を表示可能な手段であり、
保留アイコンとして表示されていた前記第二の保留アイコンが、前記或る図柄変動表示の開始に関連して変動アイコン(以下、「第一の変動アイコン」という。)として表示開始される場合があるように構成されており[例えば、図352(7)〜同図(8)に示すように、3つの爆弾が一塊となった表示態様の第一の保留アイコンh11が、次の図柄変動表示が開始すると、同じ表示態様の変動アイコンh0として表示される等]、
前記或る図柄変動表示の実行中に1回の前記タイマ演出が実行されたことに関連して前記第一の変動アイコンの表示態様が変化する表示(以下、「第一の表示[例えば、図352(9)〜同図(16)に示すように、3つの爆弾が一塊となった表示態様から2つの爆弾が一塊となった表示態様に変化する変動アイコンh0の表示等]」という。)が表示されるように構成されており[例えば、図352(8)〜同図(16)に示すように、1回のタイマ予告演出が実行されると3つの爆弾が一塊となった表示態様の変動アイコンh0は、2つの爆弾が一塊となった表示態様に変化する等]、
前記第一の表示によって表示態様が変化した後の前記第一の変動アイコンは、前記或る図柄変動表示の実行中に開始可能な前記タイマ演出の残り回数を示唆可能な変動アイコンである[例えば、図352(16)に示すように、2つの爆弾が一塊となった表示態様に変化した変動アイコンh0は、タイマ予告演出があと2回実行されることを示唆している等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、変動アイコンをタイマ演出の回数報知手段として機能させることができる場合がある。
ここで、表示手段は、変動アイコンのみを表示可能なものであってもよいし、変動アイコン以外にも表示可能なものがあってもよい。また、表示手段は、変動アイコンを必ず表示するものであってもよいし、変動アイコンを表示しない場合があってもよい。
また、保留アイコンとして表示されていた第二の保留アイコンが、第一の変動アイコンとしてのみ表示開始される場合があるように構成されてもよいし、保留アイコンとして表示されていた第二の保留アイコンが、第一の変動アイコン以外のものとしても表示開始される場合があるように構成されてもよい。また、保留アイコンとして表示されていた第二の保留アイコンが、第一の変動アイコンとして必ず表示開始されるように構成されてもよいし、保留アイコンとして表示されていた第二の保留アイコンが、第一の変動アイコンとして表示開始されない場合があるように構成されてもよい。
また、保留アイコンとして表示されていた第二の保留アイコンのみが、第一の変動アイコンとして表示開始される場合があるように構成されてもよいし、保留アイコンとして表示されていた第二の保留アイコン以外のものも、第一の変動アイコンとして表示開始される場合があるように構成されてもよい。
また、或る図柄変動表示の実行中に1回のタイマ演出が実行されたことに関連して第一の表示のみが表示されるように構成されてもよいし、或る図柄変動表示の実行中に1回のタイマ演出が実行されたことに関連して第一の表示以外の表示も表示されるように構成されてもよい。また、或る図柄変動表示の実行中に1回のタイマ演出が実行されたことに関連して第一の表示が必ず表示されるように構成されてもよいし、或る図柄変動表示の実行中に1回のタイマ演出が実行されたことに関連して第一の表示が表示されない場合があるように構成されてもよい。
また、或る図柄変動表示の実行中に1回のタイマ演出が実行されたことのみに関連して第一の表示が表示されるように構成されてもよいし、或る図柄変動表示の実行中に1回のタイマ演出が実行されたこと以外のことにも関連して第一の表示が表示されるように構成されてもよい。
また、第一の表示によって表示態様が変化した後の第一の変動アイコンは、或る図柄変動表示の実行中に開始可能なタイマ演出の残り回数のみを示唆可能なものであってもよいし、或る図柄変動表示の実行中に開始可能なタイマ演出の残り回数以外のものも示唆可能なものであってもよい。また、第一の表示によって表示態様が変化した後の第一の変動アイコンは、或る図柄変動表示の実行中に開始可能なタイマ演出の残り回数を必ず示唆するものであってもよいし、或る図柄変動表示の実行中に開始可能なタイマ演出の残り回数を示唆しない場合があるものであってもよい。
また、『 前記第二の保留アイコンは、前記タイマ表示の表示が開始された際に表示される時間を示唆可能な態様で表示される場合がある保留アイコンである[例えば、図362(6)に示す爆弾の表示態様の保留アイコンの上方にはタイマ表示が表示されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、タイマ表示における時間の初期値表示の示唆により実行される或る演出の内容を想像させることができる場合がある。
ここで、第二の保留アイコンは、タイマ表示の表示が開始された際に表示される時間が示唆可能な態様でのみ表示される場合があるものであってもよいし、タイマ表示の表示が開始された際に表示される時間が示唆可能な態様以外の態様でも表示される場合があるものであってもよい。また、第二の保留アイコンは、タイマ表示の表示が開始された際に表示される時間が示唆可能な態様で必ず表示されるものであってもよいし、タイマ表示の表示が開始された際に表示される時間が示唆可能な態様で表示されない場合があるものであってもよい。
また、第二の保留アイコンは、タイマ表示の表示が開始された際に表示される時間のみが示唆可能な態様で表示される場合があるものであってもよいし、タイマ表示の表示が開始された際に表示される時間以外の時間も示唆可能な態様で表示される場合があるものであってもよい。
また、『 複数の前記タイマ演出(以下、「複数のタイマ演出」という。)が前記或る図柄変動表示の実行中に同時に開始される場合があり[例えば、図360(17)に示すように、2つのタイマ予告演出が同時に開始されている等]、
前記複数のタイマ演出のうちの一つは、第一のタイマ演出[例えば、図360(17)に示す第2タイマ予告表示TM12にかかるタイマ予告演出等]であり、
前記複数のタイマ演出のうちの一つは、第二のタイマ演出[例えば、図360(17)に示す第3タイマ予告表示TM13にかかるタイマ予告演出等]であり、
前記第一のタイマ演出における前記タイマ表示(以下、「第一のタイマ表示[例えば、図360(17)に示す第2タイマ予告表示TM12等]」という。)の表示が開始された際に表示される時間[例えば、7秒(「07:00」)等]と、前記第二のタイマ演出における前記タイマ表示(以下、「第二のタイマ表示[例えば、図360(17)に示す第3タイマ予告表示TM13等]」という。)の表示が開始された際に表示される時間[例えば、8秒(「08:00」)等]は、異なる時間であり、
前記第一のタイマ表示が前記或る時間になった場合に前記或る演出として第一の演出[例えば、図361(19)に示す疑似連演出等]が行われる場合があり、
前記第二のタイマ表示が前記或る時間になった場合に前記或る演出として第二の演出[例えば、図361(21)に示す変動アイコンh0の表示態様の変化演出等]が行われる場合があり、
前記第一の演出と前記第二の演出は、異なる演出である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、タイマ演出の複合により複数の或る演出(予告)が行われることに期待できる場合がある。
ここで、複数のタイマ演出が或る図柄変動表示の実行中にのみ同時に開始される場合があってもよいし、複数のタイマ演出が或る図柄変動表示の実行中以外にも同時に開始される場合があってもよい。また、複数のタイマ演出が或る図柄変動表示の実行中に必ず同時に開始されてもよいし、複数のタイマ演出が或る図柄変動表示の実行中に同時に開始されない場合があってもよい。
また、複数のタイマ演出のみが或る図柄変動表示の実行中に同時に開始される場合があってもよいし、複数のタイマ演出以外の演出も或る図柄変動表示の実行中に同時に開始される場合があってもよい。
なお、複数のタイマ演出の開始時期がずれていて、それぞれのタイマ演出の実行期間の少なくとも一部が重複する場合があるように構成されてもよい。
また、第一のタイマ表示の表示が開始された際に表示される時間と、第二のタイマ表示の表示が開始された際に表示される時間は、必ず異なる時間であってもよいし、同じ時間である場合があってもよい。
また、第一のタイマ表示が或る時間になった場合に或る演出として第一の演出のみが行われる場合があってもよいし、第一のタイマ表示が或る時間になった場合に或る演出として第一の演出以外の演出も行われる場合があってもよい。また、第一のタイマ表示が或る時間になった場合に或る演出として第一の演出が必ず行われてもよいし、第一のタイマ表示が或る時間になった場合に或る演出として第一の演出が行われない場合があってもよい。
また、第一のタイマ表示が或る時間になった場合にのみ或る演出として第一の演出が行われる場合があってもよいし、第一のタイマ表示が或る時間になった場合以外にも或る演出として第一の演出が行われる場合があってもよい。
また、第二のタイマ表示が或る時間になった場合に或る演出として第二の演出のみが行われる場合があってもよいし、第二のタイマ表示が或る時間になった場合に或る演出として第二の演出以外の演出も行われる場合があってもよい。また、第二のタイマ表示が或る時間になった場合に或る演出として第二の演出が必ず行われてもよいし、第二のタイマ表示が或る時間になった場合に或る演出として第二の演出が行われない場合があってもよい。
また、第二のタイマ表示が或る時間になった場合にのみ或る演出として第二の演出が行われる場合があってもよいし、第二のタイマ表示が或る時間になった場合以外にも或る演出として第二の演出が行われる場合があってもよい。
また、第一の演出と第二の演出は、必ず異なるものであってもよいし、同じである場合があってもよい。
また、『 前記表示手段は、球抜きエラー表示[例えば、図345(9´´)に示す球抜きエラー表示等]を表示可能な手段であり、
前記球抜きエラー表示は、皿満タンエラー状態で表示される場合がある表示であり[例えば、図345(9´´)に示すように、下皿満タンエラーが発生した場合には、球抜きエラー表示が表示される等]、
前記タイマ表示と前記球抜きエラー表示のうちの一方の表示が他方の表示にオーバーラップされる場合があるように構成されている[例えば、図345(9´´)に示すように、球抜きエラー表示は、第1タイマ予告表示TM11と第2タイマ予告表示TM12の前側にオーバーラップしている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、タイマ表示により球抜き操作を急がせることができる場合がある。
ここで、表示手段は、球抜きエラー表示のみを表示可能なものであってもよいし、球抜きエラー表示以外の表示も表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、球抜きエラー表示を必ず表示するものであってもよいし、球抜きエラー表示を表示しない場合があるものであってもよい。
また、球抜きエラー表示は、皿満タンエラー状態でのみ表示される場合があるものであってもよいし、皿満タンエラー状態以外の状態でも表示される場合があるものであってもよい。また、球抜きエラー表示は、皿満タンエラー状態で必ず表示されるものであってもよいし、皿満タンエラー状態で表示されない場合があるものであってもよい。
また、タイマ表示と球抜きエラー表示のうちの一方の表示が他方の表示にのみオーバーラップされる場合があるように構成されてもよいし、タイマ表示と球抜きエラー表示のうちの一方の表示が他方の表示以外の表示にもオーバーラップされる場合があるように構成されてもよい。また、タイマ表示と球抜きエラー表示のうちの一方の表示が他方の表示に必ずオーバーラップされるように構成されてもよいし、タイマ表示と球抜きエラー表示のうちの一方の表示が他方の表示にオーバーラップされない場合があるように構成されてもよい。
また、『 前記遊技台は、ぱちんこ機[例えば、パチンコ機100等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、以上の記載では、
『 複数種類のタイマ演出を実行可能な演出手段[例えば、装飾図柄表示装置208等]を備えた遊技台であって、
前記複数種類のタイマ演出のうちの一つは、第一のタイマ演出[例えば、図325(3)〜同図(12)に示す、第1タイマ予告表示TM11にかかるタイマ予告演出等]であり、
前記複数種類のタイマ演出のうちの一つは、第二のタイマ演出[例えば、図325(5)〜同図(7)に示す、第2タイマ予告表示TM12にかかるタイマ予告演出等]であり、
前記第一のタイマ演出は、第一のタイマ表示[例えば、図325(3)に示す、第1タイマ予告表示TM11等]の表示が開始された後で該第一のタイマ表示が第一の時間を示す表示[例えば、「00:00」等]になったことに応じて第一の演出[例えば、図325(13)に示す、疑似連演出等]が開始される場合があるように構成された演出であり、
前記第二のタイマ演出は、第二のタイマ表示[例えば、図325(5)に示す、第2タイマ予告表示TM12等]の表示が開始された後で該第二のタイマ表示が第二の時間を示す表示[例えば、「00:00」等]になったことに応じて第二の演出[例えば、図325(8)に示す、保留アイコンの表示態様の変化演出等]が開始される場合があるように構成された演出であり、
或る装飾図柄変動表示の表示中において、前記第一のタイマ表示が表示されている期間[例えば、図325(3)〜同図(12)に示す期間等]と前記第二のタイマ表示が表示されている期間[例えば、図325(5)〜同図(7)に示す期間等]が重なる期間(以下、「第一の期間[例えば、図325(5)〜同図(7)に示す期間等]」という。)が生じる場合があるように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
従来の遊技台は、演出手段に改良の余地があったが、この遊技台によれば、演出手段に特徴を持った遊技台を提供することができる。
また、この遊技台によれば、タイマ演出が重なって行われることで或る装飾図柄変動表示の演出を盛り上げることができる場合がある。
ここで、演出手段は、複数種類のタイマ演出のみを実行可能なものであってもよいし、複数種類のタイマ演出以外の演出も実行可能なものであってもよい。また、演出手段は、複数種類のタイマ演出を必ず実行するものであってもよいし、複数種類のタイマ演出を実行しない場合があってもよい。
また、第一のタイマ演出は、第一のタイマ表示の表示が開始された後で第一のタイマ表示が第一の時間になったことに応じて第一の演出のみが開始される場合があるように構成されたものであってもよいし、第一のタイマ表示の表示が開始された後で第一のタイマ表示が第一の時間になったことに応じて第一の演出以外の演出も開始される場合があるように構成されたものであってもよい。また、第一のタイマ演出は、第一のタイマ表示の表示が開始された後で第一のタイマ表示が第一の時間になったことに応じて第一の演出が必ず開始されるように構成されたものであってもよいし、第一のタイマ表示の表示が開始された後で第一のタイマ表示が第一の時間になったことに応じて第一の演出が開始されない場合があるように構成されたものであってもよい。
また、第一のタイマ演出は、第一のタイマ表示の表示が開始された後で第一のタイマ表示が第一の時間になったことのみに応じて第一の演出が開始される場合があるように構成されたものであってもよいし、第一のタイマ表示の表示が開始された後で第一のタイマ表示が第一の時間になったこと以外のことにも応じて第一の演出が開始される場合があるように構成されたものであってもよい。
また、第一のタイマ演出は、第一のタイマ表示の表示が開始された後でのみ第一のタイマ表示が第一の時間になったことに応じて第一の演出が開始される場合があるように構成されたものであってもよいし、第一のタイマ表示の表示が開始された後以外でも第一のタイマ表示が第一の時間になったことに応じて第一の演出が開始される場合があるように構成されたものであってもよい。
また、第二のタイマ演出は、第二のタイマ表示の表示が開始された後で第二のタイマ表示が第二の時間になったことに応じて第二の演出のみが開始される場合があるように構成されたものであってもよいし、第二のタイマ表示の表示が開始された後で第二のタイマ表示が第二の時間になったことに応じて第二の演出以外の演出も開始される場合があるように構成されたものであってもよい。また、第二のタイマ演出は、第二のタイマ表示の表示が開始された後で第二のタイマ表示が第二の時間になったことに応じて第二の演出が必ず開始されるように構成されたものであってもよいし、第二のタイマ表示の表示が開始された後で第二のタイマ表示が第二の時間になったことに応じて第二の演出が開始されない場合があるように構成されたものであってもよい。
また、第二のタイマ演出は、第二のタイマ表示の表示が開始された後で第二のタイマ表示が第二の時間になったことのみに応じて第二の演出が開始される場合があるように構成されたものであってもよいし、第二のタイマ表示の表示が開始された後で第二のタイマ表示が第二の時間になったこと以外のことにも応じて第二の演出が開始される場合があるように構成されたものであってもよい。
また、第二のタイマ演出は、第二のタイマ表示の表示が開始された後でのみ第二のタイマ表示が第二の時間になったことに応じて第二の演出が開始される場合があるように構成されたものであってもよいし、第二のタイマ表示の表示が開始された後以外でも第二のタイマ表示が第二の時間になったことに応じて第二の演出が開始される場合があるように構成されたものであってもよい。
また、或る装飾図柄変動表示の表示中において、第一の期間のみが生じる場合があるように構成されてもよいし、或る装飾図柄変動表示の表示中において、第一の期間以外の期間も生じる場合があるように構成されてもよい。また、或る装飾図柄変動表示の表示中において、第一の期間が必ず生じるように構成されてもよいし、或る装飾図柄変動表示の表示中において、第一の期間が生じない場合があるように構成されてもよい。
また、或る装飾図柄変動表示の表示中においてのみ、第一の期間が生じる場合があるように構成されてもよいし、或る装飾図柄変動表示の表示中以外においても、第一の期間が生じる場合があるように構成されてもよい。
また、『 前記第一の期間において実行中の前記第一のタイマ演出と前記第二のタイマ演出のうちの少なくとも一方のタイマ演出が先読み予告として実行される場合があるように構成されている[例えば、図325(5)〜同図(8)に示すように、第1タイマ予告表示TM11にかかるタイマ予告演出と第2タイマ予告表示TM12にかかるタイマ予告演出のうち、第2タイマ予告表示TM12にかかるタイマ予告演出は、保留アイコンの表示態様を先読み予告の表示態様にする先読み予告として実行される演出である等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、タイマ演出を先読み予告として使用することで或る装飾図柄変動表示の演出を盛り上げることができる場合がある。
ここで、第一の期間において実行中の第一のタイマ演出と第二のタイマ演出のうちの少なくともいずれか一方のタイマ演出が先読み予告としてのみ実行される場合があるように構成されてもよいし、第一の期間において実行中の第一のタイマ演出と第二のタイマ演出のうちの少なくともいずれか一方のタイマ演出が先読み予告以外のものとしても実行される場合があるように構成されてもよい。また、第一の期間において実行中の第一のタイマ演出と第二のタイマ演出のうちの少なくともいずれか一方のタイマ演出が先読み予告として必ず実行されるように構成されてもよいし、第一の期間において実行中の第一のタイマ演出と第二のタイマ演出のうちの少なくともいずれか一方のタイマ演出が先読み予告として実行されない場合があるように構成されてもよい。
また、第一の期間において実行中の第一のタイマ演出と第二のタイマ演出のうちの少なくともいずれか一方のタイマ演出のみが先読み予告として実行される場合があるように構成されてもよいし、第一の期間において実行中の第一のタイマ演出と第二のタイマ演出のうちの少なくともいずれか一方のタイマ演出以外の演出も先読み予告として実行される場合があるように構成されてもよい。
また、第一の期間において実行中の第一のタイマ演出と第二のタイマ演出のいずれか一方のタイマ演出が先読み予告として実行される場合があるように構成されてもよいし、第一の期間において実行中の第一のタイマ演出と第二のタイマ演出の両方のタイマ演出が先読み予告として実行される場合があるように構成されてもよい。
また、『 前記第一の期間において実行中の前記第一のタイマ演出と前記第二のタイマ演出のうちの一方が前記或る装飾図柄変動表示に関する予告として実行され、他方が先読み予告として実行される場合があり[例えば、図325(3)〜同図(13)に示すように、第1タイマ予告表示TM11にかかるタイマ予告演出と第2タイマ予告表示TM12にかかるタイマ予告演出のうち、第1タイマ予告表示TM11にかかるタイマ予告演出は、当該図柄変動表示の予告である疑似連演出を実行するための演出であり、第2タイマ予告表示TM12にかかるタイマ予告演出は、保留アイコンの表示態様の変化演出を実行するための演出である等]、
前記第一の期間において実行中の前記第一のタイマ演出と前記第二のタイマ演出のうちの両方が前記或る装飾図柄変動表示に関する予告として実行される場合があり[例えば、図326(24)〜図327(37)に示すように、第3タイマ予告表示TM13にかかるタイマ予告演出と第4タイマ予告表示TM14にかかるタイマ予告演出のうち、第3タイマ予告表示TM13にかかるタイマ予告演出は、予告演出としての強カットイン画像CI1aの表示を実行するための演出であり、第4タイマ予告表示TM14にかかるタイマ予告演出は、予告演出としてのサボハニ群予告を実行するための演出である等]、
前記第一の期間において実行中の前記第一のタイマ演出と前記第二のタイマ演出のうちの両方が先読み予告として実行される場合(以下、「第一の場合」という。)がある[例えば、図328(3)〜同図(13)に示すように、第1タイマ予告表示TM11にかかるタイマ予告演出と第2タイマ予告表示TM12にかかるタイマ予告演出のうち、第1タイマ予告表示TM11にかかるタイマ予告演出は、保留アイコンの表示態様の変化演出を実行するための演出であり、第2タイマ予告表示TM12にかかるタイマ予告演出は、先読みモードを開始するために実行される演出である等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、後に開始された演出が先に開始された演出の対象と同じ装飾図柄変動表示を対象とすることに期待を持たせることができる場合がある。
ここで、第一の期間において実行中の第一のタイマ演出と第二のタイマ演出のうちの一方が或る装飾図柄変動表示に関する予告としてのみ実行され、他方が先読み予告としてのみ実行される場合があってもよいし、第一の期間において実行中の第一のタイマ演出と第二のタイマ演出のうちの一方が或る装飾図柄変動表示に関する予告以外のものとしても実行され、他方が先読み予告以外のものとしても実行される場合があってもよい。また、第一の期間において実行中の第一のタイマ演出と第二のタイマ演出のうちの一方が或る装飾図柄変動表示に関する予告として必ず実行され、他方が先読み予告として必ず実行されてもよいし、第一の期間において実行中の第一のタイマ演出と第二のタイマ演出のうちの一方が或る装飾図柄変動表示に関する予告として実行されず、他方が先読み予告として実行されない場合があってもよい。
また、第一の期間において実行中の第一のタイマ演出と第二のタイマ演出のうちの両方が或る装飾図柄変動表示に関する予告としてのみ実行される場合があってもよいし、第一の期間において実行中の第一のタイマ演出と第二のタイマ演出のうちの両方が或る装飾図柄変動表示に関する予告以外のものとしても実行される場合があってもよい。また、第一の期間において実行中の第一のタイマ演出と第二のタイマ演出のうちの両方が或る装飾図柄変動表示に関する予告として必ず実行されてもよいし、第一の期間において実行中の第一のタイマ演出と第二のタイマ演出のうちの両方が或る装飾図柄変動表示に関する予告として実行されない場合があってもよい。
また、第一の期間において実行中の第一のタイマ演出と第二のタイマ演出のうちの両方が先読み予告としてのみ実行される場合があってもよいし、第一の期間において実行中の第一のタイマ演出と第二のタイマ演出のうちの両方が先読み予告以外のものとしても実行される場合があってもよい。また、第一の期間において実行中の第一のタイマ演出と第二のタイマ演出のうちの両方が先読み予告として必ず実行されてもよいし、第一の期間において実行中の第一のタイマ演出と第二のタイマ演出のうちの両方が先読み予告として実行されない場合があってもよい。
また、『 前記第一の場合において、前記或る装飾図柄変動表示の表示中に前記第一の演出[例えば、図328(6)に示す先読みモード等]が開始される場合があるように構成されており、
前記第一の場合において、前記或る装飾図柄変動表示[例えば、図328(2)〜同図う(10)に示す期間において実行される装飾図柄変動表示等]よりも後に開始される装飾図柄変動表示(以下、「第一の装飾図柄変動表示[例えば、図328(11)〜同図(18)に示す期間において実行される装飾図柄変動表示等]」という。)の表示中に前記第二の演出[例えば、図328(13)に示す、保留アイコンの表示態様の変化演出等]が開始される場合があるように構成されており、
前記第一の場合において、前記第一のタイマ演出[例えば、図328(3)〜同図(5)に示す第2タイマ予告表示TM12にかかるタイマ予告演出等]と前記第二のタイマ演出[例えば、図328(3)〜同図(13)に示す第1タイマ予告表示TM11にかかるタイマ予告演出等]は、前記第一の装飾図柄変動表示よりも後に開始される同じ装飾図柄変動表示[例えば、図329(19)〜同図(29)に示す期間において実行される装飾図柄変動表示等]を対象とした先読み予告として実行される演出である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、或る装飾図柄変動表示をタイマ演出によって盛り上げつつ、先読み予告として第一の装飾図柄変動表示に期待させることができる場合がある。
ここで、第一の場合において、或る装飾図柄変動表示の表示中に第一の演出のみが開始される場合があるように構成されてもよいし、第一の場合において、或る装飾図柄変動表示の表示中に第一の演出以外の演出も開始される場合があるように構成されてもよい。また、第一の場合において、或る装飾図柄変動表示の表示中に第一の演出が必ず開始されるように構成されてもよいし、第一の場合において、或る装飾図柄変動表示の表示中に第一の演出が開始されない場合があるように構成されてもよい。
また、第一の場合において、或る装飾図柄変動表示の表示中にのみ第一の演出が開始される場合があるように構成されてもよいし、第一の場合において、或る装飾図柄変動表示の表示中以外にも第一の演出が開始される場合があるように構成されてもよい。また、第一の場合においてのみ、或る装飾図柄変動表示の表示中に第一の演出が開始される場合があるように構成されてもよいし、第一の場合以外の場合においても、或る装飾図柄変動表示の表示中に第一の演出が開始される場合があるように構成されてもよい。
また、第一の場合において、第一の装飾図柄変動表示の表示中に第二の演出のみが開始される場合があるように構成されてもよいし、第一の場合において、第一の装飾図柄変動表示の表示中に第二の演出以外の演出も開始される場合があるように構成されてもよい。また、第一の場合において、第一の装飾図柄変動表示の表示中に第二の演出が必ず開始されるように構成されてもよいし、第一の場合において、第一の装飾図柄変動表示の表示中に第二の演出が開始されない場合があるように構成されてもよい。
また、第一の場合において、第一の装飾図柄変動表示の表示中にのみ第二の演出が開始される場合があるように構成されてもよいし、第一の場合において、第一の装飾図柄変動表示の表示中以外にも第二の演出が開始される場合があるように構成されてもよい。また、第一の場合においてのみ、第一の装飾図柄変動表示の表示中に第二の演出が開始される場合があるように構成されてもよいし、第一の場合以外の場合にも、第一の装飾図柄変動表示の表示中に第二の演出が開始される場合があるように構成されてもよい。
また、第一の場合において、第一のタイマ演出と第二のタイマ演出は、第一の装飾図柄変動表示よりも後に開始される同じ装飾図柄変動表示を対象とした先読み予告としてのみ実行されるものであってもよいし、第一の装飾図柄変動表示よりも後に開始される同じ装飾図柄変動表示を対象とした先読み予告以外のものとしても実行されるものであってもよい。また、第一の場合において、第一のタイマ演出と第二のタイマ演出は、第一の装飾図柄変動表示よりも後に開始される同じ装飾図柄変動表示を対象とした先読み予告として必ず実行されるものであってもよいし、第一の装飾図柄変動表示よりも後に開始される同じ装飾図柄変動表示を対象とした先読み予告として実行されない場合があるものであってもよい。
また、『 前記第一の場合において、前記第一の演出と前記第二の演出の少なくともいずれか一方の演出は、保留アイコンの表示態様が変化する演出である[例えば、図328(3)〜同図(13)に示す第1タイマ予告表示TM11にかかるタイマ予告演出が行われた結果として実行される或る演出は、保留アイコンの表示態様がパンダの表示態様に変化する演出である等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、一方の演出が保留変化のため、該保留変化の対象となる装飾図柄変動表示を対象として他方の演出が行われることに期待させることができる場合がある。
ここで、第一の場合において、第一の演出と第二の演出のいずれか一方の演出が、保留アイコンの表示態様が変化する演出であってもよいし、第一の場合において、第一の演出と第二の演出の両方の演出が、保留アイコンの表示態様が変化する演出であってもよい。
なお、保留アイコンの表示態様の変化演出以外の先読み予告が行われてもよい。
また、『 前記第一の演出は、保留アイコンの表示態様が変化する演出[例えば、図334(9)に示す保留アイコンの表示態様の変化演出等]であり、
前記第二の演出は、保留アイコンの表示態様が変化する演出[例えば、図334(6)に示す保留アイコンの表示態様の変化演出等]であり、
前記第一の演出と前記第二の演出のうちの一方の演出によって表示態様が変化した保留アイコンが他方の演出によってさらに変化する場合がある[例えば、図334(9)に示すように、第1タイマ予告表示TM11にかかるタイマ予告演出が行われた結果、或る演出として、パンダの表示態様の保留アイコンを番長の表示態様に変化する演出が行われている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、保留アイコンの複数段階のランクアップをタイマ演出によって盛り上げることができる場合がある。
ここで、第一の演出と第二の演出のうちの一方の演出によって表示態様が変化した保留アイコンが他方の演出によってのみさらに変化してもよいし、第一の演出と第二の演出のうちの一方の演出によって表示態様が変化した保留アイコンが他方の演出以外の演出によってもさらに変化してもよい。また、第一の演出と第二の演出のうちの一方の演出によって表示態様が変化した保留アイコンが他方の演出によって必ず変化してもよいし、第一の演出と第二の演出のうちの一方の演出によって表示態様が変化した保留アイコンが他方の演出によって変化しない場合があってもよい。
また、第一の演出と第二の演出のうちの一方の演出によって表示態様が変化した保留アイコンのみが他方の演出によってさらに変化してもよいし、第一の演出と第二の演出のうちの一方の演出によって表示態様が変化した保留アイコン以外のものも他方の演出によってさらに変化してもよい。また、第一の演出と第二の演出のうちの一方の演出のみによって表示態様が変化した保留アイコンが他方の演出によってさらに変化してもよいし、第一の演出と第二の演出のうちの一方の演出以外の演出によって表示態様が変化した保留アイコンが他方の演出によってさらに変化してもよい。
また、『 前記第一の期間において実行中の前記第一のタイマ演出にかかる前記第一の演出が開始されるタイミングと、該第一の期間において実行中の前記第二のタイマ演出にかかる前記第二の演出が開始されるタイミングが異なる場合があるように構成されている[例えば、図325(5)〜同図(13)に示すように、第1タイマ予告表示TM11にかかるタイマ予告演出により実行される疑似連演出が開始されるタイミングと、第2タイマ予告表示TM12にかかるタイマ予告演出により実行される保留アイコンの表示態様の変化演出が開始されるタイミングは異なっている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、タイマ演出にかかる演出の開始タイミングにバリエーションが持たせられる場合がある。
ここで、第一の期間において実行中の第一のタイマ演出にかかる第一の演出が開始されるタイミングと、第一の期間において実行中の第二のタイマ演出にかかる第二の演出が開始されるタイミングのみが異なる場合があるように構成されてもよいし、第一の期間において実行中の第一のタイマ演出にかかる第一の演出が開始されるタイミングと、第一の期間において実行中の第二のタイマ演出にかかる第二の演出が開始されるタイミング以外のタイミングも異なる場合があるように構成されてもよい。また、第一の期間において実行中の第一のタイマ演出にかかる第一の演出が開始されるタイミングと、第一の期間において実行中の第二のタイマ演出にかかる第二の演出が開始されるタイミングが必ず異なるように構成されてもよいし、第一の期間において実行中の第一のタイマ演出にかかる第一の演出が開始されるタイミングと、第一の期間において実行中の第二のタイマ演出にかかる第二の演出が開始されるタイミングが同じ場合があるように構成されてもよい。
また、『 前記第一の演出として第一の予告アイコン[例えば、図330(10)に示す剣豪のキャラクタKNG等]が表示される場合があるように構成されており[例えば、図330(3)〜同図(10)(図332(3)〜同図(10))に示すように、第1タイマ予告表示TM11にかかるタイマ予告演出が行われた結果、或る演出として剣豪のキャラクタKNGが表示される等]、
前記第一のタイマ演出[例えば、図332(3)〜同図(10)に示す第1タイマ予告表示TM11にかかるタイマ予告演出等]が前記或る装飾図柄変動表示に関する予告として実行される場合は、該或る装飾図柄変動表示[例えば、図332(2)〜図333(24)に示す期間において行われる装飾図柄変動表示等]の表示中に前記第一の予告アイコンが表示された後で、該或る装飾図柄変動表示の表示中に該第一の予告アイコンに応じた演出[例えば、図333(20)〜同図(22)に示すスーパーリーチ(剣豪リーチ)の演出等]が開始されるように構成されており、
前記第一のタイマ演出[例えば、図330(3)〜同図(10)に示す第1タイマ予告表示TM11にかかるタイマ予告演出等]が先読み予告として実行される場合は、前記或る装飾図柄変動表示[例えば、図330(2)〜同図(18)に示す期間において行われる装飾図柄変動表示等]の表示中に前記第一の予告アイコンが表示された後で、該或る装飾図柄変動表示よりも後に開始される装飾図柄変動表示[例えば、図331(19)〜同図(29)に示す期間において行われる装飾図柄変動表示等]の表示中に該第一の予告アイコンに応じた演出[例えば、図331(25)〜同図(27)に示すスーパーリーチ(剣豪リーチ)の演出等]が開始されるように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一の演出として表示された予告アイコンが予告として行われるか先読み予告として行われるか注目させることができる場合がある。
また、先に第二の演出が開始された場合は、第二の演出が予告なのか先読み予告なのかということに応じて第一の予告アイコンに応じた予告演出が第二の演出と同じ対象となる装飾図柄変動表示で開始されることに期待させることができる場合がある。
ここで、第一の演出として第一の予告アイコンのみが表示される場合があるように構成されてもよいし、第一の演出として第一の予告アイコン以外のものも表示される場合があるように構成されてもよい。また、第一の演出として第一の予告アイコンが必ず表示されるように構成されてもよいし、第一の演出として第一の予告アイコンが表示されない場合があるように構成されてもよい。
また、第一の演出としてのみ第一の予告アイコンが表示される場合があるように構成されてもよいし、第一の演出以外の演出としても第一の予告アイコンが表示される場合があるように構成されてもよい。
また、第一のタイマ演出が或る装飾図柄変動表示に関する予告として実行される場合は、或る装飾図柄変動表示の表示中に第一の予告アイコンが表示された後で、或る装飾図柄変動表示の表示中に第一の予告アイコンに応じた演出のみが開始されるように構成されてもよいし、第一のタイマ演出が或る装飾図柄変動表示に関する予告として実行される場合は、或る装飾図柄変動表示の表示中に第一の予告アイコンが表示された後で、或る装飾図柄変動表示の表示中に第一の予告アイコンに応じた演出以外の演出も開始されるように構成されてもよい。また、第一のタイマ演出が或る装飾図柄変動表示に関する予告として実行される場合は、或る装飾図柄変動表示の表示中に第一の予告アイコンが表示された後で、或る装飾図柄変動表示の表示中に第一の予告アイコンに応じた演出が必ず開始されるように構成されてもよいし、第一のタイマ演出が或る装飾図柄変動表示に関する予告として実行される場合は、或る装飾図柄変動表示の表示中に第一の予告アイコンが表示された後で、或る装飾図柄変動表示の表示中に第一の予告アイコンに応じた演出が開始されない場合があるように構成されてもよい。
また、第一のタイマ演出が或る装飾図柄変動表示に関する予告として実行される場合は、或る装飾図柄変動表示の表示中に第一の予告アイコンが表示された後で、或る装飾図柄変動表示の表示中にのみ第一の予告アイコンに応じた演出が開始されるように構成されてもよいし、第一のタイマ演出が或る装飾図柄変動表示に関する予告として実行される場合は、或る装飾図柄変動表示の表示中に第一の予告アイコンが表示された後で、或る装飾図柄変動表示の表示中以外にも第一の予告アイコンに応じた演出が開始されるように構成されてもよい。また、第一のタイマ演出が或る装飾図柄変動表示に関する予告として実行される場合は、或る装飾図柄変動表示の表示中に第一の予告アイコンが表示された後でのみ、或る装飾図柄変動表示の表示中に第一の予告アイコンに応じた演出が開始されるように構成されてもよいし、第一のタイマ演出が或る装飾図柄変動表示に関する予告として実行される場合は、或る装飾図柄変動表示の表示中に第一の予告アイコンが表示された後以外にも、或る装飾図柄変動表示の表示中に第一の予告アイコンに応じた演出が開始されるように構成されてもよい。
また、第一のタイマ演出が先読み予告として実行される場合は、或る装飾図柄変動表示の表示中に第一の予告アイコンが表示された後で、或る装飾図柄変動表示よりも後に開始される装飾図柄変動表示の表示中に第一の予告アイコンに応じた演出のみが開始されるように構成されてもよいし、第一のタイマ演出が先読み予告として実行される場合は、或る装飾図柄変動表示の表示中に第一の予告アイコンが表示された後で、或る装飾図柄変動表示よりも後に開始される装飾図柄変動表示の表示中に第一の予告アイコンに応じた演出以外の演出も開始されるように構成されてもよい。また、第一のタイマ演出が先読み予告として実行される場合は、或る装飾図柄変動表示の表示中に第一の予告アイコンが表示された後で、或る装飾図柄変動表示よりも後に開始される装飾図柄変動表示の表示中に第一の予告アイコンに応じた演出が必ず開始されるように構成されてもよいし、第一のタイマ演出が先読み予告として実行される場合は、或る装飾図柄変動表示の表示中に第一の予告アイコンが表示された後で、或る装飾図柄変動表示よりも後に開始される装飾図柄変動表示の表示中に第一の予告アイコンに応じた演出が開始されない場合があるように構成されてもよい。
また、第一のタイマ演出が先読み予告として実行される場合は、或る装飾図柄変動表示の表示中に第一の予告アイコンが表示された後で、或る装飾図柄変動表示よりも後に開始される装飾図柄変動表示の表示中にのみ第一の予告アイコンに応じた演出が開始されるように構成されてもよいし、第一のタイマ演出が先読み予告として実行される場合は、或る装飾図柄変動表示の表示中に第一の予告アイコンが表示された後で、或る装飾図柄変動表示よりも後に開始される装飾図柄変動表示の表示中以外にも第一の予告アイコンに応じた演出が開始されるように構成されてもよい。また、第一のタイマ演出が先読み予告として実行される場合は、或る装飾図柄変動表示の表示中に第一の予告アイコンが表示された後でのみ、或る装飾図柄変動表示よりも後に開始される装飾図柄変動表示の表示中に第一の予告アイコンに応じた演出が開始されるように構成されてもよいし、第一のタイマ演出が先読み予告として実行される場合は、或る装飾図柄変動表示の表示中に第一の予告アイコンが表示された後以外にも、或る装飾図柄変動表示よりも後に開始される装飾図柄変動表示の表示中に第一の予告アイコンに応じた演出が開始されるように構成されてもよい。
なお、『 前記第二の演出として第二の予告アイコンが表示される場合があるように構成されており、
前記第二のタイマ演出が前記或る装飾図柄変動表示に関する予告として実行される場合は、該或る装飾図柄変動表示の表示中に前記第二の予告アイコンが表示された後で、該或る装飾図柄変動表示の表示中に該第二の予告アイコンに応じた演出が開始されるように構成されており、
前記第二のタイマ演出が先読み予告として実行される場合は、前記或る装飾図柄変動表示の表示中に前記第二の予告アイコンが表示された後で、該或る装飾図柄変動表示よりも後に開始される装飾図柄変動表示の表示中に該第二の予告アイコンに応じた演出が開始されるように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。』
としてもよい。
また、第一の演出と第二の演出のいずれか一方が或る装飾図柄変動表示に関する予告であり、他方が先読み予告である場合に、第一の演出として表示される予告アイコンと第二の演出として表示される予告アイコンが同じ予告アイコンであってもよい。
また、『 複数種類のミニゲームを実行可能に構成されており、
前記複数種類のミニゲームのうちの一つは、第一のミニゲーム[例えば、図335(15)〜同図(18)に示す宝箱のミニゲーム等]であり、
前記複数種類のミニゲームのうちの一つは、第二のミニゲーム[例えば、図335(7)〜同図(10)に示すサイコロのミニゲーム等]であり、
前記第一のミニゲームは、前記第一のタイマ表示[例えば、図335(3)に示す第1タイマ予告表示TM11等]が前記第一の時間[例えば、「00:00」等]になる前に結果が導出されるミニゲームであり[例えば、図335(15)〜同図(18)に示す宝箱のミニゲームは、第1タイマ予告表示TM11のタイマ表示が「00:00」となる前に結果が導出されている等]、
前記第二のミニゲームは、前記第二のタイマ表示[例えば、図335(5)に示す第2タイマ予告表示TM12等]が前記第二の時間[例えば、「00:00」等]になる前に結果が導出されるミニゲームであり[例えば、図335(7)〜同図(10)に示すサイコロのミニゲームは、第2タイマ予告表示TM12のタイマ表示が「00:00」となる前に結果が導出されている等]、
前記第一の演出が前記第一のミニゲームの結果に応じた演出となるように構成されており[例えば、図335(15)〜同図(18)に示す宝箱のミニゲームの結果が成功の結果となった場合は、図336(21)に示す疑似連演出が、第1タイマ予告表示TM11にかかるタイマ予告演出の結果として行われる或る演出として実行される等]、
前記第二の演出が前記第二のミニゲームの結果に応じた演出となるように構成されている[例えば、図335(7)〜同図(10)に示すサイコロのミニゲームの結果が成功の結果となった場合は、図335(12)に示す保留アイコンが番長の表示態様に変化する演出が、第2タイマ予告表示TM12にかかるタイマ予告演出の結果として行われる或る演出として実行される等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、単にタイマ表示の時間を待つだけでなく、その間にミニゲームの結果に注目させることができる場合がある。
ここで、複数種類のミニゲームのみを実行可能に構成されていてもよいし、複数種類のミニゲーム以外のものも実行可能に構成されていてもよい。また、複数種類のミニゲームを必ず実行するように構成されていてもよいし、複数種類のミニゲームを実行しない場合があるように構成されていてもよい。
また、第一のミニゲームは、第一のタイマ表示が第一の時間になる前に結果のみが導出されるものであってもよいし、第一のタイマ表示が第一の時間になる前に結果以外のものも導出されるものであってもよい。また、第一のミニゲームは、第一のタイマ表示が第一の時間になる前に結果が必ず導出されるものであってもよいし、第一のタイマ表示が第一の時間になる前に結果が導出されない場合があるものであってもよい。
また、第一のミニゲームは、第一のタイマ表示が第一の時間になる前にのみ結果が導出されるものであってもよいし、第一のタイマ表示が第一の時間になる前以外にも結果が導出されるものであってもよい。
また、第二のミニゲームは、第二のタイマ表示が第二の時間になる前に結果のみが導出されるものであってもよいし、第二のタイマ表示が第二の時間になる前に結果以外のものも導出されるものであってもよい。また、第二のミニゲームは、第二のタイマ表示が第二の時間になる前に結果が必ず導出されるものであってもよいし、第二のタイマ表示が第二の時間になる前に結果が導出されない場合があるものであってもよい。
また、第二のミニゲームは、第二のタイマ表示が第二の時間になる前にのみ結果が導出されるものであってもよいし、第二のタイマ表示が第二の時間になる前以外にも結果が導出されるものであってもよい。
また、第一の演出が第一のミニゲームの結果のみに応じた演出となるように構成されてもよいし、第一の演出が第一のミニゲームの結果以外の結果に応じた演出となるように構成されてもよい。また、第一の演出が第一のミニゲームの結果に必ず応じた演出となるように構成されてもよいし、第一の演出が第一のミニゲームの結果に応じた演出とならない場合があるように構成されてもよい。
また、第二の演出が第二のミニゲームの結果のみに応じた演出となるように構成されてもよいし、第二の演出が第二のミニゲームの結果以外の結果に応じた演出となるように構成されてもよい。また、第二の演出が第二のミニゲームの結果に必ず応じた演出となるように構成されてもよいし、第二の演出が第二のミニゲームの結果に応じた演出とならない場合があるように構成されてもよい。
なお、ミニゲームの種類は第一のタイマ演出と第二のタイマ演出で同じであってもよいし、異なっていてもよい。また、ミニゲームの開始順序と種類が対応付けされるように構成されてもよい。
また、ミニゲームの実行中に第一の演出又は第二の演出の示唆を行うように構成されてもよく、例えば、ミニゲームが成功した場合に保留アイコンの表示態様の変化演出が行われることが示唆されるといったような演出を行うようにしてもよい。
また、『 前記第一のミニゲームの結果が第一の結果となる場合に前記第一の演出が第一の態様で行われるように構成されており[例えば、図335(15)〜同図(18)に示す宝箱のミニゲームの結果が成功の結果となった場合は、図336(21)に示す疑似連演出が、第1タイマ予告表示TM11にかかるタイマ予告演出の結果として行われる或る演出として実行される等]、
前記第一のミニゲームの結果が第三の結果となる場合に前記第一の演出が第三の態様で行われるように構成されており[例えば、図337(15)〜同図(18)に示す宝箱のミニゲームの結果が失敗の結果となった場合は、図338(20)に示すハズレの演出が、第1タイマ予告表示TM11にかかるタイマ予告演出の結果として行われる或る演出として実行される等]、
前記第二のミニゲームの結果が第二の結果となる場合に前記第二の演出が第二の態様で行われるように構成されており[例えば、図335(7)〜同図(10)に示すサイコロのミニゲームの結果が成功の結果となった場合は、図335(12)に示す保留アイコンが番長の表示態様に変化する演出が、第2タイマ予告表示TM12にかかるタイマ予告演出の結果として行われる或る演出として実行される等]、
前記第二のミニゲームの結果が第四の結果となる場合に前記第二の演出が第四の態様で行われるように構成されている[例えば、図337(7)〜同図(10)に示すサイコロのミニゲームの結果が失敗の結果となった場合は、図337(12)に示す保留アイコンがパンダの表示態様に変化する演出が、第2タイマ予告表示TM12にかかるタイマ予告演出の結果として行われる或る演出として実行される等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、ミニゲームとタイマ演出とのコンビネーションによる演出のバリエーションが増加して興趣を高めることができる場合がある。
ここで、第一のミニゲームの結果が第一の結果となる場合に第一の演出が第一の態様でのみ行われるように構成されてもよいし、第一のミニゲームの結果が第一の結果となる場合に第一の演出が第一の態様以外の態様でも行われるように構成されてもよい。また、第一のミニゲームの結果が第一の結果となる場合に第一の演出が第一の態様で必ず行われるように構成されてもよいし、第一のミニゲームの結果が第一の結果となる場合に第一の演出が第一の態様で行われない場合があるように構成されてもよい。
また、第一のミニゲームの結果が第一の結果となる場合に第一の演出のみが第一の態様で行われるように構成されてもよいし、第一のミニゲームの結果が第一の結果となる場合に第一の演出以外の演出も第一の態様で行われるように構成されてもよい。また、第一のミニゲームの結果が第一の結果となる場合にのみ第一の演出が第一の態様で行われるように構成されてもよいし、第一のミニゲームの結果が第一の結果となる場合以外の場合にも第一の演出が第一の態様で行われるように構成されてもよい。
また、第一のミニゲームの結果が第三の結果となる場合に第一の演出が第三の態様でのみ行われるように構成されてもよいし、第一のミニゲームの結果が第三の結果となる場合に第一の演出が第三の態様以外の態様でも行われるように構成されてもよい。また、第一のミニゲームの結果が第三の結果となる場合に第一の演出が第三の態様で必ず行われるように構成されてもよいし、第一のミニゲームの結果が第三の結果となる場合に第一の演出が第三の態様で行われない場合があるように構成されてもよい。
また、第一のミニゲームの結果が第三の結果となる場合に第一の演出のみが第三の態様で行われるように構成されてもよいし、第一のミニゲームの結果が第三の結果となる場合に第一の演出以外の演出も第三の態様で行われるように構成されてもよい。また、第一のミニゲームの結果が第三の結果となる場合にのみ第一の演出が第三の態様で行われるように構成されてもよいし、第一のミニゲームの結果が第三の結果となる場合以外の場合にも第一の演出が第三の態様で行われるように構成されてもよい。
また、第二のミニゲームの結果が第二の結果となる場合に第二の演出が第二の態様でのみ行われるように構成されてもよいし、第二のミニゲームの結果が第二の結果となる場合に第二の演出が第二の態様以外の態様でも行われるように構成されてもよい。また、第二のミニゲームの結果が第二の結果となる場合に第二の演出が第二の態様で必ず行われるように構成されてもよいし、第二のミニゲームの結果が第二の結果となる場合に第二の演出が第二の態様で行われない場合があるように構成されてもよい。
また、第二のミニゲームの結果が第二の結果となる場合に第二の演出のみが第二の態様で行われるように構成されてもよいし、第二のミニゲームの結果が第二の結果となる場合に第二の演出以外の演出も第二の態様で行われるように構成されてもよい。また、第二のミニゲームの結果が第二の結果となる場合にのみ第二の演出が第二の態様で行われるように構成されてもよいし、第二のミニゲームの結果が第二の結果となる場合以外の場合にも第二の演出が第二の態様で行われるように構成されてもよい。
また、第二のミニゲームの結果が第四の結果となる場合に第二の演出が第四の態様でのみ行われるように構成されてもよいし、第二のミニゲームの結果が第四の結果となる場合に第二の演出が第四の態様以外の態様でも行われるように構成されてもよい。また、第二のミニゲームの結果が第四の結果となる場合に第二の演出が第四の態様で必ず行われるように構成されてもよいし、第二のミニゲームの結果が第四の結果となる場合に第二の演出が第四の態様で行われない場合があるように構成されてもよい。
また、第二のミニゲームの結果が第四の結果となる場合に第二の演出のみが第四の態様で行われるように構成されてもよいし、第二のミニゲームの結果が第四の結果となる場合に第二の演出以外の演出も第四の態様で行われるように構成されてもよい。また、第二のミニゲームの結果が第四の結果となる場合にのみ第二の演出が第四の態様で行われるように構成されてもよいし、第二のミニゲームの結果が第四の結果となる場合以外の場合にも第二の演出が第四の態様で行われるように構成されてもよい。
なお、『 前記複数種類のミニゲームのうちの一つは、第三のミニゲームであり、
前記第三のミニゲームの結果が第五の結果となる場合に第三の演出が第五の態様で行われるように構成されており、
前記第三のミニゲームの結果が第六の結果となる場合に前記第三の演出が第六の態様で行われるように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。』
としてもよい。
また、『 前記第一のタイマ表示[例えば、図341(3)に示す、第1タイマ予告表示TM11等]の時間表示[例えば、「10:00」等]は、前記第一の時間となるまでの時間[例えば、10秒等]を示す表示であり、
前記第一のタイマ表示の時間表示が前記第一の時間となる前に変更される場合があるように構成されている[例えば、図341(3)において「10:00」と表示された第1タイマ予告表示TM11は、図341(12)〜同図(13)に示すように、「00:00」になる前にタイマ表示に示す時間が加算されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一のタイマ演出の態様を変化させる演出として機能させ、遊技者に期待を持たせることができる場合がある。
ここで、第一のタイマ表示の時間表示は、第一の時間となるまでの時間のみを示すものであってもよいし、第一の時間となるまでの時間以外の時間も示すものであってもよい。また、第一のタイマ表示の時間表示は、第一の時間となるまでの時間を必ず示すものであってもよいし、第一の時間となるまでの時間を示さない場合があるものであってもよい。
また、第一のタイマ表示の時間表示が第一の時間となる前にのみ変更される場合があるように構成されてもよいし、第一のタイマ表示の時間表示が第一の時間となる前以外にも変更される場合があるように構成されてもよい。また、第一のタイマ表示の時間表示が第一の時間となる前に必ず変更されるように構成されてもよいし、第一のタイマ表示の時間表示が第一の時間となる前に変更されない場合があるように構成されてもよい。
また、第一のタイマ表示の時間表示のみが第一の時間となる前に変更される場合があるように構成されてもよいし、第一のタイマ表示の時間表示以外の時間表示も第一の時間となる前に変更される場合があるように構成されてもよい。
また、『 前記第二のタイマ表示の時間表示は、前記第二の時間となるまでの時間を示す表示であり、
前記第二のタイマ表示の時間表示が前記第二の時間となる前に変更される場合があるように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第二のタイマ演出の態様を変化させる演出として機能させ、遊技者に期待を持たせることができる場合がある。
ここで、第二のタイマ表示の時間表示は、第二の時間となるまでの時間のみを示すものであってもよいし、第二の時間となるまでの時間以外の時間も示すものであってもよい。また、第二のタイマ表示の時間表示は、第二の時間となるまでの時間を必ず示すものであってもよいし、第二の時間となるまでの時間を示さない場合があるものであってもよい。
また、第二のタイマ表示の時間表示が第二の時間となる前にのみ変更される場合があるように構成されてもよいし、第二のタイマ表示の時間表示が第二の時間となる前以外にも変更される場合があるように構成されてもよい。また、第二のタイマ表示の時間表示が第二の時間となる前に必ず変更されるように構成されてもよいし、第二のタイマ表示の時間表示が第二の時間となる前に変更されない場合があるように構成されてもよい。
また、第二のタイマ表示の時間表示のみが第二の時間となる前に変更される場合があるように構成されてもよいし、第二のタイマ表示の時間表示以外の時間表示も第二の時間となる前に変更される場合があるように構成されてもよい。
また、『 前記或る装飾図柄変動表示[例えば、図325(2)〜図326(22)に示す期間において行われる装飾図柄変動表示等]の表示中に前記第一のタイマ表示[例えば、図325(3)に示す第1タイマ予告表示TM11等]が前記第一の時間になる場合があるように構成されており[例えば、図325(3)に示す第1タイマ予告表示TM11は、同図(12)に示すタイミングで「00:00」が表示される等]、
前記或る装飾図柄変動表示の表示中に前記第二のタイマ表示[例えば、図325(5)に示す第2タイマ予告表示TM12等]が前記第二の時間になる場合があるように構成されている[例えば、図325(5)に示す第2タイマ予告表示TM12は、同図(7)に示すタイミングで「00:00」が表示される等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、或る装飾図柄変動表示の表示中に第一のタイマ表示のみが第一の時間になる場合があるように構成されてもよいし、或る装飾図柄変動表示の表示中に第一のタイマ表示以外の表示も第一の時間になる場合があるように構成されてもよい。また、或る装飾図柄変動表示の表示中に第一のタイマ表示が必ず第一の時間になるように構成されてもよいし、或る装飾図柄変動表示の表示中に第一のタイマ表示が第一の時間にならない場合があるように構成されてもよい。
また、或る装飾図柄変動表示の表示中にのみ第一のタイマ表示が第一の時間になる場合があるように構成されてもよいし、或る装飾図柄変動表示の表示中以外にも第一のタイマ表示が第一の時間になる場合があるように構成されてもよい。
また、或る装飾図柄変動表示の表示中に第二のタイマ表示のみが第二の時間になる場合があるように構成されてもよいし、或る装飾図柄変動表示の表示中に第二のタイマ表示以外の表示も第二の時間になる場合があるように構成されてもよい。また、或る装飾図柄変動表示の表示中に第二のタイマ表示が必ず第二の時間になるように構成されてもよいし、或る装飾図柄変動表示の表示中に第二のタイマ表示が第二の時間にならない場合があるように構成されてもよい。
また、或る装飾図柄変動表示の表示中にのみ第二のタイマ表示が第二の時間になる場合があるように構成されてもよいし、或る装飾図柄変動表示の表示中以外にも第二のタイマ表示が第二の時間になる場合があるように構成されてもよい。
また、『 前記第一のタイマ表示の表示が開始されるタイミングと前記第二のタイマ表示の表示が開始されるタイミングが異なる場合がある[例えば、第1タイマ予告表示TM11は、図325(3)に示すタイミングで表示開始され、第2タイマ予告表示TM12は、図325(5)に示すタイミングで表示開始されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、タイマ表示の開始タイミングが多様化するので、興趣を高めることができる場合がある。
ここで、第一のタイマ表示の表示が開始されるタイミングと第二のタイマ表示の表示が開始されるタイミングのみが異なる場合があってもよいし、第一のタイマ表示の表示が開始されるタイミングと第二のタイマ表示の表示が開始されるタイミング以外のタイミングも異なる場合があってもよい。また、第一のタイマ表示の表示が開始されるタイミングと第二のタイマ表示の表示が開始されるタイミングが必ず異なってもよいし、第一のタイマ表示の表示が開始されるタイミングと第二のタイマ表示の表示が開始されるタイミングが同じである場合があってもよい。
また、『 前記第一のタイマ表示の表示が開始された際に表示される時間表示と前記第二のタイマ表示の表示が開始された際に表示される時間表示が異なる場合がある[例えば、第1タイマ予告表示TM11は、図325(3)に示すように、表示開始された際には「10:00」が表示されており、第2タイマ予告表示TM12は、図325(5)に示すように、表示開始された際には「03:00」が表示されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、タイマ表示が開始された際に表示される時間が多様化するので、興趣を高めることができる場合がある。
ここで、第一のタイマ表示の表示が開始された際に表示される時間表示と第二のタイマ表示の表示が開始された際に表示される時間表示のみが異なる場合があってもよいし、第一のタイマ表示の表示が開始された際に表示される時間表示と第二のタイマ表示の表示が開始された際に表示される時間表示以外の時間表示も異なる場合があってもよい。また、第一のタイマ表示の表示が開始された際に表示される時間表示と第二のタイマ表示の表示が開始された際に表示される時間表示が必ず異なってもよいし、第一のタイマ表示の表示が開始された際に表示される時間表示と第二のタイマ表示の表示が開始された際に表示される時間表示が同じである場合があってもよい。
また、『 前記第一の時間と前記第二の時間は、同じ時間[例えば、「00:00」等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、演出の開始タイミングが容易に認識できる場合がある。
なお、第一の時間と第二の時間が異なる時間であってもよい。
また、『 前記第一の時間は、0であり、
前記第二の時間は、0である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、演出の開始タイミングがより容易に把握することができる場合がある。
なお、第一の時間が0以外であってもよい。また、第二の時間が0以外であってもよい。
また、『 球抜きエラー表示[例えば、図345(9´´)に示す球抜きエラー表示等]を表示可能に構成されており、
前記球抜きエラー表示は、皿満タンエラー状態で表示される場合がある表示であり[例えば、図345(9´´)に示すように、下皿満タンエラーが発生した場合には、球抜きエラー表示が表示される等]、
前記第一のタイマ表示と前記第二のタイマ表示の少なくともいずれか一方の表示が前記球抜きエラー表示にオーバーラップされる場合があるように構成されている[例えば、図345(9´´)に示すように、球抜きエラー表示は、第1タイマ予告表示TM11と第2タイマ予告表示TM12の前側にオーバーラップしている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、タイマ表示により球抜き操作を急がせることができる場合がある。
ここで、球抜きエラー表示のみを表示可能に構成されてもよいし、球抜きエラー表示以外の表示も表示可能に構成されてもよい。また、球抜きエラー表示を必ず表示するように構成されてもよいし、球抜きエラー表示を表示しない場合があるように構成されてもよい。
また、球抜きエラー表示は、皿満タンエラー状態でのみ表示される場合があるものであってもよいし、皿満タンエラー状態以外の状態でも表示される場合があるものであってもよい。また、球抜きエラー表示は、皿満タンエラー状態で必ず表示されるものであってもよいし、皿満タンエラー状態で表示されない場合があるものであってもよい。
また、第一のタイマ表示と第二のタイマ表示の少なくともいずれか一方の表示が球抜きエラー表示にのみオーバーラップされる場合があるように構成されてもよいし、第一のタイマ表示と第二のタイマ表示の少なくともいずれか一方の表示が球抜きエラー表示以外の表示にもオーバーラップされる場合があるように構成されてもよい。また、第一のタイマ表示と第二のタイマ表示の少なくともいずれか一方の表示が球抜きエラー表示に必ずオーバーラップされるように構成されてもよいし、第一のタイマ表示と第二のタイマ表示の少なくともいずれか一方の表示が球抜きエラー表示にオーバーラップされない場合があるように構成されてもよい。
また、第一のタイマ表示と第二のタイマ表示のいずれか一方の表示のみが球抜きエラー表示にオーバーラップされる場合があるように構成されてもよいし、第一のタイマ表示と第二のタイマ表示の両方の表示が球抜きエラー表示にオーバーラップされる場合があるように構成されてもよい。
また、『 前記演出手段は、表示手段である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記遊技台は、ぱちんこ機[例えば、パチンコ機100等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、以上の記載では、
『 タイマ演出[例えば、図358(9)〜同図(17)に示すタイマ予告演出等]を実行可能な演出手段[例えば、装飾図柄表示装置208等]と、
複数種類の予告表示を表示可能な表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208等]と、
を備えた遊技台であって、
前記タイマ演出は、タイマ表示の表示が開始された後で該タイマ表示が或る時間を示す表示になった場合に或る演出[例えば、図358(17)に示す強サボハニ群予告等]が開始されるように構成された演出であり[例えば、図358(9)〜同図(17)に示すように、第1タイマ予告表示TM11が表示開始された後でタイマ表示が「00:00」になると、強サボハニ群予告が開始される等]、
前記複数種類の予告表示のうちの一つは、第一の予告表示[例えば、図358(3)に示す吉宗爆弾保留の表示態様の保留アイコンによる先読み予告(当該変動予告)や、図367(F20)に示す赤タイマ保留の表示態様の保留アイコンによる先読み予告(当該変動予告)等]であり、
前記複数種類の予告表示のうちの一つは、第二の予告表示[例えば、図357(3)に示す吉宗保留の表示態様の保留アイコンによる先読み予告(当該変動予告)や、図367(F9)に示す赤保留の表示態様の保留アイコンによる先読み予告(当該変動予告)等]であり、
前記第一の予告表示は、或る種類の予告の表示[例えば、殿様のキャラクタが表示されることによる予告の表示や、丸形で表示された保留アイコンの色が変化することによる予告の表示等]が含まれることにより予告として表示される予告表示であり[例えば、図358(3)に示すように、殿様のキャラクタを含んで構成される吉宗爆弾保留の表示態様の保留アイコン(変動アイコン)は、対応する図柄変動表示において大当りとなる可能性があることを予告しており、図367(F20)に示すように、丸形で赤色の表示を含んで構成される赤タイマ保留の表示態様の保留アイコン(変動アイコン)は、対応する図柄変動表示において大当りとなる可能性があることを予告している等]、
前記第二の予告表示は、前記或る種類の予告の表示が含まれることにより予告として表示される予告表示であり[例えば、図357(3)に示すように、殿様のキャラクタを含んで構成される吉宗保留の表示態様の保留アイコン(変動アイコン)は、対応する図柄変動表示において大当りとなる可能性があることを予告しており、図367(F9)に示すように、丸形で赤色の表示を含んで構成される赤保留の表示態様の保留アイコン(変動アイコン)は、対応する図柄変動表示において大当りとなる可能性があることを予告している等]、
前記第一の予告表示は、前記タイマ演出が開始される場合があることを示唆する表示(以下、「第一の表示[例えば、図358(3)に示す、吉宗爆弾保留の表示態様の保留アイコンに含まれる爆弾の表示や、図367(F20)に示す赤タイマ保留の表示態様の保留アイコンに含まれる導火線の表示等]」という。)を含む予告表示であり、
前記第二の予告表示は、前記第一の表示を含まない予告表示である、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
従来の遊技台によれば、表示手段に改良の余地があったが、この遊技台によれば、表示手段に特徴を持った遊技台を提供することができる。
また、この遊技台によれば、大当りの期待度が同じでもタイマ演出の開始に期待を増幅できる場合がある。
また、この遊技台によれば、タイマ演出の実行に伴い、実行される演出を予想して楽しませることができる場合がある。
ここで、演出手段は、タイマ演出のみを実行可能なものであってもよいし、タイマ演出以外の演出も実行可能なものであってもよい。また、演出手段は、タイマ演出を必ず実行するものであってもよいし、タイマ演出を実行しない場合があるものであってもよい。
また、表示手段は、複数種類の予告表示のみを表示可能なものであってもよいし、複数種類の予告表示以外のものも表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、複数種類の予告表示を必ず表示するものであってもよいし、複数種類の予告表示を表示しない場合があるものであってもよい。
また、タイマ演出は、タイマ表示の表示が開始された後でタイマ表示が或る時間を示す表示になった場合に或る演出のみが開始されるように構成されたものであってもよいし、タイマ表示の表示が開始された後でタイマ表示が或る時間を示す表示になった場合に或る演出以外の演出も開始されるように構成されたものであってもよい。また、タイマ演出は、タイマ表示の表示が開始された後でタイマ表示が或る時間を示す表示になった場合に或る演出が必ず開始されるように構成されたものであってもよいし、タイマ表示の表示が開始された後でタイマ表示が或る時間を示す表示になった場合に或る演出が開始されない場合があるように構成されたものであってもよい。
また、タイマ演出は、タイマ表示の表示が開始された後でタイマ表示が或る時間を示す表示になった場合にのみ或る演出が開始されるように構成されたものであってもよいし、タイマ表示の表示が開始された後でタイマ表示が或る時間を示す表示になった場合以外の場合にも或る演出が開始されるように構成されたものであってもよい。
また、表示手段は、第一の予告表示のみを表示可能なものであってもよいし、第一の予告表示以外の予告表示も表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、第一の予告表示を必ず表示するものであってもよいし、第一の予告表示を表示しない場合があるものであってもよい。
また、表示手段は、第二の予告表示のみを表示可能なものであってもよいし、第二の予告表示以外の予告表示も表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、第二の予告表示を必ず表示するものであってもよいし、第二の予告表示を表示しない場合があるものであってもよい。
また、第一の予告表示は、或る種類の予告の表示が含まれることにより予告としてのみ表示されるものであってもよいし、或る種類の予告の表示が含まれることにより予告以外のものとしても表示されるものであってもよい。また、第一の予告表示は、或る種類の予告の表示が含まれることにより予告として必ず表示されるものであってもよいし、或る種類の予告の表示が含まれることにより予告として表示されない場合があるものであってもよい。
また、第一の予告表示は、或る種類の予告の表示のみが含まれることにより予告として表示されるものであってもよいし、或る種類の予告の表示以外の表示も含まれることにより予告として表示されるものであってもよい。また、第一の予告表示は、或る種類の予告の表示が必ず含まれることにより予告として表示されるものであってもよいし、或る種類の予告の表示が含まれないで予告として表示される場合があるものであってもよい。
また、第二の予告表示は、或る種類の予告の表示が含まれることにより予告としてのみ表示されるものであってもよいし、或る種類の予告の表示が含まれることにより予告以外のものとしても表示されるものであってもよい。また、第二の予告表示は、或る種類の予告の表示が含まれることにより予告として必ず表示されるものであってもよいし、或る種類の予告の表示が含まれることにより予告として表示されない場合があるものであってもよい。
また、第二の予告表示は、或る種類の予告の表示のみが含まれることにより予告として表示されるものであってもよいし、或る種類の予告の表示以外の表示も含まれることにより予告として表示されるものであってもよい。また、第二の予告表示は、或る種類の予告の表示が必ず含まれることにより予告として表示されるものであってもよいし、或る種類の予告の表示が含まれないで予告として表示される場合があるものであってもよい。
ここで、「予告」とは、「当該変動予告」と「先読み予告」の両方が含まれる概念である。
また、第一の表示は、タイマ演出が開始される場合があることのみを示唆するものであってもよいし、タイマ演出が開始される場合以外の場合があることも示唆するものであってもよい。また、第一の表示は、タイマ演出が開始される場合があることを必ず示唆するものであってもよいし、タイマ演出が開始される場合があることを示唆しない場合があるものであってもよい。
なお、第一の表示は、タイマ演出が(必ず)開始されることを示唆するものであってもよいし、タイマ演出が(必ず)開始されること以外のことも示唆するものであってもよい。また、第一の表示は、タイマ演出が(必ず)開始されることを必ず示唆するものであってもよいし、タイマ演出が(必ず)開始されることを示唆しない場合があるものであってもよい。
また、第一の予告表示は、第一の表示のみを含むものであってもよいし、第一の表示以外の表示も含むものであってもよい。また、第一の予告表示は、第一の表示を必ず含むものであってもよいし、第一の表示を含まない場合があるものであってもよい。
また、第二の予告表示は、第一の表示のみを含まないものであってもよいし、第一の表示以外の表示も含まないものであってもよい。また、第二の予告表示は、第一の表示を必ず含まないものであってもよいし、第一の表示を含む場合があるものであってもよい。
なお、第一の予告表示に含まれる第一の表示の表示態様と、第二の予告表示に含まれる第一の表示の表示態様が同じであってもよいし、異なっていてもよい。すなわち、第一の表示としての機能が共通していれば、本発明に含まれるものとする。また、第一の予告表示に含まれる第一の表示と、第二の予告表示に含まれる第一の表示とで機能が異なる場合があってもよい。
また、『 前記或る種類の予告の表示とは、アイコンによる予告の表示のことであり、
前記アイコンとは、保留アイコン又は変動アイコンのことであり、
前記第一の予告表示は、前記アイコンと、該アイコンに対応して表示される前記第一の表示を含んで構成された予告表示である[例えば、図358(3)に示すように、吉宗爆弾保留の表示態様の保留アイコン(変動アイコン)は、殿様のキャラクタに爆弾の表示が付加されて構成されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、保留アイコンや変動アイコンは、先読み予告の対象となる図柄変動表示が特定しやすく遊技者がわかりやすい場合がある。
ここで、第一の予告表示は、アイコンと、該アイコンに対応して表示される第一の表示のみを含んで構成されたものであってもよいし、アイコンと、該アイコンに対応して表示される第一の表示以外の表示も含んで構成されたものであってもよい。また、第一の予告表示は、アイコンと、該アイコンに対応して表示される第一の表示を必ず含んで構成されたものであってもよいし、アイコンと、該アイコンに対応して表示される第一の表示を含まないで構成される場合があるものであってもよい。
なお、アイコンは、保留アイコン、変動アイコン以外にも予告アイコンである場合があってもよい。
また、変動アイコンにより先読み予告が行われる場合があってもよい。すなわち、保留アイコン及び変動アイコンのいずれにおいて或る種類の予告の表示が表示されたとしても表示開始された時点で図柄変動表示の保留があるかないか(保留が1以上あるか、0であるか)の相異でしかないため、変動アイコンによる或る種類の予告の表示が先読み予告であるとして考えることも可能である。例えば、一般的には、第一の予告表示における或る種類の予告の表示が保留アイコンの場合は先読み予告であり、変動アイコンの場合は当該変動予告である場合が多いが、図柄変動表示の保留が0である場合において、始動入賞した場合、当否判定が行われるよりも前に先読みを行い、その結果として変動アイコンによる或る種類の予告の表示が行われる場合があり、そのような場合では、当該変動予告ではなく、先読み予告として機能しているということができる場合がある。
また、『 前記第一の予告表示は、前記アイコンと前記第一の表示が一体的に表示された予告表示である[例えば、図358(3)に示すように、吉宗爆弾保留の表示態様の保留アイコン(変動アイコン)は、殿様のキャラクタに爆弾の表示が一体的に付加された表示態様とされている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、タイマ演出を行う表示であるか否かがわかりやすい場合がある。
また、この遊技台によれば、予告の対象変動となる図柄変動表示がわかりやすい場合がある。
ここで、第一の予告表示は、アイコンと第一の表示のみが一体的で表示されたものであってもよいし、アイコンと第一の表示とこれら以外の表示も含めて一体的で表示されたものであってもよい。また、第一の予告表示は、アイコンと第一の表示が必ず一体的で表示されたものであってもよいし、アイコンと第一の表示が一体的で表示されない場合があるものであってもよい。
また、『 前記第一の予告表示は、前記アイコンと前記第一の表示が別体で表示される予告表示である[例えば、図363(B7´)に示す保留アイコンは、殿様のキャラクタの上方に爆弾のアイコンBD´を配置して構成された表示態様とされている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、アイコンによる予告と追加された予告がそれぞれわかりやすい場合がある。
ここで、第一の予告表示は、アイコンと第一の表示のみが別体で表示されるものであってもよいし、アイコンと第一の表示とこれら以外の表示も含めて別体で表示されたものであってもよい。また、第一の予告表示は、アイコンと第一の表示が必ず別体で表示されたものであってもよいし、アイコンと第一の表示が別体で表示されない場合があるものであってもよい。
また、『 前記アイコンがデフォルトの表示態様で表示可能に構成されている[例えば、図358(1)に示すように、第一の保留アイコンh11は、デフォルトの表示態様(丸形で白色の表示態様)で表示されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、予告の表示態様がわかりやすい場合がある。
ここで、アイコンがデフォルトの表示態様でのみ表示可能に構成されてもよいし、アイコンがデフォルトの表示態様以外の表示態様でも表示可能に構成されてもよい。また、アイコンがデフォルトの表示態様で必ず表示されるように構成されてもよいし、アイコンがデフォルトの表示態様で表示されない場合があるように構成されてもよい。
また、『 前記アイコンの色の変化により前記或る種類の予告の表示の表示が行われる[例えば、図365(E3)に示すように、第二の保留アイコンh12が丸形で青色の表示態様で表示することにより先読み予告が行われている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、予告の表示態様がわかりやすい場合がある。
ここで、アイコンの色の変化のみにより或る種類の予告の表示の表示が行われてもよいし、アイコンの色の変化以外の変化により或る種類の予告の表示の表示が行われる場合があってもよい。また、アイコンの色に変化により必ず或る種類の予告の表示の表示が行われてもよいし、アイコンの色の変化により或る種類の予告の表示の表示が行われない場合があってもよい。
また、『 前記第二の予告表示は、前記或る種類の予告の表示とは別の種類の予告の表示を含む場合がある予告表示である[例えば、吉宗保留の表示態様の保留アイコンにおける殿様のキャラクタが疑似連のアイコンやサボハニのアイコンを抱えて疑似連やサボハニ群予告の先読み予告が行われる場合がある等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第二の予告表示が表示された場合でもタイマ演出以外について期待を持たせることができる場合がある。
ここで、第二の予告表示は、或る種類の予告の表示とは別の種類の予告の表示のみを含む場合があるものであってもよいし、或る種類の予告の表示とは別の種類の予告の表示以外の表示も含む場合があるものであってもよい。また、第二の予告表示は、或る種類の予告の表示とは別の種類の予告の表示を必ず含むものであってもよいし、或る種類の予告の表示とは別の種類の予告の表示を含まない場合があるものであってもよい。
また、『 前記或る種類の予告の表示は、複数の態様のうちの一の態様で表示可能に構成された表示であり、
前記複数の態様のうちの一つは、第一の態様[例えば、図367(F9)に示す丸形で青色の表示態様等]であり、
前記複数の態様のうちの一つは、第二の態様[例えば、図367(F9)に示す丸形で赤色の表示態様等]であり、
前記或る種類の予告の表示が前記第一の態様で表示された場合よりも前記第二の態様で表示された場合の方が、或る図柄変動表示において大当り図柄態様が確定表示されやすいように構成されており、
前記第一の予告表示における前記或る種類の予告の表示の態様と前記第二の予告表示における該或る種類の予告の表示の態様が同じ態様である場合(以下、「第一の場合[例えば、赤タイマ保留の表示態様の保留アイコンも赤保留の表示態様の保留アイコンも、丸形で赤色の表示が含まれている等]」という。)があるように構成されており、
前記第一の場合において、前記第二の予告表示が表示された場合よりも前記第一の予告表示が表示された場合の方が、前記タイマ演出が開始されやすいように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、或る種類の予告の表示の表示態様により、大当りに対する期待感を持たせることができるとともに、タイマ演出が開始されることに対する期待感を持たせることもできる場合がある。
ここで、或る種類の予告の表示は、複数の態様のうちの一の態様でのみ表示可能に構成されたものであってもよいし、複数の態様のうちの一の態様以外の態様でも表示可能に構成されたものであってもよい。また、或る種類の予告の表示は、複数の態様のうちの一の態様で必ず表示されるように構成されたものであってもよいし、複数の態様のうちの一の態様で表示されない場合があるように構成されたものであってもよい。
また、或る種類の予告の表示は、第一の態様でのみ表示可能に構成されたものであってもよいし、第一の態様以外の態様でも表示可能に構成されたものであってもよい。また、或る種類の予告の表示は、第一の態様で必ず表示されるように構成されたものであってもよいし、第一の態様で表示されない場合があるように構成されたものであってもよい。
また、或る種類の予告の表示は、第二の態様でのみ表示可能に構成されたものであってもよいし、第二の態様以外の態様でも表示可能に構成されたものであってもよい。また、或る種類の予告の表示は、第二の態様で必ず表示されるように構成されたものであってもよいし、第二の態様で表示されない場合があるように構成されたものであってもよい。
また、或る種類の予告の表示が第一の態様で表示された場合よりも第二の態様で表示された場合の方が、或る図柄変動表示において大当り図柄態様のみが確定表示されやすいように構成されてもよいし、或る種類の予告の表示が第一の態様で表示された場合よりも第二の態様で表示された場合の方が、或る図柄変動表示において大当り図柄態様以外の図柄態様も確定表示されやすいように構成されてもよい。また、或る種類の予告の表示が第一の態様で表示された場合よりも第二の態様で表示された場合の方が、或る図柄変動表示において大当り図柄態様が必ず確定表示されやすいように構成されてもよいし、或る種類の予告の表示が第一の態様で表示された場合よりも第二の態様で表示された場合の方が、或る図柄変動表示において大当り図柄態様が確定表示されやすくない場合があるように構成されてもよい。
また、或る種類の予告の表示が第一の態様で表示された場合よりも第二の態様で表示された場合の方が、或る図柄変動表示においてのみ大当り図柄態様が確定表示されやすいように構成されてもよいし、或る種類の予告の表示が第一の態様で表示された場合よりも第二の態様で表示された場合の方が、或る図柄変動表示以外の図柄変動表示においても大当り図柄態様が確定表示されやすいように構成されてもよい。
また、或る種類の予告の表示が第一の態様で表示された場合よりも第二の態様で表示された場合のみの方が、或る図柄変動表示において大当り図柄態様が確定表示されやすいように構成されてもよいし、或る種類の予告の表示が第一の態様で表示された場合よりも第二の態様で表示された場合以外の場合でも、或る図柄変動表示において大当り図柄態様が確定表示されやすいように構成されてもよい。
また、或る種類の予告の表示が第二の態様で表示された場合は、或る図柄変動表示において大当り図柄態様が必ず確定表示されるように構成されてもよい。また、或る種類の予告の表示が第一の態様で表示された場合は、或る図柄変動表示において大当り図柄が必ず確定表示されないように構成されてもよい。
また、第一の予告表示における或る種類の予告の表示の態様と第二の予告表示における或る種類の予告の表示の態様が同じ態様である場合のみがあるように構成されてもよいし、第一の予告表示における或る種類の予告の表示の態様と第二の予告表示における或る種類の予告の表示の態様が同じ態様である場合以外の場合もあるように構成されてもよい。また、第一の予告表示における或る種類の予告の表示の態様と第二の予告表示における或る種類の予告の表示の態様が同じ態様である場合が必ずあるように構成されてもよいし、第一の予告表示における或る種類の予告の表示の態様と第二の予告表示における或る種類の予告の表示の態様が同じ態様である場合がない場合があるように構成されてもよい。
また、第一の場合において、第二の予告表示が表示された場合よりも第一の予告表示が表示された場合の方が、タイマ演出のみが開始されやすいように構成されてもよいし、第一の場合において、第二の予告表示が表示された場合よりも第一の予告表示が表示された場合の方が、タイマ演出以外の演出も開始されやすいように構成されてもよい。また、第一の場合において、第二の予告表示が表示された場合よりも第一の予告表示が表示された場合の方が、タイマ演出が必ず開始されやすいように構成されてもよいし、第一の場合において、第二の予告表示が表示された場合よりも第一の予告表示が表示された場合の方が、タイマ演出が開始されにくい場合があるように構成されてもよい。
第一の場合においてのみ、第二の予告表示が表示された場合よりも第一の予告表示が表示された場合の方が、タイマ演出が開始されやすいように構成されてもよいし、第一の場合以外の場合においても、第二の予告表示が表示された場合よりも第一の予告表示が表示された場合の方が、タイマ演出が開始されやすいように構成されてもよい。
また、第一の場合において、第一の予告表示が表示された場合は、タイマ演出が必ず開始されるように構成されてもよい。また、第一の場合において、第二の予告表示が表示された場合は、タイマ演出が必ず開始されないように構成されてもよい。
また、『 前記第二の予告表示が表示された後で、該第二の予告表示が前記第一の予告表示に変化する場合がある[例えば、図363(B3)〜同図(B7)に示すように、第一の保留アイコンh11の表示態様が、吉宗保留の表示態様から吉宗爆弾保留の表示態様に変化している等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第二の予告表示が表示された場合でも第一の予告表示に変化することに対する期待感を持たせることができる場合がある。
ここで、第二の予告表示が表示された後で、第二の予告表示が第一の予告表示にのみ変化する場合があってもよいし、第二の予告表示が表示された後で、第二の予告表示が第一の予告表示以外の表示に変化する場合があってもよい。また、第二の予告表示が表示された後で、第二の予告表示が第一の予告表示に必ず変化してもよいし、第二の予告表示が表示された後で、第二の予告表示が第一の予告表示に変化しない場合があってもよい。
また、第二の予告表示が表示された後でのみ、第二の予告表示が第一の予告表示に変化する場合があってもよいし、第二の予告表示が表示された後以外でも、第二の予告表示が第一の予告表示に変化する場合があってもよい。
また、『 前記表示手段は、変化演出表示[例えば、図363(B4)〜同図(B5)に示すミニゲームの表示や、図365(E9)〜図366(E13)に示すルーレット演出の表示や、図367(F9)〜同図(F18)に示す吉宗カンカンゲームの表示や、保留変化アニメ等]を表示可能な手段であり、
前記第二の予告表示が表示された後で前記変化演出表示が表示されると、該第二の予告表示が前記第一の予告表示に変化する場合がある、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、変化演出表示により、第二の予告表示が第一の予告表示に変化する期待感を持たせることができる場合がある。
ここで、表示手段は、変化演出表示のみを表示可能なものであってもよいし、変化演出表示以外の表示も表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、変化演出表示を必ず表示するものであってもよいし、変化演出表示を表示しない場合があるものであってもよい。
また、第二の予告表示が表示された後で変化演出表示が表示されると、第二の予告表示が第一の予告表示にのみ変化する場合があってもよいし、第二の予告表示が表示された後で変化演出表示が表示されると、第二の予告表示が第一の予告表示以外の表示に変化する場合があってもよい。また、第二の予告表示が表示された後で変化演出表示が表示されると、第二の予告表示が第一の予告表示に必ず変化してもよいし、第二の予告表示が表示された後で変化演出表示が表示されると、第二の予告表示が第一の予告表示に変化しない場合があってもよい。
また、第二の予告表示が表示された後で変化演出表示が表示された場合にのみ、第二の予告表示が第一の予告表示に変化する場合があってもよいし、第二の予告表示が表示された後で変化演出表示が表示された場合以外の場合にも、第二の予告表示が第一の予告表示に変化する場合があってもよい。
なお、対象の保留とは異なる保留の保留アイコンにおける変化演出表示等によって対象の保留の保留アイコンの表示態様が変化してもよい。
また、『 前記変化演出表示は、ミニゲーム[例えば、図367(F9)〜同図(F18)に示す吉宗カンカンゲームの表示等]を含む表示であり、
前記ミニゲームが行われた結果、第一の結果[例えば、サイコロの出目が「5」となる表示結果等]が導出されると、前記第二の予告表示が前記第一の予告表示に変化するように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、ミニゲームが行われることにより、第一の予告表示に変化することに対する期待感を持たせることができる場合がある。
ここで、変化演出表示は、ミニゲームのみを含むものであってもよいし、ミニゲーム以外の表示も含むものであってもよい。また、変化演出表示は、ミニゲームを必ず含むものであってもよいし、ミニゲームを含まない場合があるものであってもよい。
また、ミニゲームが行われた結果、第一の結果が導出されると、第二の予告表示が第一の予告表示にのみ変化するように構成されていてもよいし、ミニゲームが行われた結果、第一の結果が導出されると、第二の予告表示が第一の予告表示以外の表示に変化する場合があるように構成されていてもよい。また、ミニゲームが行われた結果、第一の結果が導出されると、第二の予告表示が第一の予告表示に必ず変化するように構成されていてもよいし、ミニゲームが行われた結果、第一の結果が導出されると、第二の予告表示が第一の予告表示に変化しない場合があるように構成されていてもよい。
また、ミニゲームが行われた結果、第一の結果が導出された場合にのみ、第二の予告表示が第一の予告表示に変化するように構成されていてもよいし、ミニゲームが行われた結果、第一の結果が導出された場合以外の場合にも、第二の予告表示が第一の予告表示に変化するように構成されていてもよい。
また、『 前記表示手段は、選択演出表示[例えば、図365(E9)〜図366(E13)に示すルーレット演出の表示等]を表示可能な手段であり、
前記選択演出表示とは、複数の選択肢からいずれか一つを選択する演出の表示のことであり、
前記複数の選択肢のうちの一つに第一の選択肢[例えば、図365(E9)に示すタイマ予告のアイコン等]が含まれる場合があり、
前記第二の予告表示の表示中に前記選択演出表示が表示される場合があり[例えば、図365(E9)に示すように、第一の保留アイコンh11が青保留の表示態様で表示中にルーレット演出の表示が開始されている等]、
前記選択演出表示が表示された結果、前記第一の選択肢が選択された場合に、前記第二の予告表示が前記第一の予告表示に変化するように構成されている[例えば、図366(E13)〜同図(E14)に示すように、ルーレット演出が行われた結果、タイマ予告のアイコンが導出表示されると、第一の保留アイコンh11が青保留の表示態様から青タイマ保留の表示態様に変化する等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、選択演出表示において第一の選択肢が選択されることに対する期待感を持たせることができる場合がある。
ここで、表示手段は、選択演出表示のみを表示可能なものであってもよいし、選択演出表示以外の表示も表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、選択演出表示を必ず表示するものであってもよいし、選択演出表示を表示しない場合があるものであってもよい。
また、複数の選択肢のうちの一つに第一の選択肢のみが含まれる場合があってもよいし、複数の選択肢のうちの一つに第一の選択肢以外の選択肢も含まれる場合がってもよい。また、複数の選択肢のうちの一つに第一の選択肢が必ず含まれてもよいし、複数の選択肢のうちの一つに第一の選択肢が含まれない場合があってもよい。
また、第二の予告表示の表示中に選択演出表示のみが表示される場合があってもよいし、第二の予告表示の表示中に選択演出表示以外の表示も表示される場合があってもよい。また、第二の予告表示の表示中に選択演出表示が必ず表示されてもよいし、第二の予告表示の表示中に選択演出表示が表示されない場合があってもよい。
また、第二の予告表示の表示中にのみ選択演出表示が表示される場合があってもよいし、第二の予告表示以外の表示の表示中にも選択演出表示が表示される場合があってもよい。
また、『 前記複数の選択肢のうちの一つに第二の選択肢[例えば、図365(E9)に示すサボハニのアイコン等]が含まれる場合があり、
前記選択演出表示が表示された結果、前記第二の選択肢が選択されると、前記第二の予告表示の表示態様が別の表示態様に変化するように構成されている[例えば、図366(E13a)〜同図(E14a)に示すように、ルーレット演出が行われた結果、サボハニのアイコンが導出表示されると、第一の保留アイコンh11が青保留の表示態様からサボハニの表示態様に変化する等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第二の予告表示自体に対する期待感を向上させることができる場合がある。
ここで、複数の選択肢のうちの一つに第二の選択肢のみが含まれる場合があってもよいし、複数の選択肢のうちの一つに第二の選択肢以外の選択肢も含まれる場合がってもよい。また、複数の選択肢のうちの一つに第二の選択肢が必ず含まれてもよいし、複数の選択肢のうちの一つに第二の選択肢が含まれない場合があってもよい。
また、選択演出表示が表示された結果、第二の選択肢が選択されると、第二の予告表示の表示態様が別の表示態様にのみ変化するように構成されてもよいし、選択演出表示が表示された結果、第二の選択肢が選択されると、第二の予告表示の表示態様が別の表示態様以外の表示態様に変化する場合があるように構成されてもよい。また、選択演出表示が表示された結果、第二の選択肢が選択されると、第二の予告表示の表示態様が別の表示態様に必ず変化するように構成されてもよいし、選択演出表示が表示された結果、第二の選択肢が選択されると、第二の予告表示の表示態様が別の表示態様に変化しない場合があるように構成されてもよい。
また、選択演出表示が表示された結果、第二の選択肢のみが選択されると、第二の予告表示の表示態様が別の表示態様に変化するように構成されてもよいし、選択演出表示が表示された結果、第二の選択肢以外の選択肢が選択されても、第二の予告表示の表示態様が別の表示態様に変化する場合があるように構成されてもよい。
また、『 前記或る種類の予告の表示がキャラクタによる表示[例えば、図357(3)に示す殿様のキャラクタによる表示等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、装飾効果を向上させることができる場合がある。
ここで、或る種類の予告の表示がキャラクタのみによる表示であってもよいし、或る種類の予告の表示がキャラクタ以外の表示も含む表示であってもよい。また、或る種類の予告の表示がキャラクタを必ず含む表示であってもよいし、或る種類の予告の表示がキャラクタを含まない表示である場合があってもよい。
また、『 前記第一の表示は、前記タイマ演出が開始されることを示唆する表示である[例えば、図358(3)〜同図(9)に示すように、吉宗爆弾保留の表示態様の保留アイコンは、爆弾の表示が含まれていることにより、タイマ予告演出が開始されることを示唆している等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一の表示により、タイマ演出が開始されることに対する期待感をより一層高めることができる場合がある。
ここで、第一の表示は、タイマ演出が開始されることのみを示唆するものであってもよいし、タイマ演出が開始されること以外のことも示唆するものであってもよい。また、第一の表示は、タイマ演出が開始されることを必ず示唆するものであってもよいし、タイマ演出が開始されることを示唆しない場合があるものであってもよい。
また、以上の記載では、
『 タイマ演出[例えば、図358(9)〜同図(17)に示すタイマ予告演出等]を実行可能な演出手段[例えば、装飾図柄表示装置208等]と、
複数種類の予告表示を表示可能な表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208等]と、
を備えた遊技台であって、
前記タイマ演出は、タイマ表示の表示が開始された後で該タイマ表示が或る時間を示す表示になった場合に或る演出[例えば、図358(17)に示す強サボハニ群予告等]が開始されるように構成された演出であり[例えば、図358(9)〜同図(17)に示すように、第1タイマ予告表示TM11が表示開始された後でタイマ表示が「00:00」になると、強サボハニ群予告が開始される等]、
前記複数種類の予告表示のうちの一つは、第一の予告表示[例えば、図366(E12c´)に示す青タイマ保留の表示態様の保留アイコンによる先読み予告(当該変動予告)等]であり、
前記複数種類の予告表示のうちの一つは、第二の予告表示[例えば、図366(E12c´´)に示す赤タイマ保留の表示態様の保留アイコンによる先読み予告(当該変動予告)等]であり、
前記第一の予告表示は、或る種類の予告の表示[例えば、丸形で表示された保留アイコンの色が変化することによる予告の表示等]が含まれることにより先読み予告として表示される予告表示であり[例えば、図366(E12c´)に示すように、丸形で青色の表示を含んで構成される青タイマ保留の表示態様の保留アイコン(変動アイコン)は、対応する図柄変動表示において大当りとなる可能性があることを予告している等]、
前記第二の予告表示は、前記或る種類の予告の表示が含まれることにより先読み予告として表示される予告表示であり[例えば、図366(E12c´´)に示すように、丸形で赤色の表示を含んで構成される赤タイマ保留の表示態様の保留アイコン(変動アイコン)は、対応する図柄変動表示において大当りとなる可能性があることを予告している等]、
前記第一の予告表示は、前記タイマ演出が開始されることを示唆する表示[例えば、図366(E12c´)に示す青タイマ保留の表示態様の保留アイコンに含まれる導火線の表示等]を含む予告表示であり、
前記第二の予告表示は、前記タイマ演出が開始されることを示唆する表示[例えば、図366(E12c´´)に示す赤タイマ保留の表示態様の保留アイコンに含まれる導火線の表示等]を含む予告表示であり、
前記第一の予告表示における前記或る種類の予告の表示の態様と前記第二の予告表示における該或る種類の予告の表示の態様が異なっており、
前記第一の予告表示が表示されて前記タイマ演出が開始される場合の前記タイマ表示の初期表示は、第一の時間であり[例えば、図366(E12c´)に示すように、保留アイコンが青タイマ保留の表示態様で表示された場合には、タイマ表示の初期表示として「10:00」が表示される等]、
前記第二の予告表示が表示されて前記タイマ演出が開始される場合の前記タイマ表示の初期表示は、第二の時間であり[例えば、図366(E12c´´)に示すように、保留アイコンが赤タイマ保留の表示態様で表示された場合には、タイマ表示の初期表示として「60:00」が表示される等]、
前記第二の時間よりも前記第一の時間の方が長い時間が選択されやすいように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
従来の遊技台によれば、表示手段に改良の余地があったが、この遊技台によれば、表示手段に特徴を持った遊技台を提供することができる。
また、この遊技台によれば、大当りの期待度が同じでもタイマ演出の開始に期待を増幅できる場合がある。
また、この遊技台によれば、タイマ演出の実行に伴い、実行される演出の内容を予想して楽しませることができる場合がある。
ここで、演出手段は、タイマ演出のみを実行可能なものであってもよいし、タイマ演出以外の演出も実行可能なものであってもよい。また、演出手段は、タイマ演出を必ず実行するものであってもよいし、タイマ演出を実行しない場合があるものであってもよい。
また、表示手段は、複数種類の予告表示のみを表示可能なものであってもよいし、複数種類の予告表示以外のものも表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、複数種類の予告表示を必ず表示するものであってもよいし、複数種類の予告表示を表示しない場合があるものであってもよい。
また、タイマ演出は、タイマ表示の表示が開始された後でタイマ表示が或る時間を示す表示になった場合に或る演出のみが開始されるように構成されたものであってもよいし、タイマ表示の表示が開始された後でタイマ表示が或る時間を示す表示になった場合に或る演出以外の演出も開始されるように構成されたものであってもよい。また、タイマ演出は、タイマ表示の表示が開始された後でタイマ表示が或る時間を示す表示になった場合に或る演出が必ず開始されるように構成されたものであってもよいし、タイマ表示の表示が開始された後でタイマ表示が或る時間を示す表示になった場合に或る演出が開始されない場合があるように構成されたものであってもよい。
また、タイマ演出は、タイマ表示の表示が開始された後でタイマ表示が或る時間を示す表示になった場合にのみ或る演出が開始されるように構成されたものであってもよいし、タイマ表示の表示が開始された後でタイマ表示が或る時間を示す表示になった場合以外の場合にも或る演出が開始されるように構成されたものであってもよい。
また、表示手段は、第一の予告表示のみを表示可能なものであってもよいし、第一の予告表示以外の予告表示も表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、第一の予告表示を必ず表示するものであってもよいし、第一の予告表示を表示しない場合があるものであってもよい。
また、表示手段は、第二の予告表示のみを表示可能なものであってもよいし、第二の予告表示以外の予告表示も表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、第二の予告表示を必ず表示するものであってもよいし、第二の予告表示を表示しない場合があるものであってもよい。
また、第一の予告表示は、或る種類の予告の表示が含まれることにより先読み予告としてのみ表示されるものであってもよいし、或る種類の予告の表示が含まれることにより先読み予告以外のものとしても表示されるものであってもよい。また、第一の予告表示は、或る種類の予告の表示が含まれることにより先読み予告として必ず表示されるものであってもよいし、或る種類の予告の表示が含まれることにより先読み予告として表示されない場合があるものであってもよい。
また、第一の予告表示は、或る種類の予告の表示のみが含まれることにより先読み予告として表示されるものであってもよいし、或る種類の予告の表示以外の表示も含まれることにより先読み予告として表示されるものであってもよい。また、第一の予告表示は、或る種類の予告の表示が必ず含まれることにより先読み予告として表示されるものであってもよいし、或る種類の予告の表示が含まれないで先読み予告として表示される場合があるものであってもよい。
また、第二の予告表示は、或る種類の予告の表示が含まれることにより先読み予告としてのみ表示されるものであってもよいし、或る種類の予告の表示が含まれることにより先読み予告以外のものとしても表示されるものであってもよい。また、第二の予告表示は、或る種類の予告の表示が含まれることにより先読み予告として必ず表示されるものであってもよいし、或る種類の予告の表示が含まれることにより先読み予告として表示されない場合があるものであってもよい。
また、第二の予告表示は、或る種類の予告の表示のみが含まれることにより先読み予告として表示されるものであってもよいし、或る種類の予告の表示以外の表示も含まれることにより先読み予告として表示されるものであってもよい。また、第二の予告表示は、或る種類の予告の表示が必ず含まれることにより先読み予告として表示されるものであってもよいし、或る種類の予告の表示が含まれないで先読み予告として表示される場合があるものであってもよい。
また、第一の予告表示は、タイマ演出が開始されることを示唆する表示のみを含むものであってもよいし、タイマ演出が開始されることを示唆する表示以外の表示も含むものであってもよい。また、第一の予告表示は、タイマ演出が開始されることを示唆する表示を必ず含むものであってもよいし、タイマ演出が開始されることを示唆する表示を含まない場合があるものであってもよい。
なお、第一の予告表示は、タイマ演出が(必ず)開始されることを示唆する表示を含むものであってもよい。
また、第二の予告表示は、タイマ演出が開始されることを示唆する表示のみを含むものであってもよいし、タイマ演出が開始されることを示唆する表示以外の表示も含むものであってもよい。また、第二の予告表示は、タイマ演出が開始されることを示唆する表示を必ず含むものであってもよいし、タイマ演出が開始されることを示唆する表示を含まない場合があるものであってもよい。
なお、第二の予告表示は、タイマ演出が(必ず)開始されることを示唆する表示を含むものであってもよい。
また、第一の予告表示における或る種類の予告の表示の態様と、第二の予告表示における或る種類の予告の表示の態様のみが異なっていてもよいし、第一の予告表示における或る種類の予告の表示の態様と、第二の予告表示における或る種類の予告の表示の態様以外の態様も異なっていてもよい。また、第一の予告表示における或る種類の予告の表示の態様と、第二の予告表示における或る種類の予告の表示の態様が必ず異なっていてもよいし、第一の予告表示における或る種類の予告の表示の態様と、第二の予告表示における或る種類の予告の表示の態様が異ならない場合があってもよい。
第一の予告表示が表示されてタイマ演出が開始される場合のタイマ表示の初期表示は、第一の時間のみであってもよいし、第一の時間以外の時間であってもよい。また、第一の予告表示が表示されてタイマ演出が開始される場合のタイマ表示の初期表示は、必ず第一の時間であってもよいし、第一の時間でない場合があってもよい。
第二の予告表示が表示されてタイマ演出が開始される場合のタイマ表示の初期表示は、第二の時間のみであってもよいし、第二の時間以外の時間であってもよい。また、第二の予告表示が表示されてタイマ演出が開始される場合のタイマ表示の初期表示は、必ず第二の時間であってもよいし、第二の時間でない場合があってもよい。
また、第二の時間よりも第一の時間の方が長い時間のみが選択されやすいように構成されてもよいし、第二の時間よりも第一の時間の方が長い時間以外の時間も選択されやすいように構成されてもよい。また、第二の時間よりも第一の時間の方が長い時間が必ず選択されるように構成されてもよいし、第二の時間よりも第一の時間の方が長い時間が選択されない場合があるように構成されてもよい。
また、『 前記或る演出は、予告演出[例えば、図370(H35)に示す強カットインの予告等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、或る演出が行われることに対する期待感を向上させることができる場合がある。
ここで、或る演出は、予告演出のみを含むものであってもよいし、予告演出以外の演出も含むものであってもよい。また、或る演出は、予告演出を必ず含むものであってもよいし、予告演出を含まない場合があるものであってもよい。
また、『 前記或る演出は、チャンスアップ演出[例えば、図369(H25)〜同図(H26)に示す疑似連演出等]であり、
前記チャンスアップ演出とは、実行されない場合よりも実行された場合の方が、大当り図柄態様が確定表示されやすい演出のことである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、或る演出が行われることで大当りに対する期待感を向上させることができる場合がある。
ここで、或る演出は、チャンスアップ演出のみを含むものであってもよいし、チャンスアップ演出以外の演出も含むものであってもよい。また、或る演出は、チャンスアップ演出を必ず含むものであってもよいし、チャンスアップ演出を含まない場合があるものであってもよい。
また、『 前記遊技台は、ぱちんこ機[例えば、パチンコ機100等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、以上の記載では、
『 タイマ演出[例えば、図358(9)〜同図(17)に示すタイマ予告演出等]を実行可能な演出手段[例えば、装飾図柄表示装置208等]と、
複数種類の予告表示を表示可能な表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208等]と、
を備えた遊技台であって、
前記タイマ演出は、タイマ表示の表示が開始された後で該タイマ表示が或る時間を示す表示になった場合に演出(以下、「或る演出[例えば、図358(17)に示す強サボハニ群予告等]」という。)が開始されるように構成された演出であり[例えば、図358(9)〜同図(17)に示すように、第1タイマ予告表示TM11が表示開始された後でタイマ表示が「00:00」になると、強サボハニ群予告が開始される等]、
前記複数種類の予告表示のうちの一つは、第一の予告表示[例えば、図358(3)に示す吉宗爆弾保留の表示態様の保留アイコンによる先読み予告(当該変動予告)や、図367(F20)に示す赤タイマ保留の表示態様の保留アイコンによる先読み予告(当該変動予告)等]であり、
前記第一の予告表示は、或る種類の予告の表示[例えば、殿様のキャラクタが表示されることによる予告の表示や、丸形で表示された保留アイコンの色が変化することによる予告の表示等]が含まれることにより予告として表示される予告表示であり[例えば、図358(3)に示すように、殿様のキャラクタを含んで構成される吉宗爆弾保留の表示態様の保留アイコン(変動アイコン)は、対応する図柄変動表示において大当りとなる可能性があることを予告しており、図367(F20)に示すように、丸形で赤色の表示を含んで構成される赤タイマ保留の表示態様の保留アイコン(変動アイコン)は、対応する図柄変動表示において大当りとなる可能性があることを予告している等]、
前記第一の予告表示は、前記タイマ演出が開始される場合があることを示唆する表示(以下、「第一の表示[例えば、図358(3)に示す、吉宗爆弾保留の表示態様の保留アイコンに含まれる爆弾の表示や、図367(F20)に示す赤タイマ保留の表示態様の保留アイコンに含まれる導火線の表示等]」という。)を含む予告表示であり、
或るキャラクタ[例えば、図367(F9)に示すナビキャラクタYM等]を用いた演出(以下、「第一の演出[例えば、図367(F9)〜同図(F18)に示す吉宗カンカンゲーム等]」という。)が実行されることにより、表示されていた前記複数種類の予告表示のうちの一の予告表示(以下、「或る予告表示[例えば、図367(F9)に示す青保留の表示態様の第一の保留アイコンh11等]」という。)が前記第一の予告表示[例えば、図367(F20)に示す赤タイマ保留の表示態様の第一の保留アイコンh11等]として表示される場合があるように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
従来の遊技台によれば、表示手段に改良の余地があったが、この遊技台によれば、表示手段に特徴を持った遊技台を提供することができる。
また、この遊技台によれば、大当りの期待度が同じでもタイマ演出の開始に期待を増幅できる場合がある。
また、この遊技台によれば、タイマ演出の実行に伴い、実行される演出を予想して楽しませることができる場合がある。
ここで、演出手段は、タイマ演出のみを実行可能なものであってもよいし、タイマ演出以外の演出も実行可能なものであってもよい。また、演出手段は、タイマ演出を必ず実行するものであってもよいし、タイマ演出を実行しない場合があるものであってもよい。
また、表示手段は、複数種類の予告表示のみを表示可能なものであってもよいし、複数種類の予告表示以外のものも表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、複数種類の予告表示を必ず表示するものであってもよいし、複数種類の予告表示を表示しない場合があるものであってもよい。
また、タイマ演出は、タイマ表示の表示が開始された後でタイマ表示が或る時間を示す表示になった場合に或る演出のみが開始されるように構成されたものであってもよいし、タイマ表示の表示が開始された後でタイマ表示が或る時間を示す表示になった場合に或る演出以外の演出も開始されるように構成されたものであってもよい。また、タイマ演出は、タイマ表示の表示が開始された後でタイマ表示が或る時間を示す表示になった場合に或る演出が必ず開始されるように構成されたものであってもよいし、タイマ表示の表示が開始された後でタイマ表示が或る時間を示す表示になった場合に或る演出が開始されない場合があるように構成されたものであってもよい。
また、タイマ演出は、タイマ表示の表示が開始された後でタイマ表示が或る時間を示す表示になった場合にのみ或る演出が開始されるように構成されたものであってもよいし、タイマ表示の表示が開始された後でタイマ表示が或る時間を示す表示になった場合以外の場合にも或る演出が開始されるように構成されたものであってもよい。
また、表示手段は、第一の予告表示のみを表示可能なものであってもよいし、第一の予告表示以外の予告表示も表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、第一の予告表示を必ず表示するものであってもよいし、第一の予告表示を表示しない場合があるものであってもよい。
また、第一の予告表示は、或る種類の予告の表示が含まれることにより予告としてのみ表示されるものであってもよいし、或る種類の予告の表示が含まれることにより予告以外のものとしても表示されるものであってもよい。また、第一の予告表示は、或る種類の予告の表示が含まれることにより予告として必ず表示されるものであってもよいし、或る種類の予告の表示が含まれることにより予告として表示されない場合があるものであってもよい。
また、第一の予告表示は、或る種類の予告の表示のみが含まれることにより予告として表示されるものであってもよいし、或る種類の予告の表示以外の表示も含まれることにより予告として表示されるものであってもよい。また、第一の予告表示は、或る種類の予告の表示が必ず含まれることにより予告として表示されるものであってもよいし、或る種類の予告の表示が含まれないで予告として表示される場合があるものであってもよい。
ここで、「予告」とは、「当該変動予告」と「先読み予告」の両方が含まれる概念である。
また、第一の表示は、タイマ演出が開始される場合があることのみを示唆するものであってもよいし、タイマ演出が開始される場合以外の場合があることも示唆するものであってもよい。また、第一の表示は、タイマ演出が開始される場合があることを必ず示唆するものであってもよいし、タイマ演出が開始される場合があることを示唆しない場合があるものであってもよい。
なお、第一の表示は、タイマ演出が(必ず)開始されることを示唆するものであってもよいし、タイマ演出が(必ず)開始されること以外のことも示唆するものであってもよい。また、第一の表示は、タイマ演出が(必ず)開始されることを必ず示唆するものであってもよいし、タイマ演出が(必ず)開始されることを示唆しない場合があるものであってもよい。
また、第一の予告表示は、第一の表示のみを含むものであってもよいし、第一の表示以外の表示も含むものであってもよい。また、第一の予告表示は、第一の表示を必ず含むものであってもよいし、第一の表示を含まない場合があるものであってもよい。
また、第一の演出が実行されることにより、表示されていた或る予告表示が第一の予告表示としてのみ表示される場合があるように構成されてもいてもよいし、第一の演出が実行されることにより、表示されていた或る予告表示が第一の予告表示以外の予告表示としても表示される場合があるように構成されてもいてもよい。また、第一の演出が実行されることにより、表示されていた或る予告表示が第一の予告表示として必ず表示されるように構成されてもいてもよいし、第一の演出が実行されることにより、表示されていた或る予告表示が第一の予告表示として表示されない場合があるように構成されてもいてもよい。
また、第一の演出が実行されることにより、表示されていた或る予告表示のみが第一の予告表示として表示される場合があるように構成されてもいてもよいし、第一の演出が実行されることにより、表示されていた或る予告表示以外の予告表示が第一の予告表示として表示される場合があるように構成されてもいてもよい。
また、第一の演出が実行されることによってのみ、表示されていた或る予告表示が第一の予告表示として表示される場合があるように構成されてもいてもよいし、第一の演出以外の演出が実行されることによっても、表示されていた或る予告表示が第一の予告表示として表示される場合があるように構成されてもいてもよい。
また、『 前記複数種類の予告表示のうちの一つは、第二の予告表示[例えば、図357(3)に示す吉宗保留の表示態様の保留アイコンによる先読み予告(当該変動予告)や、図367(F9)に示す赤保留の表示態様の保留アイコンによる先読み予告(当該変動予告)等]であり、
前記第二の予告表示は、前記或る種類の予告の表示が含まれることにより予告として表示される予告表示であり[例えば、図357(3)に示すように、殿様のキャラクタを含んで構成される吉宗保留の表示態様の保留アイコン(変動アイコン)は、対応する図柄変動表示において大当りとなる可能性があることを予告しており、図367(F9)に示すように、丸形で赤色の表示を含んで構成される赤保留の表示態様の保留アイコン(変動アイコン)は、対応する図柄変動表示において大当りとなる可能性があることを予告している等]、
前記第二の予告表示は、前記第一の表示を含まない予告表示であり、
前記第一の演出が実行されることにより、表示されていた前記第二の予告表示が前記第一の予告表示に変化する場合があるように構成されている[例えば、図367(F9)〜同図(F20)に示すように、吉宗カンカンゲームが実行されることにより、表示されていた青保留の表示態様の第一の保留アイコンh11が赤タイマ保留の表示態様に変化する等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、タイマ演出の開始を示唆しない先読み予告であっても第一の演出が実行された場合に第一の予告表示に変化する場合があるので期待を持たせることができる場合がある。
ここで、表示手段は、第二の予告表示のみを表示可能なものであってもよいし、第二の予告表示以外の予告表示も表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、第二の予告表示を必ず表示するものであってもよいし、第二の予告表示を表示しない場合があるものであってもよい。
また、第二の予告表示は、或る種類の予告の表示が含まれることにより予告としてのみ表示されるものであってもよいし、或る種類の予告の表示が含まれることにより予告以外のものとしても表示されるものであってもよい。また、第二の予告表示は、或る種類の予告の表示が含まれることにより予告として必ず表示されるものであってもよいし、或る種類の予告の表示が含まれることにより予告として表示されない場合があるものであってもよい。
また、第二の予告表示は、或る種類の予告の表示のみが含まれることにより予告として表示されるものであってもよいし、或る種類の予告の表示以外の表示も含まれることにより予告として表示されるものであってもよい。また、第二の予告表示は、或る種類の予告の表示が必ず含まれることにより予告として表示されるものであってもよいし、或る種類の予告の表示が含まれないで予告として表示される場合があるものであってもよい。
ここで、「予告」とは、「当該変動予告」と「先読み予告」の両方が含まれる概念である。
また、第二の予告表示は、第一の表示のみを含まないものであってもよいし、第一の表示以外の表示も含まないものであってもよい。また、第二の予告表示は、第一の表示を必ず含まないものであってもよいし、第一の表示を含む場合があるものであってもよい。
また、第一の演出が実行されることにより、表示されていた第二の予告表示が第一の予告表示にのみ変化する場合があるように構成されていてもよいし、第一の演出が実行されることにより、表示されていた第二の予告表示が第一の予告表示以外の予告表示にも変化する場合があるように構成されていてもよい。また、第一の演出が実行されることにより、表示されていた第二の予告表示が第一の予告表示に必ず変化するように構成されていてもよいし、第一の演出が実行されることにより、表示されていた第二の予告表示が第一の予告表示に変化しない場合があるように構成されていてもよい。
また、第一の演出が実行されることにより、表示されていた第二の予告表示のみが第一の予告表示に変化する場合があるように構成されていてもよいし、第一の演出が実行されることにより、表示されていた第二の予告表示以外の予告表示も第一の予告表示に変化する場合があるように構成されていてもよい。
また、第一の演出が実行されることによってのみ、表示されていた第二の予告表示が第一の予告表示に変化する場合があるように構成されていてもよいし、第一の演出以外の演出が実行されることによっても、表示されていた第二の予告表示が第一の予告表示に変化する場合があるように構成されていてもよい。
また、『 前記第二の予告表示は、前記或る種類の予告の表示とは別の種類の予告の表示を含む場合がある予告表示である[例えば、図357(3)に示す吉宗保留の表示態様の保留アイコン(変動アイコン)は、サボハニのアイコンやリプレイのアイコンが付加されて表示される場合がある等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第二の予告表示が表示された場合でもタイマ演出以外について期待を持たせることができる場合がある。
ここで、第二の予告表示は、或る種類の予告の表示とは別の種類の予告の表示のみを含む場合があるものであってもよいし、或る種類の予告の表示とは別の種類の予告の表示以外の表示も含む場合があるものであってもよい。また、第二の予告表示は、或る種類の予告の表示とは別の種類の予告の表示を必ず含むものであってもよいし、或る種類の予告の表示とは別の種類の予告の表示を含まない場合があるものであってもよい。
また、『 前記第一の演出が実行されることにより、表示されていた前記第一の予告表示の表示態様が、別の第一の予告表示の表示態様に変化する場合があるように構成されている[例えば、図367(F8a)〜同図(F20a)に示すように、吉宗カンカンゲームが実行されることにより、表示されていた青タイマ保留の表示態様の第一の保留アイコンh11が赤タイマ保留の表示態様に変化する等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一の予告表示のグレードアップに期待できる場合がある。
ここで、第一の演出が実行されることにより、表示されていた第一の予告表示の表示態様が、別の第一の予告表示の表示態様にのみ変化する場合があるように構成されていてもよいし、第一の演出が実行されることにより、表示されていた第一の予告表示の表示態様が、別の第一の予告表示の表示態様以外の表示態様に変化する場合があるように構成されていてもよい。また、第一の演出が実行されることにより、表示されていた第一の予告表示の表示態様が、別の第一の予告表示の表示態様に必ず変化するように構成されていてもよいし、第一の演出が実行されることにより、表示されていた第一の予告表示の表示態様が、別の第一の予告表示の表示態様に変化しない場合があるように構成されていてもよい。
また、第一の演出が実行されることにより、表示されていた第一の予告表示の表示態様のみが、別の第一の予告表示の表示態様に変化する場合があるように構成されていてもよいし、第一の演出が実行されることにより、表示されていた第一の予告表示の表示態様以外の予告表示の表示態様が、別の第一の予告表示の表示態様に変化する場合があるように構成されていてもよい。
また、第一の演出が実行されることによってのみ、表示されていた第一の予告表示の表示態様が、別の第一の予告表示の表示態様に変化する場合があるように構成されていてもよいし、第一の演出以外の演出が実行されることによっても、表示されていた第一の予告表示の表示態様が、別の第一の予告表示の表示態様に変化する場合があるように構成されていてもよい。
なお、第一の演出が実行されることにより、表示されていた第一の予告表示のうちの或る種類の予告の表示の表示態様が変化してもよいし、第一の表示の表示態様が変化してもよいし、或る種類の予告の表示の表示態様と第一の表示の表示態様の両方が変化してもよい。
また、『 前記或る種類の予告の表示は、複数の態様のうちの一の態様で表示可能に構成された表示であり、
前記複数の態様のうちの一つは、第一の態様[例えば、丸形で青色の態様等]であり、
前記複数の態様のうちの一つは、第二の態様[例えば、丸形で赤色の態様等]であり、
前記第一の態様の前記或る種類の予告の表示が含まれる前記第一の予告表示[例えば、図367(F8a)に示す青タイマ保留の表示態様の保留アイコン等]が表示された場合よりも前記第二の態様の該或る種類の予告の表示が含まれる該第一の予告表示[例えば、図367(F20a)に示す赤タイマ保留の表示態様の保留アイコン等]が表示された場合の方が、或る図柄変動表示において大当り図柄態様が確定表示されやすいように構成されており、
前記第一の演出が実行されることにより、表示されていた前記第一の予告表示における前記或る種類の予告の表示が前記第一の態様から前記第二の態様に変化する場合があるように構成されている[例えば、図367(F8a)〜同図(F20a)に示すように、吉宗カンカンゲームが実行されることにより、表示されていた青タイマ保留の表示態様の第一の保留アイコンh11が赤タイマ保留の表示態様に変化する等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、グレードアップしたことがわかりやすい場合がある。
ここで、或る種類の予告の表示は、複数の態様のうちの一の態様でのみ表示可能に構成されたものであってもよいし、複数の態様のうちの一の態様以外の態様でも表示可能に構成されたものであってもよい。また、或る種類の予告の表示は、複数の態様のうちの一の態様で必ず表示されるように構成されたものであってもよいし、複数の態様のうちの一の態様で表示されない場合があるように構成されたものであってもよい。
また、或る種類の予告の表示は、第一の態様でのみ表示可能に構成されたものであってもよいし、第一の態様以外の態様でも表示可能に構成されたものであってもよい。また、或る種類の予告の表示は、第一の態様で必ず表示されるように構成されたものであってもよいし、第一の態様で表示されない場合があるように構成されたものであってもよい。
また、或る種類の予告の表示は、第二の態様でのみ表示可能に構成されたものであってもよいし、第二の態様以外の態様でも表示可能に構成されたものであってもよい。また、或る種類の予告の表示は、第二の態様で必ず表示されるように構成されたものであってもよいし、第二の態様で表示されない場合があるように構成されたものであってもよい。
また、第一の態様の或る種類の予告の表示が含まれる第一の予告表示が表示された場合よりも第二の態様の或る種類の予告の表示が含まれる第一の予告表示が表示された場合の方が、或る図柄変動表示において大当り図柄態様のみが確定表示されやすいように構成されてもよいし、第一の態様の或る種類の予告の表示が含まれる第一の予告表示が表示された場合よりも第二の態様の或る種類の予告の表示が含まれる第一の予告表示が表示された場合の方が、或る図柄変動表示において大当り図柄態様以外の図柄態様も確定表示されやすいように構成されてもよい。また、第一の態様の或る種類の予告の表示が含まれる第一の予告表示が表示された場合よりも第二の態様の或る種類の予告の表示が含まれる第一の予告表示が表示された場合の方が、或る図柄変動表示において大当り図柄態様が必ず確定表示されやすいように構成されてもよいし、第一の態様の或る種類の予告の表示が含まれる第一の予告表示が表示された場合よりも第二の態様の或る種類の予告の表示が含まれる第一の予告表示が表示された場合の方が、或る図柄変動表示において大当り図柄態様が確定表示されやすくない場合があるように構成されてもよい。
また、第一の態様の或る種類の予告の表示が含まれる第一の予告表示が表示された場合よりも第二の態様の或る種類の予告の表示が含まれる第一の予告表示が表示された場合の方が、或る図柄変動表示においてのみ大当り図柄態様が確定表示されやすいように構成されてもよいし、第一の態様の或る種類の予告の表示が含まれる第一の予告表示が表示された場合よりも第二の態様の或る種類の予告の表示が含まれる第一の予告表示が表示された場合の方が、或る図柄変動表示以外の図柄変動表示においても大当り図柄態様が確定表示されやすいように構成されてもよい。
また、第二の態様の或る種類の予告の表示が含まれる第一の予告表示が表示された場合は、或る図柄変動表示において大当り図柄態様が必ず確定表示されるように構成されてもよい。また、第一の態様の或る種類の予告の表示が含まれる第一の予告表示が表示された場合は、或る図柄変動表示において大当り図柄態様が必ず確定表示されないように構成されてもよい。
また、第一の演出が実行されることにより、表示されていた第一の予告表示における或る種類の予告の表示が第一の態様から第二の態様にのみ変化する場合があるように構成されてもよいし、第一の演出が実行されることにより、表示されていた第一の予告表示における或る種類の予告の表示が第一の態様から第二の態様以外の態様にも変化する場合があるように構成されてもよい。また、第一の演出が実行されることにより、表示されていた第一の予告表示における或る種類の予告の表示が第一の態様から第二の態様に必ず変化するように構成されてもよいし、第一の演出が実行されることにより、表示されていた第一の予告表示における或る種類の予告の表示が第一の態様から第二の態様に変化しない場合があるように構成されてもよい。
また、第一の演出が実行されることにより、表示されていた第一の予告表示における或る種類の予告の表示のみが第一の態様から第二の態様に変化する場合があるように構成されてもよいし、第一の演出が実行されることにより、表示されていた第一の予告表示における或る種類の予告の表示以外の表示も第一の態様から第二の態様に変化する場合があるように構成されてもよい。
また、第一の演出が実行されることによってのみ、表示されていた第一の予告表示における或る種類の予告の表示が第一の態様から第二の態様に変化する場合があるように構成されてもよいし、第一の演出以外の演出が実行されることによっても、表示されていた第一の予告表示における或る種類の予告の表示が第一の態様から第二の態様に変化する場合があるように構成されてもよい。
なお、「前記第一の態様の前記或る種類の予告の表示が含まれる前記第一の予告表示が表示された場合よりも前記第二の態様の該或る種類の予告の表示が含まれる該第一の予告表示が表示された場合の方が、或る図柄変動表示において大当り図柄態様が確定表示されやすいように構成されており」は、「前記第一の態様の前記或る種類の予告の表示が含まれる前記第二の予告表示が表示された場合よりも前記第二の態様の該或る種類の予告の表示が含まれる該第二の予告表示が表示された場合の方が、或る図柄変動表示において大当り図柄態様が確定表示されやすいように構成されており」であってもよい。また、「前記第一の態様の前記或る種類の予告の表示が含まれる複数の予告表示が表示された場合よりも前記第二の態様の該或る種類の予告の表示が含まれる複数の予告表示が表示された場合の方が、或る図柄変動表示において大当り図柄態様が確定表示されやすいように構成されており」であってもよい。
また、『 前記第一の表示は、1回又は複数回の前記タイマ演出が開始される場合があることを示唆する表示であり[例えば、図363(B7)や図370(H13´)に示す吉宗爆弾保留の表示態様の保留アイコンに含まれる爆弾の数によりタイマ予告演出が開始される回数を示唆している等]、
前記第一の演出が実行されることにより、該第一の演出の実行前に表示されていた前記第一の予告表示における前記第一の表示が示唆する前記タイマ演出の実行回数と該第一の演出が実行された後に表示される該第一の予告表示における該第一の表示が示唆する該タイマ演出の実行回数が異なる場合がある[例えば、吉宗カンカンゲームが実行されることにより、吉宗爆弾保留に含まれる爆弾の表示が1つから3つに増加し、1回のタイマ予告演出の実行を示唆していたのが、3回のタイマ予告演出の実行を示唆するようになる等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、タイマ演出の増加に期待させることができる場合がある。
また、この遊技台によれば、タイマ演出の残り保証回数をわかりやすく報知できる場合がある。
ここで、第一の表示は、1回又は複数回のタイマ演出が開始される場合があることのみを示唆する表示であってもよいし、1回又は複数回のタイマ演出が開始される場合があること以外のことも示唆する表示であってもよい。また、第一の表示は、1回又は複数回のタイマ演出が開始される場合があることを必ず示唆する表示であってもよいし、1回又は複数回のタイマ演出が開始される場合があることを示唆しない場合がある表示であってもよい。
また、第一の演出が実行されることにより、第一の演出の実行前に表示されていた第一の予告表示における第一の表示が示唆するタイマ演出の実行回数と第一の演出が実行された後に表示される第一の予告表示における第一の表示が示唆するタイマ演出の実行回数のみが異なる場合があってもよいし、第一の演出が実行されることにより、第一の演出の実行前に表示されていた第一の予告表示における第一の表示が示唆するタイマ演出の実行回数と第一の演出が実行された後に表示される第一の予告表示における第一の表示が示唆するタイマ演出の実行回数以外のものも異なる場合があってもよい。また、第一の演出が実行されることにより、第一の演出の実行前に表示されていた第一の予告表示における第一の表示が示唆するタイマ演出の実行回数と第一の演出が実行された後に表示される第一の予告表示における第一の表示が示唆するタイマ演出の実行回数が必ず異なってもよいし、第一の演出が実行されることにより、第一の演出の実行前に表示されていた第一の予告表示における第一の表示が示唆するタイマ演出の実行回数と第一の演出が実行された後に表示される第一の予告表示における第一の表示が示唆するタイマ演出の実行回数が異ならない場合があってもよい。
また、第一の演出が実行されることによってのみ、第一の演出の実行前に表示されていた第一の予告表示における第一の表示が示唆するタイマ演出の実行回数と第一の演出が実行された後に表示される第一の予告表示における第一の表示が示唆するタイマ演出の実行回数が異なる場合があってもよいし、第一の演出以外の演出が実行されることによっても、第一の演出の実行前に表示されていた第一の予告表示における第一の表示が示唆するタイマ演出の実行回数と第一の演出が実行された後に表示される第一の予告表示における第一の表示が示唆するタイマ演出の実行回数が異なる場合があってもよい。
また、『 前記タイマ演出の実行中に前記第一の演出が開始される場合がある[例えば、図368(F8c)〜同図(F9c)に示すように、タイマ予告演出の実行中に吉宗カンカンゲームが開始されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、タイマ演出が実行されることにより第一の演出が開始されることの期待感を持たせることができる場合がある。
ここで、タイマ演出の実行中に第一の演出のみが開始される場合があってもよいし、タイマ演出の実行中に第一の演出以外の演出も開始される場合があってもよい。また、タイマ演出の実行中に第一の演出が必ず開始されてもよいし、タイマ演出の実行中に第一の演出が開始されない場合があってもよい。
また、タイマ演出の実行中にのみ第一の演出が開始される場合があってもよいし、タイマ演出の実行中以外においても第一の演出が開始される場合があってもよい。
また、『 前記或る種類の予告の表示とは、アイコンによる予告の表示のことであり、
前記アイコンとは、保留アイコン又は変動アイコンのことであり、
前記第一の予告表示は、前記アイコンと、該アイコンに対応して表示される前記第一の表示を含んで構成された予告表示である[例えば、図358(3)に示すように、吉宗爆弾保留の表示態様の保留アイコン(変動アイコン)は、保留アイコン(変動アイコン)に爆弾の表示が付加されて構成されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、保留アイコンや変動アイコンは、先読み予告の対象となる図柄変動表示が特定しやすく遊技者がわかりやすい場合がある。
ここで、第一の予告表示は、アイコンと、該アイコンに対応して表示される第一の表示のみを含んで構成されたものであってもよいし、アイコンと、該アイコンに対応して表示される第一の表示以外の表示も含んで構成されたものであってもよい。また、第一の予告表示は、アイコンと、該アイコンに対応して表示される第一の表示を必ず含んで構成されたものであってもよいし、アイコンと、該アイコンに対応して表示される第一の表示を含まないで構成される場合があるものであってもよい。
なお、アイコンは、保留アイコン、変動アイコン以外にも予告アイコンである場合があってもよい。
また、変動アイコンにより先読み予告が行われる場合があってもよい。すなわち、保留アイコン及び変動アイコンのいずれにおいて或る種類の予告の表示が表示されたとしても表示開始された時点で図柄変動表示の保留があるかないか(保留が1以上あるか、0であるか)の相異でしかないため、変動アイコンによる或る種類の予告の表示が先読み予告であるとして考えることも可能である。例えば、一般的には、第一の予告表示における或る種類の予告の表示が保留アイコンの場合は先読み予告であり、変動アイコンの場合は当該変動予告である場合が多いが、図柄変動表示の保留が0である場合において、始動入賞した場合、当否判定が行われるよりも前に先読みを行い、その結果として変動アイコンによる或る種類の予告の表示が行われる場合があり、そのような場合では、当該変動予告ではなく、先読み予告として機能しているということができる場合がある。
また、『 前記第一の予告表示は、前記アイコンと前記第一の表示が一体的に表示された予告表示である[例えば、図358(3)に示すように、吉宗爆弾保留の表示態様の保留アイコン(変動アイコン)は、殿様のキャラクタの表示態様の保留アイコン(変動アイコン)に爆弾の表示が一体的に付加されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、タイマ演出を行う表示であるか否かがわかりやすい場合がある。
また、この遊技台によれば、予告の対象変動となる図柄変動表示がわかりやすい場合がある。
ここで、第一の予告表示は、アイコンと第一の表示のみが一体的で表示されたものであってもよいし、アイコンと第一の表示とこれら以外の表示も含めて一体的で表示されたものであってもよい。また、第一の予告表示は、アイコンと第一の表示が必ず一体的で表示されたものであってもよいし、アイコンと第一の表示が一体的で表示されない場合があるものであってもよい。
また、『 前記第一の予告表示は、前記アイコンと前記第一の表示が別体で表示される予告表示である[例えば、図363(B7´)に示す保留アイコンは、吉宗保留の表示態様である保留アイコン(変動アイコン)の上方に爆弾のアイコンBD´を配置して構成されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、アイコンによる予告と追加された予告がそれぞれわかりやすい場合がある。
ここで、第一の予告表示は、アイコンと第一の表示のみが別体で表示されるものであってもよいし、アイコンと第一の表示とこれら以外の表示も含めて別体で表示されたものであってもよい。また、第一の予告表示は、アイコンと第一の表示が必ず別体で表示されたものであってもよいし、アイコンと第一の表示が別体で表示されない場合があるものであってもよい。
また、『 前記アイコンがデフォルトの表示態様で表示可能に構成されている[例えば、図358(1)に示すように、第一の保留アイコンh11は、デフォルトの表示態様(丸形で白色の表示態様)で表示されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、予告の表示態様がわかりやすい場合がある。
ここで、アイコンがデフォルトの表示態様でのみ表示可能に構成されてもよいし、アイコンがデフォルトの表示態様以外の表示態様でも表示可能に構成されてもよい。また、アイコンがデフォルトの表示態様で必ず表示されるように構成されてもよいし、アイコンがデフォルトの表示態様で表示されない場合があるように構成されてもよい。
また、『 前記アイコンの色の変化により前記或る種類の予告の表示の表示が行われる[例えば、図365(E3)に示すように、第二の保留アイコンh12が丸形で青色の表示態様で表示することにより先読み予告が行われている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、予告の表示態様がわかりやすい場合がある。
ここで、アイコンの色の変化のみにより或る種類の予告の表示の表示が行われてもよいし、アイコンの色の変化以外の変化により或る種類の予告の表示の表示が行われる場合があってもよい。また、アイコンの色に変化により必ず或る種類の予告の表示の表示が行われてもよいし、アイコンの色の変化により或る種類の予告の表示の表示が行われない場合があってもよい。
また、『 前記第一の演出は、複数の結果のうちの一の結果が導出される演出であり[例えば、図367(F9)に示すように吉宗カンカンゲームでは、サイコロの「1」の出目とサイコロの「3」の出目とサイコロの「5」の出目のいずれかが導出される等]、
前記複数の結果のうちの一つは、第一の結果[例えば、図367(F18)に示すサイコロの「5」の出目等]であり、
前記第一の演出が行われた結果、前記第一の結果が導出されると、表示されていた前記或る予告表示が前記第一の予告表示として表示されるように構成されている[例えば、図367(F18)〜同図(F20)に示すように、吉宗カンカンゲームにおいてサイコロの出目が「5」となると、第一の保留アイコンh11の表示態様が青保留の表示態様から赤タイマ保留の表示態様に変化する等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一の結果が導出されることに対する期待感を持たせることができる場合がある。
ここで、第一の演出は、複数の結果のうちの一の結果のみが導出されるものであってもよいし、複数の結果のうちの一の結果以外の結果も導出されるものであってもよい。また、第一の演出は、複数の結果のうちの一の結果が必ず導出されるものであってもよいし、複数の結果のうちの一の結果が導出されない場合があるものであってもよい。
また、第一の演出は、第一の結果のみが導出されるものであってもよいし、第一の結果以外の結果も導出されるものであってもよい。また、第一の演出は、第一の結果が必ず導出されるものであってもよいし、第一の結果が導出されない場合があるものであってもよい。
また、第一の演出が行われた結果、第一の結果が導出された場合に、表示されていた或る予告表示が第一の予告表示としてのみ表示されるように構成されてもよいし、第一の演出が行われた結果、第一の結果が導出された場合に、表示されていた或る予告表示が第一の予告表示以外の予告表示としても表示されるように構成されてもよい。また、第一の演出が行われた結果、第一の結果が導出された場合に、表示されていた或る予告表示が第一の予告表示として必ず表示されるように構成されてもよいし、第一の演出が行われた結果、第一の結果が導出された場合に、表示されていた或る予告表示が第一の予告表示として表示されない場合があるように構成されてもよい。
また、第一の演出が行われた結果、第一の結果が導出された場合に、表示されていた或る予告表示のみが第一の予告表示として表示されるように構成されてもよいし、第一の演出が行われた結果、第一の結果が導出された場合に、表示されていた或る予告表示以外の予告表示が第一の予告表示として表示されるように構成されてもよい。
また、第一の演出が行われた結果、第一の結果が導出された場合にのみ、表示されていた或る予告表示が第一の予告表示として表示されるように構成されてもよいし、第一の演出が行われた結果、第一の結果が導出された場合以外の場合にも、表示されていた或る予告表示が第一の予告表示として表示されるように構成されてもよい。
また、『 前記或る種類の予告の表示がキャラクタによる表示[例えば、図357(3)に示す殿様のキャラクタによる表示等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、装飾効果を向上させることができる場合がある。
ここで、或る種類の予告の表示がキャラクタのみによる表示であってもよいし、或る種類の予告の表示がキャラクタ以外の表示も含む表示であってもよい。また、或る種類の予告の表示がキャラクタを必ず含む表示であってもよいし、或る種類の予告の表示がキャラクタを含まない表示である場合があってもよい。
また、『 前記第一の表示は、前記タイマ演出が開始されることを示唆する表示である[例えば、図358(3)〜同図(9)に示すように、吉宗爆弾保留の表示態様の保留アイコンは、爆弾の表示が含まれていることにより、タイマ予告演出が開始されることを示唆している等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一の表示により、タイマ演出が開始されることに対する期待感をより一層高めることができる場合がある。
ここで、第一の表示は、タイマ演出が開始されることのみを示唆するものであってもよいし、タイマ演出が開始されること以外のことも示唆するものであってもよい。また、第一の表示は、タイマ演出が開始されることを必ず示唆するものであってもよいし、タイマ演出が開始されることを示唆しない場合があるものであってもよい。
また、以上の記載では、
『 タイマ演出[例えば、図358(9)〜同図(17)に示すタイマ予告演出等]を実行可能な演出手段[例えば、装飾図柄表示装置208等]と、
複数種類の予告表示を表示可能な表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208等]と、
を備えた遊技台であって、
前記タイマ演出は、タイマ表示の表示が開始された後で該タイマ表示が或る時間を示す表示になった場合に演出(以下、「或る演出[例えば、図358(17)に示す強サボハニ群予告等]」という。)が開始されるように構成された演出であり[例えば、図358(9)〜同図(17)に示すように、第1タイマ予告表示TM11が表示開始された後でタイマ表示が「00:00」になると、強サボハニ群予告が開始される等]、
前記複数種類の予告表示のうちの一つは、第一の予告表示[例えば、図358(3)に示す吉宗爆弾保留の表示態様の保留アイコンによる先読み予告(当該変動予告)や、図367(F20)に示す赤タイマ保留の表示態様の保留アイコンによる先読み予告(当該変動予告)等]であり、
前記複数種類の予告表示のうちの一つは、第二の予告表示[例えば、図357(3)に示す吉宗保留の表示態様の保留アイコンによる先読み予告(当該変動予告)や、図367(F9)に示す赤保留の表示態様の保留アイコンによる先読み予告(当該変動予告)等]であり、
前記第一の予告表示は、或る種類の予告の表示[例えば、殿様のキャラクタが表示されることによる予告の表示や、丸形で表示された保留アイコンの色が変化することによる予告の表示等]が含まれることにより予告として表示される予告表示であり[例えば、図358(3)に示すように、殿様のキャラクタを含んで構成される吉宗爆弾保留の表示態様の保留アイコン(変動アイコン)は、対応する図柄変動表示において大当りとなる可能性があることを予告しており、図367(F20)に示すように、丸形で赤色の表示を含んで構成される赤タイマ保留の表示態様の保留アイコン(変動アイコン)は、対応する図柄変動表示において大当りとなる可能性があることを予告している等]、
前記第二の予告表示は、前記或る種類の予告の表示が含まれることにより予告として表示される予告表示であり[例えば、図357(3)に示すように、殿様のキャラクタを含んで構成される吉宗保留の表示態様の保留アイコン(変動アイコン)は、対応する図柄変動表示において大当りとなる可能性があることを予告しており、図367(F9)に示すように、丸形で赤色の表示を含んで構成される赤保留の表示態様の保留アイコン(変動アイコン)は、対応する図柄変動表示において大当りとなる可能性があることを予告している等]、
前記第一の予告表示は、前記タイマ演出が開始される場合があることを示唆する表示(以下、「第一の表示[例えば、図358(3)に示す、吉宗爆弾保留の表示態様の保留アイコンに含まれる爆弾の表示や、図367(F20)に示す赤タイマ保留の表示態様の保留アイコンに含まれる導火線の表示等]」という。)を含む予告表示であり、
前記第二の予告表示は、前記第一の表示を含まない予告表示であり、
前記第一の予告表示が表示されている状態で前記或る演出が開始されるように構成されており[例えば、図371(H28a)〜同図(H29a)に示すように、タイマ保留の表示態様で変動アイコンh0が表示されている状態で強サボハニ群予告が開始されている等]、
或るキャラクタを用いた演出が実行されることにより、表示されていた前記第一の予告表示が前記第二の予告表示として表示される場合があるように構成されている[例えば、図368(G9)〜図369(G20)に示すように、パンダのアイコンPDが付加されたタイマ保留の表示態様の第一の保留アイコンh11が吉宗カンカンゲームが行われた結果、サボハニの表示態様に変化している等]、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
従来の遊技台によれば、表示手段に改良の余地があったが、この遊技台によれば、表示手段に特徴を持った遊技台を提供することができる。
また、この遊技台によれば、大当りの期待度が同じでもタイマ演出の開始に期待を増幅できる場合がある。
また、この遊技台によれば、タイマ演出の実行に伴い、実行される演出を予想して楽しませることができる場合がある。
ここで、演出手段は、タイマ演出のみを実行可能なものであってもよいし、タイマ演出以外の演出も実行可能なものであってもよい。また、演出手段は、タイマ演出を必ず実行するものであってもよいし、タイマ演出を実行しない場合があるものであってもよい。
また、表示手段は、複数種類の表示のみを表示可能なものであってもよいし、複数種類の表示以外のものも表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、複数種類の表示を必ず表示するものであってもよいし、複数種類の表示を表示しない場合があるものであってもよい。
また、タイマ演出は、タイマ表示の表示が開始された後でタイマ表示が或る時間を示す表示になった場合に或る演出のみが開始されるように構成されたものであってもよいし、タイマ表示の表示が開始された後でタイマ表示が或る時間を示す表示になった場合に或る演出以外の演出も開始されるように構成されたものであってもよい。また、タイマ演出は、タイマ表示の表示が開始された後でタイマ表示が或る時間を示す表示になった場合に或る演出が必ず開始されるように構成されたものであってもよいし、タイマ表示の表示が開始された後でタイマ表示が或る時間を示す表示になった場合に或る演出が開始されない場合があるように構成されたものであってもよい。
また、タイマ演出は、タイマ表示の表示が開始された後でタイマ表示が或る時間を示す表示になった場合にのみ或る演出が開始されるように構成されたものであってもよいし、タイマ表示の表示が開始された後でタイマ表示が或る時間を示す表示になった場合以外の場合にも或る演出が開始されるように構成されたものであってもよい。
また、表示手段は、第一の予告表示のみを表示可能なものであってもよいし、第一の予告表示以外の予告表示も表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、第一の予告表示を必ず表示するものであってもよいし、第一の予告表示を表示しない場合があるものであってもよい。
また、表示手段は、第二の予告表示のみを表示可能なものであってもよいし、第二の予告表示以外の予告表示も表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、第二の予告表示を必ず表示するものであってもよいし、第二の予告表示を表示しない場合があるものであってもよい。
また、第一の予告表示は、或る種類の予告の表示が含まれることにより予告としてのみ表示されるものであってもよいし、或る種類の予告の表示が含まれることにより予告以外のものとしても表示されるものであってもよい。また、第一の予告表示は、或る種類の予告の表示が含まれることにより予告として必ず表示されるものであってもよいし、或る種類の予告の表示が含まれることにより予告として表示されない場合があるものであってもよい。
また、第一の予告表示は、或る種類の予告の表示のみが含まれることにより予告として表示されるものであってもよいし、或る種類の予告の表示以外の表示も含まれることにより予告として表示されるものであってもよい。また、第一の予告表示は、或る種類の予告の表示が必ず含まれることにより予告として表示されるものであってもよいし、或る種類の予告の表示が含まれないで予告として表示される場合があるものであってもよい。
また、第二の予告表示は、或る種類の予告の表示が含まれることにより予告としてのみ表示されるものであってもよいし、或る種類の予告の表示が含まれることにより予告以外のものとしても表示されるものであってもよい。また、第二の予告表示は、或る種類の予告の表示が含まれることにより予告として必ず表示されるものであってもよいし、或る種類の予告の表示が含まれることにより予告として表示されない場合があるものであってもよい。
また、第二の予告表示は、或る種類の予告の表示のみが含まれることにより予告として表示されるものであってもよいし、或る種類の予告の表示以外の表示も含まれることにより予告として表示されるものであってもよい。また、第二の予告表示は、或る種類の予告の表示が必ず含まれることにより予告として表示されるものであってもよいし、或る種類の予告の表示が含まれないで予告として表示される場合があるものであってもよい。
ここで、「予告」とは、「当該変動予告」と「先読み予告」の両方が含まれる概念である。
また、第一の表示は、タイマ演出が開始される場合があることのみを示唆するものであってもよいし、タイマ演出が開始される場合以外の場合があることも示唆するものであってもよい。また、第一の表示は、タイマ演出が開始される場合があることを必ず示唆するものであってもよいし、タイマ演出が開始される場合があることを示唆しない場合があるものであってもよい。
なお、第一の表示は、タイマ演出が(必ず)開始されることを示唆するものであってもよいし、タイマ演出が(必ず)開始されること以外のことも示唆するものであってもよい。また、第一の表示は、タイマ演出が(必ず)開始されることを必ず示唆するものであってもよいし、タイマ演出が(必ず)開始されることを示唆しない場合があるものであってもよい。
また、第一の予告表示は、第一の表示のみを含むものであってもよいし、第一の表示以外の表示も含むものであってもよい。また、第一の予告表示は、第一の表示を必ず含むものであってもよいし、第一の表示を含まない場合があるものであってもよい。
また、第二の予告表示は、第一の表示のみを含まないものであってもよいし、第一の表示以外の表示も含まないものであってもよい。また、第二の予告表示は、第一の表示を必ず含まないものであってもよいし、第一の表示を含む場合があるものであってもよい。
なお、第一の予告表示に含まれる第一の表示の表示態様と、第二の予告表示に含まれる第一の表示の表示態様が同じであってもよいし、異なっていてもよい。すなわち、第一の表示としての機能が共通していれば、本発明に含まれるものとする。また、第一の予告表示に含まれる第一の表示と、第二の予告表示に含まれる第一の表示とで機能が異なる場合があってもよい。
また、第一の予告表示が表示されている状態で或る演出のみが開始されるように構成されてもよいし、第一の予告表示が表示されている状態で或る演出以外の演出も開始されるように構成されてもよい。また、第一の予告表示が表示されている状態で或る演出が必ず開始されるように構成されてもよいし、第一の予告表示が表示されている状態で或る演出が開始されない場合があるように構成されてもよい。
また、第一の予告表示が表示されている状態でのみ或る演出が開始されるように構成されてもよいし、第一の予告表示が表示されている状態以外の状態でも或る演出が開始されるように構成されてもよい。
また、或るキャラクタを用いた演出が実行されることにより、表示されていた第一の予告表示が第二の予告表示としてのみ表示される場合があるように構成されてもよいし、或るキャラクタを用いた演出が実行されることにより、表示されていた第一の予告表示が第二の予告表示以外の予告表示としても表示される場合があるように構成されてもよい。また、或るキャラクタを用いた演出が実行されることにより、表示されていた第一の予告表示が第二の予告表示として必ず表示されるように構成されてもよいし、或るキャラクタを用いた演出が実行されることにより、表示されていた第一の予告表示が第二の予告表示として表示されない場合があるように構成されてもよい。
また、或るキャラクタを用いた演出が実行されることにより、表示されていた第一の予告表示のみが第二の予告表示として表示される場合があるように構成されてもよいし、或るキャラクタを用いた演出が実行されることにより、表示されていた第一の予告表示以外の予告表示も第二の予告表示として表示される場合があるように構成されてもよい。
また、或るキャラクタを用いた演出が実行されることによってのみ、表示されていた第一の予告表示が第二の予告表示として表示される場合があるように構成されてもよいし、或るキャラクタを用いた演出以外の演出が実行されることによっても、表示されていた第一の予告表示が第二の予告表示として表示される場合があるように構成されてもよい。
また、『 前記或る演出は、予告演出[例えば、図370(H35)に示す強カットインの予告等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、或る演出が行われることに対する期待感を向上させることができる場合がある。
ここで、或る演出は、予告演出のみを含むものであってもよいし、予告演出以外の演出も含むものであってもよい。また、或る演出は、予告演出を必ず含むものであってもよいし、予告演出を含まない場合があるものであってもよい。
また、『 前記或る演出は、チャンスアップ演出[例えば、図369(H25)〜同図(H26)に示す疑似連演出等]であり、
前記チャンスアップ演出とは、実行されない場合よりも実行された場合の方が、大当り図柄態様が確定表示されやすい演出のことである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、或る演出が行われることで大当りに対する期待感を向上させることができる場合がある。
ここで、或る演出は、チャンスアップ演出のみを含むものであってもよいし、チャンスアップ演出以外の演出も含むものであってもよい。また、或る演出は、チャンスアップ演出を必ず含むものであってもよいし、チャンスアップ演出を含まない場合があるものであってもよい。
また、『 前記遊技台は、ぱちんこ機[例えば、パチンコ機100等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、以上の記載では、
『 タイマ演出[例えば、図358(9)〜同図(17)に示すタイマ予告演出等]を実行可能な演出手段[例えば、装飾図柄表示装置208等]と、
複数種類の予告表示を表示可能な表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208等]と、
を備えた遊技台であって、
前記タイマ演出は、タイマ表示の表示が開始された後で該タイマ表示が或る時間を示す表示になった場合に演出(以下、「或る演出[例えば、図358(17)に示す強サボハニ群予告や、図369(H12)あるいは図370(H12a)に示す保留変化アニメ等]」という。)が開始されるように構成された演出であり[例えば、図358(9)〜同図(17)に示すように、第1タイマ予告表示TM11が表示開始された後でタイマ表示が「00:00」になると、強サボハニ群予告が開始される等]、
前記複数種類の予告表示のうちの一つは、第二の予告表示[例えば、図358(3)に示す吉宗爆弾保留の表示態様の保留アイコンによる先読み予告(当該変動予告)や、図369(H3)に示す1つの爆弾の表示態様の保留アイコンによる先読み予告(当該変動予告)等]であり、
前記複数種類の予告表示のうちの一つは、第三の予告表示[例えば、図358(18)に示す吉宗保留の表示態様の保留アイコンによる先読み予告(当該変動予告)や、図369(H13)に示す3つの爆弾が一塊となって表された表示態様の保留アイコンによる先読み予告(当該変動予告)等]であり、
前記第二の予告表示は、少なくとも1回の前記タイマ演出が開始される場合があることを示唆する表示を含む予告表示であり[例えば、図358(3)に示す吉宗爆弾保留の表示態様の保留アイコンによる先読み予告(当該変動予告)や、図369(H3)に示す1つの爆弾の表示態様の保留アイコンによる先読み予告(当該変動予告)は、少なくとも1回のタイマ予告演出が開始されることを示唆している等]、
前記第三の予告表示は、前記タイマ演出が実行されたことに関連して前記第二の予告表示から変化して表示される場合がある予告表示である[例えば、図358(18)に示す吉宗保留の表示態様の保留アイコンによる先読み予告(当該変動予告)や、図369(H13)に示す3つの爆弾が一塊となって表された表示態様の保留アイコンによる先読み予告(当該変動予告)は、タイマ予告演出が行われたことに関連して変化して表示されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
従来の遊技台によれば、表示手段に改良の余地があったが、この遊技台によれば、表示手段に特徴を持った遊技台を提供することができる。
また、この遊技台によれば、或る演出に期待しながら予告表示の変化にも注目させることができる場合がある。
ここで、演出手段は、タイマ演出のみを実行可能なものであってもよいし、タイマ演出以外の演出も実行可能なものであってもよい。また、演出手段は、タイマ演出を必ず実行するものであってもよいし、タイマ演出を実行しない場合があるものであってもよい。
また、表示手段は、複数種類の予告表示のみを表示可能なものであってもよいし、複数種類の予告表示以外のものも表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、複数種類の予告表示を必ず表示するものであってもよいし、複数種類の予告表示を表示しない場合があるものであってもよい。
また、タイマ演出は、タイマ表示の表示が開始された後でタイマ表示が或る時間を示す表示になった場合に或る演出のみが開始されるように構成されたものであってもよいし、タイマ表示の表示が開始された後でタイマ表示が或る時間を示す表示になった場合に或る演出以外の演出も開始されるように構成されたものであってもよい。また、タイマ演出は、タイマ表示の表示が開始された後でタイマ表示が或る時間を示す表示になった場合に或る演出が必ず開始されるように構成されたものであってもよいし、タイマ表示の表示が開始された後でタイマ表示が或る時間を示す表示になった場合に或る演出が開始されない場合があるように構成されたものであってもよい。
また、タイマ演出は、タイマ表示の表示が開始された後でタイマ表示が或る時間を示す表示になった場合にのみ或る演出が開始されるように構成されたものであってもよいし、タイマ表示の表示が開始された後でタイマ表示が或る時間を示す表示になった場合以外の場合にも或る演出が開始されるように構成されたものであってもよい。
また、表示手段は、第二の予告表示のみを表示可能なものであってもよいし、第二の予告表示以外の予告表示も表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、第二の予告表示を必ず表示するものであってもよいし、第二の予告表示を表示しない場合があるものであってもよい。
また、表示手段は、第三の予告表示のみを表示可能なものであってもよいし、第三の予告表示以外の予告表示も表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、第三の予告表示を必ず表示するものであってもよいし、第三の予告表示を表示しない場合があるものであってもよい。
また、第二の予告表示は、少なくとも1回のタイマ演出が開始される場合があることを示唆する表示のみを含むものであってもよいし、少なくとも1回のタイマ演出が開始される場合があることを示唆する表示以外の表示も含むものであってもよい。また、第二の予告表示は、少なくとも1回のタイマ演出が開始される場合があることを示唆する表示を必ず含むものであってもよいし、少なくとも1回のタイマ演出が開始される場合があることを示唆する表示を含まない場合があるものであってもよい。
また、第二の予告表示は、少なくとも1回のタイマ演出が開始される場合があることのみを示唆する表示を含むものであってもよいし、少なくとも1回のタイマ演出が開始される場合があること以外のことも示唆する表示を含むものであってもよい。また、第二の予告表示は、少なくとも1回のタイマ演出が開始される場合があることを必ず示唆する表示を含むものであってもよいし、少なくとも1回のタイマ演出が開始される場合があることを示唆しない表示を含む場合があるものであってもよい。
また、第二の予告表示は、少なくとも1回のタイマ演出のみが開始される場合があることを示唆する表示を含むものであってもよいし、少なくとも1回のタイマ演出以外の演出も開始される場合があることを示唆する表示を含むものであってもよい。また、第二の予告表示は、少なくとも1回のタイマ演出が必ず開始されることを示唆する表示を含むものであってもよいし、少なくとも1回のタイマ演出が開始されない場合があることを示唆する表示を含むものであってもよい。
また、第三の予告表示は、タイマ演出が実行されたことに関連して第二の予告表示のみから変化して表示される場合があるものであってもよいし、タイマ演出が実行されたことに関連して第二の予告表示以外の予告表示から変化して表示される場合もあるものであってもよい。また、第三の予告表示は、タイマ演出が実行されたことに関連して第二の予告表示から必ず変化して表示されるものであってもよいし、タイマ演出が実行されたことに関連して第二の予告表示から変化しないで表示される場合があるものであってもよい。
また、第三の予告表示は、タイマ演出が実行されたことのみに関連して第二の予告表示から変化して表示される場合があるものであってもよいし、タイマ演出が実行されたこと以外のことにも関連して第二の予告表示から変化して表示される場合があるものであってもよい。
また、第三の予告表示は、タイマ演出のみが実行されたことに関連して第二の予告表示から変化して表示される場合があるものであってもよいし、タイマ演出以外の演出が実行されたことに関連して第二の予告表示から変化して表示される場合があるものであってもよい。
また、『 前記第二の予告表示は、第二の回数[例えば、1回等]の前記タイマ演出が開始される場合があることを示唆する表示を含む予告表示であり[例えば、図358(3)に示す吉宗爆弾保留の表示態様の保留アイコンによる先読み予告(当該変動予告)や、図369(H3)に示す1つの爆弾の表示態様の保留アイコンによる先読み予告(当該変動予告)は、少なくとも1回のタイマ予告演出が開始されることを示唆している等]、
前記第三の予告表示は、第三の回数[例えば、0回あるいは3回等]の前記タイマ演出が開始される場合があることを示唆する表示を含む予告表示であり[例えば、図358(18)に示す吉宗保留の表示態様の保留アイコンによる先読み予告(当該変動予告)は、爆弾の表示を備えておらず、タイマ予告演出を行う予告としては機能しておらず(すなわち、0回のタイマ予告演出が開始される場合があることを示唆している)、図369(H13)に示す3つの爆弾が一塊となって表された表示態様の保留アイコンによる先読み予告(当該変動予告)は、少なくとも3回のタイマ予告演出が開始されることを示唆している等]、
前記第二の回数と前記第三の回数は異なる回数である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、タイマ演出が開始される回数の変化に注目する場合がある。
ここで、第二の予告表示は、第二の回数のタイマ演出が開始される場合があることを示唆する表示のみを含むものであってもよいし、第二の回数のタイマ演出が開始される場合があることを示唆する表示以外の表示も含むものであってもよい。また、第二の予告表示は、第二の回数のタイマ演出が開始される場合があることを示唆する表示を必ず含むものであってもよいし、第二の回数のタイマ演出が開始される場合があることを示唆する表示を含まない場合があるものであってもよい。
また、第二の予告表示は、第二の回数のタイマ演出が開始される場合があることのみを示唆する表示を含むものであってもよいし、第二の回数のタイマ演出が開始される場合があること以外のことも示唆する表示を含むものであってもよい。また、第二の予告表示は、第二の回数のタイマ演出が開始される場合があることを必ず示唆する表示を含むものであってもよいし、第二の回数のタイマ演出が開始される場合があることを示唆しない場合がある表示を含むものであってもよい。
また、第二の予告表示は、第二の回数のタイマ演出のみが開始される場合があることを示唆する表示を含むものであってもよいし、第二の回数のタイマ演出以外の演出も開始される場合があることを示唆する表示を含むものであってもよい。また、第二の予告表示は、第二の回数のタイマ演出が必ず開始されることを示唆する表示を含むものであってもよいし、第二の回数のタイマ演出が開始されない場合があることを示唆する表示を含むものであってもよい。
ここで、第三の予告表示は、第三の回数のタイマ演出が開始される場合があることを示唆する表示のみを含むものであってもよいし、第三の回数のタイマ演出が開始される場合があることを示唆する表示以外の表示も含むものであってもよい。また、第三の予告表示は、第三の回数のタイマ演出が開始される場合があることを示唆する表示を必ず含むものであってもよいし、第三の回数のタイマ演出が開始される場合があることを示唆する表示を含まない場合があるものであってもよい。
また、第三の予告表示は、第三の回数のタイマ演出が開始される場合があることのみを示唆する表示を含むものであってもよいし、第三の回数のタイマ演出が開始される場合があること以外のことも示唆する表示を含むものであってもよい。また、第三の予告表示は、第三の回数のタイマ演出が開始される場合があることを必ず示唆する表示を含むものであってもよいし、第三の回数のタイマ演出が開始される場合があることを示唆しない場合がある表示を含むものであってもよい。
また、第三の予告表示は、第三の回数のタイマ演出のみが開始される場合があることを示唆する表示を含むものであってもよいし、第三の回数のタイマ演出以外の演出も開始される場合があることを示唆する表示を含むものであってもよい。また、第三の予告表示は、第三の回数のタイマ演出が必ず開始されることを示唆する表示を含むものであってもよいし、第三の回数のタイマ演出が開始されない場合があることを示唆する表示を含むものであってもよい。
また、第二の回数と第三の回数は、常に異なる回数であってもよいし、同じ回数である場合があってもよい。
また、『 前記或る演出[例えば、図358(17)に示す強サボハニ群予告や、図370(H12a)に示す保留変化アニメ等]は、前記第二の予告表示から前記第三の予告表示に変化する演出であり、
前記第三の回数[例えば、0回あるいは1回等]よりも前記第二の回数[例えば、1回あるいは3回等]の方が多い回数である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、或る演出に期待しながらタイマ演出の残り回数に注目できる場合がある。
ここで、或る演出は、第二の予告表示から第三の予告表示にのみ変化するものであってもよいし、第二の予告表示から第三の予告表示以外の予告表示にも変化するものであってもよい。また、或る演出は、第二の予告表示から第三の予告表示に必ず変化するものであってもよいし、第二の予告表示から第三の予告表示に変化しない場合があるものであってもよい。
また、第三の回数よりも第二の回数の方が常に多くてもよいし、同じ回数である場合があってもよいし、第三の回数よりも第二の回数の方が少ない回数である場合があってもよい。
また、『 前記或る演出[例えば、図369(H12)に示す保留変化アニメ等]は、前記第二の予告表示から前記第三の予告表示に変化する演出であり、
前記第二の回数[例えば、1回等]よりも前記第三の回数[例えば、3回等]の方が多い回数である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、或る演出の結果として、タイマ演出の回数増加にも期待できる場合がある。
また、或る演出は、疑似連やカットインなど所定のタイミングでタイマ表示が或る時間を示すことが一般的であるが、タイマ演出自体の回数変化に使用する場合、タイミングの制約が少ない。そのため、この遊技台では、タイマ表示が或る時間を示すタイミング(すなわち、或る演出が開始され得るタイミング)にバリエーションを持たせることができるため、タイマ演出に対する興趣が向上する場合がある。
ここで、或る演出は、第二の予告表示から第三の予告表示にのみ変化するものであってもよいし、第二の予告表示から第三の予告表示以外の予告表示にも変化するものであってもよい。また、或る演出は、第二の予告表示から第三の予告表示に必ず変化するものであってもよいし、第二の予告表示から第三の予告表示に変化しない場合があるものであってもよい。
また、第二の回数よりも第三の回数の方が常に多くてもよいし、第二の回数よりも第三の回数の方が少ない回数である場合があってもよい。また、第二の回数と第三の回数が同じ場合があってもよく、例えば、タイマ演出が実行されて回数が1回消化され、或る演出として、タイマ演出が1回開始されることを示唆する表示を行うような、いわゆるHOLD演出のようなものを行ってもよい。
また、『 前記第二の予告表示は、或る種類の予告の表示[例えば、爆弾の表示等]が含まれて表示される予告表示であり[例えば、図370(H7a)に示すように、デフォルト色の3つの爆弾の表示含んで構成された表示態様の保留アイコン(変動アイコン)は、対応する図柄変動表示における予告表示をしている等]、
前記第三の予告表示は、前記或る種類の予告表示が含まれて表示される予告表示であり[例えば、図370(H13a)に示すように、赤色の爆弾の表示含んで構成された表示態様の保留アイコン(変動アイコン)は、対応する図柄変動表示における予告表示をしている等]、
前記或る種類の予告の表示は、複数の態様のうちの一の態様で表示可能に構成された表示であり、
前記複数の態様のうちの一つは、第二の態様[例えば、図370(H7a)に示すデフォルト色の爆弾の表示等]であり、
前記複数の態様のうちの一つは、第三の態様[例えば、図370(H13a)に示す赤色の爆弾の表示等]であり、
前記第二の態様と前記第三の態様は、異なる態様であり、
前記タイマ演出が実行されたことに関連して、前記第二の態様による前記或る種類の予告の表示を含む前記第二の予告表示から前記第三の態様による該或る種類の予告の表示を含む前記第三の予告表示に変化して表示される場合があるように構成されている[例えば、図370(H8a)〜同図(H13a)に示すように、タイマ予告演出が行われたことにより、デフォルト色の3つの爆弾の表示を含む保留アイコンから赤色の爆弾の表示を含む保留アイコンに表示が変化している等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第二の予告表示から第三の予告表示に変化する際にランクアップすることに期待感を持たせることができる場合がある。
また、第二の予告表示は、或る種類の予告の表示のみが含まれて表示されるものであってもよいし、或る種類の予告の表示以外の表示も含まれて表示されるものであってもよい。また、第二の予告表示は、或る種類の予告の表示が必ず含まれて表示されるものであってもよいし、或る種類の予告の表示が含まれないで表示される場合があるものであってもよい。
また、第三の予告表示は、或る種類の予告の表示のみが含まれて表示されるものであってもよいし、或る種類の予告の表示以外の表示も含まれて表示されるものであってもよい。また、第三の予告表示は、或る種類の予告の表示が必ず含まれて表示されるものであってもよいし、或る種類の予告の表示が含まれないで表示される場合があるものであってもよい。
また、或る種類の予告の表示は、複数の態様のうちの一の態様でのみ表示可能に構成されたものであってもよいし、複数の態様のうちの一の態様以外の態様でも表示可能に構成されたものであってもよい。また、或る種類の予告の表示は、複数の態様のうちの一の態様で必ず表示するように構成されたものであってもよいし、複数の態様のうちの一の態様で表示しない場合があるように構成されたものであってもよい。
また、或る種類の予告の表示は、第二の態様でのみ表示可能に構成されたものであってもよいし、第二の態様以外の態様でも表示可能に構成されたものであってもよい。また、或る種類の予告の表示は、第二の態様で必ず表示されるように構成されたものであってもよいし、第二の態様で表示されない場合があるように構成されたものであってもよい。
また、或る種類の予告の表示は、第三の態様でのみ表示可能に構成されたものであってもよいし、第三の態様以外の態様でも表示可能に構成されたものであってもよい。また、或る種類の予告の表示は、第三の態様で必ず表示されるように構成されたものであってもよいし、第三の態様で表示されない場合があるように構成されたものであってもよい。
また、タイマ演出が実行されたことに関連して、第二の態様による或る種類の予告の表示を含む第二の予告表示から第三の態様による或る種類の予告の表示を含む第三の予告表示にのみ変化して表示される場合があるように構成されてもよいし、タイマ演出が実行されたことに関連して、第二の態様による或る種類の予告の表示を含む第二の予告表示から第三の態様による或る種類の予告の表示を含む第三の予告表示以外の予告表示にも変化して表示される場合があるように構成されてもよい。また、タイマ演出が実行されたことに関連して、第二の態様による或る種類の予告の表示を含む第二の予告表示から第三の態様による或る種類の予告の表示を含む第三の予告表示に必ず変化して表示されるように構成されてもよいし、タイマ演出が実行されたことに関連して、第二の態様による或る種類の予告の表示を含む第二の予告表示から第三の態様による或る種類の予告の表示を含む第三の予告表示に変化しないで表示される場合があるように構成されてもよい。
また、タイマ演出が実行されたことに関連して、第二の態様による或る種類の予告の表示を含む第二の予告表示から第三の態様による或る種類の予告の表示のみを含む第三の予告表示に変化して表示される場合があるように構成されてもよいし、タイマ演出が実行されたことに関連して、第二の態様による或る種類の予告の表示を含む第二の予告表示から第三の態様による或る種類の予告の表示以外の表示も含む第三の予告表示に変化して表示される場合があるように構成されてもよい。また、タイマ演出が実行されたことに関連して、第二の態様による或る種類の予告の表示を含む第二の予告表示から第三の態様による或る種類の予告の表示を必ず含む第三の予告表示に変化して表示される場合があるように構成されてもよいし、タイマ演出が実行されたことに関連して、第二の態様による或る種類の予告の表示を含む第二の予告表示から第三の態様による或る種類の予告の表示を含まない第三の予告表示に変化して表示される場合があるように構成されてもよい。
また、タイマ演出が実行されたことに関連して、第二の態様による或る種類の予告の表示を含む第二の予告表示のみから第三の態様による或る種類の予告の表示を含む第三の予告表示に変化して表示される場合があるように構成されてもよいし、タイマ演出が実行されたことに関連して、第二の態様による或る種類の予告の表示を含む第二の予告表示以外の予告表示から第三の態様による或る種類の予告の表示を含む第三の予告表示に変化して表示される場合があるように構成されてもよい。
また、タイマ演出が実行されたことに関連して、第二の態様による或る種類の予告の表示のみを含む第二の予告表示から第三の態様による或る種類の予告の表示を含む第三の予告表示に変化して表示される場合があるように構成されてもよいし、タイマ演出が実行されたことに関連して、第二の態様による或る種類の予告の表示以外の表示も含む第二の予告表示から第三の態様による或る種類の予告の表示を含む第三の予告表示に変化して表示される場合があるように構成されてもよい。また、タイマ演出が実行されたことに関連して、第二の態様による或る種類の予告の表示を必ず含む第二の予告表示から第三の態様による或る種類の予告の表示を含む第三の予告表示に変化して表示される場合があるように構成されてもよいし、タイマ演出が実行されたことに関連して、第二の態様による或る種類の予告の表示を含まない第二の予告表示から第三の態様による或る種類の予告の表示を含む第三の予告表示に変化して表示される場合があるように構成されてもよい。
また、タイマ演出が実行されたことに関連してのみ、第二の態様による或る種類の予告の表示を含む第二の予告表示から第三の態様による或る種類の予告の表示を含む第三の予告表示に変化して表示される場合があるように構成されてもよいし、タイマ演出が実行されたこと以外のことにも関連して、第二の態様による或る種類の予告の表示を含む第二の予告表示から第三の態様による或る種類の予告の表示を含む第三の予告表示に変化して表示される場合があるように構成されてもよい。
また、『 前記第三の予告表示は、アイコン[例えば、保留アイコン、変動アイコン、予告アイコン等]による予告の表示が含まれる予告表示であり、
前記第三の予告表示は、前記タイマ演出が実行されたことに関連して前記第二の予告表示から前記アイコンの変化[例えば、図371(H25a´)〜同図(H27a´)に示すように、タイマ予告演出が行われたことによりタイマ予告の表示態様から番長の表示態様に変化している等]及び増減[例えば、図369(H9)〜同図(H13)に示すように、タイマ予告演出が行われたことにより爆弾の数が増加している、あるいは、図370(H9a)〜同図(H13a)に示すように、タイマ予告演出が行われたことにより爆弾の数が減少している等]の少なくともいずれか一方が行われて表示される予告表示である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、タイマ演出が行われることによるアイコンの変化に期待を持たせることができる場合がある。
ここで、第三の予告表示は、アイコンによる予告の表示のみが含まれるものであってもよいし、アイコンによる予告の表示以外の表示も含まれるものであってもよい。また、第三の予告表示は、アイコンによる予告の表示が必ず含まれるものであってもよいし、アイコンによる予告の表示が含まれない場合があるものであってもよい。
また、第三の予告表示は、タイマ演出が実行されたことに関連して第二の予告表示からアイコンの変化及び増減の少なくともいずれか一方のみが行われて表示されるものであってもよいし、タイマ演出が実行されたことに関連して第二の予告表示からアイコンの変化及び増減の少なくともいずれか一方以外のことも行われて表示されるものであってもよい。また、第三の予告表示は、タイマ演出が実行されたことに関連して第二の予告表示からアイコンの変化及び増減の少なくともいずれか一方が必ず行われて表示されるものであってもよいし、タイマ演出が実行されたことに関連して第二の予告表示からアイコンの変化及び増減の少なくともいずれか一方が行われないで表示される場合があるものであってもよい。
また、第三の予告表示は、タイマ演出が実行されたことのみに関連して第二の予告表示からアイコンの変化及び増減の少なくともいずれか一方が行われて表示されるものであってもよいし、タイマ演出が実行されたこと以外のことにも関連して第二の予告表示からアイコンの変化及び増減の少なくともいずれか一方が行われて表示されるものであってもよい。
なお、第三の予告表示は、タイマ演出が実行されたことに関連して第二の予告表示からアイコンの変化のみが行われて表示されるものであってもよい。また、第三の予告表示は、タイマ演出が実行されたことに関連して第二の予告表示からアイコンの増加のみが行われて表示されるものであってもよい。また、第三の予告表示は、タイマ演出が実行されたことに関連して第二の予告表示からアイコンの減少のみが行われて表示されるものであってもよい。
また、『 前記アイコンは、或る図柄変動表示に対応して表示されるアイコンである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、或る図柄変動表示に対する期待感を向上させることができる場合がある。
ここで、アイコンは、或る図柄変動表示にのみ対応して表示されるものであってもよいし、或る図柄変動表示以外のものにも対応して表示されるものであってもよい。また、アイコンは、或る図柄変動表示に必ず対応して表示されるものであってもよいし、或る図柄変動表示に対応しないで表示される場合があるものであってもよい。
また、『 前記アイコンとは、保留アイコン、変動アイコン又は予告アイコンのことである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 1回の図柄変動表示の実行中において複数回の前記タイマ演出を実行可能に構成されている[例えば、図369(H8)〜図370(H38)に示すように、1回の図柄変動表示の実行中において3回のタイマ予告演出が実行されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、1回の図柄変動表示の実行中においてタイマ演出が複数回行われることに対する期待感を持たせることができる場合がある。
ここで、1回の図柄変動表示の実行中において複数回のタイマ演出のみを実行可能に構成されていてもよいし、1回の図柄変動表示の実行中において複数回のタイマ演出以外の演出も実行可能に構成されていてもよい。また、1回の図柄変動表示の実行中において複数回のタイマ演出を必ず実行するように構成されていてもよいし、1回の図柄変動表示の実行中において複数回のタイマ演出を実行しない場合があるように構成されていてもよい。
また、1回の図柄変動表示の実行中においてのみ複数回のタイマ演出を実行可能に構成されていてもよいし、1回の図柄変動表示の実行中以外においても複数回のタイマ演出を実行可能に構成されていてもよい。
また、『 前記第二の予告表示は、少なくとも1回の前記タイマ演出が開始されることを示唆する表示を含む予告表示である[例えば、図358(3)に示す吉宗爆弾保留の表示態様の保留アイコンによる先読み予告(当該変動予告)や、図369(H3)に示す1つの爆弾の表示態様の保留アイコンによる先読み予告(当該変動予告)は、少なくとも1回のタイマ予告演出が開始されることを示唆している等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第二の予告表示により、タイマ演出が開始されることに対する期待感をより一層高めることができる場合がある。
ここで、第二の予告表示は、少なくとも1回のタイマ演出が開始されることのみを示唆するものであってもよいし、少なくとも1回のタイマ演出が開始されること以外のことも示唆するものであってもよい。また、第二の予告表示は、少なくとも1回のタイマ演出が開始されることを必ず示唆するものであってもよいし、少なくとも1回のタイマ演出が開始されることを示唆しない場合があるものであってもよい。
また、『 前記遊技台は、ぱちんこ機[例えば、パチンコ機100等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
図372〜図383は、本実施形態に適用可能なパチンコ機100の装飾図柄表示装置208を中心とした演出を段階的に示す図である。なお、図372〜図383では、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、普図表示装置210、第1特図保留ランプ218、第2特図保留ランプ220及び普図保留ランプ216について、図示を省略している。なお、図372〜図383では、1つの装飾図柄表示装置208を備えて構成されたパチンコ機100が示されているが、上述した実施形態のように、複数の装飾図柄表示装置を備えたものであってもよい。また、装飾図柄表示装置208の前面側に、上述した透明の導光板ILやPOVディスプレイが配置されてもよい。
図372は、本実施形態にかかるパチンコ機において実行されるタイマ予告演出の一例について段階的に示す図である。
図372(A1)〜同図(A18)に示す演出例は、タイマ予告演出が行われた結果として、ボタン演出が開始されている様子を示している。
図372(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、中央領域で第1装飾図柄が「装飾4−装飾1−装飾7」の装飾図柄の組み合わせが停止表示されている。また、左上では第2装飾図柄も「装飾4−装飾1−装飾7」の装飾図柄の組み合わせで停止表示されている。また、図372(A1)に示す装飾図柄表示装置208には、演出表示領域208dに、保留枠UIが表示されている。この保留枠UIは、保留アイコン表示領域HIS、変動アイコン表示領域CIS、演出アイコン表示領域DISを有する。変動アイコン表示領域CISは中央に設けられ、変動アイコン表示領域CISには、台座hs0が配置されている。保留アイコン表示領域HISは、変動アイコン表示領域CISの左側に設けられ、左ベースアイコンbIlの上に4つのステージ(第1ステージhs1〜第4ステージhs4)が配置されている。演出アイコン表示領域DISは、変動アイコン表示領域CISの右側に設けられ、演出アイコン表示領域DISには、右ベースアイコンbIrが配置されている。さらに、図372(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留アイコンが第1ステージhs1及び第2ステージhs2に表示されている。すなわち、第1保留アイコンh11及び第2保留アイコンh12が表示されている。特図1の保留アイコンh11,h12の表示態様は、図119(a)のNo.1に記したデフォルトの表示態様である。装飾図柄表示装置208の右上には、特図1及び特図2の第2保留数表示(ここでは「2」と「0」)が表示されている。また、図372(A1)に示すタイミングでは、図柄停止中であるので、変動アイコン表示領域CISの台座hs0の上には、変動アイコンh0は非表示とされている。なお、図372(A1)に示す装飾図柄表示装置208の背景画面は白一色であるが、この白一色は背景画面を図示省略していることを表している。以降の図では、背景画面が示されている場合もあるが、白一色の場合には、この図372(A1)と同じように、背景画面が図示省略されていることを表す。
さらに、図372(A1)に示す制御状態(遊技状態)は、特図低確率普図低確率状態である。この非電サポ状態における装飾図柄表示装置208の下方左側では、特図1の保留アイコンが表示される。なお、非電サポ状態における装飾図柄表示装置208の所定領域(例えば、表示画面の右端)に、特図2の保留アイコン表示領域が設けられてもよい。
本実施形態のパチンコ機100では、制御状態(遊技状態)に応じて、特図1と特図2で入賞しやすい方の特図の保留アイコンが表示され、もう一方の特図の保留アイコンが表示されないようにしている。すなわち、制御状態が非電サポ状態である場合には、図372(A1)に示すように、保留アイコン表示領域に特図1の保留アイコンが表示され、特図2の保留アイコンは表示されない。一方、制御状態が電サポ状態である場合には、反対に、特図2の保留アイコンが表示され、特図1の保留アイコンは表示されない。なお、非電サポ状態において、特図2の保留アイコンが表示されてもよいし、電サポ状態において、特図1の保留アイコンが表示されてもよい。
本実施形態では、特図の図柄変動表示の開始は、特図表示装置における変動開始→保留アイコンの移動アニメーション開始又は消去→装飾図柄の変動開始の順で行われるが、この順番は前後してもよい。
図372(A2)では、第1保留アイコンh11に対応する図柄変動表示が開始されている様子が示されている。すると、保留消化アニメが開始され、第1保留アイコンh11が変動アイコン表示領域CISの台座hs0の上面中央に向かって移動する変動アイコン移動アニメが行われ、第1保留アイコンh11が変動アイコンh0として表示される。このとき、変動アイコンh0の表示態様は変化せず、デフォルトの表示態様とされている。また、第2保留アイコンh12も第1ステージhs1に移動し、第1保留アイコンh11として表示される。なお、図372(A2)に示すタイミングでは、第2装飾図柄は変動表示を開始しているが、第1装飾図柄は未だ変動表示を開始していない。
図372(A3)に示す装飾図柄表示装置208では、中央領域で第1装飾図柄が高速変動を行っている様子が示されている。
その後、図372(A4)に示す装飾図柄表示装置208では、演出アイコン表示領域DISにおいて閃光のエフェクトEF401が表示され、タイマボタンの登場アニメが開始されている様子が示されている。
すると、図372(A5)に示すように、閃光のエフェクトEF401が消去された後、ボタンタイマ予告表示BTM1が表示される。ボタンタイマ予告表示BTM1は、演出ボタン136の形状を模したボタンアイコンとともに時間を示す「10:00」のタイマ表示がその上方に表示され、タイマ予告演出(ボタンタイマ予告演出)が開始することを報知している。すなわち、この演出例では、カウントダウンが開始してから10秒が経過すると、ボタン演出が開始されることを示唆している。なお、この演出例では、ボタンタイマ予告演出を行う場合に、タイマボタンの登場アニメが必ず行われるようにしたが、ボタンタイマ予告演出を行う場合に、タイマボタンの登場アニメが行われないようにしてもよいし、行う場合と行われない場合とがあってもよい。また、タイマボタンの登場アニメが行われるが、ボタンタイマ予告演出が開始されずに別の予告演出が開始される場合があってもよい。また、この演出例では、タイマ表示を「10:00」と一旦停止表示した状態で表示開始した後にカウントダウンを開始するようにしたが、タイマ表示の一旦停止表示を行わず、ボタンタイマ予告演出が開始するとカウントダウンも開始するように構成されてもよい。
図372(A6)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ表示のカウントダウンが開始しており、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるタイマ表示が「09:99」を示している様子が示されている。
図372(A7)に示す装飾図柄表示装置208では、左図柄と右図柄にそれぞれ「装飾7」が停止表示されてリーチ状態が形成され、揺れ変動表示が行われている様子が示されている。また、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるタイマ表示は「00:01」を示している。
そして、図372(A8)に示すように、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるタイマ表示が「00:00」となると、図372(A9)に示すように、タイマ表示が消去され、ボタンアイコンが発光するエフェクトEF402がボタンアイコンの周囲に表示され、操作表示のINアニメが開始される。
その後、図372(A10)に示すように、エフェクトEF402が消去された後、図372(A11)〜同図(A12)に示すように、ボタンアイコンが装飾図柄表示装置208の表示画面の中央に向かって移動する。
すると、図372(A13)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタンアイコンが拡大表示され、操作表示のINアニメが終了する。この演出例では、このようにして、ボタン演出が開始されることが予告される。なお、この演出例では、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるタイマ表示が「00:00」となると、操作表示のINアニメを行った後に、ボタン演出を開始するようにしたが、INアニメを行うことなくボタン演出が開始されるようにしてもよい。また、この演出例では、図372(A9)に示す状態から操作表示のINアニメを開始するものとしたが、図372(A9)〜同図(A10)に示す演出は、INアニメの開始を注目するための事前報知であって、実際のINアニメは図372(A11)から開始する構成であってもよい。また、操作表示のINアニメの開始タイミングは上述したものに限定されず、適宜のタイミングにて設定することができる。また、INアニメの態様は、この演出例に示されたものに限らず、上述した他の種類のINアニメや、以下の例に示すINアニメを採用してもよい。
図372(A14)に示す装飾図柄表示装置208では、拡大表示されたボタンアイコンが縮小表示してボタン画像136aに変化するとともに、ボタン画像136aの下方に残時間表示メータMTが表示され、ボタン演出による予告が開始されたことを報知している。すなわち、ボタンタイマ予告演出によるボタン演出が開始されたことが報知されている。その後、演出ボタン136の操作有効期間が開始され、残時間表示メータMTのゲージが減少する表示も開始される。なお、この演出例では、ボタンタイマ予告演出に関してボタン演出が行われる場合に、演出ボタン136の態様が例えば、デフォルトの態様(青色で発光)であればデフォルトの表示態様でボタン画像136aが表示され、赤ボタンの態様(赤色で発光)であれば赤色の表示態様でボタン画像136aが表示されるようにしている。この場合、赤色の表示態様でボタン画像136aが表示された場合の方が、大当り図柄態様が最終的に確定表示されやすくなっていてもよい。また、演出ボタン136の発光態様とボタン画像136aの表示態様が一致していなくてもよい。例えば、演出ボタン136が赤色で発光しているのに対し、キャラクタの図柄が描いてあるボタン画像が表示される態様であってもよいし、演出ボタン136が白色で発光しているのに対し、ボタン画像136aが赤色で表示(後述する赤ボタン画像136aRが表示)されてもよい。また、例えば、演出ボタン136が赤色で発光しているのに対し、デフォルトの表示態様のボタン画像136aが表示されたり、演出ボタン136が白色で発光しているのに対し、赤ボタン画像136aRが表示され、演出が整合しないことによる信頼度の高い予告演出が行われるようにしてもよい。また、演出ボタン136の発光態様と表示されるボタン画像136aの表示態様が必ず対応している関係になって演出されるようにしてもよく、例えば、演出ボタン136が赤色で発光する場合に赤ボタン画像136aRが表示され、演出ボタン136が赤色で発光する場合にボタン画像がキャラクタ柄で表示されるようにしてもよい。
図372(A15)に示す装飾図柄表示装置208では、残時間表示メータMTのゲージが減っている様子が示されており、演出ボタン136の操作有効期間であることが示されている。その後、図372(A16)に示すタイミングで、遊技者により演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作されると、図372(A17)に示す装飾図柄表示装置208では、表示画面の右側領域に「チャンス」の文字が付されたプラカードを持った殿様のキャラクタが登場し、予告が行われている様子が示されている。このように、この演出例では、タイマ予告演出が行われてタイマ表示のカウントダウンが「00:00」になった結果として、ボタン演出が開始され、このボタン演出において演出ボタン136が操作された結果、或る演出(この演出例では、殿様のキャラクタが登場する予告演出)が行われている様子が示されている。なお、このプラカードを持った殿様のキャラクタの表示による予告は、後述する図373(A14)に示す、精霊のキャラクタCLAを含む背景画像が表示されることによる予告よりも信頼度が低いが、例えば、プラカードの文字により大当りの信頼度が変化してもよく、「チャンス」の他、「激アツ」や「鉄板」等が表示される場合があり、同じプラカードを持った殿様のキャラクタの表示による予告でも大当りの信頼度が異なるようにしてもよい。また、この演出例において、操作有効期間において演出ボタン136が操作された場合に、予告演出が行われるようにしたが、演出ボタン136が操作されることなく操作有効期間が経過した場合には、予告演出が行われないようにしてもよいし、行われるようにしてもよいし、行われる場合と行われない場合とがあってもよい。また、プラカードを持った殿様のキャラクタの表示による予告以外の予告が行われてもよく、例えば、精霊のキャラクタCLAを含む背景画像が表示されることによる予告等が行われる場合があってもよい。また、演出ボタン136が操作されても予告演出が発生しない場合があってもよい。この場合、例えば、ボタン画像136aが消去されるボタン消去アニメのみが行われるようにしてもよいし、ボタン消去アニメを行わず、1フレームで消去される表示態様としてもよい。
図372(A18)では、敵役の剣豪の画像が大きく表示され、VS剣豪リーチのスーパーリーチ(SPリーチ)演出が開始されている様子が示されている。その後は、例えば、図17(27)以降に示す演出が行われる。
なお、この演出例では、図372(A8)においてボタンタイマ予告演出におけるタイマ表示が「00:00」となると、INアニメを行った後にボタン演出を開始するようにしたが、INアニメを省略し、図372(A8)に示す演出が行われた後は、図372(A14)に示す演出がいきなり開始するようにしてもよいし、図372(A9)に示す演出が行われた後にいきなり図372(A14)に示す演出が開始するようにしても負い。
図373は、ボタンタイマ予告演出の別の演出パターンについて段階的に示す図である。
図373(A1)〜同図(A14)は、ボタンタイマ予告演出におけるタイマ表示の初期値が、図372に示すボタンタイマ予告演出におけるタイマ表示の初期値よりも長い場合の様子を示している。なお、図373(A1)は、図372(A4)から続く演出である。
図373(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、閃光のエフェクトEF401が消去された後にボタンタイマ予告表示BTM1が表示されている様子が示されている。図373(A1)に示すボタンタイマ予告表示BTM1では、図372に示す演出例とは異なり、タイマ表示の初期値が「60:00」となっており、カウントダウンが開始してから60秒が経過すると、ボタン演出が開始されることを示唆している。
図373(A2)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ表示のカウントダウンが開始しており、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるタイマ表示が「59:99」を示している様子が示されている。その後、この演出例では、1回の疑似連演出が行われ、2回の装飾図柄の変動表示が行われる。
図373(A3)に示す装飾図柄表示装置208では、2回目の疑似連演出が開始されている様子が示されている。すると、図373(A4)に示すように、2回目の疑似連演出に基づく3回目の装飾図柄の変動表示が開始される。そのため、表示画面の左上隅部にはその旨を示す「×3」の表示がなされている。なお、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるタイマ表示のカウントダウンは上述した演出が行われている間も継続しており、図373(A4)に示すタイミングでは、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるタイマ表示は「21:28」を示している。
図373(A5)に示す装飾図柄表示装置208では、左図柄と右図柄にそれぞれ「装飾7」が停止表示されてリーチ状態が形成され、揺れ変動表示が行われている様子が示されている。また、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるタイマ表示は「00:01」を示している。
そして、図373(A6)に示すように、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるタイマ表示が「00:00」となると、ボタンアイコンが発光するエフェクトEF402が表示されて操作表示のINアニメが開始される。
その後、図373(A7)に示すように、エフェクトEF402が消去された後、図373(A8)〜同図(A9)に示すように、ボタンアイコンが装飾図柄表示装置208の表示画面の中央に向かって移動する。
すると、図373(A10)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタンアイコンが拡大表示され、操作表示のINアニメが終了する。
続いて、図373(A11)に示す装飾図柄表示装置208では、拡大表示されたボタンアイコンが縮小表示してボタン画像に変化するとともに、ボタン画像の下方に残時間表示メータMTが表示され、ボタン演出による予告が開始されたことを報知している。すなわち、タイマ予告演出によるボタン演出が開始されたことが報知されている。ここで、この演出例では、ボタン画像の表示態様がデフォルトのボタン画像136aではなく、赤ボタン画像136aRが表示される。すなわち、この演出例では、操作表示のINアニメにおいては、ボタンアイコンの表示態様がデフォルトの表示態様とされていたが、ボタン画像が表示されるタイミングでデフォルトの表示態様であるボタン画像136aに換えて、ランクアップした態様の赤ボタン画像136aRが表示されている様子が示されている。なお、操作表示のINアニメにおいてボタンアイコンの表示態様を赤ボタンの表示態様に変化するようにしてもよい。また、操作表示のINアニメにおいては、ボタンアイコンの表示態様がデフォルトの表示態様で表示され、赤ボタンの表示態様には変化しないようにしてもよい。また、この演出例において、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるタイマ表示が「00:00」となったときにボタンアイコンの表示を赤ボタンの表示態様に変化するようにしてもよい。ボタンアイコンの表示態様がデフォルトの表示態様から赤ボタンの表示態様に変化するタイミングは上述したものに限定されず、適宜のタイミングとすることができる。また、ボタンタイマ予告表示BTM1の表示開始時点でボタンアイコンを赤ボタンの表示態様で表示するようにしてもよい。また、赤ボタンの表示態様は、デフォルトの表示態様よりも出現頻度は低く、また、赤ボタンの表示態様でボタンアイコンやボタン画像(赤ボタン画像136aR)が表示された場合の方が、赤ボタンの表示態様でボタンアイコンやボタン画像が表示されなかった場合よりも最終的に大当り図柄態様で停止表示されやすいようにしてもよい。その後、演出ボタン136の操作有効期間が開始され、残時間表示メータMTのゲージが減少する表示も開始される。なお、この演出例において、ボタンタイマ予告演出におけるタイマ表示が示す初期値が一定時間以上(例えば、「60:00」以上)である場合には、必ず赤ボタン画像136aRが表示されるようにしてもよいし、デフォルトの表示態様であるボタン画像136aが表示される場合があってもよいが、赤ボタン画像136aRの方が表示されやすいようにしてもよい。
図373(A12)に示す装飾図柄表示装置208では、残時間表示メータMTのゲージが減っている様子が示されており、演出ボタン136の操作有効期間であることが示されている。その後、図373(A13)に示すタイミングで、遊技者により演出ボタン136が操作されると、図373(A14)に示す装飾図柄表示装置208では、精霊のキャラクタCLAを含む背景画像が表示され、大当りの信頼度の高い予告表示が行われる。このように、この演出例では、タイマ予告演出が行われてタイマ表示のカウントダウンが「00:00」になった結果としてボタン演出が開始され、このボタン演出において演出ボタン136が操作された結果、或る演出(この演出例では、精霊のキャラクタCLAを含む背景画像の表示)が行われている様子が示されている。なお、この演出例において、操作有効期間において演出ボタン136が操作された場合に、予告演出が行われるようにしたが、演出ボタン136が操作されることなく操作有効期間が経過した場合には、予告演出が行われないようにしてもよいし、行われるようにしてもよいし、行われる場合と行われない場合があってもよい。その後は、例えば、図372(A18)以降に示す演出が行われる。なお、この演出例において、タイマ表示の初期値の長さが異なっても実行される或る演出が同じ演出であってもよく、例えば、タイマ表示の初期値が「30:00」であり、タイマ表示のカウントダウンが完了して開始されたボタン演出において演出ボタン136が操作された場合に精霊のキャラクタCLAを含む背景画像が表示されてもよいし、タイマ表示の初期値が「60:00」であり、タイマ表示のカウントダウンが完了して開始されたボタン演出において演出ボタン136が操作された場合にも精霊のキャラクタCLAを含む背景画像が表示されてもよい。また、タイマ表示の初期値の長さが異なっている場合に、或る演出として同じ演出が行われる場合と、同じ演出が行われない場合とがあってもよい。
なお、この演出例では、図372(A5)に示されるタイマ表示の初期値が「10:00」であるボタンタイマ予告表示BTM1の方が、図373(A1)に示されるタイマ表示の初期値が「60:00」であるボタンタイマ予告表示BTM1よりも図柄変動表示が開始してから早いタイミングでカウントダウンが開始するように構成されているが、これに限定されず、例えば、タイマ表示の初期値が「10:00」であるボタンタイマ予告表示とタイマ表示の初期値が「60:00」であるボタンタイマ予告表示が同時にカウントダウンを開始してもよいし、タイマ表示の初期値が「60:00」であるボタンタイマ予告表示のカウントダウンが開始した後にタイマ表示の初期値が「10:00」であるボタンタイマ予告表示のカウントダウンが開始してもよいし、タイマ表示の初期値が「60:00」であるボタンタイマ予告表示のカウントダウンが完了して「00:00」になった後に、タイマ表示の初期値が「10:00」であるボタンタイマ予告表示のカウントダウンが完了して「00:00」になってもよい(例えば、タイマ表示の初期値が「60:00」であるボタンタイマ予告表示のタイマ表示が「02:00」のときにタイマ表示の初期値が「10:00」であるボタンタイマ予告表示のカウントダウンが開始してもよいし、タイマ表示の初期値が「60:00」であるボタンタイマ予告表示のカウントダウンが完了してタイマ表示が「00:00」になった後にタイマ表示の初期値が「10:00」であるボタンタイマ予告表示のカウントダウンが開始してもよい。)し、タイマ表示の初期値が「60:00」であるボタンタイマ予告表示のカウントダウンが開始された後にタイマ表示の初期値が「10:00」であるボタンタイマ予告表示のカウントダウンが開始され、両者のカウントダウンが同時に完了して「00:00」になるようにしてもよい。
図373(B1)〜同図(B5)は、図373(A1)〜同図(A14)に示すボタンタイマ予告演出の別の演出パターンを示している。なお、図373(B1)は、図372(A4)から続く演出である。
図373(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、閃光のエフェクトEF401が消去された後にボタンタイマ予告表示BTM1が表示されている様子が示されている。図373(B1)に示すボタンタイマ予告表示BTM1では、図373(A1)に示す演出例とは異なり、ボタンタイマ予告表示BTM1のボタンアイコンの表示態様がデフォルトの表示態様ではなく赤ボタンの表示態様となっている。すなわち、この演出例では、ボタンタイマ予告演出が開始された時点でボタンタイマ予告表示BTM1において赤ボタンの表示態様でボタンアイコンが表示されている様子が示されている。また、タイマ表示の初期値が「60:00」となっており、カウントダウンが開始してから60秒が経過すると、ボタン演出が開始されることを示唆している。その後は、図373(B2)〜同図(B5)に示す演出が行われる。なお、図373(B2)〜同図(B5)の期間において行われる演出は、図373(A2)〜同図(A10)に示す期間において行われる演出と同様の演出が行われるが、この間も、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるボタンアイコンの表示態様は赤ボタンの表示態様となっている。図373(B5)に示す演出が行われた後は、例えば、図373(A11)以降に示す演出が行われる。
なお、この演出例では、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるボタンアイコンの表示態様が赤ボタンの表示態様のままとされ、その後、ボタン演出において赤ボタン画像136aRを表示する様子が示されているが、例えば、ボタンアイコンの表示態様が赤ボタンの表示態様からデフォルトの表示態様に変化(ランクダウン)する場合があってもよいし、ボタンタイマ予告演出の開始時にはボタンアイコンの表示態様が赤ボタンの表示態様とされていたが、ボタン演出が行われる際にデフォルトの表示態様であるボタン画像136aが表示されてランクダウンする演出が行われる場合があってもよい。また、ボタンアイコンがデフォルトの表示態様あるいは赤ボタンの表示態様である場合に、レバー136Vの形状を模したレバーアイコンに変化してランクアップするようにしてもよい。
図373(C1)〜同図(C3)は、図373(A8)〜同図(A10)に示す操作表示のINアニメの別の演出パターンを示している。なお、図373(C1)は、図373(A7)から続く演出である。
図373(C1)に示す装飾図柄表示装置208では、操作表示のINアニメの別の演出パターン(合体INアニメ)が開始している様子が示されている。この合体INアニメが開始されると、半透明で表示された赤ボタンの表示態様のボタンアイコン136qLが表示画面の左端部から出現し、同じく半透明で表示されたデフォルトの表示態様のボタンアイコン136qRが表示画面の右端部から出現し、互いに近接するように表示画面の中央に向かっている様子が示されている。この演出例では、半透明で表示するボタンアイコンとして、赤ボタンの表示態様とデフォルトの表示態様の両方を表示することで、赤ボタン画像136aRとデフォルトの表示態様のボタン画像136aのいずれかが表示される可能性があることを示唆している。なお、この演出例に示す合体INアニメの表示中においても、演出アイコン表示領域DISにボタンタイマ予告表示BTM1がそのまま表示され、合体INアニメの終了後にボタンタイマ予告表示BTM1が消去されるようにしてもよい。また、半透明で表示するボタンアイコンとして、赤ボタンの表示態様とデフォルトの表示態様のボタン画像136aの両方を表示することで、赤ボタン画像136aRが表示されることが確定していることを示唆していてもよいし、デフォルトの表示態様のボタン画像136aが表示されることが確定していてもよい。
図373(C2)に示す装飾図柄表示装置208では、半透明で表示された赤ボタンの表示態様のボタンアイコン136qLと、半透明で表示されたデフォルトの表示態様のボタンアイコン136qRが表示画面の中央で重なっている様子が示されている。すると、図373(C3)に示すように、破裂するエフェクトEF403が表示され、その後は、例えば、図372(A14)以降に示す演出や、図373(A11)以降に示す演出が行われる。
図374は、ボタンタイマ予告演出の別の演出パターンについて段階的に示す図である。
図374(A1)〜同図(A15)は、SPリーチの実行中にボタンタイマ予告演出が行われている様子を示している。なお、図374(A1)は、例えば、図17(26)から続く演出である。
図374(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様と敵役の剣豪との決闘シーンのアニメーションが表示されている。なお、本実施形態において説明するボタンタイマ予告演出は、装飾図柄変動表示中においてのみ実行されている様子を示す演出例やSPリーチ中においてのみ実行されている様子を示す演出例が示される場合があるが、装飾図柄変動表示中やSPリーチ中以外の場面でも実行される場合があってもよいことはいうまでもなく、例えば、ノーマルリーチ演出の実行中であったり、大当り遊技中であっても行われる場合があってもよいし、大当り遊技と当該大当り遊技の前後において行われる図柄変動表示中にまたがって実行される場合があってもよい。
図374(A2)に示す装飾図柄表示装置208では、表示画面の右下隅部において閃光のエフェクトEF401が表示され、タイマボタンの登場アニメが開始されている様子が示されている。
すると、図374(A3)に示すように、閃光のエフェクトEF401が消去された後、ボタンタイマ予告表示BTM1が表示されている様子が示されている。ボタンタイマ予告表示BTM1は、ボタンアイコンとともに時間を示す「10:00」のタイマ表示がその上方に表示され、ボタンタイマ予告演出が開始することを報知している。
図374(A4)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ表示のカウントダウンが開始しており、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるタイマ表示が「09:99」を示している様子が示されている。
その後、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるタイマ表示のカウントダウンが継続して行われており、図374(A5)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるタイマ表示は「00:01」を示している。
そして、図374(A6)に示すように、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるタイマ表示が「00:00」となると、タイマ表示が消去され、ボタンアイコンが発光するエフェクトEF402がボタンアイコンの周囲に表示され、操作表示のINアニメが開始される。その後、図374(A7)に示すように、エフェクトEF402が消去された後、図374(A8)〜同図(A10)に示すように、ボタンアイコンが装飾図柄表示装置208の表示画面の中央に向かって移動する。
すると、図374(A11)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタンアイコンが拡大表示され、操作表示のINアニメが終了する。この演出例では、このようにして、ボタン演出が開始されることが予告される。
図374(A12)に示す装飾図柄表示装置208では、拡大表示されたボタンアイコンが縮小表示してデフォルトの表示態様であるボタン画像136aに変化するとともに、ボタン画像136aの下方に残時間表示メータMTが表示され、ボタン演出による予告が開始されたことを報知している。すなわち、ボタンタイマ予告演出によるボタン演出が開始されたことが報知されている。その後、演出ボタン136の操作有効期間が開始され、残時間表示メータMTのゲージが減少する表示も開始される。
図374(A13)に示す装飾図柄表示装置208では、残時間表示メータMTのゲージが減っている様子が示されており、演出ボタン136の操作有効期間であることが示されている。その後、図374(A14)に示すタイミングで、遊技者により演出ボタン136が操作されると、図374(A15)に示す装飾図柄表示装置208では、殿様のカットイン画像(弱カットイン画像CI3b)が表示される。この演出例では、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるタイマ表示の初期値が「10:00」と短い時間であったため、信頼度の高くない演出が出やすい様子が示されている。ここで、この演出例におけるカットイン画像CI3bは、弱カットイン画像、不図示の赤カットイン画像(弱カットイン画像及び金カットイン画像と異なる表示態様のカットイン画像)、金カットイン画像CI3の3種類があり、弱カットイン画像、赤カットイン画像、金カットイン画像の順に大当りの信頼度が高くなっていく。なお、大当り確定を示唆するカットイン画像が表示される場合があってもよい。その後は、例えば、図17(33)以降に示す演出が行われる。
図374(B1)〜同図(B11)は、SPリーチの実行中に行われるボタンタイマ予告演出の別の演出パターンを示している。なお、図374(B1)は、例えば、図374(A2)から続く演出である。
図374(B1)に示すように、閃光のエフェクトEF401が消去された後、ボタンタイマ予告表示BTM1が表示されている様子が示されている。ボタンタイマ予告表示BTM1は、ボタンアイコンとともに時間を示す「60:00」のタイマ表示がその上方に表示され、ボタンタイマ予告演出が開始することを報知している。すなわち、この演出例では、図372(A3)に示すタイマ表示の初期値よりも長い時間が表示されている。
図374(B2)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ表示のカウントダウンが開始しており、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるタイマ表示が「59:99」を示している様子が示されている。
その後、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるタイマ表示のカウントダウンが継続して行われており、図374(B3)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるタイマ表示は「00:01」を示している。
そして、図374(B4)に示すように、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるタイマ表示が「00:00」となると、タイマ表示が消去される。その後は、ボタンアイコンが発光するエフェクトEF402がボタンアイコンの周囲に表示され、操作表示のINアニメが開始される。その後、エフェクトEF402が消去された後、図374(B5)〜同図(B6)に示すように、ボタンアイコンが装飾図柄表示装置208の表示画面の中央に向かって移動する。
すると、図374(B7)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタンアイコンが拡大表示され、操作表示のINアニメが終了する。この演出例では、このようにして、ボタン演出が開始されることが予告される。
続いて、図374(B8)に示す装飾図柄表示装置208では、拡大表示されたボタンアイコンが縮小表示してボタン画像に変化するとともに、ボタン画像の下方に残時間表示メータMTが表示され、ボタン演出による予告が開始されたことを報知している。すなわち、ボタンタイマ予告演出によるボタン演出が開始されたことが報知されている。ここで、この演出例では、ボタン画像の表示態様がデフォルトのボタン画像136aではなく、赤ボタン画像136aRが表示され、ランクアップした様子が示されている。この演出例では、ボタンタイマ予告演出におけるタイマ表示が示す初期値が「60:00」であるので、赤ボタン画像136aRが表示されやすくなっている様子が示されている。
図374(B9)に示す装飾図柄表示装置208では、残時間表示メータMTのゲージが減っている様子が示されており、演出ボタン136の操作有効期間であることが示されている。その後、図374(B10)に示すタイミングで、遊技者により演出ボタン136が操作されると、図374(B11)に示すように、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gd及び千両箱役物224Hが作動し、導光板ILの発光が行われ、第1装飾図柄表示装置208Lではエフェクト画像が表示される場合がある。すなわち、大当りとなることが報知される。その後は、例えば、図29(24)に示す要領で、導光板ILの発光が終了し、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gd及び千両箱役物224Hがそれぞれ初期位置に戻り、第1装飾図柄表示装置208Lではエフェクト画像がフェイドアウトする。このとき、第1装飾図柄表示装置208Lでは、表示が中断された決闘シーンのアニメーション表示がフェイドインしながら再開する。このように、この演出例では、ボタンタイマ予告演出が行われてタイマ表示のカウントダウンが「00:00」になった結果として、ボタン演出が開始され、このボタン演出において演出ボタン136が操作された結果、或る演出(この演出例では、役物動作による演出)が行われている様子が示されている。なお、この演出例において、操作有効期間において演出ボタン136が操作された場合に、予告演出が行われるようにしたが、演出ボタン136が操作されることなく操作有効期間が経過した場合には、予告演出が行われないようにしてもよいし、行われるようにしてもよいし、行われる場合と行われない場合があってもよい。このことは、これまでに説明した演出例においても適用可能であり、以下に説明する演出例においても適用可能であることはいうまでもない。また、ボタンタイマ予告表示が表示されたあとで赤ボタン画像136aRが表示された場合は、必ず大当りとなってもよいし、必ずハズレとなってもよいし、大当りとなる場合とはずれとなる場合とがあってもよい。また、ボタンタイマ予告表示自体により大当り確定を示唆するようにしてもよい。このような演出は、当否判定結果に応じた演出抽選によって演出の内容が決定されるものである。
図374(C1)〜同図(C2)は、図374(B8)〜同図(B9)に示す演出の別の演出パターンを示している。なお、図374(C1)は、例えば、図374(B7)から続く演出である。
図374(C1)に示す装飾図柄表示装置208では、拡大表示されたボタンアイコンが縮小表示してボタン画像136aに変化するとともに、ボタン画像136aの下方に残時間表示メータMTが表示され、ボタン演出による予告が開始されたことを報知している。すなわち、ボタンタイマ予告演出によるボタン演出が開始されたことが報知されている。ここで、この演出例では、ボタン画像の表示態様が図374(B8)に示す演出例とは異なり、デフォルトのボタン画像136aで表示される様子が示されている。この演出例では、ボタンタイマ予告演出におけるタイマ表示が示す初期値が「60:00」であるが、赤ボタン画像136aRではなく、デフォルトの表示態様であるボタン画像136aが表示される場合がある様子が示されている。このように、ボタンタイマ予告演出におけるタイマ表示が示す初期値が「60:00」であってもデフォルトの表示態様であるボタン画像136aが表示されてもよい。また、ボタンタイマ予告演出におけるタイマ表示が示す初期値が「60:00」である場合には、必ず赤ボタン画像136aRが表示されるようにしてもよい。図374(C2)に示す装飾図柄表示装置208では、残時間表示メータMTのゲージが減っている様子が示されており、演出ボタン136の操作有効期間であることが示されている。その後は、例えば、図374(B10)以降に示す演出が行われる。
図375は、ボタンタイマ予告演出の別の演出パターンについて段階的に示す図である。
図375(A1)〜同図(A8)では、図373(A1)〜同図(A14)に示す演出とは異なり、ボタンタイマ予告演出におけるボタンタイマ予告表示の表示態様がボタンアイコンではなくレバーアイコンとなっている様子が示されている。なお、図375(A1)は、図372(A4)から続く演出である。
図375(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、閃光のエフェクトEF401が消去された後にボタンタイマ予告表示BTM1ではなくレバータイマ予告表示LTM1が表示されている様子が示されている。レバータイマ予告表示LTM1は、演出レバー136Vの形状を模したレバーアイコンとともに時間を示す「60:00」のタイマ表示がその上方に表示され、タイマ予告演出(レバータイマ予告演出)が開始することを報知している。すなわち、この演出例では、カウントダウンが開始してから60秒が経過すると、レバー演出が開始されることを示唆している。このレバータイマ予告表示LTM1によるレバータイマ予告演出は、ボタンタイマ予告演出がランクアップした演出であり、レバータイマ予告演出が実行された場合の方が、ボタンタイマ予告演出が実行された場合よりも大当り図柄態様が確定表示されやすいようになっている。その後、ボタンタイマ予告表示BTM1がレバータイマ予告表示LTM1に変更されている点を除き、図373(A2)〜同図(A5)と同様の演出が行われる。なお、レバータイマ予告表示LTM1が表示されている間に演出レバー136Vが操作されても或る演出は開始されない。
図375(A2)に示す装飾図柄表示装置208では、レバータイマ予告表示LTM1におけるタイマ表示が「00:00」になった様子が示されている。すると、レバーアイコンが発光するエフェクトEF402が表示されて操作表示のINアニメが開始される。
その後、図375(A3)に示すように、エフェクトEF402が消去された後、図375(A4)に示すように、レバーアイコンが装飾図柄表示装置208の表示画面の中央に向かって移動する。
すると、図375(A5)に示す装飾図柄表示装置208では、レバーアイコンが拡大表示され、操作表示のINアニメが終了する。
続いて、図375(A6)に示す装飾図柄表示装置208では、拡大表示されたレバーアイコンが縮小表示してレバー画像136Vaに変化するとともに、レバー画像136Vaの下方に残時間表示メータMTが表示され、レバー演出による予告が開始されたことを報知している。すなわち、タイマ予告演出によるレバー演出が開始されたことが報知されている。その後、演出レバー136Vの操作有効期間が開始され、残時間表示メータMTのゲージが減少する表示も開始される。なお、この演出例では、レバータイマ予告表示LTM1におけるタイマ表示のカウントダウンが完了すると、レバー画像136Vaが必ず表示されるように構成されているが、表示されない場合があってもよい。
図375(A7)に示す装飾図柄表示装置208では、残時間表示メータMTのゲージが減っている様子が示されており、演出レバー136Vの操作有効期間であることが示されている。その後、図375(A8)に示すタイミングで、遊技者により演出レバー136Vが操作されると、例えば、図373(A14)以降に示す演出が行われる。
なお、この演出例では、ボタン演出においてレバー画像136Vaが表示された場合の方が、ボタン画像136aが表示された場合よりも、最終的に大当り図柄態様が停止表示されやすいように構成されている。また、レバー画像136Vaが表示された場合は、必ず大当りとなってもよいし、必ずはずれとなってもよいし、大当りとなる場合とはずれとなる場合とがあってもよい。
図375(B1)〜同図(B4)は、図372(A4)〜同図(A12)に示すボタンタイマ予告演出の別の演出パターンを示している。なお、図375(B1)は、図372(A3)から続く演出である。
図375(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、表示画面の中央において大サイズの閃光のエフェクトEF404が表示され、タイマボタンの登場アニメが開始されている様子が示されている。
すると、図375(B2)に示すように、閃光のエフェクトEF404が消去された後、表示画面の中央では、ボタンタイマ予告表示BTM1が表示されている様子が示されている。このボタンタイマ予告表示BTM1は、図372(A5)に示すものよりも大サイズで表示されている。すなわち、この演出例では、ボタン演出が開始されてボタン画像136aが表示される位置で、しかもボタン画像136aと略同じ大きさでボタンタイマ予告表示BTM1が表示されている様子が示されている。ここで、ボタン画像136aの大きさとボタンタイマ予告表示BTM1におけるボタンの画像が同じ大きさであってもよいし、異なる大きさであってもよい。また、ボタン画像136aの表示位置とボタンタイマ予告表示BTM1の表示位置が同じであってもよいし、略同じであってもよいし、異なってもよい。この演出例においても、ボタンタイマ予告表示BTM1は、演出ボタン136の形状を模したボタンアイコンとともに時間を示す「10:00」のタイマ表示がその上方に表示され、ボタンタイマ予告演出が開始することを報知している。すなわち、この演出例では、カウントダウンが開始してから10秒が経過すると、ボタン演出が開始されることを示唆している。その後、ボタンタイマ予告表示BTM1では、タイマ表示のカウントダウンが開始する。
図375(B3)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるタイマ表示が「00:01」を示している様子が示されている。
そして、図375(B4)に示すように、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるタイマ表示が「00:00」となると、その後は、例えば、図372(A13)以降に示す演出あるいは同図(A14)以降に示す演出が行われる。なお、この演出例において、タイマ表示が「00:00」となった後に、例えば、「PUSH!」等の表示がされることで、演出ボタン136の操作が有効となる状態であることを示唆するようにしてもよい。その際、残時間表示メータMTが表示されてもよいし、表示されなくてもよい。また、ボタン画像136aを表示せずに、「PUSH!」や「押せ!」等の表示と残時間表示メータMTを表示する態様であってもよい。
図375(C1)〜同図(C4)は、図372(A4)〜同図(A12)に示すボタンタイマ予告演出におけるタイマ表示のカウントダウンが一時中断する様子を示している。なお、図375(C1)は、図372(A7)から続く演出である。
図375(C1)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるタイマ表示が「00:01」から「一時停止」の表示に切り換わり、タイマ表示のカウントダウンが一時停止(一時中断)している様子が示されている。そして、このとき、中図柄に疑似連図柄が上方から下方に向けて低速で移動する表示が行われている様子が示されている。疑似連図柄の低速移動は同図(C3)まで継続して行われるが、この間もボタンタイマ予告表示BTM1は消去されず、ボタンタイマ予告表示BTM1はタイマ表示が「一時停止」を表示したまま継続して表示される。
その後、図375(C3)に示すように、疑似連図柄が停止表示した後、図375(C4)に示すように、殿様のキャラクタと「継続」の文字表示とからなるカットイン表示が表示され、1回目の疑似連演出が開始されることが報知される。その後、例えば、疑似連演出がさらにもう1回行われた後、例えば、図373(A5)以降に示す演出が行われる。なお、この演出例では、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるタイマ表示が「00:01」のようにボタン演出が開始されるまでの残り時間があることを示す表示が表示されているときにカウントダウンを一時停止する様子を示したが、タイマ表示が「00:00」のようにボタン演出が開始されるまでの残り時間がないことを示す表示が表示されているときに「一時停止」の表示に切り換え、ボタン演出の開始を遅延させる演出を行うようにしてもよい。
図375(D1)〜同図(D2)は、図373(A11)〜同図(A12)に示すボタン演出の別の演出パターンが行われている様子を示している。なお、図375(D1)は、図373(A10)から続く演出である。
図375(D1)に示す装飾図柄表示装置208では、拡大表示されたボタンアイコンが縮小表示される際に、赤ボタン画像136aRに換えてデカボタン画像136aLが残時間表示メータMTとともに表示されている様子が示されている。すなわち、この演出例では、タイマボタン予告表示BTM1において表示されていたボタンアイコンとは異なる表示態様のボタン画像(デカボタン画像136aL)が表示される様子が示されている。なお、デカボタン画像136aLが表示されることをボタンアイコンによる表示及び/又は操作表示のINアニメにより示唆するようにしてもよい。その後、演出ボタン136の操作有効期間が開始され、残時間表示メータMTのゲージが減少する表示も開始される。なお、この演出例では、赤ボタン画像136aRが表示される場合よりもデカボタン画像136aLが表示された場合の方が最終的に大当り図柄態様が停止表示されやすいようにされているが、赤ボタン画像136aRが表示された場合の方が最終的に大当り図柄態様が停止表示されやすいようにしてもよいし、両者のいずれが表示されても大当り図柄態様の停止表示のされやすさに差がなくてもよい。また、デカボタン画像136aLが表示された場合には、例えば、「PUSH!」や「押せ!」等の操作を促進する文字表示を行い、残時間表示メータMTを表示しないようにしてもよい。
図375(D2)に示す装飾図柄表示装置208では、残時間表示メータMTのゲージが減っている様子が示されており、演出ボタン136の操作有効期間であることが示されている。その後は、例えば、図373(A13)以降に示す演出が行われる。
図375(E1)〜同図(E3)では、図372(A5)〜同図(A8)に示すボタンタイマ予告演出におけるタイマ表示のカウントダウンにおいてタイマの上乗せが行われる演出パターンが行われている様子が示されている。なお、図375(E1)は、図372(A8)から続く演出である。
この演出例では、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるタイマ表示が「00:00」となると、図375(E1)に示すように、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるボタンアイコンの上方に表示されているタイマ表示が「否!!」に変更され、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるタイマ表示のカウントダウンの終了を否定している。すなわち、タイマ表示のタイマが上乗せしてカウントダウンが継続することを示唆している。なお、別の予告演出によってボタンタイマ予告表示BTM1におけるタイマ表示のタイマの上乗せを示唆する演出が行われてもよい。また、この演出例では、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるタイマ表示が「00:00」となった後でタイマ表示が「否!!」の表示に変更するようにしたが、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるタイマ表示が「00:01」のようにボタン演出が開始されるまでの残り時間があることを示す表示が表示されているときにタイマ表示が「否!!」の表示に変更するようにしてもよい。
すると、図375(E2)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるタイマ表示が高速変動表示し、その後、図375(E3)に示すように、新たなタイマが表示される。すなわち、この演出例では、45秒の上乗せが行われ、その結果、タイマ表示として「45:00」が表示されている様子が示されている。なお、この上乗せ演出は、1回だけ行われてもよいし、複数回行われてもよい。また、タイマの上乗せに限らず、タイマ表示のカウントダウンの途中で同様の演出によるタイマの減少が行われてもよく、タイマ表示が「00:00」となると上乗せ演出が行われる場合とタイマ表示のカウントダウンの途中で上乗せ演出が行われる場合とがあってもよい。その場合に、上乗せ演出が行われるタイミングによって上乗せ演出が異なってもよく、同じであってもよい。またその場合に、上乗せ演出が行われるタイミングによって、大当りへの信頼度が異なってもよく、同じであってもよい。その後は、タイマ表示のカウントダウンが引き続き行われ、その後、例えば、図373(A5)以降に示す演出が行われる。
図376は、ボタンタイマ予告演出の別の演出パターンについて段階的に示す図である。
図376(A1)〜同図(A5)は、図372(A12)に続く別の演出パターンであり、ボタンアイコンを拡大する際にレバーアイコンに差し替わってレバー演出が行われる様子を示している。なお、図376(A1)は、図372(A12)から続く演出である。
図376(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、操作表示のINアニメにおいてボタンアイコンが拡大表示される際に、レバーアイコンに差し替えられている様子が示されている。すなわち、ボタンタイマ予告演出がレバータイマ予告演出にランクアップした様子が示されている。このように、操作表示のINアニメの途中で他の種類の操作表示に変化するようなアニメーションが行われてもよい。なお、この演出例では、変動アイコンh0がレバー画像136Vaや残時間表示メータMTと重なる位置に表示されているが、変動アイコンh0がレバー画像136Vaや残時間表示メータMTにオーバーラップするように表示してもよいし、オーバーラップされるように表示してもよい。また、変動アイコンh0がレバー画像136Vaや残時間表示メータMTとは重ならない位置に表示されてもよいし、重なる位chに表示されてもよい。このことは、これまでに説明した演出例においても、以下に説明する演出例においても適用可能であることはいうまでもない。
続いて、図376(A2)に示す装飾図柄表示装置208では、拡大表示されたレバーアイコンが縮小表示してレバー画像136Vaに変化するとともに、レバー画像136Vaの下方に残時間表示メータMTが表示され、レバー演出による予告が開始されたことを報知している。すなわち、レバータイマ予告演出によるレバー演出が開始されたことが報知されている。その後、演出レバー136Vの操作有効期間が開始され、残時間表示メータMTのゲージが減少する表示も開始される。
図376(A3)に示す装飾図柄表示装置208では、残時間表示メータMTのゲージが減っている様子が示されており、演出レバー136Vの操作有効期間であることが示されている。その後、図376(A4)に示すタイミングで、遊技者により演出レバー136Vが操作されると、図376(A5)に示す装飾図柄表示装置208では、精霊のキャラクタCLAを含む背景画像が表示され、大当りの信頼度の高い予告表示が行われている様子が示されている。なお、演出レバー136Vの操作有効期間において演出ボタン136が操作されても精霊のキャラクタCLAを含む背景画像は表示されないが、表示されるようにしてもよい。その後は、例えば、図372(A18)以降に示す演出が行われる。
図376(B)は、図376(A1)〜同図(A3)に示すボタンタイマ予告演出からレバータイマ予告演出にランクアップする別の態様を示している。図376(B)は、図372(A13)に続く演出であり、ボタンアイコンが拡大表示して操作表示のINアニメが終了した後、拡大表示されたボタンアイコンが縮小表示してボタン画像136aに変化するタイミングで、当該ボタン画像136aがレバー画像136Vaに差し替えられている様子が示されている。このように、操作表示のINアニメが終了した後で操作表示としてレバー画像136Vaが表示されるようにしてもよい。なお、図376(B)に示す演出が行われた後は、例えば、図376(A3)以降に示す演出が行われる。
図376(C1)〜同図(C3)は、図373(C1)〜同図(C3)に示す操作表示のINアニメ(合体INアニメ)の別の演出パターンを示している。なお、図376(C1)は、例えば、図372(A9)から続く演出である。
図376(C1)に示す装飾図柄表示装置208では、合体INアニメの別の演出パターンが開始している様子が示されている。この演出例における合体INアニメが開始されると、半透明で表示された演出レバーの表示態様のボタンアイコン136qLが表示画面の左端部から出現し、同じく半透明で表示されたデフォルトの表示態様のボタンアイコン136qRが表示画面の右端部から出現し、互いに近接するように表示画面の中央に向かっている様子が示されている。この演出例では、半透明で表示するボタンアイコンとして、演出レバーの表示態様とデフォルトの演出ボタンの表示態様の両方を表示することで、レバー画像136Vaとデフォルトの表示態様のボタン画像136aのいずれかが表示される可能性があることを示唆している。なお、半透明で表示するボタンアイコンとして、演出レバーの表示態様のボタンアイコン136qLとデフォルトの表示態様のボタンアイコン136qRの両方を表示することで、レバー画像136Vaが表示されることが確定していることを示唆していてもよいし、デフォルトの表示態様のボタン画像136aが表示されることが確定していてもよい。
図376(C2)に示す装飾図柄表示装置208では、半透明で表示された演出レバーの表示態様のボタンアイコン136qLと、半透明で表示されたデフォルトの表示態様のボタンアイコン136qRが表示画面の中央で重なっている様子が示されている。すると、図376(C3)に示すように、破裂するエフェクトEF403が表示され、その後は、例えば、図372(A14)以降に示す演出や、図376(A2)以降に示す演出が行われる。
図376(D1)〜同図(D6)は、図373(C1)〜同図(C3)に示す操作表示のINアニメ(合体INアニメ)の別の演出パターンを示している。なお、図376(D1)は、例えば、図372(A9)から続く演出である。
図376(D1)に示す装飾図柄表示装置208では、合体INアニメの別の演出パターンが開始している様子が示されている。この演出例における合体INアニメが開始されると、半透明で表示された赤ボタンの表示態様のボタンアイコン136qLが表示画面の左端部から出現し、同じく半透明で表示されたデフォルトの表示態様のボタンアイコン136qRが表示画面の右端部から出現し、さらに、同じく半透明で表示された演出レバーの表示態様のボタンアイコン136qCが表示画面の上端部から出現し、それぞれ互いに近接するように表示画面の中央に向かっている様子が示されている。この演出例では、半透明で表示するボタンアイコンとして、演出レバーの表示態様と赤ボタンの表示態様とデフォルトの演出ボタンの表示態様の3つを表示することで、レバー画像136Vaと赤ボタン画像136aRとデフォルトの表示態様のボタン画像136aのいずれかが表示される可能性があることを示唆している。このように、合体INアニメにおいて、3以上のレバー画像及びボタン画像を表示してこれらのうちのいずれかの表示態様の操作表示が表示されることを示唆するようにしてもよい。なお、この演出例では、操作デバイスが演出ボタン136及び演出レバー136Vの2種類であるが、3種類以上ある場合についても適用することができる。なお、半透明で表示するボタンアイコンとして、演出レバーの表示態様と赤ボタンの表示態様とデフォルトの演出ボタンの表示態様の3つを表示することで、レバー画像136Vaが表示されることが確定していることを示唆していてもよいし、赤ボタン画像136aRが表示されることが確定していることを示唆していてもよいし、デフォルトの表示態様のボタン画像136aが表示されることが確定していてもよい。また、レバー画像136Va、赤ボタン画像136aR及びデフォルトの表示態様のボタン画像136aのうちの2つの画像が表示されることが確定してもよい。
図376(D2)に示す装飾図柄表示装置208では、半透明で表示された赤ボタンの表示態様のボタンアイコン136qLと、半透明で表示されたデフォルトの表示態様のボタンアイコン136qRと、半透明で表示された演出レバーの表示態様のボタンアイコン136qCとが表示画面の中央で重なっている様子が示されている。すると、図376(D3)に示すように、破裂するエフェクトEF403が表示される。
すると、図376(D4)に示す装飾図柄表示装置208では、赤ボタン画像136aRが表示されている様子が示されている。なお、例えば、図372(A14)以降に示す演出や、図376(A2)以降に示す演出が行われる場合があってもよい。その後、演出ボタン136の操作有効期間が開始され、残時間表示メータMTのゲージが減少する表示も開始される。
図376(D5)に示す装飾図柄表示装置208では、残時間表示メータMTのゲージが減っている様子が示されており、演出ボタン136の操作有効期間であることが示されている。その後、図376(D6)に示すタイミングで、遊技者により演出ボタン136が操作されると、例えば、図376(A5)以降に示す演出が行われる。
図376(E1)〜同図(E4)は、図373(C1)〜同図(C3)に示す操作表示のINアニメ(合体INアニメ)の別の演出パターンを示している。なお、図376(E1)は、例えば、図372(A9)から続く演出である。
図376(E1)に示す装飾図柄表示装置208では、合体INアニメが開始している様子が示されている。この合体INアニメが開始されると、半透明で表示された赤ボタンの表示態様のボタンアイコン136qLが表示画面の左端部から出現し、同じく半透明で表示されたデフォルトの表示態様のボタンアイコン136qRが表示画面の右端部から出現し、互いに近接するように表示画面の中央に向かっている様子が示されている。この演出例では、半透明で表示するボタンアイコンとして、赤ボタンの表示態様とデフォルトの表示態様の両方を表示することで、赤ボタン画像136aRとデフォルトの表示態様のボタン画像136aのいずれかが表示される可能性があることを示唆している。
図376(E2)に示す装飾図柄表示装置208では、半透明で表示された赤ボタンの表示態様のボタンアイコン136qLと、半透明で表示されたデフォルトの表示態様のボタンアイコン136qRが表示画面の中央で重なっている様子が示されている。すると、破裂するエフェクトEF403が表示される。
すると、図376(E3)に示すように、この演出例では、半透明で表示されたいずれの表示態様のボタンアイコンに対応するボタン画像の表示ではなく、デカボタン画像136aLが残時間表示メータMTとともに表示されている様子が示されている。すなわち、この演出例では、合体INアニメにおいて示唆されていない操作表示(デカボタン画像136aL)が表示されている様子が示されている。なお、この場合において、半透明で表示されたいずれの表示態様のボタンアイコンとは異なるレバー画像137Vaが表示される場合があってもよい。その後、演出ボタン136の操作有効期間が開始され、残時間表示メータMTのゲージが減少する表示も開始される。
図376(E4)に示す装飾図柄表示装置208では、残時間表示メータMTのゲージが減っている様子が示されており、演出ボタン136の操作有効期間であることが示されている。その後は、例えば、図376(A5)以降に示す演出が行われる。
なお、この演出例において実行される合体INアニメで表示されるボタンアイコンの組み合わせは上述したものに限定されず、例えば、
(1)デフォルトの表示態様のボタンアイコン+デフォルトの表示態様のボタンアイコンの組み合わせでは、デフォルトの表示態様のボタン画像136a又はデカボタン画像136aLが表示されてもよく、必ずボタン画像136aが表示されてもよいし、ボタン画像136aが表示される場合とデカボタン画像136aLが表示される場合があってもよい。
(2)デフォルトの表示態様のボタンアイコン+赤ボタンの表示態様のボタンアイコンの組み合わせでは、デフォルトの表示態様のボタン画像136a又は赤ボタン画像136aRが表示されてもよく、必ず赤ボタン画像136aRが表示されてもよいし、ボタン画像136aが表示される場合と赤ボタン画像136aRが表示される場合があってもよいし、ボタン画像136aが表示される場合とデカボタン画像136aLが表示される場合があってもよいし、赤ボタン画像136aRが表示される場合とデカボタン画像136aLが表示される場合があってもよいし、ボタン画像136aが表示される場合とデカボタン画像136aLが表示される場合と赤ボタン画像136aRが表示される場合があってもよい。
(3)デフォルトの表示態様のボタンアイコン+デカボタンの表示態様のボタンアイコンの組み合わせでは、必ずデカボタン画像136aLが表示されてもよいし、ボタン画像136aが表示される場合とデカボタン画像136aLが表示される場合があってもよい。
(4)デフォルトの表示態様のボタンアイコン+演出レバーの表示態様のボタンアイコンの組み合わせでは、必ずレバー画像136Vaが表示されてもよいし、ボタン画像136aが表示される場合とレバー画像136Vaが表示される場合があってもよい。
(5)赤ボタンの表示態様のボタンアイコン+赤ボタンの表示態様のボタンアイコンの組み合わせでは、赤ボタン画像136aR又はデカボタン画像136aLが表示されてもよく、必ず赤ボタン画像136aRが表示されてもよいし、赤ボタン画像136aRが表示される場合とデカボタン画像136aLが表示される場合があってもよいし、赤ボタン画像136aRが表示される場合とデカボタン画像136aLが表示される場合とレバー画像136Vaが表示される場合があってもよい。
(6)赤ボタンの表示態様のボタンアイコン+デカボタンの表示態様のボタンアイコンの組み合わせでは、赤ボタン画像136aR又はデカボタン画像136aLが表示されてもよく、必ず赤ボタン画像136aRが表示されてもよいし、必ずデカボタン画像136aLが表示されてもよいし、赤ボタン画像136aRが表示される場合とデカボタン画像136aLが表示される場合があってもよい。
(7)赤ボタンの表示態様のボタンアイコン+演出レバーの表示態様のボタンアイコンの組み合わせでは、赤ボタン画像136aR又はレバー画像136Vaが表示されてもよく、必ず赤ボタン画像136aRが表示されてもよいし、必ずレバー画像136Vaが表示されてもよいし、赤ボタン画像136aRが表示される場合とレバー画像136Vaが表示される場合があってもよい。
(8)デカボタンの表示態様のボタンアイコン+デカボタンの表示態様のボタンアイコンの組み合わせでは、必ずデカボタン画像136aLが表示されてもよいし、デカボタン画像136aLが表示される場合とレバー画像136Vaが表示される場合があってもよい。
(9)デカボタンの表示態様のボタンアイコン+演出レバーの表示態様のボタンアイコンの組み合わせでは、必ずデカボタン画像136aLが表示されてもよいし、必ずレバー画像136Vaが表示されてもよいし、デカボタン画像136aLが表示される場合とレバー画像136Vaが表示される場合があってもよい。
(10)演出レバーの表示態様のボタンアイコン+演出レバーの表示態様のボタンアイコンの組み合わせでは、必ずレバー画像136Vaが表示されてもよいし、レバー画像136Vaが表示される場合とデカボタン画像136aLが表示される場合があってもよい。
(99)また、レバー画像136Vaよりもさらにサイズの大きいデカレバー画像を表示するようにしてもよい。
(100)上記は、2つの半透明のボタンアイコンの組み合わせについて記載したが、半透明のボタンアイコンを3つ以上出現させる場合において、表示されるボタン画像やレバー画像の表示態様は適宜に設定することができる。
(101)さらに、左端部から出現するボタンアイコンの種類と右端部から出現するボタンアイコンの種類とが入れ替わった場合に、出現するボタン画像やレバー画像の態様や出現割合が異なってもよい。
また、本実施形態では、レバー画像136Va>デカボタン画像136aL>赤ボタン画像136aR>ボタン画像136a(デフォルト)の順に大当りの信頼度が高くなっているがこれに限定されない。
図377は、ボタンタイマ予告演出の別の演出パターンについて段階的に示す図である。
図377(A1)〜同図(A6)は、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるタイマ表示のカウントダウンの実行中に演出ボタン136が操作された場合に行われる演出の内容を示している。なお、図377(A1)は、図374(A2)から続く演出である。
図377(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、閃光のエフェクトEF401が消去された後、ボタンタイマ予告表示BTM1が表示されている様子が示されている。ボタンタイマ予告表示BTM1は、ボタンアイコンとともに時間を示す「30:00」のタイマ表示がその上方に表示され、ボタンタイマ予告演出が開始することを報知している。
図377(A2)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ表示のカウントダウンが開始しており、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるタイマ表示が「29:99」を示している様子が示されている。
その後、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるタイマ表示のカウントダウンが継続して行われており、図377(A3)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるタイマ表示は「19:57」を示している。
そして、このタイミングで、図377(A4)に示すように、演出ボタン136が操作されると、図377(A5)に示すように、ボタンタイマ予告表示BTM1のボタンアイコンの周りが白色に発光する態様の表示である発光エフェクトEF405が所定時間(例えば、0.1秒)表示され、演出ボタン136が操作されたことを報知している。なお、このとき、発光エフェクトEF405の表示色が異なる場合があってもよく、この場合、例えば、実行中の図柄変動表示に対する大当り予告として機能する場合がある。具体的には、例えば、発光色が赤>緑>青>白の順に大当りの期待度が高くなるようにしてもよい。また、発光エフェクトEF405の発光色が1種類のみ(例えば、白色のみ)であってもよく、演出ボタン136を操作しても発光色が変わらないようにしてもよい。また、演出ボタン136の1回目の操作から白以外の色(例えば、青色からスタート)で表示してもよい。また、演出ボタン136の1回目の操作では、必ず白色(デフォルト色)から表示されるようにしてもよい。また、途中で発光色の段階を飛ばすようにしてもよく、例えば、白色で発光していた後に赤色で発光するようにしてもよい。また、必ず、白色>青色>緑色>赤色の順で発光色が変化するようにしてもよい。また、大当り確定の色(例えば、虹色等)で発光する場合があってもよく、例えば、赤色で発光していた後に虹色で発光するようにしてもよいし、白色で発光していた後に虹色で発光するようにしてもよい。また、発光エフェクトEF405の発光色に合わせた色でチャンスボタンランプ138を発光させるようにしてもよいし、発光エフェクトEF405の発光色に合わせた色で遊技盤用ランプ442や遊技台枠用ランプ452を発光させるようにしてもよい。この場合において、発光エフェクトEF405の発光色と各種ランプの発光色が異なってもよいし、同じであってもよいし、同じである場合と異なる場合とがあってもよい。発光エフェクトEF405の発光色と各種ランプの発光色が同じである場合と異なる場合とがある場合において、同じである場合の方が異なる場合よりも大当りの信頼度が高くてもよいし、異なる場合の方が同じである場合よりも大当りの信頼度が高くでもよい。また、発光エフェクトEF405の発光色に応じた効果音をスピーカ120から出力するようにしていもよい。また、発光エフェクトEF405の発光色に対応する動作にて演出可動体224を動作させるようにしてもよい。また、発光エフェクトEF405の発光色が、あるランク以上の色(例えば、赤色以上(赤色又は虹色))である場合に、他の演出手段(例えば、スピーカ120、演出可動体224、各種ランプ442,452による演出が行われるようにしてもよい。この場合において、発光エフェクトEF405の発光色と各種ランプの発光色が異なってもよいし、同じであってもよいし、同じである場合と異なる場合とがあってもよい。発光エフェクトEF405の発光色と各種ランプの発光色が同じである場合と異なる場合とがある場合において、同じである場合の方が異なる場合よりも大当りの信頼度が高くてもよいし、異なる場合の方が同じである場合よりも大当りの信頼度が高くでもよい。また、発光エフェクトEF405が、大当り確定の色で発光した場合に、他の演出手段(例えば、スピーカ120)による演出(例えば、大当り確定音の出力)が行われてもよい。このことは、これまでに説明した演出例においても、以降に説明する演出例においても適用可能であることはいうまでもない。
その後、発光エフェクトEF405の表示時間が経過すると、図377(A6)に示すように、発光エフェクトEF405は消去される。その後は、例えば、図374(A5)以降に示す演出が行われる。
図377(B1)〜同図(B7)は、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるタイマ表示のカウントダウンの実行中に演出ボタン136が連打操作された場合に行われる演出の内容を示している。なお、図377(B1)は、図377(A6)から続く演出である。
図377(B1)は、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるタイマ表示のカウントダウンの実行中に演出ボタン136が連打操作されている様子が示されている。図377(B1)では、連打により演出ボタン136が10回操作された様子が示されている。
すると、図377(B2)に示す装飾図柄表示装置208では、発光エフェクトEF405の発光色が白色から青色に変化している様子が示されている。なお、演出ボタン136が所定回数(例えば、10回)操作された場合でも発光エフェクトEF405の発光色が白色から青色に変化しない場合があってもよい。すなわち、発光エフェクトEF405の発光色が変化するか否かについては、実行中の図柄変動表示における大当りの信頼度によって決定され、発光色が変化するほど大当りの信頼度が高いということができる場合がある。
図377(B3)は、演出ボタン136がさらに連打操作されている様子が示されている。図377(B3)では、連打により演出ボタン136がさらに10回操作された様子が示されている。
すると、図377(B4)に示す装飾図柄表示装置208では、発光エフェクトEF405の発光色が青色から緑色に変化している様子が示されている。なお、この場合も、発光エフェクトEF405の発光色が青色から緑色に変化しない場合があってもよい。
図377(B5)は、演出ボタン136がさらに連打操作されている様子が示されている。図377(B5)では、連打により演出ボタン136がさらに10回操作された様子が示されている。
すると、図377(B6)に示す装飾図柄表示装置208では、発光エフェクトEF405の発光色が緑色から赤色に変化している様子が示されている。なお、この場合も、発光エフェクトEF405の発光色が緑色から赤色に変化しない場合があってもよい。
その後、発光エフェクトEF405の表示時間が経過すると、図377(B7)に示すように、発光エフェクトEF405は消去される。その後は、例えば、図374(A5)以降に示す演出が行われる。
このように、この演出例では、演出ボタン136の操作回数に応じて発光エフェクトEF405の発光色を変化させることにより、大当り予告を行っている。なお、この演出例では、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるタイマ表示のカウントダウンの実行中に演出ボタン136の連打操作を行い、その操作回数により発光エフェクトEF405の表示色を変化させるようにしたが、連打操作に換えて長押し操作を行い、長押しした時間に応じて発光エフェクトEF405の表示色を変化させるようにしてもよい。また、演出ボタン136の操作回数により発光エフェクトEF405の表示色の変化とともに、演出ボタン136の発光色も変化させるようにしてもよい。また、発光色が変化するまでの演出ボタン136の操作回数は演出抽選によって決定してもよく、例えば、白色に発光している場合に、演出ボタン136が1回操作しただけで青色に変化する場合があってもよいし、10回操作すると青色に変化する場合があってもよい。また、発光色が変化するまでの演出ボタン136の操作回数が常に一定であってもよい。また、最終的に赤色に変化する場合と青色まで変化可能の場合とで発光エフェクトEF405の色が変化するトリガーとなる操作回数が変化するようにしてもよい。また、演出ボタン136の操作に応じて、他のランプ(例えば、枠ランプの一部又は全部、チャンスボタンランプ138、遊技盤のランプの一部又は全部)の発光態様も変化してもよい。また、発光エフェクトEF405とランプの発光色とが一致するようにしてもよい。また、発光エフェクトEF405の発光色とランプの発光色とが異なってもよい。
また、この演出例では、発光エフェクトEF405の発光色の変化により大当り予告を行うようにしたが、例えば、ボタンタイマ予告演出が行われた結果として実行されるボタン演出において、ボタン操作により実行される演出がより大当りの信頼度の高い演出が行われることを発光エフェクトEF405の発光色により示唆するようにしてもよい。例えば、発光エフェクトEF405の発光色が赤色まで変化した場合には、ボタン演出におけるボタン操作により役物による予告が行われるようにしてもよい。
図377(C1)〜同図(C8)は、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるタイマ表示のカウントダウンの実行中に演出ボタン136が操作された場合に行われる演出の別のパターンを示している。なお、図377(C1)は、図377(A4)から続く演出である。
ボタンタイマ予告表示BTM1におけるタイマ表示のカウントダウンの実行中に演出ボタン136が操作されると、図377(C1)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタンタイマ予告表示BTM1の全体を覆うように炎のエフェクトEF406が表示される昇格アニメが開始されている様子が示されている。なお、昇格アニメを行わないようにしてもよい。
すると、図377(C2)に示すように、炎のエフェクトEF406が消去されると、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるボタンアイコンの表示態様がデフォルトの表示態様から赤ボタンの表示態様に変化している様子が示されている。すなわち、この演出は、ボタンタイマ予告表示BTM1のランクアップを行う裏ボタン演出ということができる。なお、この演出例では、裏ボタンの操作を受け付ける期間が設定されており、裏ボタン操作受付期間内に演出ボタン136の操作がなかった場合には、ボタンアイコンの表示態様が変化しなくてもよいし、裏ボタン操作受付期間が終了するとボタンアイコンの表示態様が変化してもよいし、操作表示のINアニメの際にボタンアイコンの表示態様が変化してもよいし、INアニメが終了してボタン画像136aが表示されるタイミングで赤ボタン画像136aRに差し替わるようにしてもよい。
その後、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるタイマ表示のカウントダウンが継続して行われており、図377(C3)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるタイマ表示は「00:01」を示している。
そして、図377(C4)に示すように、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるタイマ表示が「00:00」となると、タイマ表示が消去される。その後は、ボタンアイコンが発光するエフェクトEF402がボタンアイコンの周囲に表示され、操作表示のINアニメが開始される。その後、エフェクトEF402が消去された後、図377(C5)〜同図(C7)に示すように、ボタンアイコンが装飾図柄表示装置208の表示画面の中央に向かって移動する。
すると、図377(C8)に示す装飾図柄表示装置208では、赤ボタンの表示態様のボタンアイコンが拡大表示され、操作表示のINアニメが終了する。この演出例では、このようにして、ボタン演出が開始されることが予告される。その後は、例えば、図374(B8)以降に示す演出が行われる。なお、エフェクトEF402が赤色になるとボタンタイマ予告表示BTM1におけるボタンのアイコンの表示色も赤色にランクアップしてもよい。また、ボタンタイマ予告表示BTM1のボタンアイコンの表示態様が赤ボタンの表示態様となった後にさらに演出ボタン136が操作されるとボタンアイコンの表示態様がさらに変化する場合があってもよく、例えば、赤ボタンの表示態様から金ボタンの表示態様や虹ボタンの表示態様に変化する場合があってもよい。ここで、本実施形態において表示されるボタンタイマ予告表示BTM1のボタンアイコンの表示対応は、デフォルトの表示態様、赤ボタンの表示態様の他、例えば、金ボタンの表示態様や虹ボタンの表示態様が表示されてもよい。
図377(D1)〜同図(D3)は、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるタイマ表示のカウントダウンの実行中にボタン演出が開始され、このボタン演出において演出ボタン136が操作されることによりボタンタイマ予告表示BTM1がランクアップする演出例を示している。なお、図377(D1)は、図377(A2)から続く演出である。
図377(D1)に示す装飾図柄表示装置では、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるタイマ表示のカウントダウンが継続して行われており、図377(D1)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるタイマ表示は「20:24」を示している。
すると、図377(D2)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタンタイマ予告表示BTM1の左側に小さいサイズのボタン画像136aとその下方に残時間表示メータMTが表示されている様子が示されている。すなわち、ボタン演出が開始されることが報知されている。その後、演出ボタン136の操作有効期間が開始され、残時間表示メータMTのゲージが減少する表示も開始される。
図377(D3)に示す装飾図柄表示装置208では、残時間表示メータMTのゲージが減っている様子が示されており、演出ボタン136の操作有効期間であることが示されている。その後、図377(A4)に示す態様で演出ボタン136が操作されると、その後は、例えば、図377(C1)以降に示す演出が行われる(ボタンタイマ予告表示BTM1がランクアップする)場合がある。なお、操作有効期間内に演出ボタン136の操作がなかった場合には、ボタンタイマ予告表示BTM1のランクアップが行われないようにしてもよいし、操作有効期間が経過したときにランクアップが行われる場合があるようにしてもよいし、操作有効期間が経過したときにランクアップが必ず行われるようにしてもよい。
また、ボタン演出が開始されると、図377(D2)〜同図(D3)に換えて、図377(E)に示すように、操作有効期間においてボタンタイマ予告表示BTM1に重ねて「PUSH!」の文字を表示し、演出ボタン136の操作を促進するようにしてもよい。すなわち、ボタンタイマ予告表示BTM1自体によって演出ボタン136の操作を促すようにしてもよい。この場合において、演出ボタン136の発光態様を変化(例えば、白点滅の発光態様で発光)させて演出ボタン136の操作を促すようにしてもよい。
図378は、ボタンタイマ予告演出においてミニゲームが実行される演出パターンについて段階的に示す図である。
図378(A1)〜同図(A18)は、ボタンタイマ予告演出の実行中に最終的に表示されるボタン画像(あるいは、レバー画像)の種類をミニゲームにより選択している様子を示している。なお、図378(A1)は、図374(A2)から続く演出である。
閃光のエフェクトEF401が消去されると、図378(A1)に示すように、ミニゲームボタンタイマ予告表示MTM1が表示されてミニゲームの開始を演出している。すなわち、ミニゲームボタンタイマ予告表示MTM1が表示されてミニゲームが開始されると、図378(A1)に示すように、表示画面の右下隅部において、最初に演出レバー136Vを模したレバーアイコンが表示される。その後、図378(A2)に示すように、レバーアイコンに重なるようにして赤ボタンの表示態様のボタンアイコンが表示される。その後、図378(A3)に示すように、赤ボタンの表示態様のボタンアイコンに重なるようにしてデフォルトの表示態様のボタンアイコンが表示される。このように、ボタンタイマ予告表示BMT1が行われた結果として表示されるボタン画像(レバー画像)を複数種類の中からミニゲームの結果により選択する。なお、ルーレット保留や選択保留のようなボタンタイマ予告表示を表示するようにしてもよい。この場合、例えば、遊技者の操作で決定してもよいし、或るタイミングで勝手に決定してもよい。
その後、図378(A4)に示す装飾図柄表示装置208では、ミニゲームボタンタイマ予告表示MTM1の上部に時間を示す「30:00」のタイマ表示が表示され、さらに、ミニゲームボタンタイマ予告表示MTM1に重ねて「PUSH!!」の文字が表示され、演出ボタン136の連打操作を促している様子が示されている。なお、操作有効期間は、その後開始される。
図378(A5)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ表示のカウントダウンが開始しており、ミニゲームボタンタイマ予告表示MTM1におけるタイマ表示が「29:99」を示している様子が示されている。なお、操作有効期間の開始タイミングとミニゲームボタンタイマ予告表示MTM1におけるタイマ表示のカウントダウンのタイミングは同じであってもよいし、操作有効期間の開始タイミングの方が早くてもよいし、タイマ表示のカウントダウンの開始タイミングの方が早くてもよい。
操作有効期間が開始された後、図378(A6)に示す態様で演出ボタン136の連打が開始され、規定回数(例えば、10回)の演出ボタン136が操作されると、図378(A7)に示すように、ミニゲームボタンタイマ予告表示MTM1では、殿様のキャラクタが出現し、3つのボタンアイコン(レバーアイコン、赤ボタンの表示態様のボタンアイコン、デフォルトの表示態様のボタンアイコン)のうちの、デフォルトの表示態様のボタンアイコンを斬りつけ、ボタンタイマ予告演出が行われた結果としてデフォルトの表示態様であるボタン画像136aの出現を否定する演出が行われる場合がある。すると、図378(A8)に示すように、ミニゲームボタンタイマ予告表示MTM1では、デフォルトの表示態様のボタンアイコンが消去され、赤ボタンの表示態様のボタンアイコンが最前面側に出現する。なお、タイマ表示のカウントダウンは継続しており、図378(A8)に示すタイミングでは、タイマ表示は「24:55」を示している。
さらに、図378(A9)に示すように、継続して演出ボタン136の連打操作が行われ、さらに規定回数(例えば、10回)の演出ボタン136が操作されると、図378(A10)に示すように、ミニゲームボタンタイマ予告表示MTM1では、殿様のキャラクタが再び出現し、今度は、2つのボタンアイコン(レバーアイコン、赤ボタンの表示態様のボタンアイコン)のうちの、赤ボタンの表示態様のボタンアイコンを斬りつけ、ボタンタイマ予告演出が行われた結果として赤ボタン画像136aRの出現を否定する演出が行われる場合がある。すると、図378(A11)に示すように、ミニゲームボタンタイマ予告表示MTM1では、赤ボタンの表示態様のボタンアイコンが消去され、レバーアイコンが最前面側に出現する。なお、タイマ表示のカウントダウンは継続しており、図378(A11)に示すタイミングでは、タイマ表示は「12:31」を示している。なお、ミニゲームの最終形態としてレバーアイコンのみが残った場合には、ミニゲームに成功したとして「PUSH!!」の文字は非表示とされるが、表示されたままとしてもよい。
その後、ミニゲームボタンタイマ予告表示MTM1におけるタイマ表示のカウントダウンが継続して行われており、図378(A12)に示す装飾図柄表示装置208では、ミニゲームボタンタイマ予告表示MTM1におけるタイマ表示は「00:01」を示している。
そして、図378(A13)に示すように、ミニゲームボタンタイマ予告表示MTM1におけるタイマ表示が「00:00」となると、タイマ表示が消去され、レバーアイコンが発光するエフェクトEF402がボタンアイコンの周囲に表示され、操作表示のINアニメが開始される。その後、図378(A14)に示すように、エフェクトEF402が消去された後、図378(A15)に示すように、レバーアイコンが装飾図柄表示装置208の表示画面の中央に向かって移動する。
すると、図378(A16)に示す装飾図柄表示装置208では、レバーアイコンが拡大表示され、操作表示のINアニメが終了する。
続いて、図378(A17)に示す装飾図柄表示装置208では、拡大表示されたレバーアイコンが縮小表示してレバー画像136Vaに変化するとともに、レバー画像136Vaの下方に残時間表示メータMTが表示され、レバー演出による予告が開始されたことを報知している。すなわち、ボタンタイマ予告演出によるレバー演出が開始されたことが報知されている。その後、演出レバー136Vの操作有効期間が開始され、残時間表示メータMTのゲージが減少する表示も開始される。なお、演出ボタン136を操作しなかった場合や操作回数が足らずにレバーアイコンまで行きつかなかった場合も、タイマ表示が「00:00」になるとレバー画像136Vaが表示されてもよい。例えば、ボタンアイコンが表示された状態でタイマ表示が「00:00」になった場合だと操作表示のINアニメが図378(A14)〜同図(A15)に示すレバー画像によるINアニメでなくてもよく、図378(B2)〜同図(B4)に示すINアニメで同図(B5)に示す表示が行われた後にレバー画像136Vaが表示されるようにしてもよい。また、演出ボタン136が操作されなかった場合や操作回数が足らずにレバーアイコンまで行きつかなかった場合に、レバー画像136Vaが表示されず、表示されているボタンアイコンに対応した表示が表示されるようにしてもよい。
図378(A18)に示す装飾図柄表示装置208では、残時間表示メータMTのゲージが減っている様子が示されており、演出レバー136Vの操作有効期間であることが示されている。その後は、演出レバー136Vが操作されると、例えば、図374(B11)以降に示す演出が行われる。
図378(B1)〜同図(B5)は、ボタンタイマ予告演出の実行中に最終的に表示されるボタン画像(あるいは、レバー画像)の種類をミニゲームにより選択する別の演出パターンが行われている様子を示している。なお、図378(B1)は、図378(A6)から続く演出である。
図378(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、演出ボタン136の連打操作が行われたにもかかわらず、デフォルトの表示態様のボタンアイコンを斬りつけることができないまま、タイマ表示が「00:00」となった様子が示されている。これにより、ミニゲームボタンタイマ予告表示MTM1において3つのボタンアイコン(レバーアイコン、赤ボタンの表示態様のボタンアイコン、デフォルトの表示態様のボタンアイコン)が残り、これらのうちのいずれかがボタンタイマ予告演出が行われた結果表示される操作表示となることが報知される。実際には、演出抽選により、デフォルトの表示態様であるボタン画像136aが操作表示として表示されることが決定された場合には、演出ボタン136を何回操作してもデフォルトの表示態様のボタンアイコンは消去されないようになっている。また、演出抽選により赤ボタン画像136aRが操作表示として表示されることが決定された場合には、デフォルトの表示態様のボタンアイコンは消去される場合があるが、赤ボタンの表示態様のボタンアイコンは消去されない。なお、演出抽選によりレバー画像136Vaや赤ボタン画像136aRが操作表示として表示される場合であっても、デフォルトの表示態様のボタンアイコンが消去されない場合があってもよい。
そして、ミニゲームボタンタイマ予告表示MTM1におけるタイマ表示が「00:00」となると、タイマ表示が消去され、ボタンアイコンが発光するエフェクトEF402がボタンアイコンの周囲に表示され、操作表示のINアニメが開始される。その後、図378(B2)に示すように、エフェクトEF402が消去された後、図378(B3)〜同図(B4)に示すように、3つのボタンアイコンのうちのデフォルトの表示態様のボタンアイコンが装飾図柄表示装置208の表示画面の中央に向かって移動する。
すると、図378(B5)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタンアイコンが拡大表示され、操作表示のINアニメが終了する。この演出例では、このようにして、ボタン演出が開始されることが予告される。その後は、例えば、図374(A12)以降に示す演出が行われる。
図379は、ボタンタイマ予告演出の別の演出パターンについて段階的に示す図である。
図379(A1)〜同図(A5)では、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるタイマ表示のカウントダウンの実行中にボタンタイマ予告表示BTM1がランクアップする様子が示されている。なお、図379(A1)は、図374(A2)から続く演出である。また、図379(A1)〜同図(A3)に示す演出は、図377(A1)〜同図(A3)に示す演出と同じなので、説明を省略する。
図379(A4)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタンタイマ予告表示BTM1の全体を覆うように炎のエフェクトEF406が表示される昇格アニメが開始されている様子が示されている。なお、昇格アニメが行われたが、ボタンタイマ予告表示BMT1のランクアップが行われないガセの昇格アニメが行われる場合があってもよい。また、昇格アニメの表示態様により、ボタンタイマ予告表示BTM1のランクアップのしやすさを示唆するようにしてもよく、例えば、炎のエフェクトEF406が赤色である赤昇格アニメが行われた場合には、ボタンタイマ予告表示BTM1が必ずランクアップするようにしてもよい。また、昇格アニメが行われる際にステップアップするか否かを煽る煽り演出が行われてもよい。また、他の予告演出によりボタンタイマ予告表示BTM1がランクアップする場合があってもよい。このことは、これまでに説明したタイマ予告演出や、以下に説明するタイマ予告演出においても適用可能であることはいうまでもない。
その後、図379(A5)に示すように、炎のエフェクトEF406が消去されると、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるボタンアイコンの表示態様がデフォルトの表示態様から赤ボタンの表示態様に変化している様子が示されている。なお、赤ボタンの表示態様の他にもレバーアイコンの表示態様にステップアップする場合があってもよい。その後は、例えば、図377(C3)以降に示す演出が行われる。なお、ボタンアイコンの表示態様がデフォルトの表示態様から赤ボタンの表示態様となった後、レバータイマ予告表示にランクアップしてもよいし、デフォルトの表示態様のボタンタイマ予告表示からレバータイマ予告表示にランクアップしてもよい。
なお、この演出例において、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるボタンアイコンの表示態様がデフォルトの表示態様から赤ボタンの表示態様に変化した場合の方が、ボタンアイコンの表示態様がデフォルトの表示態様から変化しなかった場合よりも、最終的に大当り図柄態様が停止表示されやすいように構成されている。
図379(B1)〜同図(B3)は、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるタイマ表示のカウントダウンの実行中にボタンタイマ予告表示BTM1がさらにランクアップする様子を示している。なお、図379(B1)は、図379(A5)から続く演出である。
図379(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタンタイマ予告表示BTM1においてタイマ表示のカウントダウンが継続して行われており、図379(B1)に示すタイミングでは、タイマ表示は「11:57」を示している。また、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるボタンアイコンは、赤ボタンの表示態様とされている。
その後、図379(B2)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタンタイマ予告表示BTM1の全体を覆うように炎のエフェクトEF406が表示され、2回目の昇格アニメが開始されている様子が示されている
その後、図379(B3)に示すように、炎のエフェクトEF406が消去されると、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるボタンアイコンの表示態様が赤ボタンの表示態様からレバーアイコンに変化している様子が示されている。その後は、例えば、図378(A12)以降に示す演出が行われる。
図379(C1)〜同図(C4)は、ボタンタイマ予告表示BTM1が表示開始された後、タイマ表示のカウントダウンが開始する前に準備中である旨を表示し、ボタンタイマ予告演出の開始を予告している様子を示している。なお、図379(C1)は、図374(A2)から続く演出である。
図379(C1)に示す装飾図柄表示装置208では、閃光のエフェクトEF401が消去された後、ボタンタイマ予告表示BTM1が表示されている様子が示されている。この演出例では、ボタンアイコンとともに時間を示す「10:00」のタイマ表示が表示されず、ボタンタイマ予告演出が開始することを示唆する「準備中」の表示がなされている。
図379(C2)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタンタイマ予告表示BTM1において「準備中」が表示されてから所定時間(例えば、10秒)が経過した様子が示されている。このときもボタンタイマ予告表示BTM1では、「準備中」の表示が引き続き行われている。
その後、ボタンタイマ予告演出の開始タイミングとなると、図379(C3)に示すように、タイマ表示が「準備中」の表示から時間を示す「30:00」の表示に切り換わり、その後、カウントダウンが開始される。
図379(C4)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ表示のカウントダウンが開始しており、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるタイマ表示が「29:99」を示している様子が示されている。その後は、例えば、図374(A5)以降に示す演出が行われる。
なお、この演出例では、タイマ予告演出が開始することを示唆するためにタイマ表示において時間の表示に換えて「準備中」の表示を行うようにしたが、例えば、図379(C1)〜同図(C2)に示す演出に換えて図379(D1)〜同図(D2)に示すように、「STANDBY」の文字を表示するようにしてもよい。また、いうまでもないが、これまでに説明した実施形態やこれ以降に説明する実施形態において、タイマ予告演出が開始することを示唆するための予告表示(準備中表示)を行うものについても適用することができる。
図379(E1)〜同図(E4)は、ボタンタイマ予告表示BTM1において準備中である旨の表示中に、ボタンタイマ予告表示BTM1がランクアップする様子を示している。なお、図379(E1)は、図379(C2)から続く演出である。
図379(E1)に示す装飾図柄表示装置208では、「準備中」の表示がなされているボタンタイマ予告表示BTM1の全体を覆うように炎のエフェクトEF406が表示される昇格アニメが開始されている様子が示されている。なお、昇格アニメが行われたが、ボタンタイマ予告表示BTM1のランクアップが行われないガセの昇格アニメが行われる場合があってもよい。また、昇格アニメの表示態様により、ボタンタイマ予告表示BTM1のランクアップのしやすさを示唆するようにしてもよく、例えば、炎のエフェクトEF406が赤色である赤昇格アニメが行われた場合には、ボタンタイマ予告表示BTM1が必ずランクアップするようにしてもよい。また、昇格アニメが行われる際にステップアップするか否かを煽る煽り演出が行われてもよい。また、他の予告演出によりボタンタイマ予告表示BTM1がランクアップする場合があってもよい。
すると、図379(E2)に示すように、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるボタンアコンの表示態様がデフォルトの表示態様から赤ボタンの表示態様に変化し、ランクアップしている様子が示されている。
その後、ボタンタイマ予告演出の開始タイミングとなると、図379(E3)に示すように、タイマ表示が「準備中」の表示から時間を示す「30:00」の表示に切り換わり、その後、カウントダウンが開始される。
図379(E4)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ表示のカウントダウンが開始しており、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるタイマ表示が「29:99」を示している様子が示されている。その後は、例えば、図377(C3)以降に示す演出が行われる。
なお、この演出例では、ボタンタイマ予告表示BTM1において「準備中」の表示を行うことにより、ボタンタイマ予告演出の開始を示唆するようにしたが、例えば、図379(F1)〜同図(F2)に示すように、ボタンタイマ予告表示BTM1が上下に揺動する揺動アニメを行い、遊技者にボタンタイマ予告表示BTM1におけるタイマ表示のカウントダウンがそろそろ開始することを予告するようにしてもよい。これにより、遊技者は、ボタンタイマ予告演出におけるタイマ表示のカウントダウンが開始されることに対する期待感を持たせることができる場合がある。なお、揺動アニメが行われてもタイマ表示のカウントダウンが行われない偽のボタンタイマ予告演出が行われてもよいし、揺動アニメが行われた場合には、必ずタイマ表示のカウントダウンが行われるようにしてもよい。なお、図379(F2)に示す演出が行われた後は、例えば、図379(C3)以降に示す演出が行われる。また、いうまでもないが、これまでに説明した実施形態やこれ以降に説明する演出例における態様の揺動アニメについても適用することも可能である。
図380は、ボタンタイマ予告演出の別の演出パターンについて段階的に示す図である。
図380(A1)〜同図(A3)は、ボタンタイマ予告表示BTM1において準備中である表示を行っているときに、タイマ表示に切り換わる演出が行われる様子を示している。なお、図380(A1)は、図379(C2)から続く演出である。
図380(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタンタイマ予告表示BTM1が表示されており、このボタンタイマ予告表示BMT1では、ボタンアイコンの上方に「準備中」の表示がなされている。そして、図380(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、10tの鉄槌を持ったチビ姫のキャラクタCHMが登場し、ボタンタイマ予告表示BTM1に殴り掛からんとする様子が示されている。
図380(A2)は、チビ姫のキャラクタCHMがボタンタイマ予告表示BTM1に殴り掛かった後の様子が示されている。チビ姫のキャラクタCHMがボタンタイマ予告表示BTM1に殴り掛かる回数は1回でも複数回でもよいし、滅多打ちしてもよい。
すると、図380(A3)に示すように、ボタンタイマ予告表示BTM1の全体を覆うように、炸裂するエフェクトEF407が表示される。その後は、例えば、図379(C3)以降に示す演出が行われる。あるいは、エフェクトEF407が消失すると、ボタンタイマ予告表示BTM1も消失するガセ演出が行われる場合があってもよい。
図380(B1)〜同図(B5)は、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるタイマ表示のカウントダウンが開始する前に、ボタンタイマ予告表示BTM1の表示位置が変更される様子を示している。なお、図380(B1)は、図379(C2)から続く演出である。
この演出例では、ボタンタイマ予告表示BTM1において「準備中」の表示からタイマ表示に変化する際に、ボタンタイマ予告表示BTM1が表示画面の中央に移動する移動アニメが開始される。その後、図380(B1)に示すように、ボタンタイマ予告表示BTM1のボタンアイコンが表示画面の中央まで移動すると、図380(B2)に示すように、ボタンアイコンが拡大表示するとともに、その上方に時間を示す「30:00」のタイマ表示が表示され、その後、カウントダウンが開始される。すなわち、この演出例では、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるタイマ表示のカウントダウンが開始する前にボタンタイマ予告表示BTM1が移動表示する様子が示されている。また、この演出例では、操作表示としてのボタン画像136aと略同じ大きさで表示されているが、拡大せずに図380(B1)に示す大きさでタイマ表示のカウントダウンが行われてもよいし、ボタン画像136aとは異なる大きさでボタンアイコンを表示してタイマ表示のカウントダウンが行われてもよい。
図380(B3)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ表示のカウントダウンが開始しており、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるタイマ表示が「29:99」を示している様子が示されている。
その後、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるタイマ表示のカウントダウンが継続して行われており、図380(B4)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるタイマ表示は「00:01」を示している。
そして、図380(B5)に示すように、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるタイマ表示が「00:00」となると、その後は、例えば、図374(A11)以降に示す演出あるいは同図(A12)以降に示す演出が行われる。
また、図380(B1)では、ボタンタイマ予告表示BTM1が表示画面の中央に移動表示する際に「準備中」の表示を消去するようにしたが、図380(C1)に示すように、「準備中」の表示を表示したままボタンタイマ予告表示BTM1を表示画面の中央に移動させ、その後、図380(C2)に示すように、ボタンタイマ予告表示BTM1を拡大表示した後に、図380(B2)以降に示す演出が行われるようにしてもよい。この場合において、ボタンタイマ予告表示BTM1の移動表示中に「準備中」の表示が消去されるようにしてもよい。また、ボタンタイマ予告表示BTM1の移動表示を行うことなく、ボタンタイマ予告表示BTM1の表示位置を変更するようにしてもよい。
図380(D1)〜同図(D16)は、ボタンタイマ予告表示が複数表示され、それぞれにおいて「準備中」の表示が行われる様子を示している。なお、図380(D1)は、図379(C1)から続く演出である。なお、この演出例は、これまでに説明した複数のタイマ予告表示のそれぞれにおいて準備中表示が行われる演出例についても適用可能であることはいうまでもない。
図380(D1)に示す装飾図柄表示装置208では、表示画面の右下隅部に表示されている「準備中」の表示が行われているボタンタイマ予告表示BTM1の上方に、閃光のエフェクトEF401が表示され、ボタンタイマ予告表示がさらに表示されることが示唆されている。
すると、図380(D2)に示すように、閃光のエフェクトEF401が消去された後、ボタンタイマ予告表示BTM2が表示されている様子が示されている。新たに表示されたボタンタイマ予告表示BTM2も、タイマ表示ではなく「準備中」の表示が行われ、ボタンタイマ予告演出が開始されることを予告している。
その後、第一のボタンタイマ予告演出の開始タイミングとなると、図380(D3)に示すように、上下に表示された2つのボタンタイマ予告表示のうちの下方に表示されたボタンタイマ予告表示BTM1におけるタイマ表示が「準備中」の表示から時間を示す「10:00」の表示に切り換わり、その後、カウントダウンが開始される。
図380(D4)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ表示のカウントダウンが開始しており、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるタイマ表示が「00:99」を示している様子が示されている。
そして、図380(D5)に示すように、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるタイマ表示が「00:00」となると、図380(D6)に示すように、タイマ表示が消去され、操作表示のINアニメが開始される。このとき、INアニメの開始前にボタンアイコンが発光するエフェクトEF402がボタンアイコンの周囲に表示されてもよい。その後、図380(D7)〜同図(D9)に示すように、ボタンタイマ予告表示BTM1に係るボタンアイコンが装飾図柄表示装置208の表示画面の中央に向かって移動する。また、このとき、ボタンタイマ予告表示BTM2は、ボタンタイマ予告表示BTM1のINアニメ中に、下方へ移動し、ボタンタイマ予告表示BTM1が表示されていた位置まで移動する。
すると、図380(D10)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタンアイコンが拡大表示され、操作表示のINアニメが終了し、ボタン演出が開始されることが予告される。
図380(D11)に示す装飾図柄表示装置208では、拡大表示されたボタンアイコンが縮小表示してデフォルトの表示態様であるボタン画像136aに変化するとともに、ボタン画像136aの下方に残時間表示メータMTが表示され、ボタン演出による予告が開始されたことを報知している。すなわち、ボタンタイマ予告演出によるボタン演出が開始されたことが報知されている。その後、演出ボタン136の操作有効期間が開始され、残時間表示メータMTのゲージが減少する表示も開始される。
図380(D12)に示す装飾図柄表示装置208では、残時間表示メータMTのゲージが減っている様子が示されており、演出ボタン136の操作有効期間であることが示されている。その後、図380(D13)に示すタイミングで、遊技者により演出ボタン136が操作されると、図380(D14)に示す装飾図柄表示装置208では、弱カットイン画像CI3bが表示され、その後、図380(D15)に示すように、弱カットイン画像CI3bが消去される。なお、このとき、第二のボタンタイマ予告表示BTM2は、「準備中」の表示のままとなっている。
その後、第二のボタンタイマ予告演出の開始タイミングとなると、図380(D16)に示すように、ボタンタイマ予告表示BTM2におけるタイマ表示が「準備中」の表示から時間を示す「30:00」の表示に切り換わり、その後、カウントダウンが開始される。その後は、例えば、図374(B3)以降に示す演出が行われる。なお、一方のボタンタイマ予告表示におけるタイマ表示のカウントダウンが行われている途中で他方のボタンタイマ予告表示のタイマ表示のカウントダウンを開始してもよいし、一方のボタンタイマ予告表示におけるタイマ表示のカウントダウンが行われている途中で他方のボタンタイマ予告表示におけるタイマ表示のカウントダウンが完了した場合に、その一方のボタンタイマ予告表示におけるタイマ表示のカウントダウンを行ったまま下方に移動するアニメーションを行うようにしてもよいし、カウントダウンを中断して下方に移動してもよい。また、タイマ表示のカウントダウンの中断・移動に関わらず、移動後にタイマ表示に表示された残り時間の帳尻合わせをするようにしてもよい。このことは、これまでに説明した演出例においても、以降に説明する実施形態についても適用可能であることはいうまでもない。また、準備中表示がカウントダウンを開始することなく図柄変動表示が終了し、次の図柄変動表示に跨る場合があってもよい。
図381は、ボタンタイマ予告演出の別の演出パターンについて段階的に示す図である。
図381(A1)〜同図(A15)は、図380(D1)〜同図(D16)に示す演出の別のパターンを示しており、第二のボタンタイマ予告演出に対応する第二のボタンタイマ予告表示BTM2に換えてレバータイマ予告表示LTM2が出現する様子を示している。なお、第一のボタンタイマ予告表示BTM1及び/又は第二のボタンタイマ予告表示BTM2においてデフォルトの表示態様のボタンアイコンに換えて赤ボタンの表示態様のボタンアイコンやデカボタンの表示態様のボタンアイコンが表示される場合があってもよい。ここで、図381(A1)は、図380(D1)から続く演出である。なお、図381(A1)〜同図(A15)に示す演出は、第二のボタンタイマ予告表示BTM2がレバータイマ予告表示LTM2に変更されている点を除き、図380(D2)〜同図(D16)と同じであるので、説明を省略する。また、図381(A15)の演出が行われた後は、例えば、図378(A12)以降に示す演出が行われる。この場合において第一のボタンタイマ予告表示BTM1が必ず先に消化されてもいし、レバータイマ予告表示LMT2が必ず先に消化されてもよい。また、第一のボタンタイマ予告表示BTM1が先に消化される場合があってもよいしレバータイマ予告表示LMT2が先に消化される場合があってもよい。このことは、これまでに説明した演出例おいても、これ以降に説明する演出例においても適用可能であることはいうまでもない。また、準備中表示を行ったままタイマ表示のカウントダウンを開始することなく図柄変動表示が終了し、次に介意される図柄変動表示まで準備中表示が持ち越すようにしてもよい。このことも、これまでに説明した演出例おいても、これ以降に説明する演出例においても適用可能であることはいうまでもない。
図381(B1)〜同図(B10)に示す演出例では、ボタンタイマ予告演出の別の演出パターンが行われている様子が示されており、タイマ表示のカウントダウンではなく、爆弾の表示における導火線の表示態様によりボタン演出が開始されるタイミングを報知している様子が示されている。なお、図381(B1)は、図205(B1)から続く演出である。
図381(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタンタイマ予告演出が開始している様子が示されている。この演出例では、爆弾のタイマ表示BOMBが導火線が付加されて表示されるとともに、殿様のキャラクタBYMが登場し、導火線を延長するアニメーション(延長アニメーション)が行われている。なお、この演出例では、爆弾のタイマ表示BOMBにボタンのアイコンも表示されており、爆弾のタイマ表示BOMBが爆発するとボタン演出が開始されることを示唆している。その後、図381(B2)に示すように、延長アニメーションにより、爆弾のタイマ表示BOMBの導火線が延長された後、延長アニメーションが完了し、図381(B3)に示すように、導火線の先端が着火し、ボタンタイマ予告演出が開始される。この演出例におけるボタンタイマ予告演出は、時間の経過に応じて導火線が短くなる態様でカウントダウンの演出が行われることで、ボタンタイマ予告演出が行われた結果として実行されるボタン演出の開始タイミングを導火線の長さで報知するようにしている。カウントダウンの演出は、図381(B3)〜同図(B5)に示すように、導火線がなくなるまで行われる。
その後、図381(B5)に示すように、導火線がなくなって導火線の先端における火花が爆弾のタイマ表示BOMBの本体に達すると、図381(B6)に示すように、装飾図柄表示装置208では、爆発のエフェクトEF304が表示画面の略中央において装飾図柄にオーバーラップするようにして表示された後、図381(B7)に示すように、デフォルトの表示態様であるボタン画像136aとともに残時間表示メータMTが表示され、ボタン演出による予告が開始されたことが報知される。すなわち、ボタンタイマ予告演出によるボタン演出が開始されたことが報知されている。その後、演出ボタン136の操作有効期間が開始され、残時間表示メータMTのゲージが減少する表示も開始される。
図381(B8)に示す装飾図柄表示装置208では、残時間表示メータMTのゲージが減っている様子が示されており、演出ボタン136の操作有効期間であることが示されている。その後、図381(B9)に示すタイミングで、遊技者により演出ボタン136が操作されると、図381(B10)に示す装飾図柄表示装置208では、表示画面の略中央に「激アツ!!」の文字が大きく表示される。すなわち、この演出例では、ボタンタイマ予告演出にかかるボタン演出が行われた結果として「激アツ!!」の文字による予告表示が行われている様子が示されている。その後は、例えば、図16(16)以降に示される演出が行われる。
なお、この演出例は、これまでに説明した爆弾のタイマ表示BOMBを用いたタイマ予告演出のいずれについても適用することができることはいうまでもない。また、後述するボタンタイマ予告演出とは別のタイマ予告演出の例と同様に、演出ボタン136の操作を示唆していない爆弾のタイマ表示BOMBが表示された場合についても同様に適用することができる。また、これまでに説明した演出との組み合わせについても適宜行うことができる。
図382は、ボタンタイマ予告演出の別の演出パターンについて段階的に示す図である。
図382(A1)〜同図(A9)に示す演出例は、ボタンタイマ予告演出が行われてボタン演出が行われた結果新たなボタンタイマ予告演出が開始される様子が示されている。なお、図382(A1)は、例えば、図374(A2)から続く演出である。また、図382(A1)〜同図(A5)の期間における演出は、図374(A3)〜同図(A13)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
演出ボタン136の操作有効期間において、図382(A6)に示すタイミングで、遊技者により演出ボタン136が操作されると、図382(A7)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタン画像136aに換えて、新たなボタンタイマ予告表示BTM2が、表示画面の中央に表示される様子が示されている。このボタンタイマ予告表示BTM2は、図382(A1)に示すものよりも大サイズで表示されている。すなわち、この演出例では、ボタン演出が行われてボタン画像136aが表示されていた位置で、しかもボタン画像136aと略同じ大きさでボタンタイマ予告表示BTM2が表示されている様子が示されている。この演出例においても、ボタンタイマ予告表示BTM2は、演出ボタン136の形状を模したボタンアイコンとともに時間を示す「30:00」のタイマ表示がその上方に表示され、ボタンタイマ予告演出が開始することを報知している。なお、この演出例では、ボタンタイマ予告演出が行われてボタン演出が行われた結果、新たなボタンタイマ予告表示BTM2が表示されて、新たなボタンタイマ予告演出が行われる例を示したが、ボタンタイマ予告表示BTM2に換えて、例えば、図201に示すようなタイマ予告表示TMが表示されてもよい。また、ボタンタイマ予告演出ではなく、上述したタイマ予告演出においてタイマ予告表示TM1のタイマ表示のカウントダウンが行われた結果(さらには、「注目!」と表示された後)、タイマ予告演出(あるいは、ボタンタイマ予告演出)が行われるようにしてもよい。
その後、装飾図柄表示装置208の表示画面の中央で表示されていたボタンタイマ予告表示BTM2はいったん消去され、図382(A8)に示す装飾図柄表示装置208では、表示画面の右下隅部において閃光のエフェクトEF401が表示され、タイマボタンの登場アニメが開始されている様子が示されている。
すると、図382(A9)に示すように、閃光のエフェクトEF401が消去された後、消去されたボタンタイマ予告表示BTM2が縮小して表示されている様子が示されている。ボタンタイマ予告表示BTM2は、ボタンアイコンとともに時間を示す「30:00」のタイマ表示がその上方に表示され、ボタンタイマ予告演出が開始することを報知している。その後は、例えば、図374(B3)以降に示される演出が行われる。
図382(B1)〜同図(B5)に示す演出例は、タイマ予告演出が行われた結果として実行される或る予告演出としてボタン演出が開始される様子が示されている。なお、図382(B1)は、例えば、図374(A2)から続く演出である。
図382(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始している様子が示されている。具体的には、表示領域の右側からタイマ予告表示TM1がフレームインすることにより、タイマ予告演出が開始される。タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示では「10:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから10秒が経過すると或る予告演出が開始されることを示唆している。
図382(B2)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ表示のカウントダウンが開始しており、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「09:99」を示している様子が示されている。
そして、図382(B3)に示すように、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「00:00」となると、図382(B4)に示す装飾図柄表示装置208では、爆発のエフェクトEF407が表示画面の略中央に表示される。その後、図382(B5)に示す装飾図柄表示装置208では、拡大表示されたボタンアイコンが表示され、ボタン演出が開始されることが予告される。その後は、例えば、図374(A12)以降に示す演出が行われる。
なお、この演出例では、タイマ予告演出が行われた結果、或る予告演出としてボタン演出が行われた例を示したが、他の予告(例えば、「いくぜ!」の表示や、「激アツ!」の表示等)が行われてもよい。また、この演出例において、タイマ予告演出が行われた結果、ボタン演出が必ず行われてもよい。
また、この演出例では、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「00:00」となると、爆発のエフェクトEF407が表示され、その後にボタンアイコンが表示する様子が示されているが、例えば、図382(B3)に示すように、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「00:00」となると、図382(C)に示すように、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示に換えて予告への注目を促す旨の「注目!!」の文字が表示されるようにしてもよい。この「注目!!」の文字が表示された後は、ボタンアイコンが表示されてボタン演出が必ず開始するようにしてもよいし、「注目!!」の文字が表示された後に、ボタン演出が開始される場合と開始されない場合があってもよい。なお、図382(C)に示す演出が行われた後は、例えば、図201(A25)以降に示す演出や、図382(B4)以降に示す演出や、図382(B5)以降に示す演出等が行われる。なお、この場合において、必ずボタン演出が表示されてもよいし、ボタン演出が表示される場合とボタン演出とは別の演出が表示される場合があってもよい。
また、図382(C)に示す「注目!!」の表示に換えて、図382(D1)〜同図(D2)に示す演出が行われてもよい。すなわち、図382(B3)に示すように、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「00:00」となると、図382(D1)に示すように、殿様の顔のアップの表示YMFとともに「いくぜ!!」の文字が付された吹き出しが表示される。このとき、タイマ予告表示TM1では、引き続き「00:00」が表示されているが、吹き出しによって少なくとも一部が隠されており、視認困難とされている。なお、タイマ予告表示TM1が吹き出しをオーバーラップしてタイマ予告表示TM1を視認できる態様としてもよい。また、殿様の顔のアップの表示YMF及び吹き出しが表示されるタイミングでタイマ予告表示TM1が消去されてもよいし、タイマ予告表示TM1が消去された後で殿様の顔のアップの表示YMF及び吹き出しを表示してもよい。また、図382(D1)に示す演出例では、タイマ予告表示TM1の一部を吹き出しによって覆うようにしたが、タイマ予告表示TM1の全部を吹き出しによって覆うようにしてもよい。また、殿様の顔のアップの表示YMFによりタイマ予告表示TM1が隠されるようにしてもよい。その後、図382(D2)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1が消去される。その後は、例えば、図201(A25)以降に示す演出や、図382(B4)以降に示す演出や、図392(B5)以降に示す演出等が行われる。なお、2以上の演出表示が行われる場合において、一方の演出表示が他方の演出表示にオーバーラップされることは、これまでに説明した演出例やこれ以降に示す演出例において適宜に行われる場合がある。
図382(E1)〜同図(E4)に示す演出例は、ボタンタイマ予告表示の別の表示態様について示している。なお、図382(E1)は、例えば、図374(A2)から続く演出である。
図382(E1)に示す装飾図柄表示装置208では、閃光のエフェクトEF401が消去された後、ボタンタイマ予告表示BTM1が表示されている様子が示されている。この演出例におけるボタンタイマ予告表示BTM1は、ボタンアイコンとともに時間を示す「10:00」のタイマ表示がボタンアイコンに重畳して表示され、ボタンタイマ予告演出が開始することを報知している。図382(E1)に示すボタンタイマ予告表示BTM1の表示態様は、他のボタンタイマ予告演出を行う演出例についても適用可能である。
図382(E2)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ表示のカウントダウンが開始しており、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるタイマ表示が「09:99」を示している様子が示されている。
その後、図382(E3)に示すように、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるタイマ表示が「00:00」となると、タイマ表示が消去され、操作表示のINアニメが開始される。なお、タイマ表示が表示されたままINアニメが行われてもよい。
図382(F1)〜同図(F2)に示す演出例は、ボタンタイマ予告表示の別の表示態様を示している。なお、図382(F1)は、例えば、図374(A3)から続く演出である。
図382(F1)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタンタイマ予告表示BTM1が拡大して表示された様子が示されている。その後タイマ表示のカウントダウンが開始される。なお、ボタンタイマ予告表示BTM1が拡大表示した場合の方が、拡大表示しなかった場合よりも最終的に大当り図柄態様が停止表示されやすいように構成されてもよい。また、ボタンタイマ予告表示BTM1が拡大表示するタイミングは、この演出例において示したものに限らず、適宜のタイミングで行うことができる。
その後、図382(F2)に示すように、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるタイマ表示が「00:00」となると、タイマ表示が消去され、操作表示のINアニメが行われた後、操作表示としてデフォルトの表示態様であるボタン画像136a、赤ボタン画像136aR、レバー画像136Va又はデカボタン画像136aLが表示されてボタン演出が開始される。
図383は、ボタンタイマ予告演出の別の演出パターンについて段階的に示す図である。
図383(A1)〜同図(A3)は、図379(C1)〜同図(C3)に示すボタンタイマ予告表示BTM1の別の表示態様について示している。なお、図383(A1)は、図374(A2)から続く演出である。
図383(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、閃光のエフェクトEF401が消去された後、ボタンタイマ予告表示BTM1が表示されている様子が示されている。この演出例では、ボタンアイコンとともに時間を示す「10:00」のタイマ表示が表示されず、ボタンタイマ予告演出が開始することを示唆する「準備中」の表示がなされており、この「準備中」の表示は、ボタンアイコンに重畳して表示されている。なお、図383(A1)〜同図(A3)に示す演出は、ボタンタイマ予告表示BTM1のボタンアイコンに「準備中」の表示及びタイマ表示が重畳して表示されている点を除き、図379(C1)〜同図(C3)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。図379(C3)に示す演出が行われた後は、例えば、図382(E2)以降に示す演出が行われる。
図383(B1)〜同図(B3)は、図379(C1)〜同図(C3)に示すボタンタイマ予告表示BTM1の別の表示態様について示している。なお、図383(B1)は、図374(A2)から続く演出である。
図383(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、閃光のエフェクトEF401が消去された後、ボタンタイマ予告表示BTM1が表示されている様子が示されている。この演出例では、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるボタンアイコンの上方に「準備中」の表示が行われるとともに、時間を示す「10:00」のタイマ表示がボタンアイコンに重畳して表示されている。この演出例によれば、「準備中」の表示の表示中に何秒のタイマであるかを容易に把握することができる場合がある。また、この場合において、「準備中」の表示中にボタンアイコンに表示されたタイマの秒数を上乗せしたり減少させたり、ボタンタイマ予告表示BTM1をランクアップする演出が行われるようにしてもよい。なお、このような演出は、他の演出例においても適用可能であることはいうまでもない。
図383(B2)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタンタイマ予告表示BTM1において「準備中」が表示されてから所定時間(例えば、10秒)が経過した様子が示されている。このときもボタンタイマ予告表示BTM1では、「準備中」の表示が引き続き行われており、また、ボタンアイコンにおけるタイマ表示も「10:00」のままとなっている。
その後、ボタンタイマ予告演出の開始タイミングとなると、図383(B3)に示すように、「準備中」の表示が消去され、その後、カウントダウンが開始される。その後は、例えば、図382(E2)以降に示す演出が行われる。
図383(C1)〜同図(C3)は、ボタンタイマ予告表示BTM1にタイマ表示が表示されてもすぐにはカウントダウンを開始せず、準備中であることを演出する様子を示している。なお、図383(C1)は、例えば、図374(A2)から続く演出である。
図383(C1)に示す装飾図柄表示装置208では、閃光のエフェクトEF401が消去された後、ボタンタイマ予告表示BTM1が表示されている様子が示されている。この演出例では、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるボタンアイコンの上方にタイマ表示として「10:00」が表示されている。なお、この演出例では、タイマ表示が表示されてから所定時間(例えば、10秒)はカウントダウンが開始されない。
図383(C2)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタンタイマ予告表示BTM1において「10:00」が表示されてから所定時間(例えば、10秒)が経過した様子が示されている。このときもタイマ表示は「10:00」が表示されたままとなっている。なお、タイマ表示が「10:00」の状態で表示が継続している期間において、例えば、上述した様々な演出が行われてもよく、例えば、ボタンタイマ予告表示BTM1を揺動表示するようにしてもよい。その後、タイマ表示のカウントダウンが開始する。
図383(C3)は、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるタイマ表示のカウントダウンが開始してから10秒が経過した様子が示されている。その後は、例えば、図374(B5)以降に示す演出が行われる。この演出例のように、ボタンタイマ予告表示BTM1が表示されてから一定時間経過した後にタイマ表示のカウントダウンを行うことは、これまでに説明した演出例についてもこれ以降に説明する演出例についても適用可能であることはいうまでもない。
図383(D1)〜同図(D8)は、装飾図柄の変動表示中にボタンタイマ予告演出が開始され、SPリーチに移行するまで継続し、SPリーチ中にボタンタイマ予告演出に係るボタン演出が行われている様子を示している。なお、図383(D1)は、例えば、図372(A4)から続く演出である。
図383(D1)に示す装飾図柄表示装置208では、閃光のエフェクトEF401が消去された後、ボタンタイマ予告表示BTM1が表示されている様子が示されている。ボタンタイマ予告表示BTM1は、演出ボタン136の形状を模したボタンアイコンとともに時間を示す「90:00」のタイマ表示がその上方に表示され、タイマ予告演出(ボタンタイマ予告演出)が開始することを報知している。すなわち、この演出例では、カウントダウンが開始してから90秒が経過すると、ボタン演出が開始されることを示唆している。
図383(D2)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ表示のカウントダウンが開始しており、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるタイマ表示が「89:99」を示している様子が示されている。
図383(D3)に示す装飾図柄表示装置208は、リーチ演出を経由してSPリーチに移行する様子が示されている。このとき、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるタイマ表示は「31:48」を示している。なお、この演出例では、図383(D3)に示すタイミングにおいてボタンタイマ予告表示BTM1におけるタイマ表示の表示色が変化しているが、変化しないで常に一定の色であってもよい。また、タイマ表示の表示色が背景色に合わせて変化してもよいし、遊技の進行に応じて変化するようにしてもよい。また、タイマ表示の表示色が変化することで、ボタンタイマ予告表示BTM1によるタイマ予告演出がチャンスアップするようにしてもよい。ある一定の期間においてタイマ表示の表示色を変化させてタイマ予告演出のチャンスアップを演出する場合は、チャンスアップ演出が行われるタイミングを知っている遊技者だけが当該演出を楽しむことができる場合がある。
図383(D4)に示す装飾図柄表示装置208では、SPリーチのアニメーションが行われている様子が示されている。なお、図383(D4)に示すタイミングでは、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるタイマ表示が「00:00」となり、すると、タイマ表示が消去され、上述した要領で操作表示のINアニメが開始される。
図383(D5)に示す装飾図柄表示装置208では、拡大表示されたボタンアイコンが縮小表示してデフォルトの表示態様であるボタン画像136aに変化するとともに、ボタン画像136aの下方に残時間表示メータMTが表示され、ボタン演出による予告が開始されたことを報知している。すなわち、ボタンタイマ予告演出によるボタン演出が開始されたことが報知されている。その後、演出ボタン136の操作有効期間が開始され、残時間表示メータMTのゲージが減少する表示も開始される。
図383(D6)に示す装飾図柄表示装置208では、残時間表示メータMTのゲージが減っている様子が示されており、演出ボタン136の操作有効期間であることが示されている。その後、図383(D7)に示すタイミングで、遊技者により演出ボタン136が操作されると、図383(D8)に示す装飾図柄表示装置208では、金カットイン画像CI3が表示される。この演出例では、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるタイマ表示の初期値が「90:00」と長い時間であったため、信頼度の高い演出が出やすい様子が示されている。ここで、弱カットイン画像や赤カットイン画像が表示される場合があってもよい。その後は、例えば、図17(33)以降に示す演出が行われる。なお、図17(33)以外の演出例に続く場合もある。
図383(E1)〜同図(E7)は、複数の図柄変動表示に跨ってボタンタイマ予告演出が行われている様子を示している。なお、図383(E1)は、例えば、図372(A3)から続く演出である。
図383(E1)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示中において、第1特図始動口230に遊技球が入球し、保留が1つ増加した様子が示されている。
その後、図383(E2)に示す装飾図柄表示装置208では、演出アイコン表示領域DISにおいて閃光のエフェクトEF401が表示され、タイマボタンの登場アニメが開始されている様子が示されている。
すると、図383(E3)に示すように、閃光のエフェクトEF401が消去された後、ボタンタイマ予告表示BTM1が表示されている様子が示されている。ボタンタイマ予告表示BTM1は、演出ボタン136の形状を模したボタンアイコンとともに準備中である旨を示す「準備中」の表示がその上方に表示され、ボタンタイマ予告演出の開始を予告している。
その後、図383(E4)に示す装飾図柄表示装置208では、左図柄、右図柄、中図柄の順に装飾図柄が停止表示した結果、「装飾4−装飾1−装飾7」のハズレの装飾図柄の組み合わせで停止表示し、揺れ変動が行われている様子が示されている。このとき、ボタンタイマ予告表示BTM1では、依然として「準備中」の表示が継続している。
その後、図383(E5)では、「装飾4−装飾1―装飾7」のハズレの装飾図柄の組み合わせで確定表示している様子が示されている。このとき、変動アイコンh0は消去される。
その後、図383(E6)に示す装飾図柄表示装置208では、保留アイコンh11に対応する図柄変動表示が開始している様子が示されている。その後、ボタンタイマ予告演出の開始タイミングとなると、図383(E7)に示すように、タイマ表示が「準備中」の表示から時間を示す「10:00」の表示に切り換わり、その後、カウントダウンが開始される。その後は、例えば、図372(A6)以降に示す演出が行われる。
なお、この演出例では、ボタンタイマ予告表示BTM1において「準備中」の表示が行われている間に図柄変動表示を跨いだ例を示したが、タイマ表示のカウントダウンが行われている間に図柄変動表示を跨ぐ場合があってもよい。なお、他の演出例に続く場合もある。
以上の記載によれば、
『 表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208等]と、
操作手段[例えば、演出ボタン136等]と、
を備えた遊技台であって、
前記表示手段は、操作表示[例えば、図374(A12)に示すボタン画像136aの表示等]が表示される場合がある手段であり、
前記操作表示とは、前記操作手段による操作が有効であることを表す表示のことであり、
前記表示手段は、タイマ表示[例えば、図374(A3)に示すボタンタイマ予告表示BTM1等]が表示される場合がある手段であり、
前記タイマ表示とは、前記操作表示が表示されるタイミングを予告する表示のことであり[例えば、図374(A3)に示すボタンタイマ予告表示BTM1は、タイマ表示のカウントダウンが開始してから10秒後にボタン演出が開始することを予告している等]、
前記タイマ表示は、前記操作表示の表示が開始されるまでの時間の経過に応じて表示態様が変化する表示であり[例えば、図374(A3)〜同図(A6)に示すように、ボタンタイマ予告表示BTM1は、カウントダウンが開始してからボタン演出が開始されるタイミングを示す「00:00」となるまでタイマ表示のカウントダウンが行われる等]、
前記タイマ表示が表示された後で該タイマ表示が或る表示態様となった場合(以下、「第一の場合[例えば、図374(A3)〜同図(A6)に示すように、ボタンタイマ予告表示BTM1が表示された後でボタンタイマ予告表示BTM1におけるタイマ表示が「00:00」となった場合等]」という。)に、前記操作表示が表示されることがあり、
前記操作表示の表示が開始された後で前記操作手段が操作されると、或る演出が実行される場合があり[例えば、図374(A12)〜同図(A15)に示すように、ボタン画像136aが表示された後で演出ボタン136が操作されると、弱カットイン画像CI3bが表示されている等]、
前記タイマ表示の表示中に前記操作手段が操作されても、前記或る演出の実行が開始されない[例えば、図377(A1)〜同図(A6)に示すように、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるタイマ表示のカウントダウン中において演出ボタン136が操作されても、弱カットイン画像CI3bは表示されない等]、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
従来の遊技台によれば、表示手段に改良の余地があったが、この遊技台によれば、表示手段に特徴を持った遊技台を提供することができる。
また、この遊技台によれば、操作表示が表示されるタイミングを見逃さないようにさせ、演出効果を高めることができる場合がある。
ここで、表示手段は、操作表示のみが表示される場合があるものであってもよいし、操作表示以外の表示も表示される場合があるものであってもよい。また、表示手段は、操作表示が必ず表示されるものであってもよいし、操作表示が表示されない場合があるものであってもよい。
また、操作表示は、操作手段による操作が有効であることのみを表すものであってもよいし、操作手段による操作が有効であること以外のことも表すものであってもよい。また、操作表示は、操作手段による操作が有効であることを必ず表すものであってもよいし、操作手段による操作が有効であることを表さない場合があるものであってもよい。また、操作表示は、操作手段の操作を有効とする期間が開始する前に表示され、該操作表示が表示された後に操作手段を操作を有効とする期間が開始されるように構成されていてもよい。
また、操作有効期間の期間中に操作があった場合に、該操作有効期間が終了するように構成されてもよい(例えば、1回押し/ボタン1つに対して1つのタイマ予告表示が表示されている場合の場合等)。このことは、これまでに説明した実施形態は、これ以降に説明する実施形態についても適用可能である。
また、操作有効期間の期間中に操作があっても予め設定された操作有効期間が終了するまでは有効期間が終了するまでは有効期間が終了しないように構成されていてもよい(例えば、複数回押し、連打、長押し等)。このことは、これまでに説明した実施形態は、これ以降に説明する実施形態についても適用可能である。
また、操作有効期間の期間が終了するまでの間に操作手段の操作がなかった場合も操作に応じて表示される表示が表示されるように構成されてもよい。このことは、これまでに説明した実施形態は、これ以降に説明する実施形態についても適用可能である。
また、装飾図柄が停止表示(または、図柄のみが停止表示)及び保留表示領域、(表示されている場合には)常駐表示キャラクタ等が表示されているときとアニメ(例えば、機種タイトルを含むムービー等)が表示されている場合があって、アニメデモの表示空に装飾図柄の停止表示や保留表示領域等が表示されないように構成されていてもよい。
また、表示手段は、タイマ表示のみが表示される場合があるものであってもよいし、タイマ表示以外の表示も表示される場合があるものであってもよい。また、表示手段は、タイマ表示が必ず表示されるものであってもよいし、タイマ表示が表示されない場合があるものであってもよい。
また、タイマ表示は、操作表示が表示されるタイミングのみを予告するものであってもよいし、操作表示が表示されるタイミング以外のタイミングも予告するものであってもよい。また、タイマ表示は、操作表示が表示されるタイミングを必ず予告するものであってもよいし、操作表示が表示されるタイミングを予告しない場合があるものであってもよい。
また、タイマ表示は、操作表示の表示が開始されるまでの時間の経過に応じてのみ表示態様が変化するものであってもよいし操作表示の表示が開始されるまでの時間の経過以外のことにも応じて表示態様が変化するものであってもよい。また、タイマ表示は、操作表示の表示が開始されるまでの時間の経過に応じて必ず表示態様が変化するものであってもよいし、操作表示の表示が開始されるまでの時間の経過に応じて表示態様が変化しない場合があるものであってもよい。
また、第一の場合にのみ、操作表示が表示される場合があってもよいし、第一の場合以外の場合にも、操作表示が表示される場合があってもよい。また、第一の場合に、操作表示が必ず表示されてもよいし、第一にお場合に、操作表示が表示されない場合があってもよい。
また、操作表示の表示が開始された後で操作手段が操作されると、或る演出のみが実行される場合があってもよいし、操作表示の表示が開始された後で操作手段が操作されると、或る演出以外の演出も実行される場合があってもよい。また、操作表示の表示が開始された後で操作手段が操作されると、或る演出が必ず実行されてもよいし、操作表示の表示が開始された後で操作手段が操作されると、或る演出が実行されない場合があってもよい。
また、操作表示の表示が開始された後で操作手段が操作された場合にのみ、或る演出が実行される場合があってもよいし、操作表示の表示が開始された後で操作手段が操作された場合以外の場合にも、或る演出が実行される場合があってもよい。
また、操作表示の表示が開始された後でのみ操作手段が操作されると、或る演出が実行される場合があってもよいし、操作表示の表示が開始された後以外でも操作手段が操作されると、或る演出が実行される場合があってもよい。
また、タイマ表示の表示中に操作手段が操作されても、或る演出の実行のみが開始されなくてもよいし、タイマ表示の表示中に操作手段が操作されても、或る演出以外の演出も実行が開始されなくてもよい。また、タイマ表示の表示中に操作手段が操作されても、或る演出の実行が必ず開始されなくてもよいし、タイマ表示の表示中に操作手段が操作されても、或る演出の実行が開始される場合があってもよい。
また、タイマ表示の表示中に操作手段が操作された場合にのみ、或る演出の実行が開始されなくてもよいし、タイマ表示の表示中に操作手段が操作された場合以外の場合にも、或る演出の実行が開始されなくてもよい。
また、タイマ表示の表示中にのみ操作手段が操作されても、或る演出の実行が開始されなくてもよいし、タイマ表示の表示中以外に操作手段が操作されても、或る演出の実行が開始されなくてもよい。
なお、タイマ表示は、操作手段の外観の画像を含んで構成された表示であってもよい。
また、操作表示は、操作手段の外観の画像を含んで構成された表示であってもよい。
また、操作表示の表示中であって、操作手段の操作を有効とする期間(操作有効期間)において操作手段を操作すると、或る演出が実行されてもよい。
また、タイマ表示が表示された後に、操作表示が必ず表示されてもよい。
また、タイマ表示が表示された後に、操作表示が表示される場合と表示されない場合があってもよい。
また、操作表示は、操作手段の操作を促す表示のことであってもよい。これによれば、操作表示が表示されるタイミングを逃さないようにさせ、操作手段の操作意欲を向上させることができる場合がある。
また、操作表示の表示の開始に関連して、タイマ表示が或る表示態様になる場合があってもよい。
また、「前記タイマ表示の表示中に前記操作手段が操作されても、前記或る演出の実行が開始されない」は、「前記タイマ表示が表示されてから該タイマ表示が前記或る表示態様となるまでの間に前記操作手段が操作されても、前記或る演出の実行が開始されない」であってもよい。
操作表示が表示されるタイミングは、操作表示のINアニメの部分を含んでもよい。
また、『 前記タイマ表示として、第一のタイマ表示[例えば、図372(A5)に示すタイマ表示の初期値が「10:00」であるボタンタイマ予告表示BTM1等]が表示される場合があり、
前記第一のタイマ表示の表示態様の変化が開始されてから、第一の時間[例えば、10秒等]が経過すると、前記操作表示が第一の表示態様で表示される場合があり[例えば、図372(A14)に示すように、デフォルトの表示態様でのボタン画像136aが表示されている等]、
前記タイマ表示として、第二のタイマ表示[例えば、図373(A1)に示すタイマ表示の初期値が「60:00」であるボタンタイマ予告表示BTM1等]が表示される場合があり、
前記第二のタイマ表示の表示態様の変化が開始されてから、第二の時間[例えば、60秒等]が経過すると、前記操作表示が第二の表示態様で表示される場合があり[例えば、図373(A11)に示すように、赤ボタンの表示態様での赤ボタン画像136aRが表示されている等]、
前記第一の時間よりも前記第二の時間の方が長い、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、タイマの長さによって操作表示の表示態様が異なる場合があるので、遊技者にタイマ表示と操作表示の両方に注目させることができる場合がある。
ここで、タイマ表示として、第一のタイマ表示のみが表示される場合があってもよいし、タイマ表示として、第一のタイマ表示以外の表示も表示される場合があってもよい。また、タイマ表示として、第一のタイマ表示が必ず表示されてもよいし、タイマ表示として、第一のタイマ表示が表示されない場合があってもよい。
また、第一のタイマ表示の表示態様の変化が開始されてから、第一の時間が経過すると、操作表示が第一の表示態様でのみ表示される場合があってもよいし、第一のタイマ表示の表示態様の変化が開始されてから、第一の時間が経過すると、操作表示が第一の表示態様以外の表示態様でも表示される場合があってもよい。また、第一のタイマ表示の表示態様の変化が開始されてから、第一の時間が経過すると、操作表示が第一の表示態様で必ず表示されてもよいし、第一のタイマ表示の表示態様の変化が開始されてから、第一の時間が経過すると、操作表示が第一の表示態様で表示されない場合があってもよい。
また、第一のタイマ表示の表示態様の変化が開始されてから、第一の時間が経過した場合にのみ、操作表示が第一の表示態様で表示される場合があってもよいし、第一のタイマ表示の表示態様の変化が開始されてから、第一の時間が経過した場合以外の場合にも、操作表示が第一の表示態様で表示される場合があってもよい。
また、タイマ表示として、第二のタイマ表示のみが表示される場合があってもよいし、タイマ表示として、第二のタイマ表示以外の表示も表示される場合があってもよい。また、タイマ表示として、第二のタイマ表示が必ず表示されてもよいし、タイマ表示として、第二のタイマ表示が表示されない場合があってもよい。
また、第二のタイマ表示の表示態様の変化が開始されてから、第二の時間が経過すると、操作表示が第二の表示態様でのみ表示される場合があってもよいし、第二のタイマ表示の表示態様の変化が開始されてから、第二の時間が経過すると、操作表示が第二の表示態様以外の表示態様でも表示される場合があってもよい。また、第二のタイマ表示の表示態様の変化が開始されてから、第二の時間が経過すると、操作表示が第二の表示態様で必ず表示されてもよいし、第二のタイマ表示の表示態様の変化が開始されてから、第二の時間が経過すると、操作表示が第二の表示態様で表示されない場合があってもよい。
また、第二のタイマ表示の表示態様の変化が開始されてから、第二の時間が経過した場合にのみ、操作表示が第二の表示態様で表示される場合があってもよいし、第二のタイマ表示の表示態様の変化が開始されてから、第二の時間が経過した場合以外の場合にも、操作表示が第二の表示態様で表示される場合があってもよい。
また、第一の時間よりも第二の時間の方が必ず長くてもよいし、第一の時間よりも第二の時間の方が短い場合があってもよいし、第一の時間と第二の時間が同じの場合があってもよい。
なお、第一の時間が経過すると、第二の表示態様の操作表示が表示される場合があってもよい。
また、第一の時間が経過すると、第一の表示態様の操作表示が必ず表示されてもよい。
また、第一の時間が経過しても、操作表示が表示されない場合があってもよい。
また、第二の時間が経過すると、第一の表示態様の操作表示が表示される場合があってもよい。
また、第二の時間が経過すると、第二の表示態様の操作表示が必ず表示されてもよい。
また、第二の時間が経過しても、操作表示が表示されない場合があってもよい。
また、『 前記第一の表示態様で前記操作表示が表示された場合よりも前記第二の表示態様で該操作表示が表示された場合の方が、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすい、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第二の表示態様の操作表示が表示されることに対する期待感を持たせることができる場合がある。
ここで、第二の表示態様で操作表示が表示された場合は、最終的に大当り図柄態様が必ず確定表示されてもよいし、第二の表示態様で操作表示が表示された場合は、最終的にはずれ図柄態様が確定表示される場合があってもよい。また、第一の表示態様で操作表示が表示された場合は、最終的にはずれ図柄態様が必ず確定表示されてもよいし、第一の表示態様で操作表示が表示された場合は、最終的に大当り図柄態様が確定表示される場合があってもよい。
また、『 前記第二のタイマ表示よりも前記第一のタイマ表示の方が、或る図柄変動表示が開始された後、表示態様の変化が早く開始される[例えば、図372(A5)に示すタイマ表示の初期値が「10:00」であるボタンタイマ予告表示BTM1の方が、図373(A1)に示すタイマ表示の初期値が「60:00」であるボタンタイマ予告表示BTM1よりも、図柄変動表示が開始してから早くカウントダウンが開始する等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、タイマ表示の変化開始のタイミングにバリエーションを持たせることができる場合がある。
ここで、第二のタイマ表示よりも第一のタイマ表示の方が、或る図柄変動表示が開始された後、表示態様の変化のみが早く開始されてもよいし、第二のタイマ表示よりも第一のタイマ表示の方が、或る図柄変動表示が開始された後、表示態様の変化以外にも早く開始されるものがあってもよい。また、第二のタイマ表示よりも第一のタイマ表示の方が、或る図柄変動表示が開始された後、表示態様の変化が必ず早く開始されてもよいし、第二のタイマ表示よりも第一のタイマ表示の方が、或る図柄変動表示が開始された後、表示態様の変化が早く開始されない場合があってもよい。
また、第二のタイマ表示よりも第一のタイマ表示の方が、或る図柄変動表示が開始された後でのみ、表示態様の変化が早く開始されてもよいし、第二のタイマ表示よりも第一のタイマ表示の方が、或る図柄変動表示が開始された後以外にも、表示態様の変化が早く開始されてもよい。
なお、第二のタイマ表示の方が第一のタイマ表示よりも先に表示態様の一部の変化が開始されてもよい。
また、『 第二の操作手段[例えば、演出レバー136V等]を備え、
前記操作手段とは、第一の操作手段[例えば、演出ボタン136等]のことであり、
前記操作表示とは、第一の操作表示[例えば、図374(A12)に示すボタン画像136aの表示等]のことであり、
前記表示手段は、第二の操作表示[例えば、図378(A17)に示すレバー画像136Vaの表示等]が表示される場合がある手段であり、
前記第二の操作表示とは、前記第二の操作手段による操作が有効であることを表す表示のことであり、
前記第一の場合に、前記第二の操作表示が表示されることがあり[例えば、図375(A1)〜同図(A6)に示すように、レバータイマ予告表示LTM1が表示された後でレバータイマ予告表示LTM1におけるタイマ表示が「00:00」となった場合に、レバー画像136Vaが表示される等]、
前記第二の操作表示の表示が開始された後で前記第二の操作手段が操作されると、前記或る演出が実行される場合がある[例えば、図375(A6)〜同図(A8)及び図373(A14)に示すように、レバー画像136Vaが表示された後で演出レバー136Vが操作されると、精霊のキャラクタCLAを含む背景画像が表示される等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、タイマ表示に注目していた遊技者を驚かせることができ、遊技の興趣を向上させることができる場合がある。
また、この遊技台によれば、操作表示が表示されるまで遊技者に緊張感を持たせるkとができ、遊技の興趣を向上させることができる場合がある。
ここで、表示手段は、第二の操作表示のみが表示される場合があるものであってもよいし、第二の操作表示以外の表示も表示される場合があるものであってもよい。また、表示手段は、第二の操作表示が必ず表示されるものであってもよいし、第二の操作表示が表示されない場合があるものであってもよい。
また、第二の操作表示は、第二の操作手段による操作が有効であることのみを表すものであってもよいし、第二の操作手段による操作が有効であること以外のことも表すものであってもよい。また、第二の操作表示は、第二の操作手段による操作が有効であることを必ず表すものであってもよいし、第二の操作手段による操作が有効であることを表さない場合があるものであってもよい。
また、第一の場合に、第二の操作表示のみが表示されることがあってもよいし、第一の場合に、第二の操作表示以外の表示も表示されることがあってもよい。また、第一の場合に、第二の操作表示が必ず表示されてもよいし、第一の場合に、第二の操作表示が表示されない場合があってもよい。
また、第二の操作表示の表示が開始された後で第二の操作手段が操作されると、或る演出のみが実行される場合があってもよいし、第二の操作表示の表示が開始された後で第二の操作手段が操作されると、或る演出以外のものも実行される場合があってもよい。また、第二の操作表示の表示が開始された後で第二の操作手段が操作されると、或る演出が必ず実行されてもよいし、第二の操作表示の表示が開始された後で第二の操作手段が操作されると、或る演出が実行されない場合があってもよい。
また、第二の操作表示の表示が開始された後で第二の操作手段が操作された場合にのみ、或る演出が実行される場合があってもよいし、第二の操作表示の表示が開始された後で第二の操作手段が操作された場合以外の場合にも、或る演出が実行される場合があってもよい。
なお、タイマ表示の表示中において、操作表示が表示されるまでの或る時間が経過すると、第一の操作表示が必ず表示されてもよい。
また、第二の操作表示は、第二の操作手段の外観の画像を含んで構成された表示であってもよい。
また、第二の操作表示は、第二の操作手段の操作を促す表示のことであってもよい。これによれば、遊技者に第二の操作手段の操作が促される可能性があるので、操作表示が表示されるまでタイマ予告に緊張感をもって注目させることができる場合がある。
また、『 前記第一の場合に前記第一の操作表示が表示された場合よりも、該第一の場合に前記第二の操作表示が表示された場合の方が、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすい、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一の場合に第二の操作表示が表示されることに対する期待感を持たせることができる場合がある。
ここで、第一の場合に第二の操作表示が表示された場合は、最終的に大当り図柄貸与いうが必ず確定表示されてもよいし、第一の場合に第二の操作表示が表示された場合は、最終的にはずれ図柄態様が確定表示される場合があってもよい。また、第一の場合に第一の操作表示が表示された場合は、最終的にはずれ図柄態様が必ず確定表示されてもよいし、第一の場合に第一の操作表示が表示された場合は、最終的に大当り図柄態様が確定表示される場合があってもよい。
また、『 前記第一の場合において、前記第二の操作表示の表示が開始された後で、前記第二の操作手段の操作を有効とする期間(以下、「第二の操作有効期間」という。)が開始され[例えば、図375(A1)〜同図(A6)に示すように、レバータイマ予告表示LTM1が表示された後でレバータイマ予告表示LTM1におけるタイマ表示が「00:00」となった場合において、レバー画像136Vaが表示開始された後で、演出レバー136Vの操作有効期間が開始される等]、
前記第二の操作有効期間において、前記第一の操作手段の操作があっても前記或る演出が開始されない[例えば、図376(A2)〜同図(A5)に示すように、演出レバー136Vの操作有効期間において、演出ボタン136が操作されても精霊のキャラクタCLAを含む背景画像は表示されない等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、遊技者に誤った操作による演出が行われないことで、混乱させることを防止することができる場合がある。
ここで、第一の場合において、第二の操作表示の表示が開始された後で第二の操作有効期間のみが開始されてもよいし、第一の場合において、第二の操作表示の表示が開始された後で第二の操作有効期間以外の期間も開始されてもよい。また、第一の場合において、第二の操作表示の表示が開始された後で第二の操作有効期間が必ず開始されてもよいし、第一の場合において、第二の操作表示の表示が開始された後で第二の操作有効期間が開始されない場合があってもよい。
また、第一の場合において、第二の操作表示の表示が開始された後でのみ第二の操作有効期間が開始されてもよいし、第一の場合において、第二の操作表示の表示が開始された後以外でも第二の操作有効期間が開始されてもよい。
また、第一の場合においてのみ、第二の操作表示の表示が開始された後で第二の操作有効期間が開始されてもよいし、第一の場合以外の場合においても、第二の操作表示の表示が開始された後で第二の操作有効期間が開始されてもよい。
また、第二の操作有効期間において、第一の操作手段の操作があっても或る演出のみが開始されなくてもよいし、第二の操作有効期間において、第一の操作手段の操作があっても或る演出以外の演出も開始されなくてもよい。また、第二の操作有効期間において、第一の操作手段の操作があっても或る演出が必ず開始されなくてもよいし、第二の操作有効期間において、第一の操作手段の操作があっても或る演出が開始される場合があってもよい。
また、第二の操作有効期間においてのみ、第一の操作手段の操作があっても或る演出が開始されなくてもよいし、第二の操作有効期間以外の期間においても、第一の操作手段の操作があっても或る演出が開始されなくてもよい。
なお、第二の操作有効期間は、第二の操作手段の操作のみが有効となる期間であってもよい。これによれば、予め第一の操作手段の操作の準備を行っていた遊技者も、操作表示が表示されるまで気を抜かせないようにすることができる場合がある。
また、第二の操作手段の操作を有効とする期間(第二の操作有効期間)において、第一の操作手段の操作があった場合に、操作が有効となるように構成されてもよい。
また、『 前記タイマ表示の表示中に前記操作手段の操作があったことに応じて、反応表示[例えば、図377(A5)に示す発光エフェクトEF405等]を表示する場合がある[例えば、図377(A3)〜同図(A5)に示すように、ボタンタイマ予告表示BTM1の表示中に演出ボタン136が操作されると発光エフェクトEF405が表示される等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、操作表示が表示されるまで間を持たせることができる場合がある。
また、この遊技台によれば、操作手段の操作意欲を向上させることができる場合がある。
ここで、タイマ表示の表示中に操作手段の操作があったことに応じて、反応表示のみを表示する場合があってもよいし、タイマ表示の表示中に操作手段の操作があったことに応じて、反応表示以外の表示も表示する場合があってもよい。また、タイマ表示の表示中に操作手段の操作があったことに応じて、反応表示を必ず表示してもよいし、タイマ表示の表示中に操作手段の操作があったことに応じて、反応表示を表示しない場合があってもよい。
また、タイマ表示の表示中に操作手段の操作があったことに応じてのみ、反応表示を表示する場合があってもよいし、タイマ表示の表示中に操作手段の操作があったこと以外のことにも応じて、反応表示を表示する場合があってもよい。
また、タイマ表示の表示中にのみ操作手段の操作があったことに応じて、反応表示を表示する場合があってもよいし、タイマ表示以外の表示の表示中にも操作手段の操作があったことに応じて、反応表示を表示する場合があってもよい。
ここで、反応表示とは、タイマ表示そのものの表示態様が変化するものであってもよいし、タイマ表示とは別の何かの表示の表示態様が変化するものであってもよい。
なお、タイマ表示によって操作手段の操作が促されるように構成されてもよい。
また、タイマ表示とは別に操作表示が表示されるように構成されてもよい。
また、反応表示が裏ボタンによるものであってもよい。
また、『 前記反応表示は、前記タイマ表示の表示態様の変化により行われる表示のことであり[例えば、図377(A5)に示すように、発光エフェクトEF405はボタンタイマ予告表示BTM1の表示態様を変化する態様で表示される等]、
前記反応表示は、前記操作表示が表示されるまでの時間の経過に応じた表示態様での表示とは別の表示である[例えば、図377(A5)に示す発光エフェクトEF405は、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるタイマ表示のカウントダウンの表示とは別の表示である等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、タイマ表示の表示にバリエーションを持たせることができる場合がある。
また、『 前記タイマ表示は、前記操作表示が表示されるまでの時間の経過に応じて表示態様の変化が行われている期間において、第三の表示態様[例えば、図379(A1)に示すデフォルトの表示態様のボタンアイコンを含むボタンタイマ予告表示BTM1の表示態様等]から第四の表示態様[例えば、図379(A5)に示す赤ボタンの表示態様のボタンアイコンを含むボタンタイマ予告表示BTM1の表示態様等]に変化する場合がある表示である[例えば、図379(A2)〜同図(A5)に示すように、ボタンタイマ予告表示BTM1におけるタイマ表示のカウントダウン中にボタンアイコンの表示態様がデフォルトの表示態様から赤ボタンの表示態様に変化している等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、タイマ表示の表示中に表示態様が変化する場合があるので、操作表示が表示されるまでの期間においてもタイマ表示を注目させることができる場合がある。
ここで、タイマ表示は、操作表示が表示されるまでの時間の経過に応じて表示態様の変化が行われている期間において、第三の表示態様から第四の表示態様にのみ変化する場合があるものであってもよいし、操作表示が表示されるまでの時間の経過に応じて表示態様の変化が行われている期間において、第三の表示態様から第四の表示態様以外の表示態様にも変化する場合があるものであってもよい。また、タイマ表示は、操作表示が表示されるまでの時間の経過に応じて表示態様の変化が行われている期間において、第三の表示態様から第四の表示態様に必ず変化するものであってもよいし、操作表示が表示されるまでの時間の経過に応じて表示態様の変化が行われている期間において、第三の表示態様から第四の表示態様に変化しない場合があるものであってもよい。
また、タイマ表示は、操作表示が表示されるまでの時間の経過に応じて表示態様の変化が行われている期間においてのみ、第三の表示態様から第四の表示態様に変化する場合があるものであってもよいし、操作表示が表示されるまでの時間の経過に応じて表示態様の変化が行われている期間以外の期間においても、第三の表示態様から第四の表示態様に変化する場合があるものであってもよい。
なお、タイマ表示が最初から第四の表示態様で表示される場合があってもよい。
また、『 前記タイマ表示が前記第三の表示態様から前記第四の表示態様に変化しなかった場合よりも、該第三の表示態様から該第四の表示態様に変化した場合の方が、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすい、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、タイマ表示が第四の表示態様に変化することに対する期待感を持たせることができる場合がある。
ここで、タイマ表示が第三の表示態様から第四の表示態様に変化した場合は、最終的に大当り図柄態様が必ず確定表示されてもよいし、タイマ表示が第三の表示態様から第四の表示態様に変化した場合は、最終的にはずれ図柄態様が確定表示される場合があってもよい。また、タイマ表示が第三の表示態様から第四の表示態様に変化しなかった場合は、最終的にはずれ図柄態様が必ず確定表示されてもよいし、タイマ表示が第三の表示態様から第四の表示態様に変化しなかった場合は、最終的に大当り図柄が確定表示される場合があってもよい。
また、『 前記表示手段は、予告表示[例えば、図379(C1)に示すボタンタイマ予告表示BTM1のボタンアイコンの上方に表示された「準備中」の表示等]が表示される場合がある手段であり、
前記予告表示とは、前記タイマ表示が表示されることを予告する表示のことである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、タイマ表示が表示されることに対する期待感を持たせることができる場合がある。
ここで、表示手段は、予告表示のみが表示される場合があるものであってもよいし、予告表示以外の表示も表示される場合があるものであってもよい。また、表示手段は、予告表示が必ず表示されるものであってもよいし、予告表示が表示されない場合があるものであってもよい。
また、予告表示は、タイマ表示が表示されることのみを予告するものであってもよいし、タイマ表示が表示されること以外のことも予告するものであってもよい。また、予告表示は、タイマ表示が表示されることを必ず予告するものであってもよいし、タイマ表示が表示されることを予告しない場合があるものであってもよい。
なお、予告表示が表示された後にタイマ表示が必ず表示されてもよい。
また、予告表示が表示された後にタイマ表示が表示される場合と表示されない場合があってもよい。
また、予告表示は、操作手段の外観の画像を含む表示であってもよい。
また、予告表示は、実行中の図柄変動表示に関する予告(当該変動予告)であってもよい。
また、予告表示は、先読み予告であってもよい。
また、『 最終的に大当り図柄態様が確定表示されるか最終的にハズレ図柄態様が確定表示されるかは、図柄の変動開始の際に行われる大当り判定によって決定されるように構成されており、
前記大当り判定の結果は、前記タイマ表示の表示態様によって変化せず、
前記大当り判定は、遊技盤に設けられた始動口に遊技球が進入した場合に取得される乱数を用いた大当り抽選の結果に応じて判定されるように構成されており、
前記大当り抽選において大当りと判定される確率(以下、「大当り確率」という。)は、予め定められており、
前記大当り確率は、前記タイマ表示の表示態様によって変化しない、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
なお、タイマ表示と操作表示の表示位置が異なってもよし、同じであってもよい。
また、タイマ表示が複数表示されてもよく、この場合において、タイマ表示の消化順序は、タイマ表示が表示開始された順序であってもよいし、タイマ表示が表示開始された順序でなくてもよい。
また、複数のボタン演出が重複して行われ、操作有効期間が重複するような場合は、ボタンタイマ予告演出に係るボタン演出における操作有効期間を優先にしてもよいし、ボタンタイマ予告演出に係るボタン演出における操作有効期間を非優先にしてもよい。また、ボタン保留が含まれる場合には、ボタン保留における操作有効期間を優先にしてもよい。また、当該変動予告に係るボタン演出と先読み予告に係るボタン演出とが重複して行われ、操作有効期間が重複するような場合は、当該変動予告に係るボタン演出における操作有効期間を優先にしてもよいし、先読み予告に係るボタン演出における操作有効期間を優先にしてもよい。
また、タイマ表示が移動した後にタイマ表示のカウントダウンを開始してもよい。
また、タイマ表示のカウントダウンを一時停止するようにしてもよい。
また、複数の図柄変動表示に跨ってボタンタイマ予告演出が行われる場合があってもよいし、複数の図柄変動表示に跨ってボタンタイマ予告演出が行われないようにしてもよい。
また、『 第二の操作手段[例えば、演出レバー136V等]を備え、
前記操作手段とは、第一の操作手段[例えば、演出ボタン136等]のことであり、
前記操作表示とは、第一の操作表示[例えば、ボタン画像136a等]のことであり、
前記タイマ表示とは、第三のタイマ表示[例えば、ボタンタイマ予告表示BTM1等]のことであり、
前記表示手段は、第二の操作表示[例えば、レバー画像136Va等]が表示される場合がある手段であり、
前記第二の操作表示とは、前記第二の操作手段による操作が有効であることを表す表示のことであり、
前記表示手段は、第四のタイマ表示[例えば、図375(A1)に示すレバータイマ予告表示LTM1等]が表示される場合がある手段であり、
前記第四のタイマ表示とは、前記第二の操作表示が表示されるタイミングを予告する表示のことであり[例えば、図375(A1)に示すレバータイマ予告表示LTM1は、タイマ表示のカウントダウンが開始してから60秒後にレバー演出が開始することを予告している等]、
前記第四のタイマ表示は、前記第二の操作表示の表示が開始されるまでの時間の経過に応じて表示態様が変化する表示であり[例えば、図375(A1)〜同図(A2)に示すように、レバータイマ予告表示LTM1は、カウントダウンが開始してからボタン演出が開始されるタイミングを示す「00:00」となるまでタイマ表示のカウントダウンが行われる等]、
前記第四のタイマ表示が表示された後で該第四のタイマ表示が或る表示態様となった場合(以下、「第二の場合[例えば、図375(A1)〜同図(A2)に示すように、レバータイマ予告表示LTM1が表示された後でレバータイマ予告表示LTM1におけるタイマ表示が「00:00」となった場合等]」という。)に、前記第二の操作表示が表示されることがあり、
前記第二の操作表示の表示が開始された後で前記第二の操作手段が操作されると、前記或る演出が実行される場合があり[例えば、図375(A6)〜同図(A8)及び図373(A14)に示すように、レバー画像136Vaが表示された後で演出レバー136Vが操作されると、精霊のキャラクタCLAを含む背景画像が表示されている等]、
前記第四のタイマ表示の表示中に前記第二の操作手段が操作されても、前記或る演出の実行が開始されない[例えば、図375(A1)〜同図(A2)に示すように、レバータイマ予告表示LTM1におけるタイマ表示のカウントダウン中において演出レバー136Vが操作されても、精霊のキャラクタCLAを含む背景画像は表示されない等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第二の操作表示が表示されるタイミングを見逃さないようにさせ、演出効果を高めることができる場合がある。
この遊技台によれば、タイマ表示に注目していた遊技者を驚かせることができ、遊技の興趣を向上させることができる場合がある。
また、この遊技台によれば、操作表示が表示されるまで遊技者に緊張感を持たせるkとができ、遊技の興趣を向上させることができる場合がある。
ここで、表示手段は、第二の操作表示のみが表示される場合があるものであってもよいし、第二の操作表示以外の表示も表示される場合があるものであってもよい。また、表示手段は、第二の操作表示が必ず表示されるものであってもよいし、第二の操作表示が表示されない場合があるものであってもよい。
また、第二の操作表示は、第二の操作手段による操作が有効であることのみを表すものであってもよいし、第二の操作手段による操作が有効であること以外のことも表すものであってもよい。また、第二の操作表示は、第二の操作手段による操作が有効であることを必ず表すものであってもよいし、第二の操作手段による操作が有効であることを表さない場合があるものであってもよい。
また、表示手段は、第四のタイマ表示がのみ表示される場合があるものであってもよいし、第四のタイマ表示以外の表示も表示される場合があるものであってもよい。また、表示手段は、第四のタイマ表示が必ず表示されるものであってもよい。また、第四のタイマ表示が表示されない場合があるものであってもよい。
また、第四のタイマ表示は、第二の操作表示が表示されるタイミングのみを予告するものであってもよいし、第二の操作表示が表示されるタイミング以外のタイミングも予告するものであってもよい。また、第四のタイマ表示は、第二の操作表示が表示されるタイミングを必ず予告するものであってもよいし、第二の操作表示が表示されるタイミングを予告しない場合があるものであってもよい。
また、第四のタイマ表示は、第二の操作表示の表示が開始されるまでの時間の経過に応じてのみ表示態様が変化するものであってもよいし、第二の操作表示の表示が開始されるまでの時間の経過以外のことにも応じて表示態様が変化するものであってもよい。また、第四のタイマ表示は、第二の操作表示の表示が開始されるまでの時間の経過に応じて必ず表示態様が変化するものであってもよいし、第二の操作表示の表示が開始されるまでの時間の経過に応じて表示態様が変化しない場合があるものであってもよい。
また、第二の場合にのみ、第二の操作表示が表示される場合があってもよいし、第二の場合以外の場合にも、第二の操作表示が表示される場合があってもよい。また、第二の場合に、第二の操作表示が必ず表示されてもよいし、第二の場合に、第二の操作表示が表示されない場合があってもよい。
また、第二の操作表示の表示が開始された後で第二の操作手段が操作されると、或る演出のみが実行される場合があってもよいし、第二の操作表示の表示が開始された後で第二の操作手段が操作されると、或る演出以外の演出も実行される場合があってもよい。また、第二の操作表示の表示が開始された後で第二の操作手段が操作されると、或る演出が必ず実行されてもよいし、第二の操作表示の表示が開始された後で第二の操作手段が操作されると、或る演出が実行されない場合があってもよい。
また、第二の操作表示の表示が開始された後で第二の操作手段が操作された場合にのみ、或る演出が実行される場合があってもよいし、第二の操作表示の表示が開始された後で第二の操作手段が操作された場合以外の場合にも、或る演出が実行される場合があってもよい。
また、第二の操作表示の表示が開始された後でのみ第二の操作手段が操作されると、或る演出が実行される場合があってもよいし、第二の操作表示の表示が開始された後以外でも第二の操作手段が操作されると、或る演出が実行される場合があってもよい。
また、第四のタイマ表示の表示中に第二の操作手段が操作されても、或る演出の実行のみが開始されなくてもよいし、第四のタイマ表示の表示中に第二の操作手段が操作されても、或る演出以外の演出も実行が開始されなくてもよい。また、第四のタイマ表示の表示中に第二の操作手段が操作されても、或る演出の実行が必ず開始されなくてもよいし、第四のタイマ表示の表示中に第二の操作手段が操作されても、或る演出の実行が開始される場合があってもよい。
また、第四のタイマ表示の表示中に第二の操作手段が操作された場合にのみ、或る演出の実行が開始されなくてもよいし、第四のタイマ表示の表示中に第二の操作手段が操作された場合以外の場合にも、或る演出の実行が開始されなくてもよい。
また、第四のタイマ表示の表示中にのみ第二の操作手段が操作されても、或る演出の実行が開始されなくてもよいし、第四のタイマ表示の表示中以外に第二の操作手段が操作されても、或る演出の実行が開始されなくてもよい。
また、『 前記第二の場合に、前記第二の操作表示が必ず表示されるように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記遊技台は、ぱちんこ機[例えば、パチンコ機100等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記遊技台は、スロットマシン[例えば、スロットマシン1000等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
図384は、本実施形態において実行される装飾図柄の変動表示の流れについて説明するタイミングチャートであって、同図(a)は、リーチ状態となることなくはずれとなる装飾図柄の変動表示の流れについて説明するタイミングチャートであり、同図(b)は、リーチ状態となった後に大当り又ははずれとなる装飾図柄の変動表示の流れについて説明するタイミングチャートである。
図384(a)は、装飾図柄の変動表示の開始(変動開始)の後、装飾図柄の第一停止、装飾図柄の第二停止、装飾図柄の第三停止を経て、装飾図柄が確定停止する流れを示している。なお、以下の説明において、装飾図柄の停止順序は、原則として左図柄、右図柄、中図柄の順としているが、これに限定されない。また、予告(当該変動予告や先読み予告)、ミニゲーム及び疑似連等の演出、あるいは、保留数に応じて第一停止と第二停止が同時に行われる場合があってもよいし、第一停止、第二停止及び第三停止が同時に行われる場合があってもよい。ここで、変動開始から第一停止までの期間、第一停止から第二停止までの期間、第二停止から第三停止までの期間、及び、第三停止から確定停止までの期間をそれぞれ「(11)」の期間で表すことができる場合がある。以下の説明では、リーチ状態となることなくはずれとなる演出例において行われる演出について、図面中の枝番として「図XX(A(11)−1)」、「図XX(A(11)−2)」・・・等を用いる場合がある。また、図384(a)に示すタイミングチャートにおいて各種演出として組合せ可能な演出は「(11)」で示す期間に行うことができる場合がある(例えば、ガセ予告等)。また、第二停止から第三停止までの期間や、第三停止から確定停止までの期間において、疑似連のガセ演出や、同色(同種)図柄停止によるチャンス目告知(先読み予告)等を行うこともできる場合がある。このことは、これまでに説明した実施形態の各演出例においても適用可能な概念である。
図384(b)は、装飾図柄の変動表示の開始(変動開始)の後、リーチ状態の形成、スーパーリーチ(SPリーチ)への移行、リーチ演出の結果導出を経て、装飾図柄がはずれ又は大当りの態様で確定停止し、その後、大当り遊技が終了するまでの流れを示している。ここで、変動開始からリーチ状態が形成されるまでの期間を「(1)」の期間で表し、リーチ状態が形成されてからSPリーチに移行するまでの期間を「(2)」の期間で表し、SPリーチに移行してからリーチ演出の結果が導出されるまでの期間を「(3)」の期間で表し、リーチ演出の結果が導出されてから確定停止までの期間を「(4)」の期間で表し、確定停止から大当り遊技の終了までの期間を「(5)」の期間で表すことができる場合がある。以下の説明では、リーチ状態となった後に大当り又ははずれとなる演出例において行われる演出について、図面中の枝番として「図XX(A(2)−1)」、「図XX(A(2)−2)」、「図XX(A(3)−1)」、「図XX(A(3)−2)」・・・等を用いる場合がある。また、本実施形態における説明において、「(1)」の期間では、ミニゲームや先読み予告等を含む各種予告や、疑似連等の演出が行われる場合があり、「(2)」の期間では、ノーマルリーチやカットイン画像の表示による予告や群予告等が行われる場合があり、「(3)」の期間では、SPリーチ中のチャンスアップ予告やカットイン画像の表示による予告等が行われる場合があり、「(4)」の期間では、揺れ変動、復活大当り演出、ワイプ表示等が行われる場合があり、「(5)」の期間では、大当り遊技中の演出が行われ、また、大当り遊技中における確変報知や保留連荘報知等が行われる場合がある。なお、上述した実施形態及び以下に説明する実施形態において、実行された各予告や演出は、当該予告や演出が実行された期間以外の期間において行われるように構成されてもよい。また、これらの予告や演出が複合して行われる場合があるように構成されてもよく、この場合、一方の予告(演出)が他方の予告(演出)にオーバーラップされる場合があってもよい。また、これまでに説明した実施形態及び以下に説明する実施形態において、同じ枝番で記載されている部分については、適宜置き換え可能である。
図385〜図407は、本実施形態に適用可能なパチンコ機100の装飾図柄表示装置208を中心とした演出を段階的に示す図である。なお、図385〜図407では、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、普図表示装置210、第1特図保留ランプ218、第2特図保留ランプ220及び普図保留ランプ216について、図示を省略している。なお、図385〜図407では、1つの装飾図柄表示装置208を備えて構成されたパチンコ機100が示されているが、上述した実施形態のように、複数の装飾図柄表示装置を備えたものであってもよい。また、装飾図柄表示装置208の前面側に、上述した透明の導光板ILやPOVディスプレイが配置されてもよい。
図385〜図407は、本実施形態にかかるパチンコ機において実行されるタイマ予告演出の一例について段階的に示す図である。
図385(A(1)−1)〜図386(A(4)−66)は、装飾図柄の変動表示中に加え、大当り遊技中にもタイマ予告演出が実行されている様子を示している。
図385(A(1)−1)に示す装飾図柄表示装置208には、「装飾2−装飾5−装飾7」の装飾図柄の組み合わせが停止表示されている。すなわち、変動開始前の様子が示されている。なお、ここでの背景は非表示であるが、例えば、デフォルトの背景画像が表示されている。以下の説明においても、背景が非表示の場合には、特に断らない限り、デフォルトの背景画像が表示されている。なお、デフォルトの背景画像とは異なる様々な背景画像(例えば、モードに応じた背景画像等)を表示してもよい。また、装飾図柄表示装置208の表示画面の右上隅部には第2保留数表示が表示されている。さらに、第4図柄や第2装飾図柄を表示するようにしてもよい。また、装飾図柄表示装置208の下方右側には、ナビキャラクタYMが表示されている。なお、図385(A(1)−1)に示されるタイミングでは、図柄が停止表示されているため、変動アイコンh0は表示されていない。
さらに、図385に示す制御状態(遊技状態)は、特図低確率普図低確率状態(非電サポ状態)である。この非電サポ状態における装飾図柄表示装置208の下方左側では、特図1の保留アイコンが表示される。なお、非電サポ状態における装飾図柄表示装置208の所定領域(例えば、表示画面の右端)に、特図2の保留アイコン表示領域が設けられてもよい。
装飾図柄表示装置208の下方左側に形成された保留アイコン表示領域には、特図1の保留を表す保留アイコンが表示される。特図1の保留数は、特図1保留ランプ218の点灯数の他、特図1の保留アイコンの数や第2保留数表示によっても表され、特図2の保留数は、特図2保留ランプ220の点灯数の他、特図2の保留アイコンの数や第2保留数表示によっても表されている。すなわち、保留アイコンは、主制御部300のRAM308に記憶されている始動情報に対応したものである。以下、最も古い始動情報(最も古い入賞)に対応した保留アイコンを第一の保留アイコン、2番目に古い始動情報に対応した保留アイコンを第二の保留アイコン・・・と称する場合がある。保留アイコン表示領域では、保留アイコンが横並びに表示され、右側の保留アイコンほど入賞が古い保留アイコンになる。
図385(A(1)−1)には、保留アイコン表示領域に3つの特図1の保留アイコンh11,h12,h13が表示されており、これら3つの特図1の保留アイコンh11,h12,h13はいずれも、デフォルトの表示態様(丸形の無模様かつ白色の表示態様)で表示されている。すなわち、特図1のデフォルトの保留アイコンは、丸形の保留アイコンである。
一方、特図2の保留アイコンは一つも表示されていない。これは、上述のごとく、図385に示す制御状態(遊技状態)は、非電サポ状態(非時短状態)であるため、電チューが開きにくく特図2始動口232への入賞が困難な状態であるためである。
本実施形態のパチンコ機100では、制御状態(遊技状態)に応じて、特図1と特図2で入賞しやすい方の特図の保留アイコンが表示され、もう一方の特図の保留アイコンが表示されないようにしている。すなわち、制御状態が非電サポ状態である場合には、図385(A(1)−1)に示すように、保留アイコン表示領域に特図1の保留アイコンが表示され、特図2の保留アイコンは表示されない。一方、制御状態が電サポ状態である場合には、反対に、特図2の保留アイコンが表示され、特図1の保留アイコンは表示されない。なお、非電サポ状態において、特図2の保留アイコンが表示されてもよいし、電サポ状態において、特図1の保留アイコンが表示されてもよい。
本実施形態では、特図の図柄変動表示の開始は、特図表示装置における変動開始→保留アイコンの移動アニメーション開始又は消去→装飾図柄の変動開始の順で行われるが、この順番は前後してもよい。このことは、以下の説明においても同様である。
図385(A(1)−2)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11〜h13の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が、装飾図柄表示装置208の中央下部に形成された変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示され、第二の保留アイコンh12が第一の保留アイコンh11の表示位置に移動して、第一の保留アイコンh11として表示され、第三の保留アイコンh13が第二の保留アイコンh12の表示位置に移動して、第二の保留アイコンh12として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。変動アイコンh0の表示態様は、消化された保留アイコンh11の表示態様と同じであるが、異なってもよい。
図385(A(1)−3)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始している様子が示されている。具体的には、例えば、フレームインアニメにより、表示画面の右側から第1タイマ予告表示TM11がフレームインすることにより、タイマ予告演出が開始される。この第1タイマ予告表示TM11の表示態様は、デフォルトの表示態様である。第1タイマ予告表示TM11には、「10:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから10秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。ここで、本実施形態における第1タイマ予告表示TM11では、1秒未満の小数点以下の表示も行うことが可能に構成されている。
その後、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始され、図385(A(1)−4)に示すタイミングでは、第1タイマ予告表示TM11には、「09:75」が表示されている。すなわち、カウントダウンが開始してから、0.25秒が経過した様子が示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「タイマ発動」の文字が表示され、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示のカウントダウンが開始されたことを報知している。
その後、図385(A(1)−5)に示す装飾図柄表示装置208では、2つ目のタイマ予告演出が開始している様子が示されている。具体的には、例えば、フレームインアニメにより、表示画面の左側から第2タイマ予告表示TM12がフレームインすることにより、2つ目のタイマ予告演出が開始される。この第2タイマ予告表示TM12の表示態様は、デフォルトの表示態様である。第2タイマ予告表示TM12には、「03:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから3秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。ここで、本実施形態における第2タイマ予告表示TM12では、1秒未満の小数点以下の表示も行うことが可能に構成されている。また、第1タイマ予告表示TM11では、カウントダウンが継続しており、図385(A(1)−5)に示すタイミングでは、「09:00」が表示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「注目」の文字が表示され、タイマ予告演出に対する注意喚起がなされている。
その後、第2タイマ予告表示TM12におけるタイマ表示(時間表示)のカウントダウン(減算表示)が開始され、図385(A(1)−6)に示すタイミングでは、第2タイマ予告表示TM12には、「01:25」が表示されている。すなわち、第2タイマ予告表示TM12におけるタイマ表示のカウントダウンが開始してから、1.75秒が経過した様子が示されている。一方、第1タイマ予告表示TM11においても、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、第1タイマ予告表示TM11には、「07:25」が表示されている。
図385(A(1)−7)に示す装飾図柄表示装置208では、第2タイマ予告表示TM12におけるカウントダウンが完了し、第2タイマ予告表示TM12におけるタイマ表示が「00:00」となると、ナビキャラクタYMの近傍において、「保留に注目」の文字が表示されて、保留変化に対する注意喚起がなされるとともに、第一の保留アイコンh11において保留変化アニメが開始され、第一の保留アイコンh11の表示態様が変化する可能性があることが報知される。なお、第2タイマ予告表示TM12におけるタイマ表示が「00:00」となった後で保留変化アニメが開始されてもよいし、保留変化アニメが開始してから第2タイマ予告表示TM12におけるタイマ表示が「00:00」となってもよいし、第2タイマ予告表示TM12におけるタイマ表示が「00:00」となったタイミングで保留変化アニメが開始されてもよい。なお、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示のカウントダウンは継続しており、図385(A(1)−7)に示すタイミングでは、「06:00」が表示されている。
すると、図385(A(1)−8)に示すように、第一の保留アイコンh11の表示態様がデフォルトの表示態様から爆弾の表示態様に変化し、その上方には「TIMER」の文字が付加され、また、ナビキャラクタYMの近傍では、「保留変化」の文字が表示され、第一の保留アイコンh11が爆弾の表示態様に変化する先読み予告が行われたことが報知されている。すなわち、この演出例では、第2タイマ予告表示TM12にかかるタイマ予告演出が行われた結果、或る演出としてタイマ予告演出の実行を予告する爆弾の表示態様の保留アイコンに変化する保留アイコンの表示態様の変化演出が行われている様子が示されている。なお、保留アイコンh11の表示態様が変化した後で「保留変化」の文字表示が行われてもよいし、「保留変化」の文字表示が行われた後で保留アイコンh11の表示態様が変化してもよいし、保留アイコンh11の表示態様が変化するタイミングで「保留変化」の文字表示が行われてもよい。一方、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示のカウントダウンは依然として継続しており、図385(A(1)−8)に示すタイミングでは、「05:75」が表示されている。なお、第2タイマ予告表示TM12は消去されている。ここで、第2タイマ予告表示TM12は、保留アイコンh11の表示態様が変化した後で消去されてもよいし、第2タイマ予告表示TM12が消去した後で保留アイコンh11の表示態様が変化してもよいし、第2タイマ予告表示TM12が消去されるタイミングで保留アイコンh11の表示態様が変化してもよい。
図385(A(1)−9)に示す装飾図柄表示装置208では、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示のカウントダウンが継続している様子が示されており、図385(A(1)−9)に示すタイミングでは、「05:11」が表示されている。また、装飾図柄表示装置208の表示画面の左上隅部では、爆弾のアイコンBOMとともに「ストック」の文字表示が行われ、タイマ予告演出が開始される可能性があることを報知している。このように、この演出例では、タイマ予告演出が行われた結果実行された演出(予告演出)をアイコンによって報知している様子が示されている。さらに、ナビキャラクタYMの近傍では、「まだあるぞ」の文字が表示され、タイマ予告演出による予告表示がさらに行われる可能性があることが示唆されている。
図385(A(1)−10)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、第1タイマ予告表示TM11では、カウントダウンが継続しており、図385(A(1)−10)に示すタイミングでは、「03:29」が表示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍では「何だ」の文字とともにクエスチョンマークが表示され、第1タイマ予告表示TM11におけるカウントダウンが完了したときに何れの予告表示が行われるかについての期待感を煽っている。
図385(A(1)−11)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾6」が停止表示される。なお、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、第1タイマ予告表示TM11では、カウントダウンが継続しており、図385(A(1)−11)に示すタイミングでは、「01:66」が表示されている。
図385(A(1)−12)に示す装飾図柄表示装置208では、第1タイマ予告表示TM11におけるカウントダウンが完了し、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が「00:00」となったタイミングで第3停止が行われ、中図柄に疑似連図柄としてのリプレイ図柄RPが停止表示される。また、ナビキャラクタYMの近傍では、「疑似連!」の文字が表示されており、疑似連が行われることが報知されている。本実施形態では、疑似連図柄が停止表示するタイミングで第1タイマ予告表示TM11におけるカウントダウンが完了しているが、第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が「00:00」となってから中図柄が停止表示してもよいし、中図柄が停止表示してから第1タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が「00:00」となってもよい。
このように、この演出例では、複数のタイマ予告演出の表示期間が重なっており、一方のタイマ予告表示(第2タイマ予告表示TM12)が先読み予告として機能している様子が示されている。また、この演出例では、複数のタイマ予告演出についてそれぞれタイマ予告表示が表示開始されるタイミングが異なっている様子が示されている。
その後、図385(A(1)−13)に示すように、疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が開始される。また、ナビキャラクタYMの近傍には、疑似連により2回目の装飾図柄の変動表示が開始された回数を示す「×2」の表示が行われている。なお、このとき第1タイマ予告表示TM11は消去されている。ここで、第1タイマ予告表示TM11が消去された後で疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が開始されてもよいし、疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が開始された後で第1タイマ予告表示TM11が消去されてもよいし、第1タイマ予告表示TM11が消去されるタイミングで疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が開始されてもよい。
図385(A(1)−14)に示す装飾図柄表示装置208では、疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。そして、装飾図柄表示装置208の表示画面の左上隅部に表示された爆弾のアイコンBOMの下方にリプレイのアイコンRPLが表示され、疑似連演出が行われたことが報知されている。
図385(A(1)−15)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図385(A(1)−16)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾5」が停止表示され、リーチ状態が形成される。すると、図385(A(2)−17)に示すように、装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に「リーチ」の表示が行われ、リーチ状態となったことが報知される。一方、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
その後、図385(A(2)−18)に示すように、装飾図柄表示装置208では、ノーマルリーチが行われ、中図柄が低速で変動している様子が示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「SP発展でタイマ予告」の文字が表示されており、スーパーリーチに発展することでタイマ予告演出が開始されることを示すミッション演出が開始されている様子も示されている。この演出例では、ミッションが達成されることにより、タイマ予告演出が開始されて大当りの信頼度が高められる。したがって、スーパーリーチに移行することにより、タイマ予告演出が開始されることに期待を持たせることができる場合がある。
図385(A(2)−19)に示す装飾図柄表示装置208では、ノーマルリーチが継続して行われている様子が示されている。
図385(A(3)−20)に示す装飾図柄表示装置208では、ノーマルリーチ中に中図柄が「装飾6」で停止表示し、スーパーリーチに移行せず、「装飾5−装飾6−装飾5」のハズレの装飾図柄の組み合わせで停止表示されることが報知される。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「残念」の文字が表示され、スーパーリーチに移行しないことが報知されている。
そして、図385(A(3)−21)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾6−装飾5」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている。このとき、リプレイのアイコンRPLが消去される。一方、爆弾のアイコンBOMは依然として表示されている。なお、装飾図柄の揺れ変動が開始した後でリプレイのアイコンRPLが消去されてもよいし、リプレイのアイコンRPLが消去された後で装飾図柄の揺れ変動が開始してもよいし、装飾図柄の揺れ変動が開始したタイミングでリプレイのアイコンRPLが消去されてもよい。
その後、図385(A(4)−22)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾6−装飾5」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
その後、図385(A(1)−23)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示され、第二の保留アイコンh12が第一の保留アイコンh11の表示位置に移動して、第一の保留アイコンh11として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。ここで、爆弾の表示態様であった第一の保留アイコンh11は、表示態様を変えないで変動アイコン表示領域に移動することで当該図柄変動に関する予告表示態様である変動アイコンh0となる。すなわち、変動アイコンh0により、タイマ予告演出が開始されることを予告報知している。
図385(A(1)−24)に示す装飾図柄表示装置208では、変動アイコンh0の表示に対応し、表示画面の中央上部に「ストック発動」の文字が表示されて、2つのタイマ予告演出が同時に開始している様子が示されている。このとき、爆弾のアイコンBOMは消去されている。すなわち、この演出例では、1つの爆弾のアイコンBOM、あるいは、爆弾の表示態様の変動アイコンh0の表示により、複数のタイマ予告演出が開始している様子が示されている。なお、「ストック発動」の文字が表示されてから2つのタイマ予告演出が開始してもよいし、2つのタイマ予告演出が開始した後で「ストック発動」の文字が表示されてもよいし、「ストック発動」の文字が表示されるタイミングで2つのタイマ予告演出が開始してもよい。この演出例では、第3タイマ予告表示TM13と第4タイマ予告表示TM14がそれぞれフレームインアニメにより、表示画面の左右からそれぞれフレームインし、2つのタイマ予告演出が同時に開始される。第3タイマ予告表示TM13及び第4タイマ予告表示TM14はいずれもデフォルトの表示態様である。表示画面の右側に表示された第3タイマ予告表示TM13には、タイマ表示として「30:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから30秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。また、表示画面の左側に表示された第4タイマ予告表示TM14には、タイマ表示として「10:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから10秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。なお、この演出例では、2つのタイマ予告表示TM13,TM14が同時にカウントダウンを開始するため、カウントダウンが開始されてから、10秒が経過したときと30秒が経過したときの両方でそれぞれ或る演出が開始されることが示唆されている。ここで、10秒が経過したときに開始される可能性がある或る演出と30秒が経過したときに開始される可能性がある或る演出とが同じであってもよいし、異なってもよい。
その後、第3タイマ予告表示TM13におけるタイマ表示及び第4タイマ予告表示TM14におけるタイマ表示がそれぞれカウントダウン(減算表示)を開始し、図385(A(1)−25)に示すタイミングでは、第3タイマ予告表示TM13には、「29:45」が表示されており、また、第4タイマ予告表示TM14には、「09:45」が表示されている。すなわち、カウントダウンが開始してから、0.55秒が経過した様子が示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「タイマ注目」の文字が表示され、タイマ予告演出に対する注意喚起がなされている。また、この演出例では、変動アイコンh0において変化アニメが開始され、変動アイコンh0の表示態様が変化する可能性があることが報知される。
すると、図385(A(1)−26)に示すように、変動アイコンh0の表示態様が爆弾の表示態様からパンダの表示態様に変化し、予告の表示態様となる。一方、第3タイマ予告表示TM13及び第4タイマ予告表示TM14におけるタイマ表示のカウントダウンは依然として継続しており、図385(A(1)−26)に示すタイミングでは、第3タイマ予告表示TM13では「09:10」が表示されており、第4タイマ予告表示TM14では「29:15」が表示されている。
図385(A(1)−27)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、第3タイマ予告表示TM13及び第4タイマ予告表示TM14では、カウントダウンが継続しており、図385(A(1)−27)に示すタイミングでは、第3タイマ予告表示TM13においては、「28:02」が表示され、第4タイマ予告表示TM14においては、「08:02」が表示されている。
図385(A(1)−28)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾5」が停止表示され、リーチ状態が形成される。なお、第3タイマ予告表示TM13及び第4タイマ予告表示TM14では、カウントダウンが継続しており、図385(A(1)−28)に示すタイミングでは、第3タイマ予告表示TM13においては、「26:75」が表示され、第4タイマ予告表示TM14においては、「06:75」が表示されている。
その後、図385(A(2)−29)に示すように、装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に「リーチ」の表示が行われ、リーチ状態となったことが報知される。一方、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。なお、第3タイマ予告表示TM13及び第4タイマ予告表示TM14では、カウントダウンが継続しており、図385(A(2)−29)に示すタイミングでは、第3タイマ予告表示TM13においては、「25:23」が表示され、第4タイマ予告表示TM14においては、「05:23」が表示されている。
図385(A(2)−30)に示す装飾図柄表示装置208では、ノーマルリーチが開始され、中図柄が低速で変動している様子が示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「もうすぐだ」の文字が表示されており、第4タイマ予告表示TM14におけるタイマ表示が「00:00」となって予告演出がもうすぐ開始される可能性があることが示唆されている。なお、第3タイマ予告表示TM13及び第4タイマ予告表示TM14では、カウントダウンが継続しており、図385(A(2)−30)に示すタイミングでは、第3タイマ予告表示TM13においては、「23:16」が表示され、第4タイマ予告表示TM14においては、「03:16」が表示されている。
図385(A(2)−31)に示す装飾図柄表示装置208では、ノーマルリーチが継続して行われている様子が示されている。なお、第3タイマ予告表示TM13及び第4タイマ予告表示TM14では、依然としてカウントダウンが継続しており、図385(A(2)−31)に示すタイミングでは、第3タイマ予告表示TM13においては、「21:80」が表示され、第4タイマ予告表示TM14においては、「01:80」が表示されている。
その後、図385(A(2)−32)に示すように、第4タイマ予告表示TM14におけるカウントダウンが完了し、タイマ表示が「00:00」となると、装飾図柄表示装置208では、サボハニのキャラクタSBHNが大量に横切るサボハニ群予告が行われる。このサボハニ群予告は、大当りの期待度が大きい予告である。すなわち、サボハニ群予告が行われた場合は、サボハニ群予告が行われなかった場合よりも大当り図柄が確定表示されやすいということができる。図385(A(2)−32)に示す装飾図柄表示装置208では、強サボハニ群予告が行われている。このとき、リーチ図柄が左上隅に小さく表示され、変動アイコン表示領域と保留アイコン表示領域が消去される。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「群発生」の文字が表示されており、サボハニ群予告が行われていることが報知されている。すなわち、この演出例では、第4タイマ予告表示TM14によるタイマ予告演出の結果として強サボハニ群予告が行われる様子が示されている。換言すれば、強サボハニ群予告は、或る演出の一例ということができる。なお、第4タイマ予告表示TM14におけるタイマ表示が「00:00」となった後でサボハニ群予告が開始されてもよいし、サボハニ群予告が開始された後で第4タイマ予告表示TM14におけるタイマ表示が「00:00」となってもよいし、第4タイマ予告表示TM14におけるタイマ表示が「00:00」となるタイミングでサボハニ群予告が開始されてもよい。一方、第3タイマ予告表示TM13では、依然としてカウントダウンが継続しており、図385(A(2)−32)に示すタイミングでは、「20:00」が表示されている。
図385(A(2)−33)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニ群予告が継続して行われているとともに、ナビキャラクタYMの近傍に「SP発展!」の表示が行われ、スーパーリーチに発展することが報知されている。また、このとき、第4タイマ予告表示TM14は消去されている。一方、第3タイマ予告表示TM13では、依然としてカウントダウンが継続しており、図385(A(2)−33)に示すタイミングでは、「18:31」が表示されている。
続いて、図385(A(3)−34)に示す装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展し、主人公の殿様と敵役の剣豪が対峙する画面が表示される。なお、装飾図柄表示装置208の表示画面の左上隅部には、サボハニのアイコンSBHが表示されており、サボハニ群予告が実行されたことが報知されている。また、第3タイマ予告表示TM13では、カウントダウンが未だ継続しており、図385(A(3)−34)に示すタイミングでは、「12:63」が表示されている。
図385(A(3)−35)に示す装飾図柄表示装置208では、剣豪リーチが継続している様子が示されている。そして、ナビキャラクタYMの近傍には、「タイマ注目」の文字が表示され、第3タイマ予告表示TM13に対する注意喚起がなされている。なお、第3タイマ予告表示TM13では、カウントダウンが継続しており、図385(A(3)−35)に示すタイミングでは、「11:03」が表示されている。
図385(A(3)−36)に示す装飾図柄表示装置208では、第3タイマ予告表示TM13におけるカウントダウンの表示中にタイマ予告短縮アニメが開始され、第3タイマ予告表示TM13にエフェクトが表示されている様子が示されている。
その後、図385(A(3)−36)に続く図386(A(3)−37)に示すように、第3タイマ予告表示TM13におけるタイマ表示が減少されており、第3タイマ予告表示TM13には、「03:00」が表示されている。このように、この演出例では、タイマ表示をカウントダウンの表示中に変更することでタイマ予告演出により実行される演出の種類を予測しにくくすることができる場合がある。
その後、第3タイマ予告表示TM13におけるタイマ表示が「00:00」となると、図386(A(3)−38)に示す装飾図柄表示装置208では、強カットイン画像CI1aが表示される。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「強カットイン」の文字が表示され、強カットイン画像CI1aが表示されたことを報知している。すなわち、この演出例では、強カットイン画像CI1aの表示が或る演出の一例ということができる。
このように、この演出例では、複数のタイマ予告演出の表示期間が重なっており、両方のタイマ予告表示(第3タイマ予告表示TM13、第4タイマ予告表示TM14)がいずれも実行中の図柄変動表示に関する予告(当該変動予告)として機能している様子が示されている。
その後、図386(A(3)−39)に示すように、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪を倒し、勝利した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄に停止表示する予定の「装飾5」が表示され、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。
その後、図386(A(4)−40)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている様子が示されている。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「やったぜ」の文字が表示されており、大当りとなることが報知されている。その後、図386(A(4)−41)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の大当りの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
このように、この演出例では、タイマ予告演出が行われて強カットイン画像CI1aが表示された場合は、タイマ予告演出が行われて強カットイン画像CI1aが表示されなかった場合よりも、図柄変動表示(当該図柄変動表示)において大当り図柄が確定表示されやすくなっている。
図386(A(5)−42)に示す装飾図柄表示装置208では、大当り開始演出が行われている様子が示されている。大当り開始演出が開始されると、ウェディングドレス姿のマチ子先生(ウェディングマチ子先生)のキャラクタMCKが4匹のコパンダとともに大当りを祝福する演出が行われる。また、大当り開始演出が開始すると、表示画面の右上隅部には、遊技者に右打ちを促進する右打ち表示が表示される。
図386(A(5)−43)では、大当り遊技が開始され、1ラウンド目に移行した様子が示されている。この演出例では、大当り遊技中に演出の紹介を行う演出が行われ、1ラウンド目では、コパンダのキャラクタとともに「次ラウンドから演出紹介」の文字が表示され、その旨が報知されている。
図386(A(5)−44)では、2ラウンド目に移行した様子が示されている。2ラウンド目に移行すると、装飾図柄表示装置208では、サボハニのアイコンとともに「が出ると・・・」の文字表示が行われ、その後、図386(A(5)−45)に示すように、強サボハニ群予告のデモ表示とともにこれに重ねて「群予告に期待!」の文字を表示し、サボハニ群予告の説明が行われる。
図386(A(5)−46)では、3ラウンド目に移行した様子が示されている。3ラウンド目に移行すると、装飾図柄表示装置208では、爆弾のアイコンとともに「が出ると・・・」の文字表示が行われ、その後、図386(A(5)−47)に示すように、タイマ予告演出のデモ表示とともに、「タイマ予告が発動するぞ」の文字を表示し、タイマ予告演出の説明が行われる。
図386(A(5)−48)では、4ラウンド目に移行した様子が示されている。この演出例では、4ラウンド目に移行すると、コパンダのキャラクタとともに「注目!」の文字が表示され、タイマ予告演出が開始されることを示唆している。すなわち、この演出例では、大当り遊技中にタイマ予告演出が行われる様子が示されている。
すると、図386(A(5)−49)に示す装飾図柄表示装置208では、第1大当り中タイマ予告表示TM21が表示画面の中央下方に表示されるとともに、その上方に「タイマ発動!」の文字が表示され、タイマ予告演出が開始されたことを報知している。ここで、第1大当り中タイマ予告表示TM21はデフォルトの表示態様である。第1大当り中タイマ予告表示TM21には、タイマ表示として、1ラウンドにおける可変入賞口234の最大開放時間である29秒よりも短い3秒を示す「03:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから3秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。
その後、図386(A(5)−50)に示す装飾図柄表示装置208では、「タイマ発動!」の文字がコパンダのキャラクタとともに消去され、第1大当り中タイマ予告表示TM21が表示画面の略中央に移動しながら拡大表示される。その後、第1大当り中タイマ予告表示TM21においてタイマ表示のカウントダウン(タイマ減算)が開始される。
図386(A(5)−51)に示す装飾図柄表示装置208では、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示のカウントダウンが継続しており、図386(A(5)−51)に示すタイミングでは、「02:66」が表示されている。
図386(A(5)−52)に示す装飾図柄表示装置208では、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示のカウントダウンが引き続き行われており、図386(A(5)−52)に示すタイミングでは、「00:35」が表示されている。
その後、図386(A(5)−53)に示すように、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示のカウントダウンが完了し、タイマ表示が「00:00」となると、図386(A(5)−54)に示す装飾図柄表示装置208では、家紋のキャラクタCMONが出現する様子が示されている。そして、図386(A(5)−55)に示す装飾図柄表示装置208では、家紋のキャラクタとともに「保留連チャン確定」の文字が表示され、実行が保留されている(保留中の)図柄変動表示において大当りとなる図柄変動表示が含まれていることが告知される。このように、この演出例では、第1大当り中タイマ予告表示TM21によるタイマ予告演出が行われた結果、或る演出として保留連チャン告知演出が行われる様子が示されている。なお、家紋のキャラクタCMONの出現ではなく、家紋役物224Eが動作することにより保留連チャンを告知してもよい。
このようにして保留連チャン告知演出が終了すると、図386(A(5)−56)に示す装飾図柄表示装置208では、コパンダのキャラクタが再び出現するとともに「次ランド演出紹介続き」の文字が表示され、タイマ予告演出が行われたことによって中断されていた演出説明の続きが開始されることが報知される。また、表示画面の左下隅部には、家紋のキャラクタCMONが出現して保留連チャン確定の報知が行われたことを示す家紋のアイコンCMNが表示されている。このように、この演出例では、大当り遊技の1ラウンドにおいてタイマ予告演出が開始し、タイマ予告演出が行われた結果として或る演出が行われた様子が示されている。
図386(A(5)−57)では、5ラウンド目に移行した様子が示されている。5ラウンド目に移行すると、装飾図柄表示装置208では、リプレイのアイコンとともに「が出ると・・・」の文字表示が行われ、その後、図386(A(5)−58)に示すように、「NEXT」の文字が付されたリプレイのアイコンとともに、「疑似連だ」の文字を表示し、疑似連演出の説明が行われる。
図386(A(5)−59)では、16ラウンド目に移行した様子が示されている。16ラウンド目に移行すると、コパンダのキャラクタが再度出現するとともに「最終ラウンド」の文字が表示され、遊技者に最終ラウンドであることを報知している。
図386(A(5)−60)では、16ラウンド目が終了し、大当り終了演出が開始されている。すると、図386(A(5)−61)に示すように、装飾図柄表示装置208では、表示画面の上方から家紋のキャラクタCMONが再び現れ、ここでも保留連チャンが行われることの報知が行われている。
図386(A(1)−62)は、大当り遊技が終了し、確変状態(電サポ状態)に移行した様子が示されている。このとき、保留は消化されておらず、装飾図柄は「装飾5−装飾5−装飾5」の大当りの組み合わせで停止表示されている。
図386(A(1)−63)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が、変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。
すると、図386(A(1)−64)に示す装飾図柄表示装置208では、表示画面の上方から家紋のキャラクタCMONが降臨し、大当り確定であることが報知される。その後、図386(A(1)−65)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われる。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「やったぜ」の文字が表示されており、大当りとなることが報知されている。その後、図386(A(4)−66)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の大当りの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
このように、この演出例では、大当り遊技中にタイマ予告演出が実行される様子が示されている。
また、この演出例では、大当り遊技における1ラウンド中においてタイマ予告演出が開始し、タイマ予告演出が行われた結果として実行される或る演出が行われている様子が示されている。そして、この演出例では、或る演出として保留連チャン告知演出が行われている様子が示されている。
なお、タイマ予告表示におけるタイマ表示のカウントダウンが行われて「00:00」となった場合に、新たなタイマ予告演出が開始してもよい。
また、タイマ予告演出が開始することを示す爆弾のアイコンBOMの表示や、爆弾の表示態様の保留アイコンの表示により、1回のタイマ予告演出が開始することを示唆してもよいし、2回以上のタイマ予告演出の開始を示唆する場合があってもよい。
また、この演出例では、開始が保留されている図柄変動表示において大当りとなる図柄変動表示が含まれている場合に上述した保留連チャン告知演出を行うようにしたが、更に、その図柄変動表示が、例えば、超短縮変動(例えば、リーチなし変動や全図柄同時停止変動等)が実行されることを先読みにより判定したことを条件に保留連チャン告知演出を行うようにしてもよく、また、変動時間やリーチの種類等に依存した形限定の保留連チャン報知を行ってもよいし、大当りという広い概念での保留連チャン報知であってもよい。
また、この演出例では、特図1における先読み予告として保留連チャン告知演出を行ったが、特図2についても同様に行うこともできる。
また、大当り遊技中に行われる演出説明によって紹介される演出内容は、上述したものに限定されず、他の演出内容であってもよい。
また、タイマ予告演出が開始されるラウンドは、上述したものに限定されず、適宜のラウンドで開始することができる。また、1回の大当りにおいて複数回のタイマ予告演出が行われてもよい。
図387(B(1)−1)〜同図(B(4)−36)は、大当り遊技中に実行されるタイマ予告演出の別の演出パターンを示している。
図387(B(1)−1)に示す装飾図柄表示装置208には、「装飾2−装飾5−装飾7」の装飾図柄の組み合わせが停止表示されている。すなわち、変動開始前の様子が示されている。また、装飾図柄表示装置208の下方右側には、ナビキャラクタYMが表示されている。なお、図387(B(1)−1)に示されるタイミングでは、図柄が停止表示されているため、変動アイコンh0は表示されていない。さらに、図387に示す制御状態(遊技状態)は、特図高確率普図高確率状態(電サポ付き確変状態)である。この電サポ付き確変状態における装飾図柄表示装置208の下方左側では、特図2の保留アイコンが表示される。装飾図柄表示装置208の下方左側に形成された保留アイコン表示領域には、特図2の保留を表す保留アイコンが表示される。また、図387における遊技状態は電サポ状態であるので、装飾図柄表示装置208の表示画面の右上隅部には右打ち促進表示が表示されている。
図387(B(1)−1)では、保留アイコン表示領域に3つの特図2の保留アイコンh21,h22,h23が表示されており、これら3つの特図2の保留アイコンh21,h22,h23はいずれも、デフォルトの表示態様(丸形の無模様かつ白色の表示態様)で表示されている。すなわち、特図2のデフォルトの保留アイコンも、丸形の保留アイコンである。
図387(B(1)−2)に示す装飾図柄表示装置208では、特図2の保留(第1保留)が消化されて特図2の図柄変動表示が開始され、第2特図表示装置214における図柄変動表示が開始される。また、特図2の保留アイコンh21〜h23の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh21の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が、変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示され、第二の保留アイコンh22が第一の保留アイコンh21の表示位置に移動して、第一の保留アイコンh21として表示され、第三の保留アイコンh23が第二の保留アイコンh22の表示位置に移動して、第二の保留アイコンh22として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。変動アイコンh0の表示態様は、消化された保留アイコンh21の表示態様と同じであるが、異なってもよい。
図387(B(1)−3)では、特図2始動口232に遊技球の入賞が行われて特図2の保留数が1つ増加した様子が示されている。具体的には、装飾図柄表示装置208では、保留アイコン表示領域に特図2の保留アイコンh23が新たに表示され、第2保留数表示における特図2の保留数の表示が「3」となる。ここで、特図2の保留アイコンh23は、デフォルトの表示態様で表示されている。
図387(B(4)−4)に示す装飾図柄表示装置208では、左図柄、中図柄、右図柄が同時に停止し、「装飾6−装飾6−装飾2」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている。その後、図387(B(4)−5)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾6−装飾6−装飾2」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
その後、図387(B(1)−6)に示す装飾図柄表示装置208では、特図2の保留(第1保留)が消化されて特図2の図柄変動表示が開始され、第2特図表示装置214における図柄変動表示が開始される。また、特図2の保留アイコンh21の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh21の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示され、第二の保留アイコンh22が第一の保留アイコンh21の表示位置に移動して、第一の保留アイコンh21として表示され、第三の保留アイコンh23が第二の保留アイコンh22の表示位置に移動して、第二の保留アイコンh22として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。
すると、図387(B(1)−7)に示す装飾図柄表示装置208では、表示画面の上方から家紋のキャラクタCMONが降臨し、大当り確定であることが報知される。その後、図387(B(4)−8)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われる。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「やったぜ」の文字が表示されており、大当りとなることが報知されている。その後、図387(B(4)−9)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の大当りの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。その後、大当りが発生し、図387(B(5)−10)〜同図(B(5)−15)に示す演出が行われる。なお、図387(B(5)−10)〜同図(B(5)−15)に示す演出は、図386(A(5)−42)〜同図(A(5)−47)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図387(B(5)−16)では、4ラウンド目に移行した様子が示されている。この演出例では、4ラウンド目に移行すると、コパンダのキャラクタとともに「注目!」の文字が表示され、タイマ予告演出が開始されることを示唆している。
すると、図387(B(5)−17)に示す装飾図柄表示装置208では、第1大当り中タイマ予告表示TM21が表示画面の中央下方に表示されるとともに、その上方に「タイマ発動!」の文字が表示され、タイマ予告演出が開始されたことを報知している。ここで、第1大当り中タイマ予告表示TM21はデフォルトの表示態様である。第1大当り中タイマ予告表示TM21には、図386(A(5)−49)に示すタイマ表示とは異なり、タイマ表示の初期値として「30:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから30秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。
その後、図387(B(5)−18)に示す装飾図柄表示装置208では、「タイマ発動!」の文字がコパンダのキャラクタとともに消去され、第1大当り中タイマ予告表示TM21が表示画面の略中央に移動しながら拡大表示される。その後、第1大当り中タイマ予告表示TM21においてタイマ表示のカウントダウン(タイマ減算)が開始される。
図387(B(5)−19)に示す装飾図柄表示装置208では、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示のカウントダウンが継続しており、図387(B(5)−19)に示すタイミングでは、「29:66」が表示されている。
図387(B(5)−20)に示す装飾図柄表示装置208では、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示のカウントダウンが引き続き行われており、図387(B(5)−20)に示すタイミングでは、「13:75」が表示されている。
図387(B(5)−21)では、5ラウンド目に移行した様子が示されている。この演出例では、タイマ予告演出が複数ラウンドに跨いで引き続き行われている様子が示されている。すなわち、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示のカウントダウンが4ラウンド目から5ラウンド目に移行しても引き続き行われている様子が示されている。なお、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示は、図387(B(5)−21)に示すタイミングでは、「12:96」が表示されている。
図387(B(5)−22)に示す装飾図柄表示装置208では、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示のカウントダウンが引き続き行われており、図387(B(5)−22)に示すタイミングでは、「00:35」が表示されている。
その後、図387(B(5)−23)に示すように、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示のカウントダウンが完了し、タイマ表示が「00:00」となると、図387(B(5)−24)に示す装飾図柄表示装置208では、家紋のキャラクタCMONが出現する様子が示されている。そして、図387(B(5)−25)に示す装飾図柄表示装置208では、家紋のキャラクタとともに「保留連チャン確定」の文字が表示され、実行が保留されている(保留中の)図柄変動表示において大当りとなる図柄変動表示が含まれていることが告知される。
このようにして保留連チャン告知演出が終了すると、図387(B(5)−26)に示す装飾図柄表示装置208では、コパンダのキャラクタが再び出現するとともに「次ラウンド演出紹介続き」の文字が表示され、タイマ予告演出が行われたことによって中断されていた演出説明の続きが開始されることが報知される。また、表示画面の左下隅部には、家紋のキャラクタCMONが出現して保留連チャン確定の報知が行われたことを示す家紋のアイコンCMNが表示されている。このように、この演出例では、大当り遊技の複数ラウンドにわたってタイマ予告演出が行われている様子が示されている。
図387(B(5)−27)では、6ラウンド目に移行した様子が示されている。6ラウンド目に移行すると、装飾図柄表示装置208では、リプレイのアイコンとともに「が出ると・・・」の文字表示が行われ、その後、図387(B(5)−28)に示すように、「NEXT」の文字が付されたリプレイのアイコンとともに、「疑似連だ」の文字を表示し、疑似連演出の説明が行われる。このように、この演出例では、タイマ予告演出が複数ラウンドに跨って行われたため、演出説明の続きが開始されるラウンドが図386に示す演出例とは異なっている。すなわち、タイマ予告演出が行われた期間により、演出説明の内容と当該演出説明を行うラウンドとの対応関係が異なる場合があることが示されている。その後は、図387(B(5)−29)〜同図(B(4)−36)に示す演出が行われる。なお、図387(B(5)−29)〜同図(B(4)−36)に示す演出は、保留表示が異なっている点を除き、図386(A(5)−59)〜同図(A(4)−66)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図388(C(5)−1)〜同図(C(4)−28)は、大当り遊技中に実行されるタイマ予告演出の別の演出パターンについて示している。なお、図388(C(5)−1)は、図387(B(4)−9)に示す演出に続く演出であり、大当りが発生し、大当り開始演出が行われている様子を示している。その後、図388(C(5)−1)〜同図(C(5)−10)に示す演出が行われる。ここで、図388(C(5)−1)〜同図(C(5)−10)に示す演出は、図387(B(5)−10)〜同図(B(5)−19)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図388(C(5)−11)に示す装飾図柄表示装置208では、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示のカウントダウンが引き続き行われており、図388(C(5)−11)に示すタイミングでは、「19:75」が表示されている。
図388(C(5)−12)では、5ラウンド目に移行した様子が示されている。この演出例では、タイマ予告演出が複数ラウンドに跨いで引き続き行われている様子が示されている。すなわち、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示のカウントダウンが4ラウンド目から5ラウンド目に移行しても引き続き行われている様子が示されている。なお、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示は、図388(C(5)−12)に示すタイミングでは、「18:86」が表示されている。
図388(C(5)−13)に示す装飾図柄表示装置208では、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示のカウントダウンが引き続き行われており、図388(C(5)−13)に示すタイミングでは、「07:21」が表示されている。
図388(C(5)−14)では、6ラウンド目に移行した様子が示されている。この演出例では、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示のカウントダウンが5ラウンド目から6ラウンド目に移行しても引き続き行われている様子が示されている。すなわち、この演出例では、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示のカウントダウンが4ラウンド目から6ラウンド目にかけて行われる場合があることが示されている。これは、遊技者の技量等により、ラウンド遊技の消化時間の相異に起因している。なお、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示は、図388(C(5)−14)に示すタイミングでは、「04:21」が表示されている。
その後、図388(C(5)−15)に示すように、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示のカウントダウンが完了し、タイマ表示が「00:00」となると、図388(C(5)−16)に示す装飾図柄表示装置208では、家紋のキャラクタCMONが出現する様子が示されている。そして、図388(C(5)−17)に示す装飾図柄表示装置208では、家紋のキャラクタとともに「保留連チャン確定」の文字が表示され、実行が保留されている(保留中の)図柄変動表示において大当りとなる図柄変動表示が含まれていることが告知される。
このようにして保留連チャン告知演出が終了すると、図388(C(5)−18)に示す装飾図柄表示装置208では、コパンダのキャラクタが再び出現するとともに「次ラウンド演出紹介続き」の文字が表示され、タイマ予告演出が行われたことによって中断されていた演出説明の続きが開始されることが報知される。また、表示画面の左下隅部には、家紋のキャラクタCMONが出現して保留連チャン確定の報知が行われたことを示す家紋のアイコンCMNが表示されている。このように、この演出例では、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示の初期値が同じであっても、タイマ表示のカウントダウンが終了する際に実行中のラウンドが異なる場合がある様子が示されている。なお、タイマ表示のカウントダウンが終了して或る演出が開始するタイミングは、ラウンド中に限らず、例えば、ラウンド間インターバルである場合もあり、この場合は、ラウンド間インターバルにおいて或る演出が行われるが、次のラウンドが開始した後で或る演出が開始するようにしてもよい。
図388(C(5)−19)では、7ラウンド目に移行した様子が示されている。7ラウンド目に移行すると、装飾図柄表示装置208では、リプレイのアイコンとともに「が出ると・・・」の文字表示が行われ、その後、図388(C(5)−20)に示すように、「NEXT」の文字が付されたリプレイのアイコンとともに、「疑似連だ」の文字を表示し、疑似連演出の説明が行われる。このように、この演出例では、タイマ予告演出が3ラウンドにわたって行われたため、演出説明の続きが開始されるラウンドが図386や図387に示す演出例とは異なっている。その後は、図388(C(5)−21)〜同図(C(4)−28)に示す演出が行われる。なお、図388(C(5)−21)〜同図(C(4)−28)に示す演出は、図387(B(5)−29)〜同図(B(4)−36)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図389(D(5)−1)〜同図(D(4)−17)は、大当り遊技中にタイマ予告が実行されない演出パターンについて示している。なお、図389(D(5)−1)は、図387(B(4)−9)に示す演出に続く演出であり、大当りが発生し、大当り開始演出が行われている様子を示している。その後、図389(D(5)−1)〜同図(C(5)−6)に示す演出が行われる。ここで、図389(D(5)−1)〜同図(D(5)−6)に示す演出は、図387(B(5)−10)〜同図(B(5)−15)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図389(D(5)−7)では、4ラウンド目に移行した様子が示されている。この演出例では、4ラウンド目に移行しても、タイマ予告演出が開始されず、演出説明が引き続き行われている様子が示されている。すなわち、この演出例では、4ラウンド目に移行すると、装飾図柄表示装置208では、リプレイのアイコンとともに「が出ると・・・」の文字表示が行われ、その後、図389(D(5)−8)に示すように、「NEXT」の文字が付されたリプレイのアイコンとともに、「疑似連だ」の文字を表示し、疑似連演出の説明が行われる。このように、この演出例では、タイマ予告演出が行われなかったため、疑似連演出の説明が行われるラウンドが図386〜図388に示す演出例とは異なっている。
図389(D(5)−9)では、16ラウンド目に移行した様子が示されている。16ラウンド目に移行すると、コパンダのキャラクタが再度出現するとともに「最終ラウンド」の文字が表示され、遊技者に最終ラウンドであることを報知している。
図389(D(5)−10)では、16ラウンド目が終了し、大当り終了演出が開始されている。すると、この演出例では、図389(D(5)−11)に示すように、装飾図柄表示装置208では、4人の爺のキャラクタがVフォーメーションを組む態様での表示である爺Vフォーメーション表示GYVが表示され、保留連チャンが行われることの報知が行われている。すなわち、家紋のキャラクタCMONの出現とは別の態様での保留連チャン告知が行われている様子が示されている。なお、図389(D(5)−11´)に示すように、家紋のキャラクタCMONが出現する場合があってもよい。その後、図389(D(5)−12)に示す装飾図柄表示装置208では、爺Vフォーメーション表示GYVの表示を受けて、「もう一回」の文字が表示され、保留連チャンが発生することを報知している。その後、大当り遊技が終了すると、図389(D(1)−13)〜同図(D(4)−17)に示す演出が行われる。なお、図389(D(1)−13)〜同図(D(4)−17)に示す演出は、図387(B(1)−32)〜同図(B(4)−36)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
このように、この演出例では、タイマ予告演出が行われた結果、或る演出として行われる保留連チャン告知(家紋のキャラクタCMONの表示)と、タイマ予告演出とは別途の演出としての保留連チャン告知(爺Vフォーメーション表示GYVによる表示)とで態様が異なっている様子が示されている。
また、この演出例では、複数種類の保留連チャン告知を実行可能としたが、このうちの少なくとも一つの保留連チャン告知の態様が、例えば、図14(a)や同図(b)に示す遊技盤構成である場合に、演出可動体による可動演出による告知であってもよいし、音声による告知であってもよいし、発光体による告知であってもよいし、これらの一部又は全部の組み合わせによる告知であってもよい。
図389(E(5)−1)〜図390(E(1)−18)は、大当り遊技中に実行されるタイマ予告演出の別の演出パターンについて示している。なお、図389(E(5)−1)は、図386(A(4)−41)に示す演出に続く演出であり、大当りが発生し、大当り開始演出が行われている様子を示している。ただし、この演出例では、「装飾2」が3つ揃って大当りとなったものとする。その後、図389(E(5)−1)〜図390(E(5)−12)に示す演出が行われる。ここで、図389(E(5)−1)〜図390(E(5)−12)に示す演出は、図386(A(5)−42)〜同図(A(5)−53)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図390(E(5)−12)に示すように、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示のカウントダウンが完了し、タイマ表示が「00:00」となると、図390(E(5)−13)に示す装飾図柄表示装置208では、家紋のキャラクタCMONではなく、学ラン(服)を着用した番長のキャラクタTDRが出現する様子が示されている。そして、図390(E(5)−14)に示す装飾図柄表示装置208では、番長のキャラクタTDRの服が破けて裸になる態様に表示が変化するとともに、「確変だ」の文字が表示され、大当り終了後の遊技状態が特図高確率普図高確率(すなわち、電サポ付き確変状態)に移行することが報知される。このように、この演出例では、第1大当り中タイマ予告表示TM21によるタイマ予告演出が行われた結果、或る演出として確変報知演出が行われる様子が示されている。その後は、最終ラウンドである16ラウンド目まで、上述した要領で演出説明の続きが行われる。
図390(E(5)−15)では、16ラウンド目に移行した様子が示されている。16ラウンド目に移行すると、コパンダのキャラクタが再度出現するとともに「最終ラウンド」の文字が表示され、遊技者に最終ラウンドであることを報知している。なお、表示画面の左下隅部には、番長のキャラクタTDRが出現して確変確定の報知が行われたことを示す番長のアイコンTDRKが表示されている。
図390(E(5)−16)では、16ラウンド目が終了し、大当り終了演出が開始されている。すると、図390(E(5)−17)に示す装飾図柄表示装置208では、「次回確変」の文字表示とともに番長のキャラクタTDRが再び現れ、ここでも確変状態に移行することの報知が行われている。
図390(E(1)−18)は、大当り遊技が終了し、確変状態(電サポ状態)に移行した様子が示されている。このとき、保留は消化されておらず、装飾図柄は「装飾2−装飾2−装飾2」の大当りの組み合わせで停止表示されている。
なお、この演出例では、タイマ予告演出が行われた結果、或る演出として確変確定報知を行うようにしたが、タイマ予告演出が行われることなく確変確定報知を行う場合があってもよい。
図390(F(5)−1)〜図391(F(1)−29)は、大当り遊技中に実行されるタイマ予告演出の別の演出パターンについて示している。なお、図390(F(5)−1)は、図386(A(4)−41)に示す演出に続く演出であり、大当りが発生し、大当り開始演出が行われている様子を示している。ただし、この演出例では、「装飾2」が3つ揃って大当りとなったものとする。なお、この演出例における大当りは、ランクアップボーナスであり、大当り時においては、4ラウンド、8ラウンド、12ラウンド、16ラウンドのいずれの大当りであるかが認識困難な態様で報知する大当りである。そして、その後、図390(F(5)−1)〜図390(F(5)−12)に示す演出が行われる。ここで、図390(F(5)−1)〜図390(F(5)−12)に示す演出は、図386(A(5)−42)〜同図(A(5)−53)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図390(F(5)−12)に示すように、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示のカウントダウンが完了し、タイマ表示が「00:00」となると、図390(F(5)−13)に示す装飾図柄表示装置208では、殿様のキャラクタHSGが出現し、大当り遊技が5ラウンド目以降に継続するか、4ラウンド目で終了するかの煽り演出が開始されている様子が示されている。その結果、図390(F(5)−14)に示す装飾図柄表示装置208では、殿様のキャラクタHSGがいきり立つ表情を見せるとともに、「まだまだ続くぞ」の文字が表示され、大当り遊技が5ラウンド目以降に継続することが報知される。すなわち、ラウンド継続演出が行われている様子が示されている。このように、この演出例では、第1大当り中タイマ予告表示TM21によるタイマ予告演出が行われた結果、或る演出としてラウンド継続演出が行われる様子が示されている。
図390(F(5)−15)では、5ラウンド目に移行した様子が示されている。5ラウンド目に移行すると、装飾図柄表示装置208では、リプレイのアイコンとともに「が出ると・・・」の文字表示が行われ、その後、図390(F(5)−16)に示すように、「NEXT」の文字が付されたリプレイのアイコンとともに、「疑似連だ」の文字を表示し、疑似連演出の説明が行われる。
図390(F(5)−17)では、8ラウンド目に移行した様子が示されている。この演出例では、8ラウンド目に移行すると、コパンダのキャラクタとともに「注目!」の文字が表示され、その後、図390(F(5)−18)に示すように、「ラウンド継続チャンス」の文字が表示される。すなわち、この演出例では、8ラウンド目において、9ラウンド目以降に継続するか、8ラウンド目で終了するかを煽るラウンドジャッジ演出が開始されることを報知している。そして、ラウンドジャッジ演出が開始されると、図390(F(5)−19)に示す装飾図柄表示装置208では、殿様のキャラクタHSGが出現し、大当り遊技が9ラウンド目以降に継続するか、8ラウンド目で終了するかの煽り演出が開始されている様子が示されている。その結果、図390(F(5)−20)に示す装飾図柄表示装置208では、殿様のキャラクタHSGがいきり立つ表情を見せるとともに、「まだまだ続くぞ」の文字が表示され、大当り遊技が9ラウンド目以降に継続することが報知される。すなわち、ラウンド継続演出が行われている様子が示されている。このように、この演出例では、タイマ予告演出を経由しないでラウンド継続演出が行われる場合があることが示されている。
図390(F(5)−21)では、9ラウンド目に移行した様子が示されている。9ラウンド目に移行すると、装飾図柄表示装置208では、説明表示としてのタイマ予告表示とともに「タイマ表示の時間が・・・」の文字表示が行われ、その後、図390(F(5)−22)に示すように、タイマ予告表示の初期値としての「77:77」の表示とともに「で超激アツ」の文字を表示し、信頼度の極めて高いタイマ予告演出の説明が行われる。
図390(F(5)−23)では、12ラウンド目に移行した様子が示されている。この演出例では、12ラウンド目に移行すると、コパンダのキャラクタとともに「注目!」の文字が表示され、その後、図390(F(5)−24)に示すように、「ラウンド継続チャンス」の文字が表示される。すなわち、この演出例では、12ラウンド目において、13ラウンド目以降に継続するか、12ラウンド目で終了するかを煽るラウンドジャッジ演出が開始されることを報知している。そして、ラウンドジャッジ演出が開始されると、図390(F(5)−25)に示す装飾図柄表示装置208では、殿様のキャラクタHSGが出現し、大当り遊技が13ラウンド目以降に継続するか、12ラウンド目で終了するかの煽り演出が開始されている様子が示されている。その結果、図390(F(5)−26)に示す装飾図柄表示装置208では、殿様のキャラクタHGSがくたばる態様で表示されるとともに、「残念!」の文字が表示され、大当り遊技が12ラウンド目で終了することが報知される。なお、復活演出が行われ、13ラウンド目以降に継続することを報知する場合があってもよい。
図390(F(5)−27)では、12ラウンド目が終了し、大当り終了演出が開始されている。すると、図390(F(5)−27)に続く図391(F(5)−28)に示す装飾図柄表示装置208では、「次回右打ち」の文字が表示され、大当り遊技の終了後は特図低確率普図高確率状態(すなわち、時短状態)に移行することの報知が行われている。
図391(F(1)−29)は、大当り遊技が終了し、時短状態(電サポ状態)に移行した様子が示されている。このとき、保留は消化されておらず、装飾図柄は「装飾2−装飾2−装飾2」の大当りの組み合わせで停止表示されている。
このように、この演出例では、大当り遊技中においてタイマ予告演出が行われ、その結果、或る演出として保留連チャン告知以外の遊技者に有利な確定報知(確変報知やラウンド継続報知等)が行われている様子が示されている。
なお、以上に説明した演出例において、1回の大当り遊技において、或る演出の種類の異なる複数のタイマ予告演出が行われてもよい。例えば、1回の大当り遊技において、第一のタイマ予告演出が行われ、その結果、或る演出として保留連チャン告知を行い、その後に第二のタイマ予告演出が行われ、その結果、或る演出として確変確定報知を行うようにしてもよい。
図391(G(5)−1)〜図393(G(5)−64)は、実行が保留された図柄変動表示において大当りとなる図柄変動表示が複数含まれている場合における演出例について示している。なお、図391(G(5)−1)は、図387(B(4)−9)に示す演出に続く演出であり、大当りが発生し、大当り開始演出が行われている様子を示している。その後、図391(G(5)−1)〜図391(G(5)−21)に示す演出が行われる。ここで、図391(G(5)−1)〜図391(G(5)−21)に示す演出は、図387(B(5)−10)〜同図(B(5)−30)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図391(G(5)−21)では、16ラウンド目が終了し、大当り終了演出が開始されている。すると、この演出例では、図391(G(5)−22)に示すように、家紋のキャラクタCMONが出現せず、爺Vフォーメーション表示GYVが表示されている様子が示されている。この爺Vフォーメーション表示GYVの表示は、大当り遊技中において出現した家紋のキャラクタCMONに応じた表示とは別の表示であり、すなわち、家紋のキャラクタCMONの出現により告知された保留連チャンのイベントとは別に保留連チャンのイベントが発生することを報知している。つまり、今回の大当りを含めて3連チャンの大当りが確定していることを報知している。なお、この場合において、爺Vフォーメーション表示GYVに換えて家紋のキャラクタCMONを出現するようにしてもよい。その後、大当り遊技が終了すると、図391(G(1)−23)〜同図(G(4)−27)に示す演出が行われる。なお、図391(G(1)−23)〜同図(G(4)−27)に示す演出は、図387(B(1)−32)〜同図(B(4)−36)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図391(G(4)−27)に続く図392(G(5)−28)に示す装飾図柄表示装置208では、2連チャン目の大当りに係る大当り開始演出が行われている様子が示されている。大当り開始演出が開始されると、ウェディングマチ子先生のキャラクタMCKが4匹のコパンダとともに大当りを祝福する演出が行われる。また、この演出例では、大当り開始演出が開始すると、表示画面の左上隅部に、爺VアイコンGVが表示されており、開始が保留されている図柄変動表示において大当りとなる図柄変動表示がもう1つ含まれていることを報知している。なお、今回の大当りは、前回の大当り遊技において実行されたタイマ予告演出が行われた結果、或る演出として実行された家紋のキャラクタCMONの出現に対応するものである。その後は、図392(G(5)−29)〜同図(G(5)−37)に示す演出が行われる。ここで、図392(G(5)−29)〜同図(G(5)−37)に示す演出は、爺VアイコンGVが表示されている点と、特図2の保留数が異なる点を除き、図389(D(5)−2)〜同図(D(5)−10)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図392(G(5)−37)では、16ラウンド目が終了し、大当り終了演出が開始されている。すると、この演出例では、爺VアイコンGVの表示により、既に保留連チャン告知が行われているので、図392(G(5)−38)に示すように、「もう一回」の文字が表示され、保留連チャンが発生することを報知している。
図392(G(1)−39)は、大当り遊技が終了し、確変状態(電サポ状態)に移行した様子が示されている。このとき、保留は消化されておらず、装飾図柄は「装飾5−装飾5−装飾5」の大当りの組み合わせで停止表示されている。
図392(G(1)−40)に示す装飾図柄表示装置208では、特図2の保留(第1保留)が消化されて特図2の図柄変動表示が開始され、第2特図表示装置214における図柄変動表示が開始される。また、特図2の保留アイコンh21の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh21の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が、変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。
図392(G(1)−41)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始している様子が示されている。具体的には、例えば、フレームインアニメにより、表示画面の左側からタイマ予告表示TM11がフレームインすることにより、タイマ予告演出が開始される。このタイマ予告表示TM11の表示態様は、デフォルトの表示態様である。タイマ予告表示TM11には、「05:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから5秒が経過すると或る予告演出が開始されることを示唆している。
その後、タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示のカウントダウンが開始され、図392(G(1)−42)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TM11には、「04:25」が表示されている。すなわち、カウントダウンが開始してから、0.75秒が経過した様子が示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「疑似連かも」の文字が表示され、タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示のカウントダウンが行われた結果、疑似連が行われる可能性があることが示唆されている。
図392(G(1)−43)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、タイマ予告表示TM11では、カウントダウンが継続しており、図392(G(1)−43)に示すタイミングでは、「03:96」が表示されている。
図392(G(1)−44)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾6」が停止表示される。なお、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、タイマ予告表示TM11では、カウントダウンが継続しており、図392(G(1)−44)に示すタイミングでは、「01:73」が表示されている。
図392(G(1)−45)に示す装飾図柄表示装置208では、第3停止が行われ、中図柄に疑似連図柄としてのリプレイ図柄RPが停止表示される。なお、タイマ予告表示TM11では、カウントダウンが依然として継続しており、図392(G(1)−45)に示すタイミングでは、「00:52」が表示されている。その後、図392(G(1)−46)に示すように、ナビキャラクタYMの近傍に「継続!」の文字が表示され、疑似連演出が行われることが報知される。なお、タイマ予告表示TM11では、カウントダウンが依然として継続しており、図392(G(1)−46)に示すタイミングでは、「00:10」が表示されている。
その後、図392(G(1)−47)に示すように、タイマ予告表示TM11におけるカウントダウンが完了し、タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が「00:00」となったタイミングでナビキャラクタYMの近傍に「いくぜ」の文字が表示され、疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が開始される。
図392(G(1)−48)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM11におけるカウントダウンが完了したことにより、タイマ予告表示TM11を消去するために、タイマ予告表示の消失アニメが行われている様子が示されている。
ところが、図392(G(1)−49)に示すように、タイマ予告表示TM11は消去されていないばかりか、タイマ予告表示TM11におけるタイマ表示が加算されており、タイマ予告表示TM11には、「22:35」が表示されている。このとき、タイマ予告表示TM11の外枠の表示態様が赤色に変化し、タイマ表示が加算されたことを報知している。このタイマ予告表示TM11は、その後、デフォルトの表示態様に戻るが、表示態様が変化したままであってもよい。このように、図392(G(1)−48)において行われたアニメは、実際には、消失アニメではなく、消失アニメと同様のアニメであるタイマ予告加算アニメであったことが判明される。このように、この演出例では、同じタイマ予告表示TM11を用いて新たなタイマ予告演出が開始されているということができる。また、この演出例では、タイマ予告表示におけるタイマ表示を加算するアニメの一部と、タイマ予告表示を消去するアニメの一部とが同じであるということができる。なお、タイマ予告加算アニメと消失アニメとで全く異なるアニメーションであってもよい。
その後、図392(G(1)−50)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、ナビキャラクタYMの近傍では、疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が行われていることを示す「×2」の表示が行われている。また、タイマ予告表示TM11では、カウントダウンが継続しており、図392(G(1)−50)に示すタイミングでは、「20:00」が表示されている。
図392(G(1)−51)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾5」が停止表示され、リーチ状態が形成される。すると、図392(G(2)−52)に示すように、装飾図柄表示装置208では、表示画面の中央下方に「リーチ」の表示が行われ、リーチ状態となったことが報知される。一方、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、タイマ予告表示TM11では、カウントダウンが継続しており、図392(G(2)−52)に示すタイミングでは、「18:50」が表示されている。
その後、図392(G(2)−53)〜同図(G(1)−54)に示すように、装飾図柄表示装置208では、ノーマルリーチが行われ、中図柄が低速で変動している様子が示されている。なお、タイマ予告表示TM11では、依然としてカウントダウンが継続しており、図392(G(2)−54)に示すタイミングでは、「16:55」が表示されている。
その後、図392(G(2)−55)に示す装飾図柄表示装置208では、ノーマルリーチの実行中に爺Vフォーメーション表示GYVが表示され、大当り確定予告が行われている様子が示されている。このとき、タイマ予告表示TM11では、依然としてカウントダウンが継続しており、図392(G(2)−55)に示すタイミングでは、「15:12」が表示されているが、爺Vフォーメーション表示GYVにより一部がオーバーラップされており、爺Vフォーメーション表示GYVが表示されていない場合よりも視認困難とされている。なお、爺Vフォーメーション表示GYVがタイマ予告表示TM11にオーバーラップされてもよい。
その後、この演出例では、図392(G(2)−56)に示すように、サボハニ群予告に換えて、多数の越後屋のキャラクタECGが殿様のキャラクタに追い回される態様の予告演出である越後屋群予告が行われている様子が示されている。この越後屋群予告は、プレミア予告の一例であり、越後屋群予告の出現により大当り確定が報知される。なお、このとき、リーチ図柄が左上隅に小さく表示され、変動アイコン表示領域と保留アイコン表示領域が消去される。また、タイマ予告表示TM11では、依然としてカウントダウンが継続しており、図392(G(2)−56)に示すタイミングでは、「14:70」が表示されている。
図392(G(2)−57)に示す装飾図柄表示装置208では、越後屋のキャラクタECGが殿様のキャラクタに捕らえられた様子を示す捕縛のカットイン画像HBKが表示されている様子が示されている。この捕縛のカットイン画像HBKにより、タイマ予告表示TM11の一部がオーバーラップされており、捕縛のカットイン画像HBKが表示されていない場合よりも視認困難とされている。なお、捕縛のカットイン画像HBKがタイマ予告表示TM11にオーバーラップされてもよい。また、ナビキャラクタYMの近傍に「SP発展!」の表示が行われ、スーパーリーチに発展することが報知されている。なお、タイマ予告表示TM11では、依然としてカウントダウンが継続しており、図392(G(2)−57)に示すタイミングでは、「12:90」が表示されている。
続いて、図392(G(3)−58)に示すように、装飾図柄表示装置208では、SPリーチ(剣豪リーチ)に発展し、主人公の殿様と敵役の剣豪が対峙する画面が表示される。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「タイマ注目」の文字が表示され、タイマ予告表示TM11におけるカウントダウンに注目することを促している。なお、タイマ予告表示TM11では、依然としてカウントダウンが継続しており、図392(G(3)−58)に示すタイミングでは、「8:63」が表示されている。
図392(G(3)−59)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM11の表示態様が変化するタイマ表示ステップアップアニメが行われている。このタイマ表示ステップアップアニメのエフェクトも上述した消失アニメと同様の表示となっている。すなわち、タイマ予告表示の表示態様を変化するアニメの一部と、タイマ予告表示を消去するアニメの一部とが同じであるということができる。なお、タイマ表示ステップアップアニメと消失アニメとが全く異なるアニメーションであってもよい。
タイマ表示ステップアップアニメが開始された後、図392(G(3)−60)に示すように、装飾図柄表示装置208では、タイマ表示ステップアップアニメが行われた結果、タイマ予告表示TM11の表示態様がデフォルトの表示態様から特別表示態様(タイマ予告表示TM11B)に変更され、ステップアップしている様子が示されており、大当りの信頼度が飛躍的に向上した様子が示されている。また、表示態様が変更されたタイマ予告表示TM11Bには番長の顔のアイコンBCHOが付加されており、強カットイン画像CI1aが表示されることを予告している。なお、タイマ予告表示TM11Bでは、カウントダウンが行われており、図392(G(3)−60)に示すタイミングでは、「4:32」が表示されている。
そして、タイマ予告表示TM11Bにおけるタイマ表示が「0:00」となると、図392(G(3)−61)に示す装飾図柄表示装置208では、強カットイン画像CI1aが表示される。すなわち、この演出例におけるタイマ予告表示TM11Bに係るタイマ予告演出は、或る予告演出として強カットイン画像CI1aが表示されることについてのタイマ予告演出であるということができる。
その後、図392(G(3)−62)に示すように、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪を倒し、勝利した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄に停止表示する予定の「装飾5」が表示され、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。
その後、図392(G(4)−63)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている様子が示されている。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「やったぜ」の文字が表示されており、大当りとなることが報知されている。その後、図392(G(4)−63)に続く図393(G(5)−64)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の大当りの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
このように、この演出例では、タイマ予告演出において行われる保留連チャン告知とタイマ予告演出によらないで行われる保留連チャン告知の両方が行われて、保留連チャンが2回発生することを報知している様子が示されている。
また、この演出例では、タイマ予告表示が他の予告表示にオーバーラップされてタイマ予告表示の少なくとも一部の視認性が低下している様子が示されている。なお、タイマ予告表示が演出可動体によりオーバーラップされる場合があってもよい。
また、この演出例では、サボハニ群予告に換えて、大当り確定を報知する越後屋群予告が行われている様子が示されている。
また、この演出例では、特図1の図柄変動表示中に限らず、特図2の図柄変動表示中においてタイマ予告演出が行われている様子が示されている。
図393(H(5)−1)〜図394(H(1)−40)は、大当り遊技中に実行されるタイマ予告演出においてボタンストックが行われ、当該大当り遊技中にボタンストックの数に応じたミニゲームが行われる様子を示している。なお、図393(H(5)−1)は、図386(A(4)−41)に示す演出に続く演出であり、大当りが発生し、大当り開始演出が行われている様子を示している。その後、図393(H(5)−1)〜図393(H(5)−12)に示す演出が行われる。ここで、図393(H(5)−1)〜図393(H(5)−12)に示す演出は、図386(A(5)−42)〜同図(A(5)−53)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図393(H(5)−12)に示すように、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示のカウントダウンが完了し、タイマ表示が「00:00」となると、図393(H(5)−13)に示す装飾図柄表示装置208では、家紋のキャラクタCMONではなく、ボタン画像136aが出現するとともに、「×1ストック」の文字が表示され、大当り遊技中にボタン演出が少なくとも1回行われることが告知される。このように、この演出例では、第1大当り中タイマ予告表示TM21によるタイマ予告演出が行われた結果、或る演出としてボタン演出が行われることを予告するボタンストック告知演出が行われる様子が示されている。なお、このボタン画像136aは、デフォルトの表示態様とされており、ボタン演出における信頼度は低いものとされている。その後、図393(H(5)−14)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタンアイコンとともに「×1」の文字が表示画面の左上部に表示され、ボタン演出が少なくとも1回行われることを報知している。
図393(H(5)−15)では、8ラウンド目に移行した様子が示されている。その後、図393(H(5)−16)に示す装飾図柄表示装置208では、コパンダのキャラクタとともに「注目!」の文字が表示され、タイマ予告演出が開始されることを示唆している。すなわち、この演出例では、大当り遊技中に複数回のタイマ予告演出が行われる様子が示されている。
すると、図393(H(5)−17)に示す装飾図柄表示装置208では、第2大当り中タイマ予告表示TM22が表示画面の中央下方に表示されるとともに、その上方に「タイマ発動!」の文字が表示され、2回目のタイマ予告演出が開始されたことを報知している。ここで、第2大当り中タイマ予告表示TM22はデフォルトの表示態様よりも高信頼度である特別表示態様となっている。第2大当り中タイマ予告表示TM22には、タイマ表示として「05:55」が表示されており、カウントダウンが開始されてから5.55秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。この演出例では、第2大当り中タイマ予告表示TM22のタイマ表示の初期値について「5」が3つ揃った態様とされており、特典が付加されることに対する信頼度がより一層増すことができる場合がある。
その後、図393(H(5)−18)に示す装飾図柄表示装置208では、第2大当り中タイマ予告表示TM22が表示画面の略中央に移動しながら拡大表示される。その後、第2大当り中タイマ予告表示TM22においてタイマ表示のカウントダウン(タイマ減算)が開始される。
図393(H(5)−19)に示す装飾図柄表示装置208では、第2大当り中タイマ予告表示TM22におけるタイマ表示のカウントダウンが継続しており、図393(H(5)−19)に示すタイミングでは、「04:85」が表示されている。
その後、図393(H(5)−20)に示すように、第2大当り中タイマ予告表示TM22におけるタイマ表示のカウントダウンが完了し、タイマ表示が「00:00」となると、図393(H(5)−21)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタン画像が振動・回転する態様である振動・回転ボタン画像136aVが出現するとともに、「×1ストック」の文字が表示され、大当り遊技中にボタン演出が少なくともさらに1回追加して行われることが告知される。このように、この演出例では、第2大当り中タイマ予告表示TM22によるタイマ予告演出が行われた結果、或る演出としてボタン演出が行われることを予告するボタンストック告知演出が行われる様子が示されている。なお、この振動・回転ボタン画像136aVは、デフォルトの表示態様よりも高信頼度とされている。その後、図393(H(5)−22)に示す装飾図柄表示装置208では、デフォルトの表示態様のボタンアイコンの下方に、この振動・回転ボタンアイコンが「×1」の文字とともに表示され、これらのボタンアイコンによりボタン演出が少なくとも2回行われることを報知している。
図393(H(5)−23)では、12ラウンド目に移行した様子が示されている。その後、図393(H(5)−24)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタン演出のミニゲームが開始されている様子が示されている。この演出例では、ミニゲームが開始されると、表示画面の中央に宝箱画像BOXが表示されるとともに、宝箱画像BOXの上方に、番長の顔のアイコンとともに「ボタンPUSHで」「が出たら確変だ」の文字が表示されており、宝箱から番長の顔が出現すると大当り遊技後の遊技状態が確変状態となることが報知されている。
その後、図393(H(5)−25)に示す装飾図柄表示装置208では、2つのボタンアイコンのうちの最初に出現したデフォルトの表示態様のボタンアイコンが消化される様子を示す消化アニメが行われ、その後、図393(H(5)−26)に示すように、デフォルトの表示態様のボタン画像136aとともに残時間表示メータMTが表示され、「押せ!」の文字が表示され、演出ボタン136の操作を促している。残時間表示メータMTは、操作有効期間が開始してからの時間に応じてゲージが減少する態様で表示態様が変化する。なお、図393(H(5)−26)に示すタイミングでは、操作有効期間はまだ開始されておらず、演出ボタン136が操作されても、有効とは取り扱われない。操作有効期間は、その後、開始される。
その後、演出ボタン136の操作有効期間が開始された後、図393(H(5)−27)に示すタイミングで、演出ボタン136が操作されると、図393(H(5)−27)に続く図394(H(5)−28)に示す装飾図柄表示装置208では、宝箱画像BOXからパンダの顔PNDが出現するとともに「チャンス」の文字が表示され、ミニゲームに失敗した様子が示されている。ただし、パンダの顔PNDの出現により、特典が付与されることについては否定されていないので、信頼度は低いが、依然として特典の付与に対する期待感を維持させることができる場合がある。その後、ボタン演出のミニゲームが終了すると、図394(H(5)−29)に示すように、大当り遊技における演出が再開される。
図394(H(5)−30)では、14ラウンド目に移行した様子が示されている。その後、図394(H(5)−31)に示す装飾図柄表示装置208では、2回目のボタン演出のミニゲームが開始されている様子が示されている。この演出例では、ミニゲームが開始されると、図393(H(5)−24)に示して上述した要領で、表示画面の中央に宝箱画像BOXが表示されるとともに、宝箱画像BOXの上方に、番長の顔のアイコンとともに「ボタンPUSHで」「が出たら確変だ」の文字が表示されており、宝箱から番長の顔が出現すると大当り遊技後の遊技状態が確変状態となることが報知されている。さらに、図394(H(5)−31)に示す装飾図柄表示装置208では、ストックされているボタンアイコンが残り1つとなっているのに対応して、「ラストチャンス」の文字も表示されている。
その後、図394(H(5)−32)に示す装飾図柄表示装置208では、最後に残ったボタンアイコンが消化される様子を示す消化アニメが行われ、その後、図394(H(5)−33)に示すように、振動・回転ボタン画像136aVとともに残時間表示メータMTが表示され、「押せ!」の文字が表示され、演出ボタン136の操作を促している。このとき、演出ボタン136も振動及び回転動作が行われているが、行われなくてもよい。残時間表示メータMTは、操作有効期間が開始してからの時間に応じてゲージが減少する態様で表示態様が変化する。なお、図394(H(5)−33)に示すタイミングでは、操作有効期間はまだ開始されておらず、演出ボタン136が操作されても、有効とは取り扱われない。操作有効期間は、その後、開始される。
その後、演出ボタン136の操作有効期間が開始された後、図394(H(5)−34)に示すタイミングで、演出ボタン136が操作されると、図394(H(5)−35)に示す装飾図柄表示装置208では、宝箱画像BOXから番長の顔TRFが出現するとともに「確変!」の文字が表示され、大当り遊技の終了後は確変状態に移行することを報知している。その後、ボタン演出のミニゲームが終了すると、図394(H(5)−36)に示すように、大当り遊技における演出が再開される。このとき、表示画面の左下隅部には、番長の顔のアイコンTDRFが「次回確変」の文字とともに表示され、大当り遊技の終了後に確変状態へ移行することを報知している。
図394(H(5)−37)では、16ラウンド目に移行した様子が示されている。16ラウンド目に移行すると、コパンダのキャラクタが再度出現するとともに「最終ラウンド」の文字が表示され、遊技者に最終ラウンドであることを報知している。
図394(H(5)−38)では、16ラウンド目が終了し、大当り終了演出が開始されている。この演出例では、大当り終了演出が開始されると、コパンダのキャラクタと表示画面の左下方に表示されている番長の顔のアイコンTDRFが消去するアニメーションが行われ、その後、図394(H(5)−39)に示すように、「次回確変」の文字表示とともに番長のキャラクタTDRが現れ、ここでも確変状態に移行することの報知が行われている。
図394(H(1)−40)は、大当り遊技が終了し、確変状態に移行した様子が示されている。このとき、保留は消化されておらず、装飾図柄は「装飾5−装飾5−装飾5」の大当りの組み合わせで停止表示されている。
このように、この演出例では、タイマ予告演出が行われた結果、或る演出として或る演出(ボタン演出のミニゲーム)の実行をストックする演出が行われている様子が示されている。
また、この演出例では、タイマ予告演出が行われた結果、或る演出として、何かしらかの特典が付与される可能性があることを示唆するチャンス系の演出が行われる様子が示されている。
なお、この演出例では、タイマ予告演出が行われた結果、或る演出としてボタンストックが行われ、当該大当り遊技中にその数に応じた回数のボタン演出のミニゲームを行うようにしたが、当該大当り遊技の終了後の図柄変動表示中においてボタンストックに対応するボタン演出のミニゲームが行われてもよい。
また、この演出例では、大当り遊技中にタイマ予告演出が行われ、その結果実行される或る演出としてボタンストック演出が行われているが、大当り遊技の開始前の図柄変動表示中にタイマ予告演出が開始され、大当り遊技中に当該タイマ予告演出に係るボタンストック演出が行われてもよいし、大当り遊技中にタイマ予告演出が開始され、大当り遊技終了後に実行される図柄変動表示中に当該タイマ予告演出に係るボタンストック演出が行われてもよい。また、大当り遊技の開始前の図柄変動表示中にタイマ予告演出が開始され、大当り遊技中も当該タイマ予告演出が継続して行われ、その後、大当り遊技終了後に実行される図柄変動表示中に当該タイマ予告演出に係るボタンストック演出が行われてもよい。
図394(I(5)−1)〜図395(I(1)−31)は、大当り遊技中に実行されるタイマ予告演出においてボタンストックが行われ、当該大当り遊技中にボタンストックの数に応じたミニゲームが行われる別の演出パターンを示している。なお、図394(I(5)−1)は、図386(A(4)−41)に示す演出に続く演出であり、大当りが発生し、大当り開始演出が行われている様子を示している。その後、図394(I(5)−1)〜図394(I(5)−16)に示す演出が行われる。ここで、図394(I(5)−1)〜図394(H(5)−16)に示す演出は、図383(H(5)−1)〜同図(H(5)−16)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図394(I(5)−17)に示す装飾図柄表示装置208では、第2大当り中タイマ予告表示TM22が表示画面の中央下方に表示されるとともに、その上方に「タイマ発動!」の文字が表示され、2回目のタイマ予告演出が開始されたことを報知している。ここで、第2大当り中タイマ予告表示TM22はデフォルトの表示態様となっている。第2大当り中タイマ予告表示TM22には、タイマ表示として「03:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから3秒が経過すると或る演出が開始される場合があることを示唆している。
その後、図394(I(5)−18)に示す装飾図柄表示装置208では、第2大当り中タイマ予告表示TM22が表示画面の略中央に移動しながら拡大表示される。その後、第2大当り中タイマ予告表示TM22においてタイマ表示のカウントダウン(タイマ減算)が開始される。
図394(I(5)−18)に続く図395(I(5)−19)に示す装飾図柄表示装置208では、第2大当り中タイマ予告表示TM22におけるタイマ表示のカウントダウンが継続しており、図395(I(5)−19)に示すタイミングでは、「02:77」が表示されている。
図395(I(5)−20)に示す装飾図柄表示装置208では、第2大当り中タイマ予告表示TM22におけるカウントダウンの表示中に消失アニメが開始され、第2大当り中タイマ予告表示TM22が消去される様子が示されている。すなわち、第2大当り中タイマ予告表示TM22におけるタイマ表示のカウントダウンの結果、或る演出が行われるという予告が偽(ガセ)の予告であったことが報知される。換言すれば、第2大当り中タイマ予告表示TM22が「00:00」となる前にカウントダウンの途中で消去されて、或る演出(ボタンストック)が行われなかった様子が示されているということができる。
消失アニメが完了すると、図395(I(5)−21)に示す装飾図柄表示装置208では、婆のキャラクタBBAが出現するとともに「ヒヒヒ 残念」の文字が表示され、タイマ予告演出がガセの演出であり、ボタンストックが行われなかったことが報知される。
図395(I(5)−22)では、14ラウンド目に移行した様子が示されている。その後、図395(I(5)−23)〜同図(I(5)−27)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタン演出のミニゲームが開始されている様子が示されている。なお、図395(I(5)−23)〜同図(I(5)−27)に示す演出は、図393(H(5)−24)〜図394(H(5)−28)に示す演出と同じ要領で行われているので、説明を省略する。
図395(I(5)−28)では、16ラウンド目に移行した様子が示されている。16ラウンド目に移行すると、コパンダのキャラクタが再度出現するとともに「最終ラウンド」の文字が表示され、遊技者に最終ラウンドであることを報知している。
図395(I(5)−29)では、16ラウンド目が終了し、大当り終了演出が開始されている。この演出例では、コパンダによる大当り終了演出に換えて、学ラン(服)を着用した番長のキャラクタTDRが出現する様子が示されている。そして、図395(I(5)−30)に示す装飾図柄表示装置208では、番長のキャラクタTDRの服が破けて裸になる態様に表示が変化するとともに、「次回確変」の文字が表示され、大当り終了後の遊技状態が確変状態となることが報知される。なお、この演出例では、番長のキャラクタTDRが出現した時点で大当り遊技後に確変状態に移行することを確定報知するようにしているが、番長のキャラクタTDRが出現した時点では確変状態に移行することが確定されず、服が破けて裸になる態様に変化した場合に確変状態に移行することが確定するようにしてもよい。
図395(I(1)−31)は、大当り遊技が終了し、確変状態に移行した様子が示されている。このとき、保留は消化されておらず、装飾図柄は「装飾5−装飾5−装飾5」の大当りの組み合わせで停止表示されている。
このように、この演出例では、タイマ予告演出が行われた結果実行される或る演出として、特典が付与される可能性を示唆する演出が行われる一方で、遊技者に有利な特典が付与されることを告知する演出(確変確定演出)は、タイマ予告演出が行われることなく実行されている様子が示されている。
また、この演出例では、1回の大当り遊技においてタイマ予告演出が行われた場合であっても、タイマ予告演出が行われることなく遊技者に有利な特典が付与されることを確定的に告知する演出が実行されている様子が示されている。
また、本実施形態では、タイマ予告演出が行われることなく保留連チャン報知や確変確定演出が行われる場合があるが、タイマ予告演出が行われない場合には、保留連チャン報知よりも確変確定演出の方が実行されやすいように構成されているが、保留連荘報知の方が実行されやすいように構成されてもよい。
また、この演出例では、タイマ予告演出が行われた結果実行される或る演出としてボタンストック演出が行われ、ストックされたボタンの数だけボタン演出のミニゲームが行われる例を示したが、例えば、第2特図始動口232への複数球入賞のミッションが行われた場合において、1球あるいは所定数(例えば、3球)入賞すると、ボタン演出のミニゲームが行われるようにしてもよい。
図395(J(1)−1)〜図397(J(1)−67)は、装飾図柄の変動表示中に開始したタイマ予告演出が大当り遊技に移行した後も継続し、当該大当り遊技の実行中において或る演出が行われる様子を示している。ここで、図395(J(1)−1)〜図396(J(4)−22)に示す演出は、図385(A(1)−1)〜同図(A(4)−22)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図396(J(1)−23)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示され、第二の保留アイコンh12が第一の保留アイコンh11の表示位置に移動して、第一の保留アイコンh11として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。ここで、爆弾の表示態様であった第一の保留アイコンh11は、表示態様を変えないで変動アイコン表示領域に移動することで当該図柄変動に関する予告表示態様である変動アイコンh0となる。すなわち、変動アイコンh0により、タイマ予告演出が開始されることを予告報知している。なお、今回の図柄変動表示は、大当りとなる図柄変動表示であり、変動時間は30秒である。
図396(J(1)−24)に示す装飾図柄表示装置208では、変動アイコンh0の表示に対応し、表示画面の中央上部に「ストック発動」の文字が表示されて、2つのタイマ予告演出が同時に開始している様子が示されている。このとき、爆弾のアイコンBOMは消去されている。この演出例では、第3タイマ予告表示TM13と第4タイマ予告表示TM14がそれぞれフレームインアニメにより、表示画面の左右からそれぞれフレームインし、2つのタイマ予告演出が同時に開始される。第3タイマ予告表示TM13及び第4タイマ予告表示TM14はいずれもデフォルトの表示態様である。表示画面の右側に表示された第3タイマ予告表示TM13には、タイマ表示として「90:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから90秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。すなわち、今回の図柄変動表示の変動時間よりも長い時間がタイマ表示の初期値に設定されている様子が示されている。また、表示画面の左側に表示された第4タイマ予告表示TM14には、タイマ表示として「10:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから10秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。なお、この演出例では、2つのタイマ予告表示TM13,TM14が同時にカウントダウンを開始するため、カウントダウンが開始されてから、10秒が経過したときと90秒が経過したときの両方でそれぞれ或る演出が開始されることが示唆されている。ここで、10秒が経過したときに開始される可能性がある或る演出と90秒が経過したときに開始される可能性がある或る演出とが同じであってもよいし、異なってもよい。その後は、図385(A(1)−25)〜同図(A(3)−34)に示して上述した要領で、図396(J(1)−25)〜同図(J(3)−34)に示す演出が行われる。なお、図396(J(1)−25)〜同図(J(3)−34)に示す演出は、第3タイマ予告表示TM13のタイマ表示の示す時間が異なっている点を除き、図385(A(1)−25)〜同図(A(3)−34)と同様であるので、説明を省略する。
図396(J(3)−35)に示す装飾図柄表示装置208では、強カットイン画像CI1aが表示される。図386(A(3)−38)において表示される強カットイン画像CI1aは、タイマ予告演出が行われた結果、或る演出として表示されたものであるが、この演出例では、タイマ予告演出が行われた結果として実行される或る演出とは別の演出として表示される様子が示されている。すなわち、強カットイン画像CI1aは、タイマ予告演出が行われることなく表示される場合があることが示されている。なお、第3タイマ予告表示TM13では、タイマ表示のカウントダウンが継続して行われており、図396(J(3)−35)に示すタイミングでは、「68:88」が表示されている。
その後、図396(J(3)−36)に示すように、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪を倒し、勝利した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄に停止表示する予定の「装飾5」が表示され、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。また、第3タイマ予告表示TM13では、タイマ表示のカウントダウンが依然として継続しており、図396(J(3)−36)に示すタイミングでは、「66:21」が表示されている。
その後、図396(J(4)−37)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている様子が示されている。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「やったぜ」の文字が表示されており、大当りとなることが報知されている。また、このとき、第3タイマ予告表示TM13の表示位置が右上隅部から左上隅部に移動している。第3タイマ予告表示TM13の移動は、移動アニメにより行われてもよいし、切換表示により行われてもよい。なお、第3タイマ予告表示TM13では、タイマ表示のカウントダウンが継続して行われており、図396(J(4)−37)に示すタイミングでは、「64:30」が表示されている。
その後、図396(J(4)−38)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の大当りの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。また、第3タイマ予告表示TM13では、タイマ表示のカウントダウンが依然として継続しており、図396(J(4)−38)に示すタイミングでは、「62:30」が表示されている。なお、装飾図柄の確定表示中は、タイマ表示のカウントダウンを一時中断するようにしてもよい。
図396(J(5)−39)に示す装飾図柄表示装置208では、大当り開始演出が行われている様子が示されている。大当り開始演出が開始されると、ウェディングマチ子先生のキャラクタMCKが4匹のコパンダとともに大当りを祝福する演出が行われる。また、大当り開始演出が開始すると、表示画面の右上隅部には、遊技者に右打ちを促進する右打ち表示が表示される。また、この演出例では、今回の大当り遊技が開始する前から行われていた第3タイマ予告表示TM13に係るタイマ予告演出が大当り遊技が開始した後も継続して行われており、図396(J(5)−39)に示すタイミングでは、「62:11」が表示されている。すなわち、この演出例では、図柄変動表示中に開始したタイマ予告演出が大当り遊技に移行した後も継続している様子が示されている。なお、この演出例では、大当り開始演出が開始されるタイミングで第3タイマ予告表示TM13がやや下方に移動している。
図396(J(5)−40)では、大当り遊技が開始され、1ラウンド目に移行した様子が示されている。この演出例では、大当り遊技中に演出の紹介を行う演出が行われ、1ラウンド目では、コパンダのキャラクタとともに「次ラウンドから演出紹介」の文字が表示され、その旨が報知されている。なお、このとき、大当り遊技中の演出に登場するコパンダのキャラクタにより、第3タイマ予告表示TM13がオーバーラップされており、一部が視認困難とされているが、コパンダのキャラクタが第3タイマ予告表示TM13にオーバーラップされてもよい。また、第3タイマ予告表示TM13では、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、図396(J(5)−40)に示すタイミングでは、「60:37」が表示されている。
図396(J(5)−41)では、2ラウンド目に移行した様子が示されている。2ラウンド目に移行すると、装飾図柄表示装置208では、サボハニのアイコンとともに「が出ると・・・」の文字表示が行われ、その後、図396(J(5)−42)に示すように、強サボハニ群予告のデモ表示とともにこれに重ねて「群予告に期待!」の文字を表示し、サボハニ群予告の説明が行われる。なお、第3タイマ予告表示TM13では、タイマ表示のカウントダウンが依然として継続しており、図396(J(5)−42)に示すタイミングでは、「44:24」が表示されている。また、図396(J(5)−41)及び同図(J(5)−42)において、第3タイマ予告表示TM13が、演出説明において登場するサボハニのキャラクタによりオーバーラップされており、第3タイマ予告表示TM13の一部が視認困難とされている。なお、ここで、演出説明において登場するサボハニのキャラクタが第3タイマ予告表示TM13にオーバーラップされてもよい。
図396(J(5)−43)では、4ラウンド目に移行した様子が示されている。4ラウンド目に移行すると、装飾図柄表示装置208では、リプレイのアイコンとともに「が出ると・・・」の文字表示が行われ、その後、図396(J(5)−44)に示すように、「NEXT」の文字が付されたリプレイのアイコンとともに、「疑似連だ」の文字を表示し、疑似連演出の説明が行われる。なお、第3タイマ予告表示TM13では、タイマ表示のカウントダウンが依然として継続しており、図396(J(5)−44)に示すタイミングでは、「06:33」が表示されているが、第3タイマ予告表示TM13は、リプレイのアイコンにより少なくとも一部がオーバーラップされており、第3タイマ予告表示TM13の一部が視認困難とされている。なお、ここで、リプレイのアイコンが第3タイマ予告表示TM13にオーバーラップされてもよい。
その後、第3タイマ予告表示TM13におけるタイマ表示が「01:00」となると、図396(J(5)−45)に示す装飾図柄表示装置208では、第3タイマ予告表示TM13の表示位置が表示画面の中央下部に移動するとともに、リプレイのアイコンの前面側に表示されるようになり、タイマ表示における残り時間が視認容易となる様子が示されている。
その後、第3タイマ予告表示TM13におけるタイマ表示が「00:00」となると、図396(J(5)−45)に続く図397(J(5)−46)に示す装飾図柄表示装置208では、タバコを燻らす劇画調の爺のキャラクタのカットイン画像(劇画爺画像)565Gが表示される。このとき、劇画爺画像565Gは、第3タイマ予告表示TM13の背面側に表示されている。すると、図397(J(5)−47)に示すように、第3タイマ予告表示TM13では、タイマ表示に換えて、「確変か」の文字表示が行われる。すなわち、タイマ表示の領域を用いて予告表示が行われている様子が示されている。
続いて、図397(J(5)−48)に示すように、第3タイマ予告表示TM13では、「そうだ!」の文字表示に切り換えられる。すなわち、大当り遊技の終了後は確変状態に移行することを報知している。なお、図397(J(5)−48)では、劇画爺画像565Gによる演出の実行中において、4ラウンド目から5ラウンド目に移行している様子が示されている。
さらに続いて、図397(J(5)−49)に示すように、第3タイマ予告表示TM13では、「それだけか」の文字表示に切り換えられ、確変状態の他にも遊技者に有利な特典が付与される可能性があることを示唆している。
すると、図397(J(5)−50)に示すように、第3タイマ予告表示TM13では、「否!」の文字表示に切り換えられる。すなわち、確変状態の他にも遊技者に何らかの有利な特典が付与されることが確定していることを報知している。
その後、図397(J(5)−51)に示すように、第3タイマ予告表示TM13では、「保留内激アツ」の文字表示に切り換えられ、確変状態の他、実行が保留されている図柄変動表示において大当りとなる図柄変動表示が含まれている(すなわち、保留連チャンが発生する)ことを報知している。すなわち、この演出例では、タイマ予告演出が行われた結果、或る演出として劇画爺画像565Gによる演出表示が行われる様子が示されている。
なお、劇画爺画像565Gによる演出は、大当り遊技後の遊技状態が確変状態であり、且つ、保留連チャンが発生する場合に実行されるが、さらに、保留連チャンによる大当りが確変大当りである場合にのみ実行されるようにしてもよい。
上述したようにして劇画爺画像565Gによる演出が終了すると、図397(J(5)−52)に示す装飾図柄表示装置208では、特大家紋のキャラクタBCMNが出現する。この特大家紋のキャラクタBCMNの出現により、確変状態への移行と保留連チャンの発生を報知している。
図397(J(5)−53)では、6ラウンド目に移行した様子が示されている。6ラウンド目に移行すると、服が破けた番長のキャラクタTDRが登場し、大当り遊技の終了後に確変状態に移行することを報知している。また、表示画面の左下隅部には、特大家紋のキャラクタBCMNが出現して保留連チャン確定の報知が行われたことを示す家紋のアイコンCMNが表示されている。この演出は、図397(J(5)−53)〜同図(J(5)−54)に示すように、16ラウンド目が終了するまで継続して行われる。
図397(J(5)−55)では、16ラウンド目が終了し、大当り終了演出が開始されている。この演出例では、大当り終了演出が開始されても番長のキャラクタTDRが引き続き表示されており、さらに、「次回確変」の文字が表示され、確変状態に移行することの報知が行われる。その後、図397(J(5)−56)に示すように、装飾図柄表示装置208では、表示画面の上方から家紋のキャラクタCMONが再び現れ、保留連チャンが行われることの報知も行われる。すると、この演出例では、図397(J(5)−57)に示すように、番長のキャラクタTDRとともに表示されていた「次回確変」の文字が「次回大当り」に切り換わる様子が示されている。その後、大当り遊技が終了すると、図397(J(1)−58)〜同図(J(4)−62)に示す演出が行われる。なお、図397(J(1)−58)〜同図(J(4)−62)に示す演出は、図386(A(1)−62)〜同図(A(4)−66)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図397(J(5)−63)に示す装飾図柄表示装置208では、保留連チャンによる2回目の大当りに係る大当り開始演出が行われている様子が示されている。大当り開始演出が開始されると、ウェディングマチ子先生のキャラクタMCKが4匹のコパンダとともに大当りを祝福する演出が行われる。
図397(J(5)−64)では、大当り遊技が開始され、1ラウンド目に移行した様子が示されている。この演出例では、服が破けた番長のキャラクタTDRが1ラウンド目から登場し、今回の大当りが確変大当りであることが報知されている。この演出は、16ラウンド目が開始するまで継続して行われる。なお、上述したように、ラウンド遊技中に演出説明が行われてもよい。
図397(J(5)−65)では、16ラウンド目に移行した様子が示されている。16ラウンド目に移行すると、「確変大当りだ」の文字が番長のキャラクタTDRに付加して表示され、確変大当りであることが報知される。
図397(J(5)−66)では、16ラウンド目が終了し、大当り終了演出が開始されている。この演出例では、大当り終了演出が開始されても番長のキャラクタTDRが引き続き表示されており、さらに、「次回確変」の文字が表示され、確変状態に移行することの報知が行われる。
図397(J(1)−67)は、大当り遊技が終了し、確変状態(電サポ状態)に移行した様子が示されている。このとき、保留は消化されておらず、装飾図柄は「装飾5−装飾5−装飾5」の大当りの組み合わせで停止表示されている。
このように、この演出例では、図柄変動表示と大当り遊技に跨ってタイマ予告演出が行われている様子が示されている。
また、この演出例では、タイマ予告表示が他の演出表示にオーバーラップされ、少なくとも一部が視認困難とされる場合があることが示されている。
また、この演出例では、タイマ予告演出が行われた結果実行される或る演出において、複数の有利な特典が付与されることを示唆している様子が示されている。
また、この演出例では、図柄変動表示を実行する時間である変動時間よりも長い時間がタイマ表示の初期値として表示される場合がある様子が示されている。
また、この演出例では、物理的に計算して大当り遊技中に確実にタイマ表示が「00:00」となるようにタイマ表示の初期値が設定されている様子が示されており、例えば、タイマ予告表示におけるタイマ表示の初期値の示す時間が、変動時間よりも長く、大当り遊技における最短の時間(例えば、16ラウンド10カウントのパチンコ機において、発射した球がすべてアタッカに入賞した場合には、最短で約1分30秒)が経過するまでの時間に設定されている様子が示されている。
図397(K(5)−1)〜図398(K(4)−30)は、大当り遊技中にタイマ予告演出が開始されるが、当該大当り遊技中にタイマ予告演出が終了せず、その後に開始される図柄変動表示においてタイマ予告演出に係る或る演出が行われる様子を示している。なお、図397(K(5)−1)は、図387(B(4)−9)に示す演出に続く演出であり、大当りが発生し、大当り開始演出が行われている様子を示している。その後、図397(K(5)−1)〜同図(K(5)−6)に示す演出が行われる。ここで、図397(K(5)−1)〜同図(K(5)−6)に示す演出は、図387(B(5)−10)〜同図(B(5)−15)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図397(K(5)−7)では、15ラウンド目に移行した様子が示されている。この演出例では、15ラウンド目に移行すると、コパンダのキャラクタとともに「注目!」の文字が表示され、タイマ予告演出が開始されることを示唆している。
すると、図397(K(5)−8)に示す装飾図柄表示装置208では、第1大当り中タイマ予告表示TM21が表示画面の中央下方に表示されるとともに、その上方に「タイマ発動!」の文字が表示され、タイマ予告演出が開始されたことを報知している。ここで、第1大当り中タイマ予告表示TM21はデフォルトの表示態様である。第1大当り中タイマ予告表示TM21には、タイマ表示の初期値として「40:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから40秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。すなわち、この演出例では、タイマ表示のカウントダウンが開始してから40秒以内に大当り遊技が終了する可能性があり、タイマ予告演出が行われた結果実行される或る演出が大当り遊技中に行われない可能性があることを示している。すなわち、大当り遊技が早く消化された場合には、或る演出が大当り遊技中に行われない場合がある。
その後、図397(K(5)−9)に示す装飾図柄表示装置208では、第1大当り中タイマ予告表示TM21が表示画面の略中央に移動しながら拡大表示される。その後、第1大当り中タイマ予告表示TM21においてタイマ表示のカウントダウン(タイマ減算)が開始される。
図397(K(5)−9)に続く図398(K(5)−10)に示す装飾図柄表示装置208では、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示のカウントダウンが継続しており、図398(K(5)−10)に示すタイミングでは、「39:52」が表示されている。
図398(K(5)−11)では、16ラウンド目に移行した様子が示されている。この演出例では、タイマ予告演出が複数ラウンドに跨いで引き続き行われている様子が示されている。すなわち、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示のカウントダウンが15ラウンド目から16ラウンド目に移行しても引き続き行われている様子が示されている。なお、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示は、図398(K(5)−11)に示すタイミングでは、「24:33」が表示されている。
図398(K(5)−12)では、16ラウンド目が終了し、大当り終了演出が開始されている。しかしながら、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示のカウントダウンは継続しており、図398(K(5)−12)に示すタイミングでは、「10:03」が表示されている。すなわち、この演出例では、16ラウンド目が終了して大当り遊技が終了したあともタイマ予告演出が引き続き行われている様子が示されている。その後、図398(K(5)−13)に示す装飾図柄表示装置208では、「次回電サポ」の文字が表示され、大当り遊技の終了後は特図低確率普図高確率状態(すなわち、時短状態)に移行することの報知が行われている。なお、図398(K(5)−13)に示すタイミングでは、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示は「08:77」が表示されている。
図398(K(1)−14)は、大当り遊技が終了し、電サポ状態に移行した様子が示されている。このとき、保留は消化されておらず、装飾図柄は「装飾5−装飾5−装飾5」の大当りの組み合わせで停止表示されている。なお、図398(K(1)−14)では、特図2の保留が2つあり、第一の保留アイコンh21及び第二の保留アイコンh22が表示されている。また、この演出例では、大当り遊技が終了し、遊技状態が電サポ状態に移行した後も第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示のカウントダウンは継続しており、図398(K(1)−14)に示すタイミングでは、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示は「06:10」が表示されている。また、この演出例では、大当り遊技が終了して遊技状態が移行すると、第1大当り中タイマ予告表示TM21が縮小されながら表示画面の左上隅部に移動表示する。
図398(K(1)−15)に示す装飾図柄表示装置208では、特図2の保留(第1保留)が消化されて特図2の図柄変動表示が開始され、第2特図表示装置214における図柄変動表示が開始される。また、特図2の保留アイコンh21の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh21の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が、変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示され、第二の保留アイコンh22が第一の保留アイコンh21の表示位置に移動して、第一の保留アイコンh21として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。また、第1大当り中タイマ予告表示TM21では、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、図398(K(1)−15)に示すタイミングでは、「05:35」が表示されている。
図398(K(1)−16)に示す装飾図柄表示装置208では、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示のカウントダウンが継続している様子が示されており、図398(K(1)−16)に示すタイミングでは、「03:00」が表示されている。一方、ナビキャラクタYMの近傍では、「タイマ注目」の文字が表示され、タイマ予告演出が行われた結果、或る演出が実行される可能性があることを示唆している。
図398(K(1)−17)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、第1大当り中タイマ予告表示TM21では、カウントダウンが継続しており、図398(K(1)−17)に示すタイミングでは、「01:06」が表示されている。
その後、図398(K(1)−18)に示すように、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示のカウントダウンが完了し、タイマ表示が「00:00」となると、図398(K(1)−19)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄にオーバーラップするようにして家紋のキャラクタCMONが出現するとともに、ナビキャラクタYMの近傍に「家紋降臨」の文字が表示され、大当り確定報知が行われている様子が示されている。すなわち、実行中の図柄変動表示が大当りとなる図柄変動表示であることが報知されている。また、このとき、第1大当り中タイマ予告表示TM21は消去されている。なお、このとき、右図柄が低速変動しており、「装飾5」で停止表示されることが示されている。このように、この演出例では、大当り遊技中において開始されたタイマ予告演出が当該大当り遊技の終了以降も継続し、その後に実行される図柄変動表示においてタイマ予告演出が行われた結果実行される或る演出として、家紋のキャラクタCMONの表示による大当り確定報知が行われている様子が示されている。
その後、図398(K(1)−20)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾5」が停止表示され、リーチ状態が形成される。なお、このとき、ナビキャラクタYMの近傍には「大当りだ」の文字が表示され、大当り確定報知が行われている。その後、図398(K(2)−21)に示すように、装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に「リーチ」の文字が表示され、リーチ状態となったことが報知される。一方、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。その後、家紋のキャラクタCMONは消去される。
その後、図398(K(2)−22)〜同図(K(1)−23)に示すように、装飾図柄表示装置208では、ノーマルリーチが行われ、中図柄が低速で変動している様子が示されている。
その後、図398(K(2)−24)に示す装飾図柄表示装置208では、越後屋群予告が行われている様子が示されている。このとき、ナビキャラクタYMの近傍に「プレミア出現」の文字が表示され、プレミア予告が行われていることが報知されている。また、このとき、リーチ図柄が左上隅に小さく表示され、変動アイコン表示領域と保留アイコン表示領域が消去される。
図398(K(2)−25)に示す装飾図柄表示装置208では、捕縛のカットイン画像HBKが表示されている様子が示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍に「SP発展!」の表示が行われ、スーパーリーチに発展することが報知されている。
続いて、図398(K(3)−26)に示すように、装飾図柄表示装置208では、SPリーチ(剣豪リーチ)に発展し、主人公の殿様と敵役の剣豪が対峙する画面が表示される。
図398(K(3)−27)に示す装飾図柄表示装置208では、強カットイン画像CI1aが表示される。また、ナビキャラクタYMの近傍にも「強カットイン」の文字が表示され、実行された予告の内容が報知されている。この演出例における今日カットイン画像CI1aの表示は、タイマ予告演出が行われた結果として実行される或る演出とは別の演出として実行されるものである。
その後、図398(K(3)−28)に示すように、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪を倒し、勝利した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄に停止表示する予定の「装飾5」が表示され、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。
その後、図398(K(4)−29)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている様子が示されている。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「やったぜ」の文字が表示されており、大当りとなることが報知されている。その後、図398(K(4)−30)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の大当りの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
このように、この演出例では、大当り遊技中と当該大当り遊技の終了後の図柄変動表示の表示中とに跨ってタイマ予告演出が行われている様子が示されている。
図398(L(5)−1)〜図399(L(4)−30)は、図397(K(5)−1)〜図398(K(4)−30)に示す演出の別のパターンを示している。ここで、図398(L(5)−1)〜図399(L(5)−10)に示す演出は、図397(K(5)−1)〜図398(K(5)−10)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図399(L(5)−11)では、16ラウンド目に移行した様子が示されている。なお、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示は、図399(L(5)−11)に示すタイミングでは、「12:52」が表示されている。
図399(L(5)−12)は、16ラウンド目が引き続き行われている様子が示されている。このとき、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示のカウントダウンが完了し、「00:00」となった様子が示されている。この演出例では、15ラウンド目から16ラウンド目における大当り遊技の消化が、図397(K(5)−8)〜図398(K(5)−11)に示す演出例よりも長い時間かかっており、大当り遊技が終了するまでに第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示のカウントダウンが完了した様子が示されている。
すると、図399(L(5)−13)に示す装飾図柄表示装置208では、家紋のキャラクタCMONが出現する。すなわち、この演出例では、大当り遊技が終了するまでに、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示のカウントダウンが完了し、或る演出として家紋のキャラクタCMONの表示による保留連チャン告知が行われている様子が示されている。その後、図399(L(5)−14)に示す装飾図柄表示装置208では、家紋のアイコンCMNとともに、「保留内超激熱」の文字が表示され、保留連チャンが行われることを示唆している。
図399(L(5)−15)では、16ラウンド目が終了し、大当り終了演出が開始されている。すると、図399(L(5)−16)に示す装飾図柄表示装置208では、大当り遊技中に保留連チャン告知が行われたことに対応して、「次回連チャン」の文字が表示され、ここでも保留連チャンが行われることの報知が行われる。その後は、図399(L(1)−17)〜同図(L(4)−30)に示す演出が行われる。なお、図399(L(1)−17)〜同図(L(4)−30)に示す演出では、大当り遊技中にタイマ予告演出が完了し、すでに保留連チャン告知が行われたため、図388(K(1)−14)〜同図(K(4)−30)に示すように、図柄変動表示中にタイマ予告演出は行われない。換言すれば、図399(L(1)−17)〜同図(L(4)−30)に示す演出は、タイマ予告演出が行われていないことを除き、図388(K(1)−14)〜同図(K(4)−30)に示す演出と同じ演出が行われている。そのため、図399(L(1)−17)〜同図(L(4)−30)に示す演出については、説明を省略する。
このように、この演出例では、タイマ予告演出の内容が同じであっても、遊技の進行状況の違い(大当り遊技の消化速度)によって、大当り遊技中にタイマ予告演出が完了する場合と、大当り遊技終了後に行われる図柄変動表示中に完了する場合とがあることが示されている。
図400(M(1)−1)〜図401(M(11)−68)は、大当りとなる図柄変動表示中にタイマ予告演出が開始されるが、当該図柄変動表示中及びその後に開始される大当り遊技中においても当該タイマ予告演出が終了せず、その後に開始される図柄変動表示においてタイマ予告演出に係る或る演出が行われる様子を示している。なお、図400(M(1)−1)〜図401(M(5)−42)に示す演出は、図395(J(1)−1)〜図396(J(5)−42)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図401(M(5)−43)では、4ラウンド目に移行した様子が示されている。4ラウンド目に移行すると、装飾図柄表示装置208では、リプレイのアイコンとともに「が出ると・・・」の文字表示が行われ、疑似連演出の説明が開始される。ところが、図401(M(5)−44)に示す装飾図柄表示装置208では、疑似連演出の説明が中断され、サムアップポーズをした殿様のキャラクタHSGが登場するとともに、「緊急告知!」の文字が表示される。なお、第3タイマ予告表示TM13では、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、図401(M(5)−44)に示すタイミングでは、「09:31」が表示されている。
すると、図401(M(5)−45)に示す装飾図柄表示装置208では、「タイマ延長」の文字が表示されるとともに、第3タイマ予告表示TM13におけるタイマ表示のカウントダウンの表示中にタイマ予告加算アニメが開始される様子が示されている。これにより、遊技者は第3タイマ予告表示TM13におけるタイマ表示が加算されることに期待を持たせることができる場合がある。
タイマ予告加算アニメが終了すると、図401(M(5)−46)に示す装飾図柄表示装置208では、第3タイマ予告表示TM13におけるタイマ表示が「99:99」に更新されている様子が示されている。
図401(M(5)−47)では、5ラウンド目に移行した様子が示されている。5ラウンド目に移行すると、装飾図柄表示装置208では、中断された疑似連演出の説明が再開され、リプレイのアイコンとともに「が出ると・・・」の文字表示が行われ、その後、図401(M(5)−48)に示すように、「NEXT」の文字が付されたリプレイのアイコンとともに、「疑似連だ」の文字を表示し、疑似連演出の説明が行われる。なお、第3タイマ予告表示TM13では、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、図401(M(5)−48)に示すタイミングでは、「90:26」が表示されている。ただし、第3タイマ予告表示TM13は、疑似連演出の説明に係る疑似連のアイコンに少なくとも一部がオーバーラップされており、第3タイマ予告表示TM13が視認困難とされている。
図401(M(5)−49)では、9ラウンド目に移行した様子が示されている。すると、図401(M(5)−50)に示す装飾図柄表示装置208では、サムアップポーズをした殿様のキャラクタHSGが再び登場するとともに、「緊急告知!」の文字が表示される。なお、第3タイマ予告表示TM13では、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、図401(M(5)−50)に示すタイミングでは、「13:58」が表示されている。なお、図401(M(5)−48)〜同図(M(5)−49)では、5ラウンド目から9ラウンド目の間に特図2始動口232に2つの遊技球が入賞しており、特図2の保留が2つ増加している。
すると、図401(M(5)−51)に示す装飾図柄表示装置208では、「タイマ延長」の文字が表示されるとともに、第3タイマ予告表示TM13におけるタイマ表示のカウントダウンの表示中にタイマ予告加算アニメが開始される様子が示されている。これにより、遊技者は第3タイマ予告表示TM13におけるタイマ表示がさらに加算されることに期待を持たせることができる場合がある。
タイマ予告加算アニメが終了すると、図401(M(5)−52)に示す装飾図柄表示装置208では、第3タイマ予告表示TM13におけるタイマ表示が無限大を示す表示に更新されている様子が示されている。すなわち、タイマ表示が無限大を示す表示に更新されることで、タイマ予告演出が延長される様子が示されている。このとき、第3タイマ予告表示TM13におけるタイマ表示のカウントダウンは一時中断されることとなる。
図401(M(5)−53)では、10ラウンド目に移行した様子が示されている。第3タイマ予告表示TM13におけるタイマ表示は、無限大を示す表示のまま変化していない。この状態は、図401(M(5)−54)に示すように、16ラウンド目が終了するまで継続される。
図401(M(5)−55)では、16ラウンド目が終了し、大当り終了演出が開始されている。ここでも、殿様のキャラクタHSGは表示されており、また、第3タイマ予告表示TM13も無限大を示す表示のままである。そして、大当り終了演出が開始されると、「タイマは・・・」の文字が表示され、第3タイマ予告表示TM13の表示が変化することを予告している。
すると、図401(M(5)−56)に示す装飾図柄表示装置208では、第3タイマ予告表示TM13におけるタイマ表示が「10:00」に変化し、タイマ表示のカウントダウンが再開してから10秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。また、このとき、「次回電サポ」の文字が表示され、大当り遊技後の遊技状態が特図低確率普図高確率状態(時短状態)であることが報知される。実際には、後述するように、大当り遊技後の遊技状態は、特図高確率普図高確率状態(確変状態)となるのであるが、ここでは、確変状態となることの報知は行わず、時短状態であることを報知し、いわゆる潜確状態に移行することとなる。
図401(M(11)−57)は、大当り遊技が終了し、電サポ状態(潜確状態)に移行した様子が示されている。このとき、保留は消化されておらず、装飾図柄は「装飾5−装飾5−装飾5」の大当りの組み合わせで停止表示されている。なお、第3タイマ予告表示TM13におけるタイマ表示ではカウントダウンは再開しておらず、「10:00」の表示のままとなっている。
図401(M(11)−58)に示す装飾図柄表示装置208では、特図2の保留(第1保留)が消化されて特図2の図柄変動表示が開始され、第2特図表示装置214における図柄変動表示が開始される。また、特図2の保留アイコンh21,h22の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh21の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が、変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示され、第二の保留アイコンh22が第一の保留アイコンh21の表示位置に移動して、第一の保留アイコンh21として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。第3タイマ予告表示TM13では、未だタイマ表示のカウントダウンは開始しておらず、「10:00」のままとなっているが、その後、カウントダウンが開始する。
図401(M(11)−59)では、第3タイマ予告表示TM13におけるタイマ表示が継続している様子が示されており、図401(M(11)−59)に示すタイミングでは、第3タイマ予告表示TM13には、「09:77」が表示されている。すなわち、カウントダウンが再開してから、0.23秒が経過した様子が示されている。
図401(M(11)−59)〜同図(M(11)−60)では、特図2始動口232に2つの遊技球が入賞し、特図2の保留数が2つ増加した様子が示されている。ここで、特図2の保留アイコンh22,h23はいずれもデフォルトの表示態様とされている。なお、第3タイマ予告表示TM13では、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、図401(M(11)−60)に示すタイミングでは、「07:44」が表示されている。
図401(M(11)−61)に示す装飾図柄表示装置208では、左図柄、中図柄、右図柄が同時に停止し、「装飾4−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている。その後、図401(M(11)−62)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾4−装飾5−装飾5」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。また、このときも第3タイマ予告表示TM13では、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、図401(M(11)−62)に示すタイミングでは、「02:75」が表示されている。
その後、図401(M(11)−63)に示す装飾図柄表示装置208では、特図2の保留(第1保留)が消化されて特図2の図柄変動表示が開始され、第2特図表示装置214における図柄変動表示が開始される。また、特図2の保留アイコンh21の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh21の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示され、第二の保留アイコンh22が第一の保留アイコンh21の表示位置に移動して、第一の保留アイコンh21として表示され、第三の保留アイコンh23が第二の保留アイコンh22の表示位置に移動して、第二の保留アイコンh22として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。また、このときも第3タイマ予告表示TM13では、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、図401(M(11)−63)に示すタイミングでは、「02:54」が表示されている。
図401(M(11)−64)に示す装飾図柄表示装置208では、第3タイマ予告表示TM13におけるカウントダウンが完了し、第3タイマ予告表示TM13におけるタイマ表示が「00:00」となった様子が示されている。すると、図401(M(11)−65)に示すように、第3タイマ予告表示TM13では、タイマ表示が表示されていた領域において「確変確定」の文字が表示される。すなわち、現在の遊技状態が時短状態ではなく、確変状態であったことが報知される。このように、この演出例では、タイマ予告演出が行われた結果実行される或る演出として確変報知が行われている様子が示されている。
その後、図401(M(11)−66)に示す装飾図柄表示装置208では、第3タイマ予告表示TM13が消去されるとともに、表示画面の中央上部に「確変中」の文字が表示され、遊技状態が確変状態であることが報知される。
図401(M(11)−67)に示す装飾図柄表示装置208では、左図柄、中図柄、右図柄が同時に停止し、「装飾4−装飾4−装飾5」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている。その後、図401(M(11)−68)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾4−装飾4−装飾5」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
このように、この演出例では、大当り遊技の前後で行われる図柄変動表示も含めてタイマ予告演出が行われている様子が示されている。
また、この演出例では、タイマ予告演出の実行中において、タイマ表示のカウントダウンが所定の表示(例えば、無限大の表示)を行うことにより一時停止し、その後再開する様子が示されている。
また、この演出例では、タイマ予告演出の実行中において、タイマ表示に示す時間が加算される様子が示されている。
また、この演出例では、大当り遊技終了後の遊技状態が確変状態であるか否かについて報知しない場合(いわゆる「潜確」となる場合)があるゲーム性を有するパチンコ機において、タイマ予告演出が行われた結果実行される或る演出として確変状態であることを報知する様子が示されている。
また、この演出例では、タイマ予告演出が大当り遊技とその前後に行われる図柄変動表示に跨る場合に、タイマ予告表示の表示位置が変化されやすい(移動表示されやすい)ことが示されている。
また、この演出例では、例えば、図401(M(5)−55)に示すように、長いタイマ表示(無限大の表示)が表示された方が或る演出の内容に期待を持たせることができる場合があることが示されている。これにより、長いタイマ表示が行われることについて遊技者に期待させることができる場合がある。
なお、本実施形態において、小当り遊技を実行可能なパチンコ機では、このようなタイマ予告演出が小当りとなる図柄変動表示では行われず、大当りとなる図柄変動表示において行われるように構成されてもよい。
図402(N(5)−1)〜同図(N(11)−11)は、図400(M(1)−1)〜図401(M(11)−68)に示すタイマ予告演出の別の演出パターンを示している。なお、図402(N(5)−1)は、図401(M(5)−54)に示す演出に続く演出であり、16ラウンド目が終了して大当り終了演出が開始されている様子を示している。なお、図402(N(5)−1)に示す演出例では、図401(M(5)−55)に示す演出例とは、保留数が異なっており、図402(N(5)−1)に示す演出における保留数は、特図1が0で、特図2が1となっている。
図402(N(5)−1)では、16ラウンド目が終了し、大当り終了演出が開始されている様子が示されている。ここでも、殿様のキャラクタHSGは表示されており、また、第3タイマ予告表示TM13も無限大を示す表示のままである。そして、大当り終了演出が開始されると、「タイマは・・・」の文字が表示され、第3タイマ予告表示TM13の表示が変化することを予告している。
すると、図402(N(5)−2)に示す装飾図柄表示装置208では、第3タイマ予告表示TM13におけるタイマ表示が「30:00」に変化し、タイマ表示のカウントダウンが再開してから30秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。また、このとき、「次回電サポ」の文字が表示され、大当り遊技後の遊技状態が特図低確率普図高確率状態(時短状態)であることが報知される。
図402(N(11)−3)は、大当り遊技が終了し、電サポ状態(潜確状態)に移行した様子が示されている。このとき、保留は消化されておらず、装飾図柄は「装飾5−装飾5−装飾5」の大当りの組み合わせで停止表示されている。なお、第3タイマ予告表示TM13におけるタイマ表示ではカウントダウンは再開しておらず、「10:00」の表示のままとなっている。
図402(N(11)−4)に示す装飾図柄表示装置208では、特図2の保留(第1保留)が消化されて特図2の図柄変動表示が開始され、第2特図表示装置214における図柄変動表示が開始される。また、特図2の保留アイコンh21の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh21の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が、変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。第3タイマ予告表示TM13では、未だタイマ表示のカウントダウンは開始しておらず、「30:00」のままとなっているが、その後、カウントダウンが開始する。
図402(N(11)−5)では、第3タイマ予告表示TM13におけるタイマ表示が継続している様子が示されており、図402(N(11)−5)に示すタイミングでは、第3タイマ予告表示TM13には、「29:77」が表示されている。すなわち、カウントダウンが再開してから、0.23秒が経過した様子が示されている。
図402(N(11)−6)に示す装飾図柄表示装置208では、左図柄、中図柄、右図柄が同時に停止し、「装飾4−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている。その後、図402(N(11)−7)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾4−装飾5−装飾5」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。また、このときも第3タイマ予告表示TM13では、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、図402(N(11)−7)に示すタイミングでは、「21:45」が表示されている。この演出例では、図402(N(11)−7)に示すタイミングにおいて、特図1及び特図2のいずれも保留が0となっているため、待機状態となる。
図402(N(11)−8)に示す装飾図柄表示装置208では、待機状態のまま第3タイマ予告表示TM13におけるタイマ表示のカウントダウンが行われている様子が示されている。図402(N(11)−8)に示すタイミングでは、「20:19」が表示されている。
図402(N(11)−9)に示す装飾図柄表示装置208では、待機状態のまま第3タイマ予告表示TM13におけるカウントダウンが完了し、第3タイマ予告表示TM13におけるタイマ表示が「00:00」となった様子が示されている。すると、図402(N(11)−10)に示すように、第3タイマ予告表示TM13では、タイマ表示が表示されていた領域において「確変確定」の文字が表示される。すなわち、現在の遊技状態が時短状態ではなく、確変状態であったことが報知される。このように、この演出例では、図柄変動表示が行われておらず、しかも保留も0である場合においても、タイマ予告表示におけるタイマ表示のカウントダウンが完了した場合には、或る演出として確変報知が行われている様子が示されている。
その後、図402(N(11)−11)に示す装飾図柄表示装置208では、第3タイマ予告表示TM13が消去されるとともに、表示画面の中央上部に「確変中」の文字が表示され、遊技状態が確変状態であることが報知される。
図402(O(5)−1)〜同図(O(99)−13)は、図402(N(5)−1)〜同図(N(11)−11)に示すタイマ予告演出の別の例を示している。ここで、図402(O(5)−1)〜同図(O(11)−8)に示す演出は、図402(N(5)−1)〜同図(N(11)−8)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
待機状態となってから所定時間(例えば、7秒)が経過すると、図402(O(99)−9)に示す装飾図柄表示装置208では、客待ちデモ表示が表示される様子が示されている。このときも、タイマ予告表示TM13におけるタイマ表示のカウントダウンは継続しており、図402(O(99)−9)に示すタイミングでは、「14:19」が表示されている。なお、このとき、客待ちデモ表示がタイマ予告表示TM13にオーバーラップされているが、タイマ予告表示TM13が客待ちデモ表示にオーバーラップされてもよい。また、待機状態となってから客待ちデモ表示が開始されるまでの時間は上述したものに限定されず、適宜の時間に設定することができる。
図402(O(99)−10)に示す装飾図柄表示装置208では、客待ちデモ表示が表示された状態で第3タイマ予告表示TM13におけるカウントダウンが完了し、第3タイマ予告表示TM13におけるタイマ表示が「00:00」となった様子が示されている。すると、図402(O(99)−11)に示す装飾図柄表示装置208では、客待ちデモ表示から装飾図柄が停止表示された状態を示す表示に戻り、また、第3タイマ予告表示TM13では、タイマ表示が表示されていた領域において「確変確定」の文字が表示される。すなわち、現在の遊技状態が時短状態ではなく、確変状態であったことが報知される。このように、この演出例では、客待ちデモ表示中にタイマ予告表示におけるタイマ表示のカウントダウンが完了した場合には、客待ちデモ表示から装飾図柄が停止表示された状態を示す表示に復帰し、或る演出として確変報知が行われている様子が示されている。
その後、図402(O(99)−12)に示す装飾図柄表示装置208では、第3タイマ予告表示TM13が消去されるとともに、表示画面の中央上部に「確変中」の文字が表示され、遊技状態が確変状態であることが報知される。
さらにその後、所定時間(例えば、7秒)が経過すると、図402(O(99)−13)に示す装飾図柄表示装置208では、客待ちデモ表示が再び表示される様子が示されている。
図403(P(5)−1)〜同図(P(99)−12)は、図402(O(5)−1)〜同図(O(99)−13)に示すタイマ予告演出の別の例を示している。ここで、図403(P(5)−1)〜同図(P(99)−10)に示す演出は、図402(O(5)−1)〜同図(O(99)−10)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図403(P(99)−10)に示すように、客待ちデモ表示が表示された状態で第3タイマ予告表示TM13におけるカウントダウンが完了し、第3タイマ予告表示TM13におけるタイマ表示が「00:00」となると、この演出例では、図403(P(99)−11)に示すように、客待ちデモ表示を表示した状態で第3タイマ予告表示TM13に「確変確定」の文字が表示される。すなわち、現在の遊技状態が時短状態ではなく、確変状態であったことが報知される。このように、この演出例では、客待ちデモ表示中にタイマ予告表示におけるタイマ表示のカウントダウンが完了した場合には、客待ちデモ表示を表示した状態で、或る演出として確変報知が行われている様子が示されている。
その後、図403(P(99)−12)に示す装飾図柄表示装置208では、客待ちデモ表示が引き続き表示された状態で、第3タイマ予告表示TM13が消去されるとともに、表示画面の中央上部に「確変中」の文字が表示され、遊技状態が確変状態であることが報知される。
図403(Q(5)−1)〜同図(Q(11)−16)は、図402(O(5)−1)〜同図(O(99)−13)に示すタイマ予告演出の別の例を示している。ここで、図403(Q(5)−1)〜同図(Q(99)−10)に示す演出は、図402(O(5)−1)〜同図(O(99)−10)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図403(Q(99)−10)に示すように、客待ちデモ表示が表示された状態で第3タイマ予告表示TM13におけるカウントダウンが完了し、第3タイマ予告表示TM13におけるタイマ表示が「00:00」となると、この演出例では、図403(Q(99)−11)に示すように、タイマ予告演出が行われた結果実行される或る演出の実行の開始が留保され、タイマ表示が「00:00」の状態で待機される。すなわち、この演出例では、待機状態においては、第3タイマ予告表示TM13におけるタイマ表示のカウントダウンが完了してタイマ表示が「00:00」となっても、或る演出の実行の開始が留保される様子が示されている。
その後、客待ちデモ表示が終了すると、図403(Q(11)−12)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄が停止表示された状態を示す表示に戻る様子が示されている。しかしながら、この場合においても、或る演出の実行の開始が留保され、第3タイマ予告表示TM13におけるタイマ表示は「00:00」となったままである。
その後、特図2始動口232に遊技球が入賞すると、図403(Q(11)−13)に示すように、特図2の図柄変動表示が開始され、第2特図表示装置214における図柄変動表示が開始される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。
すると、図403(Q(11)−14)に示す装飾図柄表示装置208では、第3タイマ予告表示TM13におけるタイマ表示が変化することを示唆する変化アニメが開始され、変化アニメが完了すると、図403(Q(11)−15)に示すように、第3タイマ予告表示TM13では、タイマ表示に換えて「確変確定」の文字が表示され、現在の遊技状態が時短状態ではなく、確変状態であったことが報知される。このように、この演出例では、図柄変動表示が行われていない待機状態においてタイマ予告表示におけるタイマ表示のカウントダウンが完了した場合には、図柄変動表示の開始を待って、或る演出として確変報知が行われる様子が示されている。換言すれば、タイマ予告演出におけるタイマ表示が「00:00」になったときに客待ちデモ表示の表示中あるいは装飾図柄が停止表示されている待機状態の表示中である場合には、図柄変動表示が開始されるまで或る演出を遅延させて実行していることが示されているということができる。
その後、図403(Q(11)−16)に示す装飾図柄表示装置208では、第3タイマ予告表示TM13が消去されるとともに、表示画面の中央上部に「確変中」の文字が表示され、遊技状態が確変状態であることが報知される。
図404(R(5)−1)〜同図(R(4)−25)は、大当り遊技中にミッションが開始され、ミッションが達成されるとタイマ予告演出が開始される演出パターンが行われている様子を示している。なお、図404(R(5)−1)は、図387(B(4)−9)に示す演出に続く演出であり、大当りが発生し、大当り開始演出が行われている様子を示している。ただし、この演出例では、「装飾2」が3つ揃って大当りとなったものとし、大当りが発生したときの保留数が特図1が0で特図2が4つであったものとする。その後、図404(R(5)−1)〜同図(R(5)−6)に示す演出が行われる。ここで、図404(R(5)−1)〜同図(R(5)−6)に示す演出は、図389(E(5)−1)〜同図(E(5)−6)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図404(R(5)−7)では、4ラウンド目に移行した様子が示されている。この演出例では、4ラウンド目に移行すると、杖を持った神様のキャラクタKGGが登場するとともに、「緊急ミッション」「電チューに3球入賞させろ」の文字が表示され、ミッション演出が開始されることを報知している。このミッション演出では、大当り遊技中に特図2始動口232へ遊技球を3つ入賞させることをミッションの目的とし、ミッションが達成されると、タイマ予告演出が開始されるように構成されている。その後、図404(R(5)−8)に示すように、ミッション演出が開始される。ミッション演出が開始されると、装飾図柄表示装置208では、表示画面の中央上方に「電チューに3球入賞させろ」の文字が表示されるとともに、その下方に「あと3球」の文字が表示され、ミッション達成までの残りノルマが表示される。
図404(R(5)−9)では、6ラウンド目が行われている様子が示されている。図404(R(5)−9)に示すタイミングでは、特図2始動口232に遊技球が1つ入賞したので、ミッション達成までの残りノルマの表示が「あと2球」に更新されている。
図404(R(5)−10)では、7ラウンド目が行われている様子が示されている。図404(R(5)−10)に示すタイミングでは、特図2始動口232に遊技球がさらに1つ入賞したので、ミッション達成までの残りノルマの表示が「あと1球」に更新されている。
図404(R(5)−11)では、10ラウンド目が行われている様子が示されている。図404(R(5)−11)に示すタイミングでは、特図2始動口232に遊技球がさらに1つ入賞したので、ミッションが達成され、「ミッション達成」の文字が表示される。
すると、図404(R(5)−12)に示す装飾図柄表示装置208では、第1大当り中タイマ予告表示TM21が表示画面の中央に表示されるとともに、その下方に「30秒後に期待せよ」の文字が表示され、ミッションの達成によるタイマ予告演出が開始されたことを報知している。ここで、第1大当り中タイマ予告表示TM21はデフォルトの表示態様である。第1大当り中タイマ予告表示TM21には、タイマ表示の初期値として「30:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから30秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。その後、第1大当り中タイマ予告表示TM21においてタイマ表示のカウントダウン(タイマ減算)が開始される。
図404(R(5)−13)に示す装飾図柄表示装置208では、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示のカウントダウンが継続しており、図404(R(5)−13)に示すタイミングでは、「29:76」が表示されている。
図404(R(5)−14)では、11ラウンド目に移行した様子が示されている。なお、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示のカウントダウンは依然として継続しており、図404(R(5)−14)に示すタイミングでは、「12:92」が表示されている。
その後、図404(R(5)−15)に示すように、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示のカウントダウンが完了し、タイマ表示が「00:00」となると、図404(R(5)−16)に示す装飾図柄表示装置208では、家紋のキャラクタCMONが出現する様子が示されている。そして、図404(R(5)−17)に示す装飾図柄表示装置208では、家紋のキャラクタとともに「保留連チャン確定」の文字が表示され、実行が保留されている(保留中の)図柄変動表示において大当りとなる図柄変動表示が含まれていることが告知される。その後は、図404(R(5)−18)〜同図(R(4)−25)に示す演出が行われる。なお、図404(R(5)−18)〜同図(R(4)−25)に示す演出は、特図2の保留数が異なっている点を除き、図404(B(5)−29)〜同図(B(4)−36)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
なお、この演出例では、大当り遊技中において特図2始動口242への所定数の入賞によりミッションが達成されるミッション演出を行ったが、ミッション達成の条件は上述したものに限定されず、例えば、1ラウンドにおける規定個数(例えば、10個)を超えるの可変入賞口234への遊技球の入賞(オーバー入賞)があった場合にミッションが達成するようにしてもよい。この場合、オーバー入賞の個数が所定数(例えば、3個)であった場合にミッションが達成するようにしてもよい。また、1ラウンドにおけるラウンドの消化速度が所定時間以内(例えば、10秒以内)である場合にミッションが達成するようにしてもよい。また、ボタン連打演出やボタン長押し演出やボタン1回押し演出に成功したことをミッション達成の条件としてもよい。また、ミニゲームを行い、ミニゲームの結果が或る結果(例えば、成功の結果)となったことをミッション達成の条件としてもよい。
図404(S(5)−1)〜図405(S(4)−24)は、大当り遊技中にミッションが開始され、ミッションが達成されるとタイマ予告演出が開始される別の演出パターンが行われている様子を示している。なお、図404(S(5)−1)〜同図(S(5)−9)に示す演出は、図404(R(5)−1)〜同図(R(5)−9)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図404(S(5)−9)に続く図405(S(5)−10)では、11ラウンド目が行われている様子が示されている。図405(S(5)−10)に示すタイミングでは、特図2始動口232に遊技球がさらに1つ入賞したので、ミッション達成までの残りノルマの表示が「あと1球」に更新されている。
図405(S(5)−11)では、15ラウンド目が行われている様子が示されている。図405(S(5)−11)に示すタイミングでは、特図2始動口232に遊技球がさらに1つ入賞したので、ミッションが達成され、「ミッション達成」の文字が表示される。
すると、図405(S(5)−12)に示す装飾図柄表示装置208では、第1大当り中タイマ予告表示TM21が表示画面の中央に表示されるとともに、その下方に「30秒後に期待せよ」の文字が表示され、ミッションの達成によるタイマ予告演出が開始されたことを報知している。ここで、第1大当り中タイマ予告表示TM21はデフォルトの表示態様である。第1大当り中タイマ予告表示TM21には、タイマ表示の初期値として「30:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから30秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。その後、第1大当り中タイマ予告表示TM21においてタイマ表示のカウントダウン(タイマ減算)が開始される。
図405(S(5)−13)に示す装飾図柄表示装置208では、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示のカウントダウンが継続しており、図405(S(5)−13)に示すタイミングでは、「29:76」が表示されている。
図405(S(5)−14)では、16ラウンド目が行われている様子が示されている。すなわち、最終ラウンドが行われている様子が示されている。このとき、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示のカウントダウンは依然として継続しており、図405(S(5)−14)に示すタイミングでは、「15:31」が表示されている。
図405(S(5)−15)では、16ラウンド目が終了し、大当り終了演出が開始されている。しかしながら、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示のカウントダウンは継続しており、図405(S(5)−15)に示すタイミングでは、「12:09」が表示されている。すなわち、この演出例では、16ラウンド目が終了して大当り遊技が終了したあともタイマ予告演出が引き続き行われている様子が示されている。なお、この演出例では、大当り終了演出が開始されると、第1大当り中タイマ予告表示TM21の表示位置が表示画面の左下隅部に移動している。その後、図405(S(5)−16)に示す装飾図柄表示装置208では、「次回電サポ」の文字が表示され、大当り遊技の終了後は特図低確率普図高確率状態(すなわち、時短状態)に移行することの報知が行われている。なお、図405(S(5)−16)に示すタイミングでは、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示は「10:88」が表示されている。
図405(S(1)−17)は、大当り遊技が終了し、電サポ状態に移行した様子が示されている。このとき、保留は消化されておらず、装飾図柄は「装飾5−装飾5−装飾5」の大当りの組み合わせで停止表示されている。なお、図405(S(1)−17)では、特図2の保留が4つあり、第一の保留アイコンh21〜第四の保留アイコンh24が表示されている。また、この演出例では、大当り遊技が終了し、遊技状態が電サポ状態に移行した後も第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示のカウントダウンは継続しており、図405(S(1)−17)に示すタイミングでは、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示は「09:10」が表示されている。また、この演出例では、大当り遊技が終了して遊技状態が移行すると、第1大当り中タイマ予告表示TM21が表示画面の左上隅部に移動表示する。
図405(S(1)−18)に示す装飾図柄表示装置208では、特図2の保留(第1保留)が消化されて特図2の図柄変動表示が開始され、第2特図表示装置214における図柄変動表示が開始される。また、特図2の保留アイコンh21の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh21の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が、変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示され、第二の保留アイコンh22が第一の保留アイコンh21の表示位置に移動して、第一の保留アイコンh21として表示され、第三の保留アイコンh23が第二の保留アイコンh22の表示位置に移動して、第二の保留アイコンh22として表示され、第四の保留アイコンh24が第三の保留アイコンh23の表示位置に移動して、第三の保留アイコンh23として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。また、第1大当り中タイマ予告表示TM21では、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、図405(S(1)−18)に示すタイミングでは、「08:85」が表示されている。
図405(S(1)−19)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、第1大当り中タイマ予告表示TM21では、カウントダウンが継続しており、図405(S(1)−19)に示すタイミングでは、「01:85」が表示されている。
その後、図405(S(1)−20)に示す装飾図柄表示装置208では、右図柄が低速変動しており「装飾5」が停止表示されることが示されている。このとき、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示のカウントダウンが完了し、タイマ表示が「00:00」となる。すると、図405(S(1)−21)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄にオーバーラップするようにして爺Vフォーメーション表示GYVが出現し、大当り確定報知が行われている様子が示されている。すなわち、実行中の図柄変動表示が大当りとなる図柄変動表示であることが報知されている。また、このとき、第1大当り中タイマ予告表示TM21は消去されている。なお、このとき、右図柄が依然として低速変動している。このように、この演出例では、ミッション達成により大当り遊技中において開始されたタイマ予告演出が当該大当り遊技の終了以降も継続し、その後に実行される図柄変動表示においてタイマ予告演出が行われた結果実行される或る演出として、爺Vフォーメーション表示GYVの表示による大当り確定報知が行われている様子が示されている。その後は、図405(S(1)−22)に示すように、第2停止が行われ、右図柄に「装飾5」が停止表示され、リーチ状態となる。なお、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図405(S(4)−23)に示す装飾図柄表示装置208では、リーチ演出が行われることなく第3停止が行われ、中図柄に「装飾5」が停止表示されて「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている様子が示されている。その後、図405(S(4)−24)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の大当りの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
このように、この演出例では、大当り遊技におけるミッション演出においてミッションが達成された時期により、大当り遊技中に開始したタイマ予告演出が大当り遊技の終了後に開始される図柄変動表示にまで跨って行われている様子が示されている。
また、この演出例では、ミッションが達成されて開始したタイマ予告演出におけるタイマ表示のカウントダウンが完了した時期に応じて或る演出の態様が異なっている様子が示されている。具体的には、ミッションが達成されて開始したタイマ予告表示におけるタイマ表示のカウントダウンが大当り遊技中に完了した場合には、家紋のキャラクタCMONが出現し、大当り遊技中に完了せず、大当り遊技後の図柄変動表示中に完了した場合には、爺Vフォーメーション表示GYVが表示される。
図405(T(5)−1)〜同図(T(4)−18)は、大当り遊技中にミッションが開始され、ミッションに失敗してタイマ予告演出が開始されない様子を示している。なお、図405(T(5)−1)〜同図(T(5)−9)に示す演出は、図404(R(5)−1)〜同図(R(5)−9)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図405(T(5)−10)では、14ラウンド目が行われている様子が示されている。図405(T(5)−10)に示すタイミングでは、特図2始動口232に遊技球がさらに1つ入賞したので、ミッション達成までの残りノルマの表示が「あと1球」に更新されている。
図405(T(5)−11)では、16ラウンド目(最終ラウンド)が行われている様子が示されている。なお、ミッションの達成度合いは、依然として特図2始動口242へのあと1球の入賞を残しており、ミッション達成までの残りノルマの表示は「あと1球」のままとなっている。
その後、図405(T(5)−12)に示す装飾図柄表示装置208では、16ラウンド目が終了した際の様子が示されている。しかしながら、16ラウンド目が終了するまでに特図2始動口242への3つの遊技球の入賞というミッションが達成できなかったため、「ミッション達成ならず」「残念」の文字が表示され、タイマ予告演出が開始されない様子が示されている。
図405(T(5)−13)では、16ラウンド目が終了し、大当り終了演出が開始されている。その後、図405(T(5)−14)に示す装飾図柄表示装置208では、「次回電サポ」の文字が表示され、大当り遊技の終了後は特図低確率普図高確率状態(すなわち、時短状態)に移行することの報知が行われている。
この演出例では、ミッションが達成されなかったためにタイマ予告演出が開始されず、その結果として保留連チャン告知が行われなかったが、実際には、図404(R(5)−1)〜同図(R(4)−25)に示して上述した演出例と同じく、特図2の第一保留が大当りとなる図柄変動表示となっている。そのため、大当り遊技が終了すると、図405(T(1)−15)〜同図(T(4)−18)に示す演出が行われる。すなわち、図柄変動表示中に家紋のキャラクタCMONが出現しないことを除き、装飾図柄の変動パターンは、図404(R(1)−21)〜同図(R(4)−25)に示して上述したのと同様の要領で行われることとなる。したがって、図405(T(1)−15)〜同図(T(4)−18)に示す演出については説明を省略する。
図406(U(5)−1)〜同図(U(5)−6)は、大当り遊技中おけるタイマ予告演出が行われた結果、或る演出として選択可能な楽曲が増えるイベントが発生する様子が示されている。なお、図406(U(5)−1)は、例えば、図386(A(4)−41)に示す演出に続く演出であり、大当りが発生し、大当り開始演出が行われている様子を示している。ただし、この演出例では、「装飾2」が3つ揃って大当りとなったものとする。
図406(U(5)−2)では、大当り遊技が開始され、1ラウンド目に移行した様子が示されている。この演出例では、演出説明が開始されず、第1大当り中タイマ予告表示TM21が表示画面の中央上方に表示されるとともに、その下方に「タイマ発動」の文字が表示され、タイマ予告演出が開始されたことを報知している。ここで、第1大当り中タイマ予告表示TM21はデフォルトの表示態様である。第1大当り中タイマ予告表示TM21には、タイマ表示として「10:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから10秒が経過すると或る演出が開始されることを示唆している。その後、第1大当り中タイマ予告表示TM21においてタイマ表示のカウントダウン(タイマ減算)が開始される。
図406(U(5)−3)に示す装飾図柄表示装置208では、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示のカウントダウンが継続しており、図406(U(5)−3)に示すタイミングでは、「09:77」が表示されている。
その後、図406(U(5)−4)に示すように、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示のカウントダウンが完了し、タイマ表示が「00:00」となると、図406(U(5)−5)に示す装飾図柄表示装置208では、姫のキャラクタが出現するとともに、第1大当り中タイマ予告表示TM21では、タイマ表示に換えて「新曲get」の文字が表示され、例えば、大当り遊技中に流れる曲のラインナップが増加することが報知されている。すなわち、大当り遊技中に遊技者が流したい曲のラインナップが増加することが報知されている。
図406(U(5)−6)では、2ラウンド目に移行した様子が示されている。2ラウンド目に移行すると、第1大当り中タイマ予告表示TM21には、ラインナップに増加される曲の曲名が表示される。このように、この演出例では、タイマ予告演出が行われた結果実行される或る演出として、曲目の増加が行われている様子が示されている。
このように、この演出例では、タイマ予告演出が行われた結果実行される或る演出として、保留連チャンが発生することの告知や確変大当りであることの報知等のように、遊技者の利益に直接関係する内容を予告ないし報知する演出を行うものの他、遊技者の利益には関係ないが、演出効果を盛り上げるための特典を付与する演出が行われている様子が示されている。
なお、この演出例では、タイマ予告演出が行われた結果実行される或る演出として曲目を増加する演出が行われたが、例えば、出現の制限が解除されるプレミア演出を増加させる演出が行われてもよいし、出現が開放されるキャラクタを増加させる演出が行われてもよい。
図406(V(5)−1)〜同図(V(5)−14)は、大当り遊技中にミッションが開始され、制限時間内にミッションが達成されると或る特典を報知する様子を示している。なお、図406(V(5)−1)は、図387(B(4)−9)に示す演出に続く演出であり、大当りが発生し、大当り開始演出が行われている様子を示している。ただし、この演出例では、「装飾2」が3つ揃って大当りとなったものとし、大当りが発生したときの保留数が特図1が0で特図2が4つであったものとする。その後、図406(V(5)−1)〜同図(V(5)−6)に示す演出が行われる。ここで、図406(V(5)−1)〜同図(V(5)−6)に示す演出は、図404(R(5)−1)〜同図(R(5)−6)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図406(V(5)−7)では、4ラウンド目に移行した様子が示されている。この演出例では、4ラウンド目に移行すると、杖を持った神様のキャラクタKGGが登場するとともに、「緊急ミッション」「30秒以内に電チューに入賞させろ」の文字が表示され、ミッション演出が開始されることを報知している。このミッション演出では、ミッションが開始してから所定時間(30秒)以内に特図2始動口232へ遊技球を1つ入賞させることをミッションの目的とし、ミッションが達成されると、或る演出が開始されるように構成されている。その後、図404(R(5)−8)に示すように、ミッション演出が開始される。ミッション演出が開始されると、装飾図柄表示装置208では、表示画面の中央上方に「30秒以内に電チューに入賞させろ」の文字が表示されるとともに、その下方に第1大当りタイマ予告表示TM21が表示され、この第1大当りタイマ予告表示TM21にはタイマ表示の初期表示として「30:00」の文字が表示され、その後、タイマ表示のカウントダウン(タイマ減算)が開始される。
図406(V(5)−9)に示す装飾図柄表示装置208では、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示のカウントダウンが継続しており、図406(V(5)−9)に示すタイミングでは、「29:76」が表示されている。
図406(V(5)−10)では、5ラウンド目が行われている様子が示している。図406(V(5)−10)に示すタイミングでは、特図2始動口232に遊技球が1つ入賞したので、ミッション達成となり、その旨を示す「達成!」の文字が表示される。なお、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示は「13:44」が表示されている。
すると、図406(V(5)−11)に示すように、第1大当り中タイマ予告表示TM21では、タイマ表示に換えて「注目」の文字が表示され、その後、図406(V(5)−13)に示す装飾図柄表示装置208では、家紋のキャラクタCMONが出現する様子が示されている。そして、図406(V(5)−14)に示す装飾図柄表示装置208では、家紋のキャラクタとともに「保留連チャン確定」の文字が表示され、実行が保留されている(保留中の)図柄変動表示において大当りとなる図柄変動表示が含まれていることが告知される。
このように、この演出例では、タイマ予告演出で使用されるタイマ予告表示をミッションの残時間を示す表示として用いる場合があることが示されている。
なお、この演出例では、ミッションが達成されると、タイマ予告表示におけるタイマ表示のカウントダウンを中止して家紋のキャラクタCMONを表示するようにしたが、例えば、ミッションが達成されてもすぐには家紋のキャラクタCMONを表示せず、例えば、図406(V(5)−11´)〜同図(V(5)−14´)に示すように、タイマ表示のカウントダウンが完了した後で家紋のキャラクタCMONを表示するようにしてもよい。
具体的には、図406(V(5)−11´)は、図406(V(5)−10)に続く演出であり、この演出例では、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示のカウントダウンを中止せずに継続して行われており、図406(V(5)−11´)に示すタイミングでは、「13:11」が表示されている。そして、第1大当り中タイマ予告表示TM21の上方では、「タイマ0で・・・」の文字が表示され、タイマ表示のカウントダウンが完了したときに何らかの演出(或る演出)が行われることを示唆している。
その後、図406(V(5)−12´)に示すように、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示のカウントダウンが完了し、タイマ表示が「00:00」となると、図406(V(5)−13´)に示す装飾図柄表示装置208では、家紋のキャラクタCMONが出現する様子が示されている。そして、図406(V(5)−14´)に示す装飾図柄表示装置208では、家紋のキャラクタとともに「保留連チャン確定」の文字が表示され、実行が保留されている(保留中の)図柄変動表示において大当りとなる図柄変動表示が含まれていることが告知される。
このように、この演出例では、ミッション達成後にそのままタイマ予告表示におけるタイマ表示のカウントダウンを継続し、カウントダウンが完了してタイマ表示が「00:00」となった場合に、或る演出として家紋のキャラクタCMONを表示し、保留連チャン発生の告知を行う様子が示されている。
図407(X(5)−1)〜同図(X(5)−11)は、大当り遊技中にミッションが開始され、制限時間内にミッションが達成されず、何らの特典も得られない様子を示している。ここで、図407(X(5)−1)〜同図(X(5)−9)に示す演出は、図406(V(5)−1)〜同図(V(5)−9)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図407(X(5)−10)では、5ラウンド目が行われている様子が示している。この演出例では、5ラウンド目の遊技の実行中において、ミッションが開始してから特図2始動口232に遊技球が1つも入賞することなく、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示のカウントダウンが完了し、タイマ表示が「00:00」となった様子が示されている。そのため、第1大当り中タイマ予告表示TM21の上方には「残念」の文字が表示され、ミッションに失敗したことを報知している。
すると、図407(X(5)−11)に示すように、第1大当り中タイマ予告表示TM21が消去され、コパンダのキャラクタともに「次ラウンドから演出紹介」の文字が表示され、ミッション演出が行われたことによって中断されていた演出説明の続きが開始されることが報知される。
このように、この演出例では、ミッション演出におけるミッションにおいてタイマ予告表示におけるタイマ表示のカウントダウンが完了するまでにミッションが達成しなかった場合には、或る演出が行われることなくタイマ予告表示が消去され、ミッション演出が終了する様子が示されている。
図407(Y(5)−1)〜同図(Y(5)−3)は、図406(V(5)−10)に続く演出の変形例を示している。なお、図407(Y(5)−1)〜同図(Y(5)−3)に示す演出例では、装飾図柄表示装置208の下方にサブ表示装置208Sが配置されており、遊技の進行に応じて表示状態が変化したり、移動して位置を変更することが可能に構成されている。なお、このような構成は、これまでに説明した他の実施形態においても適用可能である。
図407(Y(5)−1)では、5ラウンド目が行われている様子が示されている。図407(Y(5)−1)に示す第1大当り中タイマ予告表示TM21では、ミッションが達成されたので、タイマ表示に換えて「注目」の文字が表示されている様子が示されている。なお、第1大当り中タイマ予告表示TM21の上方には「達成!」の文字が表示されており、ミッションの達成を報知している。
すると、図407(Y(5)−2)に示すように、装飾図柄表示装置208の下方に配置されていたサブ表示装置208Sが上昇し、装飾図柄表示装置208の略中央の前面側に重なる位置まで移動している様子が示されている。すなわち、装飾図柄表示装置208は、少なくとも一部がサブ表示装置208Sにオーバーラップされており、オーバーラップされていない状態よりも装飾図柄表示装置208の表示状態が視認困難とされている。そして、サブ表示装置208Sでは、バイクに乗った殿様のキャラクタとともに「保留内超激アツ」の文字が表示され、保留連チャンが発生する可能性が高いことが示唆されている。
その後は、図407(Y(5)−3)に示すように、サブ表示装置208Sが下降を開始し、基準位置まで戻る様子が示されている。また、装飾図柄表示装置208では、第1大当り中タイマ予告表示TM21が消去され、コパンダのキャラクタともに「次ラウンドから演出紹介」の文字が表示され、ミッション演出が行われたことによって中断されていた演出説明の続きが開始されることが報知される。
このように、この演出例では、ミッションが達成されると、或る演出としてサブ表示装置208S等の可動体が動作する様子が示されている。
なお、この演出例において、可動体の一例としてサブ表示装置208Sを適用して説明したが、例えば、図14に示す各種の演出可動体のうちの一つ又は二以上を動作するようにしてもよい。
なお、この演出例では、ミッションとして第2特図始動口232への所定数の入賞をその目的とするものを示したが、これまでに説明したミニゲームやミッションの内容をこの演出例に適用することも可能である。また、これ以外にも、例えば、遊技盤に配置され、遊技球が通過可能な演出用ゲートを通過することをミッションの目的としてもよいし、演出ボタン136の連打や長押しによりミッションの目的を達成可能に構成されたものであってもよい。
また、本実施形態において、タイマ予告演出が行われた結果実行される或る演出として演出可動体(例えば、図14に示す各種の演出可動体)のうちの一つ又は二以上を動作してもよい。この場合において、例えば、タイマ予告表示におけるタイマ表示が「00:00」となって或る演出可動体(第一の演出可動体)を動作させる場合に、他の或る演出可動体(第二の演出可動体)が動作中である場合には、第一の演出可動体と第二の演出可動体との干渉を回避するために、第二の演出可動体の動作が完了した後で第一の演出可動体を動作させて、或る演出の開始を遅延させるようにしてもよい。
また、本実施形態では、タイマ予告演出においてタイマ予告表示におけるタイマ表示が「00:00」となった場合に或る演出として予め定められた演出が行われるように構成されているが、或る演出が複数あって、タイマ表示が「00:00」となった場合にいずれかを択一的に選択して実行されるような構成を備えてもよく、例えば、タイマ表示が「00:00」となると、保留連チャン報知演出と確変報知のいずれの演出を行うかを選択でき、選択された演出について、実行される場合があるように構成されてもよい。このように構成した場合、タイマ表示が「00:00」となってもいずれの特典が報知されるかが特定困難であるので、演出に期待感を持たせることができる場合がある。
また、タイマ予告演出が行われた結果実行される或る演出の内容が、複数種類の中から条件に応じてランダムで選択されるものであってもよく、その中に曲目の増加報知等、遊技の特典に直接関係しないものを含むようにしてもよく、このようにすることでタイマ演出の幅を広げることができる場合がある。また、タイマ予告演出の出現頻度を向上させて特典の価値を緩和させることができる場合がある。
また、例えば、タイマ予告表示の表示中に下皿満タンエラーが発生した場合には、球抜き表示がタイマ予告表示にオーバーラップするように表示するようにしてもよい。このようにすることで、タイマ予告表示が或る時間を示すか注目するので、遊技者に球抜き操作を促進させることができる場合がある。球抜き表示の表示例は、これまでに説明したいずれの表示態様についても適用可能である。
また、上述した実施形態における、タイマ予告表示が他の演出表示にオーバーラップされる演出例において、他の演出表示がタイマ予告表示にオーバーラップされるように構成されてもよい。また、上述した実施形態における、他の演出表示がタイマ予告表示にオーバーラップされる演出例において、タイマ予告表示が他の演出表示にオーバーラップされるように構成されてもよい。
や、他の演出表示がタイマ予告表示にオーバーラップされる演出例を適宜示したが、
以上の記載では、
『 タイマ演出[例えば、図386(A(5)−49)〜同図(A(5)−55)に示す第1大当り中タイマ予告表示TM21に係るタイマ予告演出等]を実行可能な演出手段[例えば、装飾図柄表示装置208等]を備えた遊技台であって、
前記タイマ演出は、タイマ表示[例えば、図386(A(5)−49)に示す第1大当り中タイマ予告表示TM21等]の表示が開始された後で該タイマ表示が或る時間を示す表示[例えば、「00:00」等]になった場合に或る演出[例えば、図386(A(5)−54)に示す家紋のキャラクタCMONの出現による保留連チャン告知演出等]が開始されるように構成された演出であり、
大当り遊技の実行中において前記タイマ演出の少なくとも一部が行われる場合があるように構成されている[例えば、図386(A(5)−49)〜同図(A(5)−55)に示す第1大当り中タイマ予告表示TM21に係るタイマ予告演出は、大当り遊技中に行われている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
従来の遊技台によれば、演出手段に改良の余地があったが、この遊技台によれば、演出手段に特徴を持った遊技台を提供することができる。
また、この遊技台によれば、大当り遊技中にもタイマ演出に期待を持つことができる場合がある。
ここで、演出手段は、タイマ演出のみを実行可能なものであってもよいし、タイマ演出以外の演出も実行可能なものであってもよい。また、演出手段は、タイマ演出を必ず実行するものであってもよいし、タイマ演出を実行しない場合があるものであってもよい。
また、タイマ演出は、タイマ表示の表示が開始された後でタイマ表示が或る時間を示す表示になった場合に或る演出のみが開始されるように構成されたものであってもよいし、タイマ表示の表示が開始された後でタイマ表示が或る時間を示す表示になった場合に或る演出以外の演出も開始されるように構成されたものであってもよい。また、タイマ演出は、タイマ表示の表示が開始された後でタイマ表示が或る時間を示す表示になった場合に或る演出が必ず開始されるように構成されたものであってもよいし、タイマ表示の表示が開始された後でタイマ表示が或る時間を示す表示になった場合に或る演出が開始されない場合があるように構成されたものであってもよい。
また、タイマ演出は、タイマ表示の表示が開始された後でタイマ表示が或る時間を示す表示になった場合にのみ或る演出が開始されるように構成されたものであってもよいし、タイマ表示の表示が開始された後でタイマ表示が或る時間を示す表示になった場合以外の場合にも或る演出が開始されるように構成されたものであってもよい。
大当り遊技の実行中においてタイマ演出の少なくとも一部のみが行われる場合があるように構成されてもよいし、大当り遊技の実行中においてタイマ演出の少なくとも一部以外の演出も行われる場合があるように構成されてもよい。また、大当り遊技の実行中においてタイマ演出の少なくとも一部が必ず行われるように構成されてもよいし、大当り遊技の実行中においてタイマ演出の少なくとも一部が行われない場合があるように構成されてもよい。
また、大当り遊技の実行中においてタイマ演出の一部のみが行われる場合があるように構成されてもよいし、大当り遊技の実行中においてタイマ演出の全部が行われる場合があるように構成されてもよい。
なお、タイマ演出のうちの或る演出のみが大当り遊技の実行中に行われてもよいし、大当り遊技の終了後に実行される図柄変動表示の実行中に行われてもよい。
また、『 前記大当り遊技の開始前に行われる図柄変動表示の実行中に前記タイマ表示が表示されて、該大当り遊技の実行中に該タイマ表示が前記或る時間を示す表示になる場合があるように構成されている[例えば、図396(J(1)−24)〜図397(J(5)−52)に示すように、大当りとなる図柄変動表示中に第3タイマ予告表示TM13に係るタイマ予告演出が開始され、当該タイマ予告演出が行われた結果実行される或る演出としての劇画爺画像565Gによる演出表示が大当り遊技中に行われている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、タイマ表示が或る時間を示すことに注目させることができる場合がある。
また、この遊技台によれば、タイマ表示が或る時間となる前に大当りが発生することで意外性を付与できるとともに、図柄変動表示の実行中に開始されたタイマ演出で大当り中の別の得点に期待を持たせることができる場合がある。
ここで、大当り遊技の開始前に行われる図柄変動表示の実行中にタイマ表示が表示されて、大当り遊技の実行中にのみタイマ表示が或る時間を示す表示になる場合があるように構成されてもよいし、大当り遊技の開始前に行われる図柄変動表示の実行中にタイマ表示が表示されて、大当り遊技以外の遊技の実行中にもタイマ表示が或る時間を示す表示になる場合があるように構成されてもよい。また、大当り遊技の開始前に行われる図柄変動表示の実行中にタイマ表示が表示されて、大当り遊技の実行中にタイマ表示が必ず或る時間を示す表示になるように構成されてもよいし、大当り遊技の開始前に行われる図柄変動表示の実行中にタイマ表示が表示されて、大当り遊技の実行中にタイマ表示が或る時間を示す表示にならない場合があるように構成されてもよい。
また、大当り遊技の開始前に行われる図柄変動表示の実行中にタイマ表示のみが表示されて、大当り遊技の実行中にタイマ表示が或る時間を示す表示になる場合があるように構成されてもよいし、大当り遊技の開始前に行われる図柄変動表示の実行中にタイマ表示以外の表示も表示されて、大当り遊技の実行中にタイマ表示が或る時間を示す表示になる場合があるように構成されてもよい。
また、大当り遊技の開始前に行われる図柄変動表示の実行中にのみタイマ表示が表示されて、大当り遊技の実行中にタイマ表示が或る時間を示す表示になる場合があるように構成されてもよいし、大当り遊技の開始前に行われる図柄変動表示の実行中以外にもタイマ表示が表示されて、大当り遊技の実行中にタイマ表示が或る時間を示す表示になる場合があるように構成されてもよい。
なお、タイマ演出が大当り遊技の開始前及び該大当り遊技の終了後の少なくともいずれか一方に実行される図柄変動表示と該大当り遊技にわたって実行されることを特徴とする遊技台であってもよい。
また、『 前記大当り遊技の実行中に前記タイマ表示が表示されて、該大当り遊技が終了した後に実行される図柄変動表示の実行中に前記或る時間を示す表示になる場合があるように構成されている[例えば、図397(K(5)−8)〜図398(K(1)−19)に示すように、大当り遊技中に第1大当り中タイマ予告表示TM21に係るタイマ予告演出が開始され、当該タイマ予告演出が行われた結果実行される或る演出としての家紋のキャラクタCMONの出現による大当り確定報知の演出が大当り遊技の終了後に行われる図柄変動表示中に行われている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、大当り中の先読み予告としてタイマ表示を表示できる場合がある。
ここで、大当り遊技の実行中にタイマ表示が表示されて、大当り遊技が終了した後に実行される図柄変動表示の実行中にのみ或る時間を示す表示になる場合があるように構成されてもよいし、大当り遊技の実行中にタイマ表示が表示されて、大当り遊技が終了した後に実行される図柄変動表示の実行中以外にも或る時間を示す表示になる場合があるように構成されてもよい。また、大当り遊技の実行中にタイマ表示が表示されて、大当り遊技が終了した後に実行される図柄変動表示の実行中に必ず或る時間を示す表示になるように構成されてもよいし、大当り遊技の実行中にタイマ表示が表示されて、大当り遊技が終了した後に実行される図柄変動表示の実行中に或る時間を示す表示にならない場合があるように構成されてもよい。
また、大当り遊技の実行中にのみタイマ表示が表示されて、大当り遊技が終了した後に実行される図柄変動表示の実行中に或る時間を示す表示になる場合があるように構成されてもよいし、大当り遊技以外の遊技の実行中にもタイマ表示が表示されて、大当り遊技が終了した後に実行される図柄変動表示の実行中に或る時間を示す表示になる場合があるように構成されてもよい。
また、大当り遊技の実行中にタイマ表示のみが表示されて、大当り遊技が終了した後に実行される図柄変動表示の実行中に或る時間を示す表示になる場合があるように構成されてもよいし、大当り遊技の実行中にタイマ表示以外の表示も表示されて、大当り遊技が終了した後に実行される図柄変動表示の実行中に或る時間を示す表示になる場合があるように構成されてもよい。
また、『 前記タイマ演出は、遊技に関する或る条件が達成された場合に実行を開始する場合がある演出であり[例えば、図404(R(5)−7)〜同図(R(5)−12)に示すように、大当り遊技中に特図2始動口232へ遊技球を3つ入賞させるミッションが達成されると第1大当り中タイマ予告表示TM21に係るタイマ予告演出が開始される等]、
前記或る条件が達成されたタイミングに応じて前記大当り遊技が終了した後に実行される図柄変動表示の実行中に前記或る時間を示す表示になる場合があるように構成されており[例えば、図405(S(5)−12)〜同図(S(5)−21)に示すように、ミッションが達成されたタイミングにより、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示のカウントダウンが大当り遊技終了後の図柄変動表示中に完了してタイマ表示が「00:00」となり、当該図柄変動表示中に爺Vフォーメーション表示GYVの表示による大当り確定報知が行われる等]、
前記或る条件が達成されたタイミングに応じて前記大当り遊技の実行中に前記或る時間を示す表示になる場合があるように構成されている[例えば、図404(R(5)−12)〜同図(R(5)−16)に示すように、ミッションが達成されたタイミングにより、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示のカウントダウンが大当り遊技中に完了してタイマ表示が「00:00」となり、当該大当り遊技中に家紋のキャラクタCMONの表示による保留連チャン報知が行われる等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、タイマ演出を開始させる意欲を持たせることができる場合がある。
ここで、タイマ演出は、遊技に関する或る条件が達成された場合にのみ実行を開始する場合があるものであってもよいし、遊技に関する或る条件が達成された場合以外にも実行を開始する場合があるものであってもよい。また、タイマ演出は、遊技に関する或る条件が達成された場合に必ず実行を開始するものであってもよいし、遊技に関する或る条件が達成された場合に実行を開始しない場合があるものであってもよい。
また、或る条件が達成されたタイミングに応じて大当り遊技が終了した後に実行される図柄変動表示の実行中にのみ或る時間を示す表示になる場合があるように構成されてもよいし、或る条件が達成されたタイミングに応じて大当り遊技が終了した後に実行される図柄変動表示の実行中以外にも或る時間を示す表示になる場合があるように構成されてもよい。また、或る条件が達成されたタイミングに応じて大当り遊技が終了した後に実行される図柄変動表示の実行中に必ず或る時間を示す表示になるように構成されてもよいし、或る条件が達成されたタイミングに応じて大当り遊技が終了した後に実行される図柄変動表示の実行中に或る時間を示す表示にならない場合があるように構成されてもよい。
また、或る条件が達成されたタイミングに応じてのみ大当り遊技が終了した後に実行される図柄変動表示の実行中に或る時間を示す表示になる場合があるように構成されてもよいし、或る条件が達成されたタイミング以外のタイミングに応じて大当り遊技が終了した後に実行される図柄変動表示の実行中に或る時間を示す表示になる場合があるように構成されてもよい。
また、或る条件が達成されたタイミングに応じて大当り遊技の実行中にのみ或る時間を示す表示になる場合があるように構成されてもよいし、或る条件が達成されたタイミングに応じて大当り遊技以外の遊技の実行中にも或る時間を示す表示になる場合があるように構成されてもよい。また、或る条件が達成されたタイミングに応じて大当り遊技の実行中に必ず或る時間を示す表示になるように構成されてもよいし、或る条件が達成されたタイミングに応じて大当り遊技の実行中に或る時間を示す表示にならない場合があるように構成されてもよい。
また、或る条件が達成されたタイミングに応じてのみ大当り遊技の実行中に或る時間を示す表示になる場合があるように構成されてもよいし、或る条件が達成されたタイミング以外のタイミングに応じて大当り遊技の実行中に或る時間を示す表示になる場合があるように構成されてもよい。
また、『 前記或る演出として、前記大当り遊技が終了した後の遊技状態を示唆する演出(以下、「第十一の演出[例えば、図390(E(5)−13)〜同図(E(5)−14)に示す確変報知演出等]」という。)が実行される場合があり[例えば、図389(E(5)−8)〜図390(E(5)−14)に示すように、第1大当り中タイマ予告表示TM21に係るタイマ予告演出が行われた結果実行される或る演出として番長のキャラクタTDRが出現することにより大当り遊技終了後に確変遊技状態に移行することを示唆している等]、
前記或る演出として、実行が保留されている図柄変動表示に大当りとなる図柄変動表示が含まれていることを報知する演出(以下、「第十二の演出[例えば、図386(A(5)−54)〜同図(A(5)−55)に示す保留連チャン告知演出等]」という。)が実行される場合があり[例えば、図386(A(5)−49)〜同図(A(5)−55)に示すように、第1大当り中タイマ予告表示TM21に係るタイマ予告演出が行われた結果実行される或る演出として家紋のキャラクタCMONが出現することにより保留連チャンが発生することを報知している等]、
前記或る演出は、前記タイマ表示が前記或る時間を示す表示とならない場合であっても実行される場合があるように構成された演出であり[例えば、図389(D(5)−11´)や図395(I(5)−29)〜同図(I(5)−30)に示すように、タイマ予告演出が行われることなく家紋のキャラクタCMONの出現による保留連チャン報知や番長のキャラクタTDRの出現による確変遊技状態に移行する旨の報知が行われる場合がある等]、
前記大当り遊技の実行中において前記タイマ表示が前記或る時間を示す表示とならない場合に、前記第十二の演出よりも前記第十一の演出の方が実行されやすいように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、いわゆる保留連チャンは、報知しなくても実際に大当りするが、いわゆる確変報知は遊技状態の報知として重要であるため、大当り遊技の実行中に報知した方がわかりやすい場合がある。
ここで、或る演出として第十一の演出のみが実行される場合があってもよいし、或る演出として第十一の演出以外の演出も実行される場合があってもよい。また、或る演出として第十一の演出が必ず実行されてもよいし、或る演出として第十一の演出が実行されない場合があってもよい。
また、或る演出として第十二の演出のみが実行される場合があってもよいし、或る演出として第十二の演出以外の演出も実行される場合があってもよい。また、或る演出として第十二の演出が必ず実行されてもよいし、或る演出として第十二の演出が実行されない場合があってもよい。
また、或る演出は、タイマ表示が或る時間を示す表示とならない場合であっても実行される場合があるようにのみ構成されたものであってもよいし、タイマ表示が或る時間を示す表示とならない場合以外の場合であっても実行される場合があるように構成されたものであってもよい。また、或る演出は、タイマ表示が或る時間を示す表示とならない場合であっても必ず実行されるように構成されたものであってもよいし、タイマ表示が或る時間を示す表示とならない場合であっても実行されない場合があるように構成されたものであってもよい。
また、大当り遊技の実行中においてタイマ表示が或る時間を示す表示とならない場合にのみ、第十二の演出よりも第十一の演出の方が実行されやすいように構成されてもよいし、大当り遊技の実行中においてタイマ表示が或る時間を示す表示とならない場合以外にも、第十二の演出よりも第十一の演出の方が実行されやすいように構成されてもよい。また、大当り遊技の実行中においてタイマ表示が或る時間を示す表示とならない場合に、第十二の演出よりも第十一の演出の方が必ず実行されやすいように構成されてもよいし、大当り遊技の実行中においてタイマ表示が或る時間を示す表示とならない場合に、第十二の演出よりも第十一の演出の方が実行されにくい場合があるように構成されてもよい。
また、大当り遊技の実行中においてタイマ表示が或る時間を示す表示とならない場合に、第十一の演出が必ず実行されるように構成されてもよいし、大当り遊技の実行中においてタイマ表示が或る時間を示す表示とならない場合に、第十二の演出が実行されないように構成されてもよい。
また、『 前記タイマ表示が前記或る時間を示す表示になって前記或る演出が開始される場合(以下、「第一の場合[例えば、図386(A(5)−49)〜同図(A(5)−55)に示すように、第1大当り中タイマ予告表示TM21におけるタイマ表示のカウントダウンが完了し、タイマ表示が「00:00」になって保留連チャン告知演出が行われる場合等]」という。)があり、
前記タイマ表示の表示が行われずに前記或る演出が開始される場合(以下、「第二の場合[例えば、図389(D(5)−11)に示すように、タイマ予告演出が行われることなく保留連チャン告知演出が行われる場合等]」という。)があり、
前記第一の場合における前記或る演出は、第一の態様で実行される演出(以下、「第一の演出[例えば、図386(A(5)−54)〜同図(A(5)−55)に示す家紋のキャラクタCMONの表示による保留連チャン告知演出等]」という。)であり、
前記第二の場合における前記或る演出は、第二の態様で実行される場合がある演出(以下、「第二の演出[例えば、図389(D(5)−11)に示す爺Vフォーメーション表示GYVの表示による保留連チャン告知演出等]」という。)であり、
前記第一の態様と前記第二の態様は、異なる態様であり、
前記第一の演出が行われることにより示唆される種類と前記第二の演出が行われることにより示唆される種類は、同じ種類である[例えば、図386(A(5)−54)〜同図(A(5)−55)に示す家紋のキャラクタCMONの表示も、、図389(D(5)−11)に示す爺Vフォーメーション表示GYVの表示も、保留連チャン告知演出である等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、或る演出のバリエーションを増加させることができる場合がある。
ここで、第一の場合における或る演出は、第一の演出のみであってもよいし、第一の演出以外の演出であってもよい。また、第一の場合における或る演出は、必ず第一の演出であってもよいし、第一の演出でない場合があってもよい。
また、第二の場合における或る演出は、第二の演出のみであってもよいし、第二の演出以外の演出であってもよい。また、第二の場合における或る演出は、必ず第二の演出であってもよいし、第二の演出でない場合があってもよい。
なお、第一の場合における或る演出と第二の場合における或る演出が同じ演出(第一の演出又は第二の演出)であってもよい。
また、第一の態様と第二の態様は、一部が異なる態様であってもよいし、全部が異なる態様であってもよい。
また、第一の演出が行われることにより示唆される種類と第二の演出が行われることにより示唆される種類は、必ず同じ種類であってもよいし、違う種類である場合があってもよい。
また、『 前記第二の演出が開始可能なタイミングよりも前記第一の演出が開始可能なタイミングの方が早くなりやすいように構成されている[例えば、図389(D(5)−11)に示す爺Vフォーメーション表示GYVの表示による保留連チャン告知演出は、大当り終了演出中に開始されるが、図386(A(5)−54)〜同図(A(5)−55)に示す家紋のキャラクタCMONの表示による保留連チャン告知演出は、大当り遊技のラウンド中に開始されやすい等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、タイマ演出の出現に期待させつつ救済的にタイマ演出を経由しないで或る演出が実行されることについても期待させることができる場合がある。
また、この遊技台によれば、時間表示を長く持つことができる場合がある。
ここで、第二の演出が開始可能なタイミングよりも第一の演出が開始可能なタイミングの方が必ず早くなるように構成されてもよいし、第一の演出が開始可能なタイミングよりも第二の演出が開始可能なタイミングの方が必ず遅くなるように構成されてもよい。
また、第一の演出が開始された場合は、第二の演出が開始されないように構成されてもよいし、第二の演出が開始される場合は、第一の演出が開始されないように構成されてもよい。
また、第二の演出が開始可能なタイミングと第一の演出が開始可能なタイミングが同じ場合があるように構成されてもよいし、第二の演出が開始可能なタイミングよりも第一の演出が開始可能なタイミングの方が遅い場合が或るように構成されてもよい。
また、『 前記第二の場合において、前記第二の演出として前記第一の態様で前記或る演出が実行される場合があり[例えば、図389(D(5)−11´)に示すように、タイマ予告演出が行われることなく家紋のキャラクタCMONの表示による保留連チャン告知演出が行われる場合がある等]、
前記第一の場合において前記第一の演出として前記第一の態様で前記或る演出が実行されるタイミングと、前記第二の場合において前記第二の演出として前記第一の態様で前記或る演出が実行されるタイミングが異なる[例えば、図386(A(5)−49)〜同図(A(5)−54)に示すように、タイマ予告演出が行われた結果実行される或る演出としての家紋のキャラクタCMONの表示による保留連チャン告知演出は、大当り遊技のラウンド中に開始されるが、図389(D(5)−11´)に示すように、タイマ予告演出を経由しないで実行される家紋のキャラクタCMONの表示による保留連チャン告知演出は、大当り終了演出中に開始される等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、タイマ演出が開始されなくても第一の演出に期待を持たせることができる場合がある。
ここで、第二の場合において、第二の演出として第一の態様で或る演出のみが実行される場合があってもよいし、第二の場合において、第二の演出として第一の態様で或る演出以外の演出も実行される場合があってもよい。また、第二の場合において、第二の演出として第一の態様で或る演出が必ず実行されてもよいし、第二の場合において、第二の演出として第一の態様で或る演出が実行されない場合があってもよい。
また、第二の場合において、第二の演出として第一の態様のみで或る演出が実行される場合があってもよいし、第二の場合において、第二の演出として第一の態様以外の態様で或る演出が実行される場合があってもよい。
また、第二の場合において、第二の演出としてのみ第一の態様で或る演出が実行される場合があってもよいし、第二の場合において、第二の演出以外の演出として第一の態様で或る演出が実行される場合があってもよい。
また、第二の場合においてのみ、第二の演出として第一の態様で或る演出が実行される場合があってもよいし、第二の場合以外の場合においても、第二の演出として第一の態様で或る演出が実行される場合があってもよい。
また、第一の場合において第一の演出として第一の態様で或る演出が実行されるタイミングと、第二の場合において第二の演出として第一の態様で或る演出が実行されるタイミングのみが異なってもよいし、第一の場合において第一の演出として第一の態様で或る演出が実行されるタイミングと、第二の場合において第二の演出として第一の態様で或る演出が実行されるタイミング以外のタイミングが異なってもよい。また、第一の場合において第一の演出として第一の態様で或る演出が実行されるタイミングと、第二の場合において第二の演出として第一の態様で或る演出が実行されるタイミングが必ず異なってもよいし、第一の場合において第一の演出として第一の態様で或る演出が実行されるタイミングと、第二の場合において第二の演出として第一の態様で或る演出が実行されるタイミングが同じ場合があってもよい。
また、『 前記或る演出は、遊技者に有利な特典が付与されることを報知する確定演出である[例えば、図386(A(5)−54)〜同図(A(5)−55)に示すように、家紋のキャラクタCMONの表示により、保留連チャンが発生することを告知している、あるいは、図390(E(5)−13)〜同図(E(5)−14)に示すように、番長のキャラクタTDRの出現により、確変確定を報知している等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、或る演出が行われることにより、どのような特典が付与されるのかが容易に認識でき安心して遊技を行うことができる場合がある。
ここで、或る演出は、遊技者に有利な特典が付与されることのみを報知するものであってもよいし、遊技者に有利な特典が付与されること以外のことも報知するものであってもよい。また、或る演出は、遊技者に有利な特典が付与されることを必ず報知するものであってもよいし、遊技者に有利な特典が付与されることを報知しない場合があるものであってもよい。
なお、遊技者に有利な特典としては、例えば、確変確定報知、時短回数の報知、大当り遊技におけるラウンド数アップの報知のうちのいずれか一つ又は二以上のものを含むものが挙げられるが、これらに限定されない。
また、『 前記或る演出は、遊技者に有利な特典が付与されることを報知する確定演出[例えば、図386(A(5)−54)〜同図(A(5)−55)に示す、家紋のキャラクタCMONの表示による保留連チャン告知演出等]であり、
前記確定演出は、実行が保留されている図柄変動表示(以下、「保留図柄変動表示」という。)に大当りとなる図柄変動表示が含まれていることを報知する演出であり、
前記保留図柄変動表示に含まれている大当りとなる図柄変動表示の数が一の場合は、前記第一の演出と前記第二の演出のうちの一方の演出を実行する場合があるように構成されており[例えば、1回の保留連チャンが発生することを報知する場合は、図386(A(5)−49)〜同図(A(5)−55)に示すように、第1タイマ予告表示TM21にかかるタイマ予告演出が行われ、その結果或る演出として家紋のキャラクタCMONの表示による保留連チャン告知演出が行われるか、図389(D(5)−11)に示すように、大当り終了演出において爺Vフォーメーション表示GYVの表示による保留連チャン告知演出が行われる等]、
前記保留図柄変動表示に含まれている大当りとなる図柄変動表示の数が二以上の場合は、前記第一の演出と前記第二の演出の両方の演出を実行する場合があるように構成されている[例えば、2回の保留連チャンが発生することを報知する場合は、図391(G(5)−6)〜同図(G(5)−16)に示すように、最初に、第1タイマ予告表示TM21にかかるタイマ予告演出を行い、その結果或る演出として家紋のキャラクタCMONの表示による保留連チャン告知演出を行い、その後、図391(G(5)−22)に示すように、大当り終了演出において爺Vフォーメーション表示GYVの表示による保留連チャン告知演出を行う等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、演出の紛らわしさを解消しつつ、第一の演出と第二の演出の両方実行された場合の期待感を大きく持たせることができる場合がある。
ここで、或る演出は、遊技者に有利な特典が付与されることのみを報知するものであってもよいし、遊技者に有利な特典が付与されること以外のことも報知するものであってもよい。また、或る演出は、遊技者に有利な特典が付与されることを必ず報知するものであってもよいし、遊技者に有利な特典が付与されることを報知しない場合があるものであってもよい。
また、確定演出は、保留図柄変動表示に大当りとなる図柄変動表示が含まれていることのみを報知するものであってもよいし、保留図柄変動表示に大当りとなる図柄変動表示が含まれていること以外のことも報知するものであってもよい。また、確定演出は、保留図柄変動表示に大当りとなる図柄変動表示が含まれていることを必ず報知するものであってもよいし、保留図柄変動表示に大当りとなる図柄変動表示が含まれていることを報知しない場合があるものであってもよい。
また、保留図柄変動表示に含まれている大当りとなる図柄変動表示の数が一の場合は、第一の演出と第二の演出のうちの一方の演出のみを実行する場合があるように構成されてもよいし、保留図柄変動表示に含まれている大当りとなる図柄変動表示の数が一の場合は、第一の演出と第二の演出のうちの一方の演出以外の演出を実行する場合があるように構成されてもよい。また、保留図柄変動表示に含まれている大当りとなる図柄変動表示の数が一の場合は、第一の演出と第二の演出のうちの一方の演出を必ず実行するように構成されてもよいし、保留図柄変動表示に含まれている大当りとなる図柄変動表示の数が一の場合は、第一の演出と第二の演出のうちの一方の演出を実行しない場合があるように構成されてもよい。
また、保留図柄変動表示に含まれている大当りとなる図柄変動表示の数が一の場合は、第一の演出のみを実行する場合があるように構成されてもよいし、保留図柄変動表示に含まれている大当りとなる図柄変動表示の数が一の場合は、第一の演出を必ず実行するように構成されてもよい。また、保留図柄変動表示に含まれている大当りとなる図柄変動表示の数が一の場合は、第二の演出のみを実行する場合があるように構成されてもよいし、保留図柄変動表示に含まれている大当りとなる図柄変動表示の数が一の場合は、第二の演出を必ず実行するように構成されてもよい。
また、保留図柄変動表示に含まれている大当りとなる図柄変動表示の数が一の場合は、第一の演出を実行しないように構成されてもよいし、保留図柄変動表示に含まれている大当りとなる図柄変動表示の数が一の場合は、第二の演出を実行しないように構成されてもよい。
また、保留図柄変動表示に含まれている大当りとなる図柄変動表示の数が二以上の場合は、第一の演出と第二の演出の両方の演出のみを実行する場合があるように構成されてもよいし、保留図柄変動表示に含まれている大当りとなる図柄変動表示の数が二以上の場合は、第一の演出と第二の演出の両方の演出以外の演出を実行する場合があるように構成されてもよい。また、保留図柄変動表示に含まれている大当りとなる図柄変動表示の数が二以上の場合は、第一の演出と第二の演出の両方の演出を必ず実行するように構成されてもよいし、保留図柄変動表示に含まれている大当りとなる図柄変動表示の数が二以上の場合は、第一の演出と第二の演出の両方の演出を実行しない場合があるように構成されてもよい。
また、保留図柄変動表示に含まれている大当りとなる図柄変動表示の数が二以上の場合は、第一の演出のみを実行する場合があるように構成されてもよいし、保留図柄変動表示に含まれている大当りとなる図柄変動表示の数が二以上の場合は、第一の演出を必ず実行するように構成されてもよい。また、保留図柄変動表示に含まれている大当りとなる図柄変動表示の数が二以上の場合は、第二の演出のみを実行する場合があるように構成されてもよいし、保留図柄変動表示に含まれている大当りとなる図柄変動表示の数が二以上の場合は、第二の演出を必ず実行するように構成されてもよい。
また、保留図柄変動表示に含まれている大当りとなる図柄変動表示の数が二以上の場合は、第一の演出を実行しないように構成されてもよいし、保留図柄変動表示に含まれている大当りとなる図柄変動表示の数が二以上の場合は、第二の演出を実行しないように構成されてもよい。
なお、保留図柄変動表示に含まれている大当りとなる図柄変動表示の数が一の場合に、第一の演出のみを実行するようにしてもよいし、第一の演出も第二の演出も実行しないようにしてもよい。
また、保留図柄変動表示に含まれている大当りとなる図柄変動表示の数が二以上の場合に、第一の演出よりも第二の演出の方が実行されやすいようにしてもよいし、第二の演出よりも第一の演出の方が実行されやすいようにしてもよいし、第二の演出のみが実行される場合があるようにしてもよいし、第一の演出のみが実行される場合があるようにしてもよいし、第一の演出も第二の演出も実行しない場合があるようにしてもよい。
また、第一の演出が行われた場合は二つ以上の保留連チャンが発生し、第二の演出が行われた場合は一つのみ保留連チャンが発生するようにしてもよい。
また、タイマ演出が行われて第一の演出が開始された場合の方が、タイマ演出が行われずに第一の演出が開始された場合よりも二以上の保留連チャンが発生しやすいようにしてもよいし、タイマ演出が行われずに第一の演出が開始された場合の方が、タイマ演出が行われて第一の演出が開始された場合よりも二以上の保留連チャンが発生しやすいようにしてもよい。
また、タイマ演出が行われて第二の演出が開始された場合の方が、タイマ演出が行われずに第二の演出が開始された場合よりも二以上の保留連チャンが発生しやすいようにしてもよいし、タイマ演出が行われずに第二の演出が開始された場合の方が、タイマ演出が行われて第二の演出が開始された場合よりも二以上の保留連チャンが発生しやすいようにしてもよい。
また、『 複数のラウンド遊技[例えば、16ラウンドの遊技等]により前記大当り遊技が構成されるものであり、
前記タイマ演出は、前記複数のラウンド遊技のうちの一のラウンド遊技において実行される場合がある演出である[例えば、図386(A(5)−49)〜同図(A(5)−55)に示すように、第1大当り中タイマ予告表示TM21に係るタイマ予告演出が、4ラウンド目が開始してから開始され、4ラウンド目の実行中に終了する場合がある等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、大当り中にタイマ演出を確実に見せることができる場合がある。
ここで、複数のラウンド遊技による大当り遊技によってのみ構成されてもよいし、一のラウンド遊技による大当り遊技が含まれて構成されてもよい。
また、タイマ演出は、複数のラウンド遊技のうちの一のラウンド遊技においてのみ実行される場合があるものであってもよいし、複数のラウンド遊技のうちの一のラウンド遊技以外においても実行される場合があるものであってもよい。また、タイマ演出は、複数のラウンド遊技のうちの一のラウンド遊技において必ず実行されるものであってもよいし、複数のラウンド遊技のうちの一のラウンド遊技において実行されない場合があるものであってもよい。
また、『 複数のラウンド遊技により前記大当り遊技が構成されるものであり、
前記タイマ演出は、前記複数のラウンド遊技のうちの二以上のラウンド遊技にまたがって実行される場合がある演出である[例えば、図387(B(5)−17)〜同図(B(5)−25)に示すように、第1大当り中タイマ予告表示TM21に係るタイマ予告演出が、4ラウンド目から5ラウンド目に跨って行われる場合がある等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても異説明した。
この遊技台によれば、タイマ演出を長時間楽しませることができる場合がある。
ここで、複数のラウンド遊技による大当り遊技によってのみ構成されてもよいし、一のラウンド遊技による大当り遊技が含まれて構成されてもよい。
また、タイマ演出は、複数のラウンド遊技のうちの二以上のラウンド遊技にまたがってのみ実行される場合があるものであってもよいし、複数のラウンド遊技のうちの二以上のラウンド遊技以外にもまたがって実行される場合があるものであってもよい。また、複数のラウンド遊技のうちの二以上のラウンド遊技にまたがって必ず実行されるものであってもよいし、複数のラウンド遊技のうちの二以上のラウンド遊技にまたがって実行されない場合があるものであってもよい。
また、『 前記タイマ表示は、初期値を表示した後で該初期値から減算表示されて前記或る時間を示す表示が表示されるように構成された表示であり[例えば、図387(B(5)−17)〜同図(B(5)−23)に示すように、第1大当り中タイマ予告表示TM21ではタイマ表示の初期値として「30:00」を表示した後、「00:00」となるまでカウントダウンを行う等]、
前記或る時間を示す表示は、前記タイマ表示が0となる時間を示す表示[例えば、図387(B(5)−23)に示す、第1大当り中タイマ予告表示TM21における「00:00」のタイマ表示等]であり、
或るタイマ演出(以下、「第一のタイマ演出[例えば、図387(B(5)−17)〜同図(B(5)−25)又は図388(C(5)−8)〜同図(B(5)−17)に示す第1大当り中タイマ予告表示TM21にかかるタイマ予告演出等]」という。)の実行中において表示される前記タイマ表示は、前記初期値として第一の時間[例えば、30秒等]を示す表示[例えば、図387(B(5)−17)に示す、第1大当り中タイマ予告表示TM21における「30:00」のタイマ表示等]であり、
前記第一のタイマ演出は、前記複数のラウンド遊技のうちの第一の回数[例えば、「2」等]のラウンド遊技にまたがって実行される場合がある演出であり[例えば、図387(B(5)−17)〜同図(B(5)−25)に示す場合では、4ラウンド目に開始した第1大当り中タイマ予告表示TM21に係るタイマ予告演出が5ラウンド目に跨って行われている等]、
前記第一のタイマ演出は、前記複数のラウンド遊技のうちの第二の回数[例えば、「3」等]のラウンド遊技にまたがって実行される場合がある演出であり[例えば、図388(C(5)−8)〜同図(C(5)−17)に示す場合では、4ラウンド目に開始した第1大当り中タイマ予告表示TM21に係るタイマ予告演出が6ラウンド目まで跨って行われている等]、
前記第二の回数は、前記第一の回数よりも多い回数であり、
前記第一の回数は、一回又は複数回である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、同じタイマ演出でも遊技の状況(可変入賞口への遊技球の入賞や大当りの種類等)によってまたがるラウンド数が異なるため演出のバリエーションを増やすことができる場合がある。
また、従来の遊技台は、大当り遊技の実行中の演出は、ラウンド遊技と関係しているものが主流であったが、この遊技台によれば、経過時間に応じて行われるタイマ演出を取り入れたことで大当り遊技の興趣が向上する場合がある。
ここで、タイマ表示は、初期値を表示した後で初期値から減算表示されて或る時間を示す表示のみが表示されるように構成されたものであってもよいし、初期値を表示した後で初期値から減算表示されて或る時間を示す表示以外の表示も表示されるように構成されたものであってもよい。また、タイマ表示は、初期値を表示した後で初期値から減算表示されて或る時間を示す表示が必ず表示されるように構成されたものであってもよいし、初期値を表示した後で初期値から減算表示されて或る時間を示す表示が表示されない場合があるように構成されたものであってもよい。
また、タイマ表示は、初期値を表示した後でのみ初期値から減算表示されて或る時間を示す表示が表示されるように構成されたものであってもよいし、初期値を表示した後以外でも初期値から減算表示されて或る時間を示す表示が表示されるように構成されたものであってもよい。
また、或る時間を示す表示は、タイマ表示が0となる時間のみを示すものであってもよいし、或る時間を示す表示は、タイマ表示が0となる時間以外のことも示すものであってもよい。また、或る時間を示す表示は、タイマ表示が0となる時間を必ず示すものであってもよいし、或る時間を示す表示は、タイマ表示が0となる時間を示さない場合があるものであってもよい。
また、第一のタイマ演出の実行中において表示されるタイマ表示は、初期値として第一の時間のみを示すものであってもよいし、初期値として第一の時間以外の時間も示すものであってもよい。また、第一のタイマ演出の実行中において表示されるタイマ表示は、初期値として第一の時間を必ず示すものであってもよいし、初期値として第一の時間を示さない場合があるものであってもよい。
また、第一のタイマ演出は、複数のラウンド遊技のうちの第一の回数のラウンド遊技にのみまたがって実行される場合があるものであってもよいし、複数のラウンド遊技のうちの第一の回数のラウンド遊技以外にもまたがって実行される場合があるものであってもよい。また、第一のタイマ演出は、複数のラウンド遊技のうちの第一の回数のラウンド遊技に必ずまたがって実行されるものであってもよいし、複数のラウンド遊技のうちの第一の回数のラウンド遊技にまたがって実行されない場合があるものであってもよい。
また、第一のタイマ演出は、複数のラウンド遊技のうちの第二の回数のラウンド遊技にのみまたがって実行される場合があるものであってもよいし、複数のラウンド遊技のうちの第二の回数のラウンド遊技以外にもまたがって実行される場合があるものであってもよい。また、第一のタイマ演出は、複数のラウンド遊技のうちの第二の回数のラウンド遊技に必ずまたがって実行されるものであってもよいし、複数のラウンド遊技のうちの第二の回数のラウンド遊技にまたがって実行されない場合があるものであってもよい。
また、第二の回数は、第一の回数よりも必ず多い回数であってもよいし、第一の回数と同じ回数であってもよいし、第一の回数よりも少ない回数である場合があってもよい。
また、第一の回数は、必ず一回であってもよいし、必ず複数回であってもよい。
なお、ラウンド遊技は、時間の経過(例えば、29秒の経過)と或る個数(例えば、10個)の可変入賞口への遊技球の入賞のうちのいずれか一方の条件を満たした場合に終了するものである。
また、『 一のラウンド遊技は、第二の時間[例えば、29秒等]が経過した場合に終了するように構成されており、
前記タイマ表示は、初期値を表示した後で該初期値から減算表示されて前記或る時間を示す表示が表示されるように構成された表示であり[例えば、図386(A(5)−49)〜同図(A(5)−53)に示すように、第1大当り中タイマ予告表示TM21ではタイマ表示の初期値として「03:00」を表示した後、「00:00」となるまでカウントダウンを行う等]、
前記或る時間を示す表示は、前記タイマ表示が0となる時間を示す表示であり[例えば、図386(A(5)−53)に示す、第1大当り中タイマ予告表示TM21における「00:00」のタイマ表示等]、
前記初期値として第三の時間[例えば、3秒等]を示す表示[例えば、図386(A(5)−49)に示す、第1大当り中タイマ予告表示TM21における「03:00」のタイマ表示等]が表示される場合があり、
前記第三の時間は、前記第二の時間よりも短い、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、タイマ演出を一回のラウンド遊技中に実行できる場合がある。
ここで、一のラウンド遊技は、第二の時間が経過した場合にのみ終了するように構成されてもよいし、第二の時間が経過した場合以外の場合にも終了するように構成されてもよい。また、一のラウンド遊技は、第二の時間が経過した場合に必ず終了するように構成されてもよいし、第二の時間が経過した場合に終了しない場合があるように構成されてもよい。
また、タイマ表示は、初期値を表示した後で初期値から減算表示されて或る時間を示す表示のみが表示されるように構成されたものであってもよいし、初期値を表示した後で初期値から減算表示されて或る時間を示す表示以外の表示も表示されるように構成されたものであってもよい。また、タイマ表示は、初期値を表示した後で初期値から減算表示されて或る時間を示す表示が必ず表示されるように構成されたものであってもよいし、初期値を表示した後で初期値から減算表示されて或る時間を示す表示が表示されない場合があるように構成されたものであってもよい。
また、タイマ表示は、初期値を表示した後でのみ初期値から減算表示されて或る時間を示す表示が表示されるように構成されたものであってもよいし、初期値を表示した後以外でも初期値から減算表示されて或る時間を示す表示が表示されるように構成されたものであってもよい。
また、或る時間を示す表示は、タイマ表示が0となる時間のみを示すものであってもよいし、或る時間を示す表示は、タイマ表示が0となる時間以外のことも示すものであってもよい。また、或る時間を示す表示は、タイマ表示が0となる時間を必ず示すものであってもよいし、或る時間を示す表示は、タイマ表示が0となる時間を示さない場合があるものであってもよい。
また、初期値として第三の時間のみが表示される場合があってもよいし、初期値として第三の時間以外の時間が表示される場合があってもよい。また、初期値として第三の時間が必ず表示されてもよいし、初期値として第三の時間が表示されない場合があってもよい。
なお、第三の時間は、第二の時間よりも必ず短くてもよいし、第二の時間と同じである場合があってもよいし、第二の時間よりも長い場合があってもよい。
また、『 一回の図柄変動表示において前記タイマ演出が実行される場合(以下、「第三の場合[例えば、図385(A(1)−24)〜同図(A(2)−33)に示すように、一の図柄変動表示において開始されて終了する第4タイマ予告表示TM14によるタイマ予告演出が行われる場合等]」という。)があるように構成されており、
前記第三の場合における前記或る演出は、実行中の図柄変動表示に関する予告演出[例えば、図385(A(2)−32)〜同図(A(2)−33)に示す強サボハニ群予告等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、タイマ演出のバリエーションが増えるので演出効果が向上する場合がある。
ここで、第三の場合のみがあるように構成されてもよいし、第三の場合以外の場合もあるように構成されてもよい。また、第三の場合が必ずあるように構成されてもよいし、第三の場合がない場合があるように構成されてもよい。また、第三の場合がないように構成されてもよい。
また、第三の場合における或る演出は、実行中の図柄変動表示のみに関する予告演出であってもよいし、実行中の図柄変動表示以外に関する予告演出であってもよい。また、第三の場合における或る演出は、実行中の図柄変動表示に必ず関する予告演出であってもよいし、実行中の図柄変動表示に関しない場合がある予告演出であってもよい。
なお、第三の場合における或る演出は、先読み予告であってもよい。
また、『 タイマ演出[例えば、図393(H(5)−8)〜同図(H(5)−13)に示す第1大当り中タイマ予告表示TM21に係るタイマ予告演出等]を実行可能な演出手段[例えば、装飾図柄表示装置208等]を備えた遊技台であって、
前記タイマ演出は、タイマ表示[例えば、図393(H(5)−8)に示す第1大当り中タイマ予告表示TM21等]の表示が開始された後で該タイマ表示が或る時間を示す表示[例えば、「00:00」等]になった場合に或る演出[例えば、図393(H(5)−13)に示すボタンストック告知演出等]が開始されるように構成された演出であり、
大当り遊技の実行中において前記タイマ演出の少なくとも一部が行われる場合があるように構成されており[例えば、図393(H(5)−8)〜同図(H(5)−13)に示す第1大当り中タイマ予告表示TM21に係るタイマ予告演出は、大当り遊技中に行われている等]、
前記大当り遊技の実行中に遊技者に有利な特典が付与されることを示唆する演出(以下、「第三の演出[例えば、図393(H(5)−24)〜図394(H(5)−28)に示すボタン演出のミニゲーム等]」という。)が実行される場合があるように構成されており、
前記第三の演出は、前記或る演出が少なくとも1回以上実行された場合に実行される場合がある演出である[例えば、図393(H(5)−24)〜図394(H(5)−28)に示すボタン演出のミニゲームは、タイマ予告演出が行われた結果実行される或る演出としてのボタンストック告知演出が行われた場合に実行される等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
従来の遊技台によれば、演出手段に改良の余地があったが、この遊技台によれば、演出手段に特徴を持った遊技台を提供することができる。
また、この遊技台によれば、大当り遊技中にもタイマ演出に期待を持つことができる場合がある。
ここで、演出手段は、タイマ演出のみを実行可能なものであってもよいし、タイマ演出以外の演出も実行可能なものであってもよい。また、演出手段は、タイマ演出を必ず実行するものであってもよいし、タイマ演出を実行しない場合があるものであってもよい。
また、タイマ演出は、タイマ表示の表示が開始された後でタイマ表示が或る時間を示す表示になった場合に或る演出のみが開始されるように構成されたものであってもよいし、タイマ表示の表示が開始された後でタイマ表示が或る時間を示す表示になった場合に或る演出以外の演出も開始されるように構成されたものであってもよい。また、タイマ演出は、タイマ表示の表示が開始された後でタイマ表示が或る時間を示す表示になった場合に或る演出が必ず開始されるように構成されたものであってもよいし、タイマ表示の表示が開始された後でタイマ表示が或る時間を示す表示になった場合に或る演出が開始されない場合があるように構成されたものであってもよい。
また、タイマ演出は、タイマ表示の表示が開始された後でタイマ表示が或る時間を示す表示になった場合にのみ或る演出が開始されるように構成されたものであってもよいし、タイマ表示の表示が開始された後でタイマ表示が或る時間を示す表示になった場合以外の場合にも或る演出が開始されるように構成されたものであってもよい。
大当り遊技の実行中においてタイマ演出の少なくとも一部のみが行われる場合があるように構成されてもよいし、大当り遊技の実行中においてタイマ演出の少なくとも一部以外の演出も行われる場合があるように構成されてもよい。また、大当り遊技の実行中においてタイマ演出の少なくとも一部が必ず行われるように構成されてもよいし、大当り遊技の実行中においてタイマ演出の少なくとも一部が行われない場合があるように構成されてもよい。
また、大当り遊技の実行中においてタイマ演出の一部のみが行われる場合があるように構成されてもよいし、大当り遊技の実行中においてタイマ演出の全部が行われる場合があるように構成されてもよい。
また、大当り遊技の実行中に第三の演出のみが実行される場合があるように構成されてもよいし、大当り遊技の実行中に第三の演出以外の演出が実行される場合があるように構成されてもよい。また、大当り遊技の実行中に第三の演出が必ず実行されるように構成されてもよいし、大当り遊技の実行中に第三の演出が実行されない場合があるように構成されてもよい。
また、大当り遊技の実行中にのみ第三の演出が実行される場合があるように構成されてもよいし、大当り遊技以外の遊技の実行中にも第三の演出が実行される場合があるように構成されてもよい。
また、第三の演出は、或る演出が少なくとも1回以上実行された場合にのみ実行される場合があるものであってもよいし、或る演出が少なくとも1回以上実行された場合以外の場合にも実行される場合があるものであってもよい。また、第三の演出は、或る演出が少なくとも1回以上実行された場合に必ず実行される場合があるものであってもよいし、或る演出が少なくとも1回以上実行された場合に実行されない場合があるものであってもよい。
また、第三の演出は、或る演出が1回実行された場合に実行される場合があるものであってもよいし、或る演出が複数回実行された場合に実行される場合があるものであってもよい。
なお、タイマ演出のうちの或る演出のみが大当り遊技の実行中に行われてもよいし、大当り遊技の終了後に実行される図柄変動表示の実行中に行われてもよい。
また、『 前記演出手段は、表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、視覚的な演出効果を向上させることができる場合がある。
ここで、演出手段は、表示手段のみからなるものであってもよいし、表示手段以外の手段も含まれてもよい。また、演出手段は、表示手段を必ず含むものであってもよいし、表示手段を含まない場合があるものであってもよい。
また、『 前記遊技台は、ぱちんこ機[例えば、パチンコ機100等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 タイマ演出[例えば、図400(M(1)−24)〜図401(M(11)−65)に示す第3タイマ予告表示TM13に係るタイマ予告演出等]を実行可能な演出手段[例えば、装飾図柄表示装置208等]を備えた遊技台であって、
前記タイマ演出は、タイマ表示[例えば、図400(M(1)−24)に示す第3タイマ予告表示TM13等]の表示が開始された後で該タイマ表示が或る時間を示す表示[例えば、「00:00」等]になった場合に演出(以下、「或る演出[例えば、図401(M(11)−65)に示す確変報知等]」という。)が開始されるように構成された演出であり、
少なくとも或る図柄変動表示(以下、「第一の図柄変動表示[例えば、図402(N(11)−4)〜同図(N(11)−7)の期間において実行される図柄変動表示等]」という。)の実行中に前記タイマ演出が行われて、該第一の図柄変動表示が終了した後に新たな図柄変動表示が行われていない期間[例えば、図402(N(11)−8)〜同図(N(11)−11)に示す待機状態の期間等]において前記或る演出が行われる場合がある、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
なお、上記で装飾図柄の変動表示と記載のあることは、図柄(より具体的には特図)の変動表示であってもよく、装飾図柄の停止表示と記載のあることは、図柄(より具体的には特図)の停止表示であってもよい。
以下に、これまでに説明した演出例に基づき、上述した図面を適示しながらタイマ予告演出の他の演出パターンについて説明する。
図246〜図247に示す演出例では、例えば、図246(3)に示す高信頼度表示態様のタイマ予告表示TM1Aと、図247(19)に示すデフォルトの表示態様のタイマ予告表示TM1が表示されている。デフォルトの表示態様のタイマ予告表示TM1と高信頼度表示態様のタイマ予告表示TM1Aでは、タイマ予告表示の背景色が異なっている点で区別することができる。例えば、高信頼度表示態様のタイマ予告表示TM1Aでは、タイマ予告表示TM1Aの背景色が赤色とされているのに対し、デフォルトの表示態様のタイマ予告表示TM1では白色とされている。なお、高信頼度表示態様のタイマ予告表示TM1Aとデフォルトの表示態様のタイマ予告表示TM1とで、タイマ予告表示を構成する枠部分の表示(枠表示)の色や形状を異ならせてもよく、例えば、高信頼度表示態様のタイマ予告表示TM1Aでは、枠表示の色が赤色であり、デフォルトの表示態様のタイマ予告表示TM1では、枠表示の色が白色とされてもよい。また、高信頼度表示態様のタイマ予告表示TM1Aとデフォルトの表示態様のタイマ予告表示TM1とでタイマ表示の表示色を異ならせて両者を区別することができるようにしてもよく、例えば、高信頼度表示態様のタイマ予告表示TM1Aのタイマ表示の表示色が赤色であり、デフォルトの表示態様のタイマ予告表示TM1のタイマ表示の表示色が黒色とされてもよい。この場合において、タイマ表示に示される数値の全ての桁について色が異なるようにしてもよいし、タイマ表示に示される数値のうちの一部の桁(1つの桁であってもよいし、複数の桁であってもよい。)だけ色が異なるようにしてもよい。また、高信頼度表示態様のタイマ予告表示TM1Aの表示サイズと、デフォルトの表示態様のタイマ予告表示TM1の表示サイズを異ならせることにより区別することができるようにしてもよく、例えば、デフォルトの表示態様のタイマ予告表示TM1の表示サイズよりも高信頼度表示態様のタイマ予告表示TM1Aの表示サイズの方が大きくしてもよい。ここで、タイマ予告表示の表示サイズは両者で同じであるが、タイマ予告表示に表示されているタイマ表示の表示サイズを異ならせるようにしてもよく、例えば、デフォルトの表示態様のタイマ予告表示TM1のタイマ表示の表示サイズよりも高信頼度表示態様のタイマ予告表示TM1Aのタイマ表示の表示サイズの方が大きくしてもよい。図246〜図247を参照して上述したように、高信頼度表示態様のタイマ予告表示TM1Aは、デフォルトの表示態様よりも偽のタイマ予告である可能性が低いことを示すものとして説明したが、このタイマ予告表示が高信頼度表示態様で表示された場合は、タイマ表示が「00:00」となった場合に、必ず予告演出(先読み予告)が行われるようにしてもよい。この場合、例えば、図246(3)に示す高信頼度表示態様のタイマ予告表示TM1Aのように、タイマ予告表示TM1Aが表示開始された時点で高信頼度表示態様とされてもよいし、図253(3)〜同図(10)に示すように、タイマ予告表示(タイマ予告表示TM1)が表示開始された時点ではデフォルトの表示態様で表示され、その後、タイマ表示におけるタイマのカウントダウンが開始する前に高信頼度表示態様に変化してもよい。
また、高信頼度表示態様のタイマ予告表示が表示される場合に、例えば、図290(a)〜同図(e)に示すように、小数点以下の値(1秒未満の桁の値)が0以外である場合には、タイマ表示におけるカウントダウンが行われた結果、大当り確定の予告演出(例えば、最強カットイン画像CI1vの表示等)が行われるようにしてもよい。一方、デフォルトの表示態様でタイマ予告表示が表示される場合には、例えば、「10:00」や「05:00」といったように、小数点以下の値が必ず0であるタイマ表示が表示されるようにしているが、図290(a)〜同図(e)に示すように、小数点以下の値が0以外で表示される場合があってもよい。また、タイマ予告表示が表示されたときのタイマ表示が、例えば、「10:00」等、小数点以下の値が0である場合でも、タイマ表示のカウントダウンが行われた後、カウントダウンが停止したときに表示されたタイマ表示の示す時間が、例えば、「7:77」といった特別の出目や、「2:23」といった特別の語呂合わせの出目である場合にも、タイマ表示のカウントダウンが行われた結果、大当り確定の予告演出が行われるようにしてもよい。また、高信頼度表示態様のタイマ予告表示におけるタイマ表示の小数点以下の値が0であり(例えば、タイマ表示が「10:00」等)、タイマ表示のカウントダウンが開始して「00:00」になったときに、大当り確定の予告演出が行われるようにしてもよい。
また、高信頼度表示態様のタイマ予告表示が表示されたことにより大当り確定予告として機能するようにしてもよい。この場合、例えば、タイマ予告表示が表示されてタイマ表示のカウントダウンが開始する前に消去され、その後、大当り図柄態様が確定表示されるようにしてもよい。このとき、例えば、タイマ予告表示の表示枠の色や模様や形状が変化してもよい(例えば、表示枠の色が赤色から虹色に変化する等)。また、タイマ予告表示が表示されてタイマ表示のカウントダウンが開始される場合があってもよく、この場合、タイマ表示が「00:00」となった場合に予告演出(例えば、図252(35a)に示す最強カットイン画像CI1vが表示される等の大当り確定の予告演出)が行われるようにしてもよい。また、タイマ予告表示が表示されてタイマ表示のカウントダウンが開始する前に消去されるが、その後に予告演出(例えば、図252(35a)に示す最強カットイン画像CI1vが表示される等の大当り確定の予告演出)が行われた後で大当り図柄態様が確定表示されるようにしてもよい。また、高信頼度表示態様のタイマ予告表示が表示されても大当り確定ではない場合において、タイマ予告表示が表示されてタイマ表示のカウントダウンが開始する前に消去され、予告演出が開始される場合と開始されない場合とがあってもよい。この場合、タイマ予告表示が表示されてタイマ表示のカウントダウンが開始する前に消去される場合よりも、タイマ予告表示が表示されてタイマ表示のカウントダウンが開始された場合の方が、予告演出が開始されやすいようにしてもよいし、タイマ予告表示が表示されてタイマ表示のカウントダウンが開始された場合よりも、タイマ予告表示が表示されてタイマ表示のカウントダウンが開始する前に消去された場合の方が、予告演出が開始されやすいようにしてもよい。一方で、デフォルトの表示態様のタイマ予告表示が表示された場合には、タイマ予告表示のタイマ表示のカウントダウンが行われ、タイマ表示が「00:00」となった場合に、高信頼度表示態様のタイマ予告表示におけるタイマ表示が「00:00」となった場合に行われる予告演出とは異なる演出が行われる場合があるように構成されてもよい。
また、高信頼度表示態様のタイマ予告表示が表示される場合は、例えば、図252(35a)に示す最強カットイン画像CI1v等の大当り確定の予告表示が必ず表示される一方で、デフォルトの表示態様のタイマ予告表示が表示される場合は、大当り確定の予告表示は表示されず、例えば、図239(9)に示す疑似連演出や、図243(9)に示す強サボハニ群予告等の図柄変動表示の信頼度を高めるための予告演出が行われるようにしてもよい。また、デフォルトの表示態様のタイマ予告表示が表示されるが、図241(3)〜同図(6)や図244(3)〜同図(9)に示すように、タイマ表示が「00:00」となる、あるいは、「00:00」とならずに消去して予告演出が行われない、偽のタイマ予告演出が行われる場合があってもよい。また、デフォルトの表示態様のタイマ予告表示が表示された場合にも、図252(35a)に示す最強カットイン画像CI1vが表示される場合があってもよい。すなわち、高信頼度表示態様のタイマ予告表示が表示されて行われる予告演出の内容とデフォルトの表示態様のタイマ予告表示が表示されて行われる予告演出の内容とが同じである場合があってもよい。
また、高信頼度表示態様のタイマ予告表示が表示される場合でも大当り確定の予告表示以外の予告表示が行われてもよく、例えば、図246(6)に示す保留変化アニメによる保留アイコンの変化や、図250(35)に示す強カットイン画像CI1aの表示や、図253(17)に示すリプレイ図柄RPが停止されることによる疑似連演出が行われてもよい。また、例えば、図249(9)に示す姫のキャラクタHMEが出現して疑似連が行われることを予告する予告アイテム(予告アイコン)がストックされる演出が行われてもよい。また、例えば、タイマ表示が「00:00」となったときに、図237(15)〜図238(19)に示すスーパーリーチ(剣豪リーチ)が開始されてもよい。また、高信頼度表示態様のタイマ予告表示が表示される場合に、タイマ表示のカウントダウンが行われた結果として予告演出が行われず、タイマ表示が「00:00」となったときに、大当り図柄態様が確定停止されるようにしてもよい。この場合、高信頼度表示態様のタイマ予告表示が表示される場合よりも、デフォルトの表示態様のタイマ予告表示が表示される場合の方が、タイマ予告表示におけるタイマ表示が「00:00」となって行われる予告演出が実行されやすいということができる。
また、これまでに説明した実施形態では、タイマ予告演出が行われた場合、タイマ予告表示のタイマ表示が「00:00」となった場合に、或る1つの予告演出が行われる例について説明したが、タイマ表示が「00:00」となったことを契機として、2以上の予告演出が行われる場合があってもよく、例えば、疑似連演出、保留アイコンの変化演出、予告アイテムのストック演出、スーパーリーチへの移行、最強カットイン画像CI1v等の大当り確定演出のうちの2以上の演出が1つのタイマ予告演出によって行われる場合があってもよい。また、これらの演出は、タイマ予告演出が行われることなく実行される場合があることはいうまでもない。
また、これまでに説明した演出例では、高信頼度表示態様あるいはデフォルトの表示態様のタイマ予告表示が表示され、タイマ予告表示のタイマ表示のカウントダウンが開始された後、タイマ表示が「00:00」となって予告演出が行われる例を示したが、タイマ表示が「00:00」となってタイマ予告表示が消去されるまでの時間が、高信頼度表示態様とデフォルトの表示態様とで異なるようにしてもよく、例えば、高信頼度表示態様のタイマ予告表示におけるタイマ表示が「00:00」となった後、消去されるまでの時間の方が、デフォルトの表示態様のタイマ予告表示におけるタイマ表示が「00:00」となった後、消去されるまでの時間よりも長くなるようにしてもよいし、短くなるようにしてもよいし、同じとなるようにしてもよい。特に、高信頼度表示態様のタイマ予告表示におけるタイマ表示が「00:00」となると、大当り図柄態様が確定表示されるような場合に、タイマ表示をより長く見せることができ、演出効果が高まる場合がある。
また、図253(3)〜同図(13)に示すように、高信頼度表示態様のタイマ予告表示TM1Aが表示開始されてから、タイマ表示のカウントダウンが開始されるまでに複数回の図柄変動表示を跨ぐ場合があってもよく、図253(3)〜同図(13)では、タイマ予告表示TM1Aが表示開始された後、次の図柄変動表示が開始された後でタイマ表示のカウントダウンが開始されるようにしたが、例えば、高信頼度表示態様のタイマ予告表示TM1Aが表示開始された後、次の図柄変動表示の開始から終了までも引き続き、タイマ表示のカウントダウンが開始されず、その次の図柄変動表示が開始された後で、タイマ表示のカウントダウンが開始される場合があってもよい。すなわち、高信頼度表示態様のタイマ予告表示TM1Aに係るタイマ予告演出が行われて実行される予告演出が2つ目の保留アイコンに係る図柄変動表示の実行中に行われることの先読み予告が行われる場合があってもよい。この場合、タイマ予告表示の表示が開始してからタイマ表示のカウントダウンが開始されるまでの期間が、図柄変動表示の実行時間よりも長い場合があるということができる。
また、デフォルトの表示態様のタイマ予告表示TM1あるいは高信頼度表示態様のタイマ予告表示TM1Aが表示開始された時点でのタイマ表示の示す時間が図柄変動表示の実行時間よりも長い場合があってもよい。すなわち、タイマ予告表示におけるタイマ表示のカウントダウンが行われている状態で図柄変動表示が終了し、次の図柄変動表示の開始から終了までの間も、タイマ表示のカウントダウンが継続する場合がある。例えば、タイマ予告表示が表示開始された時点でのタイマ表示が「30:00」であり、カウントダウンが開始した後で、図柄変動表示が終了する。このとき、例えば、タイマ表示は「25:00」を示しているとする。その後、例えば、10秒の変動時間である図柄変動表示が開始した場合には、その図柄変動表示の開始から終了までの期間ではタイマ表示のカウントダウンは終了しないこととなる。このように、図柄変動表示の変動時間よりもタイマ表示の示す時間の方が長い場合があってもよい。、
また、この演出例において、タイマ予告表示が表示開始されてから、タイマ表示のカウントダウンが開始されるまでの期間において、タイマ予告表示の表示位置が変更される場合があってもよいし、タイマ予告表示が拡大表示されてもよいし、縮小表示されてもよい。また、タイマ予告表示におけるタイマ表示のカウントダウンが開始した後で、タイマ予告表示の表示位置が変更される場合があってもよいし、タイマ予告表示が拡大表示されてもよいし、縮小表示されてもよい。
また、図285〜図287に示すように、装飾図柄表示装置208の他に7セグ表示装置SEGが設けられており、装飾図柄表示装置208と7セグ表示装置SEGの両方でタイマ予告表示を表示する場合には、例えば、デフォルトの表示態様のタイマ予告表示は、7セグ表示装置SEGよりも装飾図柄表示装置208の方が表示されやすく、高信頼度表示態様のタイマ予告表示については、装飾図柄表示装置208よりも7セグ表示装置SEGに表示されやすいようにしてもよい。この場合、高信頼度表示態様のタイマ予告表示を7セグ表示装置SEGに表示させる場合には、例えば、図285(5)に示すように、タイマ表示が赤色の発光態様で表示されるようにしてデフォルトの表示態様のタイマ表示と区別するようにしてもよい。
また、図284に示す演出例では、装飾図柄表示装置208と7セグ表示装置SEGの両方においてタイマ予告表示が表示されており、装飾図柄表示装置208に表示されたタイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が示す時間と7セグ表示装置SEGに表示されたタイマ予告表示におけるタイマ表示が示す時間とが同じである例が示されているが、この場合において、各タイマ予告表示のタイマ表示におけるカウントダウンが行われてタイマ表示が「00:00」となった場合に、例えば、図250(35)に示す強カットイン画像CI1aが表示されやすく、一方で、装飾図柄表示装置208と7セグ表示装置SEGのいずれか一方においてのみタイマ予告表示が表示される場合があり、この場合において当該タイマ予告表示においてタイマ表示のカウントダウンが行われてタイマ表示が「00:00」となった場合には、例えば、図241(14)に示す弱カットイン画像CI1bが表示されやすいようにしてもよい。すなわち、装飾図柄表示装置208と7セグ表示装置SEGのうちの一方においてのみタイマ予告表示が表示され、タイマ表示が「00:00」となった場合に行われる予告演出の態様よりも、装飾図柄表示装置208と7セグ表示装置SEGのうちの両方でタイマ予告表示が表示され、タイマ表示が「00:00」となった場合に行われる予告演出の態様の方が信頼度の高い態様であり、したがって、大当り図柄態様が確定表示されやすいということができる。なお、図284に示す演出例では、装飾図柄表示装置208と7セグ表示装置SEGの両方に表示されるタイマ予告表示にいて表示開始された際のタイマ表示が示す時間が同じであり、カウントダウンの実行中に表示されるタイマ表示が示す時間も同じであり、また、タイマ表示が「00:00」となるタイミングも同じとなっている。
また、図284に示す演出例において、装飾図柄表示装置208において、さらに別のタイマ予告表示が表示される場合(すなわち、装飾図柄表示装置208において、2つのタイマ予告表示が表示される場合)があってもよく、この場合、装飾図柄表示装置208に表示された2つのタイマ予告表示のうちの一方(タイマ予告表示A)のタイマ表示におけるタイマ表示が示す時間と、7セグ表示装置に表示されたタイマ予告表示におけるタイマ表示が示す時間とが同じであり、装飾図柄表示装置208に表示された2つのタイマ予告表示のうちの他方(タイマ予告表示B)のタイマ表示におけるタイマ表示が示す時間と、7セグ表示装置に表示されたタイマ表示におけるタイマ表示が示す時間とが異なる場合があってもよい。換言すれば、装飾図柄表示装置208に表示された2つのタイマ予告表示におけるタイマ表示が示す時間は互いに異なっているということもできる。この場合、タイマ予告表示Aよりもタイマ予告表示Bの方がタイマ表示の示す時間が大きい場合には、7セグ表示装置に表示されるタイマ予告表示におけるタイマ表示が示す時間は、タイマ予告表示B(タイマ表示の示す時間の大きい方)と同じにしてもよいし、タイマ予告表示A(タイマ表示の示す時間の小さい方)と同じにしてもよい。また、タイマ予告表示Bのタイマ表示におけるカウントダウンが行われてタイマ表示が「00:00」となった場合に行われる予告演出が、タイマ予告表示A及び7セグ表示装置SEGに表示されたタイマ予告表示のそれぞれのタイマ表示におけるカウントダウンが行われてタイマ表示が「00:00」となった場合に行われる予告演出と異なってもよい。なお、タイマ予告表示Aにおけるタイマ表示の示す時間と、タイマ予告表示Bにおけるタイマ表示の示す時間と、7セグ表示装置SEGに表示されるタイマ予告表示におけるタイマ表示の示す時間がそれぞれ異なっていてもよい。また、装飾図柄表示装置208に1つのタイマ予告表示を表示し、7セグ表示装置SEGに2つのタイマ予告表示を表示することができるようにしてもよい。また、この演出例では、装飾図柄表示装置208と7セグ表示装置SEGの両方でタイマ予告表示を表示する例を示しているが、例えば、同じ変動パターンであっても装飾図柄表示装置208と7セグ表示装置SEGのいずれか一方のタイマ予告表示のみが表示される場合があってもよいし、装飾図柄表示装置208と7セグ表示装置SEGのいずれもタイマ予告表示が表示されない場合があってもよい。
また、図285〜図287に示す演出例においても、装飾図柄表示装置208と7セグ表示装置SEGの両方においてタイマ予告表示が表示されており、装飾図柄表示装置208に表示されたタイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が示す時間と7セグ表示装置SEGに表示されたタイマ予告表示におけるタイマ表示が示す時間とが異なる例が示されているが、この場合では、図285(3)〜同図(11)に示すように、装飾図柄表示装置208に表示されたタイマ予告表示TM1のタイマ表示におけるカウントダウンが行われてタイマ表示が「00:00」になると、第一の保留アイコンh11の表示態様がデフォルトの表示態様からサボハニの表示態様(先読み予告の表示態様)に変化する一方、図285(5)〜図287(28)に示すように、7セグ表示装置SEGに表示されたタイマ予告表示のタイマ表示におけるカウントダウンが行われてタイマ表示が「00:00」になると、服が破けた番長のキャラクタが登場するプレミア予告が行われている様子が示されている。すなわち、装飾図柄表示装置208に表示されたタイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンが行われてタイマ表示が「00:00」となったときに表示される予告演出と、7セグ表示装置SEGに表示されたタイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンが行われてタイマ表示が「00:00」となったときに表示される予告演出とが異なっているということができる。なお、両者の予告演出が同じであってもよい。また、この演出例では、装飾図柄表示装置208において表示されたタイマ予告表示TM1が表示開始された時点におけるタイマ表示の示す時間(例えば、「10:00」)と、7セグ表示装置SEGにおいて表示されたタイマ予告表示が表示開始された時点におけるタイマ表示の示す時間(例えば、「30:00」)とが異なっており、7セグ表示装置SEGに表示されるタイマ予告表示における表示開始時のタイマ表示の示す時間の方が長くなっているが、装飾図柄表示装置208に表示されるタイマ予告表示TM1における表示開始時のタイマ表示が示す時間の方が長い場合があってもよい。また、装飾図柄表示装置208において表示されるタイマ予告表示TM1が表示開始されるタイミングと7セグ表示装置SEGにおいて表示されるタイマ予告表示が表示開始されるタイミングが異なっているが、同じ場合があってもよい。また、図285(5)〜図287(28)に示す7セグ表示装置SEGに表示されたタイマ予告表示の態様は、図286(24)に示すように、カウントダウンの途中で表示態様がレインボーの表示態様に変化しており、これにより大当り図柄が確定表示されることを報知するようにしてもよい。なお、この演出例では、装飾図柄表示装置208と7セグ表示装置SEGの両方でタイマ予告表示を表示する例を示しているが、例えば、同じ変動パターンであっても装飾図柄表示装置208と7セグ表示装置SEGのいずれか一方のタイマ予告表示のみが表示される場合があってもよいし、装飾図柄表示装置208と7セグ表示装置SEGのいずれもタイマ予告表示が表示されない場合があってもよい。
また、図285〜図287に示す演出例では、装飾図柄表示装置208においてタイマ予告表示TM1が表示開始された後で7セグ表示装置SEGにおいてタイマ表示が表示開始され、装飾図柄表示装置208に表示されたタイマ予告表示TM1のタイマ表示が「00:00」になって予告演出が行われた後、7セグ表示装置SEGに表示されたタイマ予告表示TM1のタイマ表示が「00:00」になって予告演出が行われる例を示したが、例えば、7セグ表示装置SEGにおいてタイマ予告表示が表示開始された後に装飾図柄表示装置208においてタイマ予告表示TM1が表示開始された後、装飾図柄表示装置208に表示されたタイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「00:00」になって予告演出が行われ、その後に、7セグ表示装置SEGに表示されたタイマ予告表示におけるタイマ表示が「00:00」になって予告演出が行われる場合があってもよい。具体的には、最初に7セグ表示装置SEGにタイマ表示が「30:00」であるタイマ予告表示が表示され、タイマ表示のカウントダウンが開始される。その後、装飾図柄表示装置208にタイマ表示が「05:00」であるタイマ予告表示TM1が表示され、タイマ表示のカウントダウンが開始される。すると、7セグ表示装置SEGにおけるタイマ予告表示よりも先に装飾図柄表示装置208におけるタイマ予告表示TM1の方が早くタイマ表示が「00:00」となり、これに係る予告演出が開始される。このとき、7セグ表示装置SEGにおけるタイマ予告表示ではタイマ表示のカウントダウンが継続している。その後、7セグ表示装置SEGにおけるタイマ予告表示のタイマ表示が「00:00」となり、これに係る予告演出が開始されるようになる。なお、最初に装飾図柄表示装置208にタイマ予告表示TM1が表示された後に7セグ表示装置にタイマ予告表示が表示され、その後、7セグ表示装置SEGに表示されたタイマ予告表示のタイマ表示が「00:00」となって予告演出が行われた後で装飾図柄表示装置208に表示されたタイマ予告表示TM1のタイマ表示が「00:00」となって予告演出が行われてもよい。また、最初に7セグ表示装置SEGにタイマ予告表示が表示された後に装飾図柄表示装置208にタイマ予告表示TM1が表示され、その後、7セグ表示装置SEGに表示されたタイマ予告表示のタイマ表示が「00:00」となって予告演出が行われた後で装飾図柄表示装置208に表示されたタイマ予告表示TM1のタイマ表示が「00:00」となって予告演出が行われてもよい。
また、この演出例では、タイマ予告表示におけるタイマ表示のカウントダウンが行われた結果、「00:00」となったことを契機として予告演出が行われる例について説明したが、例えば、高信頼度表示態様のタイマ予告表示によるタイマ予告演出が行われる場合において、タイマ予告表示におけるタイマ表示のカウントダウンの途中で(すなわち、タイマ表示が「00:00」となる前に)予告演出が開始され、タイマ表示が「00:00」となる前にタイマ予告表示が終了する場合があってもよい。また、タイマ予告表示が表示された後、タイマ表示のカウントダウンが開始する前に予告演出が開始され、タイマ表示のカウントダウンが開始する前にタイマ予告表示が終了する場合があってもよい。このことは、特に大当り確定の演出が行われる場合に効果的である場合がある。また、デフォルトの表示態様のタイマ予告表示によるタイマ予告演出においても、タイマ表示のカウントダウンの途中で予告演出が開始される場合があってもよい。また、タイマ予告表示が表示開始された後、タイマ表示のカウントダウンの途中でタイマ予告表示が消去されて予告演出が行われない場合があってもよいし、タイマ予告表示が表示開始された後、タイマ表示のカウントダウンが開始する前にタイマ予告表示が消去されて予告演出が行われない場合があってもよい。すなわち、高信頼度表示態様のタイマ予告表示が表示されたにも拘らず、タイマ予告表示におけるタイマ表示のカウントダウンの開始前あるいはカウントダウン中に消去されて予告演出が行われない偽のタイマ予告演出が行われる場合があってもよい。この場合、タイマ予告表示におけるタイマ表示においてカウントダウンが行われ、タイマ表示が「00:00」となった場合の方が、予告演出が行われやすいことになる。換言すれば、高信頼度表示態様のタイマ予告表示が表示されたにも拘らず、タイマ予告表示におけるタイマ表示のカウントダウンの開始前あるいはカウントダウン中に消去された場合には、予告演出は行われず、高信頼度表示態様のタイマ予告表示が表示されてタイマ表示のカウントダウンが行われ、タイマ表示が「00:00」となった場合には、予告演出が必ず行われるようにしてもよい。なお、タイマ予告表示が表示されたにも拘らず、タイマ予告表示のカウントダウンの開始前あるいはカウントダウン中に消去された場合でも予告演出が行われる場合があってもよいし、タイマ予告表示が表示されて、タイマ予告表示におけるタイマ表示のカウントダウンが行われ、タイマ表示が「00:00」となった場合でも予告演出が行われない場合があってもよい。また、高信頼度表示態様のタイマ予告表示が表示されたにも拘らず、タイマ予告表示におけるタイマ表示のカウントダウンの開始前あるいはカウントダウン中に消去される場合において、タイマ予告表示の表示態様が変化するようにしてもよく、例えば、タイマ表示の表示色が黒から虹色に変化したり、タイマ予告表示の背景や枠部の色が変化するようにしてもよい。なお、高信頼度表示態様のタイマ予告表示が表示されたにも拘らず、タイマ予告表示におけるタイマ表示のカウントダウンの開始前あるいはカウントダウン中に消去される場合には、大当り図柄態様が確定表示されるようにしてもよい。以上のことは、デフォルトの表示態様のタイマ予告表示においても適用してもよい。
また、高信頼度表示態様のタイマ予告表示が表示されて、タイマ予告表示におけるタイマ表示のカウントダウンが開始する前に消去する場合は、その表示時間を、デフォルトの表示態様のタイマ予告表示が表示されてからタイマ表示のカウントダウンが開始する場合に、タイマ予告表示が表示されてからタイマ表示のカウントダウンの開始までの時間よりも長くするようにしてもよいし、短くするようにしてもよいし、同じ時間にしてもよい。
また、高信頼度表示態様のタイマ予告表示が表示されて、タイマ予告表示におけるタイマ表示のカウントダウンが開始する前に消去する場合は、その表示時間が、タイマ予告表示におけるタイマ表示に示される時間に対応する期間よりも長いようにしてもよい。具体的には、例えば、高信頼度表示態様のタイマ予告表示が表示されたときのタイマ表示に示される時間が「07:77」といったプレミア予告として表示される時間である場合であって、タイマ表示のカウントダウンが開始する前に消去される場合、タイマ予告表示が表示開始されてから消去されるまでの時間を7.77秒よりも長い10秒としてもよい。なお、高信頼度表示態様のタイマ予告表示が表示されて、タイマ予告表示におけるタイマ表示のカウントダウンが開始する前に消去する場合において、その表示時間が、タイマ予告表示におけるタイマ表示に示される時間に対応する期間よりも短くなるようにしてもよいし、同じになるようにしてもよい。なお、この都は、デフォルトの表示態様のタイマ予告表示においても適用可能である。
また、高信頼度表示態様のタイマ予告表示が表示されて、タイマ予告表示におけるタイマ表示のカウントダウンが開始する場合に、タイマ予告表示が表示されてタイマ表示のカウントダウンが開始するまでの時間を、デフォルトの表示態様のタイマ予告表示が表示されて、タイマ予告表示におけるタイマ表示のカウントダウンが開始するまでの時間よりも長くするようにしてもよいし、短くするようにしてもよいし、同じ時間にしてもよい。
なお、以上の説明では、例えば、高信頼度表示態様のタイマ予告表示に係るタイマ予告演出が行われた結果として実行される予告演出が或る予告演出(例えば、最強カットイン画像CI1vの表示)であり、デフォルトの表示態様のタイマ予告表示に係るタイマ予告演出が行われた結果として実行される予告演出が或る予告演出とは別の或る予告演出(例えば、疑似連演出)である場合に、これらの演出が入れ替わる関係であってもよい。すなわち、高信頼度表示態様のタイマ予告表示に係るタイマ予告演出が行われた結果として実行される予告演出が疑似連演出であり、デフォルトの表示態様のタイマ予告表示に係るタイマ予告演出が行われた結果として実行される予告演出が最強カットイン画像CI1vの表示であってもよい。
また、高信頼度表示態様のタイマ予告表示に係るタイマ予告演出が行われた結果として実行される予告演出と、デフォルトの表示態様のタイマ予告表示に係るタイマ予告演出が行われた結果として実行される予告演出が同じである場合があってもよい。
この演出パターンにおける説明では、装飾図柄の変動表示において実行される演出例を参照しながら説明したが、例えば、図386〜図407に示すように、大当り遊技中におけるタイマ予告演出についても適用することができる。
以上の記載では、
『 表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208等]を備えた遊技台であって、
前記表示手段は、タイマ表示[例えば、図239(3)に示すタイマ予告表示TM1等]を表示可能な手段であり、
前記タイマ表示は、時間の表示[例えば、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示等]を含む表示であり、
前記タイマ表示の表示が開始された後で或る条件[例えば、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「00:00」となった場合等]が成立したことに応じて或る演出(以下、「第一の演出[例えば、図239(9)に示す疑似連演出、図243(9)に示す強サボハニ群予告、図246(6)に示す保留変化、図350(35)に示す強カットイン画像CI1aの表示、図252(35a)に示す最強カットイン画像CI1vの表示等]」という。)が開始される場合があり、
前記タイマ表示は、複数の態様のうちのいずれかの態様で表示される表示であり、
前記複数の態様のうちの一つは、第一の態様[例えば、図247(19)に示すデフォルトの表示態様等]であり、
前記複数の態様のうちの一つは、第二の態様[例えば、図246(3)に示す高信頼度表示態様等]であり、
前記第二の態様の前記タイマ表示(以下、「第二のタイマ表示[例えば、図246(3)に示す高信頼度表示態様のタイマ予告表示TM1A等]」という。)の表示が開始された場合は、前記第一の演出が必ず開始され[例えば、図246(3)〜同図(7)に示すように、高信頼度表示態様のタイマ予告表示TM1Aにかかるタイマ予告演出では、タイマ表示が「00:00」となると保留変化が必ず行われる等]、
前記第一の態様の前記タイマ表示(以下、「第一のタイマ表示[例えば、図247(19)に示すデフォルトの表示態様のタイマ予告表示TM1等]」という。)と前記第二のタイマ表示は、前記時間の表示の表示が開始されてから該時間の表示の表示の変化が開始する前の期間(以下、「第一の期間」という。)において少なくとも一部で態様が異なる[例えば、図247(19)に示すデフォルトの表示態様のタイマ予告表示TM1と図246(3)に示す高信頼度表示態様のタイマ予告表示TM1Aでは、表示開始時において表示態様が異なっている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
従来の遊技台では、表示手段に改良の余地があったが、この遊技台によれば、表示手段に特徴を持った遊技台を提供することができる。
ここで、表示手段は、タイマ表示のみを表示可能なものであってもよいし、タイマ表示以外の表示も表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、タイマ表示を必ず表示するものであってもよいし、タイマ表示を表示しない場合があるものであってもよい。
また、タイマ表示は、時間の表示のみを含むものであってもよいし、時間の表示以外の表示も含むものであってもよい。また、タイマ表示は、時間の表示を必ず含むものであってもよいし、時間の表示を含まない場合があるものであってもよい。
また、タイマ表示の表示が開始された後で或る条件が成立したことに応じて第一の演出のみが開始される場合があってもよいし、タイマ表示の表示が開始された後で或る条件が成立したことに応じて第一の演出以外の演出も開始される場合があってもよい。また、タイマ表示の表示が開始された後で或る条件が成立したことに応じて第一の演出が必ず開始されてもよいし、タイマ表示の表示が開始された後で或る条件が成立したことに応じて第一の演出が開始されない場合があってもよい。
タイマ表示の表示が開始された後で或る条件が成立したことのみに応じて第一の演出が開始される場合があってもよいし、タイマ表示の表示が開始された後で或る条件が成立したこと以外のことにも応じて第一の演出が開始される場合があってもよい。
また、タイマ表示は、複数の態様のうちのいずれかの態様でのみ表示されるものであってもよいし、複数の態様のうちのいずれかの態様以外の態様でも表示されるものであってもよい。また、タイマ表示は、複数の態様のうちのいずれかの態様で必ず表示されるものであってもよいし、複数の態様のうちのいずれかの態様で表示されない場合があるものであってもよい。
また、第二のタイマ表示の表示が開始された場合は、第一の演出のみが必ず開始されてもよいし、第二のタイマ表示の表示が開始された場合は、第一の演出以外の演出も必ず開始されてもよい。また、第二のタイマ表示の表示が開始された場合にのみ、第一の演出が必ず開始されてもよいし、第二のタイマ表示の表示が開始された場合以外の場合にも、第一の演出が必ず開始されてもよい。
また、第一のタイマ表示と第二のタイマ表示は、第一の期間においてのみ少なくとも一部で態様が異なってもよいし、第一のタイマ表示と第二のタイマ表示は、第一の期間以外の期間においても少なくとも一部で態様が異なってもよい。また、第一のタイマ表示と第二のタイマ表示は、第一の期間において少なくとも一部で必ず態様が異なってもよいし、第一のタイマ表示と第二のタイマ表示は、第一の期間において少なくとも一部で態様が異ならない場合があってもよい。
なお、第一のタイマ表示と第二のタイマ表示は、第一の期間における一部で態様が異なってもよいし、第一のタイマ表示と第二のタイマ表示は、第一の期間における全部で態様が異なってもよい。
また、『 前記第一の期間において、前記第一のタイマ表示の前記時間の表示は、第一の時間を表す表示(以下、「第一の時間表示[例えば、図247(19)に示すデフォルトの表示態様のタイマ予告表示TM1のタイマ表示における「5:00」の表示等]」という。)であり、
前記第一の期間において、前記第二のタイマ表示の前記時間の表示は、第二の時間を表す表示(以下、「第二の時間表示[例えば、図290(a)に示す「7:77」のタイマ表示等]」という。)であり、
前記第一の時間表示は、或る位[例えば、一の位等]よりも下位の位[例えば、小数点以下の位等]の値が0であることを表す表示であり、
前記第二の時間表示は、前記或る位よりも下位の位の値が或る値[例えば、「77」等]であることを表す表示であり、
前記或る値は、0以外の値である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、タイマ表示の値を特別な値とするプレミアタイマとすることで、事前に或る演出が開始されることを遊技者が認識できるので、遊技の興趣を高めることができる場合がある。
また、『 「或る位よりも下位の位の値」とは、「小数点以下の値」のことである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記第一のタイマ表示の前記時間の表示の色は、第一の色[例えば、黒色等]であり、
前記第二のタイマ表示の前記時間の表示の色は、第二の色[例えば、赤色等]であり、
前記第一の色と前記第二の色は、異なる色である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第一の色と第二の色は、一部が異なる色であってもよいし、全部が異なる色であってもよい。
なお、第一の色は、一色から構成されてもよいし、二色以上により構成されてもよい。また、第二の色は、一色から構成されてもよいし、二色以上により構成されてもよい。
また、『 前記第一のタイマ表示は、前記時間の表示と該時間の表示を囲む枠表示を含む表示であり、
前記第二のタイマ表示は、前記時間の表示と該時間の表示を囲む枠表示を含む表示であり、
前記第一のタイマ表示の枠表示の色は、第三の色[例えば、白色等]であり、
前記第二のタイマ表示の枠表示の色は、第四の色[例えば、赤色等]であり、
前記第三の色と前記第四の色は、異なる色である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第一のタイマ表示は、時間の表示と時間の表示を囲む枠表示のみを含むものであってもよいし、時間の表示と時間の表示を囲む枠表示以外の表示も含むものであってもよい。また、第一のタイマ表示は、時間の表示と時間の表示を囲む枠表示を必ず含むものであってもよいし、時間の表示と時間の表示を囲む枠表示を含まない場合があるものであってもよい。
また、第二のタイマ表示は、時間の表示と時間の表示を囲む枠表示のみを含むものであってもよいし、時間の表示と時間の表示を囲む枠表示以外の表示も含むものであってもよい。また、第二のタイマ表示は、時間の表示と時間の表示を囲む枠表示を必ず含むものであってもよいし、時間の表示と時間の表示を囲む枠表示を含まない場合があるものであってもよい。
また、第三の色と第四の色は、一部が異なる色であってもよいし、全部が異なる色であってもよい。
なお、第三の色は、一色から構成されてもよいし、二色以上により構成されてもよい。また、第四の色は、一色から構成されてもよいし、二色以上により構成されてもよい。
また、『 前記第一のタイマ表示における前記時間の表示のサイズは、第一のサイズ[例えば、デフォルトのサイズ等]であり、
前記第二のタイマ表示における前記時間の表示のサイズは、第二のサイズ[例えば、デフォルトのサイズよりも大きいサイズ等]であり、
前記第一のサイズと前記第二のサイズは、異なるサイズである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
なお、第一のサイズよりも第二のサイズの方が大きくてもよいし、第二のサイズよりも第一のサイズの方が大きくてもよい。
また、『 前記第一のタイマ表示の表示が開始された場合に、前記第一の演出とは別の或る演出[例えば、図239(9)に示す疑似連演出、図243(9)に示す強サボハニ群予告、図246(6)に示す保留変化、図350(35)に示す強カットイン画像CI1aの表示等]が開始される場合がある、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一のタイマ表示に対する期待感を持たせることができる場合がある。
ここで、第一のタイマ表示の表示が開始された場合に、第一の演出とは別の或る演出のみが開始される場合があってもよいし、第一のタイマ表示の表示が開始された場合に、第一の演出とは別の或る演出以外の演出が開始される場合があってもよい。また、第一のタイマ表示の表示が開始された場合に、第一の演出とは別の或る演出が必ず開始されてもよいし、第一のタイマ表示の表示が開始された場合に、第一の演出とは別の或る演出が開始されない場合があってもよい。
また、第一のタイマ表示の表示が開始された場合にのみ、第一の演出とは別の或る演出が開始される場合があってもよいし、第一のタイマ表示の表示が開始された場合以外の場合にも、第一の演出とは別の或る演出が開始される場合があってもよい。
また、『 前記第一のタイマ表示の表示が開始された場合に、前記第一の演出が開始される場合がある[例えば、図247(19)に示すデフォルトの表示態様のタイマ予告表示TM1Aが表示された場合に、特定の予告演出(例えば、図252(35a)に示す最強カットイン画像CI1vの表示)が行われる場合がある等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一のタイマ表示に対する期待感を持たせることができる場合がある。
ここで、第一のタイマ表示の表示が開始された場合に、第一の演出のみが開始される場合があってもよいし、第一のタイマ表示の表示が開始された場合に、第一の演出以外の演出が開始される場合があってもよい。また、第一のタイマ表示の表示が開始された場合に、第一の演出が必ず開始されてもよいし、第一のタイマ表示の表示が開始された場合に、第一の演出が開始されない場合があってもよい。
また、第一のタイマ表示の表示が開始された場合にのみ、第一の演出が開始される場合があってもよいし、第一のタイマ表示の表示が開始された場合以外の場合にも、第一の演出が開始される場合があってもよい。
また、『 前記第二のタイマ表示の表示が開始された場合にのみ、前記第一の演出が開始される[例えば、図246(3)に示す高信頼度表示態様のタイマ予告表示TM1Aが表示された場合にのみ、特定の予告演出(例えば、図252(35a)に示す最強カットイン画像CI1vの表示)が行われる等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第二のタイマ表示に対する期待感を持たせることができる場合がある。
ここで、第二のタイマ表示の表示が開始された場合にのみ、第一の演出のみが開始されてもよいし、第二のタイマ表示の表示が開始された場合にのみ、第一の演出以外の演出が開始されてもよい。また、第二のタイマ表示の表示が開始された場合にのみ、第一の演出が必ず開始されてもよいし、第二のタイマ表示の表示が開始された場合にのみ、第一の演出が開始されない場合があってもよい。
また、『 前記第一の演出は、疑似連の演出[例えば、図239(7)〜同図(9)に示す疑似連の演出等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記第一の演出は、先読み予告の演出[例えば、図246(6)〜同図(7)に示す保留アイコンの表示態様の変化演出等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記第一の演出は、予告アイコンがストックされる演出[例えば、図253(9)〜同図(10)に示す予告アイテムとしての姫のキャラクタHMEがストックされる演出等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記第一の演出は、或るスーパーリーチ演出[例えば、図237(15)〜同図(19)に示すスーパーリーチ(剣豪リーチ)の演出等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記第一の演出は、図柄変動表示で大当り図柄態様が確定表示されることを報知する演出[例えば、図252(35a)に示す最強カットイン画像CI1vの表示等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記第一の演出は、疑似連の演出、先読み予告の演出、予告アイコンがストックされる演出、或るスーパーリーチ演出、及び、図柄変動表示で大当り図柄態様が確定表示されることを報知する演出のうちのいずれか一つの演出又は二以上の演出である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
なお、第一の演出として複数の演出が実行される場合は、各演出が同時に開始してもよいし、開始タイミングが異なっていてもよい。また、実行される演出の数は、1つ及び2つに限らず3つ以上であってもよいし、疑似連の演出、先読み予告の演出、予告アイコンがストックされる演出、或るスーパーリーチ演出、及び、図柄変動表示で大当り図柄態様が確定表示されることを報知する演出の全部が行われてもよい。
また、『 前記第一の演出として大当り図柄態様が確定表示される[例えば、タイマ予告表示におけるタイマ表示が「00:00」になると、「装飾7−装飾7−装飾7」の装飾図柄の組み合わせが表示される等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記表示手段は、装飾図柄変動表示を表示可能な手段であり[例えば、図246(2)〜同図(12)に示すように、装飾図柄表示装置208において装飾図柄の変動表示が行われている等]、
前記装飾図柄変動表示の表示中に前記タイマ表示の表示が開始される場合がある[例えば、図246(2)〜同図(3)に示すように、装飾図柄の変動表示中に高信頼度表示態様のタイマ予告表示TM1Aによるタイマ予告演出が開始されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、表示手段は、装飾図柄変動表示のみを表示可能なものであってもよいし、装飾図柄変動表示以外の表示も標示可能なものであってもよい。また、表示手段は、装飾図柄変動表示を必ず表示するものであってもよいし、装飾図柄変動表示を表示しない場合があるものであってもよい。
また、装飾図柄変動表示の表示中にタイマ表示の表示のみが開始される場合があってもよいし、装飾図柄変動表示の表示中にタイマ表示以外の表示の表示が開始される場合があってもよい。また、装飾図柄変動表示の表示中にタイマ表示の表示が必ず開始されてもよいし、装飾図柄変動表示の表示中にタイマ表示の表示が開始されない場合があってもよい。
また、装飾図柄変動表示の表示中にのみタイマ表示の表示が開始される場合があってもよいし、装飾図柄変動表示の表示中以外にもタイマ表示の表示が開始される場合があってもよい。例えば、大当り遊技中や図柄変動表示の行われていない待機状態中においてタイマ表示の表示が開始される場合があってもよい。
また、『 前記第二のタイマ表示の前記第一の期間における前記時間の表示が表している時間が、図柄変動表示の実行時間よりも長い時間である場合がある[例えば、高信頼度表示態様のタイマ予告表示TM1Aが表示開始されたときにおけるタイマ表示の示す時間が「30:00」であり、図柄変動表示の実行時間が10秒の場合がある等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第二のタイマ表示の第一の期間における時間の表示が表している時間のみが、図柄変動表示の実行時間よりも長い時間である場合があってもよいし、第二のタイマ表示の第一の期間における時間の表示が表している時間以外の時間が、図柄変動表示の実行時間よりも長い時間である場合があってもよい。また、第二のタイマ表示の第一の期間における時間の表示が表している時間が、図柄変動表示の実行時間よりも必ず長い時間であってもよいし、第二のタイマ表示の第一の期間における時間の表示が表している時間が、図柄変動表示の実行時間よりも長い時間でない場合があってもよい。
また、『 第二の表示手段[例えば、図284に示す7セグ表示装置SEG等]を備え、
前記表示手段は、第一の表示手段[例えば、図284に示す装飾図柄表示装置208等]のことであり、
前記第一のタイマ表示は、前記第二の表示手段よりも前記第一の表示手段の方が表示されやすく、
前記第二のタイマ表示は、前記第一の表示手段よりも前記第二の表示手段の方が表示されやすい、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第一のタイマ表示は、第一の表示手段にのみ表示されてもよいし、第一の表示手段に表示される場合と第二の表示手段に表示される場合があってもよい。
また、第二のタイマ表示は、第二の表示手段にのみ表示されてもよいし、第一の表示手段に表示される場合と第二の表示手段に表示される場合があってもよい。
また、『 前記或る条件とは、前記時間の表示が或る時間を表す表示[例えば、「00:00」の表示等]になったことであり、
前記或る時間とは、0を示す時間のことである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
なお、第一の演出が開始される或る条件は、時間の表示が或る時間を表す表示になったこと以外の条件であってもよい。
また、『 前記第二のタイマ表示の表示が開始された後に、前記時間の表示が前記或る時間を表す表示となる前に前記第一の演出が開始される場合がある[例えば、高信頼度表示態様のタイマ予告表示TM1Aのタイマ表示におけるタイマのカウントダウンの実行中に、例えば、図252(35a)に示す最強カットイン画像CI1vが表示される場合がある等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第二のタイマ表示の表示が開始された後に、時間の表示が或る時間を表す表示となる前に第一の演出のみが開始される場合があってもよいし、第二のタイマ表示の表示が開始された後に、時間の表示が或る時間を表す表示となる前に第一の演出以外の演出が開始される場合があってもよい。また、第二のタイマ表示の表示が開始された後に、時間の表示が或る時間を表す表示となる前に第一の演出が必ず開始されてもよいし、第二のタイマ表示の表示が開始された後に、時間の表示が或る時間を表す表示となる前に第一の演出が開始されない場合があってもよい。
また、第二のタイマ表示の表示が開始された後に、時間の表示が或る時間を表す表示となる前にのみ第一の演出が開始される場合があってもよいし、第二のタイマ表示の表示が開始された後に、時間の表示が或る時間を表す表示となる前以外にも第一の演出が開始される場合があってもよい。
また、第二のタイマ表示の表示が開始された後にのみ、時間の表示が或る時間を表す表示となる前に第一の演出が開始される場合があってもよいし、第二のタイマ表示の表示が開始された後以外にも、時間の表示が或る時間を表す表示となる前に第一の演出が開始される場合があってもよい。
また、『 前記遊技台は、ぱちんこ機[例えば、図1に示すパチンコ機100等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、以上の記載では、
『 表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208等]を備えた遊技台であって、
前記表示手段は、タイマ表示[例えば、図239(3)に示すタイマ予告表示TM1等]を表示可能な手段であり、
前記タイマ表示は、時間の表示[例えば、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示等]を含む表示であり、
前記タイマ表示の表示が開始された後で或る条件[例えば、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「00:00」となった場合等]が成立したことに応じて或る演出(以下、「第一の演出[例えば、図252(35a)に示す最強カットイン画像CI1vの表示等]」という。)が開始される場合があり、
前記タイマ表示は、複数の態様のうちのいずれかの態様で表示される表示であり、
前記複数の態様のうちの一つは、第一の態様[例えば、図247(19)に示すデフォルトの表示態様等]であり、
前記複数の態様のうちの一つは、第二の態様[例えば、図246(3)に示す高信頼度表示態様等]であり、
前記第一の態様の前記タイマ表示(以下、「第一のタイマ表示[例えば、図247(19)に示すデフォルトの表示態様のタイマ予告表示TM1等]」という。)の表示が開始された場合は、前記第一の演出とは別の或る演出[例えば、図257(6)〜同図(7)に示す保留アイコンの表示態様の変化演出等]が開始される場合があり、
前記第二の態様の前記タイマ表示(以下、「第二のタイマ表示[例えば、図246(3)に示す高信頼度表示態様のタイマ予告表示TM1A等]」という。)の表示が開始された場合は、前記第一の演出が必ず開始され[例えば、高信頼度表示態様のタイマ予告表示TM1Aにかかるタイマ予告演出では、タイマ表示が「00:00」となると最強カットイン画像CI1vが必ず表示される等]、
前記第一のタイマ表示と前記第二のタイマ表示は、前記時間の表示の表示が開始されてから該時間の表示の表示の変化が開始するまでの期間(以下、「第一の期間」という。)において少なくとも一部で態様が異なる[例えば、図247(19)に示すデフォルトの表示態様のタイマ予告表示TM1と図246(3)に示す高信頼度表示態様のタイマ予告表示TM1Aでは、表示開始時において表示態様が異なっている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
従来の遊技台では、表示手段に改良の余地があったが、この遊技台によれば、表示手段に特徴を持った遊技台を提供することができる。
ここで、表示手段は、タイマ表示のみを表示可能なものであってもよいし、タイマ表示以外の表示も表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、タイマ表示を必ず表示するものであってもよいし、タイマ表示を表示しない場合があるものであってもよい。
また、タイマ表示は、時間の表示のみを含むものであってもよいし、時間の表示以外の表示も含むものであってもよい。また、タイマ表示は、時間の表示を必ず含むものであってもよいし、時間の表示を含まない場合があるものであってもよい。
また、タイマ表示の表示が開始された後で或る条件が成立したことに応じて第一の演出のみが開始される場合があってもよいし、タイマ表示の表示が開始された後で或る条件が成立したことに応じて第一の演出以外の演出も開始される場合があってもよい。また、タイマ表示の表示が開始された後で或る条件が成立したことに応じて第一の演出が必ず開始されてもよいし、タイマ表示の表示が開始された後で或る条件が成立したことに応じて第一の演出が開始されない場合があってもよい。
また、タイマ表示の表示が開始された後で或る条件が成立したことのみに応じて第一の演出が開始される場合があってもよいし、タイマ表示の表示が開始された後で或る条件が成立したこと以外のことにも応じて第一の演出が開始される場合があってもよい。
また、タイマ表示は、複数の態様のうちのいずれかの態様でのみ表示されるものであってもよいし、複数の態様のうちのいずれかの態様以外の態様でも表示されるものであってもよい。また、タイマ表示は、複数の態様のうちのいずれかの態様で必ず表示されるものであってもよいし、複数の態様のうちのいずれかの態様で表示されない場合があるものであってもよい。
また、第一のタイマ表示の表示が開始された場合は、第一の演出とは別の或る演出のみが開始される場合があってもよいし、第一のタイマ表示の表示が開始された場合は、第一の演出とは別の或る演出以外の演出が開始される場合があってもよい。また、第一のタイマ表示の表示が開始された場合は、第一の演出とは別の或る演出が必ず開始されてもよいし、第一のタイマ表示の表示が開始された場合は、第一の演出とは別の或る演出が開始されない場合があってもよい。
また、第二のタイマ表示の表示が開始された場合は、第一の演出のみが必ず開始されてもよいし、第二のタイマ表示の表示が開始された場合は、第一の演出以外の演出も必ず開始されてもよい。また、第二のタイマ表示の表示が開始された場合にのみ、第一の演出が必ず開始されてもよいし、第二のタイマ表示の表示が開始された場合以外の場合にも、第一の演出が必ず開始されてもよい。
また、第一のタイマ表示と第二のタイマ表示は、第一の期間においてのみ少なくとも一部で態様が異なってもよいし、第一のタイマ表示と第二のタイマ表示は、第一の期間以外の期間においても少なくとも一部で態様が異なってもよい。また、第一のタイマ表示と第二のタイマ表示は、第一の期間において少なくとも一部で必ず態様が異なってもよいし、第一のタイマ表示と第二のタイマ表示は、第一の期間において少なくとも一部で態様が異ならない場合があってもよい。
なお、第一のタイマ表示と第二のタイマ表示は、第一の期間における一部で態様が異なってもよいし、第一のタイマ表示と第二のタイマ表示は、第一の期間における全部で態様が異なってもよい。
また、『 前記第一のタイマ表示と前記第二のタイマ表示のうちの少なくとも一方は、前記第一の期間において表示位置が移動する場合がある、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、遊技者にタイマ表示が表示されたことに気づきやすくすることができる場合がある。
ここで、第一のタイマ表示と第二のタイマ表示のうちの少なくとも一方は、第一の期間において表示位置のみが移動する場合があってもよいし、第一のタイマ表示と第二のタイマ表示のうちの少なくとも一方は、第一の期間において表示位置以外の位置が移動する場合があってもよい。また、第一のタイマ表示と第二のタイマ表示のうちの少なくとも一方は、第一の期間において表示位置が必ず移動してもよいし、第一のタイマ表示と第二のタイマ表示のうちの少なくとも一方は、第一の期間において表示位置が移動しない場合があってもよい。
また、第一のタイマ表示と第二のタイマ表示のうちの少なくとも一方は、第一の期間においてのみ表示位置が移動する場合があってもよいし、第一のタイマ表示と第二のタイマ表示のうちの少なくとも一方は、第一の期間以外の期間においても表示位置が移動する場合があってもよい。
また、第一のタイマ表示のみが第一の期間において表示位置が移動する場合があってもよいし、第二のタイマ表示のみ第一の期間において表示位置が移動する場合があってもよいし、第一のタイマ表示と第二のタイマ表示の両方が第一の期間において表示位置が移動する場合があってもよい。
また、『 前記第一のタイマ表示の表示が開始された場合に、前記第一の演出が開始される場合がある[例えば、図247(19)に示すデフォルトの表示態様のタイマ予告表示TM1Aが表示された場合に、図252(35a)に示す最強カットイン画像CI1vの表示が行われる場合がある等]、
ことを特徴とする遊技台。』
この遊技台によれば、第一のタイマ表示に対する期待感を持たせることができる場合がある。
ここで、第一のタイマ表示の表示が開始された場合に、第一の演出のみが開始される場合があってもよいし、第一のタイマ表示の表示が開始された場合に、第一の演出以外の演出が開始される場合があってもよい。また、第一のタイマ表示の表示が開始された場合に、第一の演出が必ず開始されてもよいし、第一のタイマ表示の表示が開始された場合に、第一の演出が開始されない場合があってもよい。
また、第一のタイマ表示の表示が開始された場合にのみ、第一の演出が開始される場合があってもよいし、第一のタイマ表示の表示が開始された場合以外の場合にも、第一の演出が開始される場合があってもよい。
また、『 前記第二のタイマ表示の表示が開始された場合にのみ、前記第一の演出が開始される[例えば、図246(3)に示す高信頼度表示態様のタイマ予告表示TM1Aが表示された場合にのみ、図252(35a)に示す最強カットイン画像CI1vの表示が行われる等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第二のタイマ表示に対する期待感を持たせることができる場合がある。
ここで、第二のタイマ表示の表示が開始された場合にのみ、第一の演出のみが開始されてもよいし、第二のタイマ表示の表示が開始された場合にのみ、第一の演出以外の演出が開始されてもよい。また、第二のタイマ表示の表示が開始された場合にのみ、第一の演出が必ず開始されてもよいし、第二のタイマ表示の表示が開始された場合にのみ、第一の演出が開始されない場合があってもよい。
また、『 前記第一の演出は、疑似連の演出[例えば、図239(7)〜同図(9)に示す疑似連の演出等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記第一の演出は、先読み予告の演出[例えば、図246(6)〜同図(7)に示す保留アイコンの表示態様の変化演出等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記第一の演出は、予告アイコンがストックされる演出[例えば、図253(9)〜同図(10)に示す予告アイテムとしての姫のキャラクタHMEがストックされる演出等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記第一の演出は、或るスーパーリーチ演出[例えば、図237(15)〜同図(19)に示すスーパーリーチ(剣豪リーチ)の演出等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記第一の演出は、図柄変動表示で大当り図柄態様が確定表示されることを報知する演出[例えば、図252(35a)に示す最強カットイン画像CI1vの表示等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記第一の演出は、疑似連の演出、先読み予告の演出、予告アイコンがストックされる演出、或るスーパーリーチ演出、及び、図柄変動表示で大当り図柄態様が確定表示されることを報知する演出のうちのいずれか一つの演出又は二以上の演出である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
なお、第一の演出として複数の演出が実行される場合は、各演出が同時に開始してもよいし、開始タイミングが異なっていてもよい。また、実行される演出の数は、1つ及び2つに限らず3つ以上であってもよいし、疑似連の演出、先読み予告の演出、予告アイコンがストックされる演出、或るスーパーリーチ演出、及び、図柄変動表示で大当り図柄態様が確定表示されることを報知する演出の全部が行われてもよい。
また、『 前記第一の演出として大当り図柄態様が確定表示される[例えば、タイマ予告表示におけるタイマ表示が「00:00」になると、「装飾7−装飾7−装飾7」の装飾図柄の組み合わせが表示される等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記第一の期間において、前記第一のタイマ表示の前記時間の表示は、第一の時間を表す表示(以下、「第一の時間表示[例えば、図247(19)に示すデフォルトの表示態様のタイマ予告表示TM1のタイマ表示における「5:00」の表示等]」という。)であり、
前記第一の期間において、前記第二のタイマ表示の前記時間の表示は、第二の時間を表す表示(以下、「第二の時間表示[例えば、図290(a)に示す「7:77」のタイマ表示等]」という。)であり、
前記第一の時間表示は、或る位[例えば、一の位等]よりも下位の位[例えば、小数点以下の位等]の値が0であることを表す表示であり、
前記第二の時間表示は、前記或る位よりも下位の位の値が或る値[例えば、「77」等]であることを表す表示であり、
前記或る値は、0以外の値である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、タイマ表示の値を特別な値とするプレミアタイマとすることで、事前に或る演出が開始されることを遊技者が認識できるので、遊技の興趣を高めることができる場合がある。
また、『 「或る位よりも下位の位の値」とは、「小数点以下の値」のことである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記第一のタイマ表示の前記時間の表示の色は、第一の色[例えば、黒色等]であり、
前記第二のタイマ表示の前記時間の表示の色は、第二の色[例えば、赤色等]であり、
前記第一の色と前記第二の色は、異なる色である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第一の色と第二の色は、一部が異なる色であってもよいし、全部が異なる色であってもよい。
なお、第一の色は、一色から構成されてもよいし、二色以上により構成されてもよい。また、第二の色は、一色から構成されてもよいし、二色以上により構成されてもよい。
また、『 前記第一のタイマ表示は、前記時間の表示と該時間の表示を囲む枠表示を含む表示であり、
前記第二のタイマ表示は、前記時間の表示と該時間の表示を囲む枠表示を含む表示であり、
前記第一のタイマ表示の枠表示の色は、第三の色[例えば、白色等]であり、
前記第二のタイマ表示の枠表示の色は、第四の色[例えば、赤色等]であり、
前記第三の色と前記第四の色は、異なる色である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第一のタイマ表示は、時間の表示と時間の表示を囲む枠表示のみを含むものであってもよいし、時間の表示と時間の表示を囲む枠表示以外の表示も含むものであってもよい。また、第一のタイマ表示は、時間の表示と時間の表示を囲む枠表示を必ず含むものであってもよいし、時間の表示と時間の表示を囲む枠表示を含まない場合があるものであってもよい。
また、第二のタイマ表示は、時間の表示と時間の表示を囲む枠表示のみを含むものであってもよいし、時間の表示と時間の表示を囲む枠表示以外の表示も含むものであってもよい。また、第二のタイマ表示は、時間の表示と時間の表示を囲む枠表示を必ず含むものであってもよいし、時間の表示と時間の表示を囲む枠表示を含まない場合があるものであってもよい。
また、第三の色と第四の色は、一部が異なる色であってもよいし、全部が異なる色であってもよい。
なお、第三の色は、一色から構成されてもよいし、二色以上により構成されてもよい。また、第四の色は、一色から構成されてもよいし、二色以上により構成されてもよい。
また、『 前記第一のタイマ表示における前記時間の表示のサイズは、第一のサイズ[例えば、デフォルトのサイズ等]であり、
前記第二のタイマ表示における前記時間の表示のサイズは、第二のサイズ[例えば、デフォルトのサイズよりも大きいサイズ等]であり、
前記第一のサイズと前記第二のサイズは、異なるサイズである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
なお、第一のサイズよりも第二のサイズの方が大きくてもよいし、第二のサイズよりも第一のサイズの方が大きくてもよい。
また、『 前記表示手段は、装飾図柄変動表示を表示可能な手段であり[例えば、図246(2)〜同図(12)に示すように、装飾図柄表示装置208において装飾図柄の変動表示が行われている等]、
前記装飾図柄変動表示の表示中に前記タイマ表示の表示が開始される場合がある[例えば、図246(2)〜同図(3)に示すように、装飾図柄の変動表示中に高信頼度表示態様のタイマ予告表示TM1Aによるタイマ予告演出が開始されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、表示手段は、装飾図柄変動表示のみを表示可能なものであってもよいし、装飾図柄変動表示以外の表示も標示可能なものであってもよい。また、表示手段は、装飾図柄変動表示を必ず表示するものであってもよいし、装飾図柄変動表示を表示しない場合があるものであってもよい。
また、装飾図柄変動表示の表示中にタイマ表示の表示のみが開始される場合があってもよいし、装飾図柄変動表示の表示中にタイマ表示以外の表示の表示が開始される場合があってもよい。また、装飾図柄変動表示の表示中にタイマ表示の表示が必ず開始されてもよいし、装飾図柄変動表示の表示中にタイマ表示の表示が開始されない場合があってもよい。
また、装飾図柄変動表示の表示中にのみタイマ表示の表示が開始される場合があってもよいし、装飾図柄変動表示の表示中以外にもタイマ表示の表示が開始される場合があってもよい。例えば、大当り遊技中や図柄変動表示の行われていない待機状態中においてタイマ表示の表示が開始される場合があってもよい。
また、『 前記第二のタイマ表示の前記第一の期間における前記時間の表示が表している時間が、図柄変動表示の実行時間よりも長い時間である場合がある[例えば、高信頼度表示態様のタイマ予告表示TM1Aが表示開始されたときにおけるタイマ表示の示す時間が「30:00」であり、図柄変動表示の実行時間が10秒の場合がある等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第二のタイマ表示の第一の期間における時間の表示が表している時間のみが、図柄変動表示の実行時間よりも長い時間である場合があってもよいし、第二のタイマ表示の第一の期間における時間の表示が表している時間以外の時間が、図柄変動表示の実行時間よりも長い時間である場合があってもよい。また、第二のタイマ表示の第一の期間における時間の表示が表している時間が、図柄変動表示の実行時間よりも必ず長い時間であってもよいし、第二のタイマ表示の第一の期間における時間の表示が表している時間が、図柄変動表示の実行時間よりも長い時間でない場合があってもよい。
また、『 第二の表示手段[例えば、図284に示す7セグ表示装置SEG等]を備え、
前記表示手段は、第一の表示手段[例えば、図284に示す装飾図柄表示装置208等]のことであり、
前記第一のタイマ表示は、前記第二の表示手段よりも前記第一の表示手段の方が表示されやすく、
前記第二のタイマ表示は、前記第一の表示手段よりも前記第二の表示手段の方が表示されやすい、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第一のタイマ表示は、第一の表示手段にのみ表示されてもよいし、第一の表示手段に表示される場合と第二の表示手段に表示される場合があってもよい。
また、第二のタイマ表示は、第二の表示手段にのみ表示されてもよいし、第一の表示手段に表示される場合と第二の表示手段に表示される場合があってもよい。
また、『 前記或る条件とは、前記時間の表示が或る時間を表す表示[例えば、「00:00」の表示等]になったことであり、
前記或る時間とは、0を示す時間のことである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
なお、第一の演出が開始される或る条件は、時間の表示が或る時間を表す表示になったこと以外の条件であってもよい。
また、『 前記第二のタイマ表示の表示が開始された後に、前記時間の表示が前記或る時間を表す表示となる前に前記第一の演出が開始される場合がある[例えば、高信頼度表示態様のタイマ予告表示TM1Aのタイマ表示におけるタイマのカウントダウンの実行中に、例えば、図252(35a)に示す最強カットイン画像CI1vが表示される場合がある等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第二のタイマ表示の表示が開始された後に、時間の表示が或る時間を表す表示となる前に第一の演出のみが開始される場合があってもよいし、第二のタイマ表示の表示が開始された後に、時間の表示が或る時間を表す表示となる前に第一の演出以外の演出が開始される場合があってもよい。また、第二のタイマ表示の表示が開始された後に、時間の表示が或る時間を表す表示となる前に第一の演出が必ず開始されてもよいし、第二のタイマ表示の表示が開始された後に、時間の表示が或る時間を表す表示となる前に第一の演出が開始されない場合があってもよい。
また、第二のタイマ表示の表示が開始された後に、時間の表示が或る時間を表す表示となる前にのみ第一の演出が開始される場合があってもよいし、第二のタイマ表示の表示が開始された後に、時間の表示が或る時間を表す表示となる前以外にも第一の演出が開始される場合があってもよい。
また、第二のタイマ表示の表示が開始された後にのみ、時間の表示が或る時間を表す表示となる前に第一の演出が開始される場合があってもよいし、第二のタイマ表示の表示が開始された後以外にも、時間の表示が或る時間を表す表示となる前に第一の演出が開始される場合があってもよい。
また、『 前記遊技台は、ぱちんこ機[例えば、図1に示すパチンコ機100等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208等]を備えた遊技台であって、
前記表示手段は、タイマ表示[例えば、図239(3)に示すタイマ予告表示TM1等]を表示可能な手段であり、
前記タイマ表示は、時間の表示[例えば、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示等]を含む表示であり、
前記タイマ表示は、複数の態様のうちのいずれかの態様で表示される表示であり、
前記複数の態様のうちの一つは、第一の態様[例えば、図247(19)に示すデフォルトの表示態様等]であり、
前記複数の態様のうちの一つは、第二の態様[例えば、図246(3)に示す高信頼度表示態様等]であり、
前記第二の態様の前記タイマ表示(以下、「第二のタイマ表示[例えば、図246(3)に示す高信頼度表示態様のタイマ予告表示TM1A等]」という。)の表示が開始された場合は、或る演出(以下、「第一の演出[例えば、最強カットイン画像CI1vの表示等]」という。)が開始される場合があり、
前記第一の態様の前記タイマ表示(以下、「第一のタイマ表示[例えば、図247(19)に示すデフォルトの表示態様のタイマ予告表示TM1等]」という。)の表示が開始された場合は、前記第一の演出とは別の或る演出(以下、「第二の演出[例えば、図257(6)〜同図(7)に示す保留アイコンの表示態様の変化演出等]」という。)が開始される場合があり、
前記第二のタイマ表示は、前記時間の表示の表示が開始されてから該時間の表示の表示の変化が開始する前に消える場合(以下、「第一の場合[例えば、タイマ表示におけるカウントダウンが開始する前に消去する場合等]」という。)がある表示である[例えば、高信頼度表示態様のタイマ予告表示TM1Aは、タイマ表示におけるカウントダウンが開始する前に消去する等]、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
従来の遊技台では、表示手段に改良の余地があったが、この遊技台によれば、表示手段に特徴を持った遊技台を提供することができる。
ここで、表示手段は、タイマ表示のみを表示可能なものであってもよいし、タイマ表示以外の表示も表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、タイマ表示を必ず表示するものであってもよいし、タイマ表示を表示しない場合があるものであってもよい。
また、タイマ表示は、時間の表示のみを含むものであってもよいし、時間の表示以外の表示も含むものであってもよい。また、タイマ表示は、時間の表示を必ず含むものであってもよいし、時間の表示を含まない場合があるものであってもよい。
また、タイマ表示は、複数の態様のうちのいずれかの態様でのみ表示されるものであってもよいし、複数の態様のうちのいずれかの態様以外の態様でも表示されるものであってもよい。また、タイマ表示は、複数の態様のうちのいずれかの態様で必ず表示されるものであってもよいし、複数の態様のうちのいずれかの態様で表示されない場合があるものであってもよい。
また、第二のタイマ表示の表示が開始された場合は、第一の演出のみが開始される場合があってもよいし、第二のタイマ表示の表示が開始された場合は、第一の演出以外の演出が開始される場合があってもよい。また、第二のタイマ表示の表示が開始された場合は、第一の演出が必ず開始されてもよいし、第二のタイマ表示の表示が開始された場合は、第一の演出が開始されない場合があってもよい。
また、第一のタイマ表示の表示が開始された場合は、第二の演出のみが開始される場合があってもよいし、第一のタイマ表示の表示が開始された場合は、第二の演出以外の演出が開始される場合があってもよい。また、第一のタイマ表示の表示が開始された場合は、第二の演出が必ず開始されてもよいし、第一のタイマ表示の表示が開始された場合は、第二の演出が開始されない場合があってもよい。
また、第二のタイマ表示は、時間の表示の表示が開始されてから時間の表示の表示の変化が開始する前にのみ消える場合があるものであってもよいし、時間の表示の表示が開始されてから時間の表示の表示の変化が開始する前以外にも消える場合があるものであってもよい。また、第二のタイマ表示は、時間の表示の表示が開始されてから時間の表示の表示の変化が開始する前に必ず消えるものであってもよいし、時間の表示の表示が開始されてから時間の表示の表示の変化が開始する前に消えない場合があるものであってもよい。
また、『 前記第二のタイマ表示は、前記時間の表示の表示が開始されてから該時間の表示の表示の変化が開始する場合(以下、「第二の場合[例えば、高信頼度表示態様のタイマ予告表示TM1Aにおけるタイマ表示のカウントダウンが開始する場合等]」という。)があり、
前記第一の場合よりも前記第二の場合の方が、前記第一の演出が開始されやすい[例えば、高信頼度表示態様のタイマ予告表示TM1Aにおけるタイマ表示のカウントダウンが開始すると最強カットイン画像CI1vが表示されやすい等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一の演出が開始される可能性があるタイマ表示の出現頻度を向上させることができ、遊技の興趣が向上する場合がある。
ここで、第二のタイマ表示は、時間の表示の表示が開始されてから時間の表示の表示の変化のみが開始する場合があってもよいし、時間の表示の表示が開始されてから時間の表示の表示の変化以外のことが開始する場合があってもよい。また、第二のタイマ表示は、時間の表示の表示が開始されてから時間の表示の表示の変化が必ず開始してもよいし、時間の表示の表示が開始されてから時間の表示の表示の変化が開始しない場合があってもよい。
また、第一の場合よりも第二の場合の方が、第一の演出のみが開始されやすくてもよいし、第一の場合よりも第二の場合の方が、第一の演出以外の演出も開始されやすくてもよい。また、第一の場合よりも第二の場合の方が、第一の演出が必ず開始されやすくてもよいし、第一の場合よりも第二の場合の方が、第一の演出が開始されやすくない場合があってもよい。
なお、第一の場合では、第一の演出が必ず開始されなくてもよいし、第一の演出が開始される場合とされない場合とがあってもよい。
また、第二の場合では、第一の演出が必ず開始されてもよいし、第一の演出が開始される場合とされない場合とがあってもよい。
また、『 前記第一の場合において、前記第一の演出は開始されず[例えば、タイマ表示におけるカウントダウンが開始する前に高信頼度表示態様のタイマ予告表示TM1Aが消去した場合には、最強カットイン画像CI1vが表示されない等]、
前記第二の場合において、前記第一の演出が開始される[例えば、高信頼度表示態様のタイマ予告表示TM1Aのタイマ表示におけるカウントダウンが開始した場合には、最強カットイン画像CI1vが表示される等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第一の場合において、第一の演出のみが開始されなくてもよいし、第一の場合において、第一の演出以外の演出も開始されなくてもよい。また、第一の場合において、第一の演出が必ず開始されなくてもよいし、第一の場合において、第一の演出が開始される場合があってもよい。
また、第二の場合において、第一の演出のみが開始されてもよいし、第二の場合において、第一の演出以外の演出も開始されてもよい。また、第二の場合において、第一の演出が必ず開始されてもよいし、第二の場合において、第一の演出が開始されない場合があってもよい。
また、『 前記第一の場合において、前記第一の演出が必ず開始される[例えば、タイマ表示におけるカウントダウンが開始する前に高信頼度表示態様のタイマ予告表示TM1Aが消去した場合に、最強カットイン画像CI1vが表示される等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記第一のタイマ表示における前記時間の表示の表示が開始されてから該時間の表示の表示の変化が開始するまで期間は、第一の期間[例えば、デフォルトの表示態様のタイマ予告表示TM1が表示開始されてからタイマ表示のカウントダウンが開始されるまでの期間等]であり、
前記第一の場合において、前記第二のタイマ表示における前記時間の表示の表示が開始されてから該時間の表示が消えるまでの期間は、第二の期間[例えば、高信頼度表示態様のタイマ予告表示TM1Aが表示開始されてからタイマ予告表示TM1Aが消去されるまでの期間等]であり、
前記第一の期間よりも前記第二の期間の方が長い、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、時間の表示の表示が変化しないことを長い時間報知することができる場合がある。
ここで、第一の期間よりも第二の期間の方が必ず長くてもよいし、第一の期間と第二の期間が同じ長さである場合があってもよいし、第二の期間よりも第一の期間の方が長い場合があってもよい。
また、『 前記第二のタイマ表示は、前記時間の表示の表示が開始されてから該時間の表示の表示の変化が開始する場合(以下、「第二の場合[例えば、高信頼度表示態様のタイマ予告表示TM1Aにおけるタイマ表示のカウントダウンが開始する場合等]」という。)があり、
前記第二の場合において、前記第二のタイマ表示における前記時間の表示の表示が開始されてから該時間の表示の表示が変化するまでの期間は、第三の期間[例えば、高信頼度表示態様のタイマ予告表示TM1Aが表示開始されてからタイマ表示のカウントダウンが開始されるまでの期間等]であり、
前記第一の期間よりも前記第三の期間の方が長い、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、時間の表示の表示の変化に対する違和感を付与でき、プレミア感を向上させることができる場合がある。
ここで、第一の期間よりも第三の期間の方が必ず長くてもよいし、第一の期間と第三の期間が同じ長さである場合があってもよいし、第三の期間よりも第一の期間の方が長い場合があってもよい。
また、『 前記第二のタイマ表示において最初に表示される前記時間の表示が第一の時間を表す表示[例えば、「7:77」の表示等]である場合があり、
前記第一の時間に対応する期間よりも前記第二の期間の方が長い、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第二のタイマ表示において最初に表示される時間の表示が第一の時間を表す表示のみである場合があってもよいし、第二のタイマ表示において最初に表示される時間の表示が第一の時間を表す表示以外の表示である場合があってもよい。また、第二のタイマ表示において最初に表示される時間の表示が必ず第一の時間を表す表示であってもよいし、第二のタイマ表示において最初に表示される時間の表示が第一の時間を表す表示でない場合があってもよい。
また、第二のタイマ表示において最初に表示される時間の表示のみが第一の時間を表す表示である場合があってもよいし、第二のタイマ表示において最初に表示される時間の表示以外の表示が第一の時間を表す表示である場合があってもよい。
なお、第二の期間よりも第一の時間に対応する期間の方が長い場合があってもよいし、第一の時間に対応する期間と第二の期間が同じ長さであってもよい。
また、『 前記第一の場合において、前記第二のタイマ表示における前記時間の表示以外の表示の表示態様が変化する場合がある[例えば、高信頼度表示態様のタイマ予告表示TM1Aのタイマ表示におけるカウントダウンが開始する前に消去する場合において、タイマ予告表示TM1Aの表示枠の色が赤色から虹色に変化する等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、時間の表示の表示の変化を行わないタイマ表示の表示態様が変化することでプレミア感を増すことができる場合がある。
ここで、第一の場合において、第二のタイマ表示における時間の表示以外の表示の表示態様のみが変化する場合があってもよいし、第一の場合において、第二のタイマ表示における時間の表示以外の表示の表示態様以外のものも変化する場合があってもよい。また、第一の場合において、第二のタイマ表示における時間の表示以外の表示の表示態様が必ず変化してもよいし、第一の場合において、第二のタイマ表示における時間の表示以外の表示の表示態様が変化しない場合があってもよい。
また、第一の場合において、第二のタイマ表示における時間の表示以外の表示のみ表示態様が変化する場合があってもよいし、第一の場合において、第二のタイマ表示における時間の表示以外の表示以外の表示の表示態様が変化する場合があってもよい。
また、第一の場合においてのみ、第二のタイマ表示における時間の表示以外の表示の表示態様が変化する場合があってもよいし、第一の場合以外の場合においても、第二のタイマ表示における時間の表示以外の表示の表示態様が変化する場合があってもよい。
また、『 前記第一の演出は、疑似連の演出[例えば、図239(7)〜同図(9)に示す疑似連の演出等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記第一の演出は、先読み予告の演出[例えば、図246(6)〜同図(7)に示す保留アイコンの表示態様の変化演出等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記第一の演出は、予告アイコンがストックされる演出[例えば、図253(9)〜同図(10)に示す予告アイテムとしての姫のキャラクタHMEがストックされる演出等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記第一の演出は、或るスーパーリーチ演出[例えば、図237(15)〜同図(19)に示すスーパーリーチ(剣豪リーチ)の演出等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記第一の演出は、図柄変動表示で大当り図柄態様が確定表示されることを報知する演出[例えば、図252(35a)に示す最強カットイン画像CI1vの表示等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記第一の演出は、疑似連の演出、先読み予告の演出、予告アイコンがストックされる演出、或るスーパーリーチ演出、及び、図柄変動表示で大当り図柄態様が確定表示されることを報知する演出のうちのいずれか一つの演出又は二以上の演出である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
なお、第一の演出として複数の演出が実行される場合は、各演出が同時に開始してもよいし、開始タイミングが異なっていてもよい。また、実行される演出の数は、1つ及び2つに限らず3つ以上であってもよいし、疑似連の演出、先読み予告の演出、予告アイコンがストックされる演出、或るスーパーリーチ演出、及び、図柄変動表示で大当り図柄態様が確定表示されることを報知する演出の全部が行われてもよい。
また、『 前記第一の演出として大当り図柄態様が確定表示される[例えば、タイマ予告表示におけるタイマ表示が「00:00」になると、「装飾7−装飾7−装飾7」の装飾図柄の組み合わせが表示される等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記表示手段は、装飾図柄変動表示を表示可能な手段であり[例えば、図246(2)〜同図(12)に示すように、装飾図柄表示装置208において装飾図柄の変動表示が行われている等]、
前記装飾図柄変動表示の表示中に前記タイマ表示の表示が開始される場合がある[例えば、図246(2)〜同図(3)に示すように、装飾図柄の変動表示中に高信頼度表示態様のタイマ予告表示TM1Aによるタイマ予告演出が開始されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、表示手段は、装飾図柄変動表示のみを表示可能なものであってもよいし、装飾図柄変動表示以外の表示も標示可能なものであってもよい。また、表示手段は、装飾図柄変動表示を必ず表示するものであってもよいし、装飾図柄変動表示を表示しない場合があるものであってもよい。
また、装飾図柄変動表示の表示中にタイマ表示の表示のみが開始される場合があってもよいし、装飾図柄変動表示の表示中にタイマ表示以外の表示の表示が開始される場合があってもよい。また、装飾図柄変動表示の表示中にタイマ表示の表示が必ず開始されてもよいし、装飾図柄変動表示の表示中にタイマ表示の表示が開始されない場合があってもよい。
また、装飾図柄変動表示の表示中にのみタイマ表示の表示が開始される場合があってもよいし、装飾図柄変動表示の表示中以外にもタイマ表示の表示が開始される場合があってもよい。例えば、大当り遊技中や図柄変動表示の行われていない待機状態中においてタイマ表示の表示が開始される場合があってもよい。
また、『 第二の表示手段[例えば、図284に示す7セグ表示装置SEG等]を備え、
前記表示手段は、第一の表示手段[例えば、図284に示す装飾図柄表示装置208等]のことであり、
前記第一のタイマ表示は、前記第二の表示手段よりも前記第一の表示手段の方が表示されやすく、
前記第二のタイマ表示は、前記第一の表示手段よりも前記第二の表示手段の方が表示されやすい、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第一のタイマ表示は、第一の表示手段にのみ表示されてもよいし、第一の表示手段に表示される場合と第二の表示手段に表示される場合があってもよい。
また、第二のタイマ表示は、第二の表示手段にのみ表示されてもよいし、第一の表示手段に表示される場合と第二の表示手段に表示される場合があってもよい。
また、『 前記第二のタイマ表示における前記タイマ表示の表示が開始された後で或る条件[例えば、高信頼度表示態様のタイマ予告表示TM1Aにおけるタイマ表示が「00:00」となった場合等]が成立したことに応じて前記第一の演出[例えば、図252(35a)に示す最強カットイン画像CI1vの表示等]が開始される場合があり、
前記第一のタイマ表示における前記タイマ表示の表示が開始された後で前記或る条件[例えば、デフォルトの表示態様のタイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「00:00」となった場合等]が成立したことに応じて前記第二の演出[例えば、図257(6)〜同図(7)に示す保留アイコンの表示態様の変化演出等]が開始される場合があり、
前記或る条件とは、前記時間の表示が或る時間を表す表示[例えば、「00:00」の表示等]になったことであり、
前記或る時間とは、0を示す時間のことである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第二のタイマ表示におけるタイマ表示の表示が開始された後で或る条件が成立したことに応じて第一の演出のみが開始される場合があってもよいし、第二のタイマ表示におけるタイマ表示の表示が開始された後で或る条件が成立したことに応じて第一の演出以外の演出も開始される場合があってもよい。また、第二のタイマ表示におけるタイマ表示の表示が開始された後で或る条件が成立したことに応じて第一の演出が必ず開始されてもよいし、第二のタイマ表示におけるタイマ表示の表示が開始された後で或る条件が成立したことに応じて第一の演出が開始されない場合があってもよい。
また、第二のタイマ表示におけるタイマ表示の表示が開始された後で或る条件が成立したことのみに応じて第一の演出が開始される場合があってもよいし、第二のタイマ表示におけるタイマ表示の表示が開始された後で或る条件が成立したこと以外のことにも応じて第一の演出が開始される場合があってもよい。
また、第一のタイマ表示におけるタイマ表示の表示が開始された後で或る条件が成立したことに応じて第二の演出のみが開始される場合があってもよいし、第一のタイマ表示におけるタイマ表示の表示が開始された後で或る条件が成立したことに応じて第二の演出以外の演出も開始される場合があってもよい。また、第一のタイマ表示におけるタイマ表示の表示が開始された後で或る条件が成立したことに応じて第二の演出が必ず開始されてもよいし、第一のタイマ表示におけるタイマ表示の表示が開始された後で或る条件が成立したことに応じて第二の演出が開始されない場合があってもよい。
また、第一のタイマ表示におけるタイマ表示の表示が開始された後で或る条件が成立したことのみに応じて第二の演出が開始される場合があってもよいし、第一のタイマ表示におけるタイマ表示の表示が開始された後で或る条件が成立したこと以外のことにも応じて第二の演出が開始される場合があってもよい。
なお、第一の演出が開始される或る条件は、時間の表示が或る時間を表す表示になったこと以外の条件であってもよい。
また、『 前記遊技台は、ぱちんこ機[例えば、図1に示すパチンコ機100等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、以上の記載では、
『 表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208等]を備えた遊技台であって、
前記表示手段は、タイマ表示[例えば、図239(3)に示すタイマ予告表示TM1等]を表示可能な手段であり、
前記タイマ表示は、時間の表示[例えば、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示等]を含む表示であり、
前記タイマ表示の表示が開始された後で或る条件[例えば、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「00:00」となった場合等]が成立したことに応じて或る演出[例えば、図252(35a)に示す最強カットイン画像CI1vの表示等]が開始される場合があり、
前記タイマ表示は、複数の態様のうちのいずれかの態様で表示される表示であり、
前記複数の態様のうちの一つは、第二の態様[例えば、図246(3)に示す高信頼度表示態様等]であり、
前記第二の態様の前記タイマ表示(以下、「第二のタイマ表示[例えば、図246(3)に示す高信頼度表示態様のタイマ予告表示TM1A等]」という。)が表示された場合は、図柄変動表示において大当り図柄態様が確定表示され、
前記第二のタイマ表示が表示された図柄変動表示において前記時間の表示の表示の変化が行われずに大当り図柄態様が確定表示される前に該第二のタイマ表示が消える場合(以下、「第一の場合[例えば、大当り図柄態様が確定表示される図柄変動表示において大当り図柄態様が確定表示される前に高信頼度表示態様のタイマ予告表示TM1Aのタイマ表示におけるカウントダウンが開始することなく消去される場合等]」という。)がある、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
従来の遊技台では、表示手段に改良の余地があったが、この遊技台によれば、表示手段に特徴を持った遊技台を提供することができる。
ここで、表示手段は、タイマ表示のみを表示可能なものであってもよいし、タイマ表示以外の表示も表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、タイマ表示を必ず表示するものであってもよいし、タイマ表示を表示しない場合があるものであってもよい。
また、タイマ表示は、時間の表示のみを含むものであってもよいし、時間の表示以外の表示も含むものであってもよい。また、タイマ表示は、時間の表示を必ず含むものであってもよいし、時間の表示を含まない場合があるものであってもよい。
また、タイマ表示の表示が開始された後で或る条件が成立したことに応じて或る演出のみが開始される場合があってもよいし、タイマ表示の表示が開始された後で或る条件が成立したことに応じて或る演出以外の演出も開始される場合があってもよい。また、タイマ表示の表示が開始された後で或る条件が成立したことに応じて或る演出が必ず開始されてもよいし、タイマ表示の表示が開始された後で或る条件が成立したことに応じて或る演出が開始されない場合があってもよい。
また、タイマ表示の表示が開始された後で或る条件が成立したことのみに応じて或る演出が開始される場合があってもよいし、タイマ表示の表示が開始された後で或る条件が成立したこと以外のことにも応じて或る演出が開始される場合があってもよい。
また、タイマ表示は、複数の態様のうちのいずれかの態様でのみ表示されるものであってもよいし、複数の態様のうちのいずれかの態様以外の態様でも表示されるものであってもよい。また、タイマ表示は、複数の態様のうちのいずれかの態様で必ず表示されるものであってもよいし、複数の態様のうちのいずれかの態様で表示されない場合があるものであってもよい。
また、第二のタイマ表示が表示された場合は、図柄変動表示において大当り図柄態様のみが確定表示されてもよいし、第二のタイマ表示が表示された場合は、図柄変動表示において大当り図柄態様以外の図柄態様が確定表示されてもよい。また、第二のタイマ表示が表示された場合は、図柄変動表示において大当り図柄態様が必ず確定表示されてもよいし、第二のタイマ表示が表示された場合は、図柄変動表示において大当り図柄態様が確定表示されない場合があってもよい。
また、第二のタイマ表示が表示された場合にのみ、図柄変動表示において大当り図柄態様が確定表示されてもよいし、第二のタイマ表示が表示された場合以外の場合にも、図柄変動表示において大当り図柄態様が確定表示されてもよい。
また、第二のタイマ表示が表示された図柄変動表示において時間の表示の表示の変化が行われずに大当り図柄態様が確定表示される前に第二のタイマ表示のみが消える場合があってもよいし、第二のタイマ表示が表示された図柄変動表示において時間の表示の表示の変化が行われずに大当り図柄態様が確定表示される前に第二のタイマ表示以外の表示が消える場合があってもよい。また、第二のタイマ表示が表示された図柄変動表示において時間の表示の表示の変化が行われずに大当り図柄態様が確定表示される前に第二のタイマ表示が必ず消えてもよいし、第二のタイマ表示が表示された図柄変動表示において時間の表示の表示の変化が行われずに大当り図柄態様が確定表示される前に第二のタイマ表示が消えない場合があってもよい。
また、第二のタイマ表示が表示された図柄変動表示において時間の表示の表示の変化が行われずに大当り図柄態様が確定表示される前にのみ第二のタイマ表示が消える場合があってもよいし、第二のタイマ表示が表示された図柄変動表示において時間の表示の表示の変化が行われずに大当り図柄態様が確定表示される前以外にも第二のタイマ表示が消える場合があってもよい。
また、第二のタイマ表示が表示された図柄変動表示においてのみ時間の表示の表示の変化が行われずに大当り図柄態様が確定表示される前に第二のタイマ表示が消える場合があってもよいし、第二のタイマ表示が表示された図柄変動表示において以外にも時間の表示の表示の変化が行われずに大当り図柄態様が確定表示される前に第二のタイマ表示が消える場合があってもよい。
また、『 前記第二のタイマ表示が表示された図柄変動表示において前記時間の表示の表示が開始されてから該時間の表示の表示の変化が開始する場合(以下、「第二の場合[例えば、高信頼度表示態様のタイマ予告表示TM1Aが表示された図柄変動表示において、タイマ表示のカウントダウンが開始する場合等]」という。)がある、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第二のタイマ表示が表示された図柄変動表示において時間の表示の表示が開始されてから時間の表示の表示の変化のみが開始する場合があってもよいし、第二のタイマ表示が表示された図柄変動表示において時間の表示の表示が開始されてから時間の表示の表示の変化以外のことが開始する場合があってもよい。また、第二のタイマ表示が表示された図柄変動表示において時間の表示の表示が開始されてから時間の表示の表示の変化が必ず開始してもよいし、第二のタイマ表示が表示された図柄変動表示において時間の表示の表示が開始されてから時間の表示の表示の変化が開始しない場合があってもよい。
また、第二のタイマ表示が表示された図柄変動表示においてのみ時間の表示の表示が開始されてから時間の表示の表示の変化が開始する場合があってもよいし、第二のタイマ表示が表示された図柄変動表示以外の図柄変動表示においても時間の表示の表示が開始されてから時間の表示の表示の変化が開始する場合があってもよい。
また、『 前記複数の態様のうちの一つは、第一の態様[例えば、図247(19)に示すデフォルトの表示態様等]であり、
前記第一の態様のタイマ表示(以下、「第一のタイマ表示[例えば、図246(3)に示す高信頼度表示態様のタイマ予告表示TM1A等]」という。)が表示された場合よりも前記第二のタイマ表示が表示された場合の方が前記或る演出が開始されやすく、
前記第一のタイマ表示における前記時間の表示の表示が開始されてから該時間の表示の表示の変化が開始するまでの期間は、第一の期間[例えば、デフォルトの表示態様のタイマ予告表示TM1が表示開始されてからタイマ表示のカウントダウンが開始されるまでの期間等]であり、
前記第一の場合において、前記第二のタイマ表示における前記時間の表示の表示が開始されてから該時間の表示が消えるまでの期間は、第二の期間[例えば、高信頼度表示態様のタイマ予告表示TM1Aが表示開始されてからタイマ予告表示TM1Aが消去されるまでの期間等]であり、
前記第一の期間よりも前記第二の期間の方が長い、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、時間の表示の表示が変化しないことを長い時間報知することができる場合がある。
ここで、第一のタイマ表示が表示された場合よりも第二のタイマ表示が表示された場合の方が或る演出のみが開始されやすくてもよいし、第一のタイマ表示が表示された場合よりも第二のタイマ表示が表示された場合の方が或る演出以外の演出も開始されやすくてもよい。また、第一のタイマ表示が表示された場合よりも第二のタイマ表示が表示された場合の方が或る演出が必ず開始されやすくてもよいし、第一のタイマ表示が表示された場合よりも第二のタイマ表示が表示された場合の方が或る演出が開始されやすくない場合があってもよい。
また、第一のタイマ表示が表示された場合では、或る演出が必ず開始されなくてもよいし、或る演出が開始される場合と開始されない場合があってもよい。また、第二のタイマ表示が表示された場合では、或る演出が必ず開始されやすくてもよいし、或る演出が開始される場合と開始されない場合があってもよい。
なお、第一の期間よりも第二の期間の方が必ず長くてもよいし、第一の期間と第二の期間が同じ長さである場合があってもよいし、第二の期間よりも第一の期間の方が長い場合があってもよい。
また、『 前記複数の態様のうちの一つは、第一の態様[例えば、図247(19)に示すデフォルトの表示態様等]であり、
前記第一の態様のタイマ表示(以下、「第一のタイマ表示[例えば、図246(3)に示す高信頼度表示態様のタイマ予告表示TM1A等]」という。)が表示された場合よりも前記第二のタイマ表示が表示された場合の方が前記或る演出が開始されやすく、
前記第一のタイマ表示における前記時間の表示の表示が開始されてから該時間の表示の表示の変化が開始するまでの期間は、第一の期間[例えば、デフォルトの表示態様のタイマ予告表示TM1が表示開始されてからタイマ表示のカウントダウンが開始されるまでの期間等]であり、
前記第二の場合において、前記第二のタイマ表示における前記時間の表示の表示が開始されてから該時間の表示の表示の変化が開始するまでの期間は、第三の期間[例えば、高信頼度表示態様のタイマ予告表示TM1Aが表示開始されてからタイマ表示のカウントダウンが開始されるまでの期間等]であり、
前記第一の期間よりも前記第三の期間の方が長い、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、時間の表示の表示の変化に対する違和感を付与でき、プレミア感を向上させることができる場合がある。
ここで、第一のタイマ表示が表示された場合よりも第二のタイマ表示が表示された場合の方が或る演出のみが開始されやすくてもよいし、第一のタイマ表示が表示された場合よりも第二のタイマ表示が表示された場合の方が或る演出以外の演出も開始されやすくてもよい。また、第一のタイマ表示が表示された場合よりも第二のタイマ表示が表示された場合の方が或る演出が必ず開始されやすくてもよいし、第一のタイマ表示が表示された場合よりも第二のタイマ表示が表示された場合の方が或る演出が開始されやすくない場合があってもよい。
また、第一のタイマ表示が表示された場合では、或る演出が必ず開始されなくてもよいし、或る演出が開始される場合と開始されない場合があってもよい。また、第二のタイマ表示が表示された場合では、或る演出が必ず開始されやすくてもよいし、或る演出が開始される場合と開始されない場合があってもよい。
なお、第一の期間よりも第三の期間の方が必ず長くてもよいし、第一の期間と第三の期間が同じ長さである場合があってもよいし、第三の期間よりも第一の期間の方が長い場合があってもよい。
また、『 前記第一の場合において、前記第二のタイマ表示における前記時間の表示の表示が開始されてから該時間の表示が消えるまでの期間は、第二の期間[例えば、高信頼度表示態様のタイマ予告表示TM1Aが表示開始されてからタイマ予告表示TM1Aが消去されるまでの期間等]であり、
前記第一の期間よりも前記第二の期間の方が長い、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、時間の表示の表示が変化しないことを長い時間報知することができる場合がある。
ここで、第一の期間よりも第二の期間の方が必ず長くてもよいし、第一の期間と第二の期間が同じ長さである場合があってもよいし、第二の期間よりも第一の期間の方が長い場合があってもよい。
また、『 前記第二のタイマ表示において最初に表示される前記時間の表示が第一の時間を表す表示[例えば、「7:77」の表示等]である場合があり、
前記第一の時間に対応する期間よりも前記第二の期間の方が長い、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第二のタイマ表示において最初に表示される時間の表示が第一の時間を表す表示のみである場合があってもよいし、第二のタイマ表示において最初に表示される時間の表示が第一の時間を表す表示以外の表示である場合があってもよい。また、第二のタイマ表示において最初に表示される時間の表示が必ず第一の時間を表す表示であってもよいし、第二のタイマ表示において最初に表示される時間の表示が第一の時間を表す表示でない場合があってもよい。
また、第二のタイマ表示において最初に表示される時間の表示のみが第一の時間を表す表示である場合があってもよいし、第二のタイマ表示において最初に表示される時間の表示以外の表示が第一の時間を表す表示である場合があってもよい。
なお、第二の期間よりも第一の時間に対応する期間の方が長い場合があってもよいし、第一の時間に対応する期間と第二の期間が同じ長さであってもよい。
また、『 前記或る演出は、疑似連の演出[例えば、図239(7)〜同図(9)に示す疑似連の演出等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記或る演出は、先読み予告の演出[例えば、図246(6)〜同図(7)に示す保留アイコンの表示態様の変化演出等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記或る演出は、予告アイコンがストックされる演出[例えば、図253(9)〜同図(10)に示す予告アイテムとしての姫のキャラクタHMEがストックされる演出等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記或る演出は、或るスーパーリーチ演出[例えば、図237(15)〜同図(19)に示すスーパーリーチ(剣豪リーチ)の演出等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記或る演出は、図柄変動表示で大当り図柄態様が確定表示されることを報知する演出[例えば、図252(35a)に示す最強カットイン画像CI1vの表示等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記或る演出は、疑似連の演出、先読み予告の演出、予告アイコンがストックされる演出、或るスーパーリーチ演出、及び、図柄変動表示で大当り図柄態様が確定表示されることを報知する演出のうちのいずれか一つの演出又は二以上の演出である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
なお、第一の演出として複数の演出が実行される場合は、各演出が同時に開始してもよいし、開始タイミングが異なっていてもよい。また、実行される演出の数は、1つ及び2つに限らず3つ以上であってもよいし、疑似連の演出、先読み予告の演出、予告アイコンがストックされる演出、或るスーパーリーチ演出、及び、図柄変動表示で大当り図柄態様が確定表示されることを報知する演出の全部が行われてもよい。
また、『 前記或る演出として大当り図柄態様が確定表示される[例えば、タイマ予告表示におけるタイマ表示が「00:00」になると、「装飾7−装飾7−装飾7」の装飾図柄の組み合わせが表示される等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記表示手段は、装飾図柄変動表示を表示可能な手段であり[例えば、図246(2)〜同図(12)に示すように、装飾図柄表示装置208において装飾図柄の変動表示が行われている等]、
前記装飾図柄変動表示の表示中に前記タイマ表示の表示が開始される場合がある[例えば、図246(2)〜同図(3)に示すように、装飾図柄の変動表示中に高信頼度表示態様のタイマ予告表示TM1Aによるタイマ予告演出が開始されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、表示手段は、装飾図柄変動表示のみを表示可能なものであってもよいし、装飾図柄変動表示以外の表示も標示可能なものであってもよい。また、表示手段は、装飾図柄変動表示を必ず表示するものであってもよいし、装飾図柄変動表示を表示しない場合があるものであってもよい。
また、装飾図柄変動表示の表示中にタイマ表示の表示のみが開始される場合があってもよいし、装飾図柄変動表示の表示中にタイマ表示以外の表示の表示が開始される場合があってもよい。また、装飾図柄変動表示の表示中にタイマ表示の表示が必ず開始されてもよいし、装飾図柄変動表示の表示中にタイマ表示の表示が開始されない場合があってもよい。
また、装飾図柄変動表示の表示中にのみタイマ表示の表示が開始される場合があってもよいし、装飾図柄変動表示の表示中以外にもタイマ表示の表示が開始される場合があってもよい。例えば、大当り遊技中や図柄変動表示の行われていない待機状態中においてタイマ表示の表示が開始される場合があってもよい。
また、『 前記或る条件とは、前記時間の表示が或る時間を表す表示[例えば、「00:00」の表示等]になったことであり、
前記或る時間とは、0を示す時間のことである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
なお、第一の演出が開始される或る条件は、時間の表示が或る時間を表す表示になったこと以外の条件であってもよい。
また、『 前記第二のタイマ表示の表示が開始された後に、前記時間の表示が前記或る時間を表す表示となる前に前記或る演出が開始される場合がある[例えば、高信頼度表示態様のタイマ予告表示TM1Aが表示された後、タイマ表示が「00:00」となる前に図252(35a)に示す最強カットイン画像CI1vが表示される等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第二のタイマ表示の表示が開始された後に、時間の表示が或る時間を表す表示となる前に或る演出のみが開始される場合があってもよいし、第二のタイマ表示の表示が開始された後に、時間の表示が或る時間を表す表示となる前に或る演出以外の演出も開始される場合があってもよい。また、第二のタイマ表示の表示が開始された後に、時間の表示が或る時間を表す表示となる前に或る演出が必ず開始されてもよいし、第二のタイマ表示の表示が開始された後に、時間の表示が或る時間を表す表示となる前に或る演出が開始されない場合があってもよい。
また、第二のタイマ表示の表示が開始された後に、時間の表示が或る時間を表す表示となる前にのみ或る演出が開始される場合があってもよいし、第二のタイマ表示の表示が開始された後に、時間の表示が或る時間を表す表示となる前以外にも或る演出が開始される場合があってもよい。
また、第二のタイマ表示の表示が開始された後にのみ、時間の表示が或る時間を表す表示となる前に或る演出が開始される場合があってもよいし、第二のタイマ表示の表示が開始された後以外にも、時間の表示が或る時間を表す表示となる前に或る演出が開始される場合があってもよい。
また、『 前記遊技台は、ぱちんこ機[例えば、図1に示すパチンコ機100等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、以上の記載では、
『 表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208等]を備えた遊技台であって、
前記表示手段は、タイマ表示[例えば、図239(3)に示すタイマ予告表示TM1等]を表示可能な手段であり、
前記タイマ表示は、時間の表示[例えば、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示等]を含む表示であり、
前記タイマ表示の表示が開始された後で前記時間の表示が或る時間を表す表示(以下、「第一の表示[例えば、「00:00」の表示等]」という。)になったことに応じて或る演出(以下、「第一の演出[例えば、図246(6)〜同図(7)に示す保留アイコンの表示態様の変化演出等]」という。)が開始される場合があり、
前記タイマ表示は、複数の態様のうちのいずれかの態様で表示される表示であり、
前記複数の態様のうちの一つは、第二の態様[例えば、図246(3)に示す高信頼度表示態様等]であり、
前記第二の態様の前記タイマ表示(以下、「第二のタイマ表示[例えば、図246(3)に示す高信頼度表示態様のタイマ予告表示TM1A等]」という。)が表示された場合は、図柄変動表示において大当り図柄態様が確定表示され、
前記第二のタイマ表示が表示された場合は、前記時間の表示が前記第一の表示となった場合であっても前記第一の演出は開始されずに大当り図柄態様が確定表示される場合がある[例えば、高信頼度表示態様のタイマ予告表示TM1Aにおけるタイマ表示が「00:00」になると、「装飾7−装飾7−装飾7」の装飾図柄の組み合わせが表示される等]、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
従来の遊技台では、表示手段に改良の余地があったが、この遊技台によれば、表示手段に特徴を持った遊技台を提供することができる。
ここで、表示手段は、タイマ表示のみを表示可能なものであってもよいし、タイマ表示以外の表示も表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、タイマ表示を必ず表示するものであってもよいし、タイマ表示を表示しない場合があるものであってもよい。
また、タイマ表示は、時間の表示のみを含むものであってもよいし、時間の表示以外の表示も含むものであってもよい。また、タイマ表示は、時間の表示を必ず含むものであってもよいし、時間の表示を含まない場合があるものであってもよい。
また、タイマ表示の表示が開始された後で時間の表示が第一の表示になったことに応じて或る演出のみが開始される場合があってもよいし、タイマ表示の表示が開始された後で時間の表示が第一の表示になったことに応じて或る演出以外の演出も開始される場合があってもよい。また、タイマ表示の表示が開始された後で時間の表示が第一の表示になったことに応じて或る演出が必ず開始されてもよいし、タイマ表示の表示が開始された後で時間の表示が第一の表示になったことに応じて或る演出が開始されない場合があってもよい。
また、タイマ表示の表示が開始された後で時間の表示が第一の表示になったことのみに応じて或る演出が開始される場合があってもよいし、タイマ表示の表示が開始された後で時間の表示が第一の表示になったこと以外のことにも応じて或る演出が開始される場合があってもよい。
また、タイマ表示は、複数の態様のうちのいずれかの態様でのみ表示されるものであってもよいし、複数の態様のうちのいずれかの態様以外の態様でも表示されるものであってもよい。また、タイマ表示は、複数の態様のうちのいずれかの態様で必ず表示されるものであってもよいし、複数の態様のうちのいずれかの態様で表示されない場合があるものであってもよい。
また、第二のタイマ表示が表示された場合は、図柄変動表示において大当り図柄態様のみが確定表示されてもよいし、第二のタイマ表示が表示された場合は、図柄変動表示において大当り図柄態様以外の図柄態様が確定表示されてもよい。また、第二のタイマ表示が表示された場合は、図柄変動表示において大当り図柄態様が必ず確定表示されてもよいし、第二のタイマ表示が表示された場合は、図柄変動表示において大当り図柄態様が確定表示されない場合があってもよい。
また、第二のタイマ表示が表示された場合にのみ、図柄変動表示において大当り図柄態様が確定表示されてもよいし、第二のタイマ表示が表示された場合以外の場合にも、図柄変動表示において大当り図柄態様が確定表示されてもよい。
また、第二のタイマ表示が表示された場合は、時間の表示が第一の表示となった場合であっても第一の演出は開始されずに大当り図柄態様のみが確定表示される場合があってもよいし、第二のタイマ表示が表示された場合は、時間の表示が第一の表示となった場合であっても第一の演出は開始されずに大当り図柄態様以外の図柄態様が確定表示される場合があってもよい。また、第二のタイマ表示が表示された場合は、時間の表示が第一の表示となった場合であっても第一の演出は開始されずに大当り図柄態様が必ず確定表示されてもよいし、第二のタイマ表示が表示された場合は、時間の表示が第一の表示となった場合であっても第一の演出は開始されずに大当り図柄態様が確定表示されない場合があってもよい。
また、第二のタイマ表示が表示された場合にのみ、時間の表示が第一の表示となった場合であっても第一の演出は開始されずに大当り図柄態様が確定表示される場合があってもよいし、第二のタイマ表示が表示された場合以外の場合にも、時間の表示が第一の表示となった場合であっても第一の演出は開始されずに大当り図柄態様が確定表示される場合があってもよい。
また、『 前記複数の態様のうちの一つは、第一の態様[例えば、図247(19)に示すデフォルトの表示態様等]であり、
前記第二のタイマ表示が表示された場合よりも前記第一の態様のタイマ表示(以下、「第一のタイマ表示」という。)が表示された場合の方が前記第一の演出が開始されやすい、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一のタイマ表示に対しても期待を持たせることができる場合がある。
ここで、第一のタイマ表示が表示された場合よりも第二のタイマ表示が表示された場合の方が第一の演出のみが開始されやすくてもよいし、第一のタイマ表示が表示された場合よりも第二のタイマ表示が表示された場合の方が第一の演出以外の演出も開始されやすくてもよい。また、第一のタイマ表示が表示された場合よりも第二のタイマ表示が表示された場合の方が第一の演出が必ず開始されやすくてもよいし、第一のタイマ表示が表示された場合よりも第二のタイマ表示が表示された場合の方が第一の演出が開始されやすくない場合があってもよい。
また、第一のタイマ表示が表示された場合では、第一の演出が必ず開始されなくてもよいし、或る演出が開始される場合と開始されない場合があってもよい。また、第二のタイマ表示が表示された場合では、第一の演出が必ず開始されやすくてもよいし、或る演出が開始される場合と開始されない場合があってもよい。
また、『 前記第一のタイマ表示における前記時間の表示が前記第一の表示になってから該第一のタイマ表示が消えるまでの期間は、第一の期間[例えば、デフォルトの表示態様のタイマ予告表示TM1のタイマ表示が「00:00」となってからタイマ予告表示TM1が消去されるまでの期間等]であり、
前記第二のタイマ表示における前記時間の表示が前記第一の表示になってから該第二のタイマ表示が消えるまでの時間は、第二の期間[例えば、高信頼度表示態様のタイマ予告表示TM1のタイマ表示が「00:00」となってからタイマ予告表示TM1Aが消去されるまでの期間等]であり、
前記第一の期間よりも第二の期間の方が長い、
ことを特徴とする遊技台。』
この遊技台によれば、時間の表示に対する違和感を付与でき、プレミア感を向上させることができる場合がある。
なお、第一の期間よりも第二の期間の方が必ず長くてもよいし、第一の期間と第二の期間が同じ長さである場合があってもよいし、第二の期間よりも第一の期間の方が長い場合があってもよい。
また、『 前記第二のタイマ表示における前記時間の表示が前記第一の表示になったことに応じて前記第一の演出とは別の演出(以下、「第二の演出[例えば、図252(35a)に示す最強カットイン画像CI1vの表示等]」という。)が開始され、
前記第二の演出は、図柄変動表示において大当り図柄態様が確定表示される場合にのみ実行される演出である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第二のタイマ表示における時間の表示が第一の表示になったことに応じて第二の演出のみが開始されてもよいし、第二のタイマ表示における時間の表示が第一の表示になったことに応じて第二の演出以外の演出も開始されてもよい。また、第二のタイマ表示における時間の表示が第一の表示になったことに応じて第二の演出が必ず開始されてもよいし、第二のタイマ表示における時間の表示が第一の表示になったことに応じて第二の演出が開始されない場合があってもよい。
また、第二のタイマ表示における時間の表示が第一の表示になったことのみに応じて第二の演出が開始されてもよいし、第二のタイマ表示における時間の表示が第一の表示になったこと以外のことにも応じて第二の演出が開始されてもよい。
また、『 前記第一の演出は、疑似連の演出[例えば、図239(7)〜同図(9)に示す疑似連の演出等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記第一の演出は、先読み予告の演出[例えば、図246(6)〜同図(7)に示す保留アイコンの表示態様の変化演出等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記第一の演出は、予告アイコンがストックされる演出[例えば、図253(9)〜同図(10)に示す予告アイテムとしての姫のキャラクタHMEがストックされる演出等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記第一の演出は、或るスーパーリーチ演出[例えば、図237(15)〜同図(19)に示すスーパーリーチ(剣豪リーチ)の演出等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記第一の演出は、疑似連の演出、先読み予告の演出、予告アイコンがストックされる演出、及び、或るスーパーリーチ演出のうちのいずれか一つの演出又は二以上の演出である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
なお、第一の演出として複数の演出が実行される場合は、各演出が同時に開始してもよいし、開始タイミングが異なっていてもよい。また、実行される演出の数は、1つ及び2つに限らず3つ以上であってもよいし、疑似連の演出、先読み予告の演出、予告アイコンがストックされる演出、及び、或るスーパーリーチ演出の全部が行われてもよい。
また、『 前記表示手段は、装飾図柄変動表示を表示可能な手段であり[例えば、図246(2)〜同図(12)に示すように、装飾図柄表示装置208において装飾図柄の変動表示が行われている等]、
前記装飾図柄変動表示の表示中に前記タイマ表示の表示が開始される場合がある[例えば、図246(2)〜同図(3)に示すように、装飾図柄の変動表示中に高信頼度表示態様のタイマ予告表示TM1Aによるタイマ予告演出が開始されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、表示手段は、装飾図柄変動表示のみを表示可能なものであってもよいし、装飾図柄変動表示以外の表示も標示可能なものであってもよい。また、表示手段は、装飾図柄変動表示を必ず表示するものであってもよいし、装飾図柄変動表示を表示しない場合があるものであってもよい。
また、装飾図柄変動表示の表示中にタイマ表示の表示のみが開始される場合があってもよいし、装飾図柄変動表示の表示中にタイマ表示以外の表示の表示が開始される場合があってもよい。また、装飾図柄変動表示の表示中にタイマ表示の表示が必ず開始されてもよいし、装飾図柄変動表示の表示中にタイマ表示の表示が開始されない場合があってもよい。
また、装飾図柄変動表示の表示中にのみタイマ表示の表示が開始される場合があってもよいし、装飾図柄変動表示の表示中以外にもタイマ表示の表示が開始される場合があってもよい。例えば、大当り遊技中や図柄変動表示の行われていない待機状態中においてタイマ表示の表示が開始される場合があってもよい。
また、『 第二の表示手段[例えば、図284に示す7セグ表示装置SEG等]を備え、
前記表示手段は、第一の表示手段[例えば、図284に示す装飾図柄表示装置208等]のことであり、
前記第一のタイマ表示は、前記第二の表示手段よりも前記第一の表示手段の方が表示されやすく、
前記第二のタイマ表示は、前記第一の表示手段よりも前記第二の表示手段の方が表示されやすい、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第一のタイマ表示は、第一の表示手段にのみ表示されてもよいし、第一の表示手段に表示される場合と第二の表示手段に表示される場合があってもよい。
また、第二のタイマ表示は、第二の表示手段にのみ表示されてもよいし、第一の表示手段に表示される場合と第二の表示手段に表示される場合があってもよい。
また、『 前記或る時間とは、0を示す時間のことである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記第二のタイマ表示において最初に表示される前記時間の表示が第二の時間を表す表示(以下、「第二の時間表示[例えば、図290(a)に示す「7:77」のタイマ表示等]」という。)であり、
前記第二の時間表示は、或る位よりも下位の位の値が或る値[例えば、「77」等]であることを表す表示であり、
前記或る値は、0以外の値である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、タイマ表示の値を特別な値とするプレミアタイマとすることで、事前に或る演出が開始されることを遊技者が認識できるので、遊技の興趣を高めることができる場合がある。
また、『 「或る位よりも下位の位の値」とは、「小数点以下の値」のことである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記遊技台は、ぱちんこ機[例えば、図1に示すパチンコ機100等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、以上の記載では、
『 表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208等]を備えた遊技台であって、
前記表示手段は、タイマ表示[例えば、図239(3)に示すタイマ予告表示TM1等]を表示可能な手段であり、
前記タイマ表示は、時間の表示[例えば、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示等]を含む表示であり、
前記タイマ表示の表示が開始された後で前記時間の表示が或る時間を表す表示[例えば、「00:00」の表示等]になったことに応じて或る演出(以下、「第一の演出[例えば、図246(6)〜同図(7)に示す保留アイコンの表示態様の変化演出等]」という。)が開始される場合があり、
前記タイマ表示は、複数の態様のうちのいずれかの態様で表示される表示であり、
前記複数の態様のうちの一つは、第一の態様[例えば、図247(19)に示すデフォルトの表示態様等]であり、
前記複数の態様のうちの一つは、第二の態様[例えば、図246(3)に示す高信頼度表示態様等]であり、
前記第一の態様の前記タイマ表示(以下、「第一のタイマ表示[例えば、図247(19)に示すデフォルトの表示態様のタイマ予告表示TM1等]」という。)の表示が開始された場合は、前記第一の演出は開始されない場合があり、
前記第二の態様の前記タイマ表示(以下、「第二のタイマ表示[例えば、図246(3)に示す高信頼度表示態様のタイマ予告表示TM1A等]」という。)の表示が開始された場合は、前記第一の演出とは別の或る演出(以下、「第二の演出[例えば、最強カットイン画像CI1vの表示等]」という。)が必ず行われる、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
従来の遊技台では、表示手段に改良の余地があったが、この遊技台によれば、表示手段に特徴を持った遊技台を提供することができる。
ここで、表示手段は、タイマ表示のみを表示可能なものであってもよいし、タイマ表示以外の表示も表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、タイマ表示を必ず表示するものであってもよいし、タイマ表示を表示しない場合があるものであってもよい。
また、タイマ表示は、時間の表示のみを含むものであってもよいし、時間の表示以外の表示も含むものであってもよい。また、タイマ表示は、時間の表示を必ず含むものであってもよいし、時間の表示を含まない場合があるものであってもよい。
また、タイマ表示の表示が開始された後で時間の表示が第一の表示になったことに応じて第一演出のみが開始される場合があってもよいし、タイマ表示の表示が開始された後で時間の表示が第一の表示になったことに応じて第一演出以外の演出も開始される場合があってもよい。また、タイマ表示の表示が開始された後で時間の表示が第一の表示になったことに応じて第一演出が必ず開始されてもよいし、タイマ表示の表示が開始された後で時間の表示が第一の表示になったことに応じて第一演出が開始されない場合があってもよい。
また、タイマ表示の表示が開始された後で時間の表示が第一の表示になったことのみに応じて第一演出が開始される場合があってもよいし、タイマ表示の表示が開始された後で時間の表示が第一の表示になったこと以外のことにも応じて第一演出が開始される場合があってもよい。
また、タイマ表示は、複数の態様のうちのいずれかの態様でのみ表示されるものであってもよいし、複数の態様のうちのいずれかの態様以外の態様でも表示されるものであってもよい。また、タイマ表示は、複数の態様のうちのいずれかの態様で必ず表示されるものであってもよいし、複数の態様のうちのいずれかの態様で表示されない場合があるものであってもよい。
また、第一のタイマ表示の表示が開始された場合は、第一の演出のみは開始されない場合があってもよいし、第一のタイマ表示の表示が開始された場合は、第一の演出以外の演出も開始されない場合があってもよい。また、第一のタイマ表示の表示が開始された場合は、第一の演出は必ず開始されなくてもよいし、第一のタイマ表示の表示が開始された場合は、第一の演出は開始される場合があってもよい。
また、第一のタイマ表示の表示が開始された場合にのみ、第一の演出は開始されない場合があってもよいし、第一のタイマ表示の表示が開始された場合以外の場合にも、第一の演出は開始されない場合があってもよい。
また、第二のタイマ表示の表示が開始された場合は、第二の演出のみが必ず行われてもよいし、第二のタイマ表示の表示が開始された場合は、第二の演出以外の演出も必ず行われてもよい。また、第二のタイマ表示の表示が開始された場合にのみ、第二の演出が必ず行われてもよいし、第二のタイマ表示の表示が開始された場合以外の場合にも、第二の演出が必ず行われてもよい。
また、『 前記第二のタイマ表示の表示が開始された場合は、図柄変動表示において大当り図柄態様が確定表示される、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、第二のタイマ表示の表示が開始された場合は、図柄変動表示において大当り図柄態様のみが確定表示されてもよいし、第二のタイマ表示の表示が開始された場合は、図柄変動表示において大当り図柄態様以外の図柄態様が確定表示されてもよい。また、第二のタイマ表示の表示が開始された場合は、図柄変動表示において大当り図柄態様が必ず確定表示されてもよいし、第二のタイマ表示の表示が開始された場合は、図柄変動表示において大当り図柄態様が確定表示されない場合があってもよい。
また、第二のタイマ表示の表示が開始された場合にのみ、図柄変動表示において大当り図柄態様が確定表示されてもよいし、第二のタイマ表示の表示が開始された場合以外の場合にも、図柄変動表示において大当り図柄態様が確定表示されてもよい。
また、『 前記第一の演出は、疑似連の演出[例えば、図239(7)〜同図(9)に示す疑似連の演出等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記第一の演出は、先読み予告の演出[例えば、図246(6)〜同図(7)に示す保留アイコンの表示態様の変化演出等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記第一の演出は、予告アイコンがストックされる演出[例えば、図253(9)〜同図(10)に示す予告アイテムとしての姫のキャラクタHMEがストックされる演出等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記第一の演出は、或るスーパーリーチ演出[例えば、図237(15)〜同図(19)に示すスーパーリーチ(剣豪リーチ)の演出等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記第一の演出は、疑似連の演出、先読み予告の演出、予告アイコンがストックされる演出、及び、或るスーパーリーチ演出のうちのいずれか一つの演出又は二以上の演出である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
なお、第一の演出として複数の演出が実行される場合は、各演出が同時に開始してもよいし、開始タイミングが異なっていてもよい。また、実行される演出の数は、1つ及び2つに限らず3つ以上であってもよいし、疑似連の演出、先読み予告の演出、予告アイコンがストックされる演出、及び、或るスーパーリーチ演出の全部が行われてもよい。
また、『 前記第二の演出は、図柄変動表示で大当り図柄態様が確定表示されることを報知する演出[例えば、図252(35a)に示す最強カットイン画像CI1vの表示等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記第二の演出として大当り図柄態様が確定表示される[例えば、タイマ予告表示におけるタイマ表示が「00:00」になると、「装飾7−装飾7−装飾7」の装飾図柄の組み合わせが表示される等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記表示手段は、装飾図柄変動表示を表示可能な手段であり[例えば、図246(2)〜同図(12)に示すように、装飾図柄表示装置208において装飾図柄の変動表示が行われている等]、
前記装飾図柄変動表示の表示中に前記タイマ表示の表示が開始される場合がある[例えば、図246(2)〜同図(3)に示すように、装飾図柄の変動表示中に高信頼度表示態様のタイマ予告表示TM1Aによるタイマ予告演出が開始されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、表示手段は、装飾図柄変動表示のみを表示可能なものであってもよいし、装飾図柄変動表示以外の表示も標示可能なものであってもよい。また、表示手段は、装飾図柄変動表示を必ず表示するものであってもよいし、装飾図柄変動表示を表示しない場合があるものであってもよい。
また、装飾図柄変動表示の表示中にタイマ表示の表示のみが開始される場合があってもよいし、装飾図柄変動表示の表示中にタイマ表示以外の表示の表示が開始される場合があってもよい。また、装飾図柄変動表示の表示中にタイマ表示の表示が必ず開始されてもよいし、装飾図柄変動表示の表示中にタイマ表示の表示が開始されない場合があってもよい。
また、装飾図柄変動表示の表示中にのみタイマ表示の表示が開始される場合があってもよいし、装飾図柄変動表示の表示中以外にもタイマ表示の表示が開始される場合があってもよい。例えば、大当り遊技中や図柄変動表示の行われていない待機状態中においてタイマ表示の表示が開始される場合があってもよい。
また、『 第二の表示手段[例えば、図284に示す7セグ表示装置SEG等]を備え、
前記表示手段は、第一の表示手段[例えば、図284に示す装飾図柄表示装置208等]のことであり、
前記第一のタイマ表示は、前記第二の表示手段よりも前記第一の表示手段の方が表示されやすく、
前記第二のタイマ表示は、前記第一の表示手段よりも前記第二の表示手段の方が表示されやすい、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第一のタイマ表示は、第一の表示手段にのみ表示されてもよいし、第一の表示手段に表示される場合と第二の表示手段に表示される場合があってもよい。
また、第二のタイマ表示は、第二の表示手段にのみ表示されてもよいし、第一の表示手段に表示される場合と第二の表示手段に表示される場合があってもよい。
また、『 前記或る時間とは、0を示す時間のことである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記第一のタイマ表示において最初に表示される前記時間の表示が第一の時間を表す表示(以下、「第一の時間表示[例えば、図247(19)に示すデフォルトの表示態様のタイマ予告表示TM1のタイマ表示における「5:00」の表示等]」という。)であり、
前記第二のタイマ表示において最初に表示される前記時間の表示が第二の時間を表す表示(以下、「第二の時間表示[例えば、図290(a)に示す「7:77」のタイマ表示等]」という。)であり、
前記第一の時間表示は、或る位[例えば、一の位等]よりも下位の位[例えば、小数点以下の位等]の値が0であること表す表示であり、
前記第二の時間表示は、前記或る位よりも下位の位の値が或る値[例えば、「77」等]であることを表す表示であり、
前記或る値は、0以外の値である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、タイマ表示の値を特別な値とするプレミアタイマとすることで、事前に或る演出が開始されることを遊技者が認識できるので、遊技の興趣を高めることができる場合がある。
また、『 「或る位よりも下位の位の値」とは、「小数点以下の値」のことである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記遊技台は、ぱちんこ機[例えば、図1に示すパチンコ機100等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、以上の記載では、
『 複数の表示手段を備えた遊技台であって、
前記複数の表示手段のうちの一つは、第一の表示手段[例えば、図284に示す装飾図柄表示装置208等]であり、
前記複数の表示手段のうちの一つは、第二の表示手段[例えば、図284に示す7セグ表示装置SEG等]であり、
前記第一の表示手段は、タイマ表示[例えば、図284(3)に示すタイマ予告表示TM1等]を表示可能な手段であり、
前記第二の表示手段は、タイマ表示[例えば、図284(3)に示す7セグ表示装置SEGにおけるタイマ予告表示等]を表示可能な手段であり、
前記タイマ表示は、時間の表示[例えば、タイマ予告表示TM1あるいは7セグ表示装置SEGにおけるタイマ予告表示におけるタイマ表示等]を含む表示であり、
前記タイマ表示の表示が開始された後で前記時間の表示が或る時間を表す表示(以下、「第一の表示[例えば、「00:00」の表示等]」という。)になったことに応じて或る演出(以下、「第一の演出[例えば、図241(14)に示す弱カットイン画像CI1bや図250(35)に示す強カットイン画像CI1a等]」という。)が開始され、
前記第一の表示手段と前記第二の表示手段のうちのいずれか一方の表示手段で前記タイマ表示が表示される場合(以下、「第一の場合」という。)があり、
前記第一の表示手段と前記第二の表示手段の両方の表示手段で前記タイマ表示が表示される場合(以下、「第二の場合[例えば、図284(3)〜同図(11)に示すように装飾図柄表示装置208及び7セグ表示装置SEGにおいてそれぞれタイマ予告表示が表示されている場合等]」という。)がある、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
従来の遊技台では、表示手段に改良の余地があったが、この遊技台によれば、表示手段に特徴を持った遊技台を提供することができる。
ここで、第一の表示手段は、タイマ表示のみを表示可能なものであってもよいし、タイマ表示以外の表示も表示可能なものであってもよい。また、第一の表示手段は、タイマ表示を必ず表示するものであってもよいし、タイマ表示を表示しない場合があるものであってもよい。
また、第二の表示手段は、タイマ表示のみを表示可能なものであってもよいし、タイマ表示以外の表示も表示可能なものであってもよい。また、第二の表示手段は、タイマ表示を必ず表示するものであってもよいし、タイマ表示を表示しない場合があるものであってもよい。
また、タイマ表示は、時間の表示のみを含むものであってもよいし、時間の表示以外の表示も含むものであってもよい。また、タイマ表示は、時間の表示を必ず含むものであってもよいし、時間の表示を含まない場合があるものであってもよい。
また、タイマ表示の表示が開始された後で時間の表示が第一の表示になったことに応じて第一の演出のみが開始される場合があってもよいし、タイマ表示の表示が開始された後で時間の表示が第一の表示になったことに応じて第一の演出以外の演出も開始される場合があってもよい。また、タイマ表示の表示が開始された後で時間の表示が第一の表示になったことに応じて第一の演出が必ず開始されてもよいし、タイマ表示の表示が開始された後で時間の表示が第一の表示になったことに応じて第一の演出が開始されない場合があってもよい。
また、タイマ表示の表示が開始された後で時間の表示が第一の表示になったことのみに応じて第一の演出が開始される場合があってもよいし、タイマ表示の表示が開始された後で時間の表示が第一の表示になったこと以外のことにも応じて第一の演出が開始される場合があってもよい。
また、第一の表示手段と第二の表示手段のうちのいずれか一方の表示手段でタイマ表示のみが表示される場合があってもよいし、第一の表示手段と第二の表示手段のうちのいずれか一方の表示手段でタイマ表示以外の表示も表示される場合があってもよい。また、第一の表示手段と第二の表示手段のうちのいずれか一方の表示手段でタイマ表示が必ず表示されてもよいし、第一の表示手段と第二の表示手段のうちのいずれか一方の表示手段でタイマ表示が表示されない場合があってもよい。
また、第一の表示手段と第二の表示手段のうちのいずれか一方の表示手段のみでタイマ表示が表示される場合があってもよいし、第一の表示手段と第二の表示手段のうちのいずれか一方の表示手段以外の表示手段でもタイマ表示が表示される場合があってもよい。
また、第一の表示手段のみでタイマ表示が表示される場合があってもよいし、第二の表示手段のみでタイマ表示が表示される場合があってもよい。
また、第一の表示手段と第二の表示手段の両方の表示手段でタイマ表示のみが表示される場合があってもよいし、第一の表示手段と第二の表示手段の両方の表示手段でタイマ表示以外の表示も表示される場合があってもよい。また、第一の表示手段と第二の表示手段の両方の表示手段でタイマ表示が必ず表示されてもよいし、第一の表示手段と第二の表示手段の両方の表示手段でタイマ表示が表示されない場合があってもよい。
また、第一の表示手段と第二の表示手段の両方の表示手段でのみタイマ表示が表示される場合があってもよいし、第一の表示手段と第二の表示手段の両方の表示手段以外の表示手段でもタイマ表示が表示される場合があってもよい。
また、『 前記第二の場合において、前記第一の表示手段に表示される前記タイマ表示(以下、「第一のタイマ表示[例えば、図284(3)に示す装飾図柄表示装置208に表示されたタイマ予告表示TM1等]」という。)の前記時間の表示と、前記第二の表示手段に表示される前記タイマ表示(以下、「第二のタイマ表示[例えば、図284(3)に示す7セグ表示装置SEGに表示されたタイマ予告表示等]」という。)の前記時間の表示が同じ場合(以下、「第三の場合」という。)がある[例えば、図284(3)〜同図(11)に示すように、装飾図柄表示装置208に表示されたタイマ予告表示TM1のタイマ表示の示す時間と、7セグ表示装置SEGに表示されたタイマ予告表示のタイマ表示の示す時間が同じである等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、いずれかの表示装置が故障してもタイマ表示が認識可能である場合がある。
ここで、第二の場合において第一のタイマ表示の時間の表示と、第二のタイマ表示の時間の表示のみが同じ場合があってもよいし、第二の場合において第一のタイマ表示の時間の表示と、第二のタイマ表示の時間の表示以外の表示も同じ場合があってもよい。また、第二の場合において第一のタイマ表示の時間の表示と、第二のタイマ表示の時間の表示が必ず同じであってもよいし、第二の場合において第一のタイマ表示の時間の表示と、第二のタイマ表示の時間の表示が異なる場合があってもよい。
また、第二の場合においてのみ第一のタイマ表示の時間の表示と、第二のタイマ表示の時間の表示が同じ場合があってもよいし、第二の場合以外の場合においても第一のタイマ表示の時間の表示と、第二のタイマ表示の時間の表示が同じ場合があってもよい。
なお、この場合において、第一のタイマ表示と第二のタイマ表示が表示開始されたときの時間の表示が同じであり、第一のタイマ表示と第二のタイマ表示の時間の表示の変化中における時間の表示も同じであり、第一のタイマ表示と第二のタイマ表示の時間の表示が或る時間を表す表示となるタイミングも同じである。
また、『 前記第一の演出は、複数の態様で実行可能な演出であり、
前記複数の態様のうちの一つは、第一の態様[例えば、図241(14)に示す弱カットイン画像CI1bによるカットイン画像の表示態様等]であり、
前記複数の態様のうちの一つは、第二の態様[例えば、図250(35)に示す強カットイン画像CI1aによるカットイン画像の表示態様等]であり、
前記第一の態様による前記第一の演出が行われた場合よりも前記第二の態様による前記第一の演出が行われた場合の方が、図柄変動表示において大当り図柄態様が確定表示されやすく、
前記第一の場合と前記第三の場合で前記タイマ表示において最初に表示される前記時間の表示が同じ場合では、該第一の場合よりも該第三の場合の方が、前記第二の態様による前記第一の演出が開始されやすい[例えば、装飾図柄表示装置208と7セグ表示装置SEGのいずれか一方でのみタイマ予告表示が行われる場合と、装飾図柄表示装置208と7セグ表示装置SEGの両方でタイマ予告表示が行われ、且つタイマ表示が同じ場合では、装飾図柄表示装置208と7セグ表示装置SEGの両方でタイマ予告表示が行われた場合の方が、強カットイン画像CI1aが表示されやすい等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第一の演出は、複数の態様でのみ実行可能なものであってもよいし、複数の態様以外の態様でも実行可能なものであってもよい。また、第一の演出は、複数の態様で必ず実行するものであってもよいし、複数の態様で実行しない場合があるものであってもよい。
また、第一の態様による第一の演出が行われた場合よりも第二の態様による第一の演出が行われた場合の方が、図柄変動表示において大当り図柄態様のみが確定表示されやすくてもよいし、第一の態様による第一の演出が行われた場合よりも第二の態様による第一の演出が行われた場合の方が、図柄変動表示において大当り図柄態様以外の図柄態様も確定表示されやすくてもよい。また、第一の態様による第一の演出が行われた場合よりも第二の態様による第一の演出が行われた場合の方が、図柄変動表示において大当り図柄態様が必ず確定表示されやすくてもよいし、第一の態様による第一の演出が行われた場合よりも第二の態様による第一の演出が行われた場合の方が、図柄変動表示において大当り図柄態様が確定表示されやすくない場合があってもよい。
また、第一の態様による第一の演出が行われた場合では、図柄変動表示において大当り図柄態様が必ず確定表示されなくてもよいし、図柄変動表示において大当り図柄態様が確定表示される場合とされない場合とがあってもよい。また、第二の態様による第一の演出が行われた場合では、図柄変動表示において大当り図柄態様が必ず確定表示されてもよいし、図柄変動表示において大当り図柄態様が確定表示される場合とされない場合とがあってもよい。
また、第一の場合と第三の場合でタイマ表示において最初に表示される時間の表示が同じ場合では、第一の場合よりも第三の場合の方が、第二の態様による第一の演出のみが開始されやすくてもよいし、第一の場合と第三の場合でタイマ表示において最初に表示される時間の表示が同じ場合では、第一の場合よりも第三の場合の方が、第二の態様による第一の演出以外の演出も開始されやすくてもよい。また、第一の場合と第三の場合でタイマ表示において最初に表示される時間の表示が同じ場合では、第一の場合よりも第三の場合の方が、第二の態様による第一の演出が必ず開始されやすくてもよいし、第一の場合と第三の場合でタイマ表示において最初に表示される時間の表示が同じ場合では、第一の場合よりも第三の場合の方が、第二の態様による第一の演出が開始されやすくない場合があってもよい。
また、第一の場合と第三の場合でタイマ表示において最初に表示される時間の表示が同じ場合でのみ、第一の場合よりも第三の場合の方が、第二の態様による第一の演出が開始されやすくてもよいし、第一の場合と第三の場合でタイマ表示において最初に表示される時間の表示が同じ場合以外の場合でも、第一の場合よりも第三の場合の方が、第二の態様による第一の演出が開始されやすくてもよい。
また、第一の場合では、第二の態様による第一の演出が必ず開始されなくてもよいし、第二の態様による第一の演出が開始される場合と開始されない場合とがあってもよい。また、第三の場合では、第二にお太洋による第一の演出が必ず開始されてもよいし、第二の態様による第一の演出が開始される場合と開始されない場合とがあってもよい。
また、『 前記第二の場合において、前記第一の表示手段と前記第二の表示手段のうちの一方の表示手段に第三のタイマ表示[例えば、図249(3)に示す装飾図柄表示装置208に表示される2つのタイマ予告表示TM1L,TM1Rのうちの一方のタイマ予告表示TM1L等]が表示される場合があり、
前記第三のタイマ表示と前記第一のタイマ表示では、表示される前記時間の表示が異なっており[例えば、図249(3)に示す装飾図柄表示装置208に表示される2つのタイマ予告表示TM1L,TM1Rのうちの一方のタイマ予告表示TM1Lにおけるタイマ表示は「10:00」であり、他方のタイマ予告表示TM1Rにおけるタイマ表示は「45:00」であり異なっている等]、
前記第三のタイマ表示と前記第二のタイマ表示では、表示される前記時間の表示が異なっており、
前記第三のタイマ表示の表示が開始された後で、該第三のタイマ表示における前記時間の表示が前記或る時間になったことに応じて前記第一の演出とは別の或る演出[例えば、図249(12)〜同図(13)に示す疑似連の演出等]が開始される場合がある、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第二の場合において、第一の表示手段と第二の表示手段のうちの一方の表示手段に第三のタイマ表示のみが表示される場合があってもよいし、第二の場合において、第一の表示手段と第二の表示手段のうちの一方の表示手段に第三のタイマ表示以外の表示も表示される場合があってもよい。また、第二の場合において、第一の表示手段と第二の表示手段のうちの一方の表示手段に第三のタイマ表示が必ず表示されてもよいし、第二の場合において、第一の表示手段と第二の表示手段のうちの一方の表示手段に第三のタイマ表示が表示されない場合があってもよい。
また、第二の場合において、第一の表示手段と第二の表示手段のうちの一方の表示手段にのみ第三のタイマ表示が表示される場合があってもよいし、第二の場合において、第一の表示手段と第二の表示手段のうちの一方の表示手段以外の表示手段にも第三のタイマ表示が表示される場合があってもよい。
また、第二の場合においてのみ、第一の表示手段と第二の表示手段のうちの一方の表示手段に第三のタイマ表示が表示される場合があってもよいし、第二の場合以外の場合においても、第一の表示手段と第二の表示手段のうちの一方の表示手段に第三のタイマ表示が表示される場合があってもよい。
また、第三のタイマ表示と第一のタイマ表示では、表示される時間の表示のみが異なっていてもよいし、第三のタイマ表示と第一のタイマ表示では、表示される時間の表示以外の表示も異なっていてもよい。また、第三のタイマ表示と第一のタイマ表示では、表示される時間の表示が必ず異なっていてもよいし、第三のタイマ表示と第一のタイマ表示では、表示される時間の表示が異なっていない場合があってもよい。
また、第三のタイマ表示と第二のタイマ表示では、表示される時間の表示のみが異なっていてもよいし、第三のタイマ表示と第二のタイマ表示では、表示される時間の表示以外の表示も異なっていてもよい。また、第三のタイマ表示と第二のタイマ表示では、表示される時間の表示が必ず異なっていてもよいし、第三のタイマ表示と第二のタイマ表示では、表示される時間の表示が異なっていない場合があってもよい。
また、第三のタイマ表示の表示が開始された後で、第三のタイマ表示における時間の表示が或る時間になったことに応じて第一の演出とは別の或る演出のみが開始される場合があってもよいし、第三のタイマ表示の表示が開始された後で、第三のタイマ表示における時間の表示が或る時間になったことに応じて第一の演出とは別の或る演出以外の演出も開始される場合があってもよい。また、第三のタイマ表示の表示が開始された後で、第三のタイマ表示における時間の表示が或る時間になったことに応じて第一の演出とは別の或る演出が必ず開始されてもよいし、第三のタイマ表示の表示が開始された後で、第三のタイマ表示における時間の表示が或る時間になったことに応じて第一の演出とは別の或る演出が開始されない場合があってもよい。
また、第三のタイマ表示の表示が開始された後で、第三のタイマ表示における時間の表示が或る時間になったことにのみ応じて第一の演出とは別の或る演出が開始される場合があってもよいし、第三のタイマ表示の表示が開始された後で、第三のタイマ表示における時間の表示が或る時間になったこと以外のことにも応じて第一の演出とは別の或る演出が開始される場合があってもよい。
また、第三のタイマ表示の表示が開始された後でのみ、第三のタイマ表示における時間の表示が或る時間になったことに応じて第一の演出とは別の或る演出が開始される場合があってもよいし、第三のタイマ表示の表示が開始された後以外でも、第三のタイマ表示における時間の表示が或る時間になったことに応じて第一の演出とは別の或る演出が開始される場合があってもよい。
また、『 前記第二の場合において、前記第一の表示手段に表示される前記タイマ表示(以下、「第十一のタイマ表示[例えば、図285(5)に示す装飾図柄表示装置208に表示されたタイマ予告表示TM1等]」という。)の前記時間の表示と、前記第二の表示手段に表示されるタイマ表示(以下、「第十二のタイマ表示[例えば、図285(5)に示す7セグ表示装置SEGに表示されたタイマ予告表示等]」という。)の前記時間の表示が異なる場合(以下、「第四の場合」という。)があり[例えば、図285(5)に示すように、装飾図柄表示装置208に表示されたタイマ予告表示TM1のタイマ表示の示す時間(「06:11」)と、7セグ表示装置SEGに表示されたタイマ予告表示のタイマ表示の示す時間(「30:00」)が異なっている等]、
前記第四の場合において、前記第十一のタイマ表示と前記第十二のタイマ表示のうちの少なくともいずれか一方の前記時間の表示が前記第一の表示になったことに応じて前記第一の演出が開始される、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第二の場合において第十一のタイマ表示の時間の表示と、第十二のタイマ表示の時間の表示のみが異なる場合があってもよいし、第二の場合において第十一のタイマ表示の時間の表示と、第十二のタイマ表示の時間の表示以外の表示も異なる場合があってもよい。また、第二の場合において第十一のタイマ表示の時間の表示と、第十二のタイマ表示の時間の表示が必ず異なってもよいし、第二の場合において第十一のタイマ表示の時間の表示と、第十二のタイマ表示の時間の表示が異ならない場合があってもよい。
また、第二の場合においてのみ第十一のタイマ表示の時間の表示と、第十二のタイマ表示の時間の表示が異なる場合があってもよいし、第二の場合以外の場合においても第十一のタイマ表示の時間の表示と、第十二のタイマ表示の時間の表示が異なる場合があってもよい。
また、第四の場合において、第十一のタイマ表示と第十二のタイマ表示のうちの少なくともいずれか一方の時間の表示が第一の表示になったことに応じて第一の演出のみが開始されてもよいし、第四の場合において、第十一のタイマ表示と第十二のタイマ表示のうちの少なくともいずれか一方の時間の表示が第一の表示になったことに応じて第一の演出以外の演出も開始されてもよい。また、第四の場合において、第十一のタイマ表示と第十二のタイマ表示のうちの少なくともいずれか一方の時間の表示が第一の表示になったことに応じて第一の演出が必ず開始されてもよいし、第四の場合において、第十一のタイマ表示と第十二のタイマ表示のうちの少なくともいずれか一方の時間の表示が第一の表示になったことに応じて第一の演出が開始されない場合があってもよい。
また、第四の場合において、第十一のタイマ表示と第十二のタイマ表示のうちの少なくともいずれか一方の時間の表示が第一の表示になったことにのみ応じて第一の演出が開始されてもよいし、第四の場合において、第十一のタイマ表示と第十二のタイマ表示のうちの少なくともいずれか一方の時間の表示が第一の表示になったこと以外のことにも応じて第一の演出が開始されてもよい。
また、第四の場合において、第十一のタイマ表示の時間の表示が第一の表示になったことに応じて第一の演出が開始されてもよいし、第四の場合において、第十二のタイマ表示の時間の表示が第一の表示になったことに応じて第一の演出が開始されてもよいし、第四の場合において、第十一のタイマ表示と第十二のタイマ表示の両方の時間の表示が第一の表示になったことに応じて第一の演出が開始されてもよい。
また、第四の場合においてのみ、第十一のタイマ表示と第十二のタイマ表示のうちの少なくともいずれか一方の時間の表示が第一の表示になったことに応じて第一の演出が開始されてもよいし、第四の場合以外の場合においても、第十一のタイマ表示と第十二のタイマ表示のうちの少なくともいずれか一方の時間の表示が第一の表示になったことに応じて第一の演出が開始されてもよい。
また、『 前記第一の表示手段は、一つのタイマ表示のみが表示される場合がある手段であり[例えば、図284(3)に示すように、装飾図柄表示装置208では1つのタイマ予告表示TM1のみが表示されている等]、
前記第一の表示手段は、複数のタイマ表示が表示される場合もある手段であり[例えば、図249(3)に示すように、装飾図柄表示装置208では2つのタイマ予告表示TM1L,TM1Rが表示されている等]、
前記第二の表示手段は、一つのタイマ表示のみが表示される場合がある手段である[例えば、図284(3)に示すように、7セグ表示装置SEGでは1つのタイマ予告表示TM1のみが表示されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第一の表示手段は、一つのタイマ表示のみが表示される場合があるものであってもよいし、一つのタイマ表示以外の表示も表示される場合があるものであってもよい。また、第一の表示手段は、一つのタイマ表示のみが必ず表示されるものであってもよいし、一つのタイマ表示のみが表示されない場合があるものであってもよい。
また、第一の表示手段は、複数のタイマ表示のみが表示される場合もあるものであってもよいし、複数のタイマ表示以外の表示も表示される場合もあるものであってもよい。また、第一の表示手段は、複数のタイマ表示が必ず表示されるものであってもよいし、複数のタイマ表示が表示されない場合があるものであってもよい。
また、第二の表示手段は、一つのタイマ表示のみが表示される場合があるものであってもよいし、一つのタイマ表示以外の表示も表示される場合があるものであってもよい。また、第二の表示手段は、一つのタイマ表示のみが必ず表示されるものであってもよいし、一つのタイマ表示のみが表示されない場合があるものであってもよい。
また、『 前記第一の表示手段に複数の前記タイマ表示(以下、「複数のタイマ表示」という。)が表示される場合があり、
前記第一の表示手段における前記複数のタイマ表示のうちの一つは、第二十一のタイマ表示[例えば、図249(3)に示す装飾図柄表示装置208における左側に表示されたタイマ予告表示TM1L等]であり、
前記第一の表示手段における前記複数のタイマ表示のうちの一つは、第二十二のタイマ表示[例えば、図249(3)に示す装飾図柄表示装置208における右側に表示されたタイマ予告表示TM1R等]であり、
前記第二十一のタイマ表示において最初に表示される前記時間の表示が第二十一の時間を表す表示[例えば、「10:00」の表示等]であり、
前記第二十二のタイマ表示において最初に表示される前記時間の表示が第二十二の時間を表す表示[例えば、「45:00」の表示等]であり、
前記第二十二の時間に対応する期間[例えば、45秒間等]の方が前記第二十一の時間に対応する期間[例えば、10秒間等]よりも長く、
前記第二の場合において、前記第二の表示手段に表示される前記タイマ表示に表示される前記時間の表示と、前記第二十二のタイマ表示に表示される前記時間の表示が同じである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第一の表示手段に複数のタイマ表示のみが表示される場合があってもよいし、第一の表示手段に複数のタイマ表示以外の表示も表示される場合があってもよい。また、第一の表示手段に複数のタイマ表示が必ず表示されてもよいし、第一の表示手段に複数のタイマ表示が表示されない場合があってもよい。
また、第一の表示手段にのみ複数のタイマ表示が表示される場合があってもよいし、第一の表示手段以外の表示手段にも複数のタイマ表示が表示される場合があってもよい。
また、第二の場合において、第二の表示手段に表示されるタイマ表示に表示される時間の表示と、第二十二のタイマ表示に表示される時間の表示のみが同じであってもよいし、第二の場合において、第二の表示手段に表示されるタイマ表示に表示される時間の表示と、第二十二のタイマ表示に表示される時間の表示以外の表示も同じであってもよい。また、第二の場合において、第二の表示手段に表示されるタイマ表示に表示される時間の表示と、第二十二のタイマ表示に表示される時間の表示が必ず同じであってもよいし、第二の場合において、第二の表示手段に表示されるタイマ表示に表示される時間の表示と、第二十二のタイマ表示に表示される時間の表示が異なる場合があってもよい。
また、第二の場合においてのみ、第二の表示手段に表示されるタイマ表示に表示される時間の表示と、第二十二のタイマ表示に表示される時間の表示が同じであってもよいし、第二の場合以外の場合においても、第二の表示手段に表示されるタイマ表示に表示される時間の表示と、第二十二のタイマ表示に表示される時間の表示が同じであってもよい。
また、『 前記第二の表示手段は、複数の態様で前記タイマ表示を表示可能な手段であり、
前記複数の態様のうちの一つは、第三の態様[例えば、図286(24)に示すレインボーの表示態様等]であり、
前記第二の表示手段が前記第三の態様で前記タイマ表示を表示した場合は、図柄変動表示において大当り図柄態様が確定表示される、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第二の表示手段は、複数の態様でのみタイマ表示を表示可能なものであってもよいし、複数の態様以外の態様でもタイマ表示を表示可能なものであってもよい。また、第二の表示手段は、複数の態様で必ずタイマ表示を表示するものであってもよいし、複数の態様でタイマ表示を表示しない場合があるものであってもよい。
また、第二の表示手段が第三の態様でタイマ表示を表示した場合は、図柄変動表示において大当り図柄態様のみが確定表示されてもよいし、第二の表示手段が第三の態様でタイマ表示を表示した場合は、図柄変動表示において大当り図柄態様以外の図柄態様も確定表示されてもよい。また、第二の表示手段が第三の態様でタイマ表示を表示した場合は、図柄変動表示において大当り図柄態様が必ず確定表示されてもよいし、第二の表示手段が第三の態様でタイマ表示を表示した場合は、図柄変動表示において大当り図柄態様が確定表示されない場合があってもよい。
また、第二の表示手段が第三の態様でタイマ表示を表示した場合にのみ、図柄変動表示において大当り図柄態様が確定表示されてもよいし、第二の表示手段が第三の態様でタイマ表示を表示した場合以外の場合にも、図柄変動表示において大当り図柄態様が確定表示されてもよい。
また、『 前記第一のタイマ表示において最初に表示される前記時間の表示が第二の時間を表す表示(以下、「第二の時間表示[例えば、図290(a)に示す「7:77」のタイマ表示等]」という。)である場合は、図柄変動表示において大当り図柄態様が確定表示され、
前記第二の時間表示は、或る位[例えば、一の位等]よりも下位の位[例えば、小数点以下の位等]の値が或る値[例えば、「77」等]であることを表す表示であり、
前記或る値は、0以外の値である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、タイマ表示の値を特別な値とするプレミアタイマとすることで、事前に或る演出が開始されることを遊技者が認識できるので、遊技の興趣を高めることができる場合がある。
また、『 「或る位よりも下位の位の値」とは、「小数点以下の値」のことである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記第一の演出は、疑似連の演出[例えば、図239(7)〜同図(9)に示す疑似連の演出等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記第一の演出は、先読み予告の演出[例えば、図246(6)〜同図(7)に示す保留アイコンの表示態様の変化演出等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記第一の演出は、予告アイコンがストックされる演出[例えば、図253(9)〜同図(10)に示す予告アイテムとしての姫のキャラクタHMEがストックされる演出等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記第一の演出は、或るスーパーリーチ演出[例えば、図237(15)〜同図(19)に示すスーパーリーチ(剣豪リーチ)の演出等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記第一の演出は、疑似連の演出、先読み予告の演出、予告アイコンがストックされる演出、及び、或るスーパーリーチ演出のうちのいずれか一つの演出又は二以上の演出である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
なお、第一の演出として複数の演出が実行される場合は、各演出が同時に開始してもよいし、開始タイミングが異なっていてもよい。また、実行される演出の数は、1つ及び2つに限らず3つ以上であってもよいし、疑似連の演出、先読み予告の演出、予告アイコンがストックされる演出、及び、或るスーパーリーチ演出の全部が行われてもよい。
また、『 前記表示手段は、装飾図柄変動表示を表示可能な手段であり[例えば、図246(2)〜同図(12)に示すように、装飾図柄表示装置208において装飾図柄の変動表示が行われている等]、
前記装飾図柄変動表示の表示中に前記タイマ表示の表示が開始される場合がある[例えば、図246(2)〜同図(3)に示すように、装飾図柄の変動表示中に高信頼度表示態様のタイマ予告表示TM1Aによるタイマ予告演出が開始されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、表示手段は、装飾図柄変動表示のみを表示可能なものであってもよいし、装飾図柄変動表示以外の表示も標示可能なものであってもよい。また、表示手段は、装飾図柄変動表示を必ず表示するものであってもよいし、装飾図柄変動表示を表示しない場合があるものであってもよい。
また、装飾図柄変動表示の表示中にタイマ表示の表示のみが開始される場合があってもよいし、装飾図柄変動表示の表示中にタイマ表示以外の表示の表示が開始される場合があってもよい。また、装飾図柄変動表示の表示中にタイマ表示の表示が必ず開始されてもよいし、装飾図柄変動表示の表示中にタイマ表示の表示が開始されない場合があってもよい。
また、装飾図柄変動表示の表示中にのみタイマ表示の表示が開始される場合があってもよいし、装飾図柄変動表示の表示中以外にもタイマ表示の表示が開始される場合があってもよい。例えば、大当り遊技中や図柄変動表示の行われていない待機状態中においてタイマ表示の表示が開始される場合があってもよい。
また、『 前記或る時間とは、0を示す時間のことである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記遊技台は、ぱちんこ機[例えば、図1に示すパチンコ機100等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、以上の記載では、
『 複数の表示手段を備えた遊技台であって、
前記複数の表示手段のうちの一つは、第一の表示手段[例えば、図284に示す装飾図柄表示装置208等]であり、
前記複数の表示手段のうちの一つは、第二の表示手段[例えば、図284に示す7セグ表示装置SEG等]であり、
前記第一の表示手段は、タイマ表示[例えば、図285(5)に示すタイマ予告表示TM1等]を表示可能な手段であり、
前記第二の表示手段は、タイマ表示[例えば、図285(5)に示す7セグ表示装置SEGにおけるタイマ予告表示等]を表示可能な手段であり、
前記タイマ表示は、時間の表示[例えば、タイマ予告表示TM1あるいは7セグ表示装置SEGにおけるタイマ予告表示におけるタイマ表示等]を含む表示であり、
前記タイマ表示の表示が開始された後で前記時間の表示が或る時間を表す表示(以下、「第一の表示[例えば、「00:00」の表示等]」という。)になったことに応じて或る演出[例えば、図241(14)に示す弱カットイン画像CI1bや図250(35)に示す強カットイン画像CI1a等]が開始され、
或る図柄変動表示の実行中に前記第一の表示手段と前記第二の表示手段の両方の表示手段で前記タイマ表示が表示される場合(以下、「第二の場合[例えば、図285(5)に示すように装飾図柄表示装置208及び7セグ表示装置SEGにおいてそれぞれタイマ予告表示が表示されている場合等]」という。)があり、
前記第二の場合において、前記第一の表示手段に表示される前記タイマ表示(以下、「第一のタイマ表示」という。)の前記時間の表示と、前記第二の表示手段に表示される前記タイマ表示(以下、「第二のタイマ表示」という。)の前記時間の表示が異なる場合がある[例えば、図285(5)に示すように、装飾図柄表示装置208に表示されたタイマ予告表示TM1のタイマ表示の示す時間(「06:11」)と、7セグ表示装置SEGに表示されたタイマ予告表示のタイマ表示の示す時間(「30:00」)が異なっている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
従来の遊技台では、表示手段に改良の余地があったが、この遊技台によれば、表示手段に特徴を持った遊技台を提供することができる。
ここで、第一の表示手段は、タイマ表示のみを表示可能なものであってもよいし、タイマ表示以外の表示も表示可能なものであってもよい。また、第一の表示手段は、タイマ表示を必ず表示するものであってもよいし、タイマ表示を表示しない場合があるものであってもよい。
また、第二の表示手段は、タイマ表示のみを表示可能なものであってもよいし、タイマ表示以外の表示も表示可能なものであってもよい。また、第二の表示手段は、タイマ表示を必ず表示するものであってもよいし、タイマ表示を表示しない場合があるものであってもよい。
また、タイマ表示は、時間の表示のみを含むものであってもよいし、時間の表示以外の表示も含むものであってもよい。また、タイマ表示は、時間の表示を必ず含むものであってもよいし、時間の表示を含まない場合があるものであってもよい。
また、タイマ表示の表示が開始された後で時間の表示が第一の表示になったことに応じて或る演出のみが開始される場合があってもよいし、タイマ表示の表示が開始された後で時間の表示が第一の表示になったことに応じて或る演出以外の演出も開始される場合があってもよい。また、タイマ表示の表示が開始された後で時間の表示が第一の表示になったことに応じて或る演出が必ず開始されてもよいし、タイマ表示の表示が開始された後で時間の表示が第一の表示になったことに応じて或る演出が開始されない場合があってもよい。
また、タイマ表示の表示が開始された後で時間の表示が第一の表示になったことのみに応じて或る演出が開始される場合があってもよいし、タイマ表示の表示が開始された後で時間の表示が第一の表示になったこと以外のことにも応じて或る演出が開始される場合があってもよい。
また、或る図柄変動表示の実行中に第一の表示手段と第二の表示手段の両方の表示手段でタイマ表示のみが表示される場合があってもよいし、或る図柄変動表示の実行中に第一の表示手段と第二の表示手段の両方の表示手段でタイマ表示以外の表示も表示される場合があってもよい。また、或る図柄変動表示の実行中に第一の表示手段と第二の表示手段の両方の表示手段でタイマ表示が必ず表示されてもよいし、或る図柄変動表示の実行中に第一の表示手段と第二の表示手段の両方の表示手段でタイマ表示が表示されない場合があってもよい。
また、或る図柄変動表示の実行中に第一の表示手段と第二の表示手段の両方の表示手段でのみタイマ表示が表示される場合があってもよいし、或る図柄変動表示の実行中に第一の表示手段と第二の表示手段の両方の表示手段以外の表示手段でもタイマ表示が表示される場合があってもよい。
また、第二の場合において第一のタイマ表示の時間の表示と、第二のタイマ表示の時間の表示のみが異なる場合があってもよいし、第二の場合において第一のタイマ表示の時間の表示と、第二のタイマ表示の時間の表示以外の表示も異なる場合があってもよい。また、第二の場合において第一のタイマ表示の時間の表示と、第二のタイマ表示の時間の表示が必ず異なってもよいし、第二の場合において第一のタイマ表示の時間の表示と、第二のタイマ表示の時間の表示が異ならない場合があってもよい。
また、第二の場合においてのみ第一のタイマ表示の時間の表示と、第二のタイマ表示の時間の表示が異なる場合があってもよいし、第二の場合以外の場合においても第一のタイマ表示の時間の表示と、第二のタイマ表示の時間の表示が異なる場合があってもよい。
また、『 前記或る図柄変動表示の実行中に前記第一のタイマ表示と前記第二のタイマ表示のうちのいずれか一方が表示される場合(以下、「第一の場合」という。)がある、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一の表示装置と第二の表示装置を用いたバリエーション豊かなタイマ表示による演出を行うことができる場合がある。
ここで、或る図柄変動表示の実行中にのみ第一のタイマ表示と第二のタイマ表示のうちのいずれか一方が表示される場合があってもよいし、或る図柄変動表示の実行中以外にも第一のタイマ表示と第二のタイマ表示のうちのいずれか一方が表示される場合があってもよい。また、或る図柄変動表示の実行中に必ず第一のタイマ表示と第二のタイマ表示のうちのいずれか一方が表示されてもよいし、或る図柄変動表示の実行中に第一のタイマ表示と第二のタイマ表示のうちのいずれか一方が表示されない場合があってもよい。
また、第一のタイマ表示のみが表示される場合があってもよいし、第二のタイマ表示のみが表示される場合があってもよい。
また、『 前記第一の場合よりも前記第二の場合の方が前記或る図柄変動表示において大当り図柄態様が確定表示されやすい、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第一の場合よりも第二の場合の方が或る図柄変動表示において大当り図柄態様のみが確定表示されやすくてもよいし、第一の場合よりも第二の場合の方が或る図柄変動表示において大当り図柄態様以外の図柄態様も確定表示されやすくてもよい。また、第一の場合よりも第二の場合の方が或る図柄変動表示において大当り図柄態様が必ず確定表示されやすくてもよいし、第一の場合よりも第二の場合の方が或る図柄変動表示において大当り図柄態様が確定表示されやすくない場合があってもよい。
また、第一の場合では、或る図柄変動表示において大当り図柄態様が必ず確定表示されなくてもよいし、或る図柄変動表示において大当り図柄態様が確定表示される場合とされない場合とがあってもよい。
また、第二の場合では、或る図柄変動表示において大当り図柄態様が必ず確定表示されてもよいし、或る図柄変動表示において大当り図柄態様が確定表示される場合とされない場合とがあってもよい。
また、『 前記第一のタイマ表示において最初に表示される前記時間の表示に対応する期間は、第一の期間[例えば、図285(3)に示す装飾図柄表示装置208に表示されるタイマ予告表示TM1のタイマ表示に最初に表示される「10:00」に対応する10秒間等]であり、
前記第二のタイマ表示において最初に表示される前記時間の表示に対応する期間は、第二の期間[例えば、図285(5)に示す7セグ表示装置SEGに表示されるタイマ予告表示のタイマ表示に最初に表示される「30:00」に対応する30秒間等]であり、
前記第二の期間の方が前記第一の期間よりも長い、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記第二の場合において前記第一のタイマ表示が表示開始されるタイミングと前記第二のタイマ表示が表示開始されるタイミングが同じ場合がある、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第二の場合において第一のタイマ表示が表示開始されるタイミングと第二のタイマ表示が表示開始されるタイミングのみが同じ場合があってもよいし、第二の場合において第一のタイマ表示が表示開始されるタイミングと第二のタイマ表示が表示開始されるタイミング以外のタイミングが同じ場合があってもよい。また、第二の場合において第一のタイマ表示が表示開始されるタイミングと第二のタイマ表示が表示開始されるタイミングが必ず同じであってもよいし、第二の場合において第一のタイマ表示が表示開始されるタイミングと第二のタイマ表示が表示開始されるタイミングが同じでない場合があってもよい。
また、第二の場合においてのみ第一のタイマ表示が表示開始されるタイミングと第二のタイマ表示が表示開始されるタイミングが同じ場合があってもよいし、第二の場合以外の場合においても第一のタイマ表示が表示開始されるタイミングと第二のタイマ表示が表示開始されるタイミングが同じ場合があってもよい。
また、『 前記第二の場合において前記第一のタイマ表示が表示開始されるタイミングと前記第二のタイマ表示が表示開始されるタイミングが異なる場合がある[例えば、図285(3)〜同図(5)に示すように、装飾図柄表示装置208に表示されるタイマ予告表示TM1が表示開始されるタイミングと、7セグ表示装置SEGに表示されるタイマ予告表示が表示開始されるタイミングとが異なっている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第二の場合において第一のタイマ表示が表示開始されるタイミングと第二のタイマ表示が表示開始されるタイミングのみが異なる場合があってもよいし、第二の場合において第一のタイマ表示が表示開始されるタイミングと第二のタイマ表示が表示開始されるタイミング以外のタイミングが異なる場合があってもよい。また、第二の場合において第一のタイマ表示が表示開始されるタイミングと第二のタイマ表示が表示開始されるタイミングが必ず異なってもよいし、第二の場合において第一のタイマ表示が表示開始されるタイミングと第二のタイマ表示が表示開始されるタイミングが異ならない場合があってもよい。
また、第二の場合においてのみ第一のタイマ表示が表示開始されるタイミングと第二のタイマ表示が表示開始されるタイミングが異なる場合があってもよいし、第二の場合以外の場合においても第一のタイマ表示が表示開始されるタイミングと第二のタイマ表示が表示開始されるタイミングが異なる場合があってもよい。
また、『 前記第二の場合において、前記第二のタイマ表示が表示開始された後で前記第一のタイマ表示が表示開始され、該第一のタイマ表示の前記時間の表示が前記第一の表示になったことに応じて前記或る演出が開始された後も該第二のタイマ表示が表示されている場合がある、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第二の場合において、第二のタイマ表示が表示開始された後で第一のタイマ表示が表示開始され、第一のタイマ表示の時間の表示が第一の表示になったことに応じて或る演出が開始された後も第二のタイマ表示のみが表示されている場合があってもよいし、第二の場合において、第二のタイマ表示が表示開始された後で第一のタイマ表示が表示開始され、第一のタイマ表示の時間の表示が第一の表示になったことに応じて或る演出が開始された後も第二のタイマ表示以外の表示も表示されている場合があってもよい。また、第二の場合において、第二のタイマ表示が表示開始された後で第一のタイマ表示が表示開始され、第一のタイマ表示の時間の表示が第一の表示になったことに応じて或る演出が開始された後も第二のタイマ表示が必ず表示されていてもよいし、第二の場合において、第二のタイマ表示が表示開始された後で第一のタイマ表示が表示開始され、第一のタイマ表示の時間の表示が第一の表示になったことに応じて或る演出が開始された後も第二のタイマ表示が表示されていない場合があってもよい。
また、第二の場合において、第二のタイマ表示が表示開始された後で第一のタイマ表示が表示開始され、第一のタイマ表示の時間の表示が第一の表示になったことに応じて或る演出のみが開始された後も第二のタイマ表示が表示されている場合があってもよいし、第二の場合において、第二のタイマ表示が表示開始された後で第一のタイマ表示が表示開始され、第一のタイマ表示の時間の表示が第一の表示になったことに応じて或る演出以外の演出が開始された後も第二のタイマ表示が表示されている場合があってもよい。
また、第二の場合において、第二のタイマ表示が表示開始された後で第一のタイマ表示が表示開始され、第一のタイマ表示の時間の表示が第一の表示になったことのみに応じて或る演出が開始された後も第二のタイマ表示が表示されている場合があってもよいし、第二の場合において、第二のタイマ表示が表示開始された後で第一のタイマ表示が表示開始され、第一のタイマ表示の時間の表示が第一の表示になったこと以外のことにも応じて或る演出が開始された後も第二のタイマ表示が表示されている場合があってもよい。
また、第二の場合において、第二のタイマ表示が表示開始された後でのみ第一のタイマ表示が表示開始され、第一のタイマ表示の時間の表示が第一の表示になったことに応じて或る演出が開始された後も第二のタイマ表示が表示されている場合があってもよいし、第二の場合において、第二のタイマ表示が表示開始された後以外でも第一のタイマ表示が表示開始され、第一のタイマ表示の時間の表示が第一の表示になったことに応じて或る演出が開始された後も第二のタイマ表示が表示されている場合があってもよい。
また、第二の場合においてのみ、第二のタイマ表示が表示開始された後で第一のタイマ表示が表示開始され、第一のタイマ表示の時間の表示が第一の表示になったことに応じて或る演出が開始された後も第二のタイマ表示が表示されている場合があってもよいし、第二の場合以外の場合においても、第二のタイマ表示が表示開始された後で第一のタイマ表示が表示開始され、第一のタイマ表示の時間の表示が第一の表示になったことに応じて或る演出が開始された後も第二のタイマ表示が表示されている場合があってもよい。
また、『 前記第一の表示手段は、一つのタイマ表示のみが表示される場合がある手段であり[例えば、図284(3)に示すように、装飾図柄表示装置208では1つのタイマ予告表示TM1のみが表示されている等]、
前記第一の表示手段は、複数のタイマ表示が表示される場合もある手段であり[例えば、図249(3)に示すように、装飾図柄表示装置208では2つのタイマ予告表示TM1L,TM1Rが表示されている等]、
前記第二の表示手段は、一つのタイマ表示のみが表示される場合がある手段である[例えば、図284(3)に示すように、7セグ表示装置SEGでは1つのタイマ予告表示TM1のみが表示されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第一の表示手段は、一つのタイマ表示のみが表示される場合があるものであってもよいし、一つのタイマ表示以外の表示も表示される場合があるものであってもよい。また、第一の表示手段は、一つのタイマ表示のみが必ず表示されるものであってもよいし、一つのタイマ表示のみが表示されない場合があるものであってもよい。
また、第一の表示手段は、複数のタイマ表示のみが表示される場合もあるものであってもよいし、複数のタイマ表示以外の表示も表示される場合もあるものであってもよい。また、第一の表示手段は、複数のタイマ表示が必ず表示されるものであってもよいし、複数のタイマ表示が表示されない場合があるものであってもよい。
また、第二の表示手段は、一つのタイマ表示のみが表示される場合があるものであってもよいし、一つのタイマ表示以外の表示も表示される場合があるものであってもよい。また、第二の表示手段は、一つのタイマ表示のみが必ず表示されるものであってもよいし、一つのタイマ表示のみが表示されない場合があるものであってもよい。
また、『 前記第二の表示手段は、複数の態様で前記タイマ表示を表示可能な手段であり、
前記複数の態様のうちの一つは、第三の態様[例えば、図286(24)に示すレインボーの表示態様等]であり、
前記第二の表示手段が前記第三の態様で前記タイマ表示を表示した場合は、図柄変動表示において大当り図柄態様が確定表示される、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第二の表示手段は、複数の態様でのみタイマ表示を表示可能なものであってもよいし、複数の態様以外の態様でもタイマ表示を表示可能なものであってもよい。また、第二の表示手段は、複数の態様で必ずタイマ表示を表示するものであってもよいし、複数の態様でタイマ表示を表示しない場合があるものであってもよい。
また、第二の表示手段が第三の態様でタイマ表示を表示した場合は、図柄変動表示において大当り図柄態様のみが確定表示されてもよいし、第二の表示手段が第三の態様でタイマ表示を表示した場合は、図柄変動表示において大当り図柄態様以外の図柄態様も確定表示されてもよい。また、第二の表示手段が第三の態様でタイマ表示を表示した場合は、図柄変動表示において大当り図柄態様が必ず確定表示されてもよいし、第二の表示手段が第三の態様でタイマ表示を表示した場合は、図柄変動表示において大当り図柄態様が確定表示されない場合があってもよい。
また、第二の表示手段が第三の態様でタイマ表示を表示した場合にのみ、図柄変動表示において大当り図柄態様が確定表示されてもよいし、第二の表示手段が第三の態様でタイマ表示を表示した場合以外の場合にも、図柄変動表示において大当り図柄態様が確定表示されてもよい。
また、『 前記第一のタイマ表示において最初に表示される前記時間の表示が第二の時間を表す表示(以下、「第二の時間表示[例えば、図290(a)に示す「7:77」のタイマ表示等]」という。)である場合は、図柄変動表示において大当り図柄態様が確定表示され、
前記第二の時間表示は、或る位[例えば、一の位等]よりも下位の位[例えば、小数点以下の位等]の値が或る値[例えば、「77」等]であることを表す表示であり、
前記或る値は、0以外の値である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、タイマ表示の値を特別な値とするプレミアタイマとすることで、事前に或る演出が開始されることを遊技者が認識できるので、遊技の興趣を高めることができる場合がある。
また、『 「或る位よりも下位の位の値」とは、「小数点以下の値」のことである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記或る演出は、疑似連の演出[例えば、図239(7)〜同図(9)に示す疑似連の演出等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記或る演出は、先読み予告の演出[例えば、図246(6)〜同図(7)に示す保留アイコンの表示態様の変化演出等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記或る演出は、予告アイコンがストックされる演出[例えば、図253(9)〜同図(10)に示す予告アイテムとしての姫のキャラクタHMEがストックされる演出等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記或る演出は、或るスーパーリーチ演出[例えば、図237(15)〜同図(19)に示すスーパーリーチ(剣豪リーチ)の演出等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記或る演出は、図柄変動表示で大当り図柄態様が確定表示されることを報知する演出[例えば、図252(35a)に示す最強カットイン画像CI1vの表示等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記或る演出は、疑似連の演出、先読み予告の演出、予告アイコンがストックされる演出、或るスーパーリーチ演出、及び、図柄変動表示で大当り図柄態様が確定表示されることを報知する演出のうちのいずれか一つの演出又は二以上の演出である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
なお、或る演出として複数の演出が実行される場合は、各演出が同時に開始してもよいし、開始タイミングが異なっていてもよい。また、実行される演出の数は、1つ及び2つに限らず3つ以上であってもよいし、疑似連の演出、先読み予告の演出、予告アイコンがストックされる演出、或るスーパーリーチ演出、及び、図柄変動表示で大当り図柄態様が確定表示されることを報知する演出の全部が行われてもよい。
また、『 前記或る演出として大当り図柄態様が確定表示される[例えば、タイマ予告表示におけるタイマ表示が「00:00」になると、「装飾7−装飾7−装飾7」の装飾図柄の組み合わせが表示される等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記表示手段は、装飾図柄変動表示を表示可能な手段であり[例えば、図246(2)〜同図(12)に示すように、装飾図柄表示装置208において装飾図柄の変動表示が行われている等]、
前記装飾図柄変動表示の表示中に前記タイマ表示の表示が開始される場合がある[例えば、図246(2)〜同図(3)に示すように、装飾図柄の変動表示中に高信頼度表示態様のタイマ予告表示TM1Aによるタイマ予告演出が開始されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、表示手段は、装飾図柄変動表示のみを表示可能なものであってもよいし、装飾図柄変動表示以外の表示も標示可能なものであってもよい。また、表示手段は、装飾図柄変動表示を必ず表示するものであってもよいし、装飾図柄変動表示を表示しない場合があるものであってもよい。
また、装飾図柄変動表示の表示中にタイマ表示の表示のみが開始される場合があってもよいし、装飾図柄変動表示の表示中にタイマ表示以外の表示の表示が開始される場合があってもよい。また、装飾図柄変動表示の表示中にタイマ表示の表示が必ず開始されてもよいし、装飾図柄変動表示の表示中にタイマ表示の表示が開始されない場合があってもよい。
また、装飾図柄変動表示の表示中にのみタイマ表示の表示が開始される場合があってもよいし、装飾図柄変動表示の表示中以外にもタイマ表示の表示が開始される場合があってもよい。例えば、大当り遊技中や図柄変動表示の行われていない待機状態中においてタイマ表示の表示が開始される場合があってもよい。
また、『 前記或る時間とは、0を示す時間のことである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記遊技台は、ぱちんこ機[例えば、図1に示すパチンコ機100等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
以下に、これまでに説明した演出例に基づき、上述した図面を適示しながら準備中予告演出の他の演出パターンについて説明する。
図307(a1)〜同図(a14)に示す演出例では、ルーレット演出において赤色で点灯した領域に対応する予告表示が準備される演出を行う例が示されているが、例えば、実行され得る複数(例えば、6つ)の予告演出が表示され、図307に示して上述したルーレット演出や、演出ボタン136の操作により、複数の予告演出から1又は2以上の予告演出が準備される演出を行うようにしてもよい。具体的には、予告演出A〜予告演出Fの各サムネイル画面が装飾図柄表示装置208に表示されるとともに、演出ボタン136の操作を促進する操作促進表示が表示される。その後、遊技者により、演出ボタン136が操作されると、1又は2以上の予告演出が選択される場合がある(以下の説明では、予告演出Aと予告演出Fの2つが選択されたものとする。)。選択された予告演出A及び予告演出Fについては、それぞれ対応する位置に予告演出が行われる旨の準備中表示RDY1,RDY2が表示される。その後、予告演出Aの実行開始タイミングとなると、予告演出Aに対応する準備中表示RDY1が移動を開始し、例えば、家紋役物224Eに向かう様子を示す表示が行われる。すなわち、準備中表示RDY1が装飾図柄表示装置208の表示画面の中央下部に移動する様子が表示される。すると、準備中表示RDY1が消去されるとともに、家紋役物224Eが上昇動作を行い、その後、初期位置に戻る。その後、予告演出Fに対応する準備中表示RDY2が拡大しながら中央に移動し、その後、表示画面の全面においてカットイン画像が表示される演出が行われる。
また、別の演出例としては、図305(a1)に示す演出例において、第2装飾図柄表示装置208Mに表示された受付回数表示850ではボタン演出が発生する回数(すなわち、ボタンストック数)が4回であることを示す「あと 4回」が表示されているものとする。すなわち、4回のボタン演出の準備中であることが表示されている。その後、受付回数表示850が点滅を開始し、開始が留保されている4回のボタン演出のうちの1回目のボタン演出が開始することが報知される。このとき、ボタン演出が開始されるまでの時間が、例えば、タイマ表示によりカウントダウンの表示が行われるように構成されてもよい。
1回目のボタン演出が開始すると、演出ボタン136の操作有効期間が開始され、演出ボタン136の操作が受付可能な状態となる。その後、遊技者により演出ボタン136が操作されると、例えば、或るキャラクタが出現してランクアップするといった応答表示(予告表示)が開始される。なお、ボタンストックに係るボタン演出の消化が開始された途中において、ボタンストックとは関係のないボタン演出が発生する場合があってもよい。
その後、受付回数表示850が再び点滅を開始し、開始が留保されている3回のボタン演出のうちの2回目及び3回目のボタン演出が開始されることが報知される。このとき、2つのタイマ表示が表示され、各タイマ表示においてカウントダウンが行われる。これらのタイマ表示は、カウントダウンの開始と終了が同じタイミングで行われているが、一方のタイマ表示が先にカウントダウンを開始した後で他方のタイマ表示がカウントダウンを開始してもよい。また、一方のタイマ表示が先にカウントダウンを終了した後で他方のタイマ表示がカウントダウンを終了してもよい。
その後、2つの操作促進表示が同時に表示され、演出ボタン136の操作が有効な状態となる。ただし、この演出例では、1回の演出ボタン136の操作により受け付けられるボタン演出は一方のみであり、2つのボタン演出についてそれぞれ応答表示を表示させる場合には、2回の演出ボタン136の操作が必要である。なお、1回の演出ボタン136の操作で2つのボタン演出の両方の応答表示を表示させるようにしてもよい。また、この演出例では、2つの操作促進表示に含まれる残時間メータMTの減少速度が異なっており、操作有効期間が異なっていることを示している。また、2つの操作促進表示が表示されている場合において、演出ボタン136が操作された場合に有効となるボタン演出は、予め定められた順番とされてもよいし、残時間メータMTの減少速度が速い順としてもよい。この演出例では、留保されているボタン演出を1つ残した状態で、2つのボタン演出に対応する応答表示が行われたときに、大当りとなることが報知される場合がある。なお、ハズレとなることが報知される場合があってもよい。
その後、確変図柄での大当りとなるか否かの昇格演出が行われる。すると、留保されていた残り1つのボタン演出が消化され、操作促進表示が表示される。すなわち、昇格のチャンスアップ演出が開始される。その後、遊技者により演出ボタン136が操作されると、応答表示として昇格演出に成功し、確変図柄での大当りとなることが報知される。なお、昇格演出は、確変図柄での大当りとなるか否かの抽選に限らず、例えば、少ないラウンド数の大当り(例えば、4ラウンド大当り)となるか多いラウンド数の大当り(例えば、16ラウンド大当り)となるかの演出であってもよい。
また、以上の記載では、
『 複数種類の表示を表示可能な表示手段[例えば、第1装飾図柄表示装置208L、第2装飾図柄表示装置208M、第3装飾図柄表示装置208N等]を備えた遊技台であって、
前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第三の表示[準備中表示、例えば、図291(d)に示す、準備中画像RDY等]であり、
前記第三の表示は、或る予告表示[ミニゲームやタイマ予告、例えば、図291(o)〜同図(p)に示すミニゲームの表示や、図293(b3)〜同図(b4)に示すタイマ予告演出等]の表示開始を待機していることを表す表示であり、
第一の状態において前記第三の表示が開始される場合があるように構成されており[保留アイコンが表示されている状態において準備中表示の表示が開始される、例えば、図291(d)に示すように、保留アイコンh11,h12を表示するUI部UI3が表示されている状態において準備中画像RDYの表示が開始されている等]、
前記第一の状態において表示が開始された前記第三の表示が、第二の状態において表示が終了する場合があり[保留アイコンが表示されている状態において表示開始された準備中表示が、保留アイコンが非表示の状態において表示が終了する、例えば、図291(d)〜同図(n)に示すように、UI部UI3が表示されている状態において表示が開始された準備中画像RDYが、UI部UI3が非表示とされている状態において表示が終了している等]、
前記第二の状態において前記第三の表示の表示が終了した後で、該第二の状態において前記或る予告表示の表示が開始される場合があり[保留アイコンが非表示の状態において準備中表示の表示が終了した後で、ミニゲームやタイマ予告が開始される、例えば、図291(n)〜同図(o)に示すように、準備中画像RDYの表示が終了した後で、UI部UI3が非表示とされている状態でミニゲームの表示が開始されている、あるいは、図293(b1)〜同図(b4)に示すように、準備中画像RDYの表示が終了した後で、UI部UI3が非表示とされている状態でタイマ予告演出が開始されている等]、
前記或る予告表示が表示された後で、或る演出[当該予告、例えば、図291(q)に示す鉄板画像TPの表示や、図294(c4)に示すデカボタン136aLによるボタン予告演出等]が開始され[ミニゲームの表示結果が大成功となったりタイマ予告でカウントダウンが完了すると当該予告が開始される、例えば、図291(o)〜同図(q)に示すように、ミニゲームの表示結果が大成功となると、鉄板画像TPが表示される、図294(c1)〜同図(c4)に示すように、タイマ予告表示におけるタイマ表示のカウントダウンが完了するとデカボタン136aLによるボタン予告演出が開始される等]、
前記或る演出は、実行中の図柄変動表示に関する予告であり、
前記第一の状態の後で前記第二の状態となる場合があり[保留アイコンが表示可能な状態から保留アイコンが表示されない状態へ移行する場合がある、例えば、図291(l)〜同図(m)に示すように、剣豪リーチに移行する場合には、表示されていたUI部UI3が非表示とされ、保留アイコンが表示可能な状態から非表示の状態へ移行する等]、
前記第一の状態は、保留アイコンが表示可能な状態のうちの一の状態であり[例えば、剣豪リーチに移行する前のUI部UI3が表示されている状態等]、
前記第二の状態は、保留アイコンが表示されない状態のうちの一の状態[例えば、剣豪リーチにおいてUI部UI3が非表示とされる状態等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
従来の遊技台は表示手段には改良の余地があったが、この遊技台によれば、表示手段に特徴を持った遊技台を実現できる。
また、この遊技台によれば、予告表示よりも事前に表示される表示のうちの一つである第三の表示が保留アイコン以外の予告表示であることがわかりやすくなって当該変動に集中させて楽しませることができる場合がある。
また、この遊技台によれば、初心者に対しては、準備中表示によって当該予告なのか先読み予告なのかドキドキさせて楽しませることができ、ある程度の経験者に対しては準備中表示が当該予告に関する表示だとわかりやすくなって期待のしどころを明確にさせることができる場合がある。
また、この遊技台によれば、準備中表示の終了のタイミングによってどの予告が行われるかがわかりやすくなる場合がある。
ここで、表示手段は、複数種類の表示のみを表示可能なものであってもよいし、複数種類の表示以外の表示も表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、複数種類の表示を必ず表示するものであってもよいし、複数種類の表示を表示しない場合があってもよい。
また、第一の状態において第三の表示のみが開始される場合があってもよいし、第一の状態において第三の表示以外の表示も開始される場合があってもよい。また、第一の状態において第三の表示が必ず開始されてもよいし、第一の状態において第三の表示が開始されない場合があってもよい。
また、第一の状態においてのみ第三の表示が開始される場合があってもよいし、第一の状態以外の状態においても第三の表示が開始される場合があってもよい。
また、第一の状態において表示が開始された第三の表示が、第二の状態においてのみ表示が終了する場合があってもよいし、第一の状態において表示が開始された第三の表示が、第二の状態以外の状態においても表示が終了する場合があってもよい。また、第一の状態において表示が開始された第三の表示が、第二の状態において必ず表示が終了しもよいし、第一の状態において表示が開始された第三の表示が、第二の状態において表示が終了しない場合があってもよい。
また、第二の状態において第三の表示の表示が終了した後で、第二の状態において或る予告表示の表示のみが開始される場合があってもよいし、第二の状態において第三の表示の表示が終了した後で、第二の状態において或る予告表示以外の表示の表示も開始される場合があってもよい。また、第二の状態において第三の表示の表示が終了した後で、第二の状態において或る予告表示の表示が必ず開始されてもよいし、第二の状態において第三の表示の表示が終了した後で、第二の状態において或る予告表示の表示が開始されない場合があってもよい。
また、第二の状態において第三の表示の表示が終了した後でのみ、第二の状態において或る予告表示の表示が開始される場合があってもよいし、第二の状態において第三の表示の表示が終了した後以外にも、第二の状態において或る予告表示の表示が開始される場合があってもよい。
また、第二の状態において第三の表示の表示が終了した後で、第二の状態においてのみ或る予告表示の表示が開始される場合があってもよいし、第二の状態において第三の表示の表示が終了した後で、第二の状態以外の状態においても或る予告表示の表示が開始される場合があってもよい。
また、或る予告表示が表示された後で、或る演出のみが開始される場合があってもよいし、或る予告表示が表示された後で、或る演出以外の演出も開始される場合があってもよい。また、或る予告表示が表示された後で、或る演出が必ず開始されてもよいし、或る予告表示が表示された後で、或る演出が開始されない場合があってもよい。
また、或る予告表示が表示された後でのみ、或る演出が開始される場合があってもよいし、或る予告表示が表示された後以外でも、或る演出が開始される場合があってもよい。
また、或る演出は、実行中の図柄変動表示にのみ関する予告であってもよいし、実行中の図柄変動表示以外の表示にも関する予告であってもよい。また、或る演出は、実行中の図柄変動表示に必ず関する予告であってもよいし、実行中の図柄変動表示に関しない予告である場合であってもよい。
また、第一の状態の後でのみ第二の状態となる場合があってもよいし、第一の状態以外の状態の後でも第二の状態となる場合があってもよい。また、第一の状態の後で必ず第二の状態となってもよいし、第一の状態の後で第二の状態とならない場合があってもよい。
また、第一の状態は、保留アイコンのみが表示可能な状態のうちの一の状態であってもよいし、保留アイコン以外の表示も表示可能な状態のうちの一の状態であってもよい。また、第一の状態は、保留アイコンが必ず表示される状態のうちの一の状態であってもよいし、保留アイコンが表示されない場合がある状態のうちの一の状態であってもよい。
また、第二の状態は、保留アイコンのみが表示されない状態のうちの一の状態であってもよいし、保留アイコン以外の表示も表示されない状態のうちの一の状態であってもよい。また、第二の状態は、保留アイコンが必ず表示されない状態のうちの一の状態であってもよいし、保留アイコンが表示される場合がある状態のうちの一の状態であってもよい。
また、第三の表示は、準備中の文字表示であってもよいし、キャラクタの表示であってもよいし、予告アイテムの表示であってもよいし、タイマ予告表示におけるタイマ表示のカウントダウンの実行中の表示であってもよい。
また、或る予告表示は、タイマ予告表示におけるタイマ表示のカウントダウンの実行中の表示であってもよいし、ミニゲームであってもよいし、予告演出であってもよい。
なお、『 第三の状態は、保留アイコンが表示可能な状態のうちの一の状態であり、
第四の状態は、保留アイコンが表示されない状態のうちの一の状態であり、
前記第三の状態は、第一の状態とは異なる状態であり、
前記第四の状態は、前記第二の状態とは異なる状態である、
ことを特徴とする遊技台。』
であってもよい。
また、『 前記第一の状態において表示が開始された前記第三の表示が、該第一の状態において表示が終了する場合がある、
ことを特徴とする遊技台。』
であってもよい。
また、『 前記第一の状態において表示が開始された前記第三の表示が、前記第三の状態において表示が終了する場合がある、
ことを特徴とする遊技台。』
であってもよい。
また、『 前記第一の状態において表示が開始された前記第三の表示が、前記第四の状態において表示が終了する場合がある、
ことを特徴とする遊技台。』
であってもよい。
また、第一の状態は、図柄変動表示(装飾図柄、特別図柄)の実行中であることを含む状態であってもよい。
また、『 前記或る予告表示が表示された後で、或る演出が開始される場合があるように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。』
であってもよい。
なお、或る予告表示が真の予告表示に限らず、或る演出が開始されない偽の予告表示であってもよい。
また、或る予告表示がミニゲームである場合には、或る演出はミニゲームの結果を示す表示であってもよい。
また、キャラクタとは、人物に限らず、予告アイテム等のミニアイテム系の表示であってもよい。
また、「前記第一の状態の後で前記第二の状態となる場合があるように構成されており」とは、「前記第一の状態に続いて前記第二の状態となる場合があるように構成されており」のことであってもよい。
また、第一の状態の後に他の状態(例えば、第四の状態)を経ることなく第二の状態に移行する場合があってもよい。また、第一の状態の後に他の状態(例えば、第三の状態や第三の状態)を経た後に第二の状態に移行する場合があってもよい。また、一の図柄変動表示がなされている状態において、第一の状態から第二の状態に移行する場合があってもよい。
また、或る予告表示がフェードアウトしつつ、或る演出がフェードインするようにしてもよい。
また、『 前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第六の表示[保留アイコン表示領域を含む画像の表示、例えば、図291(a)に示すUI部UI3等]であり、
前記第六の表示は、少なくとも保留アイコンの背面に表示される画像の表示であり、
前記第六の表示が表示されている状態で保留アイコンが表示可能であり[保留アイコンは、保留アイコン表示領域を含む画像が表示されている状態で表示可能とされている、例えば、保留アイコンはUI部UI3が表示されている状態で表示可能とされている等]、
前記第六の表示が表示されていない状態で保留アイコンが表示されない[保留アイコン表示領域を含む画像が表示されていない状態では保留アイコンは表示されない、例えば、図291(m)に示すように、UI部UI3が非表示とされている状態では、保留アイコンは表示されない等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、保留アイコンを目立たせることができる場合がある。
ここで、第六の表示は、保留アイコンのみの背面に表示される画像の表示であってもよいし、保留アイコン以外の表示の背面にも表示される画像の表示であってもよい。また、第六の表示は、少なくとも保留アイコンの背面に必ず表示される画像の表示であってもよいし、少なくとも保留アイコンの背面に表示されない画像の表示の場合であってもよい。
また、第六の表示が表示されている状態で保留アイコンのみが表示可能に構成されていてもよいし、第六の表示が表示されている状態で保留アイコン以外の表示も表示可能に構成されていてもよい。また、第六の表示が表示されている状態で保留アイコンが必ず表示されるように構成されていてもよいし、第六の表示が表示されている状態で保留アイコンが表示されない場合があるように構成されていてもよい。
また、第六の表示が表示されている状態でのみ保留アイコンが表示可能に構成されていてもよいし、第六の表示が表示されている状態以外の状態でも保留アイコンが表示可能に構成されていてもよい。
また、第六の表示が表示されていない状態で保留アイコンのみが表示されないように構成されていてもよいし、第六の表示が表示されていない状態で保留アイコン以外の表示も表示されないように構成されていてもよい。また、第六の表示が表示されていない状態で保留アイコンが必ず表示されないように構成されていてもよいし、第六の表示が表示されていない状態で保留アイコンが表示される場合があるように構成されていてもよい。
また、第六の表示が表示されていない状態でのみ保留アイコンが表示されないように構成されていてもよいし、第六の表示が表示されていない状態以外の状態でも保留アイコンが表示されないように構成されていてもよい。
なお、第六の表示は変動中の装飾図柄にオーバーラップされない表示であってもよい。
また、第六の表示の一部の表示が第三の表示の一部の表示にオーバーラップされる構成において、第三の表示の一部とは別の部分の表示が装飾図柄にオーバーラップされてもよい。
また、第六の表示は、保留アイコンの台座の表示を含んでもよい。
また、第六の表示は、変動アイコンの台座の表示を含んでもよい。
また、第六の表示は、背景画像の表示とは別の表示であってもよい。
また、『 前記第一の状態において、前記第六の表示の少なくとも一部の表示が前記第三の表示にオーバーラップされて表示される場合があり[保留アイコンが表示されている状態において、保留アイコン表示領域を含む画像の一部が準備中表示にオーバーラップされて表示される、例えば、図291(d)に示すように、準備中画像RDYはUI部UI3におけるチュートリアル表示部TT1に重ねて表示されている等]、
前記第一の状態における前記第三の表示の表示位置と前記第二の状態における該第三の表示の表示位置が同じ表示位置である[保留アイコンが表示されている状態における準備中表示の表示位置と保留アイコンの非表示状態における準備中表示の表示位置が同じである、例えば、図291(d)に示す、準備中画像RDYの表示位置と、図291(m)に示す、準備中画像RDYの表示位置は同じである等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、普段目にすることが多い保留アイコン回りに第三の表示を表示することで、第三の表示が保留アイコンの表示態様の変化による先読み予告ではないことを強く印象付けるとともに、保留アイコンの表示態様の変化以外の予告が行われていることを気づかせるようにして見逃しを防止することができる場合がある。
ここで、第一の状態において第六の表示の少なくとも一部の表示が第三の表示にのみオーバーラップされて表示される場合があるように構成されてもよいし、第一の状態において第六の表示の少なくとも一部の表示が第三の表示以外の表示にもオーバーラップされて表示される場合があるように構成されてもよい。また、第一の状態において第六の表示の少なくとも一部の表示が第三の表示に必ずオーバーラップされて表示されるように構成されてもよいし、第一の状態において第六の表示の少なくとも一部の表示が第三の表示にオーバーラップされて表示されない場合があるように構成されてもよい。
また、第一の状態において第六の表示の少なくとも一部の表示のみが第三の表示にオーバーラップされて表示される場合があるように構成されてもよいし、第一の状態において第六の表示の少なくとも一部の表示以外の表示も第三の表示にオーバーラップされて表示される場合があるように構成されてもよい。
また、『 前記第六の表示は、複数種類の態様で表示可能な表示であり、
前記複数種類の態様のうちの一の態様は、第一の態様[デフォルトの表示態様、例えば、図291(a)に示す、青色で表示されたデフォルトの表示態様等]であり、
前記複数種類の態様のうちの一の態様は、第二の態様[予告あるいは先読み予告の表示態様、例えば、図291(e)に示す、金色の表示態様等]であり、
前記第六の表示が前記第一の態様から前記第二の態様に変化しなかった場合よりも、該第六の表示が該第一の態様から該第二の態様に変化した場合の方が、前記第二の表示の表示が開始されやすくなる[保留アイコン表示領域を含む画像がデフォルトの表示態様から先読み予告の表示態様に変化しなかった場合よりも、保留アイコン表示領域を含む画像がデフォルトの表示態様から先読み予告の表示態様に変化した場合の方が、先読み予告の表示態様の保留アイコンが表示されやすい、例えば、図291(e)に示す、UI部UI3が金色の表示態様で表示された場合には、赤色の表示態様の保留アイコンが表示されやすい等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第六の表示は、第一の態様と第二の態様でのみ表示可能なものであってもよいし、第一の態様と第二の態様以外の態様でも表示可能なものであってもよい。また、第六の表示は、第一の態様と第二の態様で必ず表示されるものであってもよいし、第一の態様と第二の態様で表示されない場合があるものであってもよい。
また、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化しなかった場合よりも、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化した場合の方が、第二の表示の表示のみが開始されやすくてもよいし、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化しなかった場合よりも、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化した場合の方が、第二の表示以外の表示表示も開始されやすくてもよい。また、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化しなかった場合よりも、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化した場合の方が、第二の表示の表示が必ず開始されてもよいし、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化しなかった場合よりも、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化した場合の方が、第二の表示の表示が開始さない場合があってもよい。
また、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化した場合にのみ、第二の表示の表示が開始されてもよいし、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化した場合以外の場合にも、第二の表示の表示が開始されやすくてもよい。
なお、「前記第六の表示が前記第一の態様から前記第二の態様に変化しなかった場合よりも、該第六の表示が該第一の態様から該第二の態様に変化した場合の方が、前記第二の表示の表示が開始されやすくなるように構成されている」とは、「或る状態において、前記第六の表示が前記第一の態様から前記第二の態様に変化しなかった場合よりも、該第六の表示が該第一の態様から該第二の態様に変化した場合の方が、前記第二の表示の表示が開始されやすくなるように構成されている」のことであってもよい。
また、『 前記第六の表示は、複数種類の態様で表示可能な表示であり、
前記複数種類の態様のうちの一の態様は、第一の態様[デフォルトの表示態様、例えば、図291(a)に示す、青色で表示されたデフォルトの表示態様等]であり、
前記複数種類の態様のうちの一の態様は、第二の態様[予告あるいは先読み予告の表示態様、例えば、図291(e)に示す、金色の表示態様等]であり、
前記第六の表示が前記第一の態様から前記第二の態様に変化しなかった場合よりも、該第六の表示が該第一の態様から該第二の態様に変化した場合の方が、図柄変動表示において大当り図柄が確定表示されやすくなる[保留アイコン表示領域を含む画像がデフォルトの表示態様から先読み予告の表示態様に変化しなかった場合よりも、保留アイコン表示領域を含む画像がデフォルトの表示態様から先読み予告の表示態様に変化した場合の方が、大当りとなりやすい、例えば、図291(e)に示す、UI部UI3が金色の表示態様で表示された場合には、保留アイコンの表示態様が変化しやすく、したがって、先読みの対象である保留アイコンに対応する保留に基づく図柄変動表示において大当り図柄が確定表示されやすい等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第六の表示は、第一の態様と第二の態様でのみ表示可能なものであってもよいし、第一の態様と第二の態様以外の態様でも表示可能なものであってもよい。また、第六の表示は、第一の態様と第二の態様で必ず表示されるものであってもよいし、第一の態様と第二の態様で表示されない場合があるものであってもよい。
また、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化しなかった場合よりも、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化した場合の方が、図柄変動表示において大当り図柄のみが確定表示されやすくてもよいし、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化しなかった場合よりも、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化した場合の方が、図柄変動表示において大当り図柄以外の図柄も確定表示されやすくてもよい。また、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化しなかった場合よりも、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化した場合の方が、図柄変動表示において大当り図柄が必ず確定表示されてもよいし、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化しなかった場合よりも、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化した場合の方が、図柄変動表示において大当り図柄が確定表示されない場合があってもよい。
また、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化した場合にのみ、図柄変動表示において大当り図柄が確定表示されるようにしてもよいし、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化した場合以外の場合にも、図柄変動表示において大当り図柄が確定表示されるようにしてもよい。
なお、「前記第六の表示が前記第一の態様から前記第二の態様に変化しなかった場合よりも、該第六の表示が該第一の態様から該第二の態様に変化した場合の方が、図柄変動表示において大当り図柄が確定表示されやすくなるように構成されている」とは、「或る状態において、前記第六の表示が前記第一の態様から前記第二の態様に変化しなかった場合よりも、該第六の表示が該第一の態様から該第二の態様に変化した場合の方が、図柄変動表示において大当り図柄が確定表示されやすくなるように構成されている」のことであってもよい。
また、『 或るリーチ演出[特定のスーパーリーチ演出、例えば、図291(m)〜同図(q)に示すスーパーリーチ(剣豪リーチ)等]を実行可能であり、
前記第一の状態は、前記或るリーチ演出の実行が開始される前の状態のうちの一の状態[特定のスーパーリーチ演出が開始される前の状態、例えば、図291(m)〜同図(q)に示すスーパーリーチ(剣豪リーチ)が開始される前の状態等]であり、
前記第二の状態は、前記或るリーチ演出が実行されている状態[特定のスーパーリーチ演出が実行されている状態、例えば、図291(m)〜同図(q)に示すスーパーリーチ(剣豪リーチ)が実行されている状態等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、或るリーチ状態であるか否かに気付きやすくなる場合がある。
ここで、或るリーチ演出のみを実行可能に構成されてもよいし、或るリーチ演出以外のリーチ演出も実行可能に構成されてもよい。また、或るリーチ演出を必ず実行するように構成されてもよいし、或るリーチ演出を実行しない場合があるように構成されてもよい。
また、第一の状態は、或るリーチ演出のみの実行が開始される前の状態のうちの一の状態であってもよいし、或るリーチ演出以外のリーチ演出の実行が開始される前の状態のうちの一の状態であってもよい。また、第一の状態は、或るリーチ演出の実行が必ず開始される前の状態のうちの一の状態であってもよいし、或るリーチ演出の実行が開始されない状態のうちの一の状態であってもよい。
また、第二の状態は、或るリーチ演出のみが実行されている状態であってもよいし、或るリーチ演出以外のリーチ演出が実行されている状態であってもよい。また、第二の状態は、或るリーチ演出が必ず実行されている状態であってもよいし、或るリーチ演出が実行されていない状態であってもよい。
なお、第一の状態は、或る変動におけるSPリーチに発展する前のリーチ状態であり、第二の状態は、該或る変動におけるSPリーチ実行中の状態であってもよい。
また、第一の状態は、或る変動におけるSPリーチに発展する前の状態であって、更に、リーチ状態となる前の或る状態であり、第二の状態は、該或る変動におけるSPリーチ実行中の状態であってもよい。
すなわち、第一の状態と第二の状態とがワンセットである場合があってもよい。
また、『 前記或る予告表示は、タイマ予告表示[例えば、図294(b3)〜同図(b5)に示すタイマ予告演出の表示等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
なお、タイマ予告表示は複数の態様があってもよい。ここで、態様とは、色や時間や大きさ等のうちの少なくともいずれかを含む。
また、タイマ予告表示が複数種類ある場合には、或る種類のタイマ予告表示のことであってもよい。
また、『 前記或る予告表示は、ミニゲームの表示[例えば、図291(o)〜同図(q)に示すミニゲームの表示等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
なお、ミニゲームは複数の態様があってもよい。ここで、態様とは、色や時間や大きさ等のうちの少なくともいずれかを含む。
また、ミニゲームが複数種類ある場合には、或る種類のミニゲームのことであってもよい。
また、『 前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第四の表示[当該予告の一つ、例えば、図294(b6)に示すデカボタン136aLによるボタン予告演出の表示等]であり、
前記或る演出として前記第四の表示が表示される場合がある、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、或る演出として第四の表示のみが表示される場合があるように構成されてもよいし、或る演出として第四の表示以外の表示も表示される場合があるように構成されてもよい。また、或る演出として第四の表示が必ず表示されるように構成されてもよいし、或る演出として第四の表示が表示されない場合があるように構成されてもよい。
また、『 前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第五の表示[当該予告の一つ、例えば、図291(q)に示す鉄板画像TPの表示等]であり、
前記或る演出として前記第五の表示が表示される場合がある、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、或る演出として第五の表示のみが表示される場合があるように構成されてもよいし、或る演出として第五の表示以外の表示も表示される場合があるように構成されてもよい。また、或る演出として第五の表示が必ず表示されるように構成されてもよいし、或る演出として第五の表示が表示されない場合があるように構成されてもよい。
なお、第四の表示と第五の表示は別の表示であってもよい。ここで、第四の表示が表示された場合よりも第五の表示が表示された場合の方が、大当り図柄が確定表示されやすくてもよいし、第五の表示が表示された場合よりも第四の表示が表示された場合の方が、大当り図柄が確定表示されやすくてもよい。
また、第五の表示が特殊条件下でしか出現しない表示の場合、第三の表示の態様と或る予告表示の態様のうちの少なくともいずれか一方が或る態様の場合にのみ表示される場合があってもよい。
また、『 或る図柄変動表示において表示が開始された前記第三の表示が、次に開始される図柄変動表示が開始された後も継続して表示される場合がある[ある図柄変動表示において表示が開始された準備中表示が、次の図柄変動表示が開始された後も継続して表示される、例えば、図291(i)〜同図(j)に示すように、準備中画像RDYが複数の図柄変動表示に跨って表示されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第三の表示によって複数変動に跨って期待感を持たせることができ、またゴールもわかりやすいので、期待感を持たせる期間が明確になる場合がある。
ここで、或る図柄変動表示において表示が開始された第三の表示が、次に開始される図柄変動表示が開始された後でのみ継続して表示される場合があってもよいし、或る図柄変動表示において表示が開始された第三の表示が、次に開始される図柄変動表示が開始された後以外にも継続して表示される場合があってもよい。また、或る図柄変動表示において表示が開始された第三の表示が、次に開始される図柄変動表示が開始された後で必ず継続して表示されてもよいし、或る図柄変動表示において表示が開始された第三の表示が、次に開始される図柄変動表示が開始された後も継続して表示されない場合があってもよい。
また、『 前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第一の表示[保留アイコンの表示態様の変化演出表示(保留変化事前演出表示)に係るキャラクタ、例えば、図291(f)〜同図(g)に示す忍者のキャラクタNJ4等]であり、
前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第二の表示[先読み予告の表示態様の保留アイコン、例えば、図291(h)に示す、赤色の表示態様の保留アイコン等]であり、
前記第一の表示は、前記第二の表示に関連するキャラクタの表示であり、
前記第二の表示は、先読み予告の表示態様の保留アイコンの表示であり、
前記第一の表示の表示が開始された後で前記第二の表示の表示が開始される場合がある[キャラクタによる保留変化事前演出表示が開始された後で、保留アイコンが先読み予告の表示態様で表示される、例えば、図291(f)〜同図(h)に示すように、忍者のキャラクタNJ4による保留変化事前演出表示が行われた後で第1の保留アイコンh11の表示態様がデフォルトの表示態様から赤色の表示態様に変化している等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第一の表示は、第二の表示にのみ関連するキャラクタの表示であってもよいし、第二の表示以外の表示にも関連するキャラクタの表示であってもよい。また、第一の表示は、第二の表示に必ず関連するキャラクタの表示であってもよいし、第二の表示に関連しない場合があるキャラクタの表示であってもよい。
なお、ここで、第一の表示は、保留アイコンの表示態様の変化演出に係るキャラクタの表示であってもよいし、常時表示されるキャラクタ(ナビキャラ)の校正におけるエフェクト表示であってもよい。
また、第二の表示は、デフォルトの表示態様の保留アイコンから先読み予告の表示態様の保留アイコンに変化する表示であってもよい。
また、「前記第一の表示の表示が開始された後で前記第二の表示の表示が開始される場合がある」が、「前記第一の表示の表示が開始された後で前記第二の表示の表示が開始される表示が、なされる場合がある」であってもよい。ここで、第一の表示が別場面で表示される場合があってもよいし、なくてもよい。また、第二の表示が別場面で表示される場合があってもよいし、なくてもよい。
また、『 或る図柄変動表示において表示が開始された前記第一の表示が、次に開始される図柄変動表示が開始される前に消去される場合がある[ある図柄変動表示において表示が開始された保留アイコンの表示態様の変化演出表示(保留変化事前演出表示)に係るキャラクタが、次の図柄変動表示が開始される前に消去される、例えば、図291(f)〜同図(h)に示すように、忍者のキャラクタNJ4は、複数の図柄変動表示に跨って表示されない等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、或る図柄変動表示において表示が開始された第一の表示が、次に開始される図柄変動表示が開始される前にのみ消去される場合があるように構成されてもよいし、或る図柄変動表示において表示が開始された第一の表示が、次に開始される図柄変動表示が開始される前以外にも消去される場合があるように構成されてもよい。また、或る図柄変動表示において表示が開始された第一の表示が、次に開始される図柄変動表示が開始される前に必ず消去されるように構成されてもよいし、或る図柄変動表示において表示が開始された第一の表示が、次に開始される図柄変動表示が開始される前に消去されない場合があるように構成されてもよい。
なお、或る予告表示と或る演出が図柄変動表示を跨いで行われてもよいし、行われなくてもよい。また、或る予告表示と或る演出が第一状態から第二の状態(第二の状態から第一の状態)に跨いで行われてもよいし、行われなくてもよい。
また、『 前記第三の表示が表示される領域において、前記或る演出が実行される場合がある[準備中表示が表示される領域において、当該予告が実行される、例えば、図297(a4)に示すように、準備中画像RDYが表示されるチュートリアル表示部TT1において「激熱」の文字からなる予告表示が表示される場合がある等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第三の表示が表示される領域において、或る演出のみが実行される場合があってもよいし、第三の表示が表示される領域において、或る演出以外の演出も実行される場合があってもよい。また、第三の表示が表示される領域において、或る演出が必ず実行されてもよいし、第三の表示が表示される領域において、或る演出が実行されない場合があってもよい。
また、第三の表示が表示される領域のみにおいて、或る演出が実行される場合があってもよいし、第三の表示が表示される領域以外の領域においても、或る演出が実行される場合があってもよい。
また、『 遊技者による操作が可能な操作手段[ボタンやレバー、例えば、演出ボタン136等]を備え、
前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第七の表示[ボタンやレバーの画像の表示、例えば、図294(b6)に示すデカボタン画像136aL等]であり、
前記第七の表示は、前記操作手段の操作を促す表示であり、
前記第七の表示は、前記第三の表示が開始された後で表示が開始される表示であり[ボタンやレバーの画像の表示は、準備中表示が開始された後で表示開始される、例えば、図294(b1)〜同図(b6)に示すように、デカボタン画像136aLは準備中画像RDYが表示開始された後で表示開始されている等]、
前記第七の表示の表示中に前記操作手段が操作されると前記或る演出が開始され[ボタンやレバーの画像の表示の表示中にボタン(あるいは、レバー)が操作されると当該予告が開始される、例えば、図294(b6)に示すデカボタン画像136aLの表示中に演出ボタン136が操作されると鉄板画像TPが表示される等]、
前記第三の表示は、前記第七の表示の表示が開始される前に表示が終了する表示である[準備中表示は、ボタンやレバーの画像が表示開始される前に表示が終了する、例えば、図294(b1)〜同図(b6)に示すように、準備中画像RDYは、デカボタン画像136aLが表示開始される前に表示が終了される等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、操作手段は、遊技者のみによる操作が可能なものであってもよいし、遊技者以外の者による操作も可能なものであってもよい。また、操作手段は、遊技者により必ず操作されるものであってもよいし、遊技者により操作されない場合があるものであってもよい。
また、第七の表示は、操作手段の操作のみを促すものであってもよいし、操作手段の操作以外のものも促すものであってもよい。また、第七の表示は、操作手段の操作を必ず促すものであってもよいし、操作手段の操作を促さない場合があるものであってもよい。
また、第七の表示は、第三の表示が開始された後でのみ表示が開始されるものであってもよいし、第三の表示が開始された後以外でも表示が開始されるものであってもよい。また、第七の表示は、第三の表示が開始された後で必ず表示が開始されるものであってもよいし、第三の表示が開始された後で表示が開始されないものであってもよい。
また、第七の表示の表示中に操作手段が操作されると必ず或る演出が開始されてもよいし、第七の表示の表示中に操作手段が操作されると或る演出が開始されない場合があってもよい。また、第七の表示の表示中にのみ操作手段が操作されると或る演出が開始されてもよいし、第七の表示の表示中以外にも操作手段が操作されると或る演出が開始されてもよい。また、第七の表示のみの表示中に操作手段が操作されると或る演出が開始されてもよいし、第七の表示以外の表示も表示中に操作手段が操作されると或る演出が開始されてもよい。
また、第三の表示は、第七の表示の表示が開始される前にのみ表示が終了するものであってもよいし、第七の表示の表示が開始される前以外にも表示が終了するものであってもよい。また、第三の表示は、第七の表示の表示が開始される前に必ず表示が終了するものであってもよいし、第七の表示の表示が開始される前に表示が終了しない場合があるものであってもよい。
なお、第七の表示は、通常ボタン画像とデカボタン画像のうちのデカボタン画像であってもよい。ここで、通常ボタン画像が表示された場合とデカボタン画像が表示された場合では、デカボタン画像が表示された場合の方が、大当り図柄が確定表示されやすくてもよい。
また、第七の表示は、ボタン画像の通常色とボタン画像の特別色のうちの特別色のボタン画像であってもよい。ここで、通常色のボタン画像が表示された場合と特別色のボタン画像が表示された場合とでは、特別色のボタン画像が表示された場合の方が、大当り図柄が確定表示されやすくてもよい。
また、第七の表示は、通常ボタン画像とボタンとは別の操作手段(第二のボタンやレバー等)の画像のうちの別の操作手段の画像であってもよい。ここで、通常ボタン画像が表示された場合とボタンとは別の操作手段の画像が表示された場合とでは、ボタンとは別の操作手段の画像が表示された場合の方が、大当り図柄が確定表示されやすくてもよい。
また、『 前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第八の表示[例えば、図294(b4)〜同図(b5)に示す合体アニメーション等]であり、
前記第八の表示は、前記第七の表示の表示が開始されることを予告する表示であり[例えば、図294(b4)〜同図(b6)に示すように、合体アニメーションによりボタン予告演出の開始を予告している、すなわち、デカボタン画像136aLの表示を予告している等]、
前記第三の表示は、前記第八の表示の表示中に表示が終了する表示である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第八の表示は、第七の表示の表示が開始されることのみを予告するものであってもよいし、第七の表示の表示が開始されること以外のことも予告するものであってもよい。また、第八の表示は、第七の表示の表示が開始されることを必ず予告するものであってもよいし、第七の表示の表示が開始されることを予告しない場合があるものであってもよい。
また、第三の表示は、第八の表示の表示中にのみ終了するものであってもよいし、第八の表示以外の表示の表示中にも終了するものであってもよい。また、第三の表示は、第八の表示の表示中に必ず終了するものであってもよいし、第八の表示の表示中に終了しない場合があるものであってもよい。
また、『 前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第九の表示[例えば、図301(a)に示す変動アイコンh0等]であり、
前記第九の表示は、変動アイコンの表示であり、
前記第三の表示が二つ表示される場合があり[準備中表示が2つ表示される場合がある
、例えば、図304(a)に示すように、準備中画像RDY1,RDY2が2つ表示される場合がある等]、
二つの前記第三の表示のうちの一方の表示が終了した後で他方の表示態様が変化し[2つの準備中表示のうちの一方の準備中表示の表示が終了した後で他方の準備中表示の表示態様が変化する、例えば、図301(g)に示すように、準備中画像RDYが拡大して表示されている等]、
表示態様が変化した前記第三の表示が前記第九の表示にオーバーラップする[表示態様が変化した準備中表示が変動アイコンにオーバーラップする、例えば、図301(g)に示すように、拡大表示された準備中画像RDYが変動アイコンh0にオーバーラップしている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、二つの第三の表示が表示されていることに気づきやすくなる場合がある。
ここで、第三の表示が二つのみ表示される場合があってもよいし、第三の表示が三つ以上表示される場合があってもよいし、第三の表示が一つだけ表示される場合があってもよい。
また、二つの第三の表示のうちの一方の表示が終了した後で他方の表示態様のみが変化してもよいし、二つの第三の表示のうちの一方の表示が終了した後で他方の表示態様以外のものの表示態様も変化してもよい。また、二つの第三の表示のうちの一方の表示が終了した後で他方の表示態様が必ず変化してもよいし、二つの第三の表示のうちの一方の表示が終了した後で他方の表示態様が変化しない場合があってもよい。
また、二つの第三の表示のうちの一方の表示が終了した後でのみ他方の表示態様が変化してもよいし、二つの第三の表示のうちの一方の表示が終了した後以外でも他方の表示態様が変化してもよい。
また、表示態様が変化した第三の表示が第九の表示にのみオーバーラップしてもよいし、表示態様が変化した第三の表示が第九の表示以外の表示にもオーバーラップしてもよい。また、表示態様が変化した第三の表示が第九の表示に必ずオーバーラップしてもよいし、表示態様が変化した第三の表示が第九の表示にオーバーラップしない場合があってもよい。
また、表示態様が変化した第三の表示のみが第九の表示にオーバーラップしてもよいし、表示態様が変化した第三の表示以外の表示も第九の表示にオーバーラップしてもよい。
なお、第九の表示が表示態様が変化した第三の表示にオーバーラップしてもよい。
また、第三の表示が第九の表示以外の表示にオーバーラップしてもよいし、オーバーラップされてもよい。また、第三の表示とミニアイテムとはオーバーラップの関係にはならないが、第九の表示とははオーバーラップの関係になる場合があってもよい。
また、「表示態様が変化」とは、拡大表示、色の変化(赤タイマが金タイマあるいは虹タイマになる等)等が含まれる。また、表示態様の変化は、一の第三の表示のみが行われている状態であっても行われる場合があってもよい。
また、第三の表示が二つや三つ同時に表示されている場合の方が、一つだけ表示されている場合よりも、表示態様が変化されやすいように用にしてもよい。
また、第六の表示の表示態様が或る表示態様に変化している状態の方が、第三の表示の表示態様が変化しやすいようにしてもよい。
また、或る予告表示としてのタイマ予告表示におけるカウントダウンの開始後は、表示多様の変化のうちの少なくとも一つは行われないようにしてもよい。
また、或る予告表示としてのタイマ予告表示において、タイマの上乗せやカウントダウンの一時停止を行ってもよい。
また、第三の表示が表示された状態でタイマ予告表示におけるタイマの上乗せ表示を行うようにしてもよく、例えば、「+20」や「+5」といった小さい表示を、第三の表示に重なるように表示したり、第三の表示の近傍に表示したりして、その後、カウントダウン開始時に、例えば、「60」を表示してから、「85」の表示を行い、その後カウントダウンを開始してもよい。
また、図408〜図485に示して後述する実施形態において、チュートリアル表示が拡大し、拡大した態様のチュートリアル表示部に表示される或る表示が表示された後に、第三の表示の表示態様の変化が行われるようにしてもよい。また、その或る表示が表示された後の方が、或る表示が表示されない場合よりも第三の表示の表示態様が変化しやすいようにしてもよい。
また、『 前記第三の表示が二つ表示された場合は、一の図柄変動表示において全ての該第三の表示の表示が終了する[準備中表示が2つ表示された場合は、同一の図柄変動表示において全て消化される、例えば、図301(b)〜同図(k)に示すように、2つの準備中画像RDYは、同一の図柄変動表示において全て消化されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第三の表示が二つ表示された場合は、一の図柄変動表示において全ての第三の表示の表示のみが終了してもよいし、第三の表示が二つ表示された場合は、一の図柄変動表示において全ての第三の表示以外の表示の表示も終了してもよい。また、第三の表示が二つ表示された場合は、一の図柄変動表示において全ての第三の表示の表示が必ず終了してもよいし、第三の表示が二つ表示された場合は、一の図柄変動表示において全ての第三の表示の表示が終了しない場合があってもよい。
また、第三の表示が二つ表示された場合は、一の図柄変動表示においてのみ全ての第三の表示の表示が終了してもよいし、第三の表示が二つ表示された場合は、一の図柄変動表示以外の図柄変動表示においても全ての第三の表示の表示が終了してもよい。また、第三の表示が二つ表示された場合にのみ、一の図柄変動表示において全ての第三の表示の表示が終了してもよいし、第三の表示が二つ表示された場合以外の場合も、一の図柄変動表示において全ての第三の表示の表示が終了してもよい。
また、『 前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第十の表示[説明表示、例えば、図291(a)に示す、チュートリアル表示部TT1に表示された「パンダは殿様の師匠」と表示された説明表示等]であり、
前記第十の表示は、説明表示であり、
前記第十の表示は、表示される場合には前記表示手段における第一の表示領域(「或る表示領域」という場合がある)に表示される表示であり[説明表示は、表示される場合には特定の表示領域に表示される、例えば、図291(a)に示すように、説明表示はチュートリアル表示部TT1に表示される等]、
前記第三の表示は、前記第一の表示領域に表示される場合がある表示である[準備中表示は、説明表示が表示される特定の表示領域に表示される、例えば、図291(d)に示すように、準備中画像RDYは説明表示が表示されるチュートリアル表示部TT1に表示されている等]、
ことを特徴とする遊技台。
ここで、第十の表示は、表示される場合には表示手段における第一の表示領域にのみ表示されるものであってもよいし、表示される場合には表示手段における第一の表示領域以外にも表示されるものであってもよい。また、表示される場合には表示手段における第一の表示領域に必ず表示されるものであってもよいし、表示される場合には表示手段における第一の表示領域に表示されない場合があるものであってもよい。
また、第三の表示は、第一の表示領域にのみ表示される場合があるものであってもよいし、第一の表示領域以外の表示領域にも表示される場合があるものであってもよい。また、第三の表示は、第一の表示領域に必ず表示されるものであってもよいし、第一の表示領域に表示されない場合があるものであってもよい。
また、『 「或る予告表示の表示開始を待機していることを表す表示」とは、「準備中の文字表示[例えば、図291(d)に示す準備中画像RDYにおける「準備中」の文字表示等]」のことである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第十一の表示[球抜き表示、例えば、図322(a1)に示す球抜きエラー表示ERR1等]であり、
前記第十一の表示は、遊技球を排出することを促す表示であり[例えば、球抜きエラー表示ERR1では、「球を抜いてください」の文字表示により球抜きを促している等]、
前記第三の表示と前記第十一の表示の両方が表示されている状態において、該第三の表示の少なくとも一部の表示が該第十一の表示にオーバーラップされて表示される[準備中表示と球抜き表示の両方が表示されている状態において、準備中表示の少なくとも一部が球抜き表示にオーバーラップされている、例えば、図322(a2)に示すように、準備中画像RDYが球抜きエラー表示ERR1にオーバーラップされている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第十一の表示は、遊技球を排出することのみを促す表示であってもよいし、遊技球を排出すること以外のことも促す表示であってもよい。また、第十一の表示は、遊技球を排出することを必ず促す表示であってもよいし、遊技球を排出することを促さない場合がある表示であってもよい。
また、第十一の表示は、遊技球のみを排出することを促す表示であってもよいし、遊技球以外のものも排出することを促す表示であってもよい。
また、第三の表示と第十一の表示の両方が表示されている状態において、第三の表示の少なくとも一部の表示が第十一の表示にのみオーバーラップされて表示されるように構成されてもよいし、第三の表示と第十一の表示の両方が表示されている状態において、第三の表示の少なくとも一部の表示が第十一の表示以外にもオーバーラップされて表示されるように構成されてもよい。また、第三の表示と第十一の表示の両方が表示されている状態において、第三の表示の少なくとも一部の表示が第十一の表示に必ずオーバーラップされて表示されるように構成されてもよいし、第三の表示と第十一の表示の両方が表示されている状態において、第三の表示の少なくとも一部の表示が第十一の表示にオーバーラップされないで表示される場合があるように構成されてもよい。
また、第三の表示と第十一の表示の両方が表示されている状態において、第三の表示の少なくとも一部の表示のみが第十一の表示にオーバーラップされて表示されるように構成されてもよいし、第三の表示と第十一の表示の両方が表示されている状態において、第三の表示の少なくとも一部の表示以外の表示も第十一の表示にオーバーラップされて表示されるように構成されてもよい。また、第三の表示と第十一の表示の両方が表示されている状態のみにおいて、第三の表示の少なくとも一部の表示が第十一の表示にオーバーラップされて表示されるように構成されてもよいし、第三の表示と第十一の表示の両方が表示されている状態以外の状態においても、第三の表示の少なくとも一部の表示が第十一の表示にオーバーラップされて表示されるように構成されてもよい。
また、第三の表示と第十一の表示の両方が表示されている状態において、第三の表示の一部の表示が第十一の表示にオーバーラップされて表示されるように構成されてもよいし、第三の表示と第十一の表示の両方が表示されている状態において、第三の表示の全部の表示が第十一の表示にオーバーラップされて表示されるように構成されてもよい。
また、『 前記或る予告表示と前記第十一の表示の両方が表示されている状態において、該或る予告表示の少なくとも一部の表示が該第十一の表示にオーバーラップされて表示される[ミニゲームやタイマ予告と球抜き表示の両方が表示されている状態において、ミニゲームやタイマ予告の少なくとも一部が球抜き表示にオーバーラップされている、例えば、図322(b1)に示すように、残時間表示メータMT4が球抜きエラー表示ERR1にオーバーラップされている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、或る予告表示と第十一の表示の両方が表示されている状態において、或る予告表示の少なくとも一部の表示が第十一の表示のみにオーバーラップされて表示されるように構成されてもよいし、或る予告表示と第十一の表示の両方が表示されている状態において、或る予告表示の少なくとも一部の表示が第十一の表示以外の表示にもオーバーラップされて表示されるように構成されてもよい。また、或る予告表示と第十一の表示の両方が表示されている状態において、或る予告表示の少なくとも一部の表示が第十一の表示に必ずオーバーラップされて表示されるように構成されてもよいし、或る予告表示と第十一の表示の両方が表示されている状態において、或る予告表示の少なくとも一部の表示が第十一の表示にオーバーラップされないで表示される場合があるように構成されてもよい。
また、或る予告表示と第十一の表示の両方が表示されている状態において、或る予告表示の少なくとも一部の表示のみが第十一の表示にオーバーラップされて表示されるように構成されてもよいし、或る予告表示と第十一の表示の両方が表示されている状態において、或る予告表示の少なくとも一部の表示以外の表示も第十一の表示にオーバーラップされて表示されるように構成されてもよい。また、或る予告表示と第十一の表示の両方が表示されている状態のみにおいて、或る予告表示の少なくとも一部の表示が第十一の表示にオーバーラップされて表示されるように構成されてもよいし、或る予告表示と第十一の表示の両方が表示されている状態以外の状態においても、或る予告表示の少なくとも一部の表示が第十一の表示にオーバーラップされて表示されるように構成されてもよい。
また、或る予告表示と第十一の表示の両方が表示されている状態において、或る予告表示の一部の表示が第十一の表示にオーバーラップされて表示されるように構成されてもよいし、或る予告表示と第十一の表示の両方が表示されている状態において、或る予告表示の全部の表示が第十一の表示にオーバーラップされて表示されるように構成されてもよい。
また、『 前記遊技台は、ぱちんこ機[弾球遊技機、例えば、パチンコ機100等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記遊技台は、スロットマシン[回胴式遊技機]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
なお、保留アイコンは、スロットマシンにおける或る演出の開始を保留していることを表す表示で用いられる場合があるが、この遊技台によれば、これを実現することができる。
また、以上の記載では、
『 複数種類の表示を表示可能な表示手段[例えば、第1装飾図柄表示装置208L、第2装飾図柄表示装置208M、第3装飾図柄表示装置208N等]を備えた遊技台であって、
前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第三の表示[準備中表示、例えば、図291(d)に示す、準備中画像RDY等]であり、
前記第三の表示は、或る予告表示[ミニゲームやタイマ予告、例えば、図291(o)〜同図(p)に示すミニゲームの表示や、図293(b3)〜同図(b4)に示すタイマ予告演出等]の表示開始を待機していることを表す表示であり、
第一の状態において前記第三の表示が開始される場合があるように構成されており[保留アイコンが表示されている状態において準備中表示の表示が開始される、例えば、図291(d)に示すように、保留アイコンh11,h12を表示するUI部UI3が表示されている状態において準備中画像RDYの表示が開始されている等]、
前記第一の状態において表示が開始された前記第三の表示が、第二の状態において表示が終了する場合があり[保留アイコンが表示されている状態において表示開始された準備中表示が、保留アイコンが非表示の状態において表示が終了する、例えば、図291(d)〜同図(n)に示すように、UI部UI3が表示されている状態において表示が開始された準備中画像RDYが、UI部UI3が非表示とされている状態において表示が終了している等]、
前記第二の状態において前記第三の表示の表示が終了した後で、該第二の状態において前記或る予告表示の表示が開始される場合があり[保留アイコンが非表示の状態において準備中表示の表示が終了した後で、ミニゲームやタイマ予告が開始される、例えば、図291(n)〜同図(o)に示すように、準備中画像RDYの表示が終了した後で、UI部UI3が非表示とされている状態でミニゲームの表示が開始されている、あるいは、図293(b1)〜同図(b4)に示すように、準備中画像RDYの表示が終了した後で、UI部UI3が非表示とされている状態でタイマ予告演出が開始されている等]、
前記或る予告表示が表示された後で、或る演出[当該予告、例えば、図291(q)に示す鉄板画像TPの表示や、図294(c4)に示すデカボタン136aLによるボタン予告演出等]が開始され[ミニゲームの表示結果が大成功となったりタイマ予告でカウントダウンが完了すると当該予告が開始される、例えば、図291(o)〜同図(q)に示すように、ミニゲームの表示結果が大成功となると、鉄板画像TPが表示される、図294(c1)〜同図(c4)に示すように、タイマ予告表示におけるタイマ表示のカウントダウンが完了するとデカボタン136aLによるボタン予告演出が開始される等]、
前記或る演出は、実行中の図柄変動表示に関する予告であり、
前記第一の状態の後で前記第二の状態となる場合があり[保留アイコンが表示可能な状態から保留アイコンが表示されない状態へ移行する場合がある、例えば、図291(l)〜同図(m)に示すように、剣豪リーチに移行する場合には、表示されていたUI部UI3が非表示とされ、保留アイコンが表示可能な状態から非表示の状態へ移行する等]、
前記第一の状態は、保留アイコンが表示可能な状態のうちの一の状態であり[例えば、剣豪リーチに移行する前のUI部UI3が表示されている状態等]、
前記第二の状態は、保留アイコンが表示されない状態のうちの一の状態[例えば、剣豪リーチにおいてUI部UI3が非表示とされる状態等]であり、
或る予告表示の表示が開始される前に、第三の表示が表示されない場合がある、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
従来の遊技台は表示手段には改良の余地があったが、この遊技台によれば、表示手段に特徴を持った遊技台を実現できる。
また、この遊技台によれば、予告表示よりも事前に表示される表示のうちの一つである第三の表示が保留アイコン以外の予告表示であることがわかりやすくなって当該変動に集中させて楽しませることができる場合がある。
また、この遊技台によれば、初心者に対しては、準備中表示によって当該予告なのか先読み予告なのかドキドキさせて楽しませることができ、ある程度の経験者に対しては準備中表示が当該予告に関する表示だとわかりやすくなって期待のしどころを明確にさせることができる場合がある。
また、この遊技台によれば、準備中表示の終了のタイミングによってどの予告が行われるかがわかりやすくなる場合がある。
ここで、表示手段は、複数種類の表示のみを表示可能なものであってもよいし、複数種類の表示以外の表示も表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、複数種類の表示を必ず表示するものであってもよいし、複数種類の表示を表示しない場合があってもよい。
また、第一の状態において第三の表示のみが開始される場合があってもよいし、第一の状態において第三の表示以外の表示も開始される場合があってもよい。また、第一の状態において第三の表示が必ず開始されてもよいし、第一の状態において第三の表示が開始されない場合があってもよい。
また、第一の状態においてのみ第三の表示が開始される場合があってもよいし、第一の状態以外の状態においても第三の表示が開始される場合があってもよい。
また、第一の状態において表示が開始された第三の表示が、第二の状態においてのみ表示が終了する場合があってもよいし、第一の状態において表示が開始された第三の表示が、第二の状態以外の状態においても表示が終了する場合があってもよい。また、第一の状態において表示が開始された第三の表示が、第二の状態において必ず表示が終了しもよいし、第一の状態において表示が開始された第三の表示が、第二の状態において表示が終了しない場合があってもよい。
また、第二の状態において第三の表示の表示が終了した後で、第二の状態において或る予告表示の表示のみが開始される場合があってもよいし、第二の状態において第三の表示の表示が終了した後で、第二の状態において或る予告表示以外の表示の表示も開始される場合があってもよい。また、第二の状態において第三の表示の表示が終了した後で、第二の状態において或る予告表示の表示が必ず開始されてもよいし、第二の状態において第三の表示の表示が終了した後で、第二の状態において或る予告表示の表示が開始されない場合があってもよい。
また、第二の状態において第三の表示の表示が終了した後でのみ、第二の状態において或る予告表示の表示が開始される場合があってもよいし、第二の状態において第三の表示の表示が終了した後以外にも、第二の状態において或る予告表示の表示が開始される場合があってもよい。
また、第二の状態において第三の表示の表示が終了した後で、第二の状態においてのみ或る予告表示の表示が開始される場合があってもよいし、第二の状態において第三の表示の表示が終了した後で、第二の状態以外の状態においても或る予告表示の表示が開始される場合があってもよい。
また、或る予告表示が表示された後で、或る演出のみが開始される場合があってもよいし、或る予告表示が表示された後で、或る演出以外の演出も開始される場合があってもよい。また、或る予告表示が表示された後で、或る演出が必ず開始されてもよいし、或る予告表示が表示された後で、或る演出が開始されない場合があってもよい。
また、或る予告表示が表示された後でのみ、或る演出が開始される場合があってもよいし、或る予告表示が表示された後以外でも、或る演出が開始される場合があってもよい。
また、或る演出は、実行中の図柄変動表示にのみ関する予告であってもよいし、実行中の図柄変動表示以外の表示にも関する予告であってもよい。また、或る演出は、実行中の図柄変動表示に必ず関する予告であってもよいし、実行中の図柄変動表示に関しない予告である場合であってもよい。
また、第一の状態の後でのみ第二の状態となる場合があってもよいし、第一の状態以外の状態の後でも第二の状態となる場合があってもよい。また、第一の状態の後で必ず第二の状態となってもよいし、第一の状態の後で第二の状態とならない場合があってもよい。
また、第一の状態は、保留アイコンのみが表示可能な状態のうちの一の状態であってもよいし、保留アイコン以外の表示も表示可能な状態のうちの一の状態であってもよい。また、第一の状態は、保留アイコンが必ず表示される状態のうちの一の状態であってもよいし、保留アイコンが表示されない場合がある状態のうちの一の状態であってもよい。
また、第二の状態は、保留アイコンのみが表示されない状態のうちの一の状態であってもよいし、保留アイコン以外の表示も表示されない状態のうちの一の状態であってもよい。また、第二の状態は、保留アイコンが必ず表示されない状態のうちの一の状態であってもよいし、保留アイコンが表示される場合がある状態のうちの一の状態であってもよい。
また、第三の表示は、準備中の文字表示であってもよいし、キャラクタの表示であってもよいし、予告アイテムの表示であってもよいし、タイマ予告表示におけるタイマ表示のカウントダウンの実行中の表示であってもよい。
また、或る予告表示は、タイマ予告表示におけるタイマ表示のカウントダウンの実行中の表示であってもよいし、ミニゲームであってもよいし、予告演出であってもよい。
また、或る予告表示の表示が開始される前に、第三の表示のみが表示されない場合があってもよいし、或る予告表示の表示が開始される前に、第三の表示以外の表示も表示されない場合があってもよい。また、或る予告表示の表示が開始される前に、第三の表示が必ず表示されなくてもよいし、或る予告表示の表示が開始される前に、第三の表示が表示される場合があってもよい。
また、或る予告表示の表示が開始される前にのみ、第三の表示が表示されない場合があってもよいし、或る予告表示の表示が開始される前以外にも、第三の表示が表示されない場合があってもよい。
なお、『 第三の状態は、保留アイコンが表示可能な状態のうちの一の状態であり、
第四の状態は、保留アイコンが表示されない状態のうちの一の状態であり、
前記第三の状態は、第一の状態とは異なる状態であり、
前記第四の状態は、前記第二の状態とは異なる状態である、
ことを特徴とする遊技台。』
であってもよい。
また、『 前記第一の状態において表示が開始された前記第三の表示が、該第一の状態において表示が終了する場合がある、
ことを特徴とする遊技台。』
であってもよい。
また、『 前記第一の状態において表示が開始された前記第三の表示が、前記第三の状態において表示が終了する場合がある、
ことを特徴とする遊技台。』
であってもよい。
また、『 前記第一の状態において表示が開始された前記第三の表示が、前記第四の状態において表示が終了する場合がある、
ことを特徴とする遊技台。』
であってもよい。
また、第一の状態は、図柄変動表示(装飾図柄、特別図柄)の実行中であることを含む状態であってもよい。
また、『 前記或る予告表示が表示された後で、或る演出が開始される場合があるように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。』
であってもよい。
なお、或る予告表示が真の予告表示に限らず、或る演出が開始されない偽の予告表示であってもよい。
また、或る予告表示がミニゲームである場合には、或る演出はミニゲームの結果を示す表示であってもよい。
また、キャラクタとは、人物に限らず、予告アイテム等のミニアイテム系の表示であってもよい。
また、「前記第一の状態の後で前記第二の状態となる場合があるように構成されており」とは、「前記第一の状態に続いて前記第二の状態となる場合があるように構成されており」のことであってもよい。
また、第一の状態の後に他の状態(例えば、第四の状態)を経ることなく第二の状態に移行する場合があってもよい。また、第一の状態の後に他の状態(例えば、第三の状態や第三の状態)を経た後に第二の状態に移行する場合があってもよい。また、一の図柄変動表示がなされている状態において、第一の状態から第二の状態に移行する場合があってもよい。
また、或る予告表示がフェードアウトしつつ、或る演出がフェードインするようにしてもよい。
また、『 前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第六の表示[保留アイコン表示領域を含む画像の表示、例えば、図291(a)に示すUI部UI3等]であり、
前記第六の表示は、少なくとも保留アイコンの背面に表示される画像の表示であり、
前記第六の表示が表示されている状態で保留アイコンが表示可能であり[保留アイコンは、保留アイコン表示領域を含む画像が表示されている状態で表示可能とされている、例えば、保留アイコンはUI部UI3が表示されている状態で表示可能とされている等]、
前記第六の表示が表示されていない状態で保留アイコンが表示されない[保留アイコン表示領域を含む画像が表示されていない状態では保留アイコンは表示されない、例えば、図291(m)に示すように、UI部UI3が非表示とされている状態では、保留アイコンは表示されない等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、保留アイコンを目立たせることができる場合がある。
ここで、第六の表示は、保留アイコンのみの背面に表示される画像の表示であってもよいし、保留アイコン以外の表示の背面にも表示される画像の表示であってもよい。また、第六の表示は、少なくとも保留アイコンの背面に必ず表示される画像の表示であってもよいし、少なくとも保留アイコンの背面に表示されない画像の表示の場合であってもよい。
また、第六の表示が表示されている状態で保留アイコンのみが表示可能に構成されていてもよいし、第六の表示が表示されている状態で保留アイコン以外の表示も表示可能に構成されていてもよい。また、第六の表示が表示されている状態で保留アイコンが必ず表示されるように構成されていてもよいし、第六の表示が表示されている状態で保留アイコンが表示されない場合があるように構成されていてもよい。
また、第六の表示が表示されている状態でのみ保留アイコンが表示可能に構成されていてもよいし、第六の表示が表示されている状態以外の状態でも保留アイコンが表示可能に構成されていてもよい。
また、第六の表示が表示されていない状態で保留アイコンのみが表示されないように構成されていてもよいし、第六の表示が表示されていない状態で保留アイコン以外の表示も表示されないように構成されていてもよい。また、第六の表示が表示されていない状態で保留アイコンが必ず表示されないように構成されていてもよいし、第六の表示が表示されていない状態で保留アイコンが表示される場合があるように構成されていてもよい。
また、第六の表示が表示されていない状態でのみ保留アイコンが表示されないように構成されていてもよいし、第六の表示が表示されていない状態以外の状態でも保留アイコンが表示されないように構成されていてもよい。
なお、第六の表示は変動中の装飾図柄にオーバーラップされない表示であってもよい。
また、第六の表示の一部の表示が第三の表示の一部の表示にオーバーラップされる構成において、第三の表示の一部とは別の部分の表示が装飾図柄にオーバーラップされてもよい。
また、第六の表示は、保留アイコンの台座の表示を含んでもよい。
また、第六の表示は、変動アイコンの台座の表示を含んでもよい。
また、第六の表示は、背景画像の表示とは別の表示であってもよい。
また、『 前記第一の状態において、前記第六の表示の少なくとも一部の表示が前記第三の表示にオーバーラップされて表示される場合があり[保留アイコンが表示されている状態において、保留アイコン表示領域を含む画像の一部が準備中表示にオーバーラップされて表示される、例えば、図291(d)に示すように、準備中画像RDYはUI部UI3におけるチュートリアル表示部TT1に重ねて表示されている等]、
前記第一の状態における前記第三の表示の表示位置と前記第二の状態における該第三の表示の表示位置が同じ表示位置である[保留アイコンが表示されている状態における準備中表示の表示位置と保留アイコンの非表示状態における準備中表示の表示位置が同じである、例えば、図291(d)に示す、準備中画像RDYの表示位置と、図291(m)に示す、準備中画像RDYの表示位置は同じである等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、普段目にすることが多い保留アイコン回りに第三の表示を表示することで、第三の表示が保留アイコンの表示態様の変化による先読み予告ではないことを強く印象付けるとともに、保留アイコンの表示態様の変化以外の予告が行われていることを気づかせるようにして見逃しを防止することができる場合がある。
ここで、第一の状態において第六の表示の少なくとも一部の表示が第三の表示にのみオーバーラップされて表示される場合があるように構成されてもよいし、第一の状態において第六の表示の少なくとも一部の表示が第三の表示以外の表示にもオーバーラップされて表示される場合があるように構成されてもよい。また、第一の状態において第六の表示の少なくとも一部の表示が第三の表示に必ずオーバーラップされて表示されるように構成されてもよいし、第一の状態において第六の表示の少なくとも一部の表示が第三の表示にオーバーラップされて表示されない場合があるように構成されてもよい。
また、第一の状態において第六の表示の少なくとも一部の表示のみが第三の表示にオーバーラップされて表示される場合があるように構成されてもよいし、第一の状態において第六の表示の少なくとも一部の表示以外の表示も第三の表示にオーバーラップされて表示される場合があるように構成されてもよい。
また、『 前記第六の表示は、複数種類の態様で表示可能な表示であり、
前記複数種類の態様のうちの一の態様は、第一の態様[デフォルトの表示態様、例えば、図291(a)に示す、青色で表示されたデフォルトの表示態様等]であり、
前記複数種類の態様のうちの一の態様は、第二の態様[予告あるいは先読み予告の表示態様、例えば、図291(e)に示す、金色の表示態様等]であり、
前記第六の表示が前記第一の態様から前記第二の態様に変化しなかった場合よりも、該第六の表示が該第一の態様から該第二の態様に変化した場合の方が、前記第二の表示の表示が開始されやすくなる[保留アイコン表示領域を含む画像がデフォルトの表示態様から先読み予告の表示態様に変化しなかった場合よりも、保留アイコン表示領域を含む画像がデフォルトの表示態様から先読み予告の表示態様に変化した場合の方が、先読み予告の表示態様の保留アイコンが表示されやすい、例えば、図291(e)に示す、UI部UI3が金色の表示態様で表示された場合には、赤色の表示態様の保留アイコンが表示されやすい等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第六の表示は、第一の態様と第二の態様でのみ表示可能なものであってもよいし、第一の態様と第二の態様以外の態様でも表示可能なものであってもよい。また、第六の表示は、第一の態様と第二の態様で必ず表示されるものであってもよいし、第一の態様と第二の態様で表示されない場合があるものであってもよい。
また、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化しなかった場合よりも、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化した場合の方が、第二の表示の表示のみが開始されやすくてもよいし、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化しなかった場合よりも、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化した場合の方が、第二の表示以外の表示表示も開始されやすくてもよい。また、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化しなかった場合よりも、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化した場合の方が、第二の表示の表示が必ず開始されてもよいし、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化しなかった場合よりも、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化した場合の方が、第二の表示の表示が開始さない場合があってもよい。
また、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化した場合にのみ、第二の表示の表示が開始されてもよいし、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化した場合以外の場合にも、第二の表示の表示が開始されやすくてもよい。
なお、「前記第六の表示が前記第一の態様から前記第二の態様に変化しなかった場合よりも、該第六の表示が該第一の態様から該第二の態様に変化した場合の方が、前記第二の表示の表示が開始されやすくなるように構成されている」とは、「或る状態において、前記第六の表示が前記第一の態様から前記第二の態様に変化しなかった場合よりも、該第六の表示が該第一の態様から該第二の態様に変化した場合の方が、前記第二の表示の表示が開始されやすくなるように構成されている」のことであってもよい。
また、『 前記第六の表示は、複数種類の態様で表示可能な表示であり、
前記複数種類の態様のうちの一の態様は、第一の態様[デフォルトの表示態様、例えば、図291(a)に示す、青色で表示されたデフォルトの表示態様等]であり、
前記複数種類の態様のうちの一の態様は、第二の態様[予告あるいは先読み予告の表示態様、例えば、図291(e)に示す、金色の表示態様等]であり、
前記第六の表示が前記第一の態様から前記第二の態様に変化しなかった場合よりも、該第六の表示が該第一の態様から該第二の態様に変化した場合の方が、図柄変動表示において大当り図柄が確定表示されやすくなる[保留アイコン表示領域を含む画像がデフォルトの表示態様から先読み予告の表示態様に変化しなかった場合よりも、保留アイコン表示領域を含む画像がデフォルトの表示態様から先読み予告の表示態様に変化した場合の方が、大当りとなりやすい、例えば、図291(e)に示す、UI部UI3が金色の表示態様で表示された場合には、保留アイコンの表示態様が変化しやすく、したがって、先読みの対象である保留アイコンに対応する保留に基づく図柄変動表示において大当り図柄が確定表示されやすい等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第六の表示は、第一の態様と第二の態様でのみ表示可能なものであってもよいし、第一の態様と第二の態様以外の態様でも表示可能なものであってもよい。また、第六の表示は、第一の態様と第二の態様で必ず表示されるものであってもよいし、第一の態様と第二の態様で表示されない場合があるものであってもよい。
また、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化しなかった場合よりも、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化した場合の方が、図柄変動表示において大当り図柄のみが確定表示されやすくてもよいし、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化しなかった場合よりも、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化した場合の方が、図柄変動表示において大当り図柄以外の図柄も確定表示されやすくてもよい。また、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化しなかった場合よりも、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化した場合の方が、図柄変動表示において大当り図柄が必ず確定表示されてもよいし、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化しなかった場合よりも、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化した場合の方が、図柄変動表示において大当り図柄が確定表示されない場合があってもよい。
また、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化した場合にのみ、図柄変動表示において大当り図柄が確定表示されるようにしてもよいし、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化した場合以外の場合にも、図柄変動表示において大当り図柄が確定表示されるようにしてもよい。
なお、「前記第六の表示が前記第一の態様から前記第二の態様に変化しなかった場合よりも、該第六の表示が該第一の態様から該第二の態様に変化した場合の方が、図柄変動表示において大当り図柄が確定表示されやすくなるように構成されている」とは、「或る状態において、前記第六の表示が前記第一の態様から前記第二の態様に変化しなかった場合よりも、該第六の表示が該第一の態様から該第二の態様に変化した場合の方が、図柄変動表示において大当り図柄が確定表示されやすくなるように構成されている」のことであってもよい。
また、『 或るリーチ演出[特定のスーパーリーチ演出、例えば、図291(m)〜同図(q)に示すスーパーリーチ(剣豪リーチ)等]を実行可能であり、
前記第一の状態は、前記或るリーチ演出の実行が開始される前の状態のうちの一の状態[特定のスーパーリーチ演出が開始される前の状態、例えば、図291(m)〜同図(q)に示すスーパーリーチ(剣豪リーチ)が開始される前の状態等]であり、
前記第二の状態は、前記或るリーチ演出が実行されている状態[特定のスーパーリーチ演出が実行されている状態、例えば、図291(m)〜同図(q)に示すスーパーリーチ(剣豪リーチ)が実行されている状態等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、或るリーチ状態であるか否かに気付きやすくなる場合がある。
ここで、或るリーチ演出のみを実行可能に構成されてもよいし、或るリーチ演出以外のリーチ演出も実行可能に構成されてもよい。また、或るリーチ演出を必ず実行するように構成されてもよいし、或るリーチ演出を実行しない場合があるように構成されてもよい。
また、第一の状態は、或るリーチ演出のみの実行が開始される前の状態のうちの一の状態であってもよいし、或るリーチ演出以外のリーチ演出の実行が開始される前の状態のうちの一の状態であってもよい。また、第一の状態は、或るリーチ演出の実行が必ず開始される前の状態のうちの一の状態であってもよいし、或るリーチ演出の実行が開始されない状態のうちの一の状態であってもよい。
また、第二の状態は、或るリーチ演出のみが実行されている状態であってもよいし、或るリーチ演出以外のリーチ演出が実行されている状態であってもよい。また、第二の状態は、或るリーチ演出が必ず実行されている状態であってもよいし、或るリーチ演出が実行されていない状態であってもよい。
なお、第一の状態は、或る変動におけるSPリーチに発展する前のリーチ状態であり、第二の状態は、該或る変動におけるSPリーチ実行中の状態であってもよい。
また、第一の状態は、或る変動におけるSPリーチに発展する前の状態であって、更に、リーチ状態となる前の或る状態であり、第二の状態は、該或る変動におけるSPリーチ実行中の状態であってもよい。
すなわち、第一の状態と第二の状態とがワンセットである場合があってもよい。
また、『 前記或る予告表示は、タイマ予告表示[例えば、図294(b3)〜同図(b5)に示すタイマ予告演出の表示等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
なお、タイマ予告表示は複数の態様があってもよい。ここで、態様とは、色や時間や大きさ等のうちの少なくともいずれかを含む。
また、タイマ予告表示が複数種類ある場合には、或る種類のタイマ予告表示のことであってもよい。
また、『 前記或る予告表示は、ミニゲームの表示[例えば、図291(o)〜同図(q)に示すミニゲームの表示等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
なお、ミニゲームは複数の態様があってもよい。ここで、態様とは、色や時間や大きさ等のうちの少なくともいずれかを含む。
また、ミニゲームが複数種類ある場合には、或る種類のミニゲームのことであってもよい。
また、『 前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第四の表示[当該予告の一つ、例えば、図294(b6)に示すデカボタン136aLによるボタン予告演出の表示等]であり、
前記或る演出として前記第四の表示が表示される場合がある、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、或る演出として第四の表示のみが表示される場合があるように構成されてもよいし、或る演出として第四の表示以外の表示も表示される場合があるように構成されてもよい。また、或る演出として第四の表示が必ず表示されるように構成されてもよいし、或る演出として第四の表示が表示されない場合があるように構成されてもよい。
また、『 前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第五の表示[当該予告の一つ、例えば、図291(q)に示す鉄板画像TPの表示等]であり、
前記或る演出として前記第五の表示が表示される場合がある、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、或る演出として第五の表示のみが表示される場合があるように構成されてもよいし、或る演出として第五の表示以外の表示も表示される場合があるように構成されてもよい。また、或る演出として第五の表示が必ず表示されるように構成されてもよいし、或る演出として第五の表示が表示されない場合があるように構成されてもよい。
なお、第四の表示と第五の表示は別の表示であってもよい。ここで、第四の表示が表示された場合よりも第五の表示が表示された場合の方が、大当り図柄が確定表示されやすくてもよいし、第五の表示が表示された場合よりも第四の表示が表示された場合の方が、大当り図柄が確定表示されやすくてもよい。
また、第五の表示が特殊条件下でしか出現しない表示の場合、第三の表示の態様と或る予告表示の態様のうちの少なくともいずれか一方が或る態様の場合にのみ表示される場合があってもよい。
また、『 或る図柄変動表示において表示が開始された前記第三の表示が、次に開始される図柄変動表示が開始された後も継続して表示される場合がある[ある図柄変動表示において表示が開始された準備中表示が、次の図柄変動表示が開始された後も継続して表示される、例えば、図291(i)〜同図(j)に示すように、準備中画像RDYが複数の図柄変動表示に跨って表示されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第三の表示によって複数変動に跨って期待感を持たせることができ、またゴールもわかりやすいので、期待感を持たせる期間が明確になる場合がある。
ここで、或る図柄変動表示において表示が開始された第三の表示が、次に開始される図柄変動表示が開始された後でのみ継続して表示される場合があってもよいし、或る図柄変動表示において表示が開始された第三の表示が、次に開始される図柄変動表示が開始された後以外にも継続して表示される場合があってもよい。また、或る図柄変動表示において表示が開始された第三の表示が、次に開始される図柄変動表示が開始された後で必ず継続して表示されてもよいし、或る図柄変動表示において表示が開始された第三の表示が、次に開始される図柄変動表示が開始された後も継続して表示されない場合があってもよい。
また、『 前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第一の表示[保留アイコンの表示態様の変化演出表示(保留変化事前演出表示)に係るキャラクタ、例えば、図291(f)〜同図(g)に示す忍者のキャラクタNJ4等]であり、
前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第二の表示[先読み予告の表示態様の保留アイコン、例えば、図291(h)に示す、赤色の表示態様の保留アイコン等]であり、
前記第一の表示は、前記第二の表示に関連するキャラクタの表示であり、
前記第二の表示は、先読み予告の表示態様の保留アイコンの表示であり、
前記第一の表示の表示が開始された後で前記第二の表示の表示が開始される場合がある[キャラクタによる保留変化事前演出表示が開始された後で、保留アイコンが先読み予告の表示態様で表示される、例えば、図291(f)〜同図(h)に示すように、忍者のキャラクタNJ4による保留変化事前演出表示が行われた後で第1の保留アイコンh11の表示態様がデフォルトの表示態様から赤色の表示態様に変化している等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第一の表示は、第二の表示にのみ関連するキャラクタの表示であってもよいし、第二の表示以外の表示にも関連するキャラクタの表示であってもよい。また、第一の表示は、第二の表示に必ず関連するキャラクタの表示であってもよいし、第二の表示に関連しない場合があるキャラクタの表示であってもよい。
なお、ここで、第一の表示は、保留アイコンの表示態様の変化演出に係るキャラクタの表示であってもよいし、常時表示されるキャラクタ(ナビキャラ)の校正におけるエフェクト表示であってもよい。
また、第二の表示は、デフォルトの表示態様の保留アイコンから先読み予告の表示態様の保留アイコンに変化する表示であってもよい。
また、「前記第一の表示の表示が開始された後で前記第二の表示の表示が開始される場合がある」が、「前記第一の表示の表示が開始された後で前記第二の表示の表示が開始される表示が、なされる場合がある」であってもよい。ここで、第一の表示が別場面で表示される場合があってもよいし、なくてもよい。また、第二の表示が別場面で表示される場合があってもよいし、なくてもよい。
また、『 或る図柄変動表示において表示が開始された前記第一の表示が、次に開始される図柄変動表示が開始される前に消去される場合がある[ある図柄変動表示において表示が開始された保留アイコンの表示態様の変化演出表示(保留変化事前演出表示)に係るキャラクタが、次の図柄変動表示が開始される前に消去される、例えば、図291(f)〜同図(h)に示すように、忍者のキャラクタNJ4は、複数の図柄変動表示に跨って表示されない等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、或る図柄変動表示において表示が開始された第一の表示が、次に開始される図柄変動表示が開始される前にのみ消去される場合があるように構成されてもよいし、或る図柄変動表示において表示が開始された第一の表示が、次に開始される図柄変動表示が開始される前以外にも消去される場合があるように構成されてもよい。また、或る図柄変動表示において表示が開始された第一の表示が、次に開始される図柄変動表示が開始される前に必ず消去されるように構成されてもよいし、或る図柄変動表示において表示が開始された第一の表示が、次に開始される図柄変動表示が開始される前に消去されない場合があるように構成されてもよい。
なお、或る予告表示と或る演出が図柄変動表示を跨いで行われてもよいし、行われなくてもよい。また、或る予告表示と或る演出が第一状態から第二の状態(第二の状態から第一の状態)に跨いで行われてもよいし、行われなくてもよい。
また、『 前記第三の表示が表示される領域において、前記或る演出が実行される場合がある[準備中表示が表示される領域において、当該予告が実行される、例えば、図297(a4)に示すように、準備中画像RDYが表示されるチュートリアル表示部TT1において「激熱」の文字からなる予告表示が表示される場合がある等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第三の表示が表示される領域において、或る演出のみが実行される場合があってもよいし、第三の表示が表示される領域において、或る演出以外の演出も実行される場合があってもよい。また、第三の表示が表示される領域において、或る演出が必ず実行されてもよいし、第三の表示が表示される領域において、或る演出が実行されない場合があってもよい。
また、第三の表示が表示される領域のみにおいて、或る演出が実行される場合があってもよいし、第三の表示が表示される領域以外の領域においても、或る演出が実行される場合があってもよい。
また、『 遊技者による操作が可能な操作手段[ボタンやレバー、例えば、演出ボタン136等]を備え、
前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第七の表示[ボタンやレバーの画像の表示、例えば、図294(b6)に示すデカボタン画像136aL等]であり、
前記第七の表示は、前記操作手段の操作を促す表示であり、
前記第七の表示は、前記第三の表示が開始された後で表示が開始される表示であり[ボタンやレバーの画像の表示は、準備中表示が開始された後で表示開始される、例えば、図294(b1)〜同図(b6)に示すように、デカボタン画像136aLは準備中画像RDYが表示開始された後で表示開始されている等]、
前記第七の表示の表示中に前記操作手段が操作されると前記或る演出が開始され[ボタンやレバーの画像の表示の表示中にボタン(あるいは、レバー)が操作されると当該予告が開始される、例えば、図294(b6)に示すデカボタン画像136aLの表示中に演出ボタン136が操作されると鉄板画像TPが表示される等]、
前記第三の表示は、前記第七の表示の表示が開始される前に表示が終了する表示である[準備中表示は、ボタンやレバーの画像が表示開始される前に表示が終了する、例えば、図294(b1)〜同図(b6)に示すように、準備中画像RDYは、デカボタン画像136aLが表示開始される前に表示が終了される等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、操作手段は、遊技者のみによる操作が可能なものであってもよいし、遊技者以外の者による操作も可能なものであってもよい。また、操作手段は、遊技者により必ず操作されるものであってもよいし、遊技者により操作されない場合があるものであってもよい。
また、第七の表示は、操作手段の操作のみを促すものであってもよいし、操作手段の操作以外のものも促すものであってもよい。また、第七の表示は、操作手段の操作を必ず促すものであってもよいし、操作手段の操作を促さない場合があるものであってもよい。
また、第七の表示は、第三の表示が開始された後でのみ表示が開始されるものであってもよいし、第三の表示が開始された後以外でも表示が開始されるものであってもよい。また、第七の表示は、第三の表示が開始された後で必ず表示が開始されるものであってもよいし、第三の表示が開始された後で表示が開始されないものであってもよい。
また、第七の表示の表示中に操作手段が操作されると必ず或る演出が開始されてもよいし、第七の表示の表示中に操作手段が操作されると或る演出が開始されない場合があってもよい。また、第七の表示の表示中にのみ操作手段が操作されると或る演出が開始されてもよいし、第七の表示の表示中以外にも操作手段が操作されると或る演出が開始されてもよい。また、第七の表示のみの表示中に操作手段が操作されると或る演出が開始されてもよいし、第七の表示以外の表示も表示中に操作手段が操作されると或る演出が開始されてもよい。
また、第三の表示は、第七の表示の表示が開始される前にのみ表示が終了するものであってもよいし、第七の表示の表示が開始される前以外にも表示が終了するものであってもよい。また、第三の表示は、第七の表示の表示が開始される前に必ず表示が終了するものであってもよいし、第七の表示の表示が開始される前に表示が終了しない場合があるものであってもよい。
なお、第七の表示は、通常ボタン画像とデカボタン画像のうちのデカボタン画像であってもよい。ここで、通常ボタン画像が表示された場合とデカボタン画像が表示された場合では、デカボタン画像が表示された場合の方が、大当り図柄が確定表示されやすくてもよい。
また、第七の表示は、ボタン画像の通常色とボタン画像の特別色のうちの特別色のボタン画像であってもよい。ここで、通常色のボタン画像が表示された場合と特別色のボタン画像が表示された場合とでは、特別色のボタン画像が表示された場合の方が、大当り図柄が確定表示されやすくてもよい。
また、第七の表示は、通常ボタン画像とボタンとは別の操作手段(第二のボタンやレバー等)の画像のうちの別の操作手段の画像であってもよい。ここで、通常ボタン画像が表示された場合とボタンとは別の操作手段の画像が表示された場合とでは、ボタンとは別の操作手段の画像が表示された場合の方が、大当り図柄が確定表示されやすくてもよい。
また、『 前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第八の表示[例えば、図294(b4)〜同図(b5)に示す合体アニメーション等]であり、
前記第八の表示は、前記第七の表示の表示が開始されることを予告する表示であり[例えば、図294(b4)〜同図(b6)に示すように、合体アニメーションによりボタン予告演出の開始を予告している、すなわち、デカボタン画像136aLの表示を予告している等]、
前記第三の表示は、前記第八の表示の表示中に表示が終了する表示である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第八の表示は、第七の表示の表示が開始されることのみを予告するものであってもよいし、第七の表示の表示が開始されること以外のことも予告するものであってもよい。また、第八の表示は、第七の表示の表示が開始されることを必ず予告するものであってもよいし、第七の表示の表示が開始されることを予告しない場合があるものであってもよい。
また、第三の表示は、第八の表示の表示中にのみ終了するものであってもよいし、第八の表示以外の表示の表示中にも終了するものであってもよい。また、第三の表示は、第八の表示の表示中に必ず終了するものであってもよいし、第八の表示の表示中に終了しない場合があるものであってもよい。
また、『 前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第九の表示[例えば、図301(a)に示す変動アイコンh0等]であり、
前記第九の表示は、変動アイコンの表示であり、
前記第三の表示が二つ表示される場合があり[準備中表示が2つ表示される場合がある
、例えば、図304(a)に示すように、準備中画像RDY1,RDY2が2つ表示される場合がある等]、
二つの前記第三の表示のうちの一方の表示が終了した後で他方の表示態様が変化し[2つの準備中表示のうちの一方の準備中表示の表示が終了した後で他方の準備中表示の表示態様が変化する、例えば、図301(g)に示すように、準備中画像RDYが拡大して表示されている等]、
表示態様が変化した前記第三の表示が前記第九の表示にオーバーラップする[表示態様が変化した準備中表示が変動アイコンにオーバーラップする、例えば、図301(g)に示すように、拡大表示された準備中画像RDYが変動アイコンh0にオーバーラップしている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、二つの第三の表示が表示されていることに気づきやすくなる場合がある。
ここで、第三の表示が二つのみ表示される場合があってもよいし、第三の表示が三つ以上表示される場合があってもよいし、第三の表示が一つだけ表示される場合があってもよい。
また、二つの第三の表示のうちの一方の表示が終了した後で他方の表示態様のみが変化してもよいし、二つの第三の表示のうちの一方の表示が終了した後で他方の表示態様以外のものの表示態様も変化してもよい。また、二つの第三の表示のうちの一方の表示が終了した後で他方の表示態様が必ず変化してもよいし、二つの第三の表示のうちの一方の表示が終了した後で他方の表示態様が変化しない場合があってもよい。
また、二つの第三の表示のうちの一方の表示が終了した後でのみ他方の表示態様が変化してもよいし、二つの第三の表示のうちの一方の表示が終了した後以外でも他方の表示態様が変化してもよい。
また、表示態様が変化した第三の表示が第九の表示にのみオーバーラップしてもよいし、表示態様が変化した第三の表示が第九の表示以外の表示にもオーバーラップしてもよい。また、表示態様が変化した第三の表示が第九の表示に必ずオーバーラップしてもよいし、表示態様が変化した第三の表示が第九の表示にオーバーラップしない場合があってもよい。
また、表示態様が変化した第三の表示のみが第九の表示にオーバーラップしてもよいし、表示態様が変化した第三の表示以外の表示も第九の表示にオーバーラップしてもよい。
なお、第九の表示が表示態様が変化した第三の表示にオーバーラップしてもよい。
また、第三の表示が第九の表示以外の表示にオーバーラップしてもよいし、オーバーラップされてもよい。また、第三の表示とミニアイテムとはオーバーラップの関係にはならないが、第九の表示とははオーバーラップの関係になる場合があってもよい。
また、「表示態様が変化」とは、拡大表示、色の変化(赤タイマが金タイマあるいは虹タイマになる等)等が含まれる。また、表示態様の変化は、一の第三の表示のみが行われている状態であっても行われる場合があってもよい。
また、第三の表示が二つや三つ同時に表示されている場合の方が、一つだけ表示されている場合よりも、表示態様が変化されやすいように用にしてもよい。
また、第六の表示の表示態様が或る表示態様に変化している状態の方が、第三の表示の表示態様が変化しやすいようにしてもよい。
また、或る予告表示としてのタイマ予告表示におけるカウントダウンの開始後は、表示多様の変化のうちの少なくとも一つは行われないようにしてもよい。
また、或る予告表示としてのタイマ予告表示において、タイマの上乗せやカウントダウンの一時停止を行ってもよい。
また、第三の表示が表示された状態でタイマ予告表示におけるタイマの上乗せ表示を行うようにしてもよく、例えば、「+20」や「+5」といった小さい表示を、第三の表示に重なるように表示したり、第三の表示の近傍に表示したりして、その後、カウントダウン開始時に、例えば、「60」を表示してから、「85」の表示を行い、その後カウントダウンを開始してもよい。
また、図408〜図485に示して後述する実施形態において、チュートリアル表示が拡大し、拡大した態様のチュートリアル表示部に表示される或る表示が表示された後に、第三の表示の表示態様の変化が行われるようにしてもよい。また、その或る表示が表示された後の方が、或る表示が表示されない場合よりも第三の表示の表示態様が変化しやすいようにしてもよい。
また、『 前記第三の表示が二つ表示された場合は、一の図柄変動表示において全ての該第三の表示の表示が終了する[準備中表示が2つ表示された場合は、同一の図柄変動表示において全て消化される、例えば、図301(b)〜同図(k)に示すように、2つの準備中画像RDYは、同一の図柄変動表示において全て消化されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第三の表示が二つ表示された場合は、一の図柄変動表示において全ての第三の表示の表示のみが終了してもよいし、第三の表示が二つ表示された場合は、一の図柄変動表示において全ての第三の表示以外の表示の表示も終了してもよい。また、第三の表示が二つ表示された場合は、一の図柄変動表示において全ての第三の表示の表示が必ず終了してもよいし、第三の表示が二つ表示された場合は、一の図柄変動表示において全ての第三の表示の表示が終了しない場合があってもよい。
また、第三の表示が二つ表示された場合は、一の図柄変動表示においてのみ全ての第三の表示の表示が終了してもよいし、第三の表示が二つ表示された場合は、一の図柄変動表示以外の図柄変動表示においても全ての第三の表示の表示が終了してもよい。また、第三の表示が二つ表示された場合にのみ、一の図柄変動表示において全ての第三の表示の表示が終了してもよいし、第三の表示が二つ表示された場合以外の場合も、一の図柄変動表示において全ての第三の表示の表示が終了してもよい。
また、『 前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第十の表示[説明表示、例えば、図291(a)に示す、チュートリアル表示部TT1に表示された「パンダは殿様の師匠」と表示された説明表示等]であり、
前記第十の表示は、説明表示であり、
前記第十の表示は、表示される場合には前記表示手段における第一の表示領域(「或る表示領域」という場合がある。)に表示される表示であり[説明表示は、表示される場合には特定の表示領域に表示される、例えば、図291(a)に示すように、説明表示はチュートリアル表示部TT1に表示される等]、
前記第三の表示は、前記第一の表示領域に表示される場合がある表示である[準備中表示は、説明表示が表示される特定の表示領域に表示される、例えば、図291(d)に示すように、準備中画像RDYは説明表示が表示されるチュートリアル表示部TT1に表示されている等]、
ことを特徴とする遊技台。
ここで、第十の表示は、表示される場合には表示手段における第一の表示領域にのみ表示されるものであってもよいし、表示される場合には表示手段における第一の表示領域以外にも表示されるものであってもよい。また、表示される場合には表示手段における第一の表示領域に必ず表示されるものであってもよいし、表示される場合には表示手段における第一の表示領域に表示されない場合があるものであってもよい。
また、第三の表示は、第一の表示領域にのみ表示される場合があるものであってもよいし、第一の表示領域以外の表示領域にも表示される場合があるものであってもよい。また、第三の表示は、第一の表示領域に必ず表示されるものであってもよいし、第一の表示領域に表示されない場合があるものであってもよい。
また、『 「或る予告表示の表示開始を待機していることを表す表示」とは、「準備中の文字表示[例えば、図291(d)に示す準備中画像RDYにおける「準備中」の文字表示等]」のことである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第十一の表示[球抜き表示、例えば、図322(a1)に示す球抜きエラー表示ERR1等]であり、
前記第十一の表示は、遊技球を排出することを促す表示であり[例えば、球抜きエラー表示ERR1では、「球を抜いてください」の文字表示により球抜きを促している等]、
前記第三の表示と前記第十一の表示の両方が表示されている状態において、該第三の表示の少なくとも一部の表示が該第十一の表示にオーバーラップされて表示される[準備中表示と球抜き表示の両方が表示されている状態において、準備中表示の少なくとも一部が球抜き表示にオーバーラップされている、例えば、図322(a2)に示すように、準備中画像RDYが球抜きエラー表示ERR1にオーバーラップされている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第十一の表示は、遊技球を排出することのみを促す表示であってもよいし、遊技球を排出すること以外のことも促す表示であってもよい。また、第十一の表示は、遊技球を排出することを必ず促す表示であってもよいし、遊技球を排出することを促さない場合がある表示であってもよい。
また、第十一の表示は、遊技球のみを排出することを促す表示であってもよいし、遊技球以外のものも排出することを促す表示であってもよい。
また、第三の表示と第十一の表示の両方が表示されている状態において、第三の表示の少なくとも一部の表示が第十一の表示にのみオーバーラップされて表示されるように構成されてもよいし、第三の表示と第十一の表示の両方が表示されている状態において、第三の表示の少なくとも一部の表示が第十一の表示以外にもオーバーラップされて表示されるように構成されてもよい。また、第三の表示と第十一の表示の両方が表示されている状態において、第三の表示の少なくとも一部の表示が第十一の表示に必ずオーバーラップされて表示されるように構成されてもよいし、第三の表示と第十一の表示の両方が表示されている状態において、第三の表示の少なくとも一部の表示が第十一の表示にオーバーラップされないで表示される場合があるように構成されてもよい。
また、第三の表示と第十一の表示の両方が表示されている状態において、第三の表示の少なくとも一部の表示のみが第十一の表示にオーバーラップされて表示されるように構成されてもよいし、第三の表示と第十一の表示の両方が表示されている状態において、第三の表示の少なくとも一部の表示以外の表示も第十一の表示にオーバーラップされて表示されるように構成されてもよい。また、第三の表示と第十一の表示の両方が表示されている状態のみにおいて、第三の表示の少なくとも一部の表示が第十一の表示にオーバーラップされて表示されるように構成されてもよいし、第三の表示と第十一の表示の両方が表示されている状態以外の状態においても、第三の表示の少なくとも一部の表示が第十一の表示にオーバーラップされて表示されるように構成されてもよい。
また、第三の表示と第十一の表示の両方が表示されている状態において、第三の表示の一部の表示が第十一の表示にオーバーラップされて表示されるように構成されてもよいし、第三の表示と第十一の表示の両方が表示されている状態において、第三の表示の全部の表示が第十一の表示にオーバーラップされて表示されるように構成されてもよい。
また、『 前記或る予告表示と前記第十一の表示の両方が表示されている状態において、該或る予告表示の少なくとも一部の表示が該第十一の表示にオーバーラップされて表示される[ミニゲームやタイマ予告と球抜き表示の両方が表示されている状態において、ミニゲームやタイマ予告の少なくとも一部が球抜き表示にオーバーラップされている、例えば、図322(b1)に示すように、残時間表示メータMT4が球抜きエラー表示ERR1にオーバーラップされている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、或る予告表示と第十一の表示の両方が表示されている状態において、或る予告表示の少なくとも一部の表示が第十一の表示のみにオーバーラップされて表示されるように構成されてもよいし、或る予告表示と第十一の表示の両方が表示されている状態において、或る予告表示の少なくとも一部の表示が第十一の表示以外の表示にもオーバーラップされて表示されるように構成されてもよい。また、或る予告表示と第十一の表示の両方が表示されている状態において、或る予告表示の少なくとも一部の表示が第十一の表示に必ずオーバーラップされて表示されるように構成されてもよいし、或る予告表示と第十一の表示の両方が表示されている状態において、或る予告表示の少なくとも一部の表示が第十一の表示にオーバーラップされないで表示される場合があるように構成されてもよい。
また、或る予告表示と第十一の表示の両方が表示されている状態において、或る予告表示の少なくとも一部の表示のみが第十一の表示にオーバーラップされて表示されるように構成されてもよいし、或る予告表示と第十一の表示の両方が表示されている状態において、或る予告表示の少なくとも一部の表示以外の表示も第十一の表示にオーバーラップされて表示されるように構成されてもよい。また、或る予告表示と第十一の表示の両方が表示されている状態のみにおいて、或る予告表示の少なくとも一部の表示が第十一の表示にオーバーラップされて表示されるように構成されてもよいし、或る予告表示と第十一の表示の両方が表示されている状態以外の状態においても、或る予告表示の少なくとも一部の表示が第十一の表示にオーバーラップされて表示されるように構成されてもよい。
また、或る予告表示と第十一の表示の両方が表示されている状態において、或る予告表示の一部の表示が第十一の表示にオーバーラップされて表示されるように構成されてもよいし、或る予告表示と第十一の表示の両方が表示されている状態において、或る予告表示の全部の表示が第十一の表示にオーバーラップされて表示されるように構成されてもよい。
また、『 前記遊技台は、ぱちんこ機[弾球遊技機、例えば、パチンコ機100等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記遊技台は、スロットマシン[回胴式遊技機]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
なお、保留アイコンは、スロットマシンにおける或る演出の開始を保留していることを表す表示で用いられる場合があるが、この遊技台によれば、これを実現することができる。
次に、本実施形態に係るパチンコ機100において実行される演出の他の具体例について、図408〜図455を参照しながら説明する。また、以下に示す演出表示は、アニメーションにより行われてもよい。また、以下に示す実施形態は、これまでに示したいずれの実施形態においても適用可能であることはいうまでもない。すなわち、図408〜図455に示す各演出は、図14〜図407に示して説明したいずれの演出と組み合わせて行われる場合がある。換言すれば、本実施形態では、ミニアイテム(予告アイコンあるいは予告アイテムとも呼ばれる場合がある)による演出、タイマ予告による演出、ミニゲームによる演出、チャンスアップタイミングメータによる演出が遊技の進行に応じて適宜組み合わせて実行される場合がある。なお、図408〜図455に示す符号は、原則として図408〜図455に示す実施例の説明にのみ用いることとし、重複する符号が他の図面に示されている場合であっても、図408〜図455に示す符号を優先する。また、図408〜図455では、1つの装飾図柄表示装置208を備えて構成されたパチンコ機100が示されているが、上述した実施形態のように、複数の装飾図柄表示装置を備えたものであってもよい。また、装飾図柄表示装置208の前面側に、上述した透明の導光板ILやPOVディスプレイが配置されてもよい。
図408は、本実施形態のパチンコ機の装飾図柄表示装置208を中心とした演出の一例を段階的に示す図である。
図408には、装飾図柄表示装置208、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、普通図柄表示装置210、特図1保留ランプ218、特図2保留ランプ220、および普図保留ランプ216が示されている。
図408(a)に示す装飾図柄表示装置208には、「装飾4−装飾1−装飾7」の装飾図柄の組み合わせが停止表示されている。なお、ここでの背景は非表示であるが、後述するデフォルトの背景画像が表示されている。以下の説明においても、背景が非表示の場合には、特に断らない限り、デフォルトの背景画像が表示されている。なお、デフォルトの背景画像とは異なる様々な背景画像(例えば、モードに応じた背景画像等)を表示してもよい。
装飾図柄表示装置208には、右上隅に、第4図柄表示領域284が設けられている。第4図柄表示領域284は、図柄変動中(あるいは図柄停止中)か否かを報知するための領域であり、上から、普図の図柄変動中報知領域、特図1の図柄変動中報知領域、特図2の図柄変動中報知領域になる。普図の図柄停止中には、四角形の図形が点灯表示されるが、普図の図柄変動中には、その四角形の図形が点滅表示、あるいは消灯される。特図1の図柄停止中には、丸形の図形が点灯表示されるが、特図1の図柄変動中には、その丸形の図形が点滅表示、あるいは消灯される。特図2の図柄停止中には、三角形の図形が点灯表示されるが、特図2の図柄変動中には、その三角形の図形が点滅表示、あるいは消灯される。このように、第4図柄は、表示位置が異なるばかりでなく、表示態様(ここでは形状)も異なっており、遊技者が一目見ただけで判別がつくようになっている。なお、第4図柄の表示態様や点灯態様や点滅態様を変化させることで、先読み予告を行ってもよい。
また、装飾図柄表示装置208には、演出表示領域208dの中央下部に変動アイコン表示領域280が設けられている。
さらに、図408に示す制御状態(遊技状態)は、非電サポ状態(非時短状態)である。この非電サポ状態における装飾図柄表示装置208には、変動アイコン表示領域280の左横に特図1の保留アイコン表示領域281が設けられている。また、非電サポ状態における装飾図柄表示装置208の右端には、特図2の保留アイコン表示領域282が設けられる。
特図1の保留アイコン表示領域281には、特図1の保留を表す保留アイコンが表示され、特図2の保留アイコン表示領域282には、特図2の保留を表す保留アイコンが表示される。特図1の保留数は、特図1保留ランプ218の点灯数の他、特図1の保留アイコンの数によっても表され、特図2の保留数は、特図2保留ランプ220の点灯数の他、特図2の保留アイコンの数によっても表されている。すなわち、保留アイコンは、主制御部300のRAM308に記憶されている始動情報に対応したものである。以下、最も古い始動情報(最も古い入賞)に対応した保留アイコンを第一の保留アイコン、2番目に古い始動情報に対応した保留アイコンを第二の保留アイコン・・・と称する場合がある。特図1の保留アイコン表示領域281では、保留アイコンが横並びに表示され、右側の保留アイコンほど入賞が古い保留アイコンになり、特図2の保留アイコン表示領域282では、保留アイコンが縦並びに表示され、下側の保留アイコンほど入賞が古い保留アイコンになる。
図408(a)には、特図1の保留アイコン表示領域281に2つの特図1の保留アイコンh11,h12が表示されており、これら2つの特図1の保留アイコンh11,h12はいずれも、デフォルトの表示態様(丸形の無模様かつ白色の表示態様)で表示されている。すなわち、特図1のデフォルトの保留アイコンは、丸形の保留アイコンである。なお、図408(a)では、特図1の保留アイコン表示領域281に4つの保留アイコンが表示されることをわかりやすくするために、実際には表示されていない保留アイコンも点線で示してある。
一方、特図2の保留アイコン表示領域282には、一つも保留アイコンが表示されていない。これは、上述のごとく、図408に示す制御状態(遊技状態)は、非電サポ状態(非時短状態)であるため、電チューが開きにくく特図2始動口232への入賞が困難な状態であるためである。なお、特図2の保留アイコン表示領域282、すなわち装飾図柄表示装置208の右端に設けられる保留アイコン表示領域は、実際には領域を画定する線は表示されないが、図408(a)では、領域をわかりやすくするために点線で示してある。なお、領域を画定する線が設けられていてもよいし、保留アイコンが表示される場合に領域を画定する線も表示されるようにしてもよい。また、特図2の保留アイコン表示領域282に4つの保留アイコンが表示されることをわかりやすくするために、実際には表示されていない保留アイコンも点線で示してある。
本実施形態のパチンコ機100では、制御状態(遊技状態)に応じて、特図1と特図2で入賞しやすい方の特図の保留アイコン表示領域が、変動アイコン表示領域280の左横(演出表示領域208d)に表示され、もう一方の特図の保留アイコン表示領域は右端に表示される。すなわち、制御状態が非電サポ状態である場合には、図408(a)に示すように、特図1の保留アイコン表示領域281が演出表示領域208dに表示され、特図2の保留アイコン表示領域282が右端に表示される。制御状態が電サポ状態である場合には、反対に、特図2の保留アイコン表示領域282が演出表示領域208dに表示され、特図1の保留アイコン表示領域281が右端に表示される。
ここでは不図示であるが、特図2の保留アイコンのデフォルトの表示態様は、四角形の無模様かつ白色の表示態様であり、特図1の保留アイコンと表示位置が異なるばかりか、表示態様(ここでは形状)も異なっており、遊技者が一目見ただけで判別がつくようになっている。なお、特図1の保留アイコンのデフォルトの表示態様と、特図2の保留アイコンのデフォルトの表示態様とが同じであってもよい。
本実施形態では、特図の図柄変動表示の開始は、特図表示装置における変動開始→第4図柄の点滅開始又は消灯→保留アイコンの移動アニメーション開始又は消去→装飾図柄の変動開始の順で行われるが、この順番は前後してもよい。
図408(b)では、特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動が開始され、さらに第4図柄の消灯までが行われているが、保留アイコンや装飾図柄に変化は未だ生じていない。
図408(c)では、特図1の保留アイコンh11,h12の移動アニメーションが開始されている。ここでの移動アニメーションは、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象保留アイコン)が変動アイコン表示領域280に向けて移動を開始するとともに、第二の保留アイコンh12の表示位置にあった保留アイコンが特図1の第一の保留アイコンh11の表示位置へ向けて移動を開始する。この段階では、装飾図柄の変動表示は開始されていない。
図408(d)では、移動アニメーションが続き、同図(e)では、変動開始前まで第一の保留アイコンh11であった保留アイコンが変動アイコン表示領域280に到達し、変動アイコンh0として表示されるとともに、変動開始前まで第二の保留アイコンh12であった保留アイコンが第一の保留アイコンh11の表示位置に到達し、第一の保留アイコンh11として表示されているが、この段階でも依然として、装飾図柄の変動表示は開始されていない。なお、第1特図表示装置212における図柄変動が開始された時点で、それまで第一の保留アイコンh11であった保留アイコンを変動アイコンh0として見てもよいし、それまで第二の保留アイコンh12であった保留アイコンを第一の保留アイコンh11として見てもよい。
そして、図408(f)で装飾図柄の変動表示が開始される。
装飾図柄の変動表示が開始された装飾図柄表示装置208には、図408(g)に示すように、演出ボタン136を有効期間内に押下することを促す操作促進報知画像136Pが表示される。この操作促進報知画像136Pでは、主人公のキャラクタ画像の右横に、演出ボタン136の画像136P1と、上記有効期間の残時間を表す残時間表示バー136P2が表示されている。装飾図柄の変動表示は、操作促進報知画像136Pによって隠されてしまっているが、遊技者は、第4図柄284等によって特図が変動中であることを認識することができる。なお、装飾図柄が隠されないように、装飾図柄の表示位置を操作促進報知画像136Pとは重ならない位置に移動させるようにしてもよい。
図408(h)に示す残時間表示バー136P2では、上記有効期間が減っており、同図(i)では、遊技者が、演出ボタン136を押下している。演出ボタン136が上記有効期間内に押下されると、図408(j)に示すように、装飾図柄表示装置208には、操作促進報知画像136Pに代えてリーチ状態突入予告画像2071が表示される。リーチ状態突入予告画像2071では、主人公のキャラクタ画像の右横に、「チャンスだ」という文字表示がなされている。
図408(k)では、リーチ状態突入予告画像2071が消え、装飾図柄の変動表示が視認可能になり、その後、同図(l)に示すようにリーチ状態に突入する。なお、リーチ状態突入予告画像207が表示されても、リーチ状態に突入しない場合もあるが、必ず突入するようにしてもよい。
以上説明したように、操作促進報知画像136Pの出現は、現在行われている図柄変動表示に関する予告の契機となる演出に相当する。
図408(m)では、背景画像が、デフォルトの背景画像から非表示に切り替わり、変動アイコン表示領域280や特図1の保留アイコン表示領域281が消えている。なお、第4図柄表示領域284は表示されている。また、これまで左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cそれぞれで行われていた装飾図柄の変動表示が、右下隅に移動し、縮小表示され、図408(n)では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展している。図408(n)に示す装飾図柄表示装置208には、敵役の剣豪の画像が大きく表示され、続く同図(o)に示す装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様と敵役の剣豪との決闘シーンのアニメーションが表示されている。
なお、リーチ状態突入予告画像2071は、リーチ状態に突入することの予告に留まらず、スーパーリーチまで発展することの予告であってもよい。
図409は、図408に示す演出の一例の続きを段階的に示す図である。
図408(o)から続く図409(p)では、決闘シーンのアニメーションが継続しており、このアニメーションは、図409(s)まで続く。図409(s)では、主人公の殿様が敵役の剣豪に勝利し、同図(t)では、第4図柄表示領域284を残して一旦全てが非表示になる。なお、非表示に代えてこれまでとは異なる背景画像を表示してもよい。やがて、同図(u)に示すように、「装飾7−装飾7−装飾7」の装飾図柄の組み合わせの揺れ変動が表示される。ここでの背景は、非表示であってもよいし、これまでとは異なる背景画像であってもよい。また、変動アイコン表示領域280や特図1の保留アイコン表示領域281の表示は消えたままであり、第4図柄表示領域284のみ表示されている。
図409(v)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾7−装飾7−装飾7」の15R確変大当り確定の装飾図柄の組み合わせが停止表示されている。また、図409(v)に示す特図1の第4図柄(丸形の図形)は点灯している。この図409(v)では、背景は非表示になっているが、実際には、デフォルトとは異なる背景画像が表示されている。やがて、図409(w)では、大当り遊技開始演出として、大当りを祝う背景画像(ここでは省略)とともに「確変大当り」の文字表示がなされている。
一方、図408(l)で異なる装飾図柄(実質5R確変大当り、5R通常大当り、2R通常大当りとなる図柄組合せ)でリーチ状態となった場合、図409(t)から続く、別の場合の図409(u´)では、「装飾6−装飾6−装飾6」の装飾図柄の組み合わせの揺れ変動が表示され、図409(u´)に続く図409(v´)では、「装飾6−装飾6−装飾6」の大当りの装飾図柄の組み合わせが停止表示されている。そして、図409(v´)に続く図409(w´)では、大当り遊技開始演出として、大当りを祝う背景画像(ここでは省略)とともに「大当り」の文字表示がなされている。
図410は、図409(q)に続く別の場合の演出の一例を段階的に示す図である。
図410(a)では、図408(o)で開始された決闘シーンのアニメーションが継続しており、このアニメーションは、図410(b)まで続く。図410(b)では、主人公の殿様が敵役の剣豪に敗れ、同図(c)では、図409(t)と同じく、第4図柄表示領域284を残して一旦全てが非表示になる。やがて、図410(d)では、「装飾7−装飾6−装飾7」の装飾図柄の組み合わせの揺れ変動が開始される。ここでは、変動アイコン表示領域280や特図1の保留アイコン表示領域281の表示が復活し、変動アイコンh0と特図1の第一の保留アイコンh11が表示されている。
図410(e)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の第4図柄(丸形の図形)が点灯し、「装飾7−装飾6−装飾7」のハズレの装飾図柄の組み合わせが停止表示されている。次いで、特図1の確定表示の期間中に、変動アイコン表示領域280では、変動アイコンh0の消去アニメーションが実行される。同図(f)では、変動アイコンh0の消去アニメーションが開始され、同図(g)でもその消去アニメーションは継続し、同図(h)で変動アイコンh0が完全に消えている。なお、特図1の確定表示が行われる前に、変動アイコンh0の消去アニメーションを実行してもよい。
次に、本実施形態において表示される予告アイコンについて図411及び図412を参照しながら説明する。ここで、図411(a)は、予告アイコンの表示例について説明する図であり、同図(b)は、RAM408に記憶されている予告アイコン表示領域情報記憶領域について説明する図であり、同図(c)は、予告アイコンの消化タイミングの一例について説明する図であり、同図(d)は、予告アイコンの増加タイミングの一例について説明する図である。また、図412(a)は、変化前の予告アイコンの一例について説明する図であり、同図(b)は、変化後の予告アイコンの一例について説明する図である。
本実施形態では、図411(a)に示すように、装飾図柄表示装置208の上部に、予告アイコン表示領域285が表示される場合がある。この予告アイコン表示領域285は、例えば、6つの領域に区画されており、左から予告アイコン第1表示領域YA1、予告アイコン第2表示領域YA2、予告アイコン第3表示領域YA3、予告アイコン第4表示領域YA4、予告アイコン第5表示領域YA5、予告アイコン第6表示領域YA6が列方向に並んで配置されている。本実施形態では、特図1の保留アイコン表示領域281に表示可能な保留アイコンの数は4つ(あるいは、特図2の保留アイコン表示領域をさらに表示する場合には表示可能な保留アイコンの数は合計で8つ)であるので、予告アイコン表示領域285において表示可能な予告アイコンの数と保留アイコン表示領域において表示可能な保留アイコンの数とは異なるということができる。なお、表示可能な予告アイコンの数と保留アイコンの数とが同じであってもよい。また、予告アイコン表示領域285を構成する領域の数は6つに限定されず、1つであってもよいし、2以上の任意の数に設定してもよい。また、遊技進行に応じて領域の数が変更されるようにしてもよい。
予告アイコン表示領域285には、1つの領域について1つの予告アイコンが表示される場合がある。例えば、図411(a)に示すように、予告アイコン第1表示領域YA1には、帽子の図柄からなる帽子の予告アイコンI6が表示されており、予告アイコン第2表示領域YA2には、千両箱の図柄からなる千両箱の予告アイコンI9が表示されており、予告アイコン第3表示領域YA3には、扇の図柄からなる扇の予告アイコンI10が表示されており、予告アイコン第4表示領域YA4には、手裏剣の図柄からなる手裏剣の予告アイコンI7が表示されており、予告アイコン第5表示領域YA5には、リボンの図柄からなるリボンの予告アイコンI8が表示されており、予告アイコン第6表示領域YA6はブランクとなっている。予告アイコン表示領域285における各領域にいずれの予告アイコンを表示するかについては、図411(b)に示されるRAM408に記憶されている予告アイコン表示領域情報記憶領域に記憶されている情報に基づいて決定される。なお、本実施形態では、1つの領域につき1つの予告アイコンを表示する形態としたが、1つの領域につき2以上の予告アイコンを表示するようにしてもよい。
図411(a)に示すように、装飾図柄表示装置208の予告アイコン表示領域285の各領域(YA1〜YA5)に表示された各予告アイコンは、例えば、図411(c)に示すタイミングで消化されるように制御される。この制御情報は、遊技の進行に応じて、例えば、副制御部400のRAM408に記憶され、適宜読み出されて実行される。すなわち、図411(a)に示される装飾図柄の変動表示(当該変動)が開始されてから8秒が経過すると、リボンの予告アイコンI8が消化され、その後、消化されたリボンの予告アイコンI8に対応する演出が実行される場合がある。その後、当該変動が終了すると、特図1の保留アイコンh11が変動アイコン表示領域280に向けて移動を開始するとともに、装飾図柄の変動表示(保留1に対応する図柄変動)が開始されると、その図柄変動が開始されてから12秒が経過すると、手裏剣の予告アイコンI7が消化され、その後、消化された手裏剣の予告アイコンI7に対応する演出が実行される場合がある。その後、保留1に対応する図柄変動が終了すると、特図1の保留アイコンh11(図411(a)において、保留アイコンh12が保留アイコンh11に移動したもの)が変動アイコン表示領域280に向けて移動を開始するととともに、装飾図柄の変動表示(保留2に対応する図柄変動)が開始されると、その図柄変動が開始されてから4秒が経過すると、帽子の予告アイコンI6が消化され、その後、消化された帽子の予告アイコンI6に対応する演出が実行される場合がある。また、SPリーチが開始されてから10秒が経過すると、千両箱の予告アイコンI9が消化され、その後、消化された千両箱の予告アイコンI9に対応する演出が実行される場合がある。その後、全ての装飾図柄が仮停止状態となってから2秒が経過すると、扇の予告アイコンI10が消化され、その後、消化された扇の予告アイコンI10に対応する演出が実行される場合がある。このように、予告アイコンの消化は、予告や演出が実行されることを遊技者に事前に報知するものであるということができる。
また、図411(a)に示すように、装飾図柄表示装置208の予告アイコン表示領域285の各領域(YA1〜YA5)に表示された各予告アイコンは、例えば、図411(d)に示すタイミングで増加されるように制御される。この制御情報は、遊技の進行に応じて、例えば、副制御部400のRAM408に記憶され、適宜読み出されて実行される。すなわち、図411(a)に示される装飾図柄の変動表示(当該変動)が開始されてから4秒が経過すると、装飾図柄表示装置208に殿様が出現して予告アイコンを増加させる殿様演出が実行される。この殿様演出では、帽子の予告アイコンI6、リボンの予告アイコンI8及び手裏剣の予告アイコンI7を予告アイコン表示領域285に増加して表示する演出が行われる。その後、当該変動が終了して、保留1に対応する図柄変動が開始されると、装飾図柄表示装置208にDJが出現して予告アイコンを増加させるDJ演出が実行される。このDJ演出では、千両箱の予告アイコンI9を予告アイコン表示領域285に増加して表示する演出が行われる。その後、保留1に対応する図柄変動が終了して、保留2に対応する図柄変動が開始された後、2回目の疑似連演出の開始から4秒が経過すると、殿様演出が実行されて、扇の予告アイコンI10が予告アイコン表示領域285に増加して表示する演出が行われる。ここで、疑似連演出とは、装飾図柄の変動開始及び仮停止表示を1回の特図の変動表示において複数回実行する装飾図柄の変動表示態様である。
なお、本実施形態において、大当りとなる図柄変動表示において増加する予告アイコンの数をはずれとなる図柄変動表示において増加する予告アイコンの数よりも多くなるように構成してもよい。例えば、はずれとなる図柄変動表示においては増加する予告アイコンの数を最大1つとし、大当りとなる図柄変動表示において増加する予告アイコンの数を少なくとも2以上とするようにしてもよい。
次に、本実施形態において表示される予告アイコンの種類と対応する演出内容について、図412を参照しながら説明する。予告アイコンには、図412(a)に示すように、対応する演出の内容が明らかでないものと、図412(b)に示すように、対応する演出の内容が明らかなものとがある。
対応する演出の内容が明らかでない予告アイコン(変化前の予告アイコン)には、例えば、図412(a)に示すように、第1の殿様の予告アイコンI1と、第2の殿様の予告アイコンI2と、第3の殿様の予告アイコンI3と、第1のボタン予告アイコンI4とがある。第1の殿様の予告アイコンI1は、殿様の顔のシルエットを白色で表した予告アイコンであり、大当りの信頼度は弱程度となっている。また、第2の殿様の予告アイコンI2は、殿様の顔のシルエットを緑色で表した予告アイコンであり、大当りの信頼度は中程度となっている。また、第3の殿様の予告アイコンI3は、殿様の顔のシルエットを赤色で表した予告アイコンであり、大当りの信頼度は強程度である。また、第1のボタン予告アイコンI4は、演出ボタン136を模した予告アイコンであり、大当りの信頼度は弱程度から強程度のいずれかである。第1の殿様の予告アイコンI1、第2の殿様の予告アイコンI2及び第3の殿様の予告アイコンI3は、所定の変化表示のタイミング(例えば、当該予告アイコンの増加表示のタイミング)になると、図412(b)に示される変化後の予告アイコンのいずれかに変化する。また、第1のボタン予告アイコンI4は、遊技者により演出ボタン136が操作されたタイミングで、図412(b)に示される変化後の予告アイコンのいずれかに変化する。なお、第1のボタン予告アイコンI4は、遊技者により演出ボタン136が操作されたタイミングで、変化前の予告アイコンのいずれかに変化してもよい。
このように、第1の殿様の予告アイコンI1、第2の殿様の予告アイコンI2、第3の殿様の予告アイコンI3及び第1のボタン予告アイコンI4は、先読みの対象である図柄変動が開始されるよりも前に表示される場合があり、先読み予告として機能する場合がある。また、本実施の形態では、後述するが、予告アイコンが予告アイコン表示領域285に表示される際に、文字表記が付随して表示される場合があり、第1の殿様の予告アイコンI1、第2の殿様の予告アイコンI2及び第3の殿様の予告アイコンI3が表示される場合には、「クエスチョンマーク」が付記されて表示される場合がある。
一方、対応する演出の内容が明らかな予告アイコン(変化後の予告アイコン)には、例えば、図412(b)に示すように、帽子の予告アイコンI6と、手裏剣の予告アイコンI7と、リボンの予告アイコンI8と、千両箱の予告アイコンI9と、扇の予告アイコンI10と、第2のボタン予告アイコンI11とがある。
帽子の予告アイコンI6は、番長のキャラクタが被る帽子を模した予告アイコンであり、大当りの信頼度は強程度又は弱程度となっている。1つの帽子の予告アイコンI6が消化されると、疑似連演出が1回だけ行われる場合がある。ここで、疑似連演出には、強パターン、弱パターン及びガセパターンがある。強パターンの疑似連演出は、例えば、後述するように、疑似連演出が開始するときに番長のキャラクタが出現するが、その番長のキャラクタの表示態様が通常とは異なる(例えば、番長がオーラに包まれた表示態様となる)ことにより、信頼度が強程度であることを報知する。なお、例えば、2回目の疑似連演出であるにもかかわらず、3回目の疑似連演出であることを報知して信頼度が強程度であることを示すようにしてもよい。また、弱パターンの疑似連演出は、出現する番長のキャラクタが通常の表示態様で表示されることにより、信頼度が弱程度であることを報知する。また、ガセパターンの疑似連演出は、後述するように、疑似連演出を行うと見せかけておいて、はずれ表示を行う演出である。また、本実施形態において、帽子の予告アイコンI6に付随して文字表記が表示される場合には、信頼度が強程度であれば、Aパターンとして、赤文字または黒文字で「継続」と表示される場合がある。あるいは、Bパターンとして、「クエスチョンマーク」が付記されて表示される場合もあり、その後、Aパターンの付記表示に変化する場合もある。また、信頼度が弱程度であれば、Aパターンとして、黒文字で「継続」や「クエスチョンマーク」を伴って「継続」と表示される場合がある。あるいは、Bパターンとして、「クエスチョンマーク」が付記されて表示される場合もあり、その後、Aパターンの付記表示に変化する場合もある。なお、帽子の予告アイコンI6が消化された場合には、必ず疑似連演出が行われるようにしてもよい。また、Bパターンの付記表示が行われた後、Aパターンの付記表示に変化しないようにしてもよい。
手裏剣の予告アイコンI7は、御庭番(忍者)のキャラクタが投げる手裏剣を模した予告アイコンであり、大当りの信頼度は強程度又は弱程度となっている。1つの手裏剣の予告アイコンI7が消化されると、大当りの信頼度が強程度であれば、実行中の予告演出がフリーズ演出を経て信頼度の高い強予告演出に切り替わる演出が実行される場合がある(フリーズ予告)。一方、大当りの信頼度が弱程度であれば、装飾図柄の停止図柄の一部又は全部を事前に報知する停止図柄予告が行われる場合がある。また、本実施形態において、手裏剣の予告アイコンI7に付随して文字表記が表示される場合には、信頼度が強程度であれば、Aパターンとして、「フリーズ」と表示される場合がある。あるいは、Bパターンとして、「クエスチョンマーク」が付記されて表示される場合もあり、その後、Aパターンの付記表示に変化する場合もある。また、信頼度が弱程度であれば、Aパターンとして、「チャン目」と表示される場合がある。あるいは、Bパターンとして、「クエスチョンマーク」が付記されて表示される場合もあり、その後、Aパターンの付記表示に変化する場合もある。なお、手裏剣の予告アイコンI7が消化された場合には、フリーズ予告と停止図柄予告のいずれか一方が必ず実行されるようにしてもよい。また、Bパターンの付記表示が行われた後、Aパターンの付記表示に変化しないようにしてもよい。
リボンの予告アイコンI8は、チビ姫のキャラクタが身に着けているリボンを模した予告アイコンであり、大当りの信頼度は強程度又は弱程度となっている。1つのリボンの予告アイコンI8が消化されると、大当りの信頼度が強程度であれば、背景が先読みモードあるいは当該変動予告モードといった特殊ステージに移行する演出が実行される場合がある(ステージチェンジ強演出)。一方、大当り信頼度が弱程度であれば、表示されている背景を、通常の遊技状態において用いられている複数種類の背景からいずれかに変更する演出が実行される場合がある(ステージチェンジ弱演出)。また、本実施形態において、リボンの予告アイコンI8に付随して文字表記が表示される場合には、信頼度が強程度であれば、Aパターンとして、赤文字または黒文字で「ステチェン」と表示される場合がある。あるいは、Bパターンとして、「クエスチョンマーク」が付記されて表示される場合もあり、その後、Aパターンの付記表示に変化する場合もある。また、信頼度が弱程度であれば、Aパターンとして、黒文字で「ステチェン」と表示される場合がある。あるいは、Bパターンとして、「クエスチョンマーク」が付記されて表示される場合もあり、その後、Aパターンの付記表示に変化する場合もある。なお、リボンの予告アイコンI8が消化された場合には、ステージチェンジ強演出とステージチェンジ弱演出のいずれか一方が必ず実行されるようにしてもよい。また、Bパターンの付記表示が行われた後、Aパターンの付記表示に変化しないようにしてもよい。
千両箱の予告アイコンI9は、殿様のキャラクタが百姓に向けて投げる千両箱を模した予告アイコンであり、大当りの信頼度は大当り確定、強程度又は弱程度となっている。1つの千両箱の予告アイコンI9が消化されると、大当りの信頼度が強程度であれば、千両箱の予告アイコンI9は、信頼度の低い弱リーチ演出の実行中に消化され、リーチ移行演出を経た後に、信頼度の高い強リーチ演出に移行(昇格)する演出が行われる(リーチ移行演出)。一方、大当り信頼度が弱程度であれば、千両箱の予告アイコンI9は、信頼度の低い弱カットイン予告の実行後に消化され、その後、信頼度の高い強カットイン予告が実行される(予告昇格演出)。また、大当り確定であれば、リーチ移行演出か予告昇格演出のいずれかが実行される。また、本実施形態において、千両箱の予告アイコンI9に付随して文字表記が表示される場合には、大当り確定であれば、Aパターンとして、「大盤振舞」と表示される場合がある。あるいは、Bパターンとして、「クエスチョンマーク」が付記されて表示される場合もあり、その後、Aパターンの付記表示に変化する場合もある。また、信頼度が強程度であれば、Aパターンとして、赤文字または黒文字で「昇格」と表示される場合がある。あるいは、Bパターンとして、「クエスチョンマーク」が付記されて表示される場合もあり、その後、Aパターンの付記表示に変化する場合もある。また、信頼度が弱程度であれば、Aパターンとして、黒文字で「昇格」と表示される場合がある。あるいは、Bパターンとして、「クエスチョンマーク」が付記されて表示される場合もあり、その後、Aパターンの付記表示に変化する場合もある。なお、千両箱の予告アイコンI9が消化された場合には、確定演出、リーチ移行演出及び予告昇格演出からいずれかが必ず実行されるようにしてもよい。また、Bパターンの付記表示が行われた後、Aパターンの付記表示に変化しないようにしてもよい。
扇の予告アイコンI10は、姫のキャラクタが身に着けている扇を模した予告アイコンであり、大当りの信頼度は大当り確定となっている。1つの扇の予告アイコンI10が消化されると、大当りが確定であることを事前に報知するプレミア予告の出現、あるいは、大当りが確定となるプレミアリーチが実行される(プレミア演出)。あるいは、扇の予告アイコンI10がリーチはずれが表示された後に消化されて、大当りとなる復活演出が実行される(復活演出)。また、本実施形態において、扇の予告アイコンI10に付随して文字表記が表示される場合には、「祝福」と表示される場合がある。なお、扇の予告アイコンI10が消化された場合には、プレミア演出と復活演出のいずれか一方が必ず実行されるようにしてもよい。また、本実施形態では、扇の予告アイコンI10が消化されるタイミングによって演出する内容が異なっているが、消化タイミングが同じであってもよい。
第2のボタン予告アイコンI11は、演出ボタン136を模した予告アイコンであり、大当りの信頼度は最弱〜大当り確定のいずれかとなっている。1つの第2のボタン予告アイコンI11が消化されると、遊技者に演出ボタン136の操作を促すボタン演出が行われる。このとき、操作受付期間が開始され、当該操作受付期間中に演出ボタン136が操作されると、第2のボタン予告アイコンI11の消化表示が、帽子の予告アイコンI6、手裏剣の予告アイコンI7、リボンの予告アイコンI8、千両箱の予告アイコンI8及び扇の予告アイコンI10のいずれか1つの消化表示に変化し、対応する演出が実行される場合がある。あるいは、いずれの予告アイコンにも変化することなく消去表示される場合もある。
なお、本実施形態では、上述した変化前の予告アイコンが変化後の予告アイコンに変化する際に予告アイコンの変化表示が行われるが、変化前の予告アイコンから予告アイコンの変化表示を経由して予告アイコンを消去する表示を行うことも可能である(図412(b)の項目5に示される予告アイコン「なし」:消去演出)。この演出では、当該変動においてははずれとなること報知している。すなわち、はずれ確定パターンであることを示すガセ予告となっている。当然、信頼度は最弱である。なお、消去演出が実行されても大当りとなる場合があってもよい。
次に、本実施形態に係るパチンコ機100において実行される演出の具体例について説明する。
図413は、本実施形態のパチンコ機100の装飾図柄表示装置208を中心とした演出の一例を段階的に示す図である。
図413には、装飾図柄表示装置208、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、普図表示装置210、第1特図保留ランプ218、第2特図保留ランプ220、普図保留ランプ216及び第4図柄表示装置284aが示されている。ここで、第4図柄表示装置284aは、図408に示される第4図柄表示領域284の表示と同様の機能を有する表示装置であり、例えば、LEDの発光態様により第4図柄の表示結果を表示することが可能となっている。なお、第4図柄表示装置284aをLCDやEL等の画像表示装置によって構成されていてもよい。第4図柄表示装置284aは、例えば、遊技盤200の所定位置に設けられており、第1副制御部400により駆動制御される。第4図柄表示装置284aは、上から、普図の図柄変動中報知領域、特図1の図柄変動中報知領域、特図2の図柄変動中報知領域になる。普図の図柄停止中には、四角形の図形が表示された領域のLEDが点灯表示されるが、普図の図柄変動中には、点滅表示あるいは消灯される。特図1の図柄停止中には、丸形の図形が表示された領域のLEDが点灯表示されるが、特図1の図柄変動中には、点滅表示あるいは消灯される。特図2の図柄停止中には、三角形の図形が表示された領域のLEDが点灯表示されるが、特図2の図柄変動中には、点滅表示あるいは消灯される。このように、第4図柄は、表示位置が異なるばかりでなく、表示態様(ここでは形状)も異なっており、遊技者が一目見ただけで判別がつくようになっている。なお、第4図柄の表示態様や点灯態様や点滅態様を変化させることで、先読み予告を行ってもよい。なお、第4図柄は、図柄変動中に点灯表示し、図柄停止中に消灯表示されるようにしてもよい。
また、図413(1)に示す装飾図柄表示装置208には、上述した予告アイコン表示領域285が上部に表示されている。なお、図413(1)では、予告アイコン表示領域285のいずれの領域にも予告アイコンは表示されていない。また、図413(1)に示すように、第1特図表示装置212では、図柄変動表示が行われており、これに応じて、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われているとともに、第4図柄表示装置284aでは、特図1に対応する第4図柄の変動表示が行われている。なお、予告アイコン表示領域285は、常時表示されるようにしてもよいし、必要に応じて表示したりしなかったりする場合があってもよい。
また、図413(1)には、変動アイコン表示領域280に変動アイコンh0が表示されるとともに、特図1の保留アイコン表示領域281に2つの特図1の保留アイコンh11,h12が表示されており、これら2つの特図1の保留アイコンh11,h12及び変動アイコンh0はいずれも、デフォルトの表示態様(丸形の無模様かつ白色の表示態様)で表示されている。なお、この演出例では、特図2の保留アイコン表示領域282の表示を省略しているが、第2の保留アイコン表示領域282を表示するようにしてもよい。
続いて、図413(2)に示されるタイミングで、第1特図始動口230に遊技球が入賞すると、第1特図保留ランプ218における点灯数が1つ増加して3つになり、保留数が3つになったことが示されている。また、特図1の保留アイコン表示領域281にも3つ目の特図1の保留アイコンh13が表示される。3つ目の保留は、先読みの対象となった保留であり、後述するように、予告アイコンを表示させるか否かのトリガーとなる保留である。なお、説明の便宜のため、先読みの対象である3つ目の特図1の保留アイコンh13にハッチングを施して示したが、実際には、他の特図1の保留アイコンh11,h12と同じ表示態様(丸形の無模様かつ白色の表示態様)となっている。以下の説明でも同様である。
その後、図413(3)に示すタイミングで、装飾図柄表示装置208では、「装飾6−装飾2−装飾7」の装飾図柄の組み合わせで停止表示され、はずれの表示結果が確定される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
そして、図413(4)では、第1特図表示装置212における図柄変動が開始され、さらに第4図柄の消灯までが行われているが、保留アイコンや装飾図柄に変化は未だ生じていない。
図413(5)では、特図1の保留アイコンh11,h12,h13がそれぞれ移動アニメーションにより移動表示され、第1の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコンが変動アイコン表示領域280に移動して変動アイコンh0となり、第2の保留アイコンh12の表示位置にあった保留アイコンが特図1の第1の保留アイコンh11となり、第3の保留アイコンh13の表示位置にあった保留アイコンが特図1の第2の保留アイコンh12となる。その後、装飾図柄の変動表示が開始される。
図413(6)に示すタイミングで、装飾図柄表示装置208では、殿様のキャラクタYMが装飾図柄表示装置208の右下枠外から出現し、殿様演出が開始される。これは、先読みされた結果に基づき、予告アイコンの表示を行うことが決定された場合に実行される演出である。ここで、殿様のキャラクタYMは、帽子の予告アイコンI6を所持している。
そして、図413(7)に示すタイミングで、殿様のキャラクタYMが所定の投てき位置まで移動表示した後、図413(8)に示すタイミングで、所持している帽子の予告アイコンI6を予告アイコン表示領域285に向けて投げつける演出表示が行われる。
すると、図413(9)に示すタイミングで、投げられた帽子の予告アイコンI6が予告アイコン表示領域285の予告アイコン第1表示領域YA1に表示され、その後、図413(10)に示すように、装飾図柄表示装置208では、殿様のキャラクタYMが予告アイコンの表示に成功して嬉しい表情をする演出表示が行われる。これにより、遊技者は、将来、帽子の予告アイコンI6に対応する演出が実行されることを期待する。すなわち、帽子の予告アイコンI6が予告アイコン表示領域285に表示されることで、将来、疑似連演出が実行されることを予告しているということができる。
その後、図413(11)〜同図(12)に示すように、殿様のキャラクタYMが装飾図柄表示装置208の表示領域の下方に向けてフレームアウトする表示が行われる。その後、図413(13)に示すタイミングで、装飾図柄表示装置208では、「装飾1−装飾4−装飾2」の装飾図柄の組み合わせで停止表示され、はずれの表示結果が確定される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
図414は、図413に示す演出の一例の続きを段階的に示す図である。
図413(13)から続く図414(14)では、第1特図表示装置212における図柄変動が開始され、さらに第4図柄の消灯までが行われているが、保留アイコンや装飾図柄に変化は未だ生じていない。
図414(15)では、特図1の保留アイコンh11,h12がそれぞれ移動アニメーションにより移動表示され、第1の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコンが変動アイコン表示領域280に移動して変動アイコンh0となり、第2の保留アイコンh12の表示位置にあった保留アイコンが特図1の第1の保留アイコンh11となる。その後、装飾図柄の変動表示が開始される。
図414(16)に示すタイミングで、装飾図柄表示装置208では、殿様のキャラクタYMが装飾図柄表示装置208の右下枠外から出現し、殿様演出が開始される。これも、第1の保留アイコンh11に対応する保留が先読みされた結果に基づき、予告アイコンの表示を行うことが決定された場合に実行される演出である。ここで、殿様のキャラクタYMは、帽子の予告アイコンI6、千両箱の予告アイコンI9及び扇の予告アイコンI10を所持している。
そして、図414(17)に示すタイミングで、殿様のキャラクタYMが所定の投てき位置まで移動表示した後、図414(18)に示すタイミングで、所持している帽子の予告アイコンI6、千両箱の予告アイコンI9及び扇の予告アイコンI10を予告アイコン表示領域285に向けて投げつける演出表示が行われる。
すると、図414(19)に示すタイミングで、投げられた帽子の予告アイコンI6が予告アイコン表示領域285の予告アイコン第2表示領域YA2に表示され、千両箱の予告アイコンI9が予告アイコン第3表示領域YA3に表示され、扇の予告アイコンI10が予告アイコン第4表示領域YA4に表示される。その後は、図413(10)〜同図(12)と同様の演出表示が行われる。
その後、図414(20)に示すタイミングで、装飾図柄表示装置208では、「装飾7−装飾6−装飾2」の装飾図柄の組み合わせで停止表示され、はずれの表示結果が報知される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
そして、図414(21)では、第1特図表示装置212における図柄変動が開始され、さらに第4図柄の消灯までが行われているが、保留アイコンや装飾図柄に変化は未だ生じていない。
図414(22)では、特図1の保留アイコンh11が移動アニメーションにより移動表示され、第1の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコンが変動アイコン表示領域280に移動して変動アイコンh0となる。その後、装飾図柄の変動表示が開始される。
すると、装飾図柄の変動表示が開始してから、例えば、4秒が経過したとき、図414(23)に示すように、装飾図柄表示装置208では、予告アイコン第1表示領域YA1に表示されていた帽子の予告アイコンI6が消化する表示が開始される。すなわち、予告アイコン第1表示領域YA1に表示されていた帽子の予告アイコンI6が予告アイコン第1表示領域YA1から装飾図柄表示装置208の表示領域の中央まで移動する表示が行われる。本実施形態では、このようにして予告アイコンを消化する予告アイコン消化演出が行われる。なお、図414(23)に示すように、帽子の予告アイコンI6が2つ表示される等、同一の予告アイコンが予告アイコン表示領域285に2以上表示されている場合には、例えば、左側に表示されている予告アイコンを優先して消化するように予め設定されているが、予告アイコンの信頼度に応じて消化する順序を決めるようにしてもよい。また、いずれの予告アイコンを使用するかをランダムに決定するようにしてもよいし、右側に表示されている予告アイコンを優先して消化するように設定されていてもよい。すなわち、予告アイコンを消化する順序は上述したものに限定される適宜に設定することができる。
その後、帽子の予告アイコンI6が装飾図柄表示装置208の表示領域の中央まで移動すると、図414(24)に示すタイミングで拡大表示された後、図414(25)に示すように、拡大表示された帽子の予告アイコンI6の下方に、疑似連演出が行われることを予告する「継続」の文字表示が付記表示される。なお、この文字表示は、帽子の予告アイコンI6が拡大表示されたのと同時に行われてもよいし、拡大表示されるよりも前に行われてもよいし、拡大表示された後に行われてもよい。また、帽子の予告アイコンI6が拡大表示された際に、例えば、変動アイコンh0の表示をデフォルトの表示態様から先読み予告の表示態様等、変動アイコンh0の表示態様を変更してもよい。また、保留アイコンが表示されている場合に、保留アイコンの表示態様を変更するようにしてもよい。
その後、所定時間(例えば、3秒)が経過した後、図414(26)のタイミングで、帽子の予告アイコンI6が「継続」の文字表示とともに消去し、その後、図414(27)に示すように、左図柄と右図柄が停止表示する。このとき、左図柄には「装飾1」が表示され、右図柄には「装飾2」が表示されている。すなわち、非リーチ状態であることが示されている。
図415は、図414に示す演出の一例の続きを段階的に示す図である。
図414(27)から続く図415(28)では、帽子の予告アイコンI6の消化に対応して、番長のキャラクタBCが装飾図柄表示装置208の右下枠外から出現し、停止表示されている右図柄を突き上げる演出表示が行われ、疑似連演出が開始される可能性があることを遊技者に報知している。なお、本実施形態では、番長のキャラクタBCが右図柄を突き上げた後、同一の装飾図柄が再び停止表示されるようにしたが、例えば、右図柄が左図柄と同一の装飾図柄(例えば、「装飾1」)となってリーチ状態を形成し、リーチ演出が開始されるようにしてもよい。
その後、図415(29)に示すように、装飾図柄表示装置208では、左図柄と右図柄が引き続き停止表示されるとともに、中図柄表示領域208bでは、殿様のキャラクタが表された疑似連図柄が上方から下方に向けて低速で移動する表示が行われている。
そして、装飾図柄表示装置208では、図415(30)のタイミングで疑似連図柄が中図柄表示領域208bで停止表示された後、図415(31)に示すように、殿様のキャラクタと「継続」の文字表示とからなるカットイン表示が行われる。本実施形態では、このようにして、疑似連図柄が停止表示されることにより、疑似連が実行されることを報知する。なお、疑似連図柄が停止表示されることなく、下方にフレームアウトした場合には、疑似連が開始されず、そのままはずれの装飾図柄の組み合わせが停止表示されることとなる。また、本実施形態において、帽子の予告アイコンI6が消化されない場合でも疑似連演出が実行される場合があってもよい。
その後、図415(32)に示されるタイミングで、装飾図柄表示装置208では、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b及び右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄の変動表示が開始される。このとき、装飾図柄表示装置208の表示領域の左上には、疑似連演出による2回目の装飾図柄の変動表示が開始されたことを示す「疑似×2」が表示されている。
その後、図415(33)に示すように、装飾図柄表示装置208では、左図柄表示領域208a及び右図柄表示領域208cにそれぞれ「装飾1」の装飾図柄が停止表示されてリーチ状態が形成される。なお、このとき、リーチ演出は開始されていない。
その後、装飾図柄表示装置208では、図415(34)に示すタイミングで、予告アイコン第2表示領域YA2に表示されていた帽子の予告アイコンI6が消化する表示が開始される。すなわち、予告アイコン第2表示領域YA2に表示されていた帽子の予告アイコンI6が予告アイコン第2表示領域YA2から装飾図柄表示装置208の表示領域の中央まで移動する表示が行われる。
その後、帽子の予告アイコンI6が装飾図柄表示装置208の表示領域の中央まで移動すると、図415(35)に示すタイミングで拡大表示された後、図415(36)に示すように、拡大表示された帽子の予告アイコンI6の下方に、疑似連演出が行われることを予告する「継続」の文字表示が付記表示される。
その後、所定時間(例えば、3秒)が経過した後、図415(37)のタイミングで、帽子の予告アイコンI6が「継続」の文字表示とともに消去し、その後、図415(38)では、帽子の予告アイコンI6の消化に対応して、番長のキャラクタBCが装飾図柄表示装置208の右下枠外から出現し、停止表示されている右図柄を突き上げる演出表示が行われ、2回目の疑似連演出が開始される可能性があることを遊技者に報知している。
その後、図415(39)に示すように、装飾図柄表示装置208では、番長のキャラクタBCが右図柄を突き上げた後、右図柄表示領域208cに表示されていた装飾図柄が「装飾1」から「装飾2」に変更され、非リーチ状態が形成されるとともに、中図柄表示領域208bでは、疑似連図柄が上方から下方に向けて低速で移動する表示が行われている。このとき、疑似連図柄が表示されている間は「疑似×2」の文字情報を消去するようにしたが、表示を継続させるようにしてもよい。また、疑似連図柄が表示されている間、「疑似×2」の文字情報を他の領域に表示するようにしてもよい。また、疑似連図柄が表示されている間、「疑似×2」の文字情報の表示態様を変化させるようにしてもよい。なお、この演出例において、番長のキャラクタBCが右図柄を突き上げた後、同一の装飾図柄が再び停止表示されてリーチ状態が維持され、リーチ演出が開始されるようにしてもよい。
そして、装飾図柄表示装置208では、図415(40)のタイミングで疑似連図柄が中図柄表示領域208bで停止表示された後、図415(41)に示すように、殿様のキャラクタと「継続」の文字表示とからなるカットイン表示が行われ、疑似連が実行されることを報知している。本実施形態では、1回の図柄変動表示において、帽子の予告アイコンI6が消化されるほど、大当りとなりやすいように構成されている。すなわち、帽子の予告アイコンI6が1つだけ消化されて疑似連演出が1回だけ行われる場合と、帽子の予告アイコンI6が2つ消化されて疑似連演出が2回行われる場合とでは、帽子の予告アイコンI6が2つ消化された方が大当りとなりやすく、帽子の予告アイコンI6が2つだけ消化されて疑似連演出が2回だけ行われる場合と、帽子の予告アイコンI6が3つ消化されて疑似連演出が3回行われる場合とでは、帽子の予告アイコンI6が3つ消化された方が大当りとなりやすいということが言える。
その後、図415(42)に示されるタイミングで、装飾図柄表示装置208では、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b及び右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄の変動表示が開始される。このとき、装飾図柄表示装置208の表示領域の左上には、疑似連演出による3回目の装飾図柄の変動表示が開始されたことを示す「疑似×3」が表示されている。
図416は、図415に示す演出の一例の続きを段階的に示す図である。
図415(42)から続く図416(43)では、左図柄表示領域208a及び右図柄表示領域208cにそれぞれ「装飾1」の装飾図柄が停止表示されてリーチ状態が形成される。ここでは、リーチ演出が開始されることとなる。
その後、図416(44)に示すタイミングで、上述したスーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展する。なお、これまで左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cそれぞれで行われていた装飾図柄の変動表示が、装飾図柄表示装置208の表示領域の右下隅に移動し、縮小表示される。図416(44)に示す装飾図柄表示装置208には、敵役の剣豪の画像が大きく表示され、続く図416(45)に示す装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様と敵役の剣豪との決闘シーンのアニメーション表示が開始される。
その後、装飾図柄表示装置208では、図416(46)に示すタイミングで、予告アイコン第3表示領域YA3に表示されていた千両箱の予告アイコンI9が消化する表示が開始される。すなわち、予告アイコン第3表示領域YA3に表示されていた千両箱の予告アイコンI9が予告アイコン第3表示領域YA3から装飾図柄表示装置208の表示領域の中央まで移動する表示が行われる。
その後、千両箱の予告アイコンI9が装飾図柄表示装置208の表示領域の中央まで移動すると、図416(47)に示すタイミングで拡大表示されるとともに、拡大表示された千両箱の予告アイコンI9の上方に、信頼度のより高い演出に移行することを予告する「昇格」の文字表示が付記表示される。なお、この文字表示は、千両箱の予告アイコンI9が拡大表示されたのと同時に行われてもよいし、拡大表示されるよりも前に行われてもよいし、拡大表示された後に行われてもよい。
その後、所定時間(例えば、3秒)が経過した後、装飾図柄表示装置208では、図416(48)のタイミングで、千両箱の予告アイコンI9が「昇格」の文字表示とともに消去し、その後、図416(49)のタイミングで、上述したリーチ移行演出が開始される。リーチ移行演出が開始されると、図416(49)に示すように、装飾図柄表示装置208では、実行されていたリーチ演出表示がやや暗くなるとともに、殿様のキャラクタがカットイン表示で現れて、実行中のリーチ演出表示を切りつける表示が行われ、その後、図416(50)に示すように、背景が暗転する。
その後、図416(51)に示すように、装飾図柄表示装置208では、信頼度の高い強リーチ演出(ボタンリーチ演出)が開始される。ボタンリーチ演出が開始されると、図416(51)に示すように、装飾図柄表示装置208では、暗転した背景に「熱すぎなのか」という文字表示が行われた後、図416(52)に示すタイミングで、「否」という文字表示が行われる。その後、図416(53)に示すように、「一撃」という文字表示が行われ、ボタン演出が行われることを報知する。
その後、図416(54)に示すように、装飾図柄表示装置208では、ボタン受付時間メーターとともにボタン画像136aが表示されて演出ボタン136の操作の受け付けが可能であることを報知し、遊技者に演出ボタン136の操作を促進する。
そして、図416(55)に示すタイミングで、遊技者により演出ボタン136が操作されると、図416(56)に示すように、装飾図柄表示装置208では、ボタン画像136aが消去することで、ボタンリーチ演出に失敗した様子が示されている。
やがて、図416(57)では、「装飾1−装飾2−装飾1」の装飾図柄の組み合わせで左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cが拡大表示される。
図417は、図416に示す演出の一例の続きを段階的に示す図である。
図416(57)から続く図417(58)では、予告アイコン表示領域285も含めて一旦すべてが非表示になる。やがて、図417(59)では、「装飾1−装飾2−装飾1」の装飾図柄の組み合わせの揺れ変動(仮図柄停止表示)が開始される。このとき、予告アイコン表示領域285の表示も再開される。
その後、例えば、仮図柄停止表示から2秒が経過すると、図417(60)に示すタイミングで、予告アイコン第4表示領域YA4に表示されていた扇の予告アイコンI10が消化する表示が開始される。すなわち、予告アイコン第4表示領域YA4に表示されていた扇の予告アイコンI10が予告アイコン第4表示領域YA4から装飾図柄表示装置208の表示領域の中央まで移動する表示が行われる。
その後、扇の予告アイコンI10が装飾図柄表示装置208の表示領域の中央まで移動すると、図417(61)に示すタイミングで拡大表示される。このとき、例えば、拡大表示された扇の予告アイコンI10の下方に、大当りが確定すること報知する「祝福」の文字表示を付記してもよい。なお、文字表示を付記する場合、当該文字表示の付記表示が扇の予告アイコンI10が拡大表示されたのと同時に行われてもよいし、拡大表示されるよりも前に行われてもよいし、拡大表示された後に行われてもよい。
その後、所定時間(例えば、3秒)が経過した後、装飾図柄表示装置208では、図417(62)のタイミングで、扇の予告アイコンI10が消去し、予告アイコン表示領域285が上方へフレームアウトする表示が行われる。その後、図417(63)のタイミングで左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cでそれぞれ揺れ変動していた装飾図柄の変動表示が再開して再変動演出が開始される。このとき、予告アイコン表示領域285は、完全にフレームアウトされている。なお、再変動演出が開始された後も予告アイコン表示領域285を引き続き表示させたままとしてもよい。
再変動演出では、図417(64)に示すように、姫のキャラクタが扇を持って踊る演出表示が行われる。これまで左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cそれぞれで行われていた装飾図柄の変動表示が、装飾図柄表示装置208の表示領域の右下隅に移動し、縮小表示される。
やがて、図417(65)に示すように、「装飾1−装飾1−装飾1」の装飾図柄の組み合わせの揺れ変動が表示される。
そして、図417(66)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾1−装飾1−装飾1」の大当り確定の装飾図柄の組み合わせが停止表示されている。このとき、第1特図表示装置212では、15R確変大当りである「特図A」が停止表示されるとともに、第4図柄表示装置284aでは、特図1の第4図柄(丸形の図形)が点灯している。その後は、図示をしないが、上述した大当り遊技開始演出が実行された後に、大当り遊技が開始される。
本実施の形態では、予告アイコン表示領域285に表示された扇の予告アイコンI10が消化されることにより、再変動演出が実行されて大当りとなったが、扇の予告アイコンI10が予告アイコン表示領域285に表示されていない場合には、再変動演出が行われずに、はずれの表示結果が導出される場合もある。すなわち、千両箱の予告アイコンI9が消化されて実行されるリーチ移行演出が行われてはずれとなる場合、このリーチ移行演出は偽の予告演出ということができる。すなわち、千両箱の予告アイコンI9が一つ消化された場合に、消化された千両箱の予告アイコンI9に対応する種類の偽の予告としてのリーチ移行演出が実行された場合には、図柄変動表示の結果がはずれとなるということができる。このことは、帽子の予告アイコンI6に対応する予告演出、手裏剣の予告アイコンI7に対応する予告演出、リボンの予告アイコンI8に対応する予告演出についても同様である。
このように、本実施形態では、予告アイコン表示領域285に表示された予告アイコンの数に応じて予告演出が実行され得るということができる。換言すれば、予告アイコンは、予告が実行される可能性がある回数に応じた数が表示されるように構成されているということができる。
なお、本実施形態では、先読み予告の対象である図柄変動表示の実行中においてのみ予告アイコンを消化し、消化した予告アイコンに対応する演出を実行するものについて説明したが、先読み予告の対象である図柄変動表示よりも前に実行される図柄変動表示においても予告アイコンを消化して当該予告アイコンに対応する演出を実行するようにしてもよい。この場合において、先読み予告の対象となる図柄変動表示において消化する予告アイコンの数と先読み予告の対象である図柄変動表示よりも前に実行される図柄変動表示において消化する予告アイコンの数を異ならせるようにしてもよいし、同じであってもよい。
次に、上述した予告アイコンの増加演出の他の演出例について、図418〜図420を参照しながら説明する。ここで、図418〜図420は、予告アイコンの増加演出の他の演出例を段階的に示す図である。なお、図418〜図420では、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、普図表示装置210、第1特図保留ランプ218、第2特図保留ランプ220、普図保留ランプ216及び第4図柄表示装置284aについて、図示を省略している。
図418(8a)〜同図(10a)は、図413(8)〜同図(10)に示される演出の他の演出例を示している。すなわち、図418(8a)では、帽子の予告アイコンI6ではなく、第1の殿様の予告アイコンI1を予告アイコン表示領域285に向けて投げつける演出表示が行われている。
すると、図418(9a−1)に示すタイミングで、投げられた第1の殿様の予告アイコンI1が予告アイコン表示領域285の予告アイコン第1表示領域YA1に表示される。すると、図418(9a−2)に示すように、予告アイコン表示領域285に表示されていた第1の殿様の予告アイコンI1が爆発する表示が行われた後、図418(10a)に示すタイミングで、爆発した第1の殿様の予告アイコンI1が帽子の予告アイコンI6に変化し、殿様のキャラクタYMが予告アイコンの増加表示に成功して嬉しい表情をする演出表示が行われる。この演出例によっても、遊技者は、将来、帽子の予告アイコンI6に対応する演出が実行されることを期待する。
図418(8b)〜同図(9b)は、図413(8)〜同図(9)に示される演出の他の演出例を示している。すなわち、図418(8b)では、帽子の予告アイコンI6ではなく、第1のボタン予告アイコンI4を予告アイコン表示領域285に向けて投げつける演出表示が行われている。
すると、図418(9b)に示すタイミングで、投げられた第1のボタン予告アイコンI4が予告アイコン表示領域285の予告アイコン第1表示領域YA1に表示される。この第1のボタン予告アイコンI4が予告アイコン表示領域285に表示されてから、当該第1のボタン予告アイコンI4が消化されるまでの間に演出ボタン136が操作されると、第1の殿様の予告アイコンI1、第2の殿様の予告アイコンI2及び第3の殿様の予告アイコンI3のいずれかに変化する。このように、この演出例では、演出ボタン136が操作されるまでは、予告アイコンの示す大当りの信頼度が認識困難であるので、大当りの信頼度を知るために演出ボタン136を操作するというインセンティブが働き、演出効果を高めることができる場合がある。なお、第1のボタン予告アイコンI4が予告アイコン表示領域285に表示されてから消化されるまでの期間が、演出ボタン136の操作の有効期間であってもよい。ここで、複数回の図柄変動表示に跨って第1のボタン予告アイコンI4が表示される場合には、図柄停止表示期間中は演出ボタン136の操作が無効となるようにしてもよいし、図柄停止表示期間中も演出ボタン136の操作が有効となるようにしてもよい。また、第1のボタン予告アイコンI4が消化されるまで演出ボタン136が操作されなかった場合は、予告アイコンの消化演出時に演出ボタン136が操作された際に表示される予定であった予告アイコンに対応する演出表示が行われてもよいし、第1のボタン予告アイコンI4が消化されるときにボタン演出が行われ、演出ボタン136の操作有効期間内に演出ボタン136が操作された場合に、表示される予定であった予告アイコンに対応する演出表示が行われてもよいし、演出ボタン136が操作されることなく演出ボタン136の操作有効期間が終了すると、表示される予定であった予告アイコンに対応する演出表示が行われてもよい。また、第1のボタン予告アイコンI4が消化されてボタン演出が開始された後、演出ボタン136の操作有効期間内に演出ボタン136が操作された場合にのみ、表示される予定であった予告アイコンに対応する演出表示が行われてもよい。また、ボタン演出が行われる場合に演出ボタン136の操作有効期間を設けないようにしてもよい。この場合、ボタン演出が開始された後で表示される予定であった予告アイコンに対応する演出表示が行われるようにしてもよい。また、第1のボタン予告アイコンI4が消化されるまでは、演出ボタン136を操作しても、第1のボタン予告アイコンが他の予告アイコンに変化しないように構成されてもよい。
図418(8c)〜同図(9c)は、図413(8)〜同図(9)に示される演出の他の演出例を示している。すなわち、図418(8c)では、図413(8)と同様、帽子の予告アイコンI6を予告アイコン表示領域285に向けて投げつける演出表示が行われている。
ところが、図418(9c)の場合では、帽子の予告アイコンI6が予告アイコン表示領域285に到達せず、表示領域の左からフレームアウトしてしまう様子が示されている。すなわち、本実施形態では、予告アイコンの増加に失敗するガセ増加演出も実行可能である。なお、帽子の予告アイコンI6以外の予告アイコンを用いたガセ増加演出が行われてもよく、例えば、大当りの信頼度が高い予告アイコンほど、ガセ増加演出が実行されにくいようにしてもよい。
図418(7d)〜同図(9d)は、図413(7)〜同図(9)に示される演出の他の演出例を示している。すなわち、図418(7d)では、図413(7)と同様、帽子の予告アイコンI6を持った殿様のキャラクタYMが所定の投てき位置まで移動表示された様子が示されている。その後、図418(8d)では、帽子の予告アイコンI6が1つだけではなく、3つの帽子の予告アイコンI6を同時に予告アイコン表示領域285に向けて投げつける演出表示が行われている。なお、同時でなく、1つずつ順次投げつける演出表示であってもよい。
すると、図418(9d)に示すタイミングで、投げられた3つの帽子の予告アイコンI6が予告アイコン表示領域285の予告アイコン第1表示領域YA1、予告アイコン第2表示領域YA2及び予告アイコン第3表示領域YA3にそれぞれ表示される。このように、この演出例では、複数の予告アイコンの増加を1回の増加演出で実行することができる。したがって、予告アイコンが一度に複数増えることで予告の実行回数の増加に対する期待感が向上し、演出効果を高めることができる場合がある。なお、例えば、図418(9d)に示すように、同じ予告アイコン(例えば、帽子の予告アイコンI6)が予告アイコン表示領域285に所定数(例えば、3つ)以上表示されることで、疑似連演出が3回実行されることが保障されることから大当りが確定することを予告するようにしてもよい。また、信頼度の高い予告アイコンは、予告アイコン表示領域285に表示されにくく(ストックされにくく)、信頼度の低い予告アイコンは、予告アイコン表示領域285に表示されやすい(ストックされやすい)ようにしてもよいし、その逆であってもよい。
なお、この場合において、図418(9d´)に示すように、投げられた3つの帽子の予告アイコンI6のうちの一部又は全部が予告アイコン表示領域285に到達せず、表示領域の左からフレームアウトしてしまう一部ガセ増加演出又は全部ガセ増加演出を実行するようにしてもよい。
図418(7e)〜同図(9e)は、図413(7)〜同図(9)に示される演出の他の演出例を示している。すなわち、図418(7e)では、図413(7)に示す演出例とは異なり、1つの帽子の予告アイコンI6の他、千両箱の予告アイコンI9及び扇の予告アイコンI10を持った殿様のキャラクタYMが所定の投てき位置まで移動表示された様子が示されている。なお、このとき、3つの予告アイコンのうちの1つあるいは2つの予告アイコンのみを表示するようにしてもよい。ここで、大当りの信頼度の最も低い予告アイコンのみを表示するようにしてもよいし、大当りの信頼度の最も高い予告アイコンのみを表示するようにしてもよいし、ランダムに選択された予告アイコンのみを表示するようにしてもよい。その後、図418(8e)では、帽子の予告アイコンI6、千両箱の予告アイコンI9及び扇の予告アイコンI10を同時に予告アイコン表示領域285に向けて投げつける演出表示が行われている。なお、同時でなく、1つずつ順次投げつける演出表示であってもよい。また、上述したように、3つの予告アイコンがそれぞれ異なっていなくてもよく、例えば、同じ予告アイコンが複数含まれてもよい。
すると、図418(9e)に示すタイミングで、投げられた3つの予告アイコンが予告アイコン表示領域285の予告アイコン第1表示領域YA1、予告アイコン第2表示領域YA2及び予告アイコン第3表示領域YA3にそれぞれ表示される。このように、この演出例でも、複数種類の予告アイコンの増加を1回の増加演出で実行することができる。したがって、予告アイコンが一度に複数増えることで予告の実行回数の増加に対する期待感が向上し、また、複数種類の予告の実行に対する期待感を高めることができるので、演出効果をさらに高めることができる場合がある。
なお、この場合においても、図418(9e´)に示すように、投げられた3つの予告アイコンのうちの一部又は全部が予告アイコン表示領域285に到達せず、装飾図柄表示装置208の表示領域の左からフレームアウトしてしまう一部ガセ増加演出又は全部ガセ増加演出を実行するようにしてもよい。
図418(12f−1)〜同図(12f−2)は、図413(12)に示される演出の他の演出例を示している。すなわち、図418(12f−1)では、図413(12)と同様、帽子の予告アイコンI6が予告アイコン表示領域285の予告アイコン第1表示領域YA1に表示されている状態で装飾図柄の変動表示が行われている。その後、図418(12f−2)に示すように、左図柄表示領域208a及び右図柄表示領域208cにそれぞれ「装飾6」の装飾図柄が停止表示されてリーチ状態が形成され、リーチ演出が開始される。このように、本実施形態では、予告アイコンが表示された状態でもリーチ演出を実行することができる。なお、このリーチ演出の結果、大当りとなってもよい。この場合、予告アイコン表示領域285に表示されていた予告アイコンは、大当りの終了後に消去されるようにしてもよい。
図419(8g)は、図413(8)に示される演出の他の演出例を示している。すなわち、図419(8g)では、先読み予告の表示態様(サボハニのキャラクタによる表示態様)で保留アイコンh12が表示されているときに、殿様のキャラクタYMが帽子の予告アイコンI6を予告アイコン表示領域285に向けて投げつける演出表示が行われている。このように、本実施形態では、保留アイコンによる先読み予告の実行中においても予告アイコンの増加演出を実行可能である。なお、予告アイコンの増加演出と保留アイコンによる先読み予告とが同時に行われないようにしてもよい。
図419(8h)は、図413(8)に示される演出の他の演出例を示している。すなわち、図419(8h)では、装飾図柄表示装置208において変動アイコン表示領域280及び特図1の保留アイコン表示領域281を表示せず、演出用保留ランプ286を遊技盤200の所定位置(例えば、装飾図柄表示装置208の近傍)に設け、これにより保留数表示を行うようにしてもよい。この演出用保留ランプ286は、例えば、フルカラーLEDを備えており、第1副制御部400により駆動制御され、例えば、デフォルトの発光態様による点灯(例えば、白色で点灯)の他、先読み予告の発光態様(例えば、7色を切り替えながら点灯)による駆動制御が可能である。なお、図419(8h)では、説明の便宜のため、先読みの対象である2つ目の特図1の保留ランプにハッチングを施して示したが、実際には、1つ目の特図1の保留ランプと同様に、2つ目の特図1の保留ランプもデフォルトの発光態様によって点灯されている。
図419(8i)〜同図(9i−2)は、図413(8)〜同図(9)に示される演出の他の演出例を示している。すなわち、図419(8i)では、図413(8)と同様、帽子の予告アイコンI6を予告アイコン表示領域285に向けて投げつける演出表示が行われている。
ところが、図419(9i−1)の場合では、帽子の予告アイコンI6が予告アイコン表示領域285に到達せず、表示領域の下方に落下してしまう様子が示されている。そして、図419(9i−2)に示すように、帽子の予告アイコンI6が特図1の保留アイコン表示領域281に表示されている特図1の保留アイコンh11に作用して先読み予告の表示態様に変化する演出表示(保留変化演出)が行われている。すなわち、本実施形態では、帽子の予告アイコンI6が予告アイコンとして予告アイコン表示領域285に表示されず、保留アイコンによる先読み予告の開始の契機として登場する場合もある。なお、帽子の予告アイコンI6以外の予告アイコンを用いて保留変化演出が行われてもよく、例えば、大当りの信頼度が高い予告アイコンほど、保留変化演出が実行されにくいようにしてもよい。
なお、図420(9i−2´)に示すように、装飾図柄表示装置208において変動アイコン表示領域280及び特図1の保留アイコン表示領域281を表示せず、演出用保留ランプ286を用いて保留数を表示する場合において、帽子の予告アイコンI6が表示領域の下方に落下した後に、1つ目の特図1の保留ランプの発光態様を先読み予告の発光態様に変更するようにしてもよい。
図419(8j)〜同図(9j)は、図413(8)〜同図(9)に示される演出の他の演出例を示している。すなわち、図413(8)に示す演出例では、殿様のキャラクタYMが登場して予告アイコンを予告アイコン表示領域285に投げつけていたが、図419(8j)では、図413(8)とは異なり、殿様のキャラクタYMではなく、予告アイコンを持ったDJのキャラクタBYが空飛ぶ絨毯に乗って表示領域の右側から出現する様子が示されている(DJ演出)。図419(8j)に示す例では、DJのキャラクタは、帽子の予告アイコンI6を持って現れている。その後、図419(9j)に示すように、DJのキャラクタBYは、左上隅に向かって飛んでいきながら、持っている帽子の予告アイコンI6を予告アイコン表示領域285の予告アイコン第1表示領域YA1に置いていく演出表示が行われる。なお、DJのキャラクタBYが予告アイコン表示領域285に置いていく予告アイコンの数は1つのみに限らず2つ以上であってもよい。また、1回のDJのキャラクタBYによる予告アイコンの増加演出において、複数種類の予告アイコンを予告アイコン表示領域285に置いていくようにしてもよい。このように、予告アイコンの増加演出を複数種類(例えば、殿様のキャラクタYMによる第一の予告アイコン増加演出、DJのキャラクタBYによる第二の予告アイコン増加演出)用意してもよく、このように構成することにより、演出が多様化して演出効果を高めることができる場合がある。
図419(8k)〜同図(9k)は、図413(8)〜同図(9)に示される演出の他の演出例を示している。すなわち、図413(8)に示す演出例では、殿様のキャラクタYMが登場して予告アイコンを予告アイコン表示領域285に投げつけていたが、図419(8k)では、さらに、予告アイコンを持ったDJのキャラクタBYが空飛ぶ絨毯に乗って表示領域の右側から出現する様子が示されている。図419(8k)に示す例では、DJのキャラクタは、千両箱の予告アイコンI9を持って現れている。その後、図419(9k)に示すタイミングで、殿様のキャラクタYMによって投げられた帽子の予告アイコンI6が予告アイコン表示領域285の予告アイコン第1表示領域YA1に表示されるとともに、DJのキャラクタが、左上隅に向かって飛んでいきながら、持っている千両箱の予告アイコンI9を予告アイコン表示領域285の予告アイコン第2表示領域YA2に置いていく演出表示が行われる。なお、DJのキャラクタは、予告アイコン表示領域285に表示されている予告アイコンよりも前面側のレイヤーに配置されており、予告アイコンの前面側を通過しているように表示されている。ここで、図419(9k´)に示すように、DJのキャラクタが、予告アイコン表示領域285に表示されている予告アイコンよりも背面側のレイヤーに配置することにより、予告アイコンの背面側を通過しているように表示してもよい。また、図419(9k´´)に示すように、殿様のキャラクタYMによって投げられて予告アイコン第1表示領域YA1に表示された帽子の予告アイコンI6に重ねるように、DJのキャラクタBYが千両箱の予告アイコンI9を予告アイコン第1表示領域YA1に置いていく演出表示を行うようにしてもよい。すなわち、予告アイコンの上書き演出を行うようにしてもよい。このように、複数種類の予告アイコンの増加演出の実行時期が重なってもよく、これにより演出効果をより高めることができる場合がある。
図419(12l)は、図413(12)に示される演出の他の演出例を示している。すなわち、図419(12l)に示す演出例では、予告アイコン表示領域285に表示されている予告アイコンにそれぞれ対応する文字表記を付随して表示されている。例えば、予告アイコン第1表示領域YA1に表示されている帽子の予告アイコンI6には「継続」の文字が付記表示されており、予告アイコン第2表示領域YA2に表示されている千両箱の予告アイコンI9には「昇格」の文字が付記表示されており、予告アイコン第3表示領域YA3に表示されている扇の予告アイコンI10には「祝福」の文字が付記表示されており、予告アイコン第4表示領域YA4に表示されている手裏剣の予告アイコンI7には「チャン目」の文字が付記表示されており、予告アイコン第5表示領域YA5に表示されているリボンの予告アイコンI8には「ステチェン」の文字が付記表示されており、予告アイコン第6表示領域YA6に表示されている帽子の予告アイコンI6には「継続」とともに「クエスチョンマーク」の文字が付記表示されている。これにより、その後に実行が予告されている予告演出の内容がよりわかりやすくなる場合がある。
なお、図419(12l´)や同図(12l´´)に示すように、予告アイコンに付記表示されている文字のうちの一部又は全部を「クエスチョンマーク」にし、対応する予告演出を明確に表示しないようにしてもよい。これにより、表示された予告アイコンに対応する予告が実行されるか否かについて期待感を持たせることができ、興趣が向上する場合がある。
また、予告アイコン表示領域285に表示された複数の予告アイコンの組み合わせや表示された予告アイコンの数により大当りが確定する演出表示が実行されることを予告するようにしてもよく、例えば、図419(12l´´´)に示すように、「継続」の文字表記が付記された帽子の予告アイコンI6が3つ予告アイコン表示領域285に表示された場合には、大当りが確定する4回の疑似連演出を含む演出表示が行われることを予告するようにしてもよい。なお、予告アイコンに付記表示された文字が、その予告アイコンに対応していない場合(例えば、帽子の予告アイコンI6に「昇格」の文字が付記表示されている場合)は、帽子の予告アイコンI6が消化されたときにおける図柄変動表示の結果が大当り確定であること(または、保留内に大当りとなるものがあること)を予告するプレミア予告表示であってもよい。
上述した演出例では、殿様のキャラクタYMやDJのキャラクタBYが登場することにより予告アイコンを増加させるものであるが、図420に示す演出例では、装飾図柄の表示により予告アイコンを増加させる演出を行うものである。
図420(A1)では、左図柄表示領域208a及び右図柄表示領域208cにそれぞれ「装飾6」の装飾図柄が停止表示されてリーチ状態が形成され、リーチ演出が開始される。このリーチ演出は、例えば、ノーマルリーチである。
リーチ演出が開始した後、図420(A2)に示されるタイミングで、中図柄表示領域208bにおいて、予告アイコンを模した予告アイコン図柄が停止表示される。図420(A2)に示す例では、帽子の予告アイコンI6を模した帽子の予告アイコン図柄が停止表示されている。この帽子の予告アイコン図柄の下方近傍には「ストック」の文字表記が付記されており、予告アイコン図柄が停止表示されることにより、予告アイコン表示領域285に予告アイコンが増加表示されることを報知している。
その後、図420(A3)に示すように、帽子の予告アイコン図柄が帽子の予告アイコンI6に変化して予告アイコン表示領域285の予告アイコン第1表示領域YA1に移動する表示が行われ、図420(A4)に示すように、予告アイコン図柄の背面側に配置されていた「装飾5」の装飾図柄が停止表示され、はずれの表示結果であることが報知される。本実施形態では、このようにして予告アイコンを増加する演出を行うようにしてもよい。
図420(B1)では、図420(A1)に示す演出例と同様に、左図柄表示領域208a及び右図柄表示領域208cにそれぞれ「装飾6」の装飾図柄が停止表示されてリーチ状態が形成され、ノーマルリーチの演出が開始される。
リーチ演出が開始した後、図420(B2)に示されるタイミングで、中図柄表示領域208bにおいて、第1の殿様の予告アイコンI1を模した第1の殿様の予告アイコン図柄が停止表示される。図420(B2)に示す演出例では、この第1の殿様の予告アイコン図柄に重ねて「ストック」の文字表記が付記されており、予告アイコン図柄が停止表示されることにより、予告アイコン表示領域285に予告アイコンが増加表示されることを報知している。
その後、図420(B3)に示すように、第1の殿様の予告アイコン図柄が第1の殿様の予告アイコンI1に変化して予告アイコン表示領域285の予告アイコン第1表示領域YA1に移動する表示が行われ、図420(B4)に示すように、予告アイコン図柄の背面側に配置されていた「装飾5」の装飾図柄が停止表示され、はずれの表示結果であることが報知される。このとき、第1の殿様の予告アイコンI1は、帽子の予告アイコンI6に変化している。なお、変化後の予告アイコンが帽子の予告アイコンI6に限定されず、他の種類の予告アイコンであってもよいことは言うまでもない。また、予告アイコンが変化するタイミングは、当該図柄変動表示が実行されている期間に限定されず、例えば、次回以降の図柄変動表示の実行中に予告アイコンが変化するようにしてもよいし、予告アイコンが消化するタイミングまで変化しないようにしてもよい。本実施形態において、このようにして予告アイコンを増加する演出を行うようにしてもよい。
次に、上述した予告アイコン消化演出の他の演出例について、図421〜図424を参照しながら説明する。ここで、図421〜図424は、予告アイコン消化演出の他の演出例を段階的に示す図である。なお、図421〜図424では、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、普図表示装置210、第1特図保留ランプ218、第2特図保留ランプ220、普図保留ランプ216及び第4図柄表示装置284aについて、図示を省略している。
図421(38m)〜同図(40m−3)は、図415(38)〜同図(40)に示される演出の他の演出例を示している。図421(38m)〜同図(39m)は、図415(38)〜同図(39)と同様の演出が行われるが、図421(40m−1)では、中図柄表示領域208bで低速で変動表示して疑似連図柄が出現するが、その後、図421(40m−2)に示すように、疑似連図柄が装飾図柄の停止表示位置となる直前で、変動表示が高速となり、疑似連図柄が表示領域の下方へスクロールアウトされ、図421(40m−3)に示すように、「装飾1−装飾2−装飾2」の装飾図柄の組み合わせで仮停止表示して揺れ変動が表示され、その後、停止表示してはずれの結果であることが報知される。このように、本実施形態において、帽子の予告アイコンI6が消化されても、疑似連演出が行われない場合があってもよい。
図421(23n)〜同図(24n)は、図414(23)〜同図(24)に示される演出の他の演出例を示している。すなわち、図421(23n)に示すように、帽子の予告アイコンI6が消化する表示が開始されるが、図421(24n)に示すように、消化された帽子の予告アイコンI6が拡大表示することなくそのまま消去される表示が行われ、消化された演出が行われないことを報知する場合があってもよい。
図421(23o)〜同図(24o−2)は、図414(23)〜同図(24)に示される演出の他の演出例を示している。すなわち、図421(23o)に示すように、帽子の予告アイコンI6が消化する表示が開始され、図421(24o−1)に示すタイミングで帽子の予告アイコンI6が拡大表示されるが、そのまま帽子の予告アイコンI6が消去され、図421(24o−2)に示すように、疑似連演出が開始することなくはずれの装飾図柄の組み合わせ(図421(24o−2)では、「装飾1−装飾2−装飾2」の装飾図柄の組み合わせ)で仮停止表示して揺れ変動が表示され、その後、停止表示してはずれの結果であることが報知される。このように、本実施形態において、帽子の予告アイコンI6が消化されても、疑似連演出が行われない場合があってもよい。
図421(22p)〜同図(23p)は、図414(22)〜同図(23)に示される演出の他の演出例を示している。すなわち、図421(22p)に示すように、装飾図柄の変動表示が開始してから、例えば、4秒が経過すると、図421(23p)では、予告アイコン表示領域285の一番左側(予告アイコン第1表示領域YA1)に表示された帽子の予告アイコンI6ではなく、それ以外の予告アイコンが消化される演出が行われてもよい。図421(23p)に示される演出例では、予告アイコン第3表示領域YA3に表示されている千両箱の予告アイコンI9が消化される演出が行われている。このように、本実施形態において、予告アイコンを左から順番に消化しない場合があってもよい。また、本実施形態では、予告アイコン表示領域285に表示された順序(換言すれば、ストックされた順序)で予告アイコンを消化するようにしたが、後にストックされた予告アイコンが先に消化される場合があってもよい。例えば、後にストックされた予告アイコンが先に消化された場合には、大当りとなりやすくしてもよいし、逆に、大当りとなりにくくなるようにしてもよい。また、ストックの順序に関係なく、予告アイコンの消化順序を決定してもよく、この場合、大当りの信頼度に影響しないようにしてもよいし、予告アイコンの消化順序によって大当りの信頼度が変化するようにしてもよい。また、予告アイコン表示領域285に表示されている複数の予告アイコンを特定の順番で消化することにより、大当りが確定することを予告するようにしてもよく、例えば、帽子の予告アイコンI6、手裏剣の予告アイコンI7、帽子の予告アイコンI6、手裏剣の予告アイコンI7、帽子の予告アイコンI6、手裏剣の予告アイコンI7の順で消化された場合には大当りが確定するといった法則が設定されていてもよい。これにより、遊技者に、大当りとなる予告アイコンの消化順序の法則を見つけたいというインセンティブが働き、遊技意欲を向上させることができる場合がある。
図421(24q−1)〜同図(24q−2)は、図414(24)に示される演出の他の演出例を示している。すなわち、図421(24q−1)に示すように、予告アイコン表示領域285の予告アイコン第1表示領域YA1に表示されていた帽子の予告アイコンI6が消化されて、予告アイコン第1表示領域YA1に空きが生じた後、図421(24q−2)に示すように、予告アイコン第2表示領域YA2〜予告アイコン第4表示領域YA4に表示されている予告アイコンの表示位置をそれぞれ左側に移動させるようにしてもよい。このとき、例えば、予告アイコンの表示位置を左側に移動させる移動アニメーションを行ってもよいし、アニメーションを行うことなく表示位置を変更するようにしてもよい。予告アイコン表示領域285に表示されている予告アイコンの表示位置を変更するタイミングは、予告アイコン第1表示領域YA1に表示されていた予告アイコンの消化演出が開始されるのと同時であってもよいし、予告アイコンの消化演出が開始された後であってもよいし、予告アイコンの消化演出が終了した後であってもよい。
図422(Aa)〜同図(Ae)は、予告アイコンの消化演出が行われた後で予告アイコンの増加演出が行われた場合の演出例を示している。すなわち、図422(Aa)に示すように、予告アイコン表示領域285の予告アイコン第3表示領域YA3に表示されている手裏剣の予告アイコンI7が消化された後、停止図柄予告が実行されて、図422(Ab)に示されるタイミングで、「装飾1−装飾4−装飾2」の装飾図柄の組み合わせで停止表示され、はずれの表示結果であることが報知される。その後、図422(Ac)に示すように、保留が消化されて装飾図柄の変動表示が開始された後、図422(Ad)に示すように、殿様のキャラクタYMによる予告アイコンの増加演出が行われて、千両箱の予告アイコンI9が予告アイコン表示領域285に向けて投げつけられると、図422(Ae)に示すように、手裏剣の予告アイコンI7が消化されることにより空欄となった予告アイコン第3表示領域YA3に投げつけられた千両箱の予告アイコンI9が表示される。このように、予告アイコンが消化されたことに伴って空欄となった予告アイコン表示領域に増加する予告アイコンを表示するようにしてもよい。
図422(B)は、予告アイコンが複数消化されたことに伴って予告アイコン表示領域に複数の空欄が生じた後に、予告アイコンを増加する場合の演出例を示している。すなわち、図422(B)に示すように、予告アイコン表示領域285では、予告アイコン第2表示領域YA2及び予告アイコン第3表示領域YA3に表示された予告アイコンが消化された後、殿様のキャラクタYMによる予告アイコンの増加演出が行われて、帽子の予告アイコンI6が予告アイコン表示領域285に向けて投げつけられると、空欄となっている予告アイコン第2表示領域YA2及び予告アイコン第3表示領域YA3のうち、左側から順に表示される。このようにして予告アイコンを増加する表示を行うようにしてもよい。なお、予告アイコン表示領域285に複数の空欄がある場合において、増加する予告アイコンを表示させる表示領域の順序は上述したものに限定されず、他の順序であってもよく、第1副制御部400において予め設定しておいてもよい。また、この演出例では、予告アイコンが表示される場所により、大当りの信頼度や予告アイコンが表示される数に変化を持たせないようにしたが、予告アイコンが表示される場所により、大当りの信頼度や予告アイコンが表示される数が異なることを示唆するようにしてもよい。例えば、予告アイコン表示領域285において空欄となっている表示領域のうち、最も右側である予告アイコン第6表示領域YA6に増加する予告アイコンが表示された場合には、少なくとも6つの予告アイコンが予告アイコン表示領域285に表示されることを示唆するようにしてもよく、また、大当りの信頼度が最も高いことを示唆するようにしてもよい。
図422(C)は、予告アイコンの消化演出と予告アイコンの増加演出とが1回の図柄変動表示の実行中において実行される場合の演出例を示している。すなわち、図422(C)に示すように、予告アイコン表示領域285の予告アイコン第1表示領域YA1に表示されている帽子の予告アイコンI6が消化される演出が行われている間に、殿様のキャラクタYMによる予告アイコンの増加演出が行われて、帽子の予告アイコンI6、千両箱の予告アイコンI9及び扇の予告アイコンI10が予告アイコン表示領域285に向けて投げつけられている様子が表示されている。ここで、予告アイコン第1表示領域YA1に表示されている帽子の予告アイコンI6は当該図柄変動表示が実行される前に実行された図柄変動表示において増加した予告アイコンである。このように、予告アイコンの消化演出と予告アイコンの増加演出が1回の図柄変動表示の実行中において実行されるようにしてもよい。このとき、予告アイコンの消化演出が行われる期間と予告アイコンの増加演出が行われる期間とが重なる場合があってもよい。また、予告アイコンの消化演出が開始された後に予告アイコンの増加演出が開始されてもよいし、予告アイコンの増加演出が開始された後に予告アイコンの消化演出が開始されてもよいし、予告アイコンの消化演出と予告アイコンの増加演出とが同時に開始されてもよい。ここで、増加する予告アイコンが表示される領域が、図柄変動表示の開始の時点で空欄となっている領域であってもよいし、図柄変動表示が開始された後、予告アイコンの増加演出が開始される前に空欄となる予定の領域であってもよい。
図422(59r)は、図417(59)に示される演出の他の演出例を示している。すなわち、図422(59r)に示す演出例では、予告アイコンの消化演出が開始される前に、予告アイコンが消化されるか否かを煽る演出が行われている。具体的には、例えば、予告アイコン表示領域285に表示されている予告アイコンのうち、消化の対象となった予告アイコンが揺れ変動を開始する等して、予告アイコンが消化されるか否かを煽るようにしている。その後、図417(60)に示すように、扇の予告アイコンI10が消化される場合もあるし、扇の予告アイコンI10が消化されない場合もある。消化されない場合には、消化されることなく予告アイコンが消去されてもよいし、予告アイコンの表示を維持して予告アイコンの消化が保留された状態となってもよい。なお、図422(59r)に示す演出例において、扇の予告アイコンI10が消化されることなく消去された場合には、その後、はずれの装飾図柄の組み合わせで停止表示してはずれの表示結果であることを報知してもよい。
図422(59s)〜同図(60s)は、図417(59)〜同図(60)に示される演出の他の演出例を示している。すなわち、図422(59s)では、予告アイコン表示領域285に、2つの帽子の予告アイコンI6と、千両箱の予告アイコンI9と、扇の予告アイコンI10が表示されている点で、図417(59)とは異なっており、「装飾1−装飾2−装飾1」の装飾図柄の組み合わせで揺れ変動が開始した後、予告アイコン表示領域285に表示されているこれらの予告アイコンのうち、扇の予告アイコンI10が消化された場合に、大当りとなることの予告報知となり、図422(60s)に示すように、その他の予告アイコン(例えば、帽子の予告アイコンI6)が消化された場合には、そのままはずれの装飾図柄の組み合わせで停止表示されてはずれとなることを報知するようにしてもよい。
図422(23t)〜同図(32t)は、図414(23)〜図415(32)に示される演出の他の演出例を示している。すなわち、図422(23t)に示すように、この演出例では、予告アイコン表示領域285において、消化された予告アイコンを表示する消化中予告アイコン表示領域YA0が追加されている。図422(23t)〜同図(25t)に示すように、予告アイコン第1表示領域YA1に表示されていた帽子の予告アイコンI6の消化演出が開始されると、消化された帽子の予告アイコンI6が消化中予告アイコン表示領域YA0に表示される。消化中予告アイコン表示領域YA0に表示された帽子の予告アイコンI6は、図422(28t)〜同図(32t)に示すように、消化された後も引き続き表示され、対応する演出(疑似連演出)が終了するまで継続して表示される。なお、消化中予告アイコン表示領域YA0における予告アイコンの表示が開始されるタイミングは、予告アイコンの消化演出が開始した後であってもよいし、予告アイコンの消化演出が開始する前であってもよいし、予告アイコンの消化演出の開始と同時であってもよい。また、消化中予告アイコン表示領域YA0に表示された予告アイコンが消去するタイミングは、予告アイコンの消化演出が終了した後であってもよいし、予告アイコンの消化演出が終了する前であってもよいし、予告アイコンの消化演出の終了と同時であってもよいし、消化した予告アイコンに対応する演出が開始した後であってもよいし、消化した予告アイコンに対応する演出が終了した後であってもよいし、消化した予告アイコンに対応する演出の開始と同時であってもよいし、消化した予告アイコンに対応する演出が開始する前であってもよいし、消化した予告アイコンに対応する演出の終了と同時であってもよいし、予告アイコンが消去される図柄変動の終了時(例えば、特図の図柄停止タイミング)に消去されてもよいし、消化中予告アイコン表示領域YA0が消去されるタイミング(例えば、図416(44)で予告アイコン表示領域285および消化中予告アイコン表示領域YA0が消去される、または消化中予告アイコン表示領域YA0のみが消去されるなど)で消去されてもよい。なお、一回の図柄変動表示中に複数個の予告アイコンが消化される場合、最初に消化された予告アイコンAに対応する消化中予告アイコン表示領域YA0の予告アイコンaは、予告アイコンAの消化演出が終了した後または終了と共に消去され、消化中予告アイコン表示領域YA0に予告アイコンが何も表示されていない状態であってもよいし、次に消化される予告アイコンBの消化演出が開始されたと同時または開始された後に消去されてもよいし、次に消化される予告アイコンBに対応する消化中予告アイコン表示領域に表示される予告アイコンbが表示されたと同時または表示された後に消去されてもよいし、予告アイコンBの消化演出中も、例えば、履歴として予告アイコンaを残しておいてもよいし、予告アイコンAおよび予告アイコンBが消化される図柄変動の終了時(例えば、特図の図柄停止タイミング)で消去するようにしてもよい。なお、予告アイコン表示領域285が特定の演出表示(例えば、スーパーリーチ演出や大当り演出中、島一斉演出など)が行われる際に消去される場合、予告アイコン表示領域285のみ消去され、消化中予告アイコン表示領域YA0はそのまま表示されるようにしてもよいし、その逆に消化中予告アイコン表示領域YA0のみが消去され、予告アイコン表示領域285はそのまま表示されるようにしてもよく、予告アイコン表示領域285および消化中予告アイコン表示領域YA0の両方が消去されるようにしてもよい。
図423(Aa)〜同図(Ae)は、予告アイコン表示領域に表示された予告アイコンが同時期に複数消化される演出例を示している。すなわち、図423(Aa)では、予告アイコン表示領域285の予告アイコン第1表示領域YA1及び予告アイコン第2表示領域YA2に帽子の予告アイコンI6が表示されており、予告アイコン第3表示領域YA3にリボンの予告アイコンI8が表示されており、予告アイコン第4表示領域YA4に扇の予告アイコンI10が表示されている。そして、これらの予告アイコンのうち、予告アイコン第1表示領域YA1に表示されている帽子の予告アイコンI6と予告アイコン第3表示領域YA3に表示されているリボンの予告アイコンI8についてそれぞれ予告アイコンの消化演出が開始される。ここで、各予告アイコンの消化演出の開始タイミングは同時であってもよいし、異なっていてもよい。この場合、予告アイコンの消化順序を演出の実行順序に対応した順序としてもよい。
その後、帽子の予告アイコンI6とリボンの予告アイコンI8が装飾図柄表示装置208の表示領域の中央まで移動すると、図423(Ab)に示すように、拡大表示されてそれぞれ文字表示が付記表示される。具体的には、拡大表示された帽子の予告アイコンI6の下方近傍に「継続」の文字表示が付記表示され、拡大表示されたリボンの予告アイコンI8の下方近傍に「ステチェン」の文字表示が付記表示される。
その後、装飾図柄表示装置208では、リボンの予告アイコンI8の消化に対応して、ステージチェンジ演出が開始される。具体的には、図423(Ac)に示すように、障子が閉じるとともに、その前面側にチビ姫のキャラクタCHが出現した後、図423(Ad)に示すように、障子が開いて、月面から宇宙を見た様子を示す背景(月面背景)の表示が開始される。なお、ステージチェンジ演出の実行中、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cそれぞれで行われていた装飾図柄の変動表示が、装飾図柄表示装置208の表示領域の右下隅に移動し、縮小表示される。
その後、図423(Ae)に示すように、縮小表示されていた装飾図柄は、表示領域の中央で拡大して表示された後、帽子の予告アイコンI6の消化に対応して、番長のキャラクタBCが装飾図柄表示装置208の右下枠外から出現し、停止表示された右図柄を突き上げる演出表示が行われ、その後に疑似連演出が実行される可能性があることを遊技者に報知している。
なお、この演出例では、消化した予告アイコンに対応する複数の演出を開始タイミングをそれぞれ異ならせるようにしたが、同時に開始されるようにしてもよい。
図423(66u−1)〜同図(66u−3)は、図417(66)に示される演出の他の演出例を示している。すなわち、図423(66u−1)では、「装飾1−装飾1−装飾1」の装飾図柄の組み合わせで停止表示し、大当りであることが報知されているが、予告アイコン表示領域285が引き続き表示されており、しかも、未消化の予告アイコンがあることが示されている。その後、図423(66u−2)に示すように、大当り開始演出が行われた後、図423(66u−3)に示すように、大当りのラウンド遊技が開始された後も引き続き、未消化の予告アイコンが表示されている。なお、この演出例では、大当り遊技の実行中において予告アイコン表示領域285を表示領域の下方に表示するようにしたが、表示領域の上方に表示してもよい。また、この演出例において、未消化の予告アイコンは、例えば、大当り中における昇格演出(例えば、確変大当り確定であることを報知する演出等)で用いるようにしてもよく、例えば、図423(66u−3)に示す例において、大当り遊技の実行中に、帽子の予告アイコンI6が消化された場合には、確変大当り確定であることの報知を行い、扇の予告アイコンI10が消化された場合には、15R大当り確定であることの報知を行うようにしてもよい。また、その他の予告アイコンが消化された場合には、例えば、昇格する可能性があることを示唆する意味を持たせるようにしてもよい。このように、同じ予告アイコンでも、大当り遊技の実行中に消化された場合にあっては、別の意味を持たせるといった演出が行われるようにしてもよい。また、この演出例において、大当り遊技の実行中に表示される予告アイコンと図柄変動表示の実行中に表示される予告アイコンとが異なっていてもよい。すなわち、大当り中特有の予告アイコンを用意してもよい。また、大当り遊技の実行中に表示される予告アイコンと図柄変動表示の実行中に表示される予告アイコンとが同じであってもよいし、一部の予告アイコンだけ共通に使用されていてもよい。
図423(Ba)〜同図(Bc)は、ステージチェンジの前後における表示例である。すなわち、図423(Ba)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾7−装飾6−装飾2」の装飾図柄の組み合わせで停止表示されており、その後、保留が消化されて図柄変動表示が開始されると、図423(Bb)に示すように、ステージチェンジ演出が開始される。ステージチェンジ演出が開始されると、装飾図柄表示装置208に表示されていた予告アイコンが予告アイコン表示領域285とともに非表示となる。その後、ステージチェンジ演出が終了すると、図423(Bc)に示すように、図示はしないが、背景が変更されて図柄変動表示が継続して行われる。このとき、予告アイコン表示領域285が再び表示されるが、予告アイコン表示領域285に表示されていた予告アイコンは、ステージチェンジが行われると全て消去される場合がある。なお、ステージチェンジが行われた後は、予告アイコンを必ず消去するようにしてもよいし、複数の予告アイコンのうちの一部だけ消去するようにしてもよいし、消去されない場合があってもよい。
図423(22v−1)〜同図(23v)は、図414(22)〜同図(23)に示される演出の他の演出例を示している。すなわち、図423(22v−1)に示すように、図柄変動表示が開始されると、図423(22v−2)に示すように、プラカードを持った殿様のキャラクタYM2が出現し、消化される予告アイコンの種類を事前に報知する。その後、図423(23v)に示すように、事前報知された種類の予告アイコン(帽子の予告アイコンI6)が消化される予告アイコンの消化演出が開始される。なお、消化される予告アイコンの種類の事前報知が行われた場合であっても、予告アイコンが消化されない場合があってもよいし、事前報知された予告アイコンとは異なる種類の予告アイコンが消化されてもよい。事前報知された予告アイコンとは異なる種類の予告アイコンが消化された場合には、大当りの信頼度が高いことを示唆するようにしてもよい。
図423(22w)は、図414(22)に示される演出の他の演出例を示している。すなわち、図423(22w)に示すように、図柄変動表示が開始された後、消化される可能性のある予告アイコンを強調表示する等して遊技者に予告アイコンの消化について注目させるようにしてもよい。
上述した実施形態では、例えば、帽子の予告アイコンI6が消化されることにより、番長のキャラクタBCが出現して疑似連演出が実行され、それ以外の演出は実行されないといったように、消化した予告アイコンに対応する演出が実行され、それ以外の演出は実行されないように構成したが、例えば、帽子の予告アイコンI6が消化したのに番長のキャラクタBCが出現せず、姫のキャラクタが出現されることにより大当りが確定するといったように、消化した予告アイコンに対応しない演出が実行された場合(いわゆる、法則崩れ)には大当りが確定するように構成されてもよい。
また、上述した実施形態では、消化する予告アイコンが決まっており、遊技者により選択することができないように構成されているが、例えば、演出ボタン136等を操作することにより、消化する予告アイコンを選択できるようにしてもよい。
また、予告アイコン表示領域285に予告アイコンが表示された状態で大当りとなった場合には、大当り遊技が開始されると消去され、確変状態や時短状態へ移行する場合には予告アイコンを持ち越されないように構成されてもよい。また、予告アイコン表示領域285に予告アイコンが表示された状態で大当りとなった場合には、大当り遊技が開始されると一旦非表示とされ、確変状態や時短状態が終了した後で復帰表示するように構成されてもよい。また、確変状態や時短状態が終了した後も持ち越しされないように構成されてもよい。
次に、消化される予告アイコンの種類によってその後に移行するリーチ演出の内容を予告する演出例について説明する。
図424(Aa)に示すように、左図柄表示領域208aと右図柄表示領域208aにそれぞれ「装飾1」が停止表示してリーチ状態となると、予告アイコン表示領域285に表示されている予告アイコンが消化される場合がある。例えば、図424(Ab−1)に示すように、帽子の予告アイコンI6が消化された場合には、その後、図424(Ac−1)に示すように、拡大表示された番長のキャラクタBC2が出現し、その後、出現したキャラクタに対応する番長リーチに移行する。また、図424(Ab−2)に示すように、千両箱の予告アイコンI9が消化された場合には、その後、図424(Ac−2)に示すように、拡大表示された殿様のキャラクタYM3が出現し、その後、出現したキャラクタに対応する殿様リーチに移行する。また、図424(Ab−3)に示すように、扇の予告アイコンI10が消化された場合には、その後、図424(Ac−3)に示すように、拡大表示された姫のキャラクタHMが出現し、その後、出現したキャラクタに対応する姫リーチに移行する。なお、この演出例では、予告アイコンの意味する大当りの信頼度に対応しており、これらのリーチ演出の大当りの信頼度は、姫リーチ>殿様リーチ>番長リーチの順となるように構成されている。なお、消化した予告アイコンに対応するキャラクタ以外のキャラクタが出現(例えば、帽子の予告アイコンI6が消化した後に拡大表示された殿様のキャラクタが出現)した場合(いわゆる、法則崩れが発生した場合)には、大当りが確定するように構成されてもよい。また、複数の予告アイコンが複合して消化され、これに対応して複数のキャラクタが出現することにより複合予告が実行されるようにしてもよい。また、複数の予告アイコンを消化するための特有の演出(複数消化専用演出)を実行するようにしてもよく、1つの予告アイコンが消化されるよりも複数の予告アイコンが消化された方が大当りの信頼度が高くなるように構成されてもよい。
次に、第2のボタン予告アイコンI11が消化された後に実行されるボタン演出について説明する。
図424(Ba)に示すように、予告アイコン表示領域285の予告アイコン第1表示領域YA1には、第2のボタン予告アイコンI11が表示されており、図柄変動表示が開始された後、図424(Bb)に示すタイミングで、第2のボタン予告アイコンI11が消化する表示が開始される。すなわち、予告アイコン第1表示領域YA1に表示されていた第2のボタン予告アイコンI11が予告アイコン第1表示領域YA1から装飾図柄表示装置208の表示領域の中央まで移動する表示が行われる。その後、第2のボタン予告アイコンI11が装飾図柄表示装置208の表示領域の中央まで移動すると、図424(Bc)に示すように、ボタン受付時間メーターとともにボタン画像136aが表示されて演出ボタン136の操作の受け付けが可能であることを報知し、遊技者に演出ボタン136の操作を促進する。
次に、第2のボタン予告アイコンI11が消化された後に実行されるボタン演出の他の演出例について説明する。
図424(Ca)に示すように、予告アイコン表示領域285の予告アイコン第1表示領域YA1には、第2のボタン予告アイコンI11が表示されている。また、装飾図柄表示装置208では上述したボタンリーチ演出が行われており、ボタン受付時間メーターとともにボタン画像136aが表示されて演出ボタン136の操作の受け付けが可能であることが報知されている。その後、図424(Cb)のタイミングで、第2のボタン予告アイコンI11が消化する表示が開始される。すなわち、予告アイコン第1表示領域YA1に表示されていた第2のボタン予告アイコンI11が予告アイコン第1表示領域YA1から装飾図柄表示装置208の表示領域の中央まで移動する表示が行われる。その後、第2のボタン予告アイコンI11が装飾図柄表示装置208の表示領域の中央まで移動すると、既に、装飾図柄表示装置208に表示されているボタン画像136aに重なり、図424(Cc)に示されるように、演出ボタン136が突出した態様で表している突出ボタン画像136bに変化する。すなわち、大当りの信頼度がより高いボタンリーチ演出に昇格したことが示されている。
次に、本実施形態に係るパチンコ機100において実行される演出の他の具体例について説明する。
図425は、本実施形態のパチンコ機100の装飾図柄表示装置208を中心とした演出の一例を段階的に示す図であり、図426は、図425に示す演出の一例の続きを段階的に示す図であり、図427は、図426に示す演出の一例の続きを段階的に示す図であり、図428は、図427に示す演出の一例の続きを段階的に示す図であり、図429は、図428に示す演出の一例の続きを段階的に示す図である。
なお、図425(1)〜図426(14)は、予告アイコンの増加演出において用いられていた予告アイコンが帽子の予告アイコンI6であったのが第1の殿様の予告アイコンI1に変更された点を除いて図413(1)〜図414(14)と同様であるので、ここでの説明は省略する。また、図426(14)と図426(20)との間で行われる演出についても、予告アイコンの増加演出において用いられていた予告アイコンが全て第1の殿様の予告アイコンI1に変更された点を除いて図414(15)〜同図(19)と同様である。
図426(20)では、「装飾7−装飾6−装飾2」の装飾図柄の組み合わせで停止表示され、はずれの結果が確定表示されている。このとき、変動アイコンh0も消去されている。
そして、図426(21)では、第1特図表示装置212における図柄変動が開始され、さらに第4図柄の消灯までが行われているが、保留アイコンや装飾図柄に変化は未だ生じていない。
図426(22)では、特図1の保留アイコンh11が移動アニメーションにより移動表示され、第1の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコンが変動アイコン表示領域280に移動して変動アイコンh0となる。その後、装飾図柄の変動表示が開始される。
すると、装飾図柄の変動表示が開始してから、例えば、4秒が経過したとき、図426(23)に示すように、装飾図柄表示装置208では、予告アイコン第1表示領域YA1に表示されていた第1の殿様の予告アイコンI1が消化する表示が開始される。すなわち、予告アイコン第1表示領域YA1に表示されていた第1の殿様の予告アイコンI1が予告アイコン第1表示領域YA1から装飾図柄表示装置208の表示領域の中央まで移動する表示が行われる。なお、図426(23)に示すように、第1の殿様の予告アイコンI1が4つ表示される等、同一の予告アイコンが予告アイコン表示領域285に複数表示されている場合には、例えば、最も左側に表示されている予告アイコンを優先して消化するように予め設定されているが、予告アイコンの信頼度に応じて消化する順序を決めるようにしてもよい。また、いずれの予告アイコンを使用するかをランダムに決定するようにしてもよいし、最も右側に表示されている予告アイコンを優先して消化するように設定されていてもよい。すなわち、予告アイコンを消化する順序は上述したものに限定されず適宜に設定することができる。
その後、第1の殿様の予告アイコンI1が装飾図柄表示装置208の表示領域の中央まで移動すると、図426(24)に示すタイミングで帽子の予告アイコンI6に変化するとともに拡大表示され、その後、図426(25)に示すように、拡大表示された帽子の予告アイコンI6の下方に、疑似連演出が行われることを予告する「継続」の文字表示が付記表示される。なお、この文字表示は、帽子の予告アイコンI6が拡大表示されたのと同時に行われてもよいし、拡大表示されるよりも前に行われてもよいし、拡大表示された後に行われてもよい。
その後、所定時間(例えば、3秒)が経過した後、図426(26)に示すタイミングで、帽子の予告アイコンI6に付記されていた「継続」の文字表示が消去するとともに、帽子の予告アイコンI6が縮小表示された後、元の表示位置、すなわち、予告アイコン表示領域285の予告アイコン第1表示領域YA1に移動する表示が行われる。このように、本実施形態において、消化済みの予告アイコンを元の位置に再表示するようにしてもよい。なお、消化済みの予告アイコンが元の位置に再表示された場合に、消化済みであることを認識可能に表示するようにしてもよく、例えば、消化済みの予告アイコンが表示された表示領域をグレーアウト表示にしてもよいし、「済」という文字情報を付記してもよい。また、消化済みの予告アイコンが予告アイコン表示領域285に表示された後に消去するようにしてもよい。
その後、図426(27)〜図427(33)に示される演出内容は、予告アイコン第1表示領域YA1に消化済みの帽子の予告アイコンI6が表示され、予告アイコン第2表示領域YA2〜予告アイコン第4表示領域YA4に表示されている予告アイコンが全て第1の殿様の予告アイコンI1に変更された点を除いて、図414(27)〜図415(33)と同様であるので、ここでの説明は省略する。
装飾図柄表示装置208では、図427(34)に示すタイミングで、予告アイコン第2表示領域YA2に表示されていた第1の殿様の予告アイコンI1が消化する表示が開始される。すなわち、予告アイコン第2表示領域YA2に表示されていた第1の殿様の予告アイコンI1が予告アイコン第2表示領域YA2から装飾図柄表示装置208の表示領域の中央まで移動する表示が行われる。
その後、第1の殿様の予告アイコンI1が装飾図柄表示装置208の表示領域の中央まで移動すると、図427(35)に示すタイミングで帽子の予告アイコンI6に変化するとともに拡大表示され、その後、図427(36)に示すように、拡大表示された帽子の予告アイコンI6の下方に、疑似連演出が行われることを予告する「継続」の文字表示が付記表示される。
その後、所定時間(例えば、3秒)が経過した後、図427(37)に示すタイミングで、帽子の予告アイコンI6に付記されていた「継続」の文字表示が消去するとともに、帽子の予告アイコンI6が縮小表示された後、元の表示位置、すなわち、予告アイコン表示領域285の予告アイコン第2表示領域YA2に移動する表示が行われる。
その後、図427(38)〜同図(45)に示される演出内容は、予告アイコン第1表示領域YA1及び予告アイコン第2表示領域YA2に消化済みの帽子の予告アイコンI6がそれぞれ表示され、予告アイコン第3表示領域YA3及び予告アイコン第4表示領域YA4に表示されている予告アイコンがいずれも第1の殿様の予告アイコンI1に変更された点を除いて、図415(38)〜図416(45)と同様であるので、ここでの説明は省略する。
装飾図柄表示装置208では、図427(46)に示すタイミングで、予告アイコン第3表示領域YA3に表示されていた第1の殿様の予告アイコンI1が消化する表示が開始される。すなわち、予告アイコン第3表示領域YA3に表示されていた第1の殿様の予告アイコンI1が予告アイコン第3表示領域YA3から装飾図柄表示装置208の表示領域の中央まで移動する表示が行われる。
その後、第1の殿様の予告アイコンI1が装飾図柄表示装置208の表示領域の中央まで移動すると、図427(47)に示すタイミングで千両箱の予告アイコンI9に変化するとともに拡大表示され、さらに、拡大表示された千両箱の予告アイコンI9の上方に、信頼度のより高い演出に移行することを予告する「昇格」の文字表示が付記表示される。なお、この文字表示は、千両箱の予告アイコンI9が拡大表示されたのと同時に行われてもよいし、拡大表示されるよりも前に行われてもよいし、拡大表示された後に行われてもよい。
その後、装飾図柄表示装置208では、千両箱の予告アイコンI9に付記されていた「昇格」の文字表示が消去するとともに、千両箱の予告アイコンI9が縮小表示された後、図427(48)に示すように、元の表示位置、すなわち、予告アイコン表示領域285の予告アイコン第3表示領域YA3に移動する表示が行われる。
その後、図428(49)のタイミングで、上述したリーチ移行演出が開始される。本演出例ではリーチ移行演出が開始されると、図428(49)に示すように、装飾図柄表示装置208では、停電が発生したような演出表示が行われた後、信頼度の高い強リーチ演出(ボタンリーチ演出)が開始される。本演出例でのボタンリーチ演出が開始されると、図427(50−1)に示すように、装飾図柄表示装置208では、暗転した背景に「チャンスなのか」という文字表示が行われた後、図428(50−2)に示すタイミングで、「否」という文字表示が行われる。その後、図428(51)に示すように、「熱すぎなのか」という文字表示が行われた後、図428(52)に示すタイミングで、「否」という文字表示が行われる。その後、図428(53)に示すように、「一撃」という文字表示が行われ、ボタン演出が行われることを報知する。
その後、図428(54)に示すように、装飾図柄表示装置208では、ボタン受付時間メーターとともにボタン画像136aが表示されて演出ボタン136の操作の受け付けが可能であることを報知し、遊技者に演出ボタン136の操作を促進する。
そして、図428(55)に示すタイミングで、遊技者により演出ボタン136が操作されると、図428(56)に示すように、装飾図柄表示装置208では、ボタン画像136aが消去することで、ボタンリーチ演出に失敗した様子が示されている。
やがて、図428(57)では、「装飾1−装飾2−装飾1」の装飾図柄の組み合わせで左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cが拡大表示される。
図428(58)では、予告アイコン表示領域285も含めて一旦すべてが非表示になる。やがて、図428(59)では、「装飾1−装飾2−装飾1」の装飾図柄の組み合わせの揺れ変動(仮図柄停止表示)が開始される。このとき、予告アイコン表示領域285の表示も再開される。
その後、例えば、仮図柄停止表示から2秒が経過すると、図428(60)に示すタイミングで、予告アイコン第4表示領域YA4に表示されていた第1の殿様の予告アイコンI1が消化する表示が開始される。すなわち、予告アイコン第4表示領域YA4に表示されていた第1の殿様の予告アイコンI1が予告アイコン第4表示領域YA4から装飾図柄表示装置208の表示領域の中央まで移動する表示が行われる。
その後、第1の殿様の予告アイコンI1が装飾図柄表示装置208の表示領域の中央まで移動すると、図428(61)に示すタイミングで扇の予告アイコンI10に変化するとともに拡大表示される。このとき、例えば、拡大表示された扇の予告アイコンI10の下方に、大当りが確定すること報知する「祝福」の文字表示を付記してもよい。なお、文字表示を付記する場合、当該文字表示の付記表示が扇の予告アイコンI10が拡大表示されたのと同時に行われてもよいし、拡大表示されるよりも前に行われてもよいし、拡大表示された後に行われてもよい。
その後、装飾図柄表示装置208では、扇の予告アイコンI10が縮小表示された後、図429(62)に示すように、元の表示位置、すなわち、予告アイコン表示領域285の予告アイコン第4表示領域YA4に移動する表示が行われる。その後、図429(63)のタイミングで左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cでそれぞれ揺れ変動していた装飾図柄の変動表示が再開して再変動演出が開始される。このとき、予告アイコン表示領域285は、引き続き表示されたままとなっている。
再変動演出では、図429(64)に示すように、姫のキャラクタが扇を持って踊る演出表示が行われる。これまで左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cそれぞれで行われていた装飾図柄の変動表示が、装飾図柄表示装置208の表示領域の右下隅に移動し、縮小表示される。
やがて、図429(65)に示すように、「装飾1−装飾1−装飾1」の装飾図柄の組み合わせの揺れ変動が表示される。
そして、図429(66)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾1−装飾1−装飾1」の大当り確定の装飾図柄の組み合わせが停止表示されている。このとき、第1特図表示装置212では、15R確変大当りである「特図A」が停止表示されるとともに、第4図柄表示装置284aでは、特図1の第4図柄(丸形の図形)が点灯している。その後は、図示をしないが、上述した大当り遊技開始演出が実行された後に、大当り遊技が開始される。
次に、上述した予告アイコンの増加演出の他の演出例について、図430〜図432を参照しながら説明する。ここで、図430〜図432は、予告アイコンの増加演出の他の演出例を段階的に示す図である。なお、図430〜図432では、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、普図表示装置210、第1特図保留ランプ218、第2特図保留ランプ220、普図保留ランプ216及び第4図柄表示装置284aについて、図示を省略している。
図430(8a)〜同図(9a)は、図425(8)〜同図(9)に示される演出の他の演出例を示している。すなわち、図430(8a)では、第1の殿様の予告アイコンI1ではなく、第3の殿様の予告アイコンI3を予告アイコン表示領域285に向けて投げつける演出表示が行われている。なお、第2の殿様の予告アイコンI2についても同様にして行うことができる。すると、図429(9a)に示すタイミングで、投げられた第3の殿様の予告アイコンI3が予告アイコン表示領域285の予告アイコン第1表示領域YA1に表示される。
図430(8b)〜同図(9b)は、図425(8)〜同図(9)に示される演出の他の演出例を示している。すなわち、図430(8b)では、図425(8)と同様、第1の殿様の予告アイコンI1を予告アイコン表示領域285に向けて投げつける演出表示が行われている。
ところが、図430(9b)の場合では、第1の殿様の予告アイコンI1が予告アイコン表示領域285に到達せず、装飾図柄表示装置208の表示領域の左からフレームアウトしてしまう様子が示されている。すなわち、本実施形態では、殿様の予告アイコンを用いたガセ増加演出も実行可能である。
図430(8c)〜同図(9c)は、図425(8)〜同図(9)に示される演出の他の演出例を示している。すなわち、図430(8c)では、第1の殿様の予告アイコンI1が1つだけではなく、3つの第1の殿様の予告アイコンI1を同時に予告アイコン表示領域285に向けて投げつける演出表示が行われている。なお、同時でなく、1つずつ順次投げつける演出表示であってもよい。
すると、図430(9c)に示すタイミングで、投げられた3つの第1の殿様の予告アイコンI1が予告アイコン表示領域285の予告アイコン第1表示領域YA1、予告アイコン第2表示領域YA2及び予告アイコン第3表示領域YA3にそれぞれ表示される。このように、この演出例では、複数の予告アイコンの増加を1回の増加演出で実行することができる。したがって、予告アイコンが一度に複数増えることで予告の実行回数の増加に対する期待感が向上し、演出効果を高めることができる場合がある。また、信頼度の高い予告アイコン(例えば、第3の殿様の予告アイコンI3)は、予告アイコン表示領域285に表示されにくく(ストックされにくく)、信頼度の低い予告アイコン(例えば、第1の殿様の予告アイコンI1)は、予告アイコン表示領域285に表示されやすい(ストックされやすい)ようにしてもよいし、その逆であってもよい。なお、この演出例では、同じ予告アイコン(第1の殿様の予告アイコンI1)を3つ増加させるようにしたが、信頼度の異なる複数種類の予告アイコンを同時に増加させるようにしてもよく、例えば、第1の殿様の予告アイコンI1と第3の殿様の予告アイコンI3を同時に増加させるようにしてもよい。
なお、この場合において、図430(9c´)に示すように、投げられた3つの第1の殿様の予告アイコンI1のうちの一部又は全部が予告アイコン表示領域285に到達せず、装飾図柄表示装置208の表示領域の左からフレームアウトしてしまう一部ガセ増加演出又は全部ガセ増加演出を実行するようにしてもよい。
図430(8e)は、図425(8)に示される演出の他の演出例を示している。すなわち、図430(8e)では、先読み予告の表示態様(サボハニのキャラクタによる表示態様)で保留アイコンh12が表示されているときに、殿様のキャラクタYMが第1の殿様の予告アイコンI1を予告アイコン表示領域285に向けて投げつける演出表示が行われている。このように、本実施形態では、保留アイコンによる先読み予告の実行中においても予告アイコンの増加演出を実行可能である。なお、予告アイコンの増加演出と保留アイコンによる先読み予告とが同時に行われないようにしてもよい。
図430(8f)は、図425(8)に示される演出の他の演出例を示している。すなわち、図430(8f)では、装飾図柄表示装置208において変動アイコン表示領域280及び特図1の保留アイコン表示領域281を表示せず、演出用保留ランプ286により保留数表示が行われている。なお、図430(8f)では、説明の便宜のため、先読みの対象である2つ目の特図1の保留ランプにハッチングを施して示したが、実際には、1つ目の特図1の保留ランプと同様に、2つ目の特図1の保留ランプもデフォルトの発光態様によって点灯されている。
図430(8g)〜同図(9g−2)は、図425(8)〜同図(9)に示される演出の他の演出例を示している。すなわち、図430(8g)では、図425(8)と同様、第1の殿様の予告アイコンI1を予告アイコン表示領域285に向けて投げつける演出表示が行われている。
ところが、図430(9g−1)の場合では、第1の殿様の予告アイコンI1が予告アイコン表示領域285に到達せず、表示領域の下方に落下してしまう様子が示されている。そして、図430(9g−2)に示すように、第1の殿様の予告アイコンI1が特図1の保留アイコン表示領域281に表示されている特図1の保留アイコンh11に作用して先読み予告の表示態様に変化する演出表示(保留変化演出)が行われている。すなわち、本実施形態では、第1の殿様の予告アイコンI1が予告アイコンとして予告アイコン表示領域285に表示されず、保留アイコンによる先読み予告の開始の契機として登場する場合もある。なお、第1の殿様の予告アイコンI1以外の予告アイコンを用いて保留変化演出が行われてもよく、例えば、大当りの信頼度が高い予告アイコンほど、保留変化演出が実行されにくいようにしてもよい。
図430(12h−1)〜同図(12h−2)は、図425(12)に示される演出の他の演出例を示している。すなわち、図430(12h−1)では、図425(12)と同様、第1の殿様の予告アイコンI1が予告アイコン表示領域285の予告アイコン第1表示領域YA1に表示されている状態で装飾図柄の変動表示が行われている。その後、図430(12h−2)に示すように、左図柄表示領域208a及び右図柄表示領域208cにそれぞれ「装飾6」の装飾図柄が停止表示されてリーチ状態が形成され、リーチ演出が開始される。このように、本実施形態では、予告アイコンが表示された状態でもリーチ演出を実行することができる。なお、このリーチ演出の結果、大当りとなってもよい。この場合、予告アイコン表示領域285に表示されていた予告アイコンは、大当りの終了後に消去されるようにしてもよい。
図431(8i)〜同図(9i)は、図425(8)〜同図(9)に示される演出の他の演出例を示している。すなわち、図425(8)に示す演出例では、殿様のキャラクタYMが登場して予告アイコンを予告アイコン表示領域285に投げつけていたが、図431(8i)では、図425(8)とは異なり、殿様のキャラクタYMではなく、予告アイコンを持ったDJのキャラクタBYが空飛ぶ絨毯に乗って装飾図柄表示装置208の表示領域の右側から出現する様子が示されている。図431(8i)に示す例では、DJのキャラクタBYは、第1の殿様の予告アイコンI1を持って現れている。その後、図431(9i)に示すように、DJのキャラクタBYは、左上隅に向かって飛んでいきながら、持っている第1の殿様の予告アイコンI1を予告アイコン表示領域285の予告アイコン第1表示領域YA1に置いていく演出表示が行われる。なお、DJのキャラクタBYが予告アイコン表示領域285に置いていく予告アイコンの数は1つのみに限らず2つ以上であってもよい。また、1回のDJのキャラクタBYによる予告アイコンの増加演出において、複数種類の予告アイコンを予告アイコン表示領域285に置いていくようにしてもよい。このように、予告アイコンの増加演出を複数種類(例えば、殿様のキャラクタYMによる第一の予告アイコン増加演出、DJのキャラクタBYによる第二の予告アイコン増加演出)用意してもよく、このように構成することにより、演出が多様化して演出効果を高めることができる場合がある。
図431(8j)〜同図(9j)は、図425(8)〜同図(9)に示される演出の他の演出例を示している。すなわち、図425(8)に示す演出例では、殿様のキャラクタYMが登場して予告アイコンを予告アイコン表示領域285に投げつけていたが、図431(8j)では、さらに、予告アイコンを持ったDJのキャラクタBYが空飛ぶ絨毯に乗って表示領域の右側から出現する様子が示されている。図431(8j)に示す例では、DJのキャラクタBYは、第1の殿様の予告アイコンI1を持って現れている。その後、図431(9j)に示すタイミングで、殿様のキャラクタYMによって投げられた第1の殿様の予告アイコンI1が予告アイコン表示領域285の予告アイコン第1表示領域YA1に表示されるとともに、DJのキャラクタBYが、左上隅に向かって飛んでいきながら、持っている第1の殿様の予告アイコンI1を予告アイコン表示領域285の予告アイコン第2表示領域YA2に置いていく演出表示が行われる。なお、DJのキャラクタBYは、予告アイコン表示領域285に表示されている予告アイコンよりも前面側のレイヤーに配置されており、予告アイコンの前面側を通過しているように表示されている。ここで、図431(9j´)に示すように、DJのキャラクタBYが、予告アイコン表示領域285に表示されている予告アイコンよりも背面側のレイヤーに配置することにより、予告アイコンの背面側を通過しているように表示してもよい。
図431(8k)〜同図(9k)は、図425(8)〜同図(9)に示される演出の他の演出例を示している。すなわち、図425(8)に示す演出例では、殿様のキャラクタYMが登場して予告アイコンを予告アイコン表示領域285に投げつけていたが、図431(8k)では、さらに、予告アイコンを持ったDJのキャラクタBYが空飛ぶ絨毯に乗って表示領域の右側から出現する様子が示されている。図431(8k)に示す例では、DJのキャラクタBYは、第3の殿様の予告アイコンI3を持って現れている。その後、図431(9k)に示すタイミングで、殿様のキャラクタYMによって投げられた第1の殿様の予告アイコンI1が予告アイコン表示領域285の予告アイコン第1表示領域YA1に表示された後、DJのキャラクタBYが、左上隅に向かって飛んでいきながら、持っている第3の殿様の予告アイコンI3を、殿様のキャラクタYMによって投げられて予告アイコン第1表示領域YA1に表示された第1の殿様の予告アイコンI1に重ねるように、DJのキャラクタBYが第3の殿様の予告アイコンI3を予告アイコン第1表示領域YA1に置いていく演出表示が行われる。すなわち、大当りの信頼度の低い予告アイコンを大当りの信頼度の高い予告アイコンに上書きすることで昇格する演出を行うようにしてもよい。このように、複数種類の予告アイコンの増加演出の実行時期が重なってもよく、これにより演出効果をより高めることができる場合がある。なお、この昇格演出は、同一図柄変動表示の実行中において行われてもよいし、複数回の図柄変動表示で行われてもよい。また、疑似連演出が行われるごとに昇格演出が実行されるようにしてもよい。
図431(12l)は、図425(12)に示される演出の他の演出例を示している。すなわち、図431(12l)に示す演出例では、予告アイコン表示領域285に表示されている予告アイコンにそれぞれ「クエスチョンマーク」の文字表記を付随して表示されている。例えば、予告アイコン第1表示領域YA1には第1の殿様の予告アイコンI1が表示され、予告アイコン第2表示領域YA2には第2の殿様の予告アイコンI2が表示され、予告アイコン第3表示領域YA3には第1の殿様の予告アイコンI1が表示され、予告アイコン第4表示領域YA4には第2の殿様の予告アイコンI2が表示され、予告アイコン第5表示領域YA5には第3の殿様の予告アイコンI3が表示され、予告アイコン第6表示領域YA6には第1の殿様の予告アイコンI1が表示されており、それぞれ「クエスチョンマーク」の文字表記が付記されている。この演出例によれば、変化後の予告アイコンについて期待感を持たせることができる場合がある。
また、図431(12l´)に示すように、一部の変化前の予告アイコンについて、変化後の予告アイコンの種類を文字表記にて予告するようにしてもよい。例えば、予告アイコン第1表示領域YA1に表示されている第1の殿様の予告アイコンI1と、予告アイコン第2表示領域YA2に表示されている第2の殿様の予告アイコンI2と、予告アイコン第4表示領域YA4に表示されている第2の殿様の予告アイコンI2は、「クエスチョンマーク」の文字表記が付記されていて変化後の予告アイコンを認識することができいないが、予告アイコン第3表示領域YA3に表示されている第1の殿様の予告アイコンI1には、「チャン目」の文字表記が付記されて手裏剣の予告アイコンI7に変化することが予告され、予告アイコン第5表示領域YA5に表示されている第3の殿様の予告アイコンI3には、「継続」の文字表記が付記されて帽子の予告アイコンI6に変化することが予告され、予告アイコン第6表示領域YA6に表示されている第1の殿様の予告アイコンI1には、「継続」とともに「クエスチョンマーク」の文字表記が付記されて帽子の予告アイコンI6に変化することが予告されている。これらの文字表記は、全部または一部の予告アイコンについて一度に報知するようにしてもよいし、経時的に徐々に報知するようにしてもよい。
また、図431(12l´´)に示すように、予告アイコン表示領域285に表示されている全部または一部の予告アイコンを変化後の予告アイコンにして、変化後の予告アイコンが表示されているものについてのみ対応する文字表記を付記するようにしてもよい。
図432(8m−1)〜同図(9m)は、図425(8)〜同図(9)に示される演出の他の演出例を示している。すなわち、図425(8)に示す演出例では、殿様のキャラクタYMが登場して予告アイコンを予告アイコン表示領域285に投げつけていたが、図432(8m−1)では、さらに、予告アイコンを持ったDJのキャラクタBYが空飛ぶ絨毯に乗って装飾図柄表示装置208の表示領域の右側から出現する様子が示されている。図432(8m−1)に示す例では、DJのキャラクタBYは、千両箱の予告アイコンI9を持って現れている。その後、図432(8m−2)に示すタイミングで、殿様のキャラクタYMによって投げられた第1の殿様の予告アイコンI1が予告アイコン表示領域285の予告アイコン第1表示領域YA1に表示された後、図432(9m)に示すように、DJのキャラクタBYが、左上隅に向かって飛んでいきながら、持っている千両箱の予告アイコンI9を、殿様のキャラクタYMによって投げられて予告アイコン第1表示領域YA1に表示された第1の殿様の予告アイコンI1に重ねるように、DJのキャラクタBYが千両箱の予告アイコンI9を予告アイコン第1表示領域YA1に置いていく演出表示が行われる。この演出例により、変化前の予告アイコンから変化後の予告アイコンへの上書きを行うようにしてもよい。このように、複数種類の予告アイコンの増加演出の実行時期が重なってもよく、これにより演出効果をより高めることができる場合がある。なお、この上書き演出は、同一図柄変動表示の実行中において行われてもよいし、複数回の図柄変動表示で行われてもよい。また、疑似連演出が行われるごとに上書き演出が実行されるようにしてもよい。
図432(8n−1)〜同図(9n)は、図425(8)〜同図(9)に示される演出の他の演出例を示している。すなわち、図425(8)に示す演出例では、殿様のキャラクタYMが登場して予告アイコンを予告アイコン表示領域285に投げつけていたが、図432(8n−1)では、さらに、予告アイコンを持ったDJのキャラクタBYが空飛ぶ絨毯に乗って装飾図柄表示装置208の表示領域の右側から出現する様子が示されている。図432(8n−1)に示す例では、DJのキャラクタBYは、第1の殿様の予告アイコンI1を持って現れている。その後、図432(8n−2)に示すタイミングで、殿様のキャラクタYMによって投げられた千両箱の予告アイコンI9が予告アイコン表示領域285の予告アイコン第1表示領域YA1に表示された後、図432(9n)に示すように、DJのキャラクタBYが、左上隅に向かって飛んでいきながら、持っている第1の殿様の予告アイコンI1を、殿様のキャラクタYMによって投げられて予告アイコン第1表示領域YA1に表示された千両箱の予告アイコンI9に重ねるように、DJのキャラクタBYが第1の殿様の予告アイコンI1を予告アイコン第1表示領域YA1に置いていく演出表示が行われる。このように、変化後の予告アイコンから変化前の予告アイコンへの上書きを行うようにしてもよい。このように、複数種類の予告アイコンの増加演出の実行時期が重なってもよく、これにより演出効果をより高めることができる場合がある。なお、この上書き演出は、同一図柄変動表示の実行中において行われてもよいし、複数回の図柄変動表示で行われてもよい。また、疑似連演出が行われるごとに上書き演出が実行されるようにしてもよい。また、上書き後の変化前の予告アイコン(例えば、第1の殿様の予告アイコンI1)が消化されたときに、変化後の予告アイコンが上書き前の予告アイコン(例えば、千両箱の予告アイコンI9)とは別の予告アイコンであってもよい。このとき、上書き前の予告アイコンが消化されるよりも上書き後の予告アイコンが消化された方が大当りの信頼度が高いように構成されてもよいし、大当りの信頼度が低いように構成されてもよいし、大当りの信頼度が変化しないように構成されてもよい。
次に、予告アイコンが変化する演出例について、図433を参照しながら説明する。ここで、図433は、予告アイコンが変化する演出例を段階的に示す図である。図433では、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、普図表示装置210、第1特図保留ランプ218、第2特図保留ランプ220、普図保留ランプ216及び第4図柄表示装置284aについて、図示を省略している。
図433(A)に示すように、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている。そして、特図1の保留アイコン表示領域281には、2つの保留アイコン(特図1の保留アイコンh11,h12)が表示されており、2つの図柄変動の開始が保留されていることが示されている。なお、これらの2つの保留アイコンはいずれもデフォルトの表示態様となっている。なお、2つ目の保留に対応する保留アイコンh12は、先読みの対象である保留であり、説明の便宜のため、ハッチングを施しているが、1つ目の保留に対応する保留アイコンh11と表示態様は同じである。また、予告アイコン表示領域285の予告アイコン第1表示領域YA1には、第1の殿様の予告アイコンI1が表示されており、予告アイコン第2表示領域YA2には、第3の殿様の予告アイコンI3が表示されている。
そして、図433(A)に示すように、装飾図柄の変動表示中にプラカードを持った殿様のキャラクタYM2が出現している。このプラカードには、「変わるよ」との文字表記が付されており、予告アイコン及び保留アイコンのいずれかについて表示態様が変化することを予告している。
その後、所定のエフェクトが表示された後、予告アイコンの表示態様が変化する場合には、図433(B1)に示すように、予告アイコン表示領域285の予告アイコン第2表示領域YA2に表示されていた第3の殿様の予告アイコンI3が千両箱の予告アイコンI9に変化する。なお、予告アイコン第1表示領域YA1に表示されている第1の殿様の予告アイコンI1の表示態様が変化してもよいし、両方の予告アイコンが変化してもよい。一方、保留アイコンの表示態様が変化する場合には、図433(B2)に示すように、デフォルトの表示態様で表示されていた1つ目の保留に対応する保留アイコンh11が先読み予告の表示態様に変化する。なお、2つ目の保留に対応する保留アイコンh12の表示態様が変化してもよいし、2つの保留アイコンh11,h12のいずれの表示態様も変化してもよいし、変動アイコンh0の表示態様が変化してもよい。このように、本演出例は、ある演出が行われた結果、保留アイコンを変化させずに予告アイコンを変化させる場合があり、前記ある演出が行われた結果、予告アイコンを変化させずに保留アイコンを変化させる場合があるものということができる。なお、この演出により保留アイコンと予告アイコンの両方の表示態様が変化する場合があってもよい。
また、39(C)に示すように、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われているが、右下に縮小して表示されている。そして、特図1の保留アイコン表示領域281には、2つの保留アイコン(特図1の保留アイコンh11,h12)が表示されており、2つの図柄変動の開始が保留されていることが示されている。なお、これらの2つの保留アイコンはいずれもデフォルトの表示態様となっている。なお、2つ目の保留に対応する保留アイコンh12は、先読みの対象である保留であり、説明の便宜のため、ハッチングを施しているが、1つ目の保留に対応する保留アイコンh11と表示態様は同じである。また、予告アイコン表示領域285の予告アイコン第1表示領域YA1には、第1の殿様の予告アイコンI1が表示されており、予告アイコン第2表示領域YA2には、第3の殿様の予告アイコンI3が表示されている。
そして、図433(C)に示すように、装飾図柄表示装置208では、チビ姫チャンス演出が行われている。チビ姫チャンス演出は、上述した普図変動遊技が実行された場合に開始される場合がある演出である。チビ姫チャンス演出は、あみだくじを模した演出であって、チビ姫のキャラクタが5つのスタート地点からいずれかを選択し、選択されたスタート地点からあみだのルートに沿って移動し、ゴール地点に示されているアイコンに対応する演出が実行されることを予告するものである。例えば、チビ姫のキャラクタが二重丸のアイコンの示されたゴール地点に到達した場合には、第2特図始動口232の羽根部材2321がロング開放することを予告し、「激アツ」の文字表記が示されたゴール地点に到達した場合には、実行中の図柄変動表示の結果が大当りとなる可能性が高いことを示唆し、バツ印のアイコンが示されたゴール地点に到達した場合には、普図の変動表示結果がはずれであることを予告する。
さらに、本演出例では、殿様の予告アイコンが示されたゴール地点に到達した場合には、図433(D1)に示すように、予告アイコン表示領域285に表示された変化前の予告アイコンのうちの少なくとも1つが変化後の予告アイコンに変化する。例えば、図433(D1)に示される例では、予告アイコン第2表示領域YA2に表示されていた第3の殿様の予告アイコンI3が千両箱の予告アイコンI9に変化している。なお、予告アイコン第1表示領域YA1に表示されている第1の殿様の予告アイコンI1の表示態様が変化してもよいし、両方の予告アイコンが変化してもよい。
また、サボハニのキャラクタが示されたゴール地点に到達した場合には、図433(D2)に示すように、特図1の保留アイコン表示領域281におけるデフォルトの表示態様の保留アイコンのうちの少なくとも1つが先読み予告の表示態様に変化する。例えば、図433(D2)に示される例では、デフォルトの表示態様である1つ目の保留に対応する保留アイコンh11が先読み予告の表示態様に変化している。なお、2つ目の保留に対応する保留アイコンh12の表示態様が変化してもよいし、2つの保留アイコンh11,h12のいずれの表示態様も変化してもよいし、変動アイコンh0の表示態様が変化してもよい。
このように、本演出例は、ある演出が行われた結果、保留アイコンを変化させずに予告アイコンを変化させる場合があり、前記ある演出が行われた結果、予告アイコンを変化させずに保留アイコンを変化させる場合があるものということができる。なお、この演出により保留アイコンと予告アイコンの両方の表示態様が変化する場合があってもよい。
次に、予告アイコンの表示中に電断・復電した場合の表示例について、図434を参照しながら説明する。ここで、図434は、予告アイコンの表示中に電断・復電した場合の表示例を段階的に示す図である。
図434(A)に示すように、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている。そして、特図1の保留アイコン表示領域281には、2つの保留アイコン(特図1の保留アイコンh11,h12)が表示されており、2つの図柄変動の開始が保留されていることが示されている。なお、これらの2つの保留アイコンのうち、1つ目の保留に対応する保留アイコンh11は、先読み予告の表示態様となっており、2つ目の保留に対応する保留アイコンh12は、デフォルトの表示態様となっている。また、予告アイコン表示領域285の予告アイコン第1表示領域YA1及び予告アイコン第2表示領域YA2には、それぞれ帽子の予告アイコンI6が表示されており、予告アイコン第3表示領域YA3には、千両箱の予告アイコンI9が表示されており、予告アイコン第4表示領域YA4には、扇の予告アイコンI10が表示されている。
図434(B)では、何らかの理由により電断が発生し、図434(C)には、瞬時に復電した直後の装飾図柄表示装置208が示されている。この図434(C)に示す装飾図柄表示装置208には、復帰表示である「復旧中 しばらくお待ちください」という文字表示がなされている。このとき、第1特図表示装置212は変動表示を再開し、第2特図表示装置214、普図表示装置210、第1特図保留ランプ218、第2特図保留ランプ220及び普図保留ランプ216は、電断前の状態に復帰している。その後、図434(D)に示すように、図柄変動表示が終了し、第1特図表示装置212ははずれの表示結果である「特図I」が停止表示される。装飾図柄表示装置208では、図柄変動表示が終了すると、はずれに対応した装飾図柄の組み合わせである「装飾6−装飾2−装飾7」で停止表示される。そして、電断・復電した場合には、予告アイコン表示領域285に表示されていた予告アイコンはいずれも消去される。また、電断・復電した場合には、先読み予告の表示態様であった1つ目の保留に対応する保留アイコンh11もデフォルトの表示態様となる。なお、本実施形態において、電断・復電した場合は、RAM308内の特図1用先読み結果記憶部または特図2用先読み結果記憶部に記憶されている先読み結果情報が「未判定」情報となるように構成してもよい。ここで、主制御部300から第1副制御部へ送信される先読み結果情報を含むサブコマンドに「未判定」情報が含まれた保留が1つでもある場合は、「未判定」情報が含まれた保留が全て消化されるまでは予告アイコンの消化演出および増加演出を含む先読み予告を行わないようにしてもよい。また、電断・復電後に新たに増加した保留(先読み結果が保存された保留)についても先読み予告を行わず、「未判定」情報が含まれた保留が全て消化されてから先読み予告を行うようにしてもよいが、電断・復電後に新たに増加した保留については「未判定」情報が含まれた保留が消化される前に先読み予告を行えるようにしてもよい。
次に、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行される演出の他の具体例について説明する。
図435は、本実施形態のパチンコ機100の装飾図柄表示装置208を中心とした演出の一例を段階的に示す図であって、予告アイコンの増加演出及び消化演出の他の演出例を段階的に示す図であり、図436は、図435に示す演出の一例の続きを段階的に示す図である。なお、図435〜図436では、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、普図表示装置210、第1特図保留ランプ218、第2特図保留ランプ220、普図保留ランプ216及び第4図柄表示装置284aについては、図示を省略している。また、図435において、保留アイコン表示領域281における2つ目の保留アイコンh12は、先読みの対象である図柄変動表示の保留であることを示すためにハッチングが施されているが、表示態様は、例えば、1つ目の保留アイコンh11と同様、デフォルトの表示態様となっている。
図435(1)は、上述した図413(5)に対応する表示である。ただし、装飾図柄表示装置208では、表示画面の中央に、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cのそれぞれに装飾図柄(第1装飾図柄)が大きく表示されるとともに、保留アイコン表示領域281の上方に、第2装飾図柄表示領域が形成され、3ケタの第2装飾図柄が小さく表示されている点で、図413(5)と異なっている。この第2装飾図柄表示領域で表示されている第2装飾図柄は、変動が開始した後は、確定停止するまでいずれの図柄列の装飾図柄も変動を継続するように構成されている。
図435(2)に示すタイミングで、装飾図柄表示装置208では、殿様のキャラクタYMが装飾図柄表示装置208の右下枠外から出現し、殿様演出が開始される。ここで、殿様のキャラクタYMは、図413(6)とは異なり、「家」の文字を円形で囲った「家」の予告アイコンI21を所持している。
図435(3)に示すタイミングで、殿様のキャラクタYMが所定の投てき位置まで移動表示した後、図435(4)に示すタイミングで、所持している「家」の予告アイコンI21を予告アイコン表示領域285に向けて投げつける演出表示が行われる。
すると、図435(5)に示すタイミングで、投げられた「家」の予告アイコンI21が予告アイコン表示領域285の予告アイコン第1表示領域YA1に表示され、その後、図435(6)に示すように、装飾図柄表示装置208では、殿様のキャラクタYMが予告アイコンの表示に成功して嬉しい表情をする演出表示が行われる。これにより、「家」の予告アイコンI21が予告アイコン表示領域285に表示されることで、将来、後述する家紋演出が実行されかもしれないことを少なくとも示唆しているということができる。
その後、図435(7)〜同図(8)に示すように、殿様のキャラクタYMが装飾図柄表示装置208の表示領域の下方に向けてフレームアウトする表示が行われる。その後、図435(9)に示すタイミングで、装飾図柄表示装置208では、「装飾1−装飾4−装飾2」の装飾図柄の組み合わせで停止表示され、はずれの表示結果が確定される。なお、第2装飾図柄も「装飾1−装飾4−装飾2」の装飾図柄の組合せで停止表示されている。このとき、変動アイコンh0も消去される。
その後、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始され、図435(10)に示されるように、装飾図柄表示装置208では、特図1の保留アイコンh11,h12がそれぞれ移動アニメーションにより移動表示され、第1の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコンが変動アイコン表示領域280に移動して変動アイコンh0となり、第2の保留アイコンh12の表示位置にあった保留アイコンが特図1の第1の保留アイコンh11となる。その後、装飾図柄の変動表示が開始される。
図435(11)に示すタイミングで、装飾図柄表示装置208では、殿様のキャラクタYMが装飾図柄表示装置208の右下枠外から出現し、殿様演出が開始される。これも、第1の保留アイコンh11に対応する保留が先読みされた結果に基づき、予告アイコンの表示を行うことが決定された場合に実行される演出である。ここで、殿様のキャラクタYMは、「紋」の文字を円形で囲った「紋」の予告アイコンI22を所持している。
そして、図435(12)に示すタイミングで、殿様のキャラクタYMが所定の投てき位置まで移動表示した後、図435(13)に示すタイミングで、所持している「紋」の予告アイコンI22を予告アイコン表示領域285に向けて投げつける演出表示が行われる。
すると、図435(14)に示すタイミングで、投げられた「紋」の予告アイコンI22が予告アイコン表示領域285の予告アイコン第2表示領域YA2に表示される。その後は、図435(6)と同様の演出表示が行われた後、図435(7)〜同図(8)と同様の演出表示が行われる。
その後、図435(16)に示すタイミングで、装飾図柄表示装置208では、「装飾7−装飾6−装飾2」の装飾図柄の組み合わせで停止表示され、はずれの表示結果が報知される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
その後、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始され、図435(17)に示されるように、装飾図柄表示装置208では、特図1の保留アイコンh11が移動アニメーションにより移動表示され、第1の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコンが変動アイコン表示領域280に移動して変動アイコンh0となる。その後、装飾図柄の変動表示が開始される。
その後、図435(18)に示すように、装飾図柄表示装置208では、左図柄表示領域208a及び右図柄表示領域208cにそれぞれ「装飾1」の装飾図柄が停止表示されてリーチ状態が形成される。
その後、装飾図柄表示装置208では、図435(18)に続く、図436(19)に示されるタイミングで、予告アイコン第1表示領域YA1に表示されていた「家」の予告アイコンI21と予告アイコン第2表示領域YA2に表示されていた「紋」の予告アイコンI22が同時に消化する表示が開始される。すなわち、予告アイコン第1表示領域YA1に表示されていた「家」の予告アイコンI21と予告アイコン第2表示領域YA2に表示されていた「紋」の予告アイコンI22が予告アイコン第1表示領域YA1及び予告アイコン第2表示領域YA2からそれぞれ装飾図柄表示装置208の表示領域の中央まで移動する表示が行われる。なお、予告アイコン表示領域285は、「家」の予告アイコンI21と「紋」の予告アイコンI22が消化された後で消去されるようにしてもよい。なお、予告アイコン表示領域285が消去されるタイミングは、予告アイコンの消化に対応する演出が開始されるときに消去されるようにしてもよいし、予告アイコンの消化に対応する演出が開始された後も表示が継続されるようにしてもよい。また、「家」の予告アイコンI21と「紋」の予告アイコンI22の移動を開始するタイミングは同時であってもよいし、「家」の予告アイコンI21の移動開始が「紋」の予告アイコンI22の移動開始よりも早くてもよいし、「紋」の予告アイコンI22の移動開始が「家」の予告アイコンI21の移動開始よりも早くてもよい。
その後、「家」の予告アイコンI21及び「紋」の予告アイコンI22が装飾図柄表示装置208の表示領域の中央まで移動すると、図436(20)に示すタイミングで拡大表示された後、図436(21)に示すタイミングで、演出可動体224の一つである家紋役物224Bが装飾図柄表示装置208の上方より降下するとともに、装飾図柄表示装置208では、その旨のエフェクト画像が表示される家紋落下演出が行われる。また、このとき、第1装飾図柄は、装飾図柄表示装置208の表示画面の右下に小さく表示されている。
その後、図436(22)に示されるタイミングで、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展する。なお、剣豪リーチの演出内容は、図408〜図410に示して上述した通りであるので、ここでの説明は省略する。
本実施形態では、特定の2つの予告アイコン(例えば、「家」の予告アイコンI21と「紋」の予告アイコンI22)が消化されることにより、対応する予告演出(家紋落下演出)が行われるように構成されている。なお、これらの予告アイコンが消化されても家紋落下演出が行われない場合があってもよいし、他の演出が行われる場合があってもよい。また、家紋落下演出が行われた場合には、当該図柄変動表示で大当りとなることが確約されてもよいし、ハズレの結果となる場合があってもよい。また、家紋落下演出が行われた場合の方が、家紋落下演出が行われない場合よりも大当りしやすいように構成されていてもよい。また、大当りとなる図柄変動表示の方が、ハズレとなる図柄変動表示よりも家紋落下演出が行われる頻度が多いように構成されていてもよい。また、大当りとなる図柄変動表示の方が、ハズレとなる図柄変動表示よりも特定の2つの予告アイコン(例えば、「家」の予告アイコンI21と「紋」の予告アイコンI22)が消化されやすいように構成されていてもよい。
図437及び図438は、予告アイコン消化演出の他の演出例を段階的に示す図である。なお、図437〜図438では、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、普図表示装置210、第1特図保留ランプ218、第2特図保留ランプ220、普図保留ランプ216及び第4図柄表示装置284aについて、図示を省略している。
図437(a1)は、図435(5)とは異なり、「家」の予告アイコンI21よりも先に「紋」の予告アイコンI22が出現して予告アイコン第1表示領域YA1に表示され、その後、図437(a2)に示すように、「家」の予告アイコンI21が出現して予告アイコン第2表示領域YA2に表示されている。
その後、装飾図柄表示装置208では、図437(a3)に示されるタイミングで、予告アイコン第1表示領域YA1に表示されていた「紋」の予告アイコンI22と予告アイコン第2表示領域YA2に表示されていた「家」の予告アイコンI21が同時に消化する表示が開始される。すなわち、予告アイコン第1表示領域YA1に表示されていた「紋」の予告アイコンI22と予告アイコン第2表示領域YA2に表示されていた「家」の予告アイコンI21が予告アイコン第1表示領域YA1及び予告アイコン第2表示領域YA2からそれぞれ装飾図柄表示装置208の表示画面の中央まで移動する表示が行われる。なお、装飾図柄表示装置208では、「装飾1」によるリーチ状態が形成され、リーチ演出が開始されている。
その後、「紋」の予告アイコンI22及び「家」の予告アイコンI21がこの並び順で装飾図柄表示装置208の表示領域の中央まで移動すると、図437(a4−1)に示すタイミングで拡大表示される。このとき、「紋」「家」の並び順ではなく、正しい並び順(すなわち、「家」「紋」の並び順)で表示される。また、図437(a4−2)に示すように、「紋」「家」の並び順で「紋」の予告アイコンI22及び「家」の予告アイコンI21が拡大表示されてもよい。この演出例では、図437(a4−1)に示す場合にしても、同図(a4−2)に示す場合にしても、その後、上述した家紋落下演出が行われるように構成されているが、例えば、「家」「紋」の並び順(すなわち、正しい並び順)で予告アイコンが拡大表示された場合には、家紋落下演出が行われ、「紋」「家」の並び順(すなわち、正しくない並び順)で予告アイコンが拡大表示された場合には、家紋落下演出が行われないようにしてもよい。また、「紋」「家」の並び順で予告アイコンが拡大表示された場合は、「家」「紋」の並び順で予告アイコンが拡大表示された場合よりも家紋落下演出が開始されにくいように構成されてもよい。
図437(b1)〜同図(b6)は、家紋落下演出の別の演出形態を示している。
まず、図437(b1)に示される装飾図柄表示装置208では、「家」の予告アイコンI21のみが予告アイコン表示領域285の予告アイコン第1表示領域YA1に表示されている状態で、「紋」の予告アイコンI22が予告アイコン表示領域285に表示されるのを待つことなく消化されている様子が示されている。そして、図437(b2)に示すように、「家」の予告アイコンI21のみが装飾図柄表示装置208の表示画面の中央で拡大表示されると、図437(b3)に示すように、家紋役物224Bが、装飾図柄表示装置208の上方からわずかに降下し、装飾図柄表示装置208の表示画面の上部に配置されている予告アイコン表示領域285の一部の前面側にオーバーラップしながら、上下方向に振動しているように動作(煽り動作)している。このとき、装飾図柄表示装置208の表示画面の中央右上部分では、家紋落下演出が行われる可能性があることを示す「家紋準備中」の文字表示が行われている。一方で、図437(b2)に示される装飾図柄表装置208では、「家」の予告アイコンI21が拡大表示されている一方で、殿様のキャラクタYMが装飾図柄表示装置208の右下枠外から出現し、殿様演出が開始されている。このとき、殿様のキャラクタYMは、「紋」の予告アイコンI22を所持している。そして、図437(b4)に示すように、殿様のキャラクタYMが所定の投てき位置まで移動し、「紋」の予告アイコンI22が予告アイコン表示領域285にむけて投げつけられると、予告アイコン表示領域285の予告アイコン第2表示領域YA2に表示される。
その後、図437(b5)に示すタイミングで、装飾図柄表示装置208では、「装飾7−装飾6−装飾2」の装飾図柄の組み合わせで停止表示され、はずれの表示結果が確定される。なお、第2装飾図柄も「装飾7−装飾6−装飾2」の装飾図柄の組合せで停止表示されている。このとき、変動アイコンh0も消去される。なお、「紋」の予告アイコンI22は、予告アイコン第2表示領域YA2に表示されたままとなっている。また、このとき、家紋役物224Bは、一旦初期位置に退避することで、図柄が確定停止していることを認識しやすくしているが、初期位置に退避せず、煽り動作を継続してもよい。一方、「家紋準備中」の文字表示は継続して表示されている。
その後、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始され、図437(b6)に示されるように、装飾図柄表示装置208では、特図1の保留アイコンh11が移動アニメーションにより移動表示され、第1の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコンが変動アイコン表示領域280に移動して変動アイコンh0となる。その後、装飾図柄の変動表示が開始される。このとき、退避していた家紋役物224Bは、再び下降し、煽り動作を再開する。この演出例では、その後、例えば、予告アイコン表示領域285の予告アイコン第2表示領域YA2に表示されている「紋」の予告アイコンI22が消化されると、家紋役物224Bが下降し、図436(21)に示される家紋落下演出が行われる。なお、「紋」の予告アイコンI22が消化されず、家紋落下演出が行われない場合があってもよい。また、図437(b2)において、後から表示された「紋」の予告アイコンI22が消化されるまで「家」の予告アイコンI21が拡大表示されたままで表示されていてもよい。その際、「紋」の予告アイコンI22がストックされてもよいが、ストックされずにそのまま消化されてもよい。
図437(c1)〜同図(c2−3)は、予告アイコン消化演出の他の演出例を示している。この演出例では、予告アイコンが消化されることにより、背景が変化する背景予告が行われている様子が示されている。
図437(c1)に示すように、装飾図柄表示装置208の予告アイコン表示領域285では、「殿」の文字を円形で囲った「殿」の予告アイコンI31が予告アイコン第1表示領域YA1に表示され、「姫」の文字を円形で囲った「姫」の予告アイコンI32が予告アイコン第2表示領域YA2に表示され、「爺」の文字を円形で囲った「爺」の予告アイコンI33が予告アイコン第3表示領域YA3に表示されている。
図437(c2−1)では、「殿」の予告アイコンI31、「姫」の予告アイコンI32及び「爺」の予告アイコンI33の3つの予告アイコンが消化された後の背景表示の様子が示されている。図437(c2−1)に示されるように、これら3つの予告アイコンが消化されると、装飾図柄表示装置208では、表示画面の左側から爺の顔がアップされた画像と、殿様の顔がアップされた画像と、姫の顔がアップされた画像とが3等分された背景表示が表示される。本実施形態では、「殿」の予告アイコンI31、「姫」の予告アイコンI32及び「爺」の予告アイコンI33の3つの予告アイコンが全て消化されると、当該図柄変動表示における大当りへの信頼度が最も高いことを示す背景表示が表示されるように構成されている。また、3つの予告アイコンが同時に消化されてもよいし、1つずつ消化されてもよい。ここで、3つの予告アイコンが1つずつ消化される場合には、消化される予告アイコンの順番により大当りに対する信頼度が異なるようにしてもよく、例えば、「殿」の予告アイコンI31>「姫」の予告アイコンI32>「爺」の予告アイコンI33の順で消化されると最も信頼度が高いようにしてもよいが、消化順序と大当りに対する信頼度との関係については適宜設定することができる。
また、図437(c2−2)では、「殿」の予告アイコンI31、「姫」の予告アイコンI32及び「爺」の予告アイコンI33の3つの予告アイコンのうち、「姫」の予告アイコンI32及び「爺」の予告アイコンI33のみが消化された後の背景表示の様子が示されている。図437(c2−2)に示されるように、これら2つの予告アイコンが消化されると、装飾図柄表示装置208では、表示画面の左側から姫の顔がアップされた画像と、爺の顔がアップされた画像とが2等分された背景表示が表示される。本実施形態では、「殿」の予告アイコンI31、「姫」の予告アイコンI32及び「爺」の予告アイコンI33の3つの予告アイコンのうちの2つの予告アイコンが消化されると、当該図柄変動表示における大当りへの信頼度が比較的高いが、3つの予告アイコンが消化された場合よりも信頼度が低いことを示す背景表示が表示されるように構成されている。また、本実施形態では、3つの予告アイコンのうち、「姫」の予告アイコンI32及び「爺」の予告アイコンI33が消化された例について説明したが、これに限定されず、例えば、「殿」の予告アイコンI31及び「姫」の予告アイコンI32が消化されてもよいし、「殿」の予告アイコンI31及び「爺」の予告アイコンI33が消化されてもよい。また、消化される予告アイコンの組合せにより大当りに対する信頼度を異ならせるようにしてもよく、例えば、「殿」の予告アイコンI31及び「姫」の予告アイコンI32が消化された場合は、「殿」の予告アイコンI31及び「爺」の予告アイコンI33や、「姫」の予告アイコンI32及び「爺」の予告アイコンI33が消化された場合よりも大当りの信頼度が高く、「殿」の予告アイコンI31及び「爺」の予告アイコンI33が消化された場合は、「姫」の予告アイコンI32及び「爺」の予告アイコンI33が消化された場合よりも大当りの信頼度が高いようにしてもよいが、これらは適宜に設定することができる。
また、図437(c2−3)では、「殿」の予告アイコンI31、「姫」の予告アイコンI32及び「爺」の予告アイコンI33の3つの予告アイコンのうち、「爺」の予告アイコンI33のみが消化された後の背景表示の様子が示されている。図437(c2−3)に示されるように、この1つの予告アイコンが消化されると、装飾図柄表示装置208では、爺の顔がアップされた画像が表示画面全体に表される背景表示が表示される。本実施形態では、「殿」の予告アイコンI31、「姫」の予告アイコンI32及び「爺」の予告アイコンI33の3つの予告アイコンのうちの1つの予告アイコンが消化されると、当該図柄変動表示における大当りへの信頼度が、2つの予告アイコンが消化された場合よりも信頼度が低いことを示す背景表示が表示されるように構成されている。また、本実施形態では、3つの予告アイコンのうち、「爺」の予告アイコンI33が消化された例について説明したが、これに限定されず、例えば、「殿」の予告アイコンI31が消化されてもよいし、「姫」の予告アイコンI32が消化されてよい。また、消化される予告アイコンにより大当りに対する信頼度を異ならせるようにしてもよく、例えば、「殿」の予告アイコンI31が消化された場合は、「姫」の予告アイコンI32や「爺」の予告アイコンI33が消化された場合よりも大当りの信頼度が高く、「姫」の予告アイコンI32が消化された場合は、「爺」の予告アイコンI33が消化された場合よりも大当りの信頼度が高いようにしてもよいが、これらは適宜に設定することができる。
また、この演出例では、3つの予告アイコンが全て表示される例について説明したが、1つあるいは2つだけ表示される場合があってもよい。この場合、表示される予告アイコンの種類によって大当りに対する信頼度が異なるようにしてもよく、例えば、「殿」の予告アイコンI31が表示された場合は、「姫」の予告アイコンI32や「爺」の予告アイコンI33が表示された場合よりも大当りの信頼度が高く、「姫」の予告アイコンI32が表示された場合は、「爺」の予告アイコンI33が表示された場合よりも大当りの信頼度が高いようにしてもよいし、また、例えば、「殿」の予告アイコンI31及び「姫」の予告アイコンI32が表示された場合は、「殿」の予告アイコンI31及び「爺」の予告アイコンI33や、「姫」の予告アイコンI32及び「爺」の予告アイコンI33が表示された場合よりも大当りの信頼度が高く、「殿」の予告アイコンI31及び「爺」の予告アイコンI33が表示された場合は、「姫」の予告アイコンI32及び「爺」の予告アイコンI33が表示された場合よりも大当りの信頼度が高いようにしてもよいが、これらは適宜に設定することができる。
また、この演出例では、消化された予告アイコンの種類に対応する背景表示が表示されるように構成されているが、消化された予告アイコンの種類に対応する背景表示とは異なる背景表示が表示される場合があってもよいし、背景表示が変化しない場合があってもよく、この場合は、いわゆる法則崩れとして、大当り確定であること報知するものであってもよい。
また、3つの予告アイコンを表示する場合に、1回の図柄変動表示において3つの予告アイコンを表示するようにしてもよいし、図柄変動表示が行われる毎に1つずつ予告アイコンを表示するようにしてもよい。この場合において、表示する順序により大当りに対する信頼度が異なるようにしてもよい。
また、この演出例において、「殿」の予告アイコンI31が消化された場合には、殿様のキャラクタが出現して殿リーチが開始され、「姫」の予告アイコンI32が消化された場合には、姫のキャラクタが出現して姫リーチが開始され、「爺」の予告アイコンI33が消化された場合には、爺のキャラクタが出現して爺リーチが開始されるようにしてもよい。また、「爺」の予告アイコンI33と「姫」の予告アイコンI32が消化された場合には、爺のキャラクタと姫のキャラクタが出現して爺&姫リーチが開始され、「殿」の予告アイコンI31と「姫」の予告アイコンI32が消化された場合には、殿様のキャラクタと姫のキャラクタが出現して殿&姫リーチが開始され、「殿」の予告アイコンI31と「爺」の予告アイコンI33が消化された場合には、殿様のキャラクタと爺のキャラクタが出現して殿&爺リーチが開始されるようにしてもよい。また、「殿」の予告アイコンI31と「姫」の予告アイコンI32と「爺」の予告アイコンI33が消化された場合には、殿様のキャラクタと姫のキャラクタと爺のキャラクタが出現して殿&姫&爺リーチが開始されるようにしてもよい。このように、消化された予告アイコンが示すキャラクタに対応したリーチ演出表示が行われるようにしてもよい。
また、これらの予告アイコンが消化されて表示されるものは、上述したリーチ演出や背景表示の予告に限定されず、例えば、大当り遊技における演出モードや図柄変動中のモードの変更が行われるようにしてもよい、その他の予告(例えば、予告アイコンを増加させるキャラクタなどの各種予告)が行われてもよい。また、予告アイコンが消化されて行われる演出は演出表示に限らず、消化された予告アイコンに対応する音声出力(例えば、楽曲等)が行われるようにしてもよいし、消化された予告アイコンに対応する発光パターンによる演出が行われるようにしてもよい。
次に、図438を参照して、「家」の予告アイコンI21が消化されたときと、「紋」の予告アイコンI22が消化されたときとで、それぞれに対する演出が行われる場合がある例について説明する。
まず、図438(d1)に示される装飾図柄表示装置208では、「家」の予告アイコンI21が予告アイコン表示領域285の予告アイコン第1表示領域YA1に表示されており、「紋」の予告アイコンI22が予告アイコン第2表示領域YA2に表示されている。また、装飾図柄表示装置208では、第1装飾図柄が「装飾1」によるリーチ状態を形成しており、リーチ演出が開始されている。
その後、図438(d2)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「家」の予告アイコンI21と「紋」の予告アイコンI22のうちの、「家」の予告アイコンI21のみが消化されている様子が示されている。すると、図438(d3)に示すように、「家」の予告アイコンI21が拡大し、中図柄表示領域208bに中図柄として表示される。すなわち、「家」の予告アイコンI21が消化されることにより、特殊図柄であるチャンス図柄に変更する様子が示されている。
その後、例えば、図438(d4−1)に示すように、チャンス図柄が表示されたことに関連してエフェクト画像を表示したり、図438(d4−2)に示すように、エフェクト画像とともに家紋役物224Bを落下させる家紋落下演出が行われたりする場合がある。このような演出が行われた後は、例えば、上述した剣豪リーチに移行する場合がある。なお、エフェクト画像の表示を行うことなく家紋役物224Bを落下させる演出を行った後に剣豪リーチに移行するようにしてもよいし、エフェクト画像も家紋役物224Bの落下も行わずに剣豪リーチに移行するようにしてもよい。また、図438(d4−3)に示すように、「家」の予告アイコンI21が消化されたことによるなんらの演出を行わず、ノーマルリーチ演出が開始される場合があってもよい。
また、チャンス図柄が停止表示されたことに伴って、別のスーパーリーチ(家紋チャレンジリーチ)に移行するようにしてもよい。例えば、図438(d3)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾1−チャンス図柄−装飾1」の組合せで停止表示された後、図438(d4−4)に示すタイミングで、装飾図柄表示装置208では、家紋チャレンジリーチに移行したことを示す「家紋チャレンジ」の文字表示が行われる。第1装飾図柄は、装飾図柄表示装置208の表示画面の右下隅部で「装飾1−チャンス図柄−装飾1」の組合せを維持しつつ揺れ変動が行われている。
続いて、図438(d5−4)に示すように、装飾図柄表示装置208では、殿様のキャラクタYMがロープで「紋」の予告アイコンI22を引っ張る様子が示されており、「紋」の予告アイコンI22がひきつけられることにより、大当りへの期待感が高くなることを示唆している。
図438(d6−4)に示すように、殿様のキャラクタYMが「紋」の予告アイコンI22を引き寄せることに成功すると、図438(d7−4)に示すように、家紋役物224Bが落下するとともに所定のエフェクト画像が表示される家紋落下演出が行われる。すなわち、「紋」の予告アイコンI22の消化に成功したということができる。なお、家紋落下演出が行われた後は、例えば、上述した剣豪リーチに移行することとなる。
一方、図438(d6−4a)に示すように、殿様のキャラクタYMが引っ張っているロープが切れて「紋」の予告アイコンI22の引き寄せに失敗する場合もある。この場合は、例えば、図438(d7−4a)に示すように、所定のエフェクト画像のみが表示された後、上述した剣豪リーチに移行するようにしてもよい。この場合、「紋」の予告アイコンI22の引き寄せに成功した場合に比べて大当りに対する信頼度が低いようにしてもよい。また、図438(d6−4b)に示すように、殿様のキャラクタYMが引っ張っているロープが切れて「紋」の予告アイコンI22の引き寄せに失敗した場合には、図438(d7−4b)に示すように、このままハズレの結果を表示するようにしてもよい。なお、「紋」の予告アイコンI22が先に消化された場合も同様であってもよい。また、「家」の予告アイコンI21が消化された場合よりも「紋」の予告アイコンI22が消化された場合の方が、家紋落下演出が発生しやすいように構成されていてもよいし、その逆であってもよい。
なお、上述した「家」の予告アイコンI21、「紋」の予告アイコンI22、「殿」の予告アイコンI31、「姫」の予告アイコンI32、「爺」の予告アイコンI33の他にも、これらのアイコンに似せたガセの予告アイコンがあってもよく、例えば、「宇」の予告アイコンや、「鮫」の予告アイコンや、「古」の予告アイコンや、「臣」の予告アイコンや、「婆」の予告アイコン等を用意するようにしてもよい。例えば、「家」の予告アイコンと「鮫」の予告アイコンを消化しても、家紋落下演出が行われないようにしてもよいし、「家」の予告アイコンと「紋」の予告アイコンを消化したときよりも「家」の予告アイコンと「鮫」の予告アイコンを消化したときの方が、家紋落下演出を低い頻度で行うようにしてもよい。また、「鮫」などのガセの予告アイコンが「紋」などの予告アイコンに変化してもよい。
また、上述した演出例では、「家」と「紋」の2文字で1つの単語を形成するものであり、その単語が形成される要件を満たすことにより、所定の演出が行われるようにしたが、例えば、3文字以上によって構成される単語を用いてこの演出例に適用するようにしてもよく、例えば、「疑」の予告アイコンと、「似」の予告アイコンと、「連」の予告アイコンの3つのアイコンが消化された場合に、疑似連演出が行われるようにしてもよい。
また、この演出例において、例えば、「家」の予告アイコンI21と、「紋」の予告アイコンI22をストックしたいときに、予告アイコン表示領域285に1つしかストックの空きがないような場合には、「家」の予告アイコンI21も「紋」の予告アイコンI22のいずれも表示しないように構成してもよい。また、「家」の予告アイコンI21と「紋」の予告アイコンI22のいずれか一方の予告アイコンのみを表示するようにしてもよく、この場合、表示できなかった方の予告アイコンを、予告アイコン表示領域285に空きが生じた場合に増加表示するようにしてもよいし、予告アイコン表示領域285に空きが生じなかった場合には、そもそも表示した予告アイコンの消化すらしないようにしてもよい。また、予告アイコン表示領域285に空きが生じても予告アイコンをストックせず、そのまま消化するようにしてもよい。
また、「家」の予告アイコンI21と「紋」の予告アイコンI22を消化するまでに、予告アイコン表示領域285に空きがなく、少なくともいずれか一方が表示されていない場合において、例えば、「家」の予告アイコンI21を消化する際に「紋」の予告アイコンI22も一緒に消化する演出を行ってもよいし、「家」の予告アイコンI21のみが消化された演出を行ってもよい。
図439は、本実施形態のパチンコ機100の装飾図柄表示装置208を中心とした演出の一例を段階的に示す図であって、本実施形態に適用可能な予告アイコンの増加演出及び消化演出の変形例を段階的に示す図である。なお、図439では、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、普図表示装置210、第1特図保留ランプ218、第2特図保留ランプ220、普図保留ランプ216及び第4図柄表示装置284aについては、図示を省略している。また、図439(e1)において、保留アイコン表示領域281における2つ目の保留アイコンh12は、先読み予告の対象である保留アイコンであり、その表示態様が他の保留アイコン(例えば、1つ目の保留アイコンh11)よりも大きく表示されており、先読み予告の表示態様となっている。
図439(e1)に示される装飾図柄表示装置208では、第1装飾図柄及び第2装飾図柄が変動表示している。第1装飾図柄は、装飾図柄表示装置208の表示画面の中央に、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cのそれぞれに装飾図柄が大きく表示された態様で変動表示している。また、第2装飾図柄は、装飾図柄表示装置208の表示画面の左側端部において小さく表示されている。また、予告アイコン表示領域285では、いずれの表示領域においても予告アイコンは表示されていない。この演出例では、先読み予告の表示態様である2つ目の保留アイコンh12は、様々なパーツが付与されていく様子が示されており、図439(e1)では、保留アイコン表示領域281に示されている2つ目の保留アイコンh12は、第一の予告パーツP1を構成している。この第一の予告パーツP1は、雪だるまの胴体部分を模した画像である。そして、図439(e1)に示される装飾図柄表示装置208では、表示画面の左側から悪徳商人のキャラクタECがフレームインしている様子が示されており、この悪徳商人のキャラクタECは、第一の予告パーツP1に付与する第二の予告パーツP2を運んでいる。第二の予告パーツP2は、雪だるまの頭部を模した画像である。
その後、図439(e2)に示されるタイミングで、装飾図柄表示装置208では、悪徳商人のキャラクタECが第一の予告パーツP1の上部に第二の予告パーツP2を取り付ける様子が示される。また、一方、装飾図柄表示装置208では、殿様のキャラクタYMが装飾図柄表示装置208の右下枠外から出現し、殿様演出が開始される。ここで、殿様のキャラクタYMは、第三の予告パーツP3を所持している。この第三の予告パーツP3は、雪だるまの頭部に被せるバケツを模した画像である。
図439(e3)に示すタイミングで、装飾図柄表示装置208では、悪徳商人のキャラクタECはフレームアウトするとともに、第二の予告パーツP2には、目と口が描かれる。一方、殿様のキャラクタYMが所定の投てき位置まで移動表示した後、図439(e4)に示すタイミングになると、所持している第三の予告パーツP3を予告アイコン表示領域285に向けて投げつける演出表示が行われる。
すると、図439(e5)に示すタイミングで、投げられた第三の予告パーツP3が予告アイコン表示領域285の予告アイコン第1表示領域YA1に表示される。すなわち、本実施形態では、予告アイコン表示領域285に、保留アイコンを構成する予告パーツをストックする機能を有しているということができる。その後は、図435(6)〜同図(8)に示して上述した要領で殿様のキャラクタYMがフレームアウトする。
図439(e6)は、ハズレの表示結果が導出され、保留されている特図1の変動表示が1つ消化されて図柄変動表示が開始されている様子が示されている。
その後、図439(e7)に示すように、装飾図柄表示装置208では、表示画面の右下隅部に、チャンスルーレット表示領域287が表示される。チャンスルーレット表示領域287は、例えば、保留アイコンがデフォルトの表示態様から先読み予告の表示態様に変更されることを報知したり、既に先読み予告の表示態様である保留アイコンの表示態様がより大当りの信頼度の高い表示態様に変更されることを報知したりする。また、実行中の図柄変動表示における大当り予告表示も行ったりする。さらに、本実施形態では、予告アイコンが表示されることを報知したりする場合もある。図439(e7)に示される装飾図柄表示装置208では、チャンスルーレット表示領域287において図柄の変動表示が開始されている。
その後、図439(e8)に示すように、装飾図柄表示装置208では、第三の予告パーツP3が消化されている様子が示されている。この第三の予告パーツP3は、雪だるまの表示態様である1つ目の保留アイコンに向けて移動している。一方で、装飾図柄表示装置208では、表示画面の右側からDJのキャラクタBYが空飛ぶ絨毯に乗って出現し、表示画面の右側から左側に向けて飛んでいく様子が示されている。このDJのキャラクタBYは、第四の予告パーツP4を所持している。この第四の予告パーツP4は、雪だるまの首部に巻き付けるマフラーを模した画像である。
その後、図439(e9)に示すように、装飾図柄表示装置208では、第三の予告パーツP3は、雪だるまの表示態様である1つ目の保留アイコンh11を構成する頭部を模した第二の予告パーツP2の上部に被せられるとともに、DJのキャラクタBYは、表示画面の左上隅に向かって飛んでいきながら、所持している第四の予告パーツP4を予告アイコン表示領域285の予告アイコン第2表示領域YA2に置いていく演出表示が行われている。なお、チャンスルーレット表示領域287では、未だ図柄の変動表示が行われている。
その後、図439(e10)に示される装飾図柄表示装置208では、チャンスルーレット表示領域287において、第五の予告パーツP5とともに「Get」の文字が表示された表示結果が導出されている。すなわち、第五の予告パーツP5が表示されることが報知されている。第五の予告パーツP5は、雪だるまの両腕として機能する一対の小枝を模した画像である。
すると、図439(e11)に示すように、装飾図柄表示装置208では、第五の予告パーツP5が雪だるまの表示態様である1つ目の保留アイコンh11を構成する胴部を模した第一の予告パーツP1の上部左右に取り付けられる。なお、図439(e11´)に示すように、第五の予告パーツP5をすぐに装着せずに、一旦、第三の予告アイコンP3が表示されていた予告アイコン表示領域285の予告アイコン第1表示領域YA1に一旦表示(ストック)するようにしてもよい。なお、この場合、予告アイコン第1表示領域YA1に表示せず、他の表示領域(例えば、予告アイコン第3表示領域YA3等)に表示するようにしてもよい。
その後、特図1の変動時間が経過すると、図439(e12)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾7−装飾6−装飾2」の装飾図柄の組み合わせで停止表示され、はずれの表示結果が確定される。なお、第2装飾図柄も「装飾7−装飾6−装飾2」の装飾図柄の組合せで停止表示されている。なお、この演出例では、このとき、変動アイコンh0が表示されたままであるが、消去されていてもよい。なお、第四の予告パーツP4は、予告アイコン第2表示領域YA2に表示されたままとなっている。
その後、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始され、図439(e13)に示されるように、装飾図柄表示装置208では、特図1の保留アイコンh11が移動アニメーションにより移動表示され、第1の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコンが変動アイコン表示領域280に移動して変動アイコンh0となる。その後、装飾図柄の変動表示が開始される。
その後、図439(e14−1)に示すように、装飾図柄表示装置208では、第四の予告パーツP4が消化されている様子が示されている。この第四の予告パーツP4は、雪だるまの表示態様である変動アイコンh0に向けて移動している。その後、第四の予告パーツP4は、図439(e15−1)に示すように、雪だるまの表示態様である変動アイコンh0の首部に巻き付けられ、雪だるまの表示態様の変動アイコンh0(あるいは、保留アイコン)が完成する。これにより、当該図柄変動表示における大当りへの信頼度が高いことが報知される。なお、この完成した雪だるまの表示態様が保留アイコンである場合は、先読み予告として表示され、しかも、その変動における大当りへの信頼度が高いことが報知されることとなる。
また、第四の予告パーツP4は、通常の図柄変動表示中に限らず、例えば、スーパーリーチ演出が行われているときに装着されるようにしてもよく、例えば、図439(e14−2)に示すように、装飾図柄表示装置208では、剣豪リーチにおいて、第四の予告パーツP4が消化され、図439(e15−2)に示されるタイミングで、雪だるまの表示態様の変動アイコンh0に装着されるようにしてもよい。ここで、変動アイコンh0は、スーパーリーチに移行したことに伴い、変動アイコン表示領域280及び保留アイコン表示領域281が下方にフレームアウトするため、これに伴い、表示位置が下方に変位している。
なお、この演出例では、表示された予告パーツは全て先読み予告の対象である保留アイコンに装着するようにしたが、例えば、表示された予告パーツが消化するが、保留アイコンへの装着に失敗する表示が行われてもよい。この場合、大当りの信頼度が低下するようにしてもよい。また、表示された予告パーツが消化されたときに、先読みの対象である保留アイコン以外の保留アイコンに装着され、他の保留の先読み予告として機能したり、先読みの対象でない変動アイコンに装着されて、当該図柄変動表示における予告表示として機能したりしてもよい。
図440は、本実施形態に適用可能なパチンコ機100の装飾図柄表示装置を中心とした演出の変形例を段階的に示す図であって、本実施形態に適用可能な予告アイコンの増加演出及び消化演出の変形例を段階的に示す図であり、図441は、図440に示す演出の一例の続きを段階的に示す図である。なお、図440〜図441では、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、普図表示装置210、第1特図保留ランプ218、第2特図保留ランプ220、普図保留ランプ216及び第4図柄表示装置284aについては、図示を省略している。また、図440において、保留アイコン表示領域281における2つ目の保留アイコンh12は、先読み予告の対象である保留であることを示すためにハッチングが施されているが、表示態様は、例えば、1つ目の保留アイコンh11と同様、デフォルトの表示態様となっている。また、図440〜図441では、メイン表示装置としての第1装飾図柄表示装置208Aと、サブ表示装置としての第2装飾図柄表示装置208Bとを備えた点において、上述した実施形態と異なっている。なお、第2装飾図柄表示装置208Bは、第1装飾図柄表示装置208Aの前面側に配置されており、第2装飾図柄表示装置208Bの下端縁が、第1装飾図柄表示装置208Aの上端縁の一部の前側に重なっている。そして、第1装飾図柄表示装置208Aには、変動アイコン表示領域280及び保留アイコン表示領域281が表示されており、それぞれ、変動アイコンh0及び保留アイコンh11,h12が表示されている。また、第1装飾図柄表示装置208Aでは、表示画面の左上隅部に第2装飾図柄の変動表示が行われている。そして、第1装飾図柄は、第1装飾図柄表示装置208Aと第2装飾図柄表示装置208Bに亘って大きく表示されており、装飾図柄の視認性の向上が図られる場合がある。
図440(1)に示すように、第1装飾図柄表示装置208A及び第2装飾図柄表示装置208Bでは、第1装飾図柄の変動表示が行われるとともに、第1装飾図柄表示装置208Aでは、第2装飾図柄の変動表示が行われている。なお、図440(1)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Aも第2装飾図柄表示装置208Bのいずれも予告アイコン表示領域は表示されていない。
図440(2)に示すタイミングで、第1装飾図柄表示装置208Aでは、殿様のキャラクタYMが第1装飾図柄表示装置208Aの右下枠外から出現し、殿様演出が開始される。ここで、殿様のキャラクタYMは、帽子の予告アイコンI6を所持している。一方、第2装飾図柄表示装置208Bでは、殿様のキャラクタYMの出現に応じて、背景表示から予告アイコン表示領域285Aを含む表示に切り替わる。この予告アイコン表示領域285Aは、予告アイコン第1表示領域YA1、予告アイコン第2表示領域YA2、予告アイコン第3表示領域及び予告アイコン第4表示領域YA4の4つの表示領域に区画されている。なお、予告アイコンが表示される表示領域はこれに限定されず、3つ以下であってもよいし、5つ以上であってもよい。また、例えば、予告アイコンが表示可能な表示領域の最大数が8つであるが、第2装飾図柄表示装置208Bでは、8つよりも少ない4つの表示領域が表示されている場合に、第2装飾図柄表示装置208Bに表示中の4つの表示領域の全てに予告アイコンが表示された場合には、表示領域を増加する表示を行い、さらに予告アイコンのストックが可能であることを報知してもよく、例えば、表示中の表示領域が予告アイコンで満タンとなるごとに、表示領域を1つずつ増加するようにしてもよいし、4つの表示領域が予告アイコンで満タンとなった場合には、非表示であった残り4つの表示領域を全て表示するようにしてもよい。また、殿様のキャラクタYMが出現したときに、殿様のキャラクタYMが所持する予告アイコンの数だけ、表示領域を増加するようにしてもよい。具体的には、例えば、第2装飾図柄表示装置208Bに表示中の予告アイコン表示領域における表示領域の数が4つであって、これら4つの表示領域が予告アイコンで満タンとされている場合において、殿様演出が開始されたときに、殿様のキャラクタYMが1つの予告アイコンを所持している場合には、殿様のキャラクタYMが予告アイコンを投げつける動作が行われる際に、表示領域を1つだけ増加するようにしてもよいし、表示可能な残り4つの表示領域を全て表示するようにしてもよい。また、殿様のキャラクタYMが3つの予告アイコンを所持している場合には、殿様のキャラクタYMが予告アイコンを投げつける動作が行われる際に、表示領域を3つだけ増加するようにしてもよいし、表示可能な残り4つの表示領域を全て表示するようにしてもよい。また、例えば、予告アイコンが表示可能な表示領域の最大数が8つであるが、第2装飾図柄表示装置208Bでは、8つよりも少ない4つの表示領域が表示されている場合に、第2装飾図柄表示装置208Bに表示中の4つの表示領域の全てに予告アイコンが表示された場合には、当該4つの予告アイコンが表示された4つの表示領域からなる予告アイコン表示領域(第1の予告アイコン表示領域)を縮小表示し、未だ予告アイコンが表示されていない新たな4つの表示領域からなる予告アイコン表示領域(第2の予告アイコン表示領域)を新たに表示し、この第2の予告アイコン表示領域に新たにストックする予告アイコンを表示するようにしてもよい。ここで、第2の予告アイコン表示領域を表示するタイミングは、第1の予告アイコン表示領域が満タンとなったタイミングであってもよいし、予告アイコンが新たにストックされるタイミングであってもよい。また、予告アイコン表示領域285Aに表示されている予告アイコンの数を第1装飾図柄表示装置208Aあるいは第2装飾図柄表示装置208Bに表示するようにしてもよい。また、第2装飾図柄表示装置208Bにおいて、例えば、スーパーリーチ演出を行う場合に、予告アイコン表示領域285を縮小表示したり、予告アイコン表示領域285に換えて、予告アイコンのストック数を表示したり、予告アイコン表示領域285Aを消去するようにしてもよい。このように、第2装飾図柄表示装置208Bにおいて、背景表示から予告アイコン表示領域285Aを含む表示に切り替わることで先読み予告を行うことができる場合がある。
図440(3)に示すタイミングで、殿様のキャラクタYMが所定の投てき位置まで移動表示した後、図440(4)に示すタイミングで、所持している帽子の予告アイコンI6を予告アイコン表示領域285Aに向けて投げつける演出表示が行われる。この演出例では、殿様のキャラクタYMが投げた帽子の予告アイコンI6は、第1装飾図柄表示装置208Aと第2装飾図柄表示装置208Bとを跨いで表示される。すなわち、帽子の予告アイコンI6が、第1装飾図柄表示装置208Aから第2装飾図柄表示装置208Bにかけて表示される場合があるということができる。なお、予告アイコンを予告アイコン表示領域285Aに表示する際に、第1装飾図柄表示装置208Aと第2装飾図柄表示装置208Bとに跨がないようにしてもよく、例えば、第1装飾図柄表示装置208Aに表示された、所定のワープ入口に入った予告アイコンが、第2装飾図柄表示装置208Bの所定位置に出現した後、予告アイコン表示領域285Aに表示するようにしてもよい。
すると、図440(5)に示すタイミングで、投げられた帽子の予告アイコンI6が予告アイコン表示領域285Aの予告アイコン第1表示領域YA1に表示され、その後、図440(6)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Aでは、殿様のキャラクタYMが予告アイコンの表示に成功して嬉しい表情をする演出表示が行われる。これにより、帽子の予告アイコンI6が予告アイコン表示領域285Aに表示されることで、将来、疑似連演出演出が実行される可能性があることを予告している。その後、殿様のキャラクタYMは、第1装飾図柄表示装置208Aの表示領域の下方に向けてフレームアウトする。
図440(7)は、第1装飾図柄表示装置208Aにおいて、「装飾1−装飾4−装飾2」の装飾図柄の組み合わせで停止表示され、はずれの表示結果が確定される。なお、第2装飾図柄も「装飾1−装飾4−装飾2」の装飾図柄の組合せで停止表示されている。このとき、変動アイコンh0も消去される。一方、第2装飾図柄表示装置208Bでは、予告アイコン表示領域285Aを含む表示が継続され、予告アイコン第1表示領域YA1には帽子の予告アイコンI6が表示されている。
その後、1つ目の特図1の変動表示の保留に基づく図柄変動表示が行われた結果、図440(8)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Aでは、「装飾7−装飾6−装飾2」の装飾図柄の組み合わせで停止表示され、はずれの表示結果が確定される。なお、第2装飾図柄も「装飾7−装飾6−装飾2」の装飾図柄の組合せで停止表示されている。このとき、変動アイコンh0も消去される。一方、第2装飾図柄表示装置208Bでは、相変わらず予告アイコン表示領域285Aを含む表示が継続され、予告アイコン第1表示領域YA1には帽子の予告アイコンI6が表示されている。
その後、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始されると、図440(9)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Aでは、特図1の保留アイコンh11が移動アニメーションにより移動表示され、第1の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコンが変動アイコン表示領域280に移動して変動アイコンh0となる。その後、装飾図柄の変動表示が開始される。
すると、装飾図柄の変動表示が開始してから、例えば、4秒が経過したとき、図440(10)に示すように、第2装飾図柄表示装置208Bにおける予告アイコン表示領域285Aの予告アイコン第1表示領域YA1に表示されていた帽子のアイコンI6が消化する表示が開始される。すなわち、予告アイコン第1表示領域YA1に表示されていた帽子の予告アイコンI6が予告アイコン第1表示領域YA1から第1装飾図柄表示装置208Aの表示領域の中央まで移動する表示が行われる。このとき、帽子の予告アイコンI6は、第2装飾図柄表示装置208Bから第1装飾図柄表示装置208Aに跨って表示される。すなわち、帽子の予告アイコンI6が、第2装飾図柄表示装置208Bから第1装飾図柄表示装置208Aにかけて表示される場合があるということができる。なお、予告アイコンを消化する際に、第2装飾図柄表示装置208Bと第1装飾図柄表示装置208Aとに跨がないように予告アイコンを表示するようにしてもよい。また、このとき、第2装飾図柄表示装置208Bに表示されている予告アイコン表示領域285Aを含む表示から背景表示に切り替えるようにしてもよい。
その後、図440(11)に示すように、消化された帽子の予告アイコンI6は、第1装飾図柄表示装置208Aの表示画面の中央まで移動した後、図440(12)に示すタイミングで拡大表示される。なお、第2装飾図柄表示装置208Bに表示されている予告アイコン表示領域285Aを含む表示から背景表示に切り替えるタイミングを、図440(11)に示される、消化された予告アイコンが第1装飾図柄表示装置208Aの中央まで移動したタイミングであってもよいし、図440(12)に示される、予告アイコンが拡大表示されるタイミングであってもよい。
図440(12)から続く図441(13)では、拡大表示された帽子の予告アイコンI6の下方に、疑似連演出が行われることを予告する「継続」の文字表示が付記表示される。なお、第2装飾図柄表示装置208Bに表示されている予告アイコン表示領域285Aを含む表示から背景表示に切り替えるタイミングを、「継続」の文字表示が付記表示されるタイミングであってもよいし、「継続」の文字表示が付記表示された後のタイミングであってもよいし、「継続」の文字表示が付記表示される前のタイミングであってもよい。
その後、所定時間(例えば、3秒)が経過した後、図441(14)のタイミングで、帽子の予告アイコンI6が「継続」の文字表示とともに消去し、第2装飾図柄表示装置208Bでは、予告アイコン表示領域285Aを含む表示から背景表示に切り替わっている。このとき、第1装飾図柄は、第1装飾図柄表示装置208Aから第2装飾図柄表示装置208Bに跨って変動表示が行われている。すなわち、第1装飾図柄は、2つの表示画面に亘って表示されている。一方、第2装飾図柄は、第1装飾図柄表示装置208Aの表示画面の左上隅部に小さく表示されている。すなわち、第2装飾図柄は、1つの表示画面上で表示されている。その後、図441(15)に示すように、左図柄と右図柄が停止表示する。このとき、左図柄には「装飾1」が表示され、右図柄には「装飾2」が表示されている。すなわち、非リーチ状態であることが示されている。
その後、図441(16)に示されるタイミングで、拡大表示された番長のキャラクタBC2が出現し、第1装飾図柄表示装置208Aから第2装飾図柄表示装置208Bに亘って表示された後、図441(17)に示すように、帽子の予告アイコンI6の消化に対応して、番長のキャラクタBCが装飾図柄表示装置208の右下枠外から出現し、停止表示されている右図柄を突き上げる演出表示が行われ、疑似連演出が開始される可能性があることを遊技者に報知している。このとき、番長のキャラクタBCに突き上げられた右図柄は、第1装飾図柄表示装置208Aと第2装飾図柄表示装置208Bとに跨って表示されている。なお、図441(16)に示す場合において、番長のキャラクタBC2が第1装飾図柄表示装置208Aと第2装飾図柄表示装置208Bとに跨いで表示しなくてもよい。ここで、「跨って表示する」とは、第1装飾図柄表示装置208Aの画像表示領域(表示パネル)と第2装飾図柄表示装置208Bの画像表示領域(表示パネル)に互いに連携して表示されることであってもよい。また、第1装飾図柄表示装置208Aの画像表示領域及び第2装飾図柄表示装置208Bの画像表示領域によって一体的に表示を行うことであってもよい。また、第1装飾図柄表示装置208Aの画像表示領域から第2装飾図柄表示装置208Bに移動する表示を行うことであってもよい。
その後、図441(18)に示すように、第2装飾図柄表示装置208Bの上方から疑似連図柄がフレームインし、下方に向けて低速で移動する表示が行われる。このとき、疑似連図柄は、第2装飾図柄表示装置208Bから第1装飾図柄表示装置208Aに跨って表示される。
そして、図441(19)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Aでは、図441(19)に示されるタイミングで疑似連図柄が中図柄表示領域208bで停止表示される。その後は、例えば、図415(31)以降に示して上述した要領で疑似連演出が行われる。
図442及び図443は、本実施形態に適用可能な予告アイコンの増加演出及び消化演出の別の変形例を段階的に示す図であり、図444は、本実施形態に適用可能な予告アイコンの消化演出の別の変形例を段階的に示す図である。なお、図442〜図444では、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、普図表示装置210、第1特図保留ランプ218、第2特図保留ランプ220、普図保留ランプ216及び第4図柄表示装置284aについて、図示を省略している。また、図442及び図443において、保留アイコン表示領域281における先読み予告の対象である保留アイコンについては、理解の用意のためにハッチングが施されているが、表示態様は、デフォルトの表示態様となっている。
図442(a1)〜同図(a7−2)では、図440〜図441に示された構成と同様であるが、第2装飾図柄表示装置208Bが上下方向に移動可能に構成されており、第2装飾図柄表示装置208Bが下降した場合には、第1装飾図柄表示装置208Aの前面側にオーバーラップすることができるように構成されている点で異なっている。
図442(a1)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Aでは、変動アイコン表示領域280及び保留アイコン表示領域281が表示されており、それぞれ、変動アイコンh0及び保留アイコンh11,h12が表示されている。また、第1装飾図柄表示装置208Aでは、表示画面の左上隅部に第2装飾図柄の変動表示が行われている。そして、第1装飾図柄は、第1装飾図柄表示装置208Aと第2装飾図柄表示装置208Bに亘って大きく表示されており、装飾図柄の視認性の向上が図られる場合がある。また、第1装飾図柄表示装置208Aでは、表示画面の右下隅部に、チャンスルーレット表示領域287が表示されており、図柄の変動表示が行われている。チャンスルーレット表示領域287に表示される内容は、図439に示して上述した通りであるので、ここでの説明は省略する。なお、図442(a1)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Aも第2装飾図柄表示装置208Bのいずれも予告アイコン表示領域は表示されていない。
その後、図442(a2)に示されるタイミングとなると、第1装飾図柄表示装置208Aでは、チャンスルーレット表示領域287において、帽子の予告アイコンI6が導出表示される。すると、図442(a3)に示すように、第2装飾図柄表示装置208Bが下降して第1装飾図柄表示装置208Aの前面側の略中央にオーバーラップする。このとき、第2装飾図柄表示装置208Bでは、背景表示から予告アイコン表示領域285Aを含む表示に切り換えられる。また、第1装飾図柄表示装置208Aでは、第2装飾図柄表示装置208Bの周囲を囲うようなエフェクト画像を表示し、第2装飾図柄表示装置208Bを目立たせるようにしている。なお、図442(a3)に示される予告アイコン表示領域285Aは、図440(2)に示して上述したのと同様であるため、詳しい説明は省略する。
そして、図442(a4)に示すように、予告アイコン表示領域285Aの予告アイコン第1表示領域YA1に、チャンスルーレット表示領域287において導出表示された帽子の予告アイコンI6が表示された後、図442(a5−1)に示すように、第2装飾図柄表示装置208Bは、上昇して初期位置に戻る。なお、図442(a5−1)に示されるタイミングでは、特図1の変動表示が終了し、ハズレの結果である「装飾1−装飾4−装飾2」の組合せで停止表示している。なお、このとき、変動アイコンh0は消去されていないが、特図1の変動表示が終了するよりも前のタイミングで消去されてもよい。また、図442(a5−1)では、第2装飾図柄でのみハズレの結果を表示し、第1装飾図柄を表示していないが、第1装飾図柄を表示し、この第1装飾図柄においてもハズレの結果を表示するようにしてもよい。この演出例では、予告アイコンが表示(ストック)されるときに、第2装飾図柄表示装置208Bを可動することにより、予告アイコンがストックされることを認識しやすくすることができる場合がある。なお、第2装飾図柄表示装置208Bは、図柄停止表示中は、動作しないように構成されているが、図柄停止表示中においても動作可能に構成されてもよい。また、図柄停止表示中及び図柄変動表示中にかかわらず、第2装飾図柄表示装置208Bの動作を中断せずに継続して行うようにしてもよい。
一方、図442(a5−2)に示すように、予告アイコン表示領域285Aの予告アイコン第1表示領域YA1に帽子の予告アイコンI6が表示された後でも、第2装飾図柄表示装置208Bを上昇させず、第1装飾図柄表示装置208Aの前面側でオーバーラップした状態を維持するようにしてもよい。この例では、例えば、第2装飾図柄表示装置208Bは、予告アイコン表示領域285Aに表示された予告アイコンがすべて消化する図柄変動表示が終了するまで下降した状態が維持されるが、どのタイミングで第2装飾図柄表示装置208Bを上昇させるかについては、適宜設定することができる。なお、図442(a5−2)に示すタイミングでは、特図1の変動表示が終了し、第1装飾図柄及び第2装飾図柄のいずれもハズレの結果である「装飾7−装飾6−装飾2」の組合せで停止表示している。ここで、第1装飾図柄は、第2装飾図柄表示装置208Bの右上隅部に表示され、第2装飾図柄は、第1装飾図柄表示装置208Aの左上隅部に表示されているが、各装飾図柄の表示位置は任意に設定することができる。
図442(a6−2)は、その後、保留が2つ消化され、先読みの対象である図柄変動表示が開始されている様子が示されている。具体的には、第2装飾図柄表示装置208Bの右上隅部では、第1装飾図柄の変動表示が行われており、第1装飾図柄表示装置208Aの左上隅部では、第2装飾図柄の変動表示が行われている。
その後、予告アイコン表示領域285Aの予告アイコン第1表示領域YA1に表示されていた帽子の予告アイコンI6が消化されると、図442(a7−2)に示すように、帽子の予告アイコンI6が拡大し、第2装飾図柄表示装置208Bから第1装飾図柄表示装置208Aにまではみ出して表示される。すなわち、帽子の予告アイコンI6は、第2装飾図柄表示装置208Bから第1装飾図柄表示装置208Aに亘って表示されている。また、拡大表示された帽子の予告アイコンI6の下方には、疑似連演出が行われることを予告する「継続」の文字表示が、第2装飾図柄表示装置208Bから第1装飾図柄表示装置208Aに亘って表示されている。なお、このとき、第2装飾図柄表示装置208Bに表示されていた第1装飾図柄は、第1装飾図柄表示装置208Aの右上隅部に移動して、遊技者に視認しやすくしている。また、第2装飾図柄表示装置208Bは、その後、上昇して初期位置に戻るようにしてもよいし、当該図柄変動が終了するまで、下降した状態を維持するようにしてもよい。
図442(b1)〜同図(b4)は、第2装飾図柄表示装置208Bに換えて、遊技盤200の所定位置(例えば、装飾図柄表示装置208の下方近傍位置)に、予告アイコン表示数表示装置288が設けられた例を示している。この予告アイコン表示数表示装置288は、例えば、2つの7セグによって構成され、予告アイコンが表示されている数(ストック数)を表示することができる。
図442(b1)〜同図(b3)は、図414(17)〜同図(19)と同様の演出内容であるが、この演出例において適用されている予告アイコン表示数表示装置288では、予告アイコン表示領域285に表示されている予告アイコンの数に応じて数値が変化している様子が示されている。すなわち、図442(b1)では、予告アイコン表示領域285において帽子の予告アイコンI6が1つだけ表示されているので、予告アイコン表示数表示装置288では、その数を示す「01」が表示されている。また、図442(b2)に示すタイミングでは、殿様のキャラクタYMが3つの予告アイコン(帽子の予告アイコンI6、千両箱の予告アイコンI9、扇の予告アイコンI10)を投げつけているが、いずれの予告アイコンも未だ予告アイコン表示領域285に表示されていないので、予告アイコン表示数表示装置288において示される値は「01」のままである。なお、殿様のキャラクタYMがこれらの予告アイコンを投げつけたタイミングで予告アイコン表示数表示装置288の値を更新するようにしてもよい。また、予告アイコン表示領域285に表示されている予告アイコンの数とは異なる数を表示(いわゆる、ガセを表示)するようにしてもよい。そして、図442(b3)に示されるタイミングで、上述した3つの予告アイコンが予告アイコン表示領域285に表示されると、予告アイコン表示数表示装置288では、その値が更新され「04」が表示される。
その後、図442(b4)に示されるように、予告アイコン表示領域285の予告アイコン第1表示領域YA1に表示されていた帽子の予告アイコンI6が消化されると、予告アイコン表示領域285に表示されている予告アイコンの数が1つ減少するので、予告アイコン表示数表示装置288では、その値が更新され「03」が表示される。なお、予告アイコン表示数表示装置の値を減少表示するタイミングは、予告アイコンの消化が行われる前のタイミングであってもよいし、予告アイコンの消化と同時であってもよいし、予告アイコンが消化された後のタイミングであってもよい。なお、破線で囲んで示すように、予告アイコンが消化されても値を減少せず、予告アイコン表示領域285に表示された予告アイコンの総数(この例では、4つ)を計数して表示するようにしてもよい。この演出例では、予告アイコンが予告アイコン表示領域285に表示された数を7セグによって表示するようにしたが、例えば、LED等の発光手段や、演出可動体等の可動手段による動作や、例えば、装飾図柄表示装置208の前面側に透明板部材を設けて所定の絵柄に発光させたり、音声や、装飾図柄表示装置(予告アイコン表示領域285が表示されている装飾図柄表示装置や、その他の装飾図柄表示装置等)等によって予告アイコンの表示数を報知するようにしてもよい。
図443(c1)〜(c9)に示す演出例は、図440〜図441と同様に、2つの表示装置(第1装飾図柄表示装置208C、第2装飾図柄表示装置208D)を用いたものであるが、同じ大きさの表示装置を用いている点で異なっている。なお、図443では、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、普図表示装置210、第1特図保留ランプ218、第2特図保留ランプ220、普図保留ランプ216及び第4図柄表示装置284aについては、図示を省略している。また、図443(c1)において、保留アイコン表示領域281における2つ目の保留アイコンh12は、先読みの対象である図柄変動表示の保留であることを示すためにハッチングが施されているが、表示態様は、例えば、1つ目の保留アイコンh11と同様、デフォルトの表示態様となっている。なお、第2装飾図柄表示装置208Dは、第1装飾図柄表示装置208Cの前面側に配置されており、第2装飾図柄表示装置208Dの下端縁と第1装飾図柄表示装置208Cの上端縁とが略重なるように配置されている。そして、第1装飾図柄表示装置208Cには、変動アイコン表示領域280及び保留アイコン表示領域281が表示されており、それぞれ、変動アイコンh0及び保留アイコンh11,h12が表示されている。また、第2装飾図柄表示装置208Dでは、右上隅部において、特図1第2保留数表示H1及び特図2第2保留数表示H2が表示されており、特図1及び特図2の保留数に対応して、それぞれ、「2」、「0」が表示されている。また、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b及び右図柄表示領域208cは、第1装飾図柄表示装置208Cから第2装飾図柄表示装置208Dに亘って大きく表示されており、図443(c1)に示されるタイミングでは、装飾図柄の変動表示中である。また、第1装飾図柄表示装置208Cの右下隅部では、上述したチャンスルーレット表示領域287が表示されており、図443(c1)に示されるタイミングでは、帽子の予告アイコンI6が導出表示された様子が示されている。また、背景表示も第1装飾図柄表示装置208Cから第2装飾図柄表示装置208Dに亘って大きく表示されている。すなわち、2画面全体で背景表示がなされている。
図443(c1)に示すように、チャンスルーレット表示領域287において帽子の予告アイコンI6が導出表示されると、図443(c2)に示すように、第2装飾図柄表示装置208Dが第1装飾図柄表示装置208Cの上側半分を覆う位置まで下降する。このとき、背景表示が行われていた第1装飾図柄表示装置208Cは、予告アイコン表示領域285Bを含む表示に切り換えられ、予告アイコン表示領域285Bの予告アイコン第1表示領域Y1に、導出表示された帽子の予告アイコンI6が表示(ストック)される。すなわち、予告アイコンが表示される場合には、第1装飾図柄表示装置208Cでは、予告アイコン表示時の表示態様に変更される。一方、第2装飾図柄表示装置208Dでは、装飾図柄の変動表示が継続して行われるが、図柄のサイズが小さくなり、第2装飾図柄表示装置208Dでのみ表示される。
図443(c3)では、3つの予告アイコンが予告アイコン表示領域285Bに表示されている。すなわち、予告アイコン第1表示領域YA1及び予告アイコン第2表示領域YA2には、それぞれ帽子の予告アイコンI6が表示され、予告アイコン第3表示領域YA3には、手裏剣の予告アイコンI7が表示されている。なお、図443(c3)に示されるタイミングでは、保留数は1つなので、特図1第2保留数表示H1では、その旨を示す「1」が表示されている。
図443(c4)では、手裏剣の予告アイコンI7が消化されたときの様子が示されている。すなわち、手裏剣の予告アイコンI7が消化されることによりチャンス目予告が行われることが報知される。このとき、予告アイコンが消化される演出表示が第1装飾図柄表示装置208Cから第2装飾図柄表示装置208Dに亘って行われている。
その後、特図1の変動表示が終了すると、図443(c5)に示すように、第2装飾図柄表示装置208Dでは、ハズレの結果である「装飾7−装飾1−装飾1」の組合せで停止表示している。ただし、このハズレの結果の組合せは、チャンス目となっており、大当りとなる可能性が高い図柄変動表示が保留されていることを報知している。すなわち、このチャンス目が表示されることにより、先読み予告を行っている。
図443(c6)は、特図1の図柄変動が開始した後、2つ目の帽子の予告アイコンI6が消化されたときの様子が示されている。すなわち、2回目の疑似連予告が行われることを予告している。2つ目の帽子の予告アイコンI6が消化されることにより、予告アイコン表示領域285Bには予告アイコンが1つも表示されていない状態となっている。
すると、図443(c7)に示すタイミングで、第1装飾図柄表示装置208Cに表示されていた予告アイコン表示領域285Bが消去されるとともに、第2装飾図柄表示装置208Dが上昇して初期位置に戻る。
すると、図443(c8)に示すように、装飾図柄が第1装飾図柄表示装置208Cから第2装飾図柄表示装置208Dに亘って表示されるようになり、背景表示も第1装飾図柄表示装置208C及び第2装飾図柄表示装置208Dの2画面全体で表示されるようになる。
その後、図443(c9)に示すように、2つ目の帽子の予告アイコンI6の消化に対応して、番長のキャラクタBCが第1装飾図柄表示装置208Cの右下枠外から出現し、停止表示されている右図柄を突き上げる演出表示が行われ、2回目の疑似連演出が開始される可能性があることを遊技者に報知している。このとき、番長のキャラクタBCは、第1装飾図柄表示装置208Cから第2装飾図柄表示装置208Dにかけて大きく表示されている。また、図443(c9)に示す例では、装飾図柄が大きく表示されているときは、例えば数字の図柄とキャラクタ画像とが一体となった大図柄を表示し、予告アイコン表示領域285Bが表示されて装飾図柄を小さく表示するときは、数字の図柄のみからなる小図柄を表示するようにしており、大図柄と小図柄とを異なる表示態様で表示するようにしたが、大図柄と小図柄とで大きさのみを異ならせて、表示態様を同じにするようにしてもよい。
なお、この演出例では、予告アイコン表示領域285Bを表示する場合に、第2装飾図柄表示装置208Dのみを可動するようにしたが、第1装飾図柄表示装置208Cを可動するようにしてもよいし、第1装飾図柄表示装置208Cと第2装飾図柄表示装置208Dの両方を可動するようにしてもよい。この場合において、第1装飾図柄表示装置208Cと第2装飾図柄表示装置208Dとがそれぞれ離間する方向へ移動するようにしてもよく、この場合、第1装飾図柄表示装置208Cと第2装飾図柄表示装置208Dが離間した際にこれらの背面側に配置された役物が視認可能となるように構成してもよく、さらに、この役物が前方に突出するように移動することができるように構成してもよい。このような状態を、予告アイコンがすべて消化されるまで維持されるようにしてもよい。
図443(d)は、装飾図柄表示装置を3つ横列に並べて配置した例を示している。すなわち、図443(d)では、3つの装飾図柄表示装置のうちの中央に配置される第1装飾図柄表示装置208Eと、第1装飾図柄表示装置208Eの左側に配置される第2装飾図柄表示装置208Fと、第1装飾図柄表示装置208Eの右側に配置される第3装飾図柄表示装置208Gとにより表示が行われている。第2装飾図柄表示装置208F及び第3装飾図柄表示装置208Gは、第1装飾図柄表示装置208Eと高さが同じであるが、幅がやや小さい。なお、3つの装飾図柄表示装置がいずれも同じ大きさであってもよい。
変動アイコン表示領域280及び保留アイコン表示領域281は、第1装飾図柄表示装置208Eの表示画面の下端に表示されている。一方、予告アイコン表示領域285Cは、第2装飾図柄表示装置208F、第1装飾図柄表示装置208E及び第3装飾図柄表示装置208Gの3画面に跨って表示されている。図443(d)に示される例では、予告アイコン第1表示領域YA1及び予告アイコン第2表示領域YA2には、それぞれ帽子の予告アイコンI6が表示されており、特に、予告アイコン第2表示領域YA2に表示されている帽子の予告アイコンI6は、第2装飾図柄表示装置208Fから第1装飾図柄表示装置208Eに跨って表示されている。また、予告アイコン第3表示領域YA3には、千両箱の予告アイコンI9が表示され、予告アイコン第4表示領域YA4には、扇の予告アイコンI10が表示されている。また、装飾図柄は1つの図柄列につき1つの装飾図柄表示装置で表示されている。すなわち、左図柄表示領域208aは、第2装飾図柄表示装置208Fにおいて表示され、中図柄表示領域208bは、第1装飾図柄表示装置208Eにおいて表示され、右図柄表示領域208cは、第3装飾図柄表示装置208Gに表示されている。なお、予告アイコン表示領域285Cが表示されない装飾図柄表示装置があってもよい。また、予告アイコンに関連する演出表示が表示されない装飾図柄表示装置があってもよい。このことは、これまでに説明した実施例においても、以下に説明する実施例においても適用可能である。
図444は、装飾図柄表示装置を3つ横列に並べて配置した例を示している。すなわち、図444では、3つの装飾図柄表示装置のうちの中央に配置される第1装飾図柄表示装置208Hと、第1装飾図柄表示装置208Hの左側に配置される第2装飾図柄表示装置208Iと、第1装飾図柄表示装置208Hの右側に配置される第3装飾図柄表示装置208Jとにより表示が行われている。第2装飾図柄表示装置208I及び第3装飾図柄表示装置208Jは、第1装飾図柄表示装置208Hと比べると、表示領域が上下方向では同じ長さであるが、左右方向ではやや短くなっている。そして、第2装飾図柄表示装置208Iは、上端辺と下端辺と左端辺とにそれぞれ枠部が突出して設けられており、第3装飾図柄表示装置208Jは、上端辺と下端辺と右端辺とにそれぞれ枠部が突出して設けられている。また、第2装飾図柄表示装置208I及び第3装飾図柄表示装置208Jは、それぞれ第1装飾図柄表示装置208Hの表示面に沿ってスライド移動可能に構成されており、互いに最も近接した位置となると、第2装飾図柄表示装置208Iと第3装飾図柄表示装置208Jの2つの表示画面で1画面を表示しているかのような表示を行うことができ、さらに、第1装飾図柄表示装置208Hの表示画面全体を被覆することができる。
また、第2装飾図柄表示装置208I及び第3装飾図柄表示装置208Jは、互いに最も近接した状態となった場合に、第1装飾図柄表示装置208Hの表示面に沿って一体的に回転することができるように構成されている。
図444(e1)は、図416(47)に対応する表示であって、第1装飾図柄表示装置208H、第2装飾図柄表示装置208I及び第3装飾図柄表示装置208Jの各表示画面全体に亘って剣豪リーチが行われている様子が示されている。すなわち、図444(e1)では、剣豪リーチの実行中において、予告アイコン第3表示領域YA3に表示されていた千両箱のアイコンI9が消化され、信頼度のより高い演出に移行することを予告している様子が示されている。
すると、図444(e2)に示すように、第2装飾図柄表示装置208I及び第3装飾図柄表示装置208Jが互いに近接する方向への移動を開始する。このとき、第1装飾図柄表示装置208Hの表示画面の両端部分は、第2装飾図柄表示装置208I及び第3装飾図柄表示装置208Jによって被覆されるので、表示状態が視認困難となっている。このように、本実施形態では、予告アイコンの消化により第2装飾図柄表示装置208I及び第3装飾図柄表示装置208Jの動作を開始する場合がある。
図444(e3)に示すように、第2装飾図柄表示装置208Iと第3装飾図柄表示装置208Jとが互いに最も近接した位置まで移動すると、第1装飾図柄表示装置208Hの表示状態がほとんど視認できない状態となる。そして、このとき、第2装飾図柄表示装置208I及び第3装飾図柄表示装置208Jにより、図416(49)に示して上述したようなリーチ移行演出が行われる。すなわち、第2装飾図柄表示装置208Iと第3装飾図柄表示装置208Jに亘って、実行されていたリーチ演出表示がやや暗くなるとともに、殿様のキャラクタがカットイン表示で現れて、実行中のリーチ演出表示を切りつける表示が行われる。この表示は、右に90度回転させた表示となっている。なお、このとき、装飾図柄と予告アイコン表示領域285は非表示とされている。
その後、図444(e3)〜同図(e5)に示すように、第2装飾図柄表示装置208I及び第3装飾図柄表示装置208Jが一体的となって第1装飾図柄表示装置208Hの表示面に沿って反時計方向に回転する。すなわち、このリーチ移行演出の表示は、第2装飾図柄表示装置208I及び第3装飾図柄表示装置208Jが回転を開始するよりも前から表示を開始しているということができる。
その後、図444(e6)に示すように、第2装飾図柄表示装置208Iと第3装飾図柄表示装置208Jに亘って、ボタン受付時間メーターとともにボタン画像136aが表示されて演出ボタン136の操作の受け付けが可能であることを報知し、遊技者に演出ボタン136の操作を促進する。このとき、第2装飾図柄表示装置208Iの右下隅部で縮小表示された装飾図柄の変動表示が行われている。
その後、遊技者により演出ボタン136が操作されると、図444(e7)に示すように、第2装飾図柄表示装置208Iと第3装飾図柄表示装置208Jに亘って、「装飾1−装飾2−装飾1」の装飾図柄の組合せで左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cが拡大表示される。
その後、図444(e8)〜同図(e9)に示すように、一旦全てが非表示とされ、その状態で、第2装飾図柄表示装置208I及び第3装飾図柄表示装置208Jが一体的となって第1装飾図柄表示装置208Hの表示面に沿って時計方向に90度回転する。
すると、第2装飾図柄表示装置208I及び第3装飾図柄表示装置208Jが互いに離間する方向へ移動して初期位置に戻ると、図444(e10)に示すタイミングで、第1装飾図柄表示装置208H、第2装飾図柄表示装置208I及び第3装飾図柄表示装置208Jに亘って、「装飾1−装飾2−装飾1」の装飾図柄の組み合わせの揺れ変動(仮図柄停止表示)の表示が開始される。このとき、予告アイコン表示領域285の表示も再開される。
すると、図444(e11−1)に示すように、予告アイコン表示領域285に表示されていた扇の予告アイコンI10が消去され、揺れ変動していた「装飾1−装飾2−装飾1」の装飾図柄の組み合わせが停止表示しハズレの結果として導出表示される。
一方、大当りとなる場合には、図444(e11−2)に示すタイミングで、予告アイコン第4表示領域YA4に表示されていた扇の予告アイコンI10が消化する表示が開始される。すなわち、予告アイコン第4表示領域YA4に表示されていた扇の予告アイコンI10が予告アイコン第4表示領域YA4から装飾図柄表示装置208Hの表示領域の中央まで移動する表示が行われる。このように、予告アイコンが消化されても第2装飾図柄表示装置208I及び第3装飾図柄表示装置208Jが動作しない場合がある。
すると、図454(e12−2)に示すように、姫のキャラクタが扇を持って踊る演出表示が行われ、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cに表示されていた装飾図柄が縮小表示されて第1装飾図柄表示装置208Hと第3装飾図柄表示装置208Jにかけて表示され、再変動表示が行われ、その後、大当りの装飾図柄の組合せ(例えば、「装飾1−装飾1−装飾1」の装飾図柄の組合せ)が導出表示される。
図444(e7´)は、同図(e6)に示される表示が行われた後、演出ボタン136が遊技者によって操作されたときに、大当りの装飾図柄の組合せが導出表示される例を示す図である。すなわち、遊技者によって演出ボタン136が操作されると、第2装飾図柄表示装置208I及び第3装飾図柄表示装置208Jが互いに離間する方向に移動する。図444(e7´)に示される例では、第2装飾図柄表示装置208Iは、下方に移動し、第3装飾図柄表示装置208Jは、上方に移動する。すると、第1装飾図柄表示装置208Hが現れ、爺のキャラクタを含む背景表示が、第3装飾図柄表示装置208J、第1装飾図柄表示装置208H及び第2装飾図柄表示装置208Iに亘って表示されるとともに、「装飾1−装飾1−装飾1」の装飾図柄の組合せが第3装飾図柄表示装置208J、第1装飾図柄表示装置208H及び第2装飾図柄表示装置208Iに亘って表示される。すなわち、第2装飾図柄表示装置208I及び第3装飾図柄表示装置208Jを回転させて元の位置(例えば、初期位置)に戻すことなく大当りの表示結果を導出することも可能である。
図444(e7´´)は、第2装飾図柄表示装置208I及び第3装飾図柄表示装置208Jが一体的に回転する場合に、第1装飾図柄表示装置208Hも一緒に回転することが可能に構成された場合の演出例を示している。すなわち、図444(e3)〜同図(e5)に示すように、第2装飾図柄表示装置208I及び第3装飾図柄表示装置208Jが一体的に回転する際、第1装飾図柄表示装置208Hもこれらと一体となって回転させるようにすることも可能である。この場合において、例えば、第1装飾図柄表示装置208Hを駆動させる機構と第2装飾図柄表示装置208I及び第3装飾図柄表示装置208Jを駆動させる機構とが一体的として構成されてもよいし、別体として構成され、それぞれで駆動制御されるように構成されていてもよい。このような構成によれば、例えば、第1装飾図柄表示装置208Hは、第2装飾図柄表示装置208I及び第3装飾図柄表示装置208Jとによって視認困難とされた状態において回転させることができる場合がある。また、このような構成によれば、同図(e6)に示される表示が行われた後、演出ボタン136が遊技者によって操作されると、第2装飾図柄表示装置208I及び第3装飾図柄表示装置208Jが互いに離間する方向に移動する。すると、第1装飾図柄表示装置208Hが90度反時計方向に回転した状態で現れ、図444(e7´)とは異なり、第1装飾図柄表示装置208H、第2装飾図柄表示装置208I及び第3装飾図柄表示装置308Jの各表示画面の横幅が揃った状態で表示することができる。
図445は、本実施形態に適用可能な予告アイコンの増加演出及び消化演出の別の変形例を段階的に示す図である。図445に示す演出例は、装飾図柄表示装置208の前面側に透明の導光板ILが配置されており、遊技者は導光板ILを介して装飾図柄表示装置208の表示状態を視認可能とされている。導光板ILは、2層のパネルを奥行方向に重ねて形成されており、各層の透過領域にそれぞれ所定のレンズカットが施されている。導光板ILの各層の側端部近傍の適宜位置にはLED等の発光手段が設けられ、発光体からの光がレンズカット部分で前方に向けて反射することにより、透過領域が所定の模様で発光しているように見せることができるように構成されている。図445に示される実施形態では、手前側に配される第1層のパネルには、帽子のアイコンI6と同じ模様のレンズカットが施されており、第1層のパネルの奥側に配される第2層のパネルには、所定のエフェクト画像を模した模様のレンズカットが施されている。なお、図445では、導光板ILについては破線で囲んで示している。また、導光板ILのパネルの層数は2層に限らず1層であってもよいし3層以上としてもよい。ここで、1層で構成されている場合には、例えば、レンズカットのパターンを変えることで、発光された際に導光板上で形成される模様が異なるように構成されてもよい。また、図445では、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、普図表示装置210、第1特図保留ランプ218、第2特図保留ランプ220、普図保留ランプ216及び第4図柄表示装置284aについて、図示を省略している。また、図445において、保留アイコン表示領域281における先読み予告の対象である保留アイコンについては、理解の用意のためにハッチングが施されているが、表示態様は、デフォルトの表示態様となっている。
図445(f1)に示すように、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われているとともに、変動アイコン表示領域280及び保留アイコン表示領域281が表示され、変動アイコン表示領域280及び保留アイコン表示領域281では、それぞれ、変動アイコンh0及び保留アイコンh11,h12が表示されている。また、装飾図柄表示装置208では、表示画面の上部に予告アイコン表示領域285が表示されており、また、表示画面の右下隅部にチャンスルーレット表示領域287が表示されている。チャンスルーレット表示領域287に表示される内容は、図439に示して上述した通りであるので、ここでの説明は省略する。図445(f1)に示すように、チャンスルーレット表示領域287において帽子の予告アイコンI6が導出表示されると、図445(f2−1)に示すように、装飾図柄表示装置208では、暗転表示が行われるとともに、導光板ILの第2層のパネルに対応する発光手段が発光してエフェクト画像を模した模様が形成される。すなわち、図445(f2−1)では、暗転表示と導光板ILの発光による予告アイコンのストック演出が行われている。その後は、導光板ILの発光が終了(消灯)し、装飾図柄表示装置208における暗転表示を終了する。なお、導光板ILが消灯した後で装飾図柄表示装置208の暗転表示を終了してもよいし、装飾図柄表示装置208の暗転表示を終了した後で導光板ILを消灯するようにしてもよい。
また、図445(f2−2)に示すように、装飾図柄表示装置208において、チャンスルーレット表示領域287に導出表示された帽子の予告アイコンI6が予告アイコン表示領域285の予告アイコン第1表示領域YA1に向かって移動する様子を表示する一方で、導光板ILの第2層のパネルに対応する発光手段が発光してエフェクト画像を模した模様が形成されることによって、予告アイコンのストック演出が行われるようにしてもよい。
あるいは、図445(f2−3)に示すように、導光板ILを装飾図柄表示装置208の表示面に沿って回転可能に構成し、装飾図柄表示装置208では、暗転表示が行われるとともに、導光板ILを反時計方向に90度回転させて導光板ILの第2層のパネルに対応する発光手段を発光させてエフェクト画像を模した模様を形成させるようにして予告アイコンのストック演出が行われるようにしてもよい。なお、ここで、導光板ILが第1層のパネルと第2層のパネルとで分離して構成されていてもよく、この場合において、例えば、第2層のパネルのみ回転させて、第1層のパネルは回転させないようにしてもよいし、第2層のパネルとともに第1層のパネルも回転させるようにしてもよい。
その後、図445(f3)に示すように、装飾図柄表示装置208では、投げられた帽子の予告アイコンI6が予告アイコン表示領域285の予告アイコン第1表示領域YA1に表示されることにより、将来疑似連演出が実行されることを予告している。
図445(g)は、予告アイコン表示領域285の予告アイコン第1表示領域YA1に表示されていた帽子の予告アイコンI6が消化された様子を示している。図445(g)に示すように、装飾図柄表示装置208では、予告アイコン第1表示領域YA1に表示されていた帽子の予告アイコンI6を表示画面の中央に移動させた後に消去し、そのタイミングで、導光板ILの第1層のパネルに対応する発光手段を発光させて帽子の予告アイコンI6を模した模様を形成させることで予告アイコン消化演出が行われている。
図445(h)は、予告アイコンが予告アイコン表示領域285に表示されるよりも前(予告アイコンのストック演出が実行されるよりも前)に、予告アイコン表示領域285に表示される予告アイコンを事前に予告している様子を示している。図445(h)に示すように、装飾図柄表示装置208では、表示画面の右下隅部に表示されたチャンスルーレット表示領域287において、図柄の変動表示が行われている。このとき、導光板ILの第1層のパネルに対応する発光手段を発光させて帽子の予告アイコンI6を模した模様を形成させることにより、チャンスルーレット表示領域287における図柄の変動表示の結果、帽子の予告アイコンI6が導出されることを予告している。
図445(i)は、予告アイコン消化演出の別の演出例を示している。図445(i)に示すように、装飾図柄表示装置208では、予告アイコン表示領域に表示されていた帽子の予告アイコンI6を表示画面の中央に移動させた後に消去し、そのタイミングで、導光板ILの第1層のパネルに対応する発光手段を発光させて帽子の予告アイコンI6を模した模様を形成させるとともに、第2層のパネルに対応する発光手段も発光させてエフェクト画像を模した模様も形成させるようにして予告アイコン消化演出を行っている。このとき、第1層のパネルに対応する発光手段の発光色と第2層のパネルに対応する発光手段の発光色とを異ならせると、第1層のパネルに形成される模様と第2層のパネルに形成される模様とをそれぞれ目立たせることができる場合がある。
図445(j)は、予告アイコン消化演出の別の演出例を示している。図445(j)に示すように、装飾図柄表示装置208では、予告アイコン表示領域285に表示されていた帽子の予告アイコンI6を表示画面の中央に移動させた後、帽子の予告アイコンI6を表示画面いっぱいに拡大表示し、そのタイミングで、導光板ILの第2層のパネルに対応する発光手段を発光させてエフェクト画像を模した模様を形成させるようにして予告アイコン消化演出を行っている。なお、このとき、予告アイコン表示領域285を消去するようにしているが、表示した状態としてもよい。
図446は、予告アイコン消化演出の他の演出例を段階的に示す図である。なお、図446(1)〜同図(11)は、予告アイコン第4表示領域YA4に表示されている予告アイコンが扇の予告アイコンI10に換えてドリンクの予告アイコンI31となっている点を除いて図416(44)〜同図(54)と同様であるので、図416を参照して上述した説明と異なる部分のみ詳述し、共通する部分については説明を省略する。また、この演出例では、演出ボタン136がモータ等のアクチュエータにより上方に突出可能とされており、演出内容に応じてその位置を変位可能に構成されている。すなわち、演出ボタン136は、通常の位置(デフォルト位置)と突出位置とに変更可能である。
図446(1)に示すように、装飾図柄表示装置208では、予告アイコン表示領域285における予告アイコン第4表示領域YA4に、ドリンクの予告アイコンI31が表示されている。このドリンクの予告アイコンI31は、消化することにより、演出する内容が変更されることを予告する予告アイコンである。
図446(11)に示されるタイミングでは、演出ボタン136は、図446(12)に示すように、デフォルト位置となっている。すると、図446(13)に示すように、装飾図柄表示装置208では、予告アイコン表示領域285における予告アイコン第4表示領域YA4に表示されていたドリンクの予告アイコンI31が消化され、ドリンクの予告アイコンI31は、表示画面の中央に向かって移動する。
すると、図446(14)に示すように、装飾図柄表示装置208では、ドリンクの予告アイコンI31が拡大表示するとともに、ボタン画像136aにドリンクの中身を振りかける演出表示がなされる。
すると、図446(15)に示すように、装飾図柄表示装置208では、ドリンクの容器からこぼれた液体が広がってボタン画像136aが隠される演出表示が行われる。
そして、図446(16)に示すように、装飾図柄表示装置208では、液体の画像が消失した後、演出ボタン136が突出位置となっていることを示す突出ボタン画像136bが表示される。なお、このときは、演出ボタン136の操作受付開始前の状態である。
すると、図446(17)に示されるタイミングで、演出ボタン136がデフォルト位置から突出位置に変位した後、図446(18)に示すように、装飾図柄表示装置208では、ボタン受付時間メーターが減少して演出ボタン136の操作受付が開始されたことが報知される。なお、演出ボタン136がデフォルト位置から突出位置に変位するタイミングは、図446(16)に示されるように、突出ボタン画像136bが表示されるタイミングと同じであってもよいし、突出ボタン画像136bが表示されるよりも前のタイミングであってもよいし、突出ボタン画像136bが表示された後のタイミングであってもよい。また、図446(13)に示されるように、ドリンクの予告アイコンI31の消化演出の開始に伴って演出ボタン136がデフォルト位置から突出位置に変位するようにしてもよい。また、この演出例では、演出ボタン136の操作受付期間以外の期間では、チャンスボタンランプ138は消灯していてもよい。また、演出ボタン136の操作受付期間以外の期間では、例えば、操作受付期間以外の期間であることを報知する態様で点灯(例えば、青色で点灯)し、操作受付期間となった場合には、その旨を報知する態様で点灯(例えば、赤色で点灯)するようにしてもよい。
図447は、本実施形態に適用可能な可動手段を用いた演出例について段階的に示す図である。
図447(a1)〜同図(a3)は、予告アイコンをストックする際に、演出可動体224Cを装飾図柄表示装置208の前面側に重なる位置に移動させて、予告アイコンのストックを報知している。図447(a1)は、図435(1)と同様の表示であるが、装飾図柄表示装置208の右側に「STOCK」の文字表示が付されたプラカードを模した演出可動体224Cが演出装置206の裏側に隠されるように配置されている。
図447(a2)は、演出可動体224Cが演出装置206に隠された初期位置から装飾図柄表示装置208の前面側に重なる位置である視認可能位置に移動した様子が示されている。これにより、複数種類の予告アイコンのうちのいずれかがストックされることが予告報知される。なお、このとき、ストックされる予告アイコンの種類を報知するようにしてもよく、例えば、装飾図柄表示装置208に予告アイコンの種類を表示したり、音声やランプ等による報知を行ってもよいし、演出可動体224Cを予告アイコンの種類に応じて複数種類用意して、出現する演出可動体224Cの種類によりストックされる予告アイコンの種類を報知するようにしてもよい。
その後、図447(a3)に示すように、演出可動体224Cが視認可能位置から初期位置に戻る際に、装飾図柄表示装置208において、ストックされる予告アイコンが表示される。図447(a3)では、帽子の予告アイコンI6がストックされる様子が示されている。
図447(b)は、装飾図柄表示装置208の上下の各近傍にそれぞれ奥行方向を回転軸として回転可能な演出可動体224Da〜224Dfが配置されている。より具体的には、装飾図柄表示装置208の上方近傍には、「大」の文字が付された第1演出可動体224Da、アスタリスクの記号が付された第5演出可動体224De、「盤」の文字が付された第2演出可動体224Dbが横方向に並んで配置されており、装飾図柄表示装置208の下方近傍には、「振」の文字が付された第3演出可動体224Dc、アスタリスクの記号が付された第6演出可動体224Df、「舞」の文字が付された第4演出可動体224Ddが横方向に並んで配置されている。これら第1演出可動体224Da〜第6演出可動体224Dfは、予告アイコン表示領域285に表示されている(ストックされている)予告アイコンの数に応じて回転するものである。例えば、図447(b)に示すように、予告アイコン表示領域285に4つの予告アイコンが表示されている場合には、第1演出可動体224Da〜第4演出可動体224Ddの4つの演出可動体が回転する。なお、予告アイコンが消化された場合には、消化した数の演出可動体の回転を停止させてもよいし、ストックされた予告アイコンの総数に対応する数の演出可動体を回転させるようにしてもよい。
図447(c1)〜同図(c6)は、先読みモードとなったことを演出可動体224を動作させることにより報知している様子が示されている。この演出例では、予告アイコンとしての特訓の予告アイコンI41が表示される場合がある。特訓の予告アイコンI41が消化されると、大当りとなる可能性が高い特図の変動表示が保留されていることを報知する先読みモードに移行する。
図447(c1)は、特訓の予告アイコンI41が消化された様子が示されている。すなわち、装飾図柄表示装置208では、予告アイコン表示領域285の予告アイコン第1表示領域YA1に表示されていた特訓の予告アイコンI41が消化され、表示画面の中央に移動する様子が表示されている。なお、装飾図柄表示装置208の右側には腕を模した演出可動体224が配置されている。この演出可動体224は、上腕部224aと前腕部224bとにより構成されており、上腕部224aは、その基端部分が回動軸ax1を介して演出装置206に回動可能に取り付けられている。また、前腕部224bは、その基端部分が回動軸ax2を介して上腕部224aの先端部分に回動可能に取り付けられている。
特訓の予告アイコンI41が消化されて先読みモードが開始されると、図447(c2)に示すように、装飾図柄表示装置208では、帯状のスクロール表示領域に「特訓準備中」という文字表示が右から左に向けてスクロール表示される。これにより、先読みモードに移行したことが遊技者に報知される。一方、演出可動体224では、上腕部224aが装飾図柄表示装置208の前面側に重ならない初期位置と、装飾図柄表示装置208の右上隅部の前面側を被覆する位置(第1の位置)との間で往復する動作(先読み動作)が行われる。なお、この演出可動体224による先読み動作は、図柄の停止表示中では、一旦初期位置に戻るようにしているが、図柄の停止表示中においても動作を継続するようにしてもよい。また、先読み動作の実行中では、上腕部224aのみが動作し、前腕部224bは動作しないが、上腕部224aに加えて前腕部224bも動作してもよいし、上腕部224aが動作しないで前腕部224bのみが動作してもよい。
図447(c3)は、先読みの対象となった特図1の図柄変動表示中において、「装飾1」が2つ揃ってリーチ状態が形成された様子が示されている。ここでも先読み動作は継続して行われている。
図447(c4)は、スーパーリーチ演出としての特訓リーチが開始された様子が示されている。すなわち、装飾図柄表示装置208では、「特訓準備中」のスクロール表示が終了し、特訓リーチが開始されたことを示す「特訓開始」の文字表示が行われている。また、演出可動体224は、一旦初期位置に戻った後、図447(c5)に示すように、上腕部224aが初期位置から最大移動位置まで移動し、その後、図447(c6)に示すように、前腕部224bが初期位置から最大移動位置まで移動する。このとき、装飾図柄表示装置208では、所定のエフェクト画像が表示され、大当りに対する信頼度が高いことを報知している。
図448は、本実施形態のパチンコ機100の装飾図柄表示装置208を中心とした演出の一例を段階的に示す図であって、予告アイコンの増加演出の他の演出例を段階的に示す図である。なお、図448では、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、普図表示装置210、第1特図保留ランプ218、第2特図保留ランプ220、普図保留ランプ216及び第4図柄表示装置284aについては、図示を省略している。また、図448において、保留アイコン表示領域281における2つ目の保留アイコンh12は、先読み予告の対象である保留であることを示すためにハッチングが施されているが、表示態様は、例えば、1つ目の保留アイコンh11と同様、デフォルトの表示態様となっている。
図448(1)は、上述した図435(1)と同様の表示であるので、詳細な説明は省略する。
図448(2)に示すタイミングで、装飾図柄表示装置208では、殿様のキャラクタYMが装飾図柄表示装置208の表示画面の右下枠外から出現し、殿様演出が開始される。ここで、殿様のキャラクタYMは、帽子の予告アイコンI6を所持している。
この演出例では、図448(3)に示すタイミングで、殿様のキャラクタYMが所定の投てき位置まで移動表示するが、所持している帽子の予告アイコンI6は未だ投てきせず、図448(4)に示すように、殿様のキャラクタYMが投てき位置で待機した状態で、「装飾1−装飾4−装飾2」の装飾図柄の組み合わせで停止表示され、はずれの表示結果が確定される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
その後、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始され、図448(5)に示されるように、装飾図柄表示装置208では、特図1の保留アイコンh11,h12がそれぞれ移動アニメーションにより移動表示され、第1の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコンが変動アイコン表示領域280に移動して変動アイコンh0となり、第2の保留アイコンh12の表示位置にあった保留アイコンが特図1の第1の保留アイコンh11となる。その後、装飾図柄の変動表示が開始される。なお、殿様のキャラクタYMは、未だ投てき位置で待機したままである。
その後、図448(6)に示すタイミングで、所持している帽子の予告アイコンI6を予告アイコン表示領域285に向けて投げつける演出表示が行われる。すなわち、この演出例では、先読みの対象となった図柄変動表示が保留されたときにおいて実行中の図柄変動表示中では、予告アイコンが表示されることの予告を行うが、予告アイコンのストックは行われず、その図柄変動表示が終了して次の図柄変動表示が開始した後で予告アイコンのストックが行われる。なお、先読みの対象となった図柄変動表示が保留されたときにおいて実行中の図柄変動表示中において予告アイコンが表示されることの予告を行うものの、予告アイコンの表示を行わないいわゆるガセ予告を行ってもよい。この場合、例えば、殿様のキャラクタYMは、先読みの対象である図柄の変動表示が開始するまでに表示を終了するようにしてもよく、例えば、先読みの対象である図柄変動表示の1つ前に行われる図柄変動表示の結果が導出されたタイミングで表示を終了してもよい。また、先読みの対象である図柄変動表示が終了する前に殿様のキャラクタYMの表示が終了されるようにしてもよく、例えば、先読みの対象である図柄変動表示中に行われるスーパーリーチが開始する前に殿様のキャラクタYMの表示が終了されるようにしてもよい。また、予告アイコンがストックされた場合において、予告アイコンがストックされた後も引き続き殿様のキャラクタYMが表示されるようにしてもよい。また、殿様のキャラクタが待機している状態で、予告アイコンを投てきする図柄変動表示の前に行われる図柄変動表示で大当りとなった場合には、スーパーリーチ後の大当り図柄を導出するタイミング(例えば、揺れ変動表示中)に殿様のキャラクタが予告アイコンを持った状態で待機表示を継続するようにしてもよいし、消去されるようにしてもよい。
そして、その後は、図448(7)〜同図(10)に示される演出が行われるが、図448(7)〜同図(10)に示される演出は、図413(9)〜同図(12)と第2装飾図柄の変動表示が行われている点を除いて同じであるので、詳細な説明は省略する。
図448(11)は、先読みの対象である図柄変動表示の1つ前に行われる図柄変動表示の結果が導出された様子が示されている。具体的には、図448(11)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾7−装飾6−装飾2」の装飾図柄の組み合わせで停止表示され、はずれの表示結果が確定されている。このとき、変動アイコンh0も消去される。
図448(12)では、特図1の保留アイコンh11が移動アニメーションにより移動表示され、第1の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコンが変動アイコン表示領域280に移動して変動アイコンh0となる。その後、装飾図柄の変動表示が開始される。
すると、装飾図柄の変動表示が開始してから、例えば、4秒が経過したとき、図448(13)に示すように、装飾図柄表示装置208では、予告アイコン第1表示領域YA1に表示されていた帽子の予告アイコンI6が消化する予告アイコン消化演出が行われる。
図449は、予告アイコン増加演出の他の演出例を段階的に示す図である。なお、図449では、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、普図表示装置210、第1特図保留ランプ218、第2特図保留ランプ220、普図保留ランプ216及び第4図柄表示装置284aについては、図示を省略している。また、図449において、保留アイコン表示領域281における2つ目の保留アイコンh12は、先読みの対象である図柄変動表示の保留であることを示すためにハッチングが施されているが、表示態様は、例えば、1つ目の保留アイコンh11と同様、デフォルトの表示態様となっている。
図449(a1)〜同図(a6)は、予告アイコンがストックされることを予告する演出が行われた後に予告アイコンがストック様子が示されている。
図449(a1)は、先読みの対象である図柄変動表示が保留された際に実行中の図柄変動表示中に行われるボーリング演出が開始されている様子が示されている。具体的には、図449(a1)に示すように、装飾図柄表示装置208では、表示画面の右下隅部に説明表示部288が表示され、ミッションとその成功報酬とが示されている。図449(a1)に示される説明表示部288では、ボーリングゲームでストライクを獲得した場合には、その報酬としてアイテムを入手できることを示す「ストライクでアイテムGet」の文字表示が表示されている。この演出例では、ボーリングゲームでストライクを獲得した場合には、予告アイテムがストックされる。一方で、装飾図柄表示装置208では、殿様のキャラクタによるボーリング演出が開始されている。なお、説明表示部288に表示されるミッションとその成功報酬の内容は、予告アイテムのストックに関係するものの他、例えば、保留表示が先読み予告の表示態様への変化に関係するものや、実行中の図柄変動表示についての予告に関するものであってもよい。また、この説明表示部288に表示される内容が、予告アイコンのストックに関する予告のみに表示される専用の演出表示であってもよい。この演出例では、図449(a1)に示されるようなボーリング演出が行われることにより、予告アイコンがストックされることの予告報知が行われているということができる。なお、このボーリング演出は、予告アイコンのストックに関する予告のみに行われる専用の演出であってもよいし、実行中の図柄変動表示における予告演出で用いられてもよいし、他の先読み予告として用いられてもよい。
その後、図449(a2)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾1−装飾4−装飾2」の装飾図柄の組み合わせで停止表示され、はずれの表示結果が確定されている。このとき、ボーリング演出は終了しておらず、次に実行される図柄変動表示において継続して行われることを示す「次変動に続く」の文字表示が表示されている。なお、装飾図柄表示装置208の表示画面の上部にもミッションとその成功報酬を示す「ストライクでアイテムGet」の表示が行われている。
その後、図449(a3)に示すように、装飾図柄表示装置208では、殿様のキャラクタが投じた球がレーン上を転動し、整列された10本のボーリングピンに向かっていく様子が示され、予告アイコンがストックされるかもしれないという期待感を煽っている。
その後、図449(a4)に示すように、装飾図柄表示装置208では、ストライクが取れた場面の画像が「ストライク」の文字表示とともに表示され、ミッションが達成されたとして、図449(a5)に示すように、拡大表示された帽子の予告アイコンI6とともに「GET」の文字表示が表示されて、帽子の予告アイコンI6がストックされることを報知している。
続いて、図449(a6)に示すように、装飾図柄表示装置208では、予告アイコン表示領域285の予告アイコン第1表示領域YA1に帽子の予告アイコンI6が表示されて、帽子の予告アイコンI6がストックされたことが報知される。このように、この演出例では、先読みの対象である図柄変動表示が保留されたときにおいて実行中の図柄変動表示中では、予告アイテムの表示(ストック)を行わず、予告アイテムが表示されることの予告が行われている。
なお、図449(b)に示すように、装飾図柄表示装置208の右下隅部にワイプ表示領域WP1を表示し、このワイプ表示領域WP1において、上述したボーリング演出を行うようにしてもよい。
また、図449(c)に示すように、装飾図柄表示装置208の他に、サブ表示装置208Kを装飾図柄表示装置208の右側に並べて配置し、サブ表示装置208Kの表示画面の上側半分にワイプ表示領域WP2を表示し、下側半分に予告アイコンを表示する予告アイコン表示領域285Cを表示するようにして、ワイプ表示領域WP2において上述したボーリング演出を行い、ストックする予告アイコンを予告アイコン表示領域285Cに表示するようにしてもよい。
なお、図449に示される演出例において、ボーリング演出中に大当りとなった場合、スーパーリーチ後に導出される大当り図柄を表示するタイミング(例えば、揺れ変動表示中)で、ボーリング演出が開始されたときの背景表示が表示されていてもよいし、これとは異なる背景表示が表示されていてもよく、例えば、図449(a2)に示される状態が表示されていてもよい。
また、図449(b)に示される演出例において、ボーリング演出中に大当りとなった場合、ワイプ表示領域WP1の表示を終了してもよいが、そのまま表示を継続して行うようにしてもよい。また、図449(c)に示される演出例において、ボーリング演出中に大当りとなった場合、サブ表示装置208Kにおけるボーリング演出の表示を終了してもよいが、そのまま表示を継続して行うようにしてもよい。
図450は、本実施形態に適用可能な予告アイコンの増加演出の別の変形例を段階的に示す図である。上述した実施形態では、特図1よりも特図2の変動表示を優先的に行うものについて説明したが、この演出例では、特図1変動遊技及び特図2変動遊技のいずれを優先することもなく、特図1及び特図2それぞれの保留にかかる特図変動遊技を始動口入賞順に開始する始動口入賞順変動を行うものに適用している。なお、この演出例でも、特図2優先変動を行うものについて適用することができる。また、図450では、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、普図表示装置210、第1特図保留ランプ218、第2特図保留ランプ220、普図保留ランプ216及び第4図柄表示装置284aについては、図示を省略している。また、図450において、保留アイコン表示領域281における5つ目の保留アイコンh13は、先読み予告の対象である保留であることを示すためにハッチングが施されているが、表示態様は、例えば、1つ目の保留アイコンh11と同様、デフォルトの表示態様となっている。また、保留アイコン表示領域281に表示されている保留アイコンのうち、1つ目の保留アイコンh11、3つ目の保留アイコンh12及び5つ目の保留アイコンh13は、第1特図始動口230に入賞して保留された特図1の変動表示を示す保留アイコンであり、2つ目の保留アイコンh21及び4つ目の保留アイコンh22は、第2特図始動口232に入賞して保留された特図2の変動表示を示す保留アイコンである。
図450に示される演出は、先読みの対象である図柄変動表示が保留された後に開始される場合がある演出であって、サボハニのキャラクタSBがあみだくじのルールにしたがって線上を移動し、到達先の予告アイテム等を取得する演出(あみだ演出)である。
まず、図450(a1−1)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾1−装飾4−装飾2」の装飾図柄の組み合わせで停止表示しており、特図2の変動表示の結果がハズレであることが報知されている。その一方で、装飾図柄表示装置208では、あみだ演出が開始されている。具体的には、あみだ演出が開始されると、図450(a1−1)に示すように、水平方向に延びた3本の横線の各始点のうちのいずれか一つにサボハニのキャラクタSBが配置されるとともに、3本の横線の各終点についてそれぞれ帽子の予告アイコンI6、扇の予告アイコンI10及びハズレのアイコンIXが配置されている。また、隣り合う横線を結ぶ縦線が適宜数設定され、これら縦線の中央部分は煙で隠されている。なお、設定される縦線の数は、例えば、あみだ演出が開始された時点における保留数に応じて決定されるが、これに限定されない。このあみだ演出では、サボハニのキャラクタがあみだのルールにしたがって線上を移動した結果、帽子の予告アイコンI6又は扇の予告アイコンI10が配置された終点に到達した場合には、当該予告アイコンがストックされ、ハズレのアイコンIXが配置された終点に到達した場合には、予告アイコンのストックはされないことが報知される。そして、図柄変動表示が開始される毎に、サボハニのキャラクタSBが縦線が配置された位置まで移動する。なお、疑似連が行われる毎にサボハニのキャラクタSBが縦線が配置された位置まで移動するようにしてもよく、例えば、疑似連が発生した場合には2つ先の縦線のところまで進む等してもよい。また、1回の図柄変動表示につき、2つ以上先の縦線のところまで進む等してもよい。なお、図450に示すような演出を、例えば、図449(c)や同図(d)を示して上述したように、ワイプ表示領域WP1で行ったり、サブ表示装置208Kで行うことも可能である。この場合、例えば、スーパーリーチの実行中においてもあみだ演出を表示し続けることが可能である。そうすると、例えば、スーパーリーチ中に予告アイコンが増加する演出も並行して行うことができる場合がある。
そして、特図1の変動表示が開始されると、図450(a2−1)に示すように、保留アイコンh11,h21,h12,h22,h13がそれぞれ移動アニメーションにより移動され、第1の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコンが変動アイコン表示領域280に移動して変動アイコンh0となり、その他の保留アイコンは、それぞれ1つずつ右方向に移動する。一方、装飾図柄は変動表示を開始する。また、図450(a2−1)に示すように、図柄変動表示が開始されると、サボハニのキャラクタSBは3つの横線のうちの上段の横線の始点から移動を開始し、1つ目の縦線に到達すると、当該縦線を隠していた煙が消去され、上段の横線と中段の横線とが当該縦線で繋がられている様子が表示され、サボハニのキャラクタSBはその縦線上を移動し、図450(a2−1)に示されるタイミングでは、中段の横線の途中まで到達している。
その後、特図1の変動表示が終了すると、引き続き特図2の変動表示が開始され、保留アイコン表示領域281に表示されている4つの保留アイコンh21,h12,h22,h13がそれぞれ移動アニメーションにより移動される。そして、図450(a3−1)に示すように、サボハニのキャラクタSBが中段の横線と下段の横線を繋ぐ2つ目の縦線に到達すると、当該縦線を隠していた煙が消去される。煙が消去された結果、この縦線は、途中で切断されていることが判明し、当該縦線では中段の横線から下段の横線に移動することができない、そのため、サボハニのキャラクタSBは中段の横線をそのまま終点の方向に向かって直進する。
そして、特図2の変動表示が終了すると、引き続き特図1の変動表示が開始され、保留アイコン表示領域281に表示されている3つの保留アイコンh12,h22,h13がそれぞれ移動アニメーションにより移動される。そして、図450(a4−1)に示すように、サボハニのキャラクタSBが中段の横線と上段の横線を繋ぐ3つ目の縦線に到達すると、当該縦線を隠していた煙が消去される。煙が消去された結果、この縦線は、中段の横線と上段の横線とが繋がれており、したがって、サボハニのキャラクタSBは、あみだくじのルールにしたがって、当該縦線により中段の横線から上段の横線に移動する。その結果、サボハニのキャラクタSBは、帽子の予告アイコンI6が配置された上段の横線の終点に到達し、図450(a5)に示すように、装飾図柄表示装置208では、帽子の予告アイコンI6を取得したことを示す表示が行われた後、あみだ演出が終了し、図450(a6)に示すように、予告アイコン表示領域285の予告アイコン第1表示領域YA1に帽子の予告アイコンI6が表示される。
なお、この演出例では、図450(a1−1)に示して上述したように、種類の異なる複数の予告アイコンからいずれか1つが選択されるものであったが、例えば、図450(a1−2)に示すように、横線の終点の全てに帽子の予告アイコンI6を配置したり、図450(a1−3)に示すように、横線の終点の全てに扇の予告アイコンI10を配置してもよい。このように、横線の終点の全てに同じ種類の予告アイコンが配置されることにより、当該表示された予告アイコンがストックされることが確定することを遊技者に報知することができる。特に、図450(a1−3)に示すように、扇の予告アイコンI10は、上述したように、大当りが確定することを予告する演出が行われることを示す予告アイコンであるため、遊技者は大当りへの期待感をより一層高めることができる場合がある。図450(a1−3)に示すような演出は、滅多に出現しないプレミア演出の一種である。
また、図450(a1−4)に示すように、ハズレのアイコンIXを配置せず、帽子の予告アイコンI6、扇の予告アイコンI10及び千両箱の予告アイコンI9を各横線の終点に配置して、いずれかの予告アイコンが必ずストックされることが確定するようにしてもよい。これによれば、遊技者は、安心してあみだ演出を楽しむことができる場合がある。
また、図450(a1−5)に示すように、横線の始点の全てにサボハニのキャラクタSBを配置し、各横線の終点に配置された予告アイコン(帽子の予告アイコンI6、扇の予告アイコンI10及び千両箱の予告アイコンI9)の全てがストックされることが確定するようにしてもよい。しかも、図450(a1−5)に示す例では、扇の予告アイコンI10が含まれているので、大当りが確定することを予告する演出が行われることが確約されるので、遊技者は大当りへの期待感をより一層高めることができる場合がある。
また、図450(a1−6)に示すように、各横線の終点に予告アイコンの種類が明らかでない殿様の予告アイコン(第1の殿様の予告アイコンI1、第2の殿様の予告アイコンI2、第3の殿様の予告アイコンI3)を配置してもよく、このようにすれば、遊技者は、終点に到達するまで、どのような予告アイコンがストックされるのかがわからないので、予告アイコンのストックに対する期待感を向上させることができる場合がある。また、殿様の予告アイコンは、上述したように種類によって色が異なっており、色によって大当りに対する信頼度が異なっている。そのため、遊技者は、いずれの色の殿様の予告アイコンが取得されるかにより、殿様の予告アイコンからの変更後の予告アイコンに対する期待感を高めることができる場合がある。例えば、赤色の殿様の予告アイコンである第3の殿様の予告アイコンI3は、「疑似連」が確定しない予告アイコンよりも「疑似連」が確定する予告アイコンに変更されやすく、また、白色の殿様の予告アイコンである第1の殿様の予告アイコンI1は、逆に「疑似連」が確定しない予告アイコンに変更されやすいようにすることができる。
また、この演出例では、図450(a3−1)に示して上述したように、縦線の中央部分を煙で隠してサボハニのキャラクタSBの進行ルートを特定困難としたが、例えば、図450(a3−2)に示すように、縦線を煙で隠さず、あみだ演出が開始された時点でサボハニのキャラクタSBの進行ルートが特定できるようにしてもよい。これにより、遊技者は、いずれの予告アイコンがストックされるのかが事前に認識することができるので、安心してあみだ演出を楽しむことができる場合がある。さらに、この場合において、サボハニのキャラクタSBが配置される横線の始点を決定するためのルーレット演出を行い、演出をより盛り上げるようにしてもよい。
また、この演出例では、図450(a2−1)に示して上述したように、あみだ演出の開始時点でストックされる可能性がある予告アイコンを認識可能に表示するようにしたが、例えば、図450(a2−2)に示すように、あみだ演出の実行中に、各横線の終点にそれぞれ配置された予告アイコンが表示される領域を煙で隠し、その後、図450(a2−2a)に示すように、各横線の終点にそれぞれ配置された予告アイコンを変更するようにしてもよい。図450(a2−2a)に示す例では、ハズレのアイコンIXから、千両箱の予告アイコンI9に変更され、あみだ演出の内容が昇格している。なお、例えば、各横線の終点にそれぞれ配置された予告アイコンの一部又は全部の予告アイコンがハズレのアイコンIXやランクのより低い予告アイコンに変更する等、あみだ演出の内容が降格されるようにしてもよい。
また、この演出例では、図450(a4−1)に示すように、縦線の中央部分を煙で隠してサボハニのキャラクタSBの進行ルートをある程度予測できるようにしたが、例えば、図450(a4−2)に示すように、あみだ演出の実行中に、縦線の一部を隠していた煙が上下方向に延出し、図450(a4−2a)に示すように、煙が消失する前後で縦線が増減するようにしてもよい。図450(a4−2a)に示す例では、煙が延出される前では、帽子の予告アイコンI6及び扇の予告アイコンI10のいずれか一方の取得可能性が示唆されていたところ、煙の消失後では、3つ目の縦線が消失されて、扇の予告アイコンI10がストックされることが確約される。
また、この演出例では、図450(a4−1)に示すように、2つ目の縦線が途中で切断されているので、ハズレのアイコンIXが選択されないものであったが、例えば、図450(a4−3)に示すように、2つ目の縦線が切断されておらず、そのため、ハズレのアイコンIXが選択され、あみだ演出が終了した後は、図450(a4−3a)に示すように、予告アイコン表示領域285のいずれの表示領域にも予告アイコンがストックされないことを報知するようにしてもよい。
なお、上述したあみだ演出において、横線の終点に配置された予告アイコンの種類によって先読みの対象である図柄変動表示についての先読み予告を行うようにしてもよい。
図451は、本実施形態のパチンコ機100の装飾図柄表示装置208を中心とした演出の一例を段階的に示す図であって、予告アイコン増加演出の他の演出例を段階的に示す図である。なお、図451では、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、普図表示装置210、第1特図保留ランプ218、第2特図保留ランプ220、普図保留ランプ216及び第4図柄表示装置284aについては、図示を省略している。また、図451において、保留アイコン表示領域281における3つ目の保留アイコンh13は、先読みの対象である図柄変動表示の保留であり、保留表示が先読み予告の表示態様(サボハニの保留アイコン)となっている点で上述した実施形態とは異なっている。
図451(1)に示す装飾図柄表示装置208には、上述した予告アイコン表示領域285が上部に表示されている。なお、図451(1)では、予告アイコン表示領域285のいずれの領域にも予告アイコンは表示されていない。また、図451(1)に示すように、第1特図表示装置212では、図柄変動表示が行われており、これに応じて、装飾図柄表示装置208では、第1装飾図柄及び第2装飾図柄の変動表示が行われている。
また、図451(1)には、変動アイコン表示領域280に変動アイコンh0が表示されるとともに、特図1の保留アイコン表示領域281に2つの特図1の保留アイコンh11,h12が表示されており、これら2つの特図1の保留アイコンh11,h12及び変動アイコンh0はいずれも、デフォルトの表示態様(丸形の無模様かつ白色の表示態様)で表示されている。
続いて、図451(2)に示されるタイミングで、第1特図始動口230に遊技球が入賞すると、特図1の保留アイコン表示領域281に3つ目の特図1の保留アイコンh13が表示され、保留数が3つとなったことが報知される。ここで、3つ目の保留は、先読みの対象となった保留である。この演出例では、3つ目の特図1の保留アイコンh13が、デフォルトの表示態様ではなく、先読み予告の表示態様(サボハニの表示態様)で表示されている。
その後、図451(3)に示すタイミングで、装飾図柄表示装置208では、「装飾2−装飾2−装飾1」の装飾図柄の組み合わせで停止表示され、はずれの表示結果が確定される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
そして、第1特図表示装置212における図柄変動が開始されると、図451(4)に示すように、特図1の保留アイコンh11,h12,h13がそれぞれ移動アニメーションにより移動表示され、第1の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコンが変動アイコン表示領域280に移動して変動アイコンh0となり、第2の保留アイコンh12の表示位置にあった保留アイコンが特図1の第1の保留アイコンh11となり、第3の保留アイコンh13の表示位置にあった保留アイコンが特図1の第2の保留アイコンh12となり、装飾図柄の変動表示が開始される。図451(5)は、図柄変動表示が引き続き行われている様子が示されている。
その後、図451(6)に示すタイミングで、装飾図柄表示装置208では、殿様のキャラクタYMが装飾図柄表示装置208の表示画面の右下枠外から出現し、殿様演出が開始される。ここで、殿様のキャラクタYMは、帽子の予告アイコンI6を所持している。このように、この演出例では、先読みの対象である図柄変動表示が保留された時点で行われている図柄変動表示の次に開始される図柄変動表示において予告アイコンを表示(ストック)する演出である殿様演出が開始されている。
そして、図451(7)に示すタイミングで、殿様のキャラクタYMが所定の投てき位置まで移動表示した後、図451(8)に示すタイミングで、所持している帽子の予告アイコンI6を予告アイコン表示領域285に向けて投げつける演出表示が行われる。
すると、図451(9)に示すタイミングで、投げられた帽子の予告アイコンI6が予告アイコン表示領域285の予告アイコン第1表示領域YA1に表示され、その後、図451(10)に示すように、装飾図柄表示装置208では、殿様のキャラクタYMが予告アイコンの表示に成功して嬉しい表情をする演出表示が行われる。
その後、図451(11)〜同図(12)に示すように、殿様のキャラクタYMが装飾図柄表示装置208の表示画面の下方に向けてフレームアウトする表示が行われる。その後、図451(13)に示すタイミングで、装飾図柄表示装置208では、「装飾1−装飾4−装飾2」の装飾図柄の組み合わせで停止表示され、はずれの表示結果が確定される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
その後、第1特図表示装置212における図柄変動が開始されると、図451(14)に示すように、移動アニメーションにより移動表示され、第1の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコンが変動アイコン表示領域280に移動して変動アイコンh0となり、第2の保留アイコンh12の表示位置にあった保留アイコンが特図1の第1の保留アイコンh11となり、装飾図柄の変動表示が開始される。
その後、特図1の変動時間が経過すると、図451(15)に示すタイミングで、装飾図柄表示装置208では、「装飾7−装飾6−装飾2」の装飾図柄の組み合わせで停止表示され、はずれの表示結果が確定される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
その後、第1特図表示装置212における図柄変動が開始されると、図451(16)に示すように、移動アニメーションにより移動表示され、第1の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコンが変動アイコン表示領域280に移動して変動アイコンh0となり、装飾図柄の変動表示が開始される。すなわち、先読みの対象となった図柄変動表示が開始される。
すると、装飾図柄の変動表示が開始してから、例えば、4秒が経過したとき、図451(17)に示すように、装飾図柄表示装置208では、予告アイコン第1表示領域YA1に表示されていた帽子の予告アイコンI6が消化する予告アイコン消化演出が行われる。このように、この演出例によれば、予告アイコンによる先読み予告とともに、保留アイコンによる先読み予告が同時に行われているということができる。
図452は、本実施形態のパチンコ機100の装飾図柄表示装置208を中心とした演出の一例を段階的に示す図であって、予告アイコン増加演出及び消化演出の他の演出例を段階的に示す図である。なお、図452では、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、普図表示装置210、第1特図保留ランプ218、第2特図保留ランプ220、普図保留ランプ216及び第4図柄表示装置284aについては、図示を省略している。また、図452において、保留アイコン表示領域281における3つ目の保留アイコンh13は、先読みの対象である図柄変動表示の保留であることを示すためにハッチングが施されているが、表示態様は、例えば、1つ目の保留アイコンh11と同様、デフォルトの表示態様となっている。
図452(a1)〜同図(a3−1)は、予告アイコンがストックされることを事前に報知する予告演出を行う様子が示されている。図452(a1)に示すように、装飾図柄表示装置208では、第1装飾図柄も第2装飾図柄も「装飾2−装飾2−装飾1」の装飾図柄の組み合わせで停止表示され、はずれの表示結果が確定表示されている。このとき、変動アイコンh0も消去されている。また、予告アイコン表示領域285では、いずれの表示領域においても予告アイコンが表示されていない。
その後、第1特図表示装置212における図柄変動が開始されると、図452(a2−1)に示すように、移動アニメーションにより移動表示され、第1の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコンが変動アイコン表示領域280に移動して変動アイコンh0となり、第2の保留アイコンh12の表示位置にあった保留アイコンが特図1の第1の保留アイコンh11となり、第3の保留アイコンh13の表示位置にあった保留アイコンが特図1の第2の保留アイコンh12となり、装飾図柄の変動表示が開始される。その後、図452(a2−1)に示すタイミングで、装飾図柄表示装置208では、次に開始される図柄変動表示において予告アイコンがストックされることを予告するプラカードPL1が表示されている。具体的には、このプラカードPL1には、「次の変動で」に続いて帽子の予告アイコンI6が表示され、さらにこれに続いて「がストック」と表示されており、帽子の予告アイコンI6が次の図柄変動表示中に必ずストックされることを予告報知している。
その後、特図1の変動時間が経過して変動表示が終了し、次の特図1の変動表示が開始されると、その図柄変動表示の実行中に、例えば、殿様演出が行われ、図452(a3−1)に示すように、予告アイコン表示領域285の予告アイコン第1表示領域YA1に帽子の予告アイコンI6がストックされる。これにより、遊技者は、帽子の予告アイコンI6がストックされることが事前に認識できるので、安心して遊技を楽しむことができる場合がある。
なお、上述した演出例では、プラカードPL1が表示されることにより予告アイコンが必ずストックされることを予告するようにしたが、例えば、図452(a2−2)に示すようなプラカードPL2を表示し、予告アイコンがストックされない場合もあることを報知するようにしてもよい。具体的には、このプラカードPL2には、「次の変動で」に続いて帽子の予告アイコンI6が表示され、さらにこれに続いて「がストック」と表示されているが、クエスチョンマークが付記されており、帽子の予告アイコンI6が次の図柄変動表示中にストックされる場合があることを報知している。
帽子の予告アイコンI6が次の図柄変動表示中にストックされない場合には、図452(a3−2)に示すように、予告アイコンのストックに関するなんらの演出も行われない。なお、予告アイコンのストックに関する演出(例えば、殿様演出等)を行ってもよいが、この場合、予告アイコンをストックしないいわゆるガセストック演出が行われることとなる。
図452(b1)〜同図(b3)は、先読みの対象である図柄変動表示が保留された時点において実行中の図柄変動表示中に先読み予告の一つである先読みモードが行われている様子が示されている。
図452(b1)に示すように、第1特図始動口230に遊技球が入賞して先読みの対象である図柄変動表示が保留されて、3つ目の保留アイコンh13の表示態様として先読み予告の表示態様としてのサボハニの表示態様の保留アイコンが表示されている。なお、装飾図柄表示装置208では、特図1の変動表示に対応して第1装飾図柄及び第2装飾図柄の変動表示が行われている。
すると、図452(b2)に示すように、装飾図柄表示装置208では、大当りとなる可能性が高い図柄変動表示が保留されていることを報知する演出である先読みモードが開始される。具体的には、図452(b2)に示すように、装飾図柄表示装置208では、2つの帯状のスクロール表示領域のそれぞれについて、「激熱接近中」という文字が右から左方向に向かってスクロールする表示が行われている。
その後、特図1の変動時間が経過して変動表示が終了し、次の特図1の変動表示が開始されると、図452(b3)に示すように、その図柄変動表示の実行中に殿様演出が行われ、予告アイコン表示領域285に帽子の予告アイコンI6がストックされる。このように、この演出例によれば、予告アイコンのストックによる先読み予告と、保留アイコンの表示態様の変化による先読み予告の他、背景表示の変更による先読み予告を行うことができる。
また、図452(c1)〜同図(c2)に示すように、先読みの対象である図柄変動表示が保留された時点において実行中の図柄変動表示中において、殿様演出等を行って、予告アイコンのストックが行われるようにしてもよい。
図452(d1)〜同図(d3)は、同一の図柄変動表示の実行中において、予告アイコンのストックと消化とが行われる様子が示されている。すなわち、当該図柄変動表示中における予告演出が行われることに関する予告アイコンのストック及び消化も実行可能に構成されている。
図452(d1)に示すように、殿様演出により帽子の予告アイコンI6が予告アイコン表示領域285に向けて投げつけると、図452(d2)に示すように、帽子の予告アイコンI6は、予告アイコン表示領域285の予告アイコン第1表示領域YA1に一旦ストックされる。そして、所定時間(例えば、3秒)が経過した後、図452(d3)に示すように、予告アイコン消化演出が行われ、帽子の予告アイコンI6が消化されている。
なお、図452(e1)〜同図(e2)に示すように、殿様演出により帽子の予告アイコンI6が予告アイコン表示領域285に投げつけられるが、予告アイコン表示領域285にストックされることなく消化されるようにしてもよい。
図453は、本実施形態のパチンコ機100の装飾図柄表示装置208を中心とした演出の一例を段階的に示す図であって、本実施形態に適用可能な予告アイコン増加演出及び消化演出の別の変形例を段階的に示す図である。なお、図453では、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、普図表示装置210、第1特図保留ランプ218、第2特図保留ランプ220、普図保留ランプ216及び第4図柄表示装置284aについては、図示を省略している。また、図453において、保留アイコン表示領域281における2つ目の保留アイコンh12は、先読みの対象である図柄変動表示の保留であることを示すためにハッチングが施されているが、表示態様は、例えば、1つ目の保留アイコンh11と同様、デフォルトの表示態様となっている。
図453(a1)〜同図(a3)は、予告アイコン表示領域と背景表示を説明するステージ名を表示する領域とを兼用する様子が示されている。
図453(a1)に示すように、装飾図柄表示装置208では、表示画面の右下隅部に、現在のステージを示すステージ表示領域289が設けられており、現在のステージは「城下町」となっている。なお、このステージ表示領域289には、現在のステージ名を表示するものの他、例えば、予告の内容や登場キャラクタの説明等のチュートリアル表示を行うようにしてもよいし、予告表示を行うようにしてもよい。このように、ステージ表示領域289は、説明表示領域として機能しているということができる。そして、図453(a1)に示すように、装飾図柄表示装置208では、上述した殿様演出が行われ、帽子の予告アイコンI6が投げつけられている。
すると、図453(a2)に示すように、装飾図柄表示装置208では、帽子の予告アイコンI6が拡大表示されるとともに、「ストック」の文字表示が付記され、帽子の予告アイコンI6がストックされることが報知される。
すると、図453(a3)に示すように、装飾図柄表示装置208の表示画面の右下に表示されていたステージ表示領域289が予告アイコン表示領域285Dに変更され、この予告アイコン表示領域285Dにおける予告アイコン第1表示領域YA1に帽子の予告アイコンI6が表示される。
なお、図453(b1)〜同図(b3)に示すように、ステージ表示領域289から予告アイコン表示領域285Dに変更せず、殿様演出により出現した帽子の予告アイコンI6をストックすることなく、そのまま消化するようにしてもよい。これにより、当該図柄変動表示中の予告に関する予告アイコンの消化演出を行うことができる。
図453(c1)〜同図(c2)は、予告アイコン表示領域を複数設け、予告アイコンの種類に応じて当該予告アイコンを表示する予告アイコン表示領域を選択する様子が示されている。
図453(c1)に示すように、装飾図柄表示装置208では、表示画面の左側端部に第1の予告アイコン表示領域285Eが設けられ、表示画面の右側端部に第2の予告アイコン表示領域285Fが設けられている。この演出例では、第1の予告アイコン表示領域285Eは、ボタン予告アイコン以外の予告アイコンが表示される領域となっており、第2の予告アイコン表示領域285Fは、ボタン予告アイコン専用の表示領域となっているが、これに限定されない。第1の予告アイコン表示領域285Eには、4つの表示領域(予告アイコン第1表示領域YAL1、予告アイコン第2表示領域YAL2、予告アイコン第3表示領域YAL3、予告アイコン第4表示領域YAL4)が設けられており、予告アイコン第1表示領域YAL1及び予告アイコン第2表示領域YAL2には、それぞれ帽子の予告アイコンI6が表示されており、予告アイコン第3表示領域YAL3には、手裏剣の予告アイコンI7が表示されている。また、第2の予告アイコン表示領域285Fにも、4つの表示領域(予告アイコン第1表示領域YAR1、予告アイコン第2表示領域YAR2、予告アイコン第3表示領域YAR3、予告アイコン第4表示領域YAR4)が設けられており、いずれの表示領域にも予告アイコンは表示されていない。また、装飾図柄表示装置208では、表示画面の略中央に第2のボタン予告アイコンI11が2つ並んで拡大表示されており、これらの第2のボタン予告アイコンI11がストックされる様子が示されている。
すると、図453(c2)に示すように、第2の予告アイコン表示領域285Fの予告アイコン第1表示領域YAR1及び予告アイコン第2表示領域YAR2にそれぞれ第2のボタン予告アイコンI11が表示される。なお、この演出例において、予告アイコン第1表示領域YAR1、予告アイコン第2表示領域YAR2、予告アイコン第3表示領域YAR3、予告アイコン第4表示領域YAR4にそれぞれ第2のボタン予告アイコンI11が表示されてから、すなわち、第2の予告アイコン表示領域285Fにおいて第2のボタン予告アイコンI11が満タンとなってからこれらの第2のボタン予告アイコンI11が消化された場合と、これよりも少ない数の第2のボタン予告アイコンI11が第2の予告アイコン表示領域285Fに表示された後でこれらの第2のボタン予告アイコンI11が消化された場合とで、大当りに対する信頼度を異ならせるようにしてもよく、例えば、第2のボタン予告アイコンI11がストックされている数が多いほど、大当りとなりやすいように構成してもよい。なお、ストックされたボタン予告アイコンI11のうちのすべてが消化されなくてもよく、例えば、ボタン予告アイコンI11が4つ表示されていても、2つしか消化しない場合があってもよく、この場合において、残りの2つのボタン予告アイコンI11は次の図柄変動表示までストックを維持するようにしてもよいし、消化することなく消去するようにしてもよい。また、第1の予告アイコン表示領域285Eについても、予告アイテムがストックされている数によって大当りに対する信頼度が異なるように構成してもよい。
図453(d1)〜同図(d3)は、予告アイコンの増加演出の他の例を示している。
図453(d1)に示すように、帽子の予告アイコンI6sが変動アイコンh0と2つ目の保留アイコンh12にそれぞれ重ねて小さく表示されており、また、手裏剣の予告アイコンI7sが1つ目の保留アイコンh11に重ねて小さく表示されている。すなわち、この演出例では、保留アイコンに予告アイコンが含まれて表示される場合がある例について示されている。
その後、図453(d2)に示すタイミングで、変動アイコンh0に表示されていた、縮小表示の帽子の予告アイコンI6sが飛び出し、表示画面の中央に向かって移動する。すると、図453(d3)に示すように、帽子の予告アイコンI6が拡大表示するとともに「ストック」という文字表示が付記され、予告アイコン表示領域285に帽子の予告アイコンI6がストックされることが報知される。なお、この演出例では、図柄変動表示の保留が消化される毎に、変動アイコンh0に表示されている予告アイコンをストックする演出を行うようにしていたが、予告アイコンをストックするタイミングはこれに限定されない。
また、この演出例において、図453(e1)に示すように、変動アイコン及び保留アイコンの全てに予告アイコンを表示せず、一部の変動アイコンあるいは保留アイコンにのみ表示するようにしてもよい。
図453(f1)〜同図(f3)は、変動アイコンh0に予告アイコンが表示されていたにもかかわらず、当該予告アイコンがストックされない場合がある例について示されている。
図453(f1)は、同図(d1)を示して上述したのと同様であるので詳細な説明は省略する。
この演出例では、その後、図453(f2)に示すタイミングで第1装飾図柄が仮停止したタイミングで変動アイコンh0の消去アニメーションが開始され、その後、図453(f3)に示すように、変動アイコンh0が消去されるが、このとき、変動アイコンh0とともに、変動アイコンh0に表示されていた帽子の予告アイコンI6sも消去され、帽子の予告アイコンI6がストックされないことが報知される。このように、変動アイコンあるいは保留アイコンに予告アイコンが表示されていたとしても表示された予告アイコンがストックされない場合があってもよい。
図453(g1)〜同図(g3)は、ある予告アイコンが消化された場合に、複数の予告アイコンが消化されたのと同じ効果が得られる演出が行われる様子が示されている。
図453(g1)に示すように、装飾図柄表示装置208では、予告アイコン表示領域285の予告アイコン第1表示領域YA1に、予告アイコンとしての花束の予告アイコンI51が表示されている。この花束の予告アイコンI51は、図412(b)を参照して上述した複数種類の予告アイコンのうちの2以上のアイコンが含まれるものであるが、いずれの予告アイコンが含まれているかについては特定困難な態様となっている。
そして、図453(g2)に示すように、花束の予告アイコンI51が消化されると、花束の予告アイコンI51は、予告アイコン第1表示領域YA1から表示画面の中央まで移動した後、拡大表示される。
その後、図453(g3)に示すように、花束の予告アイコンI51は、帽子の予告アイコンI6とリボンの予告アイコンI8に表示が変化し、花束の予告アイコンI51に含まれていた予告アイコンの種類が認識可能となる。そのため、遊技者は、予告アイコンをストックした楽しみを持たせつつ、いずれの種類の予告アイコンが含まれているのかについての期待感を持たせることができる場合がある。
なお、これまでに説明した実施形態及びこれ以降に説明する実施形態において、予告アイコンは、図柄が停止表示された後も表示が継続されるようにしてもよく、例えば、図柄変動表示の保留がある状態で図柄が停止表示された場合はもちろん、図柄変動表示の保留がない状態で図柄が停止表示されたときに予告アイコンがストックされている場合には、デモ表示中においてもそのストックの状態が維持されるようにしてもよい。また、図柄変動表示の保留のある/なしにかかわらず、予告アイコンがストックされている限りは、ストックの状態が維持されるようにしてもよい。
また、予告アイコンが表示されるまでの時間を予告するようにしてもよい。
また、ストックした予告アイコンが変更したり昇格(レベルアップ)したりする演出を行うようにしてもよく、例えば、ストックされた帽子の予告アイコンI6が扇の予告アイコンI10に変更する演出を行ったり、帽子の予告アイコンI6がストックされている状態でチャンス目の組合せで装飾図柄が停止表示した場合に、当該帽子の予告アイコンI6が千両箱の予告アイコンI9に変更する演出を行うようにしてもよい。また、逆に、ストックした予告アイコンが降格(レベルダウン)する演出を行うようにしてもよい。
また、予告アイコンが消化された際に行われる演出表示が変更したり昇格(レベルアップ)したりする演出を行うようにしてもよく、例えば、帽子の予告アイコンI6が消化される演出が行われているときに扇の予告アイコンI10に変更する演出が行われるようにしてもよいし、帽子の予告アイコンI6が消化されて実行される疑似連演出において、疑似連回数を増加させるようにしてもよい。また、逆に、予告アイコンが消化された際に行われる演出表示が降格(レベルダウン)する演出を行うようにしてもよい。
ボタン予告アイコンが表示されている場合も、ボタン保留アイコンが表示されてもよいが、表示されないようにしてもよい。
ボタン予告アイコンが表示されている場合に、ボタン予告を表示してもよいが、表示しないようにしてもよい。
また、図柄変動表示時間の長さによって、予告アイコンをストックする予告を行うか行わないかを決定するようにしてもよい。
また、大当りとなる図柄変動表示とハズレとなる図柄変動表示とで予告アイコンをストックする予告を行わない場合の変動表示時間の長さは同じであってもよいし、異なってもよい。
また、特図1の図柄変動表示に割り込んで実行される特図2の図柄変動表示の変動表示時間として、予告アイコンのストックを行わない長さの変動時間を選択するようにしてもよい。
また、特図1の図柄変動表示に割り込んで特図2の図柄変動表示が実行される場合において、予告アイコンをストックする予告を制御的に規制するようにしてもよい。
また、特図1の図柄変動表示に割り込んで特図2の図柄変動表示が実行される場合において、予告アイコンをストックする予告を行わないように演出データテーブルを設定しておいてもよい。
また、特図1の図柄変動表示に割り込んで特図2の図柄変動表示が実行される場合において、予告アイコンのストックを行う長さの変動時間を選択するようにしてもよい。ここで、ストックされた予告アイコンを割り込まれた特図1の図柄変動表示において消化してもよいし、該割り込んだ特図2の図柄変動表示中に消化してもよい。
また、特図1の図柄変動表示に割り込んで特図2の図柄変動表示が実行される場合において、割り込まれる前の特図1の図柄変動表示が行われるよりも前の図柄変動表示においてストックされた予告アイコンは、ストックされたままで消化されないようにしてもよいし、消化するように構成してもよい。
また、予告アイコンの種類としては、上述したものあるいは後述するものに限らず種々のものを採用することができる。
例えば、予告アイコンとして、カスタマイズ用のアイテムが表示されてもよく、このカスタマイズ用のアイテムが消化された場合には、例えば、選択可能なBGMの増加、選択可能な背景の増加、遊技者が選択可能な演出モード(例えば、一発告知モード等)の増加が可能となるようにしてもよい。
また、例えば、演出セレクト用のアイテムが表示されてもよく、この演出セレクト用のアイテムが消化された場合には、例えば、BGMを変更可能としたり、演出モードを変更可能としたり、音量設定や輝度設定を可能となるようにしてもよい。
また、例えば、ユーザー設定クリア用アイテムが表示されてもよく、このユーザー設定クリア用アイテムが消化された場合には、例えば、ユーザー設定をクリア可能となるようにしてもよいし、ユーザー設定をクリアするか否かを確認した上でクリアすることが可能となるようにしてもよい。
また、例えば、演出モード終了用アイテムが表示されてもよく、この演出モード終了用アイテムが消化された場合には、例えば、先読みモードを終了させたり、演出モードを終了させたりすることが可能となるようにしてもよいし、先読みモードの終了や、演出モードの終了を確認した上で終了することが可能となるようにしてもよい。
また、例えば、ポイント獲得アイテムや、レベルアップ贈呈用アイテムが表示されてもよく、これらのアイテムが消化された場合には、例えば、ポイントが贈呈されたり、レベルがアップすることが可能となるようにしてもよい。
また、例えば、予告アイコンに対応したリーチ演出が開始されるようにしてもよく、例えば、殿様のアイコンが消化されると、殿様VS剣豪リーチが行われるようにしてもよい。
また、例えば、予告アイコンに対応した予告演出が開始される場合があってもよく、例えば、プレゼントのアイコンが消化されると、「次回予告」というアイコンが表示され、「次回予告」の予告演出が開始されるようにしてもよい。
また、例えば、消化されると占いが開始されるアイコン(占いアイコン)があってもよい。この場合において、占いアイコンは、客待ちデモ演出中にのみ表示されるものであってもよいし、客待ちデモ演出中以外に表示されるものであってもよい。
また、例えば、消化されると、島一斉演出に関する情報が表示されるアイコンがあってもよい。例えば、島一斉演出開始までのカウントダウンが開始されてもよいし、島一斉演出が開始されるまでの時間を表示してもよいし、次に行われる島一斉演出の内容を表示するようにしてもよい。
また、例えば、消化されると、店側カスタマイズが可能となるアイコンがあってもよい。例えば、設置される遊技店の地域にちなんだ演出が行われるようにする設定(例えば、東北地方モードや、中部地方モードの設定等)や、設置される遊技店名の設定ができるようにしてもよい。例えば、設定に応じて、東北地方モードで出現する群予告のキャラクタ(例えば、なまはげ群等)と、中部地方モードで出現する群予告のキャラクタ(例えば、しゃちほこ群等)とで異ならせることができる場合がある。
また、例えば、消化されると、チュートリアル表示が開始されるアイコンがあってもよい。
また、例えば、消化されると、ルーレット演出が開始されるアイコンがあってもよい。このルーレット演出では、例えば、保留アイコンの表示態様の昇格演出が行われることを示す結果が表示されたり、当該図柄変動表示についての予告が行われることを示す結果が表示されるもの等がある。
また、例えば、消化されると、図柄の表示態様が変化したり、元に戻ったりするアイコンがあってもよい。
次に、上述した実施形態の変形例について、図454及び図455を参照しながら説明する。ここで、図454は、本実施形態のパチンコ機100の装飾図柄表示装置208において実行可能な演出の一例を段階的に示す図であり、図455は、予告アイテム関係の抽選テーブルについて説明する図である。
図454には、装飾図柄表示装置208、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、第1特図保留ランプ218及び第2特図保留ランプ220が示されている。なお、普図表示装置210、普図保留ランプ216及び第4図柄表示装置284aについては図示を省略している。
図454(a)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留アイコン表示領域281Aと特図2の保留アイコン表示領域282Aとが、装飾図柄表示装置208の表示領域の下方において左右に隣接するようにして表示されている。図454(a)では、特図1及び特図2のいずれも保留数は0である。そして、装飾図柄表示装置208では、はずれに対応した装飾図柄の組み合わせである「装飾2−装飾3−装飾4」で停止表示されている。また、特図2の保留アイコン表示領域282Aの上方には、予告アイコン表示領域285Aが配置されており、姫の予告アイコンIhが表示されている。なお、予告アイコン表示領域285Aにおいて、予告アイコンは左詰めで表示されているが、予告アイコンの表示位置はこれに限定されない。また、予告アイコン表示領域285は、常時表示されるようにしてもよいし、必要に応じて表示したりしなかったりする場合があってもよい。
図454(b)では、第1特図始動口230に2つの遊技球が入賞した様子が示されている。特図1の保留アイコン表示領域281Aでは、1つ目の保留に対応する保留アイコンh11と、2つ目の保留に対応する保留アイコンh12が左詰めで並んで表示されている。これらの保留アイコンh11,h12はいずれもデフォルトの表示態様となっている。
その後、図454(c)に示すタイミングで、特図1の図柄変動表示が開始される。特図1の保留アイコン表示領域281Aでは、1つ目の保留が消化されたため、2つ目の保留に対応する保留アイコンh12が左側に移動して1つ目の保留に対応する保留アイコンh11として表示される。また、このとき、第2特図始動口232に遊技球が入賞したため、特図2の保留アイコン表示領域282Aでは、1つ目の保留に対応する保留アイコンh21が左詰めで表示されている。この保留アイコンh21はデフォルトの表示態様となっている。
そして、図454(d)に示すタイミングとなったときに、特図1の1つ目の保留に対応する保留アイコンh11の表示態様が先読み予告の表示態様(「熱」と表示された表示態様)に変化する。
保留アイコンh11の表示態様が変化した後、図454(e)に示すタイミングとなったときに、予告アイコン表示領域285Aに、殿様の予告アイコンItと姫の予告アイコンIhとが追加して表示される。すなわち、予告アイコンが増加する表示が行われている。
その後、図454(f)に示すように、左図柄表示領域208aに「装飾4」が停止表示されるとともに、2つの姫の予告アイコンIhのうちの後で増加した姫の予告アイコンIhが消化され、「アタリ」と「クエスチョンマーク」の文字表記の吹き出しを伴う姫のキャラクタHIが出現する。なお、姫のキャラクタHIの出現のタイミングは、左図柄の停止表示タイミングよりも前であってもよいし、後であってもよいし、同時であってもよい。
その後、図454(g)に示すように、右図柄表示領域208cに「装飾2」が停止表示した後、中図柄表示領域208bに「装飾3」が停止表示されて、はずれの結果であることが報知される。
本実施形態では、特図2の図柄変動表示が、特図1の図柄変動表示に優先して実行されるので、図454(h)に示すタイミングでは、特図2の図柄変動表示が開始される。本実施形態では、特図2の図柄変動表示が特図1の図柄変動表示に割り込んで実行された場合には、当該特図2の図柄変動表示の結果がはずれとなる場合には、予告アイコンの消化は行われないし、予告アイコンの増加表示も行われない。そのため、特図2の図柄変動表示が行われている間は、予告アイコンを表示せず、あるいは、予告アイコン表示領域285Aを表示しないようにしてもよい。なお、当該特図2の図柄変動表示の結果が大当りとなる場合には、予告アイコンの消化及び増加表示のいずれも行わないようにしてもよいし、予告アイコンの消化及び増加表示が行われる場合があってもよい。一方、保留アイコン表示領域281A,282Aは引き続き表示されるようにしてもよいし、いずれの保留アイコン表示領域281A,282Aも非表示とされるようにしてもよいし、特図2の保留アイコン表示領域282Aのみ表示されるようにしてもよい。なお、特図2の図柄変動表示が割り込んで行われる場合には、背景を専用の背景に変更するようにしてもよい。専用の背景が表示される場合には、予告アイコン表示領域285Aを非表示にし、保留アイコン表示領域281A,282Aだけ表示するようにしてもよい。
その後、図454(i)に示すように、「装飾3−装飾2−装飾3」の装飾図柄の組み合わせで停止表示し、特図2の図柄変動表示の結果がはずれであることが報知される。
続いて、図454(j)に示すタイミングとなって、保留されている特図1の図柄変動表示が開始された後、殿様の予告アイコンItが消化され、「アタリ」と「クエスチョンマーク」の文字表記の吹き出しを伴う殿様のキャラクタYIが出現する。なお、殿様のキャラクタYIの出現のタイミングは、装飾図柄の図柄変動表示の開始よりも前であってもよいし、後であってもよいし、同時であってもよい。また、図454(j)では、予告アイコン表示領域285Aに、悪代官の予告アイコンIdが追加して表示される。すなわち、予告アイコンが増加する表示が行われている。ここで、悪代官の予告アイコンIdが追加して表示されるタイミングは、殿様の予告アイコンItの消化表示が開始されるよりも前であってもよいし、後であってもよいし、同時であってもよい。
その後、図454(k)に示すように、装飾図柄表示装置208では、左図柄表示領域208aにおいて「装飾3」の装飾図柄が停止表示されるとともに、姫の予告アイコンIh及び悪代官の予告アイコンIdが消化され、姫のキャラクタHI及び悪代官のキャラクタDIが出現する。なお、姫のキャラクタHIの出現のタイミングは、左図柄の停止表示タイミングよりも前であってもよいし、後であってもよいし、同時であってもよい。また、姫のキャラクタHIの出現のタイミングは、悪代官のキャラクタDIの出現のタイミングよりも前であってもよいし、後であってもよいし、同時であってもよい。
そして、図454(m)のタイミングとなると、装飾図柄表示装置208では、右図柄表示領域208cに「装飾3」が停止表示した後、中図柄表示領域208bに「装飾3」が停止表示されて、大当りとなったことが報知される。
続いて、この演出例における予告アイコンの増加表示及び消化表示を実行するか否かを決定するための予告アイコン関係の抽選テーブルの構成について説明する。
図455(A)に示すように、特図1の図柄変動表示の開始に伴って実行される大当り判定結果が大当りである場合には、特図1の保留の先読みの結果にかかわらず、4/50の確率で殿様の予告アイコンの増加表示を実行し、3/50の確率で姫の予告アイコンの増加表示を実行し、2/50の確率で悪代官の予告アイコンの増加表示を実行する。また、一方で、40/50の確率で殿様の予告アイコンの消化表示を実行し、35/50の確率で姫の予告アイコンの消化表示を実行し、25/50の確率で悪代官の予告アイコンの消化表示を実行する。なお、これらの増加表示及び消化表示の実行抽選は、各予告アイコンごとに行われるので、2以上の予告アイコンについて同時に増加表示が行われたり、2以上の予告アイコンについて同時に消化表示が行われる場合がある。
また、特図1の図柄変動表示の開始に伴って実行される大当り判定の結果がはずれである場合には、特図1の保留の先読みの結果、大当りとなる図柄変動表示が保留されている場合には、3/50の確率で殿様の予告アイコンの増加表示を実行し、2/50の確率で姫の予告アイコンの増加表示を実行し、1/50の確率で悪代官の予告アイコンの増加表示を実行する。また、一方で、1/50の確率で殿様の予告アイコンの消化表示を実行し、10/50の確率で姫の予告アイコンの消化表示を実行し、15/50の確率で悪代官の予告アイコンの消化表示を実行する。
一方、図455(B)に示すように、特図2の図柄変動表示の開始に伴って実行される大当り判定結果が大当りである場合には、特図1の保留の先読みの結果に関わらず、25/50の確率で殿様の予告アイコンの増加表示を実行し、20/50の確率で姫の予告アイコンの増加表示を実行し、7/50の確率で悪代官の予告アイコンの増加表示を実行する。また、一方で、20/50の確率で殿様の予告アイコンの消化表示を実行し、15/50の確率で姫の予告アイコンの消化表示を実行し、5/50の確率で悪代官の予告アイコンの消化表示を実行する。なお、例えば、通常の遊技状態(非電サポ状態)において、第2特図始動口232に入賞することを想定していないパチンコ機にあっては、大当り判定結果が大当りであっても、いずれの予告アイコンについても増加表示を行わず、いずれの予告アイコンについても消化表示を行わないようにしてもよい。
また、特図2の図柄変動表示の開始に伴って実行される大当り判定結果がはずれである場合には、特図1の保留の先読みの結果に関わらず、いずれの予告アイコンについても増加表示を行わず、いずれの予告アイコンについても消化表示を行わない。
なお、例えば、電サポ状態が終了し、特図2の図柄変動表示について1又は複数の保留が残っている場合に、特図2の保留についての先読み予告として予告アイコンの消化表示を行わないようにしてもよく、また、特図2の図柄変動表示の開始に伴って実行される大当り判定結果に応じて予告アイコンの増加表示及び消化表示を行うようにしてもよい。
次に、本実施形態に係るパチンコ機100において実行される演出の他の具体例について、図456〜図468を参照しながら説明する。また、以下に示す演出表示は、アニメーションにより行われてもよい。また、以下に示す実施形態は、これまでに示したいずれの実施形態においても適用可能であることはいうまでもない。すなわち、図456〜図468に示す各演出は、図14〜図455に示して説明したいずれの演出と組み合わせて行われる場合がある。換言すれば、本実施形態では、ミニアイテム(予告アイコンあるいは予告アイテムとも呼ばれる場合がある)による演出、タイマ予告による演出、ミニゲームによる演出、チャンスアップタイミングメータによる演出が遊技の進行に応じて適宜組み合わせて実行される場合がある。なお、図456〜図468に示す符号は、原則として図456〜図468に示す実施例の説明にのみ用いることとし、重複する符号が他の図面に示されている場合であっても、図456〜図468に示す符号を優先する。
図456〜図468は、本実施形態に適用可能なパチンコ機100の装飾図柄表示装置を中心とした演出の一例を段階的に示す図である。なお、図456〜図468では、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、普図表示装置210、第1特図保留ランプ218、第2特図保留ランプ220、普図保留ランプ216及び第4図柄表示装置284aについては、図示を省略している。また、図456〜図468では、装飾図柄表示装置を3つ横列に並べて配置した例を示している。すなわち、3つの装飾図柄表示装置のうちの中央に配置される第1装飾図柄表示装置208Lと、第1装飾図柄表示装置208Lの左側に配置される第2装飾図柄表示装置208Mと、第1装飾図柄表示装置208Lの右側に配置される第3装飾図柄表示装置208Nとにより表示が行われている。なお、第1装飾図柄表示装置208Lは、メイン表示装置という場合があり、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nは、サブ表示装置という場合があり、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nは、幅方向の長さが第1装飾図柄表示装置208Lの略半分の長さよりも短く、また、高さもわずかに短い。また、第2装飾図柄表示装置208Mは、その右端辺部分が第1装飾図柄表示装置208Lの左端辺部分の前面側に重なっており、第3装飾図柄表示装置208Nは、その左端辺部分が第1装飾図柄表示装置208Nの右端辺部分の前面側に重なっている。さらに、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nは、それぞれ第1装飾図柄表示装置208Lの表示面に沿って、互いに近接する方向にスライド移動可能に構成されている。また、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nは、互いに最も近接した状態となった場合に、第1装飾図柄表示装置208Lの表示面に沿って一体的に回転することができるように構成されている。なお、第1装飾図柄表示装置208L、第2装飾図柄表示装置208M、第3装飾図柄表示装置208Nの各名称は、各表示装置について装飾図柄が必ずしも変動表示するものではなく、便宜的に名称付けたものであり、表示装置の解釈を狭小するものではないことを念のためここに付言する。また、これらの装飾図柄表示装置(第1装飾図柄表示装置208L、第2装飾図柄表示装置208M、第3装飾図柄表示装置208N)をまとめたものを演出表示手段とし、演出表示手段は、装飾図柄の変動表示を行ったり、複数種類の演出表示を行ったりするということもできる。また、第1装飾図柄表示装置208Lの前面側には、透明の導光板が配置されており、遊技者は導光板を介して第1装飾図柄表示装置208Lの表示状態を視認可能とされている。導光板は、透過領域に所定のレンズカットが施されている。導光板の側端部近傍の適宜位置にはLED等の発光体が設けられ、発光体からの光がレンズカット部分で前方に向けて反射することにより、透過領域が所定の模様で発光しているように見せることができるように構成されている。図456〜図468に示される実施形態では、導光板には所定のエフェクト画像を模した模様のレンズカットが施されている。なお、導光板は光を照射する分の厚みよりも光を遊技者側に向けて屈折させる領域の部分の厚みのほうが薄いように構成されている。そのため、第1装飾図柄表示装置208L、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nの表示状態が視認しやすくなる場合がある。また、導光板が可動するものであってもよい。また、導光板は、第1装飾図柄表示装置208L、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nのうちの少なくとも一つの表示装置よりも手前側に設けられていればよい。また、図456〜図466及び図468では、スピーカ120及び演出ボタン136の様子が示されている。なお、本実施形態において、装飾図柄表示装置の前面側にPOVディスプレイが配置されてもよい。
図456は、本実施形態に適用可能な予告アイコン増加演出及び消化演出の他の例を段階的に示す図であり、図457は、図456に示す演出の一例の続きを段階的に示す図である。
図456(a)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、表示画面の下部にユーザーインタフェイス(UI)部が配置されており、このUI部には、その中央に変動アイコンh0が台座に載置された態様で表示されており、変動アイコンh0の左側には、4つの保留アイコンが表示可能に台座が4つ配置された保留アイコン表示領域が形成されている。図456(a)に示すタイミングでは、特図1の変動表示が2つ保留されているので、保留アイコン表示領域には、2つの保留アイコンh11,h12が表示されている。なお、変動アイコンh0及び2つの保留アイコンh11,h12は、いずれもデフォルトの表示態様となっている。また、変動アイコンh0の右側には、説明表示部としてのチュートリアル表示部TT1が配置されており、遊技や演出に関する様々な情報が表示(チュートリアル表示)が行われ、その内容は適宜のタイミングで更新される。図456(a)に示されるチュートリアル表示部TT1では、「殿様は八代将軍です」と表示されており、殿様のキャラクタに関する説明がなされている。また、第1装飾図柄表示装置208Lでは、第1装飾図柄の変動表示が行われている。なお、UI部は、第1装飾図柄の変動表示中に優先して表示されており、第1装飾図柄の表示領域とは重ならない領域に設けられているが、第1装飾図柄の表示領域と重なってもよい。また、ここで、説明表示部(あるいは、説明表示領域)とは、場所そのものというパターンの他、あるものが表示される場所のことであってもよい。具体的には、ステージ名を表示する構成でかつ、あるステージに移行すると熱いという構成において、そのステージ名を赤く表示する場合は、その表示は予告ではなく説明表示という場合がある。逆に言うと、通常のステージ名を白く表示する場合には、赤のステージ名表示と比較すると熱くないので、これも予告の一種になってしまう場合もある。
第2装飾図柄表示装置208Mでは、表示画面の下部に、現在行われているステージ名やリーチ名を表示するための、説明表示部としてのステージ名表示部ST1が配置されている。図456(a)に示されるステージ名表示部ST1では、「城下町」と表示されており、現在のステージが城下町であることが報知されている。また、第2装飾図柄表示装置208Mの表示画面の上部では、第2装飾図柄の変動表示が行われている。
第3装飾図柄表示装置208Nでは、殿様のキャラクタがステージ上に乗っている様子が示されており、遊技の進行に応じて様々な動作を行っている。また、第3装飾図柄表示装置208Nの表示画面上部では、特図1及び特図2の第2保留数表示や特図1及び特図2の第4図柄が表示されている。なお、殿様のキャラクタは常時表示されてもよいし、常時表示されていなくてもよい。
また、第1装飾図柄表示装置208Lの下方には、演出可動体の一つである家紋役物224Eが配置されており、演出内容に応じて、上下方向に移動することができるように構成されている。また、家紋役物224Eには、内部にフルカラーLED等の発光手段が内蔵されており、演出内容に応じて様々な発光態様で発光することができる。また、第1装飾図柄表示装置208Lの上方には、演出可動体の一つである八代役物224Faと将軍役物224Fbとが配置されており、演出内容に応じてそれぞれ上下方向に移動することができるように構成されている。また、八代役物224Fa及び将軍役物224Fbはいずれも内部にフルカラーLED等の発光手段が内蔵されており、演出内容に応じて様々な発光態様で発光することができる。
続いて、図456(b)に示されるタイミングで、第1特図始動口230に遊技球が入賞すると、保留アイコン表示領域に3つ目の特図1の保留アイコンh13(第3の保留アイコン)が表示され、保留数が3つとなったことが報知される。ここで、3つ目の保留は、先読みの対象となった図柄変動表示の保留である。この演出例では、第3の保留アイコンh13が、デフォルトの表示態様ではなく、先読み予告の表示態様(例えば、青色の丸印での表示態様)で表示されている。このとき、スピーカ120から、「ポン」という音声出力がなされ、保留表示による先読み予告が行われたことを報知している。
その後、図456(c)に示すタイミングで、第1装飾図柄表示装置208Lでは、第1装飾図柄が「装飾3−装飾4−装飾1」の装飾図柄の組み合わせで停止表示され、はずれの表示結果が確定される。このとき、変動アイコンh0も消去される。また、第2装飾図柄表示装置208Mにおいても、第2装飾図柄が「装飾3−装飾4−装飾1」の装飾図柄の組み合わせで停止表示されている。
そして、第1特図表示装置212における図柄変動が開始されると、図456(d)に示すように、保留アイコンh11,h12,h13がそれぞれ移動アニメーションにより移動表示され、第1の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコンが変動アイコンが表示される台座の上に載置されて変動アイコンh0となり、第2の保留アイコンh12の表示位置にあった保留アイコンが第1の保留アイコンh11となり、第3の保留アイコンh13の表示位置にあった保留アイコンが第2の保留アイコンh12となり、それぞれ、対応する台座上に移動する。また、図456(d)に示される第1装飾図柄表示装置208Lでは、第1装飾図柄の変動表示が開始されるとともに、第2装飾図柄表示装置208Mでは、第2装飾図柄の変動表示が開始される。なお、チュートリアル表示部TT1では、依然として「殿様は八代将軍です」の文字表示が行われている。このように、チュートリアル表示部TT1における説明表示は、複数の図柄変動表示に跨って行われる場合がある。
その後、図456(e)に示すように、第3装飾図柄表示装置208Nでは、殿様のキャラクタによる爆弾アイコンI61の投てきアニメーションが開始され、殿様のキャラクタが爆弾のようなアイコン(爆弾アイコン)I61を投げようとする様子が示されている。爆弾アイコンI61は、殿様のキャラクタが投げることにより、演出に様々な影響を与えるアイコンである。なお、爆弾アイコンI61の投てきは、表示される予告アイコンを特定可能あるいは不可能なアニメーションで表示されてもよい。この場合、投てきの途中から特定可能であってもよいし、初めから特定可能であってもよい。また、消化された場合の大当り期待度が高い予告アイコン(高期待度予告アイコン)に係るアニメーションと、高期待度予告アニメーションよりも消化された場合の大当り期待度が低い予告アイコンに係るアニメーションとで、アニメーションの表示態様が同じであってもよいし、異なる態様であってもよい。
図456(f)に示されるタイミングでは、殿様のキャラクタが、爆弾アイコンI61を投てきした様子が示されている。
すると、図456(g)に示されるタイミングで、爆弾アイコンI61が第3装飾図柄表示装置208Nから第1装飾図柄表示装置208Lに亘って移動するように表示が行われる。このとき、チュートリアル表示部TT1では、「殿様は八代将軍です」と表示されていたものが、「予告アイコン消化で・・・」に変更されており、予告アイコンが消化されることにより何かが起こることの説明がなされている。なお、チュートリアル表示部TT1の表示が変更されるタイミングは、爆弾アイコンI61が第3装飾図柄表示装置208Nから第1装飾図柄表示装置208Lへ移動するタイミングと同時であってもよいし、爆弾アイコンI61の第3装飾図柄表示装置208Nから第1装飾図柄表示装置208Lへの移動よりも前のタイミングであってもよいし、爆弾アイコンI61の第3装飾図柄表示装置208Nから第1装飾図柄表示装置208Lへの移動よりも後のタイミングであってもよい。このように、チュートリアル表示部TT1では、一の図柄変動表示において複数種類の説明表示が表示される場合がある。
その後、図456(h)に示すように、殿様のキャラクタが投げつけた爆弾アイコンI61が破裂した後、図456(i)に示すタイミングで、破裂した爆弾アイコンI61が剣豪の予告アイコンI62に変化する。剣豪の予告アイコンI62は、後述するように、剣豪リーチに移行することを予告するアイコンである。また、剣豪の予告アイコンI62が出現するタイミングで、スピーカ120からその旨を報知する「ドン」という音声が出力される。ここで、予告アイコンは1対1〜多対多(例えば、N対N)の組合せがあってもよい。
すると、図456(j)に示すように、剣豪の予告アイコンI62が縮小表示されながら、チュートリアル表示部TT1の左側端部に重なる位置に配置される。すると、スピーカ120から、「パキーン」という音声が出力され、剣豪の予告アイコンI62がストックされたことを報知し、その後、図456(k)に示すように、殿様のキャラクタによる爆弾アイコンI61の投てきアニメーションが終了する。このように、剣豪の予告アイコンI62がチュートリアル表示部TT1の前面側に重なる位置に配置されるため、チュートリアル表示部TT1に表示された文字の少なくとも一部が視認困難となる場合がある。ここで、視認困難とは、予告アイコンがチュートリアル表示部TT1の前面側に重なる位置となっていない場合よりも視認困難という意味である。また、翻って言えば、剣豪の予告アイコンI62がチュートリアル表示部TT1の前面側に重なることで、遊技者に、チュートリアル表示部TT1の表示や剣豪の予告アイコンI62の表示に注意を惹きやすくすることができる場合がある。また、チュートリアルの存在に気づいたり、先や今後起こりうる演出説明よりも当該図柄変動表示に集中させることができる場合がある。
なお、剣豪の予告アイコンI62の配置位置は、チュートリアル表示部TT1の前面側に重なる位置の他、チュートリアル表示部TT1の近傍となる位置に配置してもよく、このようにしても同様の効果を得ることができる場合がある。また、チュートリアル表示部TT1に表示されている文字表示が示す内容は、例えば、剣豪の予告アイコンI62に関する内容であってもよいし、剣豪の予告アイコンI62とは全く関係のない内容であってもよいし、現在演出中に関する内容であってもよいし、現在演出中のものとは全く関係ない内容であってもよい。図456(j)では、チュートリアル表示部TT1に表示されている文字表示の内容が予告アイコンに関する表示であり、剣豪の予告アイコンI62と関連する表示となっているが、剣豪の予告アイコンI62の表示に関連して表示されたものではなく、たまたま説明の内容と関連しているが、チュートリアル表示部TT1に表示される文字表示の内容を、剣豪の予告アイコンI62が表示されることに合わせて決定されるように構成されていてもよい。チュートリアル表示を予告アイコンに合わせて表示する場合、チュートリアル表示を予告アイコンよりも先に表示してもよいし、予告アイコンをチュートリアル表示よりも先に表示してもよいし、チュートリアル表示と予告アイコンを同時に表示してもよい。チュートリアル表示部TT1に重なって配置された剣豪の予告アイコンI62は、後述するように、先読みの対象である図柄変動表示において消化される。なお、剣豪の予告アイコンI62が先読みの対象の図柄変動表示よりも前に行われる図柄変動表示において消化される場合があってもよい。これにより、先読みの対象である図柄変動表示が開始されるよりも前に、チュートリアル表示部TT1に対するオーバーラップが解消される。なお、この演出例では、予告アイコンをチュートリアル表示部TT1にストックするものについて説明したが、予告アイコンをステージ名表示部ST1にストックするものであってもよい。
その後、特図1の変動時間が経過すると、図456(l)に示すタイミングで、第1装飾図柄表示装置208Lでは、第1装飾図柄が「装飾6−装飾2−装飾2」の装飾図柄の組み合わせで停止表示され、はずれの表示結果が確定される。このとき、変動アイコンh0も消去される。また、第2装飾図柄表示装置208Mにおいても、第2装飾図柄が「装飾6−装飾2−装飾2」の装飾図柄の組み合わせで停止表示されている。また、図456(l)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、チュートリアル表示部TT1の表示が「予告アイコン消化で・・・」から「パンダは殿様の師匠」に変更されており、殿様のキャラクタとパンダのキャラクタとの関係についての説明がなされている。すなわち、この演出例では、剣豪の予告アイコンI62がチュートリアル表示部TT1に重なって表示されている状態で、チュートリアル表示部TT1の表示が新たな内容に変更される場合がある。さらに換言すれば、剣豪の予告アイコンI62がチュートリアル表示部TT1にオーバーラップした状態で新たな説明表示が開始しているということもできる。なお、チュートリアル表示部TT1の表示変更のタイミングは、装飾図柄が停止表示されるタイミングと同じであってもよいし、装飾図柄が停止表示されるタイミングよりも前のタイミングであってもよいし、装飾図柄が停止表示されるタイミングよりも後のタイミングであってもよい。なお、チュートリアル表示部TT1の表示変更のタイミングが、装飾図柄が停止表示されるタイミングよりも前のタイミングである場合には、チュートリアル表示部TT1では、一の図柄変動表示において複数回の説明表示が開始される場合があるということができる。
図456(m)は、先読みの対象となった図柄変動表示の1つ前に行われる図柄変動表示が終了した様子が示されている。すなわち、第1装飾図柄表示装置208Lでは、第1装飾図柄が「装飾1−装飾5−装飾6」の装飾図柄の組み合わせで停止表示され、はずれの表示結果が確定されている。このとき、変動アイコンh0も消去されている。また、第2装飾図柄表示装置208Mにおいても、第2装飾図柄が「装飾1−装飾5−装飾6」の装飾図柄の組み合わせで停止表示されている。また、図456(m)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、チュートリアル表示部TT1の表示が「パンダは殿様の師匠」から「八代将軍が動くと・・・」に変更されており、八代役物224Faと将軍役物224Fbが動作すると何かが起こることの説明がなされている。
そして、第1特図表示装置212における図柄変動が開始されると、図456(n)に示すように、保留アイコンh11が移動アニメーションにより移動表示され、第1の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコンが変動アイコンが表示される台座の上に載置されて変動アイコンh0となる。また、図456(n)に示される第1装飾図柄表示装置208Lでは、第1装飾図柄の変動表示が開始されるとともに、第2装飾図柄表示装置208Mでは、第2装飾図柄の変動表示が開始される。
その後、図456(o)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、左図柄表示領域208a及び右図柄表示領域208cにそれぞれ「装飾2」の装飾図柄が停止表示されてリーチ状態が形成される。
その後、図456(p)に示すタイミングで、剣豪の予告アイコンI62が揺動を開始し、剣豪の予告アイコンI62が消化されるか否かについての期待感を煽っている。このようにすることで、遊技者に、予告アイコンが早く使われてほしいと切望させることができる場合がある。このとき、第1装飾図柄表示装置208Lでは、剣豪の予告アイコンI62の揺動に合わせてエフェクト表示が行われている。なお、エフェクト表示を行わなくてもよい。このエフェクト表示は、チュートリアル表示部TT1の文字表示部分にかかっており、そのため、説明表示に注目させることができる場合がある。
その後、図456(q)に示すタイミングで、第1装飾図柄表示装置208Lでは、揺動していた剣豪の予告アイコンI62が上方に移動し、消化されている様子が示されている。このとき、スピーカ120から、「パキーン」という音声が出力され、予告アイコンが消化された旨を報知している。これにより、チュートリアル表示部TT1への剣豪の予告アイコンI62によるオーバーラップ状態が解消され、遊技者は、チュートリアル表示部TT1に表示された説明表示が視認しやすくなる場合がある。
その後、図456(q)に続く図457(a)に示されるタイミングで、第1装飾図柄表示装置208Lでは、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展することを報知する表示が行われる。すなわち、この演出例では、剣豪の予告アイコンI62の消化により、剣豪リーチへの発展を予告している。このとき、第1装飾図柄表示装置208Lで表示されていた第1装飾図柄は、第3装飾図柄表示装置208Nの上方で小さく表示される。
そして、図457(b)に示すように、導光板に対応する発光手段が発光してエフェクト画像を模した模様が形成され、この剣豪リーチにおける大当りに対する信頼度が高いことを演出している。ここで、導光板に形成された模様は、チュートリアル表示部TT1とオーバーラップしており、チュートリアル表示部TT1に表示された説明表示が視認しにくくなる場合がある。
図457(c)は、剣豪リーチが行われている様子が示されている。すなわち、第1装飾図柄表示装置208L、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nでは、背景表示が城下町の背景から剣豪リーチ専用の背景に変更されており、第2装飾図柄表示装置208Mにおけるステージ名表示部ST1では、「剣豪リーチ」の文字表示がなされている。そして、第1装飾図柄表示装置208Lでは、決闘シーンのアニメーションが行われており、図457(c)に示されるタイミングでは、殿様のキャラクタと剣豪のキャラクタが対峙する様子が表示されている。なお、剣豪リーチでは、UI部が下方にフレームアウトされており、そのため、変動アイコンh0の表示位置が下方に移動している。また、このとき、保留アイコンが消去されてからUI部がフレームアウトしてもよいし、保留アイコンごとUI部がフレームアウトしてもよい。また、保留アイコンの他、説明表示がなされている状態では、保留アイコンと説明表示が同時に消去されてからUIがフレームアウトしてもよい。ここで、保留アイコンと説明表示が消去されるタイミングが異なっていてもよい。
図457(d)は、決闘シーンのアニメーションが継続しており、図457(e)に示されるタイミングになると、第1装飾図柄表示装置208Lでは、ボタン受付時間メーターとともにボタン画像136aが表示されて演出ボタン136の操作の受け付けが開始されたことを報知し、遊技者に演出ボタン136の操作を促進する。このとき、演出ボタン136に内蔵されたチャンスボタンランプ138が操作受付状態であることを示す発光態様(例えば、赤色に発光)で発光している。なお、チャンスボタンランプ138の発光態様が変更されるタイミングは、演出ボタン画像136aが表示されるタイミングと同時であってもよいし、演出ボタン画像136aが表示されるタイミングよりも前であってもよいし、演出ボタン画像136aが表示されるタイミングよりも後であってもよい。
その後、図457(f)に示されるタイミングで、遊技者により演出ボタン136が操作されると、図457(g)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、殿様のアップとともに「いくぜ」という文字表示が付加されたカットイン画像が決闘シーンのアニメーション表示に重ねて表示される。
その後、図457(h)に示すように、主人公の殿様が敵役の剣豪に敗れ、同図(i)では、第1装飾図柄及び第2装飾図柄ともに「装飾2−装飾3−装飾2」の装飾図柄の組合せが導出されて揺れ変動が開始される。
その後、特図1の変動時間が経過すると、図457(j)に示すタイミングで、第3装飾図柄表示装置208Nで表示されていた第1装飾図柄が第1装飾図柄表示装置208Lにおいて「装飾2−装飾3−装飾2」の装飾図柄の組み合わせで停止表示され、はずれの表示結果が確定される。このとき、変動アイコンh0も消去される。また、第2装飾図柄表示装置208Mにおいても、第2装飾図柄が「装飾2−装飾3−装飾2」の装飾図柄の組み合わせで停止表示されている。なお、一旦ハズレ表示した後に復活演出を行う予告アイコン(例えば、上述した扇の予告アイコンI10)がストックされている場合には、背景表示が剣豪リーチの背景から通常の背景である城下町の背景に戻った後に消化されるようにしてもよい。
図458は、本実施形態に適用可能な予告アイコン増加演出及び消化演出の他の例を段階的に示す図であり、図459は、図458に示す演出の一例の続きを段階的に示す図である。なお、図458(a)〜同図(l)は、図456(a)〜同図(l)と同様であるため、ここでの説明は省略する。
図458(m)は、先読みの対象となった図柄変動表示の1つ前に行われる図柄変動表示が行われている様子が示されている。図458(m)に示すタイミングでは、中図柄表示領域208bに「C」と表示された予告アイコン図柄CS(「装飾C」という場合がある)が停止表示され、「装飾1−装飾C−装飾6」の装飾図柄の組合せで仮停止表示している。この予告アイコン図柄CSは、導出表示されると、後述するチャンスアップの予告アイコンI63がストックされることを報知する機能を有している。なお、予告アイコン図柄CSが表示された場合には、必ずチャンスアップの予告アイコンI63がストックされるものであってもよいし、チャンスアップの予告アイコンI63がストックされない場合があってもよい。また、予告アイコン図柄CSは、チャンスアップの予告アイコンI63を模した画像(拡大縮小した画像そのものも含まれる)を含んでもよく、それが予告アイコン表示領域に移動するようにしてもよい。すなわち、図柄による予告アイコン取得アニメは投てきアニメーションとは異なり、予告アイコンを特定可能に表示されるものであればよい。また、予告アイコン図柄CSとチャンスアップの予告アイコンI63のように対応していないものがあってもよい。また、図柄で表示される予告アイコンの種類は、図柄で表示されない予告アイコンの種類よりも多くてもよいし、少なくてもよい。殿様のキャラクタに係るアニメーション(例えば、投てきアニメーション)の契機で表示される予告アイコンの種類は、図柄に係るアニメーション(例えば、予告アイコン図柄CSが表示されて行われるアニメーション)の契機で表示される予告アイコンの種類と異なっていてもよく、少なくとも一部の予告アイコンについては、両方のアニメーションの契機で表示されるアイコンであってもよい。ある予告アイコンは図柄とミニキャラの両方で表示される場合があってもよい。例えば、疑似連予告のアイコンは二つの契機で表示される場合があり、1の変動で別々の契機で2つストックされる場合があってもよいし、されなくてもよい。また、第2装飾図柄では、いずれの図柄列においても装飾図柄の変動表示が行われている。なお、変動アイコンh0は、ここでは消去されているが、表示されていてもよい。また、チュートリアル表示部TT1の表示が、「パンダは殿様の師匠」から「八代将軍が動くと・・・」に変更されている。
上述したように、中図柄表示領域208bに予告アイコン図柄CSが導出表示されると、図458(n)に示すように、予告アイコン図柄CSからチャンスアップの予告アイコンI63が飛び出し、図458(o)に示すように、チュートリアル表示部TT1の前面側に重なる位置であって、剣豪の予告アイコンI62の右側に移動し、配置(ストック)される。すると、スピーカ120から、「パキーン」という音声が出力され、チャンスアップの予告アイコンI63がストックされたことを報知する。なお、チャンスアップの予告アイコンI63が飛び出したタイミングでは、音声出力による報知は特に行われない。これは、予告アイコン図柄CSが導出されることにより、チャンスアップの予告アイコンI63がストックされることが遊技者に容易に認識できるからであるが、音声による報知を行うようにしてもよい。このように、この演出例では、複数の予告アイコンにより、チュートリアル表示部TT1に表示された文字の少なくとも一部を視認困難とすることができる場合がある。また、この演出例によれば、複数の予告アイコンをストック可能に構成されている。また、この演出例では、剣豪の予告アイコンI62とチャンスアップの予告アイコンI63とでストックされる契機が異なっており、そのため、ストックされるまでの演出内容がそれぞれで異なっている。
その後、図458(p)に示すタイミングで、第1装飾図柄表示装置208Lでは、第1装飾図柄が「装飾1−装飾C−装飾6」の装飾図柄の組み合わせで停止表示され、はずれの表示結果が確定される。また、第2装飾図柄表示装置208Mにおいても、第2装飾図柄が「装飾1−装飾C−装飾6」の装飾図柄の組み合わせで停止表示されている。
そして、第1特図表示装置212における図柄変動が開始されると、図458(q)に示すように、保留アイコンh11が移動アニメーションにより移動表示され、第1の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコンが変動アイコンが表示される台座の上に載置されて変動アイコンh0となる。また、図458(q)に示される第1装飾図柄表示装置208Lでは、第1装飾図柄の変動表示が開始されるとともに、第2装飾図柄表示装置208Mでは、第2装飾図柄の変動表示が開始される。
その後、図458(q)に続く図459(a)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、左図柄表示領域208a及び右図柄表示領域208cにそれぞれ「装飾2」の装飾図柄が停止表示されてリーチ状態が形成される。
その後、図459(b)に示すタイミングで、剣豪の予告アイコンI62が揺動を開始する。このとき、第1装飾図柄表示装置208Lでは、剣豪の予告アイコンI62の揺動に合わせて表示されるエフェクト表示が、チュートリアル表示部TT1の文字表示部分の他にも、剣豪の予告アイコンI62の右側にストックされているチャンスアップの予告アイコンI63にもかかっており、そのため、説明表示の他にもチャンスアップの予告アイコンI63がストックされていることに注目させることができる場合がある。
その後、図459(c)に示すタイミングで、第1装飾図柄表示装置208Lでは、揺動していた剣豪の予告アイコンI62が上方に移動し、消化されている様子が示されている。このとき、スピーカ120から、「パキーン」という音声が出力され、予告アイコンが消化された旨を報知している。この演出例では、チュートリアル表示部TT1への剣豪の予告アイコンI62によるオーバーラップ状態が解消されるが、チャンスアップの予告アイコンI63は依然としてチュートリアル表示部TT1にオーバーラップしている状態となっている。また、剣豪の予告アイコンI62が消化される際に、剣豪の予告アイコンI62の周囲を所定のエフェクト表示を表示して剣豪の予告アイコンI62を目立たせるようにしているが、図459(c)に示すように、このエフェクト表示がチュートリアル表示部TT1やチャンスアップの予告アイコンI63にかかっており、説明表示やチャンスアップの予告アイコンI63にも注意を惹くことができる場合がある。
図459(d)に示されるタイミングで、第1装飾図柄表示装置208Lでは、剣豪リーチに発展することを報知する表示が行われる。このとき、第1装飾図柄表示装置208Lで表示されていた第1装飾図柄は、第3装飾図柄表示装置208Nの上方で小さく表示される。
そして、図459(e)に示すように、導光板に対応する発光手段が発光してエフェクト画像を模した模様が形成される。ここで、導光板に形成された模様は、チュートリアル表示部TT1とオーバーラップしており、チュートリアル表示部TT1に表示された説明表示が視認しにくくなる場合がある。また、この導光板に形成された模様は、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に移行するまでに消化されなかったチャンスアップの予告アイコンI63にもオーバーラップしており、チャンスアップの予告アイコンI63の表示状態が視認しにくくなる場合がある。すなわち、図459(e)に示される演出例では、チュートリアル表示部TT1に表示された説明表示の一部が導光板に形成された模様及びチャンスアップの予告アイコンI63によって隠された状態となっている。ここで、導光板と装飾図柄表示装置との間には所定の間隔が設けられているので、遊技者の見る位置によっては、導光板に形成された模様によるオーバーラップを回避することができ、チャンスアップの予告アイコンI63を視認容易とすることができる場合がある。
図459(f)は、剣豪リーチが行われている様子が示されている。すなわち、第1装飾図柄表示装置208L、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nでは、背景表示が城下町の背景から剣豪リーチ専用の背景に変更されており、第2装飾図柄表示装置208Mにおけるステージ名表示部ST1では、「剣豪リーチ」の文字表示がなされている。そして、第1装飾図柄表示装置208Lでは、決闘シーンのアニメーションが行われており、図459(f)に示されるタイミングでは、殿様のキャラクタと剣豪のキャラクタが対峙する様子が表示されている。なお、剣豪リーチでは、UI部が下方にフレームアウトされており、そのため、変動アイコンh0の表示位置が下方に移動しているが、チャンスアップの予告アイコンI63はその影響を受けず、表示位置は変わっていない。
図459(g)は、決闘シーンのアニメーションが継続しており、図459(h)に示されるタイミングになると、第1装飾図柄表示装置208Lでは、ボタン受付時間メーターとともにボタン画像136aが表示される。このとき、チャンスボタンランプ138は操作受付状態であることを示す発光態様(例えば、赤色に発光)で発光している。ここで、チャンスアップの予告アイコンI63は揺動を開始し、チャンスアップの予告アイコンI63が消化されるか否かについての期待感を煽っている。このとき、第1装飾図柄表示装置208Lでは、チャンスアップの予告アイコンI63の揺動に合わせてエフェクト表示が行われている。
その後、図459(i)に示されタイミングで、遊技者により演出ボタン136が操作されると、図459(j)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、殿様のアップとともに「いくぜ」という文字表示が付加されたカットイン画像(第1のカットイン画像)が決闘シーンのアニメーション表示に重ねて表示される。
すると、図459(k)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、揺動していたチャンスアップの予告アイコンI63が上方に移動し、消化されている様子が示されている。
すると、図459(l)に示すように、殿様の顔のアングルが異なり、表示画像が右上方向に延在した第2のカットイン画像が、第1のカットイン画像に重ねて表示され、大当りに対する信頼度が高まったことが報知されている。すなわち、カットイン画像による予告が、チャンスアップの予告アイコンI63が消化されることによりランクアップしていることが示されている。なお、第2のカットイン画像を表示するときに第1のカットイン画像を消去するようにしてもよく、すなわち、第1のカットイン画像を第2のカットイン画像に置き換えて表示するようにしてもよい。また、第2のカットイン画像が表示される際に、他の予告アイコンがストックされいる場合には、第2のカットイン画像がストックされている予告アイコンにオーバーラップするようにしてもよいし、第2のカットイン画像がストックされている予告アイコンにオーバーラップされるようにしてもよいし、第2のカットイン画像がストックされている予告アイコンにオーバーラップしないようにしてもよいし、第2のカットイン画像がストックされている予告アイコンにオーバーラップされないようにしてもよい。なお、これまでに説明された実施形態及び以下に説明される実施形態において、消化された予告アイコンが消去されるタイミングは、当該予告アイコンに対応する演出の実行が開始されるタイミングと同時であってもよいし、当該予告アイコンに対応する演出の実行が開始される前のタイミングであってもよいし、当該予告アイコンに対応する演出の実行が開始される後のタイミングであってもよい。また、この演出例において、予告アイコンは、チュートリアル表示部TT1が表示される場合には、当該チュートリアル表示部TT1にオーバーラップするが、チュートリアル表示部TT1が表示されていない場合には、いずれの表示にもオーバーラップしていない。すなわち、ストックされた予告アイコンは、表示される領域が予め定められており、ある契機では他の画像にオーバーラップする場合があるが、ある契機では他の画像にオーバーラップしない場合があるということができる。なお、図459(h)に示されるボタン表示の昇格にチャンスアップの予告アイコンI63が使用される場合は、他の昇格対象であるカットイン表示の開始前などに予告アイコンが消化されて消えていてもよいし、消えていなくてもよい。
その後、図459(m)に示すように、主人公の殿様が敵役の剣豪に勝利し、同図(n)では、第1装飾図柄及び第2装飾図柄ともに「装飾2−装飾2−装飾2」の装飾図柄の組合せが導出されて揺れ変動が開始される。
その後、特図1の変動時間が経過すると、図459(o)に示すタイミングで、第3装飾図柄表示装置208Nで表示されていた第1装飾図柄が第1装飾図柄表示装置208Lにおいて「装飾2−装飾2−装飾2」の装飾図柄の組み合わせで停止表示され、大当りの表示結果が確定される。このとき、変動アイコンh0も消去される。また、第2装飾図柄表示装置208Mにおいても、第2装飾図柄が「装飾2−装飾2−装飾2」の装飾図柄の組み合わせで停止表示されている。
図460は、本実施形態に適用可能な予告アイコン増加演出の他の例を段階的に示す図である。図460では、第3装飾図柄表示装置208Nで予告アイコンを表示させた後、第3装飾図柄表示装置208Nをスライド移動させることにより、表示させた予告アイコンをストック位置まで搬送するような演出表示を行っている様子が示されている。
図460(a1)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、表示画面の下部にUI部が配置されており、このUI部には、その中央に変動アイコンh0が台座に載置された態様で表示されており、変動アイコンh0の左側には、4つの保留アイコンが表示可能に台座が4つ配置された保留アイコン表示領域が形成されている。図460(a1)に示すタイミングでは、特図1の変動表示が2つ保留されているので、保留アイコン表示領域には、2つの保留アイコンh11,h12が表示されている。なお、変動アイコンh0及び2つの保留アイコンのうちの第1の保留アイコンh11は、デフォルトの表示態様となっているが、第2の保留アイコンh12は、先読み予告の表示態様で表示されている。また、第1装飾図柄表示装置208Lでは、第1装飾図柄の変動表示が行われている。
第2装飾図柄表示装置208Mでは、表示画面の下部にステージ名表示部ST1が配置されている。図460(a1)に示されるステージ名表示部ST1では、「城下町」と表示されており、現在のステージが城下町であることが報知されている。また、第2装飾図柄表示装置208Mの表示画面の上部では、第2装飾図柄の変動表示が行われている。
第3装飾図柄表示装置208Nでは、表示画面の上方に宝箱画像TRが表示されており、後述するように、この宝箱画像TRから予告アイコンが出現する演出表示が行われる場合がある。また、この演出例では、第3装飾図柄表示装置208Nの下方に、チュートリアル表示部TT1が配置されており、「予告アイコン消化で・・・」と表示されている。また、第3装飾図柄表示装置208Nの表示画面上部では、特図1及び特図2の第2保留数表示や特図1及び特図2の第4図柄も表示されている。
また、第1装飾図柄表示装置208Lの下方には、上述した家紋役物224Eが配置され、第1装飾図柄表示装置208Lの上方には、上述した八代役物224Faと将軍役物224Fbとが配置されている。
その後、図460(a2)に示すように、第3装飾図柄表示装置208Nでは、宝箱画像TRの蓋が開放し、中から爆弾アイコンI61が下方に向かって飛び出してくる様子が示されている。なお、チュートリアル表示部TT1では、説明表示が「予告アイコン消化で・・・」から「剣豪は殿様の宿敵です」に変更されている。なお、チュートリアル表示部TT1における説明表示の変更のタイミングは、宝箱画像TRから爆弾アイコンI61が飛び出すタイミングと同じであってもよいし、宝箱画像TRから爆弾アイコンI61が飛び出すタイミングよりも前のタイミングであってもよいし、宝箱画像TRから爆弾アイコンI61が飛び出すタイミングよりも後のタイミングであってもよい。
すると、図460(a3)に示すように、宝箱画像TRから飛び出した爆弾アイコンI6が破裂する。この破裂のエフェクト表示は、チュートリアル表示部TT1の前面側に重なっており、チュートリアル表示部TT1に表示された文字の少なくとも一部が視認困難となる場合がある。その後、図460(a4)に示すタイミングで、破裂した爆弾アイコンI61が剣豪の予告アイコンI62に変化する。このとき、剣豪の予告アイコンI62は、チュートリアル表示部TT1の前面側にオーバーラップしているため、チュートリアル表示部TT1に表示された文字の少なくとも一部が視認困難となる場合がある。そして、剣豪の予告アイコンI62が出現するタイミングで、スピーカ120からその旨を報知する「パキーン」という音声が出力され、剣豪の予告アイコンI62がストックされることを報知している。
すると、図460(a5)に示すように、第3装飾図柄表示装置208Nが第1装飾図柄表示装置208Lの表示面に沿って左方向にスライド移動する。その後、図460(a6)に示すように、剣豪の予告アイコンI62の表示が第1装飾図柄表示装置208Lにおける表示座標上を維持するように、第3装飾図柄表示装置208Nが初期位置に向かって右方向にスライド移動する。すなわち、剣豪の予告アイコンI62があたかも第1装飾図柄表示装置208Lの表示画面上のある位置で動いていないかのような態様(すなわち、剣豪の予告アイコンI62を第1装飾図柄表示装置208Lに置いていくかのような態様)で第3装飾図柄表示装置208Nを移動させながら剣豪の予告アイコンI62が表示されている。図460(a6)に示されるタイミングでは、剣豪の予告アイコンI62が第3装飾図柄表示装置208Nと第1装飾図柄表示装置208Lに跨って表示されている様子が示されている。剣豪の予告アイコンI62が第3装飾図柄表示装置208Nから完全に第1装飾図柄表示装置208Lに移ると、剣豪の予告アイコンI62によるチュートリアル表示部TT1に対するオーバーラップが解消される。その後も、第3装飾図柄表示装置208Nは、初期位置に向かって右方向にスライド移動を継続し、図460(a7)に示すように、初期位置まで復帰する。
次に、図460(b1)〜同図(b8)を参照して、複数の装飾図柄表示装置を跨いで行われる予告アイコン増加演出の別の例について説明する。
図460(b1)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、表示画面の下部にUI部が配置されており、このUI部には、その中央に変動アイコンh0が台座に載置された態様で表示されており、変動アイコンh0の左側には、4つの保留アイコンが表示可能に台座が4つ配置された保留アイコン表示領域が形成されている。図460(b1)に示すタイミングでは、特図1の変動表示が2つ保留されているので、保留アイコン表示領域には、2つの保留アイコンh11,h12が表示されている。なお、変動アイコンh0及び2つの保留アイコンのうちの第1の保留アイコンh11は、デフォルトの表示態様となっているが、第2の保留アイコンh12は、先読み予告の表示態様で表示されている。また、この演出例では、チュートリアル表示部TT1が第1装飾図柄表示装置208Lの右下部分に配置されており、説明表示として「剣豪は殿様の宿敵です」と表示されている。また、第1装飾図柄表示装置208Lでは、第1装飾図柄の変動表示が行われている。
第2装飾図柄表示装置208Mでは、表示画面の下部にステージ名表示部ST1が配置されている。図460(b1)に示されるステージ名表示部ST1では、「城下町」と表示されており、現在のステージが城下町であることが報知されている。また、第2装飾図柄表示装置208Mの表示画面の上部では、第2装飾図柄の変動表示が行われている。
第3装飾図柄表示装置208Nでは、表示画面の下方に宝箱画像TRが表示されており、この宝箱画像TRから予告アイコンが出現する演出表示が行われる場合がある。また、第3装飾図柄表示装置208Nの表示画面上部では、特図1及び特図2の第2保留数表示や特図1及び特図2の第4図柄も表示されている。
また、第1装飾図柄表示装置208Lの下方には、上述した家紋役物224Eが配置され、第1装飾図柄表示装置208Lの上方には、上述した八代役物224Faと将軍役物224Fbとが配置されている。
図460(b2)に示すように、第3装飾図柄表示装置208Nでは、宝箱画像TRの蓋が開放し、中から爆弾アイコンI61が上方に向かって飛び出してくる様子が示されている。
すると、図460(b3)に示すように、宝箱画像TRから飛び出した爆弾アイコンI6が拡大表示された剣豪の予告アイコンI62に変化し、その後、図460(b4)に示すように、宝箱画像TRが消去される。このとき、スピーカ120からその旨を報知する「パキーン」という音声が出力され、剣豪の予告アイコンI62がストックされることを報知している。なお、スピーカ120からの音声出力のタイミングは、爆弾アイコンI6から剣豪の予告アイコンI62に変化するタイミングと同じタイミングであってもよいし、爆弾アイコンI6から剣豪の予告アイコンI62に変化するタイミングよりも前のタイミングであってもよいし、爆弾アイコンI6から剣豪の予告アイコンI62に変化するタイミングよりも後のタイミングであってもよいし、宝箱画像TRが消去するよりも前のタイミングであってもよいし、宝箱画像TRが消去するタイミングと同じタイミングであってもよいし、宝箱画像TRが消去するよりも後のタイミングであってもよい。
すると、図460(b5)に示すように、第3装飾図柄表示装置208Nが第1装飾図柄表示装置208Lの表示面に沿って左方向にスライド移動する。このとき、第3装飾図柄表示装置208Nの下端部分が第1装飾図柄表示装置208Lの右下部分に表示されたチュートリアル表示部TT1の前面側にUI部とともにオーバーラップする。このとき、第3装飾図柄表示装置208Nでは、図460(b5)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lに表示されたUI部に重なる部分は表示し、チュートリアル表示部TT1は表示しない。そのため、第1装飾図柄表示装置208Lに表示されたチュートリアル表示部TT1は、第3装飾図柄表示装置208Nによってオーバーラップされることにより、チュートリアル表示部TT1に表示された文字の少なくとも一部が視認困難となる場合がある。
その後、図460(b6)に示すように、剣豪の予告アイコンI62の表示が第1装飾図柄表示装置208Lにおける表示座標上を維持するように、第3装飾図柄表示装置208Nが初期位置に向かって右方向にスライド移動する。すなわち、剣豪の予告アイコンI62があたかも第1装飾図柄表示装置208Lの表示画面上のある位置で動いていないかのような態様(すなわち、剣豪の予告アイコンI62を第1装飾図柄表示装置208Lに置いていくかのような態様)で第3装飾図柄表示装置208Nを移動させながら剣豪の予告アイコンI62が表示されている。図460(b6)に示されるタイミングでは、剣豪の予告アイコンI62が第3装飾図柄表示装置208Nと第1装飾図柄表示装置208Lに跨って表示されている様子が示されている。その後も、第3装飾図柄表示装置208Nは、初期位置に向かって右方向にスライド移動を継続し、図460(b7)に示すように、初期位置まで復帰する。第3装飾図柄表示装置208Nが初期位置まで復帰すると、第1装飾図柄表示装置108Lに表示されていたチュートリアル表示部TT1への第3装飾図柄表示装置208Nによるオーバーラップが解消され、遊技者は、チュートリアル表示部TT1に表示された説明表示が視認しやすくなる場合がある。
すると、図460(b8)に示すように、剣豪の予告アイコンI62が縮小表示されながら、チュートリアル表示部TT1の左側端部に重なる位置に配置される。すると、スピーカ120から、「パキーン」という音声が出力され、剣豪の予告アイコンI62がストックされたことを報知する。このように、剣豪の予告アイコンI62がチュートリアル表示部TT1の前面側に重なる位置に配置されるため、チュートリアル表示部TT1に表示された文字の少なくとも一部が視認困難となる場合がある。
なお、この演出例において、例えば、図460(b5´)に示すように、第2装飾図柄表示装置208Mと第3装飾図柄表示装置208Nの下端縁の高さを、少なくとも第1装飾図柄表示装置208Lに表示されるチュートリアル表示部TT1が表示される位置よりも高くすると、第3装飾図柄表示装置208Nがスライド移動して第1装飾図柄表示装置208Lにオーバーラップしても、チュートリアル表示部TT1に対してはオーバーラップしない状態を創出することができるので、例えば、予告アイコンが表示された第3装飾図柄表示装置208Nが、第1装飾図柄表示装置208Lに表示されているチュートリアル表示部TT1の近傍でスライド移動するので、チュートリアル表示部TT1の表示状態を視認しながら第3装飾図柄表示装置208Nによる演出も見ることができる場合がある。
なお、図460に示される演出例において、チュートリアル表示部TT1に予告アイコンが表示されている場合において、第3装飾図柄表示装置208Nをスライド移動させた後、予告アイコンに第3装飾図柄表示装置208Nをオーバーラップさせ、第1装飾図柄表示装置208Lに表示されていた予告アイコンを第3装飾図柄表示装置208Nに移して運んでいくような演出表示を行ってもよい。これにより、第3装飾図柄表示装置208Nによって予告アイコンが運ばれることにより、チュートリアル表示部TT1への予告アイコンのオーバーラップの状態が解消され、説明表示が視認しやすくなる場合がある。
図461は、本実施形態に適用可能な予告アイコン増加演出の他の例を段階的に示す図である。図461では、通常時ではチュートリアル表示部TT1はフレームアウトしており、説明表示が行われる場合に、下方からフレームインしてくる様子が示されている。
図461(a1)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、表示画面の下部にUI部が配置されており、このUI部には、その中央に変動アイコンh0が台座に載置された態様で表示されており、変動アイコンh0の左側には、4つの保留アイコンが表示可能に台座が4つ配置された保留アイコン表示領域が形成されている。図461(a1)に示すタイミングでは、特図1の変動表示が3つ保留されているので、保留アイコン表示領域には、3つの保留アイコンh11,h12,h13が表示されている。なお、変動アイコンh0、第1の保留アイコンh11及び第2の保留アイコンh12は、いずれもデフォルトの表示態様となっているが、第3の保留アイコンh13は、先読み予告の表示態様で表示されている。また、第1装飾図柄表示装置208Lでは、第1装飾図柄の変動表示が行われている。
第2装飾図柄表示装置208Mでは、表示画面の下部にステージ名表示部ST1が配置されている。図461(a1)に示されるステージ名表示部ST1では、「城下町」と表示されており、現在のステージが城下町であることが報知されている。また、第2装飾図柄表示装置208Mの表示画面の上部では、第2装飾図柄の変動表示が行われている。
第3装飾図柄表示装置208Nでは、殿様のキャラクタがステージ上に乗っている様子が示されている。また、第3装飾図柄表示装置208Nの表示画面上部では、特図1及び特図2の第2保留数表示や特図1及び特図2の第4図柄も表示されている。
また、第1装飾図柄表示装置208Lの下方には、上述した家紋役物224Eが配置されており、第1装飾図柄表示装置208Lの上方には、上述した八代役物224Faと将軍役物224Fbとが配置されている。なお、図461(a1)に示されるタイミングでは、チュートリアル表示部TT1は、第1装飾図柄表示装置208L、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nのいずれにも表示されていない。
その後、図461(a2)に示されるタイミングで、第1装飾図柄表示装置208Lでは、表示画面の右側の枠下からチュートリアル表示部TT1のフレームインが開始され、その後、図461(a3)に示すタイミングで、チュートリアル表示部TT1が所定の表示位置に配置され、図461(a4)に示すタイミングで、チュートリアル表示部TT1に、「殿様は八代将軍です」が表示される。
その後、チュートリアル表示部TT1による表示を所定時間(例えば、5秒)行うと、図461(a5)〜同図(a6)に示すように、チュートリアル表示部TT1が下方に移動し、第1装飾図柄表示装置208Lからフレームアウトする。なお、チュートリアル表示部TT1に表示されていた説明表示は、フレームアウトするアニメーションが開始する前に消去されてもよいし、フレームアウトするアニメーションが開始するタイミングで消去されてもよいし、フレームアウトするアニメーションが開始した後のタイミングで消去されてもよいし、チュートリアル表示部TT1のフレームアウトが完了するまで表示されていてもよい。
その後、図461(a7)に示すように、例えば、図456(e)〜同図(j)に示して上述した要領で、剣豪の予告アイコンI62がストックされた後、図461(a8)に示すように、殿様のキャラクタによる爆弾アイコンI61の投てきアニメーションが終了する。
その後、図461(a9)に示されるタイミングで、第1装飾図柄表示装置208Lでは、表示画面の右側の枠下からチュートリアル表示部TT1によるフレームインが再び開始され、その後、図461(a10)に示すタイミングで、チュートリアル表示部TT1が所定の表示位置に配置される。このとき、チュートリアル表示部TT1は、ストックされた剣豪の予告アイコンI62の背面側に配置され、その結果、剣豪の予告アイコンI62にオーバーラップされる。
その後、図461(a11)に示すタイミングで、チュートリアル表示部TT1に、「予告アイコン消化で・・・」という説明表示が表示されるが、チュートリアル表示部TT1が剣豪の予告アイコンI62によってオーバーラップされているので、説明表示の少なくとも一部が隠され、視認困難な状態となっている。
その後、チュートリアル表示部TT1による表示が所定時間行われると、チュートリアル表示部TT1がフレームアウトするアニメーションが開始し、その後、図461(a12)に示されるように、剣豪の予告アイコンI62によるチュートリアル表示部TT1へのオーバーラップ状態が解消される。なお、チュートリアル表示部TT1に表示されていた説明表示がチュートリアル表示部TT1がフレームアウトするまで表示が維持される場合には、オーバーラップ状態の解消により、説明表示が視認容易となる場合がある。そして、図461(a13)に示すように、チュートリアル表示部TT1が第1装飾図柄表示装置208Lから完全にフレームアウトすると、フレームアウトのアニメーションが終了する。
また、この演出例においても、図461(b1)〜同図(b2)に示すように、チュートリアル表示部TT1が表示されている期間において、予告アイコンが消化されて上昇した場合にも予告アイコンによるチュートリアル表示部TT1へのオーバーラップ状態は解消される。図461(b1)〜同図(b2)については、図456(p)〜同図(q)に示して上述した通りであるので、詳しい説明については省略する。
図462は、本実施形態に適用可能な予告アイコン増加演出の他の演出例を段階的に示す図である。図462では、チュートリアル表示部TT1におけるチュートリアル表示の他、キャラクタの会話演出においてもチュートリアル表示を行う様子が示されている。
図462(a1)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、表示画面の下部にUI部が配置されており、このUI部には、その中央に変動アイコンh0が台座に載置された態様で表示されており、変動アイコンh0の左側には、4つの保留アイコンが表示可能に台座が4つ配置された保留アイコン表示領域が形成されている。図462(a1)に示すタイミングでは、特図1の変動表示が3つ保留されているので、保留アイコン表示領域には、3つの保留アイコンh11,h12,h13が表示されている。なお、変動アイコンh0、第1の保留アイコンh11及び第2の保留アイコンh12は、いずれもデフォルトの表示態様となっているが、第3の保留アイコンh13は、先読み予告の表示態様で表示されている。また、変動アイコンh0の右側には、チュートリアル表示部TT1が配置されており、図462(a1)に示されるチュートリアル表示部TT1では、「殿様は八代将軍です」と表示されている。この演出例では、チュートリアル表示部TT1は、第1チュートリアル表示部という場合がある。さらに、この演出例では、第1装飾図柄表示装置208Lの表示画面の左側にチビ姫のキャラクタCH1とともに、第2チュートリアル表示部(説明表示部)としての吹き出し部TT2が表示されている。チビ姫のキャラクタCH1及び吹き出し部TT2は、会話演出(あるいは、セリフ演出)が行われる場合に表示される場合がある表示であり、チュートリアル表示(説明表示)や予告表示等を行う。図462(a1)に示されるタイミングでは、吹き出し部TT2には「赤より金が熱い」という説明表示がなされており、このパチンコ機100において行われる予告に関する説明がなされている。また、第1装飾図柄表示装置208Lでは、第1装飾図柄の変動表示が行われている。吹き出し部TT2は、第1装飾図柄にオーバーラップする場合があるが、オーバーラップしない位置に配置するようにしてもよい。また、吹き出し部TT2や後述する吹き出し部TT3には、保留アイコンは表示されない。また、チュートリアル表示部TT1に表示される表示と全く同じ表示は、吹き出し部TT2,TT3の方には表示されない。また、チュートリアル表示部TT1は、吹き出し部TT2,TT3よりも表示領域が大きくてもよいし、小さくてもよい。また、チュートリアル表示部TT1は、吹き出し部TT2,TT3よりも文字のフォントが大きくてもよいし、小さくてもよい。また、チュートリアル表示部TT1と吹き出し部TT2,TT3とで、フォントが同じであってもよいし、異なってもよい。また、吹き出し部TT2,TT3は、装飾図柄とオーバーラップする場合があるが、他の説明表示を行う表示領域では装飾図柄はオーバーラップしない構成されているが、オーバーラップするようにしてもよい。また、チュートリアル表示部TT1は、吹き出し部TT2,TT3よりも説明表示が行われる頻度が低くてもよいし、高くてもよい。また、チュートリアル表示部TT1も吹き出し部TT2,TT3も線で区画された表示領域であってもよいし、いずれか一方又は両方が線で区画されない表示領域であってもよい。
第2装飾図柄表示装置208Mでは、表示画面の下部にステージ名表示部ST1が配置されている。図462(a1)に示されるステージ名表示部ST1では、「城下町」と表示されており、現在のステージが城下町であることが報知されている。また、第2装飾図柄表示装置208Mの表示画面の上部では、第2装飾図柄の変動表示が行われている。
第3装飾図柄表示装置208Nでは、殿様のキャラクタがステージ上に乗っている様子が示されている。また、第3装飾図柄表示装置208Nの表示画面上部では、特図1及び特図2の第2保留数表示や特図1及び特図2の第4図柄も表示されている。
また、第1装飾図柄表示装置208Lの下方には、上述した家紋役物224Eが配置されており、第1装飾図柄表示装置208Lの上方には、上述した八代役物224Faと将軍役物224Fbとが配置されている。
その後、図462(a2)に示されるタイミングで、チビ姫のキャラクタCHとともに吹き出し部TT2が消去される。また、装飾図柄は未だ変動表示中である。このように、吹き出し部TT2は、チュートリアル表示部TT1とは異なり、複数の図柄変動表示に跨いで表示されないように構成されている。なお、吹き出し部TT2も複数の図柄変動表示に跨いで表示可能に構成されてもよい。
その後、図462(a3)に示すタイミングで、第1装飾図柄表示装置208Lでは、第1装飾図柄が「装飾3−装飾4−装飾1」の装飾図柄の組み合わせで停止表示され、はずれの表示結果が確定される。このとき、変動アイコンh0も消去される。また、第2装飾図柄表示装置208Mにおいても、第2装飾図柄が「装飾3−装飾4−装飾1」の装飾図柄の組み合わせで停止表示されている。なお、チュートリアル表示部TT1では、依然として「殿様は八代将軍です」と表示されている。
そして、第1特図表示装置212における図柄変動が開始されると、図462(a4)に示すように、保留アイコンh11,h12,h13がそれぞれ移動アニメーションにより移動表示され、第1の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコンが変動アイコンが表示される台座の上に載置されて変動アイコンh0となり、第2の保留アイコンh12の表示位置にあった保留アイコンが第1の保留アイコンh11となり、第3の保留アイコンh13の表示位置にあった保留アイコンが第2の保留アイコンh12となり、それぞれ、対応する台座上に移動する。また、図462(a4)に示される第1装飾図柄表示装置208Lでは、第1装飾図柄の変動表示が開始されるとともに、第2装飾図柄表示装置208Mでは、第2装飾図柄の変動表示が開始される。なお、チュートリアル表示部TT1では、依然として「殿様は八代将軍です」の文字表示が行われている。このように、チュートリアル表示部TT1における説明表示は、複数の図柄変動表示に跨って行われる場合がある。
その後、図462(a5)に示すように、第3装飾図柄表示装置208Nでは、殿様のキャラクタによる爆弾アイコンI61の投てきアニメーションが開始され、殿様のキャラクタが爆弾アイコンI61を投げようとする様子が示されている。一方、第1装飾図柄表示装置208Lでは、表示画面の左側においてチビ姫のキャラクタCH1が吹き出し部TT2とともに再び表示され、会話演出が開始されている。図462(a5)に示されるタイミングでは、吹き出し部TT2には「剣豪リーチは熱い」という説明表示がなされ、特定のスーパーリーチに関する説明が行われている。なお、吹き出し部TT2が表示されるタイミングは、投てきアニメーションが開始される前のタイミングであってもよいし、投てきアニメーションの開始と同時であってもよいし、投てきアニメーションが開始した後のタイミングであってもよい。
その後、図462(a6)に示されるタイミングでは、殿様のキャラクタが、爆弾アイコンI61を投てきした様子が示されている。また、図462(a6)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、表示画面の右側に爺のキャラクタGY1とともに、第3チュートリアル表示部(説明表示部)としての吹き出し部TT3が表示されている。爺のキャラクタGY1及び吹き出し部TT3は、会話演出(あるいは、セリフ演出)が行われる場合に表示される場合がある表示であり、チュートリアル表示(説明表示)や予告表示等を行う。図462(a6)に示されるタイミングでは、吹き出し部TT3には「パンダ乱入すると」という説明表示がなされており、予告演出に関する説明がなされている。ここで、吹き出し部TT3は、第1装飾図柄の前面側でオーバーラップしているが、オーバーラップしない位置に配置されてもよい。なお、吹き出し部TT3が表示されるタイミングは、殿様のキャラクタが爆弾アイコンI61を投てきしたタイミングと同じであってもよいし、殿様のキャラクタが爆弾アイコンI61を投てきしたタイミングよりも前のタイミングであってもよいし、殿様のキャラクタが爆弾アイコンI61を投てきしたタイミングよりも後のタイミングであってもよい。また、チビ姫のキャラクタCH1及び爺のキャラクタGY1による会話演出は、演出ボタン136の操作により行われるようにしてもよい。
そして、図462(a7)に示されるタイミングで、爆弾アイコンI61が第3装飾図柄表示装置208Nから第1装飾図柄表示装置208Lに亘って移動するように表示が行われる。このとき、チュートリアル表示部TT1では、「殿様は八代将軍です」と表示されていたものが、「予告アイコン消化で・・・」に変更されている。ここで、図462(a7)に示されるタイミングでは、爆弾アイコンI61が吹き出し部TT3の前面側に重なる位置となり、吹き出し部TT3に表示された文字の少なくとも一部が視認困難となる場合がある。そのため、遊技者に、吹き出し部TT3の表示や爆弾アイコンI61に注意を惹きやすくすることができる場合がある。なお、チュートリアル表示部TT1における説明表示が変更されるタイミングは、爆弾アイコンI61が吹き出し部TT3の前面側に重なるタイミングと同じであってもよいし、爆弾アイコンI61が吹き出し部TT3の前面側に重なるタイミングよりも前のタイミングであってもよいし、爆弾アイコンI61が吹き出し部TT3の前面側に重なるタイミングよりも後のタイミングであってもよい。
その後、図462(a8)に示すように、殿様のキャラクタが投げつけた爆弾アイコンI61が破裂する。このとき、爆弾アイコンI61が破裂したことを表すエフェクト画像が吹き出し部TT3の前面側に重なる位置となり、吹き出し部TT3に表示された文字の少なくとも一部が視認困難となる場合がある。
その後、図462(a9)に示すタイミングで、破裂した爆弾アイコンI61が剣豪の予告アイコンI62に変化する。このとき、剣豪の予告アイコンI62が吹き出し部TT3の前面側に重なる位置となり、吹き出し部TT3に表示された文字の少なくとも一部が視認困難となる場合がある。また、剣豪の予告アイコンI62が出現するタイミングで、スピーカ120からその旨を報知する「ドン」という音声が出力される。このように、この演出例では、2つ表示された会話演出の表示(吹き出し部TT2及び吹き出し部TT3)のうちのいずれか一方の表示にのみ他の画像によってオーバーラップされる場合があるように構成されている。
そして、図462(a10)に示すように、剣豪の予告アイコンI62が縮小表示されながら、チュートリアル表示部TT1の左側端部に重なる位置に配置される。すると、スピーカ120から、「パキーン」という音声が出力され、剣豪の予告アイコンI62がストックされたことが報知される。このとき、剣豪の予告アイコンI62は、チュートリアル表示部TT1の前面側に重なる位置でオーバーラップする。このように、剣豪の予告アイコンI62は、説明表示が行われる複数の表示部(チュートリアル表示部TT1及び吹き出し部TT3)に対してオーバーラップする場合がある。
なお、図462(a1)〜同図(a10)に示される演出例では、キャラクタとともに表示される吹き出し(吹き出し部TT2及び吹き出し部TT3)に、演出に関する説明を行う説明表示(チュートリアル表示)を表示するようにしたが、例えば、図462(b)に示すように、吹き出し部TT2の表示態様を変化させるとともに(例えば、吹き出し部TT2の下地の色を赤色にし)、「激熱」という文字を表示するなどして、当該図柄変動表示における予告表示や先読み予告表示も行われる場合があってもよい。
図462(c1)〜同図(c3)は、チュートリアル表示部TT1において表示される内容の他の例について示すものである。
図462(c1)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、左図柄表示領域208a及び右図柄表示領域208cにそれぞれ「装飾2」の装飾図柄が停止表示されてリーチ状態が形成され、剣豪の予告アイコンI62が揺動を開始している様子が示されている。また、チュートリアル表示部TT1では、「パンダは殿様の師匠」という説明表示が行われている。
その後、図462(c2)に示すタイミングで、第1装飾図柄表示装置208Lでは、揺動していた剣豪の予告アイコンI62が上方に移動し、消化されている様子が示されている。そして、図462(c3)に示すタイミングで、チュートリアル表示部TT1の表示が「パンダは殿様の師匠」から「剣豪リーチに発展」に変更されており、これから起こる事象についての説明表示(実況中継的な表示)がなされている。このように構成することで、遊技者は、剣豪の予告アイコンI62が消化されることにより起こることが容易に理解することができる場合がある。なお、図462(c3)のタイミングでは、スピーカ120から、「パキーン」という音声が出力され、予告アイコンが消化された旨を報知している。
なお、上述した演出例では、チュートリアル表示部TT1は、演出についての説明表示を行う機能を有するものとして説明したが、例えば、図462(d)に示すように、チュートリアル表示部TT1の表示態様を変化させるとともに(例えば、チュートリアル表示部TT1の下地の色を赤色にし)、「激熱」という文字を表示するなどして、当該図柄変動表示における予告表示や先読み予告表示も行われる場合があってもよい。
図463は、本実施形態に適用可能な予告アイコン増加演出の他の演出例を段階的に示す図である。図463では、UI部が変動アイコン表示領域と保留アイコン表示領域とチュートリアル表示部TT4とステージ名表示部ST2とが一体となって第1装飾図柄表示装置208Lの下部に表示されている様子が示されている。また、予告アイコンがストックされる場合には、チュートリアル表示部TT4やステージ名表示部ST2における説明表示が消去されている様子が示されている。なお、この演出例においても、スーパーリーチとなった場合は、UI部は第1装飾図柄表示装置208Lの下方にフレームアウトするようにしているが、スーパーリーチとなってもフレームアウトせずに表示したままであってもよい。
図463(a1)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、表示画面の下部に方形状の枠で囲まれたUI部が配置されている。図463(a1)に示されるUI部は、その中央に保留アイコン表示領域が形成されている。保留アイコン表示領域は、4つの枠によって仕切られ、各枠内に保留アイコンが1つずつ表示されるように構成されている。また、UI部の中央上部には、変動アイコン表示領域が形成されており、UI部が構成する枠上に載置される態様で変動アイコンが表示されている。なお、図463(a1)に示すタイミングでは、特図1の変動表示が2つ保留されているので、保留アイコン表示領域には、2つの保留アイコンh11,h12が表示されている。なお、変動アイコンh0及び2つの保留アイコンh11,h12は、いずれもデフォルトの表示態様となっている。また、保留アイコン表示領域の右側には、説明表示部としてのチュートリアル表示部TT4が配置されており、保留アイコン表示領域の左側には、ステージ名表示部ST2が配置されている。チュートリアル表示部TT4及びステージ名表示部ST2の機能構成は、上述したチュートリアル表示部TT1及びステージ名表示部ST1と同様であるので、ここでの説明は省略する。なお、図463(a1)に示されるチュートリアル表示部TT4では、「予告アイコン消化で・・・」と表示されており、また、ステージ名表示部ST2では、「城下町ステージ」と表示されており、現在のステージが城下町であることが報知されている。また、第1装飾図柄表示装置208Lでは、第1装飾図柄の変動表示が行われている。
第2装飾図柄表示装置208Mでは、第2装飾図柄表示装置208Mの表示画面の上部では、第2装飾図柄の変動表示が行われている。
第3装飾図柄表示装置208Nでは、殿様のキャラクタがステージ上に乗っている様子が示されており、遊技の進行に応じて様々な動作を行っている。また、第3装飾図柄表示装置208Nの表示画面上部では、特図1及び特図2の第2保留数表示や特図1及び特図2の第4図柄も表示されている。
また、第1装飾図柄表示装置208Lの下方には、上述した家紋役物224Eが配置されており、また、第1装飾図柄表示装置208Lの上方には、上述した八代役物224Faと将軍役物224Fbとが配置されている。
続いて、図463(a2)に示されるタイミングで、第1特図始動口230に遊技球が入賞すると、保留アイコン表示領域に3つ目の特図1の保留アイコン(第3の保留アイコンh13)が表示され、保留数が3つとなったことが報知される。ここで、3つ目の保留は、先読みの対象となった図柄変動表示の保留である。この演出例では、第3の保留アイコンh13が、デフォルトの表示態様ではなく、先読み予告の表示態様(例えば、青色の丸印での表示態様)で表示されている。
その後、図463(a3)に示すタイミングで、第1装飾図柄表示装置208Lでは、第1装飾図柄が「装飾3−装飾4−装飾1」の装飾図柄の組み合わせで停止表示され、はずれの表示結果が確定される。このとき、変動アイコンh0は消去されていないが、消去されるようにしてもよい。また、第2装飾図柄表示装置208Mにおいても、第2装飾図柄が「装飾3−装飾4−装飾1」の装飾図柄の組み合わせで停止表示されている。
その後、第1特図表示装置212における図柄変動が開始され、図463(a4)に示されるように、第3装飾図柄表示装置208Nでは、投てきアニメーションが行われている。この投てきアニメーションは、図456(e)〜同図(k)に示して上述した投てきアニメーションと同様である。
図463(a5)は、殿様のキャラクタが投げつけた爆弾アイコンI61が破裂した後、破裂した爆弾アイコンI61が姫の予告アイコンI64に変化し、縮小表示されながら、ステージ名表示部ST2に移動している様子が示されており、図463(a5)に示されるタイミングでは、ステージ名表示部ST2に重なってはいるが、所定の表示位置(ストック位置)まで到達していない様子が示されている。この場合は、姫の予告アイコンI64は、未だステージ名表示部ST2に表示されている状態ではないので、「城下町ステージ」の説明表示が表示されており、姫の予告アイコンI64によって少なくとも一部が視認困難な状態となっている。なお、予告アイコンがステージ名表示部ST2に重なるよりも前に説明表示が消去されるように構成されてもよい。また、予告アイコン図柄CS(図458参照)に係る予告アイコンの場合には、ステージ名表示部ST2に重なるよりも前に説明表示が消去されるなど、予告アイコンの取得の契機に基づいて説明表示が消去されるタイミングが異なるように構成してもよい。また、爆弾アイコンI61の投てきアニメーションは、爆弾アイコンがステージ名表示部まで移動するアニメーションであってもよい。また、爆弾アイコンI61の投てきアニメーションの後に予告アイコンが取得されないパターン(いわゆるガセ)を設けてもよい。例えば、爆弾アイコンI61がステージ名表示部ST2を通過して予告アイコンが取得されないようにしてもよい。この場合において、爆弾アイコンI61がステージ名表示部ST2と重なっている状態であっても説明表示が消去されないように構成してもよい(すなわち、ガセパターンの場合は説明表示が消去されず、本当に予告アイコンが取得される真のパターンにおいては、例えば、爆弾アイコンI61がステージ名表示部ST2に重なった状態となった場合に説明表示が消去されるように構成してもよい。また、暗転演出を実行可能とし、この暗転演出時はUI部が非表示になる場合において、暗転演出が実行されている状態で、爆弾アイコン投てきアニメーションの開始から予告アイコンの取得、ガセまでの少なくとも一部が実行されるように構成してもよい。具体的には、爆弾アイコンI61の投てきアニメーションを開始してから暗転演出が開始し、暗転演出が終了してUI部が再表示された際には、予告アイコンが取得されている状態(説明表示が表示されている状態から説明表示が消えている状態)になるように構成してもよい。この際、音とランプ演出のうちの少なくとも一方が行われている状態であってもよく、両方が行われていない状態であってもよい。
その後、図463(a6)に示されるように、姫の予告アイコンI64がステージ名表示部ST2の所定の表示位置に表示されると、ステージ名表示部ST2において、今まで表示されていた「城下町ステージ」の説明表示は消去され、専ら予告アイコンを表示する領域として機能するようになる。そのため、ステージ名表示部ST2の上部には、「STOCK」の文字表示が行われている。すなわち、この演出例によれば、予告アイコンがステージ名表示部ST2にストックされる場合には、ステージ名の表示は行われないこととなる。なお、予告アイコンが消化されるシーンと上述した暗転演出の実行が重なるように構成してもよい。また、予告アイコンが取得される際、可動手段(例えば、第2装飾図柄表示装置208Mや第3装飾図柄表示装置208N等)が移動する演出を行うことで、可動手段が、取得された予告アイコンやすでに取得されていた予告アイコンのうちの少なくとも一部(複数の予告アイコンのうちの少なくとも一つの予告アイコン全体であったり、一の予告アイコンの一部分であったり等)にオーバーラップするように構成してもよい。また、爆弾アイコンI61の投てきアニメーションの開始前から終了までの少なくとも一部の期間で可動手段が移動する演出を行い、可動手段によって説明表示の少なくとも一部がオーバーラップされるような構成であってもよい。すなわち、予告アイコンの表示前は、可動手段によって説明表示の視認性が変化し、予告アイコンの表示後は、予告アイコンによって説明表示の視認性が変化する構成であってもよい。
その後、特図1の変動時間が経過すると、図463(a7)に示すタイミングで、第1装飾図柄表示装置208Lでは、第1装飾図柄が「装飾6−装飾2−装飾2」の装飾図柄の組み合わせで停止表示され、はずれの表示結果が確定される。また、第2装飾図柄表示装置208Mにおいても、第2装飾図柄が「装飾6−装飾2−装飾2」の装飾図柄の組み合わせで停止表示されている。
そして、第1特図表示装置212における図柄変動が開始されると、図463(a8)に示すように、保留アイコンh11,h12がそれぞれ移動アニメーションにより移動表示され、第1の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコンが変動アイコン表示領域で変動アイコンh0となり、第2の保留アイコンh12の表示位置にあった保留アイコンが第1の保留アイコンh11となる。また、図463(a8)に示される第1装飾図柄表示装置208Lでは、第1装飾図柄の変動表示が開始されるとともに、第2装飾図柄表示装置208Mでは、第2装飾図柄の変動表示が開始される。また、この演出例では、図463(a8)に示されるように、装飾図柄の変動表示の開始とともにステージが変更され、背景表示が城下町から海岸に変更している。すなわち、この演出例では、ステージ名表示部ST2が非表示の状態であっても、ステージの変更が可能であり、また、ステージ名表示部ST2が非表示の状態では、変更後のステージ名の表示も行われない。なお、ステージが変更された場合には、ステージ名表示部ST2に所定時間だけ変更後のステージ名を表示し、その後、ステージ名を消去して予告アイコンを表示するようにしてもよい。
図463(a9)は、5つの予告アイコンがストックされた様子が示されている。すなわち、ステージ名表示部ST2には、最大で3つの予告アイコンを表示することができるが、4つ目の予告アイコンがストックされる場合には、チュートリアル表示部TT4にも表示するようにするが、この場合、チュートリアル表示部TT4に表示されていた説明表示は消去され、専ら予告アイコンを表示する領域として機能するようになる。すなわち、この演出例によれば、予告アイコンがチュートリアル表示部TT4にストックされる場合には、チュートリアル表示(説明表示)は行われないこととなる。なお、図463(a9)に示される第1装飾図柄表示装置208Lでは、まずステージ名表示部ST2に、姫の予告アイコンI64と2つの疑似連予告アイコンI65がストックされ、続いて、チュートリアル表示部TT4に、剣豪の予告アイコンI62とチャンスアップの予告アイコンI63がストックされている。
なお、この演出例において、例えば、左側から順に予告アイコンが消化される場合に、消化される予告アイコン以外の予告アイコンの表示位置を変更するアニメーションを行うようにしてもよい。具体的には、例えば、図463(a9)に示される場合において、姫の予告アイコンI64が消化された場合には、2つの疑似連予告アイコンI65がそれぞれ1つずつ左側に移動し、チュートリアル表示部TT4の左側に表示されている剣豪の予告アイコンI62は、ステージ名表示部ST2の最も右側に移動し、チュートリアル表示部TT4に表示されていたチャンスアップの予告アイコンI63は、一つ左側に移動する。チュートリアル表示部TT4に表示されていた予告アイコンがステージ名表示部ST2に移る場合には、瞬間移動する等により、他の表示の視認性に影響を与えないようにしてもよい。
そして、チュートリアル表示部TT4に表示されていた予告アイコンがすべて消化された場合には、チュートリアル表示部TT4において説明表示を再開し、ステージ名表示部ST2に表示されていた予告アイコンがすべて消化された場合には、ステージ名表示部ST2においてステージ名の表示を再開する。なお、説明表示やステージ名の表示を再開しなくてもよい。説明表示の再開は、予告アイコンが消化された図柄変動表示と同じ変動表示内で再開(例えば、スーパーリーチ明けに再開)してもよい。また、説明表示が再開する場合において、全く同じ表示が再開されてもよいし、テロップ式(スクロール式)の表示で違う部分の表示から再開してもよい。
また、チュートリアル表示部TT4に表示する予告アイコンの種類と、ステージ名表示部ST2に表示する予告アイコンの種類を予め定めるようにしてもよい。この場合において、予告アイコンが消化された場合には、他の予告アイコンについて移動しないようにしてもよい。
また、予告アイコンの表示位置を変更するアニメーションの実行時間は、保留アイコンの移動アニメーションの実行時間と同じであってもよいし、保留アイコンの移動アニメーションの実行時間よりも短くてもよいし、保留アイコンの移動アニメーションの実行時間よりも長くてもよい。
また、この演出例では、予告アイコンがストックされる場合には、最初にステージ名表示部ST2にストックし、ストックした数が3つとなった場合には、その後にストックする予告アイコンをチュートリアル表示部TT4にさらに3つまでストック可能に構成したが、最初にチュートリアル表示部TT4にストックし、ストックした数が3つとなった場合には、その後にストックする予告アイコンをステージ名表示部ST2にさらに3つまでストック可能に構成してもよい。
また、この演出例において、予告アイコンがステージ名表示部ST2やチュートリアル表示部TT4に完全に収まる前(ステージ名表示部ST2やチュートリアル表示部TT4の一部に予告アイコンの一部が表示されている状態)では、説明表示は表示されていてもよいし、表示されていなくてもよい。また、予告アイコンがステージ名表示部ST2やチュートリアル表示部TT4に完全に収まった直後では、説明表示は表示されていてもよいし、表示されていなくてもよい。また、予告アイコンの消化の際に上方に移動し始めた直後では、説明表示は表示されていてもよいし、表示されていなくてもよい。また、予告アイコンがステージ名表示部ST2やチュートリアル表示部TT4に完全に収まる前では、説明表示は表示されていて、予告アイコンの消化の際に上方に移動し始めた直後では、説明表示は表示されないようにしてもよい。
また、この演出例では、投てきアニメーションの例として図456に示して上述したものを参照したが、他の図に示されている態様を組み合わせることも当然可能であることは言うまでもない。
また、これまでに説明した実施形態や、以降に説明する実施形態において、例えば、変動アイコン表示領域のように、これから消化される予告アイコン専用の表示領域があってもよい。
また、予告アイコンは、消化される順番に表示されなくてもよく、例えば、複数の予告アイコンが歯抜け状に消化され、空いた箇所に埋めるように他の予告アイコンが移動するようにしてもよいし、移動しなくてもよい。
また、1つの始動口につき第1特図入賞口と第2特図入賞口とに振り分けることができ、通常の遊技状態において図柄変動表示を8つ保留することが可能な、いわゆるMAX8機(8保入順機という場合もある)において、保留アイコン表示領域は保留4つ分の表示領域が予め用意されていて、保留が4つになったときにその表示領域が拡大して5つ分になったり、8つ分まで拡大したりしてもよい。このとき、例えば、拡大した保留アイコン表示領域をチュートリアル表示領域TT4やステージ名表示部ST2に表示し、説明表示を非表示にするようにしてもよい。
図463(b1)〜同図(b2)は、ストックされた予告アイコンが消化される場合の様子が示されている。
図463(b1)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、ステージ名表示部ST2にチャンスアップの予告アイコンI63が表示されている。なお、第1装飾図柄及び第2装飾図柄はいずれも変動表示中である。
そして、その後、チャンスアップの予告アイコンI63が消化されるタイミングとなり、図462(b2)に示すように、チャンスアップの予告アイコンI63が上方に移動していく様子が示されている。この演出例では、チャンスアップの予告アイコンI63がステージ名表示部ST2における表示位置から移動しても、少なくとも予告アイコンの一部がステージ名表示部ST2に重なっている場合には、説明表示としてのステージ名の表示は再開されていない。このことは、チュートリアル表示部TT4についても同様である。なお、予告アイコンがステージ名表示部ST2における表示位置から移動した直後にステージ名の表示を再開するようにしてもよい。
図464は、本実施形態に係る他の演出例を段階的に示す図である。
図464(a1)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、表示画面の下部にUI部が配置されており、このUI部には、その中央に変動アイコンh0が台座に載置された態様で表示されており、変動アイコンh0の左側には、4つの保留アイコンが表示可能に台座が4つ配置された保留アイコン表示領域が形成されている。図464(a1)に示すタイミングでは、特図1の変動表示が2つ保留されているので、保留アイコン表示領域には、2つの保留アイコンh11,h12が表示されている。なお、変動アイコンh0、第1の保留アイコンh11は、いずれもデフォルトの表示態様となっているが、第2の保留アイコンh12は、先読み予告の表示態様で表示されている。また、変動アイコンh0の右側には、チュートリアル表示部TT1が配置されており、図464(a1)に示されるチュートリアル表示部TT1では、「予告アイコン消化で・・・」と表示されている。また、第1装飾図柄表示装置208Lでは、第1装飾図柄の変動表示が行われている。
第2装飾図柄表示装置208Mでは、表示画面の下部にステージ名表示部ST1が配置されている。図464(a1)に示されるステージ名表示部ST1では、「城下町」と表示されており、現在のステージが城下町であることが報知されている。また、第2装飾図柄表示装置208Mの表示画面の上部では、第2装飾図柄の変動表示が行われている。
第3装飾図柄表示装置208Nでは、殿様のキャラクタがステージ上に乗っている様子が示されている。また、第3装飾図柄表示装置208Nの表示画面上部では、特図1及び特図2の第2保留数表示や特図1及び特図2の第4図柄も表示されている。
また、第1装飾図柄表示装置208Lの下方には、上述した家紋役物224Eが配置されており、第1装飾図柄表示装置208Lの上方には、上述した八代役物224Faと将軍役物224Fbとが配置されている。
図464(a1)〜同図(a3)は、ステージによりUI部の表示態様が変化する様子を示している。
図464(a1)は、城下町ステージの様子を示している。なお、この城下町ステージの表示態様については、図456(a)に示される態様と同じであるので説明を省略する。
図464(a2)は、宇宙ステージの様子を示している。宇宙ステージにおける第1装飾図柄表示装置208Lでは、表示画面の下部左側にUI部が形成されている点において、上述した城下町ステージとは異なっている。すなわち、宇宙ステージにおけるUI部は、表示画面の下部中央に変動アイコン表示領域が配置され、変動アイコンh0が台座に載置された態様で表示されており、変動アイコン表示領域の左側に保留アイコン表示領域とチュートリアル表示領域TT1が上下に並べて配置されている。なお、ストックされた予告アイコンの表示位置は、図456に示して上述した城下町ステージにおける予告アイコンの表示位置と同じである。保留アイコン表示領域は、4つの保留アイコンが表示可能に台座が4つ配置された表示態様となっている。図464(a2)に示すタイミングでは、特図1の変動表示が3つ保留されているので、保留アイコン表示領域には、3つの保留アイコンh11,h12,h13が表示されている。なお、宇宙ステージでの変動アイコンh0及び保留アイコンh11,h12,h13の表示態様は、城下町ステージの変動アイコン及び保留アイコンの表示態様とは異なり、五角形をなしており、デフォルトの表示態様では、例えば、白色五角形の表示態様であり、先読み予告の表示態様では、例えば、青色五角形の表示態様である。図464(a2)に示すタイミングでは、変動アイコンh0、第1の保留アイコンh11及び第2の保留アイコンh12がデフォルトの表示態様となっており、第3の保留アイコンh13が先読み予告の表示態様となっている。また、保留アイコン表示領域の下方に配置されたチュートリアル表示領域TT1には、「パンダは殿様の師匠」と表示されている。また、第1装飾図柄表示装置208Lでは、第1装飾図柄の変動表示が行われている。このように、宇宙ステージでは、予告アイコンの表示位置とチュートリアル表示領域TT1の表示位置が異なるので、予告アイコンによってチュートリアル表示領域TT1がオーバーラップされることがない。
第2装飾図柄表示装置208Mでは、表示画面の上部において、第2装飾図柄の変動表示が行われている。
第3装飾図柄表示装置208Nでは、殿様のキャラクタがステージ上に乗っている様子が示されており、遊技の進行に応じて様々な動作を行っている。また、第3装飾図柄表示装置208Nの表示画面上部では、特図1及び特図2の第2保留数表示や特図1及び特図2の第4図柄も表示されている。
図464(a3)は、他のステージから城下町ステージに移行した直後の様子を示している。図464(a3)に示されるように、チュートリアル表示領域TT1は、城下町ステージに移行した直後では、説明表示が非表示となっており、新たな説明表示が行われるときまで非表示の状態が維持される。図464(a3)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、非表示状態とされたチュートリアル表示領域TT1に剣豪の予告アイコンI62がオーバーラップしている。なお、ステージの移行が行われた直後のチュートリアル表示領域TT1において説明表示を表示するようにしてもよい。また、あるステージ(例えば、城下町ステージ)においてチュートリアル表示領域TT1が非表示の状態のときに他のステージ(例えば、宇宙ステージ)に移行した場合に、移行後のステージにおけるチュートリアル表示領域TT1に説明表示が表示されるようにしてもよい。
図464(b1)〜同図(b2)は、第3装飾図柄表示装置208Nにチュートリアル表示領域TT1が配置され、予告アイコンがストックされる場合には、チュートリアル表示領域TT1を消去される様子が示されている。
図464(b1)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、表示画面の下部にUI部が配置されており、このUI部には、その中央に変動アイコンh0が台座に載置された態様で表示されており、変動アイコンh0の左側には、4つの保留アイコンが表示可能に台座が4つ配置された保留アイコン表示領域が形成されている。図464(b1)に示すタイミングでは、特図1の変動表示が2つ保留されているので、保留アイコン表示領域には、2つの保留アイコンh11,h12が表示されている。なお、変動アイコンh0及び2つの保留アイコンのうちの第1の保留アイコンh11は、デフォルトの表示態様となっているが、第2の保留アイコンh12は、先読み予告の表示態様で表示されている。また、第1装飾図柄表示装置208Lでは、第1装飾図柄の変動表示が行われている。
第2装飾図柄表示装置208Mでは、表示画面の下部にステージ名表示部ST1が配置されている。図464(b1)に示されるステージ名表示部ST1では、「城下町」と表示されており、現在のステージが城下町であることが報知されている。また、第2装飾図柄表示装置208Mの表示画面の上部では、第2装飾図柄の変動表示が行われている。
第3装飾図柄表示装置208Nでは、表示画面の下方に、チュートリアル表示部TT1が配置されており、「予告アイコン消化で・・・」と表示されている。また、第3装飾図柄表示装置208Nの表示画面上部では、特図1及び特図2の第2保留数表示や特図1及び特図2の第4図柄も表示されている。
このような構成において、例えば、図464(b2)に示すように、ボタンアイコンIBTがストックされる場合には、第3装飾図柄表示装置208Nに表示されることとなるが、この場合、第3装飾図柄表示装置208Nに表示されていたチュートリアル表示部TT1が消去される。ここで、ボタンアイコンIBTは、複数個ストックが可能であり、例えば、特定の演出中においてボタンを操作する演出の発生回数を事前に報知するアイコンであり、例えば、ボタン操作演出の発生回数が多いほど、大当りに対する信頼度が高く、すなわち、ボタンアイコンIBTのストック数が多いほど、大当りとなりやすいということができる。
このように、この演出例によれば、予告アイコンが表示される場合には、他の表示を行うことが犠牲にされるということができる。
図465は、本実施形態に適用可能な予告アイコン増加演出の他の演出例を段階的に示す図である。図465では、上述した殿様のキャラクタによる爆弾アイコンI61の投てきアニメーションを利用した他の演出例について示されている。
図465(a1)〜同図(a6)は、投てきアニメーションにより、既にストックされている予告アイコンが変化する様子が示されている。
図465(a1)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、表示画面の下部にUI部が配置されており、このUI部には、その中央に変動アイコンh0が台座に載置された態様で表示されており、変動アイコンh0の左側には、4つの保留アイコンが表示可能に台座が4つ配置された保留アイコン表示領域が形成されている。図465(a1)に示すタイミングでは、特図1の変動表示が2つ保留されているので、保留アイコン表示領域には、2つの保留アイコンh11,h12が表示されている。なお、変動アイコンh0及び第1の保留アイコンh11は、いずれもデフォルトの表示態様となっているが、第2の保留アイコンh12は、先読み予告の表示態様で表示されている。また、変動アイコンh0の右側には、チュートリアル表示部TT1が配置されており、図465(a1)に示されるチュートリアル表示部TT1では、「殿様は八代将軍です」と表示されている。また、図465(a1)に示されるように、チュートリアル表示部TT1の前面側にオーバーラップするように、ハテナの予告アイコンI66が表示(ストック)されている。ハテナの予告アイコンI66は、消化されるタイミングとなる前に他の予告アイコンに変化する場合があるアイコンであるが、他の予告アイコンに変化せず、消化しても何も起こらない、いわゆるガセの予告アイコンとして機能する場合もある。また、第1装飾図柄表示装置208Lでは、第1装飾図柄の変動表示が行われている。
第2装飾図柄表示装置208Mでは、表示画面の下部にステージ名表示部ST1が配置されている。図465(a1)に示されるステージ名表示部ST1では、「城下町」と表示されており、現在のステージが城下町であることが報知されている。また、第2装飾図柄表示装置208Mの表示画面の上部では、第2装飾図柄の変動表示が行われている。
第3装飾図柄表示装置208Nでは、殿様のキャラクタがステージ上に乗っている様子が示されている。また、第3装飾図柄表示装置208Nの表示画面上部では、特図1及び特図2の第2保留数表示や特図1及び特図2の第4図柄も表示されている。
また、第1装飾図柄表示装置208Lの下方には、上述した家紋役物224Eが配置されており、第1装飾図柄表示装置208Lの上方には、上述した八代役物224Faと将軍役物224Fbとが配置されている。
その後、図465(a2)に示すように、第3装飾図柄表示装置208Nでは、殿様のキャラクタによる爆弾アイコンI61の投てきアニメーションが開始され、殿様のキャラクタが爆弾アイコンI61を投げようとする様子が示されている。
その後、図465(a3)に示されるタイミングでは、殿様のキャラクタが、爆弾アイコンI61を投てきした様子が示されている。
そして、図465(a4)に示されるタイミングで、爆弾アイコンI61が第3装飾図柄表示装置208Nから第1装飾図柄表示装置208Lに亘って移動するように表示が行われる。このとき、チュートリアル表示部TT1では、「殿様は八代将軍です」と表示されていたものが、「予告アイコン消化で・・・」に変更されている。
その後、図465(a5)に示すように、殿様のキャラクタが投げつけた爆弾アイコンI61は、ハテナの予告アイコンI66に到達して破裂する。このとき、爆弾アイコンI61が破裂したことを表すエフェクト画像がハテナの予告アイコンI66の前面側に重なり、ハテナの予告アイコンI66の少なくとも一部が視認困難とされている。なお、破裂した爆弾アイコンI61のエフェクト画像の大きさは、ハテナの予告アイコンI66を少なくとも覆う程度の大きさとなっている。すなわち、変化対象である予告アイコンにのみエフェクト画像がかかっている。
その後、図465(a6)に示すタイミングで、破裂した爆弾アイコンI61のエフェクト画像が消去され、ハテナの予告アイコンI66が剣豪の予告アイコンI62に変化している。すると、スピーカ120から、「パキーン」という音声が出力され、ハテナの予告アイコンI66が剣豪の予告アイコンI62に変更されたことが報知される。このとき、剣豪の予告アイコンI62は、チュートリアル表示部TT1の前面側に重なる位置でオーバーラップしているので、チュートリアル表示部TT1の説明表示の少なくとも一部が視認困難となる場合がある。また、図465(a6)に示されるチュートリアル表示部TT1では、「予告アイコン消化で・・・」と表示されていたものが、「剣豪は殿様の宿敵です」に変更されている。なお、チュートリアル表示部TT1の説明表示の変更のタイミングは、剣豪の予告アイコンI62の表示が開始されたタイミングと同じタイミングであってもよいし、剣豪の予告アイコンI62の表示が開始されたタイミングよりも前のタイミングであってもよいし、剣豪の予告アイコンI62の表示が開始されたタイミングよりも後のタイミングであってもよい。このように、予告アイテムのストック演出の一部がストック済みの予告アイコンの変化演出の少なくとも一部と同じであるということができる。
図465(b1)〜同図(b3)は、投てきアニメーションにより、既にストックされている予告アイコンが変化する様子が示されている。なお、図465(b1)は、図465(a4)と同じであり、図465(b3)は、図465(a6)と同じであるので、これらの図面についての説明は省略する。なお、図465(b3)におけるチュートリアル表示部TT1では、「予告アイコン消化で・・・」と表示されている。
図465(b1)に示される演出が行われた後、図465(b2)に示すように、殿様のキャラクタが投げつけた爆弾アイコンI61は、ハテナの予告アイコンI66に到達して破裂する。このとき、爆弾アイコンI61が破裂したことを表すエフェクト画像がチュートリアル表示部TT1の略全体を覆うようにチュートリアル表示部TT1の前面側にオーバーラップして表示される。これにより、ハテナの予告アイコンI66及びチュートリアル表示部TT1の少なくとも一部が視認困難とされており、図465(a5)に示されるエフェクト画像よりもオーバーラップする範囲は大きい。なお、予告アイコンが複数ストックされている場合には、すべての予告アイコンにオーバーラップされるようにしてもよい。このように、予告アイテムのストック演出の一部がストック済みの予告アイコンの変化演出の少なくとも一部と同じであるということができる。
図465(c1)〜同図(c3)は、投てきアニメーションにより、既にストックされている予告アイコンが変化する様子が示されている。なお、図465(c1)は、図465(b1と同じであり、図465(c2)は、図465(b2)と同じであるので、これらの図面についての説明は省略する。
図465(c2)に示されるタイミングで、爆弾アイコンI61が破裂した後、図465(c3)に示すように、破裂した爆弾アイコンI61のエフェクト画像が消去され、ハテナの予告アイコンI66が剣豪の予告アイコンI62及びチャンスアップの予告アイコンI63に変化している。すなわち、1つの予告アイコンが2つの予告アイコンに変化している。さらに換言すれば、1回の投てきアニメーションにより、予告アイコンの変化と新たな予告アイコンのストックとが同時に行われているということもできる。このように、予告アイテムのストック演出の一部がストック済みの予告アイコンを変化させるとともに新たな予告アイコンをストックする演出の少なくとも一部と同じであるということができる。
図465(d1)〜同図(d3)は、投てきアニメーションにより、保留アイコンの表示態様が変化する様子が示されている。なお、図465(d1)は、図465(a4)と同じであるのでこの図面についての説明は省略する。
図465(d1)に示される演出が行われた後、図465(d2)に示すように、殿様のキャラクタが投げつけた爆弾アイコンI61は、先読み予告の表示態様である第2の保留アイコンh12に到達して破裂する。このとき、爆弾アイコンI61が破裂したことを表すエフェクト画像が当該第2の保留アイコンh12の前面側に重なり、第2の保留アイコンh12の少なくとも一部が視認困難とされている。なお、破裂した爆弾アイコンI61のエフェクト画像の大きさは、第2の保留アイコンh12を少なくとも覆う程度の大きさとなっている。すなわち、変化対象である保留アイコンにのみエフェクト画像がかかっている。
その後、図465(d3)に示すタイミングで、破裂した爆弾アイコンI61のエフェクト画像が消去され、第2の保留アイコンh12の表示態様が変化(例えば、青色の表示態様から、赤色の表示態様に変化)している。すると、スピーカ120から、「ポン」という音声が出力され、保留アイコンh12の表示態様が変化したことが報知される。このように、予告アイテムのストック演出の一部が保留アイコンの表示態様の変化演出の少なくとも一部と同じであるということができる。
このように、図465に示される演出例では、予告アイコン取得時のアニメーションの少なくとも一部が、他のアニメーションの一部と同じとなっている。例えば、複数の装飾図柄表示装置(例えば、第1装飾図柄表示装置208Lと第3装飾図柄表示装置208N)に跨って表示が行われる場合には、ある装飾図柄表示装置(例えば、第3装飾図柄表示装置208N)において行われるアニメーションについて同じとなっている。
図466は、本実施形態に適用可能な予告アイコン増加演出の他の演出例を段階的に示す図である。
図466(a1)〜同図(a7)では、特定の予告アイコンがストックされたことで、その旨を表示することで、ミッションが達成された旨の報知を行う様子が示されている。なお、図466(a1)〜同図(a3)は、図456(h)〜同図(j)と同じであるので、これらの図面についての説明については省略する。
図466(a3)に示された演出が行われた後、図466(a4)に示すように、殿様のキャラクタによる爆弾アイコンI61の投てきアニメーションが終了する。また、図466(a4)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、チュートリアル表示部TT1の上方に、特定の演出が行われたことを報知する説明表示部としての達成表示部KM1が表示されている。この達成表示部KM1には、剣豪の予告アイコンI62がストックされたことを示す「剣豪ストック」が表示されている。すなわち、剣豪の予告アイコンI62を取得するミッションが課されている場合に、剣豪の予告アイコンI62がストックされた場合に、達成表示部KM1にその旨を表示することで、ミッションの達成を報知することができる。あるいは、例えば、大当りへの期待度が極めて高い演出が行われることを予告する剣豪の予告アイコンI62がストックされたことを明示的に報知するために達成表示部KM1が表示されるものであってもよい。なお、達成表示部KM1が表示されるタイミングは、投てきアニメーションの終了と同時であってもよいし、投てきアニメーションが終了するよりも前のタイミングであってもよいし、投てきアニメーションが終了した後のタイミングであってもよい。なお、達成表示部KM1は、ストックされた剣豪の予告アイコンI62の近傍に表示されるので、達成表示部KM1に注目させることができる場合がある。なお、ストックする予告アイコンを達成表示部KM1にオーバーラップして表示させるようにしてもよい。
その後、図466(a5)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、中図柄表示領域208bに予告アイコン図柄CSとしての「装飾C」が停止表示され、「装飾1−装飾C−装飾6」の装飾図柄の組合せで仮停止表示している。なお、変動アイコンh0は、ここでは消去されているが、表示されていてもよい。
上述したように、中図柄表示領域208bに予告アイコン図柄CSが導出表示されると、図466(a6)〜同図(a7)に示すように、予告アイコン図柄CSからチャンスアップの予告アイコンI63がチュートリアル表示部TT1における剣豪の予告アイコンI62の右隣りの表示位置に向かって飛び出してくる。図466(a6)に示されるタイミングでは、チャンスアップの予告アイコンI63は、達成表示部KM1の前面側にオーバーラップし、達成表示部KM1における説明表示の少なくとも一部を視認困難にしている。
なお、この演出例において、例えば、予告アイコンがストックされた場合に予告アイコンの表示位置が、予告アイコンの種類によって予め定められている場合において、消化される予告アイコンの種類のよって達成表示部KM1へのオーバーラップが解消するようにしてもよい。また、例えば、複数の予告アイコンがストックされている場合であって、予告アイコンが消化されることにより、残存する予告アイコンが所定間隔で整列するように移動させる場合、複数の予告アイコンのうちの所定数の予告アイコンが消化されると予告アイコンによる達成表示部KM1へのオーバーラップが解消するようにしてもよい。
図466(b1)〜同図(b3)では、例えば、スーパーリーチへの発展時や大当りとなる際に動作する第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nの動作態様の一例が示されている。
図466(b1)では、スーパーリーチが行われている様子が示されている。具体的には、図466(b1)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、スーパーリーチの背景画面が表示されており、表示画面の中央下部には変動アイコンh0が表示されている。なお、UI部は、上述したように、スーパーリーチ時には、下方にフレームアウトしている。そのため、変動アイコンh0の表示位置は、UI部が表示されている場合よりも下方となっている。第2装飾図柄表示装置208Mでは、表示画面の上部において、第2装飾図柄の変動表示が行われている。第3装飾図柄表示装置208Nでは、表示画面の上方で第1装飾図柄の変動表示が行われているとともに、特図1及び特図2の第2保留数表示や特図1及び特図2の第4図柄も表示されている。
その後、図466(b2)に示されるように、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nとが、第1装飾図柄表示装置208Lの表示面に沿って互いに近接する方向にスライド移動する。このとき、例えば、第1装飾図柄表示装置208Lにチュートリアル表示部TT1が表示されている場合には、第2装飾図柄表示装置208Mや第3装飾図柄表示装置208Nに少なくとも一部がオーバーラップされる場合がある。これによれば、装飾図柄表示装置による可動動作と説明表示が隠れる現象により、大当りに対する期待感を持たせつつ、説明表示に注目させることができる場合がある。
そして、図466(b3)に示されるように、互いに近接した第2装飾図柄表示装置208Mと第3装飾図柄表示装置208Nとが一体的となって第1装飾図柄表示装置208Lの表示面に沿って時計方向に90度回転している。また、第1装飾図柄表示装置208Lに表示されていた変動アイコンh0が第2装飾図柄表示装置208Mと第3装飾図柄表示装置208Nに跨って表示画面の左端部に表示されるとともに、方形状の枠の中に「祝」の文字が施された画像も第2装飾図柄表示装置208Mと第3装飾図柄表示装置208Nに跨って表示されている。また、第3装飾図柄表示部208Nでは、表示画面の右下隅部に、特図1及び特図2の第2保留数表示や特図1及び特図2の第4図柄が表示されている。また、さらに、図466(b3)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lの下方に配置されていた家紋役物224Eが上方に移動して第3装飾図柄表示装置208Nの中央下部にオーバーラップし、第1装飾図柄表示装置208Lの上方に配置されていた八代役物224Fa及び将軍役物224Fbが下方に移動して第2装飾図柄表示装置208Mの上端部分にオーバーラップしている。このとき、例えば、第1装飾図柄表示装置208Lにチュートリアル表示部TT1が表示されている場合には、第2装飾図柄表示装置208Mや第3装飾図柄表示装置208Nに少なくとも一部がオーバーラップされる場合がある。また、第2装飾図柄表示装置208Mにチュートリアル表示部TT1が表示されている場合には、八代役物224Faや将軍役物224Fbにオーバーラップされる場合がある。また、第3装飾図柄表示装置208Nにチュートリアル表示部TT1が表示されている場合には、家紋役物224Eにオーバーラップされる場合がある。これによれば、装飾図柄表示装置や演出可動体による可動動作と説明表示が隠れる現象により、大当りに対する期待感を持たせつつ、説明表示に注目させることができる場合がある。
図466(c1)〜同図(c4)では、第2装飾図柄表示装置208Mにおいて、ボタン画像136aを常時あるいは少なくとも一定期間表示し、ボタン画像136aの表示状態を変化させることにより、演出ボタン136の状態を報知している様子が示されている。
図466(c1)では、剣豪リーチにおける決闘シーンのアニメーションが行われている様子が示されている。図466(c1)は、図457(d)に対応しているが、ステージ名表示部ST1が第2装飾図柄表示装置208Mではなく、第1装飾図柄表示装置208Lの左上隅部に表示され、第2装飾図柄表示装置208Mの下方にボタン画像136aが常時あるいは少なくとも一定期間表示されている点で異なっている。なお、第2装飾図柄表示装置208Mに表示されたボタン画像136aは通常状態(デフォルトの表示状態)で表示されている。
図466(c2)は、決闘シーンのアニメーションが継続しており、図466(c2)に示されるタイミングになると、第2装飾図柄表示装置208Lでは、ボタン受付時間メーターが表示されるともに、ボタン画像136aの表示態様が演出ボタン136への押下を促す表示態様で表示されている。この表示により、演出ボタン136の操作の受け付けが開始されたことを報知し、遊技者に演出ボタン136の操作を促進する。このとき、演出ボタン136に内蔵されたチャンスボタンランプ138が操作受付状態であることを示す発光態様(例えば、赤色に発光)で発光している。
その後、図466(c3)に示されタイミングで、遊技者により演出ボタン136が操作されると、図466(c4)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、殿様のアップとともに「いくぜ」という文字表示が付加されたカットイン画像が決闘シーンのアニメーション表示に重ねて表示される。一方、第2装飾図柄表示装置208Mでは、演出ボタン136の操作有効期間が終了したとして、ボタン画像136aがデフォルトの表示態様に変更される。この演出例では、上述した構成とすることで、例えば、上述したボタン予告アイコン(第1のボタン予告アイコンI4や第2のボタン予告アイコンI11)の操作が有効となったときに、上述したようにして遊技者に演出ボタン136の操作を促進させることができる場合がある。
図466(d)は、本実施形態において適用可能な予告アイコンの一例を示している。例えば、上述したハテナの予告アイコンI66、疑似連予告アイコンI65、チャンスアップの予告アイコンI63、姫の予告アイコンI64、剣豪の予告アイコンI62の他、保留昇格の予告アイコンI67、チャンス目の予告アイコンI68、パンダの予告アイコンI69が用意されている。ここで、保留昇格の予告アイコンI67は、消化されると、保留アイコンあるいは変動アイコンの表示態様がより大当りに対する信頼度の高い表示態様に変更することを予告するアイコンである。また、疑似連予告アイコンは、消化すると、疑似連演出が行われることを予告するアイコンである。また、チャンス目の予告アイコンI68は、消化されると、装飾図柄の表示結果としてチャンス目が導出されることを予告するアイコンである。また、姫の予告アイコンは、消化すると、先読みゾーンに移行することを予告するアイコンである。また、パンダの予告アイコンI69は、消化すると、パンダが乱入する演出が行われ、必ず大当り(当確)となることを予告するアイコンである。
図467は、予告アイコンとチュートリアル表示との関係について説明する図である。
図467(a1)〜同図(a7)は、チュートリアル表示部TT1に表示される説明表示(例えば、「剣豪は殿様の宿敵です」の表示)がスクロール表示している様子が示されている。なお、図467に示されるチュートリアル表示部TT1は、左側が剣豪の予告アイコンI62にオーバーラップされている。
図467(a1)では、説明表示のスクロール表示の開始前の様子が示されている。
その後、図467(a2)に示すように、説明表示のスクロールが開始されると、「剣豪は殿様の宿敵です」の表示が、チュートリアル表示部TT1の右側から順次スクロールインする。図467(a2)に示されるタイミングでは、「剣豪は」の部分のみがスクロールインされており、図467(a3)に示されるタイミングでは、「剣豪は殿様の」の部分のみがスクロールインされている。これらの場合では、いずれの文字も剣豪の予告アイコンI62にオーバーラップされていないので、説明表示が明確に認識することができる場合がある。
その後、図467(a4)に示されるタイミングになると、「剣豪は殿様の宿敵です」の文字全体が表示される。この場合には、少なくとも「剣豪」の文字部分が剣豪の予告アイコンI62にオーバーラップされており、説明表示の少なくとも一部が視認困難な状態とされる。
続く、図467(a5)に示されるタイミングになると、「剣豪は」の部分がチュートリアル表示部TT1の左側からスクロールアウトし、「殿様の宿敵です」の部分がチュートリアル表示部TT1に表示されている。この場合には、少なくとも「殿様の」の文字部分が剣豪の予告アイコンI62にオーバーラップされており、説明表示の少なくとも一部が視認困難な状態とされる。
続く、図467(a6)に示されるタイミングになると、「剣豪は殿様の」の部分がチュートリアル表示部TT1の左側からスクロールアウトし、「宿敵です」の部分がチュートリアル表示部TT1に表示されている。この場合には、少なくとも「宿敵で」の文字部分が剣豪の予告アイコンI62にオーバーラップされており、説明表示の少なくとも一部が視認困難な状態とされる。
続く、図467(a7)に示されるタイミングになると、説明表示のスクロールが終了する。このように、この演出例では、説明表示のスクロールにより、予告アイコンによってオーバーラップされる文字が継時的に変化している。また、説明表示のスクロールにより、予告アイコンによって説明表示がオーバーラップされる期間とオーバーラップされない期間が生じることとなる。なお、説明表示のスクロールを繰り返し行う場合には、これらの期間も繰り返し生じることとなる。
図467(b1)〜同図(b7)は、チュートリアル表示部TT1に表示される説明表示(例えば、「剣豪は殿様の宿敵です」の表示)のスクロール表示中に、チュートリアル表示部TT1において他の表示(例えば、「激熱」の予告表示)が行われる場合の様子が示されている。なお、図467(b1)〜同図(b3)と、図467(b6)〜同図(b7)は、それぞれ、図467(a1)〜同図(a3)と、図467(a6)〜同図(a7)と同じなので、詳しい説明については省略する。
図467(b3)に示される態様で説明表示が行われた後、図467(b4)〜図467(b5)に示すように、チュートリアル表示部TT1では予告表示が行われている。予告表示は、チュートリアル表示部TT1の下地の色を赤色にし、「激熱」という文字を表示するなどして、当該図柄変動表示における予告表示や先読み予告表示を行う。予告表示中は、説明表示のスクロール表示を中断する。例えば、上述した予告表示を説明表示にオーバーラップして説明表示を視認困難な状態としてもよいし、説明表示のスクロール表示から予告表示に表示を切り替えるようにしてもよい。
その後、予告表示が終了すると、図467(b6)に示すように、説明表示のスクロール表示が再開する。説明表示のスクロール表示は、予告表示が行われている期間においてもバックグラウンドで進行しており、説明表示の表示が再開した時点での説明表示の表示態様は、バックグラウンドで進行した後の表示態様となっている。なお、説明表示の表示が再開した時点での説明表示の表示態様は、中断した時点での表示態様であってもよい。その後、図467(b7)に示すタイミングになると、説明表示のスクロール表示が終了する。なお、説明表示のスクロール表示を中断して表示するものとして予告表示を例にして説明したが、予告表示以外の表示により説明表示のスクロール表示を中断するようにしてもよい。
図467(c1)〜同図(c5)は、複数の予告アイコンがストックされている状態において、チュートリアル表示部TT1に表示される説明表示(例えば、「剣豪は殿様の宿敵です」の表示)の表示中に、一部の予告アイコンの消化に伴い、他の予告アイコンが移動する様子が示されている。
図467(c1)では、最初に消化される予定の予告アイコンであるチャンスアップの予告アイコンI63と、2番目に消化される予定の予告アイコンである剣豪の予告アイコンI62がチャンスアップの予告アイコンI63の右側に並んで配置され、剣豪の予告アイコンI62が、チュートリアル表示部TT1の左側でオーバーラップしている様子が示されている。そのため、チュートリアル表示部TT1に表示されている説明表示の一部が視認困難な状態となっている。
その後、図467(c2)に示されるように、チャンスアップの予告アイコンI63が消化されると、図467(c3)〜同図(c5)に示されるように、剣豪の予告アイコンI62がチャンスアップの予告アイコンI63が表示されていた位置に移動する予告アイコン移動アニメーションが行われる。これにより、剣豪の予告アイコンI62によるチュートリアル表示部TT1に対するオーバーラップの範囲が継時的に変化した後に、オーバーラップの状態が解除され、チュートリアル表示部TT1に表示されている説明表示が視認容易となる場合がある。すなわち、この演出例では、ストックされた予告アイコンの数により、チュートリアル表示部TT1に予告アイコンがオーバーラップしたりしなかったりする。なお、説明表示がチュートリアル表示部TT1においてスクロール表示する場合には、予告アイコンの移動アニメーションにおける予告アイコンの移動表示と説明表示のスクロール表示とが重なる場合がある。
図468は、本実施形態に適用可能な予告アイコン増加演出の他の演出例を段階的に示す図である。図468に示される演出例では、予告アイコンがストックされた場合に、ストックされた予告アイコンを拡大表示する様子が示されている。
図468(a)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、表示画面の下部にUI部UI1が配置されている様子が示されている。このUI部UI1は、4つの保留アイコンがそれぞれ略方形状の表示枠内に表示可能な保留アイコン表示領域が左側に形成され、右側の上段に4つの予告アイコンがそれぞれ略方形状の表示枠内に表示可能な予告アイコン表示領域が右上に形成され、チュートリアル表示部TT5が予告アイコン表示領域の下方に形成されている。なお、変動アイコン表示領域は、UI部UI1の上方であって、保留アイコン表示領域に近接する位置に表示されている。より具体的には、変動アイコン表示領域は、第1の保留アイコンh11が表示される表示枠の上方に配置されている。図468(a)に示すタイミングでは、特図1の変動表示が3つ保留されているので、保留アイコン表示領域には、3つの保留アイコンh11,h12,h13が表示されている。なお、変動アイコンh0、第1の保留アイコンh11及び第2の保留アイコンh12は、いずれもデフォルトの表示態様となっているが、第3の保留アイコンh13は、先読み予告の表示態様で表示されている。また、図468(a)に示されるチュートリアル表示部TT5では、「殿様は八代将軍です」と表示されている。また、図468(a)に示される予告アイコン表示領域には、2つの疑似連予告アイコンI65がストックされており、いずれも通常の表示態様(この演出例において、「第一の表示態様」という場合がある。)で表示されている様子が示されている。また、第1装飾図柄表示装置208Lでは、第1装飾図柄の変動表示が行われている。ここで、予告アイコン表示領域に表示されている通常の表示態様の予告アイコンは、装飾図柄の表示領域とは離間した位置にあるので、装飾図柄にオーバーラップされることはなく、また、装飾図柄をオーバーラップすることはない。なお、通常の表示態様の予告アイコンが装飾図柄にオーバーラップされる場合があってもよいし、装飾図柄をオーバーラップする場合があってもよい。
第2装飾図柄表示装置208Mでは、表示画面の下部にステージ名表示部ST1が配置されている。図468(a)に示されるステージ名表示部ST1では、「城下町」と表示されており、現在のステージが城下町であることが報知されている。また、ステージ名表示部ST1の上方には、ボタン画像136aがデフォルトの表示態様で表示されており、演出ボタン136の操作を指示する場合に、表示態様が変化するように構成されている。なお、このボタン画像136aは、常時表示されてもよいし、表示されない期間があってもよい。また、第2装飾図柄表示装置208Mの表示画面の上部では、第2装飾図柄の変動表示が行われている。
第3装飾図柄表示装置208Nでは、殿様のキャラクタがステージ上に乗っている様子が示されており、遊技の進行に応じて様々な動作を行っている。また、第3装飾図柄表示装置208Nの表示画面上部では、特図1及び特図2の第2保留数表示や特図1及び特図2の第4図柄も表示されている。
また、第1装飾図柄表示装置208Lの下方には、上述した家紋役物224Eが配置されており、また、第1装飾図柄表示装置208Lの上方には、上述した八代役物224Faと将軍役物224Fbとが配置されている。
その後、図468(b)に示すように、第3装飾図柄表示装置208Nでは、殿様のキャラクタによる爆弾アイコンI61の投てきアニメーションが開始され、殿様のキャラクタが爆弾アイコンI61を投げようとする様子が示されている。
その後、図468(c)に示されるタイミングでは、殿様のキャラクタが、爆弾アイコンI61を投てきした様子が示されている。
そして、図468(d)に示されるタイミングで、爆弾アイコンI61が第3装飾図柄表示装置208Nから第1装飾図柄表示装置208Lに亘って移動するように表示が行われる。なお、爆弾アイコンI61は、変動表示中の装飾図柄にオーバーラップしているが、爆弾アイコンI61が、変動表示中の装飾図柄にオーバーラップされてもよい。
その後、図468(e)に示すように、殿様のキャラクタが投げつけた爆弾アイコンI61は、予告アイコン表示領域の3つ目の予告アイコンがストックされる表示枠に到達して破裂する。このとき、爆弾アイコンI61が破裂したことを表すエフェクト画像が予告アイコン表示領域の3つ目の予告アイコンがストックされる表示枠にオーバーラップし、予告アイコン表示領域の3つ目の予告アイコンがストックされる表示枠の少なくとも一部が視認困難とされている。なお、破裂した爆弾アイコンI61のエフェクト画像の大きさは、予告アイコン表示領域の3つ目の予告アイコンがストックされる表示枠を少なくとも覆う程度の大きさとなっている。これにより、3つ目の予告アイコンがストックされることを予告報知している。なお、図468(e)に示す例では、爆弾アイコンI61のエフェクト画像が、チュートリアル表示部TT5に表示されている文字表示の一部や、爆弾アイコンI61が破裂した保留表示領域の表示枠に隣接する表示枠、及び、この表示枠に予告アイコンがストックされている場合には、当該予告アイコンにオーバーラップしている。
その後、図468(f)に示すタイミングで、破裂した爆弾アイコンI61のエフェクト画像が拡大し、UI部UI1全体を炎で覆う炎のエフェクトEF1に表示態様が変化する。そのため、UI部UI1に表示された予告アイコンとともに、変動アイコンh0、保留アイコンh11,h12,h13及びチュートリアル表示部TT5も視認困難とされる。このとき、UI部UI1を非表示の状態としてもよいし、UI部UI1を表示された状態にしてUI部UI1の全体を炎のエフェクトEF1によってオーバーラップされるようにしてもよい。また、炎のエフェクトEF1は、UI部UI1の一部のみを覆い、変動アイコンh0、保留アイコンh11,h12,h13及びチュートリアル表示部TT5の少なくとも一部を視認可能としてもよいし、予告アイコン表示領域のみ視認困難としてもよい。
その後、図468(g)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、予告アイコン拡大アニメーションが開始されている。すなわち、図468(g)に示されるタイミングでは、第1装飾図柄表示装置208Lでは、UI部UI1に形成された予告アイコン表示領域が抜き出されて形成された予告アイコン表示枠YFが炎のエフェクトEF1の中から出現する様子が表示されている。このとき、予告アイコン表示枠YFには、2つの疑似連予告アイコンI65が1つ目の予告アイコンがストックされる表示枠と2つ目の予告アイコンがストックされる表示枠に表示されているほか、3つ目の予告アイコンがストックされる表示枠に、剣豪の予告アイコンI62が新たに表示され、剣豪の予告アイコンI62がストックされたことを報知している。また、図468(g)に示されるタイミングでは、予告アイコン表示枠YFが、UI部UI1に形成された予告アイコン表示領域よりも大きく表示され、予告アイコン表示枠YFに表示されている予告アイコンは、それぞれ予告アイコン表示枠YFのサイズに合わせて通常の表示態様に対して拡大して表示されている。これにより、遊技者に剣豪の予告アイコンI62がストックされたことを容易に認識させることができる場合がある。
その後、図468(h)に示すタイミングで、予告アイコン表示枠YFは、第1装飾図柄表示装置208Lの表示画面の中央に向かって移動するとともに、さらに拡大して表示され、1つ目の予告アイコンがストックされる表示枠の左側の一部と4つ目の予告アイコンがストックされる表示枠の右側の一部が、それぞれ第1装飾図柄表示装置208Lの表示領域外となるように表示される。また、予告アイコン表示枠YFに表示されている予告アイコンも、それぞれ予告アイコン表示枠YFのサイズに合わせてさらに拡大して表示されている。これにより、1つ目の予告アイコンがストックされる表示枠に表示されている疑似連予告アイコンI65の少なくとも一部が視認困難とされている。さらに、図468(h)に示すタイミングでは、第2装飾図柄表示装置208Mと第3装飾図柄表示装置208が、それぞれ第1装飾図柄表示装置208の表示領域の左右端部の前面側にオーバーラップしているので、第1装飾図柄表示装置208Lに表示されている予告アイコン表示枠YFの一部がさらに視認困難とされている。すなわち、第1装飾図柄表示装置208Lに表示されている疑似連予告アイコンI65の少なくとも一部が第2装飾図柄表示装置208Mによってオーバーラップされ、視認困難とされているということができる。また、予告アイコン表示枠YFは、変動表示中の装飾図柄の少なくとも一部にオーバーラップして表示されているので、予告アイコンがストックされたことをよりわかりやすくすることができる場合がある。換言すれば、拡大表示された予告アイコンは、装飾図柄にオーバーラップする場合があるということができる。なお、予告アイコン表示枠YFに表示された予告アイコンが、装飾図柄にオーバーラップされるように表示されてもよい。また、この演出例では、予告アイコンがストックされる演出が行われる場合には、予告アイコン表示枠に表示された予告アイコンを他の表示(例えば、予告表示)よりも優先して表示(オーバーラップ)するようにしているが、予告アイコン表示枠に表示された予告アイコンが、他の予告表示にオーバーラップされる場合があってもよい。
その後、図468(i)に示すタイミングで、予告アイコン表示枠YFが最大の大きさまで拡大し、予告アイコン拡大アニメーションが終了する。第1装飾図柄表示装置208Lの表示画面の略中央に剣豪の予告アイコンI62が表示された3つ目の予告アイコンがストックされる表示枠が表示される。また、予告アイコン表示枠YFに表示されている予告アイコンも、最大の大きさまで拡大して表示されている。すなわち、ストックされた剣豪の予告アイコンI62や既にストックされている疑似連予告アイコンI65は、通常の表示態様(第一の表示態様)よりもサイズの大きい拡大表示態様(この演出例において、「第二の表示態様」という場合がある。)で表示される。このとき、3つ目の予告アイコンがストックされる表示枠に隣接する2つ目の予告アイコンがストックされる表示枠の一部と4つ目の予告アイコンがストックされる表示枠の一部が、それぞれ第1装飾図柄表示装置208Lの表示領域外となるように表示される。これにより、2つ目の予告アイコンがストックされる表示枠に表示されている疑似連予告アイコンI65の少なくとも一部が視認困難とされている。さらに、図468(i)に示すタイミングでは、第2装飾図柄表示装置208Mと第3装飾図柄表示装置208が、それぞれ第1装飾図柄表示装置208の表示領域の左右端部の前面側にオーバーラップしているので、第1装飾図柄表示装置208Lに表示されている予告アイコン表示枠YFの一部がさらに視認困難とされている。すなわち、第1装飾図柄表示装置208Lに表示されている2つ目の予告アイコンがストックされる表示枠における疑似連予告アイコンI65の少なくとも一部が第2装飾図柄表示装置208Mによってオーバーラップされ、視認困難とされているということができる。さらに換言すれば、3つ目の予告アイコンが拡大表示態様とされている状態で、既にストック済みの疑似連予告アイコンI65の一部が視認可能とされているということもできる。なお、1つ目の予告アイコンがストックされる表示枠は、その全部が第1装飾図柄表示装置208Lの表示領域外となるため、1つ目の予告アイコンがストックされる表示枠に表示されている疑似連予告アイコンI65は非表示とされている。
その後、図468(j)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、予告アイコン縮小アニメーションが開始されている。すなわち、図468(j)に示されるタイミングにおいて、第1装飾図柄表示装置208Lでは、予告アイコン表示枠YFが縮小されるとともに、UI部UI1に形成された予告アイコン表示領域が表示される位置に向かって移動する表示が行われている。また、予告アイコン表示枠YFに表示されている予告アイコンも、それぞれ予告アイコン表示枠YFのサイズに合わせて縮小して表示される。このとき、2つ目の予告アイコンがストックされる表示枠の全部が第1装飾図柄表示装置208Lの表示領域内となって完全に表示される。すなわち、2つ目の予告アイコンがストックされる表示枠に表示されている疑似連予告アイコンI65が完全に表示され、視認容易な状態とされる。さらに、1つ目の予告アイコンがストックされる表示枠の一部が第1装飾図柄表示装置208Lの表示領域内となり、1つ目の予告アイコンがストックされる表示枠に表示されている疑似連予告アイコンI65の一部が視認可能な状態とされる。すなわち、この演出例では、予告アイコン縮小アニメーションにおいて、第1装飾図柄表示装置208Lの表示領域外にある予告アイコンが徐々に視認可能とされている。換言すれば、予告アイコン縮小アニメーションにより、視認可能となる予告アイコンの数が増加しているということもできる。
その後、図468(k)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、予告アイコン表示枠YFの縮小アニメーションが継続している。すなわち、図468(k)に示されるタイミングにおいて、第1装飾図柄表示装置208Lでは、予告アイコン表示枠YFがさらに縮小するとともに、UI部UI1に形成された予告アイコン表示領域が表示される位置に向かって移動する表示が行われている。また、予告アイコン表示枠YFに表示されている予告アイコンも、それぞれ予告アイコン表示枠YFのサイズに合わせて縮小して表示される。このとき、予告アイコン表示枠YFは、その全体が第1装飾図柄表示装置208Lの表示領域内となっており、予告アイコン表示枠YFに表示されている予告アイコン(2つの疑似連予告アイコンI65と剣豪の予告アイコンI62)が全て視認可能とされている。すなわち、予告アイコン表示枠YFに表示されている予告アイコンは、通常の表示態様に対して拡大して表示されているものの、そのすべてが視認可能とされているということができる。
その後、図468(l)に示すタイミングで、予告アイコン縮小アニメーションが終了する。すなわち、図468(l)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、予告アイコン表示枠YFが消去されるとともに、予告アイコン表示枠YFにオーバーラップされていた炎のエフェクトEF1も消去され、UI部UI1が再び表示される。このとき、予告アイコン表示領域には、2つの疑似連予告アイコンI65の他、剣豪の予告アイコンI62がストックされている様子が示されている。また、チュートリアル表示部TT5では、「殿様は八代将軍です」と表示されていたものが、「パンダは殿様の師匠」に変更されている。ここで、予告アイコン表示枠YFが消去された後で炎のエフェクトEF1が消去されてもよいし、炎のエフェクトEF1が消去された後で予告アイコン表示枠YFが消去されてもよいし、予告アイコン表示枠YFと炎のエフェクトEF1が同時に消去されてもよい。また、チュートリアル表示部TT5の表示変更は、炎のエフェクトEF1が消去される前のタイミングであってもよいし、炎のエフェクトEF1が消去された後のタイミングであってもよい。また、チュートリアル表示部TT5の表示変更が行われていなくてもよい。また、図468(k)に示されるタイミングと同図(l)に示されるタイミングの間のタイミングで、変動アイコンや保留アイコンの表示が行われるようにしてもよい。この場合に、保留が増加するとしっかりと反映されるような構成としてもよい。
なお、この演出例では、3つ目の予告アイコンがストックされる場合について説明したが、例えば、1つ目の予告アイコンがストックされる場合には、上述した予告アイコン拡大アニメーションが終了したとき、予告アイコン表示枠YFにおける1つ目の予告アイコンがストックされる表示枠が第1装飾図柄表示装置208Lの表示領域の中央となるため、予告アイコン表示枠YFの左側端部が視認可能とされ、第1装飾図柄表示装置208Lの表示領域における予告アイコン表示枠YFの左側端部よりも左側の領域では、背景表示が表れることとなる。また、この場合では、第1装飾図柄表示装置208Lの表示領域外となる予告アイコンがないため、視認困難とされる予告アイコンは発生しないこととなる。
また、この演出例では、予告アイコンがストックされる場合には、予告アイコン拡大アニメーションと予告アイコン縮小アニメーションを行い、予告アイコンのストックを演出するようにしたが、例えば、炎のエフェクトEF1が表示された後、予告アイコン拡大アニメーションを経ずに、予告アイコン表示枠YFが図468(i)に示すような表示となるようにしてもよいし、また、例えば、予告アイコン表示枠YFを図468(i)に示すような表示とされた後、予告アイコン縮小アニメーションを経ずに、図468(l)に示すようにUI部UI1が表示され、今回ストックされた予告アイコンが保留アイコン表示領域に追加して表示されるようにしてもよい。
また、この演出例では、ストックされた予告アイコンは、拡大表示された後、縮小アニメーションにより通常の表示態様に表示するようにしたが、例えば、拡大表示された状態で当該予告アイコンが消化される場合があってもよく、この場合には、当該予告アイコンを通常の表示態様に表示することなく消化するようにしてもよい。
また、この演出例では、予告アイコンがストックされた場合に予告アイコン拡大アニメーションを行って当該ストックされた予告アイコンを拡大表示するようにしたが、予告アイコンが消化される場合に、上述した要領で当該消化される予告アイコンを拡大表示(第二の表示態様で表示)した後に、消化するようにしてもよいし、消化する際に当該予告アイコンを拡大表示(第二の表示態様で表示)するようにしてもよい。
また、この演出例において、予告アイコンをストックする際に行われる予告アイコン拡大アニメーションは、ストックの契機によって一部がキャンセルされるものがあってもよい。例えば、キャラクタのアクション(例えば、殿様のキャラクタによる爆弾アイコンI61の投てきアニメーション等)による予告アイコンのストックにおいて、装飾図柄の停止表示の直前に行われる場合には、一部がキャンセル(例えば、後半部分がキャンセル)されてもよいし、例えば、疑似連図柄等の特殊図柄の停止による予告アイコンのストックにおいては、キャンセルされないようにしてもよい。
また、既にストックされている予告アイコンの数や、当該ストックした予告アイコンの数によって、拡大表示の態様が異なってもよい。また、予告アイコンの数によらず拡大表示の態様が同じであってもよい。
また、予告アイコンの拡大表示を行っている場合に保留が増加した場合は、エフェクト画像の表示を行ったり、LED(例えば、始動口に設けられたLED)の点滅を行ったり、エフェクト音の出力等があってもよい。このことは、例えば、始動入賞時に先読みの対象となる保留増加時に行われるようにしてもよい。また、予告アイコンの拡大表示を行っている場合に保留が増加した場合でも、エフェクト画像の表示を行ったり、LED(例えば、始動口に設けられたLED)の点滅を行ったり、エフェクト音の出力等が行われず、予告アイコンの拡大表示が終了した後で保留アイコンの表示態様が変化しているようにしてもよく、このようにすることで、遊技者に保留アイコンの表示態様の変化に気づきやすくすることができる場合がある。
また、予告アイコンの拡大表示の際に、変動アイコンや保留アイコンもあわせて拡大表示を行うようにしてもよい。この場合において、予告アイコンの拡大表示の際に保留が増加した場合には、保留増加アニメーションが行われないようにしてもよい。
また、これまでの記載において、予告アイコンが文字(例えば、「チャンス」、「激熱」、「SP」、「疑似連」等)で構成されている場合には、予告テキストという場合がある。
次に、本実施形態において適用可能な遊技盤200における演出装置206の構造の一例について、図469を参照しながら説明する。ここで、図469は、本実施形態において適用可能な遊技盤200における演出装置206の構造の一例を示す概略説明図である。
図469(a−1)に示すように、本実施形態に適用可能な遊技盤200では、装飾図柄表示装置208の前面側に、装飾図柄表示装置208の表示面と略平行に延びた板状の透明保護部材CLが設けられている。この透明保護部材CLは、例えば、ステージ244の後端から立上げ形成されるとともに、上端にはリブRBが形成されており、ステージ244の形状に略沿って前方に突設されている。透明保護部材CLは、装飾図柄表示装置208の下方の約1/3程度を覆っており、遊技者は、この透明保護部材CLを介して装飾図柄表示装置208の表示状態を視認可能とされている。このリブRBにより、ステージ244に飛び込んだ遊技球が透明保護部材CLを飛び越えて後方に逸脱するのを防止し、装飾図柄表示装置208や、この装飾図柄表示装置208と透明保護部材CLとの間に配置された演出可動体等に衝突して不具合が生じるのを防止できる場合がある。
図469(a−2)は、同図(a−1)に示される演出装置206を適用し、装飾図柄表示装置208にて演出表示が行われている様子を示している。なお、図469に示す例では、装飾図柄表示装置208の下方には、演出可動体の一つとしての家紋役物224Eが配置されており、装飾図柄表示装置208と透明保護部材CLとの間で変位することが可能に構成されている。図469(a−2)に示すように、装飾図柄表示装置208では、表示画面の下部にUI部が配置されており、このUI部には、その中央に変動アイコンh0が方形状の保留表示枠FL1に収容された態様で表示されており、変動アイコンh0の左側には、4つの保留アイコンが表示可能に台座が4つ配置された保留アイコン表示領域が形成されている。図469(a−2)に示すタイミングでは、特図1の変動表示が2つ保留されているので、保留アイコン表示領域には、2つの保留アイコンh11,h12が表示されている。なお、変動アイコンh0及び1つ目の保留アイコンh11は、いずれもデフォルトの表示態様となっているが、2つ目の保留アイコンh12は、デフォルトの表示態様であるが点滅表示されており、先読み予告の表示態様となっている。また、変動アイコンh0の右側には、チュートリアル表示部TT1が配置されており、適宜のタイミングで表示内容が更新される。なお、図469(a−2)に示されるチュートリアル表示部TT1では、非表示状態となっている。また、装飾図柄表示装置208では、第1装飾図柄の変動表示が行われている。なお、UI部は、第1装飾図柄の変動表示中に優先して表示されており、第1装飾図柄の表示領域とは重ならない領域に設けられているが、第1装飾図柄の表示領域と重なってもよい。また、図469(a−2)に示される装飾図柄表示装置208では、表示画面の左側においてチビ姫のキャラクタCH1が吹き出し部TT2とともに表示されるとともに、表示画面の右側に爺のキャラクタGY1とともに、吹き出し部TT3が表示されている。吹き出し部TT2には「爺はどこ〜」というセリフが表示され、吹き出し部TT3には「ここじゃ」というセリフが表示されている。なお、吹き出し部TT2及びTT3は、変動表示中の装飾図柄にオーバーラップされており、変動表示中の装飾図柄にオーバーラップされていない状態と比較すると視認困難な状態となっている。また、UI部の一部(保留表示枠FL1及び保留表示枠FL1内に表示された変動アイコンh0や保留アイコンh11,h12)とチビ姫のキャラクタCH1は、透明保護部材CLと重なっており、透明保護部材CLと重なっていない場合と比較すると視認性が低下している場合がある。
図469(a−3)では、家紋役物224Eが上昇して装飾図柄表示装置208にオーバーラップしている様子が示されている。このとき、保留表示枠FL1は、上方に延出するようにしてその範囲が拡大されており、その拡大部分に忍者のキャラクタNJ1が表示されている。なお、図469(a−3)に示されるタイミングでは、忍者のキャラクタNJ1は、一部が家紋役物224Eにオーバーラップされている。
その後、図469(a−4)に示すタイミングでは、家紋役物224Eが装飾図柄表示装置208の下方の初期位置まで戻り、装飾図柄表示装置208に対するオーバーラップ状態が解消されている。そのため、図469(a−4)に示される装飾図柄表示装置208では、拡張表示された保留表示枠FL1に変動アイコンh0と忍者のキャラクタNJ1とが上下方向に並んで表示されている様子が示されている。なお、吹き出し部TT2は、拡張表示された保留表示枠FL1の拡張部分にオーバーラップされ、拡張表示された保留表示枠FL1の拡張部分にオーバーラップされていない場合と比較すると視認困難とされる一方、吹き出し部TT3は、保留表示枠FL1の上方に表示されているため、オーバーラップされていない。また、変動表示中の装飾図柄は、保留表示枠FL1にオーバーラップされており、保留表示枠FL1にオーバーラップされていない場合と比較すると一部が視認困難とされている。なお、本実施形態では、保留表示枠FL1が上方に拡張表示されることにより、透明保護部材CLよりも上方まで表示することができるので、保留表示枠FL1の視認性が向上する場合がある。
図469(b−1)は、同図(a−2)に示して上述した様子が示されており、同図(b−1a)は、同図(b−1)のA−A断面の様子を模式的に表している。
図469(b−1a)に示すように、装飾図柄表示装置208と透明保護部材CLとの間には、上述した家紋役物224Eの他、装飾図柄表示装置208の大きさと略同じ大きさの導光板ILが配置されている。導光板ILは、家紋役物224Eの前面側(すなわち、遊技者側)に配置されている。なお、図469(b−1)に示す状態では、家紋役物224Eは、装飾図柄表示装置208の下方に退避してる。遊技者は、このようにして構成されているので、装飾図柄表示装置208の一部は、導光板ILのみを介して視認され、他の一部は、透明保護部材CL及び導光板ILを介して視認されることとなる。なお、導光板ILの構成については、図445に示して上述した通りであるので、ここでの説明については省略する。
図469(b−2)は、同図(a−3)に示して上述した様子が示されており、同図(b−2a)は、同図(b−2)のB−B断面の様子を模式的に表している。
図469(b−2a)に示すように、家紋役物224Eが、装飾図柄表示装置208と導光板ILとの間に介在し、家紋役物224Eが装飾図柄表示装置208と導光板ILとの間に介在していない場合と比較すると装飾図柄表示装置208が視認困難となっている。
図469(b−3)は、同図(a−4)に示して上述した様子が示されており、同図(b−3a)は、同図(b−3)のC−C断面の様子を模式的に表している。
図469(b−3a)に示すように、家紋役物224Eは、装飾図柄表示装置208の下方に移動したため、遊技者は、家紋役物224Eが装飾図柄表示装置208と導光板ILとの間に介在している場合と比較すると、透明保護部材CL、導光板ILを介して装飾図柄表示装置208の表示状態を視認容易な状態となっている。
図469(c−1)及び同図(c−2)は、装飾図柄表示装置208の表示画面に表示される画像が配置されるレイヤ構成の一例について説明する図である。
図469(c−1)に示すように、上述した保留表示枠FL1は、第1のレイヤ層LY1に配置されている。また、図469(c−2)に示す例では、保留表示枠FL1のうちの上方に拡張した部分(拡張部分)については、第1のレイヤ層LY1よりも後方に配置される第2のレイヤ層LY2に配置されている。なお、保留表示枠FL1の拡張部分に表示されている忍者のキャラクタNJ1も第2のレイヤ層LY2に配置されている。すなわち、保留表示枠FL1の拡張部分は、表示の優先度が低いということができる。ここで、保留表示枠FL1を構成する2つのレイヤにそれぞれ配置されるパーツ間に他のレイヤLY3が形成され、例えば、セリフ予告や、装飾図柄や、予告表示(例えば、矢が飛んでくる表示)等、いずれの表示を表示させることも可能である。また、保留表示枠FL1の拡張部分も第1のレイヤ層LY1(あるいは、第2のレイヤ層LY2)に表示して、2以上のレイヤにパーツが跨らず、1つの画像データとして構成するようにしてもよい。
なお、UI部の表示態様は、演出ステージ、遊技状態毎に応じた演出モード(以下、「演出ステージ等」とう。)によっても異なるように構成してもよいし、共通であってもよい。
また、演出ステージ等の少なくとも一部については、遊技者の操作によって選択可能なものであってもよいし、遊技の進行に応じて(例えば、変動回数毎に)変化するようなものであってもよい。
また、本発明の特徴的動作である「保留表示枠FL1が上方に拡張表示される」という動作は、演出ステージ等の少なくとも一部(例えば、非電サポ状態における演出ステージ等であったり、図柄変動中における設定画面の表示中において遊技者が選択可能な演出ステージ等のうちの一部)において行われるものであってもよいし、すべての演出ステージ等において行われるものであってもよい。
次に、本実施形態に係るパチンコ機100において実行される演出の他の具体例について、図470〜図485を参照しながら説明する。また、以下に示す演出表示は、アニメーションにより行われてもよい。また、以下に示す実施形態は、これまでに示したいずれの実施形態においても適用可能であることはいうまでもない。すなわち、図470〜図485に示す各演出は、図14〜図468に示して説明したいずれの演出と組み合わせて行われる場合がある。換言すれば、本実施形態では、ミニアイテム(予告アイコンあるいは予告アイテムとも呼ばれる場合がある)による演出、タイマ予告による演出、ミニゲームによる演出、チャンスアップタイミングメータによる演出が遊技の進行に応じて適宜組み合わせて実行される場合がある。なお、図470〜図485に示す符号は、原則として図470〜図485に示す実施例の説明にのみ用いることとし、重複する符号が他の図面に示されている場合であっても、図470〜図485に示す符号を優先する。
図470〜図485は、本実施形態に適用可能なパチンコ機100の装飾図柄表示装置を中心とした演出の一例を段階的に示す図である。なお、図470〜図485では、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、普図表示装置210、第1特図保留ランプ218、第2特図保留ランプ220、普図保留ランプ216及び第4図柄表示装置284aについては、図示を省略している。また、図470〜図481、図483及び図485では、装飾図柄表示装置を3つ横列に並べて配置した例を示している。すなわち、3つの装飾図柄表示装置のうちの中央に配置される第1装飾図柄表示装置208Lと、第1装飾図柄表示装置208Lの左側に配置される第2装飾図柄表示装置208Mと、第1装飾図柄表示装置208Lの右側に配置される第3装飾図柄表示装置208Nとにより表示が行われている。なお、第1装飾図柄表示装置208Lは、メイン表示装置という場合があり、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nは、サブ表示装置という場合があり、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nは、幅方向の長さが第1装飾図柄表示装置208Lの略半分の長さよりも短く、また、高さもわずかに短い。また、第2装飾図柄表示装置208Mは、その右端辺部分が第1装飾図柄表示装置208Lの左端辺部分の前面側に重なっており、第3装飾図柄表示装置208Nは、その左端辺部分が第1装飾図柄表示装置208Nの右端辺部分の前面側に重なっている。さらに、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nは、それぞれ第1装飾図柄表示装置208Lの表示面に沿って、互いに近接する方向にスライド移動可能に構成されている。また、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nは、互いに最も近接した状態となった場合に、第1装飾図柄表示装置208Lの表示面に沿って一体的に回転することができるように構成されている。なお、第1装飾図柄表示装置208L、第2装飾図柄表示装置208M、第3装飾図柄表示装置208Nの各名称は、各表示装置について装飾図柄が必ずしも変動表示するものではなく、便宜的に名称付けたものであり、表示装置の解釈を狭小するものではないことを念のためここに付言する。また、これらの装飾図柄表示装置(第1装飾図柄表示装置208L、第2装飾図柄表示装置208M、第3装飾図柄表示装置208N)をまとめたものを演出表示手段とし、演出表示手段は、装飾図柄の変動表示を行ったり、複数種類の演出表示を行ったりするということもできる。また、第1装飾図柄表示装置208Lの前面側には、透明の導光板ILが配置されており、遊技者は導光板ILを介して第1装飾図柄表示装置208Lの表示状態を視認可能とされている。導光板ILは、透過領域に所定のレンズカットが施されている。導光板ILの側端部近傍の適宜位置にはLED等の発光体が設けられ、発光体からの光がレンズカット部分で前方に向けて反射することにより、透過領域が所定の模様で発光しているように見せることができるように構成されている。図470〜図485に示される実施形態では、導光板ILには所定のエフェクト画像を模した模様のレンズカットが施されている。なお、導光板ILは光を照射する分の厚みよりも光を遊技者側に向けて屈折させる領域の部分の厚みのほうが薄いように構成されている。そのため、第1装飾図柄表示装置208L、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nの表示状態が視認しやすくなる場合がある。また、導光板ILが可動するものであってもよい。また、導光板ILは、第1装飾図柄表示装置208L、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nのうちの少なくとも一つの表示装置よりも手前側に設けられていればよい。また、図470〜図481及び図483〜図485では、スピーカ120及び演出ボタン136の様子が示されている。なお、本実施形態において、装飾図柄表示装置の前面側にPOVディスプレイが配置されてもよい。
図470は、本実施形態に適用可能な保留アイコンによる先読み予告演出としての保留変化予告演出の一例について段階的に示す図であり、図471は、図470に示す演出の一例の続きを段階的に示す図である。
図470(a)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、表示画面の下部にユーザーインタフェイス(UI)部が配置されており、このUI部には、その中央に変動アイコンh0が方形状の保留表示枠FL1内に収容された態様で表示されており、変動アイコンh0の左側には、4つの保留アイコンが表示可能に台座が4つ配置された保留アイコン表示領域が形成されている。なお、広義には、UI部全体を保留アイコンの台座と解釈してもよい。図470(a)に示すタイミングでは、特図1の変動表示が2つ保留されているので、保留アイコン表示領域には、2つの保留アイコンh11,h12が表示されている。なお、変動アイコンh0及び2つの保留アイコンh11,h12は、いずれもデフォルトの表示態様となっている。また、変動アイコンh0の右側には、説明表示部としてのチュートリアル表示部TT1が配置されており、遊技や演出に関する様々な情報の表示(チュートリアル表示)が行われ、その内容は適宜のタイミングで更新される。図470(a)に示されるチュートリアル表示部TT1では、「殿様は八代将軍です」と表示されており、殿様のキャラクタに関する説明がなされている。また、第1装飾図柄表示装置208Lでは、第1装飾図柄の変動表示が行われている。なお、UI部は、第1装飾図柄の変動表示中に優先して表示されており、第1装飾図柄の表示領域とは重ならない領域に設けられているが、第1装飾図柄の表示領域と重なってもよい。また、ここで、説明表示部(あるいは、説明表示領域)とは、場所そのものというパターンの他、あるものが表示される場所のことであってもよい。具体的には、ステージ名を表示する構成でかつ、あるステージに移行すると熱いという構成において、そのステージ名を赤く表示する場合は、その表示は予告ではなく説明表示という場合がある。逆に言うと、通常のステージ名を白く表示する場合には、赤のステージ名表示と比較すると熱くないので、これも予告の一種になってしまう場合もある。
第2装飾図柄表示装置208Mでは、表示画面の下部に、現在行われているステージ名やリーチ名を表示するための、説明表示部としてのステージ名表示部ST1が配置されている。図470(a)に示されるステージ名表示部ST1では、「城下町」と表示されており、現在のステージが城下町であることが報知されている。また、ステージ名表示部ST1の上方には、ボタン画像136aがデフォルトの表示態様で表示されており、演出ボタン136の操作を指示する場合に、表示態様が変化するように構成されている。なお、このボタン画像136aは、常時表示されてもよいし、表示されない期間があってもよい。また、UI部も常時表示されてもよいし、表示されない期間があってもよい。また、第2装飾図柄表示装置208Mの表示画面の上部では、第2装飾図柄の変動表示が行われている。
第3装飾図柄表示装置208Nでは、殿様のキャラクタがステージ上に乗っている様子が示されており、遊技の進行に応じて様々な動作を行っている。また、第3装飾図柄表示装置208Nの表示画面上部では、特図1及び特図2の第2保留数表示や特図1及び特図2の第4図柄が表示されている。なお、殿様のキャラクタは常時表示されてもよいし、常時表示されていなくてもよい。
また、第1装飾図柄表示装置208Lの下方には、演出可動体の一つである家紋役物224Eが配置されており、演出内容に応じて、上下方向に移動することができるように構成されている。また、家紋役物224Eには、内部にフルカラーLED等の発光手段が内蔵されており、演出内容に応じて様々な発光態様で発光することができる。また、第1装飾図柄表示装置208Lの上方には、演出可動体の一つである八代役物224Faと将軍役物224Fbとが配置されており、演出内容に応じてそれぞれ上下方向に移動することができるように構成されている。また、八代役物224Fa及び将軍役物224Fbはいずれも内部にフルカラーLED等の発光手段が内蔵されており、演出内容に応じて様々な発光態様で発光することができる。
続いて、図470(b)に示されるタイミングで、第1特図始動口230に遊技球が入賞すると、保留アイコン表示領域に3つ目の特図1の保留アイコンh13(第3の保留アイコン)が表示され、保留数が3つとなったことが報知される。ここで、3つ目の保留は、先読みの対象となった図柄変動表示の保留である。しかしながら、この演出例では、図470(b)に示されるタイミングでは、第3の保留アイコンh13は、デフォルトの表示態様で表示されている。
その後、図470(c)に示されるタイミングで、保留アイコン表示領域における3つ目の特図1の保留アイコンh13が先読み予告の表示態様(例えば、白色で点滅する表示態様)に変化する。このとき、スピーカ120から、「ピコーン」という音声出力がなされ、保留表示による先読み予告が行われたことを報知している。なお、保留アイコンh13の表示態様が変化するよりも前にスピーカ120からの音声出力が行われてもよいし、スピーカ120からの音声出力よりも前に保留アイコンh13の表示態様が変化するようにしてもよい。この場合において、常にいずれかのタイミングで行われるように構成してもよいし、場合によってタイミングが異なるように構成されてもよい。また、保留アイコンh13の表示態様の変化のタイミングとスピーカ120からの音声出力のタイミングが同じタイミングであってもよい。また、第1装飾図柄表示装置208Lの表示画面の左側には、チビ姫のキャラクタCH1とともに、第2チュートリアル表示部(説明表示部)としての吹き出し部TT2が表示されている。チビ姫のキャラクタCH1及び吹き出し部TT2は、会話演出(あるいは、セリフ演出)が行われる場合に表示される場合がある表示であり、チュートリアル表示(説明表示)や予告表示等を行う。図470(c)に示されるタイミングでは、吹き出し部TT2には「この変動は・・・」という説明表示がなされており、このパチンコ機100において行われる予告に関する示唆がなされている。吹き出し部TT2は、第1装飾図柄にオーバーラップされているが、オーバーラップされない位置に配置するようにしてもよい。また、チビ姫のキャラクタCH1と吹き出し部TT2とが同じタイミングで表示されてもよいし、チビ姫のキャラクタCH1が表示された後で吹き出し部TT2が表示されてもよいし、吹き出し部TT2が表示された後でチビ姫のキャラクタCH1が表示されてもよい。また、この場合において、常にいずれかのタイミングで行われるように構成してもよいし、場合によってタイミングが異なるように構成されてもよい。
その後、図470(d)に示されるように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、複数本の矢が表示画面の右上から左下に向かって降ってくる様子が示されている。この複数本の矢は、予告表示として出現するものであり、変動表示中の装飾図柄にオーバーラップされている。また、吹き出し部TT2が、「もしかして・・・」という説明表示に変更されている。ここで、複数本の矢が表示開始されるタイミングは、吹き出し部TT2の説明表示が変更される前のタイミングであってもよいし、吹き出し部TT2の説明表示が変更された後のタイミングであってもよいし、吹き出し部TT2の説明表示が変更されるタイミングと同じタイミングであってもよい。また、この場合において、常にいずれかのタイミングで行われるように構成してもよいし、場合によってタイミングが異なるように構成されてもよい。また、チビ姫のキャラクタCH1及び吹き出し部TT2は、複数本の矢にオーバーラップされているが、複数本の矢にオーバーラップするようにしてもよい。また、チュートリアル表示部TT1では、非表示とされている。なお、チュートリアル表示部TT1が非表示となるタイミングは、吹き出し部TT2の表示が変更された後のタイミングであってもよいし、吹き出し部TT2の表示が変更されるよりも前のタイミングであってもよい。また、チュートリアル表示部TT1の説明表示が消去されるタイミングと、吹き出し部TT2の表示が変更されるタイミングと同じタイミングであってもよい。また、この場合において、常にいずれかのタイミングで行われるように構成してもよいし、場合によってタイミングが異なるように構成されてもよい。
その後、図470(e)に示されるように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、左図柄が「装飾6」で停止表示している様子が示されている。なお、「装飾6」で停止表示した左図柄は、チビ姫のキャラクタCH1及び吹き出し部TT2の一部をオーバーラップするようにして表示されている。また、複数本の矢は、第2装飾図柄表示装置208Mの右辺に刺さるように表示されている。
その後、図470(f)に示されるタイミングで、第1装飾図柄表示装置208Lでは、右図柄が「装飾2」で停止表示している様子が示されている。なお、複数本の矢、及びチビ姫のキャラクタCH1は消去されている。複数本の矢が消去するタイミングは、チビ姫のキャラクタCH1が消去した後であってもよいし、チビ姫のキャラクタCH1が消去する前であってもよいし、チビ姫のキャラクタCH1が消去するタイミングと同じタイミングであってもよい。また、この場合において、常にいずれかのタイミングで行われるように構成してもよいし、場合によってタイミングが異なるように構成されてもよい。
その後、図470(g)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、中図柄が「装飾2」で停止表示された後、「装飾6−装飾2−装飾2」の装飾図柄の組合せで揺れ変動が行われた後、ハズレの表示結果が確定される。また、第1装飾図柄の確定停止表示のタイミングで、第2装飾図柄表示装置208Mにおいて変動表示されていた第2装飾図柄も「装飾6−装飾2−装飾2」の組わせで停止表示される。なお、このとき、変動アイコンh0は、消去されてもよいし、表示されたままであってもよい。また、装飾図柄の揺れ変動状態が開始される前には消去されるように構成してもよい。
図471(a)は、図470(g)から引き続き、図柄停止表示中の様子が示されている。
そして、第1特図表示装置212における図柄変動が開始されると、図471(b)に示すように、保留アイコンh11,h12,h13がそれぞれ移動アニメーションにより移動表示され、第1の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコンが変動アイコンが表示される保留表示枠FL1内に収容されて変動アイコンh0となり、第2の保留アイコンh12の表示位置にあった保留アイコンが第1の保留アイコンh11となり、第3の保留アイコンh13の表示位置にあった保留アイコンが第2の保留アイコンh12となり、それぞれ、対応する台座上に移動する。また、図471(b)に示される第1装飾図柄表示装置208Lでは、第1装飾図柄の変動表示が開始されるとともに、第2装飾図柄表示装置208Mでは、第2装飾図柄の変動表示が開始される。なお、チュートリアル表示部TT1では、「パンダは殿様の師匠」の文字表示が行われている。ここで、チュートリアル表示部TT1の表示は、装飾図柄の変動表示が開始した後のタイミングであってもよいし、装飾図柄の変動表示の開始と同じタイミングであってもよいし、装飾図柄の変動表示の開始よりも前のタイミングであってもよい。また、この場合において、常にいずれかのタイミングで行われるように構成してもよいし、場合によってタイミングが異なるように構成されてもよい。
その後、図471(c)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、表示画面の左側に、チビ姫のキャラクタCH1とともに、第2チュートリアル表示部(説明表示部)としての吹き出し部TT2が表示されている。吹き出し部TT2には「爺はどこ〜」というセリフ表示がなされており、会話予告が開始されている。また、第1装飾図柄表示装置208Lでは、複数本の矢が再び表示画面の右上から左下に向かって降ってくる様子が示されている。このように、この複数本の矢は、連続して複数回の図柄変動表示において行われる連続予告として機能する場合がある。なお、この演出例では、図470(c)と同様に、チビ姫のキャラクタCH1が表示されているが、他のキャラクタが表示されてもよい。
その後、図471(d)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、表示画面の右側に爺のキャラクタGY1とともに、第3チュートリアル表示部(説明表示部)としての吹き出し部TT3が表示されている。爺のキャラクタGY1及び吹き出し部TT3は、会話演出(あるいは、セリフ演出)が行われる場合に表示される場合がある表示であり、チュートリアル表示(説明表示)や予告表示等を行う。図471(d)に示されるタイミングでは、チビ姫のキャラクタCH1によるセリフ表示に呼応して、吹き出し部TT3には「ここじゃ」というセリフ表示がなされており、会話予告が継続している。ここで、爺のキャラクタGY1及び吹き出し部TT3は、第1装飾図柄によってオーバーラップされているが、爺のキャラクタGY1及び吹き出し部TT3が、第1装飾図柄にオーバーラップするようにしてもよい。また、爺のキャラクタGY1及び吹き出し部TT3が、第1装飾図柄にオーバーラップしない位置に配置されてもよい。また、爺のキャラクタGY1と吹き出し部TT3とが同じタイミングで表示されてもよいし、爺のキャラクタGY1が表示された後で吹き出し部TT3が表示されてもよいし、吹き出し部TT3が表示された後で爺のキャラクタGY1が表示されてもよい。また、チビ姫のキャラクタCH1及び爺のキャラクタGY1による会話予告は、演出ボタン136の操作により行われるようにしてもよい。また、チュートリアル表示部TT1では、非表示とされている。なお、チュートリアル表示部TT1が非表示となるタイミングは、爺のキャラクタGY1が表示された後のタイミングであってもしてもよいし、爺のキャラクタGY1が表示されるよりも前のタイミングであってもよい。また、チュートリアル表示部TT1の説明表示が消去されるタイミングと、爺のキャラクタGY1が表示されるタイミングとが同じタイミングであってもよい。また、この場合において、常にいずれかのタイミングで行われるように構成してもよいし、場合によってタイミングが異なるように構成されてもよい。また、複数本の矢は、第2装飾図柄表示装置208Mの右辺に刺さるように表示されている。
その後、図471(e)に示すように、家紋役物224Eが初期位置から上昇し、第1装飾図柄表示装置208Lの前面側にオーバーラップしている様子が示されている。より具体的には、家紋役物224Eは、移動後、保留表示枠FL1を完全に覆うとともに、第1の保留アイコンh11の一部と、チュートリアル表示部TT1の一部と、吹き出し部TT2の一部をそれぞれ覆っている。
その後、図471(f)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、保留表示枠FL1の拡張アニメーション(拡張アニメ)が行われて保留表示枠FL1が上方に拡張し、家紋役物224Eよりも上方に表れている様子が示されている。すなわち、保留表示枠FL1が家紋役物224Eにオーバーラップされていない部分が表れているということができる。また、拡張後の保留表示枠FL1は、吹き出し部TT2と重なり、吹き出し部TT2にオーバーラップするが、吹き出し部TT3とは重ならず、オーバーラップしていない。すなわち、この演出例では、後から表示されるセリフ予告(吹き出し部TT3)には保留表示枠FL1が拡張してもオーバーラップしない場合がある。このように、拡張後の保留表示枠FL1の表示態様を拡張表示態様という場合がある。なお、この演出例では、拡張前の保留表示枠FL1と拡張後の保留表示枠FL1の図を表しているが、拡張アニメは、保留表示枠FL1が段階的に拡張するものも含まれる。
その後、図471(g)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、保留表示枠FL1の上部において、忍者のキャラクタNJ1が表れる様子が示されている。なお、忍者のキャラクタNJ1は、家紋役物224Eに一部がオーバーラップされており、家紋役物224Eに一部がオーバーラップされていない場合よりも視認困難とされている。
図471(h)では、家紋役物224Eが初期位置に向けて下降する様子が示されている。すると、忍者のキャラクタNJ1のうち、家紋役物224Eにオーバーラップされていない部分が拡大し、視認が容易とされている。また、第1装飾図柄表示装置208Lでは、忍者のキャラクタNJ1が手裏剣SH1を投てきしている様子が示されている。この手裏剣SH1は、先読み予告を行っている第2の保留アイコンh12に向かって移動している。なお、手裏剣SH1の演出表示は、チビ姫のキャラクタCH1や爺のキャラクタGY1による会話予告の表示よりも前面側に表示されるようにしてもよいし、後面側に表示されるようにしてもよい。なお、忍者のキャラクタNJ1による演出は、拡張後の保留表示枠FL1の拡張部分において行われているということができる。換言すれば、保留表示枠FL1の拡張した部分に演出表示の一例である忍者のキャラクタNJ1が表示されているということができる。さらに換言すれば、拡張表示態様の保留表示枠FL1の枠内の領域と、デフォルトの表示態様の保留表示枠FL1の枠内の領域の差分の領域の部分に忍者のキャラクタNJ1が表示されているということもできる。この忍者のキャラクタNJ1による演出は、先読み予告や当該変動予告の演出として機能する場合がある。また、手裏剣SH1による演出表示は、拡張後の保留表示枠FL1で行われる演出(忍者のキャラクタNJ1による演出)と関連するが、保留表示枠FL1の外で行われている演出ということができる。
その後、図471(i)では、家紋役物224Eが初期位置に戻っている様子が示されている。そして、第1装飾図柄表示装置208Lでは、手裏剣SH1が第2の保留アイコンh12に向かっている様子が示されている。なお、図471(i)に示すように、拡張表示態様の保留表示枠FL1の枠内の領域は、デフォルトの表示態様の保留表示枠FL1の枠内の領域を含んで構成されている。換言すれば、拡張表示態様の保留表示枠FL1は、デフォルトの表示態様の保留表示枠FL1の枠内の領域の面積が大きくなった表示態様であるということができる。
その後、図471(j)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、手裏剣SH1が、第2の保留アイコンh12と重なり、第2の保留アイコンh12が爆発するエフェクトEF2の表示が行われている。このエフェクトEF2は、第2の保留アイコンh12全体を視認困難とするとともに、隣接する第1の保留アイコンh11の一部にもオーバーラップしている。これにより、第2の保留アイコンh12の表示態様が変化して大当りへの信頼度が高くなるかもしれないという期待感を遊技者に持たせることができる場合がある。
その後、図471(k)では、家紋役物224Eの発光色が白色から緑色に変化している様子が示されている。すなわち、第2の保留アイコンh12の表示色が白色から緑色に変化することを予告報知しているということができる。換言すれば、先読みの対象である保留の保留アイコンが変化するのに先立って、所定の発光手段(家紋役物224Eが内蔵するLEDや、特図始動口に設けられたLED等)が保留アイコンの変化後の態様に応じて態様を変化しているということができる。
その後、図471(l)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、エフェクトEF2が消去され、第2の保留アイコンh12が再び視認容易に表示される。このとき、第2の保留アイコンh12の表示態様は、緑色で点灯する態様で表示されている。一方、スピーカ120から「ピコーン」という音声が出力され、保留アイコンの表示態様が変化したことを報知している。なお、保留アイコンh12の表示態様が変化した後で音声出力がされてもよいし、音声出力がされた後で保留アイコンh12の表示態様が変化するようにしてもよいし、保留アイコンh12の表示態様の変化と音声出力とが同時に行われてもよい。また、この場合において、常にいずれかのタイミングで行われるように構成してもよいし、場合によってタイミングが異なるように構成されてもよい。
その後、図471(m)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、保留表示枠FL1に表示されていた忍者のキャラクタNJ1が消え、その後、保留表示枠FL1が同図(a)に示される形状となるように縮小するアニメーション表示(縮小アニメ)が行われる。なお、忍者のキャラクタNJ1を消去させずに縮小アニメをおこなうようにしてもよく、この場合、保留表示枠FL1の縮小に合わせて忍者のキャラクタNJ1が下方に移動するように表示し、変動アイコンh0にオーバーラップされるようにして、最終的には消去するようにしてもよい。
その後、図471(n)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、保留表示枠FL1の縮小アニメが終了し、保留表示枠FL1がデフォルトの表示態様となる。
なお、上述した演出例において、チビ姫のキャラクタCH1、爺のキャラクタGY1、複数の矢の予告表示、家紋役物224E、装飾図柄変動表示、保留表示枠FL1の拡張動作等の各演出の開始タイミングや終了タイミングについては、任意の組合せで行うことができる。
また、この演出例では、拡張後の保留表示枠FL1に保留アイコンを変化させるためのキャラクタ(例えば、忍者のキャラクタNJ1)を表示しているが、変化後の保留アイコンと略同一の画像を表示するように構成してもよいし、変化後の保留アイコンを想起させる(変化後の保留アイコンに対応する)画像を表示するように構成してもよい。
次に、忍者のキャラクタNJ1による保留アイコンの表示態様の変化演出において、保留アイコンの表示態様の変化に失敗した場合の演出例について説明する。
図471(i´)は、同図(i)に対応しており、同図(i)と同じ演出内容となっている。その後、図471(j´)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、手裏剣SH1が第2の保留アイコンh12と重なるものの、エフェクトEF2の表示が行われず、手裏剣SH1が第2の保留アイコンを通過し、図471(k´)に示すように、手裏剣SH1が第1装飾図柄表示装置208Lの表示画面の下方にフレームアウトすることにより、保留アイコンの表示態様の変化に失敗したことを演出している。したがって、第2の保留アイコンh12の表示態様は、白色で点滅した態様のままとなっている。
図472は、保留変化予告演出の他の一例について段階的に示す図である。図472では、中図柄に「変化」の文字表示が示された装飾図柄が停止表示されたことを契機として、保留アイコンの表示態様の変化演出が行われている様子が示されている。すなわち、「変化」の装飾図柄は、演出内容を示唆する表示ということができる。
図472(a)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、表示画面の下部にUI部が配置されており、このUI部には、その中央に変動アイコンh0が保留表示枠FL1に収容された態様で表示されており、変動アイコンh0の左側には、4つの保留アイコンが表示可能に台座が4つ配置された保留アイコン表示領域が形成されている。図472(a)に示すタイミングでは、特図1の変動表示が2つ保留されているので、保留アイコン表示領域には、2つの保留アイコンh11,h12が表示されている。なお、変動アイコンh0及び2つの保留アイコンのうちの第1の保留アイコンh11は、デフォルトの表示態様となっているが、第2の保留アイコンh12は、白色で点滅しており、先読み予告の表示態様で表示されている。また、第1装飾図柄表示装置208Lでは、「装飾3−変化−装飾1」の装飾図柄の組合せで揺れ変動している様子が示されている。このとき、保留表示枠FL1は、デフォルトの表示態様であり、装飾図柄にオーバーラップしていない。また、チュートリアル表示部TT1は、非表示とされている。
第2装飾図柄表示装置208Mでは、表示画面の下部にステージ名表示部ST1が配置されている。図472(a)に示されるステージ名表示部ST1では、「城下町」と表示されており、現在のステージが城下町であることが報知されている。また、ステージ名表示部ST1の上方には、ボタン画像136aがデフォルトの表示態様で表示されており、第2装飾図柄表示装置208Mの表示画面の上部では、第2装飾図柄の変動表示が行われている。
第3装飾図柄表示装置208Nでは、殿様のキャラクタがステージ上に乗っている様子が示されており、また、表示画面上部では、特図1及び特図2の第2保留数表示や特図1及び特図2の第4図柄が表示されている。
また、第1装飾図柄表示装置208Lの下方には、上述した家紋役物224Eが配置され、第1装飾図柄表示装置208Lの上方には、上述した八代役物224Faと将軍役物224Fbとが配置されている。
その後、図472(b)では、家紋役物224Eが初期位置から上昇し、第1装飾図柄表示装置208Lの前面側にオーバーラップしている様子が示されている。このとき、家紋役物224Eは、保留表示枠FL1を完全に覆うとともに、第1の保留アイコンh11の一部と、チュートリアル表示部TT1の一部と、「変化」の中図柄の一部をそれぞれ覆っている。なお、家紋役物224Eが装飾図柄をオーバーラップしないようにしてもよい。
その後、図472(c)に示すように、第1装飾図柄表示装置208では、保留表示枠FL1が上方に拡張し、家紋役物224Eよりも上方に表れている様子が示されている。このとき、拡張後の保留表示枠FL1は、装飾図柄(「変化」の中図柄)にオーバーラップしている。換言すれば、装飾図柄(「変化」の中図柄)は、拡張後の保留表示枠FL1にオーバーラップされているということもできる。なお、拡張後の保留表示枠FL1が装飾図柄にオーバーラップしないようにしてもよい。
その後、図472(d)に示すように、第1装飾図柄表示装置208では、保留表示枠FL1の上部において、忍者のキャラクタNJ1が表れる様子が示されている。なお、忍者のキャラクタNJ1は、家紋役物224Eに一部がオーバーラップされており、家紋役物224Eに一部がオーバーラップされていない場合と比較すると視認困難とされている。
図472(e)では、家紋役物224Eが初期位置に向けて下降する様子が示されている。すると、忍者のキャラクタNJ1のうち、家紋役物224Eにオーバーラップされていない部分が拡大し、視認が容易とされている。また、第1装飾図柄表示装置208Lでは、忍者のキャラクタNJ1が手裏剣SH1を投てきしている様子が示されている。この手裏剣SH1は、先読み予告を行っている第2の保留アイコンh12に向かって移動している。すなわち、この演出例では、演出内容を示唆する表示(「変化」の装飾図柄)がオーバーラップされている状態で保留アイコンの表示態様の変化演出が開始されているということができる。
その後、図472(f)では、家紋役物224Eが初期位置に戻っている様子が示されている。そして、第1装飾図柄表示装置208Lでは、手裏剣SH1が第2の保留アイコンh12に向かっている様子が示されている。
その後、図472(g)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、手裏剣SH1が、第2の保留アイコンh12と重なり、第2の保留アイコンh12が爆発するエフェクトEF2の表示が行われている。このエフェクトEF2は、第2の保留アイコンh12全体を視認困難とするとともに、隣接する第1の保留アイコンh11の一部にもオーバーラップしている。
その後、図472(h)では、家紋役物224Eの発光色が白色から緑色に変化している様子が示されている。
その後、図472(i)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、エフェクトEF2が消去され、エフェクトEF2が消去されていない状態と比較して第2の保留アイコンh12が再び視認容易に表示される。このとき、第2の保留アイコンh12の表示態様は、緑色で点灯する態様で表示されている。一方、スピーカ120から「ピコーン」という音声が出力され、保留アイコンの表示態様が変化したことを報知している。
その後、図472(j)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、保留表示枠FL1に表示されていた忍者のキャラクタNJ1が消え、その後、保留表示枠FL1の縮小アニメが行われる。
その後、図472(k)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、保留表示枠FL1の縮小アニメが終了し、保留表示枠FL1がデフォルトの表示態様となる。すなわち、保留表示枠FL1による装飾図柄へのオーバーラップが解消された状態となり、保留表示枠FL1による装飾図柄へのオーバーラップが解消されていない状態と比較すると装飾図柄が視認容易となる。
図473は、図471に示される演出の変形例を示す図である。図473では、通常時ではチュートリアル表示部TT1はフレームアウトしており、説明表示が行われる場合に、下方からフレームインしてくる様子が示されている。なお、図473(a)〜同図(n)は、チュートリアル表示部TT1がフレームイン及びフレームアウトするアニメーションを行うほかは、図471(a)〜同図(n)と同様であるので、異なる部分のみ説明し、図471(a)〜同図(n)と同様の内容については説明を省略する。
図473(a)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、チュートリアル表示部TT1が表示されておらず、フレームアウトの状態となっている。
その後、図473(b)に示されるタイミングで、第1装飾図柄表示装置208Lでは、表示画面の右側の枠下からチュートリアル表示部TT1のフレームインのアニメーション(フレームインアニメ)が開始され、その後、図473(c)に示すタイミングで、チュートリアル表示部TT1が所定の表示位置に配置され、チュートリアル表示部TT1には、「パンダは殿様の師匠」の文字表示が表示される。なお、チュートリアル表示部TT1の文字表示が表示されるタイミングは、フレームインアニメの完了と同時でもよいし、フレームインアニメの完了の後のタイミングでもよいし、フレームインアニメの完了よりも前のタイミングであってもよい。また、この場合において、常にいずれかのタイミングで行われるように構成してもよいし、場合によってタイミングが異なるように構成されてもよい。また、チュートリアル表示部TT1における「パンダは殿様の師匠」の文字表示は、図473(f)に示されるタイミングでチュートリアル表示部TT1のフレームアウトのアニメーション(フレームアウトアニメ)が開始されるまで(例えば、5秒間)継続して表示される。したがって、図473(e)に示されるように、家紋役物224Eが上昇してチュートリアル表示部TT1の一部にオーバーラップされると、チュートリアル表示部TT1に表示されている文字表示の一部がオーバーラップされる場合がある。
その後、図473(f)〜同図(h)に示すように、チュートリアル表示部TT1が下方に移動し、第1装飾図柄表示装置208Lからフレームアウトするフレームアウトアニメが行われる。なお、チュートリアル表示部TT1に表示されていた説明表示は、フレームアウトアニメが開始する前に消去されてもよいし、フレームアウトアニメが開始するタイミングで消去されてもよいし、フレームアウトアニメが開始した後のタイミングで消去されてもよいし、チュートリアル表示部TT1のフレームアウトが完了するまで表示されていてもよい。また、この場合において、常にいずれかのタイミングで行われるように構成してもよいし、場合によってタイミングが異なるように構成されてもよい。また、フレームアウトアニメの開始のタイミングは、保留表示枠FL1の拡張アニメの開始のタイミングと同じであってもよいし、拡張アニメの開始よりも前のタイミングであってもよいし、拡張アニメの開始よりも後のタイミングであってもよい。この演出例において、チュートリアル表示部TT1は、第二の拡張表示の一例ということができる。例えば、チュートリアル表示部TT1は、装飾図柄にオーバーラップされないという点では、拡張された保留表示枠FL1(この演出例において、第一の拡張表示の一例という場合がある)と同様であるが、セリフ予告にオーバーラップしない点、オーバーラップする領域が少ない点、オーバーラップする頻度が低い点等において異なっているということができる。
図474は、図471に示される演出の別の変形例を示す図である。図474では、チュートリアル表示部TT1による説明表示が行われてフレームアウトした後、再びチュートリアル表示部TT1がフレームインし、このチュートリアル表示部TT1において予告表示を行う様子が示されている。なお、図474(a)〜同図(n)は、チュートリアル表示部TT1がフレームアウトした後、再びチュートリアル表示部TT1がフレームインし、このチュートリアル表示部TT1において予告表示を行うほかは、図473(a)〜同図(n)と同様であるので、異なる部分のみ説明し、図473(a)〜同図(n)と同様の内容については説明を省略する。
図474(a)〜同図(h)に示される演出が行われた後、図474(i)に示されるタイミングで、第1装飾図柄表示装置208Lでは、表示画面の右側の枠下からチュートリアル表示部TT1のフレームインアニメが再び開始され、その後、図474(j)に示すタイミングで、チュートリアル表示部TT1が所定の表示位置に配置され、チュートリアル表示部TT1には、「疑似連」の文字表示が表示される。すなわち、疑似連が行われるかもしれないことを示唆する表示が行われている。すなわち、チュートリアル表示部TT1では、チュートリアル表示の他、予告表示も行うことができる。なお、この「疑似連」の文字表示は、当該変動の予告であってもよいし、先読み予告であってもよい。なお、チュートリアル表示部TT1のフレームインアニメの完了のタイミングは、エフェクトEF2の表示が開始されるよりも前のタイミングであってもよいし、エフェクトEF2の表示が開始されるよりも後のタイミングであってもよいし、エフェクトEF2の表示が開始されるのと同じタイミングであってもよい。また、この場合において、常にいずれかのタイミングで行われるように構成してもよいし、場合によってタイミングが異なるように構成されてもよい。その後は、図474(j)〜同図(n)に示すように、チュートリアル表示部TT1が継続して表示される。なお、この演出例において、説明表示が行われる場合よりも予告表示が行われる場合の方が、チュートリアル表示部TT1の表示時間が長いように構成されているが、表示時間が同じであってもよいし、予告表示が行われる場合よりも説明表示が行われる場合の方が、チュートリアル表示部TT1の表示時間が長いように構成されてもよい。また、説明表示の場合と、予告表示の場合とで文字の色を異ならせるようにしてもよい。このように、この演出例では、チュートリアル表示部TT1の表示が複数回行われる場合がある。
なお、チュートリアル表示部TT1において、成功するか否かのパターンを有する複数種類のミニゲームを表示し、該ミニゲームの成功パターンが行われる場合には、成功を示す表示と同時に又は当該表示の後に、保留変化等の他の演出表示に変化を与える表示(例えば、保留アイコンの表示態様の変化、変動アイコンの表示態様の変化、疑似連図柄の停止、疑似連の発生、セリフ予告の表示態様の変化(例えば、青セリフや青背景のセリフを赤セリフや赤拝啓のセリフに変化)、セリフ予告のステップアップ(例えば、キャラAのセリフ予告表示が行われている状態において、次いでキャラBのセリフ予告表示を行うなど))を行うように構成してもよい。
図475は、本実施形態に適用可能なスーパーリーチ演出の一例について段階的に示す図である。図475に示す演出例は、例えば、図471に示される演出表示が行われた後に実行される、上述したようにして表示態様が変化した保留アイコンに対応する保留に基づく図柄変動表示が行われている様子が示されている。
図475(a)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、表示画面の下部にUI部が配置されており、このUI部には、その中央に変動アイコンh0が保留表示枠FL1に収容された態様で表示されており、変動アイコンh0の左側には、4つの保留アイコンが表示可能に台座が4つ配置された保留アイコン表示領域が形成されている。図475(a)に示すタイミングでは、特図1の変動表示が2つ保留されているので、保留アイコン表示領域には、2つの保留アイコンh11,h12が表示されている。なお、変動アイコンh0は、緑色で点灯表示される先読み予告の表示態様となっており、2つの保留アイコンh11,h12は、デフォルトの表示態様となっている。また、第1装飾図柄表示装置208Lでは、第1装飾図柄の変動表示は消去されている。このとき、保留表示枠FL1は、デフォルトの表示態様であり、装飾図柄にオーバーラップしていない。また、チュートリアル表示部TT1には、「パンダは殿様の師匠」という文字表示が行われ、説明表示が行われている様子が示されている。
第2装飾図柄表示装置208Mでは、表示画面の下部にステージ名表示部ST1が配置されている。図475(a)に示されるステージ名表示部ST1では、「城下町」と表示されており、現在のステージが城下町であることが報知されている。また、ステージ名表示部ST1の上方には、ボタン画像136aがデフォルトの表示態様で表示されており、第2装飾図柄表示装置208Mの表示画面の上部では、第2装飾図柄の変動表示が行われている。
第3装飾図柄表示装置208Nでは、殿様のキャラクタがステージ上に乗っている様子が示されており、また、表示画面上部では、特図1及び特図2の第2保留数表示や特図1及び特図2の第4図柄が表示されている。また、第1装飾図柄表示装置208Lで表示されていた第1装飾図柄は、第3装飾図柄表示装置208Nの上方で小さく表示されている。
また、第1装飾図柄表示装置208Lの下方には、上述した家紋役物224Eが配置され、第1装飾図柄表示装置208Lの上方には、上述した八代役物224Faと将軍役物224Fbとが配置されている。なお、家紋役物224Eは、変動アイコンh0の色に合わせて緑色に発光している。
その後、図475(b)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展することを報知する表示が行われる。
そして、図475(c)に示すように、導光板ILに対応する発光手段が発光してエフェクト画像を模した模様が形成され、この剣豪リーチにおける大当りに対する信頼度が高いことを演出している。ここで、導光板ILに形成された模様は、チュートリアル表示部TT1、保留表示枠FL1、変動アイコン及び保留アイコンにオーバーラップしており、チュートリアル表示部TT1、保留表示枠FL1、変動アイコン及び保留アイコンにオーバーラップしていない場合と比較してこれらの表示が視認しにくくなる場合がある。
その後、図475(d)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、UI部が表示画面の下方にフレームアウトするアニメーション(UI部FOアニメ)が開始されている。具体的には、UI部FOアニメが開始されると、チュートリアル表示部TT1に表示されていた文字表示が消去されるとともに、保留アイコン表示領域に表示されていた保留アイコンが消去される。なお、チュートリアル表示部TT1における文字表示の消去のタイミングは、保留アイコンの消去のタイミングよりも前のタイミングであってもよいし、保留アイコンの消去のタイミングよりも後のタイミングであってもよいし、保留アイコンの消去のタイミングと同じタイミングであってもよい。また、この場合において、常にいずれかのタイミングで行われるように構成してもよいし、場合によってタイミングが異なるように構成されてもよい。なお、変動アイコンh0は消去されていないが、変動アイコンh0も消去されるようにしてもよい。
その後は、図475(d)〜同図(g)に示すように、UI部がUI部FOアニメによりフレームアウトする。なお、保留表示枠FL1が消去されても家紋役物224Eの発光色により、保留アイコンの表示態様を認識することができる場合がある。すなわち、上述したようにして、保留表示枠FL1が拡張することにより行われた保留アイコンの表示態様の変化演出により変化した保留アイコンに対応する保留に基づく図柄変動表示が行われることにより表示される変動アイコンが収容される保留表示枠FL1が非表示とされた後でも保留アイコンの変化後の表示態様を確認することができる場合がある。
図475(h)は、剣豪リーチが行われている様子が示されている。すなわち、第1装飾図柄表示装置208L、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nでは、背景表示が城下町の背景から剣豪リーチ専用の背景に変更されており、第2装飾図柄表示装置208Mにおけるステージ名表示部ST1では、「剣豪リーチ」の文字表示がなされている。そして、第1装飾図柄表示装置208Lでは、決闘シーンのアニメーションが行われており、図475(h)に示されるタイミングでは、殿様のキャラクタと剣豪のキャラクタが対峙する様子が表示されている。
その後、例えば、図457(c)〜同図(h)に示される殿様のキャラクタと剣豪のキャラクタによる決闘シーンのアニメーション表示が行われた後、図475(i)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、主人公の殿様が敵役の剣豪に敗れ、その結果、第1装飾図柄及び第2装飾図柄ともに「装飾2−装飾3−装飾2」の装飾図柄の組合せが導出されて揺れ変動が開始される。
その後、図475(j)に示されるように、第1装飾図柄表示装置208L、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nでは、剣豪リーチ専用の背景から城下町の背景に変更され、第1装飾図柄表示装置208Lでは、図475(j)〜同図(n)に示すように、UI部が表示画面の下方からフレームインするアニメーション(UI部FIアニメ)が行われる。なお、保留アイコンは、UI部FIアニメの表示が完了した後で再表示されるが、UI部FIアニメの表示が開始されたときから表示されていてもよいし、UI部FIアニメの表示の完了と同時に表示されてもよい。また、この場合において、常にいずれかのタイミングで行われるように構成してもよいし、場合によってタイミングが異なるように構成されてもよい。
その後、図475(o)に示されるタイミングで、第3装飾図柄表示装置208Nで表示されていた第1装飾図柄が第1装飾図柄表示装置208Lにおいて「装飾2−装飾3−装飾2」の装飾図柄の組み合わせで停止表示され、はずれの表示結果が確定される。このとき、変動アイコンh0も消去される。また、第2装飾図柄表示装置208Mにおいても、第2装飾図柄が「装飾2−装飾3−装飾2」の装飾図柄の組み合わせで停止表示されている。また、家紋役物224Eは、緑色の発光態様からデフォルトの発光態様(白色の発光態様)となる。なお、第3装飾図柄表示装置208Nにおいても第1装飾図柄が表示されるようにしたが、停止表示時には消去されるようにしてもよい。また、家紋役物224Eがデフォルトの発光態様に変化するタイミングは、装飾図柄の停止表示と同じタイミングであってもよいし、装飾図柄の停止表示よりも前のタイミングであってもよいし、装飾図柄の停止表示よりも後のタイミングであってもよい。また、この場合において、常にいずれかのタイミングで行われるように構成してもよいし、場合によってタイミングが異なるように構成されてもよい。また、変動アイコンh0は、装飾図柄の停止表示の前に、いったんデフォルトの表示態様に変化してから消去されるようにしてもよいし、装飾図柄の停止表示の後に、デフォルトの表示態様に変化してから消去されるようにしてもよいし、装飾図柄の停止表示の前に、表示態様が変化することなく消去されるようにしてもよいし、装飾図柄の停止表示の後に、表示態様が変化することなく消去されるようにしてもよいし、装飾図柄の停止表示のタイミングと同じタイミングで、表示態様が変化することなく消去されるようにしてもよい。
なお、導光板ILに形成された模様が表示されている状態において、拡張後・拡張中・縮小中の保留表示枠FL1が表示されるように構成されてもよく、該構成においては、拡張後の保留表示枠FL1の全てが導光板ILに形成された模様にオーバーラップされないように構成されてもよい。
また、スーパーリーチ中に保留表示枠FL1及び変動アイコンh0を表示するように構成されてもよく、該構成において、スーパーリーチ中における各タイミング(例えば、味方キャラのカットインや、敵キャラのカットインの表示タイミング、あるいは、青色で表示されたセリフや、赤色で表示されたセリフの表示タイミング等)における表示態様を変化させたりしてもよい。
また、上記構成に加えあるいは上記構成に置き換えて、チュートリアル表示部TT1をスーパーリーチ中にフレームイン可能に構成し、上記各タイミングにおける表示の態様を変化させたりしてもよいし、当否の期待度を示す複数種類の表示のうちの一の表示を行うようにしてもよい。
図476は、保留変化予告演出の他の一例について段階的に示す図である。ここで、図476(a−1)〜同図(a−4)では、保留表示枠FL1の拡張部分で予告アイコンをストックする演出表示が行われる様子が示されており、図476(b−1)〜同図(b−6)では、予告アイコンがストックされている状態で保留アイコンの表示態様の変化演出が行われている様子が示されており、図476(c−1)〜同図(c−6)では、保留アイコンの表示態様の変化演出と一部が共通する演出により予告アイコンの表示態様が変化する演出が行われている様子が示されている。
図476(a−1)に示される演出例は、忍者のキャラクタNJ1に換えて宝箱の予告アイコンBXが表示されている点を除き、図471(g)と同様であるので、詳しい説明については省略する。なお、図476(a−1)に示すように、宝箱の予告アイコンBXは、一部が家紋役物224Eにオーバーラップされており、一部が家紋役物224Eにオーバーラップされていない状態と比較すると視認困難とされている。また、この演出例では、予告アイコンの一例として宝箱の予告アイコンBXを用いて説明するが、例えば、図412や図467(d)に示される各種予告アイコンを表示する場合にも適用可能であることはいうまでもない。
その後、図476(a−2)に示すように、家紋役物224Eが初期位置に向けて下降する様子が示されている。すると、宝箱の予告アイコンBXのうち、家紋役物224Eにオーバーラップされていない部分が拡大し、視認が容易とされている。
その後、図476(a−3)では、家紋役物224Eが初期位置に戻っている様子が示されている。そして、第1装飾図柄表示装置208Lでは、宝箱の予告アイコンBXが第2の保留アイコンh12に向かって移動している様子が示されている。このとき、宝箱の予告アイコンBXは、縮小して表示されているが、縮小しないで表示されてもよいし、拡大して表示されてもよい。また、形状が変更されたり、表示色が変更されてもよい。
その後、図476(a−4)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、宝箱の予告アイコンBXが第2の保留アイコンh12の上部で停止表示し、第2の保留アイコンh12に対応する保留に基づく図柄変動表示において何らかの予告が行われることを示唆している。すなわち、宝箱の予告アイコンBXによる先読み予告が行われている。
図476(b−1)〜同図(b−6)に示される演出例は、第2の保留アイコンh12の上部に宝箱の予告アイコンBXが表示されている点を除き、図471(g)〜同図(l)と同様であるので、詳しい説明については省略する。なお、図476(b−1)に示される予告アイコンBXは、図476(a−1)〜同図(a−4)において上述した要領で表示されたものに限らず、例えば、他の演出(例えば、チャンス図柄の停止により行われる演出等)により表示されたものであってもよい。また、予告アイコンが、保留表示枠FL1における演出では表示されないものであってもよい。
図476(b−3)では、手裏剣SH1が宝箱の予告アイコンBXに重なっている様子が示されている。ここで、手裏剣SH1は、宝箱の予告アイコンBXにオーバーラップするようにしてもよいし、宝箱の予告アイコンBXにオーバーラップされるようにしてもよい。すなわち、例えば、宝箱の予告アイコンBXが図476(a−1)〜同図(a−4)において上述した要領で表示されたものである場合でも、手裏剣SH1の方が宝箱の予告アイコンBXよりも前面側に表示されてもよいし、背面側に表示されてもよい。
図476(b−4)では、エフェクトEF2が第2の保留アイコンh12の他、宝箱の予告アイコンBXの全部にオーバーラップしている様子が示されている。これにより、第2の保留アイコンh12の表示態様が変化するのか、宝箱の予告アイコンBXの表示態様が変化するのかがわからず、遊技者に期待感を持たせることができる場合がある。
図476(c−1)〜同図(c−5)に示される演出例は、図476(b−1)〜同図(b−5)と同様であるため、詳しい説明については省略する。
図476(c−5)では、エフェクトEF2が第2の保留アイコンh12全体を覆うように表示しているが、変化後の保留アイコンの表示態様(表示色)に対応する家紋役物224Eの発光態様の変化が見られない。すなわち、家紋役物224Eの発光色の不変化により、保留アイコンの変化表示が行われないことを予告しているということができる。
図476(c−5)に続く図476(c−6)では、エフェクトEF2が消去された後の様子が示されている。すなわち、図476(c−6)に示す演出例では、エフェクトEF2が消去された後、第2の保留アイコンh12の表示態様は変化せず、宝箱の予告アイコンBXの表示態様が変化しており、遊技者は、保留アイコンの表示態様の変化ではなく、宝箱の予告アイコンBXが昇格変化したことにより、演出に意外性を持たせるとともに、大当りへの期待感をより一層高めることができる場合がある。なお、宝箱の予告アイコンBXの変化の態様は、大きさの変化に限らず、例えば、形状が変化してもよいし、色が変化してもよいし、これらの組合せにより変化してもよい。なお、図476(c−6)に示すように、スピーカ120からは、宝箱の予告アイコンBXの表示態様が変化したことを報知する音声出力が行われているが、音声出力が行われないようにしてもよい。
図477は、保留変化予告演出の他の一例について段階的に示す図である。ここで、図477(a−1)〜同図(a−6)では、先読み予告の表示態様(例えば、白色で点滅)で表示されている保留アイコン以外の保留アイコンの表示態様を変化させる演出が行われている様子が示されており、図477(b−1)〜同図(b−4)では、保留表示枠FL1の拡張部分に他のキャラクタが登場して保留アイコンの表示態様を変化させる演出が行われている様子が示されており、図477(c−1)〜同図(c−5)では、表示されているすべての保留アイコンの表示態様を変化させる演出が行われている様子が示されている。
図477(a−1)に示される演出例は、第3の保留アイコンh13が表示されている点を除き、図471(g)と同様であるので、詳しい説明については省略する。なお、図477(a−1)に示すように、第3の保留アイコンh13は、デフォルトの表示態様で表示されている。
図477(a−1)に続く同図(a−2)では、家紋役物224Eが初期位置に向けて下降する様子が示されている。すると、忍者のキャラクタNJ1のうち、家紋役物224Eにオーバーラップされていない部分が拡大し、視認が容易とされている。また、第1装飾図柄表示装置208Lでは、忍者のキャラクタNJ1が手裏剣SH1を投てきしている様子が示されている。この手裏剣SH1は、先読み予告を行っている第2の保留アイコンh12ではなく、これに隣接する第3の保留アイコンh13に向かって移動している。
その後、図477(a−3)では、家紋役物224Eが初期位置に戻っている様子が示されている。そして、第1装飾図柄表示装置208Lでは、手裏剣SH1が第3の保留アイコンh13に向かっている様子が示されている。
その後、図477(a−4)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、手裏剣SH1が、第3の保留アイコンh13と重なり、第3の保留アイコンh13が爆発するエフェクトEF2の表示が行われている。このエフェクトEF2は、第3の保留アイコンh13全体を視認困難とするとともに、隣接する第2の保留アイコンh12の一部にもオーバーラップしている。なお、第2の保留アイコンh12は、先読み予告の表示態様(白色で点滅)のままとなっている。
その後、図477(a−5)では、家紋役物224Eの発光色が白色から緑色に変化している様子が示されている。すなわち、第3の保留アイコンh13の表示色が白色から緑色に変化することを予告報知しているということができる。
その後、図477(a−6)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、エフェクトEF2が消去され、エフェクトEF2が消去されていない状態と比較して第3の保留アイコンh13が再び視認容易に表示される。このとき、第3の保留アイコンh13の表示態様は、緑色で点灯する態様で表示されている。一方、スピーカ120から「ピコーン」という音声が出力され、保留アイコンの表示態様が変化したことを報知している。なお、保留アイコンh13の表示態様が変化した後で音声出力がされてもよいし、音声出力がされた後で保留アイコンh13の表示態様が変化するようにしてもよいし、保留アイコンh13の表示態様の変化と音声出力とが同時に行われてもよい。また、この場合において、常にいずれかのタイミングで行われるように構成してもよいし、場合によってタイミングが異なるように構成されてもよい。また、第2の保留アイコンh12の表示態様は、先読み予告の表示態様のまま変化はしていない。この演出例によれば、第2の保留アイコンh12ではなく、これに隣接する第3の保留アイコンh13の表示態様が変化することにより、演出に意外性を持たせることができるとともに、第2の保留アイコンh12に対応する保留に基づく図柄変動表示に対する期待感を維持しつつ、第3の保留アイコンh13に対応する保留に基づく図柄変動表示に対する期待感を飛躍的に向上させることができる場合がある。なお、この演出例は、先読み予告の対象である第2の保留アイコンに隣接する第3の保留アイコンに対して行う例について説明したが、第1の保留アイコンに対して行うようにしてもよいし、4つ目の保留がある場合には、第4の保留アイコンh14に対して行うようにしてもよい。
図477(b−1)〜同図(b−4)に示される演出例は、保留表示枠FL1の拡張部分に、忍者のキャラクタNJ1に換えて番長のキャラクタBC1が表示されるとともに、投てき物が変更されている点を除いて、図471(g)〜同図(j)と同様であるので、異なる点についてのみ詳しく説明し、その他については詳しい説明を省略する。
図477(b−1)に示すように、第1装飾図柄表示装置208では、保留表示枠FL1の上部において、忍者のキャラクタNJ1ではなく、番長のキャラクタBC1が表れている。なお、番長のキャラクタBC1は、家紋役物224Eに一部がオーバーラップされており、家紋役物224Eに一部がオーバーラップされていない状態と比較すると視認困難とされている。
図477(b−2)では、家紋役物224Eが初期位置に向けて下降する様子が示されている。すると、番長のキャラクタBC1のうち、家紋役物224Eにオーバーラップされていない部分が拡大し、視認が容易とされている。また、第1装飾図柄表示装置208Lでは、番長のキャラクタBC1が投てき物として手裏剣SH1に換えて気功波KK1を放っている様子が示されている。この気功波KK1は、先読み予告を行っている第2の保留アイコンh12に向かって移動している。なお、気功波KK1の演出表示は、チビ姫のキャラクタCH1や爺のキャラクタGY1による会話予告の表示よりも前面側に表示されるようにしてもよいし、背面側に表示されるようにしてもよい。
その後、図477(b−3)では、家紋役物224Eが初期位置に戻っている様子が示されている。そして、第1装飾図柄表示装置208Lでは、気功波KK1が第2の保留アイコンh12に向かっている様子が示されている。
その後、図477(b−4)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、気功波KK1が、第2の保留アイコンh12と重なり、第2の保留アイコンh12が爆発するエフェクトEF2の表示が行われている。ここで、エフェクトEF2の表示態様が手裏剣SH1の場合と気功波KK1の場合とで異なるようにしてもよい。また、このとき、番長のキャラクタBC1は、保留表示枠FL1から消去されているが、表示されていてもよい。このように、この演出例では、忍者のキャラクタNJ1以外のキャラクタも表示可能とすることで、例えば、出現するキャラクタにより大当りの信頼度に変化を持たせることができる場合がある。
図477(c−1)〜同図(c−3)に示される演出例は、第3の保留アイコンh13が表示されており、また、第2の保留アイコンh12がデフォルトの表示態様である点を除き、図477(b−1)〜同図(b−3)と同様であるので、相違する点についてのみ詳しく説明し、その他についての詳しい説明を省略する。
図477(c−3)に続く同図(c−4)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、気功波KK1が、第2の保留アイコンh12と重なり、爆発するエフェクトEF3が表示されるが、このエフェクトEF3は、第2の保留アイコンh12のみではなく、保留アイコン表示領域全域にわたって爆発するエフェクト表示となっている。すなわち、このエフェクトEF3の表示により、保留アイコン表示領域に表示された保留アイコンの全てが表示態様の変化の対象となることが報知されている。これにより、すべての保留に対して信頼度が高まるかもしれないという期待感を持たせることができる場合がある。なお、図477(c−4)に示されるタイミングでは、番長のキャラクタBC1が保留表示枠FL1から消去されているが、表示された状態であってもよい。また、このエフェクトEF3による演出は、番長のキャラクタBC1が登場した場合にのみ行われる演出であって、忍者のキャラクタNJ1が登場した場合では行われない演出であってもよい。また、番長のキャラクタBC1が登場した場合には、必ずエフェクトEF3による演出が行われるようにしてもよい。
その後、図477(c−5)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、エフェクトEF3が消去され、エフェクトEF3が消去されていない状態と比較して第1の保留アイコンh11〜第3の保留アイコンh13が再び視認容易に表示される。このとき、第1の保留アイコンh11〜第3の保留アイコンh13の全ての表示態様が、デフォルトの表示態様から主人公の殿様の表示態様に変化している。この演出例によれば、先読みの対象である保留アイコンのみならず、表示されたすべての保留アイコンの表示態様が変化することにより、演出に意外性を持たせることができるとともに、すべての保留に対する大当りへの期待感を飛躍的に向上させることができる場合がある。この演出例は、例えば、特定のタイミングで保留が増加した場合に行われるものであってもよく、より具体的には、保留表示枠FL1の拡張アニメが開始された後で保留が増加した場合に行うようにしてもよい。
図478は、保留変化予告演出の他の一例について段階的に示す図である。ここで、図478(a−1)〜同図(a−5)では、保留表示枠FL1の拡張範囲が大きくされている様子が示されており、図478(b−1)〜同図(b−5)では、保留表示枠FL1の背景が開放し、そこに保留変化予告演出にかかるキャラクタが出現する様子が示されており、図478(c−1)〜同図(c−4)では、変動アイコンの表示態様を変化させる演出が行われている様子が示されている。
図478(a−1)に示される演出例は、図471(g)に示して上述したのと同様であるので、詳しい説明については省略する。
図478(a−1)に続く同図(a−2)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、保留表示枠FL1が上方にさらに拡張している様子が示されている。また、保留表示枠FL1の上方へのさらなる拡張に応じて、忍者のキャラクタNJ1もさらに上方に移動している。このとき、忍者のキャラクタNJ1は、家紋役物224Eにオーバーラップされておらず、家紋役物224Eにオーバーラップされている状態と比較すると視認容易とされている。また、保留表示枠FL1は、吹き出し部TT3にオーバーラップしており、吹き出し部TT3にオーバーラップしていない状態と比較すると吹き出し部TT3の表示が視認困難とされている。また、家紋役物224Eが初期位置に向けて下降している。
その後、図478(a−3)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、忍者のキャラクタNJ1が3つの手裏剣SH1を投てきしている様子が示されている。この3つの手裏剣SH1は、いずれも先読み予告を行っている第2の保留アイコンh12に向かって移動している。なお、手裏剣SH1の演出表示は、吹き出し部TT2にオーバーラップしている。また、図478(a−3)に示されるタイミングでは、家紋役物224Eは、初期位置に戻っている。
その後、図478(a−4)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、3つの手裏剣SH1が、第2の保留アイコンh12と重なり、第2の保留アイコンh12が爆発するエフェクトEF2の表示が行われている。
その後、図478(a−5)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、エフェクトEF2が消去され、エフェクトEF2が消去されていない状態と比較して第2の保留アイコンh12が再び視認容易に表示される。このとき、第2の保留アイコンh12の表示態様は、殿様の表示態様で表示されている。なお、このとき、スピーカ120から保留アイコンの表示態様が変化したことの報知音を出力するようにしてもよい。また、このとき、家紋役物224Eの発光態様は変化していないが、変化してもよい。このように、この演出例では、図471に示される演出例と比較すると、保留表示枠FL1の拡張範囲が上方にさらに大きくされているとともに、演出内容も一部が異なっている。なお、保留表示枠FL1の拡張範囲が大きくされても演出内容を同じにしてもよい。また、信頼度に応じて保留表示枠FL1の拡張範囲を変化させるようにしてもよい。これにより、保留表示枠FL1の変化量により大当りに対する期待感に変化を持たせることができる場合がある。
なお、保留表示枠FL1の拡張範囲を、上方のみならず、幅方向に拡大するようにしてもよい。この場合、例えば、図478(a−3´)に示すように、保留表示枠FL1を上方への拡張に加えて、先読みの対象の保留アイコンに重なる範囲まで幅方向に拡大するようにしてもよい。また、保留表示枠FL1の上下方向に対する拡張範囲を、図471(g)に示される程度とし、幅方向に対する拡張範囲を、先読み対象の保留アイコンに重なる範囲までとしてもよい。また、先読みの対象である第2の保留アイコンh12よりも後に消化される第3の保留アイコンが表示されている場合においては、第3の保留アイコンの少なくとも一部まで、幅方向に拡大するように構成してもよい。換言すれば、保留表示枠FL1の一部が第3の保留アイコンにオーバーラップされるように構成してもよい。
図478(b−1)では、家紋役物224Eが初期位置から上昇し、保留表示枠FL1の拡張アニメにより保留表示枠FL1が上方に拡張したが、拡張部分にキャラクタが出現せず、その後、家紋役物224Eが初期位置まで移動した様子が示されている。その他の演出内容については、図471(g)に示されるのと同様であるので、詳しい説明については省略する。
その後、図478(b−2)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、保留表示枠FL1の背景がシャッタのように上昇する開放動作が開始され、背景の裏側が視認されるような態様の表示が行われている様子が示されている。
すると、図478(b−3)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、保留表示枠FL1の背景が全開状態となり、忍者のキャラクタNJ1が出現する様子が示されている。なお、背景が全開状態となった保留表示枠FL1のバックカラーを複数種類用意し、保留アイコンの表示態様の変化の期待度によって色を異ならせるようにしてもよい。そして、図478(b−3)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、忍者のキャラクタNJ1が手裏剣SH1を投てきしている様子が示されている。なお、手裏剣SH1の投てき演出が開始されるタイミングは、保留表示枠FL1の背景が全開状態となるタイミングよりも後であってもよいし、保留表示枠FL1の背景が全開状態となるタイミングと同じであってもよいし、保留表示枠FL1の背景が全開状態となるよりも前のタイミングであってもよい。また、この場合において、常にいずれかのタイミングで行われるように構成してもよいし、場合によってタイミングが異なるように構成されてもよい。
その後、図478(b−4)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、手裏剣SH1が第2の保留アイコンh12に向かっている様子が示されている。
その後、図478(b−5)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、手裏剣SH1が、第2の保留アイコンh12と重なり、第2の保留アイコンh12が爆発するエフェクトEF2の表示が行われている。このとき、保留表示枠FL1の背景がシャッタのように下降する閉鎖動作が開始され、その後、閉扉状態となる。なお、保留表示枠FL1の背景の閉鎖動作の開始タイミングは、エフェクトEF2の表示が開始されるタイミングよりも前であってもよいし、エフェクトEF2の表示が開始されるタイミングと同じであってもよいし、エフェクトEF2の表示が開始されるタイミングよりも後であってもよい。また、この場合において、常にいずれかのタイミングで行われるように構成してもよいし、場合によってタイミングが異なるように構成されてもよい。
図478(c−1)に示される演出例は、忍者のキャラクタNJ1が変動アイコンh0に向けて手裏剣を投てきしている点を除き、図471(i)と同様であるので、相違する点について詳しく説明し、その他については説明を省略する。
図478(c−1)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、忍者のキャラクタNJ1が変動アイコンh0に向けて手裏剣SH1を投てきしている様子が示されている。
その後、図478(c−2)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、手裏剣SH1が、変動アイコンh0と重なり、変動アイコンh0が爆発するエフェクトEF3の表示が行われている。このエフェクトEF3は、変動アイコンh0全体を視認困難とするとともに、忍者のキャラクタNJ1の一部にもオーバーラップしている。なお、第2の保留アイコンh12は、先読み予告の表示態様のまま変化していない。これにより、第2の保留アイコンに対応する保留に基づく図柄変動表示に対する期待感を維持しつつ、変動アイコンh0の表示態様が変化して当該変動についての大当りへの信頼度が高くなるかもしれないという期待感を遊技者に持たせることができる場合がある。
その後、図478(c−3)では、家紋役物224Eの発光色が白色から緑色に変化している様子が示されている。すなわち、変動アイコンh0の表示色が白色から緑色に変化することを予告報知しているということができる。換言すれば、変動アイコンの表示態様が変化する予告が行われるのに先立って、所定の発光手段(家紋役物224Eが内蔵するLEDや、特図始動口に設けられたLED等)が変動アイコンh0の変化後の態様に応じて態様を変化しているということができる。
その後、図478(c−4)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、エフェクトEF3が消去され、変動アイコンh0が再び視認容易に表示される。このとき、変動アイコンh0の表示態様は、緑色で点灯する態様で表示されている。一方、スピーカ120から「ピコーン」という音声が出力され、変動アイコンh0の表示態様が変化したことを報知している。なお、変動アイコンh0の表示態様が変化した後で音声出力がされてもよいし、音声出力がされた後で変動アイコンh0の表示態様が変化するようにしてもよいし、変動アイコンh0の表示態様の変化と音声出力とが同時に行われてもよい。
図479は、保留変化予告演出の他の一例について段階的に示す図である。図479では、UI部が表示画面からフレームアウトしているときに、保留アイコンの表示態様の変化演出が行われている様子が示されている。
図479(a)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、表示画面の下部にUI部が配置されており、このUI部には、その中央に変動アイコンh0が保留表示枠FL1に収容された態様で表示されており、変動アイコンh0の左側には、4つの保留アイコンが表示可能に台座が4つ配置された保留アイコン表示領域が形成されている。図479(a)に示すタイミングでは、特図1の変動表示が2つ保留されているので、保留アイコン表示領域には、2つの保留アイコンh11,h12が表示されている。なお、変動アイコンh0及び第1の保留アイコンh11は、デフォルトの表示態様となっているが、第2の保留アイコンh12は、白色で点滅しており、先読み予告の表示態様で表示されている。また、第1装飾図柄表示装置208Lでは、第1装飾図柄が変動表示している様子が示されている。このとき、保留表示枠FL1は、デフォルトの表示態様であり、装飾図柄にオーバーラップしていない。また、チュートリアル表示部TT1は、非表示とされている。また、第1装飾図柄表示装置208Lでは、表示画面の左側に、チビ姫のキャラクタCH1とともに、吹き出し部TT2が表示されている。吹き出し部TT2には複数のクエスチョンマークが並べて表示されており、後述する、保留表示枠FL1を含むUI部がフレームアウトするUI部FOアニメが行われることを示唆している。すなわち、図479(a)に示される吹き出し部TT2の表示は、保留表示枠FL1がフレームアウトにより非表示となる所定の演出に関連する表示が行われているということができる。
第2装飾図柄表示装置208Mでは、表示画面の下部にステージ名表示部ST1が配置されている。図479(a)に示されるステージ名表示部ST1では、「城下町」と表示されており、現在のステージが城下町であることが報知されている。また、ステージ名表示部ST1の上方には、ボタン画像136aがデフォルトの表示態様で表示されており、第2装飾図柄表示装置208Mの表示画面の上部では、第2装飾図柄の変動表示が行われている。
第3装飾図柄表示装置208Nでは、殿様のキャラクタがステージ上に乗っている様子が示されており、また、表示画面の上部では、特図1及び特図2の第2保留数表示や特図1及び特図2の第4図柄が表示されている。
また、第1装飾図柄表示装置208Lの下方には、上述した家紋役物224Eが配置され、第1装飾図柄表示装置208Lの上方には、上述した八代役物224Faと将軍役物224Fbとが配置されている。
図479(b)は、UI部FOアニメが行われて保留表示枠FL1とともにUI部が表示画面の下方にフレームアウトした様子が示されている。このUI部FOアニメは、例えば、暗転演出やSPリーチへ移行する場合等に行われる。
その後、図479(c)に示されるように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、忍者のキャラクタNJ1が表示され、手裏剣SH1を第2の保留アイコンh12が表示されていた位置に向けて投げつける演出が行われている。すなわち、この演出例では、保留表示枠FL1が表示されていない場合でも忍者のキャラクタNJ1による保留アイコンの表示態様を変化させる演出が行われている。なお、図479(c)に示すように、忍者のキャラクタNJ1は、装飾図柄にオーバーラップしているとともに、吹き出し部TT2にもオーバーラップしている。
その後、図479(d)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、手裏剣SH1が第2の保留アイコンh12が表示された位置に到達して、爆発するエフェクトEF2の表示が行われている。
その後、図479(e)では、家紋役物224Eの発光色が白色から緑色に変化している様子が示されている。すなわち、第2の保留アイコンh12の表示色が白色から緑色に変化することを予告報知している。
その後、図479(f)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、エフェクトEF2が消去されるが、UI部が未だフレームアウトした状態であるため、第2の保留アイコンh12は未だ表示されていない。一方、スピーカ120から「ピコーン」という音声が出力され、保留アイコンの表示態様が変化したことを報知している。
図479(g)では、UI部がフレームインするアニメーション(UI部FIアニメ)が行われ、UI部FIアニメが完了した様子が示されている。UI部FIアニメが完了すると、保留表示枠FL1とともにUI部が第1装飾図柄表示装置208Lに表示される。このとき、第2の保留アイコンh12の表示態様が白色から緑色に変更されている。
この演出例では、保留表示枠FL1を含めてUI部がフレームアウトし、この間に保留アイコンの表示態様を変化させる演出を行うようにしたが、例えば、図479(a´)〜同図(c´)に示すようにして、保留表示枠FL1を残してUI部をフレームアウトするようにしてもよい。ここで、図479(a´)に示される演出例は、図479(a)と同様であるので、詳しい説明については省略する。
図479(a´)に続く同図(b´)では、UI部FOアニメが完了した様子が示されている。図479(b´)に示すように、この演出例では、UI部FOアニメが行われると、UI部が表示画面の下方にフレームアウトするが、保留表示枠FL1はフレームアウトせず、表示された状態が維持されるようになっている。
図479(c´)では、保留表示枠FL1の拡張アニメが行われて保留表示枠FL1が上方に拡張し、その後、保留表示枠FL1において忍者のキャラクタNJ1が手裏剣SH1を投てきしている様子が示されている。すなわち、図479(c´)に示されるように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、忍者のキャラクタNJ1が保留表示枠FL1の拡張部分に表示され、手裏剣SH1を第2の保留アイコンh12が表示されていた位置に向けて投げつける演出が行われている。すなわち、この演出例では、表示態様の変化の対象である保留アイコンが表示されていない場合でも忍者のキャラクタNJ1による保留アイコンの表示態様の変化演出が行われている。
図480は、保留変化予告演出の他の一例について段階的に示す図である。ここで、図480(a−1)〜同図(a−7)では、保留アイコンの表示態様を変化させる演出と、予告アイコンの表示が同時期に行われている様子が示されており、図480(b−1)〜同図(b−5)では、保留アイコンが先読み予告の表示態様に変化する様子について示されている。
図480(a−1)に示される演出例は、図471(f)に示して上述したのと同様であるので、詳しい説明については省略する。
図480(a−1)に続く同図(a−2)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、保留表示枠FL1の上部において忍者のキャラクタNJ1が表れる様子が示されている。なお、忍者のキャラクタNJ1は、家紋役物224Eに一部がオーバーラップされており、家紋役物224Eに一部がオーバーラップされていない状態と比較すると視認困難とされている。
また、第3装飾図柄表示装置208Nでは、殿様のキャラクタによる爆弾アイコンI61の投てきアニメーションが開始され、殿様のキャラクタが爆弾アイコンI61を投げようとする様子が示されている。
その後、図480(a−3)では、家紋役物224Eが初期位置に向けて下降する様子が示されている。すると、忍者のキャラクタNJ1のうち、家紋役物224Eにオーバーラップされていない部分が拡大し、視認が容易とされている。また、第1装飾図柄表示装置208Lでは、忍者のキャラクタNJ1が手裏剣SH1を投てきしている様子が示されている。この手裏剣SH1は、先読み予告を行っている第2の保留アイコンh12に向かって移動している。
一方、第3装飾図柄表示装置208Nでは、殿様のキャラクタが、爆弾アイコンI61を投てきした様子が示されている。なお、爆弾アイコンI61の投てきを開始するタイミングは、忍者のキャラクタNJ1が手裏剣SH1の投てきを開始するタイミングと同じであってもよいし、手裏剣SH1の投てきを開始するよりも前のタイミングであってもよいし、手裏剣SH1の投てきが開始された後のタイミングであってもよい。また、この場合において、常にいずれかのタイミングで行われるように構成してもよいし、場合によってタイミングが異なるように構成されてもよい。
その後、図480(a−4)では、家紋役物224Eが初期位置に戻っている様子が示されている。そして、第1装飾図柄表示装置208Lでは、手裏剣SH1が第2の保留アイコンh12に向かっている様子が示されている。
一方、図480(a−4)に示されるタイミングでは、爆弾アイコンI61が第3装飾図柄表示装置208Nから第1装飾図柄表示装置208Lに亘って移動するように表示が行われる。なお、爆弾アイコンI61は、第1装飾図柄にオーバーラップするとともに、爺のキャラクタGY1や吹き出し部TT3にもオーバーラップしている。換言すれば、第1装飾図柄は、爆弾アイコンI61にオーバーラップされ、爺のキャラクタGY1や吹き出し部TT3も、爆弾アイコンI61にオーバーラップされている。なお、爆弾アイコンI61が第1装飾図柄にオーバーラップされてもよいし、爺のキャラクタGY1や吹き出し部TT3にオーバーラップされてもよい。
その後、図480(a−5)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、手裏剣SH1が、第2の保留アイコンh12と重なり、第2の保留アイコンh12が爆発するエフェクトEF2の表示が行われている。
一方、図480(a−5)に示すタイミングで、第1装飾図柄表示装置208Lでは、殿様のキャラクタが投げつけた爆弾アイコンI61が破裂する様子が示されている。なお、爆弾アイコンI61が破裂するタイミングは、エフェクトEF2が表示されるタイミングと同じであってもよいし、エフェクトEF2が表示される前のタイミングであってもよいし、エフェクトEF2が表示された後のタイミングであってもよい。また、この場合において、常にいずれかのタイミングで行われるように構成してもよいし、場合によってタイミングが異なるように構成されてもよい。
その後、図480(a−6)では、家紋役物224Eの発光色が白色から緑色に変化し、第2の保留アイコンh12の表示色が白色から緑色に変化することを予告報知している。
一方、図480(a−6)に示すタイミングでは、破裂した爆弾アイコンI61が剣豪の予告アイコンI62に変化し、剣豪リーチに移行することを予告している。なお、ここで、剣豪の予告アイコンI62が出現するタイミングで、スピーカ120からその旨を報知する音声が出力されてもよい。また、剣豪の予告アイコンI62に変化するタイミングは、家紋役物224Eの発光色が緑色に変化するタイミングと同じであってもよいし、家紋役物224Eの発光色が緑色に変化するよりも前のタイミングであってもよいし、家紋役物224Eの発光色が緑色に変化するよりも後のタイミングであってもよい。また、この場合において、常にいずれかのタイミングで行われるように構成してもよいし、場合によってタイミングが異なるように構成されてもよい。
その後、図480(a−7)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、エフェクトEF2が消去され、エフェクトEF2が消去されていない状態と比較して第2の保留アイコンh12が再び視認容易に表示される。このとき、第2の保留アイコンh12の表示態様は、緑色で点灯する態様で表示されている。一方、スピーカ120から「ピコーン」という音声が出力され、保留アイコンの表示態様が変化したことを報知している。
一方、図480(a−7)に示すように、剣豪の予告アイコンI62は、縮小表示されながら、チュートリアル表示部TT1の左側端部に重なる位置に配置され、その後、殿様のキャラクタによる爆弾アイコンI61の投てきアニメーションが終了する。なお、剣豪の予告アイコンI62がチュートリアル表示部TT1に配置されたことを音声出力により報知してもよい。このように、剣豪の予告アイコンI62がチュートリアル表示部TT1の前面側に重なる位置に配置されるため、剣豪の予告アイコンI62がチュートリアル表示部TT1の前面側に重なる位置に配置されていない状態と比較してチュートリアル表示部TT1に表示された文字の少なくとも一部が視認困難となる場合がある。換言すると、この演出例によれば、剣豪の予告アイコンI62が保留表示枠の一部としてのチュートリアル表示部TT1にオーバーラップする場合があるということができる。このように、この演出例では、剣豪の予告アイコンI62がチュートリアル表示部TT1の前面側に重なることで、遊技者に、チュートリアル表示部TT1の表示や剣豪の予告アイコンI62の表示に注意を惹きやすくすることができる場合がある。また、チュートリアルの存在に気づいたり、先や今後起こりうる演出説明よりも当該図柄変動表示に集中させることができる場合がある。
図480(b−1)に示される演出例は、チュートリアル表示部TT1において「パンダは殿様の師匠」の文字表示がなされている点を除き、図470(a)と同様であるため、詳細な説明については省略する。
図480(b−1)に続く同図(b−2)に示すように、第3装飾図柄表示装置208Nでは、殿様のキャラクタによる爆弾アイコンI61の投てきアニメーションが開始され、殿様のキャラクタが爆弾アイコンI61を投げようとする様子が示されている。
その後、図480(b−3)に示されるタイミングでは、殿様のキャラクタが、爆弾アイコンI61を投てきし、爆弾アイコンI61が第3装飾図柄表示装置208Nから第1装飾図柄表示装置208Lに亘って移動する様子が示されている。
その後、図480(b−4)に示されるように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、殿様のキャラクタが投てきした爆弾アイコンI61が第2の保留アイコンh12に到達し、爆弾アイコンI61が破裂している様子が示されている。この破裂した爆弾アイコンI61の表示は、第2の保留アイコンh12の全体を覆うとともに、第1の保留アイコンh11の一部にもオーバーラップしている。
その後、図480(b−5)に示されるように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、破裂した爆弾アイコンI61が消去され、破裂した爆弾アイコンI61が消去されていない状態と比較して第2の保留アイコンh12が再び視認容易に表示される。このとき、第2の保留アイコンh12の表示態様は、先読み予告の表示態様(白色で点滅する表示態様)で表示されている。このように、保留アイコンの先読み予告の表示態様の変化の態様としては、保留増加時のみに限らず、保留増加後の適宜のタイミングで行うようにしてもよい。また、この演出例のように、他の変化演出によって保留アイコンの表示態様を変化させるようにしてもよい。また、上述した保留アイコンの先読み予告の表示態様を変化させる演出を、例えば、UI部がフレームアウトした状態で行われる場合があってもよい。
図481は、保留変化予告演出の他の一例について段階的に示す図である。ここで、図481では、保留アイコンの表示態様を変化させる演出をサブ表示装置(第2装飾図柄表示装置208M、第3装飾図柄表示装置208N)を可動させながら行う様子が示されている。
図481(a−1)に示される演出例は、図471(d)に示して上述したのと同様であるので、詳しい説明については省略する。
図481(a−1)に続く図481(a−2)では、第3装飾図柄表示装置208Nに表示されていた殿様のキャラクタがステージごと消去されている様子が示されている。
その後、図481(a−3)では、第3装飾図柄表示装置208Nが、第1装飾図柄表示装置208Lの表示面に沿って、第1装飾図柄表示装置208Lの中央に向かって移動している様子が示されている。このとき、爺のキャラクタGY1、吹き出し部TT3、チュートリアル表示部TT1及び第1装飾図柄の右図柄の各一部が第3装飾図柄表示装置208Nにオーバーラップされており、爺のキャラクタGY1、吹き出し部TT3、チュートリアル表示部TT1及び第1装飾図柄の右図柄の各一部が第3装飾図柄表示装置208Nにオーバーラップされていない状態と比較するとそれぞれ視認困難な状態とされている。
その後、図481(a−4)では、第3装飾図柄表示装置208Nが引き続き移動している様子が示されている。そして、第3装飾図柄表示装置208Nでは、表示画面の下部に保留表示枠FL2が表示されるとともに、その枠内に変動アイコンh00が表示されている。第3装飾図柄表示装置208Nに表示された保留表示枠FL2及び変動アイコンh00は、それぞれ、第1装飾図柄表示装置208Lに表示された保留表示枠FL1及び変動アイコンh0よりもサイズが大きくされている。すなわち、第3装飾図柄表示装置208Nに表示された保留表示枠FL2は、第1装飾図柄表示装置208Lに表示された保留表示枠FL1を拡張表示しているということができる。なお、図481(a−4)に示されるタイミングでは、爺のキャラクタGY1に対するオーバーラップは解消されたが、吹き出し部TT3、第1装飾図柄の右図柄の各一部は依然として第3装飾図柄表示装置208Nにオーバーラップされている。さらに、図481(a−4)に示されるタイミングでは、保留表示枠FL1及びこれに収容されている変動アイコンh0と、吹き出し部TT2の各一部が第3装飾図柄表示装置208Nにオーバーラップされており、保留表示枠FL1及びこれに収容されている変動アイコンh0と、吹き出し部TT2の各一部が第3装飾図柄表示装置208Nにオーバーラップされていない状態と比較すると視認困難とされている。
その後、図481(a−5)に示すタイミングで、第3装飾図柄表示装置208Nは、その中心が第1装飾図柄表示装置208Lの中心と整合する位置となって、移動を終了している。すると、第1装飾図柄表示装置208Lに表示されている保留表示枠FL1や第1装飾図柄の中図柄の全部が第3装飾図柄表示装置208Nにオーバーラップされ、中図柄や、保留表示枠FL1とともに変動アイコンh0が正面視で視認不能な状態となる。また、第1の保留アイコンh11、吹き出し部TT2、吹き出し部TT3の一部も第3装飾図柄表示装置208Nによってオーバーラップされ、第1の保留アイコンh11、吹き出し部TT2、吹き出し部TT3の一部が第3装飾図柄表示装置208Nによってオーバーラップされていない状態と比較すると視認困難となっている。
その後、図481(a−6)に示すように、第3装飾図柄表示装置208Nでは、保留表示枠FL2の拡張アニメが行われて保留表示枠FL2が上方に拡張し、当該拡張部分に忍者のキャラクタNJ2が表れている様子が示されている。すなわち、第1装飾図柄表示装置208Lに表示された保留表示枠FL1が拡張表示された保留表示枠FL2がさらに拡張表示されているということができる。なお、第3装飾図柄表示装置208Nに表示された忍者のキャラクタNJ2は、第1装飾図柄表示装置208Lに表示される忍者のキャラクタNJ1よりもサイズが大きくされているが、同じであってもよいし、小さくされてもよい。
すると、図481(a−7)に示すように、第3装飾図柄表示装置208Nでは、忍者のキャラクタNJ2が手裏剣SH1を投てきしている様子が表示されている。この手裏剣SH1は、先読み予告を行っている第2の予告アイコンh12に向かって移動している。なお、手裏剣SH1の演出表示は、チビ姫のキャラクタCH1や爺のキャラクタGY1による会話予告の表示よりも前面側に表示されるようにしてもよいし、背面側に表示されるようにしてもよい。なお、忍者のキャラクタNJ2による演出は、拡張後の保留表示枠FL2の拡張部分において行われているということができる。換言すれば、保留表示枠FL2の拡張した部分に演出表示の一例である忍者のキャラクタNJ2が表示されているということができる。この忍者のキャラクタNJ2による演出は、先読み予告や当該変動予告の演出として機能する場合がある。また、手裏剣SH1による演出表示は、拡張後の保留表示枠FL2で行われる演出(忍者のキャラクタNJ2による演出)と関連するが、保留表示枠FL2の外で行われている演出ということができる。
その後、図481(a−8)に示すように、手裏剣SH1が、第3装飾図柄表示装置208Nから第1装飾図柄表示装置208Lに跨るように移動し、第2の保留アイコンh12に向かっていく様子が示されている。
その後、図481(a−9)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、手裏剣SH1が、第2の保留アイコンh12と重なり、第2の保留アイコンh12が爆発するエフェクトEF2の表示が行われている。このエフェクトEF2は、第3装飾図柄表示装置208Nに一部がオーバーラップされている。
その後、図481(a−10)では、家紋役物224Eの発光色が白色から緑色に変化している様子が示されている。また、第3装飾図柄表示装置208Nの周囲に配置されたLEDが緑色に発光しており、これらの発光手段により、第2の保留アイコンh12の表示色が白色から緑色に変化することを予告報知する。なお、家紋役物224Eの発光色の変化のタイミングが、第3装飾図柄表示装置208Nに設けられたLEDが緑色に発光するタイミングと同じであってもよいし、第3装飾図柄表示装置208Nに設けられたLEDが緑色に発光するよりも後のタイミングであってもよいし、第3装飾図柄表示装置208Nに設けられたLEDが緑色に発光するよりも前のタイミングであってもよい。また、この場合において、常にいずれかのタイミングで行われるように構成してもよいし、場合によってタイミングが異なるように構成されてもよい。
その後、図481(a−11)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、エフェクトEF2が消去され、エフェクトEF2が消去されていない状態と比較して第2の保留アイコンh12が再び視認容易に表示される。このとき、第2の保留アイコンh12の表示態様は、緑色で点灯する態様で表示されている。ここで、保留アイコンの表示態様が変化したことを音声の出力により報知してもよい。
その後、図481(a−12)に示すように、第3装飾図柄表示装置208Nでは、忍者のキャラクタNJ2とともに保留表示枠FL2が消去されている様子が示されている。この場合、例えば、第3装飾図柄表示装置208Nからフレームアウトするアニメーションにより行ってもよいし、フェードアウトにより消去するようにしてもよいし、突然消去する態様であってもよい。
その後、図481(a−13)では、第3装飾図柄表示装置208Nが右方向に移動して初期位置に向かっていく様子が示されている。図481(a−13)に示されるタイミングでは、第1の保留アイコンh11のオーバーラップが解消されるとともに、第1装飾図柄表示装置208Lに表示されている保留表示枠FL1が第3装飾図柄表示装置208Nに一部がオーバーラップされた状態となり、変動アイコンh0とともに一部が視認可能な状態となる。また、第1装飾図柄の中図柄も、第3装飾図柄表示装置208Nに一部がオーバーラップされた状態となり、第3装飾図柄表示装置208Nに一部がオーバーラップされていない状態と比較すると一部が視認可能な状態となる一方、右図柄が第3装飾図柄表示装置208Nにオーバーラップされ、オーバーラップされていない状態と比較すると視認困難な状態となっている。
その後、図481(a−14)では、第3装飾図柄表示装置208Nが初期位置となった様子が示されている。図481(a−14)に示されるタイミングでは、これまで第3装飾図柄表示装置208Nによってオーバーラップされていた第1装飾図柄表示装置208Lにおける各表示について、オーバーラップが解消されたので、オーバーラップが解消されていない状態と比較するといずれの表示も視認容易な状態となっている。
その後、図481(a−15)では、第3装飾図柄表示装置208Nの周囲で発光していたLEDが消灯している様子が示されている。なお、消灯せずに、デフォルトの発光態様(例えば、白色で点灯する発光態様)で点灯するようにしてもよい。一方、家紋役物224Eでは、第2の保留アイコンh12の表示色に対応して、依然として緑色で発光している。
なお、この演出例では、2つのサブ表示装置(第2装飾図柄表示装置208M、第3装飾図柄表示装置208N)のうちの一方の表示装置(第3装飾図柄表示装置208N)を第1装飾図柄表示装置208Lにオーバーラップするように移動させ、保留アイコンの表示態様を変化させる演出を行うようにしたが、例えば、図481(b)に示すように、2つのサブ表示装置のうちの両方を移動させて保留アイコンの表示態様を変化させる演出を行うようにしてもよい。
具体的には、図481(b)に示すように、保留アイコンの表示態様の変化演出を行う際に、第2装飾図柄表示装置208Mと第3装飾図柄表示装置208Nとを、第1装飾図柄表示装置208Lの中央で互いに近接する位置まで移動させる。そして、第3装飾図柄表示装置208Nから第2装飾図柄表示装置208Mに亘って保留表示枠FL2を拡張して表示するとともに、第3装飾図柄表示装置208Nに表示されている保留表示枠FL2の下部に変動アイコンh00を表示するとともに、変動アイコンh00の上方に忍者のキャラクタNJ2を表示する。このとき、第2装飾図柄表示装置208M及び、第3装飾図柄表示装置208Nにより、吹き出し部TT2、吹き出し部TT3、第1の保留アイコンh11、第2の保留アイコンh12、保留表示枠FL1及び変動アイコンh0の全部がオーバーラップされており、チュートリアル表示部TT1、チビ姫のキャラクタCH1の一部がオーバーラップされている。
図482は、保留変化予告演出の他の一例について段階的に示す図である。ここで、図482では、上述した2つのサブ表示装置に換えてサブ表示装置(副装飾図柄表示装置208Pを1つだけ備え、この副装飾図柄表示装置208Pにおいて保留アイコンの表示態様を変化させる演出を行う様子が示されている。
図482では、メイン表示装置としての装飾図柄表示装置208と、サブ表示装置としての副装飾図柄表示装置208Pとを備えた点において、上述した実施形態と異なっている。なお、副装飾図柄表示装置208Pは、装飾図柄表示装置208の前面側に配置されており、副装飾図柄表示装置208Pの上端縁が、装飾図柄表示装置208の下端縁の一部の前側に重なっている。そして、図482(a)に示すように、副装飾図柄表示装置208Pには、保留表示枠FL1と保留アイコン表示領域とが左右方向に並べて配置されるとともに、これらの下方にはチュートリアル表示部TT1が形成されたUI部が表示されており、保留表示枠FL1内には変動アイコンh0が表示され、保留アイコン表示領域には、保留アイコンh11,h12が表示されている。なお、変動アイコンh0及び第1の保留アイコンh11はデフォルトの表示態様とされているが、第2の保留アイコンh12は、先読み予告の表示態様とされている。また、チュートリアル表示部TT1では、「パンダは殿様の師匠」と表示されており、パンダと殿様の関係についての説明がなされている。また、装飾図柄表示装置208では、表示画面の左側に、チビ姫のキャラクタCH1とともに吹き出し部TT2が表示されている。吹き出し部TT2には、「爺はどこ〜」というセリフ表示がなされている。また、表示画面の右側には、爺のキャラクタGY1とともに吹き出し部TT3が表示されている。吹き出し部TT3には、「ここじゃ」というセリフ表示がなされている。すなわち、図482(a)に示される演出例では、会話予告が行われている。なお、吹き出し部TT2及び吹き出し部TT3は、装飾図柄にオーバーラップされているが、装飾図柄が吹き出し部TT2,TT3にオーバーラップされるようにしてもよい。また、装飾図柄表示装置208の表示画面の右上部分には、特図1及び特図2の第2保留数表示や特図1及び特図2の第4図柄が表示されている。図482(a)に示されるタイミングでは、装飾図柄の変動表示が行われている。
その後、図482(b)では、保留表示枠FL1の拡張アニメが行われて保留表示枠FL1が上方に拡張し、当該拡張部分に忍者のキャラクタNJ2が表れている様子が示されている。このとき、副装飾図柄表示装置208Pに表示されていた保留表示枠FL1は、副装飾図柄表示装置208Pから装飾図柄表示装置208に亘って拡張し、装飾図柄表示装置208に表示された保留表示枠FL1の拡張部分に忍者のキャラクタNJ1が表示されている。ここで、吹き出し部TT2の一部が拡張後の保留表示枠FL1にオーバーラップされており、吹き出し部TT2の一部が拡張後の保留表示枠FL1にオーバーラップされていない状態と比較して視認困難とされている。また、装飾図柄表示装置208では、忍者のキャラクタNJ1が手裏剣SH1を投てきする演出表示が行われており、図482(b)に示されるタイミングでは、投てきした手裏剣SH1が副装飾図柄表示装置208Pに表示されている第2の保留アイコンh12に向かって移動している様子が示されている。
その後、図482(c)では、投てきされた手裏剣SH1が装飾図柄表示装置208から副装飾図柄表示装置208Pに亘って移動し、第2の保留アイコンh12に向かっている様子が示されている。
その後、図482(d)に示すように、副装飾図柄表示装置208Pでは、手裏剣SH1が、第2の保留アイコンh12と重なり、第2の保留アイコンh12が爆発するエフェクトEF2の表示が行われている。このエフェクトEF2は、隣接して表示されている第1の保留アイコンh11の一部にオーバーラップされている。
その後、図482(e)に示すように、副装飾図柄表示装置208Pでは、エフェクトEF2が消去され、エフェクトEF2が消去されていない状態と比較して第2の保留アイコンh12が再び視認容易に表示される。このとき、第2の保留アイコンh12の表示態様は、緑色で点灯する態様で表示されている。ここで、保留アイコンの表示態様が変化したことを音声の出力により報知してもよい。
図483は、保留変化予告演出の他の一例について段階的に示す図である。ここで、図483(a−1)〜同図(a−6)では、エラー表示が行われているときに保留アイコンの表示態様を変化させる演出が行われている様子が示されており、図483(b)では、複数の装飾図柄表示装置に亘って行われる演出表示が行われているときに保留アイコンの表示態様を変化させる演出が行われている様子が示されており、図483(c−1)〜同図(c−3)では、演出ボタン136の操作により保留アイコンの表示態様を変化させる演出が行われている様子が示されており、図483(d−1)〜同図(d−3)では、演出ボタン136を操作することを促す、ボタン演出が行われているときに保留アイコンの表示態様を変化させる演出が行われている様子が示されている。
図483(a−1)に示される演出例は、エラー表示が行われている点を除き、図471(d)に示して上述したのと同様であるので、異なる点についてのみ詳しく説明し、その他については詳しい説明を省略する。
図483(a−1)では、下皿が満タンとなったときに「球を抜いてください」という文字表示を行うことにより、下皿満タンエラーが発生していることを報知する下皿満タンエラー表示ERが表示されている様子が示されている。下皿満タンエラー表示ERは、本実施形態におけるエラー表示の一例であり、その他のエラー表示としては、例えば、前面枠扉106が開放されている旨を報知する扉開放表示等がある。このようなエラー表示は、遊技者に速やかに伝える必要があることから、他の表示に優先して表示されている。したがって、図483(a−1)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、下皿満タンエラー表示ERが、吹き出し部TT2の一部にオーバーラップしている様子が示されている。なお、このようなエラー表示は、エラーが解消されるまで継続して表示される。
その後、図483(a−2)に示すように、家紋役物224Eが初期位置から上昇し、第1装飾図柄表示装置208Lの前面側にオーバーラップしている様子が示されている。図483(a−2)では、家紋役物224Eは、第1装飾図柄表示装置208Lの前面に配置されているため、下皿満タンエラー表示ERの一部が家紋役物224Eにオーバーラップされており、下皿満タンエラー表示ERの一部が家紋役物224Eにオーバーラップされていない状態と比較すると視認困難とされている。
その後、図483(a−3)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、保留表示枠FL1の拡張アニメが行われて保留表示枠FL1が上方に拡張し、家紋役物224Eよりも上方に表れている様子が示されている。この演出例では、保留表示枠FL1よりもエラー表示が優先して表示されるため、保留表示枠FL1の一部が下皿満タンエラー表示ERにオーバーラップされており、保留表示枠FL1の一部が下皿満タンエラー表示ERにオーバーラップされていない状態と比較すると視認困難とされている。
その後、図483(a−4)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、保留表示枠FL1の上部において、忍者のキャラクタNJ1が表れる様子が示されている。なお、忍者のキャラクタNJ1の一部が、下皿満タンエラー表示ERにオーバーラップされており、忍者のキャラクタNJ1の一部が下皿満タンエラー表示ERにオーバーラップされていない状態と比較すると視認困難とされている。
図483(a−5)では、家紋役物224Eが初期位置に向けて下降する様子が示されている。すると、忍者のキャラクタNJ1のうち、家紋役物224Eにオーバーラップされていない部分が拡大する。しかしながら、忍者のキャラクタNJ1の一部が依然として下皿満タンエラー表示ERにオーバーラップされているので、忍者のキャラクタNJ1の一部が下皿満タンエラー表示ERにオーバーラップされていない状態と比較すると忍者のキャラクタNJ1は視認困難である。また、第1装飾図柄表示装置208Lでは、忍者のキャラクタNJ1が手裏剣SH1を投てきしている様子が示されている。この手裏剣SH1は、先読み予告を行っている第2の保留アイコンh12に向かって移動している。
その後、図483(a−6)では、家紋役物224Eが初期位置に戻っている様子が示されている。すると、保留表示枠FL1、変動アイコンh0及び忍者のキャラクタNJ1に対する家紋役物224Eのオーバーラップ状態が解消される。しかしながら、下皿満タンエラーは依然として継続しているため、下皿満タンエラー表示ERも依然として表示され、保留表示枠FL1の一部と保留表示枠FL1の拡張部分に表示されている忍者のキャラクタNJ1の一部が下皿満タンエラー表示ERにオーバーラップされている。また、第1装飾図柄表示装置208Lでは、手裏剣SH1が第2の保留アイコンh12に向かっている様子が示されている。
図483(b)では、予告表示YKが第2装飾図柄表示装置208M、第1装飾図柄表示装置208L、第3装飾図柄表示装置208Nに跨って表示され、左方向にスクロールしている様子が示されている。このとき、第1装飾図柄表示装置208Lでは、保留表示枠FL1が上方に拡張して表示され、拡張部分に忍者のキャラクタNJ1が表示され、保留アイコンの表示態様を変化させる演出が行われている様子が示されている。なお、図483(b)に示されるタイミングでは、第2の保留アイコンh12が先読み予告の表示態様とされている。また、チュートリアル表示部TT1では、「敵が侵入」の文字表示が表示されており、予告表示YKと関連する内容が表示されている。この演出例では、予告表示YKよりも保留アイコンの表示態様の演出表示を優先して表示するため、予告表示YKの一部が拡張して表示された保留表示枠FL1にオーバーラップされている。
図483(c−1)では、先読み予告の表示態様の一例として、第2の保留アイコンh12が演出ボタン136を模した表示態様であるボタン保留アイコンとなっている様子が示されている。なお、この演出例では、チビ姫のキャラクタCH1や爺のキャラクタGY1は表示されておらず、チュートリアル表示部TT1は、非表示状態となっている。また、第2装飾図柄表示装置208Mでは、ボタン画像136aが表示されていないが、ボタン画像136aが表示されていてもよい。また、このボタン保留アイコンは、保留表示枠FL1とは離間した位置に表示されているため、保留表示枠FL1が拡大表示した場合でもオーバーラップされない表示であるということができる。また、ボタンの保留アイコンの表示態様は、保留増加時に表示されてもよいし、保留増加後に他の表示態様(例えば、デフォルトの表示態様等)から変更するようにしてもよい。
その後、図483(c−2)に示されるタイミングで、遊技者により演出ボタン136が操作されると、図483(c−3)に示すように、第2の保留アイコンh12がボタン保留アイコンから殿様のキャラクタの表示態様の保留アイコンに変化する。なお、演出ボタン136の操作は、図柄変動中であることを条件として受付可能な状態とし、図柄停止表示中は、受付不可としているが、図柄停止表示中も演出ボタン136の操作を受付可能としてもよい。
図483(d−1)では、ボタン演出が行われているときに保留アイコンの表示態様を変化させる演出が行われている様子が示されている。具体的には、第1装飾図柄表示装置208Lでは、中央に演出ボタン136を模したボタン画像136aが表示されているとともに、その下方に、演出ボタン136の操作有効期間を示す残時間表示バーが表示されている。すなわち、第1装飾図柄表示装置208Lでは、ボタン演出が行われている。このとき、第1装飾図柄表示装置208Lでは、保留表示枠FL1が上方に拡張して表示され、拡張部分に忍者のキャラクタNJ1が表示され、保留アイコンの表示態様を変化させる演出も行われている。この演出例では、ボタン演出よりも保留アイコンの表示態様を変化させる演出表示を優先して表示するため、ボタン画像136a及び残時間表示バーの一部が拡張して表示された保留表示枠FL1にオーバーラップされている。また、ボタン演出が行われている間は、第1装飾図柄は表示されず、そのため、ボタン演出は、装飾図柄にオーバーラップされない演出であるということができ、また、装飾図柄は、ボタン演出にオーバーラップされない演出であるということもできる。なお、このとき、上述したエラー表示が行われる場合には、ボタン演出や保留表示枠FL1に優先して表示されることとなる。また、上述したボタン保留アイコンが表示される場合には、ボタン画像136aや残時間表示バーよりも前面側に表示され、また、保留表示枠FL1よりも前面側に表示されるが、ボタン画像136aや残時間表示バーよりも背面側に表示されてもよいし、保留表示枠FL1よりも背面側に表示されてもよい。
その後、図483(d−2)に示すタイミングで、遊技者により演出ボタン136が操作されると、図483(d−3)に示すように、殿様のキャラクタがアップして表示されたカットイン表示が行われる場合がある。このカットイン表示が行われることにより、遊技者は大当りの信頼度が高いことを認識することができる場合がある。この演出例では、カットイン演出よりも保留アイコンの表示態様を変化させる演出を優先して表示するため、カットイン画像の一部が拡張して表示された保留表示枠FL1にオーバーラップされている。なお、このとき、上述したエラー表示が行われる場合には、カットイン表示や保留表示枠FL1に優先して表示されることとなる。また、上述したボタン保留アイコンが表示される場合には、カットイン表示よりも前面側に表示され、また、保留表示枠FL1よりも前面側に表示されるが、カットイン表示よりも背面側に表示されてもよいし、保留表示枠FL1よりも背面側に表示されてもよい。
図484は、本実施形態に適用可能な図柄変動表示の一例について段階的に示す図である。ここで、図484(a−1)〜同図(a−5)に示される演出例は、サブ表示装置を備えておらず、メイン表示装置としての装飾図柄表示装置208のみによって演出表示が行われるように構成されたものが示され、図484(b−1)〜同図(b−2)では、エラー表示が行われた場合の様子について示されている。また、図484(c)では、保留表示枠FL1において、変動アイコンh0と忍者のキャラクタNJ1の表示位置が逆転している様子が示されており、図484(d−1)〜同図(d−2)では、保留アイコン表示領域に保留表示枠が表示される様子が示されている。
図484(a−1)では、メイン表示装置としての装飾図柄表示装置208のみを備え、サブ表示装置を備えていない点において、上述した実施形態と異なっている。そして、図484(a−1)に示すように、装飾図柄表示装置208の表示画面の下部にUI部が配置されるとともに、表示画面の左上に第2装飾図柄が表示され、また、表示画面の右上には、特図1及び特図2の第2保留数表示や特図1及び特図2の第4図柄が表示されている。
また、装飾図柄表示装置208の下方には、家紋役物224Eが配置されており、装飾図柄表示装置208の上方には、八代役物224Faと将軍役物224Fbとが配置されている。
図484(a−1)に示すように、装飾図柄表示装置208では、第1装飾図柄が「装飾6−装飾2−装飾2」の組合せで表示され、揺れ変動が行われている。また、第2装飾図柄では変動表示が行われている。また、UI部では、変動アイコンh0が収容された保留表示枠FL1が表示されるとともに、保留アイコン表示領域には、2つの保留アイコンh11,h12が表示されている。これらの変動アイコンh0及び保留アイコンh11,h12は、いずれもデフォルトの表示態様となっている。また、チュートリアル表示部TT1は、非表示とされている。
その後、図484(a−2)に示すように、装飾図柄表示装置208では、ワイプ画像WP1,WP2が表示画面の左右から中央に向かって移動するワイプ表示が行われている。この演出例では、ワイプ画像WP1,WP2として襖を模した画像を用いており、ワイプ表示として、襖が閉まるような演出表示が行われている。ここで、ワイプとは、画像を切り換える際に、表示画面の一部分から次に表示する画像を割り込むようにして表示する映像効果のことをいう。ワイプには様々なタイプの技法があるが、いずれの技法についても適用することができる。この演出例では、ハズレの装飾図柄の組合せで揺れ変動が開始された後にワイプ画像WP1,WP2によるワイプ表示が行われるようにしているが、揺れ変動が終了して確定表示されたタイミングでワイプ表示が行われるようにしてもよい。また、例えば、ステージチェンジする場合に行われてもよいし、スーパーリーチ演出に移行する場合に行われてもよく、適宜のタイミングで行うことが可能である。ワイプ画像WP1,WP2は、UI部や第1装飾図柄にオーバーラップする一方、第2装飾図柄、第2保留数表示及び第4図柄にオーバーラップされる。なお、図484(a−2)に示されるタイミングでは、保留アイコン表示領域に表示されている2つの保留アイコンh11,h12や保留表示枠FL1は、ワイプ画像WP1,WP2にオーバーラップされていない。なお、変動アイコンh0は、ワイプ画像WP1,WP2が表示開始されるタイミングで消去されている。ここで、変動アイコンh0が消去されるタイミングは、ワイプ画像WP1,WP2が表示開始されるよりも前のタイミングであってもよいし、ワイプ画像WP1、WP2が表示開始されるタイミングと同じタイミングであってもよいし、ワイプ画像WP1,WP2が表示開始されたタイミングよりも後のタイミングであってもよい。また、この場合において、常にいずれかのタイミングで行われるように構成してもよいし、場合によってタイミングが異なるように構成されてもよい。
図484(a−3)は、ワイプ画像WP1,WP2がさらに装飾図柄表示装置208の表示画面の中央に向かって移動している様子が示されている。図484(a−3)に示されるタイミングでは、保留アイコン表示領域に表示されている2つの保留アイコンh11,h12はワイプ画像WP1にオーバーラップされているが、保留表示枠FL1は、ワイプ画像WP1,WP2にオーバーラップされていない。
その後、図484(a−4)に示すように、装飾図柄表示装置208では、ワイプ画像WP1,WP2によって表示画面全体が覆われ、ハズレ図柄で確定表示した様子が表示されている。そのため、保留表示枠FL1は、その全体がワイプ画像WP1,WP2にオーバーラップされた状態とされている。また、表示画面の左上に表示されている第2装飾図柄は、第1装飾図柄の揺れ変動時において表示された装飾図柄の組合せに応じて、「装飾6−装飾2−装飾2」の組合せで停止表示しており、特図1第4図柄も、ハズレの図柄で停止表示している。
その後、保留が消化されて、特図1の図柄変動表示が開始されると、装飾図柄表示装置208では、ワイプ画像WP1,WP2がそれぞれ表示画面の左右方向に向かってフレームアウトするワイプ表示が行われる。その結果、UI部が視認可能とされ、保留表示枠FL1も視認可能に表示される。なお、装飾図柄表示装置208では、第1装飾図柄、第2装飾図柄及び特図1第4図柄がそれぞれ変動表示を開始している。このとき、例えば、保留移動アニメーションにより、第1の保留アイコンh11として表示されていた1番目の保留アイコンが保留表示枠FL1に移動し、変動アイコンh0として表示される。また、第2の保留アイコンh12として表示されていた2番目の保留アイコンも1番目の保留アイコンの表示位置に移動し、第1の保留アイコンh11として表示される。また、チュートリアル表示部TT1では、「パンダは殿様の師匠」の文字表示が表示されている。
図484(b−1)〜同図(b−2)では、エラー表示の表示中にワイプ表示が行われている様子が示されている。なお、図484(b−1)〜同図(b−2)に示される演出例は、下皿満タンエラー表示ERが表示されている点を除き、図484(a−3)〜同図(a−4)と同様であるので、異なる点についてのみ詳しく説明し、その他については詳しい説明を省略する。図484(b−1)〜同図(b−2)に示すように、装飾図柄表示装置208では、上述した下皿満タンエラー表示ERがワイプ画像WP1,WP2にオーバーラップしている様子が示されている。このようなエラー表示は、遊技者に速やかに伝える必要があることから、他の表示に優先して表示されている。したがって、図484(b−1)に示す場合においても、ワイプ画像WP1,WP2に優先して下皿満タンエラー表示ERの表示が優先されることとなる。なお、図484(b−2)に示すように、図柄が確定表示された場合でも、下皿満タンエラー表示ERは消去されず、ワイプ画像WP1,WP2にオーバーラップして表示されることとなる。なお、下皿満タンエラー表示ER等のエラー表示がワイプ画像WP1,WP2にオーバーラップされるようにしてもよい。
図484(c)は、保留表示枠FL1において、変動アイコンh0と忍者のキャラクタNJ1の表示位置が逆転している様子が示されている。ここで、図484(c)は、変動アイコンh0と忍者のキャラクタNJ1の表示位置が逆転している点を除き、図471(i)と同様であるので、異なる点についてのみ詳しく説明し、その他については詳しい説明を省略する。図484(c)に示す演出例では、例えば、保留表示枠FL1の拡張アニメが行われる際に、保留表示枠FL1の拡張とともに、変動アイコンh0が上方に移動し、変動アイコンh0の背面側から忍者のキャラクタNJ1が登場するような演出が行われる。このように、この演出例では、保留表示枠FL1の拡張の際、変動アイコンh0の表示位置が変化しているということができる。
図484(d−1)では、先読み予告の対象である第2の保留アイコンh12を囲む保留表示枠FL4が表示されるとともに、この保留表示枠FL4が上方に拡張し、当該拡張部分に忍者のキャラクタNJ3が表示されている様子が示されている。なお、図484(d−1)に示される演出例は、第2の保留アイコンh12を囲む保留表示枠FL4が表示され、チュートリアル表示部TT1では非表示とされている点を除き、図471(b)と同様であるので、異なる点についてのみ詳しく説明し、その他については詳しい説明を省略する。図484(d−1)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、先読み予告の表示態様である第2の保留アイコンh12を囲むように保留表示枠FL4が表示されている。この保留表示枠FL4は、例えば、第2の保留アイコンh12の大きさに合ったサイズのデフォルトの表示態様で、表示画面の下方からフレームインし、第2の保留アイコンh12を囲む位置まで移動した後、拡張アニメにより上述した要領で保留表示枠FL4が上方に拡張する表示が行われる。そして、拡張された保留表示枠FL4の拡張部分に忍者のキャラクタNJ3が表示され、上述したようにして保留アイコンの表示態様を変化させる演出が行われる。なお、保留表示枠FL1を拡張表示して行われる保留アイコンの表示態様を変化させる演出と、保留表示枠FL4を拡張表示して行われる保留アイコンの表示態様を変化させる演出の両方の行われる時期が重なるようにしてもよいし、両方の演出が行われる時期が重ならないようにしてもよい。
また、保留アイコンの表示態様を変化させる演出が行われているときに、図柄が停止表示し、次の図柄変動表示が開始された場合には、図484(d−2)に示すように、保留アイコンの移動に合わせて保留表示枠FL4も移動する。この場合、例えば、図柄停止表示が行われる場合には、拡張された保留表示枠FL4を縮小してデフォルトの表示態様に変化させ、その後、図柄を確定表示させる。そして、第2の保留アイコンh12の移動アニメーションによる移動に合わせてデフォルトの表示態様の保留表示枠FL4も移動し、図柄変動表示を開始させる。その後、保留表示枠FL4を拡張アニメにより保留表示枠FL4を上方に向けて拡張させる。このような態様で保留表示枠FL4を移動するようにしてもよい。また、図柄停止表示時には、保留表示枠FL4をいったん消去し、次の図柄変動表示が開始された後で、保留表示枠FL4が再び表示されるようにしてもよい。また、図柄停止表示時も保留表示枠FL4の表示を拡張した状態で維持し、第2の保留アイコンh12の移動アニメーションによる移動表示にしたがって保留表示枠FL4も移動するようにしてもよい。
図485は、保留表示枠の拡張演出の他の一例について段階的に示す図である。ここで、図485(a−1)〜同図(a−4)は、保留表示枠としてのチュートリアル表示部TT6が拡張する様子が示されており、図485(b−1)〜同図(b−5)では、保留アイコンが収容される保留表示枠が拡張表示して保留アイコンの表示態様を変化させる演出が行われている様子が示されている。
図485(a−1)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、表示画面の下部にUI部が配置されており、このUI部には、その中央に変動アイコンh0が保留表示枠FL1に収容された態様で表示されており、変動アイコンh0の左側には、4つの保留アイコンが表示可能に台座が4つ配置された保留アイコン表示領域が形成されている。図485(a−1)に示すタイミングでは、特図1の変動表示が2つ保留されているので、保留アイコン表示領域には、2つの保留アイコンh11,h12が表示されている。なお、変動アイコンh0及び2つの保留アイコンh11,h12は、いずれもデフォルトの表示態様となっている。このとき、保留表示枠FL1は、デフォルトの表示態様であり、装飾図柄にオーバーラップしていない。また、この演出例では、チュートリアル表示部TT6が第1装飾図柄表示装置208Lの下端縁に沿って左右方向に延在しており、保留表示枠FL1及び保留アイコン表示領域の下方に配置されている。そして、チュートリアル表示部TT6には、「パンダは殿様の師匠」という文字表示が行われ、説明表示が行われている様子が示されている。この演出例では、チュートリアル表示部TT6が保留表示枠として機能する場合がある。
第2装飾図柄表示装置208Mでは、表示画面の下部にステージ名表示部ST1が配置されている。図485(a−1)に示されるステージ名表示部ST1では、「城下町」と表示されており、現在のステージが城下町であることが報知されている。また、第2装飾図柄表示装置208Mの表示画面の上部では、第2装飾図柄の変動表示が行われている。なお、この演出例では、ボタン画像136aは表示されていない。
第3装飾図柄表示装置208Nでは、殿様のキャラクタがステージ上に乗っている様子が示されており、また、表示画面上部では、特図1及び特図2の第2保留数表示や特図1及び特図2の第4図柄が表示されている。また、第1装飾図柄表示装置208Lで表示されていた第1装飾図柄は、第3装飾図柄表示装置208Nの上方で小さく表示されている。
また、第1装飾図柄表示装置208Lの下方には、上述した家紋役物224Eが配置され、第1装飾図柄表示装置208Lの上方には、上述した八代役物224Faと将軍役物224Fbとが配置されている。
図485(a−2)では、チュートリアル表示部TT6が上方に拡張するアニメーションにより、保留表示枠FL1及び保留アイコン表示領域を上方に押し上げ、チュートリアル表示部TT6の範囲が拡張されている様子が示されている。拡張後のチュートリアル表示部TT6は、拡張前のチュートリアル表示部TT6を含む態様とされている。また、拡張されたチュートリアル表示部TT6では、酒飲み対決リーチ演出が開始されている。このとき、第1装飾図柄表示装置208Lで変動表示されていた第1装飾図柄は、第3装飾図柄表示装置208Nに移動して変動表示が継続される。したがって、この演出例では、装飾図柄の表示が邪魔されない領域が拡張されているということができる。換言すれば、保留表示枠FL1及び保留アイコン表示領域が移動することで、保留表示枠FL1及び保留アイコン表示領域の下部の領域(下部領域)が広がる。その下部領域で行われる表示は、変動表示している装飾図柄や、例えば、会話予告等のセリフの表示や、予告の表示や、保留アイコンの表示の変化の演出等にオーバーラップされない表示であるということができる。なお、例えば、第1装飾図柄の他にミニ装飾図柄が第1装飾図柄表示装置208Lの左下隅部に表示されてもよく、この場合、チュートリアル表示部TT6が拡張した後でもチュートリアル表示部TT6にオーバーラップして表示してもよい。また、第2装飾図柄表示装置208Mでは、「勝利でSP発展」との文字表示が行われ、酒飲み対決リーチ演出で勝利した場合に行われる演出の内容が報知されている。酒飲み対決リーチ演出では、主人公の殿様と爺との飲み比べ対決が行われ、爺が酔いつぶれた場合には、主人公の殿様が勝利であるとして、SPリーチに発展することが予告される。なお、酒飲み対決リーチ演出が開始された場合に、保留表示枠FL1及び保留アイコン表示領域を非表示にしてもよいし、保留表示枠FL1を表示し、保留アイコン表示領域を非表示にするようにしてもよい。また、この演出例では、拡大したチュートリアル表示部TT6では、縮小したチュートリアル表示部TT6において表示されていた説明表示を表示しないようにしたが、拡大したチュートリアル表示部TT6においても説明表示を表示してもよい。この場合、縮小したチュートリアル表示部TT6において表示される説明表示とは異なる説明表示(例えば、「酒飲み対決リーチ演出でウーロン茶が出現すると激アツ!」といった説明表示等)が表示され、縮小したチュートリアル表示部TT6において表示される説明表示が拡大したチュートリアル表示部TT6では表示されないようにしてもよく、また、反対に、拡大したチュートリアル表示部TT6において表示される説明表示が縮小したチュートリアル表示部TT6では表示されないようにしてもよい。
図485(a−3)では、酒飲み対決リーチ演出が継続して行われている様子が示されている。
その後、図485(a−4)に示されるように、SPリーチへ移行する場合には、爺が酔いつぶれ、主人公の殿様が勝利した演出表示が行われる。具体的には、主人公の殿様が勝利した演出表示(以下、「成功パターンの演出表示」という場合がある。)が行われた後、UI部が消去されて、SPリーチ(例えば、図457等に示して上述した剣豪リーチ等)が開始される。なお、発展するSPリーチの種類は予め定められた1種類のリーチであってもよいし、複数種類のうちのいずれか一つが選択されて行われてもよい。また、UI部が消去される際に、保留アイコンh11〜h14及び変動アイコンh0も消去されてもよいし、UI部の一部の構成(例えば、保留表示枠FL1及び保留アイコンを表示する台座等)を残して保留アイコンh11〜h14及び変動アイコンh0の表示を維持するようにしてもよい。なお、消去されるアイコンの種類としては、例えば、変動アイコンh0、保留アイコンh11〜h14の他、予告アイコンが表示される場合には、予告アイコンが含まれてもよい。また、これらのうちのいずれか一つあるいは二以上をアイコンと概念するようにしてもよいし、これらの全部をアイコンと概念するようにしてもよい。また、チュートリアル表示部TT6が拡大しない場合でもアイコンが非表示になる場合があってもよく、例えば、SPリーチに移行する場合にアイコンを非表示にされるようにしてもよい。そして、SPリーチが終了すると、UI部が再度表示される。このときは、例えば、図485(a−1)に示す態様で表示される。この場合において、例えば、SPリーチでハズレを示唆する表示が行われる場合には、その表示が行われた後に、ハズレワイプが表示され、図485(a−1)に示す態様で表示されるようにしてもよい。一方、SPリーチへ移行せず、ハズレの結果が表示される場合には、図485(a−4´)に示されるように、主人公の殿様が酔いつぶれ、主人公の殿様が爺に敗北した演出表示(以下、「失敗パターンの演出表示」という場合がある。)が行われる。その後は、チュートリアル表示部TT6が下方に縮小するアニメーションが行われた後、UI部が図485(a−1)に示す状態に戻り、ハズレの装飾図柄の組み合わせが停止表示される。なお、装飾図柄の変動表示が継続し、リーチ状態に移行する場合があってもよく、その後、SPリーチへ移行する場合があってもよい。また、成功パターンの演出表示が複数種類用意されてもよく、例えば、上述したように主人公の殿様が勝利した演出表示が表示された場合には、SPリーチに移行するようにし、主人公の殿様も爺も酔いつぶれず引き分けとなる演出表示が表示された場合には、拡張されたチュートリアル表示部TT6が縮小するアニメーションが行われ、縮小した表示態様となった後にノーマルリーチが開始されるようにしてもよい。また、図485(a−1)の状態のチュートリアル表示部TT6では、図485(a−2)の状態のチュートリアル表示部TT6で行われる演出表示が行われないように構成されてもよく、また、図485(a−2)の状態のチュートリアル表示部TT6では、図485(a−1)の状態のチュートリアル表示部TT6で行われている説明表示が行われないように構成してもよい。また、図485(a−2)に示される状態では、保留アイコンや変動アイコンを非表示にするようにしてもよい。
なお、図485(a−1)〜同図(a−4)あるいは(a−4´)に示す演出例では、チュートリアル表示部TT6が拡大されてUI部が拡張された表示態様となった場合に、保留アイコンh11〜h14及び変動アイコンh0もチュートリアル表示部TT6の上方への拡大に伴って上方に表示位置を移動するようにしたが、UI部が拡張された表示態様となる場合に、保留アイコンh11〜h14及び変動アイコンh0が非表示となってもよい。この場合の表示態様としては、例えば、保留アイコンh11〜h14及び変動アイコンh0を消去させた後にチュートリアル表示部TT6が上方に拡張するアニメーション(拡張アニメ)が行われてもよいし、拡張アニメが完了した後で保留アイコンh11〜h14及び変動アイコンh0を消去させてもよいし、拡張アニメの実行中に保留アイコンh11〜h14及び変動アイコンh0を消去させてもよい。なお、拡張アニメの実行中に保留が増加した場合は、保留アイコンが増加するアニメーション(保留増加アニメ)が開始されることなく、拡張アニメが継続されるが、拡張アニメの実行中に保留増加アニメが開始されるようにしてもよい。
また、酒飲み対決リーチ演出は、拡張されたチュートリアル表示部TT6においてにおいてのみ行われる演出であってもよいし、チュートリアル表示部TT6以外の領域においても行われる場合があってもよい。
なお、図483(a−1)〜同図(a−4)あるいは(a−4´)に示す演出例は、1回の装飾図柄の変動表示において実行されるものであるが、例えば、先読み予告として複数変動に跨ってチュートリアル表示部TT6が拡張された状態が維持される場合があるようにしてもよい。また、先読み予告として、縮小された状態のチュートリアル表示部TT6が拡張するそぶりを見せる煽り演出を複数回行う場合があってもよい。
図485(b−1)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、表示画面の下部にUI部UI2が配置されている。この演出例におけるUI部UI2は、左側に保留アイコン表示領域が形成されている。保留アイコン表示領域は、4つの枠によって仕切られ、それぞれ保留表示枠を構成し、各枠内に保留アイコンが1つずつ表示されるように構成されている。図485(b−1)に示されるタイミングでは、保留アイコン表示領域には、4つの保留アイコンが各枠内に収容されており、第1の保留アイコンh11〜第4の保留アイコンh14のうちの第2の保留アイコンh12は、先読み予告の表示態様(例えば、青色で点灯する表示態様)であり、その他の保留アイコンは、デフォルトの表示態様とされている。また、第1の保留アイコンh11が収容されている枠の上方には、変動アイコン表示領域が形成されており、図柄変動表示中では、この変動アイコン表示領域に変動アイコンh0が表示される。ここで、変動アイコンh0が表示されている領域についてもUI部UI2に含まれるものとしてもよい。また、保留アイコン表示領域の右側には、チュートリアル表示部TT7が配置されている。図485(b−1)に示されるタイミングでは、チュートリアル表示部TT7には、「予告アイコン消化で・・・」の文字表示が表示されており、予告演出が行われることを示唆している。なお、チュートリアル表示部TT7において、説明表示が行われてもよい。なお、変動アイコンh0及び第1の保留アイコンh11〜第4の保留アイコンh14のいずれも、装飾図柄にオーバーラップしていない。
第2装飾図柄表示装置208Mでは、表示画面の上部において、第2装飾図柄の変動表示が行われている。なお、この演出例では、ステージ名表示部やボタン画像136aは表示されていない。
第3装飾図柄表示装置208Nでは、殿様のキャラクタがステージ上に乗っている様子が示されており、また、表示画面上部では、特図1及び特図2の第2保留数表示や特図1及び特図2の第4図柄が表示されている。
また、第1装飾図柄表示装置208Lの下方には、上述した家紋役物224Eが配置され、第1装飾図柄表示装置208Lの上方には、上述した八代役物224Faと将軍役物224Fbとが配置されている。なお、図485(b−1)に示されるタイミングでは、家紋役物224Eは、第2の保留アイコンh12の表示色に合わせて、青色に発光している。
その後、図485(b−2)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、保留アイコン表示領域が拡大して表示されている。保留アイコン表示領域の拡大表示は、例えば、徐々に拡大するアニメーション表示等により行うことができる。図485(b−2)に示されるタイミングでは、先読み予告の表示態様である、第2の保留アイコンh12が収容されている保留表示枠が表示画面の中央で拡大表示されている。すなわち、この演出例では、第2の保留アイコンh12が収容されている保留表示枠が拡張した態様で表示されているということができる。なお、図485(b−2)に示されるタイミングでは、第1装飾図柄は、第3装飾図柄表示装置208Nにおいて変動表示している。
その後、図485(b−3)に示されるタイミングになると、青色で発光していた家紋役物224Eの発光色が緑色に変化する。すなわち、第2の保留アイコンh12の表示色が青色から緑色に変化することを予告しているということができる。
その後、図485(b−4)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、拡大表示された第2の保留アイコンh12の表示色が青色から緑色に変更されている。これにより、遊技者は、第2の保留アイコンh12に対応する保留にかかる図柄変動表示に対する大当りへの期待感を高めることができる場合がある。
その後、図485(b−5)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、保留アイコン表示領域が縮小してデフォルトの表示態様に戻る。保留アイコン表示領域の縮小表示は、例えば、徐々に縮小するアニメーション表示等により行うことができる。この演出例では、このようにして保留表示枠を拡張し、拡張した保留表示枠で保留アイコンの表示態様の変更演出を行うことができる。
続いて、図485(a−1)〜同図(a−4)に示すUI部におけるチュートリアル表示部TT6の拡張演出に伴って行われる他の演出パターンについて説明する。以下の説明において、図485(a−1)に示すようにチュートリアル表示部TT6が縮小されたUI部の態様をUI部の縮小態様という場合があり、図485(a−2)に示すようにチュートリアル表示部TT6が拡張されたUI部の態様をUI部の拡張態様という場合がある。また、以下に説明する演出パターンは、3つの装飾図柄表示装置(第1装飾図柄表示装置208L,第2装飾図柄表示装置208M,第3装飾図柄表示装置208N)を備えた実施形態に適用してもよいし、装飾図柄表示装置208の下方にサブ表示装置208Pを備えた実施形態に適用してもよいし、1つの装飾図柄表示装置208により表示装置が構成された実施形態に適用してもよい。また、例えば、図285に示す7セグ表示装置SEG等、装飾図柄表示装置208とは別途の表示装置を設け、装飾図柄表示装置208に換えてあるいは装飾図柄表示装置208とともにタイマ予告演出が行われるように構成されてもよい。なお、以下に説明するUI部におけるチュートリアル表示部TT6の拡張演出を伴う演出パターンにおいて実施される演出は、これまでに説明したいずれの演出パターン(特に、図291〜図324に示す演出パターン)を適用することができるが、その中でも代表的な演出パターンを適示して以下に説明する。
(第1の演出パターン)
第1の演出パターンでは、図485(a−1)に示すUI部の縮小態様で、チュートリアル表示部TT6において、ミニゲームが表示される。ここで行われるミニゲームとしては、上述したミニゲームのいずれであってもよいが、この演出パターンでは、例えば、図296(a3)〜同図(a4)に示す的当てのミニゲームが行われてもよいし、図312(a3)〜同図(a6)に示すボーリングチャンスゲームが行われてもよいし、図312(b4)〜同図(b7)に示すゴルフゲームが行われてもよい。なお、的当てのミニゲームが行われる場合には、図296(a3)に示すように、例えば、的TGTが複数の領域(例えば、4つの領域)に区画され、殿様のキャラクタMC1が放った矢が当りの領域に当ることでチュートリアル表示部TT6が拡張し、図91(a−2)に示す酒飲み対決リーチ演出が開始される。一方、ハズレの領域に矢が当たった場合(失敗パターンの場合)には、チュートリアル表示部TT6は拡張せずUI部は縮小態様のまま、装飾図柄の変動表示が継続する。また、ボーリングチャンスゲームやゴルフゲームにあっては、それぞれミニゲームに成功した場合(成功パターンの場合;ボーリングチャンスゲームにあっては、図312(a5)に示すストライクの表示が導出された場合、ゴルフゲームにあっては、図312(b6)に示すカップインの表示が導出された場合)には、チュートリアル表示部TT6が拡張し、酒飲み対決リーチ演出が開始され、一方、失敗した場合(失敗パターンの場合;ボーリングチャンスゲームにあっては、不倒ピンが残ってストライクを取り逃す表示が導出された場合、ゴルフゲームにあっては、カップインに失敗した表示が導出された場合)には、チュートリアル表示部TT6は拡張せずUI部は縮小態様のまま、装飾図柄の変動表示が継続する。
なお、第1の演出パターンでは、ミニゲームの結果が成功の結果(成功パターン)である場合に、チュートリアル表示部TT6が拡張してUI部が縮小態様から拡張態様となるようにしたが、ミニゲームの結果とは関係なくチュートリアル表示部TT6が拡張してUI部が縮小態様から拡張態様となるようにしてもよく、すなわち、ミニゲームの結果が失敗の結果(失敗パターン)であってもチュートリアル表示部TT6が拡張してUI部が縮小態様から拡張態様となる場合があってもよい。この場合のミニゲームの位置づけは、例えば、大当り予告の一例とすることができる場合がある。また、ミニゲームが終了する前に、ミニゲームの結果とは関係なく、UI部が縮小態様から拡張態様への変化を開始するようにしてもよい。また、ミニゲームにおいて成功パターンが行われた場合であっても、実行中の装飾図柄の変動表示において、UI部が縮小態様から拡張態様とならず、拡大したチュートリアル表示部TT6において酒飲み対決リーチ演出が開始されない場合があってもよい。
また、第1の演出パターンにおいて、ミニゲームの結果として成功の結果が導出された場合には、チュートリアル表示部TT6が拡大することなく、リーチ状態となってSPリーチに発展するようにしてもよい。この場合に発展するSPリーチとしては、上述した剣豪リーチとは別の種類のSPリーチ(例えば、超ロングリーチや、トリプルラインリーチやアメドリリーチ等)が行われる。このSPリーチが、ミニゲームの結果として成功の結果が導出された場合にのみ行われるSPリーチであってもよい。また、ミニゲームを経由しないで行われる場合とミニゲームを経由して行われる場合とがあるSPリーチを用意してもよく、この場合では、ミニゲームを経由しないでSPリーチが開始された場合よりも、ミニゲームを経由してSPリーチが開始された場合の方が大当り図柄態様が確定表示されやすいようにしてもよい。なお、酒飲み対決リーチ演出で勝利した場合に開始されるSPリーチ(剣豪リーチ)と同じSPリーチが行われてもよい。また、チュートリアル表示部TT6が拡大してUI部が拡張態様となった後、拡大したチュートリアル表示部TT6においてSPリーチの演出が行われてもよい。
また、UI部が縮小態様である場合におけるチュートリアル表示部TT6においてミニゲームが行われ、その結果として成功の結果が導出された場合に、UI部が縮小態様から拡張態様に変化し、拡張態様のUI部におけるチュートリアル表示部TT6において酒飲み対決リーチ演出が行われ、ミニゲームの成功の結果に対応して、必ず主人公の殿様が勝利してSPリーチに移行するようにしてもよい。
また、図485(a−1)〜同図(a−4)に示す演出例では、UI部が縮小態様から拡張態様となった後に酒飲み対決リーチ演出が行われるが、UI部が縮小態様から拡張態様となった後に拡大したチュートリアル表示部TT6において酒飲み対決リーチ演出ではなく、上述したミニゲームが行われる場合があってもよいし、拡大したチュートリアル表示部TT6ではミニゲームが行われず、酒飲み対決リーチ演出が必ず行われるようにしてもよい。
ここで、UI部が拡大態様となり、チュートリアル表示部TT6において酒飲み対決リーチ演出が行われる場合とミニゲームが行われる場合とがあるようにした場合では、酒飲み対決リーチ演出で成功パターンの演出表示が行われた場合に実行中の図柄変動表示よりも、ミニゲームで成功パターンの演出表示が行われた場合に実行中の図柄変動表示の方が大当り図柄態様で確定表示されやすくしてもよい。この場合、例えば、酒飲み対決リーチ演出で成功パターンの演出表示が行われた後に移行するSPリーチ(例えば、剣豪リーチ)が行われた場合よりも、ミニゲームで成功パターンの演出表示が行われた後に移行するSPリーチ(例えば、超ロングリーチ、トリプルラインリーチあるいはアメドリリーチ等)が行われた場合の方が、大当り図柄態様が確定表示されやすくしてもよい。また、ミニゲームで成功パターンの演出表示が行われた後に移行するSPリーチの種類が、酒飲み対決リーチ演出で成功パターンの演出表示が行われた後に移行するSPリーチの種類と同じであってもよい。なお、拡大態様のUI部のチュートリアル表示部TT6において行われたミニゲームで成功パターンの演出表示が表示されてSPリーチに移行し、このSPリーチが終了すると、UI部は縮小態様になる。
なお、ミニゲームで成功パターンの演出表示が行われた場合に実行中の図柄変動表示よりも、酒飲み対決リーチ演出で成功パターンの演出表示が行われた場合に実行中の図柄変動表示の方が大当り図柄態様で確定表示されやすくしてもよい。
また、図485(a−1)に示すように、UI部が縮小態様である場合に、チュートリアル表示部TT6においてミニゲームの前半部分(第一のパート)が行われ、その後、図485(a−2)に示すように、UI部が拡張態様となり、酒飲み対決リーチ演出に換えてミニゲームの後半部分(第二パート)が行われるようにしてミニゲームを盛り上げるようにしてもよい。具体的には、例えば、ボーリングチャンスゲームにあっては、図312(a3)に示す要領で、殿様のキャラクタがボーリングの球を投球する様子を示す表示をミニゲームの前半部分とし、この前半部分をUI部が縮小態様である場合における拡大前のチュートリアル表示部TT6に表示した後、チュートリアル表示部TT6が拡大してUI部が拡張態様となった後に、図312(a4)〜同図(a5)に示す要領で、ボーリングのボールがピンに近づく様子を示してストライクとなるか否かを煽り、最終的にストライクとなる成功パターンか不倒ピンが残る失敗パターンかが行われるようにしてもよい。また、ゴルフゲームにあっては、図312(b4)に示す要領で、殿様のキャラクタがパッティングをする様子を示す表示をミニゲームの前半部分とし、この前半部分をUI部が縮小態様である場合における拡大前のチュートリアル表示部TT6に表示した後、チュートリアル表示部TT6が拡大してUI部が拡張態様となった後に、図312(b5)〜同図(b6)に示す要領で、ボールがカップに近づく様子を示してカップインするか否かを煽り、最終的にカップインする成功パターンかカップからはずれる失敗パターンかが行われるようにしてもよい。なお、ミニゲームの前半部分をチュートリアル表示部TT6以外の領域で行うようにしてもよい。また、ミニゲームの前半部分と後半部分の少なくともいずれかのパートにおいてチャンスアップ演出が行われ、大当りの信頼度を高める演出が行われてもよく、例えば、ミニゲームの前半部分における背景色が青色で後半部分における背景色も青色であるデフォルトの演出態様が行われる場合もあれば、ミニゲームの前半部分における背景色が青色で後半部分における背景色が赤色であるチャンスアップの演出態様が行われる場合があってもよい。
また、2種類のミニゲームをUI部の縮小態様と拡張態様とのそれぞれで行う場合があってもよい。具体的には、例えば、UI部の縮小態様におけるチュートリアル表示部TT6において、図296(a3)〜同図(a4)に示す的当てのミニゲームが行われ、弓が的TGTにすると、チュートリアル表示部TT6が拡大してUI部が拡張態様となった後に、的中した領域に応じたミニゲーム(例えば、ボーリングチャンスゲームやゴルフゲーム等)が行われるようにしてもよい。また、ボーリングチャンスゲーム(または、ゴルフゲーム)をUI部の縮小態様におけるチュートリアル表示部TT6において行い、ミニげーうに成功した場合に、UI部を縮小態様から拡張態様に変化し、拡張態様に変化後のチュートリアル表示部TT6においてゴルフゲーム(または、ボーリングチャンスゲーム)が行われるようにしてもよい。さらに、UI部の縮小態様におけるチュートリアル表示部TT6において行われるミニゲームと拡張態様におけるチュートリアル表示部TT6において行われるミニゲームとが同じであってもよく、例えば、UI部の縮小態様におけるチュートリアル表示部TT6において第一の的当てのミニゲームが行われ、弓が的TGTにおける発展の領域に的中するとUI部が縮小態様から拡張態様に変化し、その後、UI部の拡張態様におけるチュートリアル表示部TT6において第二の的当てのミニゲームが行われ、弓が的TGTにおけるSPリーチ発展の領域に的中するとSPリーチに発展するようにしてもよい。この場合において、第一の的当てのミニゲームにおける的TGTの各領域の内容と第二の的当てのミニゲームにおける的TGTの各領域の内容が異ならせている(すなわち、当りの報酬の内容が異なっている。)が、同じであってもよい。また、例えば、すごろく風のミニゲームであれば、第一のマップから第二のマップに移行する演出が行われるようにしてもよい。
この演出例では、複数のミニゲームが同時に行われない(例えば、ボーリングチャンスゲームとゴルフゲームが同時に行われない)ようにしているが、同時に行われる場合があるようにしてもよく、第1のミニゲームの実行中に第2のミニゲームが開始される場合があってもよい。
また、例えば、図293(b3)〜同図(b4)に示すタイマ予告演出が行われ、タイマ表示におけるカウントダウンが行われた結果「0:00」となった場合に、チュートリアル表示部TT6が拡大してUI部が縮小態様から拡大態様となった後、図485(a−2)に示す酒飲み対決リーチ演出が行われるようにしてもよい。また、酒飲み対決リーチ演出以外の演出(例えば、ミニゲームやSPリーチ演出や予告演出等)が行われてもよい。この場合において、タイマ表示におけるカウントダウンが開始する前に、例えば、図293(b1)〜同図(b2)に示すように準備中画像RDYを表示するようにしてもよい。また、この演出パターンにおいて、タイマ表示や準備中画像RDYのいずれか一方又は両方をチュートリアル表示部TT6に表示するようにしてもよい。また、タイマ表示におけるカウントダウン中に、カウントダウンが一時停止する演出が行われたり、タイマの上乗せが行われたりして、UI部が縮小態様から拡大態様となるタイミングをわかりにくくして演出を盛り上げるようにしてもよい。なお、この演出例におけるタイマ予告演出では、タイマ表示が表示開始されたときに示された時間からカウントダウンが行われ、0となった場合に或る演出が行われるように構成されているが、タイマ表示が表示開始されたときに示された時間が0であって、目標の時間までカウントアップされた場合に或る演出が行われるように構成されてもよい。
また、この演出パターンにおいて、例えば、図291(d)〜同図(e)に示す要領で、UI部の表示態様が変化する場合があってもよく、具体的には、図485(a−1)に示すUI部におけるチュートリアル表示部TT6の上方に配置される枠部の表示色がデフォルト色(例えば、青色)から予告色(例えば、金色)に変化する場合があってもよく、当該UI部の表示態様の変化により先読み予告を行うようにしてもよいし、当該変動予告を行うようにしてもよい。なお、予告色は、1色に限らず複数色あってもよく、変化する色によって大当りに対する信頼度やUI部が拡張態様となる期待度が変化するようにしてもよい。また、この場合において、大当りが確定する色(例えば、虹色)に変化する場合があってもよい。そして、UI部の枠部の表示色がデフォルト色から予告色に変化した場合には、予告色に変化しない場合よりもチュートリアル表示部TT6が拡張してUI部が縮小態様から拡大態様となりやすいようにされてもよい。また、UI部の枠部の表示色がデフォルト色から予告色に変化した場合には、予告色に変化しない場合よりもミニゲームで成功パターンとなりやすいようにされてもよい。これにより、間接的にチュートリアル表示部TT6が拡張されることについて期待感を持たせることができる場合がある。すなわち、UI部の枠部の表示色の変化がUI部が拡大態様となることについての先読み予告、あるいは、当該変動予告であってもよい。また、UI部が縮小態様から拡大態様に変化した後も枠部の表示色が変化しないようにしているが、UI部が拡大態様に変化した後に枠部の表示色が他の色に変化(例えば、デフォルト色に戻る等)してもよい。なお、枠部の色の変化に限らず、枠部の形状や模様を変化させることによりUI部の表示態様を変化させるようにしてもよい。
続いて、UI部の拡張態様の変形例について説明する。この演出例では、表示装置の構成を、図482に示すように、メイン表示装置としての装飾図柄表示装置208の下方にサブ表示装置208Pを配置した態様のものを採用する。この演出例では、チュートリアル表示部TT6が縮小されたUI部の縮小態様では、UI部の全部が装飾図柄表示装置208に表示されている。そして、図485(a−2)に示す演出例では、チュートリアル表示部TT6が上方に延伸し、第1装飾図柄表示装置208Lにおいて表示面積を拡大する態様でUI部の拡張を行うようにしたが、この演出例では、チュートリアル表示部TT6が下方に延伸し、チュートリアル表示部TT6が装飾図柄表示装置TT6とサブ表示装置208Pに跨るようにしてUI部が下方に拡張するように表示される。なお、UI部の拡張態様では、チュートリアル表示部TT6の全部がサブ表示装置208Pに表示されるようにしてもよい。この場合において、UI部が縮小態様である場合において、サブ表示装置208Pにて上述したミニゲームが行われる場合があってもよいし、説明表示が表示される場合があってもよい。
この演出例では、チュートリアル表示部TT6の態様が縮小された態様と拡張された態様の2段階の表示態様となっているが、例えば、ミニゲームに複数種類の結果があり、その結果に応じてチュートリアル表示部TT6が拡張する度合いを異ならせるようにしてもよい。具体的には、例えば、的当てのミニゲームにおいて矢が的中した的TGTの領域に応じて、チュートリアル表示部TT6の拡張度合いが中程度(例えば、図485(a−2)に示すチュートリアル表示部TT6の面積の半分程度の態様)としたり、大程度(例えば、図485(a−2)に示すチュートリアル表示部TT6の態様)としてもよい。
また、チュートリアル表示部TT6が上方に拡張するアニメーションが実行される際に、その拡張度合いを示すメータや数値を表示するようにしてもよく、例えば、メータや数値の大きさによりUI部の枠部の表示態様(例えば、表示色や模様等)が変化するようにしてもよい。
なお、チュートリアル表示部TT6における演出やチュートリアル表示部TT6の拡張アニメーションは、或る演出状態(ある演出モード)においてのみ行われるようにしてもよい。また、例えば、遊技速度が優先される電サポ付き確変状態では行われないようにしてもよい。
また、UI部が縮小態様である場合のチュートリアル表示部TT6においてのみミニゲームが行われるようにしてもよい。
また、この演出例では、UI部が拡張態様である場合のチュートリアル表示部TT6において酒飲み対決リーチ演出が行われる様子を説明したが、この酒飲み対決リーチ演出は、拡張したチュートリアル表示部TT6においてのみ実行され、一方で、ミニゲームがチュートリアル表示部TT6以外の領域で行われる場合があってもよい。
また、例えば、以下のような演出が行われてもよい。具体的には、例えば、SPリーチの開始の際(及び/又はSPリーチの実行中)に、UI部が縮小態様から拡張態様に変化してチュートリアル表示部TT6が拡大し、そこでSPリーチのチャンスアップが行われるか否かのチャンスアップ可否演出(例えば、SPリーチが殿様のキャラクタvs剣豪のキャラクタで、チャンスアップ可否演出においてパンダのキャラクタが修行して成功する演出(成功パターンの演出表示)が行われるか、失敗する演出(失敗パターンの演出表示)が行われる。成功パターンの演出表示が表示された場合には、チャンスアップ可否演出の終了後に、SPリーチにおいてパンダのキャラクタが殿様のキャラクタに加勢し、殿様のキャラクタ+パンダのキャラクタvs剣豪のキャラクタの対決構図に変化し、大当りの期待度が向上する。すなわち、SPリーチのステップアップが行われれる。なお、チャンスアップ可否演出が終了した後は、UI部は拡張態様から縮小態様に戻る縮小アニメーションが行われ、その後、パンダのキャラクタが加わった形でSPリーチの続きが行われる。
(第2の演出パターン)
第2の演出パターンでは、図485(a−1)に示すUI部の縮小態様からチュートリアル表示部TT6が拡張する演出を行うが、図485(a−2)に示すUI部の拡大態様(第1の拡大態様という場合がある。)の他に、図485(a−2)に示すUI部の拡大態様よりもチュートリアル表示部TT6が縮小されている別の拡張態様(第2の拡大態様という場合がある。)にも変更可能となっている。この第2の拡張態様におけるチュートリアル表示部TT6の拡張の程度は、例えば、UI部の縮小態様におけるチュートリアル表示部TT6の大きさとUI部の第1の拡大態様におけるチュートリアル表示部TT6の大きさの中間の大きさとされているが、これに限らず、任意の大きさに設定することができる。なお、UI部の第2の拡大態様におけるチュートリアル表示部TT6の方がUI部の第1の拡大態様におけるチュートリアル表示部TT6よりも大きくてもよい。この演出例では、UI部の第1の拡大態様のチュートリアル表示部TT6においても、UI部の第2の拡大態様のチュートリアル表示部TT6においても酒飲み対決リーチ演出が行われる場合がある。この場合、第2の拡大態様のチュートリアル表示部TT6で酒飲み対決リーチ演出が行われる場合よりも第1の拡大態様のチュートリアル表示部TT6で酒飲み対決リーチ演出が行われた場合の方が、主人公の殿様が勝利した演出表示(すなわち、成功演出パターン)が表示されやすく(信頼度が高く)なっている。そのため、UI部が第1の拡大態様となる場合よりも第2の拡大態様となる場合の方が、酒飲み対決リーチ演出が行われやすくなっている。なお、UI部が第1の拡大態様となる場合と第2の拡大態様となる場合とで酒飲み対決リーチ演出の出現頻度に変わりなく、信頼度も同じであってもよい。
また、第2の演出パターンにおいて、UI部が第2の拡大態様となった場合に、酒飲み対決リーチ演出ではなく、上述したミニゲーム(ボーリングチャンスゲーム、ゴルフゲーム、的当てのミニゲーム等)が行われてもよい。さらには、UI部が第2の拡大態様となった場合に、酒飲み対決リーチ演出が行われる場合とミニゲームが行われる場合とがあってもよい。この演出例では、UI部が第1の拡大態様となるとミニゲームよりも酒飲み対決リーチ演出が行われやすく、UI部が第2の拡大態様となると酒飲み対決リーチ演出よりもミニゲームが行われやすくなっている。換言すれば、UI部が第1の拡大態様となった場合の方が第2の拡大態様となった場合よりも酒飲み対決リーチ演出が行われやすいようになっている。なお、この逆のパターンであってもよい。また、この演出例では、例えば、疑似連演出が行われない場合における比較でいえば、チュートリアル表示部TT6が拡張する場合において、UI部が第2の拡大態様となって第2の拡大態様のチュートリアル表示部TT6においてミニゲームが行われて成功パターンとなる場合よりも、UI部が第1の拡大態様となって第1の拡大態様のチュートリアル表示部TT6において酒飲み対決リーチ演出が行われて成功パターンとなる場合の方が、図柄変動表示において最終的に大当り図柄態様で確定表示されやすいようになっている。反対に、チュートリアル表示部TT6が拡張する場合において、UI部が第1の拡大態様となって第1の拡大態様のチュートリアル表示部TT6において酒飲み対決リーチ演出が行われて成功パターンとなる場合よりも、UI部が第2の拡大態様となって第2の拡大態様のチュートリアル表示部TT6においてミニゲームが行われて成功パターンとなる場合の方が、図柄変動表示において最終的に大当り図柄態様で確定表示されやすいようにしてもよい。また、UI部が第1の拡大態様となって第1の拡大態様のチュートリアル表示部TT6において酒飲み対決リーチ演出が行われて成功パターンとなる場合と、UI部が第2の拡大態様となって第2の拡大態様のチュートリアル表示部TT6においてミニゲームが行われて成功パターンとなる場合とで信頼度が同じであってもよい。
また、UI部が第1の拡大態様となって第1の拡大態様のチュートリアル表示部TT6において酒飲み対決リーチ演出が行われ、成功パターンの演出表示が表示された後にSPリーチが行われた場合も、UI部が第2の拡大態様となって第2の拡大態様のチュートリアル表示部TT6において酒飲み対決リーチ演出が行われ、成功パターンの演出表示が表示された後にSPリーチが行われた場合も、その後、UI部が縮小態様で表示される。
また、UI部が縮小態様から第2の拡大態様となって第2の拡大態様のチュートリアル表示部TT6において酒飲み対決リーチ演出が行われ、成功パターンの演出表示が表示された場合には、チュートリアル表示部TT6がさらに拡張し、UI部が第2の拡大態様から第1の拡大態様となるようにしてもよい。すなわち、UI部の態様がランクアップするようにしてもよい。そして、第1の拡大態様のチュートリアル表示部TT6では、2回目の酒飲み対決リーチ演出が行われてもよいし、上述したミニゲームが行われてもよい。そして、第1の拡大態様のチュートリアル表示部TT6において行われた酒飲み対決リーチ演出あるいはミニゲームが行われた結果成功パターンの演出表示となった場合には、SPリーチに移行するようにしてもよい。なお、UI部が第1の拡大態様となって第2の拡大態様のチュートリアル表示部TT6において酒飲み対決リーチ演出が行われた結果、失敗パターンの演出表示が表示された場合には、UI部は第1の拡大態様とならず、チュートリアル表示部TT6が縮小して縮小態様となって演出が発展しないようにしてもよい。
また、この演出例では、UI部が拡大態様となった場合に酒飲み対決リーチ演出が行われる例について説明したが、例えば、図309(b)〜同図(i)に示すマルチチャンスアップ予告が拡大されたチュートリアル表示部TT6において表示されるようにしてもよい。すなわち、UI部が縮小態様から第1の拡大態様となってマルチチャンスアップ予告が開始され、チビ姫無双演出と飲み比べ演出のうちの少なくともいずれか一方のミッションが達成された場合に、SPリーチに移行するようにしてもよい。この場合において、チビ姫無双演出のミッションが達成された場合に移行するSPリーチの種類と、飲み比べ演出のミッションが達成された場合に移行するSPリーチの種類とが同じであってもよいし、別であってもよい。また、チビ姫無双演出のミッションと飲み比べ演出のミッションの両方が達成された場合には、信頼度の高いさらに別のSPリーチに移行するようにしてもよい。また、チビ姫無双演出のミッションが達成され、飲み比べ演出のミッションが達成されなかった場合に移行するSPリーチの種類と、飲み比べ演出のミッションが達成され、チビ姫無双演出のミッションが達成されなかった場合に移行するSPリーチの種類と、チビ姫無双演出のミッションと飲み比べ演出のミッションの両方が達成された場合に移行するSPリーチの種類が同じであってもよく、この場合、何れの演出のミッションが達成されたかにより信頼度が異なるようにしてもよく、例えば、両方のミッションが達成された場合の方が、いずれか一方のミッションのみが達成された場合よりも、大当り図柄態様が確定表示されやすいようにしてもよいし、両方のミッションが達成された場合には、図柄変動表示において大当り図柄態様が確定表示される(すなわち、大当り確定となる)ようにしてもよい。なお、この演出例では、UI部の第1の拡大態様におけるチュートリアル表示部TT6においてマルチチャンスアップ予告を行う場合について説明したが、UI部が第2の拡大態様におけるチュートリアル表示部TT6においてもマルチチャンスアップ予告が行われる場合があってもよい。この場合、UI部が第1の拡大態様である場合にマルチチャンスアップ予告が行われた場合の方が、第2の拡大態様である場合にマルチチャンスアップ予告が行われた場合よりも、大当り図柄態様が確定表示されやすいようにしてもよい。
また、この演出例においても、UI部が縮小態様である場合に、チュートリアル表示部TT6において上述したミニゲームが行われてもよく、ミニゲームが行われた結果、成功パターンが表示されると、UI部が縮小態様から第1の拡大態様に変化するようにしてもよい。また、ミニゲームが行われた結果、失敗パターンが表示された場合には、UI部が縮小態様から第2の拡大態様に変化するようにしてもよいし、UI部の態様が変化しなくてもよい。
また、この演出例において、UI部の態様に応じて、例えば、枠部の表示態様が変化するようにしてもよい。具体的には、UI部が縮小態様である場合には、枠部の色がデフォルト色(例えば、青色)となり、第2の拡大態様である場合には、枠部の色が緑色となり、第3の拡大態様である場合には、枠部の色が赤色となり、色によってUI部の態様を報知するようにしてもよい。また、色に換えてあるいは色とともに模様や一部の形状が変化するようにしてもよい。また、チュートリアル表示部TT6のサイズアップを演出することにより、大当りの信頼度を向上させるランクアップ演出として機能させるようにしてもよく、例えば、チュートリアル表示部TT6がどこまでサイズアップするかにより、その後に発展するSPリーチへの発展の期待度や、大当りの期待度が異なるようにしてもよい。
(第3の演出パターン)
第3の演出パターンでは、図485(a−1)に示すUI部の縮小態様からチュートリアル表示部TT6が拡張する演出を行い、図485(a−2)に示すUI部の拡大態様におけるチュートリアル表示部TT6において、上述した酒飲み対決リーチ演出が行われる場合と、ミニゲームが行われる場合があり、ここで行われるミニゲームとして、例えば、図291(o)〜同図(p)に示す的当てのミニゲームが行われる演出例について説明する。
UI部が縮小態様から拡大態様に変化した後、チュートリアル表示部TT6において的当てのミニゲームが開始されると、例えば、領域が3分割された的TGTが表示される。これらの領域は、例えば、「大当り」の領域と、「中当り」の領域と、「はずれ」の領域とにより構成される。そして、殿様のミニキャラMC1が弓を放ち、「大当り」の領域に的中すると(すなわち、第2の成功パターンの演出表示が行われると)、例えば、UI部が消去されて、SPリーチ(例えば、剣豪リーチ)に移行する。なお、SPリーチに移行する際に、UI部における一部の構成のみ表示が維持されるようにしてもよく、例えば、保留アイコン表示領域と保留表示枠FL1のみ表示が維持され、チュートリアル表示部TT6や枠部が消去されるようにしてもよい。また、「中当り」の領域に的中すると(すなわち、第1の成功パータンの演出表示が行われると)、例えば、UI部が拡大態様から縮小態様に変化するアニメーションが行われた後、ノーマルリーチが行われる。また、「はずれ」の領域に的中すると、例えば、UI部が拡大態様から縮小態様に変化するアニメーションが行われた後、はずれの表示態様が表示される。なお、的当てのミニゲームにおいて表示される的TGTが2つの領域に分割されており、「大当り」の領域と、「中当り」の領域のみにより構成されて、ノーマルリーチ以上が確定する演出が行われてもよいし、「大当り」の領域のみにより構成されて、SPリーチへの移行が確定する演出が行われてもよい。なお、この演出に適用可能なミニゲームとしては、上述した的当てのミニゲームの他、例えば、図292(c3)〜同図(c4)に示すドラムのミニゲームや、図307(a2)〜同図(a3)に示すルーレット演出によるミニゲーム等が適用可能である。
以上の記載では、
『画像表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208等]と、
図柄変動表示を実行可能な図柄表示手段[例えば、第1特図表示装置212,第2特図表示装置214,装飾図柄表示装置208等]と、
複数種類の予告を実行可能な予告手段[例えば、装飾図柄表示装置208、スピーカ120、遮蔽装置246、演出可動体224、各種ランプ418、遊技盤用ランプ532、遊技台枠用ランプ542等]と、
を備えた遊技台であって、
前記画像表示手段は、保留表示[例えば、保留アイコン等]を表示可能な表示手段であり、
前記画像表示手段は、複数種類の予告アイコンを表示可能な表示手段であり、
前記保留表示は、前記画像表示手段における保留表示領域[例えば、特図1の保留アイコン表示領域281、特図2の保留アイコン表示領域、変動アイコン表示領域280等]に表示される表示であり、
前記保留表示とは、前記図柄変動表示の作動が保留されている数(以下、「保留数」という。)に応じた表示のことであり[例えば、特図1の保留アイコン表示領域281には、特図1の図柄変動表示の作動が保留されている数の保留アイコンが表示される等]、
前記図柄変動表示は、保留が消化された場合に、開始可能な表示であり、
前記予告アイコンは、前記画像表示手段における予告アイコン表示領域[例えば、予告アイコン表示領域285等]に表示されるアイコンであり、
前記予告アイコンは、前記保留表示とは異なるアイコンであり、
前記予告アイコン表示領域は、前記保留表示領域とは異なる領域であり、
前記予告アイコン表示領域は、一または複数の前記予告アイコンを表示可能な領域であり[例えば、予告アイコン表示領域285には、予告アイコン第1表示領域YA1〜予告アイコン第6表示領域YA6によって構成され、各領域にそれぞれ予告アイコンを表示可能に構成されている]、
前記予告手段は、前記予告アイコン表示領域に表示された前記予告アイコンが一つ消化された場合に、消化された該予告アイコンの種類に対応する種類の前記予告を実行可能な手段であり[例えば、帽子の予告アイコンI6が消化された場合には、疑似連演出が実行される場合があり、千両箱の予告アイコンI9が消化された場合には、リーチ移行演出が実行される場合がある等]、
一回の前記図柄変動表示が実行されている期間において、前記複数種類の予告アイコンのうちの第一の予告アイコン[例えば、帽子の予告アイコンI6等]が第一の数[例えば、2つ等]消化された場合よりも、該第一の数よりも大きい第二の数[例えば、3つ等]消化された場合の方が大当りとなりやすいように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
従来の遊技台によれば、画像表示手段に改良の余地があったが、この遊技台によれば、画像表示手段に特徴を持った遊技台を提供することができる。
また、この遊技台によれば、演出のバリエーションを増やすことができる場合がある。
また、この遊技台によれば、予告アイコンが表示されていることで、予告アイコンが消化される可能性のある変動があることを認識しやすくなるので、遊技者が保留内の表示に注目し、予告アイコンに対応する予告表示を見逃すのを防ぐことができる場合がある。
また、この遊技台によれば、遊技者が予告アイコンの増加や消化に注目し、遊技の興趣を向上させることができる場合がある。
ここで、図柄表示手段は、図柄変動表示のみ実行可能なものであってもよいし、図柄変動表示以外にも実行可能なものがあってもよい。また、図柄表示手段は、図柄変動表示を必ず実行するものであってもよいし、図柄変動表示を実行しない場合があってもよい。
また、予告手段は、複数種類の予告のみ実行可能なものであってもよいし、複数種類の予告以外にも実行可能なものがあってもよい。また、予告手段は、複数種類の予告を必ず実行するものであってもよいし、複数種類の予告を実行しない場合があってもよい。
また、画像表示手段は、保留表示のみ表示可能なものであってもよいし、保留表示以外にも表示可能なものがあってもよい。また、画像表示手段は、保留表示を必ず表示するものであってもよいし、保留表示を表示しない場合があってもよい。
また、画像表示手段は、複数種類の予告アイコンのみ表示可能なものであってもよいし、複数種類の予告アイコン以外にも表示可能なものがあってもよい。また、画像表示手段は、複数種類の予告アイコンを必ず表示するものであってもよいし、複数種類の予告アイコンを表示しない場合があってもよい。
また、保留表示は、画像表示手段における保留表示領域にのみ表示されるものであってもよいし、画像表示手段における保留表示領域以外にも表示されるものであってもよい。
また、保留表示は、保留アイコンであってもよいし、保留アイコンでなくてもよく、例えば、文字や数字や記号で表すものであってもよい。
また、保留表示は、保留数のみを表示するものであってもよいし、保留数以外にも表示するものであってもよい。
また、図柄変動表示は、保留が消化された場合にのみ開始されるものであってもよいし、保留が消化された場合以外にも開始可能なものであってもよい。また、図柄変動表示は、保留が消化された場合に必ず開始されるものであってもよいし、保留が消化された場合に開始されない場合があってもよい。
また、予告アイコンは、画像表示手段における予告アイコン表示領域にのみ表示されるものであってもよいし、画像表示手段における予告アイコン表示領域以外にも表示されるものであってもよい。また、予告アイコンは、画像表示手段における予告アイコン表示領域に必ず表示されるものであってもよいし、画像表示手段における予告アイコン表示領域に表示されない場合があってもよい。
また、予告アイコン表示領域は、一または複数の予告アイコンのみ表示可能なものであってもよいし、一または複数の予告アイコン以外のものも表示可能なものであってもよい。また、予告アイコン表示領域は、一または複数の予告アイコンを必ず表示するものであってもよいし、一または複数の予告アイコンを表示しない場合があってもよい。
また、予告手段は、予告アイコン表示領域に表示された予告アイコンが一つ消化された場合に、消化された予告アイコンの種類に対応する種類の予告のみを実行可能なものであってもよいし、予告アイコン表示領域に表示された予告アイコンが一つ消化された場合に、消化された予告アイコンの種類に対応する種類の予告以外の予告も実行可能なものであってもよい。また、予告手段は、予告アイコン表示領域に表示された予告アイコンが一つ消化された場合に、消化された予告アイコンの種類に対応する種類の予告を必ず実行するものであってもよいし、予告アイコン表示領域に表示された予告アイコンが一つ消化された場合に、消化された予告アイコンの種類に対応する種類の予告を実行しない場合があってもよい。
また、『前記予告アイコンは、前記予告が実行される可能性がある回数に応じた数が表示されるように構成されている[例えば、予告アイコン表示領域285に表示された予告アイコンの数だけ当該表示された予告アイコンに対応する予告が実行される場合がある等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、予告アイコンが表示された変動から消化される変動までに表示される予告を実行する回数を期待させることができるので、遊技者に予告表示を見逃させないように遊技をさせることができる場合がある。
ここで、予告アイコンは、予告が実行される可能性がある回数に応じた数のみが表示されるものであってもよいし、予告が実行される可能性がある回数に応じた数以外のものも表示されるものであってもよい。また、予告アイコンは、予告が実行される可能性がある回数に応じた数を必ず表示するものであってもよいし、予告が実行される可能性がある回数に応じた数を表示しない場合があってもよい。
また、『前記予告手段は、前記予告の態様[例えば、大当りとなる疑似連演出やリーチ移行演出等]と同じ態様の偽の予告[例えば、はずれとなる疑似連演出やリーチ移行演出等]を実行可能な手段であり、
前記予告手段は、前記予告アイコン表示領域に表示された前記予告アイコン[例えば、帽子の予告アイコンI6、千両箱の予告アイコンI9等]が一つ消化された場合に、消化された該予告アイコンの種類に対応する種類の前記偽の予告[例えば、はずれとなる疑似連予告やリーチ移行演出等]を実行可能な手段であり、
前記偽の予告が実行された後に、前記図柄変動表示の結果がはずれとなるように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、予告アイコンが消化されて予告が実行されるまで、遊技者に緊張感を持たせることができる場合がある。
ここで、予告手段は、予告の態様と同じ態様の偽の予告のみを実行可能なものであってもよいし、予告の態様と同じ態様の偽の予告以外のものも実行可能なものであってもよい。また、予告手段は、予告の態様と同じ態様の偽の予告を必ず実行するものであってもよいし、予告の態様と同じ態様の偽の予告を実行しない場合があってもよい。
また、予告手段は、予告アイコン表示領域に表示された予告アイコンが一つ消化された場合に、消化された予告アイコンの種類に対応する種類の偽の予告のみを実行可能なものであってもよいし、予告アイコン表示領域に表示された予告アイコンが一つ消化された場合に、消化された予告アイコンの種類に対応する種類の偽の予告以外のものも実行可能なものであってもよい。また、予告手段は、予告アイコン表示領域に表示された予告アイコンが一つ消化された場合に、消化された予告アイコンの種類に対応する種類の偽の予告を必ず実行するものであってもよいし、予告アイコン表示領域に表示された予告アイコンが一つ消化された場合に、消化された予告アイコンの種類に対応する種類の偽の予告を実行しない場合があってもよい。
また、偽の予告が実行された後に、図柄変動表示の結果が必ずはずれとなるように構成されてもよいし、偽の予告が実行された後に、図柄変動表示の結果が大当りとなる場合があってもよい。
なお、偽の予告が実行された後に、図柄表示手段に大当り図柄が表示される可能性が高い予告が実行される場合があってもよい。
また、『前記一回の図柄変動表示が実行されている期間において、前記予告アイコン表示領域に表示開始される前記予告アイコンの数が第三の数[例えば、1つ等]よりも、該第三の数よりも大きい第四の数[例えば、3つ等]の方が大当りとなりやすいように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、図柄変動表示において予告アイコンが表示される数に注目させることができる場合がある。
また、『前記保留数に応じた表示を実行可能な保留表示手段[例えば、第1特図保留ランプ218,第2特図保留ランプ220,演出用保留ランプ286等]を備え、
前記保留表示手段は、前記画像表示手段とは別の表示手段である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、保留表示と予告アイコンの表示を明確に区別できる場合がある。
ここで、保留表示手段は、保留数に応じた表示のみを実行可能なものであってもよいし、保留数に応じた表示以外のものも実行可能なものであってもよい。また、保留表示手段は、保留数に応じた表示を必ず実行するものであってもよいし、保留数に応じた表示を実行しない場合があってもよい。
また、『前記保留表示手段は、発光手段[例えば、ランプやLED等]を含む表示手段である、
ことを特徴とする遊技台。
この遊技台によれば、保留表示を明確に認識することができる場合がある。
ここで、保留表示手段は、発光手段のみにより構成されたものであってもよいし、発光手段以外(例えば、画像表示手段)を含んで構成されたものであってもよい。
なお、発光手段は、複数のLEDを含んで構成されたものであってもよい。また、発光手段は、複数色のLEDにより構成されたものであってもよく、例えば、フルカラーLEDのように1つのパッケージで複数のLEDが含まれ手要るものであってもよい。また、単色のLEDにより構成されたものであってもよい。
また、保留表示手段の他、第4図柄表示手段、普通図柄表示手段、発射操作手段の操作に関する報知を行う発射操作報知手段についても発光手段により実現するようにしてもよい。
また、『先読み予告を実行可能な先読み予告手段[例えば、装飾図柄表示装置208、スピーカ120、遮蔽装置246、演出可動体224、各種ランプ418、遊技盤用ランプ532、遊技台枠用ランプ540等]を備え、
前記先読み予告手段は、前記予告アイコン表示領域に前記予告アイコンを表示することにより前記先読み予告を実行可能な手段である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、予告アイコンが表示されることにより、大当りへの期待感を高めることができる場合がある。
ここで、先読み予告手段は、先読み予告のみを実行可能なものであってもよいし、先読み予告以外のものも実行可能なものであってもよい。また、先読み予告手段は、先読み予告を必ず実行するものであってもよいし、先読み予告を実行しない場合があってもよい。
また、先読み予告手段は、予告アイコン表示領域に予告アイコンを表示することのみにより先読み予告を実行可能なものであってもよいし、予告アイコン表示領域に予告アイコンを表示すること以外のものによっても先読み予告を実行可能なものであってもよい。また、先読み予告手段は、予告アイコン表示領域に予告アイコンを表示することにより先読み予告を必ず実行するものであってもよいし、予告アイコン表示領域に予告アイコンを表示することにより先読み予告を実行しない場合があってもよい。
また、『先読みの対象となる前記図柄変動表示(以下、「第二の図柄変動表示[例えば、図413(2)に示される先読みの対象である3つ目の保留に基づく図柄変動表示等]」という。)が実行されている期間において、前記予告アイコンが第五の数[例えば、3つ等]消化される場合があり、
前記第二の図柄変動表示が実行されるよりも前に実行される前記図柄変動表示(以下、「第一の図柄変動表示[例えば、図413(2)に示される先読みの対象である3つ目の保留よりも前に保留された保留に基づく図柄変動表示等]」という。)が実行されている期間において、前記予告アイコンが第六の数[例えば、1つ等]消化される場合があり、
前記第六の数は、前記第五の数とは異なる数であり、
前記保留表示は、前記第一の図柄変動表示が実行されている期間において、前記第二の図柄変動表示の作動が保留されていることを報知する表示である[例えば、図413(4)に示される先読みの対象である2つ目の保留よりも前に保留された保留に基づく図柄変動表示が実行されている期間において、先読みの対象である2つ目の保留に対応する保留アイコンh12が特図1の保留アイコン表示領域281に表示されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、先読みの対象となる図柄変動表示中の場合と、先読みの対象となる図柄変動表示よりも前に実行される図柄変動表示の場合とで、予告アイコンの消化数が異なるので、遊技者が注目すべき図柄変動表示をわかりやすくすることができる場合がある。
ここで、第二の図柄変動表示が実行されている期間において、予告アイコンが第五の数でのみ消化されるように構成されてもよいし、第二の図柄変動表示が実行されている期間において、予告アイコンが第五の数とは異なる数消化される場合があってもよい。また、第二の図柄変動表示が実行されている期間において、予告アイコンが第五の数で必ず消化されるように構成されてもよいし、第二の図柄変動表示が実行されている期間において、予告アイコンが第五の数で消化されない場合があってもよい。
また、第一の図柄変動表示が実行されている期間において、予告アイコンが第六の数でのみ消化されるように構成されてもよいし、第一の図柄変動表示が実行されている期間において、予告アイコンが第六の数とは異なる数消化される場合があってもよい。また、第一の図柄変動表示が実行されている期間において、予告アイコンが第六の数で必ず消化されるように構成されてもよいし、第一の図柄変動表示が実行されている期間において、予告アイコンが第六の数で消化されない場合があってもよい。
また、保留表示は、第一の図柄変動表示が実行されている期間において、第二の図柄変動表示の作動が保留されていることのみを報知可能なものであってもよいし、第一の図柄変動表示が実行されている期間において、第二の図柄変動表示の作動が保留されていること以外のものも報知可能であってもよい。また、保留表示は、第一の図柄変動表示が実行されている期間において、第二の図柄変動表示の作動が保留されていることを必ず報知するものであってもよいし、第一の図柄変動表示が実行されている期間において、第二の図柄変動表示の作動が保留されていることを報知しない場合があってもよい。
また、『前記予告アイコンが消化される前記図柄変動表示(以下、「第四の図柄変動表示」という。)が実行されている期間において、該予告アイコンが表示開始される場合がある[例えば、図422(C)に示すように、帽子の予告アイコンI6の消化表示と、帽子の予告アイコンI6、千両箱の予告アイコンI9及び扇の予告アイコンI10の増加表示とが1回の図柄変動表示において行われている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、予告アイコンが消化される図柄変動表示においても予告アイコンが増加する場合があるので、予告アイコンが全て消化されるまで遊技者に期待を持たせることができる場合がある。
ここで、第四の図柄変動表示が実行されている期間において、予告アイコンが必ず表示開始される場合があってもよいし、第四の図柄変動表示が実行されている期間において、予告アイコンが表示開始されない場合があってもよい。また、第四の図柄変動表示が実行されている期間にのみ予告アイコンが表示開始される場合があってもよいし、第四の図柄変動表示が実行されている期間以外の期間にも予告アイコンが表示開始される場合があってもよい。
なお、予告アイコンが消化する図柄変動表示において予告アイコンが増加しないように構成されてもよい。
また、『前記第四の図柄変動表示が実行されるよりも前に実行される前記図柄変動表示(以下、「第三の図柄変動表示」という。)が実行されている期間において、該第四の図柄変動表示が実行されている期間において消化される前記予告アイコンが表示開始される場合がある[例えば、図422(C)に示すタイミングで消化される帽子の予告アイコンI6は当該図柄変動表示よりも前に実行される図柄変動表示の実行中に増加表示されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第三の図柄変動表示が実行されている期間においてのみ、第四の図柄変動表示が実行されている期間において消化される予告アイコンが表示開始されるように構成されてもよいし、第三の図柄変動表示が実行されている期間以外の期間においても、第四の図柄変動表示が実行されている期間において消化される予告アイコンが表示開始されるように構成されてもよい。また、第三の図柄変動表示が実行されている期間において、第四の図柄変動表示が実行されている期間において消化される予告アイコンが必ず表示開始されるように構成されてもよいし、第三の図柄変動表示が実行されている期間において、第四の図柄変動表示が実行されている期間において消化される予告アイコンが表示開始されない場合があってもよい。
なお、第四の図柄変動表示が実行されている期間において消化される予告アイコンが第三の図柄変動表示が実行されている期間において表示開始しなくてもよい。
また、『前記保留表示領域は、前記保留表示を第七の数[例えば、4つあるいは8つ等]まで表示可能な領域であり、
前記予告アイコン表示領域は、前記予告アイコンを第八の数[例えば、6つ等]まで表示可能な領域であり、
前記第七の数は、前記第八の数とは異なる数である、
ことを特徴とする。』
についても説明した。
この遊技台によれば、保留表示の表示可能数と予告アイコンの表示可能数とが異なるので、予告アイコンの表示を明確に区別することができる場合がある。
ここで、保留表示領域は、保留表示を第七の数まで必ず表示するものであってもよいし、保留表示を第七の数まで表示しない場合があってもよい。
また、予告アイコン表示領域は、予告アイコンを第八の数まで必ず表示するものであってもよいし、予告アイコンを第八の数まで表示しない場合があってもよい。
なお、保留表示の表示可能最大数と予告アイコンの表示可能最大数とが同じであってもよい。
また、特図1の保留表示の表示可能最大数よりも予告アイコンの表示可能最大数の方が多くてもよいし、少なくともよいし、同じであってもよい。
また、特図2の保留表示の表示可能最大数よりも予告アイコンの表示可能最大数の方が多くてもよいし、少なくともよいし、同じであってもよい。
また、特図1及び特図2の保留表示の表示可能最大数の合計よりも予告アイコンの表示可能最大数の方が多くてもよいし、少なくともよいし、同じであってもよい。
また、『複数種類の演出を実行可能な演出手段[例えば、装飾図柄表示装置208、スピーカ210、遮蔽装置246、演出可動体224、各種ランプ418、遊技盤用ランプ532、遊技台枠用ランプ542等]を備え、
前記複数種類の予告のうちの一つは、第一の予告[例えば、図416(49)〜同図(50)や、図428(49)に示されるリーチ移行演出等]であり、
前記複数種類の予告のうちの一つは、第二の予告[例えば、図423(Ac)や同図(Bb)に示されるステージチェンジ演出等]であり、
前記第一の予告は、前記第二の予告とは別の予告であり、
前記複数種類の演出のうちの一つは、第一の演出[例えば、図416(51)〜同図(57)や、図428(50−1)〜同図(57)に示される強リーチ演出等]であり、
前記複数種類の演出のうちの一つは、第二の演出[例えば、月面背景の表示等]であり、
前記第一の演出は、前記第二の演出とは別の演出であり、
前記第一の予告は、前記第一の演出が実行されることを報知する予告であり、
前記第二の予告は、前記第二の演出が実行されることを報知する予告である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、実行する演出の内容を事前に知ることができるので、遊技者に期待感を持たせることができる場合がある。
ここで、演出手段は、複数種類の演出のみを実行可能なものであってもよいし、複数種類の演出以外のものも実行可能なものであってもよい。また、演出手段は、複数種類の演出を必ず実行するものであってもよいし、複数種類の演出を実行しない場合があってもよい。
また、予告手段は、第一の予告と第二の予告のみを実行可能なものであってもよいし、第一の予告と第二の予告以外の予告も実行可能であってもよい。また、予告手段は、第一の予告と第二の予告を必ず実行するものであってもよいし、第一の予告と第二の予告を実行しない場合があってもよい。
また、演出手段は、第一の演出と第二の演出のみを実行可能なものであってもよいし、第一の演出と第二の演出以外の演出も実行可能なものであってもよい。また、演出手段は、第一の演出と第二の演出を必ず実行するものであってもよいし、第一の演出と第二の演出を実行しない場合があってもよい。
また、第一の予告は、第一の演出が実行されることのみを報知するものであってもよいし、第一の演出以外の演出が実行されることも報知するものであってもよい。また、第一の予告は、第一の演出が実行されることを必ず報知するものであってもよいし、第一の演出が実行されることを報知しない場合があってもよい。
また、第二の予告は、第二の演出が実行されることのみを報知するものであってもよいし、第二の演出以外の演出が実行されることも報知するものであってもよい。また、第二の予告は、第二の演出が実行されることを必ず報知するものであってもよいし、第二の演出が実行されることを報知しない場合があってもよい。
また、『前記予告アイコン表示領域に表示された前記予告アイコンは必ず消化されるように構成されている[例えば、例えば、図413(1)〜図417(66)や、図425(1)〜図429(66)に示すように、増加された予告アイコンは、全て消化されている等]、ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、予告アイコンが表示されたことにより表示された予告アイコンに対応する予告が必ず実行されるので、遊技者の期待感を向上させることができる場合がある。
また、『前記遊技台は、ぱちんこ機[例えば、パチンコ機100等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、以上の記載では、
『図柄変動表示を実行可能な第一の表示手段[例えば、第1特図表示装置212,第2特図表示装置214等]と、
第二の表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208や、装飾図柄表示装置208と第1特図保留ランプ218および第2特図保留ランプ220あるいは演出用保留ランプ286を併せたもの等]と、
を備えた遊技台であって、
前記第二の表示手段は、複数種類の予告アイコンを表示可能な表示手段であり、
前記第二の表示手段は、複数種類の予告表示[例えば、疑似連演出、フリーズ演出、停止図柄予告、ステージチェンジ演出、リーチ移行演出、プレミア予告演出、再変動演出等]を表示可能な表示手段であり、
前記第二の表示手段は、前記図柄変動表示の作動が保留されている数(以下、「保留数」という。)に応じた表示を保留表示領域[例えば、特図1の保留アイコン表示領域281、特図2の保留アイコン表示領域、変動アイコン表示領域280、演出用保留ランプ286における保留表示領域等]に表示可能な表示手段であり[例えば、特図1の保留アイコン表示領域281には、特図1の図柄変動表示の作動が保留されている数の保留アイコンが表示される等]、
前記図柄変動表示は、保留が消化されると開始される表示であり、
前記予告アイコンは、前記第二の表示手段における予告アイコン表示領域[例えば、予告アイコン表示領域285等]に表示されるアイコンであり、
前記予告アイコンは、表示されている数によって前記保留数を表示するものではないアイコンであり、
前記予告アイコン表示領域は、前記保留表示領域とは異なる領域であり、
前記予告アイコン表示領域は、一または複数の前記予告アイコンを表示可能な領域であり[例えば、予告アイコン表示領域285には、予告アイコン第1表示領域YA1〜予告アイコン第6表示領域YA6によって構成され、各領域にそれぞれ予告アイコンを表示可能に構成されている]、
前記第二の表示手段は、前記予告アイコン表示領域に表示された前記予告アイコンが一つ消化された場合に、消化された該予告アイコンの種類に対応する種類の前記予告表示を表示可能な表示手段であり[例えば、帽子の予告アイコンI6が消化された場合には、疑似連演出が実行される場合があり、千両箱の予告アイコンI9が消化された場合には、リーチ移行演出が実行される場合がある等]、
一回の前記図柄変動表示が実行されている期間において、前記予告アイコンが第一の数消化された場合よりも、該第一の数よりも大きい第二の数[例えば、3つ等]消化された場合の方が大当りとなりやすいように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
従来の遊技台によれば、画像表示手段に改良の余地があったが、この遊技台によれば、画像表示手段に特徴を持った遊技台を提供することができる。
また、この遊技台によれば、演出のバリエーションを増やすことができる場合がある。
また、この遊技台によれば、予告アイコンが表示されていることで、予告アイコンが消化される可能性のある変動があることを認識しやすくなるので、遊技者が保留内の表示に注目し、予告アイコンに対応する予告表示を見逃すのを防ぐことができる場合がある。
また、この遊技台によれば、遊技者が予告アイコンの増加や消化に注目し、遊技の興趣を向上させることができる場合がある。
ここで、第一の表示手段は、図柄変動表示のみ実行可能なものであってもよいし、図柄変動表示以外にも実行可能なものがあってもよい。また、第一の表示手段は、図柄変動表示を必ず実行するものであってもよいし、図柄変動表示を実行しない場合があってもよい。
また、第二の表示手段は、複数種類の予告アイコンのみ表示可能なものであってもよいし、複数種類の予告アイコン以外にも表示可能なものがあってもよい。また、第二の表示手段は、複数種類の予告アイコンを必ず表示するものであってもよいし、複数種類の予告アイコンを表示しない場合があってもよい。
また、第二の表示手段は、複数種類の予告表示のみ表示可能なものであってもよいし、複数種類の予告表示以外にも表示可能なものがあってもよい。また、第二の表示手段は、複数種類の予告表示を必ず表示するものであってもよいし、複数種類の予告表示を表示しない場合があってもよい。
また、第二の表示手段は、保留数に応じた表示を保留表示領域にのみ表示可能なものであってもよいし、保留数に応じた表示を保留表示領域以外にも表示可能なものであってもよい。まだ、第二の表示手段は、保留数に応じた表示を保留表示領域に必ず表示するものであってもよいし、保留数に応じた表示を保留表示領域に表示しない場合があってもよい。
また、図柄変動表示は、保留が消化された場合にのみ開始可能なものであってもよいし、保留が消化された場合以外の場合にも開始可能なものがあってもよい。また、図柄変動表示は、保留が消化されると必ず開始されるものであってもよいし、保留が消化されても開始されない場合があってもよい。
また、予告アイコンは、第二の表示手段における予告アイコン表示領域にのみ表示されるものであってもよいし、第二の表示手段における予告アイコン表示領域以外にも表示されるものであってもよい。また、予告アイコンは、第二の表示手段における予告アイコン表示領域に必ず表示されるものであってもよいし、第二の表示手段における予告アイコン表示領域に表示されない場合があってもよい。
また、予告アイコン表示領域は、一または複数の予告アイコンのみ表示可能なものであってもよいし、一または複数の予告アイコン以外のものも表示可能なものであってもよい。また、予告アイコン表示領域は、一または複数の予告アイコンを必ず表示するものであってもよいし、一または複数の予告アイコンを表示しない場合があってもよい。
また、第二の表示手段は、予告アイコン表示領域に表示された予告アイコンが一つ消化された場合に、消化された予告アイコンの種類に対応する種類の予告表示のみを表示可能なものであってもよいし、予告アイコン表示領域に表示された予告アイコンが一つ消化された場合に、消化された予告アイコンの種類に対応する種類の予告表示以外の予告表示も表示可能なものであってもよい。また、第二の表示手段は、予告アイコン表示領域に表示された予告アイコンが一つ消化された場合に、消化された予告アイコンの種類に対応する種類の予告表示を必ず表示するものであってもよいし、予告アイコン表示領域に表示された予告アイコンが一つ消化された場合に、消化された予告アイコンの種類に対応する種類の予告表示を表示しない場合があってもよい。
また、『前記予告アイコンは、前記予告表示が表示される可能性がある回数に応じた数が表示されるように構成されている[例えば、予告アイコン表示領域285に表示された予告アイコンの数だけ当該表示された予告アイコンに対応する予告表示が表示される場合がある等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、予告アイコンが表示された変動から消化される変動までに表示される予告表示を表示する回数を期待させることができるので、遊技者に予告表示を見逃させないように遊技をさせることができる場合がある。
ここで、予告アイコンは、予告表示が表示される可能性がある回数に応じた数のみが表示されるものであってもよいし、予告表示が表示される可能性がある回数に応じた数以外のものも表示されるものであってもよい。また、予告アイコンは、予告表示が表示される可能性がある回数に応じた数を必ず表示するものであってもよいし、予告表示が表示される可能性がある回数に応じた数を表示しない場合があってもよい。
また、『前記第二の表示手段は、前記予告表示の態様[例えば、大当りとなる疑似連演出やリーチ移行演出等]と同じ態様の偽の予告表示[例えば、はずれとなる疑似連演出やリーチ移行演出等]を表示可能な表示手段であり、
前記第二の表示手段は、前記予告アイコン表示領域に表示された前記予告アイコン[例えば、帽子の予告アイコンI6、千両箱の予告アイコンI9等]が一つ消化された場合に、消化された該予告アイコンの種類に対応する種類の前記偽の予告表示[例えば、はずれとなる疑似連予告やリーチ移行演出等]を表示可能な表示手段であり、
前記偽の予告表示が表示された後に、前記図柄変動表示の結果がはずれとなるように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、予告アイコンが消化されて予告表示が表示されるまで、遊技者に緊張感を持たせることができる場合がある。
ここで、第二の表示手段は、予告表示の態様と同じ態様の偽の予告表示のみを表示可能なものであってもよいし、予告表示の態様と同じ態様の偽の予告表示以外のものも表示可能なものであってもよい。また、第二の表示手段は、予告表示の態様と同じ態様の偽の予告表示を必ず表示するものであってもよいし、予告表示の態様と同じ態様の偽の予告表示を表示しない場合があってもよい。
また、第二の表示手段は、予告アイコン表示領域に表示された予告アイコンが一つ消化された場合に、消化された予告アイコンの種類に対応する種類の偽の予告表示のみを表示可能なものであってもよいし、予告アイコン表示領域に表示された予告アイコンが一つ消化された場合に、消化された予告アイコンの種類に対応する種類の偽の予告表示以外のものも表示可能なものであってもよい。また、第二の表示手段は、予告アイコン表示領域に表示された予告アイコンが一つ消化された場合に、消化された予告アイコンの種類に対応する種類の偽の予告表示を必ず表示するものであってもよいし、予告アイコン表示領域に表示された予告アイコンが一つ消化された場合に、消化された予告アイコンの種類に対応する種類の偽の予告表示を表示しない場合があってもよい。
また、偽の予告表示が表示された後に、図柄変動表示の結果が必ずはずれとなるように構成されてもよいし、偽の予告表示が表示された後に、図柄変動表示の結果が大当りとなる場合があってもよい。
なお、偽の予告表示が表示された後に、図柄表示手段に大当り図柄が表示される可能性が高い予告表示が表示される場合があってもよい。
また、『前記一回の図柄変動表示が実行されている期間において、前記予告アイコン表示領域に表示開始される前記予告アイコンの数が第三の数[例えば、1つ等]よりも、該第三の数よりも大きい第四の数[例えば、3つ等]の方が大当りとなりやすいように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、図柄変動表示において予告アイコンが表示される数に注目させることができる場合がある。
また、『前記第二の表示手段は、複数の表示手段により構成された表示手段であり、
前記複数の表示手段のうちの一の表示手段は、画像表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208等]であり、
前記複数の表示手段のうちの一の表示手段は、保留表示手段[例えば、第1特図保留ランプ218,第2特図保留ランプ220,演出用保留ランプ286等]であり、
前記保留表示手段は、前記保留表示領域を含んで構成された表示手段であり、
前記保留表示手段は、前記保留数に応じた表示を前記保留表示領域に表示可能な表示手段であり[例えば、保留数に応じた数の保留ランプを点灯させる等]、
前記画像表示手段は、装飾図柄の変動表示を表示可能な表示手段であり、
前記保留表示手段は、前記画像表示手段とは別の表示手段である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、保留表示と予告アイコンの表示を明確に区別できる場合がある。
ここで、第二の表示手段は、2つの表示手段により構成されたものであってもよいし、3以上の表示手段により構成されたものであってもよい。
また、第二の表示手段は、画像表示手段と保留表示手段のみで構成されたものであってもよいし、画像表示手段と保留表示手段以外のものも含んで構成されてもよい。また、第二の表示手段は、画像表示手段と保留表示手段が必ず構成されたものであってもよいし、画像表示手段と保留表示手段の少なくともいずれかを構成しない場合があってもよい。
また、保留表示手段は、保留表示領域のみを含んで構成されたものであってもよいし、保留表示領域以外のものも含んで構成されたものであってもよい。また、保留表示手段は、保留表示領域を必ず含んで構成されたものであってもよいし、保留表示領域を含まない場合があってもよい。
また、保留表示手段は、保留数に応じた表示を保留表示領域にのみ表示可能なものであってもよいし、保留数に応じた表示を保留表示領域以外にも表示可能なものであってもよい。また、保留表示手段は、保留数に応じた表示を保留表示領域に必ず表示するものであってもよいし、保留数に応じた表示を保留表示領域に表示しない場合があってもよい。
また、画像表示手段は、装飾図柄の変動表示のみを表示可能なものであってもよいし、装飾図柄の変動表示以外にも表示可能なものであってもよい。また、画像表示手段は、装飾図柄の変動表示を必ず表示するものであってもよいし、装飾図柄表示装置を表示しない場合があってもよい。
また、『前記保留表示手段は、発光手段[例えば、ランプやLED等]を含む表示手段である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、保留表示を明確に認識することができる場合がある。
ここで、保留表示手段は、発光手段のみにより構成されたものであってもよいし、発光手段以外(例えば、画像表示手段)を含んで構成されたものであってもよい。
なお、発光手段は、複数のLEDを含んで構成されたものであってもよい。また、発光手段は、複数色のLEDにより構成されたものであってもよく、例えば、フルカラーLEDのように1つのパッケージで複数のLEDが含まれ手要るものであってもよい。また、単色のLEDにより構成されたものであってもよい。
また、保留表示手段の他、第4図柄表示手段、普通図柄表示手段、発射操作手段の操作に関する報知を行う発射操作報知手段についても発光手段により実現するようにしてもよい。
また、『前記第二の表示手段とは、画像表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208等]のことであり、
前記画像表示手段は、装飾図柄の変動表示を表示可能な表示手段であり、
前記保留数に応じて、前記保留表示領域に保留アイコンが表示される、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、装飾図柄の変動表示と保留アイコンが同じ画像表示手段に表示されるので、装飾図柄の変動表示を視認しながら保留数の確認を容易に行うことができる場合がある。
ここで、画像表示手段は、装飾図柄の変動表示のみを表示可能なものであってもよいし、装飾図柄の変動表示以外にも表示可能なものがあってもよい。また、画像表示手段は、装飾図柄の変動表示を必ず表示するものであってもよいし、装飾図柄の変動表示を表示しない場合があってもよい。
また、『先読み予告を実行可能な先読み予告手段[例えば、装飾図柄表示装置208、スピーカ120、遮蔽装置246、演出可動体224、各種ランプ418、遊技盤用ランプ532、遊技台枠用ランプ540等]を備え、
前記先読み予告手段は、前記予告アイコン表示領域に前記予告アイコンを表示することにより前記先読み予告を実行可能な手段である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、予告アイコンが表示されることにより、大当りへの期待感を高めることができる場合がある。
ここで、先読み予告手段は、先読み予告のみを実行可能なものであってもよいし、先読み予告以外のものも実行可能なものであってもよい。また、先読み予告手段は、先読み予告を必ず実行するものであってもよいし、先読み予告を実行しない場合があってもよい。
また、先読み予告手段は、予告アイコン表示領域に予告アイコンを表示することのみにより先読み予告を実行可能なものであってもよいし、予告アイコン表示領域に予告アイコンを表示すること以外のものによっても先読み予告を実行可能なものであってもよい。また、先読み予告手段は、予告アイコン表示領域に予告アイコンを表示することにより先読み予告を必ず実行するものであってもよいし、予告アイコン表示領域に予告アイコンを表示することにより先読み予告を実行しない場合があってもよい。
また、『先読みの対象となる前記図柄変動表示(以下、「第二の図柄変動表示[例えば、図413(2)に示される先読みの対象である3つ目の保留に基づく図柄変動表示等]」という。)が実行されている期間において、前記予告アイコンが第五の数[例えば、3つ等]消化される場合があり、
前記第二の図柄変動表示が実行されるよりも前に実行される前記図柄変動表示(以下、「第一の図柄変動表示[例えば、図413(2)に示される先読みの対象である3つ目の保留よりも前に保留された保留に基づく図柄変動表示等]」という。)が実行されている期間において、前記予告アイコンが第六の数[例えば、1つ等]消化される場合があり、
前記第六の数は、前記第五の数とは異なる数であり、
前記保留数に応じた表示は、前記第一の図柄変動表示が実行されている期間において、前記第二の図柄変動表示の作動が保留されていることを報知する表示である[例えば、図413(4)に示される先読みの対象である2つ目の保留よりも前に保留された保留に基づく図柄変動表示が実行されている期間において、先読みの対象である2つ目の保留に対応する保留アイコンh12が特図1の保留アイコン表示領域281に表示されている等]、ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、先読みの対象となる図柄変動表示中の場合と、先読みの対象となる図柄変動表示よりも前に実行される図柄変動表示の場合とで、予告アイコンの消化数が異なるので、遊技者が注目すべき図柄変動表示をわかりやすくすることができる場合がある。
ここで、第二の図柄変動表示が実行されている期間において、予告アイコンが第五の数でのみ消化されるように構成されてもよいし、第二の図柄変動表示が実行されている期間において、予告アイコンが第五の数とは異なる数消化される場合があってもよい。また、第二の図柄変動表示が実行されている期間において、予告アイコンが第五の数で必ず消化されるように構成されてもよいし、第二の図柄変動表示が実行されている期間において、予告アイコンが第五の数で消化されない場合があってもよい。
また、第一の図柄変動表示が実行されている期間において、予告アイコンが第六の数でのみ消化されるように構成されてもよいし、第一の図柄変動表示が実行されている期間において、予告アイコンが第六の数とは異なる数消化される場合があってもよい。また、第一の図柄変動表示が実行されている期間において、予告アイコンが第六の数で必ず消化されるように構成されてもよいし、第一の図柄変動表示が実行されている期間において、予告アイコンが第六の数で消化されない場合があってもよい。
また、保留数に応じた表示は、第一の図柄変動表示が実行されている期間において、第二の図柄変動表示の作動が保留されていることのみを報知可能なものであってもよいし、第一の図柄変動表示が実行されている期間において、第二の図柄変動表示の作動が保留されていること以外のものも報知可能であってもよい。また、保留数に応じた表示は、第一の図柄変動表示が実行されている期間において、第二の図柄変動表示の作動が保留されていることを必ず報知するものであってもよいし、第一の図柄変動表示が実行されている期間において、第二の図柄変動表示の作動が保留されていることを報知しない場合があってもよい。
また、『前記予告アイコンが消化される前記図柄変動表示(以下、「第四の図柄変動表示」という。)が実行されている期間において、該予告アイコンが表示開始される場合がある[例えば、図422(C)に示すように、帽子の予告アイコンI6の消化表示と、帽子の予告アイコンI6、千両箱の予告アイコンI9及び扇の予告アイコンI10の増加表示とが1回の図柄変動表示において行われている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、予告アイコンが消化される図柄変動表示においても予告アイコンが増加する場合があるので、予告アイコンが全て消化されるまで遊技者に期待を持たせることができる場合がある。
ここで、第四の図柄変動表示が実行されている期間において、予告アイコンが必ず表示開始される場合があってもよいし、第四の図柄変動表示が実行されている期間において、予告アイコンが表示開始されない場合があってもよい。また、第四の図柄変動表示が実行されている期間にのみ予告アイコンが表示開始される場合があってもよいし、第四の図柄変動表示が実行されている期間以外の期間にも予告アイコンが表示開始される場合があってもよい。
なお、予告アイコンが消化する図柄変動表示において予告アイコンが増加しないように構成されてもよい。
また、『前記第四の図柄変動表示が実行されるよりも前に実行される前記図柄変動表示(以下、「第三の図柄変動表示」という。)が実行されている期間において、該第四の図柄変動表示が実行されている期間において消化される前記予告アイコンが表示開始される場合がある[例えば、図422(C)に示すタイミングで消化される帽子の予告アイコンI6は当該図柄変動表示よりも前に実行される図柄変動表示の実行中に増加表示されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第三の図柄変動表示が実行されている期間においてのみ、第四の図柄変動表示が実行されている期間において消化される予告アイコンが表示開始されるように構成されてもよいし、第三の図柄変動表示が実行されている期間以外の期間においても、第四の図柄変動表示が実行されている期間において消化される予告アイコンが表示開始されるように構成されてもよい。また、第三の図柄変動表示が実行されている期間において、第四の図柄変動表示が実行されている期間において消化される予告アイコンが必ず表示開始されるように構成されてもよいし、第三の図柄変動表示が実行されている期間において、第四の図柄変動表示が実行されている期間において消化される予告アイコンが表示開始されない場合があってもよい。
なお、第四の図柄変動表示が実行されている期間において消化される予告アイコンが第三の図柄変動表示が実行されている期間において表示開始しなくてもよい。
また、『前記保留表示領域は、前記保留数に応じた表示を第七の数[例えば、4つあるいは8つ等]まで表示可能な領域であり、
前記予告アイコン表示領域は、前記予告アイコンを第八の数[例えば、6つ等]まで表示可能な領域であり、
前記第七の数は、前記第八の数とは異なる数である、
ことを特徴とする。』
についても説明した。
この遊技台によれば、保留数に応じた表示の表示可能数と予告アイコンの表示可能数とが異なるので、予告アイコンの表示を明確に区別することができる場合がある。
ここで、保留表示領域は、保留数に応じた表示を第七の数まで必ず表示するものであってもよいし、保留数に応じた表示を第七の数まで表示しない場合があってもよい。
また、予告アイコン表示領域は、予告アイコンを第八の数まで必ず表示するものであってもよいし、予告アイコンを第八の数まで表示しない場合があってもよい。
なお、保留数に応じた表示の表示可能最大数と予告アイコンの表示可能最大数とが同じであってもよい。
また、特図1の保留数に応じた表示の表示可能最大数よりも予告アイコンの表示可能最大数の方が多くてもよいし、少なくともよいし、同じであってもよい。
また、特図2の保留数に応じた表示の表示可能最大数よりも予告アイコンの表示可能最大数の方が多くてもよいし、少なくともよいし、同じであってもよい。
また、特図1及び特図2の保留数に応じた表示の表示可能最大数の合計よりも予告アイコンの表示可能最大数の方が多くてもよいし、少なくともよいし、同じであってもよい。
また、『複数種類の演出を実行可能な演出手段[例えば、装飾図柄表示装置208、スピーカ210、遮蔽装置246、演出可動体224、各種ランプ418、遊技盤用ランプ532、遊技台枠用ランプ542等]を備え、
前記複数種類の予告表示のうちの一つは、第一の予告表示[例えば、図416(49)〜同図(50)や、図428(49)に示されるリーチ移行演出等]であり、
前記複数種類の予告表示のうちの一つは、第二の予告表示[例えば、図423(Ac)や同図(Bb)に示されるステージチェンジ演出等]であり、
前記第一の予告表示は、前記第二の予告表示とは別の予告表示であり、
前記複数種類の演出のうちの一つは、第一の演出[例えば、図416(51)〜同図(57)や、図428(50−1)〜同図(57)に示される強リーチ演出等]であり、
前記複数種類の演出のうちの一つは、第二の演出[例えば、月面背景の表示等]であり、
前記第一の演出は、前記第二の演出とは別の演出であり、
前記第一の予告表示は、前記第一の演出が実行されることを報知する予告表示であり、
前記第二の予告表示は、前記第二の演出が実行されることを報知する予告表示である、ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、実行する演出の内容を事前に知ることができるので、遊技者に期待感を持たせることができる場合がある。
ここで、演出手段は、複数種類の演出のみを実行可能なものであってもよいし、複数種類の演出以外のものも実行可能なものであってもよい。また、演出手段は、複数種類の演出を必ず実行するものであってもよいし、複数種類の演出を実行しない場合があってもよい。
また、第二の表示手段は、第一の予告表示と第二の予告表示のみを表示可能なものであってもよいし、第一の予告表示と第二の予告表示以外の予告表示も表示可能であってもよい。また、第二の表示手段は、第一の予告表示と第二の予告表示を必ず表示するものであってもよいし、第一の予告表示と第二の予告表示を表示しない場合があってもよい。
また、演出手段は、第一の演出と第二の演出のみを実行可能なものであってもよいし、第一の演出と第二の演出以外の演出も実行可能なものであってもよい。また、演出手段は、第一の演出と第二の演出を必ず実行するものであってもよいし、第一の演出と第二の演出を実行しない場合があってもよい。
また、第一の予告表示は、第一の演出が実行されることのみを報知するものであってもよいし、第一の演出以外の演出が実行されることも報知するものであってもよい。また、第一の予告表示は、第一の演出が実行されることを必ず報知するものであってもよいし、第一の演出が実行されることを報知しない場合があってもよい。
また、第二の予告表示は、第二の演出が実行されることのみを報知するものであってもよいし、第二の演出以外の演出が実行されることも報知するものであってもよい。また、第二の予告表示は、第二の演出が実行されることを必ず報知するものであってもよいし、第二の演出が実行されることを報知しない場合があってもよい。
また、『前記予告アイコン表示領域に表示された前記予告アイコンは必ず消化されるように構成されている[例えば、例えば、図413(1)〜図417(66)や、図425(1)〜図429(66)に示すように、増加された予告アイコンは、全て消化されている等]、ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、予告アイコンが表示されたことにより表示された予告アイコンに対応する予告が必ず実行されるので、遊技者の期待感を向上させることができる場合がある。
また、『前記遊技台は、ぱちんこ機[例えば、パチンコ機100等]である、
ことを特徴とする遊技台。
なお、以上説明した実施形態において、予告アイコンは、先読み予告として機能したが、先読み予告とは別途に表示可能であってもよい。あるいは、予告アイコンの表示は、先読みモードで表示されるものとは異なるものであってもよい。例えば、通常の背景表示においても予告アイコンが増加したり、消化したりする場合があり、先読み用の特殊な背景モードの実行中においても予告アイコンが増加したり、消化したりする場合があってもよい。
また、例えば、予告アイコンAが表示されると、予告表示aが必ず表示され、予告アイコンBが表示されると、予告表示bまたは予告表示cが表示され、予告アイコンCが表示されると、予告表示b、予告表示cまたは予告表示dが表示され、予告アイコンDが表示されると、予告cが必ず表示されるように構成された場合において、予告表示aは、予告アイコンAが消化された場合に表示される表示であり、他の予告アイコン(B、C、D)が消化されても表示されない予告表示であり、「予告表示b、予告表示cまたは予告表示dが表示された図柄変動表示」が行われるよりも、「予告表示aが表示された図柄変動表示」が行われた方が大当り図柄が確定表示されやすくなるように構成されていてもよい。また、予告表示bは、予告アイコンBまたは予告アイコンCを消化した場合に表示される表示であり、予告表示cは、予告アイコンB、予告アイコンCまたは予告アイコンDを消化した場合に表示される表示であり、「予告表示cが表示された図柄変動表示」が実行されるよりも、「予告表示bが表示された図柄変動表示」が実行された方が大当り図柄が確定表示されやすくなるように構成されていてもよい。また、予告表示dは、予告アイコンCが表示された場合に表示される表示であり、他の予告アイコン(A、B、D)が消化されても表示されない予告表示であり、予告アイコンCが消化されると、予告表示b、予告表示cまたは予告表示dのいずれかが表示される。「予告アイコンCが消化される図柄変動表示」が実行されるよりも「予告アイコンA、予告アイコンBまたは予告アイコンDが消化される図柄変動表示」が実行される方が大当り図柄が確定表示されやすくなるように構成されていてもよい。また、「予告表示dが表示される図柄変動表示」が実行されるよりも、「予告表示a、予告表示bまたは予告表示cが表示される図柄変動表示」が実行される方が大当り図柄が確定表示されやすくなるように構成されていてもよい。
また、以上の記載では、
『 図柄変動表示を実行可能な第一の表示手段[例えば、第1特図表示装置212,第2特図表示装置214等]と、
第二の表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208や、装飾図柄表示装置208と第1特図保留ランプ218および第2特図保留ランプ220あるいは演出用保留ランプ286を併せたもの等]と、
を備えた遊技台であって、
前記第二の表示手段は、予告アイコンを表示可能な表示手段であり、
前記第二の表示手段は、複数種類の予告表示[例えば、疑似連演出、フリーズ演出、停止図柄予告、ステージチェンジ演出、リーチ移行演出、プレミア予告演出、再変動演出等]を表示可能な表示手段であり、
前記第二の表示手段は、前記図柄変動表示の作動が保留されている数(以下、「保留数」という。)に応じた表示を保留表示領域[例えば、特図1の保留アイコン表示領域281、特図2の保留アイコン表示領域、変動アイコン表示領域280、演出用保留ランプ286における保留表示領域等]に表示可能な表示手段であり[例えば、特図1の保留アイコン表示領域281には、特図1の図柄変動表示の作動が保留されている数の保留アイコンが表示される等]、
前記図柄変動表示は、保留が消化されると開始される表示であり、
前記予告アイコンは、前記第二の表示手段における予告アイコン表示領域[例えば、予告アイコン表示領域285等]に表示されるアイコンであり、
前記予告アイコンは、表示されている数によって前記保留数を表示するものではないアイコンであり、
前記予告アイコン表示領域は、前記保留表示領域とは異なる領域であり、
前記予告アイコン表示領域は、複数の前記予告アイコンを表示可能な領域であり[例えば、予告アイコン表示領域285には、予告アイコン第1表示領域YA1〜予告アイコン第6表示領域YA6によって構成され、各領域にそれぞれ予告アイコンを表示可能に構成されている]、
前記第二の表示手段は、前記予告アイコン表示領域の前記予告アイコンが消化された場合に、消化された該予告アイコンの種類に対応する種類の前記予告表示を表示可能な表示手段であり[例えば、帽子の予告アイコンI6が消化された場合には、疑似連演出が実行される場合があり、千両箱の予告アイコンI9が消化された場合には、リーチ移行演出が実行される場合がある等]、
一回の前記図柄変動表示が実行されている期間において、前記予告アイコンが第一の数[例えば、1つ等]消化された場合よりも、該第一の数よりも大きい第二の数[例えば、3つ等]消化された場合の方が大当りとなりやすいように構成されており、
前記第二の表示手段は、先読みの対象である前記図柄変動表示(以下、「第二の図柄変動表示[例えば、図413(2)に示される先読みの対象である3つ目の保留に基づく図柄変動表示等]」という。)が開始されるよりも前に、先読み予告表示として前記予告アイコン表示領域に前記予告アイコンを表示可能な表示手段である、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
また、『 前記予告アイコンは、前記予告表示が表示される可能性がある回数に応じた数が表示されるように構成されている[例えば、予告アイコン表示領域285に表示された予告アイコンの数だけ当該表示された予告アイコンに対応する予告表示が表示される場合がある等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記第二の表示手段は、前記予告表示の態様[例えば、大当りとなる疑似連演出やリーチ移行演出等]と同じ態様の偽の予告表示[例えば、はずれとなる疑似連演出やリーチ移行演出等]を表示可能な表示手段であり、
前記第二の表示手段は、前記予告アイコン表示領域に表示された前記予告アイコン[例えば、帽子の予告アイコンI6、千両箱の予告アイコンI9等]が一つ消化された場合に、消化された該予告アイコンの種類に対応する種類の前記偽の予告表示[例えば、はずれとなる疑似連予告やリーチ移行演出等]を表示可能な表示手段であり、
前記偽の予告表示が表示された後に、前記図柄変動表示の結果がはずれとなるように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記第二の表示手段は、複数の表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208と、第1特図保留ランプ218,第2特図保留ランプ220,演出用保留ランプ286等]により構成された表示手段である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記複数の表示手段のうちの一の表示手段は、画像表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208等]であり、
前記複数の表示手段のうちの一の表示手段は、保留表示手段[例えば、第1特図保留ランプ218,第2特図保留ランプ220,演出用保留ランプ286等]であり、
前記保留表示手段は、前記保留表示領域を含んで構成された表示手段であり、
前記保留表示手段は、前記保留数に応じた表示を前記保留表示領域に表示可能な表示手段であり[例えば、保留数に応じた数の保留ランプを点灯させる等]、
前記画像表示手段は、装飾図柄の変動表示を表示可能な表示手段であり、
前記画像表示手段は、前記予告アイコンを前記予告アイコン表示領域に表示可能な表示手段であり[例えば、図413(9)〜図414(20)に示すように、先読み予告としての予告アイコンの表示は、装飾図柄表示装置208によって行われている等]、
前記保留表示手段は、前記画像表示手段とは別の表示手段である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記保留表示手段は、発光手段[例えば、ランプやLED等]を含む表示手段である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記第二の表示手段とは、画像表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208等]のことであり、
前記画像表示手段は、装飾図柄の変動表示を表示可能な表示手段であり、
前記保留数に応じて、前記保留表示領域に保留アイコンが表示される、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記第二の図柄変動表示[例えば、図413(2)に示される先読みの対象である3つ目の保留に基づく図柄変動表示等]が実行されている期間において、前記予告アイコンが第五の数[例えば、3つ等]消化される場合があり、
前記第二の図柄変動表示が実行されるよりも前に実行される前記図柄変動表示(以下、「第一の図柄変動表示[例えば、図413(2)に示される先読みの対象である3つ目の保留よりも前に保留された保留に基づく図柄変動表示等]」という。)が実行されている期間において、前記予告アイコンが第六の数[例えば、1つ等]消化される場合があり、
前記第六の数は、前記第五の数とは異なる数であり、
前記保留数に応じた表示は、前記第一の図柄変動表示が実行されている期間において、前記第二の図柄変動表示の作動が保留されていることを報知する表示である[例えば、図413(4)に示される先読みの対象である2つ目の保留よりも前に保留された保留に基づく図柄変動表示が実行されている期間において、先読みの対象である2つ目の保留に対応する保留アイコンh12が特図1の保留アイコン表示領域281に表示されている等]、ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記予告アイコン表示領域に表示された前記予告アイコンが、先読みの対象となる前記図柄変動表示の終了までの間に必ず消化されるように構成されている[例えば、図413(1)〜図417(66)や、図425(1)〜図429(66)に示すように、増加された予告アイコンは、先読みの対象となった図柄変動表示の終了までの間に全て消化されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記予告アイコンが消化される前記図柄変動表示(以下、「第四の図柄変動表示」という。)が実行されている期間において、該予告アイコンが表示開始される場合がある[例えば、図422(C)に示すように、帽子の予告アイコンI6の消化表示と、帽子の予告アイコンI6、千両箱の予告アイコンI9及び扇の予告アイコンI10の増加表示とが1回の図柄変動表示において行われている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記第四の図柄変動表示が実行されるよりも前に実行される前記図柄変動表示が実行されている期間において、該第四の図柄変動表示が実行されている期間において消化される前記予告アイコンが表示開始される場合がある[例えば、図422(C)に示すタイミングで消化される帽子の予告アイコンI6は当該図柄変動表示よりも前に実行される図柄変動表示の実行中に増加表示されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記保留表示領域は、前記保留数に応じた表示を第七の数[例えば、4つあるいは8つ等]まで表示可能な領域であり、
前記予告アイコン表示領域は、前記予告アイコンを第八の数[例えば、6つ等]まで表示可能な領域であり、
前記第七の数は、前記第八の数とは異なる数である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 複数種類の演出を実行可能な演出手段[例えば、装飾図柄表示装置208、スピーカ210、遮蔽装置246、演出可動体224、各種ランプ418、遊技盤用ランプ532、遊技台枠用ランプ542等]を備え、
前記予告アイコンとして、第一の予告アイコン[例えば、図416(47)や図427(47)に示される千両箱の予告アイコンI9等]を表示可能に構成されており、
前記予告アイコンとして、第二の予告アイコン[例えば、図423(Ab)に示されるリボンの予告アイコンI8等]を表示可能に構成されており、
前記第一の予告アイコンは、前記第二の予告アイコンとは別の予告アイコンであり、
前記複数種類の予告表示のうちの一つは、第一の予告表示[例えば、図416(49)〜同図(50)や、図428(49)に示されるリーチ移行演出等]であり、
前記複数種類の予告表示のうちの一つは、第二の予告表示[例えば、図423(Ac)や同図(Bb)に示されるステージチェンジ演出等]であり、
前記第一の予告表示は、前記第二の予告表示とは別の予告表示であり、
前記第一の予告アイコンが消化されると、前記第一の予告表示が表示されるように構成されており、
前記第二の予告アイコンが消化されると、前記第二の予告表示が表示されるように構成されており、
前記複数種類の演出のうちの一つは、第一の演出[例えば、図416(51)〜同図(57)や、図428(50−1)〜同図(57)に示される強リーチ演出等]であり、
前記複数種類の演出のうちの一つは、第二の演出[例えば、月面背景の表示等]であり、
前記第一の演出は、前記第二の演出とは別の演出であり、
前記第一の予告表示は、前記第一の演出が実行されることを報知する予告表示であり、
前記第二の予告表示は、前記第二の演出が実行されることを報知する予告表示である、ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 主制御手段[例えば、主制御部300等]と、
演出制御手段[例えば、第1副制御部400と第2副制御部500とを併せたもの等]と、
を備え、
前記主制御手段は、前記演出制御手段にコマンドを送信可能な手段であり、
前記演出制御手段は、前記主制御手段からの前記コマンドに応じた制御を実行可能な手段であり、
前記主制御手段は、前記第一の表示手段[例えば、第1特図表示装置212,第2特図表示装置214等]の制御を実行可能な手段であり、
前記演出制御手段は、前記第二の表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208等]の制御を実行可能な手段である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記遊技台は、ぱちんこ機[例えば、パチンコ機100等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、以上の記載では、
『 複数種類の表示を表示可能な表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208等]を備えた遊技台であって、
前記複数種類の表示のうちの一つは、予告アイコンであり、
第一の図柄変動表示[例えば、図413(2)に示される先読みの対象である3つ目の保留よりも前に保留された保留に基づく図柄変動表示等]の表示中において、前記予告アイコンとして第一の予告アイコン[例えば、帽子の予告アイコンI6等]の表示が開始される場合があり[例えば、図413(9)に示すように、帽子の予告アイコンI6が予告アイコン表示領域285に表示される等]、
前記第一の図柄変動表示の表示中に表示開始された前記第一の予告アイコンが、該第一の図柄変動表示の表示中において消化されない場合があり[例えば、図413(9)〜図414(14)に示すように、図413(9)に示すタイミングで表示開始した帽子の予告アイコンI6が図414(14)に示すタイミングで次の図柄変動表示が開始されても消化されていない等]、
前記第一の図柄変動表示よりも後に表示される図柄変動表示(以下、「第二の図柄変動表示[例えば、図413(2)に示される先読みの対象である3つ目の保留に基づく図柄変動表示等]」という。)において、該第一の図柄変動表示の表示中において消化されなかった前記第一の予告アイコンが消化される場合があるように構成されている[例えば、図413(9)〜図414(25)に示すように、図413(9)に示すタイミングで表示開始した帽子の予告アイコンI6が、図414(23)に示すように、先読みの対象である図柄変動表示において消化される等]、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
また、『 前記第一の図柄変動表示の表示中に表示開始された前記第一の予告アイコンが、該第一の図柄変動表示の表示中において消化される場合がある[例えば、帽子の予告アイコンI6の表示が開始された図柄変動表示でこの帽子の予告アイコンI6が消化される等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記第二の図柄変動表示の先読み予告として、前記第一の予告アイコンが前記第一の図柄変動表示の表示中において表示開始される場合がある[例えば、図413(9)〜図414(25)に示すように、図413(9)に示すタイミングで表示開始した帽子の予告アイコンI6が図414(23)に示されるタイミングで消化されるように、先読みの対象である図柄変動表示の先読み予告として帽子の予告アイコンI6が表示される等]、ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 一回の図柄変動表示の表示中において、第一の数[例えば、1つ等]の前記第一の予告アイコンが消化された場合よりも、第二の数[例えば、3つ等]の該第一の予告アイコンが消化された場合の方が大当りとなりやすく、
前記第二の数は、前記第一の数よりも大きい数である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記予告アイコンとして第二の予告アイコン[例えば、扇の予告アイコンI10等]が表示可能に構成されており、
前記第二の予告アイコンが消化された図柄変動表示で大当りとなるように構成されている[例えば、図417(60)〜同図(66)に示すように、扇の予告アイコンI10が消化されると、当該図柄変動表示の結果が大当りとなる等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記複数種類の表示のうちの一つは、予告表示[例えば、疑似連演出、フリーズ演出、停止図柄予告、ステージチェンジ演出、リーチ移行演出、プレミア予告演出、再変動演出等]であり、
前記第一の予告アイコン[例えば、帽子の予告アイコンI6等]が消化された場合に、前記予告表示として第一の予告表示[例えば、図415(28)〜同図(31)に示される疑似連演出等]が表示される場合がある、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記複数種類の表示のうちの一つは、偽の予告表示[例えば、はずれとなる疑似連演出やリーチ移行演出等]であり、
前記第一の予告アイコン[例えば、帽子の予告アイコンI6等]が消化された場合に、前記偽の予告表示として第一の偽予告表[例えば、はずれとなる疑似連演出等]示が表示される場合があり、
前記第一の偽予告表示の表示態様は、前記第一の予告表示の表示態様と同じ表示態様であり、
前記第一の偽予告表示が表示された図柄変動表示ではずれとなるように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記複数種類の表示のうちの一つは、先読み演出表示[例えば、図412(b)に示される、特殊ステージに移行する演出である先読みモードの演出等]であり、
前記予告アイコンとして第三の予告アイコン[例えば、リボンの予告アイコンI8等]が表示可能に構成されており、
前記第三の予告アイコンが消化された場合に、前記先読み演出表示が開始される場合がある[例えば、1つのリボン予告アイコンI8が消化されると、大当りの信頼度が強程度であれば、背景が先読みモードに移行する演出が行われる等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記表示手段は、複数の表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208と、第1特図保留ランプ218,第2特図保留ランプ220,演出用保留ランプ286等]により構成された手段である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記複数種類の表示のうちの一つは、装飾図柄変動表示[例えば、図413(1)に示すように、装飾図柄表示装置208では装飾図柄の変動表示が行われている等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記第一の図柄変動表示の表示中に表示開始された前記第一の予告アイコン[例えば、図413(9)に示される先読みの対象である保留よりも3つ前の保留に基づく図柄変動表示中に表示が開始された帽子の予告アイコンI6等]が、前記第二の図柄変動表示の表示終了までに必ず消化されるように構成されている[例えば、先読みの対象である保留に基づく図柄変動表示中に帽子の予告アイコンI6が消化されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記予告アイコンは、前記表示手段における予告アイコン表示領域[例えば、予告アイコン表示領域285等]に表示されるアイコンであり、
前記予告アイコン表示領域は、複数の前記予告アイコンを表示可能な領域である[例えば、予告アイコン表示領域285には、予告アイコン第1表示領域YA1〜予告アイコン第6表示領域YA6によって構成され、各領域にそれぞれ予告アイコンを表示可能に構成されている]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 演出制御手段[例えば、第1副制御部400と第2副制御部500とを併せたもの等]を備え、
前記演出制御手段は、前記表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208等]の制御を実行可能な手段である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 主制御手段[例えば、主制御部300等]と、
図柄変動表示を表示可能な図柄表示手段[例えば、第1特図表示装置212,第2特図表示装置214等]と、
を備え、
前記主制御手段は、前記演出制御手段にコマンドを送信可能な手段であり、
前記演出制御手段は、前記主制御手段からの前記コマンドに応じた制御を実行可能な手段であり、
前記主制御手段は、前記図柄表示手段の制御を実行可能な手段である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記遊技台は、ぱちんこ機[例えば、パチンコ機100等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、以上の記載では、
『 複数種類の表示を表示可能な表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208等]を備えた遊技台であって、
前記複数種類の表示のうちの一つは、予告アイコン[例えば、図412(a)、同図(b)に示される各予告アイコン、「家」の予告アイコンI21、「紋」の予告アイコンI22、「殿」の予告アイコンI31、「姫」の予告アイコンI32、「爺」の予告アイコンI33等]であり、
前記予告アイコンは、種類に応じた表示態様で表示されるアイコンであり、
前記予告アイコンは、先読み予告表示として表示される場合があるアイコンであり、
先読みの対象である大当り図柄変動表示(以下、「第二の図柄変動表示[例えば、図435(1)に示される先読みの対象である2つ目の保留に基づく大当りとなる図柄変動表示等]」という。)が保留されてから、該第二の図柄変動表示の表示が終了するまでの期間において、複数の前記予告アイコン(以下、「複数の予告アイコン」という。)の表示が開始される場合があり[例えば、図435〜図436に示すように、先読みの対象である図柄変動表示が保留されてから当該図柄変動表示が終了するまでの期間において、予告アイコン表示領域285に「家」の予告アイコンI21と「紋」の予告アイコンI22が表示されている等]、
前記複数種類の表示のうちの一つは、演出表示であり、
前記予告アイコンが消化されると、消化された該予告アイコンの種類に対応する前記演出表示が表示される場合があり[例えば、図414(23)〜図415(32)に示すように、帽子の予告アイコンI6が消化されると、疑似連が行われる場合があり、図416(46)〜同図(57)に示すように、千両箱の予告アイコンI9が消化されると、強リーチ演出が開始される場合がある等]、
表示された前記複数の予告アイコンのうちの第一の組合せ[例えば、図435に示される「家」の予告アイコンI21と「紋」の予告アイコンI22との組み合わせ等]が、一回の図柄変動表示において消化されることで、前記演出表示として第一の演出表示[例えば、図436(21)に示される、家紋落下演出において表示されるエフェクト画像等]が表示されるように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。
従来の遊技台では、表示手段に改良の余地があったが、この遊技台によれば、表示手段に特徴を持った遊技台を実現できる。
また、この遊技台によれば第一の組合せの予告アイコンが消化されるまで、第一の演出表示が表示される可能性があることへの期待感を持たせ続けることができる場合がある。
また、この遊技台によれば、複数の予告アイコンを先読みの対象である図柄変動表示が開始されるよりも前の図柄変動表示中において見せることができ、大当りへの期待感を持たせることができる場合がある。
ここで、表示手段は、複数種類の表示のみを表示可能なものであってもよいし、複数種類の表示以外にも表示可能なものがあってもよい。また、表示手段は、複数種類の表示を必ず表示するものであってもよいし、複数種類の表示を表示しない場合があってもよい。
また、表示手段は、予告アイコンのみを表示可能なものであってもよいし、予告アイコン以外のものも表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、予告アイコンを必ず表示するものであってもよいし、予告アイコンを表示しない場合があってもよい。
また、表示手段は、演出表示のみを表示可能なものであってもよいし、演出表示以外の表示も表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、演出表示を必ず表示するものであってもよいし、演出表示を表示しない場合があってもよい。
また、予告アイコンは、先読み予告表示としてのみ表示される場合があるものであってもよいし、先読み予告表示として表示される以外の場合もあるものであってもよい。また、予告アイコンは、先読み予告表示として必ず表示されるものであってもよいし、先読み予告表示として表示されない場合があってもよい。
また、第二の図柄変動表示が保留されてから、該第二の図柄変動表示の表示が終了するまでの期間において、複数の予告アイコンの表示のみが開始される場合があってもよいし、第二の図柄変動表示が保留されてから、該第二の図柄変動表示の表示が終了するまでの期間において、複数の予告アイコンの表示以外の表示も開始される場合があってもよい。また、第二の図柄変動表示が保留されてから、該第二の図柄変動表示の表示が終了するまでの期間において、複数の予告アイコンの表示が必ず開始される場合があってもよいし、第二の図柄変動表示が保留されてから、該第二の図柄変動表示の表示が終了するまでの期間において、複数の予告アイコンの表示が開始されない場合があってもよい。
また、第二の図柄変動表示が保留されてから、該第二の図柄変動表示の表示が終了するまでの期間のみにおいて、複数の予告アイコンの表示が開始される場合があってもよいし、第二の図柄変動表示が保留されてから、該第二の図柄変動表示の表示が終了するまでの期間以外の期間においても、複数の予告アイコンの表示が開始される場合があってもよい。
また、予告アイコンが消化されると、消化された予告アイコンの種類に対応する演出表示のみが表示される場合があってもよいし、予告アイコンが消化されると、消化された予告アイコンの種類に対応する演出表示以外の表示も表示される場合があってもよい。また、予告アイコンが消化されると、消化された予告アイコンの種類に対応する演出表示が必ず表示される場合があってもよいし、予告アイコンが消化されると、消化された予告アイコンの種類に対応する演出表示が表示されない場合があってもよい。
また、表示された複数の予告アイコンのうちの第一の組合せが、一回の図柄変動表示において消化されることで、演出表示として第一の演出表示のみが表示されるように構成されてもよいし、表示された複数の予告アイコンのうちの第一の組合せが、一回の図柄変動表示において消化されることで、演出表示として第一の演出表示以外の表示も表示されるように構成されてもよい。また、表示された複数の予告アイコンのうちの第一の組合せが、一回の図柄変動表示において消化されることで、演出表示として第一の演出表示が必ず表示されるように構成されてもよいし、表示された複数の予告アイコンのうちの第一の組合せが、一回の図柄変動表示において消化されることで、演出表示として第一の演出表示が表示されない場合があってもよい。
また、表示された複数の予告アイコンのうちの第一の組合せが、一回の図柄変動表示において消化されることでのみ、演出表示として第一の演出表示が表示されるように構成されてもよいし、表示された複数の予告アイコンのうちの第一の組合せが、一回の図柄変動表示において消化されること以外のことでも、演出表示として第一の演出表示が表示されるように構成されてもよい。
また、『 前記第一の組合せは、第一の数[例えば、2つ等]の前記予告アイコンからなる組合せである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一の数の予告アイコンからなる第一の組合せのうちの一の予告アイコンが表示されてから第一の数の予告アイコンが消化されるまで、第一の演出表示が表示される可能性があることへの期待感を持たせ続けることができる場合がある。
また、『 前記第一の組合せは、第一の予告アイコン[例えば、「家」の予告アイコンI21等]と第二の予告アイコン[例えば、「紋」の予告アイコンI22等]を含む組合せであり、
前記第一の予告アイコンと前記第二の予告アイコンは、異なる予告アイコンである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一の予告アイコンと第二の予告アイコンとで視覚的に異なるので、演出効果を高めることができる場合がある。
ここで、第一の組合せは、第一の予告アイコンと第二の予告アイコンのみの組合せであってもよいし、第一の予告アイコンと第二の予告アイコン以外の予告アイコンも含む組合せであってもよい。また、第一の組合せは、第一の予告アイコンと第二の予告アイコンを必ず含む組合せであってもよいし、第一の予告アイコンと第二の予告アイコンの少なくともいずれか一方を含まない組合せである場合があってもよい。
また、『 前記第二の図柄変動表示[例えば、図435(1)に示される先読みの対象である2つ目の保留に基づく大当りとなる図柄変動表示等]が保留されてから、該第二の図柄変動表示の表示が終了するまでの期間において、前記複数の予告アイコンが消化される場合がある[例えば、図436(19)に示すように、先読みの対象である図柄変動表示が保留されてから当該図柄変動表示が終了するまでの期間において、予告アイコン表示領域285に表示されている「家」の予告アイコンI21と「紋」の予告アイコンI22が消化されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第二の図柄変動表示が保留されてから、該第二の図柄変動表示の表示が終了するまでの期間において、複数の予告アイコンが消化されることにより、これらに対応する複数の演出が行われる場合があるので、演出効果が向上する場合がある。
ここで、第二の図柄変動表示が保留されてから、該第二の図柄変動表示の表示が終了するまでの期間において、複数の予告アイコンのみが消化される場合があってもよいし、第二の図柄変動表示が保留されてから、該第二の図柄変動表示の表示が終了するまでの期間において、複数の予告アイコン以外のにも消化されるものがあってもよい。また、第二の図柄変動表示が保留されてから、該第二の図柄変動表示の表示が終了するまでの期間において、複数の予告アイコンが必ず消化される場合があってもよいし、第二の図柄変動表示が保留されてから、該第二の図柄変動表示の表示が終了するまでの期間において、複数の予告アイコンが消化されない場合があってもよい。
また、第二の図柄変動表示が保留されてから、該第二の図柄変動表示の表示が終了するまでの期間のみにおいて、複数の予告アイコンが消化される場合があってもよいし、第二の図柄変動表示が保留されてから、該第二の図柄変動表示の表示が終了するまでの期間以外の期間においても、複数の予告アイコンが消化される場合があってもよい。
また、『 一回の図柄変動表示において、前記第一の組合せのうちの一部の前記予告アイコンのみが消化されても、前記第一の演出表示が表示されないように構成されている[例えば、「家」の予告アイコンI21と「紋」の予告アイコンI22のうち、いずれか一方のみが消化されても、図436(21)に示されるエフェクト画像は表示されない等]、ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、一回の図柄変動表示において第一の予告アイコンと第二の予告アイコンを含む予告アイコンが消化されなければ、第一の演出表示が表示されないので、第一の演出表示を見ることができた遊技者に優越感を与えることができる場合がある。
ここで、一回の図柄変動表示において、第一の組合せのうちの一部の予告アイコンのみが消化されても、第一の演出表示のみが表示されないように構成されてもよいし、一回の図柄変動表示において、第一の組合せのうちの一部の予告アイコンのみが消化されても、第一の演出表示以外の表示も表示されないように構成されてもよい。また、一回の図柄変動表示において、第一の組合せのうちの一部の予告アイコンのみが消化されても、第一の演出表示が必ず表示されないように構成されてもよいし、一回の図柄変動表示において、第一の組合せのうちの一部の予告アイコンのみが消化されても、第一の演出表示が表示される場合があるように構成されてもよい。
また、一回の図柄変動表示においてのみ、第一の組合せのうちの一部の予告アイコンのみが消化されても、第一の演出表示が表示されないように構成されてもよいし、一回の図柄変動表示以外の図柄変動表示においても、第一の組合せのうちの一部の予告アイコンのみが消化されても、第一の演出表示が表示されないように構成されてもよい。
また、『 前記予告アイコンとして第三の予告アイコン[例えば、図414に示される帽子の予告アイコンI6等]が消化されることで、前記演出表示として第三の演出表示[例えば、図415(28)に示される、帽子の予告アイコンI6の消化に対応して表示される番長のキャラクタBCが右図柄を突き上げる演出表示等]が表示されるように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、演出のバリエーションが増加され、演出効果を高めることができる場合がある。
ここで、第三の予告アイコンが消化されることで、第三の演出表示のみが表示されるように構成されていてもよいし、第三の予告アイコンが消化されることで、第三の演出表示以外の表示も表示されるように構成されていてもよい。また、第三の予告アイコンが消化されることで、第三の演出表示が必ず表示されるように構成されていてもよいし、第三の予告アイコンが消化されることで、第三の演出表示が表示されない場合があるように構成されていてもよい。
また、第三の予告アイコンが消化されることのみで、第三の演出表示が表示されるように構成されていてもよいし、第三の予告アイコンが消化されること以外のことでも、第三の演出表示が表示されるように構成されていてもよい。
また、『 先読みの対象であるハズレ図柄変動表示(以下、「第四の図柄変動表示[例えば、図414(21)〜図417(66)に示される図柄変動表示であって、ハズレとなる図柄変動表示等]」という。)が保留されてから、該第四の図柄変動表示の表示が終了するまでの期間において、前記複数の予告アイコンの表示が開始される場合がある[例えば、図413(2)〜図417(66)に示すように、先読みの対象である図柄変動表示が保留されてから先読みの対象である図柄変動表示が終了するまでに4つの予告アイコンがストックされている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、予告アイコンが表示されても必ずしも大当りにはならないので、先読みの対象となる図柄変動表示が終了するまで楽しませることができる場合がある。
ここで、第四の図柄変動表示が保留されてから、該第四の図柄変動表示の表示が終了するまでの期間において、複数の予告アイコンの表示のみが開始される場合があってもよいし、第四の図柄変動表示が保留されてから、該第四の図柄変動表示の表示が終了するまでの期間において、複数の予告アイコンの表示以外の表示も開始される場合があってもよい。また、第四の図柄変動表示が保留されてから、該第四の図柄変動表示の表示が終了するまでの期間において、複数の予告アイコンの表示が必ず開始される場合があってもよいし、第四の図柄変動表示が保留されてから、該第四の図柄変動表示の表示が終了するまでの期間において、複数の予告アイコンの表示が開始されない場合があってもよい。
また、第四の図柄変動表示が保留されてから、該第四の図柄変動表示の表示が終了するまでの期間においてのみ、複数の予告アイコンの表示が開始される場合があってもよいし、第四の図柄変動表示が保留されてから、該第四の図柄変動表示の表示が終了するまでの期間以外の期間においても、複数の予告アイコンの表示が開始される場合があってもよい。
また、『 前記第四の図柄変動表示[例えば、図414(21)〜図417(66)に示される図柄変動表示であって、ハズレとなる図柄変動表示等]が保留されてから、該第四の図柄変動表示の表示が終了するまでの期間において、前記複数の予告アイコンが消化される場合がある[例えば、図413(2)〜図417(66)に示すように、先読みの対象である図柄変動表示が保留されてから先読みの対象である図柄変動表示が終了するまでに4つの予告アイコンが消化されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、予告アイコンが消化されても必ずしも大当りにはならないので、先読みの対象となる図柄変動表示が終了するまで楽しませることができる場合がある。
ここで、第四の図柄変動表示が保留されてから、該第四の図柄変動表示の表示が終了するまでの期間において、複数の予告アイコンのみが消化される場合があってもよいし、第四の図柄変動表示が保留されてから、該第四の図柄変動表示の表示が終了するまでの期間において、複数の予告アイコン以外のものも消化される場合があってもよい。また、第四の図柄変動表示が保留されてから、該第四の図柄変動表示の表示が終了するまでの期間において、複数の予告アイコンが必ず消化される場合があってもよいし、第四の図柄変動表示が保留されてから、該第四の図柄変動表示の表示が終了するまでの期間において、複数の予告アイコンが消化されない場合があってもよい。
また、第四の図柄変動表示が保留されてから、該第四の図柄変動表示の表示が終了するまでの期間においてのみ、複数の予告アイコンが消化される場合があってもよいし、第四の図柄変動表示が保留されてから、該第四の図柄変動表示の表示が終了するまでの期間以外の期間においても、複数の予告アイコンが消化される場合があってもよい。
また、『 保留表示手段[例えば、第1特図保留ランプ218、第2特図保留ランプ220、装飾図柄表示装置208等]を備え、
前記保留表示手段は、図柄変動表示の開始が保留されている数(以下、「保留数」という。)に対応する数の表示を表示可能な手段である[例えば、図435に示される保留アイコン表示領域281には、特図1の図柄変動表示の作動が保留されている数の保留アイコンが表示される等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、保留表示手段は、保留数に対応する数の表示のみを表示可能なものであってもよいし、保留数に対応する数の表示以外の表示も表示可能なものであってもよい。また、保留表示手段は、保留数に対応する数の表示を必ず表示するものであってもよいし、保留数に対応する数の表示を表示しない場合があってもよい。
また、『 前記予告アイコンは、表示されている数によって前記保留数を表示するものではないアイコンである[例えば、図435に示される予告アイコン(「家」の予告アイコンI21や「紋」の予告アイコンI22等)は、特図1の図柄変動表示の作動が保留されている数を示すアイコンではない等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、保留数にとらわれず演出を行うことができる場合がある。
また、『 前記遊技台は、ぱちんこ機[例えば、パチンコ機100等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、以上の記載では、
『 第一の表示手段[例えば、図440に示される第1装飾図柄表示装置208A、図443に示される第1装飾図柄表示装置208C等]と、
第二の表示手段[例えば、図440に示される第2装飾図柄表示装置208B、図443に示される第2装飾図柄表示装置208D等]と、
を備えた遊技台であって、
前記第一の表示手段は、予告アイコンに関する表示[例えば、図440(10)〜図441(13)に示される帽子の予告アイコンI6が消化する表示や、図441(16)〜同図(19)に示される、帽子の予告アイコンI6に対応して行われる番長のキャラクタBCの表示や疑似連演出、あるいは、図443(c1)〜同図(c5)に示される帽子の予告アイコンI6の表示等]を表示可能な手段であり、
前記第二の表示手段は、前記予告アイコンに関する表示[例えば、図440(2)〜図441(13)に示される予告アイコン表示領域285Aや、図440(5)〜同図(9)に示される帽子の予告アイコンI6の表示、あるいは、図443(c6)に示される帽子の予告アイコンI6が消化する表示等]を表示可能な手段であり、
前記予告アイコンは、先読み予告表示として表示される場合があるアイコンであり[例えば、図412に示される予告アイコンは、先読み予告表示として機能する場合がある等]、
先読みの対象である大当り図柄変動表示(以下、「第二の図柄変動表示[例えば、図443(c1)に示される先読みの対象である2つ目の保留に基づく大当りとなる図柄変動表示等]」という。)が保留されてから、該第二の図柄変動表示の表示が終了するまでの期間において、複数の前記予告アイコン(以下、「複数の予告アイコン」という。)の表示が開始される場合がある[例えば、図443(c1)〜同図(c9)に示すように、先読みの対象である図柄変動表示が保留されてから当該図柄変動表示が終了するまでの期間において、予告アイコン表示領域285Bに2つの帽子の予告アイコンI6と1つの手裏剣の予告アイコンI7が表示されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
従来の遊技台では、表示手段に改良の余地があったが、この遊技台によれば、表示手段に特徴を持った遊技台を実現できる。
また、この遊技台によれば、複数の表示手段において予告アイコンに関連する表示が表示される場合があるので、予告アイコンに関する表示を見る遊技者の視線を一つの表示手段に集中させないようにし、遊技者を楽しませることができる場合がある。
ここで、表示手段は、第一の表示手段と第二の表示手段のみからなるものであってもよいし、第一の表示手段と第二の表示手段以外の表示手段を備えていてもよい。また、表示手段は、第一の表示手段と第二の表示手段を必ず備えるものであってもよいし、第一の表示手段と第二の表示手段を備えない場合があってもよい。
また、第一の表示手段は、予告アイコンに関する表示のみを表示可能なものであってもよいし、予告アイコンに関する表示以外の表示も表示可能なものであってもよい。また、第一の表示手段は、予告アイコンに関する表示を必ず表示するものであってもよいし、予告アイコンに関する表示を表示しない場合があってもよい。
また、第二の表示手段は、予告アイコンに関する表示のみを表示可能なものであってもよいし、予告アイコンに関する表示以外の表示も表示可能なものであってもよい。また、第二の表示手段は、予告アイコンに関する表示を必ず表示するものであってもよいし、予告アイコンに関する表示を表示しない場合があってもよい。
また、予告アイコンは、先読み予告表示としてのみ表示される場合があるものであってもよいし、先読み予告表示以外のものとしても表示される場合があるものであってもよい。また、予告アイコンは、先読み予告表示として必ず表示されるものであってもよいし、先読み予告表示として表示されない場合があるものであってもよい。
また、第二の図柄変動表示が保留されてから、該第二の図柄変動表示の表示が終了するまでの期間において、複数の予告アイコンの表示のみが開始される場合があってもよいし、第二の図柄変動表示が保留されてから、該第二の図柄変動表示の表示が終了するまでの期間において、複数の予告アイコンの表示以外の表示も開始される場合があってもよい。また、第二の図柄変動表示が保留されてから、該第二の図柄変動表示の表示が終了するまでの期間において、複数の予告アイコンの表示が必ず開始される場合があってもよいし、第二の図柄変動表示が保留されてから、該第二の図柄変動表示の表示が終了するまでの期間において、複数の予告アイコンの表示が開始されない場合があってもよい。
また、第二の図柄変動表示が保留されてから、該第二の図柄変動表示の表示が終了するまでの期間のみにおいて、複数の予告アイコンの表示が開始される場合があってもよいし、第二の図柄変動表示が保留されてから、該第二の図柄変動表示の表示が終了するまでの期間以外の期間においても、複数の予告アイコンの表示が開始される場合があってもよい。
また、『 前記第二の図柄変動表示[例えば、図443(c1)に示される先読みの対象である2つ目の保留に基づく大当りとなる図柄変動表示等]が保留されてから、該第二の図柄変動表示の表示が終了するまでの期間において、前記複数の予告アイコンが消化される場合がある[例えば、図443(c1)〜同図(c9)に示すように、先読みの対象である図柄変動表示が保留されてから当該図柄変動表示が終了するまでの期間において、手裏剣の予告アイコンI7と2つの帽子の予告アイコンI6が消化されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第二の図柄変動表示が保留されてから、該第二の図柄変動表示の表示が終了するまでの期間において、複数の予告アイコンが消化されることにより、これらに対応する複数の演出が行われる場合があるので、演出効果が向上する場合がある。
ここで、第二の図柄変動表示が保留されてから、該第二の図柄変動表示の表示が終了するまでの期間において、複数の予告アイコンのみが消化される場合があってもよいし、第二の図柄変動表示が保留されてから、該第二の図柄変動表示の表示が終了するまでの期間において、複数の予告アイコン以外のにも消化されるものがあってもよい。また、第二の図柄変動表示が保留されてから、該第二の図柄変動表示の表示が終了するまでの期間において、複数の予告アイコンが必ず消化される場合があってもよいし、第二の図柄変動表示が保留されてから、該第二の図柄変動表示の表示が終了するまでの期間において、複数の予告アイコンが消化されない場合があってもよい。
また、第二の図柄変動表示が保留されてから、該第二の図柄変動表示の表示が終了するまでの期間のみにおいて、複数の予告アイコンが消化される場合があってもよいし、第二の図柄変動表示が保留されてから、該第二の図柄変動表示の表示が終了するまでの期間以外の期間においても、複数の予告アイコンが消化される場合があってもよい。
また、『 前記第二の表示手段[例えば、図440に示される第2装飾図柄表示装置208B、図443に示される第2装飾図柄表示装置208D等]において、前記予告アイコンが表示されるように構成されている[例えば、図440(5)に示されるように、帽子の予告アイコンI6が第2装飾図柄表示装置208Bに表示されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、ストック演出が行わえる表示手段が定められているので、ストックされた予告アイコンを見逃さないようにすることができる場合がある。
ここで、第二の表示手段において、予告アイコンのみが表示されるように構成されていてもよいし、第二の表示手段において、予告アイコン以外のものも表示されるように構成されていてもよい。また、第二の表示手段において、予告アイコンが必ず表示されるように構成されていてもよいし、第二の表示手段において、予告アイコンが表示されない場合があるように構成されていてもよい。
また、第二の表示手段においてのみ、予告アイコンが表示されるように構成されていてもよいし、第二の表示手段以外の表示手段にも、予告アイコンが表示されるように構成されていてもよい。
また、『 前記第一の表示手段[例えば、図440に示される第1装飾図柄表示装置208A、図443に示される第1装飾図柄表示装置208C等]において、前記予告アイコンが表示されることを予告する表示を行う場合がある[例えば、図440(2)〜同図(5)に示されるように、予告アイコン表示領域285Aに帽子の予告アイコンI6が表示されることを予告する表示(殿様演出)が第1装飾図柄表示装置208Aにおいて表示されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、予告アイコンが表示される可能性があることを予告するので、表示手段に遊技者を注目させ、遊技者が予告アイコンの表示を見逃さないようにすることができる場合がある。
ここで、第一の表示手段において、予告アイコンが表示されることを予告する表示のみを行う場合があってもよいし、第一の表示手段において、予告アイコンが表示されることを予告する表示以外の表示も行う場合があってもよい。また、第一の表示手段において、予告アイコンが表示されることを予告する表示を必ず行う場合があってもよいし、第一の表示手段において、予告アイコンが表示されることを予告する表示を行わない場合があってもよい。
また、第一の表示手段においてのみ、予告アイコンが表示されることを予告する表示を行う場合があってもよいし、第一の表示手段以外の表示手段においても、予告アイコンが表示されることを予告する表示を行う場合があってもよい。
また、『 前記第一の表示手段は、第一の表示領域[例えば、図440に示される第1装飾図柄表示装置208A、図443に示される第1装飾図柄表示装置208Cの表示画面等]が設けられた手段であり、
前記第二の表示手段は、第二の表示領域[例えば、図440に示される第2装飾図柄表示装置208B、図443に示される第2装飾図柄表示装置208Dの表示画面等]が設けられた手段であり、
前記予告アイコンが、前記第一の表示領域と前記第二の表示領域に亘って表示される場合がある[例えば、図440(4)や同図(10)に示すように、予告アイコンが第1装飾図柄表示装置208Aと第2装飾図柄表示装置208Bに亘って表示されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、インパクトのある予告アイコンの演出を行うことができ、遊技者を楽しませることができる場合がある。
ここで、第一の表示手段は、第一の表示領域のみが設けられたものであってもよいし、第一の表示領域以外の表示領域も設けられたものであってもよい。また、第一の表示手段は、第一の表示領域が必ず設けられたものであってもよいし、第一の表示領域が設けられない場合があってもよい。
また、第二の表示手段は、第二の表示領域のみが設けられたものであってもよいし、第二の表示領域以外の表示領域も設けられたものであってもよい。また、第二の表示手段は、第二の表示領域が必ず設けられたものであってもよいし、第二の表示領域が設けられない場合があってもよい。
また、予告アイコンが、第一の表示領域と第二の表示領域のみに亘って表示される場合があってもよいし、予告アイコンが、第一の表示領域と第二の表示領域以外の表示領域にも亘って表示される場合があってもよい。また、予告アイコンが、第一の表示領域と第二の表示領域に亘って必ず表示される場合があってもよいし、予告アイコンが、第一の表示領域と第二の表示領域に亘って表示されない場合があってもよい。
また、予告アイコンのみが、第一の表示領域と第二の表示領域に亘って表示される場合があってもよいし、予告アイコン以外のものが、第一の表示領域と第二の表示領域に亘って表示される場合があってもよい。
また、『 前記第一の表示手段は、第一の表示領域[例えば、図440に示される第1装飾図柄表示装置208A、図443に示される第1装飾図柄表示装置208Cの表示画面等]が設けられた手段であり、
前記第二の表示手段は、第二の表示領域[例えば、図440に示される第2装飾図柄表示装置208B、図443に示される第2装飾図柄表示装置208Dの表示画面等]が設けられた手段であり、
前記予告アイコンは、種類に応じた表示態様で表示されるアイコン[例えば、図412に示される演出の種類に応じた複数種類の予告アイコン等]であり、
前記予告アイコンが消化されると、消化された該予告アイコンの種類に対応する演出表示が、前記第一の表示領域と前記第二の表示領域に亘って表示される場合がある[例えば、図441(16)〜同図(18)に示されるように、帽子の予告アイコンI6が消化されると、拡大表示された番長のキャラクタBC2が第1装飾図柄表示装置208Aから第2装飾図柄表示装置208Bに亘って表示され、番長のキャラクタBCが右図柄を突き上げる演出表示において、右図柄が第1装飾図柄表示装置208Aと第2装飾図柄表示装置208Bにまたがって表示され、疑似連図柄が第2装飾図柄表示装置208Bから第1装飾図柄表示装置208Aに跨って表示される等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、インパクトのある予告アイコンの演出を行うことができ、遊技者を楽しませることができる場合がある。
ここで、第一の表示手段は、第一の表示領域のみが設けられたものであってもよいし、第一の表示領域以外の表示領域も設けられたものであってもよい。また、第一の表示手段は、第一の表示領域が必ず設けられたものであってもよいし、第一の表示領域が設けられない場合があってもよい。
また、第二の表示手段は、第二の表示領域のみが設けられたものであってもよいし、第二の表示領域以外の表示領域も設けられたものであってもよい。また、第二の表示手段は、第二の表示領域が必ず設けられたものであってもよいし、第二の表示領域が設けられない場合があってもよい。
また、予告アイコンは、種類に応じた表示態様でのみ表示可能なものであってもよいし、種類に応じた表示態様以外の表示態様でも表示可能なものであってもよい。また、予告アイコンは、種類に応じた表示態様で必ず表示されるものであってもよいし、種類に応じた表示態様で表示されない場合があってもよい。
また、予告アイコンが消化されると、消化された該予告アイコンの種類に対応する演出表示が、第一の表示領域と第二の表示領域のみに亘って表示される場合があってもよいし、予告アイコンが消化されると、消化された該予告アイコンの種類に対応する演出表示が、第一の表示領域と第二の表示領域以外の表示領域にも亘って表示される場合があってもよい。また、予告アイコンが消化されると、消化された該予告アイコンの種類に対応する演出表示が、第一の表示領域と第二の表示領域に亘って必ず表示される場合があってもよいし、予告アイコンが消化されると、消化された該予告アイコンの種類に対応する演出表示が、第一の表示領域と第二の表示領域に亘って表示されない場合があってもよい。
また、予告アイコンが消化されると、消化された該予告アイコンの種類に対応する演出表示のみが、第一の表示領域と第二の表示領域に亘って表示される場合があってもよいし、予告アイコンが消化されると、消化された該予告アイコンの種類に対応する演出表示以外の演出表示が、第一の表示領域と第二の表示領域に亘って表示される場合があってもよい。
また、『 先読みの対象であるハズレ図柄変動表示(以下、「第四の図柄変動表示[例えば、図414(21)〜図417(66)に示される図柄変動表示であって、ハズレとなる図柄変動表示等]」という。)が保留されてから、該第四の図柄変動表示の表示が終了するまでの期間において、前記複数の予告アイコンの表示が開始される場合がある[例えば、図413(2)〜図417(66)に示すように、先読みの対象である図柄変動表示が保留されてから先読みの対象である図柄変動表示が終了するまでに4つの予告アイコンがストックされている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、予告アイコンが表示されても必ずしも大当りにはならないので、先読みの対象となる図柄変動表示が終了するまで楽しませることができる場合がある。
ここで、第四の図柄変動表示が保留されてから、該第四の図柄変動表示の表示が終了するまでの期間において、複数の予告アイコンの表示のみが開始される場合があってもよいし、第四の図柄変動表示が保留されてから、該第四の図柄変動表示の表示が終了するまでの期間において、複数の予告アイコンの表示以外の表示も開始される場合があってもよい。また、第四の図柄変動表示が保留されてから、該第四の図柄変動表示の表示が終了するまでの期間において、複数の予告アイコンの表示が必ず開始される場合があってもよいし、第四の図柄変動表示が保留されてから、該第四の図柄変動表示の表示が終了するまでの期間において、複数の予告アイコンの表示が開始されない場合があってもよい。
また、第四の図柄変動表示が保留されてから、該第四の図柄変動表示の表示が終了するまでの期間においてのみ、複数の予告アイコンの表示が開始される場合があってもよいし、第四の図柄変動表示が保留されてから、該第四の図柄変動表示の表示が終了するまでの期間以外の期間においても、複数の予告アイコンの表示が開始される場合があってもよい。
また、『 前記第四の図柄変動表示[例えば、図414(21)〜図417(66)に示される図柄変動表示であって、ハズレとなる図柄変動表示等]が保留されてから、該第四の図柄変動表示の表示が終了するまでの期間において、前記複数の予告アイコンが消化される場合がある[例えば、図413(2)〜図417(66)に示すように、先読みの対象である図柄変動表示が保留されてから先読みの対象である図柄変動表示が終了するまでに4つの予告アイコンが消化されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、予告アイコンが消化されても必ずしも大当りにはならないので、先読みの対象となる図柄変動表示が終了するまで楽しませることができる場合がある。
ここで、第四の図柄変動表示が保留されてから、該第四の図柄変動表示の表示が終了するまでの期間において、複数の予告アイコンのみが消化される場合があってもよいし、第四の図柄変動表示が保留されてから、該第四の図柄変動表示の表示が終了するまでの期間において、複数の予告アイコン以外のものも消化される場合があってもよい。また、第四の図柄変動表示が保留されてから、該第四の図柄変動表示の表示が終了するまでの期間において、複数の予告アイコンが必ず消化される場合があってもよいし、第四の図柄変動表示が保留されてから、該第四の図柄変動表示の表示が終了するまでの期間において、複数の予告アイコンが消化されない場合があってもよい。
また、第四の図柄変動表示が保留されてから、該第四の図柄変動表示の表示が終了するまでの期間においてのみ、複数の予告アイコンが消化される場合があってもよいし、第四の図柄変動表示が保留されてから、該第四の図柄変動表示の表示が終了するまでの期間以外の期間においても、複数の予告アイコンが消化される場合があってもよい。
また、『 保留表示手段[例えば、第1特図保留ランプ218、第2特図保留ランプ220、装飾図柄表示装置208等]を備え、
前記保留表示手段は、図柄変動表示の開始が保留されている数(以下、「保留数」という。)に対応する数の表示を表示可能な手段である[例えば、図440に示される保留アイコン表示領域281には、特図1の図柄変動表示の作動が保留されている数の保留アイコンが表示される等]、
ことを特徴とする遊技台。
ここで、保留表示手段は、保留数に対応する数の表示のみを表示可能なものであってもよいし、保留数に対応する数の表示以外の表示も表示可能なものであってもよい。また、保留表示手段は、保留数に対応する数の表示を必ず表示するものであってもよいし、保留数に対応する数の表示を表示しない場合があってもよい。
また、『 前記予告アイコンは、表示されている数によって前記保留数を表示するものではないアイコンである[例えば、図440に示される予告アイコン(帽子の予告アイコンI6等)は、特図1の図柄変動表示の作動が保留されている数を示すアイコンではない等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、保留数にとらわれず演出を行うことができる場合がある。
また、『 前記遊技台は、ぱちんこ機[例えば、パチンコ機100等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、以上の記載では、
『 複数種類の表示を表示可能な表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208等]と、
第一の可動手段[例えば、図446(12)に示される演出ボタン136の位置を変位させるアクチュエータや、図438(d4−2)に示される家紋役物224B等]と、
を備えた遊技台であって、
前記複数種類の表示のうちの一つは、予告アイコン[例えば、図412(a)、同図(b)に示される各予告アイコン、「家」の予告アイコンI21、「紋」の予告アイコンI22、ドリンクの予告アイコンI31等]であり、
前記予告アイコンは、種類に応じた表示態様で表示されるアイコンであり、
前記予告アイコンは、先読み予告表示として表示される場合があるアイコンであり、
先読みの対象である大当り図柄変動表示(以下、「第二の図柄変動表示[例えば、図413(2)に示される先読みの対象である3つ目の保留に基づく大当りとなる図柄変動表示等]」という。)が保留されてから、該第二の図柄変動表示の表示が終了するまでの期間において、複数の前記予告アイコン(以下、「複数の予告アイコン」という。)の表示が開始される場合があり[例えば、図413(2)〜図417(66)や図446に示すように、先読みの対象である図柄変動表示が保留されてから当該図柄変動表示が終了するまでの期間において、予告アイコン表示領域285に2つの帽子の予告アイコンI6と、千両箱の予告アイコンI9と、ドリンクの予告アイコンI31が表示されている等]、
前記第一の可動手段は、第一の可動演出[例えば、図446(12)〜同図(17)に示すように、演出ボタン136をデフォルトの位置から突出位置に変位させる可動演出等]を実行可能な手段であり、
表示された前記予告アイコンのうちの第四の予告アイコン[例えば、ドリンクの予告アイコンI31等]が消化された場合に、前記第一の可動演出が実行される場合があるように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
従来の遊技台では、可動手段に改良の余地があったが、この遊技台によれば、可動手段に特徴を持った遊技台を実現できる。
また、この遊技台によれば、表示手段に第四の予告アイコンが消化されると、第一の可動手段による第一の可動演出が行われる場合があるので、演出のバリエーションを増やすことができる場合がある。
また、この遊技台によれば、遊技者の視線を表示手段だけに集中させず、可動手段にも注目させることができ、演出効果を高めることができる場合がある。
ここで、表示手段は、複数種類の表示のみを表示可能なものであってもよいし、複数種類の表示以外にも表示可能なものがあってもよい。また、表示手段は、複数種類の表示を必ず表示するものであってもよいし、複数種類の表示を表示しない場合があってもよい。
また、表示手段は、予告アイコンのみを表示可能なものであってもよいし、予告アイコン以外のものも表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、予告アイコンを必ず表示するものであってもよいし、予告アイコンを表示しない場合があってもよい。
また、予告アイコンは、種類に応じた表示態様でのみ表示可能なものであってもよいし、種類に応じた表示態様以外の表示態様でも表示可能なものであってもよい。また、予告アイコンは、種類に応じた表示態様で必ず表示されるものであってもよいし、種類に応じた表示態様で表示されない場合があってもよい。
また、予告アイコンは、先読み予告表示としてのみ表示される場合があるものであってもよいし、先読み予告表示として表示される以外の場合もあるものであってもよい。また、予告アイコンは、先読み予告表示として必ず表示されるものであってもよいし、先読み予告表示として表示されない場合があってもよい。
また、第二の図柄変動表示が保留されてから、該第二の図柄変動表示の表示が終了するまでの期間において、複数の予告アイコンの表示のみが開始される場合があってもよいし、第二の図柄変動表示が保留されてから、該第二の図柄変動表示の表示が終了するまでの期間において、複数の予告アイコンの表示以外の表示も開始される場合があってもよい。また、第二の図柄変動表示が保留されてから、該第二の図柄変動表示の表示が終了するまでの期間において、複数の予告アイコンの表示が必ず開始される場合があってもよいし、第二の図柄変動表示が保留されてから、該第二の図柄変動表示の表示が終了するまでの期間において、複数の予告アイコンの表示が開始されない場合があってもよい。
また、第二の図柄変動表示が保留されてから、該第二の図柄変動表示の表示が終了するまでの期間のみにおいて、複数の予告アイコンの表示が開始される場合があってもよいし、第二の図柄変動表示が保留されてから、該第二の図柄変動表示の表示が終了するまでの期間以外の期間においても、複数の予告アイコンの表示が開始される場合があってもよい。
また、第一の可動手段は、第一の可動演出のみを実行可能なものであってもよいし、第一の可動演出以外の可動演出も実行可能なものであってもよい。また、第一の可動手段は、第一の可動演出を必ず実行するものであってもよいし、第一の可動演出を実行しない場合があってもよい。
また、表示された予告アイコンのうちの第四の予告アイコンが消化された場合に、第一の可動演出のみが実行される場合があるように構成されてもよいし、表示された予告アイコンのうちの第四の予告アイコンが消化された場合に、第一の可動演出以外の可動演出も実行される場合があるように構成されてもよい。また、表示された予告アイコンのうちの第四の予告アイコンが消化された場合に、第一の可動演出が必ず実行される場合があるように構成されてもよいし、表示された予告アイコンのうちの第四の予告アイコンが消化された場合に、第一の可動演出が実行されない場合があるように構成されてもよい。
また、表示された予告アイコンのうちの第四の予告アイコンが消化された場合のみに、第一の可動演出が実行される場合があるように構成されてもよいし、表示された予告アイコンのうちの第四の予告アイコンが消化された場合以外の場合にも、第一の可動演出が実行される場合があるように構成されてもよい。
また、『 前記第二の図柄変動表示[例えば、図413(2)に示される先読みの対象である3つ目の保留に基づく大当りとなる図柄変動表示等]が保留されてから、該第二の図柄変動表示の表示が終了するまでの期間において、前記複数の予告アイコンが消化される場合がある[例えば、図413(2)〜図417(66)や図446に示すように、先読みの対象である図柄変動表示が保留されてから当該図柄変動表示が終了するまでの期間において、2つの帽子の予告アイコンI6と、千両箱の予告アイコンI9と、ドリンクの予告アイコンI31が消化される等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第二の図柄変動表示が保留されてから、該第二の図柄変動表示の表示が終了するまでの期間において、複数の予告アイコンが消化されることにより、これらに対応する複数の演出が行われる場合があるので、演出効果が向上する場合がある。
ここで、第二の図柄変動表示が保留されてから、該第二の図柄変動表示の表示が終了するまでの期間において、複数の予告アイコンのみが消化される場合があってもよいし、第二の図柄変動表示が保留されてから、該第二の図柄変動表示の表示が終了するまでの期間において、複数の予告アイコン以外のにも消化されるものがあってもよい。また、第二の図柄変動表示が保留されてから、該第二の図柄変動表示の表示が終了するまでの期間において、複数の予告アイコンが必ず消化される場合があってもよいし、第二の図柄変動表示が保留されてから、該第二の図柄変動表示の表示が終了するまでの期間において、複数の予告アイコンが消化されない場合があってもよい。
また、第二の図柄変動表示が保留されてから、該第二の図柄変動表示の表示が終了するまでの期間のみにおいて、複数の予告アイコンが消化される場合があってもよいし、第二の図柄変動表示が保留されてから、該第二の図柄変動表示の表示が終了するまでの期間以外の期間においても、複数の予告アイコンが消化される場合があってもよい。
また、『 表示された前記予告アイコンのうちの第五の予告アイコン[例えば、図412に示される予告アイコンや、「家」の予告アイコンI21等]が消化された場合に、前記第一の可動演出が実行されないように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、表示された予告アイコンのうちの第五の予告アイコンが消化された場合に、第一の可動演出のみが実行されないように構成されていてもよいし、表示された予告アイコンのうちの第五の予告アイコンが消化された場合に、第一の可動演出以外の可動演出も実行されないように構成されていてもよい。また、表示された予告アイコンのうちの第五の予告アイコンが消化された場合に、第一の可動演出が必ず実行されないように構成されていてもよいし、表示された予告アイコンのうちの第五の予告アイコンが消化された場合に、第一の可動演出が実行される場合があるように構成されていてもよい。
また、表示された予告アイコンのうちの第五の予告アイコンが消化された場合にのみ、第一の可動演出が実行されないように構成されていてもよいし、表示された予告アイコンのうちの第五の予告アイコンが消化された場合以外の場合にも、第一の可動演出が実行されないように構成されていてもよい。
また、『 遊技者による操作が可能な操作手段[例えば、演出ボタン136等]を備え、
前記第一の可動手段は、前記操作手段を可動する手段であり、
前記第一の可動演出とは、前記操作手段の態様を第一の態様[例えば、図446(12)に示されるデフォルトの位置等]から第二の態様[例えば、図446(17)に示される突出位置等]に変化させる演出のことである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、操作手段が変化することを予告アイコンによって予告される場合があるので、操作手段にも注目させることができる場合がある。
ここで、操作手段は、遊技者によってのみ操作が可能なものであってもよいし、遊技者以外によっても操作が可能なものであってもよい。また、遊技者によって必ず操作されるものであってもよいし、遊技者によって操作されない場合があってもよい。
また、第一の可動手段は、操作手段のみを可動可能なものであってもよいし、操作手段以外のものも可動可能なものであってもよい。また、第一の可動手段は、操作手段を必ず可動するものであってもよいし、操作手段を可動しない場合があってもよい。
また、『 第二の可動手段[例えば、図438(d4−2)に示される家紋役物等]を備え、
前記第二の可動手段は、第二の可動演出[例えば、図438(d4−2)に示される家紋落下演出等]を実行可能な手段であり、
表示された前記予告アイコンのうちの第六の予告アイコン[例えば、「家」の予告アイコンI21等]が消化された場合に、前記第二の可動演出が実行される場合があるように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、可動手段による演出のバラエティが豊富になり、興趣が向上する場合がある。
ここで、第二の可動手段は、第二の可動演出のみを実行可能なものであってもよいし、第二の可動演出以外の可動演出も実行可能なものであってもよい。また、第二の可動手段は、第二の可動演出を必ず実行するものであってもよいし、第二の可動演出を実行しない場合があってもよい。
また、表示された予告アイコンのうちの第六の予告アイコンが消化された場合に、第二の可動演出のみが実行される場合があるように構成されていてもよいし、表示された予告アイコンのうちの第六の予告アイコンが消化された場合に、第二の可動演出以外の可動演出も実行される場合があるように構成されていてもよい。また、表示された予告アイコンのうちの第六の予告アイコンが消化された場合に、第二の可動演出が必ず実行されるように構成されていてもよいし、表示された予告アイコンのうちの第六の予告アイコンが消化された場合に、第二の可動演出が実行されない場合があるように構成されていてもよい。
また、表示された予告アイコンのうちの第六の予告アイコンが消化された場合にのみ、第二の可動演出が実行される場合があるように構成されていてもよいし、表示された予告アイコンのうちの第六の予告アイコンが消化された場合以外の場合にも、第二の可動演出が実行される場合があるように構成されていてもよい。
また、『 先読みの対象であるハズレ図柄変動表示(以下、「第四の図柄変動表示[例えば、図414(21)〜図417(66)に示される図柄変動表示であって、ハズレとなる図柄変動表示等]」という。)が保留されてから、該第四の図柄変動表示の表示が終了するまでの期間において、前記複数の予告アイコンの表示が開始される場合がある[例えば、図413(2)〜図417(66)に示すように、先読みの対象である図柄変動表示が保留されてから先読みの対象である図柄変動表示が終了するまでに4つの予告アイコンがストックされている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、予告アイコンが表示されても必ずしも大当りにはならないので、先読みの対象となる図柄変動表示が終了するまで楽しませることができる場合がある。
ここで、第四の図柄変動表示が保留されてから、該第四の図柄変動表示の表示が終了するまでの期間において、複数の予告アイコンの表示のみが開始される場合があってもよいし、第四の図柄変動表示が保留されてから、該第四の図柄変動表示の表示が終了するまでの期間において、複数の予告アイコンの表示以外の表示も開始される場合があってもよい。また、第四の図柄変動表示が保留されてから、該第四の図柄変動表示の表示が終了するまでの期間において、複数の予告アイコンの表示が必ず開始される場合があってもよいし、第四の図柄変動表示が保留されてから、該第四の図柄変動表示の表示が終了するまでの期間において、複数の予告アイコンの表示が開始されない場合があってもよい。
また、第四の図柄変動表示が保留されてから、該第四の図柄変動表示の表示が終了するまでの期間においてのみ、複数の予告アイコンの表示が開始される場合があってもよいし、第四の図柄変動表示が保留されてから、該第四の図柄変動表示の表示が終了するまでの期間以外の期間においても、複数の予告アイコンの表示が開始される場合があってもよい。
また、『 前記第四の図柄変動表示[例えば、図414(21)〜図417(66)に示される図柄変動表示であって、ハズレとなる図柄変動表示等]が保留されてから、該第四の図柄変動表示の表示が終了するまでの期間において、前記複数の予告アイコンが消化される場合がある[例えば、図413(2)〜図417(66)に示すように、先読みの対象である図柄変動表示が保留されてから先読みの対象である図柄変動表示が終了するまでに4つの予告アイコンが消化されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、予告アイコンが消化されても必ずしも大当りにはならないので、先読みの対象となる図柄変動表示が終了するまで楽しませることができる場合がある。
ここで、第四の図柄変動表示が保留されてから、該第四の図柄変動表示の表示が終了するまでの期間において、複数の予告アイコンのみが消化される場合があってもよいし、第四の図柄変動表示が保留されてから、該第四の図柄変動表示の表示が終了するまでの期間において、複数の予告アイコン以外のものも消化される場合があってもよい。また、第四の図柄変動表示が保留されてから、該第四の図柄変動表示の表示が終了するまでの期間において、複数の予告アイコンが必ず消化される場合があってもよいし、第四の図柄変動表示が保留されてから、該第四の図柄変動表示の表示が終了するまでの期間において、複数の予告アイコンが消化されない場合があってもよい。
また、第四の図柄変動表示が保留されてから、該第四の図柄変動表示の表示が終了するまでの期間においてのみ、複数の予告アイコンが消化される場合があってもよいし、第四の図柄変動表示が保留されてから、該第四の図柄変動表示の表示が終了するまでの期間以外の期間においても、複数の予告アイコンが消化される場合があってもよい。
また、『 保留表示手段[例えば、第1特図保留ランプ218、第2特図保留ランプ220、装飾図柄表示装置208等]を備え、
前記保留表示手段は、図柄変動表示の開始が保留されている数(以下、「保留数」という。)に対応する数の表示を表示可能な手段である[例えば、図435に示される保留アイコン表示領域281には、特図1の図柄変動表示の作動が保留されている数の保留アイコンが表示される等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、保留表示手段は、保留数に対応する数の表示のみを表示可能なものであってもよいし、保留数に対応する数の表示以外の表示も表示可能なものであってもよい。また、保留表示手段は、保留数に対応する数の表示を必ず表示するものであってもよいし、保留数に対応する数の表示を表示しない場合があってもよい。
また、『 前記予告アイコンは、表示されている数によって前記保留数を表示するものではないアイコンである[例えば、図446に示される予告アイコン(千両箱の予告アイコンI9やドリンクの予告アイコンI31等)は、特図1の図柄変動表示の作動が保留されている数を示すアイコンではない等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、保留数にとらわれず演出を行うことができる場合がある。
また、『 前記遊技台は、ぱちんこ機[例えば、パチンコ機100等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、以上の記載では、
『 複数種類の表示を表示可能な表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208等]を備えた遊技台であって、
前記複数種類の表示のうちの一つは、予告アイコン[例えば、図412(a)、同図(b)に示される各予告アイコン等]であり、
前記予告アイコンは、種類に応じた表示態様で表示されるアイコンであり、
前記予告アイコンは、先読み予告表示として表示される場合があるアイコンであり、
先読みの対象である大当り図柄変動表示(以下、「第二の図柄変動表示[例えば、図448(1)に示される先読みの対象である2つ目の保留に基づく大当りとなる図柄変動表示等]」という。)が保留されてから、該第二の図柄変動表示の表示が終了するまでの期間において、複数の前記予告アイコン(以下、「複数の予告アイコン」という。)の表示が開始される場合があり[例えば、図413(2)〜図417(66)に示すように、先読みの対象である図柄変動表示が保留されてから当該図柄変動表示が終了するまでの期間において、予告アイコン表示領域285に2つの帽子の予告アイコンI6、千両箱の予告アイコンI9及び扇の予告アイコンI10が表示されている等]、
前記複数種類の表示のうちの一つは、予告アイコン表示示唆表示[例えば、図448(2)〜同図(6)に示されるように、殿様演出による予告アイコンが表示されることの予告等]であり、
前記予告アイコン表示示唆表示は、前記予告アイコンの表示が開始される場合があることを示唆する表示である、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
従来の遊技台では、表示手段に改良の余地があったが、この遊技台によれば、表示手段に特徴を持った遊技台を実現できる。
また、この遊技台によれば、予告アイコンの表示が開始される可能性があることを事前に示唆する場合があるので、予告アイコンが表示されるまでの過程を楽しむことができる場合がある。
ここで、表示手段は、複数種類の表示のみを表示可能なものであってもよいし、複数種類の表示以外にも表示可能なものがあってもよい。また、表示手段は、複数種類の表示を必ず表示するものであってもよいし、複数種類の表示を表示しない場合があってもよい。
また、表示手段は、予告アイコンのみを表示可能なものであってもよいし、予告アイコン以外のものも表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、予告アイコンを必ず表示するものであってもよいし、予告アイコンを表示しない場合があってもよい。
また、表示手段は、予告アイコン表示示唆表示のみを表示可能なものであってもよいし、予告アイコン表示示唆表示以外の表示も表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、予告アイコン表示示唆表示を必ず表示するものであってもよいし、予告アイコン表示示唆表示を表示しない場合があってもよい。
また、予告アイコンは、先読み予告表示としてのみ表示される場合があるものであってもよいし、先読み予告表示として表示される以外の場合もあるものであってもよい。また、予告アイコンは、先読み予告表示として必ず表示されるものであってもよいし、先読み予告表示として表示されない場合があってもよい。
また、第二の図柄変動表示が保留されてから、該第二の図柄変動表示の表示が終了するまでの期間において、複数の予告アイコンの表示のみが開始される場合があってもよいし、第二の図柄変動表示が保留されてから、該第二の図柄変動表示の表示が終了するまでの期間において、複数の予告アイコンの表示以外の表示も開始される場合があってもよい。また、第二の図柄変動表示が保留されてから、該第二の図柄変動表示の表示が終了するまでの期間において、複数の予告アイコンの表示が必ず開始される場合があってもよいし、第二の図柄変動表示が保留されてから、該第二の図柄変動表示の表示が終了するまでの期間において、複数の予告アイコンの表示が開始されない場合があってもよい。
また、第二の図柄変動表示が保留されてから、該第二の図柄変動表示の表示が終了するまでの期間のみにおいて、複数の予告アイコンの表示が開始される場合があってもよいし、第二の図柄変動表示が保留されてから、該第二の図柄変動表示の表示が終了するまでの期間以外の期間においても、複数の予告アイコンの表示が開始される場合があってもよい。
また、予告アイコン表示示唆表示は、予告アイコンの表示が開始される場合があることのみを示唆可能なものであってもよいし、予告アイコンの表示が開始される場合があること以外のことも示唆可能なものであってもよい。また、予告アイコン表示示唆表示は、予告アイコンの表示が開始される場合があることを必ず示唆するものであってもよいし、予告アイコンの表示が開始される場合があることを示唆しない場合があってもよい。
また、『 前記第二の図柄変動表示[例えば、図448(1)に示される先読みの対象である2つ目の保留に基づく大当りとなる図柄変動表示等]が保留されてから、該第二の図柄変動表示の表示が終了するまでの期間において、前記複数の予告アイコンが消化される場合がある[例えば、図413(2)〜図417(66)に示すように、先読みの対象である図柄変動表示が保留されてから当該図柄変動表示が終了するまでの期間において、予告アイコン表示領域285に表示されている2つの帽子の予告アイコンI6、千両箱の予告アイコンI9及び扇の予告アイコンが消化されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第二の図柄変動表示が保留されてから、該第二の図柄変動表示の表示が終了するまでの期間において、複数の予告アイコンが消化されることにより、これらに対応する複数の演出が行われる場合があるので、演出効果が向上する場合がある。
ここで、第二の図柄変動表示が保留されてから、該第二の図柄変動表示の表示が終了するまでの期間において、複数の予告アイコンのみが消化される場合があってもよいし、第二の図柄変動表示が保留されてから、該第二の図柄変動表示の表示が終了するまでの期間において、複数の予告アイコン以外のにも消化されるものがあってもよい。また、第二の図柄変動表示が保留されてから、該第二の図柄変動表示の表示が終了するまでの期間において、複数の予告アイコンが必ず消化される場合があってもよいし、第二の図柄変動表示が保留されてから、該第二の図柄変動表示の表示が終了するまでの期間において、複数の予告アイコンが消化されない場合があってもよい。
また、第二の図柄変動表示が保留されてから、該第二の図柄変動表示の表示が終了するまでの期間のみにおいて、複数の予告アイコンが消化される場合があってもよいし、第二の図柄変動表示が保留されてから、該第二の図柄変動表示の表示が終了するまでの期間以外の期間においても、複数の予告アイコンが消化される場合があってもよい。
また、『 前記予告アイコン表示示唆表示は、複数回の図柄変動表示に亘って表示される場合がある表示である[例えば、図448(2)〜同図(5)に示すように、2回の図柄変動表示に亘って殿様演出による予告アイコンが表示されることの予告が行われている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、複数回の図柄変動表示に亘って予告アイコン表示示唆表示が表示される場合があるので、予告アイコンが表示されるまでの過程を楽しむことができる場合がある。
ここで、予告アイコン表示示唆表示は、複数回の図柄変動表示に亘ってのみ表示される場合があるものであってもよいし、複数回の図柄変動表示以外の図柄変動表示に亘って表示される場合があるものであってもよい。また、予告アイコン表示示唆表示は、複数回の図柄変動表示に亘って必ず表示されるものであってもよいし、複数回の図柄変動表示に亘って表示されない場合があってもよい。
また、『 前記第二の図柄変動表示よりも前に表示される図柄変動表示の表示中において、前記予告アイコン表示示唆表示の表示が終了するように構成されている[例えば、図448(2)〜同図(5)に示すように、殿様演出による予告アイコンが表示されることの予告は、先読みの対象である図柄変動表示が開始される前に終了している等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、先読みの対象となる図柄変動表示が開始するよりも前に予告アイコン表示示唆表示終了するので、先読みの対象となる図柄変動に対して集中させることができる場合がある。
ここで、第二の図柄変動表示よりも前に表示される図柄変動表示の表示中において、予告アイコン表示示唆表示の表示のみが終了するように構成されていてもよいし、第二の図柄変動表示よりも前に表示される図柄変動表示の表示中において、予告アイコン表示示唆表示の表示以外の表示も終了するように構成されていてもよい。また、第二の図柄変動表示よりも前に表示される図柄変動表示の表示中において、予告アイコン表示示唆表示の表示が必ず終了するように構成されていてもよいし、第二の図柄変動表示よりも前に表示される図柄変動表示の表示中において、予告アイコン表示示唆表示の表示が終了しない場合があるように構成されていてもよい。
また、第二の図柄変動表示よりも前に表示される図柄変動表示の表示中においてのみ、予告アイコン表示示唆表示の表示が終了するように構成されていてもよいし、第二の図柄変動表示よりも前に表示される図柄変動表示の表示中以外においても、予告アイコン表示示唆表示の表示が終了するように構成されていてもよい。
また、『 前記予告アイコン表示示唆表示は、第三の数[例えば、3つ等]の前記予告アイコンのうちの少なくとも一つの表示が開始される場合があることを示唆する場合がある表示であり[例えば、図450(a1−4)に示すように、あみだ演出において、帽子の予告アイコンI6と扇の予告アイコンI10と千両箱の予告アイコンI9のうちの少なくとも一つの表示が開始される場合があることを示唆している等]、
前記第三の数は、2以上の数である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、事前に示唆された予告アイコンのうちの少なくとも一つが表示される場合があるので、どの予告アイコンが表示される可能性があるかを遊技者が把握することができる場合があり、予告アイコンが表示される図柄変動を楽しませることができる場合がある。
ここで、予告アイコン表示示唆表示は、第三の数の予告アイコンのうちの少なくとも一つの表示が開始される場合があることのみを示唆する場合があるものであってもよいし、第三の数の予告アイコンのうちの少なくとも一つの表示が開始される場合があること以外のことも示唆する場合があるものであってもよい。また、予告アイコン表示示唆表示は、第三の数の予告アイコンのうちの少なくとも一つの表示が開始される場合があることを必ず示唆するものであってもよいし、第三の数の予告アイコンのうちの少なくとも一つの表示が開始される場合があることを示唆しない場合があってもよい。
また、『 前記予告アイコン表示示唆表示によって表示が開始される場合があることが示唆された前記第三の数の前記予告アイコンのうちの少なくとも一つの表示が開始される場合がある[例えば、図450(a1−1)〜同図(a−6)に示すように、あみだ演出の結果、帽子の予告アイコンI6が予告アイコン表示領域285に表示される等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、予告アイコン表示示唆表示によって表示が開始される場合があることが示唆された第三の数の予告アイコンのうちの少なくとも一つの表示のみが開始される場合があってもよいし、予告アイコン表示示唆表示によって表示が開始される場合があることが示唆された第三の数の予告アイコンのうちの少なくとも一つの表示以外の表示も開始される場合があってもよい。また、予告アイコン表示示唆表示によって表示が開始される場合があることが示唆された第三の数の予告アイコンのうちの少なくとも一つの表示が必ず開始されるように構成されてもよいし、予告アイコン表示示唆表示によって表示が開始される場合があることが示唆された第三の数の予告アイコンのうちの少なくとも一つの表示が開始されない場合があってもよい。
また、『 先読みの対象であるハズレ図柄変動表示(以下、「第四の図柄変動表示[例えば、図414(21)〜図417(66)に示される図柄変動表示であって、ハズレとなる図柄変動表示等]」という。)が保留されてから、該第四の図柄変動表示の表示が終了するまでの期間において、前記複数の予告アイコンの表示が開始される場合がある[例えば、図413(2)〜図417(66)に示すように、先読みの対象である図柄変動表示が保留されてから先読みの対象である図柄変動表示が終了するまでに4つの予告アイコンがストックされている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、予告アイコンが表示されても必ずしも大当りにはならないので、先読みの対象となる図柄変動表示が終了するまで楽しませることができる場合がある。
ここで、第四の図柄変動表示が保留されてから、該第四の図柄変動表示の表示が終了するまでの期間において、複数の予告アイコンの表示のみが開始される場合があってもよいし、第四の図柄変動表示が保留されてから、該第四の図柄変動表示の表示が終了するまでの期間において、複数の予告アイコンの表示以外の表示も開始される場合があってもよい。また、第四の図柄変動表示が保留されてから、該第四の図柄変動表示の表示が終了するまでの期間において、複数の予告アイコンの表示が必ず開始される場合があってもよいし、第四の図柄変動表示が保留されてから、該第四の図柄変動表示の表示が終了するまでの期間において、複数の予告アイコンの表示が開始されない場合があってもよい。
また、第四の図柄変動表示が保留されてから、該第四の図柄変動表示の表示が終了するまでの期間においてのみ、複数の予告アイコンの表示が開始される場合があってもよいし、第四の図柄変動表示が保留されてから、該第四の図柄変動表示の表示が終了するまでの期間以外の期間においても、複数の予告アイコンの表示が開始される場合があってもよい。
また、『 前記第四の図柄変動表示[例えば、図414(21)〜図417(66)に示される図柄変動表示であって、ハズレとなる図柄変動表示等]が保留されてから、該第四の図柄変動表示の表示が終了するまでの期間において、前記複数の予告アイコンが消化される場合がある[例えば、図413(2)〜図417(66)に示すように、先読みの対象である図柄変動表示が保留されてから先読みの対象である図柄変動表示が終了するまでに4つの予告アイコンが消化されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、予告アイコンが消化されても必ずしも大当りにはならないので、先読みの対象となる図柄変動表示が終了するまで楽しませることができる場合がある。
ここで、第四の図柄変動表示が保留されてから、該第四の図柄変動表示の表示が終了するまでの期間において、複数の予告アイコンのみが消化される場合があってもよいし、第四の図柄変動表示が保留されてから、該第四の図柄変動表示の表示が終了するまでの期間において、複数の予告アイコン以外のものも消化される場合があってもよい。また、第四の図柄変動表示が保留されてから、該第四の図柄変動表示の表示が終了するまでの期間において、複数の予告アイコンが必ず消化される場合があってもよいし、第四の図柄変動表示が保留されてから、該第四の図柄変動表示の表示が終了するまでの期間において、複数の予告アイコンが消化されない場合があってもよい。
また、第四の図柄変動表示が保留されてから、該第四の図柄変動表示の表示が終了するまでの期間においてのみ、複数の予告アイコンが消化される場合があってもよいし、第四の図柄変動表示が保留されてから、該第四の図柄変動表示の表示が終了するまでの期間以外の期間においても、複数の予告アイコンが消化される場合があってもよい。
また、『 保留表示手段[例えば、第1特図保留ランプ218、第2特図保留ランプ220、装飾図柄表示装置208等]を備え、
前記保留表示手段は、図柄変動表示の開始が保留されている数(以下、「保留数」という。)に対応する数の表示を表示可能な手段である[例えば、図448に示される保留アイコン表示領域281には、特図1の図柄変動表示の作動が保留されている数の保留アイコンが表示される等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、保留表示手段は、保留数に対応する数の表示のみを表示可能なものであってもよいし、保留数に対応する数の表示以外の表示も表示可能なものであってもよい。また、保留表示手段は、保留数に対応する数の表示を必ず表示するものであってもよいし、保留数に対応する数の表示を表示しない場合があってもよい。
また、『 前記予告アイコンは、表示されている数によって前記保留数を表示するものではないアイコンである[例えば、図448に示される予告アイコン(帽子の予告アイコンI6等)は、特図1の図柄変動表示の作動が保留されている数を示すアイコンではない等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、保留数にとらわれず演出を行うことができる場合がある。
また、『 前記遊技台は、ぱちんこ機[例えば、パチンコ機100等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、以上の記載では、
『 複数種類の表示を表示可能な表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208等]を備えた遊技台であって、
前記複数種類の表示のうちの一つは、予告アイコン[例えば、図412(a)、同図(b)に示される各予告アイコン等]であり、
前記予告アイコンは、種類に応じた表示態様で表示されるアイコンであり、
前記予告アイコンは、第一の先読み予告表示として表示される場合があるアイコンであり、
先読みの対象である大当り図柄変動表示(以下、「第二の図柄変動表示[例えば、図451(2)に示される先読みの対象である3つ目の保留に基づく大当りとなる図柄変動表示等]」という。)が保留された後に図柄変動表示(以下、「第一の図柄変動表示[例えば、図451(4)〜同図(13)に示される図柄変動表示等]」という。)の表示が開始される場合があり、
前記第一の図柄変動表示の表示が開始されてから、前記第二の図柄変動表示の表示が終了するまでの期間において、複数の前記予告アイコン(以下、「複数の予告アイコン」という。)の表示が開始される場合があり[例えば、図413(4)〜図417(66)に示すように、先読みの対象である大当りとなる図柄変動表示が保留された後で開始される図柄変動表示の表示が開始されてから当該先読みの対象である大当りとなる図柄変動表示が終了するまでに、2つの帽子の予告アイコンI6と、千両箱の予告アイコンI9と、扇の予告アイコンI10が表示される等]、
前記第一の図柄変動表示とは、前記第二の図柄変動表示が保留されたときに表示されている図柄変動表示の次に表示が開始される図柄変動表示のことである、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
従来の遊技台では、表示手段に改良の余地があったが、この遊技台によれば、表示手段に特徴を持った遊技台を実現できる。
また、この遊技台によれば、先読みの対象となる第二の図柄変動表示に係る保留表示が表示された際に表示されている図柄変動表示を最後まで楽しむことができつつも、その後に開始される図柄変動表示から先読みの対象となる第二の図柄変動表示に関連した先読み予告表示として予告アイコンの表示を楽しむことができる場合がある。
ここで、表示手段は、複数種類の表示のみを表示可能なものであってもよいし、複数種類の表示以外にも表示可能なものがあってもよい。また、表示手段は、複数種類の表示を必ず表示するものであってもよいし、複数種類の表示を表示しない場合があってもよい。
また、表示手段は、予告アイコンのみを表示可能なものであってもよいし、予告アイコン以外のものも表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、予告アイコンを必ず表示するものであってもよいし、予告アイコンを表示しない場合があってもよい。
また、予告アイコンは、第一の先読み予告表示としてのみ表示される場合があるものであってもよいし、第一の先読み予告表示として表示される以外の場合もあるものであってもよい。また、予告アイコンは、第一の先読み予告表示として必ず表示されるものであってもよいし、第一の先読み予告表示として表示されない場合があってもよい。
また、第二の図柄変動表示が保留された後に第一の図柄変動表示の表示のみが開始される場合があってもよいし、第二の図柄変動表示が保留された後に第一の図柄変動表示の表示以外の図柄変動表示も開始される場合があってもよい。また、第二の図柄変動表示が保留された後に第一の図柄変動表示の表示が必ず開始されてもよいし、第二の図柄変動表示が保留された後に第一の図柄変動表示の表示が開始されない場合があってもよい。
また、第二の図柄変動表示が保留された後にのみ第一の図柄変動表示の表示のみが開始される場合があってもよいし、第二の図柄変動表示が保留された後以外にも第一の図柄変動表示の表示のみが開始される場合があってもよい。
また、第一の図柄変動表示の表示が開始されてから第二の図柄変動表示の表示が終了するまでの期間において複数の予告アイコンの表示のみが開始される場合があってもよいし、第一の図柄変動表示の表示が開始されてから第二の図柄変動表示の表示が終了するまでの期間において複数の予告アイコンの表示以外の表示も開始される場合があってもよい。また、第一の図柄変動表示の表示が開始されてから第二の図柄変動表示の表示が終了するまでの期間において複数の予告アイコンの表示が必ず開始されてもよいし、第一の図柄変動表示の表示が開始されてから第二の図柄変動表示の表示が終了するまでの期間において複数の予告アイコンの表示が開始されない場合があってもよい。
また、第一の図柄変動表示の表示が開始されてから第二の図柄変動表示の表示が終了するまでの期間においてのみ複数の予告アイコンの表示が開始される場合があってもよいし、第一の図柄変動表示の表示が開始されてから第二の図柄変動表示の表示が終了するまでの期間以外の期間においても複数の予告アイコンの表示が開始される場合があってもよい。
また、『 前記第一の図柄変動表示の表示が開始されてから、前記第二の図柄変動表示の表示が終了するまでの期間において、前記複数の予告アイコンが消化される場合がある[例えば、図413(4)〜図417(66)に示すように、先読みの対象である大当りとなる図柄変動表示が保留された後で開始される図柄変動表示の表示が開始されてから当該先読みの対象である大当りとなる図柄変動表示が終了するまでに、2つの帽子の予告アイコンI6と、千両箱の予告アイコンI9と、扇の予告アイコンI10が消化される等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、先読みの対象となる第二の図柄変動表示に係る保留表示が表示された際に表示されている図柄変動表示を最後まで楽しむことができつつも、その後に開始される図柄変動表示から先読みの対象となる第二の図柄変動表示に関連した先読み予告表示として予告アイコンの消化を楽しむことができる場合がある。
ここで、第一の図柄変動表示が表示開始されてから、第二の図柄変動表示の表示が終了するまでの期間において、複数の予告アイコンのみが消化される場合があってもよいし、第一の図柄変動表示が表示開始されてから、第二の図柄変動表示の表示が終了するまでの期間において、複数の予告アイコン以外のものも消化される場合があってもよい。また、第一の図柄変動表示が表示開始されてから、第二の図柄変動表示の表示が終了するまでの期間において、複数の予告アイコンが必ず消化されてもよいし、第一の図柄変動表示が表示開始されてから、第二の図柄変動表示の表示が終了するまでの期間において、複数の予告アイコンが消化されない場合があってもよい。
また、第一の図柄変動表示が表示開始されてから、第二の図柄変動表示の表示が終了するまでの期間においてのみ、複数の予告アイコンが消化される場合があってもよいし、第一の図柄変動表示が表示開始されてから、第二の図柄変動表示の表示が終了するまでの期間以外の期間においても、複数の予告アイコンが消化される場合があってもよい。
また、『 保留表示手段[例えば、第1特図保留ランプ218、第2特図保留ランプ220、装飾図柄表示装置208等]を備え、
前記保留表示手段は、図柄変動表示の開始が保留されている数(以下、「保留数」という。)に対応する数の表示を表示可能な手段である[例えば、図451に示される保留アイコン表示領域281には、特図1の図柄変動表示の作動が保留されている数の保留アイコンが表示される等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、保留表示手段は、保留数に対応する数の表示のみを表示可能なものであってもよいし、保留数に対応する数の表示以外の表示も表示可能なものであってもよい。また、保留表示手段は、保留数に対応する数の表示を必ず表示するものであってもよいし、保留数に対応する数の表示を表示しない場合があってもよい。
また、『 前記予告アイコンは、表示されている数によって前記保留数を表示するものではないアイコンである[例えば、図451に示される予告アイコン(帽子の予告アイコンI6等)は、特図1の図柄変動表示の作動が保留されている数を示すアイコンではない等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、保留数にとらわれず演出を行うことができる場合がある。
また、『 前記第二の図柄変動表示[例えば、図451(2)に示される先読みの対象である3つ目の保留に基づく大当りとなる図柄変動表示等]が保留された場合に第二の保留表示[例えば、図451(2)に示される第3の保留アイコンh13の表示等]の表示が開始される、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第二の図柄変動表示が保留されたことが認識できる場合がある。
ここで、第二の図柄変動表示が保留された場合にのみ第二の保留表示の表示が開始されてもよいし、第二の図柄変動表示が保留された場合以外の場合にも第二の保留表示の表示が開始されてもよい。また、第二の図柄変動表示が保留された場合に必ず第二の保留表示の表示が開始されてもよいし、第二の図柄変動表示が保留された場合に第二の保留表示の表示が開始されなくてもよい。
また、『 第二の先読み予告表示として、前記第二の保留表示が第二の先読み表示態様[例えば、図451(2)に示される先読み予告の表示態様(サボハニの表示態様)等]で表示される場合があり、
前記第二の図柄変動表示が保留されたときに表示されている図柄変動表示において、前記第二の保留表示が前記第二の先読み表示態様で表示される場合がある[例えば、図451(2)に示されるように、先読みの対象である3つ目の保留に基づく大当りとなる図柄変動表示が保留されたときに先読み予告の表示態様(サボハニの表示態様)で第3の保留アイコンh13を表示する等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、先読み予告表示のバリエーションが増加し、興趣が向上する場合がある。
ここで、第二の先読み予告表示として、第二の保留表示が第二の先読み表示態様でのみ表示される場合があってもよいし、第二の先読み予告表示として、第二の保留表示が第二の先読み表示態様以外の表示態様でも表示される場合があってもよい。また、第二の先読み予告表示として、第二の保留表示が第二の先読み表示態様で必ず表示されてもよいし、第二の先読み予告表示として、第二の保留表示が第二の先読み表示態様で表示されない場合があってもよい。
また、第二の図柄変動表示が保留されたときに表示されている図柄変動表示において、第二の保留表示が第二の先読み表示態様でのみ表示される場合があってもよいし、第二の図柄変動表示が保留されたときに表示されている図柄変動表示において、第二の保留表示が第二の先読み表示態様以外の表示態様で表示される場合があってもよい。また、第二の図柄変動表示が保留されたときに表示されている図柄変動表示において、第二の保留表示が第二の先読み表示態様で必ず表示されてもよいし、第二の図柄変動表示が保留されたときに表示されている図柄変動表示において、第二の保留表示が第二の先読み表示態様で表示されない場合があってもよい。
また、第二の図柄変動表示が保留されたときに表示されている図柄変動表示においてのみ、第二の保留表示が第二の先読み表示態様で表示される場合があってもよいし、第二の図柄変動表示が保留されたときに表示されている図柄変動表示以外の図柄変動表示においても、第二の保留表示が第二の先読み表示態様で表示される場合があってもよい。
また、『 前記複数種類の表示のうちの一つは、第三の先読み予告表示[例えば、図452(b2)〜同図(b3)に示される先読みモードの演出表示等]であり、
前記第三の先読み予告表示は、前記第二の図柄変動表示が保留された後で表示が開始される場合がある表示である[例えば、図452(b1)〜同図(b3)に示されるように、先読みの対象である3つ目の保留に基づく大当りとなる図柄変動表示が保留された後に先読みモードの演出表示が開始されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、先読み予告表示のバリエーションが増加するので、興趣が向上する場合がある。
ここで、第三の先読み予告表示は、第二の図柄変動表示が保留された後でのみ表示開始される場合があるものであってもよいし、第二の図柄変動表示が保留された後以外にも表示開始される場合があるものであってもよい。また、第三の先読み予告表示は、第二の図柄変動表示が保留された後で必ず表示開始されるものであってもよいし、第二の図柄変動表示が保留された後で表示開始されない場合があってもよい。
また、『 先読みの対象であるハズレ図柄変動表示(以下、「第四の図柄変動表示[例えば、図451(2)に示される先読みの対象である3つ目の保留に基づくハズレとなる図柄変動表示等]」という。)が保留された後に図柄変動表示(以下、「第三の図柄変動表示[例えば、図451(4)〜同図(13)に示される図柄変動表示等]」という。)の表示が開始される場合があり、
前記第三の図柄変動表示の表示が開始されてから、前記第四の図柄変動表示の表示が終了するまでの期間において、前記複数の予告アイコンの表示が開始される場合があり[例えば、図413(4)〜図417(66)に示すように、先読みの対象であるハズレとなる図柄変動表示が保留された後で開始される図柄変動表示の表示が開始されてから当該先読みの対象であるハズレとなる図柄変動表示が終了するまでに、2つの帽子の予告アイコンI6と、千両箱の予告アイコンI9と、扇の予告アイコンI10が表示される等]、
前記第三の図柄変動表示とは、前記第四の図柄変動表示が保留されたときに表示されている図柄変動表示の次に表示が開始される図柄変動表示のことである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、予告アイコンが表示されても必ずしも大当りにはならないので、先読みの対象となる図柄変動表示が終了するまで楽しませることができる場合がある。
また、第四の図柄変動表示が保留された後に第三の図柄変動表示の表示のみが開始される場合があってもよいし、第四の図柄変動表示が保留された後に第三の図柄変動表示の表示以外の図柄変動表示も開始される場合があってもよい。また、第四の図柄変動表示が保留された後に第三の図柄変動表示の表示が必ず開始されてもよいし、第四の図柄変動表示が保留された後に第三の図柄変動表示の表示が開始されない場合があってもよい。
また、第四の図柄変動表示が保留された後にのみ第三の図柄変動表示の表示のみが開始される場合があってもよいし、第四の図柄変動表示が保留された後以外にも第三の図柄変動表示の表示のみが開始される場合があってもよい。
また、第三の図柄変動表示の表示が開始されてから第四の図柄変動表示の表示が終了するまでの期間において複数の予告アイコンの表示のみが開始される場合があってもよいし、第三の図柄変動表示の表示が開始されてから第四の図柄変動表示の表示が終了するまでの期間において複数の予告アイコンの表示以外の表示も開始される場合があってもよい。また、第三の図柄変動表示の表示が開始されてから第四の図柄変動表示の表示が終了するまでの期間において複数の予告アイコンの表示が必ず開始されてもよいし、第三の図柄変動表示の表示が開始されてから第四の図柄変動表示の表示が終了するまでの期間において複数の予告アイコンの表示が開始されない場合があってもよい。
また、第三の図柄変動表示の表示が開始されてから第四の図柄変動表示の表示が終了するまでの期間においてのみ複数の予告アイコンの表示が開始される場合があってもよいし、第三の図柄変動表示の表示が開始されてから第四の図柄変動表示の表示が終了するまでの期間以外の期間においても複数の予告アイコンの表示が開始される場合があってもよい。
また、『 前記第四の図柄変動表示[例えば、図414(21)〜図417(66)に示される図柄変動表示であって、ハズレとなる図柄変動表示等]が保留されてから、該第四の図柄変動表示の表示が終了するまでの期間において、前記複数の予告アイコンが消化される場合がある[例えば、図413(2)〜図417(66)に示すように、先読みの対象である図柄変動表示が保留されてから先読みの対象である図柄変動表示が終了するまでに4つの予告アイコンが消化されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、予告アイコンが消化されても必ずしも大当りにはならないので、先読みの対象となる図柄変動表示が終了するまで楽しませることができる場合がある。
ここで、第四の図柄変動表示が保留されてから、該第四の図柄変動表示の表示が終了するまでの期間において、複数の予告アイコンのみが消化される場合があってもよいし、第四の図柄変動表示が保留されてから、該第四の図柄変動表示の表示が終了するまでの期間において、複数の予告アイコン以外のものも消化される場合があってもよい。また、第四の図柄変動表示が保留されてから、該第四の図柄変動表示の表示が終了するまでの期間において、複数の予告アイコンが必ず消化される場合があってもよいし、第四の図柄変動表示が保留されてから、該第四の図柄変動表示の表示が終了するまでの期間において、複数の予告アイコンが消化されない場合があってもよい。
また、第四の図柄変動表示が保留されてから、該第四の図柄変動表示の表示が終了するまでの期間においてのみ、複数の予告アイコンが消化される場合があってもよいし、第四の図柄変動表示が保留されてから、該第四の図柄変動表示の表示が終了するまでの期間以外の期間においても、複数の予告アイコンが消化される場合があってもよい。
また、『 前記遊技台は、ぱちんこ機[例えば、パチンコ機100等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、以上の記載では、
『 表示手段[例えば、第1装飾図柄表示装置208L、第2装飾図柄表示装置208M、第3装飾図柄表示装置208N等]を備えた遊技台であって、
前記表示手段は、予告アイコン[例えば、図412(a)、同図(b)に示される各予告アイコン、図466(d)に示される各予告アイコン等]を表示可能な手段であり、
前記予告アイコンは、先読み予告表示として表示される場合があるアイコンであり、
前記予告アイコンは、保留アイコン[例えば、図463に示される保留アイコン表示領域に表示されている保留アイコンh11,h12,h13等]とは別のアイコンであり、
前記表示手段は、複数種類の表示を表示可能な手段であり、
前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第一の表示[例えば、図463に示されるチュートリアル表示部TT4に表示される文字表示等]であり、
前記第一の表示は、説明表示[例えば、図463(a1)に示されるチュートリアル表示部TT4に表示される「予告アイコン消化で・・・」の表示、図456(a)に示されるチュートリアル表示部TT1に表示される「殿様は八代将軍です」の表示、同図(l)に示されるチュートリアル表示部TT1に表示される「パンダは殿様の師匠」等]であり、
前記第一の表示は、前記表示手段における第一の表示領域[例えば、図463に示されるチュートリアル表示部TT4等]に表示される表示であり、
前記予告アイコンは、表示される場合には前記第一の表示領域に表示されるアイコンである[例えば、図463(a7)に示されるように、チュートリアル表示部TT4には、剣豪の予告アイコンI62とチャンスアップの予告アイコンI63が表示(ストック)されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
従来の遊技台では、表示手段に改良の余地があったが、この遊技台によれば、表示手段に特徴を持った遊技台を実現できる。
ここで、表示手段は、予告アイコンのみを表示可能なものであってもよいし、予告アイコン以外のものも表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、予告アイコンを必ず表示するものであってもよいし、予告アイコンを表示しない場合があってもよい。
また、予告アイコンは、先読み予告表示としてのみ表示される場合があるものであってもよいし、先読み予告表示として表示される以外の場合もあるものであってもよい。また、予告アイコンは、先読み予告表示として必ず表示されるものであってもよいし、先読み予告表示として表示されない場合があってもよい。
また、表示手段は、複数種類の表示のみを表示可能なものであってもよいし、複数種類の表示以外にも表示可能なものがあってもよい。また、表示手段は、複数種類の表示を必ず表示するものであってもよいし、複数種類の表示を表示しない場合があってもよい。
また、第一の表示は、表示手段における第一の表示領域にのみ表示可能なものであってもよいし、表示手段における第一の表示領域以外の表示領域にも表示可能なものであってもよい。また、第一の表示は、表示手段における第一の表示領域に必ず表示されるものであってもよいし、表示手段における第一の表示領域に表示されない場合があってもよい。
また、予告アイコンは、表示される場合には第一の表示領域にのみ表示可能なものであってもよいし、表示される場合には第一の表示領域以外の表示領域にも表示可能なものであってもよい。また、予告アイコンは、表示される場合には第一の表示領域に必ず表示されるものであってもよいし、表示される場合には第一の表示領域に表示されない場合があってもよい。
また、『 前記予告アイコンが表示されている状態では、前記第一の表示は表示されない[例えば、図463(a7)に示すように、チュートリアル表示部TT4に予告アイコンが表示されている状態では、チュートリアル表示部TT4において説明表示が行われていない等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第一の表示は、予告アイコンが表示されている状態のみで表示されないものであってもよいし、予告アイコンが表示されている状態以外の状態でも表示されないものであってもよい。また、第一の表示は、予告アイコンが表示されている状態で必ず表示されないものであってもよいし、予告アイコンが表示されている状態で表示される場合があってもよい。
また、『 前記予告アイコンが消化されると、前記第一の表示の表示が再開する場合がある[例えば、図463(a7)に示される予告アイコンのうち、チュートリアル表示部TT4に表示されている予告アイコンが全て消化されると説明表示を再開する等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、予告アイコンが消化されると、第一の表示の表示のみが再開する場合があってもよいし、予告アイコンが消化されると、第一の表示の表示以外の表示も再開する場合があってもよい。また、予告アイコンが消化されると、第一の表示の表示が必ず再開してもよいし、予告アイコンが消化されると、第一の表示の表示が再開しない場合があってもよい。
また、『 前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第二の表示[例えば、図462(d)に示される、チュートリアル表示部TT1における「激熱」の文字表示等]であり、
前記第二の表示は、予告表示であり、
前記第二の表示は、表示される場合には前記第一の表示領域に表示される表示であり[例えば、図462(d)に示されるように、チュートリアル表示部TT1に「激熱」の文字表示が表示されている等]、
前記説明表示は、前記予告アイコンに関する説明表示[例えば、図463(a1)に示される、チュートリアル表示部TT4における「予告アイコン消化で・・・」の文字表示等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第二の表示は、表示される場合には第一の表示領域にのみ表示可能なものであってもよいし、表示される場合には第一の表示領域以外の表示領域にも表示可能なものであってもよい。また、第二の表示は、表示される場合には第一の表示領域に必ず表示されるものであってもよいし、表示される場合には第一の表示領域に表示されない場合があってもよい。
また、説明表示は、予告アイコンに関する説明表示のみを含むものであってもよいし、予告アイコンに関する説明表示以外の表示も含んでいてもよい。また説明表示は、予告アイコンに関する説明表示を必ず含むものであってもよいし、予告アイコンに関する説明表示を含まない場合があってもよい。
また、『 前記表示手段は、複数の表示手段によって構成された手段であり、
前記複数の表示手段のうちの一つは、第一の表示手段[例えば、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214等]であり、
前記複数の表示手段のうちの一つは、第二の表示手段[例えば、第1装飾図柄表示装置208L等]であり、
前記複数の表示手段のうちの一つは、第三の表示手段[例えば、第2装飾図柄表示装置208M、第3装飾図柄表示装置208N等]であり、
前記第一の表示手段は、図柄変動表示を表示可能な手段であり、
前記第二の表示手段は、演出表示[例えば、図460に示される装飾図柄の変動表示等]を表示可能な手段であり、
前記第三の表示手段は、前記第二の表示手段の表示に合わせた表示[例えば、図460(a2)〜同図(a4)に示される宝箱画像TRから爆弾アイコンI61が飛び出して剣豪の予告アイコンI62がストックされる表示等]を表示可能な手段であり、
前記第一の表示領域は、前記第三の表示手段における少なくとも一部の領域に設けられた表示領域である[例えば、図460(a1)に示されるように、チュートリアル表示部TT1が第3装飾図柄表示装置208Nの下方に配置されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、表示手段は、第一の表示手段と第二の表示手段と第三の表示手段のみを含んで構成されてもよいし、第一の表示手段と第二の表示手段と第三の表示手段以外の表示手段を含んで構成されてもよい。また、表示手段は、第一の表示手段と第二の表示手段と第三の表示手段を必ず含んで構成されてもよいし、第一の表示手段と第二の表示手段と第三の表示手段の少なくともいずれか一つを含まないで構成される場合があってもよい。
また、第一の表示手段は、図柄変動表示のみを表示可能なものであってもよいし、図柄変動表示以外の表示も表示可能なものであってもよい。また、第一の表示手段は、図柄変動表示を必ず表示するものであってもよいし、図柄変動表示を表示しない場合があってもよい。
また、第二の表示手段は、演出表示のみを表示可能なものであってもよいし、演出表示以外の表示も表示可能なものであってもよい。また、第二の表示手段は、演出表示を必ず表示するものであってもよいし、演出表示を表示しない場合があってもよい。
また、第三の表示手段は、第二の表示手段の表示に合わせた表示のみを表示可能なものであってもよいし、第二の表示手段の表示に合わせた表示以外の表示も表示可能なものであってもよい。また、第三の表示手段は、第二の表示手段の表示に合わせた表示を必ず表示するものであってもよいし、第二の表示手段の表示に合わせた表示を表示しない場合があってもよい。
また、第一の表示領域は、第三の表示手段における一部の領域に設けられたものであってもよいし、第三の表示手段における全部の領域に設けられたものであってもよい。
また、第一の表示領域は、第三の表示手段における少なくとも一部の領域にのみ設けられたものであってもよいし、第三の表示手段における少なくとも一部の領域以外の領域にも設けられたものであってもよい。また、第一の表示領域は、第三の表示手段における少なくとも一部の領域に必ず設けられたものであってもよいし、第三の表示手段における少なくとも一部の領域に設けられない場合があってもよい。
また、『 前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第三の表示[例えば、図463に示されるステージ名表示部ST2に表示される文字表示等]であり、
前記第三の表示は、説明表示[例えば、図463(a1)に示されるステージ名表示部ST2に表示される「城下町ステージ」の表示、図457(c)に示されるステージ名表示部ST1に表示される「剣豪リーチ」の表示等]であり、
前記第三の表示は、前記表示手段における第二の表示領域[例えば、図463(a1)に示されるステージ名表示部ST2等]に表示される表示であり、
前記予告アイコンは、前記第二の表示領域にも表示される場合があるアイコンである[例えば、図463(a7)に示されるように、ステージ名表示部ST2には、姫の予告アイコンI64と2つの疑似連予告アイコンI65が表示(ストック)されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第三の表示は、表示手段における第二の表示領域にのみ表示可能なものであってもよいし、表示手段における第二の表示領域以外の表示領域にも表示可能なものであってもよい。また、第三の表示は、表示手段における第二の表示領域に必ず表示されるものであってもよいし、表示手段における第二の表示領域に表示されない場合があってもよい。
また、予告アイコンは、第二の表示領域のみにも表示される場合があるものであってもよいし、第二の表示領域以外の表示領域にも表示される場合があるものであってもよい。また、予告アイコンは、第二の表示領域にも必ず表示されるものであってもよいし、第二の表示領域に表示されない場合があってもよい。
また、『 前記予告アイコンが前記第二の表示領域に表示されている状態では、前記第三の表示は表示されない[例えば、図463(a7)に示すように、ステージ名表示部ST2に予告アイコンが表示されている状態では、ステージ名表示部ST2においてステージ名表示が行われていない等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第三の表示は、予告アイコンが第二の表示領域に表示されている状態のみで表示されないものであってもよいし、予告アイコンが第二の表示領域に表示されている状態以外の状態でも表示されないものであってもよい。また、第三の表示は、予告アイコンが第二の表示領域に表示されている状態で必ず表示されないものであってもよいし、予告アイコンが第二の表示領域に表示されている状態で表示される場合があってもよい。
また、『 前記第一の表示領域は、線により区画された表示領域である[例えば、図463(a1)に示すように、チュートリアル表示部TT4は、線により方形状に区画されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第一の表示領域は、線によってのみ区画されたものであってもよいし、線以外のものを含んで区画されたものであってもよい。また、第一の表示領域は、線により必ず区画されたものであってもよいし、せんにいおって区画されない場合があってもよい。
また、『 保留表示手段[例えば、第1特図保留ランプ218、第2特図保留ランプ220、装飾図柄表示装置208等]を備え、
前記保留表示手段は、図柄変動表示の開始が保留されている数(以下、「保留数」という。)に対応する数の表示を表示可能な手段であり[例えば、図463に示される保留アイコン表示領域には、特図1の図柄変動表示の作動が保留されている数の保留アイコンが表示される等]、
前記予告アイコンは、表示されている数によって前記保留数を表示するものではないアイコンである[例えば、図463(a7)に示される予告アイコン(姫の予告アイコンI64、疑似連予告のアイコンI65、剣豪の予告アイコンI62、チャンスアップの予告アイコンI63等)は、特図1の図柄変動表示の作動が保留されている数を示すアイコンではない等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、保留表示手段は、保留数に対応する数の表示のみを表示可能なものであってもよいし、保留数に対応する数の表示以外の表示も表示可能なものであってもよい。また、保留表示手段は、保留数に対応する数の表示を必ず表示するものであってもよいし、保留数に対応する数の表示を表示しない場合があってもよい。
この遊技台によれば、保留数にとらわれず演出を行うことができる場合がある。
また、『 前記遊技台は、ぱちんこ機[例えば、パチンコ機100等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、以上の記載では、
『 表示手段[例えば、第1装飾図柄表示装置208L、第2装飾図柄表示装置208M、第3装飾図柄表示装置208N等]を備えた遊技台であって、
前記表示手段は、予告アイコン[例えば、図412(a)、同図(b)に示される各予告アイコン、図466(d)に示される各予告アイコン等]を表示可能な手段であり、
前記予告アイコンは、先読み予告表示として表示される場合があるアイコンであり、
前記予告アイコンが表示される表示領域[例えば、図463に示されるチュートリアル表示部TT4、ステージ名表示部ST2等]は、保留アイコン[例えば、図463に示される保留アイコン表示領域に表示されている保留アイコンh11,h12,h13等]が表示される表示領域[例えば、図463に示される保留アイコン表示領域等]とは異なる表示領域であり、
前記表示手段は、複数種類の表示を表示可能な手段であり、
前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第一の表示[例えば、図463に示されるチュートリアル表示部TT4に表示される文字表示等]であり、
前記第一の表示は、説明表示[例えば、図463(a1)に示されるチュートリアル表示部TT4に表示される「予告アイコン消化で・・・」の表示、図456(a)に示されるチュートリアル表示部TT1に表示される「殿様は八代将軍です」の表示、同図(l)に示されるチュートリアル表示部TT1に表示される「パンダは殿様の師匠」等]であり、
前記第一の表示は、表示される場合には前記表示手段における第一の表示領域[例えば、図463に示されるチュートリアル表示部TT4等]に表示される表示であり、
前記予告アイコンは、前記第一の表示領域に表示される場合があるアイコンである[例えば、図463(a9)に示されるように、チュートリアル表示部TT4には、剣豪の予告アイコンI62とチャンスアップの予告アイコンI63が表示(ストック)されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
従来の遊技台では、表示手段に改良の余地があったが、この遊技台によれば、表示手段に特徴を持った遊技台を実現できる。
ここで、表示手段は、予告アイコンのみを表示可能なものであってもよいし、予告アイコン以外のものも表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、予告アイコンを必ず表示するものであってもよいし、予告アイコンを表示しない場合があってもよい。
また、予告アイコンは、先読み予告表示としてのみ表示される場合があるものであってもよいし、先読み予告表示として表示される以外の場合もあるものであってもよい。また、予告アイコンは、先読み予告表示として必ず表示されるものであってもよいし、先読み予告表示として表示されない場合があってもよい。
また、表示手段は、複数種類の表示のみを表示可能なものであってもよいし、複数種類の表示以外にも表示可能なものがあってもよい。また、表示手段は、複数種類の表示を必ず表示するものであってもよいし、複数種類の表示を表示しない場合があってもよい。
また、第一の表示は、表示される場合には表示手段における第一の表示領域にのみ表示されるものであってもよいし、表示される場合には表示手段における第一の表示領域以外の表示領域にも表示されるものであってもよい。また、第一の表示は、表示される場合には表示手段における第一の表示領域に必ず表示されるものであってもよいし、表示される場合には表示手段における第一の表示領域に表示されない場合があってもよい。
また、予告アイコンは、第一の表示領域にのみ表示される場合があってもよいし、第一の表示領域以外の表示領域にも表示される場合があってもよい。また、予告アイコンは、第一の表示領域に必ず表示されるものであってもよいし、第一の表示領域に表示されない場合があってもよい。
また、『 前記予告アイコンが前記第一の表示領域に表示されている状態では、前記第一の表示が表示されない[例えば、図463(a9)に示すように、チュートリアル表示部TT4に予告アイコンが表示されている状態では、チュートリアル表示部TT4において説明表示が行われていない等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、予告アイコン第一の表示領域に表示されている状態では、第一の表示のみが表示されないようにしてもよいし、予告アイコン第一の表示領域に表示されている状態では、第一の表示以外の表示も表示されないようにしてもよい。また、予告アイコン第一の表示領域に表示されている状態では、第一の表示が必ず表示されないようにしてもよいし、予告アイコン第一の表示領域に表示されている状態では、第一の表示が表示される場合があってもよい。
また、予告アイコン第一の表示領域に表示されている状態でのみ、第一の表示が表示されないようにしてもよいし、予告アイコン第一の表示領域に表示されている状態以外の状態でも、第一の表示のみが表示されないようにしてもよい。
また、『 前記予告アイコンが消化されると、前記第一の表示の表示が再開される場合がある[例えば、図463(a9)に示される予告アイコンのうち、チュートリアル表示部TT4に表示されている予告アイコンが全て消化されると説明表示を再開する等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、予告アイコンが消化されると、第一の表示の表示のみが再開される場合があってもよいし、予告アイコンが消化されると、第一の表示の表示以外の表示も再開される場合があってもよい。また、予告アイコンが消化されると、第一の表示の表示が必ず再開されてもよいし、予告アイコンが消化されると、第一の表示の表示が再開されない場合があってもよい。
また、第一の表示が、例えば、第一のキャラクタの説明のような場合には、第一の表示とは異なる説明表示である第十の表示が表示されるようにしてもよい。
また、『 前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第二の表示[例えば、図462(d)に示される、チュートリアル表示部TT1における「激熱」の文字表示等]であり、
前記第二の表示は、予告表示であり、
前記第二の表示は、表示される場合には前記第一の表示領域に表示される表示であり[例えば、図462(d)に示されるように、チュートリアル表示部TT1に「激熱」の文字表示が表示されている等]、
前記説明表示は、前記予告アイコンに関する説明表示[例えば、図463(a1)に示される、チュートリアル表示部TT4における「予告アイコン消化で・・・」の文字表示等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第二の表示は、表示される場合には第一の表示領域にのみ表示可能なものであってもよいし、表示される場合には第一の表示領域以外の表示領域にも表示可能なものであってもよい。また、第二の表示は、表示される場合には第一の表示領域に必ず表示されるものであってもよいし、表示される場合には第一の表示領域に表示されない場合があってもよい。
また、説明表示は、予告アイコンに関する説明表示のみを含むものであってもよいし、予告アイコンに関する説明表示以外の表示も含んでいてもよい。また説明表示は、予告アイコンに関する説明表示を必ず含むものであってもよいし、予告アイコンに関する説明表示を含まない場合があってもよい。
この記載における予告表示とは数ある予告表示のうちの一の表示のことであってもよい。
また、予告表示は、文字の表示による予告表示であってもよい。一方、他の予告表示は、画像の表示による表示であってもよい。
また、『 前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第三の表示[例えば、図462(a1)に示される、吹き出し部TT2における「赤より金が熱い」の文字表示や、同図(a6)に示される、吹き出し部TT2における「剣豪リーチは熱い」の文字表示や、吹き出し部TT3における「パンダ乱入すると」の文字表示等]であり、
前記第三の表示は、説明表示であり、
前記第三の表示の表示内容は、前記第一の表示の表示内容とは異なる表示内容であり、
前記第三の表示は、表示される場合には前記表示手段における第二の表示領域に表示される表示であり[例えば、図462(a6)に示される、吹き出し部TT2や吹き出し部TT3等]、
前記第二の表示領域は、前記第一の表示領域とは異なる表示領域である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第三の表示の表示内容は、第一の表示の表示内容と一部が異なってもよいし、全部が異なってもよい。
また、第三の表示は、表示される場合には表示手段における第二の表示領域のみに表示されるものであってもよいし、表示される場合には表示手段における第二の表示領域以外の表示領域にも表示されるものであってもよい。また、第三の表示は、表示される場合には表示手段における第二の表示領域に必ず表示されるものであってもよいし、表示される場合には表示手段における第二の表示領域に表示されない場合があってもよい。
また、第二の表示領域は、第一の表示領域と一部が異なってもよいし、全部が異なってもよい。
また、『 前記予告アイコンが前記第一の表示領域に表示されている状態であっても、前記第三の表示が表示される場合がある[例えば、図462(a10)に示されるように、剣豪の予告アイコンI62がチュートリアル表示部TT4に表示されている状態であっても、吹き出し表示部TT2に「剣豪リーチは熱い」の文字表示が表示され、吹き出し表示部TT3に「パンダ乱入すると」の文字表示が表示されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、予告アイコンが第一の表示領域に表示されている状態であっても、第三の表示のみが表示される場合があってもよいし、予告アイコンが第一の表示領域に表示されている状態であっても、第三の表示以外の表示も表示される場合があってもよい。また、予告アイコンが第一の表示領域に表示されている状態であっても、第三の表示が必ず表示されてもよいし、予告アイコンが第一の表示領域に表示されている状態であっても、第三の表示が表示されない場合があってもよい。
また、予告アイコンが第一の表示領域に表示されている状態でのみ、第三の表示が表示される場合があってもよいし、予告アイコンが第一の表示領域に表示されている状態以外の状態であっても、第三の表示が表示される場合があってもよい。
また、予告アイコンの導入アニメは第二の表示領域に表示される場合があり、予告アイコンのストック表示は第二の表示領域には表示されないようにしてもよい。
また、第二の表示領域に、第一の予告表示とは異なる予告表示(第二の予告表示)が行われる場合があってもよい。また、予告表示と説明表示が択一的に表示される場合があってもよい。
また、『 前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第四の表示[例えば、図463に示されるステージ名表示部ST2に表示される文字表示等]であり、
前記第四の表示は、説明表示[例えば、図463(a1)に示されるステージ名表示部ST2に表示される「城下町ステージ」の表示、図457(c)に示されるステージ名表示部ST1に表示される「剣豪リーチ」の表示等]であり、
前記第四の表示の表示内容は、前記第一の表示の表示内容とは異なる表示内容であり、
前記第四の表示は、前記表示手段における第三の表示領域[例えば、図463(a1)に示されるステージ名表示部ST2等]に表示される表示であり、
前記第三の表示領域は、前記第一の表示領域とは異なる表示領域であり、
第一の数[例えば、3つ等]の前記予告アイコンが前記第一の表示領域に表示されている状態においては、新たな前記予告アイコンが前記第三の表示領域に表示される場合がある[例えば、図463に示されるチュートリアル表示部TT4に3つの予告アイコンが表示されている状態においては、新たな予告アイコンがステージ名表示部ST2に表示される等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第四の表示の表示内容は、第一の表示の表示内容と一部が異なってもよいし、全部が異なってもよい。
また、第四の表示は、表示手段における第三の表示領域にのみ表示可能なものであってもよいし、表示手段における第三の表示領域以外の表示領域にも表示可能なものであってもよい。また、第四の表示は、表示手段における第三の表示領域に必ず表示されるものであってもよいし、表示手段における第三の表示領域に表示されない場合があってもよい。
また、第三の表示領域は、第一の表示領域と一部が異なってもよいし、全部が異なってもよい。
また、第一の数の予告アイコンが第一の表示領域に表示されている状態においては、新たな予告アイコンが第三の表示領域のみに表示される場合があってもよいし、第一の数の予告アイコンが第一の表示領域に表示されている状態においては、新たな予告アイコンが第三の表示領域以外の表示領域にも表示される場合があってもよい。また、第一の数の予告アイコンが第一の表示領域に表示されている状態においては、新たな予告アイコンが第三の表示領域に必ず表示される場合があってもよいし、第一の数の予告アイコンが第一の表示領域に表示されている状態においては、新たな予告アイコンが第三の表示領域に表示されない場合があってもよい。
また、第一の数の予告アイコンが第一の表示領域に表示されている状態においてのみ、新たな予告アイコンが第三の表示領域に表示される場合があってもよいし、第一の数の予告アイコンが第一の表示領域に表示されている状態以外の状態においても、新たな予告アイコンが第三の表示領域にのみ表示される場合があってもよい。
また、ここでは、複数の表示手段でステージ名等を表示するタイプも含まれる。
また、『 前記予告アイコンが前記第三の表示領域に表示されている状態では、前記第四の表示が表示されない[例えば、図463(a9)に示すように、ステージ名表示部ST2に予告アイコンが表示されている状態では、ステージ名表示部ST2においてステージ名表示が行われていない等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第四の表示は、予告アイコンが第三の表示領域に表示されている状態のみで表示されないものであってもよいし、予告アイコンが第三の表示領域に表示されている状態以外の状態でも表示されないものであってもよい。また、第四の表示は、予告アイコンが第三の表示領域に表示されている状態で必ず表示されないものであってもよいし、予告アイコンが第三の表示領域に表示されている状態で表示される場合があってもよい。
また、『 前記表示手段は、複数の表示手段によって構成された手段であり、
前記複数の表示手段のうちの一つは、第一の表示手段[例えば、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214等]であり、
前記複数の表示手段のうちの一つは、第二の表示手段[例えば、第1装飾図柄表示装置208L等]であり、
前記複数の表示手段のうちの一つは、第三の表示手段[例えば、第2装飾図柄表示装置208M、第3装飾図柄表示装置208N等]であり、
前記第一の表示手段は、図柄変動表示を表示可能な手段であり、
前記第二の表示手段は、演出表示[例えば、図460に示される装飾図柄の変動表示等]を表示可能な手段であり、
前記第三の表示手段は、前記第二の表示手段と連携した表示[例えば、図460(a2)〜同図(a4)に示される宝箱画像TRから爆弾アイコンI61が飛び出して剣豪の予告アイコンI62がストックされる表示等]を表示可能な手段であり、
前記第一の表示領域は、前記第三の表示手段における少なくとも一部の領域に設けられた表示領域である[例えば、図460(a1)に示されるように、チュートリアル表示部TT1が第3装飾図柄表示装置208Nの下方に配置されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、表示手段は、第一の表示手段と第二の表示手段と第三の表示手段のみを含んで構成されてもよいし、第一の表示手段と第二の表示手段と第三の表示手段以外の表示手段を含んで構成されてもよい。また、表示手段は、第一の表示手段と第二の表示手段と第三の表示手段を必ず含んで構成されてもよいし、第一の表示手段と第二の表示手段と第三の表示手段の少なくともいずれか一つを含まないで構成される場合があってもよい。
また、第一の表示手段は、図柄変動表示のみを表示可能なものであってもよいし、図柄変動表示以外の表示も表示可能なものであってもよい。また、第一の表示手段は、図柄変動表示を必ず表示するものであってもよいし、図柄変動表示を表示しない場合があってもよい。
また、第二の表示手段は、演出表示のみを表示可能なものであってもよいし、演出表示以外の表示も表示可能なものであってもよい。また、第二の表示手段は、演出表示を必ず表示するものであってもよいし、演出表示を表示しない場合があってもよい。
また、第三の表示手段は、第二の表示手段の表示と連携した表示のみを表示可能なものであってもよいし、第二の表示手段の表示と連携した表示以外の表示も表示可能なものであってもよい。また、第三の表示手段は、第二の表示手段の表示と連携した表示を必ず表示するものであってもよいし、第二の表示手段の表示と連携した表示を表示しない場合があってもよい。
また、第一の表示領域は、第三の表示手段における一部の領域に設けられたものであってもよいし、第三の表示手段における全部の領域に設けられたものであってもよい。
また、第一の表示領域は、第三の表示手段における少なくとも一部の領域にのみ設けられたものであってもよいし、第三の表示手段における少なくとも一部の領域以外の領域にも設けられたものであってもよい。また、第一の表示領域は、第三の表示手段における少なくとも一部の領域に必ず設けられたものであってもよいし、第三の表示手段における少なくとも一部の領域に設けられない場合があってもよい。
また、『 前記第一の表示領域は、線により区画された表示領域である[例えば、図463(a1)に示すように、チュートリアル表示部TT4は、線により方形状に区画されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第一の表示領域は、線によってのみ区画されたものであってもよいし、線以外のものを含んで区画されたものであってもよい。また、第一の表示領域は、線により必ず区画されたものであってもよいし、せんにいおって区画されない場合があってもよい。
また、第二の表示領域も線によって区画されてもよいし、第三の表示領域も線によって区画されてもよい。
また、『 保留表示手段[例えば、第1特図保留ランプ218、第2特図保留ランプ220、装飾図柄表示装置208等]を備え、
前記保留表示手段は、図柄変動表示の開始が保留されている数(以下、「保留数」という。)に対応する数の表示を表示可能な手段であり[例えば、図463に示される保留アイコン表示領域には、特図1の図柄変動表示の作動が保留されている数の保留アイコンが表示される等]、
前記予告アイコンは、表示されている数によって前記保留数を表示するものではないアイコンである[例えば、図463(a9)に示される予告アイコン(姫の予告アイコンI64、疑似連予告のアイコンI65、剣豪の予告アイコンI62、チャンスアップの予告アイコンI63等)は、特図1の図柄変動表示の作動が保留されている数を示すアイコンではない等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、保留表示手段は、保留数に対応する数の表示のみを表示可能なものであってもよいし、保留数に対応する数の表示以外の表示も表示可能なものであってもよい。また、保留表示手段は、保留数に対応する数の表示を必ず表示するものであってもよいし、保留数に対応する数の表示を表示しない場合があってもよい。
なお、保留数と予告アイコンの数がたまたま一致する場合があってもよい。
また、最大保留数と予告アイコンの最大ストック数が同じであってもよいし、異なってもよい。
この遊技台によれば、保留数にとらわれず演出を行うことができる場合がある。
また、『 前記遊技台は、ぱちんこ機[例えば、パチンコ機100等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、以上の記載では、
『 表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208、第1装飾図柄表示装置208L、第2装飾図柄表示装置208M、第3装飾図柄表示装置208N等]を備えた遊技台であって、
前記表示手段は、予告アイコン[例えば、図412(a)、同図(b)に示される各予告アイコン、図466(d)に示される各予告アイコン等]を表示可能な手段であり、
前記予告アイコンは、先読み予告表示として表示される場合があるアイコンであり、
前記予告アイコンは、保留アイコン[例えば、図468に示される保留アイコン表示領域に表示されている保留アイコンh11,h12,h13等]とは異なるアイコンであり、
複数種類の表示態様で前記予告アイコンを表示可能に構成されており、
前記複数種類の表示態様のうちの一つは、第一の表示態様[例えば、図468(l)に示される予告アイコン表示領域に表示されている剣豪の予告アイコンI62の表示態様等]であり、
前記複数種類の表示態様のうちの一つは、第二の表示態様[例えば、図468(i)に示される予告アイコン表示枠YFに表示されている拡大表示された剣豪の予告アイコンI62の表示態様等]であり、
前記第一の表示態様よりも前記第二の表示態様の方が前記予告アイコンのサイズが大きく[例えば、図468(l)に示される予告アイコン表示領域に表示されている剣豪の予告アイコンI62よりも、図468(i)に示される予告アイコン表示枠YFに表示されている剣豪の予告アイコンI62の方がサイズが大きい等]、
前記予告アイコンは、ストックされた場合に前記第二の表示態様で表示されるアイコンである[例えば、図468(i)に示されるように、剣豪の予告アイコンI62がストックされた場合には、剣豪の予告アイコンI62が拡大表示される等]、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
従来の遊技台によれば、表示手段に改良の余地があったが、この遊技台によれば、表示手段に特徴を持った遊技台を提供することができる。
ここで、表示手段は、予告アイコンのみを表示可能なものであってもよいし、予告アイコン以外のものも表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、予告アイコンを必ず表示するものであってもよいし、予告アイコンを表示しない場合があってもよい。
また、予告アイコンは、先読み予告表示としてのみ表示される場合があるものであってもよいし、先読み予告表示以外のものとしても表示される場合があるものであってもよい。また、予告アイコンは、先読み予告表示として必ず表示されるものであってもよいし、先読み予告表示として表示されない場合があってもよい。
また、予告アイコンは、複数種類の表示態様でのみ表示可能なものであってもよいし、複数種類の表示態様以外でも表示可能なものであってもよい。また、予告アイコンは、複数種類の表示態様で必ず表示されるものであってもよいし、複数種類の表示態様で表示されない場合があってもよい。
また、第一の表示態様よりも第二の表示態様の方が予告アイコンのサイズが必ず大きくてもよいし、第一の表示態様よりも第二の表示態様の方が予告アイコンのサイズが大きくない場合があってもよい。
また、予告アイコンは、ストックされた場合に第二の表示態様でのみ表示可能なものであってもよいし、ストックされた場合に第二の表示態様以外の表示態様でも表示可能なものであってもよい。また、予告アイコンは、ストックされた場合に第二の表示態様で必ず表示されるものであってもよいし、ストックされた場合に第二の表示態様で表示しない場合があってもよい。
また、『 前記予告アイコンは、前記第二の表示態様で表示された後で、前記第一の表示態様で表示される場合があるアイコンである[例えば、剣豪のアイコンI62は、図468(i)に示されるように拡大表示された後で、図468(l)に示されるように通常の表示態様で表示される等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、予告アイコンは、第二の表示態様で表示された後で、第一の表示態様でのみ表示される場合があるものであってもよいし、第二の表示態様で表示された後で、第一の表示態様以外の表示態様でも表示される場合があるものであってもよい。また、予告アイコンは、第二の表示態様で表示された後で、第一の表示態様で必ず表示されるものであってもよいし、第二の表示態様で表示された後で、第一の表示態様で表示しない場合があってもよい。
また、予告アイコンは、第二の表示態様で表示された後でのみ、第一の表示態様で表示される場合があるものであってもよいし、第二の表示態様で表示された後以外にも、第一の表示態様で表示される場合があるものであってもよい。また、予告アイコンは、第二の表示態様で表示された後で、第一の表示態様で必ず表示されるものであってもよいし、第二の表示態様で表示された後で、第一の表示態様で表示されない場合があってもよい。
また、『 前記表示手段は、装飾図柄変動表示を表示可能な手段であり[例えば、図468(a)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは装飾図柄の変動表示が行われている等]、
前記予告アイコンは、前記第一の表示態様では前記装飾図柄変動表示にオーバーラップされないアイコンである[例えば、図468(l)に示すように、予告アイコン表示領域に表示されている通常の表示態様の疑似連予告アイコンI65や剣豪の予告アイコンI62は、変動表示中の装飾図柄にオーバーラップされていない等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、表示手段は、装飾図柄変動表示のみを表示可能なものであってもよいし、装飾図柄変動表示以外の表示も表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、装飾図柄変動表示を必ず表示するものであってもよいし、装飾図柄変動表示を表示しない場合があってもよい。
また、予告アイコンは、第一の表示態様でのみ装飾図柄変動表示にオーバーラップされないものであってもよいし、第一の表示態様以外の表示態様でも装飾図柄変動表示にオーバーラップされないものであってもよい。また、予告アイコンは、第一の表示態様では装飾図柄変動表示に必ずオーバーラップされないものであってもよいし、第一の表示態様では装飾図柄変動表示にオーバーラップされる場合があってもよい。
また、『 前記装飾図柄変動表示は、前記第一の表示態様の前記予告アイコンにオーバーラップされない表示であり[例えば、図468(l)に示すように、変動表示中の装飾図柄は、予告アイコン表示領域に表示されている通常の表示態様の疑似連予告アイコンI65や剣豪の予告アイコンI62にオーバーラップされていない等]、
前記装飾図柄変動表示は、前記第二の表示態様の前記予告アイコンにオーバーラップされる場合がある表示である[例えば、図468(i)に示すように、変動表示中の装飾図柄は、予告アイコン表示枠YFに表示されている拡大表示態様の疑似連予告アイコンI65や剣豪の予告アイコンI62にオーバーラップされている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、装飾図柄変動表示は、第一の表示態様の予告アイコンにのみオーバーラップされないものであってもよいし、第一の表示態様の予告アイコン以外にもオーバーラップされないものがあってもよい。また、装飾図柄変動表示は、第一の表示態様の予告アイコンに必ずオーバーラップされないものであってもよいし、第一の表示態様の予告アイコンにオーバーラップされる場合があってもよい。
また、装飾図柄変動表示は、第二の表示態様の予告アイコンにのみオーバーラップされる場合があるものであってもよいし、第二の表示態様の予告アイコン以外にもオーバーラップされる場合があるものがあってもよい。また、装飾図柄変動表示は、第二の表示態様の予告アイコンに必ずオーバーラップされるものであってもよいし、第二の表示態様の予告アイコンにオーバーラップされない場合があってもよい。
また、『 前記予告アイコンは、消化される場合にも前記第二の表示態様で表示されるアイコンである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、予告アイコンは、消化される場合にのみ第二の表示態様で表示されるものであってもよいし、消化される場合以外の場合にも第二の表示態様で表示されるものであってもよい。また、予告アイコンは、消化される場合に必ず第二の表示態様で表示されるものであってもよいし、消化される場合に第二の表示態様で表示されない場合があってもよい。
また、『 前記表示手段は、前記予告アイコンを保留表示領域[例えば、図468(a)に示されるUI部UI1における予告アイコン表示領域等]に表示可能な手段であり、
前記予告アイコンは、前記保留表示領域に表示される場合には前記第一の表示態様で表示されるアイコンである[例えば、図468(l)に示されるように、予告アイコン表示領域に表示されている疑似連予告アイコンI65や剣豪の予告アイコンI62は、通常の表示態様で表示されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、表示手段は、予告アイコンを保留表示領域にのみ表示可能なものであってもよいし、予告アイコンを保留表示領域以外の領域にも表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、予告アイコンを保留表示領域に必ず表示するものであってもよいし、予告アイコンを保留表示領域に表示しない場合があってもよい。
また、予告アイコンは、保留表示領域に表示される場合には第一の表示態様でのみ表示されるものであってもよいし、保留表示領域に表示される場合には第一の表示態様以外の表示態様でも表示されるものであってもよい。また、予告アイコンは、保留表示領域に表示される場合には第一の表示態様で必ず表示されるものであってもよいし、保留表示領域に表示される場合には第一の表示態様で表示されない場合があってもよい。
また、予告アイコンは、保留表示領域に表示される場合にのみ第一の表示態様で表示されるものであってもよいし、保留表示領域に表示される場合以外の場合でも第一の表示態様で表示されるものであってもよい。
また、『 前記予告アイコンが新たにストックされた場合に、前記保留表示領域に表示されている該予告アイコンの少なくとも一部が前記第二の表示態様で表示される[例えば、図468(i)に示されるように、剣豪の予告アイコンI62がストックされた場合には、予告アイコン表示領域に表示されている疑似連予告アイコンI65の一部が拡大表示態様で表示されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、予告アイコンが新たにストックされた場合に、保留表示領域に表示されている予告アイコンの一部のみが第二の表示態様で表示されてもよいし、予告アイコンが新たにストックされた場合に、保留表示領域に表示されている予告アイコンの全部が第二の表示態様で表示されてもよい。また、予告アイコンが新たにストックされた場合に、保留表示領域に表示されている予告アイコンの少なくとも一部が必ず第二の表示態様で表示されてもよいし、予告アイコンが新たにストックされた場合に、保留表示領域に表示されている予告アイコンの少なくとも一部が第二の表示態様で表示されない場合があってもよい。
また、『 前記第二の表示態様は、前記第一の表示態様の前記予告アイコンを拡大した表示態様である[例えば、図468(i)に示される拡大表示態様の剣豪の予告アイコンI62は、図468(l)に示される通常の表示態様の剣豪の予告アイコンI62を拡大した表示である等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第二の表示態様は、第一の表示態様の予告アイコンのみを拡大した表示態様であってもよいし、第一の表示態様の予告アイコン以外のものも拡大した表示態様であってもよい。また、第二の表示態様は、第一の表示態様の予告アイコンを必ず拡大した表示態様であってもよいし、第一の表示態様の予告アイコンを拡大しない表示態様であってもよい。
また、『 前記表示手段は、複数種類の予告表示[例えば、疑似連演出、フリーズ演出、停止図柄予告、ステージチェンジ演出、リーチ移行演出、プレミア予告演出、再変動演出等]を表示可能な手段であり、
前記表示手段は、複数種類の前記予告アイコン[例えば、図412(a)、同図(b)に示される各予告アイコン、図466(d)に示される各予告アイコン等]を表示可能な手段であり、
前記予告アイコンが消化された場合に、消化された該予告アイコンの種類に対応する種類の前記予告表示が表示される場合がある[例えば、図414(23)〜同図(25)に示すように、帽子の予告アイコンI6が消化された場合には、図415(28)〜同図(31)に示される疑似連演出が表示される等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、表示手段は、複数種類の予告表示のみを表示可能なものであってもよいし、複数種類の予告表示以外の表示も表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、複数種類の予告表示を必ず表示するものであってもよいし、複数種類の予告表示を表示しない場合があってもよい。
また、表示手段は、複数種類の予告アイコンのみを表示可能なものであってもよいし、複数種類の予告アイコン以外のものも表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、複数種類の予告アイコンを必ず表示するものであってもよいし、複数種類の予告アイコンを表示しない場合があってもよい。
また、予告アイコンが消化された場合に、消化された予告アイコンの種類に対応する種類の予告表示のみが表示される場合があってもよいし、予告アイコンが消化された場合に、消化された予告アイコンの種類に対応する種類以外の種類の予告表示が表示される場合があってもよい。また、予告アイコンが消化された場合に、消化された予告アイコンの種類に対応する種類の予告表示が必ず表示されてもよいし、予告アイコンが消化された場合に、消化された予告アイコンの種類に対応する種類の予告表示が表示されない場合があってもよい。
また、予告アイコンが消化された場合にのみ、消化された予告アイコンの種類に対応する種類の予告表示が表示される場合があってもよいし、予告アイコンが消化された場合以外の場合にも、消化された予告アイコンの種類に対応する種類の予告表示が表示される場合があってもよい。
また、『 前記表示手段は、図柄変動表示の開始が保留されている数(以下、「保留数」という。)に対応する数の前記保留アイコンを表示可能な手段であり[例えば、図468(a)に示されるUI部UI1における保留アイコン表示領域には、特図1の図柄変動表示の作動が保留されている数の保留アイコンが表示される等]、
前記予告アイコンは、表示されている数によって前記保留数を表示するものではないアイコンである[例えば、図468(a)に示される予告アイコン(2つの疑似連予告アイコンI65)は、特図1の図柄変動表示の作動が保留されている数を示すアイコンではない等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、表示手段は、保留数に対応する数の保留アイコンのみを表示可能なものであってもよいし、保留数に対応する数の保留アイコン以外の表示も表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、保留数に対応する数の保留アイコンを必ず表示するものであってもよいし、保留数に対応する数の保留アイコンを表示しない場合があってもよい。
また、『 前記遊技台は、ぱちんこ機[例えば、パチンコ機100等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、以上の記載では、
『 複数種類の表示を表示可能な表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208、第1装飾図柄表示装置208L、第2装飾図柄表示装置208M、第3装飾図柄表示装置208N等]を備えた遊技台であって、
前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第一の表示であり、
前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第二の表示であり、
前記第一の表示は、アイコン表示枠[例えば、図471(a)に示される保留表示枠FL1等]を含む表示であり、
前記アイコン表示枠のうち、枠の内側の領域(以下、「枠内領域」という。)に、図柄変動表示に関するアイコン(以下、「アイコン」という。)が表示可能に構成されており[例えば、図471(a)に示されるように、変動アイコンh0が保留表示枠FL1に収容されている等]、
前記アイコン表示枠は、複数種類の表示態様で表示可能な表示枠であり、
前記複数種類の表示態様のうちの一の表示態様は、第一の表示態様[例えば、図471(a)に示される、保留表示枠FL1のデフォルトの表示態様等]であり、
前記複数種類の表示態様のうちの一の表示態様は、第二の表示態様[例えば、図471(i)に示される、保留表示枠FL1の拡張表示態様等]であり、
前記第二の表示態様は、前記第一の表示態様の少なくとも一部が拡張された表示態様であり[例えば、図471(i)に示される、保留表示枠FL1の拡張表示態様は、図471(a)に示されるデフォルトの表示態様の保留表示枠FL1が上方に拡張した表示態様である等]、
前記第二の表示は、装飾図柄変動表示[例えば、図471(b)に示される第1装飾図柄表示装置208Lにおける第1装飾図柄の変動表示や、第2装飾図柄表示装置208Mにおける第2装飾図柄の変動表示等]であり、
前記第一の表示態様で表示されている前記第一の表示は、前記第二の表示にオーバーラップされることがない表示である[例えば、図471(b)に示されるデフォルトの表示態様の保留表示枠FL1は、第1装飾図柄表示装置208Lにおける第1装飾図柄の変動表示や、第2装飾図柄表示装置208Mにおける第2装飾図柄の変動表示にオーバーラップされない位置に表示されている等]で、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
従来の遊技台によれば、表示手段に改良の余地があったが、この遊技台によれば、表示手段に特徴を持った遊技台を提供することができる。
また、この遊技台によれば、優先して表示されるアイコン表示枠を拡張し、その拡張部分において予告や先読み予告などの演出を行うことで遊技者に当該演出が行われていることを気づかせることができる場合がある。近年の遊技台においては、多彩な演出表示が同時に複数行われているため、複雑で視認しにくい傾向があるが、この遊技台によれば、遊技者が常に着目している図柄変動表示に関するアイコンを表示するアイコン表示枠を拡張させることにより、他の演出表示と区別して識別することが可能となり、演出効果を高めることができる場合がある。
ここで、表示手段は、複数種類の表示のみを表示可能なものであってもよいし、複数種類の表示以外の表示も表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、複数種類の表示を必ず表示するものであってもよいし、複数種類の表示を表示しない場合があってもよい。
また、表示手段は、第一の表示と第二の表示のみを表示可能なものであってもよいし、第一の表示と第二の表示以外の表示も表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、第一の表示と第二の表示を必ず表示するものであってもよいし、第一の表示と第二の表示を表示しない場合があってもよい。
また、第一の表示は、アイコン表示枠のみを含むものであってもよい。すなわち、第一の表示とは、アイコン表示枠のことであってもよい。また、第一の表示は、アイコン表示枠以外のものも含むものであってもよい。また、第一の表示は、アイコン表示枠を必ず含むものであってもよいし、アイコン表示枠を含まない場合があってもよい。
なお、ここで、「アイコン表示枠」のことを、「保留表示枠」、「保留枠」、「UI」、「保留アイコン表示領域」等といったりする場合がある。また、「アイコン表示枠」は、保留アイコンや変動アイコン等の少なくとも一部にオーバーラップされる場合がある表示である。また、「アイコン表示枠」は、装飾図柄表示装置の表示画面の端部近傍に表示されるため、他の演出表示に邪魔されない場合がある。また、「アイコン表示枠」とは、一の変動アイコン又は保留アイコンが表示される枠のことである、という場合がある。また、「アイコン表示枠」は、停止後の装飾図柄にオーバーラップされない表示枠であり、また、少なくとも、保留アイコン等の一部によってオーバーラップされる表示枠であるということもできる。また、「アイコン表示枠」は、保留アイコン等の背面側に表示される背景表示であって、装飾図柄の背景表示とは異なる背景表示であるということもできる。
また、ここで、「アイコン表示枠」とは、「枠」という文言に捉われることなく、アイコンが表示される部分であると遊技者が認識可能な部分のことであり、枠画像の表示は一例であってこれに拘泥されるものではない。
また、アイコン表示枠のうち、枠内領域にアイコンのみが表示可能に構成されてもよいし、アイコン表示枠のうち、枠内領域にアイコン以外のものも表示可能に構成されてもよい。また、アイコン表示枠のうち、枠内領域にアイコンが必ず表示されるように構成されてもよいし、アイコン表示枠のうち、枠内領域にアイコンが表示されない場合があるように構成されてもよい。
なお、ここで、枠内領域は、アイコン表示枠を構成するものであり、したがって、第一の表示に含まれる概念のものである。
また、アイコン表示枠は、複数種類の表示態様でのみ表示可能なものであってもよいし、複数種類の表示態様以外の表示態様でも表示可能なものであってもよい。また、アイコン表示枠は、複数種類の表示態様で必ず表示するものであってもよいし、複数種類の表示態様で表示しない場合があってもよい。
また、アイコン表示枠は、第一の表示態様と第二の表示態様でのみ表示可能なものであってもよいし、第一の表示態様と第二の表示態様以外の表示態様も表示可能なものであってもよい。また、アイコン表示枠は、第一の表示態様と第二の表示態様とを必ず表示するものであってもよいし、第一の表示態様と第二の表示態様とを表示しない場合があってもよい。
また、第二の表示態様は、第一の表示態様の一部のみが拡張されたものであってもよいし、第一の表示態様の全部が拡張されたものであってもよい。
なお、ここで、「前記第一の表示態様の少なくとも一部が拡張された表示態様」を、第二のアイコン表示枠という場合がある。
また、ここで、「拡張」とは、広義では、「アイコン表示枠」の言いかえの表示のことであるということもできるし、画像あるいは領域の面積が大きくなることということもできる。
また、第一の表示態様で表示されている第一の表示は、第二の表示にのみオーバーラップされることがないものであってもよいし、第二の表示態様以外の表示態様にもオーバーラップされることがないものであってもよい。また、第一の表示態様で表示されている第一の表示は、第二の表示に必ずオーバーラップされることがないものであってもよいし、第二の表示にオーバーラップされる場合があってもよい。
なお、ここで、「装飾図柄変動表示」には、装飾図柄の停止表示や、変動開始時で図柄が識別可能な状態での表示を含んでもよいし、例えば、高速変動中等で、停止表示中の表示状態や変動開始時の表示状態よりも識別困難な状態での表示(例えば、高速変動中の半透明表示等)を含んでもよいし、SPリーチ中等において表示されるサイズが小さくされた装飾図柄の変動表示を含んでもよい。
また、『 前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第三の表示であり、
前記第三の表示は、演出表示[例えば、図471(g)〜同図(l)に示される、忍者のキャラクタNJ1が手裏剣SH1を投てきして第2の保留アイコンh12の表示態様を変化させる演出表示等]であり、
前記第二の表示態様のうちの前記第一の表示態様から拡張された部分(以下、「拡張部分[例えば、図471(i)に示される、拡張表示態様の保留表示枠FL1における拡張部分等]」という。)に、前記第三の表示がオーバーラップして表示可能に構成されており[例えば、図471(g)〜同図(l)に示されるように、第2の保留アイコンh12の表示態様を変化させる演出表示において、忍者のキャラクタNJ1が保留表示枠FL1における拡張部分に表示されている等]、
前記拡張部分は、前記第二の表示にオーバーラップされることがない部分である[例えば、図471(f)に示されるように、拡張表示態様の保留表示枠FL1は、変動表示中の第1装飾図柄や第2装飾図柄にオーバーラップされていない等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、少なくとも当該変動の当否を示す装飾図柄の変動表示よりも優先してアイコン表示枠の拡張表示を行い、当該拡張部分で予告や先読み予告等の演出表示を行うので、演出効果を向上させることができる場合がある。
ここで、表示手段は、第三の表示のみを表示可能なものであってもよいし、第三の表示以外の表示も表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、第三の表示を必ず表示するものであってもよいし、第三の表示を表示しない場合があってもよい。
なお、ここで、「演出表示」には、保留アイコンや変動アイコンの表示態様が変化するものや、保留アイコンや変動アイコンの表示態様を変化させる演出表示等がある。
また、拡張部分に第三の表示のみがオーバーラップして表示可能に構成されてもよいし、拡張部分に第三の表示以外の表示もオーバーラップして表示可能に構成されてもよい。また、拡張部分に第三の表示が必ずオーバーラップして表示されるように構成されてもよいし、拡張部分に第三の表示がオーバーラップして表示されない場合があるように構成されてもよい。
なお、ここで、「拡張部分」は、拡張前の部分との差分であったり、拡張前のアイコン表示枠の一部分のみを拡張(あるいは、拡大)させた場合は、それそのものを指す場合がある。
また、拡張部分は、第二の表示にのみオーバーラップされることがないものであってもよいし、第二の表示以外の表示にもオーバーラップされることがないものであってもよい。また、拡張部分は、第二の表示に必ずオーバーラップされることがないものであってもよいし、第二の表示にオーバーラップされることがある場合があってもよい。
また、『 前記演出表示は、先読み予告の表示[例えば、図471(g)〜同図(l)に示される、第2の保留アイコンh12の表示態様を変化させる演出表示等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記演出表示は、前記アイコンの表示態様を変化させる表示[例えば、図471(g)〜同図(l)に示されるように、第2の保留アイコンh12の表示態様を白色で点滅する表示態様から、緑色で点灯する表示態様に変化させる演出表示等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記第二の表示は、前記拡張部分にオーバーラップされる場合がある表示である[例えば、図471(f)に示されるように、変動表示中の装飾図柄が拡張表示態様の保留表示枠FL1にオーバーラップされている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第二の表示は、拡張部分にのみオーバーラップされる場合があるものであってもよいし、拡張部分以外の部分にもオーバーラップされる場合があるものであってもよい。また、第二の表示は、拡張部分に必ずオーバーラップされるものであってもよいし、拡張部分にオーバーラップされない場合があるものであってもよい。
また、『 前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第四の表示であり、
前記第四の表示は、セリフの表示[例えば、図471(i)に示される、吹き出しTT2におけるチビ姫のキャラクタCH1によるセリフの表示や、吹き出しTT3における爺のキャラクタGY1によるセリフの表示等]であり、
前記第四の表示は、前記第一の表示態様の前記アイコン表示枠にオーバーラップされることがない表示であり[例えば、図471(d)に示されるように、デフォルトの表示態様の保留表示枠FL1は、吹き出しTT2や吹き出しTT3と重なっていない等]、
前記第四の表示は、前記拡張部分にオーバーラップされる場合がある表示である[例えば、図471(i)に示されるように、拡張表示態様の保留表示枠FL1は、吹き出しTT2に表示されたチビ姫のキャラクタCH1によるセリフの表示にオーバーラップしている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、表示手段は、第四の表示のみ表示可能なものであってもよいし、第四の表示以外の表示も表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、第四の表示を必ず表示するものであってもよいし、第四の表示を表示しない場合があってもよい。
なお、ここで、「セリフの表示」は、「セリフ予告」や「会話予告」という場合があり、例えば、当該変動の予告、先読み予告、チュートリアル表示等が含まれる場合がある。
また、第四の表示は、第一の表示態様のアイコン表示枠にのみオーバーラップされることがないものであってもよいし、第一の表示態様のアイコン表示枠以外にもオーバーラップされることがないものがあってもよい。また、第四の表示は、第一の表示態様のアイコン表示枠に必ずオーバーラップされることがないものであってもよいし、第一の表示態様のアイコン表示枠にオーバーラップされることがあってもよい。
なお、ここで、「前記第四の表示は、前記第一の表示態様の前記アイコン表示枠にオーバーラップされることがない表示」とは、表示位置的にオーバーラップされることがないような構成になっているものも含まれる概念である。
また、第四の表示は、拡張部分にのみオーバーラップされる場合があるものであってもよいし、拡張部分以外の部分にもオーバーラップされる場合があるものであってもよい。また、第四の表示は、拡張部分に必ずオーバーラップされるものであってもよいし、拡張部分にオーバーラップされない場合があるものであってもよい。
また、「セリフの表示」には、第一のセリフの表示と第二のセリフの表示が含まれており、第一のセリフの表示は、拡張部分にオーバーラップされる場合がある表示であり、第二のセリフの表示は、拡張部分にオーバーラップされることがない表示であってもよい。
また、『 前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第五の表示であり、
前記第五の表示は、予告表示[例えば、図476(c−1)〜同図(c−6)に示される、宝箱の予告アイコンBXの表示態様を変化する演出表示や、図478(c−1)〜同図(c−4)に示される、変動アイコンh0の表示態様を変化する演出表示等]であり、
前記拡張部分において、前記第五の表示がオーバーラップして表示可能に構成されており[例えば、図476(c−1)〜同図(c−6)に示される、宝箱の予告アイコンBXの表示態様を変化する演出表示や、図478(c−1)〜同図(c−4)に示される、変動アイコンh0の表示態様を変化する演出表示において、忍者のキャラクタNJ1が拡張表示態様の保留アイコン表示領域FL1の拡張部分にオーバーラップしている等]、
前記第三の表示と前記第五の表示は、一部が同じ表示である[例えば、図471(g)〜同図(l)に示される第2の保留アイコンh12の表示態様を変化する演出表示も、図476(c−1)〜同図(c−6)に示される、宝箱の予告アイコンBXの表示態様を変化する演出表示も、図478(c−1)〜同図(c−4)に示される、変動アイコンh0の表示態様を変化する演出表示も、拡張表示態様の保留アイコン表示領域FL1の拡張部分に忍者のキャラクタNJ1が表示されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、例えば、装飾図柄で当該変動の当否を確認しにくい代わりに、拡張したアイコン表示枠で第三の表示と第五の表示の両方の表示を行うことで、アイコン表示枠を見れば両方の表示を見逃さずに見ることができる場合がある。また、第三の表示と第五の表示の全てが異なる態様だと、当該変動に期待すべきか次以降に行われる図柄変動表示に期待すべきかが明確となってしまう場合があるが、第三の表示と第五の表示の一部を同じ態様とすることで、期待できる図柄変動表示がいずれであるかが認識できるようになるまで期待感を高めることができる場合がある。
ここで、表示手段は、第五の表示のみを表示可能なものであってもよいし、第五の表示以外の表示も表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、第五の表示を必ず表示するものであってもよいし、第五の表示を表示しない場合があってもよい。
また、拡張部分において、第五の表示のみがオーバーラップして表示可能に構成されたものであってもよいし、拡張部分において、第五の表示以外の表示もオーバーラップして表示可能に構成されたものであってもよい。また、拡張部分において、第五の表示が必ずオーバーラップして表示するように構成されたものであってもよいし、拡張部分において、第五の表示がオーバーラップして表示されない場合があるように構成されたものであってもよい。
また、拡張部分においてのみ、第五の表示がオーバーラップして表示可能に構成されたものであってもよいし、拡張部分以外の部分においても、第五の表示がオーバーラップして表示可能に構成されたものであってもよい。
なお、ここで、「予告表示」とは、変動アイコンの変化演出であってもよいし、疑似連図柄等の特殊図柄の停止等であってもよい。
また、「前記第三の表示と前記第五の表示は、一部が同じ表示である」とは、例えば、キャラクタが登場するまでのアニメーションまでが同じであるものも含む概念である。
また、『 前記第一の表示態様での前記枠内領域(以下、「第一の枠内領域[例えば、図471(a)に示されるデフォルトの表示態様の保留表示枠FL1の枠内の領域等]」という。)の面積は、第一の面積であり、
前記第二の表示態様での前記枠内領域(以下、「第二の枠内領域[例えば、図471(i)に示される拡張表示態様の保留表示枠FL1の枠内の領域等]」という。)の面積は、第二の面積であり、
前記第二の面積は、前記第一の面積よりも大きい面積であり、
前記拡張部分とは、前記第二の枠内領域と前記第一の枠内領域の差分の領域の部分のことである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記第二の枠内領域は、前記第一の枠内領域を含んで構成された領域である[例えば、図471(i)に示すように、拡張表示態様の保留表示枠FL1の枠内の領域は、デフォルトの表示態様の保留表示枠FL1の枠内の領域を含んで構成されている等]、ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第二の枠内領域は、第一の枠内領域の一部を含んで構成されたものであってもよいし、第一の枠内領域の全部を含んで構成されたものであってもよい。
また、『 請求項1に記載の「前記第一の表示態様の少なくとも一部が拡張された表示態様」とは、「前記第一の表示態様のうちの前記枠内領域の面積が大きくなった表示態様」のことである[例えば、図471(i)に示すように、拡張表示態様の保留表示枠FL1は、デフォルトの表示態様の保留表示枠FL1の枠内の領域の面積が大きくなった表示態様である等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記アイコンが表示されていない状態であっても前記アイコン表示枠が前記第一の表示態様で表示可能に構成されている[例えば、保留がなく、図柄変動表示も行われておらず、変動アイコンh0も保留アイコンh11〜h14も表示されていない状態でも、保留表示枠FL1は表示されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、アイコンが表示されていない状態であってもアイコン表示枠が第一の表示態様でのみ表示可能に構成されてもよいし、アイコンが表示されていない状態であってもアイコン表示枠が第一の表示態様以外の表示態様でも表示可能に構成されてもよい。また、アイコンが表示されていない状態であってもアイコン表示枠が第一の表示態様で必ず表示されるように構成されてもよいし、アイコンが表示されていない状態であってもアイコン表示枠が第一の表示態様で表示されない場合があるように構成されてもよい。
なお、アイコンが表示されない状態でアイコン表示枠が表示されるとともに、アイコン表示枠以外の領域にアイコンが表示される状態となる場合があってもよい。
また、『 前記枠内領域に表示可能な前記アイコンは、変動アイコンである[例えば、図471(i)に示すように、拡張表示態様の保留表示枠FL1には、変動アイコンh0が表示されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、枠内領域に表示可能なアイコンが保留アイコンであってもよい。
また、『 前記表示手段は、前記アイコンとして保留アイコン[例えば、保留アイコン表示領域に表示される第1の保留アイコンh11〜第4の保留アイコンh14等]を表示可能な手段であり、
前記表示手段は、図柄変動表示の開始が保留されている数に対応する数の前記保留アイコンを表示可能な手段である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、表示手段は、アイコンとして保留アイコンのみを表示可能なものであってもよいし、アイコンとして保留アイコン以外のものも表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、アイコンとして保留アイコンを必ず表示するものであってもよいし、アイコンとして保留アイコンを表示しない場合があってもよい。
また、表示手段は、図柄変動表示の開始が保留されている数に対応する数の保留アイコンのみを表示可能なものであってもよいし、図柄変動表示の開始が保留されている数に対応する数の保留アイコン以外の保留アイコンも表示可能なものであってもよい。また、図柄変動表示の開始が保留されている数に対応する数の保留アイコンを必ず表示するものであってもよいし、図柄変動表示の開始が保留されている数に対応する数の保留アイコンを表示しない場合があってもよい。
また、『 前記第二の表示態様で表示されている前記第一の表示は、前記第二の表示にオーバーラップされることがない表示である[例えば、図471(f)〜同図(m)に示される拡張表示態様の保留表示枠FL1は、第1装飾図柄表示装置208Lにおける第1装飾図柄の変動表示や、第2装飾図柄表示装置208Mにおける第2装飾図柄の変動表示にオーバーラップされていない等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第二の表示態様で表示されている第一の表示は、第二の表示にのみオーバーラップされることがないものであってもよいし、第二の表示態様以外の表示態様にもオーバーラップされることがないものであってもよい。また、第二の表示態様で表示されている第一の表示は、第二の表示態様に必ずオーバーラップされることがないものであってもよいし、第二の表示態様にオーバーラップされる場合があってもよい。
また、『 前記遊技台は、ぱちんこ機[例えば、パチンコ機100等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、以上の記載では、
『 複数種類の表示を表示可能[例えば、装飾図柄表示装置208、第1装飾図柄表示装置208L、第2装飾図柄表示装置208M、第3装飾図柄表示装置208N等]な表示手段を備えた遊技台であって、
前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第一の表示であり、
前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第三の表示であり、
前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第四の表示[例えば、図485(a−2)〜同図(a−4)(あるいは、同図(a−4´)に示すチュートリアル表示部TT6に表示される酒飲み対決リーチ演出等]であり、
前記第一の表示は、アイコン表示枠[例えば、図485(a−1)に示されるUI部等]を含む表示であり、
前記第三の表示は、説明表示[例えば、図485(a−1)に示すチュートリアル表示部TT6に表示される「パンダは殿様の師匠」の文字表示等]であり、
前記第四の表示は、失敗パターン[例えば、図485(a−4´)に示されるように、主人公の殿様が酔いつぶれ、主人公の殿様が爺に敗北した演出表示が行われる酒飲み対決リーチ演出の演出パターン等]と成功パターン[例えば、図485(a−4)に示されるように、爺が酔いつぶれ、主人公の殿様が爺に勝利した演出表示が行われる酒飲み対決リーチ演出の演出パターン等]が用意された予告表示であり、
アイコン表示枠は、第一の領域[例えば、図485(a−1)に示す保留表示枠FL1や保留アイコン表示領域等]と第二の領域[例えば、図485(a−1)に示すチュートリアル表示部TT6等]を含んで構成された表示枠であり、
前記第一の領域に、図柄変動表示に関するアイコン(以下、「アイコン[例えば、変動アイコンh0や保留アイコンh11〜h14等]」という。)が表示可能に構成されており、
前記第二の領域に、前記第三の表示が表示可能に構成されており、
前記第二の領域に、前記第四の表示が表示可能に構成されており、
第一の表示態様[例えば、チュートリアル表示部TT6が図485(a−1)に示す表示態様であるUI部の表示態様等]でアイコン表示枠が表示される場合があり、
第二の表示態様[例えば、チュートリアル表示部TT6が図485(a−2)に示すように範囲が拡張した表示態様であるUI部の表示態様等]でアイコン表示枠が表示される場合があり、
前記第二の表示態様は、アイコン表示枠が前記第一の表示態様で表示されている状態における前記第二の領域が拡張された表示態様であり[例えば、図485(a−2)に示されるUI部の表示態様は、図485(a−1)に示す表示態様のチュートリアル表示部TT6が上方に拡張した表示態様である等]、
アイコン表示枠が前記第一の表示態様で表示されている状態における前記第二の領域において、前記第三の表示が表示される場合があり[例えば、図485(a−1)に示す表示態様のUI部におけるチュートリアル表示部TT6では、「パンダは殿様の師匠」の文字表示が表示されている等]、
アイコン表示枠が前記第二の表示態様で表示されている状態における前記第二の領域において、前記第四の表示が表示され[例えば、図485(a−2)に示す表示態様のUI部におけるチュートリアル表示部TT6では、酒飲み対決リーチ演出が表示されている等]、
アイコン表示枠が前記第一の表示態様で表示されている状態における前記第一の領域の位置と、アイコン表示枠が前記第二の表示態様で表示されている状態における該第一の領域の位置は、異なる位置であり[例えば、図485(a−1)に示す表示態様のUI部における保留表示枠FL1や保留アイコン表示領域の表示位置と、図485(a−2)に示す表示態様のUI部における保留表示枠FL1や保留アイコン表示領域の表示位置は、異なっている等]、
前記成功パターンの前記第四の表示が表示された後に、スーパーリーチ演出に発展するように構成されており、
前記失敗パターンの前記第四の表示が表示された後に、前記第二の表示態様で表示されていたアイコン表示枠が前記第一の表示態様で表示されるように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
また、『 アイコン表示枠が前記第一の表示態様で表示されている状態における前記第一の領域と、アイコン表示枠が前記第二の表示態様で表示されている状態における該第一の領域は、同じ大きさである[例えば、図485(a−2)に示す表示態様のUI部における保留表示枠FL1や保留アイコン表示領域の大きさは、図485(a−1)に示す表示態様のUI部における保留表示枠FL1や保留アイコン表示領域の大きさと同じである等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 アイコン表示枠が前記第二の表示態様で表示されている状態における前記第二の領域は、アイコン表示枠が前記第一の表示態様で表示されている状態における該第二の領域を含んで構成された領域である[例えば、図485(a−2)に示す表示態様のUI部におけるチュートリアル表示部TT6は、図485(a−1)に示す表示態様のUI部におけるチュートリアル表示部TT6を含んで構成されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記第一の領域と前記第二の領域が、隣接している[例えば、図485(a−1)や同図(a−2)に示すように、保留表示枠FL1や保留アイコン表示領域は、チュートリアル表示部TT6の上方に隣接している等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第二の表示であり、
前記第二の表示は、装飾図柄変動表示[例えば、図485(a−1)に示される第1装飾図柄表示装置208Lにおける第1装飾図柄の変動表示や、図485(a−2)に示される第3装飾図柄表示装置208Nにおける第1装飾図柄の変動表示等]であり、
前記第一の表示態様で表示されている前記第一の表示の前側に、前記第二の表示が重なって表示されることがない[例えば、図485(a−1)に示す表示態様のUI部は、第1装飾図柄表示装置208Lにおける第1装飾図柄の変動表示にオーバーラップされない位置に表示されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 アイコン表示枠が前記第二の表示態様で表示される場合に、前記第二の表示の表示位置が移動する[例えば、図485(a−2)に示すように、チュートリアル表示部TT6が拡張されると、第1装飾図柄表示装置208Lで表示されていた第1装飾図柄は、第3装飾図柄表示装置208Nに移動する等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記第二の表示は、複数種類のサイズで表示可能な表示であり、
前記複数種類のサイズのうちの一のサイズは、第一のサイズ[例えば、図485(a−1)に示す第1装飾図柄のサイズ等]であり、
前記複数種類のサイズのうちの一のサイズは、第二のサイズ[例えば、図485(a−2)に示す第1装飾図柄のサイズ(図485(a−1)に示す第1装飾図柄のサイズよりも小さいサイズ)等]であり、
前記第二のサイズは、前記第一のサイズよりも小さいサイズであり、
アイコン表示枠が前記第二の表示態様で表示される場合に、前記第一のサイズで表示されていた前記第二の表示が、前記第二のサイズで表示される[例えば、図485(a−2)に示すように、チュートリアル表示部TT6が拡張されると、第1装飾図柄は、第3装飾図柄表示装置208Nの表示画面の上方で小さく表示される等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記第二の表示態様で表示されている前記第一の表示の前側にも、前記第二の表示が重なることがない[例えば、図485(a−2)に示すUI部は、第3装飾図柄表示装置208Nにおける第1装飾図柄の変動表示にオーバーラップされていない等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 「アイコン表示枠が前記第一の表示態様で表示されている状態における前記第二の領域が拡張された表示態様」とは、「アイコン表示枠が前記第一の表示態様で表示されている状態における前記第二の領域の面積が大きくなった表示態様」のことである[例えば、図485(a−2)に示すように、拡張されたチュートリアル表示部TT6は、図485(a−1)に示す表示態様のUI部におけるチュートリアル表示部TT6の面積が大きくなった表示態様である等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記アイコンが表示されていない状態であってもアイコン表示枠が前記第一の表示態様で表示可能に構成されている[例えば、保留がなく、図柄変動表示も行われておらず、変動アイコンh0も保留アイコンh11〜h14も表示されていない状態でも、UI部は、図485(a−1)に示す表示態様で表示されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記アイコンは、変動アイコン[例えば、変動アイコンh0等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記アイコンは、保留アイコン[例えば、保留アイコンh11〜h14等]であり、
前記表示手段は、図柄変動表示の開始が保留されている数に対応する数の前記保留アイコンを表示可能な手段である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第五の表示[例えば、図483(a−1)に示される下皿満タンエラー表示ER等]であり、
前記第五の表示は、エラー表示であり、
前記第二の表示態様で表示されている前記第一の表示の前側に、前記第五の表示が重なる場合がある、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記遊技台は、ぱちんこ機[例えば、パチンコ機100等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、以上の記載では、
『 第一の表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208、第1装飾図柄表示装置208L等]を備えた遊技台であって、
或る表示領域[例えば、図485(a−1)や同図(a−2)に示すチュートリアル表示部TT6等]は、複数の態様をとることが可能な表示領域であり、
前記複数の態様のうちの一の態様は、第一の態様[例えば、図485(a−1)に示す縮小された態様等]であり、
前記複数の態様のうちの一の態様は、第二の態様[例えば、図485(a−2)に示す拡張された態様等]であり、
前記第一の態様の或る表示領域よりも前記第二の態様の或る表示領域の方がサイズが大きく、
前記第二の態様の或る表示領域は、前記第一の態様の或る表示領域を含む表示領域であり[例えば、図485(a−1)〜同図(a−2)に示すように、拡張されたチュートリアル表示部TT6は、縮小されたチュートリアル部TT6を含んだ態様とされている等]、
前記第二の態様の或る表示領域において、或る表示(以下、「第一の表示[例えば、図485(a−2)〜同図(a−4)に示す酒飲み対決リーチ演出等]」という。)を表示可能であり、
前記第一の表示の表示が終了した後に、前記第二の態様の或る表示領域が該第二の態様から前記第一の態様になり[例えば、酒飲み対決リーチ演出が終了すると、チュートリアル表示部TT6は、拡張された態様から縮小された態様に戻る等]、
前記第一の態様の或る表示領域において、前記第一の表示とは別の或る表示(以下、「第二の表示[例えば、図296(a3)〜同図(a4)に示す的当てのミニゲーム、図312(a3)〜同図(a6)に示すボーリングチャンスゲーム、図312(b4)〜同図(b7)に示すゴルフゲーム等]」という。)を表示可能であり、
前記第二の表示は、ミニゲームの表示である、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
従来の遊技台によれば、表示手段に改良の余地があったが、この遊技台によれば、表示手段に特徴を持った遊技台を提供することができる。
ここで、或る表示領域は、複数の態様のみをとることが可能なものであってもよいし、複数の態様以外の態様をとることが可能なものであってもよい。また、或る表示領域は、複数の態様を必ず取るものであってもよいし、複数の態様をとらない場合があるものであってもよい。
また、第一の態様の或る表示領域よりも第二の態様の或る表示領域の方がサイズのみが大きくてもよいし、第一の態様の或る表示領域よりも第二の態様の或る表示領域の方がサイズ以外のものも大きくてもよい。また、第一の態様の或る表示領域よりも第二の態様の或る表示領域の方がサイズが必ず大きくてもよいし、第一の態様の或る表示領域よりも第二の態様の或る表示領域の方がサイズが大きくない場合があってもよい。
また、第二の態様の或る表示領域は、第一の態様の或る表示領域のみを含むものであってもよいし、第一の態様の或る表示領域以外の領域も含むものであってもよい。また、第二の態様の或る表示領域は、第一の態様の或る表示領域を必ず含むものであってもよいし、第一の態様の或る表示領域を含まない場合があるものであってもよい。
また、第二の態様の或る表示領域において、第一の表示のみを表示可能であってもよいし、第二の態様の或る表示領域において、第一の表示以外の表示も表示可能であってもよい。また、第二の態様の或る表示領域において、第一の表示を必ず表示してもよいし、第二の態様の或る表示領域において、第一の表示を表示しない場合があってもよい。
また、第二の態様の或る表示領域においてのみ、第一の表示を表示可能であってもよいし、第二の態様の或る表示領域以外の表示領域においても、第一の表示を表示可能であってもよい。
また、第一の表示の表示が終了した後に、第二の態様の或る表示領域が第二の態様から第一の態様にのみなってもよいし、第一の表示の表示が終了した後に、第二の態様の或る表示領域が第二の態様から第一の態様以外の態様にもなってもよい。また、第一の表示の表示が終了した後に、第二の態様の或る表示領域が第二の態様から第一の態様に必ずなってもよいし、第一の表示の表示が終了した後に、第二の態様の或る表示領域が第二の態様から第一の態様にならない場合があってもよい。
また、第一の表示の表示が終了した後にのみ、第二の態様の或る表示領域が第二の態様から第一の態様になってもよいし、第一の表示の表示が終了した後以外にも、第二の態様の或る表示領域が第二の態様から第一の態様になってもよい。
第一の態様の或る表示領域において、第二の表示のみを表示可能であってもよいし、第一の態様の或る表示領域において、第二の表示以外の表示も表示可能であってもよい。また、第一の態様の或る表示領域において、第二の表示を必ず表してもよいし、第一の態様の或る表示領域において、第二の表示を表示しない場合があってもよい。
また、第一の態様の或る表示領域においてのみ、第二の表示を表示可能であってもよいし、第一の態様の或る表示領域以外の表示領域においても、第二の表示を表示可能であってもよい。
また、『 成功パターンの前記第一の表示(以下、「第一の演出表示[例えば、図485(a−4)に示す主人公の殿様が勝利した演出表示等]」という。)を表示可能であり、
失敗パターンの前記第一の表示(以下、「第二の演出表示[例えば、図485(a−4´)に示す主人公の殿様が爺に敗北した演出表示等]」という。)を表示可能であり、
前記第二の態様の或る表示領域において、前記第二の演出表示の表示が終了すると、前記第二の態様の或る表示領域が該第二の態様から前記第一の態様になる[例えば、図485(a−4´)に示される主人公の殿様が爺に敗北した演出表示が行われた後は、チュートリアル表示部TT6が下方に縮小するアニメーションが行われた後、UI部が図485(a−1)に示す状態に戻る等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第一の演出表示のみを表示可能であってもよいし、第一の演出表示以外の演出表示も表示可能であってもよい。また、第一の演出表示を必ず表示するものであってもよいし、第一の演出表示を表示しない場合があってもよい。
また、第二の演出表示のみを表示可能であってもよいし、第二の演出表示以外の演出表示も表示可能であってもよい。また、第二の演出表示を必ず表示するものであってもよいし、第二の演出表示を表示しない場合があってもよい。
また、第二の態様の或る表示領域において、第二の演出表示の表示が終了すると、第二の態様の或る表示領域が第二の態様から第一の態様にのみなってもよいし、第二の態様の或る表示領域において、第二の演出表示の表示が終了すると、第二の態様の或る表示領域が第二の態様から第一の態様以外の態様にもなってもよい。また、第二の態様の或る表示領域において、第二の演出表示の表示が終了すると、第二の態様の或る表示領域が第二の態様から第一の態様に必ずなってもよいし、第二の態様の或る表示領域において、第二の演出表示の表示が終了すると、第二の態様の或る表示領域が第二の態様から第一の態様にならない場合があってもよい。
また、第二の態様の或る表示領域において、第二の演出表示の表示が終了すると、第二の態様の或る表示領域のみが第二の態様から第一の態様になってもよいし、第二の態様の或る表示領域において、第二の演出表示の表示が終了すると、第二の態様の或る表示領域以外の表示領域も第二の態様から第一の態様になってもよい。
また、第二の態様の或る表示領域においてのみ、第二の演出表示の表示が終了すると、第二の態様の或る表示領域が第二の態様から第一の態様になってもよいし、第二の態様の或る表示領域以外の表示領域においても、第二の演出表示の表示が終了すると、第二の態様の或る表示領域が第二の態様から第一の態様になってもよい。
また、『 第一のスーパーリーチ演出[例えば、図63(c)〜同図(j)に示す剣豪リーチ等]を実行可能であり、
前記第二の態様の或る表示領域において、前記第一の演出表示の表示が終了すると、前記第一のスーパーリーチ演出が行われた後で、或る表示領域が前記第一の態様となる[例えば、図485(a−4)に示すように主人公の殿様が勝利した演出表示が行われた後は、457(c)〜同図(j)に示すSPリーチ(剣豪リーチ)が開始され、SPリーチが終了すると、チュートリアル表示部TT6は縮小した態様で表示される等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第一のスーパーリーチ演出のみ実行可能であってもよいし、第一のスーパーリーチ演出以外のリーチ演出も実行可能であってもよい。また、第一のスーパーリーチ演出を必ず実行してもよいし、第一のスーパーリーチ演出を実行しない場合があってもよい。
また、第二の態様の或る表示領域において、第一の演出表示の表示が終了すると、第一のスーパーリーチ演出が行われた後で、或る表示領域のみが第一の態様となってもよいし、第二の態様の或る表示領域において、第一の演出表示の表示が終了すると、第一のスーパーリーチ演出が行われた後で、或る表示領域以外の表示領域もが第一の態様となってもよい。また、第二の態様の或る表示領域において、第一の演出表示の表示が終了すると、第一のスーパーリーチ演出が行われた後で、或る表示領域が必ず第一の態様となってもよいし、第二の態様の或る表示領域において、第一の演出表示の表示が終了すると、第一のスーパーリーチ演出が行われた後で、或る表示領域が第一の態様とならない場合があってもよい。
また、第二の態様の或る表示領域において、第一の演出表示の表示が終了すると、第一のスーパーリーチ演出が行われた後でのみ、或る表示領域が第一の態様となってもよいそ。第二の態様の或る表示領域において、第一の演出表示の表示が終了すると、第一のスーパーリーチ演出が行われた後以外にも、或る表示領域が第一の態様となってもよい。
また、第二の態様の或る表示領域において、第一の演出表示の表示のみが終了すると、第一のスーパーリーチ演出が行われた後で、或る表示領域が第一の態様となってもよいし、第二の態様の或る表示領域において、第一の演出表示の表示以外の表示が終了しても、第一のスーパーリーチ演出が行われた後で、或る表示領域が第一の態様となってもよい。
また、第二の態様の或る表示領域においてのみ、第一の演出表示の表示が終了すると、第一のスーパーリーチ演出が行われた後で、或る表示領域が第一の態様となってもよいし、第二の態様の或る表示領域以外の表示領域においても、第一の演出表示の表示が終了すると、第一のスーパーリーチ演出が行われた後で、或る表示領域が第一の態様となってもよい。
また、『 成功パターンの前記第二の表示(以下、「第三の演出表示[例えば、図312(a3)〜同図(a6)に示すボーリングチャンスゲームでストライクとなる表示、図312(b4)〜同図(b7)に示すゴルフゲームでカップインとなる表示等]」という。)を表示可能であり、
失敗パターンの前記第二の表示(以下、「第四の演出表示[例えば、図312(a3)〜同図(a6)に示すボーリングチャンスゲームでストライクとならない表示、図312(b4)〜同図(b7)に示すゴルフゲームでカップインしない表示等]」という。)を表示可能であり、
前記第四の演出表示の表示が開始された後に、或る表示領域が前記第一の態様から前記第二の態様になる場合がある[例えば、図312(a3)〜同図(a6)に示すボーリングチャンスゲームでストライクとならない表示や、図312(b4)〜同図(b7)に示すゴルフゲームでカップインしない表示が表示されても、図485(a−1)〜同図(a−2)に示すように、チュートリアル表示部TT6が縮小した態様から拡張した態様に変化する場合がある等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第三の演出表示のみを表示可能であってもよいし、第三の演出表示以外の演出表示も表示可能であってもよい。また、第三の演出表示を必ず表示してもよいし、第三の演出表示を表示しない場合があってもよい。
また、第四の演出表示のみを表示可能であってもよいし、第四の演出表示以外の演出表示も表示可能であってもよい。また、第四の演出表示を必ず表示してもよいし、第四の演出表示を表示しない場合があってもよい。
また、第四の演出表示の表示が開始された後に、或る表示領域が第一の態様から第二の態様にのみなる場合があってもよいし、第四の演出表示の表示が開始された後に、或る表示領域が第一の態様から第二の態様以外の態様にもなる場合があってもよい。また、第四の演出表示の表示が開始された後に、或る表示領域が第一の態様から第二の態様に必ずなってもよいし、第四の演出表示の表示が開始された後に、或る表示領域が第一の態様から第二の態様にならない場合があってもよい。
また、第四の演出表示の表示が開始された後に、或る表示領域のみが第一の態様から第二の態様になる場合があってもよいし、第四の演出表示の表示が開始された後に、或る表示領域以外の表示領域も第一の態様から第二の態様になる場合があってもよい。
また、第四の演出表示の表示が開始された後にのみ、或る表示領域が第一の態様から第二の態様になる場合があってもよいし、第四の演出表示の表示が開始された後以外にも、或る表示領域が第一の態様から第二の態様になる場合があってもよい。
また、『 前記第三の演出表示の表示が開始された後に、或る表示領域が前記第一の態様から前記第二の態様になる[例えば、図312(a3)〜同図(a6)に示すボーリングチャンスゲームでストライクとなる表示や、図312(b4)〜同図(b7)に示すゴルフゲームでカップインする表示が表示された場合、図485(a−1)〜同図(a−2)に示すように、チュートリアル表示部TT6が縮小した態様から拡張した態様に変化する等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第三の演出表示の表示が開始された後に、或る表示領域が第一の態様から第二の態様にのみなってもよいし、第三の演出表示の表示が開始された後に、或る表示領域が第一の態様から第二の態様以外の態様にもなってもよい。また、第三の演出表示の表示が開始された後に、或る表示領域が第一の態様から第二の態様に必ずなってもよいし、第三の演出表示の表示が開始された後に、或る表示領域が第一の態様から第二の態様にならない場合があってもよい。
また、第三の演出表示の表示が開始された後に、或る表示領域のみが第一の態様から第二の態様になってもよいし、第三の演出表示の表示が開始された後に、或る表示領域以外の表示領域も第一の態様から第二の態様になってもよい。
また、第三の演出表示の表示が開始された後にのみ、或る表示領域が第一の態様から第二の態様になってもよいし、第三の演出表示の表示が開始された後以外にも、或る表示領域が第一の態様から第二の態様になってもよい。
また、『 第二のスーパーリーチ演出[例えば、超ロングリーチ、トリプルラインリーチ、アメドリリーチ、剣豪リーチ等]を実行可能であり、
前記第三の演出表示の表示が開始された後に、前記第二のスーパーリーチ演出が開始される場合がある[例えば、図312(a3)〜同図(a6)に示すボーリングチャンスゲームでストライクとなる表示や、図312(b4)〜同図(b7)に示すゴルフゲームでカップインする表示が表示された場合、超ロングリーチ(トリプルラインリーチ、アメドリリーチ、剣豪リーチ)に移行する等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第二のスーパーリーチ演出のみを実行可能であってもよいし、第二のスーパーリーチ演出以外のリーチ演出も実行可能であってもよい。また、第二のスーパーリーチ演出を必ず実行してもよいし、第二のスーパーリーチ演出を実行しない場合があってもよい。
また、第三の演出表示の表示が開始された後に、第二のスーパーリーチ演出のみが開始される場合があってもよいし、第三の演出表示の表示が開始された後に、第二のスーパーリーチ演出以外のリーチ演出が開始される場合があってもよい。また、第三の演出表示の表示が開始された後に、第二のスーパーリーチ演出が必ず開始されてもよいし、第三の演出表示の表示が開始された後に、第二のスーパーリーチ演出が開始されない場合があってもよい。
また、第三の演出表示の表示が開始された後にのみ、第二のスーパーリーチ演出が開始される場合があってもよいし、第三の演出表示の表示が開始された後以外にも、第二のスーパーリーチ演出が開始される場合があってもよい。
また、『 前記第一の態様の或る表示領域が該第一の態様から前記第二の態様になった後に、前記第一の表示の表示が開始される場合があり[例えば、図485(a−1)〜同図(a−2)に示すように、チュートリアル表示部TT6が縮小された態様から拡張された態様になった後に酒飲み対決リーチ演出が行われる場合がある等]、
前記第一の態様の或る表示領域が該第一の態様から前記第二の態様になった後に、第三の表示の表示が開始される場合があり[例えば、図485(a−1)〜同図(a−2)に示すように、チュートリアル表示部TT6が縮小された態様から拡張された態様になった後に、図312(a3)〜同図(a6)に示すボーリングチャンスゲームや、図312(b4)〜同図(b7)に示すゴルフゲームが行われる場合がある等]、
前記第三の表示は、ミニゲームの表示である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第一の態様の或る表示領域が第一の態様から第二の態様になった後に、第一の表示のみ表示が開始される場合があってもよいし、第一の態様の或る表示領域が第一の態様から第二の態様になった後に、第一の表示以外の表示の表示が開始される場合があってもよい。また、第一の態様の或る表示領域が第一の態様から第二の態様になった後に、第一の表示の表示が必ず開始されてもよいし、第一の態様の或る表示領域が第一の態様から第二の態様になった後に、第一の表示の表示が開始されない場合があってもよい。
また、第一の態様の或る表示領域が第一の態様から第二の態様になった後にのみ、第一の表示の表示が開始される場合があってもよいし、第一の態様の或る表示領域が第一の態様から第二の態様になった後以外にも、第一の表示の表示が開始される場合があってもよい。
また、第一の態様の或る表示領域のみが第一の態様から第二の態様になった後に、第一の表示の表示が開始される場合があってもよいし、第一の態様の或る表示領域以外の表示領域が第一の態様から第二の態様になった後に、第一の表示の表示が開始される場合があってもよい。
また、第一の態様の或る表示領域が第一の態様から第二の態様になった後に、第三の表示のみ表示が開始される場合があってもよいし、第一の態様の或る表示領域が第一の態様から第二の態様になった後に、第三の表示以外の表示の表示が開始される場合があってもよい。また、第一の態様の或る表示領域が第一の態様から第二の態様になった後に、第三の表示の表示が必ず開始されてもよいし、第一の態様の或る表示領域が第一の態様から第二の態様になった後に、第三の表示の表示が開始されない場合があってもよい。
また、第一の態様の或る表示領域が第一の態様から第二の態様になった後にのみ、第三の表示の表示が開始される場合があってもよいし、第一の態様の或る表示領域が第一の態様から第二の態様になった後以外にも、第三の表示の表示が開始される場合があってもよい。
また、第一の態様の或る表示領域のみが第一の態様から第二の態様になった後に、第三の表示の表示が開始される場合があってもよいし、第一の態様の或る表示領域以外の表示領域が第一の態様から第二の態様になった後に、第三の表示の表示が開始される場合があってもよい。
また、『 前記第一の態様の或る表示領域が該第一の態様から前記第二の態様になった後に、前記第一の表示の表示が開始される[例えば、図485(a−1)〜同図(a−2)に示すように、チュートリアル表示部TT6が縮小された態様から拡張された態様になった後に酒飲み対決リーチ演出が行われる等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第一の態様の或る表示領域が第一の態様から第二の態様になった後に、第一の表示のみ表示が開始されてもよいし、第一の態様の或る表示領域が第一の態様から第二の態様になった後に、第一の表示以外の表示の表示が開始されてもよい。また、第一の態様の或る表示領域が第一の態様から第二の態様になった後に、第一の表示の表示が必ず開始されてもよいし、第一の態様の或る表示領域が第一の態様から第二の態様になった後に、第一の表示の表示が開始されない場合があってもよい。
また、第一の態様の或る表示領域が第一の態様から第二の態様になった後にのみ、第一の表示の表示が開始されてもよいし、第一の態様の或る表示領域が第一の態様から第二の態様になった後以外にも、第一の表示の表示が開始されてもよい。
また、第一の態様の或る表示領域のみが第一の態様から第二の態様になった後に、第一の表示の表示が開始されてもよいし、第一の態様の或る表示領域以外の表示領域が第一の態様から第二の態様になった後に、第一の表示の表示が開始されてもよい。
なお、第一の態様の或る表示領域が第一の態様から第二の態様になった後でないと第一の表示は開始されないようにしてもよい。
また、『 前記第二の表示は、第一の部分表示[例えば、ミニゲームの第一のパート等]と第二の部分表示[例えば、ミニゲームの第二のパート等]を含む表示であり、
前記第一の態様の或る表示領域で前記第一の部分表示が表示されて該第一の態様の或る表示領域が該第一の態様から前記第二の態様になった後に、該第二の態様の或る表示領域で前記第二の部分表示が表示される場合がある[例えば、図312(a3)に示す要領で、殿様のキャラクタがボーリングの球を投球する様子を示す表示をミニゲームの前半部分として行い、その後、チュートリアル表示部TT6が縮小した態様から拡張した態様に変化し、その後、図312(a4)〜同図(a5)に示す要領で、ボーリングのボールがピンに近づく様子を示してストライクとなるか否かを煽り、最終的にストライクとなる成功パターンか不倒ピンが残る失敗パターンかが行われる等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第二の表示は、第一の部分表示と第二の部分表示のみを含むものであってもよいし、第一の部分表示と第二の部分表示以外の表示も含むものであってもよい。また、第二の表示は、第一の部分表示と第二の部分表示を必ず含むものであってもよいし、第一の部分表示と第二の部分表示のうちの少なくともいずれか一方を含まない場合があるものであってもよい。
また、第一の態様の或る表示領域で第一の部分が表示されて第一の態様の或る表示領域が第一の表示態様から第二の表示態様になった後に、第二の態様の或る表示領域で第二の部分表示のみが表示される場合があってもよいし、第一の態様の或る表示領域で第一の部分が表示されて第一の態様の或る表示領域が第一の表示態様から第二の表示態様になった後に、第二の態様の或る表示領域で第二の部分表示以外の表示が表示される場合があってもよい。また、第一の態様の或る表示領域で第一の部分が表示されて第一の態様の或る表示領域が第一の表示態様から第二の表示態様になった後に、第二の態様の或る表示領域で第二の部分表示が必ず表示されてもよいし、第一の態様の或る表示領域で第一の部分が表示されて第一の態様の或る表示領域が第一の表示態様から第二の表示態様になった後に、第二の態様の或る表示領域で第二の部分表示が表示されない場合があってもよい。
また、第一の態様の或る表示領域で第一の部分が表示されて第一の態様の或る表示領域が第一の表示態様から第二の表示態様になった後に、第二の態様の或る表示領域でのみ第二の部分表示が表示される場合があってもよいし、第一の態様の或る表示領域で第一の部分が表示されて第一の態様の或る表示領域が第一の表示態様から第二の表示態様になった後に、第二の態様の或る表示領域以外の表示領域で第二の部分表示が表示される場合があってもよい。
また、第一の態様の或る表示領域で第一の部分が表示されて第一の態様の或る表示領域が第一の表示態様から第二の表示態様になった後にのみ、第二の態様の或る表示領域で第二の部分表示が表示される場合があってもよいし、第一の態様の或る表示領域で第一の部分が表示されて第一の態様の或る表示領域が第一の表示態様から第二の表示態様になった後以外にも、第二の態様の或る表示領域で第二の部分表示が表示される場合があってもよい。
また、第一の態様の或る表示領域のみで第一の部分が表示されて第一の態様の或る表示領域が第一の表示態様から第二の表示態様になった後に、第二の態様の或る表示領域で第二の部分表示が表示される場合があってもよいし、第一の態様の或る表示領域以外の表示領域で第一の部分が表示されて第一の態様の或る表示領域が第一の表示態様から第二の表示態様になった後に、第二の態様の或る表示領域で第二の部分表示が表示される場合があってもよい。
また、『 図柄変動表示に関するアイコン(以下、「アイコン[例えば、図485(a−1)に示す変動アイコンh0や、保留アイコンh11〜h14等]」という。)がアイコン表示領域[例えば、図485(a−1)に示す保留表示枠FL0や保留表示領域等]に表示可能であり、
或る表示領域は、前記アイコン表示領域よりも下方に配置された領域であり[例えば、図485(a−1)に示すように、チュートリアル表示部TT6は、保留表示枠FL0や保留表示領域の下方に配置されている等]、
或る表示領域が前記第一の態様の場合と或る表示領域が前記第二の態様の場合で、前記アイコン表示領域の位置が異なる[例えば、図485(a−1)〜同図(a−2)に示すように、チュートリアル表示部TT6が縮小した態様である場合と拡大した態様である場合とで、保留表示枠FL0や保留表示領域の位置が異なっている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、アイコンがアイコン表示領域にのみ表示可能であってもよいし、アイコンがアイコン表示領域以外の表示領域にも表示可能であってもよい。また、アイコンがアイコン表示領域に必ず表示されてもよいし、アイコンがアイコン表示領域に表示されない場合があってもよい。
また、アイコンのみがアイコン表示領域に表示可能であってもよいし、アイコン以外のものがアイコン表示領域に表示可能であってもよい。
或る表示領域は、アイコン表示領域よりも下方にのみ配置されたものであってもよいし、アイコン表示領域よりも下方以外の位置にも配置されたものであってもよい。また、或る表示領域は、アイコン表示領域よりも下方に必ず配置されたものであってもよいし、アイコン表示領域よりも下方に配置されない場合があるものであってもよい。
また、或る表示領域が第一の態様の場合と或る表示領域が第二の態様の場合で、アイコン表示領域の位置のみが異なってもよいし、或る表示領域が第一の態様の場合と或る表示領域が第二の態様の場合で、アイコン表示領域の位置以外のものも異なってもよい。また、或る表示領域が第一の態様の場合と或る表示領域が第二の態様の場合で、アイコン表示領域の位置が必ず異なってもよいし、或る表示領域が第一の態様の場合と或る表示領域が第二の態様の場合で、アイコン表示領域の位置が異ならない場合があってもよい。
また、『 図柄変動表示に関するアイコン(以下、「アイコン[例えば、図485(a−1)に示す変動アイコンh0や、保留アイコンh11〜h14等]」という。)を表示可能であり、
前記第一の態様の或る表示領域が該第一の態様から前記第二の態様になると、表示中の前記アイコンが非表示となる、
ことを特徴とする遊技台。
ここで、アイコンのみを表示可能であってもよいし、アイコン以外のものも表示可能であってもよい。また、アイコンを必ず表示してもよいし、アイコンを表示しない場合があってもよい。
また、第一の或る表示領域が第一の態様から第二の態様になると、表示中のアイコンのみが非表示となってもよいし、第一の或る表示領域が第一の態様から第二の態様になると、表示中のアイコン以外のものも非表示となってもよい。また、第一の或る表示領域が第一の態様から第二の態様になると、表示中のアイコンが必ず非表示となってもよいし、第一の或る表示領域が第一の態様から第二の態様になると、表示中のアイコンが非表示とならない場合があってもよい。
また、『 タイマ表示[例えば、図293(b3)〜同図(b4)に示すタイマ表示等]を表示可能であり、
前記タイマ表示におけるタイマのカウントダウンが開始された後で該タイマ表示が0を示す表示となった後に、或る演出の実行が開始され[例えば、図293(b3)〜同図(b5)に示すように、タイマ表示のカウントダウンが行われた結果、タイマ表示が「0:00」となると予告演出が行われる等]、
前記或る演出として前記第一の態様の或る表示領域が該第一の態様から前記第二の態様になる場合がある[例えば、タイマ表示のカウントダウンが行われた結果、タイマ表示が「0:00」となると、図485(a−1)〜同図(a−2)に示すように、チュートリアル表示部TT6が縮小した態様から拡大した態様に変化する等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、タイマ表示のみを表示可能であってもよいし、タイマ表示以外の表示も標示可能であってもよい。また、タイマ表示を必ず表示してもよいし、タイマ表示を表示しない場合があってもよい。
また、タイマ表示におけるタイマのカウントダウンが開始された後でタイマ表示が0を示す表示となった後に、或る演出の実行のみが開始されてもよいし、タイマ表示におけるタイマのカウントダウンが開始された後でタイマ表示が0を示す表示となった後に、或る演出以外の演出の実行も開始されてもよい。また、タイマ表示におけるタイマのカウントダウンが開始された後でタイマ表示が0を示す表示となった後に、或る演出の実行が必ず開始されてもよいし、タイマ表示におけるタイマのカウントダウンが開始された後でタイマ表示が0を示す表示となった後に、或る演出の実行が開始されない場合があってもよい。
また、タイマ表示におけるタイマのカウントダウンが開始された後でタイマ表示が0を示す表示となった後にのみ、或る演出の実行が開始されてもよいし、タイマ表示におけるタイマのカウントダウンが開始された後でタイマ表示が0を示す表示となった後以外にも、或る演出の実行が開始されてもよい。
また、或る演出として第一の態様の或る表示領域が第一の態様から第二の態様のみになる場合があってもよいし、或る演出として第一の態様の或る表示領域が第一の態様から第二の態様以外の態様になる場合があってもよい。また、或る演出として第一の態様の或る表示領域が第一の態様から第二の態様に必ずなってもよいし、或る演出として第一の態様の或る表示領域が第一の態様から第二の態様にならない場合があってもよい。
また、或る演出として第一の態様の或る表示領域のみが第一の態様から第二の態様になる場合があってもよいし、或る演出として第一の態様の或る表示領域以外の表示領域が第一の態様から第二の態様になる場合があってもよい。
また、『 前記タイマ表示が表示されることを予告する表示[例えば、図283(b1)に示す準備中表示RDY等]が表示される場合がある、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、タイマ表示が表示されることを予告する表示のみが表示される場合があってもよいし、タイマ表示が表示されることを予告する表示以外の表示も表示される場合があってもよい。また、タイマ表示が表示されることを予告する表示が必ず表示されてもよいし、タイマ表示が表示されることを予告する表示が表示されない場合があってもよい。
また、『 装飾図柄変動表示を表示可能であり、
前記第二の態様の或る表示領域に前記装飾図柄変動表示がオーバーラップしない[例えば、図485(a−2)に示すように、拡張した態様のチュートリアル表示部TT6には、変動表示中の装飾図柄がオーバーラップしていない等]、
ことを特徴とする遊技台。
ここで、装飾図柄変動表示のみを表示可能であってもよいし、装飾図柄変動表示以外の表示も表示可能であってもよい。また、装飾図柄変動表示を必ず表示してもよいし、装飾図柄変動表示を表示しない場合があってもよい。
また、第二の態様の或る表示領域に装飾図柄変動表示のみがオーバーラップしないようにしてもよいし、第二の態様の或る表示領域に装飾図柄変動表示以外の表示もオーバーラップしないようにしてもよい。また、第二の態様の或る表示領域に装飾図柄変動表示が必ずオーバーラップしないようにしてもよいし、第二の態様の或る表示領域に装飾図柄変動表示がオーバーラップする場合があってもよい。
また、第二の態様の或る表示領域にのみ装飾図柄変動表示がオーバーラップしないようにしてもよいし、第二の態様の或る表示領域以外の表示領域にも装飾図柄変動表示がオーバーラップしないようにしてもよい。
また、『 前記第一の態様の或る表示領域において、或る説明表示(以下、「第一の説明表示[例えば、図485(a−1)に示す、チュートリアル表示部TT6に表示された「パンダは殿様の師匠」の文字表示等]」という。)が表示される場合がある[例えば、図485(a−1)に示すように、縮小した態様のチュートリアル表示部TT6には、「パンダは殿様の師匠」の文字表示が表示されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第一の態様の或る表示領域において、第一の説明表示のみが表示される場合があってもよいし、第一の態様の或る表示領域において、第一の説明表示以外の表示も表示される場合があってもよい。また、第一の態様の或る表示領域において、第一の説明表示が必ず表示されてもよいし、第一の態様の或る表示領域において、第一の説明表示が表示されない場合があってもよい。
また、第一の態様の或る表示領域においてのみ、第一の説明表示が表示される場合があってもよいし、第一の態様の或る表示領域以外の表示領域においても、第一の説明表示が表示される場合があってもよい。
また、『 前記第二の態様の或る表示領域において前記第一の説明表示が表示されることがない[例えば、図485(a−2)に示すように、拡張した態様のチュートリアル表示部TT6では、文字表示が表示されない等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第二の態様の或る表示領域において第一の説明表示のみが表示されることがなくてもよいし、第二の態様の或る表示領域において第一の説明表示以外の表示も表示されることがなくてもよい。また、第二の態様の或る表示領域において第一の説明表示が必ず表示されることがなくてもよいし、第二の態様の或る表示領域において第一の説明表示が表示される場合があってもよい。
また、第二の態様の或る表示領域においてのみ第一の説明表示が表示されることがなくてもよいし、第二の態様の或る表示領域以外の表示領域においても第一の説明表示が表示されることがなくてもよい。
また、『 前記第二の態様の或る表示領域において、前記第一の説明表示とは別の或る説明表示(以下、「第二の説明表示[例えば、「酒飲み対決リーチ演出でウーロン茶が出現すると激アツ!」の説明表示等]」という。)が表示される場合があり、
前記第一の態様の或る表示領域において前記第二の説明表示が表示されることがない、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第二の態様の或る表示領域において、第二の説明表示のみが表示される場合があってもよいし、第二の態様の或る表示領域において、第二の説明表示以外の表示も表示される場合があってもよい。また、第二の態様の或る表示領域において、第二の説明表示が必ず表示されてもよいし、第二の態様の或る表示領域において、第二の説明表示が表示されない場合があってもよい。
また、第一の態様の或る表示領域において第二の説明表示のみが表示されることがないようにしてもよいし、第一の態様の或る表示領域において第二の説明表示以外の表示も表示されることがないようにしてもよい。また、第一の態様の或る表示領域において第二の説明表示が必ず表示されることがないようにしてもよいし、第一の態様の或る表示領域において第二の説明表示が表示される場合があってもよい。
また、『 或る表示領域を特定するための表示(以下、「領域表示[例えば、図485(a−1)に示すチュートリアル表示領域TT6の表示等]」という。)を含む表示枠(以下、「アイコン表示枠[例えば、図485(a−1)に示すUI部の表示等]」という。)を表示可能である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、アイコン表示枠のみを表示可能であってもよいし、アイコン表示枠以外の表示も標示可能であってもよい。また、アイコン表示枠を必ず表示してもよいし、アイコン表示枠を表示しない場合があってもよい。
また、『 複数種類の表示態様で前記アイコン表示枠を表示可能であり、
前記複数種類の表示態様のうちの一の表示態様は、第一の表示態様[例えば、図291(a)に示す、UI部UI3が青色で表示されたデフォルトの表示態様等]であり、
前記複数種類の表示態様のうちの一の表示態様は、第二の表示態様[例えば、図291(e)に示す、UI部UI3が金色で表示された表示態様等]であり、
前記第一の表示態様は、デフォルトの表示態様であり、
前記第二の表示態様は、先読み予告の表示態様であり[例えば、UI部UI3を金色の表示態様で表示することで保留内においてチュートリアル表示部TT6が拡張することを予告している等]、
前記アイコン表示枠が前記第一の表示態様から前記第二の表示態様に変化した場合の方が、該アイコン表示枠が該第一の表示態様から該第二の表示態様に変化しなかった場合よりも前記第一の態様の或る表示領域が該第一の態様から前記第二の態様になりやすい、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、複数種類の表示態様でアイコン表示枠のみを表示可能であってもよいし、複数種類の表示態様でアイコン表示枠以外の表示も表示可能であってもよい。また、複数種類の表示態様でアイコン表示枠を必ず表示してもよいし、複数種類の表示態様でアイコン表示枠を表示しない場合があってもよい。
また、アイコン表示枠が第一の表示態様から第二の表示態様に変化した場合の方が、アイコン表示枠が第一の表示態様から第二の表示態様に変化しなかった場合よりも第一の態様の或る表示領域が第一の態様から第二の態様にのみなりやすくてもよいし、アイコン表示枠が第一の表示態様から第二の表示態様に変化した場合の方が、アイコン表示枠が第一の表示態様から第二の表示態様に変化しなかった場合よりも第一の態様の或る表示領域が第一の態様から第二の態様以外の態様にもなりやすくてもよい。また、アイコン表示枠が第一の表示態様から第二の表示態様に変化した場合の方が、アイコン表示枠が第一の表示態様から第二の表示態様に変化しなかった場合よりも第一の態様の或る表示領域が第一の態様から第二の態様に必ずなりやすくてもよいし、アイコン表示枠が第一の表示態様から第二の表示態様に変化した場合の方が、アイコン表示枠が第一の表示態様から第二の表示態様に変化しなかった場合よりも第一の態様の或る表示領域が第一の態様から第二の態様になりやすくない場合があってもよい。
なお、アイコン表示枠が第一の表示態様から第二の表示態様に変化した場合は、第一の態様の或る表示領域が第一の態様から第二の態様に必ずなるようにしてもよいし、第一の態様の或る表示領域が第一の態様から第二の態様になる場合とならない場合とがあるようにしてもよい。
また、アイコン表示枠が第一の表示態様から第二の表示態様に変化しなかった場合は、第一の態様の或る表示領域が第一の態様から第二の態様に必ずならないようにしてもよいし、第一の態様の或る表示領域が第一の態様から第二の態様になる場合とならない場合とがあるようにしてもよい。
また、『 第二の表示手段[例えば、図482(a)に示すサブ表示装置208P等]を備え、
前記第二の表示手段は、前記第一の表示手段の下方に配置された手段であり[例えば、図482(a)に示すように、サブ表示装置208Pは装飾図柄表示装置208の下方に配置されている等]、
或る表示領域が前記第一の態様である場合では、前記領域表示の全部が前記第一の表示手段に表示され、
或る表示領域が前記第二の態様である場合では、前記領域表示の少なくとも一部が前記第二の表示手段に表示される、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第二の表示手段は、第一の表示手段の下方にのみ配置されたものであってもよいし、第一の表示手段の下方以外の位置にも配置されたものであってもよい。また、第二の表示手段は、第一の表示手段の下方に必ず配置されたものであってもよいし、第一の表示手段の下方に配置されない場合があるものであってもよい。
また、或る表示領域が第一の態様である場合では、領域表示の全部が第一の表示手段にのみ表示されてもよいし、或る表示領域が第一の態様である場合では、領域表示の全部が第一の表示手段以外の表示装置にも表示されてもよい。また、或る表示領域が第一の態様である場合では、領域表示の全部が第一の表示手段に必ず表示されてもよいし、或る表示領域が第一の態様である場合では、領域表示の全部が第一の表示手段に表示されない場合があってもよい。
また、或る表示領域が第二の態様である場合では、領域表示の少なくとも一部が第二の表示手段にのみ表示されてもよいし、或る表示領域が第二の態様である場合では、領域表示の少なくとも一部が第二の表示手段以外の表示手段にも表示されてもよい。また、或る表示領域が第二の態様である場合では、領域表示の少なくとも一部が第二の表示手段に必ず表示されてもよいし、或る表示領域が第二の態様である場合では、領域表示の少なくとも一部が第二の表示手段に表示されない場合があってもよい。
また、『 前記領域表示が前記第一の態様の或る表示領域に対応する表示から前記第二の態様の或る表示領域に対応する表示に変化するアニメーションを表示可能である[例えば、図485(a−1)〜同図(a−2)に示すように、チュートリアル表示部TT6が上方に拡張するアニメーションにより、チュートリアル表示部TT6が縮小した態様から拡張した態様に変化する等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、領域表示が第一の態様の或る表示領域に対応する表示から第二の態様の或る表示領域に対応する表示に変化するアニメーションのみを表示可能であってもよいし、領域表示が第一の態様の或る表示領域に対応する表示から第二の態様の或る表示領域に対応する表示に変化するアニメーション以外のアニメーションも表示可能であってもよい。また、領域表示が第一の態様の或る表示領域に対応する表示から第二の態様の或る表示領域に対応する表示に変化するアニメーションを必ず表示してもよいし、領域表示が第一の態様の或る表示領域に対応する表示から第二の態様の或る表示領域に対応する表示に変化するアニメーションを表示しない場合があってもよい。
また、領域表示が第一の態様の或る表示領域に対応する表示から第二の態様の或る表示領域に対応する表示にのみ変化するアニメーションを表示可能であってもよいし、領域表示が第一の態様の或る表示領域に対応する表示から第二の態様の或る表示領域に対応する表示以外の表示に変化するアニメーションを表示可能であってもよい。
また、『 前記遊技台は、ぱちんこ機[例えば、図1に示すパチンコ機100等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、以上の記載では、
『 表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208、第1装飾図柄表示装置208L等]を備えた遊技台であって、
或る表示領域[例えば、図485(a−1)や同図(a−2)に示すチュートリアル表示部TT6等]は、複数の態様をとることが可能な表示領域であり、
前記複数の態様のうちの一の態様は、第一の態様[例えば、図485(a−1)に示す縮小された態様等]であり、
前記複数の態様のうちの一の態様は、第二の態様[例えば、図485(a−2)に示す拡張された態様等]であり、
前記第一の態様の或る表示領域よりも前記第二の態様の或る表示領域の方がサイズが大きく、
前記第二の態様の或る表示領域は、前記第一の態様の或る表示領域を含む表示領域であり[例えば、図485(a−1)〜同図(a−2)に示すように、拡張されたチュートリアル表示部TT6は、縮小されたチュートリアル部TT6を含んだ態様とされている等]、
前記第二の態様の或る表示領域において、或る表示(以下、「第一の表示[例えば、図485(a−2)〜同図(a−4)に示す酒飲み対決リーチ演出等]」という。)を表示可能であり、
前記第一の表示の表示が終了した後に、前記第二の態様の或る表示領域が該第二の態様から前記第一の態様になり[例えば、酒飲み対決リーチ演出が終了すると、チュートリアル表示部TT6は、拡張された態様から縮小された態様に戻る等]、
前記第一の表示とは別の或る表示(以下、「第二の表示[例えば、図296(a3)〜同図(a4)に示す的当てのミニゲーム、図312(a3)〜同図(a6)に示すボーリングチャンスゲーム、図312(b4)〜同図(b7)に示すゴルフゲーム等]」という。)を表示可能であり、
前記第二の表示は、ミニゲームの表示であり、
前記第二の表示の表示が開始された後に、或る表示領域が前記第一の態様から前記第二の態様になる場合がある[例えば、図312(a3)〜同図(a6)に示すボーリングチャンスゲームでストライクとなる表示や、図312(b4)〜同図(b7)に示すゴルフゲームでカップインする表示が表示された場合、図485(a−1)〜同図(a−2)に示すように、チュートリアル表示部TT6が縮小した態様から拡張した態様に変化する等]、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
従来の遊技台によれば、表示手段に改良の余地があったが、この遊技台によれば、表示手段に特徴を持った遊技台を提供することができる。
ここで、或る表示領域は、複数の態様のみをとることが可能なものであってもよいし、複数の態様以外の態様をとることが可能なものであってもよい。また、或る表示領域は、複数の態様を必ず取るものであってもよいし、複数の態様をとらない場合があるものであってもよい。
また、第一の態様の或る表示領域よりも第二の態様の或る表示領域の方がサイズのみが大きくてもよいし、第一の態様の或る表示領域よりも第二の態様の或る表示領域の方がサイズ以外のものも大きくてもよい。また、第一の態様の或る表示領域よりも第二の態様の或る表示領域の方がサイズが必ず大きくてもよいし、第一の態様の或る表示領域よりも第二の態様の或る表示領域の方がサイズが大きくない場合があってもよい。
また、第二の態様の或る表示領域は、第一の態様の或る表示領域のみを含むものであってもよいし、第一の態様の或る表示領域以外の領域も含むものであってもよい。また、第二の態様の或る表示領域は、第一の態様の或る表示領域を必ず含むものであってもよいし、第一の態様の或る表示領域を含まない場合があるものであってもよい。
また、第二の態様の或る表示領域において、第一の表示のみを表示可能であってもよいし、第二の態様の或る表示領域において、第一の表示以外の表示も表示可能であってもよい。また、第二の態様の或る表示領域において、第一の表示を必ず表示してもよいし、第二の態様の或る表示領域において、第一の表示を表示しない場合があってもよい。
また、第二の態様の或る表示領域においてのみ、第一の表示を表示可能であってもよいし、第二の態様の或る表示領域以外の表示領域においても、第一の表示を表示可能であってもよい。
また、第一の表示の表示が終了した後に、第二の態様の或る表示領域が第二の態様から第一の態様にのみなってもよいし、第一の表示の表示が終了した後に、第二の態様の或る表示領域が第二の態様から第一の態様以外の態様にもなってもよい。また、第一の表示の表示が終了した後に、第二の態様の或る表示領域が第二の態様から第一の態様に必ずなってもよいし、第一の表示の表示が終了した後に、第二の態様の或る表示領域が第二の態様から第一の態様にならない場合があってもよい。
また、第一の表示の表示が終了した後にのみ、第二の態様の或る表示領域が第二の態様から第一の態様になってもよいし、第一の表示の表示が終了した後以外にも、第二の態様の或る表示領域が第二の態様から第一の態様になってもよい。
また、第二の表示のみを表示可能であってもよいし、第二の表示以外の表示も標示可能であってもよい。また、第二の表示を必ず表示してもよいし、第二の表示を表示しない場合があってもよい。
また、第二の表示の表示が開始された後に、或る表示領域が第一の態様から第二の態様にのみなる場合があってもよいし、第二の表示の表示が開始された後に、或る表示領域が第一の態様から第二の態様以外の態様にもなる場合があってもよい。また、第二の表示の表示が開始された後に、或る表示領域が第一の態様から第二の態様に必ずなってもよいし、第二の表示の表示が開始された後に、或る表示領域が第一の態様から第二の態様にならない場合があってもよい。
また、第二の表示の表示が開始された後に、或る表示領域のみが第一の態様から第二の態様になる場合があってもよいし、第二の表示の表示が開始された後に、或る表示領域以外の表示領域も第一の態様から第二の態様になる場合があってもよい。
また、第二の表示の表示が開始された後にのみ、或る表示領域が第一の態様から第二の態様になる場合があってもよいし、第二の表示の表示が開始された後以外にも、或る表示領域が第一の態様から第二の態様になる場合があってもよい。
また、『 成功パターンの前記第一の表示(以下、「第一の演出表示[例えば、図485(a−4)に示す主人公の殿様が勝利した演出表示等]」という。)を表示可能であり、
失敗パターンの前記第一の表示(以下、「第二の演出表示[例えば、図485(a−4´)に示す主人公の殿様が爺に敗北した演出表示等]」という。)を表示可能であり、
前記第二の態様の或る表示領域において、前記第二の演出表示の表示が終了すると、前記第二の態様の或る表示領域が該第二の態様から前記第一の態様となる[例えば、図485(a−4´)に示される主人公の殿様が爺に敗北した演出表示が行われた後は、チュートリアル表示部TT6が下方に縮小するアニメーションが行われた後、UI部が図485(a−1)に示す状態に戻る等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第一の演出表示のみを表示可能であってもよいし、第一の演出表示以外の演出表示も表示可能であってもよい。また、第一の演出表示を必ず表示するものであってもよいし、第一の演出表示を表示しない場合があってもよい。
また、第二の演出表示のみを表示可能であってもよいし、第二の演出表示以外の演出表示も表示可能であってもよい。また、第二の演出表示を必ず表示するものであってもよいし、第二の演出表示を表示しない場合があってもよい。
また、第二の態様の或る表示領域において、第二の演出表示の表示が終了すると、第二の態様の或る表示領域が第二の態様から第一の態様にのみなってもよいし、第二の態様の或る表示領域において、第二の演出表示の表示が終了すると、第二の態様の或る表示領域が第二の態様から第一の態様以外の態様にもなってもよい。また、第二の態様の或る表示領域において、第二の演出表示の表示が終了すると、第二の態様の或る表示領域が第二の態様から第一の態様に必ずなってもよいし、第二の態様の或る表示領域において、第二の演出表示の表示が終了すると、第二の態様の或る表示領域が第二の態様から第一の態様にならない場合があってもよい。
また、第二の態様の或る表示領域において、第二の演出表示の表示が終了すると、第二の態様の或る表示領域のみが第二の態様から第一の態様になってもよいし、第二の態様の或る表示領域において、第二の演出表示の表示が終了すると、第二の態様の或る表示領域以外の表示領域も第二の態様から第一の態様になってもよい。
また、第二の態様の或る表示領域においてのみ、第二の演出表示の表示が終了すると、第二の態様の或る表示領域が第二の態様から第一の態様になってもよいし、第二の態様の或る表示領域以外の表示領域においても、第二の演出表示の表示が終了すると、第二の態様の或る表示領域が第二の態様から第一の態様になってもよい。
また、『 第一のスーパーリーチ演出[例えば、図63(c)〜同図(j)に示す剣豪リーチ等]を実行可能であり、
前記第二の態様の或る表示領域において、前記第一の演出表示の表示が終了すると、前記第一のスーパーリーチ演出が行われた後で、或る表示領域が前記第一の態様となる[例えば、図485(a−4)に示すように主人公の殿様が勝利した演出表示が行われた後は、457(c)〜同図(j)に示すSPリーチ(剣豪リーチ)が開始され、SPリーチが終了すると、チュートリアル表示部TT6は縮小した態様で表示される等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第一のスーパーリーチ演出のみ実行可能であってもよいし、第一のスーパーリーチ演出以外のリーチ演出も実行可能であってもよい。また、第一のスーパーリーチ演出を必ず実行してもよいし、第一のスーパーリーチ演出を実行しない場合があってもよい。
また、第二の態様の或る表示領域において、第一の演出表示の表示が終了すると、第一のスーパーリーチ演出が行われた後で、或る表示領域のみが第一の態様となってもよいし、第二の態様の或る表示領域において、第一の演出表示の表示が終了すると、第一のスーパーリーチ演出が行われた後で、或る表示領域以外の表示領域もが第一の態様となってもよい。また、第二の態様の或る表示領域において、第一の演出表示の表示が終了すると、第一のスーパーリーチ演出が行われた後で、或る表示領域が必ず第一の態様となってもよいし、第二の態様の或る表示領域において、第一の演出表示の表示が終了すると、第一のスーパーリーチ演出が行われた後で、或る表示領域が第一の態様とならない場合があってもよい。
また、第二の態様の或る表示領域において、第一の演出表示の表示が終了すると、第一のスーパーリーチ演出が行われた後でのみ、或る表示領域が第一の態様となってもよいそ。第二の態様の或る表示領域において、第一の演出表示の表示が終了すると、第一のスーパーリーチ演出が行われた後以外にも、或る表示領域が第一の態様となってもよい。
また、第二の態様の或る表示領域において、第一の演出表示の表示のみが終了すると、第一のスーパーリーチ演出が行われた後で、或る表示領域が第一の態様となってもよいし、第二の態様の或る表示領域において、第一の演出表示の表示以外の表示が終了しても、第一のスーパーリーチ演出が行われた後で、或る表示領域が第一の態様となってもよい。
また、第二の態様の或る表示領域においてのみ、第一の演出表示の表示が終了すると、第一のスーパーリーチ演出が行われた後で、或る表示領域が第一の態様となってもよいし、第二の態様の或る表示領域以外の表示領域においても、第一の演出表示の表示が終了すると、第一のスーパーリーチ演出が行われた後で、或る表示領域が第一の態様となってもよい。
また、『 成功パターンの前記第二の表示(以下、「第三の演出表示[例えば、図312(a3)〜同図(a6)に示すボーリングチャンスゲームでストライクとなる表示、図312(b4)〜同図(b7)に示すゴルフゲームでカップインとなる表示等]」という。)を表示可能であり、
失敗パターンの前記第二の表示(以下、「第四の演出表示[例えば、図312(a3)〜同図(a6)に示すボーリングチャンスゲームでストライクとならない表示、図312(b4)〜同図(b7)に示すゴルフゲームでカップインしない表示等]」という。)を表示可能であり、
前記第三の演出表示の表示が開始された後に、或る表示領域が前記第一の態様から前記第二の態様になる[例えば、図312(a3)〜同図(a6)に示すボーリングチャンスゲームでストライクとなる表示や、図312(b4)〜同図(b7)に示すゴルフゲームでカップインする表示が表示された場合、図485(a−1)〜同図(a−2)に示すように、チュートリアル表示部TT6が縮小した態様から拡張した態様に変化する等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第三の演出表示のみを表示可能であってもよいし、第三の演出表示以外の演出表示も表示可能であってもよい。また、第三の演出表示を必ず表示してもよいし、第三の演出表示を表示しない場合があってもよい。
また、第四の演出表示のみを表示可能であってもよいし、第四の演出表示以外の演出表示も表示可能であってもよい。また、第四の演出表示を必ず表示してもよいし、第四の演出表示を表示しない場合があってもよい。
また、第三の演出表示の表示が開始された後に、或る表示領域が第一の態様から第二の態様にのみなってもよいし、第三の演出表示の表示が開始された後に、或る表示領域が第一の態様から第二の態様以外の態様にもなってもよい。また、第三の演出表示の表示が開始された後に、或る表示領域が第一の態様から第二の態様に必ずなってもよいし、第三の演出表示の表示が開始された後に、或る表示領域が第一の態様から第二の態様にならない場合があってもよい。
また、第三の演出表示の表示が開始された後に、或る表示領域のみが第一の態様から第二の態様になってもよいし、第三の演出表示の表示が開始された後に、或る表示領域以外の表示領域も第一の態様から第二の態様になってもよい。
また、第三の演出表示の表示が開始された後にのみ、或る表示領域が第一の態様から第二の態様になってもよいし、第三の演出表示の表示が開始された後以外にも、或る表示領域が第一の態様から第二の態様になってもよい。
また、『 前記第四の演出表示の表示が開始された後に、或る表示領域が前記第一の態様から前記第二の態様になる場合がある[例えば、図312(a3)〜同図(a6)に示すボーリングチャンスゲームでストライクとならない表示や、図312(b4)〜同図(b7)に示すゴルフゲームでカップインしない表示が表示されても、図485(a−1)〜同図(a−2)に示すように、チュートリアル表示部TT6が縮小した態様から拡張した態様に変化する場合がある等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、第四の演出表示の表示が開始された後に、或る表示領域が第一の態様から第二の態様にのみなる場合があってもよいし、第四の演出表示の表示が開始された後に、或る表示領域が第一の態様から第二の態様以外の態様にもなる場合があってもよい。また、第四の演出表示の表示が開始された後に、或る表示領域が第一の態様から第二の態様に必ずなってもよいし、第四の演出表示の表示が開始された後に、或る表示領域が第一の態様から第二の態様にならない場合があってもよい。
また、第四の演出表示の表示が開始された後に、或る表示領域のみが第一の態様から第二の態様になる場合があってもよいし、第四の演出表示の表示が開始された後に、或る表示領域以外の表示領域も第一の態様から第二の態様になる場合があってもよい。
また、第四の演出表示の表示が開始された後にのみ、或る表示領域が第一の態様から第二の態様になる場合があってもよいし、第四の演出表示の表示が開始された後以外にも、或る表示領域が第一の態様から第二の態様になる場合があってもよい。
また、『 第二のスーパーリーチ演出[例えば、超ロングリーチ、トリプルラインリーチ、アメドリリーチ、剣豪リーチ等]を実行可能であり、
前記第三の演出表示の表示が開始された後に、前記第二のスーパーリーチ演出が開始される場合がある[例えば、図312(a3)〜同図(a6)に示すボーリングチャンスゲームでストライクとなる表示や、図312(b4)〜同図(b7)に示すゴルフゲームでカップインする表示が表示された場合、超ロングリーチ(トリプルラインリーチ、アメドリリーチ、剣豪リーチ)に移行する等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第二のスーパーリーチ演出のみを実行可能であってもよいし、第二のスーパーリーチ演出以外のリーチ演出も実行可能であってもよい。また、第二のスーパーリーチ演出を必ず実行してもよいし、第二のスーパーリーチ演出を実行しない場合があってもよい。
また、第三の演出表示の表示が開始された後に、第二のスーパーリーチ演出のみが開始される場合があってもよいし、第三の演出表示の表示が開始された後に、第二のスーパーリーチ演出以外のリーチ演出が開始される場合があってもよい。また、第三の演出表示の表示が開始された後に、第二のスーパーリーチ演出が必ず開始されてもよいし、第三の演出表示の表示が開始された後に、第二のスーパーリーチ演出が開始されない場合があってもよい。
また、第三の演出表示の表示が開始された後にのみ、第二のスーパーリーチ演出が開始される場合があってもよいし、第三の演出表示の表示が開始された後以外にも、第二のスーパーリーチ演出が開始される場合があってもよい。
また、『 前記第一の態様の或る表示領域が該第一の態様から前記第二の態様になった後に、前記第一の表示の表示が開始される[例えば、図485(a−1)〜同図(a−2)に示すように、チュートリアル表示部TT6が縮小された態様から拡張された態様になった後に酒飲み対決リーチ演出が行われる等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第一の態様の或る表示領域が第一の態様から第二の態様になった後に、第一の表示のみ表示が開始されてもよいし、第一の態様の或る表示領域が第一の態様から第二の態様になった後に、第一の表示以外の表示の表示が開始されてもよい。また、第一の態様の或る表示領域が第一の態様から第二の態様になった後に、第一の表示の表示が必ず開始されてもよいし、第一の態様の或る表示領域が第一の態様から第二の態様になった後に、第一の表示の表示が開始されない場合があってもよい。
また、第一の態様の或る表示領域が第一の態様から第二の態様になった後にのみ、第一の表示の表示が開始されてもよいし、第一の態様の或る表示領域が第一の態様から第二の態様になった後以外にも、第一の表示の表示が開始されてもよい。
また、第一の態様の或る表示領域のみが第一の態様から第二の態様になった後に、第一の表示の表示が開始されてもよいし、第一の態様の或る表示領域以外の表示領域が第一の態様から第二の態様になった後に、第一の表示の表示が開始されてもよい。
なお、第一の態様の或る表示領域が第一の態様から第二の態様になった後でないと第一の表示は開始されないようにしてもよい。
また、『 前記第二の表示は、第一の部分表示[例えば、ミニゲームの第一のパート等]と第二の部分表示[例えば、ミニゲームの第二のパート等]を含む表示であり、
或る表示領域以外の領域で前記第一の部分表示が表示されて前記第一の態様の或る表示領域が該第一の態様から前記第二の態様になった後に、該第二の態様の或る表示領域で前記第二の部分表示が表示される場合がある[例えば、図312(a3)に示す要領で、殿様のキャラクタがボーリングの球を投球する様子を示す表示をミニゲームの前半部分として行い、その後、チュートリアル表示部TT6が縮小した態様から拡張した態様に変化し、その後、図312(a4)〜同図(a5)に示す要領で、ボーリングのボールがピンに近づく様子を示してストライクとなるか否かを煽り、最終的にストライクとなる成功パターンか不倒ピンが残る失敗パターンかが行われる等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第二の表示は、第一の部分表示と第二の部分表示のみを含むものであってもよいし、第一の部分表示と第二の部分表示以外の表示も含むものであってもよい。また、第二の表示は、第一の部分表示と第二の部分表示を必ず含むものであってもよいし、第一の部分表示と第二の部分表示のうちの少なくともいずれか一方を含まない場合があるものであってもよい。
また、第一の態様の或る表示領域で第一の部分が表示されて第一の態様の或る表示領域が第一の表示態様から第二の表示態様になった後に、第二の態様の或る表示領域で第二の部分表示のみが表示される場合があってもよいし、第一の態様の或る表示領域で第一の部分が表示されて第一の態様の或る表示領域が第一の表示態様から第二の表示態様になった後に、第二の態様の或る表示領域で第二の部分表示以外の表示が表示される場合があってもよい。また、第一の態様の或る表示領域で第一の部分が表示されて第一の態様の或る表示領域が第一の表示態様から第二の表示態様になった後に、第二の態様の或る表示領域で第二の部分表示が必ず表示されてもよいし、第一の態様の或る表示領域で第一の部分が表示されて第一の態様の或る表示領域が第一の表示態様から第二の表示態様になった後に、第二の態様の或る表示領域で第二の部分表示が表示されない場合があってもよい。
また、第一の態様の或る表示領域で第一の部分が表示されて第一の態様の或る表示領域が第一の表示態様から第二の表示態様になった後に、第二の態様の或る表示領域でのみ第二の部分表示が表示される場合があってもよいし、第一の態様の或る表示領域で第一の部分が表示されて第一の態様の或る表示領域が第一の表示態様から第二の表示態様になった後に、第二の態様の或る表示領域以外の表示領域で第二の部分表示が表示される場合があってもよい。
また、第一の態様の或る表示領域で第一の部分が表示されて第一の態様の或る表示領域が第一の表示態様から第二の表示態様になった後にのみ、第二の態様の或る表示領域で第二の部分表示が表示される場合があってもよいし、第一の態様の或る表示領域で第一の部分が表示されて第一の態様の或る表示領域が第一の表示態様から第二の表示態様になった後以外にも、第二の態様の或る表示領域で第二の部分表示が表示される場合があってもよい。
また、第一の態様の或る表示領域のみで第一の部分が表示されて第一の態様の或る表示領域が第一の表示態様から第二の表示態様になった後に、第二の態様の或る表示領域で第二の部分表示が表示される場合があってもよいし、第一の態様の或る表示領域以外の表示領域で第一の部分が表示されて第一の態様の或る表示領域が第一の表示態様から第二の表示態様になった後に、第二の態様の或る表示領域で第二の部分表示が表示される場合があってもよい。
また、『 図柄変動表示に関するアイコン(以下、「アイコン[例えば、図485(a−1)に示す変動アイコンh0や、保留アイコンh11〜h14等]」という。)がアイコン表示領域[例えば、図485(a−1)に示す保留表示枠FL0や保留表示領域等]に表示可能であり、
或る表示領域は、前記アイコン表示領域よりも下方に配置された領域であり[例えば、図485(a−1)に示すように、チュートリアル表示部TT6は、保留表示枠FL0や保留表示領域の下方に配置されている等]、
或る表示領域が前記第一の態様の場合と或る表示領域が前記第二の態様の場合で、前記アイコン表示領域の位置が異なる[例えば、図485(a−1)〜同図(a−2)に示すように、チュートリアル表示部TT6が縮小した態様である場合と拡大した態様である場合とで、保留表示枠FL0や保留表示領域の位置が異なっている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、アイコンがアイコン表示領域にのみ表示可能であってもよいし、アイコンがアイコン表示領域以外の表示領域にも表示可能であってもよい。また、アイコンがアイコン表示領域に必ず表示されてもよいし、アイコンがアイコン表示領域に表示されない場合があってもよい。
また、アイコンのみがアイコン表示領域に表示可能であってもよいし、アイコン以外のものがアイコン表示領域に表示可能であってもよい。
或る表示領域は、アイコン表示領域よりも下方にのみ配置されたものであってもよいし、アイコン表示領域よりも下方以外の位置にも配置されたものであってもよい。また、或る表示領域は、アイコン表示領域よりも下方に必ず配置されたものであってもよいし、アイコン表示領域よりも下方に配置されない場合があるものであってもよい。
また、或る表示領域が第一の態様の場合と或る表示領域が第二の態様の場合で、アイコン表示領域の位置のみが異なってもよいし、或る表示領域が第一の態様の場合と或る表示領域が第二の態様の場合で、アイコン表示領域の位置以外のものも異なってもよい。また、或る表示領域が第一の態様の場合と或る表示領域が第二の態様の場合で、アイコン表示領域の位置が必ず異なってもよいし、或る表示領域が第一の態様の場合と或る表示領域が第二の態様の場合で、アイコン表示領域の位置が異ならない場合があってもよい。
また、『 図柄変動表示に関するアイコン(以下、「アイコン[例えば、図485(a−1)に示す変動アイコンh0や、保留アイコンh11〜h14等]」という。)を表示可能であり、
前記第一の態様の或る表示領域が該第一の態様から前記第二の態様になると、表示中の前記アイコンが非表示となる、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、アイコンのみを表示可能であってもよいし、アイコン以外のものも表示可能であってもよい。また、アイコンを必ず表示してもよいし、アイコンを表示しない場合があってもよい。
また、第一の或る表示領域が第一の態様から第二の態様になると、表示中のアイコンのみが非表示となってもよいし、第一の或る表示領域が第一の態様から第二の態様になると、表示中のアイコン以外のものも非表示となってもよい。また、第一の或る表示領域が第一の態様から第二の態様になると、表示中のアイコンが必ず非表示となってもよいし、第一の或る表示領域が第一の態様から第二の態様になると、表示中のアイコンが非表示とならない場合があってもよい。
また、『 前記第一の表示とも前記第二の表示とも別の或る表示(以下、「第三の表示[例えば、図296(a3)〜同図(a4)に示す的当てのミニゲーム、図312(a3)〜同図(a6)に示すボーリングチャンスゲーム、図312(b4)〜同図(b7)に示すゴルフゲーム等]」という)を表示可能であり、
前記第三の表示は、前記第二の表示が表示されている状態では表示が開始されることがない[例えば複数のミニゲームは同時に行われない等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第三の表示のみを表示可能であってもよいし、第三の表示以外の表示も標示可能であってもよい。また、第三の表示を必ず表示してもよいし、第三の表示を表示しない場合があってもよい。
また、第三の表示は、第二の表示が表示されている状態でのみ表示が開始されることがないようにしてもよいし、第二の表示が表示されている状態以外の状態でも表示が開始されることがないようにしてもよい。また、第三の表示は、第二の表示が表示されている状態では必ず表示が開始されることがないようにしてもよいし、第二の表示が表示されている状態で表示が開始される場合があってもよい。
また、『 タイマ表示[例えば、図293(b3)〜同図(b4)に示すタイマ表示等]を表示可能であり、
前記タイマ表示におけるタイマのカウントダウンが開始された後で該タイマ表示が0を示す表示となった後に、或る演出の実行が開始され[例えば、図293(b3)〜同図(b5)に示すように、タイマ表示のカウントダウンが行われた結果、タイマ表示が「0:00」となると予告演出が行われる等]、
前記或る演出として前記第一の態様の或る表示領域が該第一の態様から前記第二の態様になる場合がある[例えば、タイマ表示のカウントダウンが行われた結果、タイマ表示が「0:00」となると、図485(a−1)〜同図(a−2)に示すように、チュートリアル表示部TT6が縮小した態様から拡大した態様に変化する等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、タイマ表示のみを表示可能であってもよいし、タイマ表示以外の表示も標示可能であってもよい。また、タイマ表示を必ず表示してもよいし、タイマ表示を表示しない場合があってもよい。
また、タイマ表示におけるタイマのカウントダウンが開始された後でタイマ表示が0を示す表示となった後に、或る演出の実行のみが開始されてもよいし、タイマ表示におけるタイマのカウントダウンが開始された後でタイマ表示が0を示す表示となった後に、或る演出以外の演出の実行も開始されてもよい。また、タイマ表示におけるタイマのカウントダウンが開始された後でタイマ表示が0を示す表示となった後に、或る演出の実行が必ず開始されてもよいし、タイマ表示におけるタイマのカウントダウンが開始された後でタイマ表示が0を示す表示となった後に、或る演出の実行が開始されない場合があってもよい。
また、タイマ表示におけるタイマのカウントダウンが開始された後でタイマ表示が0を示す表示となった後にのみ、或る演出の実行が開始されてもよいし、タイマ表示におけるタイマのカウントダウンが開始された後でタイマ表示が0を示す表示となった後以外にも、或る演出の実行が開始されてもよい。
また、或る演出として第一の態様の或る表示領域が第一の態様から第二の態様のみになる場合があってもよいし、或る演出として第一の態様の或る表示領域が第一の態様から第二の態様以外の態様になる場合があってもよい。また、或る演出として第一の態様の或る表示領域が第一の態様から第二の態様に必ずなってもよいし、或る演出として第一の態様の或る表示領域が第一の態様から第二の態様にならない場合があってもよい。
また、或る演出として第一の態様の或る表示領域のみが第一の態様から第二の態様になる場合があってもよいし、或る演出として第一の態様の或る表示領域以外の表示領域が第一の態様から第二の態様になる場合があってもよい。
また、『 前記タイマ表示が表示されることを予告する表示[例えば、図283(b1)に示す準備中表示RDY等]が表示される場合がある、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、タイマ表示が表示されることを予告する表示のみが表示される場合があってもよいし、タイマ表示が表示されることを予告する表示以外の表示も表示される場合があってもよい。また、タイマ表示が表示されることを予告する表示が必ず表示されてもよいし、タイマ表示が表示されることを予告する表示が表示されない場合があってもよい。
また、『 装飾図柄変動表示を表示可能であり、
前記第二の態様の或る表示領域に前記装飾図柄変動表示がオーバーラップしない[例えば、図485(a−2)に示すように、拡張した態様のチュートリアル表示部TT6には、変動表示中の装飾図柄がオーバーラップしていない等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、装飾図柄変動表示のみを表示可能であってもよいし、装飾図柄変動表示以外の表示も表示可能であってもよい。また、装飾図柄変動表示を必ず表示してもよいし、装飾図柄変動表示を表示しない場合があってもよい。
また、第二の態様の或る表示領域に装飾図柄変動表示のみがオーバーラップしないようにしてもよいし、第二の態様の或る表示領域に装飾図柄変動表示以外の表示もオーバーラップしないようにしてもよい。また、第二の態様の或る表示領域に装飾図柄変動表示が必ずオーバーラップしないようにしてもよいし、第二の態様の或る表示領域に装飾図柄変動表示がオーバーラップする場合があってもよい。
また、第二の態様の或る表示領域にのみ装飾図柄変動表示がオーバーラップしないようにしてもよいし、第二の態様の或る表示領域以外の表示領域にも装飾図柄変動表示がオーバーラップしないようにしてもよい。
また、『 前記第一の態様の或る表示領域において、或る説明表示(以下、「第一の説明表示[例えば、図485(a−1)に示す、チュートリアル表示部TT6に表示された「パンダは殿様の師匠」の文字表示等]」という。)が表示される場合がある[例えば、図485(a−1)に示すように、縮小した態様のチュートリアル表示部TT6には、「パンダは殿様の師匠」の文字表示が表示されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第一の態様の或る表示領域において、第一の説明表示のみが表示される場合があってもよいし、第一の態様の或る表示領域において、第一の説明表示以外の表示も表示される場合があってもよい。また、第一の態様の或る表示領域において、第一の説明表示が必ず表示されてもよいし、第一の態様の或る表示領域において、第一の説明表示が表示されない場合があってもよい。
また、第一の態様の或る表示領域においてのみ、第一の説明表示が表示される場合があってもよいし、第一の態様の或る表示領域以外の表示領域においても、第一の説明表示が表示される場合があってもよい。
また、『 前記第二の態様の或る表示領域において前記第一の説明表示が表示されることがない[例えば、図485(a−2)に示すように、拡張した態様のチュートリアル表示部TT6では、文字表示が表示されない等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第二の態様の或る表示領域において第一の説明表示のみが表示されることがなくてもよいし、第二の態様の或る表示領域において第一の説明表示以外の表示も表示されることがなくてもよい。また、第二の態様の或る表示領域において第一の説明表示が必ず表示されることがなくてもよいし、第二の態様の或る表示領域において第一の説明表示が表示される場合があってもよい。
また、第二の態様の或る表示領域においてのみ第一の説明表示が表示されることがなくてもよいし、第二の態様の或る表示領域以外の表示領域においても第一の説明表示が表示されることがなくてもよい。
また、『 前記第二の態様の或る表示領域において、前記第一の説明表示とは別の或る説明表示(以下、「第二の説明表示[例えば、「酒飲み対決リーチ演出でウーロン茶が出現すると激アツ!」の説明表示等]」という。)が表示される場合があり、
前記第一の態様の或る表示領域において前記第二の説明表示が表示されることがない、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第二の態様の或る表示領域において、第二の説明表示のみが表示される場合があってもよいし、第二の態様の或る表示領域において、第二の説明表示以外の表示も表示される場合があってもよい。また、第二の態様の或る表示領域において、第二の説明表示が必ず表示されてもよいし、第二の態様の或る表示領域において、第二の説明表示が表示されない場合があってもよい。
また、第一の態様の或る表示領域において第二の説明表示のみが表示されることがないようにしてもよいし、第一の態様の或る表示領域において第二の説明表示以外の表示も表示されることがないようにしてもよい。また、第一の態様の或る表示領域において第二の説明表示が必ず表示されることがないようにしてもよいし、第一の態様の或る表示領域において第二の説明表示が表示される場合があってもよい。
また、『 或る表示領域を特定するための表示枠(以下、「アイコン表示枠[例えば、図485(a−1)に示すUI部の表示等]」という。)を表示可能である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、アイコン表示枠のみを表示可能であってもよいし、アイコン表示枠以外の表示も標示可能であってもよい。また、アイコン表示枠を必ず表示してもよいし、アイコン表示枠を表示しない場合があってもよい。
また、『 複数種類の表示態様で前記アイコン表示枠を表示可能であり、
前記複数種類の表示態様のうちの一の表示態様は、第一の表示態様[例えば、図291(a)に示す、UI部UI3が青色で表示されたデフォルトの表示態様等]であり、
前記複数種類の表示態様のうちの一の表示態様は、第二の表示態様[例えば、図291(e)に示す、UI部UI3が金色で表示された表示態様等]であり、
前記第一の表示態様は、デフォルトの表示態様であり、
前記第二の表示態様は、先読み予告の表示態様であり[例えば、UI部UI3を金色の表示態様で表示することで保留内においてチュートリアル表示部TT6が拡張することを予告している等]、
前記アイコン表示枠が前記第一の表示態様から前記第二の表示態様に変化した場合の方が、該アイコン表示枠が該第一の表示態様から該第二の表示態様に変化しなかった場合よりも前記第一の態様の或る表示領域が該第一の態様から前記第二の態様になりやすい、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、複数種類の表示態様でアイコン表示枠のみを表示可能であってもよいし、複数種類の表示態様でアイコン表示枠以外の表示も表示可能であってもよい。また、複数種類の表示態様でアイコン表示枠を必ず表示してもよいし、複数種類の表示態様でアイコン表示枠を表示しない場合があってもよい。
また、アイコン表示枠が第一の表示態様から第二の表示態様に変化した場合の方が、アイコン表示枠が第一の表示態様から第二の表示態様に変化しなかった場合よりも第一の態様の或る表示領域が第一の態様から第二の態様にのみなりやすくてもよいし、アイコン表示枠が第一の表示態様から第二の表示態様に変化した場合の方が、アイコン表示枠が第一の表示態様から第二の表示態様に変化しなかった場合よりも第一の態様の或る表示領域が第一の態様から第二の態様以外の態様にもなりやすくてもよい。また、アイコン表示枠が第一の表示態様から第二の表示態様に変化した場合の方が、アイコン表示枠が第一の表示態様から第二の表示態様に変化しなかった場合よりも第一の態様の或る表示領域が第一の態様から第二の態様に必ずなりやすくてもよいし、アイコン表示枠が第一の表示態様から第二の表示態様に変化した場合の方が、アイコン表示枠が第一の表示態様から第二の表示態様に変化しなかった場合よりも第一の態様の或る表示領域が第一の態様から第二の態様になりやすくない場合があってもよい。
なお、アイコン表示枠が第一の表示態様から第二の表示態様に変化した場合は、第一の態様の或る表示領域が第一の態様から第二の態様に必ずなるようにしてもよいし、第一の態様の或る表示領域が第一の態様から第二の態様になる場合とならない場合とがあるようにしてもよい。
また、アイコン表示枠が第一の表示態様から第二の表示態様に変化しなかった場合は、第一の態様の或る表示領域が第一の態様から第二の態様に必ずならないようにしてもよいし、第一の態様の或る表示領域が第一の態様から第二の態様になる場合とならない場合とがあるようにしてもよい。
また、『 前記遊技台は、ぱちんこ機[例えば、図1に示すパチンコ機100等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
以上の記載では、
『 表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208、第1装飾図柄表示装置208L等]を備えた遊技台であって、
或る表示領域[例えば、図485(a−1)や同図(a−2)に示すチュートリアル表示部TT6等]は、複数の態様をとることが可能な表示領域であり、
前記複数の態様のうちの一の態様は、第一の態様[例えば、図485(a−1)に示す縮小された態様等]であり、
前記複数の態様のうちの一の態様は、第二の態様[例えば、図485(a−2)に示す拡張された態様(第1の拡張態様)等]であり、
前記第一の態様の或る表示領域よりも前記第二の態様の或る表示領域の方がサイズが大きく、
前記第二の態様の或る表示領域は、前記第一の態様の或る表示領域を含む表示領域であり[例えば、図485(a−1)〜同図(a−2)に示すように、拡張されたチュートリアル表示部TT6は、縮小されたチュートリアル部TT6を含んだ態様とされている等]、
前記第二の態様の或る表示領域において、或る表示(以下、「第一の表示[例えば、図485(a−2)〜同図(a−4)に示す酒飲み対決リーチ演出等]」という。)を表示可能であり、
前記第一の表示の表示が終了した後に、前記第二の態様の或る表示領域が該第二の態様から前記第一の態様になり[例えば、酒飲み対決リーチ演出が終了すると、チュートリアル表示部TT6は、拡張された態様から縮小された態様に戻る等]、
前記複数の態様のうちの一の態様は、第三の態様であり[例えば、図485(a−1)に示す縮小された態様のチュートリアル表示部TT6の大きさと、図485(a−2)に示す第1の拡張態様のチュートリアル表示部TT6の大きさの中間の大きさである第2の拡張態様等]、
前記第一の態様の或る表示領域よりも前記第三の態様の或る表示領域の方がサイズが大きく、
前記第二の態様の或る表示領域と前記第三の態様の或る表示領域でサイズが異なる[例えば、第2の拡張態様のチュートリアル表示部TT6の大きさは、図485(a−1)に示す縮小された態様のチュートリアル表示部TT6の大きさと、図485(a−2)に示す第1の拡張態様のチュートリアル表示部TT6の大きさの中間の大きさである等]、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
従来の遊技台によれば、表示手段に改良の余地があったが、この遊技台によれば、表示手段に特徴を持った遊技台を提供することができる。
ここで、或る表示領域は、複数の態様のみをとることが可能なものであってもよいし、複数の態様以外の態様をとることが可能なものであってもよい。また、或る表示領域は、複数の態様を必ず取るものであってもよいし、複数の態様をとらない場合があるものであってもよい。
また、第一の態様の或る表示領域よりも第二の態様の或る表示領域の方がサイズのみが大きくてもよいし、第一の態様の或る表示領域よりも第二の態様の或る表示領域の方がサイズ以外のものも大きくてもよい。また、第一の態様の或る表示領域よりも第二の態様の或る表示領域の方がサイズが必ず大きくてもよいし、第一の態様の或る表示領域よりも第二の態様の或る表示領域の方がサイズが大きくない場合があってもよい。
また、第二の態様の或る表示領域は、第一の態様の或る表示領域のみを含むものであってもよいし、第一の態様の或る表示領域以外の領域も含むものであってもよい。また、第二の態様の或る表示領域は、第一の態様の或る表示領域を必ず含むものであってもよいし、第一の態様の或る表示領域を含まない場合があるものであってもよい。
また、第二の態様の或る表示領域において、第一の表示のみを表示可能であってもよいし、第二の態様の或る表示領域において、第一の表示以外の表示も表示可能であってもよい。また、第二の態様の或る表示領域において、第一の表示を必ず表示してもよいし、第二の態様の或る表示領域において、第一の表示を表示しない場合があってもよい。
また、第二の態様の或る表示領域においてのみ、第一の表示を表示可能であってもよいし、第二の態様の或る表示領域以外の表示領域においても、第一の表示を表示可能であってもよい。
また、第一の表示の表示が終了した後に、第二の態様の或る表示領域が第二の態様から第一の態様にのみなってもよいし、第一の表示の表示が終了した後に、第二の態様の或る表示領域が第二の態様から第一の態様以外の態様にもなってもよい。また、第一の表示の表示が終了した後に、第二の態様の或る表示領域が第二の態様から第一の態様に必ずなってもよいし、第一の表示の表示が終了した後に、第二の態様の或る表示領域が第二の態様から第一の態様にならない場合があってもよい。
また、第一の表示の表示が終了した後にのみ、第二の態様の或る表示領域が第二の態様から第一の態様になってもよいし、第一の表示の表示が終了した後以外にも、第二の態様の或る表示領域が第二の態様から第一の態様になってもよい。
第二の態様の或る表示領域と第三の態様の或る表示領域でサイズのみが異なってもよいし、第二の態様の或る表示領域と第三の態様の或る表示領域でサイズ以外も異なってもよい。また、第二の態様の或る表示領域と第三の態様の或る表示領域でサイズが必ず異なってもよいし、第二の態様の或る表示領域と第三の態様の或る表示領域でサイズが異ならない場合があってもよい。
また、『 前記第三の態様の或る表示領域において、前記第一の表示を表示可能であり、
成功パターンの前記第一の表示(以下、「第一の演出表示[例えば、図485(a−4)に示す主人公の殿様が勝利した演出表示等]」という。)を表示可能であり、
失敗パターンの前記第一の表示[例えば、図485(a−4´)に示す主人公の殿様が爺に敗北した演出表示等]を表示可能であり、
前記第二の態様の或る表示領域における前記第一の演出表示よりも前記第三の態様の或る表示領域における該第一の演出表示の方が表示開始されやすい、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第三の態様の或る表示領域において、第一の表示のみを表示可能であってもよいし、第三の態様の或る表示領域において、第一の表示以外の表示も表示可能であってもよい。また、第三の態様の或る表示領域において、第一の表示を必ず表示してもよいし、第三の態様の或る表示領域において、第一の表示を表示しない場合があってもよい。
また、第一の演出表示のみを表示可能であってもよいし、第一の演出表示以外の演出表示も表示可能であってもよい。また、第一の演出表示を必ず表示するものであってもよいし、第一の演出表示を表示しない場合があってもよい。
また、失敗パターンの第一の表示のみを表示可能であってもよいし、失敗パターンの第一の表示以外の演出表示も表示可能であってもよい。また、失敗パターンの第一の表示を必ず表示するものであってもよいし、失敗パターンの第一の表示を表示しない場合があってもよい。
なお、第二の態様の或る表示領域では第一の演出表示が必ず表示開始されなくてもよい。
また、第三の態様の或る表示領域では第一の演出表示が必ず表示開始されやすくてもよい。
また、『 前記第三の態様の或る表示領域において、前記第一の表示とは別の或る表示(以下、「第二の表示[例えば、図296(a3)〜同図(a4)に示す的当てのミニゲーム、図312(a3)〜同図(a6)に示すボーリングチャンスゲーム、図312(b4)〜同図(b7)に示すゴルフゲーム等]」という。)を表示可能であり、
前記第二の表示は、ミニゲームの表示であり、
成功パターンの前記第一の表示(以下、「第一の演出表示[例えば、図485(a−4)に示す主人公の殿様が勝利した演出表示等]」という。)を表示可能であり、
失敗パターンの前記第一の表示[例えば、図485(a−4´)に示す主人公の殿様が爺に敗北した演出表示等]を表示可能であり、
成功パターンの前記第二の表示(以下、「第三の演出表示[例えば、図312(a3)〜同図(a6)に示すボーリングチャンスゲームでストライクとなる表示、図312(b4)〜同図(b7)に示すゴルフゲームでカップインとなる表示等]」という。)を表示可能であり、
失敗パターンの前記第二の表示[例えば、図312(a3)〜同図(a6)に示すボーリングチャンスゲームでストライクとならない表示、図312(b4)〜同図(b7)に示すゴルフゲームでカップインしない表示等]を表示可能であり、
前記第三の態様の或る表示領域で前記第三の演出表示の表示が開始された際に実行中の図柄変動表示よりも、前記第二の態様の或る表示領域で前記第一の演出表示の表示が開始された際に実行中の図柄変動表示の方が、最終的に大当り図柄態様で確定表示されやすい、
ことを特徴とする遊技台。
ここで、第三の態様の或る表示領域において、第二の表示のみを表示可能であってもよいし、第三の態様の或る表示領域において、第二の表示以外の表示も表示可能であってもよい。また、第三の態様の或る表示領域において、第二の表示を必ず表してもよいし、第三の態様の或る表示領域において、第二の表示を表示しない場合があってもよい。
また、第三の態様の或る表示領域においてのみ、第二の表示を表示可能であってもよいし、第三の態様の或る表示領域以外の表示領域においても、第二の表示を表示可能であってもよい。
また、第一の演出表示のみを表示可能であってもよいし、第一の演出表示以外の演出表示も表示可能であってもよい。また、第一の演出表示を必ず表示するものであってもよいし、第一の演出表示を表示しない場合があってもよい。
また、失敗パターンの第一の表示のみを表示可能であってもよいし、失敗パターンの第一の表示以外の演出表示も表示可能であってもよい。また、失敗パターンの第一の表示を必ず表示するものであってもよいし、失敗パターンの第一の表示を表示しない場合があってもよい。
なお、第三の態様の或る表示領域で第三の演出表示の表示が開始された際に実行中の図柄変動表示では、最終的に大当り図柄態様が必ず確定表示されないようにしてもよいし、最終的に大当り図柄態様が確定表示される場合とされない場合があってもよい。
また、第二の態様の或る表示領域で第一の演出の表示が開始された際に実行中の図柄変動表示では、最終的に大当り図柄態様が必ず確定表示されるようにしてもよいし、最終的に大当り図柄態様が確定表示される場合とされない場合があってもよい。
また、「或る表示領域が第二の態様になって第一の演出表示が表示される装飾図柄の変動表示(以下、「第一の変動表示」という。)を表示可能であり、或る表示領域が第三の態様になって第三の演出表示が表示される装飾図柄の変動表示(以下、「第二の変動表示」という。)を表示可能であり、第二の変動表示よりも第三の変動表示の方が、最終的に大当り図柄態様で確定表示(大当りとなることを表す装飾図柄の組み合わせの表示の確定表示)されやすい、」であってもよい。
さらに、「第一の変動表示は、或る表示領域が第三の態様になって第三の演出表示が表示されない変動表示であり、第二の変動表示は、或る表示領域が第二の態様になって第一の演出表示が表示されない変動表示であり、」であってもよい。
また、『 前記第三の態様の或る表示領域よりも前記第二の態様の或る表示領域の方が、前記第一の演出表示が開始されやすい、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第三の態様の或る表示領域よりも第二の態様の或る表示領域の方が、第一の演出表示のみが開始されやすくてもよいし、第三の態様の或る表示領域よりも第二の態様の或る表示領域の方が、第一の演出表示以外の表示も開始されやすくてもよい。また、第三の態様の或る表示領域よりも第二の態様の或る表示領域の方が、第一の演出表示が必ず開始されやすくてもよいし、第三の態様の或る表示領域よりも第二の態様の或る表示領域の方が、第一の演出表示が開始されやすくない場合があってもよい。
なお、第三の態様の或る表示領域では、第一の演出表示が必ず開始されなくてもよいし、第一の演出表示が開始される場合とされない場合があってもよい。
また、第二の態様の或る表示領域では、第一の演出表示が必ず開始されてもよいし、第一の演出表示が開始される場合とされない場合があってもよい。
また、『 第一のスーパーリーチ演出[例えば、図63(c)〜同図(j)に示す剣豪リーチ等]を実行可能であり、
前記第二の態様の或る表示領域において前記第一の演出表示の表示が終了すると、前記第一のスーパーリーチ演出が行われた後で、或る表示領域が前記第一の態様となり[例えば、図485(a−4)に示すように第1の拡張態様のチュートリアル表示領域TT6における酒飲み対決リーチ演出において主人公の殿様が勝利した演出表示が行われた後は、図457(c)〜同図(j)に示すSPリーチ(剣豪リーチ)が開始され、SPリーチが終了すると、チュートリアル表示部TT6は縮小した態様で表示される等]、
前記第三の態様の或る表示領域において前記第一の演出表示の表示が終了すると、前記第一のスーパーリーチ演出が行われた後で、或る表示領域が前記第一の態様となる[例えば、第2の拡張態様のチュートリアル表示領域TT6における酒飲み対決リーチ演出において主人公の殿様が勝利した演出表示が行われた後は、図457(c)〜同図(j)に示すSPリーチ(剣豪リーチ)が開始され、SPリーチが終了すると、チュートリアル表示部TT6は縮小した態様で表示される等]、
ことを特徴とする遊技台。
ここで、第一のスーパーリーチ演出のみ実行可能であってもよいし、第一のスーパーリーチ演出以外のリーチ演出も実行可能であってもよい。また、第一のスーパーリーチ演出を必ず実行してもよいし、第一のスーパーリーチ演出を実行しない場合があってもよい。
また、第二の態様の或る表示領域において、第一の演出表示の表示が終了すると、第一のスーパーリーチ演出が行われた後で、或る表示領域のみが第一の態様となってもよいし、第二の態様の或る表示領域において、第一の演出表示の表示が終了すると、第一のスーパーリーチ演出が行われた後で、或る表示領域以外の表示領域もが第一の態様となってもよい。また、第二の態様の或る表示領域において、第一の演出表示の表示が終了すると、第一のスーパーリーチ演出が行われた後で、或る表示領域が必ず第一の態様となってもよいし、第二の態様の或る表示領域において、第一の演出表示の表示が終了すると、第一のスーパーリーチ演出が行われた後で、或る表示領域が第一の態様とならない場合があってもよい。
また、第二の態様の或る表示領域において、第一の演出表示の表示が終了すると、第一のスーパーリーチ演出が行われた後でのみ、或る表示領域が第一の態様となってもよいそ。第二の態様の或る表示領域において、第一の演出表示の表示が終了すると、第一のスーパーリーチ演出が行われた後以外にも、或る表示領域が第一の態様となってもよい。
また、第二の態様の或る表示領域において、第一の演出表示の表示のみが終了すると、第一のスーパーリーチ演出が行われた後で、或る表示領域が第一の態様となってもよいし、第二の態様の或る表示領域において、第一の演出表示の表示以外の表示が終了しても、第一のスーパーリーチ演出が行われた後で、或る表示領域が第一の態様となってもよい。
また、第二の態様の或る表示領域においてのみ、第一の演出表示の表示が終了すると、第一のスーパーリーチ演出が行われた後で、或る表示領域が第一の態様となってもよいし、第二の態様の或る表示領域以外の表示領域においても、第一の演出表示の表示が終了すると、第一のスーパーリーチ演出が行われた後で、或る表示領域が第一の態様となってもよい。
また、第三の態様の或る表示領域において、第一の演出表示の表示が終了すると、第一のスーパーリーチ演出が行われた後で、或る表示領域のみが第一の態様となってもよいし、第三の態様の或る表示領域において、第一の演出表示の表示が終了すると、第一のスーパーリーチ演出が行われた後で、或る表示領域以外の表示領域もが第一の態様となってもよい。また、第三の態様の或る表示領域において、第一の演出表示の表示が終了すると、第一のスーパーリーチ演出が行われた後で、或る表示領域が必ず第一の態様となってもよいし、第三の態様の或る表示領域において、第一の演出表示の表示が終了すると、第一のスーパーリーチ演出が行われた後で、或る表示領域が第一の態様とならない場合があってもよい。
また、第三の態様の或る表示領域において、第一の演出表示の表示が終了すると、第一のスーパーリーチ演出が行われた後でのみ、或る表示領域が第一の態様となってもよいそ。第三の態様の或る表示領域において、第一の演出表示の表示が終了すると、第一のスーパーリーチ演出が行われた後以外にも、或る表示領域が第一の態様となってもよい。
また、第三の態様の或る表示領域において、第一の演出表示の表示のみが終了すると、第一のスーパーリーチ演出が行われた後で、或る表示領域が第一の態様となってもよいし、第三の態様の或る表示領域において、第一の演出表示の表示以外の表示が終了しても、第一のスーパーリーチ演出が行われた後で、或る表示領域が第一の態様となってもよい。
また、第三の態様の或る表示領域においてのみ、第一の演出表示の表示が終了すると、第一のスーパーリーチ演出が行われた後で、或る表示領域が第一の態様となってもよいし、第三の態様の或る表示領域以外の表示領域においても、第一の演出表示の表示が終了すると、第一のスーパーリーチ演出が行われた後で、或る表示領域が第一の態様となってもよい。
また、『 前記第三の態様の或る表示領域において前記第一の演出表示の表示が開始された後で、該第三の態様の或る表示領域が該第三の態様から前記第二の態様に変化する場合がある[例えば、第2の拡張態様のチュートリアル表示領域TT6における酒飲み対決リーチ演出において主人公の殿様が勝利した演出表示が行われた後は、チュートリアル表示領域TT6が拡張して図485(a−2)に示すようにチュートリアル表示領域TT6が第1の拡張態様となる等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第三の態様の或る表示領域において第一の演出表示の表示が開始された後で、第三の態様の或る表示領域が第三の態様から第二の態様にのみ変化する場合があってもよいし、第三の態様の或る表示領域において第一の演出表示の表示が開始された後で、第三の態様の或る表示領域が第三の態様から第二の態様以外にも変化する場合があってもよい。また、第三の態様の或る表示領域において第一の演出表示の表示が開始された後で、第三の態様の或る表示領域が第三の態様から第二の態様に必ず変化してもよいし、第三の態様の或る表示領域において第一の演出表示の表示が開始された後で、第三の態様の或る表示領域が第三の態様から第二の態様に変化しない場合があってもよい。
また、第三の態様の或る表示領域において第一の演出表示の表示が開始された後で、第三の態様の或る表示領域のみが第三の態様から第二の態様に変化する場合があってもよいし、第三の態様の或る表示領域において第一の演出表示の表示が開始された後で、第三の態様の或る表示領域以外の表示領域も第三の態様から第二の態様に変化する場合があってもよい。
また、第三の態様の或る表示領域において第一の演出表示の表示が開始された後でのみ、第三の態様の或る表示領域が第三の態様から第二の態様に変化する場合があってもよいし、第三の態様の或る表示領域において第一の演出表示の表示が開始された後以外でも、第三の態様の或る表示領域が第三の態様から第二の態様に変化する場合があってもよい。
また、『 前記第一の表示は、複数種類の表示を表示可能な表示であり、
前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第一の種類の表示[例えば、図309(b)に示すチビ姫無双演出等]であり、
前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第二の種類の表示[例えば、図309(b)に示す飲み比べ演出等]であり、
前記第二の態様の或る表示領域において、前記第一の種類の表示と前記第二の種類の表示の両方が行われる場合がある[例えば、図309(b)に示すように、チビ姫無双演出と飲み比べ演出の両方が行われている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第一の表示は、複数種類の表示のみを表示可能なものであってもよいし、複数種類の表示以外の表示も標示可能なものであってもよい。また、第一の表示は、複数種類の表示を必ず表示するものであってもよいし、複数種類の表示を表示しない場合があるものであってもよい。
また、第二の態様の或る表示領域において、第一の種類の表示と第二の種類の表示の両方のみが行われる場合があってもよいし、第二の態様の或る表示領域において、第一の種類の表示と第二の種類の表示の両方以外の表示も行われる場合があってもよい。また、第二の態様の或る表示領域において、第一の種類の表示と第二の種類の表示の両方が必ず行われてもよいし、第二の態様の或る表示領域において、第一の種類の表示と第二の種類の表示の両方が行われない場合があってもよい。
また、第二の態様の或る表示領域においてのみ、第一の種類の表示と第二の種類の表示の両方が行われる場合があってもよいし、第二の態様の或る表示領域以外の表示領域においても、第一の種類の表示と第二の種類の表示の両方が行われる場合があってもよい。
また、『 前記第一の種類の表示と前記第二の種類の表示のいずれか一方が前記第一の演出表示として表示される場合(以下、「第一の場合[例えば、図309(b)に示すチビ姫無双演出と飲み比べ演出のうちのいずれか一方が表示される場合等]」という。)があり、
前記第一の種類の表示と前記第二の種類の表示の両方が前記第一の演出表示として表示される場合(以下、「第二の場合[例えば、図309(b)に示すチビ姫無双演出と飲み比べ演出の両方が表示される場合等]」という。)があり、
前記第一の場合と前記第二の場合では、該第二の場合の方が図柄変動表示において最終的に大当り図柄が確定表示されやすい、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第一の場合と第二の場合では、第二の場合の方が図柄変動表示において最終的に大当り図柄のみが確定表示されやすくてもよいし、第一の場合と第二の場合では、第二の場合の方が図柄変動表示において最終的に大当り図柄以外の図柄も確定表示されやすくてもよい。また、第一の場合と第二の場合では、第二の場合の方が図柄変動表示において最終的に大当り図柄が必ず確定表示されやすくてもよいし、第一の場合と第二の場合では、第二の場合の方が図柄変動表示において最終的に大当り図柄が確定表示されやすくない場合があってもよい。
なお、第一の場合では、図柄変動表示において最終的に大当り図柄が必ず確定表示されないようにしてもよいし、図柄変動表示において最終的に大当り図柄が確定表示される場合とされない場合があってもよい。
また、第二の場合では、図柄変動表示において最終的に大当り図柄が必ず確定表示されるようにしてもよいし、図柄変動表示において最終的に大当り図柄が確定表示される場合とされない場合があってもよい。
また、『 前記第二の態様の或る表示領域の方が、前記第三の態様の或る表示領域よりもサイズが大きい[例えば、第2の拡張態様のチュートリアル表示部TT6の大きさは、図485(a−1)に示す縮小された態様のチュートリアル表示部TT6の大きさと、図485(a−2)に示す第1の拡張態様のチュートリアル表示部TT6の大きさの中間の大きさである等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 図柄変動表示に関するアイコン(以下、「アイコン[例えば、図485(a−1)に示す変動アイコンh0や、保留アイコンh11〜h14等]」という。)がアイコン表示領域[例えば、図485(a−1)に示す保留表示枠FL0や保留表示領域等]に表示可能であり、
或る表示領域は、前記アイコン表示領域よりも下方に配置された領域であり[例えば、図485(a−1)に示すように、チュートリアル表示部TT6は、保留表示枠FL0や保留表示領域の下方に配置されている等]、
或る表示領域が前記第一の態様の場合と或る表示領域が前記第二の態様の場合で、前記アイコン表示領域の位置が異なる[例えば、図485(a−1)〜同図(a−2)に示すように、チュートリアル表示部TT6が縮小した態様である場合と拡大した態様である場合とで、保留表示枠FL0や保留表示領域の位置が異なっている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、アイコンがアイコン表示領域にのみ表示可能であってもよいし、アイコンがアイコン表示領域以外の表示領域にも表示可能であってもよい。また、アイコンがアイコン表示領域に必ず表示されてもよいし、アイコンがアイコン表示領域に表示されない場合があってもよい。
また、アイコンのみがアイコン表示領域に表示可能であってもよいし、アイコン以外のものがアイコン表示領域に表示可能であってもよい。
また、或る表示領域は、アイコン表示領域よりも下方にのみ配置されたものであってもよいし、アイコン表示領域よりも下方以外の位置にも配置されたものであってもよい。また、或る表示領域は、アイコン表示領域よりも下方に必ず配置されたものであってもよいし、アイコン表示領域よりも下方に配置されない場合があるものであってもよい。
また、或る表示領域が第一の態様の場合と或る表示領域が第二の態様の場合で、アイコン表示領域の位置のみが異なってもよいし、或る表示領域が第一の態様の場合と或る表示領域が第二の態様の場合で、アイコン表示領域の位置以外のものも異なってもよい。また、或る表示領域が第一の態様の場合と或る表示領域が第二の態様の場合で、アイコン表示領域の位置が必ず異なってもよいし、或る表示領域が第一の態様の場合と或る表示領域が第二の態様の場合で、アイコン表示領域の位置が異ならない場合があってもよい。
また、『 図柄変動表示に関するアイコン(以下、「アイコン[例えば、図485(a−1)に示す変動アイコンh0や、保留アイコンh11〜h14等]」という。)を表示可能であり、
前記第一の態様の或る表示領域が該第一の態様から前記第二の態様になると、表示中の前記アイコンが非表示となる、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、アイコンのみを表示可能であってもよいし、アイコン以外のものも表示可能であってもよい。また、アイコンを必ず表示してもよいし、アイコンを表示しない場合があってもよい。
また、第一の或る表示領域が第一の態様から第二の態様になると、表示中のアイコンのみが非表示となってもよいし、第一の或る表示領域が第一の態様から第二の態様になると、表示中のアイコン以外のものも非表示となってもよい。また、第一の或る表示領域が第一の態様から第二の態様になると、表示中のアイコンが必ず非表示となってもよいし、第一の或る表示領域が第一の態様から第二の態様になると、表示中のアイコンが非表示とならない場合があってもよい。
また、『 タイマ表示[例えば、図293(b3)〜同図(b4)に示すタイマ表示等]を表示可能であり、
前記タイマ表示におけるタイマのカウントダウンが開始された後で該タイマ表示が0を示す表示となった後に、或る演出の実行が開始され[例えば、図293(b3)〜同図(b5)に示すように、タイマ表示のカウントダウンが行われた結果、タイマ表示が「0:00」となると予告演出が行われる等]、
前記或る演出として前記第一の態様の或る表示領域が該第一の態様から前記第二の態様になる場合がある[例えば、タイマ表示のカウントダウンが行われた結果、タイマ表示が「0:00」となると、図485(a−1)〜同図(a−2)に示すように、チュートリアル表示部TT6が縮小した態様から拡大した態様に変化する等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、タイマ表示のみを表示可能であってもよいし、タイマ表示以外の表示も標示可能であってもよい。また、タイマ表示を必ず表示してもよいし、タイマ表示を表示しない場合があってもよい。
また、タイマ表示におけるタイマのカウントダウンが開始された後でタイマ表示が0を示す表示となった後に、或る演出の実行のみが開始されてもよいし、タイマ表示におけるタイマのカウントダウンが開始された後でタイマ表示が0を示す表示となった後に、或る演出以外の演出の実行も開始されてもよい。また、タイマ表示におけるタイマのカウントダウンが開始された後でタイマ表示が0を示す表示となった後に、或る演出の実行が必ず開始されてもよいし、タイマ表示におけるタイマのカウントダウンが開始された後でタイマ表示が0を示す表示となった後に、或る演出の実行が開始されない場合があってもよい。
また、タイマ表示におけるタイマのカウントダウンが開始された後でタイマ表示が0を示す表示となった後にのみ、或る演出の実行が開始されてもよいし、タイマ表示におけるタイマのカウントダウンが開始された後でタイマ表示が0を示す表示となった後以外にも、或る演出の実行が開始されてもよい。
また、或る演出として第一の態様の或る表示領域が第一の態様から第二の態様のみになる場合があってもよいし、或る演出として第一の態様の或る表示領域が第一の態様から第二の態様以外の態様になる場合があってもよい。また、或る演出として第一の態様の或る表示領域が第一の態様から第二の態様に必ずなってもよいし、或る演出として第一の態様の或る表示領域が第一の態様から第二の態様にならない場合があってもよい。
また、或る演出として第一の態様の或る表示領域のみが第一の態様から第二の態様になる場合があってもよいし、或る演出として第一の態様の或る表示領域以外の表示領域が第一の態様から第二の態様になる場合があってもよい。
また、『 前記タイマ表示が表示されることを予告する表示[例えば、図283(b1)に示す準備中表示RDY等]が表示される場合がある、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、タイマ表示が表示されることを予告する表示のみが表示される場合があってもよいし、タイマ表示が表示されることを予告する表示以外の表示も表示される場合があってもよい。また、タイマ表示が表示されることを予告する表示が必ず表示されてもよいし、タイマ表示が表示されることを予告する表示が表示されない場合があってもよい。
また、『 装飾図柄変動表示を表示可能であり、
前記第二の態様の或る表示領域に前記装飾図柄変動表示がオーバーラップしない[例えば、図485(a−2)に示すように、拡張した態様のチュートリアル表示部TT6には、変動表示中の装飾図柄がオーバーラップしていない等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、装飾図柄変動表示のみを表示可能であってもよいし、装飾図柄変動表示以外の表示も表示可能であってもよい。また、装飾図柄変動表示を必ず表示してもよいし、装飾図柄変動表示を表示しない場合があってもよい。
また、第二の態様の或る表示領域に装飾図柄変動表示のみがオーバーラップしないようにしてもよいし、第二の態様の或る表示領域に装飾図柄変動表示以外の表示もオーバーラップしないようにしてもよい。また、第二の態様の或る表示領域に装飾図柄変動表示が必ずオーバーラップしないようにしてもよいし、第二の態様の或る表示領域に装飾図柄変動表示がオーバーラップする場合があってもよい。
また、第二の態様の或る表示領域にのみ装飾図柄変動表示がオーバーラップしないようにしてもよいし、第二の態様の或る表示領域以外の表示領域にも装飾図柄変動表示がオーバーラップしないようにしてもよい。
また、『 前記第一の態様の或る表示領域において、或る説明表示(以下、「第一の説明表示[例えば、図485(a−1)に示す、チュートリアル表示部TT6に表示された「パンダは殿様の師匠」の文字表示等]」という。)が表示される場合がある[例えば、図485(a−1)に示すように、縮小した態様のチュートリアル表示部TT6には、「パンダは殿様の師匠」の文字表示が表示されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第一の態様の或る表示領域において、第一の説明表示のみが表示される場合があってもよいし、第一の態様の或る表示領域において、第一の説明表示以外の表示も表示される場合があってもよい。また、第一の態様の或る表示領域において、第一の説明表示が必ず表示されてもよいし、第一の態様の或る表示領域において、第一の説明表示が表示されない場合があってもよい。
また、第一の態様の或る表示領域においてのみ、第一の説明表示が表示される場合があってもよいし、第一の態様の或る表示領域以外の表示領域においても、第一の説明表示が表示される場合があってもよい。
また、『 前記第二の態様の或る表示領域において前記第一の説明表示が表示されることがない[例えば、図485(a−2)に示すように、拡張した態様のチュートリアル表示部TT6では、文字表示が表示されない等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第二の態様の或る表示領域において第一の説明表示のみが表示されることがなくてもよいし、第二の態様の或る表示領域において第一の説明表示以外の表示も表示されることがなくてもよい。また、第二の態様の或る表示領域において第一の説明表示が必ず表示されることがなくてもよいし、第二の態様の或る表示領域において第一の説明表示が表示される場合があってもよい。
また、第二の態様の或る表示領域においてのみ第一の説明表示が表示されることがなくてもよいし、第二の態様の或る表示領域以外の表示領域においても第一の説明表示が表示されることがなくてもよい。
また、『 前記第二の態様の或る表示領域において、前記第一の説明表示とは別の或る説明表示(以下、「第二の説明表示[例えば、「酒飲み対決リーチ演出でウーロン茶が出現すると激アツ!」の説明表示等]」という。)が表示される場合があるように構成されており、
前記第一の態様の或る表示領域において前記第二の説明表示が表示されることがない、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第二の態様の或る表示領域において、第二の説明表示のみが表示される場合があってもよいし、第二の態様の或る表示領域において、第二の説明表示以外の表示も表示される場合があってもよい。また、第二の態様の或る表示領域において、第二の説明表示が必ず表示されてもよいし、第二の態様の或る表示領域において、第二の説明表示が表示されない場合があってもよい。
また、第一の態様の或る表示領域において第二の説明表示のみが表示されることがないようにしてもよいし、第一の態様の或る表示領域において第二の説明表示以外の表示も表示されることがないようにしてもよい。また、第一の態様の或る表示領域において第二の説明表示が必ず表示されることがないようにしてもよいし、第一の態様の或る表示領域において第二の説明表示が表示される場合があってもよい。
また、『 或る表示領域を特定するための表示枠(以下、「アイコン表示枠[例えば、図485(a−1)に示すUI部の表示等]」という。)を表示可能である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、アイコン表示枠のみを表示可能であってもよいし、アイコン表示枠以外の表示も標示可能であってもよい。また、アイコン表示枠を必ず表示してもよいし、アイコン表示枠を表示しない場合があってもよい。
また、『 複数種類の表示態様で前記アイコン表示枠を表示可能であり、
前記複数種類の表示態様のうちの一の表示態様は、第一の表示態様[例えば、図291(a)に示す、UI部UI3が青色で表示されたデフォルトの表示態様等]であり、
前記複数種類の表示態様のうちの一の表示態様は、第二の表示態様[例えば、図291(e)に示す、UI部UI3が金色で表示された表示態様等]であり、
前記第一の表示態様は、デフォルトの表示態様であり、
前記第二の表示態様は、先読み予告の表示態様であり[例えば、UI部UI3を金色の表示態様で表示することで保留内においてチュートリアル表示部TT6が拡張することを予告している等]、
前記アイコン表示枠が前記第一の表示態様から前記第二の表示態様に変化した場合の方が、該アイコン表示枠が該第一の表示態様から該第二の表示態様に変化しなかった場合よりも前記第一の態様の或る表示領域が該第一の態様から前記第二の態様になりやすい、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、複数種類の表示態様でアイコン表示枠のみを表示可能であってもよいし、複数種類の表示態様でアイコン表示枠以外の表示も表示可能であってもよい。また、複数種類の表示態様でアイコン表示枠を必ず表示してもよいし、複数種類の表示態様でアイコン表示枠を表示しない場合があってもよい。
また、アイコン表示枠が第一の表示態様から第二の表示態様に変化した場合の方が、アイコン表示枠が第一の表示態様から第二の表示態様に変化しなかった場合よりも第一の態様の或る表示領域が第一の態様から第二の態様にのみなりやすくてもよいし、アイコン表示枠が第一の表示態様から第二の表示態様に変化した場合の方が、アイコン表示枠が第一の表示態様から第二の表示態様に変化しなかった場合よりも第一の態様の或る表示領域が第一の態様から第二の態様以外の態様にもなりやすくてもよい。また、アイコン表示枠が第一の表示態様から第二の表示態様に変化した場合の方が、アイコン表示枠が第一の表示態様から第二の表示態様に変化しなかった場合よりも第一の態様の或る表示領域が第一の態様から第二の態様に必ずなりやすくてもよいし、アイコン表示枠が第一の表示態様から第二の表示態様に変化した場合の方が、アイコン表示枠が第一の表示態様から第二の表示態様に変化しなかった場合よりも第一の態様の或る表示領域が第一の態様から第二の態様になりやすくない場合があってもよい。
なお、アイコン表示枠が第一の表示態様から第二の表示態様に変化した場合は、第一の態様の或る表示領域が第一の態様から第二の態様に必ずなるようにしてもよいし、第一の態様の或る表示領域が第一の態様から第二の態様になる場合とならない場合があってもよい。
また、アイコン表示枠が第一の表示態様から第二の表示態様に変化しなかった場合は、第一の態様の或る表示領域が第一の態様から第二の態様に必ずならないようにしてもよいし、第一の態様の或る表示領域が第一の態様から第二の態様になる場合とならない場合があってもよい。
また、『 前記遊技台は、ぱちんこ機[例えば、図1に示すパチンコ機100等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、以上の記載では、
『 表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208、第1装飾図柄表示装置208L等]を備えた遊技台であって、
或る表示領域[例えば、図485(a−1)や同図(a−2)に示すチュートリアル表示部TT6等]は、複数の態様をとることが可能な表示領域であり、
前記複数の態様のうちの一の態様は、第一の態様[例えば、図485(a−1)に示す縮小された態様等]であり、
前記複数の態様のうちの一の態様は、第二の態様[例えば、図485(a−2)に示す拡張された態様等]であり、
前記第一の態様の或る表示領域よりも前記第二の態様の或る表示領域の方がサイズが大きく、
前記第二の態様の或る表示領域は、前記第一の態様の或る表示領域を含む表示領域であり[例えば、図485(a−1)〜同図(a−2)に示すように、拡張されたチュートリアル表示部TT6は、縮小されたチュートリアル部TT6を含んだ態様とされている等]、
前記第二の態様の或る表示領域において、或る表示(以下、「第一の表示[例えば、図485(a−2)〜同図(a−4)に示す酒飲み対決リーチ演出等]」という。)を表示可能であり、
前記第一の表示の表示が終了した後に、前記第二の態様の或る表示領域が該第二の態様から前記第一の態様になり[例えば、酒飲み対決リーチ演出が終了すると、チュートリアル表示部TT6は、拡張された態様から縮小された態様に戻る等]、
前記第二の態様の或る表示領域において、前記第一の表示とは別の或る表示(以下、「第二の表示[例えば、図296(a3)〜同図(a4)に示す的当てのミニゲーム、図312(a3)〜同図(a6)に示すボーリングチャンスゲーム、図312(b4)〜同図(b7)に示すゴルフゲーム等]」という。)を表示可能である、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
従来の遊技台によれば、表示手段に改良の余地があったが、この遊技台によれば、表示手段に特徴を持った遊技台を提供することができる。
ここで、或る表示領域は、複数の態様のみをとることが可能なものであってもよいし、複数の態様以外の態様をとることが可能なものであってもよい。また、或る表示領域は、複数の態様を必ず取るものであってもよいし、複数の態様をとらない場合があるものであってもよい。
また、第一の態様の或る表示領域よりも第二の態様の或る表示領域の方がサイズのみが大きくてもよいし、第一の態様の或る表示領域よりも第二の態様の或る表示領域の方がサイズ以外のものも大きくてもよい。また、第一の態様の或る表示領域よりも第二の態様の或る表示領域の方がサイズが必ず大きくてもよいし、第一の態様の或る表示領域よりも第二の態様の或る表示領域の方がサイズが大きくない場合があってもよい。
また、第二の態様の或る表示領域は、第一の態様の或る表示領域のみを含むものであってもよいし、第一の態様の或る表示領域以外の領域も含むものであってもよい。また、第二の態様の或る表示領域は、第一の態様の或る表示領域を必ず含むものであってもよいし、第一の態様の或る表示領域を含まない場合があるものであってもよい。
また、第二の態様の或る表示領域において、第一の表示のみを表示可能であってもよいし、第二の態様の或る表示領域において、第一の表示以外の表示も表示可能であってもよい。また、第二の態様の或る表示領域において、第一の表示を必ず表示してもよいし、第二の態様の或る表示領域において、第一の表示を表示しない場合があってもよい。
また、第二の態様の或る表示領域においてのみ、第一の表示を表示可能であってもよいし、第二の態様の或る表示領域以外の表示領域においても、第一の表示を表示可能であってもよい。
また、第一の表示の表示が終了した後に、第二の態様の或る表示領域が第二の態様から第一の態様にのみなってもよいし、第一の表示の表示が終了した後に、第二の態様の或る表示領域が第二の態様から第一の態様以外の態様にもなってもよい。また、第一の表示の表示が終了した後に、第二の態様の或る表示領域が第二の態様から第一の態様に必ずなってもよいし、第一の表示の表示が終了した後に、第二の態様の或る表示領域が第二の態様から第一の態様にならない場合があってもよい。
また、第一の表示の表示が終了した後にのみ、第二の態様の或る表示領域が第二の態様から第一の態様になってもよいし、第一の表示の表示が終了した後以外にも、第二の態様の或る表示領域が第二の態様から第一の態様になってもよい。
また、第二の態様の或る表示領域において、第二の表示のみを表示可能であってもよいし、第二の態様の或る表示領域において、第二の表示以外の表示も表示可能であってもよい。また、第二の態様の或る表示領域において、第二の表示を必ず表してもよいし、第二の態様の或る表示領域において、第二の表示を表示しない場合があってもよい。
また、第二の態様の或る表示領域においてのみ、第二の表示を表示可能であってもよいし、第二の態様の或る表示領域以外の表示領域においても、第二の表示を表示可能であってもよい。
また、『 成功パターンの前記第一の表示(以下、「第一の演出表示[例えば、図485(a−4)に示す主人公の殿様が勝利した演出表示等]」という。)を表示可能であり、
失敗パターンの前記第一の表示(以下、「第二の演出表示[例えば、図485(a−4´)に示す主人公の殿様が爺に敗北した演出表示等]」という。)を表示可能であり、
成功パターンの前記第二の表示(以下、「第三の演出表示[例えば、図312(a3)〜同図(a6)に示すボーリングチャンスゲームでストライクとなる表示、図312(b4)〜同図(b7)に示すゴルフゲームでカップインとなる表示等]」という。)を表示可能であり、
失敗パターンの前記第二の表示(以下、「第四の演出表示[例えば、図312(a3)〜同図(a6)に示すボーリングチャンスゲームでストライクとならない表示、図312(b4)〜同図(b7)に示すゴルフゲームでカップインしない表示等]」という。)を表示可能であり、
前記第二の態様の或る表示領域で前記第一の演出表示の表示が開始された際に実行中の図柄変動表示よりも、該第二の態様の或る表示領域で前記第三の演出表示の表示が開始された際に実行中の図柄変動表示の方が、最終的に大当り図柄態様で確定表示されやすい、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第一の演出表示のみを表示可能であってもよいし、第一の演出表示以外の演出表示も表示可能であってもよい。また、第一の演出表示を必ず表示するものであってもよいし、第一の演出表示を表示しない場合があってもよい。
また、第二の演出表示のみを表示可能であってもよいし、第二の演出表示以外の演出表示も表示可能であってもよい。また、第二の演出表示を必ず表示するものであってもよいし、第二の演出表示を表示しない場合があってもよい。
また、第三の演出表示のみを表示可能であってもよいし、第三の演出表示以外の演出表示も表示可能であってもよい。また、第三の演出表示を必ず表示してもよいし、第三の演出表示を表示しない場合があってもよい。
また、第四の演出表示のみを表示可能であってもよいし、第四の演出表示以外の演出表示も表示可能であってもよい。また、第四の演出表示を必ず表示してもよいし、第四の演出表示を表示しない場合があってもよい。
なお、第二の態様の或る表示領域で第一の演出表示の表示が開始された際に実行中の図柄変動表示では、最終的に大当り図柄態様で必ず確定表示されないようにしてもよいし、最終的に大当り図柄態様で確定表示される場合とされない場合があるようにしてもよい。
また、第二の態様の或る表示領域で第三の演出表示の表示が開始された際に実行中の図柄変動表示では、最終的に大当り図柄態様で必ず確定表示されるようにしてもよいし、最終的に大当り図柄態様で確定表示される場合とされない場合があるようにしてもよい。
また、『 第一のスーパーリーチ演出[例えば、図63(c)〜同図(j)に示す剣豪リーチ等]を実行可能であり、
前記第二の態様の或る表示領域において、前記第一の演出表示の表示が終了すると、前記第一のスーパーリーチ演出が行われた後で、或る表示領域が前記第一の態様となる[例えば、図485(a−4)に示すように主人公の殿様が勝利した演出表示が行われた後は、457(c)〜同図(j)に示すSPリーチ(剣豪リーチ)が開始され、SPリーチが終了すると、チュートリアル表示部TT6は縮小した態様で表示される等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第一のスーパーリーチ演出のみ実行可能であってもよいし、第一のスーパーリーチ演出以外のリーチ演出も実行可能であってもよい。また、第一のスーパーリーチ演出を必ず実行してもよいし、第一のスーパーリーチ演出を実行しない場合があってもよい。
また、第二の態様の或る表示領域において、第一の演出表示の表示が終了すると、第一のスーパーリーチ演出が行われた後で、或る表示領域のみが第一の態様となってもよいし、第二の態様の或る表示領域において、第一の演出表示の表示が終了すると、第一のスーパーリーチ演出が行われた後で、或る表示領域以外の表示領域もが第一の態様となってもよい。また、第二の態様の或る表示領域において、第一の演出表示の表示が終了すると、第一のスーパーリーチ演出が行われた後で、或る表示領域が必ず第一の態様となってもよいし、第二の態様の或る表示領域において、第一の演出表示の表示が終了すると、第一のスーパーリーチ演出が行われた後で、或る表示領域が第一の態様とならない場合があってもよい。
また、第二の態様の或る表示領域において、第一の演出表示の表示が終了すると、第一のスーパーリーチ演出が行われた後でのみ、或る表示領域が第一の態様となってもよいそ。第二の態様の或る表示領域において、第一の演出表示の表示が終了すると、第一のスーパーリーチ演出が行われた後以外にも、或る表示領域が第一の態様となってもよい。
また、第二の態様の或る表示領域において、第一の演出表示の表示のみが終了すると、第一のスーパーリーチ演出が行われた後で、或る表示領域が第一の態様となってもよいし、第二の態様の或る表示領域において、第一の演出表示の表示以外の表示が終了しても、第一のスーパーリーチ演出が行われた後で、或る表示領域が第一の態様となってもよい。
また、第二の態様の或る表示領域においてのみ、第一の演出表示の表示が終了すると、第一のスーパーリーチ演出が行われた後で、或る表示領域が第一の態様となってもよいし、第二の態様の或る表示領域以外の表示領域においても、第一の演出表示の表示が終了すると、第一のスーパーリーチ演出が行われた後で、或る表示領域が第一の態様となってもよい。
また、『 第二のスーパーリーチ演出[例えば、超ロングリーチ、トリプルラインリーチ、アメドリリーチ、剣豪リーチ等]を実行可能であり、
前記第一のスーパーリーチ演出が実行された場合よりも前記第二のスーパーリーチ演出が実行された場合の方が、図柄変動表示において最終的に大当り図柄態様で確定表示されやすく、
前記第二の態様の或る表示領域において、前記第三の演出表示の表示が終了すると、前記第二のスーパーリーチ演出が行われた後で、或る表示領域が前記第一の態様となる、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第二のスーパーリーチ演出のみを実行可能であってもよいし、第二のスーパーリーチ演出以外のリーチ演出も実行可能であってもよい。また、第二のスーパーリーチ演出を必ず実行してもよいし、第二のスーパーリーチ演出を実行しない場合があってもよい。
また、第一のスーパーリーチ演出が実行された場合よりも第二のスーパーリーチ演出が実行された場合の方が、図柄変動表示において最終的に大当り図柄態様のみが確定表示されやすくてもよいし、第一のスーパーリーチ演出が実行された場合よりも第二のスーパーリーチ演出が実行された場合の方が、図柄変動表示において最終的に大当り図柄態様以外の図柄態様も確定表示されやすくてもよい。また、第一のスーパーリーチ演出が実行された場合よりも第二のスーパーリーチ演出が実行された場合の方が、図柄変動表示において最終的に大当り図柄態様で必ず確定表示されやすくてもよいし、第一のスーパーリーチ演出が実行された場合よりも第二のスーパーリーチ演出が実行された場合の方が、図柄変動表示において最終的に大当り図柄態様で確定表示されやすくない場合があってもよい。
また、第一のスーパーリーチ演出が実行された場合では、図柄変動表示において最終的に大当り図柄態様で必ず確定表示されないようにしてもよいし、図柄変動表示において最終的に大当り図柄態様で確定表示される場合とされない場合があってもよい。
また、第二のスーパーリーチ演出が実行された場合では、図柄変動表示において最終的に大当り図柄態様で必ず確定表示されるようにしてもよいし、図柄変動表示において最終的に大当り図柄態様で確定表示される場合とされない場合があってもよい。
また、第二の態様の或る表示領域において、第三の演出表示の表示が終了すると、第二のスーパーリーチ演出が行われた後で、或る表示領域のみが第一の態様となってもよいし、第二の態様の或る表示領域において、第三の演出表示の表示が終了すると、第二のスーパーリーチ演出が行われた後で、或る表示領域以外の表示領域も第一の態様となってもよい。また、第二の態様の或る表示領域において、第三の演出表示の表示が終了すると、第二のスーパーリーチ演出が行われた後で、或る表示領域が必ず第一の態様となってもよいし、第二の態様の或る表示領域において、第三の演出表示の表示が終了すると、第二のスーパーリーチ演出が行われた後で、或る表示領域が第一の態様とならない場合があってもよい。
また、第二の態様の或る表示領域において、第三の演出表示の表示が終了すると、第二のスーパーリーチ演出が行われた後でのみ、或る表示領域が第一の態様となってもよいし、第二の態様の或る表示領域において、第三の演出表示の表示が終了すると、第二のスーパーリーチ演出が行われた後以外でも、或る表示領域が第一の態様となってもよい。
また、第二の態様の或る表示領域において、第三の演出表示の表示のみが終了すると、第二のスーパーリーチ演出が行われた後で、或る表示領域が第一の態様となってもよいし、第二の態様の或る表示領域において、第三の演出表示以外の表示の表示が終了すると、第二のスーパーリーチ演出が行われた後で、或る表示領域が第一の態様となってもよい。
また、第二の態様の或る表示領域においてのみ、第三の演出表示の表示が終了すると、第二のスーパーリーチ演出が行われた後で、或る表示領域が第一の態様となってもよいし、第二の態様の或る表示領域以外の領域においても、第三の演出表示の表示が終了すると、第二のスーパーリーチ演出が行われた後で、或る表示領域が第一の態様となってもよい。
また、『 第一のスーパーリーチ演出[例えば、図63(c)〜同図(j)に示す剣豪リーチ等]を実行可能であり、
前記第二の態様の或る表示領域において、前記第三の演出表示の表示が終了すると、前記第一のスーパーリーチ演出が行われる[例えば、図312(a3)〜同図(a6)に示すボーリングチャンスゲームでストライクとなる表示が表示された後や、図312(b4)〜同図(b7)に示すゴルフゲームでカップインとなる表示が表示された後に、図457(c)〜同図(j)に示すSPリーチ(剣豪リーチ)が開始される等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第一のスーパーリーチ演出のみ実行可能であってもよいし、第一のスーパーリーチ演出以外のリーチ演出も実行可能であってもよい。また、第一のスーパーリーチ演出を必ず実行してもよいし、第一のスーパーリーチ演出を実行しない場合があってもよい。
また、第二の態様の或る表示領域において、第三の演出表示の表示が終了すると、第一のスーパーリーチ演出のみが行われてもよいし、第二の態様の或る表示領域において、第三の演出表示の表示が終了すると、第一のスーパーリーチ演出以外の演出も行われてもよい。また、第二の態様の或る表示領域において、第三の演出表示の表示が終了すると、第一のスーパーリーチ演出が必ず行われてもよいし、第二の態様の或る表示領域において、第三の演出表示の表示が終了すると、第一のスーパーリーチ演出が行われない場合があってもよい。
また、第二の態様の或る表示領域において、第三の演出表示の表示のみが終了すると、第一のスーパーリーチ演出が行われてもよいし、第二の態様の或る表示領域において、第三の演出表示以外の表示の表示が終了すると、第一のスーパーリーチ演出が行われてもよい。
また、第二の態様の或る表示領域においてのみ、第三の演出表示の表示が終了すると、第一のスーパーリーチ演出が行われてもよいし、第二の態様の或る表示領域以外の表示領域においても、第三の演出表示の表示が終了すると、第一のスーパーリーチ演出が行われてもよい。
また、『 前記第二の態様の或る表示領域において、前記第三の演出表示の表示が終了すると、前記第一のスーパーリーチ演出が行われた後で、或る表示領域が前記第一の態様となる[例えば、図312(a3)〜同図(a6)に示すボーリングチャンスゲームでストライクとなる表示が表示された後や、図312(b4)〜同図(b7)に示すゴルフゲームでカップインとなる表示が表示された後に、図457(c)〜同図(j)に示すSPリーチ(剣豪リーチ)が開始され、SPリーチが終了すると、チュートリアル表示部TT6は縮小した態様で表示される等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、第二の態様の或る表示領域において、第三の演出表示の表示が終了すると、第一のスーパーリーチ演出が行われた後で、或る表示領域のみが第一の態様となってもよいし、第二の態様の或る表示領域において、第三の演出表示の表示が終了すると、第一のスーパーリーチ演出が行われた後で、或る表示領域以外の表示領域もが第一の態様となってもよい。また、第二の態様の或る表示領域において、第三の演出表示の表示が終了すると、第一のスーパーリーチ演出が行われた後で、或る表示領域が必ず第一の態様となってもよいし、第二の態様の或る表示領域において、第三の演出表示の表示が終了すると、第一のスーパーリーチ演出が行われた後で、或る表示領域が第一の態様とならない場合があってもよい。
また、第二の態様の或る表示領域において、第三の演出表示の表示が終了すると、第一のスーパーリーチ演出が行われた後でのみ、或る表示領域が第一の態様となってもよいそ。第二の態様の或る表示領域において、第三の演出表示の表示が終了すると、第一のスーパーリーチ演出が行われた後以外にも、或る表示領域が第一の態様となってもよい。
また、第二の態様の或る表示領域において、第三の演出表示の表示のみが終了すると、第一のスーパーリーチ演出が行われた後で、或る表示領域が第一の態様となってもよいし、第二の態様の或る表示領域において、第三の演出表示の表示以外の表示が終了しても、第一のスーパーリーチ演出が行われた後で、或る表示領域が第一の態様となってもよい。
また、第二の態様の或る表示領域においてのみ、第三の演出表示の表示が終了すると、第一のスーパーリーチ演出が行われた後で、或る表示領域が第一の態様となってもよいし、第二の態様の或る表示領域以外の表示領域においても、第三の演出表示の表示が終了すると、第一のスーパーリーチ演出が行われた後で、或る表示領域が第一の態様となってもよい。
また、『 第一のスーパーリーチ演出[例えば、図63(c)〜同図(j)に示す剣豪リーチ等]を実行可能であり、
前記第一の演出表示は、複数種類の成功パターンで表示可能な演出表示であり、
前記複数種類の成功パターンのうちの一つは、第一の成功パターン[例えば、主人公の殿様も爺も酔いつぶれない引き分けの演出パターン等]であり、
前記複数種類の成功パターンのうちの一つは、第二の成功パターン[例えば、図485(a−4)に示す主人公の殿様が勝利する演出パターン等]であり、
前記第二の態様の或る表示領域で前記第一の成功パターンによる前記第一の演出表示の表示が開始された後に、ノーマルリーチが開始され[例えば、酒飲み対決リーチ演出において、主人公の殿様も爺も酔いつぶれない引き分けの演出パターンが表示された場合は、その後ノーマルリーチに移行する等]、
前記第二の態様の或る表示領域で前記第二の成功パターンによる前記第一の演出表示の表示が開始された後に、前記第一のスーパーリーチ演出を実行可能である[例えば、図485(a−4)に示すように、酒飲み対決リーチ演出において、主人公の殿様が勝利した演出表示が行われた後は、図457(c)〜同図(j)に示すSPリーチ(剣豪リーチ)が開始される等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第一のスーパーリーチ演出のみ実行可能であってもよいし、第一のスーパーリーチ演出以外のリーチ演出も実行可能であってもよい。また、第一のスーパーリーチ演出を必ず実行してもよいし、第一のスーパーリーチ演出を実行しない場合があってもよい。
また、第一の演出表示は、複数種類の成功パターンでのみ表示可能なものであってもよいし、複数種類の成功パターン以外のパターンでも表示可能なものであってもよい。また、第一の演出表示は、複数種類の成功パターンで必ず表示するものであってもよいし、複数種類の成功パターンで表示しない場合があるものであってもよい。
また、第二の態様の或る表示領域で第一の成功パターンによる第一の演出表示の表示が開始された後に、ノーマルリーチのみが開始されてもよいし、第二の態様の或る表示領域で第一の成功パターンによる第一の演出表示の表示が開始された後に、ノーマルリーチ以外のリーチが開始されてもよい。また、第二の態様の或る表示領域で第一の成功パターンによる第一の演出表示の表示が開始された後に、ノーマルリーチが必ず開始されてもよいし、第二の態様の或る表示領域で第一の成功パターンによる第一の演出表示の表示が開始された後に、ノーマルリーチが開始されない場合があってもよい。
また、第二の態様の或る表示領域で第一の成功パターンによる第一の演出表示の表示が開始された後にのみ、ノーマルリーチが開始されてもよいし、第二の態様の或る表示領域で第一の成功パターンによる第一の演出表示の表示が開始された後以外にも、ノーマルリーチが開始されてもよい。
また、第二の態様の或る表示領域でのみ第一の成功パターンによる第一の演出表示の表示が開始された後に、ノーマルリーチが開始されてもよいし、第二の態様の或る表示領域以外の表示領域で第一の成功パターンによる第一の演出表示の表示が開始された後でも、ノーマルリーチが開始されてもよい。
また、第二の態様の或る表示領域で第二の成功パターンによる第一の演出表示の表示が開始された後に、第一のスーパーリーチ演出のみを実行可能であってもよいし、第二の態様の或る表示領域で第二の成功パターンによる第一の演出表示の表示が開始された後に、第一のスーパーリーチ演出以外のリーチ演出も実行可能であってもよい。また、第二の態様の或る表示領域で第二の成功パターンによる第一の演出表示の表示が開始された後に、第一のスーパーリーチ演出を必ず実行してもよいし、第二の態様の或る表示領域で第二の成功パターンによる第一の演出表示の表示が開始された後に、第一のスーパーリーチ演出を実行しない場合があってもよい。
また、第二の態様の或る表示領域で第二の成功パターンによる第一の演出表示の表示が開始された後にのみ、第一のスーパーリーチ演出を実行可能であってもよいし、第二の態様の或る表示領域で第二の成功パターンによる第一の演出表示の表示が開始された後以外にも、第一のスーパーリーチ演出を実行可能であってもよい。
また、第二の態様の或る表示領域でのみ第二の成功パターンによる第一の演出表示の表示が開始された後に、第一のスーパーリーチ演出を実行可能であってもよいし、第二の態様の或る表示領域以外の表示領域で第二の成功パターンによる第一の演出表示の表示が開始された後でも、第一のスーパーリーチ演出を実行可能であってもよい。
また、『 或る表示領域を特定するための表示枠(以下、「アイコン表示枠[例えば、図485(a−1)に示すUI部の表示等]」という。)を表示可能であり、
前記第二の態様の或る表示領域で前記第二の成功パターンによる前記第一の演出表示の表示が開始された後に、前記アイコン表示枠が非表示となって前記第一のスーパーリーチ演出を実行可能である[例えば、図485(a−4)に示すように、酒飲み対決リーチ演出において、主人公の殿様が勝利した演出表示が行われた後は、UI部が非表示となって、図457(c)〜同図(j)に示すSPリーチ(剣豪リーチ)が開始される等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、アイコン表示枠のみを表示可能であってもよいし、アイコン表示枠以外の表示も標示可能であってもよい。また、アイコン表示枠を必ず表示してもよいし、アイコン表示枠を表示しない場合があってもよい。
また、第二の態様の或る表示領域で第二の成功パターンによる第一の演出の表示が開始された後に、アイコン表示枠が非表示となって第一のスーパーリーチ演出のみを実行可能であってもよいし、第二の態様の或る表示領域で第二の成功パターンによる第一の演出の表示が開始された後に、アイコン表示枠が非表示となって第一のスーパーリーチ演出以外のリーチ演出も実行可能であってもよい。また、第二の態様の或る表示領域で第二の成功パターンによる第一の演出の表示が開始された後に、アイコン表示枠が非表示となって第一のスーパーリーチ演出を必ず実行してもよいし、第二の態様の或る表示領域で第二の成功パターンによる第一の演出の表示が開始された後に、アイコン表示枠が非表示となって第一のスーパーリーチ演出を実行しない場合があってもよい。
また、第二の態様の或る表示領域で第二の成功パターンによる第一の演出の表示が開始された後にのみ、アイコン表示枠が非表示となって第一のスーパーリーチ演出を実行可能であってもよいし、第二の態様の或る表示領域で第二の成功パターンによる第一の演出の表示が開始された後以外でも、アイコン表示枠が非表示となって第一のスーパーリーチ演出を実行可能であってもよい。
また、第二の態様の或る表示領域でのみ第二の成功パターンによる第一の演出の表示が開始された後に、アイコン表示枠が非表示となって第一のスーパーリーチ演出を実行可能であってもよいし、第二の態様の或る表示領域以外の表示領域で第二の成功パターンによる第一の演出の表示が開始された後でも、アイコン表示枠が非表示となって第一のスーパーリーチ演出を実行可能であってもよい。
また、『 前記第二の態様の或る表示領域で前記第一の成功パターンによる前記第一の演出表示の表示が開始された後に、該第二の態様の或る表示領域が該第二の態様から前記第一の態様になってノーマルリーチが開始される[例えば、酒飲み対決リーチ演出において、主人公の殿様も爺も酔いつぶれない引き分けの演出パターンが表示された場合は、チュートリアル表示部TT6が縮小するアニメーションが行われてチュートリアル表示部TT6が拡張した態様から縮小した態様となった後で、ノーマルリーチに移行する等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第二の態様の或る表示領域で第一の成功パターンによる第一の演出表示の表示が開始された後に、第二の態様の或る表示領域が第二の態様から第一の態様になってノーマルリーチのみが開始されてもよいし、第二の態様の或る表示領域で第一の成功パターンによる第一の演出表示の表示が開始された後に、第二の態様の或る表示領域が第二の態様から第一の態様になってノーマルリーチ以外のリーチが開始されてもよい。また、第二の態様の或る表示領域で第一の成功パターンによる第一の演出表示の表示が開始された後に、第二の態様の或る表示領域が第二の態様から第一の態様になってノーマルリーチが必ず開始されてもよいし、第二の態様の或る表示領域で第一の成功パターンによる第一の演出表示の表示が開始された後に、第二の態様の或る表示領域が第二の態様から第一の態様になってノーマルリーチが開始されない場合があってもよい。
また、第二の態様の或る表示領域で第一の成功パターンによる第一の演出表示の表示が開始された後に、第二の態様の或る表示領域のみが第二の態様から第一の態様になってノーマルリーチが開始されてもよいし、第二の態様の或る表示領域で第一の成功パターンによる第一の演出表示の表示が開始された後に、第二の態様の或る表示領域以外の表示領域が第二の態様から第一の態様になってノーマルリーチが開始されてもよい。
また、第二の態様の或る表示領域で第一の成功パターンによる第一の演出表示の表示が開始された後にのみ、第二の態様の或る表示領域が第二の態様から第一の態様になってノーマルリーチが開始されてもよいし、第二の態様の或る表示領域で第一の成功パターンによる第一の演出表示の表示が開始された後以外にも、第二の態様の或る表示領域が第二の態様から第一の態様になってノーマルリーチが開始されてもよい。
また、第二の態様の或る表示領域でのみ第一の成功パターンによる第一の演出表示の表示が開始された後に、第二の態様の或る表示領域が第二の態様から第一の態様になってノーマルリーチが開始されてもよいし、第二の態様の或る表示領域以外の表示領域で第一の成功パターンによる第一の演出表示の表示が開始された後でも、第二の態様の或る表示領域が第二の態様から第一の態様になってノーマルリーチが開始されてもよい。
また、『 或る表示領域を特定するための表示枠(以下、「アイコン表示枠[例えば、図485(a−1)に示すUI部の表示等]」という。)を表示可能である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、アイコン表示枠のみを表示可能であってもよいし、アイコン表示枠以外の表示も標示可能であってもよい。また、アイコン表示枠を必ず表示してもよいし、アイコン表示枠を表示しない場合があってもよい。
また、『 前記第一の表示の表示が終了した後に、前記アイコン表示枠が非表示となる場合がある[例えば、図485(a−4)に示すように、酒飲み対決リーチ演出において、主人公の殿様が勝利した演出表示が行われた後は、図457(c)〜同図(j)に示すSPリーチ(剣豪リーチ)が開始される際にUI部が非表示となる等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第一の表示の表示が終了した後に、アイコン表示枠のみが非表示となる場合があってもよいし、第一の表示の表示が終了した後に、アイコン表示枠以外の表示も非表示となる場合があってもよい。また、第一の表示の表示が終了した後に、アイコン表示枠が必ず非表示となってもよいし、第一の表示の表示が終了した後に、アイコン表示枠が非表示とならない場合があってもよい。
また、第一の表示の表示が終了した後にのみ、アイコン表示枠が非表示となる場合があってもよいし、第一の表示の表示が終了した後以外にも、アイコン表示枠が非表示となる場合があってもよい。
また、『 前記第一の態様の或る表示領域が該第一の態様から前記第二の態様になった後に、前記第一の表示の表示が開始される場合があり[例えば、図485(a−1)〜同図(a−2)に示すように、チュートリアル表示部TT6が縮小された態様から拡張された態様になった後に酒飲み対決リーチ演出が行われる等]、
前記第一の態様の或る表示領域が該第一の態様から前記第二の態様になった後に、前記第二の表示の表示が開始される場合がある[例えば、チュートリアル表示部TT6が縮小された態様から拡張された態様になった後に図296(a3)〜同図(a4)に示す的当てのミニゲームや図312(a3)〜同図(a6)に示すボーリングチャンスゲーム、図312(b4)〜同図(b7)に示すゴルフゲームが開始される等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第一の態様の或る表示領域が第一の態様から第二の態様になった後に、第一の表示のみ表示が開始されてもよいし、第一の態様の或る表示領域が第一の態様から第二の態様になった後に、第一の表示以外の表示の表示が開始されてもよい。また、第一の態様の或る表示領域が第一の態様から第二の態様になった後に、第一の表示の表示が必ず開始されてもよいし、第一の態様の或る表示領域が第一の態様から第二の態様になった後に、第一の表示の表示が開始されない場合があってもよい。
また、第一の態様の或る表示領域が第一の態様から第二の態様になった後にのみ、第一の表示の表示が開始されてもよいし、第一の態様の或る表示領域が第一の態様から第二の態様になった後以外にも、第一の表示の表示が開始されてもよい。
また、第一の態様の或る表示領域のみが第一の態様から第二の態様になった後に、第一の表示の表示が開始されてもよいし、第一の態様の或る表示領域以外の表示領域が第一の態様から第二の態様になった後に、第一の表示の表示が開始されてもよい。
なお、第一の態様の或る表示領域が第一の態様から第二の態様になった後でないと第一の表示は開始されないようにしてもよい。
また、第一の態様の或る表示領域が第一の態様から第二の態様になった後に、第二の表示のみ表示が開始されてもよいし、第一の態様の或る表示領域が第一の態様から第二の態様になった後に、第二の表示以外の表示の表示が開始されてもよい。また、第一の態様の或る表示領域が第一の態様から第二の態様になった後に、第二の表示の表示が必ず開始されてもよいし、第一の態様の或る表示領域が第一の態様から第二の態様になった後に、第二の表示の表示が開始されない場合があってもよい。
また、第一の態様の或る表示領域が第一の態様から第二の態様になった後にのみ、第二の表示の表示が開始されてもよいし、第一の態様の或る表示領域が第一の態様から第二の態様になった後以外にも、第二の表示の表示が開始されてもよい。
また、第一の態様の或る表示領域のみが第一の態様から第二の態様になった後に、第二の表示の表示が開始されてもよいし、第一の態様の或る表示領域以外の表示領域が第一の態様から第二の態様になった後に、第二の表示の表示が開始されてもよい。
なお、第一の態様の或る表示領域が第一の態様から第二の態様になった後でないと第二の表示は開始されないようにしてもよい。
また、『 前記第二の表示は、第一の部分表示[例えば、ミニゲームの第一のパート等]と第二の部分表示[例えば、ミニゲームの第二のパート等]を含む表示であり、
前記第一の態様の或る表示領域で前記第一の部分表示が表示されて該第一の態様の或る表示領域が該第一の態様から前記第二の態様になった後に、該第二の態様の或る表示領域で前記第二の部分表示が表示される場合がある[例えば、図312(a3)に示す要領で、殿様のキャラクタがボーリングの球を投球する様子を示す表示をミニゲームの前半部分として行い、その後、チュートリアル表示部TT6が縮小した態様から拡張した態様に変化し、その後、図312(a4)〜同図(a5)に示す要領で、ボーリングのボールがピンに近づく様子を示してストライクとなるか否かを煽り、最終的にストライクとなる成功パターンか不倒ピンが残る失敗パターンかが行われる等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第二の表示は、第一の部分表示と第二の部分表示のみを含むものであってもよいし、第一の部分表示と第二の部分表示以外の表示も含むものであってもよい。また、第二の表示は、第一の部分表示と第二の部分表示を必ず含むものであってもよいし、第一の部分表示と第二の部分表示のうちの少なくともいずれか一方を含まない場合があるものであってもよい。
また、第一の態様の或る表示領域で第一の部分が表示されて第一の態様の或る表示領域が第一の表示態様から第二の表示態様になった後に、第二の態様の或る表示領域で第二の部分表示のみが表示される場合があってもよいし、第一の態様の或る表示領域で第一の部分が表示されて第一の態様の或る表示領域が第一の表示態様から第二の表示態様になった後に、第二の態様の或る表示領域で第二の部分表示以外の表示が表示される場合があってもよい。また、第一の態様の或る表示領域で第一の部分が表示されて第一の態様の或る表示領域が第一の表示態様から第二の表示態様になった後に、第二の態様の或る表示領域で第二の部分表示が必ず表示されてもよいし、第一の態様の或る表示領域で第一の部分が表示されて第一の態様の或る表示領域が第一の表示態様から第二の表示態様になった後に、第二の態様の或る表示領域で第二の部分表示が表示されない場合があってもよい。
また、第一の態様の或る表示領域で第一の部分が表示されて第一の態様の或る表示領域が第一の表示態様から第二の表示態様になった後に、第二の態様の或る表示領域でのみ第二の部分表示が表示される場合があってもよいし、第一の態様の或る表示領域で第一の部分が表示されて第一の態様の或る表示領域が第一の表示態様から第二の表示態様になった後に、第二の態様の或る表示領域以外の表示領域で第二の部分表示が表示される場合があってもよい。
また、第一の態様の或る表示領域で第一の部分が表示されて第一の態様の或る表示領域が第一の表示態様から第二の表示態様になった後にのみ、第二の態様の或る表示領域で第二の部分表示が表示される場合があってもよいし、第一の態様の或る表示領域で第一の部分が表示されて第一の態様の或る表示領域が第一の表示態様から第二の表示態様になった後以外にも、第二の態様の或る表示領域で第二の部分表示が表示される場合があってもよい。
また、第一の態様の或る表示領域のみで第一の部分が表示されて第一の態様の或る表示領域が第一の表示態様から第二の表示態様になった後に、第二の態様の或る表示領域で第二の部分表示が表示される場合があってもよいし、第一の態様の或る表示領域以外の表示領域で第一の部分が表示されて第一の態様の或る表示領域が第一の表示態様から第二の表示態様になった後に、第二の態様の或る表示領域で第二の部分表示が表示される場合があってもよい。
また、『 図柄変動表示に関するアイコン(以下、「アイコン[例えば、図485(a−1)に示す変動アイコンh0や、保留アイコンh11〜h14等]」という。)がアイコン表示領域[例えば、図485(a−1)に示す保留表示枠FL0や保留表示領域等]に表示可能であり、
或る表示領域は、前記アイコン表示領域よりも下方に配置された領域であり[例えば、図485(a−1)に示すように、チュートリアル表示部TT6は、保留表示枠FL0や保留表示領域の下方に配置されている等]、
或る表示領域が前記第一の態様の場合と或る表示領域が前記第二の態様の場合で、前記アイコン表示領域の位置が異なる[例えば、図485(a−1)〜同図(a−2)に示すように、チュートリアル表示部TT6が縮小した態様である場合と拡大した態様である場合とで、保留表示枠FL0や保留表示領域の位置が異なっている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、アイコンがアイコン表示領域にのみ表示可能であってもよいし、アイコンがアイコン表示領域以外の表示領域にも表示可能であってもよい。また、アイコンがアイコン表示領域に必ず表示されてもよいし、アイコンがアイコン表示領域に表示されない場合があってもよい。
また、アイコンのみがアイコン表示領域に表示可能であってもよいし、アイコン以外のものがアイコン表示領域に表示可能であってもよい。
或る表示領域は、アイコン表示領域よりも下方にのみ配置されたものであってもよいし、アイコン表示領域よりも下方以外の位置にも配置されたものであってもよい。また、或る表示領域は、アイコン表示領域よりも下方に必ず配置されたものであってもよいし、アイコン表示領域よりも下方に配置されない場合があるものであってもよい。
また、或る表示領域が第一の態様の場合と或る表示領域が第二の態様の場合で、アイコン表示領域の位置のみが異なってもよいし、或る表示領域が第一の態様の場合と或る表示領域が第二の態様の場合で、アイコン表示領域の位置以外のものも異なってもよい。また、或る表示領域が第一の態様の場合と或る表示領域が第二の態様の場合で、アイコン表示領域の位置が必ず異なってもよいし、或る表示領域が第一の態様の場合と或る表示領域が第二の態様の場合で、アイコン表示領域の位置が異ならない場合があってもよい。
また、『 図柄変動表示に関するアイコン(以下、「アイコン[例えば、図485(a−1)に示す変動アイコンh0や、保留アイコンh11〜h14等]」という。)を表示可能であり、
前記第一の態様の或る表示領域が該第一の態様から前記第二の態様になると、表示中の前記アイコンが非表示となる、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、アイコンのみを表示可能であってもよいし、アイコン以外のものも表示可能であってもよい。また、アイコンを必ず表示してもよいし、アイコンを表示しない場合があってもよい。
また、第一の或る表示領域が第一の態様から第二の態様になると、表示中のアイコンのみが非表示となってもよいし、第一の或る表示領域が第一の態様から第二の態様になると、表示中のアイコン以外のものも非表示となってもよい。また、第一の或る表示領域が第一の態様から第二の態様になると、表示中のアイコンが必ず非表示となってもよいし、第一の或る表示領域が第一の態様から第二の態様になると、表示中のアイコンが非表示とならない場合があってもよい。
また、『 タイマ表示[例えば、図293(b3)〜同図(b4)に示すタイマ表示等]を表示可能であり、
前記タイマ表示におけるタイマのカウントダウンが開始された後で該タイマ表示が0を示す表示となった後に、或る演出の実行が開始され[例えば、図293(b3)〜同図(b5)に示すように、タイマ表示のカウントダウンが行われた結果、タイマ表示が「0:00」となると予告演出が行われる等]、
前記或る演出として前記第一の態様の或る表示領域が該第一の態様から前記第二の態様になる場合がある[例えば、タイマ表示のカウントダウンが行われた結果、タイマ表示が「0:00」となると、図485(a−1)〜同図(a−2)に示すように、チュートリアル表示部TT6が縮小した態様から拡大した態様に変化する等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、タイマ表示のみを表示可能であってもよいし、タイマ表示以外の表示も標示可能であってもよい。また、タイマ表示を必ず表示してもよいし、タイマ表示を表示しない場合があってもよい。
また、タイマ表示におけるタイマのカウントダウンが開始された後でタイマ表示が0を示す表示となった後に、或る演出の実行のみが開始されてもよいし、タイマ表示におけるタイマのカウントダウンが開始された後でタイマ表示が0を示す表示となった後に、或る演出以外の演出の実行も開始されてもよい。また、タイマ表示におけるタイマのカウントダウンが開始された後でタイマ表示が0を示す表示となった後に、或る演出の実行が必ず開始されてもよいし、タイマ表示におけるタイマのカウントダウンが開始された後でタイマ表示が0を示す表示となった後に、或る演出の実行が開始されない場合があってもよい。
また、タイマ表示におけるタイマのカウントダウンが開始された後でタイマ表示が0を示す表示となった後にのみ、或る演出の実行が開始されてもよいし、タイマ表示におけるタイマのカウントダウンが開始された後でタイマ表示が0を示す表示となった後以外にも、或る演出の実行が開始されてもよい。
また、或る演出として第一の態様の或る表示領域が第一の態様から第二の態様のみになる場合があってもよいし、或る演出として第一の態様の或る表示領域が第一の態様から第二の態様以外の態様になる場合があってもよい。また、或る演出として第一の態様の或る表示領域が第一の態様から第二の態様に必ずなってもよいし、或る演出として第一の態様の或る表示領域が第一の態様から第二の態様にならない場合があってもよい。
また、或る演出として第一の態様の或る表示領域のみが第一の態様から第二の態様になる場合があってもよいし、或る演出として第一の態様の或る表示領域以外の表示領域が第一の態様から第二の態様になる場合があってもよい。
また、『 前記タイマ表示が表示されることを予告する表示[例えば、図283(b1)に示す準備中表示RDY等]が表示される場合がある、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、タイマ表示が表示されることを予告する表示のみが表示される場合があってもよいし、タイマ表示が表示されることを予告する表示以外の表示も表示される場合があってもよい。また、タイマ表示が表示されることを予告する表示が必ず表示されてもよいし、タイマ表示が表示されることを予告する表示が表示されない場合があってもよい。
また、『 装飾図柄変動表示を表示可能であり、
前記第二の態様の或る表示領域に前記装飾図柄変動表示がオーバーラップしない[例えば、図485(a−2)に示すように、拡張した態様のチュートリアル表示部TT6には、変動表示中の装飾図柄がオーバーラップしていない等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、装飾図柄変動表示のみを表示可能であってもよいし、装飾図柄変動表示以外の表示も表示可能であってもよい。また、装飾図柄変動表示を必ず表示してもよいし、装飾図柄変動表示を表示しない場合があってもよい。
また、第二の態様の或る表示領域に装飾図柄変動表示のみがオーバーラップしないようにしてもよいし、第二の態様の或る表示領域に装飾図柄変動表示以外の表示もオーバーラップしないようにしてもよい。また、第二の態様の或る表示領域に装飾図柄変動表示が必ずオーバーラップしないようにしてもよいし、第二の態様の或る表示領域に装飾図柄変動表示がオーバーラップする場合があってもよい。
また、第二の態様の或る表示領域にのみ装飾図柄変動表示がオーバーラップしないようにしてもよいし、第二の態様の或る表示領域以外の表示領域にも装飾図柄変動表示がオーバーラップしないようにしてもよい。
また、『 前記第一の態様の或る表示領域において、或る説明表示(以下、「第一の説明表示[例えば、図485(a−1)に示す、チュートリアル表示部TT6に表示された「パンダは殿様の師匠」の文字表示等]」という。)が表示される場合がある[例えば、図485(a−1)に示すように、縮小した態様のチュートリアル表示部TT6には、「パンダは殿様の師匠」の文字表示が表示されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第一の態様の或る表示領域において、第一の説明表示のみが表示される場合があってもよいし、第一の態様の或る表示領域において、第一の説明表示以外の表示も表示される場合があってもよい。また、第一の態様の或る表示領域において、第一の説明表示が必ず表示されてもよいし、第一の態様の或る表示領域において、第一の説明表示が表示されない場合があってもよい。
また、第一の態様の或る表示領域においてのみ、第一の説明表示が表示される場合があってもよいし、第一の態様の或る表示領域以外の表示領域においても、第一の説明表示が表示される場合があってもよい。
また、『 前記第二の態様の或る表示領域において前記第一の説明表示が表示されることがない[例えば、図485(a−2)に示すように、拡張した態様のチュートリアル表示部TT6では、文字表示が表示されない等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第二の態様の或る表示領域において第一の説明表示のみが表示されることがなくてもよいし、第二の態様の或る表示領域において第一の説明表示以外の表示も表示されることがなくてもよい。また、第二の態様の或る表示領域において第一の説明表示が必ず表示されることがなくてもよいし、第二の態様の或る表示領域において第一の説明表示が表示される場合があってもよい。
また、第二の態様の或る表示領域においてのみ第一の説明表示が表示されることがなくてもよいし、第二の態様の或る表示領域以外の表示領域においても第一の説明表示が表示されることがなくてもよい。
また、『 前記第二の態様の或る表示領域において、前記第一の説明表示とは別の或る説明表示(以下、「第二の説明表示[例えば、「酒飲み対決リーチ演出でウーロン茶が出現すると激アツ!」の説明表示等]」という。)が表示される場合があり、
前記第一の態様の或る表示領域において前記第二の説明表示が表示されることがない、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第二の態様の或る表示領域において、第二の説明表示のみが表示される場合があってもよいし、第二の態様の或る表示領域において、第二の説明表示以外の表示も表示される場合があってもよい。また、第二の態様の或る表示領域において、第二の説明表示が必ず表示されてもよいし、第二の態様の或る表示領域において、第二の説明表示が表示されない場合があってもよい。
また、第一の態様の或る表示領域において第二の説明表示のみが表示されることがないようにしてもよいし、第一の態様の或る表示領域において第二の説明表示以外の表示も表示されることがないようにしてもよい。また、第一の態様の或る表示領域において第二の説明表示が必ず表示されることがないようにしてもよいし、第一の態様の或る表示領域において第二の説明表示が表示される場合があってもよい。
また、『 前記遊技台は、ぱちんこ機[例えば、図1に示すパチンコ機100等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
以下、これまでに説明したことも含めて付記する。
(付記1)
画像表示手段を備えた遊技台であって、
前記画像表示手段は、複数種類の表示を表示可能な表示手段であり、
前記複数種類の表示のうちの一の種類の表示は、第一の表示であり、
前記第一の表示は、或る演出が行われるまでの時間を報知する表示であり、
前記複数種類の表示のうちの一の種類の表示は、第二の表示であり、
前記第二の表示は、前記或る演出が開始されるまでの時間が変化することを予告する場合がある表示であり、
前記第一の表示の表示中に前記第二の表示が表示される場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
ここで、「或る演出」とは、表示、演出可動手段(サブ液晶、バーサライタ、導光板等の画像表示手段を含む)による演出であってもよい。
(付記2)
付記1に記載の遊技台であって、
前記第二の表示が表示される場合において、該第二の表示が表示された後に前記第一の表示の表示態様が変化するように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。
ここで、第二の表示が表示されなくても、第一の表示の表示態様が変化する場合があってもよい。また、第二の表示が表示された場合のみ第一の表示の表示態様が変化してもよい。
(付記3)
付記1又は2に記載の遊技台であって、
前記画像表示手段は、複数の画像表示手段から構成された手段であり、
前記複数の画像表示手段のうちの一の画像表示手段は、第一の画像表示手段であり、
前記複数の画像表示手段のうちの一の画像表示手段は、第二の画像表示手段であり、
前記第二の画像表示手段が、前記第一の画像表示手段よりも手前にあるように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。
(付記4)
付記3に記載の遊技台であって、
前記第二の画像表示手段において、前記第二の表示が表示される場合があり、
前記第二の表示が表示されている前記第二の画像表示手段によって、前記第一の画像表示手段がオーバーラップされる場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記5)
付記1乃至4のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
第二の表示が表示されている場合も、第一の表示によって報知される時間が進んでいる、
ことを特徴とする遊技台。
(付記6)
付記1乃至5のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
タイマが0になった後に、第二の表示とは別の表示が表示される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記7)
付記1乃至6のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
第二の表示が表示された方が、表示されない場合よりも大当りしやすい、
ことを特徴とする遊技台。
(付記8)
付記1乃至7のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
複数種類の表示のうちの一の種類の表示は、第三の表示であり、
前記或る演出とは、前記画像表示手段によって表示される前記第三の表示のことであり、
前記代サインの表示とは、演出表示のことである、
ことを特徴とする遊技台。
(付記9)
付記1乃至7のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
演出可動手段を備え、
前記演出可動手段は、複数種類の動作を実行可能な手段であり、
前記複数種類の動作のうちの一の種類の動作は、演出動作であり、
前記或る演出とは、演出可動手段による演出動作のことである、
ことを特徴とする遊技台。
ここで、演出動作以外の動作が実行されてもよく、演出動作以外の動作として、例えば、電源投入時の動作、初期位置戻し動作、あるいは、退避動作がある。また、演出可動手段は、遊技盤に設けられたものに限定されず、例えば、枠(前扉)に設けられたものであってもよい。
(付記10)
付記1乃至9のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記或る演出が発生した場合の方が、発生しない場合よりも大当りしやすい、
ことを特徴とする遊技台。
(付記11)
付記1乃至10のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記第一の表示が表示されてから前記第二の表示が表示されるまでの間に熱い演出表示が表示される場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記12)
付記1乃至11のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、ぱちんこ機である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記13)
付記1乃至11のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、スロットマシンである、
ことを特徴とする遊技台。
(付記14)
画像表示手段を備えた遊技台であって、
前記画像表示手段は、複数種類の表示を表示可能な手段であり、
前記複数種類の表示のうちの一の種類の表示は、第一の演出表示であり、
前記複数種類の表示のうちの一の種類の表示は、第二の演出表示であり、
前記期間表示は、リーチ中の或る期間において表示される表示であり、
前記期間表示は、前記第一の演出表示が表示される可能性があるタイミング(以下、「第一のタイミング」という。)を報知する表示であり、
前記第一のタイミングとなる前に、前記期間表示が消去される場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
ここで、期間表示の表示される期間は、リーチ中に限らず、変動中、大当り中であってもよい。また、リーチ中であっても、第一のリーチでは表示されるが第二のリーチでは表示されないものであってもよい。
(付記15)
付記14に記載の遊技台であって、
前記複数種類の表示のうちの一の種類の表示は、第三の演出表示であり、
前記期間表示によって前記第三の演出表示が表示されるタイミングが報知されない場合があり、
前記第三の演出表示の表示中において、前記期間表示が非表示となる、
ことを特徴とする遊技台。
ここで、演出表示以外にも、例えば、玉抜きエラー等のエラー報知、発射位置を指示する報知や、プリペイドカードの抜き忘れ防止報知等のエラー以外の報知、LEDによる発光、役物による演出動作が行われてもよい。また、第三の表示が表示されるタイミングを期間表示によって報知してもよい。また、第三の表示が表示されるタイミングは、期間表示によって報知されなくてもよい。
(付記16)
付記15に記載の遊技台であって、
前記第三の演出表示は、当否判定の結果が大当りとなる図柄変動(以下、「大当り図柄変動」という。)において表示される場合がある演出表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記17)
付記16に記載の遊技台であって、
前記第三の演出表示は、当否判定の結果がはずれとなる図柄変動(以下、「ハズレ図柄変動」という。)において表示される場合がある演出表示であり、
前記ハズレ図柄変動よりも前記大当り図柄変動の方が前記第三の演出表示が表示される頻度が高いように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。
(付記18)
付記15乃至17のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
演出可動手段を備え、
前記演出可動手段は、演出動作を行う場合がある手段であり、
前記第三の演出表示の表示中に、前記電出可動手段が前記演出動作を行う場合がある、ことを特徴とする遊技台。
(付記19)
付記14乃至18のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記期間表示が非表示になった後、該期間表示が視認容易な状態になる、
ことを特徴とする遊技台。
(付記20)
付記14乃至19のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記リーチ中の或る期間が終了するまで前記期間表示が非表示となる、
ことを特徴とする遊技台。
(付記21)
付記14乃至19のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記期間表示は、前記リーチ中の或る期間に必ず表示される表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記22)
付記14乃至21のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記期間表示は、第二の演出表示を表示するタイミング(以下、「第二のタイミング」という。)を報知する表示である、
ことを特徴とする遊技台。
ここで、期間表示によって表示されるタイミングは3回以上であってもよい。また、あるリーチが発生すると必ず3回、別のリーチが発生すると必ず2回チャンスアップを報知するというように、リーチに対応してチャンスアップを報知する箇所が固定されてもよいし、同じリーチであるときは3回報知し、あるときは1回しか報知しないというようにチャンスアップを報知する箇所が変動するようにしてもよい。その場合、「たくさんタイミングを報知している」場合の方が、「あまり報知していない」場合よりも大当りとなりやすくてもよいし、はずれやすくなっていてもよい。また、大当りのなりやすさはタイミングを報知した数によって変動しなくてもよい。また、チャンスアップが発生した数が多いほど大当りとなりやすいようにしてもよいし、チャンスアップが発生した数が少ないほど大当りとなりやすいようにしてもよい。
(付記23)
付記14乃至22のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記画像表示手段は、複数の画像表示手段から構成された手段であり、
前記複数の画像表示手段のうちの一の画像表示手段は、第一の画像表示手段であり、
前記複数の画像表示手段のうちの一の画像表示手段は、第二の画像表示手段であり、
前記第一の画像表示手段は、前記期間表示を表示する場合がある画像表示手段であり、
前記第二の画像表示手段は、演出動作を行う場合がある画像表示手段であり、
前記第二の画像表示手段によって、前記期間表示の少なくとも一部がオーバーラップされる場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記24)
付記14乃至23のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、ぱちんこ機である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記25)
画像表示手段を備えた遊技台であって、
前記画像表示手段は、複数種類の表示を表示可能な手段であり、
前記複数種類の表示のうちの一の種類の表示は、第一の演出表示であり、
前記複数種類の表示のうちの一の種類の表示は、第二の演出表示であり、
前記複数種類の表示のうちの一の種類の表示は、第三の表示であり、
前記期間表示は、リーチ中の或る期間において表示される表示であり、
前記期間表示は、前記第一の演出表示が表示される可能性があるタイミング(以下、「第一のタイミング」という。)を報知する表示であり、
前記第一のタイミングとなる前に、前記第三の表示によって、前記第一の演出表示の少なくとも一部がオーバーラップされる場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記26)
表示手段を備えた遊技台であって、
前記表示手段は、第一の表示を表示可能な手段であり、
時間の経過に応じて、前記第一の表示の少なくとも一部の表示態様が第一の速度で変化し、
前記表示手段は、第二の表示を表示可能な手段であり、
時間の経過に応じて、前記第二の表示の少なくとも一部の表示態様が第二の速度で変化し、
前記第一の速度と前記第二の速度が異なる、
ことを特徴とする遊技台。
(付記27)
付記26に記載の遊技台であって、
前記表示手段は、複数種類の表示を表示可能な手段であり、
前記複数種類の表示のうちの一の種類の表示は、時間表示であり、
前記時間表示とは、或る期間内における時間の経過に応じて該時間表示の少なくとも一部の表示態様が変化する表示のことであり、
前記時間表示のうちの一の表示は、前記第一の表示であり、
前記時間表示のうちの一の表示は、前記第二の表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記28)
付記26又は27に記載の遊技台であって、
前記第一の表示の表示中に前記第二の表示が表示される場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記29)
付記26乃至28のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記第一の表示は、第一の時間が経過するまで表示態様が変化する表示であり、
前記第二の表示は、第二の時間が経過するまで表示態様が変化する表示であり、
前記第一の時間が経過すると、第三の表示が表示され、
前記第二の時間が経過すると、第四の表示が表示される、
ことを特徴とする遊技台。
ここで、第三の表示と第四の表示とが同じであってもよいし、異なってもよい。また、第三の表示の方が第四の表示よりも信頼度が高くてもよいし、第四の表示の方が第三の表示よりも信頼度が高くてもよい。
(付記30)
付記26乃至29のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記複数種類の表示のうちの一の種類の表示は、第一の種類の表示であり、
前記第一の種類の表示として、前記第一の表示及び前記第二の表示がある、
ことを特徴とする遊技台。
ここで、第一の表示と第二の表示は異なる種類の表示であってもよい。
(付記31)
付記30に記載の遊技台であって、
前記第一の種類の表示とは、タイマ予告表示のことであり、
前記複数種類の表示のうちの一の種類の表示は、第一の演出表示であり、
前記タイマ予告表示とは、前記第一の演出表示が表示されるまでの時間を報知する表示のことである、
ことを特徴とする遊技台。
(付記32)
付記30に記載の遊技台であって、
操作手段を備え、
前記第一の種類の表示とは、操作有効期間表示のことであり、
前記操作有効期間表示とは、前記操作手段の操作を有効とする期間を示す表示のことである、
ことを特徴とする遊技台。
(付記33)
付記30に記載の遊技台であって、
前記第一の種類の表示とは、期間表示のことであり、
前記複数種類の表示のうちの一の種類の表示は、第二の演出表示であり、
前記期間表示とは、第一の期間において前記第二の演出表示が表示される可能性があるタイミング(以下、「第一のタイミング」という。)を報知する場合がある表示のことであり、
前記第一の期間が開始されてから終了するまでの間に、前記第一のタイミングが報知される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記34)
付記26乃至33のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、ぱちんこ機である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記35)
表示手段を備えた遊技台であって、
前記表示手段は、複数種類の表示を表示可能な手段であり、
前記複数種類の表示のうちの一の種類の表示は、カウントダウン表示であり、
前記カウントダウン表示とは、或る演出が行われるまでの時間の報知(以下、「時間報知」という。)が実行される場合がある演出であり、
前記カウントダウン表示によって前記時間報知が実行されている場合に、該カウントダウン表示の表示態様が第一の表示態様で表示される場合があり、
前記カウントガウン表示によって前記時間報知が実行されている場合に、該カウントダウン表示が前記第一の表示態様から第二の表示態様に変化する場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記36)
付記35に記載の遊技台であって、
前記第一の表示態様とは、前記カウントダウン表示が第一の表示サイズで表示されている表示態様のことであり、
前記第二の表示態様とは、前記カウントダウン表示が第二の表示サイズで表示されている表示態様のことであり、
前記第二の表示サイズが前記第一の表示サイズよりも大きい、
ことを特徴とする遊技台。
(付記37)
付記35又は36に記載の遊技台であって、
前記カウントダウン表示の表示が開始した際に、該カウントダウン表示が第一の表示態様で表示される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記38)
付記35乃至37のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記カウントダウン表示が表示されると、前記第一の表示態様から前記第二の表示態様へ必ず変化する、
ことを特徴とする遊技台。
(付記39)
付記35乃至37のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記第一の表示態様のままで表示されるよりも、前記第二の表示態様に変化した場合の方が最終的に大当り図柄が確定表示されやすい、
ことを特徴とする遊技台。
(付記40)
付記35乃至39のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
一回の図柄変動表示の期間内で前記カウントダウン表示の開始と終了が行われる、
ことを特徴とする遊技台。
(付記41)
付記35乃至40のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記カウントダウン表示が前記第一の表示態様から前記第二の表示態様へ変化すると、該カウントダウン表示が移動する、
ことを特徴とする遊技台。
(付記42)
付記41に記載の遊技台であって、
前記カウントダウン表示の移動中も該カウントダウン表示による前記時間報知を継続する、
ことを特徴とする遊技台。
(付記43)
付記41に記載の遊技台であって、
前記カウントダウン表示の移動中は該カウントダウン表示による前記時間報知を中断する、
ことを特徴とする遊技台。
(付記44)
付記35乃至43のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記或る演出が行われるまでの時間が0になると、前記カウントダウン表示による該或る演出が行われるまでの時間が0であることを示す報知が行われ、
前記カウントダウン表示によって前記或る演出が行われるまでの時間が0であることを示す報知が行われた後に、該カウントダウン表示が消去されるように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。
(付記45)
付記44に記載の遊技台であって、
前記或る演出が行われるまでの時間が0になると、特定表示を表示してから非表示になる、
ことを特徴とする遊技台。
(付記46)
付記35乃至45のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記第二の表示態様へ変化しない場合もある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記47)
付記35乃至46のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記表示手段は、複数の表示手段から構成されており、
前記複数の表示手段のうちの一の表示手段は、第一の表示手段であり、
前記複数の表示手段のうちの一の表示手段は、第二の表示手段であり、
前記第一の表示手段によって前記第一の表示態様の前記カウントダウン表示が表示される場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記48)
付記47に記載の遊技台であって、
前記第二の表示手段によって前記第二の表示手段のカウントダウン表示が表示される場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記49)
付記35乃至48のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、ぱちんこ機である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記50)
付記35乃至48のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、スロットマシンである、
ことを特徴とする遊技台。
(付記51)
複数種類の表示を表示可能な表示手段を備えた遊技台であって、
前記複数種類の表示のうちの一つは、第一の表示であり、
前記第一の表示は、期間表示であり、
前記第一の表示は、リーチ演出表示が行われている期間のうちの或る期間において表示される場合がある表示であり、
前記複数種類の表示のうちの一つは、第二の表示であり、
前記第二の表示は、予告表示であり、
前記第一の表示は、第一のタイミングを報知する表示であり、
前記第一のタイミングとは、前記第二の表示が表示開始される可能性があるタイミングのことであり、
前記第一の表示が表示開始されてから前記第一のタイミングとなる前に、該第一の表示が消去される場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記52)
付記51に記載の遊技台であって、
前記複数種類の表示のうちの一つは、第三の表示であり、
前記第三の表示は、演出表示であり、
前記第三の表示は、前記第二の表示とは異なる表示であり、
前記第一のタイミングとなる前に前記第三の表示が表示される場合があり、
前記第一の表示は、前記第三の表示が表示開始されるタイミングを報知しない表示であり、
前記第三の表示の表示中では、前記第一の表示が消去される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記53)
付記52に記載の遊技台であって、
前記第三の表示は、予告表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記54)
付記53に記載の遊技台であって、
前記第三の表示が表示された場合の方が、該第三の表示が表示されない場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示されやすい、
ことを特徴とする遊技台。
(付記55)
付記52乃至54のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
複数種類の動作を実行可能な演出可動手段を備え、
前記複数種類の動作のうちの一つは、第一の動作であり、
前記第一の動作は、演出動作であり、
前記第三の表示の表示中に、前記第一の動作が行われる場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記56)
付記51乃至55のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記第一の表示が消去された後で、該第一の表示が再度表示されるように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。
(付記57)
付記51乃至55に記載の遊技台であって、
前記第一の表示が消去された後、前記或る期間が経過するまでは該第一の表示は表示されないように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。
(付記58)
付記51乃至55のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記第一の表示が消去された後、前記或る期間が経過するまでに該第一の表示が再動表示されるように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。
(付記59)
付記51乃至58のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記或る期間とは、スーパーリーチの実行中の期間のことである、
ことを特徴とする遊技台。
(付記60)
付記51乃至59のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記複数種類の表示のうちの一つは、第四の表示であり、
前記第四の表示は、演出表示であり、
前記第四の表示は、前記第二の表示とは異なる表示であり、
前記第一の表示は、第二のタイミングも報知する場合がある表示であり、
前記第二のタイミングとは、前記第四の表示が表示開始される可能性があるタイミングのことである、
ことを特徴とする遊技台。
(付記61)
付記51乃至60のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、ぱちんこ機である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記62)
複数種類の表示を表示可能な表示手段を備えた遊技台であって、
前記複数種類の表示のうちの一つは、第一の表示であり、
前記第一の表示は、カウントダウン表示を含む表示であり、
前記カウントダウン表示は、タイミング報知を含む場合がある表示であり、
前記タイミング報知とは、或る演出が行われるタイミングを前記カウントダウン表示の表示を更新することにより行わう報知のことであり、
前記カウントダウン表示の表示中に、前記第一の表示の表示態様が第一の表示態様から第二の表示態様に変化する場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記63)
付記62に記載の遊技台であって、
前記第一の表示態様と前記第二の表示態様は、異なる表示態様である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記64)
付記63に記載の遊技台であって、
前記第一の表示態様とは、前記第一の表示が第一の表示サイズで表示されている表示態様のことであり、
前記第二の表示態様とは、前記第一の表示が第二の表示サイズで表示されている表示態様のことであり、
前記第一の表示サイズと前記第二の表示サイズでは、該第二の表示サイズの方が大きい、
ことを特徴とする遊技台。
(付記65)
付記62乃至64のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記カウントダウン表示の表示が開始した際に、前記第一の表示が前記第一の表示態様で表示される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記66)
付記62乃至65のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記カウントダウン表示の表示中に、前記第一の表示が前記第一の表示態様から前記第二の表示態様に必ず変化する、
ことを特徴とする遊技台。
(付記67)
付記62乃至65のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記第一の表示が前記第一の表示態様から前記第二の表示態様に変化しない場合よりも、該第一の表示が該第一の表示態様から該第二の表示態様に変化した場合の方が最終的に大当り図柄が確定表示されやすい、
ことを特徴とする遊技台。
(付記68)
付記62乃至67のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
一回の図柄変動表示の実行中に前記第一の表示の表示が開始され、終了される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記69)
付記62乃至68のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記第一の表示は、表示位置が変化する場合がある表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記70)
付記69に記載の遊技台であって、
前記第一の表示が前記第一の表示態様から前記第二の表示態様に変化すると、該第一の表示の表示位置が変化する、
ことを特徴とする遊技台。
ここで、前記第一の表示態様の前記第一の表示が第一の位置に表示され、前記第二の表示態様の前記第一の表示が第二の位置に表示される、ことを特徴とする遊技台であってもよい。
(付記71)
付記69又は70に記載の遊技台であって、
前記第一の表示は、移動表示する場合がある表示であり、
前記移動表示により、前記第一の表示の表示位置が変化する、
ことを特徴とする遊技台。
(付記72)
付記71に記載の遊技台であって、
前記移動表示の表示中も、前記カウントダウン表示の更新表示を継続する、
ことを特徴とする遊技台。
(付記73)
付記71に記載の遊技台であって、
前記移動表示の表示中では、前記カウントダウン表示の更新表示が中断される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記74)
付記62乃至73のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記カウントダウン表示は、時間のカウントダウンの表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記75)
付記74に記載の遊技台であって、
前記タイミング報知は、前記カウントダウン表示において0を示す表示が表示されることにより、前記或る演出が行われるタイミングとなったことを報知する報知である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記76)
付記74又は75に記載の遊技台であって、
前記カウントダウン表示において0を示す表示が表示された後で、該カウントダウン表示が消去されるように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。
(付記77)
付記76に記載の遊技台であって、
前記複数種類の表示のうちの一つは、第二の表示であり、
前記第二の表示は、前記或る演出には含まれない表示であり、
前記カウントダウン表示において0を示す表示が表示された場合に、前記第二の表示が表示された後で、該カウントダウン表示が消去されるように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。
(付記78)
付記62乃至77のうちいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記表示手段は、複数の表示手段から構成された手段であり、
前記複数の表示手段のうちの一つは、第一の表示手段であり、
前記複数の表示手段のうちの一つは、第二の表示手段であり、
前記第一の表示態様の前記第一の表示が表示される場合には、該第一の表示が前記第一の表示手段に表示される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記79)
付記78に記載の遊技台であって、
前記第二の表示態様の前記第一の表示が、前記第二の表示手段に表示される場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記80)
付記62乃至79のうちいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、ぱちんこ機である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記81)
付記62乃至79のうちいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、スロットマシンである、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A1)
表示手段を備えた遊技台であって、
前記表示手段は、複数種類のメータ表示を表示可能な手段であり、
前記複数種類のメータ表示うちの一のメータ表示は、第一のメータ表示であり、
前記複数種類のメータ表示うちの一のメータ表示は、第四のメータ表示であり、
前記第一のメータ表示は、複数種類の状態を持つ表示であり、
前記第一のメータ表示における前記複数種類の状態のうちの一の状態は第一の状態であり、
前記第一のメータ表示における前記複数種類の状態のうちの一の状態は第三の状態であり、
前記第一のメータ表示は、前記第一の状態から前記第三の状態へ変化する場合がある表示であり、
前記第四のメータ表示は、複数種類の状態を持つ表示であり、
前記第四のメータ表示における前記複数種類の状態のうちの一の状態は第四の状態であり、
前記第四のメータ表示における前記複数種類の状態のうちの一の状態は第六の状態であり、
前記第四のメータ表示は、前記第四の状態から前記第六の状態に変化する場合がある表示であり、
前記第一のメータ表示が前記第一の状態から前記第三の状態に変化した場合は、該第一のメータ表示が該第一の状態から該第三の状態に変化しなかった場合よりも、大当りの期待度が高く、
前記第四のメータ表示が前記第四の状態から前記第六の状態に変化した場合は、該第四のメータ表示が該第四の状態から該第六の状態に変化しなかった場合よりも、大当りの期待度が高い、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A2)
付記A1に記載の遊技台において、
前記第四のメータ表示が前記第四の状態から前記第六の状態に変化する期待度は、前記第一のメータ表示が前記第一の状態から前記第三の状態に変化する期待度よりも高い、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A3)
付記A1又はA2に記載の遊技台であって、
前記表示手段は、装飾図柄を表示可能な手段であって、
前記第一のメータ表示は、前記装飾図柄の停止中に表示される場合がある表示である、ことを特徴とする遊技台。
(付記A4)
付記A1乃至A3のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記第四のメータ表示は、前記第四の状態で表示開始される表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A5)
付記A1乃至A4のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記第一のメータ表示における前記複数の状態のうちの一の状態は、第二の状態であり、
前記第一のメータ表示は、前記第一の状態から前記第二の状態に変化する場合がある表示であり、
前記第一のメータ表示は、前記第二の状態から前記第三の状態に変化する場合がある表示であり、
前記第一のメータ表示は、前記第一の状態で表示開始される場合がある表示であり、
前記第一のメータ表示は、前記第二の状態で表示開始される場合がある表示であり、
前記第一のメータ表示が、前記第一の状態で表示開始された場合よりも、前記第二の状態で表示開始された場合のほうが大当りの期待度が高い、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A6)
付記A1乃至A5のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記複数種類の表示のうち、一の表示は第一のアイコンであり、
前記第一のメータ表示は、前記第一のアイコンが第一の回数表示されることによって、前記第一の状態から前記第三の状態へと変化する表示であり、
前記第四のメータ表示は、前記第一のアイコンが第二の回数表示されることによって、前記第四の状態から前記第六の状態へと変化する表示であり、
前記第二の回数は、前記第一の回数よりも少ない回数である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A7)
付記A1乃至A6のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記複数の表示のうち一の表示は、大当り表示であり、
前記第一のメータ表示における前記第三の状態は、該第三の状態が表示された前記装飾図柄の変動において前記大当り表示が表示されることを示す表示の状態であり、
前記第四のメータ表示における前記第六の状態は、該第六の状態が表示された前記装飾図柄の変動において前記大当り表示が表示されることを示す表示の状態である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A8)
付記A7に記載の遊技台であって、
前記第一のメータ表示の前記第二の状態は、該第二の状態が表示された前記装飾図柄の変動において前記大当り表示が表示される場合があることを示す表示の状態であり、
前記第四のメータ表示の前記第五の状態は、該第五の状態が表示された前記装飾図柄の変動において前記大当り表示が表示される場合があることを示す表示の状態であり、
前記第二の状態よりも前記第五の状態が表示されている場合の方が、前記大当り表示が表示されやすい、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A9)
付記A1乃至A8のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記複数種類の演出のうちの一の演出は、擬似連演出であり、
前記擬似連予告は、前記第一のメータ表示が前記第三の状態へ変化すると表示開始される場合がある表示であり、
前記擬似連予告は、前記第四のメータ表示が前記第六の状態へ変化すると表示開始される場合がある表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A10)
付記A1乃至A9のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記複数種類の表示のうちの一の表示は、前記操作手段の操作促進表示であり、
前記操作促進表示は、前記第一のメータ表示が前記第三の状態へ変化すると表示開始される場合がある表示であり、
前記操作促進表示は、前記第四のメータ表示が前記第六の状態へ変化すると表示開始される場合がある表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A11)
付記A1乃至A10のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記表示手段は複数種類の演出を表示可能な手段であって、
前記複数種類の演出のうちの一の演出は、或る演出であり、
前記或る演出は、該或る演出が表示された前記装飾図柄の変動において、前記大当り表示が表示されやすい演出であり、
前記或る演出は、前記第一のメータ表示が前記第三の状態へ変化すると表示開始される場合がある演出であり、
前記或る演出は、前記第四のメータ表示が前記第六の状態へ変化すると表示開始される場合がある演出である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A12)
複数種類の表示を表示可能な表示手段を備えた遊技台であって、
前記複数種類の表示のうちの一つは、期間表示であり、
前記複数種類の表示のうちの一つは、第一の演出表示であり、
前記複数種類の表示のうちの一つは、予告表示であり、
前記期間表示は、リーチ演出表示が行われる期間における或る期間の開始を報知する表示であり、
前記期間表示は、前記リーチ演出表示の表示中において、第一のタイミングを報知する表示であり、
前記第一のタイミングとは、前記リーチ演出表示の表示中において、前記第一の演出表示が開始される可能性があるタイミングのことであり、
前記予告表示とは、前記期間表示によって前記第一のタイミングが報知されることを予告する表示のことであり、
前記期間表示によって前記或る期間の開始が報知される前に、前記予告表示が表示される場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A13)
付記A12に記載の遊技台であって、
前記期間表示は、カーソル表示を含む表示であり、
前記カーソル表示が、第二の位置(開始位置)から第一の位置を経て第三の位置(終了位置)まで移動することによって、前記第一の期間の開始から終了までが報知されるように構成されており、
前記第二の位置は、前記第一の位置よりも前の位置であり、
前記第一の位置は、前記第三の位置よりも前の位置であり、
前記カーソル表示が前記第一の位置に到達することで、前記第一のタイミングであることが報知される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A14)
付記A13に記載の遊技台であって、
前記期間表示は、チャンスアップ表示(第一のチャンスアップ表示)が表示される場合がある表示であり、
前記チャンスアップ表示とは、前記第一のタイミングにおいて前記第一の演出表示が開始されたことを報知する表示であり、
前記第一のタイミングにおいて前記第一の演出表示の表示が開始された場合に、前記第一の位置に対応した表示位置に前記チャンスアップ表示が表示される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A15)
付記A12乃至A14のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記期間表示は、移動表示を行う場合がある表示である、
ことを長とする遊技台。
(付記A16)
付記A15に記載の遊技台であって、
前記期間表示によって或る期間の開始が報知される前に前記移動表示が行われる、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A17)
付記A15又はA16に記載の遊技台であって、
前記移動表示が行われると、前記期間表示の表示位置が変化する、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A18)
付記A12乃至A17のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記予告表示は、複数の表示態様で表示される場合があり、
前記複数の表示態様のうちの一の表示態様は、第一の表示態様であり、
前記複数の表示態様のうちの一の表示態様は、第二の表示態様であり、
前記予告表示が前記第二の表示態様で表示された場合の方が、前記第一の表示態様で表示された場合よりも最終的に(前記期間表示が表示される図柄変動表示にて)大当り図柄態様が確定表示されやすい、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A19)
付記A18に記載の遊技台であって、
前記予告表示が前記第二の表示態様で表示された場合の方が、前記第一の表示態様で表示された場合よりも、前記第一のタイミングとなった場合に、前記第一の演出表示が開始されやすい、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A20)
付記A18又はA19に記載の遊技台であって、
前記第一の表示態様で表示された前記予告表示が、前記第二の表示態様に変化する場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A21)
付記A12乃至A20のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記期間表示は、複数の表示態様で表示される場合があり、
前記複数の表示態様のうちの一の表示態様は、第三の表示態様(例えば、デフォメータ)であり、
前記複数の表示態様のうちの一の表示態様は、第四の表示態様(例えば、赤メータ)であり、
前記期間表示が前記第四の表示態様で表示された場合の方が、前記第三の表示態様で表示された場合よりも最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすい、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A22)
付記A21に記載の遊技台であって、
前記予告表示の表示態様によって、前記期間表示の表示態様が前記第三の表示態様で表示されるか前記第四の表示態様で表示されるかわからない、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A23)
付記A21又はA22に記載の遊技台であって、
前記予告表示が前記第二の表示態様で表示された場合の方が、該予告表示が前記第一の表示態様で表示された場合よりも前記期間表示が前記第四の表示態様で表示されやすい、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A24)
付記A21乃至A23のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記予告表示が前記第一の表示態様で表示された場合の方が、該予告表示が前記第二の表示態様で表示された場合よりも前記期間表示が前記第三の表示態様で表示されやすい、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A25)
付記A12乃至A24のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記複数種類の表示のうちの一つは、第二の予告表示であり、
前記予告表示は、第一の予告表示であり、
前記第二の予告表示によって、前記第一の予告表示が表示されることが予告される場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A26)
付記A25に記載の遊技台であって、
前記第二の予告表示によって前記第一の予告表示が予告された方がされてない場合よりも前記期間表示が表示される図柄変動表示が大当りになりやすい、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A27)
付記A12乃至A26のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記期間表示が表示される前に前記予告表示が表示された場合の方が、該期間表示が表示される前に該予告表示が表示されない場合よりも最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすい、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A28)
付記A12乃至A27のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記予告表示は、前記期間表示の少なくとも一部によって行われる表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A29)
付記A12乃至A27のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記予告表示は、前記期間表示と別の表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A30)
付記A12乃至A29のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記予告表示によって前記リーチ演出表示が表示されることが予告されることで、前記期間表示が表示されることが予告される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A31)
付記A12乃至A30のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記予告表示は、前記期間表示と同じ図柄変動表示にて行われる場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A32)
付記A12乃至A31のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記予告表示は、前記期間表示が行われる図柄変動表示よりも前の図柄変動表示にてお行われる場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A33)
付記A12乃至A32のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記予告表示は、図柄停止表示が行われている期間も表示される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A34)
付記A12乃至A32のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記予告表示は、図柄停止表示が行われている期間に非表示となる、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A35)
付記A12乃至A34のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記予告表示は、前記リーチ演出表示の表示中に表示される場合がある表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A36)
前記予告表示は、前記リーチ演出表示が開始される前に表示される場合がある表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A37)
表示手段を備えた遊技台であって、
前記表示手段は、第一の表示を表示する場合がある手段であり、
前記第一の表示とは、或る演出が開始される場合があるタイミングを報知する表示のことであり、
前記表示手段は、或る演出として第Aの表示が表示される場合がある手段であり、
前記第Aの表示が開始されるタイミング(以下、「第Aのタイミング」という。)において、該第Aの表示が前記第一の表示の少なくとも一部と重なる位置に表示される場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
ここで、或る演出とは、第Aの表示のことであってもよい。また、或る演出として第Pの表示の表示が開始される場合があってもよい。
(付記A38)
付記A37に記載の遊技台であって、
前記第一の表示は、期間表示のことであり、
前記期間表示は、或る期間において前記第Aの表示が表示される可能性のあるタイミングを報知する表示であり、
或る期間の時間の経過に応じて、前記期間表示の少なくとも一部の表示態様が変化し、
前記期間表示の少なくとも一部の表示態様の変化中において、前記第Aの表示が開始されるタイミングが報知される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A39)
付記A38に記載の遊技台であって、
前記期間表示は、第Bの表示が表示される場合がある表示であり、
前記第Aのタイミングにおいて前記第Aの表示が表示されると、前記第Bの表示が表示される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A40)
付記A37に記載の遊技台であって、
前記第一の表示は、タイマ表示のことであり、
前記タイマ表示は、前記第Aの表示が表示されるタイミングを報知する表示であり、
時間の経過に応じて、前記タイマ表示の少なくとも一部の表示態様が変化し、
前記タイマ表示の少なくとも一部の表示態様の変化が終了すると、前記第Aの表示が表示される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A41)
付記A37乃至A40のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記第Aのタイミングとなった場合に、前記第Aの表示が表示される場合があり、
前記第Aのタイミングとなった場合に、前記第Aの表示が表示されない場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A42)
付記A37乃至A40のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記第Aのタイミングとなった場合に、前記第Aの表示が必ず表示される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A43)
付記A37乃至A42のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記表示手段は、第二の表示を表示する場合がある手段であり、
前記第二の表示は、前記第一の表示が表示されることを予告する表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A44)
付記A37乃至A43のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記第一の表示は、移動表示が行われる場合がある表示であり、
前記移動表示が行われると、前記第一の表示の表示位置が変化する、
ことを特徴とする遊技台。
ここで、必ず移動表示が行われてもよいし、移動表示が行われる場合と行われない場合があってもよい。
(付記A45)
付記A44に記載の遊技台であって、
時間の経過に応じて、前記第一の表示の少なくとも一部の表示態様が変化する場合があるように構成されており、
前記第一の表示が表示された後であって、該第一の表示の少なくとも一部の表示態様の変化が行われる前に前記移動表示が行われる場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A46)
付記A44に記載の遊技台であって、
時間の経過に応じて、前記第一の表示の少なくとも一部の表示態様が変化する場合があるように構成されており、
前記第一の表示の少なくとも一部の表示態様の変化中において、前記移動表示が行われる場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A47)
付記A37乃至A46のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記第Aのタイミングとなって前記第Aの表示が表示されると、前記第Aの表示によって前記第一の表示の少なくとも一部がオーバーラップされる、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A48)
付記A37乃至A47のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記第Aのタイミングとなって前記第Aの表示が表示されると、前記第一の表示が非表示となり、該第一の表示が表示されていた領域の少なくとも一部に重なる領域に該第Aの表示が表示される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A49)
付記A37乃至A48のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記表示手段は、複数の画像表示手段から構成された手段であり、
前記複数種類の画像表示手段のうちの一の画像表示手段は、第一の画像表示手段であり、
前記複数種類の画像表示手段のうちの一の画像表示手段は、第二の画像表示手段であり、
前記第二の画像表示手段は、前記第一の画像表示手段よりも前側に設けられた手段であり、
前記第一の画像表示手段によって前記第一の表示が表示され、
前記第二の画像表示手段によって前記第Aの表示が表示される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A50)
付記A49に記載の遊技台であって、
前記第二の画像表示手段は、演出動作を行う場合がある手段であり、
前記第一の画像表示手段によって前記第一の表示が表示されている場合に前記第Aのタイミングとなると、前記第二の画像表示手段が前期演出動作を行う場合があるように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A51)
付記A37乃至A50のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
操作手段を備え、
前記第Aの表示とは、前記操作手段に関する表示のことである、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A52)
付記A37乃至A51のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記表示手段は、或る演出として第Cの表示が表示される場合がある手段であり、
前記第Cの表示が開始されるタイミング(以下、「第Cのタイミング」という。)において、該第Cの表示が表示される場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A53)
付記A37乃至A52のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、ぱちんこ機である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A54)
付記A37乃至A52のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、スロットマシンである、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A55)
表示手段を備えた遊技台であって、
前記表示手段は、第一の表示を表示する場合がある手段であり、
前記第一の表示とは、或る演出が開始されるタイミングを報知する表示のことであり、
前記第一の表示は、複数の図柄変動表示にわたって表示される場合がある表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A56)
付記A55に記載の遊技台であって、
前記第一の表示は、期間表示のことであり、
前記期間表示は、或る期間において或る演出が開始される可能性のあるタイミング(以下、「或るタイミング」という。)を報知する表示であり、
或る期間の時間の経過に応じて、前記期間表示の少なくとも一部の表示態様が変化し、
前記期間表示の少なくとも一部の表示態様の変化中において、前記或る演出が開始されるタイミングが報知される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A57)
付記A56に記載の遊技台であって、
前記期間表示は、第Bの表示が表示される場合がある表示であり、
前記或るタイミングにおいて前記或る演出が開始されると、前記第Bの表示が表示される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A58)
付記A55に記載の遊技台であって、
前記第一の表示は、タイマ表示のことであり、
前記タイマ表示は、前記或るタイミングを報知する表示であり、
時間の経過に応じて、前記タイマ表示の少なくとも一部の表示態様が変化し、
前記タイマ表示の少なくとも一部の表示態様の変化が終了すると、前記或る演出が開始される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A59)
付記A55乃至A58のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記或るタイミングとなった場合に、前記或る演出が開始される場合があり、
前記或るタイミングとなった場合に、前記或る演出が開始されない場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A60)
付記A55乃至A58のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記或るタイミングとなった場合に、前記或る演出が必ず開始される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A61)
付記A55乃至A60のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記表示手段は、第二の表示を表示する場合がある手段であり、
前記第二の表示は、前記第一の表示が表示されることを予告する表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A62)
付記A55乃至A61のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記第一の表示は、移動表示が行われる場合がある表示であり、
前記移動表示が行われると、前記第一の表示の表示位置が変化する、
ことを特徴とする遊技台。
ここで、必ず移動表示が行われてもよいし、移動表示が行われる場合と行われない場合があってもよい。
(付記A63)
付記A62に記載の遊技台であって、
時間の経過に応じて、前記第一の表示の少なくとも一部の表示態様が変化する場合があるように構成されており、
前記第一の表示が表示された後であって、該第一の表示の少なくとも一部の表示態様の変化が行われる前に前記移動表示が行われる場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A64)
付記A62に記載の遊技台であって、
時間の経過に応じて、前記第一の表示の少なくとも一部の表示態様が変化する場合があるように構成されており、
前記第一の表示の少なくとも一部の表示態様の変化中において、前記移動表示が行われる場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A65)
付記A55乃至A64のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記複数の図柄変動表示のうちの第一の図柄変動表示において、前記第一の表示の表示が開始しされ、
前記複数の図柄変動表示のうちの第二の図柄変動表示において、前記或る演出が開始されるタイミングが報知され、
前記第一の図柄変動表示は、前記第二の図柄変動表示よりも前に行われる図柄変動表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A66)
付記A65に記載の遊技台であって、
或る期間における時間の経過に応じて、前記第一の表示の少なくとも一部の表示態様が変化するように構成されており、
前記第二の図柄変動表示において、前記或る期間が開始され、
前記第一の図柄変動表示において、前記第一の表示の表示態様が変化しないように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A67)
付記A65に記載の遊技台であって、
或る期間における時間の経過に応じて、前記第一の表示の少なくとも一部の表示態様が変化するように構成されており、
前記第一の図柄変動表示において、前記或る期間が開始される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A68)
付記A67に記載の遊技台であって、
前記第一の図柄変動表示が終了してから該図柄変動表示の次の図柄変動表示が開始されるまでの間において、前記第一の表示の表示態様の変化が行われない、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A68)
付記A67に記載の遊技台であって、
前記第一の図柄変動表示が終了してから該図柄変動表示の次の図柄変動表示が開始されるまでの間において、前記第一の表示の少なくとも一部の表示態様の変化が行われる場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A69)
付記A65に記載の遊技台であって、
前記表示手段は、第二の表示を表示する場合がある手段であり、
前記第二の表示は、前記第一の表示が表示されることを予告する表示であり、
前記第二の表示は、前記第一の図柄変動表示において表示される場合がある表示である、
ことを特徴とする遊技台。
ここで、前記第二の表示は、前記第二の図柄変動表示において表示されてもよい。また、前記第二の表示は、前記第一の図柄変動表示において必ず表示されてもよい。
(付記A70)
付記A55乃至A69のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、ぱちんこ機である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A71)
付記A55乃至A69のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、スロットマシンである、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A72)
表示手段を備えた遊技台であって、
前記表示手段は、第一の表示を表示する場合がある手段であり、
前記第一の表示とは、或る演出が開始される場合があるタイミング(以下、「あるタイミング」という。)を報知する表示のことであり、
前記或る演出が開始されるまでの時間の経過に応じて、前記第一の表示の少なくとも一部の表示態様が変化する場合があり、
前記或る演出が開始されるまでの時間の経過に応じた前記第一の表示の少なくとも一部の表示態様の変化が行われる前に、該第一の表示によって予告表示が行われる場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A73)
付記A72に記載の遊技台であって、
前記第一の表示は、期間表示のことであり、
前記期間表示は、前記或るタイミングを報知する表示であり、
或る期間の時間の経過に応じて、前記期間表示の少なくとも一部の表示態様が変化し、
前記期間表示の少なくとも一部の表示態様の変化中において、前記或るタイミングが報知される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A74)
付記A73に記載の遊技台であって、
前記期間表示は、第Bの表示が表示される場合がある表示であり、
前記或るタイミングにおいて前記或る演出が開始されると、前記第Bの表示が表示される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A75)
付記A72に記載の遊技台であって、
前記第一の表示は、タイマ表示のことであり、
前記タイマ表示は、前記或るタイミングを報知する表示であり、
時間の経過に応じて、前記タイマ表示の少なくとも一部の表示態様が変化し、
前記タイマ表示の少なくとも一部の表示態様の変化が終了すると、前記或る演出が開始される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A76)
付記A72乃至A75のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記或るタイミングとなった場合に、前記或る演出が開始される場合があり、
前記或るタイミングとなった場合に、前記或る演出が開始されない場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A77)
付記A72乃至A75のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記或るタイミングとなった場合に、前記或る演出が必ず開始される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A78)
付記A72乃至A77のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記表示手段は、第二の表示を表示する場合がある手段であり、
前記第二の表示は、前記第一の表示が表示されることを予告する表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A79)
付記A72乃至A78のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記第一の表示は、移動表示が行われる場合がある表示であり、
前記移動表示が行われると、前記第一の表示の表示位置が変化する、
ことを特徴とする遊技台。
ここで、必ず移動表示が行われてもよいし、移動表示が行われる場合と行われない場合があってもよい。
(付記A80)
付記A79に記載の遊技台であって、
前記第一の表示が表示された後であって、該第一の表示の少なくとも一部の表示態様の変化が行われる前に前記移動表示が行われる場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A81)
付記A79に記載の遊技台であって、
前記第一の表示の少なくとも一部の表示態様の変化中において、前記移動表示が行われる場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A82)
付記A72乃至A81のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記予告表示は、前記第一の表示によって表示される前記或る演出が開始されるまでの時間を予告する表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A83)
付記A72乃至A82のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
操作手段を備え、
前記予告表示は、前記操作手段に関する表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A84)
付記A72乃至A83のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記予告表示が行われた後に、前記第一の表示によって前記或る演出が開始されるまでの時間が報知される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A85)
付記A72乃至A84のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記或る演出が開始されるまでの時間の経過に応じた前記第一の表示の少なくとも一部の表示態様の変化が行われる前に、該第一の表示によって予告表示が必ず行われる、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A86)
付記A72乃至A85のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記第一の表示が表示されると、前記或る演出が開始されるまでの時間の経過に応じた前記第一の表示の少なくとも一部の表示態様の変化が開始される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A87)
付記A72乃至A86のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、ぱちんこ機である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A88)
付記A72乃至A86のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、スロットマシンである、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A89)
表示手段を備えた遊技台であって、
前記表示手段は、第一の表示が表示される場合がある手段であり、
前記第一の表示とは、或る演出が開始される場合があるタイミング(以下、「或るタイミング」という。)を報知する表示のことであり、
前記表示手段は、第二の表示が表示される場合がある手段であり、
前記第二の表示は、前記第一の表示が表示されることを予告する表示であり、
複数の前記第二の表示(以下、「複数の第二の表示」という。)が表示される場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A90)
付記A89に記載の遊技台であって、
前記第一の表示は、期間表示のことであり、
前記期間表示は、或る期間において前記或るタイミングを報知する表示であり、
或る期間の時間の経過に応じて、前記期間表示の少なくとも一部の表示態様が変化し、
前記期間表示の少なくとも一部の表示態様の変化中において、前記或るタイミングが報知される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A91)
付記A90に記載の遊技台であって、
前記期間表示は、第Bの表示が表示される場合がある表示であり、
前記或るタイミングにおいて前記或る演出が開始されると、前記第Bの表示が表示される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A91)
付記A89に記載の遊技台であって、
前記第一の表示は、タイマ表示のことであり、
前記タイマ表示は、前記或るタイミングを報知する表示であり、
時間の経過に応じて、前記タイマ表示の少なくとも一部の表示態様が変化し、
前記タイマ表示の少なくとも一部の表示態様の変化が終了すると、前記或る演出が開始される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A92)
付記A89乃至A91のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記或るタイミングとなった場合に、前記或る演出が開始される場合があり、
前記或るのタイミングとなった場合に、前記或る演出が開始されない場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A93)
付記A89乃至A91のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記或るタイミングとなった場合に、前記或る演出が必ず開始される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A94)
付記A89乃至A93のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記第一の表示は、移動表示が行われる場合がある表示であり、
前記移動表示が行われると、前記第一の表示の表示位置が変化する、
ことを特徴とする遊技台。
ここで、必ず移動表示が行われてもよいし、移動表示が行われる場合と行われない場合があってもよい。
(付記A95)
付記A94に記載の遊技台であって、
時間の経過に応じて、前記第一の表示の少なくとも一部の表示態様が変化する場合があるように構成されており、
前記第一の表示が表示された後であって、該第一の表示の少なくとも一部の表示態様の変化が行われる前に前記移動表示が行われる場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A96)
付記A94に記載の遊技台であって、
時間の経過に応じて、前記第一の表示の少なくとも一部の表示態様が変化する場合があるように構成されており、
前記第一の表示の少なくとも一部の表示態様の変化中において、前記移動表示が行われる場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A97)
付記A89乃至A96のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記第二の表示が表示されると、前記第一の表示が必ず表示される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A98)
付記A89乃至A96のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記第二の表示が表示されると、前記第一の表示が表示される場合があり、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A99)
付記A89乃至A98のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記第二の表示とは、準備中表示のことであり、
前記複数のぢ兄の表示とは、複数の準備中表示のことであり、
前記複数の準備中表示のうちの一の表示は、第一の準備中表示であり、
前記複数の準備中表示のうちの一の表示は、第二の準備中表示であり、
前記第一の準備中表示は、前記第二の準備中表示よりも先に表示された表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A100)
付記A99に記載の遊技台であって、
前記第一の準備中表示が表示された後に、該第一の準備中表示に対応するタイマ表示(以下、「第一のタイマ表示」という。)が表示され、
前記第二の準備中表示が表示された後に、該第二の準備中表示に対応するタイマ表示(以下、「第二のタイマ表示」という。)が表示され、
前記第一のタイマ表示が前記第二のタイマ表示よりも先に表示されるように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。
ここで、複数の準備中表示に対して、一のタイマ予告が表示されてもよい。
(付記A101)
付記A99に記載の遊技台であって、
前記第一の準備中表示が表示された後に、該第一の準備中表示に対応するタイマ表示(以下、「第一のタイマ表示」という。)が表示され、
前記第二の準備中表示が表示された後に、該第二の準備中表示に対応するタイマ表示(以下、「第二のタイマ表示」という。)が表示され、
前記第一のタイマ表示が前記第二のタイマ表示よりも先に表示される場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A102)
付記A89乃至A101のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、ぱちんこ機である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A103)
付記A89乃至A101のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、スロットマシンである、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A104)
表示手段を備えた遊技台であって、
前記表示手段は、第一の表示を表示する場合がある手段であり、
前記第一の表示とは、或る演出が開始されるタイミングを報知する表示のことであり、
前記或る演出が開始されるまでの時間の経過に応じて、前記第一の表示の少なくとも一部の表示態様が変化する場合があり、
前記或る演出が開始されるまでの時間の経過に応じた前記第一の表示の少なくとも一部の表示態様の変化が行われる前に、予告が行われる場合があり、
前記予告とは、前記第一の表示の少なくとも一部の表示態様の変化が開始されることを予告する予告のことである、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A105)
付記A104に記載の遊技台であって、
前記第一の表示は、期間表示のことであり、
前記期間表示は、或る期間において前記或る演出が開始される可能性のあるタイミング(以下、「或るタイミング」という。)を報知する表示であり、
前記期間表示の少なくとも一部の表示態様の変化中において、前記或る演出が開始されるタイミングが報知される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A106)
付記A105に記載の遊技台であって、
前記期間表示は、第Bの表示が表示される場合がある表示であり、
前記或るタイミングにおいて前記或る演出が開始されると、前記第Bの表示が表示される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A107)
付記A104に記載の遊技台であって、
前記第一の表示は、タイマ表示のことであり、
前記タイマ表示は、前記或る演出が開始されるタイミング(以下、「或るタイミング」という。)を報知する表示であり、
前記タイマ表示の少なくとも一部の表示態様の変化が終了すると、前記或る演出が開始される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A108)
付記A104乃至A107のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記或るタイミングとなった場合に、前記或る演出が開始される場合があり、
前記或るタイミングとなった場合に、前記或る演出が開始されない場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A109)
付記A104乃至A107のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記或るタイミングとなった場合に、前記或る演出が必ず開始される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A110)
付記A104乃至A109うちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記表示手段は、第二の表示を表示する場合がある手段であり、
前記第二の表示は、前記第一の表示が表示されることを予告する表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A111)
付記A104乃至A110のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記第一の表示は、移動表示が行われる場合がある表示であり、
前記移動表示が行われると、前記第一の表示の表示位置が変化する、
ことを特徴とする遊技台。
ここで、必ず移動表示が行われてもよいし、移動表示が行われる場合と行われない場合があってもよい。
(付記A112)
付記A111に記載の遊技台であって、
前記第一の表示が表示された後であって、該第一の表示の少なくとも一部の表示態様の変化が行われる前に前記移動表示が行われる場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A113)
付記A111に記載の遊技台であって、
前記第一の表示の少なくとも一部の表示態様の変化中において、前記移動表示が行われる場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A114)
付記A104乃至A113のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記予告は、前記第一の表示による予告表示のことである、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A115)
付記104乃至A114のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記或る演出が開始されるまでの時間の経過に応じた前記第一の表示の少なくとも一部の表示態様の変化が行われる前に、偽予告が行われる場合があり、
前記偽予告が行われても、前記第一の表示の少なくとも一部の表示態様の変化が開始されない、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A116)
付記104乃至A115のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記或る演出が開始されるまでの時間の経過に応じた前記第一の表示の少なくとも一部の表示態様の変化が行われる前に、予告が行われるように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A117)
付記A104乃至A116のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、ぱちんこ機である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A118)
付記A104乃至A116のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、スロットマシンである、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A119)
タイマ演出を実行可能な演出手段を備えた遊技台であって、
前記タイマ演出は、タイマ表示の表示が開始された後で該タイマ表示が或る時間を示す表示になった場合に演出(以下、「或る演出」という。)が開始されるように構成された演出であり、
大当り遊技の実行中において前記タイマ演出の少なくとも一部が行われる場合がるように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A120)
付記A119に記載の遊技台であって、
複数のラウンド遊技により前記大当り遊技が構成されるものであり、
前記タイマ演出は、一回のラウンド遊技において実行される場合がある演出である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A121)
付記A119に記載の遊技台であって、
複数のラウンド遊技により前記大当り遊技が構成されるものであり、
前記タイマ演出は、二回以上のラウンド遊技にまたがって実行される場合がある演出である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A122)
付記A120又はA121に記載の遊技台であって、
前記タイマ表示は、初期値を表示した後で該初期値から減算表示されて前記或る時間を示すように構成された表示であり、
前記或る時間を示す表示は、前記タイマ表示が0となる時間を示す表示であり、
或るタイマ演出(以下、「第一のタイマ演出」という。)における前記タイマ表示は、前記初期値として第一の時間を示すものであり、
前記第一のタイマ演出は、第一の回数のラウンド遊技にまたがって実行される場合があり、
前記第一のタイマ演出は、第二の回数のラウンド遊技にまたがって実行される場合があり、
前記第二の回数は、前記第一の回数よりも多い回数であり、
前記第一の回数は、一回又は複数回である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A123)
付記A120又はA121に記載の遊技台であって、
一のラウンド遊技は、第一の時間が経過した場合に終了するように構成されており、
前記タイマ表示は、初期値を表示した後で該初期値から減算表示されて前記或る時間を示すように構成された表示であり、
前記或る時間を示す表示は、前記タイマ表示が0となる時間を示す表示であり、
前記初期値として第二の時間が表示される場合があり、
前記第二の時間は、前記第一の時間よりも短い、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A124)
付記A119乃至A123のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記或る演出は、前記タイマ表示の表示が行われずに開始される場合(以下、「第一の場合」という。)がある演出であり、
前記或る演出は、前記タイマ表示が或る時間を示す表示になって開始される場合(以下、「第二の場合」という。)がある演出であり、
前記第一の場合における前記或る演出は、第一の態様で実行される演出(以下、「第一の演出」という。)であり、
前記第二の場合における前記或る演出は、第二の態様で実行される場合がある演出(以下、「第二の演出」という。)であり、
前記第一の態様と前記第二の態様は、異なる態様である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A125)
付記A124に記載の遊技台であって、
前記第一の演出が開始可能なタイミングよりも前記第二の演出が開始可能なタイミングの方が早くなりやすいように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A126)
付記A124又はA125に記載の遊技台であって、
前記第二の場合における前記或る演出として前記第一の演出が実行される場合があり、
前記第二の場合において、前記第一の演出が実行されるタイミングと前記第二の演出が実行されるタイミングが異なる、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A127)
付記A119乃至A126に記載の遊技台であって、
前記或る演出は、遊技者に有利な特典が付与されることを報知する確定演出である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A128)
付記A124乃至A126のうちいずれか一を引用する付記A127に記載の遊技台であって、
前記確定演出は、保留内に大当りとなる図柄変動表示が含まれていることを報知する演出であり、
保留内に含まれている大当りとなる図柄変動表示の数が一つの場合は、前記第一の演出と前記第二の演出のうちの一方の演出を実行する場合があるように構成されており、
保留内に含まれている大当りとなる図柄変動表示の数が二つ以上の場合は、前記第一の演出と前記第二の演出の両方の演出を実行する場合があるように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A129)
付記A124乃至A126のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記或る演出は、遊戯者に有利な特典が付与される可能性があることを示唆する演出であり、
前記第一の演出よりも前記第二の演出の方が遊技者に有利な特典が付与される可能性が高く構成されており、
前記第一の演出は、遊技者に有利な特典が付与されることを報知する確定演出として行われる場合(以下、「第一の場合」という。)があり、
前記第一の演出は、前記確定演出ではない場合(以下、「第二の場合」という。)があり、
前記第二の演出は、遊技者に有利な特典が付与されることを報知する確定演出であり、
前記第一の場合よりも前記第二の場合の方が、前記第二の演出が実行されやすいように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A130)
付記A119乃至A129のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記タイマ表示は、前記大当り遊技の開始前に行われる図柄変動表示の実行中に表示されて、大当り遊技の実行中に該タイマ表示が前記或る時間を示す表示になる場合があるように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A131)
付記A130に記載の遊技台であって、
前記タイマ演出は、一回の図柄変動表示において実行される場合(以下、「第三の場合」という。)があるように構成されており、
前記第三の場合における前記或る演出は、実行中の前記図柄変動表示に関する予告演出である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A132)
付記A119に記載の遊技台であって、
前記タイマ表示は、前記大当り遊技の実行中に表示されて、該大当り遊技が終了した後に実行される図柄変動表示の実行中に前記或る時間を示す表示になる場合があるように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A133)
付記A132に記載の遊技台であって、
前記タイマ表示は、遊技に関する或る条件が達成された場合に前記或る時間を示すために表示変化を開始するように構成されており、
前記或る条件が達成されたタイミングに応じて前記大当り遊技が終了した後に実行される図柄変動表示の実行中に前記或る時間を示す表示になる場合があるように構成されており、
前記或る条件が達成されたタイミングに応じて前記大当り遊技の実行中に前記或る時間を示す表示になる場合があるように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A134)
付記A119、A132又はA133に記載の遊技台であって、
前記或る演出として、前記大当り遊技が終了した後の遊技状態を示唆する演出(以下、「第十一の演出」という。)が実行される場合があり、
前記或る演出として、保留内に大当りとなる図柄変動表示が含まれていることを報知する演出(以下、「第十二の演出」という。)が実行される場合があり、
前記或る演出は、前記タイマ表示が前記或る時間を示さない場合であっても実行される場合があるように構成されており、
前記大当り遊技の実行中において前記タイマ表示が前記或る時間を示さない場合に、前記第十二の演出よりも前記第十一の演出の方が実行されやすいように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A135)
タイマ演出を実行可能な演出手段を備えた遊技台であって、
前記タイマ演出は、タイマ表示の表示が開始された後で該タイマ表示が或る時間を示す表示になった場合に演出(以下、「或る演出」という。)が開始されるように構成された演出であり、
大当り遊技の実行中において前記タイマ演出の少なくとも一部が行われる場合があるように構成されており、
前記大当り遊技の実行中に遊技者に有利な特典が付与されることを示唆する演出(以下、「第四の演出」という。)が実行される場合があるように構成されており、
前記第四の演出は、前記或る演出が少なくとも1回以上実行された場合に実行される場合がある演出である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A136)
付記A119乃至A135のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記演出手段とは、表示手段のことである、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A137)
付記A119乃至A136のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、ぱちんこ機である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A138)
付記A119乃至A137のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記或る時間とは、タイマの残時間が0を示す時間のことである、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A139)
付記A119乃至A138のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記或る演出は、大当り遊技の実行中におけるインターバルにおいても実行可能な演出である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A140)
タイマ演出を実行可能な演出手段を備えた遊技台であって、
前記タイマ演出は、タイマ表示の表示が開始された後で該タイマ表示が或る時間を示す表示になった場合に演出(以下、「或る演出」という。)が開始されるように構成された演出であり、
少なくとも図柄変動表示の実行中にタイマ演出が行われて、該図柄変動表示が終了した後に新たな図柄変動表示が行われていない期間に前記或る演出が行われ場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A141)
表示手段と、
操作手段と、
を備えた遊技台であって、
前記表示手段は、操作表示が表示される場合がある手段であり、
前記操作表示とは、前記操作手段に関する表示のことであり、
前記表示手段は、タイマ表示が表示される場合がある手段であり、
前記タイマ表示とは、前記操作表示が表示されるタイミングを予告する表示のことであり、
前記タイマ表示は、前記操作表示が表示されるまでの時間の経過に応じて該タイマ表示の少なくとも一部の表示が変化する表示であり、
前記タイマ表示が表示された後に、前記操作表示が表示される場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A142)
付記A141に記載の遊技台であって、
前記タイマ表示として、第一のタイマ表示が表示される場合があり、
前記第一のタイマ表示の少なくとも一部の表示の変化が開始されてから、或る時間として第一の時間が経過すると、第一の表示態様の前記操作表示が表示される場合があり、
前記タイマ表示として、第二のタイマ表示が表示される場合があり、
前記第二のタイマ表示の少なくとも一部の表示の変化が開始されてから、或る時間として第二の時間が経過すると、第二の表示態様の前記操作表示が表示される場合があり、
前記第一の時間よりも前記第二の時間の方が長い、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A143)
付記A141又はA142に記載の遊技台であって、
第二の操作手段を備え、
前記操作手段とは、第一の操作手段のことであり、
前記操作表示とは、第一の操作表示のことであり、
前記表示手段は、第二の操作表示が表示される場合がある表示であり、
前記第二の操作表示とは、前記第二の操作手段に関する表示のことであり、
前記タイマ表示の表示中において、前記操作表示が表示されるまでの或る時間が経過すると、前記第二の操作表示が表示される場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A144)
付記A141乃至A143のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記タイマ表示の表示中において前記操作手段の操作があった場合に、該タイマ表示の表示態様が変化する場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A145)
付記A141乃至A144のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記タイマ表示による前記操作表示が表示されるまでの或る時間の経過に応じた表示態様の変化が行われている場合において、該タイマ表示の表示態様が変化する場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A146)
付記A141乃至A145のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記表示手段は、予告表示が表示される場合がある手段であり、
前記予告表示とは、前記タイマ予告が表示されることを予告する表示のことである、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A147)
付記A141乃至146のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
最終的に大当り図柄態様が確定表示されるか最終的にハズレ図柄態様が確定表示されるかは、図柄の変動開始の際に行われる大当り判定によって決定されるように構成されており、
前記大当り判定の結果は、前記操作表示の表示態様によって変化せず、
前記大当り判定は、遊技盤に設けられた始動口に遊技球が進入した場合に取得される乱数を用いた大当り抽選の結果に応じて判定されるように構成されており、
前記大当り抽選において大当りと判定される確率(以下、「大当り確率」という。)は、予め定められており、
前記大当り確率は、前記操作表示の表示態様によって変化しない、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A148)
タイマ演出を実行可能な演出手段を備えた遊技台であって、
前記タイマ演出は、タイマ表示の表示が開始された後で該タイマ表示が或る時間を示す表示になった場合に或る演出が開始されるように構成された演出であり、
大当り遊技の実行中において前記タイマ演出の少なくとも一部が行われる場合があるように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A149)
付記A148に記載の遊技台であって、
前記大当り遊技の開始前に行われる図柄変動表示の実行中に前記タイマ表示が表示されて、該大当り遊技の実行中に該タイマ表示が前記或る時間を示す表示になる場合があるように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A150)
付記A148又はA149に記載の遊技台であって、
前記大当り遊技の実行中に前記タイマ表示が表示されて、該大当り遊技が終了した後に実行される図柄変動表示の実行中に前記或る時間を示す表示になる場合があるように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A151)
付記A150に記載の遊技台であって、
前記タイマ演出は、遊技に関する或る条件が達成された場合に実行を開始する場合がある演出であり、
前記或る条件が達成されたタイミングに応じて前記大当り遊技が終了した後に実行される図柄変動表示の実行中に前記或る時間を示す表示になる場合があるように構成されており、
前記或る条件が達成されたタイミングに応じて前記大当り遊技の実行中に前記或る時間を示す表示になる場合があるように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A152)
付記A148乃至A151のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記或る演出として、前記大当り遊技が終了した後の遊技状態を示唆する演出(以下、「第十一の演出」という。)が実行される場合があり、
前記或る演出として、実行が保留されている図柄変動表示に大当りとなる図柄変動表示が含まれていることを報知する演出(以下、「第十二の演出」という。)が実行される場合があり、
前記或る演出は、前記タイマ表示が前記或る時間を示す表示とならない場合であっても実行される場合があるように構成された演出であり、
前記大当り遊技の実行中において前記タイマ表示が前記或る時間を示す表示とならない場合に、前記第十二の演出よりも前記第十一の演出の方が実行されやすいように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A153)
付記A148乃至A152のうちいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記タイマ表示が前記或る時間を示す表示になって前記或る演出が開始される場合(以下、「第一の場合」という。)があり、
前記タイマ表示の表示が行われずに前記或る演出が開始される場合(以下、「第二の場合」という。)があり、
前記第一の場合における前記或る演出は、第一の態様で実行される演出(以下、「第一の演出」という。)であり、
前記第二の場合における前記或る演出は、第二の態様で実行される場合がある演出(以下、「第二の演出」という。)であり、
前記第一の態様と前記第二の態様は、異なる態様であり、
前記第一の演出が行われることにより示唆される種類と前記第二の演出が行われることにより示唆される種類は、同じ種類である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A154)
付記A153に記載の遊技台であって、
前記第二の演出が開始可能なタイミングよりも前記第一の演出が開始可能なタイミングの方が早くなりやすいように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A155)
付記A153又はA154に記載の遊技台であって、
前記第二の場合において、前記第二の演出として前記第一の態様で前記或る演出が実行される場合があり、
前記第一の場合において前記第一の演出として前記第一の態様で前記或る演出が実行されるタイミングと、前記第二の場合において前記第二の演出として前記第一の態様で前記或る演出が実行されるタイミングが異なる、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A156)
付記A148乃至A155のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記或る演出は、遊技者に有利な特典が付与されることを報知する確定演出である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A157)
付記A153乃至A155のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記或る演出は、遊技者に有利な特典が付与されることを報知する確定演出であり、
前記確定演出は、実行が保留されている図柄変動表示(以下、「保留図柄変動表示」という。)に大当りとなる図柄変動表示が含まれていることを報知する演出であり、
前記保留図柄変動表示に含まれている大当りとなる図柄変動表示の数が一の場合は、前記第一の演出と前記第二の演出のうちの一方の演出を実行する場合があるように構成されており、
前記保留図柄変動表示に含まれている大当りとなる図柄変動表示の数が二以上の場合は、前記第一の演出と前記第二の演出の両方の演出を実行する場合があるように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A158)
付記A148乃至A157のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
複数のラウンド遊技により前記大当り遊技が構成されるものであり、
前記タイマ演出は、前記複数のラウンド遊技のうちの一のラウンド遊技において実行される場合がある演出である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A159)
付記A148乃至A157のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
複数のラウンド遊技により前記大当り遊技が構成されるものであり、
前記タイマ演出は、前記複数のラウンド遊技のうちの二以上のラウンド遊技にまたがって実行される場合がある演出である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A160)
付記A158又はA159に記載の遊技台であって、
前記タイマ表示は、初期値を表示した後で該初期値から減算表示されて前記或る時間を示す表示が表示されるように構成された表示であり、
前記或る時間を示す表示は、前記タイマ表示が0となる時間を示す表示であり、
或るタイマ演出(以下、「第一のタイマ演出」という。)の実行中において表示される前記タイマ表示は、前記初期値として第一の時間を示す表示であり、
前記第一のタイマ演出は、前記複数のラウンド遊技のうちの第一の回数のラウンド遊技にまたがって実行される場合がある演出であり、
前記第一のタイマ演出は、前記複数のラウンド遊技のうちの第二の回数のラウンド遊技にまたがって実行される場合がある演出であり、
前記第二の回数は、前記第一の回数よりも多い回数であり、
前記第一の回数は、一回又は複数回である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A161)
付記A158又はA159に記載の遊技台であって、
一のラウンド遊技は、第二の時間が経過した場合に終了するように構成されており、
前記タイマ表示は、初期値を表示した後で該初期値から減算表示されて前記或る時間を示す表示が表示されるように構成された表示であり、
前記或る時間を示す表示は、前記タイマ表示が0となる時間を示す表示であり、
前記初期値として第三の時間を示す表示が表示される場合があり、
前記第三の時間は、前記第二の時間よりも短い、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A162)
付記A148乃至A161のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
一回の図柄変動表示において前記タイマ演出が実行される場合(以下、「第三の場合」という。)があるように構成されており、
前記第三の場合における前記或る演出は、実行中の図柄変動表示に関する予告演出である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A163)
タイマ演出を実行可能な演出手段を備えた遊技台であって、
前記タイマ演出は、タイマ表示の表示が開始された後で該タイマ表示が或る時間を示す表示になった場合に或る演出が開始されるように構成された演出であり、
大当り遊技の実行中において前記タイマ演出の少なくとも一部が行われる場合があるように構成されており、
前記大当り遊技の実行中に遊技者に有利な特典が付与されることを示唆する演出(以下、「第三の演出」という。)が実行される場合があるように構成されており、
前記第三の演出は、前記或る演出が少なくとも1回以上実行された場合に実行される場合がある演出である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A164)
付記A148乃至A163のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記演出手段は、表示手段である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A165)
付記A148乃至A164のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、ぱちんこ機である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B1)
画像表示手段と、
図柄変動表示を実行可能な図柄表示手段と、
複数種類の予告を実行可能な予告手段と、
を備えた遊技台であって、
前記画像表示手段は、保留表示を表示可能な表示手段であり、
前記画像表示手段は、複数種類の予告アイコンを表示可能な表示手段であり、
前記保留表示は、前記画像表示手段における保留表示領域に表示される表示であり、
前記保留表示とは、前記図柄変動表示の作動が保留されている数(以下、「保留数」という。)に応じた表示のことであり、
前記図柄変動表示は、保留が消化された場合に、開始可能な表示であり、
前記予告アイコンは、前記画像表示手段における予告アイコン表示領域に表示されるアイコンであり、
前記予告アイコンは、前記保留表示とは異なるアイコンであり、
前記予告アイコン表示領域は、前記保留表示領域とは異なる領域であり、
前記予告アイコン表示領域は、一または複数の前記予告アイコンを表示可能な領域であり、
前記予告手段は、前記予告アイコン表示領域に表示された前記予告アイコンが一つ消化された場合に、消化された該予告アイコンの種類に対応する種類の前記予告を実行可能な手段であり、
一回の前記図柄変動表示が実行されている期間において、前記複数種類の予告アイコンのうちの第一の予告アイコンが第一の数消化された場合よりも、該第一の数よりも大きい第二の数消化された場合の方が大当りとなりやすいように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B2)
付記B1に記載の遊技台であって、
前記予告アイコンは、前記予告が実行される可能性がある回数に応じた数が表示されるように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B3)
付記B1又はB2に記載の遊技台であって、
前記予告手段は、前記予告の態様と同じ態様の偽の予告を実行可能な手段であり、
前記予告手段は、前記予告アイコン表示領域に表示された前記予告アイコンが一つ消化された場合に、消化された該予告アイコンの種類に対応する種類の前記偽の予告を実行可能な手段であり、
前記偽の予告が実行された後に、前記図柄変動表示の結果がはずれとなるように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B4)
付記B1乃至B3のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記一回の図柄変動表示が実行されている期間において、前記予告アイコン表示領域に表示開始される前記予告アイコンの数が第三の数よりも、該第三の数よりも大きい第四の数の方が大当りとなりやすいように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B5)
付記B1乃至B4のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記保留数に応じた表示を実行可能な保留表示手段を備え、
前記保留表示手段は、前記画像表示手段とは別の表示手段である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B6)
付記B5に記載の遊技台であって、
前記保留表示手段は、発光手段を含む表示手段である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B7)
付記B1乃至B6のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
先読み予告を実行可能な先読み予告手段を備え、
前記先読み予告手段は、前記予告アイコン表示領域に前記予告アイコンを表示することにより前記先読み予告を実行可能な手段である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B8)
付記B7に記載の遊技台であって、
先読みの対象となる前記図柄変動表示(以下、「第二の図柄変動表示」という。)が実行されている期間において、前記予告アイコンが第五の数消化される場合があり、
前記第二の図柄変動表示が実行されるよりも前に実行される前記図柄変動表示(以下、「第一の図柄変動表示」という。)が実行されている期間において、前記予告アイコンが第六の数消化される場合があり、
前記第六の数は、前記第五の数とは異なる数であり、
前記保留表示は、前記第一の図柄変動表示が実行されている期間において、前記第二の図柄変動表示の作動が保留されていることを報知する表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B9)
付記B1乃至B8のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記予告アイコンが消化される前記図柄変動表示(以下、「第四の図柄変動表示」という。)が実行されている期間において、該予告アイコンが表示開始される場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B10)
付記B9に記載の遊技台であって、
前記第四の図柄変動表示が実行されるよりも前に実行される前記図柄変動表示(以下、「第三の図柄変動表示」という。)が実行されている期間において、該第四の図柄変動表示が実行されている期間において消化される前記予告アイコンが表示開始される場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B11)
付記B1乃至B10のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記保留表示領域は、前記保留表示を第七の数まで表示可能な領域であり、
前記予告アイコン表示領域は、前記予告アイコンを第八の数まで表示可能な領域であり、
前記第七の数は、前記第八の数とは異なる数である、
ことを特徴とする。
(付記B12)
付記B1乃至B11のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
複数種類の演出を実行可能な演出手段を備え、
前記複数種類の予告のうちの一つは、第一の予告であり、
前記複数種類の予告のうちの一つは、第二の予告であり、
前記第一の予告は、前記第二の予告とは別の予告であり、
前記複数種類の演出のうちの一つは、第一の演出であり、
前記複数種類の演出のうちの一つは、第二の演出であり、
前記第一の演出は、前記第二の演出とは別の演出であり、
前記第一の予告は、前記第一の演出が実行されることを報知する予告であり、
前記第二の予告は、前記第二の演出が実行されることを報知する予告である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B13)
付記B1乃至B12のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記予告アイコン表示領域に表示された前記予告アイコンは必ず消化されるように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B14)
付記B1乃至B13のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、ぱちんこ機である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B15)
複数種類の表示を表示可能な表示手段を備えた遊技台であって、
前記複数種類の表示のうちの一つは、予告アイコンであり、
第一の図柄変動表示の表示中において、前記予告アイコンとして第一の予告アイコンの表示が開始される場合があり、
前記第一の図柄変動表示の表示中に表示開始された前記第一の予告アイコンが、該第一の図柄変動表示の表示中において消化されない場合があり、
前記第一の図柄変動表示よりも後に表示される図柄変動表示(以下、「第二の図柄変動表示」という。)において、該第一の図柄変動表示の表示中において消化されなかった前記第一の予告アイコンが消化される場合があるように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B16)
付記B15に記載の遊技台であって、
前記第一の図柄変動表示の表示中に表示開始された前記第一の予告アイコンが、該第一の図柄変動表示の表示中において消化される場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B17)
付記B15又はB16に記載の遊技台であって、
前記第二の図柄変動表示の先読み予告として、前記第一の予告アイコンが前記第一の図柄変動表示の表示中において表示開始される場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B18)
付記B15乃至B17のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
一回の図柄変動表示の表示中において、第一の数の前記第一の予告アイコンが消化された場合よりも、第二の数の該第一の予告アイコンが消化された場合の方が大当りとなりやすく、
前記第二の数は、前記第一の数よりも大きい数である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B19)
付記B15乃至B18のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記予告アイコンとして第二の予告アイコンが表示可能に構成されており、
前記第二の予告アイコンが消化された図柄変動表示で大当りとなるように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B20)
付記B15乃至B19のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記複数種類の表示のうちの一つは、予告表示であり、
前記第一の予告アイコンが消化された場合に、前記予告表示として第一の予告表示が表示される場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B21)
付記B20に記載の遊技台であって、
前記複数種類の表示のうちの一つは、偽の予告表示であり、
前記第一の予告アイコンが消化された場合に、前記偽の予告表示として第一の偽予告表示が表示される場合があり、
前記第一の偽予告表示の表示態様は、前記第一の予告表示の表示態様と同じ表示態様であり、
前記第一の偽予告表示が表示された図柄変動表示ではずれとなるように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B22)
付記B15乃至B21のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記複数種類の表示のうちの一つは、先読み演出表示であり、
前記予告アイコンとして第三の予告アイコンが表示可能に構成されており、
前記第三の予告アイコンが消化された場合に、前記先読み演出表示が開始される場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B23)
付記B15乃至B22のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記表示手段は、複数の表示手段により構成された手段である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B24)
付記B15乃至B23のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記複数種類の表示のうちの一つは、装飾図柄変動表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B25)
付記B15乃至B24のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記第一の図柄変動表示の表示中に表示開始された前記第一の予告アイコンが、前記第二の図柄変動表示の表示終了までに必ず消化されるように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B26)
付記B15乃至B25のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記予告アイコンは、前記表示手段における予告アイコン表示領域に表示されるアイコンであり、
前記予告アイコン表示領域は、複数の前記予告アイコンを表示可能な領域である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B27)
付記B15乃至B26のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
演出制御手段を備え、
前記演出制御手段は、前記表示手段の制御を実行可能な手段である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B28)
付記B27に記載の遊技台であって、
主制御手段と、
図柄変動表示を表示可能な図柄表示手段と、
を備え、
前記主制御手段は、前記演出制御手段にコマンドを送信可能な手段であり、
前記演出制御手段は、前記主制御手段からの前記コマンドに応じた制御を実行可能な手段であり、
前記主制御手段は、前記図柄表示手段の制御を実行可能な手段である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B29)
付記B15乃至B28のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、ぱちんこ機である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B30)
図柄変動表示を実行可能な第一の表示手段と、
第二の表示手段と、
を備えた遊技台であって、
前記第二の表示手段は、予告アイコンを表示可能な表示手段であり、
前記第二の表示手段は、複数種類の予告表示を表示可能な表示手段であり、
前記第二の表示手段は、前記図柄変動表示の作動が保留されている数(以下、「保留数」という。)に応じた表示を保留表示領域に表示可能な表示手段であり、
前記図柄変動表示は、保留が消化されると開始される表示であり、
前記予告アイコンは、前記第二の表示手段における予告アイコン表示領域に表示されるアイコンであり、
前記予告アイコンは、表示されている数によって前記保留数を表示するものではないアイコンであり、
前記予告アイコン表示領域は、前記保留表示領域とは異なる領域であり、
前記予告アイコン表示領域は、複数の前記予告アイコンを表示可能な領域であり、
前記第二の表示手段は、前記予告アイコン表示領域の前記予告アイコンが消化された場合に、消化された該予告アイコンの種類に対応する種類の前記予告表示を表示可能な表示手段であり、
一回の前記図柄変動表示が実行されている期間において、前記予告アイコンが第一の数消化された場合よりも、該第一の数よりも大きい第二の数消化された場合の方が大当りとなりやすいように構成されており、
前記第二の表示手段は、先読みの対象である前記図柄変動表示(以下、「第二の図柄変動表示」という。)が開始されるよりも前に、先読み予告表示として前記予告アイコン表示領域に前記予告アイコンを表示可能な表示手段である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B31)
付記B30に記載の遊技台であって、
前記予告アイコンは、前記予告表示が表示される可能性がある回数に応じた数が表示されるように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B32)
付記B30又はB31に記載の遊技台であって、
前記第二の表示手段は、前記予告表示の態様と同じ態様の偽の予告表示を表示可能な表示手段であり、
前記第二の表示手段は、前記予告アイコン表示領域に表示された前記予告アイコンが一つ消化された場合に、消化された該予告アイコンの種類に対応する種類の前記偽の予告表示を表示可能な表示手段であり、
前記偽の予告表示が表示された後に、前記図柄変動表示の結果がはずれとなるように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B33)
付記B30乃至B32のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記第二の表示手段は、複数の表示手段により構成された表示手段である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B34)
付記B33に記載の遊技台であって、
前記複数の表示手段のうちの一の表示手段は、画像表示手段であり、
前記複数の表示手段のうちの一の表示手段は、保留表示手段であり、
前記保留表示手段は、前記保留表示領域を含んで構成された表示手段であり、
前記保留表示手段は、前記保留数に応じた表示を前記保留表示領域に表示可能な表示手段であり、
前記画像表示手段は、装飾図柄の変動表示を表示可能な表示手段であり、
前記画像表示手段は、前記予告アイコンを前記予告アイコン表示領域に表示可能な表示手段であり、
前記保留表示手段は、前記画像表示手段とは別の表示手段である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B35)
付記B34に記載の遊技台であって、
前記保留表示手段は、発光手段を含む表示手段である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B36)
付記B30乃至B32のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記第二の表示手段とは、画像表示手段のことであり、
前記画像表示手段は、装飾図柄の変動表示を表示可能な表示手段であり、
前記保留数に応じて、前記保留表示領域に保留アイコンが表示される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B37)
付記B30乃至B36のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記第二の図柄変動表示が実行されている期間において、前記予告アイコンが第五の数消化される場合があり、
前記第二の図柄変動表示が実行されるよりも前に実行される前記図柄変動表示(以下、「第一の図柄変動表示」という。)が実行されている期間において、前記予告アイコンが第六の数消化される場合があり、
前記第六の数は、前記第五の数とは異なる数であり、
前記保留数に応じた表示は、前記第一の図柄変動表示が実行されている期間において、前記第二の図柄変動表示の作動が保留されていることを報知する表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B38)
付記B30乃至B36のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記予告アイコン表示領域に表示された前記予告アイコンが、先読みの対象となる前記図柄変動表示の終了までの間に必ず消化されるように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B39)
付記B30乃至B38のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記予告アイコンが消化される前記図柄変動表示(以下、「第四の図柄変動表示」という。)が実行されている期間において、該予告アイコンが表示開始される場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B40)
付記B39に記載の遊技台であって、
前記第四の図柄変動表示が実行されるよりも前に実行される前記図柄変動表示が実行されている期間において、該第四の図柄変動表示が実行されている期間において消化される前記予告アイコンが表示開始される場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B41)
付記B30乃至B40のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記保留表示領域は、前記保留数に応じた表示を第七の数まで表示可能な領域であり、
前記予告アイコン表示領域は、前記予告アイコンを第八の数まで表示可能な領域であり、
前記第七の数は、前記第八の数とは異なる数である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B42)
付記B30乃至B41のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
複数種類の演出を実行可能な演出手段を備え、
前記予告アイコンとして、第一の予告アイコンを表示可能に構成されており、
前記予告アイコンとして、第二の予告アイコンを表示可能に構成されており、
前記第一の予告アイコンは、前記第二の予告アイコンとは別の予告アイコンであり、
前記複数種類の予告表示のうちの一つは、第一の予告表示であり、
前記複数種類の予告表示のうちの一つは、第二の予告表示であり、
前記第一の予告表示は、前記第二の予告表示とは別の予告表示であり、
前記第一の予告アイコンが消化されると、前記第一の予告表示が表示されるように構成されており、
前記第二の予告アイコンが消化されると、前記第二の予告表示が表示されるように構成されており、
前記複数種類の演出のうちの一つは、第一の演出であり、
前記複数種類の演出のうちの一つは、第二の演出であり、
前記第一の演出は、前記第二の演出とは別の演出であり、
前記第一の予告表示は、前記第一の演出が実行されることを報知する予告表示であり、
前記第二の予告表示は、前記第二の演出が実行されることを報知する予告表示である、ことを特徴とする遊技台。
(付記B43)
付記B30乃至B42のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
主制御手段と、
演出制御手段と、
を備え、
前記主制御手段は、前記演出制御手段にコマンドを送信可能な手段であり、
前記演出制御手段は、前記主制御手段からの前記コマンドに応じた制御を実行可能な手段であり、
前記主制御手段は、前記第一の表示手段の制御を実行可能な手段であり、
前記演出制御手段は、前記第二の表示手段の制御を実行可能な手段である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B44)
付記B30乃至B43のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、ぱちんこ機である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B45)
表示手段を備えた遊技台であって、
前記表示手段は、複数種類の表示を表示可能な手段であり、
前記複数種類の表示のうちの一の種類の表示は、予告アイコンであり、
前記予告アイコンは、先読み予告表示として表示される場合があるアイコンであり、
先読みの対象である大当り図柄変動表示(以下、「第二の図柄変動表示」という。)が保留されている場合において、第一の図柄変動表示が開始されてから前記第二の図柄変動表示が終了するまでの間に、複数の前記予告アイコン(以下、「複数の予告アイコン」という。)が消化される場合があり、
前記第二の図柄変動表示が保留されている場合において、前記第一の図柄変動表示が開始されてから前記第二の図柄変動表示が終了するまでの間に、前記複数の予告アイコンが新たに表示される場合があり、
前記複数種類の表示のうちの一の種類の表示は、演出表示であり、
前記予告アイコンが消化されると、消化された該予告アイコンに対応する前記演出表示が表示される場合があるように構成されており、
前記複数の予告アイコンのうちの一の予告アイコンは、第一の予告アイコンであり、
前記複数の予告アイコンのうちの一の予告アイコンは、第二の予告アイコンであり、
一回の図柄変動表示において、第一の数の前記予告アイコン(以下、「第一の数の予告アイコン」という。)が消化されることで、前記演出表示として第一の演出表示が表示されるように構成されており、
前記第一の数の予告アイコンは、前記第一の予告アイコンを含む予告アイコンであり、
前記第一の数の予告アイコンは、前記第二の予告アイコンを含む予告アイコンである、ことを特徴とする遊技台。
この遊技台によれば、表示に特徴を持った遊技台を実現できる。
また、この遊技台によれば、第一の数のアイコンのうちの一のアイコンが表示されてから第一の数のアイコンが消化されるまで、第一の演出表示が表示される可能性があることへの期待感を持たせ続けることができる場合がある。
また、この遊技台によれば、予告アイコンの数を先読み対象となる保留よりも前の図柄変動に見せることで、大当りへの期待感を持たせられることができる場合がある。
ここで、複数の予告アイコンは、2つの予告アイコンであってもよいし、3以上の予告アイコンであってもよい。
また、第一の予告アイコンが消化された場合に該第一の予告アイコンに対応する演出表示Aを行ってもよいし、第二の予告アイコンが消化された場合に該第二の予告アイコンに対応する演出表示Bを行ってもよいし、第一の予告アイコンと第二の予告アイコンとが消化された場合に該第一の予告アイコンと該第二の予告アイコンとに対応する演出表示Cを行ってもよい。
また、第一の予告アイコンと第二の予告アイコンのうちの一の予告アイコンのみを消化してもよいし、第一の予告アイコンと第二の予告アイコンのうちの一の予告アイコンのみを新たに表示するようにしてもよい。
(付記B46)
付記B45に記載の遊技台であって、
一回の図柄変動表示において、第二の数の前記予告アイコン(以下、「第二の数の予告アイコン」という。)が消化されても、前記第一の演出表示が表示されないように構成されており、
前記第一の数と前記第二の数は、異なる数であり、
前記第二の数の予告アイコンは、前記第一の予告アイコンおよび前記第二の予告アイコンのうちの一方の予告アイコンが含まれた予告アイコンであり、
前記第二の数の予告アイコンは、前記第一の予告アイコンおよび前記第二の予告アイコンのうちの他方の予告アイコンが含まれない予告アイコンである、
ことを特徴とする遊技台。
この遊技台によれば、第一の予告アイコンと第二の予告アイコンを含む予告アイコンが表示されていて、一回の図柄変動表示において第一の予告アイコンと第二の予告アイコンを含む予告アイコンが消化されなけれあb、第一の演出表示が表示されないので、第一の演出表示を見ることができた遊技者に優越感を与えることができる場合がある。
ここで、第一の数よりも第二の数の方が小さくてもよいし、第一の数よりも第二の数の方が大きくてもよい。
また、第一の数は1個であってもよく、この場合、第二の数は2個以上であってもよい。また、第一の数は2個以上であってもよく、この場合、第二の数は第一の数よりも大きいものであってもよい。
また、第二の数の予告アイコンが消化された場合に表示される演出表示があってもよい。
また、第二の数の予告アイコンが消化されても第一の演出表示の一部が表示されてもよいし、第一の演出表示の全部が表示されてもよい。
また、消化された予告アイコンの数に応じて第一の演出表示に対する大当りの信頼度が変化するようにしてもよいし、第一の演出表示に対する大当りの信頼度が同じであってもよい。
また、第一の予告アイコンと第二の予告アイコンを含む予告アイコンが表示されている場合は、必ず第一の数の予告アイコンが消化されるように構成されていてもよい。
また、第一の予告アイコンと第二の予告アイコンを含む予告アイコンが表示されていても、第一の数の予告アイコンが消化されず、第二の数の予告アイコンが消化されるように構成されていてもよいし、第一の予告アイコンと第二の予告アイコンの両方が消去されないように構成されていてもよい。
(付記B47)
付記B45又はB46に記載の遊技台であって、
前記複数の予告アイコンのうちの一の予告アイコンは、第三の予告アイコンであり、
前記第三の予告アイコンが消化されることで、前記演出表示として第三の演出表示が表示されるように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。
この遊技台によれば、演出のバリエーションを増加させ、演出効果を高めることができる場合がある。
なお、第三の予告アイコンが第一の予告アイコン及び第二の予告アイコンのうちの一方の予告アイコンであってもよい。
また、第三の予告アイコンが第一の予告アイコン及び第二の予告アイコンの両方と異なる予告アイコンであってもよい。
(付記B48)
付記B45乃至B47のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
先読みの対象であるハズレ図柄変動表示(以下、「第四の図柄変動表示」という。)が保留されている場合において、第三の図柄変動表示が開始されてから前記第四の図柄変動表示が終了するまでの間に前記複数の予告アイコンが消化される場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
この遊技台によれば、予告アイコンが表示されても必ずしも大当りにはならないので、先読み対象となる保留の変動が終わるまで楽しませることができる場合がある。
なお、先読みの対象の図柄変動表示の結果が大当りである場合とハズレである場合とで、第一の図柄変動表示又は第三の図柄変動表示から先読みの対象の図柄変動表示までに消化される予告アイコンの最大数は同じであってもよいし、異なっていてもよい。
また、先読みの対象の図柄変動表示の結果が大当りである場合とハズレである場合とで、第一の図柄変動表示又は第三の図柄変動表示から先読みの対象の図柄変動表示までに消化される予告アイコンの最小数は同じであってもよいし、異なっていてもよい。
また、先読みの対象となる図柄変動表示が保留された状態における、先読みの対象となる図柄変動表示(第二の図柄変動表示、第四の図柄変動表示)よりも前に行われる1回の図柄変動表示(例えば、第一の図柄変動表示、第三の図柄変動表示)で消化される予告アイコンの最大数は、先読みの対象の図柄変動表示の結果が大当りである場合とハズレである場合で同じであってもよいし、異なっていてもよい。
また、先読みの対象となる図柄変動表示が保留された状態における、先読みの対象となる図柄変動表示(第二の図柄変動表示、第四の図柄変動表示)よりも前に行われる1回の図柄変動表示(例えば、第一の図柄変動表示、第三の図柄変動表示)で消化される予告アイコンの最小数は、先読みの対象の図柄変動表示の結果が大当りである場合とハズレである場合で同じであってもよいし、異なっていてもよい。
また、先読みの対象となる図柄変動表示が保留された状態における、先読みの対象となる図柄変動表示(第二の図柄変動表示、第四の図柄変動表示)で消化される予告アイコンの最大数は、先読みの対象の図柄変動表示の結果が大当りである場合とハズレである場合で同じであってもよいし、異なっていてもよい。
また、先読みの対象となる図柄変動表示が保留された状態における、先読みの対象となる図柄変動表示(第二の図柄変動表示、第四の図柄変動表示)で消化される予告アイコンの最小数は、先読みの対象の図柄変動表示の結果が大当りである場合とハズレである場合で同じであってもよいし、異なっていてもよい。
(付記B49)
付記B48に記載の遊技台であって、
前記第四の図柄変動表示が保留されている場合において、前記第三の図柄変動表示が開始されてから前記第四の図柄変動表示が終了するまでの間に前記複数の予告アイコンが表示される場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
この遊技台によれば、予告アイコンが表示されても必ず下大当りにはならないので、先読み対象となる保留の変動が終わるまで楽しませることができる場合がある。
(付記B50)
付記B45乃至B49のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
保留表示手段を備え、
前記保留表示手段は、図柄変動表示の開始が保留されている数(以下、「保留数」という。)に対応する数の保留表示を表示可能な手段である、
ことを特徴とする遊技台。
なお、保留表示手段は、液晶表示装置等の画像表示手段であってもよいし、LED等の発光手段であってもよいし、可動手段であってもよい。
(付記B51)
付記B50に記載の遊技台であって、
前記予告アイコンが表示されている数によって、前記保留数を表示しないように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。
この遊技台によれば、保留数にとらわれず演出を行うことができる場合がある。
(付記B52)
付記B45乃至B51のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、ぱちんこ機である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B53)
付記B45乃至B51のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、スロットマシンである、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B54)
複数の表示手段を備えた遊技台であって、
前記複数の表示手段のうちの一の表示手段は、第一の表示手段であり、
前記複数の表示手段のうちの一の表示手段は、第二の表示手段であり、
前記第一の表示手段は、複数種類の表示を表示可能な手段であり、
前記第二の表示手段は、複数種類の表示を表示可能な手段であり、
前記第一の表示手段に表示可能な複数種類の表示のうちの一の種類の表示は、予告アイコンに関連する表示であり、
前記第二の表示手段に表示可能な複数種類の表示のうちの一の種類の表示は、前記予告アイコンに関連する表示であり、
前記予告アイコンとは、先読み予告表示として表示される場合があるアイコンのことであり、
先読みの対象である大当り図柄変動表示(以下、「第二の図柄変動表示」という。)が保留されている場合において、第一の図柄変動表示が開始されてから前記第二の図柄変動表示が終了するまでの間に、複数の前記予告アイコン(以下、「複数の予告アイコン」という。)を消化される場合があり、
前記第二の図柄変動表示が保留されている場合において、前記第一の図柄変動表示が開始されてから前記第二の図柄変動表示が終了するまでの間に、前記複数の予告アイコンが新たに表示される場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
なお、表示手段は、液晶表示装置等の画像表示手段であってもよいし、導光板にレンズカットを施して側方から光源で照射することで模様が現れるようなものであってもよいし、LED等の発光手段によって構成されてもよいし、7セグによって構成されてもよい。
また、予告アイコンに関連する表示としては、予告アイコンがストックされることに関する表示であってもよいし、予告アイコンが消化されることに関する表示であってもよいし、予告アイコンのストックを予告する表示であってもよいし、予告アイコンが消化されたとにより実行される演出表示であってもよい。
また、第一の表示手段よりも第二の表示手段の方が大きくてもよいし、第一の表示手段よりも第二の表示手段の方が小さくてもよい。また、第一の表示手段の表示領域よりも第二の表示手段の表示領域の方が大きくてもよいし、第一の表示手段の表示領域よりも第二の表示手段の表示領域の方が小さくてもよい。
(付記B55)
付記B54に記載の遊技台であって、
前記第二の表示手段において、前記複数の予告アイコンが新たに表示される場合があるように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。
なお、一の予告アイコンが新たに表示される場合があってもよい。
また、第二の表示手段で予告アイコンが消化される演出を行うようにしてもよい。
(付記B56)
付記B54又はB55に記載の遊技台であって、
前記第一の表示手段において、前記予告アイコンが表示される場合があることを示唆する表示を行う場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
なお、「予告アイコンが表示される場合があることを示唆する表示」を予告アイコンが表示される図柄変動表示の前に行われる図柄変動表示において行うようにしてもよいし、予告アイコンが表示される図柄変動表示において行うようにしてもよい。
(付記B57)
付記B54乃至B56のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記第一の表示手段は、第一の表示領域が設けられた手段であり、
前記第二の表示手段は、第二の表示領域が設けられた手段であり、
前記予告アイコンが、前記第一の表示領域と前記第二の表示領域に亘って表示される場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B58)
付記B54乃至B56のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記第一の表示手段は、第一の表示領域が設けられた手段であり、
前記第二の表示手段は、第二の表示領域が設けられた手段であり、
前記予告アイコンに対応する演出表示が、前記第一の表示領域と前記第二の表示領域に亘って表示される場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B59)
表示手段と、
可動手段と、
を備えた遊技台であって、
前記表示手段は、複数種類の表示を表示可能な手段であり、
前記複数種類の表示のうちの一の種類の表示は、予告アイコンであり、
前記予告アイコンは、先読み予告表示として表示される場合があるアイコンであり、
先読みの対象である大当り図柄変動表示(以下、「第二の図柄変動表示」という。)が保留されている場合において、第一の図柄変動表示が開始されてから前記第二の図柄変動表示が終了するまでの間に、複数の前記予告アイコン(以下、「複数の予告アイコン」という。)を消化される場合があり、
前記第二の図柄変動表示が保留されている場合において、前記第一の図柄変動表示が開始されてから前記第二の図柄変動表示が終了するまでの間に、前記複数の予告アイコンが新たに表示される場合があり、
前記予告アイコンが消化されると、消化された該予告アイコンに対応する演出(以下、「予告アイコン消化演出」という。)が行われるように構成されており、
前記予告アイコン消化演出として、前記可動手段による演出(以下、「第一の可動手段演出」という。)が行われる場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
なお、可動手段による演出は第一の可動手段演出のみ行われてもよいが、第一の可動手段演出とは別の可動手段演出も行うようにしてもよい。この場合において、可動手段演出ごとにそれぞれ対応する予告アイコンが表示されてもよいし、演出が行われる可動手段に対応した予告アイコンが表示されるようにしてもよい。
(付記B60)
付記B59に記載の遊技台であって、
前記予告アイコンとして第二十一の予告アイコンが消化された際に、前記第一の可動手段演出が行われる場合があるように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。
なお、第二十一の予告アイコンが消化されても第一の可動手段演出が行われない場合があってもよいし、第二十一の予告アイコンが消化されると、必ず第一の可動手段演出が行われるようにしてもよい。
また、第二十一の予告アイコンが消化されると、第一の可動手段演出とは別の演出(動作が異なる演出)が行われる場合があってもよい。
また、第二十一の予告アイコンが消化されると、第一の可動手段とは別の可動手段による演出が行われる場合があってもよいし、第二十一の予告アイコンが消化されると、必ず第一の可動手段による演出が行われるようにしてもよい。
(付記B61)
付記B59又はB60に記載の遊技台であって、
前記予告アイコンとして第二十二の予告アイコンが消化された際に、前記第一の可動手段演出が行われないように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。
なお、第二十二の予告アイコンが消化されても第一の可動手段演出が行われてもよいし、第二十二の予告アイコンが消化されると、他の演出(あるいは、演出表示)が行われてもよい。
(付記B62)
付記B59乃至B61のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
操作手段を備え、
前記可動手段とは、前記操作手段のことであり、
前記第一の可動手段演出とは、前記操作手段の態様が第一の態様から第二の態様に変化する演出である、
ことを特徴とする遊技台。
ここで、「変化」とは、変形、変位、移動、動作を含む意味である。
(付記B63)
付記B59乃至B62のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
第二の可動手段を備え、
前記可動手段とは、第一の可動手段のことであり、
前記予告アイコン消化演出として、前記第二の可動手段による演出(以下、「第二の可動手段演出」という。)が行われる場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B64)
表示手段を備えた遊技台であって、
前記表示手段は、複数種類の表示を表示可能な手段であり、
前記複数種類の表示のうちの一の種類の表示は、予告アイコンであり、
前記予告アイコンは、先読み予告表示として表示される場合があるアイコンであり、
先読みの対象である大当り図柄変動表示(以下、「第二の図柄変動表示」という。)が保留されている場合において、第一の図柄変動表示が開始されてから前記第二の図柄変動表示が終了するまでの間に、複数の前記予告アイコン(以下、「複数の予告アイコン」という。)を消化される場合があり、
前記第二の図柄変動表示が保留されている場合において、前記第一の図柄変動表示が開始されてから前記第二の図柄変動表示が終了するまでの間に、前記複数の予告アイコンが新たに表示される場合があり、
前記複数種類の表示のうちの一の種類の表示は、予告アイコン増加示唆表示であり、
前記予告アイコン増加示唆表示は、前記予告アイコンが表示される場合があることを示唆する表示であり、
前記予告アイコン増加示唆表示は、複数回の図柄変動表示に亘って表示される場合がある表示である、
ことを特徴とする遊技台。
なお、予告アイコン増加示唆表示が表示されても予告アイコンが表示されない場合があってもよいし、予告アイコン増加示唆表示が表示された場合には必ず予告アイコンが表示されてもよい。
また、予告アイコン増加示唆表示が一回の図柄変動表示のみで表示される場合があってもよいし、予告アイコン増加示唆表示が必ず一回の図柄変動表示のみで表示されてもよい。
また、予告アイコン増加示唆表示が表示されなくても予告アイコンが表示されてもよいし、予告アイコン増加示唆表示が表示されないと予告アイコンが表示されないようにしてもよい。
(付記B65)
付記B64に記載の遊技台であって、
前記第二の図柄変動表示よりも前に行われる図柄変動表示において、前記予告アイコン増加示唆表示が終了するように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。
なお、予告アイコン増加示唆表示の表示が終了する変動は、第二の図柄変動表示であってもよい。このようにすれば、最後まで予告アイコンが表示される可能性があることを期待させることができる場合がある。
(付記B66)
付記B64又はB65に記載の遊技台であって、
前記予告アイコン増加示唆表示によって示唆された第十一の数の前記予告アイコンのうちの一のアイコンが、前記予告アイコンとして表示される場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
なお、予告アイコン増加示唆表示は、予告アイコンが1個増加することを示唆する表示であってもよい。
また、予告アイコン増加示唆表示に表示された予告アイコンが増加しなくてもよい。
また、予告アイコン増加示唆表示が、予告アイコンが増加しないガセの予告であってもよい。
また、予告アイコン増加示唆表示は、予告アイコンが複数増加することを示唆する表示であってもよい。この場合において、例えば、予告アイコン増加示唆表示で示唆された予告アイコンの数が3個である場合に2個のみが増加されるようにしてもよい。
また、予告アイコン増加示唆表示によって示唆された予告アイコン以外の予告アイコンが増加されてもよい。
(付記B67)
付記B64又はB65に記載の遊技台であって、
前記予告アイコン増加示唆表示によって示唆された第十一の数の前記予告アイコンのうちの第十二の数の前記予告アイコンが、前記予告アイコンとして表示される場合がある、ことを特徴とする遊技台。
(付記B68)
表示手段と、
保留表示手段と、
を備えた遊技台であって、
前記保留表示手段は、前記保留の数に対応する数の保留表示を表示可能な手段であり、
前記表示手段は、複数種類の表示を表示可能な手段であり、
前記複数種類の表示のうちの一の種類の表示は、予告アイコンであり、
前記予告アイコンは、先読み予告表示として表示される場合があるアイコンであり、
先読みの対象である大当り図柄変動表示(以下、「第二の図柄変動表示」という。)の保留表示(以下、「第二の保留表示」という。)が表示されている場合において、第一の図柄変動表示が開始されてから前記第二の図柄変動表示が終了するまでの間に、複数の前記予告アイコン(以下、「複数の予告アイコン」という。)が消化される場合があり、
前記第二の保留表示が表示されている場合において、前記第一の図柄変動表示が開始されてから前記第二の図柄変動表示が終了するまでの間に、前記複数の予告アイコンが新たに表示される場合があり、
前記第一の図柄変動表示とは、前記第二の保留表示が表示された図柄変動表示の次の図柄変動表示のことである、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B69)
付記B68に記載の遊技台であって、
前記第二の保留表示は、先読み表示態様で表示される場合がある表示であり、
前記第二の保留表示が表示された図柄変動表示において、前記第二の保留表示が前記先読み表示態様で表示される場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B70)
付記B68又はB69に記載の遊技台であって、
先読みの対象であるハズレ図柄変動表示(以下、「第四の図柄変動表示」という。)の保留表示(以下、「第四の保留表示」という。)が表示されている場合において、第三の図柄変動表示が開始されてから前記第四の図柄変動表示が終了するまでの間に、前記複数の予告アイコンが消化される場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B71)
表示手段を備えた遊技台であって、
前記表示手段は、予告アイコンを表示可能な手段であり、
前記予告アイコンは、保留アイコンとは異なるアイコンであり、
前記表示手段は、複数種類の表示を表示可能な手段であり、
前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第一の表示であり、
前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第二の表示であり、
前記第二の表示は、説明表示であり、
前記第一の表示は、表示される場合には第一の表示領域に表示される表示であり、
前記第二の表示は、表示される場合には第二の表示領域に表示される表示であり、
前記予告アイコンは、表示される場合には前記第一の表示領域よりも前記第二の表示領域に近い表示領域に表示されるアイコンである、
ことを特徴とする遊技台。
なお、第一の表示は、第二の表示とは別の説明表示であってもよいし、非説明表示であってもよい。
また、第二の表示は、チュートリアル表示やステージ名等、現在の状況を示す表示であってもよいし、選択可能な演出モードの演出モード名の表示であってもよい。ここで、演出モードには、例えば、保留アイコンの表示態様の変化の頻度を変化させるためのモードや、演出可動体の動作頻度を変化させるためのモードや、一発告知演出の発生頻度を変化させるためのモード等がある。
また、予告アイコンが表示される際に行われる出現アニメの開始位置よりも予告アイコンの表示位置の方が第二の表示領域に近いようにしてもよいし、途中のアニメの表示位置よりも予告アイコンの表示位置の方が第二の表示領域に近いようにしてもよい。
また、ここで、「予告アイコン」とは、一の予告アイコンのみであってもよいし、複数の予告アイコンのうちの一部の予告アイコンのみであってもよいし、複数の予告アイコンの全ての予告アイコンであってもよい。また、「予告アイコン」とは、複数の予告アイコンのうちの最初に表示される予告アイコンのみであってもよいし、複数の予告アイコンのうちの最初に表示される予告アイコンを含む一部のアイコンであってもよい。
また、第一の表示の表示期間と第二の表示の表示期間とが完全に一致してもよいし、第一の表示の表示期間の一部が第二の表示の表示期間と重なってもよいし、第二の表示の表示期間の一部が第一の表示の表示期間と重なってもよい。また、第一の表示の表示期間と第二の表示の表示期間とが重ならないものであってもよい。
また、第一の表示の表示期間において予告アイコンが表示される場合があってもよいし、表示される場合がなくてもよい。また、第二の表示の表示期間において予告アイコンが表示される場合があってもよいし、表示される場合がなくてもよい。
また、必ずしも第二の表示と予告アイコンとが同時に表示されなくてもよい。
また、第一の表示と第二の表示とで表示が行われる頻度が異なってもよく、例えば、第二の表示の表示頻度が第一の表示の表示頻度よりも高いと予告アイコンの視線誘導が容易となりやすい場合がある。また、第一の表示領域と第二の表示領域とで大きさが異なってもよいし、第一の表示領域と第二の表示領域とで役割が異なってもよい。例えば、第一の表示領域では、予告表示が行われないが、第二の表示領域では、予告表示も行われるようにしてもよい。
(付記B72)
付記B71に記載の遊技台であって、
前記予告アイコンは、先読み予告表示として表示される場合があるアイコンである、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B73)
付記B71又はB72に記載の遊技台であって、
前記第一の表示は、変動アイコンの表示であり、
前記説明表示は、前記予告アイコンに関する説明表示であり、
前記予告アイコンが前記第二の表示の少なくとも一部(以下、「第一の部分」という。)にオーバーラップして表示される場合があり、
前記予告アイコンが消化されると、前記第二の表示の前記第一の部分へのオーバーラップが解消される、
ことを特徴とする遊技台。
この遊技台によれば、変動アイコンよりも、当該及び次の図柄変動表示以降に関係する予告アイコンについての説明が行われる第二の表示領域に表示することで、予告アイコンについての知識を深めさせるとともに、仮に当該図柄変動表示の結果がハズレであっても先読み予告表示として表示される予告アイコンが消化される図柄変動表示に対して新たに期待を持たせることができる場合がある。
なお、第一の部分へのオーバーラップが解消されることで前記第二の表示の全体が表示される場合があってもよい。
また、変動アイコンが表示される期間において、変動アイコンは、当該図柄変動表示における大当りへの期待感を少なくとも示唆することが可能なものであってもよい。
また、予告アイコンは、先読み予告表示として表示されたり、先読みの対象である図柄変動表示において消化されたりするものであってもよい。
また、先読みの対象である図柄変動表示で予告アイコンが必ず消化されるようにしてもよいし、先読みの対象である図柄変動表示で予告アイコンが消化されない場合があってもよい。
また、予告アイコンは、単数でのみ表示可能に構成されてもよいし、複数表示可能に構成されてもよい。ここで、予告アイコンを複数表示する場合においては、予告アイコンが予め定められた上限数まで表示可能であってもよいし、上限数を設定せず、無制限に予告アイコンを表示可能であってもよい。
(付記B74)
付記B71乃至B73のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記予告アイコンが表示されている状態において、前記第二の表示の表示が開始される場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B75)
付記B71乃至B73のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記予告アイコンが表示されている状態においては、前記第二の表示は開始されない、ことを特徴とする遊技台。
(付記B76)
付記B71乃至B75のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第三の表示であり、
前記第三の表示は、予告表示であり、
前記第三の表示が表示される場合、該第三の表示は前記第二の表示領域に表示される、ことを特徴とする遊技台。
(付記B77)
付記B71乃至B76のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記第二の表示領域は、線で区画された領域である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B78)
付記B71乃至B77のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
付記B71に記載の「前記予告アイコンは、表示される場合には前記第一の表示領域よりも前記第二の表示領域に近い表示領域に表示されるアイコンである」とは、「前記予告アイコンは、表示される場合には前記第二の表示領域に表示される」のことである、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B79)
付記B71乃至B78のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
大当りとなる図柄変動表示の方が、ハズレとなる図柄変動表示よりも前記予告アイコンが消化される数が多い、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B80)
表示手段を備えた遊技台であって、
前記表示手段は、予告アイコンの説明表示を表示可能な手段であり、
前記予告アイコンは、保留アイコンとは異なるアイコンであり、
前記複数種類の説明表示のうちの一の説明表示は、第一の説明表示であり、
前記第一の説明表示は、前記予告アイコンに関する説明表示であり、
前記予告アイコンは、先読み予告表示として表示される場合があるアイコンであり、
大当り変動の方が、ハズレ変動よりも前記予告アイコンが消化される数が多い、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B81)
付記B80に記載の遊技台であって、
前記予告アイコンは、前記第一の説明表示が表示される表示領域(以下、「第一の表示領域」という。)に表示される場合があるアイコンである、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B82)
付記B81に記載の遊技台であって、
前記予告アイコンが前記第一の表示領域に表示されている状態においては、前記第一の説明表示は該第一の説明表示領域に表示されない、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B83)
付記B80乃至B82のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記複数種類の説明表示のうちの一の説明表示は、第二の説明表示であり、
前記第二の説明表示は、現在の演出ステージを示す表示であり、
前記予告アイコンは、前記第二の説明表示が表示される表示領域(以下、「第二の表示領域」という。)に表示される場合があるアイコンである、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B84)
付記B83に記載の遊技台であって、
前記予告アイコンが前記第二の表示領域に表示されている状態であっても、演出ステージが変化する、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B85)
付記B80乃至B84のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記表示手段は、前記予告アイコンとして、複数種類のアイコン(以下、「複数種類の予告アイコン」という。)を表示可能な手段であり、
前記複数種類の予告アイコンのうちの一のアイコンは、第一の予告アイコンであり、
前記複数種類の予告アイコンのうちの一のアイコンは、第二の予告アイコンであり、
前記第一の予告アイコンは、第一の演出の開始前に表示される場合があるアイコンであり、
前記第二の予告アイコンは、第二の演出の開始前に表示される場合があるアイコンである、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B86)
表示手段を備えた遊技台であって、
前記表示手段は、予告アイコンを表示可能な手段であり、
前記予告アイコンは、先読み予告表示として表示される場合があるアイコンであり、
前記予告アイコンは、保留アイコンとは別のアイコンであり、
前記表示手段は、複数種類の表示を表示可能な手段であり、
前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第一の表示であり、
前記第一の表示は、説明表示であり、
前記第一の表示は、前記表示手段における第一の表示領域に表示される表示であり、
前記予告アイコンは、表示される場合には前記第一の表示領域に表示されるアイコンである、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B87)
付記B86に記載の遊技台であって、
前記予告アイコンが表示されている状態では、前記第一の表示は表示されない、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B88)
付記B87に記載の遊技台であって、
前記予告アイコンが消化されると、前記第一の表示の表示が再開する場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B89)
付記B86乃至B88のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第二の表示であり、
前記第二の表示は、予告表示であり、
前記第二の表示は、表示される場合には前記第一の表示領域に表示される表示であり、
前記説明表示は、前記予告アイコンに関する説明表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B90)
付記B86乃至B89のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記表示手段は、複数の表示手段によって構成された手段であり、
前記複数の表示手段のうちの一つは、第一の表示手段であり、
前記複数の表示手段のうちの一つは、第二の表示手段であり、
前記複数の表示手段のうちの一つは、第三の表示手段であり、
前記第一の表示手段は、図柄変動表示を表示可能な手段であり、
前記第二の表示手段は、演出表示を表示可能な手段であり、
前記第三の表示手段は、前記第二の表示手段の表示に合わせた表示を表示可能な手段であり、
前記第一の表示領域は、前記第三の表示手段における少なくとも一部の領域に設けられた表示領域である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B91)
付記B86乃至B90のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第三の表示であり、
前記第三の表示は、説明表示であり、
前記第三の表示は、前記表示手段における第二の表示領域に表示される表示であり、
前記予告アイコンは、前記第二の表示領域にも表示される場合があるアイコンである、ことを特徴とする遊技台。
(付記B92)
付記B91に記載の遊技台であって、
前記予告アイコンが前記第二の表示領域に表示されている状態では、前記第三の表示は表示されない、
ことを特徴とする遊技台。
以上の記載において、前記第一のチュートリアル表示は、前記第二の表示手段に表示されるキャラクターを説明する表示を含む表示であってもよい。
また、前記第一のチュートリアル表示は、実行中の演出表示に関する表示を含まない表示であってもよい。
また、前記第一のチュートリアル表示は、確変期待度を示す表示を含まない表示であってもよい。
また、前記第一のチュートリアル表示は、リーチの大当り期待度に関する表示を含まない表示であってもよい。
また、前記第一のチュートリアル表示は、キャラクターの大当り期待度に関する表示を含まない表示であってもよい。
また、前記第一のチュートリアル表示は、前記第一の予告表示と同時に表示されないように構成されている表示であってもよい。
(付記B93)
表示手段を備えた遊技台であって、
前記表示手段は、複数個の予告アイコンを表示可能な手段であり、
前記予告アイコンは、先読み予告表示として表示される場合があるアイコンであり、
前記予告アイコンが表示される表示領域は、保留アイコンが表示される表示領域とは異なる表示領域であり、
前記表示手段は、複数種類の表示を表示可能な手段であり、
前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第一の表示であり、
前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第二の表示であり、
前記第一の表示は、前記複数個の予告アイコンのうちの一の予告アイコン(以下、「第一の予告アイコン」という。)を含む表示であり、
前記第二の表示は、前記第一の予告アイコンを大きいサイズで表した表示を含む表示であり、
前記第二の表示がなされた後に、前記第一の表示がなされる場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
ここで、第二の表示に含まれる予告アイコンは、第一の予告アイコンを拡大表示したものであってもよいし、第一の予告アイコンとは別の予告アイコンであってもよい。
(付記B94)
付記B93に記載の遊技台であって、
前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第三の表示であり、
前記第三の表示は、装飾図柄の変動表示であり、
前記第一の表示は、前記第一の予告アイコンがストックされていることを表す表示であり、
前記第一の表示は、前記第三の表示にオーバーラップされることのない表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B95)
付記B93又はB94に記載の遊技台であって、
前記第三の表示は、前記第一の表示にオーバーラップされる場合がない表示であり、
前記第三の表示は、前記第二の表示にオーバーラップされる場合がある表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B96)
付記B93乃至B95のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記第一の表示は、保留表示枠において表示される表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B97)
付記B93乃至B96のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記第二の表示は、前記第一の予告アイコンが取得された場合に行われる表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B98)
付記B97に記載の遊技台であって、
前記第二の表示は、前記第一の予告アイコンが消化される場合にも行われる表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B99)
付記B97又はB98に記載の遊技台であって、
前記予告アイコンが取得される際、既に取得済みの予告アイコンの少なくとも一部とともに取得される該予告アイコンが拡大表示される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B100)
表示手段を備えた遊技台であって、
前記表示手段は、複数種類の表示を表示可能な手段であり、
前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第一の表示であり、
前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第二の表示であり、
前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第三の表示であり、
前記第一の表示は、保留表示枠の表示であり、
前記第二の表示は、前記第一の表示の少なくとも一部が拡張された態様の表示であり、
前記第三の表示は、装飾図柄の表示であり、
前記第一の表示は、前記第三の表示にオーバーラップされることのない表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B101)
付記B100に記載の遊技台であって、
前記複数種類の表示のうちの位置の表示は、第四の表示であり、
前記第四の表示は、演出表示であり、
前記第二の表示のうちの前記第一の表示から拡張された部分(以下、「拡張部分」という。)において、前記第四の表示が表示可能に構成されており、
前記拡張部分は、前記第三の表示にオーバーラップされることのない部分である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B102)
付記B101に記載の遊技台であって、
前記演出表示は、先読み予告表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B103)
付記B101又はB102に記載の遊技台であって、
前記複数種類の表示のうちの一つは、第六の表示であり、
前記第六の表示は、予告表示であり、
前記拡張部分において、前記第六の表示が表示可能に構成されており、
前記第四の表示と前記第五の表示は、一部が同じ表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B104)
付記B100乃至B103のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記複数種類の表示のうちの一つは、第五の表示であり、
前記第五の表示は、セリフ予告の表示であり、
前記第五の表示は、前記第一の表示にオーバーラップされることのない表示であり、
前記第五の表示は、前記第二の表示にオーバーラップされることがある表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B105)
複数種類の表示を表示可能な表示手段を備えた遊技台であって、
前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第一の表示であり、
前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第二の表示であり、
前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第三の表示であり、
前記第一の表示は、アイコン表示枠を含む表示であり、
前記アイコン表示枠は、図柄変動表示に関するアイコンを表示可能な表示枠であり、
前記第二の表示は、前記第一の表示の少なくとも一部が拡張された態様の表示であり、
前記第三の表示は、装飾図柄変動表示であり、
前記第一の表示は、前記第三の表示にオーバーラップされることがない表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B106)
付記B105に記載の遊技台であって、
前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第四の表示であり、
前記第四の表示は、演出表示であり、
前記第二の表示のうちの前記第一の表示から拡張された部分(以下、「拡張部分」という。)において、前記第四の表示がオーバーラップして表示可能に構成されており、
前記拡張部分は、前記第三の表示にオーバーラップされることがない部分である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B107)
付記B106に記載の遊技台であって、
前記演出表示は、先読み予告の表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B108)
付記B106又はB107に記載の遊技台であって、
前記演出表示は、前記アイコンの表示態様を変化させる表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B109)
付記B106乃至B108のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記第三の表示は、前記拡張部分にオーバーラップされる場合がある表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B110)
付記B106乃至B109のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第五の表示であり、
前記第五の表示は、セリフの表示であり、
前記第五の表示は、前記第一の表示にオーバーラップされることがない表示であり、
前記第五の表示は、前記拡張部分にオーバーラップされる場合がある表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B111)
付記B106乃至B110のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第六の表示であり、
前記第六の表示は、予告表示であり、
前記拡張部分において、前記第六の表示がオーバーラップして表示可能に構成されており、
前記第四の表示と前記第六の表示は、一部が同じ表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B112)
付記B105乃至B111のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記アイコンは、保留アイコンである、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B113)
付記B112に記載の遊技台であって、
前記表示手段は、図柄変動表示の開始が保留されている数に対応する数の前記保留アイコンを表示可能な手段である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B114)
付記B105乃至B113のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、ぱちんこ機である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B115)
複数種類の表示を表示可能な表示手段を備えた遊技台であって、
前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第一の表示であり、
前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第二の表示であり、
前記第一の表示は、アイコン表示枠を含む表示であり、
前記アイコン表示枠のうち、枠の内側の領域(以下、「枠内領域」という。)に、図柄変動表示に関するアイコン(以下、「アイコン」という。)が表示可能に構成されており、
前記アイコン表示枠は、複数種類の表示態様で表示可能な表示枠であり、
前記複数種類の表示態様のうちの一の表示態様は、第一の表示態様であり、
前記複数種類の表示態様のうちの一の表示態様は、第二の表示態様であり、
前記第二の表示態様は、前記第一の表示態様の少なくとも一部が拡張された表示態様であり、
前記第二の表示は、装飾図柄変動表示であり、
前記第一の表示態様で表示されている前記第一の表示は、前記第二の表示にオーバーラップされることがない表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B116)
付記B115に記載の遊技台であって、
前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第三の表示であり、
前記第三の表示は、演出表示であり、
前記第二の表示態様のうちの前記第一の表示態様から拡張された部分(以下、「拡張部分」という。)に、前記第三の表示がオーバーラップして表示可能に構成されており、
前記拡張部分は、前記第二の表示にオーバーラップされることがない部分である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B117)
付記B116に記載の遊技台であって、
前記演出表示は、先読み予告の表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B118)
付記B116又はB117に記載の遊技台であって、
前記演出表示は、前記アイコンの表示態様を変化させる表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B119)
付記B116乃至B118のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記第二の表示は、前記拡張部分にオーバーラップされる場合がある表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B120)
付記B116乃至B119のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第四の表示であり、
前記第四の表示は、セリフの表示であり、
前記第四の表示は、前記第一の表示態様の前記アイコン表示枠にオーバーラップされることがない表示であり、
前記第四の表示は、前記拡張部分にオーバーラップされる場合がある表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B121)
付記B116乃至B120のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第五の表示であり、
前記第五の表示は、予告表示であり、
前記拡張部分において、前記第五の表示がオーバーラップして表示可能に構成されており、
前記第三の表示と前記第五の表示は、一部が同じ表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B122)
付記B116乃至B121のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記第一の表示態様での前記枠内領域(以下、「第一の枠内領域」という。)の面積は、第一の面積であり、
前記第二の表示態様での前記枠内領域(以下、「第二の枠内領域」という。)の面積は、第二の面積であり、
前記第二の面積は、前記第一の面積よりも大きい面積であり、
前記拡張部分とは、前記第二の枠内領域と前記第一の枠内領域の差分の領域の部分のことである、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B123)
付記B122に記載の遊技台であって、
前記第二の枠内領域は、前記第一の枠内領域を含んで構成された領域である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B124)
付記B115乃至B123のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
請求項1に記載の「前記第一の表示態様の少なくとも一部が拡張された表示態様」とは、「前記第一の表示態様のうちの前記枠内領域の面積が大きくなった表示態様」のことである、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B125)
付記B115乃至B124のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記アイコンが表示されていない状態であっても前記アイコン表示枠が前記第一の表示態様で表示可能に構成されている、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B126)
付記B115乃至B125のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記枠内領域に表示可能な前記アイコンは、変動アイコンである、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B127)
付記B115乃至B126のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記表示手段は、前記アイコンとして保留アイコンを表示可能な手段であり、
前記表示手段は、図柄変動表示の開始が保留されている数に対応する数の前記保留アイコンを表示可能な手段である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B128)
付記B115乃至B127のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記第二の表示態様で表示されている前記第一の表示は、前記第二の表示にオーバーラップされることがない表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B129)
付記B115乃至B128のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、ぱちんこ機である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B130)
複数種類の表示を表示可能な表示手段を備えた遊技台であって、
前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第一の表示であり、
前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第三の表示であり、
前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第四の表示であり、
前記第一の表示は、アイコン表示枠を含む表示であり、
前記第三の表示は、説明表示であり、
前記第四の表示は、予告表示であり、
アイコン表示枠は、第一の領域と第二の領域を含んで構成された表示枠であり、
前記第一の領域に、図柄変動表示に関するアイコン(以下、「アイコン」という。)が表示可能に構成されており、
前記第二の領域に、前記第三の表示が表示可能に構成されており、
前記第二の領域に、前記第四の表示が表示可能に構成されており、
第一の表示態様でアイコン表示枠が表示される場合があり、
第二の表示態様でアイコン表示枠が表示される場合があり、
前記第二の表示態様は、アイコン表示枠が前記第一の表示態様で表示されている状態における前記第二の領域が拡張された表示態様であり、
アイコン表示枠が前記第一の表示態様で表示されている状態における前記第二の領域において、前記第三の表示が表示される場合があり、
アイコン表示枠が前記第二の表示態様で表示されている状態における前記第二の領域において、前記第四の表示が表示され、
アイコン表示枠が前記第一の表示態様で表示されている状態における前記第一の領域の位置と、アイコン表示枠が前記第二の表示態様で表示されている状態における該第一の領域の位置は、異なる位置である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B131)
付記B130に記載の遊技台であって、
アイコン表示枠が前記第一の表示態様で表示されている状態における前記第一の領域と、アイコン表示枠が前記第二の表示態様で表示されている状態における該第一の領域は、同じ大きさである、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B132)
付記B130又はB131に記載の遊技台であって、
アイコン表示枠が前記第二の表示態様で表示されている状態における前記第二の領域は、アイコン表示枠が前記第一の表示態様で表示されている状態における該第二の領域を含んで構成された領域である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B133)
付記B130乃至B132のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記第一の領域と前記第二の領域が、隣接している、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B134)
付記B130乃至B133のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第二の表示であり、
前記第二の表示は、装飾図柄変動表示であり、
前記第一の表示態様で表示されている前記第一の表示の前側に、前記第二の表示が重なって表示されることがない、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B135)
付記B134に記載の遊技台であって、
アイコン表示枠が前記第二の表示態様で表示される場合に、前記第二の表示の表示位置が移動する、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B136)
付記B134又はB135に記載の遊技台であって、
前記第二の表示は、複数種類のサイズで表示可能な表示であり、
前記複数種類のサイズのうちの一のサイズは、第一のサイズであり、
前記複数種類のサイズのうちの一のサイズは、第二のサイズであり、
前記第二のサイズは、前記第一のサイズよりも小さいサイズであり、
アイコン表示枠が前記第二の表示態様で表示される場合に、前記第一のサイズで表示されていた前記第二の表示が、前記第二のサイズで表示される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B137)
付記B134乃至B136のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記第二の表示態様で表示されている前記第一の表示の前側にも、前記第二の表示が重なることがない、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B138)
付記B130乃至B137のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
付記B130に記載の「アイコン表示枠が前記第一の表示態様で表示されている状態における前記第二の領域が拡張された表示態様」とは、「アイコン表示枠が前記第一の表示態様で表示されている状態における前記第二の領域の面積が大きくなった表示態様」のことである、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B139)
付記B130乃至B138のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記アイコンが表示されていない状態であってもアイコン表示枠が前記第一の表示態様で表示可能に構成されている、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B140)
付記B130乃至B139のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記アイコンは、変動アイコンである、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B141)
付記B130乃至B139のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記アイコンは、保留アイコンであり、
前記表示手段は、図柄変動表示の開始が保留されている数に対応する数の前記保留アイコンを表示可能な手段である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B142)
付記B130乃至B141のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第五の表示であり、
前記第五の表示は、エラー表示であり、
前記第二の表示態様で表示されている前記第一の表示の前側に、前記第五の表示が重なる場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B143)
付記B130乃至B142のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、ぱちんこ機である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B144)
複数種類の表示を表示可能な表示手段を備えた遊技台であって、
前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第一の表示であり、
前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第三の表示であり、
前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第四の表示であり、
前記第一の表示は、アイコン表示枠を含む表示であり、
前記第三の表示は、説明表示であり、
前記第四の表示は、予告表示であり、
アイコン表示枠は、第一の領域と第二の領域を含んで構成された表示枠であり、
前記第一の領域に、図柄変動表示に関するアイコン(以下、「アイコン」という。)が表示可能に構成されており、
前記第二の領域に、前記第三の表示が表示可能に構成されており、
前記第二の領域に、前記第四の表示が表示可能に構成されており、
第一の表示態様でアイコン表示枠が表示される場合があり、
第二の表示態様でアイコン表示枠が表示される場合があり、
前記第二の表示態様は、アイコン表示枠が前記第一の表示態様で表示されている状態における前記第二の領域が拡張された表示態様であり、
アイコン表示枠が前記第一の表示態様で表示されている状態における前記第二の領域において、前記第三の表示が表示される場合があり、
アイコン表示枠が前記第二の表示態様で表示されている状態における前記第二の領域において、前記第四の表示が表示され、
アイコン表示枠が前記第一の表示態様で表示されている状態における前記第一の領域の位置と、アイコン表示枠が前記第二の表示態様で表示されている状態における該第一の領域の位置は、異なる位置であり、
前記アイコンを予告表示態様で表示することで予告を実行可能に構成されており、
前記表示手段は、複数の表示装置で構成されている手段であり、
前記複数の表示装置のうちの一の表示装置は、第一の表示装置であり、
前記複数の表示装置のうちの一の表示装置は、第二の表示装置であり、
アイコン表示枠が前記第一の表示態様で表示されている状態において、アイコン表示枠の全部が前記第一の表示装置に表示されるように構成されており、
アイコン表示枠が前記第二の表示態様で表示されている状態において、アイコン表示枠の一部分が前記第一の表示装置に表示されるように構成されており、
アイコン表示枠が前記第二の表示態様で表示されている状態において、アイコン表示枠の前記一部分以外の部分が前記第二の表示装置に表示されるように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B145)
付記B144に記載の遊技台であって、
アイコン表示枠が前記第一の表示態様で表示されている状態における前記第一の領域と、アイコン表示枠が前記第二の表示態様で表示されている状態における該第一の領域は、同じ大きさである、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B146)
付記B144又はB145に記載の遊技台であって、
アイコン表示枠が前記第二の表示態様で表示されている状態における前記第二の領域は、アイコン表示枠が前記第一の表示態様で表示されている状態における該第二の領域を含んで構成された領域である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B147)
付記B144乃至B146のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記第一の領域と前記第二の領域が、隣接している、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B148)
付記B144乃至B147のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第二の表示であり、
前記第二の表示は、装飾図柄変動表示であり、
前記第一の表示態様で表示されている前記第一の表示の前側に、前記第二の表示が重なって表示されることがない、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B149)
付記B148に記載の遊技台であって、
アイコン表示枠が前記第二の表示態様で表示される場合に、前記第二の表示の表示位置が移動する、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B150)
付記B148又はB149に記載の遊技台であって、
前記第二の表示は、複数種類のサイズで表示可能な表示であり、
前記複数種類のサイズのうちの一のサイズは、第一のサイズであり、
前記複数種類のサイズのうちの一のサイズは、第二のサイズであり、
前記第二のサイズは、前記第一のサイズよりも小さいサイズであり、
アイコン表示枠が前記第二の表示態様で表示される場合に、前記第一のサイズで表示されていた前記第二の表示が、前記第二のサイズで表示される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B151)
付記B148乃至B150のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記第二の表示態様で表示されている前記第一の表示の前側にも、前記第二の表示が重なることがない、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B152)
付記B144乃至B151のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
付記B144に記載の「アイコン表示枠が前記第一の表示態様で表示されている状態における前記第二の領域が拡張された表示態様」とは、「アイコン表示枠が前記第一の表示態様で表示されている状態における前記第二の領域の面積が大きくなった表示態様」のことである、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B153)
付記B144乃至B152のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記アイコンが表示されていない状態であってもアイコン表示枠が前記第一の表示態様で表示可能に構成されている、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B154)
付記B144乃至B153のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記アイコンは、変動アイコンである、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B155)
付記B144乃至B153のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記アイコンは、保留アイコンであり、
前記表示手段は、図柄変動表示の開始が保留されている数に対応する数の前記保留アイコンを表示可能な手段である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B156)
付記B144乃至B155のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第五の表示であり、
前記第五の表示は、エラー表示であり、
前記第二の表示態様で表示されている前記第一の表示の前側に、前記第五の表示が重なる場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B157)
付記B144乃至B156のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、ぱちんこ機である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B158)
複数種類の表示を表示可能な表示手段を備えた遊技台であって、
前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第一の表示であり、
前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第三の表示であり、
前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第四の表示であり、
前記第一の表示は、アイコン表示枠を含む表示であり、
前記第三の表示は、説明表示であり、
前記第四の表示は、失敗パターンと成功パターンが用意された予告表示であり、
アイコン表示枠は、第一の領域と第二の領域を含んで構成された表示枠であり、
前記第一の領域に、図柄変動表示に関するアイコン(以下、「アイコン」という。)が表示可能に構成されており、
前記第二の領域に、前記第三の表示が表示可能に構成されており、
前記第二の領域に、前記第四の表示が表示可能に構成されており、
第一の表示態様でアイコン表示枠が表示される場合があり、
第二の表示態様でアイコン表示枠が表示される場合があり、
前記第二の表示態様は、アイコン表示枠が前記第一の表示態様で表示されている状態における前記第二の領域が拡張された表示態様であり、
アイコン表示枠が前記第一の表示態様で表示されている状態における前記第二の領域において、前記第三の表示が表示される場合があり、
アイコン表示枠が前記第二の表示態様で表示されている状態における前記第二の領域において、前記第四の表示が表示され、
アイコン表示枠が前記第一の表示態様で表示されている状態における前記第一の領域の位置と、アイコン表示枠が前記第二の表示態様で表示されている状態における該第一の領域の位置は、異なる位置であり、
前記成功パターンの前記第四の表示が表示された後に、スーパーリーチ演出に発展するように構成されており、
前記失敗パターンの前記第四の表示が表示された後に、前記第二の表示態様で表示されていたアイコン表示枠が前記第一の表示態様で表示されるように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B159)
付記B158に記載の遊技台であって、
アイコン表示枠が前記第一の表示態様で表示されている状態における前記第一の領域と、アイコン表示枠が前記第二の表示態様で表示されている状態における該第一の領域は、同じ大きさである、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B160)
付記B158又はB159に記載の遊技台であって、
アイコン表示枠が前記第二の表示態様で表示されている状態における前記第二の領域は、アイコン表示枠が前記第一の表示態様で表示されている状態における該第二の領域を含んで構成された領域である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B161)
付記B158乃至B160のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記第一の領域と前記第二の領域が、隣接している、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B162)
付記B158乃至B161のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第二の表示であり、
前記第二の表示は、装飾図柄変動表示であり、
前記第一の表示態様で表示されている前記第一の表示の前側に、前記第二の表示が重なって表示されることがない、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B163)
付記B162に記載の遊技台であって、
アイコン表示枠が前記第二の表示態様で表示される場合に、前記第二の表示の表示位置が移動する、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B164)
付記B162又はB163に記載の遊技台であって、
前記第二の表示は、複数種類のサイズで表示可能な表示であり、
前記複数種類のサイズのうちの一のサイズは、第一のサイズであり、
前記複数種類のサイズのうちの一のサイズは、第二のサイズであり、
前記第二のサイズは、前記第一のサイズよりも小さいサイズであり、
アイコン表示枠が前記第二の表示態様で表示される場合に、前記第一のサイズで表示されていた前記第二の表示が、前記第二のサイズで表示される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B165)
付記B162乃至B164のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記第二の表示態様で表示されている前記第一の表示の前側にも、前記第二の表示が重なることがない、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B166)
付記B158乃至B165のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
請求項1に記載の「アイコン表示枠が前記第一の表示態様で表示されている状態における前記第二の領域が拡張された表示態様」とは、「アイコン表示枠が前記第一の表示態様で表示されている状態における前記第二の領域の面積が大きくなった表示態様」のことである、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B167)
付記B158乃至B166のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記アイコンが表示されていない状態であってもアイコン表示枠が前記第一の表示態様で表示可能に構成されている、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B168)
付記B158乃至B167のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記アイコンは、変動アイコンである、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B169)
付記B158乃至B167のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記アイコンは、保留アイコンであり、
前記表示手段は、図柄変動表示の開始が保留されている数に対応する数の前記保留アイコンを表示可能な手段である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B170)
付記B158乃至B169のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第五の表示であり、
前記第五の表示は、エラー表示であり、
前記第二の表示態様で表示されている前記第一の表示の前側に、前記第五の表示が重なる場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B171)
付記B158乃至B170のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、ぱちんこ機である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記C1)
表示手段を備えた遊技台であって、
或る表示領域は、複数の態様を取ることが可能な表示領域であり、
前記複数の態様のうちの一の態様は、第一の態様であり、
前記複数の態様のうちの一の態様は、第二の態様であり、
前記第一の態様の或る表示領域のサイズよりも前記第二の態様の或る表示領域のサイズの方がサイズが大きく、
前記第二の態様の或る表示領域は、前記第一の態様の或る表示領域の一部又は全部を含む表示領域であり、
前記第二の態様の或る表示領域において、或る表示(以下、「第一の表示」という。)を表示可能に構成されており、
前記第一の表示の表示が終了した後に、或る表示領域が前記第二の態様から前記第一の態様となるように構成されており、
前記第一の態様の或る表示領域において、前記第一の表示とは別の或る表示(以下、「第二の表示」という。)を表示可能に構成されており、
前記第二の表示は、ミニゲームの表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記C2)
付記C1に記載の遊技台であって、
成功パターンの前記第一の表示(以下、「第一の演出表示」という。)を表示可能に構成されており、
失敗パターンの前記第一の表示(以下、「第二の演出表示」という。)を表示可能に構成されており、
前記第二の態様の或る表示領域において、前記第二の演出表示が終了した後に、或る表示領域が前記第二の態様から前記第一の態様となるように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。
(付記C3)
付記C1又はC2に記載の遊技台であって、
成功パターンの前記第二の表示(以下、「第三の演出表示」という。)を表示可能に構成されており、
失敗パターンの前記第二の表示(以下、「第四の演出表示」という。)を表示可能に構成されており、
前記第四の演出表示の表示が開始された後に、或る表示領域が前記第一の態様から前記第二の態様になる場合があるように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。
(付記C4)
付記C1乃至C3のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
図柄変動表示に関するアイコン(以下、「アイコン」という。)を表示可能に構成されており、
或る表示領域は、前記アイコンが表示される領域よりも下方に配置された領域であり、
或る表示領域が前記第一の態様の場合における前記アイコンが表示される領域の位置と或る表示領域が前記第二の態様の場合における前記アイコンが表示される領域の位置は、異なる位置である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記C5)
表示手段を備えた遊技台であって、
或る表示領域は、複数の態様を取ることが可能な表示領域であり、
前記複数の態様のうちの一の態様は、第一の態様であり、
前記複数の態様のうちの一の態様は、第二の態様であり、
前記第一の態様の或る表示領域のサイズよりも前記第二の態様の或る表示領域のサイズの方がサイズが大きく、
前記第二の態様の或る表示領域は、前記第一の態様の或る表示領域の一部又は全部を含む表示領域であり、
前記第二の態様の或る表示領域において、或る表示(以下、「第一の表示」という。)を表示可能に構成されており、
前記第一の表示の表示が終了した後に、或る表示領域が前記第二の態様から前記第一の態様となるように構成されており、
前記第一の表示とは別の或る表示(以下、「第二の表示」という。)を表示可能に構成されており、
第二の表示は、ミニゲームの表示であり、
前記第二の表示の表示が開始された後に、或る表示領域が前記第一の態様から前記第二の態様になる場合があるように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。
(付記C6)
付記C5に記載の遊技台であって、
成功パターンの前記第一の表示(以下、「第一の演出表示」という。)を表示可能に構成されており、
失敗パターンの前記第一の表示(以下、「第二の演出表示」という。)を表示可能に構成されており、
前記第二の態様の或る表示領域において、前記第二の演出表示の表示が終了した後に、或る表示領域が前記第二の態様から前記第一の態様となるように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。
(付記C7)
付記C5又はC6に記載の遊技台であって、
成功パターンの前記第二の表示(以下、「第三の演出表示」という。)を表示可能に構成されており、
失敗パターンの前記第二の表示(以下、「第四の演出表示」という。)を表示可能に構成されており、
前記第三の演出表示の表示が開始された後に、或る表示領域が前記第一の態様から前記第二の態様になるように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。
(付記C8)
付記C5乃至C7のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
図柄変動表示に関するアイコン(以下、「アイコン」という。)を表示可能に構成されており、
或る表示領域は、前記アイコンが表示される領域よりも下方に配置された領域であり、
或る表示領域が前記第一の態様の場合における前記アイコンが表示される領域の位置と或る表示領域が前記第二の態様の場合における前記アイコンが表示される領域の位置は、異なる位置である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記C9)
表示手段を備えた遊技台であって、
或る表示領域は、複数の態様を取ることが可能な表示領域であり、
前記複数の態様のうちの一の態様は、第一の態様であり、
前記複数の態様のうちの一の態様は、第二の態様であり、
前記第一の態様の或る表示領域のサイズよりも前記第二の態様の或る表示領域のサイズの方がサイズが大きく、
前記第二の態様の或る表示領域は、前記第一の態様の或る表示領域の一部又は全部を含む表示領域であり、
前記第二の態様の或る表示領域において、或る表示(以下、「第一の表示」という。)を表示可能に構成されており、
前記第一の表示の表示が終了した後に、或る表示領域が前記第二の態様から前記第一の態様となるように構成されており、
前記複数の態様のうちの一の態様は、第三の態様であり、
前記第一の態様の或る表示領域のサイズよりも前記第三の態様の或る表示領域のサイズの方がサイズが大きく、
前記第二の態様の或る表示領域のサイズと前記第三の態様の或る表示領域のサイズは、異なるサイズである、
ことを特徴とする遊技台。
(付記C10)
付記C9に記載の遊技台であって、
前記第三の態様の或る表示領域において、前記第一の表示を表示可能に構成されており、
成功パターンの前記第一の表示(以下、「第一の演出表示」という。)を表示可能に構成されており、
失敗パターンの前記第一の表示(以下、「第二の演出表示」という。)を表示可能に構成されており、
前記第二の態様の或る表示領域において前記第一の表示のうちの前記第一の演出表示が表示される割合よりも、前記第三の態様の或る表示領域において前記第一の表示のうちの前記第一の演出表示が表示される割合の方が高く構成されている、
ことを特徴とする遊技台。
(付記C11)
付記C9に記載の遊技台であって、
前記第三の態様の或る表示領域において前記第一の表示とは別の或る表示(以下、「第二の表示」という。)を表示可能に構成されており、
成功パターンの前記第一の表示(以下、「第一の演出表示」という。)を表示可能に構成されており、
失敗パターンの前記第一の表示(以下、「第二の演出表示」という。)を表示可能に構成されており、
成功パターンの前記第二の表示(以下、「第三の演出表示」という。)を表示可能に構成されており、
失敗パターンの前記第二の表示(以下、「第四の演出表示」という。)を表示可能に構成されており、
前記第二の態様の或る表示領域において前記第一の演出表示が表示された変動表示よりも、前記第三の態様の或る表示領域において前記第三の演出表示が表示された変動表示の方が最終的に大当り態様で確定表示されやすく構成されている、
ことを特徴とする遊技台。
(付記C12)
付記C9乃至C11のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
図柄変動表示に関するアイコン(以下、「アイコン」という。)を表示可能に構成されており、
或る表示領域は、前記アイコンが表示される領域よりも下方に配置された領域であり、
或る表示領域が前記第一の態様の場合における前記アイコンが表示される領域の位置と或る表示領域が前記第二の態様の場合における前記アイコンが表示される領域の位置は、異なる位置である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記C13)
表示手段を備えた遊技台であって、
或る表示領域は、複数の態様を取ることが可能な表示領域であり、
前記複数の態様のうちの一の態様は、第一の態様であり、
前記複数の態様のうちの一の態様は、第二の態様であり、
前記第一の態様の或る表示領域のサイズよりも前記第二の態様の或る表示領域のサイズの方がサイズが大きく、
前記第二の態様の或る表示領域は、前記第一の態様の或る表示領域の一部又は全部を含む表示領域であり、
前記第二の態様の或る表示領域において、或る表示(以下、「第一の表示」という。)を表示可能に構成されており、
前記第一の表示の表示が終了した後に、或る表示領域が前記第二の態様から前記第一の態様となるように構成されており、
前記第二の態様の或る表示領域において、前記第一の表示とは別の或る表示(以下、「第二の表示」という。)を表示可能に構成されている、
ことを特徴とする遊技台。
(付記C14)
付記C13に記載の遊技台であって、
成功パターンの前記第一の表示(以下、「第一の演出表示」という。)を表示可能に構成されており、
失敗パターンの前記第一の表示(以下、「第二の演出表示」という。)を表示可能に構成されており、
成功パータンの前記第二の表示(以下、「第三の演出表示」という。)を表示可能に構成されており、
失敗パターンの前記第二の表示(以下、「第四の演出表示」という。)を表示可能に構成されており、
前記第二の態様の或る表示領域において、前記第一の演出表示が表示された変動表示よりも前記第三の演出表示が表示された変動表示の方が、最終的に大当り態様で確定表示されやすく構成されている、
ことを特徴とする遊技台。
(付記C15)
付記C13又はC14に記載の遊技台であって、
前記第一の表示の表示が終了した後に、或る表示領域が非表示になる場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記C16)
付記C13乃至C15のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
図柄変動表示に関するアイコン(以下、「アイコン」という。)を表示可能に構成されており、
或る表示領域は、前記アイコンが表示される領域よりも下方に配置された領域であり、
或る表示領域が前記第一の態様の場合における前記アイコンが表示される領域の位置と或る表示領域が前記第二の態様の場合における前記アイコンが表示される領域の位置は、異なる位置である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記C17)
表示手段を備えた遊技台であって、
前記表示手段は、タイマ表示を表示可能な手段であり、
前記タイマ表示は、時間の表示を含む表示であり、
前記タイマ表示の表示が開始された後で或る条件が成立したことに応じて或る演出が開始される場合があり、
前記タイマ表示は、複数の態様のうちのいずれかの態様で表示される表示であり、
前記複数の態様のうちの一つは、第一の態様であり、
前記複数の態様のうちの一つは、第二の態様であり、
前記第二の態様の前記タイマ表示(以下、「第二のタイマ表示」という。)が開始された場合は、前記或る演出が必ず開始され、
前記第一の態様の前記タイマ表示(以下、「第一のタイマ表示」という。)と前記第二のタイマ表示は、前記時間の表示が開始されてから該時間の表示の変化が開始する前の期間(以下、「第一の期間」という。)において少なくとも一部で態様が異なる、
ことを特徴とする遊技台。
(付記C18)
付記C17に記載の遊技台であって、
前記第一の期間において、前記第一のタイマ表示の前記時間の表示は、第一の時間であり、
前記第一の期間において、前記第二のタイマ表示の前記時間の表示は、第二の時間であり、
前記第一の時間は、或る位以下の値が0となる時間であり、
前記第二の時間は、前記或る位以下の値が0とならない時間である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記C19)
付記C17又はC18に記載の遊技台であって、
前記第一のタイマ表示の前記時間の表示の色は、第一の色であり、
前記第二のタイマ表示の前記時間の表示の色は、第二の色であり、
前記第一の色と前記第二の色は、異なる色である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記C20)
付記C17乃至C19のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記第一のタイマ表示は、前記時間の表示と枠表示を含む表示であり、
前記第二のタイマ表示は、前記時間の表示と枠表示を含む表示であり、
前記第一のタイマ表示の枠表示と前記第二のタイマ表示の枠表示の色が異なる、
ことを特徴とする遊技台。
(付記C21)
付記C17乃至C20のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記第一のタイマ表示における前記時間の表示の大きさと前記第二のタイマ表示における前記時間の表示の大きさが異なる、
ことを特徴とする遊技台。
(付記C22)
表示手段を備えた遊技台であって、
前記表示手段は、タイマ表示を表示可能な手段であり、
前記タイマ表示は、時間の表示を含む表示であり、
前記タイマ表示の表示が開始された後で或る条件が成立したことに応じて或る演出が開始される場合があり、
前記タイマ表示は、複数の態様のうちのいずれかの態様で表示される表示であり、
前記複数の態様のうちの一つは、第一の態様であり、
前記複数の態様のうちの一つは、第二の態様であり、
前記第一の態様のタイマ表示が開始された場合は、前記或る演出とは異なる演出が開始される場合があり、
前記第二の態様の前記タイマ表示(以下、「第二のタイマ表示」という。)が開始された場合は、前記或る演出が必ず開始され、
前記第一の態様の前記タイマ表示(以下、「第一のタイマ表示」という。)と前記第二のタイマ表示は、前記時間の表示が開始されてから該時間の表示の変化が開始する前の期間(以下、「第一の期間」という。)において少なくとも一部で態様が異なる、
ことを特徴とする遊技台。
(付記C23)
付記C22に記載の遊技台であって、
前記第一のタイマ表示と前記第二のタイマ表示のうちの少なくとも一方のタイマ表示は、前記第一の期間にタイマ表示の位置が移動する場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記C24)
表示手段を備えた遊技台であって、
前記表示手段は、タイマ表示を表示可能な手段であり、
前記タイマ表示は、時間の表示を含む表示であり、
前記タイマ表示は、複数の態様のうちのいずれかの態様で表示される表示であり、
前記複数の態様のうちの一つは、第一の態様であり、
前記複数の態様のうちの一つは、第二の態様であり、
前記第二の態様の前記タイマ表示(以下、「第二のタイマ表示」という。)が開始された場合は、或る演出が開始される場合があり、
前記第一の態様の前記タイマ表示(以下、「第一のタイマ表示」という。)が開始された場合は、前記或る演出とは異なる演出が開始される場合があり、
前記第二のタイマ表示は、前記時間の表示が開始されてから該時間の表示の変化が開始する前に消える場合(以下、「第一の場合」という。)がある表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記C25)
付記C24に記載の遊技台であって、
前記第二のタイマ表示は、銭時間の表示が開始されてから該時間お表示が変化を開始する場合(以下、「第二の場合」という。)があり、
前記第一の場合よりも前記第二の場合の方が前記或る演出が開始されやすい、
ことを特徴とする遊技台。
(付記C26)
付記C25に記載の遊技台であって、
前記第一の場合において、前記或る演出は開始されず、
前記第二の場合において、前記或る演出が開始される、
ことを盗聴とする遊技台。
(付記C27)
付記C24に記載の遊技台であって、
前記第一の場合において、前記或る演出は必ず開始される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記C28)
付記C27に記載の遊技台であって、
前記第一のタイマ表示において、前記時間の表示が開始されてから該時間の表示の変化が開始するまでの時間は、第一の時間であり、
前記第二のタイマ表示において、前記時間の表示が開始されてから該時間の表示が消えるまでの時間は、第二の時間であり、
前記第一の時間よりも前記第二の時間の方が長い時間である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記C29)
付記C28に記載の遊技台であって、
前記第二のタイマ表示は、前記時間の表示が開始されてから該時間の表示の変化が開始する場合があり、
前記第二のタイマ表示において、前記時間の表示が開始されてから該時間の表示の変化が開始するまでの時間は、第三の時間であり、
前記第一の時間よりも前記第三の時間の方が長い時間である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記C30)
付記C28又はC29に記載の遊技台であって、
前記第二のタイマ表示において最初に表示される時間が第四の時間である場合があり、
前記第四の時間よりも前記第二の時間の方が長い場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記C31)
付記C24乃至C30のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記第一の場合に前記第二のタイマ表示は、前記時間の表示以外の表示態様が変化する場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記C32)
表示手段を備えた遊技台であって、
前記表示手段は、タイマ表示を表示可能な手段であり、
前記タイマ表示は、時間の表示を含む表示であり、
前記タイマ表示の表示が開始された後で或る条件が成立したことに応じて或る演出が開始される場合があり、
前記タイマ表示は、複数の態様のうちのいずれかの態様で表示される表示であり、
前記複数の態様のうちの一つは、第一の態様であり、
前記複数の態様のうちの一つは、第二の態様であり、
前記第二の態様の前記タイマ表示(以下、「第二のタイマ表示」という。)が表示された場合は、図柄変動表示において大当り図柄が確定表示され、
前記第二のタイマ表示が表示された図柄変動表示において前記時間の表示の変化が行われずに大値図柄が確定表示される前に該第二のタイマ表示が消える場合(以下、「第一の場合」という。)がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記C33)
付記C32に記載の遊技台であって、
前記第二のタイマ表示が表示された図柄変動表示において前記時間の表示が開始されてから該時間の表示が変化を開始する場合(以下、「第二の場合」という。)がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記C34)
付記C32又はC33に記載の遊技台であって、
前記第一の態様のタイマ表示(以下、「第一のタイマ表示」という。)が表示された場合よりも前記第二のタイマ表示が表示された場合の方が前記或る演出が開始されやすく、
前記第一のタイマ表示において、前記時間の表示が開始されてから該時間の表示の変化が開始するまでの時間は、第一の時間であり、
前記第二のタイマ表示において、前記時間の表示が開始されてから該時間の表示が消えるまでの時間は、第二の時間であり、
前記第一の時間よりも前記第二の時間の方が長い時間である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記C35)
付記C33を含むC34に記載の遊技台であって、
前記第二の場合において前記時間の表示が開始されてから該時間の表示の変化が開始するまでの時間は、第三の時間であり、
前記第一の時間よりも前記第三の時間の方が長い時間である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記C36)
付記C34又はC35に記載の遊技台であって、
前記第二のタイマ表示において最初に表示される時間が第四の時間である場合があり、
前記第四の時間よりも前記第二の時間の方が長い場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記C37)
表示手段を備えた遊技台であって、
前記表示手段は、タイマ表示を表示可能な手段であり、
前記タイマ表示は、時間の表示を含む表示であり、
前記タイマ表示の表示が開始された後で前記時間の表示が或る時間になったことに応じて或る演出が開始される場合があり、
前記タイマ表示は、複数の態様のうちのいずれかの態様で表示される表示であり、
前記複数の態様のうちの一つは、第一の態様であり、
前記複数の態様のうちの一つは、第二の態様であり、
前記第二の態様の前記タイマ表示(以下、「第二のタイマ表示」という。)が表示された場合は、図柄変動表示において大当り図柄が確定表示され、
前記第二のタイマ表示が表示された場合は、前記時間の表示が前記或る時間となった場合であっても前記或る演出は開始されずに前記大当り図柄が確定表示される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記C38)
付記C37に記載の遊技台であって、
前記第二のタイマ表示が表示された場合よりも前記第一の態様のタイマ表示(以下、「第一のタイマ表示」という。)が表示された場合の方が前記或る演出が開始されやすい、
ことを特徴とする遊技台。
(付記C39)
付記C38に記載の遊技台であって、
前記第一のタイマ表示における前記時間の表示が前記或る時間になってから該第一のタイマ表示が消えるまでの時間は、第一の時間であり、
前記第二のタイマ表示における前記時間の表示が前記或る時間になってから該第二のタイマ表示が消えるまでの時間は、第二の時間であり、
前記第一の時間よりも前記第二の時間の方が長い、
ことを特徴とする遊技台。
(付記C40)
付記C37乃至C39のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記第二のタイマ表示における前記時間の表示が前記或る時間になったことに応じて前記或る演出とは異なる演出(以下、「第一の演出」という。)が開始されるように構成されており、
前記第一の演出は、前記大当り図柄が確定表示される場合にのみ実行される演出である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記C41)
表示手段を備えた遊技台であって、
前記表示手段は、タイマ表示を表示可能な手段であり、
前記タイマ表示は、時間の表示を含む表示であり、
前記タイマ表示の表示が開始された後で前記時間の表示が或る時間になったことに応じて或る演出が開始される場合があり、
前記タイマ表示は、複数の態様のうちのいずれかの態様で表示される表示であり、
前記複数の態様のうちの一つは、第一の態様であり、
前記複数の態様のうちの一つは、第二の態様であり、
前記第一の態様の前記タイマ表示(以下、「第一のタイマ表示」という。)が開始された場合は、前記或る演出は開始されない場合があり、
前記第二の態様の前記タイマ表示(以下、「第二のタイマ表示」という。)が開始された場合は、前記或る演出とは異なる演出が必ず行われる、
ことを特徴とする遊技台。
(付記C42)
複数の表示手段を備えた遊技台であって、
前記複数の表示手段のうちの一つは、第一の表示手段であり、
前記複数の表示手段のうちの一つは、第二の表示手段であり、
前記第一の表示手段は、タイマ表示を表示可能な手段であり、
前記第二の表示手段は、タイマ表示を表示可能な手段であり、
タイマ表示は、時間の表示を含む表示であり、
タイマ表示の表示が開始された後で、前記時間の表示が或る時間になったことに応じて或る演出が開始され、
前記第一の表示手段と前記第二の表示手段のうちのいずれか一方の表示手段でタイマ表示が表示される場合(以下、「第一の場合」という。)があり、
前記第一の表示手段と前記第二の表示手段の両方の表示手段でタイマ表示が表示される場合(以下、「第二の場合」という。)がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記C43)
付記C42に記載の遊技台であって、
前記第二の場合において、前記第一の表示手段に表示されるタイマ表示(以下、「第一のタイマ表示」という。)の前記時間の表示と、前記第二の表示手段に表示されるタイマ表示(以下、「第二のタイマ表示」という。)の前記時間の表示が同じ場合(以下、「第三の場合」という。)がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記C44)
付記C43に記載の遊技台であって、
前記或る演出は、複数の態様で実行可能な演出であり、
前記複数の態様のうちの一つは、第一の態様であり、
前記複数の態様のうちの一つは、第二の態様であり、
前記第一の態様による前記或る演出が行われた場合よりも前記第二の態様による前記或る演出が行われた場合の方が図柄変動表示において大当り図柄が確定表示されやすく、
前記第一の場合と前記第三の場合で前記タイマ表示において最初に表示される前記時間の表示が同じ場合に、該第一の場合よりも該第三の場合の方が、前記第二の態様による前記或る演出が開始されやすい、
ことを特徴とする遊技台。
(付記C45)
付記C43又はC44に記載の遊技台であって、
前記第二の場合において、前記第一の表示手段と前記第二の表示手段のうちの一方の表示手段に第三のタイマ表示が表示される場合があり、
前記第三のタイマ表示に表示される前記時間の表示は、前記第一のタイマ表示に表示される前記時間の表示と異なり、
前記第三のタイマ表示に表示される前記時間の表示は、前記第二のタイマ表示に表示される前記時間の表示と異なり、
前記第三のタイマ表示の表示が開始された後で、前記時間の表示が或る時間になったことに応じて前記或る演出とは異なる演出が開始される場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記C46)
付記C42に記載の遊技台であって、
前記第二の場合において、前記第一の表示手段に表示されるタイマ表示(以下、「第十一のタイマ表示」という。)の前記時間の表示と、前記第二の表示手段に表示されるタイマ表示(以下、「第十二のタイマ表示」という。)の前記時間の表示が異なる場合(以下、「第四の場合」という。)があり、
前記第四の場合において、前記第十一のタイマ表示と前記第十二のタイマ表示のうちの少なくともいずれか一方のタイマ表示に関連する前記或る演出が開始される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記C47)
付記C42乃至C46のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記第一の表示手段は、一又は複数のタイマ表示が表示される場合がある表示手段であり、
前記第二の表示手段は、一のみのタイマ表示が表示される場合がある手段である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記C48)
複数の表示手段を備えた遊技台であって、
前記複数の表示手段のうちの一つは、第一の表示手段であり、
前記複数の表示手段のうちの一つは、第二の表示手段であり、
前記第一の表示手段は、タイマ表示を表示可能な手段であり、
前記第二の表示手段は、タイマ表示を表示可能な手段であり、
タイマ表示は、時間の表示を含む表示であり、
タイマ表示の表示が開始された後で、前記時間の表示が或る時間になったことに応じて或る演出が開始され、
或る図柄変動表示の実行中に前記第一の表示手段と前記第二の表示手段の両方の表示手段でタイマ表示が表示される場合(以下、「第二の場合」という。)があり、
前記第二の場合において、前記第一の表示手段に表示されるタイマ表示(以下、「第一のタイマ表示」という。)の前記時間の表示と、前記第二の表示手段に表示されるタイマ表示(以下、「第二のタイマ表示」という。)の前記時間の表示が異なる場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記C49)
付記C48に記載の遊技台であって、
前記或る図柄変動表示の実行中に前記第一のタイマ表示と前記第二のタイマ表示のうちの一方のタイマ表示が行われる場合(以下、「第一の場合」という。)がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記C50)
付記C49に記載の遊技台であって、
前記第一の場合よりも前記第二場合の方が前記或る図柄変動表示において大当り図柄が確定表示されやすい、
ことを特徴とする遊技台。
(付記C51)
付記C48乃至C50のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記第一のタイマ表示よりも前記第二のタイマ表示の方が最初に表示される前記時間の表示の時間が長い、
ことを特徴とする遊技台。
(付記C52)
付記C48乃至C51のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記第二の場合において前記第一のタイマ表示が表示開始されるタイミングと前記第二のタイマ表示が表示開始されるタイミングが同じ場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記C53)
付記C48乃至C52のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記第二の場合において前記第一のタイマ表示が表示開始されるタイミングと前記第二のタイマ表示が表示開始されるタイミングが異なる場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記C54)
付記C53に記載の遊技台であって、
前記第二の場合において、前記第二のタイマ表示が表示開始された後で前記第一のタイマ表示が表示開始され、第一のタイマ表示に関する前記或る演出が行われた後も前記タイマ表示が表示されている場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記C55)
複数種類の表示を表示可能な表示手段を備えた遊技台であって、
前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第一の表示であり、
前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第二の表示であり、
前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第三の表示であり、
前記第一の表示は、前記第二の表示に関連するキャラクタの表示であり、
前記第二の表示は、先読み予告の表示態様の保留アイコンの表示であり、
前記第三の表示は、或る予告表示の表示開始を待機していることを表す表示であり、
前記第一の表示の表示が開始された後で前記第二の表示の表示が開始される場合があるように構成されており、
第一の状態において前記第三の表示が開始される場合があるように構成されており、
前記第一の状態において表示が開始された前記第三の表示が、第二の状態において表示が終了する場合があるように構成されており、
前記第二の状態において前記第三の表示の表示が終了した後で、該第二の状態において前記或る予告表示の表示が開始される場合があるように構成されており、
前記或る予告表示が表示された後で、或る演出が開始されるように構成されており、
前記或る演出は、実行中の図柄変動表示に関する予告であり、
前記第一の状態の後で前記第二の状態となる場合があるように構成されており、
前記第一の状態は、保留アイコンが表示可能な状態のうちの一の状態であり、
前記第二の状態は、保留アイコンが表示されない状態のうちの一の状態である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記C56)
付記C55に記載の遊技台であって、
前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第六の表示であり、
前記第六の表示は、少なくとも保留アイコンの背面に表示される画像の表示であり、
前記第六の表示が表示されている状態で保留アイコンが表示可能に構成されており、
前記第六の表示が表示されていない状態で保留アイコンが表示されないように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。
(付記C57)
付記C56に記載の遊技台であって、
前記第一の状態において、前記第六の表示の少なくとも一部の表示が前記第三の表示にオーバーラップされて表示される場合があるように構成されており、
前記第一の状態における前記第三の表示の表示位置と前記第二の状態における該第三の表示の表示位置が同じ表示位置である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記C58)
付記C56又はC57に記載の遊技台であって、
前記第六の表示は、複数種類の態様で表示可能な表示であり、
前記複数種類の態様のうちの一の態様は、第一の態様であり、
前記複数種類の態様のうちの一の態様は、第二の態様であり、
前記第六の表示が前記第一の態様から前記第二の態様に変化しなかった場合よりも、該第六の表示が該第一の態様から該第二の態様に変化した場合の方が、前記第二の表示の表示が開始されやすくなるように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。
(付記C59)
付記C56又はC57に記載の遊技台であって、
前記第六の表示は、複数種類の態様で表示可能な表示であり、
前記複数種類の態様のうちの一の態様は、第一の態様であり、
前記複数種類の態様のうちの一の態様は、第二の態様であり、
前記第六の表示が前記第一の態様から前記第二の態様に変化しなかった場合よりも、該第六の表示が該第一の態様から該第二の態様に変化した場合の方が、図柄変動表示において大当り図柄が確定表示されやすくなるように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。
(付記C60)
付記C56乃至C59のうちいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第六の表示の少なくとも一部の表示が前記第一の表示にオーバーラップされて表示される場合があるように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。
(付記C61)
付記C56乃至C59のうちいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一の表示と前記第六の表示の両方が表示されている状態において、該第六の表示が該第一の表示にオーバーラップされることなく表示される場合があるように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。
(付記C62)
付記C55乃至C61のうちいずれか一項に記載の遊技台であって、
或るリーチ演出を実行可能に構成されており、
前記第一の状態は、前記或るリーチ演出の実行が開始される前の状態のうちの一の状態であり、
前記第二の状態は、前記或るリーチ演出が実行されている状態である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記C63)
付記C55乃至C62のうちいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記或る予告表示は、タイマ予告表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記C64)
付記C55乃至C63のうちいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記或る予告表示は、ミニゲームの表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記C65)
付記C55乃至C64のうちいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第四の表示であり、
前記或る演出として前記第四の表示が表示される場合があるように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。
(付記C66)
付記C55乃至C65のうちいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第五の表示であり、
前記或る演出として前記第五の表示が表示される場合があるように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。
(付記C67)
付記C55乃至C66のうちいずれか一項に記載の遊技台であって、
或る図柄変動表示において表示が開始された前記第三の表示が、次に開始される図柄変動表示が開始された後も継続して表示される場合があるように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。
(付記C68)
付記C55乃至C67のうちいずれか一項に記載の遊技台であって、
或る図柄変動表示において表示が開始された前記第一の表示が、次に開始される図柄変動表示が開始される前に消去される場合があるように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。
(付記C69)
付記C55乃至C68のうちいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第三の表示が表示される領域において、前記或る演出が実行される場合があるように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。
(付記C70)
付記C55乃至C69のうちいずれか一項に記載の遊技台であって、
遊技者による操作が可能な操作手段を備え、
前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第七の表示であり、
前記第七の表示は、前記操作手段の操作を促す表示であり、
前記第七の表示は、前記第三の表示が開始された後で表示が開始される表示であり、
前記第七の表示の表示中に前記操作手段が操作されると前記或る演出が開始され、
前記第三の表示は、前記第七の表示の表示が開始される前に表示が終了する表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記C71)
付記C70に記載の遊技台であって、
前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第八の表示であり、
前記第八の表示は、前記第七の表示の表示が開始されることを予告する表示であり、
前記第三の表示は、前記第八の表示の表示中に表示が終了する表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記C72)
付記C55乃至C71のうちいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第九の表示であり、
前記第九の表示は、変動アイコンの表示であり、
前記第三の表示が二つ表示される場合があり、
二つの前記第三の表示のうちの一方の表示が終了した後で他方の表示態様が変化し、
表示態様が変化した前記第三の表示が前記第九の表示にオーバーラップする、
ことを特徴とする遊技台。
(付記C73)
付記C72に記載の遊技台であって、
前記第三の表示が二つ表示された場合は、一の図柄変動表示において全ての該第三の表示の表示が終了するように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。
(付記C74)
付記C55乃至C73のうちいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第十の表示であり、
前記第十の表示は、説明表示であり、
前記第十の表示は、表示される場合には前記表示手段における第一の表示領域に表示される表示であり、
前記第三の表示は、前記第一の表示領域に表示される場合がある表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記C75)
付記C55乃至C74のうちいずれか一項に記載の遊技台であって、
付記C55に記載の「或る予告表示の表示開始を待機していることを表す表示」とは、「準備中の文字表示」のことである、
ことを特徴とする遊技台。
(付記C76)
付記C55乃至C75のうちいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第十一の表示であり、
前記第十一の表示は、遊技球を排出することを促す表示であり、
前記第三の表示と前記第十一の表示の両方が表示されている状態において、該第三の表示の少なくとも一部の表示が該第十一の表示にオーバーラップされて表示されるように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。
(付記C77)
付記C76に記載の遊技台であって、
前記或る予告表示と前記第十一の表示の両方が表示されている状態において、該或る予告表示の少なくとも一部の表示が該第十一の表示にオーバーラップされて表示されるように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。
(付記C78)
付記C55乃至C77のうちいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、ぱちんこ機である、
ことを特徴とする遊技台。
付記C55乃至C77のうちいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、スロットマシンである、
ことを特徴とする遊技台。
なお、これまでに説明した予告アイコンという用語は、あくまで便宜的に名称付けたものであり、これにより解釈を狭小するものではない。例えば、予告アイコンは、表示態様(モチーフ)によって便宜的に名称付けられたものであり、予告アイコンが道具の場合には予告アイテムという場合があり、予告アイコンがキャラクターの場合には、予告キャラという場合があり、予告アイコンがスキルを示す表示の場合には予告スキルという場合があり、予告アイコンが箱状のものである場合には予告ボックスという場合があるなど、予告+形状を示す表示(例えば、予告メダル)としてもよい。また、予告アイコンのうちの「予告」という用語も、あくまで便宜的に名称付けたものであり、これにより解釈を狭小するものではない。例えば、貯めるものである旨を示すためのチャージアイテムあるいはストックアイテムのように呼称してもよい。
図486は、本発明を適用可能な封入式のパチンコ機の正面図である。
図486に示す封入式のパチンコ機900では、所定数の遊技媒体(例えば、遊技球)を遊技台内部で循環させる。すなわち、発射手段901から遊技領域902に発射された遊技媒体が、遊技領域902から排出されて再び発射手段901へ供給可能としている。また、遊技媒体の数(賞球、貸球、総持玉数等)の情報や、その他の情報を表示する表示手段903が遊技台前面の遊技領域902の下方に配設されており、図1に示す上皿126や下皿128は設けられていない。
なお、図1に示して上述したパチンコ機100の上皿126に上述した表示手段903がさらに設けられた態様を採用してもよく、さらに、この表示手段903にタッチパネルが設けられた態様であってもよい。すなわち、表示手段903に設けられたタッチパネルが操作手段として機能することができる。そして、タッチパネルによる1回のタッチ操作、連打操作あるいは長押し操作により、演出ボタン136の操作に係る演出が実行されてもよいし、長押しオート連打機能が有効な状態である場合には、タッチパネルが継続してタッチされ続けている状態で、タッチパネルに対する疑似的な連打操作が行われるように構成されてもよい。また、長押しオート連打機能を有効な状態にしないように構成されてもよい。また、一部の演出において、長押しオート連打機能を有効な状態にしてもよい。換言すれば、タッチパネルにおいて長押しオート連打機能を作動させてもよいし、作動しないようにしてもよいし、作動させる演出が多いように構成されてもよいし、少ないように構成されてもよい。また、タッチパネルに対する連打操作による演出が複数あり、タッチパネルで行う場合には、長押しオート連打機能が有効な状態とならないことが多いように構成されてもよいし、少ないように構成されてもよい。
以上説明したように、図486に示すパチンコ機900は、球を封入し、封入した球をパチンコ機内で循環させて使用するものであって、封入した球を発射球として使用し、球の払出はクレジットによって実行されるものであってもよい。
次に、図487を用いて本発明に適用可能な遊技台としてのスロットマシン(回胴遊技機)について説明する。ここで、図487は、本発明に適用可能なスロットマシン1000を正面側(遊技者側)から見た外観斜視図である。
図487に示すスロットマシン1000は、本体1001と、本体1001の正面に取付けられ、本体1001に対して開閉可能な前面扉1002と、を備える。本体1001の中央内部には、(図487において図示省略)外周面に複数種類の図柄が配置されたリールが3個(左リール1010、中リール1011、右リール1012)収納され、スロットマシン1000の内部で回転できるように構成されている。これらのリール1010〜1012はステッピングモータ等の駆動手段により回転駆動される。
本実施例において、各図柄は帯状部材に等間隔で適当数印刷され、この帯状部材が所定の円形筒状の枠材に貼り付けられて各リール1010〜1012が構成されている。リール1010〜1012上の図柄は、遊技者から見ると、図柄表示窓1013から縦方向に概ね3つ表示され、合計9つの図柄が見えるようになっている。そして、各リール1010〜1012を回転させることにより、遊技者から見える図柄の組み合せが変動することとなる。つまり、各リール1010〜1012は複数種類の図柄の組合せを変動可能に表示する表示手段として機能する。なお、このような表示手段としてはリール以外にも液晶表示装置等の電子画像表示装置も採用できる。また、本実施形態では、3個のリールをスロットマシン1000の中央内部に備えているが、リールの数やリールの設置位置はこれに限定されるものではない。
各々のリール1010〜1012の背面には、図柄表示窓1013に表示される個々の図柄を照明するためのリールバックライト(図示省略)が配置されている。リールバックライトは、各々の図柄ごとに遮蔽されて個々の図柄を均等に照射できるようにすることが望ましい。なお、スロットマシン1000内部において各々のリール1010〜1012の近傍には、投光部と受光部から成る光学式センサ(図示省略)が設けられており、この光学式センサの投光部と受光部の間をリールに設けられた一定の長さの遮光片が通過するように構成されている。このセンサの検出結果に基づいてリール上の図柄の回転方向の位置を判断し、目的とする図柄が入賞ライン上に表示されるようにリール1010〜1012を停止させる。
入賞ライン表示ランプ1020は、有効となる入賞ライン1014を示すランプである。有効となる入賞ラインは、遊技媒体としてベットされたメダルの数によって予め定まっている。入賞ライン1014は5ラインあり、例えば、メダルが1枚ベットされた場合、中段の水平入賞ラインが有効となり、メダルが2枚ベットされた場合、上段水平入賞ラインと下段水平入賞ラインが追加された3本が有効となり、メダルが3枚ベットされた場合、右下り入賞ラインと右上り入賞ラインが追加された5ラインが入賞ラインとして有効になる。なお、入賞ライン1014の数については5ラインに限定されるものではなく、また、例えば、メダルが1枚ベットされた場合に、中段の水平入賞ライン、上段水平入賞ライン、下段水平入賞ライン、右下り入賞ラインおよび右上り入賞ラインの5ラインを入賞ラインとして有効としてもよい。以下、有効となる入賞ラインを有効ラインと呼ぶ場合がある。
告知ランプ1023は、例えば、後述する内部抽選において特定の入賞役(具体的には、ボーナス)に内部当選していること、または、ボーナス遊技中であることを遊技者に知らせるランプである。遊技メダル投入可能ランプ1024は、遊技者が遊技メダルを投入可能であることを知らせるためのランプである。再遊技ランプ1022は、前回の遊技において入賞役の一つである再遊技に入賞した場合に、今回の遊技が再遊技可能であること(メダルの投入が不要であること)を遊技者に知らせるランプである。リールパネルランプ1028は演出用のランプである。
メダル投入ボタン1030〜1032は、スロットマシン1000に電子的に貯留されているメダル(クレジットと言う)を所定の枚数分投入するためのボタンである。本実施例においては、メダル投入ボタン1030が押下される毎に1枚ずつ最大3枚まで投入され、メダル投入ボタン1031が押下されると2枚投入され、メダル投入ボタン1032が押下されると3枚投入されるようになっている。以下、メダル投入ボタン1032はMAXメダル投入ボタンとも言う。なお、遊技メダル投入ランプ1029は、投入されたメダル数に応じた数のランプを点灯させ、規定枚数のメダルの投入があった場合、遊技の開始操作が可能な状態であることを知らせる遊技開始ランプ1021が点灯する。
メダル投入口1041は、遊技を開始するに当たって遊技者がメダルを投入するための投入口である。すなわち、メダルの投入は、メダル投入ボタン1030〜1032により電子的に投入することもできるし、メダル投入口1041から実際のメダルを投入(投入操作)することもでき、投入とは両者を含む意味である。貯留枚数表示器1025は、スロットマシン1000に電子的に貯留されているメダルの枚数を表示するための表示器である。遊技情報表示器126は、各種の内部情報(例えば、ボーナス遊技中のメダル払出枚数)を数値で表示するための表示器である。払出枚数表示器1027は、何らかの入賞役に入賞した結果、遊技者に払出されるメダルの枚数を表示するための表示器である。本実施形態においては、貯留枚数表示器1025、遊技情報表示器1026、および払出枚数表示器1027は7セグメント(SEG)表示器で構成されている。
スタートレバー1035は、リール1010〜1012の回転を開始させるためのレバー型のスイッチである。即ち、メダル投入口1041に所望するメダル枚数を投入するか、メダル投入ボタン1030〜1032を操作して、スタートレバー1035を操作すると、リール1010〜1012が回転を開始することとなる。スタートレバー1035に対する操作を遊技の開始操作と言う。
ストップボタンユニット1036には、操作手段の一例としてのストップボタン1037〜1039が設けられている。ストップボタン1037〜1039は、スタートレバー1035の操作によって回転を開始したリール1010〜1012を個別に停止させるためのボタン型のスイッチであり、各リール1010〜1012に対応づけられている。以下、ストップボタン1037〜1039に対する操作を停止操作と言い、最初の停止操作を第1停止操作、次の停止操作を第2停止操作、最後の停止操作を第3停止操作という。また、第1停止操作の対象となるリールを第1停止リール、第2停止操作の対象となるリールを第2停止リール、第3停止操作の対象となるリールを第3停止リールという。なお、各ストップボタン1037〜1039の内部に発光体を設けてもよく、ストップボタン1037〜1039の操作が可能である場合、該発光体を点灯させて遊技者に知らせることもできる。
メダル返却ボタン1033は、投入されたメダルが詰まった場合に押下してメダルを取り除くためのボタンである。精算ボタン1034は、スロットマシン1000に電子的に貯留されたメダル、ベットされたメダルを精算し、メダル払出口1055から排出するためのボタンである。ドアキー孔1040は、スロットマシン1000の前面扉1002のロックを解除するためのキーを挿入する孔である。メダル払出口1055は、メダルを払出すための払出口である。
メダル投入ボタン1032の右側には、操作手段の一例としてのチャンスボタン1100が設けられている。チャンスボタン1100は、リール1010〜1012の動作に関連する操作が可能であったり、液晶表示装置1057の表示に関連する操作が可能であったりする。また、チャンスボタン1100は、上記実施例によるパチンコ機100と同様に複数の状態を取ることが可能であり、チャンスボタン1100の操作有効期間中に状態変化可能であってもよい。
情報表示ボタンユニット1050には、情報表示ボタン1046が設けられている。情報表示ボタン1046は、例えば、ユーザメニュー(例えば、遊技者個人の遊技履歴情報を設定するためのメニュー)を呼び出すための操作ボタンであり、複数のボタンから構成されている。本実施形態では、情報表示ボタン1046は、操作手段に相当する。
ストップボタンユニット1036の下部には、機種名の表示と各種証紙の貼付とを行うタイトルパネル1062が設けられており、タイトルパネルランプ1064は、タイトルパネル1062を点灯するランプである。タイトルパネル1062の下部には、メダル払出口1055、メダルの受皿1061が設けられている。
音孔1081はスロットマシン1000内部に設けられているスピーカの音を外部に出力するための孔である。前面扉1002の左右各部に設けられたサイドランプ1044は遊技を盛り上げるための装飾用のランプである。前面扉1002の上部には演出装置1060が配設されており、演出装置1060の上部には音孔1043が設けられている。この演出装置1060は、水平方向に開閉自在な2枚の右シャッタ1063a、左シャッタ1063bからなるシャッタ(遮蔽装置)1063と、このシャッタ1063の奥側に配設された液晶表示装置1057(図示省略、演出画像表示装置)を備えており、右シャッタ1063a、左シャッタ1063bが液晶表示装置1057の手前で水平方向外側に開くと液晶表示装置1057(図示省略)の表示画面がスロットマシン1000正面(遊技者側)に出現する構造となっている。
なお、液晶表示装置でなくとも、種々の演出画像や種々の遊技情報を表示可能に構成されていればよく、例えば、複数セグメントディスプレイ(7セグディスプレイ)、ドットマトリクスディスプレイ、有機ELディスプレイ、プラズマディスプレイ、リール(ドラム)、或いは、プロジェクタとスクリーンとからなる表示装置等でもよい。また、表示画面は、方形をなし、その全体を遊技者が視認可能に構成されている。本実施形態の場合、表示画面は長方形であるが、正方形でもよい。また、表示画面の周縁に不図示の装飾物を設けて、表示画面の周縁の一部が該装飾物に隠れる結果、表示画面が異形に見えるようにすることもできる。表示画面は本実施形態の場合、平坦面であるが、曲面をなしていてもよい。
本発明に係る遊技台は図488(a)に示す、「紙幣投入口2002に紙幣を投入し、ベット2004およびスタート2006操作に基づいて抽選を実行し、抽選結果を抽選結果表示装置2008で表示し、当選時には特典コイン数を残クレジット数に加算し、キャッシュアウト2009が選択された場合には、レシート発行機2010から残クレジット数に対応するコードが記載されたレシートを発行するカジノマシン2000」であってもよい。
さらには、同図(b)に示すように、本発明を実現する電子データを記憶する記憶部を備えている携帯電話機3000、同図(c)に示すように、本発明を実現する電子データを記憶する記憶部を備えているポータブルゲーム機4000、本発明を実現する電子データを記憶する記憶部を備えている家庭用テレビゲーム機5000、に適用してもよい。
より具体的には、同図(b)における携帯電話機3000は、遊技者によって操作される操作部と、ゲームに関するデータを携帯電話回線を通じで取得するデータ取得部と、取得したゲームに関するデータ(本発明を実現する電子データ)を記憶する記憶部と、記憶部に記憶したデータと操作部の操作とに基づいてゲームの制御を行う制御部を備えている。
同図(c)におけるポータブルゲーム機4000は、遊技者によって操作される操作部と、ゲームに関するデータを所定の記憶媒体(DVD等)から取得するデータ取得部と、取得したゲームに関するデータ(本発明を実現する電子データ)を記憶する記憶部と、記憶部に記憶したデータと操作部の操作とに基づいてゲームの制御を行う制御部を備えている。同図(d)における家庭用テレビゲーム機5000は、遊技者によって操作される操作部と、ゲームに関するデータを所定の記憶媒体(DVD等)から取得するデータ取得部と、取得したゲームに関するデータ(本発明を実現する電子データ)を記憶する記憶部と、記憶部に記憶したデータと操作部の操作とに基づいてゲームの制御を行う制御部を備えている。
さらには、同図(e)に示すように、本発明を実現する電子データを記憶したデータサーバ6000に適用してもよい。このデータサーバ6000からインターネット回線を介して同図(d)に示す家庭用テレビゲーム機5000に本発明を実現する電子データをダウンロードするような場合がある。
また、パチンコ機等の実機の動作を家庭用ゲーム機用として擬似的に実行するようなゲームプログラムにおいても、本発明を適用してゲームを実行することができる。その場合、ゲームプログラムを記録する記録媒体は、DVD−ROM、CD−ROM、FD(フレキシブルディスク)、その他任意の記録媒体を利用できる。
さらに、本発明は、遊技台としてパチンコ機およびスロットマシンを例にあげたが、これに限るものではなく、アレンジボール遊技機や、じゃん球遊技機、スマートボール等に適用してもよい。
また、本発明の実施の形態に記載された作用および効果は、本発明から生じる最も好適な作用および効果を列挙したに過ぎず、本発明による作用および効果は、本発明の実施の形態に記載されたものに限定されるものではない。なお、以上説明した、実施形態や実施例や変形例や各種の例や付記等の記載それぞれにのみ含まれている構成要件であっても、その構成要件を他の、実施形態や実施例や変形例や各種の例や付記等に適用してもよい。すなわち、適用させることを妨げる要因がない限りは、実施形態や実施例や変形例や各種の例や付記等の記載それぞれにのみ含まれている構成要件を他の、実施形態や実施例や変形例や各種の例や付記等に適用しても、一つのまとまりのある技術的思想として成り立つ。
また、上記で「〜場合がある」とは、「必ず〜する」、「必ず〜される」、あるいは「必ず〜になる」等に置き換えてもよく、上記で「○○可能」とは、「必ず○○する」に置き換えてもよい。
また、上述の、例えば、「第一の表示」や「第二の表示」などの「第×の××」という語句は可読性を向上させるために名づけたに過ぎず、「第×の××」は特別な意味を持つ用語でないことをここに付言する。