JP6748740B2 - ビーム・スイープ送信の受信を可能にするための方法及びデバイス - Google Patents

ビーム・スイープ送信の受信を可能にするための方法及びデバイス Download PDF

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Description

提案される技術は、総括して、ビーム・スイープ送信の受信を可能にする方法及びデバイスに関する。特に、これは、無線通信デバイスが省エネルギー動作モードを利用できるようにしつつ、同時にビーム・スイープ送信の信頼できる受信を保証する方法及びデバイスに関する。
5G/NXシステムのためのスペクトルは、一般的に、今日のセルラー・システムのためのスペクトルよりも高い周波数帯に、ミリ波領域にさえ割り当てられることが予想される。これらの高周波数で、伝搬条件は、減衰、貫通及び屈折の観点で、今日利用される低周波数ほど無線通信にとって好ましくない。これらの問題を克服するために、5G/NXシステムは、意図した受信機へ放射エネルギーをより効率的に向けるためにビーム・フォーミングに大きく依存することを想定される。これは、カバレッジ・エリアを増加しうる点で非常に有利であるが、乏しい伝搬条件を補償するのに十分に密にアクセス・ノードがデプロイされない限り、ビーム・フォーミングの依存によってアクセス・ノードがその意図されたカバレッジ・エリア全体に到達することが妨げられるため、問題を伴う。
上記の環境のせいで、信号を送信するアクセス・ノードは、単一の全方向性送信を使用して信号を送信し、カバレッジ・エリア全体を一緒にカバーする少数の連続したワイド・ビームを使用して又は場合によっては多数の連続したナロー・ビームを使用してそれを送信するかもしれない。一般的な場合に、連続して送信される複数のナロー・ビームが使用されることが想定され、これはビーム・スイープと称される。
間欠受信、DRX、は、無線通信デバイスが、ほとんどの時間、低電力スリープ・モードに留まることによってエネルギーを節約し、トラッキング・エリア情報を伝達する信号のような所定の信号を受信し、ページング機会を監視し、測定を実行するためだけにウェイク・アップすることを可能にする取りうる方法である。
可能な限り短いウェイク期間を有することが、DRXを効率的にし、エネルギー消費を低くするために不可欠である。例えばトラッキング・エリア情報の受信の文脈において、信号が送信される機会が十分に規定されているならば、短いウェイク期間が実現されうる。しかし、ビーム・スイープを使用してこの情報が送信される場合に、無線通信デバイスがビーム・スイープ内のどのビームを受信できるかが不明であるので、信号を受信する時刻は本質的に曖昧に規定される。結果として、信号送信/受信機会は、ビーム・スイープ持続時間全体をカバーする長時間のウィンドウに拡張される。よって、ビーム・スイープの必要性のせいで、DRXを使用する場合のウェイク期間は、単一送信の受信に必要なものよりもはるかに長くなる。これは、場合によってはDRXの性能を大きく低下させ、エネルギー消費を著しく増加させるかもしれず、例えばセンサ・デバイスのような多くのMTCデバイスのようなエネルギー貧弱デバイスにとって特に好ましくない。
提案される技術は、ビーム・スイープ送信と、受信するかもしれないデバイスのエネルギー貧弱との相互の問題への対策を提供することを目指す。特に、これは、無線通信デバイスがエネルギー、又は電力を節約でき、これと同時にビーム・スイープ送信を使用してデバイスへ送信された情報を受信できるメカニズムを提供することを目指す。
ビーム・スイープ送信中に送信された情報を無線通信デバイスが受信できるようにする方法及びデバイスを提供することが目的である。ビーム・スイープ送信を使用して送信された情報のエネルギー効率的な受信を無線通信デバイスが実行できるようにする方法及びデバイスを提供することが別の目的である。
第1側面によれば、ビーム・スイープ送信の受信を可能にするために無線通信デバイスによって実行される方法が提供される。本方法は、自身が静止している又は実質的に静止しているかどうかを無線通信デバイスが判定できるようにする情報を取得することを有する。本方法はまた、ビーム・スイープ送信についての開始時刻に関する情報を含む構成情報を獲得することを有する。本方法はまた、取得された情報及び獲得された構成情報に少なくとも部分的に基づいてビーム・スイープ送信の受信を開始する時刻を決定することを有し、これによって、無線通信デバイスが、決定された時刻まで第1活動状態になるかこれに留まることを可能にする。本方法はまた、決定された時刻に第2活動状態になることによって、無線通信デバイスがビーム・スイープを受信可能になることを有する。
第2側面によれば、ビーム・スイープ送信で無線ネットワーク・ノードから送信された情報を無線通信デバイスが受信できるようにするために無線ネットワーク・ノードによって実行される送信方法が提供され、無線デバイスは、アイドル状態と、休止状態と、省エネルギー状態と、非受信状態と、のうちの少なくとも1つである。本方法は、無線通信デバイスへ構成情報を送信することを有し、構成情報は、ビーム・スイープ送信についての少なくとも開始時刻を含む。本方法は、送信された開始時刻に、ビーム・スイープ送信で無線通信デバイスによって受信される情報を送信することを有する。
第3側面によれば、ビーム・スイープ送信中に送信された情報を受信するように構成された無線通信デバイスが提供される。無線通信デバイスは、自身が静止している又は実質的に静止しているかどうかを無線通信デバイスが判定できるようにする情報を取得するように構成される。無線通信デバイスはまた、ビーム・スイープ送信についての開始時刻に関する情報を含む構成情報を獲得するように構成される。無線通信デバイスはまた、取得された情報及び獲得された構成情報に少なくとも部分的に基づいてビーム・スイープ送信の受信を開始する時刻を決定するように構成され、これによって、無線通信デバイスが、決定された時刻まで第1活動状態になるか又はこれに留まることが可能になる。無線通信デバイスは、決定された時刻に、無線通信デバイスがビーム・スイープを受信可能である第2活動状態になるように構成される。
第4側面によれば、ビーム・スイープ送信で無線ネットワーク・ノードから送信された情報を無線通信デバイスが受信できるようにする構成情報を送信するように構成された無線ネットワーク・ノードが提供される。無線デバイスは、アイドル状態と、休止状態と、省エネルギー状態と、非受信状態と、のうちの少なくとも1つである。無線ネットワーク・ノードは、無線通信デバイスへ構成情報を送信するように構成され、構成情報は、ビーム・スイープ送信についての少なくとも開始時刻を含む。無線ネットワーク・ノードはまた、送信された開始時刻に、ビーム・スイープ送信で無線通信デバイスによって受信される情報を送信するように構成される。
第5側面によれば、少なくとも1つのプロセッサによって実行された場合に、ビーム・スイープ送信の受信を制御するコンピュータ・プログラムが提供され、コンピュータ・プログラムは、少なくとも1つのプロセッサに、
・無線通信デバイスが静止している又は実質的に静止しているかどうかを判定するための情報を読み出すことと、
・ビーム・スイープ送信についての開始時刻に関する情報を含む構成情報を読み出すことと、
・無線通信デバイスが静止している又は実質的に静止しているかどうかを判定するための情報と、獲得された構成情報と、に少なくとも部分的に基づいて、ビーム・スイープ送信の受信を開始する時刻を決定することと、
・−決定された時刻に、ビーム・スイープ送信の受信を開始することと、を行わせる命令を含む。
第6側面によれば、ビーム・スイープ送信の受信を制御するための装置が提供される。装置は、無線通信デバイスが静止している又は実質的に静止しているかどうかを判定するための情報を読み出すための読み出しモジュールを備える。装置はまた、ビーム・スイープ送信についての開始時刻に関する情報を含む構成情報を読み出すための読み出しモジュールを備える。装置はまた、無線通信デバイスが静止している又は実質的に静止しているかどうかを判定するための情報と、獲得された構成情報と、に少なくとも部分的に基づいて、ビーム・スイープ送信の受信を開始する時刻を決定するための処理モジュールを備える。装置はまた、決定された時刻に、ビーム・スイープ送信の受信を開始するための開始モジュールを備える。
提案される技術の実施形態は、ビーム・スイープ送信で送信された情報を受信するための確実で信頼できる動作モードを有することを可能にする。同時に、提案される技術は、受信が予想されない時間内のエネルギーを無線通信デバイスが節約できるようにするメカニズムを提供する。提案される技術は、多かれ少なかれ静止している無線通信デバイスが数十から1つに至るまで監視する必要があるビーム送信期間の数を低減する。提案される技術は、特に、静止しているだろう5G/NXデバイスの予想される大部分が、例えばロング・ターム・エボリューション・システムのトラッキング・エリア・コード、TAC、のような位置/エリア関連信号の受信のためにアウェイクに留まる時間を低減できるようにし、それによってDRXモードの効率を向上し、無線通信デバイスのエネルギー効率を実質的に向上する。静止している5G/NX UEの大部分を例えばセンサ・デバイスのようなエネルギー貧弱MTCデバイスが代表することが予想されるので、実質的に静止しているデバイスのエネルギーを節約することは、特に有用な用途である。
他の利点は詳細な説明を読んだ場合に理解されるだろう。
添付の図面とともに以下の説明を参照することによって、実施形態が、その更なる目的及び利点とともに、最良に理解されうる。
提案される技術に従う無線通信デバイスによって実行される特定の方法を説明する概略フロー図である。 提案される技術に従う無線ネットワーク・ノードによって実行される特定の方法を説明する概略フロー図である。 提案される技術に従う無線通信デバイスのプロセッサ‐メモリ実装を説明する概略ブロック図である。 提案される技術に従う無線通信デバイス又は無線ネットワーク・ノードのプロセッサ‐メモリ実装を説明するブロック図であり、ブロック図は対応する通信回路も説明する。 提案される技術の実施形態のコンピュータ・プログラム実装である。 提案される技術に従う機能モジュールを備える装置を説明する図である。 提案される技術の特定の実施形態に従う無線通信デバイスと無線ネットワーク・ノードとの間の連携を説明するシグナリング図である。
図面を通じて、同様の又は対応する要素のために同一の参照符号が使用される。
提案される技術のよりよい理解のために、簡潔なシステム概要及び技術的問題の分析から始めるのが有用でありうる。
5G無線通信ネットワークにおいて、キャリア周波数が非常に高いことが予想される。これらの高キャリア周波数で、著しい伝搬損失が生じるだろう。
自由伝搬損失は、例えば拡散、貫通及び屈折に起因して増加するだろう。伝搬損失の問題に対抗する特定の方法は、ビーム・フォーミングを使用することである。ビーム・フォーミングにおいて、受信デバイスにおいて受信信号エネルギーを増加させるために、特定の方向に信号が送信される。ビーム・フォーミングを使用する送信において、無線デバイスは、相異なる方向、すなわちビーム方向に送信される信号を生成する。送信デバイスは、これらの信号を複数の取りうるビーム方向に送信し、特定の数はデバイスの能力に依存する。送信デバイスは、特に、デプロイメント/カバレッジ・シナリオに依存して、全方向性送信、ワイド・ビームのショート・スイープ又はナロー・ビームのロング・スイープ又はこれらの間の何かを使用して信号を送信してもよい。受信デバイスは、送信された信号を検出することを目指す。受信デバイスは、ビーム・スイーピングを使用して送信された信号を受信する明示的な時刻を知らず、受信デバイスが受信可能なビーム・スイープ内のビークがどれかが知られていないので、受信デバイスは、送信された信号を確実に受信できるようにするために、ビーム・スイープ・ウィンドウの多くの部分又は場合によっては持続時間全体を受信モードである必要があるだろう。この結果として、無線通信デバイスは、単一送信の受信に必要なものと比較してはるかに長い期間を、アウェイク、すなわち受信モードでいる必要がある。これは、次いで、省エネルギー・モード又は状態になることによってエネルギーを節約する可能性がある受信デバイスに悪影響を与える。ビーム・スイープ送信ウィンドウ中に省エネルギー・モードになったならば、関連情報が受信されないリスクがある。提案される技術は、受信デバイスが安全に省エネルギー・モード、例えば非受信モード又は非受信状態になり、又はこれに留まりうるものの、同時にビーム・スイープ中に送信される関連情報を確実に受信しうるためのメカニズムを提供することを目指す。よって、方法は、ビーム・スイープの大半の間に無線通信デバイスが省エネルギー低活動状態又はモードになるかこれに留まり、ビーム・スイープ内の信号の受信のための時刻が近づいた場合にだけウェイク・アップする又は高活動状態又は受信モードになり、そして信号の受信後に低活動状態に戻りうることを可能にする。
提案される技術に従う方法によって、言及された特徴が取得されることを保証する特定のメカニズムが提供される。図1は、方法の例を説明する概略フロー図である。特に、ビーム・スイープ送信の受信を可能にするための無線通信デバイス100によって実行される方法が開示される。ビーム・スイープは、意図されたカバレッジ・エリア全体に広がるようにわずかに異なる方向に送信される、連続して送信される一連の複数のナロー・ビームである。ビーム・スイープ送信は、ビーム・スイープを使用した情報信号の送信であり、これにおいて無線デバイスはビーム・スイープの1つ以上のビームを通じて信号を受信している。ビーム・スイープ送信の受信を可能にするために無線通信デバイス100によって実行される方法は、自身が静止している又は実質的に静止しているかどうかを無線通信デバイス100が判定できるようにする情報を取得することS1を有する。方法はまた、ビーム・スイープ送信についての開始時刻に関する情報を含む構成情報を獲得することS2を有する。方法はまた、取得された情報及び獲得された構成情報に少なくとも部分的に基づいてビーム・スイープ送信の受信を開始する時刻を決定することS3を有し、これによって、無線通信デバイスが、決定された時刻まで第1活動状態になるかこれに留まることを可能にする。方法はまた、決定された時刻に、無線通信デバイスがビーム・スイープを受信可能になる第2活動状態になることS4を有する。よって、無線デバイスは、決定された時刻に、第1活動状態から第2活動状態へ切り替わる。方法はさらに、送信されたビーム・スイープの受信後、すなわちビーム・スイープで送信された信号の受信後、第1活動状態へ戻ることS5を有してもよい。
提案される方法は、ビーム・スイープ送信の受信を開始する時刻を無線通信デバイスが決定できるようにするメカニズムを提供する。このような時刻が決定されうるという事実は、無線デバイスが相異なる活動状態間で切り替わることを可能にする。これはついで、受信が予想されない期間中に、デバイスがスリープ、すなわち低エネルギー消費状態になってもよいことを保証する。決定された時刻に、デバイスはウェイク・アップし、デバイスがビーム・スイープ送信を受信可能な第2活動状態になってもよく、そして受信後に第1低エネルギー消費活動状態に戻る、すなわち再びなってもよい。したがって、提案される技術は、高い省エネルギー動作を可能にする。
受信を開始する時刻は、ビーム・スイープ送信についての開始時刻を含む構成情報と、無線通信デバイスが静止している又はわずかな移動にさらされる、すなわち実質的に静止しているかどうかの情報と、に少なくとも基づいて決定される。構成情報と、自身が静止しているか又は実質的に静止しているかどうかを無線通信デバイスが判定できるようにする情報は、任意の順番でデバイスによって取得されうる。方法の特定の実施形態に従って、構成情報は、ビーム・スイープ送信ノード、又はネットワーク内のビーム・スイープ送信のスケジュールを制御又は監視しうるネットワーク内の何らかの他のノードから送信された情報から獲得S2又は取得されうる。無線通信デバイスはまた、構成情報で事前に構成されてもよく、それによって、デバイスは、それを自身の構成設定から獲得でき、これは例えば周期的ビーム・スイープ送信が実行される場合であってもよく、連続したビーム・スイープ送信は、ほぼ同時に始まり、ほぼ同じビーム・スイープ方向を使用する。
自身が静止しているか又は実質的に静止しているかどうかを無線通信デバイスが判定できるようにする情報は、後述される多くの方法で取得されうるS1。特に、自身が静止しているかどうかを判定するために、方法が、先に受信されたビーム・スイープ送信に関する情報をどのように収集及び利用しうるかを説明する所定の実施形態が記載される。
提案される方法はまた、ビーム・スイープ送信の受信を開始する時刻を決定するステップS3を有する。方法は、所定の実施形態において、自身が静止しているか又はほとんど静止しているかどうかを判定することによって開始してもよい。無線通信が実質的に又はほとんど静止している場合ならば、方法は進行してもよく、構成情報で獲得された開始時刻、又は獲得された開始時刻からの何らかの時間オフセットを使用して時刻を決定するS3。無線デバイスが静止している又は実質的に静止していると判定されないならば、ビーム・スイープ送信の獲得された開始時刻となるように時刻が決定されるS3。これの所定の例が以下のセクションで記載される。受信時刻を決定するS3と、無線通信デバイスは、受信が可能である第2活動状態になることによって受信を開始する時刻まで、第1活動状態になるか又はこれに留まってもよい。第1活動状態は、好適には、アイドル状態又はモード、休止状態又はモード、又は非受信状態又はモードのような低エネルギー消費状態であってもよい。第2活動状態は、典型的に、第1状態よりも高いエネルギー消費状態であり、ビーム・スイープで送信された信号の受信が可能な受信状態である。
したがって、提案される技術の特定の実施形態は、第1活動状態がアイドル状態と、休止状態と、省エネルギー状態と、非受信状態とのうちの少なくとも1つであり、第2活動状態が受信状態である方法を提供する。この実施形態に従って、無線通信デバイスは、ビーム・スイープ送信の受信を開始する時刻を決定するS3。オプションとして、これは、無線通信デバイスが受信状態である場合、又は同等に、受信モードの場合に行われてもよいが、それは非受信状態であってもよい。デバイスの静止に関する取得された情報と獲得された構成情報とを利用することによって、ビーム・スイープ送信の開始時刻のような特定の時刻を決定した後に、無線通信デバイスは、低減されたエネルギー消費を有する第1活動状態になるか又はこれに留まってもよい。デバイスは、受信を開始する時刻に近づくまで、この省エネルギー状態又はモードに留まってもよい。このとき、無線通信デバイスは、ビーム・スイープ送信の受信が可能である第2活動状態になる。ビーム・スイープ送信の受信後、無線通信デバイスは第1活動状態に戻ってもよく、周期的又は非周期的な第2又は更なるビーム・スイープについての新たな時刻が決定されるまでこの状態に留まってもよい。この実施形態は、低エネルギー消費状態と高エネルギー消費状態との間で切り替わることによって無線通信デバイスのエネルギー消費を低減しつつ、同時に情報が確実に受信されることを保証する特に効率的な方法を提供する。
提案される別の特定の実施形態は、構成情報を含むメッセージを受信することによって構成情報を獲得することS2を有する方法を提供する。例えば、メッセージは、ビーム・スイープ送信のための周波数のよりも低い何らかの周波数で送信された信号によって送信されうる。例として、獲得された情報は、ビーム・スイープ送信を送信する無線ネットワーク・ノードから送信されたメッセージ内で受信されうる。構成情報は、ビーム・スイープ送信についての開始時刻に関する情報を含みうる。構成情報はまた、ビーム・スイープに使用されるビームのシーケンスに関する情報、又はビーム・スイープ送信内のビームがデバイスに到達する時刻、すなわちビーム・スイープ送信で送信された信号及び情報をデバイスが受信できる時刻を無線通信デバイスが決定することを助ける他の情報を含みうる。
提案される技術のさらに別の実施形態は、無線通信デバイスが非静止又は移動と比較して静止している又は実質的に静止していると判定されたならば、ビーム・スイープ送信の受信を開始する時刻を決定するステップS3が異なるように実行される方法に関する。無線デバイスが静止している又は実質的に静止していると判定されないならば、構成情報で獲得されるようなビーム・スイープ送信の開始時刻となるように時刻が決定されるS3。デバイスが静止している又は実質的に静止していると判定されるS1ならば、構成情報で獲得されるようなビーム・スイープ送信の開始時刻、例えばビーム・スイープ送信内の第1ビームのうちの1つによって無線通信デバイスが到達される時刻か、ビーム・スイープ送信の開始時刻後に生じる後の時刻となるように時刻が決定されるS3。そして、後の時刻は、ビーム・スイープ送信内のビームのシーケンスに関する知識、ノード及び無線デバイス自体の位置に関する知識、又はビーム・スイープ送信内のビームが無線通信デバイスに到達する時刻を無線デバイスが決定できるようにする情報に従って、又は同じネットワーク・ノードからの先のビーム・スイープ送信内のビームの受信時刻とビーム・スイープ送信の開始時刻との間の時間オフセットを計算することによって決定されてもよいS3。無線通信デバイスは、ビーム・スイープ送信全体を監視し、ビーム・スイープ送信内のビームの受信時刻を登録又は記録し、そしてビーム・スイープ開始時刻とビーム受信時刻との間の時間オフセットを計算し、時間オフセットに基づいて受信時刻を決定するS3ことによって、ビーム・スイープ送信内のビームの受信の時刻を決定してもよいS3。オプションとして、無線デバイスは、例えば先のビーム・スイープ送信からタイミング・オフセットに関して既に取得した情報を使用し、ビーム・スイープ送信の受信についての開始時刻を決定するS3ための情報を使用する。
方法はまた、決定された時刻に、無線通信デバイスがビーム・スイープを受信可能である第2活動状態になることS4を有する。無線通信デバイスは、決定された時刻に、又はわずかに前に、第2活動状態になってもよい。例えば、ビーム・スイープ内のビームの受信について決定された時刻の前にガード期間又は同様のものになってもよく、無線通信デバイスは、ガード期間の最初に第2活動状態になってもよい。ガード期間の持続時間は、例えば、ビーム・スイープ内のビームの特定の方向についての送信ウィンドウの分数となるように設定されうる。ガード間隔の特定の長さは、例えば、特定の方向についての送信ウィンドウの1/20から1/3に設定されてもよい。
提案される技術はまた、方法が、ビーム・スイープ送信の受信を開始する時刻を決定することS3を更に備え、ビーム・スイープ送信中に送信された情報の受信の時刻を登録することを更に備える実施形態を提供する。これは、好適には、無線通信デバイスが静止している又は実質的に静止していると判定されたならば行われうる。すなわち、ビーム・スイープ送信中に送信された情報を無線通信デバイスが実際に受信した受信の特定の時刻が登録される。受信の登録された時刻は、提案される技術を更に改良するための異なる実施形態で使用されてもよい。
提案された技術の取りうる実施形態に従って、ビーム・スイープ送信の受信を開始する時刻を決定するステップS3が、先のビーム・スイープ送信中に送信された情報の受信の時刻に基づく方法が提供される。すなわち、先に受信されたビーム・スイープ送信の受信時刻に関する知識が、第2活動状態になることS4によって受信を開始する時刻として使用される。
1つのこのような実施形態において、登録された時刻は、実際の受信時刻と獲得された時刻との間の差を見つけるために使用され、これは第2活動状態になることによって受信が開始される時刻を決定するステップを改良するために用いられうる。この目的のために、実施形態は、決定するステップがまた、受信時刻と獲得された開始時刻との間の時間オフセットの測定を取得するために、ビーム・スイープ送信について獲得された開始時刻に対して、登録された受信の時刻を比較することを備える方法を提供する。登録された時刻を利用する別の実施形態は、後続のビーム・スイープ送信の受信を開始する時刻が、先に受信されたビーム・スイープ送信の受信時刻と獲得された開始時刻との間の時間オフセットの測定に少なくとも部分的に基づいて決定される方法に関する。
高度に単純化された例として、受信を開始する時刻が、構成情報によって獲得された開始時刻と一致することをステップS3の無線通信デバイスが判定する場合を検討してもよい。決定された時間で受信モード又は受信状態、すなわち第2活動状態になるならば、及び登録された実際の受信時刻が後の時刻に生じるならば、受信を開始する時刻の決定を改良するために、時刻間の特定のオフセットが使用されてもよい。例えば特定のビーム・スイープ送信が時刻T0で開始し、T1、T2、T3などで繰り返されるという情報を構成情報が提供し、且つ情報がT0+t*で受信されたという情報を、登録された受信時刻が生み出すならば、時間オフセット測定は、t*となるように決定されうる。これは、将来の受信時刻決定の正確性を向上するために使用されうる。第2活動状態になるための次の決定される時刻は、例えばT1+1/2t*に設定されてもよい。この手法は、決定される時刻についてよりよい値を取得するために複数回繰り返されてもよい。複数の時間オフセット測定を取得するために処理を複数回実行すると、将来の受信に使用するための合理的な測定を取得するために時間オフセットを統計的に処理してもよい。特定の例は、決定されたすべての時間オフセットの平均値を使用することだろう。
登録された受信時刻が使用される更に別の実施形態に従って、情報を取得するステップS1が、時間オフセットの測定間の比較に基づいて自身が静止しているかどうかを無線通信デバイス100が判定できるようにするために少なくとも2つの異なる受信について時間オフセットの測定を取得することを含む方法が提供される。
すなわち、異なる受信中に取得された時間オフセットが異なるという情報は、無線通信デバイスが静止しているか否かを判定するために用いられてもよい。時間オフセットが多かれ少なかれ一致するという事実は、無線通信デバイスが静止していることの明確な指標を提供する一方で、実質的に異なるオフセットは、デバイスが事実上静止していないことの十分な指標を提供する。関連するビーム・スイープ送信が実際に受信される限り、通信デバイスが静止しているとみなされうることが留意されるべきである。したがって、無線通信デバイスは、時間オフセットがわずかな動きを補償するかぎり、わずかに動くことが可能であってもよい。
無線通信デバイスが静止しているかどうかを判定するための時間オフセットの使用の他に、提案される技術は、デバイスの静止を判定するための複数の異なる実現性を提供する。デバイスは、無線デバイスで取得された又はこれに利用可能な情報を評価することによって、静止している又は実質的に静止していると判定される。そして、デバイスは、連続したビーム・スイープについてのビーム・スイープの開始時刻に関連して実質的に同時に、ビーム・スイープの1つ又は少数のビームのようなビーム・スイープ送信を受信する。
特に、情報を取得するステップS1が、
・出力が実質的に一定であることをチェックすることによって自身が静止していることを無線通信デバイス100が判定できるようにするための、無線デバイスの位置に関する情報を提供するセンサ・デバイスからの出力に関する情報
・所定の期間中に自身がハンドオーバを受けたかどうかをチェックすることによって自身が静止していることを無線通信デバイス100が判定できるようにするための、無線通信デバイス100のハンドオーバに関する情報
・所定の期間中にチャネル特性が一定に留まったかどうかをチェックすることによって自身が静止していることを無線通信デバイス100が判定できるようにするための、分散又は遅延プロファイルのような所定のチャネル特性の推定に関する情報
・実質的にゼロであるドップラー拡散を推定が示すかどうかをチェックすることによって自身が静止していることを無線通信デバイス100が判定できるようにするための、ドップラー拡散の推定に関する情報
・所定の期間中に地理的位置が一定に留まったことの指標を情報が提供するかどうかをチェックすることによって自身が静止しているかどうかを無線通信デバイス100が判定できるようにする、UE‐内部GPS受信機によって提供される無線通信デバイス100の地理的位置に関する情報と、のうちの1つ以上の形式で情報を取得することを含む方法が提供される。
上記で列挙されたすべての情報源は、有利には、基本的に任意の組み合わせで組み合わされてもよい。どの情報源を使用するか及び要求される確実性の程度は、特定の実装に依存する。
提案される技術に従う方法は、ビーム・スイープ送信で受信される情報がシステム情報、ページング情報、又は第1活動状態にある場合に無線通信デバイスが監視する必要があるその他の情報を含む場合に使用するに適しうる。
提案されたものの特に有用な実施形態に従って、ビーム・スイープ送信中に受信された情報が、無線通信デバイス100がトラッキング・エリア更新を実行することを命令するトラッキング・エリア情報を含む方法が提供される。
提案される技術はまた、獲得された構成情報がまた、ビーム・スイープ送信に使用されるビームのシーケンスに関する情報を含む方法の実施形態を提供する。
提案される技術のさらに別の実施形態に従って、ビーム・スイープ送信が周期的ビーム・スイープ送信である方法が提供される。提案される技術のこの特定の実施形態は、送信無線ネットワーク・ノードが、事前に決定された/事前に構成された時刻に、ビームの同じシーケンスを使用して周期的ビーム・スイープ送信を実行するデプロイメントに対処する。すなわち、相異なる送信方向が常にスイープの同じ順序でカバーされる。このような例は、ノードがシステム情報、ページング情報、トラッキング・エリア情報、又は自身が低エネルギー又は非受信状態である場合でさえも無線通信デバイスが監視する必要がある任意の他の情報を送信中の場合である。この種類の情報は、典型的に、所定の周期性で、同様又は同一のビーム・スイープで送信される。よって、無線通信デバイスは、このような情報のビーム・スイープ送信についての開始時刻の周期的シリーズを取得してもよく、本発明の方法を使用することは、以前に知られた又は決定された時間オフセットに基づいて送信を受信する時刻を決定することが可能である。よって、無線通信デバイスは、ビーム・スイープ送信ウィンドウ全体を監視する場合よりも短い期間、ウェイク・アップ又は高エネルギー状態になることができてもよく、よって、自身のエネルギー消費を低減できる。
ビーム・スイープ送信が周期的ビーム・スイープ送信である場合の特に有利な実施形態は、獲得された構成情報が当該周期的ビーム・スイープ送信の周期性を更に含む方法によって提供される。情報は、複数の方法によって獲得されてもよく、無線通信デバイスは、ビーム・スイープ送信ノード又はネットワーク内の他の何らかの送信制御ノードから送信されたメッセージ内の情報を受信していてもよい。デバイスはまた、デバイスが周期性の責任を負うように自身の設定を制御できるようにする制御情報を提供されていてもよい。周期性に関する情報が使用される実施形態の特定の使用の例は、ビーム・スイープ送信の受信時刻がt+Tと決定されるS3場合に関し、tは先のビーム・スイープについての登録された受信の時刻を指し、Tは周期的ビーム・スイープ送信の周期を指す。よって、ビーム・スイープ送信の受信は、第2活動状態になることS4によって、t+Tに開始されてもよい。この実施形態はまた、上述のように、タイムオフセット及びガード間隔を考慮するように変更されてもよい。
周期的ビーム・スイープ送信の場合に、提案される技術はまた、取得された情報及び獲得された情報と、ビーム・スイープ送信の周期性とに基づいてビーム・スイープ送信の受信を開始する時刻のシーケンスを決定することS3を有する方法の取りうる実施形態を提供する。すなわち、周期的ビーム・スイープ送信が使用されるならば、方法が進行してもよく、無線通信デバイスがビーム・スイープ送信を受信可能である第2活動状態になることによって受信を開始する時刻のシーケンスを決定してもよい。方法は特に、取得された情報及び獲得された情報によって第1時刻を決定してもよく、ビーム送信についての開始時刻が反復パターンに従うので、第1時刻を決定すると、時刻のシーケンスが取得されてもよい。よって、時刻のシーケンスは、2つの連続しる送信間の周期及びオプションとして存在しうる時間オフセットを知ることによって取得されてもよい。これより多くが以下に説明される。
時刻のシーケンスが決定される実施形態は、例えば低エネルギー消費を伴う第1活動状態と、無線通信デバイスがビーム・スイープ送信を受信可能である第2活動状態との間を無線通信デバイスが自動的に切り替わることを可能にする方法を提供する。具体的であるが非限定的な例として、無線通信デバイスは、最初に第2活動状態であってもよく、又は少なくとも受信が可能な状態であってもよい。第2状態の場合に無線通信デバイスが情報を受信可能であるので、無線通信デバイスは、例えばビーム・スイープ送信ノードから送信された構成情報を獲得可能である。無線通信デバイスは、活動状態を遷移することによって受信を開始する第1時刻を決定するために自身が実質的に静止していることの知識とともにこの情報を使用してもよい。ビーム・スイープ送信の周期性に関する知識とともにこの特定の時刻の知識は、ビーム・スイープ送信の受信を開始する複数の時刻をデバイスが決定できるようにする。特定のシーケンスを決定すると、無線通信デバイスは、第1活動状態、例えば非受信状態のような低エネルギー消費状態になってもよい。決定された第1時刻が近づくと、無線通信デバイスは、受信が可能である第2活動状態になることによって受信を開始する。デバイスは情報を受信し、これを復号してもよく、同じものの中身が許容するならば、デバイスは、第1活動状態に戻ってもよく、シーケンス内の決定された次の時刻までそこに留まってもよい。この処理は、ビーム・スイープ送信又はデバイスの静止に関する構成が変更されるまで続いてもよい。
これを説明するために、ロング・ターム・エボリューション、LTE、ネットワークの場合を検討する。LTEで、トラッキングは、ネットワーク内の無線デバイス、例えばユーザ機器、UE、を見つけることをサポートする機能である。ネットワークは、トラッキング・エリア、TA、に分解される。ネットワークは、アイドル・モード、特定の低活動モードのUEを1つ以上のトラッキング・エリアに構成する。これにより、ネットワークは、所定の事前に規定された領域内のUEを見つけることができる。ネットワークによって提供されるリストにないトラッキング・エリアにUEが入った場合に、UEはトラッキング・エリア更新を実行する。この更新は、ネットワークがUE位置情報を更新することを支援し、必要な場合にネットワークがページングを通じてUEに連絡できるようにする。
トラッキング・エリアを示す方法はシステム情報を介するものである。LTEで、トラッキング・エリア・コード、TAC、は、システム情報ブロック・タイプ1、SIB1、に含まれ、これは各セル内で周期的に送信される。
アイドル・モードのUEは、トラッキング・エリア更新がいつ必要であるかを検出するために、TAC、すなわちSIB1を監視しなければならない。TACのようなトラッキング・エリア情報は、5Gネットワークでも確実に関連し、提案される技術は、ビーム・スイープ送信を使用してこのタイプの情報の送信及び受信を扱うために理想的に適する。
提案される技術が所定の用途でどのように使用されうるかの少数の例を以下に提供する。提供される例は、提案される技術の所定の側面を説明することを単に意図しており、制限とみなされるべきではない。
第1例で、提案される技術は、静止している無線通信デバイスの部分集合を対象とする。想定される5G/NXデバイスの大部分、例えば大量に配置されるセンサ・デバイスは静止していることが予想されるので、この部分集合を対象とするメカニズムは非常に有用であろう。さらに、例えばセンサの制限されたバッテリ電力に起因して、このようなデバイスでエネルギー保護は特に重要である。第1例はまた、以下でTRASと称されるトラッキング・エリア信号を介してビーム・スイープ送信がトラッキング・エリア情報を送信するシナリオを対象とする。
ビーム・スイープ送信によってTRASを送信するアクセス・ノードは、デプロイメント/カバレッジ・シナリオに依存して、全方向性送信、ワイド・ビームのショート・スイープ又はナロー・ビームのロング・スイープ又はこれらの間の何かを使用して実際にそれを送信してもよい。提案される技術は、アクセス・ノードが周期的TRAS送信、例えば、ショート・スイープ又はロング・スイープでの全方向性送信を、事前に決定された/事前に構成された時刻に常に開始し、ビームの同一のシーケンスを常に使用するデプロイメントに対処してもよい。すなわち、相異なる方向が常にスイープの同じ順序でカバーされる。休止モードのUEのような無線通信デバイスは、最大ビーム・スイープ時間とともに、この周期的送信開始時刻の知識で構成されてもよい。
提案される技術の特定の特徴は、静止しているUEが、上述の複数の取りうるメカニズムの任意のものを通じて自身の静止特性の知識を取得してもよく、それがTRASを受信した構成済みTRAS送信開始時刻の後の時間オフセットを記録してもよいことである。これらの検出、又は構成された送信開始時刻に関連する受信の実質的に同じ時刻を示すいくつかの反復される測定に基づいて、UEは、周期的TRASをいつ受信することが予想されるかを学習し、それに従って自身のウェイク・アップ時刻を遅らせてもよい。
提案される技術は、UEの静止特性、すなわち、長期間のデバイスの物理移動の欠如を利用してもよく、この特性に関する知識を取得するためにUEに依存する。さらに、特定の例に従って、休止状態のUEは、ウィンドウの開始時刻、そして場合によっては、単一のTRAS送信の受信の単一の機会ではなくTRAS受信のためのウィンドウの長さで構成される。上述のように、デプロイメント、すなわちカバレッジ・シナリオに依存して、TRASは、ワイド・ビームのスイープを使用して又はナロー・ビームのスイープを使用して、全方向性方式で送信されてもよい。周期的ビーム・スイープを有する特定の例に従って、送信アクセス・ノードは、同じ事前構成された時刻、すなわちシステム・クロックに従って複数のTRAS送信周期にオプションの固定オフセットを足したものに対応する時点に、ビーム・スイープ又は全方向性送信を常に開始すべきである。
UEが同じ時刻で構成されるという仮定の下で、UEは、全方向性送信、ワイド・ビームのスイープ又はナロー・ビームのスイープによって自身がカバーされるかどうかを事前に知る必要はないが、結論として、特定の機会だけではなく、事前構成された時刻で開始し、場合によってはクロック・ドリフトに対応する何らかのマージンを有し、取りうる最長のビーム・スイープに対応する期間後に終了する時間ウィンドウ中にUEがTRSを受信するように準備されていなければならない。しかし、UEがTRASを受信するとすぐに、それはスリープに戻ってもよい。提案される技術に従って、アクセス・ノード、すなわちビーム・スイープ送信を実行する無線ネットワーク・ノードは、自身のTRASビーム・スイープ送信内のビームの同じシーケンスを常に使用する。すなわち、相異なる方向が常に同じ順序でカバーされる。このような特定の場合に、自身が静止していることを知っているUEは、自身の受信を最適化するため、すなわち受信状態になる期間を最適化するために当該知識を使用してもよい。結果として、UEはまた、自身のスリープ時間を増加してもよく、すなわち省エネルギー非受信モード又は状態である時間を増加してもよい。
静止しているUEは、スイープ内の所定のビーム方向に対応するTRAS観察ウィンドウの開始後の所定の時刻にTRASを常に受信することに気付きうる。これが学習されると、UEは、それに従ってウェイク・アップ時刻を適応でき、よってTRASを待つためにアウェイクに留まる必要がある時間を低減しうる。この原理/メカニズムを使用して、UEは、自身がアウェイクに留まる時間を場合によっては小さな比率に低減でき、それによってDRXの効率が向上し、かなりの量のエネルギーを節約する。
TRAS送信期間及び時間ウィンドウ又はTRAS送信のための時間ウィンドウの開始の観点のUEの構成は、UEが休止モード、すなわち低活動モードに切り替わる場合に行われうる。これに代えて、UEは、RRCコネクションの確立の直後又はこれと同時に、すなわちUEがアクティブ・モードになった場合に又はUEがアクティブ・モードである任意の時刻に構成されうる。さらに別の代替は、UEがシステム情報を通じてこの構成情報を受信することであってもよい。
物理的に静的な無線通信デバイスの例を使用して、提案される方法が記載されてきた。この無線通信デバイスは、例えば固定位置にあるセンサ・デバイスであってもよい。本発明の原理はまた、一時的に静的である無線通信デバイス、例えばテーブルに置かれたスマートフォンに適用されてもよい。静的局面後に無線通信デバイスが移動されると、それは、例えばTRASが後の時点で検出されるので、又は以前の最適なビーム・タイミングに従ってUEがぎりぎりにウェイク・アップした場合にTRASが検出されないので、動きを検出してもよい。これに代えて、上記の他の基準のいずれかにおける変化が、無線通信デバイスが静止していることの仮定がもはや成り立たないことを指標として使用されてもよい。このような場合に、無線通信デバイスは、標準的なTRAS受信行為に戻り、観察ウィンドウ全体の間にTRAS検出を試みてもよい。
ビーム・スイープ送信の受信を無線通信デバイスが実行できるようにするために無線通信デバイスによって実行される方法が記載されてきたが、無線ネットワーク・ノードによって実行される相補的な方法を以下に記載する。本願に従う無線ネットワーク・ノードは、アクセス・ノードであってもよいことが留意されるべきである。
無線ネットワーク・ノードによって実行される相補的な方法は、無線ネットワーク・ノードが無線通信デバイスに、来るビーム・スイープ送信の詳細に関して通知する実施形態に特に関連する。すなわち、無線ネットワーク・ノードは、ビーム・スイープ送信を受信可能な活動状態になることによって受信を開始する時刻を少なくとも部分的に決定するために無線通信デバイスが使用できる構成情報を無線通信デバイスに提供する。連携を説明するシグナリング図が図7によって与えられる。
無線ネットワーク・ノードによって実行される方法が図2に説明される。より詳細に、ビーム・スイープ送信で無線ネットワーク・ノード200から送信された情報を無線通信デバイス100が受信できるようにするために無線ネットワーク・ノード200によって実行される方法が説明され、無線通信デバイス100は、アイドル状態と、休止状態と、省エネルギー状態と、非受信状態と、のうちの少なくとも1つである。本方法は、無線通信デバイスへ構成情報を送信することS10を有し、構成情報は、ビーム・スイープ送信についての少なくとも開始時刻を含む。本方法は、送信された開始時刻に、ビーム・スイープ送信で無線通信デバイス100によって受信される情報を送信することS20を有する。
本方法の特定の実施形態に従って、ビーム・スイープ送信は、周期的ビーム・スイープ送信である。
提案される技術の別の取りうる実施形態によれば、送信されるS10構成情報がまた、ビーム・スイープ送信に使用されるビームのシーケンスに関する情報を含み、無線デバイスによって受信される送信されるS20情報が、ビームのシーケンスを有する周期的ビーム・スイープ送信で送信される方法が提供される。
無線通信デバイス及び無線ネットワーク・ノードによって実行される方法の相補的な側面は、情報の安全な受信を保証しつつ、無線通信デバイスがエネルギーを節約できるようにする有用なボーナスを表示する特に効率的な方法を提供する。
提案される技術に従う方法の様々な実施形態が記載されてきたが、以下に、様々な方法を実装するのに適した個別のデバイス装置及びコンピュータ・プログラムが記載される。方法に関連するすべての利点は、デバイス、装置及びコンピュータ・プログラムに変換され、繰り返されない。
提案される技術によれば、ビーム・スイープ送信中に送信された情報を受信するように構成された無線通信デバイス100が提供される。無線通信デバイス100は、自身が静止している又は実質的に静止しているかどうかを無線通信デバイス100が判定できるようにする情報を取得するように構成される。無線通信デバイス100はまた、ビーム・スイープ送信についての開始時刻に関する情報を含む構成情報を獲得するように構成される。無線通信デバイス100はまた、取得された情報及び獲得された構成情報に少なくとも部分的に基づいてビーム・スイープ送信の受信を開始する時刻を決定するように構成され、これによって、無線通信デバイスが、決定された時刻まで第1活動状態になるか又はこれに留まることが可能になる。無線通信デバイス100は、決定された時刻に、無線通信デバイスがビーム・スイープを受信可能である第2活動状態になるように構成される。オプションとして、無線通信デバイスは、ビーム・スイープの受信後に、第1活動状態に戻るように構成されてもよく、第2又は更なる周期的ビーム・スイープについての新たな時刻が決定されるまで、第1活動状態に留まってもよい。
例として、無線通信デバイスの取りうる実施形態において、第1活動状態は、アイドル状態と、休止状態と、省エネルギー状態と、非受信状態とのうちの少なくとも1つであり、第2活動状態は受信状態である。第1活動状態は、典型的に、典型的に多くのエネルギーを消費する高活動状態である第2活動状態よりも低いエネルギーを消費する低活動状態である。
別の取りうる実施形態は、構成情報を含むメッセージを受信することによって、構成情報を獲得するように構成される無線通信デバイス100を提供する。
提案される技術の効率的な実施形態は、ビーム・スイープ送信を送信する無線ネットワーク・ノード200から送信されたメッセージ内で構成情報を獲得するように構成される無線通信デバイス100を提供する。
無線通信デバイスの更に別の実施形態は、無線通信デバイスが静止している又は実質的に静止していると判定されたならば、ビーム・スイープ送信の受信を開始する時刻を決定するように構成される無線通信デバイスを提供する。
提案された技術に従う無線通信デバイスの取りうる実施形態は、先のビーム・スイープ送信中に送信された情報の受信の時刻に基づいて、ビーム・スイープ送信の受信を開始する時刻を決定するように構成される無線通信デバイス100に関する。
提案される技術の有利な実施形態は、無線通信デバイスが静止している又は実質的に静止していると判定されたならば、ビーム・スイープ送信中に送信された情報の受信の時刻を登録するように更に構成される無線通信デバイス100を提供する。提案される技術の有利な実施形態の特定のバージョンは、受信時刻と獲得された開始時刻との間の時間オフセットの測定を取得するために、ビーム・スイープ送信についての獲得された開始時刻に対して、登録された受信の時刻を比較するように更に構成される無線通信デバイス100を提供する。
提案される技術の有利な実施形態の別の特定のバージョンは、先に受信されたビーム・スイープ送信の受信時刻と獲得された開始時刻との間の時間オフセットに少なくとも部分的に基づいて、後続のビーム・スイープ送信の受信を開始する時刻を決定するように更に構成される無線通信デバイス100を提供する。
提案される技術の有利な実施形態のさらに別のバージョンは、時間オフセットの測定間の比較に基づいて自身が静止しているかどうかを無線通信デバイス100が判定できるようにするために少なくとも2つの異なる受信について時間オフセットの測定を取得することによって、情報を取得するように構成される無線通信デバイス100を提供する。
提案される技術の特定の実施形態は、
・出力が実質的に一定であることをチェックすることによって自身が静止していることを無線通信デバイス100が判定できるようにするための、無線デバイスの位置に関する情報を提供するセンサ・デバイスからの出力に関する情報と、
・所定の期間中に自身がハンドオーバを受けたかどうかをチェックすることによって自身が静止していることを無線通信デバイス100が判定できるようにするための、無線通信デバイス100のハンドオーバに関する情報と、
・所定の期間中にこれらのチャネル特性が一定に留まったかどうかをチェックすることによって自身が静止していることを無線通信デバイス100が判定できるようにするための、分散又は遅延プロファイルのような所定のチャネル特性の推定に関する情報と、
・実質的にゼロであるドップラー拡散を推定が示すかどうかをチェックすることによって自身が静止していることを無線通信デバイス100が判定できるようにするための、ドップラー拡散の推定に関する情報と、
・所定の期間中に地理的位置が一定に留まったことの指標を情報が提供するかどうかをチェックすることによって自身が静止しているかどうかを無線通信デバイス100が判定できるようにする、UE‐内部のGPS受信機によって提供される無線通信デバイス100の地理的位置に関する情報と、のうちの1つ以上の形式で情報を取得するように構成される無線通信デバイス100を提供する。
提案される技術に従う特定の実施形態は、ビーム・スイープ送信で受信される情報が、システム情報と、ページングと、又は第1活動状態にある場合に無線通信デバイスが監視する必要があるその他の情報と、を含む無線通信デバイス100を提供する。
提案される技術の取りうる実施形態は、ビーム・スイープ送信中に送信された情報が、無線通信デバイス100がトラッキング・エリア更新を実行することを命令するトラッキング・エリア情報を含む無線通信デバイス100を提供する。
提案される技術の更に別の取りうる実施形態は、獲得された構成情報がまた、ビーム・スイープ送信に使用されるビームのシーケンスに関する情報を含む無線通信デバイス100を提供する。
提案される技術のさらに別の実施形態に従って、ビーム・スイープ送信が周期的ビーム・スイープ送信である無線通信100が提供される。
関連する実施形態は、当該周期的ビーム・スイープ送信の周期性を含む構成情報を獲得するように構成される無線通信デバイスに関する。
提案される技術の取りうる実施形態は、取得された情報及び獲得された情報と、ビーム・スイープ送信の周期性とに基づいて受信を開始する時刻のシーケンスを決定するように更に構成される無線通信デバイス100を提供する。
図3は、提案される技術に従う無線通信デバイス100の特定のバージョンを説明する概略ブロック図を提供する。無線通信デバイス100は、プロセッサ120及びメモリ130を備え、メモリ130は、プロセッサ110によって実行可能な命令を含み、プロセッサ120は、ビーム・スイープ送信中に送信された情報の受信を制御するように動作する。
図4は、通信回路110も備える無線通信デバイス100を開示する。デバイス100はまた、通信回路110を含んでもよい。通信回路110は、ネットワーク内の他のデバイス及び/又はネットワーク・ノードとの有線及び/又は無線通信のための機能を含んでもよい。特定の例で、通信回路110は、情報の送信及び/又は受信を含む、1つ以上の他のノードとの通信のための無線回路に基づいてもよい。通信回路110は、プロセッサ120及び/又はメモリ130と相互接続されてもよい。例として、通信回路130は、受信機と、送信機と、送受信機と、入出力(I/O)回路と、入力ポート(群)と、及び/又は出力ポート(群)とのうちの何れかを含んでもよい。
本書で使用されるように、“無線通信デバイス”、“局”、“ユーザ機器(UE)”及び“端末”との非限定的な用語は、モバイル電話、セルラー電話、無線通信能力を備える携帯情報端末(PDA)、スマートフォン、内部又は外部のモバイル・ブロードバンド・モデムを備えるラップトップ又はパーソナル・コンピュータ(PC)、無線通信能力を有するタブレット、対象デバイス、デバイス・ツー・デバイスUE,マシン・タイプUEすなわちマシン・ツー・マシン通信可能なUE、顧客機器(CPE)、ラップトップ内蔵機器(LEE)、ラップトップ搭載機器(LME)、USBドングル、ポータブル電子無線通信デバイス、無線通信能力を備えるセンサ・デバイスなどを指してもよい。特に、“無線通信デバイス”との用語は、無線通信システム内のネットワーク・ノードと通信し、及び/又は場合によっては別の無線通信デバイスと直接通信する任意のタイプの無線デバイスを含む非限定的な用語として解釈されるべきである。言い換えると、無線通信デバイスは、通信の任意の関連する規格に従う無線通信のための回路を備える任意のデバイスであってもよい。
提案される技術はまた、ビーム・スイープ送信で無線ネットワーク・ノードから送信された情報を無線通信デバイス100が受信できるようにする構成情報を送信するように構成されたネットワーク・ノード200を提供し、無線デバイス(100)は、アイドル状態と、休止状態と、省エネルギー状態と、非受信状態と、のうちの少なくとも1つである。無線ネットワーク・ノード200は、無線通信デバイス100へ構成情報を送信するように構成され、構成情報は、ビーム・スイープ送信についての少なくとも開始時刻を含む。無線ネットワーク・ノード200はまた、送信された開始時刻に、ビーム・スイープ送信で無線通信デバイス100によって受信される情報を送信するように構成される。
提案される実施形態に従う無線ネットワーク・ノード200の特定の実施形態は、ビーム・スイープ送信が周期的ビーム・スイープ送信である無線ネットワーク・ノードを提供する。
提案される技術の別の取りうる実施形態は、無線ネットワーク・ノード200が、ビーム・スイープ送信に使用されるビームのシーケンスに関する情報も含む構成情報を送信するように構成され、無線ネットワーク・ノードが、ビームのシーケンスを有するビーム・スイープ送信で無線通信デバイス100によって受信される情報を送信するように更に構成される無線ネットワーク・ノード200を提供する。
図4は、提案される技術に従う無線ネットワーク・ノード200を説明するブロック図を提供する。無線ネットワーク・ノード200は、通信回路210、プロセッサ220及びメモリ230を備え、メモリ230は、プロセッサ110によって実行可能な命令を含み、プロセッサ220は、ビーム・スイープ送信中に送信された情報を無線通信デバイス100が受信できるようにする構成情報の送信を開始するように動作する。無線ネットワーク・ノードはまた、通信回路210を含んでもよい。通信回路210は、ネットワーク内の他のデバイス及び/又はネットワーク・ノードとの有線及び/又は無線通信のための機能を含んでもよい。特定の例で、通信回路210は、情報の送信及び/又は受信を含む、1つ以上の他のノードとの通信のための無線回路に基づいてもよい。通信回路210は、プロセッサ220及び/又はメモリ230と相互接続されてもよい。例として、通信回路210は、受信機と、送信機と、送受信機と、入出力(I/O)回路と、入力ポート(群)と、及び/又は出力ポート(群)とのうちの何れかを含んでもよい。
本書に記載される方法及び構成は、様々な方法で実装され、組み合わされ、再構成されうることが理解されよう。例えば、実施形態は、ハードウェアで実装されてもよく、適切な処理回路によって実行されるソフトウェアで実装されてもよく、又はそれらの組み合わせで実装されてもよい。
本書に記載されるステップ、機能、手続き、モジュール及び/又はブロックは、汎用電子回路及び特定用途向け回路の両方を含むディスクリート回路又は集積回路のような任意の従来技術を使用するハードウェアで実装されてもよい。
これに代えて、又は補足として、本書に記載されるステップ、機能、手続き、モジュール及び/又はブロックのうちの少なくとも一部が、1つ以上のプロセッサ又は処理ユニットのような適切な処理回路によって実行されるコンピュータ・プログラムのようなソフトウェアで実装されてもよい。
処理回路の例は、1つ以上のマイクロプロセッサ、1つ以上のデジタル信号プロセッサ(DSP)、1つ以上の中央処理ユニット(CPU)、ビデオ・アクセラレーション・ハードウェア、及び/又は1つ以上のフィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)又は1つ以上のプログラマブル・ロジック・コントローラ(PLC)のような任意の適切なプログラム可能ロジック回路を含むがこれらに限定されない。
提案される技術が実装される任意の従来のデバイス又はユニットの汎用処理能力を再利用することが可能であってもよいことが理解されるべきである。例えば既存のソフトウェアを再プログラミングすることによって又は新たなソフトウェア・コンポーネントを追加することによって、既存のソフトウェアを再利用することも可能であってもよい。
ハードウェア及びソフトウェアの組み合わせに基づいてソリューションを提供することも可能である。実際のハードウェア‐ソフトウェア分割は、処理速度、実装のコスト及びその他の要件を含む複数の要因に基づいてシステム設計者によって決定されうる。
図5は、実施形態に従うコンピュータ実装の例を説明する概略図である。この特定の例で、本書に記載されるステップ、機能、手続き、モジュール及び/又はブロックの少なくとも一部は、1つ以上のプロセッサ120を含む処理回路によって実行されるメモリ130にロードされるコンピュータ・プログラム135に実装される。プロセッサ(群)120及びメモリ130は、通常のソフトウェア命令を可能にするために互いに相互接続される。オプションの入力/出力デバイスはまた、入力パラメータ(群)及び/又は結果の出力パラメータ(群)のような関連データの入力及び/又は出力を可能にするためにプロセッサ(群)120及び/又はメモリ130に相互接続されてもよい。
“プロセッサ”との用語は、一般的な意味で、特定の処理、判定又は計算タスクを実行するプログラム・コード又はコンピュータ・プログラム命令を実行可能な任意のシステム又はデバイスと解釈されるべきである。
よって、1つ以上のプロセッサ120を含む処理回路は、コンピュータ・プログラム135を実行した場合に、本書に記載されるもののような十分に規定された処理タスクを実行するように構成される。
処理回路は、上述のステップ、機能、手続き及び/又はブロックを実行するためだけの専用である必要はなく、他のタスクも実行可能であってもよい。
提案される技術の特定の実施形態によれば、少なくとも1つのプロセッサ120によって実行された場合に、ビーム・スイープ送信の受信を制御するコンピュータ・プログラム135が提供され、コンピュータ・プログラム135は、少なくとも1つのプロセッサに、
・無線通信デバイス100が静止している又は実質的に静止しているかどうかを判定するための情報を読み出すことと、
・ビーム・スイープ送信についての開始時刻に関する情報を含む構成情報を読み出すことと、
・無線通信デバイス100が静止している又は実質的に静止しているかどうかを判定するための情報と、獲得された構成情報と、に少なくとも部分的に基づいて、ビーム・スイープ送信の受信を開始する時刻を決定することと、
・決定された時刻に、ビーム・スイープ送信の受信を開始することと、を行わせる命令を含む。
提案される技術はまた、上述のようなコンピュータ・プログラム135を格納したコンピュータ可読媒体145を有するコンピュータ・プログラム製品を提供する。
提案される技術はまた、コンピュータ・プログラムを有するキャリアを提供し、キャリアは、電気信号と、光信号と、電磁気信号と、磁気信号と、電気信号と、無線信号と、マイクロ波信号と、コンピュータ可読記憶媒体と、のうちの1つである。
例として、ソフトウェア又はコンピュータ・プログラム135は、コンピュータ・プログラム製品として実現されてもよく、これは通常、コンピュータ可読媒体、特に不揮発媒体で伝達又は格納される。コンピュータ可読媒体は、リードオンリメモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、コンパクトディスク(CD)、デジタル多目的ディスク(DVD)、ブルーレイディスク、ユニバーサル・シリアル・バス(USB)メモリ、ハード・ディスク・ドライブ(HDD)ストレージ・デバイス、フラッシュ・メモリ、磁気テープ又は他の任意の従来のメモリ・デバイスを含むがこれらに限定されない1つ以上のリムーバブル又は非リムーバブル・メモリ・デバイスを含んでもよい。よって、コンピュータ・プログラムは、その処理回路によって実行されるように、コンピュータ又は同等の処理デバイスの動作メモリにロードされてもよい。
本書で提示されるフロー図又は図群は、1つ以上のプロセッサによって実行される場合に、コンピュータ・フロー図又は図群としてみなされてもよい。対応する装置は、機能モジュールのグループとして規定されてもよく、プロセッサによって実行される各ステップは、機能モジュールに対応する。この場合に、機能モジュールは、プロセッサで動作するコンピュータ・プログラムとして実装される。
よって、メモリ内に存在するコンピュータ・プログラムは、プロセッサによって実行された場合に、本書に記載されるステップ及び/又はタスクの少なくとも一部を実行するように構成された適切な機能モジュールとして編成されてもよい。
図6は、ビーム・スイープ送信の受信を制御するための装置300の例を説明する概略図である。装置300は、無線通信デバイス100が静止している又は実質的に静止しているかどうかを判定するための情報を読み出すための読み出しモジュール310を備える。装置300はまた、ビーム・スイープ送信についての開始時刻に関する情報を含む構成情報を読み出すための読み出しモジュール310を備える。装置はまた、無線通信デバイス100が静止している又は実質的に静止しているかどうかを判定するための情報と、獲得された構成情報と、に少なくとも部分的に基づいて、ビーム・スイープ送信の受信を開始する時刻を決定するための処理モジュール320を備える。装置はまた、決定された時刻に、ビーム・スイープ送信の受信を開始するための開始モジュール330を備える。
これに代えて、図6のモジュール(群)を主にハードウェア・モジュールで実現することが可能であり、又はこれに代えて関連するモジュール間を適切に相互接続するハードウェアによって実現してもよい。特定の例は、上述のように、1つ以上の適切に構成されたデジタル信号プロセッサと、他の既知の電子回路、例えば特定の機能を実行するように相互接続されたディスクリート論理ゲート及び/又は特定用途向け集積回路(ASIC)とを含む。利用可能なハードウェアの他の例は、入力/出力(I/O)回路及び/又は信号を受信及び/又は送信するための回路を含む。ソフトウェア対ハードウェアの範囲は、単に実装の選択である。
本書に記載される実施形態は、単に例として与えられ、提案される技術がこれに制限されないことが理解されるべきである。添付の特許請求の範囲に規定される本範囲から逸脱することなく、様々な修正、組み合わせ及び変更が行われてもよいことが当業者に理解されよう。特に、異なる実施形態の異なる部分のソリューションは、技術的に可能である他の構成に組み合わされうる。
略語
3GPP 第3世代パートナシップ・プロジェクト
5G 第5世代
AIT アクセス情報テーブル
DRX 間欠受信
eNB 発展型ノードB
EPS 発展型パケット・システム
GPS グローバル・ポジショニング・システム
L3 レイヤ3
LTE ロング・ターム・エボリューション
MTC マシン・タイプ通信
RAN 無線アクセス・ネットワーク
RRC 無線リソース制御
SIB システム情報ブロック
SSI システム署名インデックス
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Claims (19)

  1. ビーム・スイープ送信の受信を可能にするために無線通信デバイス(100)によって実行される方法であって、前記方法は、
    ‐自身が静止している又は実質的に静止しているかどうかを前記無線通信デバイス(100)が判定できるようにする情報を取得すること(S1)と、
    ‐前記ビーム・スイープ送信についての開始時刻に関する情報を含む構成情報を獲得すること(S2)と、
    ‐前記取得された情報及び前記獲得された構成情報の両方に少なくとも部分的に基づいて前記ビーム・スイープ送信の受信を開始する時刻を決定すること(S3)であって、これによって、前記無線通信デバイスが、前記決定された時刻まで第1活動状態になるか又はこれに留まることを可能にし、前記第1活動状態は、アイドル状態と、休止状態と、省エネルギー状態と、非受信状態とのうちの少なくとも1つである、ことと、
    ‐前記決定された時刻に、前記無線通信デバイスが前記ビーム・スイープ送信を受信可能である第2活動状態になること(S4)であって、前記第2活動状態は、受信状態である、ことと、を有する方法。
  2. 請求項に記載の方法であって、前記方法は、前記構成情報を含むメッセージを受信することによって構成情報を獲得すること(S2)を有する、方法。
  3. 請求項に記載の方法であって、前記獲得された構成情報は、前記ビーム・スイープ送信を送信する無線ネットワーク・ノードから送信されたメッセージ内で受信される、方法。
  4. 請求項1乃至の何れか1項に記載の方法であって、前記ビーム・スイープ送信の受信を開始する時刻を決定する(S3)ために、前記無線通信デバイスが静止している又は実質的に静止していると判定されたならば、前記ビーム・スイープ送信中に送信された情報の受信の時刻を記録することを更に含む、方法。
  5. 請求項に記載の方法であって、前記ビーム・スイープ送信の受信を開始する時刻は前記ビーム・スイープ送信中に送信された情報の受信の前記記録された時刻に更に基づく、方法。
  6. ビーム・スイープ送信で無線ネットワーク・ノードから送信された情報を無線通信デバイス(100)が受信できるようにするために前記無線ネットワーク・ノードによって実行される方法であって、前記無線通信デバイス(100)は、アイドル状態と、休止状態と、省エネルギー状態と、非受信状態と、のうちの少なくとも1つであり、前記方法は、
    ‐前記無線通信デバイスへ構成情報を送信すること(S10)であって、前記構成情報は、前記ビーム・スイープ送信についての少なくとも開始時刻を含む、ことと、
    ‐前記送信された開始時刻に、ビーム・スイープ送信で前記無線通信デバイス(100)によって受信される情報を送信すること(S20)と、を有する、方法。
  7. 請求項に記載の方法であって、前記ビーム・スイープ送信は、周期的ビーム・スイープ送信である、方法。
  8. 請求項6又は7に記載の方法であって、前記送信される(S10)構成情報はまた、前記ビーム・スイープ送信に使用されるビームのシーケンスに関する情報を含み、前記無線通信デバイスによって受信される前記送信される(S20)情報は、ビームの前記シーケンスを有するビーム・スイープ送信で送信される、方法。
  9. ビーム・スイープ送信中に送信された情報を受信するように構成された無線通信デバイス(100)であって、
    ‐前記無線通信デバイス(100)は、自身が静止している又は実質的に静止しているかどうかを前記無線通信デバイス(100)が判定できるようにする情報を取得するように構成され、
    ‐前記無線通信デバイス(100)は、前記ビーム・スイープ送信についての開始時刻に関する情報を含む構成情報を獲得するように構成され、
    ‐前記無線通信デバイス(100)は、前記取得された情報及び前記獲得された構成情報の両方に少なくとも部分的に基づいて前記ビーム・スイープ送信の受信を開始する時刻を決定するように構成され、これによって、前記無線通信デバイスが、前記決定された時刻まで第1活動状態になるか又はこれに留まることが可能になり、前記第1活動状態は、アイドル状態と、休止状態と、省エネルギー状態と、非受信状態とのうちの少なくとも1つであり、
    ‐前記無線通信デバイス(100)は、前記決定された時刻に、前記無線通信デバイスが前記ビーム・スイープ送信を受信可能である第2活動状態になるように構成され、前記第2活動状態は、受信状態である、無線通信デバイス。
  10. 請求項に記載の無線通信デバイス(100)であって、前記無線通信デバイスは、前記構成情報を含むメッセージを受信することによって構成情報を獲得するように構成される、無線通信デバイス。
  11. 請求項10に記載の無線通信デバイス(100)であって、前記獲得された構成情報は、前記ビーム・スイープ送信を送信する無線ネットワーク・ノードから送信されたメッセージ内で受信される、無線通信デバイス。
  12. 請求項9乃至11の何れか1項に記載の無線通信デバイス(100)であって、前記無線通信デバイス(100)は、前記ビーム・スイープ送信の受信を開始する時刻を決定するために、前記無線通信デバイスが静止している又は実質的に静止していると判定されたならば、前記ビーム・スイープ送信中に送信された情報の受信の時刻を記録するように更に構成される、無線通信デバイス。
  13. 請求項12に記載の無線通信デバイスであって、前記無線通信デバイスは、前記ビーム・スイープ送信中に送信された情報の受信の前記記録された時刻に更に基づいて前記ビーム・スイープ送信の受信を開始する時刻を決定するように構成される、無線通信デバイス。
  14. 請求項13に記載の無線通信デバイス(100)であって、前記無線通信デバイス(100)は、前記受信の時刻と前記獲得された構成情報に含まれる前記開始時刻との間の時間オフセットの測定を取得するために、前記ビーム・スイープ送信についての前記獲得された構成情報に含まれる前記開始時刻に対して、前記記録された受信の時刻を比較するように更に構成される、無線通信デバイス。
  15. 請求項14に記載の無線通信デバイス(100)であって、前記無線通信デバイス(100)は、先に受信されたビーム・スイープ送信の前記受信の時刻と前記構成情報に含まれる前記獲得された開始時刻との間の時間オフセットに少なくとも部分的に基づいて、後続のビーム・スイープ送信の受信を開始する時刻を決定するように更に構成される、無線通信デバイス。
  16. ビーム・スイープ送信で無線ネットワーク・ノードから送信された情報を無線通信デバイス(100)が受信できるようにする構成情報を送信するように構成された前記無線ネットワーク・ノード(200)であって、前記無線通信デバイス(100)は、アイドル状態と、休止状態と、省エネルギー状態と、非受信状態と、のうちの少なくとも1つであり、
    ‐前記無線ネットワーク・ノード(200)は、前記無線通信デバイスへ構成情報を送信するように構成され、前記構成情報は、前記ビーム・スイープ送信についての少なくとも開始時刻を含み、
    ‐前記無線ネットワーク・ノード(200)は、前記送信された開始時刻に、ビーム・スイープ送信で前記無線通信デバイス(100)によって受信される情報を送信するように構成される、無線ネットワーク・ノード。
  17. 請求項16に記載の無線ネットワーク・ノード(200)であって、前記ビーム・スイープ送信は、周期的ビーム・スイープ送信である、無線ネットワーク・ノード。
  18. 請求項16又は17に記載の無線ネットワーク・ノード(200)であって、前記無線ネットワーク・ノード(200)は、前記ビーム・スイープ送信に使用されるビームのシーケンスに関する情報も含む構成情報を送信するように構成され、前記無線ネットワーク・ノードは、ビームの前記シーケンスを有するビーム・スイープ送信で前記無線通信デバイスによって受信される情報を送信するように更に構成される、無線ネットワーク・ノード。
  19. 請求項16乃至18の何れか1項に記載の無線ネットワーク・ノード(200)であって、前記無線ネットワーク・ノード(200)は、無線回路(210)、プロセッサ(220)及びメモリ(230)を備え、前記メモリ(230)は、前記プロセッサ(110)によって実行可能な命令を含み、前記プロセッサ(220)は、ビーム・スイープ送信中に送信された情報を無線通信デバイス(100)が受信できるようにする構成情報の送信を開始するように動作する、無線ネットワーク・ノード。
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