JP6746582B2 - メディアコンテンツストリーミング - Google Patents

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Description

ストリーミングサービス及び会話型サービスを含めたマルチメディアサービスの成長は、新たなモバイルブロードバンドテクノロジー及び標準への進化の重要な原動力の1つである。デジタルビデオコンテンツは、モバイルデバイスにおいてますます消費されている。日常生活において、多くのビデオアプリケーションがモバイルデバイス上で広く使用されている。例えば、オンラインビデオストリーミングには、YouTube(登録商標)やHulu(登録商標)などの人気のあるサービスが含まれる。ビデオ記録及びビデオ会議には、Skype(登録商標)やGoogle(登録商標) Hangoutなどのサービスが含まれる。2011年に、YouTubeは、1兆を超えるグローバルビューを有した。ビューの10%は、モバイルフォン又はタブレットを介してアクセスされていた。より多くのスマートフォン、タブレット、及び他のモバイルコンピューティングデバイスが購入されるとき、これらを使用したビデオ記録及びビデオ会議が劇的に増加することになる。メディア圧縮及び無線ネットワークインフラストラクチャにおける開発に結び付けられた、マルチメディアサービスのこうした高い消費需要において、興味深いことは、将来のセルラー及びモバイルブロードバンドシステムのマルチメディアサービス能力を強化し、高い体験品質(QoE)を消費者に届けて、これにより、任意の場所からの、任意の時間における、任意のデバイス及びテクノロジーでの、ビデオコンテンツ及びサービスに対するユビキタスアクセスを確保することである。
本開示の特徴及び利点が、添付図面と関連してなされる下記の詳細な説明から明らかになるであろう。添付図面は共に、例として、本開示の特徴を例示する。
一例に従う、ブロードキャストマルチキャストサービスセンター(BMSC)の図を示す。 一例に従う、マルチメディアブロードキャスト及びマルチキャストサービス(MBMS)ユーザサービス記述(USD)の図を示す。 一例に従う、ブロードキャストストリーミングモードとユニキャストストリーミングモードとの間で切り替わるユーザ機器(UE)内のマルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス(MBMS)クライアントを示すフローチャートである。 一例に従う、ブロードキャストストリーミングモードとユニキャストストリーミングモードとの間で切り替わるユーザ機器(UE)内のマルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス(MBMS)クライアントを示すフローチャートである。 一例に従う、ブロードキャストストリーミングモードとユニキャストストリーミングモードとの間で切り替わるユーザ機器(UE)内のマルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス(MBMS)クライアントを示すフローチャートである。 一例に従う、ブロードキャストストリーミングモードとユニキャストストリーミングモードとの間で切り替わるユーザ機器(UE)内のマルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス(MBMS)クライアントを示すフローチャートである。 一例に従う、メディアコンテンツを受信するように動作可能なマルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス(MBMS)クライアントを含むユーザ機器(UE)の回路の機能性を表す。 一例に従う、メディアコンテンツを受信するように動作可能なマルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス(MBMS)クライアントを含むユーザ機器(UE)の回路の機能性を表す。 一例に従う、メディアコンテンツを受信する方法のフローチャートを表す。 一例に従う、無線デバイス(例えば、UE)の図を例示する。
次に、示される例示的な実施形態に対して参照が行われ、特定の言語が本明細書において使用されて上記実施形態を説明する。しかしながら、本発明の範囲の制限がこれにより意図されはしないことが理解されるであろう。
本発明が開示され、説明される前に、本発明は、本明細書に開示される特定の構造、処理ステップ、又は材料に限定されず、当業者に理解されるであろうこれらの均等物にまで拡張されることが理解されるべきである。さらに、本明細書において採用される用語は、特定の例を説明する目的でのみ用いられ、限定であることは意図されないことも理解されるべきである。異なる図面における同じ参照番号は、同じ要素を表す。フローチャート及び処理内に提供される番号は、ステップ及び動作の例示における明りょうさのために提供されており、必ずしも特定の順序又はシーケンスを示すものではない。
例示的な実施形態
テクノロジー実施形態の最初の概観が下記で提供され、それから、具体的なテクノロジー実施形態が後にさらに詳細に説明される。この最初の概要は、読み手がテクノロジーをより迅速に理解するのを支援するものであり、テクノロジーの重要な特徴又は必須の特徴を識別するものではなく、請求される対象事項の範囲を限定するものでもない。
ユーザ機器(UE)のマルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス(MBMS)クライアントにおいて、ブロードキャストストリーミングモードとユニキャストストリーミングモードとの間、及びこの逆で切り替わることについて、テクノロジーが説明される。UEは、MBMSクライアントがブロードキャストストリーミングモードにおいて動作している間、MBMSクライアントを介してブロードキャストチャネル上でメディアコンテンツセグメントを受信することができる。UEは、MBMSデコーダバッファレベル及び/又はブロードキャストチャネルのブロードキャストチャネル条件が、定義された閾値に適合しないときを検出することができる。換言すると、UEは、ブロードキャストチャネル品質が定義された閾値を超えて悪化するときを検出することができる。さらに、UEは、いくらかの(certain)メディアコンテンツセグメントがUEに適切に配信され(delivered)ない(すなわち、メディアコンテンツセグメントが欠落している)ときを検出することができる。結果として、UEは、MBMSクライアントでのブロードキャストストリーミングモードにおける動作からユニキャストストリーミングモードに切り替えることができる。比較的劣ったチャネル条件でのブロードキャストストリーミングモードからの、ユニキャストストリーミングモードへの切り替えは、リバッファリング事象を低減させ、ユーザの体験品質(quality of experience)(QoE)を強化することができる。UEは、MBMSデコーダバッファレベル及び/又はブロードキャストチャネル条件が改善するまで、ユニキャストストリーミングモードにとどまることができる。換言すると、UEは、MBMSデコーダバッファレベル及び/又はブロードキャストチャネルのブロードキャストチャネル条件が定義された閾値に適合するとき、ブロードキャストストリーミングモードに切り戻しする(switch back)ことができる。さらに、UEは、事前に欠落したメディアコンテンツセグメントがUEに配信されるとき、ブロードキャストストリーミングモードに切り戻しすることができる。最小限の時間期間内でブロードキャストストリーミングモードに切り戻しすることは、比較的多数の複製ユニキャストパケットに起因してネットワークが過負荷になることを防止することができる。ゆえに、MBMSクライアントは、このことに応じてブロードキャストストリーミングモードにおける動作とユニキャストストリーミングモードにおける動作との間で切り替わって、ネットワークリソースとユーザ体験との双方を最適化することができる。
ハイパーテキストトランスファープロトコル(HTTP)適応ストリーミング(HAS)は、インターネットビデオのマルチメディア配信(delivery)の一形式として使用することができる。HTTPベースの配信は、トランスミッションコントロールプロトコル(TCP)/インターネットプロトコル(IP)を含むHTTP及びHTTPs双方の下層のプロトコルの幅広い導入に起因して、信頼性と展開の簡素さとを提供することができる。HTTPベースの配信は、ネットワークアドレス変換(NAT)及びファイアウォール横断問題を回避することにより、平易な及び楽なストリーミングサービスを可能にすることができる。HTTPベースの配信又はストリーミングは、特化されたストリーミングサーバに代わって、標準HTTPサーバ及びキャッシュを使用する能力をさらに提供することができる。HTTPベースの配信は、サーバ側における最小の又は低減された状態情報に起因して、スケーラビリティを提供することができる。
HASを使用してインターネットマルチメディアコンテンツを配信するとき、モバイルデバイス上で動作するビデオクライアントが、マルチメディアサーバなどの指定されたリソースからデータを取り出すのにHTTP GET又は部分的GETコマンドを用いてビデオサーバからの適切なビデオ表現レベルを選択し及び要求することによって、レート適応における主要な役割を実行するように構成されることができる。ビデオクライアントは、最初、オーディオ又はビデオなどのストリーミングマルチメディアコンテンツの再生を開始する前に、あるレベルまでバッファを構築する。この段階は、スタートアップ段階と呼ばれる。この後、クライアントは、バッファされたマルチメディアコンテンツの再生を開始する。クライアントデバイスにおけるマルチメディア再生の品質及び解像度は、利用可能なリンク帯域幅に依存する。ビデオクライアントは、典型的に、HTTPレベルのビデオストリーミングスループットなどのより高いレイヤのスループット推定にのみ基づいて、又はトランスミッションコントロールプロトコル(TCP)スループットに基づいて、利用可能なリンク帯域幅を推定する。
高い移動性の環境におけるマルチメディアストリーミングは、ネットワーク条件におけるゆらぎ(すなわち、ネットワーク可変性)がマルチメディアコンテンツに関連付けられた通信データレートを減少させるとき、挑戦的である可能性がある。過負荷のネットワークが通信データレートの減少を引き起こすとき、エンドユーザの体験品質(QoE)は同様に減少する可能性がある。例えば、モバイルデバイスにおいて受信されるマルチメディアコンテンツは、より低い解像度又は品質のものである可能性があり、かつ/あるいは、マルチメディアコンテンツは、過負荷のネットワークを通じて提供されているときに周期的に中断し、あるいは一時停止する可能性がある。
限られたリソースのモバイルネットワークにおけるプログレッシブダウンロードベースのストリーミング手法の使用は、不十分な帯域幅の利用と劣ったエンドユーザ体験品質とに起因して、望ましくない可能性がある。下記でさらに詳細に論じられるとおり、ハイパーテキストトランスファープロトコル(HTTP)ベースのストリーミングサービス、例えば、動的適応ストリーミングオーバーHTTP(dynamic adaptive streaming over HTTP)(DASH)などが使用されて、プログレッシブダウンロードベースのストリーミングの弱点に対処することができる。
クライアント、例えばユーザ機器(UE)などに対してストリーミングされるマルチメディアコンテンツは、複数のマルチメディアコンテンツセグメントを含むことがある。マルチメディアコンテンツセグメントは各々、マルチメディアコンテンツの異なる品質レベルを表現する、異なるエンコードされたバージョンを含むことができる。異なるエンコードされたバージョンは、変化するネットワーク条件に対してクライアントがシームレスに適応することを可能にすることができる。例えば、ネットワーク条件が良い(すなわち、ネットワーク条件が所定閾値を上回る)とき、クライアントは、より高いビデオ品質のものであるマルチメディアコンテンツセグメントを要求することができる。ネットワーク条件が劣る(すなわち、ネットワーク条件が所定閾値を下回る)とき、クライアントは、より低いビデオ品質のものであるマルチメディアコンテンツセグメントを要求することができる。結果として、クライアントは、ネットワーク条件が劣るときにマルチメディアコンテンツセグメントを(より低い品質においてではあるが)依然として受信することができる可能性があり、適応メディアストリームが遮断される見込みを低減させることができる。
DASHにおいて、クライアントは、マルチメディアコンテンツセグメントがメディア再生におけるリバッファリング事象を引き起こすことなく、メディア再生に間に合うようにクライアントにダウンロードされることができるような、最も高いビットレートを有するマルチメディアコンテンツセグメントを選択することができる。換言すると、クライアントは、クライアントでメディア再生を再開する前にクライアントへメディアコンテンツの部分をキャッシュし又は予めロードするために、適応メディアストリームが周期的に遮断されてしまうほど高いマルチメディアコンテンツセグメントを選択することができない。一例において、不利なネットワーク条件が、メディアコンテンツストリームの品質を下落させる可能性がある。不利なネットワーク条件には、カバレッジゼロ(coverage nulls)、突然の帯域幅変化、パケット損失、実質的遅延変動等が含まれる可能性がある。適応ストリーミング手法は、利用可能スループットを算出し、この利用可能スループットに基づいて適切なストリーミングビットレートを決定するときに、現在のネットワーク条件を考慮することができるが、クライアントにおける円滑なメディア再生は、突然のネットワーク変動及び/又は不利なネットワーク条件の間、保証されないことがある。
ゆえに、クライアントにおける適応メディアストリームについて所望の体験品質を維持するために、クライアントの計画されたルートと、該計画されたルートに沿った現在のネットワーク条件とが使用されて、クライアントにマルチメディアコンテンツセグメントを戦略的にキャッシュし、これにより、より円滑なメディア再生と強化された体験品質とを結果としてもたらすことができる。クライアントは、計画されたルート(すなわち、クライアントがまさに乗り出そうとしている地理的ルート)を選択することができる。クライアントは、計画されたルート上を進むと同時に、メディアコンテンツ(例えば、映画)をストリーミングすることができる。一例において、クライアントには、移動する乗り物内に位置するモバイルデバイス、又は、乗り物のコンピューティングデバイスを含むことができる。クライアントは、チャネル情報データベース(CID)から、計画されたルートについての現在のネットワーク条件を受信することができる。現在のネットワーク条件には、所定閾値を下回る対応したネットワーク条件を有する、計画されたルートに沿ったある場所(例えば、トンネル、橋、リモートエリア)を含むことができる。クライアントは、メディアコンテンツサーバからの、メディアコンテンツのさらなるメディアコンテンツセグメント(例えば、映画のさらなるセグメント)を要求し、それから、上記さらなるメディアコンテンツセグメントをキャッシュに記憶することができる。クライアントが、所定閾値を下回るネットワーク条件を有する、計画されたルートに沿った場所に到達するとき、クライアントは、キャッシュに記憶されているメディアコンテンツを再生することができる。結果として、計画されたルートに沿った現在のネットワーク条件が所定閾値の下に該当する時間の間でさえ、連続的なメディア再生をクライアントにおいて実質的に提供することができる。
無線マルチメディア標準
マルチメディアが、モバイルコンピューティングデバイスへ、モバイルコンピューティングデバイスから、又はモバイルコンピューティングデバイス間で通信されることを可能にするように、多くのマルチメディア標準が開発されている。例えば、ストリーミングビデオにおいて、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP(登録商標))は、オンデマンド又はライブのコンテンツのユニキャストストリーミングのためのリアルタイムストリーミングプロトコル(RTSP)に基づくパケット交換ストリーミングサービス(packet-switched streaming services)(PSS)を説明する技術仕様(TS)26.234(例えば、リリース11.0.0)を開発している。さらに、プログレッシブダウンロードと動的適応ストリーミングオーバーHTTP(DASH)とを含むハイパーテキストトランスファープロトコル(HTTP)ベースのストリーミングサービスが、3GPP TS26.247(例えば、リリース11.0.0)に説明されている。3GPPベースのマルチメディアブロードキャスト及びマルチメディアサービス(MBMS)仕様TS26.346(例えば、リリース11.0.0)は、マルチキャスト/ブロードキャストコンテンツ配布のためのストリーミング及びダウンロード手法を規定する。そのようなものとして、DASH/PSS/MBMSベースのモバイルコンピューティングデバイス、例えばユーザ機器(UE)などは、ストリーミングされたビデオをUEデバイスにおいてデコードし、レンダリングする。3GPP TS26.244(例えば、リリース11.0.0)における3GPファイルフォーマットのサポートがこれら仕様のすべてにおいて命じられて、ファイルダウンロード及びHTTPベースのストリーミングの使用事例をサポートする。
会話型ビデオ通信、例えばビデオ会議開催などのための標準の一例が、3GPP TS26.114(例えば、11.0.0)に提供される。この標準は、インターネットプロトコル(IP)マルチメディアサブシステム(IMS)ベースのネットワークを通じての進んだマルチメディア会話型サービス及びコンテンツの配信を可能にするマルチメディアテレフォニーサービスオーバーIMS(multimedia telephony services over IMS)(MTSI)を説明する。IMSは、3GPP TS26.140(例えば、リリース11.0.0)において標準化されている。MTSIベースの送信側UE端末は、ビデオを捕捉し、記憶し、それからこのビデオを3GPPネットワークを介してMTSIベースの受信側UE端末に転送することができる。受信側UE端末は、それから、上記ビデオをデコードし、レンダリングすることができる。3GPP TS26.140は、マルチメディア共有サービス(multimedia sharing services)(MMS)を用いたビデオ共有をさらに可能にし、これにおいて、3GPファイルフォーマットのサポートが提供される。
上記で説明された標準は、マルチメディアファイルをマルチメディアデバイスへ、マルチメディアデバイスから、及び/又はマルチメディアデバイス間で通信するのに使用できる無線マルチメディア標準の例として提供されている。上記例は、限定であることは意図されない。さらなる標準が用いられて、ストリーミングビデオ、会話型ビデオ、又はビデオ共有を提供することができる。
強化型マルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス(eMBMS)
LTE(登録商標)ネットワークの進行中の商業化は、強化型マルチメディアブロードキャスト及びマルチキャストサービス(enhanced multimedia broadcast and multicast services)(eMBMS)の展開におけるますますの関心を促進している。マルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス(MBMS)のLTEバージョンが、eMBMSである。MBMSは、ブロードキャスト及びマルチキャストサービスの効率的な配信を提供するように設計されたポイントツーマルチポイントインターフェース仕様である。MBMSは、モバイルテレビジョン(TV)及びラジオブロードキャスティング、並びにファイル配信及び緊急アラートに適用可能であり得る。eMBMSの最初の展開が2014年に予期されるため、コアMBMSユーザサービス機能のパフォーマンス及びユーザビリティを強化することが重要である。3GPP TS26.346リリース6−12に規定されるMBMSは、3GPPにより公布されるセルラー標準の1つに従い動作するセルラーネットワーク上で利用されるポイントツーマルチポイントシステムである。MBMSは、ブロードキャスト及びマルチキャスト手法に基づいた、複数の受信者に対する人気メディアコンテンツの効率的配信について設計されている。サービスレイヤにおいて、MBMSは、トランスポートレイヤにおけるユーザデータグラムプロトコル(UDP)に基づいて、及び、ストリーミングのためのリアルタイムトランスミッションプロコル(RTP)とファイル配信のためのファイルデリバリオーバーユニディレクショナルトランスポート(File Delivery over Unidirectional Transport)(FLUTE)とを用いて、マルチメディアコンテンツのストリーミングと信頼性のあるファイルダウンロードとの双方のための配信プロトコルを定義する。
MBMSアクセスクライアントは、ユーザサービス発見(user service discovery)(USD)シグナリングを介して、ブロードキャストマルチキャストサービスセンター(BMSC)として知られるサーバからメディアデータ及びメタデータを受信することができる。MBMSは、3GPP リリース8及びそれ以降に対応する3GPPベースのロングタームエボリューション(LTE)標準開発において、進化型MBMS(eMBMS)モードとして導入されている。MBMSダウンロードデリバリ手法は、任意数のオブジェクトをMBMSを介して比較的多数の受信者集団に配信するように設計されている。MBMSダウンロードは、FEC及びファイル修復などの信頼性を増大させるいくつかの手法を定義している。上記ダウンロード配信手法は、DASHセグメントとメディアプレゼンテーション記述(Media Presentation Descriptions)との配信を可能にする。
MBMSダウンロード配信は、HTTPベースのユニキャストダウンロード配信をオフロードする(offloading)ための代わりの魅力的なサービスである。恩恵には、新しい非リアルタイムサービスタイプのサポート、MBMSストリーミングサービスを補足するコンテンツの提供、及びデバイス上の増加する記憶容量の活用が含まれる。DASHセグメントフォーマットは、HTTPでのユニキャストトランスポートが主に意図されるが、配信環境がユニキャスト又はマルチキャストであることについて不可知論的(agnostic)である。MBMSユーザサービス仕様TS26.346は、DASH形式コンテンツがFLUTEプロトコルでMBMSダウンロード配信を用いて送信される可能性を示している。RFC3926に定義されるFLUTEは、MBMSを通じてセグメントを配信することを許可し、そのため、クライアントは、上記セグメントがHTTP/TCPを通じて配信されるのを観察する。HTTP−URLが、FLUTEにおける各々の配信されるオブジェクトに割り当てられ、HTTP−URLは、MPD内のセグメントURLをマッピングする。すなわち、FLUTEを通じて配信されるオブジェクトのためのファイルデリバリテーブル(File Delivery Table)(FDT)内のコンテンツ‐ロケーション要素が、MPD内のセグメントURLにマッチする。UEは、MPD内に含まれるHTTP URLとFLUTEパケット内に含まれるURL情報との比較に基づいて、受信したDASH表現を識別することができる。
図1は、MBMSベースのブロードキャストマルチキャストサービスセンター(BMSC)サブファンクショナルアーキテクチャ、及び、UEとBMSCとの間の関連インターフェースを例示する。BMSC又はBM−SCは、コンテンツプロバイダ/マルチキャストブロードキャストソースと通信し、かつ/あるいはコンテンツプロバイダ/マルチキャストブロードキャストソースを制御することができる。BM−SCは、MBMS配信機能を提供することができる。MBMSは、3GPP TS26.346にさらに説明される。
図2は、マルチメディアブロードキャスト及びマルチキャストサービス(MBMS)ユーザサービス記述(user service description)(USD)の図を示す。BM−SCは、サービスバンドルとして編成されたユーザサービス記述(USD)の1つ以上のインスタンス化を介して、利用可能なMBMSサービスを告知する(announces)。MBMSユーザサービスは、ダウンロード配信方法を用いて又は対話型告知機能を用いて配信されるメタデータ(オブジェクト/ファイル)によって説明される。MBMSユーザサービス発見又は告知には、適切な仕方における複数の受信者へのメタデータの断片の配信が含まれる。メタデータはそれ自体、サービスの詳細を説明する。メタデータ管理情報が、(1つ又は複数の)メタデータエンベロープオブジェクトを(XMLフォーマットにおいて)含み、メタデータ断片オブジェクトの識別、バージョン管理(versioning)、更新、及び時間的妥当性を可能にする。
図2に示されるとおり、受信者に提供されるUSD内に含まれるメタデータには、下記を含むことができる:単一の又はバンドルのMBMSユーザサービスの詳細を説明するメタデータ断片オブジェクト、MBMSユーザサービスセッションの詳細を説明する(1つ又は複数の)メタデータ断片オブジェクト、関連付けられた配信方法の詳細を説明する(1つ又は複数の)メタデータ断片オブジェクト、サービス保護の詳細を説明する(1つ又は複数の)メタデータ断片オブジェクト、FEC修復データストリームの詳細を説明するメタデータ断片オブジェクト、(DASHコンテンツのための)メディアプレゼンテーション記述を提供するメタデータ断片オブジェクト、(DASHコンテンツのための)初期化セグメントを提供する(1つ又は複数の)メタデータ断片オブジェクト、スケジュール情報記述を提供する(1つ又は複数の)メタデータ断片オブジェクト、サービスバンドル内のMBMSユーザサービスのための、所与のユーザサービスの個々のセッション又はユーザサービス内の個々のファイルコンテンツのレベルにおける、フィルタリングデータを提供する(1つ又は複数の)メタデータ断片オブジェクト。
MBMSは、ブロードキャスト及びマルチキャストサービスの効率的な配信を提供することができ、このことは、同じメディアコンテンツを要求するユーザのグループ間でネットワークリソース(例えば、コアネットワークリソース又は無線ネットワークリソース)が共有されることを可能にする。MBMSサービスは、ストリーミング配信手法を使用して、連続的な送信、例えば、モバイルテレビジョンサービスなどを提供する。しかしながら、MBMS送信は、適切に受信されなかったデータを再送信する能力をユニキャスト送信が含む点で、ポイントツーポイントユニキャスト送信とは異なる。例えば、ユニキャスト送信について、自動反復要求(automatic repeat request)(ARQ)が、各パケットがUEにおいて成功裏に受信されることを検証するのに使用される。UEは、各パケットがUEにおいて成功裏に受信された後、確認応答(acknowledgement)(ACK)を送ることができる。パケットが受信されない場合、UEは否定ACK(NACK)を送ることができ、パケットはUEに再送信されることができる。結果として、ユニキャスト送信は比較的信頼性がある。対照的に、MBMS送信は、一般に、受信されたパケットが確認応答される(acknowledged)ことを可能にしない。さらに、MBMS送信は、一般に、必要な場合に(すなわち、パケットが成功裏に受信されなかった場合に)パケットを再び送ることをサポートしない。アプリケーションレイヤ前方誤り訂正(Application Layer Forward Error Correction)(AL−FEC)がMBMSにおいて使用されて、ユーザチャネルに依存して送信信頼性を増大させる。しかしながら、AL−FECが、受信したソースブロック又はメディアコンテンツセグメント(これはいくつかのフレームを含む可能性がある)を回復するのに失敗する場合、UE内のMBMSクライアントは、最後のソースブロック又はメディアコンテンツセグメントの再送信を要求することができない。MBMSクライアントのチャネル条件が比較的劣る場合、MBMSクライアントは、MBMSストリームを受信することができない可能性がある。ゆえに、下記でさらに詳細に説明されるとおり、MBMSクライアントは、チャネル条件に基づいてブロードキャストセッションをユニキャストセッションに一時的に切り替えて、信頼性とユーザの満足レベルとを増大させることができる。
図3は、ブロードキャストストリーミングモードとユニキャストストリーミングモードとの間で切り替わるユーザ機器(UE)内のマルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス(MBMS)クライアントを示す一例示的なフローチャートである。MBMSクライアントは、ブロードキャストストリーミングモードにおいて動作を開始することができる。MBMSクライアントは、ブロードキャストストリーミングモードにおいて動作する間、ブロードキャストチャネルを通じてメディアコンテンツパケットを受信することができる。MBMSクライアントは、MBMSクライアント内のMBMSデコーダが正しく動作するのに失敗するときを検出することができる。さらに、MBMSクライアントは、UEにおけるMBMSデコーダバッファレベルが定義された閾値の下に低下する(このことは、MBMSクライアントにおけるバッファリング事象を結果としてもたらす可能性がある)ときを検出することができる。一例において、ブロードキャストチャネル悪化に関連付けられたブロードキャストチャネル条件が、例えば、定義された閾値の下に低下するとき、MBMSデコーダバッファレベルは、定義された閾値の下に低下する可能性がある。別の例において、MBMSクライアントは、メディアコンテンツセグメントがMBMSクライアントにおいて適切に受信されないか、又はメディアコンテンツセグメントのいくつかが欠落しているときを、検出することができる。上記で説明された状況のうち少なくとも1つにおいて、MBMSクライアントは、ブロードキャストストリーミングモードにおいて動作することからユニキャストストリーミングモードに一時的に切り替わることができる。
MBMSクライアントは、MBMSデコーダバッファレベル及び/又はブロードキャストチャネル条件が定義された閾値を上回るまで、ユニキャストストリーミングモードにおいて動作することができる。換言すると、MBMSクライアントは、ブロードキャストチャネルが定義されたレベルに改善するまで、ユニキャストストリーミングモードにおける動作を継続することができる。さらに、MBMSクライアントは、事前に欠落したメディアコンテンツセグメントがMBMSクライアントにおいて受信されるときを検出することができる。上記ポイントで、MBMSクライアントは、ブロードキャストストリーミングモードに切り戻しすることができる。換言すると、ユニキャストストリーミングモードの間、MBMSクライアントは、MBMSデコーダバッファレベル及び/又はブロードキャストチャネル条件が定義された閾値に達したとき、ブロードキャストストリーミングモードに切り戻しすることができる。MBMSクライアントは、前に説明されたように、同様にユニキャストストリーミングモードに切り戻しすることができる。
MBMSクライアントがネットワークチャネル条件に基づいてこれに応じてブロードキャストストリーミングモードとユニキャストストリーミングモードとの間で切り替わることを可能にすることにより、クライアントの体験品質を改善することができ、クライアントのバッファリング時間を最小化することができる。MBMSデコーダバッファレベル及び/又はブロードキャストチャネル条件が定義された閾値を上回るとき、MBMSクライアントは、一般に、デフォルトとしてブロードキャストストリーミングモードにおいて動作して、ネットワークリソースを節約する。ネットワークリソースの利用は、MBMSクライアントがユニキャストストリーミングモードにおいて動作する時間の量を最小化することにより、最適化することができる。しかしながら、MBMSクライアントは、ある時間期間について(すなわち、比較的劣ったネットワーク条件に基づいて)ユニキャストストリーミングモードにおいて動作することを許容されて、ブロードキャスト品質及びユーザ満足を増大させる。MBMSは、ブロードキャストとユニキャストとの間の切り替え手法を実装するのに使用できる一例示的なテクノロジーとして説明されており、本明細書に説明されるテクノロジーは、ブロードキャスト及びユニキャスト双方のストリーミングをサポートする他の同様のプロトコルに適用することができる。
図4は、ブロードキャストストリーミングモードとユニキャストストリーミングモードとの間で切り替わるユーザ機器(UE)内のマルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス(MBMS)クライアントを示す一例示的なフローチャートである。MBMSクライアントは、ブロードキャストストリーミングモードにおいて動作を開始することができる。MBMSクライアントは、ブロードキャストストリーミングモードにおいて動作する間、ブロードキャストチャネルを通じてメディアコンテンツパケットを受信することができる。MBMSクライアントは、MBMSデコーダバッファレベルが定義された閾値を下回るかどうかを決定することができる。MBMSデコーダバッファレベルが定義された閾値を下回る場合、MBMSクライアントは、ブロードキャストストリーミングモードからユニキャストストリーミングモードに切り替わることができる。MBMSデコーダバッファレベルが定義された閾値を下回らない場合、MBMSクライアントは、失われたメディアコンテンツパケット(又は、欠落したメディアコンテンツパケット)の数が定義された閾値より大きいかどうかを決定することができる。換言すると、MBMSクライアントは、MBMSクライアントに成功裏に配信されなかったメディアコンテンツパケットの数が定義された閾値より大きいかどうかを決定することができる。定義された閾値は、特定数の失われたビデオフレームであり得る。別法として、定義された閾値は、MBMSクライアントにおいて受信された最後のソースブロックのサイズに基づいて動的に設定されてもよい。失われたメディアコンテンツパケットの数が定義された閾値より小さい場合、MBMSクライアントは、ブロードキャストストリーミングモードにおいて動作を継続することができる。失われたメディアコンテンツパケットの数が定義された閾値より大きい場合、MBMSクライアントは、ブロードキャストストリーミングモードからユニキャストストリーミングモードに切り替わることができる。
ユニキャストストリーミングモードにおいて動作する間、MBMSデコーダバッファ及びユニキャストバッファの双方からのビデオフレームが、より高いレベルのバッファ内で組み合わせられ、それから、MBMSクライアントにおいて再生されることができる。さらに、ユニキャストストリーミングモードにおいて動作する間、MBMSクライアントは、MBMSデコーダバッファレベルが定義された閾値を上回るかどうかを決定することができる。定義された閾値は、静的レベル又は動的レベルであり得る。MBMSデコーダバッファレベルが定義された閾値を下回る場合、MBMSクライアントは、ユニキャストストリーミングモードにおいて動作を継続することができる。MBMSデコーダバッファレベルが定義された閾値を上回る場合、MBMSクライアントは、ブロックエラーレート(BLER)又はパケットエラーレート(PER)が定義された閾値に適合するかどうかを決定することができる。BLERは、定義されたソースブロック数ごとのエラーの数を示すことができ、PERは、定義されたパケット数ごとのエラーの数を示すことができる。BLER及び/又はPERが定義された閾値を満たさない場合、MBMSクライアントは、ユニキャストストリーミングモードにおいて動作を継続することができる。BLER及び/又はPERが定義された閾値を満たす場合、MBMSクライアントは、ブロードキャストストリーミングモードに切り戻しすることができる。BLER及びPERを観察することにより、MBMSクライアントは、ユニキャストストリーミングモードにおいて動作する間、到来するソースブロックを不必要にデコードすることを回避することができる。MBMSクライアントは、前に説明されたように、ブロードキャストストリーミングモードにおいて動作する間、同様にユニキャストストリーミングモードに切り戻しすることができる。
一例において、MBMSクライアントは、ブロードキャストチャネル条件が比較的劣るときにユニキャストストリーミングモードに少しの間切り替わり、それから、後に、ブロードキャストチャネル条件がBLER及びPERに基づいて改善するとき、MBMSクライアントが事前に欠落したデータパケットを受信するとき、及び/又はMBMSバッファが定義されたレベルのデータパケットまで補充されるときに、ブロードキャストストリーミングモードに切り戻しすることができる。MBMSバッファは、定義されたレベルに補充されることができ、そのため、MBMSクライアントは、実質的に、潜在的なリバッファリング条件なしに、ブロードキャストストリーミングモードに切り戻しすることができる。ブロードキャストストリーミングモードとユニキャストストリーミングモードとの間、及びこの逆で切り替わるとき、上記メトリクスの組み合わせを使用することができる。
図5は、ブロードキャストストリーミングモードとユニキャストストリーミングモードとの間で切り替わるユーザ機器(UE)内のマルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス(MBMS)クライアントを示す一例示的なフローチャートである。MBMSクライアントは、ブロードキャストストリーミングモードにおいて動作を開始することができる。MBMSクライアントは、ブロードキャストストリーミングモードにおいて動作する間、ブロードキャストチャネルを通じてメディアコンテンツパケットを受信することができる。MBMSクライアントは、MBMSデコーダが失敗したかどうかを決定することができる。MBMSデコーダが失敗していない場合、バックオフ(back off)フラグBが0に設定されることができ、MBMSクライアントはブロードキャストストリーミングモードにおいて動作を継続することができる。MBMSデコーダが失敗した場合、MBMSクライアントは、MBMSクライアントにおける連続の失われたソースブロックの数が、定義された整数mより大きいかどうかを決定することができる。連続の失われたソースブロックの数が定義された整数mより大きい場合、バックオフフラグBは1に設定されることができる。バックオフ時間Tを、2TとTMAXとのうちの最小値にすることができ、TMAXは予め定義された値である。下記でさらに詳細に論じられるとおり、複数の場合においてm個の連続のソースブロックが失われるとき、バックオフ時間Tが2Tに設定されることができる(2TがTMAXより小さい限り)。このことが当てはまらない場合、バックオフ時間TはTMAXに設定されることができる。
連続の失われたソースブロックの数が定義された整数mより大きいか、又は定義された整数mより小さいかどうかに基づいて、MBMSクライアントは、その後、失われたピクチャグループ(group of pictures)(GoP)の数が定義された整数mより大きいかどうかを決定することができる。ピクチャグループは、イントラフレーム及びインターフレームが配置される順序を指定することができる。ピクチャグループは、符号化されたビデオストリーム内の連続したピクチャのグループであり得る。一例において、GOPは、対応するソースブロックが失われるとき、失われる可能性がある。失われたGoPの数が、定義された整数mより大きい場合、MBMSクライアントは、ユニキャストストリーミングモードに切り替わることができる。失われたGoPの数が定義された整数mより大きくない場合、MBMSクライアントは、MBMSデコーダバッファ内のバッファされたフレームの数(f)が、定義された閾値(fMIN)より小さいかどうかを決定することができる。MBMSデコーダバッファ内のバッファされたフレームの数が定義された閾値(fMIN)より大きい場合、MBMSクライアントは、ブロードキャストストリーミングモードにおいて動作を継続することができる。MBMSデコーダ内のバッファされたフレームの数が定義された閾値(fMIN)より小さい場合、MBMSクライアントは、ユニキャストストリーミングモードに切り替わることができる。
一例において、MBMSクライアントは、重み付けされたソースブロックスライディングウィンドウとMBMSクライアントのMBMSデコーダバッファレベルとの組み合わせに基づいて、ユニキャストストリーミングモードに切り替わることができる。重み付けされたソースブロックスライディングウィンドウは、最後のn個の受信されたソースブロックを監視することができる。例えば、時間ウィンドウ内の各ソースブロックエントリが、該ソースブロック内に含まれるピクチャグループ(GoP)の数によって重み付けされることができる。スライディングウィンドウは、MBMSクライアントが毎回ブロードキャストストリーミングモードに切り戻しするたび、リセットされることができる。スライディングウィンドウの使用は、切り替え感度を低減させ、誤解させる可能性がある散発的変化に起因した切り替えでなく実際のネットワーク条件が変化するときの切り替えを可能にすることができる。失われたGoPの数がソースブロックに関して比較的大きいとき、ネットワーク条件は好ましくないと仮定することができる。失われたGoPの数がソースブロックに関して比較的小さいとき、ネットワーク条件は好ましいと仮定することができる。
MBMSクライアントは、MBMSデコーダバッファ内のフレームの数(f)を監視することができる。ソースブロックが失われるとき、ソースブロックを失うことがスライディングウィンドウ内の合計m個のGoPを失うことを引き起こす場合、MBMSクライアントはユニキャストストリーミングモードに切り替わることができ、mは、定義された整数である。さらに、MBMSデコーダバッファ内のフレームの数(f)が、ある閾値(fMIN)より小さかった場合、MBMSクライアントはユニキャストストリーミングモードに切り替わることができ、fMINは、予め定義された値、又はソースブロックのサイズに基づく動的な値であり得る。ゆえに、MBMSクライアントは、重み付けされたソースブロックスライディングウィンドウ及び/又はMBMSクライアントのMBMSデコーダバッファレベルに基づいて、ユニキャストストリーミングモードに切り替わることができる。
図5の参照に戻ると、MBMSクライアントは、ユニキャストストリーミングモードにおいて動作することができる。ユニキャストストリーミングモードにある間、MBMSクライアントは、MBMSデコーダバッファ内のフレームの数(f)を監視することができる。MBMSデコーダバッファ内のフレームの数は、定義された閾値(fMAX)に対して比較されることができ、fMAXは、最後に受信されたブロードキャストソースブロック内のGoPの数に基づいて設定される、定義されたサブフレーム数である。MBMSデコーダバッファ内のフレームの数が定義された閾値より大きい場合、MBMSクライアントはユニキャストストリーミングモードにとどまる。MBMSデコーダバッファ内のフレームの数が定義された閾値より小さい(すなわち、大きくない)場合、MBMSクライアントは、バックオフフラグBを1に設定するかどうかを決定することができる。前に論じられたとおり、ブロードキャストストリーミングモードにおいて動作する間、MBMSクライアントは、m個の連続のソースブロックが失われたとき、バックオフフラグBを1に設定することができ、mは、定義された整数である。換言すると、バックオフメカニズムは、m個の連続のソースブロックが失われた場合、バックオフフラグBを設定することにより、ブロードキャストストリーミングモードの間に開始される。結果として、ユニキャストストリーミングモードにおいて動作する間、MBMSクライアントは、B=1かどうかを決定することができる。Bが1に等しくない場合、MBMSクライアントはブロードキャストストリーミングモードに切り戻しすることができる。B=1の場合、MBMSクライアントは、バックオフ時間Tが経過したかどうかを決定することができる。前に説明されたとおり、バックオフ時間Tは、MBMSクライアントがブロードキャストストリーミングモードにおいて動作していたとき、算出されることができる。例えば、バックオフ時間はTMAXに設定されることができ、TMAXは、予め定義された値である。
ゆえに、MBMSクライアントがユニキャストストリーミングモードにおいて動作するとき、MBMSクライアントは、(f>fMAXの場合でさえ、)バックオフ時間Tが経過し又は満了するまで、ブロードキャストストリーミングモードに切り戻ししない。MBMSクライアントは、バッファされたユニキャストサブフレームがfMAXを超えると仮定して、バックオフ時間がない(すなわち、バックオフ時間が満了した)とき、ブロードキャストストリーミングモードに切り戻しすることができる。バックオフ時間Tが経過していない場合、MBMSクライアントはユニキャストストリーミングモードにおいて動作を再開することができる。MBMSクライアントがブロードキャストストリーミングモードに戻り、別のm個の連続のソースブロックが失われる場合、バックオフ時間Tが2倍にされることができる(すなわち、2T)。しかしながら、この更新されたバックオフ時間は、最大バックオフ時間制限TMAXを超えることはできず、TMAXは、予め定義された値である。
図6は、ブロードキャストストリーミングモードとユニキャストストリーミングモードとの間で切り替わるユーザ機器(UE)内のマルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス(MBMS)クライアントを示す一例示的なフローチャートである。MMBMSクライアントは、ブロードキャストストリーミングモードにおいて動作を開始することができる。MBMSクライアントは、ブロードキャストストリーミングモードにおいて動作する間、ブロードキャストチャネルを通じてメディアコンテンツパケットを受信することができる。MBMSクライアントは、MBMSデコーダが失敗したかどうかを決定することができ、そうでない場合、MBMSクライアントはブロードキャストストリーミングモードにおいて動作するままであることができる。MBMSデコーダが失敗した場合、MBMSクライアントは、失われたピクチャグループ(GoP)の数が、定義された値mより大きいかどうかを決定することができる。失われたGoPの数が、定義された値mより小さい(すなわち、より大きくない)場合、MBMSクライアントは、MBMSデコーダバッファ内のフレームの数(f)が、定義された閾値より小さいかどうかを決定することができる。MBMSデコーダバッファ内のフレームの数が定義された閾値より小さくない場合、MBMSクライアントはブロードキャストストリーミングモードにおいて動作するままであることができる。MBMSデコーダバッファ内のフレームの数が定義された閾値より小さい場合、及び/又は、失われたGoPの数がmより小さい場合、MBMSクライアントはユニキャストストリーミングモードに切り替わることができる。
ユニキャストストリーミングモードにおいて動作する間、MBMSクライアントは、MBMSデコーダバッファ内のフレームの数(f)が定義された値(fMAX)より大きいかどうかを決定することができ、そうでない場合、MBMSクライアントはユニキャストストリーミングモードにおいて動作するままであることができる。MBMSデコーダ内のフレームの数が定義された値より大きい場合、MBMSクライアントは、ブロックエラーレート(BLER)又はパケットエラーレート(PER)が定義された閾値に適合するかどうかを決定することができる。BLERは、定義されたソースブロック数ごとのエラーの数を示すことができ、PERは、定義されたパケット数ごとのエラーの数を示すことができる。BLER及び/又はPERが定義された閾値を満たさない場合、MBMSクライアントはユニキャストストリーミングモードおいて動作を継続することができる。BLER及び/又はPERが定義された閾値を満たす場合、MBMSクライアントはブロードキャストストリーミングモードに切り戻しすることができる。ゆえに、MBMSクライアントは、PER/BLERもまた指定された値より小さいと仮定して、バッファされたユニキャストフレームがfMAXを超えるとき、ブロードキャストストリーミングモードに切り戻しすることができる。
BLER及びPERを観察することにより、MBMSクライアントは、ユニキャストストリーミングモードにおいて動作する間、到来するソースブロックを不必要にデコードすることを回避することができる。換言すると、MBMSクライアントは、ユニキャストストリーミングモードにおいて動作する間、非アクティブであり、これにより、コンピュータのパワーを節減することができる。図6に示される例において、スライディングPER/BLERウィンドウがユニキャストストリーミングモードにおいて使用されて、ブロードキャストチャネル内の最後のn個のパケットソースブロックの状態を監視することができる。MBMSクライアントは、前に説明されたように、ブロードキャストストリーミングモードにおいて動作する間、同様にユニキャストストリーミングモードに切り戻しすることができる。別の構成において、スライディングPER/BLERウィンドウのサイズnは、固定された数でなく、ブロードキャストストリーミングモードにおいて最後の受信されたソースブロックを形成したパケット/ブロックの数に基づくことができる。
別の例が、図7のフローチャートに示されるとおり、メディアコンテンツを受信するように動作可能なマルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス(MBMS)クライアントを含むユーザ機器(UE)の回路の機能性700を提供する。この機能性は方法として実施されてもよく、あるいは、この機能性はマシン上で命令として実行されてもよく、その場合、命令は少なくとも1つのコンピュータ読取可能媒体又は1つの非一時的マシン読取可能記憶媒体上に含まれる。回路は、ブロック710におけるとおり、MBMSクライアントがユニキャストストリーミングモードにおいて動作する間、MBMSクライアントを介してブロードキャストチャネル上でメディアコンテンツセグメントを受信するように構成されることができる。回路は、ブロック720におけるとおり、MBMSデコーダバッファレベルとブロードキャストチャネルのブロードキャストチャネル条件とが定義されたレベルに対応することを検出するように構成されることができる。回路は、ブロック730におけるとおり、MBMSデコーダバッファレベルとブロードキャストチャネル条件とが上記定義された閾値に対応しないことに基づいて、ユニキャストストリーミングモードにおける動作からブロードキャストストリーミングモードに切り替えるように構成されることができる。
一例において、回路は、ユニキャストストリーミングモードからブロードキャストストリーミングモードに切り替えるとMBMSクライアントでブロードキャストストリーミングモードにおいてメディアコンテンツセグメントを受信するようにさらに構成されることができる。別の例において、回路は、MBMSデコーダバッファレベルが、定義された時間期間について、定義された閾値を上回ることを検出するようにさらに構成されることができ、上記定義された閾値は、MBMSクライアントにおいて最後に受信されたブロードキャストソースブロック内のピクチャグループ(GoP)の数に従って設定される。
一例において、回路は、ブロードキャストチャネル条件に関してのパケットエラーレート(PER)及びブロックエラーレート(BLER)の関数に基づいて、ブロードキャストチャネルのブロードキャストチャネル条件が定義された閾値を下回ることを検出するようにさらに構成されることができ、上記定義された閾値は、MBMSクライアントにおいて最後に受信されたブロードキャストソースブロックに関してのPER及びBLERの関数に従って設定される。別の例において、回路は、ユニキャストストリーミングモードにおいて動作するとき、事前に欠落したメディアコンテンツセグメントがMBMSクライアントにおいて受信されるときに、ユニキャストストリーミングモードにおける動作からブロードキャストストリーミングモードに切り替えるようにさらに構成されることができる。さらに、UEは、アンテナ、タッチセンサ式表示画面、スピーカー、マイクロフォン、グラフィックスプロセッサ、アプリケーションプロセッサ、内部メモリ、又は不揮発メモリポートを含む。
別の例が、図8のフローチャートに示されるとおり、メディアコンテンツを受信するように動作可能なマルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス(MBMS)クライアントを含むユーザ機器(UE)の回路の機能性800を提供する。この機能性は方法として実施されてもよく、あるいは、この機能性はマシン上で命令として実行されてもよく、その場合、命令は少なくとも1つのコンピュータ読取可能媒体又は1つの非一時的マシン読取可能記憶媒体上に含まれる。回路は、ブロック810におけるとおり、MBMSクライアントがブロードキャストストリーミングモードにおいて動作する間、MBMSクライアントを介してブロードキャストチャネル上でメディアコンテンツセグメントを受信するように構成されることができる。回路は、ブロック820におけるとおり、MBMSデコーダバッファレベルとブロードキャストチャネルのブロードキャストチャネル条件とが定義された閾値に適合しないときを検出するように構成されることができる。回路は、ブロック830におけるとおり、MBMSデコーダバッファレベルとブロードキャストチャネル条件とが定義された閾値に適合しないことに基づいて、MBMSクライアントでのブロードキャストストリーミングモードにおける動作からユニキャストストリーミングモードに切り替えるように構成されることができる。
一例において、回路は、MBMSデコーダバッファレベルとブロードキャストチャネル条件とが定義された閾値に適合するときを検出し;ユニキャストストリーミングモードにおける動作からMBMSクライアントでのブロードキャストストリーミングモードに切り戻しする、ようにさらに構成されることができる。別の例において、回路は、MBMSデコーダバッファレベルが定義された閾値を下回るときを検出することであって、上記定義された閾値は、固定された値であるか、あるいはブロードキャストストリーミングモードにおいて動作するときにMBMSクライアントにおいて受信されたソースブロックのサイズに基づく動的な値であり;MBMSクライアントでのブロードキャストストリーミングモードにおける動作からユニキャストストリーミングモードに切り替える、ようにさらに構成されることができる。
一例において、回路は、定義されたウィンドウ内でMBMSクライアントにおいて受信されたソースブロックの、該ソースブロック内に含まれるピクチャグループ(GoP)の数に関しての重み付けに基づいて、ブロードキャストチャネルのブロードキャストチャネル条件を決定し;ソースブロック内に含まれるGoPの数に関してのソースブロックの重み付けが定義された閾値に適合しないと決定し;MBMSクライアントでのブロードキャストストリーミングモードにおける動作からユニキャストストリーミングモードに切り替える、ようにさらに構成されることができる。
一例において、回路は、ブロードキャストチャネル条件に関してのパケットエラーレート(PER)及びブロックエラーレート(BLER)の関数に基づいて、ブロードキャストチャネルのブロードキャストチャネル条件を決定し;ブロードキャストチャネル条件に関してのPER及びBLERの関数が定義された閾値に適合しないと決定し;MBMSクライアントでのブロードキャストストリーミングモードにおける動作からユニキャストストリーミングモードに切り替える、ようにさらに構成されることができる。
一例において、回路は、デコーダがMBMSクライアントにおいて正しく機能しない(malfunctions)とき、MBMSクライアントでのブロードキャストストリーミングモードにおける動作からユニキャストストリーミングモードに切り替えるようにさらに構成されることができる。別の例において、回路は、ブロードキャストストリーミングモードにおいていくらかのメディアコンテンツセグメントが成功裏に受信されないとき、MBMSクライアントでのブロードキャストストリーミングモードにおける動作からユニキャストストリーミングモードに切り替え;ユニキャストストリーミングモードにおいて動作するとき、事前に欠落したメディアコンテンツセグメントがMBMSクライアントにおいて受信されるときに、ユニキャストストリーミングモードにおける動作からブロードキャストストリーミングモードに切り戻しする、ようにさらに構成されることができる。
別の例が、図9のフローチャートに示されるとおり、メディアコンテンツを受信する方法900を提供する。この方法は、マシン上で命令として実行されることができ、その場合、命令は少なくとも1つのコンピュータ読取可能媒体又は1つの非一時的マシン読取可能記憶媒体上に含まれる。方法は、ブロック910におけるとおり、ユーザ機器(UE)内のマルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス(MBMS)クライアントを介して、該MBMSクライアントが第1のストリーミングモードにおいて動作する間、ブロードキャストチャネル上でメディアコンテンツセグメントを受信する動作を含むことができる。方法は、ブロック920におけるとおり、UEにおいて、MBMSデコーダバッファレベルとブロードキャストチャネルに関連付けられたブロードキャストチャネル条件とが定義された閾値に適合しないと決定する動作を含むことができる。方法は、ブロック930におけるとおり、MBMSデコーダバッファレベルとブロードキャストチャネル条件とが定義された閾値に適合しないことに基づいて、第1のストリーミングモードにおける動作から第2のストリーミングモードに切り替える動作を含むことができる。
一例において、方法は、定義された継続時間について、第2のストリーミングモードにおいてメディアコンテンツセグメントを受信する動作を含むことができる。別の例において、第1のストリーミングモードはブロードキャストストリーミングモードであり、第2のストリーミングモードはユニキャストストリーミングモードである。さらに別の例において、第1のストリーミングモードはユニキャストストリーミングモードであり、第2のストリーミングモードはブロードキャストストリーミングモードである。
一例において、方法は、定義されたウィンドウ内でMBMSクライアントにおいて受信されるソースブロックの、該ソースブロック内に含まれるピクチャグループ(GoP)の数に関しての重み付けに基づいて、第1のストリーミングモードにおける動作から第2のストリーミングモードに切り替える動作を含むことができる。別の例において、方法は、ブロードキャストチャネル条件に関してのパケットエラーレート(PER)及びブロックエラーレート(BLER)の関数に基づいて、第1のストリーミングモードにおける動作から第2のストリーミングモードに切り替える動作を含むことができる。さらに別の例において、方法は、メディアコンテンツセグメントが失われるとき、又は欠落したメディアコンテンツセグメントが回復されるときに、第1のストリーミングモードにおける動作から第2のストリーミングモードに切り替える動作を含むことができる。
図10は、無線デバイスの一例示を提供し、この無線デバイスは、例えば、ユーザ機器(UE)、モバイルステーション(MS)、モバイル無線デバイス、モバイル通信デバイス、タブレット、ハンドセット、又は他タイプの無線デバイスなどである。無線デバイスは、ノード又は送信局との間で通信するように構成された1つ以上のアンテナを含むことができ、上記ノード又は送信局は、例えば、基地局(BS)、進化型ノードB(eNB)、ベースバンドユニット(BBU)、リモートラジオヘッド(remote radio head)(RRH)、リモートラジオ機器(remote radio equipment)(RRE)、中継局(relay station)(RS)、ラジオ機器(radio equipment)(RE)、リモートラジオユニット(remote radio unit)(RRU)、中央処理モジュール(central processing module)(CPM)、又は他タイプの無線ワイドエリアネットワーク(WWAN)アクセスポイントなどである。無線デバイスは、3GPP LTE、WiMAX(登録商標)、ハイスピードパケットアクセス(HSPA)、Bluetooth(登録商標)、及びWiFi(登録商標)を含む少なくとも1つの無線通信標準を用いて通信するように構成されることができる。無線デバイスは、各無線通信標準のための別個のアンテナ、又は複数の無線通信標準のための共有アンテナを用いて通信することができる。無線デバイスは、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)、無線パーソナルエリアネットワーク(WPAN)、及び/又はWWANにおいて通信することができる。
図10は、無線デバイスからのオーディオ入力及び出力に使用することができるマイクロフォン及び1つ以上のスピーカーの例示をさらに提供する。表示画面は、液晶ディスプレイ(LCD)画面、又は他タイプの表示画面、例えば有機発光ダイオード(OLED)ディスプレイなどであり得る。表示画面は、タッチスクリーンとして構成されてもよい。タッチスクリーンは、容量性の、抵抗性の、又は別のタイプのタッチスクリーンテクノロジーを使用することができる。アプリケーションプロセッサ及びグラフィックスプロセッサが内部メモリに結合されて、処理及び表示能力を提供することができる。不揮発メモリポートがさらに使用されて、データ入力/出力オプションをユーザに提供することができる。不揮発メモリポートは、無線デバイスのメモリ能力を拡張するのにさらに使用されることができる。キーボードが、無線デバイスに統合され、又は無線デバイスに無線で接続されて、さらなるユーザ入力を提供することができる。仮想キーボードが、タッチスクリーンを用いてさらに提供されてもよい。
様々な手法、又はそのうちいくらかの態様若しくは部分が、有形媒体内に具現化されたプログラムコード(すなわち、命令)の形式をとることができ、上記有形媒体は、例えば、フロッピーディスケット、コンパクトディスク読取専用メモリ(CD−ROM)、ハードドライブ、非一時的コンピュータ読取可能記憶媒体、又は任意の他のマシン読取可能記憶媒体などであり、プログラムコードがコンピュータなどのマシンにロードされマシンにより実行されるとき、上記マシンは様々な手法を実現する装置になる。回路には、ハードウェア、ファームウェア、プログラムコード、実行可能コード、コンピュータ命令、及び/又はソフトウェアを含むことができる。非一時的コンピュータ読取可能記憶媒体は、信号を含まないコンピュータ読取可能記憶媒体であり得る。プログラマブルコンピュータ上でのプログラムコード実行の場合、コンピューティングデバイスには、プロセッサ、プロセッサにより読取可能な記憶媒体(揮発性及び不揮発性のメモリ、及び/又は記憶要素を含む)、少なくとも1つの入力デバイス、及び少なくとも1つの出力デバイスを含むことができる。揮発性及び不揮発性メモリ、及び/又は記憶要素は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、消去可能プログラマブル読取専用メモリ(EPROM)、フラッシュドライブ、光学ドライブ、磁気ハードドライブ、ソリッドステートドライブ、又は電子データを記憶する他の媒体であり得る。ノード及び無線デバイスは、送受信機モジュール(すなわち、送受信機)、カウンタモジュール(すなわち、カウンタ)、処理モジュール(すなわち、プロセッサ)、及び/又はクロックモジュール(すなわち、クロック)若しくはタイマモジュール(すなわち、タイマ)をさらに含むことができる。本明細書に説明される様々な手法を実装し又は利用することができる1つ以上のプログラムが、アプリケーションプログラミングインターフェース(API)、再利用可能コントロールなどを使用することができる。こうしたプログラムは、高レベルの手続き型又はオブジェクト指向型のプログラミング言語において実装されて、コンピュータシステムとやりとりすることができる。しかしながら、(1つ以上の)プログラムが、所望に応じて、アセンブリ又はマシン語において実装されてもよい。いずれの場合も、言語は、コンパイル型又はインタプリタ型言語とすることができ、ハードウェア実装と組み合わせられることができる。
本明細書に説明される機能ユニットの多くが、その実装の独立性をより具体的に強調するように、モジュールとしてラベル付けされていることが理解されるべきである。例えば、モジュールは、カスタム超大規模集積(VLSI)回路又はゲートアレイ、市販の半導体、例えば論理チップ、トランジスタ、又は他のディスクリートコンポーネントなどを含むハードウェア回路として実装することができる。モジュールは、さらに、プログラマブルハードウェアデバイス、例えば、フィールドプログラマブルゲートアレイ、プログラマブルアレイロジック、プログラマブルロジックデバイス、又は同様のものなどにおいて実装することができる。
一例において、複数のハードウェア回路が使用されて、本明細書に説明される機能ユニットを実装することができる。例えば、第1のハードウェア回路が、処理動作を実行するのに使用されることができ、第2のハードウェア回路(例えば、送受信機)が、他のエンティティとの間で通信するのに使用されることができる。第1のハードウェア回路と第2のハードウェア回路とは単一のハードウェア回路に統合されることができ、あるいは別法として、第1のハードウェア回路と第2のハードウェア回路とは別個のハードウェア回路であってもよい。
モジュールは、さらに、様々なタイプのプロセッサによる実行のためにソフトウェアにおいて実装されてもよい。実行可能コードの識別されたモジュールには、例えば、コンピュータ命令の1つ以上の物理又は論理ブロックを含むことができ、上記ブロックは、例えば、オブジェクト、手順、又は機能として編成されることができる。しかしながら、識別されたモジュールの実行ファイルは、物理的に一緒に位置する必要はなく、異なる場所に記憶された全く異なる命令を含むことができ、上記命令は、論理的に一緒に結び付けられると、モジュールを構成し、モジュールのための記述された目的を達成する。
実際、実行可能コードのモジュールは、単一の命令又は多数の命令であってもよく、さらには、いくつかの異なるコードセグメントにわたって、異なるプログラム間で、及びいくつかのメモリデバイスにわたって分散されてもよい。同様に、動作データが、本明細書においてモジュール内に識別され、例示されることがあり、任意の適切な形式において具現化され、任意の適切なタイプのデータ構造内に編成されることがある。動作データは、単一のデータセットとして収集されてもよく、あるいは、異なる記憶デバイスにわたってを含め異なる場所にわたり分散されてもよく、少なくとも部分的に、システム又はネットワーク上で単に電子信号として存在してもよい。モジュールは、所望の機能を実行するように動作可能なエージェントを含め、受動的又は能動的であり得る。
本明細書の全体にわたり、「一例」又は「例示的」に対する参照は、その例に関連して説明される特定の特徴、構造、又は特性が本発明の少なくとも1つの実施形態に含まれることを意味する。ゆえに、本明細書の全体にわたる様々な場所における表現「一例において」又は単語「例示的な」の出現は、必ずしもすべて同じ実施形態を参照してはいない。
本明細書において使用されるとき、複数のアイテム、構造要素、合成要素、及び/又は材料が、簡便さのために共通のリスト内に提示されることがある。しかしながら、こうしたリストは、リストの各メンバが別個の及び一意的なメンバとして個々に識別されるかのようにみなされるべきである。ゆえに、上記リストの個々のメンバは、その反対であるとの指示なしでの共通のグループ内でのそれらの提示に単に基づいて、同じリストの任意の他のメンバの事実上の均等物とみなされるべきではない。さらに、本発明の様々な実施形態及び例が、本明細書において、その様々なコンポーネントのための代替と共に参照されることがある。こうした実施形態、例、及び代替は、互いの事実上の均等物とみなされるべきではなく、本発明の別個の及び自立した表現としてみなされるべきであることが理解される。
さらに、説明される特徴、構造、又は特性は、1つ以上の実施形態において任意の適切な仕方で組み合わせられることができる。下記の説明において、本発明の実施形態の完全な理解を提供するように、多数の具体的な説明が提供され、例えば、レイアウト、距離、ネットワーク例等の例などである。しかしながら、当業者は、本発明が上記具体的な詳細のうち1つ以上なしに、又は他の方法、コンポーネント、レイアウト等を用いて実現され得ることを理解するであろう。他の例において、本発明の態様を分かりにくくしないように、良く知られる構造、材料、又は動作は、詳細には図示又は説明されない。
前述の例は、1つ以上の具体的な適用における本発明の原理の例示であるが、発明力の行使なしに、及び本発明の原理及び概念から逸脱することなく、実装の形式、使用法、及び詳細における多数の修正がなされ得ることが当業者に明らかになるであろう。したがって、本発明は、下記に明記される請求項によるときを除き、限定されることは意図されない。

Claims (18)

  1. メディアコンテンツを受信するように動作可能なマルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス(MBMS)クライアントを含むユーザ機器(UE)であって、
    前記MBMSクライアントがユニキャストストリーミングモードにおいて動作する間、前記MBMSクライアントを介してブロードキャストチャネル上でメディアコンテンツセグメントを受信する
    ように構成された第1の回路と、
    MBMSデコーダバッファレベルと前記ブロードキャストチャネルのブロードキャストチャネル条件とが、定義された閾値に適合することを検出することであって、前記ブロードキャストチャネル条件は、パケットエラーレート(PER)及びブロックエラーレート(BLER)を含み、
    前記MBMSデコーダバッファレベルと前記ブロードキャストチャネル条件とが前記定義された閾値に適合することに基づいて、前記ユニキャストストリーミングモードにおける動作からブロードキャストストリーミングモードに切り替える
    ように構成された第2の回路と、
    を備えたUE。
  2. 前記第1の回路は、前記ユニキャストストリーミングモードから前記ブロードキャストストリーミングモードに切り替えると前記MBMSクライアントで前記ブロードキャストストリーミングモードにおいて前記メディアコンテンツセグメントを受信するようにさらに構成される、請求項1に記載のUE。
  3. 前記第2の回路は、前記MBMSデコーダバッファレベルが、定義された時間期間について、定義された閾値を上回ることを検出するようにさらに構成され、前記定義された閾値は、前記MBMSクライアントにおいて最後に受信されたブロードキャストソースブロック内のピクチャグループ(GoP)の数に従って設定される、請求項1に記載のUE。
  4. 前記第2の回路は、前記PER及び前記BLERが定義された閾値を下回ることを検出するようにさらに構成され、前記定義された閾値は、前記MBMSクライアントにおいて最後に受信されたブロードキャストソースブロックに関しての前記PER及び前記BLERに従って設定される、請求項1に記載のUE。
  5. 前記第2の回路は、前記ユニキャストストリーミングモードにおいて動作するとき、事前に欠落したメディアコンテンツセグメントが前記MBMSクライアントにおいて受信されるときに、前記ユニキャストストリーミングモードにおける動作から前記ブロードキャストストリーミングモードに切り替えるようにさらに構成される、請求項1に記載のUE。
  6. 当該UEは、アンテナ、タッチセンサ式表示画面、スピーカー、マイクロフォン、グラフィックスプロセッサ、アプリケーションプロセッサ、内部メモリ、又は不揮発メモリポートを含む、請求項1に記載のUE。
  7. メディアコンテンツを受信するように動作可能なマルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス(MBMS)クライアントを含むユーザ機器(UE)であって、
    前記MBMSクライアントがブロードキャストストリーミングモードにおいて動作する間、前記MBMSクライアントを介してブロードキャストチャネル上でメディアコンテンツセグメントを受信する
    ように構成された第1の回路と、
    MBMSデコーダバッファレベルと前記ブロードキャストチャネルのブロードキャストチャネル条件とが、定義された閾値に適合しないときを検出することであって、前記ブロードキャストチャネル条件は、パケットエラーレート(PER)及びブロックエラーレート(BLER)を含み、
    前記MBMSデコーダバッファレベルと前記ブロードキャストチャネル条件とが前記定義された閾値に適合しないことに基づいて、前記MBMSクライアントでの前記ブロードキャストストリーミングモードにおける動作からユニキャストストリーミングモードに切り替える
    ように構成された第2の回路と、
    を備えたUE。
  8. 前記第2の回路は、
    前記MBMSデコーダバッファレベルと前記ブロードキャストチャネル条件とが前記定義された閾値に適合するときを検出し、
    前記ユニキャストストリーミングモードにおける動作から前記MBMSクライアントでの前記ブロードキャストストリーミングモードに切り戻しする
    ようにさらに構成される、請求項7に記載のUE。
  9. 前記第2の回路は、
    前記MBMSデコーダバッファレベルが前記定義された閾値を下回るときを検出することであって、前記定義された閾値は、固定された値であるか、あるいは、前記ブロードキャストストリーミングモードにおいて動作するときに前記MBMSクライアントにおいて受信されるソースブロックのサイズに基づく動的な値であり、
    前記MBMSクライアントでの前記ブロードキャストストリーミングモードにおける動作から前記ユニキャストストリーミングモードに切り替える
    ようにさらに構成される、請求項7に記載のUE。
  10. 前記第2の回路は、
    定義されたウィンドウ内で前記MBMSクライアントにおいて受信されるソースブロックの各々に含まれるピクチャグループ(GoP)の数を用いて、重み付けされたソースブロックスライディングウィンドウを決定し、
    前記重み付けされたソースブロックスライディングウィンドウ内の失われたGoPの数が定義された閾値より大きいと決定し、
    前記MBMSクライアントでの前記ブロードキャストストリーミングモードにおける動作から前記ユニキャストストリーミングモードに切り替える
    ようにさらに構成される、請求項7に記載のUE。
  11. 前記第2の回路は、デコーダが前記MBMSクライアントにおいて正しく機能しないとき、前記MBMSクライアントでの前記ブロードキャストストリーミングモードにおける動作から前記ユニキャストストリーミングモードに切り替えるようにさらに構成される、請求項7に記載のUE。
  12. 前記第2の回路は、
    前記ブロードキャストストリーミングモードにおいていくらかのメディアコンテンツセグメントが成功裏に受信されないとき、前記MBMSクライアントでの前記ブロードキャストストリーミングモードにおける動作から前記ユニキャストストリーミングモードに切り替え、
    前記ユニキャストストリーミングモードにおいて動作するとき、事前に欠落したメディアコンテンツセグメントが前記MBMSクライアントにおいて受信されるときに、前記ユニキャストストリーミングモードにおける動作から前記ブロードキャストストリーミングモードに切り戻しする
    ようにさらに構成される、請求項7に記載のUE。
  13. メディアコンテンツを受信する方法であって、
    ユーザ機器(UE)内のマルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス(MBMS)クライアントを介して、前記UEの1つ以上のプロセッサを用いて、前記MBMSクライアントが第1のストリーミングモードにおいて動作する間、ブロードキャストチャネル上でメディアコンテンツセグメントを受信することと、
    前記UEの前記1つ以上のプロセッサを用いて、前記UEにおいて、MBMSデコーダバッファレベルと前記ブロードキャストチャネルに関連付けられたブロードキャストチャネル条件とが定義された閾値に適合しないと決定することであって、前記ブロードキャストチャネル条件は、パケットエラーレート(PER)及びブロックエラーレート(BLER)を含む、ことと、
    前記UEの前記1つ以上のプロセッサを用いて、前記MBMSデコーダバッファレベルと前記ブロードキャストチャネル条件とが前記定義された閾値に適合しないことに基づいて、前記第1のストリーミングモードにおける動作から第2のストリーミングモードに切り替えることと、
    を含む方法。
  14. 定義された継続時間について前記第2のストリーミングモードにおいて前記メディアコンテンツセグメントを受信すること、をさらに含む請求項13に記載の方法。
  15. 前記第1のストリーミングモードはブロードキャストストリーミングモードであり、前記第2のストリーミングモードはユニキャストストリーミングモードである、請求項13に記載の方法。
  16. 定義されたウィンドウ内で前記MBMSクライアントにおいて受信されるソースブロックの各々に含まれるピクチャグループ(GoP)の数を用いて決定される重み付けされたソースブロックスライディングウィンドウに基づいて、前記第1のストリーミングモードにおける動作から前記第2のストリーミングモードに切り替えること、をさらに含む請求項13に記載の方法。
  17. 前記メディアコンテンツセグメントが失われるとき、又は欠落したメディアコンテンツセグメントが回復されるときに、前記第1のストリーミングモードにおける動作から前記第2のストリーミングモードに切り替えること、をさらに含む請求項13に記載の方法。
  18. メディアコンテンツを受信する方法であって、
    ユーザ機器(UE)内のマルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス(MBMS)クライアントを介して、前記UEの1つ以上のプロセッサを用いて、前記MBMSクライアントが第1のストリーミングモードにおいて動作する間、ブロードキャストチャネル上でメディアコンテンツセグメントを受信することと、
    前記UEの前記1つ以上のプロセッサを用いて、前記UEにおいて、MBMSデコーダバッファレベルと前記ブロードキャストチャネルに関連付けられたブロードキャストチャネル条件とが定義された閾値に適合すると決定することであって、前記ブロードキャストチャネル条件は、パケットエラーレート(PER)及びブロックエラーレート(BLER)を含む、ことと、
    前記UEの前記1つ以上のプロセッサを用いて、前記MBMSデコーダバッファレベルと前記ブロードキャストチャネル条件とが前記定義された閾値に適合することに基づいて、前記第1のストリーミングモードにおける動作から第2のストリーミングモードに切り替えることと、
    を含む方法。
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