JP6743862B2 - トポロジマッピングプログラム、トポロジマッピング方法及びトポロジマッピングシステム - Google Patents

トポロジマッピングプログラム、トポロジマッピング方法及びトポロジマッピングシステム Download PDF

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Description

本発明は、トポロジマッピングプログラム、トポロジマッピング方法及びトポロジマッピングシステムに関する。
コンピュータネットワークのトポロジをマッピングするためには、ネットワーク機器を含む複数の機器の接続関係を明らかにする必要がある。
特許文献1には、ネットワーク機器である中継装置のポートに対して直接的又は間接的に接続された機器の数が小さい中継装置から順に、接続関係を明らかにする技術が開示されている。
特開2005−318011号公報
しかしながら、特許文献1に開示された技術では、ポートに接続された機器の数が増える前に、必ずネットワーク内の全装置及び全ポートの接続が完了しているか否かを判断する必要がある。このため、特許文献1に開示された技術には、マッピングに必要な処理の効率化及び迅速化という点で改善の余地がある。
本発明は、上述の事情に鑑みてなされたものであり、上述のような問題点を解決することを課題の一例とする。すなわち、本発明の課題の一例は、トポロジのマッピングに必要な処理の効率化及び迅速化を図ることができるトポロジマッピングプログラム、トポロジマッピング方法及びトポロジマッピングシステムを提供することである。
本発明に係るトポロジマッピングプログラムは、ネットワーク機器とエンド端末とを含む複数の情報機器が接続されたネットワークのトポロジを、コンピュータにマッピングさせるためのトポロジマッピングプログラムであって、前記ネットワーク機器のポートに対して直接的又は間接的に接続された情報機器である接続機器の識別情報を前記ネットワーク機器の前記ポートごとに分けて示されたリンク情報を、前記複数の情報機器から収集する収集部と、前記収集部により収集された前記リンク情報に基づいて、前記接続機器として前記ネットワーク機器を含む前記ポートを抽出する抽出部と、前記抽出部により抽出された前記ポートのうちから、互いに直接的に接続された一対のポートを探索する探索部と、前記探索部により探索された前記一対のポート同士の接続関係をマッピングすることによって、互いに直接的に接続された前記ネットワーク機器同士の接続関係をマッピングする第1マッピング部と、前記抽出部により抽出された前記ポート以外の前記ポートと前記エンド端末との接続関係をマッピングすることによって、互いに直接的に接続された前記ネットワーク機器と前記エンド端末との接続関係をマッピングする第2マッピング部と、を備え、前記探索部は、それぞれの前記接続機器に含まれる前記ネットワーク機器が、互いに重複しないような前記ポートの組み合わせであって、且つ、それぞれの前記接続機器に含まれる前記ネットワーク機器の数を互いに足し合わせた数が、前記ネットワークに接続された前記ネットワーク機器の総数と等しくなるような前記ポートの前記組み合わせを探索することによって、前記一対のポートを探索する
好適には、前記トポロジマッピングプログラムにおいて、前記探索部は、前記ネットワークに接続された全ての前記ネットワーク機器を要素とする集合を全体集合として、前記抽出部により抽出された一のポートに対する前記接続機器に含まれる前記ネットワーク機器を要素とする一の集合と補集合の関係にある他の集合を探索し、前記他の集合に属する前記ネットワーク機器を前記接続機器とする他のポートを特定することによって、前記一対のポートを探索する。
好適には、前記トポロジマッピングプログラムにおいて、前記リンク情報は、前記接続機器の前記識別情報と前記ポートのポート番号とが互いに対応付けられて構成され、前記複数の情報機器のそれぞれは、自身が前記エンド端末である場合、自身の識別情報を前記ネットワーク内へ送信し、自身が前記ネットワーク機器である場合、自身の識別情報と前記リンク情報とを対応付けて、前記ネットワーク内へ送信し、前記収集部は、前記エンド端末の前記識別情報を収集すると共に、前記ネットワーク機器の前記識別情報及び前記リンク情報を収集し、前記抽出部は、前記収集部により収集された前記識別情報のうち、前記リンク情報が対応付けられていない前記識別情報を前記エンド端末の前記識別情報と判断し、前記収集部により収集された前記識別情報のうち、前記リンク情報が対応付けられた前記識別情報を前記ネットワーク機器の前記識別情報と判断し、前記リンク情報を構成する前記ポート番号のうち、前記接続機器の前記識別情報として前記ネットワーク機器の前記識別情報が対応付けられた前記ポート番号を抽出することによって、前記接続機器として前記ネットワーク機器を含む前記ポートを抽出する。
また、本発明に係るトポロジマッピング方法は、ネットワーク機器とエンド端末とを含む複数の情報機器が接続されたネットワークのトポロジをマッピングするトポロジマッピング方法であって、前記ネットワーク機器のポートに対して直接的又は間接的に接続された情報機器である接続機器の識別情報を前記ネットワーク機器の前記ポートごとに分けて示されたリンク情報を、前記複数の情報機器から収集する収集ステップと、前記収集ステップにより収集された前記リンク情報に基づいて、前記接続機器として前記ネットワーク機器を含む前記ポートを抽出する抽出ステップと、前記抽出ステップにより抽出された前記ポートのうちから、互いに直接的に接続された一対のポートを探索する探索ステップと、前記探索ステップにより探索された前記一対のポート同士の接続関係をマッピングすることによって、互いに直接的に接続された前記ネットワーク機器同士の接続関係をマッピングする第1マッピングステップと、前記抽出ステップにより抽出された前記ポート以外の前記ポートと前記エンド端末との接続関係をマッピングすることによって、互いに直接的に接続された前記ネットワーク機器と前記エンド端末との接続関係をマッピングする第2マッピングステップと、を備え、前記探索ステップは、それぞれの前記接続機器に含まれる前記ネットワーク機器が、互いに重複しないような前記ポートの組み合わせであって、且つ、それぞれの前記接続機器に含まれる前記ネットワーク機器の数を互いに足し合わせた数が、前記ネットワークに接続された前記ネットワーク機器の総数と等しくなるような前記ポートの前記組み合わせを探索することによって、前記一対のポートを探索する
また、本発明に係るトポロジマッピングシステムは、ネットワーク機器とエンド端末とを含む複数の情報機器が接続されたネットワークのトポロジをマッピングするトポロジマッピングシステムであって、前記ネットワーク機器のポートに対して直接的又は間接的に接続された情報機器である接続機器の識別情報を前記ネットワーク機器の前記ポートごとに分けて示されたリンク情報を、前記複数の情報機器から収集し、収集された前記リンク情報に基づいて、前記接続機器として前記ネットワーク機器を含む前記ポートを抽出し、抽出された前記ポートのうちから、互いに直接的に接続された一対のポートを探索し、探索された前記一対のポート同士の接続関係をマッピングすることによって、互いに直接的に接続された前記ネットワーク機器同士の接続関係をマッピングし、抽出された前記ポート以外の前記ポートと前記エンド端末との接続関係をマッピングすることによって、互いに直接的に接続された前記ネットワーク機器と前記エンド端末との接続関係をマッピングすると共に前記一対のポートを探索する際、それぞれの前記接続機器に含まれる前記ネットワーク機器が、互いに重複しないような前記ポートの組み合わせであって、且つ、それぞれの前記接続機器に含まれる前記ネットワーク機器の数を互いに足し合わせた数が、前記ネットワークに接続された前記ネットワーク機器の総数と等しくなるような前記ポートの前記組み合わせを探索することによって、前記一対のポートを探索する

本発明に係るトポロジマッピングプログラム、トポロジマッピング方法及びトポロジマッピングシステムは、トポロジのマッピングに必要な処理の効率化及び迅速化を図ることができる。
本発明の実施形態に係るトポロジマッピングシステムが適用されるネットワークを模式的に示す図である。 トポロジマッピングシステムの機能的構成を示すブロック図である。 トポロジマッピング部によって収集された識別情報、機器情報及びリンク情報を説明するための図である。 トポロジマッピング処理の流れを示すフローチャート図である。 第1テーブルを説明するための図である。 図5に示された第1テーブルに基づいて、接続機器としてネットワーク機器を含むポートを抽出する例を示す図である。 トポロジマッピングの過程で定義されたネットワーク機器の集合及びエンド端末の集合の例を示す図である。 第2テーブルを説明するための図である。 ネットワーク機器とエンド端末との接続関係をマッピングする例を示す図である。 一のポートに対する接続機器に含まれるネットワーク機器を要素とする集合と補集合の関係にある他の集合を探索する処理を説明するための図を示す。 第3テーブルを説明するための図である。 ネットワーク機器同士の接続関係をマッピングする例を示す図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
[トポロジマッピングシステムの構成]
図1は、本発明の実施形態に係るトポロジマッピングシステム1が適用されるネットワークNを模式的に示す図である。
ネットワークNは、複数の情報機器2が有線又は無線で接続されたコンピュータネットワークである。ネットワークNは、例えば、宅内に設けられるホームネットワークであってよい。ネットワークNは、HTIP(Home-network Topology Identifying Protocol)等の、データリンク層の接続を検知及び管理するプロトコルに準じたネットワークであってよい。本実施形態では、ネットワークNがHTIPに準じたネットワークであるとして説明するが、ネットワークNは、他のプロトコルに準じたネットワークであってよい。
複数の情報機器2は、ネットワークNのノードを構成し、ネットワーク機器3と、エンド端末4とを含む。ネットワーク機器3は、複数のポートを有し、一のポートで受信したフレーム又はパケットを他のポートへ転送する機能を有する機器である。エンド端末4は、フレーム又はパケットを終端する機器である。
図1には、複数の情報機器2として、複数のネットワーク機器3と複数のエンド端末4とが接続されたネットワークNが例示されている。図1において、アルファベットを丸で囲んだノードはネットワーク機器3を示し、アルファベットを四角で囲んだノードはエンド端末4を示す。そして、アルファベットは、それぞれの情報機器2に予め付与された識別情報を示す。識別情報は、MAC(Media Access Control)アドレスであってよい。また、図1において、アルファベットとアルファベットに付された数字とを組み合わせた記号は、ネットワーク機器3が有するポートのポート番号を示す。
例えば、図1において、アルファベット「A」を丸で囲んだノードは、識別情報が「A」のネットワーク機器3を示し、ポート番号が「A1」〜「A4」である4つのポートを有することを示す。そして、このノードは、ポート番号が「A1」のポートに、識別情報が「E」のエンド端末4が接続され、ポート番号が「A2」のポートに、識別情報が「F」のエンド端末4が接続されていることを示す。加えて、このノードは、ポート番号が「A3」のポートに、識別情報が「G」のエンド端末4が接続され、ポート番号が「A4」のポートに、識別情報が「B」のネットワーク機器3が接続されていることを示す。
図2は、トポロジマッピングシステム1の機能的構成を示すブロック図である。図3は、トポロジマッピング部10によって収集された識別情報、機器情報及びリンク情報を説明するための図である。
情報機器2は、図2に示されるように、HTIPのエージェント機能を実現するエージェントプログラムが実装された情報機器2Aと、HTIPのマネージャ機能を実現するマネージャプログラムが実装された情報機器2Mとに分類され得る。このマネージャプログラムは、ネットワークNに接続された任意の情報機器2に実装されてよい。エージェントプログラムは、マネージャプログラムが実装された機器以外の情報機器2に実装されてよい。すなわち、情報機器2Mは、ネットワークNに接続された情報機器2の何れかであってよい。そして、情報機器2Mには、ネットワーク機器3又はエンド端末4の何れかが該当してよい。また、情報機器2Aには、ネットワーク機器3又はエンド端末4の何れかが該当してもよいし、ネットワーク機器3とエンド端末4との両方が該当してもよい。なお、図1及び図3では、情報機器2Mの図示が省略されている。
情報機器2Aは、ネットワークNに接続されると、自身の識別情報及び機器情報をブロードキャスト方式でネットワークN内へ送信する。機器情報は、情報機器2の区分、メーカ名(メーカコード)、機種名及び型番を示す情報であり、情報機器2ごとに予め付与された情報である。情報機器2Aがネットワーク機器3である場合、情報機器2Aは、自身の識別情報及び機器情報に加えて、各ポートに対して直接的又は間接的に接続された情報機器2Aに関する情報であるリンク情報を送信する。この際、情報機器2Aは、識別情報、機器情報及びリンク情報をそれぞれ対応付けて送信する。
情報機器2Mは、ネットワークNを監視し、情報機器2Aから識別情報、機器情報及びリンク情報等を収集すると共に、ネットワークNのトポロジをマッピングするトポロジマッピング部10を含む。トポロジマッピング部10は、情報機器2Mのプロセッサ及び記憶装置を利用して、HTIPのマネージャ機能を実現するマネージャプログラムによって構成することができる。
トポロジマッピング部10は、図2に示されるように、接続検知部11と、収集部12と、抽出部13と、探索部14と、マッピング部15とを備える。
接続検知部11は、ネットワークNへの情報機器2Aの接続を検知する。接続検知部11は、ネットワークNへ接続された情報機器2Aからブロードキャスト方式で送信された、識別情報、機器情報及びリンク情報等を受信することによって、ネットワークNへの情報機器2Aの接続を検知することができる。
収集部12は、接続検知部11にて接続を検知された情報機器2Aから送信された識別情報、機器情報及びリンク情報等を収集する。収集部12は、図3に示されるように、収集された識別情報、機器情報及びリンク情報をそれぞれ対応付けて管理することができる。
リンク情報は、ネットワーク機器3のポートに対して直接的又は間接的に接続された情報機器2Aの識別情報を、ネットワーク機器3のポートごとに分けて示された情報である。具体的には、リンク情報は、図3に示されるように、リンク情報の送信元のネットワーク機器3が有するポートのポート番号と、このポート番号が示すポートに対して直接的又は間接的に接続された情報機器2Aの識別情報とが互いに対応付けられて構成される。ポートに直接的に接続された情報機器2Aとは、ポートに物理的に接続された情報機器2Aを意味する。ポートに間接的に接続された情報機器2Aとは、ポートに物理的に接続された情報機器2A(すなわちネットワーク機器3)に対して、更に物理的に接続された情報機器2Aを意味する。本実施形態では、ネットワーク機器3のポートに対して直接的又は間接的に接続された情報機器を、単に「接続機器」とも称する。
図3において、「識別情報」の列は、ネットワーク機器3又はエンド端末4である情報機器2Aから収集された識別情報を示している。「機器情報」の列は、ネットワーク機器3又はエンド端末4である情報機器2Aから収集された機器情報を示している。「リンク情報」の列は、ネットワーク機器3である情報機器2Aから収集されたリンク情報を示している。「リンク情報」の列は、リンク情報の送信元であるネットワーク機器3が有するポートの「ポート番号」と、「ポート番号」が示すポートに対して直接的又は間接的に接続された「接続機器の識別情報」とを含んで構成される。情報機器2Aがエンド端末4である場合にはリンク情報は送信されないため、「リンク情報」の列は「なし」と示されている。
なお、収集部12は、トポロジマッピング部10の一部であり、情報機器2Mに実装されているが、情報機器2Aから送信された識別情報、機器情報及びリンク情報等を収集するだけでなく、情報機器2M自身の識別情報、機器情報及びリンク情報等も収集し、一元的に管理することができる。
抽出部13は、収集部12により収集されたリンク情報に基づいて、ネットワークNに接続された複数の情報機器2Aに含まれるネットワーク機器3を抽出する。そして、抽出部13は、抽出されたネットワーク機器3が有するポートのうち、ポートに対する接続機器としてネットワーク機器3を含むポートを抽出する。
具体的には、抽出部13は、収集部12により収集された識別情報のうち、リンク情報が対応付けられていない識別情報をエンド端末4の識別情報と判断し、リンク情報が対応付けられた識別情報をネットワーク機器3の識別情報と判断する。これにより、抽出部13は、複数の情報機器2Aのうちからネットワーク機器3を抽出することができる。そして、抽出部13は、収集部12により収集されたネットワーク機器3の識別情報に対応付けられたリンク情報を構成するポート番号のうち、接続機器の識別情報としてネットワーク機器3の識別情報が対応付けられたポート番号を抽出する。これにより、抽出部13は、ネットワークNに接続されたネットワーク機器3が有するポートのうち、接続機器としてネットワーク機器3を含むポートを抽出することができる。
探索部14は、抽出部13により抽出されたポートのうちから、互いに直接的に接続された一対のポートを探索する。一のポートと他のポートとが直接的に接続されている場合、一のポートの接続機器に含まれるネットワーク機器3と、他のポートの接続機器に含まれるネットワーク機器3とは、互いに重複しない。加えて、一のポートと他のポートとが直接的に接続されている場合、一のポートの接続機器に含まれるネットワーク機器3の数と、他のポートの接続機器に含まれるネットワーク機器3の数との合計は、ネットワークNに接続されたネットワーク機器3の総数と等しくなる。このため、探索部14は、それぞれの接続機器に含まれるネットワーク機器3が、互いに重複しないようなポートの組み合わせであって、且つ、それぞれの接続機器に含まれるネットワーク機器3の数を互いに足し合わせた数が、ネットワークNに接続されたネットワーク機器3の総数と等しくなるような、ポートの組み合わせを探索する。これにより、探索部14は、一のポートと他のポートとの組み合わせを探索することができ、互いに直接的に接続された一対のポートを探索することができる。
探索部14が一対のポートを探索する手法は、上述の手法とは同じ趣旨であるが別の表現で記述することも可能である。抽出部13により抽出されたポートは、このポートに対する接続機器を要素とする集合と見做すことができる。抽出部13により抽出された一のポートに対する接続機器に含まれるネットワーク機器3を要素とする一の集合を集合Xとし、抽出部13により抽出された他のポートに対する接続機器に含まれるネットワーク機器3を要素とする他の集合を集合Yとする。また、ネットワークNに接続された全てのネットワーク機器3を要素とする集合を集合Rとする。このとき、集合Rを全体集合とすると、集合Xと集合Yとの和集合が集合Rに等しく、且つ、集合Xと集合Yとの積集合が空集合Φである場合、集合Xと集合Yとは補集合の関係にある。
集合Xと集合Yとが補集合の関係にある場合、集合Xに属する接続機器に含まれるネットワーク機器3と、集合Yに属する接続機器に含まれるネットワーク機器3とは重複しない。加えて、集合Xに属する接続機器に含まれるネットワーク機器3の数と、集合Yに属する接続機器に含まれるネットワーク機器3の数との合計は、全体集合である集合Rに属するネットワーク機器3の数と等しくなる。すなわち、集合Xと集合Yとが補集合の関係にある場合、集合Xに対応する一のポートと、集合Yに対応する他のポートとは、互いに直接的に接続された一対のポートとなり得る。このため、探索部14は、集合Rを全体集合として、抽出部13により抽出された一のポートに対する接続機器に含まれるネットワーク機器3を要素とする一の集合Xと補集合の関係にある他の集合Yを探索する。そして、探索部14は、探索された他の集合Yに対応する他のポートを特定する。これにより、探索部14は、一のポートと他のポートとを組み合わせを探索することができ、互いに直接的に接続された一対のポートを探索することができる。
マッピング部15は、ネットワークNに接続された複数の情報機器2Aの接続関係をマッピングする。マッピング部15は、第1マッピング部15aと、第2マッピング部15bとを備える。
第1マッピング部15aは、互いに直接的に接続されたネットワーク機器3同士の接続関係をマッピングする。具体的には、第1マッピング部15aは、探索部14により探索された一対のポート同士が直接的に接続された接続関係にあるとして、一対のポート同士の接続関係をマッピングする。
第2マッピング部15bは、互いに直接的に接続されたネットワーク機器3とエンド端末4との接続関係をマッピングする。具体的には、第2マッピング部15bは、抽出部13により抽出されたポート以外のポートと、このポートに対する接続機器に含まれるエンド端末4とが直接的に接続された接続関係にあるとして、このポートとこのエンド端末4との接続関係をマッピングする。抽出部13により抽出されたポート以外のポートとは、接続機器としてネットワーク機器3を含まないポート、すなわち、接続機器がエンド端末4だけのポートである。
なお、トポロジマッピング部10では、マッピング部15によって実行されるマッピングを、情報機器2Mのディスプレイ等に表示させながら実行することができる。
[トポロジマッピング処理]
図4は、トポロジマッピング処理の流れを示すフローチャート図である。図5は、第1テーブルを説明するための図である。図6は、図5に示された第1テーブルに基づいて、接続機器としてネットワーク機器3を含むポートを抽出する例を示す図である。図7は、トポロジマッピングの過程で定義されたネットワーク機器3の集合R及びエンド端末4の集合Eの例を示す図である。図8は、第2テーブルを説明するための図である。図9は、ネットワーク機器3とエンド端末4との接続関係をマッピングする例を示す図である。図10は、一のポートに対する接続機器に含まれるネットワーク機器3を要素とする集合Xと補集合の関係にある他の集合Yを探索する処理を説明するための図を示す。図11は、第3テーブルを説明するための図である。図12は、ネットワーク機器3同士の接続関係をマッピングする例を示す図である。
本実施形態では、ネットワークNのトポロジをマッピングするためにトポロジマッピング部10によって実行される処理を、「トポロジマッピング処理」とも称する。トポロジマッピング部10は、接続検知部11によって情報機器2Aの接続が検知されると、収集部12、抽出部13、探索部14及びマッピング部15を用いて、トポロジマッピング処理を実行する。なお、図4における「NW機器」は、ネットワーク機器3のことである。
ステップ401において、トポロジマッピング部10は、複数の情報機器2Aから送信された識別情報、機器情報及びリンク情報等を収集する。トポロジマッピング部10は、図3に示されるように、収集された識別情報、機器情報及びリンク情報を互いに対応付けて管理することができる。
ステップ402において、トポロジマッピング部10は、収集された識別情報のうち、リンク情報が対応付けられた識別情報をネットワーク機器3の識別情報と判断し、リンク情報が対応付けられていない識別情報をエンド端末4の識別情報と判断する。図3に示されたテーブルの例では、識別情報が「A」の情報機器2Aから収集された識別情報及び機器情報には、リンク情報が対応付けられている。このため、トポロジマッピング部10は、識別情報が「A」の情報機器2Aを、ネットワーク機器3であると判断する。また、図3に示されたテーブルの例では、識別情報が「E」の情報機器2Aから収集された識別情報及び機器情報には、リンク情報が対応付けられていない。このため、トポロジマッピング部10は、識別情報が「E」の情報機器2Aを、エンド端末4であると判断する。
ステップ403において、トポロジマッピング部10は、収集された識別情報のうちでネットワーク機器3の識別情報と判断された識別情報に対応付けられたリンク情報から、第1テーブルを作成する。第1テーブルは、ネットワークNに接続された全てのネットワーク機器3が有するリンク情報を示している。図5に示された第1テーブルの例では、トポロジマッピング部10は、図3に示されたテーブルから、ネットワーク機器3と判断された「A」、「B」、「C」、「J」及び「K」の識別情報に対応付けられたリンク情報を選別することによって、第1テーブルを作成することができる。トポロジマッピング部10は、ステップ403を行った後、ステップ405へ移行する。
ステップ404において、トポロジマッピング部10は、図7に示されるように、ネットワークNに接続された全てのネットワーク機器3を要素とする集合Rを定義する。トポロジマッピング部10は、ステップ404をステップ403と並列的に行い、ステップ405へ移行する。
ステップ405において、トポロジマッピング部10は、第1テーブルに示されたポートのうちから、接続機器としてネットワーク機器3を含むポートを抽出する。具体的には、トポロジマッピング部10は、第1テーブルに示されたリンク情報を構成するポート番号のうち、接続機器の識別情報としてネットワーク機器3の識別情報が対応付けられたポート番号を抽出する。これにより、トポロジマッピング部10は、第1テーブルに示されたポートのうちから、接続機器としてネットワーク機器3を含むポートを抽出することができる。
図5に示された第1テーブルの例では、ポート番号が「A1」のポートに対する接続機器には、識別情報が「E」の情報機器2Aしか存在しない。識別情報が「E」の情報機器2Aから収集された識別情報及び機器情報には、図3に示されるようにリンク情報が対応付けられていない。このため、トポロジマッピング部10は、識別情報が「E」の情報機器2Aを、エンド端末4であると判断する。そして、トポロジマッピング部10は、ポート番号が「A1」のポートが、接続機器としてネットワーク機器3を含んでいないため、図6に示されるように、ポート番号が「A1」のポートをステップ405にて抽出しない。同様に、ポート番号が「A2」及び「A3」のポートも、接続機器としてネットワーク機器3を含んでいないため、ステップ405にて抽出されない。
一方、ポート番号が「A4」のポートに対する接続機器には、識別情報が「B」、「C」、「D」、「H」、「I」、「J」及び「K」の7つの情報機器2Aが存在する。識別情報が「B」、「C」、「J」及び「K」のそれぞれの情報機器2Aから収集された識別情報及び機器情報には、図3及び図5に示されるように、リンク情報が対応付けられている。このため、トポロジマッピング部10は、識別情報が「B」、「C」、「J」及び「K」のそれぞれの情報機器2Aを、ネットワーク機器3であると判断する。そして、トポロジマッピング部10は、ポート番号が「A4」のポートが、接続機器としてネットワーク機器3を含んでいるため、図6に示されるように、ポート番号が「A4」のポートをステップ405にて抽出する。同様に、ポート番号が「B1」、「B3」、「C1」、「C3」、「J1」、「K1」及び「K2」のポートも、接続機器としてネットワーク機器3を含んでいるため、ステップ405にて抽出される。
なお、接続機器としてネットワーク機器3を含むポートが1つも抽出されない場合は、ネットワークNに接続された複数の情報機器2Aにはネットワーク機器3が1つしか存在しない場合である。この場合、トポロジマッピング部10は、この1つのネットワーク機器3が有するポートには、エンド端末4が直接的に接続されていると判断する。
ステップ406において、トポロジマッピング部10は、抽出されたポートと、このポートに対する接続機器に含まれるネットワーク機器3の識別情報とから、第2テーブルを作成する。具体的には、トポロジマッピング部10は、図6に示されるように、抽出されたポートのポート番号に対応付けられた接続機器の識別情報のうちからエンド端末4の識別情報を除外して、抽出されたポートのポート番号と、このポート番号に対応付けられたネットワーク機器3の識別情報とを特定する。それにより、トポロジマッピング部10は、図8に示されるような、第2テーブルを作成することができる。第2テーブルは、ネットワーク機器3のポートに対して直接的又は間接的に接続されたネットワーク機器3の識別情報を、ポートごとに分けて示している。
図5及び図6に示されたテーブルの例では、ポート番号が「A4」のポートに対する接続機器には、識別情報が「B」、「C」、「D」、「H」、「I」、「J」及び「K」の7つの情報機器2Aが存在する。識別情報が「D」、「H」及び「I」のそれぞれの情報機器2Aから収集された識別情報及び機器情報には、図3に示されるように、リンク情報が対応付けられていない。このため、トポロジマッピング部10は、識別情報が「D」、「H」及び「I」のそれぞれの情報機器2Aを、エンド端末4であると判断する。そして、トポロジマッピング部10は、図6に示されるように、「A4」のポート番号に対応付けられた接続機器の識別情報のうちから、「D」、「H」及び「I」の識別情報を除外して、図8に示されるような第2テーブルを作成することができる。「B1」、「B3」、「C1」、「C3」、「J1」、「K1」及び「K2」のポート番号に対応付けられた接続機器の識別情報も同様である。トポロジマッピング部10は、ステップ406を行った後、ステップ408へ移行する。
ステップ407において、トポロジマッピング部10は、図7に示されるように、ネットワークNに接続された全てのエンド端末4を要素とする集合Eを定義する。トポロジマッピング部10は、ステップ407をステップ406と並列的に行い、ステップ408へ移行する。
ステップ408において、トポロジマッピング部10は、図9に示されるように、第1テーブルから抽出されたポート以外のポートと、このポートに対する接続機器に含まれるエンド端末4との接続関係をマッピングする。具体的には、トポロジマッピング部10は、第1テーブルから抽出されたポート以外のポートと、このポートに対する接続機器に含まれるエンド端末4とが、直接的に接続された接続関係にあるとしてマッピングする。これにより、トポロジマッピング部10は、互いに直接的に接続されたネットワーク機器3とエンド端末4との接続関係をマッピングすることができる。
図5及び図6に示されたテーブルの例では、第1テーブルから抽出されたポート以外のポートは、ポート番号が「A1」、「A2」、「A3」、「B2」、「C2」及び「J2」のポートである。例えば、ポート番号が「A1」のポートに対する接続機器には、識別情報が「E」のエンド端末4しか存在しない。このため、トポロジマッピング部10は、ポート番号が「A1」のポートには、識別情報が「E」のエンド端末4が直接的に接続されていると判断する。そして、トポロジマッピング部10は、図9に示されるように、ポート番号が「A1」のポートと識別情報が「E」のエンド端末4との接続関係を、直接的に接続される接続関係としてマッピングする。これにより、トポロジマッピング部10は、互いに直接的に接続された、識別情報が「A」のネットワーク機器3と、識別情報が「E」のエンド端末4との接続関係を、マッピングすることができる。ポート番号が「A2」、「A3」、「B2」、「C2」及び「J2」のポートとエンド端末4との接続関係も同様にマッピングされる。
ステップ409において、トポロジマッピング部10は、集合Rを全体集合として、第2テーブルに示された一のポートに対する接続機器に含まれるネットワーク機器3を要素とする一の集合Xと補集合の関係にある他の集合Yを探索する。集合Xと集合Yとが補集合の関係にある場合、集合Xに属するネットワーク機器3と、集合Yに属するネットワーク機器3とは重複しない。加えて、集合Xに属するネットワーク機器3の数と、集合Yに属するネットワーク機器3の数との合計は、全体集合である集合Rに属するネットワーク機器3の数と等しくなる。このため、トポロジマッピング部10は、それぞれの接続機器に含まれるネットワーク機器3が、互いに重複しないようなポートの組み合わせであって、且つ、それぞれの接続機器に含まれるネットワーク機器3の数を互いに足し合わせた数が、ネットワーク機器3の総数と等しくなるような、ポートの組み合わせを探索する。これにより、トポロジマッピング部10は、一のポートに直接的に接続された他のポートを探索することができる。
図8に示された第2テーブルの例では、ポート番号が「B1」のポートに対する接続機器としては、識別情報が「A」のネットワーク機器3が1つだけ存在する。ポート番号が「A4」のポートに対する接続機器としては、識別情報が「B」、「C」、「J」及び「K」の4つのネットワーク機器3が存在する。また、ネットワーク機器3の総数は、図5に示された第1テーブルから、「5」である。すなわち、ポート番号が「B1」及び「A4」のそれぞれのポートに対する接続機器に含まれるネットワーク機器3は、互いに重複しない。加えて、ポート番号が「B1」及び「A4」のそれぞれのポートに対する接続機器に含まれるネットワーク機器3の数を互いに足し合わせた数は「5」であり、ネットワーク機器3の総数と等しくなる。このため、トポロジマッピング部10は、ポート番号が「B1」のポートに対する接続機器に含まれるネットワーク機器3を要素とする集合Xと補集合の関係にある他の集合Yを、図10に示されるように、ポート番号が「A4」のポートに対する接続機器に含まれるネットワーク機器3を要素とする集合であると判断することができる。
ステップ410において、トポロジマッピング部10は、ステップ409における一の集合Xに対応する一のポートと、ステップ409における他の集合Yに対応する他のポートとを組み合わせた第3テーブルを作成する。第3テーブルは、図11に示されるように、互いに直接的に接続された一対のポートの組み合わせを示している。第3テーブルの行数は、第2テーブルの行数の半分となる。一のポートに直接的に接続された他のポートを探索する探索処理は、一般的に、比較的長い処理時間を要する。トポロジマッピング部10は、この探索処理としてステップ409を行うため、探索処理の実行回数を必要最低限に抑えることができ、処理時間を大幅に短縮することができる。
図11に示された第3テーブルの例では、ポート番号が「B1」のポートと「A4」のポートとの組み合わせは、互いに直接的に接続された一対のポートの組み合わせである。ポート番号が「C3」のポートと「J1」のポートとの組み合わせ、ポート番号が「K1」のポートと「B3」のポートとの組み合わせ、及び、ポート番号が「K2」のポートと「C1」のポートとの組み合わせも同様である。
ステップ411において、トポロジマッピング部10は、図12に示されるように、第3テーブルに示された一対のポート同士の接続関係をマッピングする。具体的には、トポロジマッピング部10は、第3テーブルに示された一対のポート同士が直接的に接続された接続関係にあるとしてマッピングする。これにより、トポロジマッピング部10は、互いに直接的に接続されたネットワーク機器3同士の接続関係をマッピングすることができる。
図11に示された第3テーブルの例では、トポロジマッピング部10は、ポート番号が「B1」のポートと「A4」のポートとが、直接的に接続されていると判断する。そして、トポロジマッピング部10は、図12に示されるように、ポート番号が「B1」のポートと「A4」のポートとの接続関係を、直接的に接続される接続関係としてマッピングする。これにより、トポロジマッピング部10は、互いに直接的に接続された、識別情報が「A」のネットワーク機器3と、識別情報が「B」のネットワーク機器3との接続関係を、マッピングすることができる。ポート番号が「C3」のポートと「J1」のポートとの接続関係、ポート番号が「K1」のポートと「B3」のポートとの接続関係、及び、ポート番号が「K2」のポートと「C1」のポートとの接続関係も同様にマッピングされる。その後、トポロジマッピング部10は、本処理を終了する。
なお、トポロジマッピング部10は、上述のステップ408を、ステップ406及びステップ407とステップ409との間に行わなくてもよい。例えば、トポロジマッピング部10は、上述のステップ408を、ステップ411の後に行ってもよい。
[作用効果]
以上のように、トポロジマッピング部10は、収集されたリンク情報に基づいて、接続機器としてネットワーク機器3を含むポートを抽出し、抽出されたポートのうちから、互いに直接的に接続された一対のポートを探索する。そして、トポロジマッピング部10は、探索された一対のポート同士の接続関係をマッピングすることによって、互いに直接的に接続されたネットワーク機器3同士の接続関係をマッピングする。そして、トポロジマッピング部10は、抽出されたポート以外のポートとエンド端末4との接続関係をマッピングすることによって、互いに直接的に接続されたネットワーク機器3とエンド端末4との接続関係をマッピングする。このため、トポロジマッピング部10は、ネットワークNに接続された全ての情報機器2A及びその全てのポートについて、他の情報機器2Aとの接続関係を検討し、マッピングする必要が無い。よって、トポロジマッピング部10は、マッピングの処理回数を低減することができるため、トポロジマッピング処理の効率化及び迅速化を図ることができる。
特に、トポロジマッピング部10は、収集された識別情報のうち、リンク情報が対応付けられていない識別情報をエンド端末4の識別情報と判断し、リンク情報が対応付けられた識別情報をネットワーク機器3の識別情報と判断することができる。そして、トポロジマッピング部10は、リンク情報を構成するポート番号のうち、接続機器の識別情報としてネットワーク機器3の識別情報が対応付けられたポート番号を抽出することによって、接続機器としてネットワーク機器3を含むポートを抽出することができる。このため、トポロジマッピング部10は、ネットワークNに接続された複数の情報機器2Aのそれぞれが、ネットワーク機器3であるかエンド端末4であるかを比較的簡単に判断することができる。そして、トポロジマッピング部10は、ネットワーク機器3が有するポートに対して直接的又は間接的に接続された接続機器としてネットワーク機器3を含むポートを、比較的簡単に抽出することができる。よって、トポロジマッピング部10は、トポロジマッピング処理の効率化及び迅速化を更に図ることができる。
更に、トポロジマッピング部10は、ネットワークNに接続された全てのネットワーク機器3を要素とする集合Rを全体集合として、一のポートに対する接続機器に含まれるネットワーク機器3を要素とする一の集合Xと補集合の関係にある他の集合Yを探索する。そして、トポロジマッピング部10は、他の集合Yに属するネットワーク機器3を接続機器とする他のポートを特定することによって、互いに直接的に接続された一対のポートを探索する。一のポートに直接的に接続された他のポートを探索する探索処理は、一般的に、比較的長い処理時間を要する。トポロジマッピング部10は、一の集合Xと補集合の関係にある他の集合Yを探索し、探索された他の集合Yに対応する他のポートが、一の集合Xに対応する一のポートと直接的に接続されると判断する。このため、トポロジマッピング部10は、特定のポートが直接的に接続された接続先を重複して何度も探索する必要がなく、必要最低限の処理回数で一のポートに直接的に接続された他のポートを探索することができる。よって、トポロジマッピング部10は、互いに直接的に接続された一対のポートを探索するために必要な時間を大幅に短縮することができるため、トポロジマッピング処理の効率化及び迅速化を更に図ることができる。
更に、トポロジマッピング部10は、それぞれの接続機器に含まれるネットワーク機器3が、互いに重複しないようなポートの組み合わせであって、且つ、それぞれの接続機器に含まれるネットワーク機器3の数を互いに足し合わせた数が、ネットワーク機器3に接続されたネットワーク機器3の総数と等しくなるようなポートの組み合わせを探索することによって、互いに直接的に接続された一対のポートを探索することができる。このため、トポロジマッピング部10は、比較的簡単な処理内容で、互いに直接的に接続された一対のポートを探索することができる。よって、トポロジマッピング部10は、互いに直接的に接続された一対のポートを探索するために必要な時間を更に短縮することができ、トポロジマッピング処理の効率化及び迅速化を更に図ることができる。
[その他]
上述の実施形態において、トポロジマッピングシステム1は、特許請求の範囲に記載された「トポロジマッピングシステム」の一例に該当する。トポロジマッピング部10は、特許請求の範囲に記載された「トポロジマッピングプログラム」の一例に該当する。情報機器2は、特許請求の範囲に記載された「情報機器」の一例に該当する。ネットワーク機器3は、特許請求の範囲に記載された「ネットワーク機器」の一例に該当する。エンド端末4は、特許請求の範囲に記載された「エンド端末」の一例に該当する。収集部12は、特許請求の範囲に記載された「収集部」の一例に該当する。抽出部13は、特許請求の範囲に記載された「抽出部」の一例に該当する。探索部14は、特許請求の範囲に記載された「探索部」の一例に該当する。第1マッピング部15aは、特許請求の範囲に記載された「第1マッピング部」の一例に該当する。第2マッピング部15bは、特許請求の範囲に記載された「第2マッピング部」の一例に該当する。ステップ401は、特許請求の範囲に記載された「収集ステップ」の一例に該当する。ステップ405は、特許請求の範囲に記載された「抽出ステップ」の一例に該当する。ステップ408は、特許請求の範囲に記載された「第2マッピングステップ」の一例に該当する。ステップ409は、特許請求の範囲に記載された「探索ステップ」の一例に該当する。ステップ411は、特許請求の範囲に記載された「第1マッピングステップ」の一例に該当する。
上述の実施形態は、変形例を含めて各実施形態同士で互いの技術を適用することができる。上述の実施形態は、本発明の内容を限定するものではなく、特許請求の範囲を逸脱しない程度に変更を加えることができる。
上述の実施形態及び特許請求の範囲で使用される用語は、限定的でない用語として解釈されるべきである。例えば、「含む」という用語は、「含むものとして記載されたものに限定されない」と解釈されるべきである。「備える」という用語は、「備えるものとして記載されたものに限定されない」と解釈されるべきである。「有する」という用語は、「有するものとして記載されたものに限定されない」と解釈されるべきである。
1 トポロジマッピングシステム
2 情報機器
3 ネットワーク機器
4 エンド端末
10 トポロジマッピング部
11 接続検知部
12 収集部
13 抽出部
14 探索部
15 マッピング部
15a 第1マッピング部
15b 第2マッピング部
N ネットワーク

Claims (5)

  1. ネットワーク機器とエンド端末とを含む複数の情報機器が接続されたネットワークのトポロジを、コンピュータにマッピングさせるためのトポロジマッピングプログラムであって、
    前記ネットワーク機器のポートに対して直接的又は間接的に接続された情報機器である接続機器の識別情報を前記ネットワーク機器の前記ポートごとに分けて示されたリンク情報を、前記複数の情報機器から収集する収集部と、
    前記収集部により収集された前記リンク情報に基づいて、前記接続機器として前記ネットワーク機器を含む前記ポートを抽出する抽出部と、
    前記抽出部により抽出された前記ポートのうちから、互いに直接的に接続された一対のポートを探索する探索部と、
    前記探索部により探索された前記一対のポート同士の接続関係をマッピングすることによって、互いに直接的に接続された前記ネットワーク機器同士の接続関係をマッピングする第1マッピング部と、
    前記抽出部により抽出された前記ポート以外の前記ポートと前記エンド端末との接続関係をマッピングすることによって、互いに直接的に接続された前記ネットワーク機器と前記エンド端末との接続関係をマッピングする第2マッピング部と、
    を備え
    前記探索部は、それぞれの前記接続機器に含まれる前記ネットワーク機器が、互いに重複しないような前記ポートの組み合わせであって、且つ、それぞれの前記接続機器に含まれる前記ネットワーク機器の数を互いに足し合わせた数が、前記ネットワークに接続された前記ネットワーク機器の総数と等しくなるような前記ポートの前記組み合わせを探索することによって、前記一対のポートを探索する、
    トポロジマッピングプログラム。
  2. 前記探索部は、前記ネットワークに接続された全ての前記ネットワーク機器を要素とする集合を全体集合として、前記抽出部により抽出された一のポートに対する前記接続機器に含まれる前記ネットワーク機器を要素とする一の集合と補集合の関係にある他の集合を探索し、前記他の集合に属する前記ネットワーク機器を前記接続機器とする他のポートを特定することによって、前記一対のポートを探索する、
    請求項1に記載のトポロジマッピングプログラム。
  3. 前記リンク情報は、前記接続機器の前記識別情報と前記ポートのポート番号とが互いに対応付けられて構成され、
    前記複数の情報機器のそれぞれは、
    自身が前記エンド端末である場合、自身の識別情報を前記ネットワーク内へ送信し、
    自身が前記ネットワーク機器である場合、自身の識別情報と前記リンク情報とを対応付けて、前記ネットワーク内へ送信し、
    前記収集部は、前記エンド端末の前記識別情報を収集すると共に、前記ネットワーク機器の前記識別情報及び前記リンク情報を収集し、
    前記抽出部は、
    前記収集部により収集された前記識別情報のうち、前記リンク情報が対応付けられていない前記識別情報を前記エンド端末の前記識別情報と判断し、
    前記収集部により収集された前記識別情報のうち、前記リンク情報が対応付けられた前記識別情報を前記ネットワーク機器の前記識別情報と判断し、前記リンク情報を構成する前記ポート番号のうち、前記接続機器の前記識別情報として前記ネットワーク機器の前記識別情報が対応付けられた前記ポート番号を抽出することによって、前記接続機器として前記ネットワーク機器を含む前記ポートを抽出する、
    請求項1又は2に記載のトポロジマッピングプログラム。
  4. ネットワーク機器とエンド端末とを含む複数の情報機器が接続されたネットワークのトポロジをマッピングするトポロジマッピング方法であって、
    前記ネットワーク機器のポートに対して直接的又は間接的に接続された情報機器である接続機器の識別情報を前記ネットワーク機器の前記ポートごとに分けて示されたリンク情報を、前記複数の情報機器から収集する収集ステップと、
    前記収集ステップにより収集された前記リンク情報に基づいて、前記接続機器として前記ネットワーク機器を含む前記ポートを抽出する抽出ステップと、
    前記抽出ステップにより抽出された前記ポートのうちから、互いに直接的に接続された一対のポートを探索する探索ステップと、
    前記探索ステップにより探索された前記一対のポート同士の接続関係をマッピングすることによって、互いに直接的に接続された前記ネットワーク機器同士の接続関係をマッピングする第1マッピングステップと、
    前記抽出ステップにより抽出された前記ポート以外の前記ポートと前記エンド端末との接続関係をマッピングすることによって、互いに直接的に接続された前記ネットワーク機器と前記エンド端末との接続関係をマッピングする第2マッピングステップと、
    を備え
    前記探索ステップは、それぞれの前記接続機器に含まれる前記ネットワーク機器が、互いに重複しないような前記ポートの組み合わせであって、且つ、それぞれの前記接続機器に含まれる前記ネットワーク機器の数を互いに足し合わせた数が、前記ネットワークに接続された前記ネットワーク機器の総数と等しくなるような前記ポートの前記組み合わせを探索することによって、前記一対のポートを探索する、
    トポロジマッピング方法。
  5. ネットワーク機器とエンド端末とを含む複数の情報機器が接続されたネットワークのトポロジをマッピングするトポロジマッピングシステムであって、
    前記ネットワーク機器のポートに対して直接的又は間接的に接続された情報機器である接続機器の識別情報を前記ネットワーク機器の前記ポートごとに分けて示されたリンク情報を、前記複数の情報機器から収集し、
    収集された前記リンク情報に基づいて、前記接続機器として前記ネットワーク機器を含む前記ポートを抽出し、
    抽出された前記ポートのうちから、互いに直接的に接続された一対のポートを探索し、
    探索された前記一対のポート同士の接続関係をマッピングすることによって、互いに直接的に接続された前記ネットワーク機器同士の接続関係をマッピングし、
    抽出された前記ポート以外の前記ポートと前記エンド端末との接続関係をマッピングすることによって、互いに直接的に接続された前記ネットワーク機器と前記エンド端末との接続関係をマッピングすると共に
    前記一対のポートを探索する際、それぞれの前記接続機器に含まれる前記ネットワーク機器が、互いに重複しないような前記ポートの組み合わせであって、且つ、それぞれの前記接続機器に含まれる前記ネットワーク機器の数を互いに足し合わせた数が、前記ネットワークに接続された前記ネットワーク機器の総数と等しくなるような前記ポートの前記組み合わせを探索することによって、前記一対のポートを探索する、
    トポロジマッピングシステム。
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