JP6742430B2 - 流体管理を備えたかみそりカートリッジ - Google Patents

流体管理を備えたかみそりカートリッジ Download PDF

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Description

本発明は、剃毛中のかみそりカートリッジ及びフォイルなどの除毛装置内の流体の管理に関する。
かみそりカートリッジは、典型的には、刃の前方にガードを、刃の後方にキャップを備え、ガード及びキャップは、刃の前後でそれぞれ皮膚に接触している。ガード及びキャップは、皮膚に対する刃の配向及び位置を決定し、かみそりの剃毛性能及び剃毛効率に大きく影響するパラメータである、「剃毛幾何形状」を確立するよう補助することができる。
ガードは、嫌な皮膚感覚を伴わずに刃との最適な接触を確保するように、刃との接触前に皮膚を管理し、皮膚を伸張させるように、かみそりカートリッジ上に存在する。ガードは、典型的には、エラストマー材料又は熱可塑性材料から提供されて、皮膚接触性能及び触覚性能を更に改善している。例えば、国際公開第2010/039479号及び米国特許出願公開第2012/0144675号に記載されているように、最近、このようなエラストマー材料から形成された縦方向フィンを有するガードが、切断効率を最大にするために、毛の配向を改善するために、カートリッジ上に組み込まれている。
剃毛中、皮膚に潤滑性を提供するために、典型的には、剃毛前に剃毛製剤を皮膚に塗布する。加えて、かみそりカートリッジはまた、通常、キャップ及び/又はガード上に存在する剃毛補助剤が備えられてもよい。剃毛補助剤は、典型的には、マトリックス構造体内に潤滑剤を含有し、剃毛時毎に潤滑剤を水で徐々に放出し、皮膚上に付着するように設計されている。潤滑剤は、皮膚と刃との間の摩擦を低減するのに有益である。
しかしながら、皮膚の伸張のためのガード性能の最適化により、ガードが、刃と皮膚の接触点で、皮膚に接触する潤滑材料の性能を低減させる点で、剃毛補助剤又は剃毛製剤からの潤滑材料の性能に影響を与える場合があることが見出された。
国際公開第2010/039479号 米国特許出願公開第2012/0144675号
したがって、流体、剃毛補助剤又は潤滑剤の皮膚との十分な接触を確保して、剃毛時の快適さを向上させると共に、肌への刺激を減らす一方、刃と接触する前に、所望の皮膚の伸張及び配向を提供するガードを有するかみそりカートリッジを提供するニーズが存在している。
近位端部分(24)と、遠位端部分(26)と、第1の側方端部分(28)及び第2の側方端部分(30)と、を有するハウジング(20)と、当該近位端部分(24)と当該遠位端部分(26)との間に位置付けられた少なくとも1つの刃(22)と、を備えるかみそりカートリッジであって、当該ハウジングは、
1)上記刃の前方にあり、上記刃に隣接する皮膚接触バー(40)であって、この皮膚接触バー(40)は、上記刃に対して概ね垂直に延在する複数の剛性突出部(42)を有する、皮膚接触バー(40)と、
2)上記第1のガード(40)に隣接し、上記皮膚接触バーに対して概ね平行な、細長い間隙(108)と、
3)上記細長い間隙(108)に隣接する細長い皮膚接触要素(60)であって、この細長い皮膚接触要素(60)は、2〜30個の別個の流体経路チャネル(62)であって、好ましくは上記刃に対して概ね垂直に延在する、流体経路チャネル(62)を有し、それぞれのチャネルは、それぞれの流体入口(64)及び流体出口(65)並びに、これらのチャネルの間に対応するランド部分(63)を有し、これらのランド部分のうちの少なくとも1つ、好ましくはこれらのランド部分のそれぞれは、少なくとも1つの皮膚伸張手段を含む、細長い皮膚接触要素(60)と、を含み、
4)上記チャネル(62)の上記流体入口(64)は、上記ハウジングの近位端部分(24)の縁部に一致する、かみそりカートリッジ。
本発明の剃毛かみそりの1つの可能な実施形態の平面図である。 図1のカートリッジの詳細平面図である。 本発明のカートリッジの代替実施形態の詳細平面図である。 図2bのカートリッジの細長い皮膚接触要素の部分平面図である。 図2bのカートリッジの拡大部分平面図である。 図2bの線4−4に概ね沿って取られたカートリッジの部分断面図である。 チャネル(62)の代替構成の断面図である。 図1に示すカートリッジの代替実施形態の部分切り欠き平面図である。
図1を参照すると、本発明の1つの可能な実施形態が示されており、ハンドル(12)と、カートリッジ(14)と、を有する、剃毛かみそり(10)が図示されている。特定の実施形態では、カートリッジ(14)をハンドル(12)から分離及び取り外し可能である。カートリッジ(14)は、ハンドル(12)に固定式又は旋回式に装着することができる。カートリッジ(14)はまた、カートリッジ(14)が旋回軸を中心に旋回するように装着されている相互接続部材(16)を含んでもよい。相互接続部材(16)は、ハンドル(12)に接続されるベース(18)を含んでもよい。カートリッジ(14)は、1つ以上の刃(22)と、キャップ(32)と、細長い皮膚接触要素(60)と、を担持するハウジング(20)を含む。1つ以上の刃(22)をハウジング(20)内に装着し、一対のクリップ(34a及び34b)で固定することができる。ワイヤラッピング、冷間成形、熱かしめ、インサート成形、及び粘着剤などを含む(ただし、これらに限定されない)当業者に既知のその他の組立方法を用いて、刃(22)をハウジング(20)に固定してもよい。ハウジング(20)は、細長い皮膚接触要素(60)に隣接して位置付けられた皮膚接触バー(40)を含む。図1に図示したように、皮膚接触バー(40)は、概ね矩形の断面を有するが、円形、正方形、三角形、又は楕円形など、任意の数の断面形状が可能である。下記に詳述するように、細長い皮膚接触要素(60)は、局所的伸張及び/又は毛の配向を容易にする皮膚接触部材の1つ又は複数の別個のアレイ(80及び90)を有してもよい。
図2を参照すると、カートリッジ(14)の平面図が示されている。ハウジング(20)は、近位端部分(24)、遠位端部分(26)、第1の側方端部分(28)及び第2の側方端部分(30)を有することができる。キャップ(32)は、ハウジング(20)の遠位端部分(26)に配設されてもよく、ハウジング(20)に固定された潤滑ストリップを含んでもよい。皮膚接触バー(40)は、第1の刃(22a)に直接隣接し、かつ細長い間隙(108)及び細長い皮膚接触要素(60)に隣接して、ハウジング(20)の近位端部分(24)に配設されている。皮膚接触バー(40)は、細長い間隙(108)によって細長い接触要素(60)から分離されており、ここでは図示していないが、以下でより詳細に記載される。刃(22a〜22e)はそれぞれ、皮膚接触バー(40)を通過している毛を切断する、それぞれの刃先を有することができる。第1の刃(22a)の刃先は、皮膚接触バー(40)から約0.40mm、0.50mm、又は0.60mm〜約0.75mm、1.25mm、又は1.5mmの距離だけ離間してもよい。皮膚接触バー(40)の設計は、皮膚接触バー(40)と第1の刃(22a)の刃先との間の距離をより大きくすることもより小さくすることも可能にするものであってもよい。特定の実施形態では、皮膚接触バー(40)と第1の刃(22a)の刃先との間の間隔は、約0.05mm未満であってもよく、安全性を高めるために皮膚接触バー(40)を第1の刃(22a)の刃先に触れさせることも可能である。
皮膚接触バー(40)は、ハウジング(20)の第1の側方端部分(28)から第2の側方端部分(30)まで長手方向に延在することができる。複数の概ね剛性の突出部(42)は、第1の刃(22a)に概ね垂直に皮膚接触バー(40)に沿って延在することができる。概ね剛性の突出部(42)は、皮膚接触バー(40)に一体化されていてもよく、あるいは分離して固定されていてもよい。概ね剛性の突出部(42)は、離間して、開口チャネル(44)を画定することができる。概ね剛性の突出部(42)は、皮膚接触バー(40)の実質的な長さに沿って配設され得る。あるいは、概ね剛性の突出部(42)は、皮膚接触バー(40)の、例えば中間部分又は側方端部分(28及び30)のような特定のセクションだけに沿って延在してもよい。皮膚接触バー(40)の長さにわたる比較的多数の概ね剛性の突出部(42)は、特に皮膚接触バー(40)が概ね剛性の材料で製造されている場合、皮膚接触バー(40)により皮膚表面に付加された力をより良好に分配することができる。特定の実施形態では、皮膚接触バー(40)は、皮膚接触バー(40)のピッチ及び長さに依存して、約20個、30個、又は40個〜約60個、70個、又は80個の概ね剛性の突出部(42)を有することができる。一実施形態では、皮膚接触バーは、約45個〜約65個の概ね剛性の突出部、又は約50〜約60個の概ね剛性の突出部を有してもよく、その結果、皮膚接触バー(40)は、間に約21個、31個、又は41個〜約61個、71個又は81個の対応する皮膚接触バー・ランド部分を有してもよい。一実施形態では、皮膚接触バー(40)は、55個の皮膚接触バー・ランド部分及び54個の剛性突出部(42)を有する。また、概ね剛性の突出部(42)の数が多いほど、隣接する概ね剛性の突出部(42)の間をより多くの毛が通ることが可能になり、第1の刃(22a)に到達する前に適正に方向づけられた毛の数量を増やすことができる。概ね剛性の突出部(42)は、約0.20mm、0.40mm、又は0.60mm〜約0.8mm、1.0mm、又は1.2mmのピッチを有してもよい。
皮膚接触バー(40)は、ハウジング(20)と一体化されてもよく、あるいは機械的、熱的、又は化学的な製造プロセスを使用してハウジング(20)に固定されてもよい。皮膚接触バー(40)は、半剛性のポリマー材料から射出成形することができる。堅い又は剛性の材料により、剃毛中にハウジング(20)が一貫した幾何形状を維持することができ、概ね剛性の突出部(42)が毛を立ち上げ、方向づける特性を高めることができる。皮膚接触バー(40)は、概ね剛性の突出部(42)が標準的な剃毛条件下で曲がるか又は屈曲する(これは剃毛幾何形状に不利な影響を与える可能性がある)ことがないように、十分に剛性であってもよい。特定の実施形態では、皮膚接触バー(40)は、ハウジング(20)と同じ材料、例えば、Noryl(商標)(General Electric Plastics、現在のSABIC Innovative Plasticsが開発したポリフェニレンオキサイド(PPO)とポリスチレンとのブレンド)から成形されてもよい。皮膚接触バー(40)は、好ましくは、約50、60、又は70〜約90、110又は120のショアA硬度を有する他の半剛性ポリマーから成形されてもよい。代替実施形態では、それぞれが1つ以上の概ね剛性の突出部(42)を有する1つ以上の皮膚接触バー(40)を有するセグメント化された動的屈曲カートリッジを提供してもよい。
細長い皮膚接触要素(60)は、細長い間隙(108)及び皮膚接触バー(40)に直接隣接してハウジング(20)の近位端部分(24)に配設されている。細長い皮膚接触要素(60)は、ハウジング(20)の第1の側方端部分(28)から第2の側方端部分(30)まで長手方向に延在する。皮膚接触バー(40)及び細長い皮膚接触要素(60)は、当該皮膚接触バー(40)及び当該細長い皮膚接触要素(60)に対して概ね平行の細長い間隙(108)により離間されている。細長い皮膚接触要素(60)は、第1の近位端部分(72)及び第1の遠位端部分(70)を有し、好ましくは、第1の近位端部分(72)は、ハウジング(20)の近位端部分(24)の縁部と実質的に一致する。
細長い皮膚接触要素(60)には、好ましくは上記刃(複数可)(22)又は刃アレイに対して概ね垂直に延在する、2〜30個又は2〜20個、好ましくは4〜20個若しくは14〜20個若しくは16〜18個、又は代替実施形態では、2〜9個あるいは4〜8個の別個の流体経路チャネル(62)が設けられている。典型的には、チャネルは、第1の近位端部分(72)から遠位端部分(70)まで延在し、これにより、細長い皮膚接触要素(60)の全幅を通して流体経路を形成する。好ましい実施形態では、第1の近位端部分(72)は、ハウジングの近位端部分(24)の縁部に一致する。結果的に、使用時には、皮膚表面に存在する流体は、カートリッジ内の流体経路チャネルに入り、刃アレイに向かって流れることとなる。この経路は、概ね、互いに等距離に離間されている。それぞれ対応するチャネル(62)は、流体入口(64)及び流体出口(65)を有する。チャネルは、細長い皮膚接触要素の皮膚接触面から非皮膚接触面に向かって延在する溝又は導管によって形成され、それにより、流体を含み、チャネルの流体入口から流体出口まで運搬するために画定された別個の経路を提供する。典型的には、チャネル(62)は、約1.5mm〜6mm、あるいは約1.9mm〜約5.5mmのピッチと、約0.1mm〜4mm、又は約0.1mm〜2mmあるいは約0.7mm〜約1.5mmの深さと、を有する。チャネルの深さは、チャネルの長さにわたって均一であってもよいか、又は可変であってもよい。チャネルの皮膚接触面領域及び間のランド部分は、実質的に同一であるか又は異なってもよい。それぞれのチャネルは、第1の近位端部分(72)から細長い弾性皮膚接触部材(60)を通って、細長い皮膚接触部材(60)の第1の遠位端部分(70)に延在する。上記チャネル(62)の流体入口(64)は、上記ハウジングの近位端部分(24)の縁部の縁部に一致する。一実施形態では、細長い皮膚接触要素(60)は、6つのチャネル(62)を含み、上記チャネルのそれぞれは、直径1.1mmのチャネル入口(64)及び0.3mmのチャネル出口(65)を有する。
分離されたかつ別個の流体経路をもたらすチャネル(62)を設けることで、流体がハウジングの近位端部分(24)に接触し、対応する流体入口で細長い皮膚接触要素(60)に進入するとき、細長い皮膚接触要素を通って移動し、それにより、所望の流体が刃アレイに対して送達されることを、その目的のために細長い皮膚接触要素(60)の皮膚接触表面の改良を必要とすることなく、またそれにより、その皮膚伸張機能性の効力を低減することなく可能にすることが見出された。
特に、チャネル(62)と、皮膚接触部材のアレイなどの皮膚伸張手段を含むランド部分とを有する細長い皮膚接触要素(60)を、皮膚接触バー(40)及び細長い間隙(108)と共に組み合わせることにより、刃の前での所望の皮膚の伸張、毛の管理及び配向を確保して、刺激のない密着した快適な剃毛体験を確保する一方、刃への連続的な潤滑剤の流れを容易にすることができる。
流体進入用のそれぞれチャネル入口(64)は、典型的には、細長い弾性皮膚接触部材(60)の第1の近位端部分(72)に位置し、上記ハウジングの近位端部分(24)の縁部の縁部に一致する。同様に、流体出口のためのそれぞれのチャネル出口(65)は、第1の遠位端部分(70)内に位置する。チャネル入口はそれぞれ、独立して、実質的にテーパ形状の縁部を有してもよい。流体進入用のそれぞれのチャネル入口(64)、チャネル(62)及びチャネル出口(65)は、共に流体経路を形成し、液体の流れが細長い皮膚接触部材(60)を通り、そこから細長い間隙(108)に出ていくことを可能にする。
チャネル入口(64)は、細長い皮膚接触要素(60)の第1の近位端部分(72)の前方周縁部(66)に位置し、上記ハウジングの前縁部と一致する。これは、チャネル(62)に進入する流体に対して障害物が存在しないことを確実にする。ハウジング(20)の近位端部分(24)において潤滑部材の存在が望ましい実施形態では、潤滑部材を通る流体のチャネル入口への流れを可能にするように、このような潤滑部材に、細長い皮膚接触要素(60)のチャネル(62)に対応するチャネルが設けられるか、又は、潤滑部材がチャネル入口の下に位置している。
別の実施形態では、チャネル出口(65)は、第1の遠位端部分(70)の後方周縁部(68)に位置してもよく、好ましくは、上記細長い間隙(108)に隣接する。チャネル入口(64)及びチャネル出口(65)は、独立して、面取りされた、かつ/又はテーパ状にされた縁部を有してもよい。細長い皮膚接触要素(60)の前後の周縁部(66及び68)は、刃(22)の面に対して実質的に垂直であってもよく、あるいは刃(22)の面に対して所定の角度であってもよい。チャネル入口(64)及びチャネル出口(65)は、好ましくは、流体があらゆる障害もなくチャネル内に自由に流れることができるように位置している。
一実施形態では、チャネル(62)のうちの1つ以上には、流体をチャネル(62)に供給する少なくとも2つ以上のチャネル入口(64)が設けられてもよい。
チャネル(62)は、任意の形状又はサイズを有してもよいが、典型的には、チャネルは、実質的に種々の円筒形(parti-cylindrical)、管状又は円錐台状又は角錐台状であり、サイズ及び形状は、同一、類似又は異なっていてもよく、対称又は非対称であってもよい。x軸平面で、チャネルは、典型的には、四辺形の、例えば、矩形状又は台形である。好ましくは、チャネル(62)は、特にチャネル(62)を通る粘性組成物の流体の流れを促進するように任意の角隅部又は縁部を有していない。それぞれのチャネルは、独立して、約0.3mm〜約5.0mm又は約1.0mm〜約2.5mmのチャネル直径又は長軸を有してもよい。一実施形態では、チャネルの直径又は長軸は、チャネルの全長に沿って実質的に均一である。別の実施形態では、チャネル入口(64)におけるチャネルの直径又は長軸は、チャネル出口(65)より大きくても小さくてもよい。一実施形態では、チャネル入口(64)の直径又は長軸は、対応するチャネル出口(65)の直径又は長軸よりも大きく、好ましくは10:1、又はより好ましくは5:1の比率である。チャネル出口(65)の直径/又は長軸は、0.2mm〜約2.0mm又は約0.4mm〜0.9mmであってもよい。チャネル入口(64)の直径/又は長軸は、1.0mm〜約5.0mm又は約1.5mm〜3.1mmであってもよい。一実施形態において、チャネルは、その長さの一部分を通って、テーパ形状になっていてもよく、又は少しずつ変化してもよい。例えば、チャネル入口(64)及び又はチャネル出口(65)は、それぞれ独立して漏斗又は漏斗状の形状を有してもよい。このような構成によれば、細長い皮膚接触要素(60)を通って細長い凹部に向かいかつその内部に流体を輸送することを補助して、それにより、流体の刃への送達を確実にすることができる。
チャネルは、細長い皮膚接触要素(60)の長さに実質的に対応する長さを有し、典型的には、約2.0mm〜約8.0mm、好ましくは約3.0mm〜約6.0mmである。代替実施形態では、少なくとも1つ又は複数のチャネルは、細長い皮膚接触要素(60)を越えて細長い間隙(108)に向かって延在してもよい。チャネル出口(64)は、流体が刃アレイを通過する前に内部に蓄積することを確実にするために、細長い間隙(108)に隣接するか、又は細長い間隙(108)の中に延在してもよい。
それぞれのチャネルは、独立して、約2.0mm〜8.0mm又は約3.0mm〜約6.0mmの体積を有してもよい。
チャネルは、流体入口(64)から流体出口(65)までの直線状の、湾曲した又は角度の付いた流体経路をそれぞれ独立して提供することができる。チャネル経路は、刃アレイに対して実質的に垂直であってもよい。流体経路は、細長い皮膚接触部材(60)の皮膚接触面と実質的に平行になるように位置してもよい。別の実施形態では、チャネルの流体経路は、直線構成又は湾曲構成において細長い皮膚接触部材の皮膚接触面に向かって独立して延在してもよい。
チャネル(62)は、例えば、単一の細長い弾性皮膚接触部材(60)内に単一構造体として形成されてもよく、又はチャネル及び任意選択的に細長い皮膚接触要素(60)を形成するように組み立てられた別個の構成要素から形成されてもよい。一実施形態では、(複数の)チャネルの少なくとも一部分は、第2の構成要素から形成することができる。別の実施形態では、(複数の)チャネルの少なくとも一部分は、細長い弾性皮膚接触要素(60)に2次構造体を挿入することにより形成することができる。別の実施形態では、細長い皮膚接触要素(60)とハウジング(20)又はハウジング(20)の一部分との組み合わせからチャネルを形成することができる。
別の実施形態では、細長い皮膚接触要素(60)がユーザの皮膚に押し付けられるとき、チャネル(62)は、カートリッジ使用中に変形してもよい。このような変形により、断面直径又は長軸が減少するにつれて、皮膚に対する圧力が増減するので、チャネルがポンプとして機能して、これによってチャネル(62)を通って流体をポンピングすることを可能する場合がある。
特定の実施形態では、チャネル(62)は、ハウジング(20)及び又は細長い皮膚接触要素(60)と同じ材料から成形されてもよい。好適な材料には、例えば、Noryl(商標)(General Electric Plastics、現在のSABIC Innovative Plasticsが開発したポリフェニレンオキサイド(PPO)とポリスチレンとのブレンド)が挙げられる。チャネル(62)及び又は細長い皮膚接触要素(60)は、好ましくは、約30、40、50、60又は70〜約90、110又は120のショアA硬度を有する他の半剛性ポリマーから成形されてもよい。チャネル及び又は細長い皮膚接触要素(60)は、熱可塑性エラストマー(thermoplastic elastomer)(TPE)又はゴムから代替的に形成してもよく、例としては、シリコーン、天然ゴム、ブチルゴム、ニトリルゴム、スチレンブタジエンゴム、スチレンブタジエンスチレン(SBS)TPE、スチレンエチレンブタジエンスチレン(SEBS)TPE(例えば、Kraton)、ポリエステルTPE(例えば、Hytrel)、ポリアミドTPE(Pebax)、ポリウレタンTPE、ポリオレフィン系TPE、及びこれらのTPEの任意のブレンド(例えば、ポリエステル/SEBSブレンド)が挙げられ、あるいはKraiburg HTC 1028/96、HTC 8802/37、HTC 8802/34、又はHTC 8802/11(KRAIBURG TPE GmbH & Co.KG(Waldkraiburg、Germany))が挙げられるが、これらに限定されない。皮膚接触要素(60)は、好ましくは伸縮性及び弾性である。
チャネルは、射出成形、超音波溶接などの既知の製造技術を使用して形成することができる。
細長い皮膚接触要素(60)は、上記チャネルの間に対応するランド部分(63)を更に含む。それ故、細長い皮膚接触要素は、1〜31個のランド部分、又は1〜21個のランド部分又は13〜21個のランド部分又は3〜9個のランド部分を含む。少なくとも1つのランド部分及び好ましくは上記ランド部分のそれぞれは、以下で説明するような少なくとも1つの皮膚伸張手段を含んでもよい。ランド部分は、チャネルの全皮膚接触面領域のランド部分と実質的に同じ全皮膚接触面領域を提供してもよいか、又は異なってもよい。このようにして、かみそりカートリッジによって提供される皮膚の伸張度は、特定の消費者の必要に応じて変更してもよい。
細長い皮膚接触要素のランド部分上で使用するために好適な皮膚伸張手段は、皮膚接触部材の複数の別個のアレイ、摩擦を増加させるための構造体又はコーティング材料、複数の3次元微細構造体、摩擦を調節するための構造又はコーティング材料及びこれらの組み合わせなどの、少なくとも1つの皮膚接触部材を含む。
細長い皮膚接触要素(60)は、少なくとも1つの皮膚接触部材、好ましくは皮膚接触部材の別個の複数のアレイ(80及び90)を含んでもよい。皮膚接触部材のアレイ(80及び90)は、異なるサイズ、形及び幾何形状を有することができる。具体的には、皮膚接触部材のアレイ(80及び90)は、離間した又は相互接続されている骨子又はフィンのセグメントの形態であり得る。皮膚接触部材のアレイ(80及び90)はまた、異なるパターンを有してもよく、あるいは、刃に対して、例えば、ジグザグ、山形、杉綾、平行又はチェス盤パターンなど、異なる角度で方向づけられてもよい。皮膚接触部材のアレイ(80及び90)はまた、刃に対して概ね平行に方向づけられた列に配列された離間したフィンセグメントの形態、又は刃に対して平行及び垂直の両方で配列された、離間したフィンセグメントの形態をとることができる。一実施形態では、皮膚接触部材のアレイ(80及び90)は、皮膚接触要素(60)の各ランド部分上に配置され、実質的に同一パターンの、刃に対して実質的に平行に配置された離間したフィンセグメントを含む。
一実施形態では、細長い皮膚接触要素(60)のランド部分は、少なくとも1つのランド部分(63)、好ましくは全てのランド部分(63)上に、少なくとも2つの別個の領域を画定してもよい。ランド部分は、細長い皮膚接触要素(60)の前方周縁部(66)に向かって位置する第1の別個の領域と、細長い皮膚接触要素(60)の後方周縁部(68)に向かって位置する第2の別個の領域とを有することができる。第1及び第2の別個の領域は、異なる皮膚伸張手段を有する。例えば、第1の別個の領域は、摩擦を修正するためのコーティング材料を含み得るが、第2の別個の領域は、通常のパターン又はその逆に配置されたフィンのような皮膚接触部材のアレイを含むことができる。あるいは、第1の別個の領域及び第2の別個の領域は、皮膚接触部材の2つの別個のアレイを含んでもよい。このような別個の領域の提供により、消費者に望ましい皮膚の伸びを提供するのを更に補助することができる。
特定の実施形態では、細長い皮膚接触要素(60)をハウジング(20)に対して挿入射出成形又は共射出成形してもよいが、接着剤、超音波溶接、又は機械的締結具のような他の既知の組み付け方法もまた使用してもよい。細長い皮膚接触要素(60)及び皮膚接触部材のアレイ(80及び90)は、皮膚接触バー(40)より柔らかい材料で成形されてもよい。例えば、細長い皮膚接触要素60及び皮膚接触部材のアレイ(80及び90)は、約20、30、又は40〜約50、60、又は70のショアA硬度を有してもよい。一実施形態では、細長い皮膚接触要素(60)は、弾性である。細長い皮膚接触要素(60)及び皮膚接触部材のアレイ(80及び90)は、熱可塑性エラストマー(TPE)又はゴムから形成されてもよい。例としては、シリコーン、天然ゴム、ブチルゴム、ニトリルゴム、スチレンブタジエンゴム、スチレンブタジエンスチレン(SBS)TPE、スチレンエチレンブタジエンスチレン(SEBS)TPE(例えば、Kraton)、ポリエステルTPE(例えば、Hytrel)、ポリアミドTPE(Pebax)、ポリウレタンTPE、ポリオレフィン系TPE、及びこれらのTPEのいずれかのブレンド(例えば、ポリエステル/SEBSブレンド)が挙げられるが、これらに限定されない。特定の実施形態では、細長い皮膚接触要素60及び皮膚接触部材のアレイ(80及び90)は、Kraiburg HTC 1028/96、HTC 8802/37、HTC 8802/34、又はHTC 8802/11(KRAIBURG TPE GmbH & Co.KG(Germany、Waldkraiburg)を含んでもよい。より軟質の材料は、皮膚の伸張を増すと共に、剃毛中の使用者の皮膚により好ましい感触をもたらすことができる。より軟質の材料はまた、ハウジング(20)及び/又は皮膚接触バー(40)の硬めの材料が、剃毛中の使用者の皮膚に対する不快な感覚を紛らわすのを手助けすることができる。
細長い皮膚接触要素(60)のランド部分は、皮膚と効果的に係合し、皮膚を伸張させるために、その摩擦を増加又は調節するための任意の構造体又はコーティングを含んでもよい。一実施形態では、細長い皮膚接触要素(60)は、複数の3次元微細構造体を含んでもよい。3次元形状は、多面体、半球、円錐、立方体、円柱及びこれらの組み合わせを含むことができる。構造体は、密充填されてもよく、あるいは互いから距離をおいて方向づけられてもよい。構造体は、ベース基板単独で形成されるか、又はベース基板を部分的に又は全体的に被覆するコーティングを有するベース構造体から形成することができる。ベース基板は、本明細書に上に列挙した材料及びポリウレタン、アルミニウム、ポリプロピレン、鋼、ガラスアクリル、ポリイミド、ポリエーテルエーテルケトン、バイオポリマー、又はこれらの組み合わせなどの材料から選択された材料を含むことができる。特定の実施形態では、ベース構造体は、高摩擦微細構造体が磨耗してカートリッジの寿命の終了を知らせることを可能にする材料を含んでもよい。コーティングは、ベース基板の摩擦又は審美的外観を調節するように作用するか、あるいは皮膚とベース基板又はこれらの組み合わせとの間の障壁として作用することができる。ベース構造体及びコーティングは、接着、射出成形、超音波ボンディング、ボンディング、インサート成形、オーバー成形、又はこれらの組み合わせが挙げられるがこれらに限定されない、多数の従来既知の付着機構を使用して、ハウジングに接合することができる。
一実施形態では、皮膚接触部材のアレイ及び又は3次元微細構造体の不存在の存在下における細長い皮膚接触要素のランド部分は、摩擦を調節する材料でコーティングされていてもよい。湿式剃毛では、疎水性又はオムニフォビックな表面は、概ねこの利点をもたらすように選択されると考えられる。このコーティングを生成するための任意の好適な手段は、化学的結合(イオン性又は共有結合)、好適な部分の物理吸着を含むと考えられ得る。このような手法の例は、ATRP反応化学又は液体注入多孔質表面、例えばSLIPSによる疎水性ポリマーブラシであると考えられる。好ましくは、コーティング手法は、皮膚接触表面が使用中に受ける攻撃的条件に耐えることができるように選択される。
本発明の好ましい一実施形態では、細長い皮膚接触要素は、その上に規則的に配設された17個のチャネルと、その間及びその各末端部に対応する18個のランド部分とを含む。チャネル入口のそれぞれは、1.1mmの直径を有し、チャネル出口は、0.43mmの直径を有する。チャネルピッチは、1.9mmである。それぞれのチャネルは、凸状の底部を有し、チャネル入口で1.1mmの深さを有し、チャネル出口で0.7mmの深さを有する。ランド部分のそれぞれは、12個のフィンの形態で皮膚接触部材の側方アレイを有する。
図3を参照すると、細長い皮膚接触要素(60)の平面図が示されている。細長い皮膚接触要素(60)は、遠位端部分(70)と、近位端部分(72)と、第1の側方端部分(74)と、第2の側方端部分(76)と、を含むことができる。細長い皮膚接触要素(60)は、そのランド部分に存在する皮膚接触部材に加え、皮膚接触部材の1つ以上の側方アレイを含んでもよく、皮膚接触部材の1つの側方アレイは第1の側方端部分(74)に配設され、皮膚接触部材の別の側方アレイは細長い皮膚接触要素(60)の第2の側方端部分(76)に配設されてもよい。皮膚接触部材の側方アレイは、刃に対して概ね平行に延在する1つ以上の可撓性の皮膚係合突出部(82及び92)のような同様のパターンを有してもよい。皮膚接触部材の一方の側方アレイは、第1の側方端部分(74)から第2の側方端部分(76)に向かって延在する長さLを有することができる。特定の実施形態では、長さLは、約0.5mm、1mm、又は3mm〜約5mm、7mm、又は9mmであってもよい。皮膚接触部材の他の側方アレイ(90)は、第2の側方端部分(76)から第1の側方端部分(74)に向かって延在する長さLを有することができる。特定の実施形態では、L及びLは、概ね同じであってもよく、例えば、Lは、約0.5mm、1mm、又は3mm〜約5mm、7mm、又は9mmであってもよい。長さL及びLは、第1の側方端部分(74)と第2の側方端部分(76)との間の領域に対して、より多くの皮膚の伸張を第1及び第2の側方端部分(74及び76)においてもたらすことができる。細長い弾性皮膚接触要素60が皮膚表面に付加する力は、その全長に沿って均一でなくてもよい。細長い皮膚接触要素(60)の長さに沿ってより均一な皮膚伸張プロファイルを提供するために、細長い皮膚接触要素(60)の側方端部分(74及び76)に追加の皮膚の伸張が必要である場合がある。より均一な皮膚伸張プロファイルにより、カートリッジ(14)の特定の領域だけに沿って密着した、快適な剃毛ではなく、カートリッジ(14)の全長に沿うより一貫して密着した、快適な剃毛をもたらすことができる。
図4Aを参照すると、カートリッジ(14)の拡大部分平面図が示されている。典型的なガードは、(皮膚の伸張のために最適でない)剃毛の方向に対して横向きか、又は(毛の整列のために最適でなく、剃毛剤を多く取り除きすぎる場合がある)剃毛方向に対して平行かのいずれか一方である、単一のパターンのみを有する。細長い皮膚接触要素60は、皮膚接触部材のいくつかの別個のアレイ(80及び90)を有することができ、皮膚接触バー(40)と組み合わせて使用して、皮膚の伸張及び適正な毛の整列の最適なバランスを提供することができる。
細長い間隙(108)は、皮膚接触バー(40)の長さにかけて概ね延在してもよいが、所望により、それより短くてもよい。毛が皮膚接触バー(40)を通るにつれて、皮膚の表面に対して押圧されると考えられる任意の毛を解放して、その毛をより直立の配向に戻すことを容易にするために、細長い間隙(108)を提供してもよい。細長い間隙(108)は、約0.1mm又は0.2mm〜約0.3mm、0.4mm、又は0.5mmの幅を有してもよい。特定の実施形態では、細長い間隙(108)は、皮膚接触バー(40)の長さに沿って連続的に延在してもよく、あるいは、細長い間隙(108)は、皮膚接触バー(40)の長さに沿って不連続な方法で延在するセグメントを含んでもよい。細長い間隙は、少なくとも0.1mmの深さ、及び少なくとも0.1mmの幅を有してもよい。
皮膚接触バー(40)の概ね剛性の突出部(42)により、皮膚の管理及び第1の刃への毛の誘導を容易にすることができる。概ね剛性の突出部(42)はまた、皮膚の表面からの毛の立ち上げも容易にし得る。隣接する概ね剛性の突出部(42)は、開口チャネル(44)を画定するように離間していてもよく、開口チャネル(44)は、不快感をもたらし得る、毛の最小限の引っ張り又は引きを伴う第1の刃への毛の概ね妨害されない通過を容易にするように寸法決めされる。開口チャネル(44)はまた、隣接する概ね剛性の突出部(42)間の間隔が大きすぎる場合に生じ得る概ね剛性の突出部(42)の端部での皮膚の隆起及び圧力点を低減するよう寸法決めされてもよい。例えば、概ね剛性の突出部(42)の間隔が開きすぎていると、開口チャネル(44)内に皮膚が出っ張る可能性があり、刃の1つ以上による不必要な皮膚の薄い切り取り又は切断が生じ得る。特定の実施形態では、概ね剛性の突出部(42)は、約0.10mm、0.20mm又は0.30mm〜約0.35mm、0.40mm、又は0.49mmの寸法「d」だけ離間され得る(すなわち開口チャネル44)が、dは、開口チャネル(44)を通過する毛の厚さ及び量に応じて、より大きくてもより小さくてもよい。不適正な間隔では、圧力点、皮膚の隆起及び/又は毛の引きにより不快感が引き起こされる可能性がある。
開口チャネル(44)の幾何形状が剃毛中に一貫性を維持するように、概ね剛性の突出部(42)は、十分に剛性であってもよく、それ故に、最適な刃と皮膚の幾何形状が維持されて、より密着し、より快適な剃毛がもたらされる。皮膚接触バー(40)の上面は、皮膚の流れの管理を改善し、快適さを増大させるために、概ね平らであってもよい。特定の実施形態では、概ね剛性の突出部(42)は、dと概ね同等の幅「w」を有してもよい。例えば、wは、約0.10mm、0.20mm、又は0.30mm〜約0.35mm、0.40mm、又は0.49mmであってもよいが、皮膚表面との所望の合計接触面積に応じて、wは、より大きくてもより小さくてもよい。概ね剛性の突出部42の寸法及び開口チャネル44は、皮膚管理、快適性、毛配向及びすすぎ性の最適なバランスを可能にし得る。
図4Bを参照すると、可撓性の皮膚係合突出部82(図示せず)、92は、細長い弾性皮膚接触要素(60)のベース(120)から延在することができる。ベース(120)は、概ね湾曲した平面P1に沿って傾斜してもよい。可撓性の皮膚係合突出部(92)の上面は、概ね傾斜した湾曲平面P2に沿って方向づけられてもよい。可撓性の皮膚係合突出部(92)は、P1〜P2にかけて測定されたときに、約0.25mm、0.50mm、又は0.75mm〜約1.0mm、1.25mm、又は2mmの高さhを有してもよい。可撓性の皮膚係合突出部(92)の上面は、概ね傾斜した湾曲平面P3に沿って方向づけられてもよい。可撓性の皮膚係合突出部(82及び92)は、P1〜P3にかけて測定されたときに、約0.1mm、0.25mm、又は0.5mm〜約0.75mm、1.0mm、又は1.5mmの高さhを有してもよい。特定の実施形態では、より高い可撓性及び皮膚伸張特性を可撓性の皮膚係合突出部(92)が備えるために、hはhより大きくてもよい。平面P1、P2及びP3の可能な傾斜により、個々の可撓性の皮膚係合突出部82(図示せず)及び92並びに102の高さ(h1、h2及びh3)は、細長い弾性皮膚接触要素(60)に沿って変化し得ることが理解される。
剃毛補助剤
かみそりカートリッジは、潤滑剤、又は潤滑材料を含む潤滑ストリップ又は剃毛補助剤を更に含んでもよい。潤滑材料は、様々な形態とすることができるだけでなく、以下に詳細に記載するように、これらの混合物/組み合わせとすることもできる。潤滑ストリップは、刃(22)の前方又は後方に位置することができ、ハウジング(20)に静的に装着されてもよく、あるいはばねにより装着されてもよい。
潤滑部材は、かみそりカートリッジ上の任意の固形化学物質から構成することができ、剃毛補助剤と称される場合が多い。かみそりカートリッジ上の剃毛補助剤は、ストリップの形態である場合が多く、潤滑ストリップと称される。潤滑ストリップは、典型的には、エチレン−酢酸ビニル(EVA)若しくは耐衝撃性ポリスチレン(HIPS)などの水不溶性構造化剤又はマトリックスポリマー、及び高分子量ポリエチレンオキサイドなどの水溶性潤滑剤の形態である。他の形態の剃毛補助剤としては、熱成形、射出成形、押出成形又は当技術分野で既知の他のプロセスにより製造することができる石鹸及び他の潤滑化学物質が挙げられるが、これらに限定されない。
高分子量ポリエチレンオキサイド及び耐衝撃性ポリスチレンのマトリックスの場合、耐衝撃性ポリスチレンは、潤滑ストリップの支持構造体として機能し、高分子量ポリエチレンオキサイドは、潤滑構成要素として機能する。好適な潤滑部材の例は、米国特許第7,811,553号、米国特許出願公開第2008/0060201(A1)号、同第2009/0223057(A1)号及び英国特許第2138438(B)号に記載されている。
本明細書に開示した寸法及び値は、記載された正確な数値に厳密に限定されるものと理解されるべきではない。むしろ、特に指示がない限り、そのような各寸法は、記載された値及びその値の周辺の機能的に同等の範囲の両方を意味するものとする。例えば、「40mm」として開示される寸法は、「約40mm」を意味するものとする。

Claims (16)

  1. 近位端部分(24)と、遠位端部分(26)と、第1の側方端部分(28)及び第2の側方端部分(30)と、を有するハウジング(20)と、前記近位端部分(24)と前記遠位端部分(26)との間に位置付けられた少なくとも1つの刃(22)と、を備えるかみそりカートリッジであって、前記ハウジング(20)は、
    i)前記刃(22)の前方にあり、前記刃(22)に隣接する皮膚接触バー(40)であって、前記皮膚接触バー(40)は、前記刃に対して概ね垂直に延在する複数の剛性突出部(42)を有する、皮膚接触バー(40)と、
    ii)前記皮膚接触バー(40)に隣接し、前記皮膚接触バー(40)に対して概ね平行な、細長い間隙(108)と、
    iii)前記細長い間隙(108)に隣接する細長い皮膚接触要素(60)であって、前記細長い皮膚接触要素(60)は、2〜30個の別個の流体経路チャネル(62)であって、前記刃(22)に対して概ね垂直に延在、それぞれのチャネル(62)は、流体入口(64)及び流体出口(65)を有する流体経路チャネル(62)と、前記チャネル(62)の間に対応するランド部分(63)を有し、前記ランド部分(63)のうちの少なくとも1つは、少なくとも1つの皮膚伸張手段を含み、前記チャネル(62)の前記流体入口(64)は、前記ハウジング(20)の前記近位端部分(24)の縁部に一致する、細長い皮膚接触要素(60)と、を含み、前記流体出口(65)のうちの少なくとも1つは、前記細長い間隙(108)へ延在しているかみそりカートリッジ。
  2. 前記細長い皮膚接触要素(60)は、4〜20個の前記チャネル(62)を含む、請求項1に記載のかみそりカートリッジ。
  3. 前記細長い皮膚接触要素(60)は、第1の近位端部分(72)及び第1の遠位端部分(70)を有し、前記チャネル(62)の前記流体入口(64)は、前記第1の近位端部分(72)に位置し、前記流体出口(65)は、前記第1の遠位端部分(70)に位置する、請求項1又は2に記載のかみそりカートリッジ。
  4. 前記チャネル(62)のそれぞれは、独立して、0.3mm〜5.0mmの直径を有する半円筒断面を有する、請求項1〜3のいずれか一項に記載のかみそりカートリッジ。
  5. 前記チャネル(62)のそれぞれは、0.1mm〜4.0mmの深さを有する、請求項1〜4のいずれか一項に記載のかみそりカートリッジ。
  6. 前記流体入口(64)における半円筒断面の直径の、前記流体出口(65)における半円筒断面の直径に対する比は、10:1である、請求項1〜5のいずれか一項に記載のかみそりカートリッジ。
  7. 前記チャネル(62)のそれぞれは、2mm〜8mmの長さを有する、請求項1〜6のいずれか一項に記載のかみそりカートリッジ。
  8. 前記チャネルは、3mm3〜6mm3の体積を有する、請求項1〜のいずれか一項に記載のかみそりカートリッジ。
  9. 前記少なくとも1つの皮膚伸張手段は、少なくとも1つの皮膚接触部材、皮膚接触部材の複数の別個のアレイ、摩擦を増加させるための構造体又はコーティング材料、複数の3次元微細構造体、摩擦を調節するためのコーティング材料、及びこれらの組み合わせから選択される、請求項1〜のいずれか一項に記載のかみそりカートリッジ。
  10. 前記皮膚伸張手段は、皮膚接触部材の複数の別個のアレイを含む、請求項1〜のいずれか一項に記載のかみそりカートリッジ。
  11. 前記ランド部分(63)のそれぞれは、1つの皮膚伸張手段を含む、請求項1〜10のいずれか一項に記載のかみそりカートリッジ。
  12. 前記ハウジング(20)は、少なくとも1種の剃毛補助剤を更に含む、請求項1〜11のいずれか一項に記載のかみそりカートリッジ。
  13. 前記細長い間隙(108)は、0.2mm〜0.5mmの幅を有し、前記皮膚接触バー(40)の長さに延在する、請求項1〜12のいずれか一項に記載のかみそりカートリッジ。
  14. 前記流体入口(64)は、1.0mm〜5mmの直径の半円筒断面を有し、前記流体出口(65)は、0.2mm〜2.0mmの直径の半円筒断面を有する、請求項1〜13のいずれか一項に記載のかみそりカートリッジ。
  15. 前記流体入口(64)および前記流体出口(65)は、半円筒断面を有し、前記流体入口(64)における半円筒断面の直径は、前記流体出口(65)における半円筒断面の直径よりも大きく、前記流体入口(64)の、前記流体出口(65)に対する直径の比は、10:1である、請求項1〜14のいずれか一項に記載のかみそりカートリッジ。
  16. 前記細長い皮膚接触要素(60)は、6つのチャネル(62)を含み、前記チャネルのそれぞれは、1.1mmの直径を有する半円筒断面を有する流体入口(64)及び0.3mmの直径を有する半円筒断面を有する流体出口(65)を有する、請求項1〜15のいずれか一項に記載のかみそりカートリッジ。
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