JP6739082B2 - 口座振替受付システムおよび口座振替受付方法 - Google Patents

口座振替受付システムおよび口座振替受付方法 Download PDF

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Description

本発明は、口座振替受付システムおよび口座振替受付方法に関し、特に、口頭にて口座振替の登録が可能な口座振替受付システムおよび口座振替受付方法に関する。
従来公共サービス料金その他の料金を現金で支払うことなく、一時的もしくは継続的に金融機関から振替にて支払うことが行われている。しかしながら、その口座振替手続きを金融機関に依頼するためには、極めて煩雑な手続きを要している。
そのための手続きとしては、例えば料金の支払を求める公共サービス機関等または金融機関が、口座振替依頼書を用意して、その依頼書に該顧客が料金引き落としをする金融機関の名称、口座番号、口座種別などの記入と捺印を求めていた。
また公共サービス機関等では、該依頼書の内容を、手作業で該口座振替依頼書を金融機関別、支店別に仕訳し、それぞれの金融機関の取り纏め店に送付する。取り纏め店では、依頼書を各支店に送付し、各支店はその依頼書により照合作業を行ったのち、金融機関のシステムに該支店の端末から入力して口座振替登録を実行する。
しかしながら、このような口座振替の登録手続きは、口座振替依頼書の記載内容が細かく複雑であるうえ、その記入作業やシステムへの登録など殆どの作業が手作業によるなど極めて煩雑であり、名義人、口座番号、印鑑等の記入ミスや入力ミスが多く、何度も登録手続きのやり直しをすることが多い。また依頼書の発行から、金融機関への登録完了までに長時間を要するので、登録手続きが請求に間に合わず、口座振替が行われない事故が起きるなどの問題がある。またそのような請求手続きに登録を間に合わせる必要から、金融機関は大量の登録手続を短時間で誤りなく処理する必要があり、そのための負担が極めて大きいという問題があった。
そこで、インターネットを介して口座振替申込を受け付けるシステムも検討されている(例えば、特許文献1参照)。この文献記載の技術では、収納機関サーバが、口座振替申込データを顧客端末装置を経由して金融機関サーバへ送信する。
また、口座振替の申込を支援するための口座振替申込受付システムも検討されている(例えば、特許文献2参照)。この文献記載の技術では、銀行サーバの制御部は、口座振替結果、口座名義人の住所情報を取得する。さらに、処理対象の郵便番号に対して同じ委託者コードが付与された口座振替の件数割合を算出する。この件数割合を用いて、郵便番号に対する委託者コードを特定する。そして、口座振替申込受付処理時には、郵便番号、サービス種別に応じて委託者名候補を特定する。
特開2004−252736号公報 特開2008−250824号公報
しかしながら、上記のようなインターネットを介して口座振替申込を受け付けるシステムは、PC(personal computer)やスマートフォンを操作する必要があるためPCやスマートフォンの利用に不慣れなユーザ(特に、高齢のユーザ)が利用するにはハードルが高いという問題がある。また、上記のようなインターネットを介して口座振替申込を受け付けるシステムでは、セキュリティ性(安全性)を担保するために、通常、単一因子認証(すなわちユーザIDおよびパスワード)を利用し、さらに暗号化を行っているが、インターネットバンキングを利用しない場合には、どのようにしてセキュリティ性(安全性)を担保するのかという問題がある。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、PCやスマートフォンの利用に不慣れなユーザが利用することができ、暗証番号等の重要な情報を登録する際における漏洩等を有効に防止することができる口座振替受付システムおよび口座振替受付方法を提供することを目的とする。
上記の課題を解決すべく、本発明の口座振替受付方法は、口座振替の申込のための口座振替受付方法であって、口座情報を含む顧客情報を取得する工程と、口座情報に関連付けられた暗証情報を取得する工程と、顧客情報および暗証情報とが顧客ごとに関連付けて登録されたデータベースを参照して、取得した顧客情報および暗証情報とを照合する工程と、照合がとれた場合に、顧客の口座振替の登録を行なう工程とを有し、暗証情報は、自動音声応答により取得されることを特徴とする。
上記構成によれば、顧客の口座振替の登録を行なう際に、暗証情報が自動音声応答により取得されるので、PCやスマートフォンの利用に不慣れなユーザでも利用することができ、暗証番号等の重要な情報を登録する際における漏洩等を有効に防止することができる。
また、本発明の口座振替受付方法の顧客情報は、自動音声応答により取得されることを特徴とする。
上記構成によれば、暗証情報のみならず、顧客情報についても自動音声応答により取得されるので、ユーザは、オペレータを介することなく、口座振替の登録を実行することができる。このため、顧客情報をオペレータに伝えるのに不安を有するユーザも利用することができ利便性が向上する。
また、本発明の口座振替受付方法の暗証情報は、暗号化された状態で取得され、該暗号化された状態で揮発性メモリに一時的に記憶された後、消去されることを特徴とする。
上記構成によれば、暗証情報は暗号化された状態で取得されて、揮発性メモリに居一時的に記憶された後、消去されるため、暗証情報の漏洩等をより有効に防止することができる。
また、本発明の口座振替受付システムは、口座振替の申込のための口座振替受付システムであって、口座情報を含む顧客情報を要求する顧客情報要求部と、口座情報に関連付けられた暗証情報を要求する暗証情報要求部と、顧客情報および暗証情報とが顧客ごとに関連付けて登録されたデータベースと、データベースを参照して、取得した顧客情報および暗証情報とを照合する照合部と、照合がとれた場合に、顧客の口座振替の登録を実行する登録実行部とを備え、暗証情報の要求は、自動音声応答により行われることを特徴とする。
上記構成によれば、顧客の口座振替の登録を行なう際に、暗証情報が自動音声応答により行われるので、PCやスマートフォンの利用に不慣れなユーザでも利用することができ、暗証番号等の重要な情報を登録する際における漏洩等を有効に防止することができる。
以上説明したように、本発明によれば、PCやスマートフォンの利用に不慣れなユーザが利用することができ、暗証番号等の重要な情報を登録する際における漏洩等を有効に防止することができる口座振替受付システムおよび口座振替受付方法を提供することができる。
第1実施形態に係る口座振替受付システムの構成の一例を示す図である 第1実施形態に係るオペレータ端末の機能構成の一例を示す図である。 第1実施形態に係る自動音声応答装置の機能構成の一例を示す図である。 第1実施形態に係る金融機関サーバの機能構成の一例を示す図である。 第1実施形態に係る口座振替受付システムの動作を示すフローチャート図である。 第2実施形態に係る口座振替受付システムの構成の一例を示す図である 第2実施形態に係る自動音声応答装置の機能構成の一例を示す図である。 第2実施形態に係る口座振替受付システムの動作を示すフローチャート図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
(第1実施形態)
第1実施形態に係る口座振替受付システム1について図を参照しながら説明する。図1は、本実施形態に係る口座振替受付システム1の動作環境を示す図である。
図1に示すように、口座振替受付システム1は、通信ネットワーク6を介して互いに接続された電話端末2、オペレータ端末3、自動音声応答装置4、金融機関サーバ5を備える。なお、図1では、2台の電話端末2、1台のオペレータ端末3、1台の自動音声応答装置4および3台の金融機関サーバ5が通信ネットワーク6を介して互いに接続されているが、通信ネットワーク6を介して互いに接続される電話端末2、オペレータ端末3、自動音声応答装置4および金融機関サーバ5の台数は各々任意であり、図1に示す数に限られない。
電話端末2は、例えば、固定電話端末や携帯電話端末であり、金融機関サーバ5に口座を有するユーザが口座振替登録を実行する際や、暗証情報を入力する際に利用される。
オペレータ端末3は、例えば、PC(personal computer)であり、ユーザからの通話を受けたオペレータにより操作される端末である。オペレータ端末3は、例えば、図2に示すように、通信ネットワーク6を介して通信を行う通信部31と、入力画面等を生成するWebブラウザ32と、Webブラウザ32が生成した画像等を表示する表示部33と、オペレータによる指示や顧客情報等を入力するための入力部34と、暗号化された暗証情報を復号化する復号化部35と、オペレータ端末3全体の動作を制御する制御部36とを備えている。
通信ネットワーク6は、電話端末2、オペレータ端末3、自動音声応答装置4および金融機関サーバ5との間で、データ通信又は音声通信を可能とする公衆ネットワークであって、例えば、PSTN(Private Switching Telephone Network)や移動電話ネットワークやインターネット等がこれに該当する。
自動音声応答装置4(IVR)は、図3に示すように、通信ネットワーク6を介して通信を行う通信部41と、電話端末2に対して暗証情報の送信を要求する暗証情報要求部42と、電話端末2から送信される暗証情報を暗号化する暗号化部43と、暗号化された暗証情報を一時的に記憶するための揮発性メモリ44(例えば、RAMやDRAM)と、音声応答を行うための音声データが格納された音声データベース45(以下、音声DB45)と、自動音声応答装置4全体の動作を制御する制御部46とを備えている。
金融機関サーバ5は、図4に示すように、通信ネットワーク6を介して通信を行う通信部51と、後述する顧客データベース53を参照し、顧客情報および暗証情報に基づいてユーザの認証を行う認証部52と、対応する金融機関に口座を持つ顧客の顧客情報および暗証情報とが関連付けられて格納された顧客データベース53(以下、顧客DB53)と、認証がとれた場合に振替口座登録を実行する登録実行部54と、金融機関サーバ5全体の動作を制御する制御部55とを備えている。
ここで、顧客情報は、クレジットカード名および番号、金融機関名、金融機関コード、支店名、店番、口座種別および口座番号、口座名義等の情報が少なくとも含まれる。
また、暗証情報には、ネットバンキング用の暗証番号、キャッシュカードの暗証番号、生年月日、ワンタイムパスワードなどが少なくとも含まれる。なお、顧客の認証に必要な暗証情報は、金融機関により異なる場合があるため、上記の顧客情報および暗証情報に含まれる情報は、あくまで一例であり、認証に必要となる顧客情報および暗証情報は、口座振替登録を行う金融機関により異なる。
顧客DB53には、例えば、「ユーザID=0001」と「暗証番号=△△△」と「口座情報=○○銀行××支店××××:0004 027 1234567」などが顧客ごとに関連付けて格納されている。
(第1実施形態に係る口座振替受付システム1の動作)
上記構成を有する口座振替受付システム1の動作について、図5を参照にして説明する。図5は、本実施形態に係る口座振替受付システムの動作を示すフローチャート図である。本実施形態では、顧客情報をオペレータが入力し、暗証情報をユーザ(顧客)がIVRによって入力する例について説明する。
ステップS101において、ユーザが、電話端末2を用いて専用番号に電話をかける。
ステップS102において、オペレータOがユーザUに口座振替を登録するために必要な顧客情報(例えば、顧客番号、生年月日、金融機関名、支店名、口座番号)を聞き出す。オペレータOは、ユーザUから聞いた顧客情報を、入力部34を操作してオペレータ端末3に入力する。入力部34から入力された顧客情報は、Webブラウザ32にセットされる。
ここで、ステップS102におけるオペレータOとユーザUとのやり取りとして以下のようなものが考えられる。
オペレータO:口座振替登録の手続きを行いますので顧客番号をお聞かせください。
ユーザU:123456です。
オペレータO:ご本人確認ため、生年月日をお聞かせください。
ユーザU:平成2年1月1日です。
オペレータO:金融機関名・支店名・口座種別・口座番号をお聞かせください。
ユーザU:〇〇銀行・△△支店・普通・1234567です。
オペレータO:音声案内に切り替わります。案内の指示に従って暗証番号を電話機のPUSHボタンで入力してください。
ステップS103において、オペレータOは、暗証情報入力のため、ユーザUが通話している電話端末2の接続先を自動音声応答装置4(IVR)に切り替える。
ステップS104において、自動音声応答装置4の暗証情報要求部42は、ユーザUに対し、音声DB45から音声データを読み出して暗証情報の入力を要求する音声データを通信部41を介して送信する。音声データは、電話端末2で受信され、音声として再生される。ここで、自動音声応答装置4により再生される音声としては、例えば、「暗証番号を入力してください」などが考えられる。
ステップS105において、ユーザUは、電話端末2を利用して暗証情報を入力する。具体的には、電話端末2のダイアル又はプッシュボタンによって暗証情報を入力する。入力された暗証情報は、トーン信号(プッシュ信号とも呼ばれる)として自動音声応答装置4へ送信される。ここでは、トーン信号は、盗聴されても判別できないようにマスクされた状態(暗号化された状態)で送信がされる。
ステップS106において、自動音声応答装置4の暗号化部43は、自動音声応答装置4の通信部41で受信された暗証情報を暗号化する。
ステップS107において、制御部46は、暗号化された暗証情報を揮発性メモリ44へ一時記憶させる。
ステップS108において、制御部46は、暗号化された暗証情報を通信部41を介してオペレータ端末3へ送信する。送信後、制御部46は、暗号化された暗証情報を揮発性メモリ44から消去(クリア)する。
ステップS109において、オペレータ端末3の通信部31で受信された暗号化された暗証情報は、オペレータ端末3の復号化部35により復号化された後、Webブラウザ32にセットされる。
ステップS110において、オペレータ端末3は、ステップS102で入力された顧客情報とステップS109でセットされた暗証情報を通信部31を介して金融機関サーバ5へ送信する。
ステップS111において、金融機関サーバ5の認証部52は、顧客DB53に格納されている顧客情報および認証情報を参照し、格納されている顧客情報および認証情報に基づいてオペレータ端末3から送信された顧客情報および暗証情報の認証を行う。
ステップS112において、金融機関サーバ5の登録実行部54は、認証が確認できた場合、受信した顧客情報に基づいて口座振替登録を実行する。金融機関サーバ5は、口座振替登録を実行すると口座振替登録が完了した旨をオペレータ端末3に送信する。オペレータOは、口座振替登録が完了すると、自動音声応答装置4を停止して、ユーザUに「お手続きが完了しました。ご利用ありがとうございました。」などと言って処理を終了する。
(本実施形態に係る口座振替受付システムの作用・効果)
以上のように、第1実施形態に係る口座振替受付システムは、口座振替の申込のための口座振替受付システムである。そして、口座情報を含む顧客情報を取得する工程と、口座情報に関連付けられた暗証情報を取得する工程と、顧客情報および暗証情報とが顧客ごとに関連付けて登録されたデータベースを参照することにより取得した顧客情報および暗証情報とを照合する工程と、照合がとれた場合に、顧客の口座振替の登録を行なう工程とを有し、暗証情報は、自動音声応答により取得される。このため、PCやスマートフォンの利用に不慣れなユーザでも利用することができ、暗証番号等の重要な情報を登録する際における漏洩等を有効に防止することができる。
また、第1実施形態に係る口座振替受付システムの暗証情報は、暗号化された状態で取得され、この暗号化された状態で揮発性メモリに一時的に記憶された後、消去される。このため、暗証情報の漏洩等をより有効に防止することができる。
(第2実施形態)
上記第1実施形態に係る口座振替受付システムでは、暗証情報のみを自動音声応答により取得していたが、この第2実施形態では、顧客情報も自動音声応答により取得される形態について説明する。以下、第2実施形態に係る口座振替受付システムについて説明するが、第1実施形態に係る口座振替受付システムと同じ構成には同じ符号を付して重複する説明を省略する。
図6は、第2実施形態に係る口座振替受付システム7の動作環境を示す図である。図6に示すように、第2実施形態に係る口座振替受付システム7は、通信ネットワーク6を介して互いに接続された電話端末2、自動音声応答装置4、金融機関サーバ5を備える。換言すると、オペレータ端末3を有しない構成となっている。
図7は、第2実施形態に係る自動音声応答装置4(IVR)の機能構成図であり、通信部41と、暗証情報要求部42と、暗号化部43と、揮発性メモリ44と、音声DB45と、制御部46と、電話端末2に対して顧客情報の送信を要求する顧客情報要求部47とを備えている。なお、顧客情報要求部47以外の構成については、第1実施形態に係る自動音声応答装置4と同じであるため重複する説明を省略する。
なお、電話端末2および金融機関サーバ5の各構成については、第1実施形態で説明した構成と同じであるため重複する説明を省略する。また、第1実施形態に係る口座振替受付システム1と同様に、通信ネットワーク6を介して互いに接続される電話端末2、自動音声応答装置4および金融機関サーバ5の台数は各々任意であり図6に示す数に限られない。
(第2実施形態に係る口座振替受付システム7の動作)
上記構成を有する口座振替受付システム7の動作について、図8を参照にして説明する。図8は、本実施形態に係る口座振替受付システムの動作を示すフローチャート図である。本実施形態では、顧客情報および暗証情報をユーザ(顧客)がIVRによって入力する例について説明する。
ステップS201において、ユーザが、電話端末2を用いて専用番号に電話をかける。
ステップS202において、自動音声応答装置4の顧客情報要求部47は、ユーザUに口座振替を登録するために必要な顧客情報(例えば、顧客番号(お客様番号)、生年月日、金融機関コード、支店名、口座番号)の入力を要求する音声データを音声DB45から読み出して通信部41を介して送信する。音声データは、電話端末2で受信され、音声として再生される。ユーザUは、自動音声応答装置4により音声指示に従い、電話端末2のダイアル又はプッシュボタンによって顧客情報を入力する。入力された暗証情報は、トーン信号(プッシュ信号とも呼ばれる)として自動音声応答装置4へ送信される。ここでも、トーン信号は、盗聴されても判別できないようにマスクされた状態(暗号化された状態)で送信がされてもよい。
ここで、自動音声応答装置4により再生される音声としては、例えば、「顧客番号を入力してください。」、「○○様ですね。確認のため生年月日を入力してください」、「金融機関コード4桁と支店コード3桁を入力してください。」、「普通口座の方は1を、当座口座の方は2を押してください。」、「口座番号7桁を入力してください。」などが考えられる。
ステップS203において、自動音声応答装置4の暗証情報要求部42は、音声DB45から音声データを読み出し、ユーザUに対して暗証情報の入力を要求する音声データを通信部41を介して送信する。音声データは、電話端末2で受信され、音声として再生される。ここで、自動音声応答装置4により再生される音声としては、例えば、「暗証番号を入力してください」などが考えられる。
ステップS204において、ユーザUは、電話端末2を利用して暗証情報を入力する。具体的には、電話端末2のダイアル又はプッシュボタンによって暗証情報を入力する。入力された暗証情報は、通信部21を介して自動音声応答装置4へ送信される。
ステップS205において、自動音声応答装置4の暗号化部43は、自動音声応答装置4の通信部41で受信された暗証情報を暗号化する。
ステップS206において、制御部46は、暗号化された暗証情報を揮発性メモリ44へ一時記憶させる。
ステップS207において、自動音声応答装置4は、ステップS202で入力された顧客情報とステップS206でメモリに一時記憶された暗証情報を通信部41を介して金融機関サーバ5へ送信する。
ステップS208において、自動音声応答装置4の制御部46は、暗号化された暗証情報を揮発性メモリ44から消去(クリア)する。
ステップS209において、金融機関サーバ5の認証部52は、顧客DB53に格納されている顧客情報および認証情報を参照し、格納されている顧客情報および認証情報に基づいて自動音声応答装置4から送信された顧客情報および暗証情報の認証を行う。
ステップS210において、金融機関サーバ5の登録実行部54は、認証が確認できた場合、受信した顧客情報に基づいて口座振替登録を実行する。金融機関サーバ5は、口座振替登録を実行すると口座振替登録が完了した旨を自動音声応答装置4に送信し、自動音声応答装置4は、手続きが完了した旨の音声データを音声DB45から読み出して通信部41を介して送信する。音声データは、電話端末2で受信され、音声として再生される。自動音声応答装置4により再生される音声としては、例えば、「お手続きが完了しました。ご利用ありがとうございました。」などが考えられる。
(本実施形態に係る口座振替受付システムの作用・効果)
以上のように、第2実施形態に係る口座振替受付システムは、顧客情報についても自動音声応答により取得される。このため、ユーザは、オペレータを介することなく、口座振替の登録を行うことができる。この結果、顧客情報をオペレータに伝えるのに不安を有するユーザも利用することができ利便性が向上する。
(その他の実施形態)
本発明は、前記各形態の構造、形状のものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない限りにおいて適宜に設計変更して具体化できる。例えば、第1、第2実施形態の口座振替受付システムが備える構成を組み合わせてもよい。また、上記実施形態では、口座振替の登録について説明したが、クレジットカードの決済に適用が可能である。この場合、請求書番号や契約番号のみで本人認証が可能であれば、顧客へ送付する請求書などに顧客番号・IVR番号を表示して、電話によるカード手続きを案内する。顧客は、自動音声応答装置4(IVR)の案内に従い顧客番号・クレジットカード番号・暗証番号などを入力してクレジットカードの決済を行う。つまり、上記第2実施形態と同様に顧客情報および暗証情報は自動音声応答装置4(IVR)に取得され、金融機関サーバ5へと受け渡される。
また、有人による本人認証が必要であれば、上記第1実施形態と同様に、オペレータにより顧客情報が入力され、暗証情報については自動音声応答装置4(IVR)により取得され、金融機関サーバ5へと受け渡される。
なお、上述のように、クレジットカードの決済に適用した場合においても、少なくとも暗証情報は、暗号化された状態で送受信され、自動音声応答装置4(IVR)の揮発性メモリ44に一時記憶された後、消去される。
また、上記実施形態では、顧客情報や暗証情報がWEBブラウザにセットされる形態となっているが、顧客情報や暗証情報がセットされる対象はWEBブラウザに限られない。例えば、アプリケーションソフトウェアを利用して顧客情報や暗証情報がセットされる形態としてもよい。
以上説明したように、本発明は、PCやスマートフォンの利用に不慣れなユーザが利用することができ、暗証番号等の重要な情報を登録する際における漏洩等を有効に防止することができる口座振替受付システムおよび口座振替受付方法を提供することができる。
1…口座振替受付システム(第1実施形態)
2…電話端末
3…オペレータ端末
4…自動音声応答装置(IVR)
5…金融機関サーバ
6…通信ネットワーク
7…口座振替受付システム(第2実施形態)
31…通信部
32…Webブラウザ
33…表示部
34…入力部
35…復号化部
36…制御部
41…通信部
42…暗証情報要求部
43…暗号化部
44…揮発性メモリ
45…音声データベース(音声DB)
46…制御部
47…顧客情報要求部
51…通信部
52…認証部
53…顧客データベース(顧客DB)
54…登録実行部
55…制御部

Claims (3)

  1. 口座振替の申込のための口座振替受付方法であって、
    ユーザが操作するユーザ端末と、前記ユーザからの通話を受けたオペレータにより操作されるオペレータ端末と、揮発性メモリを有する自動音声応答装置と、金融機関サーバとを具備し、
    前記自動音声応答装置の暗証情報要求部が、前記ユーザの口座情報に関連付けられた暗証情報を自動音声応答により前記ユーザ端末へ要求する工程と、
    前記自動音声応答装置の受信部が、前記ユーザ端末から送信される前記暗証情報を受信する工程と、
    前記自動音声応答装置の暗号化部が、前記受信部がユーザ端末から受信した前記暗証情報を暗号化する工程と、
    前記自動音声応答装置のメモリ制御部が、前記暗号化部により暗号化された前記暗証情報を前記揮発性メモリに記憶する工程と、
    前記自動音声応答装置の送信部が、前記暗号化部により暗号化された前記暗証情報を前記オペレータ端末へ送信する工程と、
    前記自動音声応答装置のメモリ制御部が、前記自動音声応答装置の送信部による前記暗証情報の送信後、暗号化された前記暗証情報を前記揮発性メモリから消去する工程と、
    前記オペレータ端末の受信部が、前記自動音声応答装置から送信された暗号化された暗証情報を受信する工程と、
    前記オペレータ端末の制御部が、暗号化された暗証情報を復号化する工程と、
    前記オペレータ端末の送信部が、復号化された暗証情報を前記金融機関サーバに送信する工程と、
    前記金融機関サーバの照合部が、暗証情報が顧客ごとに関連付けて登録されたデータベースを参照して、前記オペレータ端末から送信された前記暗証情報を照合する工程と、
    前記金融機関サーバの登録実行部が、前記照合部による照合がとれた場合に、前記顧客の口座振替の登録を行なう工程と
    を有することを特徴とする口座振替受付方法。
  2. 前記ユーザの口座情報を含む顧客情報が、自動音声応答により取得されることを特徴とする請求項1に記載の口座振替受付方法。
  3. 口座振替の申込のための口座振替受付システムであって、
    ユーザが操作するユーザ端末と、前記ユーザからの通話を受けたオペレータにより操作されるオペレータ端末と、揮発性メモリを有する自動音声応答装置と、金融機関サーバとを具備し、
    前記自動音声応答装置は、
    前記ユーザの口座情報に関連付けられた暗証情報を自動音声応答により前記ユーザ端末へ要求する暗証情報要求部と、
    前記ユーザ端末から送信される前記暗証情報を受信する受信部と、
    前記受信部がユーザ端末から受信した前記暗証情報を暗号化する暗号化部と、
    前記暗号化部により暗号化された前記暗証情報を前記揮発性メモリに記憶するメモリ制御部と、
    前記暗号化部により暗号化された前記暗証情報を前記オペレータ端末へ送信する送信部と、を備え、
    前記自動音声応答装置のメモリ制御部は、
    前記自動音声応答装置の送信部による前記暗証情報の送信後、暗号化された前記暗証情報を前記揮発性メモリから消去し、
    前記オペレータ端末は、
    前記自動音声応答装置から送信された暗号化された暗証情報を受信する受信部と、
    暗号化された暗証情報を復号化する制御部と、
    復号化された暗証情報を前記金融機関サーバに送信する送信部と、を備え、
    前記金融機関サーバは、
    暗証情報が顧客ごとに関連付けて登録されたデータベースを参照して、前記オペレータ端末から送信された前記暗証情報を照合する照合部と、
    記照合部による照合がとれた場合に、前記顧客の口座振替の登録を行なう登録実行部とを備えることを特徴とする口座振替受付システム。
JP2018046031A 2018-03-13 2018-03-13 口座振替受付システムおよび口座振替受付方法 Expired - Fee Related JP6739082B2 (ja)

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