JP6731784B2 - 光源装置および映像表示装置 - Google Patents

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本発明は、光源装置および当該光源装置を備える映像表示装置に関する。
従来は、冷陰極管、白色発光ダイオード等の白色光を発する白色光源を備える光源装置が液晶ディスプレイ、液晶テレビ等に備えられるバックライトにおいて採用されていた。
しかし、近年は、液晶ディスプレイ、液晶テレビ等の色再現範囲を広げ液晶ディスプレイ、液晶テレビ等の画質を向上するために、赤色光を発する赤色光源、緑色光を発する緑色光源および青色光を発する青色光源を備える光源装置がバックライトにおいて採用されることが増えている。
ウルトラ・ハイ・デフィニション(UHD)のスタジオ規格であるBT.2020において規定される色空間を完全に包含する色再現範囲を有するディスプレイを実現するためには、バックライトにおいて採用される光源装置が備える赤色光源、緑色光源および青色光源の各々がレーザー光源である必要がある。このため、半導体レーザー光源を備える光源装置がバックライトにおいて採用されたディスプレイの研究開発が進められている。
しかし、半導体レーザー光源が発する光の光量は、半導体レーザー光源の温度により変化する。このため、半導体レーザー光源を備える光源装置がバックライトにおいて採用されたディスプレイは、表示面の輝度および色度が半導体レーザー光源の温度により変化するという問題を有する。この問題は、半導体レーザー光源以外の半導体光源を光源装置が備える場合にも生じる。
このため、ディスプレイの表示面の輝度および色度を一定に維持するために、半導体光源が発する光の光量を検出し、検出された光量を基準光量と比較し、半導体光源が発する光の光量をフィードバック制御する技術が提案されている。特許文献1に記載された技術は、その一例である。
特開2001−332764号公報
しかし、半導体光源においては、半導体光源の温度が変化した場合に半導体光源が発する光の光量だけでなく半導体光源の主発光波長も変化することがある。特に、赤色半導体光源においては、赤色半導体光源の温度が変化した場合の赤色半導体光源の主発光波長の変化が顕著である。
一方で、半導体光源が発する光の光量を検出するセンサーの分光感度が等色関数に一致するとは限らない。
このため、半導体光源の温度が変化し半導体光源の主発光波長も変化する場合に特許文献1に記載された技術に代表される従来の技術によりフィードバック制御が行われたときは、分光感度が等色関数に一致しないことに起因して、半導体光源から放射される光の刺激値が半導体光源の温度により変化し、半導体光源を備える光源装置から放射される光の輝度および色度が半導体光源の温度により変化する。この問題は、温度により主発光波長が変化する光源を備える光源装置に共通の問題である。
本発明は、この問題を解決するためになされる。本発明が解決しようとする課題は、光源の温度が変化した場合であっても、光源が発する光の刺激値が一定に維持され、光源装置が発する光の輝度および色度が一定に維持されるようにすることである。
本発明は、光源装置に関する。
複数の光源は、それぞれ複数の色の光を発し、温度を考慮する制御の対象になる少なくともひとつの光源を備える。
調整機構は、少なくともひとつの光源の各々である各光源が発する光の光量を調整する。
光学センサーは、各光源が発する光の光量を検出する。
温度検出機構は、各光源の温度を検出する。
記憶機構は、各光源の温度と各光源の主発光波長との関係、光学センサーの分光感度、等色関数および第1の基準時に光学センサーにより検出される光量である基準光量を記憶する。
コントローラーは、各光源の温度と各光源の主発光波長との関係、光学センサーの分光感度、等色関数および調整時に温度検出機構により検出される温度である調整時温度から、調整時の各光源の主発光波長における等色関数の値に対する調整時の各光源の主発光波長における光学センサーの感度の比が大きくなるほど大きくなる補正係数を得る。
また、コントローラーは、調整時に光学センサーにより検出される光量が補正係数を基準光量に乗じた目標光量に近づくように調整時に各光源が発する光の光量を調整機構に調整させる。
また、コントローラーは、関係および第1の基準時に温度検出機構により検出される温度である第1の基準温度から、第1の基準時の各光源の主発光波長である第1の主発光波長を得る。
また、コントローラーは、関係および第1の基準時と異なる第2の基準時に温度検出機構により検出される温度である第2の基準温度から、第2の基準時の各光源の主発光波長である第2の主発光波長を得る。
また、コントローラーは、分光感度および第1の主発光波長から、第1の主発光波長における光学センサーの感度である第1の感度を得る。
また、コントローラーは、分光感度および第2の主発光波長から、第2の主発光波長における光学センサーの感度である第2の感度を得る。
また、コントローラーは、等色関数および第1の主発光波長から第1の主発光波長における等色関数の値である第1の値を得る。
また、コントローラーは、等色関数および第2の主発光波長から第2の主発光波長における等色関数の値である第2の値を得る。
また、コントローラーは、第1の基準温度、第2の基準温度、第1の感度、第2の感度、第1の値、第2の値および調整時温度から、補間により補正係数を得る。


本発明は、当該光源装置を備える映像表示装置にも向けられる。
本発明によれば、光源装置に備えられる光源の温度が変化した場合であっても、光源が発する光の刺激値が一定に維持され、光源装置により放射される光源光の輝度および色度が一定に維持される。
実施の形態1の液晶ディスプレイを示す模式図である。 実施の形態1の光源装置を示すブロック図である。 実施の形態1における赤色レーザー光源の温度による赤色レーザー光源の主発光波長の変化を示す図である。 実施の形態1における光学センサーの赤色光に対する分光感度Cr(λ)と等色関数x(λ)との差を示す図である。 基準光量の設定の流れを示すフローチャートである。 基準温度の設定の流れを示すフローチャートである。 目標光量の設定および光量の調整の流れを示すフローチャートである。 実施の形態2の光源装置を示すブロック図である。
1 実施の形態1
1.1 液晶ディスプレイ
図1は、実施の形態1の液晶ディスプレイを示す模式図である。
図1に示される液晶ディスプレイ1000は、映像表示装置の例であり、バックライト1022および液晶パネル1024を備える。バックライト1022は、光源装置1042および導光板1044を備える。
光源装置1042により放射された光源光1062は、導光板1044の端面1082に入射し、導光板1044に導かれ、導光板1044の主面1084から出射し、液晶パネル1024を透過する。これにより、液晶ディスプレイ1000により放射される映像光1064が生成される。導光板1044が拡散板に置き換えられてもよい。導光板1044が拡散板に置き換えられる場合は、光源光1062が、拡散板の一方の主面に入射し、拡散板の他方の主面から出射し、液晶パネル1024を透過する。液晶パネル1024は、光源光1062を透過させ映像光1064を生成する生成機構として機能する。
液晶ディスプレイ1000以外の映像表示装置が光源装置1042を備えてもよい。例えば、液晶テレビ、デジタルライトプロセッシング(DLP)方式のプロジェクター等が光源装置1042を備えてもよい。液晶ディスプレイ1000以外の映像表示装置が光源装置1042を備える場合は、光源装置1042を備える映像表示装置に応じた生成機構が光源装置1042により放射される光を透過させまたは反射し映像光を生成する。例えば、DLP方式のプロジェクターが光源装置1042を備える場合は、デジタルミラーデバイス(DMD)が光源装置1042により放射される光を反射し映像光を生成する。
1.2 光源装置
図2は、実施の形態1の光源装置を示すブロック図である。
図2に示される光源装置1042は、光源群1102、駆動回路1104、光学センサー1106、A/D変換器1108、温度検出機構1110、A/D変換器1112、メモリー1114、操作機構1116およびコントローラー1118を備える。光源群1102は、赤色レーザー光源1142、緑色レーザー光源1144および青色レーザー光源1146を備える。温度検出機構1110は、サーミスタ1162および1164を備える。光源装置1042がこれらの構成物以外の構成物を備えてもよい。
赤色レーザー光源1142、緑色レーザー光源1144および青色レーザー光源1146は、それぞれ赤色光1182、緑色光1184および青色光1186を発するレーザーダイオードである。赤色レーザー光源1142、緑色レーザー光源1144および青色レーザー光源1146からなる3個のレーザー光源が、赤色光1182、緑色光1184および青色光1186とは異なる複数の色の光をそれぞれ発する複数のレーザー光源に置き換えられてもよい。赤色レーザー光源1142が他の種類の赤色光源に置き換えられてもよい。例えば、赤色レーザー光源1142が赤色発光ダイオード(LED)光源に置き換えられてもよい。緑色レーザー光源1144が他の種類の緑色光源に置き換えられてもよい。例えば、緑色レーザー光源1144が緑色LED光源に置き換えられてもよい。青色レーザー光源1146が他の種類の青色光源に置き換えられてもよい。例えば、青色レーザー光源1146が青色LED光源に置き換えられてもよい。
光源装置1042においては、赤色レーザー光源1142および緑色レーザー光源1144が温度を考慮するフィードバック制御の対象になり、青色レーザー光源1146が温度を考慮しないフィードバック制御の対象になる。温度を考慮するフィードバック制御においては、レーザー光源の温度によるレーザー光源の主発光波長の変化に起因するレーザー光源が発する光の刺激値の変化が抑制され、当該刺激値の変化に起因する液晶ディスプレイ1000の表示面の輝度および色度の変化が抑制される。
赤色レーザー光源1142の温度の変化による赤色レーザー光源1142の主発光波長の変化は顕著である。このため、赤色レーザー光源1142は、望ましくは温度を考慮するフィードバック制御の対象にされる。赤色レーザー光源1142が他の種類の赤色光源に置き換えられる場合も同様である。緑色レーザー光源1144が温度を考慮しないフィードバック制御の対象になってもよい。より一般的には、光源装置1042においては、赤色レーザー光源1142、緑色レーザー光源1144および青色レーザー光源1146に備えられる少なくともひとつのレーザー光源が温度を考慮するフィードバック制御の対象になる。
駆動回路1104は、赤色レーザー光源1142、緑色レーザー光源1144および青色レーザー光源1146の各々を駆動し、赤色レーザー光源1142、緑色レーザー光源1144および青色レーザー光源1146が発する光の光量を互いに独立して調整する。これにより、駆動回路1104は、温度を考慮するフィードバック制御の対象になる赤色レーザー光源1142および緑色レーザー光源1144の各々である各レーザー光源が発する光の光量を調整する調整機構になる。また、駆動回路1104は、温度を考慮しないフィードバック制御の対象になる青色レーザー光源1146が発する光の光量を調整する調整機構になる。
光学センサー1106は、赤色光1182の一部を受光し、受光した赤色光1182の一部の光量に応じたアナログ電気信号を出力し、緑色光1184の一部を受光し、受光した緑色光1184の一部の光量に応じたアナログ電気信号を出力し、青色光1186の一部を受光し、受光した青色光1186の一部の光量に応じたアナログ電気信号を出力する。これにより、光学センサー1106は、温度を考慮するフィードバック制御の対象になる赤色レーザー光源1142および緑色レーザー光源1144の各々である各レーザー光源が発する光の光量を検出し、各レーザー光源が発する光の光量を示すアナログ電気信号を出力する。また、光学センサー1106は、温度を考慮しないフィードバック制御の対象になる青色レーザー光源1146が発する光の光量を検出し、青色レーザー光源1146が発する光の光量を示すアナログ電気信号を出力する。赤色レーザー光源1142、緑色レーザー光源1144および青色レーザー光源1146が発する光の光量を光学センサー1106が正確に検出できるようにするため、赤色レーザー光源1142、緑色レーザー光源1144および青色レーザー光源1146の各々の位置と光学センサー1106の位置との関係は一定に維持される。
A/D変換器1108は、光学センサー1106により出力されたアナログ電気信号をデジタル電気信号に変換する。
サーミスタ1162および1164は、それぞれ赤色レーザー光源1142および緑色レーザー光源1144の温度を検出し、赤色レーザー光源1142および緑色レーザー光源1144の温度を示すアナログ電気信号を出力する。サーミスタ1162がサーミスタ以外の温度センサーに置き換えられてもよい。例えば、サーミスタ1162が熱電対に置き換えられてもよい。サーミスタ1164がサーミスタ以外の温度センサーに置き換えられてもよい。例えば、サーミスタ1164が熱電対に置き換えられてもよい。緑色レーザー光源1144が温度を考慮しないフィードバック制御の対象になる場合は、サーミスタ1164が省略される。
A/D変換器1112は、サーミスタ1162および1164により出力されたアナログ電気信号をデジタル電気信号に変換する。
メモリー1114は、温度を考慮するフィードバック制御の対象になる赤色レーザー光源1142および緑色レーザー光源1144の各々である各レーザー光源の温度と各レーザー光源の主発光波長との関係、光学センサー1106の分光感度Cr(λ)およびCg(λ)ならびに等色関数x(λ)およびy(λ)を記憶する記憶機構になる。分光感度Cr(λ)およびCg(λ)は、それぞれ赤色光1182および緑色光1184に対する分光感度である。等色関数x(λ)およびy(λ)は、それぞれ国際照明委員会(CIE)が1931年に採用した等色関数のx成分およびy成分である。CIEが1931年に採用した等色関数が他の種類の等色関数に置き換えられてもよい。例えば、CIEが1931年に採用した等色関数がジャッド(Judd)により修正された等色関数に置き換えられてもよい。等色関数x(λ)およびy(λ)にそれぞれ含まれる文字xおよびyに通常付される上線はこの明細書においては省略される。メモリー1114がメモリー以外の記憶機構に置き換えられてもよい。例えば、メモリー1114がハードディスクドライブに置き換えられてもよい。
メモリー1114には、後述する基準光量R、基準温度Ta1およびTa2ならびに目標光量Rがさらに記憶される。
操作機構1116は、操作を受け付ける。
コントローラー1118には、赤色レーザー光源1142、緑色レーザー光源1144および青色レーザー光源1146の各々が発する光の光量を示すデジタル電気信号がA/D変換器1108から入力される。これにより、コントローラー1118は、赤色レーザー光源1142、緑色レーザー光源1144および青色レーザー光源1146の各々が発する光の光量を取得する。
また、コントローラー1118には、温度を考慮するフィードバック制御の対象になる赤色レーザー光源1142および緑色レーザー光源1144の各々である各レーザー光源の温度を示すデジタル電気信号がA/D変換器1112から入力される。これにより、コントローラー1118は、各レーザー光源の温度を取得する。
コントローラー1118は、取得した光量を目標光量とを比較し、取得した光量が目標光量に近づくように駆動回路1104を制御する。
コントローラー1118は、制御プログラムを実行する組み込みコンピューターにより実現される。コントローラー1118の機能の全部または一部がコンピューターでないハードウェアにより実現されてもよい。コントローラー1118にアナログ電気信号が入力され、コントローラー1118がアナログ電気信号を処理してもよい。
1.3 レーザー光源の温度の変化によるレーザー光源の主発光波長の変化
図3は、実施の形態1における赤色レーザー光源の温度による赤色レーザー光源の主発光波長の変化を示す図である。
図3に示される発光スペクトルSa1は、赤色レーザー光源1142の温度がTa1である場合の赤色光1182の発光スペクトルである。赤色レーザー光源1142の温度がTa1である場合は、図3に示されるように、赤色光1182の発光強度は波長Wa1において最大となり、赤色レーザー光源1142の主発光波長はWa1である。
図3に示される発光スペクトルSa2は、赤色レーザー光源1142の温度がTa2である場合の赤色光1182の発光スペクトルである。Ta2はTa1より高く、Ta1およびTa2はTa1<Ta2という関係を満たす。赤色レーザー光源1142の温度がTa2である場合は、図3に示されるように、赤色光1182の発光強度は波長Wa2において最大となり、赤色レーザー光源1142の主発光波長はWa2である。
図3は、赤色レーザー光源1142の温度が高くなるほど赤色レーザー光源1142の主発光波長が長波長側にシフトすることを示す。緑色レーザー光源1144についても同様のことが言える。
1.4 分光感度と等色関数との差
図4は、実施の形態1における光学センサーの赤色光に対する分光感度Cr(λ)と等色関数x(λ)との差を示す。
図4に示される光学センサー1106の赤色光1182に対する分光感度Cr(λ)および等色関数x(λ)の各々は、波長λがWa1である場合に1になるように規格化されている。分光感度Cr(λ)および等色関数x(λ)は、波長λがWa2である場合にそれぞれXおよびXになる。Xは、Xと異なる。
がXと異なる場合は、赤色レーザー光源1142の温度がTa1からTa2に上昇し赤色レーザー光源1142の主発光波長がWa1からWa2に変化した場合に、光学センサー1106により検出される赤色光1182の光量が赤色光1182の刺激値Xと同様に変化しない。したがって、XがXと異なる場合は、赤色レーザー光源1142の温度がTa2であるときに光学センサー1106により検出される赤色光1182の光量を赤色レーザー光源1142の温度がTa1であるときに光学センサー1106により検出される赤色光1182の光量と同じにするフィードバック制御が行われても、赤色レーザー光源1142の温度がTa2であるときの赤色光1182の刺激値Xが赤色レーザー光源1142の温度がTa1であるときの赤色光1182の刺激値Xと同じにならない。同様に、緑色レーザー光源1144の温度がTa2であるときに光学センサー1106により検出される緑色光1184の光量を緑色レーザー光源1144の温度がTa1であるときに光学センサー1106により検出される緑色光1184の光量と同じにするフィードバック制御が行われても、緑色レーザー光源1144の温度がTa2であるときの緑色光1184の刺激値Yが緑色レーザー光源1144の温度がTa1であるときの緑色光1184の刺激値Yと同じにならない。これらのことは、光源光1062の輝度および色度の変化の原因になり、液晶ディスプレイ1000の表示面の輝度および色度の変化の原因になる。
1.5 赤色光の光量のフィードバック制御
図5,6および7は、赤色光の光量のフィードバック制御の流れを示すフローチャートである。図5は、基準光量の設定の流れを示す。図6は、基準温度の設定の流れを示す。図7は、目標光量の設定および光量の調整の流れの方法を示す。
1.5.1 基準光量の設定
赤色レーザー光源1142の基準光量が設定される場合は、図5に示されるステップS101において、光源装置1042が点灯させられ、光学センサー1106が、赤色光1182の光量を検出し、赤色光1182の光量を示すアナログ電気信号を出力し、A/D変換器1108が、出力されたアナログ電気信号をデジタル電気信号に変換する。得られたデジタル電気信号は、コントローラー1118に入力される。
ステップS101に続くステップS102においては、コントローラー1118が、入力されたデジタル電気信号により示される光量を基準光量Rに設定する。設定された基準光量Rは、メモリー1114に記憶させられる。基準光量Rは、第1の基準時に光学センサー1106により検出される光量である。第1の基準時は、赤色レーザー光源1142の温度が十分に低い状態であり、ステップS101が実行される時であり、操作機構1116が受け付ける操作により指定される。
1.5.2 基準温度の設定
赤色レーザー光源1142の基準温度が設定される場合は、図6に示されるステップS111において、光源装置1042が点灯させられ、サーミスタ1162が、赤色レーザー光源1142の温度を検出し、赤色レーザー光源1142の温度を示すアナログ電気信号を出力し、A/D変換器1112が、出力されたアナログ電気信号をデジタル電気信号に変換する。得られたデジタル電気信号は、コントローラー1118に入力される。ステップS111における赤色レーザー光源1142の温度の検出は、ステップS101における赤色光1182の光量の検出と同時に行われる。
ステップS111に続くステップS112においては、コントローラー1118が、入力されたデジタル電気信号により示される温度を基準温度Ta1に設定する。設定された基準温度Ta1は、メモリー1114に記憶させられる。基準温度Ta1は、第1の基準時にサーミスタ1162により検出される温度である。
ステップS112に続くステップS113においては、光源装置1042を点灯させたまま光源装置1042をエージングする操作、環境温度を上昇させる操作等の温度上昇操作が行われる。これにより、赤色レーザー光源1142の温度が使用される温度範囲内の最高の温度まで上昇させられる。
ステップS113に続くステップS114においては、サーミスタ1162が、再び、赤色レーザー光源1142の温度を検出し、赤色レーザー光源1142の温度を示すアナログ電気信号を出力し、A/D変換器1112が、出力されたアナログ電気信号をデジタル電気信号に変換する。得られたデジタル電気信号は、コントローラー1118に入力される。
ステップS114に続くステップS115においては、コントローラー1118が、入力されたデジタル電気信号により示される温度を基準温度Ta2に設定する。設定された基準温度Ta2は、メモリー1114に記憶させられる。基準温度Ta2は、第2の基準時にサーミスタ1162により検出される温度である。第2の基準時は、第1の基準時と異なる時であり、ステップS114が実行される時であり、操作機構1116が受け付ける操作により指定される。
1.5.3 目標光量の設定および光量の調整
目標光量が設定され赤色光の光量が調整される場合は、図7に示されるステップS121において、サーミスタ1162が、赤色レーザー光源1142の温度を検出し、赤色レーザー光源1142の温度を示すアナログ電気信号を出力し、A/D変換器1112が、出力されたアナログ電気信号をデジタル電気信号に変換する。得られたデジタル電気信号は、コントローラー1118に入力される。
ステップS121に続くステップS122においては、コントローラー1118が、赤色レーザー光源1142の温度と赤色レーザー光源1142の主発光波長との関係、光学センサー1106の分光感度Cr(λ)、等色関数x(λ)、基準光量R、基準温度Ta1および基準温度Ta2をメモリー1114から読み出し、読みだした赤色レーザー光源1142の温度と赤色レーザー光源1142の主発光波長との関係、光学センサー1106の分光感度Cr(λ)、等色関数x(λ)、基準光量R、基準温度Ta1および基準温度Ta2ならびに入力されたデジタル電気信号により示される温度Tから目標光量Rを設定する。設定された目標光量Rは、メモリー1114に記憶させられる。温度Tは、調整時にサーミスタ1162により検出される調整時温度である。
目標光量Rが設定される場合は、読みだされた赤色レーザー光源1142の温度と赤色レーザー光源1142の主発光波長との関係および基準温度Ta1から、第1の基準時の赤色レーザー光源1142の主発光波長Wa1が得られる。また、読みだされた赤色レーザー光源1142の温度と赤色レーザー光源1142の主発光波長との関係および基準温度Ta2から、第2の基準時の赤色レーザー光源1142の主発光波長Wa2が得られる。
続いて、読みだされた光学センサー1106の分光感度Cr(λ)および得られた主発光波長Wa1から、主発光波長Wa1における光学センサー1106の感度Cr(Wa1)が得られる。また、読みだされた光学センサー1106の分光感度Cr(λ)および得られた主発光波長Wa2から、主発光波長Wa2における光学センサー1106の感度Cr(Wa2)が得られる。
続いて、読みだされた等色関数x(λ)および得られた主発光波長Wa1から、主発光波長Wa1における等色関数x(λ)の値x(Wa1)が得られる。また、読みだされた等色関数x(λ)および得られた主発光波長Wa2から、主発光波長Wa2における等色関数x(λ)の値x(Wa2)が得られる。
続いて、感度Cr(Wa1)およびCr(Wa2)、値x(Wa1)およびx(Wa2)ならびに温度Tから、基準光量Rに乗じられる補正係数Cが得られる。
補正係数Cは、調整時の赤色レーザー光源1142の主発光波長Wにおける等色関数x(λ)の値x(W)に対する主発光波長Wにおける光学センサー1106の感度Cr(W)の比Cr(W)/x(W)が大きくなるほど大きくしなければならない。また、補正係数Cは、赤色レーザー光源1142の温度がTa1である場合は1になり、赤色レーザー光源1142の温度がTa2である場合はX/Xになる。このため、赤色レーザー光源1142の温度がTである場合の補正係数Cは、赤色レーザー光源1142の温度がTa1である場合の補正係数である1および赤色レーザー光源1142の温度がTa2である場合の補正係数であるX/Xの線形補間により得られ、式(1)で与えられる。
Figure 0006731784
目標光量Rは、補正係数Cを基準光量Rを乗じることにより得られ、式(2)で与えられる。
Figure 0006731784
線形補間以外の補間が行われてもよい。線形補間以外の処理により補正係数Cが得られてもよい。例えば、読みだされた赤色レーザー光源1142の温度と赤色レーザー光源1142の主発光波長との関係および検出された温度Tから、調整時の赤色レーザー光源1142の主発光波長Wが得られ、読みだされた光学センサー1106の分光感度Cr(λ)および得られた主発光波長Wから、主発光波長Wにおける光学センサー1106の感度Cr(W)が得られ、読みだされた等色関数x(λ)および得られた主発光波長Wから、主発光波長Wにおける等色関数x(λ)の値x(W)が得られ、得られた感度Cr(W)および値x(W)から補正係数Cが得られてもよい。
基準温度Ta1およびTa2に代えて主発光波長Wa1およびWa2がメモリー1114に記憶されてもよい。
ステップS122に続くステップS123においては、光学センサー1106が、赤色光1182の光量を検出し、赤色光1182の光量を示すアナログ電気信号を出力し、A/D変換器1108が、出力されたアナログ電気信号をデジタル電気信号に変換する。得られたデジタル電気信号は、コントローラー1118に入力される。
ステップS124に続くステップS125においては、コントローラー1118が、入力されたデジタル電気信号により示される光量である検出光量を目標光量と比較し、検出光量が目標光量と異なる場合は処理をステップS125に進め、検出光量が目標光量と異ならない場合は処理を終了する。検出光量は、調整時に光学センサー1106により検出される光量である。
ステップS125においては、コントローラー1118が、赤色レーザー光源1142が発する赤色光1182の光量を駆動回路1104に調整させる。赤色光1182の光量の調整においては、検出光量が目標光量Rより小さい場合は、赤色光1182の光量が増加させられ、検出光量が目標光量Rより大きい場合は、赤色光1182の光量が減少させられる。
ステップS124およびS125が実行されることにより、検出光量が目標光量Rに近づけられ、ステップS124およびS125が繰り返し実行されることにより、最終的に検出光量が目標光量Rに一致させられる。これにより、調整時の赤色光1182の刺激値Xが基準時の赤色光1182の刺激値Xと同じになる。
1.6 緑色光の光量のフィードバック制御
緑色光1184の光量のフィードバック制御は、赤色光1182の光量のフィードバック制御と同様に行われる。ただし、緑色光1184の光量のフィードバック制御においては、サーミスタ1162に代えてサーミスタ1164が用いられ、赤色レーザー光源1142の温度と赤色レーザー光源1142の主発光波長との関係に代えて緑色レーザー光源1144の温度と緑色レーザー光源1144の主発光波長との関係が参照され、赤色光1182に対する分光感度Cr(λ)に代えて緑色光1184に対する分光感度Cg(λ)が参照され、等色関数x(λ)に代えて等色関数y(λ)が参照される。緑色レーザー光源1144が温度を考慮しないフィードバック制御の対象になる場合は、緑色光1184の光量のフィードバック制御は、後述する青色光1186の光量のフィードバック制御と同様に行われる。
1.7 青色光の光量のフィードバック制御
青色光1186の光量のフィードバック制御は、図6に示される基準温度の設定が行われず、図7のステップS121における温度の検出が行われず、基準光量がそのまま目標光量となることを除いて、赤色光1182の光量のフィードバック制御と同様に行われる。
1.8 実施の形態1の光源装置の利点
実施の形態1の光源装置1042によれば、赤色光1182、緑色光1184および青色光1186の光量が光学センサー1106により検出され、検出された赤色光1182、緑色光1184および青色光1186の光量に基づいて、それぞれ赤色光1182、緑色光1184および青色光1186の光量がフィードバック制御される。
また、赤色レーザー光源1142および緑色レーザー光源1144の温度がそれぞれサーミスタ1162および1164により検出され、検出された赤色レーザー光源1142および緑色レーザー光源1144の温度に基づいて、それぞれ赤色光1182および緑色光1184の光量のフィードバック制御を適切なものとするための補正係数が求められる。これにより、赤色レーザー光源1142および緑色レーザー光源1144の温度の変化によりそれぞれ赤色レーザー光源1142および緑色レーザー光源1144の主発光波長が変化した場合においても、適切なフィードバック制御が行われる。
赤色光1182、緑色光1184および青色光1186の光量のフィードバック制御により、調整時の光源光1062の輝度および色度がそれぞれ基準時の光源光1062の輝度および色度に近づけられ、光源光1062の輝度および色度が一定に維持される。これにより、調整時の液晶ディスプレイ1000の表示面の輝度および色度がそれぞれ基準時の液晶ディスプレイ1000の表示面の輝度および色度に近づけられ、液晶ディスプレイ1000の表示面の輝度および色度が一定に維持される。
2 実施の形態2
2.1 光源装置
図8は、実施の形態2の光源装置を示すブロック図である。
図8に示される光源装置2042は、図2に示される光源装置1042を置き換えることができ、光源群2102、駆動回路2104、光学センサー2106、A/D変換器2108、温度検出機構2110、A/D変換器2112、メモリー2114、操作機構2116およびコントローラー2118を備える。光源群2102は、赤色レーザー光源2142、緑色LED光源2144および青色LED光源2146を備える。温度検出機構2110は、熱電対2162を備える。
赤色レーザー光源2142は、赤色光2182を発するレーザーダイオードである。緑色LED光源2144および青色LED光源2146は、それぞれ緑色光2184および青色光2186を発するLEDである。
赤色レーザー光源2142は、温度を考慮するフィードバック制御の対象になり、緑色LED光源2144および青色LED光源2146は、温度を考慮しないフィードバック制御の対象になる。
駆動回路2104は、赤色レーザー光源2142、緑色LED光源2144および青色LED光源2146の各々を駆動し、赤色レーザー光源2142、緑色LED光源2144および青色LED光源2146が発する光の光量を互いに独立して調整する。これにより、駆動回路2104は、温度を考慮するフィードバック制御の対象になる赤色レーザー光源2142が発する光の光量を調整する調整機構になる。また、駆動回路1104は、温度を考慮しないフィードバック制御の対象になる緑色LED光源2144および青色LED光源2146の各々が発する光の光量を調整する調整機構になる。
光学センサー2106は、温度を考慮するフィードバック制御の対象になる赤色レーザー光源2142が発する光の光量を検出し、赤色レーザー光源2142が発する光の光量を示すアナログ電気信号を出力する。また、光学センサー2106は、温度を考慮しないフィードバック制御の対象になる緑色LED光源2144および青色LED光源2146の各々が発する光の光量を検出し、緑色LED光源2144および青色LED光源2146の各々が発する光の光量を示すアナログ電気信号を出力する。
A/D変換器2108は、光学センサー2106により出力されたアナログ電気信号をデジタル電気信号に変換する。
熱電対2162は、赤色レーザー光源2142の温度を検出し、赤色レーザー光源2142の温度を示すアナログ電気信号を出力する。
A/D変換器2112は、熱電対2162により出力されたアナログ電気信号をデジタル電気信号に変換する。
メモリー2114は、温度を考慮するフィードバック制御の対象になる赤色レーザー光源2142の温度と赤色レーザー光源2142の主発光波長との関係、光学センサー2106の分光感度Cr(λ)ならびに等色関数x(λ)を記憶する記憶機構になる。
メモリー2114には、基準光量R、基準温度Ta1およびTa2ならびに目標光量Rがさらに記憶される。
コントローラー2118には、赤色レーザー光源2142、緑色LED光源2144および青色LED光源2146の各々が発する光の光量を示すデジタル電気信号が入力される。これにより、コントローラー2118は、赤色レーザー光源2142、緑色LED光源2144および青色LED光源2146の各々が発する光の光量を取得する。
また、コントローラー2118には、温度を考慮するフィードバック制御の対象になる赤色レーザー光源2142の温度を示すデジタル電気信号がA/D変換器2112から入力される。これにより、コントローラー2118は、赤色レーザー光源2142の温度を取得する。
コントローラー2118は、取得した光量を目標光量と比較し、取得した光量が目標光量に近づくように駆動回路2104を制御する。
赤色光2182の光量のフィードバック制御は、実施の形態1の赤色光1182の光量のフィードバック制御と同様に行われる。緑色光2184および青色光2186の各々の光量のフィードバック制御は、実施の形態1の青色光2186の光量のフィードバック制御と同様に行われる。
実施の形態2の光源装置2042によれば、赤色光2182、緑色光2184および青色光2186の光量が光学センサー2106により検出され、検出された赤色光2182、緑色光2184および青色光2186の光量に基づいて、それぞれ赤色光2182、緑色光2184および青色光2186の光量がフィードバック制御される。
また、赤色レーザー光源2142の温度が熱電対2162により検出され、検出された赤色レーザー光源2142の温度に基づいて、赤色光2182の光量のフィードバック制御を適切なものとするための補正係数が求められる。これにより、赤色レーザー光源2142の温度の変化により赤色レーザー光源2142の主発光波長が変化した場合においても、適切なフィードバック制御が行われる。
赤色光2182、緑色光2184および青色光2186の光量のフィードバック制御により、調整時に光源装置2042により放射される光源光の輝度および色度がそれぞれ基準時に光源装置2042により放射される光源光の輝度および色度に近づけられ、光源装置2042により放射される光源光の輝度および色度が一定に維持される。これにより、調整時の液晶ディスプレイ1000の表示面の輝度および色度がそれぞれ基準時の液晶ディスプレイ1000の表示面の輝度および色度に近づけられ、液晶ディスプレイ1000の表示面の輝度および色度が一定に維持される。
また、実施の形態2の光源装置2042は、実施の形態1の光源装置1042より低コストで生産できる。光源装置2042を低コストで生産できるのは、現時点においては緑色LED光源の価格が緑色レーザー光源の価格より安価であり青色LED光源の価格が青色レーザー光源の価格より安価であるためである。このため、液晶テレビのような民生用の映像表示装置においては、実施の形態1の光源装置1042より低コストで生産できる実施の形態2の光源装置2042が好適に採用される。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
1000 液晶ディスプレイ、1022 バックライト、1024 液晶パネル、1042,2042 光源装置、1044 導光板、1102,2102 光源群、1104,2104 駆動回路、1106,2106 光学センサー、1108,2108 A/D変換器、1110,2110 温度検出機構、1112,2112 A/D変換器、1114,2114 メモリー、1116,2116 操作機構、1118,2118 コントローラー、1142 赤色レーザー光源、1144 緑色レーザー光源、1146 青色レーザー光源、1162 サーミスタ、1164 サーミスタ、2142 赤色レーザー光源、2144 緑色LED光源、2146 青色LED光源、2162 熱電対。

Claims (7)

  1. 複数の色の光をそれぞれ発し、温度を考慮する制御の対象になる少なくともひとつの光源を備える複数の光源と、
    前記少なくともひとつの光源の各々である各光源が発する光の光量を調整する調整機構と、
    前記各光源が発する光の光量を検出する光学センサーと、
    前記各光源の温度を検出する温度検出機構と、
    前記各光源の温度と前記各光源の主発光波長との関係、前記光学センサーの分光感度、等色関数および第1の基準時に前記光学センサーにより検出される光量である基準光量を記憶する記憶機構と、
    (1) 前記関係、前記分光感度、前記等色関数および調整時に前記温度検出機構により検出される温度である調整時温度から、前記調整時の前記各光源の主発光波長における前記等色関数の値に対する前記調整時の前記各光源の主発光波長における前記光学センサーの感度の比が大きくなるほど大きくなる補正係数を得、(2) 前記調整時に前記光学センサーにより検出される光量が前記補正係数を前記基準光量に乗じた目標光量に近づくように前記調整時に前記各光源が発する光の光量を前記調整機構に調整させるコントローラーと、
    備え、
    前記コントローラーは、(1-1) 前記関係および前記第1の基準時に前記温度検出機構により検出される温度である第1の基準温度から、前記第1の基準時の前記各光源の主発光波長である第1の主発光波長を得、(1-2) 前記関係および前記第1の基準時と異なる第2の基準時に前記温度検出機構により検出される温度である第2の基準温度から、前記第2の基準時の前記各光源の主発光波長である第2の主発光波長を得、(1-3) 前記分光感度および前記第1の主発光波長から、前記第1の主発光波長における前記光学センサーの感度である第1の感度を得、(1-4) 前記分光感度および前記第2の主発光波長から、前記第2の主発光波長における前記光学センサーの感度である第2の感度を得、(1-5) 前記等色関数および前記第1の主発光波長から前記第1の主発光波長における前記等色関数の値である第1の値を得、(1-6) 前記等色関数および前記第2の主発光波長から前記第2の主発光波長における前記等色関数の値である第2の値を得、(1-7) 前記第1の基準温度、前記第2の基準温度、前記第1の感度、前記第2の感度、前記第1の値、前記第2の値および前記調整時温度から、補間により前記補正係数を得る
    光源装置。
  2. 前記複数の色の光は、赤色光、緑色光および青色光を含み、
    前記複数の光源は、赤色光源、緑色光源および青色光源を含み、
    前記赤色光源は、赤色レーザー光源であり、
    前記少なくともひとつの光源は、前記赤色レーザー光源を含む
    請求項1の光源装置。
  3. 前記緑色光源は、緑色レーザー光源であり、
    前記青色光源は、青色レーザー光源であり、
    前記少なくともひとつの光源は、前記緑色レーザー光源をさらに含む
    請求項2の光源装置。
  4. 前記緑色光源は、緑色発光ダイオード光源であり、
    前記青色光源は、青色発光ダイオード光源である
    請求項2の光源装置。
  5. 前記温度検出機構は、サーミスタまたは熱電対を備える
    請求項1から4までのいずれかの光源装置。
  6. 前記第1の基準時を指定する操作を受け付ける操作機構
    をさらに備える
    請求項1から5までのいずれかの光源装置。
  7. 請求項1から6までのいずれかの光源装置と、
    前記光源装置により放射される光源光を透過させまたは反射し映像光を生成する生成機構と、
    を備える映像表示装置。
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