JP6727725B2 - 無線通信システム、制御装置、アクセスポイント及び無線端末 - Google Patents
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Description
図1は、本発明の実施形態による通信システム1の全体構成を示す図である。通信システム1は、複数の無線方式を搭載した複数の無線端末(UT、User Terminal)2と、複数の無線方式を搭載したアクセスポイント(AP、Access Point)3と、複数のAP3とネットワーク・インタフェース(NW I/F)で接続された制御装置4とを備える。以下では、n台(nは2以上の整数)のAP3を、AP3−1〜3−nと記載する。図1では、n=3の場合を例に示している。また、同図では、UT2を1台のみ示しているが、UT2の台数は任意である。
図2は、第1の実施形態による通信システム1の構成を示す機能ブロック図であり、本実施形態と関係する機能ブロックのみを抽出して示してある。同図に示すUT2及びAP3は、それぞれ異なる周波数を使用するm種類(mは2以上の整数)の無線方式R1〜Rmを搭載している。同図では、m=3の場合の例を示している。なお、UT2が無線方式R1〜R3を搭載し、あるAP3が無線方式R1及びR2を搭載し、他のAP3が無線方式R1及びR3を搭載するなど、UT2と各AP3のそれぞれが搭載する無線方式の種類は必ずしも全て同一でなくてもよい。n台のAP3−1〜3−nと制御装置4とを接続するNW I/Fは、有線でもよく、無線でもよい。UT2と1台又は複数台のAP3とは、制御装置4からの指示により、1種類又は複数種類の無線方式を用いて通信を行う。
図3は、AP3からUT2へ送信を行う下り通信における通信システム1の動作を示すタイムチャートである。同図では、AP3−i(iは1以上N以下の整数)、AP3−j(j≠i,jは1以上N以下の整数)の2台を示している。
図4は、上り通信における通信システム1の動作を示すタイムチャートである。ここでは、UT2が信頼性要求情報を送信する場合について述べるが、AP3が信頼性要求情報を送信してもよく、インターネット網に接続されるサーバ等から信頼性要求情報を取得してもよい。
本実施形態の通信システムは、第1の実施形態の通信システム1と同様の構成であり、複数の無線方式を搭載したUT2及びAP3と制御装置4とから構成される。本実施形態のUT2、AP3及び制御装置4の内部構成も、第1の実施形態と同様である。UT2の通信モードには、複数の無線方式を用いて通信を行う複数無線方式モード(「Mモード」ともいう。)と、複数の無線方式に均等にUT2を振り分け、UT2が使う無線方式を1つにするパラレルモード(「Sモード」ともいう。)とがある。本実施形態の制御装置4は、UT2が複数無線方式モードとパラレルモードのいずれの送信モードを用いて無線通信するかを選択する。
図5では、全UTが3つの無線方式を使って送信する複数無線方式モードと、3つの無線方式に均等にUTを振り分けるパラレルモードとの比較を、99%タイル値(100回の試行を繰り返し、値の良い順に並べた際に99番目に良い値。99%の試行がその値の範囲内にいるという事を指す。)をもって行った結果を示す。同図から、UTの台数が少ない時には干渉が少なくなるため、パラレルモードが優位となること、UTの台数が多い時には、無線方式ごとの衝突確率を上げることになるが、複数無線方式モードを用いた時の最先着パケットの伝送時間は、パラレルシステムより短くなることが分かる。
まず、制御装置4は、各UT2のUT個別情報及びUT環境情報と、各AP3のAP個別情報及びAP環境情報を取得し、情報管理部44に登録する(ステップS305)。UT個別情報は、UT2の位置及び移動速度の情報が含まれる。AP環境情報には、AP3の位置及びAP3が収容しているUT2の台数の情報がさらに含まれる。また、UT環境情報及びAP環境情報には、各周波数のRSSIなどの受信信号強度、他端末(他通信システム・自通信システム)からの干渉波の周波数、干渉量が含まれる。
本実施形態の通信システムは、第1の実施形態の通信システム1と同様の構成であり、複数の無線方式を搭載したUT2及びAP3と制御装置4とから構成される。本実施形態のUT2、AP3及び制御装置4の内部構成も、第1の実施形態と同様である。本実施形態では、アプリケーションの信頼性要求に対してSモード送信を選択した場合に、混雑していない・干渉が少ないAP3/無線方式を選択するために、送信するデータ量とMCSからAP3・無線方式毎に通信に利用する時間を計算し、AP3・無線方式の時間占有率が最小となるAP3・無線方式を選択する。そこで、本実施形態の制御装置4は、全てのUT2−AP3の組合せについて各AP3の時間占有率を算出し、通信システム1全体でAP3の時間占有率の合計が最小となるUT2−AP3の組合せで通信を行うことを決定する。時間占有率は、単位時間と、使用無線方式及びその周波数を用いたUT2からのデータ送信にかかる時間との比率である。AP3・無線方式の利用率の平滑化を行う事で、パケットの衝突確率や干渉を低減する効果が期待できる。
図9は、制御装置4における通信先AP選択処理を示すフロー図である。同図に示すフローは、例えば、制御装置4は、UT2から新たに接続要求を受信したときや、いずれかのUT2における通信品質が所定よりも劣化した場合などに実行される。この通信先AP選択処理により、本実施形態の通信システム1に属する全UT2について通信先となるAP3を決定する。
Claims (5)
- 制御装置と、複数の無線方式を搭載した無線端末と、複数の前記無線方式を搭載したアクセスポイントとを有する無線通信システムであって、
前記制御装置は、
前記無線端末がそれぞれ複数の前記無線方式を用いて前記アクセスポイントと通信する複数無線方式モードと、複数の前記無線方式に複数の前記無線端末を振り分けて前記無線端末がそれぞれ1つの前記無線方式を用いて前記アクセスポイントと通信するパラレルモードとのいずれの送信モードにより前記無線端末と前記アクセスポイントとが通信するかを、前記無線端末の移動の速度、前記無線端末と前記アクセスポイントとの間の距離、前記無線端末における通信品質、前記アクセスポイントにおける通知品質、前記アクセスポイントが収容している前記無線端末の台数、及び前記アクセスポイントにおけるトラヒック量のうち1以上の情報に基づいて選択し、該選択した前記送信モードに用いる無線パラメータを決定することで前記無線端末と前記アクセスポイントとの1以上の前記無線方式を使用した無線通信を制御する制御部を備え、
前記無線端末は、
複数の前記無線方式それぞれにより通信する複数の端末無線通信部と、
前記制御部による制御に従って前記アクセスポイントと通信するよう前記端末無線通信部を制御する端末制御部とを備え、
前記アクセスポイントは、
複数の前記無線方式それぞれにより通信する複数のアクセスポイント無線通信部と、
前記制御部による制御に従って前記無線端末と通信するよう前記アクセスポイント無線通信部を制御するアクセスポイント制御部とを備える、
ことを特徴とする無線通信システム。 - 前記無線端末は、当該無線端末における通信品質を測定する端末通信品質測定部をさらに備え、
前記アクセスポイントは、当該アクセスポイントにおける通信品質を測定するアクセスポイント通信品質測定部をさらに備え、
前記制御部は、前記送信モードを、当該無線端末の前記端末通信品質測定部が測定した通信品質の情報と、当該アクセスポイントの前記アクセスポイント通信品質測定部が測定した通信品質とに基づいて選択する、
ことを特徴とする請求項1に記載の無線通信システム。 - 前記制御部は、前記送信モードを、当該無線端末の位置に関する情報と当該アクセスポイントの位置の情報とから算出される当該無線端末と当該アクセスポイントとの間の距離及び当該無線端末の移動の速度に基づいて選択する、
ことを特徴とする請求項1に記載の無線通信システム。 - 複数の前記無線方式はそれぞれ、異なる周波数の無線を用いる、
ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の無線通信システム。 - 制御装置と、複数の無線方式を搭載した無線端末と、複数の前記無線方式を搭載したアクセスポイントとを有する無線通信システムにおける前記制御装置であって、
前記無線端末がそれぞれ複数の前記無線方式を用いて前記アクセスポイントと通信する複数無線方式モードと、複数の前記無線方式に複数の前記無線端末を振り分けて前記無線端末がそれぞれ1つの前記無線方式を用いて前記アクセスポイントと通信するパラレルモードとのいずれの送信モードにより前記無線端末と前記アクセスポイントとが通信するかを、前記無線端末の移動の速度、前記無線端末と前記アクセスポイントとの間の距離、前記無線端末における通信品質、前記アクセスポイントにおける通信品質、前記アクセスポイントが収容している前記無線端末の台数、及び前記アクセスポイントにおけるトラヒック量のうち1以上の情報に基づいて選択し、該選択した前記送信モードに用いる無線パラメータを決定することで前記無線端末と前記アクセスポイントとの1以上の前記無線方式を使用した無線通信を制御する制御部、
を備えることを特徴とする制御装置。
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