JP6725660B2 - データチャネル及び制御チャネルの両方のスケジューリングを伴うマルチサブフレームグラント - Google Patents

データチャネル及び制御チャネルの両方のスケジューリングを伴うマルチサブフレームグラント Download PDF

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Description

ここで開示される主題の実施形態は、概してセルラ通信ネットワークに関し、ライセンスされた周波数に加えてライセンスされていない無線周波数で無線通信機器が動作することを可能とするための方法及び機器に関する。
無線通信は、専用の周波数内で行われる。例えば、今まで、ロングタームエボリューション(LTE)セルラ通信ネットワークによって用いられる周波数は、LTEの専用である。これは、LTEシステムが他の周波数使用との周波数共存問題を何ら考慮する必要がなく、周波数効率を最大化可能であるという利点を有する。しかしながら、LTEに割り当てられた周波数は限定的であり、アプリケーション及びサービスからのより高いスループットに対するなおも増加する要求を満たすことができないかもしれない。
したがって、ライセンスされた周波数に加えて、ライセンスされていない無線周波数において無線通信機器を動作可能とすることに対する検討が与えられている。例えば、「ライセンスド−アシステッド・アクセス」(LAA)は、LTE設備が、ライセンスされていない5GHzの無線周波数においても動作することを可能としうる。ライセンスされた周波数に対する補充として、ライセンスされていない5GHzの周波数が使用されうる。したがって、機器は、ライセンスされた周波数(プライマリセルまたはPCell)に接続し、ライセンスされていない周波数(セカンダリセルまたはSCell)において追加の送信キャパシティから利益を得るために、キャリアアグリゲーションを使用しうる。さらに、ライセンスされていない周波数におけるLTEの単独動作も可能でありうることが考えられる。
しかしながら、本発明の発明者は、ライセンスされていない周波数における伝送が課題を提示していることを認識している。ライセンスされていない周波数は、定義により、多数の異なる技術によって同時に使用されうる。したがって、ライセンスされていない周波数における無線デバイスによる通信は、IEEE802.11(Wi−Fi(登録商標))などの、同じ周波数を利用しうる他のシステムとの共存問題を検討する必要がある。例えば、ライセンスされた周波数と同じ方法でライセンスされていない周波数にスケジューリングされにおいてLTEを動作させることが、Wi−Fiはチャネルが占有されていることを検出すると送信を行わないため、Wi−Fiの性能を著しく劣化させうる。
したがって、上述の問題及び欠点を回避する、より具体的には、無線通信機器がライセンスされた周波数に加えてライセンスされていない無線周波数で動作することを可能とする方法及び機器を提供するにスケジューリングされ、システム及び方法を提供することが望ましい。
本書面で説明される様々な実施形態において、マルチサブフレームグラントが、ライセンスされた周波数に加えて又はこれに代えてライセンスされていない無線周波数において通信するための1つ以上のデータ及び制御サブフレームを、無線デバイスに指示する。
実施形態によれば、無線デバイスにおいて実行される方法がある。本方法は、少なくとも1つのデータサブフレーム及び少なくとも1つの制御サブフレームを無線デバイスに指示するネットワークノードからの上りリンクグラントを受信することを含む。少なくとも1つのデータサブフレームは、データストリームとオプションの制御データを運ぶためのチャネルを送信するために無線デバイスにスケジューリングされるものであり、少なくとも1つの制御サブフレームは、制御データのみを運ぶためのチャネルを送信するために無線デバイスにスケジューリングされるものである。方法は、さらに、上りリンクグラントにより指示された、少なくとも1つのデータサブフレームと少なくとも1つの制御サブフレームとの少なくともいずれかを送信することを含む。
別の実施形態によれば、無線デバイスがある。無線デバイスは、受信器、送信器、少なくとも1つのプロセッサ、及びメモリを含む。メモリは、受信器を用いて、少なくとも1つのデータサブフレーム及び少なくとも1つの制御サブフレームを無線デバイスに指示するネットワークノードからの上りリンクグラントを受信するための、少なくとも1つのプロセッサにより実行可能な命令を記憶する。少なくとも1つのデータサブフレームは、データストリームとオプションの制御データを運ぶためのチャネルを送信するために無線デバイスにスケジューリングされるものであり、少なくとも1つの制御サブフレームは、制御データのみを運ぶためのチャネルを送信するために無線デバイスにスケジューリングされるものである。メモリは、上りリンクグラントにより指示された、少なくとも1つのデータサブフレームと少なくとも1つの制御サブフレームとの少なくともいずれかにおいて、送信器を用いて送信を行うための、少なくとも1つのプロセッサによって実行可能な命令を記憶する。
また別の実施形態によれば、ネットワークノードにおいて実行される方法がある。本方法は、少なくとも1つのデータサブフレーム及び少なくとも1つの制御サブフレームを無線デバイスに指示する上りリンクグラントを送信することを含む。少なくとも1つのデータサブフレームは、データストリームとオプションの制御データを運ぶためのチャネルを送信するために無線デバイスにスケジューリングされるものであり、少なくとも1つの制御サブフレームは、制御データのみを運ぶためのチャネルを送信するために無線デバイスにスケジューリングされるものである。本方法は、上りリンクにより指示された、少なくとも1つのデータサブフレームと少なくとも1つの制御サブフレームとの少なくともいずれかにおいて、上りリンクを受信した無線デバイスからの送信信号を受信することをさらに含む。
また別の実施形態によれば、ネットワークノードがある。ネットワークノードは、受信器、送信器、少なくとも1つのプロセッサ、及びメモリを含む。メモリは、送信器を用いて、少なくとも1つのデータサブフレーム及び少なくとも1つの制御サブフレームを無線デバイスに指示する上りリンクグラントを送信するための、少なくとも1つのプロセッサによって実行可能な命令を記憶する。少なくとも1つのデータサブフレームは、データストリームとオプションの制御データを運ぶためのチャネルを送信するために無線デバイスにスケジューリングされるものであり、少なくとも1つの制御サブフレームは、制御データのみを運ぶためのチャネルを送信するために無線デバイスにスケジューリングされるものである。メモリは、受信器を用いて、上りリンクにより指示された、少なくとも1つのデータサブフレームと少なくとも1つの制御サブフレームとの少なくともいずれかにおいて、上りリンクを受信した無線デバイスから、その無線デバイスからの送信信号を受信するために、少なくとも1つのプロセッサによって実行可能な命令を記憶する。
本明細書に組み込まれると共にその一部を構成する添付の図面は、1つ以上の実施形態を図解しており、記述と共にこれらの実施形態を説明する。
図1は、例示のLTE下りリンク時間周波数グリッドの略図である。 図2は、例示のLTE時間周波数構造の略図である。 図3は、例示の下りリンクサブフレームの略図である。 図4は、例示の上りリンクサブフレームの略図である。 図5は、キャリアアグリゲーションの略図である。 図6は、Wi−Fiのリッスン・ビフォア・トーク(LBT)の略図である。 図7は、LTEキャリアアグリゲーションを用いた、ライセンスされていない周波数に対するライセンスド−アシステッド・アクセス(LAA)の略図である。 図8は、UL LAAリッスン・ビフォア・トーク伝送の略図である。 図9は、PUCCH伝送の2つの形式の略図である。 図10は、ePUCCH伝送に先立つUL PUSCH伝送のバーストをスケジューリングするためにDLで送信される、2つのマルチサブフレームグラント及び1つのePUCCHの略図である。 図11は、本発明の例示の実施形態による、マルチサブフレーム(MSF)グラントの略図である。 図12は、本発明の例示の実施形態による、ネットワークノードの略図である。 図13は、本発明の例示の実施形態による無線デバイスの略図である。 図14は、本発明の例示の実施形態による、図13の無線デバイスによって実行される例示の方法のフローチャートである。 図15は、本発明の例示の実施形態による、図12のネットワークノードによって実行される例示の方法のフローチャートである。
以下の実施形態の説明は、添付の図面を参照する。異なる図面における同じ参照番号は、同一の又は同様の要素を特定する。以下の詳細な説明は、本発明を限定しない。次に議論されるべき実施形態は、以下に説明される構成に限定されず、後述のように他の構成に拡張されうる。
本明細書の全体を通じて、「1つの実施形態」又は「実施形態」への言及は、実施形態との関連で説明される特定の特徴、構造、又は特性は、開示される主題の少なくとも1つの実施形態において含まれることを意味する。したがって、本明細書の全体を通じて様々な場所でフレーズ「1つの実施形態において」や「実施形態において」が出現するのは、必ずしも同一の実施形態に言及していない。さらに、その特定の特徴、構造又は特性は、1つ以上の実施形態において、任意の適切な方法で組み合されうる。別個であるように説明される特徴、構造又は特性は、単一の特徴、構造又は特性へと組み合されうる。同様に、個体であるように説明される特徴、構造、又は特性が、2つ以上の特徴、構造、又は特性に分割されうる。例えば、図12を参照して単一のメモリ1208が開示されているが、そのメモリは、1つより多いメモリに又は1つよりさらに多くの種類のメモリに分割されうる。同様に、図12を参照して開示される受信器1202及び送信器1204は、組み合されてトランシーバとされてもよい。
本書面では、以下の略語が用いられる。
ACK 肯定応答
B−IFDMA ブロックインタリーブド周波数分割多元接続
CA キャリアアグリゲーション
CC コンポーネントキャリア
CCA クリア・チャネル・アセスメント
CFI 制御フォーマットインジケータ
C−PDCCH 共通物理下りリンク制御チャネル
CRC サイクリック・リダンダンシ・チェック
C−RNTI セル無線ネットワーク一時識別子
CRS セル固有参照シンボル
CSMA/CA 衝突回避を伴うキャリアセンス多元接続
CW コンテンション・ウィンドウ
DCF 分散協調機能
DCI 下りリンク制御インジケータ
DFT 離散フーリエ変換
DIFS DCFフレーム間隔
DL 下りリンク
DMRS 復調参照シンボル
DwPTS 下りリンクパイロット時間スロット
eNB eNodeB
eLAA 拡張ライセンスド−アシステッド・アクセス
EPDCCH 拡張物理下りリンク制御チャネル
ePUCCH 拡張物理上りリンク制御チャネル
FDMA 周波数分割多元接続
HARQ 複合自動再送要求
LAA ライセンスド−アシステッド・アクセス
LBT リッスン−ビフォア−トーク
LTE ロングタームエボリューション
LTE−A LTE−Advanced
MCOT 最大チャネル占有時間
MCS 変調及び符号化方法
MSF マルチサブフレームグラント
NACK 否定応答
PCell プライマリCell
PDCCH 物理下りリンク制御チャネル
PUCCH 物理上りリンク制御チャネル
PUSCH 物理上りリンク共有チャネル
OFDM 直行周波数分割多重
SC−FDMA シングルキャリア周波数分割多元接続
SCell セカンダリセル
sPUCCH ショート物理上りリンク制御チャネル
SRS サウンディング参照信号
TXOP 送信機会
UE ユーザ端末
UCI 上りリンク制御情報
UL 上りリンク
WLAN 無線ローカルエリアネットワーク
上述のように、本発明の発明者は、ライセンスされていない周波数における伝送が課題を提示していることを認識している。
法的規制が、事前のチャネルセンシングを行わずにライセンスされていない周波数で送信することを許可しない可能性がある。ライセンスされていない周波数は類似の又は非類似の無線技術の他の無線機と共有されるため、いわゆるリッスン−ビフォア−トーク(LBT)方法が適用される必要がありうる。LBTは、事前定義された最小時間量とチャネルがビジーである場合のバックオフとの間、媒体をセンシングすることを含む。非限定的な例として、ライセンスされていない5GHz周波数は、主として、米国電気電子技術者協会(IEEE)802.11無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)標準)を実装する装置によって使用される。この標準は、その商用ブランド「Wi−Fi」で知られている。
本実施形態は、ロングタームエボリューション(LTE)無線通信標準及びWi−Fi無線標準と共に議論されることに留意すべきである。当業者は、本発明がLTE及びWi−Fi無線通信への用途に限定されず、任意のこのようなシステムに適用可能であることを理解するだろう。
例示の実施形態に対する文脈を与えるために、LTE及びWi−Fiの関連する態様の議論が有益でありうる。
LTE
図1は、例示のLTE下りリンクの時間周波数グリッド100の略図である。LTEは、下りリンクにおいて直行周波数分割多重(OFDM)を、上りリンクにおいて(シングルキャリア周波数分割多元接続FDMAとも呼ばれる)離散フーリエ変換DFTスプレッドOFDMを使用する。このように、基本のLTE下りリンク物理リソースは、図1に図解するように時間周波数グリッド100として見ることができ、ここで、各リソースエレメント102は1つのOFDMシンボル間隔の間の1つのOFDMサブキャリアに対応する。上りリンクサブフレームは、管井リンクト同じサブキャリア間隔と、時間領域において下りリンクのOFDMシンボルと同じ数のSC−FDMAシンボルを有する。
図2は、例示のLTE時間領域構造200の略図である。時間領域において、LTE下りリンク伝送は、10msの無線フレーム202に編成され、各無線フレーム202は、図2に示すように長さTsubframe=1msの等しいサイズの10個のサブフレーム204からなる。各サブフレームは、それぞれ0.5msの2つのスロットを含み、スロットのフレーム内での番号付けは0から19に及ぶ。通常のサイクリックプリフィックスに対し、1つのサブフレーム204は、14OFDMシンボルからなる。各シンボルの区間は、約71.4μsである。
さらに、LTEにおけるリソース割り当ては、通常、リソースブロックを単位として説明され、ここで、リソースブロックは、時間領域において1スロット(0.5ms)及び周波数領域において12個の連続するサブキャリアに対応する。時間領域において2つの隣接するリソースブロックのペア(1.0ms)は、リソースブロックペアとして知られる。リソースブロックは、周波数領域において、システム帯域幅の一端から0で始まる番号が付される。
図3は、例示の下りリンクサブフレーム300の略図である。下りリンク伝送は、動的にスケジューリングされ、すなわち、各サブフレームにおいて、基地局は、現在の下りリンクサブフレームにおいて、どの端末に対してデータが送信されるか及びどのリソースブロック状でデータが伝送されるかについての制御情報を送信する。この制御シグナリングは、通常、各サブフレームにおける最初の1、2、3または4つのOFDMシンボルにおいて送信され、その数n=1、2、3、又は4は、制御フォーマットインジケータ(CFI)として知られる。また、下りリンクサブフレーム300は、受信器に知られておりかつ例えば制御情報のコヒーレント復調に使用される共通参照シンボルを含む。制御としてCFI=3OFDMシンボルの下りリンクシステムが図3に図解されている。そこで示される参照シンボルはセル固有参照シンボル(CRS)であり、高精度時間及び周波数同期や所定の伝送モードのためのチャネル推定を含む複数の機能をサポートするのに用いられる。
図4は、例示の上りリンクサブフレーム400の略図である。上りリンク伝送は動的にスケジューリングされ、すなわち、各下りリンクサブフレームにおいて、基地局は、どの端末がその後のサブフレームにおいてeNBへデータを送信すべきか及びどのリソースブロックでデータが送信されるかについての制御情報を送信する。上りリンクリソースグリッドは、物理上りリンク共有チャネル(PUSCH)におけるデータ及び上りリンク制御情報、物理上りリンク制御チャネル(PUCCH)における上りリンク制御情報、及び、復調参照信号(DMRS)及びサウンディング参照信号(SRS)などの様々な参照信号からなる。DMRSは、PUSCH及びPUCCHデータのコヒーレント復調に用いられ、一方でSRSは、データや制御情報とは関連付けられず、大まかに、周波数選択制スケジューリングのための上りリンクチャネル品質を推定するのに用いられる。なお、UL DMRS及びSRSは、ULサブフレーム400内に時間多重され、SRSは、通常のULサブフレーム400の最後のシンボルにおいて常に送信される。PUSCHのDMRSは、サブフレームに対する各スロットくにおいて、通常のサイクリックプリフィックスを用いて一回送信され、4番目及び11番目のSC−FDMAシンボルに配置される。
LTEの最近の実装では、DL又はULのリソース割り当てを、拡張物理下りリンク制御チャネル(EPDCCH)上でスケジューリングすることができる。以前のリリースに対しては、物理下りリンク制御チャネル(PDCCH)のみが利用可能である。リソースグラントは、UE固有であり、DCIサイクリックリダンダンシチェック(CRC)を、UE固有C−RNTI識別子を用いてすく欄ブリングすることにより指示される。
LTE及びLTEアドバンスド(LTE−A)では、PUSCHにおける各UL伝送が、PDCCH又はEPDCCHにおけるDCIフォーマット0のDLサブフレームにおいて送信される、単一のULグラントを用いて動的にスケジューリングされうる。UL伝送は、ULグラントが受信された4ms後に行われる。したがって、UEによってNサブフレームにわたってN個のUL PUSCH伝送を動的にスケジューリングするには、サービングセルによって、N個のDLサブフレームにおいて、N個のULグラントが送信される必要がある。代替的に、周期的なULPUSCH伝送が、UL伝送ごとのULグラントの必要がない、セミパーシステントスケジューリングを用いてスケジューリングされうる。
図5は、キャリアアグリゲーション500の略図である。LTEの最近のリリースは20MHzより広い帯域幅をサポートしている。20MHzより広い帯域幅をサポートしない可能性のある以前のリリースとの公報互換性が確保されていることが望ましい場合がある。これは、周波数互換性をも含むはずである。したがって、29MHzより広いキャリアは、以前のLTE端末に対しては、多数のLTEのキャリアとして見えるべきである。このようなキャリアのそれぞれは、コンポーネントキャリア(CC)と呼ばれうる。特に、20MHzより広い帯域幅をサポートしているLTEの早期の展開に対しては、20MHzより広い帯域幅をサポートしていないLTEのレガシの端末と比較して、20MHzより広い能力の端末の数が少ないことが予想されうる。したがって、レガシの端末に対しても広いキャリアの効率的な使用が確実にされること、すなわち、広帯域(20MHzより大きい)キャリアの全部分においてレガシ端末がスケジューリングされうるようなキャリアの実装が可能であることが必要である。これを得る容易な方法は、キャリアアグリゲーション(CA)を用いるものであろう。CAは、20MHzより広い帯域幅をサポートしている端末装置が複数のCCを受信することができ、ここで、CCは、以前のLTEリリースと同じキャリアを有する又は少なくとも有する可能性があることを意味する。CA500を、図5に図解する。CAが可能なUEに対しては、常に有効化されるプライマリセル(PCell)及び動的に有効化又は無効化されうる1つ以上のセカンダリセル(SCell)が割り当てられる。
集約されたCC502の数及び個別のCCの帯域幅は、上りリンクと下りリンクとで異なりうる。対称構成は、下りリンク及び上りリンクにおけるCCの数が同一である場合を指し、その一方で非対称構成は、CCの数が異なる場合を指す。重要なことは、端末から見たCCの数が、セルにおいて構成されたCCの数と異なりうることに留意すべきことである:セルが同数の上りリンクCCと下りリンクCCを用いて構成されていたとしても、端末は、例えば上りリンクCCより多くの下りリンクCCをサポートしうる。
Wi−Fi
Wi−Fiの関係する態様の議論を背景のために与える。無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)の通常の展開では、媒体アクセスのために、衝突回避を伴うキャリアセンス多元接続(CSMA/CA)が使用される。これは、クリア・チャネル・アセスメント(CCA)を実行するためにチャネルがセンシングされ、チャネルがアイドルであると示された場合に、送信が開始されることを意味する。チャネルがビジーであると示された場合は、チャネルがアイドルと判断されるまでは送信は基本的に先送りされる。
図6は、Wi−Fiのリッスン・ビフォア・トーク(LBT)機構の略図である。Wi−FiステーションAがステーションBへデータフレームを送信した後に、ステーションBは、16μsの遅延を伴って、ステーションAへACKフレームを返送しなければならない。このようなACKフレームは、LBT動作を実行することなく、ステーションBによって送信される。別のステーションがこのようなACKフレーム伝送を解釈することを防ぐため、ステーションは、チャネルが占有されていることが観測された後では、チャネルが占有されているかを再度評価する前に、(DIFSと呼ばれる)34μsの区間だけ先送りしなければならない。したがって、送信を望むステーションは、まず、固定区間DIFSの間媒体をセンシングすることによって、クリア・チャネル・アセスメント(CCA)を実行する。媒体がアイドルである場合、ステーションは、媒体の所有権を取得してフレーム交換シーケンスを開始してもよいと想定する。媒体がビジーである場合、ステーションは、媒体がアイドルとなるのを待機して、さらなるランダムバックオフ期間だけ待機する。
媒体が利用可能となった場合、複数のWi−Fiステーションが送信する用意を行うことができ、これが衝突を招きうる。衝突を削減するために、送信することを意図しているステーションは、ランダムバックオフカウンタを選択し、スロットチャネルアイドル時間をその数だけ延期する。ランダムバックオフカウンタは、[0,CW]の期間にわたる一様分布から取り出されるランダム整数として選択される。ランダムバックオフ・コンテンションウィンドウのデフォルトサイズ(CWmin)は、IEEE規格において設定されうる。チャネルアクセスを争う多くのステーションが存在する場合、このランダムバックオフプロトコルの下でも、なおも衝突が生じうることが理解されるべきである。したがって、衝突が繰り返されることを防ぐために、バックオフ・コンテンションウィンドウのサイズCWは、ステーションがその送信の衝突を検出した場合には、IEEE規格において設定されうる限界(CWmax)まで、倍増される。ステーションは、衝突なく送信に成功した場合、ランダムバックオフ・コンテンションウィンドウのサイズを、そのデフォルト値CWminにリセットする。
ライセンスされていない周波数
今まで、LTEによって使用される周波数は、LTE専用である。これは、LTEシステムが共存問題を考慮する必要がなく、周波数効率が最大化されうるという利点を有する。しかしながら、LTEに割り当てられている周波数は限定されており、これにより、アプリケーション/サービスからのより大きいスループットに対するさらに増大する要求を満たすことができない。ライセンスド−アシステッド・アクセス(LAA)は、ライセンスされた周波数に加えてライセンスされていない周波数を利用するようにLTEを拡張した。ライセンスされていない周波数は、本質的に、複数の異なる技術により同時に使用されうる。したがって、LTEは、IEEE802.11(Wi−Fi)などの他のシステムとの共存問題を考慮する必要がある。ライセンスされた周波数と同じ方法で、ライセンスされていない周波数においてLTEを動作させることは、Wi−Fiはチャネルが占有されていることを検出した場合には送信しないため、Wi−Fiの性能を著しく劣化させうる。
ライセンスされていない周波数を確実に利用する1つの方法は、ライセンスされたキャリアにおいて、基本的な制御信号及びチャネルを送信することである。図7は、LTEキャリアアグリゲーションを用いた、ライセンスされていない周波数に対するライセンスド−アシステッド・アクセス(LAA)の略図である。すなわち、図7に示すように、UE702が、ライセンスされた帯域でPCell704に、そして、ライセンスされていない帯域で1つ以上のSCell706に、接続する。ここでは、ライセンスされていない周波数におけるセカンダリセルを、ライセンスド−アシステッド・アクセス・セカンダリセル(LAA SCell)と呼ぶ場合がある。Multefireのようにスタンドアロン動作の場合、上りリンク制御信号伝送のために利用可能なライセンスされたセルはない。
ライセンスされていない帯域における単一のDL+UL送信機会(TXOP)の最大チャネル占有時間(MCOT)は、地域の規制制限によって制限される。例えば、欧州では、EN BRANが、以下のMCOT規則を検討している:100%の時間利用可能な最大TxOP=6msを特定すること;(100μsのオーダで)[TBD]μsの最小休止を伴って100%の時間利用可能な最大TxOP=8msを特定すること;[TBD3]%の時間利用可能な最大TxOP=10msを特定すること。
eLAAの1つの実装において、ULグラントとUL伝送との間の最小遅延を4msとするULグラントとUL伝送との間のフレキシブルタイミングがサポートされうる。さらに、UL PUSCHスケジューリングが、以下のオプションのうちのいずれかからダウンセレクトされうる。
オプション1:あるUEに対するあるサブフレームにおける単一ULグラントが、サブフレームごとに1つのPUSCHを用いて、N(N≧1)個のサブフレームにおけるそのUEのためのN個のPUSCH伝送をスケジューリングすることができる。
オプション2:あるUEに対するあるサブフレームにおける単一ULグラントが、単一のサブフレームにおける単一のPUSCH伝送をスケジューリングすることができる一方で、UEが、異なるサブフレームにおけるPUSCH伝送のために、あるサブフレームにおいて複数のULグラントを受信することができる。
オプション3:あるUEに対するあるサブフレームにおける単一ULグラントが、UL LBT結果に応じて複数のサブフレームのうちの1つでUEが単一のPUSCH伝送を送信することを可能とすることができる。
2ステージグラント:共通のセミパーシステントグラントが、高レベル情報(例えばリソースブロック(RB)割り当て、変調及び符号化方法(MCS)など)を与え、あるUEに対するサブフレームにおける第2のグラントが、所定のULサブフレームに対するオプション1及び2に従って、PUSCHをスケジューリングすることができる。
上述のオプション1は、マルチサブフレームグラントであるように定義されうるものである。マルチサブフレームグラントは、ライセンスされていない帯域におけるULスループットを大幅に劣化させるような制御シグナリングオーバヘッド及びスケジューリングされたUL伝送ごとにグラントを伝送するDL伝送に対する必要性を低減する点で、著しい効果を与える。
Multefireアライアンスフォーラムにおいて、UL伝送に対してマルチサブフレームグラントがサポートされることについて合意された。
グラントが受信された後のPUSCHのためのUL LBTについて、eLAAの1つの実装では、自己スケジューリングのためのUL LBTが、(DL DRSと同様に)少なくとも25μsの単一のCCA期間と、その後に1つのCCAスロットが続く16μsの保留区間及び決定される最大のコンテンションウィンドウサイズを含んだ25μsの保留区間を有するランダムバックオフ手順とのいずれかを用いることができる。これらのオプションは、他のライセンスされていないSCellによるULのクロスキャリアスケジューリングにも適用可能である。同様のLBTオプションがePUCCH伝送のために有効である。
図8は、UL LAAのリッスン・ビフォア・トーク伝送800の略図である。図8では、ULグラントが、ライセンスされていないキャリアにおいて送信される。
Multefireに対して、PUCCH伝送の2つの形式が定義されている:図9に示すように、時間方向に2から6の間のシンボルを有するショートPUCCH(sPUCCH)902、及び、時間方向の1つのサブフレームにわたる、より長い、エンハンスドPUCCH(ePUCCH)904である。sPUCCH902は、Rel−13のLAAにおいて定義されるようなパーシャルDLサブフレームのDwPTS部分の直後に現れ、一方で、ePUCCH904は、1msのULサブフレームにおけるPUSCH伝送と多重化されうる。sPUCCH及びePUCCHの両方が、B−IFDMAに基づくインタレース伝送モードを利用する。
ePUCCH伝送のトリガのために、共通PDCCH(C−PDCCH)又はULグラント(DCIベースの)ベースのトリガの両方がサポートされ、eNBは、いずれか又は両方の機構を使用することができる。
図10は、2つのマルチサブフレームグラント、及び、その後にePUCCH伝送が続くUL PUSCH伝送のバーストをスケジューリングするためにDLで送信される1つのePUCCHグラントの略図である。マルチサブフレームグラントがUL PUSCH伝送に対してのみに制限される場合、eNBは、ULサブフレームのバーストの後にePUCCH伝送をトリガしたい場合には、潜在的に、ePUCCHのためのULグラントを運ぶDL伝送を用いて、PUSCHサブフレームのスケジューリングされたULバーストを中断しなければならない。これは、DL及びULのLBTのための追加のギャップの導入を強制し、ULスループットを低減し、オーバーヘッドを増やし、Wi−Fi又は他のLAAノードに対する媒体を失うリスクを増やす。このような非効率な動作のモードの例を図10に示しており、ここでは、ePUCCH伝送がその後に続くUL PUSCHのバーストをスケジューリングするために、トータルで4つのLBTステップ及び3つのULグラントが必要とされる。
Multefireにおいて、ePUCCH伝送も、C−PDCCHを用いてトリガされうる。現在、C−PDCCHにおいて、4つのリザーブビットが、将来のULサブフレームの状態(例えば、それらがフルULサブフレームであるかパーシャルULサブフレームであるか)を示すために利用可能である。C−PDCCHは、セル固有であるため、UE固有のマルチサブフレームグラントとして使用されるための十分な粒度の制御を与えない。さらに、ePUCCHをトリガするためにC−PDCCHを使用することは、全てのUEが同じサブフレームでePUCCHを送信することを強制され、異なるUEからのePUCCHとPUSCHとを同じサブフレームで多重化することが実現可能でないことになる。
したがって、本発明の実施形態は、一連のPUSCH及びPUCCH伝送をスケジューリングするために、単一の、UE固有のマルチサブフレームULグラントを使用する。このアプローチは、Multefire、Rel−14のeLAA、マルチサブフレームグラントのサポートを有するRel−14及びそれ以降におけるLTE、ライセンスされていない帯域におけるLTEの他のバージョン、及びライセンスされていない周波数におけるNR/5Gシステムなどのシステムに適用可能である。
データ及び制御サブフレームを示すマルチフレームULグラント
本発明の実施形態は、1つ以上のPUSCHサブフレーム(すなわち、データストリームと、場合によってはUCIなどの制御データを運びうるデータサブフレーム)と1つ以上のPUCCH(例えばePUCCH)サブフレーム(すなわち、制御データのみを運びうる制御サブフレーム)のシーケンスを送信するか否か及びいつ送信するかをUEに対して示す、そのUE固有のマルチサブフレームULグラントの中に含まれるシグナリングを含み、ここで、全体のシーケンスの中でのPUSCH伝送とPUCCH伝送との順序付けは任意でありうる。マルチサブフレームULグラントが、以下の例のような、追加の情報を運んでもよいことが理解されるべきである:リソース/インタレース割り当て及び周波数ホッピングフラグ;クロスキャリアスケジューリングのためのキャリアインジケータ;変調及び符号化方法(MCS);ニューデータインジケータ(NDI);HARQ情報及びリダンダンシバージョン(RV);スケジューリングされたPUSCHに対する電力制御コマンド;上りリンク復調RSのためのサイクリックシフト;LBTに対するULサブフレームのパンクチャリングを構成するための1つまたは複数のフラグビット;及び、CQI報告又は非周期的SRS伝送の送信要求。
図11は、本発明の例示の実施形態によるマルチサブフレーム(MSF)グラント1100の略図である。MSFグラント1100は、N個のULサブフレームにわたる、同じUEによる1つ以上のPUSCH及びePUCCH伝送の伝送シーケンスを示すビット系列を含みうる。非限定的な例として、N個のULサブフレームが時間的に連続しており、かつ、同一のUEがN−1個のサブフレームにおけるPUSCHと1つのサブフレームにおける1つのePUCCHを送信すべき場合、2Nビットのビット系列が、各サブフレームに対する2ビットのスケジューリング情報を伴って、MSFグラント1100において送信されうる。サブフレームごとの各ビットペアに対して、最上位ビットと最下位ビットとのいずれかが、PUSCHを送信するかePUCCHを送信するかを示すことができ(例えば「0」がePUCCHを示し、「1」がPUSCHを示す)、一方で、他方のビットは、LBTのためのギャップを生成するために、ULサブフレームをパンクチャするか否かを示しうる。N個のULサブフレームが時間的に連続していない場合、「伝送なし」を示すために、追加のビットが追加されうる。提案のMSFグラント及びN=4個の連続するサブフレーム1102、1104、1106、1108を伴う例示のスケジューリング結果を図11に示す。図のように、最初の3つのサブフレーム1102、1104、1106がデータストリーム及び必要に応じて制御情報を運びうるデータサブフレーム(例えばPUSCH)でありうる一方で、4番目のサブフレーム1108は、制御データのみを運びうる制御サブフレーム(例えばePUCCH)でありうる。チャネル状態情報(CSI)報告又は1つ以上のサービングセルにおける先のDLバーストの早期のHARQ ACK/NACKがサービングセルによって要求されうるため、ePUCCHが常にULバーストの最後に続く(例えば、図11に示す最後のサブフレーム1108である)必要はない。このような状況においては、上りリンクグラントは、CSI報告又はHARQ ACK/NACK情報の要求を含みうる。CSI報告又はHARQ ACK/NACK情報は、例えば、マルチサブフレームシーケンスの最後のサブフレームにおいて送信されうる。
上述の例の別のバリエーションでは、ePUCCHサブフレームがPUSCH伝送のバーストの後又は前に位置するように準静的に構成される場合、ePUCCH伝送サブフレームの指示が黙示的になされうる。この場合、MSFグラントは、ビットマップ又は開始及び終了サブフレームの範囲を用いてPUSCHサブフレームの位置を明示的に指示してもよく、一方で、UEは、ePUCCHの位置を、例えば、最後のPUSCH伝送の後の又は最初のPUSCHサブフレームの前のサブフレームにおけるものであると推測してもよい。
MSFグラントの別の例示の実施形態では、ePUCCHサブフレーム機会の位置は、セル固有のC−PDCCHに基づいて決定されてもよく、また、全てのUEに対して共通であってもよく、一方、UE固有のMSFグラントは、特定のUEに対して、ePUCCH伝送を送信またはサポートすべきかを示してもよい。これは、例えば、(N+1)長ビット系列を用いて達成されてもよく、ここで、最初のNビットがN個の連続するサブフレームに対してPUSCH伝送サブフレームが発生するか否かを示してもよく、一方で、最後のビットが共通のePUCCH機会の間にePUCCH伝送を送信するか抑制するかを示しうる。
MSFグラントのまた別の例示の実施形態では、マルチキャリア伝送の態様が、MSFグラントのために考慮されうる。複数のULキャリアが利用可能である場合、単一のMFSグラントが、複数のULキャリアにまたがるPUSCH及びePUCCH伝送のシーケンスを並列にスケジューリングすることを指示するのに使用されうる。異なるULキャリアにおける伝送シーケンスの全体の区間は、それらが同一のサブフレームから開始しうるが、相異なりうる。例えば、同一のMSFグラントを用いて、キャリア1においてUEがN1個のPUSCH+ePUCCHサブフレームを送信するようにスケジューリングされながら、キャリア2ではそのUEがN2個のPUSCH+ePUCCHサブフレームを送信するようにスケジューリングされてもよい。各ULキャリアに対して、先の実施形態のために上述したようなビット系列を用いてスケジューリング表示が行われうる。系列長の知識がどのサブフレームにおいて送信すべきかをUEに伝えるためにキャリアごとに要求されうる一方で、グラントにおける他のスケジューリング情報は、どのように送信するか(どのMCS、リダンダンシバージョンなど)をUEに伝えうる。
図12は、本発明の例示の実施形態によるネットワークノード1200の略図である。ネットワークノード1200は、受信器1202、送信器1204、少なくとも1つのプロセッサ1206又は処理回路、及び、本発明の例示の実施形態による方法を実行するための命令を収容できうるメモリ1208を含みうる。図13は、本発明の例示の実施形態による無線デバイス1300の略図である。無線デバイス1300は、受信器1302、送信器1304、少なくとも1つのプロセッサ1306又は処理回路、及び、本発明の例示の実施形態による方法を実行するための命令を含んだメモリ1308を含みうる。
図14は、本発明の例示の実施形態による、図13の無線デバイス1300によって実行される例示の方法1400のフローチャートである。動作1402において、無線デバイス1300は、少なくとも1つのデータサブフレーム及び少なくとも1つの制御サブフレームを無線デバイス1300に対して指示する、ネットワークノード1200からの上りリンクグラントを、受信器1302を介して受信しうる。上りリンクグラントは、UE固有のマルチサブフレームULグラントでありうる。データサブフレームは、データストリーム及びオプションで制御データを運ぶためのチャネルを送信するために無線デバイスにスケジューリングされるものでありうる。例えば、データサブフレームは、PUSCHを送信するために無線デバイスにスケジューリングされるサブフレームでありうる。制御サブフレームは、制御データのみを運ぶためのチャネルを送信するために無線デバイスにスケジューリングされるものでありうる。例えば、制御サブフレームは、PUCCH又はePUCCHのいずれかを送信するために無線デバイスにスケジューリングされるサブフレームでありうる。動作1404では、無線デバイス1300は、送信器1304を介して、上りリンクグラントによって示されたサブフレーム少なくとも一部において、送信を行いうる。
上りリンクグラントは、データサブフレーム及び制御サブフレームからなるシーケンスを説明するグラント情報を含みうる。グラント情報は、シーケンス内の各サブフレームに対して、それがデータサブフレームであるか制御サブフレームであるかを示しうる。シーケンス内の各サブフレームは、そのサブフレームがデータサブフレームであるか制御サブフレームであるかを示すグラント情報内の値と関連付けられうる。シーケンス内の各サブフレームは、サブフレームにリッスン−ビフォア−トーク手順を提供するための時間ギャップを含めるかを示すグラント情報における値と関連付けられうる。シーケンス内の各サブフレームは、2つの独立した割り当て可能な値と関連付けられてもよく、そのうちの最初のものがそのサブフレームがデータサブフレームであるか制御サブフレームであるかを示す値であり、2番目のものがリッスン−ビフォア−トーク手順を提供するための時間ギャップをサブフレームに含めるかを示す値である。
方法1400は、さらに、リッスン−ビフォア−トーク手順を提供するための時間ギャップをサブフレームに含めるかの表示を、C−PUCCHなどの別個の制御チャネルで受信する動作を含んでもよい。
上述のように、1つの実施形態において、データサブフレーム及び制御サブフレームのシーケンスは、グラント情報によって黙示的に記述されうる。シーケンスの黙示的な記述は、データサブフレームの位置又はデータサブフレームの範囲と相対的な制御サブフレームの位置に関する取り決めに基づいてもよい。シーケンスの黙示的な記述は、連続する範囲のサブフレームがその開始及び終了の観点から記述される取り決めに基づきうる。例えば、マルチサブフレームグラントは、ビットマップを用いてPUSCHサブフレームの位置を明示的に示しうる。別の例として、MSFグラントは、最初のサブフレームと最後のサブフレームの範囲とを示しうる。このような例では、UEは、ePUCCHの位置を、例えば最後のPUSCH伝送の後又は代わりに最初のPUSCHサブフレームの前のサブフレーム内であると、推測しうる。グラント情報によって記述されるシーケンスは、上りリンクグラントを含んでいるサブフレームの所定数のサブフレーム後に開始しうる。
上述の、別の実施形態では、上りリンクグラントは、所定の送信機会が制御サブフレームであるかを無線デバイスに示すアクティベーション情報を含みうる。所定の送信機会は、複数の無線デバイスに共通の制御チャネルにおいて受信されるシグナリングによって事前に示されうる。複数の無線デバイスに共通の制御チャネルは、セル固有でありうる。例えば、ePUCCHサブフレーム機会の位置は、セル固有のC−PDCCHに基づいて定められてもよいし、全てのUEに対して共通であってもよい。このような例では、UE固有のMSFグラントが、ePUCCH伝送を送信すべきか抑制すべきかを、特定のUEに示しうる。
上述の、さらに別の実施形態では、無線デバイスは、マルチキャリア動作に適合されてもよく、上りリンクグラントは複数の上りリンクキャリアでの同時送信に関連しうる。例えば、単一のMSFグラントは、複数のULキャリアにわたるPUSCH及びePUCCH伝送のスケジューリングシーケンスを示すために使用されうる。上りリンクグラントは、各上りリンクキャリアについて、その上りリンクキャリアにおけるデータサブフレーム及び制御サブフレームからなるシーケンスの全長を示すマルチキャリア情報を含みうる。
方法1400は、ネットワークノード1200へスケジューリング要求を初期的に送信する動作をさらに含みうる。
図15は、本発明の例示の実施形態による、図12のネットワークノード1200によって実行される例示の方法1500のフローチャートである。動作1502において、送信器1204は、無線デバイス1300に対して、少なくとも1つのデータサブフレーム及び少なくとも1つの制御サブフレームを示す上りリンクグラント(例えば、UE固有のマルチサブフレームULグラント)を送信しうる。データサブフレームは、データストリームとオプションで制御データを運ぶチャネル(例えばPUSCH)を送信するように無線デバイスにスケジューリングされるものであり、制御サブフレームは、制御データのみを運ぶためのチャネル(例えばPUCCH又はePUCCH)を送信するために無線デバイスにスケジューリングされるものでありうる。動作1504において、ネットワークノード1200は、上りリンクグラントを受信した無線デバイス1300から、受信器1302を介して、上りリンクグラントによって示されるサブフレームにおける送信信号を受信しうる。
上りリンクグラントは、データサブフレーム及び制御サブフレームからなるシーケンスを記述するグラント情報を含んでもよい。グラント情報は、シーケンス内の各サブフレームについて、それがデータサブフレームであるか制御サブフレームであるかを示しうる。シーケンス内の各サブフレームは、そのサブフレームがデータサブフレームであるか制御サブフレームであるかを示すグラント情報における値と関連付けられうる。シーケンス内の各サブフレームは、グラント情報においてリッスン−ビフォア−トーク手順に対応するための時間ギャップをサブフレーム内に含めるかを示す値と関連付けられうる。シーケンス内の各サブフレームは、独立して割り当て可能な値であって、そのうちの第1の値がそのサブフレームがデータサブフレームであるか制御サブフレームであるかを示す値であり、そのうちの第2の値がリッスン−ビフォア−トーク手順に対応するための時間ギャップをそのサブフレームに含めるかを示す値である、割り当て可能な値に関連付けられうる。
方法1500は、さらに、C−PUCCHなどの別個の制御チャネルにおいて、リッスン−ビフォア−トーク手順に対応するための時間ギャップをサブフレームに含めるかの表示を送信する動作を含みうる。
1つの実施形態において、データサブフレーム及び制御サブフレームのシーケンスが、グラント情報によって黙示的に記述されうる。シーケンスの黙示的な記述は、データサブフレームの位置又はデータサブフレームの範囲に対する制御サブフレームの位置に関する合意に基づきうる。シーケンスの黙示的な記述は、その開始及び終了に関してサブフレームの連続する範囲が記述される合意に基づきうる。グラント情報で記述されるシーケンスは、上りリンクグラントを含んだサブフレームの所定数サブフレーム後に開始しうる。
別の実施形態において、上りリンクグラントは、所定の送信機会が制御サブフレームであるかを無線デバイスに対して示すアクティベーション情報を含みうる。所定の送信機会は、複数の無線デバイスに共通の制御チャネルで送信されるシグナリングにより、事前に示されてもよい。複数の無線デバイスに共通の制御チャネルは、セル固有でありうる。
また別の実施形態では、無線デバイスはマルチキャリア動作に適合してもよく、上りリンクグラントは複数の上りリンクキャリアでの同時送信に関係しうる。上りリンクグラントは、各上りリンクキャリアに対して、その上りリンクキャリアにおけるデータサブフレームと制御サブフレームとからなるシーケンスの全長を示すマルチキャリア情報を含みうる。
方法1500は、さらに、無線デバイスからのスケジューリング要求を初めに受信する動作を含んでもよく、ここで、上りリンクグラントは、このスケジューリング要求の受信に応答して送信される。
ここで説明される1つ以上の実施形態において、上りリンクグラントは、1つのサブフレームに含まれうる。サブフレームは、1msの区間又は1msのオーダの区間を有しうる。
上りリンクグラントは、少なくとも1つのデータサブフレーム及び少なくとも1つの制御サブフレームの表示に加えて、以下のものの1つ以上を含みうる:れソース/インタレース割り当て及び周波数ホッピングフラグ;クロスキャリアスケジューリングのためのキャリア表示;変調及び符号化方式(MCS);ニューデータインジケータ(NDI);複合自動再送要求(HARQ)情報及びリダンダンシバージョン(RV);スケジューリングされたPUSCHのための電力制御コマンド;上りリンク復調参照信号(DMRS)のためのサイクリックシフト;リッスン−ビフォア−トーク手順に対応するための時間ギャップを伴う連続するサブフレームに対するフラグビット又はビット系列;非周期チャネル品質インデクス(CQI)報告又は非周期サウンディング参照信号(SRS)伝送の送信要求。
データサブフレーム及び制御サブフレームは、ライセンスされていない周波数などの、リッスン−ビフォア−トークに基づくキャリアで送信されうる。データサブフレームは、3GPPのLTEで規定されるPUSCHなどの、共有チャネルを送信するのに使用されうる。制御サブフレームは、3GPPのLTEで規定されるPUCCH又はePUCCHのいずれかを送信するのに使用されうる。上りリンクグラントは、3GPPのLTEで規定されるPDCCHで送信されうる。
本発明の実施形態は、ハードウェアモジュール及びソフトウェアモジュールの観点で表すこともできる。例えば、無線デバイスとネットワークノードとの少なくともいずれかが、上りリンクスケジューリングモジュール、上りリンクグラント受信モジュール、及び、ギャップ生成モジュールを含みうる。そのモジュールは、ハードウェア、ソフトウェア(例えば非一時的コンピュータ可読媒体(例えばメモリ)などのコンピュータ可読媒体に記憶されたソフトウェア)において実装され、1つ以上のプロセッサによって実行されうる。このモジュールは、ここで説明される1つ以上の実施形態に従って、ネットワークノード及び無線デバイスの機能性を提供するように動作しうる。
上記を考慮すると、実施形態は、ULデータ及び制御チャネル伝送の両方のシーケンスをスケジューリングするように単一のマルチサブフレームULグラントを使用するのに提案される。
本実施形態は、様々な利点を提供することができる。例えば、PUSCH及びPUCCH伝送のシーケンスをスケジューリングするための、単一の、UE固有のマルチサブフレームULグラントを使用することにより、DL及びULのLBTのための追加のギャップを取り入れる必要がなくなる。さらに、本実施形態は、ULスループットを改善し、制御オーバーヘッドを低減し、Wi−Fiノード又は他のLAAノードに対するチャネルアクセスを失うリスクを低減する。
さらに、ePUCCHの代わりにPUSCHでUCIを送信することが可能であるが、ePUCCHは、同じインタレースで複数のUEを多重化するように設計されており、したがって、UCI伝送のためのリソース使用の点でより効率的である。
この説明は、本発明を限定することを意図していないことが理解されるべきである。むしろ、実施形態は、請求の精神及び範囲に含まれる、代替手段、変形及び同等のものをカバーすることが意図されている。さらに、実施形態の詳細な説明において、本発明の包括的な理解を与えるために、数多くの特定の詳細について説明した。しかしながら、当業者は、このような特定の詳細を用いずに様々な実施形態を実践しうることを理解するだろう。
本実施形態の特徴及び要素について、特定の組み合わせで実施形態において説明したが、各特長又は要素は、実施形態の他の特徴及び要素なく単独で、又は、ここで開示される他の特徴及び要素との又はそれを除いた様々な組み合わせにおいて、用いることができる。
この明細書は、開示される主題の例を用いて、当業者が、任意のデバイスまたはシステムを作成して使用すること及び組み込まれる方法を実行することを含んだ同一のものを実践することを可能とする。本主題の特許性のある範囲は、当業者が思い当たる他の例を含みうる。このような他の例は、本出願の範囲内にあることが意図されている。

Claims (39)

  1. 無線デバイスにおいて実行される方法(1400)であって、
    ネットワークノードからの、少なくとも1つのデータサブフレーム及び少なくとも1つの制御サブフレームを前記無線デバイスに示す上りリンクグラントであって、前記少なくとも1つのデータサブフレームはデータストリーム及びオプションで制御データを運ぶチャネルを送信するために前記無線デバイスにスケジューリングされるものであり、前記少なくとも1つの制御サブフレームは制御データのみを運ぶチャネルを送信するために前記無線デバイスにスケジューリングされるものである、前記上りリンクグラントを受信すること(1402)と、
    前記上りリンクグラントにより示される前記少なくとも1つのデータサブフレームと前記少なくとも1つの制御サブフレームとの少なくともいずれかにおいて、送信を行うこと(1404)と、
    を含み、
    前記上りリンクグラントは、データサブフレーム及び制御サブフレームからなるシーケンスを記述するグラント情報を含み、前記シーケンスにおける各サブフレームは、リッスン−ビフォア−トーク手順に対応するための時間ギャップを当該サブフレームに含めるかを示す前記グラント情報における値と関連付けられる、方法。
  2. ネットワークノードにおいて実行される方法(1500)であって、
    少なくとも1つのデータサブフレームと少なくとも1つの制御サブフレームとを無線デバイスに対して示す上りリンクグラントであって、前記少なくとも1つのデータサブフレームがデータストリーム及びオプションで制御データを運ぶチャネルを送信するために前記無線デバイスにスケジューリングされるものであり、前記少なくとも1つの制御サブフレームが制御データのみを運ぶためのチャネルを送信するために前記無線デバイスにスケジューリングされるものである、前記上りリンクグラントを送信すること(1502)と、
    前記上りリンクグラントを受信した無線デバイスから、前記上りリンクグラントによって示される前記少なくとも1つのデータサブフレームと前記少なくとも1つの制御サブフレームとにおける送信信号を受信すること(1504)と、
    を有し、
    前記上りリンクグラントは、データサブフレーム及び制御サブフレームからなるシーケンスを記述するグラント情報を含み、前記シーケンスにおける各サブフレームは、リッスン−ビフォア−トーク手順に対応するための時間ギャップを当該サブフレームに含めるかを示す前記グラント情報における値と関連付けられる、方法。
  3. 前記グラント情報は、前記シーケンスの各サブフレームに対して、当該サブフレームがデータサブフレームであるか制御サブフレームであるかを示す、請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記シーケンスにおける各サブフレームは、当該サブフレームがデータサブフレームであるか制御サブフレームであるかを示す前記グラント情報における値と関連付けられる、請求項1から3のいずれか1項に記載の方法。
  5. 前記シーケンスにおける各サブフレームは、独立して割り当て可能な2つの値であって、当該値のうちの第1の値は当該サブフレームがデータサブフレームであるか制御サブフレームであるかを示す値であり、当該値のうちの第2の値はリッスン−ビフォア−トーク手順に対応するための時間ギャップを当該サブフレームに含めるかを示す値である、前記2つの値と関連付けられる、請求項に記載の方法。
  6. リッスン−ビフォア−トーク手順に対応するための時間ギャップをサブフレームに含めるかの表示を、別個の制御チャネルで受信することをさらに有する、請求項1に従属する請求項3又は4に記載の方法。
  7. リッスン−ビフォア−トーク手順に対応するための時間ギャップをサブフレームに含めるかの表示を、別個の制御チャネルで送信することをさらに有する、請求項2に従属する請求項3又は4に記載の方法。
  8. データサブフレーム及び制御サブフレームの前記シーケンスが、前記グラント情報によって黙示的に記述される、請求項からのいずれか1項に記載の方法。
  9. 前記シーケンスの前記黙示的な記述は、データサブフレームの位置又はデータサブフレームの範囲に対する制御サブフレームの位置についての合意に基づく、請求項に記載の方法。
  10. 前記シーケンスの前記黙示的な記述は、サブフレームの連続した範囲が当該連続した範囲の開始及び終了に関して記述される合意に基づく、請求項に記載の方法。
  11. 前記上りリンクグラントを含んだサブフレームの所定数サブフレーム後に前記グラント情報によって記述される前記シーケンスが開始する、請求項から10のいずれか1項に記載の方法。
  12. 前記上りリンクグラントは、所定の送信機会が制御サブフレームであるかを前記無線デバイスに示すアクティベーション情報を含む、請求項1から1のいずれか1項に記載の方法。
  13. 前記所定の送信機会は、複数の無線デバイスに共通の制御チャネルで受信されるシグナリングにより事前に示される、請求項1に従属する請求項12に記載の方法。
  14. 前記所定の送信機会は、複数の無線デバイスに共通の制御チャネルで送信されるシグナリングにより事前に示される、請求項2に従属する請求項12に記載の方法。
  15. 前記複数の無線デバイスに共通の前記制御チャネルはセル固有である、請求項1又は1に記載の方法。
  16. 前記無線デバイスはマルチキャリア動作に適合し、前記上りリンクグラントは複数の上りリンクキャリアにおける同時送信に関する、請求項1から1のいずれか1項に記載の方法。
  17. 前記上りリンクグラントは、各上りリンクキャリアに対して、当該上りリンクキャリアにおけるデータサブフレームと制御サブフレームとからなるシーケンスの全長を示すマルチキャリア情報を含む、請求項1に記載の方法。
  18. 前記ネットワークノードへ、スケジューリング要求を初めに送信することをさらに含む、請求項1に従属する請求項3から1のいずれか1項に記載の方法。
  19. 前記無線デバイスからスケジューリング要求を初めに受信することをさらに含み、当該スケジューリング要求の受信に応答して前記上りリンクグラントが送信される、請求項2に従属する請求項3から1のいずれか1項に記載の方法。
  20. 前記上りリンクグラントが1つのサブフレームに含まれる、請求項1から19のいずれか1項に記載の方法。
  21. 前記サブフレームは、1msの区間又は1msのオーダの区間を有する、請求項2に記載の方法。
  22. 前記上りリンクグラントは、少なくとも1つのデータサブフレーム及び少なくとも1つの制御サブフレームを示すことに加えて、
    リソース/インタレース割り当て及び周波数ホッピングフラグ、
    クロスキャリアスケジューリングのためのキャリアインジケータ、
    変調及び符号化方式(MCS)、
    ニューデータインジケータ(NDI)、
    複合自動再送要求(HARQ)情報及びリダンダンシバージョン(RV)、
    スケジューリングされたPUSCHのための電力制御コマンド、
    上りリンク復調参照信号(DMRS)のためのサイクリックシフト、
    リッスン−ビフォア−トーク手順に対応するための時間ギャップを伴うサブフレームを設定するためのフラグビット又はビット系列、
    非周期チャネル品質インデクス(CQI)報告の送信又は非周期サウンディング参照信号(SRS)伝送の要求、
    のうちの1つ以上を含む、請求項1から2のいずれか1項に記載の方法。
  23. 前記上りリンクグラントは、少なくとも1つのデータサブフレーム及び少なくとも1つの制御サブフレームを示すことに加えて、チャネル状態情報(CSI)報告の要求と複合自動再送要求(HARQ)情報とのうちの1つ以上を含む、請求項1から2のいずれか1項に記載の方法。
  24. 前記少なくとも1つのデータサブフレーム及び前記少なくとも1つの制御サブフレームは、ライセンスされていない周波数のような、リッスン−ビフォア−トークに基づくキャリアで送信されるべきものである、請求項1から2のいずれか1項に記載の方法。
  25. 前記少なくとも1つのデータサブフレームは、共有チャネルを送信するために用いられる、請求項1から2のいずれか1項に記載の方法。
  26. 前記共有チャネルは、3GPPのLTEにおいて規定される物理上りリンク共有チャネル(PUSCH)を含む、請求項2に記載の方法。
  27. 前記少なくとも1つの制御サブフレームは、3GPPのLTEにおいて規定される物理上りリンク制御チャネル(PUCCH)又は拡張PUCCH(ePUCCH)のいずれかを送信するために用いられる、請求項1から2のいずれか1項に記載の方法。
  28. 前記上りリンクグラントは、3GPPのLTEにおいて規定される物理下りリンク制御チャネル(PDCCH)で送信される、請求項1から2のいずれか1項に記載の方法。
  29. 前記別個の制御チャネルは、C−物理上りリンク制御チャネル(C−PUCCH)を含む、請求項に記載の方法。
  30. データサブフレームと制御サブフレームとからなる前記シーケンスは合計4つのサブフレームを有する、請求項1又は2に記載の方法。
  31. データサブフレームと制御サブフレームとからなる前記シーケンスは、3つのデータサブフレームと1つの制御サブフレームを含む、請求項3に記載の方法。
  32. データサブフレームと制御サブフレームとからなる前記シーケンスは、合計8又は10個のサブフレームを含む、請求項1又は2に記載の方法。
  33. 無線デバイス(1300)であって、
    受信器(1302)と、
    送信器(1304)と、
    少なくとも1つのプロセッサ(1306)と、
    前記少なくとも1つのプロセッサ(1306)によって実行可能な命令を記憶するメモリ(1308)と、
    を有し、
    前記命令は、
    ネットワークノードから、少なくとも1つのデータサブフレームと少なくとも1つの制御サブフレームとを前記無線デバイス(1300)へ示す上りリンクグラントであって、前記少なくとも1つのデータサブフレームは、データストリーム及びオプションで制御データを運ぶチャネルを送信するために前記無線デバイス(1300)にスケジューリングされるものであり、前記少なくとも1つの制御サブフレームは制御データのみを運ぶためのチャネルを送信するために前記無線デバイス(1300)にスケジューリングされるものである、前記上りグラントを、前記受信器(1302)を用いて受信し、
    前記上りリンクグラントによって示される前記少なくとも1つのデータサブフレームと前記少なくとも1つの制御サブフレームの少なくともいずれかにおいて、前記送信器(1304)を用いて、送信を行う、
    ための命令であり、
    前記上りリンクグラントは、データサブフレーム及び制御サブフレームからなるシーケンスを記述するグラント情報を含み、前記シーケンスにおける各サブフレームは、リッスン−ビフォア−トーク手順に対応するための時間ギャップを当該サブフレームに含めるかを示す前記グラント情報における値と関連付けられる、無線デバイス。
  34. 前記メモリが請求項1に従属する請求項3から3のいずれか1項に記載の方法を実行するための命令をさらに有する、請求項3に記載の無線デバイス。
  35. 前記無線デバイスはユーザ端末である、請求項3又は3に記載の無線デバイス。
  36. 受信器(1202)、送信器(1204)、少なくとも1つのプロセッサ(1206)、及び前記少なくとも1つのプロセッサ(1206)によって実行可能な命令を記憶するメモリ(1208)を有するネットワークノード(1200)であって、
    前記命令は、
    少なくとも1つのデータサブフレームと少なくとも1つの制御サブフレームとを無線デバイスへ示す上りリンクグラントであって、前記少なくとも1つのデータサブフレームはデータストリーム及びオプションで制御データを運ぶチャネルを送信するために前記無線デバイスにスケジューリングされるものであり、前記少なくとも1つの制御サブフレームは制御データのみを運ぶためのチャネルを送信するために前記無線デバイスにスケジューリングされるものである、前記上りグラントを、前記送信器(1204)を用いて送信し、
    前記上りリンクグラントを受信した無線デバイスから、前記上りリンクグラントによって示される前記少なくとも1つのデータサブフレームと前記少なくとも1つの制御サブフレームにおける前記無線デバイスからの送信を、前記受信器を用いて、受信する、
    ための命令であり、
    前記上りリンクグラントは、データサブフレーム及び制御サブフレームからなるシーケンスを記述するグラント情報を含み、前記シーケンスにおける各サブフレームは、リッスン−ビフォア−トーク手順に対応するための時間ギャップを当該サブフレームに含めるかを示す前記グラント情報における値と関連付けられる、ネットワークノード。
  37. 前記メモリが請求項2に従属する請求項3から3のいずれか1項に記載の方法を実行するための命令をさらに有する、請求項36に記載のネットワークノード。
  38. プログラム可能なプロセッサに、請求項1から3のいずれか1項に記載の方法を実行させるためのコンピュータ可読命令を有するコンピュータプログラム。
  39. 請求項3に記載のコンピュータプログラムを記憶するコンピュータ可読媒体。
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