JP6723339B2 - Rat間測定報告 - Google Patents

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Description

ここでの実施形態は、様々な無線アクセス技術を伴うワイヤレス通信ネットワークの統合のためのワイヤレス通信デバイス、ネットワークノード及びそれらにおける方法に関する。より具体的には、ここでの実施形態は、そうしたワイヤレス通信ネットワークの間の測定報告に関する。
典型的な無線通信ネットワークにおいて、移動局及び/又はユーザ機器(UE)としても知られるワイヤレス通信デバイスは、1つ以上のコアネットワーク(CN)へ無線アクセスネットワーク(RAN)を介して通信する。無線アクセスネットワークは、複数のセルエリアへ分割される地理的エリアをカバーし、各セルエリアは例えば無線基地局(RBS)である基地局によりサービスされる。基地局は、いくつかのネットワークでは、例えば“ノードB”又は“eNodeB”とも呼ばれ得る。セルは、基地局サイトにおける無線基地局により、又はアンテナと無線基地局とが共設されないケースではアンテナサイトにより無線カバレッジが提供される地理的エリアである。各セルは、セル内でブロードキャストされる、局所的な無線エリアの範囲内のアイデンティティにより識別される。モバイルネットワーク全体でセルを一意に識別する他のアイデンティティもまたセル内でブロードキャストされる。1つの基地局が1つ以上のセルを有してもよい。セルは、ダウンリンク及び/又はアップリンクセルであってよい。基地局は、基地局のレンジ内でユーザ機器と無線周波数上で動作するエアインタフェース上で通信する。
UMTS(Universal Mobile Telecommunications System)は、第3世代のモバイル通信システムであり、当該システムは、第2世代(2G)のGSM(Global System for Mobile Communications)から進化した。UTRAN(UMTS terrestrial radio access network)は、本質的に、ユーザ機器についてWCDMA(wideband code division multiple access)及び/又はHSPA(High Speed Packet Access)を用いるRANである。3GPP(3rd Generation Partnership Project)として知られるフォーラムにおいて、通信サプライヤは、第3世代ネットワーク及び特にUTRANについて標準を提案し及び合意し、並びに、強化されたデータレート及び無線キャパシティを探求している。例えばUMTSにおけるもののようなRANのいくつかのバージョンにおいて、複数の基地局が、例えば地上回線又はマイクロ波によって無線ネットワークコントローラ(RNC)又は基地局コントローラ(BSC)といったコントローラノードへ接続され得る。コントローラノードは、当該コントローラノードへ接続される複数の基地局の多様なアクティビティを監督し及び協調させる。RNCは、典型的には、1つ以上のコアネットワークへ接続される。
EPS(Evolved Packet System)についての規格は、3GPP(3rd Generation Partnership Project)内で完了済みであり、来たるべき3GPPリリースにおいてさらに発展する。EPSは、LTE無線アクセスとしても知られるE−UTRAN(Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network)と、SAE(System Architecture Evolution)コアネットワークとしても知られるEPC(Evolved Packet Core)とを含む。E−UTRAN/LTEは、無線基地局ノードがEPCネットワークへ直接的に接続されるという、3GPP無線アクセス技術の一変種であり、即ち、UMTSにおいてRNC(Radio Network Controller)で実現されたような無線ネットワークコントローラの概念は存在しない。概して、EPSでは、RNCの機能は、eNBとコアネットワークとの間で分散される。そのため、EPSのRANは、本質的には、RNCにより制御されることの無い、複数の無線基地局を含む“フラットな”アーキテクチャを有する。
図1aにおいて、eNB及び発展型パケットコアノードを含む、LTEシステムの簡略化されたアーキテクチャがブロック図として示されている。図1aにおいて、発展型パケットコアノードは、モビリティ管理エンティティ(MME)として示されている。eNBは、S1接続を用いてMMEと接続される。S1は、eNBとMMEとの間のインタフェースである。MMEは、制御ノードとして使用される。例えば、MMEは、再送を含む、アイドルモードUEのトラッキング及びページング手続を担当する。MMEは、さらに、ベアラのアクティブ化/非アクティブ化プロセスに携わり、初期のアタッチの際に及び発展型パケットコアノードの再配置を含むLTE内ハンドオーバの時に、UEについてサービングゲートウェイ(SGW)を選択することも担当する。MMEは、さらに、UE又はUEのユーザの認証を担当する。
現代のセルラーネットワークにおいて、絶えず増大するデータレートをワイヤレスデバイスに提供するというニーズは、無線レベルにおいて様々な無線アクセス技術(RAT)を統合することによって充足され得る。具体的には、3GPPは、リリース13において、具体的には事業者により配備されるWLANのために、LTE及びワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)を統合する、より良好な手法を研究している。LTE及びWLANを統合することで、個々のネットワークにより提供されるスループットは、ワイヤレスデバイスによってアグリゲートされ得る。この目的のために、3GPPは、とりわけLTE−WLANアグリゲーションを標準化することを狙うリリース13作業項目を近日承認した。
“Wi−Fi”として知られるWLAN技術は、802.11シリーズの規格群において、即ち、“IEEE Standard for Information technology−Telecommunications and information exchange between systems. Local and metropolitan area networks−Specific requirements. Part 11: Wireless LAN Medium Access Control (MAC) and Physical Layer (PHY) Specifications”としてIEEEにより標準化されている。
IEEE802.11規格は、Wi−Fiアクセスポイント(AP)、及び、IEEE802.11において“ステーション”又は“STA”として包括的に知られるワイヤレス端末の機能及び動作を統制する。IEEE802.11は、物理レイヤプロトコル、媒体アクセス制御(MAC)レイヤプロトコル、並びに、アクセスポイントと携帯端末との間の適合性及び相互運用性を確保するために必要とされる他の側面を含む。
WLANは、1つ以上のAPのネットワークであり、例えば、SSID(Service Set Identifiers)、HESSID(Homogeneous Extended Service Set Identifiers)、又はBSSID(Basic Service Set Identifiers)を用いてアドレス指定され得る。
Wi−Fiは、固定ブロードバンドアクセスへのワイヤレス拡張として、例えば、家庭内環境において、並びに、空港、鉄道駅、及びレストランなどのいわゆるホットスポットにおいて、一般に使用されている。
Wi−Fiは、近日、固定ブロードバンドアクセスへの拡張としてその従来の役割を超えた目的のためにWi−Fiを使用する可能性について研究しているセルラーネットワーク事業者からの、増大する関心の的となっている。これらの事業者は、ワイヤレス帯域幅の、絶えず増大している市場の需要に応えており、セルラーRATの拡張又は代替としてWi−Fi技術を使用することに関心を有している。例えば、LTE、UMTS/WCDMA(Wideband Code−Division Multiple Access)、及びGSMとして知られる無線アクセス技術を含む、3GPPによって標準化された技術のいずれかを用いてモバイルユーザに目下サービスしているネットワーク事業者は、Wi−Fiを、ユーザ自身の通常のセルラーネットワークにおいて当該ユーザのために良好な追加的サポートを提供し得るワイヤレス技術であると認識している。
現在のところ、複数の標準化団体において、事業者制御型のWi−Fiの分野における極めて精力的なアクティビティが存在する。3GPPでは、Wi−Fi APを、3GPPにより規格化されたコアネットワークへ接続するアクティビティが追求されており、Wi−Fiアライアンス(WFA)では、Wi−Fiプロダクトの認可に関連するアクティビティが進められており、その取組みもまた、ある程度、Wi−Fiをセルラー事業者らが自身のネットワークにおいて高帯域幅の提供をサポートするための現実的なワイヤレス技術にするニーズから推進されている。Wi−Fiオフロードという用語は、一般に使用されており、セルラーネットワーク事業者が、例えば、ピークトラフィック時間において、及び、セルラーネットワークが何らかの理由でオフロードされる必要がある状況において、例えば、要求されるサービス品質を提供するため、帯域幅を最大化するため、又は、単にカバレッジのために、トラフィックを自身のセルラーネットワークからWi−Fiへオフロードする手段を求めていることを指す。
互いに別々に標準化されている2つの技術の混成を提供するネットワーク事業者にとって、共存のためのインテリジェントな仕組みを提供することは難題である。
図1bは、ブロック図であり、LTEネットワーク及びWLANネットワークを示している。これらのネットワークは共設されてもよく、これはWLAN AP及びeNBが同じノード内に実装されることを意味し、又は、非共設であってもよく、eNBとWLAN APとの間にXwインタフェースが存在することを意味する。
LTE−WLANアグリゲーション
LTE−WLANアグリゲーションは、UEなどのワイヤレス通信デバイスがeNB及びワイヤレス終端(WT)の双方へのワイヤレス通信リンクを使用して、無線信号を受信し及び送信し得るという特徴である。WTは、WLANにおいて動作する論理的なノードである。WTは、AP、アクセスコントローラ(AC)、又は別の物理ノード内に実装されてよい。ワイヤレス通信デバイスは、WLAN側において構成される別個のデータベアラを有してもよい。データベアラは、LTE接続とWLAN接続との間で分割されてもよい。ベアラがLTE接続とWLAN接続との間で分割される場合、即ち、LTE及びWLANのアグリゲーションの、分割(split)ベアラアーキテクチャのオプションにおいて、ダウンリンクデータは、eNB内のPDCP(Packet Data Convergence Protocol)レイヤ上で分割される。eNBは、eNB無線リンク制御(RLC)プロトコルを介してワイヤレスデバイスへ直接的に、又は、バックホールチャネルを介してセカンダリeNB(SeNB)へ、又は、WLAN媒体アクセス制御(MAC)プロトコルを介してワイヤレスデバイスへ、PDCPパケットデータユニット(PDU)を動的にルーティングし得る。
上記分離されたベアラアーキテクチャにおいて、ベアラの下位レイヤは、LTE又はWLANへスイッチングされる。ベアラの下位レイヤとは、PDCPレイヤよりも下のレイヤを意味する。このことは、ベアラの全てのPDCPパケットが、LTE側又はWLAN側のいずれかを介してルーティングされることを意味する。eNBの視点からは、デュアルコネクティビティにおいて2Cと呼ばれている分離されたベアラアーキテクチャは、静的なルーティング決定として見られてもよい。
図1cは、ブロック図であり、LTE−WLANアグリゲーションについてのプロトコルアーキテクチャオプション3Cを示している。このプロトコルアーキテクチャオプション3Cは、WTがLTEにおけるセカンダリeNB(SeNB)の役割を果たす、LTEにおけるRel−12デュアルコネクティビティの分割ベアラアーキテクチャに類似している。PDCPパケットを、WLANによってトランスポートされるように適合させるために、アダプテーションレイヤが必要とされ得る。しかしながら、アダプテーションレイヤは、実装に依存してeNB若しくはWLANにあってもよく、又は、その一部が各ノード内にあってもよい。
アーキテクチャオプション2Cのケースでは、以下のいずれかである:即ち、ユーザプレーンベアラのPDCPプロトコルよりも下のeNB RLCプロトコルが存在しないことがあり得る。このケースでは、全てのパケットがWLANを介してワイヤレス通信デバイスへルーティングされる;あるいは、WLANが存在しないことがあり得る。即ち、全てのパケットがLTEを介してワイヤレス通信デバイスへルーティングされ得る。
eNBの視点からは、LTEネットワークとWLANネットワークとの間のネットワークインタフェース、例えば、図1cに示されるようなXwインタフェースは、常にWTへ向かう。しかしながら、ワイヤレスデバイスは、高々1つのAPへ接続され、1つのWTの背後に複数のAPが存在し得る。
さらに、レガシーWLANにおいて、ワイヤレス通信デバイスはモビリティ決定を制御し、一方、LTEではeNBがモビリティを制御する。WLANモビリティは、ワイヤレス通信デバイスがどのWLANへ接続され及び/又はどのWLANによりサービスされるか、を変更する手続を含み得る。LTE−WLANアグリゲーションのいくつかのシナリオにおいて、eNBは、ワイヤレス通信デバイスに対し、例えば、SSID、HESSID、又はBSSIDにより識別され、且つ、1つ以上のWLANに属する、APの1つ以上のグループを提供する。これらのAP間において、WLANモビリティの仕組みが適用され、LTE−WLANアグリゲーションがサポートされる。即ち、ワイヤレス通信デバイスは、eNBにとって透過的なこれらのAP間においてモビリティを実行し得る。言い換えると、ワイヤレス通信デバイスは、モビリティのために許容されるAPの1つ以上のグループ内又はWLANのグループ内の複数のAPのうちのいずれかへ接続することを可能とされる。一方、eNBは、ワイヤレス通信デバイスがどのAPへ接続されているのかを必ずしも知得しない。これは、ワイヤレス通信デバイスがどのAP及びどのWLANへ接続されているのかがeNBにとって“透過的”であることを意味する。
eNBによって提供されるAPの1つ以上のグループからAPの他のグループへのモビリティであって、それらAPの間にWLANモビリティの仕組みが適用されるワイヤレス通信デバイスの当該モビリティは、例えば、ワイヤレス通信デバイスによって提供される測定報告に基づいてeNBにより制御される。
既存のRAT間測定フレームワークにおいては、WLAN/3GPP無線インタワーキングのために、WLAN関連の以下のメトリックが使用されることになる:
−WLANビーコン受信信号強度インジケータ(RSSI)
−(基本サービスセット)BSS負荷におけるチャネル利用率
−ULバックホールレート
−DLバックホールレート
ここで、Rel−13のWLAN測定フレームワークもまた、これらのメトリックを使用し得ることが想定される。現行のLTE測定フレームワークによれば、ワイヤレス通信デバイスは、プライマリセル(PCell)を含まない、8個の最良のセルを報告する。最良とは、ワイヤレス通信デバイスがどのメトリックを測定するように構成されるかに依存して、信号強度又は信号品質の観点におけるものである。さらに想定され得ることとして、ワイヤレス通信デバイスは、限られた数のWLANを報告し、及び、少なくともWLANビーコンのRSSIを報告内に含める。eNBは、無線リソース制御(RRC)再構成メッセージを送信することにより、ワイヤレス通信デバイスが測定をいかに行うものとされるかを構成する。RRC再構成メッセージは、測定構成IEを含み得る。
従来技術の仕組みによると、ワイヤレス通信デバイスは、測定イベントトリガ条件をいずれかのWLANが充足しているならば測定報告をトリガすることになり、これが不必要な及び過剰なシグナリングを引き起こしかねない。別の問題は、測定報告に対する制約に起因して、ワイヤレス通信デバイスはeNBにとって有意義であり得るいくつかの測定値を報告しないかもしれない。
UEなどのワイヤレス通信デバイスから、eNBといったネットワークノードへ送信される測定報告は、一定数のWLANについてのみ、RSSI及びあり得る他のメトリックといった測定結果を含む。これは、ワイヤレス通信デバイスが、当該ワイヤレス通信デバイスが報告し得たはずの例えばWLAN APを含むいくつかのWLANを測定報告に含めないことを意味する。例えば、ワイヤレス通信デバイスは、当初、数十個のWLAN APを含み得るSSIDからWLAN APを測定するように構成される。ワイヤレス通信デバイスが、特定の数のWLAN(例えば、RSSIの観点において10個の最良のWLAN)を報告に含める場合、ワイヤレス通信デバイスが、同じWLAN集合、例えば同じWLAN AP集合を常に報告内に含めるようなことがあり得る。このケースでは、ネットワークノード、例えばeNBは、当該ネットワークノードが発見する必要があり得るいかなる他のAPの報告をも得られない。
またあり得るケースとして、異なるWTに属するWLAN間におけるRSSIの差異がそれほど大きな差異ではないものの、ネットワークノードは、インタフェースリソースに関連する他の理由であって、特定のワイヤレス通信デバイスをあるセットから別のセットへ移動させる当該他の理由を有し得る。その理由のために、それらのWLANのビーコン信号強度を判定する必要があるかもしれない。
ここでの実施形態のある目的は、1つ以上のワイヤレス通信ネットワークの性能を改善することである。ここでの実施形態のある目的は、異なる複数の無線アクセス技術を伴うワイヤレス通信ネットワークの統合を改善することであり得る。
ここでの実施形態において、UEなどのワイヤレス通信デバイスは、モビリティセットに基づいて、ブラックリスト化されるWLANのセットを判定する。モビリティセットは、eNBといったネットワークノードがワイヤレス通信デバイスに指し示すWLANであって、当該ワイヤレス通信デバイスがそれらの間においてモビリティを実行し得る複数の当該WLANを含む、WLANのセットである。ブラックリスト化されるそれらWLANは、次いで、測定報告をトリガすることから除外され、及び/又は、測定報告から除外される。ここでの実施形態において、ワイヤレス通信デバイスは、モビリティセット内のWLANを、ブラックリスト化すべきものとして考慮することになる。
ここでの実施形態の第1の態様によると、この目的は、ワイヤレス通信デバイスにより実行される、測定報告のための方法によって達成される。
測定報告は、第1のワイヤレス通信ネットワークに関連付けられる測定値を第2のワイヤレス通信ネットワークにおいて動作するネットワークノードへ報告すること、を含む。第1のワイヤレス通信ネットワークは第1のRATに従って動作し、第2のワイヤレス通信ネットワークは第2のRATに従って動作する。
ワイヤレス通信デバイスは、ネットワークノードから、第1のワイヤレス通信ネットワークにおいて動作する1つ以上の無線アクセスネットワークノードの識別子を取得する。取得される識別子は、第1のワイヤレス通信ネットワークにおけるワイヤレス通信デバイスのモビリティを、識別子により識別される1つ以上の無線アクセスネットワークノードへ制限する。
ワイヤレス通信デバイスは、第1のワイヤレス通信ネットワークにおけるワイヤレス通信デバイスのモビリティが制限される識別される無線アクセスネットワークノードのうちの少なくとも1つを、ネットワークノードへの測定報告から除外する。
ここでの実施形態の第2の態様によると、この目的は、測定報告のために構成されるワイヤレス通信デバイスによって達成される。
測定報告は、第1のワイヤレス通信ネットワークに関連付けられる測定値を第2のワイヤレス通信ネットワークにおいて動作するネットワークノードへ報告すること、を含む。第1のワイヤレス通信ネットワークは第1のRATに従って動作し、第2のワイヤレス通信ネットワークは第2のRATに従って動作する。
ワイヤレス通信デバイスは、ネットワークノードから、第1のワイヤレス通信ネットワークにおいて動作する1つ以上の無線アクセスネットワークノードの識別子を取得する、ように構成される。
取得される識別子は、第1のワイヤレス通信ネットワークにおけるワイヤレス通信デバイスのモビリティを、識別子により識別される1つ以上の無線アクセスネットワークノードへ制限する。
ワイヤレス通信デバイスは、第1のワイヤレス通信ネットワークにおけるワイヤレス通信デバイスのモビリティが制限される識別される無線アクセスネットワークノードのうちの少なくとも1つを、ネットワークノードへの測定報告から除外する、ようにさらに構成される。
ここでの実施形態の第3の態様によると、この目的は、プロセッサにおいて実行されると、上記の第1の態様による方法を実行するソフトウェア命令、を含むコンピュータプログラムプロダクトによって達成される。
ここでの実施形態の第4の態様によると、この目的は、測定報告のためのワイヤレス通信デバイスによって達成される。
測定報告は、第1のワイヤレス通信ネットワークに関連付けられる測定値を第2のワイヤレス通信ネットワークにおいて動作するネットワークノードへ報告すること、を含む。第1のワイヤレス通信ネットワークは第1のRATに従って動作し、第2のワイヤレス通信ネットワークは第2のRATに従って動作する。
ワイヤレス通信デバイスは、プロセッサ及びメモリを含み、上記メモリは、上記プロセッサにより実行可能な命令を収容する。
上記ワイヤレス通信デバイスは、ネットワークノードから、第1のワイヤレス通信ネットワークにおいて動作する1つ以上の無線アクセスネットワークノードの識別子を取得する、ように動作可能である。取得される識別子は、第1のワイヤレス通信ネットワークにおけるワイヤレス通信デバイスのモビリティを、識別子により識別される1つ以上の無線アクセスネットワークノードへ制限する。
上記ワイヤレス通信デバイスは、第1のワイヤレス通信ネットワークにおけるワイヤレス通信デバイスのモビリティが制限される識別される無線アクセスネットワークノードのうちの少なくとも1つを、ネットワークノードへの測定報告から除外する、ようにさらに動作可能である。
ここでの実施形態の第5の態様によると、この目的は、測定報告のためのワイヤレス通信デバイスによって達成される。
測定報告は、第1のワイヤレス通信ネットワークに関連付けられる測定値を第2のワイヤレス通信ネットワークにおいて動作するネットワークノードへ報告すること、を含む。第1のワイヤレス通信ネットワークは第1のRATに従って動作し、第2のワイヤレス通信ネットワークは第2のRATに従って動作する。
ワイヤレス通信デバイスは、ネットワークノードから、第1のワイヤレス通信ネットワークにおいて動作する1つ以上の無線アクセスネットワークノードの識別子を取得する、ように構成される取得モジュールを含む。
取得される識別子は、第1のワイヤレス通信ネットワークにおけるワイヤレス通信デバイスのモビリティを、識別子により識別される1つ以上の無線アクセスネットワークノードへ制限する。
ワイヤレス通信デバイスは、第1のワイヤレス通信ネットワークにおけるワイヤレス通信デバイスのモビリティが制限される識別される無線アクセスネットワークノードのうちの少なくとも1つを、ネットワークノードへの測定報告から除外する、ように構成される判定モジュールをさらに含む。
ワイヤレス通信デバイスが、測定報告から、第1のワイヤレス通信ネットワークにおけるワイヤレス通信デバイスのモビリティが制限される識別される無線アクセスネットワークノードのうちの少なくとも1つを除外することから、不必要な及び過剰なシグナリングが回避される。
ここでの実施形態の利点は、不必要な及び過剰なシグナリングが回避されることである。
他の利点は、ワイヤレス通信デバイスが、除外される無線アクセスネットワークノードの代わりに、他の無線アクセスネットワークノードを測定報告に含めることが可能にされることである。
以下の図を含む添付図面を参照しながら、ここでの実施形態の例について、より詳細に説明する。
従来技術に係る、簡略化されたLTEアーキテクチャを示す概略ブロック図である。 LTEネットワーク及びWi−Fiネットワークを示す概略ブロック図である。 LTE−WLANアグリゲーションについてのプロトコルアーキテクチャオプション3Cを示す概略ブロック図である。 ここでのワイヤレス通信ネットワークの実施形態が実装され得る、第1のワイヤレス通信ネットワーク及び第2のワイヤレス通信ネットワークを示す概略ブロック図である。 内部でワイヤレス通信デバイスが移動している第1のワイヤレス通信ネットワークを示す概略ブロック図である。 測定報告のための方法の実施形態を示す、シグナリング図及びフローチャートの組み合わせである。 測定報告のための方法の実施形態を示す、さらなるシグナリング図及びフローチャートの組み合わせである。 ワイヤレス通信デバイスにより実行される、測定報告のための方法の実施形態を描くフローチャートである。 ネットワークノードにより実行される方法の実施形態を描くフローチャートである。 ワイヤレス通信デバイスの実施形態を示す概略ブロック図である。 ネットワークノードの実施形態を示す概略ブロック図である。
ここでの実施形態は、1つ以上のワイヤレス通信ネットワークにおいて実装されてよく、図2は、そのうち、無線通信ネットワーク、通信ネットワーク、又は類似のものとしても知られる第1のワイヤレス通信ネットワーク201の一部を描いている。第1のワイヤレス通信ネットワーク201は、1つ以上のRAN及び1つ以上のCNを含み得る。
第1のワイヤレス通信ネットワーク201は、わずかなあり得る実装例に触れるだけでも、Wi−Fi、LTE(Long Term Evolution)、LTEアドバンスト、WCDMA(Wideband Code Division Multiple Access)、GSM/EDGE(Global System for Mobile communications/Enhanced Data rate for GSM Evolution)、WiMax(Worldwide Interoperability for Microwave Access)、又はUMB(Ultra Mobile Broadband)といった、いくつかの異なる技術を使用してよい。
より具体的には、第1のワイヤレス通信ネットワーク201は、第1のRATに従って動作し得る。
第1のワイヤレス通信ネットワーク201は、ここでは、Wi−FiネットワークといったWLANとして例示されている。
図2は、無線通信ネットワーク、通信ネットワーク、又は類似のものとしても知られる第2のワイヤレス通信ネットワーク202の一部をさらに描いている。第2のワイヤレス通信ネットワーク202は、1つ以上のRAN及び1つ以上のCNを含み得る。第2のワイヤレス通信ネットワーク202は、わずかなあり得る実装例に触れるだけでも、LTE(Long Term Evolution)、LTEアドバンスト、WCDMA(Wideband Code Division Multiple Access)、GSM/EDGE(Global System for Mobile communications/Enhanced Data rate for GSM Evolution)、Wi−Fi、WiMax(Worldwide Interoperability for Microwave Access)、又はUMB(Ultra Mobile Broadband)といった、いくつかの異なる技術を使用してよい。
より具体的には、第2のワイヤレス通信ネットワーク202は、上述の第1のRATとは異なる第2のRATに従って動作し得る。
第2のワイヤレス通信ネットワーク202は、ここでは、LTEネットワークとして例示されている。
第1のワイヤレス通信ネットワーク201において、ワイヤレス通信デバイスと通信することの可能な無線アクセスネットワークノードが動作する。第1のワイヤレス通信ネットワーク201において、例えば、ワイヤレス通信デバイスとの無線通信が可能な1つ以上の第1の無線アクセスネットワークノード211a、211bが動作する。1つ以上の第1の無線アクセスネットワークノード211a、211bは、第1のワイヤレス通信ネットワーク201において動作する、ように構成される。1つ以上の第1の無線アクセスネットワークノード211a、211bは、無線基地局、及び、例えば、eNB、eNodeB、基地送受信局、アクセスポイント基地局、基地局ルータ、又は、ワイヤレス通信デバイスとの無線通信が可能な、いかなる他のネットワークユニットとして言及されてもよい。
さらに、第1のワイヤレス通信ネットワーク201において動作する、さらなる無線アクセスネットワークノードが存在してもよい。例えば、図2に示されるように、1つ以上の第2の無線アクセスネットワークノード212a及び212bと、1つ以上の第3の無線アクセスネットワークノード213a及び213bと、が存在してもよい。
1つ以上の無線アクセスネットワークノード211a、211b、212a、212b、213a、213bは、ここでの実施形態において、WLAN APとして例示されている。
上で言及したように、WLANは、1つ以上のAPのネットワークであり、サービスセット識別子(SSID)、同種拡張サービスセット識別子(HESSID)、又は基本サービスセット識別子(BSSID)を用いてアドレス指定され得る。
ここでの実施形態において、1つ以上の第1の無線アクセスネットワークノード211a、211bは、第1の無線アクセスネットワーク221として言及され得る。この第1の無線アクセスネットワーク221は、例えば、第1のWLANであり得る。さらに、1つ以上の第2の無線アクセスネットワークノード212a及び212bは、第2の無線アクセスネットワーク222として言及され得る。またさらに、1つ以上の第3の無線アクセスネットワークノード213a及び213bは、第3の無線アクセスネットワーク222としても言及され得る。第2の無線アクセスネットワーク222及び第3の無線アクセスネットワーク223もまた、WLANであってよい。
第2のワイヤレス通信ネットワーク202において、ワイヤレス通信デバイスと通信することの可能なネットワークノードが動作する。第2のワイヤレス通信ネットワーク202において、例えば、ワイヤレス通信デバイスと通信することの可能なネットワークノード240が動作する。ネットワークノード240は、第2のワイヤレス通信ネットワーク202において動作する、ように構成される。いくつかの実施形態において、ネットワークノード240は、無線通信が可能なネットワークノードであり、即ち、基地局といった無線ネットワークノード又は無線アクセスネットワークノードである。ネットワークノード240は、無線基地局、及び、例えば、eNB、eNodeB、基地送受信局、アクセスポイント基地局、基地局ルータ、又は、ワイヤレス通信デバイスと通信することの可能な、いかなる他のネットワークユニットとして言及されてもよい。
いくつかの他の実施形態において、ネットワークノード240は、無線ネットワークノードを介してワイヤレス通信デバイスと通信するネットワークノードである。このケースにおいて、ネットワークノード240は、例えば、UMTSネットワークにおける無線ネットワークコントローラ(RNC)であってよい。図2にはRNCが示されていない。
移動局、ワイヤレスデバイス、ユーザ機器、及び/又は、ワイヤレス端末としても知られるワイヤレス通信デバイス250は、第1のワイヤレス通信ネットワーク201と通信可能である。さらに、ワイヤレス通信デバイス250は、第2のワイヤレス通信ネットワーク202とも通信可能である。例えば、ワイヤレス通信デバイス250は、制御信号及び/又はユーザプレーンデータを、LTEを介して第2のワイヤレス通信ネットワーク202へ直接的に通信可能である。また、ワイヤレス通信デバイス250は、制御信号及び/又はアップリンク/ダウンリンクユーザプレーンデータを、WLANなどの第1のワイヤレス通信ネットワーク201を介して、LTEネットワークなどの第2のワイヤレス通信ネットワーク202へ通信してもよい。第1のワイヤレス通信ネットワーク201は、ユーザプレーンデータを、Xwインタフェースといったインタフェースを介して第2のワイヤレス通信ネットワーク202へリレーしてもよい。当該インタフェースは、図2では省略されている。
当業者によって理解されるべきこととして、“ワイヤレス通信デバイス”は、任意のワイヤレス端末、ユーザ機器、マシンタイプ通信(MTC)デバイス、デバイスツーデバイス(D2D)端末、又はノードを意味する非限定的な用語であり、それらは、例えば、PDA(Personal Digital Assistant)、ラップトップ、モバイル、センサ、リレー、モバイルタブレット、又は、それぞれのセル内で通信するスモール基地局でさえあってよい。当然ながら、ワイヤレス通信ネットワークと通信する、1つよりも多くのワイヤレス通信デバイスが存在してもよい。
上で言及したように、3GPPは、Rel−12におけるLTEデュアルコネクティビティに類似したプロトコルアーキテクチャに基づく、とりわけLTE−WLANアグリゲーションを標準化することを狙うリリース13作業項目を近日承認した。
3GPPにおいて現在のところ開発中の仕組みによれば、ワイヤレス通信デバイス250には、ネットワークノード240により、モビリティセットとして言及され得るWLAN識別子のセットが提供され得る。そのシナリオにおいて、ワイヤレス通信デバイス250は、これらの識別子に適合するWLAN AP間を自由に移動することを可能とされる。即ち、ワイヤレス通信デバイス250は、ネットワークノード240にとって透過的に、モビリティセット内のいずれのAPへ接続することも可能とされ、即ち、そのようにするための許可についてネットワークノード240からの明示的な標識を希望し又は必要とすることは無い。言い換えると、ネットワークノード240は、モビリティセットの範囲内ではワイヤレス通信デバイス250のモビリティを制御しない。その代わりに、モビリティは、例えば、UE実装に固有の、及び/又は、WLANにより制御される、モビリティ決定の仕組みに基づき得る。ワイヤレス通信デバイス250は、提供される識別子に適合しない他のWLANへ移動すること、又は言い換えると接続すること、を許可されない。
“WLANへ接続される”という表現は、以下の手続のうちの1つ又は多くを含み得る。
・802.11認証、即ちWLAN APへの認証が完了済みであるか又は進行中である。
・802.1x EAP−SIM認証、即ち、AAAサーバへの認証が完了済みであるか又は進行中である。
・端末とWLANネットワークとの間の4ウェイハンドシェイクが完了済みである。
・WLAN内の端末に、インターネットプロトコル(IP)アドレスが割り当て済みである。
・WLANネットワークを通じて、パケットデータネットワーク(PDN)接続、即ち、端末とPDNゲートウェイとの間の接続が確立済みである。
・WLANネットワークを通じてデータトラフィックが開始されている。
ここでの実施形態によれば、eNBといったネットワークノード240は、UEなどのワイヤレス通信デバイス250に対し、例えば、WLANに含まれるか又はWLANを構成するどの無線アクセスネットワークノードを、当該ワイヤレス通信デバイスが測定報告の機能において、即ち測定値を報告する際に、除外するものとされるのかを指し示し得る。
これにより、ネットワークノードは、ワイヤレス通信デバイスが、どのWLAN、例えばどのWLAN APを報告するものとされるのかを選択することが可能になる。これにより、WLAN測定値がネットワークノードにとってより有用になる。
上記標識は、上で言及したモビリティセットであってもよい。
さらに、ここでのいくつかの実施形態は、測定報告の回数をも低減する。
いくつかの他の実施形態は、測定報告のサイズを低減する。
さらにいくつかの他の実施形態は、測定報告の回数及び測定報告のサイズの双方を低減する。
このことは、シグナリングオーバーヘッドの観点から有益であり、なぜなら、ワイヤレス通信デバイスは、測定報告においてブラックリスト化されたWLANを含めなくてよく、よって、報告されるWLANの数がより少なくなり、報告がより小さくなるからである。これは、例えば、ワイヤレス通信デバイスが、ブラックリスト化された複数のWLANと、ブラックリスト化されていない1つのWLANとを検出する状況において生じ得る。
ワイヤレス通信デバイスは、測定報告手続においてWLANを除外し得るため、自身がこれらのWLANについての測定を実行する必要がないという理由により、電力を節約してもよい。例えば、RSSI測定値、及び、負荷などのような他のメトリックの後続のクエリ/読み取りが除外されてもよく、それは、測定構成に何が含まれていたかに依存し、即ち、ワイヤレス通信デバイスが、測定中のWLAN APの測定値から何を見出すように求められたかに依存する。
さらに、いくつかの実施形態は、ワイヤレス通信デバイス250が除外するものとされるWLANをネットワークノード240が指し示す、非常に効果的なシグナリング手法を提供する。
ここでのいくつかの実施形態は、LTEネットワークにおけるeNBといった、第2のRATに従って動作するワイヤレスネットワークノードが、ワイヤレス通信デバイスに対し、1つ以上のWLANにおけるAPのアイデンティティといった、第1のRATに従って動作する無線アクセスネットワークノードのアイデンティティのセットをいかに提供するかを説明する。ワイヤレス通信デバイスは、測定イベントを評価する際に、提供される識別子のうちの1つ以上に適合するノードを除外し、及び/又は、測定報告を編集する際に、提供される識別子のうちの1つ以上に適合するノードを除外する。それら識別子のセットがブラックリストとして言及されてよい。
LTE eNBがWLANについてのブラックリストをワイヤレス通信デバイス250に提供していることが、一例として使用されるとしても、ここで説明される実施形態を、RATの他の組み合わせに適用することが可能であり得る。このような組み合わせは、LTE、UMTS、WLAN、WiMAX、GSMなどの組み合わせであってよい。
ここでの実施形態は、ワイヤレス通信デバイス250及びネットワークノード240において実装される方法を提示する。以下において、ネットワークノードの例としてeNBが使用されているが、ネットワークノードは、通例、ワイヤレス通信デバイス250にサービスする別のネットワークノードであってもよく、例えば、UMTSについて、適用可能なネットワークノードはRNCであってもよい。ワイヤレス通信デバイス250は、UEを用いて例示されている。
図3は、ブロック図であり、無線アクセスネットワークのカバレッジエリアを示す。カバレッジエリアは、無線アクセスネットワークノードにより無線カバレッジが提供される地理的エリアである。第1の無線アクセスネットワーク221は、第1のカバレッジエリア361において無線カバレッジを提供する。第2の無線アクセスネットワーク222は、第2のカバレッジエリア362において無線カバレッジを提供する。第3の無線アクセスネットワーク223は、第3のカバレッジエリア363において無線カバレッジを提供する。
図3は、ここでの実施形態が実装され得るシナリオをさらに示している。このシナリオにおいて、ワイヤレス通信デバイス250は、最初に、第1のカバレッジエリア361内及び第2のカバレッジエリア362内の第1のロケーション1に位置する。
ワイヤレス通信デバイス250はさらに、最初に、そのモビリティセットにおいて、第1の無線アクセスネットワーク221及び第2の無線アクセスネットワーク222と共に構成される。言い換えると、第1の無線アクセスネットワーク221及び第2の無線アクセスネットワーク222が最初にワイヤレス通信デバイス250のモビリティセット内に含まれる。
このことは、第1の無線アクセスネットワーク221と第2の無線アクセスネットワーク222との間におけるワイヤレス通信デバイス250のモビリティが、第1のワイヤレス通信ネットワーク201についてのモビリティの仕組みにより管轄されることを意味する。ワイヤレス通信デバイス250が第1の無線アクセスネットワーク221又は第2の無線アクセスネットワーク222のいずれかへ接続されている間、第1のワイヤレス通信ネットワーク201の使用がサポートされる。第1のワイヤレス通信ネットワーク201を使用することは、ワイヤレス通信デバイス250が、第1のワイヤレス通信ネットワーク201におけるワイヤレス通信リンクを使用して無線信号を受信し及び送信し得ることを意味する。
次いで、ワイヤレス通信デバイス250は、別の第2のロケーション2へ移動し、そこでは、ワイヤレス通信デバイス250は、第3の無線アクセスネットワーク223の第3のカバレッジエリア363内にもなる。
第3の無線アクセスネットワーク223をモビリティセットに追加することを可能にするために、ネットワークノード240は、次いで、WLANについての測定値を当該ワイヤレス通信デバイス250が報告することと、例えば、構成される閾値よりも無線アクセスネットワークが良好になる場合にトリガされる報告イベントと共にワイヤレス通信デバイス250を構成することと、を所望する。
しかしながら、ワイヤレス通信デバイス250が、このイベントを評価する際に第1の無線アクセスネットワーク221又は第2の無線アクセスネットワーク222を考慮しないこと、が望まれるかもしれない。その理由は、第1の無線アクセスネットワーク221及び第2の無線アクセスネットワーク222がモビリティセット内に既に存在しており、これらのWLANが測定報告を不必要にトリガするためである。その代わりに、ワイヤレス通信デバイス250が、イベントを評価する際にモビリティセット内に存在しないWLANのみ、即ち、この例においては第3の無線アクセスネットワーク223のみ、を考慮することが望まれ得る。
次に、図4a、図4b、図5、及び図6に関し、並びに、引き続き図2を参照することにより、ここでの実施形態に係る、第1のワイヤレス通信システム201における、測定報告のためのアクションと、第1及び第2の無線アクセスネットワーク221、222における無線アクセスネットワークノードといった1つ以上の無線アクセスネットワークノードを測定報告から除外するためのアクションと、について説明する。
測定報告は、第1のワイヤレス通信ネットワーク201に関連付けられる測定値を第2のワイヤレス通信ネットワーク202において動作するネットワークノード240へ報告すること、を含む。言い換えると、測定報告は、第1のワイヤレス通信ネットワーク201において動作する無線アクセスネットワークノード211a、211b、212a、212b、213a、213bのうちの1つ以上に関連付けられる測定値を報告すること、を含む。
図4a及び図4bの各々は、ここでの実施形態に係る、1つ以上の無線アクセスネットワークノード211a、211b、212a、212bを測定報告から除外するための方法を記述する、シグナリング図及びフローチャートの組み合わせである。
図5は、ここでの実施形態に係る、1つ以上の無線アクセスネットワークノード211a、211b、212a、212bを測定報告から除外するための、ワイヤレス通信デバイス250により実行される方法を記述するフローチャートである。
図6は、ここでの実施形態に係る、1つ以上の無線アクセスネットワークノード211a、211b、212a、212bを測定報告から除外するための、ネットワークノード240により実行される方法を記述するフローチャートである。
以下の実施形態が相互に排他的ではないことに留意すべきである。ある実施形態からのコンポーネントが、別の実施形態に存在することが暗黙のうちに想定されてよく、これらのコンポーネントが他の例示的な実施形態においていかに使用され得るかは、当業者にとって自明であろう。
上で言及したように、第1のワイヤレス通信ネットワーク201は第1のRATに従って動作し、第2のワイヤレス通信ネットワーク202は第2のRATに従って動作する。例えば、第1のワイヤレス通信ネットワーク201は、WLANであってよく、第2のワイヤレス通信ネットワーク202は、LTEネットワーク及びUMTSネットワークのいずれかといった3GPPネットワークであってよい。
アクション400
前に言及したように、ワイヤレス通信デバイス250は、第1のワイヤレス通信ネットワーク201において動作する無線アクセスネットワークノード211a、211b、212a、212b、213a、213bからの信号を測定する、ようにネットワークノード240により構成され得る。ワイヤレス通信デバイス250は、これらの測定値のいくつか又は全てをネットワークノード240へ報告する、ようにネットワークノード240によりさらに構成され得る。ネットワークノード240及び/又は第2のワイヤレス通信ネットワークにおけるいくつかの他のネットワークノードは、例えば、WLAN/3GPP無線インタワーキングのためにこれらの測定値を使用し得る。例えば、ネットワークノード240は、第1の無線アクセスネットワーク221、第2の無線アクセスネットワーク222、及び第3の無線アクセスネットワーク223といった、第1のワイヤレス通信ネットワーク201における無線アクセスネットワークノードの1つ以上のグループをまたいでワイヤレス通信デバイス250のモビリティを制御するために、これらの測定値を使用し得る。
ネットワークノード240は、1つ以上の無線アクセスネットワークノード211a、211b、212a、212b、213a、213bに関連付けられる識別子を送信することにより、無線アクセスネットワークノード211a、211b、212a、212b、213a、213bからの信号を測定するようにワイヤレス通信デバイス250を構成し得る。例えば、ネットワークノード240は、複数の無線アクセスネットワークノード211a、211b、212a、212b、213a、213bに関連付けられるSSIDを送信してもよい。これらSSIDは、例えば、数十個のAPに関連付けられてもよい。
ワイヤレス通信デバイス250が、特定の数の無線アクセスネットワークノード、例えば、RSSIの観点において10個の最良の無線アクセスネットワークノードを測定報告に含める場合、ワイヤレス通信デバイス250がその報告内に同一の複数の無線アクセスネットワークノードを常に含めるようなことがあるかもしれない。
図2を例にとると、RSSIの観点における、4個の最良の無線アクセスネットワークノードは、第1及び第2の無線アクセスネットワークノード211a、211b、212a、212bであり得る。さらに、この例において、報告は、4個の無線アクセスネットワークノード、例えば4個のWLANに限定される。すると、ワイヤレス通信デバイス250が第1及び第2の無線アクセスネットワークノード211a、211b、212a、212bを報告内に常に含めるようなことがあり得る。このケースにおいて、ネットワークノード240は、発見することを要し得る第3の無線アクセスネットワークノード213a及び213bといった何らかの他の無線アクセスネットワークノードの報告を得られず、これが問題であり得る。
前に言及したように、既存のLTE−WLAN RAT間測定フレームワークについて、WLAN/3GPP無線インタワーキングのために、WLAN関連の以下のメトリックが使用されることになる:
−WLANビーコン受信信号強度インジケータ(RSSI)
−(基本サービスセット)BSS負荷におけるチャネル利用率
−ULバックホールレート
−DLバックホールレート
ここで想定されることとして、Rel−13のWLAN測定フレームワークもまた、これらのメトリックを使用し得る。現行のLTE測定フレームワークによれば、UEは、プライマリセル(PCell)を含まない、8個の最良のセルを報告する。最良とは、UEがどのメトリックを測定するように構成されるのかに依存して、信号強度又は信号品質の観点におけるものである。
したがって、さらに想定され得ることとして、ワイヤレス通信デバイス250は、限られた数の無線アクセスネットワークノード211a、211b、212a、212bを報告するであろう。さらに想定され得ることとして、LTE−WLANにおける実施形態について、ワイヤレス通信デバイス250は、少なくともWLANビーコンのRSSIを報告に含めるであろう。
アクション401
第1の無線アクセスネットワーク221におけるワイヤレス通信デバイス250のモビリティを制限するために、ネットワークノード240は、第1のワイヤレス通信ネットワーク201において動作する無線アクセスネットワークノード211a、211b、212a、212bの識別子450といった1つ以上の識別子を送信する。
無線アクセスネットワークノード211a、211b、212a、212bの1つ以上の識別子450は、各々が1つ以上の無線アクセスネットワークノード211a、211b、212a、212bのうちの1つの識別子であり得る。
上で言及したように、ワイヤレス通信デバイス250は、識別される1つ以上の無線アクセスネットワークノード211a、211b、212a、212b間においてモビリティを実行し得る。即ち、1つ以上の識別子により識別される1つ以上の無線アクセスネットワークノード211a、211b、212a、212bとの行き来においてモビリティが許可される。
このようにして、ワイヤレス通信デバイス250は、1つ以上の無線アクセスネットワークノード211a、211b、212a、212bの1つ以上の識別子450を取得する。図3に関連して上で言及したように、ここでのシナリオにおいて、第1の無線アクセスネットワーク221及び第2の無線アクセスネットワーク222は、最初に、ワイヤレス通信デバイス250のモビリティセット内に含まれる。したがって、ここでの実施形態において、ワイヤレス通信デバイス250は、ネットワークノード240から、モビリティセット内の1つ以上の無線アクセスネットワークノード211a、211b、212a、212bの識別子450を取得し得る。
1つ以上の無線アクセスネットワークノード211a、211b、212a、212bの、送信される1つ以上の識別子450は、当該送信される識別子450により識別される1つ以上の無線アクセスネットワークノード211a、211b、212a、212bのうちの1つ以上がネットワークノード240への測定報告から除外されるべきであるという標識であり得る。
よって、要するに、ワイヤレス通信デバイス250は、ネットワークノード240から、第1のワイヤレス通信ネットワーク201において動作する1つ以上の無線アクセスネットワークノード211a、211b、212a、212bの識別子450を取得する。取得される識別子450は、第1のワイヤレス通信ネットワーク201におけるワイヤレス通信デバイス250のモビリティを、識別子450により識別される1つ以上の無線アクセスネットワークノード211a、211b、212a、212bへ制限する。
いくつかの実施形態において、1つ以上の無線アクセスネットワークノード211a、211b、212a、212bの識別子450は、モビリティセット370内の1つ以上の無線アクセスネットワークノード211a、211b、212a、212bの識別子である。モビリティは、モビリティセット370内の1つ以上の無線アクセスネットワークノード211a、211b、212a、212bとの行き来において許可される。
1つ以上の無線アクセスネットワークノード211a、211b、212a、212bの識別子450は、
−SSID(Service Set Identifiers)、
−HESSID(Homogeneous Extended Service Set Identifiers)、
−BSSID(Basic Service Set Identifiers)、
−領域(Realm)、及び
−PLMN(Public Land Mobile Network)、
のうちの1つ以上であり得る。
さらに、1つ以上の無線アクセスネットワークノード211a、211b、212a、212bの識別子450は、RRCシグナリングを通じてネットワークノード240から取得されてもよい。
ワイヤレス通信デバイス250は、モビリティセットにより識別される1つ以上の無線アクセスネットワークノード211a、211b、212a、212bに加えて、測定報告から除外されるべき1つ以上の他の無線アクセスネットワークノードの1つ以上の識別子を取得してもよい。即ち、ワイヤレス通信デバイス250は、ネットワークノード240への測定報告から除外されるべき、第1のワイヤレス通信ネットワーク201において動作するさらなる無線アクセスネットワークノード211a、211b、212a、212bの標識を取得してもよい。ワイヤレス通信デバイス250は、この標識を、上記のアクション400において既に取得していてもよい。
いくつかの実施形態において、ネットワークノード240は、ある無線アクセスネットワークについての測定値を得ることのみに関心を有し、他の無線アクセスネットワークについてはそうではない。例えばそれは、ワイヤレス通信デバイス250によるWLANアグリゲーションの対象ではないかもしれない何らかのWLAN、又は、別の事業者に属する何らかのWLANなどであり得る。
したがって、1つの実施形態において、ネットワークノード240は、ワイヤレス通信デバイス250に対し、ブラックリスト化されているものとしてワイヤレス通信デバイス250が考慮すべき、WLAN識別子などの識別子450のセットを提供する。識別子のこのリストは、モビリティセット、又は、ワイヤレス通信デバイス250がWLANなどの無線アクセスネットワークへ接続されているか否かには非依存であってもよい。これは、例えばRRCシグナリングを用いてワイヤレス通信デバイス250へシグナリングされ得るWLAN識別子のリストの形式であってもよい。このことは、ワイヤレス通信デバイス250がWLANなどの第1のワイヤレス通信ネットワーク201へ接続される前及び/又はLWAが構成される前、並びに、LWA動作中など、第1及び第2のワイヤレス通信ネットワーク201、202のアグリゲーションといったそれらネットワーク間のインタワーキングの期間中に、ワイヤレス通信デバイス250が測定を実行する状況において、ここでの実施形態が適用可能であることを意味する。
ワイヤレス通信デバイス250には、他の手段により、測定報告に含まれるべきではないWLAN識別子がさらに提供されてもよい。例えば、ワイヤレス通信デバイス250が接続しないものとされるWLANを指し示すANDSF(Access Network Discovery and Selection Function)ポリシーにおいて、ワイヤレス通信デバイス250にWLAN識別子が提供されてもよい。ANDSFは、3GPP準拠ワイヤレス通信ネットワークについてのSAEのEPC内のエンティティである。ANDSFの目的は、ワイヤレス通信デバイス250がWi−Fi又はWiMaxといった非3GPPアクセスネットワークを発見することを支援し、及び、これらのネットワークへの接続を規定するルールをワイヤレス通信デバイス250に提供することである。
1つの実施形態において、ワイヤレス通信デバイス250があるWLANへ接続しないものとされることをANDSFポリシーが指し示す場合、ワイヤレス通信デバイス250は、このWLANを、ブラックリスト化されていると見なす。ANDSFポリシーは、3GPP TS24.312 v12.8.0内の第5.8.13項に記述されている。
1つの実施形態において、ワイヤレス通信デバイス250は、PLMNのアイデンティティを取得してもよい。当該アイデンティティは、この、あるPLMNに適合しないWLANを、ブラックリスト化されるものとして扱うものとするという旨を、ワイヤレス通信デバイス250に指し示す。PLMNアイデンティティは、通常、事業者に固有である。例えば、HotSpot2.0フレームワークにおいて、WLANがどのPLMNに属するのかを示す仕組みが存在する。1つの実施形態において、ワイヤレス通信デバイス250は、あるPLMNに適合しないWLANを、ブラックリスト化されていると見なす。
WLAN識別子といった、無線アクセスネットワークノード211a、211b、212a、212bの識別子を、SIMカード上でワイヤレス通信デバイス250に提供することも可能であり得る。したがって、WLAN識別子などの識別子のセットをワイヤレス通信デバイス250に提供することもまた可能であってよく、ワイヤレス通信デバイス250はそれら識別子のセットを接続先として考慮するものとされる。1つの実施形態において、ワイヤレス通信デバイス250は、WLANがワイヤレス通信デバイス250のSIMカード上の1つ以上の識別子に適合しない場合、当該WLANをブラックリスト化されていると見なす。ワイヤレス通信デバイス250のSIMカード上で、ブラックリストを明示的に提供することも可能であり得る。1つの実施形態において、ワイヤレス通信デバイス250は、測定を実行する際に、そのブラックリストを考慮する。
アクション402
ワイヤレス通信デバイス250は、ブラックリストを識別したか又は判定した場合、WLAN測定報告の仕組みにおいて当該ブラックリストを適用する。
いくつかの実施形態において、ワイヤレス通信デバイス250は、取得される1つ以上の識別子450により識別される1つ以上の無線アクセスネットワークノード211a、211b、212a、212bのうちの1つ以上が、第2のワイヤレス通信ネットワーク202において動作するネットワークノード240への測定報告から除外されるべきであると判定する。
例えば、ワイヤレス通信デバイス250は、第1の無線アクセスネットワーク221に含まれる第1の無線アクセスネットワークノード211a、211bを、ネットワークノード240への測定報告から除外するものとされると判定してもよい。この判定は、ある時間ピリオドにわたって有効であってもよい。その時間ピリオドは、タイマにより、及び/又は、当該時間ピリオドの終了をトリガするイベントにより終了してもよい。
即ち、ワイヤレス通信デバイス250は、ネットワークノード240への測定報告から、第1のワイヤレス通信ネットワーク201におけるワイヤレス通信デバイス250のモビリティが制限される識別される無線アクセスネットワークノード211a、211b、212a、212bのうちの少なくとも1つを除外する。
いくつかの実施形態において、測定報告から除外することは、識別される無線アクセスネットワークノード211a、211b、212a、212bのうちの少なくとも1つを、測定報告をトリガすることから除外すること、を含む。例えば、測定報告から除外することは、除外される少なくとも1つの無線アクセスネットワークノード211a、211b、212a、212bが報告イベント、即ち、測定イベントを充足する場合に、測定報告470をトリガしないこと、を含んでもよい。このような測定イベントは、例えば、WLANが閾値よりも良好になる場合に、即ち、WLANの信号が当該信号に関する閾値よりも良好になる場合に、充足され得る。
いくつかの実施形態において、測定報告から除外することは、識別される無線アクセスネットワークノード211a、211b、212a、212bのうちの少なくとも1つについての測定結果を、ネットワークノード240への測定報告470に含めることから除外すること、を含む。例えば、ワイヤレス通信デバイス250は、除外される1つ以上の無線アクセスネットワークノード211a、211b、212a、212bについての測定結果が、ある報告基準に従って含められるべきであった場合でも、当該測定結果を含めなくてよい。測定結果は、WLANビーコンの受信信号強度インジケータ(RSSI)、(基本サービスセット)BSS負荷におけるチャネル利用率、ULバックホールレート、及びDLバックホールレートといった、第1のワイヤレス通信ネットワーク201における無線アクセスネットワークノードからの信号の様々なメトリックに関連してよい。さらに、LTE−WLANアグリゲーションにおける報告基準は、以下のものであり得る:
1>測定される結果がWLANについてのものである場合、
2>以下のWLANについてのquantityConfig内の数量を最大maxReportCellsまで含むようにmeasResultを設定、
3>WLAN RSSIの降順でWLANを含める。即ち、3GPP TS36.331 v13.1.0の第132頁に記述されているように、VarWLAN-MobilityConfig内のwlan-MobilitySet内のいかなるエントリのどのWLAN識別子にも適合しないWLANについて、最良のWLANが最初に含められる。
いくつかの実施形態において、ワイヤレス通信デバイス250は、識別される無線アクセスネットワークノード211a、211b、212a、212bのサブセットを除外する。サブセットは、真部分集合(proper subset)を意味する。
1つの実施形態において、ワイヤレス通信デバイス250は、ブラックリスト化されていないWLANが報告イベントを充足する場合にのみ、測定報告をトリガする。一方、ブラックリスト化されているWLANについては、トリガ条件が充足される場合でも、そのWLANが報告をトリガしなくてよい。このことは、不必要な測定報告が送信されず、よってシグナリングオーバーヘッドの量を低減し得るという利益を有する。
1つの実施形態において、ワイヤレス通信デバイス250は、ブラックリスト化されているWLANを測定報告に含めない。このことは、測定報告のサイズを低減し、よって、シグナリングの量を低減する。別の利点は、ワイヤレス通信デバイス250が、ブラックリスト化されているWLANの代わりに、他のWLANを測定報告に含めてよいということであり得る。
ワイヤレス通信デバイス250が、ブラックリスト化されているWLANを報告をトリガすべきかを判定する際に除外するものとされるのか、及び/又は、ブラックリスト化されているWLANを測定報告を編集する際に除外するものとされるのかは、仕様において特定されてもよく、又は、ネットワークにより構成されてもよい。
上で言及したように、ここでの実施形態において、ワイヤレス通信デバイス250は、1つのモビリティセット370又は複数のモビリティセット、例えばモビリティセット370、の1つ以上の識別子450に基づいて、いくつかの又は全ての測定報告手続から、どの無線アクセスネットワークノードを除外すべきかを判定する。
これに加えて、ワイヤレス通信デバイス250は、自らの判定を、さらなる根拠にさらに基づくものとしてもよく、これについて次に以下で説明する。よって、ワイヤレス通信デバイス250は、ネットワークノード240への測定報告から除外されるべきさらなる無線アクセスネットワークノード211a、211b、212a、212bの、受信される標識に基づいて、さらなる無線アクセスネットワークノード211a、211b、212a、212bを、ネットワークノード240への測定報告からさらに除外してもよい。この標識については、アクション401において上で説明されている。その中でやはり説明したこととして、さらなる標識を受信する1つの可能性は、ワイヤレス通信デバイス250が測定について構成されるアクション400において、そのさらなる標識を受信することである。
例えば、さらに除外され得る、モビリティセットの一部ではない、さらなる無線アクセスネットワークノードが存在してもよい。また、いくつかの実施形態では、モビリティセット内に含まれる無線アクセスネットワークノード211a、211b、212a、212bのサブセットのみが、測定報告から除外されるであろう。
いくつかのシナリオでは、ワイヤレス通信デバイス250の接続先でないWLANなどの無線アクセスネットワークのみを、UEなどのワイヤレス通信デバイス250が考慮することが望まれるかもしれない。これは、ワイヤレス通信デバイス250が、自身の接続先である無線アクセスネットワークをブラックリストに加え得ることとして実装されてもよい。ワイヤレス通信デバイス250の接続先である無線アクセスネットワークをブラックリストの対象として識別することの利益は、報告される全ての無線アクセスネットワークがワイヤレス通信デバイス250が目下接続されていない無線アクセスネットワークであることを、この手法でeNBなどのネットワークノード240が知得することである。留意すべきこととして、ネットワークノード240は、モビリティセットの範囲内で、ワイヤレス通信デバイス250が所与の時点でどの無線アクセスネットワークへ接続されるのかについて認識しない。
いくつかの実施形態において、ワイヤレス通信デバイス250は、当該ワイヤレス通信デバイス250の接続先である3GPPネットワークのPLMNアイデンティティを知得し得る。上で言及したように、アクション401において、1つの実施形態では、ワイヤレス通信デバイス250は、あるPLMNに適合しないWLANを、ブラックリスト化されているものと見なす。
例えば、ワイヤレス通信デバイス250は、サービング3GPPネットワークのPLMNを判定してもよく、この場合、ワイヤレス通信デバイス250は、このPLMNに属しないWLANをブラックリスト化されるものと見なしてもよい。
このようにして、識別子450により識別される1つ以上の無線アクセスネットワークノード211a、211b、212a、212b、例えば、モビリティセット内のAP、を除外することにより、第2のワイヤレス通信ネットワーク202内のシグナリングオーバーヘッドの量が低減され得る。シグナリングオーバーヘッドは、測定報告のサイズの低減により及び/又は測定報告の回数の低減により、低減され得る。
別の利点は、ワイヤレス通信デバイス250が、ブラックリスト化される無線アクセスネットワークノード211a、211b、212a、212bの代わりに、第1のワイヤレス通信ネットワーク201において動作する他の無線アクセスネットワークノードを測定報告に含めてよいことであり得る。
アクション403a及び403b
前に言及したように、ワイヤレス通信デバイス250のモビリティを制御するために、第1のワイヤレス通信ネットワーク201において動作する無線アクセスネットワークノード211a、211b、212a、212b、213a、213bからの信号の測定値が使用され得る。
したがって、ワイヤレス通信デバイス250は、第1のワイヤレス通信ネットワーク201において動作する複数の無線アクセスネットワークノード211a、211b、212a、212b、213a、213bから1つ以上の信号461、463を受信し得る。
例えば、図4bに示されるように、ワイヤレス通信デバイス250は、第1の無線アクセスネットワークノード211aからの第1の信号461と、第3の無線アクセスネットワークノード213aからの第2の信号463と、を受信してもよい。
アクション404
ネットワークノード240が上でアクション403a、403b、及び503において受信した信号461、463の測定値を使用するために、ワイヤレス通信デバイス250は、ネットワークノード240へ当該測定値を報告し得る。報告される測定値は、受信される1つ以上の信号461、463に関連する。
測定値の報告は、取得される識別子450により識別される少なくとも1つの無線アクセスネットワークノード211a、211b、212a、212bがネットワークノード240への測定報告から除外されるべきであるという判定に基づく。
よって、いくつかの実施形態において、ワイヤレス通信デバイス250は、ネットワークノード240へ、受信される信号461、463に関連するメトリック及び/又は測定値を報告する。測定値の報告は、上のアクション402及び502における除外に基づく。
次に、図5のアクションについて簡潔に説明する。
アクション501
ワイヤレス通信デバイス250は、ネットワークノード240から、第1のワイヤレス通信ネットワーク201において動作する1つ以上の無線アクセスネットワークノード211a、211b、212a、212bの識別子450を取得する。取得される識別子450は、第1のワイヤレス通信ネットワーク201におけるワイヤレス通信デバイス250のモビリティを、識別子450により識別される1つ以上の無線アクセスネットワークノード211a、211b、212a、212bへ制限する。
このアクションは、上記のアクション401及び下記のアクション601に関する。
アクション502
ワイヤレス通信デバイス250は、ネットワークノード240への測定報告から、第1のワイヤレス通信ネットワーク201におけるワイヤレス通信デバイス250のモビリティが制限される識別された無線アクセスネットワークノード211a、211b、212a、212bのうちの少なくとも1つを除外する。
このアクションは、上記のアクション402に関する。
アクション503
ワイヤレス通信デバイス250は、第1のワイヤレス通信ネットワーク201において動作する複数の無線アクセスネットワークノード211a、211b、212a、212b、213a、213bから1つ以上の信号461、463を受信し得る。
このアクションは、上記のアクション403に関する。
アクション504
いくつかの実施形態において、ワイヤレス通信デバイス250は、受信される信号461、463に関連するメトリック及び/又は測定値をネットワークノード240へ報告する。測定値の報告は、上記のアクション502における、除外することに基づく。
このアクションは、上記のアクション404及び下記のアクション602に関する。
次に、図6のアクションについて簡潔に説明する。
アクション601
ネットワークノード240は、ワイヤレス通信デバイス250へ、第1のワイヤレス通信ネットワーク201において動作する無線アクセスネットワークノード211a、211b、212a、212bの、識別子450といった1つ以上の識別子を送信する。
このアクションは、上記のアクション401及び501に関する。
アクション602
ネットワークノード240は、ワイヤレス通信デバイス250により受信される1つ以上の信号461、463に関連する測定報告470を受信する。それら信号は、第1のワイヤレス通信ネットワーク201内の1つ以上の無線アクセスネットワークノードに関連する。測定報告470は、アクション401、501、及び601において送信される識別子450により識別される無線アクセスネットワークノード211a、211b、212a、212bのうちの少なくとも1つに関連する測定値を含まない。
このアクションは、上記のアクション404及び504に関する
上でブラックリストが定義され得る様々な方法が説明されている。適用されるものとされる、これらの方法のうちのどの1つ又はより多くが適用するものとされるかを選択する様々な手法が存在する。そのあり得る選択手法は、例えば、次を含む:
−実装に固有の基準、即ち実際のワイヤレス通信デバイスに固有の基準に基づいて、ワイヤレス通信デバイス250により選択される。これは、ワイヤレス通信デバイス250が最良の性能をもたらすことになると推定するWLANを選択すること、を含んでもよい。これは、信号強度/品質、負荷などといった複数のメトリックに基づいて推定されてもよい;
−例えば、仕様において特定されるルールに基づいて選択される;
−ネットワーク標識に基づいて選択される。例えば、ネットワークノード240がワイヤレス通信デバイス250に標識を提供してもよい。
上記の標識は、例えばWLAN向けの測定オブジェクト(例えば、MeasObjectWLAN)においてRRCでシグナリングされてもよい。
ブラックリストは、モビリティセット370に属するWLANとして定義されてもよい。その場合、モビリティセット370は、ワイヤレス通信デバイス250がそれらの間においてモビリティを実行し得るネットワークノードのセットであって、例えば、SSID、BSSID、HESSID、領域、PLMNといったWLAN識別子のセットにより識別されるネットワークノードのセットである。モビリティは、ワイヤレス通信デバイス250の実装に固有の、及び/又は、WLANにより制御される、モビリティ決定の仕組みに基づいてもよい。
ここで使用される“サービスしている(serving)”という表現は、ネットワークノード又はWLANが、ワイヤレス通信デバイス250に目下サービスしていることを意味し得る。この表現は、ワイヤレス通信デバイス250に間もなくサービスすることが計画されているWLAN、例えば、ワイヤレス通信デバイス250が接続されるWLAN、への言及であってもよい。これにより、ワイヤレス通信デバイス250は、例えば、ワイヤレス通信デバイス250が他のWLANへハンドオーバされたことに起因して、当該ワイヤレス通信デバイス250にサービスすることが意図されるWLANを除外することが可能とされる。
上で説明したように、ブラックリストは、WLANのセットであってもよく、それらはWLAN識別子のセットにより定義されてもよい。それらWLAN識別子は、SSID、BSSID、HESSID、領域、PLMNを含む、様々なタイプのものであり得る。WLANは、1つ以上の領域の一部であってもよく、及び/又は、1つ以上の領域へ接続されてもよい。領域(Realm)とは、ワイヤレス通信デバイス250の認証の対象であり得るドメインである。例えば、空港に位置するWLANを運用する第1の事業者は、第2の事業者と協定を結んで、第2の事業者の顧客、及びよって、当該顧客らのワイヤレス通信デバイスが、第1の事業者のWLANへ接続し得るようにするかもしれない。すると、第1の事業者のWLANは、第1の事業者の領域及び第2の事業者の領域の双方へ接続される。
留意すべきこととして、WLANは一般に、自身に関連付けられる複数の識別子を有する。例えば、WLAN APは、BSSID、SSID、HESSIDなどを有し得る。WLANは、ブラックリスト化されるWLAN識別子のうちの1つ以上に適合する場合に、ブラックリスト化されているWLANとして見なされてよい。例えば、いくつかの実施形態において、ブラックリストが{SSID=X,BSSID=A,BSSID=B}である場合、以下の通りである:
−SSID=Y、且つ、BSSID=AであるWLANは、ブラックリスト化されている。
−SSID=X、且つ、BSSID=CであるWLANは、ブラックリスト化されている。
−SSID=X、且つ、BSSID=BであるWLANは、ブラックリスト化されている。
−SSID=Y、且つ、BSSID=CであるWLANは、ブラックリスト化されていない。
測定報告のための方法は、ワイヤレス通信デバイス250により実行され得る。ワイヤレス通信デバイス250は、第1及び第2の無線アクセスネットワーク221、222における、無線アクセスネットワークノード211a、211b、212a、212bといった、1つ以上の無線アクセスネットワークノードを測定報告から除外するために、図7に描かれているモジュール群を含み得る。
それを行うために、ワイヤレス通信デバイス250は、測定報告のために構成される。上で言及したように、ここでの実施形態の文脈において、測定報告は、第1のワイヤレス通信ネットワーク201に関連付けられる測定値を第2のワイヤレス通信ネットワーク202において動作するネットワークノード240へ報告すること、を含む。
さらに上で言及したように、第1のワイヤレス通信ネットワーク201は第1のRATに従って動作し、第2のワイヤレス通信ネットワーク202は第2のRATに従って動作する。
ワイヤレス通信デバイス250は、ネットワークノード240から、第1のワイヤレス通信ネットワーク201において動作する1つ以上の無線アクセスネットワークノード211a、211b、212a、212bの識別子450を取得するように(例えば、そうするように構成される取得モジュール710という手段により)構成される。取得される識別子450は、第1のワイヤレス通信ネットワーク201におけるワイヤレス通信デバイス250のモビリティを、識別子450により識別される1つ以上の無線アクセスネットワークノード211a、211b、212a、212bへ制限する。
取得モジュール710は、少なくとも部分的に、ワイヤレス通信デバイス250内のプロセッサ780により実装されてもよい。よって、アクション501は、ワイヤレス通信デバイス250内の取得モジュール710といった手段により実行されてもよい。
ワイヤレス通信デバイス250は、第1のワイヤレス通信ネットワーク201におけるワイヤレス通信デバイス250のモビリティが制限される識別される無線アクセスネットワークノード211a、211b、212a、212bのうちの少なくとも1つをネットワークノード240への測定報告から除外するように(例えば、そうするように構成される判定モジュール720という手段により)さらに構成される。例えば、判定モジュール720は、識別される無線アクセスネットワークノード211a、211b、212a、212bのうちの少なくとも1つを除外すると判定し得る。
いくつかの実施形態において、ワイヤレス通信デバイス250は、識別される無線アクセスネットワークノード211a、211b、212a、212bのうちの少なくとも1つを、測定報告をトリガすることから除外する、ように構成される。
いくつかの実施形態において、ワイヤレス通信デバイス250は、識別される無線アクセスネットワークノード211a、211b、212a、212bのうちの少なくとも1つについての測定結果を、ネットワークノード240への測定報告470に含めることから除外する、ように構成される。
ワイヤレス通信デバイス250は、識別される無線アクセスネットワークノード211a、211b、212a、212bのサブセットを除外する、ように構成されてもよい。
判定モジュール720は、少なくとも部分的に、ワイヤレス通信デバイス250内のプロセッサ780により実装されてもよい。よって、アクション502は、ワイヤレス通信デバイス250内の判定モジュール720といった手段により実行されてもよい。
ワイヤレス通信デバイス250は、第1のワイヤレス通信ネットワーク201において動作する複数の無線アクセスネットワークノード211a、211b、212a、212b、213a、213bから信号461、463を受信する、ように(例えば、そうするように構成される受信モジュール730という手段により)構成されてもよい。
受信モジュール730は、少なくとも部分的に、ワイヤレス通信デバイス250内のプロセッサ780により実装されてもよい。よって、アクション503は、ワイヤレス通信デバイス250内の受信モジュール730といった手段により実行されてもよい。
いくつかの実施形態において、ワイヤレス通信デバイス250が複数の無線アクセスネットワークノード211a、211b、212a、212b、213a、213bから信号461、463を受信した場合、ワイヤレス通信デバイス250は、受信した信号461、463に関連するメトリック及び/又は測定値をネットワークノード240へ報告するように(例えば、そうするように構成される報告モジュール740という手段により)さらに構成される。ワイヤレス通信デバイス250は、第1のワイヤレス通信ネットワーク201におけるワイヤレス通信デバイス250のモビリティが制限される識別される無線アクセスネットワークノード211a、211b、212a、212bのうちの少なくとも1つの除外に基づいて、測定値を報告する、ように構成される。
報告モジュール740は、少なくとも部分的に、ワイヤレス通信デバイス250内のプロセッサ780により実装されてもよい。よって、アクション504は、ワイヤレス通信デバイス250内の報告モジュール740といった手段により実行されてもよい。
いくつかの実施形態において、ワイヤレス通信デバイス250は、ネットワークノード240への測定報告から除外されるべき、第1のワイヤレス通信ネットワーク201において動作するさらなる無線アクセスネットワークノード211a、211b、212a、212bの標識を取得するようにさらに(例えば、そうするように構成される取得モジュール710という手段により)構成される。
ワイヤレス通信デバイス250が、除外されるべきさらなる無線アクセスネットワークノード211a、211b、212a、212bの標識を取得した場合、ワイヤレス通信デバイス250は、この標識に基づいて、ネットワークノード240への測定報告から、さらなる無線アクセスネットワークノード211a、211b、212a、212bを除外するように(例えば、そうするように構成される判定モジュール720という手段により)さらに構成されてもよい。
ネットワークノード240は、ワイヤレス通信デバイス250が、第1及び第2の無線アクセスネットワーク221、222内の無線アクセスネットワークノード211a、211b、212a、212bといった、1つ以上の無線アクセスネットワークノードを測定報告から除外することを支援するために、上で言及し及び図8に描かれているモジュール群を含み得る。
アクション601は、ネットワークノード240内の送信モジュール810といった手段により実行されてもよい。送信モジュール810は、ネットワークノード240内のプロセッサ880により実装されてもよい。
アクション602は、ネットワークノード240内の受信モジュール820といった手段により実行されてもよい。
ここでの実施形態は、図7に描かれているワイヤレス通信デバイス250内のプロセッサ780及び図8に描かれているネットワークノード240内のプロセッサ880などの1つ以上のプロセッサを通じて、ここでの実施形態の機能及びアクションを実行するためのコンピュータプログラムコードと共に実装されてもよい。
上で言及したプログラムコードは、例えば、ワイヤレス通信デバイス250及びネットワークノード240内にロードされた場合にここでの実施形態を実行するためのコンピュータプログラムコード792及び892、を担持するデータキャリア791及び891の形式で、コンピュータプログラムプロダクトとして提供されてもよい。
1つのそのような担体は、CD ROMディスクの形式であってもよい。しかしながら、1つのこのようなキャリアは、メモリスティックといった他のデータ担体を用いて実現可能である。コンピュータプログラムコードは、サーバ上の純粋なプログラムコードとして提供され、ワイヤレス通信デバイス250及びネットワークノード240へダウンロードされてもよい。
よって、ワイヤレス通信デバイス250及びネットワークノード240のための、ここで説明した実施形態に係る方法は、コンピュータプログラムプロダクトという手段により実装されてもよく、当該コンピュータプログラムプロダクトは、少なくとも1つのプロセッサ上で実行された場合に、ワイヤレス通信デバイス250及びネットワークノード240により実行されるものとしてここで説明したアクションを当該少なくとも1つのプロセッサに遂行させる命令、即ち、ソフトウェアコード部分を含む。コンピュータプログラムプロダクトは、コンピュータ読取可能な記憶媒体上に記憶されてもよい。コンピュータ読取可能な記憶媒体は、コンピュータプログラムを記憶しており、少なくとも1つのプロセッサ上で実行された場合に、ワイヤレス通信デバイス250及びネットワークノード240により実行されるものとしてここで説明したアクションを当該少なくとも1つのプロセッサに遂行させる命令、を含み得る。いくつかの実施形態において、コンピュータ読取可能な記憶媒体は、非一時的なコンピュータ読取可能な記憶媒体であってもよい。
ワイヤレス通信デバイス250及びネットワークノード240の各々は、1つ以上のメモリユニットを含むメモリ790及び890をさらに含んでもよい。メモリ790及び890は、ワイヤレス通信デバイス250及びネットワークノード240において実行された場合にここでの方法を実行するための、AP及びWLANの識別子、無線アクセスネットワークノードからの信号の測定値、測定報告又はその一部、並びに、アプリケーションなどといった、取得される情報を記憶するために使用される、ように構成される。
上で言及したように、1つ以上のワイヤレス通信ネットワークの性能を改善することが、ここでの実施形態の目的である。
ここでのいくつかの第1の実施形態によれば、上記目的は、ワイヤレス通信デバイス250により実行される、測定報告手続のための方法によって達成される。
例えば、この方法は、測定報告から1つ以上の無線アクセスネットワークノードを除外するために使用される。測定報告からの除外は、当該1つ以上の無線アクセスネットワークノードを含むようなWLANについての報告をトリガしないことを含んでもよく、及び/又は、実際の測定報告にこのようなWLANについての結果を含めないことを含んでもよい。
ワイヤレス通信デバイス250は、第1のワイヤレス通信ネットワーク201及び第2のワイヤレス通信ネットワーク202において動作可能である。第1のワイヤレス通信ネットワーク201は第1のRATを使用する。第2のワイヤレス通信ネットワーク202は第2のRATを使用する。
ワイヤレス通信デバイス250は、無線アクセスネットワークノード211a、211b、212a、212bの1つ以上の識別子450を取得し得る。無線アクセスネットワークノード211a、211b、212a、212bの1つ以上の識別子450は、各々1つ以上の無線アクセスネットワークノードの1つの識別子であり得る。1つ以上の無線アクセスネットワークノード211a、211b、212a、212bは、第1のワイヤレス通信ネットワーク201において動作する。ワイヤレス通信デバイス250は、識別される1つ以上の無線アクセスネットワークノード211a、211b、212a、212b間においてモビリティを実行し得る。1つ以上の識別子450は、第2のワイヤレス通信ネットワーク202において動作するネットワークノード240から取得され得る。
ワイヤレス通信デバイス250は、取得される1つ以上の識別子450により識別される1つ以上の無線アクセスネットワークノード211a、211b、212a、212bのうちの1つ以上が第2のワイヤレス通信ネットワーク202において動作するネットワークノード240への測定報告から除外されるべきであると、さらに判定し得る。
ここでのいくつかの第2の実施形態によれば、上記目的は、ネットワークノード240により実行される、ワイヤレス通信デバイス250が測定報告手続を実行することを支援するための方法によって達成される。
例えば、この方法は、ワイヤレス通信デバイス250が、測定報告から1つ以上の無線アクセスネットワークノード211a、211b、212a、212bを除外することを支援するために使用される。ネットワークノード240は第2のワイヤレス通信ネットワーク202において動作する。ワイヤレス通信デバイス250は、第2のワイヤレス通信ネットワーク202において動作可能である。ワイヤレス通信デバイス250は、第1のワイヤレス通信ネットワーク201においてさらに動作可能である。第1のワイヤレス通信ネットワーク201は第1のRATを使用する。第2のワイヤレス通信ネットワーク202は第2のRATを使用する。
ネットワークノード240は、無線アクセスネットワークノード211a、211b、212a、212bの1つ以上の識別子450を送信し得る。無線アクセスネットワークノード211a、211b、212a、212bの1つ以上の識別子450は、各々1つ以上の無線アクセスネットワークノード211a、211b、212a、212bの1つの識別子であり得る。ワイヤレス通信デバイス250は、1つ以上の無線アクセスネットワークノード211a、211b、212a、212b間においてモビリティを実行し得る。
無線アクセスネットワークノード211a、211b、212a、212bの、送信される識別子450は、当該送信される識別子450により識別される無線アクセスネットワークノード211a、211b、212a、212bのうちの1つ以上がネットワークノード240への測定報告から除外されるべきであるという標識である。
ここでのいくつかの第3の実施形態によれば、上記目的は、上記の第1の実施形態に係る方法を実行する、ように構成されるワイヤレス通信デバイス250によって達成される。
ここでのいくつかの第4の実施形態によれば、上記目的は、第2の実施形態に係る方法を実行する、ように構成されるネットワークノード240によって達成される。
“含む/備える(comprise)”又は“含む/備える(comprising)”という語を使用する場合、この語は、非限定的なものとして、即ち、“から少なくともなる(consist at least of)”の意味として、解釈されるものとされる。
前述の説明及び関連付けられる図面に提示された教示の恩恵を受ける、開示された実施形態の変形例及び他の実施形態が、当業者には思い浮かぶであろう。したがって、理解されるべきこととして、それら実施形態は、開示される特定の実施形態に限定されるべきではなく、本開示のスコープの範囲内に変形例及び他の実施形態が含まれることが意図される。ここでは固有の用語が採用されているかもしれないが、それらは総称的及び記述的な意味合いでのみ使用されており、限定の目的では使用されていない。
したがって、そのスコープを上記の実施形態が限定するものと見なされるべきではなく、当該スコープは添付の特許請求の範囲により定義されている。
なお、ここでの実施形態を例示するために、本開示において3GPP LTE/SAE及びWi−Fiからの専門用語が使用されているものの、これはここでの実施形態のスコープを前述のネットワークのタイプのみに限定するものとして見られるべきではない。他のワイヤレスネットワークのタイプもまた、本開示の範囲内でカバーされるアイディアを活用することから恩恵を受け得る。
また、第1の無線アクセスネットワークノード及び第2の無線アクセスネットワークノードといった専門用語は、非限定的であると見なされるべきであり、これら二者間の何らの階層関係をも特に暗示するものではないことにも留意されたい。

Claims (21)

  1. ワイヤレス通信デバイス(250)により実行される、測定報告のための方法であって、前記測定報告は、第1のワイヤレス通信ネットワーク(201)に関連付けられる測定値を第2のワイヤレス通信ネットワーク(202)において動作するネットワークノード(240)へ報告すること、を含み、前記第1のワイヤレス通信ネットワーク(201)は第1の無線アクセス技術(RAT)に従って動作し、前記第2のワイヤレス通信ネットワーク(202)は第2のRATに従って動作し、前記方法は、
    前記ネットワークノード(240)から、前記第1のワイヤレス通信ネットワーク(201)において動作する1つ以上の無線アクセスネットワークノード(211a,211b,212a,212b)の識別子(450)を取得すること(401,501)であって、前記取得される前記識別子(450)により識別される前記1つ以上の無線アクセスネットワークノード(211a,211b,212a,212b)への、前記第1のワイヤレス通信ネットワーク(201)における前記ワイヤレス通信デバイス(250)のモビリティが許可される、取得することと、
    前記第1のワイヤレス通信ネットワーク(201)における前記ワイヤレス通信デバイス(250)の前記モビリティが許可される前記無線アクセスネットワークノード(211a,211b,212a,212b)を識別する前記識別子(450)のうちの少なくとも1つを含むブラックリストを識別又は判定することと、
    前記ネットワークノード(240)への測定報告において前記ブラックリストを適用して、前記測定報告から、前記ブラックリストに含まれる前記識別子により識別される前記無線アクセスネットワークノード(211a,211b,212a,212b)を除外すること(402,502)と、
    を含む方法。
  2. 測定報告から前記除外すること(402,502)は、前記識別される前記無線アクセスネットワークノード(211a,211b,212a,212b)のうちの少なくとも1つを、測定報告をトリガすることから除外すること、を含む、請求項1に記載の方法。
  3. 測定報告から前記除外すること(402,502)は、前記識別される前記無線アクセスネットワークノード(211a,211b,212a,212b)のうちの少なくとも1つについての測定結果を、前記ネットワークノード(240)への測定報告(470)に含めることから除外すること、を含む、請求項1〜2のいずれかに記載の方法。
  4. 前記除外すること(402,502)は、識別される前記無線アクセスネットワークノード(211a,211b,212a,212b)のサブセットを除外すること、を含む、請求項1〜3のいずれかに記載の方法。
  5. 前記第1のワイヤレス通信ネットワーク(201)において動作する複数の無線アクセスネットワークノード(211a,211b,212a,212b,213a,213b)から信号(461,463)を受信すること(403a,403b,503)と、
    受信される前記信号(461,463)に関連するメトリック及び/又は測定値を前記ネットワークノード(240)へ報告すること(404,504)と、前記測定値の前記報告は、前記除外すること(402,502)に基づくことと、
    をさらに含む、請求項1〜4のいずれかに記載の方法。
  6. 前記1つ以上の無線アクセスネットワークノード(211a,211b,212a,212b)の前記識別子(450)は、モビリティセット(370)内の1つ以上の無線アクセスネットワークノード(211a,211b,212a,212b)の識別子である、請求項1〜5のいずれかに記載の方法。
  7. 前記1つ以上の無線アクセスネットワークノード(211a,211b,212a,212b)の前記識別子(450)は、
    −SSID(Service Set Identifiers)、
    −HESSID(Homogeneous Extended Service Set Identifiers)、
    −BSSID(Basic Service Set Identifiers)、
    −領域(Realm)、及び
    −PLMN(Public Land Mobile Network)、
    のうちの1つ以上である、請求項1〜6のいずれかに記載の方法。
  8. 前記第1のワイヤレス通信ネットワーク(201)は、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)であり、前記第2のワイヤレス通信ネットワーク(202)は、LTE(Long Term Evolution)ネットワーク及びUMTS(Universal Mobile Telecommunications System)ネットワークのいずれかといった3GPPネットワークである、
    請求項1〜7のいずれかに記載の方法。
  9. 前記1つ以上の無線アクセスネットワークノード(211a,211b,212a,212b)の前記識別子(450)は、無線リソース制御(RRC)シグナリングを通じて前記ネットワークノード(240)から取得される、請求項1〜8のいずれかに記載の方法。
  10. 前記ネットワークノード(240)への測定報告から除外されるべき、前記第1のワイヤレス通信ネットワーク(201)において動作するさらなる無線アクセスネットワークノード(211a,211b,212a,212b)の標識を取得すること(400)と、
    前記標識に基づいて、前記ネットワークノード(240)への測定報告から、前記さらなる無線アクセスネットワークノード(211a、211b、212a,212b)を除外すること(402,502)と、
    をさらに含む、請求項1〜9のいずれかに記載の方法。
  11. 測定報告のために構成されるワイヤレス通信デバイス(250)であって、前記測定報告は、第1のワイヤレス通信ネットワーク(201)に関連付けられる測定値を第2のワイヤレス通信ネットワーク(202)において動作するネットワークノード(240)へ報告すること、を含み、前記第1のワイヤレス通信ネットワーク(201)は第1の無線アクセス技術(RAT)に従って動作し、前記第2のワイヤレス通信ネットワーク(202)は第2のRATに従って動作し、前記ワイヤレス通信デバイス(250)は、
    前記ネットワークノード(240)から、前記第1のワイヤレス通信ネットワーク(201)において動作する1つ以上の無線アクセスネットワークノード(211a,211b,212a,212b)の識別子(450)を取得し、前記識別子(450)により識別される前記1つ以上の無線アクセスネットワークノード(211a,211b,212a,212b)への、前記第1のワイヤレス通信ネットワーク(201)における前記ワイヤレス通信デバイス(250)のモビリティは許可され、
    前記第1のワイヤレス通信ネットワーク(201)における前記ワイヤレス通信デバイス(250)の前記モビリティが許可される前記無線アクセスネットワークノード(211a,211b,212a,212b)を識別する前記識別子(450)のうちの少なくとも1つを含むブラックリストを識別又は判定し、
    前記ネットワークノード(240)への測定報告において前記ブラックリストを適用して、前記測定報告から、前記ブラックリストに含まれる前記識別子により識別される前記無線アクセスネットワークノード(211a,211b,212a,212b)を除外する、
    ようにさらに構成されるワイヤレス通信デバイス(250)。
  12. 前記ワイヤレス通信デバイス(250)は、前記識別される前記無線アクセスネットワークノード(211a,211b,212a,212b)のうちの少なくとも1つを、測定報告をトリガすることから除外する、ように構成される、請求項11に記載のワイヤレス通信デバイス(250)。
  13. 前記ワイヤレス通信デバイス(250)は、前記識別される前記無線アクセスネットワークノード(211a,211b,212a,212b)のうちの少なくとも1つについての測定結果を、前記ネットワークノード(240)への測定報告(470)に含めることから除外する、ように構成される、請求項11〜12のいずれかに記載のワイヤレス通信デバイス(250)。
  14. 前記ワイヤレス通信デバイス(250)は、識別される前記無線アクセスネットワークノード(211a,211b,212a,212b)のサブセットを除外する、ように構成される、請求項11〜13のいずれかに記載のワイヤレス通信デバイス(250)。
  15. 前記ワイヤレス通信デバイス(250)は、
    前記第1のワイヤレス通信ネットワーク(201)において動作する複数の無線アクセスネットワークノード(211a,211b,212a,212b,213a,213b)から信号(461,463)を受信し、
    受信される前記信号(461,463)に関連するメトリック及び/又は測定値を前記ネットワークノード(240)へ報告する、
    ようにさらに構成され、
    前記ワイヤレス通信デバイス(250)は、前記除外に基づいて、前記測定値を報告する、
    ように構成される、
    請求項11〜14のいずれかに記載のワイヤレス通信デバイス(250)。
  16. 前記1つ以上の無線アクセスネットワークノード(211a,211b,212a,212b)の前記識別子(450)は、モビリティセット(370)内の1つ以上の無線アクセスネットワークノード(211a,211b,212a,212b)の識別子である、請求項11〜15のいずれかに記載のワイヤレス通信デバイス(250)。
  17. 前記1つ以上の無線アクセスネットワークノード(211a,211b,212a,212b)の前記識別子(450)は、
    −SSID(Service Set Identifiers)、
    −HESSID(Homogeneous Extended Service Set Identifiers)、
    −BSSID(Basic Service Set Identifiers)、
    −領域(Realm)、及び
    −PLMN(Public Land Mobile Network)、
    のうちの1つ以上である、請求項11〜16のいずれかに記載のワイヤレス通信デバイス(250)。
  18. 前記第1のワイヤレス通信ネットワーク(201)は、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)であり、前記第2のワイヤレス通信ネットワーク(202)は、LTE(Long Term Evolution)ネットワーク及びUMTS(Universal Mobile Telecommunications System)ネットワークのいずれかといった3GPPネットワークである、
    請求項11〜17のいずれかに記載のワイヤレス通信デバイス(250)。
  19. 前記1つ以上の無線アクセスネットワークノード(211a,211b,212a,212b)の前記識別子(450)は、無線リソース制御(RRC)シグナリングを通じて前記ネットワークノード(240)から取得される、請求項11〜18のいずれかに記載のワイヤレス通信デバイス(250)。
  20. 前記ネットワークノード(240)への測定報告から除外されるべき、前記第1のワイヤレス通信ネットワーク(201)において動作するさらなる無線アクセスネットワークノード(211a,211b,212a,212b)の標識を取得し、
    前記標識に基づいて、前記ネットワークノード(240)への測定報告から、前記さらなる無線アクセスネットワークノード(211a,211b,212a,212b)を除外する、
    ようにさらに構成される、請求項11〜19のいずれかに記載のワイヤレス通信デバイス(250)。
  21. プロセッサ(780)において実行されると、請求項1〜10のいずれかの前記方法を前記プロセッサ(780)に行わせるソフトウェア命令、を含むコンピュータプログラム。
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