JP6718549B2 - 減衰する留保分を使用して取引注文を管理するシステムおよび方法 - Google Patents

減衰する留保分を使用して取引注文を管理するシステムおよび方法 Download PDF

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Description

本発明は一般に、電子取引に関し、より詳細には、減衰する留保分を使用して取引注文を管理するシステムおよび方法に関する。
近年、電子取引システムが、商品、サービス、金融商品、およびコモディティ等の多種多様なアイテムの取引に広く受け入れられてきた。例えば、株、債権、通貨、先物契約、石油、および金等の金融商品およびコモディティの取引に役立つ電子取引システムが生み出された。
これら電子取引システムの多くは、ビッドおよびオファーが受け身側によりシステムに提出され、次に、行動側によりビッドおよびオファーがヒットまたはリフト(またはテイク)されるビッド/オファープロセスを使用する。例えば、受け身側の取引相手は、特定の取引製品を購入する「ビッド」を提出し得る。そのようなビッドを受けて、行動側の取引相手は「ヒット」を提出して、取引製品を第1の取引相手に所与の価格で販売する意思があることを示し得る。あるいは、受け身側の取引相手が、特定の製品を所与の価格で販売する「オファー」を提出し、行動側の取引相手は、そのオファーを受けて、「リフト(または「テイク」)」を提出して、受け身側の取引相手から所与の価格で取引製品を購入する意思を示し得る。
本発明により、従来技術による電子取引システムに関連する欠点および問題が実質的に低減または解消された。
いくつかの実施形態では、システムは、特定の数量の取引製品の取引注文を記憶するように動作可能なメモリを備え、特定の数量のうちの第1の部分は表示数量であり、特定の数量のうちの第2の部分は留保数量である。このシステムは、メモリに通信可能に結合され、かつ表示数量を1つまたは複数の市場センタに対して公開するように動作可能なプロセッサをさらに備え、プロセッサはさらに、取引注文に関連付けられた減衰率を識別するように動作可能である。プロセッサはさらに、少なくとも部分的に識別された減衰率に基づいて留保数量を減衰させるように動作可能である。
本公開の様々な実施形態は、多くの利点からの恩恵を受け得る。1つまたは複数の実施形態が後述するいくつかまたはすべての利点から恩恵を受けてもよく、または恩恵を受けなくてもよいことに留意されたい。
一利点は、取引システムにより、取引者が、表示数量および留保数量を含む取引注文を提出可能なことであり得る。取引システムは、留保数量の公開を阻止しながら、表示数量を複数の市場センタに対して公開し得る。いくつかの実施形態では、取引システムは、取引注文の留保数量を時間の経過に伴って減衰させる。それにより、取引システムは、市場の変動に関連する特定のリスクを低減し得る。特に、留保数量を減衰させることにより、取引システムは、取引者がもはや好まない価格を有する陳腐化した取引注文を露出させるという取引者のリスクを低減し得る。
別の利点は、取引注文の留保数量を減衰させることにより、取引システムはシステム効率を向上させ得る。特に、留保数量を有する取引注文は手出しされないため、取引システムは、そのような取引注文の留保数量を1つまたは複数の注文控帳から漸進的に削除し得る。そのような取引注文の部分を削除することにより、取引システム内のメモリおよび処理リソースを解放し得る。それにより、取引システムは、データスループットを向上させ、かつ/またはシステムリソースを節減し得る。
他の利点も、以下の図、説明、および特許請求の範囲から当業者には明らかになるであろう。
本発明およびその利点をより完全に理解するために、これより、添付図面と併せて解釈される以下の説明を参照する。
本発明による取引システムの一実施形態を示す。 特定の実施形態による留保数量を有する取引注文の減衰を示す。 特定の実施形態による留保数量を有する取引注文の減衰を示す。 特定の実施形態による留保数量を有する取引注文のフローチャートを示す。
図1は、取引システム10の一実施形態を示す。一般に、取引システム10は、クライアント20、ネットワーク30、および市場センタ40に通信可能に結合された取引プラットフォーム50を備える。取引プラットフォーム50は、取引者70から取引注文12を受信し処理し得る。いくつかの実施形態では、取引プラットフォーム50は、取引注文12の部分を、時間の経過に伴って減衰させ得る。それにより、取引プラットフォーム50は、市場の変動に関連する特定のリスクを低減し得る。特に、取引注文12の部分を減衰させることにより、取引プラットフォーム50は、好ましくなくなった価格を有する陳腐化した取引注文12を露出させるリスクを低減し得る。
所与の取引注文12は2つの部分、すなわち、「表示数量」および「留保数量」を含み得る。取引注文12を出す際に、取引者70は、取引注文12の全数量の一部分のみを他の取引者70に対して表示すべきであることを示し得る。他の取引者70に対して表示される取引部分12のこの部分は、「表示数量」と呼ばれる。取引注文12の残りの部分は「留保数量」と呼ばれる。取引注文12の部分を「留保数量」と指定することにより、取引者70は、他の取引者70に対して取引注文12の部分のみを表示しながら、大きな取引注文12を出すことができる。取引プラットフォーム50は、まず、その取引注文12の表示数量を満たし、次に、留保数量を使用してその取引注文12の表示数量を補充することにより、特定の取引注文12を増分的に満たし得る。
取引注文12は一般に、注文12aおよび反対注文12bを含む。注文12aおよび反対注文12bは、買い注文14および売り注文16であり得る。注文12aおよび反対注文12bは、例えば、売りと買い等の相補的な動作である。注文12aが買い注文14を指す場合、反対注文12bは売り注文16を指す。逆に、注文12aが売り注文16を指す場合、反対注文12bは買い注文14を指す。買い注文14は、特定の数量の特定の取引製品を買う要求(例えば、ビッド要求)である。売り注文16は、特定の数量の特定の取引製品を売る要求(例えば、オファー要求)である。特定の実施形態では、取引注文12は、取引製品のターゲット価格(例えば、ターゲットビッド価格またはターゲットオファー価格)を指定し得る。システム10は、取引製品として普通株を使用して以下に例示されるが、取引注文12の基本をなす取引製品は、任意の商品、サービス、金融商品、コモディティ等を含み得る。金融商品の例としては、株、債権、および先物契約が挙げられるが、これらに限定されない。
クライアント20は、取引者70から取引注文12を受信し、取引注文12を取引プラットフォーム50および/または市場センタ40に送信するように動作可能である。クライアント20は、取引者70が取引プラットフォーム50等の取引システム10の1つまたは複数の要素にアクセスするために使用し得る任意の適したローカルまたはリモートエンドユーザ装置を含む。特定のクライアント20は、コンピュータ、ワークステーション、電話、インターネットブラウザ、電子手帳、個人情報端末(PDA)、ページャ、あるいは情報の受信、処理、記憶、および/またはシステム10の他の構成要素との情報の通信が可能な他の任意の適した装置(無線または他)、構成要素、または要素を含み得る。クライアント20は、特定の構成および配置に従ったディスプレイ、マイクロホン、キーパッド、キーボード、タッチスクリーン、または他の任意の適した端末機器等の任意の適したユーザインタフェースも含み得る。取引プラットフォーム50に通信可能に接続された任意の数のクライアント20があり得ることが理解されるであろう。さらに、取引プラットフォーム50を使用せずに市場センタ40に通信可能に接続された任意の数のクライアント20もあり得る。
クライアント20は、本明細書では、「取引者」70により使用されるものとして説明されるが、用語「取引者」が、本人の代理として行動するエージェント、本人、個人、法的エンティティ(企業等)、またはシステム10内の取引注文12を出し、かつ/または応答することが可能な任意の機械もしくは機構に関わりなく、取引システム10の任意のユーザに広く適用されることを意味することを理解されたい。
特定の実施形態によれば、取引者70はマーケットメーカを含み得る。マーケットメーカは、同じ商品に対するビッド取引注文12およびオファー取引注文12のいずれか一方または両方を同時に提出し、かつ/または保持する任意の個人または会社を含み得る。例えば、マーケットメーカは、時価での証券の買い/売りを行う準備ができ、そうする意思を有し、かつそうすることが可能なことにより、所与の証券の画定ビッド価格および/またはオファー価格を保持する仲介者または銀行等の個人または会社を含み得る。マーケットメーカは一般に、特定数の特定の証券に対するビッド価格および/またはオファー価格を表示し、これら価格が満たされる場合、即座に買い、かつ/または各自の口座から売る。特定の実施形態によれば、1つの取引注文12は、潜在的に異なる価格で幾人かのマーケットメーカにより満たされ得る。
ネットワーク30は、データまたは情報をクライアント20と取引プラットフォーム50および/または市場センタ40との間で交換するように動作可能な通信プラットフォームである。特定の実施形態によれば、特定のネットワーク30は、取引情報およびトランザクション情報を取引プラットフォーム50および/または市場センタ40に伝達する能力をクライアント20に提供するインターネットアーキテクチャを表し得る。特定の実施形態によれば、ネットワーク30は、従来型音声電話システム(POTS)を含み、取引者70はこれを使用して同じ動作および機能を実行し得る。トランザクションは、取引プラットフォーム50に関連するブローカにより支援されてもよく、または電話もしくは他の適した電子装置に手動で入力されて、トランザクションの実行を要求してもよい。特定の実施形態では、ネットワーク30は、システム10内の任意の2つのノード間の通信インタフェースまたは通信交換を提供する任意のパケットデータネットワーク(PDN)であり得る。ネットワーク30は、ローカルエリアネットワーク(LAN)、都市圏ネットワーク(MAN)、広域ネットワーク(WAN)、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)、仮想私設ネットワーク(VPN)、イントラネット、またはクライアント20と取引プラットフォーム50および/または市場センタ40との間の通信に役立つ他の任意の適切なアーキテクチャもしくはシステムの任意の組み合わせを含み得る。
市場センタ40は、取引所、電子証券取引ネットワーク(ECN)、代替取引システム(ATS)、マーケットメーカ、または他の任意の適した市場参加者を含むすべての様式の注文実行会場を含む。各市場センタ40は、市場センタ価格とも呼ばれる市場価格での取引製品の買いまたは売りを行う準備ができ、そうする意思を有し、かつそうすることが可能なことにより、所与の取引製品のビッド価格およびオファー価格を保持する。異なる市場センタ40は、特定の取引製品に異なる市場センタ価格を提供し得る。例えば、特定の市場センタ40は、特定の取引製品に特定のビッド価格および/またはオファー価格を提供し得る一方で、別の市場メーカ40は同じ取引製品に異なるビッド価格および/またはオファー価格を提供し得る。特定の市場センタ40は、特定の時間長を超える期間にわたってその市場センタ40の注文控帳内に残っている取引注文12の実行にトランザクションコストを課し得る。異なる市場センタ40は、取引注文12の様々な詳細の公開に関して異なるポリシーを有し得る。例えば、「協同」市場センタと呼ばれる特定の市場センタ40は、取引注文12の表示数量および留保数量の両方を取引プラットフォーム50に公開し得る。「非協同」市場センタと呼ばれる他の市場センタ40は、取引注文12の表示数量のみを取引プラットフォーム50に公開し得る。
取引プラットフォーム50は、取引注文12のルーティング、マッチング、およびその他の処理に役立つ取引アーキテクチャである。取引プラットフォーム50は、取引注文12をルーティング、割り振り、マッチング、処理、または満たそうとする任意の人物、ビジネス、またはエンティティの管理センタまたは本部オフィスを含み得る。したがって、取引プラットフォーム50は、取引官許を管理または監督する行政機関または監督エンティティの動作および機能を達成するために利用または実施し得るハードウェア、ソフトウェア、人員、装置、構成要素、要素、または物体任意の適した組み合わせを含み得る。特定の実施形態では、取引プラットフォーム50は、クライアントインタフェース52、市場インタフェース54、プロセッサ56、およびメモリモジュール60を備える。
取引プラットフォーム50のクライアントインタフェース52は、ネットワーク30に通信可能に結合され、クライアント20と取引プラットフォーム50の様々な構成要素との通信をサポートする。特定の実施形態によれば、クライアントインタフェース52は、ネットワーク30を介してクライアント20により通信された取引注文12を受信するトランザクションサーバを備える。
市場インタフェース54は、市場センタ40に通信可能に接続され、市場センタ40と取引プラットフォーム50の様々な構成要素との通信をサポートする。市場インタフェース54は、市場センタ40により通信される取引注文12を受信するトランザクションサーバを備え得る。市場インタフェース54は、取引プラットフォーム50に直接接続されたクライアント20から受信した取引注文12を市場センタ40に送信するように動作可能であり得る。
クライアントインタフェース52および市場インタフェース54は、プロセッサ56に通信可能に結合される。プロセッサ56は、取引注文12をメモリモジュール60に記録し、取引注文12を市場センタ40にルーティングするように動作可能である。プロセッサ56は、メモリモジュール60に記憶された論理62を実行して、クライアントインタフェース52および市場インタフェース54により受信した買い注文14と売り注文16とをマッチングするようにさらに動作可能である。さらに、プロセッサ56は、その取引注文12の留保数量を使用して、その取引注文12の表示数量を補充することにより、特定の取引注文12を増分的に満たすように動作可能である。いくつかの実施形態では、プロセッサ56は、取引注文12の留保数量を、時間の経過に伴って減衰させ得る。プロセッサ56は、1つまたは複数のモジュールで実施されて、説明されている機能または動作を提供するハードウェアおよびソフトウェアの任意の適した組み合わせを含み得る。
メモリモジュール60は、任意の適した構成のランダムアクセスメモリ(RAM)、読み取り専用メモリ(ROM)、磁気コンピュータディスク、CD−ROM、他の磁気もしくは光学記憶媒体、または1つもしくは複数のファイル、リスト、テーブル、もしくは取引注文12等の他の構成の情報を記憶する他の任意の揮発性もしくは不揮発性メモリ装置を含む。図1は、取引プラットフォーム50の内部にあるものとしてメモリモジュール60を示すが、メモリモジュール60が、特定の実施態様に応じて、取引システム10の構成要素の内部であってもよく、または外部であってもよいことを理解されたい。図1に示されるメモリモジュール60は、取引システム10内で使用される任意の適した構成のメモリ装置を達成するために、他のメモリ装置と別個であってもよく、または統合されてもよい。
特定の実施形態によれば、メモリモジュール60は、論理62および取引者プロフィール64を記憶する。論理62は一般に、取引注文12をルーティングし、マッチングし、処理し、または満たすソフトウェア命令を含む。プロセッサ56は、メモリモジュール60内の論理62を実行して、買い注文14と売り注文16とをマッチングし、それら買い注文14および売り注文16に関連付けられた取引者70の優先度を特定するように動作可能である。
メモリモジュール60は、各取引者70の各取引者プロフィール64を取引システム10に記憶し得る。特定の取引者70の取引者プロフィール64は、氏名、口座情報、取引の好み、取引履歴、および/または特定の取引者70に関連する他の適した情報を含み得る。いくつかの実施形態では、取引者プロフィール64は、1つまたは複数の減衰規則66を含む。プロセッサ56は、減衰規則66を実行して、取引注文12の留保数量を低減する率および/または頻度を決定し得る。減衰規則66は、時間の経過に伴って取引注文12の留保数量を減衰させるべき量を指定し得る。例えば、減衰規則66は、1分間に1000単位ずつ、取引注文12の留保数量を低減するようにプロセッサに命令し得る。時間の経過に伴う取引注文12の留保数量を低減することにより、プロセッサは、変動する市場で陳腐化した取引注文12を有することに関連するリスクを低減し得る。いくつかの実施形態では、特定の減衰規則66に減衰間隔68および減衰率72(図2に関連して後述する)を関連付け得る。
取引プラットフォーム50ならびに取引プラットフォーム50に関連付けられたインタフェース、プロセッサ、およびメモリ装置の内部構造は柔軟であり、取引プラットフォーム50の意図される動作を達成するために、容易に変更、変形、配置替え、または再構成可能なことを理解されたい。
動作に際して、取引プラットフォーム50は、クライアント20から取引注文12を受信するように動作可能である。取引注文12は、特定の数量の特定の取引製品(例えば、普通株、コモディティ、先物、通貨、債権等)に対する要求であり得る。いくつかの実施形態では、取引注文12は、特定の数量の一部分を表示数量と指定する。取引注文12は、特定の数量の取引注文12の別の部分を留保数量として指定し得る。取引プラットフォーム50は、取引注文12の表示数量を市場センタ40に対して公開し得る。いくつかの実施形態では、取引プラットフォーム50は、市場センタ40に対する取引注文12の留保数量の公開を阻止する。
取引注文12を受信すると、プロセッサ56は、メモリモジュール60内に記憶されている減衰規則66を識別し得る。減衰規則66は、時間の経過に伴って取引注文12の留保数量を低減するようにプロセッサ56に命令し得る。取引注文12の留保数量の低減は、取引注文12の部分を、メモリモジュール60内の1つまたは複数の注文控帳74から削除することを含み得る。いくつかの実施形態では、取引注文12の留保数量の低減は、少なくとも部分的に、減衰規則66に関連付けられた減衰率72に基づく。
図2は、特定の実施形態によれば、取引注文12の減衰を示す例を記載した表200である。この例では、メモリモジュール60は、取引注文12の留保数量を時間の経過に伴って減衰させる1つまたは複数の減衰規則66を記憶する。時間間隔が経過する都度、プロセッサ56は、構成可能な増分だけ、取引注文12の留保数量を低減し得る。留保数量が減衰する時間間隔は、減衰間隔68と呼ぶことができる。留保数量が減衰する率は、減衰率72と呼ぶことができる。例えば、減衰規則66は、取引プラットフォーム50が取引注文12を受信してから続けて1分が経過する都度、取引注文12の留保数量を500万単位分、低減することを指定し得る。この例では、減衰間隔68は1分であり、減衰率72は500万単位/分である。上記例は、1分の減衰間隔68を示すが、減衰間隔68が10秒、2分、10分、および/または任意の適した時間間隔であってもよいことを理解されたい。上記例は、500万単位/分の減衰率72を示すが、減衰率72が100単位/秒、100万単位/分、および/または任意の適した率であってもよいことを理解されたい。
いくつかの実施形態では、プロセッサ56は、反対注文12bを使用して、注文12aの表示数量を満たすと、注文12aの表示数量を補充し得る。特に、プロセッサ56は、注文12aの留保数量の一部分を使用して、注文12aの表示数量を補充するように構成され得る。いくつかの実施形態では、注文12aの表示数量を満たし、補充することは、注文12aの留保数量の減衰とは独立して行われる。
表200内の例としての注文12aは、特定の実施形態を示す。この例では、取引プラットフォーム50は、取引注文12の留保数量を1分間に2000万単位分、低減する減衰規則66を含む。この例では、午前10:26:02に、取引プラットフォーム50は、ビッドAを取引者Aから受信する。ビッドAは、単位当たり2ドルの価格での100万単位の証券Xに対するビッドである。ビッドAに関連付けられた取引製品および価格のそれぞれは、列202および204に示される。ビッドAは、1000万単位の表示数量および9000万単位の留保数量を有する。ビッドAの表示数量および留保数量のそれぞれは、列206および208に示される。
ビッドAを受信すると、プロセッサ56は、ビッドAの表示数量(すなわち、1000万単位)を市場センタ40に対して公開する。午前10:26:34において、取引プラットフォーム50は、釣り合った反対注文12bであるオファーBを受信する。オファーBは、単位当たり2ドルでの1000万単位の証券Xに対するオファーである。オファーBを受信すると、プロセッサ56は、オファーBからの1000万単位を使用して、ビッドAの表示数量を満たす。次に、プロセッサ56は、ビッドAの留保数量からの1000万単位を使用して、ビッドAの表示数量を補充する。したがって、ビッドAの留保数量は8000万単位になる。
この例では、取引プラットフォーム50は、取引プラットフォーム50がビッドAを受信してから1分後の午前10:27:02より前に、釣り合ったいかなる他の反対注文12bも受信しない。減衰規則66に従って、午前10:27:02において、プロセッサ56は、ビッドAの留保数量を8000万単位から6000万単位に低減する。続けて1分が経過する都度、プロセッサ56は、減衰規則66に従ってビッドAの留保数量を低減し続ける。時間の経過に伴ってビッドAの留保数量を減衰させることにより、プロセッサ56は、市場の変動に関連する特定のリスクを低減し得る。特に、時間の経過に伴ってビッドAの留保数量を低減することにより、プロセッサ56は、取引者Aにとってもはや好ましくない価格を有する陳腐化した取引注文12を曝す取引者Aのリスクを低減し得る。
いくつかの実施形態では、取引プラットフォーム50は、異なる取引者70に異なる減衰規則66を含み得る。特に、メモリモジュール60は、各取引者70の各取引者プロフィール64を取引システム10に記憶し得る。特定の取引者70の取引者プロフィールは、その取引者70が構成可能な1つまたは複数の減衰規則66を含み得る。いくつかの実施形態では、特定の取引者プロフィール64は、第1の取引製品用の第1の減衰規則66を含み、第2の取引製品用の第2の減衰規則66を含み、以下同様であり得る。したがって、特定の取引者70は、第1の取引製品に対する取引注文12の留保数量を、第2の取引製品に対する取引注文12の留保数量とは異なる率で減衰させ得る。いくつかの実施形態では、取引注文12を受信すると、プロセッサ56は、取引注文12を提出した特定の取引者70を識別する。次に、プロセッサ56は、その特定の取引者70に関連付けられた取引者プロフィール64をメモリモジュール60内で識別し得る。次に、プロセッサ56は、適切な減衰規則66を識別された取引者プロフィール64から受信し得る。このようにして、プロセッサ56は、異なる減衰規則66を異なる取引者70に適用し得る。
いくつかの実施形態では、減衰規則66は、続く減衰間隔68よりも長いまたは短い初期減衰間隔68を指定し得る。例えば、特定の減衰規則66は、取引プラットフォーム50が取引注文12を受信してから5分後に、プロセッサ56が取引注文12の留保数量を減衰させ始めることを指定し得る。最初の5分間隔の後、特定の減衰規則66は、プロセッサ56が、続けて1分が経過する都度、留保数量を減衰させ続けることを指定し得る。
減衰規則66は、取引注文12の留保数量を低減する任意の適した式、表、アルゴリズム、および/または命令を含み得る。いくつかの実施形態では、減衰規則66は、可変減衰率72の式を含み得る。
図3は、特定の実施形態による、取引注文12の可変率の減衰を示す例を記載する表300である。この例では、減衰規則66は、「10T」の率で取引注文12の留保数量を減衰させるようにプロセッサ56に命令し得、ここで、「T」は、取引プラットフォーム50が取引注文12を受信してからの分数である。午前11:42:12において、取引プラットフォーム50は、100単位の証券Yに対するビッドAを受信する。ビッドAは、10単位の表示数量および90単位の留保数量を含む。ビットAに関連付けられた取引製品、表示数量、および留保数量のそれぞれは、列302、304、および306に示される。
この例では、プロセッサ56は、減衰規則66に従ってビッドAの留保数量を低減する。特に午前11:43:12において、プロセッサ56は、ビッドAの留保数量を10単位分(すなわち、10×1)、低減する。午前11:44:12において、プロセッサ56は、ビッドAの留保数量を20単位分(すなわち、10×2)、さらに低減する。続けて1分が経過する都度、プロセッサ56は、ビッドAの留保数量を、減衰規則66に従って量を増大させて、低減する。留保数量の減衰は、留保数量がなくなるまで続け得る。したがって、減衰規則66は、可変減衰率72を指定し得る。
上記例は、特定の式に関連付けられた減衰率72を示すが、減衰率66が、時間の経過に伴って取引注文12の留保数量を低減する任意の適した式、表、アルゴリズム、および/または命令を含み得ることを理解されたい。
図4は、特定の実施形態による取引注文12を管理するフローチャートを示す。この方法はステップ402において始まり、取引プラットフォーム50がクライアント20から注文12aを受信する。注文12aは、特定の数量の取引製品に対する注文であり得る。注文12aの特定の数量の一部分は、表示数量として指定し得る。注文12aの特定の数量の残りの部分は、留保数量として指定し得る。ステップ404において、取引プラットフォーム50は、注文12aの表示数量を市場センタ40に対して公開する。注文12aの表示数量の公開は、注文12aの表示数量に関するデータを市場センタ40に送信することを含み得る。
ステップ406において、プロセッサ56は、取引プラットフォーム50が、注文12aと釣り合った反対注文12bを受信したか否かを判断する。いくつかの実施形態では、反対注文12bが注文12aと釣り合うか否かの判断は、少なくとも部分的に、反対注文12bおよび注文12aが同じ製品、同じ価格、および/または交差する価格であるか否かに基づく。ステップ406において、プロセッサ56により、取引プラットフォーム50が注文12aと釣り合った反対注文12bを受信しなかったと判断された場合、方法はステップ414に進む。しかし、ステップ406において、プロセッサ56により、取引プラットフォーム50が注文12aと釣り合った反対注文12bを受信したと判断された場合、ステップ408において、プロセッサ56は反対注文12bを使用して、注文12aの表示数量を満たす。ステップ410において、プロセッサ56は、注文12aの留保数量がゼロを超えるか否かを判断する。ステップ410において、プロセッサ56により、注文12aの留保数量がゼロを超えないと判断される場合、方法は終了する。しかし、ステップ410において、プロセッサ56により、注文12aの留保数量がゼロを超えると判断される場合、ステップ412において、プロセッサ56は、注文12aの留保数量の一部分を使用して、注文12aの表示数量を補充する。次に、方法はステップ414に進む。
ステップ414において、プロセッサ56は、減衰規則66に関連付けられた減衰間隔68が経過したか否かを判断する。ステップ414において、プロセッサ56により、減衰間隔68が経過していないと判断される場合、方法はステップ406に戻る。しかし、ステップ414において、プロセッサ56により、減衰間隔68が経過したと判断される場合、ステップ416において、プロセッサ56は、注文12aの留保数量がゼロを超えるか否かを判断する。ステップ416において、プロセッサ56により、留保数量がゼロを超えないと判断される場合、方法はステップ406に戻る。しかし、ステップ416において、プロセッサ56により、留保数量がゼロを超えると判断される場合、ステップ418において、プロセッサ56は、注文12aの留保数量を、減衰規則66に従って構成可能な量、低減する。減衰規則66は、時間の経過に伴って注文12aの留保数量を低減する任意の適した式、表、アルゴリズム、および/または命令を含み得る。減衰規則66は、任意の適した長さの減衰間隔68を指定し、かつ/または任意の適した減衰率72を指定し得る。ステップ418において、プロセッサ56が注文12aの留保数量を低減した後、方法はステップ406に戻る。方法は、ステップ410において、プロセッサ56により、注文12aの留保数量がゼロを超えないと判断される場合に終了する。いくつかの実施形態では、方法は、注文12aの期限が切れ、かつ/または取引プラットフォーム50が注文12aに関連付けられたキャンセル注文を受信した場合にも終了し得る。
本発明をいくつかの実施形態で説明したが、当業者に無数の変更および変形が示唆され得、本発明が、添付される特許請求の範囲内にあるそのような変更および変形を包含することが意図される。
いくつかの態様を記載しておく。
〔態様1〕
特定の数量の取引製品の取引注文を記憶するように動作可能なメモリであって、
前記特定の数量のうちの第1の部分は表示数量であり、および
前記特定の数量のうちの第2の部分は留保数量である、
メモリと、
前記メモリに通信可能に結合されるプロセッサであって、
前記表示数量を1つまたは複数の市場センタに対して通信手段を介して公開すること、
前記取引注文に関連する、時間に基づく減衰率を、メモリに記憶されている減衰規則に従って減衰率識別手段によって識別すること、および
少なくとも部分的に前記識別された減衰率に基づいて、留保数量減衰手段によって前記留保数量を減衰させること
を行うように動作可能なプロセッサと
を備える、システム。
〔態様2〕
前記取引注文は第1の時刻に受信されたものであり、
前記減衰率には減衰数量および時間間隔が関連付けられており、および
少なくとも部分的に前記識別された減衰率に基づいて、前記留保数量を減衰させることは、
前記第1の時刻後に前記時間間隔が経過したことに応答して、前記留保数量から前記減衰数量を差し引くこと、および
相続く時間間隔が経過する都度、その経過に応答して、前記留保数量がなくなるまで減衰するように、前記減衰数量を前記留保数量から差し引くこと
を含む、態様1に記載のシステム。
〔態様3〕
前記減衰率には時間間隔が関連付けられており、および
前記減衰率は、相続く時間間隔が経過する都度、前記留保数量が、増大する率で漸減するような可変レートである、態様1に記載のシステム。
〔態様4〕
前記減衰率には時間間隔が関連付けられており、および
前記減衰率は、相続く時間間隔が経過する都度、前記留保数量が、減少する率で漸減するような可変レートである、態様1に記載のシステム。
〔態様5〕
前記プロセッサは、
前記取引製品の反対注文を受信手段を介して受信し、
注文を満たす手段によって前記反対注文の一部分を使用して前記取引注文の前記表示数量を満たし、および
補充手段によって、記憶されている留保数量および表示数量を更新することにより、前記取引注文の前記留保数量の一部分を使用して、前記取引注文の前記表示数量を補充するようにさらに動作可能である、態様1に記載のシステム。
〔態様6〕
前記取引注文の前記表示数量は、前記留保数量の前記減衰から独立して補充される、態様5に記載のシステム。
〔態様7〕
前記取引注文は第1の取引者からの注文であり、
前記プロセッサは、前記取引製品に対する第2の取引注文を受信手段を介して受信するようにさらに動作可能であり、
前記第2の取引注文は、第2の表示数量および第2の留保数量を含み、
前記第2の取引注文は、第2の取引者からの注文であり、および
前記プロセッサは、
前記第2の取引者に関連付けられた第2の減衰率を、メモリに記憶されている減衰規則に従って減衰率識別手段によって識別し、および
少なくとも部分的に前記第2の減衰率に基づいて、留保数量減衰手段によって前記第2の留保数量を減衰させる
ようにさらに動作可能である、態様1に記載のシステム。
〔態様8〕
前記減衰率は第1の減衰率であり、前記取引製品は第1の取引製品であり、および
前記メモリは、複数の減衰率を記憶するようにさらに動作可能であり、各減衰率には各取引製品が関連付けられる、態様1に記載のシステム。
〔態様9〕
前記プロセッサは、前記表示数量および前記留保数量をメモリ内の注文控帳に記録するようにさらに動作可能であり、および
少なくとも部分的に前記識別された減衰率に基づいて、前記留保数量を減衰させることは、
第1の時間間隔の経過に応答して、前記留保数量のうちの第1の部分を前記注文控帳から削除すること、および
第2の時間間隔の経過に応答して、前記留保数量のうちの第2の部分を前記注文控帳から削除すること
を含む、態様1に記載のシステム。
〔態様10〕
特定の数量の取引製品に対する取引注文を受信手段を介して受信することであって、
前記特定の数量のうちの第1の部分は表示数量であり、
前記特定の数量のうちの第2の部分は留保数量である、こと、
前記表示数量を1つまたは複数の市場センタに対して通信手段を介して公開すること、
前記取引注文に関連付けられた、時間に基づく減衰率を、メモリに記憶されている減衰規則に従って減衰率識別手段によって識別すること、および
少なくとも部分的に前記識別された減衰率に基づいて、留保数量減衰手段によって前記留保数量を減衰させること
を含む、方法。
〔態様11〕
前記取引注文は第1の時刻に受信されたものであり、
前記減衰率には減衰数量および時間間隔が関連付けられており、および
少なくとも部分的に前記識別された減衰率に基づいて、前記留保数量を減衰させることは、
前記第1の時刻後に前記時間間隔が経過したことに応答して、前記留保数量から前記減衰数量を差し引くこと、および
相続く時間間隔が経過する都度、その経過に応答して、前記留保数量がなくなるまで減衰するように、前記減衰数量を前記留保数量から差し引くこと
を含む、態様10に記載の方法。
〔態様12〕
前記減衰率には時間間隔が関連付けられており、および
前記減衰率は、相続く時間間隔が経過する都度、前記留保数量が、増大する率で漸減するような可変レートである、態様10に記載の方法。
〔態様13〕
前記減衰率には時間間隔が関連付けられており、および
前記減衰率は、相続く時間間隔が経過する都度、前記留保数量が、減少する率で漸減するような可変レートである、態様10に記載の方法。
〔態様14〕
前記取引製品の反対注文を受信手段を介して受信すること、
注文を満たす手段によって前記反対注文の一部分を使用して前記取引注文の前記表示数量を満たすこと、および
補充手段によって、記憶されている留保数量および表示数量を更新することにより、前記取引注文の前記留保数量の一部分を使用して、前記取引注文の前記表示数量を補充すること
をさらに含む、態様10に記載の方法。
〔態様15〕
前記取引注文の前記表示数量は、前記留保数量の前記減衰から独立して補充される、態様14に記載の方法。
〔態様16〕
前記取引注文は第1の取引者からの注文であり、および
前記方法は、前記取引製品に対する第2の取引注文を受信手段を介して受信することであって、
前記第2の取引注文は、第2の表示数量および第2の留保数量を含み、
前記第2の取引注文は第2の取引者からの注文である、こと、
前記第2の取引者に関連付けられた第2の減衰率を、メモリに記憶されている減衰規則に従って減衰率識別手段によって識別すること、および
少なくとも部分的に前記第2の減衰率に基づいて、留保数量減衰手段によって前記第2の留保数量を減衰させること
をさらに含む、態様10に記載の方法。
〔態様17〕
前記減衰率は第1の減衰率であり、前記取引製品は第1の取引製品であり、および
前記方法は、
複数の減衰率を記憶手段によって記憶することをさらに含み、各減衰率には各取引製品が関連付けられる、態様10に記載の方法。
〔態様18〕
前記表示数量および前記留保数量をメモリ内の注文控帳に記録すること
をさらに含み、
少なくとも部分的に前記識別された減衰率に基づいて、前記留保数量を減衰させることは、
第1の時間間隔の経過に応答して、削除手段によって、前記留保数量のうちの第1の部分を前記注文控帳から削除すること、および
第2の時間間隔の経過に応答して、削除手段によって、前記留保数量のうちの第2の部分を前記注文控帳から削除すること
を含む、態様10に記載の方法。
〔態様19〕
プロセッサにより実行されると、
特定の数量の取引製品の取引注文を受信することであって、
前記特定の数量のうちの第1の部分は表示数量であり、
前記特定の数量のうちの第2の部分は留保数量である、こと、
前記表示数量を1つまたは複数の市場センタに対して通信手段を介して公開すること、
前記取引注文に関連付けられた、時間に基づく減衰率を、メモリに記憶されている減衰規則に従って減衰率識別手段によって識別すること、および
少なくとも部分的に前記識別された減衰率に基づいて、留保数量減衰手段によって前記留保数量を減衰させること
を前記プロセッサに実行させるためのコンピュータ・プログラム。
〔態様20〕
前記取引注文は第1の時刻に受信されたものであり、
前記減衰率には減衰数量および時間間隔が関連付けられており、および
少なくとも部分的に前記識別された減衰率に基づいて、前記留保数量を減衰させることは、
前記第1の時刻後に前記時間間隔が経過したことに応答して、前記留保数量から前記減衰数量を差し引くこと、および
相続く時間間隔が経過する都度、その経過に応答して、前記留保数量がなくなるまで減衰するように、前記減衰数量を前記留保数量から差し引くこと
を含む、態様19に記載のコンピュータ・プログラム。

Claims (24)

  1. 装置であって、当該装置は、
    特定の数量の取引製品の取引注文を記憶するように動作可能なメモリであって、前記特定の数量の第1の部分が表示数量であり、前記特定の数量の第2の部分が留保数量である、メモリと、
    該メモリに通信可能に結合されたプロセッサと、を有しており、
    該プロセッサは、
    取引者から前記取引注文を受信し、
    前記メモリに記憶された減衰規則を識別することであって、該減衰規則は、前記取引者及び前記取引製品の少なくとも一方に関連付けられており、前記減衰規則は、減衰率、時間間隔、及び減衰数量の少なくとも2つを指定する、識別し、
    前記取引注文の前記表示数量を1つ又は複数の市場センタに公開し、
    別の特定の数量の前記取引製品の反対注文を受信し、
    該反対注文が前記取引注文と一致すると判断し、
    前記取引注文の前記表示数量を、前記別の特定の数量の前記反対注文の少なくとも一部で満たし、
    前記取引注文の前記留保数量がゼロよりも大きいと判断し、
    前記取引注文の前記表示数量を前記取引注文の前記留保数量の一部で補充することであって、前記表示数量を補充した後に、前記留保数量の残りの部分が残っている、補充し、
    前記取引注文の前記留保数量の残りの部分がゼロよりも大きいと判断し、且つ
    前記減衰規則に従って前記留保数量の残りの部分を減らすことであって、前記取引注文の前記表示数量の補充は、前記減衰規則に従って前記留保数量の残りの部分を減らすこととは独立して行われる、減らす、ように動作可能である、
    装置。
  2. 前記取引者から前記取引注文を受信することは、前記取引者から第1の時刻に前記取引注文を受信することを含み、
    前記プロセッサは、前記取引注文の前記留保数量の残りの部分がゼロよりも大きいと判断する前に、第1の時刻後に前記時間間隔が経過したと判断する、ようにさらに動作可能である、請求項1に記載の装置。
  3. 前記減衰規則は、少なくとも前記時間間隔及び前記減衰数量を指定し、
    前記減衰規則に従って前記留保数量の残りの部分を減らすことは、
    前記第1の時刻後に前記時間間隔が経過したと判断することに応じて、前記留保数量の残りの部分から前記減衰数量を差し引くことと、
    前記留保数量の残りの部分がゼロになるまでの連続する各時間間隔について、該連続する時間間隔の経過に応じて、前記留保数量の残りの部分から前記減衰数量を差し引くことと、を含む、請求項2に記載の装置。
  4. 前記減衰規則は、少なくとも前記減衰率及び前記時間間隔を指定し、前記減衰率は可変減衰率であり、
    前記減衰規則に従って前記留保数量の残りの部分を減らすことは、前記第1の時刻後に前記時間間隔が経過したと判断すると、前記留保数量の残りの部分を第1の数量だけ減らすことを含み、
    前記プロセッサは、
    前記可変減衰率を増大させ、
    前記時間間隔の後の連続する時間間隔が経過すると、前記留保数量の残りの部分を、前記第1の数量よりも大きい第2の数量だけ減らす、ようにさらに動作可能である、請求項2に記載の装置。
  5. 前記減衰規則は、少なくとも前記減衰率及び前記時間間隔を指定し、前記減衰率は、前記時間間隔が経過した後に連続する各時間間隔が経過すると、前記留保数量の残りの部分が減少率で減少するような可変減衰率である、請求項1に記載の装置。
  6. 前記プロセッサは、
    前記取引者から前記取引注文を受信すると、前記取引者を識別し、
    前記取引者に関連する取引者プロファイルを識別することであって、該取引者プロファイルは前記メモリに記憶される、識別する、ようにさらに動作可能であり、
    前記減衰規則を識別することは、前記メモリに記憶された前記取引者プロファイルから前記減衰規則を検索することであって、前記減衰規則は少なくとも前記取引者に関連付けられる、検索することを含む、請求項1に記載の装置。
  7. 前記プロセッサは、
    第2の取引者から、さらに別の特定の数量の前記取引製品の第2の取引注文を受信することであって、前記さらに別の特定の数量の前記取引製品は、第2の表示数量と第2の留保数量とを含む、受信し、
    前記メモリに記憶された第2の減衰規則を識別することであって、該第2の減衰規則は、少なくとも前記第2の取引者及び前記取引製品に関連付けられており、前記第2の減衰規則は、第2の減衰率と、第2の時間間隔及び第2の減衰数量の少なくとも1つとを指定する、識別し、且つ
    前記第2の減衰率に少なくとも部分的に基づいて、前記第2の取引注文の前記第2の留保数量を減衰させる、ようにさらに動作可能である、請求項1に記載の装置。
  8. 前記減衰規則は、少なくとも前記減衰率を指定し、
    前記減衰率は第1の減衰率であり、前記取引製品は、複数の取引製品のうちの第1の取引製品であり、
    前記メモリは、複数の減衰率を記憶するようにさらに動作可能であり、該複数の減衰率の各減衰率は、前記複数の取引製品のそれぞれの取引製品に関連付けられる、請求項1に記載の装置。
  9. 前記プロセッサは、前記取引注文の前記表示数量及び前記取引注文の前記留保数量を注文控帳に記録することを実行するようにさらに動作可能であり、
    前記減衰規則は、前記時間間隔、第2の時間間隔、及び前記減衰率を指定し、
    前記減衰規則に従って前記留保数量の残りの部分を減らすことは、
    前記時間間隔の経過に応じて、前記留保数量の第1の部分を前記注文控帳から削除することと、
    前記第2の時間間隔の経過に応じて、前記留保数量の第2の部分を前記注文控帳から削除することと、を含む、請求項1に記載の装置。
  10. 方法であって、当該方法は、
    コンピュータのプロセッサにより、取引者から取引注文を受信するステップであって、該取引注文は、特定の数量の取引製品に対するものであり、前記特定の数量の第1の部分が表示数量であり、前記特定の数量の第2の部分が留保数量である、受信するステップと、
    前記プロセッサにより、減衰規則を識別するステップであって、該減衰規則は前記取引者及び前記取引製品の少なくとも一方に関連付けられており、前記減衰規則は、減衰率、時間間隔、及び減衰数量の少なくとも2つを指定する、識別するステップと、
    前記プロセッサにより、前記取引注文の前記表示数量を1つ又は複数の市場センタに公開するステップと、
    前記プロセッサにより、別の特定の数量の前記取引製品の反対注文を受信するステップと、
    前記プロセッサにより、前記反対注文が前記取引注文と一致すると判断するステップと、
    前記プロセッサにより、前記取引注文の前記表示数量を、前記別の特定の数量の前記反対注文の少なくとも一部で満たすステップと、
    前記プロセッサにより、前記取引注文の前記留保数量がゼロよりも大きいと判断するステップと、
    前記プロセッサにより、前記取引注文の前記表示数量を前記取引注文の前記留保数量の一部で補充するステップであって、前記表示数量を補充した後に、前記留保数量の残りの部分が残っている、補充するステップと、
    前記プロセッサにより、前記取引注文の前記留保数量の残りの部分がゼロよりも大きいと判断するステップと、
    前記プロセッサにより、前記減衰規則に従って前記留保数量の残りの部分を減らすステップであって、前記取引注文の前記表示数量の補充は、前記減衰規則に従って前記留保数量の残りの部分を減らすこととは独立して行われる、減らすステップと、を含む、
    方法。
  11. 前記取引者から前記取引注文を受信するステップは、前記取引者から第1の時刻に前記取引注文を受信するステップを含み、
    当該方法は、前記プロセッサにより、前記取引注文の前記留保数量の残りの部分がゼロよりも大きいと判断する前に、前記第1の時刻後に前記時間間隔が経過したと判断するステップをさらに含む、請求項10に記載の方法。
  12. 前記減衰規則は、少なくとも前記時間間隔及び前記減衰数量を指定し、
    前記減衰規則に従って前記留保数量の残りの部分を減らすステップは、
    前記プロセッサにより、前記第1の時刻後に前記時間間隔が経過したと判断したことに応じて、前記留保数量の残りの部分から前記減衰数量を差し引くステップと、
    前記プロセッサにより、前記留保数量の残りの部分がゼロになるまでの連続する各時間間隔について、該連続する時間間隔の経過に応じて、前記留保数量の残りの部分から前記減衰数量を差し引くステップと、を含む、請求項11に記載の方法。
  13. 前記減衰規則は、少なくとも前記減衰率及び前記時間間隔を指定し、前記減衰率は可変減衰率であり、
    前記減衰規則に従って前記留保数量の残りの部分を減らすステップは、前記プロセッサにより、前記第1の時刻後に前記時間間隔が経過したと判断すると、前記留保数量の残りの部分を第1の数量だけ減らすステップを含み、
    当該方法は、
    前記プロセッサにより、前記可変減衰率を増大させるステップと、
    前記プロセッサにより、前記時間間隔の後の連続する時間間隔が経過すると、前記留保数量の残りの部分を、前記第1の数量よりも大きい第2の数量だけ減らすステップと、をさらに含む、請求項11に記載の方法。
  14. 前記減衰規則は、少なくとも前記減衰率及び前記時間間隔を指定し、前記減衰率は、前記時間間隔が経過した後に連続する各時間間隔が経過すると、前記留保数量の残りの部分が減少率で減少するような可変減衰率である、請求項10に記載の方法。
  15. 前記取引者から前記取引注文を受信すると、前記プロセッサにより、取引者を識別するステップと、
    前記プロセッサにより、前記取引者に関連する取引者プロファイルを識別するステップと、をさらに含み、
    前記減衰規則を識別するステップは、前記プロセッサにより、前記取引者プロファイルから前記減衰規則を検索するステップであって、該減衰規則は、少なくとも前記取引者に関連付けられる、検索するステップを含む、請求項10に記載の方法。
  16. 前記プロセッサにより、第2の取引者から、さらに別の特定の数量の前記取引製品の第2の取引注文を受信するステップであって、前記さらに別の特定の数量の取引製品は、第2の表示量と第2の留保数量とを含む、受信するステップと、
    前記プロセッサにより、第2の減衰規則を識別するステップであって、該第2の減衰規則は、前記第2の取引者及び前記取引製品に関連付けられ、前記第2の減衰規則は、第2の減衰率と、第2の時間間隔及び第2の減衰数量の少なくとも1つとを指定する、識別するステップと、
    前記プロセッサにより、前記第2の減衰率に少なくとも部分的に基づいて、前記取引注文の第2の留保数量を減衰させるステップと、をさらに含む、請求項10に記載の方法。
  17. 前記減衰規則は、少なくとも前記減衰率を指定し、
    前記減衰率は第1の減衰率であり、前記取引製品は、複数の取引製品のうちの第1の取引製品であり、
    当該方法は、前記プロセッサにより、複数の減衰率を記憶するステップであって、各減衰率は、前記複数の取引製品のそれぞれの取引製品に関連付けられる、記憶するステップをさらに含む、請求項10に記載の方法。
  18. 前記プロセッサにより、前記取引注文の前記表示数量及び前記取引注文の前記留保数量を注文控帳に記録するステップをさらに含み、
    前記減衰規則は、前記時間間隔、第2の時間間隔、及び前記減衰率を指定し、
    前記減衰規則に従って前記留保数量の残りの部分を減らすステップは、
    前記プロセッサにより、前記時間間隔の経過に応じて、前記留保数量の第1の部分を前記注文控帳から削除するステップと、
    前記第2の時間間隔の経過に応じて、前記留保数量の第2の部分を前記注文控帳から削除するステップと、を含む、請求項10に記載の方法。
  19. 有形媒体であるコンピュータ可読媒体であって、当該コンピュータ可読媒体は、ソフトウェア命令を記憶しており、該ソフトウェア命令がプロセッサにより実行されると、該プロセッサに、
    取引者から取引注文を受信することであって、該取引注文は、取引製品の特定の数量に対するものであり、前記特定の数量の第1の部分が表示数量であり、前記特定の数量の第2の部分が留保数量である、受信することと、
    減衰規則を識別することであって、該減衰規則は、前記取引者及び前記取引製品の少なくとも一方に関連付けられており、前記減衰規則は、減衰率、時間間隔、及び減衰数量の少なくとも2つを指定する、識別することと、
    前記取引注文の前記表示数量を1つ又は複数の市場センタに公開することと、
    別の特定の数量の前記取引製品の反対注文を受信することと、
    前記反対注文が前記取引注文と一致すると判断することと、
    前記取引注文の前記表示数量を、前記別の特定の数量の前記反対注文の少なくとも一部で満たすことと、
    前記取引注文の前記留保数量がゼロよりも大きいと判断することと、
    前記取引注文の前記表示数量を前記取引注文の前記留保数量の一部で補充することであって、前記表示数量を補充した後に、前記留保数量の残りの部分が残っている、補充することと、
    前記取引注文の前記留保数量の残りの部分がゼロよりも大きいと判断することと、
    前記減衰規則に従って前記留保数量の残りの部分を減らすことであって、前記取引注文の前記表示数量の補充は、前記減衰規則に従って前記留保数量の残りの部分を減らすこととは独立して行われる、減らすことと、を行わせる、
    コンピュータ可読媒体。
  20. 前記取引者から前記取引注文を受信することは、前記取引者から第1の時刻に前記取引注文を受信することを含み、
    前記ソフトウェア命令は、前記プロセッサにより実行されると、該プロセッサに、
    前記取引注文の前記留保数量の残りの部分がゼロよりも大きいと判断する前に、前記第1の時刻後に前記時間間隔が経過したと判断することを行わせる、請求項19に記載のコンピュータ可読媒体。
  21. 前記減衰規則は、少なくとも前記時間間隔及び前記減衰数量を指定し、
    前記減衰規則に従って前記留保数量の残りの部分を減らすことは、
    前記第1の時刻後に前記時間間隔が経過したと判断したことに応じて、前記留保数量の残りの部分から前記減衰数量を差し引くことと、
    前記留保数量の残りの部分がゼロになるまでの連続する各時間間隔について、該連続する時間間隔の経過に応じて、前記留保数量の残りの部分から前記減衰数量を差し引くことと、を含む、請求項20に記載のコンピュータ可読媒体。
  22. 前記ソフトウェア命令は、前記プロセッサにより実行されると、該プロセッサに、
    前記取引者から前記取引注文を受信すると、前記取引者を識別することと、
    前記取引者に関連する取引者プロファイルを識別することと、をさらに行わせ、
    前記減衰規則を識別することは、前記取引者プロファイルから前記減衰規則を検索することであって、該減衰規則は、少なくとも前記取引者に関連付けられる、検索すること含む、請求項19に記載のコンピュータ可読媒体。
  23. 装置であって、当該装置は、
    特定の数量の取引製品の取引注文を記憶するように動作可能なメモリであって、前記特定の数量の第1の部分が表示数量であり、前記特定の数量の第2の部分が留保数量である、メモリと、
    該メモリに通信可能に結合されたプロセッサと、を有しており、
    該プロセッサは、
    取引者から第1の時刻に前記取引注文を受信し、
    前記メモリに記憶された減衰規則を識別することであって、該減衰規則は、前記取引者及び前記取引製品の少なくとも一方に関連付けられており、前記減衰規則は、少なくとも減衰数量及び時間間隔を指定する、識別し、
    前記取引注文の前記表示数量を1つ又は複数の市場センタに公開し、
    別の特定の数量の前記取引製品の反対注文を受信し、
    前記反対注文が前記取引注文と一致すると判断し、
    前記取引注文の前記表示数量を、前記別の特定の数量の前記反対注文の少なくとも一部で満たし、
    前記取引注文の前記留保数量がゼロよりも大きいと判断し、
    前記取引注文の前記表示数量を前記取引注文の前記留保数量の一部で補充することであって、前記表示数量を補充した後に、前記留保数量の残りの部分が残っている、補充し、
    前記第1の時刻後に前記時間間隔が経過したと判断し、
    前記取引注文の前記留保数量の残りの部分がゼロよりも大きいと判断し、
    前記留保数量の残りの部分から前記減衰数量を差し引き、且つ
    前記留保数量の残りの部分がゼロになるまでの連続する各時間間隔について、該連続する時間間隔の経過に応じて、前記留保数量の残りの部分から前記減衰数量を差し引く、ように動作可能ある、
    装置。
  24. 装置であって、当該装置は、
    特定の数量の取引製品の取引注文を記憶するように動作可能なメモリであって、前記特定の数量の第1の部分が表示数量であり、前記特定の数量の第2の部分が留保数量である、メモリと、
    該メモリに通信可能に結合されたプロセッサと、を有しており、
    該プロセッサは、
    取引者から第1の時刻に前記取引注文を受信し、
    前記メモリに記憶された減衰規則を識別することであって、該減衰規則は、前記取引者及び前記取引製品の少なくとも一方に関連付けられており、前記減衰規則は、少なくとも減衰率及び時間間隔を指定する、識別し、
    前記取引注文の前記表示数量を1つ又は複数の市場センタに公開し、
    第1の時刻後に前記時間間隔が経過したと判断し、
    前記取引注文の前記留保数量がゼロよりも大きいと判断し、且つ
    前記取引注文の前記表示数量を変更せずに前記減衰率に従って前記留保数量を減らす、ように動作可能である、
    装置。

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