JP6717228B2 - 画像読取装置、画像読取方法及び画像形成装置 - Google Patents

画像読取装置、画像読取方法及び画像形成装置 Download PDF

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Description

本発明は、名刺の画像を読み取って管理するための画像読取装置、画像読取方法及び画像形成装置に関する。
画像の読み取りにおいて、原稿台に複数の原稿を裁置して、同時に複数の原稿の画像を読み取る場合がある。この場合、複数の原稿の傾きや重なりが問題となることがある。このような問題に対して、以下のような様々な技術が提案されている。特許文献1は、複数の原稿のエッジを検出し、各原稿の画像を切り出して傾きを揃える技術を提案している。特許文献2は、複数の原稿同士が重なり合っている場合、原稿領域として、一方の原稿領域を抽出しないようにする技術を提案している。特許文献3は、たとえば原稿の内部に写真等が配置されている場合においても、画像を解析することによって、その内部の写真を独立した対象物(1つの原稿)として抽出することなく、原稿が1枚である場合でも、原稿が複数枚である場合でも、適切な原稿領域を得る技術を提案している。
特開2002−010059号公報 特開2007−081458号公報 特開2010−035162号公報
しかし、従来は、原稿台に配置された複数の原稿が表す情報を有機的に結びつけて、情報を補完することについては検討されていなかった。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、原稿台を使用して一度に複数の原稿を読み取る際のユーザーの負担を軽減する技術を提供することを目的とする。
本発明は、名刺の画像を読み取って名刺データを生成する画像読取装置を提供する。前記画像読取装置は、複数の名刺を裁置可能な原稿台と、前記複数の名刺の画像を読み取る画像読取部と、前記読み取られた複数の名刺の画像を解析して、テキストデータを含む名刺データを生成するデータ解析部と、前記名刺データをデータベースとして管理する名刺データベース管理部とを備え、前記データ解析部は、前記管理されたデータベースを使用して、前記解析を実行する。
本発明は、画像形成装置を提供する。前記画像形成装置は、前記画像読取装置と、前記画像読取装置によって生成された画像データに基づいて印刷媒体上に画像を形成する画像形成部とを備える。
本発明は、名刺の画像を読み取って名刺データを生成する画像読取方法を提供する。前記画像読取方法は、複数の名刺を原稿台に裁置する裁置工程と、前記複数の名刺の画像を読み取る画像読取工程と、前記読み取られた複数の名刺の画像を解析して、テキストデータを含む名刺データを生成する画像解析工程と、前記名刺データをデータベースとして管理する名刺データベース管理工程とを備え、前記画像解析工程は、前記管理されたデータベースを使用して、前記解析を実行する。
本発明によれば、原稿台を使用して一度に複数の原稿を読み取る際のユーザーの負担を軽減する技術を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る名刺データ管理システムの機能構成を示すブロックダイアグラムである。 一実施形態に係る名刺読取処理の内容を示すフローチャートである。 一実施形態に係る名刺データ解析処理の内容を示すフローチャートである。 一実施形態に係る名刺読取処理の対象となる名刺の例を示す説明図である。 一実施形態に係る原稿台で複数の名刺の一面を同時に読み取る様子を示す説明図である。 一実施形態に係る仮データベースの内容(一面)を示す説明図である。 一実施形態に係る原稿台で複数の名刺の他の面を同時に読み取る様子を示す説明図である。 一実施形態に係る仮データベースの内容(他の面)を示す説明図である。
以下、本発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という)を、図面を参照して以下の順で説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る名刺データ管理システム10の機能構成を示すブロックダイアグラムである。名刺データ管理システム10は、複数のパーソナルコンピュータ200と、画像形成装置100とを備えている。名刺データ管理システム10は、画像形成装置100の作動モードの1つとして構成されている。すなわち、画像形成装置100が名刺読取モードに設定されると、複数のパーソナルコンピュータ200とともに名刺データ管理システム10として機能することになる。なお、パーソナルコンピュータ200は、本発明に必須の構成ではない。
画像形成装置100は、制御部110と、画像読取部120と、印刷媒体上に画像を形成する画像形成部130と、記憶部140と、通信インターフェース部150と、操作表示部160とを備えている。画像読取部120は、OCR処理部121と、データ解析部122と、画像処理部123とを備えている。複数のパーソナルコンピュータ200は、通信インターフェース部150を使用して画像形成装置100に接続されている。
制御部110は、RAMやROM等の主記憶手段、及びMPU(Micro Processing Unit)やCPU(Central Processing Unit)等の制御手段を備えている。また、制御部110は、各種I/O、USB(ユニバーサル・シリアル・バス)、バス、その他ハードウェア等のインターフェースに関連するコントローラ機能を備え、画像形成装置100全体を制御する。
記憶部140は、非一時的な記録媒体であるハードディスクドライブやフラッシュメモリー等からなる記憶装置で、制御部110やOCR処理部121、データ解析部122といった処理部が実行する処理の制御プログラムやデータを記憶する。記憶部140は、さらに、名刺データベース141と、辞書データベース142とを記憶している。
図2は、一実施形態に係る名刺読取処理の内容を示すフローチャートである。図3は、一実施形態に係る名刺データ解析処理の内容を示すフローチャートである。図4は、一実施形態に係る名刺読取処理の対象となる名刺の例(一部)を示す説明図である。図5は、一実施形態に係る原稿台で複数の名刺の一面を同時に読み取る様子を示す説明図である。この例では、4枚の名刺の表面CF1〜CF4(後述、図7参照)が同時に読み取られて、その表示事項がデータベース化される。
名刺C1,C2(図4参照)は、ABC株式会社という同一の会社の社員の名刺である。名刺C1,C2は、図4に示されるように、同一会社の名刺なので、同一レイアウトで構成されている。名刺C1,C2のレイアウトでは、表面に日本語の記載が配置され、裏面に英語の記載が配置されている。この場合、同一の会社の名刺については、同一位置に配置されている表示は、同一種類の情報を含んでいると推定して処理して処理の高速化を図ってもよい。
ステップS10では、ユーザーは、4枚の名刺C1〜C4を手作業によって、複数の原稿を裁置可能な原稿台170上に配置する。4枚の名刺C1〜C4は、手作業によって配置されているので、それぞれが少しずつ傾き、重なりも生じている(図5参照)。この例では、説明を分かり易くするために、A4サイズよりも小さな原稿台170に4枚の名刺が配置されているが、原稿台が小さくなって名刺の枚数が多くなると不意の重なりが発生しやすくなる。
ステップS20では、ユーザーは、操作表示部160を操作して画像形成装置100の作動モードを名刺読取モードに設定する。これにより、画像形成装置100は、名刺読取モードで以下の作動を行うことができる。操作表示部160の操作は、タッチパネルとして機能するディスプレイ161(図5参照)を利用して行われる。
ステップS30では、画像読取部120は、情報取得処理(スキャン処理)を実行する。情報取得処理は、操作表示部160のスタートボタン162を押すことによって行われる。情報取得処理では、傾斜し、一部が重なり合った4枚の名刺C1〜C4の表面CF1〜CF4の画像が同時にスキャンされる。スキャンされた4枚の名刺の表面CF1〜CF4の各画像は、OCR処理部121による文字認識処理の対象となる。OCR処理部121は、4枚の名刺の表面CF1〜CF4の画像(表面画像)それぞれについてテキストデータ(テキスト情報)を生成する。
ステップS40では、データ解析部122は、名刺の表面CF1〜CF4について仮データベース生成処理を実行する。仮データベース生成処理では、データ解析部122は、生成されたテキストデータ(テキスト情報)を解析して、4枚の名刺C1〜C4のそれぞれについてデータベースレコード01〜04を生成する。
図6は、一実施形態に係る仮データベースの内容(表面)を示す説明図である。仮データベースは、名刺から情報を取得する際に一時的に生成されるデータベースであり、名刺データベース141と同一のフィールドを有している。名刺データベース141は、名刺C1〜C4のそれぞれのレコードを有し、各名刺の属性情報を表すフィールドから構成されている。フィールドには、会社名と、部署と、氏名と、会社の所在地と、会社の郵便番号と、電話番号と、ファックス番号と、電子メールアドレスと、ウェブサイトのURLとが含まれている。
図7は、一実施形態に係る原稿台170で複数の名刺の他の面(裏面)を同時に読み取る様子を示す説明図である。ステップS50では、ユーザーは、4枚の名刺C1〜C4のそれぞれを手作業によって原稿台170上で裏返す。4枚の名刺C1〜C4は、手作業によって裏返されているので、それぞれが少しずつ傾いている点でステップS10と同じである(図4参照)。
しかしながら、4枚の名刺C1〜C4は、裏返されるだけなので、位置的には、移動が少なくなることが一般的である。すなわち、4枚の名刺C1〜C4の相対的な位置関係は、維持されつつ裏面CB1〜CB4の各画像のスキャンが可能な状態となりやすい。
ステップS60では、画像読取部120は、情報取得処理(スキャン処理)を実行する。情報取得処理では、傾斜した4枚の名刺C1〜C4の裏面CB1〜CB4の画像が同時にスキャンされる(図7参照)。OCR処理部121は、ステップS30と同様に、4枚の名刺の裏面CB1〜CB4の画像(裏面画像)それぞれについてテキストデータを生成する。
ステップS70では、データ解析部122は、名刺データ解析処理を行う。ステップS71(図3参照)では、データ解析部122は、名刺の表面CF1〜CF4と名刺の裏面CB1〜CB4との間の紐付け処理を実行する。紐付け処理では、データ解析部122は、名刺の表面CF1〜CF4と名刺の裏面CB1〜CB4とに共通かつ名刺毎に固有の情報として、この例では、電子メールアドレスの情報を使用して紐付けることができる。
紐付け処理においては、4枚の名刺C1〜C4を裏返す際にその相対的な位置関係が維持されることを利用して、4枚の名刺の表面CF1〜CF4には、それぞれ近い位置に配置されている4枚の名刺の裏面CB1〜CB4が対応するものとして推定して処理することができる。これにより、データ解析部122は、多数の名刺を処理する場合においても迅速な処理を実現することができる。
具体的には、データ解析部122は、図4に示されるように、名刺の表面CF1に表示されている電子メールアドレス(E-mail:tarou.yamada@abc.com)と、名刺の裏面CB1に表示されている電子メールアドレス(E-mail:tarou.yamada@abc.com)とが同一であることを利用して、名刺の表面CF1と名刺の裏面CB1とを紐づける。
これにより、データ解析部122は、名刺の表面CF1について作成されたデータベースレコード01の会社名(日本語)と、部署(日本語)と、氏名(日本語)と、会社の所在地(日本語)とに名刺の裏面CB1について作成されたテキストデータ(英語)を登録することができる。同様に、データ解析部122は、名刺の表面CF2,CF3について作成されたデータベースレコード02,03の会社名(日本語)と、部署(日本語)と、氏名(日本語)と、会社の所在地(日本語)とに名刺の裏面CB2,CB3について作成されたテキストデータ(英語)を登録することができる。
図8は、一実施形態に係る仮データベースの内容(他の面)を示す説明図である。仮データベース(名刺データベース141とフィールド同一)は、フィールドとして、さらに、会社名(英語)と、部署(英語)と、氏名(英語)と、会社の所在地(英語)とが含まれている。すなわち、各データベースレコード01〜04は、会社名(日本語)と、部署(日本語)と、氏名(日本語)と、会社の所在地(日本語)と、会社の郵便番号と、電話番号と、ファックス番号と、電子メールアドレスと、ウェブサイトのURL(図6参照)と、会社名(英語)と、部署(英語)と、氏名(英語)と、会社の所在地(英語)と(図8参照)を有している。
データ解析部122は、さらに、白紙としての名刺の裏面CB4の検出と、他の3枚の紐付け状態の確認とに基づいて、名刺の裏面CB4が白紙であることを特定することができる。データ解析部122は、データベースレコード04の各フィールドに適用対象外であることを表すN/Aのテキストを登録する。これにより、名刺データベース141の仮データベースレコード04には、名刺の裏面CB4が処理済みであることが登録される。
ステップS72では、データ解析部122は、整合性確認処理を実行する。整合性確認処理は、名刺の表面CF1〜CF4の記載と名刺の裏面CB1〜CB4との間の情報の整合性を確認する処理である。データ解析部122は、機械翻訳処理を実行し、名刺の表面CF1〜CF4の和文の記載を英訳する一方、名刺の裏面CB1〜CB4の記載を和訳する。
具体的には、たとえば名刺の表面CF1に表示されているABC株式会社は、英語表記として、「ABC Co., Ltd. (Company Limited)」、「ABC Inc. (Incorporated)」、「ABC Corp. (Corporation)」又は「ABC Ltd. (Limited)」等が可能である。これに対し、名刺の裏面CB1には、「ABC Corp.」が表示されている。
データ解析部122は、名刺の裏面CB1に表示されている「ABC Corp.」と、名刺の表面CF1に表示されているABC株式会社の翻訳の1つの一致を検出し、整合性を確認することができる。データ解析部122は、ABC株式会社と「ABC Corp.」のペアを辞書データベース142に登録する。データ解析部122は、さらに、名刺の裏面CB1に表示されている会社の所在地(英語)と、名刺の表面CF1に表示されている会社の所在地のペア(対)を辞書データベース142に登録する。
データ解析部122は、名刺の表面CF2の整合性確認を名刺の表面CF1の整合性確認の次に実行する際には、機械翻訳において辞書データベース142を使用するので、効率的な処理を実現することができる。このように、名刺の表面と裏面には、言語が相違し、内容が同一のデータも含まれているので、これを推定に有効利用することができる。
ステップS73では、データ解析部122は、データ欠落確認処理を実行する。データ欠落確認処理とは、名刺C1〜C4の重なりや裏返し忘れに起因して、名刺データベース141の登録に必要な情報が欠落しているか否かを確認する処理である。
具体的には、たとえば図7の名刺の表面CF2のように、名刺C1と重なることによって、その一部が隠されている場合には、一部のデータが欠落することになる。この例では、ABC株式会社の所在地の一部(大の文字)が隠されている。データ欠落が検出された場合には、処理がステップS75に進められ、データ欠落が検出されなかった場合には、処理がステップS76に進められる(ステップS74)。
ステップS75では、データ解析部122は、データ補完処理を実行する。データ補完処理は、欠落したデータを他のデータを利用して補完する処理である。具体的には、データ解析部122は、ABC株式会社の所在地(英語)と辞書データベース142とを使用して、名刺の表面CF2に表示されている住所表示を再現することができる。データ解析部122は、さらに、「大阪市中央区銀座1丁目2番3号」のうち欠落していない「阪市中央区銀座1丁目2番3号」との一致を確認してデータの再現の正しさを検証することができる。
図7の名刺の表面CF2の例では、さらに、「Tel:06-1234-5678 Fax:06-1234-5679」において、「Te」の部分が名刺C1によって隠されている。データ解析部122は、大阪市中央区銀座1丁目2番3号という住所から「06-1234」が電話番号の局番であって、「Fax:06-1234-5679」が示されている点を利用し、「06-1234-5678」が電話番号であることを特定することができる。
ステップS76では、データ解析部122は、4枚の名刺の裏面CB1〜CB4について仮データベース登録処理を実行する。データ解析部122は、ステップS40で生成された仮データベースのデータベースレコード01〜04のそれぞれに、4枚の名刺の裏面CB1〜CB4で取得されたテキスト情報又は白紙である旨(N/A)を各フィールドに登録する。
ステップS80(図2参照)では、データ解析部122は、データベース登録処理を実行する。データベース登録処理は、仮データベースとして生成された4枚の名刺のデータベースを名刺データベース141に登録する処理である。
データ解析部122は、名刺データベース141への登録に際し、推定したデータに関しては、操作表示部160に表示して、ユーザーの確認を得て登録するようにしてもよい。なお、本実施形態では、データ補完処理における確認作業は、複数のパーソナルコンピュータ200から画像読取装置100にアクセスして行うことも可能である。
操作表示部160は、さらに、補完ができなかった場合や検証ができず推定の信頼性が低いと決定された場合には、その旨を操作表示部160に表示して、ユーザーに重なりが発生している名刺を知らせて、「『○○会社の××氏』の名刺に重なりがあるようです。移動して、再読取することをお勧め致します。」といったようなガイダンス表示を行うようにしてもよい。さらに、名刺の裏返し忘れについてもガイダンス表示を行うようにしてもよい。
このように、一実施形態に係る名刺データ管理システム10は、名刺に表されている情報の相互の関連性や法則性を利用して欠落した情報を補完することができる。これにより、名刺データ管理システム10は、仮に多数の名刺が原稿台170上に乱雑に配置され、重なりが発生して一部に読み取りができない情報が発生しても適切な推定によって正確な情報を特定することができる。
本発明は、上記各実施形態だけでなく、以下のような変形例でも実施することができる。
変形例1:上記各実施形態では、表面の画像データを読み取った後に、裏面の画像データを読み取っているが、逆の順序にしても同様に処理することができる。
変形例2:上記各実施形態では、4枚の名刺の名刺データベースへの登録に際し、4枚の名刺の情報のみを使用して、データの補完を行っているが、辞書データベース142に登録されている辞書の利用のみならず、既に登録されているデータベースを参照して推定するように構成しても良い。
具体的には、たとえばABC株式会社の情報に関して、名刺C1の情報が他のユーザーによって名刺データベース141に既に登録されている場合において、名刺C2の情報に欠落があったときに、名刺C1の情報を名刺データベース141で検索して利用してもよい。本発明は、データベースとして、仮データベースと名刺データベースの少なくとも一方を使用するものであればよい。
変形例3:上記各実施形態では、名刺データベースへの複数の名刺の情報の登録に際し、裏表の双方に情報が表されている名刺についてデータの補完が行われているが、会社所在地と郵便番号のような相補的な情報を利用して、表面のみの1枚の名刺に対してデータの補完を実現するように構成してもよい。このような場合には、外部データベースを利用するようにしてもよい。
変形例4:上記各実施形態では、電子メールアドレスを使用して名刺の表面の情報と裏面の情報の紐付け処理を行っているが、必ずしも電子メールアドレスを使用する必要はなく、たとえば機械翻訳機能等を使用して、氏名等を利用して紐付け処理を行うようにしてもよい。
変形例5:上記各実施形態では、画像形成装置100の記憶部140に名刺データベースが記憶されているが、たとえば名刺データベースがサーバで一元管理されるシステムにも本発明は適用可能である。このように、画像形成装置100は、記憶部140やサーバ等から名刺データベースを取得し、登録することが可能な名刺データベース管理部を有するものであればよく、画像読取装置でもよい。
10 名刺データ管理システム
200 パーソナルコンピュータ
100 画像形成装置
110 制御部
120 画像読取部
121 OCR処理部
122 データ解析部
123 画像処理部
130 画像形成部
140 記憶部
141 名刺データベース
150 通信インターフェース部
160 操作表示部

Claims (4)

  1. 名刺の画像を読み取って名刺データを生成する画像読取装置であって、
    複数の名刺を裁置可能な原稿台と、
    前記複数の名刺の画像を読み取る画像読取部と、
    前記読み取られた複数の名刺の画像を解析して、テキストデータを含む名刺データを生成するデータ解析部と、
    前記名刺データを名刺データベースとして管理する名刺データベース管理部と、
    を備え、
    前記データ解析部は、前記管理された名刺データベースを使用して、前記解析を実行し、前記複数の名刺が相互に重なった状態で前記原稿台に配置された場合において、前記重なりによって前記読み取られた複数の名刺の画像において隠されている表示に含まれている情報を推定して補完し、
    前記複数の名刺の少なくとも一部は、表面に表面画像を表し、裏面に裏面画像を表し、前記表面画像及び前記裏面画像は、言語が相違し、内容が同一のデータを含み、
    前記データ解析部は、前記表面画像に含まれる情報を使用する前記裏面画像に含まれる情報の補完と、前記裏面画像に含まれる情報を使用する前記表面画像に含まれる情報の補完の少なくとも一方を行い、
    前記画像読取装置は、さらに、前記内容が同一のデータについて、前記表面画像に含まれているテキスト情報と前記裏面画像に含まれているテキスト情報との対を含む辞書データベースを格納する記憶部と、操作表示部とを備え、
    前記データ解析部は、前記辞書データベースを使用して前記表面画像に含まれている表面テキスト情報と前記裏面画像に含まれている裏面テキスト情報との間の整合性を確認し、前記表面テキスト情報と前記裏面テキスト情報の少なくとも一方にデータの欠落を検出した場合には、前記欠落がある側のデータの欠落していない部分との一致を確認して前記補完の正しさを検証した上で前記補完を実行し、前記検証ができなかった場合には、前記重なりが発生している名刺を知らせて前記名刺を移動してからの再読み取りを要請するガイダンス表示を前記操作表示部に表示させる画像読取装置。
  2. 請求項1記載の画像読取装置であって、
    前記データ解析部は、前記読み取られた複数の名刺のうちの一部の裏面画像が白紙として検出され、前記読み取られた複数の名刺のうちの他の裏面画像が表面画像と紐付けられたときには、前記一部の名刺の裏面を適用外であることを示すテキストを使用して処理済みであることを前記名刺データベースに登録する画像読取装置。
  3. 画像形成装置であって、
    請求項1又は2に記載の画像読取装置と、
    前記画像読取装置によって生成された画像データに基づいて印刷媒体上に画像を形成する画像形成部と、
    を備える画像形成装置。
  4. 名刺の画像を読み取って名刺データを生成する画像読取方法であって、
    複数の名刺を原稿台に裁置する裁置工程と、
    前記複数の名刺の画像を読み取る画像読取工程と、
    前記読み取られた複数の名刺の画像を解析して、テキストデータを含む名刺データを生成するデータ解析工程と、
    前記名刺データを名刺データベースとして管理する名刺データベース管理工程と、
    を備え、
    前記データ解析工程は、前記管理された名刺データベースを使用して、前記解析を実行し、前記複数の名刺が相互に重なった状態で前記原稿台に配置された場合において、前記重なりによって前記読み取られた複数の名刺の画像において隠されている表示に含まれている情報を推定して補完し、
    前記複数の名刺の少なくとも一部は、表面に表面画像を表し、裏面に裏面画像を表し、前記表面画像及び前記裏面画像は、言語が相違し、内容が同一のデータを含み、
    前記データ解析工程は、前記表面画像に含まれる情報を使用する前記裏面画像に含まれる情報の補完と、前記裏面画像に含まれる情報を使用する前記表面画像に含まれる情報の補完の少なくとも一方を行い、
    前記画像読取方法は、さらに、前記内容が同一のデータについて、前記表面画像に含まれているテキスト情報と前記裏面画像に含まれているテキスト情報との対を含む辞書データベースを格納する記憶工程と、操作表示工程とを備え、
    前記データ解析工程は、前記辞書データベースを使用して前記表面画像に含まれている表面テキスト情報と前記裏面画像に含まれている裏面テキスト情報との間の整合性を確認し、前記表面テキスト情報と前記裏面テキスト情報の少なくとも一方にデータの欠落を検出した場合には、前記欠落がある側のデータの欠落していない部分との一致を確認して前記補完の正しさを検証した上で前記補完を実行し、前記検証ができなかった場合には、前記重なりが発生している名刺を知らせて前記名刺を移動してからの再読み取りを要請するガイダンス表示を前記操作表示工程で表示させる画像読取方法。
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