JP6711789B2 - 目的音声抽出方法、目的音声抽出装置及び目的音声抽出プログラム - Google Patents
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[第1の実施形態の構成]
第1の実施形態に係る目的音声抽出装置の構成、処理の流れ及び効果を説明する。まず、図1を用いて、第1の実施形態の構成について説明する。図1は、第1の実施形態に係る目的音声抽出装置の構成の一例を示す図である。図1に示すように、目的音声抽出装置10は、キーワード検出部11、空間共分散計算部12及び雑音抑圧部13を有する。
第1の実施形態の変形例について説明する。第1の実施形態の変形例において、空間共分散計算部12は、キーワード区間の音響信号について、時間周波数点ごとに目的音声と雑音のどちらが優勢であるかを示す時間周波数マスクをさらに計算し、時間周波数マスクを用いて、雑音下目的信号空間共分散行列及び雑音空間共分散行列を計算することができる。
ここで、図2を用いて、第1の実施形態に係る目的音声抽出装置の処理の流れを説明する。図2は、第1の実施形態に係る目的音声抽出装置の処理の流れを示すフローチャートである。
ここで、キーワード検出部11によって計算されるキーワード区間、空間共分散計算部12によって計算される各空間共分散行列、雑音抑圧部13によって計算される雑音抑圧フィルタ及び時間周波数マスクは、いずれも推定値である。このため、本実施形態では、目的音声抽出装置10は、各空間共分散行列、雑音抑圧フィルタ及び雑音抑圧マスクの推定を行っていることになる。また、目的音声抽出装置10による各推定の推定精度が良くなるほど、目的音声抽出装置10による目的音声の抽出精度は良くなる。
[第2の実施形態の構成]
第2の実施形態に係る目的音声抽出装置の構成、処理の流れ及び効果を説明する。まず、図4を用いて、第2の実施形態の構成について説明する。図4は、第2の実施形態に係る目的音声抽出装置の構成の一例を示す図である。図4に示すように、目的音声抽出装置20は、キーワード検出部21、空間共分散計算部22、雑音抑圧部23及び記憶部24を有する。
ここで、図5を用いて、第2の実施形態に係る目的音声抽出装置の処理の流れを説明する。図5は、第2の実施形態に係る目的音声抽出装置の処理の流れを示すフローチャートである。
第2の実施形態において、空間共分散計算部22は、音響信号を所定の時間区間ごとに区切って得られる短時間音響信号のそれぞれに基づく空間共分散行列である短時間空間共分散行列をさらに計算し、計算した短時間空間共分散行列を記憶部に格納し、キーワード検出部によってキーワード区間が計算された場合、記憶部に記憶された短時間空間共分散行列のうち、キーワード区間を含む時間区間の短時間空間共分散行列を基に雑音下目的信号空間共分散行列を計算し、記憶部に記憶された短時間空間共分散行列のうち、キーワード区間を含まない時間区間の短時間空間共分散行列を基に雑音空間共分散行列を計算する。このように、第2の実施形態では、空間共分散行列の計算のために、キーワード区間とそれ以前の時間区間の音響信号を記憶しておく必要がなく、短時間空間共分散行列のみを記憶しておくことで、計算に必要な記憶領域を削減することができる。
[第3の実施形態の構成]
第3の実施形態に係る目的音声抽出装置の構成、処理の流れ及び効果を説明する。まず、図6を用いて、第3の実施形態の構成について説明する。図6は、第3の実施形態に係る目的音声抽出装置の構成の一例を示す図である。図6に示すように、目的音声抽出装置30は、キーワード検出部31、空間共分散計算部32、雑音抑圧部33及び音声区間検出部35を有する。
第3の実施形態の変形例について説明する。第3の実施形態の変形例において、音声区間検出部35は、キーワード区間より後であって、目的音声が話されている時間区間である音声区間を検出する。このとき、空間共分散計算部32は、さらに、音声区間に関する情報を用いて、雑音下目的信号空間共分散行列及び雑音空間共分散行列を更新する。音声区間を検出する方法としては、従来より、様々な方法が知られており、音声区間検出部35は、そのいずれの方法を用いてもよい。
ここで、図7を用いて、第3の実施形態に係る目的音声抽出装置の処理の流れを説明する。図7は、第3の実施形態に係る目的音声抽出装置の処理の流れを示すフローチャートである。
第3の実施形態において、空間共分散計算部32は、キーワード区間より後の時間区間の音響信号について、時間周波数点ごとに目的音声と雑音のどちらが優勢であるかを示す時間周波数マスクをさらに計算し、時間周波数マスクを用いて、雑音下目的信号空間共分散行列及び雑音空間共分散行列を更新する。これにより、第3の実施形態では、キーワード区間後に、話者の位置が移動したり、背景雑音の性質が変化したりする場合でも、2つの空間共分散行列の変化を追跡することができるようになり、より精度良く目的音声の抽出が可能になる。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示のように構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部又は一部を、各種の負荷や使用状況等に応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。さらに、各装置にて行われる各処理機能は、その全部又は任意の一部が、CPU(Central Processing Unit)及び当該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。
一実施形態として、目的音声抽出装置10は、パッケージソフトウェアやオンラインソフトウェアとして上記の目的音声の抽出を実行する目的音声抽出プログラムを所望のコンピュータにインストールさせることによって実装できる。例えば、上記の目的音声抽出プログラムを情報処理装置に実行させることにより、情報処理装置を目的音声抽出装置10として機能させることができる。ここで言う情報処理装置には、デスクトップ型又はノート型のパーソナルコンピュータが含まれる。また、その他にも、情報処理装置にはスマートフォン、携帯電話機やPHS(Personal Handyphone System)等の移動体通信端末、さらには、PDA(Personal Digital Assistant)等のスレート端末等がその範疇に含まれる。
11、21、31 キーワード検出部
12、22、32 空間共分散計算部
13、23、33 雑音抑圧部
24 記憶部
35 音声区間検出部
Claims (13)
- 入力された音響信号を基に、キーワードが話されたことを検出し、当該キーワードが話された時間区間であるキーワード区間を計算するキーワード検出工程と、
前記キーワード区間の音響信号に基づく空間共分散行列である雑音下目的信号空間共分散行列を計算し、前記キーワード区間以外の所定の時間区間の音響信号に基づく空間共分散行列である雑音空間共分散行列を計算する空間共分散計算工程と、
前記雑音下目的信号空間共分散行列及び前記雑音空間共分散行列を基に雑音抑圧フィルタを計算し、入力された音響信号に前記雑音抑圧フィルタを適用し、目的音声を抽出する雑音抑圧工程と、
を含み、
前記キーワード検出工程は、前記キーワードが話され終わった終了時刻を検出し、前記終了時刻と、前記キーワードを話す時間としてあらかじめ定められた時間と、に基づいて前記キーワード区間を計算することを特徴とする目的音声抽出方法。 - 入力された音響信号を基に、キーワードが話されたことを検出し、当該キーワードが話された時間区間であるキーワード区間を計算するキーワード検出工程と、
前記キーワード区間の音響信号に基づく空間共分散行列である雑音下目的信号空間共分散行列を計算し、前記キーワード区間以外の所定の時間区間の音響信号に基づく空間共分散行列である雑音空間共分散行列を計算する空間共分散計算工程と、
前記雑音下目的信号空間共分散行列及び前記雑音空間共分散行列を基に雑音抑圧フィルタを計算し、入力された音響信号に前記雑音抑圧フィルタを適用し、目的音声を抽出する雑音抑圧工程と、
を含み、
前記空間共分散計算工程は、音響信号を所定の時間区間ごとに区切って得られる短時間音響信号のそれぞれに基づく空間共分散行列である短時間空間共分散行列をさらに計算し、計算した前記短時間空間共分散行列を記憶部に格納し、前記キーワード検出工程によって前記キーワード区間が計算された場合、前記記憶部に記憶された前記短時間空間共分散行列のうち、前記キーワード区間を含む時間区間の短時間空間共分散行列を基に前記雑音下目的信号空間共分散行列を計算し、前記記憶部に記憶された前記短時間空間共分散行列のうち、前記キーワード区間を含まない時間区間の短時間空間共分散行列を基に前記雑音空間共分散行列を計算することを特徴とする目的音声抽出方法。 - 入力された音響信号を基に、キーワードが話されたことを検出し、当該キーワードが話された時間区間であるキーワード区間を計算するキーワード検出工程と、
前記キーワード区間の音響信号に基づく空間共分散行列である雑音下目的信号空間共分散行列を計算し、前記キーワード区間以外の所定の時間区間の音響信号に基づく空間共分散行列である雑音空間共分散行列を計算する空間共分散計算工程と、
前記雑音下目的信号空間共分散行列及び前記雑音空間共分散行列を基に雑音抑圧フィルタを計算し、入力された音響信号に前記雑音抑圧フィルタを適用し、目的音声を抽出する雑音抑圧工程と、
を含み、
前記空間共分散計算工程は、前記キーワード区間の音響信号について、時間周波数点ごとに目的音声と雑音のどちらが優勢であるかを示す時間周波数マスクをさらに計算し、前記時間周波数マスクを用いて、前記雑音下目的信号空間共分散行列及び前記雑音空間共分散行列を計算することを特徴とする目的音声抽出方法。 - 入力された音響信号を基に、キーワードが話されたことを検出し、当該キーワードが話された時間区間であるキーワード区間を計算するキーワード検出工程と、
前記キーワード区間の音響信号に基づく空間共分散行列である雑音下目的信号空間共分散行列を計算し、前記キーワード区間以外の所定の時間区間の音響信号に基づく空間共分散行列である雑音空間共分散行列を計算する空間共分散計算工程と、
前記雑音下目的信号空間共分散行列及び前記雑音空間共分散行列を基に雑音抑圧フィルタを計算し、入力された音響信号に前記雑音抑圧フィルタを適用し、目的音声を抽出する雑音抑圧工程と、
を含み、
前記空間共分散計算工程は、前記キーワード区間より後の時間区間の音響信号について、時間周波数点ごとに目的音声と雑音のどちらが優勢であるかを示す時間周波数マスクをさらに計算し、前記時間周波数マスクを用いて、前記雑音下目的信号空間共分散行列及び前記雑音空間共分散行列を更新することを特徴とする目的音声抽出方法。 - 前記キーワード区間より後であって、目的音声が話されている時間区間である音声区間を検出する音声区間検出工程をさらに含み、
前記空間共分散計算工程は、さらに、前記音声区間に関する情報を用いて、前記雑音下目的信号空間共分散行列及び前記雑音空間共分散行列を更新することを特徴とする請求項2から4のいずれか1項に記載の目的音声抽出方法。 - 入力された音響信号を基に、キーワードが話されたことを検出し、当該キーワードが話された時間区間であるキーワード区間を計算するキーワード検出部と、
前記キーワード区間の音響信号に基づく空間共分散行列である雑音下目的信号空間共分散行列を計算し、前記キーワード区間以外の所定の時間区間の音響信号に基づく空間共分散行列である雑音空間共分散行列を計算する空間共分散計算部と、
前記雑音下目的信号空間共分散行列及び前記雑音空間共分散行列を基に雑音抑圧フィルタを計算し、入力された音響信号に前記雑音抑圧フィルタを適用し、目的音声を抽出する雑音抑圧部と、
を有し、
前記キーワード検出部は、前記キーワードが話され終わった終了時刻を検出し、前記終了時刻と、前記キーワードを話す時間としてあらかじめ定められた時間と、に基づいて前記キーワード区間を計算することを特徴とする目的音声抽出装置。 - 入力された音響信号を基に、キーワードが話されたことを検出し、当該キーワードが話された時間区間であるキーワード区間を計算するキーワード検出部と、
前記キーワード区間の音響信号に基づく空間共分散行列である雑音下目的信号空間共分散行列を計算し、前記キーワード区間以外の所定の時間区間の音響信号に基づく空間共分散行列である雑音空間共分散行列を計算する空間共分散計算部と、
前記雑音下目的信号空間共分散行列及び前記雑音空間共分散行列を基に雑音抑圧フィルタを計算し、入力された音響信号に前記雑音抑圧フィルタを適用し、目的音声を抽出する雑音抑圧部と、
を有し、
前記空間共分散計算部は、音響信号を所定の時間区間ごとに区切って得られる短時間音響信号のそれぞれに基づく空間共分散行列である短時間空間共分散行列をさらに計算し、計算した前記短時間空間共分散行列を記憶部に格納し、前記キーワード検出部によって前記キーワード区間が計算された場合、前記記憶部に記憶された前記短時間空間共分散行列のうち、前記キーワード区間を含む時間区間の短時間空間共分散行列を基に前記雑音下目的信号空間共分散行列を計算し、前記記憶部に記憶された前記短時間空間共分散行列のうち、前記キーワード区間を含まない時間区間の短時間空間共分散行列を基に前記雑音空間共分散行列を計算することを特徴とする目的音声抽出装置。 - 入力された音響信号を基に、キーワードが話されたことを検出し、当該キーワードが話された時間区間であるキーワード区間を計算するキーワード検出部と、
前記キーワード区間の音響信号に基づく空間共分散行列である雑音下目的信号空間共分散行列を計算し、前記キーワード区間以外の所定の時間区間の音響信号に基づく空間共分散行列である雑音空間共分散行列を計算する空間共分散計算部と、
前記雑音下目的信号空間共分散行列及び前記雑音空間共分散行列を基に雑音抑圧フィルタを計算し、入力された音響信号に前記雑音抑圧フィルタを適用し、目的音声を抽出する雑音抑圧部と、
を有し、
前記空間共分散計算部は、前記キーワード区間の音響信号について、時間周波数点ごとに目的音声と雑音のどちらが優勢であるかを示す時間周波数マスクをさらに計算し、前記時間周波数マスクを用いて、前記雑音下目的信号空間共分散行列及び前記雑音空間共分散行列を計算することを特徴とする目的音声抽出装置。 - 入力された音響信号を基に、キーワードが話されたことを検出し、当該キーワードが話された時間区間であるキーワード区間を計算するキーワード検出部と、
前記キーワード区間の音響信号に基づく空間共分散行列である雑音下目的信号空間共分散行列を計算し、前記キーワード区間以外の所定の時間区間の音響信号に基づく空間共分散行列である雑音空間共分散行列を計算する空間共分散計算部と、
前記雑音下目的信号空間共分散行列及び前記雑音空間共分散行列を基に雑音抑圧フィルタを計算し、入力された音響信号に前記雑音抑圧フィルタを適用し、目的音声を抽出する雑音抑圧部と、
を有し、
前記空間共分散計算部は、前記キーワード区間より後の時間区間の音響信号について、時間周波数点ごとに目的音声と雑音のどちらが優勢であるかを示す時間周波数マスクをさらに計算し、前記時間周波数マスクを用いて、前記雑音下目的信号空間共分散行列及び前記雑音空間共分散行列を更新することを特徴とする目的音声抽出装置。 - コンピュータに、
入力された音響信号を基に、キーワードが話されたことを検出し、当該キーワードが話された時間区間であるキーワード区間を計算するキーワード検出ステップと、
前記キーワード区間の音響信号に基づく空間共分散行列である雑音下目的信号空間共分散行列を計算し、前記キーワード区間以外の所定の時間区間の音響信号に基づく空間共分散行列である雑音空間共分散行列を計算する空間共分散計算ステップと、
前記雑音下目的信号空間共分散行列及び前記雑音空間共分散行列を基に雑音抑圧フィルタを計算し、入力された音響信号に前記雑音抑圧フィルタを適用し、目的音声を抽出する雑音抑圧ステップと、
を実行させ、
前記キーワード検出ステップは、前記キーワードが話され終わった終了時刻を検出し、前記終了時刻と、前記キーワードを話す時間としてあらかじめ定められた時間と、に基づいて前記キーワード区間を計算することを特徴とする目的音声抽出プログラム。 - コンピュータに、
入力された音響信号を基に、キーワードが話されたことを検出し、当該キーワードが話された時間区間であるキーワード区間を計算するキーワード検出ステップと、
前記キーワード区間の音響信号に基づく空間共分散行列である雑音下目的信号空間共分散行列を計算し、前記キーワード区間以外の所定の時間区間の音響信号に基づく空間共分散行列である雑音空間共分散行列を計算する空間共分散計算ステップと、
前記雑音下目的信号空間共分散行列及び前記雑音空間共分散行列を基に雑音抑圧フィルタを計算し、入力された音響信号に前記雑音抑圧フィルタを適用し、目的音声を抽出する雑音抑圧ステップと、
を実行させ、
前記空間共分散計算ステップは、音響信号を所定の時間区間ごとに区切って得られる短時間音響信号のそれぞれに基づく空間共分散行列である短時間空間共分散行列をさらに計算し、計算した前記短時間空間共分散行列を記憶部に格納し、前記キーワード検出ステップによって前記キーワード区間が計算された場合、前記記憶部に記憶された前記短時間空間共分散行列のうち、前記キーワード区間を含む時間区間の短時間空間共分散行列を基に前記雑音下目的信号空間共分散行列を計算し、前記記憶部に記憶された前記短時間空間共分散行列のうち、前記キーワード区間を含まない時間区間の短時間空間共分散行列を基に前記雑音空間共分散行列を計算することを特徴とする目的音声抽出プログラム。 - コンピュータに、
入力された音響信号を基に、キーワードが話されたことを検出し、当該キーワードが話された時間区間であるキーワード区間を計算するキーワード検出ステップと、
前記キーワード区間の音響信号に基づく空間共分散行列である雑音下目的信号空間共分散行列を計算し、前記キーワード区間以外の所定の時間区間の音響信号に基づく空間共分散行列である雑音空間共分散行列を計算する空間共分散計算ステップと、
前記雑音下目的信号空間共分散行列及び前記雑音空間共分散行列を基に雑音抑圧フィルタを計算し、入力された音響信号に前記雑音抑圧フィルタを適用し、目的音声を抽出する雑音抑圧ステップと、
を実行させ、
前記空間共分散計算ステップは、前記キーワード区間の音響信号について、時間周波数点ごとに目的音声と雑音のどちらが優勢であるかを示す時間周波数マスクをさらに計算し、前記時間周波数マスクを用いて、前記雑音下目的信号空間共分散行列及び前記雑音空間共分散行列を計算することを特徴とする目的音声抽出プログラム。 - コンピュータに、
入力された音響信号を基に、キーワードが話されたことを検出し、当該キーワードが話された時間区間であるキーワード区間を計算するキーワード検出ステップと、
前記キーワード区間の音響信号に基づく空間共分散行列である雑音下目的信号空間共分散行列を計算し、前記キーワード区間以外の所定の時間区間の音響信号に基づく空間共分散行列である雑音空間共分散行列を計算する空間共分散計算ステップと、
前記雑音下目的信号空間共分散行列及び前記雑音空間共分散行列を基に雑音抑圧フィルタを計算し、入力された音響信号に前記雑音抑圧フィルタを適用し、目的音声を抽出する雑音抑圧ステップと、
を実行させ、
前記空間共分散計算ステップは、前記キーワード区間より後の時間区間の音響信号について、時間周波数点ごとに目的音声と雑音のどちらが優勢であるかを示す時間周波数マスクをさらに計算し、前記時間周波数マスクを用いて、前記雑音下目的信号空間共分散行列及び前記雑音空間共分散行列を更新することを特徴とする目的音声抽出プログラム。
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