JP6711522B2 - 通信システム、通信装置、及び通信方法 - Google Patents

通信システム、通信装置、及び通信方法 Download PDF

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本発明は、通信システム、通信装置、及びその方法に関し、特に、通信端末間にて共通鍵を交換する通信システム、通信装置、及びその方法に関する。
通信システムにおいて、通信データの盗聴や改竄等を防ぐために通信データを暗号化する技術が用いられている。この暗号化する技術として、共通鍵暗号方式が知られている。共通鍵暗号方式は、送信端末と受信端末で共通の暗号鍵となる共通鍵を用いて、暗号化と復号を行う方式である。
共通鍵暗号方式では、一般的に、送信端末と受信端末が、あらかじめ互いに共通鍵を所持しておき、所持した共通鍵を使用し続ける。このため、第三者によって共通鍵が推測されやすくなるといった脆弱性の解決が課題となっていた。この課題を解決する方法として、RSA(登録商標)や、ディフィー・ヘルマン鍵交換を用いて、セッションごとに共通鍵を更新する方法が挙げられる。この方法の一例として、特許文献1には、共通鍵をRSA等の公開鍵暗号方式を用いて共通鍵を更新する技術が開示されている。
特開2014−175970号公報
しかし、特許文献1に開示の技術では、公開鍵暗号の概念を利用することにより、第三者に情報を漏洩することなく共通鍵の共有を行うことができるが、処理に必要な計算量が多いという問題があった。このため、特許文献1に開示の技術は、IoT(Internet of Things)デバイスのような十分なCPU(Central Processing Unit)性能やメモリ容量を持たず、低消費電力需要の高い端末での利用が不向きであるという問題があった。
本発明は、このような問題点を解決するためになされたものであり、少ない計算量で安全に鍵交換することができる通信システム、通信装置、及びその方法を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様にかかる通信システムは、第1の通信装置と第2の通信装置とを備え、前記第1の通信装置は、第1の共通鍵を生成する第1の共通鍵生成手段と、前記第1の共通鍵を用いてデータを暗号化して第1の暗号化データを生成するデータ暗号化手段と、前記第1の暗号化データの一部から第2の共通鍵を生成する第2の共通鍵生成手段と、前記第2の共通鍵を用いて前記第1の共通鍵を暗号化して第3の共通鍵を生成する共通鍵暗号化手段と、前記第1の暗号化データと前記第3の共通鍵とを結合して第2の暗号化データを生成する結合手段と、前記第2の暗号化データを前記第2の通信装置へ送信する送信手段と、を備え、前記第2の通信装置は、前記第2の暗号化データを前記第1の通信装置から受信する受信手段と、前記第2の暗号化データを前記第1の暗号化データと前記第3の共通鍵とに分割する分割手段と、前記第1の暗号化データの一部から前記第2の共通鍵を生成する第2の共通鍵生成手段と、前記第2の共通鍵を用いて前記第3の共通鍵から前記第1の共通鍵を復号する共通鍵復号手段と、前記第1の共通鍵を用いて前記第1の暗号化データから前記データを復号するデータ復号手段と、を備えるものである。
本発明の第2の態様にかかる通信装置は、第1の共通鍵を生成する第1の共通鍵生成手段と、前記第1の共通鍵を用いてデータを暗号化して第1の暗号化データを生成するデータ暗号化手段と、前記第1の暗号化データの一部から第2の共通鍵を生成する第2の共通鍵生成手段と、前記第2の共通鍵を用いて前記第1の共通鍵を暗号化して第3の共通鍵を生成する共通鍵暗号化手段と、前記第1の暗号化データと前記第3の共通鍵とを結合して第2の暗号化データを生成する結合手段と、前記第2の暗号化データを送信する送信手段と、を備えるものである。
本発明の第3の態様にかかる通信装置は、第2の暗号化データを受信する受信手段と、前記第2の暗号化データを第1の暗号化データと第3の共通鍵とに分割する分割手段と、前記第1の暗号化データの一部から第2の共通鍵を生成する第2の共通鍵生成手段と、前記第2の共通鍵を用いて前記第3の共通鍵から第1の共通鍵を復号する共通鍵復号手段と、前記第1の共通鍵を用いて前記第1の暗号化データからデータを復号するデータ復号手段と、を備えるものである。
本発明の第4の態様にかかる方法は、第1の通信装置と第2の通信装置とを備える通信システムの方法であって、前記第1の通信装置は、第1の共通鍵を生成し、前記第1の共通鍵を用いてデータを暗号化して第1の暗号化データを生成し、前記第1の暗号化データの一部から第2の共通鍵を生成し、前記第2の共通鍵を用いて前記第1の共通鍵を暗号化して第3の共通鍵を生成し、前記第1の暗号化データと前記第3の共通鍵とを結合して第2の暗号化データを生成し、前記第2の暗号化データを前記第2の通信装置へ送信する、ことを含み、前記第2の通信装置は、前記第2の暗号化データを前記第1の通信装置から受信し、前記第2の暗号化データを前記第1の暗号化データと前記第3の共通鍵とに分割し、前記第1の暗号化データの一部から前記第2の共通鍵を生成し、前記第2の共通鍵を用いて前記第3の共通鍵から前記第1の共通鍵を復号し、前記第1の共通鍵を用いて前記第1の暗号化データから前記データを復号する、ことを含むものである。
本発明の第5の態様にかかる方法は、通信装置の方法であって、第1の共通鍵を生成し、前記第1の共通鍵を用いてデータを暗号化して第1の暗号化データを生成し、前記第1の暗号化データの一部から第2の共通鍵を生成し、前記第2の共通鍵を用いて前記第1の共通鍵を暗号化して第3の共通鍵を生成し、前記第1の暗号化データと前記第3の共通鍵とを結合して第2の暗号化データを生成し、前記第2の暗号化データを送信する、ことを含むものである。
本発明の第6の態様にかかる方法は、通信装置の方法であって、第2の暗号化データを受信し、前記第2の暗号化データを第1の暗号化データと第3の共通鍵とに分割し、前記第1の暗号化データの一部から第2の共通鍵を生成し、前記第2の共通鍵を用いて前記第3の共通鍵から第1の共通鍵を復号し、前記第1の共通鍵を用いて前記第1の暗号化データからデータを復号する、ことを含むものである。
本発明により、少ない計算量で安全に鍵交換することができる通信システム、通信装置、及びその方法を提供することができる。
実施の形態1にかかる通信システムの構成例を示すブロック図である。 実施の形態1にかかる第1の通信装置の構成例を示すブロック図である。 実施の形態1にかかる第1の通信装置の処理例を示すフローチャートである。 実施の形態1にかかる第1の通信装置の処理例を説明するための図である。 実施の形態1にかかる第2の通信装置の構成例を示すブロック図である。 実施の形態1にかかる第2の通信装置の処理例を示すフローチャートである。 実施の形態1にかかる第2の通信装置の処理例を説明するための図である。 実施の形態2にかかる第2の共通鍵の生成処理例を説明するための図である。 実施の形態3にかかる第2の暗号化データの生成処理例を説明するための図である。 実施の形態3にかかる第2の暗号化データの分割処理例を説明するための図である。
以下では、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。各図面において、同一又は対応する要素には同一の符号が付されており、説明の明確化のため、必要に応じて重複説明は省略される。
実施の形態1
まず、図1のブロック図を用いて、本発明の実施の形態1にかかる通信システム10の構成例について説明する。通信システム10は、通信装置1と、通信装置2と、を備えている。なお、通信装置1は、第1の通信装置とも呼ぶ。また、通信装置2は、第2の通信装置とも呼ぶ。
通信装置1と通信装置2とは、通信回線を介して通信可能に接続される。なお、通信装置1と通信装置2との間の通信回線は、無線通信回線であってもよいし、有線通信回線であってもよい。また、一部が無線でその他の部分が有線通信回線であってもよい。
続いて、図2のブロック図を用いて、本発明の実施の形態1にかかる通信装置1の構成例について説明する。通信装置1は、第1の共通鍵生成部101と、データ暗号化部102と、第2の共通鍵生成部103と、共通鍵暗号化部104と、結合部105と、送信部106と、を備えている。
第1の共通鍵生成部101は、第1の共通鍵を生成する機能部である。第1の共通鍵生成部101は、例えば、時刻情報等のランダムデータを用いて第1の共通鍵を生成する。第1の共通鍵生成部101は、生成された第1の共通鍵を、データ暗号化部102及び共通鍵暗号化部104へ出力する。
データ暗号化部102は、第1の共通鍵を第1の共通鍵生成部101から受け取る。また、データ暗号化部102は、第1の共通鍵を用いて平文のデータを暗号化して第1の暗号化データを生成する。なお、データ暗号化部102は、例えばAES(Advanced Encryption Standard)等、一般的に共通鍵暗号にて用いられる暗号化方式を用いる。そして、データ暗号化部102は、生成された第1の暗号化データを第2の共通鍵生成部103及び結合部105へ出力する。
第2の共通鍵生成部103は、第1の暗号化データをデータ暗号化部102から受け取る。また、第2の共通鍵生成部103は、第1の暗号化データの一部から第2の共通鍵を生成する。
第2の共通鍵生成部103は、例えば、共通鍵として必要な所定のビット長分の部分データを、第1の暗号化データの末尾から取り出し、取り出した部分データを第2の共通鍵とすることにより、第2の共通鍵を生成する。そして、第2の共通鍵生成部103は、生成された第2の共通鍵を共通鍵暗号化部104へ出力する。
共通鍵暗号化部104は、第1の共通鍵を第1の共通鍵生成部101から受け取る。また、共通鍵暗号化部104は、第2の共通鍵を第2の共通鍵生成部103から受け取る。また、共通鍵暗号化部104は、第2の共通鍵を用いて第1の共通鍵を暗号化して第3の共通鍵を生成する。すなわち、共通鍵暗号化部104は、第2の共通鍵を共通鍵暗号方式の鍵として用いて、第1の共通鍵を暗号化して第3の共通鍵を生成する。そして、共通鍵暗号化部104は、生成された第3の共通鍵を結合部105へ出力する。
結合部105は、第1の暗号化データをデータ暗号化部102から受け取る。また、結合部105は、第3の共通鍵を共通鍵暗号化部104から受け取る。また、結合部105は、第1の暗号化データと第3の共通鍵とを結合して、一つの送信データである第2の暗号化データを生成する。
具体的には、結合部105は、所定の方式に従って、第1の暗号化データと第3の共通鍵とを結合して第2の暗号化データを生成する。なお、所定の方式とは、例えば、第1の暗号化データの末尾に第3の共通鍵を結合すること等である。そして、結合部105は、生成された第2の暗号化データを送信部106へ出力する。
送信部106は、第2の暗号化データを結合部105から受け取る。そして、送信部106は、通信回線を介して、第2の暗号化データを通信装置2へ送信する。
続いて、図3及び図4を用いて、本発明の実施の形態1にかかる通信装置1の処理例について説明する。なお、図3及び図4において、同じ番号のステップは、同じ処理を示す。
まず、通信装置1は、第1の共通鍵生成部101により、ランダムデータを用いて第1の共通鍵を生成する(ステップS101)。
次に、通信装置1は、データ暗号化部102により、第1の共通鍵を用いてデータを暗号化して第1の暗号化データを生成する(ステップS102)。
次に、通信装置1は、第2の共通鍵生成部103により、第1の暗号化データの一部から第2の共通鍵を生成する(ステップS103)。なお、図4では、所定のビット長分の部分データを、第1の暗号化データの末尾から取り出し、取り出した部分データを第2の共通鍵とする例を示している。
次に、通信装置1は、共通鍵暗号化部104により、第2の共通鍵を用いて第1の共通鍵を暗号化して第3の共通鍵を生成する(ステップS104)。
次に、通信装置1は、結合部105により、第1の暗号化データと第3の共通鍵とを結合して第2の暗号化データを生成する(ステップS105)。なお、図4では、第1の暗号化データの末尾に第3の共通鍵を結合して第2の暗号化データを生成する例を示している。
次に、通信装置1は、送信部106により、第2の暗号化データを通信装置2へ送信する(ステップS106)。
なお、通信装置1は、ステップS101からステップS106の処理を、データ送信ごとに行う。すなわち、第1の共通鍵及び第2の共通鍵として、データ送信ごとにランダムな値が使用される。
続いて、図5のブロック図を用いて、本発明の実施の形態1にかかる通信装置2の構成例について説明する。通信装置2は、受信部201と、分割部202と、第2の共通鍵生成部203と、共通鍵復号部204と、データ復号部205と、を備えている。
受信部201は、第2の暗号化データを通信装置1から受信する。そして、受信部201は、受信された第2の暗号化データを分割部202へ出力する。
分割部202は、第2の暗号化データを受信部201から受け取る。また、分割部202は、第2の暗号化データを第1の暗号化データと第3の共通鍵とに分割する。
具体的には、分割部202は、通信装置1の結合部105にて結合された方式に従って、第2の暗号化データを第1の暗号化データと第3の共通鍵とに分割する。なお、通信装置1の結合部105にて結合された方式とは、例えば、第1の暗号化データの末尾に第3の共通鍵が結合されること等、あらかじめ定められた方式である。この場合、分割部202には、第1の暗号化データの末尾に第3の共通鍵が結合されること、及び第3の共通鍵のビット長があらかじめ設定されている。分割部202は、これらの情報に基づいて、第3の共通鍵のビット長分の部分データを第2の暗号化データの末尾から取り出し、残りのデータを第1の暗号化データとすることにより、第2の暗号化データを第1の暗号化データと第3の共通鍵とに分割する。
そして、分割部202は、第1の暗号化データを、第2の共通鍵生成部203及びデータ復号部205へ出力する。また、分割部202は、第3の共通鍵を共通鍵復号部204へ出力する。
第2の共通鍵生成部203は、第1の暗号化データを分割部202から受け取る。また、第2の共通鍵生成部203は、第1の暗号化データの一部から第2の共通鍵を生成する。なお、第2の共通鍵生成部203は、通信装置1の第2の共通鍵生成部103と同じ機能を有する。
具体的には、第2の共通鍵生成部203は、通信装置1の第2の共通鍵生成部103と同じ方法により、第1の暗号化データの一部から第2の共通鍵を生成する。すなわち、第2の共通鍵生成部103が、所定のビット長分の部分データを、第1の暗号化データの末尾から取り出し、当該部分データを第2の共通鍵とした場合には、第2の共通鍵生成部203は、これと同じ方法を用いて第2の共通鍵を生成する。これにより、第2の共通鍵生成部203は、第2の共通鍵生成部103により生成された第2の共通鍵と同じ第2の共通鍵を生成することができる。
そして、第2の共通鍵生成部203は、生成された第2の共通鍵を共通鍵復号部204へ出力する。
共通鍵復号部204は、第3の共通鍵を分割部202から受け取る。また、共通鍵復号部204は、第2の共通鍵を第2の共通鍵生成部203から受け取る。また、共通鍵復号部204は、第2の共通鍵を用いて第3の共通鍵から第1の共通鍵を復号する。すなわち、共通鍵復号部204は、第2の共通鍵を共通鍵暗号方式の鍵として用いて、第3の共通鍵から第1の共通鍵を復号する。そして、共通鍵復号部204は、復号された第1の共通鍵をデータ復号部205へ出力する。
データ復号部205は、第1の暗号化データを分割部202から受け取る。また、データ復号部205は、第1の共通鍵を共通鍵復号部204から受け取る。そして、データ復号部205は、第1の共通鍵を用いて第1の暗号化データからデータを復号する。
続いて、図6及び図7を用いて、本発明の実施の形態1にかかる通信装置2の処理例について説明する。なお、図6及び図7において、同じ番号のステップは、同じ処理を示す。
まず、通信装置2は、受信部201により、第2の暗号化データを通信装置1から受信する(ステップS201)。
次に、通信装置2は、分割部202により、第2の暗号化データを第1の暗号化データと第3の共通鍵とに分割する(ステップS202)。
次に、通信装置2は、第2の共通鍵生成部203により、第1の暗号化データの一部から第2の共通鍵を生成する(ステップS203)。
次に、通信装置2は、共通鍵復号部204により、第2の共通鍵を用いて第3の共通鍵から第1の共通鍵を復号する(ステップS204)。
次に、通信装置2は、データ復号部205により、第1の共通鍵を用いて第1の暗号化データからデータを復号する(ステップS205)。
なお、通信装置2は、ステップS201からステップS205の処理を、データ受信ごとに行う。すなわち、第1の共通鍵及び第2の共通鍵として、データ受信ごとにランダムな値が使用される。
以上のように、本発明の実施の形態1にかかる通信システム10は、通信装置1と通信装置2とを備えている。また、本実施の形態1にかかる通信装置1及び通信装置2は、第1の暗号化データの一部から第2の共通鍵を生成する第2の共通鍵生成部をそれぞれ備える構成としている。すなわち、本実施の形態1にかかる通信システム10では、通信装置1及び通信装置2が、あらかじめ決められた同じ方法を用いて同じ第2の共通鍵を生成することができる。また、通信装置1及び通信装置2は、第1の暗号化データの一部から生成された第2の共通鍵を共通鍵暗号方式の鍵として用いることができる。
また、本実施の形態1にかかる通信装置1は、第2の共通鍵を用いて第1の共通鍵を暗号化して第3の共通鍵を生成し、第1の暗号化データと第3の共通鍵とを結合して第2の暗号化データを生成する構成としている。また、本実施の形態1にかかる通信装置2は、第2の暗号化データを第1の暗号化データと第3の共通鍵とに分割し、第2の共通鍵を用いて第3の共通鍵から第1の共通鍵を復号する構成としている。このため、本実施の形態1にかかる通信装置2は、通信装置1により生成された第1の共通鍵を、通信装置1から受信された第2の暗号化データから取得することができる。
一方、盗聴を試みる第三者には、第2の暗号化データ中の第1の暗号化データと第3の共通鍵の構成が不明である。また、仮に第3の共通鍵を特定できたとしても、第1の暗号化データから第2の共通鍵を生成し、且つ第2の共通鍵を用いて第3の共通鍵から第1の共通鍵を復号しない限り、第1の暗号化データを復号してデータを取得することはできない。このため、盗聴を試みる第三者が暗号解析を行うことは困難である。
さらに、本実施の形態1にかかる通信システム10では、第1の共通鍵と第2の共通鍵は、データ送信ごとにランダムな値であるため、同じ共通鍵を使用し続けることによる脆弱性を解決することができる。すなわち、本実施の形態1にかかる通信システム10では、安全ではないネットワークを利用した通信でも安全に共通鍵を交換することができる。
また、本実施の形態1にかかる共通鍵の交換方法では、RSAやディフィー・ヘルマン鍵交換を用いた鍵の共有方法と比較して計算量を少なくすることができる。このため、本実施の形態1にかかる通信システム10では、通信装置のCPU使用量を減らし消費電力を削減することができ、且つ処理に必要なメモリ容量を削減することができる。
すなわち、本実施の形態1にかかる通信システム10では、少ない計算量で安全に鍵交換することができる。
実施の形態2
続いて、本発明の実施の形態2にかかる通信システム10Aについて説明する。通信システム10Aは、通信装置1Aと、通信装置2Aと、を備えている。なお、通信システム10Aの構成は、実施の形態1の通信システム10の構成と同様であり、図示を省略する。
続いて、本実施の形態2にかかる通信装置1Aの構成例について説明する。通信装置1Aは、第1の共通鍵生成部101と、データ暗号化部102と、第2の共通鍵生成部103Aと、共通鍵暗号化部104と、結合部105と、送信部106と、を備えている。なお、通信装置1Aの構成は、実施の形態1の通信装置1の構成と同様であり、図示を省略する。また、通信装置1Aにおける第2の共通鍵生成部103A以外の構成については、実施の形態1の通信装置1における構成と同様であり、説明を省略する。
図8を用いて、第2の共通鍵生成部103Aにおける第2の共通鍵の生成処理例について説明する。
まず、第2の共通鍵生成部103Aは、所定のハッシュ関数を用いて第1の暗号化データからハッシュ値を生成する(ステップS301)。なお、ハッシュ値は、ランダムな数列である。
次に、第2の共通鍵生成部103Aは、所定のビット長分の部分データを、ハッシュ値の所定の位置から取り出し、取り出した部分データを第2の共通鍵とすることにより、第2の共通鍵を生成する(ステップS302)。なお、図8では、所定のビット長分の部分データを、ハッシュ値の末尾から取り出し、取り出した部分データを第2の共通鍵とする例を示している。
続いて、本実施の形態2にかかる通信装置2Aの構成例について説明する。通信装置2Aは、受信部201と、分割部202と、第2の共通鍵生成部203Aと、共通鍵復号部204と、データ復号部205と、を備えている。なお、通信装置2Aの構成は、実施の形態1の通信装置2の構成と同様であり、図示を省略する。また、通信装置2Aにおける第2の共通鍵生成部203A以外の構成については、実施の形態1の通信装置2における構成と同様であり、説明を省略する。
第2の共通鍵生成部203Aは、第2の共通鍵生成部103Aにおける第2の共通鍵の生成方法と同じ方法により第2の共通鍵を生成する。
すなわち、第2の共通鍵生成部103A及び第2の共通鍵生成部203Aは、共通のハッシュ関数を有する。また、第2の共通鍵生成部103A及び第2の共通鍵生成部203Aは、第1の暗号化データを入力値として共通のハッシュ関数に入力することにより、共通のハッシュ値を取得する。そして、第2の共通鍵生成部103A及び第2の共通鍵生成部203Aは、取得された共通のハッシュ値について、事前に決められた位置の所定のビット長分の部分データを取り出し、取り出した部分データを第2の共通鍵とする。
以上のように、本発明の実施の形態2にかかる通信システム10Aでは、盗聴を試みる第三者は、通信装置1A及び通信装置1Bが有する共通のハッシュ関数を入手しない限り、第2の共通鍵を生成することができない。このため、本発明の実施の形態2にかかる通信システム10Aでは、実施の形態1にかかる通信システム10に比べて暗号化の強度を更に高めることができる。
実施の形態3
続いて、本発明の実施の形態3にかかる通信システム10Bについて説明する。通信システム10Bは、通信装置1Bと、通信装置2Bと、を備えている。なお、通信システム10Bの構成は、実施の形態1の通信システム10の構成と同様であり、図示を省略する。
続いて、本実施の形態3にかかる通信装置1Bの構成例について説明する。通信装置1Bは、第1の共通鍵生成部101と、データ暗号化部102と、第2の共通鍵生成部103と、共通鍵暗号化部104と、結合部105Bと、送信部106と、を備えている。なお、通信装置1Bの構成は、実施の形態1の通信装置1の構成と同様であり、図示を省略する。また、通信装置1Bにおける結合部105B以外の構成については、実施の形態1の通信装置1における構成と同様であり、説明を省略する。なお、通信装置1Bは、第2の共通鍵生成部103に代えて、第2の共通鍵生成部103Aを備える構成としてもよい。
図9を用いて、結合部105Bにおける第2の暗号化データの生成処理例について説明する。
まず、結合部105Bは、第1の暗号化データを所定の分割数に等分することにより、分割された第1の暗号化データを生成する(ステップS401)。具体的には、結合部105Bは、通信装置1Bと通信装置2Bとであらかじめ決められた値nを用いて、第1の暗号化データをn等分する。これにより、n個に分割された第1の暗号化データ、すなわちD1からDnが生成される。
次に、結合部105Bは、第3の共通鍵を、第1の暗号化データの分割数と同じ所定の分割数に等分することにより、分割された第3の共通鍵を生成する(ステップS402)。具体的には、結合部105Bは、通信装置1Bと通信装置2Bとであらかじめ決められた値nを用いて、第3の共通鍵をn等分する。これにより、n個に分割された第3の共通鍵、すなわちK1からKnが生成される。
なお、ステップS401及びステップS402にて上述した所定の分割数、すなわち値nは、第1の暗号化データ及び第3の共通鍵を共に割り切ることができる整数である。
次に、結合部105Bは、分割された第1の暗号化データと分割された第3の共通鍵とを交互に結合して第2の暗号化データを生成する(ステップS403)。これにより、D1、K1、D2、K2、・・・Dn−1、Kn−1、Dn、Knの順で結合された第2の暗号化データが生成される。
続いて、本実施の形態3にかかる通信装置2Bの構成例について説明する。通信装置2Bは、受信部201と、分割部202Bと、第2の共通鍵生成部203と、共通鍵復号部204と、データ復号部205と、を備えている。なお、通信装置2Bの構成は、実施の形態1の通信装置2の構成と同様であり、図示を省略する。また、通信装置2Bにおける分割部202B以外の構成については、実施の形態1の通信装置2における構成と同様であり、説明を省略する。なお、通信装置2Bは、第2の共通鍵生成部203に代えて、第2の共通鍵生成部203Aを備える構成としてもよい。
図10を用いて、分割部202Bにおける第2の暗号化データの分割処理例について説明する。
分割部202Bは、第2の暗号化データのデータ長から第3の共通鍵の鍵長を減算することにより、第1の暗号化データのデータ長を算出する。なお、分割部202Bには、第3の共通鍵の鍵長があらかじめ設定されているものとする。
また、分割部202Bは、第1の暗号化データのデータ長を所定の分割数で除算することにより、第1の暗号化データの分割サイズを算出する。具体的には、分割部202Bは、第1の暗号化データのデータ長を、通信装置1Bと通信装置2Bとであらかじめ決められた値nで除算することにより、第1の暗号化データの分割サイズを算出する。
また、分割部202Bは、第3の共通鍵の鍵長を、第1の暗号化データの分割数と同じ所定の分割数で除算することにより、第3の共通鍵の分割サイズを算出する。具体的には、分割部202Bは、第3の共通鍵の鍵長を、通信装置1Bと通信装置2Bとであらかじめ決められた値nで除算することにより、第3の共通鍵の分割サイズを算出する。
また、分割部202Bは、第1の暗号化データの分割サイズ及び第3の共通鍵の分割サイズを用いて、第2の暗号化データから分割された第1の暗号化データ及び分割された第3の共通鍵を生成する(ステップS501)。
なお、分割部202Bには、第2の暗号化データの先頭に、分割された第1の暗号化データと分割された第3の共通鍵のいずれが配置されるかの情報が設定されているものとする。例えば、分割部202Bには、第2の暗号化データが、D1、K1、D2、K2、・・・Dn−1、Kn−1、Dn、Knの順で結合されたものであることがあらかじめ設定されている。この情報と第1の暗号化データの分割サイズ及び第3の共通鍵の分割サイズとを用いることにより、分割部202Bは、第2の暗号化データからD1、D2、・・・Dn−1、Dnである分割された第1の暗号化データ、及び、K1、K2、・・・Kn−1、Knである分割された第3の共通鍵を生成することができる。
そして、分割部202Bは、D1、D2、・・・Dn−1、Dnを結合することにより、第1の暗号化データを生成することができる(ステップS502)。また、分割部202Bは、K1、K2、・・・Kn−1、Knを結合することにより、第3の共通鍵を生成することができる(ステップS503)。
以上のように、本発明の実施の形態3にかかる通信システム10Bでは、盗聴を試みる第三者は、第1の暗号化データの分割サイズ及び第3の共通鍵の分割サイズを入手しない限り、第2の暗号化データを第1の暗号化データと第3の共通鍵とに分割することができない。このため、本発明の実施の形態3にかかる通信システム10Bでは、実施の形態1にかかる通信システム10に比べて暗号化の強度を更に高めることができる。
なお、上述の実施の形態では、本発明をハードウェアの構成として説明したが、本発明は、これに限定されるものではない。本発明は、通信装置が備えるCPU等のプロセッサに、上述した各機能部の各処理を行うためのコンピュータ・プログラムを実行させることにより実現することも可能である。
上述の例において、プログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えばフレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば光磁気ディスク)、CD−ROM(Read Only Memory)、CD−R、CD−R/W、DVD(Digital Versatile Disc)、BD(Blu-ray(登録商標) Disc)、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(Random Access Memory))を含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
以上、実施の形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施の形態によって限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
1、1A、1B 通信装置
2、2A、2B 通信装置
10、10A、10B 通信システム
101 第1の共通鍵生成部
102 データ暗号化部
103、103A 第2の共通鍵生成部
104 共通鍵暗号化部
105、105B 結合部
106 送信部
201 受信部
202、202B 分割部
203、203A 第2の共通鍵生成部
204 共通鍵復号部
205 データ復号部

Claims (10)

  1. 第1の通信装置と第2の通信装置とを備え、
    前記第1の通信装置は、
    第1の共通鍵を生成する第1の共通鍵生成手段と、
    前記第1の共通鍵を用いてデータを暗号化して第1の暗号化データを生成するデータ暗号化手段と、
    前記第1の暗号化データの一部から第2の共通鍵を生成する第2の共通鍵生成手段と、
    前記第2の共通鍵を用いて前記第1の共通鍵を暗号化して第3の共通鍵を生成する共通鍵暗号化手段と、
    前記第1の暗号化データと前記第3の共通鍵とを結合して第2の暗号化データを生成する結合手段と、
    前記第2の暗号化データを前記第2の通信装置へ送信する送信手段と、を備え、
    前記第2の通信装置は、
    前記第2の暗号化データを前記第1の通信装置から受信する受信手段と、
    前記第2の暗号化データを前記第1の暗号化データと前記第3の共通鍵とに分割する分割手段と、
    前記第1の暗号化データの一部から前記第2の共通鍵を生成する第2の共通鍵生成手段と、
    前記第2の共通鍵を用いて前記第3の共通鍵から前記第1の共通鍵を復号する共通鍵復号手段と、
    前記第1の共通鍵を用いて前記第1の暗号化データから前記データを復号するデータ復号手段と、を備え、
    前記第1の通信装置及び前記第2の通信装置の前記第2の共通鍵生成手段は、所定のビット長分の部分データを、前記第1の暗号化データの末尾から取り出し、前記部分データを前記第2の共通鍵とする、
    通信システム。
  2. 第1の通信装置と第2の通信装置とを備え、
    前記第1の通信装置は、
    第1の共通鍵を生成する第1の共通鍵生成手段と、
    前記第1の共通鍵を用いてデータを暗号化して第1の暗号化データを生成するデータ暗号化手段と、
    前記第1の暗号化データの一部から第2の共通鍵を生成する第2の共通鍵生成手段と、
    前記第2の共通鍵を用いて前記第1の共通鍵を暗号化して第3の共通鍵を生成する共通鍵暗号化手段と、
    前記第1の暗号化データと前記第3の共通鍵とを結合して第2の暗号化データを生成する結合手段と、
    前記第2の暗号化データを前記第2の通信装置へ送信する送信手段と、を備え、
    前記第2の通信装置は、
    前記第2の暗号化データを前記第1の通信装置から受信する受信手段と、
    前記第2の暗号化データを前記第1の暗号化データと前記第3の共通鍵とに分割する分割手段と、
    前記第1の暗号化データの一部から前記第2の共通鍵を生成する第2の共通鍵生成手段と、
    前記第2の共通鍵を用いて前記第3の共通鍵から前記第1の共通鍵を復号する共通鍵復号手段と、
    前記第1の共通鍵を用いて前記第1の暗号化データから前記データを復号するデータ復号手段と、を備え、
    前記第1の通信装置及び前記第2の通信装置の前記第2の共通鍵生成手段は、所定のハッシュ関数を用いて前記第1の暗号化データからハッシュ値を生成し、所定のビット長分の部分データを、前記ハッシュ値の所定の位置から取り出し、前記部分データを前記第2の共通鍵とする、
    通信システム。
  3. 第1の通信装置と第2の通信装置とを備え、
    前記第1の通信装置は、
    第1の共通鍵を生成する第1の共通鍵生成手段と、
    前記第1の共通鍵を用いてデータを暗号化して第1の暗号化データを生成するデータ暗号化手段と、
    前記第1の暗号化データの一部から第2の共通鍵を生成する第2の共通鍵生成手段と、
    前記第2の共通鍵を用いて前記第1の共通鍵を暗号化して第3の共通鍵を生成する共通鍵暗号化手段と、
    前記第1の暗号化データと前記第3の共通鍵とを結合して第2の暗号化データを生成する結合手段と、
    前記第2の暗号化データを前記第2の通信装置へ送信する送信手段と、を備え、
    前記第2の通信装置は、
    前記第2の暗号化データを前記第1の通信装置から受信する受信手段と、
    前記第2の暗号化データを前記第1の暗号化データと前記第3の共通鍵とに分割する分割手段と、
    前記第1の暗号化データの一部から前記第2の共通鍵を生成する第2の共通鍵生成手段と、
    前記第2の共通鍵を用いて前記第3の共通鍵から前記第1の共通鍵を復号する共通鍵復号手段と、
    前記第1の共通鍵を用いて前記第1の暗号化データから前記データを復号するデータ復号手段と、を備え、
    前記結合手段は、前記第1の暗号化データの末尾に前記第3の共通鍵を結合して前記第2の暗号化データを生成し、
    前記分割手段は、前記第3の共通鍵のビット長分の部分データを前記第2の暗号化データの末尾から取り出すことにより、前記第2の暗号化データを前記第1の暗号化データと前記第3の共通鍵とに分割する、
    通信システム。
  4. 第1の通信装置と第2の通信装置とを備え、
    前記第1の通信装置は、
    第1の共通鍵を生成する第1の共通鍵生成手段と、
    前記第1の共通鍵を用いてデータを暗号化して第1の暗号化データを生成するデータ暗号化手段と、
    前記第1の暗号化データの一部から第2の共通鍵を生成する第2の共通鍵生成手段と、
    前記第2の共通鍵を用いて前記第1の共通鍵を暗号化して第3の共通鍵を生成する共通鍵暗号化手段と、
    前記第1の暗号化データと前記第3の共通鍵とを結合して第2の暗号化データを生成する結合手段と、
    前記第2の暗号化データを前記第2の通信装置へ送信する送信手段と、を備え、
    前記第2の通信装置は、
    前記第2の暗号化データを前記第1の通信装置から受信する受信手段と、
    前記第2の暗号化データを前記第1の暗号化データと前記第3の共通鍵とに分割する分割手段と、
    前記第1の暗号化データの一部から前記第2の共通鍵を生成する第2の共通鍵生成手段と、
    前記第2の共通鍵を用いて前記第3の共通鍵から前記第1の共通鍵を復号する共通鍵復号手段と、
    前記第1の共通鍵を用いて前記第1の暗号化データから前記データを復号するデータ復号手段と、を備え、
    前記結合手段は、前記第1の暗号化データを所定の分割数に等分し、前記第3の共通鍵を前記所定の分割数に等分し、分割された第1の暗号化データと分割された第3の共通鍵とを交互に結合して前記第2の暗号化データを生成し、
    前記分割手段は、前記第2の暗号化データのデータ長から前記第3の共通鍵の鍵長を減算することにより前記第1の暗号化データのデータ長を算出し、前記第1の暗号化データのデータ長を前記所定の分割数で除算することにより、前記第1の暗号化データの分割サイズを算出し、前記第3の共通鍵の鍵長を前記所定の分割数で除算することにより、前記第3の共通鍵の分割サイズを算出し、前記第1の暗号化データの分割サイズ及び前記第3の共通鍵の分割サイズに基づいて前記第2の暗号化データから前記分割された第1の暗号化データ及び前記分割された第3の共通鍵を生成し、前記分割された第1の暗号化データを結合することにより前記第1の暗号化データを生成し、前記分割された第3の共通鍵を結合することにより前記第3の共通鍵を生成する、
    通信システム。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の通信システムにおける、第1の通信装置。
  6. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の通信システムにおける、第2の通信装置。
  7. 第1の通信装置は、
    第1の共通鍵を生成し、
    前記第1の共通鍵を用いてデータを暗号化して第1の暗号化データを生成し、
    前記第1の暗号化データの一部から第2の共通鍵を生成し、
    前記第2の共通鍵を用いて前記第1の共通鍵を暗号化して第3の共通鍵を生成し、
    前記第1の暗号化データと前記第3の共通鍵とを結合して第2の暗号化データを生成し、
    前記第2の暗号化データを第2の通信装置へ送信する、
    ことを含み、
    前記第2の通信装置は、
    前記第2の暗号化データを前記第1の通信装置から受信し、
    前記第2の暗号化データを前記第1の暗号化データと前記第3の共通鍵とに分割し、
    前記第1の暗号化データの一部から前記第2の共通鍵を生成し、
    前記第2の共通鍵を用いて前記第3の共通鍵から前記第1の共通鍵を復号し、
    前記第1の共通鍵を用いて前記第1の暗号化データから前記データを復号する、
    ことを含み、
    前記第1の通信装置及び前記第2の通信装置は、所定のビット長分の部分データを、前記第1の暗号化データの末尾から取り出し、前記部分データを前記第2の共通鍵とする、
    通信方法。
  8. 第1の通信装置は、
    第1の共通鍵を生成し、
    前記第1の共通鍵を用いてデータを暗号化して第1の暗号化データを生成し、
    前記第1の暗号化データの一部から第2の共通鍵を生成し、
    前記第2の共通鍵を用いて前記第1の共通鍵を暗号化して第3の共通鍵を生成し、
    前記第1の暗号化データと前記第3の共通鍵とを結合して第2の暗号化データを生成し、
    前記第2の暗号化データを第2の通信装置へ送信する、
    ことを含み、
    前記第2の通信装置は、
    前記第2の暗号化データを前記第1の通信装置から受信し、
    前記第2の暗号化データを前記第1の暗号化データと前記第3の共通鍵とに分割し、
    前記第1の暗号化データの一部から前記第2の共通鍵を生成し、
    前記第2の共通鍵を用いて前記第3の共通鍵から前記第1の共通鍵を復号し、
    前記第1の共通鍵を用いて前記第1の暗号化データから前記データを復号する、
    ことを含み、
    前記第1の通信装置及び前記第2の通信装置は、所定のハッシュ関数を用いて前記第1の暗号化データからハッシュ値を生成し、所定のビット長分の部分データを、前記ハッシュ値の所定の位置から取り出し、前記部分データを前記第2の共通鍵とする、
    通信方法。
  9. 第1の通信装置は、
    第1の共通鍵を生成し、
    前記第1の共通鍵を用いてデータを暗号化して第1の暗号化データを生成し、
    前記第1の暗号化データの一部から第2の共通鍵を生成し、
    前記第2の共通鍵を用いて前記第1の共通鍵を暗号化して第3の共通鍵を生成し、
    前記第1の暗号化データと前記第3の共通鍵とを結合して第2の暗号化データを生成し、
    前記第2の暗号化データを第2の通信装置へ送信する、
    ことを含み、
    前記第2の通信装置は、
    前記第2の暗号化データを前記第1の通信装置から受信し、
    前記第2の暗号化データを前記第1の暗号化データと前記第3の共通鍵とに分割し、
    前記第1の暗号化データの一部から前記第2の共通鍵を生成し、
    前記第2の共通鍵を用いて前記第3の共通鍵から前記第1の共通鍵を復号し、
    前記第1の共通鍵を用いて前記第1の暗号化データから前記データを復号する、
    ことを含み、
    前記第1の通信装置は、前記第1の暗号化データの末尾に前記第3の共通鍵を結合して前記第2の暗号化データを生成し、
    前記第2の通信装置は、前記第3の共通鍵のビット長分の部分データを前記第2の暗号化データの末尾から取り出すことにより、前記第2の暗号化データを前記第1の暗号化データと前記第3の共通鍵とに分割する、
    通信方法。
  10. 第1の通信装置は、
    第1の共通鍵を生成し、
    前記第1の共通鍵を用いてデータを暗号化して第1の暗号化データを生成し、
    前記第1の暗号化データの一部から第2の共通鍵を生成し、
    前記第2の共通鍵を用いて前記第1の共通鍵を暗号化して第3の共通鍵を生成し、
    前記第1の暗号化データと前記第3の共通鍵とを結合して第2の暗号化データを生成し、
    前記第2の暗号化データを第2の通信装置へ送信する、
    ことを含み、
    前記第2の通信装置は、
    前記第2の暗号化データを前記第1の通信装置から受信し、
    前記第2の暗号化データを前記第1の暗号化データと前記第3の共通鍵とに分割し、
    前記第1の暗号化データの一部から前記第2の共通鍵を生成し、
    前記第2の共通鍵を用いて前記第3の共通鍵から前記第1の共通鍵を復号し、
    前記第1の共通鍵を用いて前記第1の暗号化データから前記データを復号する、
    ことを含み、
    前記第1の通信装置は、前記第1の暗号化データを所定の分割数に等分し、前記第3の共通鍵を前記所定の分割数に等分し、分割された第1の暗号化データと分割された第3の共通鍵とを交互に結合して前記第2の暗号化データを生成し、
    前記第2の通信装置は、前記第2の暗号化データのデータ長から前記第3の共通鍵の鍵長を減算することにより前記第1の暗号化データのデータ長を算出し、前記第1の暗号化データのデータ長を前記所定の分割数で除算することにより、前記第1の暗号化データの分割サイズを算出し、前記第3の共通鍵の鍵長を前記所定の分割数で除算することにより、前記第3の共通鍵の分割サイズを算出し、前記第1の暗号化データの分割サイズ及び前記第3の共通鍵の分割サイズに基づいて前記第2の暗号化データから前記分割された第1の暗号化データ及び前記分割された第3の共通鍵を生成し、前記分割された第1の暗号化データを結合することにより前記第1の暗号化データを生成し、前記分割された第3の共通鍵を結合することにより前記第3の共通鍵を生成する、
    通信方法。
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