JP6702170B2 - Fuel cell system - Google Patents
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Description
本発明は、燃料電池システムに関する。 The present invention relates to a fuel cell system.
例えば特許文献1及び2に開示されているようなレドックスフロー型の燃料電池システムが知られている。レドックス(RedOx: Reduction / Oxidation)とは、還元及び酸化のことである。 For example, a redox flow type fuel cell system as disclosed in Patent Documents 1 and 2 is known. Redox (RedOx: Reduction / Oxidation) is reduction and oxidation.
この燃料電池システムは、カソードと再生装置との間で、ポリオキソメタレート(POM:polyoxometalate)などのメディエータ(酸化還元物質)を含むカソード溶液を循環させることにより、カソードにおける酸化還元反応を実現する。メディエータは、カソードにおいて還元された後、再生装置により酸化されることにより再生されて、カソードに再供給される。 This fuel cell system realizes an oxidation-reduction reaction at the cathode by circulating a cathode solution containing a mediator (oxidation-reduction substance) such as polyoxometalate (POM) between the cathode and the regenerator. .. After being reduced at the cathode, the mediator is regenerated by being oxidized by a regenerator and is supplied again to the cathode.
再生装置におけるメディエータの酸化反応は気液反応であるため、その反応速度は気体反応などと比べると遅い。このため、例えば燃料電池の高出力時、メディエータの再生能力が、要求される出力に対して不十分となり、燃料電池から十分な電力を得られないおそれがある。これに対し、再生装置のサイズを大きくすれば、酸化反応の時間を稼ぐことができるため、高出力時でも燃料電池から十分な電力を得ることができるが、燃料電池システムが大型化してエネルギー効率が低下するおそれがあるという問題がある。 Since the oxidation reaction of the mediator in the regenerator is a gas-liquid reaction, its reaction rate is slower than that of a gas reaction. For this reason, for example, when the fuel cell has a high output, the regeneration capacity of the mediator becomes insufficient with respect to the required output, and there is a possibility that sufficient power cannot be obtained from the fuel cell. On the other hand, if the size of the regenerator is increased, more time can be spent for the oxidation reaction, so sufficient power can be obtained from the fuel cell even at high output, but the fuel cell system becomes larger and energy efficiency is improved. However, there is a problem in that
そこで本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、大型化することなくメディエータの再生性能が向上された燃料電池システムを提供することを目的とする。 Therefore, the present invention has been made in view of the above problems, and an object of the present invention is to provide a fuel cell system in which the regeneration performance of the mediator is improved without increasing the size.
本明細書に記載の燃料電池システムは、カソードと、アノードと、前記カソード及び前記アノードの間のプロトン伝導性の膜を有し、前記カソードに供給されたメディエータを、前記アノードに供給された燃料ガスから生ずるプロトンで還元することにより発電する燃料電池と、前記燃料ガスで還元された前記メディエータを、導入口から導入された酸化剤ガスで酸化して送出口から前記カソードに送出する再生装置と、前記メディエータを前記送出口の近傍から、前記再生装置の外部のポンプ及び経路を介して前記導入口の近傍に循環させる循環装置とを備える。
Fuel The fuel cell system described herein, in which the cathode, the anode, having said cathode and a proton conductive membrane between the anode, the mediator supplied to the cathode, which is supplied to the anode A fuel cell that generates electricity by reducing with protons generated from a gas, and a regenerator that oxidizes the mediator reduced with the fuel gas with an oxidant gas introduced from an introduction port and sends it to the cathode from a delivery port. , the mediator from the vicinity of the outlet, and a circulating device for circulating in the vicinity of the reproducing apparatus of an external pump and the inlet via the path.
本発明によれば、大型化することなくメディエータの再生性能を向上することができる。 According to the present invention, the reproduction performance of the mediator can be improved without increasing the size.
(第1実施例)
図1は、第1実施例の燃料電池システムを示す構成図である。燃料電池システムは、レドックスフロー型であり、例えば自動車などの車両に搭載され、車両を駆動するモータに電力PWを供給する。
(First embodiment)
FIG. 1 is a configuration diagram showing the fuel cell system of the first embodiment. The fuel cell system is of a redox flow type, is mounted on a vehicle such as an automobile, and supplies electric power PW to a motor that drives the vehicle.
燃料電池システムは、水素タンク11と、燃料ガス調圧弁12と、燃料電池13と、パージ弁14と、水素循環ポンプPhと、再生装置21と、レドックス電位モニタ22と、溶液循環ポンプPoと、再帰用循環ポンプPcと、エアコンプレッサCとを有する。
The fuel cell system includes a
燃料電池13には、燃料ガスの一例である水素ガスを供給するための燃料ガス供給路R10と、発電に使用した水素ガスを排出するための燃料ガス排出路R11とが接続されている。燃料ガス供給路R10には、水素タンク11及び燃料ガス調圧弁12が、この順に接続されている。
The
水素タンク11は、水素ガス(H2)の供給装置であり、内部に水素ガスを高圧の状態で貯留している。水素ガスは、水素タンク11から燃料ガス調圧弁12を経由して燃料電池13のアノードに導入される。水素ガスは、燃料ガス調圧弁12を通過することで圧力が調整される。
The
燃料電池13から排出された水素ガス(つまりオフガス)は、燃料ガス排出路R11に導かれる。燃料ガス排出路R11の途中には、パージ弁14が設けられている。パージ弁14は、通常、閉塞されているが、燃料ガス排出路R11から水素ガスをパージするときに開放される。
The hydrogen gas (that is, off gas) discharged from the
燃料ガス排出路R11からは、再循環経路R12が分岐している。分岐した再循環経路R12は、燃料ガス供給路R10に接続されている。再循環経路R12には水素循環ポンプPhが設けられており、水素循環ポンプPhは、燃料ガス排出路R11に排出された水素ガスを、再循環経路R12を経由して燃料ガス供給路R10に導く。再循環経路R12から燃料ガス供給路R10に導かれた水素ガスは、燃料電池13に再供給される。
A recirculation route R12 branches off from the fuel gas discharge route R11. The branched recirculation path R12 is connected to the fuel gas supply path R10. A hydrogen circulation pump Ph is provided in the recirculation route R12, and the hydrogen circulation pump Ph guides the hydrogen gas discharged to the fuel gas discharge route R11 to the fuel gas supply route R10 via the recirculation route R12. . The hydrogen gas introduced from the recirculation route R12 to the fuel gas supply route R10 is resupplied to the
燃料電池13のアノードには水素ガスが供給され、燃料電池13のカソードには、メディエータであるPOM(ポリオキソメタレート)を含むカソード溶液が供給される。燃料電池13は、複数の燃料電池セルの積層体(スタック)として構成され、各燃料電池セルは、アノード電極13aとカソード電極13c、及びアノード電極13aとカソード電極13cとに挟まれた電解質膜13bを備える。
Hydrogen gas is supplied to the anode of the
電解質膜13bは、例えば、固体高分子材料としてのフッ素系スルホン酸ポリマにより形成された高分子電解質膜であり、湿潤状態において良好なプロトン電導性を有する。アノード電極13a及びカソード電極13cは、例えば多孔質構造を有し、圧力損失が抑制され、かつ、反応面積が大きい構造であることが望ましい。アノード電極13aには白金触媒が備えられており、アノード電極13aに供給された水素ガスは、白金触媒によりプロトン(水素イオン)に変化する。
The
一方、カソード電極13cと再生装置21の間には、POMを含むカソード溶液が循環している。POMは、バナジウム、モリブデン、及びタングステンなどを含む化合物である。POMの化学式は、例えばXM1 12−mM2 mO40 n―で表される。ここで、Xは例えばP,Si、S,Geであり、M1は例えばMo,Wであり、M2は例えばVである。また、mは1〜12である。
On the other hand, a cathode solution containing POM circulates between the
カソード溶液内のPOMは、カソード電極13cにおいて、アノード電極13aから移動してきたプロトンと結合することにより還元されてPOM−H(還元体)に変化する。つまり、カソード電極13cでは、POM+e−+H+→POM−Hの反応が生ずる。なお、e−は電子を表す。
At the
このように、燃料電池13は、カソードに供給されたカソード溶液内のPOMを、アノードに供給された燃料ガスで還元されることにより発電する。発電により得られた電力PWは、例えば車両を駆動するモータなどに供給される。
In this way, the
燃料電池13と再生装置21の間には、カソード溶液を供給するための溶液供給路R20と、発電に使用されたカソード溶液を排出するための溶液排出路R21とが接続されている。溶液排出路R21には、燃料電池13と再生装置21の間でカソード溶液を循環させるための溶液循環ポンプPoが接続され、溶液供給路R20には、カソード溶液中のPOMの酸化還元電位(レドックス電位)を測定するレドックス電位モニタ22が接続されている。
A solution supply path R20 for supplying a cathode solution and a solution discharge path R21 for discharging the cathode solution used for power generation are connected between the
溶液循環ポンプPoは、カソード溶液を燃料電池13のカソードに再供給する。より具体的には、溶液循環ポンプPoは、燃料電池13と再生装置21の間にカソード溶液の循環流を発生させることにより、燃料電池13から排出されたカソード溶液を再生装置21に圧送するとともに、再生装置21から排出されたカソード溶液を燃料電池13に圧送する。
The solution circulation pump Po re-supplies the cathode solution to the cathode of the
また、再生装置21におけるPOMの再生状態は、レドックス電位モニタ22により酸化還元電位を測定することにより検出される。酸化還元電位が高いほど(例えば0.8〜1.2(V))、再生装置21におけるPOMの酸化が良好に行われていると判定される。
Further, the POM regeneration state in the
エアコンプレッサCは、酸化剤ガス供給路R30を介し再生装置21に空気を供給する。エアコンプレッサCは、例えば車両の外部から、酸素(O2)を含む空気を取り込んで再生装置21に圧送する。なお、本実施例では、酸化剤ガスの一例として空気を挙げるが、酸素やオゾンを酸化剤ガスとして用いることもできる。
The air compressor C supplies air to the
再生装置21は、燃料電池13のカソードから排出されたカソード溶液内のPOM−Hを、空気に含まれる酸素で酸化することでPOM(酸化体)を再生する。再生装置21内で行われる酸化反応は、O2+4POM−H→2H2O+4POMで表される。
The
再生装置21には、再生したPOMを燃料電池13に再供給するための溶液供給路R20、及び、酸化反応に使用されずに残った空気を排出するための酸化剤ガス排出路R31が接続されている。再生装置21は、残った空気を酸化剤ガス排出路R31から排出する。
The
POMの還元反応は、再生装置21内に設けられた例えば円柱状の反応室内で行われる。再生装置21の反応室には、エアコンプレッサCから空気が導入され、燃料電池13のカソードからカソード溶液が導入される。
The reduction reaction of POM is performed in, for example, a cylindrical reaction chamber provided in the
再生装置21は、反応室の底面Lの溶液導入口21aにおいて溶液排出路R21と接続され、反応室の底面Lの空気供給口21cにおいて酸化剤ガス供給路R30と接続される。また、再生装置21は、反応室の上面Uの溶液送出口21bにおいて溶液供給路R20と接続され、反応室の上面Uの空気排出口21dにおいて酸化剤ガス排出路R31と接続されている。なお、溶液送出口21bは送出口の一例である。
The
再生装置21はカソード溶液を反応室の底面Lの溶液導入口21aから導入し、導入されたカソード溶液は、点線で示されるように、反応室内を底面Lから上面Uへ向かって流れる。再生装置21は、カソード溶液を反応室の上面Uの溶液送出口21bから燃料電池13に送出する。溶液導入口21aは導入口の一例である。
The
また、再生装置21は、反応室の底面Lの空気供給口21cから空気を導入する。反応室の底面Lには、例えば微細多孔体などから構成されたフィルタ21gが設けられており、空気は、酸化反応を促進するため、微細泡Bとして再生装置21の反応室に導入される。空気は、点線で示されるように、反応室内を底面Lから上面Uへ向かって上昇し、上面Uの空気排出口21dから排出される。
Further, the
再生装置21におけるPOMの酸化反応は気液反応であるため、その反応速度は気体反応などと比べると遅い。このため、例えば燃料電池13の高出力時、POMの再生能力が、要求される出力に対して不十分となり、燃料電池13から十分な電力を得られないおそれがある。これに対し、再生装置21のサイズを大きくすれば、酸化反応の時間を稼ぐことができるため、高出力時でも燃料電池から十分な電力を得ることができるが、燃料電池システムが大型化してエネルギー効率が低下するという問題がある。
Since the oxidation reaction of POM in the
そこで、燃料電池システムには、POMを再生装置21の溶液送出口21b側から空気供給口21c側に循環させる再帰用循環ポンプPc及び再帰用循環路R32が備えられている。再帰用循環路R32は、再帰用循環ポンプPcと再生装置21を接続する。なお、再帰用循環ポンプPc及び再帰用循環路R32は循環装置の一例である。
Therefore, the fuel cell system is provided with a return circulation pump Pc and a return circulation path R32 that circulate the POM from the
より具体的には、再帰用循環路R32は、反応室の上面Uの再帰用排出口21eと、反応室の底面L近傍の側面の再帰用導入口21fとに接続されている。このため、反応室の上面U付近のカソード溶液が、再帰用循環路R32を介して反応室の底面L付近に戻される。すなわち、溶液送出口21b側のカソード溶液が空気供給口21c側に循環する。
More specifically, the recursive circulation path R32 is connected to the
反応室の底面Lの空気供給口21c付近では、空気中の酸素濃度が反応室の上面Uの溶液送出口21b付近より高くなる。これは、再生装置21の反応室の上面Uに近いほど、酸化反応で消費される酸素量が増えるためである。
In the vicinity of the
したがって、再生装置21から排出されるカソード溶液の一部を再生装置21の溶液送出口21b側から空気供給口21c側に循環させることにより、カソード溶液中の酸化されていないPOM−Hを、酸素濃度の高い空気供給口21c付近で酸化することが可能となる。これにより、再生装置21は、燃料電池13が高出力である場合でも、要求される出力に対して十分な再生能力を発揮することができる。なお、空気の供給量に関し、例えば、空気のストイキ比を2以上に維持することで、再生装置21内の酸素不足を回避することが可能である。
Therefore, by circulating a part of the cathode solution discharged from the regenerator 21 from the
また、本実施例において、再生装置21には再帰用循環ポンプPc及び再帰用循環路R32が接続されるが、再生装置21のサイズ自体を大きくする必要はない。このため、燃料電池システム全体のサイズの増加が抑制されるので、例えば自動車のような設置スペースが狭いものであっても、本実施例の燃料電池システムを搭載することが可能となる。
Further, in the present embodiment, the recurrence circulation pump Pc and the recurrence circulation path R32 are connected to the
よって、本実施例の燃料電池システムによると、大型化することなくメディエータの再生性能が向上される。 Therefore, according to the fuel cell system of the present embodiment, the regeneration performance of the mediator is improved without increasing the size.
(第2実施例)
図2は、第2実施例の燃料電池システムを示す構成図である。図2において、図1と共通する構成には同一の符号を付し、その説明は省略する。
(Second embodiment)
FIG. 2 is a configuration diagram showing the fuel cell system of the second embodiment. 2, the same components as those in FIG. 1 are designated by the same reference numerals, and the description thereof will be omitted.
第1実施例において、再生装置21内のカソード溶液及び空気は、反応室の底面Lから上面Uに向かって流れるが、これに限定されず、本例のように、再生装置21内のカソード溶液及び空気の各流れ方向を互いに反対方向としてもよい。
In the first embodiment, the cathode solution and the air in the
本例の再生装置21において、溶液導入口21aは反応室の上面Uに設けられ、溶液送出口21bは反応室の底面Lに設けられている。このため、カソード溶液は、再生装置21の反応室内を上面Uから底面Lに向かって流れる。
In the
また、再帰用排出口21e及び再帰用導入口21fは、反応室の底面L付近に設けられている。より具体的には、再帰用排出口21eは溶液送出口21bの近傍の側面に設けられ、再帰用導入口21fは空気供給口21cの近傍の側面に設けられている。再帰用排出口21e及び再帰用導入口21fは、例えば、再生室を上面視した場合に底面Lの中心を挟んで対称な位置に存在する。
The
このため、再帰用循環ポンプPc及び再帰用循環路R32は、再生装置21から排出されるカソード溶液の一部を再生装置21の溶液送出口21b側から空気供給口21c側に循環させることができる。したがって、第1実施例と同様に、カソード溶液中の酸化されていないPOM−Hを、酸素濃度の高い空気供給口21c付近で酸化することが可能となる。
Therefore, the return circulation pump Pc and the return circulation path R32 can circulate a part of the cathode solution discharged from the regenerator 21 from the
(第3実施例)
図3は、第3実施例の燃料電池システムを示す構成図である。図3において、図1と共通する構成には同一の符号を付し、その説明は省略する。
(Third embodiment)
FIG. 3 is a configuration diagram showing the fuel cell system of the third embodiment. 3, the same components as those in FIG. 1 are designated by the same reference numerals, and the description thereof will be omitted.
第1実施例及び第2実施例において、再帰用循環ポンプPc及び再帰用循環路R32は、常時、カソード溶液を循環させるが、本例のように、燃料電池13の状態に応じて必要な場合にのみカソード溶液を循環させてもよい。
In the first and second embodiments, the return circulation pump Pc and the return circulation path R32 always circulate the cathode solution. However, when it is necessary according to the state of the
燃料電池システムは、制御装置3と、水素タンク11と、燃料ガス調圧弁12と、燃料電池13と、パージ弁14と、水素循環ポンプPhと、再生装置21と、レドックス電位モニタ22と、三方弁23と、溶液循環ポンプPoと、エアコンプレッサCとを有する。
The fuel cell system includes a control device 3, a
三方弁23は、溶液供給路R20上のレドックス電位モニタ22より下流側に設けられ、再帰用循環路R23を介して溶液排出路R21に接続されている。三方弁23は、制御装置3からの制御信号に従い弁を開閉することで、カソード溶液の流れる方向を、燃料電池13のカソードに向かう方向Daと溶液排出路R21に向かう方向Dbの間で切り替える。
The three-way valve 23 is provided on the solution supply path R20 on the downstream side of the redox potential monitor 22, and is connected to the solution discharge path R21 via the return circulation path R23. The three-way valve 23 opens and closes the valve in accordance with a control signal from the control device 3 to switch the flow direction of the cathode solution between the direction Da toward the cathode of the
三方弁23が、カソード溶液の流れる方向を方向Daとした場合、カソード溶液は燃料電池13と再生装置21の間で循環する。また、三方弁23が、カソード溶液の流れる方向を方向Dbとした場合、カソード溶液は、再生装置21の溶液送出口21b側から空気供給口21c側に循環する。なお、溶液供給路R20、溶液排出路R21、再帰用循環路R23、三方弁23、及び溶液循環ポンプPoは、循環装置の一例である。
When the three-way valve 23 sets the flow direction of the cathode solution to the direction Da, the cathode solution circulates between the
制御装置3は、例えばCPU(Central Processing Unit)回路を備えており、レドックス電位モニタ22から酸化還元電位を取得し、酸化還元電位に基づいて制御信号により三方弁23を制御する。制御装置3としては、例えば電子制御ユニット(ECU: Electronic Control Unit)が挙げられる。 The control device 3 includes, for example, a CPU (Central Processing Unit) circuit, acquires the redox potential from the redox potential monitor 22, and controls the three-way valve 23 by a control signal based on the redox potential. Examples of the control device 3 include an electronic control unit (ECU).
再生装置21に高い再生能力が要求される場合としては、例えば、高い負荷が継続する場合、低負荷から高負荷に遷移する場合、高負荷後にアイドリング状態となった場合が挙げられる。制御装置3は、一例として高負荷後のアイドリング状態に応じて、三方弁23のカソード溶液の流れる方向を方向Daから方向Dbに切り替える。
Examples of the case where the reproducing
このため、高負荷後のアイドリング状態において、カソード溶液は、再生装置21から燃料電池13に送出されず、燃料電池13を迂回するように、再帰用循環路R23を介して再生装置21の溶液送出口21b側から空気供給口21c側に循環する。これにより、再生装置21は、POMの酸化が促進されるため、アイドリング後に高負荷の状態が生じても、十分に酸化されたPOMを含むカソード溶液を燃料電池13に供給することができる。
Therefore, in the idling state after the high load, the cathode solution is not delivered from the
図4は、制御装置3の動作例を示すフローチャートである。なお、本動作の開始時において、三方弁23のカソード溶液の流れる方向は方向Daに設定されている。 FIG. 4 is a flowchart showing an operation example of the control device 3. At the start of this operation, the flow direction of the cathode solution of the three-way valve 23 is set to the direction Da.
制御装置3は、レドックス電位モニタ22から酸化還元電位を取得する(ステップSt1)。次に、制御装置3は、酸化還元電位を閾値THaと比較する(ステップSt2)。 The control device 3 acquires the redox potential from the redox potential monitor 22 (step St1). Next, the control device 3 compares the redox potential with the threshold value THa (step St2).
制御装置3は、酸化還元電位が閾値THa以上である場合(ステップSt2のNo)、再びステップSt1の処理を実行する。この場合、制御装置3は、POMの酸化が良好であるため、三方弁23の方向の切り替えを行わない。 When the oxidation-reduction potential is equal to or higher than the threshold value THa (No in step St2), the control device 3 executes the process of step St1 again. In this case, the control device 3 does not switch the direction of the three-way valve 23 because the oxidation of POM is good.
また、制御装置3は、酸化還元電位が閾値THa未満である場合(ステップSt2のYes)、三方弁23のカソード溶液の流れる方向を方向Daから方向Dbに切り替える(ステップSt3)。この場合、制御装置3は、POMの酸化が不十分であるため、三方弁23の制御を行うことにより、再生装置21から送出されたカソード溶液を再生装置21に循環させて、POMを十分に酸化させる。
When the oxidation-reduction potential is less than the threshold value THa (Yes in step St2), the control device 3 switches the flowing direction of the cathode solution of the three-way valve 23 from the direction Da to the direction Db (step St3). In this case, since the POM is not sufficiently oxidized, the control device 3 controls the three-way valve 23 to circulate the cathode solution sent from the
次に、制御装置3は、レドックス電位モニタ22から酸化還元電位を取得する(ステップSt4)。次に、制御装置3は、酸化還元電位を閾値THbと比較する(ステップSt5)。 Next, the control device 3 acquires the redox potential from the redox potential monitor 22 (step St4). Next, the control device 3 compares the redox potential with the threshold value THb (step St5).
制御装置3は、酸化還元電位が閾値THb未満である場合(ステップSt5のNo)、再びステップSt4の処理を実行する。この場合、制御装置3は、POMの酸化が十分な程度には至っていないため、三方弁23の切り替えた方向を維持する。 When the oxidation-reduction potential is less than the threshold value THb (No in step St5), the control device 3 executes the process of step St4 again. In this case, the control device 3 maintains the switching direction of the three-way valve 23 because the oxidation of POM has not reached a sufficient level.
また、制御装置3は、酸化還元電位が閾値THb以上である場合(ステップSt5のYes)、三方弁23のカソード溶液の流れる方向を方向Dbから方向Daに切り戻す(ステップSt6)。この場合、制御装置3は、POMの酸化が十分な程度に至ったため、三方弁23の方向を元に戻すことにより、カソード溶液を再生装置21と燃料電池13のカソードの間で再び循環させる。
Further, when the oxidation-reduction potential is equal to or higher than the threshold value THb (Yes in step St5), the control device 3 switches the flow direction of the cathode solution of the three-way valve 23 from the direction Db to the direction Da (step St6). In this case, since the POM has reached a sufficient degree of oxidation, the control device 3 returns the direction of the three-way valve 23 to the original direction to circulate the cathode solution again between the regenerator 21 and the cathode of the
ここで、閾値THbは、閾値THaと同一でもよいが、閾値THaより大きくしてもよい。この場合、制御装置3は、酸化還元電位が閾値THa近傍で変動した場合であっても、三方弁23の切り替え及び切り戻しを繰り返すことがないため、三方弁23の制御が安定化する。なお、閾値THa,THbは、例えば0.8〜0.85(V)としてもよい。 Here, the threshold THb may be the same as the threshold THa, or may be larger than the threshold THa. In this case, the control device 3 does not repeat switching and switching back of the three-way valve 23 even when the oxidation-reduction potential fluctuates in the vicinity of the threshold value THa, so the control of the three-way valve 23 is stabilized. The thresholds THa and THb may be 0.8 to 0.85 (V), for example.
このように、本例の燃料電池システムは、POMの酸化還元電位に基づき三方弁23を制御するため、適時に再生装置21から送出されたカソード溶液を再生装置21に循環させて、POMを十分に酸化させることができる。
As described above, in the fuel cell system of this example, since the three-way valve 23 is controlled based on the oxidation-reduction potential of POM, the cathode solution sent from the
なお、本例の制御装置3は、酸化還元電位に応じて三方弁23を制御したが、これに限定されない。例えば、図3に点線で示されるように、電圧計Eにより燃料電池13のOCV(Open Circuit Voltage(開回路電圧))を測定しておき、制御装置3は、酸化還元電位に代えて、OCVに基づいて三方弁23を制御してもよい。この場合、図4のフローチャートのステップSt1,St4では、酸化還元電位に代えてOCVが取得され、ステップSt2,St5では、酸化還元電位に代えてOCVが閾値THa,THbと比較される。この場合も、上記で述べた作用効果が得られる。
Although the control device 3 of the present example controls the three-way valve 23 according to the redox potential, the present invention is not limited to this. For example, as indicated by the dotted line in FIG. 3, the voltmeter E measures the OCV (Open Circuit Voltage) of the
上述した実施形態は本発明の好適な実施の例である。但し、これに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変形実施可能である。 The embodiment described above is an example of the preferred embodiment of the present invention. However, the present invention is not limited to this, and various modifications can be made without departing from the scope of the present invention.
13 燃料電池
21 再生装置
21a 溶液導入口
21b 溶液送出口
21c 空気供給口
21d 空気排出口
22 レドックス電位モニタ
Pc 再帰用循環ポンプ
R32 再帰用循環路
13
Claims (1)
前記燃料ガスで還元された前記メディエータを、導入口から導入された酸化剤ガスで酸化して送出口から前記カソードに送出する再生装置と、
前記メディエータを前記送出口の近傍から、前記再生装置の外部のポンプ及び経路を介して前記導入口の近傍に循環させる循環装置とを備える燃料電池システム。
A cathode, an anode, having said cathode and a proton conductive membrane between the anode, the mediator supplied to the cathode, generates electricity by reduction with protons resulting from the supplied fuel gas to the anode A fuel cell,
A regenerator that oxidizes the mediator reduced by the fuel gas with an oxidant gas introduced from an inlet and delivers it to the cathode from an outlet.
Fuel cell system comprising a circulation device for circulating the mediator from the vicinity of the outlet, in the vicinity of the inlet port via an external pump and route of the reproducing apparatus.
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