JP6699756B2 - 無線アクセスネットワーク経由でのデータの送受信に関連する無線アクセスネットワークノード、端末装置、制御エンティティ、コアネットワークノード、方法、プログラム、及び記録媒体 - Google Patents

無線アクセスネットワーク経由でのデータの送受信に関連する無線アクセスネットワークノード、端末装置、制御エンティティ、コアネットワークノード、方法、プログラム、及び記録媒体 Download PDF

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Description

本発明は、無線アクセスネットワーク経由でのデータの送受信に関連する無線アクセスネットワークノード、端末装置、制御エンティティ、コアネットワークノード、方法、プログラム、及び記録媒体に関する。
3GPP(Third Generation Partnership Project)では、ETWS(Earthquake and Tsunami Warning System)、MBMS(Multimedia Broadcast Multicast Services)、eMBMS(evolved Multimedia Broadcast Multicast Service)などのマルチキャストデータ又はブロードキャストデータを利用したサービスの検討が進められている(例えば、特許文献1、及び非特許文献1、2を参照。)。
また、特許文献2には、通信デバイスが、第1の通信経路を介して基地局と通信し、第2の通信経路を介してアクセスノードと通信することができる通信システムにおいて、通信デバイスの通信経路を第1の通信経路と第2の通信経路との間で変更する際に、言い換えれば、基地局とアクセスノードとの間でハンドオーバーを行う際に、基地局とアクセスノードとの間でデータ転送を行う技術が記載されている。
上述した特許文献1及び非特許文献1、2などに記載されているように、3GPPでは、コアネットワークからのマルチキャストデータ又はブロードキャストデータは、eNB(evolved Node B)からUuインタフェースを用いて端末装置に直接送信することを想定している。しかしながら、より柔軟に、コアネットワークからのマルチキャストデータ又はブロードキャストデータを端末装置に送信することが望まれる。
また、特許文献2では、ハンドオーバーに関する技術が開示されているのみで、コアネットワークからのマルチキャストデータ又はブロードキャストデータを端末装置に送信することについて何ら考慮されていなかった。
本発明の目的は、より柔軟に、コアネットワークからのマルチキャストデータ又はブロードキャストデータを端末装置に送信することを可能にすることにある。
本発明の第1の無線アクセスネットワークノードは、コアネットワークから送信されるマルチキャストデータ又はブロードキャストデータを受信する第1通信処理部と、マルチキャストデータ又はブロードキャストデータを無線ローカルエリアネットワーク経由で端末装置に送信する第2通信処理部と、を備える。
本発明の端末装置は、コアネットワークから送信されるマルチキャストデータ又はブロードキャストデータを無線ローカルエリアネットワーク経由で受信する通信処理部と、マルチキャストデータ又はブロードキャストデータについての処理を実行するデータ処理部と、を備える。
本発明の制御エンティティは、無線ローカルエリアネットワークをマルチキャストデータ又はブロードキャストデータの送信エリアに登録するための登録用情報を、基地局から受信する第1通信処理部と、登録用情報をコアネットワークノードに送信する第2通信処理部と、を備える。
本発明のコアネットワークノードは、無線ローカルエリアネットワークをマルチキャストデータ又はブロードキャストデータの送信エリアに登録するための登録用情報を受信する第1通信処理部と、登録用情報に基づいて無線ローカルエリアネットワークをマルチキャストデータ又はブロードキャストデータの送信エリアに登録する登録処理部と、を備える。
本発明の第1の方法は、コアネットワークから送信されるマルチキャストデータ又はブロードキャストデータを受信することと、前記マルチキャストデータ又は前記ブロードキャストデータを無線ローカルエリアネットワーク経由で端末装置に送信することと、を含む。
本発明の第1のプログラムは、コアネットワークから送信されるマルチキャストデータ又はブロードキャストデータを受信することと、前記マルチキャストデータ又は前記ブロードキャストデータを無線ローカルエリアネットワーク経由で端末装置に送信することと、をプロセッサに実行させるためのプログラムである。
本発明の第1の記録媒体は、コアネットワークから送信されるマルチキャストデータ又はブロードキャストデータを受信することと、前記マルチキャストデータ又は前記ブロードキャストデータを無線ローカルエリアネットワーク経由で端末装置に送信することと、をプロセッサに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータに読み取り可能な非一時的記録媒体である。
本発明の第2の方法は、コアネットワークから送信されるマルチキャストデータ又はブロードキャストデータを無線ローカルエリアネットワーク経由で受信することと、前記マルチキャストデータ又は前記ブロードキャストデータについての処理を実行することと、を含む。
本発明の第2のプログラムは、コアネットワークから送信されるマルチキャストデータ又はブロードキャストデータを無線ローカルエリアネットワーク経由で受信することと、前記マルチキャストデータ又は前記ブロードキャストデータについての処理を実行することと、をプロセッサに実行させるためのプログラムである。
本発明の第2の記録媒体は、コアネットワークから送信されるマルチキャストデータ又はブロードキャストデータを無線ローカルエリアネットワーク経由で受信することと、前記マルチキャストデータ又は前記ブロードキャストデータについての処理を実行することと、をプロセッサに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータに読み取り可能な非一時的記録媒体である。
本発明の第3の方法は、無線ローカルエリアネットワークをマルチキャストデータ又はブロードキャストデータの送信エリアに登録するための登録用情報を、基地局から受信することと、前記登録用情報をコアネットワークノードに送信することと、を含む方法である。
本発明の第3のプログラムは、無線ローカルエリアネットワークをマルチキャストデータ又はブロードキャストデータの送信エリアに登録するための登録用情報を、基地局から受信することと、前記登録用情報をコアネットワークノードに送信することと、をプロセッサに実行させるためのプログラムである。
本発明の第3の記録媒体は、無線ローカルエリアネットワークをマルチキャストデータ又はブロードキャストデータの送信エリアに登録するための登録用情報を、基地局から受信することと、前記登録用情報をコアネットワークノードに送信することと、をプロセッサに実行させるためのプログラムをコンピュータに読み取り可能な非一時的記録媒体である。
本発明の第4の方法は、無線ローカルエリアネットワークをマルチキャストデータ又はブロードキャストデータの送信エリアに登録するための登録用情報を受信することと、前記登録用情報に基づいて、前記無線ローカルエリアネットワークを、マルチキャストデータ又はブロードキャストデータの送信エリアに登録することと、を含む。
本発明の第4のプログラムは、無線ローカルエリアネットワークをマルチキャストデータ又はブロードキャストデータの送信エリアに登録するための登録用情報を受信することと、前記登録用情報に基づいて、前記無線ローカルエリアネットワークを、マルチキャストデータ又はブロードキャストデータの送信エリアに登録することと、をプロセッサに実行させるためのプログラムである。
本発明の第4の記録媒体は、無線ローカルエリアネットワークをマルチキャストデータ又はブロードキャストデータの送信エリアに登録するための登録用情報を受信することと、前記登録用情報に基づいて、前記無線ローカルエリアネットワークを、マルチキャストデータ又はブロードキャストデータの送信エリアに登録することと、をプロセッサに実行させるためのプログラムをコンピュータに読み取り可能な非一時的記録媒体である。
本発明の第2の無線アクセスネットワークノードは、無線ローカルエリアネットワークをコアネットワークから送信されるマルチキャストデータ又はブロードキャストデータの送信エリアに登録するための登録用情報を取得する情報取得部と、前記登録用情報を制御エンティティに送信する通信処理部と、を備える。
本発明の第5の方法は、無線ローカルエリアネットワークをコアネットワークから送信されるマルチキャストデータ又はブロードキャストデータの送信エリアに登録するための登録用情報を取得することと、前記登録用情報を制御エンティティに送信することと、を含む。
本発明の第5のプログラムは、無線ローカルエリアネットワークをコアネットワークから送信されるマルチキャストデータ又はブロードキャストデータの送信エリアに登録するための登録用情報を取得することと、前記登録用情報を制御エンティティに送信することと、をプロセッサに実行させるためのプログラムである。
本発明の第5の記録媒体は、無線ローカルエリアネットワークをコアネットワークから送信されるマルチキャストデータ又はブロードキャストデータの送信エリアに登録するための登録用情報を取得することと、前記登録用情報を制御エンティティに送信することと、をプロセッサに実行させるためのプログラムをコンピュータに読み取り可能な非一時的記録媒体である。
本発明によれば、コアネットワークからのマルチキャストデータ又はブロードキャストデータをより柔軟に端末装置に送信することが可能になる。なお、本発明により、当該効果の代わりに、又は当該効果とともに、他の効果が奏されてもよい。
3GPPで想定されているMBMSのネットワーク構成の例を説明するための説明図である。 本発明の実施形態に係るシステム1の概略的な構成の一例を示す説明図である。 第1の実施形態に係る基地局の概略的な構成の例を示すブロック図である。 第1の実施形態に係るゲートウェイの概略的な構成の例を示すブロック図である。 第1の実施形態に係る端末装置の概略的な構成の例を示すブロック図である。 第1の実施形態に係る制御エンティティの概略的な構成の例を示すブロック図である。 第1の実施形態に係る第1コアネットワークノードの概略的な構成の例を示すブロック図である。 第1の実施形態に係る処理の概略的な流れの例を説明するためのブロック図である。 第1の実施形態の変形例に係る処理の概略的な流れの例を説明するためのブロック図である。 第2の実施形態に係る無線アクセスネットワークノードの概略的な構成の例を示すブロック図である。 第2の実施形態に係る端末装置の概略的な構成の例を示すブロック図である。
以下、添付の図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、同様に説明されることが可能な要素については、同一の符号を付することにより重複説明が省略され得る。
説明は、以下の順序で行われる。
1.関連技術
2.本発明の実施形態の概要
3.本発明の実施形態に係るシステムの構成
4.第1の実施形態
4.1.基地局の構成
4.2.ゲートウェイの構成
4.3.端末装置の構成
4.4.制御エンティティの構成
4.5.第1コアネットワークノードの構成
4.6.技術的特徴
4.7.変形例
4.8.まとめ
5.第2の実施形態
5.1.無線アクセスネットワークノードの構成
5.2.端末装置の構成
5.3.技術的特徴
6.他の形態
<<1.関連技術>>
図1を参照して、本実施形態に関連する技術として3GPPで想定されているMBMSを説明する。
現在、3GPPでは、マルチキャストデータを利用したデータ伝送方式として、MBMSの検討が進められている。
図1は、3GPPで想定されているMBMS(Multimedia Broadcast Multicast Service)のネットワーク構成の例を説明するための説明図である。図1を参照すると、eNB(evolved Node B)10、UE(User Equipment)40、MCE(Multicast Coordination Entity)50、MME(Mobility Management Entity)60、MBMS−GW(Serving Gateway)70、BM−SC(Broadcast Multicast-Service Center)80が示されている。
図1に示すネットワーク構成では、まず、eNB10のID、eNB10が収容するセル数などの情報が、eNB10からMCE50を介してMME60に送信される。続いて、MME60は、eNB10が収容するセルを、MBSFN(Multicast broadcast single frequency network)エリアに登録する。さらに続いて、MME60は、MBMS−GW(Serving Gateway)70にアクセスしてIPマルチキャストアドレスを取得し、MCE50を介してeNB10に送信する。このようにしてマルチキャストデータの送信範囲の加入(Join)処理が行われる。
eNB10が収容するセルが送信範囲に加入(Join)すると、eNB10は、MCE50から受信したIPマルチキャストアドレスに基づいて、MBMS−GW70から送信されたマルチキャストデータを受信し、受信したマルチキャストデータをUuインタフェースによりUE40に送信する。
<<2.本発明の実施形態の概要>>
(1)技術的課題
図1に示したネットワーク構成では、eNB10からUE40にUuインタフェースを用いて直接送信することを想定しているのみである。そこで、より柔軟に、コアネットワークからのマルチキャストデータ又はブロードキャストデータをUE40に送信することが望まれる。
本発明の実施形態の目的は、コアネットワークからのマルチキャストデータ又はブロードキャストデータをより柔軟に端末装置に送信することを可能にすることである。
(2)技術的特徴
本発明の実施形態によれば、例えば、無線アクセスネットワークノード(eNB)は、コアネットワーク(MBMS−GW)から送信されるマルチキャストデータ又はブロードキャストデータを受信し、マルチキャストデータ又はブロードキャストデータを無線ローカルエリアネットワーク経由で端末装置(UE)に送信する。
これにより、例えば、コアネットワークからのマルチキャストデータ又はブロードキャストデータをより柔軟に端末装置に送信することが可能になる。
なお、上述した技術的特徴は本発明の実施形態の具体的な一例であり、当然ながら、本実施形態は上述した技術的特徴に限定されない。
<<3.本発明の実施形態に係るシステムの構成>>
図2を参照して、本実施形態に係るシステム1の構成の例を説明する。図2は、本発明の実施形態に係るシステム1の概略的な構成の一例を示す説明図である。図2を参照すると、システム1は、基地局100、ゲートウェイ200、WLAN−AP300、端末装置400、制御エンティティ500、第1コアネットワークノード600、第2コアネットワークノード700、及び第3コアネットワークノード800を含む。
例えば、システム1は、3GPPの規格(standard)に準拠したシステムである。より具体的には、システム1は、LTE/LTE−Advanced及び/又はSAE(System Architecture Evolution)に準拠したシステムであってもよい。あるいは、システム1は、第5世代(5G)の規格に準拠したシステム、又は第3世代(3G)の規格に準拠したUMTS(Universal Mobile Telecommunications System)であってもよい。当然ながら、システム1は、これらの例に限定されない。
(1)基地局100
基地局100は、端末装置との無線通信を行うノードであり、換言すると無線アクセスネットワーク(Radio Access Network:RAN)のノードである。例えば、基地局100は、eNBであってもよく、5GにおけるgNB(generation Node B)であってもよく、3GにおけるNode B及び/又はRNC(Radio Network Controller)であってもよい。基地局100は、複数のユニット(又は複数のノード)を含んでもよい。当該複数のユニット(又は複数のノード)は、上位のプロトコルレイヤの処理を行う第1ユニット(又は第1ノード)と、下位のプロトコルレイヤの処理を行う第2ユニット(又は第2ノード)とを含んでもよい。一例として、上記第1ユニットは、中央ユニット(Center/Central Unit:CU)と呼ばれてもよく、上記第2のユニットは、分散ユニット(Distributed Unit:DU)又はアクセスユニット(Access Unit:AU)と呼ばれてもよい。別の例として、上記第1ユニットは、デジタルユニット(Digital Unit:DU)と呼ばれてもよく、上記第2ユニットは、無線ユニット(Radio Unit:RU)又はリモートユニット(Remote Unit:RU)と呼ばれてもよい。上記DU(Digital Unit)は、BBU(Base Band Unit)であってもよく、上記RUは、RRH(Remote Radio Head)又はRRU(Remote Radio Unit)であってもよい。当然ながら、上記第1ユニット(又は第1のノード)及び上記第2ユニット(又は第2のノード)の呼称は、この例に限定されない。あるいは、基地局100は、単一のユニット(又は単一のノード)であってもよい。この場合に、基地局100は、上記複数のユニットのうちの1つ(例えば、上記第1ユニット及び上記第2ユニットの一方)であってもよく、上記複数のユニットのうちの他のユニット(例えば、上記第1ユニット及び上記第2ユニットの他方)と接続されていてもよい。
とりわけ、本実施形態では、基地局100は、無線で(例えばUuインタフェースにおいて)端末装置400とデータを送受信することができるとともに、ゲートウェイ200及びWLAN−AP300経由で端末装置400とデータを送受信することができる。具体的には、例えば、基地局100は、LWIP(LTE/WLAN Radio Level Integration with IPsec Tunnel)及び/又はLWA(LTE-WLAN Aggregation)の動作を行うことができる。
(2)ゲートウェイ200
ゲートウェイ200は、WLAN経由での通信に用いられるゲートウェイであり、基地局100とWLAN−AP300及び端末装置400との間に位置する。
例えば、ゲートウェイ200は、WLAN経由での通信のセキュリティを確保するためのセキュリティゲートウェイである。例えば、ゲートウェイ200は、WLAN経由での通信のためにセキュリティトンネル(例えば、IPsecトンネル)を提供する。より具体的には、例えば、ゲートウェイ200は、LWIP−SeGWである。なお、ゲートウェイ200は、必ずしもLWIP−SeGWのようなセキュリティゲートウェイに限定されず、例えばLWAのWT(WLAN Termination)であってもよい。
(3)WLAN−AP300
WLAN−AP300は、WLANのアクセスポイントであり、IEEE 802.11シリーズ(IEEE 802.11b/11a/11g/11n/11ac等)のうちの1つ以上に従って端末装置(例えば端末装置400)との無線通信を行う。
(4)端末装置400
端末装置400は、基地局との無線通信を行う。例えば、端末装置400は、基地局100のカバレッジエリア内に位置する場合に、基地局100との無線通信を行う。例えば、端末装置400は、UEである。
とりわけ、本実施形態では、端末装置400は、無線で(例えばUuインタフェースにおいて)基地局100とデータを送受信することができるとともに、WLAN−AP300及びゲートウェイ200経由で基地局100とデータを送受信することができる。具体的には、例えば、端末装置400は、LWIP及び/又はLWAの動作を行うことができる。
(5)制御エンティティ500
制御エンティティ500は、無線アクセスネットワーク(Radio Access Network:RAN)のノードであり、基地局100と第1コアネットワークノード600との間に位置する。
具体的に、制御エンティティ500は、C−planeの処理を担うノードであり、基地局100へ制御メッセージを送信し、基地局100から制御メッセージを受信する。また、制御エンティティ500は、第1コアネットワークノード600へ制御メッセージを送信し、第1コアネットワークノード600から制御メッセージを受信する。例えば、制御エンティティ500はMCEである。
(6)第1コアネットワークノード600
第1コアネットワークノード600は、C−planeの処理を担うコアネットワークノードである。例えば、第1コアネットワークノード600は、制御エンティティ500へ制御メッセージを送信し、制御エンティティ500から制御メッセージを受信する。また、第1コアネットワークノード600は、第2コアネットワークノード700へ制御メッセージを送信し、第2コアネットワークノード700から制御メッセージを受信する。例えば、第1コアネットワークノード600はMMEである。
(7)第2コアネットワークノード700
第2コアネットワークノード700は、マルチキャスト又はブロードキャストのためのゲートウェイである。例えば、第2コアネットワークノード700は、第1コアネットワークノード600へ制御メッセージを送信し、第1コアネットワークノード600から制御メッセージを受信する。また、第2コアネットワークノード700は、データパケット(データを含むパケット)を基地局100又はゲートウェイ200へ送信する。例えば、第2コアネットワークノード700は、MBMS−GWである。
(8)第3コアネットワークノード800
第3コアネットワークノード800は、マルチキャスト又はブロードキャストの管理を行うゲートウェイである。例えば、第3コアネットワークノード800は、第2コアネットワークノード700へ制御メッセージを送信し、第2コアネットワークノード700から制御メッセージを受信する。また、第3コアネットワークノード800は、データパケット(データを含むパケット)を第2コアネットワークノード700へ送信する。例えば、第3コアネットワークノード800は、BM−SCである。
<<4.第1の実施形態>>
続いて、図3〜図9を参照して、本発明の第1の実施形態を説明する。
<4.1.基地局の構成>
まず、図3を参照して、第1の実施形態に係る基地局100の構成の例を説明する。図3は、第1の実施形態に係る基地局100の概略的な構成の例を示すブロック図である。図3を参照すると、基地局100は、無線通信部110、ネットワーク通信部120、記憶部130及び処理部140を備える。
(1)無線通信部110
無線通信部110は、信号を無線で送受信する。例えば、無線通信部110は、端末装置からの信号を受信し、端末装置への信号を送信する。
(2)ネットワーク通信部120
ネットワーク通信部120は、ネットワークから信号を受信し、ネットワークへ信号を送信する。
(3)記憶部130
記憶部130は、基地局100の動作のためのプログラム及びパラメータ、並びに様々なデータを、一時的に又は恒久的に記憶する。
(4)処理部140
処理部140は、基地局100の様々な機能を提供する。処理部140は、情報取得部141、第1通信処理部143、第2通信処理部145、及び第3通信処理部147を含む。なお、処理部140は、これらの構成要素以外の他の構成要素をさらに含み得る。すなわち、処理部140は、これらの構成要素の動作以外の動作も行い得る。情報取得部141、第1通信処理部143、第2通信処理部145、及び第3通信処理部147の具体的な動作は、後に詳細に説明する。
例えば、処理部140(第1通信処理部143)は、ネットワーク通信部120を介して、制御エンティティ500又は第2コアネットワークノード700と通信する。例えば、処理部140(第2通信処理部145)は、ネットワーク通信部120を介してゲートウェイ200と通信する。例えば、処理部140(第3通信処理部147)は、無線通信部110を介して端末装置(例えば、端末装置400)と通信する。
(5)実装例
無線通信部110は、アンテナ及び高周波(Radio Frequency:RF)回路等により実装されてもよい。ネットワーク通信部120は、ネットワークアダプタ又はネットワークインタフェースカード等により実装されてもよい。記憶部130は、メモリ(例えば、不揮発性メモリ及び/若しくは揮発性メモリ)並びに/又はハードディスク等により実装されてもよい。処理部140は、ベースバンド(Baseband:BB)プロセッサ及び/又は他のプロセッサ等により実装されてもよい。情報取得部141、第1通信処理部143、第2通信処理部145及び第3通信処理部147は、同一のプロセッサにより実装されてもよく、別々に異なるプロセッサにより実装されてもよい。上記メモリ(記憶部130)は、このようなプロセッサ(チップ)内に含まれてもよい。
基地局100は、プログラムを記憶するメモリと、当該プログラムを実行可能な1つ以上のプロセッサとを含んでもよく、当該1つ以上のプロセッサは、処理部140の動作(情報取得部141、第1通信処理部143、第2通信処理部145及び第3通信処理部147)を行ってもよい。上記プログラムは、処理部140の動作(情報取得部141、第1通信処理部143、第2通信処理部145及び第3通信処理部147の動作)をプロセッサに実行させるためのプログラムであってもよい。
<4.2.ゲートウェイの構成>
次に、図4を参照して、第1の実施形態に係るゲートウェイ200の構成の例を説明する。図4は、第1の実施形態に係るゲートウェイ200の概略的な構成の例を示すブロック図である。図4を参照すると、ゲートウェイ200は、ネットワーク通信部210、記憶部220及び処理部230を備える。
(1)ネットワーク通信部210
ネットワーク通信部210は、ネットワークから信号を受信し、ネットワークへ信号を送信する。
(2)記憶部220
記憶部220は、ゲートウェイ200の動作のためのプログラム及びパラメータ、並びに様々なデータを、一時的に又は恒久的に記憶する。
(3)処理部230
処理部230は、ゲートウェイ200の様々な機能を提供する。処理部230は、第1通信処理部231及び第2通信処理部233を含む。なお、処理部230は、これらの構成要素以外の他の構成要素をさらに含み得る。すなわち、処理部230は、これらの構成要素の動作以外の動作も行い得る。第1通信処理部231及び第2通信処理部233の具体的な動作は、後に詳細に説明する。
例えば、処理部230は、ネットワーク通信部210を介して他のノードと通信する。具体的には、例えば、処理部230(第1通信処理部231)は、ネットワーク通信部210を介して基地局100又は第2コアネットワークノード700と通信する。また、例えば、処理部230(第2通信処理部233)は、ネットワーク通信部210を介して、WLAN(WLAN−AP300)経由で端末装置400と通信する。
(4)実装例
ネットワーク通信部210は、ネットワークアダプタ又はネットワークインタフェースカード等により実装されてもよい。記憶部220は、メモリ(例えば、不揮発性メモリ及び/若しくは揮発性メモリ)並びに/又はハードディスク等により実装されてもよい。処理部230は、プロセッサ等により実装されてもよい。第1通信処理部231及び第2通信処理部233は、同一のプロセッサにより実装されてもよく、別々に異なるプロセッサにより実装されてもよい。上記メモリ(記憶部220)は、このようなプロセッサ(チップ)内に含まれてもよい。
ゲートウェイ200は、プログラムを記憶するメモリと、当該プログラムを実行可能な1つ以上のプロセッサとを含んでもよく、当該1つ以上のプロセッサは、処理部230の動作(第1通信処理部231及び第2通信処理部233の動作)を行ってもよい。上記プログラムは、処理部230の動作(第1通信処理部231及び第2通信処理部233の動作)をプロセッサに実行させるためのプログラムであってもよい。
<4.3.端末装置の構成>
次に、図5を参照して、第1の実施形態に係る端末装置400の構成の例を説明する。図5は、第1の実施形態に係る端末装置400の概略的な構成の例を示すブロック図である。図5を参照すると、端末装置400は、第1無線通信部410、第2無線通信部420、記憶部430及び処理部440を備える。
(1)第1無線通信部410
第1無線通信部410は、信号を無線で送受信する。例えば、第1無線通信部410は、WLAN−AP300からの信号を受信し、WLAN−AP300への信号を送信する。
(2)第2無線通信部420
第2無線通信部420は、信号を無線で送受信する。例えば、第無線通信部40は、基地局100からの信号を受信し、基地局100への信号を送信する。
(3)記憶部430
記憶部430は、端末装置400の動作のためのプログラム及びパラメータ、並びに様々なデータを、一時的に又は恒久的に記憶する。
(4)処理部440
処理部440は、端末装置400の様々な機能を提供する。処理部440は、第1通信処理部441、第2通信処理部443、及びデータ処理部445を含む。なお、処理部440は、これらの構成要素以外の他の構成要素をさらに含み得る。すなわち、処理部440は、これらの構成要素の動作以外の動作も行い得る。第1通信処理部441、第2通信処理部443及びデータ処理部445の具体的な動作は、後に詳細に説明する。
例えば、処理部440(第1通信処理部441)は、第1無線通信部410を介してWLAN−AP300経由でゲートウェイ200(又は基地局100)と通信する。また、例えば、処理部440(第2通信処理部443)は、基地局100と通信する。
(5)実装例
第1無線通信部410及び第2無線通信部420の各々は、アンテナ及び高周波(RF)回路等により実装されてもよい。記憶部430は、メモリ(例えば、不揮発性メモリ及び/若しくは揮発性メモリ)並びに/又はハードディスク等により実装されてもよい。処理部440は、ベースバンド(BB)プロセッサ及び/又は他のプロセッサ等により実装されてもよい。第1通信処理部441、第2通信処理部443及びデータ処理部445は、同一のプロセッサにより実装されてもよく、別々に異なるプロセッサにより実装されてもよい。上記メモリ(記憶部430)は、このようなプロセッサ(チップ)内に含まれてもよい。
端末装置400は、プログラムを記憶するメモリと、当該プログラムを実行可能な1つ以上のプロセッサとを含んでもよく、当該1つ以上のプロセッサは、処理部440の動作(第1通信処理部441、第2通信処理部443及びデータ処理部445の動作)を行ってもよい。上記プログラムは、処理部440の動作(第1通信処理部441、第2通信処理部443及びデータ処理部445の動作)をプロセッサに実行させるためのプログラムであってもよい。
<4.4.制御エンティティの構成>
次に、図6を参照して、第1の実施形態に係る制御エンティティ500の構成の例を説明する。図6は、第1の実施形態に係る制御エンティティ500の概略的な構成の例を示すブロック図である。図6を参照すると、制御エンティティ500は、ネットワーク通信部510、記憶部520及び処理部530を備える。
(1)ネットワーク通信部510
ネットワーク通信部510は、ネットワークから信号を受信し、ネットワークへ信号を送信する。
(2)記憶部520
記憶部520は、制御エンティティ500の動作のためのプログラム及びパラメータ、並びに様々なデータを、一時的に又は恒久的に記憶する。
(3)処理部530
処理部530は、制御エンティティ500の様々な機能を提供する。処理部530は、第1通信処理部531及び第2通信処理部533を含む。なお、処理部530は、これらの構成要素以外の他の構成要素をさらに含み得る。すなわち、処理部530は、これらの構成要素の動作以外の動作も行い得る。第1通信処理部531及び第2通信処理部533の具体的な動作は、後に詳細に説明する。
例えば、処理部30は、ネットワーク通信部10を介して他のノードと通信する。具体的には、例えば、処理部530(第1通信処理部531)は、ネットワーク通信部10を介して基地局100と通信する。また、例えば、処理部530(第2通信処理部533)は、ネットワーク通信部10を介して第1コアネットワークノード600と通信する。
(4)実装例
ネットワーク通信部510は、ネットワークアダプタ又はネットワークインタフェースカード等により実装されてもよい。記憶部520は、メモリ(例えば、不揮発性メモリ及び/若しくは揮発性メモリ)並びに/又はハードディスク等により実装されてもよい。処理部530は、プロセッサ等により実装されてもよい。第1通信処理部531及び第2通信処理部533は、同一のプロセッサにより実装されてもよく、別々に異なるプロセッサにより実装されてもよい。上記メモリ(記憶部520)は、このようなプロセッサ(チップ)内に含まれてもよい。
制御エンティティ500は、プログラムを記憶するメモリと、当該プログラムを実行可能な1つ以上のプロセッサとを含んでもよく、当該1つ以上のプロセッサは、処理部530の動作(第1通信処理部531及び第2通信処理部533の動作)を行ってもよい。上記プログラムは、処理部530の動作(第1通信処理部531及び第2通信処理部533の動作)をプロセッサに実行させるためのプログラムであってもよい。
<4.5.第1コアネットワークノードの構成>
次に、図7を参照して、第1の実施形態に係る第1コアネットワークノード600の構成の例を説明する。図7は、第1の実施形態に係る第1コアネットワークノード600の概略的な構成の例を示すブロック図である。図7を参照すると、第1コアネットワークノード600は、ネットワーク通信部610、記憶部620及び処理部630を備える。
(1)ネットワーク通信部610
ネットワーク通信部610は、ネットワークから信号を受信し、ネットワークへ信号を送信する。
(2)記憶部620
記憶部620は、第1コアネットワークノード600の動作のためのプログラム及びパラメータ、並びに様々なデータを、一時的に又は恒久的に記憶する。
(3)処理部630
処理部630は、第1コアネットワークノード600の様々な機能を提供する。処理部630は、第1通信処理部631、第2通信処理部633及び登録処理部635を含む。なお、処理部630は、これらの構成要素以外の他の構成要素をさらに含み得る。すなわち、処理部630は、これらの構成要素の動作以外の動作も行い得る。第1通信処理部631、第2通信処理部633及び登録処理部635の具体的な動作は、後に詳細に説明する。
例えば、処理部630は、ネットワーク通信部610を介して他のノードと通信する。具体的には、例えば、処理部630(第1通信処理部631)は、ネットワーク通信部610を介して制御エンティティ500と通信する。また、例えば、処理部630(第2通信処理部633)は、ネットワーク通信部610を介して第2コアネットワークノード700と通信する。
(4)実装例
ネットワーク通信部610は、ネットワークアダプタ又はネットワークインタフェースカード等により実装されてもよい。記憶部620は、メモリ(例えば、不揮発性メモリ及び/若しくは揮発性メモリ)並びに/又はハードディスク等により実装されてもよい。処理部630は、プロセッサ等により実装されてもよい。第1通信処理部631、第2通信処理部633及び登録処理部635は、同一のプロセッサにより実装されてもよく、別々に異なるプロセッサにより実装されてもよい。上記メモリ(記憶部620)は、このようなプロセッサ(チップ)内に含まれてもよい。
第1コアネットワークノード600は、プログラムを記憶するメモリと、当該プログラムを実行可能な1つ以上のプロセッサとを含んでもよく、当該1つ以上のプロセッサは、処理部630の動作(第1通信処理部631、第2通信処理部633及び登録処理部635の動作)を行ってもよい。上記プログラムは、処理部630の動作(第1通信処理部631、第2通信処理部633及び登録処理部635の動作)をプロセッサに実行させるためのプログラムであってもよい。
<4.6.技術的特徴>
次に、図8及び図9を参照して、第1の実施形態の技術的特徴を説明する。
(1)送信エリアの登録
−基地局
基地局100(情報取得部141)は、無線ローカルエリアネットワークをマルチキャストデータ又はブロードキャストデータの送信エリアに登録するための登録用情報を取得する。そして、基地局100(第1通信処理部143)は、上記登録用情報を制御エンティティ500に送信する。基地局100は、制御エンティティ500から送信された「MBMS SESSION UPDATE REQUEST」メッセージの応答メッセージとして、上記登録用情報を含むMBMS SESSION UPDATE RESPONSEメッセージを制御エンティティ500へ送信してもよい。また、基地局100は、上記登録用情報を含む「M2 SETUP REQUESTやeNB MBMS Configuration data Item」メッセージを制御エンティティ500へ送信してもよい。さらに、基地局100は、マルチキャストデータ又はブロードキャストデータの送信範囲に加える(Join)ことができるセルを選択して、登録用情報として制御エンティティ500へ送信してもよい。
−制御エンティティ
制御エンティティ500(第1通信処理部531)は、基地局100から、上記登録用情報を受信する。そして、制御エンティティ500(第2通信処理部533)は、上記登録用情報を、コアネットワークノード(第1コアネットワークノード600)に送信する。また、制御エンティティ500(記憶部520)は、上記登録用情報を記憶する。
−第1コアネットワークノード
第1コアネットワークノード600(第1通信処理部631)は、上記登録用情報を受信する。そして、第1コアネットワークノード600(登録処理部635)は、上記登録用情報に基づいて、無線ローカルエリアネットワークを、マルチキャストデータ又はブロードキャストデータの送信エリアに登録する。すなわち、第1コアネットワークノード600(記憶部620)は、上記登録用情報を記憶する。また、第1コアネットワークノード600(第2通信処理部633)は、無線ローカルエリアネットワークが送信エリアに登録されたことを示す情報を、第2コアネットワークノード700に送信する。ここで、無線ローカルエリアネットワークが送信エリアに登録されたことを示す情報は、例えば無線アクセスネットワークのIPアドレス、基地局100の識別子などである。
−マルチキャストデータ、ブロードキャストデータ
マルチキャストデータ又はブロードキャストデータは、ETWS(Earthquake and Tsunami Warning System)、MBMS(Multimedia Broadcast Multicast Services)又はeMBMS(evolved Multimedia Broadcast Multicast Service)のデータを含む。
−登録用情報
上記登録用情報は、無線ローカルエリアネットワークをマルチキャストデータ又はブロードキャストデータの送信エリアに登録するため、例えば、無線ローカルエリアネットワークの識別子を含む。具体的に、無線ローカルエリアネットワークの識別子は、アクセスポイント又はアクセスコントローラの識別子を含み、例えばSSID(Service Set Identifier)、BSSID(Basic Service Set Identifier)、又はESSID(Extended Service Set Identifier))である。また、アクセスポイント又はアクセスコントローラの識別子は、MAC(Medium Access Control)アドレスであってもよい。また、上記登録用情報は、基地局100に無線ローカルエリアネットワーク(ゲートウェイ200又はWLAN−AP300)が接続されていることを示す情報を含んでもよい。
また、上記登録用情報は、無線ローカルエリアネットワークを、マルチキャストデータ又はブロードキャストデータに加えてnon−MBMS services(例えばUnicast)のデータの送信エリアに登録するための情報であってもよい。これにより、無線ローカルエリアネットワーク経由でMBMSおよびUnicastのデータ送信を共にサポートするセルが、無線ローカルエリアネットワーク経由で提供されることになる。
(2)送信範囲の加入処理
第2コアネットワークノード700は、第1コアネットワークノード600から無線ローカルエリアネットワークが送信エリアに登録されたことを示す情報を受信すると、当該無線ローカルエリアネットワークを、マルチキャストデータ又はブロードキャストデータの送信範囲に加える(Join)ため、次のような処理を行う。
具体的に、第2コアネットワークノード700は、マルチキャストデータ又はブロードキャストデータの送信グループに、無線ローカルエリアネットワークを加える。そして、第2コアネットワークノード700は、マルチキャストまたはブロードキャストのためのIPアドレス(例えばIPマルチキャストアドレス)を、第1コアネットワークノード600に送信する。続いて、第1コアネットワークノード600は、上記IPアドレスを、制御エンティティ500に送信する。続いて、制御エンティティ500は、上記IPアドレスを基地局100に送信する。上記IPアドレスを基地局100が受信することにより、当該無線ローカルエリアネットワークが送信範囲に加わる(Join)こととなる。
(3)マルチキャストデータまたはブロードキャストの送信
第2コアネットワークノード700は、第3コアネットワークノード800からマルチキャストデータまたはブロードキャストデータを受信し、上記IPアドレスを送信元アドレスとして使用してマルチキャストデータ又はブロードキャストデータを基地局100に送信する。
(4)無線ローカルエリアネットワークへの転送処理
−基地局
基地局100(第1通信処理部143)は、コアネットワーク(第2コアネットワークノード700)から送信されるマルチキャストデータ又はブロードキャストデータを受信する。具体的に、基地局100(第1通信処理部143)は、コアネットワーク側から送信されてきたデータの送信元アドレスが上記IPアドレスであるかをチェックし、送信元アドレスが上記IPアドレスであるデータ、すなわちマルチキャストデータ又はブロードキャストデータのみを受信し、その他のデータを破棄する。
そして、基地局100(第2通信処理部145)は、受信したマルチキャストデータ又はブロードキャストデータを無線ローカルエリアネットワーク(ゲートウェイ200、WLAN−AP300)経由で端末装置400に送信する。
−ゲートウェイ
ゲートウェイ200(第1通信処理部231)は、コアネットワーク(第2コアネットワークノード700)から基地局100を介して送信されるマルチキャストデータ又はブロードキャストデータを受信する。そして、ゲートウェイ200(第2通信処理部233)は、受信したマルチキャストデータ又はブロードキャストデータを無線ローカルエリアネットワーク(WLAN−AP300)経由で端末装置400に送信する。
(5)制御情報の送信
基地局100(第3通信処理部147)は、マルチキャストデータ又はブロードキャストデータの送信に関する制御情報を、Uuインタフェースを用いて端末装置400に直接送信する。ここで、制御情報とは、例えば無線ローカルエリアネットワーク経由で端末装置400にマルチキャストデータ又はブロードキャストデータが送信されるタイミング、マルチキャストデータ又はブロードキャストデータの送信に用いられる無線ローカルエリアネットワークのチャンネル(WLANのチャンネル)などである。
(6)端末装置による受信処理
端末装置400(第1通信処理部441)は、コアネットワークから送信されるマルチキャストデータ又はブロードキャストデータを無線ローカルエリアネットワーク(ゲートウェイ200、WLAN−AP300)経由で受信する。
具体的に、端末装置400(第1通信処理部441)は、基地局100から受信した制御情報を利用して、すなわち、制御情報が示すタイミング、チャンネルなどに従って、マルチキャストデータ又はブロードキャストデータを受信する。なお、端末装置400は、上記制御情報を利用する場合に限らず、例えば、マルチキャストサービス又はブロードキャストサービスのためのアプリケーションプログラムを実行し、定期的に(例えば100msecごとに)無線ローカルエリアネットワーク側にアクセスしてマルチキャストデータ又はブロードキャストデータを受信してもよい。
そして、端末装置400(データ処理部445)は、マルチキャストデータ又はブロードキャストデータについての処理を実行する。
具体的に、端末装置400(データ処理部445)は、マルチキャストデータ又はブロードキャストデータが、当該端末装置400の対象データであるかチェックする。あるいは、端末装置400(データ処理部445)は、マルチキャストサービス又はブロードキャストサービスのためのアプリケーションプログラムを実行して、マルチキャストデータ又はブロードキャストデータの再生(動画再生、メッセージ表示など)を行う。上記マルチキャストサービス又はブロードキャストサービスは、当該端末装置400が受信したマルチキャストデータ又はブロードキャストデータに対応するものであってもよい。
(7)処理の流れ
図8を参照して、第1の実施形態に係る処理の例として、MBMSのデータを送信する処理を説明する。図8は、第1の実施形態に係る処理の概略的な流れの例を説明するためのブロック図である。
処理の前提として、MBMSのデータには、第2コアネットワークノード700(MBMS−GW)と第3コアネットワークノード800(BM−SC)とが協働して、マルチキャスト又はブロードキャストのためのIPアドレス(IPマルチキャストアドレス)が割り当てられている。また、無線ローカルエリアネットワークは、マルチキャスト又はブロードキャストの送信範囲(MBSFNエリア)に加入する(Join)処理が行われており、基地局100(eNB)は、第2コアネットワークノード700(MBMS−GW)から、第1コアネットワークノード600(MME)及び制御エンティティ500(MCE)を介して上記IPアドレス(IPマルチキャストアドレス)を取得している。
まず、第3コアネットワークノード800(BM−SC)は、マルチキャストデータ又はブロードキャストデータ(MBMSのデータ)を第2コアネットワークノード700(MBMS−GW)に送信する。
続いて、第2コアネットワークノード700(MBMS−GW)は、第3コアネットワークノード800(BM−SC)から受信したマルチキャストデータ又はブロードキャストデータ(MBMSのデータ)を基地局100(eNB)に送信する。
続いて、基地局100(eNB)は、制御エンティティ500(MCE)から受信したIPアドレス(IPマルチキャストアドレス)に基づいて、第2コアネットワークノード700(MBMS−GW)から送信されるマルチキャストデータ又はブロードキャストデータ(MBMSのデータ)を受信する。
具体的に、基地局100(eNB)は、第2コアネットワークノード700(MBMS−GW)から送信されるデータの送信元アドレスが、無線ローカルエリアネットワークが送信エリアに登録されたサービスに対応付けられているIPアドレス(IPマルチキャスト)であるかを判断(チェック)する。そして、基地局100(eNB)は、送信元アドレスが当該IPアドレスであるデータ、すなわち第2コアネットワークノード700(MBMS−GW)から送信されるマルチキャストデータ又はブロードキャストデータ(MBMSのデータ)を受信し、受信したマルチキャストデータ又はブロードキャストデータ(MBMSのデータ)を、無線ローカルエリアネットワーク経由の通信に用いられるゲートウェイ200(LWIP−SeGW)に送信する。
続いて、ゲートウェイ200(LWIP−SeGW)は、基地局100(eNB)から受信したマルチキャストデータ又はブロードキャストデータ(MBMSのデータ)を、WLAN−AP300を介して端末装置400(UE)に送信する。
続いて、端末装置400(UE)は、コアネットワークから送信されるマルチキャストデータ又はブロードキャストデータ(MBMSのデータ)をWLAN−AP300から受信する。そして、端末装置400(UE)は、マルチキャストデータ又はブロードキャストデータ(MBMSのデータ)についての処理を実行する。
<4.7.変形例>
次に、第1の実施形態の変形例を説明する。
まず、第2コアネットワークノードから送信されるマルチキャストデータ又はブロードキャストデータは、必ずしも図8に示すような基地局100を介して送信する場合に限らない。
例えば、図9は、第1の実施形態の変形例に係る処理の概略的な流れの例を説明するためのブロック図である。図9に示すように、第2コアネットワークノード700(MBMS−GW)は、マルチキャストデータ又はブロードキャストデータ(MBMSのデータ)を、基地局100を経由せずに、ゲートウェイ200(LWIP−SeGW)に直接送信してもよい。図9に示す処理では、ゲートウェイ200は次のような処理を行う。
すなわち、ゲートウェイ200(第1通信処理部231)は、コアネットワーク(第2コアネットワークノード700)から送信されるマルチキャストデータ又はブロードキャストデータを受信する。具体的に、ゲートウェイ200(第1通信処理部231)は、予め基地局100からマルチキャスト又はブロードキャストのためのIPアドレスを取得する。そして、ゲートウェイ200(第1通信処理部231)は、コアネットワーク側から送信されてきたデータの送信元アドレスが上記IPアドレスであるかをチェックし、送信元アドレスが上記IPアドレスであるデータ、すなわちマルチキャストデータ又はブロードキャストデータのみを受信し、その他のデータを破棄する。そして、ゲートウェイ200(第2通信処理部233)は、受信したマルチキャストデータ又はブロードキャストデータを無線ローカルエリアネットワーク(WLAN−AP300)経由で端末装置400に送信する。
また、マルチキャストデータ又はブロードキャストデータは、図8及び図9に示したように、無線ローカルエリアネットワークのみを経由して端末装置400(UE)に送信される場合に限らない。
例えば、図8に示すネットワーク構成において、基地局100(eNB)は、マルチキャストデータ又はブロードキャストデータ(MBMSのデータ)を、無線ローカルエリアネットワーク経由、及びUuインタフェース経由の合計2ルートにスプリットして、端末装置400(UE)に送信するようにしてよい。
<4.8.まとめ>
以上、第1の実施形態を説明した。第1の実施形態によれば、基地局100から制御エンティティ500を介して第1コアネットワークノード600に登録用情報を送信することにより、無線ローカルエリアネットワークを、マルチキャストデータ又はブロードキャストデータの送信エリアに登録することができる。これにより、第1の実施形態によれば、今までUuインタフェースのみを用いて提供していたマルチキャストサービス又はブロードキャストを、無線ローカルエリアネットワークで提供することが可能となる。
また、第1の実施形態によれば、コアネットワークからのマルチキャストデータ又はブロードキャストデータを無線ローカルエリアネットワーク経由で端末装置400に送信する。これにより、例えば基地局100の処理負荷を軽減したり、任意のマルチキャストサービス(例えばIPマルチキャストアドレス)については無線ローカルエリアを経由したりするなど、より柔軟に、コアネットワークからのマルチキャストデータ又はブロードキャストデータを端末装置400に送信することができる。
ところで、マルチキャストデータ又はブロードキャストデータをUuインタフェースにより送信する場合には、送信エリア(セル、基地局)同士で高精度な同期をとりながらデータを送信する必要がある。このため、例えば、第2コアネットワークノード(MBMS−GW)は、送信グループ(セル、基地局)の中から最も遅延時間が長い送信エリアを特定して、特定した送信エリアに合わせて同期用のタイムスタンプを設定する必要がある。
一方、第1の実施形態によれば、例えば、無線ローカルエリアネットワークを屋内、特定のスポットなどに限定することにより、マルチキャストデータ又はブロードキャストデータの送信エリアを当該無線ローカルエリアネットワークのエリアに在圏する端末装置(ユーザ)に限定することができる。これにより、第1の実施形態によれば、無線ローカルエリアネットワークの送信エリアと他の送信エリア(セル)との間で上述したような高精度な同期処理が不要となる。つまり、第1の実施形態によれば、例えば第2コアネットワークノード(MBMS−GW)が、無線ローカルエリアネットワークの送信エリアを考慮せずに上記タイムスタンプを設定することができる。
<<5.第2の実施形態>>
続いて、図10及び図11を参照して、本発明の第2の実施形態を説明する。上述した第1の実施形態は、具体的な実施形態であるが、第2の実施形態は、より一般化された実施形態である。
<5.1.無線アクセスネットワークノードの構成>
まず、図10を参照して、第2の実施形態に係る無線アクセスネットワークノード900の構成の例を説明する。図10は、第2の実施形態に係る無線アクセスネットワークノード900の概略的な構成の例を示すブロック図である。図10を参照すると、無線アクセスネットワークノード900は、第1通信処理部911及び第2通信処理部913を備える。
第1通信処理部911及び第2通信処理部913の具体的な動作は、後に説明する。
第1通信処理部911及び第2通信処理部913は、ベースバンド(BB)プロセッサ及び/又は他のプロセッサ等により実装されてもよい。第1通信処理部911及び第2通信処理部913は、同一のプロセッサにより実装されてもよく、別々に異なるプロセッサにより実装されてもよい。
無線アクセスネットワークノード900は、プログラムを記憶するメモリと、当該プログラムを実行可能な1つ以上のプロセッサとを含んでもよく、当該1つ以上のプロセッサは、第1通信処理部911及び第2通信処理部913の動作を行ってもよい。上記プログラムは、第1通信処理部911及び第2通信処理部913の動作をプロセッサに実行させるためのプログラムであってもよい。
<5.2.端末装置の構成>
まず、図11を参照して、第2の実施形態に係る端末装置400の構成の例を説明する。図11は、第2の実施形態に係る端末装置400の概略的な構成の例を示すブロック図である。図11を参照すると、端末装置400は、通信処理部451及びデータ処理部453を備える。
通信処理部451及びデータ処理部453の具体的な動作は、後に説明する。
通信処理部451及びデータ処理部453は、プロセッサ等により実装されてもよい。通信処理部451及びデータ処理部453は、同一のプロセッサにより実装されてもよく、別々に異なるプロセッサにより実装されてもよい。
端末装置400は、プログラムを記憶するメモリと、当該プログラムを実行可能な1つ以上のプロセッサとを含んでもよく、当該1つ以上のプロセッサは、通信処理部451及びデータ処理部453の動作を行ってもよい。上記プログラムは、通信処理部451及びデータ処理部453の動作をプロセッサに実行させるためのプログラムであってもよい。
<5.3.技術的特徴>
次に、第2の実施形態の技術的特徴を説明する。
第2の実施形態では、無線アクセスネットワークノード900(第1通信処理部911)は、コアネットワークから送信されるマルチキャストデータ又はブロードキャストデータを受信する。そして、無線アクセスネットワークノード900(第2通信処理部913)は、マルチキャストデータ又はブロードキャストデータを無線ローカルエリアネットワーク経由で端末装置400に送信する
一方、端末装置400(通信処理部451)は、コアネットワークから送信されるマルチキャストデータ又はブロードキャストデータを無線ローカルエリアネットワーク経由で受信する。そして、端末装置400(データ処理部453)は、マルチキャストデータ又はブロードキャストデータについての処理を実行する。
マルチキャストデータ及びブロードキャストの送受信、及びその処理の流れについての説明は、例えば、一部の符号の相違を除き、第1の実施形態におけるこれらについての説明と同じである。よって、ここでは重複する説明を省略する。
以上、第2の実施形態を説明した。第2の実施形態によれば、例えば、より柔軟に、コアネットワークからのマルチキャストデータ又はブロードキャストデータを端末装置400に送信することができる。
<<6.他の形態>>
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではない。これらの実施形態は例示にすぎないということ、及び、本発明のスコープ及び精神から逸脱することなく様々な変形が可能であるということは、当業者に理解されるであろう。
また、本明細書において説明した無線アクセスネットワークノードの構成要素(例えば、第1通信処理部、及び/又は第2通信処理部)を備える装置(例えば、無線アクセスネットワークノードを構成する複数の装置(又はユニット)のうちの1つ以上の装置(又はユニット)、又は上記複数の装置(又はユニット)のうちの1つのためのモジュール)が提供されてもよい。本明細書において説明した端末装置の構成要素(例えば、通信処理部及び/又はチェック処理部)を備える装置(例えば、端末装置のためのモジュール)が提供されてもよい。また、上記構成要素の処理を含む方法が提供されてもよく、上記構成要素の処理をプロセッサに実行させるためのプログラムが提供されてもよい。また、当該プログラムを記録したコンピュータに読み取り可能な非一時的記録媒体(Non-transitory computer readable medium)が提供されてもよい。当然ながら、このような装置、方法、プログラム、及びコンピュータに読み取り可能な非一時的記録媒体も本発明に含まれる。
上記実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載され得るが、以下には限られない。
(付記1)
無線アクセスネットワークノードであって、
コアネットワークから送信されるマルチキャストデータ又はブロードキャストデータを受信する第1通信処理部と、
前記マルチキャストデータ又は前記ブロードキャストデータを無線ローカルエリアネットワーク経由で端末装置に送信する第2通信処理部と、
を備える無線アクセスネットワークノード。
(付記2)
当該無線アクセスネットワークノードは基地局である、付記1記載の無線アクセスネットワークノード。
(付記3)
前記基地局はeNB(evolved Node B)である、付記2記載の無線アクセスネットワークノード。
(付記4)
前記マルチキャストデータ又は前記ブロードキャストデータの送信に関する制御情報を、前記端末装置に送信する第3通信処理部を更に備える、付記2又は3のうちいずれか1項記載の無線アクセスネットワークノード。
(付記5)
当該無線アクセスネットワークノードは、前記無線ローカルエリアネットワーク経由での通信に用いられるゲートウェイである、付記1記載の無線アクセスネットワークノード。
(付記6)
前記ゲートウェイはセキュリティゲートウェイである、付記5記載の無線アクセスネットワークノード。
(付記7)
前記セキュリティゲートウェイは、LWIP−SeGW(LTE/WLAN Radio Level Integration with IPsec Tunnel-Security Gateway)である、付記6記載の無線アクセスネットワークノード。
(付記8)
前記ゲートウェイはWT(WLAN Termination)である、付記5記載の無線アクセスネットワークノード。
(付記9)
前記無線ローカルエリアネットワークを前記マルチキャストデータ又は前記ブロードキャストデータの送信エリアに登録するための登録用情報を取得する情報取得部を、更に備え、
前記第1通信処理部は前記登録用情報を制御エンティティに送信する、付記2乃至4のうちいずれか1項記載の無線アクセスネットワークノード。
(付記10)
前記登録用情報は、前記無線ローカルエリアネットワークの識別子を含む、付記9記載の無線アクセスネットワークノード。
(付記11)
前記無線ローカルエリアネットワークの前記識別子は、前記無線ローカルエリアネットワークのアクセスポイント又はアクセスコントローラの識別子を含む、付記10記載の無線アクセスネットワークノード。
(付記12)
前記アクセスポイント又は前記アクセスコントローラの前記識別子は、SSID(Service Set Identifier)、BSSID(Basic service set identifier)、又はESSID(Extended service set Identifier))である、付記11記載の無線アクセスネットワークノード。
(付記13)
前記アクセスポイント又は前記アクセスコントローラの前記識別子は、MAC(Medium Access Control)アドレスである、付記11記載の無線アクセスネットワークノード。
(付記14)
前記登録用情報は、前記基地局に前記無線ローカルエリアネットワークが接続されていることを示す情報を含む、付記9記載の無線アクセスネットワークノード。
(付記15)
前記制御エンティティはMCE(Multicast Coordination Entity)である、付記9乃至14のうちいずれか1項記載の無線アクセスネットワークノード。
(付記16)
前記マルチキャストデータ又は前記ブロードキャストデータは、ETWS(Earthquake and Tsunami Warning System)、MBMS(Multimedia Broadcast Multicast Services)又はeMBMS(evolved Multimedia Broadcast Multicast Service)のデータを含む、付記1乃至15のうちいずれか1項記載の無線アクセスネットワークノード。
(付記17)
端末装置であって、
コアネットワークから送信されるマルチキャストデータ又はブロードキャストデータを無線ローカルエリアネットワーク経由で受信する通信処理部と、
前記マルチキャストデータ又は前記ブロードキャストデータについての処理を実行するデータ処理部と、
を備える端末装置。
(付記18)
前記データ処理部は、前記受信したマルチキャストデータ又はブロードキャストデータが、当該端末装置の対象であるかをチェックする、付記17記載の端末装置。
(付記19)
前記データ処理部は、前記受信したマルチキャストデータ又はブロードキャストデータに対応するマルチキャストサービス又はブロードキャストサービスのアプリケーションプログラムを実行する、付記17記載の端末装置。
(付記20)
制御エンティティであって、
無線ローカルエリアネットワークをマルチキャストデータ又はブロードキャストデータの送信エリアに登録するための登録用情報を、基地局から受信する第1通信処理部と、
前記登録用情報をコアネットワークノードに送信する第2通信処理部と、
を備える制御エンティティ。
(付記21)
当該制御エンティティはMCE(Multicast Coordination Entity)であり、
前記基地局はeNBであり、
前記コアネットワークノードはMME(Mobility Management Entity)である、付記20記載の制御エンティティ。
(付記22)
コアネットワークノードであって、
無線ローカルエリアネットワークをマルチキャストデータ又はブロードキャストデータの送信エリアに登録するための登録用情報を受信する第1通信処理部と、
前記登録用情報に基づいて、前記無線ローカルエリアネットワークを、前記マルチキャストデータ又は前記ブロードキャストデータの前記送信エリアに登録する登録処理部と、
を備えるコアネットワークノード。
(付記23)
前記無線ローカルエリアネットワークが前記マルチキャストデータ又は前記ブロードキャストデータの送信エリアに登録されたことを示す情報を、他のコアネットワークノードに送信する、付記22記載のコアネットワークノード。
(付記24)
当該コアネットワークノードはMME(Mobility Management Entity)であり、
前記他のコアネットワークノードはMBMS−GW(Multimedia Broadcast Multicast Service-Serving Gateway)である、付記23記載のコアネットワークノード。
(付記25)
コアネットワークから送信されるマルチキャストデータ又はブロードキャストデータを受信することと、
前記マルチキャストデータ又は前記ブロードキャストデータを無線ローカルエリアネットワーク経由で端末装置に送信することと、
を含む方法。
(付記26)
コアネットワークから送信されるマルチキャストデータ又はブロードキャストデータを受信することと、
前記マルチキャストデータ又は前記ブロードキャストデータを無線ローカルエリアネットワーク経由で端末装置に送信することと、
をプロセッサに実行させるためのプログラム。
(付記27)
コアネットワークから送信されるマルチキャストデータ又はブロードキャストデータを受信することと、
前記マルチキャストデータ又は前記ブロードキャストデータを無線ローカルエリアネットワーク経由で端末装置に送信することと、
をプロセッサに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータに読み取り可能な非一時的記録媒体。
(付記28)
コアネットワークから送信されるマルチキャストデータ又はブロードキャストデータを無線ローカルエリアネットワーク経由で受信することと、
前記マルチキャストデータ又は前記ブロードキャストデータについての処理を実行することと、
を含む方法。
(付記29)
コアネットワークから送信されるマルチキャストデータ又はブロードキャストデータを無線ローカルエリアネットワーク経由で受信することと、
前記マルチキャストデータ又は前記ブロードキャストデータについての処理を実行することと、
をプロセッサに実行させるためのプログラム。
(付記30)
コアネットワークから送信されるマルチキャストデータ又はブロードキャストデータを無線ローカルエリアネットワーク経由で受信することと、
前記マルチキャストデータ又は前記ブロードキャストデータについての処理を実行することと、
をプロセッサに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータに読み取り可能な非一時的記録媒体。
(付記31)
無線ローカルエリアネットワークをマルチキャストデータ又はブロードキャストデータの送信エリアに登録するための登録用情報を、基地局から受信することと、
前記登録用情報をコアネットワークノードに送信することと、
を含む方法。
(付記32)
無線ローカルエリアネットワークをマルチキャストデータ又はブロードキャストデータの送信エリアに登録するための登録用情報を、基地局から受信することと、
前記登録用情報をコアネットワークノードに送信することと、
をプロセッサに実行させるためのプログラム。
(付記33)
無線ローカルエリアネットワークをマルチキャストデータ又はブロードキャストデータの送信エリアに登録するための登録用情報を、基地局から受信することと、
前記登録用情報をコアネットワークノードに送信することと、
をプロセッサに実行させるためのプログラムをコンピュータに読み取り可能な非一時的記録媒体。
(付記34)
無線ローカルエリアネットワークをマルチキャストデータ又はブロードキャストデータの送信エリアに登録するための登録用情報を受信することと、
前記登録用情報に基づいて、前記無線ローカルエリアネットワークを、マルチキャストデータ又はブロードキャストデータの送信エリアに登録することと、
を含む方法。
(付記35)
無線ローカルエリアネットワークをマルチキャストデータ又はブロードキャストデータの送信エリアに登録するための登録用情報を受信することと、
前記登録用情報に基づいて、前記無線ローカルエリアネットワークを、マルチキャストデータ又はブロードキャストデータの送信エリアに登録することと、
をプロセッサに実行させるためのプログラム。
(付記36)
無線ローカルエリアネットワークをマルチキャストデータ又はブロードキャストデータの送信エリアに登録するための登録用情報を受信することと、
前記登録用情報に基づいて、前記無線ローカルエリアネットワークを、マルチキャストデータ又はブロードキャストデータの送信エリアに登録することと、
をプロセッサに実行させるためのプログラムをコンピュータに読み取り可能な非一時的記録媒体。
(付記37)
無線ローカルエリアネットワークをコアネットワークから送信されるマルチキャストデータ又はブロードキャストデータの送信エリアに登録するための登録用情報を取得する情報取得部と、
前記登録用情報を制御エンティティに送信する通信処理部と、
を備える、無線アクセスネットワークノード。
(付記38)
無線ローカルエリアネットワークをコアネットワークから送信されるマルチキャストデータ又はブロードキャストデータの送信エリアに登録するための登録用情報を取得することと、
前記登録用情報を制御エンティティに送信することと、
を含む方法。
(付記39)
無線ローカルエリアネットワークをコアネットワークから送信されるマルチキャストデータ又はブロードキャストデータの送信エリアに登録するための登録用情報を取得することと、
前記登録用情報を制御エンティティに送信することと、
をプロセッサに実行させるためのプログラム。
(付記40)
無線ローカルエリアネットワークをコアネットワークから送信されるマルチキャストデータ又はブロードキャストデータの送信エリアに登録するための登録用情報を取得することと、
前記登録用情報を制御エンティティに送信することと、
をプロセッサに実行させるためのプログラムをコンピュータに読み取り可能な非一時的記録媒体。
この出願は、2016年11月29日に出願された日本出願特願2016−230952を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
移動体通信システムにおいて、より柔軟に、コアネットワークからのマルチキャストデータ又はブロードキャストデータを端末装置に送信することができる。
1 システム
100 基地局
141 情報取得部
143、441、911 第1通信処理部
145、443、913 第2通信処理部
147 第3通信処理部
200 ゲートウェイ
300 WLAN−AP(Wireless Local Area Network Access Point)
400 端末装置
451 通信処理部
445、453 データ処理部
500 制御エンティティ
600 第1コアネットワークノード
700 第2コアネットワークノード
800 第3コアネットワークノード
900 無線アクセスネットワークノード

Claims (10)

  1. 無線アクセスネットワークノードであって、
    コアネットワークから送信されるマルチキャストデータ又はブロードキャストデータを受信する第1通信処理部と、
    前記マルチキャストデータ又は前記ブロードキャストデータを無線ローカルエリアネットワーク経由で端末装置に送信する第2通信処理部と、
    前記マルチキャストデータ又は前記ブロードキャストデータの送信に関する制御情報を、前記端末装置に送信する第3通信処理部と、を備える無線アクセスネットワークノード。
  2. 無線アクセスネットワークノードであって、
    コアネットワークから送信されるマルチキャストデータ又はブロードキャストデータを受信する第1通信処理部と、
    前記マルチキャストデータ又は前記ブロードキャストデータを無線ローカルエリアネットワーク経由で端末装置に送信する第2通信処理部と、
    前記無線ローカルエリアネットワークを前記マルチキャストデータ又は前記ブロードキャストデータの送信エリアに登録するための登録用情報を取得する情報取得部と、を備え、
    前記第1通信処理部は前記登録用情報を制御エンティティに送信する無線アクセスネットワークノード。
  3. 前記登録用情報は、前記無線ローカルエリアネットワークの識別子を含む、請求項記載の無線アクセスネットワークノード。
  4. 前記無線アクセスネットワークノードは、基地局であり、
    前記登録用情報は、前記基地局に前記無線ローカルエリアネットワークが接続されていることを示す情報を含む、請求項記載の無線アクセスネットワークノード。
  5. 制御エンティティであって、
    無線ローカルエリアネットワークをマルチキャストデータ又はブロードキャストデータの送信エリアに登録するための登録用情報を、基地局から受信する第1通信処理部と、
    前記登録用情報をコアネットワークノードに送信する第2通信処理部と、
    を備える制御エンティティ。
  6. コアネットワークノードであって、
    無線ローカルエリアネットワークをマルチキャストデータ又はブロードキャストデータの送信エリアに登録するための登録用情報を受信する第1通信処理部と、
    前記登録用情報に基づいて前記無線ローカルエリアネットワークを前記マルチキャストデータ又は前記ブロードキャストデータの前記送信エリアに登録する登録処理部と、
    を備えるコアネットワークノード。
  7. コアネットワークから送信されるマルチキャストデータ又はブロードキャストデータを受信することと、
    前記マルチキャストデータ又は前記ブロードキャストデータを無線ローカルエリアネットワーク経由で端末装置に送信することと、
    前記マルチキャストデータ又は前記ブロードキャストデータの送信に関する制御情報を、前記端末装置に送信することと、を含む方法。
  8. コアネットワークから送信されるマルチキャストデータ又はブロードキャストデータを受信することと、
    前記マルチキャストデータ又は前記ブロードキャストデータを無線ローカルエリアネットワーク経由で端末装置に送信することと、
    前記無線ローカルエリアネットワークを前記マルチキャストデータ又は前記ブロードキャストデータの送信エリアに登録するための登録用情報を取得することと、
    前記登録用情報を制御エンティティに送信することと、を含む方法。
  9. コアネットワークから送信されるマルチキャストデータ又はブロードキャストデータを受信することと、
    前記マルチキャストデータ又は前記ブロードキャストデータを無線ローカルエリアネットワーク経由で端末装置に送信することと、
    前記マルチキャストデータ又は前記ブロードキャストデータの送信に関する制御情報を、前記端末装置に送信することと、
    をプロセッサに実行させるためのプログラム。
  10. コアネットワークから送信されるマルチキャストデータ又はブロードキャストデータを受信することと、
    前記マルチキャストデータ又は前記ブロードキャストデータを無線ローカルエリアネットワーク経由で端末装置に送信することと、
    前記無線ローカルエリアネットワークを前記マルチキャストデータ又は前記ブロードキャストデータの送信エリアに登録するための登録用情報を取得することと、
    前記登録用情報を制御エンティティに送信することと、
    をプロセッサに実行させるためのプログラム。
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