添付した図面及び以下の説明を参照することにより、本発明の前述及び他の特徴は明らかになる。明細書及び図面では、本発明の特定の実施形態が開示されているが、それは、本発明の原理を採用し得る一部の実施形態を示す。理解すべきは、本発明は、記載されている実施形態に限定されず、添付した特許請求の範囲に属するすべての変更、変形及び代替によるものも含むということである。以下、図面をもとに本発明の各種の実施例について説明する。
本発明の実施例1は、リソース選択方法を提供し、図3は、該方法のフローチャートである。図3に示すように、該方法は、次のようなステップを含む。
ステップ301:ユーザ装置が第一基地局との接続を切った後に、該ユーザ装置が物理層同期喪失指示情報を受信してから、該ユーザ装置との接続を再確立した第二基地局により第一モードに従って割り当てられた第一リソースを受信するまでの第一期間、又は、該ユーザ装置が該ユーザ装置の第二基地局へのハンドオーバをトリガーする構成情報を受信してから、該第二基地局により第一モードに従って割り当てられた第一リソースを受信するまでの第二期間、又は、該ユーザ装置が再確立を初期化してから、該ユーザ装置との接続を再確立した第二基地局により第一モードに従って割り当てられた第一リソースを受信するまでの第三期間、又は、該ユーザ装置が再確立要求を送信してから、該ユーザ装置との接続を再確立した第二基地局により第一モードに従って割り当てられた第一リソースを受信するまでの第四期間において、該ユーザ装置は、第一基地局又は第二基地局により第二モードに従って構成されたリソースプール中からD2D通信を行うためのリソースを選択する。
本実施例では、基地局が第一モードに従って割り当てた第一リソースは、基地局がスケジューリングした割り当て方式に従って割り当てられたリソースであっても良く、モード1のリソースと称されても良く、基地局が第二モードに従って構成したリソースプールは、モード2のリソースプールと称されても良い。該ユーザ装置は、該リソースプール中からD2D通信を行うためのリソースを選択し、また、該第一モード及び第二モードは、背景技術の部分に述べたMode1及びMode2に対応する。
上述の実施例から分かるように、該ユーザ装置は、1つの基地局との接続を切った後に、再びもう1つの基地局と接続する時に、該もう1つの基地局により第一モードに従って割り当てられた第一リソースを受信する前に、上述の基地局により第二モードに従って構成されたリソースプール中からD2D通信用のリソースを選択することにより、D2D通信の連続性を保ち、中断を避けることができる。
本実施例では、ハンドオーバーのシナリオ下で、該第一基地局はソース基地局であっても良く、該第二基地局はターゲット基地局であっても良く、又は、失敗後再確立のシナリオ下で、該第一基地局は、ユーザ装置が失敗発生時に所在する基地局であっても良く、該第二基地局は、該ユーザ装置と接続を再確立する基地局であっても良く、該第二基地局は該第一基地局であっても良く、他の基地局であっても良い。
例えば、失敗後再確立のシナリオについて
該ユーザ装置が、失敗が発生し、第一基地局との接続を切り、該ユーザ装置は、再確立初期化プロセスをトリガーし、適切なセルを選択して該セルの基地局、例えば、第二基地局への接続を再確立する。そのうち、無線リンク失敗(Radio Link Failure、RLF)、ハンドオーバー失敗、基地局再構成失敗、下位層インテグリティチェック失敗発生時に、再確立初期化プロセスをトリガーすることができる。
本実施例では、再確立初期化プロセスをトリガーする失敗が無線リンク失敗(Radio Link Failure、RLF)である時に、該ユーザ装置が物理層同期喪失指示情報を受信してから、該ユーザ装置との接続を再確立した第二基地局により第一モードに従って割り当てられた第一リソースを受信するまでの第一期間(T1)において、該ユーザ装置は、基地局により第一モードに従って割り当てられた第一リソースを使用せず、第一基地局又は第二基地局により第二モードに従って構成されたリソースプール中からD2D通信を行うためのリソースを選択する。
本実施例では、再確立初期化プロセスをトリガーする失敗がハンドオーバー失敗である時に、該ユーザ装置が該ユーザ装置の第二基地局へのハンドオーバーをトリガーする構成情報を受信してから、該第二基地局により第一モードに従って割り当てられた第一リソースを受信するまでの第二期間(T2)において、該ユーザ装置は、基地局により第一モードに従って割り当てられた第一リソースを使用せず、第一基地局又は第二基地局により第二モードに従って構成されたリソースプール中からD2D通信を行うためのリソースを選択する。
本実施例では、再確立初期化プロセスをトリガーする失敗が基地局再構成失敗、下位層インテグリティチェック失敗、ハンドオーバー失敗である時に、該ユーザ装置が再確立を初期化してから、該ユーザ装置との接続を再確立した第二基地局により第一モードに従って割り当てられた第一リソースを受信するまでの第三期間(T3)において、該ユーザ装置は、基地局により第一モードに従って割り当てられた第一リソースを使用せず、第一基地局又は第二基地局により第二モードに従って構成されたリソースプール中からD2D通信を行うためのリソースを選択する。
本実施例では、再確立初期化プロセスをトリガーする失敗がハンドオーバー失敗である時に、該ユーザ装置が再確立要求を送信してから、該ユーザ装置との接続を再確立した第二基地局により第一モードに従って割り当てられた第一リソースを受信するまでの第四期間(T4)において、該ユーザ装置は、基地局により第一モードに従って割り当てられた第一リソースを使用せず、第一基地局又は第二基地局により第二モードに従って構成されたリソースプール中からD2D通信を行うためのリソースを選択する。
例えば、ハンドオーバーのシナリオについて
ユーザ装置は、該ユーザ装置の第二基地局へのハンドオーバーをトリガーする構成情報を受信した後に、第一基地局との接続を切り、そして、ランダムアクセスプロセスにより、第二基地局と接続を確立する。
該ユーザ装置が該ユーザ装置の第二基地局へのハンドオーバーをトリガーする構成情報を受信してから、該第二基地局により第一モードに従って割り当てられた第一リソースを受信するまでの第二期間(T2)において、該ユーザ装置は、基地局により第一モードに従って割り当てられた第一リソースを使用せず、第一基地局又は第二基地局により第二モードに従って構成されたリソースプール中からD2D通信を行うためのリソースを選択する。
本実施例における上述のリソース選択方法から分かるように、ユーザ装置は、該第一期間、第二期間、第三期間又は第四期間において、第一基地局又は第二基地局により第二モードに従って構成されたリソースプール中から選択したリソースを用いて通信を行うことができ、これにより、ユーザ装置がハンドオーバー又は失敗後再確立などのシナリオ中で対応するリソースを選択してD2D通信を行うことで、D2D通信の連続性を保証することができる。
本実施例では、該第一期間、第二期間、第三期間又は第四期間において、該ユーザ装置は、第一基地局により構成されたリソースプールにおけるリソースを選択しても良く、第二基地局により構成されたリソースプールにおけるリソースを選択しても良い。また、次のような方式を採用してリソースを選択することもできる。
該ユーザ装置は、該第二基地局により第二モードに従って構成されたリソースプールを受信した後に、該第二基地局により構成されたリソースプール中からD2D通信を行うためのリソースを選択し、また、該ユーザ装置は、該第二基地局により第二モードに従って構成された該リソースプールを受信する前に、該第一基地局により第二モードに従って構成されたリソースプール中からD2D通信を行うためのリソースを選択する。
例えば、ユーザ装置は、セル間ハンドオーバーを行う時に、ソース基地局又はターゲット基地局により構成されたモード2のリソースプールを使用しても良く;又は、該ユーザ装置は、該ターゲット基地局により構成されたリソースプールを受信した後に、該ターゲット基地局により構成されたリソースプール中からD2D通信を行うためのリソースを選択しても良く、該ユーザ装置は、該ターゲット基地局により構成されたリソースプールを受信する前に、該ソース基地局により構成されたリソースプール中からD2D通信を行うためのリソースを選択しても良い。
例えば、ユーザ装置は、失敗後再確立を行う時に、ユーザ装置が失敗発生時に所在する基地局、又は、接続を再確立した基地局により構成されたモード2のリソースプールを使用しても良く;又は、該ユーザ装置は、接続を再確立した基地局により構成されたモード2のリソースプールを受信した後に、接続を再確立した基地局により構成されたリソースプール中から通信を行うためのリソースを選択しても良く、該ユーザ装置は、接続を再確立した基地局により構成されたリソースプールを受信する前に、該ユーザ装置が失敗発生時に所在する基地局により構成されたリソースプール中からD2D通信を行うためのリソースを選択しても良い。
本実施例では、図3に示すように、該方法はさらに次のステップを含んでも良く、即ち、
ステップ302:該ユーザ装置は、該第二基地局により第一モードに従って割り当てられた第一リソースを受信した後に、又は、該第二基地局がユーザ装置に該第一リソースの使用を指示するための指示情報を受信した時に、該リソースプールをリリースする。
そのうち、該ユーザ装置が第二基地局に接続された後に、且つ、該指示情報を受信した後に、該ユーザ装置は、モード2のリソースの使用を停止し、該モード2のリソースプールをリリースし、そして、該第二基地局に第一リソースを要求し、また、該ユーザ装置は、基地局により割り当てられた第一リソースを得た後に、第一リソースを使用する。
上述のリソースプールは、第一基地局及び/又は第二基地局により第二モードに従って構成されたリソースプールを含んでも良い。
例えば、ユーザ装置がセル間ハンドオーバーを行う時に、ユーザ装置は、ターゲット基地局により割り当てられたモード1のリソースを受信した後に、MAC層についてモード1のリソースを構成すると同時に、モード2のリソースをリリースし;又は、ユーザ装置がターゲット基地局の指示情報、即ち、ユーザ装置がモード1のリソースを使用するように指示するための指示情報を受信した時に、該ユーザ装置は、モード2のリソースの使用を停止し、モード2のリソースプールをリリースし、また、ターゲットセルにモード1のリソースを要求することもできる。
例えば、該ユーザ装置が失敗後再確立を行う時に、該ユーザ装置は、接続を再確立した基地局により割り当てられたモード1のリソースを受信した後に、MAC層についてモード1のリソースを構成すると同時に、スモード2のリソースをリリースし;又は、該ユーザ装置は、接続を再確立した基地局の指示情報、即ち、該ユーザ装置がモード1のリソースを使用するように指示するための指示情報を受信した時に、モード2のリソースの使用を停止し、スモード2のリソースプールをリリースし、また、接続を再確立した基地局にモード1のリソースを要求することもできる。
本実施例では、ユーザ装置がハンドオーバー成功するまでに使用する時間が比較的短い場合、比較的短いハンドオーバープロセスでは、第二モードに従って構成されたリソースプールを使用しなくても良いので、該方法は、さらに、次のようなことを含んでも良く、即ち、該ユーザ装置が該再構成情報を受信してからの第一所定時間内で該第二基地局に成功裏にハンドオーバーすることができない場合、該第二期間は、該第一所定時間を超えてから、該第一リソースを受信するまでの期間を含み、そのうち、該第一所定時間は、該ユーザ装置が該構成情報を受信してから、該第二基地局に成功裏に接続されるまでの時間よりも小さい。
本実施例では、ユーザ装置の再確立プロセスが使用する時間が比較的短い場合、比較的短い再確立プロセスでは、第二モードに従って構成されたリソースプールを使用しなくても良いので、該方法は、さらに、次のようなことを含んでも良く、即ち、該ユーザ装置が再確立を初期化してからの第二所定時間内で適切なセルを選択することができない場合、該第三期間は、該第二所定時間を超えてから、該第一リソースを受信するまでの期間を含み、そのうち、該第二所定時間は、再確立初期化から、適切なセルを選択することができるまでの時間よりも小さい。
本実施例では、ユーザ装置がハンドオーバーを行い、第一基地局との接続を切る前に、該方法は、さらに、次のようなことを含んでも良く、即ち、第一基地局により構成された構成情報を受信することである。
そのうち、該構成情報は、第二基地局により第二モードに従って構成されたリソースプールの時間周波数位置、及び/又は、該第二基地局が第一モードのリソース割り当て方式をサポートするかを示す情報、及び/又は、該第二基地局により第一モードに従って割り当てられたリソースのリソース位置を含む。
本実施例では、該ユーザ装置がハンドオーバーを行う時に、該第一基地局は、ユーザ装置が送信した測定結果に基づいて、該第二基地局にハンドオーバー要求を送信することができ、該ハンドオーバー要求は、該ユーザ装置がD2D通信を行っている情報、及び/又は、該ユーザ装置が使用するD2D通信リソースの割り当てモード及びリソース位置を含み、該第一基地局は、該第二基地局が該ハンドオーバー要求に基づいて返した構成情報を受信した後に、該構成情報を該ユーザ装置に構成し、即ち、再構成プロセスを行う。
本実施例における上述のリソース選択方法から分かるように、該ユーザ装置は、所定期間において、第一基地局又は第二基地局により第二モードに従って構成されたリソースプール中から選択したリソースを用いてD2D通信を行うことができ、これにより、ユーザ装置がハンドオーバー又は失敗後再確立などのシナリオ中で対応するリソースを選択してD2D通信を行うことを便利にすることができる。
以下、ハンドオーバーシナリオ及び失敗後再確立のシナリオをそれぞれ例としてリソース選択方法について詳細に説明する。
本発明の実施例2は、リソース選択方法を提供し、それは、ユーザ装置がセル間でハンドオーバーを実施するシナリオに対応する。該方法は、ユーザ装置がソース基地局との接続を切った後に、該ユーザ装置が該ユーザ装置のターゲット基地局への接続をトリガーする構成情報を受信してから、該ターゲット基地局により第一モードに従って割り当てられた第一リソースを受信するまでの第二期間において、該ユーザ装置は、ソース基地局又はターゲット基地局により第二モードに従って構成されたリソースプール中からD2D通信を行うためのリソースを選択することを含む。
本実施例では、第一モードに従って割り当てられた第一リソース及び第二モードに従って構成されたリソースプールの実施方式は、実施例1と同様であるため、ここでの重複説明が省略される。
図4Aは、本実施例2におけるリソース選択方法のフローチャートである。ハンドオーバーのシナリオに関し、図4Aに示すように、該方法は、次のようなステップを含む。
ステップ401:ソース基地局は、ユーザ装置(UE)に、該ソース基地局が構成したモード2のリソースプールの時間周波数位置を通知し、また、該ユーザ装置に、該ユーザ装置がモード1のリソースを使用し得ることも通知し;
本実施例では、該ソース基地局は、ブロードキャスト又は専用シグナリングにより、ユーザ装置に、モード2のリソースプールの時間周波数位置を通知することができ、及び/又は、該ソース基地局は、ブロードキャスト又は専用シグナリングにより、ユーザ装置に、該ユーザ装置がモード1のリソースの使用を要求し得ることを通知することができる
ステップ402:該ユーザ装置は測定結果を報告し;
本実施例では、該ユーザ装置は、チャネル品質、例えば、参照信号受信パワー(Reference Signal Receiving Power、RSRP)及び参照信号受信品質(Reference Signal Receiving Quality、RSRQ)を測定し、そして、上述の測定結果を該ソース基地局に報告する。
ステップ403:該ソース基地局は、測定結果に基づいて、ターゲット基地局にハンドオーバー要求を送信し;
本実施例では、該ハンドオーバー要求は、該ユーザ装置がD2D通信を行っている情報、及び/又は、該ユーザ装置が使用するD2D通信リソースの割り当てモード及びリソース位置を含んでも良い。
ステップ404:該ターゲット基地局は、該ハンドオーバー要求を受信した後に、構成情報を該ソース基地局に送信し;
本実施例では、該構成情報は、ターゲット基地局がモード2に従って構成したリソースプールの時間周波数位置、及び/又は、該ターゲット基地局がモード1のリソース割り当て方式をサポートするかを示す情報、及び/又は、該ターゲット基地局がモード1に従って割り当てたリソースのリソース位置を含んでも良い。
ステップ405:該ソース基地局は、該ターゲット基地局の構成情報を受信した後に、該ユーザ装置に対して再構成を行い;
本実施例では、該ソース基地局が該構成情報を該ユーザ装置のために構成し、そのうち、構成方式は、従来の任意の方式、例えば、上位層シグナリング又は他のシグナリングにより、該構成情報を該ユーザ装置に通知するなどの方式を採用しても良い。
ステップ406:ターゲット基地局と接続を確立し、そのうち、該ユーザ装置が該構成情報を受信してから、該ターゲット基地局によりモード1に従って割り当てられたリソースを受信するまでの第二期間において、該ユーザ装置は、該ソース基地局又はターゲット基地局がモード2に従って構成したリソースプール中からD2D通信を行うためのリソースを選択し;
本実施例では、該構成情報がRRC接続再構成メッセージにより構成される時に、該ユーザ装置は、Mobility Control Info IEを含むRRC接続再構成メッセージを受信した時に、T304タイマーの計時をスタットさせ、ソース基地局との接続を切り、そして、ランダムアクセスにより該ターゲット基地局と接続を確立し、その後、T304タイマーの計時が停止する。
ステップ407:該ユーザ装置は、該ターゲット基地局にリソース要求を送信する。
ステップ408:該ターゲット基地局は、該ユーザ装置のために第一リソースを割り当てる。
ステップ409:該ターゲット基地局が、割り当てたリソースを該ユーザ装置に通知し、該ユーザ装置は、該ターゲットセルが割り当てた第一リソースを成功裏に受信している。
本実施例では、T304タイマー起動から、ターゲットセルが割り当てたモード1のリソースを成功裏に受信するまでの時間期間(時間期間T2内)において、該ユーザ装置は、モード2のリソースプール中からD2D通信を行うためのリソースを選択し、モード1のリソースを使用せず、そのうち、T304に関する具体的な設定方法については、従来の規格を参照することができるため、ここでの説明が省略される。
1つの実施方式では、該ユーザ装置はさらに第一タイマーを設置しても良く、ステップ406では、該ユーザ装置は、Mobility Control Info IEを含むRRC接続再構成メッセージを受信した時に、T304タイマーを起動させると同時に、さらに該第一タイマー(T1’)を起動させても良く、該第一タイマーが切れてから、ターゲットセルが割り当てたモード1のリソースを成功裏に受信するまでに(時間期間T2’において)、該ユーザ装置は、モード2のリソースプール中からリソースをD2D通信のために選択し、モード1のリソースを使用せず、そのうち、T1’はT304よりも小さい。これより分かるように、該ユーザ装置が該ターゲット装置にハンドオーバーするまでの必要な時間が比較的短い時に、該ユーザ装置は、該T’内で使用するリソースを考慮しなくても良い。
本実施例では、該ユーザ装置は、該ソース基地局又は該ターゲット基地局が構成したモード2のリソースプールを使用しても良く;又は、該ユーザ装置は、該ターゲット基地局が構成したモード2のリソースプールを受信した後に、該ターゲット基地局が構成したリソースプール中からD2D通信を行うためのリソースを選択し、該ユーザ装置は、該ターゲット基地局が構成したモード2のリソースプールを受信する前に、該ソース基地局が構成したモード2のリソースプール中からD2D通信を行うためのリソースを選択する。
図4Aに示すように、該方法は、さらに次のようなステップを含んでも良く、即ち、
ステップ410:該ユーザ装置は、該ターゲット基地局が割り当てたモード1のリソースを成功裏に受信した後に、モード2のリソースプール中から選択されたD2D通信を行うためのリソースを停止する。
ステップ411:該ユーザ装置は、該ターゲット基地局が割り当てたモード1のリソースを受信した後に、モード2のリソースプールをリリースする。
そのうち、該ユーザ装置は、該ターゲット基地局が割り当てたモード1のリソースを受信した後に、MAC層についてモード1のリソースを構成すると同時に、モード2のリソースプールをリリースする。
もう1つの実施例では、図4Bに示すように、上述の時間期間T2、T2’内で、ステップ406の後に、該ユーザ装置は、該ターゲット基地局が送信した、該ユーザ装置がモード1のリソースを使用するように指示するための指示情報を受信し(ステップ406’参照)、該ユーザ装置は、モード2のリソースの使用を停止し、モード2のリソースプールをリリースし(ステップ410’及びステップ411’参照)、そして、該ターゲットセルにモード1のリソースを要求する(ステップ407参照)。
上述の実施例では、ステップ410及びステップ411、ステップ410’及び411’は、実行順序が交換されても良く、又は、同時に行われても良い。
本実施例における上述のリソース選択方法から分かるように、該ユーザ装置は、ハンドオーバー時に、ソース基地局が送信した再構成情報を受信してから、ターゲットセルが割り当てたモード1のリソースを受信する前に、モード2のリソースプール中からリソースをD2D通信のために選択することができ、これにより、D2D通信の連続性を保証することができる。
本発明の実施例3は、リソース選択方法を提供し、それは、ユーザ装置が失敗後再確立を実施するシナリオに対応する。本実施例では、再確立初期化プロセスをトリガーする失敗は、主に、無線リンク失敗(Radio link failure、RLF)、ハンドオーバー失敗、基地局再構成失敗、下位層インテグリティチェック失敗などである。
本実施例では、第一モードに従って割り当てられた第一リソース及び第二モードに従って構成されたリソースプールの実施方式は、実施例1と同様であるため、ここでの重複説明が省略される。本実施例では、該第二基地局は、該第一基地局であっても良く、他の基地局であっても良い。
図5Aは、本実施例3におけるリソース選択方法のフローチャートである。図5Aに示すように、該方法は、次のようなステップを含む。
ステップ501:該第一基地局は、ユーザ装置(UE)に、該第一基地局により構成されたモード2のリソースプールの時間周波数位置を通知し、また、ユーザ装置に、該ユーザ装置がモード1のリソースを使用し得ることも通知し;
本実施例では、ステップ401と同様に、該第一基地局は、ブロードキャスト又は専用シグナリングにより、該ユーザ装置に、モード2のリソースプールの時間周波数位置を通知することができ、及び/又は、該第一基地局は、ブロードキャスト又は専用シグナリングにより、該ユーザ装置に、該ユーザ装置がモード1のリソースの使用をリクエストし得ることを通知することができる。
ステップ503〜505:ユーザ装置に失敗が発生した後に、再確立初期化プロセスをトリガーし、1つの適切なセルを選択した後に、RRC接続再確立要求を送信し;
本実施例では、再確立初期化プロセスをトリガーし、タイマーT311の計時を開始させた場合、適切なセル、例えば、該第二基地局のセルを選択できたら、該タイマーT311が停止する。
ステップ506:該ユーザ装置は、該第二基地局が返したRRC接続再確立成功又は失敗のメッセージを受信し;
本実施例では、在該ユーザ装置は、該第二基地局に該RRC接続再確立要求を送信する時に、タイマーT301の計時を開始させることができ、また、該第二基地局がフィードバックしたRRC接続再確立成功/失敗のメッセージを受信した時に、該タイマーT301が停止し;
接続再確立成功のメッセージを受信した時に、該ユーザ装置は、第二基地局との接続を確立し、接続再確立失敗のメッセージを受信した時に、該ユーザ装置の再確立が失敗しているが、該ユーザ装置は、再びステップ505を実行して接続確立要求を送信することで、第二基地局との接続を確立することができる。
ステップ507:該ユーザ装置は、該第二基地局とRRC接続を成功裏に確立しており;
本実施例では、該RRC接続確立プロセスは、従来技術と同様であるため、ここでは簡単に説明する。先ず、セルの選択を行い;該ユーザ装置は、選択された第二基地局に、RRC接続要求を送信し;該第二基地局は、該RRC接続要求を受信した後に、該ユーザ装置に、RRC接続確立メッセージを返し;該ユーザ装置は、該RRC接続確立メッセージを受信した後に、該第二基地局に、RRC接続確立完成メッセージを送信し;このようにして、該ユーザ装置と該第二基地局との間の接続を成功裏に確立することができる。
上述の実施例では、ステップ503の再確立初期化プロセスで選択されたセルは、ステップ507で選択されたセルと同じであっても良く、異なっても良く、即ち、該第二基地局は、同じであっても良く、異なっても良い。ステップ508〜ステップ512は、実施例2の図4Aに示すステップ407〜411と同様であるため、ここでの詳しい説明が省略される。
本実施例では、無線リンク失敗のシナリオに関し、該方法は、さらに、次のようなステップを含み、即ち、
ステップ502:物理層同期喪失指示情報を受信し;
そのうち、該物理層同期喪失指示情報受信後に、タイマーT310の計時を開始させることができ、また、物理層同歩指示情報を受信した後に、又は、ハンドオーバープロセスがトリガーされた後に、又は、再確立初期化プロセスが開始した後に、該タイマーT310が停止する。
上述の実施例では、無線リンク失敗については、T310が起動してから、ユーザ装置が再確立成功後に割り当てられたモード1のリソースを成功裏に受信するまでの時間期間(時間期間T1)において、該ユーザ装置は、モード2のリソースプール中からD2D通信を行うためのリソースを選択し、モード1のリソースを使用せず;
ハンドオーバー失敗のシナリオについては、実施例2と同様に、即ち、該ユーザ装置は、第一基地局により構成された構成情報を受信した時に、タイマーT304が起動し、該ユーザ装置が第二基地局にハンドオーバーし且つハンドオーバーが失敗した。該ハンドオーバー失敗後に、該ユーザ装置は、再確立初期化プロセス、再確立接続プロセス(例えば、図5に示すステップ503〜507)により、第二基地局との接続を確立する。このように、T304が起動してから、ユーザ装置が、接続を再確立したセルの基地局(例えば、第二基地局)により割り当てられたモード1のリソースを成功裏に受信するまでの時間期間(時間期間T2)において、該ユーザ装置は、モード2のリソースプール中からD2D通信を行うためのリソースを選択し、モード1のリソースを使用せず;
ステップ503では、再確立初期化をトリガーし、タイマーT311の計時を開始させてから、ユーザ装置が、接続を再確立したセルにより割り当てられたモード1のリソースを成功裏に受信するまでの時間期間(時間期間T3)において、該ユーザ装置は、モード2のリソースプール中からD2D通信を行うためのリソースを選択し、モード1のリソースを使用せず;
ステップ505では、RRC接続再確立要求送信開始から、ユーザ装置が、接続を再確立したセルにより割り当てられたモード1のリソースを成功裏に受信するまでの時間期間(時間期間T4)において、該ユーザ装置は、モード2のリソースプール中からD2D通信を行うためのリソースを選択し、モード1のリソースを使用しない。
基地局再構成失敗については、下位層インテグリティチェック失敗などの原因による失敗時に、該ユーザ装置は、再確立初期化プロセスを開始し、タイマーT311が起動してから、ユーザ装置が、接続を再確立したセルにより割り当てられたモード1のリソースを成功裏に受信するまでの時間期間(時間期間T3)において、該ユーザ装置は、モード2のリソースプール中からD2D通信を行うためのリソースを選択し、モード1のリソースを使用しない。
本実施例では、該ユーザ装置は、さらに、第二タイマー(T2’’)を設置しても良く、再確立初期化を開始する時に該第二タイマーをスタートさせ、また、該第二タイマーが切れた時から、ユーザ装置が、接続を再確立したセルにより割り当てられたモード1のリソースを成功裏に受信するまでの時間期間(時間期間T3’)において、該ユーザ装置は、モード2のリソースプール中からリソースをD2D通信のために選択し、モード1のリソースを使用せず、そのうち、T2’’は、T311よりも小さい。
本実施例では、上述のタイマーT310、T304、T311、T301の実施方式については、従来の規格を参照することができるため、ここでは、その詳しい説明を省略する。
もう1つの実施例では、図5Bに示すように、上述の時間期間T1、T2、T3、T3’及びT4内で、該ユーザ装置が、該ターゲット基地局により送信された、該ユーザ装置がモード1のリソースを使用するように指示するための指示情報を受信した(ステップ507’参照)時に、該ユーザ装置は、モード2のリソースの使用を停止し、モード2のリソースプールをリリースし(ステップ511’及びステップ512’参照)、また、該ターゲットセルにモード1のリソースをリクエストする(ステップ508参照)。上述の実施例では、ステップ511及びステップ512、ステップ511’及び512’は、実行順序が変わっても良く、又は、同時に実行することもできる。
実施例2及び実施例3のステップ407及び508では、ユーザ装置が該ターゲット基地局にリソース要求を送信する前に、該方法は、さらに、受信した構成情報にはモード1のリソースが含まれているかを判断することを含み、該構成情報にはモード1のリソースが含まれていない場合、ユーザ装置は、ステップ407及び508を実行し、即ち、ターゲット基地局にモード1のリソースの要求を送信する。
上述の実施例では、該ユーザ装置は、失敗が発生した基地局(第一基地局)又は接続が再確立された基地局(第二基地局)により構成されたモード2のリソースプールを使用することができ;又は、該ユーザ装置が、該接続が再確立された基地局により構成されたモード2のリソースプールを受信した後に、該接続が再構成された基地局により構成されたリソースプール中からD2D通信を行うためのリソースを選択することができ、該ユーザ装置が、該接続が再確立された基地局により構成されたモード2のリソースプールを受信する前に、該失敗が発生した基地局により構成されたモード2のリソースプール中からD2D通信を行うためのリソースを選択することができる。
本実施例における上述のリソース選択方法から分かるように、ユーザ装置は、所定期間において第一基地局又は第二基地局により第二モードに従って構成されたリソースプール中から選択したリソースを用いて通信を行うことができ、これにより、ユーザ装置が失敗後再確立シナリオ中で対応するリソースを選択してD2D通信を行うことで、D2D通信の連続性を保証することができる。
本発明の実施例4は、さらに、リソース選択装置を次の実施例4に記載のように提供する。該リソース選択装置が問題を解決する原理は、実施例1〜3の方法と同様であるため、その具体的な実施は、実施例1〜3に係る方法の実施を参照することができ、内容が同じである記載は省略される。
図6は、本発明の実施例4におけるリソース選択装置の構成を示す図である。図6に示すように、装置600は、次のようなものを含む。
第一選択ユニット601:ユーザ装置が第一基地局の接続を切った後に、該ユーザ装置が物理層同期喪失指示情報を受信してから、該ユーザ装置との接続を再確立した第二基地局により第一モードに従って割り当てられた第一リソースを受信するまでの第一期間、又は、該ユーザ装置が該ユーザ装置の第二基地局へのハンドオーバーをトリガーする構成情報を受信してから、該第二基地局により第一モードに従って割り当てられた第一リソースを受信するまでの第二期間、又は、該ユーザ装置が再確立を初期化してから、該ユーザ装置との接続を再確立した第二基地局により第一モードに従って割り当てられた第一リソースを受信するまでの第三期間、又は、該ユーザ装置が再確立要求を送信してから、該ユーザ装置との接続を再確立した第二基地局により第一モードに従って割り当てられた第一リソースを受信するまでの第四期間において、第一基地局又は第二基地局により第二モードに従って構成されたリソースプール中から通信用のリソースを選択する。
本実施例では、該第一基地局及び第二基地局、並びにリソースを割り当てるための第一モード及び第二モードは、実施例1〜3と同様であるため、ここでの詳しい説明が省略される。
本実施例では、ユーザ装置が再確立初期化プロセスをトリガーする失敗が無線リンク失敗(Radio Link Failure、RLF)である時に、該ユーザ装置が物理層同期喪失指示情報を受信してから、該ユーザ装置との接続を再確立した第二基地局により第一モードに従って割り当てられた第一リソースを受信するまでの第一期間において、第一選択ユニット601は、第一基地局又は第二基地局により第二モードに従って構成されたリソースプール中からリソースをD2D通信のために選択し、基地局により第一モードに従って割り当てられた第一リソースを使用しない。
本実施例では、ユーザ装置がハンドオーバーを行う、又は、ユーザ装置の再確立初期化プロセスをトリガーする失敗がハンドオーバー失敗である時に、該ユーザ装置が該ユーザ装置の第二基地局へのハンドオーバーをトリガーする再構成情報を受信してから、該第二基地局により第一モードに従って割り当てられた第一リソースを受信するまでの第二期間において、第一選択ユニット601は、第一基地局又は第二基地局により第二モードに従って構成されたリソースプール中からリソースをD2D通信のために選択し、基地局により第一モードに従って割り当てられた第一リソースを使用しない。
本実施例では、ユーザ装置が再確立初期化プロセスをトリガーする失敗が基地局再構成失敗、下位層インテグリティチェック失敗、ハンドオーバー失敗などである時に、該ユーザ装置が再確立を初期化してから、該ユーザ装置との接続を再確立した第二基地局により第一モードに従って割り当てられた第一リソースを受信するまでの第三期間において、第一選択ユニット601は、第一基地局又は第二基地局により第二モードに従って構成されたリソースプール中からリソースをD2D通信のために選び、基地局により第一モードに従って割り当てられた第一リソースを使用しない。
本実施例では、ユーザ装置が再確立初期化プロセスをトリガーする失敗がハンドオーバー失敗である時に、該ユーザ装置が再確立要求を送信してから、該ユーザ装置との接続を再確立した第二基地局により第一モードに従って割り当てられた第一リソースを受信するまでの第四期間において、第一選択ユニット601は、第一基地局又は第二基地局により第二モードに従って構成されたリソースプール中からリソースをD2D通信のために選択し、基地局により第一モードに従って割り当てられた第一リソースを使用しない。
本実施例における上述のリソース選択装置から分かるように、ユーザ装置は、該第一期間、第二期間、第三期間又は第四期間において、第一基地局又は第二基地局により第二モードに従って構成されたリソースプール中から選択したリソースを用いて通信を行うことができ、これにより、ユーザ装置がハンドオーバー又は失敗後再確立などのシナリオ中で対応するリソースを選択してD2D通信を行うことで、D2D通信の連続性を保証することができる。
本実施例では、該ユーザ装置が該第二基地局により第二モードに従って構成されたリソースプールを受信した後に、第一選択ユニット601は、該第二基地局により構成されたリソースプール中からD2D通信を行うためのリソースを選択し、該ユーザ装置が第二基地局により第二モードに従って構成された該リソースプールを受信する前に、第一選択ユニット601は、該第一基地局が第二モードに従って構成したリソースプール中からD2D通信を行うためのリソースを選択する。
1つの実施方式では、ユーザ装置がセル間ハンドオーバーを行う時に、第一選択ユニット601は、ソース基地局又はターゲット基地局が構成したモード2のリソースプールにおけるリソースを選択しても良く;又は、該ユーザ装置が該ターゲット基地局により構成されたモード2のリソースプールを受信した後に、第一選択ユニット601は、該ターゲット基地局が構成したリソースプール中からD2D通信を行うためのリソースを選択し、該ユーザ装置が該ターゲット基地局により構成されたモード2のリソースプールを受信する前に、第一選択ユニット601は、該ソース基地局が構成したモード2のリソースプール中からD2D通信を行うためのリソースを選択する。
1つの実施方式では、ユーザ装置が失敗後再確立を行う時に、第一選択ユニット601は、失敗発生の基地局又は再確立成功の基地局が構成したモード2のリソースプールにおけるリソースを使用しても良く;又は、該ユーザ装置が該再確立成功の基地局により構成されたモード2のリソースプールを受信した後に、第一選択ユニット601は、該再確立成功の基地局が構成したリソースプール中からD2D通信を行うためのリソースを選択し、該ユーザ装置が該再確立成功の基地局により構成されたモード2のリソースプールを受信する前に、第一選択ユニット601は、該失敗発生の基地局が構成したモード2のリソースプール中からD2D通信を行うためのリソースを選択する。
本実施例では、装置600は、さらに、次のようなものを含み、即ち、
第一リリースユニット602:該ユーザ装置が、該第二基地局により第一モードに従って割り当てられた第一リソースを受信した後に、又は、該第二基地局から、ユーザ装置が該第一リソースを使用するように指示するための指示情報を受信した時に、該リソースプールをリリースする。
1つの実施方式では、ユーザ装置がセル間ハンドオーバーを行う時に、ユーザ装置は、ターゲット基地局により割り当てられたモード1のリソースを受信した後に、MAC層についてモード1のリソースを構成し、第一リリースユニット602は、モード2のリソースをリリースし、又は、ユーザ装置が、ターゲット基地局の指示情報であって、該ユーザ装置がモード1のリソースを使用するように指示するための指示情報を受信した時に、モード2のリソースの使用を停止し、第一リリースユニット602は、モード2のリソースをリリースすると同時に、ターゲットセルにモード1のリソースを要求する。
1つの実施方式では、ユーザ装置が失敗後再確立を行う時に、ユーザ装置は、再確立成功の基地局が割り当てたモード1のリソースを受信した後に、MAC層についてモード1のリソースを構成し、第一リリースユニット602は、モード2のリソースをリリースし、又は、ユーザ装置が再確立成功の基地局からの指示情報であって、ユーザ装置がモード1のリソースを使用するように要求するためのものを受信した時に、モード2のリソースの使用を停止し、第一リリースユニット602は、モード2のリソースをリリースすると同時に、再確立成功の基地局にモード1のリソースを要求する。
本実施例では、ユーザ装置がハンドオーバー成功するまで占用する時間が比較的短い場合、比較的短いハンドオーバープロセスにおいて、第二モードに従って構成されたリソースプールを使用しなくても良く、この場合、装置600は、さらに、次のようなものを含む。
第一設定ユニット603:第一所定時間を設定し、該第一所定時間は、該ユーザ装置が該再構成情報を受信してから、該第二基地局に成功裏に接続されるまでの時間より小さく;
該ユーザ装置が該再構成情報を受信してから、該第一所定時間内で該第二基地局に成功裏にハンドオーバーできない場合、該第二期間は、該第一所定時間を超えてから、該第一リソースを受信するまでの期間を含む。
本実施例では、ユーザ装置の再確立するプロセスが占用する時間が比較的短い場合、比較的短い再確立プロセスにおいて、第二モードに従って構成されたリソースプールを使用しなくても良く、この場合、装置600は、さらに、次のようなものを含む。
第二設定ユニット604:第二所定時間を設定し、該第二所定時間は、再確立初期化開始から、適切なセルを選択できるまでの時間よりも小さく;
該ユーザ装置が再確立を初期化してから、該第二所定時間内で適切なセルを選択できない場合、該第三期間は、該第二所定時間を超えてから、該第一リソースを受信するまでの期間を含む。
本実施例では、該装置は、さらに、次のようなものを含んでも良く、即ち、
受信ユニット605:第一基地局が再構成した構成情報を受信し;
そのうち、該構成情報は、第二基地局が第二モードに従って構成したリソースプールの時間周波数位置、及び/又は、該第二基地局が第一モードリソース割り当て方式をサポートするかを示す情報、及び/又は、該第二基地局が第一モードに従って割り当てたリソースのリソース位置を含む。
本実施例では、該第一リリースユニット602、第一設定ユニット603、第二設定ユニット604及び受信ユニット605は、選択可能なユニットである。
本実施例では、該第一期間、第二期間、第三期間及び第四期間は、実施例1〜3と同様であるため、その内容をここに引用し、ここではその詳しい説明を省略する。
本実施例における上述のリソース選択装置から分かるように、ユーザ装置は、所定期間において第一基地局又は第二基地局により第二モードに従って構成されたリソースプール中から選択したリソースを用いて通信を行うことができ、これにより、ユーザ装置がハンドオーバー又は失敗後再確立などのシナリオ中で対応するリソースを選択してD2D通信を行うことで、D2D通信の連続性を保証することができる。
本発明の実施例は、ユーザ装置を提供し、該ユーザ装置は、実施例4に記載のリソース選択装置を含む。
図7は、本発明の実施例におけるユーザ装置700のシステム構成の示す図である。図7に示すように、ユーザ装置700は、中央処理装置701及び記憶器740を含んでも良く、記憶器740は、中央処理装置701に結合される。なお、該図は、例示に過ぎず、他の類型の結構を用いて該構造に対して補充や代替を行うことで、電気通信機能又は他の機能を実現することもできる。
1つの実施方式では、リソース選択装置の機能は、中央処理装置701に統合することができる。そのうち、中央処理装置701は、次のように構成されても良い。
そのうち、中央処理装置701は、次のように構成されても良く、即ち、第一基地局との接続が切られた後に、該ユーザ装置が物理層同期喪失指示情報を受信してから、該ユーザ装置との接続を再確立した第二基地局により第一モードに従って割り当てられた第一リソースを受信するまでの第一期間、又は、該ユーザ装置が該ユーザ装置の第二基地局へのハンドオーバーをトリガーする構成情報を受信してから、該第二基地局により第一モードに従って割り当てられた第一リソースを受信するまでの第二期間、又は、該ユーザ装置が再確立を初期化してから、該ユーザ装置との接続を再確立した第二基地局により第一モードに従って割り当てられた第一リソースを受信するまでの第三期間、又は、該ユーザ装置が再確立要求を送信してから、該ユーザ装置との接続を再確立した第二基地局により第一モードに従って割り当てられた第一リソースを受信するまでの第四期間において、第一基地局又は第二基地局により第二モードに従って構成されたリソースプール中からD2D通信用のリソースを選択する。
そのうち、基地局が第一モードに従って割り当てた第一リソース、及び、第二モードに従って構成したリソースプールは、実施例1〜4と同様であるため、その内容をここに合併し、ここではその詳細な記載を省略する。
1つの実施方式では、中央処理装置701は次のように構成されても良く、即ち、該ユーザ装置が該第二基地局により第二モードに従って構成されたリソースプールを受信した後に、該第二基地局により構成されたリソースプール中から通信用のリソースを選択し;該ユーザ装置が該第二基地局により第二モードに従って構成された該リソースプールを受信する前に、該第一基地局が第二モードに従って構成したリソースプール中から通信用のリソースを選択する。
1つの実施方式では、中央処理装置701は次のように構成されても良く、即ち、該ユーザ装置が、該第二基地局により第一モードに従って割り当てられた第一リソースを受信した後に、又は、該第二基地局から、ユーザ装置が該第一リソースを使用するように指示するための指示情報を受信した時に、該リソースプールをリリースする。
1つの実施方式では、中央処理装置701は次のように構成されても良く、即ち、該ユーザ装置が該構成情報を受信してから、第一所定時間内で該第二基地局にハンドオーバーできない場合、該第二期間は、該第一所定時間を超えてから、該第一リソースを受信するまでの期間を含み;
該第一所定時間は、該ユーザ装置が該構成情報を受信してから、該第二基地局に成功裏に接続されるまでの時間より小さい。
1つの実施方式では、中央処理装置701は次のように構成されても良く、即ち、該ユーザ装置が再確立を初期化してから、第二所定時間内で適切なセルを選択できない場合、該第三期間は、該第二所定時間を超えてから、該第一リソースを受信するまでの期間を含み;
該第二所定時間は、再確立初期化開始から、適切なセルを選択できるまでの時間よりも小さい。
もう1つの実施方式では、リソース選択装置は、中央処理装置701と独立して構成されても良く、例えば、リソース選択装置は、中央処理装置701と接続されるチップとして構成されても良く(例えば、リソース選択ユニット750のように)、中央処理装置の制御により、リソース選択装置の機能を実現することができる。
図7に示すように、該ユーザ装置700は、さらに、通信モジュール710、入力ユニット720、音声処理ユニット730、顕示器760及び電源770を含んでも良い。なお、ユーザ装置700は、必ずしも図7に示す全ての部品を含む必要がない。また、ユーザ装置700は、さらに、図7に示していない部品を含んでも良く、これについては、従来技術を参照することができる。
図7に示すように、中央処理装置701は、制御器又は操作コントローラと称される場合があり、マイクロプロセッサ又は他の処理器装置及び/又は論理装置を含んでも良く、該中央処理装置701は、入力を受信し、ユーザ装置700の各部品の操作を制御することができる。
そのうち、記憶器740は、例えば、バッファ、フレッシュメモリ、HDD、移動可能な媒体、揮発性記憶器、不揮発性記憶器又は他の適切な装置のうちの一つは複数であっても良い。上述の失敗に関する情報を記憶することができ、また、情報処理用のプログラムを記憶することもできる。さらに、中央処理装置701は、該記憶器740に記憶されている該プログラムを、構成情報及び再構成情報の記憶などを実現するために実行することもできる。他の部品の機能は従来と同様であるため、ここではその詳しい説明を省略する。なお、ユーザ装置700の各部品は、専用ハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア又はその組み合わせにより実現することもでき、これらは、すべて、本発明の範囲に属する。
本実施例における上述のユーザ装置から分かるように、ユーザ装置は、所定期間において第一基地局又は第二基地局により第二モードに従って構成されたリソースプール中から選択したリソースを用いて通信を行うことができ、これにより、ユーザ装置がハンドオーバー又は失敗後再確立などのシナリオ中で対応するリソースを選択してD2D通信を行うことで、D2D通信の連続性を保証することができる。
本発明の実施例6は、さらに、リソース選択装置を提供する。図8は、本実施例におけるリソース選択装置の構成を示す図である。図8に示すように、リソース選択装置800は、次のようなものを含む。
第一送信ユニット801:ユーザ装置が送信した測定結果に基づいて、第二基地局にハンドオーバー要求を送信し、該ハンドオーバー要求は、該ユーザ装置がD2D通信を行っている情報、及び/又は、該ユーザ装置が使用するD2D通信リソースの割り当てモード及びリソース位置を含み;
第一受信ユニット802:該第二基地局が該ハンドオーバー要求に基づいて返した構成情報を受信し、該構成情報は、第二基地局が第二モードに従って構成したリソースプールの時間周波数位置、及び/又は、該第二基地局が第一モードのリソース割り当て方式をサポートするかを示す情報、及び/又は、該第二基地局が第一モードに従って割り当てたリソースのリソース位置を含み;
第一構成ユニット803:該構成情報を該ユーザ装置について再構成する。
本実施例におけるリソース選択装置によりユーザ装置のために構成情報を再構成することで、ユーザ装置は、所定期間において、第一基地局又は第二基地局により第二モードに従って構成されたリソースプール中から選択したリソースを用いて通信を行うことができる。これにより、ユーザ装置がハンドオーバー又は失敗後再確立などのシナリオ中で対応するリソースを選択してD2D通信を行うことで、D2D通信の連続性を保証することができる。
本発明の実施例7は、基地局を提供し、該基地局は、実施例6に記載のリソース選択装置を含む。
図9は、本発明の実施例における基地局の構成図である。図9に示すように、基地局900は、中央処理装置(CPU)901及び記憶器910を含んでも良く、記憶器910は、中央処理装置901に結合される。そのうち、該記憶器910は、各種データを記憶することができ、リソース選択用のプログラムを記憶することもでき、また、中央処理装置901の制御により該プログラムを実行することで、該ユーザ装置が送信した測定結果などを受信し、ユーザ装置に構成情報などを送信することもできる。
1つの実施方式では、リソース選択装置の機能は、中央処理装置901に統合することができる。そのうち、中央処理装置901は、次のように構成されても良く、即ち、ユーザ装置が送信した測定結果に基づいて、第二基地局にハンドオーバー要求を送信し、該ハンドオーバー要求は、該ユーザ装置がD2D通信を行っている情報、及び/又は、該ユーザ装置が使用するD2D通信リソースの割り当てモード及びリソース位置を含み;該第二基地局が該ハンドオーバー要求に基づいて返した構成情報を受信し、該構成情報は、第二基地局が第二モードに従って構成したリソースプールの時間周波数位置、及び/又は、該第二基地局が第一モードのリソース割り当て方式をサポートするかを示す情報、及び/又は、該第二基地局が第一モードに従って割り当てたリソースのリソース位置を含み;及び、該構成情報を該ユーザ装置に再構成する。
そのうち、中央処理装置901は、次のように構成されても良く、即ち、
もう1つの実施方式では、リソース選択装置は、中央処理装置と独立して構成されても良く、例えば、リソース選択装置は、中央処理装置901と接続されるチップ(例えば、リソース選択ユニット940)として構成されても良く、中央処理装置の制御によりリソース選択装置の機能を実現することができる。また、図9に示すように、基地局900は、さらに次のようなもの、即ち、送受信機920及びアンテナ930などを含んでも良く、これらの部品の機能は、従来技術と同様であるため、ここでの記述が省略される。なお、基地局900は、必ずしも図9に示すすべての部品を含む必要がない。また、基地局900は、さらに、図9に示されてない部品を含んでも良く、これについては、従来技術を参照することができる。
本実施例における基地局によりユーザ装置に対して構成情報を再構成することで、ユーザ装置は、所定期間において、第一基地局又は第二基地局により第二モードに従って構成されたリソースプール中から選択したリソースを用いて通信を行うことができる。これにより、ユーザ装置がハンドオーバー又は失敗後再確立などのシナリオで対応するリソースを選択してD2D通信を行うことで、D2D通信の連続性を保証することができる。
本発明の実施例8は、基地局を提供する。図10は、本発明の実施例における基地局の構成図である。図10に示すように、基地局1000は、中央処理装置(CPU)1001及び記憶器1010を含んでも良く、記憶器1010は、中央処理装置1001に結合される。そのうち、該記憶器1010は、各種データを記憶することができ、リソース選択用のプログラムを記憶することもでき、また、中央処理装置1001の制御により該プログラムを実行することで、該ソース基地局が送信したハンドオーバー要求などを受信し、ソース基地局に構成情報などを送信することもできる。
1つの実施方式では、中央処理装置1001は、次のように構成されても良く、即ち、第一基地局が送信したハンドオーバー要求を受信し、該ハンドオーバー要求は、該ユーザ装置がD2D通信を行っている情報、及び/又は、該ユーザ装置が使用しているD2D通信リソースの割り当てモード及びリソース位置を含み;該ハンドオーバー要求に基づいて、該第一基地局に構成情報を返し、該構成情報は、該第二基地局により第二モードに従って構成されたリソースプールの時間周波数位置、及び/又は、該第二基地局が第一モードのリソース割り当て方式をサポートするかを示す情報、及び/又は、該第二基地局が第一モードに従って割り当てたリソースのリソース位置を含む。
1つの実施方式では、中央処理装置1001は、さらに次のように構成されても良く、即ち、該第二基地局が第一モードに従って割り当てた第一リソースを該ユーザ装置に通知する。
1つの実施方式では、中央処理装置1001は、さらに、次のように構成されても良く、即ち、該第二基地局から、該ユーザ装置が第一モードに従って割り当てられた第一リソースを使用するように指示するための指示情報を送信し、これにより、該ユーザ装置が該リソースプールをリリースするようにさせる。
もう1つの実施方式では、リソース選択装置は、中央処理装置と独立して構成されても良く、例えば、リソース選択装置は、中央処理装置1001と接続されるチップ(例えば、リソース選択ユニット1040)として構成されても良く、中央処理装置の制御によりリソース選択装置の機能を実現することができる。また、図10に示すように、基地局1000は、さらに、送受信機1020及びアンテナ1030などを含んでも良く、これらの部品の機能は、従来技術と同様であるため、ここでの記載が省略される。なお、基地局1000は、必ずしも図10に示すすべての部品を含む必要がない。また、基地局1000は、さらに、図10に示されていない部品を含んでも良く、これについては、従来技術を参照することができる。
本実施例における基地局により、ユーザ装置は、所定期間において、第一基地局又は第二基地局により第二モードに従って構成されたリソースプール中から選択したリソースを用いて通信を行うことができる。これにより、ユーザ装置がハンドオーバー又は失敗後再確立などのシナリオ中で対応するリソースを選択してD2D通信を行うことで、D2D通信の連続性を保証することができる。
図11は、本発明の実施例9における通信システムの構成図である。図11に示すように、通信システム1100は、ユーザ装置1101、第一基地局1102及び第二基地局1103を含む。
そのうち、ユーザ装置1101が第一基地局1102との接続を切った後に、ユーザ装置1101が物理層同期喪失指示情報を受信してから、該ユーザ装置との接続を再確立した第二基地局1103が第一モードに従って割り当てた第一リソースを受信するまでの第一期間、又は、ユーザ装置1101がユーザ装置1101の第二基地局1103へのハンドオーバーをトリガーする構成情報を受信してから、第二基地局1103が第一モードに従って割り当てた第一リソースを受信するまでの第二期間、又は、ユーザ装置1101が再確立を初期化してから、、ユーザ装置1101との接続を再確立した第二基地局1103が第一モードに従って割り当てた第一リソースを受信するまでの第三期間、又は、从ユーザ装置1101が再確立要求を送信してから、ユーザ装置1101との接続を再確立した第二基地局1103が第一モードに従って割り当てた第一リソースを受信するまでの第四期間において、ユーザ装置1101は、第一基地局1102又は第二基地局1103が第二モードに従って構成したリソースプール中からD2D通信を行うためのリソースを選択する。
本実施例では、基地局が第一モードに従って割り当てた第一リソース、第二モードに従って構成したリソースプールは、上述の実施例に記載のようであるため、ここでの記載が省略される。
本実施例では、再確立初期化プロセスをトリガーする失敗が無線リンク失敗(Radio Link Failure、RLF)である時に、該ユーザ装置1101が物理層同期喪失指示情報を受信してから、該ユーザ装置1101との接続を再確立した第二基地局により第一モードに従って割り当てられた第一リソースを受信するまでの第一期間(T1)において、該ユーザ装置1101は、第一基地局又は第二基地局により第二モードに従って構成されたリソースプール中からD2D通信を行うためのリソースを選択し、基地局により第一モードに従って割り当てられた第一リソースを使用しない。
本実施例では、再確立初期化プロセスをトリガーする失敗がハンドオーバー失敗である時に、該ユーザ装置1101が該ユーザ装置1101の第二基地局への接続をトリガーする構成情報を受信してから、該第二基地局により第一モードに従って割り当てられた第一リソースを受信するまでの第二期間(T2)において、該ユーザ装置1101は、第一基地局又は第二基地局により第二モードに従って構成されたリソースプール中からD2D通信を行うためのリソースを選択し、基地局により第一モードに従って割り当てられた第一リソースを使用しない。
本実施例では、再確立初期化プロセスをトリガーする失敗が基地局再構成失敗、下位層インテグリティチェック失敗、ハンドオーバー失敗である時に、該ユーザ装置1101が再確立を初期化してから、該ユーザ装置1101との接続が再確立された第二基地局により第一モードに従って割り当てられた第一リソースを受信するまでの第三期間(T3)において、該ユーザ装置1101は、第一基地局又は第二基地局により第二モードに従って構成されたリソースプール中からD2D通信を行うためのリソースを選択し、基地局により第一モードに従って割り当てられた第一リソースを使用しない。
本実施例では、再確立初期化プロセスをトリガーする失敗がハンドオーバー失敗である時に、該ユーザ装置1101が再確立要求を送信してから、該ユーザ装置1101との接続を再確立した第二基地局により第一モードに従って割り当てられた第一リソースを受信するまでの第四期間(T4)において、該ユーザ装置1101は、第一基地局又は第二基地局により第二モードに従って構成されたリソースプール中からD2D通信を行うためのリソースを選択し、基地局により第一モードに従って割り当てられた第一リソースを使用しない。
本実施例では、在ユーザ装置1101は、該ユーザ装置1101の第二基地局への接続をトリガーする構成情報を受信した後に、第一基地局との接続を切り、ランダムアクセスプロセスにより、第二基地局との接続を確立する。該ユーザ装置1101が該ユーザ装置1101の第二基地局への接続をトリガーする構成情報を受信してから、該第二基地局により第一モードに従って割り当てられた第一リソースを受信するまでの第二期間(T2)において、該ユーザ装置1101は、第一基地局又は第二基地局により第二モードに従って構成されたリソースプール中からD2D通信を行うためのリソースを選択し、基地局により第一モードに従って割り当てられた第一リソースを使用しない。
該ユーザ装置1101は、該第二基地局により第二モードに従って構成されたリソースプールを受信した後に、該第二基地局により構成されたリソースプール中からD2D通信を行うためのリソースを選択し;該ユーザ装置1101が第二基地局により第二モードに従って構成された該リソースプールを受信する前に、該第一基地局により第二モードに従って構成されたリソースプール中からD2D通信を行うためのリソースを選択する。
本実施例では、ユーザ装置接1101が、該第二基地局が第一モードに従って割り当てた第一リソースを受信した後に、又は、該第二基地局から、ユーザ装置が該第一リソースを使用するように指示するための指示情報を受信した時に、該リソースプールをリリースする。
本実施例では、ユーザ装置1101がハンドオーバー成功するまでに使用する時間が比較的短い場合、比較的短いハンドオーバープロセスにおいて、第二モードに従って構成されたリソースプールを使用しなくても良いので、該方法は、さらに、次のようなことを含んでも良く、即ち、該ユーザ装置1101が該再構成情報を受信してから、第一所定時間内で該第二基地局にハンドオーバーできない時に、該第二期間は、該第一所定時間を超えてから、該第一リソースを受信するまでの期間を含み、そのうち、該第一所定時間は、該ユーザ装置1101が該構成情報を受信してから、該第二基地局に成功裏に接続されるまでの時間よりも小さい。
本実施例では、ユーザ装置1101が再確立プロセスで使用する時間が比較的短い場合、比較的短い再確立プロセスにおいて、第二モードに従って構成されたリソースプールを使用しなくても良いので、該方法は、さらに、次のようなことを含んでも良く、即ち、該ユーザ装置1101が再確立初期化を行ってから、第二所定時間内で適切なセルを選択できない場合、該第三期間は、該第二所定時間を超えてから、該第一リソースを受信するまでの期間を含み、そのうち、該第二所定時間は、再確立初期化開始から、適切なセルを選択できるまでの時間より小さい。
本実施例では、ユーザ装置1101の構成は、実施例5を参照することができるため、その内容がここに合併され、ここでの記述が省略される。
本実施例では、第一基地局1102はさらにユーザ装置が送信した測定結果に基づいて第二基地局1103にハンドオーバー要求を送信し、該ハンドオーバー要求は、該ユーザ装置がD2D通信を行っている情報、及び/又は、該ユーザ装置が使用しているD2D通信リソースの割り当てモード及びリソース位置を含み;第二基地局1103が該ハンドオーバー要求に基づいて返した構成情報を受信し、該構成情報は、第二基地局1103が第二モードに従って構成したリソースプールの時間周波数位置、及び/又は、該第二基地局が第一モードのリソース割り当て方式をサポートするかを示す情報、及び/又は、第二基地局1103が第一モードに従って割り当てたリソースのリソース位置を含む。
本実施例では、第一基地局1102はさらに構成情報をユーザ装置1101に対して構成する。
本実施例では、基地局1102の構成は、実施例7を参照することができるため、その内容がここに合併され、ここでの記述が省略される。
本実施例では、第二基地局1103は、さらに、第一基地局1102が送信したハンドオーバー要求を受信し、該ハンドオーバー要求は、該ユーザ装置1101がD2D通信を行っている情報、及び/又は、該ユーザ装置1101が使用するD2D通信リソースの割り当てモード及びリソース位置を含み;該ハンドオーバー要求に基づいて、該第一基地局1102に構成情報を返し、該構成情報は、括該第二基地局1103が第二モードに従って構成したリソースプールの時間周波数位置、及び/又は、該第二基地局1103が第一モードのリソース割り当て方式をサポートするかを示す情報、及び/又は、該第二基地局1103が第一モードに基づいて割り当てたリソースのリソース位置を含む。
本実施例では、第二基地局1103は、さらに、第一モードに従って割り当てられた第一リソースを該ユーザ装置1101に通知する。
本実施例では、第二基地局1103は、さらに、該ユーザ装置1101が第一モードに従って割り当てられた第一リソースを使用するように指示するための指示情報を送信し、これにより、該ユーザ装置1101が該リソースプールをリリースするようにさせる。
本実施例では、第二基地局1103の構成は、実施例8を参照することができるため、その内容がここに合併され、ここでの記載が省略される。
本実施例では、該通信システムはさらに他のユーザ装置(図示せず)を含んでも良く、ユーザ装置1101は、上述の所定時間内でモード2のリソースを使用して、該他のユーザ装置とD2D通信を行うことができる。
本発明の実施例は、さらに、コンピュータ可読プログラムを提供し、そのうち、リソース選択装置又はユーザ装置中で該プログラムを実行する時に、該プログラムは、コンピュータに、該装置又はユーザ装置中で実施例1又は2又は3に記載のリソース選択方法を実行させる。
本発明の実施例は、さらに、コンピュータ可読プログラムを記憶した記憶媒体を提供し、そのうち、該コンピュータ可読プログラムは、コンピュータに、リソース選択装置又はユーザ装置中で実施例1又は2又は3に記載のリソース選択方法を実行させる。
本発明の上述した装置及び方法は、ハードウェアにより実現されても良く、ハードウェアとソフトウェアとの組み合わせにより実現されても良い。本発明は、さらに、下記のようなコンピュータ読み取り可能なプログラムに関し、即ち、該プログラムは、ロジック部品により実行される時に、該ロジック部品に、上述の装置又は構成部品を実現させ、又は、該ロジック部品に、上述の各種の方法又はステップを実現させる。本発明は、さらに、上述したプログラムを記憶した記憶媒体、例えば、ハードディスク、磁気ディスク、光ハードディスク、DVD、flashメモリなどにも関する。
以上、本発明の好ましい実施形態を説明したが、本発明は、このような実施形態に限定されず、本発明の趣旨を離脱しない限り、本発明に対するあらゆる変更は、本発明の技術的範囲に属する。