JP6662884B2 - レシプロ内燃機関をテストする際の環境空気を調整するための装置 - Google Patents

レシプロ内燃機関をテストする際の環境空気を調整するための装置 Download PDF

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Description

この発明は、概して、燃焼機関のテストに関し、特に、燃焼機関のテストの際の環境空気(atmosphere)を調整するための装置に関するものである。
従来技術
テストベンチ(test bench)によるレシプロ内燃機関(reciprocating internal combustion engines)のテストおよびキャラクタライジングでは、多くの場合、吸気および排気の双方において、正確な圧力および/または温度の制御が求められる。高所、コールドスターティング(冷機始動)検討、時間をかけたテスト・キャンペーン(test campaigns)における基準動作状態の再現性などのエンジン制御の調整を意図したテスト・キャンペーンがこれに該当する。
たとえば、高所環境のシミュレーションのため、大気圧よりも小さくなるように、過大圧力を制御することが、問題として生じることが多い。このようなケースは、たとえば、テストが実施されるのが研究所よりも高い高度環境で検討すべきエンジン動作の場合や、エンジンと航空機部品の検討の場合に、このような問題が生じる。しかしながら、たとえば、地理的に高いところにあるテストルームにおいて海面状態を再現すべき場合や、海面より下に位置する地下道内でのエンジンの動作を検討すべき場合など、他のケースにおいても、気圧の上昇によって低所状態を再現することが必要な場合がある。
従来技術において、このような大気圧状態のシミュレーションを行うための方法が知られている。
たとえば、本件出願人による特許文献1(ES2398095)においては、所定高さにて動作するレシプロ内燃機関による吸気の圧力および温度状態をシミュレーションする装置が開示されている。この装置は、とりわけ、レシプロ内燃機関の吸気の圧力と温度に、空気流を拡大する(expanding)ラジアル・タービン(radial centripetual turbine)を備えている。しかし、この特許文献1に開示されている装置は、航空機における応用のために、主として高い高度での検討を目指すものであり、海面下の地下道のような低海抜の状態でのエンジン動作を検討するものではない。
特許文献2(WO2008036993)においては、調整された燃焼ガスを内燃機関に供給する方法および装置が開示されている。排気ガスは、エンジンの吸気に取り込まれる空気と混合される。内燃機関の排気ガスは、燃焼機関の排気ガスのための吸入システム手段(フィルタ、希釈ダクト、ファンを備えることが好ましい)により、排気パイプを通って排出される。
本件出願人による特許文献3(ES2485618)は、本発明に最も近い従来技術であると思われる。この文献には、装置の置かれた高さよりも高いまたは低い海抜にて動作するレシプロ内燃機関による吸気の圧力および温度状態をシミュレーションするための装置が開示されている。しかしながら、特許文献3の装置は、比較的構成が複雑であり製造が容易ではなく、コストを要するものであった。さらに、複雑な構成であることから圧力低下が生じ、装置の高度とシミュレーションするレシプロ内燃機関の高度との差が小さい場合には、シミュレーションができなかった。
したがって、異なる高度にて内燃機関をテストするための大気圧状態のシミュレーションを行う方法や装置は知られているが、従来技術よりも改良された他の方法や装置が望まれている。たとえば、テストが行われる装置の高度とシミュレーションすべき燃焼機関の高度との差が小さくとも精密にシミュレーションすることができる装置が望まれている。
ES2398095A1 WO2008036993A2 ES2485618
第一の側面として、本発明は、前記従来技術の問題点を解決した、燃焼機関テストのための大気の調整装置を開示している。これを達成するため、本発明の装置は、
−第1端においてテストされる燃焼機関の吸気に接続され、第2端を通して外部の大気から空気を引き込むよう構成された吸気ダクトと、
−第1端において前記内燃機関の排気に接続され、第2端を通して排気ガスを大気に吐き出すよう構成された排気ダクトと、
−前記装置の吸気と前記装置の排気を連絡するよう、前記第1端のそれぞれの近傍において、前記排気ダクトを前記吸入ダクトに連絡する第1連絡ダクトと、
−吸気ダクト中に設けられたバイパス弁と、
−バイパス弁に対して循環させ、空気流を前記吸気ダクトに向けるスーパーチャージング・ターボ組立体であって、膨張中に生じたエネルギーを消散させる消散システムに結合され、前記バイパス弁と前記タービンは、吸入ダクトにおける所望の圧力値と空気流の値を得るために制御可能であるスーパーチャージング・ターボ組立体と、
−排気ガスを安全な温度まで下げるための排気ダクト中の熱交換器と、
−ターボチャージャ充填手段によって充填され、
吸気および吸気流の圧力を、タービンおよびバイパス弁とともに制御するための、排気ダクト中の熱交換器の下流のターボチャージャ17とを備えている。
本発明に係る装置は、さらに
−第2連絡ダクトを通じて、前記バイパス弁の上流における前記吸気ダクトを、前記ターボチャージャの上流における前記排気ダクトに接続する第1三方弁と、
−前記熱交換器と、前記排気ダクトおよび第2連絡ダクトの接続点との間の前記排気ダクト中のオン/オフ弁と、
−前記ターボチャージャの下流における前記排気ダクトと、前記熱交換器と前記オン/オフ弁との間における前記排気ダクトとを接続する第2三方弁と、
−前記排気ダクトを大気に接続するダクトの制御弁と、
−前記吸気ダクトの接続点と前記大気に接続するダクトの接続点との間において、前記熱交換器を、前記第1連絡ダクトに接続する排気ダクトの区画とをさらに備えたことを特徴としている。
したがって、前記三方弁、バイパス弁、オン/オフ弁の組合せ構成により、吸気圧力増加モードから吸気圧力減少モードへの切り換えを容易にするとともに、大気に対して吸気圧を増加または減少させる装置の使用を可能としている。さらに、本発明の前記バルブの新規な構成により、たとえば、装置が置かれた高さに対して、+/-200m、+/-100m、+/-50mもくしはこれより小さい僅かな標高差をシミュレーションする温度差を実行可能としている。
第二の側面として、本発明は、本発明の第一の側面による装置によって燃焼機関のテストのために環境空気を調整する方法も開示している。この方法は、
−大気からの吸気を圧力変化(variation)ステップに与え(subjecting)、
−排気ガスを吸気に直接接触させる(direct communication)ため、吸気を排気口に向け(diverting)、
−圧力変化された吸気をテストされるエンジンの吸気口に導き、
−排気ガスの温度を、ターボチャージャを通る通路にとって安全な温度に下げ、
−テストされるエンジンからの排気ガスを大気中に放出するステップを備えている。
したがって、本発明の第一の側面による装置を用いることで、前記方法は、当該方法が実行される高さに対して、大きな高低差だけでなく小さな高低差もシミュレートする圧力差の実行を可能としている。
本発明の方法においては、前記吸気圧力変化ステップは、吸気量を調整するバイパス弁、ターボチャージャ、タービンの動作の組み合わせ手段によって実行される。
さらに、本発明の第三の側面によれば、本発明は、前記方法が実行される高さに対して、たとえば+/-200m、+/-100m、+/-50mまたはこれより小さな微小な標高差をシミュレーションする圧力変化手段によって燃焼機関をテストする際に、大気からの圧力を調整するための、発明の第一の側面による装置の使用を開示している。
本発明は、本発明の好ましい実施形態を示す以下の図面を参照することによって理解することができる。なお、これらは一例として示したものであり、いかなる方法においても本発明を限定するものとして解釈してはならない。
本発明の第1の実施形態による装置の第1動作モードのダイアグラムを示す図である。 本発明の第1の実施形態による装置の第2動作モードのダイアグラムを示す図である。 本発明の他の実施形態による装置のタービンにおいて膨張時に生じるエネルギーを消散(dissipating)させるダイアグラムを示す図である。 本発明の他の実施形態による装置のターボチャージャーのダイアグラムを示す図である。
好ましい実施形態の詳細な開示
本発明の好ましい実施形態による装置について、それぞれ図1および図2を参照し、2つの異なる動作モードにしたがって以下説明する。図1において、この装置は、燃焼機関(combustion engine)がテストされる地理的標高に関しての高い高度、すなわち低い圧力をシミュレーションするために用いられる。これは、たとえば、高山エリアでのエンジンを動作させる場合に該当する。
図2において、この装置は、燃焼機関がテストされる地理的標高に関しての低い高度、すなわち高い圧力をシミュレーションするために用いられる。これは、たとえば、(テストルームが高い標高に設けられている場合に)海面レベルで、たとえば海面レベルよりも下で、たとえば地下通路でエンジンを動作させる場合に該当する。
図1に、本発明の第一の実施形態を示す。この実施形態では、エンジンの位置またはエアーフィルタ2の位置を変えることなく、真空から過圧まで切り替えることができる。
図1に示すように、この装置は、第1端1aにおいて、テストされる燃焼機関の吸気口に接続された吸気ダクト1を備えている。吸気ダクト1は、第2端1cにおいて、これを介して外気を取り込むフィルタ2を備える。このフィルタ2により、装置に不純物が混入するのを防ぐことができる。
この装置は、さらに、第1端3aにおいて、燃焼機関の排気口に接続された排気ダクト3を備えている。この排気ダクト3は、第2端3fを通じて大気中に排気ガスを排出する。吸気ダクト1および排気ダクト3は、それぞれ吸気および排気ダクトの第1端1a、3aに近接する2つの区分4a、4bに分けられた第1の連絡ダクト4によって接続されている。装置の吸気は、その排気と連結している。
参照符号1、3、4は、それぞれ、吸気ダクト、排気ダクト、第1連絡ダクトを指すものとして、この明細書全体にわたって用いられる。これらの参照番号に文字(1a、1b、1c...;3a、3b、3c...)が付されている場合には、対応するダクトの一部分を示している。このような記号は、もっぱら明確にするために用いたものであり、当業者であれば、異なるダクトが必要ではなく、むしろ全体の一部であって同じダクトであると理解するであろう。
この装置が真空を生成する場合を示す図1では、吸気が第1連絡ダクト4aを通って、吸気ダクト1から排気ダクト3へと循環する。この吸気は、空気とフィルタ2をとおって装置によって取り込まれた空気とエンジンが必要とする空気との差である。したがって、空気と排気ガスの混合気が排気ダクト3bとなる。そのため、制御バルブ23(後に詳述する)は完全に閉じられている。
この装置は、また、吸気ダクト1に設けられたバイパスバルブ6を備えている。
この装置は、さらに、吸気ダクト1に設けられた過給ターボアセンブリを備えている。この過給ターボアセンブリは、バイパスバルブ6に向かって循環させる吸気ダクト1中に空気流を向かわせる。ターボアセンブリは、膨張中に生じるエネルギーを消失させる消失システムに接続されたタービン8を備えている。タービン8としては、可変ジオメトリタービン(variable geometry turbine)(VGT)が好ましく、放射遠心型タービン(radial centripetal-type turbine)がさらに好ましい。
図1および図2に示す本発明の好ましい実施形態によれば、膨張時にタービン中に生じるエネルギーを消失させる消失システムは、半径流遠心コンプレッサー(radial-flow centrifugal compressor)9からなる。このコンプレッサー9は、これを通して大気から空気を取り込むフィルタ10および少なくとも一つの背圧弁11とこれを通じてコンプレッサ9が大気中に空気を放出するマフラー12に接続されている。
さらに、第1三方バルブ5がタービン8の上流に設けられている。このバルブ5は、吸気ダクト1cからタービン8への流れを許容し、第2連絡ダクト21への流れを防止するものである。その詳細は後述する。
バイパスバルブ6およびタービン8は、吸気ダクト1bの所望の質量流量率および圧力値を得るために制御される。したがって、第1三方弁5とバイパスバルブ6の下流側に位置する吸気ダクト1bの吸気流は、タービン8で膨張した空気とバイパスバルブ6を通って分岐された混合気となる。
凝縮分離器(condensate separator)13は、空気(drawn in air)が吸気ダクト1bに再び入る前の、タービン8の下流側に配置されている。
図1に示す真空生成動作モードにおける排気ダクト3について以下説明する。この場合、制御バルブ23は閉じており、オン/オフバルブ15は開いている。したがって、第1連絡ダクト4aからの吸気によって希釈された排気ダクト3aからの排気ガスは、熱交換器14によって、ターボチャージャー17に導入しても安全な温度に冷却される。
熱交換器14には、冷却液として適切ないずれかの流体を用いることができる。
排気ガスは、熱交換器14の後、ターボチャージャ17の前に、凝縮分離器16を通過させられる。
ターボチャージャ17は、この例では、少なくとも1つの電気エンジンからなるターボチャージャ充填手段によって充填される。ターボチャージャ17は、排気ダクト3dからの排気ガスと空気の冷却混合気を吸引する。これは、装置から混合気を排除するためである。電気エンジン18は、取り込んだ空気が、与えられた所望の質量流量率および圧力になるまで、ターボチャージャ17の回転速度を制御する。これらの状態の制御とともに、タービン8およびバイパス弁6を制御する。
ターボチャージャ17によって吸引された空気と排気ガスの混合気は、排出ダクト3eを通過する。排出ダクト3eでは、最終的にマフラー20を通して大気中に排出されるように、第2の三方バルブ19がダクト22への通路を塞ぎ、排出ダクト3fへの通路を開いている
図2に、図1に示す実施形態による装置の動作を示す。ここでは、過圧生成モードを示している。換言すると、図2の動作モートでは、この装置は、テストが実施される部屋よりも低い位置にある大気状態、すなわち高い圧力をシミュレーションする。
図2の要素は、図1に示すものと同じであり、同じ符号を付している。したがって、繰り返しての詳細は説明しない。図1と図2の違いは、バルブの開きと、これによる装置内を通る空気の通り道だけである。
したがって、図2の実施形態では、大気圧よりも高い圧力、すなわちこの装置の過圧生成動作にて動作するように、空気が空気フィルタ2を介して取り込まれる。この場合、第1の三方弁5は、タービン8に入る方向が閉じられており、第2の連絡ダクト21に向かう流れに転換する方向が開かれている。この連絡ダクト21は、バイパス弁6の上流の吸入ダクト1cをターボチャージャ17の上流の排出ダクト3dに接続している。バイパス弁6は閉じられ、ダクト1bに向かう通路を塞いでいる。
さらに、ダクト3cにおいて、熱交換器14と排気ダクト3dおよび第2連絡ダクト21の接続点との間に設けられたバルブ15は、閉じている。これにより、唯一の自由な吸入される空気流の通路は、ターボチャジャ17へのものとなる。ターボチャージャ17の下流の排気ダクト3eと、熱交換器14およびオン/オフ弁15の間の排気ダクト3cとを接続する第2の三方弁19は、ダクト3fに向かう方向が閉じられている。これにより、吸入された空気流はダクト22を通るように方向転換され、ダクト3cに排出されるようになる。
したがって、上述のようにバルブ15が閉じているので、ダクト22から吸入された空気は熱交換器14に排出され、薄く(recede)ならない。唯一の自由な空気流の通路は、エンジンの吸気口に結合された吸気ダクト1aに向かうものとなる。
加えて、エンジンの排気ガスは、排気ダクト3aに放出され、吸入されたダクト4bからの希釈空気と混合される。最後に、ガスは、ダクト24の中に配置されダクト3aを大気につなぎ、少なくとも部分的に開いている制御弁23およびマフラー25を介して大気中に放出される。
図に見られるように、排気ダクト3bの区分は、吸気ダクト1との接続点およびダクト24との接続点の間の点において、熱交換器14を第1連絡ダクト4に接続している。
したがって、上記のように、三方弁5、19、バイパス弁6、23、オン/オフ弁15のセットの構成は、吸気圧力を大気圧より上昇させあるいは減少させるための装置の使用を実現している。動作モードの切替は、これらの弁の単純な動作によって、迅速かつ簡易に行うことができる。さらに、上記で説明し図面にて示したダクトと弁の詳細な構成は、既知の従来技術の類似装置に対して大きな進歩をもたらすものである。たとえば、本発明にて開示した装置の詳細な構成(design)は、従来技術の類似装置よりも簡易であり、操作者による操作や自動化とともに製造が容易であってコストを低減できる。
さらに、従来技術に対して進歩した方法にて、本発明の装置においては構造の複雑性を低減していることから、僅かな差の高度の変化(バリエーション)についても正確なシミュレーションを実現することができる。僅かな差の高度の変化が、装置のある高さについて、たとえば+/-200m、+/-100m、+/-50mまたはこれより小さいものは、たとえば特許文献3の装置のような従来技術の類似装置では可能でなかった。
空気による圧力降下は、それが遭遇する異なる機械的障害(弁、パイプ長さ等)に起因している。本発明の好ましい実施形態による装置は複雑さが低減されており、これらの機械的障害を減らすことができる。このため、小さな圧力変化(バリエーション)をシミュレートする装置を可能にしている(小さな圧力変化を伝達できる)。特に、フィルタ2と端部1aとの間のバイパス弁6およびダイレクト通路は、過圧モードにおける装置の動作を改善している。
さらに、タービン8とバイパス弁6の組合せ動作は、真空モードで装置を動作させる際の、冷却吸気(coolong inlet air)を可能としていることを、当業者なら理解できるであろう。加えて、装置を過圧モードにて動作させる時、ターボチャージャ17の回転速度と制御弁23の位置により、大気に対する空気の温度を(熱交換器14とともに)制御することを可能としている。
したがって、「調整する(condirtioning)」および「状態(condition)」は、圧力変化(バリエーション)、温度変化(バリエーション)、圧力および温度変化(バリエーション)の実行についていうものである。
図3に示す実施形態において、タービン8は、タービン8の膨張時に得られるエネルギーを吸収する発電機26に結合されている。
好ましい他の実施形態を示す図4において、ターボチャージャ充填手段はタービン27から構成されている。同じシャフトに結合されたタービン27とターボチャージャ17の組立体(assembly)は、スーパーチャージング・ターボ組立体(super charging turbo assembly)とできる。タービン27は、フローベンチ(flow bench)の中のその一端にガスを生成するガス流手段によって動作する。本発明のこの実施形態では、タービン27は、与えられた所望の質量流量率および圧力値が取り込んだ空気にて達成されるまで、タービン8とバイパス弁6とともにこれら状態を制御し、ターボチャージャ17の回転速度を制御する。
上記記載から推測できるように、そして上記に記載されているように、本発明による装置は、従来技術に対して一連の効果を有している。たとえば、真空から過圧までの自動切り替えや、本発明に記載の装置の標高と近接した標高のシミュレーションの実現などである。
本発明では、本発明の第一の側面に従う装置を用いて、燃焼エンジンのテストのための大気の調整方法を開示している。この方法は、以下を備えている。
−大気からの吸気を圧力変化(variation)ステップに与え(subjecting)、
−排気ガスを吸気に直接接触させる(direct communication)ため、吸気を排気口に向け(diverting)、
−圧力変化された吸気をテストされるエンジンの吸気口に導き、
−排気ガスの温度を、ターボチャージャを通る通路にとって安全な温度に下げ、
−テストされるエンジンからの排気ガスを大気中に放出する。
本発明の好ましい実施形態による方法における吸気圧力変化ステップは、ターボチャージャ、タービンおよび吸気量を制御するバイパス弁の組合せ動作手段によって実現される。
したがって、本発明の方法では、小さな標高の変化をシミュレーションする圧力変化の実施を可能としている。この方法が実施される標高に関して、たとえば+/-200m、もしくはこれよりも小さい+/-100m、+/-50mなどを可能としている。
本発明によれば、吸気圧力変化ステップは、吸気圧力の減少および吸気圧力の増加の双方を備えている。
さらに、本発明の方法は、さらにまた、吸気圧力増大モードと吸気圧力減少モードとの間で切り換えるステップを備えている。この圧力変化モードの切換は、2つの三方弁、2つの制御弁、オン/オフ弁を調整するだけで実現することができる。
加えて、本発明の好ましい実施形態による方法は、さらに、大気の吸気を温度変化ステップに与えるステップを備えている。上述の本発明の装置を用いれば、この温度変化ステップは、タービン8、バイパス弁6(真空モード)を組み合わせての使用、およびターボチャージャ17、制御弁23、熱交換器14(過圧モード)を組み合わせての使用によって実行される。
本発明はまた、図1〜図4を参照して上記にて定義された本発明の第1の側面による装置の使用にも関連している。すなわち、燃焼機関のテストを行う際に、装置が置かれている標高に対し、小さな標高差をシミュレーションする圧力変化手段によって、大気からの圧力を調整するための使用にも関連している。
従来技術の装置(特許文献3による装置)の動作に対する、本発明の好ましい実施形態による装置の動作に関する比較データを、以下に示す。
下表は、特許文献3の装置と上述の本発明の好ましい実施形態による装置によって、異なる高さ変化において到達した最大気流速度を示している。
先に説明のとおり、小さな高さ変化は、小さな圧力変化に対応している。同様に、装置によって生成可能な空気流が大きければ、当該装置によってテスト可能なエンジンのサイズも大きくなる。
この表に見られるように、どの高度差においても、本発明に係る装置は、特許文献3の装置に比べて、大きな質量流量率を得ることができている。高い質量流量率であることから、変動が生じた際でも、吸気圧力が変化せず、エンジンが装置に結合されていることはエンジン自体の動作に影響を与えない。よって、小さな圧力差(小さな標高差に変換できる)をシミュレーションすることができる。
たとえば、1.6Lのエンジンは、約275kg/hで動作する。したがって、従来技術の装置では、これより大きなエンジンは、実際問題、テストすることができない。つまり、小さな高度差について、従来技術の装置は、限られた範囲でしか使用できないということである。
さらに、従来技術の装置では、高度差が+1000mに増加するまで、流量率が増加している。これは、真空モードにおいて、ゼロから1000mの高さまでの間は、全く効果的に動作しないということを意味している。同様のことが、加圧状態から−5000mまでの間の場合にも生じる(データは示していない)。本発明に係る装置によれば、正の高度差、負の高度差にかかわらず高度差が大きくなると、得られる質量流量率は、常に減少する。このことは、実際にエンジンに何が起きるかという点と一致性が高く、したがって、本発明に係る装置はより効果的に動作する。
前掲の表は、+/-200mまでの特定の高度差を示したものであるが、当業者であれば、この表が、テストを行う高度にかかわらず、本発明に係る装置が、従来技術の装置に比べて高い質量流量率を提供できる傾向にあることを示している点を理解できるはずである。したがって、本発明に係る装置は、たとえば、+/-100m、+/-50mなどの小さな高度差においても動作できる。
上記の好ましい実施形態を参照して本発明を説明したが、当業者であれば、結果的に本発明の範囲から外れることなく、この実施形態に対して改良や変形を行うことができることを理解するはずである。たとえば、上記記載に限定されることなく、ターボチャージャおよびタービンは、それぞれ、エネルギーを供給したり消散させたりする他のシステムに結合することができる。
同様に、本発明に係る装置の好ましい実施形態では、一つのタービン8、一つのバイパス弁6、一つの熱交換器14、一つのターボチャージャー17を備えるように説明したが、当業者であれば、他の実施形態として、本発明に係る装置がこれらを複数含んでもいいことは明らかであろう。
上記の本発明の説明では内燃機関(internal combustion engine)のテストについて述べているが、当業者であれば、僅かな修正をして、異なる高度で動作すべき他の関連要素(たとえば、空気フィルタ(air filter)、マフラー、排気ガス清浄要素(exhaust gas cleaning elements)(後処理))のテストにも適用することができる点も理解できるはずである。


Claims (17)

  1. レシプロ内燃機関のテストの際に環境空気を調整するための装置であって、当該装置は、
    −第1端においてテストされる燃焼機関の吸気に接続され、第2端を通して外部の大気から空気を引き込むよう構成された吸気ダクトと、
    −第1端において前記内燃機関の排気に接続され、第2端を通して排気ガスを大気に吐き出すよう構成された排気ダクトと、
    −前記装置の吸気と前記装置の排気を連絡するよう、前記第1端のそれぞれの近傍において、前記排気ダクトを前記吸気ダクトに連絡する第1連絡ダクトと、
    −吸気ダクト中に設けられたバイパス弁と、
    前記吸気ダクト内の前記バイパス弁に向かう空気流を分岐させるスーパーチャージング・ターボ組立体であって、膨張中に生じたエネルギーを消散させる消散システムに結合され、前記バイパス弁と前記タービンは、吸入ダクトにおける所望の圧力値と空気流の値を得るために制御可能であるスーパーチャージング・ターボ組立体と、
    −排気ガスを安全な温度まで下げるための排気ダクト中の熱交換器と、
    −ターボチャージャ充填手段によって充填され、
    吸気および吸気流の圧力を、タービンおよびバイパス弁とともに制御するための、排気ダクト中の熱交換器の下流のターボチャージャ17とを備え、
    −第2連絡ダクトを通じて、前記バイパス弁の上流における前記吸気ダクトを、前記ターボチャージャの上流における前記排気ダクトに接続する第1三方弁と、
    −前記熱交換器と、前記排気ダクトおよび第2連絡ダクトの接続点との間の前記排気ダクト中のオン/オフ弁と、
    −前記ターボチャージャの下流における前記排気ダクトと、前記熱交換器と前記オン/オフ弁との間における前記排気ダクトとを接続する第2三方弁と、
    −前記排気ダクトを大気に接続するダクトの制御弁と、
    前記第1連絡ダクトと前記吸気ダクトとの接続点と、前記第1連絡ダクトと前記大気に接続するダクトとの接続点との間において、前記熱交換器を前記第1連絡ダクトに接続する排気ダクトの区画とをさらに備え、
    前記三方弁、バイパス弁、オン/オフ弁の組合せ構成により、大気に対して吸気圧を増加または減少させるために使用できる装置。
  2. 請求項1の装置において、さらに、前記排気ダクトの前記第2端においてマフラーを備えることを特徴とする装置。
  3. 請求項1または2の装置において、さらに、前記大気に接続するダクトの排気端においてマフラーを備えることを特徴とする装置。
  4. 請求項1〜3のいずれかの装置において、
    膨張中に前記タービン内に生じたエネルギーを消散させる前記消散システムは、これを介して大気から空気を引き込むフィルタに接続され、これを介して放出された空気を大気に排出する背圧弁とマフラーに接続された半径流遠心コンプレッサー(radial-flow centrifugal compressor)を備えることを特徴とする装置。
  5. 請求項1〜3のいずれかの装置において、
    膨張中に前記タービン内に生じたエネルギーを消散させる前記消散システムは、発電機を備えることを特徴とする装置。
  6. 請求項1〜5のいずれかの装置において、
    前記タービンは、可変ジオメトリタービン(variable geometry turbine)(VGT)であることを特徴とする装置。
  7. 請求項6の装置において、
    前記可変ジオメトリタービンは、放射遠心型タービン(radial centripetal-type turbine)であることを特徴とする装置。
  8. 請求項1〜7のいずれかの装置において、
    前記ターボチャージャ充填手段は、電気エンジンおよびタービンから選択されたものであることを特徴とする装置。
  9. 請求項1〜8のいずれかの装置において、
    前記装置内に混入物が入るのを避けるために、これを介して外部の大気から空気を引き込むフィルタを、前記装置の端部に備えることを特徴とする装置。
  10. 請求項1〜9のいずれかの装置において、さらに、少なくとも一つの凝縮分離器(condensate separator)を備えることを特徴とする装置。
  11. 請求項1〜10のいずれかの環境空気を調整するための装置によって、燃焼機関のテストを行うために環境空気を調整する方法であって、前記方法は、
    −大気からの吸気を圧力変化(variation)ステップに与え(subjecting)、
    −排気ガスを吸気に直接接触させる(direct communication)ため、吸気を排気口に向け(diverting)、
    −圧力変化された吸気をテストされるエンジンの吸気口に導き、
    −排気ガスの温度を、ターボチャージャを通る通路にとって安全な温度に下げ、
    −テストされるエンジンからの排気ガスを大気中に放出するステップを備え、
    前記方法は、当該方法が実行される高さに対する小さな高低差をシミュレートする圧力差の実行を可能とし、
    前記吸気圧力変化ステップは、吸気量を調整するバイパス弁、ターボチャージャ、タービンの動作の組み合わせ手段によって実行されることを特徴とする方法。
  12. 請求項11の方法において、
    前記得られた圧力差は、前記方法が実行される高さに対して+/-200mの標高差をシミュレーションすることを特徴とする方法。
  13. 請求項11または12の方法において、
    前記吸気圧力変化ステップは、吸気圧力を減少させることを含む方法。
  14. 請求項11または12の方法において、
    前記吸気圧力変化ステップは、吸気圧力を増加させることを含む方法。
  15. 請求項11または12の方法において、
    −吸気圧力増加モードと吸気圧力減少モードの切り換えを備え、
    前記圧力変化モードの切り換えは、単に、2つの三方弁、2つの制御弁、オン/オフ弁を制御することで実行されることを特徴とする方法。
  16. 請求項11〜15のいずれかの方法において、さらに、大気からの吸気を温度変化ステップに与えるステップを備えることを特徴とする方法。
  17. 前記方法が実行される高さに対して小さな標高差をシミュレーションする圧力変化手段によって燃焼機関をテストする際に、大気からの圧力を調整するための、請求項1〜10のいずれかに定義された装置の使用。

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