JP6660770B2 - 対話システムおよびプログラム - Google Patents

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Description

この発明は対話システムおよびプログラムに関する。
特許文献1は,入力文に含まれる感情語の品詞が形容詞であるか動詞であるかに応じて,異なる変換ルールを用いて入力文から応答文を作成する応答生成装置を記載する。入力文に含まれる感情語が,語尾のみが変えられてそのまま応答文として用いられることがあり(たとえば,入力文が「楽しんだ」であるときに応答文として「楽しかったんですね」が生成される),変化に富む対話にならない。
特許第5251132号公報
この発明は,入力文をそのまま返答文として用いるのではなく,変化に富む返答文を作成(生成)できるようにすることを目的とする。
この発明はまた,入力文に含まれる単語を基準にして,その単語に対する意志感情を含む返答文を作成できるようにすることを目的とする。
この発明はさらに,作成される返答文の流れを良くすることを目的とする。
この発明による対話システムは,入力文の入力を受け付けるように構成される受付手段,複数の単語および上記複数の単語のそれぞれに関連づけられた,それらの単語に対する意志感情を表す意志感情語が記憶された意志感情データベース,ならびに上記受付手段によって受け付けられた入力文に含まれる単語が上記意志感情データベースに記憶されている場合に,その単語に関連づけられている意志感情語を用いて返答文を作成するように構成される返答文作成手段を備えている。
この発明は,コンピュータを対話システムとして機能させるためのプログラムも提供する。この発明によるプログラムは,複数の単語および上記複数の単語のそれぞれに関連づけられた,それらの単語に対する意志感情を表す意志感情語が記憶された意志感情データベースと協働して動作するコンピュータを制御するプログラムであって,入力文の入力を受け付ける受付処理,および受け付けた入力文に含まれる単語が上記意志感情データベースに記憶されている場合に,その単語に関連づけられている意志感情語を用いて返答文を作成する返答文作成処理をコンピュータに実行させるものである。
意志感情データベースが用意される。意志感情データベースは,複数の単語および上記複数の単語のそれぞれに関連づけられた,それらの単語に対する意志感情語が記憶されている。一例を説明すると,単語「掃除」に対しては,たとえば「大好き」,「非常に良い」,「必ずする」,「楽しい」および「疲れる」が,単語「掃除」に対する意志感情語として意志感情データベースに記憶される。単語「猫」に対しては,たとえば「嫌い」,「愛おしい」および「心地よい」が,単語「猫」に対する意志感情語として意志感情データベースに記憶される。たとえば,複数の意志感情語(ひな形)を用意しておき,その中から特定の単語に対する印象,イメージ,感じ方,とらえ方,意向,嗜好等に沿った意志感情語をチェックする(フラグを立てる)ことで,その単語に対して意志感情語を関連づけることができる。単語は,事柄もしくは事象に関する単語,物,生物もしくは物質に関する単語,政治もしくは経済に関する単語などを含む。意志感情語はこれらの単語に対する印象,イメージ,感じ方,とらえ方,意向,嗜好などを表す。
入力文に上記意志感情データベースに記憶されている単語が含まれていると,その単語に関連づけられている意志感情語が用いられた返答文が作成される。作成される返答文は,入力文に含まれる単語に対する印象,イメージ,感じ方,とらえ方,意向,嗜好等に沿う言葉(意志感情語)を含むものとなる。入力文に含まれている単語に関連づけられている意志感情語が返答文に用いられるので,入力文がそのまま返答文に用いられることを避けることができる。
意志感情データベースに記憶される,単語および単語に関連づけられる意志感情語はあらかじめ記憶されたものであってもよいし,ユーザが意志感情データベースに登録してもよい。意志感情語があらかじめ記憶される場合,対話システムによる返答文は対話システムに特有の意志感情語を含むものとなる。この場合には返答文に含まれる,単語に対する意志感情の主体は対話システム(意志感情データベース)の設計において想定されるいわば架空の人物となる。対話システムのユーザによって,単語に対して自らが持つ意志感情を表す意志感情語が記憶されると,返答文に含まれる,単語に対する意志感情の主体はそのユーザとなり,ユーザの意志感情に近い,換言するとユーザの意志感情に寄り添った返答が可能になる。そのほか,たとえば自分の両親や兄弟が単語に対して持つ意志感情を表す意志感情語が意志感情データベースに記憶されると,あたかも自分の両親や兄弟が返答しているかのような返答文が作成される。いずれにしても,返答文に用いられる意志感情語はユーザの入力文(発話内容)に含まれる単語に関連づけられたものであるから,対話システムにおいて作成される返答文がユーザの入力文の内容から全く外れた内容になるおそれは少ない。
一実施態様では,上記意志感情データベースに,上記単語のそれぞれに関連づけられて複数の意志感情語(互いに異なる意志感情語である)が記憶されており,上記返答文作成手段は,上記複数の意志感情語のそれぞれを用いた返答文と,上記複数の意志感情語の組合せを用いた返答文とを作成するものであり,対話システムは,上記返答文作成手段によって作成された複数の返答文から一つの返答文をランダムに選択するように構成される選択手段を備えている。同じ入力文であってもその都度返答文を異ならせることができるので,ユーザを飽きさせることがない。
好ましくは,対話システムは,上記入力文に含まれる単語に関連づけられている上記複数の意志感情語のすべての順列を作成する順列作成手段を備え,上記返答文作成手段は,上記順列作成手段によって作成される,意志感情語のそれぞれと複数の意志感情語の組合せとから上記複数の返答文を作成するものである。n個の意志感情語からr個(r=1,2,...,n)を選んで並べた1個および複数個(最大n個)の意志感情語の組合せのそれぞれから,返答文が作成される。作成される返答文の総数はnPr(またはn!/(n−r)!)によって表すことができる。
他の実施態様では,上記複数の意志感情語のそれぞれが,肯定的な意味内容を表すポジティブ意志感情語と,否定的な意味内容を表すネガティブ意志感情語のいずれかに分類されており,上記返答文作成手段は,上記複数の意志感情語の組合せを用いた返答文の語尾にポジティブ意志感情語が用いられる場合には,上記返答文に含まれる語尾以外の意志感情語について,ネガティブ意志感情語であれば逆接によってそのネガティブ意志感情語を返答文に含ませ,かつポジティブ意志感情語については順接によってそのネガティブ意志感情語を返答文に含ませ,上記複数の意志感情語の組合せを用いた返答文の語尾にネガティブ意志感情語が用いられる場合には,上記返答文に含まれる語尾以外の意志感情語について,ポジティブ意志感情語であれば逆接によってそのポジティブ意志感情語を返答文に含ませ,かつネガティブ意志感情語であれば順接によってそのネガティブ意志感情語を返答文に含ませるものである。たとえば,上述した「大好き」,「非常に良い」,「必ずする」,「楽しい」および「疲れる」の5つの意志感情語がこの並び順で返答文に用いられる場合を考える。5つの意志感情語のうち,「大好き」,「非常に良い」,「必ずする」および「楽しい」はいずれも肯定的な意味内容を表すのでポジティブ意志感情語に分類される。他方,「疲れる」は否定的な意味内容を表すのでネガティブ意志感情語に分類される。上述の並び順では語尾はネガティブ意志感情語の「疲れる」であるから,語尾以外の意志感情語については,それがポジティブ意志感情語であれば逆接によってそのポジティブ意志感情語が返答文に含ませられ,ネガティブ意志感情語であれば順接によってそのネガティブ意志感情語が返答文に含ませられる。上述の例では,語尾以外の意志感情語「大好き」,「非常に良い」,「必ずする」および「楽しい」はいずれもポジティブ意志感情語であるから,「大好きですけど,非常に良いけど,必ずするけど,楽しいけど,疲れます。」という返答文が作成される(「けど」が逆接を表す)。上述の5つの意志感情語の並び順が「疲れる」,「大好き」,「非常に良い」,「必ずする」および「楽しい」であれば,「疲れるけど,大好きですし,非常に良いし,必ずするし,楽しいです。」(「けど」が逆接を,「し(ですし)」が順接を表す)という返答文が作成される。日本語の文章として流れのよい(淀みのない)返答文を作成することができる。
対話システムの電気的構成を示すブロック図である。 感情述語データベースを示す。 意志感情データベースを示す。 対話システムの処理の流れを示すフローチャートである。 返答文作成処理の流れを示すフローチャートである。 意志感情語の順列を示す。 返答文の一例を示す。
図1は対話システムの電気的構成を示すブロック図である。対話システム1は,様々な説明,システム,装置,たとえば人型ロボット,動物型ロボット,スマートフォン,テレビなどに組み込んで使用することができる。
対話システム1は,構文構造解析部11,感情述語判定部12,登録単語判定部13,返答文作成部14および返答文提示部15を備えている。マイクロフォン2,スピーカ3,ハードディスク16などの外部装置が対話システム1に接続される。
対話システム1のユーザが対話システム1にあたかも話しかけるように発話すると,これに応答して対話システム1は自動的に音声によって返答をする。ユーザによる発話と対話システム1による応答は繰り返すことができる。ユーザによる発話の入力にマイクロフォン2が,対話システム1による返答の出力にスピーカ3がそれぞれ用いられる。マイクロフォン2に代えて発話内容をキーボード(図示略)から文字入力してもよい。また対話システム1の返答についても,スピーカ3からの音声出力に代えて表示装置(図示略)の表示画面への文字表示であってもよい。
マイクロフォン2に入力した音声は構文構造解析部11に与えられる。構文構造解析部11は,入力音声を表すデータを文字列データ(入力文)に変換し(音声認識処理),この入力文を構造解析する。構造解析では入力文が形態素解析処理され,入力文に含まれる名詞,助詞,動詞,形容詞などが識別され,さらに入力文を構成する主語,述語,目的語,修飾語等も判定される。構造解析処理には,既存の構造解析システム(KNP,Cabochaなど)を利用することができる。
感情述語判定部12は,入力文に含まれる述語が感情を表す述語(以下,感情述語という)であるかどうかを判定する。あらかじめ用意される感情述語データベースに多数の感情述語が登録されており,これが入力文に感情述語が含まれているかどうかの判定に用いられる。
後述するように,複数の単語のそれぞれについて,それらの単語に対する意志,感情等を表すデータ(意志感情語)がデータベース(意志感情データベース)に登録される。登録単語判定部13は,入力文に上記意志感情データベースにユーザがあらかじめ登録(記憶)されている単語が含まれているかどうかを判定する。意志感情データベースに登録されている単語が入力文に含まれている場合に,次に説明する返答文作成部14によって,入力文に含まれる単語に対応する意志感情語が用いられて入力文に対する返答が作成される。
返答文作成部14は,意志感情データベースに単語ごとに登録されている意志感情語を用いて,入力文に対する返答に適する返答文を作成する。後述するように,返答文作成部14は複数の返答文を作成する。
返答文提示部15は,返答文作成部14が作成した複数の返答文の一つをランダムに選択し,選択した返答文を出力に適するデータに変換する処理を実行する。たとえば返答文が音声出力される場合には,返答文提示部15において返答文を表すデータが音声データに変換され,スピーカ3から出力されることになる。
上述した構文構造解析部11,感情述語判定部12,登録単語判定部13,返答文作成部14および返答文提示部15は,それぞれ専用のハードウェア装置によって構成してもよいし,その一部または全部を汎用のコンピュータ装置およびプログラムによって実現してもよい。汎用のコンピュータ装置は,CPU(Central Processing Unit ),メモリ等を備え,プログラムがCPUによって実行されることによって対話システム1の一部または全部の処理を実行する。
図2はハードディスク16に用意される感情述語データベース16Aを示している。
感情述語データベース16Aには,人の感情を表す多数の述語,日本語の場合,動詞,形容詞,形容動詞および名詞の基本形が記憶されている。感情述語データベース16Aが用いられて,入力文(ユーザによる発話内容)が,ユーザの感情を表しているかどうかが判断される。
図3はハードディスク16に用意される意志感情データベース16Bを示している。
意志感情データベース16Bには,複数の単語が登録(記憶)されるとともに,その単語に対する印象,イメージ,感じ方,とらえ方,意向,嗜好などを表す語句(以下,意志感情語という)が登録される(関連づけられる)。
意志感情データベース16Bの内容(単語と意志感情語の組合せ)はあらかじめ決められるものであってもよいし,対話システム1のユーザのそれぞれが独自にカスタマイズしたものであってもよい。いずれにしても意志感情データベース16Bには,複数の単語(掃除,ゴミだし,ポイ捨て,賭けマージャン,喫煙,犬,猫,TPP,イスラム国など)が記憶(登録)されるとともに,登録単語のそれぞれについて,その単語に対する複数の意志感情語が関連づけられて記憶される。
一例を説明する。単語「掃除」について,好き嫌いに関する4つの意志感情語,「大好き」,「好き」,「嫌い」または「大嫌い」のいずれかを選択することができる。「掃除」について持つ感情が「大好き」であれば「大好き」の意志感情語にフラグが立てられる。同様にして,単語「掃除」について,善悪に関する4つの意志感情語,「非常に良い」,「良い」,「悪い」または「非常に悪い」のいずれかを選択することができ,「掃除」について持つ感情が「非常に良い」であれば「非常に良い」の意志感情語にフラグが立てられる。積極性に関する4つの意志感情語(必ずする,喜んでする,しぶしぶする,または行わない)についても同様である。
その他の意志感情語(うれしい,愛おしい,幸せ,狂おしい,楽しい,気持ちいい,可愛い,心地よい,楽,やさしい,心強い,安心,落ち着く,頼もしい,迷い,怖い,寂しい,悲しいなど)についても,意志感情データベース16Bにおいて単語に関連づけておくことができる。図3に示す例では,単語「掃除」に対しては,「大好き」,「非常に良い」,「必ずする」,「楽しい」,「疲れる」の5つの意志感情語が関連づけられている。
意志感情データベース16Bに記憶される単語およびその単語に関連づけられて記憶される意志感情語は,上述したように,あらかじめ定められるものであってもよいし,対話システム1のユーザのそれぞれが,自らが単語に対して持つ意志,感情等を表すものであってもよい。後述するように,入力文に含まれる単語が意志感情データベース16Bに含まれるときに,対話システム1によって,その単語に関連づけられている意志感情語が用いられて返答文が作成される。意志感情データベース16Bに記憶される単語およびその単語に関連づけられて記憶される意志感情語があらかじめ定められるものであれば,作成される返答文は,あたかも対話システム1が独自の意志や感情を持っているかのような内容になる。意志感情データベース16Bに記憶される単語およびその単語に関連づけられて記憶される意志感情語が,ユーザ自らが自分の意志感情に沿って設定(登録)したものであれば,ユーザ自らが単語に対して抱いている意志感情ないしこれに似た意志感情語が返答文に含まれることになり,ユーザは自分に似ている者と対話をしているような気分になろう。
意志感情データベース16Bに登録されている意志感情語のそれぞれには,P(ポジティブ)またはN(ネガティブ)のインデックス(P/Nインデックスという)が付されている。Pは意味内容が肯定的な(または望ましい)意志感情語(以下,ポジティブ意志感情語という)に対して,Nは意味内容が否定的な(または望ましくない)意志感情語(以下,ネガティブ意志感情語という)に対して,それぞれ付される。たとえば意志感情語「大好き」はその内容が望ましい(肯定的)であるので「P」のインデックスが付されている。意志感情語「好き」も同様である。これに対し意志感情語「嫌い」は否定的な意味内容であるので「N」のインデックスが付されている。意志感情語およびP/Nインデックスは,基本的にはユーザによって設定(登録)されるのではなく,あらかじめ(対話システム1の提供者によって)設定される。
図4は対話システムの処理の流れを示すフローチャートである。図5は対話システムにおける返答文作成処理(ステップ25)の詳細を示すフローチャートである。
対話システム1のマイクロフォン2に向かってユーザが話しかけることで,対話システム1に入力文が入力される(ステップ21)。ここでは「掃除をしたあとは気持ち良いが,疲れる」という入力文が受け付けられたときの具体例を適宜説明する。
上述したように構文構造解析部11によって音声データは文字列データに変換される。構文構造解析部11は文字列データを解析して,入力文に含まれる単語,主語,述語等を判定する(ステップ22)。
はじめに入力文中に感情述語が含まれているかどうかが判断される(ステップ23)。上述したように,感情述語データベース16A(図2)に人の感情を表す多数の述語(動詞,形容詞,形容動詞,名詞)が記憶されており,入力文中に感情述語データベース16Aに記憶されている述語が含まれているかどうかがチェックされる。
入力文中に感情述語が含まれていない場合(たとえば客観的な事柄のみがユーザによって述べられたとき),所定の処理に進む(ステップ23でNO)。たとえば相づち(「あーそう」,「へー」など)を返答文として出力することができる。
「掃除をしたあとは気持ち良いが,疲れる」が入力文であれば,この入力文には感情述語データベース16A(図2)に記憶されている感情述語(「気持ち良い」および「疲れる」)が含まれている。入力文(ユーザによる発話内容)はそのユーザの感情を述べていると判断され,次の処理に進む(ステップ23でYES )。
次に,入力文中に,意志感情データベース16Bに登録されている単語が含まれているかどうかを判断する処理が行われる(ステップ24)。
入力文「掃除をしたあとは気持ち良いが,疲れる」には,意志感情データベース16Bに記憶されている単語「掃除」が記憶されている(図3)ので,返答文作成処理に進むことになる(ステップ24でYES ,ステップ25,図5)。入力文に意志感情データベース16Bに記憶されている単語が含まれていないときには(ステップ24でNO),所定の処理,たとえば入力文に含まれる感情述語のレベル(たとえば,「快」から「不快」にわたる複数の感情レベル)を判定し,判定された感情レベルに応じた返答文を作成することができる。
意志感情データベース16Bには,上述したように,登録単語ごとに意志感情語が関連づけられている。入力文に含まれる登録単語にn個の意志感情語が関連づけられている場合,n個の意志感情語からr個(r=1,2,3,...,n)を選んで全ての意志感情語の順列が列挙(メモリに記憶)される(ステップ31)。
具体的に説明する。図6は,図3に示す意志感情データベース16Bにおいて単語「掃除」に対して関連づけられている5つの意志感情語「大好き」,「非常に良い」,「必ずする」,「楽しい」,「疲れる」についての順列を示している。
5つの意志感情語(n=5)から1つ(r=1)が選ばれる場合には,5つの意志感情語のそれぞれが順列になる(5通りの順列)。
5つの意志感情語(n=5)から2つ(r=2)が選ばれる場合,たとえば「大好き」と「非常に良い」とが選ばれた場合には,「大好き,非常に良い」と「非常に良い,大好き」とは区別される。5つの意志感情語から2つが選ばれるので20通りの意志感情語の順列が作成される。
5つの意志感情語(n=5)から3つ(r=3)が選ばれる場合,たとえば「大好き」,「非常に良い」および「必ずする」の3つの意志感情語が選ばれた場合,「大好き,非常に良い,必ずする」,「大好き,必ずする,非常に良い」,「非常に良い,大好き,必ずする」,「非常に良い,必ずする,大好き」,「必ずする,大好き,非常に良い」,「必ずする,非常に良い,大好き」などが作成される。5つの意志感情語から3つが選ばれるので60通りの意志感情語の順列が作成される。
同様にして,5つの意志感情語(n=5)から4つ(r=4)が選ばれる場合には,120通りの意志感情語の順列が作成される。5つの意志感情語(n=5)から5つの(r=4)が選ばれる場合も,120通りの意志感情語の順列が作成される。
単語に5つの意志感情語が関連づけられている場合には,合計325(=5+20+60+120+120)通りの意志感情語の順列が作成されることになる。
図5に戻って,カウンタiが初期化される(i=1)(ステップ32)。列挙された(メモリに記憶された)意志感情語の順列うちの一つ(処理対象の意志感情語)を用いた返答文の作成処理が開始される。
はじめに順列の最後尾の意志感情語に付されているP/NインデックスがPであるか,Nであるかが判断される(ステップ33)。
後述するように,r=1(1つの意志感情語からなる順列)の場合にはステップ33の処理は特段意味がなく,さらに次のステップ34,35の処理はスキップされる。rが2以上のときに,後述するように,ステップ33〜ステップ35の処理が機能する。
最後尾の意志感情語に日本語の語尾(「です」(または「ます」))が付加される(ステップ36)。必要に応じて入力文に含まれている単語(「掃除」)を主語(文頭)にして(「掃除は」)意志感情語が結合される(ステップ37),これにより返答文の一つの作成が完了する。たとえば,処理対象の意志感情語の順列が「大好き」であれば,「掃除は大好きです。」が作成されることになる。
カウンタiがインクリメントされ(ステップ38,ステップ39でNO),次の返答文の作成処理に進む(ステップ33)。
r=1(1つの意志感情語からなる順列)の場合には,上述の例では,「大好き」,「非常に良い」,「必ずする」,「楽しい」および「疲れる」の意志感情語のそれぞれについて,「掃除は大好きです。」,「掃除は非常に良いです。」,「掃除は必ずします。」,「掃除は楽しいです。」,「掃除は疲れます。」の5つの返答文が作成されることになる。
r=2以上(2以上の意志感情語を含む順列)の場合,順列の最後尾の意志感情語がP(ポジティブ意志感情語)であるか(ステップ33でP),N(ネガティブ意志感情語)であるか(ステップ33でN)に応じて処理が異なる。
たとえば,処理対象の意志感情語の順列が「大好き,非常に良い」であるとする。この順列の最後尾の意志感情語は「非常に良い」であり,「非常に良い」のP/Nインデックスは「P」である(図3参照)。最後尾の意志感情語のP/NインデックスがP,すなわちポジティブ意志感情語である場合,最後尾以外の意志感情語のP/NインデックスがPであれば,その最後尾以外の意志感情語に「し」が付加され,「N」であれば「けど」(「けれど」,「けれども」でもよい)が付加される(ステップ34)。すなわち,最後尾の意志感情語がポジティブ意志感情語であるとき,最後尾以外の意志感情語について,ポジティブ意志感情語は順接によって返答文に含ませられ,ネガティブ意志感情語は逆接によって返答文に含ませられることになる。
具体的に説明する。処理対象の意志感情語の順列が「大好き,非常に良い」であるとする。最後尾の意志感情語「非常に良い」のP/Nインデックスは「P」であり,最後尾以外の意志感情語「大好き」のP/Nインデックスは「P」である。ステップ34において,最後尾以外の意志感情語に「し」(またはですし)が付加される(順接)。意志感情語「大好き」が「大好きですし,」とされる(ステップ34)。
最後尾の意志感情語「非常に良い」の語尾に「です。」が付加されて(ステップ36)「非常に良いです。」が作成される。ステップ34で作成された「大好きですし,」とステップ36で作成された「非常に良いです。」とが結合される(ステップ37)。上述と同様に文頭に「掃除は」が付加される。「掃除は大好きですし,非常に良いです。」という返答文が作成される。
別の例を説明する。処理対象の意志感情語の順列が「楽しい,疲れる」であるとする(r=2のときの意志感情語の順列の一つである)。この順列の最後尾の意志感情語は「疲れる」であり,「疲れる」のP/Nインデックスは「N」である(図3参照)。この場合,ステップ35に進む(ステップ33でN)。
最後尾の意志感情語のP/NインデックスがNである場合,最後尾以外の意志感情語について,P/NインデックスがPであれば「けど」が付加され(逆接),Nであれば「し」が付加される(順接)。処理対象の意志感情語の順列が「楽しい,疲れる」の場合であれば,「楽しい」のP/Nインデックスは「P」であるので,「楽しいけど」が作成されることになる(ステップ35)。
最後尾の意志感情語「疲れる」の語尾に「です。」が付加され(ステップ36)(「疲れます。」),ステップ35で作成された「楽しいけど」とステップ36で作成された「疲れます。」とが結合される(ステップ37)。文頭に「掃除は」が付加される。「掃除は楽しいけど,疲れます。」という返答文が作成される。
さらに別の例を説明する。処理対象の意志感情語の順列が「非常に良い,必ずする,楽しい,疲れる」であるとする(r=4のときの意志感情語の順列の一つである)。この順列の最後尾の意志感情語は「疲れる」であり,「疲れる」のP/Nインデックスは「N」である(ステップ33でN)。最後尾以外の意志感情語について,P/NインデックスがPであれば「けど」が付加され(逆接),Nであれば「し」が付加される(順接)。「非常に良い」,「必ずする」および「楽しい」のP/Nインデックスはいずれも「P」であるので,「非常に良いけど」,「必ずするけど」,「楽しいけど」が作成される(ステップ35)。最終的には「掃除は非常に良いけど,必ずするけど,楽しいけど,疲れる。」という返答文が作成される。
処理対象の意志感情語の順列が「非常に良い,楽しい,疲れる,大好き」であるとする(r=4のときの意志感情語の順列の一つである)。この場合には,最後尾の意志感情語「大好き」のP/Nインデックスが「P」であるから(ステップ33でP),最後尾以外の意志感情語について,P/Nインデックスが「P」であれば「し」が付加され(順接),「N」であれば「けど」が付加される(逆接)。「非常に良い」および「楽しい」のP/Nインデックスは「P」,「疲れる」のP/Nインデックスは「N」であるので,「非常に良いし」,「楽しいし」,「疲れるけど」が作成される(ステップ34)。最終的には「掃除は非常に良いし,楽しいし,疲れるけど,大好きです。」という返答文が作成される。
すべての意志感情語の順列について上述の処理を終えることで,返答文作成処理は終了する(ステップ39でYES )。単語に5つの意志感情語が関連づけられている場合には325通りの返答文が作成される。
図7は作成される返答文の一部を具体的に示している。
図4に戻って,作成された返答文,上述の例では325通りの返答文のうちのいずれか一つの返答文が返答文提示部15によってランダムに選択される(ステップ26)。たとえば作成された返答文の個数に応じた数を範囲とする乱数を生成し,生成した乱数の一つを選択することで,複数の返答文のうちの対応する一つが選択される。
選択された一つの返答文を表すデータが音声データに変換されてスピーカ3に与えられることで,選択された返答文が音声によって出力される(ステップ27)。
対話システム1からの返答文の出力の後,ユーザはさらに対話システム1に話しかけることができ,対話システム1は上述の処理を繰り返すことができる。
対話システム1は,ユーザによる発話の内容をそのまま返答文として用いるのではなく,変化に富む返答を行う。ユーザを飽きさせることがない。
また,入力文に含まれる単語に関連づけられている意志感情語が用いられて返答文が作成されるので,対話システム1があたかも自ら意向,嗜好を持っているかのような返答文を対話システム1から出力させることができる。ユーザの意向,嗜好等に合った返答文を対話システム1から出力させることもできる。
1 対話システム
2 マイクロフォン
3 スピーカ
11 構文構造解析部
12 感情述語判定部
13 登録単語判定部
14 返答文作成部
15 返答文提示部
16 ハードディスク
16A 感情述語データベース
16B 意志感情データベース

Claims (4)

  1. 入力文の入力を受け付ける受付手段,複数の単語および上記複数の単語のそれぞれに関連づけられた,それらの単語に対する意志感情を表す意志感情語が記憶された意志感情データベース,ならびに上記受付手段によって受け付けられた入力文に含まれる単語が上記意志感情データベースに記憶されている場合に,その単語に関連づけられている意志感情語を用いて返答文を作成するように構成される返答文作成手段を備え対話システムであって,
    上記意志感情データベースに,上記単語のそれぞれに関連づけられて複数の意志感情語が記憶されており,
    上記入力文に含まれる単語に関連づけられている上記複数の意志感情語のすべての順列を作成する順列作成手段を備え,
    上記返答文作成手段は,
    上記順列作成手段によって作成される,意志感情語のそれぞれと上記複数の意志感情語の組合せとから複数の返答文を作成するものであり,
    上記返答文作成手段によって作成される複数の返答文から一つの返答文をランダムに選択する選択手段を備えている,
    対話システム。
  2. 入力文の入力を受け付ける受付手段,複数の単語および上記複数の単語のそれぞれに関連づけられた,それらの単語に対する意志感情を表す意志感情語が記憶された意志感情データベース,ならびに上記受付手段によって受け付けられた入力文に含まれる単語が上記意志感情データベースに記憶されている場合に,その単語に関連づけられている意志感情語を用いて返答文を作成するように構成される返答文作成手段を備え対話システムであって,
    上記意志感情データベースに,上記単語のそれぞれに関連づけられて複数の意志感情語が記憶されており,
    上記複数の意志感情語のそれぞれが,肯定的な意味内容を表すポジティブ意志感情語と,否定的な意味内容を表すネガティブ意志感情語のいずれかに分類されており,
    上記返答文作成手段は,
    上記複数の意思感情語のそれぞれを用いた返答文と,上記複数の意思感情語の組合せを用いた返答文とを作成するものであり,かつ
    上記複数の意志感情語の組合せを用いた返答文の語尾にポジティブ意志感情語が用いられる場合には,上記返答文に含まれる語尾以外の意志感情語について,ネガティブ意志感情語であれば逆接によってそのネガティブ意志感情語を返答文に含ませ,かつポジティブ意志感情語であれば順接によってそのネガティブ意志感情語を返答文に含ませ,
    上記複数の意志感情語の組合せを用いた返答文の語尾にネガティブ意志感情語が用いられる場合には,上記返答文に含まれる語尾以外の意志感情語について,ポジティブ意志感情語であれば逆接によってそのポジティブ意志感情語を返答文に含ませ,かつネガティブ意志感情語であれば順接によってそのネガティブ意志感情語を返答文に含ませるものであり,
    上記返答文作成手段によって作成される複数の返答文から一つの返答文をランダムに選択する選択手段を備えている,
    対話システム。
  3. 複数の単語および上記複数の単語のそれぞれに関連づけられた,それらの単語に対する意志感情を表す意志感情語が記憶された意志感情データベースと協働して動作し,入力文の入力を受け付ける受付処理,ならびに受け付けた入力文に含まれる単語が上記意志感情データベースに記憶されている場合に,その単語に関連づけられている意志感情語を用いて返答文を作成する返答文作成処理をコンピュータに実行させるプログラムであって,
    上記意志感情データベースに,上記単語のそれぞれに関連づけられて複数の意志感情語が記憶されており,
    上記入力文に含まれる単語に関連づけられている上記複数の意志感情語のすべての順列を作成する順列作成処理をコンピュータに実行させ,
    上記返答文作成処理は,
    上記順列作成処理によって作成される,意志感情語のそれぞれと上記複数の意志感情語の組合せとから複数の返答文を作成するものであり,
    上記返答文作成処理によって作成される複数の返答文から一つの返答文をランダムに選択する選択処理をさらにコンピュータに実行させる,
    プログラム
  4. 複数の単語および上記複数の単語のそれぞれに関連づけられた,それらの単語に対する意志感情を表す意志感情語が記憶された意志感情データベースと協働して動作し,入力文の入力を受け付ける受付処理,ならびに受け付けた入力文に含まれる単語が上記意志感情データベースに記憶されている場合に,その単語に関連づけられている意志感情語を用いて返答文を作成する返答文作成処理をコンピュータに実行させるプログラムであって,
    上記意志感情データベースに,上記単語のそれぞれに関連づけられて複数の意志感情語が記憶されており,
    上記複数の意志感情語のそれぞれが,肯定的な意味内容を表すポジティブ意志感情語と,否定的な意味内容を表すネガティブ意志感情語のいずれかに分類されており,
    上記返答文作成処理は,
    上記複数の意思感情語のそれぞれを用いた返答文と,上記複数の意思感情語の組合せを用いた返答文とを作成するものであり,かつ
    上記複数の意志感情語の組合せを用いた返答文の語尾にポジティブ意志感情語が用いられる場合には,上記返答文に含まれる語尾以外の意志感情語について,ネガティブ意志感情語であれば逆接によってそのネガティブ意志感情語を返答文に含ませ,かつポジティブ意志感情語であれば順接によってそのネガティブ意志感情語を返答文に含ませ,
    上記複数の意志感情語の組合せを用いた返答文の語尾にネガティブ意志感情語が用いられる場合には,上記返答文に含まれる語尾以外の意志感情語について,ポジティブ意志感情語であれば逆接によってそのポジティブ意志感情語を返答文に含ませ,かつネガティブ意志感情語であれば順接によってそのネガティブ意志感情語を返答文に含ませるものであり,
    上記返答文作成処理によって作成される複数の返答文から一つの返答文をランダムに選択する選択処理をさらにコンピュータに実行させる,
    プログラム。
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