JP6656128B2 - 無線通信システム - Google Patents

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この発明は、マルチホップを採用した無線通信システムにおける無線周波数の割当に関する。
無線通信システムとして、携帯電話システムおよび無線センサーネットワークシステムが知られている。携帯電話システムは、無線基地局と無線移動局とを備えて構成されている。無線移動局と無線基地局との間の通信は、LTE(Long Term Evolution)等の無線規格に従う。
携帯電話システムにおいては、無線局を開設しようとする事業者は免許を取得する必要があり、単一の携帯電話システムに対して単一の周波数および周波数帯域が固定的に割り当てられているため、他の無線通信システムとの電波干渉が回避されている。しかし、無線通信システムの多様化に伴い、周波数帯域の確保が次第に困難になっているため、将来的には利用目的の異なる複数の無線通信システムが同一の周波数帯域を共用する可能性があり、無線通信システム間の電波干渉を防ぐ必要がある。
一方、無線センサーネットワークシステムとして、需要家または工場における電力の使用量を無線通信によって収集するスマートメータシステムが知られている。スマートメータシステムは、電力使用量を計測するスマートメータ、電力使用量を集約する親局、および制御局を備えて構成されており、スマートメータから親局および制御局へ電力使用量が伝送される。スマートメータシステムにおける無線の到達範囲は携帯電話システムと異なり狭いため、親局と直接通信できないスマートメータが存在する。こうしたスマートメータは、親局から無線が届く範囲にあるスマートメータに中継してもらうことによって最終的に親局へ電力使用量を伝送している。このように、他の端末を中継して親局と通信を行う方式をマルチホップと呼ぶ。
スマートメータシステムは、例えば特定小電力無線周波数帯域を使用している。特定小電力無線周波数帯域を使用する無線設備は、一定の条件を満たしていれば無線従事者資格も無線局免許も不要であるため、特定小電力無線周波数帯域では、利用目的の異なる複数の無線通信システムが同一の周波数帯域を共用する状況にある。そこで、スマートメータシステムは、搬送波感知多重アクセス/衝突回避方式(Carrier Sense Multiple Access with Collision Avoidance:CSMA/CA)によって、複数のスマートメータ間でのデータ衝突を回避している。
CSMA/CAにおいて、スマートメータは他装置が通信していないことを確認してから通信を開始することによって、他装置との衝突を回避する。そのため、CSMA/CAでは同一周波数を使用する装置が増加すればする程、送信できる機会が少なくなるという課題がある。
この点について特許文献1では、自無線通信システムの周波数利用状況および他の無線通信システムの周波数利用状況を収集し、収集した周波数利用状況に基づいて、周波数帯域内で、自無線通信システムに属する無線基地局および無線移動局が利用可能な無線周波数キャリアおよび通信チャネルを決定する無線通信システムが開示されている。
特開2006−229778号公報
しかし、スマートメータのようなマルチホップを採用するシステムに特許文献1の技術を適用する場合、例えばあるスマートメータが他周波数の利用状況を監視しているときには、当該スマートメータは下位のスマートメータからのデータを受け取ることができず、また他のスマートメータも他周波数の利用状況を監視している場合には、代替ルートを構築できないため、データを上位側に転送できないという課題があった。
本発明は上述の問題に鑑みてなされたものであり、無線通信システムにおいてマルチホップ通信を継続しながら、他の無線通信システムとの電波干渉を低減することを目的とする。
本発明に係る無線通信システムは、マルチホップ通信を行う無線通信システムであって、複数の端末と、無線通信システムの使用周波数を決定する制御局と、複数の端末と制御局との間に接続される親局と、を備え、複数の端末の一部は、少なくとも1つの他の端末を経由して親局と無線接続され、複数の端末のうち親局との接続関係において末端に位置するエンド端末の少なくとも一部の周波数監視エンド端末は、使用周波数および他の周波数の空き状況を監視して制御局へ送信し、制御局は、周波数監視エンド端末から受信した使用周波数および他の周波数の利用状況に基づき使用周波数を決定する。
本発明に係る無線通信システムは、マルチホップ通信を行う無線通信システムであって、複数の端末と、無線通信システムの使用周波数を決定する制御局と、複数の端末と制御局との間に接続される親局と、を備え、複数の端末の一部は、少なくとも1つの他の端末を経由して親局と無線接続され、複数の端末のうち親局との接続関係において末端に位置するエンド端末の少なくとも一部の周波数監視エンド端末は、使用周波数および他の周波数の空き状況を監視して制御局へ送信し、制御局は、周波数監視エンド端末から受信した使用周波数および他の周波数の利用状況に基づき使用周波数を決定する。従って、マルチホップ通信におけるデータ中継と、他の周波数の監視を同時に行うことができるため、システム運用を継続しつつ、空き周波数への移動を行って他の無線通信システムとの電波干渉を低減することができる。
実施の形態1にかかる無線通信システムの構成を示すブロック図である。 実施の形態1にかかる無線通信システムの周波数監視エンド端末の設定動作を示すフローチャートである。 実施の形態1にかかる無線通信システムの使用周波数変更動作を示すフローチャートである。 実施の形態1にかかる無線通信システムの使用周波数変更動作を示すフローチャートである。 実施の形態2にかかる無線通信システムの周波数監視エンド端末の設定動作を示すフローチャートである。 実施の形態2にかかる無線通信システムの構成を示すブロック図である。 実施の形態2にかかる無線通信システムの構成を示すブロック図である。
<A.実施の形態1>
<A−1.構成>
図1は、本実施の形態1に係る無線通信システム1Aの構成を示す図である。無線通信システム1Aは、無線通信システム1Aの全体を制御する制御局10と、データを収集する複数の端末111〜118と、端末111〜118と制御局との間に無線接続される親局100とを備える。図1には8つの端末を示しているがこれは例示であり、端末数はこれより多くても少なくてもよい。
<A−2.周波数監視エンド端末の設定>
以下、図2のフローチャートに沿って、無線通信システム1Aにおける周波数監視エンド端末の設定動作を説明する。
まず、各端末111〜118は、電源投入後に親局100および他の端末111〜118との間で互いに経路選択用パケットを送受信し、受信感度の高い経路を選択して最適な通信路を確立し(ステップS11)、記憶する。図1に示す各端末111〜118と親局100との接続関係は、こうして確立された最適な通信路の一例である。親局100は、各端末111〜118が選択した最適な通信路を記憶し、制御局10に通知する。
図1に示すように、端末111,112,113は親局100と直接無線通信を行うが、端末114〜118は他の端末を経由して親局100と通信を行う。このように、ある端末が他の端末を経由して親局100と通信することをマルチホップ通信という。なお、親局100と通信を行うためにn台の端末を経由する場合、ホップ数をnとする。例えば、端末111,112,113のホップ数は0であるが、端末114,115はそれぞれ端末111を経由して親局100と通信を行うため、そのホップ数は1である。また、端末116も端末113を経由して親局100と通信を行うため、そのホップ数は1である。また、端末117は端末115および端末111を経由し、端末118は端末116および端末113を経由して、それぞれ親局100と通信を行うため、そのホップ数は2である。但し、本発明のホップ数はここで説明した数に限定されない。
次に、制御局10は、エンド端末の中から、無線周波数帯の周波数を監視する周波数監視エンド端末を指定する(ステップS12)。エンド端末とは、当該端末を経由して親局100と通信を行う自身より下位の端末が存在しない、マルチホップの末端に位置する端末のことである。図1に示す接続関係によれば、端末112,114,117,118がエンド端末であるが、ここではそのうち端末112,114,118を周波数監視エンド端末として説明を行う。但し、エンド端末の全てが周波数監視エンド端末であっても良い。
制御局10は、周波数監視エンド端末112,114,118を認識し、親局100および周波数監視エンド端末112,114,118に周波数測定用エンド端末の情報を通知する。親局100および周波数監視エンド端末112,114,118は、制御局10から通知された周波数測定用エンド端末の情報を記憶する。
<A−3.自周波数の移動>
次に、図3,4のフローチャートに沿って、無線通信システム1Aにおける使用周波数の変更動作について説明する。
まず、制御局10は、現在使用している周波数である自周波数の利用率を計算するため、システム運用中に、親局100および各端末111〜118に対して、自周波数の空き状況の監視を要求する(ステップS21)。制御局10は、この要求を一定周期で繰り返し行ってもよいし、親局100および各端末111〜118が自周波数の空き状況のデータを収集する等のイベントが終了する度に繰り返し行ってもよい。
親局100および各端末111〜118は、制御局10から自周波数の空き状況の監視要求を受けると、監視用タイマを作動させ(ステップS22)、自周波数の空き状況の監視を開始する。
次に、親局100および各端末111〜118は、監視用タイマの監視の単位時間が満了したか否かを判断し(ステップS23)、満了していなければ自周波数の空き状況の監視を継続する(ステップS24)。一方、監視用タイマの監視の単位時間が満了すれば、親局100および各端末111〜118は単位時間あたりの空き時間を算出する(ステップS25)。例えば無線通信システム1AがCSMA/CAを採用している場合、親局100および各端末111〜118は、無線電力がキャリアセンスレベル以下となる時間を積算し、積算時間を空き時間とすることができる。あるいは、親局100および各端末111〜118は、当該積算時間に親局100および各端末111〜118自身の送信時間および受信時間を加算した値を空き時間としても良い。なお、ここでは単位時間あたりの空き時間を算出することについて述べているが、1日あたりの空き時間を算出しても良い。
親局100および各端末111〜118は、自周波数の単位時間あたりの空き時間を算出した後、当該空き時間の情報を制御局10に通知する(ステップS26)。次に、制御局10は、親局100及び各端末111〜118から受領した空き時間の情報から、無線通信システム1A全体としての自周波数の単位時間あたりの空き時間を算出し(ステップS27)、算出した空き時間を予め定められた閾値と比較する(ステップS28)。制御局10は各端末111〜118から受領した空き時間の平均をとることにより、無線通信システム1A全体としての空き時間を算出することができる。例えば、監視の単位時間を1時間、周波数監視エンド端末112から受領した空き時間を20分、周波数監視エンド端末114から受領した空き時間を40分、周波数監視エンド端末118から受領した空き時間を30分とした場合、制御局10は、周波数監視エンド端末112,114,118から受領した空き時間の平均である30分を、無線通信システム1A全体としての空き時間と算出してもよい。
ステップS28の比較により、制御局10は、他の無線通信システムの電波干渉が高くなったか否かを判断する。空き時間が閾値を超える場合、制御局10は無線通信システム1Aが他の無線通信システムの干渉に耐えられると判断し、自周波数を変えずにそのまま使用する。一方、空き時間が閾値以下である場合、制御局10は、自周波数を変更するため、周波数監視エンド端末112,114,118に対し、無線周波数帯の全周波数の空き状況を監視するよう要求する(ステップS29)。
図4において、周波数監視エンド端末112,114,118は、制御局10から無線周波数帯の全周波数の空き状況の監視要求を受けると、監視用タイマを作動させ(ステップS30)、周波数ごとに順次空き状況を監視する。
周波数監視エンド端末112,114,118は全周波数の空き時間を算出したか否かを判断し(ステップS31)、算出した場合にはステップS36に移行する。空き時間を算出していない周波数が残っている場合、周波数監視エンド端末112,114,118は、監視用タイマの単位時間が満了したか否かを判断し(ステップS32)、満了していなければ、周波数の空き状況の監視を継続する(ステップS33)。ステップS32で監視用タイマの単位時間が満了すれば、周波数監視エンド端末112,114,118はステップS33で監視した周波数の単位時間あたりの空き時間を算出し(ステップS34)、監視した周波数と算出した空き時間の情報を制御局10へ通知する(ステップS35)。ステップS35の後、ステップS31に戻って周波数監視エンド端末112,114,118は全周波数の空き時間を算出したか否かを再び判断し、空き時間を算出していない周波数が残っていれば、残りの全ての周波数についてステップS32からステップS35を繰り返す。
なお、ステップS34では単位時間あたりの空き時間を算出することについて述べたが、周波数監視エンド端末112,114,118は、例えば1日あたりの空き時間を算出しても良い。また、周波数監視エンド端末112,114,118は、1つの周波数の空き時間を算出する度に制御局10への通知を行っているが、全周波数の空き時間を算出した後に、それらをまとめて制御局へ通知しても良い。
周波数監視エンド端末112,114,118が全周波数の空き時間を算出したと判断すると、制御局10は、周波数監視エンド端末112,114,118から受領した空き時間を周波数ごとに集計して無線通信システム1A全体としての空き時間を算出し、空き時間から利用率を算出する(ステップS36)。例えば、監視の単位時間を1時間、周波数監視エンド端末112から受領した空き時間を20分、周波数監視エンド端末114から受領した空き時間を40分、周波数監視エンド端末118から受領した空き時間を30分とした場合、制御局10は、周波数監視エンド端末112,114,118から受領した空き時間の平均である30分を、無線通信システム1A全体としての空き時間と算出してもよい。また、利用率は単位時間に対する利用時間(単位時間−空き時間)の割合であるため、(60−30)×100/60=50(%)と算出される。
そして、制御局10は、現在の自周波数を含め、全周波数の中から最も利用率の低い周波数を移動先周波数に選択する(ステップS37)。また、制御局10は、移動先周波数が現在の自周波数であるか否かを判断する(ステップS38)。移動先周波数が現在の自周波数である場合、無線通信システム1Aは処理を終了する。一方、移動先周波数が現在の自周波数と異なる場合、制御局10は、移動先周波数および移動時刻の情報を親局100および各端末111〜118に通知する(ステップS39)。
親局100および各端末111〜118は、制御局10から移動する周波数および移動時刻の通知を受けた後、指定された時刻に自周波数を移動先周波数に変更する(ステップS40)。
<A−4.効果>
以上に説明したように、実施の形態1に係る無線通信システム1Aは、マルチホップ通信を行う無線通信システムであって、複数の端末111〜118と、無線通信システム1Aの使用周波数である自周波数を決定する制御局10と、複数の端末111〜118と制御局10との間に接続される親局100と、を備え、複数の端末111〜118の一部は、少なくとも1つの他の端末111〜118を経由して親局100と無線接続され、複数の端末111〜118のうち親局100との接続関係において末端に位置するエンド端末112,114,117,118の少なくとも一部の周波数監視エンド端末112,114,118は、自周波数および他の周波数の空き状況を監視し、制御局10は、使用周波数および他の周波数の空き状況に基づき使用周波数を決定する。このように、データの中継を行わないエンド端末に自周波数および他の周波数の空き状況を監視させることによって、マルチホップ通信におけるデータ中継と周波数の監視とを同時に行うことができる。従って、システム運用を継続しながら自周波数を利用率の低い周波数へ変更することにより、他の無線通信システムとの電波干渉を低減することができる。
<B.実施の形態2>
<B−1.構成>
本発明の実施の形態2に係る無線通信システム1Bは、実施の形態1に係る無線通信システム1Aの構成と同様である。但し、無線通信システム1Bの制御局10は、無線通信システム1Bのサービスエリアを複数のエリアに分割し、各エリア内に少なくとも1つの周波数監視エンド端末が含まれるようにする点が、実施の形態1と異なる。
<B−2.周波数監視エンド端末の設定>
以下、図5のフローチャートに沿って、無線通信システム1Bにおける周波数監視エンド端末の設定動作を説明する。
まず、各端末111〜118は、電源投入後に親局100および他の端末111〜118との間で互いに経路選択用パケットを送受信し、受信感度の高い経路を選択して最適な通信路を確立し(ステップS41)、記憶する。図6に示す各端末111〜118と親局100との接続関係は、こうして確立された最適な通信路を表している。親局100は、各端末111〜118が選択した最適な通信路を記憶し、制御局10に通知する。
次に、制御局10は、無線通信システム1Bのサービスエリアを複数のエリアに分割する。分割の方法としては、例えば等面積に分割することが考えられる。図6には、サービスエリアが4つのエリアA,B,C,Dに分割された様子を示している。ここで、エリアAに端末111,114,115,117が、エリアBに端末112が、エリアCに端末113,116が、エリアDに端末118がそれぞれ属している。
制御局10は、各エリアA,B,C,Dにエンド端末が配置されているか否かを判断し(ステップS43)、配置されていればステップS45へ移行する。一方、制御局10は、各エリアA,B,C,Dにエンド端末が配置されていなければ、該当する端末に通信経路を変更させる(ステップS44)。図6の例では、エリアCにエンド端末が配置されていない。そこで、制御局10は、エリアCの端末116がエンド端末となるよう、端末116の下位の端末118に対して親局100との接続経路の変更を指示する。図7は、制御局10の変更指示に従い、端末118が接続先を端末116から親局100に変更した例を示している。但し、これは一例であり、端末118を他のエリアA,B,Dのエンド端末でない端末に接続してもよいし、エリアDの端末116以外の端末、すなわち端末113に接続しても良い。
次に、制御局10は各エリアに周波数監視エンド端末を指定する(ステップS45)。図7の例では、エリアAにおいて端末117を、エリアBにおいて端末112を、エリアCにおいて端末116を、エリアDにおいて端末118を、周波数監視エンド端末に指定することができる。このように、各エリアに1つずつ周波数監視エンド端末を設けることによって、周波数監視エンド端末の配置に地理的な偏りがなるべく生じないようにすることができる。なお、エリアAには端末114,117と2つのエンド端末があるので、そのうちいずれを周波数監視エンド端末にしても良い。また、両方を周波数監視エンド端末としても良いが、エリアごとの周波数監視エンド端末の数を揃えることにより、エリアごとに周波数監視の公平性を持たせることができる。つまり、エリア内の周波数監視エンド端末の数を増やすほど周波数監視の精度が向上するが、エリアごとの周波数監視エンド端末の数を揃えることにより、周波数監視の精度をエリア間で均一にすることができる。
自周波数の移動処理については、実施の形態1と同様であるため、説明を省略する。
<B−3.効果>
以上に説明したように、実施の形態2に係る無線通信システム1Bによれば、制御局10は、無線通信システム1Bのサービスエリアを複数のエリアに分割し、各エリア内の少なくとも1つのエンド端末を周波数監視エンド端末とする。従って、周波数監視エンド端末を各エリアに万遍なく配置し、周波数監視の地理的な偏りを少なくすることによって、周波数の空き状況を精度よく監視することができる。
また、無線通信システム1Bにおいて、制御局10は、エンド端末が存在しないエリア内の端末と接続する他のエリア内の端末に、親局100との接続経路を変更させる。このように、各エリア内にエンド端末が存在しない場合でも、接続経路の変更によって各エリア内にエンド端末を配置することによって、周波数監視エンド端末を各エリアに万遍なく配置し、周波数監視の地理的な偏りを少なくすることができる。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略したりすることが可能である。
1A,1B 無線通信システム、10 制御局、100 親局、111〜118 端末。

Claims (3)

  1. マルチホップ通信を行う無線通信システムであって、
    複数の端末と、
    前記無線通信システムの使用周波数を決定する制御局と、
    前記複数の端末と前記制御局との間に接続される親局と、を備え、
    前記複数の端末の一部は、少なくとも1つの他の前記端末を経由して前記親局と無線接続され、
    前記複数の端末のうち前記親局との接続関係において末端に位置するエンド端末の少なくとも一部の周波数監視エンド端末は、前記使用周波数および他の周波数の空き状況を監視して前記制御局へ送信し
    前記制御局は、前記周波数監視エンド端末から受信した前記使用周波数および他の周波数の空き状況に基づき前記使用周波数を決定する、
    無線通信システム。
  2. 前記制御局は、前記無線通信システムのサービスエリアを複数のエリアに分割し、
    前記周波数監視エンド端末は、各前記エリア内の少なくとも1つの前記エンド端末である、
    請求項1に記載の無線通信システム。
  3. 前記制御局は、前記エンド端末が存在しないエリア内の前記端末と接続する他のエリア内の前記端末に、前記親局との接続経路を変更させる、
    請求項2に記載の無線通信システム。
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