JP6654158B2 - 映像提供システム、映像提供方法及び映像提供プログラム - Google Patents

映像提供システム、映像提供方法及び映像提供プログラム Download PDF

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Description

本発明は、遊興施設等において利用される表示装置に関する。
従来、様々な遊興施設を備える遊園地があり、多数のユーザにより楽しまれている。そのような遊興施設としては、例えば、ジェットコースターや、メリーゴーランド、おばけ屋敷などがある。
特許文献1には、そのような遊興施設において利用可能な電子機器に関する発明が開示されている。
特開2016−048301号公報
ところで、そのような遊興施設において、ユーザの頭部に表示装置を装着して、楽しませることが考えられる。しかしながら、そのような場合には、他のユーザ、即ち、友人と共に楽しむことが困難であるという問題がある。これは、ユーザの頭部に表示装置を装着するため、その状態でその友人を認識しにくくなることに起因する。
そこで、本発明は上記要望に鑑みて成されたものであり、ユーザの頭部に表示装置を装着して楽しむ遊興施設において、他のユーザと共に楽しむことができる表示装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の一態様に係る装置は、単一色の面で囲われた所定の空間と、ユーザの頭部に装着して使用する映像表示装置であって、人間の両眼の間隔で離間して配置しておりユーザが装着した際にユーザの正面方向を撮像する二つの撮像装置を備える映像表示装置と、映像表示装置の所定の空間における位置と向きを特定する特定装置とを含み、映像表示装置は、所定の空間内における向きと位置に応じて、二つの撮像装置により単一色を撮像した箇所には予め用意した映像を表示し、単一色を撮像していない箇所には二つの撮像装置により撮像された映像に基づく映像を表示する。
上記課題を解決するために、本発明の一態様に係る映像提供方法は、単一色の面で囲われた所定の空間内において使用し、ユーザの頭部に装着して使用する映像表示装置であって、人間の両眼の間隔で離間して配置しておりユーザが装着した際にユーザの正面方向を撮像する二つの撮像装置を備える映像表示装置に映像を提供する映像提供方法であって、映像表示装置の所定の空間内における向きと位置を特定する特定ステップと、二つの撮像装置によりユーザの正面方向を撮像する撮像ステップと、二つの撮像装置により単一色を撮像した箇所には予め用意した映像を表示し、単一色を撮像していない箇所には二つの撮像装置により撮像された映像に基づく映像を表示する表示ステップとを含む。
上記課題を解決するために、本発明の一態様に係るプログラムは、単一色の面で囲われた所定の空間内において使用し、ユーザの頭部に装着して使用する映像表示装置であって、人間の両眼の間隔で離間して配置しておりユーザが装着した際にユーザの正面方向を撮像する二つの撮像装置を備える映像表示装置に映像を提供する映像提供システムにおいて、コンピュータに、映像表示装置の所定の空間内における向きと位置を特定する特定機能と、二つの撮像装置によりユーザの正面方向を撮像する撮像機能と、二つの撮像装置により単一色を撮像した箇所には予め用意した映像を表示し、単一色を撮像していない箇所には二つの撮像装置により撮像された映像に基づく映像を表示する表示機能とを実現させる。
上記映像提供システムにおいて、映像提供システムは、二つの撮像装置により撮像された映像から、単一色以外を撮像した対象までの距離を算出する算出部と、算出部が算出した距離に応じた立体映像を生成する映像生成部を備え、映像表示装置は、映像生成部が生成した立体映像を表示することとしてもよい。
上記映像提供システムにおいて、映像生成部は、算出部が算出した距離に基づいて、対象に対して対象とは異なる異物を重畳した映像を生成することしてもよい。
上記映像提供システムにおいて、映像提供システムは、さらに、映像表示装置が表示する映像に対して効果を付与し、ユーザが保持する保持具を含み、映像生成部は、保持具の位置と向きに応じて効果を付与した立体映像を生成することとしてもよい。
本発明の一態様に係る表示装置は、撮像部を備え、背景が単一色の所定の空間において、背景以外、例えば、他のユーザを撮像した場合に、その他のユーザの撮像映像を加工して、表示することができるので、他のユーザと遊興施設を楽しむことができる。
表示装置の機能構成例を示すブロック図である。 遊興施設の一例を示す斜視図である。 遊興施設の一例を示す平面図である。 回数表のデータ構成例を示すデータ概念図である。 表示装置の動作を示すブロック図である。 表示装置の動作を示すブロック図である。 (a)、(b)は、表示装置に表示される画面例である。 (a)は、加工前の画像例であり、(b)は加工後の画像例を示す図である。 遊興施設の一例を示す斜視図である。 表示装置の外観の一例を示す外観図である。 表示装置の動作例を示すフローチャートである。 遊興システムの構成例を示すブロック図である。 表示装置の構成例を示すブロック図である。
以下、本発明の一実施態様に係る表示装置について、図面を参照しながら詳細に説明する。
<実施の形態1>
<構成>
本発明に係る表示装置100は、遊興施設200において用いられ、ユーザ20が装着し、映像を表示する装置である。表示装置100は、少なくとも位置情報取得部120と、表示部110とを備える。
位置情報取得部120は、遊興施設における表示装置の位置を示す位置情報を取得する。位置情報取得部120は、例えば、ヘッドマウントディスプレイなどに取り付けたカメラや赤外線センサによって周囲の環境をスキャンして位置や姿勢を特定するインサイド・アウト方式や、部屋の天井や壁に設置したカメラや赤外線照射デバイスを用いてマーカーやヘッドマウントディスプレイの位置や姿勢を取得するアウトサイド・イン方式を用いて位置を特定することとしてよい。なお、赤外線以外に、例えば、UWB(Ultra Wide Band)帯を用いたRF(Radio Frequency)ベースの通信方式を利用したポジショントラッキングを用いてもよい。また、位置情報取得部120は、例えば、GPS等を利用した測位システムにより実現されてもよいし、あるいは、遊興施設に設置されたビーコン発生器から発せられたビーコンを受信し、そのビーコンに含まれるビーコン発生器の位置を表示装置の位置情報として取得してもよい。
表示部110は、遊興施設に含まれる所定の領域について、当該所定の領域を通るごとに、異なる映像を表示する。ここで所定の領域とは、遊興施設が複数の部屋などから構成されている場合に、1以上の部屋を所定の領域としてもよいし、遊興施設を仮想的に複数の領域に分割したうちの一つを所定の領域としてもよい。所定の領域を通るごとに異なる映像を提供することにより、ユーザが何度でも楽しめる遊興施設で利用する表示装置100を提供することができる。
以下、表示装置100についてより詳細に説明する。
図1は、表示装置100の機能構成を示すブロック図である。また、図2は、表示装置100を用いる遊興施設200の一例を示す斜視図であり、図3は、その遊興施設200の平面図である。
図1に示すように、表示装置100は、表示部110と、位置情報取得部120と、撮像部130と、記憶部140と、制御部150とを備える。表示装置100は、ユーザ20が頭部に装着して使用するものであり、一般的に、ヘッドマウントディスプレイと呼称される装置である。表示装置100は、ウェアグラスタイプのものであってもよい。図1に示すように、表示部110と、位置情報取得部120と、撮像部130と、記憶部140と、制御部150とは、バス160を介して互いに接続されている。
表示部110は、表示装置100内部に備えられたディスプレイであり、制御部150から伝達された映像を表示する。ユーザ20は、表示装置100に表示された映像に基づいて遊興施設200を楽しむ。表示装置100は、ユーザ20の眼の周りを覆うように構成されており、ユーザ20にとって表示装置100に表示される映像のみが視認できる状態となる。
位置情報取得部120は、表示装置100の現在位置を示す位置情報を取得する機能を有する。位置情報取得部120は、例えば、ヘッドマウントディスプレイなどに取り付けたカメラや赤外線センサによって周囲の環境をスキャンして位置や姿勢を特定するインサイド・アウト方式や、部屋の天井や壁に設置したカメラや赤外線照射デバイスを用いてマーカーやヘッドマウントディスプレイの位置や姿勢を取得するアウトサイド・イン方式を用いて位置を特定する。また、あるいは、位置情報取得部120は、例えば、GPSや内臓のセンサ等によりその位置や姿勢を取得することとしてもよい。位置情報取得部120は、位置情報として、遊興施設における位置座標と、表示装置100の傾き(3軸の回転情報)を検出し、制御部150に伝達する。
撮像部130は、表示装置100の外部であって、表示装置100の前面、即ち、ユーザ20が装着しているときに、ユーザの正面方向を撮像するカメラである。撮像部130は、表示装置100が駆動しているときに、常時外部を撮像する。
記憶部140は、表示装置100が動作上必要とする各種のプログラム及びデータを記憶する機能を有する記憶媒体である。記憶部140は、例えば、HDD(Hard Disc Drive)、SSD(Solid State Drive)、フラッシュメモリ等により実現することができる。記憶部140は、遊興施設を構成する複数の領域各々を通過した回数を示す回数表400や、表示装置100を利用するユーザの設定情報や、遊興施設200を構成する各領域の位置範囲を示す情報や、表示装置100において表示する各種映像データあるいはその元となる映像データなどを記憶している。回数表400の詳細については、後述する。
制御部150は、記憶部140に記憶されている各種プログラムを実行して、表示装置100の各部を制御する機能を有するプロセッサである。制御部150は、各プログラムを実行することにより、設定部151、加工部152、計数部153、生成部154としての機能を実現する。
設定部151は、表示装置100を使用するユーザに関する情報を設定する機能を有する。設定部151は、例えば、表示装置100に有線または無線により接続された外部の装置(例えば、PC(Personal Computer))から、ユーザのIDまたはユーザ名を受け付けて、表示装置100をこれから利用するユーザを特定するための情報を記憶部140に記憶する。
加工部152は、撮像部130が撮像した撮像画像を加工する機能を有する。加工部152は、撮像画像から、特徴点(例えば、エッジ検出、色解析、オブジェクト解析など)を抽出し、その特徴点をある程度残しつつ、その撮像画像を加工した別の画像を生成する。例えば、加工部152は、撮像画像から、ユーザ20が歩いている場所(例えば、通路)を特定し、その通路には加工を加えず、その通路の壁を歪ませたり、壁から別のオブジェクトが出てきたりするような加工を行う。また、あるいは、加工部152は、撮像画像の奥側、即ちユーザ20にとっての奥行き方向でユーザから遠くなるほど、加工度合を大きくした加工画像を生成してもよい。加工部152は、記憶部140に記憶されている予め定められた複数の加工プログラムの内のいずれかまたは複数を用いて撮像画像の加工を行う。加工部152は、生成部154からの指示に従って、撮像画像を加工し、加工後の加工画像を生成部154に伝達する。
計数部153は、位置情報取得部120から逐次伝達される位置情報に基づいて、表示装置100の遊興施設200における位置を特定し、その位置が含まれる領域を特定する。そして、計数部153は、回数表400に記憶されている、表示装置100を装着しているユーザ20が、特定した領域を通過した通過回数を1加算する。なお、計数部153は、ユーザ20が、一度現在の領域の通過回数を加算した後は、別の領域に移るまでは、同じ領域に対する加算は行わない。
生成部154は、表示部110に表示する映像を生成する機能を有する。生成部154は、位置情報取得部120が取得したユーザ20の現在位置情報(表示装置100の現在位置情報)に基づいて特定される領域を、当該ユーザ20が通過した回数を、記憶部140に記憶されている回数表400を参照して特定する。そして、特定した回数に応じた映像であって、これまでにユーザ20に提示したことがない映像を特定または生成する。これは、例えば、領域を通過した回数に応じて互いに異なる映像データ、または、映像データを識別可能な識別情報を対応付けた情報を記憶部140に記憶しておくことにより実現することができる。また、生成部154は、この対応付けにおいて加工部152による加工画像の表示が対応付けられている場合には、加工部152に対して撮像画像の加工を指示する。生成部154は、生成した映像または加工部152が加工した加工画像を表示部110に表示させる。なお、異なる映像データは、全く異なる映像データであってもよいし、一部のみ異なる映像であってもよい。映像のうち、少しでも異なる箇所があればよい。
制御部150が生成して表示部110に表示させる映像は、撮像部130が撮像した画像を加工したものであってもよいし、生成部154が生成した映像であってもよいし、撮像部130が撮像した画像と生成部154が生成した映像の合成画像であってもよいし、あるは、これらの組み合わせであってもよい。
以上の構成により、表示装置100は、ユーザ20が同じ領域を通過するごとに、異なる映像を提供することができる。したがって、ユーザ20は、同じ遊興施設200を利用しながらも、何度でも異なった体験をすることができるので、何度でも遊興施設200を飽きることなく楽しむことができる。
図2や図3に示されるように、遊興施設200は、複数の部屋から成る。遊興施設200は、図3に示されるように、複数の領域A〜Dに分けられており、表示装置100は、ユーザ20が各領域を通過した回数を計数する。ユーザ20は、表示装置100を装着して、扉201から遊興施設200内に入る。ユーザ20は、表示装置100に表示されている画像にしたがって、矢印311、312で示される方向で、領域A内を歩く。ユーザ20は、扉202を通って、領域B内に入る。ユーザ20は、領域Bを通過し、領域Cに入る。ユーザ20は、扉203を通って領域D内に入る。そして、ユーザ20は、扉204を通って、領域A内に戻る。ユーザ20は、矢印313で示すように、領域A〜Dを周回する。そして、所定回数(例えば、4回)周回すると、あるいは、所定時間(例えば10分)が経過すると表示装置100の表示部110には、出口205が示され、ユーザ20は、矢印314に示すように遊興施設200から退出する。以上に示すように、ユーザ20は、遊興施設200内を周回することで、同じ領域を何度も通過する。そして、通過するごとに表示装置100は、ユーザ20に対してそれまでに提示したことがない映像を提示する。したがって、ユーザ20は、同じ領域(個所、場所)を何度も通過しながらも、異なる映像を見ることができるので、ユーザ20に飽きをこさせない遊興施設200を提供することができる。また、同じ領域を周回させる構成により、遊興施設200を比較的コンパクトに構成することができる。なお、領域の分け方については、遊興施設200を管理する管理者の任意の分け方をしてよく、各領域の形状も図3に示すような矩形でなくともよく、例えば、楕円形やあるいは部屋の形にそった形状であってもよい。
<データ>
図4は、記憶部140に記憶されている回数表400のデータ構成例を示すデータ概念図である。図4に示すように、回数表400は、ユーザID401と、ユーザ名402と、通過回数403とが対応付けられた情報である。
ユーザID401は、表示装置100を利用している複数のユーザ各々に対応付けられ、一意に特定可能なユーザを識別するための識別情報である。
ユーザ名402は、ユーザID401に対応するユーザの名称を示す情報である。
通過回数403は、ユーザID401に対応するユーザが表示装置100を表示して、遊興施設200を構成する複数の領域各々を通過したことがある回数を示す情報である。上述の通り、通過回数403は、対応するユーザが条件を満たしたときに、計数部153により加算される。
図4による回数表400によれば、例えば、ユーザIDが「UI0093034」のユーザの名前は、「John」であり、領域Aを通過した回数が「11回」、領域Bを通過した回数が「11回」、領域Cを通過した回数が「11回」、領域Dを通過した回数が「9回」であることが理解できる。
回数表400があることにより、表示装置100は、表示装置100に対して設定された表示装置100を利用するユーザのユーザIDまたはユーザ名から、そのユーザが各領域を通過した回数を特定することができるとともに、そのユーザの各領域を通過した回数を加算していくことができる。
<動作>
図5は、表示装置100の動作を示すフローチャートである。
表示装置100の設定部151は、表示装置100に接続された外部装置からの指示に従って、表示装置100をこれから使用するユーザのユーザIDまたはユーザ名を、記憶部140に設定する(ステップS501)。
ユーザ20は、表示装置100を装着して、遊興施設200の利用を開始する(ステップS502)。即ち、遊興施設200に、扉201から進入する。
ユーザ20が遊興施設200に入ると、表示装置100の位置情報取得部120は、表示装置100の現在位置情報を逐次取得する。位置情報取得部120は、取得した現在位置情報を制御部150に伝達する(ステップS503)。
制御部150の計数部153は、伝達された現在位置情報と、記憶部140に記憶されている各領域の範囲情報とから、表示装置100を装着しているユーザ20がどの領域にいるのかを特定する(ステップS504)。
制御部150は、ユーザが居る領域が、新たな領域であるか否かを判定する(ステップS505)。これは、前回にユーザが居ると特定した領域と、今回特定した領域とが一致するか否かに応じて判定する。新たな領域に進入したと判定した場合に(ステップS505のYES)、ステップS506に移行し、新たな領域に進入していないと判定した場合に(ステップS505のNO)、ステップS509に移行する。
計数部153は、記憶部140に記憶されている回数表400を、ステップS501で設定したユーザIDに対応し、ステップS504において特定した領域に対応する回数を1加算して、更新する(ステップS506)。
生成部154は、ユーザが居る領域を通過した回数を回数表400を参照して特定する(ステップS507)。
制御部150は、生成した画像を、表示部110に表示させる(ステップS508)。
表示装置100の制御部150は、表示装置100の終了入力を受け付けているか否かを判定する(ステップS510)。終了入力を受け付けている場合には(ステップS510のYES)、処理を終了し、終了入力を受け付けていない場合には(ステップS510のNO)、ステップS503に戻る。
以上のようにして、表示装置100は、ユーザ20に対して、同じ領域を通るごとに異なる映像を提供することができる。したがって、ユーザ20に飽きを来させない遊興施設200を提供することができる。
図6は、加工部152による加工動作を示すフローチャートである。
撮像部130は、逐次周囲を撮像し、撮像した映像を制御部150に伝達する(ステップS601)。
加工部152は、生成部154からの指示に従って、加工画像の生成を開始する。加工部152は、伝達された映像を解析して、その特徴点を特定する(ステップS602)。
加工部152は、特定した特徴点に基づいて、ユーザが通過する通路を除く部分を、領域を通過した回数に応じて加工し、加工画像を生成する(ステップS603)。加工部152は、生成した加工画像を生成部154に伝達する。
生成部154は、伝達された加工画像を表示部110に表示する(ステップS604)。
このように表示装置100は、ユーザが見ている方向を撮像して、その撮像画像を加工して表示することで、ユーザ20に飽きを来させない映像を提供することもできる。
<表示例>
図7は、表示装置100に表示する画像例を示している。
図7(a)が、例えば、ユーザ20が領域Bをn回目に通過した時の画像であるとする。図7(a)に示されるように、女性が回廊に立って、ユーザを案内しているような画像が表示装置100に表示されるとする。
そして、図7(b)が、例えば、ユーザ20が領域Bをn+1回目に通過した時の画像であるとする。図7(b)に示すように、n回目では、生きた女性であったはずなのに、n+1回目では、女性が骸骨になっている状態を表示して、ユーザ20を驚愕させることができる。
このように、表示装置100は、同じ領域を通過するごとに異なる映像を提供する。なお、図7(a)、(b)に示す例はあくまで一例であり、様々な表現の映像がユーザに提供されてよい。
図8は、表示装置100の加工部152による撮像画像の加工例を示す図である。図8(a)は、撮像部130が撮像した撮像画像の例であり、図3に示す領域Bを通過するユーザが装着する表示装置100の撮像部130が撮像した撮像画像の例を示す画像である。
これに対して、加工部152が加工した加工画像を、図8(b)に示す。加工部152は、例えば、図8(a)の撮像画像に対して、一般的に知られる画像解析を行って、特徴点を抽出する。そして、抽出した特徴点に基づいて、通路部分を特定する。そして、特定した通路部分以外の箇所に対して、元の画像を利用した加工を行う。例えば、加工部152は、撮像画像の中から、人物を特定し、その人物がもとの場所から出てくるような加工や、壁などを歪ませたりする加工を行う。このとき、図8(b)に示すように、画面奥側の方の加工度合をより大きくしてもよい。表示装置100は、図8(b)に示すような加工画像を表示する。ユーザは、図8(b)に示すような画像を見て、あたかも、異空間に来たような感覚を味わうことができる。なお、図7や図8に示す画像例を一例である。
<まとめ>
上述したように、表示装置100は、ユーザが所定の領域を通過した回数に応じて、異なる映像を表示する。したがって、ユーザには、毎回異なる映像を利用したアミューズメントを提供することができるので、ユーザに何度でも足を運んでもらえる遊興施設を提供することができる。
<実施の形態2>
上記実施の形態1においては、予めある程度の施設を、例えば図2に示すように用意することとしたが、これはその限りではない。本実施の形態2においては、より簡単な施設で、上記実施の形態1と同様の効果を得る手法について説明する。また、本実施の形態2においては、併せて、複数のユーザで遊興施設を楽しむ場合の処理についても説明する。
<構成>
図9は、本実施の形態に係る遊興施設の斜視図である。図9に示すように、遊興施設内においては、壁やアイテムを用意せず、所定の空間を提供するのみである。この所定の空間を構成する面(壁面、床面、天井面)は、単一色(例えば、ブルーバック、グリーンバック)の壁紙や布で構成される。壁面、床面、天井面に対して、単一色の塗料を塗布することにより、単一色の面で囲われた所定の空間を形成することとしてもよい。また、当該遊興施設は、複数のユーザでの利用が可能となる。各ユーザは、それぞれ表示装置としてのHMDを装着している。
当該HMDは、図10に示されるように、撮像部130として、撮像部1000と撮像部1001との二つの撮像部を備える。撮像部1000は、表示装置100を装着するユーザの右目に対応し、撮像部1001は、ユーザの左目に対応し、それぞれ向けられている方向を撮像するカメラである。撮像部1000と撮像部1001との間の距離は、およそユーザの目と目との間の感覚に相当する。これにより、撮像部1000と撮像部1001とから撮像される画像各々は、視差画像としても成立する。撮像部1000と撮像部1001は撮像した映像を制御部100に伝達する。
図10に示す所定の空間内において、表示装置100は、所定の空間内における位置と向きを位置情報取得部120が取得し、制御部150の生成部154は、その位置と向きに応じた映像を生成して、表示部110に表示させる。
このとき、制御部150は、撮像部130(撮像部1000、撮像部1001)から取得した映像に、単一色で構成されている周囲の面、以外の色があるか否かによって、壁面、床面、天井面以外の何かを撮像していることを特定する。そして、周囲の面以外を撮像していることを検出した場合に、制御部150の加工部152は、撮像した対象の画像(映像)を、表示する周囲の映像にマッチするように加工して、表示部110に表示する。例えば、表示部110において表示する周囲の映像が暗い感じであれば、撮像した対象も暗い場所にいるような加工を映像に施して表示する。
例えば、図9に示す例でいえば、ユーザ21が装着している表示装置100は、ユーザ20を撮像範囲に収めることになる。そのため、ユーザ21が装着している表示装置100の制御部150は、撮像した映像中のユーザ20に対して周囲の映像にマッチするような加工を行って、ユーザ21が装着している表示装置100の表示部110に表示する。
このとき、加工部152は、撮像部1000と撮像部1001との間の距離、及び、両撮像部が撮像した撮像映像において、同じ対象を撮像した同じ画素間の距離を利用して、三角測量を応用して、対象までの距離を算出する。そして、算出したその距離に対象が表示されるように映像を加工する。
また、あるいは、ユーザ20が装着する表示装置100が、ユーザ20自身の手などを撮像していた場合においても同様に加工してユーザ20の手を周囲の映像とともに表示したりすることができる。また、上述の通り、対象、即ち、ユーザ20の手までの距離も撮像画像から算出することができるので、ユーザ20の手がどのような位置にあっても、その手の上に別のオブジェクト、例えば、虫が手を這いあがってくるような映像を提供したりすることができる。なお、ここで提供する映像は、上記実施の形態1に示したような映像を利用するとよい。即ち、映像内で、ユーザがループするような構造の映像を見せながら、周回ごとに異なる映像を提供しつつ、他のユーザと共に楽しむことができる。
<動作>
ここから、本実施の形態2における表示装置100の動作を説明する。図11は、実施の形態2に係る表示装置100の動作を示すフローチャートである。
図11に示すように、位置情報取得部120は、表示装置100の遊興施設200内での位置と向きを取得する(ステップS1101)。当該構成は例えば表示装置100に6軸センサ、9軸センサなどを搭載することで実現できる。
撮像部130(撮像部1000、1001)は、逐次設置され向いている方向の映像を取得し(ステップS1102)、制御部150に伝達する。
制御部150の加工部152は、撮像画像内に、背景色、即ち、上述の単一色と異なる色が撮像画像に含まれているか否かを判定する(ステップS1103)。含まれている場合には(ステップS1103のYES)、ステップS1104の処理に移行し、含まれていない場合には(ステップS1103のNO)、ステップS1106の処理に移行する。
撮像画像内に背景色と異なる色があった場合、即ち、何らかの事物を撮像した場合には、制御部150は、三角測量を応用して、撮像した対象(例えば、他のユーザや、自身の体など)までの距離を算出する(ステップS1104)。そして、加工部152は、撮像画像の背景以外を撮像した対象部分を、バーチャル映像にマッチするように加工し、周囲のバーチャル映像に合成して、表示部110に表示する(ステップS1105)。
一方、撮像画像内に背景色と異なる色がなかった場合、即ち、撮像部1000、1001が背景以外の事物を撮像していなかった場合には、制御部150は、バーチャル映像を、表示部110に表示させる(ステップS1106)。
制御部150は、終了入力を、遊興施設のオペレータから受けているか否かを判断し(ステップS1107)、終了入力がある場合には(ステップS1107のYES)、処理を終了し、ない場合には(ステップS1107のNO)、ステップS1101に戻る。
以上の処理により、表示装置100は、複数のユーザが所定の空間内にいても、同じ空間を共有できるとともに、そのユーザがバーチャル空間内に共にいることを認識したり、自身の手足を見たりすることができる。
<まとめ>
実施の形態2に係る表示装置100を含む映像提供システムによれば、大掛かりな装置を用意することなく、様々に映像が変化するバーチャルリアリティ空間を提供することができる。また、複数のユーザが同時に楽しむことができるバーチャルリアリティ空間を提供することができる。
<補足>
上記実施の形態に係る装置は、上記実施の形態に限定されるものではなく、他の手法により実現されてもよいことは言うまでもない。以下、各種変形例について説明する。
(1)上記実施の形態1においては、表示装置100単体で実現する例を示したが、これはその限りではない。表示装置100が実行していた機能を別の装置が実現する構成としてもよい。例えば、図12に示すように、上記実施の形態に示した表示装置100の一部の機能を有する表示装置900と、管理装置910とから実現することとしてもよい。この構成について簡単に説明する。
図12に示す遊興システムにおいて、表示装置900は、自身の位置情報を取得する機能と、周囲の映像を撮像する機能と、映像を表示する機能と、を有し、管理装置910は、上記実施の形態においては、表示装置100が担っていた領域を通過した回数を計数する機能と、その回数に基づいて映像を生成する機能とを有する。
図12に示すように、表示装置900は、表示部110と、位置情報取得部120と、撮像部130と、記憶部140と、制御部150と、通信部170とを備え、各機能部は、バス160を介して接続される。表示装置900の各機能部は、上記実施の形態に示した機能部と同様であるので説明を省略する。制御部150については、設定部151としての機能を実現し、その他の加工部、計数部、生成部としての機能は、有さない。
通信部170は、他の装置と通信を実行する機能を有する通信インターフェースである。通信部170は、無線通信により、管理装置910と通信を実行する。通信部170は、管理装置910と通信が実行できるのであれば、どのような通信プロトコルにより通信を実行してもよい。通信部170は、撮像部130が撮像した撮像映像や、位置情報取得部120が取得した現在位置情報を、管理装置910に送信する。また、通信部170は、管理装置910から送信された映像データを受信する。通信部170が受信した映像データは、表示部110により表示される。
一方、管理装置910は、通信部920と、記憶部940と、制御部950とを備える。通信部920と、記憶部940と、制御部950とは、互いにバス960を介して接続されている。
通信部920は、他の装置と通信を実行する機能を有する通信インターフェースである。通信部920は、無線通信により、表示装置900と通信を実行する。通信部920は、表示装置900と通信が実行できるのであれば、どのような通信プロトコルにより通信を実行してもよい。通信部920は、制御部950から伝達された映像データを、表示装置900に送信する。また、通信部920は、表示装置900から、表示装置900の現在位置情報や、撮像映像を受信して、制御部950に伝達する。
記憶部940は、管理装置910が動作上必要とする各種のプログラム及びデータを記憶する機能を有する記憶媒体である。記憶部940は、例えば、HDD(Hard Disc Drive)、SSD(Solid State Drive)、フラッシュメモリ等により実現することができる。記憶部940は、各ユーザが遊興施設を構成する複数の領域各々を通過した回数を示す回数表400や、遊興施設200を構成する各領域の位置範囲を示す情報などを記憶している。
制御部950は、記憶部940に記憶されている各種プログラムを実行して、管理装置910の各部を制御する機能を有するプロセッサである。制御部950は、各プログラムを実行することにより、加工部152、計数部153、生成部154としての機能を実現する。この加工部152、計数部153、生成部154については、上記実施の形態に示したものと同様であるため、説明を割愛する。
このような構成でも、上記実施の形態に示した構成と同様の効果を得られる。また、映像を生成する機能を管理装置910に持たせることにより、表示装置900自体は、そのプロセッサ性能を、高くする必要がなくなるため、安価な表示装置900を提供することができる。また、表示装置100の記憶部140には、映像データを記憶しておく必要がなくなるので、記憶部140の記憶容量を少なくすることができる。なお、この構成は実施の形態2においても有効である。
(2)上記実施の形態においては、表示装置100を遊興施設200において利用する例を記載したが、表示装置100を利用する場所は、遊興施設に限るものではない。その他の施設や屋外であっても、何度も同じ領域を通過するような場所において利用することとしてもよい。
(3)上記実施の形態においては、表示装置100は、GPS機能を備えることで、その位置を特定し、領域を通過した回数を計数するための情報原としたが、領域を通過する回数を計数する手法はこれに限るものではない。ユーザ20が表示装置100を装着して各領域を通過した回数を計数できればよく、その他の構成により実現することとしてもよい。例えば、各領域の中心にビーコンを発生するビーコン発生器を遊興施設200に設置する。当該ビーコンは、各領域内に届くように、かつ、他の領域には届かない信号強度で発信する。そして、ビーコンには、ビーコン発生器が載置されている領域を示す情報を含ませる。表示装置100は、通信機能を備えて、このビーコンを受信することで、どの領域に存在しているのかを認識して、計数部153は、ユーザ20が領域を通過した回数を計数する。
また、あるいは、遊興施設200の各領域において、各領域全域を撮像可能なカメラを設置し、当該カメラが撮像した画像から画像解析を行って、表示装置100を装着したユーザ20を特定し、その情報を表示装置100に送信することで、計数部153が各領域を通過する回数を計数することとしてもよい。このような構成例は、表示装置100に計数させるよりも、上記補足(1)に示す管理装置910に計数を行わせる場合に適している。
(4)上記実施の形態においては、遊興施設200内を周回する構成により、同じ領域を何度も通過する構成としているが、これは、例えば、同じユーザが1本道の遊興施設を何度も利用しているような場合でも、上記実施の形態に示したように、通過した回数に応じて異なる映像を提供する構成を実現できる。
(5) 上記実施の形態においては、生成部154は、表示装置100を装着しているユーザ20がいる領域を通過した回数に応じた映像であって、これまでに当該ユーザ20に対して提示したことがない映像を生成することとしている。これは、上述においては、通過回数ごとに、異なる映像データを対応付けることで実現することとしているが、これはその限りではない。例えば、映像データではなく、映像を生成するプログラムを変えて実現することとしてもよい。また、映像データとして多数の異なる映像データを予め用意しておき、その中からランダムに1つを選択するという構成を表示装置100が備えることによっても、同様の効果、即ち、ユーザ20に対して、同じ領域を通過するごとに異なる映像を提供することができるという効果を奏することができる。
(6) 上記実施の形態においては、遊興施設200をユーザ20が自身の足で歩いて回るような遊興施設200の例を示したが、遊興施設200は、ユーザ20が自身の足で歩いて回る施設に限定するものではない。遊興施設200は、ユーザ20が乗り込む移動車両により移動するような施設であってもよい。そのような場合には、加工部152は、通路そのものを歪ませるような加工を行ってもよい。
(7) 上記実施の形態においては、一人のユーザ20が遊興施設200を楽しむ例を示したが、遊興施設200を一度に楽しむ人数は一人に限るものではない。複数人でまとめて参加してもよく、その場合、表示装置100は、撮像部130が他のユーザを撮像した場合に、そのユーザを姿も加工して表示することとしてもよい。
(8) 表示装置100は、通信機能を備えてよく、その場合に、ネットワークを介して、自身で保持していない映像データや、映像を生成する生成プログラムや映像を生成する加工プログラムを収集し、収集した各プログラムや映像データを利用して新たな映像を生成する機能を有してもよい。
(9) 上記実施の形態においては、特に記載していなかったが、ユーザは、バーチャル映像世界に影響を与えるためのコントローラを保持してもよい。その場合に、当該コントローラは、遊興施設200内での位置、及び、向きを特定できるようにセンサを備え、バーチャル映像に影響させてもよい。ここで、影響とは、例えば、コントローラを懐中電灯と見立てて、ユーザが保持しているコントローラの向きに応じて、映像世界内を明るく照らすように映像を加工してもよいし、コントローラを銃に見立てて、映像世界内で、ユーザが引き金を引いたら、コントローラを向けている方向に向けて銃撃を行うように映像を加工してもよい。なお、ここで、コントローラを利用した映像の加工例は一例であり、その他の加工を行ってもよいし、コントローラを別の事物にみたててもよい。
(10) また、上記実施の形態においては、表示装置において異なる映像を提供する手法として、表示装置のプロセッサが映像表示プログラム等を実行することにより、実現することとしているが、これは装置に集積回路(IC(Integrated Circuit)チップ、LSI(Large Scale Integration))等に形成された論理回路(ハードウェア)や専用回路によって実現してもよい。また、これらの回路は、1または複数の集積回路により実現されてよく、上記実施の形態に示した複数の機能部の機能を1つの集積回路により実現されることとしてもよい。LSIは、集積度の違いにより、VLSI、スーパーLSI、ウルトラLSIなどと呼称されることもある。すなわち、図10に示すように、表示装置100は、表示回路110aと、位置情報取得回路120aと、撮像回路130aと、記憶回路140aと、制御回路150aとから構成されてよく、それぞれの機能は、上記実施の形態に示した同様の名称を有する各部と同様である。
また、上記映像表示プログラムは、プロセッサが読み取り可能な記録媒体に記録されていてよく、記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路などを用いることができる。また、上記映像表示プログラムは、当該映像表示プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して上記プロセッサに供給されてもよい。本発明は、上記映像表示プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
なお、上記映像表示プログラムは、例えば、ActionScript、JavaScript(登録商標)などのスクリプト言語、Objective-C、Java(登録商標)などのオブジェクト指向プログラミング言語、HTML5などのマークアップ言語などを用いて実装できる。
(11)上記実施の形態、及び、各補足に示した各種の変形例は、適宜、組み合わせることとしてもよい。
100 表示装置
110 表示部
120 位置情報取得部
130 撮像部
140 記憶部
150 制御部
151 設定部
152 加工部
153 計数部
154 生成部
160 バス
170 通信部
200 遊興施設
201、202、203、204、205 扉
900 表示装置
910 管理装置
920 通信部
940 記憶部
950 制御部

Claims (6)

  1. 遊興施設としての、単一色の面で囲われた所定の空間と、
    ユーザの頭部に装着して使用する映像表示装置であって、人間の両眼の間隔で離間して配置しており前記ユーザが装着した際に前記ユーザの正面方向を撮像する二つの撮像装置を備える映像表示装置と、
    前記映像表示装置の前記所定の空間における位置と向きを特定する特定装置とを含み、
    前記映像表示装置は、
    前記所定の空間における位置情報を取得する取得部と、
    前記所定の空間内における向きと位置に応じて、前記二つの撮像装置により前記単一色を撮像した箇所には予め用意した映像を表示し、前記単一色を撮像していない箇所には前記二つの撮像装置により撮像された映像に基づく映像を表示するものであって、前記遊興施設を区切った所定の領域を通るごとに、異なる映像を表示する表示部と、
    前記映像表示装置を利用するユーザのユーザIDを設定する設定部と、
    前記ユーザID毎に、前記所定の領域を通過した回数を計数する計数部と、
    前記計数部が計数した回数に基づいて前記表示部に提供する映像を生成する生成部と、
    前記所定の領域を通過した回数を示す情報を各ユーザIDに対応付けて記憶する記憶部と、を備え、
    前記生成部は、前記計数部が計数した回数が所定の回数となると、前記所定の空間からの出口を表示させる映像を生成し、
    前記表示部は、前記生成部が生成した映像を表示する映像提供システム。
  2. 前記映像提供システムは、
    前記二つの撮像装置により撮像された映像から、前記単一色以外を撮像した対象までの距離を算出する算出部と、
    前記算出部が算出した距離に応じた立体映像を生成する映像生成部を備え、
    前記映像表示装置は、前記映像生成部が生成した立体映像を表示する
    ことを特徴とする請求項1に記載の映像提供システム。
  3. 前記映像生成部は、
    前記算出部が算出した距離に基づいて、前記対象に対して前記対象とは異なる異物を重畳した映像を生成する
    ことを特徴とする請求項2に記載の映像提供システム。
  4. 前記映像提供システムは、さらに、前記映像表示装置が表示する映像に対して効果を付与し、ユーザが保持する保持具を含み、
    前記映像生成部は、前記保持具の位置と向きに応じて前記効果を付与した立体映像を生成することを特徴とする請求項2に記載の映像提供システム。
  5. 遊興施設としての、単一色の面で囲われた所定の空間内において使用し、ユーザの頭部に装着して使用する映像表示装置であって、人間の両眼の間隔で離間して配置しており前記ユーザが装着した際に前記ユーザの正面方向を撮像する二つの撮像装置を備える映像表示装置に映像を提供する映像提供方法であって、
    前記映像表示装置の前記所定の空間内における向きと位置を特定する特定ステップと、
    前記二つの撮像装置により前記ユーザの正面方向を撮像する撮像ステップと、
    前記二つの撮像装置により前記単一色を撮像した箇所には予め用意した映像を表示し、前記単一色を撮像していない箇所には前記二つの撮像装置により撮像された映像に基づく映像を表示するものであって、前記遊興施設を区切った所定の領域を通るごとに、異なる映像を表示する表示ステップと、
    前記映像表示装置を利用するユーザのユーザIDを設定する設定ステップと、
    前記ユーザID毎に、前記所定の領域を通過した回数を計数する計数ステップと、
    前記計数ステップが計数した回数に基づいて前記映像表示装置に提供する映像を生成する生成ステップと、
    前記所定の領域を通過した回数を示す情報を各ユーザIDに対応付けて記憶する記憶ステップと、を含み、
    前記生成ステップは、前記計数ステップで計数した回数が所定の回数となると、前記所定の空間からの出口を表示させる映像を生成し、
    前記表示ステップは、前記生成ステップにおいて生成した映像を表示する
    映像提供方法。
  6. 遊興施設としての、単一色の面で囲われた所定の空間内において使用し、ユーザの頭部に装着して使用する映像表示装置であって、人間の両眼の間隔で離間して配置しており前記ユーザが装着した際に前記ユーザの正面方向を撮像する二つの撮像装置を備える映像表示装置に映像を提供する映像提供システムにおいて、
    コンピュータに、
    前記映像表示装置の前記所定の空間内における向きと位置を特定する特定機能と、
    前記二つの撮像装置により前記ユーザの正面方向を撮像する撮像機能と、
    前記二つの撮像装置により前記単一色を撮像した箇所には予め用意した映像を表示し、前記単一色を撮像していない箇所には前記二つの撮像装置により撮像された映像に基づく映像を表示するものであって、前記遊興施設を区切った所定の領域を通るごとに、異なる映像を表示する表示機能と、
    前記映像表示装置を利用するユーザのユーザIDを設定する設定機能と、
    前記ユーザID毎に、前記所定の領域を通過した回数を計数する計数機能と、
    前記計数機能が計数した回数に基づいて前記映像表示装置に提供する映像を生成する生成機能と、
    前記所定の領域を通過した回数を示す情報を各ユーザIDに対応付けて記憶する記憶機能と、
    を含み、
    前記生成機能は、前記計数機能が計数した回数が所定の回数となると、前記所定の空間からの出口を表示させる映像を生成し、
    前記表示機能は、前記生成機能において生成した映像を表示する
    を実現させる映像提供プログラム。
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