JP6653205B2 - プログラムソース変換方法、プログラムソース変換装置、情報処理装置、情報処理方法、および、プログラム - Google Patents
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Description
第1のプログラムソースを第2のプログラムソースに変換するプログラムソース変換装置が、
前記第1のプログラムソースを解析して許容される許容ルールをチェックするコードチェックツールを作成する工程と、
前記第1のプログラムソースを前記第2のプログラムソースに変換する工程と、
前記第1のプログラムソースに保守開発があった場合に、前記保守開発された第1のプログラムソースを、前記コードチェックツールを用いてチェックし、前記保守開発された第1のプログラムソースを前記変換済みの第2のプログラムソースに反映するための方針を決めるための、前記許容ルール外の用法を抽出する工程と、
前記方針に基づいて前記保守開発された第1のプログラムソースを第2のプログラムソースに変換して前記変換済みの第2のプログラムソースに合流させる工程と、を実行する、
ことを特徴とする。
その他の手段については後記する。
[従来のシステム移行]
図1に示すように、比較例となる、プログラムのコンバージョン開発が行われるシステム移行は、例えば、現行システム用サーバ1、現行システム保守用PC(Personal Computer)2、テストサーバ2t、リポジトリ用サーバ3、新システム保守用PC4、テストサーバ4t、コンバージョン開発用サーバ5、テストサーバ5t、および、新システム用サーバ6の間で情報のやり取りが行われることで実現される。
現行プログラムソースP1は、現行システム用のプログラムのソースコードである。現行プログラムソースP1は、例えば、COBOLで記述されているが、他の言語で記述してもよい。
なお、本明細書にて、保守開発されたか否かにかかわらず現行プログラムソースを「第1のプログラムソース」と呼び、現行システムを「第1のシステム」と呼ぶ場合がある。
テストサーバ2tは、保守済現行プログラムソースP2の動作確認のテストを行うサーバである。
現行システム保守用PC2およびテストサーバ2tは、現行システム保守開発環境下にあって、例えば、コンバージョン開発業者の顧客先に設置されている。
なお、保守開発とは、現行システムに発生した障害を引き起こすバグの修正などの非予定的な作業を含んだり、法改正に伴うプログラムの仕様変更などの予定的な作業を含んだりする。
新プログラムソースP3は、新システム用のプログラムのソースコードである。
保守済新プログラムソースP4は、保守開発が完了した新プログラムソースP3に等しい。
リポジトリ用サーバ3は、リソース管理環境下にあって、例えば、顧客先に設置されている。なお、リソース管理環境は、現行システム保守開発環境、または、後記する新システム保守開発環境が兼ねるようにしてもよい。換言すれば、現行システム保守用PC2、または、新システム保守用PC4がリポジトリ用サーバ3として機能するように設計することができる。
テストサーバ4tは、保守済新プログラムソースP4の動作確認のテスト(システムテスト)を行うサーバである。
新システム保守用PC4およびテストサーバ4tは、新システム保守開発環境下にあって、例えば、顧客先に設置されている。
テストサーバ5tは、新プログラムソースP3の動作確認のテストを行うサーバである。
コンバージョン開発用サーバ5およびテストサーバ5tは、移行開発環境下にあって、例えば、コンバージョン開発者先に設置されている。
なお、本明細書にて、保守開発されたか否かにかかわらず新プログラムソースを「第2のプログラムソース」と呼び、新システムを「第2のシステム」と呼ぶ場合がある。
まず、ステップA1にて、現行システム用サーバ1は、リポジトリ用サーバ3から取得した現行プログラムソースP1を読み込んで、本番運用を行っている。
次に、ステップA9にて、現行システム用サーバ1は、保守済現行プログラムソースP2を用いて、保守済の内容でバックアップ運用を開始する。
なお、非常に複雑な変換手順に関しては、開発コストの観点から、変換ツールを用いず手作業でコンバージョンを行うことがある。現行プログラムソースP1のうちコンバージョン手作業部分に保守開発の修正があったとする。この場合、コンバージョン開発の移行設計の修正がなかったとしても、追いつき作業にて、保守開発の修正結果に合わせたコンバージョンが手作業でなされ、正しくコンバージョンなされたか否かのテストが行われる。
上記のような事情に鑑みて、本実施形態では、図2に示す手順をとる。図2に示すように、本実施形態での、プログラムのコンバージョン開発が行われるシステム移行は、図1に示す比較例と同様、例えば、現行システム用サーバ1、現行システム保守用PC2、テストサーバ2t、リポジトリ用サーバ3、新システム保守用PC4、テストサーバ4t、コンバージョン開発用サーバ5、テストサーバ5t、および、新システム用サーバ6の間で情報のやり取りが行われることで実現される。以下、図1との相違点を中心的に述べて、本実施形態でのシステム移行について説明する。
設計基準10は、新プログラムソースP3の設計基準であり、システム移行の移行設計(後記)の必要条件をまとめて記述したものである。
コードチェックツール20は、現行システム保守用PC2での保守開発のコーディング(後記)に用いられるツールである。コードチェックツール20の詳細は後記する。
また、保守開発にて、設計基準10から逸脱した態様で保守済現行プログラムソースP2が作成され、基準外一覧30が作成されたとしても、基準外一覧30の構文などに対応した、システム移行の移行設計を、ステップB3の段階で、つまり、追いつき作業(ステップB4)に先行して行うことができる(追いつき作業の先取り)。従来(図1)では、追いつき作業(ステップA6)にて、保守開発の成果物としての保守済現行プログラムソースP2を取得して構文解析などをした後でないと、基準外一覧30の構文などに相当する構文などを特定することができず、この特定した構文などに対応した、システム移行の移行設計を行うことができなかった。
なお、ステップB1での、設計基準10およびコードチェックツール20の作成に要する期間や、ステップB3での基準外一覧30の反映に要する期間は、追いつき作業の短縮期間に比べて無視できるほど短い。
上記のステップB1,B3,B4を実行するコンバージョン開発用サーバ5、および、ステップB2を実行する現行システム保守用PC2は、本発明のプログラムソース変換装置を構成し、本発明のプログラムソース変換方法を実行する。
図3を参照して、移行開発環境におけるコンバージョン開発の詳細手順、および、現行システム保守開発環境における保守開発の詳細手順について説明する。
図3の左側に示すように、コンバージョン開発用サーバ5およびテストサーバ5tが配置されている移行開発環境では、移行性分析(ステップB11)、移行設計(ステップB12)、リバース(ステップB13)、プログラム変換(ステップB31)、変換テスト(ステップB32)、プログラム変換(ステップB41)、および、テスト(ステップB42)がこの順序で実行される。
移行設計(ステップB12)では、コーディングルール(例:変数命名、メソッドやクラスの設定)の設定などが行われる。移行設計(ステップB12)によって設計基準10が作成される。
リバース(ステップB13)では、公知技術のパーサに移行設計(ステップB12)の結果を反映(リバース)することで、コードチェックツール20を作成する。
上記の移行性分析(ステップB11)、移行設計(ステップB12)、リバース(ステップB13)は、ステップB1(図2)にて実行される。
変換テスト(ステップB32)では、テストサーバ5tによる新プログラムソースP3のテストを行う。
上記のプログラム変換(ステップB31)および変換テスト(ステップB32)は、ステップB3(図2)にて実行される。
テスト(ステップB42)では、テストサーバ5tによる保守済新プログラムソースP4のテストを行う。
上記のプログラム変換(ステップB41)および変換テスト(ステップB42)は、ステップB4(図2)にて実行される。
詳細設計(ステップB22)では、設計基準10になるべく即した態様でコーディングルールの設定などが行われる。詳細設計(ステップB22)が完了すると、保守済現行プログラムソースP2が作成される。
コーディング(ステップB23)では、作成された保守済現行プログラムソースP2に対して、コードチェックツール20の出力結果を含めたコーディングレビューを行う。コーディングレビューは、繰り返し行われ、保守済現行プログラムソースP2に含まれるバグなどが取り除かれる。
テスト(ステップB42)では、テストサーバ2tによる保守済現行プログラムソースP2のテストを行う。テスト(ステップB42)が完了すると、動作確認が保証された保守済現行プログラムソースP2が作成される。
上記の基本設計(ステップB21)、詳細設計(ステップB22)、コーディング(ステップB23)、および、テスト(ステップB24)は、ステップB2(図2)にて実行される。
[リバース装置]
図4を参照して本実施形態のリバース装置R(情報処理装置)について説明する。リバース装置Rは、リバース(図3のステップB13)を行う装置であって、コンバージョン開発サーバ5の一部となる装置である。リバース装置Rは、入力部、出力部、制御部、および記憶部といったハードウェアを含むコンピュータである。例えば、制御部がCPU(Central Processing Unit)から構成される場合、その制御部を含むコンピュータによる情報処理は、CPUによるプログラム実行処理で実現される。また、そのコンピュータが含む記憶部は、CPUの指令により、そのコンピュータの機能を実現するためのさまざまなプログラムを記憶する。これによりソフトウェアとハードウェアの協働が実現される。前記プログラムは、記録媒体に記録したり、ネットワークを経由したりすることで提供することができる。
パーサ部r1は、現行プログラムソースP1の構文解析を行う。現行プログラムソースP1の構文解析が完了すると、パーサ部r1は、現行プログラムソースP1に使用されているトークンおよび構文を特定することができる。パーサ部r1は、特定したトークンを保守前トークン一覧P1aとして出力し、特定した構文を保守前構文一覧P1bとして出力する。パーサ部r1は、プログラム言語ごとに用意することができる。
設定部r2は、新プログラムソースP3の設計基準10に基づいて、新プログラムソースP3に使用することが許可されている情報を許可情報11として設定する。許可情報11が示す許可とは、新プログラムソースP3を作成するコンバージョン開発側から保守済現行プログラムソースP2を作成する保守開発側に対する許可であり、追いつき作業(図2のステップB4)の短縮の観点から、保守済現行プログラムソースP2に対して、許可情報11に示す情報は使用してもよいことを意味する。
追加トークン許可情報11aは、新プログラムソースP3に使用することが許可されているトークンを示す情報である。
追加構文許可情報11bは、新プログラムソースP3に使用することが許可されている構文を示す情報である。
追加文字列許可情報11cは、新プログラムソースP3に使用することが許可されている文字列を示す情報である。「文字列」とは、例えばコメント文であり、プログラムソースに用いられるコードのうちプログラムの動作に寄与しないものである。本明細書にて「文字列」という語は、左記の意味で用いることにする。
追加トークン禁止情報12aは、新プログラムソースP3に使用することが禁止されているトークンを示す情報である。
追加構文禁止情報12bは、新プログラムソースP3に使用することが禁止されている構文を示す情報である。
追加文字列禁止情報12cは、新プログラムソースP3に使用することが禁止されている文字列を示す情報である。
上記した許可情報11および禁止情報12は、保守開発上の許容ルールを構成し、コンバージョン開発側から保守開発側に提示される。
編集部r3は、パーサ部r1から出力した、保守前トークン一覧P1aおよび保守前構文一覧P1b、並びに、設定部r2から出力した、許可情報11および禁止情報12を、所望の形式にまとめるように編集する。編集部r3は、まとめた情報をチェック情報13として出力する。
ツール作成部r4は、チェック情報13とコードチェックプログラム14とをパッケージ化することで、コードチェックツール20(ツール)を作成する。
ツール作成部r4が作成したコードチェックツール20、および、移行設計(図3のステップB12)によって作成された設計基準10は、現行システム保守開発環境のテストサーバ2tにインストールされる(図2参照)。なお、コードチェックツール20および設計基準10を、現行システム保守開発環境の現行システム保守用PC2にインストールしてもよい。
図5に示すように、コードチェックツール20は、すでに説明したチェック情報13に加えて、パーサ部21および判定部22を備える。パーサ部21および判定部22は、コードチェックプログラム14を構成する。
パーサ部21は、保守後現行プログラムソースP5の構文解析を行う。保守後現行プログラムソースP5とは、保守開発によって、現行プログラムソースP1が暫定的にまたは確定的に修正変更されたものである。具体的には、保守後現行プログラムソースP5は、コーディング(図3のステップB23)が途中であるときや完了したときの(テスト前の)保守済現行プログラムソースP2であったり、テスト(図3のステップB42)が完了したときの保守済現行プログラムソースP2であったりする。
判定部22は、保守後現行プログラムソースP5に許可情報11および禁止情報12が使用されているか否かを判定する。具体的には、判定部22に、保守後トークン一覧P5a、保守後構文一覧P5b、および、コードチェックツール20が有するチェック情報13(図4)を入力する。また、保守後トークン一覧P5aとチェック情報13に含まれる保守前トークン一覧P1aとの差分を特定し、保守後構文一覧P5bとチェック情報13に含まれる保守前構文一覧P1bとの差分を特定する。また、特定したこれらの差分が許可情報11に分類されるか否か、かつ、禁止情報12に分類されるか否かを判定する。なお、判定部22の判定処理の詳細は後記する。
なお、判定部22による判定は、パーサ部21による構文解析を行った後に行うこともできるし、その構文解析を行いながら行うこともできる。
図6に示すように、判定部22が保守後現行プログラムソースP5に対して行う、保守後現行プログラムソース判定処理は以下のとおりである。図6では、保守後現行プログラムソースP5の保守後構文一覧P5bに含まれる構文について説明する。
また、ステップS4にて、判定部22は、保守後構文一覧P5b中の構文には、許可情報11の追加構文許可情報11bに該当しない構文が含まれている、または、禁止情報12の追加構文禁止情報12bに該当する構文が含まれている(設計基準から逸脱している)ことを示すNG判定を出力する。
ステップS4の後、ステップS5では、判定部22は、保守後構文一覧P5b中の構文のうち、NG判定の要因となった構文を抽出し、基準外一覧30(許容ルール外の用法)に追加する。
次に、ステップS6では、判定部22は、OK判定およびNG判定を合わせた判定結果23をテストサーバ2tに出力させる。
本実施形態によれば、現行プログラムソースP1のプログラム言語を変換して新プログラムソースP3を作成するコンバージョン開発と、現行プログラムソースP1の保守開発が並行している場合において、新プログラムソースP3に使用することが許可および禁止されている許可情報11および禁止情報12を設定し、コードチェックツール20によって、保守開発した保守後現行プログラムソースP5に許可情報11および禁止情報12が使用されているか否かを判定する。これにより、その判定結果に基づいて、保守開発によるプログラム修正変更分を的確に把握してから新プログラムソースP3のシステムテストなどを行うことができ、保守済現行プログラムソースP2に対する追いつき作業(図2のステップB4)の作業工数の見積もりを容易にするとともに、追いつき作業の工期短縮や工数削減(低減化)を達成することができる。
したがって、保守開発が行われる現行システムから新システムへのシステム移行の早期化を実現することができる。
本発明は、上記実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、変更実施が可能であり、例えば、次の(a)、(b)のようなものがある。
(a):現行プログラムソースのプログラム言語の変換というコンバージョン開発に限られず、同じ種類のサービスを提供するが、地域別に多少なりともプログラムソースの中身を変更する必要のあるシステム開発に適用することができる。つまり、A地域にて運用されているシステムの現行プログラムソースを利用してB地域にて運用する予定の新プログラムソースを作成する場合、A地域の現行プログラムソースの保守開発によるプログラム修正変更分を把握してから、B地域用の新プログラムソースの追いつき作業に取り掛かることができる。結果的に、その追いつき作業の作業量を低減させ、追いつき作業の工期短縮や工数削減を達成することができる。
本実施形態で説明したソフトウェアをハードウェアとして実現することもでき、ハードウェアをソフトウェアとして実現することもできる。
その他、ハードウェア、ソフトウェア、フローチャートなどについて、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。
2t テストサーバ(テスト装置)
5 コンバージョン開発用サーバ
5t テストサーバ
P1 現行プログラムソース(保守前現行プログラムソース)
P2 保守済現行プログラムソース
P3 新プログラムソース
P4 保守済新プログラムソース
P5 保守後現行プログラムソース
10 設計基準
11 許可情報
12 禁止情報
13 チェック情報
20 コードチェックツール
21 パーサ部
22 判定部
23 判定結果
30 基準外一覧
R リバース装置(情報処理装置)
r1 パーサ部(パーサ手段)
r2 設定部(設定手段)
r3 編集部
r4 ツール作成部(ツール作成手段)
Claims (6)
- 第1のプログラムソースを第2のプログラムソースに変換するプログラムソース変換装置が、
前記第1のプログラムソースを解析して許容される許容ルールをチェックするコードチェックツールを作成する工程と、
前記第1のプログラムソースを前記第2のプログラムソースに変換する工程と、
前記第1のプログラムソースに保守開発があった場合に、前記保守開発された第1のプログラムソースを、前記コードチェックツールを用いてチェックし、前記保守開発された第1のプログラムソースを前記変換済みの第2のプログラムソースに反映するための方針を決めるための、前記許容ルール外の用法を抽出する工程と、
前記方針に基づいて前記保守開発された第1のプログラムソースを第2のプログラムソースに変換して前記変換済みの第2のプログラムソースに合流させる工程と、を実行する、
ことを特徴とするプログラムソース変換方法。 - 第1のプログラムソースを第2のプログラムソースに変換するプログラムソース変換装置において、
前記第1のプログラムソースを解析して許容される許容ルールをチェックするコードチェックツールを作成する手段と、
前記第1のプログラムソースを前記第2のプログラムソースに変換する手段と、
前記第1のプログラムソースに保守開発があった場合に、前記保守開発された第1のプログラムソースを、前記コードチェックツールを用いてチェックし、前記保守開発された第1のプログラムソースを前記変換済みの第2のプログラムソースに反映するための方針を決めるための、前記許容ルール外の用法を抽出する手段と、
前記方針に基づいて前記保守開発された第1のプログラムソースを第2のプログラムソースに変換して前記変換済みの第2のプログラムソースに合流させる手段と、を備える、
ことを特徴とするプログラムソース変換装置。 - 保守前現行プログラムソースの構文解析を行い、前記保守前現行プログラムソースに使用されているトークンおよび構文の一覧を作成するパーサ部と、
新プログラムソースの設計基準に基づいて、前記新プログラムソースに使用することが許可されているトークン、構文、および文字列を示す許可情報、ならびに、前記新プログラムソースに使用することが禁止されているトークン、構文、および文字列を示す禁止情報を設定する設定部と、
保守後現行プログラムソースに前記許可情報および前記禁止情報が使用されているか否かを判定するためのツールを作成するツール作成部と、を備える、
ことを特徴とする情報処理装置。 - 前記ツール作成部が作成したツールは、
前記保守後現行プログラムソースのテストを行うテスト装置にて動作した場合、前記許可情報に示されていない情報が前記保守後現行プログラムソースに使用されている、または、前記禁止情報に示される情報が前記保守後現行プログラムソースに使用されているとき、前記使用されているこれらの情報の一覧を、前記テスト装置に出力させる、
ことを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。 - 情報処理装置が、
保守前現行プログラムソースの構文解析を行い、前記保守前現行プログラムソースに使用されているトークンおよび構文の一覧を作成するステップと、
新プログラムソースの設計基準に基づいて、前記新プログラムソースに使用することが許可されているトークン、構文、および文字列を示す許可情報、ならびに、前記新プログラムソースに使用することが禁止されているトークン、構文、および文字列を示す禁止情報を設定するステップと、
保守後現行プログラムソースに前記許可情報および前記禁止情報が使用されているか否かを判定するためのツールを作成するステップと、を実行する、
ことを特徴とする情報処理方法。 - コンピュータを、
保守前現行プログラムソースの構文解析を行い、前記構文解析に基づいて、前記保守前現行プログラムソースに使用されているトークンおよび構文の一覧を作成するパーサ手段、
新プログラムソースの設計基準に基づいて、前記新プログラムソースに使用することが許可されているトークン、構文、および文字列を示す許可情報、ならびに、前記新プログラムソースに使用することが禁止されているトークン、構文、および文字列を示す禁止情報を設定する設定手段、
保守後現行プログラムソースに前記許可情報および前記禁止情報が使用されているか否かを判定するためのツールを作成するツール作成手段、
として機能させるためのプログラム。
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