JP6649481B2 - 無線通信方法及びユーザ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、一般的に無線通信に関し、より詳細には、ライセンスド−アシステッドアクセス(Licensed−Assisted Access:LAA)システムにおけるアンライセンスバンドにおける下りリンク送信及び上りリンク送信の方法に関する。
ロングタームエボリューション(LTE)互換スペクトルをアンライセンスバンドに拡大するライセンスド−アシステッドアクセス(LAA)が、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)で研究されている。アンライセンスバンドは、Wi−Fi(IEEE
802.11ファミリ)などの無線通信で使用されている。LAAシステムは、アンライセンスバンドにおいて、リッスンビフォアトーク(Listen−Before−Talk:LBT)及び、送信バーストの最大継続時間(「最大バースト長」とも呼ばれる)が制限された送信を必要とする。
LBTは、アンライセンスバンド内のチャネルを使用する前に、機器がクリアチャネルアセスメント(Clear Channel Assessment:CCA)を適用するメカニズムである。LBTを実行することによってチャネルが占有されていると判断された場合、装置はそのチャネルで信号を送信しない。
特定の機器によるアンライセンスバンド内のチャネルの占有を禁止するため、欧州や日本などの一部の地域では、アンライセンスバンドにおける送信バーストの最大継続時間を制限する規制が導入された。例えば、日本のIEEE 802.11a/n/acの規制要件では、送信バーストの最大継続時間は4msec以下とする必要がある。
図1は、アンライセンスバンドで送信する前にLBTを実行する従来のLAAシステムを示す。LBTを実行することによって、他のシステム(例えば、Wi−Fi)が送信のためにアンライセンスバンドのチャネルを使用しているために、アンライセンスバンドのそのチャネルがビジー(busy)状態であると判定された場合、LAAシステムはいかなる信号も送信しない。LBTを実行することによって、アンライセンスバンドのチャネルがアイドル(idle)状態であると判定された場合、LAAシステムは、送信バーストの最大継続時間(例えば、4msec)の間に信号を送信することが許可される。
一方、アンライセンスバンドのキャリアにおける上りリンク送信及び下りリンク送信をサポートするLAAのシナリオは、上りリンクと下りリンクとの間の切り替えが発生したときにLBTを実行することが必要となり得る。例えば、前述のシナリオは、ライセンスキャリアのセルとアンライセンスキャリアのセルとの間のデュアルコネクティビティ、及びスタンドアローンであり得る。
しかし、上りリンクと下りリンクの切り替えが発生した場合、及び同じリンクの信号が連続的又は断続的に送信される場合にLBTを実行することは、LAAシステムがアンライセンスバンドで占有チャネルを発見した場合に送信機会を減らすことにより、LAAシステムが非効率なものになり得る。図2は、LAAの現在のシナリオにおけるアンライセンスバンドでの上りリンク及び下りリンク送信を示す。例えば、図2に示すように、LAAシステムにおいて、基地局は下りリンクチャネルのLBT(DB LBT)を遂行した後、下りリンク(DL)信号(例えば、チャネル状態情報参照信号(CSI−RS))をユーザ装置に送信する。次いで、ユーザ装置は、上りリンクチャネルのLBT(UL LBT)を実行した後、CSI−RSに応答してCSIフィードバックなどの上りリンク(UL)信号を基地局に送信する。一方、ユーザ装置が基地局からCSI−RSを受信したとしても、UL LBTによってアンライセンスバンドのチャネルがビジー状態であると判定された場合、ユーザ装置は信号(CSIフィードバック)を送信しない。
本発明の1つ以上の実施形態に係るアンライセンスバンドを用いる無線通信方法は、第1の送受信機が、アンライセンスバンドにおいてリッスンビフォアトーク(LBT)を実行する工程と、前記第1の送受信機がLBTを実行した後、前記第1の送受信機から第2の送受信機へ第1の信号をアンライセンスバンドで送信する工程と、前記第1の送受信機が前記第1の信号を送信した後、前記第2の送受信機が、LBTを実行せずに、第1の送受信機へ第2の信号をアンライセンスバンドで送信する工程と、を具備する。
本発明の1つ以上の実施形態に係るユーザ装置(UE)は、基地局(BS)から第1の信号をアンライセンスバンドで受信する受信部と、前記第1の信号に応答して、第2の信号を前記BSへリッスンビフォアトーク(LBT)を実行せずにアンライセンスバンドで送信する送信部と、を具備する。
本発明の1つ以上の実施形態に係るアンライセンスバンドを用いる無線通信方法は、基地局(BS)からユーザ装置(UE)へ、前記UEがリッスンビフォアトーク(LBT)を実行するか否かを示すLBT関連情報を送信する工程と、前記LBT関連情報に基づいて、前記UEがアンライセンスバンドでLBTを実行するか否かを決定する工程と、前記UEから前記BSへ上りリンク(UL)データ信号を送信する工程と、を具備する。
本発明の1つ以上の実施形態に係るアンライセンスバンドを用いる無線通信方法は、LAAシステムにおけるアンライセンスバンドでの送信の効率を向上させることができる。
アンライセンスバンドでの送信前にLBTを行う従来技術のLAAシステムを示す図である。 LAAの現在のシナリオにおけるアンライセンスバンドでの下りリンク送信及び上りリンク送信を示す図である。 本発明の1つ以上の実施形態に係る無線通信システムの構成を示す図である。 本発明の第1の実施例の1つ以上の実施形態に係るアンライセンスバンドの下りリンク送信及び上りリンク送信を示すシーケンス図である。 本発明の第1の実施例の1つ以上の実施形態に係るアンライセンスバンドの下りリンク送信及び上りリンク送信を示す図である。 本発明の修正された第1の実施例の1つ以上の実施形態に係るアンライセンスバンドの下りリンク送信及び上りリンク送信を示す図である。 本発明の修正された第1の実施例の1つ以上の実施形態に係るアンライセンスバンドの下りリンク送信及び上りリンク送信を示す図である。 本発明の修正された第1の実施例の1つ以上の実施形態に係るアンライセンスバンドの下りリンク送信及び上りリンク送信を示す図である。 本発明の修正された第1の実施例の1つ以上の実施形態に係るアンライセンスバンドの下りリンク送信及び上りリンク送信を示す図である。 本発明の修正された第1の実施例の1つ以上の実施形態に係るアンライセンスバンドの下りリンク送信及び上りリンク送信を示す図である。 本発明の修正された第1の実施例の1つ以上の実施形態に係るアンライセンスバンドの下りリンク送信及び上りリンク送信を示す図である。 本発明の修正された第1の実施例の1つ以上の実施形態に係るLBT関連情報に基づいてLBTを行う動作を示すシーケンス図である。 本発明の修正された第1の実施例の1つ以上の実施形態に係るLBT関連情報に基づいてLBTを行う動作を示すシーケンス図である。 本発明の第2の実施例の1つ以上の実施形態に係るアンライセンスバンドの下りリンク送信及び上りリンク送信を示す図である。 本発明の1つ以上の実施形態に係るノーマルサイクリックプレフィックスと拡張サイクリックプレフィックスのリソースブロックにCSI−RSを多重化したOFDMシンボルを示す図である。 本発明の修正された第2の実施例の1つ以上の実施形態に係るアンライセンスバンドの下りリンク送信及び上りリンク送信を示す図である。 本発明の第3の実施例の1つ以上の実施形態に係るアンライセンスバンドの下りリンク送信及び上りリンク送信を示す図である。 本発明の修正された第3の実施例の1つ以上の実施形態に係るアンライセンスバンドの下りリンク送信及び上りリンク送信を示す図である。 本発明の修正された第3の実施例の1つ以上の実施形態に係るアンライセンスバンドの下りリンク送信及び上りリンク送信を示す図である。 本発明の第4の実施例の1つ以上の実施形態に係るアンライセンスバンドの下りリンク送信及び上りリンク送信を示すシーケンス図である。 本発明の第4の実施例の1つ以上の実施形態に係るアンライセンスバンドの下りリンク送信及び上りリンク送信を示す図である。 本発明の第5の実施例の1つ以上の実施形態に係るアンライセンスバンドの下りリンク送信及び上りリンク送信を示す図である。 本発明の第5の実施例の1つ以上の実施形態に係るアンライセンスバンドの下りリンク送信及び上りリンク送信を示す図である。 本発明の第5の実施例の1つ以上の実施形態に係るアンライセンスバンドの下りリンク送信及び上りリンク送信を示す図である。 本発明の1つ以上の実施形態に係る基地局の概略構成を示すブロック図である。 本発明の1つ以上の実施形態に係る基地局の詳細な構成を示すブロック図である。 本発明の1つ以上の実施形態に係るユーザ装置の概略構成を示すブロック図である。 本発明の1つ以上の実施形態に係るユーザ装置の詳細な構成を示すブロック図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。本発明の実施形態では、本発明のより完全な理解を提供するために、多くの具体的な詳細が記載されている。しかしながら、当業者には、これらの特定の詳細なしに本発明を実施することができることは明らかであろう。他の例では、本発明を不明瞭にすることを避けるために、周知の特徴を詳細には説明していない。
(システム構成)
図3は、本発明の1つ以上の実施形態による無線通信システム1を示す。無線通信システム1は、ユーザ装置(UE)10(第1の/第2の送受信機)、基地局(BS)(又はセル)20(第1の/第2の送受信機)、及びコアネットワーク30を含む。無線通信システム1は、ライセンスされていない帯域(アンライセンスバンド)での送信をサポートするライセンスド−アシステッドアクセス(LAA)技術を使用するLTE/LTEアドバンスト(LTE−A)システムであってもよい。無線通信システム1は、本明細書で説明する特定の構成に限定されず、送信のためにアンライセンスバンドを使用する任意のタイプの無線通信システムであってもよい。
無線通信システム1は、アンライセンスバンドのチャネルを使用して信号を送信する前に、リッスンビフォアトーク(LBT)(クリアチャネルアセスメント(CCA))を実行することを要求することができる。LBTを実行してアンライセンスバンドのチャネルが占有されている(ビジー状態)と判定された場合、アンライセンスバンドのチャネルを使用して信号は送信されない。LBTを実行してアンライセンスバンドのチャネルが占有されていない(アイドル状態)と判定された場合、アンライセンスバンドのチャネルを使用して信号が送信される。
1つ又は複数のアンテナを使用して、BS20は、少なくともアンライセンスバンドを使用して、カバレージエリア21内のUE10と上りリンク(UL)信号及び下りリンク(DL)信号を通信することができる。DL信号及びUL信号は、制御情報及びユーザデータを含む。BS20は、バックホールリンク31を介してコアネットワーク30とDL信号及びUL信号を通信することができる。BS20は、Evolved NodeB(eNB)であってもよい。BS20は、マクロセル及び/又はピコセル及びフェムトセルなどのスモールセルに対してカバレッジエリア21を提供することができる。
BS20は、1つ以上のアンテナと、隣接するBS20と通信するための通信インターフェース(例えば、X2インターフェース)と、コアネットワーク30と通信するための通信インターフェース(例えば、S1インターフェース)と、UE10との送受信信号を処理するためのプロセッサ又は回路などのCPU(Central Processing Unit)を具備する。以下に説明するBS20の動作は、メモリに格納されたデータ及びプログラムを処理又は実行するプロセッサによって実施されてもよい。しかしながら、BS20は、上述したハードウェア構成に限定されず、当業者に理解される他の適切なハードウェア構成によって実現されてもよい。一般に、無線通信システム1のより広いサービスエリアをカバーするように、複数のBS20が配置されている。
1つ又は複数のUEアンテナを使用して、UE10は、少なくともアンライセンスバンドを使用して、制御情報及びユーザデータを含むDL信号及びUL信号を基地局20と通信する。UE10は、移動局、スマートフォン、携帯電話、タブレット、モバイルルータ、又はウェアラブル機器などの無線通信機能を有する情報処理装置であってもよい。
UE10は、プロセッサ等のCPU、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ及び、BS20及びUE10との間で無線信号の送受信を行う無線通信装置を具備する。例えば、以下に説明するUE10の動作は、メモリに格納されたデータ及びプログラムを処理又は実行するCPUによって実現することができる。ただし、UE10は、上述したハードウェア構成に限定されるものではなく、例えば、以下の処理を実現する回路によって構成されてもよい。
無線リンク22は、BS20とUE10との間のUL送信及びDL送信を含み得る。DL送信及びUL送信は、ライセンスバンドとアンライセンススペクトル(アンライセンスバンド)の両方を使用して行われてもよい。
(第1の実施例)
本発明の第1の実施例の1つ以上の実施形態による、アンライセンスバンドでのBS20とUE10との間のDL送信及びUL送信の方法を、図4及び図5を用いて以下に説明する。
図4は、本発明の第1の実施例の1つ以上の実施形態に係るアンライセンスバンドでのDL送信及びUL送信を示すシーケンス図である。図5は、本発明の第1の実施例の1つ以上の実施形態に係るアンライセンスバンドでのBS20とUE10との間におけるDL/UL送信を示す図である。
図4に示すように、基地局20は、CSI−RS(Channel State Information Reference Signal)やDRS(Discovery Reference Signal)などのDL信号を送信する前に、アンライセンスバンドのDLチャネルでLBT(DL LBT)を実行する(ステップS11)。BS20は、BS20がLBTを行うことにより、アンライセンスバンドのDLチャネルがアイドル状態であることを検出し得る(ステップS12)。LBTを実行してアンライセンスバンドのDLチャネルがビジー状態であると判定された場合、BS20は次にLBTを実行するまで待機することができる。DL LBTを行ってDLチャネルをアイドル状態と判定した場合(BS20がLBTを行った後)、BS20はアンライセンスバンドでCSI−RS又はDRSをUE10に送信する(ステップS13)。
UE10がアンライセンスバンドでBS20からCSI−RSを受信した後、UE10は、アンラインセンスバンドでのLBTを実行せずに、CSIフィードバックなどのUL信号をCSI−RSの応答としてBS20へアンライセンスバンドで送信する(ステップS14)。つまり、第1の実施例の1つ以上の実施形態によれば、BS20がCSI−RSを送信した後、UE10は、アンライセンスバンドのULチャネルのLBT(UL LBT)を実行することなく、UL信号をアンライセンスバンドでBS20に送信する。第1の実施例の1つ以上の実施形態に係る無線通信システム1における方法では、アンライセンスバンドにおける送信のためのLBTの数が増加するのを防ぐと共に、アンライセンスバンドにおける送信の機会を減少させることを防止することができる。その結果、LAAシステムにおけるアンライセンスバンドでのDL送信及びUL送信の有効性を改善することができる。
本発明の第1の実施例の1つ以上の実施形態によれば、BS20(第1の送受信機)は、アンライセンスバンドでListen−Before−Talk(LBT)を実行することができる。BS20がLBTを実行した後、BS20は、CSI−RS(第1の信号)をアンライセンスバンドでUE10(第2の送受信機)に送信することができる。BS20がCSI−RSを送信した後、UE10は、LBTを実行することなく、CSIフィードバック情報(第2の信号)をアンライセンスバンドでBS20に送信することができる。従って、第1の信号がDL信号であり、第2の信号がUL信号である場合、第1の送受信機はBS20であり、第2の送受信機はUE10であり得る。一方、第1の信号がUL信号であり、第2の信号がDL信号である場合、第1の送受信機はUE10であり、第2の送受信機はBS20であり得る。
図5に示すように、UE10は、UE10がUL信号(CSIフィードバック)を送信する前に、所定のアイドル期間又はランダムなアイドル期間が経過するのを待機してもよい。すなわち、UE10は、UE10がDL信号(CSI−RS)を受信してから所定のアイドル期間又はランダムなアイドル期間の後にUL信号(CSIフィードバック)を送信し得る。例えば、所定のアイドル期間は、Wi−Fiとの友好な共存をサポートするために、IEEE802.11標準に規定されたSIFS(Short Inter Frame Space)によって許可される時間量に等しくてもよい。例えば、IEEE 802.11b/g/n(2.4GHz)で定義されているSIFSは10μ秒であり、IEEE 802.11a/n(5GHz)/acで定義されているSIFSは16μ秒です。所定のアイドル期間は、ゼロ秒であってもよい。例えば、所定のアイドル期間は、タイミングアドバンス情報に基づいて算出されてもよい。LTE−Aのような上りリンク送信タイミング制御を行い、追加の所定のアイドル期間を設定してもよい。所定のアイドル期間はランダムに決定されてもよい。所定のアイドル期間は、CSIフィードバックやACK/NACKフィードバックなどのフィードバック信号の送信タイミングを柔軟に調整できるように、半静的又は動的に設定してもよい。上述したように、第1の実施例の1つ以上の実施形態において、CSI−RSは第1の信号の一例であり、CSIフィードバックは第1の信号に応答して送信される第2の信号の一例である。しかしながら、第1の実施形態の1つ以上の実施形態では、第1の信号に応答する第2の信号は他のケースであってもよく、例えば、ULグラントに応答する物理上りリンク共有チャネル(PUSCH)上のULデータ信号、物理下りリンク共有チャネル(PDSCH)上のDL信号に応答するUL ACK/NACKフィードバック、スケジューリングリクエストに応答するULグラント、又はランダムアクセス手順の信号、であってもよい。
(修正された第1の実施例)
図6は修正された第1の実施例の1つ以上の実施形態による、アンライセンスバンドのDL送信及びUL送信を示す図である。UE10におけるCSI−RS等の受信信号に基づいてCSIフィードバック等のフィードバック信号を生成することは、UE10における制御遅延を引き起こす可能性がある。修正された第1の実施例の1つ以上の実施形態において、BS20は、CSI−RSに基づくCSIフィードバックを生成するための制御遅延インターバルの間、リソースを保持するために使用されるDLデータ信号及びULデータ信号の少なくとも1つを、LBTを実行せずに、送信する。図6に示すように、リソースを保持するために使用されるDLデータ信号は、例えばPDSCHであってもよい。UE10は、制御遅延区間の間に、受信したCSI−RSに対するCSIフィードバックを生成し、生成されたCSIフィードバックをLBTを実行せずに送信することができる。第1の実施例の実施形態では、CSI−RSは、図6に示すように、送信バーストの先頭付近に含まれてもよい。本発明の1つ以上の実施形態では、送信バーストは、連続して送信される信号を含む連続送信であってもよい。すなわち、UE10がBS20からCSI−RSを受信した後に、少なくとも1つのDLデータ信号を受信した場合、UE10は、少なくとも1つのDLデータ信号のうちの最後のDLデータ信号を受信してから所定のアイドル時間後にCSIフィードバック情報を送信できる。
修正された第1の実施例の1つ以上の実施形態によれば、図7に示すように、BS20は、UE10がCSIフィードバックを送信する送信バースト内の制御チャネル(例えば、物理下りリンク制御チャネル(PDCCH)/拡張PDCCH(EPDCCH))上の下りリンク制御情報(DCI)を用いてCSIフィードバックのためのリソースを割り当てるためのULグラントを送信することができる。図7に示すように、ULグラントは、送信バーストの先頭付近に含まれてもよい。複数のUE10に対する複数のCSIフィードバックは、同じTTIで多重化されてもよい。また、BS20は、送信バーストにおけるCSI測定の指示に関する情報を送信してもよい。CSI測定の指示に関する情報は、送信バーストの先頭付近に含まれていてもよい。CSI測定の指示に関する情報は、CSI−RS及び/又はセル固有参照信号(CRS)のサブフレーム位置を示す情報を含むことができる。この場合、周期及びサブフレームオフセットのようなCSI−RS構成の一部は、BS20によってUE10に動的に通知されるため、省略することができる。また、図7に示すように、BS20は、LBTを実行することなく、信号(CSI−RS及びPDSCH上の複数のDLデータ信号)を送信することができる。
修正された第1の実施例の1つ以上の実施形態によれば、図8に示すようにUE10は、LBTなしで、ショート(Short)TTIフォーマットでフィードバック信号(例えば、CSIフィードバック及びACK/NACKフィードバック)を送信することができる。ショートTTIとは1TTI(1ms)未満である。修正された第1の実施例の1つ以上の実施形態では、UL送信のためのショートTTIフォーマットは、新たに定義された物理上りリンク制御チャネル(PUCCH)フォーマットであってもよい。ショートTTIの全ての周波数リソースは、新たに定義されたPUCCHフォーマットのようなTTIフォーマットによるフィードバック送信として使用されてもよく、ULデータ信号は多重化されなくてもよい。ショートTTIフォーマットは、周波数ホッピングを伴わないPUCCHフォーマットであってもよく、そのサイズは1スロット(0.5ミリ秒)である。ショートTTIフォーマットは、上りリンクパイロットタイムスロット(UpPTS)の番号に対応する新たに定義されたシンボルマッピングを使用することができる。新しく定義されたシンボルマッピングの構成は、復調用参照信号(DMRS)に対して「1シンボル及びフィードバックデータ」及び「1シンボル」であってもよい。ショートTTIのメカニズムは、下りリンク信号にも適用することができる。例えば、1つの実装では、下りリンクパイロットタイムスロット(DwPTS)を使用することができる。
修正された第1の実施例の1つ以上の実施形態によれば、図9に示すように、複数のUE10がBS20からアンライセンスバンドのCSI−RSを受信すると、それら複数のUE10がCSIフィードバックを送信してもよい。したがって、複数のCSIフィードバックが時間多重され得る。図9に示すように、例えば、UE10#1〜3がアンライセンスバンドのCSI−RSを受信した場合、UE10#1はLBTを実行せずにCSIフィードバック#1をアンライセンスバンドで送信する。CSIフィードバック#1が送信された後、UE10#2が、LBTを実行することなく、CSIフィードバック#2をアンライセンスバンドで送信する。CSIフィードバック#2が送信された後、UE10#3が、LBTを実行することなく、CSIフィードバック#3をアンライセンスバンドで送信する。図9に示す修正された実施例1では、複数のUE10がそれぞれCSIフィードバックを送信する場合に限らず、1つのUE10が複数のCSIフィードバック(例えば、CSIフィードバック#1〜3)を送信する場合にも適用できる。
一方、例えば、複数のUE10が、壁や建物などの障害物によって分離されているため、キャリアセンシングによって互いに検出できない場合、一方のUE10は、信号送信を開始すると、信号の干渉や衝突の原因となる(隠れ端末問題として知られている現象)。隠れ端末問題を回避するために、図10に示すように、BS20は、UE#1〜3からのCSIフィードバック送信の間の各間隔の間に、UE#1〜3に加えて、その他のUE10に通知信号を送信してもよい。通知信号は、他のUE10が静かに保つように(信号を送信しないように)するために使用することができる。これにより隠れ端末問題を回避することができる。
一方、複数のUE10によって送信される複数のCSIフィードバックを時分割多重することは、時間リソースを過度に使い果たしてしまうだけとなり得る。修正された第1の実施例の1つ以上の実施形態によれば、図11に示すように、複数のUE10によって送信される複数のCSIフィードバックは、単一のタイムスロット又は単一のサブフレームにおいて、周波数多重、符号多重又は時間多重してもよい。
第1の実施例の上記実施形態では、下りリンク信号(例えば、CSI−RS)及び上りリンク信号(例えば、CSIフィードバック)の両方が一つの送信バーストで送信されるが、CSI−RS及びCSIフィードバックは、異なる送信バーストで送信されてもよい。例えば、CSI−RS及びCSIフィードバックは、それぞれ、第1の送信バースト及び第2の送信バーストで送信されてもよい。この場合、CSIフィードバックは、LBTを実行することなく、第2の送信バーストの端部に多重化することができる。
第1の実施例の上記実施形態のCSI−RSは、UE10自身に送信されるCSI−RSであるが、第1の実施例は、サービングeNBから他のUEに送信されるCSI−RSにも適用可能である。すなわち、BS20がBS20のセルにCSI−RSを送信する場合、LBTが不要な所定の間隔を、セルに接続するUE10に提供することができる。例えば、UE10は、CSI−RSに対応する位置情報(準コロケーション情報:quasi−colocation information)に基づいてセル固有参照信号(CRS)のセルIDを特定することができる。
さらに、第1の実施例は、CSI−RSの適用に限定されない。例えば、BS20がBS20のセルにDL信号を送信する場合、セルに接続する複数のUE10に、LBTが不要な所定の間隔を提供してもよい。
さらに、DL信号の一部(例えば、UE固有CSI−RS)は、BS20のセルへのリソースにUE固有に割り当てられるので、UEは、DL信号の一部(例えば、UE固有CSI−RS)をどのセルが送信するか、つまり物理セル識別子(PCID)、を特定できない。従って、例えば、BS20は、CSI−RSが設定されている場合に、CSI−RSとPCIDとの関係をUE10に通知してもよい。また、UE10は、BS20から通知されたPCIDに対応するセルにUL信号を送信する前にLBTを行わないようにしてもよい。
修正された第1の実施例の1つ以上の実施形態によれば、図12Aに示すように、BS20は、無線リソース制御(RRC)シグナリング、媒体アクセス制御(MAC)制御エレメント(CE)、及び/又はDCIを使用して、LBT関連情報をUE10にシグナリングしてもよい(ステップS101)。LBT関連情報は、UE10がLBTを実行するか否かを示すものでもよい。UE10は、LBT関連情報に基づいてLBTを実行することを決定し、必要に応じてLBTを実行する(ステップS102)。UE10は、BS20に上りリンクデータを送信してもよい(ステップS103)。
例えば、LBT関連情報は、LBTを実行するタイミングを示すLBTパラメータ、ランダムバックオフ値及び/又はDIFS(Distributed Inter−Frame Space)値を含むことができる。
他の実施例として、図12Bに示すように、BS20は、LBT関連情報を含むULグラントを送信してもよい(ステップS101a)。図12A及び図12BのステップS102及びS103の動作は同様である。
(第2の実施例)
多入力−多出力(MIMO)システムにおけるDLプリコーディング送信では、CSI−RS、CSI−RSに応じたCSIフィードバック、CSIフィードバックに基づくPDSCH、及びPDSCHに対するACK/NACKフィードバックが、BS20とUE10との間で送信される。本発明の第2の実施例の1つ以上の実施形態によれば、送信バースト前に一回のLBTが、その送信バーストでの送信の全部又は一部(CSI−RS、CSIフィードバック、PDSCH、及びPDSCH送信に対するACK/NACKフィードバック)に対して実行される。本発明の第2の実施例の実施形態について、図13を参照して詳細に説明する。第2の実施例の1つ以上の実施形態では、BS20及びUE10が、MIMO技術を使用して互いに信号を送受信する。
第2の実施例の1つ以上の実施形態において、BS20は、CSI−RSを送信する前にDL LBTを実行する。DL LBTを行ってDLチャネルがアイドル状態であると判断された場合、BS20は、CSI−RSをUE10にアンライセンスバンドで送信する。
UE10は、BS20からCSI−RSをアンライセンスバンドで受信する。そして、UE10は、UL LBTを実行することなく、CSI−RSに対するCSIフィードバックをBS20にアンライセンスバンドで送信する。したがって、UE10は、アンライセンスバンドでCSIフィードバックを送信する前にUL LBTを実行しない。
BS20は、UE10からCSIフィードバックをアンライセンスバンドで受信する。そして、BS20は、DL LBTを行うことなく、受信したCSIフィードバックに基づいてDLデータ信号(PDSCH)をUE10にアンライセンスバンドで送信する。従って、BS20は、アンライセンスバンドでPDSCHを送信する前に、DL LBTを行わない。
UE10は、BS20からPDSCHをアンライセンスバンドで受信する。そして、UE10は、UL LBTを行うことなく、PDSCH送信に対するACK/NACKフィードバックをBS20にアンライセンスバンドで送信する。したがって、UE10は、PDSCH送信に対するACK/NACKフィードバックをアンライセンスバンドで送信する前に、UL LBTを実行しない。
BS20は、UE10からUL信号(例えば、CSIフィードバック)を受信すると、所定のアイドル期間(例えば、SIFS)後に、DL信号(例えば、PDSCH)をアンライセンスバンドで送信することができる。UE10は、DL信号(例えば、CSI−RS及びPDSCH)を受信すると、所定のアイドル期間の後、UL信号(例えば、CSIフィードバック及びPDSCH送信に対するACK/NACKフィードバック)をアンライセンスバンドで送信することができる。上述したように、所定のアイドル期間は、ゼロ秒であってもよいし、ランダムに決定されてもよい。
第2の実施例では、図13に示すように、BS20及びUE10は、全ての送信(CSIフィードバック、PDSCH、及びACK/NACKフィードバック送信の)前にLBTを実行していないが、BS20及びUE10は、一つ又はいくつかの送信の前だけでのみLBTを実行しない場合もある。
したがって、本発明の第2の実施例の1つ以上の実施形態によるアンライセンスバンドでの送信方法は、送信バーストにおける送信の全部又は一部の送信(CSI−RS、CSIフィードバック、PDSCH、及びPDSCH送信に対するACK/NACKフィードバック)に対して、その送信バーストの前に一回のLBTが実行されるので、閉ループDLプリコーディング送信の効率を改善することができる。
(修正された第2の実施例)
LTE規格で規定される従来のサブフレーム構成が適用される各信号のTTIは、1msec(TTI)である。従って、例えば、MIMOシステムにおけるDLプリコーディング送信(CSI−RS、CSIフィードバック、PDSCH及びPDSCH送信に対するACK/NACKフィードバック)における信号のTTIは、4msec(TTI)となり得る。その結果、信号(CSI−RS、CSIフィードバック、PDSCH及びPDSCH送信に対するACK/NACKフィードバック)に、より多くの時間リソースを使用することになり得る。
一方、図14は、本発明の1つ以上の実施形態による、ノーマルサイクリックプレフィックス及び拡張サイクリックプレフィックスのリソースブロック(RB)においてCSI−RSを多重化するOFDMシンボルを示す。図14に示すように、一方の軸はOFDMシンボルを示し、他方の軸はサブキャリアを示し、リソースエレメント(RE)がCSI−RSアンテナポートに割り当てられている。各ブロックはRBのREに対応し、アンテナポートの数を有するハッチングされたREはCSI−RSアンテナポートに割り当てられる。また、図14に示すように、BS20が2つのCSI−RSアンテナポートを指定する場合、2つのREがCSI−RSアンテナポートに割り当てられる。また、BS20が4つのCSI−RSアンテナポートを指定する場合、CSI−RSアンテナポートには4つのREが割り当てられ、8つのCSI−RSアンテナポートが指定される場合には8つのREがCSI−RSアンテナポートに割り当てられる。
修正された第2の実施例の1つ以上の実施形態によれば、MIMOシステムにおけるDLプリコーディング送信の信号のTTIは、短縮され得る。図15は、修正された第2の実施例の1つ以上の実施形態によるアンライセンスバンドのDL送信及びUL送信を示す図である。図15に示すように、BS20は、CSI−RSを多重化したOFDMシンボルのみをアンライセンスバンドで送信してもよい。すなわち、CSI−RSの送信は、CSI−RSを含むOFDMシンボルのみとして行われる。例えば、図14を参照すると、BSは、14個のOFDMシンボルのうちのCSI−RSを多重化するOFDMシンボルのみを送信することができる。従って、修正された第2の実施例の1つ以上の実施形態では、CSI−RS送信に必要なTTIを短くすることができる(1msec(TTI)未満)。その結果、修正された第2の実施例の1つ以上の実施形態に係る方法は、アンライセンスバンドの送信における時間リソースを効率的に利用することができる。1つの可能な実装ではDwPTSを使用することができる。別の実装形態として、BS20又はUE10は、他のシステムによって使用されるチャネルを回避するために、いくつかの信号を送信してもよい。信号は、CSI−RSシンボルが開始するまで送信されてもよい。
修正された第2の実施例の1つ以上の実施形態においては、図15に示すように、BS20は、DL LBTを行った後、CSI−RSを多重化したOFDMシンボルをアンライセンスバンドで送信する。そして、UE10は、CSI−RSを多重化したOFDMシンボルを受信すると、所定期間(例えば、SIFS又は0秒)後に、CSIフィードバックをアンライセンスバンドで送信する。すなわち、UE10がCSI−RSを多重化するOFDMシンボルを受信すると、DLとULとの間の切り替えが起こる。別の例として、DLとULとの間の切り替え時にガード時間を設けることができる。別の例として、BS20は、CSI−RSに基づいてCSIフィードバックを生成するための制御遅延インターバルの間に、CSI−RSを多重化するOFDMシンボルの送信後にリソースを保持するために使用されるDL信号を送信することができる。
修正された第2の実施例の1つ以上の実施形態においては、各CSI−RSリソースがUE固有であるように構成されているが、BS20は、BS20のセル内の他のUE10のCSI−RSを送信することができる。その結果、UE10は、CSIフィードバックの送信タイミングを判定できない。従って、別の例として、BS20は、OFDMシンボルが各CSI−RSを多重化することを示す情報をBS20のセルに通知することができる。この情報は、CSI−RS送信に適用可能であることに限定されない。例えば、この情報は、他の下りリンク信号にも適用可能である。
修正された第2の実施例の1つ以上の実施形態においては、BS20がCSI−RSを多重化するOFDMシンボルのみをアンライセンスバンドで送信する場合、CSI−RSの低密度により総DL送信電力が低下し得る。その結果、他のシステムは、減少した総DL送信電力を検出することができないので、総DL送信電力の減少は、他のシステムによって実行されるLBTにおける誤検出を引き起こす可能性がある。従って、総DL送信電力が過度に減少しないように、CSI−RSを多重化するOFDMシンボルに含まれる未使用REに、所定の信号に対するリソースを割り当ててもよい。別の例として、CSI−RSは、より高い送信電力で送信されてもよい。このメカニズムは、CSI−RS以外の他の参照信号又は物理チャネルにも適用できる。
(第3の実施例)
MIMOシステムにおけるULプリコーディング送信では、BS20とUE10との間で、サウンディング参照信号(SRS:Sounding Reference Signal)、ULグラント、PUSCH、PUSCH送信に対するACK/NACKフィードバックが送信される。本発明の第3の実施例の1つ以上の実施形態によれば、送信バースト前の1回のLBTが、その送信バーストにおける送信(SRS、ULグラント、PUSCH、及びPUSCH送信に対するACK/NACKフィードバック)の全部又は一部に対して実行される。本発明の第3実施例の実施形態について、図16を参照して詳細に説明する。第3の実施例の1つ以上の実施形態では、BS20とUE10は、MIMO技術を用いて互いに信号を送受信する。
第3の実施例の1つ以上の実施形態では、UE10は、SRSを送信する前にUL LBTを実行する。UL LBTを行ってULチャネルがアイドル状態であると判定された場合、UE10は、アンライセンスバンドでBS20にSRSを送信する。
BS20は、アンライセンスバンドでUE10からSRSを受信する。そして、BS20は、SRSに応じたULグラントを、DL LBTを実行することなく、アンライセンスバンドでUE10に送信する。つまり、BS20は、アンライセンスバンドでULグラントを送信する前にDL LBTを実行しない。
UE10は、アンライセンスバンドでBS20からULグラントを受信する。そして、UE10は、ULグラントに応答して、PUSCHでULデータ信号を、UL LBTを実行することなく、アンライセンスバンドでBS20に送信する。つまり、UE10は、アンライセンスバンドでPUSCHを送信する前にUL LBTを実行しない。
BS20は、アンライセンスバンドでUE10からPUSCHを受信する。そして、BS20は、PUSCH送信に対するACK/NACKフィードバックをアンライセンスバンドでUE10に送信する。BS20は、PUSCH送信に対するACK/NACKフィードバックをアンライセンスバンドで送信する前に、UL LBTを実行しない。
UE10がBS20からDL信号(例えば、ULグラント)を受信すると、UE10は、所定のアイドル期間(例えば、SIFS)後に、アンライセンスバンドでUL信号(例えば、PUSCH)を送信することができる。BS20は、UL信号(例えば、SRS及びPUSCH)を受信した後の所定のアイドル期間の後、アンライセンスバンドでDL信号(例えば、ULグラント及びPUSCH送信に対するAKC/NACKフィードバック)を送信することができる。上述のように、所定のアイドル期間はゼロ秒であってもよい。
図16に示す第3の実施例では、BS20及びUE10はアンライセンスバンドでのすべての送信(SRS、ULグラント、PUSCH及びPUSCH送信に対するAKC/NACKフィードバック)の前にLBTを実行していないが、BS20及びUE10は、アンライセンスバンドでの一つ又は一部の送信の前でのみLBTを実行しないこととしてもよい。
従って、本発明の第3の実施例の1つ以上の実施形態によるアンライセンスバンドでの送信方法は、送信バースト内の送信(SRS、ULグラント、PUSCH、及びPUSCH送信に対するACK/NACKフィードバック)の全部又は一部に対するLBTが、その送信バーストの前に1回実行されるので、閉ループULプリコーディング送信の効率を改善することができる。
(修正された第3の実施例)
上述したように、LTE規格で定義された従来のサブフレーム構成が適用される各信号のTTIは1msec(TTI)である。従って、例えばMIMOシステムにおけるULプリコーディング送信(SRS、ULグラント、PUSCH、及びPUSCH送信に対するACK/NACKフィードバック)における信号のTTIは、4msec(TTI)であり得る。その結果、信号(SRS、ULグラント、PUSCH及びPUSCH送信に対するACK/NACKフィードバック)にはより多くの時間リソースを使用し得る。
修正された第3の実施例の1つ以上の実施形態では、MIMOシステムにおけるULプリコーディング送信における信号のTTIが短縮され得る。図17に、修正された第3の実施例の1つ以上の実施形態による、アンライセンスバンドでのDL及びUL送信を示す。図17に示すように、UE10は、SRSを多重化するOFDMシンボルのみをアンライセンスバンドで送信することができる。すなわち、SRSの送信は、SRSを含むOFDMシンボルのみとして行われる。従って修正された第3の実施例の1つ以上の実施形態では、SRS送信に必要なTTIを短くすることができる(1msec(TTI)未満)。その結果、修正された第3の実施例の1つ以上の実施形態に係る方法は、アンライセンスバンドでの送信における時間リソースを効率的に利用することができる。
LTE規格は、SRSを多重化するOFDMシンボル#13を定義する。修正された第3の実施例の1つ以上の実施形態では、OFDMシンボル#13以外のOFDMシンボルがSRSを多重化してもよい。この場合、タイミングを検出するための初期信号が、OFDMシンボル内のSRSの前に設定されてもよい。
修正された第3の実施例の1つ以上の実施形態では、図18に示すように、MIMOシステムにおけるULプリコーディング送信におけるSRS送信が、従来のULグラントによってトリガされてもよい。SRS送信をトリガする従来のULグラントは、PUSCH送信をトリガしてもよい。
修正された第3の実施例の1つ以上の実施形態では、BS20は、MIMOシステムのULプリコーディング送信においてULグラント及びPUSCH送信に対するACK/NACKフィードバック(物理HARQインジケータチャネル(PHICH))を多重化するOFDMシンボルのみを送信してもよい。この場合、UE10は、物理制御フォーマットインジケータチャネル(PCFICH)に基づいてPDCCH内の最終OFDMシンボルを特定し、連続するUL信号を送信するタイミングを決定することができる。
修正された第3の実施例の1つ以上の実施形態では、図18に示すように、UE10は、UL LBTを実行した後、SRSを多重化したOFDMシンボルをアンライセンスバンドで送信する。そして、BS20は、SRSを多重するOFDMシンボルを受信すると、所定期間(例えば、SIFS又は0秒)後に、アンライセンスバンドでULグラントを送信する。すなわち、BS20がSRSを多重化するOFDMシンボルを受信すると、DLとULとの間の切り替えが起こる。別の例として、ULとDLとの間の切り替え時にガード時間を設けることができる。
(第4の実施例)
例えば、従来のLTEシステムにおける4msec(TTI)のUL送信では、ULグラント及びPUSCH送信の合計数は8回である。この場合、4msecの間にアンライセンスバンドでのUL送信のために8回のLBTが必要とされ得る。従って、LBTを実行してアンライセンスバンドのチャネルがビジー状態であると判定された場合、送信の機会が失われ、LBTの実行回数が増加する可能性がある。次に、第4の実施例の実施の形態に係るアンライセンスバンドにおける送信方法について、図18及び19を参照して説明する。
図19は、本発明の第4の実施例の1つ以上の実施形態によるアンライセンスバンドでのDL送信及びUL送信を示すシーケンス図である。
図19に示すように、BS20は、アンライセンスバンドでのDL LBTを実行する(ステップS21)。BS20は、LBTを実行することにより、アンライセンスバンドのDLチャネルがアイドル状態であることを検出する(ステップS22)。もしLBTを実行してアンライセンスバンドのDLチャネルがビジー状態であると判定された場合、BS20は次にLBTを実行するまで待機する。
BS20は、アンライセンスバンドでULグラント(UL grant#1〜3)をUE10に送信する(ステップS23)。図20に示すように、UL grant#1〜3は、単一のULグラント送信の期間中に送信されてもよい。ULグラント(UL grant#1〜3)は、複数の連続するTTIをスケジューリングするために使用されてもよい。つまり、BS20は、単一のULグラント送信の期間中に複数の連続したTTIをスケジューリングするために使用されるULグラントを送信することができるので、ULグラントの数を減らすことが可能である。
図19に示すように、UE10は、アンライセンスバンドでULグラント(UL grant#1〜3)を受信すると、受信したULグラント(UL grant#1〜3)に基づいて複数の連続するPUSCH(PUSCH#1〜3)を送信する(ステップS24〜26)。図18及び図19に示すように、UE10は、少なくとも連続PUSCHの間で(PUSCH#1と#2との間、及びPUSCH#2と#3との間)、PUSCH送信前にLBTを実行しなくてもよい。図18及び図19では、UE10がPUSCH#1を送信する前にLBTを実行しないが、他の実施形態ではUE10がPUSCH#1を送信する前にLBTを実行してもよい。
従って、第4の実施例の1つ以上の実施形態では、BS20は複数のULグラントを含む信号をUE10に送信し、その後UE10は、その複数のULグラントに応答して、ULデータ信号をPUSCH上で送信する。さらに、各ULデータ信号が送信されるTTIは連続している。その結果、第4の実施例の1つ以上の実施形態では、複数の連続するPUSCHを単一のUE10に割り当てることで、複数のUE10の間で切り替えないで連続して送信することができる。
別の実施例として、BS20は、連続するPUSCHの間の間隔において、ULグラント送信の後のリソースを保持するために使用されるDL信号を送信してもよい。
(第5の実施例)
本発明の第5の実施例の実施形態について、図20A〜図20Cを参照して詳細に説明する。本発明の第5の実施例の実施形態による無線通信システム1は、送信バーストの最大継続時間(以下、「最大継続時間」と呼ぶ)を有するアンライセンスバンドでの送信を要する。送信バーストは、LBTが必要とされない連続送信である。最大継続時間は、「最大バースト長」とも呼ばれる。すなわち、アンライセンスバンドでの送信信号の継続時間は、最大継続時間の全部又は一部である。本発明の第5の実施例の実施形態において、最大継続時間が4msecであってもよい。しかし、最大継続時間は4msecに限定されず、別の所定の継続時間であってもよい。例えば、所定の継続時間は、各地域(地域又は国)で異なる場合がある。
図20Aに示すように、BS20がDL LBTを行った後、BS20は、最大継続時間の間にCSI−RSをアンライセンスバンドでUE10に送信する。次いで、BS20がCSI−RSを送信した後、UE10は、最大継続時間の間にCSIフィードバックをアンライセンスバンドでBS20に送信する。
図20Bに示すように、BS20がDL LBTを行った後、BS20は、最大継続時間の間にCSI−RSをアンライセンスバンドでUE10に送信する。BS20がCSI−RSを送信した後、UE10は最大継続時間の間に、LBTを実行することなく、アンライセンスバンドでCSIフィードバックをBS20に送信する。UE10がCSIフィードバックを送信した後、BS20は、UE10へのCSIフィードバックに応答して、LBTを実行することなく、PDSCH上でDLデータ信号をアンライセンスバンドで送信する。BS20がPDSCH上でDLデータ信号を送信した後、最大継続時間の間に、UE10は、LBTを実行することなく、PDSCH送信に対するACK/NACKフィードバックをアンライセンスバンドでBS20に送信する。
図20Cに示すように、UE10がUL LBTを行った後、最大継続時間の間に、UE10はSRSをアンライセンスバンドでBS20に送信する。UE10がSRSを送信した後、BS20は、最大継続時間の間に、LBTを実行することなく、ULグラントをアンライセンスバンドでUE10に送信する。BS10がULグラントを送信した後、UE10は、ULグラントに応答して、LBTを実行することなく、PUSCH上でULデータ信号をアンライセンスバンドBS20に送信する。UE10がPUSCH上でULデータ信号を送信した後、最大継続時間の間に、BS20は、LBTを実行することなく、PUSCH送信に対するACK/NACKフィードバックをアンライセンスバンドでUE10に送信する。
(基地局の構成)
以下、図22を参照して、本発明の1つ以上の実施形態によるBS20について説明する。図22は、本発明の1つ以上の実施形態に係るBS20の概略構成を示すブロック図である。BS20は、複数のアンテナ201と、増幅器202と、送受信部203と、ベースバンド信号処理部204と、呼処理部205と、伝送路インターフェース206とを具備している。
BS20からUE20にDL上で送信されたユーザデータは、コアネットワーク30から伝送路インターフェース206を介してベースバンド信号処理部204に入力される。
ベースバンド信号処理部204では、信号に対して、PDCP(Packet Data Convergence Protocol)レイヤ処理、ユーザデータの分割・結合、RLC再送制御送信処理などのRLC(Radio Link Control)レイヤ送信処理、例えばHARQ送信処理を含むMAC再送制御、スケジューリング、トランスポートフォーマット選択、チャネルコーディング、逆高速フーリエ変換(IFFT)処理、プリコーディング処理等の処理を行う。そして、得られた信号は各送受信部203に転送される。DL制御チャネルの信号は、チャネルコーディング及び逆高速フーリエ変換を含む送信処理が行われ、各送受信部203に送信される。
ベースバンド信号処理部204は、セル内の通信のための制御情報を報知チャネルにより各UE10に通知する。セル内の通信のための情報には、例えば、UL又はDLシステム帯域幅が含まれる。
各送受信部203において、アンテナ毎にプリコードされ、ベースバンド信号処理部204から出力されるベースバンド信号は、周波数変換処理されて無線周波数帯域に変換される。増幅器202は、周波数変換された無線周波信号を増幅し、アンテナ201から送信される。
UE10からBS20へUL上で送信されるデータは、無線周波数信号が各アンテナ201で受信され、増幅器202で増幅され、送受信機203において周波数変換されてベースバンド信号に変換され、ベースバンド信号プロセッサ204に入力される。
ベースバンド信号処理部204は、受信したベースバンド信号に含まれるユーザデータに対して、FFT処理、IDFT処理、誤り訂正復号、MAC再送制御受信処理、並びにRLCレイヤ及びPDCPレイヤ受信処理を行う。そして、得られた信号は伝送路インターフェース206を介してコアネットワーク30に転送される。呼処理部205は、通信チャネルの設定や解除、BS20の状態管理、無線リソースの管理などの呼処理を行う。
図23は、本発明の1つ以上の実施形態によるBS20の詳細な構成を示すブロック図である。図23に示すように、BS20のベースバンド信号処理部204は、LBT制御部2041と、DL信号生成部2042と、DL送信制御部2043と、UL受信制御部2044と、スケジューラ2045と、を備えていてもよい。
LBTコントローラ2041は、アンライセンスバンドのチャネルでLBTを実行する。LBT制御部2041は、検出された信号の電力レベルに基づいて、アンライセンスバンドのチャネルがビジー状態であるか否か(アイドル状態)を判断すると、実行されたLBTの結果をスケジューラ2045に出力する。スケジューラ2045は、DLデータ信号(PDSCH)、制御情報(PDCCH/EPDCC)、並びにCSI−RS及びCRSなどのDL参照信号のスケジューリングを制御する。DL信号生成部2042は、DLデータ信号、DL制御情報、並びにCSI−RS及びCRSなどのDL参照信号などのDL信号を生成する。DL送信制御部2043は、DL信号を送信する。UL受信制御部2044は、UE10が送信したUL信号の受信処理を行う。
(ユーザ装置の構成)
以下、図24を参照して、本発明の1つ以上の実施形態によるUE10について説明する。図24は、UE10の全体構成を示す図である。UE10は、複数のUEアンテナ101、増幅器102、送受信部103、ベースバンド信号処理部104、及びアプリケーション部105を具備する。
DLについては、UEアンテナ101で受信された無線周波数信号は、各増幅器102で増幅され、送受信部103においてベースバンド信号に周波数変換される。これらのベースバンド信号には、ベースバンド信号処理部104において、FFT処理、誤り訂正復号、及び再送制御等の受信処理がなされる。DLユーザデータは、アプリケーション部105に転送される。アプリケーション部105は、物理レイヤ及びMACレイヤより上の上位レイヤに関連する処理を行う。下りデータでは、報知情報もアプリケーション105に転送される。
一方、ULユーザデータは、アプリケーション部105からベースバンド信号処理部104に入力される。ベースバンド信号処理部104では、再送制御(Hybrid ARQ)送信処理、チャネル符号化、プリコーディング、DFT処理、IFFT処理等が行われ、得られた信号は各送受信部103に転送される。送受信部103では、ベースバンド信号処理部104から出力されたベースバンド信号が無線周波数帯に変換される。その後、周波数変換された無線周波信号は、増幅器102で増幅された後、送受信アンテナ101から送信される。
図25は、本発明の1つ以上の実施形態によるUE10の詳細な構成を示すブロック図である。図25に示すように、UE10のベースバンド信号処理部104は、LBT制御部1041と、UL信号生成部1042と、UL送信制御部1043と、DL受信制御部1044と、を備える。
LBT制御部1041は、アンライセンスバンドのチャネルにおいてLBTを実行する。LBT制御部1041は、検出された信号の電力レベルに基づいて、アンライセンスバンドのチャネルがビジー状態であるか否か(アイドル状態)を判断すると、LBTの結果をUL送信制御部1043に出力する。UL信号生成部1042は、CSI−RSに基づくCSIフィードバック、ULグラントに基づくPUSCH、及びPDSCH送信に対するACK/NACKフィードバックを生成する。UL送信制御部1043は、LBTの結果に基づいてUL信号を送信する。DL受信制御部2044は、BS20が送信したDL信号の受信処理を行う。
以上の実施例及び修正された実施例は、互いに組み合わせることが可能であり、これらの実施例の各種特徴を様々な組み合わせで組み合わせることが可能である。本発明は、本明細書に開示される特定の組み合わせに限定されない。
本開示は限定された数の実施形態に関してのみ記載されたが、本開示の利益を有する当業者は、本発明の範囲から逸脱することなく様々な他の実施形態が考案され得ることを理解するであろう。従って、本発明の範囲は、添付の特許請求の範囲によってのみ限定されるべきである。
1 無線通信システム
10 ユーザ装置(UE)
101 UEアンテナ
102 増幅器
103 送受信部
104 ベースバンド信号処理部
105 アプリケーション部
1041 LBT制御部
1042 UL信号生成部
1043 UL送信制御部
1044 DL受信制御部
20 基地局(BS)
21 カバレージエリア
201 アンテナ
202 増幅器
203 送受信部
204 ベースバンド信号処理部
2041 LBT制御部
2042 DL信号生成部
2043 DL送信制御部
2044 UL受信制御部
2045 スケジューラ
205 呼処理部
206 伝送路インターフェース

Claims (6)

  1. アンライセンスバンドを用いる無線通信方法であって、
    基地局が、前記アンライセンスバンドにおいてリッスン(Listen)を実行する工程と、
    ユーザ装置が、前記基地局により前記アンライセンスバンドを用いて送信された、複数の連続するサブフレームをスケジューリングする下りリンク制御情報(DCI)を受信する工程と、
    前記ユーザ装置が、前記アンライセンスバンドにおいてListenを実行する工程と、
    前記ユーザ装置が、前記DCIに基づく前記複数の連続するサブフレームにおいて、連続して物理上りリンク共有チャネル(PUSCH)の送信を行う工程と、を具備し、
    前記連続してPUSCH送信が行われる間、Listenは実行されないことを特徴とする無線通信方法。
  2. 前記複数の連続するサブフレームのそれぞれにおいて、連続した前記PUSCHのそれぞれが送信される、請求項記載の無線通信方法。
  3. Listenが実行されたアンライセンスバンドを用いて基地局から送信された、複数の連続するサブフレームをスケジューリングする下りリンク制御情報(DCI)を受信する受信部と、
    前記アンライセンスバンドにおいてListenを実行する制御部と、
    前記DCIに基づく前記複数の連続するサブフレームにおいて、連続して物理上りリンク共有チャネル(PUSCH)送信を行う送信部と、を具備し、
    前記連続してPUSCH送信が行われる間、Listenは実行されないことを特徴とするユーザ装置。
  4. 前記複数の連続するサブフレームのそれぞれにおいて、連続した前記PUSCHのそれぞれが送信される、請求項記載のユーザ装置。
  5. ンライセンスバンドにおいてリッスン(Listen)を実行する制御部と、
    前記アンライセンスバンドを用いて、複数の連続するサブフレームをスケジューリングする下りリンク制御情報(DCI)を、ユーザ装置に送信する送信部と、を具備し、
    前記DCIを受信した前記ユーザ装置に、前記複数の連続するサブフレームにおける連続した物理上りリンク共有チャネル(PUSCH)送信を実行させ
    前記連続してPUSCH送信が行われる間、Listenは実行されないことを特徴とする、基地局。
  6. 前記複数の連続するサブフレームのそれぞれにおいて、連続した前記PUSCHのそれぞれが送信される、請求項記載の基地局。
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