JP6644308B1 - デジタル・サイネージの取付け構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】デジタル・サイネージの店舗の側壁への取付けにおいて、取付け時の作業容易性、取付け後の安定性と取付け位置等の変更の自由度、及び、店舗外からの視認性を、何れも良好な水準に保持すること。【解決手段】建物の側壁21の側壁の屋内側に設置される屋内側筐体12と、屋内側筐体12に接合されている表示モニター11とを有する本体部10と、側壁21の屋外側に設置される屋外側筐体13と、を備え、屋内側筐体12及び屋外側筐体13には、側壁21を挟持する態様で屋内側筐体12と屋外側筐体13とを吸着する固定磁石14が設置されている、デジタル・サイネージの取付け構造100とする。【選択図】図2

Description

本発明は、デジタル・サイネージの取付け構造に関する。より詳しくは、本発明は、店舗や公共施設、交通機関、遊技場等の既設の建物の側壁に設置されて、店舗の外部に向けて、情報を発信する、デジタル・サイネージの取付け構造に関する。
近年、「デジタル・サイネージ(Digital Signage)」と呼ばれる表示装置が広く普及しつつある。「デジタル・サイネージ」とは、表示と通信にデジタル技術を活用して平面ディスプレイやプロジェクタ等により、映像や文字等の情報を表示する装置である。デジタル・サイネージは、従来の紙媒体に印刷した静止画を表示する表示手段と比較して、「静止画だけでなく動画も扱うことができる点」、及び、「状況に応じてリアルタイムで表示内容を最適化することができる点」等において、従来手段に対する優位性を発揮しうる情報表示手段である。
このデジタル・サイネージを設置する手段として、例えば、使用する状況に応じてデジタル・サイネージの取付け設置角度が選択可能な構造とされている組立て式のデジタル・サイネージ用スタンドが提案されている(特許文献1参照)。
しかしながら、上述のように、店舗の外部にいる視聴者に対して、例えば、ショーウインドーのガラス面等を間に挟んで情報を発信しようとする場合には、特許文献1に開示されているスタンドタイプの設置方式では、ガラス面超しにデジタル・サイネージの表示面を視聴する視聴者に対する良好な視認性を確保することは困難である。
そこで、上述のガラス面超しの視認性を、十分に良好な水準にまで向上させるためには、当該ガラス面の内側にデジタル・サイネージの表示面を密着させた状態で、デジタル・サイネージを設置する構造とすることが考えられる。
しかしながら、表示面をガラス面に密着させた状態でデジタル・サイネージを取付けるために、十分な設置強度を確保するために、通常、当該ガラス面への穴あけ加工を伴う螺子止め或いはピン留め等の取付け工事が必要となる。しかしながら、一度、ガラス面に取付け用の貫通孔が形成されてしまうと、その後のデジタル・サイネージの設置位置等の変更や、取付ける装置のサイズ変更が困難となる。又、この場合、上記の取付け用の貫通孔の位置の精度についてもやり直しや変更が効かない分、高い作業精度が求められるため、相応に取付け作業の難易度が高くなる。
取付け作業の難易度を低下させ、取付け後の設置位置等の変更の自由度を高めうる取付け手段として、例えば、タブレット型コンピュータで構成される小型のデジタル・サイネージを、吸盤付きのジャケットに挿入した状態でガラス板に設置する取付け手段が提案されている(特許文献2参照)。
ここで、デジタル・サイネージが上記のような小型の装置に限られる場合であれば、特許文献2に開示されているような一般的な吸盤によって、ガラス面に対するデジタル・サイネージの設置強度を必要な強度に維持することは可能である。しかしながら、例えば、広告表示装置として汎用的に普及する表示画面の対角線サイズが30インチ〜100インチ程度の中型〜大型のデジタル・サイネージとなると、通常、その重量は2kg〜数10kg程度に達し、このような汎用サイズのデジタル・サイネージに対して、上記の吸盤による固定では、十分な設置強度を確保することは極めて困難である。
又、特許文献2に開示されている構造の設置手段の他の構造上の問題点として、上記設置手段による場合、少なくとも吸盤等の吸着部分の厚み分だけは、デジタル・サイネージの表示面が、ガラス面から乖離してしまうという問題もある。この場合、表示面がガラス面の内側に密着している場合と比較して、店舗外からの視認性が低下しやすいことは明らかである。
このように、従来の様々な取付け手段による限り、店舗等の側壁へのデジタル・サイネージの取付けにおいて、取付け時の作業容易性、取付け後の安定性と取付け位置等の変更の自由度、及び、店舗の外側からの視認性の全てを良好に保持することができる取付け手段が存在せず、取付け場所の設置条件、視聴条件等に応じて、取付け位置等の変更の自由度、或いは、作業容易性等の様々な要求うち、何れかの要求を犠牲にして、その他の必要な要求を満たしうるようにしているのが実情であった。
実用新登録第3215112号 特開2013−88634号公報
本発明は、デジタル・サイネージの店舗の側壁への取付けにおいて、取付け時の作業容易性、取付け後の安定性と取付け位置等の変更の自由度、及び、店舗外からの視認性を、何れも良好な水準に保持することができるデジタル・サイネージの取付け手段を提供することを目的とする。
本発明は、以下の解決手段により、上述の課題を解決する。
(1) 建物の側壁の透明部分にデジタル・サイネージが設置されてなるデジタル・サイネージの取付け構造であって、前記側壁の屋内側に設置される屋内側筐体と、該屋内側筐体に接合されている表示モニターとを有する本体部と、前記側壁の屋外側に設置される屋外側筐体と、を備え、前記屋内側筐体及び前記屋外側筐体には、前記側壁を挟持する態様で該屋内側筐体と該屋外側筐体とを吸着する固定磁石が設置されている、
デジタル・サイネージの取付け構造。
(1)のデジタル・サイネージの取付け構造によれば、ガラス面等、建物の側壁の透明部分にデジタル・サイネージを取付ける場合において、取付け時の作業容易性、取付け後の安定性と取付け位置等の変更の自由度、及び、ガラス面等を通して視聴する場合の視認性を良好な水準に保持することができる。
(2) 前記固定磁石が、該屋内側筐体と該屋外側筐体に埋設されていて、前記表示モニターの表面が前記側壁に密着している、(1)に記載のデジタル・サイネージの取付け構造。
(2)のデジタル・サイネージの取付け構造によれば、(1)のデジタル・サイネージの取付け構造において、ガラス面等を通して視聴する場合の視認性を、更に良好な水準に向上させることができる。
(3) 建物の側壁にデジタル・サイネージが設置されてなるデジタル・サイネージの取付け構造であって、前記側壁の屋外側に設置される屋外側筐体と、該屋外側筐体に接合されている表示モニターとを有する本体部と、前記側壁の屋内側に設置される屋内側筐体と、を備え、前記屋内側筐体及び前記屋外側筐体には、前記側壁を挟持する態様で該屋内側筐体と該屋外側筐体とを吸着する固定磁石が埋設されている、デジタル・サイネージの取付け構造。
(3)のデジタル・サイネージの取付け構造によれば、建物の側壁にデジタル・サイネージを取付ける場合において、取付け時の作業容易性、取付け後の安定性と取付け位置等の変更の自由度を良好な水準に保持し、更には、ガラス面等を通して視聴する場合よりも良好な視認性を保持することができる。
(4) 前記屋内側筐体は、非接触給電装置を有し、前記屋外側筐体は、前記表示モニターに接続される受電コイルを有する、(3)に記載のデジタル・サイネージの取付け構造。
(4)のデジタル・サイネージの取付け構造によれば、(3)の取付け構造において、側壁に給電用のケーブルを貫通させることなく、建物の屋内側から、屋外側にあるデジタル・サイネージの本体部に給電することができる。これにより、(3)の発明の奏する効果を、給電のための構造部分によって阻害されることなく、より好ましい態様で享受することができる。具体的に、側壁に給電のためのケーブルを通す穴を開けることも、同ケーブルを迂回させて引き回す必要もなく、デジタル・サイネージの取付け時の作業容易性を著しく向上させることができる。
本発明によれば、デジタル・サイネージの店舗の側壁への取付けにおいて、取付け時の作業容易性、取付け後の安定性と取付け位置等の変更の自由度、及び、店舗外からの視認性を、何れも良好な水準に保持することができるデジタル・サイネージの取付け手段を提供することができる。
本発明のデジタル・サイネージの取付け構造によってデジタル・サイネージが設置されている店舗等の正面図である。 本発明のデジタル・サイネージの取付け構造の構成の説明に供する断面図である。 本発明のデジタル・サイネージの取付け構造の他の実施形態の構成の説明に供する断面図である。
以下、本発明を実施するための最良の形態について適宜図面を参照しながら説明する。
<デジタル・サイネージの取付け構造(第1の実施形態)>
本発明の「デジタル・サイネージの取付け構造」の第1の実施形態は、「表示モニター」を備える「デジタル・サイネージ」を、店舗等の建物の「側壁」の「透明部分」の屋内側に表示面を密着させて配置する構成の取付け構造である。
本発明の「デジタル・サイネージの取付け構造」の「第1の実施形態」の具体例として、例えば、図1、図2に示すデジタル・サイネージの取付け構造100を挙げることができる。デジタル・サイネージの取付け構造100においては、店舗2(建物)の側壁21の屋内側に、デジタル・サイネージ1が、表示モニター11の表示面を屋外側に向けて設置されている。図2において側壁21は、その全面が透明であることが想定されているが、デジタル・サイネージの取付け構造100においては、少なくともデジタル・サイネージ1の表示モニター11が屋外側に向かって露出する部分が透明部分であればよい。透明部分の材質は側壁21の両面において必要な磁力の発生が担保されうる材料であればよいが、厚さ10mm以下程度の無機ガラス又はポリカーボネート板等の有機ガラスであることが好ましい。
デジタル・サイネージの取付け構造100を構成するデジタル・サイネージ1は、図2に示す通り、ガラス面等である店舗2の透明な側壁21の屋内側に設置される本体部10と、側壁21の屋外側に設置される屋外側筐体13との2つの部分の組合せによって構成される。デジタル・サイネージの取付け構造100においては、これらの2つの部分が、側壁21を間に挟んで、固定磁石14の磁力により吸着されている。このようにして、デジタル・サイネージ1は、磁力によって側壁21の所望の位置に安定的に固定されているので、取付け時にガラス等からなる側壁21への穴あけ加工を伴う螺子止め或いはピン留め等の取付け工事は不要である。又、取付け工事が不要なデジタル・サイネージの取付け構造100は、特に、既設の構造部分へのデジタル・サイネージの取付けに好適である。
デジタル・サイネージ1の本体部10を構成する表示モニター11は、文字・動画・静止画等で構成される「コンテンツ」を、視聴者に対して必要なタイミングで適宜表示することができる装置であれば、特定の装置に限定されない。例えば、LEDディスプレイ、VFDディスプレイ、その他各種のプロジェクタ等によって表示モニター11を構成することができる。
デジタル・サイネージの取付け構造100においては、デジタル・サイネージ1として、表示モニター11の表示画面の対角線サイズが30インチ〜100インチ程度、重量2kg程度以上の中型〜大型の表示装置が好ましい取付け対象として想定されている。但し、表示モニターの画面サイズは、上記範囲に限定されるものではない。例えば、数cm四方の小さなサイズのディスプレイから、建造物の壁面に設置される数m四方規模の巨大ディスプレイにまで、本発明の適用が可能である。
デジタル・サイネージ1の本体部10を構成する屋内側筐体12は、表示モニター11を嵌合可能な形状及びサイズの開口部分を有する枠状或いは箱状の部材である。この屋内側筐体12の一方の外縁周辺部の表面には、側壁21を間に挟んで、屋外側筐体13と対面するときに、相互に対向することとなる複数の位置に固定磁石14が設置されている。
又、デジタル・サイネージ1の他の部分を構成する屋外側筐体13は、屋内側筐体12と同様、表示モニターの形状とサイズに適合する開口部分を有する枠状の部材である。この屋外側筐体13の一方の表面の外縁周辺部にも、側壁21を間に挟んで、屋内側筐体12と対面するときに、相互に対向することとなる複数の位置に固定磁石14が埋設されている。
そして、デジタル・サイネージの取付け構造100においては、図2に示す通り、固定磁石14は、その表面が、屋内側筐体12及び屋外側筐体13の表面と面一となるように上記各筐体に埋設されていることが好ましい。固定磁石14をこのような態様で各筐体に設置する構造とすることにより、図2に示すように、デジタル・サイネージ1を、店舗2の側壁21の屋内側において、表示モニター11の表示面が側壁21の屋内側の表面に密着させた状態で固定することができる。
本体部10を構成する屋内側筐体12と、屋外側筐体13と、を吸着させる複数の固定磁石14は、永久磁石であってもよいし、例えば、電源16から供給される電気によって磁力を発生させる電磁石であってもよい。例えば、数cm程度のサイズで10kgf以上の吸着力を発揮するネオジム磁石等、強力な磁力を発する永久磁石を矩形状の各筐体の外壁部分の4角に埋設することによって、重量が数10kgに達するデジタル・サイネージ1を、厚さ10mm程度のガラス面に、十分な強度で固定することが可能である。
ここで、固定磁石14としては、設置後の安定性を保持するために、極めて磁力の大きな永久磁石が用いられる。よって、デジタル・サイネージ1の取付け作業時に、本体部10と屋外側筐体13とを側壁21を挟んで徐々に近づけていく際、両部材間には非常に大きな力が作用して一気に引き合うため、設置作業者が怪我をする危険性がある。この危険性を低減させるためには、必要に応じて、デジタル・サイネージの取付け構造100において、相互に対面する固定磁石14同士の最短距離を任意の距離以上に調整することができる距離調整機構を備えさせることが好ましい。例えば、屋内側筐体12及び屋外側筐体13に埋設する固定磁石14を、ネジ状の磁石として各筐体に捩じ込む構造とし、必要に応じてこのネジ状の磁石の回転により、固定磁石14の露出面を各筐体の表面よりも更に内部に落とすことにより磁石同士の最小限の近接距離を任意の距離以上に調整することができる。この距離調整機構の構成は、上記形態に限定されず、他の様々な構成を取り得る。例えばモータ等の駆動部を用いて固定磁石50を任意に移動させることができる構造としてもよい。
固定磁石14を電力の供給により磁力を発生させる電磁石とすることもできる。この場合は、安全性を高めるために、全ての固定磁石14を電磁石とはせず、一部の固定磁石14については、補助的な磁石として永久磁石としておくことが好ましい。
尚、屋内側筐体12及び屋外側筐体13(以下、「各筐体」とも言う)の材料としては、例えばカーボンが用いられ、これによりデジタル・サイネージ1の強度を維持したまま軽量化することができる。又、「各筐体」のカーボンは空洞二重化されており、万一の落下に備え、クッション性を向上させている構造とすることがより好ましい。
又、デジタル・サイネージの取付け構造100においては、図2に示す通り、電源16から給電ケーブル15を通じて本体部10に必要な電気を供給することができる。
<デジタル・サイネージの取付け構造(第2の実施形態)>
本発明の「デジタル・サイネージの取付け構造」の第2の実施形態は、「表示モニター」を備える「デジタル・サイネージ」を、店舗等の建物の「側壁」の屋外側に配置する構成の取付け構造である。
本発明の「デジタル・サイネージの取付け構造」の「第2の実施形態」の具体例として、例えば、図3に示すデジタル・サイネージの取付け構造101を挙げることができる。デジタル・サイネージの取付け構造101においては、店舗2(建物)の側壁21の屋外側に、デジタル・サイネージ1が、表示モニター11の表示面を屋外側に向けて設置されている。図3において側壁21は、その全面が透明であることが想定されているが、デジタル・サイネージの取付け構造101においては、デジタル・サイネージ1を設置する部分が透明であることは必須ではない。設置部分の材質は側壁21の両面において必要な磁力の発生が担保されうる材料であればよいが、例えば、厚さ10mm以下程度の有色又は無色の無機ガラス、又は、有色又は無色のポリカーボネート板等の有機ガラスであることが好ましい。
デジタル・サイネージの取付け構造101を構成するデジタル・サイネージ1は、図3に示す通り、ガラス面等である店舗2の側壁21の屋外側に設置される本体部10と、側壁21の屋内側に設置される屋内側筐体12Aとの2つの部分の組合せによって構成される。デジタル・サイネージの取付け構造101においては、これらの2つの部分が、側壁21を間に挟んで、固定磁石14の磁力により吸着されている。このようにして、デジタル・サイネージ1は、磁力によって側壁21の所望の位置に安定的に固定されているので、取付け時にガラス等からなる側壁21への穴あけ加工を伴う螺子止め或いはピン留め等の取付け工事は不要である。又、取付け工事が不要なデジタル・サイネージの取付け構造101は、特に、既設の構造部分へのデジタル・サイネージの取付けに好適である。
デジタル・サイネージの取付け構造101において、デジタル・サイネージ1の本体部10を構成する表示モニター11は、デジタル・サイネージの取付け構造100(第1の実施形態)において用いれられるものと、種類、サイズ、重量等について、同様のものを用いることができる。
デジタル・サイネージの取付け構造101において、デジタル・サイネージ1の本体部10を構成する屋外側筐体13Aは、表示モニター11を嵌合可能な形状及びサイズの開口部分を有する枠状或いは箱状の部材である。この屋外側筐体13Aの背面側には、側壁21を間に挟んで、屋内側筐体12Aと対面するときに、相互に対向することとなる複数の任意の位置に固定磁石14が設置されている。
又、デジタル・サイネージの取付け構造101において、デジタル・サイネージ1の他の部分を構成する屋内側筐体12Aは、屋外側筐体13Aと同様、側壁21を間に挟んで、屋外側筐体13Aと対面するときに、相互に対向することとなる複数の位置に固定磁石14が埋設されている。
デジタル・サイネージの取付け構造101において、屋内側筐体12Aと、屋外側筐体13と、を吸着させる複数の固定磁石14は、デジタル・サイネージの取付け構造100(第1の実施形態)と同様、各種の磁石を用いることができる。磁石の設置態様についても上記同様とすることができる。
デジタル・サイネージの取付け構造101における、尚、「各筐体」の材料、構成等は、デジタル・サイネージの取付け構造100(第1の実施形態)と同様である。
ここで、デジタル・サイネージの取付け構造101においては、屋内側筐体12Aに、非接触給電装置(図示せず)を備えさせ、且つ、屋外側筐体13Aには、表示モニター11に接続される受電コイル(図示せず)を備えさせる構造とすることが好ましい。これにより、デジタル・サイネージの取付け構造101においては、図3に示す通り、電源16から給電ケーブル15を通じて供給される電気を、屋内側筐体12Aから本体部10に供給することができる。尚、上記の受電コイルは、非接触給電装置の給電コイル22から電力を受電し、受電した電力を表示モニター11に供給する。非接触給電装置は、公知の技術であり、例えば、給電コイル、固定磁石としての固定コイル、制御回路等を含んで構成されるが、その内部構成は任意に設計することできる。
1 デジタル・サイネージ
10 本体部
11 表示モニター
12、12A 屋内側筐体
13、13B 屋外側筐体
14 固定磁石
15 給電ケーブル
16 電源
2 店舗
21 側壁
100 デジタル・サイネージの取付け構造(第1の実施形態)
101 デジタル・サイネージの取付け構造(第2の実施形態)

Claims (3)

  1. 建物の側壁の透明部分にデジタル・サイネージが設置されてなるデジタル・サイネージの取付け構造であって、
    前記側壁の屋内側に設置される屋内側筐体と、該屋内側筐体に接合されている表示モニターとを有する本体部と、
    前記側壁の屋外側に設置される屋外側筐体と、を備え、
    前記屋内側筐体及び前記屋外側筐体には、前記側壁を挟持する態様で該屋内側筐体と該屋外側筐体とを吸着する固定磁石が設置されていて、
    前記固定磁石が、その表面が前記屋内側筐体及び前記屋外側筐体の表面と面一となるように、該屋内側筐体と該屋外側筐体に埋設されていて、前記表示モニターの表面が前記側壁の透明部分の屋内側の表面に密着した状態で固定されている、
    デジタル・サイネージの取付け構造。
  2. 前記表示モニターは、表示画面の対角線サイズが30インチ以上であって重量が2kg以上である、
    請求項1に記載のデジタル・サイネージの取付け構造。
  3. 前記固定磁石が、電磁石又は10kgf以上の吸着力を発揮する永久磁石であって、前記表示モニターの重量が10kg以上である、
    請求項1又は2に記載のデジタル・サイネージの取付け構造。
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