JP6638116B2 - モバイルデバイスのグループとの関連付け - Google Patents

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Description

本発明は、モバイルシステム及びグループコントローラに関する。
本発明は更に、デバイスのグループに参加する方法、及びモバイルデバイスをデバイスのグループに関連付ける方法に関する。
本発明はまた、そのような方法のいずれかをコンピュータシステムが実行することを可能にする、コンピュータプログラム製品にも関する。
米国特許出願公開第2014/0056172(A1)号は、モバイルデバイスにおいて光信号及び/又は音信号を受信して処理することによって、通信グループに参加するための方法を開示している。モバイルデバイスは、カメラ及び/又はマイクロフォンなどのセンサを使用して、光信号及び/又は音信号を受信してもよく、信号で符号化されている情報を取得するために、光信号及び/又は音信号を処理してもよい。モバイルデバイスは、検出されたシグナリング情報を復号して、通信グループに参加してメッセージを送信するために使用されてもよい接続性データを識別してもよい。通信グループの例としては、ウェブサイト及びソーシャルメディアフォーラムを挙げることができる。
この先行技術方法の欠点は、その通信グループが、共通の関心を有する人々が通信することを可能にするような方式でグループ化されており、このグループ化が、必ずしも十分なものではなく、望ましいものでもない点である。特に、その通信グループを、物理的に存在したまま維持されているデバイスに限定するための手段、又は、その通信グループ内の単一のデバイスに、トランザクションに対する制御(例えば、自動販売機への単一のアクセス)を与えるための手段は存在しない。
米国特許出願公開第2015/0141005(A1)号は、アプリケーションに関連する物理的位置に近接して存在していることが確認された場合に、そのアプリケーションに関連付けられているアクションを実行するための、モバイルデバイスを開示している。モバイルデバイスは、近接無線ネットワークアクセスポイントの一意識別子を識別して、一意識別子が、モバイルデバイス上に記憶されており、かつアプリケーションに関連付けられている所定の識別子と一致するか否かを判定し、一意識別子が所定の識別子と一致しているという判定に応答して、センサを介してセンサデータを取得し、取得されたセンサデータを処理して、符号化されている情報を識別し、取得されたセンサデータ内の符号化されている情報が、一意識別子に関連付けられているか否かを判定し、符号化されている情報が一意識別子に関連付けられているという判定に応答して、符号化されている情報に基づいてアクションを実行する。モバイルデバイスは、センサ信号として、音響信号を取り込み得るマイクロフォン及び/又は光信号を取り込み得るカメラを含んでもよい。この一意識別子の検出と受信された近接関連情報との組み合わせを使用して、モバイルデバイスは、そのユーザの特定の場所に関連している通信グループに参加するための要求を送信することなどの、近接関連動作を自動的に実行してもよい。近接性及びモバイルデバイス上のアプリケーションとの関連性が確認されるため、登録されていないデバイスの、仕様の場所(又は、高度に局所的な位置)にローカライズされているアプリケーションを介したミーティングへの参加などの、意図されていないアクションが回避されてもよい。
本発明の第1の目的は、近傍のデバイスのグループに参加することが可能な、モバイルシステムを提供することである。
本発明の第2の目的は、近傍のデバイスのグループを制御することが可能な、グループコントローラを提供することである。
本発明の第3の目的は、近傍のデバイスのグループにモバイルデバイスが参加することを可能にする、デバイスのグループに参加する方法を提供することである。
本発明の第4の目的は、近傍のデバイスのグループをグループコントローラが制御することを可能にする、モバイルデバイスをデバイスのグループに関連付ける方法を提供することである。
本発明の第1の態様では、モバイルシステムは、光センサと、通信インタフェースと、光センサを使用して光源から直接又は間接的に光放出を受光し、光放出から識別子を決定し、識別子がデバイスのグループに関連付けられており、デバイスのグループが、識別子を有する光放出を受光しているモバイルデバイスを含むものであり、デバイスのグループに参加し、通信インタフェースを使用して、デバイスのグループからの少なくとも1つの更なるデバイスと通信するよう構成される、少なくとも1つのプロセッサとを備える。少なくとも1つのプロセッサは更に、識別子を有する光放出を光センサがもはや受光していない場合に、デバイスのグループを離脱するよう構成されてもよい。
本発明者らは、光源、例えば可視光通信(Visible Light Communication;VLC)を使用して、識別子をブロードキャストすることによって、モバイルデバイスが、同じ識別子を有する光放出を受光する近傍のデバイスのグループ、例えば、近傍のスマートフォン、近傍のスピーカ、又は近傍の自動販売機を含むグループに参加して、このグループの1つ以上のデバイスと通信すること、例えば、近傍のスマートフォンにファイルを転送すること、又は近傍の自動販売機から物品を購入することができる点を認識している。
デバイスのグループは、モバイルシステムがデバイスのグループに参加することを望む際には、未だ存在していなくてもよい。モバイルシステムは、参加する前に、それ自体でデバイスのグループを作り出してもよい。
光放出は、例えば、高度に指向性のコリメートされた光効果、又は拡散性若しくは広角の光効果(光学素子を使用せずに、LEDによって生成されるものなど)を有してもよい。光センサは、光源から直接、すなわち、光センサが光源を観察している際に、光放出を受光してもよく、又は、別のデバイス若しくは他の表面(その表面を照らす光放出を反射するもの)から間接的に、すなわち、光センサが光効果を観察している際に、光放出を受光してもよい。モバイルシステムは、デバイスのグループからの少なくとも1つの更なるデバイスと直接通信してもよく、例えば、それらのデバイスは、Bluetooth、ZigBee、若しくはWi−Fiを使用してペアリングしてもよく、又は、それらのデバイスは、別のデバイスを介して、例えばグループコントローラを介して、通信してもよい。デバイスのグループのうちの少なくとも1つの更なるデバイスとの通信は、送信及び/又は受信を含んでもよい。別個のグループコントローラが使用されない場合、モバイルシステムは、参加する前に、それ自体でグループを作り出してもよい。モバイルデバイスは、グループコントローラとして機能してもよい。
モバイルシステムは、1つ以上のモバイルデバイスを含んでもよい。後者の一例は、スマートウォッチ又はスマートグラス、及びスマートフォンを含む、モバイルシステムである。スマートウォッチ又はスマートグラスは、光放出を受光し、光放出から識別子を決定し、識別子をスマートフォンに、例えば無線で通信してもよい。スマートフォンは、グループの一部となり、デバイスのグループからの少なくとも1つの更なるデバイスと通信してもよい。
少なくとも1つのプロセッサは更に、光センサを使用して更なる光放出を受光し、更なる光放出から更なる識別子を決定し、更なる識別子が、グループに関連付けられている識別子と異なる場合には、デバイスのグループを離脱するよう構成されてもよい。更なる識別子がグループに関連付けられている識別子と異なる場合にグループを離脱することによって、モバイルシステムは、デバイスのグループが、光放出を受光していないモバイルデバイスを含まないことを保証するために役立つ。グループが、モバイルシステム以外のグループコントローラによって制御される場合には、そのグループに関連付けられる識別子は、モバイルシステム(例えば、モバイルシステムのモバイルデバイスのうちの1つ)がグループに参加した際に決定された識別子と異なっていてもよい。モバイルシステムは、更なる識別子をグループコントローラに送信してもよく、又は、グループコントローラから現在のグループ識別子を要求して、更なる識別子が現在のグループ識別子と異なるか否かをチェックしてもよい。
少なくとも1つのプロセッサは、光センサを使用して更なる光放出を受光し、更なる光放出から更なる識別子を決定し、更なる識別子をグループコントローラに送信するよう構成されてもよい。更なる識別子をグループコントローラに送信することによって、グループコントローラは、例えば、前段落で説明されたように、更なる識別子が現在のグループ識別子と異なるか否かをチェックしてもよい。更なる識別子が現在のグループ識別子と異なる場合、グループコントローラは、モバイルシステム、例えば、モバイルシステムのモバイルデバイスのうちの1つをグループから解除して、その旨をモバイルシステムに通知してもよい。グループコントローラはまた、グループに関連付けられている識別子が変更され、モバイルシステムが、新たな識別子を特定の期間内にグループコントローラに送信しない場合にも、そのモバイルシステムをグループから解除してもよい。
少なくとも1つのプロセッサは更に、通信インタフェースを使用して更なるデバイスから外部識別子を受信し、識別子と外部識別子とが等しい場合に、モバイルシステム及び更なるデバイスのうちの、少なくとも1つのモバイルデバイスを(参加後に)含むグループに参加するか、又は、そのグループに更なるデバイスが参加することを許可するよう構成されてもよい。デバイスは、例えば、デバイスのうちの少なくとも1つに、そのデバイスによって又はそのデバイスに関して決定されている識別子を、少なくとも1つの他のデバイスに送信させることによって、グループコントローラを使用することなく互いに接続することができる。例えば、Bluetoothデバイスは、その存在を広告するブロードキャストメッセージ内に、光放出から決定された識別子を含めることが可能であってもよい。デバイスは、外部識別子、すなわち、更なるデバイスによって決定された識別子と、モバイルシステムによって決定された識別子とが等しい場合に、グループを形成してもよい。
少なくとも1つのプロセッサは更に、通信インタフェースを使用して近傍のデバイスのリストを決定し、デバイスのグループ内及び近傍のデバイスのリスト内の双方に存在している1つ以上のデバイスを選択するよう構成されてもよい。例えば、モバイルシステムは、通信範囲内のBluetoothデバイス、及び/又は同じWi−Fiアクセスポイントを使用しているWi−Fiデバイスを見つけ出し、同じ識別子を有する光放出を受光していないあらゆるデバイスを、フィルタリングして除外することが可能であってもよい。
少なくとも1つのプロセッサは更に、通信インタフェースを使用してグループコントローラに識別子を送信するよう構成されてもよい。このことにより、グループコントローラは、次の段落で説明されるように、識別子を有する光放出を受光しているデバイスのリストを、モバイルシステムに送信することが可能となる。
少なくとも1つのプロセッサは更に、通信インタフェースを使用して、その識別子を有する光放出を受光しているデバイスのリストを、グループコントローラから受信するよう構成されてもよい。このようにして、モバイルシステムは、通信範囲内のデバイスを探し求める発見フェーズを実行する必要がない。モバイルシステムは、グループコントローラを介して、これらのデバイスと通信することが可能であってもよく、又は、モバイルシステムは、これらのデバイスと直接通信することが可能であると想定されてもよい。
少なくとも1つのプロセッサは更に、グループコントローラから、少なくとも1つの更なるデバイスと共に使用するためのアクセスコードを要求するよう構成されてもよい。このアクセスコードは、少なくとも1つの更なるデバイスによって、どのモバイルデバイスが、その更なるデバイスと通信しているかを識別するために、及び/又は、例えばユーザが自動販売機から物品を購入する際、単一のトランザクションの間に、1つのモバイルデバイスのみが、その更なるデバイスと通信することができる点を保証するために、必要とされてもよい。この要求は、モバイルシステム、例えば、モバイルシステムのモバイルデバイスのうちの1つ、又はそのユーザに関連付けられている、公開(暗号化)鍵を含んでもよく、アクセスコードは、例えば、Wi−Fi若しくはBluetoothを介して、又は光源を介して、この公開鍵を使用して暗号化されているモバイルシステムに送信されてもよい。
少なくとも1つのプロセッサは更に、通信インタフェースを使用して、異なる識別子を有する異なる光放出を光源に送信させるための要求を送信するよう構成されてもよい。このことにより、モバイルシステムは、例えば、モバイルシステムのユーザがミーティング主催者である場合に、そのグループ内の全てのデバイスが、同じ識別子を有する光放出を依然として受光しているか否かをチェックすることが可能となる。モバイルシステムは、要求を光源に直接送信することが可能であってもよく、又は、別のデバイスを介して、例えば、アクセス制御を実行するデバイスを介して、要求を送信することが可能であってもよい。
少なくとも1つのプロセッサは更に、どのアプリケーションを開始するべきかを光放出から決定して、決定されたアプリケーションを開始するよう構成されてもよい。そのようなアプリケーションの一例は、モバイルシステムが(特定の)ルーレットテーブルの近くに存在している場合に開始される、ルーレットアプリケーションである。少なくとも1つのプロセッサは、例えば、光放出から決定された識別子から、又は、同じ光放出から決定された別の(例えば、アプリケーション固有の)識別子から、どのアプリケーションを開始するべきかを決定するよう構成されてもよい。
本発明の第2の態様では、グループコントローラは、受信機と、送信機と、記憶手段と、受信機を使用して、モバイルデバイスから、光放出から決定された識別子を受信し、モバイルデバイスを記憶手段上のデバイスのグループに関連付け、デバイスのグループが、識別子に関連付けられており、識別子を有する光放出を受光しているモバイルデバイスを含むものであり、送信機を使用して、モバイルデバイスとデバイスのグループからの少なくとも1つの更なるデバイスとの間の通信を容易にする(facilitate)よう構成される、少なくとも1つのプロセッサとを備える。少なくとも1つのプロセッサは更に、識別子を有する光放出をモバイルデバイスがもはや受光していない場合に、モバイルデバイスを、記憶手段上のデバイスのグループと関連解除するよう構成されてもよい。
通信は、例えば、モバイルデバイスから少なくとも1つの更なるデバイスに通信を転送することによって、又は、デバイスのグループ内のデバイスのリストをモバイルデバイスに送信することによって、容易にされてもよい。通信は、例えば、少なくとも1つの更なるデバイスが自動販売機であるか、又はミーティング室のインフラストラクチャを制御する場合、少なくとも1つの更なるデバイスを制御するために、少なくとも1つの更なるデバイスに転送されてもよい。通信は、Wi−Fi若しくはBluetoothを介して、又は光源を介して転送されてもよい。前段落で説明されたモバイルデバイスは、例えば、別個のグループコントローラが利用可能ではない場合に、グループコントローラのように機能してもよい。
少なくとも1つのプロセッサは更に、送信機を使用して、デバイスのグループ内に存在しているデバイスのリストをモバイルデバイスに送信するよう構成されてもよい。このことにより、モバイルデバイスは、例えばWi−Fi、ZigBee、又はBluetoothを介して、少なくとも1つの更なるデバイスと直接交信することが可能となる。
少なくとも1つのプロセッサは更に、送信機を使用して、異なる光放出を送信するべく光源に指示するよう構成されてもよい。このことは、次の段落で説明される機能性を可能にする。
少なくとも1つのプロセッサは、送信機を使用して、異なる識別子を有する異なる光放出を送信するべく光源に指示するよう構成されてもよい。このことにより、グループコントローラは、グループ内のデバイスが、同じ識別子を有する光放出を依然として受光しているか否かを確認することが可能となる。少なくとも1つのプロセッサは、異なる識別子が特定の期間内にモバイルデバイスから受信されない場合に、モバイルデバイスと記憶手段上のデバイスのグループとの間の関連付けを解除するよう構成されてもよい。
少なくとも1つのプロセッサは、送信機を使用して、トランザクション要求を有する異なる光放出を送信するべく光源に指示するよう構成されてもよい。このことにより、グループコントローラは、少なくとも1つの更なるデバイスが(例えば、Wi−Fi、Bluetooth、ZigBee、又はEthernet)ネットワークに接続されていない場合であっても、トランザクションを遂行することが可能となる。このトランザクション要求は、例えば、自動販売機から物品を(例えば、コントローラが支払いを保証する場合には)購入又は解放するための要求を含んでもよい。
本発明の第3の態様では、デバイスのグループに参加する方法は、光センサを使用して光源から光放出を受光するステップと、光放出から識別子を決定するステップであって、識別子がデバイスのグループに関連付けられており、デバイスのグループが、識別子を有する光放出を受光しているモバイルデバイスを含むステップと、デバイスのグループに参加するステップと、デバイスのグループからの少なくとも1つの更なるデバイスと通信するステップと、を含む。方法は、識別子を有する光放出を光センサがもはや受光していない場合に、デバイスのグループを離脱するステップを更に含んでもよい。
本発明の第4の態様では、モバイルデバイスをデバイスのグループに関連付ける方法は、モバイルデバイスから、光放出から決定された識別子を受信するステップと、モバイルデバイスを記憶手段上のデバイスのグループに関連付けるステップであって、デバイスのグループが、識別子に関連付けられており、識別子を有する光放出を受光していないモバイルデバイスを含まない、ステップと、送信機を使用して、モバイルデバイスとデバイスのグループからの少なくとも1つの更なるデバイスとの間の通信を容易にするステップと、を含む。方法は、識別子を有する光放出をモバイルデバイスがもはや受光していない場合に、そのモバイルデバイスを、記憶手段上のデバイスのグループと関連解除するステップを更に含んでもよい。
更には、本明細書で説明される方法を実践するためのコンピュータプログラム、並びに、そのコンピュータプログラムを記憶している非一時的コンピュータ可読記憶媒体が提供される。コンピュータプログラムは、例えば、既存のデバイスによってダウンロードされるか、又は、既存のデバイスにアップロードされてもよく、あるいは、これらのシステムの製造時に記憶されてもよい。
非一時的コンピュータ可読記憶媒体は、少なくとも1つのソフトウェアコード部分を記憶し、このソフトウェアコード部分は、コンピュータによって実行又は処理されると、光センサを使用して光源から光放出を受光するステップと、光放出から識別子を決定するステップであって、識別子がデバイスのグループに関連付けられており、デバイスのグループが、識別子を有する光放出を受光しているモバイルデバイスを含むステップと、デバイスのグループに参加するステップと、デバイスのグループからの少なくとも1つの更なるデバイスと通信するステップと、を含む、実行可能動作を実行するよう構成される。ソフトウェアコード部分は更に、識別子を有する光放出を光センサがもはや受光していない場合に、デバイスのグループを離脱するよう構成されてもよい。
同じ又は異なる非一時的コンピュータ可読記憶媒体は、少なくとも1つの更なるソフトウェアコード部分を記憶し、この更なるソフトウェアコード部分は、コンピュータによって実行又は処理されると、モバイルデバイスから、光放出から決定された識別子を受信するステップと、モバイルデバイスを記憶手段上のデバイスのグループに関連付けるステップであって、デバイスのグループが、識別子に関連付けられており、識別子を有する光放出を受光しているモバイルデバイスを含むステップと、送信機を使用して、モバイルデバイスとデバイスのグループからの少なくとも1つの更なるデバイスとの間の通信を容易にするステップと、を含む、実行可能動作を実行するよう構成される。更なるソフトウェアコード部分は更に、識別子を有する光放出をモバイルデバイスがもはや受光していない場合に、モバイルデバイスを、記憶手段上のデバイスのグループと関連解除するよう構成されてもよい。
当業者には理解されるように、本発明の諸態様は、デバイス、方法、又はコンピュータプログラム製品として具現化されてもよい。したがって、本発明の諸態様は、完全にハードウェアの実施形態、完全にソフトウェアの実施形態(ファームウェア、常駐ソフトウェア、マイクロコードなどを含む)、あるいは、ソフトウェアの態様とハードウェアの態様とを組み合わせた実施形態の形態を取ってもよく、それらは全て、本明細書では「回路」、「モジュール」、又は「システム」と総称されてもよい。本開示で説明される機能は、コンピュータのプロセッサ/マイクロプロセッサによって実行される、アルゴリズムとして実装されてもよい。更には、本発明の諸態様は、1つ以上のコンピュータ可読媒体として具現化されている、コンピュータプログラム製品の形態を取ってもよく、1つ以上のコンピュータ可読媒体は、その上に具現化されている、例えば記憶されている、コンピュータ可読プログラムコードを有する。
1つ以上のコンピュータ可読媒体の任意の組み合わせが、利用されてもよい。コンピュータ可読媒体は、コンピュータ可読信号媒体又はコンピュータ可読記憶媒体であってもよい。コンピュータ可読記憶媒体は、例えば、限定するものではないが、電子、磁気、光学、電磁気、赤外線、又は半導体の、システム、装置、若しくはデバイス、あるいは、上述の任意の好適な組み合わせであってもよい。より具体的なコンピュータ可読記憶媒体の例としては、限定するものではないが、1つ以上のワイヤを有する電気的接続、ポータブルコンピュータディスケット、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(random access memory;RAM)、読み出し専用メモリ(read-only memory;ROM)、消去可能プログラマブル読み出し専用メモリ(erasable programmable read-only memory;EPROM又はフラッシュメモリ)、光ファイバ、ポータブルコンパクトディスク読み出し専用メモリ(portable compact disc read-only memory;CD−ROM)、光学記憶デバイス、磁気記憶デバイス、又は上述の任意の好適な組み合わせを挙げることができる。本発明の文脈では、コンピュータ可読記憶媒体は、命令実行システム、装置、若しくはデバイスによって、又はそれらに関連して使用するためのプログラムを含むか、又は記憶することが可能な、任意の有形媒体であってもよい。
コンピュータ可読信号媒体としては、例えばベースバンド内又は搬送波の一部として、その内部に具現化されているコンピュータ可読プログラムコードを有する、伝搬データ信号を挙げることができる。そのような伝搬信号は、限定するものではないが、電磁気、光学、又はこれらの任意の好適な組み合わせを含めた、様々な形態のうちのいずれを取ってもよい。コンピュータ可読信号媒体は、コンピュータ可読記憶媒体ではなく、命令実行システム、装置、若しくはデバイスによって、又はそれらに関連して使用するためのプログラムを、通信、伝搬、又は伝送することが可能な、任意のコンピュータ可読媒体であってもよい。
コンピュータ可読媒体上に具現化されているプログラムコードは、限定するものではないが、無線、有線、光ファイバ、ケーブル、RFなど、又は上述の任意の好適な組み合わせを含めた、任意の適切な媒体を使用して送信されてもよい。本発明の諸態様に関する動作を実施するためのコンピュータプログラムコードは、Java(商標)、Smalltalk、C++などのオブジェクト指向プログラミング言語、及び、「C」プログラミング言語又は同様のプログラミング言語などの従来の手続き型プログラミング言語を含めた、1つ以上のプログラミング言語の任意の組み合わせで書き込まれてもよい。このプログラムコードは、スタンドアロン型ソフトウェアパッケージとして、完全にユーザのコンピュータ上で、部分的にユーザのコンピュータ上で実行されてもよく、部分的にユーザのコンピュータ上かつ部分的にリモートコンピュータ上で、又は完全にリモートコンピュータ若しくはサーバ上で実行されてもよい。後者のシナリオでは、リモートコンピュータは、ローカルエリアネットワーク(local area network;LAN)若しくは広域ネットワーク(wide area network;WAN)を含めた任意のタイプのネットワークを通じて、ユーザのコンピュータに接続されてもよく、又は、この接続は、外部コンピュータに対して(例えば、インターネットサービスプロバイダを使用してインターネットを通じて)実施されてもよい。
本発明の実施形態による方法、装置(システム)、及びコンピュータプログラム製品の、フローチャート図及び/又はブロック図を参照して、本発明の諸態様が以下で説明される。フローチャート図及び/又はブロック図の各ブロック、並びに、フローチャート図及び/又はブロック図内のブロックの組み合わせは、コンピュータプログラム命令によって実装されることができる点が理解されるであろう。これらのコンピュータプログラム命令は、マシンを作り出すために、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、又は他のプログラマブルデータ処理装置の、プロセッサ、特にマイクロプロセッサ又は中央処理ユニット(central processing unit;CPU)に提供されてもよく、それにより、コンピュータ、他のプログラマブルデータ処理装置、又は他のデバイスのプロセッサを介して実行される命令が、フローチャート及び/又はブロック図のブロック内で指定されている機能/行為を実施するための手段を作り出す。
これらのコンピュータプログラム命令はまた、コンピュータ、他のプログラマブルデータ処理装置、又は他のデバイスに、特定の方式で機能するように指示することが可能な、コンピュータ可読媒体内に記憶されてもよく、それにより、コンピュータ可読媒体内に記憶されている命令が、フローチャート及び/又はブロック図のブロック内で指定されている機能/行為を実施する命令を含む、製品を作り出す。
コンピュータプログラム命令はまた、コンピュータ実施プロセスを作り出すために、コンピュータ、他のプログラマブルデータ処理装置、又は他のデバイス上にロードされて、それらのコンピュータ、他のプログラマブルデータ処理装置、又は他のデバイス上で一連の動作ステップを実行させてもよく、それにより、コンピュータ又は他のプログラマブル装置上で実行される命令が、フローチャート及び/又はブロック図のブロック内で指定されている機能/行為を実施するためのプロセスを提供する。
図におけるフローチャート及びブロック図は、本発明の様々な実施形態によるデバイス、方法、及びコンピュータプログラム製品の可能な実装の、アーキテクチャ、機能性、及び動作を示す。この点に関して、フローチャート又はブロック図内の各ブロックは、指定されている論理関数を実施するための1つ以上の実行可能命令を含む、コードのモジュール、セグメント、又は部分を表してもよい。また、一部の代替的実装形態では、ブロック内に記されている機能は、それらの図に記されている順序と異なる順序で行われてもよい点にも留意されたい。例えば、連続して示されている2つのブロックは、実際には、実質的に同時に実行されてもよく、又は、それらのブロックは、関与している機能性に応じて、逆の順序で実行される場合があってもよい。また、ブロック図及び/又はフローチャート図の各ブロック、並びに、それらブロック図及び/又はフローチャート図内のブロックの組み合わせは、指定されている機能若しくは行為を実行する専用ハードウェアベースのシステム、又は、専用ハードウェアとコンピュータ命令との組み合わせによって実施されることができる点にも留意されたい。
本発明のこれらの態様及び他の態様は、以下の図面から明らかであり、例として、それらの図面を参照して更に解明されるであろう。
モバイルデバイス及びグループコントローラを備える、照明システムの第1の実施形態のブロック図である。 モバイルデバイスをデバイスのグループに関連付ける方法の、第1の実施形態のフロー図である。 モバイルデバイスをデバイスのグループに関連付ける方法の、第2の実施形態のフロー図である。 モバイルデバイスをデバイスのグループに関連付ける方法の、第3の実施形態のフロー図である。 照明システムの第2の実施形態のブロック図である。 照明システムの第3の実施形態のブロック図である。 照明システムの第4の実施形態のブロック図である。 照明システムの第5の実施形態のブロック図である。 照明システムの第6の実施形態のブロック図である。 本発明の方法を実行するための、例示的なデータ処理システムのブロック図である。
図面中の対応する要素は、同じ参照番号によって示される。
図1は、光源1及び光源3を含めた10個の光源と、モバイルデバイス5、モバイルデバイス6、モバイルデバイス7、及びモバイルデバイス8と、グループコントローラ9とを備える、照明システムの第1の実施形態を示す。光源1は、光放出2を放出し、光源3は、光放出4を放出する。
モバイルデバイス5は、光センサ11、通信インタフェース12、及びプロセッサ13を備える。プロセッサ13は、光センサ11を使用して光源1から光放出2を受光し、その光放出2から識別子(ID3)を決定するよう構成される。この識別子は、デバイスのグループに関連付けられている。このデバイスのグループは、その識別子を有する光放出を受光していないモバイルデバイスを含まない。プロセッサ13は更に、そのデバイスのグループに参加し、通信インタフェース12を使用して、そのデバイスのグループからのモバイルデバイス6と通信するよう構成される。モバイルデバイス6、モバイルデバイス7、及びモバイルデバイス8もまた、これらの3つの構成要素を備える。
デバイスのグループは、あるいは、又は更に、モバイルではない1つ以上のデバイスを含んでもよい。図1は、光源1から光放出2を直接受光している、モバイルデバイス5及びモバイルデバイス6と、光源3から光放出4を直接受光している、モバイルデバイス7及びモバイルデバイス8とを示す。モバイルデバイスはまた、他のデバイスの表面によって反射された光放出、例えば、自動販売機によって反射された光放出を受光してもよい。複数の光源に同じ光識別子を(例えば、単一の室内で)生成させることが可能であり、それにより、それらの光源のうちのいずれかに対して向けられているデバイスは、同じ識別子を生成する同じ光源又は異なる光源に対して向けられている、任意の他のデバイスとペアリングしてもよい。
図1に示される実施形態では、モバイルデバイス5は、1つのプロセッサ13を備える。代替的実施形態では、モバイルデバイス5は、複数のプロセッサを備える。モバイルデバイス5の通信インタフェース12は、例えば、WiFi、Bluetooth、ZigBee、及び/又はEthernetを使用して、モバイルデバイス6及び他のデバイスと通信してもよい。通信インタフェース12は、複数のハードウェア構成要素、例えば、別個の受信機及び送信機を含んでもよい。通信インタフェース12は、例えば、送受信機を含んでもよい。モバイルデバイス5のプロセッサ13は、汎用プロセッサ、例えばARMプロセッサ若しくはQualcommプロセッサ、又は特定用途向けプロセッサであってもよい。モバイルデバイス5は、モバイルデバイスに典型的な他の構成要素、例えば、ランダムアクセスメモリ及びバッテリを備えてもよい。光センサ11は、例えば、ダイオードを含んでもよい。
この実施形態では、モバイルデバイス5のプロセッサ13は更に、光センサ11を使用して更なる光放出を受光し、その更なる光放出から更なる識別子を決定し、その更なる識別子が、グループに関連付けられている識別子と異なる場合には、そのデバイスのグループを離脱するよう構成される。例えば、モバイルデバイス5が、光放出2の内側から更なる光放出4内へと移動する場合、モバイルデバイス5は、識別子ID3の代わりに、更なる識別子ID7の受信を開始して、識別子ID3に関連付けられているグループを離脱し、更なる識別子ID7に関連付けられているグループに参加する。モバイルデバイス5のプロセッサ13はまた、少なくとも特定の期間にわたって光放出が受光されない場合にも、デバイスのグループを離脱するよう構成される。
本発明は、(別個の)グループコントローラを必要とするものではないが、(別個の)グループコントローラ、例えば照明インフラストラクチャの一部の使用には利益があり、例えば、より良好なセキュリティをもたらす。モバイルデバイス7及びモバイルデバイス8は、グループコントローラ9と通信する。
グループコントローラ9は、送受信機15と、記憶手段16と、送受信機15を使用して、モバイルデバイス7から、光放出4から決定された識別子を受信し、モバイルデバイス7を記憶手段16上のデバイスのグループに関連付け、このデバイスのグループが、その識別子に関連付けられており、その識別子を有する光放出を受光していないモバイルデバイスを含まないものであり、送受信機15を使用して、モバイルデバイス7とデバイスのグループからの少なくとも1つの更なるデバイス8との間の通信を容易にするよう構成される、プロセッサ17とを備える。
図1に示される実施形態では、グループコントローラ9は、1つのプロセッサ17を備える。代替的実施形態では、グループコントローラ9は、複数のプロセッサを備える。図1に示される実施形態では、受信機及び送信機が、グループコントローラ9の送受信機15内に組み合わされている。代替的実施形態では、グループコントローラ9は、別個の受信機と送信機とを備える。
グループコントローラ9の送受信機15は、例えば、Wi−Fi、ZigBee、又はBluetoothを使用して、モバイルデバイス7及びモバイルデバイス8と通信してもよい。グループコントローラ9のプロセッサ17は、好ましくは、汎用プロセッサ、例えばIntelプロセッサ又はAMDプロセッサである。グループコントローラ9のプロセッサ17は、例えば、複数のコアを含んでもよい。グループコントローラ9のプロセッサ17は、例えば、Unixベースのオペレーティングシステム又はWindowsオペレーティングシステムを実行してもよい。グループコントローラ9は、コントローラに典型的な他の構成要素、例えば、電源及びランダムアクセスメモリを含んでもよい。
モバイルデバイス7のプロセッサ13は更に、通信インタフェース12を使用して、識別子並びにモバイルデバイス7及び/又はその所有者/ユーザに関する情報を、グループコントローラ9に送信するよう構成される。グループコントローラ9のプロセッサ17は更に、送信機15を使用して、デバイスのグループ内のデバイスのリストをモバイルデバイス7に送信するよう構成される。このデバイスのリストは、モバイルデバイス8を含むものであり、またモバイルデバイス7を含んでもよい。モバイルデバイス7のプロセッサ13は更に、通信インタフェース12を使用して、このリストをグループコントローラ9から受信するよう構成される。モバイルデバイス7のユーザは、例えば、受信されたリストを信頼するか否かを尋ねられてもよく、又は、受信されたリストが信頼されるべき場合を、予めコンフィギュレーションすることが可能であってもよい。
モバイルデバイスは、自発的にグループを離脱してもよく、又は、グループを離脱するように強制されてもよい。
・モバイルデバイスが、識別子を有する光放出を受光していない場合、そのモバイルデバイスは、グループを自発的に離脱してもよい。
・ある程度の時間の後、モバイルデバイスは、グループコントローラによって、グループを離脱するように強制されてもよい。
・モバイルデバイスが、識別子を有する光放出を受光していない場合、グループコントローラは、そのモバイルデバイスを強制的に離脱させる。このことを検出するために、グループコントローラは、光識別子を定期的に更新して、モバイルデバイスに、その更新された識別子を送信するように求める。モバイルデバイスが、更新された識別子を有する光放出を受光していない場合、そのモバイルデバイスは、更新された識別子を決定することができず、グループコントローラは、そのモバイルデバイスをグループから解除する。
・(例えば、ミーティングの主催者の)別のデバイスが、モバイルデバイスをリストから削除することが可能であってもよく、又は、グループコントローラに、光識別子を更新して、その更新された識別子をモバイルデバイスが受信しているか否かをチェックするように要求することが可能であってもよい。
一実施形態では、モバイルデバイス5のプロセッサ13は更に、通信インタフェース12を使用して近傍のデバイスのリストを決定し、そのデバイスのグループ内及び近傍のデバイスのリスト内の双方に存在している1つ以上のデバイスを選択するよう構成されてもよい。近傍のデバイスのセットを決定することは、同じWiFiネットワークに接続されているか、Bluetoothの範囲内に存在しているか、又は近傍のGPSの場所に位置しているデバイスなどの、(相対的)位置を示す追加入力に基づいて行われてもよい。
モバイルデバイス5及びモバイルデバイス6は、別個のグループコントローラと通信しない。一実施形態では、モバイルデバイス5のプロセッサ13は更に、通信インタフェース12を使用して、モバイルデバイス6から外部(すなわち、モバイルデバイス5の外部の)識別子、例えば、モバイルデバイス6によってブロードキャストされた外部識別子、又は、モバイルデバイス5によってブロードキャストされたクエリに応答して、モバイルデバイス6によって送信された外部識別子を受信し、その識別子と外部識別子とが等しい(例えば、図1に示されるように、双方の識別子がID3である)場合に、少なくともモバイルデバイス5及びモバイルデバイス6を含むグループに参加するか、又は、そのグループにモバイルデバイス6が参加することを許可するよう構成される。
そのため、モバイルデバイス5は、モバイルデバイス6〜8を検出して、これらのモバイルデバイスによって受光された光放出から、それらのモバイルデバイスによって決定された識別子を、受信する。全てのモバイルデバイスは、関連デバイスのリストを、同じ光識別子(モバイルデバイス5の場合には、ID3)を検出しているものへとフィルタリングする。モバイルデバイス5が、光放出4を受光する領域に移動する(及び、この光放出4からID7を決定する)と、モバイルデバイス5は、その現在のグループを離脱して、異なるグループに参加する。
例えば、ユーザが、自身のモバイルデバイスを使用して、自分の家の中の多くの利用可能なBluetoothラウドスピーカのうちの1つへの接続を設定することを望む場合には、提示される利用可能なBluetooth接続スピーカのリストは、同じ光識別子を有するものに限定されてもよく、それにより、近くに存在している1つをユーザが選択することを容易にする。リストが提示される代わりに、この接続はまた、近傍のラウドスピーカ上で音楽の再生が開始するように、直接確立されてもよい。ユーザは、そのユーザが含めることを望む他のラウドスピーカに、自身のモバイルデバイスを方向付けることによって、自身のオーディオ体験を容易に拡張してもよい。これを行うことによって、そのユーザのモバイルデバイスは、ラウドスピーカの表面によって反射され、それらの対象のラウドスピーカに関連付けられている、追加的な光識別子を受信して、それにより、それらのラウドスピーカも、そのオーディオレンダリングに容易に含めることができる。全てのランプが、室内のそれらの光放出の中に同じ識別子を符号化している場合には、その室内の全てのスピーカが、一斉に接続される。全てのスピーカが、異なる光識別子を有する異なるランプによって照明されている場合には、全てのスピーカを再生デバイスのリスト内に含めるために、モバイルデバイスは、全てのスピーカに対して向けられなければならない。
別の実施例では、友人のグループが、友人発見アプリを使用してもよい。最初の概略的な近接性の指示に関しては、GPS又はWiFiネットワークが使用されてもよい。しかしながら、至近性の発見に関しては、等しい光識別子が検出されてもよい。友人が互いを見つけ出すことを容易にすることに次いで、このことはまた、ユーザが、撮影された写真などの何らかのコンテンツを互いに迅速に共有するために、アドホック接続を設定することを望む場合にも有用であり得る。例えば、いずれかの人物が写真を撮影しており、この写真を、可能な連絡先又は友人の長いリストを提示することなく、一緒にいる友人と共有することを望む場合、その人物のモバイルデバイスは、そのユーザのモバイルデバイスによって検出された光識別子に等しい、1つ又は複数の光識別子を検出しているモバイルデバイスを有する人々の連絡先のみを提示してもよく、又は、そのユーザのモバイルデバイスによって検出された光識別子に等しい、1つ又は複数の光識別子を検出しているモバイルデバイスを有する人々が最初に提示されるように、友人の長いリストを順序付けてもよい。同じ原理は、周辺デバイス(例えばBluetoothを使用している、ラウドスピーカ又はキーボードなど)へのアドホック接続の場合に適用されてもよく、それにより、同じ光識別子の検出に基づいて、利用可能なデバイスのリストが、限定又は順序付けされる。
上記の実施例では、同じ光識別子を検出している近傍のデバイスとの接続又はペアリングは、自動的に確立されることができるか、あるいは、ユーザの確認の後に確立されることができるかのいずれかである。例えば、ユーザは、接続するためのデバイス又は関連ユーザのリストが提示され、それらのうちの1つを選択することができる。
一実施形態では、グループコントローラ9のプロセッサ17は、送受信機15を使用して、異なる光放出を送信するべく光源3に指示するよう構成される。この異なる光放出は、異なる識別子を符号化してもよく、モバイルデバイス7のプロセッサ13は更に、光センサ11を使用して、更なる光放出、すなわち異なる光放出を受光し、その更なる光放出から、更なる識別子、すなわち異なる識別子を決定し、その更なる識別子をグループコントローラ9に送信するよう構成されてもよい。このことにより、グループコントローラ9は、例えば、モバイルデバイス7が、光源3からの光放出を依然として受光しているか否かをチェックすることが可能となる。
モバイルデバイス7のプロセッサ13は更に、例えば、モバイルデバイス7がミーティング主催者によって使用される場合には、グループコントローラ9に、そのようなチェックを実行するための要求を送信するよう構成されてもよい。グループコントローラが使用されない場合には、例えばモバイルデバイス5の、プロセッサ13は更に、通信インタフェース12を使用して、異なる識別子を有する異なる光放出を送信するための要求を、光源に直接送信するよう構成されてもよい。
図1の実施形態では、モバイルデバイス5〜8のそれぞれは、光センサ11を備える。代替的実施形態では、モバイルデバイスの光センサ11は、そのモバイルデバイスに接続されている別のデバイスの一部であってもよい。モバイルデバイスは、例えばスマートフォンであってもよく、他のデバイスは、例えば、スマートウォッチ又はスマートグラスであってもよい。
デバイスのグループに参加する方法は、4つのステップを含む(図2を参照)。ステップ21は、光センサを使用して光源から光放出を受光するステップを含む。ステップ22は、その光放出から識別子を決定するステップを含み、この識別子は、デバイスのグループに関連付けられており、このデバイスのグループは、その識別子を有する光放出を受光していないモバイルデバイスを含まない。ステップ23は、デバイスのグループに参加するステップを含む。ステップ24は、そのデバイスのグループからの少なくとも1つの更なるデバイスと通信するステップを含む。この実施形態では、別個のグループコントローラは使用されない。グループ内のモバイルデバイスのうちの1つが、そのグループを制御してもよい。
図3に示される本発明の方法の実施形態では、グループコントローラが、デバイスのグループを制御するために使用される。ステップ22がモバイルデバイスによって実行された後、ステップ31は、モバイルデバイスが、グループコントローラに識別子を送信するステップを含む。ステップ32は、グループコントローラが、モバイルデバイスから識別子を受信するステップを含む。ステップ33は、そのモバイルデバイスを記憶手段上のデバイスのグループに関連付けるステップを含む。ステップ34は、グループコントローラが、送信機を使用して、そのモバイルデバイスとデバイスのグループからの少なくとも1つの更なるデバイスとの間の通信を容易にするステップを含む。この実施形態では、ステップ34は、そのデバイスのグループ内のデバイスのリストを、モバイルデバイスに送信するステップを含む。
ステップ35は、モバイルデバイスが、グループコントローラから、そのデバイスのグループ内のデバイスのリストを受信すると共に、そのデバイスのグループにモバイルデバイスが参加していることを確認するステップを含む。ステップ35の後、ステップ36は、そのデバイスのグループからの少なくとも1つの更なるデバイス、例えば、Bluetoothデバイス発見を使用して同様に見つけ出された、そのリストからの更なるデバイスと、直接通信するステップを含む。
図4に示される本発明の方法の実施形態でもまた、グループコントローラは、デバイスのグループを制御するために使用される。しかしながら、ステップ34は、モバイルデバイスがデバイスのグループに参加していることを、グループコントローラがモバイルデバイスに通知する、ステップ41と置き換えられる。ステップ42は、モバイルデバイスが、このメッセージをグループコントローラから受信するステップを含む。ステップ42の後、ステップ43は、モバイルデバイスが、グループコントローラを介して、少なくとも1つの更なるデバイスと通信するステップを含む。ステップ44は、グループコントローラが、モバイルデバイスから少なくとも1つの更なるデバイスに、情報を中継するステップを含む。
図5は、本発明の照明システムの第2の実施形態を示す。この第2の実施形態では、自動販売機61が、グループコントローラ9に接続されている。自動販売アプリケーションが、グループコントローラ9のプロセッサ17によって実行される。
自動販売機61の光センサ63、例えばダイオードが、光放出4から光識別子ID7を決定し、自動販売機61は、それ自体を光識別子ID7に関連付ける。自動販売アプリケーションは、全ての自動販売機に、それら自体を識別して、それらによって決定された光識別子を提供するように要求し、単一の光識別子が2つ以上のマシンに割り当てられていないことを検証する。モバイルデバイス7は、自動販売機61と同じ光放出4を受光する。ユーザが物品を注文することを望む場合、モバイルデバイス7のプロセッサ13は、光放出4から識別子(ID7)を決定して、その識別子をグループコントローラ9に送信する。
モバイルデバイスのユーザ及び自動販売アプリケーションは、1つのデバイスのみが1つの自動販売機とペアリングされている点を確認することを望む。このことを保証するために、モバイルデバイス7のプロセッサ13は更に、グループコントローラ9から、自動販売機61と共に使用するためのアクセスコードを要求するよう構成される。モバイルデバイス7は、例えば、グループコントローラ9から、又は自動販売機61から、アクセスコードを受信してもよい。モバイルデバイス7は、例えば、光源3を介して、又はWi−Fi若しくはBluetoothを介して、アクセスコードを受信してもよい。
例えば、モバイルデバイス7は、公開−秘密鍵の組み合わせを使用して、その公開鍵をグループコントローラ9に送信する。グループコントローラは、この公開鍵を使用して、アクセスコードを暗号化する。次いで、光源3が、この暗号化されたアクセスコードを放出する。グループコントローラ9は、Wi−Fi又はBluetoothを介して、暗号化されたアクセスコードをモバイルデバイス7に送信することが可能であってもよいが、光源3を介してアクセスコードを送信することは、モバイルデバイス7が実際に自動販売機61の近くに存在していることを保証するものである。モバイルデバイス7は、その秘密鍵を使用して、光放出4から決定されたアクセスコードを解読する。次いで、このアクセスコードは、モバイルデバイス7によって、金銭取引のために、及び自動販売機61から物品を要求するために使用される。
図5に示される照明システムの実施形態では、自動販売機61は、例えば、Wi−Fi、Bluetooth、又はEthernetを介して、グループコントローラ9と双方向通信することが可能である。図6に示される実施形態では、グループコントローラ9は、Wi−Fi、Bluetooth、又はEthernetを介して自動販売機65と通信することが可能ではなく、光源3を介して自動販売機65と(一方向)通信することのみが可能である。
自動販売機65からのトランザクションを要求すること、例えば、物品の解放を要求することを依然として可能にするために、グループコントローラ9のプロセッサ17は、送受信機15を使用して、トランザクション要求を有する異なる光放出を送信するべく光源4に指示するよう構成される。別の物品を得るための光コードの再生を(例えば、自動販売アプリケーションと自動販売機との間で暗号化されたトランザクション番号を使用することによって)回避するための対策が、当該技術分野において既知である。この実施形態では、人は、単一の光識別子が2つ以上のマシンに割り当てられていないことを、手動で検証する必要がある場合がある。
この実施形態は、一時的イベントに関して理想的であり、自動販売機は、それらの光センサを介して照明コードを復号することが可能であることのみを必要とする。単にマシンを光源のうちの1つの下に配置することのみによって、グループコントローラは、そのモバイルデバイスが目的としている自動販売機を選択することが可能であり、トランザクションを認証して、最も近い自動販売機に注文品を解放するように指示することが可能である。マシンが移動されると、そのモバイルデバイスによって別の光識別子が受信されるため、コントローラは、自動販売機を制御するために、別の光源、すなわち、そのモバイルデバイスによって現在受光されている光放出を放出する光源を使用することを、単に必要とする。
図7に示される照明システムの実施形態では、ユーザは、テーブル71の周りに集合している。この実施形態では、モバイルデバイス7のプロセッサ13は更に、どのアプリケーションを開始するべきかを光放出から決定して、その決定されたアプリケーションを開始するよう構成される。イベントの間、それぞれが一意光識別子を有する、いくつかのテーブルが、典型的には存在している。人々は、自身のモバイルデバイスをテーブル上に置くか、又は、自身のモバイルデバイスをテーブルの方に向けて、光識別子を読み取ることによって、そのテーブル上でのアクティビティに参加することができる。このテーブル上でのアクティビティは、モバイルデバイス上のアプリケーションによってサポートされる。正しいアプリケーションが、光識別子から導出される。例示的なアプリケーションは、テーブル上で議論された項目に投票すること、グループゲームに参加すること、カジノゲームをプレイして支払いすることである。モバイルデバイス7上にアプリケーションが未だ存在していない場合には、モバイルデバイス7のプロセッサ13は、アプリケーションストア、例えばApple App Store又はGoogle Play Storeから、このアプリケーションを取得するよう構成されてもよい。
グループコントローラ9は、ユーザの認証を実行するため、アクセスコードの交換をサポートするため、又は、テーブルを照らす光放出内に符号化されている光識別子を変更することによって、ユーザが依然として存在していることを検証するために、使用されてもよい。ユーザがテーブルを離脱するか、又はモバイルデバイスを照明から隠すと、そのユーザの、グループへの参加が終了する。
ミーティング室内では、室内の全ての参加者が同じ識別子を受信するように、その室内の全ての光源に、同じ識別子を有する光放出を放出させることが有益である。WiFiを介して公開鍵を送信し、グループコントローラによって認証を実行し、暗号化されたアクセスコードを光源を介して送信する、これらの説明されたメカニズムを使用して、このシステムは、正しい人物が存在しており、アクセスコードを受信することができる点を保証する。このことは、例えば、提示インフラストラクチャへのアクセスを、正しい人物に認可するために行われてもよい。
図8は、1つの共通の場所でのミーティングではなく、例えば異なる場所に位置している2つのチームを有する、接続されたライブミーティングが行われている、照明システムの実施形態を示す。この実施形態では、光源1及び光源3の双方が、単一の接続されたグループを作り出すために、同じ識別子(ID7)を有する光放出を放出する。モバイルデバイス5及びモバイルデバイス6は、テーブル83の近くに配置され、グループコントローラ81を使用する一方で、モバイルデバイス7及びモバイルデバイス8は、テーブル71の近くに配置され、グループコントローラ9を使用する。しかしながら、グループコントローラ9及びグループコントローラ81は、ネットワーク85、例えばインターネットを介して、互いに通信し、4つのモバイルデバイスの全てが存在する単一のグループを、一体となって維持している。
図9に示される実施形態では、モバイルデバイス6及びモバイルデバイス7は、公共の場所内の異なるホットスポット領域内に存在しているが、光源1及び光源3が、同じ識別子(ID7)を有する光放出を放出しているため、グループコントローラ81及びグループコントローラ9を介して、互いに接続することが可能である。
図10は、図2〜図4を参照して説明されたような方法を実行し得る、例示的なデータ処理システムを示すブロック図を示す。
図10に示されるように、データ処理システム300は、システムバス306を介してメモリ要素304に結合されている、少なくとも1つのプロセッサ302を含んでもよい。それゆえ、このデータ処理システムは、メモリ要素304内にプログラムコードを記憶してもよい。更には、プロセッサ302は、システムバス306を介してメモリ要素304からアクセスされるプログラムコードを実行してもよい。一態様では、このデータ処理システムは、プログラムコードを記憶及び/又は実行するために好適な、コンピュータとして実装されてもよい。しかしながら、データ処理システム300は、本明細書内で説明される機能を実行することが可能な、プロセッサ及びメモリを含む任意のシステムの形態で実装されてもよい点を理解されたい。
メモリ要素304は、例えば、ローカルメモリ308及び1つ以上の大容量記憶デバイス310などの、1つ以上の物理メモリデバイスを含んでもよい。ローカルメモリとは、プログラムコードの実際の実行中に一般に使用される、ランダムアクセスメモリ又は他の非永続的メモリデバイスを指してもよい。大容量記憶デバイスは、ハードドライブ又は他の永続的データ記憶デバイスとして実装されてもよい。処理システム300はまた、実行中に大容量記憶デバイス310からプログラムコードが取得されなければならない回数を低減するために、少なくとも一部のプログラムコードの一時記憶を提供する、1つ以上のキャッシュメモリ(図示せず)を含んでもよい。
入力デバイス312及び出力デバイス314として示される、入出力(input/output;I/O)デバイスが、オプションとして、データ処理システムに結合されることができる。入力デバイスの例としては、限定するものではないが、キーボード、マウスなどのポインティングデバイスなどを挙げることができる。出力デバイスの例としては、限定するものではないが、モニタ又はディスプレイ、スピーカなどを挙げることができる。入力デバイス及び/又は出力デバイスは、直接、又は介在I/Oコントローラを介して、データ処理システムに結合されてもよい。
一実施形態では、入力デバイス及び出力デバイスは、複合型入力/出力デバイス(入力デバイス312及び出力デバイス314を取り囲む破線で図10に示されるもの)として実装されてもよい。そのような複合型デバイスの一例は、「タッチスクリーンディスプレイ」又は単に「タッチスクリーン」と称される場合もある、タッチ感知ディスプレイである。そのような実施形態では、デバイスへの入力は、タッチスクリーンディスプレイ上、又はタッチスクリーンディスプレイの近くでの、例えばスタイラス又はユーザの指などの、物理的実体の移動によって提供されてもよい。
ネットワークアダプタ316もまた、データ処理システムに結合されて、介在する私設ネットワーク又は公衆ネットワークを介して、そのデータ処理システムが、他のシステム、コンピュータシステム、リモートネットワークデバイス、及び/又はリモート記憶デバイスに結合されることを可能にしてもよい。このネットワークアダプタは、上述のシステム、デバイス、及び/又はネットワークによってデータ処理システム300に送信されるデータを受信するための、データ受信機と、データ処理システム300から上述のシステム、デバイス、及び/又はネットワークにデータを送信するための、データ送信機とを含んでもよい。モデム、ケーブルモデム、及びEthernetカードは、データ処理システム300と共に使用されてもよい、種々のタイプのネットワークアダプタの例である。
図10に示されるように、メモリ要素304は、アプリケーション318を記憶してもよい。様々な実施形態では、アプリケーション318は、ローカルメモリ308、1つ以上の大容量記憶デバイス310内に記憶されてもよく、あるいは、それらローカルメモリ及び大容量記憶デバイスとは別個であってもよい。データ処理システム300は、アプリケーション318の実行を容易にすることが可能なオペレーティングシステム(図9には示さず)を、更に実行してもよい点を理解されたい。アプリケーション318は、実行可能プログラムコードの形態で実装されており、データ処理システム300によって、例えばプロセッサ302によって、実行されることができる。アプリケーションの実行に応答して、データ処理システム300は、本明細書で説明される1つ以上の動作又は方法ステップを実行するよう構成されてもよい。
本発明の様々な実施形態は、コンピュータシステムと共に使用するためのプログラム製品として実装されてもよく、このプログラム製品のプログラムは、(本明細書で説明される方法を含めた)実施形態の機能を定義する。一実施形態では、このプログラムは、様々な非一時的コンピュータ可読記憶媒体上に含まれることができ、本明細書で使用されるとき、「非一時的コンピュータ可読記憶媒体」という表現は、全てのコンピュータ可読媒体を含むが、唯一の例外は一時的な伝搬信号である。別の実施形態では、このプログラムは、様々な一時的コンピュータ可読記憶媒体上に含まれることができる。例示的なコンピュータ可読記憶媒体としては、限定するものではないが、(i)情報が永続的に記憶される、書き込み不可記憶媒体(例えば、CD−ROMドライブによって読み取り可能なCD−ROMディスク、ROMチップ、又は任意のタイプの不揮発性固体半導体メモリなどの、コンピュータ内部の読み出し専用メモリデバイス)、及び(ii)変更可能な情報が記憶される、書き込み可能記憶媒体(例えば、フラッシュメモリ、ディスケットドライブ若しくはハードディスクドライブ内部のフロッピーディスク、又は任意のタイプのランダムアクセス固体半導体メモリ)が挙げられる。コンピュータプログラムは、本明細書で説明されるプロセッサ302上で実行されてもよい。
本明細書で使用される用語法は、特定の実施形態を説明することのみを目的とするものであり、本発明を限定することを意図するものではない。本明細書で使用されるとき、単数形「a」、「an」、及び「the」は、文脈がそうではないことを明確に示さない限り、複数形も含むことが意図される。本明細書で使用されるとき、用語「含む(comprises)」及び/又は「含んでいる(comprising)」は、記述された特徴、整数、ステップ、動作、要素、及び/又は構成要素の存在を指定するものであるが、1つ以上の他の特徴、整数、ステップ、動作、要素、構成要素、及び/又はそれらの群の存在若しくは追加を排除するものではない点が、更に理解されるであろう。
以下の請求項における全てのミーンズプラスファンクション又はステッププラスファンクションの要素の、対応する構造、材料、行為、及び均等物は、具体的に特許請求される他の特許請求要素と組み合わせて機能を実行するための、任意の構造、材料、又は行為を含むことが意図される。本発明の実施形態の説明は、例示を目的として提示されてきたが、網羅的であるか、又は開示された形態の実装形態に限定されることを意図するものではない。本発明の範囲及び趣旨から逸脱することなく、多くの修正形態及び変形形態が当業者には明らかとなるであろう。実施形態は、本発明の原理及び一部の実際的応用を最良に説明し、想到される特定の用途に適するような様々な修正を有する様々な実施形態に関して、他の当業者が本発明を理解することを可能にするために、選択及び説明されるものとした。

Claims (15)

  1. モバイルシステムであって、
    光センサと、
    通信インタフェースと、
    前記光センサを使用して光源から光放出を受光し、前記光放出から識別子を決定し、前記識別子がデバイスのグループに関連付けられており、前記デバイスのグループが、前記識別子を有する光放出を受光しているモバイルデバイスを含むものであり、前記デバイスのグループに参加し、前記通信インタフェースを使用して、前記デバイスのグループからの少なくとも1つの更なるデバイスと通信するよう構成される、少なくとも1つのプロセッサと、を備え、
    前記少なくとも1つのプロセッサが、前記識別子を有する前記光放出を前記光センサがもはや受光していない場合に、前記デバイスのグループを離脱するよう構成される、モバイルシステム。
  2. 前記少なくとも1つのプロセッサが、前記光センサを使用して更なる光放出を受光し、前記更なる光放出から更なる識別子を決定し、前記更なる識別子が、前記グループに関連付けられている識別子と異なる場合には、前記デバイスのグループを離脱するよう構成される、請求項1に記載のモバイルシステム。
  3. 前記少なくとも1つのプロセッサが、前記通信インタフェースを使用してグループコントローラに前記識別子を送信するよう構成される、請求項1又は2に記載のモバイルシステム。
  4. 前記少なくとも1つのプロセッサが、前記通信インタフェースを使用して、前記識別子を有する光放出を受光しているデバイスのリストを、前記グループコントローラから受信するよう構成される、請求項3に記載のモバイルシステム。
  5. 前記少なくとも1つのプロセッサが、前記グループコントローラから、前記少なくとも1つの更なるデバイスと共に使用するためのアクセスコードを要求するよう構成される、請求項3又は4に記載のモバイルシステム。
  6. 前記少なくとも1つのプロセッサが、前記通信インタフェースを使用して更なるデバイスから外部識別子を受信し、前記識別子と前記外部識別子とが等しい場合に、前記モバイルシステム及び前記更なるデバイスのうちの、少なくとも1つ以上のモバイルデバイスを含むグループに参加するか、又は、前記グループに前記更なるデバイスが参加することを許可するよう構成される、請求項1乃至5のいずれか一項に記載のモバイルシステム。
  7. 前記少なくとも1つのプロセッサが、前記通信インタフェースを使用して近傍のデバイスのリストを決定し、前記デバイスのグループ内及び前記近傍のデバイスのリスト内の双方に存在している1つ以上のデバイスを選択するよう構成される、請求項1乃至6のいずれか一項に記載のモバイルシステム。
  8. 前記少なくとも1つのプロセッサが、どのアプリケーションを開始するべきかを前記光放出から決定して、決定された前記アプリケーションを開始するよう構成される、請求項1乃至7のいずれか一項に記載のモバイルシステム。
  9. グループコントローラであって、
    受信機と、
    送信機と、
    記憶手段と、
    前記受信機を使用して、モバイルデバイスから、光放出から決定された識別子を受信し、前記モバイルデバイスを前記記憶手段上のデバイスのグループに関連付け、前記デバイスのグループが、前記識別子に関連付けられており、前記識別子を有する光放出を受光していないモバイルデバイスを含まないものであり、前記識別子を有する前記光放出を前記モバイルデバイスがもはや受光していない場合に、前記モバイルデバイスを、前記記憶手段上の前記デバイスのグループと関連解除し、前記送信機を使用して、前記モバイルデバイスと前記デバイスのグループからの少なくとも1つの更なるデバイスとの間の通信を可能にするよう構成される、少なくとも1つのプロセッサと、を備える、グループコントローラ。
  10. 前記少なくとも1つのプロセッサが、前記送信機を使用して、前記デバイスのグループ内に存在しているデバイスのリストを前記モバイルデバイスに送信するよう構成される、請求項9に記載のグループコントローラ。
  11. 前記少なくとも1つのプロセッサが、前記送信機を使用して、異なる識別子を有する異なる光放出を送信するべく光源に指示するよう構成される、請求項9又は10に記載のグループコントローラ。
  12. 前記少なくとも1つのプロセッサが、前記送信機を使用して、トランザクション要求を有する異なる光放出を送信するべく光源に指示するよう構成される、請求項9、10、又は11に記載のグループコントローラ。
  13. モバイルデバイスがデバイスのグループに参加する方法であって、前記モバイルデバイスのプロセッサによって実行される、
    前記モバイルデバイスの光センサを使用して光源から光放出を受光するステップと、
    前記光放出から識別子を決定するステップであって、前記識別子がデバイスのグループに関連付けられており、前記デバイスのグループが、前記識別子を有する光放出を受光していないモバイルデバイスを含まない、ステップと、
    前記デバイスのグループに参加するステップと、
    前記モバイルデバイスの通信インタフェースを使用して、前記デバイスのグループからの少なくとも1つの更なるデバイスと通信するステップと、
    前記識別子を有する前記光放出を前記光センサがもはや受光していない場合に、前記デバイスのグループを離脱するステップと、を含む、方法。
  14. グループコントローラを使用してモバイルデバイスをデバイスのグループに関連付ける方法であって、前記グループコントローラのプロセッサによって実行される、
    前記グループコントローラの受信機を使用して、モバイルデバイスから、光放出から決定された識別子を受信するステップと、
    前記モバイルデバイスを記憶手段上のデバイスのグループに関連付けるステップであって、前記デバイスのグループが、前記識別子に関連付けられており、前記識別子を有する光放出を受光しているモバイルデバイスを含む、ステップと、
    前記識別子を有する前記光放出を前記モバイルデバイスがもはや受光していない場合に、前記モバイルデバイスを、前記記憶手段上の前記デバイスのグループと関連解除するステップと、
    前記グループコントローラの送信機を使用して、前記モバイルデバイスと前記デバイスのグループからの少なくとも1つの更なるデバイスとの間の通信を可能にするステップと、を含む、方法。
  15. 少なくとも1つのソフトウェアコード部分を含むコンピュータプログラム又はコンピュータプログラム一式であって、前記ソフトウェアコード部分が、コンピュータシステム上で実行されると、請求項13又は14に記載の方法が実行されることを可能にするよう構成される、コンピュータプログラム又はコンピュータプログラム一式。
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