JP6637151B2 - 動画像予測復号方法 - Google Patents
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Description
a)パスト・ピクチャ:CRAピクチャよりも先に復号され、かつ、CRAピクチャよりも先に出力されるピクチャ
b)ラギング・ピクチャ:CRAピクチャよりも先に復号されるが、CRAピクチャよりも後に出力されるピクチャ
c)リーディング・ピクチャ:CRAピクチャよりも後に復号されるが、CRAピクチャよりも先に出力されるピクチャ
d)ノーマル・ピクチャ:.CRAピクチャよりも後に復号され、かつ、CRAピクチャよりも後に出力されるピクチャ
1)ランダム・アクセスピクチャは、前記ビットストリームの任意のランダム・アクセスピクチャから開始される復号プロセスが当該ランダム・アクセスピクチャから開始される場合、復号順で前記ビットストリームの最初のピクチャであり、
2)RASリーディングピクチャは、関連するランダム・アクセスピクチャに出力順で先行するピクチャであって、関連するランダム・アクセスピクチャが復号順で前記ビットストリームの最初のピクチャである場合には復号できないピクチャであり、
3)non−RASリーディングピクチャは、関連するランダム・アクセスピクチャに出力順で先行するピクチャであって、復号できるピクチャであり、
non−RASリーディングピクチャの画面間予測のために使用される参照ピクチャを含む前記non−RASリーディングピクチャのリファレンス・ピクチャ・セットは、RASリーディングピクチャと、関連するランダム・アクセスピクチャに復号順で先行するピクチャとのいずれも含まず、第2のランダム・アクセスピクチャが第1のランダム・アクセスピクチャの後に復号される場合、前記第2のランダム・アクセスピクチャのリファレンス・ピクチャ・セットは、前記第1のランダム・アクセスピクチャに復号順で先行するいずれのピクチャも含まず、前記復元ステップにおいて、前記動画像予測復号装置は、当該ピクチャの復号開始時に、当該ピクチャが正しく復号されるか否かを判定する、ことを特徴とする。
図1は本実施形態に係る動画像予測符号化装置100の構成を示す機能ブロック図である。図1に示すように、動画像予測符号化装置100は、機能的な構成として、入力端子101、ブロック分割器102、予測信号生成器103、フレームメモリ104、減算器105、変換器106、量子化器107、逆量子化器108、逆変換器109、加算器110、エントロピー符号化器111、出力端子112、入力端子113、及びフレームメモリ管理器(またはバッファ管理器ともいう)114を備える。各機能ブロックの動作は、後述する動画像予測符号化装置100の動作の中で説明する。なお、変換器106及び量子化器107は符号化手段に対応し、逆量子化器108、逆変換器109及び加算器110は復号手段に対応する。
次に、本発明に係る動画像予測復号装置について説明する。図2は本実施形態に係る動画像予測復号装置200の構成を示す機能ブロック図である。図2に示すように、動画像予測復号装置200は、機能的な構成として、入力端子201、データ解析器202、逆量子化器203、逆変換器204、加算器205、予測信号生成器208、フレームメモリ207、出力端子206、フレームメモリ管理器209、制御器210、及び切替器211を備える。各機能ブロックの動作は、後述する動画像予測復号装置200の動作の中で説明する。逆量子化器203及び逆変換器204は復号手段に対応する。なお、復号に係る手段としては、逆量子化器203及び逆変換器204に限定されるものではなく、これら以外のものを用いてもよい。また、復号に係る手段は、逆変換器204を無くし逆量子化器203のみで構成してもよい。
1)ネットワーク・アダプテーション・レイヤー・ユニット・タイプ(NUT)またはNALユニット・タイプ(530)
2)ピクチャー・アウトプット・カウント(POC)(540)
3)リファレンス・ピクチャ・セット(RPS)(550)
特徴1:リーディング・ピクチャによって利用されるRPSに関して、ひとつ以上の参照ピクチャ(または少なくともひとつの参照ピクチャ)がRASピクチャである、または、関連付けされたCRAピクチャに復号順で先行する場合、そのリーディング・ピクチャはRASピクチャとする。
特徴2:non−RASピクチャによって利用されるRPSにある全ての参照ピクチャは、non−RASピクチャである参照ピクチャ、かつ、関連付けされたCRAピクチャ以降に復号される参照ピクチャとする。
図4を用いて、本発明のポイントである前述の特徴をもつビットストリームを生成するための動画像予測符号化装置100の動作を説明する。動画像予測符号化装置100はランダム・アクセスを実現するため、一定周期でCRAピクチャを挿入する。この挿入されたCRAピクチャに符号化順で続く全てのピクチャは、次のCRAピクチャが挿入されるまでの間、当該挿入されたCRAピクチャに関連付けされ、以下のステップに従って符号化される。
本実施形態に係る動画像予測復号装置200では、復号プロセスがビットストリームの最初のピクチャとしてCRAピクチャから開始された場合と、ビットストリームの最初のピクチャがCRAピクチャでない場合とで、動作が異なる。この復号プロセスは、次のCRAピクチャの復号時に通常の復号プロセスに戻る。
動画像予測符号化装置100に係る発明は、コンピュータを動画像予測符号化装置100として機能させるための動画像予測符号化プログラムに係る発明として捉えることができる。同様に、動画像予測復号装置200に係る発明は、コンピュータを動画像予測復号装置200として機能させるための動画像予測復号プログラムに係る発明として捉えることができる。
1)CRAピクチャ:CRAピクチャに続くタイプ2ピクチャが、前記CRAピクチャから復号が開始された場合に正しく復号することができる、ことを特徴とするピクチャ、
2)タイプ1ピクチャ:当該ピクチャに関連付けされたCRAピクチャの後に復号され、前記CRAピクチャよりも先に出力されるピクチャであって、画面間予測を行うために、タイプ1ピクチャとしてラベル付けされた少なくとも1つの参照ピクチャ、あるいは、前記関連付けされたCRAピクチャに復号順で先行する少なくとも1つの参照ピクチャ、を含む参照ピクチャのリストを持つピクチャ、
3)タイプ2ピクチャ:画面間予測を行うために、参照ピクチャのリストを持つピクチャであって、当該参照ピクチャのリストにある全ての参照ピクチャが、タイプ2ピクチャあるいはCRAピクチャとしてラベル付けされ、当該ピクチャに関連付けされたCRAピクチャ以降に復号されることを特徴とする、当該ピクチャ、
の計3つのタイプのうちひとつとして、前記画像をラベル付けする、ことを特徴とする。
1)CRAピクチャ:CRAピクチャに続くタイプ2ピクチャが、前記CRAピクチャから復号が開始された場合に正しく復号することができる、ことを特徴とするピクチャ、
2)タイプ1ピクチャ:当該ピクチャに関連付けされたCRAピクチャの後に復号され、前記CRAピクチャよりも先に出力されるピクチャであって、画面間予測を行うために、タイプ1ピクチャとしてラベル付けされた少なくとも1つの参照ピクチャ、あるいは、前記関連付けされたCRAピクチャに復号順で先行する少なくとも1つの参照ピクチャ、を含む参照ピクチャのリストを持つピクチャ、
3)タイプ2ピクチャ:画面間予測を行うために、参照ピクチャのリストを持つピクチャであって、当該参照ピクチャのリストにある全ての参照ピクチャが、タイプ2ピクチャあるいはCRAピクチャとしてラベル付けされ、当該ピクチャに関連付けされたCRAピクチャ以降に復号されることを特徴とする、当該ピクチャ、
の計3つのタイプのうちひとつとして、前記画像をラベル付けする、ことを特徴とする。
1)CRAピクチャ:CRAピクチャに続くタイプ2ピクチャが、前記CRAピクチャから復号が開始された場合に正しく復号することができる、ことを特徴とするピクチャ、
2)タイプ1ピクチャ:当該ピクチャに関連付けされたCRAピクチャの後に復号され、前記CRAピクチャよりも先に出力されるピクチャであって、画面間予測を行うために、タイプ1ピクチャとしてラベル付けされた少なくとも1つの参照ピクチャ、あるいは、前記関連付けされたCRAピクチャに復号順で先行する少なくとも1つの参照ピクチャ、を含む参照ピクチャのリストを持つピクチャ、
3)タイプ2ピクチャ:画面間予測を行うために、参照ピクチャのリストを持つピクチャであって、当該参照ピクチャのリストにある全ての参照ピクチャが、タイプ2ピクチャあるいはCRAピクチャとしてラベル付けされ、当該ピクチャに関連付けされたCRAピクチャ以降に復号されることを特徴とする、当該ピクチャ、
の計3つのタイプのうちひとつとして、前記画像をラベル付けする、ことを特徴とする。
1)CRAピクチャ:CRAピクチャに続くタイプ2ピクチャが、当該CRAピクチャから復号が開始された場合に正しく復号することができる、ことを特徴とするピクチャ、
2)タイプ1ピクチャ:当該ピクチャに関連付けされたCRAピクチャの後に復号され、前記CRAピクチャよりも先に出力されるピクチャであって、画面間予測を行うために、タイプ1ピクチャとしてラベル付けされた少なくとも1つの参照ピクチャ、あるいは、前記関連付けされたCRAピクチャに復号順で先行する少なくとも1つの参照ピクチャ、を含む参照ピクチャのリストを持つピクチャ、
3)タイプ2ピクチャ:画面間予測を行うために、参照ピクチャのリストを持つピクチャであって、当該参照ピクチャのリストにある全ての参照ピクチャが、タイプ2ピクチャあるいはCRAピクチャとしてラベル付けされ、当該ピクチャに関連付けされたCRAピクチャ以降に復号されることを特徴とする、当該ピクチャ、
の計3つのタイプのうちひとつとして各画像にラベル付けされており、前記復元手段は、符号化データの復号がCRAピクチャから開始された場合、タイプ2ピクチャとしてラベル付けされた画像を復号し、タイプ1ピクチャとしてラベル付けされた画像の復号をスキップする、といった復号処理を、次のCRAピクチャの処理直前までの期間、続ける、ことを特徴とする。
1)CRAピクチャ:CRAピクチャに続くタイプ2ピクチャが、当該CRAピクチャから復号が開始された場合に正しく復号することができる、ことを特徴とするピクチャ、
2)タイプ1ピクチャ:当該ピクチャに関連付けされたCRAピクチャの後に復号され、前記CRAピクチャよりも先に出力されるピクチャであって、画面間予測を行うために、タイプ1ピクチャとしてラベル付けされた少なくとも1つの参照ピクチャ、あるいは、前記関連付けされたCRAピクチャに復号順で先行する少なくとも1つの参照ピクチャ、を含む参照ピクチャのリストを持つピクチャ、
3)タイプ2ピクチャ:画面間予測を行うために、参照ピクチャのリストを持つピクチャであって、当該参照ピクチャのリストにある全ての参照ピクチャが、タイプ2ピクチャあるいはCRAピクチャとしてラベル付けされ、当該ピクチャに関連付けされたCRAピクチャ以降に復号されることを特徴とする、当該ピクチャ、
の計3つのタイプのうちひとつとして各画像にラベル付けされており、前記復元ステップにおいて、前記動画像予測復号装置は、符号化データの復号がCRAピクチャから開始された場合、タイプ2ピクチャとしてラベル付けされた画像を復号し、タイプ1ピクチャとしてラベル付けされた画像の復号をスキップする、といった復号処理を、次のCRAピクチャの処理直前までの期間、続ける、ことを特徴とする。
1)CRAピクチャ:CRAピクチャに続くタイプ2ピクチャが、当該CRAピクチャから復号が開始された場合に正しく復号することができる、ことを特徴とするピクチャ、
2)タイプ1ピクチャ:当該ピクチャに関連付けされたCRAピクチャの後に復号され、前記CRAピクチャよりも先に出力されるピクチャであって、画面間予測を行うために、タイプ1ピクチャとしてラベル付けされた少なくとも1つの参照ピクチャ、あるいは、前記関連付けされたCRAピクチャに復号順で先行する少なくとも1つの参照ピクチャ、を含む参照ピクチャのリストを持つピクチャ、
3)タイプ2ピクチャ:画面間予測を行うために、参照ピクチャのリストを持つピクチャであって、当該参照ピクチャのリストにある全ての参照ピクチャが、タイプ2ピクチャあるいはCRAピクチャとしてラベル付けされ、当該ピクチャに関連付けされたCRAピクチャ以降に復号されることを特徴とする、当該ピクチャ、
の計3つのタイプのうちひとつとして各画像にラベル付けされており、前記復元手段は、符号化データの復号がCRAピクチャから開始された場合、タイプ2ピクチャとしてラベル付けされた画像を復号し、タイプ1ピクチャとしてラベル付けされた画像の復号をスキップする、といった復号処理を、次のCRAピクチャの処理直前までの期間、続ける、ことを特徴とする。
1)符号化データの復号が開始されるCRAピクチャ、
2)当該ピクチャに関連付けされたCRAピクチャよりも後に復号され、前記関連付けされたCRAピクチャよりも先に出力され、前記復元手段による復号処理がスキップされ、前記画像格納手段に格納されず出力されないピクチャであって、画面間予測を行うために、前記復元手段による復号処理がスキップされる少なくとも1つの参照ピクチャ、あるいは、前記関連付けされたCRAピクチャに復号順で先行する少なくとも1つの参照ピクチャ、を含む参照ピクチャのリストを持つ、当該ピクチャ、
3)前記復元手段により復号され、必要に応じて参照のために前記画像格納手段に格納されるピクチャであって、当該ピクチャは画面間予測を行うために参照ピクチャのリストを持ち、当該参照ピクチャのリストにある全ての参照ピクチャが、前記復元手段により復号され、当該ピクチャに関連付けされたCRAピクチャ以降に復号されることを特徴とする、当該ピクチャ、
の計3つに、前記画像を分類し制御する、ことを特徴とする。
1)符号化データの復号が開始されるCRAピクチャ、
2)当該ピクチャに関連付けされたCRAピクチャよりも後に復号され、前記関連付けされたCRAピクチャよりも先に出力され、前記復元ステップによる復号処理がスキップされ、前記画像格納ステップにて格納されず出力されないピクチャであって、画面間予測を行うために、前記復元ステップによる復号処理がスキップされる少なくとも1つの参照ピクチャ、あるいは、前記関連付けされたCRAピクチャに復号順で先行する少なくとも1つの参照ピクチャ、を含む参照ピクチャのリストを持つ、当該ピクチャ、
3)前記復元ステップにより復号され、必要に応じて参照のために前記画像格納ステップにて格納されるピクチャであって、当該ピクチャは画面間予測を行うために参照ピクチャのリストを持ち、当該参照ピクチャのリストにある全ての参照ピクチャが、前記復元ステップにより復号され、当該ピクチャに関連付けされたCRAピクチャ以降に復号されることを特徴とする、当該ピクチャ、
の計3つに、前記画像を分類し制御する、ことを特徴とする。
1)符号化データの復号が開始されるCRAピクチャ、
2)当該ピクチャに関連付けされたCRAピクチャよりも後に復号され、前記関連付けされたCRAピクチャよりも先に出力され、前記復元手段による復号処理がスキップされ、前記画像格納手段に格納されず出力されないピクチャであって、画面間予測を行うために、前記復元手段による復号処理がスキップされる少なくとも1つの参照ピクチャ、あるいは、前記関連付けされたCRAピクチャに復号順で先行する少なくとも1つの参照ピクチャ、を含む参照ピクチャのリストを持つ、当該ピクチャ、
3)前記復元手段により復号され、必要に応じて参照のために前記画像格納手段に格納されるピクチャであって、当該ピクチャは画面間予測を行うために参照ピクチャのリストを持ち、当該参照ピクチャのリストにある全ての参照ピクチャが、前記復元手段により復号され、当該ピクチャに関連付けされたCRAピクチャ以降に復号されることを特徴とする、当該ピクチャ、
の計3つに、前記画像を分類し制御する、ことを特徴とする。
1)符号化データの復号が開始されるCRAピクチャ、
2)当該ピクチャに関連付けされたCRAピクチャよりも後に復号され、前記関連付けされたCRAピクチャよりも先に出力され、前記復元手段による復号処理がスキップされ、前記画像格納手段に格納されず出力されないピクチャであって、画面間予測を行うために、前記復元手段による復号処理がスキップされる少なくとも1つの参照ピクチャ、あるいは、前記関連付けされたCRAピクチャに復号順で先行する少なくとも1つの参照ピクチャ、を含む参照ピクチャのリストを持つ、当該ピクチャ、
3)前記復元手段により復号され、必要に応じて参照のために前記画像格納手段に格納されるピクチャであって、当該ピクチャは画面間予測を行うために参照ピクチャのリストを持ち、当該参照ピクチャのリストにある全ての参照ピクチャが、前記復元手段により復号され、当該ピクチャに関連付けされたCRAピクチャ以降に復号されることを特徴とする、当該ピクチャ、
の計3つに、前記画像を分類して制御し、前記復元手段は、符号化データの復号が当該ピクチャに関連付けされたCRAピクチャで開始された場合、当該ピクチャに関する参照ピクチャのリストにある全ての参照ピクチャが前記画像格納手段に格納されているか否かを判定し、参照ピクチャのリストにある全ての参照ピクチャが格納されていれば当該ピクチャを復号し、参照ピクチャのリストにある1つ以上の参照ピクチャが格納されていなければ当該ピクチャの復号をスキップする、といった復号処理を、次のCRAピクチャの処理直前までの期間、続ける、ことを特徴とする。
1)符号化データの復号が開始されるCRAピクチャ、
2)当該ピクチャに関連付けされたCRAピクチャよりも後に復号され、前記関連付けされたCRAピクチャよりも先に出力され、前記復元ステップによる復号処理がスキップされ、前記画像格納ステップにて格納されず出力されないピクチャであって、画面間予測を行うために、前記復元ステップによる復号処理がスキップされる少なくとも1つの参照ピクチャ、あるいは、前記関連付けされたCRAピクチャに復号順で先行する少なくとも1つの参照ピクチャ、を含む参照ピクチャのリストを持つ、当該ピクチャ、
3)前記復元ステップにより復号され、必要に応じて参照のために前記画像格納ステップにて格納されるピクチャであって、当該ピクチャは画面間予測を行うために参照ピクチャのリストを持ち、当該参照ピクチャのリストにある全ての参照ピクチャが、前記復元ステップにより復号され、当該ピクチャに関連付けされたCRAピクチャ以降に復号されることを特徴とする、当該ピクチャ、
の計3つに、前記画像を分類して制御し、前記復元ステップにおいて、前記動画像予測復号装置は、符号化データの復号が当該ピクチャに関連付けされたCRAピクチャで開始された場合、当該ピクチャに関する参照ピクチャのリストにある全ての参照ピクチャが前記画像格納ステップにて格納されているか否かを判定し、参照ピクチャのリストにある全ての参照ピクチャが格納されていれば当該ピクチャを復号し、参照ピクチャのリストにある1つ以上の参照ピクチャが格納されていなければ当該ピクチャの復号をスキップする、といった復号処理を、次のCRAピクチャの処理直前までの期間、続ける、ことを特徴とする。
1)符号化データの復号が開始されるCRAピクチャ、
2)当該ピクチャに関連付けされたCRAピクチャよりも後に復号され、前記関連付けされたCRAピクチャよりも先に出力され、前記復元手段による復号処理がスキップされ、前記画像格納手段に格納されず出力されないピクチャであって、画面間予測を行うために、前記復元手段による復号処理がスキップされる少なくとも1つの参照ピクチャ、あるいは、前記関連付けされたCRAピクチャに復号順で先行する少なくとも1つの参照ピクチャ、を含む参照ピクチャのリストを持つ、当該ピクチャ、
3)前記復元手段により復号され、必要に応じて参照のために前記画像格納手段に格納されるピクチャであって、当該ピクチャは画面間予測を行うために参照ピクチャのリストを持ち、当該参照ピクチャのリストにある全ての参照ピクチャが、前記復元手段により復号され、当該ピクチャに関連付けされたCRAピクチャ以降に復号されることを特徴とする、当該ピクチャ、
の計3つに、前記画像を分類して制御し、前記復元手段は、符号化データの復号が当該ピクチャに関連付けされたCRAピクチャで開始された場合、当該ピクチャに関する参照ピクチャのリストにある全ての参照ピクチャが前記画像格納手段に格納されているか否かを判定し、参照ピクチャのリストにある全ての参照ピクチャが格納されていれば当該ピクチャを復号し、参照ピクチャのリストにある1つ以上の参照ピクチャが格納されていなければ当該ピクチャの復号をスキップする、といった復号処理を、次のCRAピクチャの処理直前までの期間、続ける、ことを特徴とする。
1)ランダム・アクセスピクチャは、前記ビットストリームの任意のランダム・アクセスピクチャから開始される復号プロセスが当該ランダム・アクセスピクチャから開始される場合、復号順で前記ビットストリームの最初のピクチャであり、
2)RASリーディングピクチャは、関連するランダム・アクセスピクチャに出力順で先行するピクチャであって、関連するランダム・アクセスピクチャが復号順で前記ビットストリームの最初のピクチャである場合には復号できないピクチャであり、
3)non−RASリーディングピクチャは、関連するランダム・アクセスピクチャに出力順で先行するピクチャであって、復号できるピクチャであり、
non−RASリーディングピクチャの画面間予測のために使用される参照ピクチャを含む前記non−RASリーディングピクチャのリファレンス・ピクチャ・セットは、RASリーディングピクチャと、関連するランダム・アクセスピクチャに復号順で先行するピクチャとのいずれも含まず、
第2のランダム・アクセスピクチャが第1のランダム・アクセスピクチャの後に復号される場合、前記第2のランダム・アクセスピクチャのリファレンス・ピクチャ・セットは、前記第1のランダム・アクセスピクチャに復号順で先行するいずれのピクチャも含まない、ことを特徴とする。
1)ランダム・アクセスピクチャは、前記ビットストリームの任意のランダム・アクセスピクチャから開始される復号プロセスが当該ランダム・アクセスピクチャから開始される場合、復号順で前記ビットストリームの最初のピクチャであり、
2)RASリーディングピクチャは、関連するランダム・アクセスピクチャに出力順で先行するピクチャであって、関連するランダム・アクセスピクチャが復号順で前記ビットストリームの最初のピクチャである場合には復号できないピクチャであり、
3)non−RASリーディングピクチャは、関連するランダム・アクセスピクチャに出力順で先行するピクチャであって、復号できるピクチャであり、
non−RASリーディングピクチャの画面間予測のために使用される参照ピクチャを含む前記non−RASリーディングピクチャのリファレンス・ピクチャ・セットは、RASリーディングピクチャと、関連するランダム・アクセスピクチャに復号順で先行するピクチャとのいずれも含まず、
第2のランダム・アクセスピクチャが第1のランダム・アクセスピクチャの後に復号される場合、前記第2のランダム・アクセスピクチャのリファレンス・ピクチャ・セットは、前記第1のランダム・アクセスピクチャに復号順で先行するいずれのピクチャも含まない、ことを特徴とする。
1)ランダム・アクセスピクチャは、前記ビットストリームの任意のランダム・アクセスピクチャから開始される復号プロセスが当該ランダム・アクセスピクチャから開始される場合、復号順で前記ビットストリームの最初のピクチャであり、
2)RASリーディングピクチャは、関連するランダム・アクセスピクチャに出力順で先行するピクチャであって、関連するランダム・アクセスピクチャが復号順で前記ビットストリームの最初のピクチャである場合には復号できないピクチャであり、
3)non−RASリーディングピクチャは、関連するランダム・アクセスピクチャに出力順で先行するピクチャであって、復号できるピクチャであり、
non−RASリーディングピクチャの画面間予測のために使用される参照ピクチャを含む前記non−RASリーディングピクチャのリファレンス・ピクチャ・セットは、RASリーディングピクチャと、関連するランダム・アクセスピクチャに復号順で先行するピクチャとのいずれも含まず、
第2のランダム・アクセスピクチャが第1のランダム・アクセスピクチャの後に復号される場合、前記第2のランダム・アクセスピクチャのリファレンス・ピクチャ・セットは、前記第1のランダム・アクセスピクチャに復号順で先行するいずれのピクチャも含まない、ことを特徴とする。
1)ランダム・アクセスピクチャは、前記ビットストリームの任意のランダム・アクセスピクチャから開始される復号プロセスが当該ランダム・アクセスピクチャから開始される場合、復号順で前記ビットストリームの最初のピクチャであり、
2)RASリーディングピクチャは、関連するランダム・アクセスピクチャに出力順で先行するピクチャであって、関連するランダム・アクセスピクチャが復号順で前記ビットストリームの最初のピクチャである場合には復号できないピクチャであり、
3)non−RASリーディングピクチャは、関連するランダム・アクセスピクチャに出力順で先行するピクチャであって、復号できるピクチャであり、
第2のランダム・アクセスピクチャが第1のランダム・アクセスピクチャの後に復号される場合、前記第2のランダム・アクセスピクチャのリファレンス・ピクチャ・セットは、前記第1のランダム・アクセスピクチャに復号順で先行するいずれのピクチャも含まず、関連するランダム・アクセスピクチャが復号順で前記ビットストリームの最初のピクチャである場合には、RASリーディングピクチャは出力されない、ことを特徴とする。
1)ランダム・アクセスピクチャは、前記ビットストリームの任意のランダム・アクセスピクチャから開始される復号プロセスが当該ランダム・アクセスピクチャから開始される場合、復号順で前記ビットストリームの最初のピクチャであり、
2)RASリーディングピクチャは、関連するランダム・アクセスピクチャに出力順で先行するピクチャであって、関連するランダム・アクセスピクチャが復号順で前記ビットストリームの最初のピクチャである場合には復号できないピクチャであり、
3)non−RASリーディングピクチャは、関連するランダム・アクセスピクチャに出力順で先行するピクチャであって、復号できるピクチャであり、
第2のランダム・アクセスピクチャが第1のランダム・アクセスピクチャの後に復号される場合、前記第2のランダム・アクセスピクチャのリファレンス・ピクチャ・セットは、前記第1のランダム・アクセスピクチャに復号順で先行するいずれのピクチャも含まず、関連するランダム・アクセスピクチャが復号順で前記ビットストリームの最初のピクチャである場合には、RASリーディングピクチャは出力されない、ことを特徴とする。
Claims (3)
- 動画像予測復号装置により実行される動画像予測復号方法であって、
動画像を構成する複数のピクチャのための圧縮画像データであって、ピクチャごとに、ランダム・アクセスピクチャと、ランダム・アクセス・スキップ(RAS)リーディングピクチャと、non−RASリーディングピクチャとを含む複数のピクチャ・タイプのうちのひとつとして当該ピクチャを識別するNALユニット・タイプの情報を有する圧縮画像データを含むビットストリームを入力する入力ステップと、
前記ピクチャ・タイプに基づいて、前記圧縮画像データを復号し、再生画像に復元する復元ステップと、
前記再生画像を出力する出力ステップと、
を具備し、
1)ランダム・アクセスピクチャは、前記ビットストリームの任意のランダム・アクセスピクチャから開始される復号プロセスが当該ランダム・アクセスピクチャから開始される場合、復号順で前記ビットストリームの最初のピクチャであり、
2)RASリーディングピクチャは、関連するランダム・アクセスピクチャに出力順で先行するピクチャであって、関連するランダム・アクセスピクチャが復号順で前記ビットストリームの最初のピクチャである場合には復号できないピクチャであり、
3)non−RASリーディングピクチャは、関連するランダム・アクセスピクチャに出力順で先行するピクチャであって、復号できるピクチャであり、
non−RASリーディングピクチャの画面間予測のために使用される参照ピクチャを含む前記non−RASリーディングピクチャのリファレンス・ピクチャ・セットは、RASリーディングピクチャと、関連するランダム・アクセスピクチャに復号順で先行するピクチャとのいずれも含まず、
第2のランダム・アクセスピクチャが第1のランダム・アクセスピクチャの後に復号される場合、前記第2のランダム・アクセスピクチャのリファレンス・ピクチャ・セットは、前記第1のランダム・アクセスピクチャに復号順で先行するいずれのピクチャも含まず、
前記復元ステップにおいて、前記動画像予測復号装置は、当該ピクチャの復号開始時に、当該ピクチャが正しく復号されるか否かを判定する、
ことを特徴とする動画像予測復号方法。 - 前記復元ステップの判定において、前記動画像予測復号装置は、当該ピクチャが前記RASリーディングピクチャであるか否かを判定し、当該ピクチャが前記RASリーディングピクチャであれば当該ピクチャが正しく復号されないと判定し、当該ピクチャが前記RASリーディングピクチャでなければ当該ピクチャが正しく復号されると判定する、
ことを特徴とする請求項1に記載の動画像予測復号方法。 - 前記復元ステップの判定において、前記動画像予測復号装置は、当該ピクチャに関する参照ピクチャのリストにある全ての参照ピクチャが格納されているか否かを判定し、参照ピクチャのリストにある全ての参照ピクチャが格納されていれば当該ピクチャが正しく復号されると判定し、参照ピクチャのリストにある1つ以上の参照ピクチャが格納されていなければ当該ピクチャが正しく復号されないと判定する、
ことを特徴とする請求項1に記載の動画像予測復号方法。
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