JP6636076B2 - 情報処理装置 - Google Patents

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本発明は、情報処理装置に関する。
従来より、患者の病状又は要求に応じて医師を選定するための医師選定システムが提案されていた(例えば、特許文献1参照)。また、セカンドオピニオンを得たいという患者に対して、より負担を軽減することができるセカンドオピニオン支援システムが提案されていた(例えば、特許文献2参照)。
特開2004−13268号公報 特開2003−303240号公報
しかしながら、特許文献1及び特許文献2を含め従来の技術では、医療機関や医師に関して公に開示された情報を予めシステムに記憶させておくことにより、患者に対する回答を行う医師を選定するため、必ずしも患者にとって適切な回答を行う医師が選定されるとは、言い難かった。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、患者の病状や要求に対してより適切な回答を行うことが可能な医師を適切に選定することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一態様の情報処理装置は、
患者自身又は当該患者に関わる人の要望又は状況と、M人(Mは1以上の整数値)の医師に関する情報とに基づいて、前記M人の中からN人(NはM未満の整数値)の医師を回答者として選定する回答者選定手段と、
前記N人の医師が回答するにあたって必要となる前記患者に関する情報を、患者情報として、前記N人の医師に夫々提供する患者情報提供手段と、
前記N人の医師の夫々から、回答を示す回答情報を取得する回答情報取得手段と、
前記N人の医師の夫々の前記回答情報に基づいて、ユーザに通知する情報をユーザ通知情報として生成するユーザ通知情報生成手段と、
を備える。
本発明によれば、病院又は医師に関して、公に開示された情報と、医師向け情報サイト等の閉鎖環境内に存在する情報と、を有効活用することにより、患者の病状又は要求に応じて適切な医師を推薦する情報処理装置を提供することができる。
また、本発明は、患者の病状又は要求に応じた適切な専門医によるマルチオピニオンを可能とする情報処理装置を提供することができる。
本発明の情報処理装置を用いて提供されるサービスの概要の一例を示す模式図である。 本発明の情報処理装置の一実施形態に係るサーバを含む情報処理システムの構成を示すブロック図である。 図2の情報処理システムのうちサーバのハードウェアの構成の一例を示すブロック図である。 図3のサーバの機能的構成のうち、ユーザ通知情報提供処理を実行するための機能的構成の一例を示す機能ブロック図である。 図4の機能的構成を有するサーバにより実行されるユーザ通知情報提示処理の流れの一例を説明するフローチャートである。 図4の機能的構成を有するサーバの記憶部が格納する医師情報の具体例を示す図である。 図4の機能的構成を有する医師端末に表示される画面のうち、医師からの回答を得るための質問画面の具体例を示す図である。 図4の機能的構成を有する医師端末に表示される画面のうち、ベストドクターセレクションのユーザ通知情報が表示される画面の一例としての調査結果画面の具体例を示す図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を用いて説明する。
図1は、本発明の情報処理装置を用いて提供されるサービス(以下、本サービスと呼ぶ)の概要の一例を示す模式図である。
本サービスでは、M人(Mは任意の整数値)の医師から選定されたN人(NはM未満の任意の整数値)の意見等に基づいて、患者に対して有益な情報を提供するサービスである。
ここで、患者とは、受診者は勿論のこと、未受診者を含む広義な概念である。即ち、主治医がついていない自然人であって、自身の身体等に対する診察や診断を希望する者(現実に診断されると健康体とされる者であっても良い)も、患者に含まれる。換言すると、医療機関又は医師に受診者として関わりたいという要望を持つ者は、患者である。
なお、本サービスの提供者からみると、M人の医師もユーザとなり得るが、以下、特に断わりのない限り、ユーザとは患者を意味するものとする。
図1において、医師会員集団DGは、上述のM人の医師からなる集団である。ここで、本サービスの提供者は、医師会員集団DGを構成するM人の医師を会員として、当該会員に使用させるWebサイト(以下、「医師会員用サイト」と呼ぶ)を運営しているものとする。医師会員用サイトは、医療活動に従事する上で有用な情報を記事として掲載して、会員に閲覧させる機能を有している。また、医師会員用サイトは、各種アンケートや質問等を会員に提示して、会員からの回答を受け付ける機能を有している。
本サービスの提供者は、これらの2つの機能を含め、医師会員用サイトが有する各種機能を会員(医師)が利用する行為(医師会員用サイトにおける活動)のログを、各会員毎に取得して管理することができる。
図1の例では、本サービスのうち、マルチオピニオンとベストドクターセレクションと呼ばれる2つのサービスの概要が示されている。以下、マルチオピニオンとベストドクターセレクションとの夫々について、その順番に個別に説明する。
マルチオピニオンとは、所定医師(医師会員DGを構成する医師会員に限られない)から診察や診断を受けた患者が、当該所定医師とは異なる複数の医師(図1の例では3人の医師)からも意見を得ることができるサービスである。即ち、所謂セカンドオピニオンを、より少ない負担で、より専門性が高いより多くの医師を対象として、より迅速に実現するサービスが、マルチオピニオンである。
以下、マルチオピニオンについて、具体的に説明する。
図1の例では、患者P1に対するマルチオピニオンが行われる。患者P1は、所定医師による診察や診断を受けた受診者であるものとする。
患者P1は通常、数ある医院や医師について多くの事情を知っていない。このため、不確かな評判や、患者P1自身の都合に合う受診のし易さに基づいて、所定医師が決定されることが多い。
しかしながら、患者P1の心身の状況によっては、診断自体や、診断に基づく治療方針や方法の決定に慎重を期すべく、一人の所定医師による判断に直ちに従うことを避けた方が好適な場合がある。
このような場合、患者P1は、自身の端末(例えば後述する図2の患者端末3)を操作して、「専門医の一般的な意見を参考にしたい」等の情報RQ1を、サーバ(例えば後述する図2のサーバ1)に送信する。
サーバは、患者P1からの情報RQ1と、医師会員集団DGに属するM人の医師に関する情報とに基づいて、例えば3人の医師からなる医師3人集団DG1を選定する。
医師3人集団DG1に属する3人の医師の夫々は、自身の端末(例えば後述する図2の医師端末2)を操作することで医師会員用サイトにアクセスして、患者P1からの情報RQ1や、当該患者P1についての検査値やMRI画像等の患者情報PD等を取得する。なお、以下、情報RQ1や患者情報PD等をまとめて、「患者P1に関する情報」と呼ぶ。
そして、医師3人集団DG1に属する3名の医師の夫々は、自身の端末を操作して、夫々の回答を示す情報OPを、医師会員用サイトを通じて入力して、サーバに送信する。
サーバは、情報OPに基づいて、医師3人集団DG1に属する3名の医師の夫々の回答を含む情報AN1を生成し、患者P1の端末に送信する。
以上、マルチオピニオンについて説明した。次にベストドクターセレクションについて説明する。
ベストドクターセレクションとは、複数の医師(図1の例では30人)の意見に基づいて、患者の要望及び状況に適した、実績豊富な医師と医療機関を推薦するサービスである。
以下、ベストドクターセレクションについて、具体的に説明する。
図1の例では、患者P2に対するベストドクターセレクションが行われる。患者P2は、受診者でも未受診者でもよい。
患者P2は、自身の端末(例えば後述する図2の患者端末3)を操作して、「茨城で良い医者を探している。」等の情報RQ2を、サーバ(例えば後述する図2のサーバ1)に送信する。
サーバは、患者P2からの情報RQ2と、医師会員集団DGに属するM人の医師に関する情報とに基づいて、例えば30人の医師からなる医師30人集団DG2を選定する。
医師30人集団DG2に属する30人の医師の夫々は、自身の端末(例えば後述する図2の医師端末2)を操作することで医師会員用サイトにアクセスして、患者P2からの情報RQ2等の情報(以下「患者P2に関する情報」と呼ぶ)を取得する。
そして、医師30人集団DG2に属する30名の医師の夫々は、自身の端末を操作して、夫々の回答を示す情報RCを、医師会員用サイトを通じて入力して、サーバに送信する。
サーバは、情報RCに基づいて、医師30人集団DG2に属する30名の医師の夫々の回答を考察し、その考察結果に基づいて、茨城において患者P2に推薦すべき医療機関や医師を含む情報AN2を生成し、患者P2の端末に送信する。
以上、図1を参照して、マルチオピニオンとベストドクターセレクションについて説明したが、これらは上述の如く本サービスの一例に過ぎない。
即ち、本サービスは、次のような処理がサーバで実行されれば足りる。
先ず、サーバは、患者自身又は当該患者に関わる人の要望又は状況と、M人(Mは1以上の整数値)の医師に関する情報とに基づいて、M人の中からN人(NはM未満の整数値)の医師を回答者として選定する。
上述の例では、情報RQ1や情報RQ2が、患者自身又は当該患者に関わる人(例えば患者の家族)の要望又は状況を示す情報(以下、「要望状況情報」と呼ぶ)に該当する。
ここで注目すべきは、N人の医師(回答者)の選定手法としては、患者側の要望状況情報のみならず、回答者の候補となるM人の医師に関する情報も考慮する手法が採用されている点である。
これにより、患者と医師とのマッチングが可能になり、患者の要望や状況に適したN人の医師が選定される。
ここで、M人の医師に関する情報としては、本サービスの提供者以外の者から発信されて公に開示された情報(以下、「パブリック情報」と呼ぶ)だけを採用することもできるが、これに代えて又はこれと共に、医師会員用サイトにおけるM人の会員の医師に関する情報を採用すると好適である。パブリック情報だけでは得られない情報も加味して、患者と医師とのマッチングが行われるため、患者の要望や状況により一段と適したN人の医師が選定され得るからである。
ここで、パブリック情報以外の情報としては、具体的には例えば、医師会員用サイトにおける会員の1以上の所定活動の履歴を示す情報を採用することができる。1以上の所定活動としては、医師会員用サイトが有する各種機能を会員(医師)が利用する夫々の行為(医師会員用サイトにおける活動)が該当する。上述のように、これらのログは、サーバにおいて各会員毎に取得されて管理されている。
なお、患者は、本サービスを利用していることを主治医に知られたくないと所望する場合が多い。このような場合に対処すべく、本実施形態では、サーバは、患者の主治医と同一の医療機関に属する医師(主治医自体も含む)を回答者の候補に含めることを禁止している。
また、回答者は、本サービスの提供者側の意思に基づいて選定されてもよいが、よりよい回答を引き出すべく、回答を積極的に望む医師から選定された方がよい場合がある。このような場合に対処すべく、本実施形態では、サーバは、回答を所望する旨を予め表明している医師を回答者の候補に含め、当該候補の中から回答者を選定している。
サーバは、このようにしてN人の回答者を選定すると、N人の医師が回答するにあたって必要となる患者に関する情報(例えば患者P1について患者情報PDや要望状況情報RQ1であり、患者P2については要望状況情報RQ2)を、N人の医師(回答者)に夫々提供する。
そして、サーバは、N人の医師(回答者)の夫々から、回答を示す情報(以下、「回答情報」と呼ぶ)を取得する。例えば情報OPや情報RCが回答情報の一例である。
サーバは、N人の医師の夫々の回答情報に基づいて、ユーザ(患者)に通知する情報(以下、「ユーザ通知情報」と呼ぶ)を生成する。例えば情報AN1やAN2がユーザ通知情報の一例である。
ここで、ユーザ通知情報は、N人の医師の回答情報に基づいて生成されたものであれば足り、その生成手法やその形態等は特に限定されない。
例えばマルチオピニオンであれば、その特性上、3人の医師の回答を事実としてそのまま掲載した情報をユーザ通知情報として生成した方が好適である。これに対して、ベストドクターセレクションであれば、その特性上、30人の医師の回答を事実としてそのまま掲載するよりも、これらの回答を考察し、その考察結果に基づいて、集計した内容や要約した内容等を含むユーザ通知情報を生成した方が好適である。
さらに言えば、ベストドクターセレクションであれば、サーバは、N人の医師の夫々の回答に加え、さらに過去のユーザ通知情報(別の患者に対する情報でもよいし、別の医師の回答に基づく情報でもよい)を考察し、その考察結果に基づいて、ユーザ通知情報を生成してもよい。これにより、N人の医師の回答のみならず、同様な過去の事案の回答も考慮した推薦、即ち、より多くの専門的見解に基づいた推薦が可能になるので、患者にとって有益である。
このような本サービスを実現可能な情報処理装置(サーバ)、即ち本発明が適用される情報処理装置の一実施形態であるサーバについて、以下、説明していく。
図2は、本発明の情報処理装置の一実施形態に係るサーバを含む情報処理システムの構成を示すブロック図である。
図2に示す情報処理システムは、本サービスの提供者により管理されるサーバ1と、M人の医師夫々に操作される医師端末2−1乃至2−Mと、患者P1に操作される患者端末3−1と、患者P2に使用される患者端末3−2とを備えている。
なお、医師端末2−1乃至2−Mの夫々を個々に区別する必要がない場合、これらをまとめて「医師端末2」と呼ぶ。
同様に、患者端末3−1と患者端末3−2の夫々を個々に区別する必要がない場合、これらをまとめて、「患者端末3」と呼ぶ。なお、患者端末3の台数は、図2の例の2台に限定されない。即ち、図1に図示せぬ他の患者が存在するならば当該他の患者が操作する患者端末3も実際には存在する。
図3は、図2の情報処理システムのうちサーバ1のハードウェアの構成の一例を示すブロック図である。
サーバ1は、CPU(Central Processing Unit)11と、ROM(Read Only Memory)12と、RAM(Random Access Memory)13と、バス14と、入出力インターフェース15と、出力部16と、入力部17と、記憶部18と、通信部19と、ドライブ20と、を備えている。
CPU11は、ROM12に記録されているプログラム、又は、記憶部18からRAM13にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。
RAM13には、CPU11が各種の処理を実行する上において必要なデータ等も適宜記憶される。
CPU11、ROM12及びRAM13は、バス14を介して相互に接続されている。このバス14にはまた、入出力インターフェース15も接続されている。入出力インターフェース15には、出力部16、入力部17、記憶部18、通信部19及びドライブ20が接続されている。
出力部16は、ディスプレイやスピーカ等で構成され、画像や音声を出力する。
入力部17は、各種釦等で構成され、ユーザの指示操作に応じて各種情報を入力する。
記憶部18は、ハードディスクあるいはDRAM(Dynamic Random Access Memory)等で構成され、後述する医師情報等の各種データを記憶する。
通信部19は、他の装置(医師端末2や患者端末3)との間で行う通信を制御する。
ドライブ20には、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、あるいは半導体メモリ等よりなる、リムーバブルメディア21が適宜装着される。ドライブ20によってリムーバブルメディア21から読み出されたプログラムは、必要に応じて記憶部18にインストールされる。また、リムーバブルメディア21は、記憶部18に記憶されている医師情報等の各種データも、記憶部18と同様に記憶することができる。
図4は、図3のサーバの機能的構成のうち、ユーザ通知情報提供処理を実行するための機能的構成の一例を示す機能ブロック図である。
ユーザ通知情報提供処理とは、上述の本サービスを提供するためのサーバ1側の処理のことである。
ユーザ通知情報提供処理が実行される場合、サーバ1のCPU11においては、医師会員サイト管理部31と、医師情報取得部32と、要望状況情報取得部33と、回答者選定部34と、患者情報提供部35と、回答情報取得部36と、ユーザ通知情報生成部37と、ユーザ通知情報提示部38と、フィードバック情報取得部39とが機能する。
また、サーバの記憶部18の一領域には、医師DB51と、患者情報DB52とが設けられる。なお、医師DB51には、図6にて後述する医師情報が格納される。
医師会員サイト管理部31は、上述の医師会員専用サイトを管理する。
医師情報取得部32は、医師会員専用サイトを利用可能なM人の医師(会員)に関する情報を、医師情報として取得して、医師DB51に記憶させる。
医師情報取得部32は、パブリック情報取得部41と、会員活動情報取得部42とを備える。
パブリック情報取得部41は、M人の医師の夫々についての公に開示された第1種情報、即ちパブリック情報を、例えばインターネット等の外部通信網Cから取得する。
会員活動情報取得部42は、M人の医師が会員として利用可能な医師会員専用サイトにおける、当該M人の医師の夫々についての会員に関する第2種情報として、当該医師会員専用サイトにおける会員の1以上の所定活動の履歴を示す情報(ログ情報)を取得する。なお、このようなログ情報を、以下「会員活動情報」と呼ぶ。
具体的には例えば、ここでは、会員活動情報取得部42は、会員の医師会員用サイトにおける活動の情報、例えば当該医師の医師会員用サイト内での行動の傾向を示す情報を取得する。また例えば、会員活動情報取得部42は、本サービス(マルチオピニオンやベストドクターセレクション等)における医師の回答に関する情報、例えば当該医師の回答の実績数を取得する。
要望状況情報取得部33は、患者自身又は当該患者に関わる人の要望又は状況に関する情報を、要望状況情報として取得する。
例えば、マルチオピニオンであれば図1の情報RQ1等が要望状況情報として取得される。ベストドクターセレクションであれば図1の情報RQ2等が要望状況情報として取得される。
なお、要望状況情報の提供元は、本実施形態では患者端末3とされているが、特にこれに限定されず、メモリスティックや紙等の媒体であってもよい。
回答者選定部34は、要望状況情報取得部33により取得された要望状況情報と、医師情報取得部32により取得されて医師DB51に記憶されたM人の医師に関する医師情報(パブリック情報と会員活動情報)に基づいて、当該患者と当該M人の医師の夫々とのマッチングの処理を実行する。回答者選定部34は、そのマッチングの処理の実行結果に基づいて、M人の医師の中からN人を回答者として選定する。
これにより、例えば、パブリックとなっている対象疾患の治療実績施設や、希少疾病のワーキンググループ等のデータ等を照らし合わせて、患者等の要望又は状況に適切に応えることのできる最適な医師が、回答者として選定され得る。
なお、回答者の候補となるM人の医師は、本サービスの提供者の治験に協力している医師まで拡張してもよい。
ここで本実施形態では、回答者選定部34は、M人の医師の中に、回答を所望する旨を予め表明している医師が存在する場合、その者を回答者の候補に含め、当該候補の中から回答者を選定する。
また本実施形態では、回答者選定部34は、患者の主治医と同一の医療機関に属する医師(主治医自身も含む)を回答者の候補に含めることを禁止する。
また本実施形態では、回答者選定部34は、回答者を選定するに際し、要望状況情報とM人の医師に関する医師情報とに加えて、さらに後述するフィードバック情報を考慮する。
これにより、本サービスの提供を過去に受けた患者(今回対象となる患者自身であってもよいし、他の患者であってもよい)による評価も考慮されるので、回答者となる医師がより適切に選定され得る。
さらに、患者側からのフィードバック(患者側の評価等)だけでなく、医師側の過去の情報を用いた機械学習の結果を考慮して、回答者の選定が行われてもよい。具体的には例えば、過去のアンケートの回答実績、医師会員用サイト内での行動傾向などの解析や、パブリック情報となっている論文執筆情報などを組み合わせて、どの医師が最適な回答を行うかを機械学習させ、この機械学習の結果を回答者の選定に用いてもよい。
患者情報提供部35は、N人の医師が回答するにあたって必要となる患者に関する情報を、N人の医師に夫々提供する。
ここで、患者に関する情報には、例えば、要望状況情報取得部33により取得された要望状況情報(マルチオピニオンであれば図1の情報RQ1であり、ベストドクターセレクションであれば図1の情報RQ2である)が含まれる。
また、マルチオピニオンであれば、患者情報DB52に記憶された患者情報(例えば図1の患者情報PD)も、患者に関する情報に含まれる。
ここで本実施形態では、患者情報提供部35は、患者に関する情報のうち、少なくとも当該患者を特定する情報について加工したものを、N人の医師の医師端末2(例えば図4において網掛けされたもの)に夫々提供する。
ここで、加工の手法や形態は特に限定されないが、本実施形態では、患者情報提供部35は、患者を保護すべく、患者の個人情報について匿名化する。この匿名化の手法は特に限定されず、例えばビューアを用い、患者の画像診断結果に含まれる、氏名・年齢等の患者の個人情報を全て削除する手法を採用することができる。
回答情報取得部36は、N人の医師の夫々の回答を示す情報を回答情報として、N人の医師の医師端末2から取得する。
例えばマルチオピニオンでは、主治医の診断等に対する同意又は不同意の意見を含む情報(例えば図1の情報OP)が、回答情報として取得される。
また例えば、ベストドクターセレクションでは、推薦する医療機関や医師を示す情報(例えば図1の情報RC)が、回答情報として取得される。
ユーザ通知情報生成部37は、N人の医師の夫々の回答情報に基づいて、ユーザ通知情報として生成する。
例えばマルチオピニオンでは、N人(N=3)の医師の夫々の回答が配置された情報(例えば図1の情報AN1)が、ユーザ通知情報として生成される。
また例えば、ベストドクターセレクションでは、N人(N=30)の医師の夫々の回答の内容に加え、これらの回答の考察結果も含む情報(例えば図1の情報AN2)が、ユーザ通知情報として生成される。ここで、考察の手法等は特に限定されないが、本実施形態では、過去のユーザ通知情報が蓄積されるため、過去レポートの傾向等も参照されて、N人の医師の回答について考察が行われる。この場合において、過去のユーザ通知情報は、例えば、同一対象疾患の別患者のもの、同一又は別の対象疾患の同一患者のもの等であって良い。
また例えば、ベストドクターセレクションでは、ユーザ通知情報生成部37はN人の医師の夫々の回答情報に加えさらに後述するフィードバック情報に基づいて、ユーザ通知情報を生成して良い。
ユーザ通知情報提示部38は、患者端末3を介して患者に、ユーザ通知情報を提示する。
この様にすることにより、例えば、従来のセカンドオピニオンによっては、3名の専門医から意見を集めようとすると大きな負荷となる時間及び移動についての制約を、マルチオピニオンを利用する患者P1は受けないこととなる。
フィードバック情報取得部39は、ユーザ通知情報に対するユーザからのフィードバック情報を、患者端末3から取得して、例えば医師DB51に記憶させる。
フィードバック情報は、例えばマルチオピニオンでは、回答者(3人の医師)や回答内容に対する評価等であってもよいし、例えばベストドクターセレクションでは、推薦内容(推薦された医療機関や医師)に対する評価であってよい。
図5は、図4の機能的構成を有するサーバ1により実行されるユーザ通知情報提示処理の流れの一例を説明するフローチャートである。
ステップS1において、要望状況情報取得部33は、ユーザ(患者)についての要望状況情報を、当該ユーザの患者端末3から取得する。
ステップS2において、回答者選定部34は、ステップS1において取得された要望状況情報と、医師DB51に記憶されたM人の医師に関する医師情報とに基づいて、M人の医師の中からN人を回答者として選定する。
ステップS3において、患者情報提供部35は、ステップS1において取得された要望状況情報を含む、ユーザ(患者)に関する情報を、ステップS2において選定されたN人の医師の医師端末2に夫々提供する。
ステップS4において、回答情報取得部36は、N人の医師の夫々の医師端末2から、ステップS3において提供されたユーザ(患者)に関する情報に対する回答を含む回答情報を取得する。
ステップS5において、ユーザ通知情報生成部37は、ステップS4において取得されたN人の医師の夫々の回答情報に基づいて、ユーザ通知情報を生成する。
ステップS6において、ユーザ通知情報提示部38は、ユーザ通知情報を患者端末3に送信することで患者に提示する。
これにより、ユーザ通知情報提示処理は終了となる。
次に、ユーザ通知情報提示処理で利用される各種情報の具体例について、図6乃至図8を参照して説明する。
図6は、図4の機能的構成を有するサーバに格納される医師情報の具体例を示す図である。
医師情報は、例えば図6に示すようなデータ構成で、医師DB51に格納されている。
図6の例では、説明の便宜上、所定の1行は1人の医師に対応している。
所定の1行の医師情報は、当該1行に対応する医師について、パブリック情報(第1種情報)。会員活動情報(第2種情報)及びフィードバック情報から構成される。
パブリック情報としては、「医師名」、「所属機関」、「地域」、「専門」、「対象疾患」、「医院症例数」、及び「論文数」が格納される。
会員活動情報としては、「回答実績」、及び「サイト内行動」が格納される。
フィードバック情報としては、「患者フィードバック」が格納される。
ここで、1人の医師は、複数の機関に所属して医師として活動して良く、複数の科を専門として良く、また、複数の対象疾患を扱って良い。
即ち、図6の例では、1人の医師に対して所定の1行が対応されたが、実際には、1人の医師についての「所属機関」、「地域」、「専門」、又は「対象疾患」毎に所定の1行が対応されてもよい。
換言すると、1人の医師に関する医師情報は、図6の例では1行から構成されたが、当然に複数行から構成される場合もある。
所定の1行の「医師名」の項目には、当該1行に対応する医師の名称が格納される。なお、医師が一意に特定可能な情報、例えば識別番号等を格納する項目と置換してもよい。
所定の1行の「所属機関」の項目には、当該1行に対応する医師が所属する医療機関が格納される。この項目により、例えば、マルチオピニオンの回答者の選定の際に、患者の主治医と同じ医療機関に所属する医師を回答者から除外することができる。
所定の1行の「地域」の項目には、所定の1行に対応する医師が所属する医療機関の所在地等が格納される。この項目により、特にベストドクターセレクションの回答者の選定の際に、患者の要望や状況に沿った地域の医療機関や医師を推薦させる質問に対して相応しい回答をする確率が高い医師をピックアップすることが容易に可能となる。
所定の1行の「専門」の項目には、当該1行に対応する医師の専門の科等が格納される。所定の1行の「対象疾患」の項目には、当該1行に対応する医師が診ることができる病名等が格納される。これらの「専門」や「対象疾患」も、患者の要望や状況により適した回答者を選定する際の一助となる。
所定の1行の「医院症例数」の項目には、当該1行に対応する医師が属する医療機関、即ち当該1行の「所属機関」について、当該1行の「対象疾患」の症例数が格納される。つまり同一の医療機関に所属する複数の医師に対応する各行において、「医院症例数」の項目には同一値が格納される。
この様にすることにより、対象疾患についての症例数の多い医療機関に所属する医師を回答者として選定することが容易に可能になる。
所定の1行の「論文数」の項目には、当該1行に対応する医師が、当該1行の「対象疾患」に関連する論文を執筆した数が格納される。
この様にすることにより、対象疾患について高い専門性を有する医師を回答者として選定することが容易に可能となる。
所定の1行の「回答実績」の項目には、当該1行に対応する医師についての、本サービスの回答を含めた、医師会員専用サイトにおける医学的な質問や相談に対する回答の回数が格納される。
所定の1行の「サイト内行動」の項目には、当該1行に対応する医師についての、医師会員用サイトにおける活動の情報、例えば当該医師の医師会員用サイト内での行動の傾向を示す情報が格納される。
「回答実績」や「サイト内行動」等の会員活動情報は、パブリック情報では得られない、医師会員専用サイトを管理する本サービスの提供者のみが入手できる貴重な医師情報である。このような貴重な医師情報も考慮した回答者の選定が可能になるので、パブリック情報のみで選定する場合と比較して、より一段と患者の要望や状況に合致した医師を回答者として適切に選定することが可能になる。
所定の1行の「患者フィードバック」の項目には、当該1行に対応する医師自身又は当該医師の回答内容に対する患者からの評価等のフィードバック情報が格納される。
この項目は、当該1行に対応する医師が、マルチオピニオン等の回答者として選定されるか否かの判定の一助となる。また、この項目は、当該1行に対応する医師が、例えばベストドクターセレクションにおいて推薦される側の医師となり得るか否かの判定の一助になる。
図7は、図4の機能的構成を有する医師端末に表示される画面のうち、医師からの回答を得るための質問画面の具体例を示す図である。
図7の例の質問画面は、ベストドクターセレクションにおいて、回答者に選定された医師の医師端末2に表示される。
この質問画面では、患者に関する情報としては、大まかな現住所、年代しか表示しないこともできるため、回答者にとって患者の特定を極めて困難なものとすることができるので、当該患者のプライバシーを保護することができる。
また、この質問画面には、推薦者数のカウント対象である病院名、医師名の他、理由を記載させる入力欄が表示される。この様にすることにより、単なる病院及び医師の推薦者数ランキングだけではなく、患者の病状や治療実態他の情報を参考とした、専門医の一般的な意見を明示した報告(ユーザ通知情報)を、患者に提示することが容易にできるようになる。
このような質問画面を用いることで、回答者は、一般的な意見も明示して病院及び医師を推薦しなければならない。患者が、理由を参照することにより、推薦者数上位のランキングの病院及び医師の推薦理由はもちろん参考となるし、推薦者数が上位のランキングではなくとも最適な病院及び医師を見つけ出すこともできる参考意見となるのである。
図8は、図4の機能的構成を有する医師端末に表示される画面のうち、ベストドクターセレクションのユーザ通知情報が表示される画面の一例としての調査結果画面の具体例を示す図である。
なお、調査結果画面は、何らかの形式の電子データや印刷物として患者に提供されてもよい。
調査結果画面では、ベストドクターセレクションにより推薦された医療機関(病院)や医師が、患者の受診先の候補としてリスト表示される。
この様にすることにより、受診先としての有力な候補を、患者が容易に一覧することが可能になる。
調査結果画面には、調査結果情報としての続きが次ページ以降に存在し、受診先としての有力な候補のより詳細な情報が、個別に表示される。
この様にすることにより、受診先としての有力な候補を、十分な分量の個別情報に基づいて、患者が個別に又は比較して検討することが可能になる。
また、調査結果画面には、患者の受診先の判断を補助する考察が加えられてもよい。
ここで、考察には、病院及び医師側についての単なる事実ではなく、その患者との関係において、適合すると考えられるかについての、個別評価を含めることができる。具体的には例えば、「患者さまの状況から、今後放射線治療が必要になるだろうと思われ、ご自宅近辺で、放射線治療が可能である点が良い」の様な、患者ごとの個別要望、状況に基づくパーソナライズされた評価を考察に含めることができる。
この様にすることにより、その患者側からの病院及び医師に対する評価となる情報を参照することができ、患者の受診先の判断を、効果的に補助することが、可能となる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前述した実施形態に限るものではない。また、本実施形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本実施形態に記載されたものに限定されるものではない。
上述の実施形態においては、上述した通り、パプリック情報及び会員活動情報以外の医師DB51に格納される医師情報は、フィードバック情報としたが、これに限られない。例えば、医師の回答についての信憑性のレイティングも行って、格納しても良い。
この様にすることにより、回答者選定部34は、医師DB51に格納される医師情報に含まれる信憑性のレイティングにも基づいて、信憑性の低い医師を、回答者から排除することができる。
また、上述の実施形態においては、患者P1が病院から画像データ等を入手し、例えば、CD等の媒体に記録して本サービスの提供者宛に郵送する等、人手を介して集めている患者情報PDを、本サービスの提供者側で病院から代行して集めて良い。
各機能ブロックの処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、コンピュータ等にネットワークや記録媒体からインストールされる。
コンピュータは、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータであっても良い。また、コンピュータは、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能なコンピュータ、例えばサーバの他汎用のスマートフォンやパーソナルコンピュータであっても良い。
このようなプログラムを含む記録媒体は、各ユーザにプログラムを提供するために装置本体とは別に配布される、リムーバブルメディアにより構成されるだけではなく、装置本体に予め組み込まれた状態で各ユーザに提供される記録媒体等で構成される。
なお、本明細書において、記録媒体に記録されるプログラムを記述するステップは、その順序に添って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的或いは個別に実行される処理をも含むものである。
また、本明細書において、システムの用語は、複数の装置や複数の手段等より構成される全体的な装置を意味するものとする。
以上まとめると、本発明が適用される情報処理装置は、次のような構成を取れば足り、各種各様な実施形態を取ることができる。
即ち、本発明が適用される情報処理装置は、
患者自身又は当該患者に関わる人の要望又は状況と、M人(Mは1以上の整数値)の医師に関する情報とに基づいて、前記M人の中からN人(NはM未満の整数値)の医師を回答者として選定する回答者選定手段(例えば、図4の回答者選定部34)と、
前記N人の医師が回答するにあたって必要となる前記患者に関する情報を、患者情報として、前記N人の医師に夫々提供する患者情報提供手段(例えば、図4の患者情報提供部35)と、
前記N人の医師の夫々から、回答を示す回答情報を取得する回答情報取得手段(例えば、図4の回答情報取得部36)と、
前記N人の医師の夫々の前記回答情報に基づいて、ユーザに通知する情報をユーザ通知情報として生成するユーザ通知情報生成手段(例えば、図4のユーザ通知情報生成部37)と、
を備えれば足りる。
このような構成の情報処理装置を適用することで、患者の病状や要求に対してより適切な回答を行うことが可能な医師を適切に選定することができる。
1・・・サーバ、2・・・医師端末、3・・・患者端末、11・・・CPU、12・・・ROM、13・・・RAM、14・・・バス、15・・・入出力インターフェース、16・・・出力部、17・・・入力部、18・・・記憶部、19・・・通信部、20・・・ドライブ、21・・・リムーバブルメディア、31・・・医師会員サイト管理部、32・・・医師情報取得部、33・・・要望状況情報取得部、34・・・回答者選定部、35・・・患者情報提供部、36・・・回答情報取得部、37・・・ユーザ通知情報生成部、38・・・ユーザ通知情報提示部、39・・・フィードバック情報取得部、41・・・パブリック情報取得部、42・・・会員活動情報取得部、51・・・医師DB、52・・・患者情報DB、AN1・・・ユーザ通知情報、AN2・・・ユーザ通知情報、C・・・外部通信網、DG・・・医師会員集団、DG1・・・医師3人集団、DG2・・・医師30人集団、OP・・・回答情報、P1・・・患者、P2・・・患者、PD・・・患者情報、RC・・・回答情報、RQ1・・・要望状況情報、RQ2・・・要望状況情報、NW・・・ネットワーク

Claims (9)

  1. 患者自身又は当該患者に関わる人の要望又は状況と、M人(Mは1以上の整数値)の医師に関する情報とに基づいて、前記M人の中からN人(NはM未満の整数値)の医師を回答者として選定する回答者選定手段と、
    前記N人の医師が回答するにあたって必要となる前記患者に関する情報を、患者情報として、前記N人の医師に夫々提供する患者情報提供手段と、
    前記N人の医師の夫々から、回答を示す回答情報を取得する回答情報取得手段と、
    前記N人の医師の夫々の前記回答情報と過去にユーザに通知した情報とを考察し、それらの考察結果に基づいて、ユーザに通知する情報をユーザ通知情報として生成するユーザ通知情報生成手段と、
    を備える情報処理装置。
  2. 前記回答者選定手段は、回答を所望する旨を予め表明している医師を前記回答者の候補に含め、当該候補の中から前記回答者を選定する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記回答者選定手段は、前記患者の主治医と同一の医療機関に属する医師を前記回答者の候補に含めることを禁止する、
    請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記M人の医師に関する前記情報として、当該M人の医師の夫々についての公に開示された第1種情報と、当該M人の医師が会員として利用可能な会員制のWebサイトにおける、当該M人の医師の夫々についての会員に関する第2種情報とを取得する取得手段を
    さらに備える請求項1乃至3のうち何れか1項の情報処理装置。
  5. 前記第2種情報は、前記会員制のWebサイトにおける会員の1以上の所定活動の履歴を示す情報を含む、
    請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記回答者選定手段は、前記患者自身又は当該患者に関わる人の前記要望又は前記状況と、前記M人の医師に関する情報とに基づいて、当該患者と当該M人の医師の夫々とのマッチングの処理を実行し、その処理の実行結果に基づいて、前記N人の医師を前記回答者として選定する、
    請求項1乃至5のうち何れか1項に記載の情報処理装置。
  7. 前記患者情報提供手段は、前記患者に関する情報のうち、少なくとも当該患者を特定する情報について加工したものを、前記患者情報として、前記N人の医師に夫々提供する、
    請求項1乃至6のうち何れか1項に記載の情報処理装置。
  8. 前記ユーザ通知情報に対する前記ユーザからのフィードバック情報を取得するフィードバック情報取得手段、
    をさらに備え、
    前記回答者選定手段は、前記患者自身又は当該患者に関わる人の前記要望又は前記状況に加えてさらに前記フィードバック情報に基づいて、前記回答者を選定する、
    請求項1乃至のうち何れか1項に記載の情報処理装置。
  9. 前記ユーザ通知情報に対する前記ユーザからのフィードバック情報を取得するフィードバック情報取得手段、
    をさらに備え、
    前記ユーザ通知情報生成手段は、前記N人の医師の夫々の前記回答情報に加えさらに前記フィードバック情報に基づいて、前記ユーザ通知情報を生成する、
    請求項1乃至のうち何れか1項に記載の情報処理装置。
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