JP6633125B2 - 車載装置、判定システム、プログラム及び判定方法 - Google Patents
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そこで、GPS受信機とキロポストデータベースとを備えた車載装置によって、GPS受信機によって受信された測位位置信号と、キロポストデータベースに格納されたキロポストデータとを用いて、車両の位置を特定するシステムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、車載装置に情報を送信する所定の送信局においてこのような情報を保持し、これを逐一送信することも考えられるが、この場合、大量のデータを送信することとなるため、帯域幅を多く必要とする。
車両に搭載される車載装置において、
特定の道路周辺を所定の区画に区分けしたブロックに関するデータであるブロックデータを記憶する記憶手段と、
前記車両の位置情報を取得する位置情報取得手段と、
前記特定の道路の路線形状を前記ブロックごとに関数近似したデータである路線形状関数データと、前記特定の道路上における当該道路の始点からの距離と前記特定の道路上の地点の位置との関係に係る関数を前記ブロックごとに推定したデータである距離関数データと、を受信する受信手段と、
前記ブロックデータと、前記位置情報取得手段によって取得された前記車両の位置情報と、を用いて、前記車両が所在しているブロックを特定するブロック特定手段と、
前記ブロック特定手段によって特定されたブロックに対応するデータを、前記受信手段によって受信した前記路線形状関数データから抽出し、抽出したデータと、前記位置情報取得手段によって取得された前記車両の位置情報と、に基づいて、前記車両が前記特定の道路上にいるかを、所定の基準値を用いて判定する路線判定手段と、
前記ブロック特定手段によって特定されたブロックに対応するデータを、前記距離関数データから抽出し、抽出したデータと、前記位置情報取得手段によって取得された前記車両の位置情報と、を用いて、前記車両の位置と前記始点との間の、前記特定の道路に沿った距離を特定する走行位置特定手段と、
を備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の車載装置において、
前記路線形状関数データ及び/又は前記距離関数データは、前記ブロックごとに定められた多項式の係数のデータを含むことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の車載装置において、
前記路線判定手段は、前記位置情報取得手段によって取得された前記車両の位置情報に係るパラメータと、前記路線形状関数データを用いて算出した前記車両の位置情報に係るパラメータと、の差が前記所定の基準値以下である場合に、前記車両が前記特定の道路上にいると判定することを特徴とする。
前記受信手段は、前記路線形状関数データ作成時における標準偏差に関するデータである標準偏差データを受信し、
前記路線判定手段は、前記ブロック特定手段によって特定されたブロックに対応するデータを、前記受信手段によって受信した前記標準偏差データから抽出し、抽出したデータを前記所定の基準値として用いることを特徴とする。
前記記憶手段は、前記路線形状関数データの作成時に設定された誤差許容値に関するデータである誤差許容値データを記憶し、
前記路線判定手段は、前記誤差許容値を、前記所定の基準値として用いることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の車載装置において、
前記路線形状関数データは、推定誤差が前記誤差許容値以内となるように前記ブロックごとに次数が設定された関数に係るデータであることを特徴とする。
前記走行位置特定手段の特定結果を複数回分用いて、前記車両の前記特定の道路上における走行方向を特定する走行方向特定手段を備えることを特徴とする。
前記受信手段は、前記特定の道路上における所定のイベントに係り、当該イベントの発生地点と前記始点との間の前記特定の道路に沿った距離に関するデータを含むイベントデータを受信し、
当該イベントデータと、前記走行位置特定手段の特定結果と、を用いて、前記車両の運転者に通知すべきイベントを判別するイベント判別手段を備えることを特徴とする。
前記路線形状関数データ及び/又は前記距離関数データは、前記特定の道路に係るキロポスト情報を基に最小二乗法を用いて推定されたものであることを特徴とする。
請求項1から9のいずれか一項に記載の車載装置と、
前記車載装置に前記路線形状関数データを送信する送信局と、
を含む判定システムである。
コンピュータを、
特定の道路周辺を所定の区画に区分けしたブロックに関するデータであるブロックデータを記憶する記憶手段、
車両の位置情報を取得する位置情報取得手段、
前記特定の道路の路線形状を前記ブロックごとに関数近似したデータである路線形状関数データと、前記特定の道路上における当該道路の始点からの距離と前記特定の道路上の地点の位置との関係に係る関数を前記ブロックごとに推定したデータである距離関数データと、を受信する受信手段、
前記ブロックデータと、前記位置情報取得手段によって取得された前記車両の位置情報と、を用いて、前記車両が所在しているブロックを特定するブロック特定手段、
前記ブロック特定手段によって特定されたブロックに対応するデータを、前記受信手段
によって受信した前記路線形状関数データから抽出し、抽出したデータと、前記位置情報取得手段によって取得された前記車両の位置情報と、に基づいて、前記車両が前記特定の道路上にいるかを、所定の基準値を用いて判定する路線判定手段、
前記ブロック特定手段によって特定されたブロックに対応するデータを、前記距離関数データから抽出し、抽出したデータと、前記位置情報取得手段によって取得された前記車両の位置情報と、を用いて、前記車両の位置と前記始点との間の、前記特定の道路に沿った距離を特定する走行位置特定手段、
として機能させるためのプログラムである。
請求項12に記載の発明は、
特定の道路周辺を所定の区画に区分けしたブロックに関するデータであるブロックデータを取得するブロックデータ取得ステップと、
車両の位置情報を取得する位置情報取得ステップと、
前記特定の道路の路線形状を前記ブロックごとに関数近似したデータである路線形状関数データと、前記特定の道路上における当該道路の始点からの距離と前記特定の道路上の地点の位置との関係に係る関数を前記ブロックごとに推定したデータである距離関数データと、を受信する受信ステップと、
前記ブロックデータと、前記位置情報取得ステップによって取得された前記車両の位置情報と、を用いて、前記車両が所在しているブロックを特定するブロック特定ステップと、
前記ブロック特定ステップによって特定されたブロックに対応するデータを、前記受信ステップによって受信した前記路線形状関数データから抽出し、抽出したデータと、前記位置情報取得ステップによって取得された前記車両の位置情報と、に基づいて、前記車両が前記特定の道路上にいるかを、所定の基準値を用いて判定する路線判定ステップと、
前記ブロック特定ステップによって特定されたブロックに対応するデータを、前記距離関数データから抽出し、抽出したデータと、前記位置情報取得ステップによって取得された前記車両の位置情報と、を用いて、前記車両の位置と前記始点との間の、前記特定の道路に沿った距離を特定する走行位置特定ステップと、
を含む判定方法である。
路線判定及び位置特定システム100は、図1に示すように、車両Cに搭載された車載装置1と、車載装置1に情報を送信する送信局2と、からなる。
車載装置1は、路線及び位置特定システム100を使用する各ユーザが保有する車両Cの各々に取り付けられる端末であり、位置情報取得部11と、制御部12と、記憶部13と、受信部14と、通知部15と、を備える。車載装置1としては、例えば、一般的なTVモニターシステムやラジオ受信機を使用することができる。
記憶部13には、高速道路H周辺を所定の区画に区分けしたブロックBに関する情報であるブロックデータD1が記憶されるブロック情報データベース131と、後述のブロック特定に用いられるブロック特定プログラム132と、後述の路線判定に用いられる路線判定プログラム133と、後述の位置特定に用いられる位置特定プログラム134と、が備えられている。
また、後述のように、走行方向の特定及びイベント情報の通知までを行う場合には、走行方向特定プログラム135及びイベント判別プログラム136が備えられる。
ブロックBの大きさは任意であるが、例えば、全て同一の大きさとなるように、南北1km、東西1kmといった大きさに形成される。
また、ブロックデータD1は、このような多数のブロックBを、ブロックナンバー及び各ブロックのGPS座標によって特定したものである。例えば、ブロックBの4隅の経度及び緯度に係る情報を記憶しておけば、各ブロックBの位置を特定することができることから、ブロックデータD1はそれほど大きなデータ容量とはならない。
受信部14としては、送信局2から送信された情報を取得できるものであれば、任意の構成を用いることができる。
また、例えばスピーカを備え、音声によって情報を車両Cの運転者に通知するようにしてもよい。
送信局2は、車載装置1に所定の情報を送信する施設であり、既存のテレビやラジオ等のデジタル放送の放送局を使用することができる。
送信局2には、関数データD2及び標準偏差データD3が記憶された記憶施設21と、関数データD2及び標準偏差データD3を、デジタル放送波Wを用いて車載装置1へと送信する送信施設22と、が備えられている。
また、後述のように、イベント情報の通知までを行う場合には、記憶施設21にはイベントデータD4が記憶され、これが送信施設22から車載装置1へと送信される。
また、送信に用いるデジタル放送波Wも、上記各データを送信できるものであれば任意であり、既存のテレビやラジオ等に用いられるデジタル放送の放送波を用いればよい。
Y=F1(X,Z)…(1)
関数F1は、一次関数等、多項式であればよい。
Y=A+B*X+C*Z…(2)
Kp=F2(x,y,z)…(3)
例えば、線形モデルであれば、以下のように表される。
Kp=A+B*Y+C*X+D*Z…(4)
以下、実施形態に係る路線判定及び位置特定システム100の使用時の流れについて、図2に基づいて説明する。
高速道路Hを走行中の車両Cに備えられた車載装置1は、受信部14によって、送信局2の送信施設22から送信された、関数データD2及び標準偏差データD3を取得する。
車載装置1は、位置情報取得部11によって、車両Cの走行位置に係るGPS座標(緯度x、経度y、高さz)を取得する。
送信施設22からの送信情報及びGPS座標を取得した車載装置1においては、制御部12が、記憶部13に備えられたブロック特定プログラム132を用いて、走行中のブロックBを特定する。
走行中のブロックBが特定されると、車載装置1の制御部12は、記憶部13に備えられた路線判定プログラム133を用いて、車両Cが高速道路Hを走行しているか否かにつき判定する。
ステップS4において車両Cが高速道路H上を走行していると判定された場合、車載装置1の制御部12は、記憶部13に備えられた位置特定プログラム134を用いて、車両Cが高速道路H上において、始点から何メートルの位置にいるかにつき特定する。
路線判定及び位置特定が行われると、制御部12によって、通知部15の表示画面に表示する、スピーカから音声を流す等の方法によって、路線判定及び位置特定の結果が車両Cの運転者に通知される。
実施形態に係る路線判定及び位置特定システム100によれば、車載装置1においてはブロックデータD1さえ保持していればよく、高速道路網に関する詳細な情報を記憶している必要はない。したがって、車載装置1が多くのメモリを備えることを要せず、車載装置1として、簡易な機器、例えば、一般的なTVモニターシステムやラジオ受信機等を用いることが可能となる。
実施形態に係る路線判定及び位置特定システム100には、ステップS5において特定された位置情報を活用するため、さらに以下のような機能を付してもよい。
車載装置1において、ステップS5において特定された位置情報を用いて、車両Cが高速道路Hの上り又は下りのいずれの車線を走行しているかにつき特定するようにしてもよい。
さらに、制御部12が、記憶部13に備えられた走行方向特定プログラム135を用いて、過去複数回の走行位置の特定結果を解析し、車両Cが始点に近づいているか、始点から離れているかを判別することによって、車両Cの走行方向を特定することができる。
車載装置1において、ステップS5において特定された位置情報を用いて、車両Cの位置に応じて、事故情報等の所定のイベント情報を提供するようにしてもよい。具体的には、以下のとおりである。
また、現在地点からの距離に係る情報も併せて通知することで、車両Cの運転者は、イベントの発生地点に到達するまでに要する時間を予測でき、イベントの内容に応じた対応を採りやすくなる。
ステップS4において、Δ=Y−yと比較される所定の基準値は、必ずしも、上記のように、受信した標準偏差データD3に含まれる、走行中のブロックBに対応した標準偏差σである必要はなく、車載装置1において、記憶部13に、予め所定の基準値に係るデータを記憶し、これとΔとを比較して路線判定を行うようにしてもよい。
すなわち、まず、各ブロックBにつき、一次関数による近似で関数を設定した上で、ブロック内の各キロポストにおける推定誤差に誤差許容値αを超えるものがあるかを判定し、なければ当該一次関数を当該ブロックBにおける路線形状を表す関数として用いる。
誤差許容値αを超えるものがある場合、さらに二次関数による近似を行い、同様に各キロポストにおける推定誤差に誤差許容値αが超えるものがあるかを判定し、なければ当該二次関数を当該ブロックBにおける路線形状を表す関数として用いる。
誤差許容値αを超えるものがある場合、さらに三次関数による近似を行う。四次以上についても同様である。
このように、順次次数を上げながら近似を行うことで、推定誤差は必ず一定範囲内となることから、確実に近似関数を得ることができる。
緯度経度の平面上で地図をブロックに分割した。具体的には、経度、緯度共に0.02度単位で分割することで、ブロック分けを行った。
このようにして形成されたブロックのうち、四隅の座標が、以下の4点によって定まるブロックを例として、以下説明する。
1.(東経135.54度,北緯34.82度)
2.(東経135.54度,北緯34.80度)
3.(東経135.56度,北緯34.80度)
4.(東経135.56度,北緯34.82度)
各キロポストの詳細は、図4に示すとおりである。
このブロック内の高速道路の路線形状を表す関数F1を、25個のキロポストデータを用いて推定する。
切片(A):115.1710409
X値1(B):0.585387947
X値2(C):-7.21111E-05
より、次式となる。なお、推定の詳細は図5から図9に示した通りである。
経度予測値=115.171+0.585388*緯度-7.2E-05*高さ…(5)
このブロック内の高速道路上におけるキロポストの始点からの距離を表す関数F2を、25個のキロポストデータを用いて推定する。
切片(A):9347.250885
X値1(B):-39.46379733
X値2(C):-100.0818405
X値3(D):0.000429395
となり、始点からの距離の推定値は、次式となる。なお、推定の詳細は図10から図15に示した通りである。
推定距離=9347.251-39.4638*経度-100.082*緯度+高さ*0.000429…(6)
1 車載装置
11 位置情報取得部(位置情報取得手段)
12 制御部(ブロック特定手段、路線判定手段、走行位置特定手段、走行方向特定手段、イベント判別手段)
13 記憶部(記憶手段)
14 受信部(受信手段)
15 通知部
2 送信局
D1 ブロックデータ
D21 路線形状関数データ
D22 距離関数データ
D3 標準偏差データ
D4 イベントデータ
C 車両
H 高速道路(道路)
B ブロック
σ 標準偏差(所定の基準値)
α 誤差許容値(所定の基準値)
Claims (12)
- 車両に搭載される車載装置において、
特定の道路周辺を所定の区画に区分けしたブロックに関するデータであるブロックデータを記憶する記憶手段と、
前記車両の位置情報を取得する位置情報取得手段と、
前記特定の道路の路線形状を前記ブロックごとに関数近似したデータである路線形状関数データと、前記特定の道路上における当該道路の始点からの距離と前記特定の道路上の地点の位置との関係に係る関数を前記ブロックごとに推定したデータである距離関数データと、を受信する受信手段と、
前記ブロックデータと、前記位置情報取得手段によって取得された前記車両の位置情報と、を用いて、前記車両が所在しているブロックを特定するブロック特定手段と、
前記ブロック特定手段によって特定されたブロックに対応するデータを、前記受信手段によって受信した前記路線形状関数データから抽出し、抽出したデータと、前記位置情報取得手段によって取得された前記車両の位置情報と、に基づいて、前記車両が前記特定の道路上にいるかを、所定の基準値を用いて判定する路線判定手段と、
前記ブロック特定手段によって特定されたブロックに対応するデータを、前記距離関数データから抽出し、抽出したデータと、前記位置情報取得手段によって取得された前記車両の位置情報と、を用いて、前記車両の位置と前記始点との間の、前記特定の道路に沿った距離を特定する走行位置特定手段と、
を備えることを特徴とする車載装置。 - 前記路線形状関数データ及び/又は前記距離関数データは、前記ブロックごとに定められた多項式の係数のデータを含むことを特徴とする請求項1に記載の車載装置。
- 前記路線判定手段は、前記位置情報取得手段によって取得された前記車両の位置情報に係るパラメータと、前記路線形状関数データを用いて算出した前記車両の位置情報に係るパラメータと、の差が前記所定の基準値以下である場合に、前記車両が前記特定の道路上にいると判定することを特徴とする請求項1又は2に記載の車載装置。
- 前記受信手段は、前記路線形状関数データ作成時における標準偏差に関するデータである標準偏差データを受信し、
前記路線判定手段は、前記ブロック特定手段によって特定されたブロックに対応するデータを、前記受信手段によって受信した前記標準偏差データから抽出し、抽出したデータを前記所定の基準値として用いることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の車載装置。 - 前記記憶手段は、前記路線形状関数データの作成時に設定された誤差許容値に関するデータである誤差許容値データを記憶し、
前記路線判定手段は、前記誤差許容値を、前記所定の基準値として用いることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の車載装置。 - 前記路線形状関数データは、推定誤差が前記誤差許容値以内となるように前記ブロックごとに次数が設定された関数に係るデータであることを特徴とする請求項5に記載の車載装置。
- 前記走行位置特定手段の特定結果を複数回分用いて、前記車両の前記特定の道路上における走行方向を特定する走行方向特定手段を備えることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の車載装置。
- 前記受信手段は、前記特定の道路上における所定のイベントに係り、当該イベントの発
生地点と前記始点との間の前記特定の道路に沿った距離に関するデータを含むイベントデータを受信し、
当該イベントデータと、前記走行位置特定手段の特定結果と、を用いて、前記車両の運転者に通知すべきイベントを判別するイベント判別手段を備えることを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の車載装置。 - 前記路線形状関数データ及び/又は前記距離関数データは、前記特定の道路に係るキロポスト情報を基に最小二乗法を用いて推定されたものであることを特徴とする請求項1から8のいずれか一項に記載の車載装置。
- 請求項1から9のいずれか一項に記載の車載装置と、
前記車載装置に前記路線形状関数データを送信する送信局と、
を含む判定システム。 - コンピュータを、
特定の道路周辺を所定の区画に区分けしたブロックに関するデータであるブロックデータを記憶する記憶手段、
車両の位置情報を取得する位置情報取得手段、
前記特定の道路の路線形状を前記ブロックごとに関数近似したデータである路線形状関数データと、前記特定の道路上における当該道路の始点からの距離と前記特定の道路上の地点の位置との関係に係る関数を前記ブロックごとに推定したデータである距離関数データと、を受信する受信手段、
前記ブロックデータと、前記位置情報取得手段によって取得された前記車両の位置情報と、を用いて、前記車両が所在しているブロックを特定するブロック特定手段、
前記ブロック特定手段によって特定されたブロックに対応するデータを、前記受信手段によって受信した前記路線形状関数データから抽出し、抽出したデータと、前記位置情報取得手段によって取得された前記車両の位置情報と、に基づいて、前記車両が前記特定の道路上にいるかを、所定の基準値を用いて判定する路線判定手段、
前記ブロック特定手段によって特定されたブロックに対応するデータを、前記距離関数データから抽出し、抽出したデータと、前記位置情報取得手段によって取得された前記車両の位置情報と、を用いて、前記車両の位置と前記始点との間の、前記特定の道路に沿った距離を特定する走行位置特定手段、
として機能させるためのプログラム。 - 特定の道路周辺を所定の区画に区分けしたブロックに関するデータであるブロックデータを取得するブロックデータ取得ステップと、
車両の位置情報を取得する位置情報取得ステップと、
前記特定の道路の路線形状を前記ブロックごとに関数近似したデータである路線形状関数データと、前記特定の道路上における当該道路の始点からの距離と前記特定の道路上の地点の位置との関係に係る関数を前記ブロックごとに推定したデータである距離関数データと、を受信する受信ステップと、
前記ブロックデータと、前記位置情報取得ステップによって取得された前記車両の位置情報と、を用いて、前記車両が所在しているブロックを特定するブロック特定ステップと、
前記ブロック特定ステップによって特定されたブロックに対応するデータを、前記受信ステップによって受信した前記路線形状関数データから抽出し、抽出したデータと、前記位置情報取得ステップによって取得された前記車両の位置情報と、に基づいて、前記車両が前記特定の道路上にいるかを、所定の基準値を用いて判定する路線判定ステップと、
前記ブロック特定ステップによって特定されたブロックに対応するデータを、前記距離関数データから抽出し、抽出したデータと、前記位置情報取得ステップによって取得された前記車両の位置情報と、を用いて、前記車両の位置と前記始点との間の、前記特定の道路に沿った距離を特定する走行位置特定ステップと、
を含む判定方法。
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