JP6633125B2 - 車載装置、判定システム、プログラム及び判定方法 - Google Patents

車載装置、判定システム、プログラム及び判定方法 Download PDF

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本発明は、車載装置、判定システムプログラム及び判定方法に関する。
高速道路等を走行している車両に対し、事故情報等の所定のイベントに関する情報を車両の走行位置に応じて適切に提供するためには、まず、当該車両が特定の路線上にいるか否かを判定することが求められ、さらに、特定の路線上にいることが判定された車両については、キロポスト(当該路線の始点からの距離)を基準として、その具体的な走行位置を特定することが求められる。
そこで、GPS受信機とキロポストデータベースとを備えた車載装置によって、GPS受信機によって受信された測位位置信号と、キロポストデータベースに格納されたキロポストデータとを用いて、車両の位置を特定するシステムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許第5069159号公報
車両の走行位置を特定するためには高速道路網に関する詳細な情報が必要になるが、特許文献1に記載の発明においては、このような情報をキロポストデータベースに格納し、車載装置に備えている。しかし、この場合、車載装置が大量のデータを記録できるだけのメモリを備えることが必要となる。
また、車載装置に情報を送信する所定の送信局においてこのような情報を保持し、これを逐一送信することも考えられるが、この場合、大量のデータを送信することとなるため、帯域幅を多く必要とする。
本発明の課題は、車両の路線判定及び/又は位置特定を行うために、車載装置において保持する必要がある情報量及び外部から車載装置に送信する必要のある情報量を軽減することである。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、
車両に搭載される車載装置において、
特定の道路周辺を所定の区画に区分けしたブロックに関するデータであるブロックデータを記憶する記憶手段と、
前記車両の位置情報を取得する位置情報取得手段と、
前記特定の道路の路線形状を前記ブロックごとに関数近似したデータである路線形状関数データと、前記特定の道路上における当該道路の始点からの距離と前記特定の道路上の地点の位置との関係に係る関数を前記ブロックごとに推定したデータである距離関数データと、を受信する受信手段と、
前記ブロックデータと、前記位置情報取得手段によって取得された前記車両の位置情報と、を用いて、前記車両が所在しているブロックを特定するブロック特定手段と、
前記ブロック特定手段によって特定されたブロックに対応するデータを、前記受信手段によって受信した前記路線形状関数データから抽出し、抽出したデータと、前記位置情報取得手段によって取得された前記車両の位置情報と、に基づいて、前記車両が前記特定の道路上にいるかを、所定の基準値を用いて判定する路線判定手段と、
前記ブロック特定手段によって特定されたブロックに対応するデータを、前記距離関数データから抽出し、抽出したデータと、前記位置情報取得手段によって取得された前記車両の位置情報と、を用いて、前記車両の位置と前記始点との間の、前記特定の道路に沿った距離を特定する走行位置特定手段と、
を備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の車載装置において、
前記路線形状関数データ及び/又は前記距離関数データは、前記ブロックごとに定められた多項式の係数のデータを含むことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の車載装置において、
前記路線判定手段は、前記位置情報取得手段によって取得された前記車両の位置情報に係るパラメータと、前記路線形状関数データを用いて算出した前記車両の位置情報に係るパラメータと、の差が前記所定の基準値以下である場合に、前記車両が前記特定の道路上にいると判定することを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項1から3のいずれか一項に記載の車載装置において、
前記受信手段は、前記路線形状関数データ作成時における標準偏差に関するデータである標準偏差データを受信し、
前記路線判定手段は、前記ブロック特定手段によって特定されたブロックに対応するデータを、前記受信手段によって受信した前記標準偏差データから抽出し、抽出したデータを前記所定の基準値として用いることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項1から3のいずれか一項に記載の車載装置において、
前記記憶手段は、前記路線形状関数データの作成時に設定された誤差許容値に関するデータである誤差許容値データを記憶し、
前記路線判定手段は、前記誤差許容値を、前記所定の基準値として用いることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の車載装置において、
前記路線形状関数データは、推定誤差が前記誤差許容値以内となるように前記ブロックごとに次数が設定された関数に係るデータであることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項1から6のいずれか一項に記載の車載装置において、
前記走行位置特定手段の特定結果を複数回分用いて、前記車両の前記特定の道路上における走行方向を特定する走行方向特定手段を備えることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項1から7のいずれか一項に記載の車載装置において、
前記受信手段は、前記特定の道路上における所定のイベントに係り、当該イベントの発生地点と前記始点との間の前記特定の道路に沿った距離に関するデータを含むイベントデータを受信し、
当該イベントデータと、前記走行位置特定手段の特定結果と、を用いて、前記車両の運転者に通知すべきイベントを判別するイベント判別手段を備えることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項1から8のいずれか一項に記載の車載装置において、
前記路線形状関数データ及び/又は前記距離関数データは、前記特定の道路に係るキロポスト情報を基に最小二乗法を用いて推定されたものであることを特徴とする。
請求項10に記載の発明は、
請求項1からのいずれか一項に記載の車載装置と、
前記車載装置に前記路線形状関数データを送信する送信局と、
を含む判定システムである。
請求項11に記載の発明は、
コンピュータを、
特定の道路周辺を所定の区画に区分けしたブロックに関するデータであるブロックデータを記憶する記憶手段、
車両の位置情報を取得する位置情報取得手段、
前記特定の道路の路線形状を前記ブロックごとに関数近似したデータである路線形状関数データと、前記特定の道路上における当該道路の始点からの距離と前記特定の道路上の地点の位置との関係に係る関数を前記ブロックごとに推定したデータである距離関数データと、を受信する受信手段、
前記ブロックデータと、前記位置情報取得手段によって取得された前記車両の位置情報と、を用いて、前記車両が所在しているブロックを特定するブロック特定手段、
前記ブロック特定手段によって特定されたブロックに対応するデータを、前記受信手段
によって受信した前記路線形状関数データから抽出し、抽出したデータと、前記位置情報取得手段によって取得された前記車両の位置情報と、に基づいて、前記車両が前記特定の道路上にいるかを、所定の基準値を用いて判定する路線判定手段、
前記ブロック特定手段によって特定されたブロックに対応するデータを、前記距離関数データから抽出し、抽出したデータと、前記位置情報取得手段によって取得された前記車両の位置情報と、を用いて、前記車両の位置と前記始点との間の、前記特定の道路に沿った距離を特定する走行位置特定手段、
として機能させるためのプログラムである。
請求項12に記載の発明は、
特定の道路周辺を所定の区画に区分けしたブロックに関するデータであるブロックデータを取得するブロックデータ取得ステップと、
車両の位置情報を取得する位置情報取得ステップと、
前記特定の道路の路線形状を前記ブロックごとに関数近似したデータである路線形状関数データと、前記特定の道路上における当該道路の始点からの距離と前記特定の道路上の地点の位置との関係に係る関数を前記ブロックごとに推定したデータである距離関数データと、を受信する受信ステップと、
前記ブロックデータと、前記位置情報取得ステップによって取得された前記車両の位置情報と、を用いて、前記車両が所在しているブロックを特定するブロック特定ステップと、
前記ブロック特定ステップによって特定されたブロックに対応するデータを、前記受信ステップによって受信した前記路線形状関数データから抽出し、抽出したデータと、前記位置情報取得ステップによって取得された前記車両の位置情報と、に基づいて、前記車両が前記特定の道路上にいるかを、所定の基準値を用いて判定する路線判定ステップと、
前記ブロック特定ステップによって特定されたブロックに対応するデータを、前記距離関数データから抽出し、抽出したデータと、前記位置情報取得ステップによって取得された前記車両の位置情報と、を用いて、前記車両の位置と前記始点との間の、前記特定の道路に沿った距離を特定する走行位置特定ステップと、
を含む判定方法である。
本発明によれば、車両の路線判定及び/又は位置特定を行うために、車載装置において保持する必要がある情報量及び外部から車載装置に送信する必要のある情報量を軽減することができる。
実施形態に係る路線判定及び位置特定システムの構成を示すブロック図である。 実施形態に係る路線判定及び位置特定システムにおける、路線判定及び位置特定の流れを示すフローチャートである。 実施形態に係る路線判定及び位置特定システムにおける、ブロック区分の一例を示す図である。 実施例におけるキロポストの配置を示す図である。 実施例に係る路線判定における回帰統計を示す図である。 実施例に係る路線判定における分散分析表を示す図である。 実施例に係る路線判定における残差出力を示す図である。 実施例に係る路線判定におけるX値1の残差を示す図である。 実施例に係る路線判定におけるX値2の残差を示す図である。 実施例に係る位置特定における回帰統計を示す図である。 実施例に係る位置特定における分散分析表を示す図である。 実施例に係る位置特定における残差出力を示す図である。 実施例に係る位置特定におけるX値1の残差を示す図である。 実施例に係る路線判定におけるX値2の残差を示す図である。 実施例に係る路線判定におけるX値3の残差を示す図である。
以下、図1から図3に基づいて、本発明の実施形態である路線判定及び位置特定システム100について説明する。
[システム構成]
路線判定及び位置特定システム100は、図1に示すように、車両Cに搭載された車載装置1と、車載装置1に情報を送信する送信局2と、からなる。
(車載装置)
車載装置1は、路線及び位置特定システム100を使用する各ユーザが保有する車両Cの各々に取り付けられる端末であり、位置情報取得部11と、制御部12と、記憶部13と、受信部14と、通知部15と、を備える。車載装置1としては、例えば、一般的なTVモニターシステムやラジオ受信機を使用することができる。
位置情報取得部11は、車載装置1の現在位置に関する情報を取得する部分であり、GPS(Global Positioning System)受信機が用いられる。GPS受信機は、GPSを構成する複数のGPS衛星から提供される測位用電波であるGPS信号を受信し、車載装置1ひいてはそれが取り付けられた車両Cの位置情報を取得する。
制御部12は、車載装置1の動作を制御する部分であり、具体的には、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を備えて構成され、車載装置1の各部を統括制御する。
記憶部13は、車載装置1の運用に必要となる各種情報が記憶される部分であり、例えば、HDD(Hard Disk Drive)、半導体メモリ等により構成され、プログラムデータ、各種設定データ等のデータを、制御部12から読み書き可能に記憶する。
記憶部13には、高速道路H周辺を所定の区画に区分けしたブロックBに関する情報であるブロックデータD1が記憶されるブロック情報データベース131と、後述のブロック特定に用いられるブロック特定プログラム132と、後述の路線判定に用いられる路線判定プログラム133と、後述の位置特定に用いられる位置特定プログラム134と、が備えられている。
また、後述のように、走行方向の特定及びイベント情報の通知までを行う場合には、走行方向特定プログラム135及びイベント判別プログラム136が備えられる。
ブロックBは、図3に示すように、地図上において高速道路H周辺を、南北(経線)及び東西(緯線)に沿った直線によって、矩形状となるように区分けすることによって多数形成され、各ブロックBには、これを識別するための所定の番号(ブロックナンバー)が付けられている。
ブロックBの大きさは任意であるが、例えば、全て同一の大きさとなるように、南北1km、東西1kmといった大きさに形成される。
また、ブロックデータD1は、このような多数のブロックBを、ブロックナンバー及び各ブロックのGPS座標によって特定したものである。例えば、ブロックBの4隅の経度及び緯度に係る情報を記憶しておけば、各ブロックBの位置を特定することができることから、ブロックデータD1はそれほど大きなデータ容量とはならない。
受信部14は、送信局2から送信された情報を受信する部分であり、例えば、通信用IC(Integrated Circuit)、通信コネクタ、所定のアンテナ等を有する通信インターフェイスであり、制御部12の制御の元、送信局2から送信された情報の受信を行う。
受信部14としては、送信局2から送信された情報を取得できるものであれば、任意の構成を用いることができる。
通知部15は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)等の表示画面を備え、制御部12から出力された表示制御信号に基づいた画像を表示画面に表示することによって、情報を車両Cの運転者に通知する。
また、例えばスピーカを備え、音声によって情報を車両Cの運転者に通知するようにしてもよい。
(送信局)
送信局2は、車載装置1に所定の情報を送信する施設であり、既存のテレビやラジオ等のデジタル放送の放送局を使用することができる。
送信局2には、関数データD2及び標準偏差データD3が記憶された記憶施設21と、関数データD2及び標準偏差データD3を、デジタル放送波Wを用いて車載装置1へと送信する送信施設22と、が備えられている。
また、後述のように、イベント情報の通知までを行う場合には、記憶施設21にはイベントデータD4が記憶され、これが送信施設22から車載装置1へと送信される。
記憶施設21及び送信施設22としては、上記各データを記憶の上、これを車載装置1へと送信できるものであれば任意であり、テレビやラジオ等のデジタル放送の放送局の既存の設備を利用すればよい。
また、送信に用いるデジタル放送波Wも、上記各データを送信できるものであれば任意であり、既存のテレビやラジオ等に用いられるデジタル放送の放送波を用いればよい。
関数データD2は、ブロックBごとに定められた高速道路Hの路線形状を表す関数に関するデータである路線形状関数データD21と、ブロックBごとに定められた高速道路Hの始点からの距離を表す関数に関するデータである距離関数データD22とによって構成される。なお、各データには、対応するブロックBを示すブロックナンバーに関する情報が付されている。
まず、路線形状関数データD21に含まれる関数は、ブロックBごとに定められた高速道路Hの路線形状を表す関数であり、以下のように表される。
Y=F1(X,Z)…(1)
P(x,y,z)は高速道路上の位置PのGPS座標であり、xが緯度、yが経度、zが高さである。
関数F1は、一次関数等、多項式であればよい。
関数F1は、各ブロックB内の高速道路Hの路線形状を、3次元位置座標をもとに最小二乗法を用いて関数近似したものであり、例えば直線近似であれば、以下のように表される。
Y=A+B*X+C*Z…(2)
関数F1を定義する係数パラメータを算出するための最小二乗法を用いた関数近似は、例えば、高速道路会社が管理をしているキロポスト情報に含まれる各キロポストの座標を用いて行うことが可能である。
なお、上記(2)は、高速道路Hの直線近似の部分に対応して、二次以上の係数を0として一次関数としたものであるが、高速道路Hの当該ブロックBに対応する部分が曲線状であれば、これに近似した二次以上の関数を用いることができる。
次に、距離関数データD22に含まれる関数は、ブロックBごとに定められた高速道路Hの始点からの距離を表す関数であり、以下のように表される。
Kp=F2(x,y,z)…(3)
Kpは、高速道路H上における、キロポストの始点からの高速道路Hに沿った距離を表す。すなわち関数F2は、P(x,y,z)におけるキロポストの始点からの距離を表す関数である。これも、多項式であればよい。
なお、高速道路等においては、キロポストの起点には、「0キロポスト」といわれる標識が置かれるが、上記始点は、高速道路Hにおける0キロポストの位置である。
関数F2は、キロポストの位置情報(Kpi,Xi,Yi,Zi) i=1〜nのn個のデータをもとに最小二乗法を用いて推定したものである。なお、Kpiが各キロポストの始点からの距離、Xiが各キロポストの緯度、Yiが各キロポストの経度、Ziが各キロポストの高さである。
例えば、線形モデルであれば、以下のように表される。
Kp=A+B*Y+C*X+D*Z…(4)
上記キロポストの位置情報としては、関数F1の場合と同様、高速道路会社が管理をしているキロポスト情報に含まれる各キロポストの座標を用いることができる。
標準偏差データD3は、最小二乗法を用いて関数近似を行い関数F1を求めた際の標準偏差σに係るデータである。標準偏差データD3には、各ブロックBに対応したデータが含まれ、各データには、対応するブロックBを示すブロックナンバーに関する情報が付されている。
送信局2は、関数データD2(路線形状関数データD21、すなわち高速道路Hが通過する各ブロックBについての関数F1を定義できる係数パラメータ、及び距離関数データD22、すなわち高速道路Hが通過する各ブロックBについての関数F2を定義できる係数パラメータに、対応するブロックナンバーが付されたもの。)、並びに標準偏差データD3(高速道路Hが通過する各ブロックBについての標準偏差σに、対応するブロックナンバーが付されたもの。)を車載装置1へと送信する。送信のタイミングは任意に定めることができるが、例えば、所定の時間を空けて、連続して自動的に送信が行われるようにすればよい。
[システム使用時の流れ]
以下、実施形態に係る路線判定及び位置特定システム100の使用時の流れについて、図2に基づいて説明する。
(ステップS1:送信情報の取得)
高速道路Hを走行中の車両Cに備えられた車載装置1は、受信部14によって、送信局2の送信施設22から送信された、関数データD2及び標準偏差データD3を取得する。
(ステップS2:位置情報の取得)
車載装置1は、位置情報取得部11によって、車両Cの走行位置に係るGPS座標(緯度x、経度y、高さz)を取得する。
(ステップS3:ブロック特定)
送信施設22からの送信情報及びGPS座標を取得した車載装置1においては、制御部12が、記憶部13に備えられたブロック特定プログラム132を用いて、走行中のブロックBを特定する。
具体的には、記憶部13のブロック情報データベース131に記憶されたブロックデータD1に含まれる各ブロックBに関する緯度、経度情報と、ステップS2において取得した現在の走行位置に係るGPS座標とを対比することによって、走行中のブロックBを特定する。
(ステップS4:路線判定)
走行中のブロックBが特定されると、車載装置1の制御部12は、記憶部13に備えられた路線判定プログラム133を用いて、車両Cが高速道路Hを走行しているか否かにつき判定する。
この判定は、ステップS1において取得された関数データD2のうち、路線形状関数データD21を用いて行われる。具体的には以下のとおりである。
まず、ステップS3において特定された走行中のブロックBに係るブロックナンバーと、ステップS1において受信したデータに付されたブロックナンバーとを対比し、受信した路線形状関数データD21及び標準偏差データD3から、走行中のブロックBに対応した、関数F1を定義できる係数パラメータ及び標準偏差σを抽出する。この場合、走行中のブロックBに対応した標準偏差σが本発明における所定の基準値となる。
続いて、ステップS2において取得したGPS座標P(x,y,z)により、走行中のブロックBに対応した関数F1を用いてYを求め、Δ=Y−yを算出する。続いて、Δと走行中のブロックBに対応した標準偏差σとを比較し、例えば、Δが3σ以下である場合に、高速道路Hの路線上であり、3σを超える場合に高速道路Hの路線外であると判定する。
例えば、関数F1が、(2):Y=A+B*X+C*Zと直線近似される場合であれば、(x,z)を代入してY=A+B*x+C*zを算出し、これと実際のyとの差Δと標準偏差σとを比較することとなる。
(ステップS5:位置特定)
ステップS4において車両Cが高速道路H上を走行していると判定された場合、車載装置1の制御部12は、記憶部13に備えられた位置特定プログラム134を用いて、車両Cが高速道路H上において、始点から何メートルの位置にいるかにつき特定する。
この特定は、ステップS1において取得された関数データD2のうち、距離関数データD22を用いて行われる。具体的には以下のとおりである。
まず、ステップS3において特定された走行中のブロックBに係るブロックナンバーと、ステップS1において受信したデータに付されたブロックナンバーとを対比し、受信した距離関数データD22から、走行中のブロックBに対応した、関数F2を定義できる係数パラメータを抽出する。
続いて、ステップS2において取得したGPS座標P(x,y,z)により、走行中のブロックBに対応した関数F2を用いて、高速道路Hの始点からPまでの距離Kpを算出する。これによって、車両Cが高速道路H上において、始点から高速道路Hに沿って何メートルの位置を走行しているかが分かる。
(ステップS6;結果の通知)
路線判定及び位置特定が行われると、制御部12によって、通知部15の表示画面に表示する、スピーカから音声を流す等の方法によって、路線判定及び位置特定の結果が車両Cの運転者に通知される。
[実施形態の効果]
実施形態に係る路線判定及び位置特定システム100によれば、車載装置1においてはブロックデータD1さえ保持していればよく、高速道路網に関する詳細な情報を記憶している必要はない。したがって、車載装置1が多くのメモリを備えることを要せず、車載装置1として、簡易な機器、例えば、一般的なTVモニターシステムやラジオ受信機等を用いることが可能となる。
また、実施形態に係る路線判定及び位置特定システム100によれば、送信局2からの送信情報も、関数データD2及び標準偏差データD3のみであり、送信にそれほど多くの帯域幅を必要としない。
したがって、本発明によれば、受信側である車載装置1を簡易化すると同時に、送信側である送信局2から送信される情報によって帯域幅が圧迫されることを防止しつつ、車両Cにつき、高速道路H上を走行しているか否かに係る路線判定と、車両Cの高速道路H上における始点からの距離を特定する位置特定とを行うことが可能となる。
[取得した位置情報の活用]
実施形態に係る路線判定及び位置特定システム100には、ステップS5において特定された位置情報を活用するため、さらに以下のような機能を付してもよい。
(走行方向の特定)
車載装置1において、ステップS5において特定された位置情報を用いて、車両Cが高速道路Hの上り又は下りのいずれの車線を走行しているかにつき特定するようにしてもよい。
具体的には、ステップS5における走行位置の特定が行われる度に、制御部12によって特定結果が記憶部13に記憶され、これが過去所定回数分保存されるようにする。
さらに、制御部12が、記憶部13に備えられた走行方向特定プログラム135を用いて、過去複数回の走行位置の特定結果を解析し、車両Cが始点に近づいているか、始点から離れているかを判別することによって、車両Cの走行方向を特定することができる。
(イベント情報の通知)
車載装置1において、ステップS5において特定された位置情報を用いて、車両Cの位置に応じて、事故情報等の所定のイベント情報を提供するようにしてもよい。具体的には、以下のとおりである。
まず、送信局2が、記憶施設21において、高速道路Hにおける事故の発生等の車両Cの運転者が情報を取得すべきイベントに係る情報であるイベントデータD4を保持し、これを、送信施設22から送信する。なお、イベントデータD4には、当該イベントの発生地点に関する、高速道路Hの始点からの高速道路Hに沿った距離に関するデータが含まれる。
イベントデータD4を受信部14によって受信した車載装置1においては、制御部12が、記憶部13に備えられたイベント判別プログラム136を用いて、ステップS5において特定された自車の位置情報、イベントデータD4に含まれるイベントの発生地点に関する情報、及び走行方向の特定が行われている場合には自車の走行方向に関する情報を基に、受信したイベントデータD4の中から、運転者に通知すべき情報を判別する。
具体的には、例えば、車両Cの現在位置から所定の距離内において発生したイベントに係る情報を、通知すべき情報として判別する。また、走行方向の特定が行われている場合には、車両Cの走行方向における、現在位置から所定の距離内で発生したイベントに係る情報を、通知すべき情報として判別する。
通知すべき情報が判別されると、制御部12は、これを通知部15によって、現在地点からの距離に係る情報と共に、車両Cの運転者に通知する。
これによって、車両Cの運転者に対して、所定のイベントに係る情報を、自車の現在位置の近傍において発生している、通知する必要性の高い情報に限定して通知することが可能となる。
また、現在地点からの距離に係る情報も併せて通知することで、車両Cの運転者は、イベントの発生地点に到達するまでに要する時間を予測でき、イベントの内容に応じた対応を採りやすくなる。
[変形例]
ステップS4において、Δ=Y−yと比較される所定の基準値は、必ずしも、上記のように、受信した標準偏差データD3に含まれる、走行中のブロックBに対応した標準偏差σである必要はなく、車載装置1において、記憶部13に、予め所定の基準値に係るデータを記憶し、これとΔとを比較して路線判定を行うようにしてもよい。
具体的には、例えば、所定の基準値として、事前に上記3σに相当する誤差許容値αを設定する。
その上で、路線形状関数データD21につき、各ブロックBを通過する高速道路Hの路線形状を表す関数F1を、推定誤差がα以内の多項式となるように設定する。
すなわち、まず、各ブロックBにつき、一次関数による近似で関数を設定した上で、ブロック内の各キロポストにおける推定誤差に誤差許容値αを超えるものがあるかを判定し、なければ当該一次関数を当該ブロックBにおける路線形状を表す関数として用いる。
誤差許容値αを超えるものがある場合、さらに二次関数による近似を行い、同様に各キロポストにおける推定誤差に誤差許容値αが超えるものがあるかを判定し、なければ当該二次関数を当該ブロックBにおける路線形状を表す関数として用いる。
誤差許容値αを超えるものがある場合、さらに三次関数による近似を行う。四次以上についても同様である。
このように、順次次数を上げながら近似を行うことで、推定誤差は必ず一定範囲内となることから、確実に近似関数を得ることができる。
この場合、標準偏差データD3を送信局2から車載装置1に送信する必要はなく、これに代わって、誤差許容値αに係るデータを、誤差許容値データとして、車載装置1の記憶部13に予め記憶しておく。
そして、ステップS4の路線判定においては、上記ステップS2において取得したGPS座標P(x,y,z)により、走行中のブロックBに対応した関数F1を用いてYを求め、Δ=Y−yを算出し、Δと誤差許容値αとを比較し、例えば、Δがα以下である場合に高速道路Hの路線上であり、αを超える場合に高速道路Hの路線外であると判定する。
なお、ステップS5の位置特定において用いられる距離関数データD22に含まれる関数F2についても、上記と同様に、誤差許容値の基準を設定し、推定誤差がそれ以内になるように多項式の次数を設定することが好ましい。この場合、設定した誤差許容値が、距離関数データD22の予測精度を担保する基準となる。ただし、上記の路線判定の場合と異なり、ステップS5の位置特定では、車載装置1において誤差許容値の値を使用しないため、車載装置1においてこの値を記憶している必要はない。
以下、実施形態に係る路線判定及び位置特定システム100を用いて、名神高速道路において、路線判定及び位置特定を行った結果につき説明する。
(ブロック区分)
緯度経度の平面上で地図をブロックに分割した。具体的には、経度、緯度共に0.02度単位で分割することで、ブロック分けを行った。
このようにして形成されたブロックのうち、四隅の座標が、以下の4点によって定まるブロックを例として、以下説明する。
1.(東経135.54度,北緯34.82度)
2.(東経135.54度,北緯34.80度)
3.(東経135.56度,北緯34.80度)
4.(東経135.56度,北緯34.82度)
上記ブロック内には、513.1km〜515.5kmまでのキロポストを含むことになる。なお、この場合のキロポストの始点は東名高速道路東京ICである。
各キロポストの詳細は、図4に示すとおりである。
(路線判定)
このブロック内の高速道路の路線形状を表す関数F1を、25個のキロポストデータを用いて推定する。
簡単な線形を例にすると、式(2):経度=A+B*緯度+C*高さより、高速道路上に自車があるときの経度予測値は、
切片(A):115.1710409
X値1(B):0.585387947
X値2(C):-7.21111E-05
より、次式となる。なお、推定の詳細は図5から図9に示した通りである。
経度予測値=115.171+0.585388*緯度-7.2E-05*高さ…(5)
例えば自車位置が(東経135.54度,北緯34.81度,標高41m)のとき、これを代入すると、式(5)に基づく経度予測値は、東経135.5454388度となり、推定誤差は135.5454−135.54=0.0054度となる。標準誤差σは0.000308391であり、推定誤差が3σ=0.0009より大きいので、高速道路上ではないと判定できる。
(位置特定)
このブロック内の高速道路上におけるキロポストの始点からの距離を表す関数F2を、25個のキロポストデータを用いて推定する。
簡単な線形を例にすると、式(4):始点からの距離=A+B*経度+C*緯度+D*高さより、A、B、C、Dを推定すると、
切片(A):9347.250885
X値1(B):-39.46379733
X値2(C):-100.0818405
X値3(D):0.000429395
となり、始点からの距離の推定値は、次式となる。なお、推定の詳細は図10から図15に示した通りである。
推定距離=9347.251-39.4638*経度-100.082*緯度+高さ*0.000429…(6)
例えば、自車位置が、(東経135.55度,北緯34.818度、標高36m)の場合、これを代入すると、推定距離=513.2990931kmとなり、始点から当該距離離れた地点(513.2kmのキロポストから99m地点)が自車位置と特定される。
100 路線判定及び位置特定システム(判定システム)
1 車載装置
11 位置情報取得部(位置情報取得手段)
12 制御部(ブロック特定手段、路線判定手段、走行位置特定手段、走行方向特定手段、イベント判別手段)
13 記憶部(記憶手段)
14 受信部(受信手段)
15 通知部
2 送信局
D1 ブロックデータ
D21 路線形状関数データ
D22 距離関数データ
D3 標準偏差データ
D4 イベントデータ
C 車両
H 高速道路(道路)
B ブロック
σ 標準偏差(所定の基準値)
α 誤差許容値(所定の基準値)

Claims (12)

  1. 車両に搭載される車載装置において、
    特定の道路周辺を所定の区画に区分けしたブロックに関するデータであるブロックデータを記憶する記憶手段と、
    前記車両の位置情報を取得する位置情報取得手段と、
    前記特定の道路の路線形状を前記ブロックごとに関数近似したデータである路線形状関数データと、前記特定の道路上における当該道路の始点からの距離と前記特定の道路上の地点の位置との関係に係る関数を前記ブロックごとに推定したデータである距離関数データと、を受信する受信手段と、
    前記ブロックデータと、前記位置情報取得手段によって取得された前記車両の位置情報と、を用いて、前記車両が所在しているブロックを特定するブロック特定手段と、
    前記ブロック特定手段によって特定されたブロックに対応するデータを、前記受信手段によって受信した前記路線形状関数データから抽出し、抽出したデータと、前記位置情報取得手段によって取得された前記車両の位置情報と、に基づいて、前記車両が前記特定の道路上にいるかを、所定の基準値を用いて判定する路線判定手段と、
    前記ブロック特定手段によって特定されたブロックに対応するデータを、前記距離関数データから抽出し、抽出したデータと、前記位置情報取得手段によって取得された前記車両の位置情報と、を用いて、前記車両の位置と前記始点との間の、前記特定の道路に沿った距離を特定する走行位置特定手段と、
    を備えることを特徴とする車載装置。
  2. 前記路線形状関数データ及び/又は前記距離関数データは、前記ブロックごとに定められた多項式の係数のデータを含むことを特徴とする請求項1に記載の車載装置。
  3. 前記路線判定手段は、前記位置情報取得手段によって取得された前記車両の位置情報に係るパラメータと、前記路線形状関数データを用いて算出した前記車両の位置情報に係るパラメータと、の差が前記所定の基準値以下である場合に、前記車両が前記特定の道路上にいると判定することを特徴とする請求項1又は2に記載の車載装置。
  4. 前記受信手段は、前記路線形状関数データ作成時における標準偏差に関するデータである標準偏差データを受信し、
    前記路線判定手段は、前記ブロック特定手段によって特定されたブロックに対応するデータを、前記受信手段によって受信した前記標準偏差データから抽出し、抽出したデータを前記所定の基準値として用いることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の車載装置。
  5. 前記記憶手段は、前記路線形状関数データの作成時に設定された誤差許容値に関するデータである誤差許容値データを記憶し、
    前記路線判定手段は、前記誤差許容値を、前記所定の基準値として用いることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の車載装置。
  6. 前記路線形状関数データは、推定誤差が前記誤差許容値以内となるように前記ブロックごとに次数が設定された関数に係るデータであることを特徴とする請求項5に記載の車載装置。
  7. 前記走行位置特定手段の特定結果を複数回分用いて、前記車両の前記特定の道路上における走行方向を特定する走行方向特定手段を備えることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の車載装置。
  8. 前記受信手段は、前記特定の道路上における所定のイベントに係り、当該イベントの発
    生地点と前記始点との間の前記特定の道路に沿った距離に関するデータを含むイベントデータを受信し、
    当該イベントデータと、前記走行位置特定手段の特定結果と、を用いて、前記車両の運転者に通知すべきイベントを判別するイベント判別手段を備えることを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の車載装置。
  9. 前記路線形状関数データ及び/又は前記距離関数データは、前記特定の道路に係るキロポスト情報を基に最小二乗法を用いて推定されたものであることを特徴とする請求項1から8のいずれか一項に記載の車載装置。
  10. 請求項1からのいずれか一項に記載の車載装置と、
    前記車載装置に前記路線形状関数データを送信する送信局と、
    を含む判定システム。
  11. コンピュータを、
    特定の道路周辺を所定の区画に区分けしたブロックに関するデータであるブロックデータを記憶する記憶手段、
    車両の位置情報を取得する位置情報取得手段、
    前記特定の道路の路線形状を前記ブロックごとに関数近似したデータである路線形状関数データと、前記特定の道路上における当該道路の始点からの距離と前記特定の道路上の地点の位置との関係に係る関数を前記ブロックごとに推定したデータである距離関数データと、を受信する受信手段、
    前記ブロックデータと、前記位置情報取得手段によって取得された前記車両の位置情報と、を用いて、前記車両が所在しているブロックを特定するブロック特定手段、
    前記ブロック特定手段によって特定されたブロックに対応するデータを、前記受信手段によって受信した前記路線形状関数データから抽出し、抽出したデータと、前記位置情報取得手段によって取得された前記車両の位置情報と、に基づいて、前記車両が前記特定の道路上にいるかを、所定の基準値を用いて判定する路線判定手段、
    前記ブロック特定手段によって特定されたブロックに対応するデータを、前記距離関数データから抽出し、抽出したデータと、前記位置情報取得手段によって取得された前記車両の位置情報と、を用いて、前記車両の位置と前記始点との間の、前記特定の道路に沿った距離を特定する走行位置特定手段、
    として機能させるためのプログラム。
  12. 特定の道路周辺を所定の区画に区分けしたブロックに関するデータであるブロックデータを取得するブロックデータ取得ステップと、
    車両の位置情報を取得する位置情報取得ステップと、
    前記特定の道路の路線形状を前記ブロックごとに関数近似したデータである路線形状関数データと、前記特定の道路上における当該道路の始点からの距離と前記特定の道路上の地点の位置との関係に係る関数を前記ブロックごとに推定したデータである距離関数データと、を受信する受信ステップと、
    前記ブロックデータと、前記位置情報取得ステップによって取得された前記車両の位置情報と、を用いて、前記車両が所在しているブロックを特定するブロック特定ステップと、
    前記ブロック特定ステップによって特定されたブロックに対応するデータを、前記受信ステップによって受信した前記路線形状関数データから抽出し、抽出したデータと、前記位置情報取得ステップによって取得された前記車両の位置情報と、に基づいて、前記車両が前記特定の道路上にいるかを、所定の基準値を用いて判定する路線判定ステップと、
    前記ブロック特定ステップによって特定されたブロックに対応するデータを、前記距離関数データから抽出し、抽出したデータと、前記位置情報取得ステップによって取得された前記車両の位置情報と、を用いて、前記車両の位置と前記始点との間の、前記特定の道路に沿った距離を特定する走行位置特定ステップと、
    を含む判定方法。
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