JP6631742B1 - 情報処理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】分散型コンピュータを実現する情報処理システムにおいて、処理装置間でのデータ通信を効率化すること。【解決手段】本願の開示する情報処理システムは、一つの態様において、それぞれがプロセッサを備え、メイン情報処理装置と複数のサブ情報処理装置とを含む複数の情報処理装置と、バスに設けられた複数の接続部を介して接続された前記複数の情報処理装置の間の通信を中継する中継装置と、具備し、前記複数のサブ情報処理装置の少なくとも一つは、前記メイン情報処理装置又は他のサブ情報処理装置の各々に対して通信対象とするか否かについて前記接続部を単位として示した接続情報を記憶する記憶部と、前記接続情報に基づいて前記複数の情報処理装置の少なくともいずれかと通信する通信制御部と、を有する。【選択図】図5

Description

本発明は、情報処理システムに関する。
従来、複数のプラットフォームを有する分散型コンピュータが知られている。分散型コンピュータは、プラットフォーム等の処理装置に処理を分散させることで処理の高速化を図っている。
このような分散型コンピュータで処理装置に処理を実行させる場合、処理装置間でデータの送受信を行う。このため、分散型コンピュータ全体としてのデータ通信量は多大なものとなる。
特開2018−142137号公報
しかしながら、分散型コンピュータを実現する従来の情報処理システムにおいては、処理装置間でのデータ通信を効率化することは困難であった。
本発明の課題の一つは、上記に鑑みてなされたものであって、分散型コンピュータを実現する情報処理システムにおいて、処理装置間でのデータ通信を効率化することを目的とする。
本発明の実施形態に係る情報処理システムは、一つの態様において、それぞれがプロセッサを備え、メイン情報処理装置と複数のサブ情報処理装置とを含む複数の情報処理装置と、バスに設けられた複数の接続部を介して接続された前記複数の情報処理装置の間の通信を中継する中継装置と、具備し、前記複数のサブ情報処理装置の少なくとも一つは、前記メイン情報処理装置又は他のサブ情報処理装置の各々に対して通信対象とするか否かについて前記接続部を単位として示した接続情報を記憶する記憶部と、前記接続情報に基づいて前記複数の情報処理装置の少なくともいずれかと通信する通信制御部と、を有する。
前記記憶部は、前記メイン情報処理装置又は他のサブ情報処理装置の各々に対して通信対象とするか否かについて、前記接続部と前記複数のサブ情報処理装置を分類するグループとを単位として示した前記接続情報を記憶し、前記通信制御部は、前記接続部と前記複数のサブ情報処理装置を分類するグループとを単位として示した前記接続情報に基づいて前記複数の情報処理装置の少なくともいずれかと通信する。
前記メイン情報処理装置は、前記複数のサブ情報処理装置の各々に対して通信対象とするか否かについて前記接続部を単位として示した前記接続情報を記憶する記憶部と、前記接続情報に基づいて前記複数のサブ情報処理装置の少なくともいずれかと通信する通信制御部と、を有し、前記通信制御部は、前記接続情報において前記複数のサブ情報処理装置の少なくとも一つを通信対象としていない場合には、前記複数のサブ情報処理装置と通信対象とする。
本発明の実施形態に係る情報処理システムは、一つの態様において、それぞれがプロセッサを備え、メイン情報処理装置と複数のサブ情報処理装置とを含む複数の情報処理装置と、バスに設けられた複数の接続部を介して接続された前記複数の情報処理装置の間の通信を中継する中継装置と、具備し、前記複数の接続部は、第一のセグメントに属する複数の接続部と、第二のセグメントに属する複数の接続部とに分類されおり、前記メイン情報処理装置は、前記第一のセグメントに属する複数の接続部のうちの一つと、前記第二のセグメントに属する複数の接続部のうちの一つと、に接続されており、前記複数のサブ情報処理装置のうちの第一の複数のサブ情報処理装置は、前記第一のセグメントに属する残りの複数の接続部と接続され、前記複数のサブ情報処理装置のうちの第二の複数のサブ情報処理装置は、前記第二のセグメントに属する残りの複数の接続部と接続され、前記第一の複数のサブ情報処理装置の少なくとも一つは、前記メイン情報処理装置又は他の前記第一の複数のサブ情報処理装置の各々に対して通信対象とするか否かについて前記接続部を単位として示した接続情報を記憶する第一の記憶部と、前記接続情報に基づいて前記メイン情報処理装置又は前記第一の複数のサブ情報処理装置の少なくともいずれかと通信する第一の通信制御部と、を有し、前記第二の複数のサブ情報処理装置の少なくとも一つは、前記メイン情報処理装置又は他の前記第二の複数のサブ情報処理装置の各々に対して通信対象とするか否かについて前記接続部を単位として示した接続情報を記憶する第二の記憶部と、前記接続情報に基づいて前記メイン情報処理装置又は前記第二の複数のサブ情報処理装置の少なくともいずれかと通信する第二の通信制御部と、を有する。
前記第一の記憶部は、前記メイン情報処理装置又は他の前記第一の複数のサブ情報処理装置の各々に対して通信対象とするか否かについて、前記接続部と前記第一の複数のサブ情報処理装置を分類するグループとを単位として示した前記接続情報を記憶し、前記通信制御部は、前記接続部と前記第一の複数のサブ情報処理装置を分類するグループとを単位として示した前記接続情報に基づいて前記第一の複数の情報処理装置の少なくともいずれかと通信し、前記第二の記憶部は、前記メイン情報処理装置又は他の前記第二の複数のサブ情報処理装置の各々に対して通信対象とするか否かについて、前記接続部と前記第一の複数のサブ情報処理装置を分類するグループとを単位として示した前記接続情報を記憶し、前記通信制御部は、前記接続部と前記第二の複数のサブ情報処理装置を分類するグループとを単位として示した前記接続情報に基づいて前記第二の複数の情報処理装置の少なくともいずれかと通信する。
前記メイン情報処理装置は、前記複数のサブ情報処理装置の各々に対して通信対象とするか否かについて前記接続部を単位として示した前記接続情報を記憶する記憶部と、
前記接続情報に基づいて前記複数のサブ情報処理装置の少なくともいずれかと通信する通信制御部と、を有し、前記通信制御部は、前記接続情報において前記複数のサブ情報処理装置の少なくとも一つを通信対象としていない場合には、前記複数のサブ情報処理装置と通信対象とする。
本発明の実施形態によれば、分散型コンピュータを実現する情報処理システムにおいて、処理装置間でのデータ通信を効率的することができる。
図1は、本実施形態にかかる情報処理システム1における複数のプラットフォーム2の接続構成を模式的に示す図である。 図2は、プラットフォーム2のハードウェア構成を模式的に示す図である。 図3は、プラットフォーム2のソフトウェア構成を例示する図である。 図4は、PCIeブリッジコントローラ3のハードウェア構成を模式的に示す図である。 図5は、本実施形態にかかる情報処理システム1におけるPCIeブリッジコントローラ3を介したプラットフォーム2間のデータ転送方法の一例を説明するための図である。 図6は、各プラットフォーム2とPCIeブリッジコントローラ3の機能を示したブロック図である。 図7は、スロット#0に接続されたプラットフォーム2−1の記憶部2a−1に格納される通信対象登録テーブルT2−1の一例を示した図である。 図8は、スロット#2に接続されたプラットフォーム2−3の記憶部2a−3に格納される通信相手登録テーブルT2−3の一例を示した図である。 図9は、図7に示した通信対象登録テーブルT2−1によって規制されたプラットフォーム2−1の通信対象を例示する図である。 図10は、図8に示した通信対象登録テーブルT2−3によって規制されたプラットフォーム2−3の通信対象を例示する図である。 図11は、プラットフォーム2−1とプラットフォーム2−3との間で図7に示した通信対象登録テーブルT2−1、図8に示した通信対象登録テーブルT2−3に従って実行される通信処理の流れを説明するためのフローチャートである。 図12は、本実施形態に係る情報処理システム11における複数のプラットフォーム2の接続構成を模式的に示す図である。 図13は、スロット#0に接続されたプラットフォーム2−0の記憶部2a−0に格納される通信対象登録テーブルT2−0の一例を示した図である。 図14は、スロット#2に接続されたプラットフォーム2−3の記憶部2a−3に格納される通信対象登録テーブルT2−3の一例を示した図である。 図15は、図14に示した通信対象登録テーブルT2−0によって規制されたプラットフォーム2−0の、セグメントαに属する通信対象を例示する図である。 図16は、図14に示した通信対象登録テーブルT2−3によって規制されたプラットフォーム2−3の、セグメントαに属する通信対象を例示する図である。 図17は、図1に示した情報処理システム1において、スロット#2に接続されたプラットフォーム2−3の記憶部2a−3に格納される通信相手登録テーブルT2−3の一例を示した図である。 図18は、プラットフォーム2−3とプラットフォーム2−1との間で図7に示した通知対象登録テーブルT2−1と図17に示した通信対象登録テーブルT2−3に従って実行される通信処理の流れを説明するためのフローチャートである。
(第一の実施形態)
以下に添付図面を参照して、本発明の実施形態に係る情報処理システムについて詳細に説明する。
図1は、本実施形態にかかる情報処理システム1における複数のプラットフォームの接続構成を模式的に示す図である。
[システム構成]
図1に例示する情報処理システム1においては、PCIe(Peripheral Component Interconnect Express;登録商標)ブリッジコントローラ3および複数(図1に示す例では8つ)のプラットフォーム2−1〜2−8を備える。各プラットフォーム2−1〜2−8は、それぞれPCIeブリッジコントローラ3に接続されている。
なお、以下、プラットフォームを示す符号としては、複数のプラットフォームのうち1つを特定する必要があるときには符号2−1〜2−8を用いるが、任意のプラットフォームを指すときには符号2を用いる。プラットフォーム2は、PCプラットフォーム2といってもよい。
[プラットフォーム]
メイン情報処理装置としてのプラットフォーム2−1は、プロセッサ21−1を備える。同様に、サブ情報処理装置としてのプラットフォーム2−2〜2−8は、プロセッサ21−2〜21−8をそれぞれ備える。PCIeにおいては、プロセッサ21−1〜21−8がホスト側として動作可能なRC(Root Complex)となり、PCIeブリッジコントローラ3に搭載されているデバイスがEP(End Point)となり、ホストとデバイスとの間でのデータ転送が行なわれる。
プロセッサ21−1〜21−8はそれぞれ違うメーカ(ベンダ)から提供されてもよい。例えば、プロセッサ21−1,21−2,21−3,21−4,21−5,21−6,21−7,21−8は、それぞれ、A社,B社,C社,D社,E社,F社,G社,H社が提供するものであるとする。
また、PCIeブリッジコントローラ3に搭載されているEPに対して、それぞれ異なるプラットフォームを接続しても良い。さらに、2つ以上の複数のEPを1つのプラットフォームに接続し、プラットフォーム側が複数のRCを用いてPCIeブリッジコントローラ3と通信しても良い。
なお、以下、プロセッサを示す符号としては、複数のプロセッサのうち1つを特定する必要があるときには符号21−1〜21−8等を用いるが、任意のプロセッサを指すときには符号21を用いる。
プラットフォーム2−1〜2−8は、AI処理や画像処理等の演算処理を行なうコンピュータ環境である。ここで、図2は、情報処理システム1におけるプラットフォーム2のハードウェア構成を模式的に示す図である。
図2に示すように、プラットフォーム2は、各種情報を一時記憶するメモリ22と、ストレージ23とを有する。また、プラットフォーム2は、各種演算処理を実行するプロセッサ21と、データ入力を受け付ける入力装置24と、モニタ25とを有する。また、プラットフォーム2は、記憶媒体からプログラム等を読み取る媒体読取装置26と、各種装置と接続するためのインタフェース装置27と、他の情報処理装置等と有線または無線により接続するための通信装置28とを有する。また、各装置21〜28は、バス29に接続される。
入力装置24は、例えば、プラットフォーム2の管理者から操作情報等の各種情報の入力を受け付ける。モニタ25は、例えば、プラットフォーム2の管理者に対して表示画面等の各種画面を表示する。インタフェース装置27は、例えば複数の監視カメラ(撮像装置)等のデータ生成装置が接続される。
メモリ22はROM(Read Only Memory)およびRAM(Random Access Memory)を含む記憶メモリである。メモリ22のROMには、各種ソフトウェアプログラムやこのプログラム用のデータ類が書き込まれている。メモリ22上のソフトウェアプログラムは、プロセッサ21に適宜読み込まれて実行される。また、メモリ22のRAMは、一次記憶メモリあるいはワーキングメモリとして利用される。さらに、メモリ22は、後述する通信対象登録テーブルを記憶する。
ストレージ23は、ハードディスクドライブ(Hard Disk Drive:HDD)、SSD(Solid State Drive)、ストレージクラスメモリ(Storage Class Memory:SCM)等の記憶装置であって、種々のデータを格納するものである。ストレージ23には各種ソフトウェアプログラムが記憶される。
プロセッサ21は、プラットフォーム2全体を制御する。プロセッサ21は、マルチプロセッサであってもよい。プロセッサ21は、例えばCPU(Central Processing Unit),MPU(Micro Processing Unit),GPU(Graphics Processing Unit),DSP(Digital Signal Processor),ASIC(Application Specific Integrated Circuit),PLD(Programmable Logic Device),FPGA(Field Programmable Gate Array)のいずれか一つであってもよい。また、プロセッサ21は、CPU,MPU,GPU,DSP,ASIC,PLD,FPGAのうちの2種類以上の要素の組み合わせであってもよい。
プラットフォーム2においては、プロセッサ21がメモリ22やストレージ23に格納されたソフトウェアプログラムを実行することで各種機能を実現する。特に、プロセッサ21が専用ソフトウェアプログラムを実行することで実現されるプラットフォーム2間の通信処理については、後で詳しく説明する。
なお、上記の各種ソフトウェアプログラムは、必ずしもメモリ22やストレージ23に記憶されている必要はない。例えば、プラットフォーム2の媒体読取装置26が読み取り可能な記憶媒体に記憶されたプログラムを、プラットフォーム2が読み出して実行するようにしてもよい。プラットフォーム2が読み取り可能な記憶媒体は、例えば、CD−ROMやDVDディスク、USB(Universal Serial Bus)メモリ等の可搬型記録媒体、フラッシュメモリ等の半導体メモリ、ハードディスクドライブ等が対応する。また、公衆回線、インターネット、LAN等に接続された装置にこの情報処理プログラムを記憶させておき、プラットフォーム2がこれらから情報処理プログラムを読み出して実行するようにしてもよい。
図3は、情報処理システム1におけるプラットフォーム2のソフトウェア構成を例示する図である。なお、図3中においては、便宜上、プラットフォーム2−1〜2−3のソフトウェア構成のみを図示する。
図3に例示する情報処理システム1において、プラットフォーム2−1は、一般的なPC(Personal Computer)システムであり、Windows(登録商標)をOS(Operating System)とする。プラットフォーム2−1は、このOS上において、アプリケーションである店舗管理プログラムを実行する。
プラットフォーム2−2,2−3は、組込みシステムであり、それぞれLinux(登録商標)をOSとする。プラットフォーム2−2,2−3は、このOS上において、分散処理プログラム(分散処理A,B)を実行する。
各プラットフォーム2には、ブリッジドライバ20が備えられている。プラットフォーム2は、このブリッジドライバ20を介してPCIeブリッジコントローラ3および他のプラットフォーム2との間で通信を行なう。なお、ブリッジドライバ20による通信方法については後述する。
各プラットフォーム2においては、プロセッサ21およびメモリ(物理メモリ)22を備え、プロセッサ21がメモリ22に格納されたOSや各種プログラム,ドライバ等を実行することでそれぞれの機能を実現する。
各プラットフォーム2に備えられるプロセッサ21は、互いに違うベンダによって提供されるものであってもよい。図1に示す例においては、少なくとも一部のプラットフォーム2(例えば、プラットフォーム2−7)に複数のRCを有するプラットフォーム(例えば、Intel社のx86プロセッサ)が用いられてもよい。
また、各プラットフォーム2は、それぞれ他のドライバ構成に影響を与えないように独立動作可能に構成されている。
プラットフォーム2において、メモリ22の記憶領域の一部は、プラットフォーム2間(プロセッサ21間)において転送されるデータが一時的に格納される通信バッファ221として用いられる。
プラットフォーム2のプロセッサ21が参照可能なアドレス空間のうち、所定のアドレスレンジは、後述するスロット(スロット#0〜#7)にアクセスするために設けられている(すなわち、このアドレスレンジはスロット数に応じて分割されている)。このアドレスレンジを分割した、いずれかのアドレスレンジは、いずれかのスロットに対応付けられている。例えば、スロット#0で示すアドレスレンジは、スロット#0に接続されたプラットフォーム2−1に対応付けられている。また、スロット#4で示すアドレスレンジは、スロット#4に接続されたプラットフォーム2−5に対応付けられている。プロセッサ21は、各アドレスレンジを宛先とすることで、各スロットに対する送信データを転送する。
[PCIeブリッジコントローラ]
PCIeブリッジコントローラ3は、複数のプラットフォーム2−1〜2−8間におけるデータ等の通信を実現する。
図4は、情報処理システム1におけるPCIeブリッジコントローラ3のハードウェア構成を模式的に示す図である。
PCIeブリッジコントローラ3は、例えば、8チャネルのEPを1チップ内に有する中継装置である。このPCIeブリッジコントローラ3は、図4に示すように、CPU31,メモリ32,インターコネクトバス33および複数(図4に示す例では8つ)のスロットを備える。なお、各スロットは、スロット番号#0、#1、#2、#3、#4、#5、#6、#7によって識別される。
スロット#0〜#7は、インターコネクトバス33に接続して設けられた接続部である。スロット#0〜#7にはそれぞれPCIeの規格を満たすよう構成されたデバイスが接続される。特に、情報処理システム1においては、スロット#0〜#7のそれぞれにプラットフォーム2が接続される。各スロット#0〜#7に接続されたプラットフォーム2は、インターコネクトバス33を介して相互に通信可能となる。本実施形態は、スロット#0〜#7を接続部として示した例について説明するが、接続部をスロットに制限するものではなく、プラットフォーム2と接続可能とするための接続インタフェースであればよい。
なお、プラットフォーム2−1〜2−8のように、一つのスロット34に対して一つのプロセッサ21が接続されてもよいが、これに限るものではなく、複数(例えば、2つ)のスロットに対して一つのプラットフォーム2が接続されてもよく、種々変形して実施することができる。
一つのプラットフォーム2に対して複数のスロットをアサインすることで、このプラットフォーム2−7に広い通信帯域を用いた通信を行なわせることができる。
各スロット#0〜#7は、内部バス(Internal Bus)を介してインターコネクトバス33にそれぞれ接続されている。また、インターコネクトバス33には、CPU31およびメモリ32が接続されている。これにより、各スロット#0〜#7とCPU31およびメモリ32は、インターコネクトバス33を介して相互に通信可能に接続されている。
メモリ32は、例えば、ROMおよびRAMを含む記憶メモリ(物理メモリ)である。メモリ32のROMには、データ通信制御に係るソフトウェアプログラムやこのプログラム用のデータ類が書き込まれている。メモリ32上のソフトウェアプログラムは、CPU31に適宜読み込まれて実行される。また、メモリ32のRAMは、一次記憶メモリあるいはワーキングメモリとして利用される。
さらに、PCIeブリッジコントローラ3においては、各スロットに対応させてレジスタ(図示せず)が備えられる。レジスタのBAR(Base Address Register)空間には、スロット毎に記憶領域が備えられる。すなわち、レジスタのBAR空間にはスロット#0〜#7のそれぞれに対応する記憶領域が設けられている。
PCIeブリッジコントローラ3においては、BAR空間のスロット毎の記憶領域を用いてプラットフォーム2間のデータ転送を行なう。
CPU31は、PCIeブリッジコントローラ3全体を制御する。CPU31は、マルチプロセッサであってもよい。なお、CPU31に代えてMPU,GPU,DSP,ASIC,PLD,FPGAのいずれか一つが用いられてもよい。また、CPU31は、CPU,MPU,GPU,DSP,ASIC,PLD,FPGAのうちの2種類以上の要素の組み合わせであってもよい。
そして、CPU31がメモリ32に格納されたソフトウェアプログラムを実行することで、PCIeブリッジコントローラ3におけるプラットフォーム2間(プロセッサ21間)のデータ転送を実現する。
PCIeブリッジコントローラ3は、プラットフォーム2間のデータ転送を高速化するためにPCIeを用い、図1に示すように、各プラットフォーム2に備えられるプロセッサをそれぞれRCとして動作させ、デバイスとして動作するEP間でデータ転送を実現する。
具体的には、情報処理システム1においては、各プラットフォーム2のプロセッサを、データ転送インタフェースとしてPCIeのRCとして動作させる。また、各プラットフォーム2(プロセッサ21)に対して、PCIeブリッジコントローラ3を、すなわち、各プラットフォーム2が接続されているスロット#0〜#7をEPとして動作させる。
PCIeブリッジコントローラ3をプロセッサ21に対してEPとして接続する手法としては、既知の種々の手法を用いて実現することができる。
例えば、PCIeブリッジコントローラ3は、プラットフォーム2との接続時に、EPとして機能することを示す信号を当該プロセッサ21に通知することで、EPとしてプロセッサ21と接続する。
PCIeブリッジコントローラ3においては EPtoEP(End Point to End Point)でデータをトンネリングさせて、複数のRCにデータを転送する。プロセッサ21間の通信は、PCIeのトランザクションが発生したときに論理的に接続され、1つのプロセッサ21にデータ転送が集中しないときは、それぞれのプロセッサ21間で並行してデータ転送できる。
次に、図5を用いて、情報処理システム1におけるPCIeブリッジコントローラ3を介したプラットフォーム2間のデータ転送方法を説明する。図5は、本実施形態にかかる情報処理システム1におけるPCIeブリッジコントローラ3を介したプラットフォーム間のデータ転送方法の一例を説明するための図である。
この図5に示す例においては、スロット#0に接続されたプラットフォーム2−1からスロット#4に接続されたプラットフォーム2−5にデータを転送する場合について説明する。
送信元のプラットフォーム2−1は、ソフトウェア等によって送信されるデータ(以下、送信データという)を、プラットフォーム2−1に備えられるストレージ23等からプラットフォーム2−1のメモリ領域36に格納する(ステップS101)。メモリ領域36は、転送されるデータが一時的に格納される通信バッファの一部であっても良い。プラットフォーム2のそれぞれのメモリ領域36は、同じ大きさで設けられた領域である。メモリ領域36は、スロットの数に応じて分割されている。メモリ領域36の分割された記憶領域は、いずれかのスロットに対応付けられている。例えば、メモリ領域36内のスロット♯0で示す記憶領域は、スロット♯0に接続されたプラットフォーム2−1に対応付けられ、メモリ領域36内にスロット♯4で示す記憶領域は、スロット♯4に接続されたプラットフォーム2−5に対応付けられている。プラットフォーム2−1は、メモリ領域36のうち、送信先のスロットに割り当てられた領域(ここでは、スロット♯4)に送信データを格納する。
ルートコンプレックスとしての機能を有する送信元のプラットフォーム2−1は、プラットフォーム2のメモリ領域36の記憶領域に基づいて、送信先のスロットを示すスロット情報と、送信先のメモリ領域36における分割領域内におけるアドレスを示すアドレス情報とを取得または生成する(ステップS102)。
送信元のプラットフォーム2−1は、スロット情報と、アドレス情報と、送信データとを含む転送データを複数のエンドポイントの機能を有するPCIeブリッジコントローラ3に渡す(ステップS103)。これにより、PCIeブリッジコントローラ3は、スロット情報に基づいてEPtoEPにより送信元のスロットと送信先のスロットとを接続することにより、転送データを送信先のプラットフォーム2−4に転送する(ステップS104)。送信先のプラットフォーム2は、スロット情報およびアドレス情報に基づいて、送信先のプラットフォーム2の通信バッファ221に対応する記憶領域内のアドレス情報が示す領域に送信データ(または転送データ)を格納する(ステップS105)。
送信先のプラットフォーム2−5において、プログラムが、通信バッファ221に格納された送信データを読み出して、メモリ(ローカルメモリ)22の他の領域やストレージ23に移動させる(ステップS106、ステップS107)。
以上のようにして、送信元のプラットフォーム2−1から送信先のプラットフォーム2−5にデータ(転送データ)が転送される。
図6は、各プラットフォーム2とPCIeブリッジコントローラ3の機能を示したブロック図である。同図に示す様に、プラットフォーム2−1、2−2、2−3、2−4、2−5、2−6、2−7、2−8は、記憶部2a−1、2a−2、2a−3、2a−4、2a−5、2a−6、2a−7、2a−8と、通信制御部2b−1、2b−2、2b−3、2b−4、2b−5、2b−6、2b−7、2b−8と、をそれぞれ有する。PCIeブリッジコントローラ3は、バス制御部35と記憶部37とを有する。
なお、以下、記憶部を示す符号としては、複数の記憶部のうち一つを特定する必要があるときには符号2a−1〜2a−8を用いる。一方、任意の記憶部を指すときには符号2aを用いる。通信制御部についても同様に、プラットフォーム2が有する複数の通信制御部のうち一つを特定する必要があるときには符号2b−1〜2b−8を用いる。一方、任意の通信制御部を指すときには符号2bを用いる。
記憶部2aは、メモリ22、及び、ストレージ23等を有する。記憶部2aは、プラットフォーム2のそれぞれのメモリ22等に同じ大きさで設けられたメモリ領域を有する。
また、記憶部2aは、他のプラットフォーム2の各々に対して通信対象とするか否かについて、接続部(例えばスロット)を単位として示した接続情報としての通信対象登録テーブルTを記憶する。ここで、通信対象登録テーブルTとは、各プラットフォーム2が通信対象とする他のプラットフォーム2をスロット番号で定義するテーブルであり、これによって接続部を単位として通信対象に通信するか否かが示されている。各プラットフォーム2は、自身の記憶部2aが記憶する通信対象登録テーブルTに登録されたプラットフォーム以外とは通信を行わない。すなわち、通信対象登録テーブルTは、対応するプラットフォームの通信対象(通信相手)を規制(制限する)情報である。本実施形態は、接続情報の例として、通信対象登録テーブルTを示しているが、プラットフォーム2の各々に対して通信対象とするか否かについて接続部(例えばスロット)を単位として示した情報であればよい。
図7は、スロット#0に接続されたプラットフォーム2−1の記憶部2a−1に格納される通信対象登録テーブルT2−1の一例を示した図である。同図に示す様に、通信対象登録テーブルT2−1によって、プラットフォーム2−1がどのプラットフォームを自身の通信対象とするかがスロット番号によって登録されている。同図の例では、通信対象登録テーブルT2−1により、プラットフォーム2−1は、スロット#0に接続されたプラットフォーム2−1(自分自身)、スロット#1に接続されたプラットフォーム2−2、スロット#2に接続されたプラットフォーム2−3、スロット#4に接続されたプラットフォーム2−5、スロット#5に接続されたプラットフォーム2−6のそれぞれを、自身の通信対象とすることが登録されている。
図8は、スロット#2に接続されたプラットフォーム2−3の記憶部2a−3に格納される通信相手登録テーブルの一例を示した図である。同図に示す様に、通信対象登録テーブルT2−3によって、プラットフォーム2−3がどのプラットフォームを自身の通信対象とするかがスロット番号によって登録されている。同図の例では、通信対象登録テーブルT2−3により、プラットフォーム2−3は、スロット#0に接続されたプラットフォーム2−1、スロット#2に接続されたプラットフォーム2−3、スロット#3に接続されたプラットフォーム2−4(自分自身)のそれぞれを、自身の通信対象とすることが登録されている。
なお、図7、図8においては、各通信対象登録テーブルTにおいて、自分自身が接続されたスロット番号についても登録する場合を例示した。しかしながら、あくまでも例示にすぎず、自分自身が接続されたスロット番号についても登録しない構成としてもよい。
また、通信対象登録テーブルの内容は、入力装置24からの書き換え操作により、任意のタイミングで変更することができる。
図6に戻り、プラットフォーム2の通信制御部2bは、PCIeブリッジコントローラ3および他のプラットフォーム2との間で通信を行なう。通信制御部2bは、プロセッサ21がメモリ22、ストレージ23に記憶されたソフトウェアプログラムを読み出して実行することで実現されるソフトウェアであり、ブリッジドライバ20としての機能を含む。
通信制御部2bは、他のプラットフォームに対してデータ送信を行う場合には、記憶部2aのメモリ領域の(送信先プラットフォームに対応する)アドレスレンジに基づいて、送信先のスロットを示すスロット情報と、送信先のメモリ領域における分割領域内におけるアドレスを示すアドレス情報とを取得または生成する。通信制御部2bは、スロット情報と、アドレス情報と、送信データとを含む送信データをPCIeブリッジコントローラ3に渡す。これにより、PCIeブリッジコントローラ3は、スロット情報に基づいてEPtoEPにより送信元のスロットと送信先のスロットとを接続することにより、送信データを送信先の他のプラットフォーム2へ転送する。
通信制御部2bは、送信データを受け取った場合には、スロット情報及びアドレス情報に基づいて、送信先のプラットフォーム2のスロット番号に対応する記憶部2aのアドレスレンジに送信データを格納する。
また、通信制御部2bは、記憶部2aのアドレスレンジに格納された送信データを読み出して、メモリ(ローカルメモリ)22やストレージ23に移動させる。
上述したプラットフォーム2間でのデータ通信において、通信制御部2bは、記憶部2aに記憶された通信対象登録テーブルTに登録された相手(通信対象となるプラットフォーム)と通信する。すなわち、通信制御部2bは、記憶部2aに記憶された通信対象登録テーブルTに登録されたプラットフォーム以外のプラットフォームとは、原則として通信を行わない。
図9は、図7に示した通信対象登録テーブルT2−1によって規制されたプラットフォーム2−1の通信対象を例示する図である。同図に示す様に、図10は、図8に示した通信対象登録テーブルT2−3によって規制されたプラットフォーム2−3の通信対象を例示する図である。
通信対象登録テーブルT2−1においては、スロット#3、#6、#7が登録されていない。そのため、プラットフォーム2−1は、図9に示す様に、スロット#3、#6、#7にそれぞれ対応するプラットフォーム2−4、2−7、2−8を通信対象とすることができない。言い換えれば、プラットフォーム2−1からすれば、プラットフォーム2−4、2−7、2−8は、通信対象として存在していない設定環境となっている。従って、プラットフォーム2−1は、プラットフォーム2−4、2−7、2−8との間で、通信確認を含む一切のデータ送受信を行わない。
同様に、通信対象登録テーブルT2−3においては、スロット#1、#4、#5、#6、#7が登録されていない。そのため、プラットフォーム2−3は、図10に示す様に、スロット#1、#4、#5、#6、#7にそれぞれ対応するプラットフォーム2−2、2−5、2−6、2−7、2−8を通信対象とすることができない。言い換えれば、プラットフォーム2−3は、プラットフォーム2−2、2−5、2−6、2−7、2−8は、通信対象として存在していない設定環境となっている。従って、プラットフォーム2−3は、プラットフォーム2−2、2−5、2−6、2−7、2−8との間で、通信確認を含む一切のデータ送受信を行わない。
すなわち、通信対象登録テーブルTによって各プラットフォームの通信対象を制限(規制)することで、本実施形態に係る情報処理システム1のデータのトラヒックを減少させることができる。特に、通信対象登録テーブルTによる通信対象の規制は、プラットフォーム2間がブロードキャスト通信やマルチキャスト通信を行う場合に、トラヒック減少の点で実益が大きい。
図11は、プラットフォーム2−1とプラットフォーム2−3との間で図7に示した通信対象登録テーブルT2−1、図8に示した通信対象登録テーブルT2−3に従って実行される通信処理の流れを説明するためのフローチャートである。
プラットフォーム2−1のプロセッサ21−1がPCIeブリッジコントローラ3から電源信号を受信して電源ONと判定すると(ステップS1)、プロセッサ21−1により、メモリ22又はストレージ23からソフトウェアプログラムが読み出され、ブリッジドライバ20としての通信制御部2b−1が起動され、通信環境が設定される(ステップS2)。
通信制御部2b−1は、記憶部2a−1に記憶された通信対象登録テーブルT2−1を参照し、通信対象を特定する(ステップS3)。図7の通信対象登録テーブルT2−1の例に従えば、プラットフォーム2−1の通信対象は、スロット#0に対応するプラットフォーム2−1(自分自身)、スロット#1に対応するプラットフォーム2−2、スロット#2に対応するプラットフォーム2−3、スロット#4に対応するプラットフォーム2−5、スロット#5に対応するプラットフォーム2−6に規制される。
プラットフォーム2−1の通信制御部2b−1は、通信対象であるプラットフォーム2−3に対して、通信確認のための通信認証データを送信する(ステップS4)。
プラットフォーム2−3の通信制御部2b−3は、プラットフォーム2−1の通信制御部2b−1から送信された通信認証データを受信し(ステップS5)、通信対象登録テーブルT2−3を参照し、通信対象を特定する(ステップS6)。プラットフォーム2−3の通信制御部2b−3は、通信認証結果を通信制御部2b−1に対して送信する(ステップS7)。
例えば、プラットフォーム2−3の場合には、図7の通信対象登録テーブルT2−3の例に従えば、スロット#0に接続されたプラットフォーム2−1は、通信対象として登録されている。従って、プラットフォーム2−3の通信制御部2b−3は、プラットフォーム2−1が自身の通信対象であることを確認し、通信認証完了したことを意味する結果を、プラットフォーム2−1の通信制御部2b−1に対して送信する。プラットフォーム2−1の通信制御部2b−1は、プラットフォーム2−3の通信制御部2b−3から送信された通信認証結果を受信する(ステップS8)。以降、プラットフォーム2−1は、プラットフォーム2−2、2−3、2−5、2−6を対象としたデータ通信を実行する。
なお、同図では、プラットフォーム2−3は既に起動された状態である場合を例示した。プラットフォーム2−3がPCIeブリッジコントローラ3から電源信号を受信して電源ONと判定した場合には、プラットフォーム2−3は、図11に示したプラットフォーム2−1と実質的に同じ処理を実行する。
(効果)
以上述べた様に、実施形態に係る情報処理システム1は、それぞれがプロセッサ21を備え、メイン情報処理装置としてのプラットフォーム2−1と複数のサブ情報処理装置としてのプラットフォーム2−2〜2−8を含む複数の情報処理装置と、インターコネクトバス33に設けられた複数の接続部としてのスロット#0〜#7を介して接続されたプラットフォーム2−1〜2−8の間の通信を中継する中継装置としてのPCIeブリッジコントローラ3と、を具備する。複数のサブ情報処理装置としての複数のプラットフォーム2は、メイン情報処理装置としてのプラットフォーム2−1又は他のサブ情報処理装置としての複数のプラットフォーム2の各々に対して通信対象とするか否かについてスロットを単位として示した接続情報(通信対象登録テーブルT)を記憶する記憶部2bと、接続情報に基づいて複数の情報処理装置の少なくともいずれかと通信する通信制御部2aと、を有する。
従って、実施形態の情報処理システム1によれば、少なくともサブ情報処理装置としてのプラットフォーム2−2〜2−8は、インターコネクトバス33への接続に用いるスロットの番号#0〜#7を用いて通信対象を定義する通信対象登録テーブルTを用いて、自身の通信対象(通信相手)を規制することができる。その結果、本情報処理システム1によれば、通信対象とする必要がないサブ情報処理装置としてのプラットフォーム2−2〜2−8に対して通信確認を含むデータ通信を抑止することで、トラヒックを低減させることができる。また、本情報処理システム1は、当該情報処理システム1全体の通信効率を向上させることができる。
(第二の実施形態)
次に、第二の実施形態に係る情報処理システムについて説明する。
図12は、本実施形態に係る情報処理システム11における複数のプラットフォームの接続構成を模式的に示す図である。図12に示した情報処理システム11と図1に示した情報処理システム11とを比較した場合の相違点は、メインユニットとしてのプラットフォーム2−0が二個のRC及び二個のEP(スロット#0、#1に対応)を介してPCIeブリッジコントローラ3と接続されていることである。なお、プラットフォーム2−0のハードウェア構成は、図2で示した例と同じである。
情報処理システム11は、スロット#0に対応するセグメントαと、スロット#1に対応するセグメントβとの二系統の仮想LANを形成し、プロセッサ21−1の帯域分散させている。
すなわち、図12に示す様に、スロット#0のEPと接続されたメイン情報処理装置としてのプラットフォーム2−0と、サブ情報処理装置としての、スロット#2のEPと接続されたプラットフォーム2−3と、スロット#3のEPと接続されたプラットフォーム2−4と、スロット#4のEPと接続されたプラットフォーム2−5と、が関連付けされており、セグメントαとして独立した仮想LANを形成している。
また、スロット#1のEPと接続されたメイン情報処理装置としてのプラットフォーム2−0と、サブ情報処理装置としての、スロット#5のEPと接続されたプラットフォーム2−6と、スロット#6のEPと接続されたプラットフォーム2−7と、スロット#7のEPと接続されたプラットフォーム2−8と、が関連付けされており、セグメントβとして独立した仮想LANを形成している。
本実施形態に係る情報処理システムは、この様な二系統の仮想LANによってセグメント化されている場合において、通信対象登録テーブルTを用いて通信対象(通信相手)を、規制する。以下、セグメントαに属するプラットフォーム2−0の通信対象を規制する場合を例として説明する。
図13は、スロット#0に接続されたプラットフォーム2−0の記憶部2a−0に格納される通信対象登録テーブルT2−0の一例を示した図である。同図に示す様に、通信対象登録テーブルT2−0によって、プラットフォーム2−0がどのプラットフォームを自身の通信対象とするかがスロット番号によって登録されている。同図の例では、通信対象登録テーブルT2−0により、プラットフォーム2−0は、スロット#0に接続されたプラットフォーム2−0(自分自身)、スロット#2に接続されたプラットフォーム2−3、スロット#4に接続されたプラットフォーム2−5、スロット#5に接続されたプラットフォーム2−5のそれぞれを、自身の通信対象とすることが登録されている。
また、図13に示した通信対象登録テーブルT2−0において、スロット番号毎にグループ分類がなされている。ここで、グループ分類とは、当該セグメントを、さらに細分化された複数の仮想LANに分類するための項目である。図13では、プラットフォーム2−0が属するセグメントαを、Aグループ、Bグループの二つに分類する例が示されている。
すなわち、スロット#0に接続されたプラットフォーム2−0は、セグメントαに属するプラットフォーム2−3、2−4、2−5のうち、さらに細分化された仮想LANα−Aの通信対象として、プラットフォーム2−3とのみ通信を行う。また、スロット#0に接続されたプラットフォーム2−0は、セグメントαに属するプラットフォーム2−3、2−4、2−5のうち、さらに細分化された仮想LANα−Bの通信対象として、プラットフォーム2−5とのみ通信を行う。
図14は、スロット#2に接続されたプラットフォーム2−3の記憶部2a−3に格納される通信対象登録テーブルT2−3の一例を示した図である。同図に示す様に、通信対象登録テーブルT2−3によって、プラットフォーム2−3がどのプラットフォームを自身の通信対象とするかがスロット番号によって登録されている。同図の例では、通信対象登録テーブルT2−3により、プラットフォーム2−3は、スロット#0に接続されたプラットフォーム2−0、スロット#2に接続されたプラットフォーム2−3(自分自身)、スロット#4に接続されたプラットフォーム2−5のそれぞれを、自身の通信対象とすることが登録されている。
また、図13の例と同じく、図14に示した通信対象登録テーブルT2−3において、スロット番号毎にグループ分類がなされている。すなわち、スロット#2に接続されたプラットフォーム2−3は、セグメントαに属するプラットフォーム2−0、2−4、2−5のうち、さらに細分化された仮想LANα−Aの通信対象として、プラットフォーム2−0とのみ通信を行う。
図15は、図14に示した通信対象登録テーブルT2−0によって規制されたプラットフォーム2−0の、セグメントαに属する通信対象を例示する図である。図16は、図14に示した通信対象登録テーブルT2−3によって規制されたプラットフォーム2−3の、セグメントαに属する通信対象を例示する図である。なお、図15、図16においては、セグメントαに属するプラットフォーム2−0、2−3、2−4、2−5のみを記載している。また、各通信対象登録テーブルT2−0、T2−3において、通信対象として登録されているプラットフォーム2については実線で、通信対象として登録されていないプラットフォーム2については点線で記載している。さらに、グループAに属するプラットフォーム2についてはルートコンプレックス(RC)とエンドポイント(EP)との間を実線又は点線で接続し、グループAに属さない(すなわち、グループBに属する)プラットフォーム2についてはルートコンプレックス(RC)とエンドポイント(EP)との間を線で接続していない。
通信対象登録テーブルT2−0においては、セグメントαに属するスロット番号のうち、スロット#3が登録されていない。そのため、プラットフォーム2−0は、図15に示す様に、スロット#3に対応するプラットフォーム2−4を通信対象とすることができない(なお、セグメントβに属するスロットに対応するプラットフォーム2とは、セグメント化により、もともと通信対象とされていない)。言い換えれば、プラットフォーム2−0からすれば、プラットフォーム2−4は、通信対象として存在していない設定環境となっている。従って、プラットフォーム2−0のスロット#0は、プラットフォーム2−4、2−6、2−7、2−8との間で、通信確認を含む一切のデータ送受信を行わない。
同様に、通信対象登録テーブルT2−3においては、セグメントαに属するスロット番号のうち、スロット#0、#2がAグループに分類され、且つ通信対象として登録されている。そのため、プラットフォーム2−3は、図16に示す様に、スロット#3に対応するプラットフォーム2−4を通信対象とすることができない(なお、セグメントβに属するスロットに対応するプラットフォーム2とは、セグメント化により、もともと通信対象とされていない)。従って、プラットフォーム2−3は、プラットフォーム2−4、2−6、2−7、2−8との間で、通信確認を含む一切のデータ送受信を行わない。
なお、本実施形態に係る情報処理システムにおいて、例えばプラットフォーム2−0が通信対象登録テーブルT2−0に従ってプラットフォーム2−3との間で実行する通信処理については、図11を用いて説明した内容と実質的に同じである。
以上述べた様に、実施形態に係る情報処理システム11によれば、各情報処理装置としてのプラットフォーム2は、通信対象(通信相手)を、通信対象登録テーブルTにおいて登録されたグループとスロットに対応するプラットフォーム2に規制する。従って、通信対象とする必要がないプラットフォーム2に対して通信認証を行う必要がなくなり、無駄なデータ通信を排除することができる。その結果、情報処理システム11全体の通信効率を向上させることができる。
なお、本実施形態においては、二つのセグメントα、βを有する情報処理システム11において、それぞれのセグメントα、βについて、グループ分類とスロット分類を用いた通信対象登録テーブルTにより、通信対象を規制する場合を例示した。しかしながら、当該例に限定されず、例えば実施形態1に示した、セグメント化されていない情報処理システム1においても、グループ分類とスロット分類を用いた通信対象登録テーブルTにより、通信対象を規制することができる。この場合、グループによって分類された複数の仮想LANは、セグメント化された分類された複数の仮想LANと実質的に同じものとなる。
また、本実施形態においては、二つのセグメントα、βを有する情報処理システムを例として説明した。しかしながら、セグメントの数はあくまでも例示であり、三つ以上のセグメントを有する情報処理システムについても、本実施形態の構成を適用することは可能である。
(効果)
本実施形態の情報処理システム11によれば、第一の実施形態の情報処理システム1の備える効果に加えて、セグメントα、β単位で通信対象を規制するため、管理者の対応関係の把握が容易になる。これによって、情報処理システム11によれば、管理者の作業負担を軽減できる。
(第三の実施形態)
次に、本発明の第三の実施形態に係る情報処理システムについて説明する。第一の実施形態に係る情報処理システム1、又は第二の実施形態に係る情報処理システム1において、通信対象登録テーブルの内容によっては、メイン情報処理装置としてのプラットフォーム2−1又はプラットフォーム2−0と、サブ情報処理装置としての他のプラットフォーム2とが通信できなくなる場合がある。
係る場合、通信対象となっていないプラットフォーム2を仮想LAN上において認識することができず、ネットワークの設定を再構築することができない。
本実施形態に係る情報処理システムは、このような状況において、メイン情報処理装置であるプラットフォーム2−1又はプラットフォーム2−0を、サブ情報処理装置である他のプラットフォーム2と強制的に通信可能とするフェールセーフ機構を実現するものである。なお、以下においては、第一の実施形態に係る情報処理システム1において、フェールセーフ機構を実現する場合を例として説明するが、第二の実施形態に係る情報処理システム11において、フェールセーフ機構を実現する場合についても、同様の構成によって実現することができる。そのため、第二の実施形態に係る情報処理システム11におけるフェールセーフ機構については、その説明を省略する。
図17は、図1に示した情報処理システム1において、スロット#2に接続されたプラットフォーム2−3の記憶部2a−3に格納される通信相手登録テーブルT2−3の一例を示した図である。同図に示す様に、通信相手登録テーブルT2−3においては、メイン情報処理装置であるプラットフォーム2−1が通信対象として登録されていない。従って、プラットフォーム2−3は、プラットフォーム2−1と通信をすることができない。
係る場合、プラットフォーム2−3のプロセッサ21−3は、通信相手登録テーブルT2−3にプラットフォーム2−1が通信対象として登録されていないとして、設定エラー状態と判定する。プラットフォーム2−3のプロセッサ21−3は、通信相手登録テーブルT2−3の現在の内容に関わらず、少なくともプラットフォーム2−1のプロセッサ21−1と強制的に通信対象として設定する(フェールセーフ機構)。
図18は、プラットフォーム2−3とプラットフォーム2−1との間で図7に示した通知対象登録テーブルT2−1と図17に示した通信対象登録テーブルT2−3に従って実行される通信処理の流れを説明するためのフローチャートである。
同図において、ステップS11〜S13の処理は、図11に示したステップS1〜S3の処理と同様であるので、その説明を省略する。
通信制御部2b−3は、ステップS13において特定された通信対象に基づいて、メイン情報処理装置であるプラットフォーム2−1が通信対象となっているか否かを判定する(ステップS14)。プラットフォーム2−1が通信対象となっている場合には(ステップS14のYes)、ステップS15、S16、S17、S18、S19において、それぞれ図11に示したステップS5、6、7、8、9と同様の処理を実行する。以降、プラットフォーム2−3は、プラットフォーム2−1を対象としたデータ通信を実行する。
一方、メイン情報処理装置であるプラットフォーム2−1が通信対象となっていない場合には(ステップS14のNo)、通信制御部2b−3は、通信対象登録テーブルT2−3の現在の内容に関わらず、プラットフォーム2−1を通信対象とするように設定を変更する(ステップS20)。
以上述べた様に、本実施形態に係る情報処理システムによれば、メイン情報処理装置としてのプラットフォーム2−1を通信対象としてないサブ情報処理装置としてのプラットフォーム2−2〜2−8が存在する場合、少なくともプラットフォーム2−1を通信対象とする設定変更を強制的に実行する。従って、プラットフォーム2−2〜2−8がプラットフォーム2−1を通信対象としていないという設定を回避することができる。その結果、例えば、通信対象登録テーブルTによってプラットフォーム2−2〜2−8がプラットフォーム2−1と通信できない設定となった場合であっても、ネットワークを再構築可能な環境を強制的に提供することができる。ユーザは、プラットフォーム2−1から強制的に通信対象となったプラットフォーム2−2〜2−8に対して、通信対象登録テーブルTを含む通信環境を、正しく設定し直すことができる。
(効果)
本実施形態の情報処理システム1、11によれば、通信対象登録テーブルT2−3の現在の内容に関わらず、プラットフォーム2−1を通信対象とすることが可能となる。このため、例えば、通信対象登録テーブルT2−3の設定が誤っている場合でも、管理者は、プラットフォーム2−1から通信して、通信対象登録テーブルT2−3の修正等が可能となる。これにより、管理者の作業負担を軽減できる。
上述の実施形態では、各部のI/OのインタフェースとしてPCIeを例に挙げて説明したが、インタフェースはPCIeに限定されない。例えば、各部のインタフェースは、データを転送するインターコネクトバス等のバスによって、デバイス(周辺制御コントローラ)とプロセッサとの間でデータ転送を行える技術であればよい。(データ転送)バスは、1個の筐体等に設けられたローカルな環境(例えば、1つのシステムまたは1つの装置)で高速にデータを転送できる汎用のバスであってよい。インタフェースは、パラレルインターフェース及びシリアルインターフェースのいずれであってもよい。
I/Oインタフェースは、シリアル転送の場合、ポイント・ツー・ポイント接続ができ、データをパケットベースで転送可能な構成でよい。尚、I/Oインタフェースは、シリアル転送の場合、複数のレーンを有してよい。I/Oインタフェースのレイヤ構造は、パケットの生成及び復号を行うトランザクション層と、エラー検出等を行うデータリンク層と、シリアルとパラレルとを変換する物理層とを有してよい。また、I/Oインタフェースは、階層の最上位であり1または複数のポートを有するルートコンプレックス、I/Oデバイスであるエンドポイント、ポートを増やすためのスイッチ、及び、プロトコルを変換するブリッジ等を含んでよい。インタフェースは、送信するデータとクロック信号とをマルチプレクサによって多重化して送信してもよい。この場合、受信側は、デマルチプレクサでデータとクロック信号を分離してよい。
本発明の実施形態及び変形例を説明したが、この実施形態及び変形例は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施形態及び変形例は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。この実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 情報処理システム
2、2−1 情報処理装置(プラットフォーム)
2a 記憶部
2b 通信制御部
3 ブリッジコントローラ
21、21−1 プロセッサ
22 メモリ
23 ストレージ
24 入力装置
25 モニタ
26 媒体読取装置
27 インタフェース装置
28 通信装置
T 通信対象登録テーブル

Claims (5)

  1. それぞれがプロセッサを備え、メイン情報処理装置と複数のサブ情報処理装置とを含む複数の情報処理装置と、
    バスに設けられた複数の接続部を介して接続された前記複数の情報処理装置の間の通信を中継する中継装置と、を具備し、
    前記メイン情報処理装置は、
    前記複数のサブ情報処理装置の各々に対して通信対象とするか否かについて前記接続部を単位として示した第一の接続情報を記憶する第一の記憶部と、
    前記第一の接続情報に基づいて前記複数のサブ情報処理装置の少なくともいずれかと通信する第一の通信制御部と、を有し、
    前記複数のサブ情報処理装置の各々は、
    前記メイン情報処理装置又は他のサブ情報処理装置の各々に対して通信対象とするか否かについて前記接続部を単位として示した第二の接続情報を記憶する第二の記憶部と、
    前記第二の接続情報に基づいて前記複数の情報処理装置の少なくともいずれかと通信し、前記第二の接続情報において前記メイン情報処理装置を通信対象としていない場合には、前記メイン情報処理装置を通信対象とする第二の通信制御部と、を有する、
    情報処理システム。
  2. 前記第二の記憶部は、前記メイン情報処理装置又は他のサブ情報処理装置の各々に対して通信対象とするか否かについて、前記接続部と前記複数のサブ情報処理装置を分類するグループとを単位として示した前記第二の接続情報を記憶し、
    前記第二の通信制御部は、前記接続部と前記複数のサブ情報処理装置を分類するグループとを単位として示した前記第二の接続情報に基づいて前記複数の情報処理装置の少なくともいずれかと通信する、
    請求項1に記載の情報処理システム。
  3. それぞれがプロセッサを備え、メイン情報処理装置と複数のサブ情報処理装置とを含む複数の情報処理装置と、
    バスに設けられた複数の接続部を介して接続された前記複数の情報処理装置の間の通信を中継する中継装置と、を具備し、
    前記複数の接続部は、第一のセグメントに属する複数の接続部と、第二のセグメントに属する複数の接続部とに分類されており、
    前記メイン情報処理装置は、前記第一のセグメントに属する複数の接続部のうちの一つと、前記第二のセグメントに属する複数の接続部のうちの一つと、に接続されており、
    前記複数のサブ情報処理装置のうちの第一の複数のサブ情報処理装置は、前記第一のセグメントに属する残りの複数の接続部と接続され、
    前記複数のサブ情報処理装置のうちの第二の複数のサブ情報処理装置は、前記第二のセグメントに属する残りの複数の接続部と接続され、
    前記第一の複数のサブ情報処理装置の各々は、前記メイン情報処理装置又は他の前記第一の複数のサブ情報処理装置の各々に対して通信対象とするか否かについて前記接続部を単位として示した第一の接続情報を記憶する第一の記憶部と、前記第一の接続情報に基づいて前記メイン情報処理装置又は前記第一の複数のサブ情報処理装置の少なくともいずれかと通信する第一の通信制御部と、を有し、
    前記第二の複数のサブ情報処理装置の各々は、前記メイン情報処理装置又は他の前記第二の複数のサブ情報処理装置の各々に対して通信対象とするか否かについて前記接続部を単位として示した第二の接続情報を記憶する第二の記憶部と、前記第二の接続情報に基づいて前記メイン情報処理装置又は前記第二の複数のサブ情報処理装置の少なくともいずれかと通信する第二の通信制御部と、を有する、
    情報処理システム。
  4. 前記第一の記憶部は、前記メイン情報処理装置又は他の前記第一の複数のサブ情報処理装置の各々に対して通信対象とするか否かについて、前記接続部と前記第一の複数のサブ情報処理装置を分類するグループとを単位として示した前記第一の接続情報を記憶し、
    前記第一の通信制御部は、前記接続部と前記第一の複数のサブ情報処理装置を分類するグループとを単位として示した前記第一の接続情報に基づいて、前記メイン情報処理装置又は前記第一の複数のサブ情報処理装置の少なくともいずれかと通信し、
    前記第二の記憶部は、前記メイン情報処理装置又は他の前記第二の複数のサブ情報処理装置の各々に対して通信対象とするか否かについて、前記接続部と前記第一の複数のサブ情報処理装置を分類するグループとを単位として示した前記第二の接続情報を記憶し、
    前記第二の通信制御部は、前記接続部と前記第二の複数のサブ情報処理装置を分類するグループとを単位として示した前記第二の接続情報に基づいて、前記メイン情報処理装置又は前記第二の複数のサブ情報処理装置の少なくともいずれかと通信する、
    請求項に記載の情報処理システム。
  5. 前記メイン情報処理装置は、
    前記複数のサブ情報処理装置の各々に対して通信対象とするか否かについて前記接続部を単位として示した第三の接続情報を記憶する第三の記憶部と、
    前記第三の接続情報に基づいて前記複数のサブ情報処理装置の少なくともいずれかと通信する第三の通信制御部と、を有し、
    前記第一の通信制御部及び前記第二の通信制御部は、前記第一の接続情報及び前記第二の接続情報において前記メイン情報処理装置を通信対象としていない場合には、前記メイン情報処理装置を通信対象とする、
    請求項又はに記載の情報処理システム。

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