JP6630450B2 - ゴルフクラブヘッド及びゴルフクラブヘッド製造方法 - Google Patents

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Description

[著作権表示]
本開示は、著作権による保護の対象となり得る。著作権者は、特許商標庁の特許ファイル又は記録に表れるように、本開示又はその関連文書が何人かによりファクシミリ複製されることに異議を持たないが、そうでない場合には全ての著作権を留保する。
[相互参照]
本出願は、2016年6月30日に出願された米国仮出願第62/356,539号、2016年7月11日に出願された米国仮出願第62/360,802号、及び、2017年3月8日に出願された米国非仮出願第15/453,701号の優先権を主張する。上記で参照した出願の開示は、参照により本明細書に組み込まれる。
[技術分野]
本開示は、一般にスポーツ用品に関し、より具体的には、ゴルフクラブヘッド及びゴルフクラブヘッド製造方法に関する。
ゴルフでは、種々の要因が、ゴルフボールの進む距離や方向に影響を与え得る。具体的には、ゴルフクラブヘッドの重心(CG)及び/又は慣性モーメント(MOI)が、インパクト時のゴルフボールの打ち出し角、スピンレート、及び方向に影響を与え得る。このような要因が、ゴルフスイングのタイプによって大きく変化する。
図1は、本明細書に記載の器具、方法、及び製造物の一実施形態に関する例示的なゴルフクラブヘッドの上面斜視図である。
図2は、図1に例示したゴルフクラブヘッドの底面斜視図である。
図3は、図1に例示したゴルフクラブヘッドの平面図である。
図4は、図1に例示したゴルフクラブヘッドの底面図である。
図5は、図1に例示したゴルフクラブヘッドの正面図である。
図6は、図1に例示したゴルフクラブヘッドの背面図である。
図7は、図1に例示したゴルフクラブヘッドのトウ側から見た図である。
図8は、図1に例示したゴルフクラブヘッドのヒール側から見た図である。
図9は、図1に例示したゴルフクラブヘッドの例示的なボディ部の底面図である。
図10は、図1に例示したゴルフクラブヘッドの例示的なボディ部の断面図である。
図11は、図1に例示したゴルフクラブヘッドの2つのウェイトポートを示す図である。
図12は、図1に例示したゴルフクラブヘッドの例示的なウェイト部の平面図である。
図13は、図10に例示したウェイト部の側面図である。
図14は、図1に例示したゴルフクラブヘッドの例示的な打ち出し軌道プロファイルを示す図である。
図15は、例示的なウェイト部の第1のウェイト配置を示す図である。
図16は、例示的なウェイト部の第2のウェイト配置を示す図である。
図17は、例示的なウェイト部の第3のウェイト配置を示す図である。
図18は、例示的なウェイト部の第4のウェイト配置を示す図である。
図19は、図18に例示したゴルフクラブヘッドの例示的な打ち出し軌道プロファイルを示す図である。
図20は、本明細書で例示したゴルフクラブヘッドを製造する1つの方法を示す図である。
図21は、別の例示的なゴルフクラブヘッドの底面図である。
図22は、更に別の例示的なゴルフクラブヘッドの底面図である。
図23は、本明細書に記載の器具、方法、及び製造物の一実施形態に関する例示的なゴルフクラブヘッドの上面透視図である。
図24は、図23に例示したゴルフクラブヘッドの底面透視図である。
図25は、図23に例示したゴルフクラブヘッドの側面透視図である。
図26は、図23に例示したゴルフクラブヘッドの側面透視図である。
図27は、本明細書に記載の器具、方法、及び製造物の一実施形態に関する例示的なゴルフクラブヘッドの上面透視図である。
図28は、図27に例示したゴルフクラブヘッドの底面透視図である。
図29は、図27に例示したゴルフクラブヘッドのヒール側透視図である。
図30は、図27に例示したゴルフクラブヘッドのトウ側透視図である。
説明の簡素化及び明確化のために、図面は構造を一般的な方法で示し、周知の機能及び技術の説明及び詳細は本開示を不必要に不明瞭にすることを避けるために省略される。また、図面中の要素は必ずしも一定の縮尺では描かれない。例えば、図面中の一部の要素の寸法は、本開示の実施例の理解の改善を助けるために他の要素に対して誇張され得る。
一般に、ゴルフクラブヘッド及びゴルフクラブヘッド製造方法が本明細書に記載される。本明細書に記載の器具、方法、及び製造物は、これに限定されない。
図1〜図13の例では、ゴルフクラブヘッド100は、ボディ部110と、概して第1セットのウェイト部210(図2)及び第2セットのウェイト部220(図2)として示される、複数のウェイト部120とを含んでもよい。ボディ部110は、トップ130と、ボトム部140と、トウ部150と、ヒール部160と、フロント部170と、リア部180とを含んでもよい。ボトム部140は、フロント部170を除くトップ部130とボトム部140との間に、トウ部150からリア部170を回ってヒール部160に至るゴルフクラブヘッド100の周囲を横断して設けられる、ゴルフクラブヘッド100のサイド部として規定されたスカート部190を含んでもよい。ボトム部140は、推移領域230とウェイトポート領域240とを含んでもよい。例えば、ウェイトポート領域240は、D字状の領域であってもよい。ウェイトポート領域240は、複数のウェイト部120を受ける複数のウェイトポート900(図9)を含んでもよい。フロント部170は、ゴルフボール(不図示)に対するフェース部175を含んでもよい。ボディ部110は、シャフト(不図示)を受けるホーゼル部165を含んでもよい。あるいは、ボディ部110は、ホーゼル部165に代えてボアを含んでもよい。例えば、ボディ部110は、部分的に又は完全に、アルミニウム系材料、マグネシウム系材料、スチール系材料、チタン系材料、それらの任意の組み合わせ、又は他の適切なタイプの材料で作製されてもよい。別の例では、ボディ部110は、部分的に又は完全に、セラミック材料、複合材料、それらの任意の組み合わせ、又は他の適切なタイプの材料のような非金属材料で作製されてもよい。
ゴルフクラブヘッド100は、300立方センチメートル(cm3又はcc)以上のクラブヘッド体積を有してもよい。一例では、ゴルフクラブヘッド100は、約460ccであってもよい。あるいは、ゴルフクラブヘッド100は、300cc以下のクラブヘッド体積を有してもよい。具体的には、ゴルフクラブヘッド100は、100cc〜200ccの間のクラブヘッド体積を有してもよい。ゴルフクラブヘッド100のクラブヘッド体積は、加重水置換法(すなわち、アルキメデスの原理)を用いて測ることができる。例えば、ゴルフ標準団体、及び/又は、全米ゴルフ協会(USGA)及び/又は全英ゴルフ協会(R&A)等のような運営組織によって規定された手順を、ゴルフクラブヘッド100のクラブヘッド体積を測定するために使用することができる。図1は特定のタイプのクラブヘッド(例えば、ドライバー型クラブヘッド)を示すが、本明細書に記載の器具、方法、及び製造物は、他のタイプのクラブヘッド(例えば、フェアウェイウッド型クラブヘッド、ハイブリッド型クラブヘッド、アイアン型クラブヘッド、パター型クラブヘッド、等)に適用されてもよい。本明細書に記載の器具、方法、及び製造物は、これに限定されない。
概して405、410、415、420、425、430、435(図4)として示される、第1セットのウェイト部210の各々は、第1の質量と関連付けられてもよい。概して440、445、450、455、460、465、470、475、480(図4)として示される、第2セットのウェイト部220の各々は、第2の質量と関連付けられてもよい。第1の質量は、第2の質量より大きくてもよく、又はその逆でもよい。一例では、第1セットのウェイト部210は、タングステン系材料で作製され得る一方で、第2セットのウェイト部220は、アルミニウム系材料で作製され得る。以下に詳細に説明するように、第1セットのウェイト部210及び第2セットのウェイト部220は、それぞれ、種々のウェイト配置を提供することができる(例えば、図15〜図18)。
図9〜図11を参照すると、例えば、ボディ部110のボトム部140は、複数のウェイトポート900を含んでもよい。概して905、910、915、920、925、930、935、940、945、950、955、960、965、970、975、980として示される、複数のウェイトポート900は、ボトム部140のウェイトポート領域240の周縁に沿って配置される。複数のウェイトポート900は、ボトム部140を横断して設けられてもよい。具体的には、複数のウェイトポート900は、ボトム部140を横断して、トウ部150とヒール部160のそれぞれの間に設けられてもよい。複数のウェイトポート900はまた、ボトム部140を横断して、フロント部170とリア部180のそれぞれの間に設けられてもよい。複数のウェイトポート900は、概してD字状のループを画定する経路に沿ってボトム部140を横断して配置されてもよい。一例では、複数のウェイトポート900は、ボトム部140を横断して、トウ部150とヒール部160のそれぞれの間の最大トウ−ヒール間距離500の50%以上に設けられてもよい。ゴルフクラブヘッド100の最大トウ−ヒール間距離500は、トウ部150とヒール部160のそれぞれの間で、トップ部130とボトム部140のそれぞれの間の推移領域から測定されてもよい。あるいは、最大トウ−ヒール間距離500は、トウ部150とヒール部160のそれぞれの最外点の垂直投影間の水平距離であってもよい。例えば、最大トウ−ヒール間距離500は、ゴルフクラブヘッド100が約60度のライ角510である場合に測定されてもよい。ヒール部160の最外点を容易に規定できない場合には、ヒール部160の最外点は、接地面530(すなわち、ゴルフクラブヘッド100が置かれる水平面)の上側の約0.875インチ(22.23ミリメートル)の高さ520に決めてもよい。複数のウェイトポート900は、ゴルフクラブヘッド100の最大トウ−ヒール間クラブヘッド距離500の50%以上に設けられてもよい。具体的には、複数のウェイトポート900は、ゴルフクラブヘッド100の最大トウ−ヒール間クラブヘッド距離500の50%以上である最大トウ−ヒール間ウェイトポート距離995で、トウ部150とヒール部160の間に設けられてもよい。一例では、ゴルフクラブヘッド100の最大トウ−ヒール間クラブヘッド距離500は、5インチ(127ミリメートル)以上でなくともよい。したがって、複数のウェイトポート900は、トウ部150とヒール部160のそれぞれの間の少なくとも2.5インチのウェイトポート最大トウ−ヒール間ウェイトポート距離に設けられてもよい。最大トウ−ヒール間ウェイトポート距離995は、トウ部150から最も遠いウェイトポートのヒール側の境界とヒール部160から最も遠いウェイトポートのトウ側の境界との間の最大距離であってもよい。図9の例では、ウェイトポート最大トウ−ヒール間ウェイトポート距離995は、ウェイトポート940のヒール側の境界とウェイトポート980のトウ側の境界との間の最大距離であってもよい。例えば、最大トウ−ヒール間ウェイトポート距離995は、約3.7インチであってもよい。ゴルフのルールが時々変更される(例えば、ゴルフ標準団体及び/又は運営組織によって、新たな規則が採用され、又は古い規定が撤廃又は修正される)ように、最大トウ−ヒール間クラブヘッド距離500を測定するためのライ角510及び/又は高さ520も変更されてもよい。本明細書に記載の器具、方法、及び製造物は、これに限定されない。
複数のウェイトポート900の各々は、(例えば、図11に1105、1110として示される)ポート径(Dport)と関連付けられてもよい。例えば、複数のウェイトポート900の各ウェイトポートのポート径は、約0.3インチ(7.65ミリメートル)であってもよい。あるいは、隣接するウェイトポートのポート径は、異なってもよい。一例では、ウェイトポート905は、ポート径1105と関連付けられてもよく、ウェイトポート910は、ポート径1110と関連付けられてもよい。具体的には、ウェイトポート905のポート径1105は、ウェイトポート910のポート径1110より大きくてもよく、又はその逆でもよい。本明細書に記載の器具、方法、及び製造物は、これに限定されない。
ボトム部140はまた、外側面990を含んでもよい。図10に示すように、例えば、複数のウェイトポート900は、外側面990によって形成された外側面カーブ1090に対応してボトム部140に形成されてもよい。具体的には、複数のウェイトポート900の各々は、概して1005、1010、1015として示されるポート軸と関連付けられてもよい。ウェイトポートの中心は、ウェイトポートのポート軸を規定してもよい。各ポート軸は、ポート軸と外側面カーブ1090との交点で外側面カーブ1090に接する面に対して垂直又は実質的に垂直であってもよい。一例では、実質的に垂直とは、垂直から±5°のずれを指すものでもよい。別の例では、実質的に垂直とは、垂直から±3°のずれを指すものでもよい。垂直からのずれは、製造上の公差に依存してもよい。
一例では、ポート軸1010は、外側面カーブ1090の接平面1012に対して垂直又は実質的に垂直(すなわち、法線)であってもよい。複数の固定具が、種々の位置でのゴルフクラブヘッド100の位置調整によって複数のウェイトポート900を作製するために使用されてもよい。あるいは、ウェイトポートは、多軸加工プロセスによって作製されてもよく、複数のウェイトポート900を形成するために余分な材料を(例えば、水ジェット切断及び/又はレーザー切断による)フライス加工で取り除くよう複数の軸の周りにゴルフクラブヘッドを回転させることができる。更に、多軸加工プロセスは、フライス工具を表面の周囲に接線方向に移動できるので、適切な表面仕上げを提供することができる。したがって、本明細書に記載の器具、方法、及び製造物は、ボトム部140に複数のウェイトポート900の各々を形成するために多軸加工プロセスを使用してもよい。例えば、5軸フライス盤は、複数のウェイトポート900の各々のポート軸1000を外側面カーブ1090に対して垂直又は実質的に垂直となるように、複数のウェイトポート900を形成することができる。5軸フライス盤の工具は、外側面990の外側面カーブ1090について接線方向に移動されてもよい。
図11を参照すると、例えば、隣接する2つのウェイトポートは、外側面990上の隣接する2つのウェイトポート間の最短距離であるポート距離1100で離されてもよい。具体的には、ポート距離1100は、隣接する2つのウェイトポートのうちのいずれかのポート径以下であってもよい。一例では、ウェイトポート905と910の間のポート距離1100は、ポート径1105又はポート径1110のいずれか以下であってもよい。本明細書に記載の器具、方法、及び製造物は、これに限定されない。
複数のウェイト部120は、類似又は異なる物理的特性(例えば、密度、形状、質量、体積、サイズ、色、等)を有してもよい。一例では、第1セットのウェイト部210は、黒色であり得る一方で、第2セットのウェイト部220は、灰色又は鋼色であり得る。複数のウェイト部120の幾つか又は全部は、部分的に又は完全に、スチール系材料、タングステン系材料、アルミニウム系材料、それらの任意の組み合わせ、又は適切なタイプの材料のような、金属材料で作製されてもよい。あるいは、複数のウェイト部120の幾つか又は全部は、部分的に又は完全に、非金属材料(例えば、複合材料、プラスチック、等)で作製されてもよい。
図12、図13に例を図示するように、複数のウェイト部120の各ウェイト部は、円筒形状(例えば、円形の断面)を有してもよい。上記の例は特定の形状を持つウェイト部を記載しているが、本明細書に記載の器具、方法、及び製造物は、他の適切な形状(例えば、球体、立方体、円錐、円柱、角錐、円錐台、立方体状、角柱、錐台、又は他の適切な幾何学的形状の一部又は全体)のウェイト部を含んでもよい。複数のウェイト部120の各ウェイト部は、直径1200及び高さ1300と関連付けられてもよい。一例では、複数のウェイト部120の各ウェイト部は、約0.3インチ(7.62ミリメートル)の直径及び約0.2インチ(5.08ミリメートル)の高さを有してもよい。あるいは、第1のウェイト部210第2セットのウェイト部220は、それぞれ、幅及び/又は高さが異なってもよい。
複数のウェイト部120の各ウェイト部は、他のゴルフクラブヘッドのようなリアからフロントに向かう方向に代えて、ボトムからトップに向かう方向の複数のウェイトポート400の1つに係合してもよい。複数のウェイト部120は、ウェイトポートに固定するためのネジ山を含んでもよい。例えば、複数のウェイト部120の各ウェイト部は、ネジであってもよい。複数のウェイト部120は、工具有り又は無しで、ボディ部110から容易に取り外し可能でなくともよい。あるいは、複数のウェイト部120は、1以上のウェイト部120を比較的重い又は軽いウェイト部にそれぞれ付け替えることができるように、(例えば、工具有りで)容易に取り外し可能であってもよい。別の例では、複数のウェイト部120は、複数のウェイト部120を容易に取り外しできないように、エポキシ樹脂又は接着剤でボディ部110のウェイトポートに固定されてもよい。更に別の例では、複数のウェイト部120は、複数のウェイト部120を容易に取り外しできないように、エポキシ樹脂及びネジ山の両方でボディ部110のウェイトポートに固定されてもよい。更に、複数のウェイト部120の1以上のウェイト部は、(例えば、ウェイト部の底部に)ウェイト部の質量に対応する刻印を含んでもよい。一例では、ウェイト部は、ウェイト部が2.4グラムであることを示すために、底部にレーザーでエッチングされた「2.4」の刻印を含んでもよい。本明細書に記載の器具、方法、及び製造物は、これに限定されない。
他のゴルフクラブヘッドとは対照的に、ゴルフクラブヘッド100は、少なくとも4つの異なるタイプのゴルフスイングに対応することができる。図14に示すように、例えば、各ウェイト配置は、概して1410、1420、1430として示される、複数の打ち出し軌道プロファイル1400の1つと関連付けられてもよい。図15を参照すると、例えば、第1のウェイト配置1500は、第1セットのウェイトポート1510の配置と関連付けられてもよい。第1セットのウェイトポート1510は、フロント部170又はその近傍に配置されてもよい(例えば、図9に例示するウェイトポート905、910、915、920、925、930、935)。第1のウェイト配置1500では、第1セットのウェイト部は、第1セットのウェイトポート1510の配置に従ってフロント部170に向かって配置され得る一方で、第2セットのウェイト部は、リア部180に向かって配置され得る。具体的には、第1セットのウェイト部は、第1セットのウェイトポート1510の配置に従ってフロント部170又はその近傍でクラスターを形成してもよい。ウェイト部405、410、415、420、425、430、435は、第1セットのウェイト部を規定して、ウェイトポート905、910、915、920、925、930、935のそれぞれに配置されてもよい。ウェイト部440、445、450、455、460、465、470、475、480は、第2セットのウェイト部を規定して、ウェイトポート940、945、950、955、960、965、970、975、980のそれぞれに配置されてもよい。第1のウェイト配置1500は、第1の打ち出し軌道プロファイル1410(図14)と関連付けられてもよい。具体的には、第1のウェイト配置1500は、ゴルフボールのスピンレートを減少させることができる。第1セットのウェイトポート1510の配置に従ってゴルフクラブヘッド100のフロント部170に向かって比較的重いウェイト部(すなわち、第1セットのウェイト部)を配置することで、ゴルフクラブヘッド100の重心(GC)を、比較的低い打ち出し及びスピン軌道を提供するように比較的前方及び下方に移動させることができる。その結果、第1の打ち出し軌道プロファイル1410は、比較的大きいロール距離(すなわち、地面に衝突した後の距離)と関連付けることができる。上記の例は、特定のウェイトポートにウェイト部を配置する記述であるが、第1セットのウェイト部210の任意のウェイト部は、第1セットのウェイトポート1510の任意のウェイトポートに配置されてもよい。
図16を参照すると、例えば、第2のウェイト配置1600は、第2セットのウェイトポート1610の配置と関連付けられてもよい。第2セットのウェイトポート1610は、リア部又はその近傍に配置されてもよい(例えば、図9に例示するウェイトポート945、950、955、960、965、970、975)。図16に示す第2のウェイト配置1600では、例えば、第1セットのウェイト部は、リア部180に向かって配置され得る一方で、第2セットのウェイト部は、フロント部170に向かって配置され得る。具体的には、第1セットのウェイト部は、第2セットのウェイトポート1610の配置に従ってリア部180又はその近傍でクラスター1610を形成してもよい。ウェイト部405、410、415、420、425、430、435は、第1セットのウェイト部を規定して、ウェイトポート945、950、955、960、965、970、975のそれぞれに配置されてもよい。ウェイト部440、445、450、455、460、465、470、475、480は、第2セットのウェイト部を規定して、ウェイトポート905、910、915、920、925、930、935、940、980のそれぞれに配置されてもよい。第2のウェイト配置1600は、第2の打ち出し軌道プロファイル1420(図14)と関連付けられてもよい。具体的には、第2のウェイト配置1600は、ゴルフボールの打ち出し角を増加させ、寛容性を最大にすることができる。第2セットのウェイトポート1610の配置に従ってゴルフクラブヘッド100のリア部180に向かって比較的重いウェイト部(すなわち、第1セットのウェイト部)を配置することで、ゴルフクラブヘッド100の重心(GC)を、比較的高い打ち出し及びスピン軌道を提供するように比較的後方及び上方に移動させることができる。更に、ゴルフクラブヘッド100の慣性モーメント(MOI)を、水平軸(フロント−バック軸)と垂直軸(トップ−ボトム軸)の両方で増加させることができ、中心を外れた打撃のより高い寛容性を提供することができる。その結果、第2の打ち出し軌道プロファイル1420は、比較的大きいキャリー距離(すなわち、空中の距離)と関連付けることができる。
図17を参照すると、例えば、第3のウェイト配置1700は、第3セットのウェイトポート1710の配置と関連付けられてもよい。第3のウェイト配置1700では、例えば、第1セットのウェイト部は、ヒール部160に向かって配置され得る一方で、第2セットのウェイト部は、トウ部150に向かって配置され得る。具体的には、第1セットのウェイト部は、第3セットのウェイトポート1710の配置に従ってヒール部160又はその近傍でウェイト部のクラスターを形成してもよい。ウェイト部405、410、415、420、425、430、435は、第1セットのウェイト部を規定して、ウェイトポート925、930、935、940、945、950、955のそれぞれに配置されてもよい。ウェイト部440、445、450、455、460、465、470、475、480は、第2セットのウェイト部を規定して、ウェイトポート905、910、915、920、960、965、970、975、980のそれぞれに配置されてもよい。第3のウェイト配置1700は、第3の打ち出し軌道プロファイル1430(図14)と関連付けられてもよい。具体的には、第3のウェイト配置1700は、各人がゴルフクラブヘッド100を比較的容易にターンオーバーすることを可能にすることができる(すなわち、ゴルフボールのインパクトに対してフェース部175を整える)。ゴルフクラブヘッド100のヒール部160に向かって比較的重いウェイト部(すなわち、第1セットのウェイト部)を配置することで、ゴルフクラブヘッド100の重心(GC)をシャフトの軸の比較的近くに移動させることができる。
図18を参照すると、例えば、第4のウェイト配置1800は、第4セットのウェイトポート1810の配置と関連付けられてもよい。第4のウェイト配置1800では、例えば、第1セットのウェイト部は、トウ部150に向かって配置され得る一方で、第2セットのウェイト部は、ヒール部160に向かって配置され得る。具体的には、第1セットのウェイト部は、第4セットのウェイトポート1810の配置に従ってトウ部150又はその近傍でウェイト部のクラスターを形成してもよい。ウェイト部405、410、415、420、425、430、435は、第1セットのウェイト部を規定して、ウェイトポート905、910、915、965、970、975、980のそれぞれに配置されてもよい。ウェイト部440、445、450、455、460、465、470、475、480は、第2セットのウェイト部を規定して、ウェイトポート920、925、930、935、940、945、950、955、960のそれぞれに配置されてもよい。第4のウェイト配置1800は、第3の打ち出し軌道プロファイル1430(図14)と関連付けられてもよい。具体的には、第4のウェイト配置1800は、各人がゴルフクラブヘッド100をターンオーバーすることを妨げるようにしてもよい(すなわち、フェース部175をゴルフボールのインパクトに対してよりオープンにする)。ゴルフクラブヘッド100のトウ部150に向かって比較的重いウェイト部(すなわち、第1セットのウェイト部)を配置することで、ゴルフクラブヘッド100の重心(GC)をシャフトの軸から比較的遠くに移動させることができる。第4のウェイト配置1800は、フェードのゴルフショット(図19に示すように、例えば、右利きの人にとって、ゴルフボールがターゲット1910の左に向かって進み、ターゲットの右に向かって戻るように曲がる軌道又はボールの飛行)になることがある。本明細書に記載の器具、方法、及び製造物は、これに限定されない。
図20は、本明細書に記載のゴルフクラブヘッド100を製造する1つの方法を示す図である。図20の例では、プロセス2000は、複数のウェイト部を供給することで開始され得る(ブロック2010)。複数のウェイト部は、第1セットのウェイト部及び第2セットのウェイト部を含んでもよい。第1セットのウェイト部の各ウェイト部は、第1の質量と関連付けられ得る一方で、第2セットのウェイト部の各ウェイト部は、第2の質量と関連付けられ得る。第1の質量は、第2の質量より大きくてもよい。一例では、第1セットのウェイト部の各ウェイト部は、2.6グラムの質量のタングステン系材料で作製され得る一方で、第2セットのウェイト部の各ウェイト部は、0.4グラムの質量のアルミニウム系材料で作製され得る。第1セットのウェイト部の各ウェイト部は、対応する質量(例えば、2.6グラムに対する「2.6」)を示す刻印を含んでもよい。同様に、第2セットのウェイト部の各ウェイト部は、対応する質量(例えば、0.4グラムに対する「0.4」)を示す刻印を含んでもよい。第1セットのウェイト部は、灰色又は鋼色であり得る一方で、第2セットのウェイト部は、黒色であり得る。
プロセス2000は、ゴルフクラブヘッドのボディ部を供給してもよい(ブロック2020)。ボディ部は、フロント部と、リア部と、トウ部と、ヒール部と、トップ部と、外側面カーブと関連付けられた外側面を持つボトム部と、トップ部とボトム部の間のスカート部とを含んでもよい。
プロセス200は、ボトム部とスカート部、又はそれらの近傍に位置するウェイトポート領域を形成してもよい(ブロック2030)。推移領域は、ウェイトポート領域の周りを囲んでもよい。
プロセス2000は、ウェイトポート領域の周縁に沿って複数のウェイトポートを形成してもよい(ブロック2040)。複数のウェイトポートの各ウェイトポートは、ポート径と関連付けられて、複数のウェイト部の少なくとも1つのウェイト部を受けるよう構成されてもよい。隣接する2つのウェイトポートは、ポート径以下で離されてもよい。更に、複数のウェイトポートの各ウェイトポートは、ポート軸と関連付けられてもよい。ポート軸は、ゴルフクラブヘッドのボトム部の外側面カーブの接平面に対して垂直又は実質的に垂直であってもよい。
図20のプロセス2000の例は、単に、ゴルフクラブヘッド100を製造する1つの方法の例を図1〜図19と共に提供し、説明している。アクションの特定の順序を図20に示しているが、これらのアクションは、他の経時的な順番で実行されてもよい。例えば、図20に示す2以上のアクションは、連続して、同時に、又は一斉に実行されてもよい。図20は特定の数のブロックを示すが、プロセスは、1以上のブロックを実行しなくてもよい。本明細書に記載の器具、方法、及び製造物は、これに限定されない。
上記の例に示すように、複数のウェイト部120及び複数のウェイトポート900は、概して図4に490、495として示すように、2つの弧で形成された概してD字状のループを画定する経路に沿ってウェイトポート領域240の周縁に配置されてもよい。例えば、ウェイト部405、410、415、420、425、430、435(図4)、及び、ウェイトポート905、910、915、920、925、930、935(図9)は、第1の弧490を形成してもよい。具体的には、第1の弧490は、トウ部150とヒール部160のそれぞれの間に、ボトム部140を横断して設けられてもよい。ウェイト部440、445、450、455、460、465、470、475、480(図4)、及び、ウェイトポート940、945、950、955、960、965、970、975、980(図9)は、第2の弧495を形成してもよい。第2の弧495は、概してボディ部110のリア部180の輪郭に従ってもよい。あるいは、第1の弧490及び第2の弧495は、ボトム部140を横断して設けられる他の形状のループ(例えば、概してO字状のループ)を画定してもよい。本明細書に記載の器具、方法、及び製造物は、これに限定されない。
上記の例は、特定の幾何学的形状に形成された複数のウェイト部120及び複数のウェイトポート900を記載するが、本明細書に記載の器具、方法、および製造物は、他の幾何学的形状に形成されたウェイト部領域の周縁に沿って設けられたウェイト部及びウェイトポートを有してもよい。図21を参照すると、例えば、ゴルフクラブヘッド2100は、ボトム部2110と、複数のウェイトポート2130に配置された複数のウェイト部2120とを含んでもよい。複数のウェイトポート2130は、ボトム部2110のウェイトポート領域2140の周縁に沿って配置されてもよい(すなわち、複数のウェイトポート2130は、トウ部2112とヒール部2114のそれぞれの間にボトム部2110を横断して設けられてもよい)。複数のウェイト部120及び複数のウェイトポート900(例えば、図4、図9)とは対照的に、複数のウェイトポート2130は、ボトム部2110を横断して設けられる、概して2150、2155として示される、2つの別々の弧を形成してもよい。
第1の弧2150は、トウ部2112とヒール部2114との間に設けられてもよい。第1の弧2150は、ゴルフクラブヘッド2100のフロント部2170に向かってカーブしてもよい(すなわち、フロント部2170に対応して凹状である)。図21の例によれば、第1の弧2150は、トウ部2112の近傍の領域からフロント部2170の近傍の領域、及び、フロント部2170の近傍の領域からヒール部2114の近傍の領域に設けられてもよい(すなわち、フロント部2170に対して凹状である)。したがって、第1の弧2150は、トウ部2112とヒール部2114との間に延びる、ゴルフクラブヘッド2100のリア部2180に向くC字状の弧のように見えてもよい。第2の弧2155もまた、トウ部2112とヒール部2114との間に設けられてもよい。第2の弧2155は、ゴルフクラブヘッド2100のリア部2180に向かってカーブしてもよい(すなわち、リア部2180に対応して凹状である)。したがって、第2の弧2155は、トウ部2112とヒール部2114との間に延びる、ゴルフクラブヘッド2100のフロント部2170に向くC字状の弧のように見えてもよい。更に、第1の弧2150は、第2の弧2155よりフロント部2170に近くてもよい。第1の弧2150と第2の弧2155は、第1の弧2150と第2の弧2155のそれぞれがボトム部2110の周縁に沿って離れて設けられるように、別々であってもよい。したがって、ボトム部2110は、第1の弧2150のウェイトポート2130と第2の弧2155のウェイトポート2130との間でボトム部2110の周縁に沿ったギャップ2190、2192を含んでもよい。ギャップ2190及び/又は2192は、ギャップ2190及び/又は2192に隣接するウェイトポート2130のようなウェイトポート2130のいずれかのポート径以上であってもよい。図21に示す一例によれば、ギャップ2190、2192は、ギャップ2190、2192に隣接するウェイトポート2130の直径より桁違いに大きくてもよい。本明細書に記載の器具、方法、及び製造物は、これに限定されない。
図21を参照すると、例えば、第1の弧2150は、特定のゴルフクラブヘッド(例えば、フェアウェイウッド型ゴルフクラブヘッド及び/又はハイブリッド型ゴルフクラブヘッド)に適するように、第2の弧2155より多くのウェイトポート2130を含んでもよい。あるいは、第2の弧2155は、第1の弧2150と同じ又はより多くのウェイトポート2130を含んでもよい。第1の弧2150及び第2の弧2155内の各々のウェイトポート2130の数、各ウェイトポート2130と関連付けられたウェイト部2120、隣接するウェイトポート2130間の間隔は、ゴルフクラブのタイプ、ゴルフクラブヘッド2100の好ましい重量分布、及び/又はゴルフクラブヘッド2100の重心位置に基づいて決定されてもよい。
第1の弧2150及び/又は第2の弧2155のウェイトポート2130は、第1の弧2150及び/又は第2の弧2155のそれぞれに沿って同じ又は略同じ距離で互いに離されてもよい。第1の弧2150や第2の弧2155のウェイトポート2130間、又は、本明細書に記載された任意のウェイトポート間の間隔の変化は、製造精度に関連する製造公差及び/又は費用対効果などの、異なる製造上の検討事項に起因してもよい。例えば、第1の弧2150及び/又は第2の弧2155のウェイトポート2130間の間隔の変化は、1/16インチ〜0.001インチの間であってもよい。本明細書で説明するように、隣接するウェイトポート2130間の距離(すなわち、ポート距離)は、隣接する2つのウェイトポートのいずれかのポート径以下であってもよい。複数のウェイトポート2130は、ゴルフクラブヘッド2100の最大トウ−ヒール間クラブヘッド距離2195の50%以上である最大トウ−ヒール間ウェイトポート距離で、トウ部2112とヒール部2114との間に設けられてもよい。最大トウ−ヒール間ウェイトポート距離は、トウ部2112から最も遠いウェイトポートのヒール側の境界とヒール部2114から最も遠いウェイトポートのトウ側の境界との間の最大距離であってもよい。
具体的には、ゴルフクラブヘッド2100は、430cc未満の体積を有してもよい。例えば、ゴルフクラブヘッド2100は、100cc〜400ccの範囲の体積を有してもよい。別の例では、ゴルフクラブヘッド2100は、150cc〜350ccの範囲の体積を有してもよい。更に別の例では、ゴルフクラブヘッド2100は、200cc〜300ccの範囲の体積を有してもよい。ゴルフクラブヘッド2100は、100グラム〜350グラムの範囲の質量を有してもよい。別の例では、ゴルフクラブヘッド2100は、150グラム〜300グラムの範囲の質量を有してもよい。更に別の例では、ゴルフクラブヘッド2100は、200グラム〜250グラムの範囲の質量を有してもよい。ゴルフクラブヘッド2100は、10°〜30°の範囲のロフト角を有してもよい。別の例では、ゴルフクラブヘッド2100は、13°〜27°の範囲のロフト角を有してもよい。例えば、ゴルフクラブヘッド2100は、フェアウェイウッド型ゴルフクラブヘッドであってもよい。あるいは、ゴルフクラブヘッド2100は、小さめのドライバー型ゴルフクラブヘッドであってもよい(すなわち、フェアウェイウッド型ゴルフクラブヘッドより大きいがドライバー型ゴルフクラブヘッドより小さい)。本明細書に記載の器具、方法、及び製造物は、これに限定されない。
図22に示すように、例えば、ゴルフクラブヘッド2200は、ボトム部2210と、複数のウェイトポート2230に配置された複数のウェイト部2220とを含んでもよい。ウェイトポート領域2240の周縁に沿って配置された複数のウェイトポート2230は、ボトム部2210を横断して延びる、概して2250として示される、弧を画定する経路に沿って配置されてもよい(すなわち、複数のウェイトポート2230は、ボトム部2210を横断してトウ部2212とヒール部2214のそれぞれの間に設けられてもよい)。弧2250は、ゴルフクラブヘッド2200のリア部2280に向かってカーブしてもよい(すなわち、リア部2280に対応して凹状である)。図22の例によれば、弧2250は、トウ部2212の近傍の領域からリア部2280の近傍の領域、及び、リア部2280の近傍の領域からヒール部2214の近傍の領域に設けられてもよい(すなわち、リア部2280に対応して凹状である)。したがって、弧2250は、ヒール部2214の近くからトウ部2212の近くに延びる、ゴルフクラブヘッド2200のフロント部2270に向くC字状の弧のように見えてもよい。更に、弧2250の曲率は、ゴルフクラブヘッド2200のリア部2280の輪郭と実質的に同様であってもよく、又は概ね従ってもよい。弧2250内のウェイトポート2230の数、各ウェイトポート2230と関連付けられたウェイト部2220、隣接するウェイトポート2230間の間隔は、ゴルフクラブのタイプ、ゴルフクラブヘッド2210の好ましい重量分布、及び/又はゴルフクラブヘッド2200の重心位置に基づいて決定されてもよい。
弧2250のウェイトポート2230は、弧2250に沿って同じ又は略同じ距離で互いに離されてもよい(例えば、ウェイトポート2230は、実質的に同様な間隔で互いに離されてもよい)。弧2250のウェイトポート2230間、又は、本明細書に記載された任意のウェイトポート間の間隔の変化は、製造精度に関連する製造公差及び/又は費用対効果などの、異なる製造上の検討事項に起因してもよい。例えば、弧2250のウェイトポート2230間の間隔の変化は、1/16インチ〜0.001インチの間であってもよい。本明細書で説明するように、隣接するウェイトポート2230間の距離(すなわち、ポート距離)は、隣接する2つのウェイトポートのいずれかのポート径以下であってもよい。複数のウェイトポート2230は、ゴルフクラブヘッド2200の最大トウ−ヒール間クラブヘッド距離2290の50%以上である最大トウ−ヒール間ウェイトポート距離で、トウ部2212とヒール部2214との間に設けられてもよい。最大トウ−ヒール間ウェイトポート距離は、トウ部2212から最も遠いウェイトポートのヒール側の境界とヒール部2214から最も遠いウェイトポートのトウ側の境界との間の最大距離であってもよい。
具体的には、ゴルフクラブヘッド2200は、200cc未満の体積を有してもよい。例えば、ゴルフクラブヘッド2200は、50cc〜150ccの範囲の体積を有してよい。別の例では、ゴルフクラブヘッド2200は、60cc〜120ccの範囲の体積を有してもよい。更に別の例では、ゴルフクラブヘッド2200は、70cc〜100ccの範囲の体積を有してもよい。ゴルフクラブヘッド2200は、180グラム〜275グラムの範囲の質量を有してもよい。別の例では、ゴルフクラブヘッド2200は、200グラム〜250グラムの範囲の質量を有してもよい。ゴルフクラブヘッド2200は、15°〜35°の範囲のロフト角を有してもよい。別の例では、ゴルフクラブヘッド2200は、17°〜33°の範囲のロフト角を有してもよい。例えば、ゴルフクラブヘッド2200は、ハイブリッド型ゴルフクラブヘッドであってもよい。本明細書に記載の器具、方法、及び製造物は、これに限定されない。
図23〜図26の例では、ゴルフクラブヘッド2300は、トップ部2330と、ボトム部2340と、トウ部2350と、ヒール部2360と、ゴルフボール(不図示)に対するフェース部2375を持つフロント部2370と、リア部2380とを有するボディ部2310を含んでもよい。ボディ部2310は、フロント部2370を除くトップ部2330とボトム部2340との間に、トウ部2350からリア部2380を回ってヒール部2360に至るゴルフクラブヘッド2300の周囲を横断して設けられる、ゴルフクラブヘッド2300のサイド部として規定されたスカート部2390を含んでもよい。ボディ部2310は、シャフト(不図示)を受けるホーゼル部2365を含んでもよい。あるいは、ボディ部2310は、ホーゼル部2365に代えてボアを含んでもよい。例えば、ボディ部2310は、部分的に又は完全に、アルミニウム系材料、マグネシウム系材料、スチール系材料、チタン系材料、それらの任意の組み合わせ、又は他の適切なタイプの材料で作製されてもよい。別の例では、ボディ部2310は、部分的に又は完全に、セラミック材料、複合材料、それらの任意の組み合わせ、又は他の適切なタイプの材料のような非金属材料で作製されてもよい。
ゴルフクラブヘッド2300は、300立方センチメートル(cm3又はcc)以上のクラブヘッド体積を有してもよい。一例では、ゴルフクラブヘッド2300は、約460ccであってもよい。あるいは、ゴルフクラブヘッド2300は、300cc以下のクラブヘッド体積を有してもよい。具体的には、ゴルフクラブヘッド2300は、100cc〜200ccの間のクラブヘッド体積を有してもよい。ゴルフクラブヘッド2300のクラブヘッド体積は、加重水置換法(すなわち、アルキメデスの原理)を用いて測ることができる。例えば、ゴルフ標準団体、及び/又は、全米ゴルフ協会(USGA)及び/又は全英ゴルフ協会(R&A)等のような運営組織によって規定された手順を、ゴルフクラブヘッド2300のクラブヘッド体積を測定するために使用することができる。図23〜図26は特定のタイプのクラブヘッド(例えば、ドライバー型クラブヘッド)を示すが、本明細書に記載の器具、方法、及び製造物は、他のタイプのゴルフクラブヘッド(例えば、フェアウェイウッド型クラブヘッド、ハイブリッド型クラブヘッド、アイアン型クラブヘッド、パター型クラブヘッド、等)に適用されてもよい。本明細書に記載の器具、方法、及び製造物は、これに限定されない。
ボディ部2310は、1以上の内部キャビティ部を持つ中空体であってもよい。一例では、ボディ部2310は、第1の内部キャビティ部2539及び第2の内部キャビティ部2540を含んでもよい。第1の内部キャビティ部2539は、ボディ部2310の全体の体積を画定してもよい。第2の内部キャビティ部2540は、第1の内部キャビティ部2539内にあってもよく、ボディ部2310の全体の体積の一部を画定してもよい。第1の内部キャビティ部2539及び第2の内部キャビティ部2540は、接続されてもよい。例えば、第2の内部キャビティ部2540は、第1の内部キャビティ部2539への開口部(不図示)を有してもよい。一例では、図23〜図26に示すように、第1の内部キャビティ部2539及び第2の内部キャビティ部2540は、別個のものであってもよく、又はそれらの内部空間の間の接続がなくてもよい。本明細書に記載の器具、方法、及び製造物は、これに限定されない。
ボトム部2340は、概してウェイト部2621、2622、2623、2624、2625、2626、2627、2628、2629(図24)として示される、複数のウェイト部2420を含んでもよい。ボディ部2310は、概してウェイトポート2641、2642、2643、2644、2645、2646、2647、2648、2649(図24)として示される、複数のウェイトポート2440を含んでもよい。例えば、図24に示すように、ウェイトポート2440の各々は、ボトム部2340から第1の内部キャビティ部2539内に延びてもよい。ボトム部2340上のウェイトポート2440の位置に応じて、幾つか又は全てのウェイトポート2440は、ボトム部2340から第2の内部キャビティ部2540(不図示)内に延びてもよい。ウェイトポート2440の各々は、ウェイト部2420の1つを受けてもよい。ウェイト部2420、ウェイトポート2440、各ウェイト部2420の質量、ボディ部2310上のウェイト部2420の質量分布、ウェイトポート2440間の距離、ウェイト部2420を構成する材料、ウェイト部2420の寸法、ウェイト部2420の形状、及び/又は、任意のウェイト部2420及び/又はウェイトポート2440の任意の他の物理的特性は、本明細書に記載の任意のウェイト部及びウェイトポートと多くの点で類似してもよい。例えば、ウェイトポート2440の各ウェイトポートは、隣接するウェイトポートのポート径と同様のポート径を有してもよい。例えば、隣接する2つのウェイトポートの間の距離は、隣接する2つのウェイトポートのいずれかのポート径以下であってもよい。本明細書に記載の器具、方法、及び製造物は、これに限定されない。
ウェイトポート2440は、任意の構成でボディ部2310に配置されてもよい。一例では、ウェイトポート2440は、フロント部2370とリア部2380の間の位置で、トウ部2350とヒール部2360の間に概ね延設されてもよい。一例では、ウェイトポート2440は、トウ部2350からヒール部2360まで線に沿って延設されてもよい。図23〜図26の例では、ウェイトポート2643、2644、2645、2646、2647は、第1のセットのウェイトポートを画定し、ボトム部2340の中央部2341又はその近傍でトウ部2350からヒール部2360の方向に延設されてもよい。ウェイトポート2641、2642は、ウェイトポート2643よりリア部2380に近く、第2セットのウェイトポートを画定してもよい。したがって、ウェイトポート2641、2642は、中央部2341又はその近傍からトウ部2350とリア部2380に向かって延設されてもよい。ウェイトポート2648、2649は、ウェイトポート2647よりリア部2380に近く、第3セットのウェイトポートを画定してもよい。したがって、ウェイトポート2648、2649は、中央部2341又はその近傍からヒール部2360とリア部2380に向かって延設されてもよい。一例では、複数のウェイトポート2440の構成は、本明細書に記載のゴルフクラブヘッドのいずれか1つ又は組み合わせと同様であってもよい。一例では、複数のウェイトポート2440は、フロント部2370に対して凹状の曲線に沿って延設されてもよい。一例では、複数のウェイトポート2440は、リア部2380に対して凹状の曲線に沿って延設されてもよい。一例では、複数のウェイトポート2440の幾つか又は全ては、リア部2380よりフロント部2370に近くてもよい。一例では、複数のウェイトポート2440の幾つか又は全ては、フロント部2370よりリア部2380に近くてもよい。本明細書に記載の器具、方法、及び製造物は、これに限定されない。
一例では、複数のウェイト部2420の各ウェイト部は、同じ質量を有してもよい。一例では、複数のウェイト部2420の各ウェイト部は、異なる質量を有してもよい。一例では、複数のウェイト部2420は、第1の質量と関連付けられた第1セットのウェイト部(不図示)と、第2の質量と関連付けられた第2セットのウェイト部(不図示)を含んでもよい。一例では、複数のウェイト部2420は、複数の質量のセットと関連付けられてもよい。したがって、ボディ部2310の重量分布は、トウ側に偏った重量分布、ヒール側に偏った重量分布、フロント側に偏った重量分布、リア側に偏った重量分布、又はそれらの様々な組み合わせなど、任意のタイプの重量分布に構成することができる。このため、ゴルフクラブヘッド2300は、任意のタイプのゴルフスイングを持つ各個人に適応させることができる。一例では、ボディ部2310の重量分布は、本明細書に記載した例と同様の構成であってもよい。本明細書に記載の器具、方法、及び製造物は、これに限定されない。
一例では、複数のウェイトポート2440は、第1の経路2464に沿ってボトム部2340を横断して、トウ部2350とヒール部2360のそれぞれの間の最大トウ−ヒール間距離2460の50%以上に延設されてもよい。ゴルフクラブヘッド2300の最大トウ−ヒール間距離2460は、本明細書に記載の任意のゴルフクラブヘッドの最大トウ−ヒール間距離と多くの点で類似してもよい。一例では、複数のウェイトポート2440は、ゴルフクラブヘッド2300の最大トウ−ヒール間距離2460の50%以上である最大トウ−ヒール間ウェイトポート距離2462で、トウ部2350とヒール部2360の間に延設されてもよい。最大トウ−ヒール間ポート距離2462は、トウ部2350から最も遠いウェイトポートのヒール側の境界とヒール部2360から最も遠いウェイトポートのトウ側の境界との間の最大距離であってもよい。一例では、複数のウェイトポート2440は、ゴルフクラブヘッド2300の最大トウ−ヒール間距離2460の60%以上である最大トウ−ヒール間ウェイトポート距離2462で、トウ部2350とヒール部2360の間に延設されてもよい。一例では、複数のウェイトポート2440は、ゴルフクラブヘッド2300の最大トウ−ヒール間距離2460の70%以上である最大トウ−ヒール間ウェイトポート距離2462で、トウ部2350とヒール部2360の間に延設されてもよい。一例では、複数のウェイトポート2440は、ゴルフクラブヘッド2300の最大トウ−ヒール間距離2460の80%以上である最大トウ−ヒール間ウェイトポート距離2462で、トウ部2350とヒール部2360の間に延設されてもよい。一例では、複数のウェイトポート2440は、ゴルフクラブヘッド2300の最大トウ−ヒール間距離2460の90%以上である最大トウ−ヒール間ウェイトポート距離2462で、トウ部2350とヒール部2360の間に延設されてもよい。一例では、複数のウェイトポート2440は、ゴルフクラブヘッド2300の最大トウ−ヒール間距離2460と同じ又は実質的に同じである最大トウ−ヒール間ウェイトポート距離2462で、トウ部2350とヒール部2360の間に延設されてもよい。本明細書に記載の器具、方法、及び製造物は、これに限定されない。
一例では、ボディ部2310は、ボトム部2340上の外側支持部を含んでもよい。例えば、図24〜図26に示すように、外側支持部は、フロント部2370と複数のウェイトポート2440の間に配置され、第2の経路2520に沿ってボトム部2340に延設された、ボトム部2340上の溝部2510であってもよい。溝部2510は、フェース部2375がゴルフボール(不図示)を打つときに、ボトム部2340を構造的に支持することができる。したがって、溝部2510は、ゴルフクラブヘッド2300の構造的支持部として機能することができる。図23〜図26に示す一例では、第2の経路2520は、複数のウェイトポート2440の第1の経路2464と同様又は実質的に同様であってもよい。したがって、溝部2510は、中央部2341又はその近傍でトウ部2350からヒール部2360の方向に延設された第1の溝部と、第1の溝部からトウ部2350とリア部2380に向かって延設された第2の溝部と、第1の溝部からヒール部2360とリア部2380に向かって延設された第3の溝部とを含んでもよい。一例では、第1の経路2464と第2の経路2520は、実質的に平行であってもよい。一例では、溝部2510は、複数のウェイトポート2440が延びる経路(例えば、第1の経路2464)とは異なる経路で、トウ部2350とヒール部2360の間に延設されてもよい。ボディ部2310は、ゴルフクラブヘッド2300に構造的支持を提供し得る、ボトム部上の追加の溝部を含んでもよい。更に、溝部2510は、任意の物理的特性(すなわち、深さ、幅、長さ、向き、位置など)を有してもよい。本明細書に記載の器具、方法、及び製造物は、これに限定されない。
一例では、溝部2510は、ゴルフクラブヘッド2300の最大トウ−ヒール間距離2460の50%以上で、トウ部2350とヒール部2360の間に延設されてもよい。一例では、溝部2510は、ゴルフクラブヘッド2300の最大トウ−ヒール間距離2460の60%以上で、トウ部2350とヒール部2360の間に延設されてもよい。一例では、溝部2510は、ゴルフクラブヘッド2300の最大トウ−ヒール間距離2460の70%以上で、トウ部2350とヒール部2360の間に延設されてもよい。一例では、溝部2510は、ゴルフクラブヘッド2300の最大トウ−ヒール間距離2460の80%以上で、トウ部2350とヒール部2360の間に延設されてもよい。一例では、溝部2510は、ゴルフクラブヘッド2300の最大トウ−ヒール間距離2460の90%以上で、トウ部2350とヒール部2360の間に延設されてもよい。一例では、溝部2510は、ゴルフクラブヘッド2300の最大トウ−ヒール間距離2460と同じ又は実質的に同じで、トウ部2350とヒール部2360の間に延設されてもよい。図23〜図26に示す一例では、溝部2510は、単一の連続する溝部2510であってもよい。一例では、溝部2510は、複数の溝部(不図示)を含んでもよく、その少なくとも幾つかは不連続であってもよい。本明細書に記載の器具、方法、及び製造物は、これに限定されない。
第2の内部キャビティ部2540は、ボディ部2310内の任意の位置に配置されてもよい。一例では、図23〜図26に示すように、第2の内部キャビティ部2540は、複数のウェイトポート2440とリア部2380の間のボディ部2310内に配置されてもよい。第2の内部キャビティ部2540は、複数のウェイトポート2440とリア部2380の間のボディ部2310の任意の位置であってもよい。図23〜図26に示す一例では、第2の内部キャビティ部2540は、リア部2380又はその近傍、及びボトム部2340又はその近傍で、ボディ部2310内にあってもよい。第2の内部キャビティ部2540は、ボトムカバー(不図示)で覆われるボトム部2340の凹部(不図示)によって画定されてもよい。一例では、第2の内部キャビティ部2540は、ボディ部2310の内側にあり、ボディ部2310の体積の一部を画定してもよい。一例では、内部キャビティ2540は、任意の形状、構造、長さ、及び/又は幅を有してもよい。第2の内部キャビティ部2540は、ボディ部2310の体積の約5%〜約85%の間の体積を有してもよい。第2の内部キャビティ部2540は、ボディ部2310の体積の約5%〜約65%の間の体積を有してもよい。第2の内部キャビティ部2540は、ボディ部2310の体積の約5%〜約45%の間の体積を有してもよい。第2の内部キャビティ部2540は、ボディ部2310の体積の約5%〜約35%の間の体積を有してもよい。第2の内部キャビティ部2540は、ボディ部2310の体積の約5%〜約25%の間の体積を有してもよい。第2の内部キャビティ部2540は、ボディ部2310の体積の約5%〜約10%の間の体積を有してもよい。本明細書に記載の器具、方法、及び製造物は、これに限定されない。
一例では、第2の内部キャビティ部2540は、無充填(すなわち、空の空間)であってもよい。あるいは、第2の内部キャビティ部2540は、振動を吸収し、振動を分離し、ノイズを減衰し、及び/又はゴルフクラブヘッド2300の重心が低く且つより後方に移動するように、弾性ポリマー又はエラストマー材料、及び/又は他の適切なタイプの材料である充填材料で、部分的に又は完全に充填されてもよい。第2の内部キャビティ部2540は、第2の内部キャビティ部2540が充填材料で充填された後に閉じられる、ボディ部2310の任意の開口部から充填されてもよい。例えば、任意の1以上のウェイトポート2440は、第2の内部キャビティ部2540に接続されてもよい。したがって、第2の内部キャビティ部2540は、1以上の接続されたウェイトポート2440から充填材料で充填されてもよい。本明細書に記載の器具、方法、及び製造物は、これに限定されない。
充填材料は、衝撃を吸収し、振動を分離し、及び/又はノイズを減衰するように、弾性ポリマー又はエラストマー材料(例えば、オハイオ州、ケント、Sorbothane社製のSorbothane(登録商標)のような粘弾性ウレタンポリマー材料)、熱可塑性エラストマー材料(TPE)、熱可塑性ポリウレタン材料(TPU)、及び/又は他の適切なタイプの材料であってもよい。別の例では、充填材料は、高密度エチレン共重合体アイオノマー、脂肪酸変成エチレン共重合体アイオノマー、高非晶質エチレン共重合体アイオノマー、エチレン酸アクリレート三元共重合体のアイオノマー、マグネシウムアイオノマーを含むエチレン共重合体、様々な形状を作り出す従来の射出成形装置で使用される射出成型可能なエチレン共重合体、様々な形状を作り出す従来の押出し装置で使用できるエチレン共重合体、及び/又は熱硬化性ポリブタジエンゴムに類似した高圧縮性及び低反発性のエチレン共重合体であってもよい。例えば、エチレン共重合体は、デラウェア州、ウィルミントンのE.I.du Pont de Nemours and Company社製の、DuPontTM 高性能樹脂(HPF)ファミリーの材料(例えば、DuPontTM HPF AD1172、DuPontTM HPF AD1035、DuPont(登録商標) HPF 1000、及びDuPontTM HPF 2000)に関連するエチレン共重合体のいずれかを含んでもよい。エチレン共重合体のDuPontTM HPFファミリーは、射出成型可能であり、低圧縮性及び高反発力を提供する従来の射出成形装置及び型を使用することができる。本明細書に記載の器具、方法、及び製造物は、これに限定されない。
本明細書に記載の充填材料は、本明細書に記載の任意のゴルフクラブヘッドのボディ部と充填材料との間の接着力の改善及び/又は層間剥離の軽減のために、結合部(不図示)によって第2の内部キャビティ部2540の内側壁部の全て又は一部に結合、連結及び又は接続されてもよい。結合部は、結合剤、エポキシ樹脂、結合剤の組み合わせ、結合構造又は連結具、結合構造及び/又は連結具の組み合わせ、及び/又は、1以上の結合剤と1以上の結合構造及び/又は1以上の連結具との組み合わせであってもよい。一例では、結合部は、ミシガン州、オーバーンヒルズ、Dow Chemical Company社製の材料であるMEGUMTM、ROBONDTM、及び/又はTHIXONTMのような、低粘度有機溶剤型の溶液及び/又はポリマーと他の反応性化学物質の分散液であってもよい。別の例では、結合部は、コネチカット州、ロッキーヒル、Henkel Corporation社製のLOCTITE(登録商標)であってもよい。器具、方法、及び製造物は、これに限定されない。
図27〜図30の例では、ゴルフクラブヘッド2700は、トップ部2730と、ボトム部2740と、トウ部2750と、ヒール部2760と、フロント部2770と、リア部2780とを有するボディ部2710を含んでもよい。ボディ部2710は、フロント部2770を除くトップ部2730とボトム部2740との間に、トウ部2750からリア部2780を回ってヒール部2760に至るゴルフクラブヘッド2700の周囲を横断して設けられる、ゴルフクラブヘッド2700のサイド部として規定されたスカート部2790を含んでもよい。フロント部2770は、ゴルフボール(不図示)に対するフェース部2775を含んでもよい。ボディ部2710は、シャフト(不図示)を受けるホーゼル部2765を含んでもよい。あるいは、ボディ部2710は、ホーゼル部2765に代えてボアを含んでもよい。例えば、ボディ部2710は、部分的に又は完全に、アルミニウム系材料、マグネシウム系材料、スチール系材料、チタン系材料、それらの任意の組み合わせ、又は他の適切なタイプの材料で作製されてもよい。別の例では、ボディ部2710は、部分的に又は完全に、セラミック材料、複合材料、それらの任意の組み合わせ、又は他の適切なタイプの材料のような非金属材料で作製されてもよい。
ゴルフクラブヘッド2700は、430cc未満の体積を有してもよい。例えば、ゴルフクラブヘッド2700は、100cc〜400ccの範囲の体積を有してもよい。別の例では、ゴルフクラブヘッド2700は、150cc〜350ccの範囲の体積を有してもよい。更に別の例では、ゴルフクラブヘッド2700は、200cc〜300ccの範囲の体積を有してもよい。ゴルフクラブヘッド2700は、100グラム〜350グラムの範囲の質量を有してもよい。別の例では、ゴルフクラブヘッド2700は、150グラム〜300グラムの範囲の質量を有してもよい。更に別の例では、ゴルフクラブヘッド2700は、200グラム〜250グラムの範囲の質量を有してもよい。ゴルフクラブヘッド2700は、10°〜30°の範囲のロフト角を有してもよい。別の例では、ゴルフクラブヘッド2700は、13°〜27°の範囲のロフト角を有してもよい。例えば、ゴルフクラブヘッド2700は、フェアウェイウッド型ゴルフクラブヘッドであってもよい。あるいは、ゴルフクラブヘッド2700は、小さめのドライバー型ゴルフクラブヘッドであってもよい(すなわち、フェアウェイウッド型ゴルフクラブヘッドより大きいがドライバー型ゴルフクラブヘッドより小さい)。本明細書に記載の器具、方法、及び製造物は、これに限定されない。
ボディ部2710は、1以上の内部キャビティ部を持つ中空体であってもよい。一例では、ボディ部2710は、第1の内部キャビティ部2939及び第2の内部キャビティ部2940を含んでもよい。第1の内部キャビティ部2939は、ボディ部2710の全体の体積を画定してもよい。第2の内部キャビティ部2940は、第1の内部キャビティ部2939内にあってもよく、ボディ部2710の全体の体積の一部を画定してもよい。第1の内部キャビティ部2939及び第2の内部キャビティ部2940は、接続されてもよい。例えば、第2の内部キャビティ部2940は、第1の内部キャビティ部2939への開口部(不図示)を有してもよい。一例では、図27〜図30に示すように、第1の内部キャビティ部2939及び第2の内部キャビティ部2940は、別個のものであってもよく、又はそれらの内部空間の間の接続がなくてもよい。本明細書に記載の器具、方法、及び製造物は、これに限定されない。
ボトム部2740は、概してウェイト部3021、3022、3023、3024、3025、3026、3027(図28)として示される、複数のウェイト部2820を含んでもよい。ボディ部2710は、概してウェイトポート3041、3042、3043、3044、3045、3046、3047(図28)として示される、複数のウェイトポート2840を含んでもよい。例えば、図28に示すように、ウェイトポート2840の各々は、ボトム部2740から第1の内部キャビティ部2939内に延びてもよい。ボトム部2740上のウェイトポート2840の位置に応じて、幾つか又は全てのウェイトポート2840は、ボトム部2740から第2の内部キャビティ部2940(不図示)内に延びてもよい。ウェイトポート2840の各々は、ウェイト部2820の1つを受けてもよい。ウェイト部2820、ウェイトポート2840、各ウェイト部2820の質量、ボディ部2710上のウェイト部2820の質量分布、ウェイトポート2840間の距離、ウェイト部2820を構成する材料、ウェイト部2820の寸法、ウェイト部2820の形状、及び/又は、任意のウェイト部2820及び/又はウェイトポート2840の任意の他の物理的特性は、本明細書に記載の任意のウェイト部及びウェイトポートと多くの点で類似してもよい。例えば、ウェイトポート2440の各ウェイトポートは、隣接するウェイトポートのポート径と同様のポート径を有してもよい。例えば、隣接する2つのウェイトポートの間の距離は、隣接する2つのウェイトポートのいずれかのポート径以下であってもよい。本明細書に記載の器具、方法、及び製造物は、これに限定されない。
ウェイトポート2840は、任意の構成でボディ部2710に配置されてもよい。一例では、ウェイトポート2840は、フロント部2770とリア部2780の間の位置で、トウ部2750とヒール部2760の間に概ね延設されてもよい。一例では、ウェイトポート2840は、トウ部2750からヒール部2760まで線に沿って延設されてもよい。図27〜図30の例では、ウェイトポート3043、3044、3045は、第1のセットのウェイトポートを画定し、ボトム部2740の中央部2741又はその近傍でトウ部2750からヒール部2760の方向に延設されてもよい。ウェイトポート3041、3042は、ウェイトポート3043よりリア部2780に近く、第2セットのウェイトポートを画定してもよい。したがって、ウェイトポート3041、3042は、中央部2741又はその近傍からトウ部2750とリア部2780に向かって延設されてもよい。ウェイトポート3046、3047は、ウェイトポート3045よりリア部2780に近く、第3セットのウェイトポートを画定してもよい。したがって、ウェイトポート3046、3047は、中央部2741又はその近傍からヒール部2760とリア部2780に向かって延設されてもよい。一例では、複数のウェイトポート2840の構成は、本明細書に記載のゴルフクラブヘッドのいずれか1つ又は組み合わせと同様であってもよい。一例では、複数のウェイトポート2840は、フロント部2770に対して凹状の曲線に沿って延設されてもよい。一例では、複数のウェイトポート2840は、リア部2780に対して凹状の曲線に沿って延設されてもよい。一例では、複数のウェイトポート2840の幾つか又は全ては、リア部2780よりフロント部2770に近くてもよい。一例では、複数のウェイトポート2840の幾つか又は全ては、フロント部2770よりリア部2780に近くてもよい。本明細書に記載の器具、方法、及び製造物は、これに限定されない。
一例では、複数のウェイト部2820の各ウェイト部は、同じ質量を有してもよい。一例では、複数のウェイト部2820の各ウェイト部は、異なる質量を有してもよい。一例では、複数のウェイト部2820は、第1の質量と関連付けられた第1セットのウェイト部(不図示)と、第2の質量と関連付けられた第2セットのウェイト部(不図示)を含んでもよい。一例では、複数のウェイト部2820は、複数の質量のセットと関連付けられてもよい。したがって、ボディ部2710の重量分布は、トウ側に偏った重量分布、ヒール側に偏った重量分布、フロント側に偏った重量分布、リア側に偏った重量分布、又はそれらの様々な組み合わせなど、任意のタイプの重量分布に構成することができる。このため、ゴルフクラブヘッド2700は、任意のタイプのゴルフスイングを持つ各個人に適応させることができる。一例では、ボディ部2710の重量分布は、本明細書に記載した例と同様の構成であってもよい。本明細書に記載の器具、方法、及び製造物は、これに限定されない。
一例では、複数のウェイトポート2840は、第1の経路2864に沿ってボトム部2740を横断して、トウ部2750とヒール部2760のそれぞれの間の最大トウ−ヒール間距離2860の50%以上に延設されてもよい。ゴルフクラブヘッド2700の最大トウ−ヒール間距離2860は、本明細書に記載の任意のゴルフクラブヘッドの最大トウ−ヒール間距離と多くの点で類似してもよい。一例では、複数のウェイトポート2840は、ゴルフクラブヘッド2700の最大トウ−ヒール間距離2860の50%以上である最大トウ−ヒール間ウェイトポート距離2862で、トウ部2750とヒール部2760の間に延設されてもよい。最大トウ−ヒール間ポート距離2862は、トウ部2750から最も遠いウェイトポートのヒール側の境界とヒール部2760から最も遠いウェイトポートのトウ側の境界との間の最大距離であってもよい。一例では、複数のウェイトポート2840は、ゴルフクラブヘッド2700の最大トウ−ヒール間距離2860の60%以上である最大トウ−ヒール間ウェイトポート距離2862で、トウ部2750とヒール部2760の間に延設されてもよい。一例では、複数のウェイトポート2840は、ゴルフクラブヘッド2700の最大トウ−ヒール間距離2860の70%以上である最大トウ−ヒール間ウェイトポート距離2862で、トウ部2750とヒール部2760の間に延設されてもよい。一例では、複数のウェイトポート2840は、ゴルフクラブヘッド2700の最大トウ−ヒール間距離2860の80%以上である最大トウ−ヒール間ウェイトポート距離2862で、トウ部2750とヒール部2760の間に延設されてもよい。一例では、複数のウェイトポート2840は、ゴルフクラブヘッド2700の最大トウ−ヒール間距離2860の90%以上である最大トウ−ヒール間ウェイトポート距離2862で、トウ部2750とヒール部2760の間に延設されてもよい。一例では、複数のウェイトポート2840は、ゴルフクラブヘッド2700の最大トウ−ヒール間距離2860と同じ又は実質的に同じである最大トウ−ヒール間ウェイトポート距離2862で、トウ部2750とヒール部2760の間に延設されてもよい。本明細書に記載の器具、方法、及び製造物は、これに限定されない。
一例では、ボディ部2710は、ボトム部2740上の1以上の外側支持部を含んでもよい。例えば、図28〜図30に示すように、外側支持部は、フロント部2770と複数のウェイトポート2840の間に配置され、第2の経路2920に沿ってボトム部2740に延設された、ボトム部2740上の溝部2910であってもよい。溝部2910は、フェース部2775がゴルフボール(不図示)を打つときに、ボトム部2740を構造的に支持することができる。したがって、溝部2910は、ゴルフクラブヘッド2700の構造的支持部として機能することができる。図27〜図30に示す一例では、第2の経路2920は、複数のウェイトポート2840の第1の経路2864と同様又は実質的に同様であってもよい。したがって、溝部2910は、中央部2741又はその近傍でトウ部2750からヒール部2760の方向に延設されて第1の溝部と、第1の溝部からトウ部2750とリア部2780に向かって延設された第2の溝部と、第1の溝部からヒール部2760とリア部2780に向かって延設された第3の溝部とを含んでもよい。一例では、第1の経路2864と第2の経路2920は、実質的に平行であってもよい。一例では、溝部2910は、複数のウェイトポート2840が延びる経路(例えば、第1の経路2864)とは異なる経路で、トウ部2750とヒール部2760の間に延設されてもよい。ボディ部2710は、ゴルフクラブヘッド2700に構造的支持を提供し得る、ボトム部上の追加の溝部を含んでもよい。更に、溝部2910は、任意の物理的特性(すなわち、深さ、幅、長さ、向き、位置など)を有してもよい。本明細書に記載の器具、方法、及び製造物は、これに限定されない。
一例では、溝部2910は、ゴルフクラブヘッド2700の最大トウ−ヒール間距離2860の50%以上で、トウ部2750とヒール部2760の間に延設されてもよい。一例では、溝部2910は、ゴルフクラブヘッド2700の最大トウ−ヒール間距離2860の60%以上で、トウ部2750とヒール部2760の間に延設されてもよい。一例では、溝部2910は、ゴルフクラブヘッド2700の最大トウ−ヒール間距離2860の70%以上で、トウ部2750とヒール部2860の間に延設されてもよい。一例では、溝部2910は、ゴルフクラブヘッド2700の最大トウ−ヒール間距離2860の80%以上で、トウ部2750とヒール部2760の間に延設されてもよい。一例では、溝部2910は、ゴルフクラブヘッド2700の最大トウ−ヒール間距離2860の90%以上で、トウ部2750とヒール部2760の間に延設されてもよい。一例では、溝部2910は、ゴルフクラブヘッド2700の最大トウ−ヒール間距離2860と同じ又は実質的に同じで、トウ部2750とヒール部2760の間に延設されてもよい。図27〜図30に示す一例では、溝部2910は、単一の連続する溝部2910であってもよい。一例では、溝部2910は、複数の溝部(不図示)を含んでもよく、その少なくとも幾つかは不連続であってもよい。本明細書に記載の器具、方法、及び製造物は、これに限定されない。
第2の内部キャビティ部2940は、ボディ部2710内の任意の位置に配置されてもよい。一例では、図27〜図30に示すように、第2の内部キャビティ部2940は、複数のウェイトポート2840とリア部2780の間のボディ部2710内に配置されてもよい。第2の内部キャビティ部2940は、複数のウェイトポート2840とリア部2780の間のボディ部2710の任意の位置であってもよい。図27〜図30に示す一例では、第2の内部キャビティ部2940は、リア部2780又はその近傍、及びボトム部2740又はその近傍で、ボディ部2710内にあってもよい。第2の内部キャビティ部2940は、ボトムカバー(不図示)で覆われるボトム部2740の凹部(不図示)によって画定されてもよい。一例では、第2の内部キャビティ部2940は、ボディ部2710の内側にあり、ボディ部2710の体積の一部を画定してもよい。一例では、内部キャビティ2940は、任意の形状、構造、長さ、及び/又は幅を有してもよい。第2の内部キャビティ部2940は、ボディ部2710の体積の約5%〜約85%の間の体積を有してもよい。第2の内部キャビティ部2940は、ボディ部2310の体積の約5%〜約65%の間の体積を有してもよい。第2の内部キャビティ部2940は、ボディ部2710の体積の約5%〜約45%の間の体積を有してもよい。第2の内部キャビティ部2940は、ボディ部2710の体積の約5%〜約35%の間の体積を有してもよい。第2の内部キャビティ部2940は、ボディ部2710の体積の約5%〜約25%の間の体積を有してもよい。第2の内部キャビティ部2940は、ボディ部2710の体積の約5%〜約10%の間の体積を有してもよい。本明細書に記載の器具、方法、及び製造物は、これに限定されない。
一例では、第2の内部キャビティ部2940は、無充填(すなわち、空の空間)であってもよい。あるいは、第2の内部キャビティ部2940は、振動を吸収し、振動を分離し、ノイズを減衰し、及び/又はゴルフクラブヘッド2700の重心が低く且つより後方に移動するように、弾性ポリマー又はエラストマー材料、及び/又は他の適切なタイプの材料である充填材料で、部分的に又は完全に充填されてもよい。本明細書に記載の任意の結合部と同様の結合部(不図示)を使用して、充填材料を第2の内部キャビティ部2940の内側壁部の全て又は一部に結合してもよい。第2の内部キャビティ部2940は、第2の内部キャビティ部2940が充填材料で充填された後に閉じられる、ボディ部2710の任意の開口部から充填されてもよい。例えば、任意の1以上のウェイトポート2840は、第2の内部キャビティ部2940に接続されてもよい。したがって、第2の内部キャビティ部2940は、1以上の接続されたウェイトポート2840から充填材料で充填されてもよい。充填材料は、本明細書に記載の任意の弾性ポリマー材料又は充填材料と同様であってもよい。本明細書に記載の器具、方法、及び製造物は、これに限定されない。
「and(及び)」と「or(又は)」の用語は、論理積及び論理和の意味の両方を有し得る。「a」と「an」の用語は、本開示で別段示さない限り、1又は複数のものとして定義される。「coupled(結合)」及びその任意の変形は、2以上の要素を化学的、機械的、及び/又は他の方法で直接又は間接に接続することを指す。「removably connected(取り外し可能に接続された)」という語句は、取り外し可能に接続された2つの要素が、いずれかの要素の有用性を破壊又は損なうことなしに互いに分離できるように定義される。
「substantially(実質的に,略、など)」の用語は、要素の特徴、パラメータ、特性、又は値の説明に使用される場合、要素が提供しようとする特徴、パラメータ、特性、又は値を損なわない偏差又は変動を表し得る。要素の特徴、パラメータ、特性、又は値の偏差又は変動は、例えば、許容誤差、測定誤差、測定精度限界及び他の要因に基づき得る。「proximate(近接する)」の用語は、「adjacent(隣接する)」、「close(近い)」、「immediate(接近した)」、「nearby(近隣の)」等の用語と同義であり、このような用語は、本開示に現れるように交換可能に使用され得る。
本明細書に記載の器具、方法、及び製造物は、種々の実施形態で実現することができ、これらの実施形態の幾つかの上記説明は、必ずしも全ての可能な実施形態の完全な説明を表すものではない。代わりに、図面の説明、及び図面自体は、少なくとも1つの実施形態を開示し、及び代替の実施形態を開示してもよい。
ゴルフのルールが時々変更されるように(例えば、ゴルフ標準団体及び/又はUSGA、R&A、等のような運営組織によって、新しい規則が採択されてもよく又は古い規則が撤廃又は変更されてもよい)、本明細書に記載の器具、方法、及び製造物に関連するゴルフ用品は、任意の特定の時点のゴルフのルールに適合しても適合しなくてもよい。従って、本明細書に記載の器具、方法、及び製造物に関連するゴルフ用品は、適合又は不適合のゴルフ用品として宣伝され、売りに出され、及び/又は販売されてもよい。本明細書に記載の器具、方法、及び製造物は、これに限定されない。
更に、上記の例はゴルフクラブヘッドについて説明され得るが、本明細書に記載の器具、方法、及び製造物は、釣り竿、ホッケーのスティック、スキーのポール、テニスのラケット、等の他の適切なタイプのスポーツ用品に適用することができる。
器具、方法、及び製造物の特定の例を本明細書で説明したが、本開示の対象領域はこれに限定されない。これに対し、本開示は、添付の特許請求の範囲又は均等論のスコープ内に公正に入る全ての器具、方法、及び製造物をカバーする。

Claims (20)

  1. 第1の内部キャビティ部と、トウ部と、ヒール部と、トップ部と、ボトム部と、リア部と、フェース部を持つフロント部と、前記ボトム部又はその近傍の位置にあり且つ前記フロント部又はその近傍には無く前記リア部又はその近傍の位置にある第2の内部キャビティ部とを有するボディ部と、
    前記第2の内部キャビティ部と前記フロント部の間に位置し且つ前記トウ部と前記ヒール部の間に延設された複数のポートであり、各ポートが前記ボトム部から前記第1の内部キャビティ部内に延びる、前記複数のポートと、
    を備えたゴルフクラブヘッドであって、
    前記第2の内部キャビティ部は、弾性ポリマー材料で少なくとも50%が充填されていることを特徴とするゴルフクラブヘッド。
  2. 請求項1に記載のゴルフクラブヘッドにおいて、
    記第2の内部キャビティ部は、前記ボディ部内にあり且つ前記第1の内部キャビティ部とは別個であり、前記第1の内部キャビティ部と前記第2の内部キャビティ部は、それらの内部空間が接続されていないことを特徴とするゴルフクラブヘッド。
  3. 請求項1に記載のゴルフクラブヘッドにおいて、
    前記複数のポートのうちの少なくとも1つのポートは、前記第2の内部キャビティ部に接続され、
    前記第2の内部キャビティ部は、前記少なくとも1つのポートから弾性ポリマー材料で充填されていることを特徴とするゴルフクラブヘッド。
  4. 請求項1に記載のゴルフクラブヘッドにおいて、
    前記トウ部と前記ヒール部の間に延設され且つ前記複数のポートと前記フロント部の間に位置する、前記ボトム部上の溝部を更に備えたことを特徴とするゴルフクラブヘッド。
  5. 請求項1に記載のゴルフクラブヘッドにおいて、
    前記複数のポートと実質的に平行に延設された、前記ボトム部上の溝部を更に備えたことを特徴とするゴルフクラブヘッド。
  6. 請求項1に記載のゴルフクラブヘッドにおいて、
    前記複数のポートは、前記トウ部と前記ヒール部の間の前記ボトム部の中央部に前記フェース部と実質的に同じ方向に延設された第1セットのポートと、前記第1セットのポートから前記トウ部と前記リア部に向かって延設された第2セットのポートと、前記第1セットのポートから前記ヒール部と前記リア部に向かって延設された第3セットのポートとを含むことを特徴とするゴルフクラブヘッド。
  7. 請求項1に記載のゴルフクラブヘッドにおいて、
    前記トウ部と前記ヒール部の間に前記フェース部と実質的に同じ方向に延設された前記ボトム部上の第1の溝部と、前記第1の溝部から前記トウ部と前記リア部に向かって延設された前記ボトム部上の第2の溝部と、前記第1の溝部から前記ヒール部と前記リア部に向かって延設された前記ボトム部上の第3の溝部とを更に備えたことを特徴とするゴルフクラブヘッド。
  8. 第1の内部キャビティ部と、トウ部と、ヒール部と、トップ部と、ボトム部と、リア部と、フェース部を持つフロント部とを有するボディ部と、
    前記ボディ部内にある第2の内部キャビティ部であり、前記ボトム部又はその近傍の位置にあり且つ前記フロント部又はその近傍には無く前記リア部又はその近傍の位置にある第2の内部キャビティ部と、
    第1の経路に沿って前記トウ部と前記ヒール部の間に延設された複数のポートであり、各ポートが前記ボトム部から前記第1の内部キャビティ部内に延びる、前記複数のポートと、
    前記第1の経路と実質的に同様な第2の経路に沿って前記トウ部と前記ヒール部の間に延設された前記ボトム部上の外側支持部であり、前記複数のポートと前記フロント部の間に位置する、前記外側支持部と、
    を備えたゴルフクラブヘッドであって、
    前記第2の内部キャビティ部は、弾性ポリマー材料で少なくとも50%が充填されていることを特徴とするゴルフクラブヘッド。
  9. 請求項8に記載のゴルフクラブヘッドにおいて、
    記第2の内部キャビティ部は、前記第1の内部キャビティ部とは別個であり、前記第1の内部キャビティ部と前記第2の内部キャビティ部は、それらの内部空間が接続されていないことを特徴とするゴルフクラブヘッド。
  10. 請求項8に記載のゴルフクラブヘッドにおいて、
    前記複数のポートのうちの少なくとも1つのポートは、前記第2の内部キャビティ部に接続され、
    前記第2の内部キャビティ部は、前記少なくとも1つのポートから弾性ポリマー材料で充填されていることを特徴とするゴルフクラブヘッド。
  11. 請求項8に記載のゴルフクラブヘッドにおいて、
    前記複数のポートは、前記トウ部と前記ヒール部の間に前記フェース部と実質的に同じ方向に延設された第1セットのポートと、前記第1セットのポートから前記トウ部と前記リア部に向かって延設された第2セットのポートと、前記第1セットのポートから前記ヒール部と前記リア部に向かって延設された第3セットのポートとを含むことを特徴とするゴルフクラブヘッド。
  12. 請求項8に記載のゴルフクラブヘッドにおいて、
    前記外側支持部は、前記トウ部と前記ヒール部の間に前記フェース部と実質的に同じ方向に延設された第1の溝部と、前記第1の溝部から前記トウ部と前記リア部に向かって延設された第2の溝部と、前記第1の溝部から前記ヒール部と前記リア部に向かって延設された第3の溝部とを含むことを特徴とするゴルフクラブヘッド。
  13. 第1の内部キャビティ部とトウ部と、ヒール部と、トップ部とボトム部とリア部と、フェース部を持つフロント部と、前記ボトム部又はその近傍の位置にあり且つ前記フロント部又はその近傍には無く前記リア部又はその近傍の位置にある第2の内部キャビティ部とを有するボディ部と、
    前記第2の内部キャビティ部と前記フロント部の間の前記ボトム部上に前記トウ部と前記ヒール部の間の方向に延設された複数のポート
    を備えたゴルフクラブヘッドであって、
    前記複数のポートのうちの隣接する各ポートは、ポート径以下の間隔を置いて配置され、
    前記複数のポートは、前記トウ部から前記ヒール部までの最大距離の50%以上に延設され、
    前記第2の内部キャビティ部は、弾性ポリマー材料で少なくとも50%が充填されていることを特徴とするゴルフクラブヘッド。
  14. 請求項13に記載のゴルフクラブヘッドにおいて、
    記第2の内部キャビティ部は、前記ボディ部内にあり且つ前記第1の内部キャビティ部とは別個であり、前記第1の内部キャビティ部と前記第2の内部キャビティ部は、それらの内部空間が接続されていないことを特徴とするゴルフクラブヘッド。
  15. 請求項13に記載のゴルフクラブヘッドにおいて、
    前記複数のポートのうちの少なくとも1つのポートは、前記第2の内部キャビティ部に接続され、
    前記第2の内部キャビティ部は、前記少なくとも1つのポートから弾性ポリマー材料で充填されていることを特徴とするゴルフクラブヘッド。
  16. 請求項13に記載のゴルフクラブヘッドにおいて、
    前記トウ部と前記ヒール部の間に延設された、前記ボトム部上の溝部を更に備えたことを特徴とするゴルフクラブヘッド。
  17. 請求項13に記載のゴルフクラブヘッドにおいて、
    前記トウ部と前記ヒール部の間に延設され且つ前記複数のポートと前記フロント部の間に位置する、前記ボトム部上の溝部を更に備えたことを特徴とするゴルフクラブヘッド。
  18. 請求項13に記載のゴルフクラブヘッドにおいて、
    前記複数のポートと実質的に平行に延設された、前記ボトム部上の溝部を持つ外側支持部を更に備えたことを特徴とするゴルフクラブヘッド。
  19. 請求項13に記載のゴルフクラブヘッドにおいて、
    前記複数のポートは、前記トウ部と前記ヒール部の間に前記フェース部と実質的に同じ方向に延設された第1セットのポートと、前記第1セットのポートから前記トウ部と前記リア部に向かって延設された第2セットのポートと、前記第1セットのポートから前記ヒール部と前記リア部に向かって延設された第3セットのポートとを含むことを特徴とするゴルフクラブヘッド。
  20. 請求項13に記載のゴルフクラブヘッドにおいて、
    前記ボトム部上にある外側支持部を更に備え、
    前記外側支持部は、前記トウ部と前記ヒール部の間に前記フェース部と実質的に同じ方向に延設された第1の溝部と、前記第1の溝部から前記トウ部と前記リア部に向かって延設された第2の溝部と、前記第1の溝部から前記ヒール部と前記リア部に向かって延設された第3の溝部とを含むことを特徴とするゴルフクラブヘッド。
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