JP6629769B2 - 局側装置及び分散補償方法 - Google Patents
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Description
以下、本発明の第1の実施形態について説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る局側装置の機能構成を示すブロック図である。図1に示す局側装置1aは、デジタルコヒーレント受信技術を適用したPON用の局側装置である。
以上説明したように、上述したデジタルコヒーレント受信技術に対してPON特有の情報である各ONUの収容距離情報を組み合わせて適応等化部136において信号処理を施すことにより、波長分散による波形歪みに対してバーストフレームごとに分散補償が可能となる。
なお、偏波補償部133、波長オフセット部/位相推定部135などの機能は、用いる信号フォーマットやシステム仕様に応じて、適宜削除することも可能である。
なお、本方法は、TDM−PON、及びTWDM−PONの両構成に対して有効である。
以下、本発明の第2の実施形態について説明する。
図2は、本発明の第2の実施形態に係る局側装置の機能構成を示すブロック図である。図2に示す局側装置1bは、デジタルコヒーレント受信技術を適用したPON用の局側装置である。
なお、偏波補償部133、波長オフセット部/位相推定部135などの機能は、用いる信号フォーマットやシステム仕様に応じて、適宜削除することも可能である。
なお、本方法は、TDM−PON、及びTWDM−PONの両構成に対して有効である。
以下、本発明の第3の実施形態について説明する。
図3は、本発明の第3の実施形態に係る局側装置の機能構成を示すブロック図である。図3に示す局側装置1cは、デジタルコヒーレント受信技術を適用したPON用の局側装置である。
なお、偏波補償部133、波長オフセット部/位相推定部135などの機能は、用いる信号フォーマットやシステム仕様に応じて、適宜削除することも可能である。
なお、本方法は、TDM−PON、及びTWDM−PONの両構成に対して有効である。
以下、本発明の第4の実施形態について説明する。
図4は、本発明の第4の実施形態に係る局側装置の機能構成を示すブロック図である。図4に示す局側装置1dは、デジタルコヒーレント受信技術を適用したPON用の局側装置である。
なお、偏波補償部133、波長オフセット部/位相推定部135などの機能は、用いる信号フォーマットやシステム仕様に応じて、適宜削除することも可能である。
なお、本方法は、TDM−PON、及びTWDM−PONの両構成に対して有効である。
以下、本発明の第5の実施形態について説明する。
図5は、本発明の第5の実施形態に係る局側装置の通信プロセスを示す図である。
本通信プロセスでは、自動帯域割当(DBA:Dynamic Bandwidth Allocation)機能にてOLTがONUを登録する際に、新たに接続されたONUの収容距離情報をOLTにてユーザ情報として保持すること(すなわち、OLTが、接続される全てのONUの収容距離情報を保持すること)によって、適応等化部136が、上りバースト信号のフレームごとに分散補償パラメータ(第3の分散補償パラメータ)を変更する。すなわち、適応等化部136が、上りバースト信号のフレームごとに最適な分散補償パラメータを設定することにより、受信した上りバースト信号の全てのフレームに対して高精度の分散補償を施すことができる。
なお、本方法は、TDM−PON、及びTWDM−PONの両構成に対して有効である。
以下、本発明の第6の実施形態について説明する。
図6は、本発明の第6の実施形態に係る局側装置の通信プロセスを示す図である。
上述した第5の実施形態においては、適応等化部136が、上りバーストフレームごとに分散補償パラメータを変更し、フレームごとに高精度な分散補償を可能としている。しかしながら、PONで収容される各ONUの収容距離の差は大きくても数10km以内である。そこで、第6の実施形態における通信プロセスにおいては、受信する全ての上りバースト信号フレームに対して、OLTに接続される全てのONUの収容距離に基づいて導出された固定の分散補償パラメータを設定して分散補償を行う点が特徴である。
なお、本方法は、TDM−PON、及びTWDM−PONの両構成に対して有効である。
Claims (6)
- 複数の加入者装置が送信する時間的に間欠な光信号を受信するTDM−PON、又はTWDM−PONの局側装置であって、
前記光信号を受信しアナログ信号に変換する光コヒーレント受信部と、
前記アナログ信号をデジタル信号に変換するアナログデジタル変換部と、
前記デジタル信号をデジタル信号処理により等化する等化機能、及び前記デジタル信号における各種信号劣化成分を補償する補償機能を有し、それぞれの前記加入者装置が出力する前記光信号ごとに分散補償を行うデジタル信号処理部と、
それぞれの前記加入者装置における前記光信号の発光タイミングをスケジューリングするスケジューリング部と、
それぞれの前記加入者装置との収容距離を示す収容距離情報を保持するユーザ情報保持部と、
を備え、
前記デジタル信号処理部は、
固定の第1の分散補償パラメータの値を用いて前記デジタル信号における波長分散による波形歪みの分散補償を行う固定等化部と、
前記収容距離情報と前記発光タイミングとに基づいて第2の分散補償パラメータの値を設定し、前記第2の分散補償パラメータの値を用いて前記光信号ごとに分散補償を行う適応等化部と、
前記加入者装置の識別情報を判別するフレーム判別部と、
を備え、
初期通信プロセスにおいて、
前記適応等化部は、自己の局側装置とそれぞれの前記加入者装置との等化係数を導出し、
前記ユーザ情報保持部は、それぞれの前記加入者装置に割り当てる識別情報と前記等化係数と対応付けて保存し、
以降の通信プロセスにおいて、
前記フレーム判別部は、それぞれの前記加入者装置からの前記光信号の受信時に、それぞれの前記加入者装置の前記識別情報を判別し、
前記適応等化部は、判別された前記識別情報に対応付けられた等化係数に基づいて第2の分散補償パラメータの値を設定する
ことを特徴とする局側装置。 - 複数の加入者装置が送信する時間的に間欠な光信号を受信するTDM−PON、又はTWDM−PONの局側装置であって、
前記光信号を受信しアナログ信号に変換する光コヒーレント受信部と、
前記アナログ信号をデジタル信号に変換するアナログデジタル変換部と、
前記デジタル信号をデジタル信号処理により等化する等化機能、及び前記デジタル信号における各種信号劣化成分を補償する補償機能を有し、それぞれの前記加入者装置が出力する前記光信号ごとに分散補償を行うデジタル信号処理部と、
それぞれの前記加入者装置における前記光信号の発光タイミングをスケジューリングするスケジューリング部と、
それぞれの前記加入者装置との収容距離を示す収容距離情報を保持するユーザ情報保持部と、
を備え、
前記デジタル信号処理部は、
前記収容距離情報と前記発光タイミングとに基づいて第2の分散補償パラメータの値を設定し、前記第2の分散補償パラメータの値を用いて前記光信号ごとに分散補償を行う適応等化部と、
加入者装置の識別情報を判別するフレーム判別部と、
を備え、
初期通信プロセスにおいて、
前記適応等化部は、自己の局側装置とそれぞれの前記加入者装置との等化係数を導出し、
前記ユーザ情報保持部は、それぞれの前記加入者装置に割り当てる識別情報と前記等化係数と対応付けて保存し、
以降の通信プロセスにおいて、
前記フレーム判別部は、それぞれの前記加入者装置からの前記光信号の受信時に、それぞれの前記加入者装置の前記識別情報を判別し、
前記適応等化部は、判別された前記識別情報に対応付けられた等化係数に基づいて第2の分散補償パラメータの値を設定する
ことを特徴とする局側装置。 - 前記適応等化部は、接続された全ての前記加入者装置の情報に基づいて第3の分散補償パラメータの値を設定し、前記第3の分散補償パラメータの値を用いて全ての前記光信号に対して分散補償を行う
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の局側装置。 - 前記適応等化部は、前記加入者装置が新規に追加されるごとに前記第3の分散補償パラメータの値を再計算する
ことを特徴とする請求項3に記載の局側装置。 - 複数の加入者装置が送信する時間的に間欠な光信号を受信するTDM−PON、又はTWDM−PONの局側装置のコンピュータによる分散補償方法であって、
光コヒーレント受信部が、前記光信号を受信しアナログ信号に変換する光コヒーレント受信ステップと、
アナログデジタル変換部が、前記アナログ信号をデジタル信号に変換するアナログデジタル変換ステップと、
デジタル信号処理部が、前記デジタル信号をデジタル信号処理により等化する等化機能、及び前記デジタル信号における各種信号劣化成分を補償する補償機能を有し、それぞれの前記加入者装置が出力する前記光信号ごとに分散補償を行うデジタル信号処理ステップと、
スケジューリング部が、それぞれの前記加入者装置における前記光信号の発光タイミングをスケジューリングするスケジューリングステップと、
ユーザ情報保持部が、それぞれの前記加入者装置との収容距離を示す収容距離情報を保持するユーザ情報保持ステップと、
を有し、
前記デジタル信号処理ステップは、
固定等化部が、固定の第1の分散補償パラメータの値を用いて前記デジタル信号における波長分散による波形歪みの分散補償を行う固定等化ステップと、
適応等化部が、前記収容距離情報と前記発光タイミングとに基づいて第2の分散補償パラメータの値を設定し、前記第2の分散補償パラメータの値を用いて前記光信号ごとに分散補償を行う適応等化ステップと、
フレーム判別部が、前記加入者装置の識別情報を判別するフレーム判別ステップと、
を有し、
初期通信プロセスにおいて、
前記適応等化部が、自己の局側装置とそれぞれの前記加入者装置との等化係数を導出するステップと、
前記ユーザ情報保持部が、それぞれの前記加入者装置に割り当てる識別情報と前記等化係数と対応付けて保存するステップと、
を有し、
以降の通信プロセスにおいて、
前記フレーム判別部が、それぞれの前記加入者装置からの前記光信号の受信時に、それぞれの前記加入者装置の前記識別情報を判別するステップと、
前記適応等化部が、判別された前記識別情報に対応付けられた等化係数に基づいて第2の分散補償パラメータの値を設定するステップと、
を有する
ことを特徴とする分散補償方法。 - 複数の加入者装置が送信する時間的に間欠な光信号を受信するTDM−PON、又はTWDM−PONの局側装置のコンピュータによる分散補償方法であって、
光コヒーレント受信部が、前記光信号を受信しアナログ信号に変換する光コヒーレント受信ステップと、
アナログデジタル変換部が、前記アナログ信号をデジタル信号に変換するアナログデジタル変換ステップと、
デジタル信号処理部が、前記デジタル信号をデジタル信号処理により等化する等化機能、及び前記デジタル信号における各種信号劣化成分を補償する補償機能を有し、それぞれの前記加入者装置が出力する前記光信号ごとに分散補償を行うデジタル信号処理ステップと、
スケジューリング部が、それぞれの前記加入者装置における前記光信号の発光タイミングをスケジューリングするスケジューリングステップと、
ユーザ情報保持部が、それぞれの前記加入者装置との収容距離を示す収容距離情報を保持するユーザ情報保持ステップと、
を有し、
前記デジタル信号処理ステップは、
適応等化部が、前記収容距離情報と前記発光タイミングとに基づいて第2の分散補償パラメータの値を設定し、前記第2の分散補償パラメータの値を用いて前記光信号ごとに分散補償を行う適応等化ステップと、
フレーム判別部が、加入者装置の識別情報を判別するフレーム判別ステップと、
を有し、
初期通信プロセスにおいて、
前記適応等化部が、自己の局側装置とそれぞれの前記加入者装置との等化係数を導出するステップと、
前記ユーザ情報保持部が、それぞれの前記加入者装置に割り当てる識別情報と前記等化係数と対応付けて保存するステップと、
を有し、
以降の通信プロセスにおいて、
前記フレーム判別部が、それぞれの前記加入者装置からの前記光信号の受信時に、それぞれの前記加入者装置の前記識別情報を判別するステップと、
前記適応等化部が、判別された前記識別情報に対応付けられた等化係数に基づいて第2の分散補償パラメータの値を設定するステップと、
を有することを特徴とする分散補償方法。
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JP2017005828A JP6629769B2 (ja) | 2017-01-17 | 2017-01-17 | 局側装置及び分散補償方法 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017005828A JP6629769B2 (ja) | 2017-01-17 | 2017-01-17 | 局側装置及び分散補償方法 |
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JP2017005828A Active JP6629769B2 (ja) | 2017-01-17 | 2017-01-17 | 局側装置及び分散補償方法 |
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