JP6623317B1 - 個人(法人)のビッグデータを評価するシステム - Google Patents
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Abstract
Description
※基本的に個人と法人の差はあるが、ビッグデータとして管理形式の大きな差異はないので、下記の記述に個人だけを説明するが、法人も適用する。
例えば、Aは自分の証明書を持っている場合、自分の証明書を使って、情報Bの電子署名を生成する。この電子署名は検証可能な情報Cである。
※但し、自動判断できない場合、ユーザの許可の上で、ビッグデータを照会者に提供して、個別判断も可能になる。このとき、個人情報も提供されない。
※理解しやすくために、信用情報のビッグデータの評価を例にして、説明する。
例えば、照会者ID、照会者認証キー、評価ルール(2年間滞納なし=ランクA、2年間滞納ありが、既に解消され、最近1年間滞納なし=ランクBなど)
※個人情報アクセストークンとは、個人情報認証者が発行し、次の処理中個人情報認証者から個人情報を取得する可能な情報。
※個人情報とは、個人を特定する情報、例えば、氏名、生年月日、電話番号、運転免許証番号など。これを限らず、個人に関する情報も含まれる。例えば、配偶者有無、年収など。
※個人認証トークンとは、個人情報認証者が発行し、個人情報アクセストークンから生成した検証可能な情報である。個人情報アクセストークンの転送元は個人情報認証者であることを証明するため。個人認証トークンだけで個人認証後許可されたことを証明できる。
評価トークンとは、照会者が発行し、ステップ1.3で受信した個人認証トークンと評価ルールから生成した検証可能な情報。ステップ1.3の個人認証トークンに対して、照会者から指定された評価ルールを使って評価を要求していることを証明するため。
※ビッグデータ評価者の指定も評価リクエストに含むことも可能。
個人情報請求リクエストトークンとは、ビッグデータ評価者は発行し、個人情報アクセストークンから生成した検証可能な情報。ビッグデータ評価者は個人情報アクセストークンを利用し、個人情報を請求することを証明するため。
※ステップ1.2で個人情報認証者は個人情報をユーザへ返すことも可能。この時、個人情報はステップ1.5で送信され、ステップ1.6とステップ1.7は省略可能。
※評価結果トークンとは、ビッグデータ評価者が評価した結果、ステップ1.5から受信した個人情報アクセストークン(または個人認証トークン)、評価リクエストから生成した検証可能な情報。評価結果は、個人情報認証者提供した個人情報をベースにして、照会者の評価ルールを使って評価した結果であることを証明するため。
※評価リクエストトークンとは、照会者がステップ2.2の評価請求から生成した検証可能な情報。照会者は、認証できる特定者に対して評価を要求することを証明するため。
※個人評価トークンとは、個人情報認証者は、個人情報アクセストークン、ステップ2.3で受信した評価リクエストから生成した検証可能な情報。評価リクエストは本人の許可を貰ったことを証明するため。
※業務リクエストトークンとは、照会者はステップ3.2の業務要求から生成した検証可能な情報。照会者は、認証できる特定者に対して業務を要求することを証明するため。
※個人評価トークンとは、個人情報認証者は、個人情報アクセストークン、ステップ3.3で受信した業務リクエストから生成した検証可能な情報。業務リクエストは本人の許可を貰ったことを証明するため。
個人情報請求リクエストトークンとは、照会者は発行し、個人情報アクセストークンから生成した検証可能な情報。照会者は個人情報アクセストークンを利用し、個人情報を請求することを証明するため。
貸金業者は事前にビッグデータ評価者に評価ルールを登録する。
ユーザは自分の携帯端末にインストールされた銀行(個人情報認証者)のアプリを起動し、ログインする。(図1のステップ1.1)
アプリはログイン後個人情報アクセストークン、個人認証トークンを受けて、メニューを表示する。(図1のステップ1.2)
ユーザはメニューから第三者の貸金業者A(照会者)のリンクをクリックし、貸金業者のサイトへ遷移する。(図1のステップ1.3)。
貸金業者のサイトは、上記のクリエストを検証し、評価リクエストをアプリに返す(図1のステップ1.4)。
アプリは、評価リクエストを検証し、ビッグデータ評価者のサーバにアクセスする。(図1のステップ1.5)
ビッグデータ評価者のサーバは、銀行のサーバへアクセスし、個人情報を請求する。(図1のステップ1.6)
銀行のサーバは、個人情報をビッグデータ評価者へ返す。(図1のステップ1.7)
ビッグデータ評価者は信用情報保管機関(ビッグデータ提供者)に個人情報を送信し、信用情報を照会する。(図1のステップ1.8)
信用情報保管機関は、信用情報をビッグデータ評価者に回答する。(図1のステップ1.9)
ビッグデータ評価者は、貸金業者の評価ルールを利用して、信用情報を評価し、算出した評価結果と評価結果トークンをアプリに返す。(図1のステップ1.10)
アプリは、評価結果と評価結果トークンを貸金業者のサイトへ送信する(図1のステップ1.10)。(図1のステップ1.11)
貸金業者は評価結果トークンを検証し、評価結果により、次の契約フローの遷移をアプリへ返す。(図1のステップ1.12)
ユーザは貸金業者A(照会者)のリンクをクリックし、貸金業者のサイトへアクセスする。(図2のステップ2.1)。
貸金業者のサイトは、上記のクリエストを検証し、評価リクエストを返す(図2のステップ2.2)。
ユーザは上記の評価リクエストに対して処理可能な自分の携帯端末にインストールされた銀行(個人情報認証者)のアプリを起動し、ログインする。(図2のステップ2.3)
アプリはログイン後個人情報アクセストークン、個人評価トークンを受ける。(図2のステップ2.4)
アプリは、個人評価トークンを検証し、ビッグデータ評価者のサーバにアクセスする。(図2のステップ2.5)
ビッグデータ評価者のサーバは、銀行のサーバへアクセスし、個人情報を請求する。(図2のステップ2.6)
銀行のサーバは、個人情報をビッグデータ評価者へ返す。(図2のステップ2.7)
ビッグデータ評価者は信用情報保管機関(ビッグデータ提供者)に個人情報を送信し、信用情報を照会する。(図2のステップ2.8)
信用情報保管機関は、信用情報をビッグデータ評価者に回答する。(図2のステップ2.9)
ビッグデータ評価者は、貸金業者の評価ルールを利用して、信用情報を評価し、算出した評価結果と評価結果トークンをアプリに返す。(図2のステップ2.10)
アプリは、評価結果と評価結果トークンを貸金業者のサイトへ送信する。(図2のステップ2.11)
貸金業者は評価結果トークンを検証し、評価結果により、次の契約フローの遷移をアプリへ返す。(図2のステップ2.12)
ユーザは貸金業者A(照会者)のリンクをクリックし、貸金業者のサイトへアクセスする。(図3のステップ3.1)。
貸金業者のサイトは、上記のクリエストを検証し、業務リクエストを返す。(図3のステップ3.2)。
ユーザは上記の業務リクエストに対して処理可能な自分の携帯端末にインストールされた銀行(個人情報認証者)のアプリを起動し、ログインする。(図3のステップ3.3)
アプリはログイン後個人情報アクセストークン、個人業務トークンを受ける。(図3のステップ3.4)
アプリは、個人評価トークンを検証し、貸金業者に送信する。(図3のステップ3.5)
貸金業者は、銀行のサーバへアクセスし、個人情報を請求する。(図3のステップ3.6)
銀行のサーバは、個人情報を貸金業者へ返す。(図3のステップ3.7)
貸金業者は個人情報を受けて、次の契約フローの遷移をアプリへ返す。(図3のステップ3.8)
Claims (3)
- 少なくとも個人もしくは法人を含むユーザとユーザに関するビッグデータを評価しようとする照会者以外のユーザの個人情報を管理し、認証できる個人情報認証者サーバと、照会者サーバの評価ルールを登録し、ビッグデータを評価できるビッグデータ評価者サーバを設置して、ユーザ端末よりユーザ自身のビッグデータの評価を依頼するとき、前記ユーザ端末は個人情報認証者サーバで認証してもらった個人情報アクセストークンと、照会者サーバで評価請求してもらった評価リクエストとをセットにした検証可能な情報をビッグデータ評価者サーバに送信し、前記ビッグデータ評価者サーバは、個人情報アクセストークンをベースにして、個人情報認証者サーバから個人情報を取得し、この個人情報を利用して、ビッグデータ提供者サーバへ照会し、前記ビッグデータ提供者サーバはビッグデータをビッグデータ評価者サーバへ回答送信し、前記ビッグデータ評価者サーバは照会者の評価ルールを利用して、前記ビッグデータ提供者サーバの回答情報の評価結果を算出して、前記照会者サーバへ通知するビッグデータ評価システム。
- 請求項1において、
前記ユーザ端末は前記個人情報認証者サーバに先に認証して、前記個人情報認証者サーバから個人認証トークンをもらって、前記個人認証トークンを前記照会者サーバへ送信し、前記照会者サーバは前記個人認証トークンと前記評価リクエストから算出した検証可能な評価トークンを前記ユーザ端末へ返送し、前記ユーザ端末は前記個人認証トークンと評価トークンとをセットにした検証可能な情報を、前記ビッグデータ評価者サーバへ送信するビッグデータ評価システム。 - 請求項1において、
前記ユーザ端末は前記照会者サーバに評価請求して、前記照会者サーバから前記評価リクエストを受けて、前記評価リクエストを前記個人情報認証者サーバへ送信して、前記個人情報認証者サーバは個人情報アクセストークンと、この個人情報アクセストークンと前記評価リクエストから算出した個人評価トークンを返送し、前記ユーザ端末は前記個人評価トークン、前記評価リクエストおよび前記個人情報アクセストークンをセットにした検証可能な情報を、前記ビッグデータ評価者サーバへ送信するビッグデータ評価システム。
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