JP6618621B2 - 非サービングキャリア周波数上でのd2d動作の適応化 - Google Patents

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Description

[関連出願]
本出願は、2015年11月2日に提出された仮特許出願第62/249,767号の利益を主張し、その開示は、全体として参照によりここに取り入れられる。
[技術分野]
開示される主題は、概して、電気通信に関連し、より具体的には、非サービングキャリア周波数上でのデバイスツーデバイス(D2D)動作のための技法及び技術に関連する。
<ユーザ機器(UE)測定>
ここでユーザ機器デバイス又はより広くワイヤレスデバイスとしても言及されるUEにより実行される無線測定は、典型的には、何らかの既知のリファレンスシンボル又はパイロットシーケンスを対象として、サービングセル及び隣接セル上で実行される。それら測定は、どのUEがその無線アクセス技術(RAT)をサポートするのかに依存して、イントラ周波数キャリア及びインター周波数キャリア上のセル、並びに、インターRATキャリア上のセルについて実行される。測定ギャップを要するUEについてインター周波数測定及びインターRAT測定を可能にするために、ネットワークは、測定ギャップを構成しなければならない。
多様な目的で測定を行うことができる、いくつかの例示的な測定目的は、次の通りである:モビリティ、測位、自己組織化ネットワーク(SON)、ドライブテスト最小化(MDT)、運用及び保守(O&M)、ネットワークプランニング及び最適化など。3GPP(Third Generation Partnership Project)LTE(Long Term Evolution)における測定の例は、セル識別(即ち、物理セルアイデンティティ(PCI)取得)、リファレンスシンボル受信電力(RSRP)、リファレンスシンボル受信品質(RSRQ)、セルグローバルアイデンティティ(ID)(CGI)取得、リファレンス信号時間差(RSTD)、UE受信−送信(RX−TX)時間差測定、同期外(out of sync)検出及び同期内(in-sync)検出を含む無線リンクモニタリング(RLM)などである。UEにより実行されるチャネル状態情報(CSI)測定は、ネットワークによりスケジューリング、リンク適応などのために使用される。CSI測定又はCSIレポートの例は、チャネル品質インジケータ(CQI)、プリコーディング行列インジケータ(PMI)、ランクインジケータ(RI)などである。CSI測定は、共通リファレンス信号(CRS)、CSIリファレンス信号(CSI−RS)又は復調リファレンス信号(DMRS)などのリファレンス信号に関して実行され得る。測定は、全ての無線リソース制御(RRC)状態において、即ちRRCアイドル状態及びRRC接続済み状態において行われる。
3GPP LTEのダウンリンク無線フレーム構造内で、ダウンリンクサブフレーム#0及びダウンリンクサブフレーム#5は、同期信号、即ちプライマリ同期信号(PSS)及びセカンダリ同期信号(SSS)の双方を搬送する。例えば新たな隣接セルなど未知のセルを識別するために、UEは、そのセルのタイミングと、最終的にはそのセルのPCIとを取得しなければならない。これは、セルサーチ又はセル識別と呼ばれる。続いて、UEは、新たに識別されたセルのRSRP及び/又はRSRQをも測定して、それを自身で使用し及び/又はネットワークノードへレポートする。合計で504個のPCIが存在する。セルサーチもまた一種の測定である。
<無線ネットワークノード測定>
モビリティ(例えば、セル選択、ハンドオーバなど)、UEの測位、リンク適応、スケジューリング、負荷分散、流入制御、干渉管理、干渉軽減などといった様々な機能をサポートするために、無線ネットワークノードは、当該無線ネットワークノードにより送信され及び/又は受信される信号に関する無線測定をも実行する。そうした測定の例は、信号対雑音比(SNR)、信号対干渉及び雑音比(SINR)、受信干渉電力(RIP)、ブロックエラーレート(BLER)、UEと自身との間の伝播遅延、送信キャリア電力、特定の信号の送信電力(例えば、リファレンス信号の送信電力)、タイミングアドバンス(TA)のような測位測定、拡張又は進化型ノードB(eNB)RX−TX時間差などである。
<セルサーチ>
ダウンリンクサブフレーム#0及びダウンリンクサブフレーム#5は、同期信号、即ちPSS及びSSSの双方を搬送する。例えば新たな隣接セルといった未知のセルを識別するために、UEは、そのセルのタイミングと、最終的にはそのセルのPCIとを取得しなければならない。続いて、UEは、新たに識別されたセルのRSRP及び/又はRSRQをも測定して、それを自身で使用し及び/又は測定結果をネットワークノードへレポートする。合計で504個のPCIが存在する。
従って、UEは、ダウンリンクサブフレーム#0内の及び/又はダウンリンクサブフレーム#5内の受信されるPSS/SSSと予め定義されるPSS/SSSシーケンスのうちの1つ以上との相関演算を行うことにより、セルをサーチし又は識別する(即ち、セルのPCIを取得する)。PCI取得のためのダウンリンクサブフレーム#0及び/又はダウンリンクサブフレーム#5の使用は、実装に依存する。UEは、定期的に、UEの少なくともサービングキャリア周波数上の隣接セルの識別を試行する。しかし、UEは、ネットワークノードによりそうするように構成された場合には、非サービングキャリア上のセルをもサーチし得る。UEの電力消費を節約するために、典型的には、UEは、ダウンリンクサブフレーム#0及び#5のうちの1つにおいてサーチを行う。そのバッテリ電力をさらに節約するために、UEは、不連続受信(DRX)又はショートDRXサイクル(例えば、最大40ms)の最中には、40ミリ秒(ms)ごとに1回セルをサーチする。より長いDRXサイクルを使用している場合、UEは、典型的には、DRXサイクルごとに1回セルをサーチする。各サーチ試行の期間中に、UEは、典型的には、受信信号の5〜6msのスナップショットを記憶し、記憶した受信信号と既知のPSS/SSSシーケンスとの相関演算を行うことにより、記憶した受信信号をポストプロセスで処理する。非DRXにおいては、UEは、800ms以内にRSRP/RSRQ測定を含めてイントラ周波数セルを識別することができる(即ち、セル識別(PCI取得)及びRSRP/RSRQ測定についてそれぞれ15及び5サンプルを含む、計20回の試行)。
<LTEにおけるデバイスツーデバイス(D2D)動作及びD2D通信>
D2D通信は、何らかのワイヤレスアクセスポイント又は基地局を通じて通信するよりもむしろ、ピアツーピアの(直接的な)形で近傍のデバイスが互いに通信することを可能にする。実践的には、3GPP LTEシステム内のD2D UEは、セルラーアップリンクスペクトルを利用し、即ち、スペクトルのアップリンク部分においてD2D信号又はチャネルを送信する。
旧来のアプローチによれば、UEによりD2D動作は、半二重(half-duplex)モードでなされ、即ち、UEは、D2D信号/チャネルを送信するか又はD2D信号/チャネルを受信するかのいずれかを行うことができる。他のD2D UEへ何らかの信号を中継し得るD2DリレーUEも存在し得る。D2Dのための制御情報もまた存在し、そのうちのいくつかはD2D UEにより送信され、残り(例えば、セルラーダウンリンク制御チャネルを介して送信されるD2D通信向けのD2Dリソースグラント)は基地局又はeNBにより送信される。D2D送信は、ネットワークにより構成され又はD2D UEにより自律的に選択されるリソース上で行われ得る。
特にLTEにおいて、D2D通信は、D2D受信機として言及されるD2Dデータの受信機を支援するために、D2D送信機がD2Dデータとスケジューリング割り当て(SA)を伴うD2D通信制御情報とを送信することを示唆する。D2Dデータ送信は、構成されるパターンに従ってなされ、原理上は、むしろ頻繁に送信され得る。スケジューリング割り当ては、周期的に送信される。ネットワークカバレッジ内にいるD2D送信機は、D2D通信の送信信号のためのリソースをeNBへリクエストし、それに応じて、SA及びD2DデータについてのD2Dリソースグラントを受信し得る。さらに、eNBは、D2D通信用のD2Dリソースプールをブロードキャストしてもよい。
D2Dディスカバリメッセージは、低頻度の周期的なサブフレーム内で送信される。eNBは、受信及び送信の双方について、D2Dディスカバリ用のD2Dリソースプールをブロードキャストしてもよい。
LTEにおいて、D2D通信は、モード1及びモード2という、D2D動作の2つの異なるモードをサポートする。モード1では、ブロードキャスト元のUEによるスケジューリング割り当ての送信のためのリソースの位置は、eNBに由来する。ブロードキャスト元のUEによるD2Dデータの送信のためのリソースの位置は、eNBに由来する。モード2では、スケジューリング割り当てのためのリソースプールは、予め構成され及び/又は準静的に割り当てられる。UEは、スケジューリング割り当てのためのリソースを、スケジューリング割り当てのためのリソースプールから自ら選択して、自身のスケジューリング割り当てを送信する。
UEがD2DからWAN(Wireless Access Network)又はWANからD2Dの間で受信を切り換える場合、1サブフレームのプライマリセル(PCell)の中断が生じる。ここでは、WANはセルラーネットワークをいう。これは、動作がWANからD2Dの受信へ及びD2DからWANの受信へ切り替えられる都度、UE受信機チェーンを再チューニングする必要があるためである。これは、D2DディスカバリUE及びD2D通信対応型の双方のUEにあてはまる。重要なのは、あるサブフレーム、即ちPCellのサブフレーム#0及び/又は#5において切り替えが行われるリスクを回避し又は最小化するような手法で、セルラーアップリンクとD2D動作との間でアップリンクリソースを区別することである。これらサブフレームは、セルサーチを実行し及びセル測定を遂行するために必要なPSS/SSSといった不可欠な情報を含み、システム情報(SI)を読み取る手続のために必要なMIB(Master Information Block)/SIB1(System Information Block type 1)情報をも含む。切り替えに起因して生じる中断に加えて、RRC再構成手続に起因する1サブフレームの追加的な中断が存在するかもしれない。切り替えの中断は単一の受信側UE(例えば、D2Dディスカバリ対応型UE)について生じる一方で、RRC再構成の中断は、全てのタイプのD2D UE(例えば、D2Dディスカバリ対応型及びD2D通信対応型)について生じる。
D2D動作は、D2D通信対応型UE及び/又はD2Dディスカバリ対応型UEによる任意のタイプのD2D信号(例えば、物理信号、物理チャネルなど)の送信及び/又は受信を含み得る一般的な用語である。従って、D2D動作を、ここではD2D送信、D2D受信、D2D通信などともいう。
ここでは、D2D UEを互換可能に近接性サービス(ProSe)対応型UEともいう。同様に、ここでは、D2D動作を互換可能にProSe動作ともいう。また、D2Dディスカバリ対応型UEをProSeダイレクトディスカバリ可能なUE、D2Dダイレクト通信UEをProSeダイレクト通信可能なUEともいう。また、D2D動作は、ここで互換可能にProSe動作として言及されてもよい。UE間のProSeダイレクト通信及びProSeダイレクトディスカバリのために使用されるリンク及び/又はキャリアを、ここではサイドリンクという。UEにより実行されるProSe動作は、広くProSe受信(即ち、ProSe信号を受信すること)及び/又はProSe送信(即ち、ProSe信号を送信すること)からなり得る。V2X(Vehicle to X)動作は、D2D動作の他の派生である。V2Xは、車両と、他の車両、基盤及び歩行者のうちの任意の1つ以上との間の通信を可能にする。従って、Xは“車両の”を意味してもよく(即ち、V2V)、あるいはXは“歩行者”を意味してもよく(即ち、V2P)、あるいはXは“基盤”を意味してもよい(即ち、V2I)、などである。実施形態は、ProSe及びV2Xなどを含むいかなるタイプのD2D動作にも適用可能である。
ワイヤレスデバイスがデバイスツーデバイス(D2D)動作を行うことを意図され又は予期される非サービングキャリアに上記ワイヤレスデバイスにより適用されるべき測定ギャップの構成に関連するシステム及び方法がここに開示される。いくつかの実施形態において、セルラー通信ネットワークにおけるネットワークノードの動作の方法は、第1の周波数上で動作するサービングセルと共に構成されるワイヤレスデバイス(例えば、そのワイヤレスデバイスは、D2D動作のために使用するものと意図され又は予期される)が非サービング周波数である第2の周波数上で動作する非サービングセルへ同期しているかを判定すること、を含む。上記方法は、さらに、上記ワイヤレスデバイスが上記第2の周波数上で動作する上記非サービングセルへ同期しているかに基づいて、上記ワイヤレスデバイスを第1の測定ギャップ構成を適用するように構成すべきか又は第2の測定ギャップ構成を適用するように構成すべきかを判定すること、を含み、上記第1の測定ギャップ構成及び上記第2の測定ギャップ構成は、異なる測定ギャップ構成である。上記方法は、さらに、上記ネットワークノードにより判定される通りに、上記ワイヤレスデバイスを上記第1の測定ギャップ構成又は上記第2の測定ギャップ構成を適用するように構成する情報を上記ワイヤレスデバイスへ送信すること、を含む。このやり方で、例えば上記ワイヤレスデバイスが上記第2のキャリア上の上記非サービングセルへ同期していないと判定される場合に、上記ワイヤレスデバイスを、より長い又は拡張された測定ギャップと共に構成して、構成した当該測定ギャップの残余でD2D動作を実行する前に上記第2のキャリア上の上記非サービングセルへ同期するための追加的な時間を上記ワイヤレスデバイスへ提供することができる。
いくつかの実施形態において、上記方法は、上記ワイヤレスデバイスが第1の測定ギャップ構成と共に構成されるか又は第2の測定ギャップ構成と共に構成されるかに基づいて、上記ワイヤレスデバイスへの信号のスケジューリングを適応させること、をさらに含む。
いくつかの実施形態において、上記ワイヤレスデバイスを上記第1の測定ギャップ構成を適用するように構成すべきか又は上記第2の測定ギャップ構成を適用するように構成すべきかを判定することは、上記ワイヤレスデバイスが上記第2の周波数上で動作する上記非サービングセルへ同期しているとの判定に応じて、上記ワイヤレスデバイスを上記第1の測定ギャップ構成を適用するように構成すべきであると判定することと、上記ワイヤレスデバイスが上記第2の周波数上で動作する上記非サービングセルへ同期していないとの判定に応じて、上記ワイヤレスデバイスを上記第2の測定ギャップ構成を適用するように構成すべきであると判定することと、を含む。
いくつかの実施形態において、上記方法は、さらに、上記ワイヤレスデバイスが上記第2の周波数上で動作する上記非サービングセルからシステム情報を取得する必要があるかを判定すること、を含む。さらに、上記ワイヤレスデバイスを上記第1の測定ギャップ構成を適用するように構成すべきか又は上記第2の測定ギャップ構成を適用するように構成すべきかを判定することは、上記ワイヤレスデバイスが上記第2の周波数上で動作する上記非サービングセルへ同期しており、且つ、上記第2の周波数上で動作する上記非サービングセルからシステム情報を取得する必要が無いとの判定に応じて、上記ワイヤレスデバイスを上記第1の測定ギャップ構成を適用するように構成すべきであると判定することと、上記ワイヤレスデバイスが上記第2の周波数上で動作する上記非サービングセルへ同期しておらず、且つ/又は、上記第2の周波数上で動作する上記非サービングセルからシステム情報を取得する必要がある、との判定に応じて、上記ワイヤレスデバイスを上記第2の測定ギャップ構成を適用するように構成すべきであると判定することと、を含む。
いくつかの実施形態において、上記第1の測定ギャップ構成は、第1の測定ギャップ時間長を含み、上記第2の測定ギャップ構成は、第2の測定ギャップ時間長を含み、上記第2の測定ギャップ時間長は、上記第1の測定ギャップ時間長よりも大きい。さらに、いくつかの実施形態において、上記第2の測定ギャップ時間長は、上記第1の測定ギャップ時間長に加えて可変的な拡張分を含む。他の実施形態において、上記第2の測定ギャップ時間長は、上記第1の測定ギャップ時間長に加えて拡張分を含み、当該拡張分は、上記ワイヤレスデバイスが上記非サービングセルからシステム情報を取得することが必要か、上記ワイヤレスデバイスが上記非サービングセルから取得することが必要なシステム情報ブロックの数、上記ワイヤレスデバイスが上記非サービングセルからページングを取得することが必要か、及び、上記非サービングセルが上記ワイヤレスデバイスにより過去に知得済みであるか、からなる群のうちの少なくとも1つの関数である。いくつかの他の実施形態において、上記第2の測定ギャップ時間長は、上記第1の測定ギャップ時間長に加えて予め定義される変数である拡張分を含む。
いくつかの実施形態において、上記方法は、さらに、上記ワイヤレスデバイスが上記第2の周波数上で動作する上記非サービングセルからシステム情報を取得する必要があるかを判定すること、を含む。さらに、上記ワイヤレスデバイスを上記第1の測定ギャップ構成を適用するように構成すべきか又は上記第2の測定ギャップ構成を適用するように構成すべきかを判定することは、上記ワイヤレスデバイスが上記第2の周波数上で動作する上記非サービングセルへ同期しているか、及び、上記ワイヤレスデバイスが上記第2の周波数上で動作する上記非サービングセルからシステム情報を取得する必要があるか、に基づいて、上記ワイヤレスデバイスを上記第1の測定ギャップ構成を適用するように構成すべきか又は上記第2の測定ギャップ構成を適用するように構成すべきかを判定すること、を含む。
いくつかの実施形態において、上記ワイヤレスデバイスを上記第1の測定ギャップ構成を適用するように構成すべきか又は上記第2の測定ギャップ構成を適用するように構成すべきかを判定することは、上記ワイヤレスデバイスが上記第2の周波数上で動作する上記非サービングセルへ同期している確度が閾値よりも小さい場合に、周期的に上記第2の測定ギャップ構成を適用し、そうではない場合に、上記第1の測定ギャップ構成を適用する、ように上記ワイヤレスデバイスを構成すべきであると判定すること、を含む。
いくつかの実施形態において、上記ワイヤレスデバイスが上記第2の周波数上で動作する上記非サービングセルへ同期しているかを判定することは、上記非サービングセル上での上記ワイヤレスデバイスのタイミング精度、上記非サービングセルに対する上記ワイヤレスデバイスの速度、上記非サービングセルに対する上記ワイヤレスデバイスの位置、上記ワイヤレスデバイスのアクティビティに関する履歴データ、上記ワイヤレスデバイスがアイドル状態で動作しているか又は接続済み状態で動作しているか、上記ワイヤレスデバイスの無線リソース制御状態、上記ワイヤレスデバイスが不連続受信(DRX)動作モードで動作しているか、上記ワイヤレスデバイスが最後にある測定ギャップ構成と共に構成されてから経過した時間量、上記ワイヤレスデバイスが最後に上記第2の測定ギャップ構成と共に構成されてから経過した時間量、上記セルラー通信ネットワーク内の1つ以上の他のノードから受信される情報、及び、上記非サービングセルを基準とした上記ワイヤレスデバイスの同期ステータスの、上記ワイヤレスデバイスから受信される暗黙的な又は明示的な標識、のうちの少なくとも1つに基づいて、上記ワイヤレスデバイスが上記第2の周波数上で動作する上記非サービングセルへ同期しているかを判定すること、を含む。
セルラー通信ネットワークのためのネットワークノードの実施形態もまた開示される。いくつかの実施形態において、セルラー通信ネットワークのためのネットワークノードは、第1の周波数上で動作するサービングセルと共に構成されるワイヤレスデバイスが非サービング周波数である第2の周波数上で動作する非サービングセルへ同期しているかを判定する、ように適合され、例えば、そのワイヤレスデバイスは、D2D動作のために使用するものと意図され又は予期される。上記ネットワークノードは、さらに、上記ワイヤレスデバイスが上記第2の周波数上で動作する上記非サービングセルへ同期しているかに基づいて、上記ワイヤレスデバイスを第1の測定ギャップ構成を適用するように構成すべきか又は第2の測定ギャップ構成を適用するように構成すべきかを判定する、ように適合され、上記第1の測定ギャップ構成及び上記第2の測定ギャップ構成は、異なる測定ギャップ構成である。上記ネットワークノードは、さらに、上記ネットワークノードにより判定される通りに、上記ワイヤレスデバイスを上記第1の測定ギャップ構成又は上記第2の測定ギャップ構成を適用するように構成する情報を上記ワイヤレスデバイスへ送信する、ように適合される。いくつかの実施形態において、上記ネットワークノードは、ここで開示されるネットワークノードの動作の上記方法の実施形態のうちのいずれか1つに従って動作する、ようにさらに適合される。
いくつかの実施形態において、セルラー通信ネットワークのためのネットワークノードは、プロセッサと、上記プロセッサにより実行可能な命令を含むメモリと、を備え、それにより、上記ネットワークノードは、次のように動作する。上記ネットワークノードは、第1の周波数上で動作するサービングセルと共に構成されるワイヤレスデバイスが非サービング周波数である第2の周波数上で動作する非サービングセルへ同期しているかを判定し、例えば、そのワイヤレスデバイスは、D2D動作のために使用するものと意図され又は予期される。上記ネットワークノードは、上記ワイヤレスデバイスが上記第2の周波数上で動作する上記非サービングセルへ同期しているかに基づいて、上記ワイヤレスデバイスを第1の測定ギャップ構成を適用するように構成すべきか又は第2の測定ギャップ構成を適用するように構成すべきかを判定し、上記第1の測定ギャップ構成及び上記第2の測定ギャップ構成は、異なる測定ギャップ構成である。上記ネットワークノードは、上記ネットワークノードにより判定される通りに、上記ワイヤレスデバイスを上記第1の測定ギャップ構成又は上記第2の測定ギャップ構成を適用するように構成する情報を上記ワイヤレスデバイスへ送信する、ようにさらに動作する。
いくつかの実施形態において、セルラー通信ネットワークのためのネットワークノードは、第1判定モジュール、第2判定モジュール及び送信モジュールを備える。上記第1判定モジュールは、第1の周波数上で動作するサービングセルと共に構成されるワイヤレスデバイスが非サービング周波数である第2の周波数上で動作する非サービングセルへ同期しているかを判定する、ように動作可能であり、例えば、そのワイヤレスデバイスは、D2D動作のために使用するものと意図され又は予期される。上記第2判定モジュールは、上記ワイヤレスデバイスが上記第2の周波数上で動作する上記非サービングセルへ同期しているかに基づいて、上記ワイヤレスデバイスを第1の測定ギャップ構成を適用するように構成すべきか又は第2の測定ギャップ構成を適用するように構成すべきかを判定する、ように動作可能であり、上記第1の測定ギャップ構成及び上記第2の測定ギャップ構成は、異なる測定ギャップ構成である。上記送信モジュールは、上記ネットワークノードにより判定される通りに、上記ワイヤレスデバイスを上記第1の測定ギャップ構成又は上記第2の測定ギャップ構成を適用するように構成する情報を上記ワイヤレスデバイスへ送信する、ように動作可能である。
セルラー通信ネットワークにおけるワイヤレスデバイスの動作の方法の実施形態もまた開示される。いくつかの実施形態において、セルラー通信ネットワークにおけるワイヤレスデバイスの動作の方法は、第1の周波数上で動作するサービングセルと共に構成される上記ワイヤレスデバイスが非サービング周波数である第2の周波数上で動作する非サービングセルへ同期しているかを判定するための第1の情報を取得すること、を含み、例えば、そのワイヤレスデバイスは、D2D動作のために使用するものと意図され又は予期される。上記方法は、さらに、上記ワイヤレスデバイスが上記第2の周波数上で動作する上記非サービングセルへ同期しているかを、上記第1の情報に基づいて判定することと、上記ワイヤレスデバイスが上記第2の周波数上で動作する上記非サービングセルへ同期していないという判定に応じて、リクエストをネットワークノードへ送信することと、を含む。上記リクエストは、上記ワイヤレスデバイスが上記第2の周波数上で動作する上記非サービングセルへ同期していないという標識、上記ワイヤレスデバイスがD2D動作を行う前に上記非サービングセルへ同期する目的で拡張測定ギャップを必要とするという標識、及び、D2D動作を実行する目的で上記非サービングセルへ同期するために上記ワイヤレスデバイスによりリクエストされる拡張されたギャップの時間長、のうちの少なくとも1つを含む。
いくつかの実施形態において、上記方法は、上記リクエストへの応答として、上記ワイヤレスデバイスについての測定ギャップ構成を含む第2の情報を、上記ネットワークノードから受信すること、をさらに含む。上記測定ギャップ構成は、上記ワイヤレスデバイスが上記非サービングセルへ同期するための測定ギャップ拡張分を含む時間長に加えて上記ワイヤレスデバイスがD2D動作を実行可能な測定ギャップ時間長を有する測定ギャップである拡張測定ギャップについての構成を含む。上記方法は、上記第2の情報に従って上記ワイヤレスデバイスにより適用される測定ギャップ構成を構成することと、構成される上記測定ギャップ時間長を有する測定ギャップの期間中に、上記第2の周波数上で動作する上記非サービングセルへ同期し及び上記第2の周波数上で動作する上記非サービングセル上でD2D動作を実行することと、をさらに含む。
いくつかの実施形態において、上記方法は、上記ワイヤレスデバイスの測定ギャップ構成を適応化すること、をさらに含む。
いくつかの実施形態において、上記ワイヤレスデバイスが上記第2の周波数上で動作する上記非サービングセルへ同期しているかを判定することは、上記非サービングセル上での上記ワイヤレスデバイスのタイミング精度、上記非サービングセルに対する上記ワイヤレスデバイスの速度、上記非サービングセルに対する上記ワイヤレスデバイスの位置、上記ワイヤレスデバイスのアクティビティに関する履歴データ、上記ワイヤレスデバイスがアイドル状態で動作しているか又は接続済み状態で動作しているか、上記ワイヤレスデバイスの無線リソース制御状態、上記ワイヤレスデバイスがDRX動作モードで動作しているか、上記ワイヤレスデバイスが最後にある測定ギャップ構成と共に構成されてから経過した時間量、上記ワイヤレスデバイスが最後に拡張測定ギャップと共に構成されてから経過した時間量、及び、上記セルラー通信ネットワーク内の1つ以上の他のノードから受信される情報、のうちの少なくとも1つに基づいて、上記ワイヤレスデバイスが上記第2の周波数上で動作する上記非サービングセルへ同期しているかを判定すること、を含む。
セルラー通信ネットワークのためのワイヤレスデバイスの実施形態もまた開示される。いくつかの実施形態において、セルラー通信ネットワークのためのワイヤレスデバイスは、第1の周波数上で動作するサービングセルと共に構成される上記ワイヤレスデバイスが非サービング周波数である第2の周波数上で動作する非サービングセルへ同期しているかを判定するための第1の情報を取得する、ように適合され、例えば、そのワイヤレスデバイスは、D2D動作のために使用するものと意図され又は予期される。上記ワイヤレスデバイスは、さらに、上記ワイヤレスデバイスが上記第2の周波数上で動作する上記非サービングセルへ同期しているかを、上記第1の情報に基づいて判定し、上記ワイヤレスデバイスが上記第2の周波数上で動作する上記非サービングセルへ同期していないという判定に応じて、リクエストをネットワークノードへ送信する、ように適合される。上記リクエストは、上記ワイヤレスデバイスが上記第2の周波数上で動作する上記非サービングセルへ同期していないという標識、上記ワイヤレスデバイスがD2D動作を行う前に上記非サービングセルへ同期する目的で拡張測定ギャップを必要とするという標識、及び、D2D動作を実行する目的で上記非サービングセルへ同期するために上記ワイヤレスデバイスによりリクエストされる拡張されたギャップの時間長、のうちの少なくとも1つを含む。いくつかの実施形態において、上記ワイヤレスデバイスは、ここで開示されるワイヤレスデバイスの動作の上記方法のいずれか1つに従って動作する、ようにさらに適合される。
いくつかの実施形態において、セルラー通信ネットワークのためのワイヤレスデバイスは、送受信機と、プロセッサと、上記プロセッサにより実行可能な命令を含むメモリと、を備え、それにより、上記ワイヤレスデバイスは、次のように動作する、ように動作可能である。上記ワイヤレスデバイスは、第1の周波数上で動作するサービングセルと共に構成される上記ワイヤレスデバイスが非サービング周波数である第2の周波数上で動作する非サービングセルへ同期しているかを判定するための第1の情報を取得し、例えば、そのワイヤレスデバイスは、D2D動作のために使用するものと意図され又は予期される。上記ワイヤレスデバイスは、さらに、上記ワイヤレスデバイスが上記第2の周波数上で動作する上記非サービングセルへ同期しているかを、上記第1の情報に基づいて判定し、上記ワイヤレスデバイスが上記第2の周波数上で動作する上記非サービングセルへ同期していないという判定に応じて、リクエストをネットワークノードへ送信する、ように動作する。上記リクエストは、上記ワイヤレスデバイスが上記第2の周波数上で動作する上記非サービングセルへ同期していないという標識、上記ワイヤレスデバイスがD2D動作を行う前に上記非サービングセルへ同期する目的で拡張測定ギャップを必要とするという標識、及び、D2D動作を実行する目的で上記非サービングセルへ同期するために上記ワイヤレスデバイスによりリクエストされる拡張されたギャップの時間長、のうちの少なくとも1つを含む。
いくつかの実施形態において、セルラー通信ネットワークのためのワイヤレスデバイスは、取得モジュール、判定モジュール及び送信モジュールを備える。上記取得モジュールは、第1の周波数上で動作するサービングセルと共に構成される上記ワイヤレスデバイスが非サービング周波数である第2の周波数上で動作する非サービングセルへ同期しているかを判定するための第1の情報を取得する、ように動作可能であり、例えば、そのワイヤレスデバイスは、D2D動作のために使用するものと意図され又は予期される。上記判定モジュールは、上記ワイヤレスデバイスが上記第2の周波数上で動作する上記非サービングセルへ同期しているかを、上記第1の情報に基づいて判定する、ように動作可能である。上記送信モジュールは、上記ワイヤレスデバイスが上記第2の周波数上で動作する上記非サービングセルへ同期していないという上記判定モジュールによる判定に応じて、リクエストをネットワークノードへ送信する、ように動作可能である。上記リクエストは、上記ワイヤレスデバイスが上記第2の周波数上で動作する上記非サービングセルへ同期していないという標識、上記ワイヤレスデバイスがD2D動作を行う前に上記非サービングセルへ同期する目的で拡張測定ギャップを必要とするという標識、及び、D2D動作を実行する目的で上記非サービングセルへ同期するために上記ワイヤレスデバイスによりリクエストされる拡張されたギャップの時間長、のうちの少なくとも1つを含む。
当業者は、添付図面の図との関連において以下の実施形態の詳細な説明を読んだ後に、本開示のスコープを認識し及びそれらの追加的な観点を理解するであろう。
本明細書に取り入れられその一部をなす添付図面の図は、本開示の複数の観点を示しており、その説明と共に、本開示の原理の説明に供される。それら図面は、開示される主題の選択された実施形態を示している。図面において、類似の参照ラベルは類似する特徴を表す。
例えばインターPLMN(Public Land Mobile Network)通信といった、非サービングキャリアにおける通信の一例を示している。 本開示の実施形態が実装され得るセルラー通信ネットワークの1つの例であるLTE(Long Term Evolution)ネットワークを示す図である。 例示的な実施形態に係る方法を示すフローチャートである。 例示的な実施形態に係る方法を示すフローチャートである。 他の例示的な実施形態に係る方法を示すフローチャートである。 例示的な実施形態に従ってある複数の動作のタイミングを示す図である。 ワイヤレス通信デバイスの例示的な実施形態を示す図である。 ワイヤレス通信デバイスの例示的な実施形態を示す図である。 無線アクセスノードの例示的な実施形態を示す図である。 無線アクセスノードの例示的な実施形態を示す図である。 無線アクセスノードの例示的な実施形態を示す図である。
以下に説示する実施形態は、それら実施形態を当業者が実践することを可能にし及びそれら実施形態の実践の最良の形態を例示する情報を表す。添付図面の図を踏まえて以下の説明を読めば、当業者は、本開示の概念を理解し、ここで具体的には扱われていないそれら概念の応用を認識するであろう。それら概念及び応用は、本開示及び添付の特許請求の範囲のスコープの範囲内に入るものと理解されるべきである。
以下の説明は、開示される主題の多様な実施形態を提示する。それら実施形態は、教示の例として提示されており、開示される主題のスコープを限定するものとして解釈されないものとする。例えば、説明される実施形態のある詳細が、説明される手段のスコープから逸脱することなく、修正され、省略され又は拡張されてもよい。
いくつかの実施形態において、一般的な用語である“ネットワークノード”が使用されており、それは、任意のタイプの無線ネットワークノード、又は、ユーザ機器(UE)及び/若しくは他のネットワークノードと通信する任意のネットワークノードに相当し得る。ネットワークノードの例は、ノードB、MeNB(Master enhanced or evolved Node B)、SeNB(Secondary enhanced or evolved Node B)、MCG(Master Cell Group)又はSCG(Secondary Cell Group)に属するネットワークノード、基地局、MSR(Multi-Standard Radio)基地局といったMSR無線ノード、eNB(enhanced or evolved Node B)、ネットワークコントローラ、無線ネットワークコントローラ(Radio Network Controller)、基地局コントローラ(BSC)、リレー、リレーを制御するドナーノード、基地送受信局(BTS)、アクセスポイント(AP)、送信ポイント、送信ノード、RRU(Remote Radio Unit)、RRH(Remote Radio Head)、DAS(Distributed Antenna System)内のノード、コアネットワークノード(例えば、MSC(Mobile Switching Center)、MME(Mobility Management Entity)など)、O&M(Operations and Maintenance)、OSS(Operations Support System)、SON(Self-Organizing Network)、測位ノード(例えば、E−SMLC(Evolved Serving Mobile Location Center)、MDT(Minimization of Drive Test)などである。
いくつかの実施形態において、非限定的な用語であるUEが使用されており、それは、セルラー又はモバイル通信システム内のネットワークノード及び/若しくは他のUEと通信する任意のタイプのワイヤレスデバイスをいう。UEの例は、ターゲットデバイス、D2D(Device-to-Device)UE、マシンタイプUE若しくはマシンツーマシン(M2M)通信可能なUE、PDA(Personal Digital Assistant)、タブレット、移動端末、スマートフォン、LEE(Laptop Embedded Equipment)、LME(Laptop Mounted Equipment)、USB(Universal Serial Bus)ドングルなどである。
ある実施形態は、LTE(Long Term Evolution)との関連において説明される。しかしながら、説明されるそれら実施形態は、UEが信号(例えば、データ)を受信し及び/又は送信する、いかなる無線アクセス技術(RAT)又はマルチRATシステムにも適用可能であってよく、例えば、LTE FDD(Frequency Division Duplexing)/TDD(Time Division Duplexing)、WCDMA(Wideband Code Division Multiple Access)/HSPA(High Speed Pack Access)、GSM(Global System for Mobile communications)/GERAN(GSM Enhanced Data Rates for Global Evolution (EDGE) Radio Access Network )、Wi−Fi、WLAN(Wireless Local Area Network)、CDMA2000(Code Division Multiple Access 2000)などである。
これまで、D2D動作のための手続、要件及びサポートは、プライマリセル(PCell)上での動作のみのために存在している。D2D動作をUEの非サービングキャリア上でいかに動かすことができるかについて定義した手続又は要件は存在しない。非サービングキャリアは、UEのサービングセル(例えば、PCell、セカンダリセル(SCell)、プライマリSCell(PSCell)など)が動作するキャリアとは異なるタイミングを有することができ、有する可能性がある。例えば、非サービングキャリアの送信タイミングは、UEの1つ以上のサービングセルのタイミングを基準として1つ以上の時間単位又は時間リソースだけシフトされることができ、UEの1つ以上のサービングセルの送信タイミングに対して任意であり得る。時間単位又は時間リソースの例は、シンボル、時間スロット、サブフレーム又はフレームなどである。また、サービングセル及び非サービングキャリア上のセル(即ち、非サービングセル)は、同じロケーションに位置していないかもしれない。言い換えると、サービングセル及び非サービングセルは、異なる地理的位置にある無線アクセスノードによりサービスされているかもしれない。これもまた、UEにおいてサービングセル及び非サービングキャリア上のセルからの信号の到来時間が異なる結果をもたらす。D2D通信は、典型的には、セルラー通信ネットワークのアップリンクリソース上で運用され、即ち、サイドリンクリソースがFDDシステムではそのキャリア上に構成され、TDDシステムではアップリンクサブフレームである。従って、UEは、D2D動作が行われるキャリア(即ち、アップリンクキャリア)のタイミングを取得し、そのキャリア上でD2D信号を送信/受信するために時間及び周波数の双方において自身の受信機/送信機を同期させる必要がある。アップリンクキャリア上のアップリンク信号のアップリンク送信タイミングは、対応するダウンリンクキャリア上で受信されるダウンリンク信号のダウンリンク受信タイミングに基づいて、UEにより導出される。
従って、非サービングキャリア(即ち、アップリンクリソース)上でProSe(Proximity Services)(即ち、D2D)動作を行う目的で、UEは、非サービングキャリア上のセルをまず検出し、次いでそのキャリアへ同期する必要がある。セル検出手続は、セルの物理セルアイデンティティ(PCI)又はそのキャリア上の任意の他の同期リファレンスを取得するための、プライマリ同期信号(PSS)/セカンダリ同期信号(SSS)、及び/又はプライマリサイドリンク同期信号(PSSS)/セカンダリサイドリンク同期信号(SSSS)の取得を含み得る。その後、UEは、そのキャリア上での送信又は受信を開始可能となる前に、時間及び周波数の双方において同期を行って、自身の時間及び周波数追跡機能を合わせることを必要とする。これのために、UEは、ダウンリンクサブフレーム上で測定を行って、自身の時間及び周波数ループを調整し、振幅利得制御(AGC)設定や時間及び周波数追跡ループなどのための時間を確保する必要がある。
ProSeの実行を意図するキャリアとは異なるサービングキャリアを有するUEは、そのサービングキャリアとは異なるキャリアであるが故に、上述したような同期手続を実行することができない。従って、UEは、測定を行ってその非サービングキャリアへ同期することができない。例えば、それはインター周波数キャリアであり得る。今日、非サービングキャリア上でのD2D動作のためにUEが同期を実行し及び維持するための手続は存在しない。非サービングキャリアへの同期が無ければ、UEは、D2D動作のためにそのキャリア上で動作する(送信又は受信を行う)ことができない。
旧来の技術の上述した及び他の欠点が、以下に説明するある実施形態により対処され得る。
ある実施形態は、あるUEが自身のサービングキャリアではないキャリアF2上で動作する(送信又は受信を行う)ことを意図する状況に適用される。その非サービングキャリアF2は、図1の例に描いたように、他の事業者へ属することができ、図1では、非サービングキャリアは異なるPLMN(Public Land Mobile Network)へ属している。あるいは、それは同一の事業者へ属するもののネットワークによりそのUEのためのサービングキャリアとして構成されないキャリアであり得る。あるいは、それはUEがセルラー動作ではなくProSe動作を行うことを承認されたカバレッジ外(out-of-coverage)キャリアでさえあり得る。非サービングキャリアF2は、例えば公衆安全キャリアといった専用キャリアであることもでき、公衆安全キャリアでは、UEは、例えば公衆安全の目的のための何らかの動作のみを行うように予め構成済みである。
上の全てのケースにおいて、特定のシナリオに関わらず、送受信の前に、UEは、非サービングキャリアから同期信号を取得しなければならない。同期信号は、あるセルのPSS/SSS、又は他の検出される同期ソースのPSSS/SSSSであることができ、例えば、他の検出されるUEが非サービングキャリアにおいてカバレッジ外であるケースでは、そのUEのPSSS/SSSSであることができる。
以下において、簡明さのために、本開示は、リリース12において3GPP(Third Generation Partnership Project)により仕様化されたProSeダイレクトディスカバリ又はProSeダイレクト通信の分野における非サービングキャリア送信/受信を参照する。しかしながら、例えばV2X(Vehicle to X)、インターPLMN通信など、他の文脈にも以下の実施形態を容易に一般化することができる。
説明される実施形態は、任意の適した通信標準をサポートし及び任意の適したコンポーネントを使用する任意の適切なタイプの通信システムに実装されてよい。1つの例として、ある実施形態は、図2に示したネットワークなどのLTEネットワークにおいて実装されてもよい。
図2を参照すると、通信ネットワーク10は、複数のワイヤレス通信デバイス12(例えば、旧来のUE又はマシンタイプ通信(MTC)/M2M UE)及び複数の無線アクセスノード14(例えば、eNB又は他の基地局)を含む。通信ネットワーク10は、複数の無線アクセスノード14によりサービスされる複数のセル16へ編成され、それらセル16は対応する無線アクセスノード14を介してコアネットワーク18へ接続される。無線アクセスノード14は、ワイヤレス通信デバイス間の通信又はワイヤレス通信デバイスと(固定電話といった)他の通信デバイスとの間の通信をサポートするために適した何らかの追加的なエレメントを伴って、ワイヤレス通信デバイス12と通信可能である。通信ネットワーク10は、この例ではLTEネットワークであるが、より一般には、いかなるタイプのセルラー通信ネットワークであってもよい。よって、この点において、通信ネットワーク10をここではセルラー通信ネットワーク10ともいう。同様に、ワイヤレス通信デバイス12は、いくつかの例ではUEであり、そのため、ワイヤレス通信デバイス12をここではUE12ということがある。同じように、無線アクセスノード14は、いくつかの例ではeNBであり、そのため、無線アクセスノード14をここではeNB14ということがある。
本開示の実施形態を説明する前に、本開示の実施形態が適用される概略的なシナリオを手短に議論しておくことが有益である。1つの例示的なシナリオは、第1のセルへサービスする少なくとも1つのネットワークノード(例えば、無線アクセスノード14)を含み、第1のセルをサービングセルとしても知られるPCellであるとしよう。D2D対応型のUE12は、PCellにより、サイドリンク上のD2D UE12のProSe動作のためのProSeリソースと共に予め構成され得る。予め構成されるProSeリソースは、特に、D2D UE12によりネットワーク外カバレッジ(ONC:Out-of-Network-Coverage)で動作する際に使用され得る。サイドリンクは、典型的には、サービングキャリア周波数又はイントラ周波数キャリアとしても知られるPCellのキャリア上で動作し得る。サイドリンクは、D2D UE12の非サービングキャリア上でのProSe動作のためにも構成され得る。非サービングキャリアは、インター周波数キャリア、インターRATキャリア、又はサービングキャリアとして構成されない任意のキャリアであることができる。例えば、非サービングキャリアは、WAN(Wireless Access Network)測定を行うためのインター周波数キャリア周波数又はProSe動作を行うためにのみ構成されるキャリア周波数として構成されるキャリアであり得る。
いくつかの実施形態において、D2Dは、必要に応じて構成可能な他のセルと共に構成されてもよく、それをSCellであるSCell1としよう。いくつかの実施形態において、SCell1は、第2のネットワークノード(例えば、第2の無線アクセスノード14)によりサービスされ得る。実施形態はPCell及び1つ以上のSCellが同じネットワークノードによりサービスされるか又は異なるネットワークノードによりサービスされるかに関わらず適用される。このケースにおいて、PCellのキャリア上、SCellのキャリア上、又は任意の非サービングキャリアのキャリア上で動作し得るサイドリンク上のProSe動作用のProSeリソースと共に、D2D UE12を予め構成することができる。D2D UE12は、例えばPCellのキャリア、SCell1、及び非サービングキャリアといった、複数のサイドリンク上でのProSe動作のためのProSeリソースと共に予め構成されることができる。
ネットワークノードは、必要に応じて、異なるキャリア上の第3のセルSCell2と共にD2D UEを構成してもよい。本開示において提示される実施形態は、いかなる数のSCellを伴うキャリアアグリゲーション(CA)と共に構成されるUEにも適用されてよい。
いくつかの実施形態において、UEは、デュアルコネクティビティでのように、PCell及びPSCellと共に構成されてもよく、又はPCell、PSCell及び1つ以上のSCellと共に構成されてもよい。構成されるセルは、UE固有であり、説明される実施形態は、構成される各セル上でUEごとに適用され得る。
また、D2D UE12は、構成されるキャリアのセル上で測定を行うための1つ以上のキャリアと共に構成されてもよい。UE12は、アイドル状態での及び/又は接続済み状態での測定のために、そうしたキャリアと共に構成されてもよい。
UE12は、キャリアF1上の少なくとも1つのサービングセル(例えば、PCell)と共に構成される。次の2つの例示的なケースがある:(1)UE12は、非サービングキャリア(F2)上で少なくとも1つの非サービングセル(セル2)のアップリンクリソース(例えば、サイドリンク)上でProSe(例えば、ディスカバリ)を開始することを意図する;(2)ネットワークノード(例えば、無線アクセスノード14)は、F2上のセル2のアップリンクリソース上でProSe(例えば、ディスカバリ)を開始することをUE12へリクエストし得る。ケース(1)では、UE12がネットワークノードへリクエストを送信し、それに応じてネットワークノードがF2上のセル2でのProSeのためにUE12へギャップを割り当てる。ケース(2)では、ネットワークノードがギャップを用いてF2上でProSeを開始させるリクエストをUE12へ送信し、UE12へのギャップ構成の提供なども行う。
ギャップは、周期的であっても非周期的であってもよい。また、ギャップは、1回限り(one shot)であってもよく、例えばUE12において一度に1回のギャップが構成される。ギャップの期間中に、UE12は、サービングセルにおいて信号を受信し及び送信することを要しない。ギャップ(即ち、サービングセル動作の休止)は、UE12が自身のリソース(例えば、受信機、局部発振器、電力増幅器のような無線周波数(RF)コンポーネント)をProSe動作を行うために再利用することを可能にする。従って、ギャップにおいて、UE12は、非サービングセル上でProSe信号を受信し及び/又は送信することができる。この構成は、ここでは互換可能に第1のギャップ構成と呼ばれ得る。
ギャップの例は、UE測定を行うためにUE12により使用される周期的な測定ギャップである。ギャップは、典型的には、ネットワークにより制御され、即ち、ネットワークノードによりUE12にて構成される。より具体的には、そうした周期的な測定ギャップは、40ms又は80msごとに生じる6ミリ秒(ms)のギャップ長を有するギャップを含む。ギャップ超は、6msよりも短くても長くてもよく、例えば、それをUEによりProSe動作が実行されることになる時間長に等しくすることができる。より短いギャップの例は3msであり、より長いギャップは20msである。
ギャップ構成は、ネットワークノードによりUE12へシグナリグされ得る、ビットマップの形式で表現されてもよい。UE12は、ギャップ構成を受信すると、受信した情報に基づいてギャップを生成する。ビットマップは、周期的であっても非周期的であってもよい。ビットマップの形式で表現されるギャップの例は、次の通りである:
・{0000111110},{0000000000},{0000111110},{0000000000},…};
2フレームごとに5サブフレーム分のギャップを伴う周期的なビットマップ
・{0000111111};6サブフレーム分のギャップを伴う周期的なビットマップ
上の例では、ビット“1”がギャップを伴うサブフレームを意味し、ビット“0”がサービングセル動作を伴うサブフレームを意味する。
各ギャップ内で、サービングキャリアから非サービングキャリアへのRFチューニングのために1サブフレームが使用され、非サービングキャリアからサービングキャリアへのRFチューニングのためにやはり1msが使用されるものと想定され得る。
<1 ネットワークノードにおける方法>
図3A及び図3B並びに図4は、説明される主題のある例示的な実施形態を示している。図3Aは、ProSe対応型UE12へサービスするネットワークノード(例えば、無線アクセスノード又はeNB14)における方法を示している。その方法は、次のことを含む:
・UEが非サービングキャリア(F2)上の第2のセル(セル2)へ同期しているかを判定(ステップ100)。言い換えると、ネットワークノードは、第1の周波数(F1)上で動作するサービングセル16と共に構成されるUE12が非サービング周波数又は第2の周波数(F2)上で動作する非サービングセル又は第2のセル(セル2)へ同期しているかを判定する。第2の周波数は、例えば、UE12がD2D通信のために使用することを意図し又はそれが予期される周波数である。その判定は、例えば次のようないくつかの要因のいずれかに基づいてなされ得る:
・UEのタイミング精度
・UE12の速度
・T1を予め定義され又は予め構成される閾値として、直近のT1秒においてセル16上でUE12が何らかの測定を行ったか
・例えばロケーションサーバなど、他のネットワークノードから受信される情報
・UE12の無線リソース制御(RRC)状態
・履歴情報を含むUE12のアクティビティ、及び/又は、
・UE12からの推奨(recommendation)又はリクエスト
・非サービングセル(セル2)に関して判定されたUE12の同期ステータスに基づいて、UEをD2D動作のために第1のギャップ構成及び第2のギャップ構成のうちの1つと共に構成すべきかを判定(ステップ102)。UE12が非サービングセル(セル2)へ同期している場合には第1のギャップ構成が使用され、UE12が非サービングセル(セル2)へ同期していない場合には第2のギャップ構成が使用される。例えば、第1のギャップ構成は、UE12が実際に非サービングキャリア上で送信/受信を行うサブフレーム、及び非サービングキャリアに対して送信/受信(TX/RX)チェーンをチューニング/再チューニングするために必要とされるサブフレームのみを含み得る。第2のギャップ構成は、代わりに、非サービングキャリアからの同期を獲得する(又は、システム情報(SI)/ページングを読み取り、リファレンス信号受信電力(RSRP)を推定する)ために必要とされるいくつかのオーバヘッドのサブフレームを、第1のギャップ構成に追加し得る。言い換えると、ネットワークノードは、UEが非サービングセル(セル2)へ同期しているかに基づいて、UE12を第1の測定ギャップ構成を適用するように構成すべきか又は第2の測定ギャップ構成を適用するように構成すべきかを判定する。第1の測定ギャップ構成及び第2の測定ギャップ構成は、異なる測定ギャップ構成である。
・第1のギャップ構成を適用すべきか又は第2のギャップ構成を適用すべきかに関する情報をUE12へ送信(ステップS104)。それにより、第1の又は第2のギャップ構成の少なくとも一部の期間中にUE12が少なくともD2D動作を実行することが可能とされる。言い換えると、ネットワークノードは、ステップ102においてネットワークノードにより判定される通りに、UE12を第1の測定ギャップ構成又は第2の測定ギャップ構成を適用するように構成する情報をUE12へ送信する。
・構成されるギャップの少なくとも一部の期間中のUE12への信号のスケジューリングを適応(ステップ106)。例えば、ネットワークノードは、UE12のサービングセルのうちどのサービングセル上でもUE12をスケジューリングしないかもしれない。
図3Bは、図3Aの内容に類似する、ProSe対応型UE12へサービスするネットワークノード(例えば、無線アクセスノード又はeNB14)における方法を示している。その方法は、次のことを含む:
・UEが非サービングキャリア(F2)上の第2のセル(セル2)へ同期しているかを判定(ステップ200)。第2のセル(セル2)をここでは非サービングセル(セル2)ともいう。言い換えると、ネットワークノードは、第1の周波数(F1)上で動作するサービングセル16と共に構成されるUE12が非サービング周波数又は第2の周波数(F2)上で動作する非サービングセル又は第2のセル(セル2)へ同期しているかを判定する。第2の周波数は、例えば、UE12がD2D通信のために使用することを意図し又はそれが予期される周波数である。その判定は、例えば次のようないくつかの要因のいずれかに基づいてなされ得る:
・UEのタイミング精度
・UE12の速度
・T1を予め定義され又は予め構成される閾値として、直近のT1秒においてセル16上でUE12が何らかの測定を行ったか
・例えばロケーションサーバなど、他のネットワークノードから受信される情報
・UE12のRRC状態
・履歴情報を含むUE12のアクティビティ、及び/又は、
・UE12からの推奨又はリクエスト
・UE12が非サービングキャリア(F2)上の非サービングセル(セル2)からのシステム情報を必要とするかを判定(ステップ202)。この判定は、いくつかの要因のいずれかに基づいてなされ得る。例えば、いくつかの実施形態において、ネットワークノードは、ターゲットセルのシステム情報の周期性/ページングサイクルに依存してUE12がシステム情報メッセージをいつ読み取らなければならないかを判定し、又は、ターゲットセルにおいて何らかのシステム情報の変化が生じたかを判定する。それにより、UEがターゲットセルにおいて1つ以上のシステム情報ブロック(SIB)を取得することが強制されることになる。
・非サービングセル(セル2)に関して判定されたUE12の同期ステータス及びUE12が非サービングセル(セル2)からのシステム情報を必要とするかに基づいて、UEをD2D動作のために第1のギャップ構成及び第2のギャップ構成のうちの1つと共に構成すべきかを判定(ステップ204)。UE12が非サービングセル(セル2)へ同期している場合には第1のギャップ構成が使用され、UE12が非サービングセル(セル2)へ同期しておらず及び/又はUE12が非サービングセル(セル2)からのシステム情報を取得することを必要とする場合には第2のギャップ構成が使用される。例えば、第1のギャップ構成は、UE12が実際に非サービングキャリア上で送信/受信を行うサブフレーム、及び非サービングキャリアに対して送信/受信(TX/RX)チェーンをチューニング/再チューニングするために必要とされるサブフレームのみを含み得る。第2のギャップ構成は、代わりに、非サービングキャリアから同期を獲得し及び/又はシステム情報を読み取るために必要とされるいくつかのオーバヘッドのサブフレームを、第1のギャップ構成に追加し得る。第2のギャップ構成は、追加的に又は代替的に、ページング又は推定(例えば、RSRP)などのために必要とされるいくつかのオーバヘッドのサブフレームを追加してもよい。言い換えると、ネットワークノードは、UEが非サービングセル又は第2のセル(セル2)へ同期しているか、及びUE12が非サービングセル又は第2のセル(セル2)からのシステム情報を必要とするかに基づいて、UE12を第1の測定ギャップ構成を適用するように構成すべきか又は第2の測定ギャップ構成を適用するように構成すべきかを判定する。第1の測定ギャップ構成及び第2の測定ギャップ構成は、異なる測定ギャップ構成である。
・第1のギャップ構成を適用すべきか又は第2のギャップ構成を適用すべきかに関する情報をUE12へ送信(ステップS206)。それにより、第1の又は第2のギャップ構成の少なくとも一部の期間中にUE12が少なくともD2D動作を実行することが可能とされる。言い換えると、ネットワークノードは、ステップ204においてネットワークノードにより判定される通りに、UE12を第1の測定ギャップ構成又は第2の測定ギャップ構成を適用するように構成する情報をUE12へ送信する。
・構成されるギャップの少なくとも一部の期間中のUE12への信号のスケジューリングを適応(ステップ208)。例えば、ネットワークノードは、UE12のサービングセルのうちどのサービングセル上でもUE12をスケジューリングしないかもしれない。
いくつかの実施形態において、非サービングキャリア上でのProSe動作のためのギャップ構成を判定し、適応させ及び通信するための、ネットワークノード(例えば、無線アクセスノード14)における方法が、提供される。図3及び図3Bが例示的な実施形態を示している一方で、ネットワークノードにおける方法を次のように説明することもできる。ネットワークノードは、非サービングキャリア(F2)上の非サービングセル(セル2)上での動作のためにUE12の同期状態を判定する。その判定に依存して、ネットワークノードは、次のアクションのうちの1つを行い得る:
・UE12は、ターゲット非サービングセルへ既に同期している:(例えば、図5、ケースAを参照)
・ネットワークノードは、ProSeギャップ(デルタT3)の期間中にProSe動作についてリクエストされたギャップに対し何らの固有のアクションも行わない。
・UE12は、ターゲット非サービングセルへ同期していない:(例えば、図5、ケースBを参照)
・ネットワークノードは、ProSe UE12を拡張されたギャップと共に構成する。ProSeギャップ(デルタT3)は、デルタT1だけ拡張され、合計ギャップ長はデルタTXとなり得る。なお、ここで使用されるところによれば、拡張ギャップ又は拡張測定ギャップは、測定ギャップの拡張分(ここではデルタT1という)にD2D動作のための測定ギャップ長(ここではデルタT3という)を加えた和に等しい時間長又は長さを有する測定ギャップである。ここで説明したように、測定ギャップの拡張分は、拡張される測定ギャップの残りでD2D動作を実行することに先立って、非サービングセルへ同期し、並びにオプションとしてシステム情報を取得し及び/又はページングを行うための時間長である。
・ネットワークノードは、適応済みのギャップ構成に従って自身のスケジューリングを適応させる。
また、ネットワークノードは、UE12及びネットワーク内の他のノードへ適応済みのギャップ構成を通信してもよい。
上記方法は、次のようにさらに特徴付けられてもよい。言い換えると、図3A及び図3Bのステップ群、並びに、同様にネットワークノードにおいて実行される上述したステップ群は、次のようにより詳細に説明され得る。それら詳細は、対応するステップの例示的な実施形態を示す。
<1.1 同期状態の判定>
ある実施形態において、ネットワークノード(例えば、無線アクセスノード又はeNB14)は、例えば図3Aのステップ100において又は図3Bのステップ200において、ターゲットセル(即ち、非サービングセル(セル2))の同期状態、及び恐らくはUE12がターゲットセルにおいてシステム情報を取得する必要があるか、に関する判定を行う。その判定に基づいて、ネットワークノードは、例えば図3Aのステップ102において又は図3Bのステップ204において、ギャップ構成を導出し及び/又は既存のギャップ構成を適応させる。次いで、ネットワークノードは、例えば図3Aのステップ104において又は図3Bのステップ206において、ギャップに関連する構成と共にProSe UE12を構成する。また、ネットワークノードは、ネットワーク内の他のノードへ、導出した構成を通信してもよい。UEの同期状態の判定は、後にさらに説明される1つ又は複数の基準に基づいて行われる。
最初のステップとして、ネットワークノードは、非サービングキャリア上のターゲットセル(例えば、セル2)に対するUE12の同期状態を判定する。このターゲットセルを、ここでは非サービングセル(セル2)ともいう。ターゲットセル又は非サービングセルとしても知られるセル2は、このケースでは、UE12がProSe動作を行うことを意図し、それが予期され又はそれを要するセルである。同期状態は、UE12がセル2のタイミングを知得しているか、セル2との間で無線信号を受信/送信することができるかを指し示す。ネットワークノードは、UE12の同期状態を判定するための1つ又は複数の基準を使用してよく、これが以下により詳細に説明される。
・ターゲットセルでのUEのタイミング精度。例えば、ネットワークノードは、セル2でUE12により実行された測定の何らの測定結果も直近の少なくともX1秒内にUE12から受信しない場合に、UE12はセル2へ同期していないと想定してよく、例えばX1=5秒である。
・ターゲットセルの位置に対する、UE12の速度及び位置。例えば、ネットワークノードは、Y1秒(例えば、Y1=2秒)ごとに、UEの速度が閾値(例えば、時速50キロメートル(km/hr))を上回っている場合において、UE12がセル2でその期間中に何らの測定も行っていないときに、UE12がセル2への同期を失うものと想定してもよい。
・例えばUE12がターゲットセルで過去に何らかの測定レポートを送信したかといった、UEのアクティビティに関する履歴データ:
・UE12は、直近のT1秒(例えば、T1は5秒、5×DRXサイクル長などであり得る)内にネットワークノードへそのセルについて有効な測定レポート(例えば、RSRP)を送信した。ProSe UE12は、周期的に、イベントトリガ型で、又はイベントトリガ型で及び周期的に、ネットワークノードへ1つ以上の測定結果(例えば、RSRP)をレポートするように構成されることができる。測定レポートは、例えば測定ピリオド=800ms、測定精度が±2デシベル(dB)の範囲内のように、1つ以上の要件が満たされる場合に、“有効な測定レポート”であると見なされる。
・UE12がアイドル状態で動作しているか又は接続済み状態で動作しているか。
・RRC状態。例えば、アイドル状態では、UE12は、接続済み状態よりも早くセル2に対する同期を失うものと想定され得る。ネットワークノードは、UE12のRRC状態を認識している。これは、アイドル状態において、UE12が電力及び処理リソースを節約するためにあまり正確でないクロックを使用し得るからである。
・UE12が不連続受信(DRX)の最中であるか否か。例えば、DRX中で構成されているUE12は、非DRX状態よりも早くセル12に対する同期を失うものと想定され得る。ネットワークノードは、UE12がDRX中であるか否かを認識している。
・直近のギャップ構成から経過した時間。ネットワークノードは、Z1秒(例えば、Z1=3秒)より前にセル2でのD2D動作のために直近のギャップが構成された場合、UE12がセル2へ同期する必要があると想定してもよい。
・直近の拡張ギャップ構成から経過した時間。ネットワークノードは、Z2秒(例えば、Z2=5秒)より前にセル2でのD2D動作のために直近の拡張ギャップが構成された場合、UE12がセル2へ同期する必要があると想定してもよい。
・ネットワーク内の他のノードから受信される情報。
・UE12から受信される、セル2に対するUE12の同期ステータスの暗黙的な又は明示的な標識。
同期状態の他に、UE12は、非サービングキャリアによりブロードキャストされるシステム情報メッセージ又はページングを周期的に読み取ってターゲットセル関連の情報を取得し、ターゲットセル内で動作するために要する送信/受信パラメータを学習することをも必要とし得る。ネットワークノードは、ターゲットセルのシステム情報の周期性/ページングサイクルに依存してUE12がシステム情報メッセージをいつ読み取らなければならないかを判定し、又は、ターゲットセルにおいて何らかのシステム情報の変化が生じたかを判定する。それにより、UE12がターゲットセルにおいて1つ以上のSIBを取得することが強制されることになる。
非サービングキャリアがUE12のその時点の接続先の又はその時点の滞在先のサービングeNB14とは異なるターゲットeNB14に属する場合、サービングeNB14は、ターゲットeNB14と情報を交換することにより、システム情報の周期性及び/又はページングサイクルと共に、システム情報の何らかの変化を学習することができる。代替的に、UE12は、システム情報を取得するために異なる(即ち、より長い)ギャップ構成を有する必要があることを、ネットワークノードへ明示的に指し示す。
典型的には、UE12は、多数のセルのモニタリング及びそれらの測定をも、それらセルが検出可能であることを条件として行い得る。UE12によりモニタリングされるセルは、イントラ周波数セル、インター周波数セル、又はインターRATセルであってもよい。
ターゲットセルに対するUE12の同期状態、及び恐らくはUE12がターゲットセルのシステム情報を取得する必要があるかに関する上記判定に基づいて、ネットワークは、以下に説明するようなアクションを取り得る。
<1.2 UEが非サービングセル又はターゲットセル(セル2)へ同期していないことを同期状態が指し示す場合のネットワークノードのアクション>
UE12がターゲットセル(セル2)へ同期していないことがネットワークノードにより判定された場合、ネットワークノードは、ProSe動作期間の開始前に、少なくともデルタTXの拡張ギャップと共にUE12を構成し得る。この構成や、ここで互換可能に第2のギャップ構成として言及されてもよい。第2のギャップ構成において、ギャップの合計の又は全体としてのギャップ長(即ち、デルタTXの時間長を有する拡張後のギャップ)は、ギャップの拡張分の時間長(即ち、デルタTX1)、及び第1のギャップ構成におけるギャップ(即ち、時間長デルタT3を有するProSeギャップ)の時間長からなる。例えば、図5のケースBを参照されたい。
このケースにおけるProSe動作の時間長は、ProSeディスカバリ送信時間長、即ち、ProSeのために使用されることが予期されるサブフレーム群を含み得る。ProSe動作時間長は、このケースではデルタT3として表され、ネットワークノードは、UE12をProSeを行うためのギャップと共に構成し得る。ProSe動作時間長デルタT3を、ここではProSeギャップ時間長ともいう。
一例として、ギャップ拡張分(デルタT1)は、UE12においてターゲットセルタイミングが既知でないという条件下で、80msとして定義されてもよい。これが当てはまる場合、拡張ギャップ(デルタTX)は、デルタTX=デルタT3+80msである。他の例において、ギャップ拡張分(デルタT1)は、UE12においてターゲットセルタイミングが既知であって、但しUE12が依然として同期及び精細なチューニングのための時間を必要とするという条件下で、20msとして定義されてもよい。ギャップを拡張する利点は、UE12がギャップ拡張分(デルタT1)の期間中に測定を実行して、自身の受信機及び送信機をProSeギャップ(デルタT3)の期間中にProSe動作をトリガできるように同期させることができることである。
ギャップ拡張分(デルタT1)は、予め定義されてもよく、又は可変的であってもよい。また、予め値が定義されるケースにおいて、ネットワークノードは、ギャップ構成と共に、UE12が第1のギャップ構成(即ち、拡張分の無い通常のギャップ)を適用すべきか又は第2のギャップ構成(即ち、通常のギャップに加えて同期用のギャップ拡張分)を適用すべきかを指し示すインジケータを、UE12へ送信してもよい。可変的な値のケースでは、ネットワークノードは、ギャップ拡張分の正確な長さ、第2のギャップの時間長(即ち、合計の又は拡張後の測定ギャップであるデルタTX)、及び/又は第1のギャップの拡張分の時間長をUE12へ提供してもよい。
他の例示的な実装において、ネットワークノードは、例えば3秒に1回のように、周期的に又は散発的にUE12を拡張ギャップと共に構成してもよい。言い換えると、ネットワークノードは、例えば3秒に1回のように、周期的に又は散発的にUE12を第2のギャップ構成と共に構成してもよく、さもなければUE12は第1のギャップ構成と共に構成される。この実装は、UE12のセル2に対する同期状態を十分な確度を伴って判定することができないケースにおいて特に有益である。
ギャップ拡張分デルタT1を含む拡張ギャップ時間長の間に、ネットワークノードは、自身のスケジューリングを適応させてもよく、例えば、ネットワークノードは、デルタT1の時間長の間、複数のサービングセルのうちのいずれのセル上でもUE12をスケジューリングしない。時間長デルタT1は、予め定義され、又はネットワークノードにより構成される。これは、UE12が、ProSe動作のために非サービングキャリアの周波数上のアップリンクへチューニングしなければならないために、サービングセル上で中断を引き起こし得るからである。この時間の間に、UE12は、非サービングキャリア上で送信及び/又は受信を行うことができるように、そのキャリア上で時間及び周波数において自身の受信機及び送信機を同期させ得る。
UE12がターゲットセル内のシステム情報メッセージを取得することを必要とすることをネットワークノードが判定するケースに同じ仕組みが適用されてもよく、即ち、拡張ギャップ構成は、UE12によるシステム情報の読み取りを計算に入れるように考慮される。ターゲットサービングキャリアにおいてUE12が読み取るべきシステム情報メッセージの数、又はUE12がいつページングを取得する必要があるか、に依存して、拡張ギャップ構成を相違させることができる。
このことの利点は、予測不能な中断が回避され、デルタT1のサブフレーム内にUE12をスケジューリングすることを回避するようにネットワークノードが自身のスケジューリングを適応させ得ることであり、なぜなら、ネットワークノードはそれらサブフレームにて再チューニングが行われるであろうことを知得するからである。これは、リソースがより良好に利用されること、及び、WAN性能だけでなくProSe動作もまた改善されることを意味する。
ネットワークノードが同期状態を用いてセル2がUE12にて過去に知得済みであったことを見出し、又はUE12がセル2に関する何らかの測定レポートを報告した場合、ネットワークノードは、セル2が全く新しい場合よりも短くなるように拡張ギャップを構成してもよい。これは、セルがUE12にて既知である場合、その時点のタイミングがUE12において失われているとしても、そのセルのPCIが既知であり得るためである。このことは、時間及び周波数に関連する同期パラメータのうちのいくつかが既知であり得ることを意味する。従って、そのケースではやや短い拡張ギャップで十分であり得る。言い換えると、ターゲットセルがUE12にとって過去に知られていた場合、拡張ギャップ(デルタTX)又はギャップ拡張分(デルタT1)は、それら拡張ギャップ又はギャップ拡張分がターゲットセルがUE12にとって過去に知られていない場合よりも短くなるように構成され得る。この方法により、UE12の同期状態の判定に基づいて当該UE12が拡張ギャップを動的に構成することが可能となる。
上で言及したように、ネットワークノードは、非サービングキャリアにおいて実際の送信/受信が行われるものとされるサブフレームのみならず、UE12が非サービングキャリアから同期、システム情報メッセージ及び/又はページングを獲得することが予期されるサブフレーム単位のオーバヘッドをも含むギャップを、ビットマップを用いて構成してもよい。ギャップ構成は暗黙的であることもでき、即ち、ネットワークは、UE12がギャップを実行することを許容されないサブフレームをシグナリングするのみである。代替的に、サブフレーム単位でのオーバヘッド候補が仕様化され、ネットワークは、UE12へ意図されるオーバヘッドを参照するインデックスをシグナリングする。
<1.3 UEが非サービングセル又はターゲットセル(セル2)へ既に同期していることを同期状態が指し示す場合のネットワークノードのアクション>
UE12がセル2へ既に同期しているとネットワークノードにより判定された場合、ネットワークノードは明示的なアクションを要しない。UE12がターゲット非サービングキャリアにおいてシステム情報メッセージを読み取る必要が無い場合に同じ仕組みが当てはまる。
こうしたケースでは、UE12は、オーバヘッドの追加的なサブフレームを伴わない第1のギャップ構成を適用する。
<1.4 ProSe UE(及び他のノード)へギャップ構成に関する情報をシグナリングする方法>
この実施形態は、ギャップに関連する導出された構成を他のノードへ送信することに関連する。構成を受信する他のノードの例は、ProSe UE、ProSeリレーUE、eNB、基地局、AP、コアネットワークノード、測位ノード、又は、専用のサービスのために使用されるSONノードなどの任意の他のノードである。
他のノードとギャップ構成を共有する有意な利点が存在する。1つの利点は、同じ又は部分的な情報がネットワーク内の他のノードへ適用可能であるかもしれず、そのケースにおいて情報を再利用することができることである。この手法で、ネットワーク内のノードの間でギャップを協調させることができ、改善(例えば、ギャップ構成がぶつかり合うことを回避、非サービングキャリア上の測定性能)を大規模なスケールで高めることができる。
第2の利点は、非常に複雑なこともあり得るギャップ構成の導出を、1つの場所で1回のみ行うことが可能であり、それがネットワーク内の他のノードへシグナリングされることである。この手法で、ネットワーク内の様々なノードにおける処理を低減することができる。
<2 UEにおける方法>
図4は、ネットワークノード(例えば、無線アクセスノード又はeNB14)によりサービスされるProSe対応型UE12における方法を示している。その方法は、次のことを含む:
・非サービングキャリア上の第2のセル(セル2)に対するUE12の同期を判定するための情報を取得(ステップ300)。これは、ダウンリンク測定結果、パスロスデータ、速度などを含み得る。第2のセル(セル2)を、非サービングセル(セル2)ともいう。
・取得した情報に基づいて、非サービングセル(セル2)に対するUE12の同期ステータスを判定(ステップ302)。
・判定した同期ステータスに基づいて、D2D動作のために第1のギャップ構成及び第2のギャップ構成のうちの1つと共にUE12を構成するためのリクエストをネットワークノードへ送信(ステップ304)。第1のギャップはUE12が非サービングセル(セル12)へ同期している場合に使用され、第2のギャップはUE12が非サービングセル(セル12)へ同期していない場合に使用される。例えば、第1のギャップ構成は、UE12が非サービングキャリアにおいて実際に送信/受信を行うサブフレーム、及び非サービングキャリアへ向けてTX/RXチェーンをチューニング/再チューニングするために必要とされるサブフレームのみを含み得る。第2のギャップ構成は、代わりに、非サービングキャリアから同期の獲得(又はSI/ページングの読み取り、RSRPの推定)のために必要とされるいくつかのオーバヘッドのサブフレームを、第1のギャップ構成に追加し得る。
・第1のギャップ構成を適用すべきか又は第2のギャップ構成を適用すべきかの情報をネットワークノードから受信(ステップ306)。
・ネットワークノードからの受信情報に基づいて、ギャップ構成を適応させ又は構成(ステップ308)。例えば、UE12は、自身の最新のギャップ構成をステップ306においてネットワークノードから受信した情報により指し示されるギャップ構成へ適応させ、さもなければ、ステップ306においてネットワークノードから受信した情報により指し示されるギャップ構成を適用するように自身を構成する。一方で、いくつかの実施形態において、UE12は、ステップ306においてネットワークノードから受信した情報により指し示されるギャップ構成をさらに適応させ、適応後のギャップ構成を適用するように自身を構成してもよい。例えば、ネットワークノードが(通常のProSeギャップ時間長及びギャップ拡張分の和に等しいギャップ時間長を有する)第2のギャップ構成と共にUE12を構成した後、UE12は、非サービングセルが過去にUE12に知られていたことがUE12に分かる場合に、ギャップ拡張分を短縮することによりそのギャップ構成を適応させてもよい。UE12は、ギャップ構成を適応させた場合、いくつかの実施形態において、適応後のギャップ構成をネットワークノードへ通知する。
・適応後の又は構成されたギャップの少なくとも一部の期間中に、少なくともD2D動作を実行(ステップ310)。より具体的には、UE12が第1のギャップ構成を適用するように構成される場合、UE12は、非サービングセル(セル2)へ既に同期しており、そのため、UE12は、構成されたギャップの期間中にD2D動作を実行する。一方、UE12が第2のギャップ構成を適用するように構成される場合、UE12は、サービングセル(セル2)へ未だ同期しておらず、そのため、UE12は、非サービングセル(セル2)へ同期し、次いで、構成されたギャップ内でD2D動作を実行する。
非サービング周波数上の非サービングセルに対するUE12の同期状態を判定し及びその非サービングキャリア上のProSe動作のためにUE12のギャップ構成を適応させるためのUE12における方法の実施形態が開示されている。UE12における方法の実施形態は図4を基準として例示され及び説明されているものの、UE12における全体的な手続は次の通りであり得る。
・ProSe UE12は、非サービングキャリア上の非サービングセルに対する同期に関連する情報を取得する。
・ProSe UEは、非サービングキャリア(F2)上のターゲット非サービングセル(セル2)へ同期しているかを判定する。
・上記判定に依存して、ProSe UE12は、次のアクションのうちの1つを行い得る:
・UE12は、ターゲットセルへ同期していない:UE12は、ProSe動作のためにリクエストされるギャップ(デルタT3)を拡張することにより自身のギャップ構成を適応させて、UE12が同期を実行するためのいくらかの時間の猶予を与える。ギャップは、時間長デルタT1だけ拡張されてもよく、結果的に、デルタTXという合計ギャップ長になる。ギャップが何らかのビットマップパターンを用いてリクエストされる場合、UE12は、そのビットマップパターンを拡張することにより適応させて、ProSeサブフレームに先立って同期のためのいくらかの時間の猶予を与えてもよい。
・UE12は、ターゲットセルへ同期している:ProSe UE12により明示的なアクションを要しない。
・ProSe UE12は、適応ギャップリクエストをネットワークノードへシグナリングする。
・ProSe UE12は、ネットワークノードからギャップ構成に関する情報を受信する。
・ProSe UE12は、ギャップに関する受信した情報に基づいて、ギャップを構成する。
・ProSe UE12は、構成されたギャップの期間中に、セル2へ同期し及び/又はD2D動作を実行する。
UE12は、システム情報メッセージを取得する必要があるか否かにも基づいて、拡張ギャップを必要とするかを判定する。いつシステム情報メッセージを読み取るべきかは、UE実装に委ねられてもよく、又は、例えばシステム情報の変化の通知時、非サービングキャリアの検出時など、標準化されたルールに従ってもよい。
追加的に、UE12は、非サービングキャリアでの動作を行う前に非サービングキャリアからのRSRPをある数のサブフレームにわたって周期的に推定することを必要とし得る。例えば、ProSeにおいて、UE12は、ProSe動作を行うための送信/受信リソースを選択する前に、非サービングキャリア内の様々なリソースプールのRSRPを推定することを必要とし得るはずである。
以下のセクションにおいて、説明した実施形態のある複数の観点がより詳細に説明される。
<2.1 同期状態の判定>
この実施形態は、測定ギャップに関連する情報を取得し、判定し及び構成するための、ProSe UE12における方法を開示する。判定されるギャップ構成は、次いで、ProSe UE12により、F2としても知られる非サービングキャリア周波数上のセル2としても知られるターゲットセル上で、測定を実行するために使用される。
第1のステップ(例えば、図4のステップ300)において、ProSe UE12は、UE12がProSe動作を行うことを意図し、それが予期され又はそれを要する非サービングキャリア周波数上のセル2に関する同期状態関連の情報を取得する。同期状態は、UE12がセル2のタイミングを知得しているか、及びセル2との間で無線信号を送受信することができるかを指し示す。UE12は、例えば図4のステップ302において、いくつかの基準を用いてUE12の同期状態を判定してよく、それら基準の例は次の通りである:
・例えばUE12がセル2のタイミングを維持しているかを左右する、ターゲットセルでのUE12のタイミング精度。例えば、これは、UE12が直近のX2秒内にセル2に関する何らかの測定を行ったか否かに基づくことができる。
・ターゲットセルの位置に対するUEの速度及び位置。例えば、UE12は、Y2秒(例えば、Y2=2秒)ごとに、UE12の速度が閾値(例えば、50km/hr)を上回っている場合において、UE12がセル2でその期間中に何らの測定も行っていないときに、UE12がセル2への同期を失うものと想定してもよい。
・例えばUE12がターゲットセルで過去に何らかの測定レポートを送信したかといった、UEのアクティビティに関する履歴データ:
・UE12は、直近のT1秒(例えば、T1は5秒、5×DRXサイクル長などであり得る)内にネットワークノードへそのセルについて有効な測定レポート(例えば、RSRP)を送信した。ProSe UE12は、周期的に、イベントトリガ型で、又はイベントトリガ型で及び周期的に、ネットワークノードへ1つ以上の測定結果(例えば、RSRP)をレポートするように構成されることができる。測定レポートは、例えば測定ピリオド=800ms、測定精度が±2dBの範囲内のように、1つ以上の要件が満たされる場合に、“有効な測定レポート”であると見なされる。
・UE12がアイドル状態で動作しているか又は接続済み状態で動作しているか。
・RRC状態。例えば、アイドル状態では、UE12は、接続済み状態よりも早くセル2に対する同期を失うものと想定され得る。これは、アイドル状態において、UE12が電力及び処理リソースを節約するためにあまり正確でないクロックを使用し得るからである。
・UE12がDRXの最中であるか否か。例えば、DRX中で構成されているUE12は、非DRX状態よりも早くセル12に対する同期を失うものと想定され得る。ネットワークノードは、UE12がDRX中であるか否かを認識している。
・直近のギャップ構成から経過した時間。UE12は、Z1´秒(例えば、Z1´=3秒)より前にセル2でのD2D動作のために直近のギャップが構成された場合、UE12がセル2へ同期する必要があると想定してもよい。
・直近の拡張ギャップ構成から経過した時間。UE12は、Z2´秒(例えば、Z2´=5秒)より前にセル2でのD2D動作のために直近の拡張ギャップが構成された場合、UE12がセル2へ同期する必要があると想定してもよい。
・ネットワーク内の他のノードから受信される情報。
典型的には、UE12は、多数のセルのモニタリング及びそれらの測定をも、それらセルが検出可能であることを条件として行い得る。UE12によりモニタリングされるセルは、イントラ周波数セル、インター周波数セル、又はインターRATセルであってもよい。
セル2に対するUE12の同期状態を判定した後、及び恐らくはシステム情報の読み取りが必要か否かを判定した後、UE12は、UE12により必要とされるギャップのタイプを暗黙的に又は明示的に指し示す情報を、例えば図4のステップ304において、ネットワークノードへ送信し得る。
ターゲットセル(即ち、セル2)に対するUE12の同期状態に関連する受信される情報に基づいて、ネットワークは、例えば図4のステップ306において、後述するように、UE12を適切なタイプのギャップと共に構成し得る。
<2.2 UEが非サービングセル又はターゲットセル(セル2)へ同期していないことを同期状態が指し示す場合のUEのアクション>
UE12がターゲットセル(セル2)へ同期していないことがUE12により判定された場合、UE12は、ネットワークノードへ、例えば図4のステップ304において、次の情報の集合のうちの1つ以上をシグナリングし得る:
・UE12がセル2上でのD2D動作のためにセル2へ同期していないという標識;
・UE12がセル2上でD2D動作を行う前にセル2へ同期するために拡張ギャップを必要とするという標識;
・セル2へ同期してセル2上でD2D動作を開始するためにUE12により要する拡張されたギャップの時間長又は長さ。
ネットワークノードでの上記リクエストの受信への応答として、ネットワークノードは、例えば図4のステップ306においてUE12により受信される情報を送信することにより、UE12を第2のギャップ構成と共に構成し得る。よって、図4のステップ306においてUE12により受信される情報は、UE12により適用されるべきギャップ構成の標識を含む。UE12は、第2のギャップ構成を受信すると、ProSe動作の開始前に少なくともデルタTXの拡張ギャップがUEにより適用されるように、自身のギャップ構成を適応させ得る。この構成は、ここでは互換可能に第2のギャップ構成と呼ばれ得る。このケースでのProSe動作の時間長は、ProSeディスカバリ送信時間長、即ちProSeのために使用されるものと予期されるサブフレーム群を含み得る。ProSe動作時間長は、このケースではデルタT3と表記され、ネットワークノードがそのギャップをシグナリングしてもよく、又はUE12がProSeを行うためのギャップをリクエストしてもよい。
一例として、ギャップ拡張分(デルタT1)は、UE12においてターゲットセルタイミングが既知でないという条件下で、80msとして定義されてもよい。これが当てはまる場合、第2のギャップ構成により構成される拡張測定ギャップ(デルタTX)は、デルタTX=デルタT3+80である。他の例において、ギャップ拡張分(デルタT1)は、UE12においてターゲットセルタイミングが既知であって、但しUE12が依然として同期及び精細なチューニングのための時間を必要とするという条件下で、20msとして定義されてもよい。ギャップを拡張する利点は、UE12がギャップ拡張分(デルタT1)の期間中に測定を実行して、自身の受信機及び送信機をデルタT3の期間中のProSe動作をトリガできるように同期させることができることである。
デルタT1を含む第2のギャップ時間長の間、UE12は、ギャップ拡張分のデルタT1の時間長の期間中にサービング中の/アクティブ化済みのどのセル上でもそのサービングネットワークノードによりスケジューリングされないことを期待してよい。これは、UE12が、ProSe動作のために非サービングキャリアの周波数上のアップリンクへチューニングしなければならないために、サービングセル上で中断を引き起こし得るからである。この時間の間に、UE12は、非サービングキャリア上で送信及び/又は受信を行うことができるように、そのキャリア上で時間及び周波数において自身の受信機及び送信機を同期させ得る。例えば、第2のギャップ(即ち、第2のギャップ構成により構成されるギャップ)のギャップ拡張分の時間の間、UE12は、まず(例えば、PSS/SSS、ディスカバリリファレンス信号(DRS)又は共通リファレンス信号(CRS)などといったリファレンス信号を受信することにより)セル2のダウンリンクタイミングを取得し、それを用いて、セル2上のサイドリンクリソースでのD2D信号の送信のためのセル2上のアップリンク送信タイミングを導出する。ギャップ拡張分の時間長の後、UE12は、ギャップの残りの期間中にD2D動作を実行する。
上記アプローチの潜在的な利点は、予測不能な中断が回避され、ネットワークノードが一旦拡張ギャップを認識すればデルタT1のサブフレーム内にUE12をスケジューリングすることを回避するように自身のスケジューリングを適応させ得ることであり、なぜなら、ネットワークノードはUE12がそこで再チューニングを行うであろうことを知得するからである。これは、リソースがより良好に利用されること、並びに、WAN性能及びProSe動作の双方が改善されることを意味する。
セル2がUE12にて過去に知得済みであったことを同期状態を用いてUE12が見出し、又はUE12がセル2に関する何らかの測定レポートを報告済みである場合、UE12は、セル2が全く新しい場合よりも短くなるように自身の拡張ギャップ構成を適応させてもよい。これは、セルがUE12にて既知である場合、その時点のタイミングがUE12において失われているとしても、そのセルのPCIが既知であり得るためである。このことは、時間及び周波数に関連する同期パラメータのうちのいくつかが既知であり得ることを意味する。従って、そのケースではやや短い拡張ギャップで十分であり得る。この方法により、UE12の同期状態の判定に基づいて当該UE12が拡張ギャップを動的に構成することが可能となる。例えば、いくつかの実施形態において、UE12は、自身の測定ギャップを短縮し(例えば、そのギャップ拡張分を短縮し)及びネットワークノードへ通知してもよい。
上で言及したように、所望のギャップ構成は、ビットマップの形式でネットワークへレポートされてもよい。そうしたビットマップは、UE12が非サービングキャリア動作を行うことを意図する実際のサブフレーム、並びに、目標のキャリアへ向けてUE12がTX/RXチェーンをチューニング/再チューニングするために必要とされるサブフレームと、同期及び恐らくはSIメッセージを獲得するために必要なサブフレームとを含み得る。
代替的に、UE12は、非サービングキャリアにおいて同期、SIメッセージ若しくはページングを取得し又はRSRPを推定するために必要とされるサブフレーム単位の実際のオーバヘッドをレポートする。サブフレーム単位でのオーバヘッド候補が仕様化されてもよく、そしてUE12が意図される/リクエストされるオーバヘッドを参照するインデックスをレポートする。
<2.3 UEが非サービングセル又はターゲットセル(セル2)へ既に同期していることを同期状態が指し示す場合のUEのアクション>
UE12がセル2へ既に同期しているとUE12により判定された場合、又はシステム情報、ページング、若しくは非サービングキャリアを評価(例えば、RSRP推定)すべき他のサブフレームが必要とされない場合、UE12は、第1のギャップ構成、即ち同期用の拡張ギャップの無いギャップのみを構成するようにネットワークノードへリクエストし得る。このリクエストは、例えば図4のステップ304において提供される。例えば、UE12により送信されるリクエスト又は標識は、次を含み得る:
・UE12がセル2上でのD2D動作のためにセル2へ同期しているという標識;
・UE12がセル2上でのD2D動作のために第1のギャップ構成を必要とするという標識。
ネットワークノードでの上記リクエストの受信への応答として、ネットワークノードは、例えば図4のステップ306においてUE12により受信される対応する情報を提供することにより、第1のギャップ構成と共にUE12を構成し得る。
UE12は、例えば図4のそれぞれステップ308及び310において、第1のギャップ構成に従ってギャップを生成し及びそれらをセル2上でのD2D動作のために使用する。
<2.4 ネットワークノード(及び他のノード)へギャップ構成に関する情報をシグナリングする方法>
この実施形態は、ギャップに関連する導出された構成を他のノードへ送信することに関連する。構成を受信する他のノードの例は、他のProSe UE、ProSeリレーUE、eNB、基地局、AP、コアネットワークノード、測位ノード、又は、専用のサービスのために使用されるSONノードなどの任意の他のノードである。
他のノードとギャップ構成を共有する有意な利点が存在する。1つの利点は、同じ又は部分的な情報がネットワーク内の他のProse UE及び/又はノードへ適用可能であるかもしれず、そのケースにおいて情報を再利用することができることである。この手法で、ネットワーク内のUE間及びノード間でギャップを協調させることができ、改善(例えば、ギャップ構成がぶつかり合うことを回避、非サービングキャリア上の測定性能)を大規模なスケールで高めることができる。
第2の利点は、非常に複雑なこともあり得るギャップ構成の導出を、1つの場所で1回のみ行うことが可能であり、それがネットワーク内の他のUE及びノードへシグナリングされることである。この手法で、ネットワーク内の様々なUE及びノードにおける処理を低減することができる。
<3 例示的な実施形態の概略>
上で示したように、開示した主題のある実施形態は、ネットワークノード及び/又はProSe UEに関連する。
ネットワークノードでのある実施形態は、次を含む。
・ネットワークノードは、UE12が非サービングキャリア上のターゲット非サービングセルへ同期しているかを判定する。ネットワークノードは、これを検証するために様々な基準を使用し得る:
・そうした基準の例:タイミング精度、UEの速度、UE12が過去にそのセルに関してレポートを行ったか、RRC状態、UEアクティビティ及び/又はそのセルに関する履歴データ、並びに、他のノードから受信される情報
・上記判定に依存して、ネットワークノードは、次のアクションのうちの1つを取り得る:
・UE12がターゲット非サービングセルへ同期していない:
−ネットワークノードは、拡張ギャップと共にUE12を構成する。ProSeギャップ(デルタT3)がデルタT1だけ拡張され、デルタTXの合計ギャップ時間長に帰結し得る。
・UE12がターゲット非サービングセルへ同期している:
−ネットワークノードは、デルタT3の期間中のProSe動作のためにリクエストされるギャップに加えて、固有のアクションを何も行わない。
・ネットワークノードは、ギャップ構成に従って自身のスケジューリングを適応させる。
また、上の仕組みは、UE12が非サービングキャリアからのSI、ページング及びRSRP推定を取得するための追加的なオーバヘッドのサブフレームを必要とするかしないかに依存してUE12におけるギャップを構成するために適用されてもよい。そうした追加的なオーバヘッドの必要性は、UE12により明示的にレポートされてもよく、又はネットワークノード間で交換されてもよい。
UE12でのある実施形態は、次を含む:
・ProSe UE12は、非サービングキャリア上の非サービングセルでの同期に関連する情報を取得する。
・ProSe UE12は、非サービングキャリア(F2)上のターゲット非サービングセル(セル2)へ同期しているかを判定する。
・上記判定に依存して、ProSe UE12は、次のアクションのうちの1つを取り得る:
・UE12がターゲットセルへ同期していない:UE12は、ProSe動作のためにリクエストされるギャップ(デルタT3)を拡張することにより自身のギャップ構成を適応させて、UE12が同期を実行するためのいくらかの時間の猶予を与える。ギャップは、時間長デルタT1だけ拡張されてもよく、結果的に、デルタTXという合計ギャップ長になる。ギャップが何らかのビットマップパターンを用いてリクエストされる場合、UE12は、そのビットマップパターンを拡張することにより適応させて、ProSeサブフレームに先立って同期のためのいくらかの時間の猶予を与えてもよい。
・UE12は、ターゲットセルへ同期している:ProSe UE12により明示的なアクションを要しない。
・適応後のギャップリクエストをネットワークノードへシグナリングする。
また、上の仕組みは、UE12が非サービングキャリアからSI、ページング及びRSRP推定を取得する必要があるケース又は無いケースで相違し得る、ネットワークノードへの所望のギャップ構成のレポートにUE12により適用されてもよい。
<4 ワイヤレスデバイス及びネットワークノードの例示的な実施形態>
ワイヤレス通信デバイス12は、任意の適したハードウェア及び/又はソフトウェアの組み合わせを含む通信デバイスを表現し得るものの、それらワイヤレス通信デバイスは、ある実施形態では、図6及び図7により一層詳しく示されている一例としてのワイヤレス通信デバイスのようなデバイスを表現する。同様に、図示された無線アクセスノード14は、任意の適したハードウェア及び/又はソフトウェアの組み合わせを含むネットワークノードを表現し得るものの、それらノードは、具体的な実施形態において、図8〜図10により一層詳しく示されている一例としての無線アクセスノード14のようなデバイスを表現する。
図6を参照すると、ワイヤレス通信デバイス12(ここでは単にワイヤレスデバイス12又はUE12ともいう)は、プロセッサ20(例えば、CPU(Central Processing Unit)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、及び/又はFPGA(Field Programmable Gate Array)など)、メモリ22、送受信機24及びアンテナ26を備える。ある実施形態において、UE、MTC若しくはM2Mデバイス及び/又は任意の他のタイプのワイヤレス通信デバイスにより提供されるものとして説明した機能性のいくつか又は全ては、デバイスプロセッサ20が図6に示したメモリ22といったコンピュータ読取可能な媒体上に記憶される命令を実行することにより提供されてもよい。代替的な実施形態は、図6に示したもの以外の、ここで説明した機能性のうちの任意のものを含むデバイスの機能性の何らかの観点を提供することに責任を有し得る追加的なコンポーネントを含んでよい。
図7は、本開示のいくつかの他の実施形態に係るワイヤレス通信デバイス12を示している。図示したように、ワイヤレス通信デバイス12は、各々がソフトウェアで実装される1つ以上のモジュール28を含む。モジュール28は、ここで説明したようなワイヤレス通信デバイス12の機能性を提供するように動作する。言い換えると、ある実施形態において、UE、MTC若しくはM2Mデバイス及び/又は任意の他のタイプのワイヤレス通信デバイスにより提供されるものとして説明した機能性のいくつか又は全ては、モジュール28により提供されてよい。一例として、いくつかの実施形態において、モジュール28は、取得モジュール28−1、判定モジュール28−2及び送信モジュール28−3を含む。取得モジュール28−1は、第1の周波数上で動作するサービングセル16と共に構成されるワイヤレ通信スデバイス12が、D2D通信のために使用することを意図される非サービング周波数である第2の周波数上で動作する非サービングセル16へ同期しているか、を判定するための第1の情報を取得する、ように動作可能である。判定モジュール28−2は、ワイヤレス通信デバイス12が第2の周波数上で動作する非サービングセル16へ同期しているかを、第1の情報に基づいて判定する、ように動作可能である。送信モジュール28−3は、ワイヤレス通信デバイス12が第2の周波数上で動作する非サービングセル16へ同期していないという判定に応じて、リクエストをネットワークノード14へ送信する、ように動作可能である。上記リクエストは、ワイヤレス通信デバイス12が第2の周波数上で動作する非サービングセル16へ同期していないという標識、ワイヤレス通信デバイス12がD2D動作を行う前に非サービングセル16へ同期する目的で拡張測定ギャップを必要とするという標識、及び、D2D動作を実行する目的で非サービングセル16へ同期するためにワイヤレス通信デバイス12によりリクエストされる拡張されたギャップの時間長、のうちの少なくとも1つを含む。
図8を参照すると、無線アクセスノード14は、ノードプロセッサ32、メモリ34、及びネットワークインタフェース36を含む制御システム30を備える。加えて、無線アクセスノード14は、送受信機38及びアンテナ40を含む。ある実施形態において、基地局、ノードB、eNB及び/又は任意の他のタイプのネットワークノードにより提供されるものとして説明した機能性のいくつか又は全ては、ノードプロセッサ32が図8に示したメモリ34といったコンピュータ読取可能な媒体上に記憶される命令を実行することにより提供されてもよい。無線アクセスノード14の代替的な実施形態は、ここで説明した機能性及び/又は関連する補助的な機能性といった追加的な機能性を提供するための追加的なコンポーネントを含んでよい。
図9は、本開示のいくつかの実施形態に係る無線アクセスノード14の仮想化された実施形態を示す概略ブロック図である。(特にプロセッサ、メモリ及びネットワークインタフェースを含むことに関して)類似するアーキテクチャを他のタイプのネットワークノードが有してもよい。
ここで使用されるところによれば、“仮想化された”無線アクセスノード14は、無線アクセスノード14の機能性の少なくとも一部が仮想的なコンポーネント(例えば、ネットワーク内の物理的な処理ノード上で稼働する仮想マシン)として実装される無線アクセスノード14である。図示したように、無線アクセスノード14は、オプションとして、図8に関して説明したような制御システム30を含む。無線アクセスノード14は、上述したような1つ以上のアンテナ40へ連結される送受信機38をも含む。制御システム30は、例えば光ケーブルなどを介して、送受信機38へ接続される。制御システム30は、ネットワークインタフェース36を介して、ネットワーク44の一部へ連結され又はネットワーク44の一部に含まれる1つ以上の処理ノード42へ接続される。代替的に、制御システム30が存在しない場合、送受信機38がネットワークインタフェースを介して1つ以上の処理ノード42へ接続される。各処理ノード42は、1つ以上のプロセッサ46(例えば、CPU、ASIC及び/又はFPGAなど)、メモリ48及びネットワークインタフェース50を含む。
この例において、ここで説明した無線アクセスノード14の機能52は、1つ以上の処理ノード42において実装され、又は、任意の所望のやり方で制御システム30及び1つ以上の処理ノード42をまたいで分散される。いくつかの具体的な実施形態において、ここで説明した無線アクセスノード14の機能52のいくつか又は全ては、処理ノード42によりホスティングされる仮想環境内に実装される1つ以上の仮想マシンにより実行される仮想コンポーネントとして実装される。当業者により理解されるであろうように、所望の機能のうちの少なくともいくつかを遂行する目的で、処理ノード42と制御システム30又は代替的に送受信機38との間の追加的なシグナリング又は通信が使用される。とりわけ、いくつかの実施形態において、制御システム30は包含されなくてもよく、そのケースでは、送受信機38が適切なネットワークインタフェースを介して処理ノード42と直接的に通信する。
いくつかの実施形態において、少なくとも1つのプロセッサにより実行された場合に当該少なくとも1つのプロセッサにここで説明した実施形態のいずれかに係る無線アクセスノード14又は処理ノード42の機能性を遂行させる命令、を含むコンピュータプログラムが提供される。いくつかの実施形態において、上述したコンピュータプログラムプロダクトを収容する担体が提供される。その担体は、電子信号、光信号、無線信号又はコンピュータ読取可能な記憶媒体(例えば、メモリなどの非一時的なコンピュータ読取可能な媒体)のうちの1つである。
図10は、本開示のいくつかの他の実施形態に係る無線アクセスノード14、又はより広くネットワークノードの概略ブロック図である。無線アクセスノード14は、各々がソフトウェアで実装される1つ以上のモジュール54を含む。モジュール54は、ここで説明した無線アクセスノード14の機能性を提供する。この例において、無線アクセスノード14は、第1判定モジュール54−1、第2判定モジュール54−2及び送信モジュール54−3を含む。第1判定モジュール54−1は、第1の周波数上で動作するサービングセル16と共に構成されるワイヤレスデバイス12が第2の周波数上で動作する非サービングセル16へ同期しているかを判定する、ように動作可能であり、第2の周波数は、例えばワイヤレスデバイス12がD2D通信のために使用することを意図し又はそれが予期される周波数である。第2判定モジュール54−2は、ワイヤレスデバイス12が第2の周波数上で動作する非サービングセル16へ同期しているかに基づいて、ワイヤレスデバイス12を第1の測定ギャップ構成を適用するように構成すべきか又は第2の測定ギャップ構成を適用するように構成すべきかを判定する、ように動作可能であり、第1の測定ギャップ構成及び第2の測定ギャップ構成は、異なる測定ギャップ構成である。送信モジュール54−3は、ネットワークノードにより判定される通りに、ワイヤレスデバイス12を第1の測定ギャップ構成又は第2の測定ギャップ構成を適用するように構成する情報をワイヤレスデバイス12へ送信する、ように動作可能である。
上の及びここで説明した他の実施形態は、旧来の技法及び技術と比較して、限定ではないものの、次のことを含む潜在的な多様な利益を提供し得る。
ある実施形態は、非サービングキャリア上でのProSe動作を可能にし得る。ある説明した方法は、非サービングキャリア上でD2Dを行うことを意図する際のWANの中断時間を低減し得る。なぜなら、その中断をネットワークノードにより制御することが可能となるからである。
ある実施形態は、D2D UE12が非サービングキャリア上で動作することを意図する場合にリソースをより効率的に使用することが可能となり得る。なぜなら、UE12が非サービングセルへ同期している場合にのみUE12がD2Dを行うことが可能となるからである。
ある実施形態は、ネットワークノードによりサービスされているD2D UE12が非サービングキャリアに属するセルへのチューニングを行う際に上記ネットワークノードにおいてスケジューリンググラントが逸失することを防止し得る。
ある実施形態は、UE12がProSeを行うためのギャップを受け取る前に非サービングキャリアのセルへ同期していない場合でさえも、そのセル上でProSe動作を行うことを可能にし得る。転じて、これは、UE12が非サービングキャリア上でProSe動作を開始するよりも相当前にそのキャリアのセル上で測定を行う必要性を回避するかもしれず、WAN性能を劣化させかねない他のタイプの周期的なギャップをも回避する。
開示した主題は多様な実施形態への参照と共に上で提示されているものの、開示した主題の全体的なスコープから逸脱することなく、説明したそれら実施形態に対して形式及び詳細における多様な変更をなし得ることが理解されるであろう。
次の頭字語が本開示を通じて使用されている。
3GPP Third Generation Partnership Project
AGC Amplitude Gain Control
AP Access Point
ASIC Application Specific Integrated Circuit
BLER Block Error Rate
BSC Base Station Controller
BTS Base Transceiver Station
CA Carrier Aggregation
CDMA Code Division Multiple Access
CGI Cell Global Identity
CPU Central Processing Unit
CQI Channel Quality Indicator
CRS Common Reference Signal
CSI Channel State Information
CSI−RS Channel State Information Reference Signal
D2D Device-to-Device
DAS Distributed Antenna System
dB Decibel
DMRS Demodulation Reference Signal
DRS Discovery Reference Signal
DRX Discontinuous Reception
EDGE Enhanced Data Rates for Global Evolution
eNB Enhanced or Evolved Node B
E−SMLC Evolved Serving Mobile Location Center
FDD Frequency Division Duplexing
FPGA Field Programmable Gate Array
GERAN Global System for Mobile Communications Enhanced Data Rates for Global Evolution Radio Access Network
GSM Global System for Mobile Communications
HSPA High Speed Packet Access
ID Identity
km/hr Kilometers/Hour
LEE Laptop Embedded Equipment
LME Laptop Mounted Equipment
LTE Long Term Evolution
M2M Machine-to-Machine
MCG Master Cell Group
MDT Minimization of Drive Tests
MeNB Master Enhanced or Evolved Node B
MIB Master Information Block
MME Mobility Management Entity
ms Millisecond
MSC Mobile Switching Center
MSR Multi-Standard Radio
MTC Machine Type Communication
O&M Operation and Maintenance
ONC Out-of-Network-Coverage
OSS Operations Support System
PCell Primary Cell
PCI Physical Cell Identity
PDA Personal Digital Assistant
PLMN Public Land Mobile Network
PMI Precoding Matrix Indicator
ProSe Proximity Services
PSCell Primary Secondary Cell
PSS Primary Synchronization Signal
PSSS Primary Sidelink Synchronization Signal
RAT Radio Access Technology
RF Radio Frequency
RI Rank Indicator
RIP Received Interference Power
RLM Radio Link Monitoring
RNC Radio Network Controller
RRC Radio Resource Control
RRH Remote Radio Head
RRU Remote Radio Unit
RSRP Reference Signal Received Power
RSRQ Reference Signal Received Quality
RSTD Reference Signal Time Difference
RX Reception
SA Scheduling Assignment
SCell Secondary Cell
SCG Secondary Cell Group
SeNB Secondary Enhanced or Evolved Node B
SI System Information
SIB System Information Block
SINR Signal to Interference plus Noise Ratio
SNR Signal to Noise Ratio
SON Self-Organizing Network
SSS Secondary Synchronization Signal
SSSS Secondary Sidelink Synchronization Signal
TA Timing Advance
TDD Time Division Duplexing
TX Transmission
UE User Equipment
USB Universal Serial Bus
V2I Vehicle to Infrastructure
V2P Vehicle to Pedestrian
V2X Vehicle to X
WAN Wireless Access Network
WCDMA Wideband Code Division Multiple Access
WLAN Wireless Local Area Network
当業者は、本開示の実施形態について改善例及び修正例を認識するであろう。全てのそうした改善例及び修正例は、ここで開示した概念及び後続の特許請求の範囲のスコープ内にあるものと見なされる。

Claims (20)

  1. セルラー通信ネットワーク(10)におけるネットワークノード(14)の動作の方法であって、
    第1の周波数上で動作するサービングセル(16)と共に構成されるワイヤレスデバイス(12)が非サービング周波数である第2の周波数上で動作する非サービングセル(16)へ同期しているかと、前記ワイヤレスデバイス(12)が、前記非サービングセル(16)からシステム情報を取得する必要があるかと、を判定すること(100,200)と、
    前記ワイヤレスデバイス(12)が前記非サービングセル(16)へ同期しているかと、前記ワイヤレスデバイス(12)が、前記非サービングセル(16)から前記システム情報を取得する必要があるかと、に基づいて、前記ワイヤレスデバイス(12)を第1の測定ギャップ構成を適用するように構成するか、前記第1の測定ギャップ構成とは異なる測定ギャップ構成である第2の測定ギャップ構成を適用するように構成すかを判定すること(102,204)と
    前記ネットワークノード(14)により判定される通りに、前記ワイヤレスデバイス(12)を前記第1の測定ギャップ構成又は前記第2の測定ギャップ構成を適用するように構成する情報を前記ワイヤレスデバイス(12)へ送信すること(104,206)と、
    を含む方法。
  2. 前記ワイヤレスデバイス(12)が前記第1の測定ギャップ構成と共に構成されるか又は前記第2の測定ギャップ構成と共に構成されるかに基づいて、前記ワイヤレスデバイス(12)への信号のスケジューリングを適応させること(106,208)をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  3. 記ワイヤレスデバイス(12)を前記第1の測定ギャップ構成を適用するように構成す前記第2の測定ギャップ構成を適用するように構成すかを判定すること(204)は、
    前記ワイヤレスデバイス(12)が前記第2の周波数上で動作する前記非サービングセル(16)へ同期しており、且つ、前記第2の周波数上で動作する前記非サービングセル(16)から前記システム情報を取得する必要が無いとの判定に応じて、前記ワイヤレスデバイス(12)を前記第1の測定ギャップ構成を適用するように構成すると判定すること(202)と、
    前記ワイヤレスデバイス(12)が前記第2の周波数上で動作する前記非サービングセル(16)へ同期しておらず、且つ/又は、前記第2の周波数上で動作する前記非サービングセル(16)から前記システム情報を取得する必要がある、との判定に応じて、前記ワイヤレスデバイス(12)を前記第2の測定ギャップ構成を適用するように構成すると判定すること(202)と、
    を含む、請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記第1の測定ギャップ構成は、第1の測定ギャップ時間長を含み、前記第2の測定ギャップ構成は、第2の測定ギャップ時間長を含み、前記第2の測定ギャップ時間長は、前記第1の測定ギャップ時間長よりも大きい、請求項3に記載の方法。
  5. 前記第2の測定ギャップ時間長は、前記第1の測定ギャップ時間長に加えて可変的な拡張分を含む、請求項4に記載の方法。
  6. 前記第2の測定ギャップ時間長は、前記第1の測定ギャップ時間長に加えて拡張分を含み、前記拡張分は、
    前記ワイヤレスデバイス(12)が前記非サービングセル(16)から前記システム情報を取得する必要があるか
    前記ワイヤレスデバイス(12)が前記非サービングセル(16)から取得することが必要なシステム情報ブロックの数、
    前記ワイヤレスデバイス(12)が前記非サービングセル(16)からページングを取得する必要があるか、及び、
    前記非サービングセル(16)が前記ワイヤレスデバイス(12)により過去に知られているものであるか、
    からなる群のうちの少なくとも1つの関数である、請求項4に記載の方法。
  7. 前記第2の測定ギャップ時間長は、前記第1の測定ギャップ時間長に加えて予め定義される変数である拡張分を含む、請求項4に記載の方法。
  8. 前記ワイヤレスデバイス(12)を前記第1の測定ギャップ構成を適用するように構成するか、前記第2の測定ギャップ構成を適用するように構成すかを判定すること(102,204)は、前記ワイヤレスデバイス(12)が前記第2の周波数上で動作する前記非サービングセル(16)へ同期している確度が閾値よりも小さい場合に、周期的に前記第2の測定ギャップ構成を適用し、そうではない場合に、前記第1の測定ギャップ構成を適用するように前記ワイヤレスデバイス(12)を構成すると判定すること(102,204)、を含む、請求項1から7のいずれか1項に記載の方法。
  9. 前記ワイヤレスデバイス(12)が前記第2の周波数上で動作する前記非サービングセル(16)へ同期しているかを判定すること(100,200)は、
    前記非サービングセル(16)上での前記ワイヤレスデバイス(12)のタイミング精度、
    前記非サービングセル(16)に対する前記ワイヤレスデバイス(12)の速度、
    前記非サービングセル(16)に対する前記ワイヤレスデバイス(12)の位置、
    前記ワイヤレスデバイス(12)のアクティビティに関する履歴データ、
    前記ワイヤレスデバイス(12)の無線リソース制御状態、
    前記ワイヤレスデバイス(12)がアイドル状態で動作しているか又は接続済み状態で動作しているか、
    前記ワイヤレスデバイス(12)が不連続受信動作モードで動作しているか、
    前記ワイヤレスデバイス(12)が最後に測定ギャップ構成と共に構成されてから経過した時間量、
    前記ワイヤレスデバイス(12)が最後に前記第2の測定ギャップ構成と共に構成されてから経過した時間量、
    前記セルラー通信ネットワーク(10)内の1つ以上の他のノードから受信される情報、及び、
    前記非サービングセル(16)を基準とした前記ワイヤレスデバイス(12)の同期ステータスの、前記ワイヤレスデバイス(12)から受信される暗黙的な又は明示的な標識、
    のうちの少なくとも1つに基づいて、前記ワイヤレスデバイス(12)が前記第2の周波数上で動作する前記非サービングセル(16)へ同期しているかを判定すること(100,200)、を含む、請求項1から8のいずれか1項に記載の方法。
  10. セルラー通信ネットワーク(10)のためのネットワークノード(14)であって、
    第1の周波数上で動作するサービングセル(16)と共に構成されるワイヤレスデバイス(12)が非サービング周波数である第2の周波数上で動作する非サービングセル(16)へ同期しているかと、前記ワイヤレスデバイス(12)が、前記非サービングセル(16)からシステム情報を取得する必要があるかと、を判定し、
    前記ワイヤレスデバイス(12)が前記非サービングセル(16)へ同期しているかと、前記ワイヤレスデバイス(12)が、前記非サービングセル(16)から前記システム情報を取得する必要があるかと、に基づいて、前記ワイヤレスデバイス(12)を第1の測定ギャップ構成を適用するように構成するか、前記第1の測定ギャップ構成とは異なる測定ギャップ構成である第2の測定ギャップ構成を適用するように構成すかを判定し、
    前記ネットワークノード(14)により判定される通りに、前記ワイヤレスデバイス(12)を前記第1の測定ギャップ構成又は前記第2の測定ギャップ構成を適用するように構成する情報を前記ワイヤレスデバイス(12)へ送信する、
    ように適合されるネットワークノード(14)。
  11. 前記ネットワークノード(14)は、請求項2から9のいずれか1項に記載の方法に従って動作するようにさらに適合される、請求項10に記載のネットワークノード(14)。
  12. セルラー通信ネットワーク(10)のためのネットワークノード(14)であって、
    プロセッサ(32)と、
    前記プロセッサ(32)により実行可能な命令を含むメモリ(34)と、
    を備え、それにより、前記ネットワークノード(14)は、
    第1の周波数上で動作するサービングセル(16)と共に構成されるワイヤレスデバイス(12)が非サービング周波数である第2の周波数上で動作する非サービングセル(16)へ同期しているかと、前記ワイヤレスデバイス(12)が、前記非サービングセル(16)からシステム情報を取得する必要があるかと、を判定し、
    前記ワイヤレスデバイス(12)が前記非サービングセル(16)へ同期しているかと、前記ワイヤレスデバイス(12)が、前記非サービングセル(16)から前記システム情報を取得する必要があるかと、に基づいて、前記ワイヤレスデバイス(12)を第1の測定ギャップ構成を適用するように構成するか、前記第1の測定ギャップ構成とは異なる測定ギャップ構成である第2の測定ギャップ構成を適用するように構成すかを判定し、
    前記ネットワークノード(14)により判定される通りに、前記ワイヤレスデバイス(12)を前記第1の測定ギャップ構成又は前記第2の測定ギャップ構成を適用するように構成する情報を前記ワイヤレスデバイス(12)へ送信する、
    ように動作可能である、ネットワークノード(14)。
  13. セルラー通信ネットワーク(10)のためのネットワークノード(14)であって、
    第1の周波数上で動作するサービングセル(16)と共に構成されるワイヤレスデバイス(12)が非サービング周波数である第2の周波数上で動作する非サービングセル(16)へ同期しているかと、前記ワイヤレスデバイス(12)が、前記非サービングセル(16)からシステム情報を取得する必要があるかと、を判定するように動作可能な第1判定モジュール(54−1)と、
    前記ワイヤレスデバイス(12)が前記非サービングセル(16)へ同期しているかと、前記ワイヤレスデバイス(12)が、前記非サービングセル(16)から前記システム情報を取得する必要があるかと、に基づいて、前記ワイヤレスデバイス(12)を第1の測定ギャップ構成を適用するように構成するか、前記第1の測定ギャップ構成とは異なる測定ギャップ構成である第2の測定ギャップ構成を適用するように構成すかを判定するように動作可能な第2判定モジュール(54−2)と、
    前記ネットワークノード(14)により判定される通りに、前記ワイヤレスデバイス(12)を前記第1の測定ギャップ構成又は前記第2の測定ギャップ構成を適用するように構成する情報を前記ワイヤレスデバイス(12)へ送信するように動作可能な送信モジュール(54−3)と、
    を備えるネットワークノード(14)。
  14. セルラー通信ネットワーク(10)におけるワイヤレスデバイス(12)の動作の方法であって、
    第1の周波数上で動作するサービングセル(16)と共に構成される前記ワイヤレスデバイス(12)が非サービング周波数である第2の周波数上で動作する非サービングセル(16)へ同期しているかと、前記ワイヤレスデバイス(12)が、前記非サービングセル(16)からシステム情報を取得する必要があるかと、を判定するための第1の情報を取得すること(300)と、
    前記ワイヤレスデバイス(12)が前記非サービングセル(16)へ同期しているかと、前記ワイヤレスデバイス(12)が、前記非サービングセル(16)から前記システム情報を取得する必要があるかと、を前記第1の情報に基づいて判定すること(302)と、
    前記ワイヤレスデバイス(12)が前記非サービングセル(16)へ同期していない、或いは、前記ワイヤレスデバイス(12)が、前記非サービングセル(16)から前記システム情報を取得する必要があるという判定に応じて、拡張された測定ギャップのリクエストをネットワークノード(14)へ送信すること(304)と、
    を含む方法。
  15. 前記リクエストへの応答として、前記ワイヤレスデバイス(12)のための測定ギャップ構成を含む第2の情報を、前記ネットワークノード(14)から受信すること(306)であって、前記測定ギャップ構成は、前記拡張された測定ギャップについての構成を含み、前記拡張された測定ギャップは、前記ワイヤレスデバイス(12)が前記非サービングセル(16)へ同期し、前記システム情報を取得し、D2D動作を実行するための測定ギャップの拡張を含む期間を有する測定ギャップである、前記受信すること(306)と、
    前記第2の情報に従って前記ワイヤレスデバイス(12)により適用される測定ギャップ構成を構成すること(308)と、
    前記構成され測定ギャップの期間を有する測定ギャップの、前記非サービングセル(16)へ同期し(310)、前記システム情報を取得し、前記非サービングセル(16)上でD2D動作を実行すること(310)と、
    をさらに含む、請求項14に記載の方法。
  16. 前記ワイヤレスデバイス(12)が前記第2の周波数上で動作する前記非サービングセル(16)へ同期しているかを判定すること(302)は、
    前記非サービングセル(16)上での前記ワイヤレスデバイス(12)のタイミング精度、
    前記非サービングセル(16)に対する前記ワイヤレスデバイス(12)の速度、
    前記非サービングセル(16)に対する前記ワイヤレスデバイス(12)の位置、
    前記ワイヤレスデバイス(12)のアクティビティに関する履歴データ、
    前記ワイヤレスデバイス(12)の無線リソース制御状態、
    前記ワイヤレスデバイス(12)がアイドル状態で動作しているか又は接続済み状態で動作しているか、
    前記ワイヤレスデバイス(12)が不連続受信動作モードで動作しているか、
    前記ワイヤレスデバイス(12)が最後に測定ギャップ構成と共に構成されてから経過した時間量、
    前記ワイヤレスデバイス(12)が最後に拡張測定ギャップと共に構成されてから経過した時間量、及び、
    前記セルラー通信ネットワーク(10)内の1つ以上の他のノードから受信される情報、
    のうちの少なくとも1つに基づいて、前記ワイヤレスデバイス(12)が前記第2の周波数上で動作する前記非サービングセル(16)へ同期しているかを判定すること(302)、を含む、請求項14又は15に記載の方法。
  17. セルラー通信ネットワーク(10)のためのワイヤレスデバイス(12)であって、
    第1の周波数上で動作するサービングセル(16)と共に構成される前記ワイヤレスデバイス(12)が非サービング周波数である第2の周波数上で動作する非サービングセル(16)へ同期しているかと、前記ワイヤレスデバイス(12)が、前記非サービングセル(16)からシステム情報を取得する必要があるかと、を判定するための第1の情報を取得し、
    前記ワイヤレスデバイス(12)が前記非サービングセル(16)へ同期しているかと、前記ワイヤレスデバイス(12)が、前記非サービングセル(16)から前記システム情報を取得する必要があるかと、を前記第1の情報に基づいて判定し、
    前記ワイヤレスデバイス(12)が前記非サービングセル(16)へ同期していない、或いは、前記ワイヤレスデバイス(12)が、前記非サービングセル(16)から前記システム情報を取得する必要があるという判定に応じて、拡張された測定ギャップのリクエストをネットワークノード(14)へ送信する、
    ように適合されるワイヤレスデバイス(12)。
  18. 前記ワイヤレスデバイス(12)は、請求項15又は16に記載の方法に従って動作するようにさらに適合される、請求項17に記載のワイヤレスデバイス(12)。
  19. セルラー通信ネットワーク(10)のためのワイヤレスデバイス(12)であって、
    送受信機(24)と、
    プロセッサ(20)と、
    前記プロセッサ(20)により実行可能な命令を含むメモリ(22)と、
    を備え、それにより、前記ワイヤレスデバイス(12)は、
    第1の周波数上で動作するサービングセル(16)と共に構成される前記ワイヤレスデバイス(12)が非サービング周波数である第2の周波数上で動作する非サービングセル(16)へ同期しているかと、前記ワイヤレスデバイス(12)が、前記非サービングセル(16)からシステム情報を取得する必要があるかと、を判定するための第1の情報を取得し、
    前記ワイヤレスデバイス(12)が前記第2の周波数上で動作する前記非サービングセル(16)へ同期しているかと、前記ワイヤレスデバイス(12)が、前記非サービングセル(16)からシステム情報を取得する必要があるかと、を前記第1の情報に基づいて判定し、
    前記ワイヤレスデバイス(12)が前記第2の周波数上で動作する前記非サービングセル(16)へ同期していない、或いは、前記ワイヤレスデバイス(12)が、前記非サービングセル(16)から前記システム情報を取得する必要があるという判定に応じて、拡張された測定ギャップのリクエストをネットワークノード(14)へ送信する、
    ように動作可能である、ワイヤレスデバイス(12)。
  20. セルラー通信ネットワーク(10)のためのワイヤレスデバイス(12)であって、
    第1の周波数上で動作するサービングセル(16)と共に構成される前記ワイヤレスデバイス(12)が非サービング周波数である第2の周波数上で動作する非サービングセル(16)へ同期しているかと、前記ワイヤレスデバイス(12)が、前記非サービングセル(16)からシステム情報を取得する必要があるかと、を判定するための第1の情報を取得するように動作可能な取得モジュール(28−1)と、
    前記ワイヤレスデバイス(12)が前記第2の周波数上で動作する前記非サービングセル(16)へ同期しているかと、前記ワイヤレスデバイス(12)が、前記非サービングセル(16)から前記システム情報を取得する必要があるかと、を前記第1の情報に基づいて判定するように動作可能な判定モジュール(28−2)と、
    前記ワイヤレスデバイス(12)が前記第2の周波数上で動作する前記非サービングセル(16)へ同期していない、或いは、前記ワイヤレスデバイス(12)が、前記非サービングセル(16)から前記システム情報を取得する必要があると前記判定モジュール(28−2)が判定することに応じて、拡張された測定ギャップのリクエストをネットワークノード(14)へ送信するように動作可能な送信モジュール(28−3)と、
    を備えるワイヤレスデバイス(12)。
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