種々の実施形態は、概して、eMBMSをサポートするためのモバイルターミネーション制御技術に関するものであり得る。一実施形態では、例えば、装置は、少なくとも一部がハードウェア内にあるロジックを備えることができ、そのロジックは、モバイルターミネーション(MT)において発展型マルチメディアブロードキャスト・マルチキャストサービス(eMBMS)のサポートをイネーブルする第1のATコマンドを送るため、MTで使用できるeMBMSサービスに関するクエリをMTに発する第2のATコマンドを送るため、第2のATコマンドへの応答として1つまたは複数の使用できるeMBMSサービスを記述する情報を受け取るため、および1つまたは複数の使用できるeMBMSサービスのうちの少なくとも1つを使用するようにMTを構成する第3のATコマンドを送るため、のものである。他の実施形態について、記載されるとともに、特許請求される。
種々の実施形態では、1つまたは複数の要素を備え得る。要素は、いくつかのオペレーションを実行するように構成された任意の構造体を有し得る。所与の設計パラメータセットまたは性能制約の要求に応じて、各要素は、ハードウェア、ソフトウェア、またはその任意の組み合わせとして実装することができる。例として、ある特定のトポロジで、限られた数の要素を用いて、実施形態について説明している場合があるが、その実施形態は、所与の実装についての要求に応じて、別のトポロジで、より多数またはより少数の要素を備えていてもよい。なお、「一実施形態」または「実施形態」という表現は、その実施形態に関連して記載される特定の特徴、構造、または特性が、少なくとも1つの実施形態に含まれることを意味するということに留意すべきである。本明細書で様々な箇所に記載されている「一実施形態では」、「いくつかの実施形態では」、および「種々の実施形態において」という表現は、必ずしもすべて同じ実施形態を指しているとは限らない。
本明細書で開示する技術は、1つまたは複数の広帯域移動無線技術を用いて1つまたは複数の無線接続を介してデータを転送することを伴い得る。例えば、種々の実施形態は、その旧版、改訂版、後継版、および/または変形版を含む、1つまたは複数の第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)、3GPPロングタームエボリューション(LTE)、および/または3GPP LTEアドバンスト(LTE−A)技術および/または規格による、1つまたは複数の無線接続を介した転送を伴い得る。種々の実施形態は、その旧版、改訂版、後継版、および/または変形版を含む、1つまたは複数の移動通信用グローバルシステム(GSM(登録商標))/GSM(登録商標)エボリューション用エンハンストデータレート(EDGE)、ユニバーサル移動通信システム(UMTS)/高速パケットアクセス(HSPA)、および/または汎用パケットラジオサービス(GPRS)システムによるGSM(登録商標)(GSM(登録商標)/GPRS)技術および/または規格による転送を、追加的または代替的に伴い得る。
広帯域移動無線技術および/または規格の例として、さらに、その旧版、改訂版、後継版、および/または変形版を含む、IEEE802.16mおよび/または802.16pなどの米国電気電子学会(IEEE)802.16広帯域無線規格のいずれか、第4世代国際移動通信(IMT−ADV)、マイクロ波アクセスのための世界的な相互運用性(WiMax(登録商標))および/またはWiMax II、符号分割多重アクセス(CDMA)2000(例えば、CDMA2000 1xRTT、CDMA2000 EV−DO、CDMA EV−DVなど)、高性能ラジオメトロポリタンエリアネットワーク(HIPERMAN)、ワイヤレスブロードバンド(WiBro)、高速ダウンリンクパケットアクセス(HSDPA)、高速直交周波数分割多重(OFDM)パケットアクセス(HSOPA)、高速アップリンクパケットアクセス(HSUPA)技術および/または規格が含まれ得るが、ただし、これらに限定されない。
いくつかの実施形態は、追加的または代替的に、他の無線通信技術および/または規格による無線通信を伴い得る。種々の実施形態において使用され得る他の無線通信技術および/または規格の例として、そのいずれかの旧版、改訂版、後継版、および/または変形版を含む、IEEE802.11、IEEE802.11a、IEEE802.11b、IEEE802.11g、IEEE802.11n、IEEE802.11u、IEEE802.11ac、IEEE802.11ad、IEEE802.11af、および/またはIEEE802.11ah規格などの他のIEEE無線通信規格、IEEE802.11高効率WLAN(HEW)研究グループによって策定された高効率Wi−Fi規格、Wi−Fi(登録商標)、Wi−Fiダイレクト、Wi−Fiダイレクトサービス、ワイヤレスギガビット(WiGig)、WiGigディスプレイ拡張(WDE)、WiGigバス拡張(WBE)、WiGigシリアル拡張(WSE)規格などのWi−Fiアライアンス(WFA)無線通信規格、および/またはWFA近隣認識ネットワーキング(NAN)タスクグループによって策定された規格、3GPP技術報告書(TR)23.887、3GPP技術仕様書(TS)22.368、および/または3GPP TS 23.682において具体化されているようなマシン型通信(MTC)規格、および/またはNFCフォーラムによって策定された規格などの近距離無線通信(NFC)規格が含まれ得るが、ただし、これらに限定されない。実施形態は、これらの例に限定されない。
本明細書で開示する技術は、1つまたは複数の無線接続を介した転送に加えて、1つまたは複数の有線通信媒体による1つまたは複数の有線接続を介したコンテンツの転送を伴い得る。有線通信媒体の例として、ワイヤ、ケーブル、金属リード、プリント回路基板(PCB)、バックプレーン、スイッチファブリック、半導体材料、ツイストペア線、同軸ケーブル、光ファイバ、などを含むことができる。実施形態は、この文脈に限定されない。
図1は、種々の実施形態を表現し得る運用環境100の一例を示している。運用環境100では、モバイルデバイス102は、端末装置(TE)104と、モバイルターミネーション(MT)106と、を備える。TE104は、一般的に、モバイルデバイス102のユーザ(群)に対してアプリケーションおよび/またはサービスを提供するためのデバイス(群)、ロジック、回路、および/または命令を有し得る。MT106は、主に、モバイルデバイス102側でラジオ周波数(RF)通信をサポートするように構成されたデバイス(群)、ロジック、回路、および/または命令を有し得る。モバイルデバイス102は、また、ターミナルアダプタ(TA)108を備え、これは、主に、TE104とMT106との間の通信を有効化するように構成されたデバイス(群)、ロジック、回路、および/または命令を有し得る。運用環境100では、モバイルデバイス102は、MT106によって提供される機能を利用して、ラジオアクセスネットワーク(RAN)110との無線通信に参加する。いくつかの実施形態では、モバイルデバイス102は、ユーザ装置(UE)を備えることができ、RAN110は、発展型ユニバーサル移動通信システム(UMTS)地上ラジオアクセスネットワーク(E−UTRAN)を有し得る。MT106の機能を用いることによるRAN110との無線通信に伴って、TE104は、送信用のデータを供給するため、無線通信の様々な局面を制御するため、RAN110を介してMT106で受信したデータを取得するため、および/または他の関連したオペレーションを実行するために、TA108を介してMT106と通信し得る。実施形態は、この文脈に限定されない。
図2は、種々の実施形態を表現し得る運用環境200の一例を示している。運用環境200では、RAN110を介して、1つまたは複数の発展型マルチメディアブロードキャスト・マルチキャストサービス(eMBMS)サービス212を利用できる。eMBMSサービス212を利用可能であること、および/またはそれらのeMBMSサービスの特性を、そのセル内のデバイスに通知するために、RAN110内のeNB214は、eMBMS情報216を送信する。いくつかの実施形態では、eNB214は、システム情報ブロック13(SIB−13)のようなシステム情報ブロック内のeMBMS情報216を送信し得る。MT106は、eMBMS情報216を受信してeMBMSサービス212を得るために必要な無線通信機能を、モバイルデバイス102に提供し得る。モバイルデバイス102のユーザ(群)によるeMBMSサービス212の利用を可能にすることができるためには、TE104には、eMBMSサービス212を得るために適切にその無線通信機能を利用するようにMT106を制御可能であることが要求される。しかしながら、従来技術によれば、モバイルデバイス102のようなモバイルデバイスのユーザへのeMBMSサービス212のようなeMBMSサービスの提供を可能にするのに要求されるような形態で、MT106のようなモバイルターミネーションを制御するために、TE104のような端末装置で使用し得る機構は存在しない。
本明細書では、eMBMSをサポートするためのモバイルターミネーション制御技術について開示する。そのような種々の技術によれば、eMBMSサービスの提供を実現するような形態でモバイルターミネーション機能を制御するために、端末装置は、ATコマンドを使用することができる。いくつかの実施形態では、端末装置は、eMBMS専用に定義されたATコマンドのセットを用いて、それを実現し得る。種々の実施形態において、eMBMS専用ATコマンドは、単に各種パラメータの新たな値を定義するだけで、新たなeMBMS機能オプションおよびインタフェースプロトコルに対応するように拡張可能であるように設計することができる。いくつかの実施形態では、eMBMS専用ATコマンドは、3GPP TS 27.007 V12.7.0(2015年1月リリース)および/またはその旧版、後継版、および/または変形版に記載されている拡張情報およびエラーメッセージ機能を利用することができる。実施形態は、この文脈に限定されない。
図3は、種々の実施形態においてeMBMSをサポートするためのモバイルターミネーション制御技術の実装形態を表現し得る運用環境300の一例を示している。運用環境300では、TE104は、MT106におけるeMBMSサポートおよびオペレーションをイネーブルおよび構成(またはディスエーブル)するため、ならびにMT106におけるそのようなeMBMSサポートおよび/またはオペレーションに関連した各種情報の報告を要求するために、eMBMS専用ATコマンド318を使用するように構成することができる。いくつかの実施形態では、TE104は、そのようなeMBMS専用ATコマンド318をTA108に送ることができ、そしてTA108は、受け取ったeMBMS専用ATコマンド318に応じて、MT制御メッセージ320をMT106に送ることができ、これにより、MT106に、それらのeMBMS専用ATコマンド318に応じた動作をさせる。種々の実施形態において、MT106は、受け取ったMT制御メッセージ320への応答として、MTステータスメッセージ322をTA108に送ることができる。いくつかの実施形態では、TA108は、MT106から受け取ったMTステータスメッセージ322内の情報をTE104に提供するために、AT応答メッセージ324をTE104に送ることができる。種々の実施形態において、TA108は、TE104によって送られたeMBMS専用ATコマンドに応じた情報を含む1つまたは複数のAT応答メッセージ324をTE104に送ることができる。いくつかの実施形態では、TA108は、非請求リザルトコードおよび/または非請求サービスリザルトコードを含む1つまたは複数のAT応答メッセージ324を送ることができる。実施形態は、この文脈に限定されない。
図4は、種々の実施形態においてeMBMSをサポートするためのモバイルターミネーション制御技術の実装を表現し得る運用環境400の一例を示している。より具体的には、運用環境400は、eMBMSサービス212の使用に伴ってMT106を制御するためにTE104が使用し得る様々なeMBMS専用ATコマンド318の例を示している。図4に示すように、いくつかの実施形態では、eMBMS専用ATコマンド318の例として、コンフィギュレーションコマンド426、ステータス報告コマンド428、サービス構成コマンド432、データ状態移行(enter data state)コマンド436、およびカウント手順コマンド438、を含むことができる。なお、種々の実施形態において、TE104は、追加的または代替的に、他のタイプのeMBMS専用ATコマンド318を使用し得ること、ならびに、実施形態はこれらの例に限定されないことは、理解されるべきである。
いくつかの実施形態では、eMBMS専用ATコマンド318のうちの1つまたは複数は、MT106の各種機能および/または報告機能をイネーブルまたはディスエーブルするため、各種eMBMS関連オペレーションの実行をMT106に指示するため、eMBMSサービスに関する情報を求めるクエリをMT106に対して発するため、MT106で使用するeMBMSサービスを構成または構成解除するため、および/またはeMBMS関連情報をMT106に提供するため、に使用するATコマンドを含み得る。以下、そのようなATコマンドを「設定型」コマンドと呼ぶ。種々の実施形態において、eMBMS専用ATコマンド318のうちの1つまたは複数は、前に発行した設定型コマンドの結果としてMT106において有効な具体的設定および/または構成情報を示す情報を要求するために使用するATコマンドを含み得る。以下、そのようなATコマンドを「リード型(read−type)」コマンドと呼ぶ。いくつかの実施形態では、eMBMS専用ATコマンド318のうちの1つまたは複数は、設定型コマンドの1つまたは複数のパラメータの許容値を示す情報を要求するために使用するATコマンドを含み得る。以下、そのようなATコマンドを「テスト型」コマンドと呼ぶ。種々の実施形態において、eMBMS専用ATコマンド318のうちの1つまたは複数は、拡張ATコマンドを構成し得る。実施形態は、この文脈に限定されない。
いくつかの実施形態では、TE104は、MT106におけるeMBMSサポートをイネーブルおよび/またはディスエーブルするために、設定型コンフィギュレーションコマンド426を使用することができる。種々の実施形態において、TE104は、MT106におけるeMBMSサポートをイネーブルするために設定型コンフィギュレーションコマンド426を使用するときに、その設定型コンフィギュレーションコマンド426内のパラメータをある値に設定することができ、MT106におけるeMBMSサポートをディスエーブルするために設定型コンフィギュレーションコマンド426を使用するときに、そのパラメータを他の値に設定することができる。いくつかの実施形態では、MT106においてeMBMSサポートをイネーブルすべきであることを指示する設定型コンフィギュレーションコマンド426をTE104が送ると、MT106は、eMBMS制御情報を求めてマルチキャスト制御チャネル(MCCH)を監視し得る。種々の実施形態において、MT106においてeMBMSサポートをディスエーブルすべきであることを指示する設定型コンフィギュレーションコマンド426をTE104が送ると、MT106は、eMBMS制御情報のためのMCCHの監視を中断することができる。いくつかの実施形態では、TE104は、MT106における現在のeMBMS構成設定に関する情報を要求するために、リード型コンフィギュレーションコマンド426を使用することができる。種々の実施形態において、TE104は、設定型コンフィギュレーションコマンド426の1つまたは複数のパラメータに対してサポートされている値を示す情報を要求するために、テスト型コンフィギュレーションコマンド426を使用することができる。実施形態は、この文脈に限定されない。
いくつかの実施形態では、TE104は、eMBMSセッションパラメータ値がTE104に報告されるべきであるかどうかを指定するために、設定型ステータス報告コマンド428を使用することができる。種々の実施形態において、TE104は、eMBMSセッションパラメータの報告をイネーブルするために設定型ステータス報告コマンド428を使用するときに、その設定型ステータス報告コマンド428内のパラメータをある値に設定することができ、eMBMSセッションパラメータの報告をディスエーブルするために設定型ステータス報告コマンド428を使用するときに、そのパラメータを他の値に設定することができる。いくつかの実施形態では、設定型ステータス報告コマンド428は、そのようなパラメータ値がこれによって報告され得る非請求リザルトコードの提示を制御することができる。そのような種々の実施形態において、TE104は、非請求リザルトコードの提示をイネーブルするためにステータス報告コマンド428を使用するときに、その設定型ステータス報告コマンド428内のパラメータをある値に設定することができ、非請求リザルトコードの提示をディスエーブルするために設定型ステータス報告コマンドコマンド428を使用するときに、そのパラメータを他の値に設定することができる。いくつかの実施形態では、TE104は、MT106においてeMBMSセッションパラメータの報告がイネーブルされているかどうかを示す情報を要求するために、リード型ステータス報告コマンド428を使用することができる。種々の実施形態において、要求された情報は、MT106において非請求リザルトコードの提示がイネーブルされているかどうかを示し得る。いくつかの実施形態では、TE104は、設定型ステータス報告コマンド428の1つまたは複数のパラメータに対してサポートされている値を示す情報を要求するために、テスト型ステータス報告コマンド428を使用することができる。実施形態は、この文脈に限定されない。
種々の実施形態において、eMBMSセッションパラメータの報告をイネーブルするために設定型ステータス報告コマンド428使用した後に、TE104は、TA108からステータス情報メッセージ430を受け取ることができる。いくつかの実施形態では、ステータス情報メッセージ430は、1つまたは複数のeMBMSセッションについてのステータス情報を含み得る。種々の実施形態において、ステータス情報は、1つまたは複数のeMBMSセッションがアクティブ化されているのか、または非アクティブ化されているのかを示し得る。いくつかの実施形態では、ステータス情報メッセージ430は、非請求リザルトコードの提示をイネーブルするために設定型ステータス報告コマンド428を使用したTE104に対する応答として、非請求リザルトコードによってTE104に報告される情報を含み得る。実施形態は、この文脈に限定されない。
種々の実施形態において、TE104は、MT106で使用できるeMBMSサービスに関する情報を求めるクエリをMT106に対して発するために、設定型サービス構成コマンド432を使用することができる。いくつかの実施形態では、TE104は、MT106で使用中のeMBMSサービスに関する情報を求めるクエリをMT106に対して発するために、設定型サービス構成コマンド432を使用することができる。種々の実施形態において、TE104は、MT106で使用するeMBMSサービスを構成するために、設定型サービス構成コマンド432を使用することができる。いくつかの実施形態では、TE104は、MT106で使用するeMBMSサービスを構成解除するために、設定型サービス構成コマンド432を使用することができる。種々の実施形態において、TE104は、MT106で使用できるeMBMSサービスに関する情報を求めるクエリをMT106に対して発するために設定型サービス構成コマンド432を使用するときに、その設定型サービス構成コマンド432内のパラメータをある値に設定することができ、MT106で使用中のeMBMSサービスに関する情報を求めるクエリをMT106に対して発するために設定型サービス構成コマンド432を使用するときに、第2の値に設定することができ、MT106で使用するeMBMSサービスを構成するために設定型サービス構成コマンド432を使用するときに、第3の値に設定することができ、MT106で使用するeMBMSサービスを構成解除するために設定型サービス構成コマンド432を使用するときに、第4の値に設定することができる。
いくつかの実施形態では、特定のタイプのeMBMSサービス情報がTE104に報告されるべきであるかどうかを指定するために、TE104は、設定型サービス構成コマンド432を使用することができる。種々の実施形態において、TE104は、特定のタイプのeMBMSサービス情報の報告をイネーブルするために設定型サービス構成コマンド432を使用するときに、その設定型サービス構成コマンド432内のパラメータをある値に設定することができ、特定のタイプのeMBMSサービス情報の報告をディスエーブルするために設定型サービス構成コマンド432を使用するときに、そのパラメータを他の値に設定することができる。いくつかの実施形態では、設定型サービス構成コマンド432は、特定のタイプのeMBMSサービス情報がこれによって報告され得る非請求サービスリザルトコードの提示を制御することができる。そのような種々の実施形態では、TE104は、非請求サービスリザルトコードの提示をイネーブルするために設定型サービス構成コマンド432を使用するときに、その設定型サービス構成コマンド432内のパラメータをある値に設定することができ、非請求サービスリザルトコードの提示をディスエーブルするために設定型サービス構成コマンド432を使用するときに、そのパラメータを他の値に設定することができる。いくつかの実施形態では、TE104は、MT106において特定のタイプのeMBMSサービス情報の報告がイネーブルされているかどうかを示す情報を要求するために、リード型サービス構成コマンド432を使用することができる。種々の実施形態において、要求された情報は、MT106において非請求サービスリザルトコードの提示がイネーブルされているかどうかを示し得る。いくつかの実施形態では、TE104は、設定型サービス構成コマンド432の1つまたは複数のパラメータに対してサポートされている値を示す情報を要求するために、テスト型サービス構成コマンド432を使用することができる。実施形態は、この文脈に限定されない。
種々の実施形態において、MT106で使用できるeMBMSサービスもしくは使用中のeMBMSサービスに関する情報を求めるクエリをMT106に対して発するため、または非請求サービスリザルトコードの提示をイネーブルするために、設定型サービス構成コマンド432を使用した後に、TE104は、TA108からサービス情報メッセージ434を受け取ることができる。いくつかの実施形態では、サービス情報メッセージ434は、MT106で使用できる1つまたは複数のeMBMSサービスを特定する情報を含み得る。種々の実施形態において、サービス情報メッセージ434は、MT106で使用中の1つまたは複数のeMBMSサービスを特定する情報を含み得る。いくつかの実施形態では、サービス情報メッセージ434は、非請求サービスリザルトコードの提示をイネーブルするために設定型サービス構成コマンド432を使用したTE104に対する応答として、非請求サービスリザルトコードによってTE104に報告される情報を含み得る。実施形態は、この文脈に限定されない。
種々の実施形態において、TE104は、MT106をeMBMSデータ状態に移行させるために、設定型データ状態移行コマンド436を使用することができる。いくつかの実施形態では、TE104は、設定型データ状態移行コマンド436内のパラメータを、eMBMSセッションを特定する値に設定することができ、MT106は、eMBMSデータ状態への移行に伴って、指定されたeMBMSセッションのためのデータ転送用にチャネルを構成することができる。種々の実施形態において、TE104は、そのパラメータを、そのeMBMSセッションのeMBMSセッションIDの値に設定することができる。実施形態は、この文脈に限定されない。
いくつかの実施形態では、TE104は、そのeMBMSサービスを享受することに興味があるテンポラリモバイルグループ識別子(TMGI)のリストをMT106に提供するために、設定型カウント手順コマンド438を使用することができる。種々の実施形態において、TE104は、eNB214によるMBMSカウント手順の開始に応じて、設定型カウント手順コマンド438をTA108に送ることができる。そのようないくつかの実施形態では、eNB214は、MBMSCountingRequestメッセージをモバイルデバイス102に送信することによって、MBMSカウント手順を開始することができる。種々の実施形態において、モバイルデバイス102は、MBMSCountingRequestメッセージに応答して、MBMSCountingResponseメッセージを送信することができる。いくつかの実施形態では、モバイルデバイス102は、設定型カウント手順コマンド438に含まれるTMGIリストに基づいて、MBMSCountingResponseメッセージの内容を決定することができる。種々の実施形態において、TE104は、TE104が前に設定型カウント手順コマンド438によって提供したTMGIリストを示す情報を要求するために、リード型カウント手順コマンド438を使用することができる。実施形態は、この文脈に限定されない。
図5は、いくつかの実施形態においてeMBMSをサポートするためのモバイルターミネーション制御技術の実装に伴って使用することができる1つまたは複数のeMBMS専用ATコマンドの定義を表現し得るATコマンド定義500の一例を示している。例えば、ATコマンド定義500は、種々の実施形態による図4のコンフィギュレーションコマンド426のうちの1つまたは複数の定義を表し得る。より具体的には、ATコマンド定義500は、図4の設定型コンフィギュレーションコマンド426、リード型コンフィギュレーションコマンド426、およびテスト型コンフィギュレーションコマンド426の定義を表し得る。ATコマンド定義500は、コマンド名502、コマンドパラメータ504、コマンド構文テーブル506、コマンド説明セクション508、規定値セクション510、およびインプリメンテーションセクション512を含み得る。
図5に示すように、ATコマンド定義500に関連付けられたコマンド名502は、「MTにおけるeMBMSコンフィギュレーション」である。コマンドパラメータ504は、コマンド構文テーブル506に従って1つまたは複数の拡張ATコマンドを構築するために使用することができるコマンドラインパラメータを構成し得る。本例では、コマンドパラメータ504は、値「+CEMBMSCFG」を有する。コマンド構文テーブル506は、「コマンド」カラムを有し、これにより、それぞれがコマンドパラメータ504の値を有する設定コマンド514、リードコマンド516、およびテストコマンド518の構文を定義している。コマンド構文テーブル506は、さらに「可能な応答」カラムを有し、これにより、設定コマンド514、リードコマンド516、およびテストコマンド518に対する可能な応答の構文を記述している。図4の設定型コンフィギュレーションコマンド426を表し得る設定コマンド514は、構文「+CEMBMSCFG=<setup_cfg>」に従って構築され、このとき、<setup_cfg>は、これについて可能な値が規定値セクション510で指定されるパラメータである。図4のリード型コンフィギュレーションコマンド426を表し得るリードコマンド516は、構文「+CEMBMSCFG?」に従って構築される。図4のテスト型コンフィギュレーションコマンド426を表し得るテストコマンド518は、構文「+CEMBMSCFG=?」に従って構築される。
コマンド説明セクション508に示すように、設定コマンド514は、MTにおけるeMBMSサポートをイネーブルおよびディスエーブルするために使用することができる。eMBMSがイネーブルされると、MTは、3GPP TS 36.331の6.3.1項に準拠した情報要素SystemInformationBlockType13(SIB−13)を読み出す。eMBMSサービスがアクティブでないときに設定コマンド514が発行されると、「+CME ERROR」コードが返される。リードコマンド516は、MTにおける現在のeMBMS構成設定を返す。テストコマンド518は、<setup_cfg>パラメータのサポートされている値を複合値として返す。規定値セクション510に示すように、サポートされている値は0と1であり、これらは、MTにおいてeMBMSサポートをイネーブルすべきか、またはディスエーブルすべきかを指定するために使用される。値「0」は、MTにおけるeMBMSサポートをディスエーブルするために使用される。eMBMSサポートがディスエーブルされているときには、MTは、eMBMSサービスを受信していること、もしくは消費していることはなく、また、マルチキャスト制御チャネルを監視していることもない。値「1」は、MTにおけるeMBMSサポートをイネーブルするために使用される。インプリメンテーションセクション512に示すように、ATコマンド定義500で定義されるコマンドは、オプションコマンドである。実施形態は、この文脈に限定されない。
図6は、いくつかの実施形態においてeMBMSをサポートするためのモバイルターミネーション制御技術の実装に伴って使用することができる1つまたは複数のeMBMS専用ATコマンドの定義を表現し得るATコマンド定義600の一例を示している。例えば、ATコマンド定義600は、種々の実施形態による図4のステータス報告コマンド428のうちの1つまたは複数の定義を表し得る。より具体的には、ATコマンド定義600は、図4の設定型ステータス報告コマンド428、リード型ステータス報告コマンド428、およびテスト型ステータス報告コマンド428の定義を表し得る。ATコマンド定義600は、コマンド名602、コマンドパラメータ604、コマンド構文テーブル606、コマンド説明セクション608、規定値セクション610、およびインプリメンテーションセクション612を含み得る。
図6に示すように、ATコマンド定義600に関連付けられたコマンド名602は、「MTにおけるeMBMSステータス報告」である。コマンドパラメータ604は、コマンド構文テーブル606に従って1つまたは複数の拡張ATコマンドを構築するために使用することができるコマンドラインパラメータを構成し得る。本例では、コマンドパラメータ604は、値「+CEMBMSR」を有する。コマンド構文テーブル606は、「コマンド」カラムを有し、これにより、それぞれがコマンドパラメータ604の値を有する設定コマンド614、リードコマンド616、およびテストコマンド618の構文を定義している。コマンド構文テーブル606は、さらに「可能な応答」カラムを有し、これにより、リードコマンド616およびテストコマンド618に対する可能な応答の構文を記述している。図4の設定型ステータス報告コマンド428を表し得る設定コマンド614は、構文「+CEMBMSR=[<n>]」に従って構築され、このとき、<n>は、これについて可能な値が規定値セクション610で指定されるパラメータである。図4のリード型ステータス報告コマンド428を表し得るリードコマンド616は、構文「+CEMBMSR?」に従って構築される。図4のテスト型ステータス報告コマンド428を表し得るテストコマンド618は、構文「+CEMBMSR=?」に従って構築される。
コマンド説明セクション608に示すように、設定コマンド614は、eMBMSセッションパラメータ値を報告するための非請求リザルトコード「+CEMBMSRI:」の提示を制御するために使用することができる。そのようなeMBMSセッションパラメータ値は、「+CEMBMSCFG」コマンドを使用してeMBMSサービスがイネーブルされている場合にのみ報告される。設定コマンド614は、情報要素SystemInformationBlockType13(SIB−13)情報を読み出すための要求をMTにおいてトリガしない。リードコマンド616は、MTにおける現在のeMBMS非請求リザルトコード設定を返す。テストコマンド618は、<n>パラメータのサポートされている値を複合値として返す。規定値セクション610に示すように、サポートされている値は0と1であり、これらは、非請求リザルトコード「+CEMBMSRI:」の提示を制御するために使用することができる。値「0」は、非請求リザルトコードの提示をディスエーブルするために使用することができ、値「1」は、非請求リザルトコードの提示をイネーブルするために使用することができる。インプリメンテーションセクション612に示すように、ATコマンド定義600で定義されるコマンドは、オプションコマンドである。
規定値セクション610は、非請求リザルトコード「+CEMBMSRI:」の構文が、「+CEMBMSRI:<session_status>,<tmgi>,<embms_session_id>[,<tmgi>,<embms_session_id>[...]]」であることを示している。eMBMSサポートがイネーブルされている場合には、<session_status>は、eMBMSセッションがアクティブ化されているのか、または非アクティブ化されているのかを示している。eMBMSセッションがアクティブ化されているときには、データ状態に移行するために、「+CEMBMSDATA」コマンドを使用することができる。<session_status>の値が「0」であると、eMBMSセッションが非アクティブ化されていることを示している。eMBMSセッションが非アクティブ化されているときには、MTは、eMBMSサービスを受信していること、もしくは消費していることはないが、マルチキャスト制御チャネルを監視している。<session_status>の値が「1」であると、eMBMSセッションがアクティブ化されていることを示している。特定の<tmgi>パラメータの値は、ある特定のeMBMSベアラサービスに割り当てられたテンポラリモバイルグループ識別子である。特定の<embms_session_id>パラメータの値は、eMBMSセッション識別子であり、これと<tmgi>パラメータの値との組み合わせによって、ある特定のeMBMSセッションを識別することができる。実施形態は、この文脈に限定されない。
図7Aは、いくつかの実施形態においてeMBMSをサポートするためのモバイルターミネーション制御技術の実装に伴って使用することができる1つまたは複数のeMBMS専用ATコマンドの定義を表現し得るATコマンド定義700の一例を示している。例えば、ATコマンド定義700は、種々の実施形態による図4のサービス構成コマンド432のうちの1つまたは複数の定義を表し得る。より具体的には、ATコマンド定義700は、図4の設定型サービス構成コマンド432、リード型サービス構成コマンド432、およびテスト型サービス構成コマンド432の定義を表し得る。ATコマンド定義700は、コマンド名702、コマンドパラメータ704、コマンド構文テーブル706、コマンド説明セクション708、規定値セクション710、およびインプリメンテーションセクション712を含み得る。
図7Aに示すように、ATコマンド定義700に関連付けられたコマンド名702は、「eMBMSサービス構成」である。コマンドパラメータ704は、コマンド構文テーブル706に従って1つまたは複数の拡張ATコマンドを構築するために使用することができるコマンドラインパラメータを構成し得る。本例では、コマンドパラメータ704は、値「+CEMBMSSRV」を有する。コマンド構文テーブル706は、「コマンド」カラムを有し、これにより、それぞれがコマンドパラメータ704の値を有する設定コマンド714、リードコマンド716、およびテストコマンド718の構文を定義している。コマンド構文テーブル706は、さらに「可能な応答」カラムを有し、これにより、設定コマンド714、リードコマンド716、およびテストコマンド718に対する可能な応答の構文を記述している。図4の設定型サービス構成コマンド432を表し得る設定コマンド714は、構文「+CEMBMSSRV=[<n>[,<embms_service>[,<tmgi>]]]」に従って構築され、このとき、<n>、<embms_service>、および<tmgi>は、これについて可能な値が規定値セクション710で指定されるパラメータである。図4のリード型サービス構成コマンド432を表し得るリードコマンド716は、構文「+CEMBMSSRV?」に従って構築される。図4のテスト型サービス構成コマンド432を表し得るテストコマンド718は、構文「+CEMBMSSRV=?」に従って構築される。
コマンド説明セクション708に示すように、設定コマンド714は、サービス変更インディケーションを求めるクエリを発してリッスンするため、ならびに、eMBMSサービス情報、TMGI、およびeMBMSセッション識別子を報告するための非請求リザルトコード「+CEMBMSSRVI:」の提示を制御するため、に使用することができる。コマンド説明セクション708は、非請求リザルトコード「+CEMBMSSRVI:」の構文が、「+CEMBMSSRVI:<service_type>,<no_services_info>,<tmgi>[,<embms_session_id>[,<tmgi>[,<embms_session_id>[...]]]]」であることを示している。eMBMSがアクティブでないときに設定コマンド714が発行されると、「+CME ERROR」コードが返される。リードコマンド716は、端末のリザルトコード設定を返す。テストコマンド718は、<n>および<embms_service>パラメータのサポートされている値を複合値として返す。インプリメンテーションセクション712に示すように、ATコマンド定義700で定義されるコマンドは、オプションコマンドである。
図7Bは、図7Aの規定値セクション710の内容を示している。図7Bの規定値セクション710に示すように、図7Aの<n>パラメータのサポートされている値は0と1であり、これらは、eMBMS非請求リザルトコード「+CEMBMSSRVI:」の提示を制御するために使用することができる。値「0」は、eMBMS非請求リザルトコードをディスエーブルするために使用することができ、値「1」は、eMBMS非請求リザルトコードをイネーブルするために使用することができる。図7Aの<embms_service>パラメータのサポートされている値は、0、1、2、3、および4であり、これらは、eMBMSサービスについてクエリを発するため、およびeMBMSサービスを構成するために使用することができる。値「0」は、MTで使用できるeMBMSサービスについてクエリを発するために使用することができる。値「1」は、MTで使用中のeMBMSサービスについてクエリを発するために使用することができる。値「2」は、MTで使用するeMBMSサービスを構成するために使用することができる。値「3」は、MTによるeMBMSサービスの使用を構成解除するために使用することができる。値「4」は、MTで使用するeMBMSサービスの現在の構成を維持するために使用することができる。値「4」は、MTで使用されるデフォルト値を構成し得る。
規定値セクション710は、さらに、非請求リザルトコード「+CEMBMSSRVI:」の<service_type>、<no_services_info>、<tmgi>、および<embms_session_id>パラメータについても記述しており、その構文は図7Aのコマンド説明セクション708に提示されている。規定値セクション710に示すように、<service_type>パラメータのサポートされている値は0と1であり、これらは、そのeMBMSサービスをMTで使用可能であるのか、またはMTで使用中であるのか、を示している。値「0」は、そのeMBMSサービスをMTで使用可能であることを示しており、一方、値「1」は、そのeMBMSサービスをMTで使用中であることを示している。<no_services_info>パラメータは、ある特定の<service_type>値について情報が報告されるeMBMSサービスの数を示している。特定の<tmgi>パラメータの値は、ある特定のeMBMSベアラサービスに割り当てられたテンポラリモバイルグループ識別子である。特定の<embms_session_id>パラメータの値は、オプションのeMBMSセッション識別子であり、これと<tmgi>パラメータの値との組み合わせによって、ある特定のeMBMSセッションを識別することができる。実施形態は、この文脈に限定されない。
図8は、いくつかの実施形態においてeMBMSをサポートするためのモバイルターミネーション制御技術の実装に伴って使用することができる1つまたは複数のeMBMS専用ATコマンドの定義を表現し得るATコマンド定義800の一例を示している。例えば、ATコマンド定義800は、種々の実施形態による図4のデータ状態移行コマンド436のうちの1つまたは複数の定義を表し得る。より具体的には、ATコマンド定義800は、図4の設定型データ状態移行コマンド436およびテスト型データ状態移行コマンド436の定義を表し得る。ATコマンド定義800は、コマンド名802、コマンドパラメータ804、コマンド構文テーブル806、コマンド説明セクション808、規定値セクション810、およびインプリメンテーションセクション812を含み得る。
図8に示すように、ATコマンド定義800に関連付けられたコマンド名802は、「eMBMSデータ状態移行」である。コマンドパラメータ804は、コマンド構文テーブル806に従って1つまたは複数の拡張ATコマンドを構築するために使用することができるコマンドラインパラメータを構成し得る。本例では、コマンドパラメータ804は、値「+CEMBMSDATA」を有する。コマンド構文テーブル806は、「コマンド」カラムを有し、これにより、その両方ともがコマンドパラメータ804の値を有する設定コマンド814およびテストコマンド818の構文を定義している。コマンド構文テーブル806は、さらに「可能な応答」カラムを有し、これにより、設定コマンド814に対する可能な応答の構文を記述している。図4の設定型データ状態移行コマンド436を表し得る設定コマンド814は、構文「+CEMBMSDATA=<embms_session_id>」に従って構築され、このとき、<embms_session_id>は、規定値セクション810に記述されているパラメータである。図4のテスト型データ状態移行コマンド436を表し得るテストコマンド818は、構文「+CEMBMSDATA=?」に従って構築される。
コマンド説明セクション808に示すように、設定コマンド814は、指定したeMBMSセッションのためのデータ転送用にチャネルを構成することによってeMBMSデータ状態に移行するために使用することができる。MTは、設定コマンド814に応じて、eMBMSデータ状態に移行した後には、それ以降のATコマンドを処理しなくてよい。eMBMSデータ転送が完了するか、またはeMBMSセッションが非アクティブになると、MTは、eMBMSデータ状態を終了し得る。eMBMSがアクティブでないときに設定コマンド814が発行された場合には、「+CME ERROR」コードを返すことができる。規定値セクション810は、<embms_session_id>パラメータの値が、eMBMSセッション識別子を構成していることを示しており、これとTMGIとの組み合わせによって、ある特定のeMBMSセッションを識別することができる。インプリメンテーションセクション812に示すように、ATコマンド定義800で定義されるコマンドは、オプションコマンドである。実施形態は、この文脈に限定されない。
図9は、いくつかの実施形態においてeMBMSをサポートするためのモバイルターミネーション制御技術の実装に伴って使用することができる1つまたは複数のeMBMS専用ATコマンドの定義を表現し得るATコマンド定義900の一例を示している。例えば、ATコマンド定義900は、種々の実施形態による図4のカウント手順コマンド438のうちの1つまたは複数の定義を表し得る。より具体的には、ATコマンド定義900は、図4の設定型カウント手順コマンド438、リード型カウント手順コマンド438、およびテスト型カウント手順コマンド438の定義を表し得る。ATコマンド定義900は、コマンド名902、コマンドパラメータ904、コマンド構文テーブル906、コマンド説明セクション908、規定値セクション910、およびインプリメンテーションセクション912を含み得る。
図9に示すように、ATコマンド定義900に関連付けられたコマンド名902は、「eMBMSカウント手順」である。コマンドパラメータ904は、コマンド構文テーブル906に従って1つまたは複数の拡張ATコマンドを構築するために使用することができるコマンドラインパラメータを構成し得る。本例では、コマンドパラメータ904は、値+CEMBMSCNT」を有する。コマンド構文テーブル906は、「コマンド」カラムを有し、これにより、それぞれがコマンドパラメータ904の値を有する設定コマンド914、リードコマンド916、およびテストコマンド918の構文を定義している。コマンド構文テーブル906は、さらに「可能な応答」カラムを有し、これにより、設定コマンド914、リードコマンド916、およびテストコマンド918に対する可能な応答の構文を記述している。図4の設定型カウント手順コマンド438を表し得る設定コマンド914は、構文「+CEMBMSCNT=<tmgi>[,<tmgi>[,...]]」に従って構築され、このとき、<tmgi>は、規定値セクション910に記述されているパラメータである。図4のリード型カウント手順コマンド438を表し得るリードコマンド916は、構文「+CEMBMSCNT?」に従って構築される。図4のテスト型カウント手順コマンド438を表し得るテストコマンド918は、構文「+CEMBMSCNT=?」に従って構築される。
コマンド説明セクション908に示すように、設定コマンド914は、そのeMBMSサービスを享受することにユーザが興味のあるTMGIのリストを設定するために使用することができる。eMBMSがアクティブでないときに設定コマンド914が発行された場合には、「+CME ERROR」コードを返すことができる。リードコマンド916は、そのeMBMSサービスを享受することにユーザが興味のあるTMGIのリストを取得するために使用することができる。規定値セクション910に示すように、特定の<tmgi>パラメータの値は、ある特定のeMBMSベアラサービスに割り当てられたテンポラリモバイルグループ識別子である。インプリメンテーションセクション912に示すように、ATコマンド定義900で定義されるコマンドは、オプションコマンドである。実施形態は、この文脈に限定されない。
上記の実施形態のオペレーションについては、以下の図面および付随する例を参照してさらに説明され得る。それらの図面のいくつかは、論理フローを含み得る。本明細書で提示するそのような図面は、具体的な論理フローを含み得るが、その論理フローは、本明細書に記載の全体的な機能をいかにして実装できるのかという例を単に提示するものにすぎないことは理解できるであろう。さらに、提示される論理フローは、特に指定のない限り、必ずしも提示された順序で実行される必要はない。また、提示される論理フローは、ハードウェア要素、プロセッサで実行されるソフトウェア要素、またはその任意の組み合わせによって実装することができる。実施形態は、この文脈に限定されない。
図10は、いくつかの実施形態においてeMBMSをサポートするためのモバイルターミネーション制御技術の実装形態を表現し得る論理フロー1000の一例を示している。例えば、論理フロー1000は、種々の実施形態により図4の運用環境400でTE104によって実行することができるオペレーションを表し得る。図10に示すように、1002で、MTにおけるeMBMSサポートをイネーブルするために、ATコマンドを送ることができる。例えば、図4のTE104は、MT106におけるeMBMSサポートをイネーブルするために、設定型コンフィギュレーションコマンド426を送ることができる。1004で、MTで使用できるeMBMSサービスに関するクエリをMTに発するために、ATコマンドを送ることができる。例えば、図4のTE104は、MT106で使用できるeMBMSサービス212に関するクエリをMT106に発するために、設定型サービス構成コマンド432を送ることができる。
1006で、1つまたは複数の使用できるeMBMSサービスを記述する情報を受け取ることができる。例えば、図4のTE104は、1つまたは複数の使用できるeMBMSサービス212を記述する情報を含むサービス情報メッセージ434を受け取ることができる。1008で、1つまたは複数の使用できるeMBMSサービスのうちの少なくとも1つを使用するようにMTを構成するために、ATコマンドを送ることができる。例えば、図4のTE104は、1つまたは複数の使用できるeMBMSサービス212のうちの少なくとも1つを使用するようにMT106を構成するために、設定型サービス構成コマンド432を送ることができる。1010で、その少なくとも1つのeMBMSサービスに関連付けられたeMBMSセッションに関するデータ状態にMTを移行させるために、ATコマンドを送ることができる。例えば、図4のTE104は、1008で使用のために構成された少なくとも1つの使用できるサービスに関連付けられたeMBMSセッションに関するデータ状態にMT106を移行させるために、設定型データ状態移行コマンド436を送ることができる。1012で、データ状態のMTの動作中に、その少なくとも1つのeMBMSサービスを介してデータを受け取ることができる。例えば、図4のTE104は、MT106で使用するように1008で構成された少なくとも1つの使用できるeMBMSサービスを介して、データを受け取ることができる。実施形態は、これらの例に限定されない。
図11は、記憶媒体1100の実施形態を示している。記憶媒体1100は、光学、磁気、または半導体記憶媒体のような任意の非一時的なコンピュータ可読記憶媒体またはマシン可読記憶媒体を含み得る。種々の実施形態において、記憶媒体1100は、製造品を構成し得る。いくつかの実施形態では、記憶媒体1100は、図10の論理フロー1000を実装するためのコンピュータ実行可能命令のような、コンピュータ実行可能命令を格納することができる。コンピュータ可読記憶媒体またはマシン可読記憶媒体の例として、リムーバブルメモリもしくは非リムーバブルメモリ、消去可能メモリもしくは消去不可メモリ、書込可能メモリもしくは書換可能メモリなどの、揮発性メモリまたは不揮発性メモリを含む、電子データを格納することが可能な任意の有形媒体を含むことができる。コンピュータ実行可能命令の例として、ソースコード、コンパイル済みコード、解釈済みコード、実行可能コード、静的コード、動的コード、オブジェクト指向コード、ビジュアルコードなどのような、任意の適切なタイプのコードを含むことができる。実施形態は、この文脈に限定されない。
図12は、図4のモバイルデバイス102、図10の論理フロー1000、図11の記憶媒体1100、のうちの1つまたは複数を実現し得る通信デバイス1200の実施形態を示している。種々の実施形態において、デバイス1200は、論理回路1228を有し得る。論理回路1228は、例えば、図4のモバイルデバイス102および図10の論理フロー1000のうちの1つまたは複数について説明したオペレーションを実行するための物理回路を含み得る。図12に示すように、デバイス1200は、ラジオインタフェース1210と、ベースバンド回路1220と、コンピューティングプラットフォーム1230とを備え得るが、ただし実施形態は、この構成に限定されない。
デバイス1200は、完全に単一のデバイス内にあるなどの単一のコンピューティングエンティティにおいて、図4のモバイルデバイス102、図10の論理フロー1000、図11の記憶媒体1100、論理回路1228、のうちの1つまたは複数について、その構造および/またはオペレーションの一部またはすべてを実現することができる。あるいは、デバイス1200は、クライアント・サーバアーキテクチャ、3層アーキテクチャ、N層アーキテクチャ、密結合またはクラスタアーキテクチャ、ピアツーピアアーキテクチャ、マスタ・スレーブアーキテクチャ、共有データベースアーキテクチャ、および他のタイプの分散システムのような分散システムアーキテクチャを用いて、図4のモバイルデバイス102、図10の論理フロー1000、図11の記憶媒体1100、論理回路1228、のうちの1つまたは複数について、その構造および/またはオペレーションのいくつかの部分を複数のコンピューティングエンティティに分散させることができる。実施形態は、この文脈に限定されない。
一実施形態では、ラジオインタフェース1210は、(例えば、相補型符号変調(CCK)、直交周波数分割多重(OFDM)、および/またはシングルキャリア周波数分割多重アクセス(SC−FDMA)シンボルを含む)シングルキャリアまたはマルチキャリア変調信号を送信および/または受信するように構成されたコンポーネントもしくはコンポーネントの組み合わせを有し得るが、ただし実施形態は、いずれかの特定の空中(over−the−air)インタフェースまたは変調方式に限定されない。ラジオインタフェース1210は、例えば、レシーバ1212、周波数シンセサイザ1214、および/またはトランスミッタ1216を有し得る。ラジオインタフェース1210は、バイアスコントロール、水晶発振器、および/または1つまたは複数のアンテナ1218−fを有し得る。他の実施形態では、ラジオインタフェース1210は、必要に応じて、外部の電圧制御発振器(VCO)、弾性表面波フィルタ、中間周波数(IF)フィルタ、および/またはRFフィルタを使用することができる。可能なRFインタフェース設計は多様であるため、その広範な説明は省略する。
ベースバンド回路1220は、受信信号および/または送信信号を処理するためにラジオインタフェース1210と通信することができ、例えば、受信信号をダウンコンバートするためのアナログ・デジタル変換器1222、信号を送信用にアップコンバートするためのデジタル・アナログ変換器1224を有し得る。さらに、ベースバンド回路1220は、個々の受信/送信信号のPHYリンク層処理のためのベースバンドまたは物理層(PHY)処理回路1226を有し得る。ベースバンド回路1220は、例えば、MAC/データリンク層処理のための媒体アクセス制御(MAC)処理回路1227を有し得る。ベースバンド回路1220は、例えば、1つまたは複数のインタフェース1234を介したMAC処理回路1227および/またはコンピューティングプラットフォーム1230による通信のためのメモリコントローラ1232を有し得る。
いくつかの実施形態では、PHY処理回路1226は、通信フレームを構築および/または分解するために、バッファメモリのような追加回路と組み合わせて、フレーム構築および/または検出モジュールを含み得る。代替的または追加的に、MAC処理回路1227は、これらの機能のうちのいくつかの処理を共有するか、またはこれらのプロセスをPHY処理回路1226とは独立に実行することができる。いくつかの実施形態では、MACおよびPHY処理を1つの回路に統合することができる。
コンピューティングプラットフォーム1230は、デバイス1200にコンピューティング機能を提供し得る。図示のように、コンピューティングプラットフォーム1230は、処理コンポーネント1240を有し得る。デバイス1200は、ベースバンド回路1220に対して追加的または代替的に、処理コンポーネント1240を用いて、図4のモバイルデバイス102、図10の論理フロー1000、図11の記憶媒体1100、論理回路1228、のうちの1つまたは複数について、その処理オペレーションまたはロジックを実行することができる。処理コンポーネント1240(および/またはPHY1226および/またはMAC1227)は、各種ハードウェア要素、ソフトウェア要素、またはその両方の組み合わせを含み得る。ハードウェア要素の例として、デバイス、論理デバイス、コンポーネント、プロセッサ、マイクロプロセッサ、回路、プロセッサ回路、回路素子(例えば、トランジスタ、抵抗器、キャパシタ、インダクタなど)、集積回路、特定用途向け集積回路(ASIC)、プログラマブルロジックデバイス(PLD)、デジタル信号プロセッサ(DSP)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、メモリユニット、論理ゲート、レジスタ、半導体デバイス、チップ、マイクロチップ、チップセットなどを含むことができる。ソフトウェア要素の例として、ソフトウェアコンポーネント、プログラム、アプリケーション、コンピュータプログラム、アプリケーションプログラム、システムプログラム、ソフトウェア開発プログラム、マシンプログラム、オペレーティングシステムソフトウェア、ミドルウェア、ファームウェア、ソフトウェアモジュール、ルーチン、サブルーチン、関数、メソッド、プロシージャ、ソフトウェアインタフェース、アプリケーションプログラムインタフェース(API)、命令セット、コンピューティングコード、コンピュータコード、コードセグメント、コンピュータコードセグメント、ワード、値、シンボル、またはその任意の組み合わせを含むことができる。ハードウェア要素および/またはソフトウェア要素を用いて実施形態を実装するかどうかの判断は、所望の計算速度、電力レベル、熱耐性、処理サイクルバジェット、入力データレート、出力データレート、メモリ資源、データバス速度、および他の設計制約または性能制約など、所与の実装形態について要求される任意の数のファクタに応じて異なる判断となり得る。
コンピューティングプラットフォーム1230は、さらに、他のプラットフォームコンポーネント1250を有し得る。他のプラットフォームコンポーネント1250は、1つまたは複数のプロセッサ、マルチコアプロセッサ、コプロセッサ、メモリユニット、チップセット、コントローラ、周辺機器、インタフェース、発振器、タイミング装置、ビデオカード、オーディオカード、マルチメディア入力/出力(I/O)コンポーネント(例えば、デジタルディスプレイ)、パワーサプライなどのような、一般的な計算要素を含む。メモリユニットの例として、限定するものではないが、リードオンリメモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、ダイナミックRAM(DRAM)、ダブルデータレートDRAM(DDRAM)、同期DRAM(SDRAM)、スタティックRAM(SRAM)、プログラマブルROM(PROM)、消去可能プログラマブルROM(EPROM)、電気的消去可能プログラマブルROM(EEPROM)、フラッシュメモリ、強誘電性ポリマーメモリのようなポリマーメモリ、オボニックメモリ、相変化または強誘電体メモリ、シリコン/酸化膜/窒化膜/酸化膜/シリコン(SONOS)メモリ、磁気または光カード、独立ディスクの冗長アレイ(RAID)ドライブのようなデバイスアレイ、ソリッドステートメモリデバイス(例えば、USBメモリ、ソリッドステートドライブ(SSD))、および情報を保存するのに適した他の任意のタイプの記憶媒体のような、1つまたは複数のより高速のメモリユニットの形態の各種タイプのコンピュータ可読およびマシン可読記憶媒体を含むことができる。
デバイス1200は、例えば、ウルトラモバイルデバイス、モバイルデバイス、固定デバイス、マシンツーマシン(M2M)デバイス、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)、モバイルコンピューティングデバイス、スマートフォン、電話機、デジタル電話機、セルラ電話機、ユーザ装置、電子書籍リーダ、ハンドセット、一方向ページャ、双方向ページャ、メッセージング装置、コンピュータ、パーソナルコンピュータ(PC)、デスクトップコンピュータ、ラップトップコンピュータ、ノートブックコンピュータ、ネットブックコンピュータ、ハンドヘルドコンピュータ、タブレットコンピュータ、サーバ、サーバアレイまたはサーバファーム、ウェブサーバ、ネットワークサーバ、インターネットサーバ、ワークステーション、ミニコンピュータ、メインフレームコンピュータ、スーパーコンピュータ、ネットワークアプライアンス、ウェブアプライアンス、分散コンピューティングシステム、マルチプロセッサシステム、プロセッサベースのシステム、家電機器、プログラマブル家電機器、ゲーム機、ディスプレイ、テレビ、デジタルテレビ、セットトップボックス、ワイヤレスアクセスポイント、基地局、ノードB、加入者局、モバイル加入者センタ、ラジオネットワークコントローラ、ルータ、ハブ、ゲートウェイ、ブリッジ、スイッチ、マシン、またはその組み合わせであり得る。従って、本明細書に記載のデバイス1200の機能および/または具体的な構成は、要求に応じて適宜、デバイス1200の種々の実施形態に含むことも、または省くこともできる。
デバイス1200の実施形態は、単入力単出力(SISO)アーキテクチャを用いて実現することができる。一方、いくかの実装形態では、ビームフォーミングまたは空間分割多重アクセス(SDMA)のための適応アンテナ技術、および/またはMIMO通信技術を用いた送信および/または受信用のマルチアンテナ(例えば、アンテナ1218−f)を備えることができる。
デバイス1200のコンポーネントおよび機能は、ディスクリート回路、特定用途向け集積回路(ASIC)、論理ゲート、および/またはシングルチップアーキテクチャの任意の組み合わせを用いて実装することができる。さらに、デバイス1200の機能は、必要に応じて適宜、マイクロコントローラ、プログラマブルロジックアレイ、および/またはマイクロプロセッサ、またはその任意の組み合わせを用いて実装することができる。なお、本明細書において、ハードウェア、ファームウェア、および/またはソフトウェア要素を、「ロジック」または「回路」と総称または個称する場合があるということに留意すべきである。
図12のブロック図に示す例示的なデバイス1200は、多くの可能性のある実装形態の1つの機能的説明例を表し得るということは理解されるべきである。従って、添付の図面に示す機能ブロックの分割、省略、または組み込みは、必ずしも、実施形態における、それらの機能を実装するためのハードウェアコンポーネント、回路、ソフトウェア、および/または要素の分割、省略、または組み込みを推測させるものではない。
図13は、広帯域無線アクセスシステム1300の実施形態を示している。図13に示すように、広帯域無線アクセスシステム1300は、インターネット1310への移動無線アクセスおよび/または固定無線アクセスをサポートすることが可能なインターネット1310型ネットワークなどを含むインターネットプロトコル(IP)型ネットワークであり得る。1つまたは複数の実施形態において、広帯域無線アクセスシステム1300は、3GPP LTE仕様および/またはIEEE802.16規格の1つまたは複数に準拠したシステムなど、任意のタイプの直交周波数分割多重アクセス(OFDMA)ベースまたはシングルキャリア周波数分割多重アクセス(SC−FDMA)ベースの無線ネットワークを含むことができるが、特許請求の範囲は、この点に関して限定されない。
例示的な広帯域無線アクセスシステム1300では、1つまたは複数の固定デバイス1316とインターネット1310との間、および/または1つまたは複数のモバイルデバイス1322とインターネット1310との間の無線通信を提供するために、ラジオアクセスネットワーク(RAN)1312および1318を、発展型ノードB(eNB)1314および1320とそれぞれ結び付けることができる。固定デバイス1316およびモバイルデバイス1322の一例は、図12のデバイス1200であり、固定デバイス1316は据置型のデバイス1200を構成し、モバイルデバイス1322は携帯型のデバイス1200を構成している。RAN1312および1318は、広帯域無線アクセスシステム1300における1つまたは複数の物理エンティティへのネットワーク機能のマッピングを規定することが可能なプロファイルを実装し得る。eNB1314および1320は、デバイス1200を参照して説明したような固定デバイス1316および/またはモバイルデバイス1322とのRF通信を提供するための無線装置を備えることができ、例えば、3GPP LTE仕様またはIEEE802.16規格に準拠したPHYおよびMAC層装置を備えることができる。eNB1314および1320は、さらに、それぞれRAN1312および1318を介してインターネット1310に接続するためのIPバックプレーンを備え得るが、ただし特許請求の範囲は、この点に関して限定されない。
広帯域無線アクセスシステム1300は、さらに、訪問先コアネットワーク(CN)1324および/またはホームCN1326を含むことができ、これらはそれぞれ、限定するものではないが、例えば、認証、認可、および課金(AAA)機能、動的ホスト構成プロトコル(DHCP)機能、またはドメインネームサービス制御など、公衆交換電話網(PSTN)ゲートウェイまたはボイスオーバインターネットプロトコル(VoIP)ゲートウェイのようなドメインゲートウェイ、および/またはインターネットプロトコル(IP)型サーバ機能など、プロキシおよび/またはリレー型機能を含む1つまたは複数のネットワーク機能を提供することが可能であり得る。しかしながら、これらは、訪問先CN1324および/またはホームCN1326によって提供することが可能な機能のタイプの単なる例にすぎず、特許請求の範囲は、この点に関して限定されない。訪問先CN1324は、訪問先CN1324が固定デバイス1316またはモバイルデバイス1322の通常のサービスプロバイダの一部ではない場合に訪問先CNと呼ばれることがあり、例えば、固定デバイス1316またはモバイルデバイス1322がその個々のホームCN1326の外にローミング中である場合、または広帯域無線アクセスシステム1300は固定デバイス1316またはモバイルデバイス1322の通常のサービスプロバイダの一部であるが、広帯域無線アクセスシステム1300が固定デバイス1316またはモバイルデバイス1322のメインロケーションまたはホームロケーションではない他のロケーションまたは状態にあり得る場合に、訪問先CNと呼ばれることがある。実施形態は、この文脈に限定されない。
固定デバイス1316は、家庭または企業の中もしくは近辺など、それぞれeNB1314と1320およびRAN1312と1318ならびにホームCN1326を介してインターネット1310への広帯域アクセスを家庭顧客または企業顧客に提供するためのeNB1314および1320の一方または両方の圏内のいずれかの場所に位置し得る。なお、固定デバイス1316は、概して定常位置に配置されるが、必要に応じて異なる場所に移動させてもよいということに留意すべきである。モバイルデバイス1322は、例えば、モバイルデバイス1322がeNB1314および1320の一方または両方の圏内にある場合に、1つまたは複数の場所で使用することができる。1つまたは複数の実施形態によれば、広帯域無線アクセスシステム1300の管理機能を提供するため、および広帯域無線アクセスシステム1300の機能エンティティ間のインタフェースを提供するために、オペレーションサポートシステム(OSS)1328を、広帯域無線アクセスシステム1300の一部とすることができる。図13の広帯域無線アクセスシステム1300は、広帯域無線アクセスシステム1300のコンポーネントのいくつかを示す単なる一タイプの無線ネットワークにすぎず、特許請求の範囲は、この点に関して限定されない。
種々の実施形態は、ハードウェア要素、ソフトウェア要素、またはその両方の組み合わせを用いて実装され得る。ハードウェア要素の例として、プロセッサ、マイクロプロセッサ、回路、回路素子(例えば、トランジスタ、抵抗器、キャパシタ、インダクタなど)、集積回路、特定用途向け集積回路(ASIC)、プログラマブルロジックデバイス(PLD)、デジタル信号プロセッサ(DSP)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、論理ゲート、レジスタ、半導体デバイス、チップ、マイクロチップ、チップセットなどを含むことができる。ソフトウェアの例として、ソフトウェアコンポーネント、プログラム、アプリケーション、コンピュータプログラム、アプリケーションプログラム、システムプログラム、マシンプログラム、オペレーティングシステムソフトウェア、ミドルウェア、ファームウェア、ソフトウェアモジュール、ルーチン、サブルーチン、関数、メソッド、プロシージャ、ソフトウェアインタフェース、アプリケーションプログラムインタフェース(API)、命令セット、コンピューティングコード、コンピュータコード、コードセグメント、コンピュータコードセグメント、ワード、値、シンボル、またはその任意の組み合わせを含むことができる。ハードウェア要素および/またはソフトウェア要素を用いて実施形態を実装するかどうかの判断は、所望の計算速度、電力レベル、熱耐性、処理サイクルバジェット、入力データレート、出力データレート、メモリ資源、データバス速度、および他の設計制約または性能制約など、任意の数のファクタに応じて異なる判断となり得る。
少なくとも1つの実施形態の1つまたは複数の態様は、マシンで読み取ることで本明細書に記載の技術を実行するためのロジックをマシンに構成させるような、各種ロジックをプロセッサ内で表現するマシン可読媒体に格納された表現命令によって実装することができる。「IPコア」として知られるそのような表現は、有形のマシン可読媒体に格納して、様々な顧客または製造施設に供給することができ、これにより、実際にロジックまたはプロセッサを構成する製造機器にロードされる。いくつかの実施形態は、例えば、マシンで実行することで実施形態による方法および/またはオペレーションをマシンに実行させることができる命令または命令のセットを格納し得るマシン可読媒体または物品を用いて実現することができる。そのようなマシンとして、例えば、任意の適切な処理プラットフォーム、コンピューティングプラットフォーム、コンピューティングデバイス、処理デバイス、コンピューティングシステム、処理システム、コンピュータ、プロセッサなどを含むことができ、ハードウェアおよび/またはソフトウェアの任意の適切な組み合わせを用いて実現することができる。マシン可読媒体または物品として、例えば、任意の適切なタイプのメモリユニット、メモリデバイス、メモリ物品、メモリ媒体、記憶デバイス、記憶物品、記憶媒体、および/または記憶ユニットを含むことができ、例えば、メモリ、リムーバブル媒体もしくは非リムーバブル媒体、消去可能媒体もしくは消去不可媒体、書込可能媒体もしくは書換可能媒体、デジタル媒体もしくはアナログ媒体、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、コンパクトディスクリードオンリメモリ(CD−ROM)、コンパクトディスクレコーダブル(CD−R)、コンパクトディスクリライタブル(CD−RW)、光ディスク、磁気媒体、光磁気媒体、リムーバブルメモリカードもしくはディスク、各種タイプのデジタル多用途ディスク(DVD)、テープ、カセットなどを含むことができる。命令として、任意の適切な高水準プログラミング言語、低水準プログラミング言語、オブジェクト指向プログラミング言語、ビジュアルプログラミング言語、コンパイル型プログラミング言語、および/またはインタプリタ型プログラミング言語を用いて実装される、ソースコード、コンパイル済みコード、解釈済みコード、実行可能コード、静的コード、動的コード、暗号化コードなどのような任意の適切なタイプのコードを含むことができる。
例1は、少なくとも一部がハードウェア内にあるロジックを備えた装置であって、そのロジックは、モバイルターミネーション(MT)において発展型マルチメディアブロードキャスト・マルチキャストサービス(eMBMS)のサポートをイネーブルする第1のATコマンドを送るため、MTで使用できるeMBMSサービスに関するクエリをMTに発する第2のATコマンドを送るため、第2のATコマンドへの応答として1つまたは複数の使用できるeMBMSサービスを記述する情報を受け取るため、および1つまたは複数の使用できるeMBMSサービスのうちの少なくとも1つを使用するようにMTを構成する第3のATコマンドを送るため、のものである。
例2は、例1の装置であって、そのロジックは、その少なくとも1つのeMBMSサービスに関連付けられたeMBMSセッションに関するデータ状態にMTを移行させる第4のATコマンドを送るため、およびデータ状態のMTの動作中に少なくとも1つのeMBMSサービスを介してデータを受け取るため、のものである。
例3は、例1の装置であって、第1のATコマンドは、MTにマルチキャスト制御チャネル(MCCH)を監視させるためのものである。
例4は、例3の装置であって、そのロジックは、MTにおけるeMBMSサポートをディスエーブルする第5のATコマンドを送るためのものであり、第5のATコマンドは、MTにMCCHの監視を中断させるためのものである。
例5は、例1の装置であって、そのロジックは、eMBMSセッションパラメータ値を報告するための非請求リザルトコードの提示をイネーブルする第6のATコマンドを送るためのものである。
例6は、例1の装置であって、そのロジックは、MTで使用するeMBMSサービスに関するクエリをMTに発する第7のATコマンドを送るためのものである。
例7は、例6の装置であって、そのロジックは、第7のATコマンドへの応答として1つまたは複数の使用されるeMBMSサービスを記述する情報を受け取るため、および1つまたは複数の使用されるeMBMSサービスのうちの少なくとも1つのMTによる使用を構成解除する第8のATコマンドを送るため、のものである。
例8は、例1の装置であって、そのロジックは、興味があるeMBMSサービスに関連付けられたテンポラリモバイルグループ識別子(TMGI)のリストをMTに提供する第9のATコマンドを送るためのものである。
例9は、例1〜8のいずれかによる装置と、少なくとも1つのラジオ周波数(RF)トランシーバと、少なくとも1つのRFアンテナと、を備えるユーザ装置(UE)である。
例10は、命令のセットを含む少なくとも1つの非一時的なコンピュータ可読記憶媒体であって、命令は、コンピューティングデバイスにおいて実行されることに応答して、モバイルターミネーション(MT)で使用できるeMBMSサービスに関するクエリをMTに発する第1の発展型マルチメディアブロードキャスト・マルチキャストサービス(eMBMS)専用ATコマンドを送ることと、第1のeMBMS専用ATコマンドへの応答として1つまたは複数の使用できるeMBMSサービスを記述する情報を受け取ることと、1つまたは複数の使用できるeMBMSサービスのうちの少なくとも1つを使用するようにMTを構成する第2のeMBMS専用ATコマンドを送ることと、その少なくとも1つのeMBMSサービスに関連付けられたeMBMSセッションに関するデータ状態にMTを移行させる第3のeMBMS専用ATコマンドを送ることと、eMBMSセッションを介して少なくとも1つのeMBMSサービスのデータを受け取ることと、をコンピューティングデバイスに実行させるものである。
例11は、例10の少なくとも1つの非一時的なコンピュータ可読記憶媒体であって、コンピューティングデバイスにおいて実行されると、eMBMSセッションパラメータ値を報告するための非請求リザルトコードの提示をイネーブルする第4のeMBMS専用ATコマンドを送ることをコンピューティングデバイスに実行させる命令を含む。
例12は、例10の少なくとも1つの非一時的なコンピュータ可読記憶媒体であって、コンピューティングデバイスにおいて実行されると、MTで使用するeMBMSサービスに関するクエリをMTに発する第5のeMBMS専用ATコマンドを送ることをコンピューティングデバイスに実行させる命令を含む。
例13は、例12の少なくとも1つの非一時的なコンピュータ可読記憶媒体であって、コンピューティングデバイスにおいて実行されると、第5のeMBMS専用ATコマンドへの応答として1つまたは複数の使用されるeMBMSサービスを記述する情報を受け取ることと、1つまたは複数の使用されるeMBMSサービスのうちの少なくとも1つのMTによる使用を構成解除する第6のeMBMS専用ATコマンドを送ることと、をコンピューティングデバイスに実行させる命令を含む。
例14は、例10の少なくとも1つの非一時的なコンピュータ可読記憶媒体であって、コンピューティングデバイスにおいて実行されると、興味があるeMBMSサービスに関連付けられたテンポラリモバイルグループ識別子(TMGI)のリストをMTに提供する第7のeMBMS専用ATコマンドを送ることをコンピューティングデバイスに実行させる命令を含む。
例15は、例10の少なくとも1つの非一時的なコンピュータ可読記憶媒体であって、コンピューティングデバイスにおいて実行されると、MTにおけるeMBMSサポートをディスエーブルする第8のeMBMS専用ATコマンドを送ることをコンピューティングデバイスに実行させる命令を含む。
例16は、例15の少なくとも1つの非一時的なコンピュータ可読記憶媒体であって、第8のeMBMS専用ATコマンドは、MTにマルチキャスト制御チャネル(MCCH)の監視を中断させるためのものである。
例17は、例16の少なくとも1つの非一時的なコンピュータ可読記憶媒体であって、コンピューティングデバイスにおいて実行されると、MTにおけるeMBMSサポートをイネーブルする第9のeMBMS専用ATコマンドを送ることをコンピューティングデバイスに実行させる命令を含み、第9のeMBMS専用ATコマンドは、MTにMCCHを監視させるためのものである。
例18は、モバイルターミネーション(MT)と、少なくとも一部がハードウェア内にあるロジックを有する端末装置(TE)と、を備えるユーザ装置(UE)であって、そのロジックは、MTにおいて発展型マルチメディアブロードキャスト・マルチキャストサービス(eMBMS)のサポートをイネーブルする第1のATコマンドを送るため、MTで使用できる1つまたは複数のeMBMSサービスを特定するため、1つまたは複数の使用できるeMBMSサービスのうちの少なくとも1つを使用するようにMTを構成する第2のATコマンドを送るため、およびデータ状態のMTの動作中にeMBMSセッションを介して少なくとも1つのeMBMSサービスのデータを受け取るため、のものである。
例19は、例18のUEであって、そのロジックは、MTをデータ状態に移行させる第3のATコマンドを送るためのものである。
例20は、例18のUEであって、第1のATコマンドは、MTにマルチキャスト制御チャネル(MCCH)を監視させるためのものである。
例21は、例20のUEであって、そのロジックは、MTにおけるeMBMSサポートをディスエーブルする第4のATコマンドを送るためのものであり、第4のATコマンドは、MTにMCCHの監視を中断させるためのものである。
例22は、例18のUEであって、そのロジックは、eMBMSセッションパラメータ値を報告するための非請求リザルトコードの提示をイネーブルする第5のATコマンドを送るためのものである。
例23は、例18のUEであって、そのロジックは、MTで使用できるサービスに関するクエリをMTに発する第6のATコマンドを送るため、および第6のATコマンドへの応答として受け取る情報に基づいて1つまたは複数の使用できるeMBMSサービスを特定するため、のものである。
例24は、例18のUEであって、そのロジックは、MTで使用するeMBMSサービスに関するクエリをMTに発する第7のATコマンドを送るためのものである。
例25は、例24のUEであって、そのロジックは、第7のATコマンドへの応答として1つまたは複数の使用されるeMBMSサービスを記述する情報を受け取るため、および1つまたは複数の使用されるeMBMSサービスのうちの少なくとも1つのMTによる使用を構成解除する第8のATコマンドを送るため、のものである。
例26は、例18〜25のいずれかのUEであって、少なくとも1つのラジオ周波数(RF)トランシーバと、少なくとも1つのRFアンテナと、を備える。
例27は、MTで使用できるeMBMSサービスに関するクエリをモバイルターミネーション(MT)に発する第1の発展型マルチメディアブロードキャスト・マルチキャストサービス(eMBMS)専用ATコマンドを端末装置(TE)から送ることと、第1のeMBMS専用ATコマンドへの応答として1つまたは複数の使用できるeMBMSサービスを記述する情報を受け取ることと、1つまたは複数の使用できるeMBMSサービスのうちの少なくとも1つを使用するようにMTを構成する第2のeMBMS専用ATコマンドを送ることと、その少なくとも1つのeMBMSサービスに関連付けられたeMBMSセッションに関するデータ状態にMTを移行させる第3のeMBMS専用ATコマンドを送ることと、eMBMSセッションを介して少なくとも1つのeMBMSサービスのデータを受け取ることと、を含む方法である。
例28は、例27の方法であって、eMBMSセッションパラメータ値を報告するための非請求リザルトコードの提示をイネーブルする第4のeMBMS専用ATコマンドを送ることを含む。
例29は、例27の方法であって、MTで使用するeMBMSサービスに関するクエリをMTに発する第5のeMBMS専用ATコマンドを送ることを含む。
例30は、例29の方法であって、第5のeMBMS専用ATコマンドへの応答として1つまたは複数の使用されるeMBMSサービスを記述する情報を受け取ることと、1つまたは複数の使用されるeMBMSサービスのうちの少なくとも1つのMTによる使用を構成解除する第6のeMBMS専用ATコマンドを送ることと、を含む。
例31は、例27の方法であって、興味があるeMBMSサービスに関連付けられたテンポラリモバイルグループ識別子(TMGI)のリストをMTに提供する第7のeMBMS専用ATコマンドを送ることを含む。
例32は、例27の方法であって、MTにおけるeMBMSサポートをディスエーブルする第8のeMBMS専用ATコマンドを送ることを含む。
例33は、例32の方法であって、第8のeMBMS専用ATコマンドは、MTにマルチキャスト制御チャネル(MCCH)の監視を中断させるためのものである。
例34は、例33の方法であって、MTにおけるeMBMSサポートをイネーブルする第9のeMBMS専用ATコマンドを送ることを含み、第9のeMBMS専用ATコマンドは、MTにMCCHを監視させるためのものである。
例35は、命令のセットを含む少なくとも1つの非一時的なコンピュータ可読記憶媒体であって、命令は、コンピューティングデバイスにおいて実行されることに応答して、例27〜34のいずれかによる方法をコンピューティングデバイスに実行させるものである。
例36は、例27〜34のいずれかによる方法を実行するための手段を備える装置である。
例37は、例36の装置と、少なくとも1つのラジオ周波数(RF)トランシーバと、少なくとも1つのRFアンテナと、を備えるシステムである。
例38は、命令のセットを含む少なくとも1つの非一時的なコンピュータ可読記憶媒体であって、命令は、コンピューティングデバイスにおいて実行されることに応答して、モバイルターミネーション(MT)において発展型マルチメディアブロードキャスト・マルチキャストサービス(eMBMS)のサポートをイネーブルする第1のATコマンドを送ることと、MTで使用できる1つまたは複数のeMBMSサービスを特定することと、1つまたは複数の使用できるeMBMSサービスのうちの少なくとも1つを使用するようにMTを構成する第2のATコマンドを送ることと、データ状態のMTの動作中にeMBMSセッションを介して少なくとも1つのeMBMSサービスのデータを受け取ることと、をコンピューティングデバイスに実行させるものである。
例39は、例38の少なくとも1つの非一時的なコンピュータ可読記憶媒体であって、コンピューティングデバイスにおいて実行されると、MTをデータ状態に移行させる第3のATコマンドを送ることをコンピューティングデバイスに実行させる命令を含む。
例40は、例38の少なくとも1つの非一時的なコンピュータ可読記憶媒体であって、第1のATコマンドは、MTにマルチキャスト制御チャネル(MCCH)を監視させるためのものである。
例41は、例40の少なくとも1つの非一時的なコンピュータ可読記憶媒体であって、コンピューティングデバイスにおいて実行されると、MTにおけるeMBMSサポートをディスエーブルする第4のATコマンドを送ることをコンピューティングデバイスに実行させる命令を含み、第4のATコマンドは、MTにMCCHの監視を中断させるためのものである。
例42は、例38の少なくとも1つの非一時的なコンピュータ可読記憶媒体であって、コンピューティングデバイスにおいて実行されると、eMBMSセッションパラメータ値を報告するための非請求リザルトコードの提示をイネーブルする第5のATコマンドを送ることをコンピューティングデバイスに実行させる命令を含む。
例43は、例38の少なくとも1つの非一時的なコンピュータ可読記憶媒体であって、コンピューティングデバイスにおいて実行されると、MTで使用できるサービスに関するクエリをMTに発する第6のATコマンドを送ることと、第6のATコマンドへの応答として受け取る情報に基づいて1つまたは複数の使用できるeMBMSサービスを特定することと、をコンピューティングデバイスに実行させる命令を含む。
例44は、例38の少なくとも1つの非一時的なコンピュータ可読記憶媒体であって、コンピューティングデバイスにおいて実行されると、MTで使用するeMBMSサービスに関するクエリをMTに発する第7のATコマンドを送ることをコンピューティングデバイスに実行させる命令を含む。
例45は、例44の少なくとも1つの非一時的なコンピュータ可読記憶媒体であって、コンピューティングデバイスにおいて実行されると、第7のATコマンドへの応答として1つまたは複数の使用されるeMBMSサービスを記述する情報を受け取ることと、1つまたは複数の使用されるeMBMSサービスのうちの少なくとも1つのMTによる使用を構成解除する第8のATコマンドを送ることと、をコンピューティングデバイスに実行させる命令を含む。
例46は、モバイルターミネーション(MT)と、少なくとも一部がハードウェア内にあるロジックを有する端末装置(TE)と、を備えるユーザ装置(UE)であって、そのロジックは、MTにおいて発展型マルチメディアブロードキャスト・マルチキャストサービス(eMBMS)のサポートをイネーブルする第1のATコマンドを送るため、MTで使用できるeMBMSサービスに関するクエリをMTに発する第2のATコマンドを送るため、第2のATコマンドへの応答として1つまたは複数の使用できるeMBMSサービスを記述する情報を受け取るため、および1つまたは複数の使用できるeMBMSサービスのうちの少なくとも1つを使用するようにMTを構成する第3のATコマンドを送るため、のものである。
例47は、例46のUEであって、そのロジックは、その少なくとも1つのeMBMSサービスに関連付けられたeMBMSセッションに関するデータ状態にMTを移行させる第4のATコマンドを送るため、およびデータ状態のMTの動作中に少なくとも1つのeMBMSサービスを介してデータを受け取るため、のものである。
例48は、例46のUEであって、第1のATコマンドは、MTにマルチキャスト制御チャネル(MCCH)を監視させるためのものである。
例49は、例48のUEであって、そのロジックは、MTにおけるeMBMSサポートをディスエーブルする第5のATコマンドを送るためのものであり、第5のATコマンドは、MTにMCCHの監視を中断させるためのものである。
例50は、例46のUEであって、そのロジックは、eMBMSセッションパラメータ値を報告するための非請求リザルトコードの提示をイネーブルする第6のATコマンドを送るためのものである。
例51は、例46のUEであって、そのロジックは、MTで使用するeMBMSサービスに関するクエリをMTに発する第7のATコマンドを送るためのものである。
例52は、例51のUEであって、そのロジックは、第7のATコマンドへの応答として1つまたは複数の使用されるeMBMSサービスを記述する情報を受け取るため、および1つまたは複数の使用されるeMBMSサービスのうちの少なくとも1つのMTによる使用を構成解除する第8のATコマンドを送るため、のものである。
例53は、例46のUEであって、そのロジックは、興味があるeMBMSサービスに関連付けられたテンポラリモバイルグループ識別子(TMGI)のリストをMTに提供する第9のATコマンドを送るためのものである。
例54は、例46〜53のいずれかのUEであって、少なくとも1つのラジオ周波数(RF)トランシーバと、少なくとも1つのRFアンテナと、を備える。
例55は、モバイルターミネーション(MT)において発展型マルチメディアブロードキャスト・マルチキャストサービス(eMBMS)のサポートをイネーブルする第1のATコマンドを端末装置(TE)から送ることと、MTで使用できる1つまたは複数のeMBMSサービスを特定することと、1つまたは複数の使用できるeMBMSサービスのうちの少なくとも1つを使用するようにMTを構成する第2のATコマンドを送ることと、データ状態のMTの動作中にeMBMSセッションを介して少なくとも1つのeMBMSサービスのデータを受け取ることと、を含む方法である。
例56は、例55の方法であって、MTをデータ状態に移行させる第3のATコマンドを送ることを含む。
例57は、例55の方法であって、第1のATコマンドは、MTにマルチキャスト制御チャネル(MCCH)を監視させるためのものである。
例58は、例57の方法であって、MTにおけるeMBMSサポートをディスエーブルする第4のATコマンドを送ることを含み、第4のATコマンドは、MTにMCCHの監視を中断させるためのものである。
例59は、例55の方法であって、eMBMSセッションパラメータ値を報告するための非請求リザルトコードの提示をイネーブルする第5のATコマンドを送ることを含む。
例60は、例55の方法であって、MTで使用できるサービスに関するクエリをMTに発する第6のATコマンドを送ることと、第6のATコマンドへの応答として受け取る情報に基づいて1つまたは複数の使用できるeMBMSサービスを特定することと、を含む。
例61は、例55の方法であって、MTで使用するeMBMSサービスに関するクエリをMTに発する第7のATコマンドを送ることを含む。
例62は、例61の方法であって、第7のATコマンドへの応答として1つまたは複数の使用されるeMBMSサービスを記述する情報を受け取ることと、1つまたは複数の使用されるeMBMSサービスのうちの少なくとも1つのMTによる使用を構成解除する第8のATコマンドを送ることと、を含む。
例63は、命令のセットを含む少なくとも1つの非一時的なコンピュータ可読記憶媒体であって、命令は、コンピューティングデバイスにおいて実行されることに応答して、例55〜62のいずれかによる方法をコンピューティングデバイスに実行させるものである。
例64は、例55〜62のいずれかによる方法を実行するための手段を備える装置である。
例65は、例64の装置と、少なくとも1つのラジオ周波数(RF)トランシーバと、少なくとも1つのRFアンテナと、を備えるシステムである。
例66は、モバイルターミネーション(MT)において発展型マルチメディアブロードキャスト・マルチキャストサービス(eMBMS)のサポートをイネーブルする第1のATコマンドを送るための手段と、MTで使用できるeMBMSサービスに関するクエリをMTに発する第2のATコマンドを送るための手段と、第2のATコマンドへの応答として1つまたは複数の使用できるeMBMSサービスを記述する情報を受け取るための手段と、1つまたは複数の使用できるeMBMSサービスのうちの少なくとも1つを使用するようにMTを構成する第3のATコマンドを送るための手段と、を備える装置である。
例67は、例66の装置であって、その少なくとも1つのeMBMSサービスに関連付けられたeMBMSセッションに関するデータ状態にMTを移行させる第4のATコマンドを送るための手段と、データ状態のMTの動作中に少なくとも1つのeMBMSサービスを介してデータを受け取るための手段と、を備える。
例68は、例66の装置であって、第1のATコマンドは、MTにマルチキャスト制御チャネル(MCCH)を監視させるためのものである。
例69は、例68の装置であって、MTにおけるeMBMSサポートをディスエーブルする第5のATコマンドを送るための手段を備え、第5のATコマンドは、MTにMCCHの監視を中断させるためのものである。
例70は、例66の装置であって、eMBMSセッションパラメータ値を報告するための非請求リザルトコードの提示をイネーブルする第6のATコマンドを送るための手段を備える。
例71は、例66の装置であって、MTで使用するeMBMSサービスに関するクエリをMTに発する第7のATコマンドを送るための手段を備える。
例72は、例71の装置であって、第7のATコマンドへの応答として1つまたは複数の使用されるeMBMSサービスを記述する情報を受け取るための手段と、1つまたは複数の使用されるeMBMSサービスのうちの少なくとも1つのMTによる使用を構成解除する第8のATコマンドを送るための手段と、を備える。
例73は、例66の装置であって、興味があるeMBMSサービスに関連付けられたテンポラリモバイルグループ識別子(TMGI)のリストをMTに提供する第9のATコマンドを送るための手段を備える。
例74は、例66〜73のいずれかによる装置と、少なくとも1つのラジオ周波数(RF)トランシーバと、少なくとも1つのRFアンテナと、を備えるユーザ装置(UE)である。
例75は、モバイルターミネーション(MT)と、少なくとも一部がハードウェア内にあるロジックを有する端末装置(TE)と、を備えるユーザ装置(UE)であって、そのロジックは、MTで使用できるeMBMSサービスに関するクエリをMTに発する第1の発展型マルチメディアブロードキャスト・マルチキャストサービス(eMBMS)専用ATコマンドを送るため、第1のeMBMS専用ATコマンドへの応答として1つまたは複数の使用できるeMBMSサービスを記述する情報を受け取るため、1つまたは複数の使用できるeMBMSサービスのうちの少なくとも1つを使用するようにMTを構成する第2のeMBMS専用ATコマンドを送るため、その少なくとも1つのeMBMSサービスに関連付けられたeMBMSセッションに関するデータ状態にMTを移行させる第3のeMBMS専用ATコマンドを送るため、およびeMBMSセッションを介して少なくとも1つのeMBMSサービスのデータを受け取るため、のものである。
例76は、例75のUEであって、そのロジックは、eMBMSセッションパラメータ値を報告するための非請求リザルトコードの提示をイネーブルする第4のeMBMS専用ATコマンドを送るためのものである。
例77は、例75のUEであって、そのロジックは、MTで使用するeMBMSサービスに関するクエリをMTに発する第5のeMBMS専用ATコマンドを送るためのものである。
例78は、例77のUEであって、そのロジックは、第5のeMBMS専用ATコマンドへの応答として1つまたは複数の使用されるeMBMSサービスを記述する情報を受け取るため、および1つまたは複数の使用されるeMBMSサービスのうちの少なくとも1つのMTによる使用を構成解除する第6のeMBMS専用ATコマンドを送るため、のものである。
例79は、例75のUEであって、そのロジックは、興味があるeMBMSサービスに関連付けられたテンポラリモバイルグループ識別子(TMGI)のリストをMTに提供する第7のeMBMS専用ATコマンドを送るためのものである。
例80は、例75のUEであって、そのロジックは、MTにおけるeMBMSサポートをディスエーブルする第8のeMBMS専用ATコマンドを送るためのものである。
例81は、例80のUEであって、第8のeMBMS専用ATコマンドは、MTにマルチキャスト制御チャネル(MCCH)の監視を中断させるためのものである。
例82は、例81のUEであって、そのロジックは、MTにおけるeMBMSサポートをイネーブルする第9のeMBMS専用ATコマンドを送るためのものであり、第9のeMBMS専用ATコマンドは、MTにMCCHを監視させるためのものである。
例83は、例75〜82のいずれかのUEであって、少なくとも1つのラジオ周波数(RF)トランシーバと、少なくとも1つのRFアンテナと、を備える。
例84は、モバイルターミネーション(MT)において発展型マルチメディアブロードキャスト・マルチキャストサービス(eMBMS)のサポートをイネーブルする第1のATコマンドを端末装置(TE)から送ることと、MTで使用できるeMBMSサービスに関するクエリをMTに発する第2のATコマンドを送ることと、第2のATコマンドへの応答として1つまたは複数の使用できるeMBMSサービスを記述する情報を受け取ることと、1つまたは複数の使用できるeMBMSサービスのうちの少なくとも1つを使用するようにMTを構成する第3のATコマンドを送ることと、を含む方法である。
例85は、例84の方法であって、その少なくとも1つのeMBMSサービスに関連付けられたeMBMSセッションに関するデータ状態にMTを移行させる第4のATコマンドを送ることと、データ状態のMTの動作中に少なくとも1つのeMBMSサービスを介してデータを受け取ることと、を含む。
例86は、例84の方法であって、第1のATコマンドは、MTにマルチキャスト制御チャネル(MCCH)を監視させるためのものである。
例87は、例86の方法であって、MTにおけるeMBMSサポートをディスエーブルする第5のATコマンドを送ることを含み、第5のATコマンドは、MTにMCCHの監視を中断させるためのものである。
例88は、例84の方法であって、eMBMSセッションパラメータ値を報告するための非請求リザルトコードの提示をイネーブルする第6のATコマンドを送ることを含む。
例89は、例84の方法であって、MTで使用するeMBMSサービスに関するクエリをMTに発する第7のATコマンドを送ることを含む。
例90は、例89の方法であって、第7のATコマンドへの応答として1つまたは複数の使用されるeMBMSサービスを記述する情報を受け取ることと、1つまたは複数の使用されるeMBMSサービスのうちの少なくとも1つのMTによる使用を構成解除する第8のATコマンドを送ることと、を含む。
例91は、例84の方法であって、興味があるeMBMSサービスに関連付けられたテンポラリモバイルグループ識別子(TMGI)のリストをMTに提供する第9のATコマンドを送ることを含む。
例92は、命令のセットを含む少なくとも1つの非一時的なコンピュータ可読記憶媒体であって、命令は、コンピューティングデバイスにおいて実行されることに応答して、例84〜91のいずれかによる方法をコンピューティングデバイスに実行させるものである。
例93は、例84〜91のいずれかによる方法を実行するための手段を備える装置である。
例94は、例93の装置と、少なくとも1つのラジオ周波数(RF)トランシーバと、少なくとも1つのRFアンテナと、を備えるシステムである。
例95は、MTで使用できるeMBMSサービスに関するクエリをモバイルターミネーション(MT)に発する第1の発展型マルチメディアブロードキャスト・マルチキャストサービス(eMBMS)専用ATコマンドを送るための手段と、第1のeMBMS専用ATコマンドへの応答として1つまたは複数の使用できるeMBMSサービスを記述する情報を受け取るための手段と、1つまたは複数の使用できるeMBMSサービスのうちの少なくとも1つを使用するようにMTを構成する第2のeMBMS専用ATコマンドを送るための手段と、その少なくとも1つのeMBMSサービスに関連付けられたeMBMSセッションに関するデータ状態にMTを移行させる第3のeMBMS専用ATコマンドを送るための手段と、eMBMSセッションを介して少なくとも1つのeMBMSサービスのデータを受け取るための手段と、を備える装置である。
例96は、例95の装置であって、eMBMSセッションパラメータ値を報告するための非請求リザルトコードの提示をイネーブルする第4のeMBMS専用ATコマンドを送るための手段を備える。
例97は、例95の装置であって、MTで使用するeMBMSサービスに関するクエリをMTに発する第5のeMBMS専用ATコマンドを送るための手段を備える。
例98は、例97の装置であって、第5のeMBMS専用ATコマンドへの応答として1つまたは複数の使用されるeMBMSサービスを記述する情報を受け取るための手段と、1つまたは複数の使用されるeMBMSサービスのうちの少なくとも1つのMTによる使用を構成解除する第6のeMBMS専用ATコマンドを送るための手段と、を備える。
例99は、例95の装置であって、興味があるeMBMSサービスに関連付けられたテンポラリモバイルグループ識別子(TMGI)のリストをMTに提供する第7のeMBMS専用ATコマンドを送るための手段を備える。
例100は、例95の装置であって、MTにおけるeMBMSサポートをディスエーブルする第8のeMBMS専用ATコマンドを送るための手段を備える。
例101は、例100の装置であって、第8のeMBMS専用ATコマンドは、MTにマルチキャスト制御チャネル(MCCH)の監視を中断させるためのものである。
例102は、例101の装置であって、MTにおけるeMBMSサポートをイネーブルする第9のeMBMS専用ATコマンドを送るための手段を備え、第9のeMBMS専用ATコマンドは、MTにMCCHを監視させるためのものである。
例103は、例95〜102のいずれかによる装置と、少なくとも1つのラジオ周波数(RF)トランシーバと、少なくとも1つのRFアンテナと、を備えるユーザ装置(UE)である。
例104は、少なくとも一部がハードウェア内にあるロジックを備えた装置であって、そのロジックは、モバイルターミネーション(MT)において発展型マルチメディアブロードキャスト・マルチキャストサービス(eMBMS)のサポートをイネーブルする第1のATコマンドを送るため、MTで使用できる1つまたは複数のeMBMSサービスを特定するため、1つまたは複数の使用できるeMBMSサービスのうちの少なくとも1つを使用するようにMTを構成する第2のATコマンドを送るため、およびデータ状態のMTの動作中にeMBMSセッションを介して少なくとも1つのeMBMSサービスのデータを受け取るため、のものである。
例105は、例104の装置であって、そのロジックは、MTをデータ状態に移行させる第3のATコマンドを送るためのものである。
例106は、例104の装置であって、第1のATコマンドは、MTにマルチキャスト制御チャネル(MCCH)を監視させるためのものである。
例107は、例106の装置であって、そのロジックは、MTにおけるeMBMSサポートをディスエーブルする第4のATコマンドを送るためのものであり、第4のATコマンドは、MTにMCCHの監視を中断させるためのものである。
例108は、例104の装置であって、そのロジックは、eMBMSセッションパラメータ値を報告するための非請求リザルトコードの提示をイネーブルする第5のATコマンドを送るためのものである。
例109は、例104の装置であって、そのロジックは、MTで使用できるサービスに関するクエリをMTに発する第6のATコマンドを送るため、および第6のATコマンドへの応答として受け取る情報に基づいて1つまたは複数の使用できるeMBMSサービスを特定するため、のものである。
例110は、例104の装置であって、そのロジックは、MTで使用するeMBMSサービスに関するクエリをMTに発する第7のATコマンドを送るためのものである。
例111は、例110の装置であって、そのロジックは、第7のATコマンドへの応答として1つまたは複数の使用されるeMBMSサービスを記述する情報を受け取るため、および1つまたは複数の使用されるeMBMSサービスのうちの少なくとも1つのMTによる使用を構成解除する第8のATコマンドを送るため、のものである。
例112は、例104〜111のいずれかによる装置と、少なくとも1つのラジオ周波数(RF)トランシーバと、少なくとも1つのRFアンテナと、を備えるユーザ装置(UE)である。
例113は、少なくとも一部がハードウェア内にあるロジックを備えた装置であって、そのロジックは、MTで使用できるeMBMSサービスに関するクエリをモバイルターミネーション(MT)に発する第1の発展型マルチメディアブロードキャスト・マルチキャストサービス(eMBMS)専用ATコマンドを送るため、第1のeMBMS専用ATコマンドへの応答として1つまたは複数の使用できるeMBMSサービスを記述する情報を受け取るため、1つまたは複数の使用できるeMBMSサービスのうちの少なくとも1つを使用するようにMTを構成する第2のeMBMS専用ATコマンドを送るため、その少なくとも1つのeMBMSサービスに関連付けられたeMBMSセッションに関するデータ状態にMTを移行させる第3のeMBMS専用ATコマンドを送るため、およびeMBMSセッションを介して少なくとも1つのeMBMSサービスのデータを受け取るため、のものである。
例114は、例113の装置であって、そのロジックは、eMBMSセッションパラメータ値を報告するための非請求リザルトコードの提示をイネーブルする第4のeMBMS専用ATコマンドを送るためのものである。
例115は、例113の装置であって、そのロジックは、MTで使用するeMBMSサービスに関するクエリをMTに発する第5のeMBMS専用ATコマンドを送るためのものである。
例116は、例115の装置であって、そのロジックは、第5のeMBMS専用ATコマンドへの応答として1つまたは複数の使用されるeMBMSサービスを記述する情報を受け取るため、および1つまたは複数の使用されるeMBMSサービスのうちの少なくとも1つのMTによる使用を構成解除する第6のeMBMS専用ATコマンドを送るため、のものである。
例117は、例113の装置であって、そのロジックは、興味があるeMBMSサービスに関連付けられたテンポラリモバイルグループ識別子(TMGI)のリストをMTに提供する第7のeMBMS専用ATコマンドを送るためのものである。
例118は、例113の装置であって、そのロジックは、MTにおけるeMBMSサポートをディスエーブルする第8のeMBMS専用ATコマンドを送るためのものである。
例119は、例118の装置であって、第8のeMBMS専用ATコマンドは、MTにマルチキャスト制御チャネル(MCCH)の監視を中断させるためのものである。
例120は、例119の装置であって、そのロジックは、MTにおけるeMBMSサポートをイネーブルする第9のeMBMS専用ATコマンドを送るためのものであり、第9のeMBMS専用ATコマンドは、MTにMCCHを監視させるためのものである。
例121は、例113〜120のいずれかによる装置と、少なくとも1つのラジオ周波数(RF)トランシーバと、少なくとも1つのRFアンテナと、を備えるユーザ装置(UE)である。
例122は、モバイルターミネーション(MT)において発展型マルチメディアブロードキャスト・マルチキャストサービス(eMBMS)のサポートをイネーブルする第1のATコマンドを送るための手段と、MTで使用できる1つまたは複数のeMBMSサービスを特定するための手段と、1つまたは複数の使用できるeMBMSサービスのうちの少なくとも1つを使用するようにMTを構成する第2のATコマンドを送るための手段と、データ状態のMTの動作中にeMBMSセッションを介して少なくとも1つのeMBMSサービスのデータを受け取るための手段と、を備える装置である。
例123は、例122の装置であって、MTをデータ状態に移行させる第3のATコマンドを送るための手段を備える。
例124は、例122の装置であって、第1のATコマンドは、MTにマルチキャスト制御チャネル(MCCH)を監視させるためのものである。
例125は、例124の装置であって、MTにおけるeMBMSサポートをディスエーブルする第4のATコマンドを送るための手段を備え、第4のATコマンドは、MTにMCCHの監視を中断させるためのものである。
例126は、例122の装置であって、eMBMSセッションパラメータ値を報告するための非請求リザルトコードの提示をイネーブルする第5のATコマンドを送るための手段を備える。
例127は、例122の装置であって、MTで使用できるサービスに関するクエリをMTに発する第6のATコマンドを送るための手段と、第6のATコマンドへの応答として受け取る情報に基づいて1つまたは複数の使用できるeMBMSサービスを特定するための手段と、を備える。
例128は、例122の装置であって、MTで使用するeMBMSサービスに関するクエリをMTに発する第7のATコマンドを送るための手段を備える。
例129は、例128の装置であって、第7のATコマンドへの応答として1つまたは複数の使用されるeMBMSサービスを記述する情報を受け取るための手段と、1つまたは複数の使用されるeMBMSサービスのうちの少なくとも1つのMTによる使用を構成解除する第8のATコマンドを送るための手段と、を備える。
例130は、例122〜129のいずれかによる装置と、少なくとも1つのラジオ周波数(RF)トランシーバと、少なくとも1つのRFアンテナと、を備えるユーザ装置(UE)である。
例131は、命令のセットを含む少なくとも1つの非一時的なコンピュータ可読記憶媒体であって、命令は、コンピューティングデバイスにおいて実行されることに応答して、モバイルターミネーション(MT)において発展型マルチメディアブロードキャスト・マルチキャストサービス(eMBMS)のサポートをイネーブルする第1のATコマンドを送ることと、MTで使用できるeMBMSサービスに関するクエリをMTに発する第2のATコマンドを送ることと、第2のATコマンドへの応答として1つまたは複数の使用できるeMBMSサービスを記述する情報を受け取ることと、1つまたは複数の使用できるeMBMSサービスのうちの少なくとも1つを使用するようにMTを構成する第3のATコマンドを送ることと、をコンピューティングデバイスに実行させるものである。
例132は、例131の少なくとも1つの非一時的なコンピュータ可読記憶媒体であって、コンピューティングデバイスにおいて実行されると、その少なくとも1つのeMBMSサービスに関連付けられたeMBMSセッションに関するデータ状態にMTを移行させる第4のATコマンドを送ることと、データ状態のMTの動作中に少なくとも1つのeMBMSサービスを介してデータを受け取ることと、をコンピューティングデバイスに実行させる命令を含む。
例133は、例131の少なくとも1つの非一時的なコンピュータ可読記憶媒体であって、第1のATコマンドは、MTにマルチキャスト制御チャネル(MCCH)を監視させるためのものである。
例134は、例133の少なくとも1つの非一時的なコンピュータ可読記憶媒体であって、コンピューティングデバイスにおいて実行されると、MTにおけるeMBMSサポートをディスエーブルする第5のATコマンドを送ることをコンピューティングデバイスに実行させる命令を含み、第5のATコマンドは、MTにMCCHの監視を中断させるためのものである。
例135は、例131の少なくとも1つの非一時的なコンピュータ可読記憶媒体であって、コンピューティングデバイスにおいて実行されると、eMBMSセッションパラメータ値を報告するための非請求リザルトコードの提示をイネーブルする第6のATコマンドを送ることをコンピューティングデバイスに実行させる命令を含む。
例136は、例131の少なくとも1つの非一時的なコンピュータ可読記憶媒体であって、コンピューティングデバイスにおいて実行されると、MTで使用するeMBMSサービスに関するクエリをMTに発する第7のATコマンドを送ることをコンピューティングデバイスに実行させる命令を含む。
例137は、例136の少なくとも1つの非一時的なコンピュータ可読記憶媒体であって、コンピューティングデバイスにおいて実行されると、第7のATコマンドへの応答として1つまたは複数の使用されるeMBMSサービスを記述する情報を受け取ることと、1つまたは複数の使用されるeMBMSサービスのうちの少なくとも1つのMTによる使用を構成解除する第8のATコマンドを送ることと、をコンピューティングデバイスに実行させる命令を含む。
例138は、例131の少なくとも1つの非一時的なコンピュータ可読記憶媒体であって、コンピューティングデバイスにおいて実行されると、興味があるeMBMSサービスに関連付けられたテンポラリモバイルグループ識別子(TMGI)のリストをMTに提供する第9のATコマンドを送ることをコンピューティングデバイスに実行させる命令を含む。
実施形態についての完全な理解を与えるため、本明細書では様々な具体的詳細について記載している。しかしながら、実施形態は、それら特定の詳細を省いても実施できることは、当業者であれば理解できるであろう。一方で、実施形態を不明瞭にすることがないよう、周知のオペレーション、コンポーネント、および回路については詳細に記載していない。本明細書で開示される具体的な構造的および機能的詳細は、典型となり得るものであって、必ずしも実施形態の範囲を限定するものではないことは、理解されるであろう。
いくつかの実施形態では、「結合された(coupled)」および「接続された(connected)」という表現を、その派生語と共に用いて、説明している場合がある。これらの用語は、互いに同義語としてのものではない。例えば、いくつかの実施形態では、2つ以上の要素が互いに直接的に、物理的または電気的に接触していることを示すために「接続された(connected)」かつ/または「結合された(coupled)」という表現を用いて説明している場合がある。一方、「結合された(coupled)」という表現は、2つ以上の要素が互いに直接的には接触していないものの互いに連携または相互作用することを意味する場合もある。
別段の規定がある場合を除き、「処理する(processing)」、「演算する(computing)」、「計算する(calculating)」、「判断する(determining)」などのような用語は、コンピューティングシステムのレジスタおよび/またはメモリ内の(例えば、電子的な)物理量として表されるデータを、コンピューティングシステムのメモリ、レジスタ内または他のそのような情報記憶、伝達、もしくは表示装置内で同様に物理量として表される他のデータに操作および/または変換する、コンピュータもしくはコンピューティングシステムまたは類似の電子コンピューティング装置のアクションおよび/またはプロセスを指すものと理解することができる。実施形態は、この文脈に限定されない。
なお、本明細書に記載の方法は、記載された順序またはいずれかの特定の順序で実行する必要はないということに留意すべきである。また、本明細書で示す方法に関して記載している各種アクティビティは、逐次または並列に実行することができる。
本明細書では具体的な実施形態を例示および記載しているが、理解されるべきことは、同じ目的を達成すると予測される任意の構成を、記載の特定の実施形態の代用としてよいということである。本開示は、種々の実施形態のあらゆる改良または変形を包括するものである。上記の説明は例示的になされたものであって、限定するものではないことは理解されるべきである。上記の実施形態の組み合わせ、および本明細書に具体的に記載していない他の実施形態は、上記説明を精査することで当業者には明らかであろう。よって、種々の実施形態の範囲には、上記の構成、構造、および方法を用いる他のあらゆる応用が含まれる。
なお、強調すべきことは、本開示の要約書は、読者が技術的開示の本質を迅速に確認できる要約を要求している37C.F.R.(米国特許法施行規則)1.72(b)に従って提供されるということである。それが請求項の範囲または意味を解釈または限定するために用いられることはないという理解のもとに提出される。また、上記の詳細な説明では、開示を合理化する目的で、種々の特徴が、まとめて1つの実施形態に組み込まれていることが分かる。この開示方法は、請求項に係る実施形態が各請求項に明示的に記載された特徴よりも多くの特徴を必要とするという意図を反映するものと解釈されてはならない。むしろ、以下の請求項にある通り、発明の主題は、1つの開示された実施形態のすべての特徴よりも少ない特徴にある。よって、以下の請求項は、本明細書における詳細な説明に組み込まれているものであり、各請求項は個別の好適な実施形態として独立している。添付の請求項において、「含んでいる(including)」および「in which」という表現は、それぞれ対応する「備えている(comprising)」および「wherein」という表現の平易な英語による同義語として使用される。また、「第1」、「第2」、「第3」などの用語は、単にラベルとして使用されるものであり、その対象物に数値的要件を課すものではない。
主題について、構造的特徴および/または方法論的動作に特化した表現で説明しているが、添付の請求項で規定される主題は、上記の特定の特徴または動作に必ずしも限定されないことは理解されるべきである。むしろ、上記の具体的な特徴および動作は,請求項を実現する例示的形態として開示している。
[項目1]
装置であって、
少なくとも一部がハードウェア内にあるロジックを備え、上記ロジックは、モバイルターミネーション(MT)において発展型マルチメディアブロードキャスト・マルチキャストサービス(eMBMS)のサポートをイネーブルする第1のATコマンドを送るため、上記MTで使用できるeMBMSサービスに関するクエリを上記MTに発する第2のATコマンドを送るため、上記第2のATコマンドへの応答として1つまたは複数の使用できるeMBMSサービスを記述する情報を受け取るため、および上記1つまたは複数の使用できるeMBMSサービスのうちの少なくとも1つを使用するように上記MTを構成する第3のATコマンドを送るため、のものである、装置。
[項目2]
上記ロジックは、上記少なくとも1つのeMBMSサービスに関連付けられたeMBMSセッションに関するデータ状態に上記MTを移行させる第4のATコマンドを送るため、および上記データ状態の上記MTの動作中に上記少なくとも1つのeMBMSサービスを介してデータを受け取るため、のものである、項目1に記載の装置。
[項目3]
上記第1のATコマンドは、上記MTにマルチキャスト制御チャネル(MCCH)を監視させるためのものである、項目1に記載の装置。
[項目4]
上記ロジックは、上記MTにおけるeMBMSサポートをディスエーブルする第5のATコマンドを送るためのものであり、上記第5のATコマンドは、上記MTに上記MCCHの監視を中断させるためのものである、項目3に記載の装置。
[項目5]
上記ロジックは、eMBMSセッションパラメータ値を報告するための非請求リザルトコードの提示をイネーブルする第6のATコマンドを送るためのものである、項目1に記載の装置。
[項目6]
上記ロジックは、上記MTで使用するeMBMSサービスに関するクエリを上記MTに発する第7のATコマンドを送るためのものである、項目1に記載の装置。
[項目7]
上記ロジックは、上記第7のATコマンドへの応答として1つまたは複数の使用されるeMBMSサービスを記述する情報を受け取るため、および上記1つまたは複数の使用されるeMBMSサービスのうちの少なくとも1つの、上記MTによる使用を構成解除する第8のATコマンドを送るため、のものである、項目6に記載の装置。
[項目8]
上記ロジックは、興味があるeMBMSサービスに関連付けられたテンポラリモバイルグループ識別子(TMGI)のリストを上記MTに提供する第9のATコマンドを送るためのものである、項目1に記載の装置。
[項目9]
ユーザ装置(UE)であって、
項目1〜8のいずれか一項に記載の装置と、
少なくとも1つのラジオ周波数(RF)トランシーバと、
少なくとも1つのRFアンテナと、を備えるUE。
[項目10]
命令のセットを含む少なくとも1つの非一時的なコンピュータ可読記憶媒体であって、上記命令は、コンピューティングデバイスにおいて実行されることに応答して、
モバイルターミネーション(MT)で使用できる発展型マルチメディアブロードキャスト・マルチキャストサービス(eMBMS)サービスに関するクエリを上記MTに発する第1のeMBMS専用ATコマンドを送ることと、
上記第1のeMBMS専用ATコマンドへの応答として1つまたは複数の使用できるeMBMSサービスを記述する情報を受け取ることと、
上記1つまたは複数の使用できるeMBMSサービスのうちの少なくとも1つを使用するように上記MTを構成する第2のeMBMS専用ATコマンドを送ることと、
上記少なくとも1つのeMBMSサービスに関連付けられたeMBMSセッションに関するデータ状態に上記MTを移行させる第3のeMBMS専用ATコマンドを送ることと、
上記eMBMSセッションを介して上記少なくとも1つのeMBMSサービスのデータを受け取ることと、を上記コンピューティングデバイスに実行させるものである、少なくとも1つの非一時的なコンピュータ可読記憶媒体。
[項目11]
上記コンピューティングデバイスにおいて実行されることに応答して、eMBMSセッションパラメータ値を報告するための非請求リザルトコードの提示をイネーブルする第4のeMBMS専用ATコマンドを送ることを上記コンピューティングデバイスに実行させる命令を含む、項目10に記載の少なくとも1つの非一時的なコンピュータ可読記憶媒体。
[項目12]
上記コンピューティングデバイスにおいて実行されることに応答して、上記MTで使用するeMBMSサービスに関するクエリを上記MTに発する第5のeMBMS専用ATコマンドを送ることを上記コンピューティングデバイスに実行させる命令を含む、項目10に記載の少なくとも1つの非一時的なコンピュータ可読記憶媒体。
[項目13]
上記コンピューティングデバイスにおいて実行されることに応答して、
上記第5のeMBMS専用ATコマンドへの応答として1つまたは複数の使用されるeMBMSサービスを記述する情報を受け取ることと、
上記1つまたは複数の使用されるeMBMSサービスのうちの少なくとも1つの、上記MTによる使用を構成解除する第6のeMBMS専用ATコマンドを送ることと、を上記コンピューティングデバイスに実行させる命令を含む、項目12に記載の少なくとも1つの非一時的なコンピュータ可読記憶媒体。
[項目14]
上記コンピューティングデバイスにおいて実行されることに応答して、興味があるeMBMSサービスに関連付けられたテンポラリモバイルグループ識別子(TMGI)のリストを上記MTに提供する第7のeMBMS専用ATコマンドを送ることを上記コンピューティングデバイスに実行させる命令を含む、項目10に記載の少なくとも1つの非一時的なコンピュータ可読記憶媒体。
[項目15]
上記コンピューティングデバイスにおいて実行されることに応答して、上記MTにおけるeMBMSサポートをディスエーブルする第8のeMBMS専用ATコマンドを送ることを上記コンピューティングデバイスに実行させる命令を含む、項目10に記載の少なくとも1つの非一時的なコンピュータ可読記憶媒体。
[項目16]
上記第8のeMBMS専用ATコマンドは、上記MTにマルチキャスト制御チャネル(MCCH)の監視を中断させるためのものである、項目15に記載の少なくとも1つの非一時的なコンピュータ可読記憶媒体。
[項目17]
上記コンピューティングデバイスにおいて実行されることに応答して、上記MTにおけるeMBMSサポートをイネーブルする第9のeMBMS専用ATコマンドを送ることを上記コンピューティングデバイスに実行させる命令を含み、上記第9のeMBMS専用ATコマンドは、上記MTに上記MCCHを監視させるためのものである、項目16に記載の少なくとも1つの非一時的なコンピュータ可読記憶媒体。
[項目18]
ユーザ装置(UE)であって、
モバイルターミネーション(MT)と、
少なくとも一部がハードウェア内にあるロジックを有する端末装置(TE)と、を備え、上記ロジックは、上記MTにおいて発展型マルチメディアブロードキャスト・マルチキャストサービス(eMBMS)のサポートをイネーブルする第1のATコマンドを送るため、上記MTで使用できる1つまたは複数のeMBMSサービスを特定するため、上記1つまたは複数の使用できるeMBMSサービスのうちの少なくとも1つを使用するように上記MTを構成する第2のATコマンドを送るため、およびデータ状態の上記MTの動作中にeMBMSセッションを介して上記少なくとも1つのeMBMSサービスのデータを受け取るため、のものである、UE。
[項目19]
上記ロジックは、上記MTを上記データ状態に移行させる第3のATコマンドを送るためのものである、項目18に記載のUE。
[項目20]
上記第1のATコマンドは、上記MTにマルチキャスト制御チャネル(MCCH)を監視させるためのものである、項目18に記載のUE。
[項目21]
上記ロジックは、上記MTにおけるeMBMSサポートをディスエーブルする第4のATコマンドを送るためのものであり、上記第4のATコマンドは、上記MTに上記MCCHの監視を中断させるためのものである、項目20に記載のUE。
[項目22]
上記ロジックは、eMBMSセッションパラメータ値を報告するための非請求リザルトコードの提示をイネーブルする第5のATコマンドを送るためのものである、項目18に記載のUE。
[項目23]
上記ロジックは、上記MTで使用できるサービスに関するクエリを上記MTに発する第6のATコマンドを送るため、および上記第6のATコマンドへの応答として受け取る情報に基づいて上記1つまたは複数の使用できるeMBMSサービスを特定するため、のものである、項目18に記載のUE。
[項目24]
上記ロジックは、上記MTで使用するeMBMSサービスに関するクエリを上記MTに発する第7のATコマンドを送るためのものである、項目18に記載のUE。
[項目25]
上記ロジックは、上記第7のATコマンドへの応答として1つまたは複数の使用されるeMBMSサービスを記述する情報を受け取るため、および上記1つまたは複数の使用されるeMBMSサービスのうちの少なくとも1つの、上記MTによる使用を構成解除する第8のATコマンドを送るため、のものである、項目24に記載のUE。