JP6615696B2 - Control rod for boiling water reactor - Google Patents
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Description
本発明は沸騰水型原子炉用制御棒に係り、特に軸方向上部先端構造材上部に固体識別情報がある沸騰水型原子炉用制御棒に関する。 The present invention relates to a boiling water nuclear reactor control rod, and more particularly to a boiling water nuclear reactor control rod having solid identification information on an upper portion of an axially upper tip structure material.
沸騰水型原子炉用制御棒は、原子炉出力調整用又は原子炉停止用として使い分けられる。沸騰水型原子炉用制御棒には複数の種類があるが、原子炉出力調整用又は原子炉停止用のどちらとして使い分けられるかは、運転計画段階に決定される。そして、作業者は、製造番号及び炉心座標を示した要領書に従い、チェックシートで確認しながら、沸騰水型原子炉用制御棒を配置している。 The boiling water reactor control rod is properly used for reactor power adjustment or reactor shutdown. There are a plurality of types of boiling water reactor control rods, and it is determined at the operation planning stage whether to use them separately for reactor power adjustment or reactor shutdown. And the operator has arranged the control rod for boiling water reactors, confirming with a check sheet according to the procedure which showed the serial number and core coordinates.
沸騰水型原子炉用制御棒の構造について、特許文献1に記載の技術が知られている。特許文献1には、反応度制御材を被覆するシースのうち、上部反応度部材の長手方向上端部に位置する領域及び下部反応度部材の長手方向下端部に位置する領域に対して、機械的な構造上有害とならない範囲でかつ製作誤差などを考慮した上で、開口窓を設け、この開口窓を通して制御棒外部に対し、反応度制御材の有効部長さを示す反応度制御材端部を露出させる構造とすることが記載されている。 Regarding the structure of a boiling water reactor control rod, the technique described in Patent Document 1 is known. In Patent Document 1, mechanical properties of the sheath covering the reactivity control material with respect to the region located at the upper end in the longitudinal direction of the upper reactivity member and the region located at the lower end in the longitudinal direction of the lower reactivity member are described. In consideration of manufacturing errors in a range that is not harmful to the structure, an opening window is provided, and the end of the reactivity control material indicating the effective length of the reactivity control material is provided to the outside of the control rod through this opening window. It is described that the structure is exposed.
多目的を有する多種の沸騰水型原子炉用制御棒は、沸騰水型原子炉用制御棒の側面に設けた識別番号(刻印識別番号)によって識別可能である。しかし、沸騰水型原子炉用制御棒を原子炉に取り付けた後には、燃料集合体間の隙間が狭いため沸騰水型原子炉用制御棒の側方からの外観を確認できず、沸騰水型原子炉用制御棒の別を識別することが困難であり、取り付け前に厳重な管理を要する。 Various types of boiling water reactor control rods having multiple purposes can be identified by identification numbers (engraved identification numbers) provided on the side surfaces of the boiling water reactor control rods. However, after attaching the boiling water reactor control rod to the reactor, the gap between the fuel assemblies is narrow, so the appearance from the side of the boiling water reactor control rod cannot be confirmed. It is difficult to distinguish between reactor control rods, and strict management is required before installation.
沸騰水型原子炉用制御棒を原子炉に取り付けた後に、取り付けた沸騰水型原子炉用制御棒の種類を識別するためには、沸騰水型原子炉用制御棒を取り外したうえで、作業者が側方からの外観を確認することになる。ただ、このような一連の作業は作業者にとって手間がかかり、煩雑である。 To identify the type of boiling water reactor control rod after the boiling water reactor control rod has been installed in the reactor, remove the boiling water reactor control rod and perform the work. The person will check the appearance from the side. However, such a series of operations is time-consuming and complicated for the operator.
本発明の目的は、原子炉に取り付けた状態でその種類を識別可能な沸騰水型原子炉用制御棒を提供することにある。 An object of the present invention is to provide a boiling water reactor control rod that can be identified by its type when attached to the reactor.
本発明の要旨は、十字型の形状を有するタイロッドと、該タイロッドの十字を構成する四方向に延在する部材のそれぞれの端部を起点として、外側に向かって延在するように前記タイロッドに溶接され、内部に反応度制御材を有するシースと、前記タイロッド及び前記シースの双方を上方側で固定するとともに、制御棒を識別するための識別部としての磁性体を上面に有する先端構造体と、前記タイロッド及び前記シースの双方を下方側で固定するとともに、制御棒を沸騰水型原子炉に出し入れするための制御棒駆動機構に連結された末端構造体と、を備えることを特徴とする、沸騰水型原子炉用制御棒に関する。 The gist of the present invention is that the tie rod has a cruciform shape and the tie rod extending outward from the respective end portions of members extending in four directions constituting the cross of the tie rod. A sheath that is welded and has a reactivity control material inside, and a tip structure that fixes both the tie rod and the sheath on the upper side and has a magnetic body as an identification portion for identifying the control rod on the upper surface; The tie rod and the sheath are fixed at the lower side, and the terminal structure is connected to a control rod drive mechanism for taking the control rod into and out of the boiling water reactor. The present invention relates to a boiling water reactor control rod.
本発明によれば、原子炉に取り付けた状態でその種類を識別可能な沸騰水型原子炉用制御棒を提供することができる。 ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this invention, the control rod for boiling water reactors which can identify the kind in the state attached to the reactor can be provided.
以下、図面を適宜参照しながら、本発明を実施するための形態(本実施形態)を説明する。各図において、同じ部材を表すものについては同じ符号を付すものとし、二度目以降の詳細な説明は省略するものとする。 Hereinafter, a form for carrying out the present invention (this embodiment) will be described with reference to the drawings as appropriate. In each of the drawings, the same members are denoted by the same reference numerals, and the detailed description after the second time is omitted.
図1は、第一実施形態の沸騰水型原子炉用制御棒100の側面図である。以下、説明の簡略化のために、「沸騰水型原子炉用制御棒」を「制御棒」と略記することがある。制御棒100(沸騰水型原子炉用制御棒100)は、上面視で十字型の横断面構造をしている(上面視に係る図3も併せて参照)。
FIG. 1 is a side view of a boiling water nuclear
タイロッド103は、90°ずつの四方向のそれぞれに向かうように延在する、四つの部材を備えて構成されている。従って、タイロッド103は、十字型の形状を有していることになる。そして、四方向のそれぞれに形成されたそれぞれの部材の端部を起点として、当該起点から外側に向かうように、当該突起に対してシース104が溶接されている。従って、制御棒100では、タイロッド103とシース104とが、上方側で、先端構造体101によって連結及び固定されている。一方で、下方側では、後記する末端構造体102によって、タイロッド103とシース104とが連結及び固定されている。なお、先端構造体101に形成されたへこみ109については、図2や図3等を参照しながら後記する。
The
また、図1において、点線で示しているものが、横断面U字状のシース104の高さ方向に内包された反応度制御材105であり、制御棒の種類に応じて、反応度制御材105の材質や形状が変わる。そして、制御棒100には、側面に固有の識別番号107が刻印されている。そのため、原子炉挿入前であれば、側面に設けた識別番号107を側方から確認することで、その制御棒100の種類を識別することができる。
Further, in FIG. 1, what is indicated by a dotted line is a reactivity control material 105 included in the height direction of the
制御棒100の下方には、下面視で十字型の末端構造体102が取り付けられている。この末端構造体102の下端部にはソケット108が備えられている。そして、制御棒100は、このソケット108によって、原子炉圧力容器の底部に設けられた制御棒駆動機構(図示しない)に連結されている。なお、この制御棒駆動機構は、制御棒100の炉心内への挿入操作、及び制御棒100の炉心からの引き抜き操作を行うものである。
Below the
図2は、第一実施形態の沸騰水型原子炉用制御棒100に備えられる先端構造体101近傍の拡大図である。制御棒100の上端に取り付けられた先端構造体101の上面には、制御棒100を識別するためのへこみ109が設けられている。詳細は後記するが、このへこみ109が設けられていることで、原子炉に制御棒100を取り付けた状態でも、取り付けられた制御棒100の識別が可能である。
FIG. 2 is an enlarged view of the vicinity of the
図3は、第一実施形態の沸騰水型原子炉用制御棒100に備えられる先端構造体101近傍の上面図である。先端構造体101は、前記のように十字型になっている。そして、先端構造体101の中心から視て、左方向、右方向、手前方向及び奥方向の四辺のうち、第一実施形態では、左方向に延在する部分の上面にのみ、へこみ109が形成されている。なお、詳細は図4や図5を参照しながら後記するが、これらの四辺のうち、隣接する辺同士の間に、断面矩形状の燃料集合体106が配置される。
FIG. 3 is a top view of the vicinity of the
図4は、燃料集合体106の間に第一実施形態の沸騰水型原子炉用制御棒100を挿入したときの、燃料集合体106及び沸騰水型原子炉用制御棒100の側面図である。より具体的には、図4は、原子炉出力を調整又は原子炉を停止するため、炉心に取り付けられた複数の燃料集合体106の間に、前記の制御棒駆動機構によって制御棒100を挿入したときの様子を示すものである。
FIG. 4 is a side view of the
制御棒100は、炉心内で固定された燃料集合体106の下方から燃料集合体106の隙間に挿入され、これにより、図4に示す状態となる。制御棒100が完全に挿入された図4の状態において、制御棒100の上端は、燃料集合体106の上端のすぐ下の位置に到達するようになっている。
The
図5は、燃料集合体106の間に第一実施形態の沸騰水型原子炉用制御棒100を挿入したときの、燃料集合体106及び沸騰水型原子炉用制御棒100の上面図である。図5に示すように、上面から視ると、四体の燃料集合体106の隙間を通じて、制御棒100を構成する先端構造体101の上面が確認される。そして、先端構造体101の上面には、前記のようにへこみ109が設けられているため、このへこみ109は、燃料集合体106の上方から確認することができる。特に、燃料集合体106の数が、図5に示すような四体のほか、数十から数百体になったとしても、前記の図4に示したように先端構造体101の上端から、燃料集合体106の上端までの距離は変わらない。そのため、燃料集合体106の上方から、先端構造体101のへこみ109を確認することができる。
FIG. 5 is a top view of the
へこみ109の確認は、燃料集合体106の上方に備えられ、燃料集合体106の搬送を行う燃料交換機(図示しない)に取り付けた照明及びカメラ(いずれも図示しない)を使用することで、行うことができる。具体的には、照明により先端構造体101の上面を照らしつつ、当該上面をカメラで撮影することで、へこみ109を確認することができる。
Confirmation of the
第一実施形態では、このへこみ109は、原子炉出力調整用として使用される制御棒100のみに形成されている。一方で、原子炉停止用として使用される制御棒100にはへこみ109は形成されていない。従って、前記のカメラで先端構造体101の上面を確認した結果、へこみ109が形成されていれば、その制御棒100は原子炉出力調整用のものであり、へこみ109が形成されていなければ、その制御棒100は原子炉停止用のものであると識別することができる。
In the first embodiment, the
図6は、第二実施形態の沸騰水型原子炉用制御棒100Bに備えられる先端構造体101B近傍の拡大図である。制御棒100Bは、シース104より下方は前記の制御棒100と同じ構成を有することから、シース104の上方、即ち、先端構造体101Bの構成を中心に説明する。図6に示す制御棒100Bを構成する先端構造体101Bの上面には、バーコード109Bが付されている。なお、図6では、図示の都合上、バーコードそのものの形態は示されていない。このバーコード109Bは、前記の先端構造体101におけるへこみ109の代わりに付されたものである。
FIG. 6 is an enlarged view of the vicinity of the
図7は、第二実施形態の沸騰水型原子炉用制御棒100Bに備えられる先端構造体101B近傍の上面図である。前記の先端構造体101と同様に、四辺のうち、左方向に延在する辺の上面にのみバーコード109Bが付されている。そして、このバーコード109Bの検出は、前記のへこみ109の確認とは異なり、燃料交換機に取り付けたレーザ発信機及び受信機(いずれも図示しない)によって読み取ることで行われる。
FIG. 7 is a top view of the vicinity of the
バーコード109Bによって与えられる情報(識別情報)は、制御棒100Bに固有の情報と紐付いている(一対一の対応関係)。従って、レーザ発信機等によってバーコード109Bが読み取られると、そのバーコード109Bが付された制御棒100Bに固有の情報が把握されるようになっている。ここでいう「固有の情報」とは、制御棒100Bの原子炉出力調整用又は原子炉停止用の別のほか、制御棒100Bの製造番号、製造時期、使用履歴等である。
Information (identification information) given by the
図8は、第三実施形態の沸騰水型原子炉用制御棒100Cに備えられる先端構造体101C近傍の拡大図である。制御棒100Cは、シース104Cより下方は前記の制御棒100と同じ構成を有することから、シース104の上方、即ち、先端構造体101Cの構成を中心に説明する。図8に示す制御棒100Cを構成する先端構造体101Cの上面には、磁性体109Cが備えられている。この磁性体109Cは、前記の先端構造体101におけるへこみ109の代わりに備えられたものである。
FIG. 8 is an enlarged view of the vicinity of the
図9は、第三実施形態の沸騰水型原子炉用制御棒100Cに備えられる先端構造体101C近傍の上面図である。前記の先端構造体101と同様に、四辺のうち、左方向に延在する辺の上面にのみ磁性体109Cが備えられている。そして、この磁性体109Cの検出は、前記のへこみ109の確認とは異なり、燃料交換機に取り付けた磁気センサ(図示しない)で磁気を読み取ることで行われる。従って、先端構造体109Cの上面にクラッド等が付着して表面を確認不可能になったとしても、磁気センサによって磁気を読み取ることで、制御棒101Cの原子炉出力調整用又は原子炉停止用の別を識別することができる。
FIG. 9 is a top view of the vicinity of the
また、第三実施形態では、前記の第一実施形態と同様に、磁性体109Cは、原子炉出力調整用として使用される制御棒100Cのみに備えられている。一方で、原子炉停止用として使用される制御棒100Cには磁性体109Cは備えられていない。従って、前記の磁気センサにより磁性体109Cの磁気を検出すれば、その制御棒100Cは原子炉出力調整用のものであり、磁性体109Cの磁気を検出されていなければ、その制御棒100Cは原子炉停止用のものであると判断することができる。なお、磁性体109Cの磁気をより確実に検出するために、磁性体109Cの周囲に、周囲からの磁気の影響を抑制するための磁気遮蔽体を備えることができる。
In the third embodiment, similarly to the first embodiment, the
図10は、第四実施形態の沸騰水型原子炉用制御棒100Dに備えられる先端構造体101D近傍の拡大図である。制御棒100Dは、シース104より下方は前記の制御棒100と同じ構成を有することから、シース104の上方、即ち、先端構造体101Dの構成を中心に説明する。図10に示す制御棒100Dを構成する先端構造体101Dの上面には、凹凸109Dが形成されている。この凹凸109Dは、前記の先端構造体101におけるへこみ109の代わりに形成されたものである。
FIG. 10 is an enlarged view near the
図11は、第四実施形態の沸騰水型原子炉用制御棒100Dに備えられる先端構造体101D近傍の上面図である。前記の先端構造体101と同様に、四辺のうち、左方向に延在する辺の上面にのみ凹凸109Dが形成されている。そして、この凹凸109Dの確認は、前記のへこみ109の確認とは異なり、燃料交換機に取り付けた凹凸形状スキャナ(図示しない)で凹凸の形状を読み取ることで行われる。従って、先端構造体101Dに凹凸109Dの表面にクラッド等が付着した場合であっても、凹凸の形状はクラッドの上方から確認することができる。そのため、クラッドが付着したとしても、制御棒100Dの種類を識別することができる。
FIG. 11 is a top view of the vicinity of the
また、この凹凸109Dにより与えられる情報は、前記のバーコード109Bと同様に、制御棒100Dに固有の情報と紐付いている。従って、凹凸形状スキャナによって凹凸109Dの形状を確認することで、制御棒100Dの種類を識別することができる。これにより、前記のバーコード109Bを付した場合と同様に、制御棒100Dの原子炉出力調整用又は原子炉停止用の別等の固有の情報を把握することができる。
Further, the information given by the
以上、四つの実施形態を挙げて、本発明の沸騰水型原子炉用制御棒を説明したが、本発明は前記の実施形態に何ら限られるものではない。例えば、前記の実施形態は任意に組み合わせて実施することができる。具体的には例えば、第二実施形態におけるバーコード109Bは、制御棒102Bの固有の情報(制御棒100Bの原子炉出力調整用又は原子炉停止用の別のほか、制御棒100Bの製造番号、製造時期、使用履歴等)と紐付けるようにしたが、第一実施形態におけるへこみ109と同様に、原子炉出力調整用又は原子炉停止用の別のみを識別するようにしてもよい。即ち、バーコード109Bによって、制御棒100Bが原子炉出力調整用又は原子炉停止用のいずれかであるかという点のみが識別されるようにしてもよい。
As mentioned above, although the four embodiment was mentioned and the control rod for boiling water reactors of this invention was demonstrated, this invention is not limited to the said embodiment at all. For example, the embodiments described above can be implemented in any combination. Specifically, for example, the
また、例えば、前記のへこみ109や磁性体109Cは、原子炉出力調整用の制御棒100,100Cのみに形成又は備えられている。しかし、これに代えて、へこみ109や磁性体109Cは、原子炉停止用の制御棒100,100Cのみに形成又は備えられるようにしてもよい。また、この場合には、原子炉出力調整用又は原子炉停止用の別を識別できればよいことから、例えばへこみ109を例に挙げれば、原子炉出力調整用の制御棒100と、原子炉停止用の制御棒100とで、異なる形状のへこみ109を形成して、これらを識別するようにしてもよい。磁性体109Cを備えた制御棒100Cについても同様である。
Further, for example, the
さらに、例えば、前記の第四実施形態において、凹凸109Dの形状(凹部及び凸部の並びの順番)は、データベース等に予め記録されることで、凹凸109Dの形状と制御棒100Dに固有の情報とを紐付けることができる。しかし、凹凸109Dの形状がデータベース等に予め記録されていなくても、凹部及び凸部の並びの順番について規則性があって、その規則に従って凹凸109Dが形成されていれば、その規則性から制御棒100Dを識別することができる。これにより、凹凸109Dの形状と制御棒100Dに固有の情報とを紐付けたデータベース等を予め構築する必要がなくなり、簡便である。
Further, for example, in the fourth embodiment described above, the shape of the
また、前記の第一実施形態ではへこみ109を、第四実施形態では凹凸109D(即ち、凹みと突起との組み合わせ)を形成するようにしたが、例えば突起のみを形成するようにしてもよい。突起のみを形成する場合、例えば断面矩形状であってもよく、断面三角形状であってもよい。
In the first embodiment, the
さらに、へこみ109等の識別部は、複数種を組み合わせて備えるようにしてもよい。例えばへこみ109とバーコード109Bとを併用するようにしてもよい。
Further, the identification unit such as the
100 制御棒、沸騰水型原子炉用制御棒
100B 制御棒、沸騰水型原子炉用制御棒
100C 制御棒、沸騰水型原子炉用制御棒
100D 制御棒、沸騰水型原子炉用制御棒
101 先端構造体
101B 先端構造体
101C 先端構造体
101D 先端構造体
102 末端構造体
103 タイロッド
104 シース
105 反応度制御材
106 燃料集合体
107 識別番号
108 ソケット
109 へこみ(識別部)
109B バーコード(識別部)
109C 磁性体(識別部)
109D 凹凸(識別部)
111 固定部材
100 Control rod, boiling water
109B barcode (identification part)
109C Magnetic body (identification part)
109D Concavity and convexity (identification part)
111 Fixing member
Claims (4)
該タイロッドの十字を構成する四方向に延在する部材のそれぞれの端部を起点として、外側に向かって延在するように前記タイロッドに溶接され、内部に反応度制御材を有するシースと、
前記タイロッド及び前記シースの双方を上方側で固定するとともに、制御棒を識別するための識別部としての磁性体を上面に有する先端構造体と、
前記タイロッド及び前記シースの双方を下方側で固定するとともに、制御棒を沸騰水型原子炉に出し入れするための制御棒駆動機構に連結された末端構造体と、を備えることを特徴とする、沸騰水型原子炉用制御棒。 A tie rod having a cross-shaped shape;
A sheath which is welded to the tie rod so as to extend outward from the respective end portions of the members extending in the four directions constituting the cross of the tie rod and has a reactivity control material inside;
A tip structure that fixes both the tie rod and the sheath on the upper side and has a magnetic body as an identification portion for identifying a control rod on the upper surface;
And a terminal structure connected to a control rod drive mechanism for moving the control rod into and out of a boiling water reactor while fixing both the tie rod and the sheath on the lower side. Control rod for water reactor.
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