JP6614994B2 - Door shoe with stopper function - Google Patents
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Description
本発明は、エレベータ乗り場の出入口を開閉するドアパネルの開閉移動に伴って敷居溝をスライド移動するドアシュー、特にストッパー機能付きドアシューに関する。 The present invention relates to a door shoe that slides and moves in a sill groove as a door panel that opens and closes an entrance / exit of an elevator hall, and particularly to a door shoe with a stopper function.
エレベータの保守点検時等には、最下階のエレベータ乗り場の出入口から昇降路のピットへ降りて各種の保守作業が実施される。また、エレベータ乗り場の出入口を開閉するドアパネルはドアクローザによって戸閉方向に常時付勢されているため、ピット内で保守作業を行う場合にはドアパネルをドアストッパーで戸開状態に保持しておく必要がある。 At the time of maintenance and inspection of the elevator, various maintenance work is carried out by going down from the entrance of the elevator floor on the lowest floor to the pit of the hoistway. Also, the door panel that opens and closes the entrance of the elevator platform is always urged in the door closing direction by the door closer, so when performing maintenance work in the pit, it is necessary to keep the door panel open with the door stopper. is there.
特許文献1には、互いの傾斜面同士を接触させるように積層された上阻止片と下阻止片とからなり、上阻止片の長孔に挿通されたネジを下阻止片のねじ孔にねじ込むことによって上阻止片を下阻止片に押し付けて敷居溝の幅方向に上阻止片を変位させることで、両阻止片を敷居溝内で突っ張らせて固定できるようにしたドアストッパーが開示されている。 Patent Document 1 includes an upper blocking piece and a lower blocking piece that are stacked so that their inclined surfaces are brought into contact with each other, and a screw inserted through a long hole of the upper blocking piece is screwed into a screw hole of the lower blocking piece. Accordingly, a door stopper is disclosed in which the upper blocking piece is pressed against the lower blocking piece and the upper blocking piece is displaced in the width direction of the sill groove, so that both blocking pieces can be stretched and fixed in the sill groove. .
しかしながら、上記特許文献1に記載されたドアストッパーでは、ドアストッパーをエレベータまで携行する必要があり、ドアストッパーの携行を忘れた場合、エレベータの保守がやり難いという問題がある。また、ドアストッパーを敷居溝に固定する際に誤って昇降路内に落としてしまうという問題もある。 However, in the door stopper described in Patent Document 1, it is necessary to carry the door stopper to the elevator, and there is a problem that it is difficult to maintain the elevator if the door stopper is forgotten. Moreover, when fixing a door stopper to a sill groove, there also exists a problem of dropping in a hoistway accidentally.
本発明の目的は、エレベータまで持ち運ぶ必要がなく、使用する際に誤って昇降路内へ落としてしまうこともないストッパー機能付きドアシューを提供することにある。 An object of the present invention is to provide a door shoe with a stopper function that does not need to be carried to an elevator and that is not accidentally dropped into a hoistway when used.
本発明に係るストッパー機能付きドアシューは、エレベータ乗り場の出入口を開閉するドアパネルの開閉移動に伴って出入口に設けられた敷居溝をスライド移動するドアシューであって、ドアパネルの下端部に固定されたシュー本体と、シュー本体の下方に設けられ敷居溝内で回動可能にシュー本体に軸支されたストッパーと、下端がストッパーに固定され、上端がシュー本体の軸孔を貫通してシュー本体の上部に突出する支持軸と、支持軸の上端に固体された操作アームと、を備え、ストッパーは、シュー本体と整列して敷居溝内をスライド可能な非ロック位置と、シュー本体に対して相対的に回動してロック端が敷居溝の内壁に当接してドアシューのスライドをロックするロック位置とをとるものである。 A door shoe with a stopper function according to the present invention is a door shoe that slides and moves in a sill groove provided at an entrance as the door panel opens and closes an entrance of an elevator hall, and is fixed to the lower end of the door panel And a stopper provided below the shoe body and pivotally supported by the shoe body so as to be rotatable in a sill groove, and a lower end fixed to the stopper, and an upper end penetrating the shaft hole of the shoe body to the upper part of the shoe body. A support shaft that protrudes, and an operation arm that is solid at the upper end of the support shaft, and the stopper is aligned with the shoe body and is slidable in the sill groove and relatively to the shoe body. The lock end is brought into contact with the inner wall of the sill groove so as to lock the door shoe slide.
本発明に係るストッパー機能付きドアシューにおいて、操作アームは、ストッパーをロック位置で固定する固定部を有することが好ましい。 In the door shoe with a stopper function according to the present invention, the operation arm preferably has a fixing portion for fixing the stopper at the lock position.
本発明に係るストッパー機能付きドアシューにおいて、ストッパーは、非ロック位置でストッパーをシュー本体に係合する係合爪を有することが好ましい。 In the door shoe with a stopper function according to the present invention, the stopper preferably has an engaging claw for engaging the stopper with the shoe main body in the unlocked position.
本発明に係るストッパー機能付きドアシューによれば、シュー本体と整列して敷居溝内をスライド可能な非ロック位置と、シュー本体に対して相対的に回動してロック端が敷居溝の内壁に当接してドアシューのスライドをロックするロック位置とをとることができる。このため、ドアストッパーをエレベータまで携行しなくてもドアパネルをロックして戸開状態に保持することができる。また、ドアパネルをロックする際にドアストッパーを誤って昇降路内に落とすことも防止できる。 According to the door shoe with a stopper function according to the present invention, the unlocked position can be slid in the sill groove in alignment with the shoe body, and the lock end rotates on the inner wall of the sill groove by rotating relative to the shoe body. It is possible to take a lock position that abuts and locks the slide of the door shoe. For this reason, the door panel can be locked and held in the door open state without carrying the door stopper to the elevator. Further, it is possible to prevent the door stopper from being accidentally dropped into the hoistway when the door panel is locked.
以下に、本発明の実施形態について添付図面を参照しながら詳細に説明する。この説明において、具体的な形状、材料、数値、方向等は、本発明の理解を容易にするための例示であって、用途、目的、仕様等にあわせて適宜変更することができる。また、以下において複数の実施形態や変形例などが含まれる場合、それらの特徴部分を適宜に組み合わせて用いることは当初から想定されている。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the accompanying drawings. In this description, specific shapes, materials, numerical values, directions, and the like are examples for facilitating the understanding of the present invention, and can be appropriately changed according to the application, purpose, specification, and the like. In addition, when a plurality of embodiments and modifications are included in the following, it is assumed from the beginning that these characteristic portions are used in appropriate combinations.
図1は、本発明の実施形態であるストッパー機能付きドアシューが適用されるエレベータドア10の全体構成図である。エレベータドア10は、エレベータ乗場に設置された左右両開き式のドアパネル12,14を備えている。左右のドアパネル12,14は、ほぼ同一の構成を備えるため、以下において、主に昇降路から見て右側のドアパネル12について説明を行い、左側のドアパネル14については適宜説明を省略するものとする。
FIG. 1 is an overall configuration diagram of an
ドアパネル12は、ローラ16a,16bを備えるハンガー16によって出入口17の直上方に設置されたハンガーレール18に沿って移動可能に吊り下げられている。さらに、このハンガーレール18の直上方には、左右のドアパネル12,14を互いに反対方向に移動させるループ機構20が設けられている。
The
図1に示すように、ループ機構20は、左右両端に設置されたローラ22a,22bと、このローラ22a,22bの間に架け渡された連動ロープ24とから構成されている。そして、昇降路から見て右側のドアパネル12が連結板26aを介してループを構成する上側の連動ロープ24に固定され、左側のドアパネル14が連結板26bを介して下側の連動ロープ24に固定されている。このようにして、左右のドアパネル12,14が反対方向に連動して移動するようにしている。
As shown in FIG. 1, the
また、ループ機構20の左側には、図1に示すように、ドアクローザ30が昇降路の壁面に設置されている。このドアクローザ30は、渦巻バネを内蔵しており、渦巻バネに一端が連結されたワイヤ32を介して連結板26aに接続され、両ドアパネル12,14を常に戸閉方向に付勢している。
Further, on the left side of the
ドアパネル12の下端部には、図1に示すように、支持板60,62を介してドアシュー40,41が左右両端側に取り付けられている。ドアシュー40,41は、ドアパネル12が戸閉方向または戸開方向に移動するとき敷居溝G内をスライド移動する。これにより、戸開または戸閉時におけるドアパネル12の揺れを低減するとともに、ドアパネル12が敷居から外れないようにしている。
As shown in FIG. 1,
昇降路から見て左側のドアシュー41は、本発明の実施形態であるストッパー機能付きドアシューである。続いて、図2および図3を用いて、ドアシュー41について説明する。図2は、ドアシュー41の全体構成を示す斜視図である。図3は、図1に示すA方向からドアシュー41を見た状態を示す部分拡大図である。図2および図3に示すように、ドアシュー41は、シュー本体42と、シュー本体42の下部に設けられ、敷居溝G内で回動可能にシュー本体42に軸支されたストッパー44とを備えている。シュー本体42には、上述した支持板60が中央部に差し込まれた状態で固定されている。この支持板60の上部にはドアパネル12に固定するための固定用孔60a,60bが設けられている。
The
図2に示すように、シュー本体42は舟形に形成され、後述する支持軸46を挿通する軸孔42aが設けられている。また、ドアシュー41は、ストッパー44をドアシュー41に軸支させる支持軸46を備えている。この支持軸46は、下端がストッパー44に固定され、上端がシュー本体42の軸孔42aを貫通してシュー本体42の上部に突出している。
As shown in FIG. 2, the shoe
上記構成により、ストッパー44は、シュー本体42と整列して敷居溝G内をスライド可能な図2および図3に示す非ロック位置からシュー本体42に対して相対的に回動してロック端44aが敷居溝Gの内壁に当接するロック位置へ移動する。このようにストッパー44をロック位置へ移動することにより、ドアシュー41のスライドをロックすることができる。このロック位置では、ストッパー44のロック端44aが敷居溝Gの内壁に当接してドアシュー41の移動を阻止している。
With the above configuration, the
また、上述した支持軸46の上端には、水平方向に延びる操作アーム48が設けられている。これにより、ストッパー44を保守員が非ロック位置またはロック位置へ回動させることができる。さらに、操作アーム48の先端には、下向きに突出した略円柱状の固定部49を設けている。図3に示すように、操作アーム48は、スライド方向に対してやや傾斜するように配置されている。そして、固定部49がシュー本体42の上面に形成された固定用孔42bに係合されることにより、上記ロック位置でドアシュー41を固定できる。なお、固定部49をシュー本体42に設ける代わりに、ロック端44aにマグネットを内蔵させておき、このマグネットの吸引力によって敷居溝Gの内壁にストッパー44を当接させた状態で固定するようにしてもよい。
An
上述したストッパー44には、スライド方向における両端に係合爪51,52が設けられている。ここで、係合爪51,52の構成は同一であるため、係合爪52についてのみ説明する。係合爪52は、上側に窓部52aが形成された板状部材である。これに対し、シュー本体42のスライド方向における端面には、弾性を有する膨出部54が設けられている。そして、係合爪52の窓部52aが膨出部54に係合することにより、ストッパー44をシュー本体42に整列状態で固定できる。なお、係合爪51,52を設ける代わりに、ストッパー44をシュー本体42に整列状態で固定したときに、シュー本体42の上面よりも少しだけ上の位置で支持軸46を径方向に貫通する貫通孔を設け、この貫通孔に止めピンを差し込んでストッパー44が下方に落ちないように固定してもよい。
The
ここで、図4は、シュー本体42とストッパー44との係合を解除してストッパー44を下方へ移動させた状態を示す斜視図である。図4に示すように、上述した支持板60の下端部は、シュー本体42から下向きに突き出している。一方、ストッパー44の上面には、支持板60の下端部が嵌り込む長溝44bが設けられている。このように、支持板60の下端部が長溝44bに嵌り込むことにより、シュー本体42にストッパー44を整列した状態で位置決めできる。そして、支持軸46を押し下げると、窓部52aは膨出部54から外れ、ストッパー44がシュー本体42より下降し、ストッパー44は支持軸46の軸回りに回動可能となる。
Here, FIG. 4 is a perspective view showing a state in which the engagement between the shoe
次に、図4〜図6を用いてドアシュー41の使用方法について説明する。図5は、図4に示すストッパー44を回転させた状態のドアシュー41を示す図である。図6は、図5に示すドアシュー41を図1に示すA方向から見た状態を示す図である。
Next, the usage method of the
最初に、エレベータの乗りかごを予め他の階へ退避させてから、例えば、最下階のエレベータドア10のドアパネル12,14を押し開く。そして、図4に示すように、シュー本体42にストッパー44を固定している係合爪51,52をD方向およびE方向に押し開いて窓部52aとシュー本体42の膨出部54との係合を解除し、シュー本体42を下方へ移動させる。これにより、シュー本体42から下側に突出した支持板60がストッパー44の長溝44bから抜け、シュー本体42が回動可能となる。
First, after the elevator car is evacuated to another floor in advance, for example, the
そして、図5および図6に示すように、シュー本体42をJ方向(図4参照)へ回転させて支持軸46の固定部49をシュー本体42の固定用孔42bに係合させることによって、ストッパー44をロック位置で固定できる。これにより、ストッパー44のロック端44aを敷居溝Gの内壁に当接させることができる。
5 and 6, the
本発明に係るストッパー機能付きドアシュー41によれば、シュー本体42と整列して敷居溝G内をスライド可能な非ロック位置と、シュー本体42に対して相対的に回動してロック端44aが敷居溝Gの内壁に当接してドアシュー41のスライドをロックするロック位置とをとることができる。このため、ドアストッパーをエレベータまで携行しなくてもドアパネル12,14をロックして戸開状態に保持することができる。また、ドアストッパーを誤って昇降路に落とすことも防止できる。
According to the
なお、本発明に係るストッパー機能付きドアシューによれば、上述した実施形態およびその変形例の構成に限定されるものではなく、本願の特許請求の範囲に記載された事項およびその均等の範囲内で種々の改良や変更が可能であることはいうまでもない。 The door shoe with a stopper function according to the present invention is not limited to the configuration of the above-described embodiment and its modified examples, but within the matters described in the claims of the present application and the equivalents thereof. It goes without saying that various improvements and modifications are possible.
10 エレベータドア、12,14 ドアパネル、17 出入口、40,41 ドアシュー、42 シュー本体、42a 軸孔、42b 固定用孔、44 ストッパー、44a ロック端、44b 長溝、46 支持軸、48 操作アーム、49 固定部、51,52 係合爪、52a 窓部、54 膨出部、G 敷居溝。 10 Elevator door, 12, 14 Door panel, 17 Doorway, 40, 41 Door shoe, 42 Shoe body, 42a Shaft hole, 42b Fixing hole, 44 Stopper, 44a Lock end, 44b Long groove, 46 Support shaft, 48 Operation arm, 49 Fixing Part, 51, 52 engagement claw, 52a window part, 54 bulge part, G sill groove.
Claims (3)
前記ドアパネルの下端部に固定されたシュー本体と、
前記シュー本体の下方に設けられ前記敷居溝内で回動可能に前記シュー本体に軸支されたストッパーと、
下端が前記ストッパーに固定され、上端が前記シュー本体の軸孔を貫通して前記シュー本体の上部に突出する支持軸と、
前記支持軸の上端に固定された操作アームと、
を備え、
前記ストッパーは、前記シュー本体と整列して前記敷居溝内をスライド可能な非ロック位置と、前記シュー本体に対して相対的に回動してロック端が前記敷居溝の内壁に当接して前記ドアシューのスライドをロックするロック位置とをとることを特徴とする、
ストッパー機能付きドアシュー。 A door shoe that slides and moves along a sill groove provided at the entrance as the door panel opens and closes to open and close the entrance of the elevator platform,
A shoe body fixed to the lower end of the door panel;
A stopper provided below the shoe body and pivotally supported by the shoe body so as to be rotatable in the sill groove;
A support shaft that has a lower end fixed to the stopper and an upper end that protrudes through the shaft hole of the shoe body and protrudes from the upper portion of the shoe body;
An operation arm fixed to the upper end of the support shaft;
With
The stopper is aligned with the shoe body and is slidable in the sill groove, and is rotated relative to the shoe body so that the lock end abuts the inner wall of the sill groove. It is characterized by taking a lock position to lock the slide of the door shoe,
Door shoe with stopper function.
請求項1に記載のストッパー機能付きドアシュー。 The operation arm has a fixing portion that fixes the stopper at the lock position.
The door shoe with a stopper function according to claim 1.
請求項1または2に記載のストッパー機能付きドアシュー。 The stopper has an engaging claw for engaging the stopper with the shoe body at the unlocked position.
The door shoe with a stopper function according to claim 1 or 2.
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