JP6611923B2 - ランダムアクセス系列生成方法、デバイス及びシステム - Google Patents

ランダムアクセス系列生成方法、デバイス及びシステム Download PDF

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Description

本発明の実施例は、通信技術に関し、特にランダムアクセス系列生成方法、デバイス及びシステムに関する。
ユーザ装置(UE, User Equipment)が高速で移動するときにUEが基地局と通信する場合、UE及び基地局の受信端における信号周波数の間に変化が存在する。その変化はドップラー周波数シフトと呼ばれる。
従来技術では、ドップラー周波数シフトが物理ランダムアクセスチャネル(PRACH, Physical Random Access Channel)サブキャリア間隔の1倍より大きく且つPRACHサブキャリア間隔の2倍より小さいときに、複数のUEのランダムアクセス系列が相互に干渉するという問題を解決するために、目標設計が行われる。従来技術では、系列シフトがグループ化され、3つのパラメータ、すなわち、グループの数量、グループ内のUE候補系列シフトの数量、及びグループにとって不十分な最後の長さにおけるUE候補系列シフトの数量が決定され、シフト系列番号は、3つのパラメータに従って決定された間隔から選択される。
しかし、従来技術では、シフト系列番号が選択される範囲は極めて小さい。
本発明の実施例は、ランダムアクセス系列生成方法、デバイス及びシステムを提供する。
第1の態様によれば、本発明の実施例は、ランダムアクセス系列生成方法を提供し、
基地局により、通知シグナリングを生成するステップであり、通知シグナリングは、指示情報を含み、指示情報は、ユーザ装置UEに対して0から
の範囲からシフト系列番号を選択するように命令するために使用され、シフト系列番号は整数であり、nshift RAはグループ内のUE候補系列シフトの数量であり、ngroup RAはグループの数量であり、
はグループにとって不十分な最後の長さにおけるUE候補系列シフトの数量であり、
は第1の残りの系列シフトにおけるUE候補系列シフトの数量であり、
は第2の残りの系列シフトにおけるUE候補系列シフトの数量であるステップと、
基地局により、通知シグナリングをUEに送信し、それにより、UEは、指示情報に従ってランダムアクセス系列を生成するステップと
を含む。
第1の態様を参照して、第1の態様の第1の可能な実現では、基地局により通知シグナリングをUEに送信した後に、方法は、
基地局により、0から
の範囲からシフト系列番号を選択するステップと、
基地局により、シフト系列番号に従ってサイクリックシフト値を取得するステップと、
基地局により、サイクリックシフト値に従って検出系列を生成し、検出系列を使用することにより、UEにより送信されたランダムアクセス系列を検出するステップであり、ランダムアクセス系列は、UEにより指示情報に従って生成されるステップと
を更に含む。
第1の態様の第1の可能な実現を参照して、第1の態様の第2の可能な実現では、基地局により、シフト系列番号に従ってサイクリックシフト値を取得するステップは、
基地局により、以下の式(1)、式(2)又は式(3):

を使用することにより、シフト系列番号vに従ってサイクリックシフト値Cvを取得するステップであり、doffsetはシフトオフセットであり、dstartは隣接するグループの間のサイクリックシフト距離であり、nshift RAはグループ内のUE候補系列シフトの数量であり、NCSはユーザにより占有されるサイクリックシフトの数量であり、
は第1の残りの系列シフトにおける第1のUE候補系列シフトのサイクリックシフト値であり、
は第2の残りの系列シフトにおける第1のUE候補系列シフトのサイクリックシフト値であるステップを含む。
第1の態様の第2の可能な実現を参照して、第1の態様の第3の可能な実現では、
の場合、基地局は、式(1)を使用することにより、サイクリックシフト値Cvを取得し、
の場合、基地局は、式(2)を使用することにより、サイクリックシフト値Cvを取得し、

の場合、基地局は、式(3)を使用することにより、サイクリックシフト値Cvを取得する。
第1の態様の第2又は第3の可能な実現を参照して、第1の態様の第4の可能な実現では、
は、式(4)から(11)を満たし、
式(4)から(11)は、それぞれ、
であり、duはドップラー周波数シフトがPRACHサブキャリア間隔の1倍であるときのランダムアクセス系列に対応するサイクリックシフトである。
第1の態様の第2又は第3の可能な実現を参照して、第1の態様の第5の可能な実現では、
は、式(12)から(19)を満たし、
式(12)から(19)は、それぞれ、
であり、duはドップラー周波数シフトがPRACHサブキャリア間隔の1倍であるときのランダムアクセス系列に対応するサイクリックシフトである。
第1の態様の第2又は第3の可能な実現を参照して、第1の態様の第6の可能な実現では、
は、式(20)から(27)を満たし、
式(20)から(27)は、それぞれ、
であり、duはドップラー周波数シフトがPRACHサブキャリア間隔の1倍であるときのランダムアクセス系列に対応するサイクリックシフトである。
第1の態様の第2又は第3の可能な実現を参照して、第1の態様の第7の可能な実現では、
は、式(28)から(35)を満たし、
式(28)から(35)は、それぞれ、
であり、duはドップラー周波数シフトがPRACHサブキャリア間隔の1倍であるときのランダムアクセス系列に対応するサイクリックシフトである。
第1の態様の第4から第7の可能な実現のうちいずれか1つを参照して、第1の態様の第8の可能な実現では、
の場合、
は、式(4)から(11)を満たし、
の場合、
は、式(12)から(19)を満たすか、或いは、
の場合、
は、式(4)から(11)を満たし、
の場合、
は、式(12)から(19)を満たし、

の場合、
は、式(20)から(27)を満たし、
の場合、
は、式(28)から(35)を満たすか、或いは、
の場合、
は、式(20)から(27)を満たし、
の場合、
は、式(28)から(35)を満たす。
第2の態様によれば、本発明の実施例は、ランダムアクセス系列生成方法を提供し、
ユーザ装置UEにより、基地局から通知シグナリングを受信するステップであり、通知シグナリングは、指示情報を含み、指示情報は、UEに対して0から
の範囲からシフト系列番号を選択するように命令するために使用され、シフト系列番号は整数であり、nshift RAはグループ内のUE候補系列シフトの数量であり、ngroup RAはグループの数量であり、
はグループにとって不十分な最後の長さにおけるUE候補系列シフトの数量であり、
は第1の残りの系列シフトにおけるUE候補系列シフトの数量であり、
は第2の残りの系列シフトにおけるUE候補系列シフトの数量であるステップと、
UEにより、通知シグナリングに従って0から
の範囲からシフト系列番号を選択するステップと、
UEにより、シフト系列番号に従ってサイクリックシフト値を取得するステップと、
UEにより、サイクリックシフト値に従ってランダムアクセス系列を生成するステップと
を含む。
第2の態様を参照して、第2の態様の第1の可能な実現では、UEにより、シフト系列番号に従ってサイクリックシフト値を取得するステップは、
UEにより、以下の式(1)、式(2)又は式(3):
を使用することにより、シフト系列番号vに従ってサイクリックシフト値Cvを取得するステップであり、doffsetはシフトオフセットであり、dstartは隣接するグループの間のサイクリックシフト距離であり、nshift RAはグループ内のUE候補系列シフトの数量であり、NCSはユーザにより占有されるサイクリックシフトの数量であり、
は第1の残りの系列シフトにおける第1のUE候補系列シフトのサイクリックシフト値であり、
は第2の残りの系列シフトにおける第1のUE候補系列シフトのサイクリックシフト値であるステップを含む。
第2の態様の第1の可能な実現を参照して、第2の態様の第2の可能な実現では、
の場合、UEは、式(1)を使用することにより、サイクリックシフト値Cvを取得し、
の場合、UEは、式(2)を使用することにより、サイクリックシフト値Cvを取得し、
の場合、UEは、式(3)を使用することにより、サイクリックシフト値Cvを取得する。
第2の態様の第1又は第2の可能な実現を参照して、第2の態様の第3の可能な実現では、
は、式(4)から(11)を満たし、
式(4)から(11)は、それぞれ、
であり、duはドップラー周波数シフトがPRACHサブキャリア間隔の1倍であるときのランダムアクセス系列に対応するサイクリックシフトである。
第2の態様の第1又は第2の可能な実現を参照して、第2の態様の第4の可能な実現では、
は、式(12)から(19)を満たし、
式(12)から(19)は、それぞれ、
であり、duはドップラー周波数シフトがPRACHサブキャリア間隔の1倍であるときのランダムアクセス系列に対応するサイクリックシフトである。
第2の態様の第1又は第2の可能な実現を参照して、第2の態様の第5の可能な実現では、
は、式(20)から(27)を満たし、
式(20)から(27)は、それぞれ、
であり、duはドップラー周波数シフトがPRACHサブキャリア間隔の1倍であるときのランダムアクセス系列に対応するサイクリックシフトである。
第2の態様の第1又は第2の可能な実現を参照して、第2の態様の第6の可能な実現では、
は、式(28)から(35)を満たし、
式(28)から(35)は、それぞれ、
であり、duはドップラー周波数シフトがPRACHサブキャリア間隔の1倍であるときのランダムアクセス系列に対応するサイクリックシフトである。
第2の態様の第3から第6の可能な実現のうちいずれか1つを参照して、第2の態様の第7の可能な実現では、
の場合、
は、式(4)から(11)を満たし、
の場合、
は、式(12)から(19)を満たすか、或いは、
の場合、
は、式(4)から(11)を満たし、

の場合、
は、式(12)から(19)を満たし、
の場合、
は、式(20)から(27)を満たし、
の場合、
は、式(28)から(35)を満たすか、或いは、
の場合、
は、式(20)から(27)を満たし、
の場合、
は、式(28)から(35)を満たす。
第2の態様又は第2の態様の第1から第7の可能な実現のうちいずれか1つを参照して、第2の態様の第8の可能な実現では、UEにより、サイクリックシフト値に従ってランダムアクセス系列を生成するステップは、
UEにより、以下の式(36):
を使用することにより、サイクリックシフト値Cvに従ってランダムアクセス系列
を生成するステップであり、NZCは系列長であり、ルートがuであるZC系列は
として規定されるステップを含む。
第3の態様によれば、本発明の実施例は、ランダムアクセス系列生成方法を提供し、
基地局により、0から
の範囲からシフト系列番号vを選択するステップであり、vは整数であり、nshift RAはグループ内のユーザ装置UE候補系列シフトの数量であり、ngroup RAはグループの数量であり、
はグループにとって不十分な最後の長さにおけるUE候補系列シフトの数量であり、
は第1の残りの系列シフトにおけるUE候補系列シフトの数量であり、
は第2の残りの系列シフトにおけるUE候補系列シフトの数量であるステップと、
基地局により、以下の式(1)、式(2)又は式(3):
を使用することにより、シフト系列番号vに従ってサイクリックシフト値Cvを取得するステップであり、doffsetはシフトオフセットであり、dstartは隣接するグループの間のサイクリックシフト距離であり、nshift RAはグループ内のUE候補系列シフトの数量であり、NCSはユーザにより占有されるサイクリックシフトの数量であり、
は第1の残りの系列シフトにおける第1のUE候補系列シフトのサイクリックシフト値であり、
は第2の残りの系列シフトにおける第1のUE候補系列シフトのサイクリックシフト値であり、
は、式(4)から(11)を満たすか、或いは、
は、式(12)から(19)を満たすか、或いは、
は、式(20)から(27)を満たすか、或いは、
は、式(28)から(35)を満たし、
であり、NZCは系列長であり、duはドップラー周波数シフトがPRACHサブキャリア間隔の1倍であるときのランダムアクセス系列に対応するサイクリックシフトであるステップと
を含む。
第3の態様を参照して、第3の態様の第1の可能な実現では、
の場合、基地局は、式(1)を使用することにより、サイクリックシフト値Cvを取得し、
の場合、基地局は、式(2)を使用することにより、サイクリックシフト値Cvを取得し、
の場合、基地局は、式(3)を使用することにより、サイクリックシフト値Cvを取得する。
第3の態様又は第3の態様の第1の可能な実現を参照して、第3の態様の第2の可能な実現では、
の場合、
は、式(4)から(11)を満たし、
の場合、
は、式(12)から(19)を満たすか、或いは、
の場合、
は、式(4)から(11)を満たし、
の場合、
は、式(12)から(19)を満たし、
の場合、
は、式(20)から(27)を満たし、
の場合、
は、式(28)から(35)を満たすか、或いは、
の場合、
は、式(20)から(27)を満たし、
の場合、
は、式(28)から(35)を満たす。
第4の態様によれば、本発明の実施例は、ランダムアクセス系列生成方法を提供し、
ユーザ装置UEにより、0から
の範囲からシフト系列番号vを選択するステップであり、vは整数であり、nshift RAはグループ内のUE候補系列シフトの数量であり、ngroup RAはグループの数量であり、
はグループにとって不十分な最後の長さにおけるUE候補系列シフトの数量であり、
は第1の残りの系列シフトにおけるUE候補系列シフトの数量であり、
は第2の残りの系列シフトにおけるUE候補系列シフトの数量であるステップと、
UEにより、以下の式(1)、式(2)又は式(3):
を使用することにより、シフト系列番号vに従ってサイクリックシフト値Cvを取得するステップであり、doffsetはシフトオフセットであり、dstartは隣接するグループの間のサイクリックシフト距離であり、nshift RAはグループ内のUE候補系列シフトの数量であり、NCSはユーザにより占有されるサイクリックシフトの数量であり、
は第1の残りの系列シフトにおける第1のUE候補系列シフトのサイクリックシフト値であり、
は第2の残りの系列シフトにおける第1のUE候補系列シフトのサイクリックシフト値であるステップと、
UEにより、以下の式(36):
を使用することにより、サイクリックシフト値Cvに従ってランダムアクセス系列
を生成するステップであり、NZCは系列長であり、ルートがuであるZC系列は
として規定され、
は、式(4)から(11)を満たすか、或いは、
は、式(12)から(19)を満たすか、或いは、
は、式(20)から(27)を満たすか、或いは、
は、式(28)から(35)を満たし、
であり、duはドップラー周波数シフトがPRACHサブキャリア間隔の1倍であるときのランダムアクセス系列に対応するサイクリックシフトであるステップと
を含む。
第4の態様を参照して、第4の態様の第1の可能な実現では、
の場合、UEは、式(1)を使用することにより、サイクリックシフト値Cvを取得し、
の場合、UEは、式(2)を使用することにより、サイクリックシフト値Cvを取得し、
の場合、UEは、式(3)を使用することにより、サイクリックシフト値Cvを取得する。
第4の態様又は第4の態様の第1の可能な実現を参照して、第4の態様の第2の可能な実現では、
の場合、
は、式(4)から(11)を満たし、
の場合、
は、式(12)から(19)を満たすか、或いは、
の場合、
は、式(4)から(11)を満たし、
の場合、
は、式(12)から(19)を満たし、
の場合、
は、式(20)から(27)を満たし、
の場合、
は、式(28)から(35)を満たすか、或いは、
の場合、
は、式(20)から(27)を満たし、
の場合、
は、式(28)から(35)を満たす。
第5の態様によれば、本発明の実施例は、基地局を提供し、
通知シグナリングを生成するように構成された生成モジュールであり、通知シグナリングは、指示情報を含み、指示情報は、ユーザ装置UEに対して0から
の範囲からシフト系列番号を選択するように命令するために使用され、シフト系列番号は整数であり、nshift RAはグループ内のUE候補系列シフトの数量であり、ngroup RAはグループの数量であり、
はグループにとって不十分な最後の長さにおけるUE候補系列シフトの数量であり、
は第1の残りの系列シフトにおけるUE候補系列シフトの数量であり、
は第2の残りの系列シフトにおけるUE候補系列シフトの数量である生成モジュールと、
通知シグナリングをUEに送信するように構成され、それにより、UEは、指示情報に従ってランダムアクセス系列を生成する送信モジュールと
を含む。
第5の態様を参照して、第5の態様の第1の可能な実現では、基地局は、
0から
の範囲からシフト系列番号を選択するように構成されたシフト系列番号決定モジュールと、
シフト系列番号に従ってサイクリックシフト値を取得するように構成されたサイクリックシフト値決定モジュールと、
サイクリックシフト値に従って検出系列を生成し、検出系列を使用することにより、UEにより送信されたランダムアクセス系列を検出するように構成されたランダムアクセス系列検出モジュールであり、ランダムアクセス系列は、UEにより指示情報に従って生成されるランダムアクセス系列検出モジュールと
を更に含む。
第5の態様の第1の可能な実現を参照して、第5の態様の第2の可能な実現では、サイクリックシフト値決定モジュールは、
以下の式(1)、式(2)又は式(3):
を使用することにより、シフト系列番号vに従ってサイクリックシフト値Cvを取得するように具体的に構成され、doffsetはシフトオフセットであり、dstartは隣接するグループの間のサイクリックシフト距離であり、nshift RAはグループ内のUE候補系列シフトの数量であり、NCSはユーザにより占有されるサイクリックシフトの数量であり、
は第1の残りの系列シフトにおける第1のUE候補系列シフトのサイクリックシフト値であり、
は第2の残りの系列シフトにおける第1のUE候補系列シフトのサイクリックシフト値である。
第5の態様の第2の可能な実現を参照して、第5の態様の第3の可能な実現では、
の場合、サイクリックシフト値決定モジュールは、式(1)を使用することにより、サイクリックシフト値Cvを取得し、
の場合、サイクリックシフト値決定モジュールは、式(2)を使用することにより、サイクリックシフト値Cvを取得し、
の場合、サイクリックシフト値決定モジュールは、式(3)を使用することにより、サイクリックシフト値Cvを取得する。
第5の態様の第2又は第3の可能な実現を参照して、第5の態様の第4の可能な実現では、
は、式(4)から(11)を満たし、
式(4)から(11)は、それぞれ、
であり、duはドップラー周波数シフトがPRACHサブキャリア間隔の1倍であるときのランダムアクセス系列に対応するサイクリックシフトである。
第5の態様の第2又は第3の可能な実現を参照して、第5の態様の第5の可能な実現では、
は、式(12)から(19)を満たし、
式(12)から(19)は、それぞれ、
であり、duはドップラー周波数シフトがPRACHサブキャリア間隔の1倍であるときのランダムアクセス系列に対応するサイクリックシフトである。
第5の態様の第2又は第3の可能な実現を参照して、第5の態様の第6の可能な実現では、
は、式(20)から(27)を満たし、
式(20)から(27)は、それぞれ、
であり、duはドップラー周波数シフトがPRACHサブキャリア間隔の1倍であるときのランダムアクセス系列に対応するサイクリックシフトである。
第5の態様の第2又は第3の可能な実現を参照して、第5の態様の第7の可能な実現では、
は、式(28)から(35)を満たし、
式(28)から(35)は、それぞれ、
であり、duはドップラー周波数シフトがPRACHサブキャリア間隔の1倍であるときのランダムアクセス系列に対応するサイクリックシフトである。
第5の態様の第4から第7の可能な実現のうちいずれか1つを参照して、第5の態様の第8の可能な実現では、
の場合、
は、式(4)から(11)を満たし、
の場合、
は、式(12)から(19)を満たすか、或いは、
の場合、
は、式(4)から(11)を満たし、
の場合、
は、式(12)から(19)を満たし、
の場合、
は、式(20)から(27)を満たし、
の場合、
は、式(28)から(35)を満たすか、或いは、
の場合、
は、式(20)から(27)を満たし、
の場合、
は、式(28)から(35)を満たす。
第6の態様によれば、本発明の実施例は、ユーザ装置UEを提供し、
基地局から通知シグナリングを受信するように構成された受信モジュールであり、通知シグナリングは、指示情報を含み、指示情報は、UEに対して0から
の範囲からシフト系列番号を選択するように命令するために使用され、シフト系列番号は整数であり、nshift RAはグループ内のUE候補系列シフトの数量であり、ngroup RAはグループの数量であり、
はグループにとって不十分な最後の長さにおけるUE候補系列シフトの数量であり、
は第1の残りの系列シフトにおけるUE候補系列シフトの数量であり、
は第2の残りの系列シフトにおけるUE候補系列シフトの数量である受信モジュールと、
通知シグナリングに従って0から
の範囲からシフト系列番号を選択するように構成されたシフト系列番号決定モジュールと、
シフト系列番号に従ってサイクリックシフト値を取得するように構成されたサイクリックシフト値決定モジュールと、
サイクリックシフト値に従ってランダムアクセス系列を生成するように構成されたランダムアクセス系列生成モジュールと
を含む。
第6の態様を参照して、第6の態様の第1の可能な実現では、サイクリックシフト値決定モジュールは、
以下の式(1)、式(2)又は式(3):
を使用することにより、シフト系列番号vに従ってサイクリックシフト値Cvを取得するように具体的に構成され、doffsetはシフトオフセットであり、dstartは隣接するグループの間のサイクリックシフト距離であり、nshift RAはグループ内のUE候補系列シフトの数量であり、NCSはユーザにより占有されるサイクリックシフトの数量であり、
は第1の残りの系列シフトにおける第1のUE候補系列シフトのサイクリックシフト値であり、
は第2の残りの系列シフトにおける第1のUE候補系列シフトのサイクリックシフト値である。
第6の態様の第1の可能な実現を参照して、第6の態様の第2の可能な実現では、
の場合、サイクリックシフト値決定モジュールは、式(1)を使用することにより、サイクリックシフト値Cvを取得し、
の場合、サイクリックシフト値決定モジュールは、式(2)を使用することにより、サイクリックシフト値Cvを取得し、
の場合、サイクリックシフト値決定モジュールは、式(3)を使用することにより、サイクリックシフト値Cvを取得する。
第6の態様の第1又は第2の可能な実現を参照して、第6の態様の第3の可能な実現では、
は、式(4)から(11)を満たし、
式(4)から(11)は、それぞれ、
であり、duはドップラー周波数シフトがPRACHサブキャリア間隔の1倍であるときのランダムアクセス系列に対応するサイクリックシフトである。
第6の態様の第1又は第2の可能な実現を参照して、第6の態様の第4の可能な実現では、
は、式(12)から(19)を満たし、
式(12)から(19)は、それぞれ、
であり、duはドップラー周波数シフトがPRACHサブキャリア間隔の1倍であるときのランダムアクセス系列に対応するサイクリックシフトである。
第6の態様の第1又は第2の可能な実現を参照して、第6の態様の第5の可能な実現では、
は、式(20)から(27)を満たし、
式(20)から(27)は、それぞれ、
であり、duはドップラー周波数シフトがPRACHサブキャリア間隔の1倍であるときのランダムアクセス系列に対応するサイクリックシフトである。
第6の態様の第1又は第2の可能な実現を参照して、第2の態様の第6の可能な実現では、
は、式(28)から(35)を満たし、
式(28)から(35)は、それぞれ、
であり、duはドップラー周波数シフトがPRACHサブキャリア間隔の1倍であるときのランダムアクセス系列に対応するサイクリックシフトである。
第6の態様の第3から第6の可能な実現のうちいずれか1つを参照して、第6の態様の第7の可能な実現では、
の場合、
は、式(4)から(11)を満たし、
の場合、
は、式(12)から(19)を満たすか、或いは、

の場合、
は、式(4)から(11)を満たし、
の場合、
は、式(12)から(19)を満たし、
の場合、
は、式(20)から(27)を満たし、
の場合、
は、式(28)から(35)を満たすか、或いは、
の場合、
は、式(20)から(27)を満たし、
の場合、
は、式(28)から(35)を満たす。
第6の態様又は第6の態様の第1から第7の可能な実現のうちいずれか1つを参照して、第6の態様の第8の可能な実現では、ランダムアクセス系列生成モジュールは、
以下の式(36):
を使用することにより、サイクリックシフト値Cvに従ってランダムアクセス系列
を生成するように具体的に構成され、NZCは系列長であり、ルートがuであるZC系列は
として規定される。
第7の態様によれば、本発明の実施例は、基地局を提供し、
0から
の範囲からシフト系列番号vを選択するように構成されたシフト系列番号決定モジュールであり、vは整数であり、nshift RAはグループ内のユーザ装置UE候補系列シフトの数量であり、ngroup RAはグループの数量であり、
はグループにとって不十分な最後の長さにおけるUE候補系列シフトの数量であり、
は第1の残りの系列シフトにおけるUE候補系列シフトの数量であり、
は第2の残りの系列シフトにおけるUE候補系列シフトの数量であるシフト系列番号決定モジュールと、
以下の式(1)、式(2)又は式(3):
を使用することにより、シフト系列番号vに従ってサイクリックシフト値Cvを取得するように構成されたサイクリックシフト値決定モジュールであり、doffsetはシフトオフセットであり、dstartは隣接するグループの間のサイクリックシフト距離であり、nshift RAはグループ内のUE候補系列シフトの数量であり、NCSはユーザにより占有されるサイクリックシフトの数量であり、
は第1の残りの系列シフトにおける第1のUE候補系列シフトのサイクリックシフト値であり、
は第2の残りの系列シフトにおける第1のUE候補系列シフトのサイクリックシフト値であり、
は、式(4)から(11)を満たすか、或いは、
は、式(12)から(19)を満たすか、或いは、
は、式(20)から(27)を満たすか、或いは、
は、式(28)から(35)を満たし、
であり、NZCは系列長であり、duはドップラー周波数シフトがPRACHサブキャリア間隔の1倍であるときのランダムアクセス系列に対応するサイクリックシフトであるサイクリックシフト値決定モジュールと
を含む。
第7の態様を参照して、第7の態様の第1の可能な実現では、
の場合、サイクリックシフト値決定モジュールは、式(1)を使用することにより、サイクリックシフト値Cvを取得し、
の場合、サイクリックシフト値決定モジュールは、式(2)を使用することにより、サイクリックシフト値Cvを取得し、
の場合、サイクリックシフト値決定モジュールは、式(3)を使用することにより、サイクリックシフト値Cvを取得する。
第7の態様又は第7の態様の第1の可能な実現を参照して、第7の態様の第2の可能な実現では、
の場合、
は、式(4)から(11)を満たし、
の場合、
は、式(12)から(19)を満たすか、或いは、
の場合、

は、式(4)から(11)を満たし、
の場合、
は、式(12)から(19)を満たし、
の場合、
は、式(20)から(27)を満たし、
の場合、
は、式(28)から(35)を満たすか、或いは、
の場合、
は、式(20)から(27)を満たし、
の場合、
は、式(28)から(35)を満たす。
第8の態様によれば、本発明の実施例は、ユーザ装置UEを提供し、
0から
の範囲からシフト系列番号vを選択するように構成されたシフト系列番号決定モジュールであり、vは整数であり、nshift RAはグループ内のUE候補系列シフトの数量であり、ngroup RAはグループの数量であり、
はグループにとって不十分な最後の長さにおけるUE候補系列シフトの数量であり、
は第1の残りの系列シフトにおけるUE候補系列シフトの数量であり、
は第2の残りの系列シフトにおけるUE候補系列シフトの数量であるシフト系列番号決定モジュールと、
以下の式(1)、式(2)又は式(3):
を使用することにより、シフト系列番号vに従ってサイクリックシフト値Cvを取得するように構成されたサイクリックシフト値決定モジュールであり、doffsetはシフトオフセットであり、dstartは隣接するグループの間のサイクリックシフト距離であり、nshift RAはグループ内のUE候補系列シフトの数量であり、NCSはユーザにより占有されるサイクリックシフトの数量であり、
は第1の残りの系列シフトにおける第1のUE候補系列シフトのサイクリックシフト値であり、
は第2の残りの系列シフトにおける第1のUE候補系列シフトのサイクリックシフト値であるサイクリックシフト値決定モジュールと、
以下の式(36):
を使用することにより、サイクリックシフト値Cvに従ってランダムアクセス系列
を生成するように構成されたランダムアクセス系列生成モジュールであり、NZCは系列長であり、ルートがuであるZC系列は
として規定され、
は、式(4)から(11)を満たすか、或いは、
は、式(12)から(19)を満たすか、或いは、
は、式(20)から(27)を満たすか、或いは、
は、式(28)から(35)を満たし、
であり、duはドップラー周波数シフトがPRACHサブキャリア間隔の1倍であるときのランダムアクセス系列に対応するサイクリックシフトであるランダムアクセス系列生成モジュールと
を含む。
第8の態様を参照して、第8の態様の第1の可能な実現では、
の場合、サイクリックシフト値決定モジュールは、式(1)を使用することにより、サイクリックシフト値Cvを取得し、
の場合、サイクリックシフト値決定モジュールは、式(2)を使用することにより、サイクリックシフト値Cvを取得し、
の場合、サイクリックシフト値決定モジュールは、式(3)を使用することにより、サイクリックシフト値Cvを取得する。
第8の態様又は第8の態様の第1の可能な実現を参照して、第8の態様の第2の可能な実現では、
の場合、
は、式(4)から(11)を満たし、
の場合、
は、式(12)から(19)を満たすか、或いは、
の場合、
は、式(4)から(11)を満たし、
の場合、
は、式(12)から(19)を満たし、
の場合、
は、式(20)から(27)を満たし、
の場合、
は、式(28)から(35)を満たすか、或いは、
の場合、
は、式(20)から(27)を満たし、
の場合、
は、式(28)から(35)を満たす。
第9の態様によれば、本発明の実施例は、第5の態様又は第5の態様の第1から第8の可能な実現のうちいずれか1つに記載の基地局と、第6の態様又は第6の態様の第1から第8の可能な実現のうちいずれか1つに記載のユーザ装置UEとを含むランダムアクセス系列生成システムを提供する。
第10の態様によれば、本発明の実施例は、第7の態様又は第7の態様の第1から第2の可能な実現のうちいずれか1つに記載の基地局と、第8の態様又は第8の態様の第1から第2の可能な実現のうちいずれか1つに記載のユーザ装置UEとを含むランダムアクセス系列生成システムを提供する。
本発明の実施例におけるランダムアクセス系列生成方法、デバイス及びシステムによれば、ランダムアクセス系列生成方法は、基地局により、通知シグナリングを生成するステップであり、通知シグナリングは、指示情報を含み、指示情報は、ユーザ装置UEに対して0から
の範囲からシフト系列番号を選択するように命令するために使用され、シフト系列番号は整数であり、nshift RAはグループ内のUE候補系列シフトの数量であり、ngroup RAはグループの数量であり、
はグループにとって不十分な最後の長さにおけるUE候補系列シフトの数量であり、
は第1の残りの系列シフトにおけるUE候補系列シフトの数量であり、
は第2の残りの系列シフトにおけるUE候補系列シフトの数量であるステップと、基地局により、通知シグナリングをUEに送信し、それにより、UEは、指示情報に従ってランダムアクセス系列を生成するステップとを含む。
本発明の実施例又は従来技術における技術的解決策をより明確に説明するために、以下に、実施例又は従来技術を説明するために必要な添付図面を簡単に説明する。明らかに、以下の説明における添付図面は、本発明のいくつかの実施例を示しており、当業者は、創造的取り組みなしに依然としてこれらの添付図面から他の図面を導き得る。
本発明によるランダムアクセス系列生成方法の実施例1のフローチャートである。 本発明によるランダムアクセス系列生成方法の実施例2のフローチャートである。 本発明の実施例によるシナリオ1の概略図である。 本発明の実施例によるシナリオ2の概略図である。 本発明の実施例によるシナリオ3の概略図である。 本発明の実施例によるシナリオ4の概略図である。 本発明の実施例によるシナリオ5の概略図である。 本発明の実施例によるシナリオ6の概略図である。 本発明の実施例によるシナリオ7の概略図である。 本発明によるランダムアクセス系列生成方法の実施例3のフローチャートである。 本発明によるランダムアクセス系列生成方法の実施例5のフローチャートである。 本発明によるランダムアクセス系列生成方法の実施例6のフローチャートである。 本発明による基地局の実施例1の概略構成図である。 本発明による基地局の実施例2の概略構成図である。 本発明によるユーザ装置の実施例1の概略構成図である。 本発明による基地局の実施例3の概略構成図である。 本発明によるユーザ装置の実施例3の概略構成図である。 本発明による基地局の実施例4の概略構成図である。 本発明によるユーザ装置の実施例4の概略構成図である。 本発明による基地局の実施例5の概略構成図である。
本発明の実施例の目的、技術的解決策及び利点をより明確にするために、以下に、本発明の実施例における添付図面を参照して、本発明の実施例における技術的解決策を明確且つ完全に説明する。明らかに、説明する実施例は、本発明の実施例の全てではなく一部である。創作的取り組みを行うことなく本発明の実施例に基づいて当業者により得られる全ての他の実施例は、本発明の保護範囲内に入るものとする。
図1は、本発明によるランダムアクセス系列生成方法の実施例1のフローチャートである。図1に示すように、この実施例における方法は以下を含んでもよい。
ステップ101:基地局は、通知シグナリングを生成し、通知シグナリングは、指示情報を含み、指示情報は、ユーザ装置UEに対して0から
の範囲からシフト系列番号を選択するように命令するために使用され、シフト系列番号は整数であり、nshift RAはグループ内のUE候補系列シフトの数量であり、ngroup RAはグループの数量であり、
はグループにとって不十分な最後の長さにおけるUE候補系列シフトの数量であり、
は第1の残りの系列シフトにおけるUE候補系列シフトの数量であり、
は第2の残りの系列シフトにおけるUE候補系列シフトの数量である。
本発明における「グループ」は、系列シフトグループであり、ngroup RAは系列シフトがグループ化された後に取得されたグループの数量を示し、nshift RAは系列シフトがグループ化された後に系列シフトグループ内で区別できるUEの数量を示し、
は系列シフトがグループ化された後にグループにとって不十分な残りの長さにおける系列シフト内で更に区別されるUEの数量を示し、

により明確に占有される系列シフト以外の全ての系列シフトの残りの離散系列シフト内で区別できるUEの数量を示す点に留意すべきである。
ステップ102:基地局は、通知シグナリングをUEに送信し、それにより、UEは、指示情報に従ってランダムアクセス系列を生成する。
従来技術では、UEは、0から
の範囲からシフト系列番号を選択する。本発明では、基地局は、通知シグナリングを使用することにより、UEに対して0から
の範囲からシフト系列番号を選択するように命令する。
従来技術では、シフト系列は、3つのパラメータ、すなわち、グループの数量(ngroup RA)、グループ内のUE候補系列シフトの数量(nshift RA)、及びグループにとって不十分な最後の長さにおけるUE候補系列シフトの数量
を決定するようにグループ化され、シフト系列番号は、3つのパラメータに従って決定された間隔から選択される。習得できるように、従来技術では、シフト系列番号が選択される範囲の決定中に、区別できるUEの数量は、グループの観点のみから考慮され、グループ化の後に取得された他の残りの離散シフト系列は考慮されない。本発明では、区別できるUEの数量がグループの観点から考慮された後に、グループ化の後に取得された他の残りの離散シフト系列内で更に区別できるUEの数量、すなわち、第1の残りの系列シフトにおけるUE候補系列シフトの数量
及び第2の残りの系列シフトにおけるUE候補系列シフトの数量
が更に考慮され、UEは、通知シグナリングを使用することにより、0から
の範囲からシフト系列番号を選択するように命令され、それにより、シフト系列番号が選択される範囲を拡張する。
図2は、本発明によるランダムアクセス系列生成方法の実施例2のフローチャートである。図2に示すように、任意選択で、ステップ102の後に、方法は以下を更に含んでもよい。
ステップ201:基地局は、0から
の範囲からシフト系列番号を選択する。
任意選択で、基地局は、UEがランダムアクセス系列を送信するときにUEにより使用されるシフト系列番号を習得できないため、基地局がUEにより送信されたランダムアクセス系列を検出するときに、基地局は、0から
の範囲内で各シフト系列番号をトラバースするように順次に選択する。或いは、基地局は、0からXの範囲内で各シフト系列番号をトラバースするように順次に選択し、Xは
未満の整数である。
ステップ202:基地局は、シフト系列番号に従ってサイクリックシフト値を取得する。
任意選択で、基地局は、以下の式(1)、式(2)又は式(3):
を使用することにより、シフト系列番号vに従ってUEのサイクリックシフト値Cvを取得し、doffsetはシフトオフセットであり、dstartは隣接するグループの間のサイクリックシフト距離であり、nshift RAはグループ内のUE候補系列シフトの数量であり、NCSはユーザにより占有されるサイクリックシフトの数量であり、
は第1の残りの系列シフトにおける第1のUE候補系列シフトのサイクリックシフト値であり、
は第2の残りの系列シフトにおける第1のUE候補系列シフトのサイクリックシフト値である。
doffsetは整数であり(通常では一定の整数である)、基地局側で使用されるdoffset及びUE側で使用されるdoffsetは同じである必要がある点に留意すべきである。任意選択で、基地局側で使用されるdoffset及びUE側で使用されるdoffsetが同じ値を有することは、事前の取り決めを用いて実現されてもよい。例えば、doffset=0である。
本発明では、
はYの切り捨てを示す点に留意すべきである。すなわち、Yが2.5に等しい場合、
は2に等しい。例えば、

の切り捨てを示す。
本発明では、modはモジュロ演算を示す点に留意すべきである。例えば、4mod2=0及び5mod2=1である。
任意選択で、
の場合、基地局は、式(1)を使用することにより、サイクリックシフト値Cvを取得し、
の場合、基地局は、式(2)を使用することにより、サイクリックシフト値Cvを取得するか、或いは、
の場合、基地局は、式(3)を使用することにより、サイクリックシフト値Cvを取得する。
ステップ203:基地局は、サイクリックシフト値に従って検出系列を生成し、検出系列を使用することにより、UEにより送信されたランダムアクセス系列を検出し、ランダムアクセス系列は、UEにより指示情報に従って生成される。
ルートがuであるZC系列xu(n)は
として規定されてもよく、NZCはZC系列の長さであり、uはZC系列のルートである。
具体的には、基地局は、ルートがuであるZC系列xu(n)に対してサイクリックシフトを実行する。サイクリックシフト値がKである場合、サイクリックシフト値に従って生成されたZC系列はxu((n+K)modNZC)であり、NZCはZC系列の長さである。
任意選択で、基地局は、サイクリックシフト値に従って生成された検出系列を使用することにより、UEにより送信されたランダムアクセス系列に対して関係する検出を実行する。基地局は、時間ドメインで関係する検出を実行してもよく、或いは時間ドメインに関する検出方法に対応する周波数ドメイン検出方式に従って周波数ドメインで検出を実行してもよい。
任意選択で、ステップ202において、
は、式(4)から(11):
を満たす。
或いは、ステップ202において、
は、式(12)から(19):
を満たす。
或いは、ステップ202において、
は、式(20)から(27):
を満たす。
或いは、ステップ202において、
は、式(28)から(35):
を満たし、duはドップラー周波数シフトがPRACHサブキャリア間隔の1倍であるときのランダムアクセス系列に対応するサイクリックシフトである。
任意選択で、
の場合、
は、式(4)から(11)を満たし、
の場合、
は、式(12)から(19)を満たす。
或いは、
の場合、
は、式(4)から(11)を満たし、
の場合、
は、式(12)から(19)を満たす。
任意選択で、
の場合、
は、式(20)から(27)を満たし、
の場合、
は、式(28)から(35)を満たす。
或いは、
の場合、
は、式(20)から(27)を満たし、
の場合、
は、式(28)から(35)を満たす。
本発明では、maxは最大値を取得することを示す点に留意すべきである。例えば、max(0,1)=1及びmax(4,5)=5である。minは最小値を取得することを示す。例えば、min(0,1)=0及びmin(4,5)=4である。
式(4)から(11)、式(12)から(19)、式(20)から(27)又は式(28)から(35)を満たすいずれかの
が本発明の保護範囲内に入るものとする点に留意すべきである。
この実施例では、基地局は、0から
の範囲からシフト系列番号を選択し、基地局は、シフト系列番号に従ってサイクリックシフト値を取得し、基地局は、サイクリックシフト値に従って検出系列を生成し、検出系列を使用することにより、UEにより送信されたランダムアクセス系列を検出し、ランダムアクセス系列は、UEにより指示情報に従って生成される。これは、ドップラー周波数シフトがPRACHサブキャリア間隔の1倍より大きく且つPRACHサブキャリア間隔の2倍より小さいときに、複数のUEのランダムアクセス系列が相互に干渉するという問題を解決し、複数のUEのランダムアクセス系列の間の干渉を回避し、基地局がランダムアクセス系列をより正確に復号することを可能にする。
以下に、この実施例において、ドップラー周波数シフトがPRACHサブキャリア間隔の1倍より大きく且つPRACHサブキャリア間隔の2倍より小さいときに、複数のUEのランダムアクセス系列が相互に干渉するという問題が、
が式(4)から(11)、式(12)から(19)、式(20)から(27)又は式(28)から(35)を満たす場合に回避できる理由について説明する。
UEにより送信される信号がr(t)ej2πftであり、r(t)がベースバンド信号であり、ej2πftがキャリアであり、ドップラー周波数シフトmΔfの後に取得された信号がr(t)ej2π(f+mΔf)tであると仮定し、mは正の整数であり、ΔfはPRACHサブキャリア間隔の1倍である。
逆高速フーリエ変換(IFFT, Inverse Fast Fourier Transform)の性質によれば、周波数ドメイン間隔の逆数は、時間ドメイン周期に等しく、これは、
に等しく、Δfはサブキャリア間隔であり、Δtは時間ドメインサンプリング間隔であり、Nは離散フーリエ変換(DFT, Discrete Fourier Transform)又は逆離散フーリエ変換(IDFT, Inverse Discrete Fourier Transform)の値である。
t=nΔtが設定され、この場合、r(t)ej2π(f+mΔf)t=(r(t)ej2π(mn)/N)ej2πftである。(r(t)ej2π(mn)/N)は等価なベースバンド信号である。
性質1:
UEは、ランダムアクセス系列を基地局に送信する。UE及び基地局の受信端の間にドップラー周波数シフト±mΔfが存在する場合、基地局の受信端で受信されたランダムアクセス系列は、UEにより送信されたランダムアクセス系列のシフト系列であり、2つの系列の間に固定の位相シフトが存在する。
証明:例えば、ドップラー周波数シフトは-mΔfである。時間ドメインt=nΔtのベースバンドサンプリング信号は、r(n)として記される。等価なベースバンド信号(r(t)e-j2π(mn)/N)について、N=NZCが設定される。この場合、ZC系列の等価なベースバンド信号のベースバンドサンプリング信号は、
であり、
であり、
であり、
xu(n)はルートがuであるZC系列、すなわち、
を示し、xu(n+m(1/u))はルートがuであるZC系列のシフト系列を示し、すなわち、ルートがuであるZC系列に対してm(1/u)ビットだけ右サイクリックシフトが実行される。
式(37)において、
は((1/u)×u)modNZC=1を満たす最小の負でない整数として規定される。
式(37)から習得できるように、
はドップラー周波数シフトがPRACHサブキャリア間隔の1倍であるときのランダムアクセス系列に対応するサイクリックシフト、すなわち、ドップラー周波数シフトがPRACHサブキャリア間隔の1倍であるときに存在する、基地局により受信されたランダムアクセス系列とUEにより送信されたランダムアクセス系列との間のサイクリックシフトの長さである。
例えば、UEにより送信されたランダムアクセス系列がxu(n)である場合、ドップラー周波数シフトがPRACHサブキャリア間隔の1倍であるときに、基地局により受信されたランダムアクセス系列は、
である。
式(15)から習得できるように、UE及び基地局の受信端の間にドップラー周波数シフト-mΔfが存在する場合、時間ドメインでは、基地局により受信されたランダムアクセス系列は、UEにより送信されたランダムアクセス系列のシフト系列であり、2つの系列の間に固定の位相オフセット
(nに関係ない)が存在する。同様に、ドップラー周波数シフト+mΔfについて、時間ドメインで基地局により受信されたランダムアクセス系列もまた、UEにより送信されたランダムアクセス系列のシフト系列である。詳細はここでは再び説明しない。
性質2:ドップラー周波数シフトが比較的大きく、ドップラー周波数シフトfoffがPRACHサブキャリア間隔Δfの1倍より小さいときに、関係するピーク値は、系列が相関しているときには位相シフト
の3つの位置に現れてもよい。
すなわち、ルートがuであるZC系列xu(n)について、ドップラー周波数シフトfoffがPRACHサブキャリア間隔Δfの1倍より小さく、UEにより送信されたランダムアクセス系列がxu(n)であるときに、基地局の受信端がUEにより送信されたランダムアクセス系列と相関させるために系列
を使用するときにピーク値が存在する。
性質2は実験を通じて決定される点に留意すべきである。
性質1及び性質2から習得できるように:
1)ドップラー周波数シフトがfoff=Δf+xであり、0<x<Δfであるときに、基地局による受信中に、ピーク値はシフト
の3つの位置において生成される。
すなわち、ルートがuであるZC系列xu(n)について、ドップラー周波数シフトがfoff=Δf+x(0<x<Δf)であり、UEにより送信されたランダムアクセス系列がxu(n)であるときに、基地局の受信端がUEにより送信されたランダムアクセス系列と相関させるために系列
を使用するときにピーク値が存在する。
2)ドップラー周波数シフトがfoff=Δf+xであり、0<x<Δfであるときに、基地局による受信中に、ピーク値はシフト
の3つの位置において生成される。
すなわち、ルートがuであるZC系列xu(n)について、ドップラー周波数シフトがfoff=Δf+x(0<x<Δf)であり、UEにより送信されたランダムアクセス系列がxu(n)であるときに、基地局の受信端がUEにより送信されたランダムアクセス系列と相関させるために系列
を使用するときにピーク値が存在する。
したがって、ドップラー周波数シフトがPRACHサブキャリア間隔Δfの1倍より大きく且つPRACHサブキャリア間隔の2倍より小さいときに、基地局による受信中に、ピーク値は、シフト
の5つの位置において生成されてもよい。
すなわち、ルートがuであるZC系列xu(n)について、ドップラー周波数シフトがPRACHサブキャリア間隔Δfの1倍より大きく且つPRACHサブキャリア間隔の2倍より小さく、UEにより送信されたランダムアクセス系列がxu(n)であるときに、基地局の受信端がUEにより送信されたランダムアクセス系列と相関させるために系列
を使用するときにピーク値が存在してもよい。
この実施例では、ドップラー周波数シフトがPRACHサブキャリア間隔の1倍より大きく且つPRACHサブキャリア間隔の2倍より小さいときに生成される5つのピーク値点に対応する系列を基地局の受信端が他のユーザに割り当てることを妨げ、それにより、ドップラー周波数シフトにより引き起こされるユーザの間の干渉を回避するために、
は、式(4)から(11)、式(12)から(19)、式(20)から(27)又は式(28)から(35)を満たす。
であるときに、ZC系列に対して
だけ左サイクリックシフトが実行されたときに取得された系列は、ZC系列に対して
だけ右サイクリックシフトが実行されたときに取得された系列と同じである。したがって、本発明では、
であり、
である。習得できるように、duはドップラー周波数シフトがPRACHサブキャリア間隔の1倍であるときのランダムアクセス系列に対応するサイクリックシフトである。
図3は、本発明の実施例によるシナリオ1の概略図である。図面において、N=NZCであり、
を満たす。図3に示すように、10、1+1、1+2、1-1及び1+2により占有される系列シフトは、第1のグループとして使用され、20、2+1、2+2、2-1及び2+2により占有される系列シフトは、第2のグループとして使用される。グループ内のUE候補系列シフトの数量は、
であり、NCSはユーザにより占有されるサイクリックシフトの数量を示す。例えば、系列長はNZCであり、ユーザはNCS個のシフトを占有する。ドップラー周波数シフトが考慮されないときに、最大で
人のユーザがランダムアクセス系列を同時に送信することが同時にサポートされる。
nshift RAはまた、グループ内で区別できるユーザの数量を示す。システムの観点から、nshift RA人のユーザがグループ内で区別できる。UE側の観点から、1つのUEは、グループ内で最大でnshift RA個の系列シフトを選択してもよい。
系列長がNZCであるZC系列について、ドップラー周波数シフトが考慮されず、NCS=0であるときに、ZC系列は、NZC個の候補系列シフトを有してもよく、これらは、サイクリックシフト値0からNZC-1にそれぞれ対応する点に留意すべきである。例えば、ルートがuであるZC系列がxu(n)として記される場合、サイクリックシフト値が0であるときに、その生成された系列はxu(n)である。サイクリックシフト値が1であるときに、その生成された系列はxu(n+1)である。ドップラー周波数シフトが考慮されず、NCSが0より大きいときに、
個の候補系列シフトが存在してもよく、これらは、サイクリックシフト値Y*NCSにそれぞれ対応し、Yは0以上且つ
未満の整数である。
ドップラー周波数シフトがPRACHサブキャリア間隔の1倍より大きく且つPRACHサブキャリア間隔の2倍より小さいときに、第1のユーザ装置は、第1のサイクリックシフト値に従ってランダムアクセス系列を生成し、ランダムアクセス系列を基地局に送信する。基地局が5つのサイクリックシフト値に対応する系列を使用することにより、第1のユーザ装置により送信されたランダムアクセス系列を検出するときに、ピーク値が存在してもよく、サイクリックシフト値と第1のサイクリックシフト値との間の差は、それぞれ0、du、-du、2du及び-2duである。したがって、第1のユーザ装置と他のユーザ装置との間の干渉を回避するために、5つのサイクリックシフト値に対応する候補系列シフトのいずれも他のユーザ装置に割り当てられることができない。さらに、基地局側について、これは、5つのサイクリックシフト値に対応する候補系列シフトが全て第1のユーザ装置に割り当てられることと等価である。すなわち、図3に示すように、「1」に関する系列シフト(すなわち、10、1+1、1+2、1-1及び1+2により占有される系列シフト)は、同じグループのUEの候補系列シフトとして使用され、「2」に関する系列シフト(すなわち、20、2+1、2+2、2-1及び2+2により占有される系列シフト)は、同じグループのUEの候補系列シフトとして使用される。
さらに、5つのサイクリックシフト値と第1のサイクリックシフト値との間の差は、それぞれ0、du、-du、2du及び-2duであるため、第1のグループのUEの中の第1のUEについて、10により占有される系列シフトの初期系列シフトは、第1のグループのUEの中の第1のUEのサイクリックシフト値であることも習得できる。第2のグループのUEの中の第1のUEについて、20により占有される系列シフトの初期系列シフトは、第2のグループのUEの中の第1のUEのサイクリックシフト値である。
dstart=4du-NZC+nshift RA・NCSは図3の格子パターンの塗りつぶしパターンにより示される、隣接するグループの間のサイクリックシフト距離を示す。
は系列長がNZCである系列内のグループの数量を示す。図3に示すように、グループの数量は2である(すなわち、第1のグループ及び第2のグループ)。
はグループにとって不十分な最後の長さにおけるUE候補系列シフトの数量を示す。グループにとって不十分な最後の長さにおけるUE候補系列シフトの数量は、図3では0である。
は第1の残りの系列シフトにおけるUE候補系列シフトの数量を示し、第1の残りの系列シフトは、図3の左に向かって傾斜するストライプの塗りつぶしパターンにより示される。
は第2の残りの系列シフトにおけるUE候補系列シフトの数量を示し、第2の残りの系列シフトは、図3の右に向かって傾斜するストライプの塗りつぶしパターンにより示される。
は第1の残りの系列シフトにおける第1のUE候補系列シフトのサイクリックシフト値を示し、図3の矢印Xにより識別される。
は第2の残りの系列シフトにおける第1のUE候補系列シフトのサイクリックシフト値を示し、図3の矢印Yにより識別される。
例えば、NZC=839、NCS=18及びdu=222のときに、対応するシナリオが図3に示され得る。
どのように各グループを割り当てるかをより容易に説明するために、図3の丸点パターンの塗りつぶしパターンは、グループにより占有される5つのシフト系列のうち1つを同調して示すために使用される点に留意すべきである。
図4は、本発明の実施例によるシナリオ2の概略図である。図面において、N=NZCであり、
を満たす。図4に示すように、10、1+1、1+2、1-1及び1+2により占有される系列シフトは、第1のグループとして使用され、20、2+1、2+2、2-1及び2+2により占有される系列シフトは、第2のグループとして使用される。グループ内のUE候補系列シフトの数量は、
であり、NCSはユーザにより占有されるサイクリックシフトの数量を示す。
図4及び図3において、
の物理的意味並びに満たされる必要のある式は全て同じである点に留意すべきである。詳細はここでは再び説明しない。
dstartは図4の格子パターンの塗りつぶしパターンにより示され、
は図4の左に向かって傾斜するストライプの塗りつぶしパターンにより示され、
は図4の矢印Xにより識別される。
図4において、ngroup RAは2であり、
は0であり、
は0であり、
は0である(
が0であることに対応する)。
例えば、NZC=839、NCS=22及びdu=221のときに、これは、図4に示すシナリオに対応し得る。
どのように各グループを割り当てるかをより容易に説明するために、図4の丸点パターンの塗りつぶしパターンは、1つのグループにより占有される5つのシフト系列のうち1つを同調して示すために使用される点に留意すべきである。
図5は、本発明の実施例によるシナリオ3の概略図である。図面において、N=NZCであり、
を満たす。図5に示すように、10、1+1、1+2、1-1及び1+2により占有される系列シフトは、第1のグループとして使用され、20、2+1、2+2、2-1及び2+2により占有される系列シフトは、第2のグループとして使用される。グループ内のUE候補系列シフトの数量は、
であり、NCSはユーザにより占有されるサイクリックシフトの数量を示す。
図5及び図3において、
の物理的意味並びに満たされる必要のある式は全て同じである点に留意すべきである。詳細はここでは再び説明しない。
dstartは図5の格子パターンの塗りつぶしパターンにより示され、
は図5の左に向かって傾斜するストライプの塗りつぶしパターンにより示され、
は図5の矢印Xにより識別される。
図5において、ngroup RAは2であり、
は0であり、
は0である(
が0であることに対応する)。
図5において、
は1でもよい。すなわち、文字A(0に対応してもよい)、B(+duに対応してもよい)、C(+2duに対応してもよい)、D(-duに対応してもよい)及びE(-2duに対応してもよい)の塗りつぶしパターンに対応する5つの候補系列シフトが新たな候補系列シフトとして使用され、UEに割り当てられる。
例えば、NZC=839、NCS=18及びdu=220のときに、これは、図5に示すシナリオに対応し得る。
どのように各グループを割り当てるかをより容易に説明するために、図5の丸点パターンの塗りつぶしパターンは、1つのグループにより占有される5つのシフト系列のうち1つを同調して示すために使用される点に留意すべきである。
図6は、本発明の実施例によるシナリオ4の概略図である。図面において、N=NZCであり、
を満たす。図6に示すように、10、1+1、1+2、1-1及び1+2により占有される系列シフトは、第1のグループとして使用され、20、2+1、2+2、2-1及び2+2により占有される系列シフトは、第2のグループとして使用される。グループ内のUE候補系列シフトの数量は、
である。
図6及び図3において、
は同じ物理的意味を有し、満たされる必要のある式のみが異なる点に留意すべきである。分析処理は図3のものと同様である。詳細はここでは再び説明しない。
dstart=NZC-3du+nshift RA・NCSは隣接するグループの間のサイクリックシフト距離を示し、図6の格子パターンの塗りつぶしパターンにより示される。
は系列長がNZCである系列内のグループの数量を示す。図6に示すように、グループの数量は2である。
はグループにとって不十分な最後の長さにおけるUE候補系列シフトの数量を示す。図6に示すように、グループにとって不十分な最後の長さにおけるUE候補系列シフトの数量は1でもよい。すなわち、文字A、B、C、D及びEの塗りつぶしパターンに対応する5つの候補系列シフトが新たな候補系列シフトとして使用され、UEに割り当てられる。
は第1の残りの系列シフトにおけるUE候補系列シフトの数量を示す。第1の残りの系列シフトは、図6の左に向かって傾斜するストライプの塗りつぶしパターンにより示される。
は第2の残りの系列シフトにおけるUE候補系列シフトの数量が0であることを示す。
は第1の残りの系列シフトにおける第1のUE候補系列シフトのサイクリックシフト値を示し、図6の矢印Xにより識別される。
である。
例えば、NZC=839、NCS=22及びdu=264のときに、これは、図6に示すシナリオに対応し得る。
どのように各グループを割り当てるかをより容易に説明するために、図6の丸点パターンの塗りつぶしパターンは、1つのグループにより占有される5つのシフト系列のうち1つを同調して示すために使用され、縦線パターンの塗りつぶしパターンは、文字の塗りつぶしパターンにより占有される系列シフトを同調して示すために使用される点に留意すべきである。
図7は、本発明の実施例によるシナリオ5の概略図である。図面において、N=NZCであり、
を満たす。図7に示すように、10、1+1、1+2、1-1及び1+2により占有される系列シフトは、第1のグループとして使用され、20、2+1、2+2、2-1及び2+2により占有される系列シフトは、第2のグループとして使用される。グループ内のUE候補系列シフトの数量は、
であり、NCSはユーザにより占有されるサイクリックシフトの数量を示す。
図7及び図6において、
の物理的意味並びに満たされる必要のある式は全て同じである点に留意すべきである。詳細はここでは再び説明しない。
dstartは図7の格子パターンの塗りつぶしパターンにより示され、

は図7の左に向かって傾斜するストライプの塗りつぶしパターンにより示され、
は図7の矢印Xにより識別される。
図7において、ngroup RAは2であり、
は0であり、
は0であり、
は0である(
が0であることに対応する)。
例えば、NZC=839、NCS=22及びdu=261のときに、これは、図7に示すシナリオに対応し得る。
どのように各グループを割り当てるかをより容易に説明するために、図7の丸点パターンの塗りつぶしパターンは、1つのグループにより占有される5つのシフト系列のうち1つを同調して示すために使用される点に留意すべきである。
図8は、本発明の実施例によるシナリオ6の概略図である。図面において、N=NZCであり、
を満たす。図8に示すように、10、1+1、1+2、1-1及び1+2により占有される系列シフトは、第1のグループとして使用され、20、2+1、2+2、2-1及び2+2により占有される系列シフトは、第2のグループとして使用される。グループ内のUE候補系列シフトの数量は、
である。
図8及び図3において、
は同じ物理的意味を有し、満たされる必要のある式のみが異なる点に留意すべきである。分析処理は図3のものと同様である。詳細はここでは再び説明しない。
dstart=3du-NZC+nshift RA・NCSは隣接するグループの間のサイクリックシフト距離を示し、図8の格子パターンの塗りつぶしパターンにより示される。
は系列長がNZCである系列内のグループの数量を示す。図8に示すように、グループの数量は2である。
はグループにとって不十分な最後の長さにおけるUE候補系列シフトの数量を示す。図8に示すように、グループにとって不十分な最後の長さにおけるUE候補系列シフトの数量は1でもよい。すなわち、文字A、B、C、D及びEの塗りつぶしパターンに対応する5つの候補系列シフトが新たな候補系列シフトとして使用され、UEに割り当てられる。
は第1の残りの系列シフトにおけるUE候補系列シフトの数量が0であることを示す。
は第2の残りの系列シフトにおけるUE候補系列シフトの数量が0であることを示す。
である。
である。
例えば、NZC=839、NCS=22及びdu=300のときに、これは、図8に示すシナリオに対応し得る。
図9は、本発明の実施例によるシナリオ7の概略図である。図面において、N=NZCであり、
を満たす。図9に示すように、10、1+1、1+2、1-1及び1+2により占有される系列シフトは、第1のグループとして使用され、20、2+1、2+2、2-1及び2+2により占有される系列シフトは、第2のグループとして使用される。グループ内のUE候補系列シフトの数量は、
である。
図9及び図3において、
は同じ物理的意味を有し、満たされる必要のある式のみが異なる点に留意すべきである。分析処理は図3のものと同様である。詳細はここでは再び説明しない。
dstart=2(NZC-2du)+nshift RA・NCSは隣接するグループの間のサイクリックシフト距離を示し、図9の格子パターンの塗りつぶしパターンにより示される。
は系列長がNZCである系列内のグループの数量を示す。図9に示すように、グループの数量は2である。
はグループにとって不十分な最後の長さにおけるUE候補系列シフトの数量を示す。図9に示すように、グループにとって不十分な最後の長さにおけるUE候補系列シフトの数量は1でもよい。すなわち、文字A、B、C、D及びEの塗りつぶしパターンに対応する5つの候補系列シフトが新たな候補系列シフトとして使用され、UEに割り当てられる。
は第1の残りの系列シフトにおけるUE候補系列シフトの数量が0であることを示す。
は第2の残りの系列シフトにおけるUE候補系列シフトの数量が0であることを示す。
である。
である。
例えば、NZC=839、NCS=22及びdu=393のときに、これは、図9に示すシナリオに対応し得る。
図10は、本発明によるランダムアクセス系列生成方法の実施例3のフローチャートである。図10に示すように、この実施例における方法は以下を含んでもよい。
ステップ1001:UEは、基地局から通知シグナリングを受信し、通知シグナリングは、指示情報を含み、指示情報は、UEに対して0から
の範囲からシフト系列番号を選択するように命令するために使用され、シフト系列番号は整数であり、nshift RAはグループ内のUE候補系列シフトの数量であり、ngroup RAはグループの数量であり、
はグループにとって不十分な最後の長さにおけるUE候補系列シフトの数量であり、
は第1の残りの系列シフトにおけるUE候補系列シフトの数量であり、
は第2の残りの系列シフトにおけるUE候補系列シフトの数量である。
ステップ1002:UEは、通知シグナリングに従ってシフト系列番号を選択する。
具体的には、UEは、通知シグナリングに従って0から
の範囲からシフト系列番号を選択する。
ステップ1003:UEは、シフト系列番号に従ってサイクリックシフト値を取得する。
ステップ1004:UEは、サイクリックシフト値に従ってランダムアクセス系列を生成する。
この実施例では、UEは、通知シグナリングに従って0から
の範囲からシフト系列番号を選択し、それにより、区別できるUEの数量がグループの観点から考慮された後に、グループ化の後に取得された他の残りの離散シフト系列内で更に区別できるUEの数量が更に考慮され、それにより、シフト系列番号が選択される範囲を拡張する。
ランダムアクセス系列生成方法の実施例4は以下の通りである。
任意選択で、本発明におけるランダムアクセス系列生成方法の実施例3に基づいて、ステップ1003は、UEにより、式(1)、式(2)又は式(3)を使用することにより、シフト系列番号vに従ってサイクリックシフト値Cvを取得することを具体的に含んでもよい。
任意選択で、
の場合、UEは、式(1)を使用することにより、サイクリックシフト値Cvを取得し、
の場合、UEは、式(2)を使用することにより、サイクリックシフト値Cvを取得し、
の場合、UEは、式(3)を使用することにより、サイクリックシフト値Cvを取得する。
任意選択で、ステップ1004は、
UEにより、以下の式(36):
を使用することにより、サイクリックシフト値Cvに従ってランダムアクセス系列
を生成し、NZCは系列長であり、ルートがuであるZC系列は
として規定されることを具体的に含んでもよい。
この実施例では、
の詳細な説明は、ランダムアクセス系列生成方法の実施例2のものと同じである。詳細はここでは再び説明しない。
図11は、本発明によるランダムアクセス系列生成方法の実施例5のフローチャートである。図11に示すように、この実施例における方法は以下を含んでもよい。
ステップ1101:基地局は、シフト系列番号を選択する。
具体的には、基地局は、0から
の範囲からシフト系列番号vを選択し、vは整数であり、nshift RAはグループ内のユーザ装置UE候補系列シフトの数量であり、ngroup RAはグループの数量であり、
はグループにとって不十分な最後の長さにおけるUE候補系列シフトの数量であり、
は第1の残りの系列シフトにおけるUE候補系列シフトの数量であり、
は第2の残りの系列シフトにおけるUE候補系列シフトの数量である。
ステップ1102:基地局は、シフト系列番号に従ってサイクリックシフト値を取得する。
具体的には、基地局は、以下の式(1)、式(2)又は式(3):
を使用することにより、シフト系列番号vに従ってサイクリックシフト値Cvを取得し、doffsetはシフトオフセットであり、dstartは隣接するグループの間のサイクリックシフト距離であり、nshift RAはグループ内のUE候補系列シフトの数量であり、NCSはユーザにより占有されるサイクリックシフトの数量であり、
は第1の残りの系列シフトにおける第1のUE候補系列シフトのサイクリックシフト値であり、
は第2の残りの系列シフトにおける第1のUE候補系列シフトのサイクリックシフト値である。
この実施例では、
は、式(4)から(11)を満たすか、或いは、
は、式(12)から(19)を満たすか、或いは、
は、式(20)から(27)を満たすか、或いは、
は、式(28)から(35)を満たす。
この実施例では、
の詳細な説明は、ランダムアクセス系列生成方法の実施例2のものと同じである点に留意すべきである。詳細はここでは再び説明しない。
任意選択で、
の場合、基地局は、式(1)を使用することにより、サイクリックシフト値Cvを取得し、
の場合、基地局は、式(2)を使用することにより、サイクリックシフト値Cvを取得し、
の場合、基地局は、式(3)を使用することにより、サイクリックシフト値Cvを取得する。
任意選択で、
の場合、
は、式(4)から(11)を満たし、
の場合、
は、式(12)から(19)を満たす。
或いは、
の場合、
は、式(4)から(11)を満たし、
の場合、
は、式(12)から(19)を満たす。
任意選択で、
の場合、
は、式(20)から(27)を満たし、
の場合、
は、式(28)から(35)を満たす。
或いは、
の場合、
は、式(20)から(27)を満たし、
の場合、
は、式(28)から(35)を満たす。
この実施例では、式(4)から(11)、式(12)から(19)、式(20)から(27)又は式(28)から(35)を満たす
が使用され、シフト系列番号は、0から
の範囲から選択され、それにより、シフト系列番号が選択される範囲を拡張する。
図12は、本発明によるランダムアクセス系列生成方法の実施例6のフローチャートである。図12に示すように、この実施例における方法は以下を含んでもよい。
ステップ1201:UEは、シフト系列番号を選択する。
具体的には、UEは、0から
の範囲からシフト系列番号vを選択する。
vは整数であり、nshift RAはグループ内のUE候補系列シフトの数量であり、ngroup RAはグループの数量であり、
はグループにとって不十分な最後の長さにおけるUE候補系列シフトの数量であり、
は第1の残りの系列シフトにおけるUE候補系列シフトの数量であり、
は第2の残りの系列シフトにおけるUE候補系列シフトの数量である。
ステップ1202:UEは、シフト系列番号に従ってサイクリックシフト値を取得する。
具体的には、UEは、以下の式(1)、式(2)又は式(3):
を使用することにより、シフト系列番号vに従ってサイクリックシフト値Cvを取得し、doffsetはシフトオフセットであり、dstartは隣接するグループの間のサイクリックシフト距離であり、nshift RAはグループ内のUE候補系列シフトの数量であり、NCSはユーザにより占有されるサイクリックシフトの数量であり、
は第1の残りの系列シフトにおける第1のUE候補系列シフトのサイクリックシフト値であり、
は第2の残りの系列シフトにおける第1のUE候補系列シフトのサイクリックシフト値である。
ステップ1203:UEは、サイクリックシフト値に従ってランダムアクセス系列を生成する。
具体的には、UEは、以下の式(36):
を使用することにより、サイクリックシフト値Cvに従ってランダムアクセス系列
を生成し、NZCは系列長であり、ルートがuであるZC系列は
として規定される。
この実施例では、
は、式(4)から(11)を満たすか、或いは、
は、式(12)から(19)を満たすか、或いは、
は、式(20)から(27)を満たすか、或いは、
は、式(28)から(35)を満たす。
この実施例では、
の詳細な説明は、ランダムアクセス系列生成方法の実施例2のものと同じである点に留意すべきである。詳細はここでは再び説明しない。
任意選択で、
の場合、基地局は、式(1)を使用することにより、サイクリックシフト値Cvを取得し、
の場合、基地局は、式(2)を使用することにより、サイクリックシフト値Cvを取得し、
の場合、基地局は、式(3)を使用することにより、サイクリックシフト値Cvを取得する。
任意選択で、
の場合、
は、式(4)から(11)を満たし、
の場合、
は、式(12)から(19)を満たす。
或いは、
の場合、
は、式(4)から(11)を満たし、
の場合、
は、式(12)から(19)を満たす。
任意選択で、
の場合、
は、式(20)から(27)を満たし、
の場合、
は、式(28)から(35)を満たす。
或いは、
の場合、
は、式(20)から(27)を満たし、
の場合、
は、式(28)から(35)を満たす。
この実施例では、式(4)から(11)、式(12)から(19)、式(20)から(27)又は式(28)から(35)を満たす

が使用され、シフト系列番号は、0から
の範囲から選択され、それにより、シフト系列番号が選択される範囲を拡張する。
図13は、本発明による基地局の実施例1の概略構成図である。図13に示すように、この実施例における基地局は、生成モジュール1301と、送信モジュール1302とを含んでもよい。生成モジュール1301は、通知シグナリングを生成するように構成され、通知シグナリングは、指示情報を含み、指示情報は、ユーザ装置UEに対して0から
の範囲からシフト系列番号を選択するように命令するように構成され、シフト系列番号は整数であり、nshift RAはグループ内のUE候補系列シフトの数量であり、ngroup RAはグループの数量であり、
はグループにとって不十分な最後の長さにおけるUE候補系列シフトの数量であり、
は第1の残りの系列シフトにおけるUE候補系列シフトの数量であり、
は第2の残りの系列シフトにおけるUE候補系列シフトの数量である。送信モジュール1302は、通知シグナリングをUEに送信するように構成され、それにより、UEは、指示情報に従ってランダムアクセス系列を生成する。
この実施例における基地局は、図1に示す方法の実施例における技術的解決策を実行するように構成されてもよい。その実現原理及び技術的効果は同様であり、詳細はここでは再び説明しない。
図14は、本発明による基地局の実施例2の概略構成図である。図14に示すように、図13に示す基地局の構成に基づいて、この実施例における基地局は、シフト系列番号決定モジュール1303と、サイクリックシフト値決定モジュール1304と、ランダムアクセス系列検出モジュール1305とを更に含んでもよい。シフト系列番号決定モジュール1303は、0から
の範囲からシフト系列番号を選択するように構成される。サイクリックシフト値決定モジュール1304は、シフト系列番号に従ってサイクリックシフト値を取得するように構成される。ランダムアクセス系列検出モジュール1305は、サイクリックシフト値に従って検出系列を生成し、検出系列を使用することにより、UEにより送信されたランダムアクセス系列を検出するように構成され、ランダムアクセス系列は、UEにより指示情報に従って生成される。
任意選択で、サイクリックシフト値決定モジュール1304は、
式(1)、式(2)又は式(3)を使用することにより、シフト系列番号vに従ってサイクリックシフト値Cvを取得するように具体的に構成される。
任意選択で、
の場合、サイクリックシフト値決定モジュール1304は、式(1)を使用することにより、サイクリックシフト値Cvを取得し、
の場合、サイクリックシフト値決定モジュール1304は、式(2)を使用することにより、サイクリックシフト値Cvを取得し、
の場合、サイクリックシフト値決定モジュール1304は、式(3)を使用することにより、サイクリックシフト値Cvを取得する。
任意選択で、
は、式(4)から(11)を満たすか、或いは、
は、式(12)から(19)を満たすか、或いは、
は、式(20)から(27)を満たすか、或いは、
は、式(28)から(35)を満たす。
任意選択で、
の場合、
は、式(4)から(11)を満たし、
の場合、
は、式(12)から(19)を満たす。
或いは、
の場合、
は、式(4)から(11)を満たし、
の場合、
は、式(12)から(19)を満たす。
任意選択で、
の場合、
は、式(20)から(27)を満たし、
の場合、
は、式(28)から(35)を満たす。
或いは、
の場合、
は、式(20)から(27)を満たし、
の場合、
は、式(28)から(35)を満たす。
この実施例における基地局は、図2に示す方法の実施例における技術的解決策を実行するように構成されてもよい。その実現原理及び技術的効果は同様であり、詳細はここでは再び説明しない。
図15は、本発明によるユーザ装置の実施例1の概略構成図である。図15に示すように、この実施例におけるユーザ装置は、受信モジュール1501と、シフト系列番号決定モジュール1502と、サイクリックシフト値決定モジュール1503と、ランダムアクセス系列生成モジュール1504とを含んでもよい。受信モジュール1501は、基地局から通知シグナリングを受信するように構成され、通知シグナリングは、指示情報を含み、指示情報は、UEに対して0から
の範囲からシフト系列番号を選択するように命令するために使用され、シフト系列番号は整数であり、nshift RAはグループ内のUE候補系列シフトの数量であり、ngroup RAはグループの数量であり、
はグループにとって不十分な最後の長さにおけるUE候補系列シフトの数量であり、
は第1の残りの系列シフトにおけるUE候補系列シフトの数量であり、
は第2の残りの系列シフトにおけるUE候補系列シフトの数量である。シフト系列番号決定モジュール1502は、通知シグナリングに従って0から
の範囲からシフト系列番号を選択するように構成される。サイクリックシフト値決定モジュール1503は、シフト系列番号に従ってサイクリックシフト値を取得するように構成される。ランダムアクセス系列生成モジュール1504は、サイクリックシフト値に従ってランダムアクセス系列を生成するように構成される。
この実施例におけるUEは、図10に示す方法の実施例における技術的解決策を実行するように構成されてもよい。その実現原理及び技術的効果は同様であり、詳細はここでは再び説明しない。
ユーザ装置の実施例2は以下の通りである。
任意選択で、本発明のユーザ装置の実施例1に基づいて、サイクリックシフト値決定モジュール1503は、
式(1)、式(2)又は式(3)を使用することにより、シフト系列番号vに従ってサイクリックシフト値Cvを取得するように具体的に構成される。
任意選択で、
の場合、サイクリックシフト値決定モジュール1503は、式(1)を使用することにより、サイクリックシフト値Cvを取得し、
の場合、サイクリックシフト値決定モジュール1503は、式(2)を使用することにより、サイクリックシフト値Cvを取得し、
の場合、サイクリックシフト値決定モジュール1503は、式(3)を使用することにより、サイクリックシフト値Cvを取得する。
任意選択で、
は、式(4)から(11)を満たすか、或いは、
は、式(12)から(19)を満たすか、或いは、
は、式(20)から(27)を満たすか、或いは、
は、式(28)から(35)を満たす。
任意選択で、
の場合、
は、式(4)から(11)を満たし、
の場合、
は、式(12)から(19)を満たす。
或いは、
の場合、
は、式(4)から(11)を満たし、
の場合、
は、式(12)から(19)を満たす。
任意選択で、
の場合、
は、式(20)から(27)を満たし、
の場合、
は、式(28)から(35)を満たす。
或いは、
の場合、
は、式(20)から(27)を満たし、
の場合、
は、式(28)から(35)を満たす。
任意選択で、ランダムアクセス系列生成モジュール1504は、
以下の式(36):
を使用することにより、サイクリックシフト値Cvに従ってランダムアクセス系列
を生成するように具体的に構成され、NZCは系列長であり、ルートがuであるZC系列は
として規定される。
この実施例におけるUEは、ランダムアクセス系列生成方法の実施例4における技術的解決策を実行するように構成されてもよい。その実現原理及び技術的効果は同様であり、詳細はここでは再び説明しない。
本発明は、基地局の実施例1又は実施例2における基地局と、ユーザ装置の実施例1又は実施例2におけるユーザ装置とを含むランダムアクセス系列生成システムを更に提供する。
図16は、本発明による基地局の実施例3の概略構成図である。図16に示すように、この実施例における基地局は、シフト系列番号決定モジュール1601と、サイクリックシフト値決定モジュール1602とを含んでもよい。シフト系列番号決定モジュール1601は、0から
の範囲からシフト系列番号vを選択するように構成され、vは整数であり、nshift RAはグループ内のユーザ装置UE候補系列シフトの数量であり、ngroup RAはグループの数量であり、
はグループにとって不十分な最後の長さにおけるUE候補系列シフトの数量であり、
は第1の残りの系列シフトにおけるUE候補系列シフトの数量であり、
は第2の残りの系列シフトにおけるUE候補系列シフトの数量である。
サイクリックシフト値決定モジュール1602は、式(1)、式(2)又は式(3)を使用することにより、シフト系列番号vに従ってサイクリックシフト値Cvを取得するように構成される。
は、式(4)から(11)を満たすか、或いは、
は、式(12)から(19)を満たすか、或いは、
は、式(20)から(27)を満たすか、或いは、
は、式(28)から(35)を満たす。
任意選択で、
の場合、サイクリックシフト値決定モジュール1602は、式(1)を使用することにより、サイクリックシフト値Cvを取得し、
の場合、サイクリックシフト値決定モジュール1602は、式(2)を使用することにより、サイクリックシフト値Cvを取得し、

の場合、サイクリックシフト値決定モジュール1602は、式(3)を使用することにより、サイクリックシフト値Cvを取得する。
任意選択で、
の場合、
は、式(4)から(11)を満たし、
の場合、
は、式(12)から(19)を満たす。
或いは、
の場合、
は、式(4)から(11)を満たし、
の場合、
は、式(12)から(19)を満たす。
任意選択で、
の場合、
は、式(20)から(27)を満たし、
の場合、
は、式(28)から(35)を満たす。
或いは、
の場合、
は、式(20)から(27)を満たし、
の場合、
は、式(28)から(35)を満たす。
この実施例における基地局は、図11に示す方法の実施例における技術的解決策を実行するように構成されてもよい。その実現原理及び技術的効果は同様であり、詳細はここでは再び説明しない。
図17は、本発明によるユーザ装置の実施例3の概略構成図である。図17に示すように、この実施例におけるユーザ装置は、シフト系列番号決定モジュール1701と、サイクリックシフト値決定モジュール1702と、ランダムアクセス系列生成モジュール1703とを含んでもよい。シフト系列番号決定モジュール1701は、0から
の範囲からシフト系列番号vを選択するように構成され、vは整数であり、nshift RAはグループ内のUE候補系列シフトの数量であり、ngroup RAはグループの数量であり、
はグループにとって不十分な最後の長さにおけるUE候補系列シフトの数量であり、
は第1の残りの系列シフトにおけるUE候補系列シフトの数量であり、
は第2の残りの系列シフトにおけるUE候補系列シフトの数量である。サイクリックシフト値決定モジュール1702は、式(1)、式(2)又は式(3)を使用することにより、シフト系列番号vに従ってサイクリックシフト値Cvを取得するように構成される。ランダムアクセス系列生成モジュール1703は、式(36)を使用することにより、サイクリックシフト値Cvに従ってランダムアクセス系列
を生成するように構成される。
は、式(4)から(11)を満たすか、或いは、
は、式(12)から(19)を満たすか、或いは、
は、式(20)から(27)を満たすか、或いは、
は、式(28)から(35)を満たす。
任意選択で、
の場合、サイクリックシフト値決定モジュール1702は、式(1)を使用することにより、サイクリックシフト値Cvを取得し、
の場合、サイクリックシフト値決定モジュール1702は、式(2)を使用することにより、サイクリックシフト値Cvを取得し、
の場合、サイクリックシフト値決定モジュール1702は、式(3)を使用することにより、サイクリックシフト値Cvを取得する。
任意選択で、
の場合、
は、式(4)から(11)を満たし、
の場合、
は、式(12)から(19)を満たす。
或いは、
の場合、
は、式(4)から(11)を満たし、
の場合、
は、式(12)から(19)を満たす。
任意選択で、
の場合、
は、式(20)から(27)を満たし、
の場合、
は、式(28)から(35)を満たす。
或いは、
の場合、
は、式(20)から(27)を満たし、
の場合、
は、式(28)から(35)を満たす。
この実施例におけるユーザ装置は、図12に示す方法の実施例における技術的解決策を実行するように構成されてもよい。その実現原理及び技術的効果は同様であり、詳細はここでは再び説明しない。
本発明は、基地局の実施例3における基地局と、ユーザ装置の実施例3におけるユーザ装置とを含むランダムアクセス系列生成システムを更に提供する。
図18は、本発明による基地局の実施例4の概略構成図である。図18に示すように、この実施例における基地局は、プロセッサ1801と、送信機1802とを含んでもよい。プロセッサ1801は、通知シグナリングを生成するように構成され、通知シグナリングは、指示情報を含み、指示情報は、ユーザ装置UEに対して0から
の範囲からシフト系列番号を選択するように命令するために使用され、シフト系列番号は整数であり、nshift RAはグループ内のUE候補系列シフトの数量であり、ngroup RAはグループの数量であり、
はグループにとって不十分な最後の長さにおけるUE候補系列シフトの数量であり、
は第1の残りの系列シフトにおけるUE候補系列シフトの数量であり、
は第2の残りの系列シフトにおけるUE候補系列シフトの数量である。送信機1802は、通知シグナリングをUEに送信するように構成され、それにより、UEは、指示情報に従ってランダムアクセス系列を生成する。
任意選択で、プロセッサ1802は、0から
の範囲からシフト系列番号を選択し、
シフト系列番号に従ってサイクリックシフト値を取得し、
サイクリックシフト値に従って検出系列を生成し、検出系列を使用することにより、UEにより送信されたランダムアクセス系列を検出するように更に構成され、ランダムアクセス系列は、UEにより指示情報に従って生成される。
任意選択で、プロセッサ1802により、シフト系列番号に従ってサイクリックシフト値を取得することは、
式(1)、式(2)又は式(3)を使用することにより、シフト系列番号vに従ってサイクリックシフト値Cvを取得することを具体的に含む。
任意選択で、
の場合、プロセッサ1802は、式(1)を使用することにより、サイクリックシフト値Cvを取得し、
の場合、プロセッサ1802は、式(2)を使用することにより、サイクリックシフト値Cvを取得し、
の場合、プロセッサ1802は、式(3)を使用することにより、サイクリックシフト値Cvを取得する。
任意選択で、
は、式(4)から(11)を満たすか、或いは、
は、式(12)から(19)を満たすか、或いは、
は、式(20)から(27)を満たすか、或いは、
は、式(28)から(35)を満たす。
任意選択で、
の場合、
は、式(4)から(11)を満たし、
の場合、
は、式(12)から(19)を満たす。
或いは、
の場合、
は、式(4)から(11)を満たし、
の場合、
は、式(12)から(19)を満たす。
任意選択で、
の場合、
は、式(20)から(27)を満たし、
の場合、
は、式(28)から(35)を満たす。
或いは、
の場合、
は、式(20)から(27)を満たし、
の場合、
は、式(28)から(35)を満たす。
この実施例における基地局は、図1又は図2に示す方法の実施例における技術的解決策を実行するように構成されてもよい。その実現原理及び技術的効果は同様であり、詳細はここでは再び説明しない。
図19は、本発明によるユーザ装置の実施例4の概略構成図である。図19に示すように、この実施例におけるユーザ装置は、受信機1901と、プロセッサ1902とを含んでもよい。受信機1901は、基地局から通知シグナリングを受信するように構成され、通知シグナリングは、指示情報を含み、指示情報は、UEに対して0から
の範囲からシフト系列番号を選択するように命令するために使用され、シフト系列番号は整数であり、nshift RAはグループ内のUE候補系列シフトの数量であり、ngroup RAはグループの数量であり、
はグループにとって不十分な最後の長さにおけるUE候補系列シフトの数量であり、
は第1の残りの系列シフトにおけるUE候補系列シフトの数量であり、
は第2の残りの系列シフトにおけるUE候補系列シフトの数量である。プロセッサ1902は、通知シグナリングに従って0から
の範囲からシフト系列番号を選択し、シフト系列番号に従ってサイクリックシフト値を取得し、サイクリックシフト値に従ってランダムアクセス系列を生成するように構成される。
任意選択で、プロセッサ1902により、シフト系列番号に従ってサイクリックシフト値を取得することは、
式(1)、式(2)又は式(3)を使用することにより、シフト系列番号vに従ってサイクリックシフト値Cvを取得することを具体的に含む。
任意選択で、
の場合、プロセッサ1902は、式(1)を使用することにより、サイクリックシフト値Cvを取得し、
の場合、プロセッサ1902は、式(2)を使用することにより、サイクリックシフト値Cvを取得し、
の場合、プロセッサ1902は、式(3)を使用することにより、サイクリックシフト値Cvを取得する。
任意選択で、
は、式(4)から(11)を満たすか、或いは、
は、式(12)から(19)を満たすか、或いは、
は、式(20)から(27)を満たすか、或いは、
は、式(28)から(35)を満たす。
任意選択で、
の場合、
は、式(4)から(11)を満たし、
の場合、
は、式(12)から(19)を満たす。
或いは、
の場合、
は、式(4)から(11)を満たし、
の場合、
は、式(12)から(19)を満たす。
任意選択で、
の場合、
は、式(20)から(27)を満たし、
の場合、
は、式(28)から(35)を満たす。
或いは、
の場合、
は、式(20)から(27)を満たし、
の場合、
は、式(28)から(35)を満たす。
任意選択で、プロセッサ1902により、サイクリックシフト値に従ってランダムアクセス系列を生成することは、式(36):
を使用することにより、サイクリックシフト値Cvに従ってランダムアクセス系列
を生成し、NZCは系列長であり、ルートがuであるZC系列は
として規定されることを具体的に含む。
この実施例におけるUEは、ランダムアクセス系列生成方法の実施例3又は実施例4における技術的解決策を実行するように構成されてもよい。その実現原理及び技術的効果は同様であり、詳細はここでは再び説明しない。
図20は、本発明による基地局の実施例5の概略構成図である。図20に示すように、この実施例における基地局は、プロセッサ2001と、メモリ2002とを含んでもよい。装置は、送信機2003と、受信機2004とを更に含んでもよい。送信機2003及び受信機2004は、プロセッサ2001に接続されてもよい。送信機2003は、データ又は情報を送信するように構成される。受信機2004は、データ又は情報を受信するように構成される。メモリ2002は、実行可能命令を記憶する。装置が動作するときに、プロセッサ2001は、メモリ2002と通信する。プロセッサ2001は、以下の動作:
0から
の範囲からシフト系列番号vを選択する動作であり、vは整数であり、nshift RAはグループ内のユーザ装置UE候補系列シフトの数量であり、ngroup RAはグループの数量であり、
はグループにとって不十分な最後の長さにおけるUE候補系列シフトの数量であり、
は第1の残りの系列シフトにおけるUE候補系列シフトの数量であり、
は第2の残りの系列シフトにおけるUE候補系列シフトの数量である動作と、
式(1)、式(2)又は式(3)を使用することにより、シフト系列番号vに従ってサイクリックシフト値Cvを取得する動作と
を実行するために、メモリ2002内の実行可能命令を呼び出す。
は、式(4)から(11)を満たすか、或いは、
は、式(12)から(19)を満たすか、或いは、
は、式(20)から(27)を満たすか、或いは、
は、式(28)から(35)を満たす。
任意選択で、
の場合、プロセッサ2001は、式(1)を使用することにより、サイクリックシフト値Cvを取得し、
の場合、プロセッサ2001は、式(2)を使用することにより、サイクリックシフト値Cvを取得し、
の場合、プロセッサ2001は、式(3)を使用することにより、サイクリックシフト値Cvを取得する。
任意選択で、
の場合、
は、式(4)から(11)を満たし、
の場合、
は、式(12)から(19)を満たす。
或いは、
の場合、
は、式(4)から(11)を満たし、
の場合、
は、式(12)から(19)を満たす。
任意選択で、
の場合、
は、式(20)から(27)を満たし、
の場合、
は、式(28)から(35)を満たす。
或いは、
の場合、
は、式(20)から(27)を満たし、
の場合、
は、式(28)から(35)を満たす。
この実施例における基地局は、図11に示す方法の実施例における技術的解決策を実行するように構成されてもよい。その実現原理及び技術的効果は同様であり、詳細はここでは再び説明しない。
ユーザ装置の実施例5の概略構成図において、この実施例におけるユーザ装置は、図20に示す基地局のものと同じ構成を有し、また、プロセッサと、メモリとを含んでもよい。装置は、送信機と、受信機とを更に含んでもよい。送信機及び受信機は、プロセッサに接続されてもよい。送信機は、データ又は情報を送信するように構成される。受信機は、データ又は情報を受信するように構成される。メモリは、実行可能命令を記憶する。装置が動作するときに、プロセッサは、メモリと通信する。プロセッサは、以下の動作:
0から
の範囲からシフト系列番号vを選択する動作であり、vは整数であり、nshift RAはグループ内のUE候補系列シフトの数量であり、ngroup RAはグループの数量であり、
はグループにとって不十分な最後の長さにおけるUE候補系列シフトの数量であり、
は第1の残りの系列シフトにおけるUE候補系列シフトの数量であり、
は第2の残りの系列シフトにおけるUE候補系列シフトの数量である動作と、
式(1)、式(2)又は式(3)を使用することにより、シフト系列番号vに従ってサイクリックシフト値Cvを取得する動作と、
式(36)を使用することにより、サイクリックシフト値Cvに従ってランダムアクセス系列
を生成する動作と
を実行するために、メモリ内の実行可能命令を呼び出す。
は、式(4)から(11)を満たすか、或いは、
は、式(12)から(19)を満たすか、或いは、
は、式(20)から(27)を満たすか、或いは、
は、式(28)から(35)を満たす。
任意選択で、
の場合、プロセッサは、式(1)を使用することにより、サイクリックシフト値Cvを取得し、
の場合、プロセッサは、式(2)を使用することにより、サイクリックシフト値Cvを取得し、
の場合、プロセッサは、式(3)を使用することにより、サイクリックシフト値Cvを取得する。
任意選択で、
の場合、
は、式(4)から(11)を満たし、
の場合、
は、式(12)から(19)を満たす。
或いは、
の場合、
は、式(4)から(11)を満たし、
の場合、
は、式(12)から(19)を満たす。
任意選択で、
の場合、
は、式(20)から(27)を満たし、
の場合、
は、式(28)から(35)を満たす。
或いは、
の場合、
は、式(20)から(27)を満たし、
の場合、
は、式(28)から(35)を満たす。
この実施例におけるユーザ装置は、図12に示す方法の実施例における技術的解決策を実行するように構成されてもよい。その実現原理及び技術的効果は同様であり、詳細はここでは再び説明しない。
当業者は、方法の実施例のステップの全部又は一部が関係するハードウェアに命令するプログラムにより実現されてもよいことを理解し得る。プログラムは、コンピュータ読み取り可能記憶媒体に記憶されてもよい。プログラムが動作するときに、方法の実施例のステップが実行される。前述の記憶媒体は、ROM、RAM、磁気ディスク又は光ディスクのようなプログラムコードを記憶できるいずれかの媒体を含む。
最後に、前述の実施例は、単に本発明の技術的解決策を説明することを意図するものに過ぎず、本発明を限定することを意図するものではない点に留意すべきである。本発明について前述の実施例を参照して詳細に説明したが、当業者は、本発明の実施例の技術的解決策の範囲を逸脱することなく、依然として前述の実施例に記載の技術的解決策に変更を行ってもよく、或いはその一部又は全部の技術的特徴に等価置換を行ってもよいことを理解すべきである。

Claims (19)

  1. シフト系列番号vに従ってサイクリックシフト値Cvを取得するステップであり、
    であり、vは整数であり、doffsetは一定の整数であるか、或いはdoffsetはゼロであり、NCSはユーザにより占有されるサイクリックシフトの数量であり、
    nshift RA及びdstartは、式(4)及び(5)を満たすか、或いは、nshift RA及びdstartは、式(12)及び(13)を満たすか、或いは、nshift RA及びdstartは、式(20)及び(21)を満たすか、或いは、nshift RA及びdstartは、式(28)及び(29)を満たし、
    であり、NZCはランダムアクセス系列の長さであり、前記ランダムアクセス系列のルートはuであり、
    であり、
    は((1/u)×u)modNZC=1を満たす最小の負でない整数であるステップと、
    前記サイクリックシフト値Cvに従って前記ランダムアクセス系列を生成するステップと
    を含むランダムアクセス系列生成方法。
  2. の場合、nshift RA及びdstartは、式(4)及び(5)を満たすか、或いは、
    の場合、nshift RA及びdstartは、式(12)及び(13)を満たすか、或いは、
    の場合、nshift RA及びdstartは、式(20)及び(21)を満たすか、或いは、
    の場合、nshift RA及びdstartは、式(28)及び(29)を満たす、請求項1に記載の方法。
  3. 前記シフト系列番号vの範囲は、0から

    であり、
    前記nshift RA及びdstartが式(4)及び(5)を満たす場合、
    は式(6)から(8)及び(10)を満たすか、或いは、
    前記nshift RA及びdstartが式(12)及び(13)を満たす場合、
    は式(14)から(16)及び(18)を満たすか、或いは、
    前記nshift RA及びdstartが式(20)及び(21)を満たす場合、
    は式(22)から(24)及び(26)を満たすか、或いは、
    前記nshift RA及びdstartが式(28)及び(29)を満たす場合、
    は式(30)から(32)及び(34)を満たし、
    である、請求項1又は2に記載の方法。
  4. である、請求項に記載の方法。
  5. 前記サイクリックシフト値Cvに従って前記ランダムアクセス系列を生成するステップは、
    式(36):
    を満たす前記サイクリックシフト値Cvに従って前記ランダムアクセス系列
    を生成するステップであり、前記ランダムアクセス系列の前記ルートuは
    を満たす、請求項1乃至4のうちいずれか1項に記載の方法。
  6. 前記ランダムアクセス系列を生成した後に、
    前記ランダムアクセス系列を送信するステップを更に含む、請求項1乃至5のうちいずれか1項に記載の方法。
  7. 前記ランダムアクセス系列を生成した後に、
    前記生成されたランダムアクセス系列に従ってランダムアクセス系列を検出するステップを更に含む、請求項1乃至5のうちいずれか1項に記載の方法。
  8. duはドップラー周波数シフトが物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)サブキャリア間隔の1倍であるときの前記ランダムアクセス系列に対応するサイクリックシフトである、請求項1乃至7のうちいずれか1項に記載の方法。
  9. シフト系列番号vに従ってサイクリックシフト値Cvを取得するように構成されたサイクリックシフト値決定モジュールであり、
    であり、vは整数であり、doffsetは一定の整数であるか、或いはdoffsetはゼロであり、NCSはユーザにより占有されるサイクリックシフトの数量であり、
    nshift RA及びdstartは、式(4)及び(5)を満たすか、或いは、nshift RA及びdstartは、式(12)及び(13)を満たすか、或いは、nshift RA及びdstartは、式(20)及び(21)を満たすか、或いは、nshift RA及びdstartは、式(28)及び(29)を満たし、
    であり、NZCはランダムアクセス系列の長さであり、前記ランダムアクセス系列のルートはuであり、
    であり、
    は((1/u)×u)modNZC=1を満たす最小の負でない整数であるサイクリックシフト値決定モジュールと、
    前記サイクリックシフト値Cvに従って前記ランダムアクセス系列を生成するように構成された生成モジュールと
    を含む装置。
  10. の場合、nshift RA及びdstartは、式(4)及び(5)を満たすか、或いは、
    の場合、nshift RA及びdstartは、式(12)及び(13)を満たすか、或いは、
    の場合、nshift RA及びdstartは、式(20)及び(21)を満たすか、或いは、
    の場合、nshift RA及びdstartは、式(28)及び(29)を満たす、請求項9に記載の装置。
  11. 前記シフト系列番号vの範囲は、0から
    であり、
    前記nshift RA及びdstartが式(4)及び(5)を満たす場合、
    は式(6)から(8)及び(10)を満たすか、或いは、
    前記nshift RA及びdstartが式(12)及び(13)を満たす場合、
    は式(14)から(16)及び(18)を満たすか、或いは、
    前記nshift RA及びdstartが式(20)及び(21)を満たす場合、
    は式(22)から(24)及び(26)を満たすか、或いは、
    前記nshift RA及びdstartが式(28)及び(29)を満たす場合、
    は式(30)から(32)及び(34)を満たし、
    である、請求項9又は10に記載の装置。
  12. である、請求項11に記載の装置。
  13. 前記生成モジュールは、
    式(36):
    を満たす前記サイクリックシフト値Cvに従って前記ランダムアクセス系列
    を生成するステップであり、前記ランダムアクセス系列の前記ルートuは
    を満たす、請求項9乃至12のうちいずれか1項に記載の装置。
  14. 前記ランダムアクセス系列を送信するように構成された送信モジュールを更に含む、請求項9乃至13のうちいずれか1項に記載の装置。
  15. 前記生成されたランダムアクセス系列に従ってランダムアクセス系列を検出するように構成された検出モジュールを更に含む、請求項9乃至13のうちいずれか1項に記載の装置。
  16. duはドップラー周波数シフトが物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)サブキャリア間隔の1倍であるときの前記ランダムアクセス系列に対応するサイクリックシフトである、請求項9乃至15のうちいずれか1項に記載の装置。
  17. コンピュータにより実行されたときに、前記コンピュータに請求項1乃至8のうちいずれか1項に記載の方法を実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能記憶媒体。
  18. コンピュータにより実行されたときに、前記コンピュータに請求項1乃至8のうちいずれか1項に記載の方法を実行させるプログラム。
  19. 請求項9乃至16のうちいずれか1項に記載の装置を含む通信システム。
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