JP6605729B2 - Elevator equipment - Google Patents
Elevator equipment Download PDFInfo
- Publication number
- JP6605729B2 JP6605729B2 JP2018520677A JP2018520677A JP6605729B2 JP 6605729 B2 JP6605729 B2 JP 6605729B2 JP 2018520677 A JP2018520677 A JP 2018520677A JP 2018520677 A JP2018520677 A JP 2018520677A JP 6605729 B2 JP6605729 B2 JP 6605729B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- car
- locking
- hook member
- door
- building
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 49
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 6
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 3
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 2
- 230000001174 ascending effect Effects 0.000 description 2
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 2
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 2
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 2
- 239000011435 rock Substances 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B66—HOISTING; LIFTING; HAULING
- B66B—ELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
- B66B13/00—Doors, gates, or other apparatus controlling access to, or exit from, cages or lift well landings
- B66B13/02—Door or gate operation
- B66B13/14—Control systems or devices
- B66B13/16—Door or gate locking devices controlled or primarily controlled by condition of cage, e.g. movement or position
- B66B13/18—Door or gate locking devices controlled or primarily controlled by condition of cage, e.g. movement or position without manually-operable devices for completing locking or unlocking of doors
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Automation & Control Theory (AREA)
- Elevator Door Apparatuses (AREA)
Description
本発明は、乗りかごのドア部を解除可能に施錠するかご側ロック機構を備えたエレベーター装置に関する。 The present invention relates to an elevator apparatus including a car-side lock mechanism that releasably locks a door portion of a car.
従来、エレベーター装置における乗り場側に設けられた乗り場ドアには、乗客が昇降路内に転落することを防止するために、開閉動作をロック及び解除する建屋側ロック機構が設けられている。また、近年では、乗りかご内の乗客が乗りかごのドア部をこじ開けて昇降路内に転落することを防ぐために、かご側ロック機構が設けられている。 2. Description of the Related Art Conventionally, a landing door provided on a landing side in an elevator apparatus has been provided with a building-side lock mechanism that locks and releases an opening / closing operation in order to prevent passengers from falling into a hoistway. In recent years, a car-side lock mechanism has been provided to prevent passengers in the car from opening the car door part and falling into the hoistway.
このようなかご側ロック機構に関する技術としては、例えば特許文献1に記載されているような技術がある。特許文献1には、かごドアを閉鎖位置にロックする施錠装置と、回動軸を中心として回動可能にかごドアに設けられているリンクを有するリンク機構と、リンク機構を介してかごドアに設けられた戸当たり側ブレードを備えた技術が記載されている。戸当たり側ブレードは、施錠位置と、施錠位置よりも戸袋とは反対側の解錠位置との間で水平方向へ変位可能になっている。
As a technique related to such a car-side locking mechanism, there is a technique as described in
しかしながら、特許文献1に記載された技術では、乗りかごが昇降動作する際に、かご側ロック装置の施錠側フック部材である施錠装置や、かご側係合子である戸当たり側ブレードにも加速度が付与される。そのため、施錠側フック部材やかご側係合子が解錠位置である解除方向に動作し、かご側ロック機構が誤動作するおそれがあった。
However, in the technique described in
本発明の目的は、上記の問題点を考慮し、乗りかごの昇降動作や振動によってかご側ロック機構が誤動作することを防ぐことができるエレベーター装置を提供することにある。 In view of the above problems, an object of the present invention is to provide an elevator apparatus that can prevent the car-side lock mechanism from malfunctioning due to the raising / lowering movement or vibration of the car.
上記課題を解決し、本発明の目的を達成するため、本発明のエレベーター装置は、昇降路内を昇降動作する乗りかごのドア部を解除可能に施錠するかご側ロック機構を備えている。かご側ロック機構は、支持板と、回動軸と、施錠側フック部材と、固定フック部材と、かご側係合子と、リンク部材と、伝達部材と、施錠保持部材と、を備えている。
支持板は、ドア部に設けられている。回動軸は、支持板に固定されている。施錠側フック部材は、回動軸に回動可能に支持されている。固定フック部材は、施錠側フック部材と解除可能に係合する。かご側係合子は、乗りかごが停止する乗り場に配置された乗り場ドアを解除可能に施錠する建屋側ロック機構の建屋側係合ローラに接触する。リンク部材は、支持板に回動可能に支持され、かご側係合子を上下方向及びドア部の開閉方向に移動可能に支持する。伝達部材は、かご側係合子の動作を施錠側フック部材に伝達する。施錠保持部材は、施錠側フック部材が固定フック部材と係合する方向に施錠側フック部材を付勢する。また、リンク部材は、施錠側フック部材と固定フック部材が係合する施錠状態において、かご側係合子と接続された側の端部が、支持板に接続された端部よりも上下方向の上方を向いた状態で配置されている。In order to solve the above problems and achieve the object of the present invention, an elevator apparatus of the present invention includes a car-side locking mechanism that releasably locks a door portion of a car that moves up and down in a hoistway. The car side lock mechanism includes a support plate, a rotation shaft, a locking side hook member, a fixed hook member, a car side engaging element, a link member, a transmission member, and a locking holding member.
The support plate is provided in the door part. The rotating shaft is fixed to the support plate. The locking-side hook member is rotatably supported on the rotation shaft. The fixed hook member is releasably engaged with the locking side hook member. The car-side engagement element contacts a building-side engagement roller of a building-side lock mechanism that releasably locks a landing door disposed at a landing where the car stops. The link member is rotatably supported by the support plate, and supports the car-side engagement element so as to be movable in the vertical direction and the door opening / closing direction. The transmission member transmits the operation of the car side engaging element to the locking side hook member. The locking holding member biases the locking side hook member in a direction in which the locking side hook member engages with the fixed hook member. In addition, the link member has an end portion on the side connected to the car-side engagement element in the locked state in which the lock-side hook member and the fixed hook member are engaged with each other. It is arranged with facing.
本発明のエレベーター装置によれば、乗りかごの昇降動作や振動によってかご側ロック機構が誤動作することを防ぐことができる。 According to the elevator apparatus of the present invention, it is possible to prevent the car-side lock mechanism from malfunctioning due to the raising / lowering operation or vibration of the car.
以下、エレベーター装置の実施の形態例について、図1〜図9を参照して説明する。なお、各図において共通の部材には、同一の符号を付している。 Hereinafter, embodiments of an elevator apparatus will be described with reference to FIGS. In addition, the same code | symbol is attached | subjected to the common member in each figure.
1.エレベーター装置の構成
まず、実施の形態例(以下、「本例」という。)にかかるエレベーター装置の構成について、図1〜図6を参照して説明する。
図1は、本例のエレベーター装置の構成例を示す概略構成図である。図2は、乗りかごが任意の階に停止した状態を示す側面図である。1. Configuration of Elevator Device First, a configuration of an elevator device according to an embodiment (hereinafter referred to as “this example”) will be described with reference to FIGS.
FIG. 1 is a schematic configuration diagram illustrating a configuration example of the elevator apparatus of the present example. FIG. 2 is a side view showing a state where the car is stopped on an arbitrary floor.
本例のエレベーター装置1は、建物構造物内に形成された昇降路100の上方に機械室を有しない、いわゆる機械室レスエレベーター装置である。なお、本例のエレベーター装置1では、機械室レスエレベーター装置を用いた例を説明するが、これに限定されるものではなく、昇降路100の上方に機械室を有するエレベーター装置であってもよい。
The
エレベーター装置1は、昇降路100内を昇降する乗りかご110と、巻上機120と、釣合錘130と、第1の従動プーリ140と、第2の従動プーリ150と、ロープ170と、を有している。
The
乗りかご110の下部には、せり上げ用プーリ111が設けられている。せり上げ用プーリ111には、ロープ170が巻き掛けられている。なお、乗りかご110の詳細な説明については後述する。
A lifting pulley 111 is provided at the bottom of the
釣合錘130の上部には、錘側プーリ131が設けられている。錘側プーリ131には、ロープ170が巻き掛けられている。さらに、昇降路100の最下部における釣合錘130の下方には、緩衝部材133が配置されている。緩衝部材133は、釣合錘130が昇降路100の最下部に衝突した場合の衝撃を緩和させるための部材である。なお、昇降路100の最下部における乗りかご110の下方にも同様に不図示の緩衝部材が配置される。
A weight-
巻上機120は、昇降路100の最下部に配置されており、ロープ170を介して乗りかご110及び釣合錘130をつるべ式に昇降させるものである。巻上機120は、制御部によってその駆動が制御される。
The hoisting
第1の従動プーリ140と、第2の従動プーリ150は、昇降路100の最上部に固定されている。ロープ170の一端171と他端172は、昇降路100の最上部に固定されている。ロープ170は、釣合錘130に設けられた錘側プーリ131から第1の従動プーリ140に装架され、そして巻上機120、第2の従動プーリ150、乗りかご110のせり上げ用プーリ111の順に巻き掛けられている。
The first driven
図2に示すように、建築構造物の各階における乗りかご110が停止する乗り場101には、人や物が乗りかご110へ出入りするための出入り口102が設けられている。出入り口102は、一対の乗り場ドア211が設けられている。
As shown in FIG. 2, an
一対の乗り場ドア211は、出入り口102の上下方向の上端部に設けられた建屋側ドアユニット212により開閉可能に支持されている。また、出入り口102の上下方向の下端部には、一対の乗り場ドア211を支持する建屋側ドアシル213が設けられている。建屋側ドアユニット212については、後述する。
The pair of
図3は、乗りかご120を建屋側の出入り口102から見た正面図である。
FIG. 3 is a front view of the
図2及び図3に示すように、乗りかご110は、人や物が乗り降りするかご室10と、一対のドア部11A、11Bと、かご側ドアユニット12と、かご側ドアシル13と、を有している。かご室10の一面には、開口部が設けられている。そして、この開口部から人や物が出入りする。
As shown in FIGS. 2 and 3, the
かご側ドアユニット12は、かご室10における開口部の上端部に設けられており、かご側ドアシル13は、開口部の下端部に設けられている。かご側ドアユニット12には、一対のドア部11A、11Bが開閉可能に取り付けられている。かご側ドアユニット12は、一対のドア部11A、11Bを水平方向に移動可能に構成されている。また、かご側ドアシル13には、一対のドア部11A、11Bの開閉を案内するガイド溝を有している。
The car
かご側ドアユニット12は、かご側ドアレール15と、駆動部16と、伝達ベルト17と、従動ローラ18と、ドアハンガー21A、21Bと、かご側ロック機構30とを有している。第1ドアハンガー21Aは、ドア部11Aの上下方向の上端部に設けられており、第2ドアハンガー21Bは、ドア部11Bの上下方向の上端部に設けられている。ドアハンガー21A、21Bには、それぞれ移動ローラ24が回転可能に取り付けられている。移動ローラ24は、かご側ドアレール15に摺動可能に係合する。かご側ドアレール15は、一対のドア部11A、11Bの開閉方向に沿って延在している。
The car-
また、第1ドアハンガー21Aは、第1連結部材22を有しており、第2ドアハンガー21Bは、第2連結部材23を有している。連結部材22、23は、それぞれドアハンガー21A、21Bの上下方向の上端部から上方に向けて突出している。連結部材22、23は、後述する伝達ベルト17に連結される。また、第1ドアハンガー21Aには、一対のドア部11A、11Bを解除可能に施錠する後述するかご側ロック機構30が設けられている。
The first door hanger 21 </ b> A has a first connecting
駆動部16は、かご側ドアユニット12における水平方向の一側に配置されている。また、従動ローラ18は、かご側ドアユニット12における水平方向の他側に配置されている。駆動部16の駆動ローラと、従動ローラ18には、伝達ベルト17が巻き掛けられている。伝達ベルト17は、長手方向の両端部が連結された無端状に形成されている。そして、駆動部16が駆動すると、伝達ベルト17が従動ローラ18と駆動部16の駆動ローラの間を循環移動する。このとき、伝達ベルト17における上下方向の上部と下部は、互いに反対方向に向けて移動する。
The
伝達ベルト17における復路側である下部には、第1連結部材22が連結されており、伝達ベルト17における往路側である上部には、第2連結部材23が連結されている。そのため、駆動部16が駆動して伝達ベルト17が移動すると、一対のドア部11A、11Bは、連結部材22、23を介して互いに接近する戸閉方向、または離反する開戸方向に移動する。
A first connecting
[かご側ロック機構]
次に、図4を参照してかご側ロック機構30について説明する。
図4は、かご側ロック機構30を示す正面図である。[Cage-side locking mechanism]
Next, the car-
FIG. 4 is a front view showing the car-
図4に示すように、がご側ロック機構30は、支持板31と、かご側係合子32と、施錠側フック部材33と、固定フック部材34と、回動軸35とを有している。また、かご側ロック機構30は、施錠保持部材39と、リンク部材41A、41Bを有している。
As shown in FIG. 4, the cage-
図3に示すように、固定フック部材34は、かご側ドアユニット12に固定されている、なお、固定フック部材34は、第2ドアハンガー21Bまたはドア部11Bに固定してもよい。図4に示すように、固定フック部材34には、フック部34aが設けられている。フック部34aは、施錠側フック部材33の後述するフック部33aに係合する。
As shown in FIG. 3, the fixed
支持板31は、平板状に形成されている。図3に示すように、支持板31は、第1ドアハンガー21Aに固定されている。支持板31には、回動軸35と、第1ストッパー45と、複数の第2ストッパー46と、リンク部材41A、41Bのリンク軸42、42が固定されている。また、支持板31には、施錠保持部材39が取り付けられている。
The
第1リンク部材41Aは、支持板31の上下方向の下端部に設けられたリンク軸42に回動可能に支持されている。第2リンク部材41Bは、支持板31の上下方向の上端部に設けられたリンク軸42に回動可能に支持されている。第1リンク部材41A及び第2リンク部材41Bにおけるリンク軸42と反対側の端部には、それぞれ軸部43が設けられている。
The first link member 41 </ b> A is rotatably supported by a
2つの軸部43、43には、かご側係合子32が回動可能に取り付けられている。かご側係合子32は、乗りかご110の昇降方向に沿って所定の長さで延在する長尺状の部材により形成されている。また、かご側ロック機構30が施錠状態の場合、第1リンク部材41A及び第2リンク部材41Bは、かご側係合子32側と連結される軸部43、43側の端部が、リンク軸42、42側の端部よりも水平方向の高さが高くなるように、上下方向の上方を向いている。そのため、かご側係合子32は、かご側ロック機構30が施錠状態の場合、第1リンク部材41A及び第2リンク部材41Bによって上下方向の上方に向けて持ち上げられた状態で配置される。
A car-
また、乗りかご110が任意の階に停止し、かご側ロック機構30の施錠が解除される前の状態では、かご側係合子32におけるドア部11Aの戸開方向側には、後述する建屋側ロック機構230の建屋側係合ローラ235が配置される。このとき、かご側係合子32と建屋側係合ローラ235は、所定の間隔Tを空けて対向する。
Further, in a state before the
第1ストッパー45は、上下方向の下端部に設けられた第1リンク部材41Aの近傍に配置されている。そして、かご側ロック機構30が施錠状態の場合、第1ストッパー45は、第1リンク部材41Aにおけるドア部11Aの開戸方向側に当接する。そのため、第1リンク部材41A及び第2リンク部材41Bは、図4における反時計方向への回動が規制される。
The
複数の第2ストッパー46は、かご側係合子32におけるドア部11Aの閉戸方向側の端部と所定の間隔Mを空けて対向している。この間隔Mは、かご側係合子32における水平方向における移動可能範囲となる。そして、第1リンク部材41A及び第2リンク部材41Bが回動し、かご側係合子32が上下方向の下側及びドア部11Aの閉戸方向側に移動すると、かご側係合子32と第2ストッパー46が当接する(図7参照)。これにより、かご側係合子32と、第1リンク部材41A及び第2リンク部材41Bの動作が規制される。
The plurality of
また、かご側係合子32における長手方向の中途部には、伝達部36が設けられている。伝達部36は、かご側係合子32におけるドア部11Aの開戸方向側の端部に設けられている。伝達部36は、後述する施錠側フック部材33に設けた伝達ピン37に接触している。
In addition, a
また、第1リンク部材41A及び第2リンク部材41Bを介して支持板31に取り付けられたかご側係合子32よりも、ドア部11Aの開戸方向側には、回動軸35が配置されている。
In addition, a
回動軸35には、施錠側フック部材33が回動可能に取り付けられている。施錠側フック部材33は、フック部33aと、回動受け部33bと、接続部33cとを有している。回動受け部33bは、回動軸35に回動可能に支持されている。回動受け部33bには、伝達ピン37が設けられている。
A locking
伝達ピン37は、回動軸35よりもドア部11Aの閉戸方向側で、かつ上下方向の下方に位置している。この伝達ピン37は、かご側係合子32に設けた伝達部36に接触している。そして、かご側係合子32が第1リンク部材41A及び第2リンク部材41Bを介して上下方向の下方で、かつドア部11Aの閉戸方向側に移動した際、かご側係合子32の動作は、伝達部36を介して伝達ピン37に伝達される。これにより、施錠側フック部材33が回動軸35を中心に、図4における反時計方向(解除方向)に回動する。なお、伝達部36と伝達ピン37により、伝達部材が構成される。
The
回動受け部33bと反対側の端部には、フック部33aが形成されている。接続部33cは、回動受け部33bとフック部33aとの間に設けられている。回動受け部33bが回動軸35に取り付けられた際、フック部33aは、かご側係合子32よりもドア部11Aの閉戸方向側に突出する。そして、かご側ロック機構30が施錠状態の場合、フック部33aは、固定フック部材34の上下方向の上方に配置され、フック部34aと所定の間隔Sを空けて係合する。
A
ここで、フック部33aとフック部34aの間隔Sは、少なくとも第2ストッパー46とかご側係合子32の間隔Mとかご側係合子32と建屋側係合ローラ235の間隔Tを足した長さ以上に設定される。
Here, the distance S between the
ここで、回動軸35をかご側係合子32におけるドア部11Aの開戸方向側に設け、フック部33aを回動軸35と反対側のかご側係合子32におけるドア部11Aの閉戸方向側から突出させている。すなわち、かご側係合子32は、回動軸35と、施錠側フック部材33のフック部33aの間に配置されている。これにより、回動軸35をかご側係合子32におけるドア部11Aの閉戸方向側に設けた場合に比べて、施錠側フック部材33における回動半径を長くすることができる。これにより、小さい回動量で、フック部33aを上下方向の上方に向けて大きく移動させることができ、かご側係合子32の移動量を小さくすることが可能となる。
Here, the
また、施錠側フック部材33の接続部33cの上下方向の上端部には、施錠保持部材39が配置されている。施錠保持部材39は、施錠側フック部材33と支持板31との間に若干圧縮された状態で介在されている。また、施錠保持部材39は、かご側係合子32よりもドア部11Aの閉戸方向側に配置されている。そして、施錠保持部材39は、施錠側フック部材33を上下方向の下方、すなわち施錠方向に向けて付勢している。
Further, a
本例の施錠保持部材39としては、圧縮コイルばねが用いられている。なお、施錠保持部材39としては、圧縮コイルばねに限定されるものではなく、板ばねやゴム等その他各種の弾性部材を用いてもよい。
As the
上述したように、かご側係合子32は、かご側ロック機構30が施錠状態の場合、第1リンク部材41A及び第2リンク部材41Bによって上下方向の上方に向けて持ち上げられた状態で配置される。そのため、かご側係合子32には、自重により上下方向の下方への力が加わる。そして、かご側係合子32に加わる力(かご側係合子32の自重)が、伝達部36及び伝達ピン37を介して施錠側フック部材33に伝達される。その結果、施錠側フック部材33には、回動軸35を中心に、フック部33aが上下方向の上方を向く、すなわち解除方向に力が作用する。
As described above, when the car-
そのため、施錠保持部材39が施錠側フック部材33を付勢する力は、施錠側フック部材33を介して伝達されるかご側係合子32の自重による力よりも大きく設定されている。また、施錠保持部材39は、回動軸35が設けられた回動受け部33b側よりもフック部33aの近傍に配置されている。そのため、施錠側フック部材33の回動中心である回動軸35から施錠保持部材39を離して配置することで、施錠保持部材39の付勢力によって生じるモーメントを大きくすることができる。その結果、小さい付勢力で施錠側フック部材33の施錠状態を保持することができ、施錠保持部材39の小型化を図ることができる。
Therefore, the force by which the
また、施錠保持部材39は、後述する建屋側係合ローラ235が通過するかご側係合子32におけるドア部11Aの開戸方向側ではなく、閉戸方向側に設けている。これにより、乗りかご110が昇降動作する際に、施錠保持部材39と建屋側係合ローラ235が接触することを防ぐことができる。
Moreover, the lock |
[建屋側ドアユニット]
次に、図5及び図6を参照して、建屋側ドアユニット212の構成について説明する。
図5は、建屋側の出入り口102を乗りかご110側から見た正面図である。[Building side door unit]
Next, with reference to FIG.5 and FIG.6, the structure of the building
FIG. 5 is a front view of the
図5に示すように、建屋側ドアユニット212は、建屋側ドアレール215と、第1プーリ216と、第2プーリ218と、伝達ベルト217と、ドアハンガー221、221と、建屋側ロック機構230とを有している。ドアハンガー221は、乗り場ドア211の上下方向の上端部に設けられている。ドアハンガー221には、移動ローラ224が回転可能に取り付けられている。移動ローラ224は、建屋側ドアレール215に摺動可能に係合する。建屋側ドアレール215は、一対の乗り場ドア211、211の開閉方向に沿って延在している。
As shown in FIG. 5, the building-
また、2つのドアハンガー221には、それぞれ連結部材222、223が設けられている。連結部材222、223は、後述する伝達ベルト217に連結される。また、2つのドアハンガー221、211のうち乗りかご110の第1ドアハンガー21Aと対向するドアハンガー221には、建屋側ロック機構230が設けられている。建屋側ロック機構230については、後述する。
The two
第1プーリ216は、建屋側ドアユニット212における水平方向の一側に配置されており、第2プーリ218は、建屋側ドアユニット212における水平方向の他側に配置されている。第1プーリ216と第2プーリ218には、伝達ベルト217が巻き掛けられている。伝達ベルト217は、長手方向の両端部が連結された無端状に形成されている。そして、伝達ベルト217における上下方向の上部と下部は、互いに反対方向に向けて移動する。
The
伝達ベルト217における復路側である下部には、第1連結部材222が連結されており、伝達ベルト217における往路側である上部には、第2連結部材223が連結されている。そして、伝達ベルト217が移動すると、一対の乗り場ドア211、211は、連結部材222、223を介して互いに接近する戸閉方向、または離反する開戸方向に移動する。
A first connecting
[建屋側ロック機構]
図6は、建屋側ロック機構230を示す正面図である。
図5及び図6に示すように、建屋側ロック機構230は、施錠側フック部材231と、回動軸232と、固定側ローラ236と、ベース板237と、施錠保持部材239と、ストッパー241とを有している。また、建屋側ロック機構230は、固定フック部材234(図5参照)を有している。ベース板237は、略平板状に形成されている。ベース板237は、ドアハンガー221に固定されている。なお、固定フック部材234は、ベース板237が設けられたドアハンガー221と異なるドアハンガー221または乗り場ドア211に固定されている。[Building side lock mechanism]
FIG. 6 is a front view showing the building
As shown in FIGS. 5 and 6, the building
ベース板237には、回動軸232と、固定側ローラ236が固定されている。回動軸232には、施錠側フック部材231が回動可能に設けられている。施錠側フック部材231は、固定フック部材234と係合するフック部231aと、規制片231bと、軸受け部231cとを有している。
A
規制片231bは、フック部231aと反対側の端部に形成されている。また、規制片231bの上下方向の上端部には、ベース板237に固定されたストッパー241が当接する。そして、ストッパー241は、規制片231bに当接することで、施錠側フック部材231における図6における反時計方向への回動を規制する。規制片231bとフック部231aの間には、軸受け部231cが設けられている。
The
軸受け部231cは、回動軸232に回動可能に支持される。また、軸受け部231cの上下方向の上端部には、建屋側係合ローラ235が回転可能に取り付けられている。建屋側係合ローラ235は、軸受け部231cにおけるフック部231a側に配置されている。そして、乗りかご110が任意の階に停止した際、建屋側係合ローラ235は、かご側係合子32と所定の間隔Tを空けて対向する。
The bearing
また、施錠側フック部材231における建屋側係合ローラ235の近傍には、施錠保持部材239が配置されている。施錠保持部材239は、一端がベース板237に固定されており、他端が施錠側フック部材231の上下方向の上端部に固定されている。そして、施錠保持部材239は、施錠側フック部材231を施錠方向、すなわち上下方向の下方に向けて付勢する。これにより、建屋側ロック機構230における施錠側フック部材231の施錠状態が保持される。
In addition, a
建屋側ロック機構230における施錠保持部材239が施錠状態を保持する力は、かご側ロック機構30の施錠保持部材39が施錠状態を保持する力よりも大きく設定されている。すなわち、かご側ロック機構30の施錠保持部材39の付勢力は、建屋側ロック機構230の施錠保持部材239の付勢力よりも小さく設定されている。
The force at which the
2.かご側ロック機構の動作
次に、図2、図4及び図7を参照して、上述した構成を有するかご側ロック機構30の解除動作について説明する。
図7は、かご側ロック機構30が解除された状態を示す正面図である。2. Operation of Car-Side Locking Mechanism Next, the releasing operation of the car-
FIG. 7 is a front view showing a state where the car-
図2に示すように、乗りかご110が任意の階に停止すると、かご側ドアユニット12と、建屋側ドアユニット212が対向し、かご側ロック機構30と建屋側ロック機構230が対向する。そして、図4に示すように、かご側ロック機構30の支持板31の平面部と建屋側ロック機構230の建屋側係合ローラ235が対向する。また、建屋側係合ローラ235は、かご側係合子32におけるドア部11Aの開戸方向側の端部に所定の間隔Tを空けて対向する。
As shown in FIG. 2, when the
そして、駆動部16が駆動し、一対のドア部11A、11Bが開戸方向に移動すると、図7に示すように、かご側係合子32が建屋側係合ローラ235に当接する。さらに、ドア部11Aが開戸方向に向けて移動すると、かご側係合子32は、建屋側係合ローラ235によってドア部11Aの移動方向と反対方向に向けて押圧される。そのため、第1リンク部材41A及び第2リンク部材41Bがリンク軸42を中心に軸部43側が上下方向の下方に下がるように回動する。そして、かご側係合子32は、ドア部11A及び支持板31の移動方向と反対方向で、かつ上下方向の下方に向けて移動する。
And when the
このかご側係合子32の動作は、伝達部36及び伝達ピン37を介して施錠側フック部材33に伝達される。そのため、施錠側フック部材33は、施錠保持部材39の付勢力に抗して、フック部33aが上下方向の上方を向く解除方向に回動軸35を中心に回動する。これにより、フック部33aと固定フック部材34の係合が解除され、一対のドア部11A、11Bが開放される。なお、かご側係合子32は、第2ストッパー46に当接することで、その移動が停止する。
The operation of the car-
ここで、かご側ロック機構30の施錠保持部材39が施錠状態を保持する力は、建屋側ロック機構230における施錠保持部材239が施錠状態を保持する力よりも小さく設定されている。これにより、建屋側ロック機構230の施錠状態がかご側ロック機構30よりも早く解除されることがない。
Here, the force that the
施錠側フック部材33の回動動作には、かご側係合子32の自重も加わるため、駆動部16に加わる負荷を軽減することができ、駆動部16の小型化を図ることができると共に、一対のドア部11A、11Bの開戸動作をスムーズに行うことができる。
Since the weight of the car-
また、上述したように、フック部33aとフック部34aの間隔Sは、少なくとも第2ストッパー46とかご側係合子32の間隔Mとかご側係合子32と建屋側係合ローラ235の間隔Tを足した長さ以上に設定される。そのため、施錠側フック部材33がドア部11Aと共に移動して、フック部33aがフック部34aに接触する前、施錠側フック部材33を解除方向に向けて回動させることができる。
Further, as described above, the distance S between the
次に、さらにドア部11A、11Bが開戸方向に移動すると、建屋側係合ローラ235は、第2ストッパー46によりその移動が停止したかご側係合子32に押圧される。そして、建屋側ロック機構230の施錠側フック部材231が施錠保持部材239の付勢力に抗して回動軸232を中心に回動する。その結果、建屋側ロック機構230の施錠状態が解除され、乗り場ドア211、211が、乗りかご110のドア部11A、11Bと共に開戸方向に移動する。これにより、乗りかご110のドア部11A、11Bと乗り場101の乗り場ドア211、211の開戸動作が完了する。
Next, when the door portions 11 </ b> A and 11 </ b> B further move in the opening direction, the building-
3.乗りかごの昇降動作時のかご側ロック機構に加わる力
次に、乗りかご110が昇降動作した際に、かご側ロック機構30に加わる力について図8及び図9を参照して説明する。
図8は、乗りかご110が上昇し、上方向に向けて加速した際のかご側ロック機構30を示す正面図である。3. Next, the force applied to the car-
FIG. 8 is a front view showing the car-
図8に示すように、乗りかご110が上昇運転を行う際に、上下方向の上方に向けて加速すると、かご側ロック機構30における施錠側フック部材33には、フック部33aが上下方向の上向きに回動するように加速度による解除モーメントM1が作用する。
As shown in FIG. 8, when the
ここで、施錠側フック部材33の上下方向の上端部には、施錠保持部材39が配置されている。そのため、施錠保持部材39には、解除モーメントM1によって圧縮される方向の力を受ける。これに対して、施錠保持部材39は、圧縮された際に生じる復原力である付勢力F1によって施錠側フック部材33を上下方向の下向きに付勢する。さらに、施錠側フック部材33には、その自重により施錠方向に移動する力が作用している。
Here, a
また、乗りかご110が上方向に加速した際に、かご側係合子32も上方向への力を受ける。しかしながら、かご側係合子32は、第1リンク部材41A及び第2リンク部材41Bにより上方に向けて持ち上げられた状態で配置されている。そのため、かご側係合子32には、自重により上下方向の下方への力G1が加わっている。
Further, when the
また、かご側係合子32を支持する第1リンク部材41Aは、第1ストッパー45によって反時計方向、すなわち上下方向の上方への回動動作が規制されている。その結果、かご側係合子32が上方向への力を受けても、かご側係合子32による上方への移動が阻止され、かご側係合子32から施錠側フック部材33に対して解除方向への力が作用することがない。
Further, the
このように、乗りかご110の上方向への加速度によって、施錠側フック部材33に解除モーメントM1が作用しても、施錠保持部材39の付勢力F1と、施錠側フック部材33の自重により、施錠状態が保持される。これにより、乗りかご110がかご着床レベルを外れて上方向に加速されているときに、例えば振動が発生したとしても、施錠側フック部材33のフック部33aと、固定フック部材34のフック部34aの係合が解除されることがない。その結果、かご側ロック機構30の誤作動を防止することができる。
In this way, even if the release moment M1 acts on the
また、施錠状態の保持には、施錠側フック部材33の自重も作用するため、施錠保持部材39の付勢力F1を小さくすることができ、施錠保持部材39の小型化を図ることができる。
In addition, since the weight of the lock-
図9は、乗りかご110が下降し、下方向に向けて加速した際のかご側ロック機構30を示す正面図である。
FIG. 9 is a front view showing the car-
図9に示すように、乗りかご110が下降した際に、上下方向の下方に向けて加速すると、かご側係合子32には、自重により下方向への力G2が生じる。そのため、かご側係合子32は、伝達部36を介して施錠側フック部材33の伝達ピン37に対して解除方向に回動させる解除モーメントF4を加える。
As shown in FIG. 9, when the
なお、施錠側フック部材33には、その自重により図8に示す解除モーメントM1と反対方向、すなわち固定フック部材34と係合する方向に向く施錠モーメントM2が作用する。さらに、施錠保持部材39は、圧縮された状態で配置されている。そのため、施錠保持部材39は、圧縮された際に生じる復原力である付勢力F2によって施錠側フック部材33を上下方向の下向きに付勢する。
The locking-
このように、乗りかご110の下方向への加速度によって、かご側係合子32によって伝達ピン37に解除モーメントF4が作用しても、施錠側フック部材33の自重によって生じる施錠モーメントM2と、施錠保持部材39の付勢力F2によって、施錠状態が保持される。これにより、乗りかご110が下方向に加速されているときに、例えば振動が発生したとしても、施錠側フック部材33のフック部33aと、固定フック部材34のフック部34aの係合が解除されることがない。その結果、かご側ロック機構30の誤作動を防止することができる。
Thus, even if the release moment F4 is applied to the
また、伝達ピン37と回動軸35の間隔よりも、回動軸35と施錠保持部材39の間隔が長く設定されている。そのため、施錠保持部材39の付勢力F2を小さくしても、施錠保持部材39が付勢することによって生じる施錠方向のモーメントをかご側係合子32によって伝達ピン37に作用される解除モーメントF4よりも容易に大きくすることができる。
Further, the interval between the
なお、本発明は上述しかつ図面に示した実施の形態に限定されるものではなく、請求の範囲に記載した発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形実施が可能である。 The present invention is not limited to the embodiment described above and shown in the drawings, and various modifications can be made without departing from the scope of the invention described in the claims.
なお、上述した実施の形態例では、かご側ロック機構30及び建屋側ロック機構230をドアハンガーに配置した例を説明したが、これに限定されるものではなく、かご側ロック機構及び建屋側ロック機構をドア部及び乗り場ドアに配置してもよい。または、かご側ロック機構30における施錠側フック部材33及び固定フック部材34のみをドアハンガーに配置し、他の部材をドア部に設けてもよい。この場合、施錠側フック部材33とかご側係合子32は、例えばリンク機構からなる伝達機構によって連結されて、かご側係合子32の動作が、施錠側フック部材33に伝達することが好ましい。
In the above-described embodiment, the car-
1…エレベーター装置、 10…かご室、 11A…ドア部、 11B…ドア部、 12…かご側ドアユニット、 13…かご側ドアシル、 15…かご側ドアレール、 16…駆動部、 17…伝達ベルト、 18…従動ローラ、 21A、21B…ドアハンガー、 30…ドア側ロック機構、 31…支持板、 32…ドア側係合子、 33…施錠側フック部材、 33a…フック部、 33b…軸受け部、 33c…接続部、 34…固定フック部材、 34a…フック部、 35…回動軸、 36…伝達部(伝達部材)、 37…伝達ピン(伝達部材)、 39…施錠保持部材、 41A、41B…リンク部材、 42…リンク軸、 43…軸部、 45…第1ストッパー、 46…第2ストッパー、 100…昇降路、 101…乗り場、 102…出入り口、 110…乗りかご、 120…巻上機、 130…釣合錘、 170…ロープ、 211…乗り場ドア、 212…建屋側ドアユニット、 213…建屋側ドアシル、 215…建屋側ドアレール、 230…建屋側ロック機構、 231…施錠側フック部材、 231a…フック部、 231b…規制片、 231c…軸受け部、 232…回動軸、 234…固定フック部材、 235…建屋側係合ローラ、 236…固定側ローラ、 237…ベース板、 239…施錠保持部材、 241…ストッパー
DESCRIPTION OF
Claims (5)
前記かご側ロック機構は、
前記ドア部に設けられた支持板と、
前記支持板に固定された回動軸と、
前記回動軸に回動可能に支持された施錠側フック部材と、
前記施錠側フック部材と解除可能に係合する固定フック部材と、
前記乗りかごが停止する乗り場に配置された乗り場ドアを解除可能に施錠する建屋側ロック機構の建屋側係合ローラに接触するかご側係合子と、
前記支持板に回動可能に支持され、前記かご側係合子を上下方向及び前記ドア部の開閉方向に移動可能に支持するリンク部材と、
前記かご側係合子の動作を前記施錠側フック部材に伝達する伝達部材と、
前記施錠側フック部材が前記固定フック部材と係合する方向に前記施錠側フック部材を付勢する施錠保持部材と、を備え、
前記リンク部材は、前記施錠側フック部材と前記固定フック部材が係合する施錠状態において、前記かご側係合子と接続された側の端部が、前記支持板に接続された端部よりも上下方向の上方を向いた状態で配置され、
前記施錠保持部材が前記施錠側フック部材と当接する箇所と前記回動軸との間隔は、前記伝達部材が前記施錠側フック部材と連結する箇所と前記回動軸との間隔よりも長く設定され、
前記施錠側フック部材と前記固定フック部材における互いに係合する箇所の間隔は、前記かご側係合子と前記建屋側係合ローラの間隔よりも長く設定される
エレベーター装置。 In an elevator apparatus equipped with a car-side locking mechanism that releasably locks the door part of the car that moves up and down in the hoistway,
The car-side locking mechanism is
A support plate provided on the door portion;
A pivot shaft fixed to the support plate;
A locking side hook member rotatably supported by the rotation shaft;
A fixed hook member releasably engaged with the locking side hook member;
A car-side engagement element that contacts a building-side engagement roller of a building-side locking mechanism that releasably locks a landing door disposed at a landing where the car stops;
A link member that is rotatably supported by the support plate, and that supports the car-side engagement element so as to be movable in the vertical direction and the door opening / closing direction;
A transmission member for transmitting the operation of the car-side engagement element to the locking-side hook member;
A locking holding member that biases the locking side hook member in a direction in which the locking side hook member engages with the fixed hook member,
In the locked state in which the locking side hook member and the fixed hook member are engaged, the link member has an end portion on the side connected to the cage side engaging element that is vertically above the end portion connected to the support plate. Arranged with the direction facing upward,
The distance between the position where the locking holding member abuts on the locking side hook member and the rotation shaft is set longer than the distance between the position where the transmission member connects to the locking side hook member and the rotation shaft. ,
The elevator apparatus is configured such that an interval between the engagement portions of the locking side hook member and the fixed hook member is set longer than an interval between the car side engaging element and the building side engaging roller.
前記かご側係合子が施錠状態から解除状態に移動する向きとは反対側の向きに移動することを規制するストッパーを有する
請求項1に記載のエレベーター装置。 The car-side locking mechanism is
The elevator apparatus according to claim 1, further comprising a stopper that restricts movement of the car-side engagement element in a direction opposite to a direction in which the car-side engagement element moves from the locked state to the released state.
請求項1に記載のエレベーター装置。 The force by which the locking holding member of the car-side locking mechanism holds the locking state of the locking-side hook member is set smaller than the force by which the building-side locking mechanism operates from the locked state to the released state. The elevator apparatus according to 1.
請求項1に記載のエレベーター装置。 The elevator apparatus according to claim 1, wherein the car-side engagement element is disposed between the rotation shaft and a hook portion that engages with the fixed hook member in the locking-side hook member.
請求項4に記載のエレベーター装置。 The elevator apparatus according to claim 4, wherein the locking holding member is disposed closer to the hook portion than a portion where the locking side hook member is rotatably supported by the rotation shaft.
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016110588 | 2016-06-02 | ||
JP2016110588 | 2016-06-02 | ||
PCT/JP2017/012530 WO2017208595A1 (en) | 2016-06-02 | 2017-03-28 | Elevator device |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPWO2017208595A1 JPWO2017208595A1 (en) | 2019-02-21 |
JP6605729B2 true JP6605729B2 (en) | 2019-11-13 |
Family
ID=60478152
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018520677A Active JP6605729B2 (en) | 2016-06-02 | 2017-03-28 | Elevator equipment |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6605729B2 (en) |
CN (1) | CN109071179B (en) |
WO (1) | WO2017208595A1 (en) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6758539B1 (en) * | 2019-03-18 | 2020-09-23 | 三菱電機株式会社 | Elevator car door device |
CN115697879A (en) * | 2020-06-09 | 2023-02-03 | 三菱电机株式会社 | Elevator car door device |
CN116529191A (en) * | 2020-10-29 | 2023-08-01 | 株式会社日立制作所 | Car and elevator |
DE112021007810T5 (en) * | 2021-06-11 | 2024-03-28 | Mitsubishi Electric Corporation | Elevator car door device |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4708005B2 (en) * | 2003-12-08 | 2011-06-22 | インベンテイオ・アクテイエンゲゼルシヤフト | Apparatus in an elevator car for temporarily connecting a cage door leaf to a hoistway door leaf and activating a cage door unlocking means |
JP2006290566A (en) * | 2005-04-12 | 2006-10-26 | Toshiba Elevator Co Ltd | Door device for elevator |
CN102642758B (en) * | 2012-05-15 | 2013-12-04 | 苏州易升电梯部件有限公司 | Simple elevator car door lock |
DE112013007252B4 (en) * | 2013-07-19 | 2021-03-04 | Mitsubishi Electric Corporation | Elevator car door locking device |
-
2017
- 2017-03-28 CN CN201780022827.4A patent/CN109071179B/en active Active
- 2017-03-28 JP JP2018520677A patent/JP6605729B2/en active Active
- 2017-03-28 WO PCT/JP2017/012530 patent/WO2017208595A1/en active Application Filing
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN109071179B (en) | 2020-09-18 |
WO2017208595A1 (en) | 2017-12-07 |
JPWO2017208595A1 (en) | 2019-02-21 |
CN109071179A (en) | 2018-12-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5940220B2 (en) | Elevator car door lock device | |
JP6605729B2 (en) | Elevator equipment | |
JP6704068B2 (en) | Elevator equipment | |
KR101858911B1 (en) | Elevator car door device | |
JP5479567B1 (en) | Platform door lock device | |
JP6657065B2 (en) | Elevator equipment | |
KR101220495B1 (en) | Apparatus for rocking of elevator hatch door | |
JP5579159B2 (en) | Elevator door lock mechanism | |
CN110799440B (en) | Elevator car door device | |
JP6758539B1 (en) | Elevator car door device | |
JP6058710B2 (en) | Elevator equipment | |
KR101220502B1 (en) | Apparatus for rocking of elevator hatch door | |
JP7455225B2 (en) | Car and elevator | |
JP6798969B2 (en) | Elevator | |
WO2023199507A1 (en) | Elevator | |
JP2017019603A (en) | Door device | |
WO2024134727A1 (en) | Elevator apparatus | |
US499700A (en) | Elevator | |
JP2019018960A (en) | Elevator door device and elevator including the same |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A529 | Written submission of copy of amendment under article 34 pct |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A5211 Effective date: 20181002 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20181002 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190716 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190821 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20191001 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20191016 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6605729 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |