JP6603063B2 - タッチスクリーンキーボードを具備した入力装置での簡便な日本語拗音の入力方法と上記方法が実現されるようにする入力装置 - Google Patents

タッチスクリーンキーボードを具備した入力装置での簡便な日本語拗音の入力方法と上記方法が実現されるようにする入力装置 Download PDF

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Description

本発明は、タッチスクリーンキーボードを具備した入力装置での簡便な日本語拗音の入力方法と上記方法が実現されるようにする入力装置に関するものである。
日本語の拗音とは、「い」を除いた「い段」である、「き」、「し」、「ち」、「に」、「ひ」、「み」、「り」、「ぎ」、「じ」、「び」または「ぴ」の右下に、「や」、「ゆ」または「よ」を小さく付けて書いて表示する音をいう。拗音は、2つの文字で構成されているものの、一つの音節と見なされ得る。例えば、「しゃ」は、表記の通りに発音すれば、本来は
と発音されるべきであるが、これは拗音であるので、実際には
と発音する。日本語における拗音の全体を察すると下記のとおりである。
きゃ ぎゃ しゃ じゃ ちゃ にゃ ひゃ びゃ ぴゃ みゃ りゃ
きゅ ぎゅ しゅ じゅ ちゅ にゅ ひゅ びゅ ぴゅ みゅ りゅ
きょ ぎょ しょ じょ ちょ にょ ひょ びょ ぴょ みょ りょ
このような拗音を有する日本語の入力のために使われるキーボードには、複数の種類が存在する。その中で代表的なものはクワーティ(QWERTY)キーボードとテンキー(ten key)キーボードである。図1は、従来のクワーティキーボードの使用者インタフェースの外観を示した図面である。このようなクワーティキーボードは、日本語発音に該当する英文テキストの入力を受けた後にそれを日本語テキストに変換させる。例えば、「わたしは」の入力のために、使用者はその発音に該当する「watashiha」をクワーティキーボードで入力することになるが、この場合、クワーティキーボードを含むコンピュータなどの装置は上記のように入力されたテキストを「わたしは」に変換する。
図2は、従来のテンキーボードの使用者インタフェースの外観を示した図面である。テンキーボードでは、各行に該当する各文字が、タッチ入力に後続するスワイプ入力により区分入力される。例えば、「あ」行において、「あ」の入力は特定方向へのスワイプ入力なしで、「あ」キーのタッチ入力だけで完了し、「い」の入力は「あ」キーをタッチして押した状態での左側(または、左向き)スワイプ動作で完了し、「う」の入力は「あ」キーを押した状態での上側(または、上向き)スワイプ動作で完了し、「え」の入力は「あ」キーを押した状態での右側(または、右向き)スワイプ動作で完了し、「お」の入力は「あ」キーを押した状態での下側(または、下向き)スワイプ動作で完了する。
本発明に係る方法は、日本語入力において、テンキーボードのようにスワイプ入力を認識するキーボード(例えば、タッチスクリーンキーボード)やこのようなキーボードを具備する入力装置を前提条件とする。参考のため、スワイプ入力を認識するキーボードにおいて拗音を入力する従来技術の方式に関して説明する。
拗音「きょ」を入力する場合を例として説明する。
先ず、「き」の入力のために、使用者は「か」行の入力領域(図2に図示されたテンキーボードにおいて、4x3配列の中央の灰色キーボード領域のうち最初の行の2つ目の列の領域)をタッチする。その後、「か」行に属する「き」は前述の通り、上下左右中で左側へのスワイプ入力によって入力できるものであるから(このような関係は、テンキーボードに関してあらかじめ設定された属性であり得る)、使用者はタッチを解除していない状態で引き続き左側スワイプを実施する。そうすると「き」が入力される。これを、すなわち、拗音のうち最初の文字の入力のための段階を従来の拗音の入力の1段階と称することにする。
次は、「よ」を入力する。このために、使用者は「や」行の入力領域(図2に図示されたテンキーボードにおいて、4x3配列の中央の灰色キーボード領域のうち三行目の2つ目の列の領域)をタッチする。その後、「や」行に属する「よ」は、上中下のうち、下側へのスワイプ入力によって入力できるものであるから、使用者はタッチを解除していない状態で引き続き下側スワイプを実施する。そうすると、「よ」が入力される。これを、すなわち、拗音のうち二番目の文字の入力のための段階を従来の拗音の入力の2段階と称することにする。
最後に、一段階がさらに残っている。この最後の段階では、拗音を構成する二番目の文字を小文字に変換する。このために、使用者は小文字への変換領域(図2に図示されたテンキーボードにおいて、4x3配列の中央の灰色キーボード領域のうち4行目の一つ目の列の領域)をタッチする。そうすると、直前に入力された「よ」が小文字の「ょ」に変わり、所望の拗音の入力である「きょ」の入力が終了する。これを、すなわち、小文字への変換段階を従来の拗音の入力の3段階と称することにする。
このように、従来のテンキーボードでの拗音の入力方式は、拗音の最初の文字の入力のための第1段階、拗音の二番目の文字の入力のための第2段階、および拗音の二番目の文字を小文字に変換するための第3段階の総3段階の入力を要していたので不便であった。
このような入力方式の改善と関連性のある先行技術として、サムスン電子株式会社によって2009年8月17日付で出願された韓国特許出願第10−2009−0075686号(特許文献1)の技術が挙げられる。この韓国特許出願の公開公報には、使用者がタッチスクリーン上に表示されたキーボードのいずれか一領域をタッチした後、スワイプ(上記公報では「ドラッグ」という用語で表現されている)させるものの、その動作の長さや方向を変えることによって多様な文字を入力することができるようにする先行技術が開示されている。これによれば、スワイプの長さの変更や方向の転換によって、多様な文字の選択が可能となるので、使用者はタッチを複数回繰り返さなくても一度のタッチに続くスワイプで多様な文字の入力ができるようになる。特に、これによれば、拗音の小文字を一度のタッチに続くスワイプによってすぐに入力できるようになる。したがって、これによれば、「きょ」の入力のためには、単に二段階のタッチおよびスワイプ(すなわち、二回のタッチおよび二回のスワイプ)のみが必要となる。
しかし、上記のような従来技術にもかかわらず、日本語使用者は依然として、より一層迅速で便利な拗音の入力方法を望んでいると把握される。
韓国公開特許第2011−0018075号公報
本発明の目的は、前述のような従来技術の問題点をすべて解決するものである。
本発明の他の目的は、タッチスクリーンキーボードの使用者が日本語拗音の入力をより迅速で便利に実行できるようにするものである。
本発明のさらに別の目的は、タッチスクリーンキーボードの使用者が日本語拗音の入力を一度のタッチとそれに続くスワイプだけで実行できるようにするものである。
上記目的を達成するための本発明の代表的な構成は次のとおりである。
本発明の一態様によれば、タッチスクリーンキーボードを具備してキー入力処理部を含む入力装置で実現される日本語拗音の入力方法であって、上記キー入力処理部が、使用者の上記タッチスクリーンキーボードに対するタッチとそれに続く第1スワイプ入力によって、拗音の最初の文字を入力する段階、上記キー入力処理部が、上記使用者の上記第1スワイプ入力に続く第2スワイプ入力を感知する段階、及び上記キー入力処理部が、上記第2スワイプ入力によって、上記拗音を構成する「や」行の小文字を入力する段階を含み、上記第1スワイプ入力と上記第2スワイプ入力とはその方向が互いに異なる方法が提供される。
この他にも、本発明を実現するための他の方法と上記方法が実現されるようにするための入力装置がさらに提供される。
本発明によれば、タッチスクリーンキーボードの使用者が日本語拗音の入力をより迅速で便利に実行できるようになる。
本発明によれば、タッチスクリーンキーボードの使用者が日本語拗音の入力を一度のタッチとそれに続くスワイプだけで実行できるようになる
従来のクワーティキーボードの使用者インタフェースの外観を示した図面。 従来のテンキーボードの使用者インタフェースの外観を示した図面。 本発明の一実施例に係る入力装置の外観を示した図面。 本発明の一実施例に係る入力装置の内部構成を概略的に示したブロック図。 本発明の一実施例により拗音である「きょ」を入力する場合を示した図面。 本発明の一実施例により拗音である「きゅ」を入力する場合を示した図面。 本発明の一実施例により拗音である「きゃ」を入力する場合を示した図面。
後述する本発明に対する詳細な説明は、本発明を実施できる特定実施例を例示として図示する添付図面を参照する。このような実施例は、当業者が本発明を実施できるほど充分かつ詳細に説明される。本発明の多様な実施例は互いに相違するが、相互排他的である必要はないということは理解されるべきである。例えば、本明細書に記載されている特定形状、構造および特性は、本発明の精神と範囲を逸脱せず、一実施例から他の実施例に変更されて具現され得る。また、それぞれの実施例内の個別の構成要素の位置または、配置も本発明の精神と範囲を逸脱せず、変更できることも理解されるべきである。したがって、後述する詳細な説明は限定的な意味として行われるものではなく、本発明の範囲は特許請求の範囲の各請求項の請求する範囲およびそれと均等なすべての範囲を包括するものと受け入れられるべきである。図において、類似の参照符号は同一または類似の構成要素を示す。
以下、本発明の属する技術分野において、通常の知識を有する者が本発明を容易に実施できるようにするために、本発明の好ましい実施例に関して添付された図面を参照して詳細に説明する。
本発明の好ましい実施例
図3aは、本発明の一実施例に係る入力装置の外観を示した図面である。
図3aに示した通り、入力装置100は、使用者に視覚的な情報を出力するディスプレイの機能を遂行して、指やスタイラスのようなタッチ入力のための手段を媒介として使用者のタッチ入力の提供を受けることができるタッチ入力部110、入力装置100の種類によって使用者が押すと所定の機能を遂行できる入力ボタン部120、入力装置100で発生する音や音響を出力できる音出力部130、その他、公知の(モバイル機器用)電機電子部品(図示されず)等を含むことができる。ここで、入力装置100がスマートフォンであるように表示されたが、入力装置100はこれに制限されるものではなく、デスクトップコンピュータ、ノートブックコンピュータ、ワークステーション、PDA、ウェブパッド、移動電話機(スマートフォンではないもの)、その他、スマートデバイス(例えば、スマートウォッチ、スマートグラスなど)等のようにメモリー手段を具備してマイクロ・プロセッサを搭載して演算能力を備えたデジタル機器であれば、制限なく本発明に係る入力装置100として採択できる。
一方、タッチ入力部110や入力装置100の他の特定の部分に対して接触できる、前述したようなタッチ手段は、それが使用者の指などのように使用者の身体の一部分である場合を除いては、入力装置100に付属するかしない、スタイラス、電子ペン、それ自体に電気回路を含むか含まない、その他の道具などであり得る。このようなタッチ手段は金属、木、プラスチック、ゴム、ガラスなどの多様な材料で構成できる。一方、タッチ手段は使用者の指や手であり得るが、指は通常、チップ(tip)、爪、節、関節などの多様な部分で構成されるので、指の細部的な部分のそれぞれが本発明でいうタッチ手段となることができ、手の平、手の甲、手首などもタッチ手段となることができる。
以下、入力装置100の内部構成に関して図3bを参照してさらに詳しく説明する。図3bは、本発明の一実施例に係る入力装置の内部構成を概略的に示したブロック図である。
図3bに示した通り、本発明の一実施例に係る入力装置100はディスプレイ処理部210、キー入力処理部230、保存部250および制御部270を含むことができる。本発明の一実施例によれば、ディスプレイ処理部210、キー入力処理部230、保存部250および制御部270は、その中の少なくとも一部が入力装置100に含まれる公知の他のハードウェア構成要素やソフトウェアが実行される構成要素を制御するための、または、このような構成要素と通信するためのプログラムモジュールであり得る。このようなプログラムモジュールは、運営システム、アプリケーションモジュールまたは、その他のプログラムモジュールの形態で入力装置100に含まれることができ、物理的には様々の公知の記憶装置に保存され得る。また、このようなプログラムモジュールは入力装置100と通信可能な遠隔記憶装置に保存することもできる。一方、このようなプログラムモジュールは、本発明にしたがって後述する特定業務を実行したり特定抽象データの類型を実行するルーチン、サブルーチン、プログラム、オブジェクト、コンポーネント、データ構造などを包括するが、これに制限されない。
まず、本発明の一実施例に係るディスプレイ処理部210は、使用者に公知のソフトウェア基盤のタッチスクリーンキーボード(すなわち、使用者インタフェース)を表示したり、使用者のタッチスクリーンキーボード上のタッチやスワイプ動作に関するトレース(trace)を表示する機能を実行することができる。このために、ディスプレイ処理部210は、前述した通り、ディスプレイ手段を兼ねるタッチ入力部110と連動することができる。このようなタッチスクリーンキーボードは基本的には従来のテンキーボードと類似の使用者インタフェースを有することができる。このようなタッチスクリーンキーボードの具体的な使用者インタフェースに関しては以下の説明をさらに参考することができる。
次に、本発明の一実施例に係るキー入力処理部230は、使用者のタッチスクリーンキーボードに対するタッチやスワイプに関する情報をタッチ入力部110から受信して、これによって、タッチ入力部110や入力装置100の他の構成要素を通じて上記タッチや上記スワイプによる使用者のキーの入力結果が現れるようにすることができる。このような結果はディスプレイ手段を兼ねるタッチ入力部110を通じて視覚的に表示することもできるが、音出力部130を通じて聴覚的に出力することもできる。
次に、本発明の一実施例に係る保存部250には、本発明の実現のために必要な各種情報(例えば、入力されたタッチやスワイプに関する情報、後述のような第1および第2スワイプとそれによって入力される文字間のマッチング関係に関する情報など)が保存できる。図3bでは、保存部250が入力装置100に含まれて構成されたものと図示されているが、本発明を実現する当業者の必要に応じて、保存部250は入力装置100とは別途に構成することもできる。一方、本発明における保存部250は、物理的には一時性のまたは、非一時性の情報保存のためのコンピュータ可読記録媒体を含む概念であって、狭義のデータベースやファイルシステムに基盤を置いたデータ記録などを含む広義のデータベースを構成することができる。このような保存部250は、例えば、従来技術によるフラッシュメモリ、ハードディスク、光ディスクなどであり得る。
最後に、本発明の一実施例に係る制御部270は、ディスプレイ処理部210、キー入力処理部230および保存部250間のデータの流れを制御する機能を実行することができる。すなわち、本発明に係る制御部270は、入力装置100の各構成要素間のデータの流れを制御することによって、ディスプレイ処理部210、キー入力処理部230および保存部250でそれぞれ固有機能を実行するように制御することができる。
以下、本発明の一実施例に係るキー入力処理部230によって実行される日本語拗音の入力方法に関して図4乃至図6を参照して詳察する。
まず、図4を参照して説明することにする。図4は、本発明の一実施例にしたがって拗音である「きょ」を入力する場合を示した図面である。図4のキーボードの使用者インタフェースの外観は基本的には従来のテンキーボードの使用者インタフェースの外観と類似している。
「きょ」を構成する最初の文字が「か」行にあるので、使用者は「か」行の入力領域(4x3配列の中央の灰色キーボード領域のうち最初の行の2つ目の列の領域)をタッチすることができる。その次に、使用者はこのようなタッチ入力後タッチを解除していない状態で左側スワイプ入力をすることができる。それは、上記キーボードにおいて、「き」が「か」行の入力領域からの左側スワイプに対してマッチングされている可能性があるからである。
従来のテンキーボードを使う場合、使用者はこの時点でタッチを解除して、「き」の入力を終えてから、次の文字、すなわち、「ょ」の入力のための待機状態に入ることができる。
しかし、本発明の実施例によれば、使用者は上記のような左側スワイプ入力(すなわち、第1スワイプ入力)後にもタッチを依然として解除しないまま、もう一度方向転換を伴うスワイプ入力(すなわち、第2スワイプ入力)をすることで、一度のタッチに続く二回のスワイプ入力でもって、拗音を入力することができる。
例えば、上記キーボードにおいて、「や」行の文字のうち、「や」は「や」行の入力領域をタッチするだけで入力され、「ゆ」は「や」行の入力領域をタッチした後、タッチを解除していない状態で上側スワイプ入力をすることで入力され、「よ」は「や」行の入力領域をタッチした後、タッチを解除していない状態で下側スワイプ入力をすることによって入力されるものであり得るが(このような点はテンキーボードと類似している)、この場合、使用者は上記キーボードのこのようなインサイトを参照して、前述したような第2スワイプ入力として下側スワイプ入力をすることによって、一度に「きょ」が入力されるようにすることができる。図4には前述したような第1スワイプ入力(すなわち、左側スワイプ入力)と第2スワイプ入力(すなわち、下側スワイプ入力)が一度のタッチ後に連続的になされる様子を矢印で表示している。
図5は、本発明の一実施例により拗音である「きゅ」を入力する場合を示した図面である。図5に示した通り、キー入力処理部230は使用者が「か」行の入力領域をタッチした後に、「きゅ」中の「き」を意図する左側スワイプ入力を第1スワイプ入力として行い、引き続き「きゅ」中の「ゅ」を意図する上側スワイプ入力を第2スワイプ入力として行うことによって、「きゅ」を一度のタッチとそれに続く二回のスワイプだけで入力することができる。
図6は、本発明の一実施例により拗音である「きゃ」を入力する場合を示した図面である。図6に示した通り、キー入力処理部230は使用者が「か」行の入力領域をタッチした後に、「きゃ」中の「き」を意図する左側スワイプ入力を第1スワイプ入力として行い、引き続き「きゃ」中の「ゃ」を意図する戻りスワイプ入力を第2スワイプ入力として行うことによって、「きゃ」を一度のタッチとそれに続く二回のスワイプだけで入力することができる。ここで、「きゃ」を入力する場合と「き」だけを入力する場合とを区別するために、本発明特有の戻りスワイプ入力という概念が用いられている。このような戻りスワイプ入力は、好ましくは第1スワイプ入力とは正反対方向のスワイプ入力であり得る。
上記実施例を参照して、本発明によりキー入力処理部230が実行する日本語拗音の入力方法に関して整理をすると次のとおりである。
まず、キー入力処理部230はタッチ入力部110で表示しているソフトウェアキーボードに対する使用者のタッチを感知することができる。この時、キー入力処理部230は上記タッチによって拗音の最初の文字の行を認識することができる。
次に、キー入力処理部230はソフトウェアキーボードに対する使用者の第1スワイプ入力を感知することができる。このような第1スワイプ入力は、前述した通り、上記タッチに続き直ぐに実行されるものである。この時、キー入力処理部230は、第1スワイプ入力が上記行の「い段」に属する文字を示さない場合には、従来のテンキーボードでのような文字入力だけを処理してから、使用者の新しいタッチを待つことができる。しかし、キー入力処理部230は、第1スワイプ入力が上記行の「い段」に属する文字を示す場合(例えば、第1スワイプ入力の方向が左側である場合)には、該当文字の入力を処理してから、次に進行することができる。
最後に、キー入力処理部230はソフトウェアキーボードに対する使用者の第2スワイプ入力を感知することができる。このような第2スワイプ入力は前述した通り、上記第1スワイプ入力に続き直ぐに実行されるものである。この時、キー入力処理部230は、第2スワイプ入力の方向によって、その方向に該当する「や」行の小文字の入力を処理することができる。ここで、第2スワイプ入力の方向が第1スワイプの入力の方向と正反対の場合、「ゃ」が入力され、第2スワイプ入力の方向が第1スワイプ入力の方向とは相違するが正反対の方向ではない場合、事前の約束にしたがって、「ゅ」や「ょ」が入力される。この場合、「ゅ」の入力のための第2スワイプ入力の方向は、好ましくは上側でもよく、「ょ」の入力のための第2スワイプ入力の方向は、好ましくは下側でもよい。
以上説明された本発明に係る実施例は、多様なコンピュータ構成要素を通じて実行できるプログラム命令語の形態で具現され、コンピュータ可読記録媒体に記録することができる。上記コンピュータ可読記録媒体はプログラム命令語、データファイル、データ構造などを単独または組み合わせて含むことができる。上記コンピュータ可読記録媒体に記録されるプログラム命令語は、本発明のために特別に設計されて構成されたものであるか、またはコンピュータソフトウェア分野の当業者に公知されて使用可能なものであり得る。コンピュータ可読記録媒体の例には、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスクおよび磁気テープのような磁気媒体、CD−ROMおよびDVDのような光記録媒体、フロプティカルディスク(floptical disk)のような磁気−光媒体(magneto−optical medium)、およびROM、RAM、フラッシュメモリなどのような、プログラム命令語を保存して実行するように特別に構成されたハードウェア装置が含まれる。プログラム命令語の例には、コンパイラによって作られたような機械語のコードだけでなく、インタープリタなどを使用してコンピュータによって実行できる高級言語のコードも含まれる。ハードウェア装置は本発明に係る処理を実行するために、一つ以上のソフトウェアモジュールに変更でき、その逆も同様である。
以上、本発明を、具体的な構成要素などの特定事項と限定された実施例および図面によって詳細に説明したが、これは本発明のより全般的な理解を助けるために提供されたものであって、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明が属する技術分野において通常の知識を有した者であれば、このような記載から多様な修正と変更を加えることができる。
したがって、本発明の思想は、上記説明された実施例に限定されず、後述する特許請求の範囲だけでなく、この特許請求の範囲と均等物または、これより等価的に変更されたすべての範囲は本発明の思想の範疇に属するものと言える。
100 入力装置
110 タッチ入力部
120 入力ボタン部
130 音出力部
210 ディスプレイ処理部
230 キー入力処理部
250 保存部

Claims (3)

  1. タッチスクリーンキーボードを具備してキー入力処理部を含む入力装置で実現される日本語拗音の入力方法であって、
    上記キー入力処理部が、使用者の上記タッチスクリーンキーボードに対するタッチとそれに続く第1スワイプ入力によって、拗音の最初の文字を入力する段階、
    上記キー入力処理部が、上記使用者の上記第1スワイプ入力に続く第2スワイプ入力を感知する段階、及び
    上記キー入力処理部が、上記第2スワイプ入力によって、上記拗音を構成する「や」行の小文字を入力する段階
    を含み、
    上記第1スワイプ入力と上記第2スワイプ入力とはその方向が互いに異な
    上記第2スワイプ入力が上記第1スワイプ入力と反対方向のものである場合、上記小文字は「ゃ」となる、日本語拗音の入力方法。
  2. 上記第2スワイプ入力感知段階と上記小文字入力段階は、上記第1スワイプ入力が「い段」に属する文字を示す場合にのみ実行される、請求項1に記載の日本語拗音の入力方法。
  3. 日本語拗音の入力のための入力装置であって、
    タッチスクリーンキーボードを表示するタッチ入力部と、
    使用者の上記タッチスクリーンキーボードに対するタッチとそれに続く第1スワイプ入力によって、拗音の最初の文字を入力し、上記使用者の上記第1スワイプ入力に続く第2スワイプ入力を感知し、上記第2スワイプ入力によって、上記拗音を構成する「や」行の小文字を入力するキー入力処理部と、を備え、
    上記第1スワイプ入力と上記第2スワイプ入力とはその方向が互いに異な
    上記第2スワイプ入力が上記第1スワイプ入力と反対方向のものである場合、上記小文字は「ゃ」となる、日本語拗音の入力のための入力装置。
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