JP6600973B2 - 文字認識装置、文字認識処理システム、およびプログラム - Google Patents
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Description
本発明は、文字に対する文字認識の認識率の値が予め決められた値に満たない場合に当該文字ごとに警告を発するものに比べて、警告の回数を低減させることを目的とする。
請求項2に記載された発明は、前記警告手段は、前記認識対象の並び規則を用いた文脈処理により特定された認識候補の評価値が予め定めた値より低い場合の文字を、警告の候補である警告文字候補とすることを特徴とする請求項1記載の文字認識装置である。
請求項3に記載された発明は、認識対象から単文字を抽出する抽出手段と、前記認識対象の並び規則を用いた文脈処理により特定された認識候補の中で前記単文字の字形の崩れに関する指標により評価された評価値が予め定めた値より低いものを警告の候補である第1の警告文字候補とする第1の警告文字候補手段と、前記単文字の複数の認識候補の中から特定された認識候補に対し、類似の文字が含まれている場合の文字を、警告の候補である第2の警告文字候補とする第2の警告文字候補手段と、特定された前記認識候補による認識処理を行った後に、認識候補を入れ替えた文字列を生成し、生成した当該文字列が前記認識対象の並び規則を用いた文脈再評価に合致しない場合に、前記第2の警告文字候補手段による第2の警告文字候補を解除して除外する警告文字候補解除手段と、特定された認識候補の文字列の中から、前記第1の警告文字候補および前記警告文字候補解除手段において残った第2の警告文字候補を警告文字として識別できる状態で表示するように制御する警告手段とを有する文字認識装置である。
請求項4に記載された発明は、前記第2の警告文字候補手段は、複数の認識候補間の相対評価値を算出し、算出された相対評価値が予め定めた値よりも低い場合に前記類似の文字が含まれていると判断することを特徴とする請求項3記載の文字認識装置である。
請求項5に記載された発明は、認識対象から単文字を抽出する抽出手段と、前記単文字に対して複数の認識候補と評価値とを取得する取得手段と、前記認識対象が有する並び規則を用いた文脈処理により、前記複数の認識候補の中から認識候補を特定する文脈処理手段と、特定された前記認識候補の評価値が予め定めた値よりも低い場合に、低い評価値の単文字を警告文字とする警告手段とを有し、前記警告手段は、前記認識対象の並び規則を用いた文脈処理により特定された認識候補の中で前記単文字の字形の崩れに関する指標により評価された評価値が予め定めた値より低いものを警告文字とするとともに、当該認識候補に対して当該認識候補を他の認識候補に入れ替えた文字列を生成し、当該文字列が当該認識対象の並び規則を用いた文脈再評価に合致しない場合に、単文字に対する複数の認識候補間に類似の文字が含まれる場合の警告の候補である警告文字候補の中から警告文字候補を減らして、残った警告文字候補を警告文字とすることを特徴とする文字認識装置である。
請求項6に記載された発明は、文字認識装置と、使用者記入情報取得装置とを含み、前記文字認識装置は、前記使用者記入情報取得装置から取得した認識対象から単文字を抽出する抽出手段と、前記認識対象の並び規則を用いた文脈処理により特定された認識候補の中で前記単文字の字形の崩れに関する指標により評価された評価値が予め定めた値より低いものを警告文字として出力するとともに、当該認識候補に対して当該認識候補を他の認識候補に入れ替えた文字列を生成し、当該文字列が当該認識対象の並び規則を用いた文脈再評価に合致しない場合に、単文字に対する複数の認識候補間に類似の文字が含まれる場合の警告の候補である警告文字候補の中から警告文字候補を減らし、残った警告文字候補を警告文字として出力する警告手段とを有することを特徴とする文字認識処理システムである。
請求項7に記載された発明は、コンピュータに、認識対象から単文字を抽出する機能と、前記認識対象の並び規則を用いた文脈処理により特定された認識候補の中で前記単文字の字形の崩れに関する指標により評価された評価値が予め定めた値より低いものを警告文字として出力するとともに、当該認識候補に対して当該認識候補を他の認識候補に入れ替えた文字列を生成し、当該文字列が当該認識対象の並び規則を用いた文脈再評価に合致しない場合に、単文字に対する複数の認識候補間に類似の文字が含まれる場合の警告の候補である警告文字候補の中から警告文字候補を減らし、残った警告文字候補を警告文字として出力する機能とを実現させるプログラムである。
請求項2に記載された発明によれば、字形が崩れた認識候補に対しても、規則性を加味した評価によって警告を発することができる。
請求項3に記載された発明によれば、単に文字に対する文字認識の認識率の値が予め決められた値に満たない場合に当該文字ごとに警告を発するものに比べて、警告の回数を低減させることができる。また規則性を加味した評価によって警告の回数を低減できる。
請求項4に記載された発明によれば、認識候補間の類似性を良好に判定できる。
請求項5に記載された発明によれば、単に文字に対する文字認識の認識率の値が予め決められた値に満たない場合に当該文字ごとに警告を発するものに比べて、警告の回数を低減させることができる。
請求項6に記載された発明によれば、単に文字に対する文字認識の認識率の値が予め決められた値に満たない場合に当該文字ごとに警告を発するものに比べて、警告の回数を低減させることができる文字認識処理システムを提供できる。
請求項7に記載された発明によれば、単に文字に対する文字認識の認識率の値が予め決められた値に満たない場合に当該文字ごとに警告を発するものに比べて、警告の回数を低減させることができる。
〔文字認識処理システム100の全体構成〕
図1は、本実施の形態が適用される文字認識処理システム100の全体構成を示す概略図である。文字認識処理システム100は、文字認識装置10と、この文字認識装置10に対して手書き文字等の情報を入力するペン型装置70と、文字認識装置10とLAN(Local Area Network)などのネットワーク90を介して接続され、画像の出力などを行う画像形成装置80とを含んでいる。
図2は、文字認識装置10の機能構成を示すブロック図である。図2に示すように、文字認識装置10は、認識対象を取得する認識対象取得部21、取得された認識対象を個々の文字に切り出す、抽出手段の一つとして機能する文字切り出し部22、切り出された個々の単文字について認識候補を複数取得する単文字認識部23を有している。この単文字認識部23は、単文字に対して複数の認識候補と評価スコア(評価値)とを取得する取得手段の一つとして機能する。また、文字列としての認識候補を取得する文脈処理部24、および認識候補の評価スコアから文字をリジェクトする第1の警告文字候補手段の一つとして機能する第1のリジェクト出力部25を有する。また、他方の認識候補との差を見るための相対スコアを算出する相対スコア算出部26、相対スコア(相対評価値)を用いて文字をリジェクトする第2の警告文字候補手段の一つとして機能する第2のリジェクト出力部27を有する。また、第2のリジェクトによってリジェクトされた文字に対して他の候補と入れ替えた文字列を生成する入れ替え文字列生成部28、入れ替え文字列が文脈処理に合致するか否かを評価する文脈処理手段の一つとして機能する文脈再処理部29、合致するか否かによって、第2リジェクトによってリジェクトされた文字に対するリジェクトを解除するか否かを決定する警告文字候補解除手段の一つとして機能するリジェクト解除決定部30を有する。さらに、第1リジェクト出力部25およびリジェクト解除決定部30の内容からリジェクトを出力する警告手段の一つとして機能するリジェクト出力部31を有する。リジェクト出力部31からの出力は、ユーザに対して目視による確認を促す警告である。
また、リジェクト出力部31は、例えばディスプレイ15に、認識対象の文字列の中からリジェクトする文字を識別できる状態で表示するように制御する。例えば、リジェクトする文字を赤枠で強調表示する等である。
〈手順1〉文字の教師データを収集(正解情報のラベル付き)
〈手順2〉この〈手順1〉を用いて学習
〈手順3〉入力された文字データを〈手順2〉の学習結果を使って識別
このときの〈手順1〉の情報と〈手順3〉の情報とがどのくらい似ているのかを示す尺度が「評価スコア(評価値)」となる。この評価スコアを0から順に並べ、例えば評価スコアの高いものから「認識候補」とする。
図3は、文字認識装置10によって行われるリジェクト処理の流れを示すフローチャートである。
まず、認識対象取得部21は、所定の文字列を有する認識対象を取得する(ステップ101)。この取得は、ペン型装置70やタブレット(図示せず)等で入力された文字の筆跡情報や、スキャナ82等によってスキャンされた手書きや活字画像である。文字切り出し部22は、認識対象を1文字単位に切り出す(ステップ102)。そして、単文字認識部23は、切り出した個々の文字に対する単文字認識処理を行い、文字ごとに認識候補を複数、取得する(ステップ103)。
図4(a)、(b)は、ステップ101〜ステップ103にて行われる文字分割、単文字認識の処理を説明するための図である。図4(a)は、取得された認識対象200を示し、図4(b)は、認識対象200を201〜208の単文字に分割し、個々の認識候補が取得されている。認識候補として、各認識候補の文字と、各認識候補に対する評価スコア(評価値)が取得される。
図3のステップ103の処理の後、文脈処理部24は、文脈処理によって文字列としての認識候補を得る(ステップ104)。
図5は、ステップ104によって行われる文脈処理を説明するための図である。ここでは、文脈処理の一例である正規表現301として、以下の並び規則が示されている。
[A−Za−z] [0−9]+ [A−Za−z] [0−9]+
ここで、最初の[A−Za−z]は、最初の単文字201に、このカギ括弧の中のいずれかが必ず来ることが示されている。これによると、単文字201には、“アルファベット大文字のA〜Zまたはアルファベット小文字のa〜z”が来る。同様に、次の単文字202には、“数字の0〜9”が来る。次の記号“+”は、1文字以上続く符号であり、次の単文字203には、“数字の0〜9”が来る。同様に、単文字204には、“アルファベット大文字のA〜Zまたはアルファベット小文字のa〜z”が来て、次の単文字205には、“数字の0〜9”が来る。次の記号“+”は、1文字以上続く符号であり、単文字206、207、208には、“数字の0〜9”が来ることが推定される。
D13Y09bZ
が選択される。
一方、正規表現301に基づく文脈パターンが適応される場合には、
D13Y0962
が選択される。
図3のステップ104の処理の後、第1のリジェクト出力部25は、第1のリジェクトとして、認識候補の評価スコアが第1の閾値以下のものをリジェクトする(ステップ105)。第1のリジェクト出力部25は、第1の警告文字候補手段の一つとして機能する。
図6は、ステップ105によって行われる第1のリジェクト処理を説明するための図である。ここでは、ステップ105で判断する閾値(第1の閾値)を0.6とし、評価スコアが第1の閾値0.6以下の文字を第1のリジェクトとする。より具体的には、認識候補のうち、前述の文脈パターンに合致して、より評価スコアの高いものが選択され、閾値との比較がされる。
図3のステップ105による第1のリジェクトの後、相対スコア算出部26は、文字ごとに他の認識候補との間の相対スコアを算出する(ステップ106)。そして、第2の警告文字候補手段の一つとして機能する第2のリジェクト出力部27は、第2のリジェクトとして、認識候補の相対スコアが第2の閾値を下回る文字をリジェクトする(ステップ107)。この第2のリジェクトでは、各々の単文字にて、文脈処理を考慮し、文字認識率の高い一方の認識候補と、文字認識率の高い他方の認識候補との評価スコアの相対的な差を、予め定めた数値と比較し、リジェクトする。
図7は、ステップ106における相対スコアの算出処理、および第2のリジェクト処理を説明するための図である。
相対スコア = 評価スコア ÷ 全評価スコアの合計
で算出している。そして、単文字ごとの相対スコアの合計は1となる。
図7に示す例では、単文字201の相対スコアは、以下のようになる。
D : 0.87÷(0.87+0.77)≒0.53
P : 0.77÷(0.87+0.77)≒0.47
単文字202の相対スコアは、
1 : 0.95÷(0.95+0.94)≒0.50
l : 0.94÷(0.95+0.94)≒0.50
単文字203の相対スコアは、
3 : 0.99÷(0.99+0.21)≒0.83
s : 0.21÷(0.99+0.21)≒0.17
単文字204の相対スコアは、
Y : 0.96÷(0.96+0.31)≒0.76
y : 0.31÷(0.96+0.31)≒0.24
単文字205の相対スコアは、
0 : 0.96÷(0.96+0.94)≒0.51
o : 0.94÷(0.96+0.94)≒0.49
単文字206の相対スコアは、
9 : 0.98÷(0.98+0.23)≒0.81
4 : 0.23÷(0.98+0.23)≒0.19
単文字207の相対スコアは、
b : 0.97÷(0.97+0.96)≒0.50
6 : 0.96÷(0.97+0.96)≒0.50
単文字208の相対スコアは、
Z : 0.91÷(0.91+0.50)≒0.65
2 : 0.50÷(0.91+0.50)≒0.35
尚、図7に示す例では、各単文字について2つの認識候補から相対スコアを算出しているが、複数のスコアから相対スコアを算出してもよい。
図3のステップ107による第2のリジェクトの後、入れ替え文字列生成部28は、リジェクトされた文字に対して、他の認識候補と入れ替えた文字列を生成する(ステップ108)。そして、文脈処理に合致するか否かを判断し(ステップ109)、合致しない場合には(ステップ109でNo)、第1のリジェクト処理でリジェクトされているか否かを判断する(ステップ110)。第1のリジェクト処理でリジェクトされていなければ(ステップ110でNo)、リジェクトを解除する(ステップ111)。一方、文脈処理に合致する場合には(ステップ109でYes)、および、第1のリジェクト処理でリジェクトされていれば(ステップ110でYes)、リジェクトを解除せず(ステップ112)、リジェクトを出力して(ステップ113)、リジェクト処理を終了する。このリジェクトの出力としては、例えばディスプレイ15に文字列を表示し、その文字列のリジェクトする文字を色枠や太枠などで強調表示して出力する等がある。
文脈のパターンは、前述と同様に、正規表現301として以下に示す。
[A−Za−z] [0−9]+ [A−Za−z] [0−9]+
第2のリジェクト処理によりリジェクトされた単文字201、202、205、207、208を各々、入れ替え、以下のように入れ替え文字を生成する。
入れ替え文字401 … P13Y0962
入れ替え文字402 … Dl3Y0962
入れ替え文字403 … D13Yo962
入れ替え文字404 … D13Y09b2
入れ替え文字405 … D13Y096Z
入れ替え文字402は、単文字202の数字“1” をアルファベット小文字(エル)“l”に入れ替えたものであるが、正規表現301の文脈のパターンに合致しない。そのために、リジェクトを解除する。
入れ替え文字403は、単文字205の数字“0” をアルファベット小文字 “o”に入れ替えたものであるが、正規表現301の文脈のパターンに合致せず、リジェクトを解除する。
入れ替え文字404は、単文字207の数字“6” をアルファベット小文字 “b”に入れ替えたものであるが、正規表現301の文脈のパターンに合致せず、リジェクトを解除する。
入れ替え文字405は、単文字208の数字“2” をアルファベット大文字 “Z”に入れ替えたものであり、パターンに合致しない。しかしながら、単文字208は、第1のリジェクト処理でリジェクトされていることから、リジェクトが解除されない。
Claims (7)
- 認識対象から単文字を抽出する抽出手段と、
前記認識対象の並び規則を用いた文脈処理により特定された認識候補の中で前記単文字の字形の崩れに関する指標により評価された評価値が予め定めた値より低いものを警告文字として出力するとともに、当該認識候補に対して当該認識候補を他の認識候補に入れ替えた文字列を生成し、当該文字列が当該認識対象の並び規則を用いた文脈再評価に合致しない場合に、単文字に対する複数の認識候補間に類似の文字が含まれる場合の警告の候補である警告文字候補の中から警告文字候補を減らし、残った警告文字候補を警告文字として出力する警告手段とを有する文字認識装置。 - 前記警告手段は、前記認識対象の並び規則を用いた文脈処理により特定された認識候補の評価値が予め定めた値より低い場合の文字を、警告の候補である警告文字候補とすることを特徴とする請求項1記載の文字認識装置。
- 認識対象から単文字を抽出する抽出手段と、
前記認識対象の並び規則を用いた文脈処理により特定された認識候補の中で前記単文字の字形の崩れに関する指標により評価された評価値が予め定めた値より低いものを警告の候補である第1の警告文字候補とする第1の警告文字候補手段と、
前記単文字の複数の認識候補の中から特定された認識候補に対し、類似の文字が含まれている場合の文字を、警告の候補である第2の警告文字候補とする第2の警告文字候補手段と、
特定された前記認識候補による認識処理を行った後に、認識候補を入れ替えた文字列を生成し、生成した当該文字列が前記認識対象の並び規則を用いた文脈再評価に合致しない場合に、前記第2の警告文字候補手段による第2の警告文字候補を解除して除外する警告文字候補解除手段と、
特定された認識候補の文字列の中から、前記第1の警告文字候補および前記警告文字候補解除手段において残った第2の警告文字候補を警告文字として識別できる状態で表示するように制御する警告手段と
を有する文字認識装置。 - 前記第2の警告文字候補手段は、複数の認識候補間の相対評価値を算出し、算出された相対評価値が予め定めた値よりも低い場合に前記類似の文字が含まれていると判断することを特徴とする請求項3記載の文字認識装置。
- 認識対象から単文字を抽出する抽出手段と、
前記単文字に対して複数の認識候補と評価値とを取得する取得手段と、
前記認識対象が有する並び規則を用いた文脈処理により、前記複数の認識候補の中から認識候補を特定する文脈処理手段と、
特定された前記認識候補の評価値が予め定めた値よりも低い場合に、低い評価値の単文字を警告文字とする警告手段と
を有し、
前記警告手段は、前記認識対象の並び規則を用いた文脈処理により特定された認識候補の中で前記単文字の字形の崩れに関する指標により評価された評価値が予め定めた値より低いものを警告文字とするとともに、当該認識候補に対して当該認識候補を他の認識候補に入れ替えた文字列を生成し、当該文字列が当該認識対象の並び規則を用いた文脈再評価に合致しない場合に、単文字に対する複数の認識候補間に類似の文字が含まれる場合の警告の候補である警告文字候補の中から警告文字候補を減らして、残った警告文字候補を警告文字とすることを特徴とする文字認識装置。 - 文字認識装置と、使用者記入情報取得装置とを含み、
前記文字認識装置は、
前記使用者記入情報取得装置から取得した認識対象から単文字を抽出する抽出手段と、
前記認識対象の並び規則を用いた文脈処理により特定された認識候補の中で前記単文字の字形の崩れに関する指標により評価された評価値が予め定めた値より低いものを警告文字として出力するとともに、当該認識候補に対して当該認識候補を他の認識候補に入れ替えた文字列を生成し、当該文字列が当該認識対象の並び規則を用いた文脈再評価に合致しない場合に、単文字に対する複数の認識候補間に類似の文字が含まれる場合の警告の候補である警告文字候補の中から警告文字候補を減らし、残った警告文字候補を警告文字として出力する警告手段と
を有することを特徴とする文字認識処理システム。 - コンピュータに、
認識対象から単文字を抽出する機能と、
前記認識対象の並び規則を用いた文脈処理により特定された認識候補の中で前記単文字の字形の崩れに関する指標により評価された評価値が予め定めた値より低いものを警告文字として出力するとともに、当該認識候補に対して当該認識候補を他の認識候補に入れ替えた文字列を生成し、当該文字列が当該認識対象の並び規則を用いた文脈再評価に合致しない場合に、単文字に対する複数の認識候補間に類似の文字が含まれる場合の警告の候補である警告文字候補の中から警告文字候補を減らし、残った警告文字候補を警告文字として出力する機能と
を実現させるプログラム。
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JP2015081548A JP6600973B2 (ja) | 2015-04-13 | 2015-04-13 | 文字認識装置、文字認識処理システム、およびプログラム |
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