JP6600064B1 - Light emitting element - Google Patents

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JP6600064B1 JP2018200625A JP2018200625A JP6600064B1 JP 6600064 B1 JP6600064 B1 JP 6600064B1 JP 2018200625 A JP2018200625 A JP 2018200625A JP 2018200625 A JP2018200625 A JP 2018200625A JP 6600064 B1 JP6600064 B1 JP 6600064B1
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Abstract

【課題】外部量子効率が優れる発光素子を提供すること。【解決手段】陽極と、陰極と、陽極及び陰極間に設けられた第1の層と、陰極及び第1の層間に設けられた第2の層と、陽極及び第1の層間に設けられた第3の層とを有し、第1の層が発光スペクトルの最大ピーク波長が380nm以上495nm未満の燐光発光性化合物を含有する層であり、第1の層、第2の層及び第3の層の少なくとも1層が発光スペクトルの最大ピーク波長が570nm以上750nm未満である燐光発光性化合物を含有し、第1の層、第2の層及び第3の層の少なくとも1層が下記式で表される化合物を含有し、発光スペクトルの最大ピーク波長が570nm以上750nm未満の燐光発光性化合物の分子量(MA)と、式(T−1)で表される化合物の分子量(MB)とが1500≦MA+MB≦10000、0<MB/MA≦0.85を満たす発光素子。【選択図】なしA light-emitting element with excellent external quantum efficiency is provided. An anode, a cathode, a first layer provided between the anode and the cathode, a second layer provided between the cathode and the first layer, and an anode and the first layer. The first layer is a layer containing a phosphorescent compound having a maximum peak wavelength of an emission spectrum of 380 nm or more and less than 495 nm, and the first layer, the second layer, and the third layer At least one of the layers contains a phosphorescent compound having a maximum peak wavelength of an emission spectrum of 570 nm or more and less than 750 nm, and at least one of the first layer, the second layer, and the third layer is represented by the following formula. The molecular weight (MA) of the phosphorescent compound having a maximum peak wavelength of the emission spectrum of 570 nm or more and less than 750 nm and the molecular weight (MB) of the compound represented by the formula (T-1) are 1500 ≦ MA + MB ≦ 10000, 0 Emitting element satisfying MB / MA ≦ 0.85. [Selection figure] None

Description

本発明は、発光素子に関する。   The present invention relates to a light emitting element.

有機エレクトロルミネッセンス素子等の発光素子は、ディスプレイ及び照明の用途に好適に使用することが可能であり、研究開発が行われている。例えば、特許文献1には、金属錯体B0を含有する発光層と、金属錯体R1を含有する発光層と、化合物ET1を含有する電子輸送層とを有する発光素子が記載されている。また、特許文献2には、金属錯体B0及び金属錯体R1を含有する発光層と、化合物ET1を含有する電子輸送層とを有する発光素子が記載されている。   Light-emitting elements such as organic electroluminescence elements can be suitably used for display and lighting applications, and research and development are being conducted. For example, Patent Document 1 describes a light emitting device having a light emitting layer containing a metal complex B0, a light emitting layer containing a metal complex R1, and an electron transport layer containing a compound ET1. Patent Document 2 describes a light-emitting element having a light-emitting layer containing a metal complex B0 and a metal complex R1 and an electron transport layer containing a compound ET1.

Figure 0006600064
Figure 0006600064

国際公開第2012/153603号International Publication No. 2012/153603 国際公開第2011/048956号International Publication No. 2011/048956

しかし、上述した発光素子は、外部量子効率が必ずしも十分ではない。
そこで、本発明は、外部量子効率が優れる発光素子を提供することを目的とする。
However, the above-described light emitting device does not necessarily have sufficient external quantum efficiency.
Therefore, an object of the present invention is to provide a light-emitting element having excellent external quantum efficiency.

本発明は、以下の[1]〜[15]を提供する。
[1] 陽極と、陰極と、前記陽極及び前記陰極の間に設けられた第1の層と、前記陰極及び前記第1の層の間に設けられた第2の層と、前記陽極及び前記第1の層の間に設けられた第3の層とを有する発光素子であり、
前記第1の層が、発光スペクトルの最大ピーク波長が380nm以上495nm未満である燐光発光性化合物を含有する層であり、
前記第1の層、前記第2の層及び前記第3の層の少なくとも1層が、発光スペクトルの最大ピーク波長が570nm以上750nm未満である燐光発光性化合物を含有し、
前記第1の層、前記第2の層及び前記第3の層の少なくとも1層が、式(T−1)で表される化合物を含有し、
前記発光スペクトルの最大ピーク波長が570nm以上750nm未満である燐光発光性化合物の分子量(MA)と、前記式(T−1)で表される化合物の分子量(MB)とが、式(M1−1)及び式(M2−1)を満たす、発光素子。

1500≦MA+MB≦10000 (M1−1)
0<MB/MA≦0.85 (M2−1)

Figure 0006600064

[式中、
T1は、0以上5以下の整数を表す。nT1が複数存在する場合、それらは同一でも異なっていてもよい。
T2は、1以上10以下の整数を表す。
ArT1は、環内に二重結合を有さない窒素原子及び=N−で表される基を含む、縮合環の1価の複素環基であり、該基(1価の複素環基)は単一又は複数の置換基を有していてもよく、前記置換基が複数存在する場合、それらは同一でも異なっていてもよく、互いに結合して、それぞれが結合する原子とともに環を形成していてもよい。ArT1が複数存在する場合、それらは同一でも異なっていてもよい。
T1は、アルキレン基、シクロアルキレン基、アリーレン基、2価の複素環基、−NRT1’−で表される基、酸素原子又は硫黄原子を表し、これらの基は単一又は複数の置換基を有していてもよく、前記置換基が複数存在する場合、それらは同一でも異なっていてもよく、互いに結合して、それぞれが結合する原子とともに環を形成していてもよい。RT1’は、水素原子、アルキル基、シクロアルキル基、アリール基又は1価の複素環基を表し、これらの基は単一又は複数の置換基を有していてもよく、前記置換基が複数存在する場合、それらは同一でも異なっていてもよく、互いに結合して、それぞれが結合する原子とともに環を形成していてもよい。LT1が複数存在する場合、それらは同一でも異なっていてもよい。
ArT2は、芳香族炭化水素基又は複素環基を表し、これらの基は単一又は複数の置換基を有していてもよく、前記置換基が複数存在する場合、それらは同一でも異なっていてもよく、互いに結合して、それぞれが結合する原子とともに環を形成していてもよい。]
[2] 前記発光スペクトルの最大ピーク波長が570nm以上750nm未満である燐光発光性化合物が、式(1)で表される金属錯体である、[1]に記載の発光素子。
Figure 0006600064

[式中、
は、ロジウム原子、パラジウム原子、イリジウム原子又は白金原子を表す。
は1以上の整数を表し、nは0以上の整数を表す。但し、Mがロジウム原子又はイリジウム原子の場合、n+nは3であり、Mがパラジウム原子又は白金原子の場合、n+nは2である。
は、炭素原子又は窒素原子を表す。Eが複数存在する場合、それらはそれぞれ同一でも異なっていてもよい。
環Lは、6員の芳香族複素環を表し、この環は単一又は複数の置換基を有していてもよい。前記置換基が複数存在する場合、それらは同一でも異なっていてもよく、互いに結合して、それぞれが結合する原子とともに環を形成していてもよい。環Lが複数存在する場合、それらは同一でも異なっていてもよい。
環Lは、芳香族炭化水素環又は芳香族複素環を表し、これらの環は単一又は複数の置換基を有していてもよい。前記置換基が複数存在する場合、それらは同一でも異なっていてもよく、互いに結合して、それぞれが結合する原子とともに環を形成していてもよい。環Lが複数存在する場合、それらは同一でも異なっていてもよい。
環Lが有していてもよい置換基と環Lが有していてもよい置換基とは、同一でも異なっていてもよく、互いに結合して、それぞれが結合する原子とともに環を形成していてもよい。
−G−Aは、アニオン性の2座配位子を表す。A及びAは、それぞれ独立に、炭素原子、酸素原子又は窒素原子を表し、これらの原子は環を構成する原子であってもよい。Gは、単結合、又は、A及びAとともに2座配位子を構成する原子団を表す。A−G−Aが複数存在する場合、それらは同一でも異なっていてもよい。]
[3] 前記環Lが、ピリジン環、ジアザベンゼン環、アザナフタレン環又はジアザナフタレン環であり、これらの環は単一又は複数の置換基を有していてもよく、且つ、前記環Lが、ベンゼン環、ピリジン環又はジアザベンゼン環であり、これらの環は単一又は複数の置換基を有していてもよい、[1]又は[2]に記載の発光素子。
[4] 前記環L及び前記環Lのうちの少なくとも1つが、置換基として、式(1−T)で表される基を有し、前記式(1−T)で表される基が複数存在する場合、それらは同一でも異なっていてもよい、[1]〜[3]のいずれかに記載の発光素子。
Figure 0006600064

[式中、R1Tは、アルキル基、シクロアルキル基、アルコキシ基、シクロアルコキシ基、アリールオキシ基、アリール基、1価の複素環基、置換アミノ基又はハロゲン原子を表し、これらの基は単一又は複数の置換基を有していてもよい。前記置換基が複数存在する場合、それらは同一でも異なっていてもよく、互いに結合して、それぞれが結合する原子とともに環を形成していてもよい。]
[5] 前記第1の層及び前記第3の層の少なくとも1層が、前記発光スペクトルの最大ピーク波長が570nm以上750nm未満である燐光発光性化合物を含有する、[1]〜[4]に記載の発光素子。
[6] 前記第2の層が、前記式(T−1)で表される化合物を含有する、[1]〜[5]のいずれかに記載の発光素子。
[7] 前記ArT1が、式(T1−1)で表される基である、[1]〜[6]のいずれかに記載の発光素子。
Figure 0006600064

[式中、
T1は、単結合、酸素原子、硫黄原子、−N(RXT1)−で表される基、又は、−C(RXT1’)−で表される基を表す。RXT1及びRXT1’は、それぞれ独立に、水素原子、アルキル基、シクロアルキル基、アルコキシ基、シクロアルコキシ基、アリール基、アリールオキシ基、1価の複素環基、置換アミノ基、ハロゲン原子又はシアノ基を表し、これらの基は単一又は複数の置換基を有していてもよく、前記置換基が複数存在する場合、それらは同一でも異なっていてもよく、互いに結合して、それぞれが結合する原子とともに環を形成していてもよい。複数存在するRXT1’は、同一でも異なっていてもよく、互いに結合して、それぞれが結合する原子とともに環を形成していてもよい。
環RT1及び環RT2は、それぞれ独立に、芳香族炭化水素環又は複素環を表し、これらの環は単一又は複数の置換基を有していてもよく、前記置換基が複数存在する場合、それらは同一でも異なっていてもよく、互いに結合して、それぞれが結合する原子とともに環を形成していてもよい。
但し、環RT1及び環RT2のうちの少なくとも一つは、環内に=N−で表される基を含む複素環であり、該環は単一又は複数の置換基を有していてもよく、前記置換基が複数存在する場合、それらは同一でも異なっていてもよく、互いに結合して、それぞれが結合する原子とともに環を形成していてもよい。]
[8] 前記環RT1が、芳香族炭化水素環又は環内に=N−で表される基を含む複素環であり、これらの環は単一又は複数の置換基を有していてもよく、且つ、前記環RT2が、環内に=N−で表される基を含む複素環であり、該環は単一又は複数の置換基を有していてもよい、[7]に記載の発光素子。
[9] 前記環RT1が、単環式の芳香族炭化水素環又は環内に=N−で表される基を含む単環式の複素環であり、これらの環は単一又は複数の置換基を有していてもよく、且つ、前記環RT2が、環内に=N−で表される基を含む単環式の複素環であり、該環は単一又は複数の置換基を有していてもよい、[8]に記載の発光素子。
[10] 前記環RT1が、ベンゼン環、ピリジン環又はジアザベンゼン環であり、これらの環は単一又は複数の置換基を有していてもよく、且つ、前記環RT2が、ピリジン環又はジアザベンゼン環であり、これらの環は単一又は複数の置換基を有していてもよい、[9]に記載の発光素子。
[11] 前記発光スペクトルの最大ピーク波長が380nm以上495nm未満である燐光発光性化合物が、式(2)で表される金属錯体である、[1]〜[10]のいずれかに記載の発光素子。
Figure 0006600064

[式中、
は、ロジウム原子、パラジウム原子、イリジウム原子又は白金原子を表す。
は1以上の整数を表し、nは0以上の整数を表す。但し、Mがロジウム原子又はイリジウム原子の場合、n+nは3であり、Mがパラジウム原子又は白金原子の場合、n+nは2である。
及びEは、それぞれ独立に、炭素原子又は窒素原子を表す。E及びEが複数存在する場合、それらはそれぞれ同一でも異なっていてもよい。
環Rは、5員の芳香族複素環を表し、この環は単一又は複数の置換基を有していてもよい。前記置換基が複数存在する場合、それらは同一でも異なっていてもよく、互いに結合して、それぞれが結合する原子とともに環を形成していてもよい。環Rが複数存在する場合、それらは同一でも異なっていてもよい。
環Rは、芳香族炭化水素環又は芳香族複素環を表し、これらの環は単一又は複数の置換基を有していてもよい。前記置換基が複数存在する場合、それらは同一でも異なっていてもよく、互いに結合して、それぞれが結合する原子とともに環を形成していてもよい。環Rが複数存在する場合、それらは同一でも異なっていてもよい。
環Rが有していてもよい置換基と環Rが有していてもよい置換基とは、同一でも異なっていてもよく、互いに結合して、それぞれが結合する原子とともに環を形成していてもよい。
−G−Aは、アニオン性の2座配位子を表す。A及びAは、それぞれ独立に、炭素原子、酸素原子又は窒素原子を表し、これらの原子は環を構成する原子であってもよい。Gは、単結合、又は、A及びAとともに2座配位子を構成する原子団を表す。A−G−Aが複数存在する場合、それらは同一でも異なっていてもよい。]
[12] 前記環Rが、ジアゾール環又はトリアゾール環であり、これらの環は単一又は複数の置換基を有していてもよく、且つ、前記環Rが、ベンゼン環、ピリジン環又はジアザベンゼン環であり、これらの環は単一又は複数の置換基を有していてもよい、[11]に記載の発光素子。
[13] 前記分子量(MA)と、前記分子量(MB)とが、式(M1−2)及び式(M2−2)を満たす、[1]〜[12]のいずれかに記載の発光素子。

1550≦MA+MB≦3000 (M1−2)
0.25≦MB/MA≦0.70 (M2−2)
[14] 前記第1の層が、式(H−1)で表される化合物を更に含有する、[1]〜[13]のいずれかに記載の発光素子。
Figure 0006600064

[式中、
ArH1及びArH2は、それぞれ独立に、アリール基、1価の複素環基又は置換アミノ基を表し、これらの基は単一又は複数の置換基を有していてもよい。前記置換基が複数存在する場合、それらは同一でも異なっていてもよく、互いに結合して、それぞれが結合する原子とともに環を形成していてもよい。
H1は、0以上の整数を表す。
H1は、アリーレン基、2価の複素環基、アルキレン基又はシクロアルキレン基を表し、これらの基は単一又は複数の置換基を有していてもよい。前記置換基が複数存在する場合、それらは同一でも異なっていてもよく、互いに結合して、それぞれが結合する原子とともに環を形成していてもよい。LH1が複数存在する場合、それらは同一でも異なっていてもよい。]
[15] 前記第1の層と前記第2の層とが隣接しており、且つ、前記第1の層と前記第3の層とが隣接している、[1]〜[14]のいずれかに記載の発光素子。 The present invention provides the following [1] to [15].
[1] An anode, a cathode, a first layer provided between the anode and the cathode, a second layer provided between the cathode and the first layer, the anode and the A light emitting device having a third layer provided between the first layers,
The first layer is a layer containing a phosphorescent compound having a maximum peak wavelength of an emission spectrum of 380 nm or more and less than 495 nm;
At least one of the first layer, the second layer, and the third layer contains a phosphorescent compound having a maximum peak wavelength of an emission spectrum of 570 nm or more and less than 750 nm,
At least one of the first layer, the second layer, and the third layer contains a compound represented by the formula (T-1),
The molecular weight (MA) of the phosphorescent compound having a maximum peak wavelength of the emission spectrum of 570 nm or more and less than 750 nm and the molecular weight (MB) of the compound represented by the formula (T-1) are represented by the formula (M1-1 ) And the formula (M2-1).

1500 ≦ MA + MB ≦ 10000 (M1-1)
0 <MB / MA ≦ 0.85 (M2-1)

Figure 0006600064

[Where:
n T1 represents an integer of 0 or more and 5 or less. When a plurality of n T1 are present, they may be the same or different.
n T2 represents an integer of 1 or more and 10 or less.
Ar T1 is a condensed monovalent heterocyclic group containing a nitrogen atom having no double bond in the ring and a group represented by ═N—, and this group (monovalent heterocyclic group) May have a single or a plurality of substituents, and when a plurality of the substituents are present, they may be the same or different and are bonded to each other to form a ring together with the atoms to which they are bonded. It may be. When a plurality of Ar T1 are present, they may be the same or different.
L T1 represents an alkylene group, a cycloalkylene group, an arylene group, a divalent heterocyclic group, a group represented by -NR T1 '-, an oxygen atom or a sulfur atom, and these groups are each a single or a plurality of substituted groups When a plurality of the substituents are present, they may be the same or different, and may be bonded to each other to form a ring together with the atoms to which they are bonded. R T1 ′ represents a hydrogen atom, an alkyl group, a cycloalkyl group, an aryl group or a monovalent heterocyclic group, and these groups each may have a single or a plurality of substituents, When two or more are present, they may be the same or different, and may be bonded to each other to form a ring together with the atoms to which they are bonded. When a plurality of LT1 are present, they may be the same or different.
Ar T2 represents an aromatic hydrocarbon group or a heterocyclic group, and these groups may have a single or a plurality of substituents, and when a plurality of the substituents are present, they are the same or different. They may be bonded to each other to form a ring together with the atoms to which they are bonded. ]
[2] The light emitting device according to [1], wherein the phosphorescent compound having a maximum peak wavelength of the emission spectrum of 570 nm or more and less than 750 nm is a metal complex represented by the formula (1).
Figure 0006600064

[Where:
M 1 represents a rhodium atom, a palladium atom, an iridium atom or a platinum atom.
n 1 represents an integer of 1 or more, and n 2 represents an integer of 0 or more. However, when M 1 is a rhodium atom or an iridium atom, n 1 + n 2 is 3, and when M 1 is a palladium atom or a platinum atom, n 1 + n 2 is 2.
E L represents a carbon atom or a nitrogen atom. When a plurality of E L are present, they may be the same or different.
Ring L 1 represents a 6-membered aromatic heterocyclic ring, and this ring may have a single or a plurality of substituents. When a plurality of the substituents are present, they may be the same or different, and may be bonded to each other to form a ring together with the atoms to which they are bonded. When a plurality of rings L 1 are present, they may be the same or different.
Ring L 2 represents an aromatic hydrocarbon ring or aromatic heterocyclic ring, these rings may have a single or more substituents. When a plurality of the substituents are present, they may be the same or different, and may be bonded to each other to form a ring together with the atoms to which they are bonded. When a plurality of rings L 2 are present, they may be the same or different.
The substituent that the ring L 1 may have and the substituent that the ring L 2 may have may be the same or different and are bonded to each other to form a ring together with the atoms to which they are bonded. You may do it.
A 1 -G 1 -A 2 represents an anionic bidentate ligand. A 1 and A 2 each independently represent a carbon atom, an oxygen atom or a nitrogen atom, and these atoms may be atoms constituting a ring. G 1 represents a single bond or an atomic group constituting a bidentate ligand together with A 1 and A 2 . When a plurality of A 1 -G 1 -A 2 are present, they may be the same or different. ]
[3] The ring L 1 is a pyridine ring, a diazabenzene ring, an azanaphthalene ring or a diazanaphthalene ring, and these rings may have a single or a plurality of substituents, and the ring L 2 is a benzene ring, a pyridine ring or a diazabenzene ring, and these rings may have a single or a plurality of substituents, [1] or [2].
[4] At least one of the ring L 1 and the ring L 2 has a group represented by the formula (1-T) as a substituent, and the group represented by the formula (1-T). When two or more exist, they may be same or different, The light emitting element in any one of [1]-[3].
Figure 0006600064

[Wherein, R 1T represents an alkyl group, a cycloalkyl group, an alkoxy group, a cycloalkoxy group, an aryloxy group, an aryl group, a monovalent heterocyclic group, a substituted amino group, or a halogen atom. It may have one or more substituents. When a plurality of the substituents are present, they may be the same or different, and may be bonded to each other to form a ring together with the atoms to which they are bonded. ]
[5] In [1] to [4], at least one of the first layer and the third layer contains a phosphorescent compound having a maximum peak wavelength of the emission spectrum of 570 nm or more and less than 750 nm. The light emitting element of description.
[6] The light emitting device according to any one of [1] to [5], wherein the second layer contains a compound represented by the formula (T-1).
[7] The light-emitting element according to any one of [1] to [6], wherein the Ar T1 is a group represented by the formula (T1-1).
Figure 0006600064

[Where:
X T1 represents a single bond, an oxygen atom, a sulfur atom, a group represented by —N (R XT1 ) —, or a group represented by —C (R XT1 ′) 2 —. R XT1 and R XT1 ′ are each independently a hydrogen atom, alkyl group, cycloalkyl group, alkoxy group, cycloalkoxy group, aryl group, aryloxy group, monovalent heterocyclic group, substituted amino group, halogen atom or Represents a cyano group, and these groups may have one or a plurality of substituents, and when a plurality of the substituents are present, they may be the same or different, and are bonded to each other, You may form the ring with the atom to couple | bond. A plurality of R XT1 ′ may be the same or different, and may be bonded to each other to form a ring together with the atoms to which they are bonded.
Ring R T1 and Ring R T2 each independently represent an aromatic hydrocarbon ring or a heterocyclic ring, and these rings may have a single or a plurality of substituents, and a plurality of the substituents are present. In this case, they may be the same or different, and may be bonded to each other to form a ring together with the atoms to which they are bonded.
However, at least one of the ring R T1 and the ring R T2 is a heterocyclic ring containing a group represented by ═N— in the ring, and the ring has a single or a plurality of substituents. When a plurality of the substituents are present, they may be the same or different, and may be bonded to each other to form a ring together with the atoms to which they are bonded. ]
[8] The ring R T1 is an aromatic hydrocarbon ring or a heterocyclic ring containing a group represented by ═N— in the ring, and these rings may have a single or a plurality of substituents. And the ring R T2 is a heterocycle containing a group represented by ═N— in the ring, and the ring may have a single or a plurality of substituents, [7] The light emitting element of description.
[9] The ring R T1 is a monocyclic aromatic hydrocarbon ring or a monocyclic heterocycle containing a group represented by ═N— in the ring, and these rings may be single or plural. The ring R T2 may have a substituent, and the ring R T2 is a monocyclic heterocycle containing a group represented by ═N— in the ring, and the ring is a single or a plurality of substituents. The light-emitting element according to [8], which may include:
[10] The ring R T1 is a benzene ring, a pyridine ring or a diazabenzene ring, these rings may have a single or a plurality of substituents, and the ring R T2 is a pyridine ring or The light-emitting element according to [9], which is a diazabenzene ring, and these rings may have a single or a plurality of substituents.
[11] The luminescence according to any one of [1] to [10], wherein the phosphorescent compound having a maximum peak wavelength of the emission spectrum of 380 nm or more and less than 495 nm is a metal complex represented by the formula (2). element.
Figure 0006600064

[Where:
M 2 represents a rhodium atom, a palladium atom, an iridium atom or a platinum atom.
n 3 represents an integer of 1 or more, and n 4 represents an integer of 0 or more. However, when M 2 is a rhodium atom or an iridium atom, n 2 + n 4 is 3, and when M 2 is a palladium atom or a platinum atom, n 3 + n 4 is 2.
E 1 and E 2 each independently represent a carbon atom or a nitrogen atom. When a plurality of E 1 and E 2 are present, they may be the same or different.
Ring R 1 represents a 5-membered aromatic heterocyclic ring, and this ring may have a single or a plurality of substituents. When a plurality of the substituents are present, they may be the same or different, and may be bonded to each other to form a ring together with the atoms to which they are bonded. When a plurality of rings R 1 are present, they may be the same or different.
Ring R 2 represents an aromatic hydrocarbon ring or an aromatic heterocyclic ring, and these rings may have a single or a plurality of substituents. When a plurality of the substituents are present, they may be the same or different, and may be bonded to each other to form a ring together with the atoms to which they are bonded. When a plurality of rings R 2 are present, they may be the same or different.
The substituent that ring R 1 may have and the substituent that ring R 2 may have may be the same or different, and are bonded to each other to form a ring together with the atoms to which they are bonded. You may do it.
A 3 -G 2 -A 4 represents a bidentate ligand of the anionic. A 3 and A 4 each independently represent a carbon atom, an oxygen atom, or a nitrogen atom, and these atoms may be atoms constituting a ring. G 2 represents a single bond or an atomic group constituting a bidentate ligand together with A 3 and A 4 . When a plurality of A 3 -G 2 -A 4 are present, they may be the same or different. ]
[12] The ring R 1 is a diazole ring or a triazole ring, these rings may have a single or a plurality of substituents, and the ring R 2 is a benzene ring, a pyridine ring or The light-emitting element according to [11], which is a diazabenzene ring, and these rings may have a single or a plurality of substituents.
[13] The light-emitting element according to any one of [1] to [12], wherein the molecular weight (MA) and the molecular weight (MB) satisfy Formula (M1-2) and Formula (M2-2).

1550 ≦ MA + MB ≦ 3000 (M1-2)
0.25 ≦ MB / MA ≦ 0.70 (M2-2)
[14] The light emitting device according to any one of [1] to [13], wherein the first layer further contains a compound represented by the formula (H-1).
Figure 0006600064

[Where:
Ar H1 and Ar H2 each independently represent an aryl group, a monovalent heterocyclic group or a substituted amino group, and these groups optionally have a single or a plurality of substituents. When a plurality of the substituents are present, they may be the same or different, and may be bonded to each other to form a ring together with the atoms to which they are bonded.
n H1 represents an integer of 0 or more.
L H1 represents an arylene group, a divalent heterocyclic group, an alkylene group or a cycloalkylene group, and these groups optionally have a single or a plurality of substituents. When a plurality of the substituents are present, they may be the same or different, and may be bonded to each other to form a ring together with the atoms to which they are bonded. When a plurality of L H1 are present, they may be the same or different. ]
[15] Any of [1] to [14], wherein the first layer and the second layer are adjacent to each other, and the first layer and the third layer are adjacent to each other. A light emitting device according to any one of the above.

本発明によれば、外部量子効率が優れる発光素子を提供することができる。   According to the present invention, a light emitting device having excellent external quantum efficiency can be provided.

図1は、本発明の一態様に係る発光素子の概略断面図である。FIG. 1 is a schematic cross-sectional view of a light-emitting element according to one embodiment of the present invention.

以下、本実施形態の好適な実施形態について詳細に説明する。   Hereinafter, preferred embodiments of the present embodiment will be described in detail.

<共通する用語の説明>
本明細書で共通して用いられる用語は、特記しない限り、以下の意味である。
<Explanation of common terms>
Terms commonly used in this specification have the following meanings unless otherwise specified.

「室温」とは、25℃を意味する。
Meはメチル基、i−Prはイソプロピル基、t−Buはtert−ブチル基を表す。
水素原子は、重水素原子であっても、軽水素原子であってもよい。
金属錯体を表す式中、中心金属との結合を表す実線は、共有結合又は配位結合を意味する。
“Room temperature” means 25 ° C.
Me represents a methyl group, i-Pr represents an isopropyl group, and t-Bu represents a tert-butyl group.
The hydrogen atom may be a deuterium atom or a light hydrogen atom.
In the formula representing the metal complex, the solid line representing the bond with the central metal means a covalent bond or a coordinate bond.

「高分子化合物」とは、分子量分布を有し、ポリスチレン換算の数平均分子量が1×10〜1×10である重合体を意味する。
「低分子化合物」とは、分子量分布を有さず、分子量が1×10以下の化合物を意味する。
「構成単位」とは、高分子化合物中に1個以上存在する単位を意味する。高分子化合物中に2個以上存在する構成単位は、一般的に、「繰り返し単位」と呼ばれることがある。
The “polymer compound” means a polymer having a molecular weight distribution and having a polystyrene-equivalent number average molecular weight of 1 × 10 3 to 1 × 10 8 .
The “low molecular weight compound” means a compound having no molecular weight distribution and a molecular weight of 1 × 10 4 or less.
“Structural unit” means one or more units present in a polymer compound. In general, two or more structural units present in a polymer compound may be referred to as “repeating units”.

「アルキル基」は、直鎖及び分岐のいずれでもよい。直鎖のアルキル基の炭素原子数は、置換基の炭素原子数を含めないで、通常1〜50であり、好ましくは1〜20であり、より好ましくは1〜10である。分岐のアルキル基の炭素原子数は、置換基の炭素原子数を含めないで、通常3〜50であり、好ましくは3〜20であり、より好ましくは4〜10である。アルキル基は、置換基を有していてもよく、例えば、メチル基、エチル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、tert−ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、ヘプチル基、オクチル基、2−エチルヘキシル基、デシル基、3,7−ジメチルオクチル基、2−エチルオクチル基、ドデシル基、トリフルオロメチル基、3−フェニルプロピル基、3−(4−メチルフェニル)プロピル基、3−(3,5−ジ−ヘキシルフェニル)プロピル基、及び6−エチルオキシヘキシル基が挙げられる。
「シクロアルキル基」の炭素原子数は、置換基の炭素原子数を含めないで、通常3〜50であり、好ましくは4〜10である。シクロアルキル基は、置換基を有していてもよく、例えば、シクロヘキシル基及びメチルシクロヘキシル基が挙げられる。
「アルキレン基」の炭素原子数は、置換基の炭素原子数を含めないで、通常1以上20以下であり、好ましくは1以上15以下であり、より好ましくは1以上10以下である。アルキレン基は、置換基を有していてもよく、例えば、メチレン基、エチレン基、プロピレン基、ブチレン基、ヘキシレン基及びオクチレン基が挙げられる。
「シクロアルキレン基」の炭素原子数は、置換基の炭素原子数を含めないで、通常3以上20以下である。シクロアルキレン基は、置換基を有していてもよく、例えば、シクロヘキシレン基が挙げられる。
The “alkyl group” may be linear or branched. The carbon atom number of a linear alkyl group is 1-50 normally without including the carbon atom number of a substituent, Preferably it is 1-20, More preferably, it is 1-10. The number of carbon atoms of the branched alkyl group is usually from 3 to 50, preferably from 3 to 20, more preferably from 4 to 10, not including the number of carbon atoms of the substituent. The alkyl group may have a substituent, for example, methyl group, ethyl group, isopropyl group, butyl group, isobutyl group, tert-butyl group, pentyl group, hexyl group, heptyl group, octyl group, 2- Ethylhexyl group, decyl group, 3,7-dimethyloctyl group, 2-ethyloctyl group, dodecyl group, trifluoromethyl group, 3-phenylpropyl group, 3- (4-methylphenyl) propyl group, 3- (3 Examples include 5-di-hexylphenyl) propyl group and 6-ethyloxyhexyl group.
The number of carbon atoms of the “cycloalkyl group” is usually 3 to 50, preferably 4 to 10, not including the number of carbon atoms of the substituent. The cycloalkyl group may have a substituent, and examples thereof include a cyclohexyl group and a methylcyclohexyl group.
The number of carbon atoms of the “alkylene group” is usually 1 or more and 20 or less, preferably 1 or more and 15 or less, more preferably 1 or more and 10 or less, excluding the number of carbon atoms of the substituent. The alkylene group may have a substituent, and examples thereof include a methylene group, an ethylene group, a propylene group, a butylene group, a hexylene group, and an octylene group.
The number of carbon atoms of the “cycloalkylene group” is usually 3 or more and 20 or less, excluding the number of carbon atoms of the substituent. The cycloalkylene group may have a substituent, and examples thereof include a cyclohexylene group.

「芳香族炭化水素基」は、芳香族炭化水素から環を構成する炭素原子に直接結合する水素原子1個以上を除いた基を意味する。芳香族炭化水素から環を構成する炭素原子に直接結合する水素原子1個を除いた基を「アリール基」ともいう。芳香族炭化水素から環を構成する炭素原子に直接結合する水素原子2個を除いた基を「アリーレン基」ともいう。
芳香族炭化水素基の炭素原子数は、置換基の炭素原子数を含めないで、通常6〜60であり、好ましくは6〜30であり、より好ましくは6〜18である。
「芳香族炭化水素基」は、例えば、単環式の芳香族炭化水素(例えば、ベンゼンが挙げられる。)、又は、多環式の芳香族炭化水素(例えば、ナフタレン及びインデン等の2環式の芳香族炭化水素;アントラセン、フェナントレン、ジヒドロフェナントレン及びフルオレン等の3環式の芳香族炭化水素;トリフェニレン、ナフタセン、ベンゾフルオレン、ピレン、クリセン及びフルオランテン等の4環式の芳香族炭化水素;ジベンゾフルオレン、ペリレン及びベンゾフルオランテン等の5環式の芳香族炭化水素;スピロビフルオレン等の6環式の芳香族炭化水素;並びに、ベンゾスピロビフルオレン及びアセナフトフルオランテン等の7環式の芳香族炭化水素が挙げられる。)から、環を構成する炭素原子に直接結合する水素原子1個以上を除いた基が挙げられ、これらの基は置換基を有していてもよい。芳香族炭化水素基は、これらの基が複数結合した基を含む。
“Aromatic hydrocarbon group” means a group obtained by removing one or more hydrogen atoms directly bonded to a carbon atom constituting a ring from an aromatic hydrocarbon. A group obtained by removing one hydrogen atom directly bonded to a carbon atom constituting a ring from an aromatic hydrocarbon is also referred to as an “aryl group”. A group obtained by removing two hydrogen atoms directly bonded to carbon atoms constituting a ring from an aromatic hydrocarbon is also referred to as an “arylene group”.
The number of carbon atoms of the aromatic hydrocarbon group is usually 6 to 60, preferably 6 to 30, and more preferably 6 to 18 without including the number of carbon atoms of the substituent.
The “aromatic hydrocarbon group” is, for example, a monocyclic aromatic hydrocarbon (for example, benzene) or a polycyclic aromatic hydrocarbon (for example, bicyclic such as naphthalene and indene). Aromatic hydrocarbons; tricyclic aromatic hydrocarbons such as anthracene, phenanthrene, dihydrophenanthrene and fluorene; tetracyclic aromatic hydrocarbons such as triphenylene, naphthacene, benzofluorene, pyrene, chrysene and fluoranthene; dibenzofluorene 5-cyclic aromatic hydrocarbons such as perylene and benzofluoranthene; 6-ring aromatic hydrocarbons such as spirobifluorene; and 7-ring aromatic hydrocarbons such as benzospirobifluorene and acenaphthofluoranthene Aromatic hydrocarbons)) from one or more hydrogen atoms directly bonded to the carbon atoms constituting the ring. There were group, and these groups may have a substituent. The aromatic hydrocarbon group includes a group in which a plurality of these groups are bonded.

「アルコキシ基」は、直鎖及び分岐のいずれでもよい。直鎖のアルコキシ基の炭素原子数は、置換基の炭素原子数を含めないで、通常1〜40であり、好ましくは1〜10である。分岐のアルコキシ基の炭素原子数は、置換基の炭素原子数を含めないで、通常3〜40であり、好ましくは4〜10である。アルコキシ基は、置換基を有していてもよく、例えば、メトキシ基、エトキシ基、イソプロピルオキシ基、ブチルオキシ基、ヘキシルオキシ基、2−エチルヘキシルオキシ基、3,7−ジメチルオクチルオキシ基、及びラウリルオキシ基が挙げられる。
「シクロアルコキシ基」の炭素原子数は、置換基の炭素原子数を含めないで、通常3〜40であり、好ましくは4〜10である。シクロアルコキシ基は、置換基を有していてもよく、例えば、シクロヘキシルオキシ基が挙げられる。
「アリールオキシ基」の炭素原子数は、置換基の炭素原子数を含めないで、通常6〜60であり、好ましくは6〜48である。アリールオキシ基は、置換基を有していてもよく、例えば、フェノキシ基、ナフチルオキシ基、アントラセニルオキシ基、及びピレニルオキシ基が挙げられる。
The “alkoxy group” may be linear or branched. The number of carbon atoms of a linear alkoxy group is 1-40 normally without including the carbon number of a substituent, Preferably it is 1-10. The number of carbon atoms of the branched alkoxy group is usually 3 to 40, preferably 4 to 10, not including the number of carbon atoms of the substituent. The alkoxy group may have a substituent, for example, methoxy group, ethoxy group, isopropyloxy group, butyloxy group, hexyloxy group, 2-ethylhexyloxy group, 3,7-dimethyloctyloxy group, and lauryl. An oxy group is mentioned.
The number of carbon atoms of the “cycloalkoxy group” is usually 3 to 40, preferably 4 to 10, not including the number of carbon atoms of the substituent. The cycloalkoxy group may have a substituent, and examples thereof include a cyclohexyloxy group.
The number of carbon atoms of the “aryloxy group” is usually 6 to 60, preferably 6 to 48, not including the number of carbon atoms of the substituent. The aryloxy group may have a substituent, and examples thereof include a phenoxy group, a naphthyloxy group, an anthracenyloxy group, and a pyrenyloxy group.

「複素環基」とは、複素環式化合物から環を構成する炭素原子又はヘテロ原子に直接結合する水素原子1個以上を除いた基を意味する。複素環基の中でも、芳香族複素環式化合物から環を構成する炭素原子又はヘテロ原子に直接結合する水素原子1個以上を除いた基である「芳香族複素環基」が好ましい。複素環式化合物から環を構成する炭素原子又はヘテロ原子に直接結合する水素原子p個(pは、1以上の整数を表す。)を除いた基を「p価の複素環基」ともいう。芳香族複素環式化合物から環を構成する炭素原子又はヘテロ原子に直接結合する水素原子p個を除いた基を「p価の芳香族複素環基」ともいう。
「芳香族複素環式化合物」としては、例えば、アゾール、チオフェン、フラン、ピリジン、ジアザベンゼン、トリアジン、アザナフタレン、ジアザナフタレン及びカルバゾール等の複素環自体が芳香族性を示す化合物、並びに、フェノキサジン、フェノチアジン及びベンゾピラン等の複素環自体は芳香族性を示さなくとも、複素環に芳香環が縮環されている化合物が挙げられる。
複素環基の炭素原子数は、置換基の炭素原子数を含めないで、通常1〜60であり、好ましくは2〜40であり、より好ましくは3〜20である。複素環基のヘテロ原子数は、置換基の炭素原子数を含めないで、通常1〜30であり、好ましくは、1〜10であり、より好ましくは1〜3である。
複素環基は、置換基を有していてもよく、例えば、単環式の複素環式化合物(例えば、フラン、チオフェン、オキサジアゾール、ピロール、ジアゾール、トリアゾール、テトラゾール、ピリジン、ジアザベンゼン及びトリアジンが挙げられる。)、又は、多環式の複素環式化合物(例えば、アザナフタレン、ジアザナフタレン、ベンゾフラン、ベンゾチオフェン、インドール、ベンゾジアゾール及びベンゾチアジアゾール等の2環式の複素環式化合物;ジベンゾフラン、ジベンゾチオフェン、カルバゾール、アザカルバゾール、ジアザカルバゾール、フェノキサジン、フェノチアジン、9,10−ジヒドロアクリジン、5,10−ジヒドロフェナジン、アザアントラセン、ジアザアントラセン、アザフェナントレン及びジアザフェナントレン等の3環式の複素環式化合物;ヘキサアザトリフェニレン、ベンゾカルバゾール及びベンゾナフトフラン等の4環式の複素環式化合物;ジベンゾカルバゾール、インドロカルバゾール及びインデノカルバゾール等の5環式の複素環式化合物;カルバゾロカルバゾール、ベンゾインドロカルバゾール及びベンゾインデノカルバゾール等の6環式の複素環式化合物;並びに、ジベンゾインドロカルバゾール等の7環式の複素環式化合物が挙げられる。)から、環を構成する原子に直接結合する水素原子1個以上を除いた基が挙げられ、これらの基は置換基を有していてもよい。複素環基は、これらの基が複数結合した基を含む。
“Heterocyclic group” means a group obtained by removing one or more hydrogen atoms directly bonded to a carbon atom or a hetero atom constituting a ring from a heterocyclic compound. Among the heterocyclic groups, an “aromatic heterocyclic group” which is a group obtained by removing one or more hydrogen atoms directly bonded to a carbon atom or a hetero atom constituting a ring from an aromatic heterocyclic compound is preferable. A group obtained by removing p hydrogen atoms (p represents an integer of 1 or more) directly bonded to a carbon atom or a hetero atom constituting a ring from a heterocyclic compound is also referred to as a “p-valent heterocyclic group”. A group obtained by removing p hydrogen atoms directly bonded to a carbon atom or a hetero atom constituting a ring from an aromatic heterocyclic compound is also referred to as a “p-valent aromatic heterocyclic group”.
Examples of the “aromatic heterocyclic compound” include compounds in which the heterocyclic ring itself is aromatic, such as azole, thiophene, furan, pyridine, diazabenzene, triazine, azanaphthalene, diazanaphthalene and carbazole, and phenoxazine Even if the heterocyclic ring itself such as phenothiazine and benzopyran does not show aromaticity, a compound in which the aromatic ring is condensed to the heterocyclic ring can be mentioned.
The carbon atom number of a heterocyclic group is 1-60 normally without including the carbon atom number of a substituent, Preferably it is 2-40, More preferably, it is 3-20. The number of heteroatoms of the heterocyclic group is usually 1 to 30, preferably 1 to 10, more preferably 1 to 3, not including the number of carbon atoms of the substituent.
The heterocyclic group may have a substituent, for example, a monocyclic heterocyclic compound (for example, furan, thiophene, oxadiazole, pyrrole, diazole, triazole, tetrazole, pyridine, diazabenzene and triazine Or a bicyclic heterocyclic compound such as azanaphthalene, diazanaphthalene, benzofuran, benzothiophene, indole, benzodiazole and benzothiadiazole; dibenzofuran; , Dibenzothiophene, carbazole, azacarbazole, diazacarbazole, phenoxazine, phenothiazine, 9,10-dihydroacridine, 5,10-dihydrophenazine, azaanthracene, diazaanthracene, azaphenanthrene and diazaphenanthrene A tricyclic heterocyclic compound of the above; a tetracyclic heterocyclic compound such as hexaazatriphenylene, benzocarbazole and benzonaphthofuran; a pentacyclic heterocyclic compound such as dibenzocarbazole, indolocarbazole and indenocarbazole Compounds; hexacyclic heterocyclic compounds such as carbazolocarbazole, benzoindolocarbazole and benzoindenocarbazole; and 7-ring heterocyclic compounds such as dibenzoindolocarbazole). Examples thereof include groups in which one or more hydrogen atoms directly bonded to the constituent atoms are removed, and these groups may have a substituent. The heterocyclic group includes a group in which a plurality of these groups are bonded.

「ハロゲン原子」とは、フッ素原子、塩素原子、臭素原子又はヨウ素原子を示す。   “Halogen atom” refers to a fluorine atom, a chlorine atom, a bromine atom or an iodine atom.

「アミノ基」は、置換基を有していてもよく、置換アミノ基が好ましい。アミノ基が有する置換基としては、アルキル基、シクロアルキル基、アリール基又は1価の複素環基が好ましい。
置換アミノ基としては、例えば、ジアルキルアミノ基、ジシクロアルキルアミノ基及びジアリールアミノ基が挙げられる。
アミノ基としては、例えば、ジメチルアミノ基、ジエチルアミノ基、ジフェニルアミノ基、ビス(メチルフェニル)アミノ基、及びビス(3,5−ジ−tert−ブチルフェニル)アミノ基が挙げられる。
The “amino group” may have a substituent, and a substituted amino group is preferable. As a substituent which an amino group has, an alkyl group, a cycloalkyl group, an aryl group, or a monovalent heterocyclic group is preferable.
Examples of the substituted amino group include a dialkylamino group, a dicycloalkylamino group, and a diarylamino group.
Examples of the amino group include a dimethylamino group, a diethylamino group, a diphenylamino group, a bis (methylphenyl) amino group, and a bis (3,5-di-tert-butylphenyl) amino group.

「アルケニル基」は、直鎖及び分岐のいずれでもよい。直鎖のアルケニル基の炭素原子数は、置換基の炭素原子数を含めないで、通常2〜30であり、好ましくは3〜20である。分岐のアルケニル基の炭素原子数は、置換基の炭素原子数を含めないで、通常3〜30であり、好ましくは4〜20である。
「シクロアルケニル基」の炭素原子数は、置換基の炭素原子数を含めないで、通常3〜30であり、好ましくは4〜20である。
アルケニル基及びシクロアルケニル基は、置換基を有していてもよく、例えば、ビニル基、プロペニル基、ブテニル基、3−ブテニル基、3−ペンテニル基、4−ペンテニル基、1−ヘキセニル基、5−ヘキセニル基、7−オクテニル基、及び、これらの基が置換基を有する基が挙げられる。
The “alkenyl group” may be linear or branched. The carbon atom number of a linear alkenyl group is 2-30 normally without including the carbon atom number of a substituent, Preferably it is 3-20. The number of carbon atoms of the branched alkenyl group is usually 3 to 30, preferably 4 to 20, not including the number of carbon atoms of the substituent.
The number of carbon atoms of the “cycloalkenyl group” is usually 3 to 30, preferably 4 to 20, not including the number of carbon atoms of the substituent.
The alkenyl group and the cycloalkenyl group may have a substituent, for example, vinyl group, propenyl group, butenyl group, 3-butenyl group, 3-pentenyl group, 4-pentenyl group, 1-hexenyl group, 5 -The hexenyl group, 7-octenyl group, and the group in which these groups have a substituent are mentioned.

「アルキニル基」は、直鎖及び分岐のいずれでもよい。アルキニル基の炭素原子数は、置換基の炭素原子を含めないで、通常2〜20であり、好ましくは3〜20である。分岐のアルキニル基の炭素原子数は、置換基の炭素原子を含めないで、通常4〜30であり、好ましくは4〜20である。
「シクロアルキニル基」の炭素原子数は、置換基の炭素原子を含めないで、通常4〜30であり、好ましくは4〜20である。
アルキニル基及びシクロアルキニル基は、置換基を有していてもよく、例えば、エチニル基、プロピニル基、ブチニル基、ペンチニル基、ヘキシニル基、5−ヘキシニル基、及び、これらの基が置換基を有する基が挙げられる。
The “alkynyl group” may be linear or branched. The carbon atom number of an alkynyl group is 2-20 normally without including the carbon atom of a substituent, Preferably it is 3-20. The number of carbon atoms of the branched alkynyl group is usually 4 to 30, preferably 4 to 20, not including the carbon atom of the substituent.
The number of carbon atoms of the “cycloalkynyl group” is usually 4 to 30, preferably 4 to 20, not including the carbon atom of the substituent.
The alkynyl group and the cycloalkynyl group may have a substituent, for example, ethynyl group, propynyl group, butynyl group, pentynyl group, hexynyl group, 5-hexynyl group, and these groups have a substituent. Groups.

「架橋性基」とは、加熱、紫外線照射、近紫外線照射、可視光照射、赤外線照射、ラジカル反応等に供することにより、新たな結合を生成することが可能な基であり、好ましくは、式(XL−1)〜式(XL−19)のいずれかで表される基である。これらの基は、置換基を有していてもよい。

Figure 0006600064

[式中、RXLは、メチレン基、酸素原子又は硫黄原子を表し、nXLは、0〜5の整数を表す。RXLが複数存在する場合、それらは同一でも異なっていてもよい。nXLが複数存在する場合、それらは同一でも異なっていてもよい。*1は結合位置を表す。これらの架橋性基は単一又は複数の置換基を有していてもよく、該置換基が複数存在する場合、それらは同一でも異なっていてもよく、互いに結合して、それぞれが結合する炭素原子とともに環を形成していてもよい。] The “crosslinkable group” is a group capable of generating a new bond by being subjected to heating, ultraviolet irradiation, near ultraviolet irradiation, visible light irradiation, infrared irradiation, radical reaction, and the like. It is a group represented by any of (XL-1) to formula (XL-19). These groups may have a substituent.
Figure 0006600064

[Wherein, R XL represents a methylene group, an oxygen atom or a sulfur atom, and n XL represents an integer of 0 to 5. When a plurality of R XL are present, they may be the same or different. When a plurality of n XL are present, they may be the same or different. * 1 represents a bonding position. These crosslinkable groups may have a single or a plurality of substituents, and when a plurality of such substituents are present, they may be the same or different, and are bonded to each other, and are bonded to each other. You may form the ring with the atom. ]

「置換基」としては、例えば、ハロゲン原子、シアノ基、アルキル基、シクロアルキル基、アリール基、1価の複素環基、アルコキシ基、シクロアルコキシ基、アリールオキシ基、アミノ基、置換アミノ基、アルケニル基、シクロアルケニル基、アルキニル基及びシクロアルキニル基が挙げられる。置換基は架橋性基であってもよい。置換基を有する基は、単一又は複数の置換基を有することができる。なお、置換基が複数存在する場合、それらは同一でも異なっていてもよく、互いに結合して、それぞれが結合する原子とともに環を形成していてもよいが、環を形成しないことが好ましい。   Examples of the “substituent” include a halogen atom, a cyano group, an alkyl group, a cycloalkyl group, an aryl group, a monovalent heterocyclic group, an alkoxy group, a cycloalkoxy group, an aryloxy group, an amino group, a substituted amino group, Examples include alkenyl group, cycloalkenyl group, alkynyl group and cycloalkynyl group. The substituent may be a crosslinkable group. The group having a substituent can have a single substituent or a plurality of substituents. When a plurality of substituents are present, they may be the same or different and may be bonded to each other to form a ring together with the atoms to which they are bonded, but it is preferable that no ring is formed.

「燐光発光性化合物」は、通常、室温で燐光発光性を示す化合物を意味するが、好ましくは、室温で三重項励起状態からの発光を示す金属錯体である。この三重項励起状態からの発光を示す金属錯体は、中心金属原子及び配位子を有する。
中心金属原子としては、例えば、原子番号40以上の原子で、錯体にスピン−軌道相互作用があり、一重項状態と三重項状態との間の項間交差を起こし得る金属原子が挙げられる。金属原子としては、例えば、ロジウム原子、パラジウム原子、イリジウム原子及び白金原子が挙げられ、本実施形態の発光素子の外部量子効率がより優れるので、好ましくはイリジウム原子又は白金原子であり、より好ましくはイリジウム原子である。すなわち、燐光発光性化合物は、本実施形態の発光素子の外部量子効率がより優れるので、イリジウム錯体であることが好ましい。
配位子としては、例えば、中心金属原子との間に、配位結合及び共有結合からなる群から選ばれる少なくとも1種の結合を形成する、中性若しくはアニオン性の単座配位子、又は、中性若しくはアニオン性の多座配位子が挙げられる。中心金属原子と配位子との間の結合としては、例えば、金属−窒素結合、金属−炭素結合、金属−酸素結合、金属−リン結合、金属−硫黄結合及び金属−ハロゲン結合が挙げられる。多座配位子とは、通常、2座以上6座以下の配位子である。
“Phosphorescent compound” generally means a compound that exhibits phosphorescence at room temperature, and is preferably a metal complex that emits light from a triplet excited state at room temperature. The metal complex that emits light from the triplet excited state has a central metal atom and a ligand.
Examples of the central metal atom include a metal atom having an atomic number of 40 or more, a complex having a spin-orbit interaction, and capable of causing an intersystem crossing between a singlet state and a triplet state. Examples of the metal atom include a rhodium atom, a palladium atom, an iridium atom, and a platinum atom, and since the external quantum efficiency of the light emitting device of the present embodiment is more excellent, it is preferably an iridium atom or a platinum atom, more preferably. Iridium atom. That is, the phosphorescent compound is preferably an iridium complex since the external quantum efficiency of the light emitting device of this embodiment is more excellent.
As the ligand, for example, a neutral or anionic monodentate ligand that forms at least one bond selected from the group consisting of a coordination bond and a covalent bond with the central metal atom, or Neutral or anionic polydentate ligands may be mentioned. Examples of the bond between the central metal atom and the ligand include a metal-nitrogen bond, a metal-carbon bond, a metal-oxygen bond, a metal-phosphorus bond, a metal-sulfur bond, and a metal-halogen bond. The multidentate ligand is usually a bidentate to hexadentate ligand.

<赤色燐光発光性化合物>
発光スペクトルの最大ピーク波長が570nm以上750nm未満である燐光発光性化合物(以下、「赤色燐光発光性化合物」ともいう。)は、本実施形態の発光素子の外部量子効率がより優れるので、式(1)で表される金属錯体であることが好ましい。
<Red phosphorescent compound>
A phosphorescent compound having a maximum peak wavelength of an emission spectrum of 570 nm or more and less than 750 nm (hereinafter also referred to as “red phosphorescent compound”) has a higher external quantum efficiency of the light-emitting element of the present embodiment, and thus has the formula ( It is preferable that it is a metal complex represented by 1).

[式(1)で表される金属錯体]
は、本実施形態の発光素子の外部量子効率がより優れるので、イリジウム原子又は白金原子であることが好ましく、イリジウム原子であることがより好ましい。
がロジウム原子又はイリジウム原子の場合、nは2又は3であることが好ましく、3であることがより好ましい。
がパラジウム原子又は白金原子の場合、nは2であることが好ましい。
は、炭素原子であることが好ましい。式(1)で表される金属錯体を容易に合成できるので、Eが複数存在する場合、それらは好ましくは同一である。
[Metal Complex Represented by Formula (1)]
M 1 is preferably an iridium atom or a platinum atom, and more preferably an iridium atom, because the external quantum efficiency of the light emitting device of this embodiment is more excellent.
When M 1 is a rhodium atom or an iridium atom, n 1 is preferably 2 or 3, and more preferably 3.
When M 1 is a palladium atom or a platinum atom, n 1 is preferably 2.
E L is preferably a carbon atom. Since the metal complex represented by the formula (1) can be easily synthesized, when a plurality of EL are present, they are preferably the same.

環Lにおける6員の芳香族複素環の炭素原子数は、置換基の炭素原子数を含めないで、通常1〜60であり、好ましくは2〜30であり、更に好ましくは3〜15である。
環Lは、本実施形態の発光素子の外部量子効率がより優れるので、好ましくは、1つ以上4つ以下の窒素原子を構成原子として有する6員の芳香族複素環であり、より好ましくは、ピリジン環、ジアザベンゼン環、アザナフタレン環又はジアザナフタレン環であり、更に好ましくは、ピリジン環、キノリン環又はイソキノリン環であり、これらの環は置換基を有していてもよい。
式(1)で表される金属錯体を容易に合成できるので、環Lが複数存在する場合、複数存在する環Lのうち、少なくとも2つが同一であることが好ましく、複数存在する環Lのすべてが同一であることがより好ましい。
The number of carbon atoms of the 6-membered aromatic heterocyclic ring in ring L 1 is usually 1 to 60, preferably 2 to 30, and more preferably 3 to 15 without including the number of carbon atoms of the substituent. is there.
The ring L 1 is preferably a 6-membered aromatic heterocyclic ring having 1 to 4 nitrogen atoms as constituent atoms, more preferably, since the external quantum efficiency of the light emitting device of this embodiment is more excellent. , A pyridine ring, a diazabenzene ring, an azanaphthalene ring or a diazanaphthalene ring, more preferably a pyridine ring, a quinoline ring or an isoquinoline ring, and these rings may have a substituent.
Since the metal complex represented by formula (1) can be easily synthesized, wherein ring L 1 there are a plurality of ring L 1 there are a plurality of, preferably at least two are the same, it rings plurality of L More preferably, all of 1 are the same.

環Lにおける芳香族炭化水素環の炭素原子数は、置換基の炭素原子数を含めないで、通常6〜60であり、好ましくは6〜30であり、更に好ましくは6〜18である。
環Lにおける芳香族炭化水素環としては、例えば、前述の芳香族炭化水素基の項で例示した芳香族炭化水素環が挙げられ、好ましくは、前述の芳香族炭化水素基の項で例示した、単環式、2環式又は3環式の芳香族炭化水素環であり、より好ましくは、ベンゼン環、ナフタレン環、フルオレン環、フェナントレン環又はジヒドロフェナントレン環であり、更に好ましくは、ベンゼン環、フルオレン環又はジヒドロフェナントレン環であり、特に好ましくは、ベンゼン環であり、これらの環は置換基を有していてもよい。
環Lにおける芳香族複素環の炭素原子数は、置換基の炭素原子数を含めないで、通常1〜60であり、好ましくは2〜30であり、より好ましくは3〜15である。環Lにおける芳香族複素環のヘテロ原子数は、置換基の炭素原子数を含めないで、通常1〜30であり、好ましくは、1〜10であり、より好ましくは1〜3である。
環Lにおける芳香族複素環としては、例えば、前述の複素環基の項で例示した芳香族複素環が挙げられ、好ましくは、前述の複素環基の項で例示した、単環式、2環式又は3環式の芳香族複素環であり、より好ましくは、ピリジン環、ジアザベンゼン環、アザナフタレン環、ジアザナフタレン環、インドール環、ベンゾフラン環、ベンゾチオフェン環、カルバゾール環、アザカルバゾール環、ジアザカルバゾール環、ジベンゾフラン環又はジベンゾチオフェン環であり、更に好ましくは、ピリジン環、ジアザベンゼン環、カルバゾール環、ジベンゾフラン環又はジベンゾチオフェン環であり、特に好ましくは、ピリジン環又はジアザベンゼン環であり、これらの環は置換基を有していてもよい。
環Lは、本実施形態の発光素子の外部量子効率がより優れるので、好ましくは、ベンゼン環、ピリジン環又はジアザベンゼン環であり、より好ましくは、ベンゼン環であり、これらの環は置換基を有していてもよい。
式(1)で表される金属錯体を容易に合成できるので、環Lが複数存在する場合、それらは好ましくは同一である。
The number of carbon atoms in the aromatic hydrocarbon ring in the ring L 2 is not including the carbon atom number of substituent is usually 6 to 60, preferably 6 to 30, more preferably from 6 to 18.
Examples of the aromatic hydrocarbon ring in the ring L 2 include the aromatic hydrocarbon rings exemplified in the aforementioned aromatic hydrocarbon group, and preferably exemplified in the aforementioned aromatic hydrocarbon group. A monocyclic, bicyclic or tricyclic aromatic hydrocarbon ring, more preferably a benzene ring, a naphthalene ring, a fluorene ring, a phenanthrene ring or a dihydrophenanthrene ring, still more preferably a benzene ring, It is a fluorene ring or a dihydrophenanthrene ring, particularly preferably a benzene ring, and these rings may have a substituent.
Ring L number of carbon atoms in the aromatic heterocyclic ring in the 2, not including the carbon atom number of substituent is usually 1 to 60, preferably 2 to 30, more preferably from 3 to 15. Hetero atoms of an aromatic heterocyclic ring in ring L 2 is not including the carbon atom number of substituent is usually 1 to 30, preferably 1 to 10, more preferably 1 to 3.
Examples of the aromatic heterocycle in the ring L 2 include the aromatic heterocycles exemplified in the above-mentioned heterocyclic group, preferably monocyclic, A cyclic or tricyclic aromatic heterocycle, more preferably a pyridine ring, a diazabenzene ring, an azanaphthalene ring, a diazanaphthalene ring, an indole ring, a benzofuran ring, a benzothiophene ring, a carbazole ring, an azacarbazole ring, A diazacarbazole ring, a dibenzofuran ring or a dibenzothiophene ring, more preferably a pyridine ring, a diazabenzene ring, a carbazole ring, a dibenzofuran ring or a dibenzothiophene ring, particularly preferably a pyridine ring or a diazabenzene ring. The ring may have a substituent.
The ring L 2 is preferably a benzene ring, a pyridine ring, or a diazabenzene ring, more preferably a benzene ring, since these have better external quantum efficiency of the light-emitting device of the present embodiment, and these rings have substituents. You may have.
Since the metal complex represented by the formula (1) can be easily synthesized, when a plurality of rings L 2 are present, they are preferably the same.

本実施形態の発光素子の外部量子効率がより優れるので、環Lはピリジン環、ジアザベンゼン環、アザナフタレン環又はジアザナフタレン環であり、且つ、環Lはベンゼン環、ピリジン環又はジアザベンゼン環であることが好ましく、環Lはピリジン環、キノリン環又はイソキノリン環であり、且つ、環Lはベンゼン環であることがより好ましく、これらの環は置換基を有していてもよい。 Since the external quantum efficiency of the light emitting device of this embodiment is more excellent, the ring L 1 is a pyridine ring, a diazabenzene ring, an azanaphthalene ring or a diazanaphthalene ring, and the ring L 2 is a benzene ring, a pyridine ring or a diazabenzene ring. Ring L 1 is preferably a pyridine ring, a quinoline ring or an isoquinoline ring, and ring L 2 is more preferably a benzene ring, and these rings may have a substituent.

環L及び環Lが有していてもよい置換基は、本実施形態の発光素子の外部量子効率がより優れるので、好ましくは、式(1−T)で表される基である。
環L及び環Lのうちの少なくとも1つは、本実施形態の発光素子の発光効率がより優れるので、置換基を有することが好ましく、置換基として、式(1−T)で表される基を有することがより好ましい。
「環L及び環Lのうちの少なくとも1つは、置換基を有する」とは、環L及び環Lを構成する原子(好ましくは炭素原子又は窒素原子である。)の少なくとも1つに置換基が直接結合していることを意味する。式(1)で表される金属錯体において、環L及び環Lが複数存在する場合、複数存在する環L及び環Lのうちの少なくとも1つの環が置換基を有していればよいが、本実施形態の発光素子の外部量子効率がより優れるので、複数存在する環Lの全て、複数存在する環Lの全て、又は、複数存在する環L及び環Lの全てが、置換基を有することが好ましく、複数存在する環Lの全て、又は、複数存在する環Lの全てが、置換基を有することがより好ましい。
環L及び環Lのうちの少なくとも1つが置換基を有する場合、環L及び環Lのうちの少なくとも1つが有する置換基の個数は、通常、1個〜5個であり、式(1)で表される金属錯体を容易に合成できるので、好ましくは1個〜3個であり、より好ましくは1個又は2個であり、更に好ましくは1個である。
環L及び環Lのうちの少なくとも1つが置換基を有し、且つ、Mがロジウム原子又はイリジウム原子の場合、環L及び環Lが有する置換基の合計の個数は、通常、1個〜30個であり、本実施形態の発光素子の外部量子効率がより優れるので、好ましくは1個〜18個であり、より好ましくは2個〜12個であり、更に好ましくは3個〜6個である。
環L及び環Lのうちの少なくとも1つが置換基を有し、且つ、Mがパラジウム原子又は白金原子の場合、環L及び環Lが有する置換基の合計の個数は、通常、1個〜20個であり、本実施形態の発光素子の外部量子効率がより優れるので、好ましくは1個〜12個であり、より好ましくは1個〜8個であり、更に好ましくは2個〜4個である。
The substituent that the ring L 1 and the ring L 2 may have is preferably a group represented by the formula (1-T) because the external quantum efficiency of the light emitting device of this embodiment is more excellent.
At least one of the ring L 1 and the ring L 2 preferably has a substituent since the light emitting efficiency of the light emitting device of this embodiment is more excellent, and the substituent is represented by the formula (1-T). It is more preferable to have a group.
“At least one of ring L 1 and ring L 2 has a substituent” means that at least one of the atoms (preferably a carbon atom or a nitrogen atom) constituting ring L 1 and ring L 2 . It means that a substituent is directly bonded to one. In the metal complex represented by formula (1), wherein ring L 1 and the ring L 2 there are a plurality, at least one ring of the ring L 1 and the ring L 2 there are a plurality of the long as the substituent However, since the external quantum efficiency of the light emitting device of this embodiment is more excellent, all of the plurality of rings L 1 , all of the plurality of rings L 2 , or a plurality of rings L 1 and L 2 are present. It is preferable that all have a substituent, and it is more preferable that all of the plurality of rings L 1 or all of the plurality of rings L 2 have a substituent.
If at least one of the substituents of the rings L 1 and the ring L 2, at least one number of the substituents having one of the ring L 1 and the ring L 2 is usually to five 1, wherein Since the metal complex represented by (1) can be easily synthesized, the number is preferably 1 to 3, more preferably 1 or 2, and still more preferably 1.
Has at least one substituent of the ring L 1 and the ring L 2, and in the case of M 1 is rhodium atom or an iridium atom, the total number of substituents wherein the ring L 1 and the ring L 2 has usually 1 to 30 and since the external quantum efficiency of the light emitting device of this embodiment is more excellent, it is preferably 1 to 18, more preferably 2 to 12, and even more preferably 3. ~ 6.
Has at least one substituent of the ring L 1 and the ring L 2, and in the case of M 1 palladium atom or platinum atom, the total number of substituents wherein the ring L 1 and the ring L 2 has usually 1 to 20, and since the external quantum efficiency of the light emitting device of this embodiment is more excellent, it is preferably 1 to 12, more preferably 1 to 8, and even more preferably 2. ~ 4.

[式(1−T)で表される基]
1Tにおけるアリール基としては、好ましくは、単環式、2環式又は3環式の芳香族炭化水素から環を構成する炭素原子に直接結合する水素原子1個を除いた基であり、より好ましくは、フェニル基、ナフチル基又はフルオレニル基であり、更に好ましくは、フェニル基であり、これらの基は置換基を有していてもよい。
1Tにおける1価の複素環基としては、好ましくは、単環式、2環式又は3環式の複素環式化合物から環を構成する炭素原子又はヘテロ原子に直接結合する水素原子1個を除いた基であり、より好ましくは、ピリジン環、ジアザベンゼン環、トリアジン環、アザナフタレン環、ジアザナフタレン環、カルバゾール環、ジベンゾフラン環又はジベンゾチオフェン環から環を構成する炭素原子又はヘテロ原子に直接結合する水素原子1個を除いた基であり、更に好ましくは、ピリジン環、ジアザベンゼン環又はトリアジン環から環を構成する炭素原子に直接結合する水素原子1個を除いた基であり、これらの基は置換基を有していてもよい。
1Tにおける置換アミノ基において、アミノ基が有する置換基としては、アリール基又は1価の複素環基が好ましく、アリール基がより好ましく、これらの基は更に置換基を有していてもよい。アミノ基が有する置換基であるアリール基の例及び好ましい範囲は、R1Tにおけるアリール基の例及び好ましい範囲と同じである。アミノ基が有する置換基である1価の複素環基の例及び好ましい範囲は、R1Tにおける1価の複素環基の例及び好ましい範囲と同じである。
[Group Represented by Formula (1-T)]
The aryl group for R 1T is preferably a group obtained by removing one hydrogen atom directly bonded to a carbon atom constituting a ring from a monocyclic, bicyclic or tricyclic aromatic hydrocarbon, and more Preferably, it is a phenyl group, a naphthyl group or a fluorenyl group, more preferably a phenyl group, and these groups may have a substituent.
The monovalent heterocyclic group in R 1T is preferably a monocyclic, bicyclic, or tricyclic heterocyclic compound that has one hydrogen atom directly bonded to the carbon atom or heteroatom constituting the ring. More preferably, a pyridine ring, diazabenzene ring, triazine ring, azanaphthalene ring, diazanaphthalene ring, carbazole ring, dibenzofuran ring or dibenzothiophene ring is directly bonded to the carbon atom or hetero atom constituting the ring. And more preferably a group in which one hydrogen atom directly bonded to a carbon atom constituting the ring is removed from a pyridine ring, a diazabenzene ring or a triazine ring, and these groups are It may have a substituent.
In the substituted amino group in R 1T, the substituent that the amino group has is preferably an aryl group or a monovalent heterocyclic group, more preferably an aryl group, and these groups may further have a substituent. Examples and preferred ranges of the aryl group which is a substituent of the amino group are the same as those of the aryl group in R 1T and preferred ranges. Examples and preferred ranges of monovalent heterocyclic groups that are substituents of the amino group are the same as examples and preferred ranges of monovalent heterocyclic groups in R 1T .

1Tは、本実施形態の発光素子の外部量子効率がより優れるので、好ましくは、アルキル基、シクロアルキル基、アルコキシ基、シクロアルコキシ基、アリール基、1価の複素環基又は置換アミノ基又はフッ素原子であり、より好ましくは、アルキル基、シクロアルキル基、アリール基、1価の複素環基又は置換アミノ基であり、更に好ましくは、アルキル基、シクロアルキル基、アリール基又は1価の複素環基であり、これらの基は置換基を有していてもよい。 R 1T is preferably an alkyl group, a cycloalkyl group, an alkoxy group, a cycloalkoxy group, an aryl group, a monovalent heterocyclic group, or a substituted amino group, because the external quantum efficiency of the light emitting device of this embodiment is more excellent. A fluorine atom, more preferably an alkyl group, a cycloalkyl group, an aryl group, a monovalent heterocyclic group or a substituted amino group, and still more preferably an alkyl group, a cycloalkyl group, an aryl group or a monovalent complex. These are cyclic groups, and these groups may have a substituent.

1Tが有していてもよい置換基としては、好ましくは、アルキル基、シクロアルキル基、アルコキシ基、シクロアルコキシ基、アリール基、1価の複素環基、置換アミノ基又はフッ素原子であり、より好ましくは、アルキル基、シクロアルキル基、アリール基、1価の複素環基又は置換アミノ基であり、更に好ましくは、アルキル基、シクロアルキル基又はアリール基であり、これらの基は更に置換基を有していてもよい。
1Tが有していてもよい置換基におけるアリール基、1価の複素環基及び置換アミノ基の例及び好ましい範囲は、それぞれ、R1Tにおけるアリール基、1価の複素環基及び置換アミノ基の例及び好ましい範囲と同じである。
The substituent that R 1T may have is preferably an alkyl group, a cycloalkyl group, an alkoxy group, a cycloalkoxy group, an aryl group, a monovalent heterocyclic group, a substituted amino group, or a fluorine atom, More preferably, it is an alkyl group, a cycloalkyl group, an aryl group, a monovalent heterocyclic group or a substituted amino group, more preferably an alkyl group, a cycloalkyl group or an aryl group, and these groups are further substituted. You may have.
Examples of the aryl group, monovalent heterocyclic group and substituted amino group in the substituent that R 1T may have are the aryl group, monovalent heterocyclic group and substituted amino group in R 1T , respectively. This is the same as the examples and preferred ranges.

1Tが有していてもよい置換基が更に有していてもよい置換基としては、好ましくは、アルキル基、シクロアルキル基、アルコキシ基、シクロアルコキシ基、アリール基、1価の複素環基、置換アミノ基又はフッ素原子であり、より好ましくは、アルキル基、シクロアルキル基、アリール基、1価の複素環基又は置換アミノ基であり、更に好ましくは、アルキル基又はシクロアルキル基であり、これらの基は更に置換基を有していてもよいが、更に置換基を有さないことが好ましい。
1Tが有していてもよい置換基が更に有していてもよい置換基におけるアリール基、1価の複素環基及び置換アミノ基の例及び好ましい範囲は、それぞれ、R1Tにおけるアリール基、1価の複素環基及び置換アミノ基の例及び好ましい範囲と同じである。
The substituent that the substituent which R 1T may have may further have an alkyl group, a cycloalkyl group, an alkoxy group, a cycloalkoxy group, an aryl group, or a monovalent heterocyclic group. A substituted amino group or a fluorine atom, more preferably an alkyl group, a cycloalkyl group, an aryl group, a monovalent heterocyclic group or a substituted amino group, still more preferably an alkyl group or a cycloalkyl group, These groups may further have a substituent, but preferably have no further substituent.
Examples and preferred ranges of the aryl group, monovalent heterocyclic group and substituted amino group in the substituent that the substituent that R 1T may have further have, respectively, are the aryl group in R 1T , Examples of the monovalent heterocyclic group and substituted amino group are the same as the preferred range.

[アニオン性の2座配位子]
−G−Aで表されるアニオン性の2座配位子としては、例えば、下記式で表される配位子が挙げられる。但し、A−G−Aで表されるアニオン性の2座配位子は、添え字nでその数を定義されている配位子とは異なる。
[Anionic bidentate ligand]
Examples of the anionic bidentate ligand represented by A 1 -G 1 -A 2 include a ligand represented by the following formula. However, the anionic bidentate ligand represented by A 1 -G 1 -A 2 is different from the ligand whose number is defined by the subscript n 1 .

Figure 0006600064

[式中、*は、Mと結合する部位を表す。]
Figure 0006600064

Wherein * represents a site that binds to M 1. ]

赤色燐光発光性化合物としては、例えば、下記式で表される金属錯体、並びに、後述の金属錯体R1〜R6が挙げられる。   Examples of the red phosphorescent compound include metal complexes represented by the following formulas and metal complexes R1 to R6 described later.

Figure 0006600064
Figure 0006600064

Figure 0006600064
Figure 0006600064

<青色燐光発光性化合物>
発光スペクトルの最大ピーク波長が380nm以上495nm未満である燐光発光性化合物(以下、「青色燐光発光性化合物」ともいう。)は、本実施形態の発光素子の外部量子効率がより優れるので、式(2)で表される金属錯体であることが好ましい。
<Blue phosphorescent compound>
A phosphorescent compound having a maximum peak wavelength of an emission spectrum of 380 nm or more and less than 495 nm (hereinafter also referred to as “blue phosphorescent compound”) has a higher external quantum efficiency of the light-emitting element of the present embodiment. It is preferable that it is a metal complex represented by 2).

[式(2)で表される金属錯体]
は、本実施形態の発光素子の外部量子効率がより優れるので、イリジウム原子又は白金原子であることが好ましく、イリジウム原子であることがより好ましい。
がロジウム原子又はイリジウム原子の場合、nは2又は3であることが好ましく、3であることがより好ましい。
がパラジウム原子又は白金原子の場合、nは2であることが好ましい。
及びEは、炭素原子であることが好ましい。
式(2)で表される金属錯体を容易に合成できるので、E及びEは好ましくは同一である。また、式(2)で表される金属錯体を容易に合成できるので、Eが複数存在する場合、それらは好ましくは同一である。また、式(2)で表される金属錯体を容易に合成できるので、Eが複数存在する場合、それらは好ましくは同一である。
[Metal Complex Represented by Formula (2)]
M 2 is preferably an iridium atom or a platinum atom, and more preferably an iridium atom, since the external quantum efficiency of the light emitting device of this embodiment is more excellent.
When M 2 is a rhodium atom or an iridium atom, n 3 is preferably 2 or 3, and more preferably 3.
When M 2 is a palladium atom or a platinum atom, n 3 is preferably 2.
E 1 and E 2 are preferably carbon atoms.
Since the metal complex represented by formula (2) can be easily synthesized, E 1 and E 2 are preferably the same. Further, since the metal complex represented by formula (2) it can be easily synthesized, if E 1 is plurally present, they are preferably identical. Moreover, since the metal complex represented by Formula (2) is easily compoundable, when two or more E2 exists, they are preferably the same.

環Rは、好ましくは、5員の単環式の芳香族複素環であり、より好ましくは、ジアゾール環又はトリアゾール環であり、更に好ましくは、ジアゾール環であり、これらの環は置換基を有していてもよい。
式(2)で表される金属錯体を容易に合成できるので、環Rが複数存在する場合、それらは好ましくは同一である。
環Rの例及び好ましい範囲は、環Lの例及び好ましい範囲と同じである。
Ring R 1 is preferably a 5-membered monocyclic aromatic heterocyclic ring, more preferably a diazole ring or a triazole ring, and still more preferably a diazole ring, and these rings have a substituent. You may have.
Since a metal complex represented by the formula (2) can be easily synthesized, when a plurality of rings R 1 are present, they are preferably the same.
Examples and preferred ranges of ring R 2 are the same as examples and preferred ranges of ring L 2 .

本実施形態の発光素子の外部量子効率がより優れるので、環Rはジアゾール環又はトリアゾール環であり、且つ、環Rはベンゼン環、ピリジン環又はジアザベンゼン環であることが好ましく、環Rはジアゾール環であり、且つ、環Rはベンゼン環であることがより好ましく、これらの環は置換基を有していてもよい。 Since the external quantum efficiency of the light emitting device of this embodiment is more excellent, the ring R 1 is preferably a diazole ring or a triazole ring, and the ring R 2 is preferably a benzene ring, a pyridine ring or a diazabenzene ring, and the ring R 1 Is a diazole ring, and the ring R 2 is more preferably a benzene ring, and these rings may have a substituent.

環R及び環Rが有していてもよい置換基の例及び好ましい範囲は、環R及び環Rが有していてもよい置換基の例及び好ましい範囲と同じである。 Examples of the ring R 1 and the substituent which may be ring R 2 optionally has and preferred ranges are the same as examples of the ring R 1 and the substituent which may be ring R 2 optionally has and preferred ranges.

−G−Aで表されるアニオン性の2座配位子の例及び好ましい範囲は、A−G−Aで表されるアニオン性の2座配位子の例及び好ましい範囲と同じである。なお、A−G−Aで表されるアニオン性の2座配位子において、上記式中の*はMと結合する部位を表す。但し、A−G−Aで表されるアニオン性の2座配位子は、添え字nでその数を規定されている配位子とは異なる。 Examples of the anionic bidentate ligand represented by A 3 -G 2 -A 4 and preferred ranges thereof include examples of the anionic bidentate ligand represented by A 1 -G 1 -A 2 and It is the same as a preferable range. In the anionic bidentate ligand represented by A 3 -G 2 -A 4 , * in the above formula represents a site that binds to M 2 . However, the anionic bidentate ligand represented by A 3 -G 2 -A 4 is different from the ligand whose number is defined by the subscript n 3 .

青色燐光発光性化合物としては、例えば、下記式で表される金属錯体、及び、後述の金属錯体B1が挙げられる。なお、式中、Zは、−CH=で表される基又は−N=で表される基を表す。Zが複数存在する場合、それらは同一でも異なっていてもよい。 Examples of the blue phosphorescent compound include a metal complex represented by the following formula and a metal complex B1 described later. In the formula, Z A represents a group represented by —CH═ or a group represented by —N═. If Z A is plurally present, they may be the same or different.

Figure 0006600064
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<式(H−1)で表される化合物>   <Compound represented by Formula (H-1)>

式(H−1)で表される化合物の分子量は、通常1×10〜1×10であり、好ましくは2×10〜5×10であり、より好ましくは3×10〜3×10であり、更に好ましくは4×10〜1×10である。 The molecular weight of the compound represented by the formula (H-1) is usually 1 × 10 2 to 1 × 10 4 , preferably 2 × 10 2 to 5 × 10 3 , more preferably 3 × 10 2 to 3 × 10 3 , more preferably 4 × 10 2 to 1 × 10 3 .

ArH1及びArH2におけるアリール基、並びに、LH1におけるアリーレン基としては、好ましくは、単環式又は2〜6環式の芳香族炭化水素から環を構成する炭素原子に直接結合する水素原子1個又は2個(但し、アリール基の場合、水素原子1個であり、アリーレン基の場合、水素原子2個であり、以下、同様である。)を除いた基であり、より好ましくは、単環式又は2〜4環式の芳香族炭化水素から環を構成する炭素原子に直接結合する水素原子1個又は2個を除いた基であり、更に好ましくは、ベンゼン、ナフタレン、フルオレン、フェナントレン又はトリフェニレンから環を構成する炭素原子に直接結合する水素原子1個又は2個を除いた基であり、これらの基は置換基を有していてもよい。
ArH1及びArH2における1価の複素環基、並びに、LH1における2価の複素環基としては、好ましくは、単環式又は2〜6環式の複素環式化合物から環を構成する炭素原子又はヘテロ原子に直接結合する水素原子1個又は2個(但し、1価の複素環基の場合、水素原子1個であり、2価の複素環基の場合、水素原子2個であり、以下、同様である。)を除いた基であり、より好ましくは、単環式、2環式、3環式又は5環式の複素環式化合物から環を構成する炭素原子又はヘテロ原子に直接結合する水素原子1個又は2個を除いた基であり、更に好ましくは、ピリジン、ジアザベンゼン、トリアジン、アザナフタレン、ジアザナフタレン、カルバゾール、ジベンゾフラン、ジベンゾチオフェン、フェノキサジン、フェノチアジン、ジベンゾカルバゾール、インドロカルバゾール又はインデノカルバゾールから環を構成する炭素原子又はヘテロ原子に直接結合する水素原子1個又は2個を除いた基であり、特に好ましくは、ピリジン、ジアザベンゼン、トリアジン、アザナフタレン、ジアザナフタレン、カルバゾール、ジベンゾフラン又はジベンゾチオフェンから環を構成する炭素原子又はヘテロ原子に直接結合する水素原子1個又は2個を除いた基であり、これらの基は置換基を有していてもよい。
ArH1及びArH2における置換アミノ基において、アミノ基が有する置換基としては、アリール基又は1価の複素環基が好ましく、アリール基がより好ましく、これらの基は更に置換基を有していてもよい。アミノ基が有する置換基であるアリール基の例及び好ましい範囲は、ArH1及びArH2におけるアリール基の例及び好ましい範囲と同じである。アミノ基が有する置換基である1価の複素環基の例及び好ましい範囲は、ArH1及びArH2における1価の複素環基の例及び好ましい範囲と同じである。
The aryl group in Ar H1 and Ar H2 and the arylene group in L H1 are preferably a hydrogen atom 1 directly bonded to a carbon atom constituting a ring from a monocyclic or 2-6 cyclic aromatic hydrocarbon Or a group other than 1 or 2 (in the case of an aryl group, 1 hydrogen atom, and in the case of an arylene group, 2 hydrogen atoms, the same shall apply hereinafter). A group obtained by removing one or two hydrogen atoms directly bonded to carbon atoms constituting a ring from a cyclic or 2-4 cyclic aromatic hydrocarbon, and more preferably benzene, naphthalene, fluorene, phenanthrene or A group obtained by removing one or two hydrogen atoms directly bonded to carbon atoms constituting a ring from triphenylene, and these groups may have a substituent.
The monovalent heterocyclic group in Ar H1 and Ar H2 and the divalent heterocyclic group in L H1 are preferably carbons constituting a ring from a monocyclic or 2-6 cyclic heterocyclic compound. 1 or 2 hydrogen atoms directly bonded to an atom or heteroatom (in the case of a monovalent heterocyclic group, 1 hydrogen atom; in the case of a divalent heterocyclic group, 2 hydrogen atoms, The same shall apply hereinafter)), and more preferably from a monocyclic, bicyclic, tricyclic or pentacyclic heterocyclic compound directly to the carbon atom or heteroatom constituting the ring. A group in which one or two hydrogen atoms to be bonded are removed, more preferably pyridine, diazabenzene, triazine, azanaphthalene, diazanaphthalene, carbazole, dibenzofuran, dibenzothiophene, phenoxazine, phenothiazine, A group obtained by removing one or two hydrogen atoms directly bonded to a carbon atom or a hetero atom constituting a ring from benzocarbazole, indolocarbazole or indenocarbazole, particularly preferably pyridine, diazabenzene, triazine, azanaphthalene , Diazanaphthalene, carbazole, dibenzofuran or dibenzothiophene, a group in which one or two hydrogen atoms directly bonded to a carbon atom or a hetero atom constituting the ring are removed, and these groups have a substituent. Also good.
In the substituted amino group in Ar H1 and Ar H2, the substituent that the amino group has is preferably an aryl group or a monovalent heterocyclic group, more preferably an aryl group, and these groups further have a substituent. Also good. Examples and preferred ranges of the aryl group which is a substituent of the amino group are the same as those of the aryl group in Ar H1 and Ar H2 and preferred ranges. Examples and preferred ranges of monovalent heterocyclic groups which are substituents of the amino group are the same as examples and preferred ranges of monovalent heterocyclic groups in Ar H1 and Ar H2 .

本実施形態の発光素子の外部量子効率がより優れるので、ArH1及びArH2の少なくとも1つは、アリール基又は1価の複素環基であることが好ましく、1価の複素環基であることがより好ましく、カルバゾリル基、ジベンゾチエニル基又はジベンゾフリル基であることが更に好ましく、カルバゾリル基であることが特に好ましく、これらの基は置換基を有していてもよい。
本実施形態の発光素子の外部量子効率が更に優れるので、ArH1及びArH2は、好ましくは、アリール基又は1価の複素環基であり、より好ましくは、ベンゼン、フルオレン、ピリジン、ジアザベンゼン、トリアジン、カルバゾール、ジベンゾフラン又はジベンゾチオフェンから環を構成する炭素原子又はヘテロ原子に直接結合する水素原子1個を除いた基であり、更に好ましくは、フェニル基、フルオレニル基、ジベンゾチエニル基、ジベンゾフリル基又はカルバゾリル基であり、特に好ましくは、カルバゾリル基であり、これらの基は置換基を有していてもよい。
Since the external quantum efficiency of the light emitting device of this embodiment is more excellent, at least one of Ar H1 and Ar H2 is preferably an aryl group or a monovalent heterocyclic group, and is a monovalent heterocyclic group. Are more preferable, a carbazolyl group, a dibenzothienyl group or a dibenzofuryl group is more preferable, and a carbazolyl group is particularly preferable, and these groups may have a substituent.
Since the external quantum efficiency of the light emitting device of this embodiment is further excellent, Ar H1 and Ar H2 are preferably an aryl group or a monovalent heterocyclic group, more preferably benzene, fluorene, pyridine, diazabenzene, triazine. , Carbazole, dibenzofuran or dibenzothiophene, a group obtained by removing one hydrogen atom directly bonded to a carbon atom or hetero atom constituting the ring, and more preferably a phenyl group, a fluorenyl group, a dibenzothienyl group, a dibenzofuryl group or A carbazolyl group, particularly preferably a carbazolyl group, and these groups optionally have a substituent.

本実施形態の発光素子の外部量子効率がより優れるので、LH1の少なくとも1つは、アリーレン基又は2価の複素環基であることが好ましく、2価の複素環基であることがより好ましく、カルバゾール、ジベンゾフラン又はジベンゾチオフェンから環を構成する炭素原子又はヘテロ原子(好ましくは炭素原子)に直接結合する水素原子2個を除いた基であることが更に好ましく、これらの基は更に置換基を有していてもよい。 Since the external quantum efficiency of the light emitting device of this embodiment is more excellent, at least one of L H1 is preferably an arylene group or a divalent heterocyclic group, and more preferably a divalent heterocyclic group. , Carbazole, dibenzofuran or dibenzothiophene, more preferably a group obtained by removing two hydrogen atoms directly bonded to a carbon atom or a hetero atom (preferably a carbon atom) constituting the ring, and these groups are further substituted. You may have.

本実施形態の発光素子の外部量子効率が更に優れるので、LH1は、好ましくは、アリーレン基又は2価の複素環基であり、より好ましくは、ベンゼン、ナフタレン、フルオレン、ピリジン、ジアザベンゼン、トリアジン、アザナフタレン、ジアザナフタレン、カルバゾール、ジベンゾフラン又はジベンゾチオフェンから環を構成する炭素原子又はヘテロ原子に直接結合する水素原子2個を除いた基であり、更に好ましくは、ベンゼン、フルオレン、ピリジン、ジアザベンゼン、トリアジン、カルバゾール、ジベンゾフラン又はジベンゾチオフェンから環を構成する炭素原子又はヘテロ原子に直接結合する水素原子2個を除いた基であり、特に好ましくは、ジベンゾフラン又はジベンゾチオフェンから環を構成する炭素原子に直接結合する水素原子2個を除いた基であり、これらの基は置換基を有していてもよい。 L H1 is preferably an arylene group or a divalent heterocyclic group, more preferably benzene, naphthalene, fluorene, pyridine, diazabenzene, triazine, since the external quantum efficiency of the light emitting device of this embodiment is further excellent. Azanaphthalene, diazanaphthalene, carbazole, dibenzofuran or dibenzothiophene is a group obtained by removing two hydrogen atoms directly bonded to a carbon atom or a hetero atom constituting a ring, more preferably benzene, fluorene, pyridine, diazabenzene, A group obtained by removing two hydrogen atoms directly bonded to a carbon atom or hetero atom constituting a ring from triazine, carbazole, dibenzofuran or dibenzothiophene, particularly preferably a group directly formed from dibenzofuran or dibenzothiophene to a carbon atom constituting a ring. Combined water It is a group excluding two elemental atoms, and these groups may have a substituent.

ArH1、ArH2及びLH1が有していてもよい置換基としては、好ましくは、アルキル基、シクロアルキル基、アルコキシ基、シクロアルコキシ基、アリール基、1価の複素環基、置換アミノ基又はフッ素原子であり、より好ましくは、アルキル基、シクロアルキル基、アリール基、1価の複素環基又は置換アミノ基であり、更に好ましくは、アルキル基、アリール基又は1価の複素環基であり、これらの基は更に置換基を有していてもよい。
ArH1、ArH2及びLH1が有していてもよい置換基におけるアリール基、1価の複素環基及び置換アミノ基の例及び好ましい範囲は、それぞれ、ArH1及びArH2におけるアリール基、1価の複素環基及び置換アミノ基の例及び好ましい範囲と同じである。
As the substituent that Ar H1 , Ar H2 and L H1 may have, an alkyl group, a cycloalkyl group, an alkoxy group, a cycloalkoxy group, an aryl group, a monovalent heterocyclic group, and a substituted amino group are preferable. Or a fluorine atom, more preferably an alkyl group, a cycloalkyl group, an aryl group, a monovalent heterocyclic group or a substituted amino group, and still more preferably an alkyl group, an aryl group or a monovalent heterocyclic group. Yes, these groups may further have a substituent.
Examples of aryl groups, monovalent heterocyclic groups and substituted amino groups in the substituents that Ar H1 , Ar H2 and L H1 may have are the aryl groups in Ar H1 and Ar H2 , respectively. The examples are the same as the examples and preferred ranges of the valent heterocyclic group and substituted amino group.

ArH1、ArH2及びLH1が有していてもよい置換基が更に有していてもよい置換基としては、好ましくは、アルキル基、シクロアルキル基、アリール基、1価の複素環基又は置換アミノ基であり、より好ましくは、アルキル基又はシクロアルキル基であり、これらの基は更に置換基を有していてもよいが、更に置換基を有さないことが好ましい。
ArH1、ArH2及びLH1が有していてもよい置換基が更に有していてもよい置換基におけるアリール基、1価の複素環基及び置換アミノ基の例及び好ましい範囲は、それぞれ、ArH1及びArH2におけるアリール基、1価の複素環基及び置換アミノ基の例及び好ましい範囲と同じである。
As the substituent that the substituent which Ar H1 , Ar H2 and L H1 may further have, preferably an alkyl group, a cycloalkyl group, an aryl group, a monovalent heterocyclic group or It is a substituted amino group, more preferably an alkyl group or a cycloalkyl group, and these groups may further have a substituent, but preferably have no substituent.
Examples of the aryl group, monovalent heterocyclic group and substituted amino group in the substituent which the substituent which Ar H1 , Ar H2 and L H1 may have further have, and preferred ranges thereof, respectively, Examples of the aryl group, monovalent heterocyclic group, and substituted amino group in Ar H1 and Ar H2 are the same as the preferred range.

H1は、通常、0以上10以下の整数であり、好ましくは0以上5以下の整数であり、更に好ましくは1以上3以下の整数であり、特に好ましくは1である。 n H1 is usually an integer of 0 or more and 10 or less, preferably an integer of 0 or more and 5 or less, more preferably an integer of 1 or more and 3 or less, and particularly preferably 1.

式(H−1)で表される化合物としては、例えば、下記式で表される化合物が挙げられる。なお、式中、Zは、前記と同じ意味を表す。式中、Zは、酸素原子又は硫黄原子を表す。Zが複数存在する場合、それらは同一でも異なっていてもよい。 As a compound represented by a formula (H-1), the compound represented by a following formula is mentioned, for example. In the formulas, Z A are as defined above. In the formula, Z B represents an oxygen atom or a sulfur atom. When a plurality of ZB are present, they may be the same or different.

Figure 0006600064
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<式(T−1)で表される化合物>
T1は、本実施形態の発光素子の外部量子効率がより優れるので、好ましくは0以上3以下の整数であり、より好ましくは0又は1である。
T2は、本実施形態の発光素子の外部量子効率がより優れるので、好ましくは1以上5以下の整数であり、より好ましくは1以上3以下の整数であり、更に好ましくは2である。
<Compound represented by Formula (T-1)>
n T1 is preferably an integer of 0 or more and 3 or less, more preferably 0 or 1, since the external quantum efficiency of the light emitting device of this embodiment is more excellent.
n T2 is preferably an integer of 1 or more, 5 or less, more preferably an integer of 1 or more and 3 or less, and even more preferably 2, since the external quantum efficiency of the light emitting device of this embodiment is more excellent.

「二重結合を有さない窒素原子」とは、窒素原子と、その窒素原子と結合するすべての原子との間に単結合のみを有する窒素原子を意味する。
「環内に二重結合を有さない窒素原子を含む」とは、環内に−N(−R)−(式中、Rは水素原子又は置換基を表す。)又は式:
The “nitrogen atom having no double bond” means a nitrogen atom having only a single bond between the nitrogen atom and all atoms bonded to the nitrogen atom.
“Including a nitrogen atom having no double bond in the ring” means —N (—R N ) — (wherein R N represents a hydrogen atom or a substituent) in the ring or the formula:

Figure 0006600064

で表される基を含むことを意味する。
Figure 0006600064

It means that the group represented by these is included.

環内に二重結合を有さない窒素原子及び=N−で表される基を含む、縮合環の1価の複素環基(以下、「ArT1の複素環基」ともいう。)において、環を構成する二重結合を有さない窒素原子の数は、通常、1〜10であり、好ましくは1〜5であり、より好ましくは1〜3であり、更に好ましくは1又は2である。また、縮合環の1価の複素環基において、環を構成する=N−で表される基の数は、通常、1〜10であり、好ましくは1〜5であり、より好ましくは1〜3であり、更に好ましくは1又は2である。縮合環の1価の複素環基において、環を構成する炭素原子の数は、通常2〜60であり、好ましくは5〜30であり、より好ましくは8〜25である。 In a condensed monovalent heterocyclic group (hereinafter, also referred to as “Ar T1 heterocyclic group”) containing a nitrogen atom having no double bond in the ring and a group represented by ═N—. The number of nitrogen atoms having no double bond constituting the ring is usually 1 to 10, preferably 1 to 5, more preferably 1 to 3, and further preferably 1 or 2. . Moreover, in the monovalent heterocyclic group of the condensed ring, the number of groups represented by = N- constituting the ring is usually 1 to 10, preferably 1 to 5, more preferably 1 to 5. 3, more preferably 1 or 2. In the monovalent heterocyclic group of the condensed ring, the number of carbon atoms constituting the ring is usually 2 to 60, preferably 5 to 30, and more preferably 8 to 25.

ArT1の複素環基は、環内に二重結合を有さない窒素原子を含み、且つ、環内に=N−で表される基を含まない複素環(以下、「ドナー型複素環」ともいう。)の1個以上(好ましくは5個以下、より好ましくは3個以下、更に好ましくは1個)と、環内に=N−で表される基を含む複素環の1個以上(好ましくは5個以下、より好ましくは3個以下、更に好ましくは1個)とが縮合した複素環式化合物から、環を構成する炭素原子又はヘテロ原子に直接結合する水素原子1個を除いた基であることが好ましく、これらの基は置換基を有していてもよい。 The heterocyclic group of Ar T1 contains a nitrogen atom having no double bond in the ring and does not contain a group represented by ═N— in the ring (hereinafter referred to as “donor type heterocyclic ring”). 1 or more (preferably 5 or less, more preferably 3 or less, more preferably 1) and one or more heterocycles containing a group represented by = N- in the ring ( A group obtained by removing one hydrogen atom directly bonded to a carbon atom or hetero atom constituting a ring from a heterocyclic compound condensed with preferably 5 or less, more preferably 3 or less, and still more preferably 1) It is preferable that these groups may have a substituent.

ドナー型複素環において、環を構成する炭素原子の数は、通常1〜60であり、好ましくは2〜30であり、より好ましくは3〜15である。ドナー型複素環において、環を構成する二重結合を有さない窒素原子の数は、通常、1〜10であり、好ましくは1〜5であり、より好ましくは1〜3であり、更に好ましくは1又は2である。
ドナー型複素環としては、例えば、前述の複素環基の項で例示した複素環式化合物の中で、環内に二重結合を有さない窒素原子を含み、且つ、環内に=N−で表される基を含まない複素環が挙げられ、その中でも、好ましくは、単環式又は2〜5環式の複素環であり、より好ましくは、単環式、2環式又は3環式の複素環であり、更に好ましくは、単環式又は2環式の複素環であり、これらの環は置換基を有していてもよい。
ドナー型複素環は、本実施形態の発光素子の外部量子効率がより優れるので、好ましくは、ピロール環、インドール環、カルバゾール環、9,10−ジヒドロアクリジン環、5,10−ジヒドロフェナジン環、フェノキサジン環又はフェノチアジン環であり、より好ましくは、ピロール環、インドール環又はカルバゾール環であり、更に好ましくは、ピロール環又はインドール環であり、これらの環は置換基を有していてもよい。
ドナー型複素環が有していてもよい置換基の例及び好ましい範囲は、ArH1、ArH2及びLH1が有していてもよい置換基の例及び好ましい範囲と同じである。
In the donor type heterocyclic ring, the number of carbon atoms constituting the ring is usually 1 to 60, preferably 2 to 30, and more preferably 3 to 15. In the donor type heterocyclic ring, the number of nitrogen atoms having no double bond constituting the ring is usually 1 to 10, preferably 1 to 5, more preferably 1 to 3, and still more preferably. Is 1 or 2.
Examples of the donor type heterocyclic ring include a nitrogen atom having no double bond in the ring among the heterocyclic compounds exemplified in the above-mentioned heterocyclic group, and ═N— in the ring. Among them, preferred are monocyclic or 2 to 5 heterocyclic rings, more preferably monocyclic, bicyclic or tricyclic. More preferably, it is a monocyclic or bicyclic heterocyclic ring, and these rings may have a substituent.
Since the donor type heterocyclic ring is more excellent in the external quantum efficiency of the light emitting device of this embodiment, it is preferably a pyrrole ring, an indole ring, a carbazole ring, a 9,10-dihydroacridine ring, a 5,10-dihydrophenazine ring, a phenoxy ring. A sazine ring or a phenothiazine ring, more preferably a pyrrole ring, an indole ring or a carbazole ring, still more preferably a pyrrole ring or an indole ring, and these rings optionally have a substituent.
Examples and preferred ranges of the substituent that the donor-type heterocyclic ring may have are the same as examples and preferred ranges of the substituent that Ar H1 , Ar H2 and L H1 may have.

環内に=N−で表される基を含む複素環において、環を構成する炭素原子の数は、通常1〜60であり、好ましくは2〜30であり、より好ましくは3〜15である。環内に=N−で表される基を含む複素環において、環を構成する=N−で表される基の数は、通常、1〜10であり、好ましくは1〜5であり、より好ましくは1〜3であり、更に好ましくは1又は2である。
環内に=N−で表される基を含む複素環としては、例えば、前述の複素環基の項で例示した複素環式化合物の中で、環内に=N−で表される基を含む複素環が挙げられ、その中でも、好ましくは、単環式、2環式又は3環式の複素環であり、より好ましくは単環式の複素環であり、これらの環は置換基を有していてもよい。
環内に=N−で表される基を含む複素環は、本実施形態の発光素子の外部量子効率がより優れるので、好ましくは、ジアゾール環、トリアゾール環、テトラゾール環、ピリジン環、ジアザベンゼン環、トリアジン環、アザナフタレン環、ジアザナフタレン環、アザカルバゾール環、ジアザカルバゾール環、アザアントラセン環、ジアザアントラセン環、アザフェナントレン環又はジアザフェナントレン環であり、より好ましくは、ピリジン環、ジアザベンゼン環、アザナフタレン環、ジアザナフタレン環、アザカルバゾール環又はジアザカルバゾール環であり、更に好ましくは、ピリジン環又はジアザベンゼン環であり、これらの環は置換基を有していてもよい。
環内に=N−で表される基を含む複素環が有していてもよい置換基の例及び好ましい範囲は、ArH1、ArH2及びLH1が有していてもよい置換基の例及び好ましい範囲と同じである。
In the heterocyclic ring containing a group represented by = N- in the ring, the number of carbon atoms constituting the ring is usually 1 to 60, preferably 2 to 30, and more preferably 3 to 15. . In the heterocyclic ring containing a group represented by = N- in the ring, the number of groups represented by = N- constituting the ring is usually 1 to 10, preferably 1 to 5, more Preferably it is 1-3, More preferably, it is 1 or 2.
Examples of the heterocyclic ring containing a group represented by = N- in the ring include, for example, a group represented by = N- in the ring in the heterocyclic compounds exemplified in the above-mentioned heterocyclic group. Among them, preferred are monocyclic, bicyclic or tricyclic heterocycles, and more preferred are monocyclic heterocycles, and these rings have a substituent. You may do it.
Since the heterocyclic ring containing a group represented by = N- in the ring is more excellent in external quantum efficiency of the light emitting device of the present embodiment, preferably a diazole ring, a triazole ring, a tetrazole ring, a pyridine ring, a diazabenzene ring, Triazine ring, azanaphthalene ring, diazanaphthalene ring, azacarbazole ring, diazacarbazole ring, azaanthracene ring, diazaanthracene ring, azaphenanthrene ring or diazaphenanthrene ring, more preferably pyridine ring, diazabenzene ring , An azanaphthalene ring, a diazanaphthalene ring, an azacarbazole ring or a diazacarbazole ring, and more preferably a pyridine ring or a diazabenzene ring, and these rings may have a substituent.
Examples of the substituent that the heterocyclic ring containing a group represented by ═N— in the ring may have and preferred ranges thereof are examples of the substituent that Ar H1 , Ar H2, and L H1 may have. And the same as the preferred range.

ArT1の複素環基としては、例えば、アザインドール、ジアザインドール、アザカルバゾール、ジアザカルバゾール、又は、これらの環にドナー型複素環及び/若しくは環内に=N−で表される基を含む複素環が1個以上(好ましくは5個以下、より好ましくは3個以下、更に好ましくは1個である。)縮合した複素環式化合物から、環を構成する炭素原子又はヘテロ原子に直接結合する水素原子1個を除いた基が挙げられ、好ましくは、アザカルバゾール又はジアザカルバゾールから、環を構成する炭素原子又はヘテロ原子に直接結合する水素原子1個を除いた基であり、これらの基は置換基を有していてもよい。
ArT1の複素環基が有していてもよい置換基の例及び好ましい範囲は、ArH1、ArH2及びLH1が有していてもよい置換基の例及び好ましい範囲と同じである。
式(T−1)で表される化合物を容易に合成できるので、ArT1が複数存在する場合、それらは好ましくは同一である。
As the heterocyclic group for Ar T1 , for example, azaindole, diazaindole, azacarbazole, diazacarbazole, or a group represented by = N- in the donor type heterocyclic ring and / or in the ring Directly bonded to a carbon atom or a hetero atom constituting a ring from a condensed heterocyclic compound containing 1 or more (preferably 5 or less, more preferably 3 or less, more preferably 1) heterocycles And a group in which one hydrogen atom directly bonded to a carbon atom or a hetero atom constituting the ring is removed from azacarbazole or diazacarbazole. The group may have a substituent.
Examples and preferred ranges of the substituent that the heterocyclic group of Ar T1 may have are the same as examples and preferred ranges of the substituent that Ar H1 , Ar H2, and L H1 may have.
Since a compound represented by the formula (T-1) can be easily synthesized, when a plurality of Ar T1 are present, they are preferably the same.

ArT1の複素環基は、本実施形態の発光素子の外部量子効率がより優れるので、好ましくは、式(T1−1)で表される基である。 The heterocyclic group of Ar T1 is preferably a group represented by the formula (T1-1) because the external quantum efficiency of the light emitting device of this embodiment is more excellent.

[式(T1−1)で表される基]
T1は、好ましくは単結合、酸素原子、硫黄原子又は−C(RXT1’)−で表される基であり、より好ましくは単結合、酸素原子又は硫黄原子であり、更に好ましくは単結合である。
[Group Represented by Formula (T1-1)]
X T1 is preferably a single bond, an oxygen atom, a sulfur atom or a group represented by —C (R XT1 ′) 2 —, more preferably a single bond, an oxygen atom or a sulfur atom, still more preferably a single bond. It is a bond.

XT1は、好ましくは、アルキル基、シクロアルキル基、アリール基又は1価の複素環基であり、より好ましくは、アリール基又は1価の複素環基であり、更に好ましくは、アリール基であり、これらの基は置換基を有していてもよい。
XT1’は、好ましくは、アルキル基、シクロアルキル基、アリール基、1価の複素環基又は置換アミノ基であり、より好ましくは、アルキル基又はアリール基であり、更に好ましくは、アルキル基であり、これらの基は置換基を有していてもよい。
複数存在するRXT1’は、互いに結合して、それぞれが結合する炭素原子とともに環を形成しないことが好ましい。
R XT1 is preferably an alkyl group, a cycloalkyl group, an aryl group or a monovalent heterocyclic group, more preferably an aryl group or a monovalent heterocyclic group, still more preferably an aryl group. These groups may have a substituent.
R XT1 ′ is preferably an alkyl group, a cycloalkyl group, an aryl group, a monovalent heterocyclic group or a substituted amino group, more preferably an alkyl group or an aryl group, still more preferably an alkyl group. Yes, these groups may have a substituent.
A plurality of R XT1 ′ are preferably bonded to each other and do not form a ring with the carbon atom to which each is bonded.

XT1及びRXT1’におけるアリール基、1価の複素環基及び置換アミノ基の例及び好ましい範囲は、それぞれ、ArH1及びArH2におけるアリール基、1価の複素環基及び置換アミノ基の例及び好ましい範囲と同じである。
XT1及びRXT1’が有していてもよい置換基の例及び好ましい範囲は、ArH1、ArH2及びLH1が有していてもよい置換基の例及び好ましい範囲と同じである。
Examples of aryl groups, monovalent heterocyclic groups and substituted amino groups in R XT1 and R XT1 ′ and preferred ranges thereof are examples of aryl groups, monovalent heterocyclic groups and substituted amino groups in Ar H1 and Ar H2 , respectively. And the same as the preferred range.
Examples and preferred ranges of substituents that R XT1 and R XT1 ′ may have are the same as examples and preferred ranges of substituents that Ar H1 , Ar H2 and L H1 may have.

環RT1及び環RT2における芳香族炭化水素環の炭素原子数は、置換基の炭素原子数を含めないで、通常6〜60であり、好ましくは6〜30であり、更に好ましくは6〜18である。
環RT1及び環RT2における芳香族炭化水素環としては、例えば、前述の芳香族炭化水素基の項で例示した芳香族炭化水素環が挙げられ、本実施形態の発光素子の外部量子効率がより優れるので、好ましくは、前述の芳香族炭化水素基の項で例示した、単環式、2環式又は3環式の芳香族炭化水素環であり、より好ましくは、単環式の芳香族炭化水素環であり、これらの基は置換基を有していてもよい。
環RT1及び環RT2における芳香族炭化水素環としては、本実施形態の発光素子の外部量子効率が更に優れるので、好ましくは、ベンゼン環、ナフタレン環、フルオレン環、フェナントレン環又はジヒドロフェナントレン環であり、より好ましくは、ベンゼン環、フルオレン環又はジヒドロフェナントレン環であり、更に好ましくは、ベンゼン環であり、これらの環は置換基を有していてもよい。
環RT1及び環RT2における複素環の炭素原子数は、置換基の炭素原子数を含めないで、通常1〜60であり、好ましくは2〜30であり、より好ましくは3〜15である。環RT1及び環RT2における複素環のヘテロ原子数は、置換基の炭素原子数を含めないで、通常1〜30であり、好ましくは、1〜10であり、より好ましくは1〜3である。
環RT1及び環RT2における複素環としては、例えば、前述の複素環基の項で例示した複素環が挙げられ、本実施形態の発光素子の外部量子効率がより優れるので、好ましくは、前述の複素環基の項で例示した、単環式、2環式又は3環式の複素環(好ましくは、ドナー型複素環又は環内に=N−で表される基を含む複素環であり、より好ましくは、環内に=N−で表される基を含む複素環である。)であり、より好ましくは、単環式の複素環(好ましくは、ドナー型複素環又は環内に=N−で表される基を含む複素環であり、より好ましくは、環内に=N−で表される基を含む複素環である。)であり、これらの環は置換基を有していてもよい。
環RT1及び環RT2における複素環としては、本実施形態の発光素子の外部量子効率が更に優れるので、好ましくは、カルバゾール環、9,10−ジヒドロアクリジン環、5,10−ジヒドロフェナジン環、フェノキサジン環、フェノチアジン環、ピリジン環、ジアザベンゼン環、アザナフタレン環、ジアザナフタレン環、アザカルバゾール環、ジアザカルバゾール環、ジベンゾフラン環又はジベンゾチオフェン環であり、より好ましくは、ピリジン環、ジアザベンゼン環、アザナフタレン環、ジアザナフタレン環、アザカルバゾール環又はジアザカルバゾール環であり、更に好ましくは、ピリジン環又はジアザベンゼン環であり、これらの環は置換基を有していてもよい。
The number of carbon atoms of the aromatic hydrocarbon ring in ring R T1 and ring R T2 does not include the number of carbon atoms of the substituent, and is usually 6 to 60, preferably 6 to 30, and more preferably 6 to 18.
Examples of the aromatic hydrocarbon ring in the ring R T1 and the ring R T2 include the aromatic hydrocarbon rings exemplified in the above-described aromatic hydrocarbon group, and the external quantum efficiency of the light emitting device of this embodiment is Since it is more excellent, it is preferably a monocyclic, bicyclic or tricyclic aromatic hydrocarbon ring exemplified in the above-mentioned aromatic hydrocarbon group, and more preferably a monocyclic aromatic ring. It is a hydrocarbon ring, and these groups may have a substituent.
As the aromatic hydrocarbon ring in the ring R T1 and the ring R T2, the external quantum efficiency of the light emitting device of this embodiment is further excellent, and therefore, preferably a benzene ring, a naphthalene ring, a fluorene ring, a phenanthrene ring or a dihydrophenanthrene ring. More preferably a benzene ring, a fluorene ring or a dihydrophenanthrene ring, still more preferably a benzene ring, which may have a substituent.
The number of carbon atoms of the heterocyclic ring in ring R T1 and ring R T2 is usually 1-60, preferably 2-30, more preferably 3-15, not including the number of carbon atoms of the substituent. . The number of heteroatoms of the heterocyclic ring in ring R T1 and ring R T2 is usually 1 to 30, preferably 1 to 10, more preferably 1 to 3, not including the number of carbon atoms of the substituent. is there.
Examples of the heterocyclic ring in the ring R T1 and the ring R T2 include, for example, the heterocyclic ring exemplified in the above-described heterocyclic group, and the external quantum efficiency of the light emitting device of this embodiment is more excellent. A monocyclic, bicyclic or tricyclic heterocyclic ring (preferably a donor type heterocyclic ring or a heterocyclic ring containing a group represented by = N- in the ring). More preferably, it is a heterocyclic ring containing a group represented by = N- in the ring. More preferably, it is a monocyclic heterocyclic ring (preferably a donor type heterocyclic ring or a ring = A heterocyclic ring containing a group represented by N-, more preferably a heterocyclic ring containing a group represented by = N- in the ring.) These rings have a substituent. May be.
As the heterocyclic ring in the ring R T1 and the ring R T2 , the external quantum efficiency of the light emitting device of the present embodiment is further excellent. Therefore, preferably, a carbazole ring, a 9,10-dihydroacridine ring, a 5,10-dihydrophenazine ring, Phenoxazine ring, phenothiazine ring, pyridine ring, diazabenzene ring, azanaphthalene ring, diazanaphthalene ring, azacarbazole ring, diazacarbazole ring, dibenzofuran ring or dibenzothiophene ring, more preferably a pyridine ring, diazabenzene ring, An azanaphthalene ring, a diazanaphthalene ring, an azacarbazole ring or a diazacarbazole ring, more preferably a pyridine ring or a diazabenzene ring, and these rings may have a substituent.

環RT1は、本実施形態の発光素子の外部量子効率がより優れるので、好ましくは、芳香族炭化水素環又は環内に=N−で表される基を含む複素環であり、より好ましくは、単環式の芳香族炭化水素環又は環内に=N−で表される基を含む単環式の複素環であり、更に好ましくは、ベンゼン環、ピリジン環又はジアザベンゼン環であり、特に好ましくはベンゼン環であり、これらの環は置換基を有していてもよい。
環RT2は、本実施形態の発光素子の外部量子効率がより優れるので、好ましくは、環内に=N−で表される基を含む複素環であり、より好ましくは、環内に=N−で表される基を含む単環式の複素環であり、更に好ましくは、ピリジン環又はジアザベンゼン環であり、特に好ましくはピリジン環であり、これらの環は置換基を有していてもよい。
本実施形態の発光素子の外部量子効率が更に優れるので、環RT1が、芳香族炭化水素環又は環内に=N−で表される基を含む複素環であり、且つ、環RT2が、環内に=N−で表される基を含む複素環であることが好ましく、環RT1が、単環式の芳香族炭化水素環又は環内に=N−で表される基を含む単環式の複素環であり、且つ、環RT2が、環内に=N−で表される基を含む単環式の複素環であることがより好ましく、環RT1が、ベンゼン環、ピリジン環又はジアザベンゼン環であり、且つ、環RT2が、ピリジン環又はジアザベンゼン環であることが更に好ましく、環RT1がベンゼン環であり、且つ、環RT2が、ピリジン環であることが特に好ましく、これらの環は置換基を有していてもよい。
Ring R T1 is preferably an aromatic hydrocarbon ring or a heterocyclic ring containing a group represented by ═N— in the ring, more preferably, since the external quantum efficiency of the light emitting device of this embodiment is more excellent. A monocyclic aromatic hydrocarbon ring or a monocyclic heterocycle containing a group represented by ═N— in the ring, more preferably a benzene ring, a pyridine ring or a diazabenzene ring, particularly preferably Is a benzene ring, and these rings may have a substituent.
The ring R T2 is preferably a heterocyclic ring containing a group represented by ═N— in the ring, and more preferably ═N— in the ring, because the external quantum efficiency of the light emitting device of this embodiment is more excellent. A monocyclic heterocycle containing a group represented by-, more preferably a pyridine ring or a diazabenzene ring, and particularly preferably a pyridine ring, and these rings may have a substituent. .
Since the external quantum efficiency of the light emitting device of this embodiment is further excellent, the ring R T1 is an aromatic hydrocarbon ring or a heterocyclic ring containing a group represented by ═N— in the ring, and the ring R T2 is , Preferably a heterocyclic ring containing a group represented by = N- in the ring, and ring R T1 contains a monocyclic aromatic hydrocarbon ring or a group represented by = N- in the ring More preferably, it is a monocyclic heterocycle, and the ring R T2 is a monocyclic heterocycle containing a group represented by ═N— in the ring, and the ring R T1 is a benzene ring, More preferably, it is a pyridine ring or a diazabenzene ring, and the ring R T2 is more preferably a pyridine ring or a diazabenzene ring, the ring R T1 is a benzene ring, and the ring R T2 is particularly a pyridine ring. Preferably, these rings may have a substituent.

環RT1及び環RT2が有していてもよい置換基の例及び好ましい範囲は、ArH1、ArH2及びLH1が有していてもよい置換基の例及び好ましい範囲と同じである。 Examples and preferred ranges of the substituents that the ring R T1 and ring R T2 may have are the same as the examples and preferred ranges of the substituents that Ar H1 , Ar H2, and L H1 may have.

T1におけるアリーレン基の例及び好ましい範囲は、LH1におけるアリーレン基におけるアリーレン基の例及び好ましい範囲と同じである。
T1における2価の複素環基の例及び好ましい範囲は、LH1における2価の複素環基におけるアリーレン基の例及び好ましい範囲と同じである。
Examples and preferred ranges of the arylene group in L T1 are the same as examples and preferred ranges of the arylene group in the arylene group in L H1 .
Examples of the divalent heterocyclic group in L T1 and preferred ranges are the same as examples of the arylene group and the preferable range of the divalent heterocyclic group in L H1.

T1は、好ましくは、アリーレン基又は2価の複素環基であり、より好ましくは、ベンゼン、ナフタレン、フルオレン、ピリジン、ジアザベンゼン、トリアジン、アザナフタレン、ジアザナフタレン、カルバゾール、ジベンゾフラン又はジベンゾチオフェンから環を構成する炭素原子又はヘテロ原子に直接結合する水素原子2個を除いた基であり、更に好ましくは、ベンゼン、フルオレン、ピリジン、ジアザベンゼン、トリアジン、カルバゾール、ジベンゾフラン又はジベンゾチオフェンから環を構成する炭素原子又はヘテロ原子に直接結合する水素原子2個を除いた基であり、特に好ましくは、ベンゼン、ジベンゾフラン又はジベンゾチオフェンから環を構成する炭素原子に直接結合する水素原子2個を除いた基であり、とりわけ好ましくは、フェニレン基であり、これらの基は置換基を有していてもよい。
式(T−1)で表される化合物を容易に合成できるので、LT1が複数存在する場合、それらは好ましくは同一である。
L T1 is preferably an arylene group or a divalent heterocyclic group, more preferably a ring from benzene, naphthalene, fluorene, pyridine, diazabenzene, triazine, azanaphthalene, diazanaphthalene, carbazole, dibenzofuran or dibenzothiophene. Is a group obtained by removing two hydrogen atoms directly bonded to a carbon atom or hetero atom, and more preferably a carbon atom constituting a ring from benzene, fluorene, pyridine, diazabenzene, triazine, carbazole, dibenzofuran or dibenzothiophene Or a group in which two hydrogen atoms directly bonded to a hetero atom are removed, particularly preferably a group in which two hydrogen atoms directly bonded to a carbon atom constituting a ring are removed from benzene, dibenzofuran or dibenzothiophene, Especially preferred Or a phenylene group, and these groups may have a substituent.
Since a compound represented by the formula (T-1) can be easily synthesized, when a plurality of LT1 are present, they are preferably the same.

T1が有していてもよい置換基の例及び好ましい範囲は、ArH1、ArH2及びLH1が有していてもよい置換基の例及び好ましい範囲と同じである。 Examples and preferred ranges of the substituent that L T1 may have are the same as examples and preferred ranges of the substituent that Ar H1 , Ar H2, and L H1 may have.

T1’は、好ましくは、アリール基又は1価の複素環基であり、より好ましくはアリール基であり、これらの基は置換基を有していてもよい。
T1’におけるアリール基及び1価の複素環基の例及び好ましい範囲は、それぞれ、ArH1及びArH2におけるアリール基及び1価の複素環基の例及び好ましい範囲と同じである。
T1’が有していてもよい置換基の例及び好ましい範囲は、ArH1、ArH2及びLH1が有していてもよい置換基の例及び好ましい範囲と同じである。
R T1 ′ is preferably an aryl group or a monovalent heterocyclic group, more preferably an aryl group, and these groups optionally have a substituent.
Examples and preferred ranges of the aryl group and monovalent heterocyclic group in R T1 ′ are the same as those of the aryl group and monovalent heterocyclic group in Ar H1 and Ar H2 , respectively.
Examples and preferred ranges of the substituent that R T1 ′ may have are the same as examples and preferred ranges of the substituent that Ar H1 , Ar H2 and L H1 may have.

ArT2における芳香族炭化水素基は、好ましくは、単環式又は2〜6環式の芳香族炭化水素から環を構成する炭素原子に直接結合する水素原子1個以上を除いた基であり、より好ましくは、単環式、2環式又は3環式の芳香族炭化水素から環を構成する炭素原子に直接結合する水素原子1個以上を除いた基であり、更に好ましくは、ベンゼン、ナフタレン、フルオレン、フェナントレン又はアントラセンから環を構成する炭素原子に直接結合する水素原子1個以上を除いた基であり、これらの基は置換基を有していてもよい。
ArT2における複素環基は、好ましくは、単環式又は2〜6環式の複素環式化合物から環を構成する炭素原子又はヘテロ原子に直接結合する水素原子1個以上を除いた基であり、より好ましくは、単環式、2環式又は3環式の複素環式化合物から環を構成する炭素原子又はヘテロ原子に直接結合する水素原子1個以上を除いた基であり、更に好ましくは、ピリジン、ジアザベンゼン、トリアジン、アザナフタレン、ジアザナフタレン、カルバゾール、ジベンゾフラン、ジベンゾチオフェン、フェノキサジン、フェノチアジン、アザアントラセン、ジアザアントラセン、アザフェナントレン又はジアザフェナントレンから環を構成する炭素原子又はヘテロ原子に直接結合する水素原子1個以上を除いた基であり、特に好ましくは、ピリジン、ジアザベンゼン、トリアジン、アザナフタレン、ジアザナフタレン、カルバゾール、ジベンゾフラン、ジベンゾチオフェン、アザアントラセン、ジアザアントラセン、アザフェナントレン又はジアザフェナントレンから環を構成する炭素原子又はヘテロ原子に直接結合する水素原子1個以上を除いた基であり、これらの基は置換基を有していてもよい。
ArT2は、本実施形態の発光素子の外部量子効率がより優れるので、好ましくは、ベンゼン、フルオレン、ピリジン、ジアザベンゼン、トリアジン、カルバゾール、ジベンゾフラン又はジベンゾチオフェンから環を構成する炭素原子又はヘテロ原子に直接結合する水素原子1個以上を除いた基であり、より好ましくは、ベンゼン、ジベンゾフラン又はジベンゾチオフェンから環を構成する炭素原子に直接結合する水素原子1個以上を除いた基であり、これらの基は置換基を有していてもよい。
ArT2が有していてもよい置換基の例及び好ましい範囲は、ArH1、ArH2及びLH1が有していてもよい置換基の例及び好ましい範囲と同じである。
The aromatic hydrocarbon group for Ar T2 is preferably a group obtained by removing one or more hydrogen atoms directly bonded to a carbon atom constituting a ring from a monocyclic or 2-6 cyclic aromatic hydrocarbon, More preferably, it is a group obtained by removing one or more hydrogen atoms directly bonded to carbon atoms constituting a ring from a monocyclic, bicyclic or tricyclic aromatic hydrocarbon, and more preferably benzene, naphthalene , Fluorene, phenanthrene or anthracene is a group obtained by removing one or more hydrogen atoms directly bonded to the carbon atoms constituting the ring, and these groups may have a substituent.
The heterocyclic group in Ar T2 is preferably a group obtained by removing one or more hydrogen atoms directly bonded to a carbon atom or a hetero atom constituting a ring from a monocyclic or 2-6 cyclic heterocyclic compound. More preferably, it is a group obtained by removing one or more hydrogen atoms directly bonded to a carbon atom or a hetero atom constituting a ring from a monocyclic, bicyclic or tricyclic heterocyclic compound, and more preferably , Pyridine, diazabenzene, triazine, azanaphthalene, diazanaphthalene, carbazole, dibenzofuran, dibenzothiophene, phenoxazine, phenothiazine, azaanthracene, diazaanthracene, azaphenanthrene or diazaphenanthrene to carbon atoms or heteroatoms constituting the ring A group excluding one or more directly bonded hydrogen atoms, particularly preferably pyridine, One or more hydrogen atoms directly bonded to the ring carbon atom or hetero atom from diazabenzene, triazine, azanaphthalene, diazanaphthalene, carbazole, dibenzofuran, dibenzothiophene, azaanthracene, diazaanthracene, azaphenanthrene, or diazaphenanthrene And these groups may have a substituent.
Ar T2 is more excellent in the external quantum efficiency of the light-emitting device of the present embodiment. Therefore, it is preferable that Ar T2 is directly bonded to a carbon atom or a hetero atom constituting a ring from benzene, fluorene, pyridine, diazabenzene, triazine, carbazole, dibenzofuran, or dibenzothiophene. A group obtained by removing one or more hydrogen atoms bonded, more preferably a group obtained by removing one or more hydrogen atoms directly bonded to a carbon atom constituting a ring from benzene, dibenzofuran or dibenzothiophene; May have a substituent.
Examples and preferred ranges of the substituent that Ar T2 may have are the same as examples and preferred ranges of the substituent that Ar H1 , Ar H2 and L H1 may have.

式(T−1)で表される化合物としては、例えば、下記式で表される化合物、及び、後述の化合物ET1〜ET3が挙げられる。なお、式中、Z及びZは、前記と同じ意味を表す。 As a compound represented by a formula (T-1), the compound represented by a following formula and the below-mentioned compounds ET1-ET3 are mentioned, for example. In the formula, Z A and Z B represent the same meaning as described above.

Figure 0006600064
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Figure 0006600064
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Figure 0006600064
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<MA及びMB>
赤色燐光発光性化合物の分子量(MA)は、通常、10000以下である。MAが10000を超えると、赤色燐光発光性化合物を精製(例えば、再結晶及び昇華が挙げられる。)をした際、赤色燐光発光性化合物の純度を向上させることが困難になる可能性があり、本実施形態の発光素子の外部量子効率が低下する可能性があると考えられる。また、MAは、通常、500以上である。MAが500未満であると、赤色燐光発光性化合物の安定性が低下する可能性があり、本実施形態の発光素子の外部量子効率が低下する可能性があると考えられる。
上記の考えに基づき、本実施形態の発光素子の外部量子効率を向上させる観点から、MAは、好ましくは840以上5000以下であり、より好ましくは900以上4000以下であり、更に好ましくは1000以上3000以下であり、特に好ましくは1050以上2000以下である。
<MA and MB>
The molecular weight (MA) of the red phosphorescent compound is usually 10,000 or less. When MA exceeds 10,000, it may be difficult to improve the purity of the red phosphorescent compound when the red phosphorescent compound is purified (for example, recrystallization and sublimation). It is considered that the external quantum efficiency of the light emitting device of this embodiment may be reduced. Moreover, MA is 500 or more normally. If MA is less than 500, the stability of the red phosphorescent compound may be lowered, and the external quantum efficiency of the light emitting device of this embodiment may be lowered.
Based on the above idea, from the viewpoint of improving the external quantum efficiency of the light emitting device of this embodiment, MA is preferably 840 or more and 5000 or less, more preferably 900 or more and 4000 or less, and further preferably 1000 or more and 3000. Or less, particularly preferably 1050 or more and 2000 or less.

式(T−1)で表される化合物の分子量(MB)は、通常、10000以下である。MBが10000を超えると、式(T−1)で表される化合物を精製(例えば、再結晶及び昇華が挙げられる。)をした際、式(T−1)で表される化合物の純度を向上させることが困難になる可能性があり、本実施形態の発光素子の外部量子効率が低下する可能性があると考えられる、また、MBは、通常、200以上である。MBが200未満であると、式(T−1)で表される化合物の安定性が低下する可能性があり、また、式(T−1)で表される化合物を含有する層の膜質が低下する可能性があり、本実施形態の発光素子の外部量子効率が低下する可能性があると考えられる。
上記の考えに基づき、本実施形態の発光素子の外部量子効率を向上させる観点から、MBは、好ましくは350以上5000以下であり、より好ましくは400以上3000以下であり、更に好ましくは450以上2000以下であり、特に好ましくは500以上1000以下である。
The molecular weight (MB) of the compound represented by the formula (T-1) is usually 10,000 or less. When MB exceeds 10,000, when the compound represented by the formula (T-1) is purified (for example, recrystallization and sublimation), the purity of the compound represented by the formula (T-1) is increased. It may be difficult to improve, and it is considered that the external quantum efficiency of the light-emitting device of the present embodiment may be reduced, and the MB is usually 200 or more. If MB is less than 200, the stability of the compound represented by the formula (T-1) may be lowered, and the film quality of the layer containing the compound represented by the formula (T-1) may be reduced. It is considered that the external quantum efficiency of the light emitting device of this embodiment may be reduced.
Based on the above idea, from the viewpoint of improving the external quantum efficiency of the light emitting device of the present embodiment, MB is preferably 350 or more and 5000 or less, more preferably 400 or more and 3000 or less, and further preferably 450 or more and 2000. Or less, particularly preferably 500 or more and 1000 or less.

MAと、MBとの合計(MA+MB)は、本実施形態の発光素子の外部量子効率がより優れるので、好ましくは1550以上である。また、MA+MBは、本実施形態の発光素子の外部量子効率がより優れるので、好ましくは7000以下であり、より好ましくは5000以下であり、更に好ましくは4000以下であり、特に好ましくは3000以下であり、とりわけ好ましくは2600以下である。
MA+MBは、本実施形態の発光素子の外部量子効率が更に優れるので、式(M1−2)を満たすことが好ましく、式(M1−3)を満たすことがより好ましい。
1550≦MA+MB≦2600 (M1−3)
The total of MA and MB (MA + MB) is preferably 1550 or more because the external quantum efficiency of the light emitting device of this embodiment is more excellent. MA + MB is preferably 7000 or less, more preferably 5000 or less, even more preferably 4000 or less, and particularly preferably 3000 or less, because the external quantum efficiency of the light emitting device of this embodiment is more excellent. Especially preferably, it is 2600 or less.
MA + MB satisfies the formula (M1-2) and more preferably satisfies the formula (M1-3) because the external quantum efficiency of the light emitting device of this embodiment is further excellent.
1550 ≦ MA + MB ≦ 2600 (M1-3)

MAに対する、MBの比率(MB/MA)は、本実施形態の発光素子の外部量子効率がより優れるので、0.05以上であることが好ましく、0.10以上であることがより好ましく、0.15以上であることが更に好ましく、0.20以上であることが特に好ましく、0.25以上であることがとりわけ好ましい。また、MB/MAは、本実施形態の発光素子の外部量子効率がより優れるので、0.80以下であることが好ましく、0.75以下であることがより好ましく、0.70以下であることが更に好ましい。
MA+MBは、本実施形態の発光素子の外部量子効率が更に優れるので、式(M2−2)を満たすことが好ましい。
The ratio of MB to MA (MB / MA) is preferably 0.05 or more, more preferably 0.10 or more, since the external quantum efficiency of the light emitting device of this embodiment is more excellent. Is more preferably 0.15 or more, particularly preferably 0.20 or more, and particularly preferably 0.25 or more. MB / MA is preferably 0.80 or less, more preferably 0.75 or less, and 0.70 or less, because the external quantum efficiency of the light emitting device of this embodiment is more excellent. Is more preferable.
MA + MB preferably satisfies the formula (M2-2) because the external quantum efficiency of the light emitting device of this embodiment is further excellent.

MAと、MBとは、本実施形態の発光素子の外部量子効率がより優れるので、式(M1−2)及び式(M2−2)を満たすことが好ましく、式(M1−3)及び式(M2−2)を満たすことがより好ましい。   MA and MB preferably satisfy the formula (M1-2) and the formula (M2-2) because the external quantum efficiency of the light emitting device of this embodiment is more excellent, and the formula (M1-3) and the formula ( It is more preferable to satisfy M2-2).

<発光素子>
本実施形態の発光素子は、陽極と、陰極と、陽極及び陰極の間に設けられた第1の層と、陰極及び第1の層との間に設けられた第2の層と、陽極及び第1の層との間に設けられた第3の層とを有する発光素子であり、第1の層が、青色燐光発光性化合物を含有する層であり、第1の層、第2の層及び第3の層の少なくとも1層に、赤色燐光発光性化合物を含有し、第1の層、第2の層及び第3の層の少なくとも1層に、式(T−1)で表される化合物を含有し、赤色燐光発光性化合物の分子量(MA)と、前記式(T−1)で表される化合物の分子量(MB)とが、式(M1−1)及び式(M2−1)を満たす、発光素子である。
<Light emitting element>
The light emitting device of this embodiment includes an anode, a cathode, a first layer provided between the anode and the cathode, a second layer provided between the cathode and the first layer, an anode, And a third layer provided between the first layer, the first layer is a layer containing a blue phosphorescent compound, the first layer, and the second layer. And at least one of the third layers contains a red phosphorescent compound, and at least one of the first layer, the second layer, and the third layer is represented by the formula (T-1). The molecular weight (MA) of the red phosphorescent compound containing the compound and the molecular weight (MB) of the compound represented by the formula (T-1) are represented by the formula (M1-1) and the formula (M2-1). The light-emitting element satisfies the above.

式(T−1)で表される化合物は、本実施形態の発光素子の外部量子効率がより優れるので、第1の層又は第2の層に含有されることが好ましく、第2の層に含有されることがより好ましい。
赤色燐光発光性化合物は、本実施形態の発光素子の外部量子効率がより優れるので、第1の層又は第3の層に含有されることが好ましい。
The compound represented by the formula (T-1) is preferably contained in the first layer or the second layer because the external quantum efficiency of the light emitting device of the present embodiment is more excellent. More preferably it is contained.
The red phosphorescent compound is preferably contained in the first layer or the third layer because the external quantum efficiency of the light emitting device of this embodiment is more excellent.

本実施形態の発光素子において、青色燐光発光性化合物の含有量と、赤色燐光発光性化合物の含有量との比率を調整することで、発光素子の発光色を調整することが可能であり、発光色を白色に調整することも可能である。発光素子の発光色は、発光素子の発光色度を測定して色度座標(CIE色度座標)を求めることで確認することできる。白色の発光色は、色度座標のXが0.24〜0.55の範囲内であり、かつ、色度座標のYが0.24〜0.55の範囲内であることが好ましい。
なお、CIE色度座標(x,y)は、国際照明委員会CIE(Commission Internationale de l’Eclairage)が1931年に策定した国際表示法であるXYZ表色系に基づくxy色度座標(x,y)である。
In the light-emitting element of this embodiment, the emission color of the light-emitting element can be adjusted by adjusting the ratio of the content of the blue phosphorescent compound and the content of the red phosphorescent compound, and thus the light emission. It is also possible to adjust the color to white. The light emission color of the light emitting element can be confirmed by measuring the light emission chromaticity of the light emitting element and obtaining chromaticity coordinates (CIE chromaticity coordinates). The white luminescent color preferably has a chromaticity coordinate X in the range of 0.24 to 0.55 and a chromaticity coordinate Y in the range of 0.24 to 0.55.
Note that the CIE chromaticity coordinates (x, y) are xy chromaticity coordinates (x, y) based on the XYZ color system, which is an international display method formulated in 1931 by the International Commission on Illumination CIE (Commission Internationale de l'Eclairage). y).

本実施形態の発光素子の発光色を調整する観点(特に、発光色を白色に調整する観点であり、以下、同様である。)から、青色燐光発光性化合物の発光スペクトルの最大ピーク波長は、好ましくは400nm以上490nm以下であり、より好ましくは420nm以上485nm以下であり、更に好ましくは450nm以上480nm以下である。
本実施形態の発光素子の発光色を調整する観点から、赤色燐光発光性化合物の発光スペクトルの最大ピーク波長は、好ましくは570nm以上680nm以下であり、より好ましくは575nm以上640nm以下である。
From the viewpoint of adjusting the emission color of the light-emitting element of the present embodiment (in particular, from the viewpoint of adjusting the emission color to white, hereinafter the same), the maximum peak wavelength of the emission spectrum of the blue phosphorescent compound is: Preferably they are 400 nm or more and 490 nm or less, More preferably, they are 420 nm or more and 485 nm or less, More preferably, they are 450 nm or more and 480 nm or less.
From the viewpoint of adjusting the emission color of the light emitting device of this embodiment, the maximum peak wavelength of the emission spectrum of the red phosphorescent compound is preferably 570 nm or more and 680 nm or less, and more preferably 575 nm or more and 640 nm or less.

燐光発光性化合物の発光スペクトルの最大ピーク波長は、金属錯体を、キシレン、トルエン、クロロホルム、テトラヒドロフラン等の有機溶媒に溶解させ、希薄溶液を調製し(濃度は例えば1×10−6質量%以上1×10−3質量%以下である。)、該希薄溶液のPLスペクトルを室温で測定することで評価することができる。金属錯体を溶解させる有機溶媒としては、キシレンが好ましい。 The maximum peak wavelength of the emission spectrum of the phosphorescent compound is obtained by dissolving the metal complex in an organic solvent such as xylene, toluene, chloroform, tetrahydrofuran, etc. to prepare a dilute solution (concentration is, for example, 1 × 10 −6 mass% or more 1 × 10 −3 mass% or less.), And the PL spectrum of the diluted solution can be evaluated by measuring at room temperature. Xylene is preferred as the organic solvent for dissolving the metal complex.

<第1の層>
第1の層は、青色燐光発光性化合物を含有する層である。第1の層は、青色燐光発光性化合物の1種を単独で含有していてもよく、2種以上を含有していてもよい。
第1の層において、青色燐光発光性化合物の含有量は、第1の層としての機能が奏される範囲であればよい。例えば、青色燐光発光性化合物の含有量は、第1の層の全量基準で0.1質量%以上99質量%以下であってよく、1質量%以上70質量%以下であることが好ましく、5質量%以上50質量%以下であることがより好ましく、10質量%以上35質量%以下であることが更に好ましい。
<First layer>
The first layer is a layer containing a blue phosphorescent compound. The first layer may contain one type of blue phosphorescent compound alone, or may contain two or more types.
In the first layer, the content of the blue phosphorescent compound may be in a range in which the function as the first layer is achieved. For example, the content of the blue phosphorescent compound may be from 0.1% by mass to 99% by mass based on the total amount of the first layer, and preferably from 1% by mass to 70% by mass. The content is more preferably no less than 50% by mass and no greater than 50% by mass, and still more preferably no less than 10% by mass and no greater than 35% by mass.

第1の層が、青色燐光発光性化合物及び赤色燐光発光性化合物を含有する層である場合、本実施形態の発光素子の発光色を調整する観点から、赤色燐光発光性化合物の含有量は、青色燐光発光性化合物の含有量を100質量部とした場合、好ましくは0.01質量部以上50質量部以下であり、より好ましくは0.02質量部以上30質量部以下であり、更に好ましくは0.05質量部以上10質量部以下であり、特に好ましくは0.1質量部以上5質量部以下である。第1の層が、青色燐光発光性化合物及び赤色燐光発光性化合物を含有する層である場合、第1の層は、赤色燐光発光性化合物の1種を単独で含有していてもよく、2種以上を含有していてもよい。   When the first layer is a layer containing a blue phosphorescent compound and a red phosphorescent compound, from the viewpoint of adjusting the emission color of the light emitting device of the present embodiment, the content of the red phosphorescent compound is: When the content of the blue phosphorescent compound is 100 parts by mass, it is preferably 0.01 parts by mass or more and 50 parts by mass or less, more preferably 0.02 parts by mass or more and 30 parts by mass or less, and further preferably They are 0.05 mass part or more and 10 mass parts or less, Especially preferably, they are 0.1 mass part or more and 5 mass parts or less. When the first layer is a layer containing a blue phosphorescent compound and a red phosphorescent compound, the first layer may contain one kind of red phosphorescent compound alone. It may contain seeds or more.

本実施形態の発光素子において、第1の層に式(T−1)で表される化合物を含有する場合、後述のホスト材料として、第1の層に含有されることが好ましい。第1の層は、式(T−1)で表される化合物の1種を単独で含有していてもよく、2種以上を含有していてもよい。   In the light emitting device of the present embodiment, when the first layer contains a compound represented by the formula (T-1), it is preferably contained in the first layer as a host material described later. The 1st layer may contain individually 1 type of a compound denoted by a formula (T-1), and may contain 2 or more types.

[ホスト材料]
本実施形態の発光素子の外部量子効率がより優れるので、第1の層は、正孔注入性、正孔輸送性、電子注入性及び電子輸送性から選ばれる少なくとも1つの機能を有するホスト材料を更に含むことが好ましい。第1の層は、ホスト材料の1種を単独で含有していてもよく、2種以上を含有していてもよい。
[Host material]
Since the external quantum efficiency of the light emitting device of this embodiment is more excellent, the first layer is made of a host material having at least one function selected from a hole injection property, a hole transport property, an electron injection property, and an electron transport property. Furthermore, it is preferable to include. The 1st layer may contain 1 type of host materials independently, and may contain 2 or more types.

第1の層が、ホスト材料を更に含む場合、ホスト材料の含有量は、青色燐光発光性化合物及びホスト材料の合計の含有量を100質量部とした場合、通常、1質量部以上99質量部以下であり、好ましくは10質量部以上95質量部以下であり、より好ましくは30質量部以上90質量部以下であり、更に好ましくは50質量部以上85質量部以下である。
ホスト材料の有する最低励起三重項状態(T)は、本実施形態の発光素子の外部量子効率がより優れるので、青色燐光発光性化合物の有する最低励起三重項状態(T)より高いエネルギー準位であることが好ましい。
ホスト材料としては、本実施形態の発光素子を湿式法で作製できるので、青色燐光発光性化合物を溶解することが可能な溶媒に対して溶解性を示すものが好ましい。
When the first layer further contains a host material, the content of the host material is usually 1 part by mass or more and 99 parts by mass when the total content of the blue phosphorescent compound and the host material is 100 parts by mass. Or less, preferably 10 to 95 parts by mass, more preferably 30 to 90 parts by mass, and still more preferably 50 to 85 parts by mass.
The lowest excited triplet state (T 1 ) of the host material has a higher external quantum efficiency of the light emitting device of the present embodiment, and therefore has a higher energy level than the lowest excited triplet state (T 1 ) of the blue phosphorescent compound. Is preferred.
As the host material, since the light-emitting element of this embodiment can be manufactured by a wet method, a material showing solubility in a solvent capable of dissolving the blue phosphorescent compound is preferable.

ホスト材料は、低分子化合物(低分子ホスト)と高分子化合物(高分子ホスト)とに分類され、第1の層はいずれのホスト材料を含有していてもよい。第1の層に含有されていてもよいホスト材料としては、低分子化合物が好ましい。
低分子ホストは、例えば、後述の正孔輸送材料である低分子化合物、及び、後述の電子輸送材料である低分子化合物が挙げられ、好ましくは、式(H−1)で表される化合物又は式(T−1)で表される化合物であり、より好ましくは、式(H−1)で表される化合物である。
高分子ホストとしては、例えば、後述の正孔輸送材料である高分子化合物、及び、後述の電子輸送材料である高分子化合物が挙げられる。
The host material is classified into a low molecular compound (low molecular host) and a high molecular compound (polymer host), and the first layer may contain any host material. The host material that may be contained in the first layer is preferably a low molecular compound.
Examples of the low-molecular host include a low-molecular compound that is a hole transporting material described later and a low-molecular compound that is an electron transporting material described later. Preferably, the compound represented by the formula (H-1) or It is a compound represented by a formula (T-1), More preferably, it is a compound represented by a formula (H-1).
Examples of the polymer host include a polymer compound which is a hole transport material described later and a polymer compound which is an electron transport material described later.

[組成物1]
第1の層は、青色燐光発光性化合物と、前述のホスト材料、前述の赤色燐光発光性化合物、正孔輸送材料、正孔注入材料、電子輸送材料、電子注入材料、発光材料及び酸化防止剤からなる群から選ばれる少なくとも1種とを含む組成物(以下、「組成物1」ともいう。)から形成された層であってもよい。但し、組成物1において、発光材料は、青色燐光発光性化合物及び赤色燐光発光性化合物とは異なる。
[Composition 1]
The first layer includes a blue phosphorescent compound, the host material, the red phosphorescent compound, a hole transport material, a hole injection material, an electron transport material, an electron injection material, a light emitting material, and an antioxidant. The layer formed from the composition (henceforth "the composition 1") containing at least 1 sort (s) chosen from the group which consists of may be sufficient. However, in the composition 1, the light emitting material is different from the blue phosphorescent compound and the red phosphorescent compound.

[正孔輸送材料]
正孔輸送材料は、低分子化合物と高分子化合物とに分類され、好ましくは高分子化合物である。正孔輸送材料は、架橋性基を有していてもよい。
低分子化合物としては、例えば、トリフェニルアミン及びその誘導体、N,N’−ジ−1−ナフチル−N,N’−ジフェニルベンジジン(α−NPD)、並びに、N,N’−ジフェニル−N,N’−ジ(m−トリル)ベンジジン(TPD)等の芳香族アミン化合物が挙げられる。
高分子化合物としては、例えば、ポリビニルカルバゾール及びその誘導体;側鎖又は主鎖に芳香族アミン構造を有するポリアリーレン及びその誘導体が挙げられる。高分子化合物は、電子受容性部位が結合された化合物でもよい。電子受容性部位としては、例えば、フラーレン、テトラフルオロテトラシアノキノジメタン、テトラシアノエチレン、トリニトロフルオレノン等が挙げられ、好ましくはフラーレンである。
組成物1において、正孔輸送材料の含有量は、青色燐光発光性化合物の含有量を100質量部とした場合、通常、1質量部以上10000質量部以下である。
正孔輸送材料は、一種単独で用いても二種以上を併用してもよい。
[Hole transport material]
The hole transport material is classified into a low molecular compound and a high molecular compound, and is preferably a high molecular compound. The hole transport material may have a crosslinkable group.
Examples of the low molecular weight compound include triphenylamine and derivatives thereof, N, N′-di-1-naphthyl-N, N′-diphenylbenzidine (α-NPD), and N, N′-diphenyl-N, An aromatic amine compound such as N′-di (m-tolyl) benzidine (TPD) can be used.
Examples of the polymer compound include polyvinyl carbazole and derivatives thereof; polyarylene having an aromatic amine structure in the side chain or main chain and derivatives thereof. The polymer compound may be a compound to which an electron accepting site is bonded. Examples of the electron accepting site include fullerene, tetrafluorotetracyanoquinodimethane, tetracyanoethylene, trinitrofluorenone, and fullerene is preferable.
In composition 1, the content of the hole transport material is usually 1 part by mass or more and 10000 parts by mass or less when the content of the blue phosphorescent compound is 100 parts by mass.
A hole transport material may be used individually by 1 type, or may use 2 or more types together.

[電子輸送材料]
電子輸送材料は、低分子化合物と高分子化合物とに分類される。電子輸送材料は、架橋性基を有していてもよい。
低分子化合物としては、例えば、8−ヒドロキシキノリンを配位子とする金属錯体、オキサジアゾール、アントラキノジメタン、ベンゾキノン、ナフトキノン、アントラキノン、テトラシアノアントラキノジメタン、フルオレノン、ジフェニルジシアノエチレン及びジフェノキノン、並びに、これらの誘導体が挙げられる。
高分子化合物としては、例えば、ポリフェニレン、ポリフルオレン、及び、これらの誘導体が挙げられる。高分子化合物は、金属でドープされていてもよい。
組成物1において、電子輸送材料の含有量は、青色燐光発光性化合物の含有量を100質量部とした場合、通常、1質量部以上10000質量部以下である。
電子輸送材料は、一種単独で用いても二種以上を併用してもよい。
[Electron transport materials]
Electron transport materials are classified into low-molecular compounds and high-molecular compounds. The electron transport material may have a crosslinkable group.
Examples of the low molecular weight compound include metal complexes having 8-hydroxyquinoline as a ligand, oxadiazole, anthraquinodimethane, benzoquinone, naphthoquinone, anthraquinone, tetracyanoanthraquinodimethane, fluorenone, diphenyldicyanoethylene, and diphenoquinone. As well as these derivatives.
Examples of the polymer compound include polyphenylene, polyfluorene, and derivatives thereof. The polymer compound may be doped with a metal.
In the composition 1, the content of the electron transport material is usually 1 part by mass or more and 10000 parts by mass or less when the content of the blue phosphorescent compound is 100 parts by mass.
An electron transport material may be used individually by 1 type, or may use 2 or more types together.

[正孔注入材料及び電子注入材料]
正孔注入材料及び電子注入材料は、各々、低分子化合物と高分子化合物とに分類される。正孔注入材料及び電子注入材料は、架橋性基を有していてもよい。
低分子化合物としては、例えば、銅フタロシアニン等の金属フタロシアニン;カーボン;モリブデン、タングステン等の金属酸化物;フッ化リチウム、フッ化ナトリウム、フッ化セシウム、フッ化カリウム等の金属フッ化物が挙げられる。
高分子化合物としては、例えば、ポリアニリン、ポリチオフェン、ポリピロール、ポリフェニレンビニレン、ポリチエニレンビニレン、ポリキノリン及びポリキノキサリン、並びに、これらの誘導体;芳香族アミン構造を主鎖又は側鎖に含む重合体等の導電性高分子が挙げられる。
組成物1において、正孔注入材料及び電子注入材料の含有量は、各々、青色燐光発光性化合物の含有量を100質量部とした場合、通常、1質量部以上10000質量部以下である。
電子注入材料及び正孔注入材料は、各々、一種単独で用いても二種以上を併用してもよい。
[Hole injection material and electron injection material]
The hole injection material and the electron injection material are classified into a low molecular compound and a high molecular compound, respectively. The hole injection material and the electron injection material may have a crosslinkable group.
Examples of the low molecular weight compound include metal phthalocyanines such as copper phthalocyanine; carbon; metal oxides such as molybdenum and tungsten; and metal fluorides such as lithium fluoride, sodium fluoride, cesium fluoride, and potassium fluoride.
Examples of the polymer compound include polyaniline, polythiophene, polypyrrole, polyphenylene vinylene, polythienylene vinylene, polyquinoline and polyquinoxaline, and derivatives thereof; conductive polymers such as polymers containing an aromatic amine structure in the main chain or side chain. A functional polymer.
In composition 1, the content of the hole injection material and the electron injection material is usually 1 part by mass or more and 10000 parts by mass or less when the content of the blue phosphorescent compound is 100 parts by mass.
Each of the electron injection material and the hole injection material may be used alone or in combination of two or more.

[イオンドープ]
正孔注入材料又は電子注入材料が導電性高分子を含む場合、導電性高分子の電気伝導度は、好ましくは、1×10−5S/cm以上1×10S/cm以下である。導電性高分子の電気伝導度をかかる範囲とするために、導電性高分子に適量のイオンをドープすることができる。
ドープするイオンの種類は、正孔注入材料であればアニオン、電子注入材料であればカチオンである。アニオンとしては、例えば、ポリスチレンスルホン酸イオン、アルキルベンゼンスルホン酸イオン、樟脳スルホン酸イオンが挙げられる。カチオンとしては、例えば、リチウムイオン、ナトリウムイオン、カリウムイオン、テトラブチルアンモニウムイオンが挙げられる。
ドープするイオンは、一種単独で用いても二種以上を併用してもよい。
[Ion dope]
When the hole injection material or the electron injection material includes a conductive polymer, the electrical conductivity of the conductive polymer is preferably 1 × 10 −5 S / cm or more and 1 × 10 3 S / cm or less. In order to set the electric conductivity of the conductive polymer within such a range, the conductive polymer can be doped with an appropriate amount of ions.
The type of ions to be doped is an anion for a hole injection material and a cation for an electron injection material. Examples of the anion include polystyrene sulfonate ion, alkylbenzene sulfonate ion, and camphor sulfonate ion. Examples of the cation include lithium ion, sodium ion, potassium ion, and tetrabutylammonium ion.
Doping ions may be used alone or in combination of two or more.

[発光材料]
発光材料は、低分子化合物と高分子化合物とに分類される。発光材料は、架橋性基を有していてもよい。
低分子化合物としては、例えば、ナフタレン及びその誘導体、アントラセン及びその誘導体、ペリレン及びその誘導体、並びに、イリジウム、白金又はユーロピウムを中心金属とする三重項発光錯体が挙げられる。
三重項発光錯体としては、例えば、以下に示す金属錯体、及び、後述の金属錯体G1〜G3が挙げられる。
[Light emitting material]
Luminescent materials are classified into low molecular compounds and high molecular compounds. The light emitting material may have a crosslinkable group.
Examples of the low molecular weight compound include naphthalene and derivatives thereof, anthracene and derivatives thereof, perylene and derivatives thereof, and triplet light-emitting complexes having iridium, platinum, or europium as a central metal.
As a triplet light emission complex, the metal complex shown below and the below-mentioned metal complexes G1-G3 are mentioned, for example.

Figure 0006600064
Figure 0006600064

高分子化合物としては、例えば、フェニレン基、ナフタレンジイル基、フルオレンジイル基、フェナントレンジイル基、ジヒドロフェナントレンジイル基、アントラセンジイル基及びピレンジイル基等のアリーレン基;芳香族アミンから2個の水素原子を取り除いてなる基等の芳香族アミン残基;並びに、カルバゾールジイル基、フェノキサジンジイル基及びフェノチアジンジイル基等の2価の複素環基を含む高分子化合物が挙げられる。
第1の組成物において、発光材料の含有量は、青色燐光発光性化合物の含有量を100質量部とした場合、通常、1質量部以上10000質量部以下である。
発光材料は、一種単独で用いても二種以上を併用してもよい。
Examples of the polymer compound include arylene groups such as phenylene group, naphthalenediyl group, fluorenediyl group, phenanthrene diyl group, dihydrophenanthrene diyl group, anthracenediyl group, and pyrenediyl group; two hydrogen atoms from aromatic amine Examples thereof include a polymer compound containing an aromatic amine residue such as a group to be removed; and a divalent heterocyclic group such as a carbazolediyl group, a phenoxazinediyl group and a phenothiazinediyl group.
In the first composition, the content of the luminescent material is usually 1 part by mass or more and 10000 parts by mass or less when the content of the blue phosphorescent compound is 100 parts by mass.
A luminescent material may be used individually by 1 type, or may use 2 or more types together.

[酸化防止剤]
酸化防止剤は、青色燐光発光性化合物と同じ溶媒に可溶であり、発光及び電荷輸送を阻害しない化合物であればよく、例えば、フェノール系酸化防止剤、リン系酸化防止剤が挙げられる。
組成物1において、酸化防止剤の配合量は、青色燐光発光性化合物の含有量を100質量部とした場合、通常、0.00001質量部以上10質量部以下である。
酸化防止剤は、一種単独で用いても二種以上を併用してもよい。
[Antioxidant]
The antioxidant may be any compound that is soluble in the same solvent as the blue phosphorescent compound and does not inhibit light emission and charge transport, and examples thereof include phenol-based antioxidants and phosphorus-based antioxidants.
In the composition 1, the amount of the antioxidant is usually 0.00001 parts by mass or more and 10 parts by mass or less when the content of the blue phosphorescent compound is 100 parts by mass.
Antioxidants may be used alone or in combination of two or more.

[インク1]
第1の層は、例えば、青色燐光発光性化合物と、溶媒とを含有する組成物(以下、「インク1」ともいう。)を用いて形成することができる。インク1は、スピンコート法、キャスティング法、マイクログラビアコート法、グラビアコート法、バーコート法、ロールコート法、ワイヤーバーコート法、ディップコート法、スプレーコート法、スクリーン印刷法、フレキソ印刷法、オフセット印刷法、インクジェット印刷法、キャピラリ−コート法、ノズルコート法等の湿式法に好適に使用することができる。
インク1の粘度は、湿式法の種類によって調整すればよいが、インクジェット印刷法等の溶液が吐出装置を経由する印刷法に適用する場合には、吐出時の目づまりと飛行曲がりが起こりづらいので、好ましくは25℃において1mPa・s以上20mPa・s以下である。
インク1に含有される溶媒は、好ましくは、インク中の固形分を溶解又は均一に分散できる溶媒である。溶媒としては、例えば、塩素系溶媒、エーテル系溶媒、芳香族炭化水素系溶媒、脂肪族炭化水素系溶媒、ケトン系溶媒、エステル系溶媒、多価アルコール系溶媒、アルコール系溶媒、スルホキシド系溶媒及びアミド系溶媒が挙げられる。溶媒は、一種単独で用いても二種以上を併用してもよい。
インク1において、溶媒の含有量は、青色燐光発光性化合物の含有量を100質量部とした場合、通常、1000質量部以上1000000質量部以下である。
[Ink 1]
The first layer can be formed using, for example, a composition containing a blue phosphorescent compound and a solvent (hereinafter also referred to as “ink 1”). Ink 1 is spin coating method, casting method, micro gravure coating method, gravure coating method, bar coating method, roll coating method, wire bar coating method, dip coating method, spray coating method, screen printing method, flexographic printing method, offset. It can be suitably used for wet methods such as a printing method, an ink jet printing method, a capillary coating method, a nozzle coating method and the like.
The viscosity of the ink 1 may be adjusted according to the type of wet method. However, when a solution such as an ink jet printing method is applied to a printing method that passes through a discharge device, clogging and flight bending at the time of discharge are less likely to occur. Preferably, it is 1 mPa · s or more and 20 mPa · s or less at 25 ° C.
The solvent contained in the ink 1 is preferably a solvent that can dissolve or uniformly disperse the solid content in the ink. Examples of the solvent include chlorine solvents, ether solvents, aromatic hydrocarbon solvents, aliphatic hydrocarbon solvents, ketone solvents, ester solvents, polyhydric alcohol solvents, alcohol solvents, sulfoxide solvents and Examples include amide solvents. A solvent may be used individually by 1 type, or may use 2 or more types together.
In the ink 1, the content of the solvent is usually 1000 parts by mass or more and 1000000 parts by mass or less when the content of the blue phosphorescent compound is 100 parts by mass.

<第2の層>
本実施形態の発光素子において、本実施形態の発光素子の外部量子効率が優れるので、第2の層に、式(T−1)で表される化合物を含有することが好ましい。第2の層は、式(T−1)で表される化合物の1種を単独で含有していてもよく、2種以上を含有していてもよい。
本実施形態の発光素子において、第2の層に式(T−1)で表される化合物を含有する場合、式(T−1)で表される化合物の含有量は、第2の層としての機能が奏される範囲であればよい。例えば、式(T−1)で表される化合物の含有量は、第2の層の全量基準で1質量%以上100質量%以下であってよく、30質量%以上100質量%以下であることが好ましく、60質量%以上100質量%以下であることがより好ましく、90質量%以上100質量%以下であることが更に好ましく、100質量%であることが特に好ましい。
<Second layer>
In the light emitting device of this embodiment, since the external quantum efficiency of the light emitting device of this embodiment is excellent, the second layer preferably contains a compound represented by the formula (T-1). The 2nd layer may contain individually 1 type of the compound represented by Formula (T-1), and may contain 2 or more types.
In the light emitting device of this embodiment, when the second layer contains the compound represented by the formula (T-1), the content of the compound represented by the formula (T-1) is as the second layer. As long as the function is achieved, it may be within a range. For example, the content of the compound represented by the formula (T-1) may be 1% by mass or more and 100% by mass or less, and 30% by mass or more and 100% by mass or less based on the total amount of the second layer. It is preferably 60% by mass or more and 100% by mass or less, more preferably 90% by mass or more and 100% by mass or less, and particularly preferably 100% by mass.

本実施形態の発光素子において、第2の層に赤色燐光発光性化合物を含有する場合、第2の層は、赤色燐光発光性化合物の1種を単独で含有していてもよく、2種以上を含有していてもよい。
本実施形態の発光素子において、第2の層に赤色燐光発光性化合物を含有する場合、赤色燐光発光性化合物の含有量は、第2の層としての機能が奏される範囲であればよい。例えば、赤色燐光発光性化合物の含有量は、第2の層の全量基準で0.01質量%以上99質量%以下であってよく、0.1質量%以上80質量%以下であることが好ましく、1質量%以上60質量%以下であることがより好ましく、10質量%以上40質量%以下であることが更に好ましい。
In the light emitting device of this embodiment, when the second layer contains a red phosphorescent compound, the second layer may contain one kind of red phosphorescent compound alone, or two or more kinds. May be contained.
In the light emitting device of the present embodiment, when the second layer contains a red phosphorescent compound, the content of the red phosphorescent compound may be in a range where the function as the second layer is achieved. For example, the content of the red phosphorescent compound may be 0.01% by mass or more and 99% by mass or less, and preferably 0.1% by mass or more and 80% by mass or less based on the total amount of the second layer. It is more preferably 1% by mass or more and 60% by mass or less, and further preferably 10% by mass or more and 40% by mass or less.

[組成物2及び組成物2’]
第2の層に式(T−1)で表される化合物を含有する場合、第2の層は、式(T−1)で表される化合物と、正孔輸送材料、正孔注入材料、電子輸送材料、電子注入材料、発光材料及び酸化防止剤からなる群から選ばれる少なくとも1種の材料とを含む組成物(以下、「組成物2」ともいう。)を含有する層であってもよい。但し、組成物2において、電子輸送材料及び電子注入材料は、式(T−1)で表される化合物とは異なる。
第2の層に赤色燐光発光性化合物を含有する場合、第2の層は、赤色燐光発光性化合物と、前述のホスト材料、正孔輸送材料、正孔注入材料、電子輸送材料、電子注入材料、発光材料及び酸化防止剤からなる群から選ばれる少なくとも1種の材料とを含む組成物(以下、「組成物2’」ともいう。)を含有する層であってもよい。但し、組成物2’において、発光材料は、赤色燐光発光性化合物とは異なる。
[Composition 2 and Composition 2 ′]
When the second layer contains a compound represented by the formula (T-1), the second layer includes a compound represented by the formula (T-1), a hole transport material, a hole injection material, Even a layer containing a composition containing at least one material selected from the group consisting of an electron transport material, an electron injection material, a light emitting material, and an antioxidant (hereinafter also referred to as “composition 2”). Good. However, in the composition 2, the electron transport material and the electron injection material are different from the compound represented by the formula (T-1).
When the second layer contains a red phosphorescent compound, the second layer includes the red phosphorescent compound, the host material, the hole transport material, the hole injection material, the electron transport material, and the electron injection material described above. And a layer containing a composition containing at least one material selected from the group consisting of a light emitting material and an antioxidant (hereinafter, also referred to as “composition 2 ′”). However, in the composition 2 ′, the light emitting material is different from the red phosphorescent compound.

組成物2及び組成物2’に含有される正孔輸送材料、電子輸送材料、正孔注入材料及び電子注入材料の例及び好ましい範囲は、第1の組成物に含有される正孔輸送材料、電子輸送材料、正孔注入材料及び電子注入材料の例及び好ましい範囲と同じである。
組成物2及び組成物2’に含有される発光材料としては、例えば、組成物1が含有していてもよい発光材料及び青色燐光発光性化合物が挙げられる。発光材料は、一種単独で用いても二種以上を併用してもよい。
組成物2’に含有されるホスト材料の例及び好ましい範囲は、組成物1に含有されるホスト材料の例及び好ましい範囲と同じであるが、ホスト材料の有する最低励起三重項状態(T)は、本実施形態の発光素子の外部量子効率がより優れるので、赤色燐光発光性化合物の有する最低励起三重項状態(T)より高いエネルギー準位であることが好ましい。
Examples and preferred ranges of the hole transport material, the electron transport material, the hole injection material, and the electron injection material contained in the composition 2 and the composition 2 ′ are the hole transport material contained in the first composition, Examples and preferred ranges of the electron transport material, the hole injection material, and the electron injection material are the same.
Examples of the light-emitting material contained in the composition 2 and the composition 2 ′ include a light-emitting material and a blue phosphorescent compound that may be contained in the composition 1. A luminescent material may be used individually by 1 type, or may use 2 or more types together.
Examples and preferred ranges of the host material contained in the composition 2 ′ are the same as the examples and preferred ranges of the host material contained in the composition 1, but the lowest excited triplet state (T 1 ) of the host material. Since the external quantum efficiency of the light emitting device of this embodiment is more excellent, the energy level is preferably higher than the lowest excited triplet state (T 1 ) of the red phosphorescent compound.

組成物2において、正孔輸送材料、電子輸送材料、正孔注入材料、電子注入材料及び発光材料の含有量は、各々、式(T−1)で表される化合物を100質量部とした場合、通常、1質量部以上1000質量部以下である。
組成物2’において、正孔輸送材料、電子輸送材料、正孔注入材料、電子注入材料及び発光材料の含有量は、各々、赤色燐光発光性化合物を100質量部とした場合、通常、1質量部以上10000質量部以下である。
組成物2’において、ホスト材料の含有量は、赤色燐光発光性化合物及びホスト材料の合計の含有量を100質量部とした場合、通常、1質量部以上99質量部以下であり、好ましくは10質量部以上95質量部以下であり、より好ましくは30質量部以上90質量部以下であり、更に好ましくは50質量部以上85質量部以下である。
In the composition 2, the contents of the hole transport material, the electron transport material, the hole injection material, the electron injection material, and the light emitting material are each 100 parts by mass of the compound represented by the formula (T-1) Usually, it is 1 to 1000 parts by mass.
In the composition 2 ′, the content of the hole transport material, the electron transport material, the hole injection material, the electron injection material, and the light emitting material is usually 1 mass when the red phosphorescent compound is 100 parts by mass. Part to 10000 parts by mass.
In the composition 2 ′, the content of the host material is usually 1 part by mass or more and 99 parts by mass or less, preferably 10 parts by mass, when the total content of the red phosphorescent compound and the host material is 100 parts by mass. The mass is from 95 parts by mass to 95 parts by mass, more preferably from 30 parts by mass to 90 parts by mass, and still more preferably from 50 parts by mass to 85 parts by mass.

組成物2及び組成物2’に含有される酸化防止剤の例及び好ましい範囲は、組成物1に含有される酸化防止剤の例及び好ましい範囲と同じである。組成物2において、酸化防止剤の含有量は、式(T−1)で表される化合物を100質量部とした場合、通常、0.001質量部以上10質量部以下である。組成物2’において、酸化防止剤の含有量は、赤色燐光発光性化合物を100質量部とした場合、通常、0.00001質量部以上10質量部以下である。   Examples and preferred ranges of the antioxidant contained in the composition 2 and the composition 2 ′ are the same as examples and preferred ranges of the antioxidant contained in the composition 1. In the composition 2, the content of the antioxidant is usually 0.001 part by mass or more and 10 parts by mass or less when the compound represented by the formula (T-1) is 100 parts by mass. In the composition 2 ', the content of the antioxidant is usually 0.00001 parts by mass or more and 10 parts by mass or less when the red phosphorescent compound is 100 parts by mass.

第2の層が、式(T−1)で表される化合物を含有する場合、第2の層は、例えば、式(T−1)で表される化合物と、溶媒とを含有する組成物(以下、「インク2」ともいう。)を用いて形成することができる。
第2の層が、赤色燐光発光性化合物を含有する場合、第2の層は、例えば、赤色燐光発光性化合物と、溶媒とを含有する組成物(以下、「インク2’」ともいう。)を用いて形成することができる。
インク2及びインク2’は、インク1の項で説明した湿式法に好適に使用することができる。インク2及びインク2’の粘度の好ましい範囲は、インク1の粘度の好ましい範囲と同じである。インク2及びインク2’に含有される溶媒の例及び好ましい範囲は、インク1に含有される溶媒の例及び好ましい範囲と同じであるが、
インク2において、溶媒の含有量は、式(T−1)で表される化合物を100質量部とした場合、通常、1000質量部以上100000質量部以下である。インク2’において、溶媒の含有量は、赤色燐光発光性化合物を100質量部とした場合、通常、1000質量部以上1000000質量部以下である。
When the second layer contains a compound represented by the formula (T-1), the second layer contains, for example, a compound represented by the formula (T-1) and a solvent. (Hereinafter also referred to as “ink 2”).
When the second layer contains a red phosphorescent compound, the second layer is, for example, a composition containing a red phosphorescent compound and a solvent (hereinafter also referred to as “ink 2 ′”). Can be used.
The ink 2 and the ink 2 ′ can be suitably used in the wet method described in the section of the ink 1. The preferable range of the viscosity of the ink 2 and the ink 2 ′ is the same as the preferable range of the viscosity of the ink 1. Examples and preferred ranges of the solvent contained in the ink 2 and the ink 2 ′ are the same as the examples and preferred ranges of the solvent contained in the ink 1,
In the ink 2, the content of the solvent is usually 1000 parts by mass or more and 100000 parts by mass or less when the compound represented by the formula (T-1) is 100 parts by mass. In the ink 2 ′, the content of the solvent is usually 1000 parts by mass or more and 1000000 parts by mass or less when the red phosphorescent compound is 100 parts by mass.

<第3の層>
本実施形態の発光素子において、本実施形態の発光素子の外部量子効率が優れるので、第3の層に、赤色燐光発光性化合物を含有することが好ましい。第3の層は、赤色燐光発光性化合物の1種を単独で含有していてもよく、2種以上を含有していてもよい。
本実施形態の発光素子において、第3の層に赤色燐光発光性化合物を含有する場合、赤色燐光発光性化合物の含有量は、第3の層としての機能が奏される範囲であればよい。例えば、赤色燐光発光性化合物の含有量は、第3の層の全量基準で0.01質量%以上99質量%以下であってよく、0.1質量%以上80質量%以下であることが好ましく、1質量%以上60質量%以下であることがより好ましく、10質量%以上40質量%以下であることが更に好ましい。
<Third layer>
In the light emitting device of this embodiment, since the external quantum efficiency of the light emitting device of this embodiment is excellent, the third layer preferably contains a red phosphorescent compound. The third layer may contain one kind of red phosphorescent compound alone or may contain two or more kinds.
In the light emitting device of the present embodiment, when the third layer contains a red phosphorescent compound, the content of the red phosphorescent compound may be in a range where the function as the third layer is achieved. For example, the content of the red phosphorescent compound may be 0.01% by mass or more and 99% by mass or less, and preferably 0.1% by mass or more and 80% by mass or less based on the total amount of the third layer. It is more preferably 1% by mass or more and 60% by mass or less, and further preferably 10% by mass or more and 40% by mass or less.

本実施形態の発光素子において、第3の層に式(T−1)で表される化合物を含有する場合、第3の層は、式(T−1)で表される化合物の1種を単独で含有していてもよく、2種以上を含有していてもよい。
本実施形態の発光素子において、第3の層に式(T−1)で表される化合物を含有する場合、式(T−1)で表される化合物の含有量は、第3の層としての機能が奏される範囲であればよい。例えば、式(T−1)で表される化合物の含有量は、第3の層の全量基準で1質量%以上100質量%以下であってよく、30質量%以上100質量%以下であることが好ましく、60質量%以上100質量%以下であることがより好ましく、90質量%以上100質量%以下であることが更に好ましく、100質量%であることが特に好ましい。
In the light-emitting element of this embodiment, when the third layer contains the compound represented by the formula (T-1), the third layer contains one type of the compound represented by the formula (T-1). It may contain independently and may contain 2 or more types.
In the light-emitting device of this embodiment, when the third layer contains the compound represented by the formula (T-1), the content of the compound represented by the formula (T-1) is as the third layer. As long as the function of the above is achieved. For example, the content of the compound represented by the formula (T-1) may be 1% by mass or more and 100% by mass or less, and 30% by mass or more and 100% by mass or less based on the total amount of the third layer. It is preferably 60% by mass to 100% by mass, more preferably 90% by mass to 100% by mass, and particularly preferably 100% by mass.

[組成物3及び組成物3’]
第3の層に式(T−1)で表される化合物を含有する場合、第3の層は、式(T−1)で表される化合物と、正孔輸送材料、正孔注入材料、電子輸送材料、電子注入材料、発光材料及び酸化防止剤からなる群から選ばれる少なくとも1種の材料とを含む組成物(以下、「組成物3」ともいう。)を含有する層であってもよい。但し、組成物3において、電子輸送材料及び電子注入材料は、式(T−1)で表される化合物とは異なる。
第3の層に赤色燐光発光性化合物を含有する場合、第3の層は、赤色燐光発光性化合物と、前述のホスト材料、正孔輸送材料、正孔注入材料、電子輸送材料、電子注入材料、発光材料及び酸化防止剤からなる群から選ばれる少なくとも1種の材料とを含む組成物(以下、「組成物3’」ともいう。)を含有する層であってもよい。但し、組成物3’において、発光材料は、赤色燐光発光性化合物とは異なる。
[Composition 3 and Composition 3 ′]
When the third layer contains the compound represented by the formula (T-1), the third layer includes a compound represented by the formula (T-1), a hole transport material, a hole injection material, Even a layer containing a composition containing at least one material selected from the group consisting of an electron transport material, an electron injection material, a light emitting material, and an antioxidant (hereinafter also referred to as “composition 3”). Good. However, in the composition 3, the electron transport material and the electron injection material are different from the compound represented by the formula (T-1).
When the third layer contains a red phosphorescent compound, the third layer includes the red phosphorescent compound, the host material, the hole transport material, the hole injection material, the electron transport material, and the electron injection material described above. And a layer containing a composition containing at least one material selected from the group consisting of a light emitting material and an antioxidant (hereinafter also referred to as “composition 3 ′”). However, in the composition 3 ′, the luminescent material is different from the red phosphorescent compound.

組成物3及び組成物3’に含有される正孔輸送材料、電子輸送材料、正孔注入材料、電子注入材料及び発光材料の例及び好ましい範囲は、組成物2及び組成物2’に含有される正孔輸送材料、電子輸送材料、正孔注入材料、電子注入材料及び発光材料の例及び好ましい範囲と同じである。
組成物3’に含有されるホスト材料の例及び好ましい範囲は、組成物1に含有されるホスト材料の例及び好ましい範囲と同じであるが、ホスト材料の有する最低励起三重項状態(T)は、本実施形態の発光素子の外部量子効率がより優れるので、赤色燐光発光性化合物の有する最低励起三重項状態(T)より高いエネルギー準位であることが好ましい。
Examples and preferred ranges of the hole transport material, the electron transport material, the hole injection material, the electron injection material, and the light emitting material contained in the composition 3 and the composition 3 ′ are contained in the composition 2 and the composition 2 ′. Examples of the hole transporting material, electron transporting material, hole injecting material, electron injecting material, and light emitting material are the same as the examples and preferred ranges.
Examples and preferred ranges of the host material contained in the composition 3 ′ are the same as the examples and preferred ranges of the host material contained in the composition 1, but the lowest excited triplet state (T 1 ) of the host material. Since the external quantum efficiency of the light emitting device of this embodiment is more excellent, the energy level is preferably higher than the lowest excited triplet state (T 1 ) of the red phosphorescent compound.

組成物3において、正孔輸送材料、電子輸送材料、正孔注入材料、電子注入材料及び発光材料の含有量は、各々、式(T−1)で表される化合物を100質量部とした場合、通常、1質量部以上1000質量部以下である。
組成物3’において、正孔輸送材料、電子輸送材料、正孔注入材料、電子注入材料及び発光材料の含有量は、各々、赤色燐光発光性化合物を100質量部とした場合、通常、1質量部以上10000質量部以下である。
組成物3’において、ホスト材料の含有量は、赤色燐光発光性化合物及びホスト材料の合計の含有量を100質量部とした場合、通常、1質量部以上99質量部以下であり、好ましくは10質量部以上95質量部以下であり、より好ましくは30質量部以上90質量部以下であり、更に好ましくは50質量部以上85質量部以下である。
In composition 3, when the content of the hole transport material, the electron transport material, the hole injection material, the electron injection material, and the light emitting material is 100 parts by mass of the compound represented by the formula (T-1), respectively Usually, it is 1 to 1000 parts by mass.
In the composition 3 ′, the content of the hole transport material, the electron transport material, the hole injection material, the electron injection material, and the light emitting material is usually 1 mass when the red phosphorescent compound is 100 parts by mass. Part to 10000 parts by mass.
In the composition 3 ′, the content of the host material is usually 1 part by mass or more and 99 parts by mass or less, preferably 10 parts by mass, when the total content of the red phosphorescent compound and the host material is 100 parts by mass. The mass is from 95 parts by mass to 95 parts by mass, more preferably from 30 parts by mass to 90 parts by mass, and still more preferably from 50 parts by mass to 85 parts by mass.

組成物3及び組成物3’に含有される酸化防止剤の例及び好ましい範囲は、組成物1に含有される酸化防止剤の例及び好ましい範囲と同じである。組成物3において、酸化防止剤の含有量は、式(T−1)で表される化合物を100質量部とした場合、通常、0.001質量部以上10質量部以下である。組成物3’において、酸化防止剤の含有量は、赤色燐光発光性化合物を100質量部とした場合、通常、0.00001質量部以上10質量部以下である。   Examples and preferred ranges of the antioxidant contained in the composition 3 and the composition 3 ′ are the same as examples and preferred ranges of the antioxidant contained in the composition 1. In the composition 3, the content of the antioxidant is usually 0.001 part by mass or more and 10 parts by mass or less when the compound represented by the formula (T-1) is 100 parts by mass. In the composition 3 ', the content of the antioxidant is usually 0.00001 parts by mass or more and 10 parts by mass or less when the red phosphorescent compound is 100 parts by mass.

第3の層が、式(T−1)で表される化合物を含有する場合、第3の層は、例えば、式(T−1)で表される化合物と、溶媒とを含有する組成物(以下、「インク3」ともいう。)を用いて形成することができる。
第3の層が、赤色燐光発光性化合物を含有する場合、第3の層は、例えば、式(1)で表される金属錯体と、溶媒とを含有する組成物(以下、「インク3’」ともいう。)を用いて形成することができる。
インク3及びインク3’は、インク1の項で説明した湿式法に好適に使用することができる。インク3及びインク3’の粘度の好ましい範囲は、インク1の粘度の好ましい範囲と同じである。インク3及びインク3’に含有される溶媒の例及び好ましい範囲は、インク1に含有される溶媒の例及び好ましい範囲と同じであるが、
インク3において、溶媒の含有量は、式(T−1)で表される化合物を100質量部とした場合、通常、1000質量部以上100000質量部以下である。インク3’において、溶媒の含有量は、赤色燐光発光性化合物を100質量部とした場合、通常、1000質量部以上1000000質量部以下である。
When the third layer contains a compound represented by the formula (T-1), the third layer contains, for example, a compound represented by the formula (T-1) and a solvent. (Hereinafter also referred to as “ink 3”).
When the third layer contains a red phosphorescent compound, the third layer is, for example, a composition containing a metal complex represented by the formula (1) and a solvent (hereinafter referred to as “ink 3 ′”). ").
The ink 3 and the ink 3 ′ can be suitably used in the wet method described in the section of the ink 1. The preferable range of the viscosity of the ink 3 and the ink 3 ′ is the same as the preferable range of the viscosity of the ink 1. Examples and preferred ranges of the solvent contained in the ink 3 and the ink 3 ′ are the same as the examples and preferred ranges of the solvent contained in the ink 1,
In the ink 3, the content of the solvent is usually 1000 parts by mass or more and 100000 parts by mass or less when the compound represented by the formula (T-1) is 100 parts by mass. In the ink 3 ′, the content of the solvent is usually 1000 parts by mass or more and 1000000 parts by mass or less when the red phosphorescent compound is 100 parts by mass.

<発光素子の層構成>
図1は、本発明の一態様に係る発光素子の概略断面図である。図1に示される発光素子10は、陽極11と、陰極15と、陽極11及び陰極15の間に設けられた第1の層14と、陰極15及び第1の層13の間に設けられた第2の層14と、陽極11及び第1の層13の間に設けられた第3の層12とを有する。
本実施形態の発光素子は、陽極11、陰極15、第1の層13、第2の層14及び第3の層12以外の層を有していてもよい。
本実施形態の発光素子において、第1の層13は、通常、発光層(以下、「第1の発光層」と言う。)である。
本実施形態の発光素子において、第2の層14は、通常、発光層(第1の発光層とは別個の発光層であり、以下、「第2の発光層」と言う。)、電子輸送層又は電子注入層であり、より好ましくは電子輸送層である。
本実施形態の発光素子において、第3の層12は、通常、発光層(第1の発光層及び第2の発光層とは別個の発光層であり、以下、「第3の発光層」と言う。)、正孔輸送層又は正孔注入層であり、より好ましくは第3の発光層又は正孔輸送層であり、更に好ましくは第3の発光層である。
<Layer structure of light emitting element>
FIG. 1 is a schematic cross-sectional view of a light-emitting element according to one embodiment of the present invention. The light emitting element 10 shown in FIG. 1 is provided between the anode 11, the cathode 15, the first layer 14 provided between the anode 11 and the cathode 15, and the cathode 15 and the first layer 13. It has a second layer 14 and a third layer 12 provided between the anode 11 and the first layer 13.
The light emitting element of this embodiment may have layers other than the anode 11, the cathode 15, the first layer 13, the second layer 14, and the third layer 12.
In the light emitting element of this embodiment, the first layer 13 is usually a light emitting layer (hereinafter referred to as “first light emitting layer”).
In the light emitting device of the present embodiment, the second layer 14 is usually a light emitting layer (a light emitting layer separate from the first light emitting layer, hereinafter referred to as “second light emitting layer”), electron transport. A layer or an electron injection layer, and more preferably an electron transport layer.
In the light emitting device of the present embodiment, the third layer 12 is usually a light emitting layer (a light emitting layer separate from the first light emitting layer and the second light emitting layer, hereinafter referred to as “third light emitting layer”). That is, a hole transport layer or a hole injection layer, more preferably a third light-emitting layer or a hole transport layer, and still more preferably a third light-emitting layer.

本実施形態の発光素子において、第2の層14は、陰極15及び第1の層13の間に設けられた第2の発光層、電子輸送層又は電子注入層であることが好ましく、陰極15及び第1の層13の間に設けられた電子輸送層であることがより好ましい。
本実施形態の発光素子において、第1の層13と第2の層14とは、本実施形態の発光素子の外部量子効率がより優れるので、隣接していることが好ましい。
In the light emitting device of this embodiment, the second layer 14 is preferably a second light emitting layer, an electron transport layer or an electron injection layer provided between the cathode 15 and the first layer 13. And an electron transport layer provided between the first layer 13 and the first layer 13 is more preferable.
In the light emitting device of this embodiment, the first layer 13 and the second layer 14 are preferably adjacent to each other because the external quantum efficiency of the light emitting device of this embodiment is more excellent.

本実施形態の発光素子において、第3の層12は、陽極11及び第1の層13の間に設けられた第3の発光層、正孔輸送層又は正孔注入層であることが好ましく、陽極15及び第1の層13の間に設けられた第3の発光層又は正孔輸送層であることがより好ましい。
本実施形態の発光素子において、第1の層13と第3の層12とは、本実施形態の発光素子の外部量子効率がより優れるので、隣接していることが好ましい。
本実施形態の発光素子において、第1の層13と、第2の層14及び第3の層12とは、本実施形態の発光素子の外部量子効率が更に優れるので、隣接していることが好ましい。
In the light emitting device of the present embodiment, the third layer 12 is preferably a third light emitting layer, a hole transport layer or a hole injection layer provided between the anode 11 and the first layer 13. A third light emitting layer or a hole transport layer provided between the anode 15 and the first layer 13 is more preferable.
In the light emitting device of this embodiment, the first layer 13 and the third layer 12 are preferably adjacent to each other because the external quantum efficiency of the light emitting device of this embodiment is more excellent.
In the light emitting device of this embodiment, the first layer 13, the second layer 14, and the third layer 12 are adjacent to each other because the external quantum efficiency of the light emitting device of this embodiment is further excellent. preferable.

本実施形態の発光素子の外部量子効率がより優れるので、本実施形態の発光素子は、陽極11と第1の発光層との間に、正孔注入層及び正孔輸送層のうちの少なくとも1つの層を更に有することが好ましい。本実施形態の発光素子の外部量子効率がより優れるので、本実施形態の発光素子は、陰極15と第1の発光層との間に、電子注入層及び電子輸送層のうちの少なくとも1つの層を更に有することが好ましい。
本実施形態の発光素子が第2の発光層を有する場合、本実施形態の発光素子の外部量子効率がより優れるので、本実施形態の発光素子は、陽極11と第1の発光層との間に、正孔注入層及び正孔輸送層のうちの少なくとも1つの層を更に有することが好ましい。本実施形態の発光素子の外部量子効率がより優れるので、本実施形態の発光素子は、陰極15と第2の発光層との間に、電子注入層及び電子輸送層のうちの少なくとも1つの層を更に有することが好ましい。
本実施形態の発光素子が第3の発光層を有する場合、本実施形態の発光素子の外部量子効率がより優れるので、本実施形態の発光素子は、陽極11と第3の発光層との間に、正孔注入層及び正孔輸送層のうちの少なくとも1つの層を更に有することが好ましい。本実施形態の発光素子の外部量子効率がより優れるので、本実施形態の発光素子は、陰極15と第1の発光層との間に、電子注入層及び電子輸送層のうちの少なくとも1つの層を更に有することが好ましい。
本実施形態の発光素子が第2の発光層及び第3の発光層を有する場合、本実施形態の発光素子の外部量子効率がより優れるので、本実施形態の発光素子は、陽極11と第3の発光層との間に、正孔注入層及び正孔輸送層のうちの少なくとも1つの層を更に有することが好ましい。本実施形態の発光素子の外部量子効率がより優れるので、本実施形態の発光素子は、陰極15と第2の発光層との間に、電子注入層及び電子輸送層のうちの少なくとも1つの層を更に有することが好ましい。
Since the external quantum efficiency of the light emitting device of this embodiment is more excellent, the light emitting device of this embodiment has at least one of a hole injection layer and a hole transport layer between the anode 11 and the first light emitting layer. It is preferable to further have one layer. Since the external quantum efficiency of the light emitting device of this embodiment is more excellent, the light emitting device of this embodiment has at least one of an electron injection layer and an electron transport layer between the cathode 15 and the first light emitting layer. It is preferable to further have.
When the light emitting device of this embodiment has the second light emitting layer, the external quantum efficiency of the light emitting device of this embodiment is more excellent. Therefore, the light emitting device of this embodiment is provided between the anode 11 and the first light emitting layer. It is preferable to further include at least one of a hole injection layer and a hole transport layer. Since the external quantum efficiency of the light emitting device of this embodiment is more excellent, the light emitting device of this embodiment has at least one of an electron injection layer and an electron transport layer between the cathode 15 and the second light emitting layer. It is preferable to further have.
When the light emitting device of this embodiment has the third light emitting layer, the external quantum efficiency of the light emitting device of this embodiment is more excellent. Therefore, the light emitting device of this embodiment is provided between the anode 11 and the third light emitting layer. It is preferable to further include at least one of a hole injection layer and a hole transport layer. Since the external quantum efficiency of the light emitting device of this embodiment is more excellent, the light emitting device of this embodiment has at least one of an electron injection layer and an electron transport layer between the cathode 15 and the first light emitting layer. It is preferable to further have.
When the light-emitting element of this embodiment has the second light-emitting layer and the third light-emitting layer, the external quantum efficiency of the light-emitting element of this embodiment is more excellent. Therefore, the light-emitting element of this embodiment includes the anode 11 and the third light emitting element. It is preferable to further have at least one of a hole injection layer and a hole transport layer between the light emitting layer and the light emitting layer. Since the external quantum efficiency of the light emitting device of this embodiment is more excellent, the light emitting device of this embodiment has at least one of an electron injection layer and an electron transport layer between the cathode 15 and the second light emitting layer. It is preferable to further have.

本実施形態の発光素子の具体的な層構成としては、例えば、(D1)〜(D12)で表される層構成が挙げられる。本実施形態の発光素子は、通常、基板を有するが、基板上に陽極から積層されていてもよく、基板上に陰極から積層されていてもよい。   As a specific layer structure of the light emitting device of the present embodiment, for example, layer structures represented by (D1) to (D12) can be given. The light emitting device of this embodiment usually has a substrate, but may be laminated from the anode on the substrate, or may be laminated from the cathode on the substrate.

(D1)陽極/正孔注入層/第3の発光層(第3の層)/第1の発光層(第1の層)/電子輸送層(第2の層)/電子注入層/陰極
(D2)陽極/正孔注入層/第3の発光層(第3の層)/第1の発光層(第1の層)/電子輸送層/電子注入層(第2の層)/陰極
(D3)陽極/正孔注入層/第3の発光層(第3の層)/第1の発光層(第1の層)/第2の発光層(第2の層)/電子輸送層/電子注入層/陰極
(D4)陽極/正孔注入層/第3の発光層(第3の層)/第1の発光層(第1の層)/第2の発光層/電子輸送層(第2の層)/電子注入層/陰極
(D5)陽極/正孔注入層/正孔輸送層(第3の層)/第1の発光層(第1の層)/電子輸送層(第2の層)/電子注入層/陰極
(D6)陽極/正孔注入層(第3の層)/正孔輸送層/第1の発光層(第1の層)/電子輸送層(第2の層)/電子注入層/陰極
(D7)陽極/正孔注入層/正孔輸送層(第3の層)/第1の発光層(第1の層)/電子輸送層/電子注入層(第2の層)/陰極
(D8)陽極/正孔注入層/正孔輸送層/第3の発光層(第3の層)/第1の発光層(第1の層)/電子輸送層(第2の層)/電子注入層/陰極
(D9)陽極/正孔注入層/正孔輸送層/第3の発光層(第3の層)/第1の発光層(第1の層)/第2の発光層(第2の層)/電子輸送層/電子注入層/陰極
(D10)陽極/正孔注入層/正孔輸送層(第3の層)/第1の発光層(第1の層)/第2の発光層(第2の層)/電子輸送層/電子注入層/陰極
(D11)陽極/正孔注入層/正孔輸送層/第3の発光層(第3の層)/第1の発光層(第1の層)/第2の発光層/電子輸送層(第2の層)/電子注入層(第2の層)/陰極
(D12)陽極/正孔注入層/正孔輸送層(第3の層)/第3の発光層/第1の発光層(第1の層)/第2の発光層/電子輸送層(第2の層)/電子注入層(第2の層)/陰極
(D1) Anode / hole injection layer / third light emitting layer (third layer) / first light emitting layer (first layer) / electron transport layer (second layer) / electron injection layer / cathode ( D2) Anode / hole injection layer / third light emitting layer (third layer) / first light emitting layer (first layer) / electron transport layer / electron injection layer (second layer) / cathode (D3) ) Anode / hole injection layer / third light emitting layer (third layer) / first light emitting layer (first layer) / second light emitting layer (second layer) / electron transport layer / electron injection Layer / cathode (D4) anode / hole injection layer / third luminescent layer (third layer) / first luminescent layer (first layer) / second luminescent layer / electron transport layer (second Layer) / electron injection layer / cathode (D5) anode / hole injection layer / hole transport layer (third layer) / first light emitting layer (first layer) / electron transport layer (second layer) / Electron injection layer / cathode (D6) anode / hole injection layer (third layer) / hole transport layer / 1 light emitting layer (first layer) / electron transport layer (second layer) / electron injection layer / cathode (D7) anode / hole injection layer / hole transport layer (third layer) / first Light emitting layer (first layer) / electron transport layer / electron injection layer (second layer) / cathode (D8) anode / hole injection layer / hole transport layer / third light emitting layer (third layer) / First light-emitting layer (first layer) / electron transport layer (second layer) / electron injection layer / cathode (D9) anode / hole injection layer / hole transport layer / third light-emitting layer (first 3 layer) / first light emitting layer (first layer) / second light emitting layer (second layer) / electron transport layer / electron injection layer / cathode (D10) anode / hole injection layer / hole Transport layer (third layer) / first light emitting layer (first layer) / second light emitting layer (second layer) / electron transport layer / electron injection layer / cathode (D11) anode / hole injection Layer / hole transport layer / third light emitting layer (third layer) / first light emitting layer First layer) / second light emitting layer / electron transport layer (second layer) / electron injection layer (second layer) / cathode (D12) anode / hole injection layer / hole transport layer (third Layer) / third light emitting layer / first light emitting layer (first layer) / second light emitting layer / electron transport layer (second layer) / electron injection layer (second layer) / cathode

(D1)〜(D12)中、「/」は、その前後の層が隣接して積層していることを意味する。具体的には、「第3の発光層(第3の層)/第1の発光層(第1の層)/電子輸送層(第2の層)」とは、第3の発光層(第3の層)と第1の発光層(第1の層)と電子輸送層(第2の層)とがこの順に隣接して積層していることを意味する。   In (D1) to (D12), “/” means that the front and back layers are adjacently stacked. Specifically, “third light-emitting layer (third layer) / first light-emitting layer (first layer) / electron transport layer (second layer)” means the third light-emitting layer (first layer). 3 layer), the first light emitting layer (first layer), and the electron transport layer (second layer) are adjacently laminated in this order.

本実施形態の発光素子において、陽極、正孔注入層、正孔輸送層、第2の発光層、第3の発光層、電子輸送層、電子注入層及び陰極は、それぞれ、必要に応じて、2層以上設けられていてもよい。
陽極、正孔注入層、正孔輸送層、第2の発光層、第3の発光層、電子輸送層、電子注入層及び陰極が複数存在する場合、それらはそれぞれ同一でも異なっていてもよい。
陽極、正孔注入層、正孔輸送層、第1の発光層、第2の発光層、電子輸送層、電子注入層及び陰極の厚さは、通常、1nm〜1μmであり、好ましくは2nm〜500nmであり、更に好ましくは5nm〜150nmである。
本実施形態の発光素子において、積層する層の順番、数、及び厚さは、発光素子の発光効率、駆動電圧及び素子寿命を勘案して調整すればよい。
In the light emitting device of the present embodiment, the anode, the hole injection layer, the hole transport layer, the second light emitting layer, the third light emitting layer, the electron transport layer, the electron injection layer, and the cathode, Two or more layers may be provided.
When there are a plurality of anodes, hole injection layers, hole transport layers, second light emitting layers, third light emitting layers, electron transport layers, electron injection layers, and cathodes, they may be the same or different.
The thickness of the anode, the hole injection layer, the hole transport layer, the first light emitting layer, the second light emitting layer, the electron transport layer, the electron injection layer, and the cathode is usually 1 nm to 1 μm, preferably 2 nm to It is 500 nm, More preferably, it is 5 nm-150 nm.
In the light-emitting element of this embodiment, the order, number, and thickness of the layers to be stacked may be adjusted in consideration of the light-emitting efficiency, drive voltage, and element life of the light-emitting element.

[第2の発光層]
第2の発光層は、通常、第2の層又は発光材料を含有する層であり、好ましくは、発光材料を含有する層である。第2の発光層が発光材料を含有する層である場合、第2の発光層に含有される発光材料としては、例えば、前述の組成物2が含有していてもよい発光材料が挙げられる。第2の発光層に含有される発光材料は、1種単独で含有されていても、2種以上が含有されていてもよい。
本実施形態の発光素子が第2の発光層を有し、且つ、第2の層が後述の電子輸送層及び後述の電子注入層ではない場合、第2の発光層は第2の層であることが好ましい。
[Second light emitting layer]
A 2nd light emitting layer is a layer containing a 2nd layer or a luminescent material normally, Preferably, it is a layer containing a luminescent material. When the second light emitting layer is a layer containing a light emitting material, examples of the light emitting material contained in the second light emitting layer include the light emitting material that may be contained in the composition 2 described above. The light emitting materials contained in the second light emitting layer may be contained singly or in combination of two or more.
When the light emitting element of this embodiment has a second light emitting layer, and the second layer is not an electron transport layer described later and an electron injection layer described later, the second light emitting layer is the second layer. It is preferable.

[第3の発光層]
第3の発光層は、通常、第3の層又は発光材料を含有する層である。第3の発光層が発光材料を含有する層である場合、第3の発光層に含有される発光材料としては、例えば、前述の組成物3が含有していてもよい発光材料が挙げられる。第3の発光層に含有される発光材料は、1種単独で含有されていても、2種以上が含有されていてもよい。
本実施形態の発光素子が第3の発光層を有し、且つ、第3の層が後述の正孔輸送層及び後述の正孔注入層ではない場合、第3の発光層は第3の層であることが好ましい。
[Third light emitting layer]
The third light emitting layer is usually a third layer or a layer containing a light emitting material. When the third light emitting layer is a layer containing a light emitting material, examples of the light emitting material contained in the third light emitting layer include the light emitting material that may be contained in the composition 3 described above. The light emitting material contained in the third light emitting layer may be contained singly or in combination of two or more.
When the light emitting device of this embodiment has a third light emitting layer, and the third layer is not a hole transport layer described later and a hole injection layer described later, the third light emitting layer is the third layer. It is preferable that

[正孔輸送層]
正孔輸送層は、通常、第3の層又は正孔輸送材料を含有する層である。正孔輸送層が正孔輸送材料を含有する層である場合、正孔輸送層に含有される正孔輸送材料としては、例えば、前述の組成物1が含有していてもよい正孔輸送材料が挙げられる。正孔輸送層に含有される正孔輸送材料は、1種単独で含有されていてもよく、2種以上が含有されていてもよい。
本実施形態の発光素子が正孔輸送層を有し、且つ、第3の層が前述の第3の発光層及び後述の正孔注入層ではない場合、正孔輸送層は第3の層であることが好ましい。
[Hole transport layer]
The hole transport layer is usually a third layer or a layer containing a hole transport material. When the hole transport layer is a layer containing a hole transport material, examples of the hole transport material contained in the hole transport layer include the hole transport material that may be contained in the composition 1 described above. Is mentioned. The hole transport material contained in the hole transport layer may be contained singly or in combination of two or more.
When the light-emitting element of this embodiment has a hole transport layer and the third layer is not the above-described third light-emitting layer and the hole injection layer described later, the hole transport layer is the third layer. Preferably there is.

[電子輸送層]
電子輸送層は、通常、第2の層又は電子輸送材料を含有する層であり、好ましくは、第2の層である。電子輸送層が電子輸送材料を含有する層である場合、電子輸送層に含有される電子輸送材料としては、例えば、前述の組成物1が含有していてもよい電子輸送材料が挙げられる。電子輸送層に含有される電子輸送材料は、1種単独で含有されていても、2種以上が含有されていてもよい。
本実施形態の発光素子が電子輸送層を有し、且つ、第2の層が前述の第2の発光層及び後述の電子注入層ではない場合、電子輸送層は第2の層であることが好ましい。
[Electron transport layer]
The electron transport layer is usually a second layer or a layer containing an electron transport material, and is preferably the second layer. When the electron transport layer is a layer containing an electron transport material, examples of the electron transport material contained in the electron transport layer include the electron transport material that may be contained in the composition 1 described above. The electron transport material contained in the electron transport layer may be contained singly or in combination of two or more.
When the light-emitting element of the present embodiment has an electron transport layer and the second layer is not the above-described second light-emitting layer and an electron injection layer described later, the electron transport layer may be the second layer. preferable.

[正孔注入層及び電子注入層]
正孔注入層は、通常、第3の層又は正孔注入材料を含有する層である。正孔注入層が正孔注入材料を含有する層である場合、正孔注入層に含有される正孔注入材料としては、例えば、前述の第1の組成物が含有していてもよい正孔注入材料が挙げられる。正孔注入層に含有される正孔注入材料は、1種単独で含有されていても、2種以上が含有されていてもよい。
本実施形態の発光素子が正孔注入層を有し、且つ、第3の層が前述の第3の発光層及び前述の正孔輸送層ではない場合、正孔注入層は第3の層であることが好ましい。
電子注入層は、第2の層又は電子注入材料を含有する層であり、好ましくは、電子注入材料を含有する層である。電子注入層が電子注入材料を含有する層である場合、電子注入層に含有される電子注入材料としては、例えば、前述の組成物1が含有していてもよい電子注入材料が挙げられる。電子注入層に含有される電子注入材料は、1種単独で含有されていても、2種以上が含有されていてもよい。
本実施形態の発光素子が電子注入層を有し、且つ、第2の層が前述の第2の発光層及び前述の電子輸送層ではない場合、電子注入層は第2の層であることが好ましい。
[Hole injection layer and electron injection layer]
The hole injection layer is usually a third layer or a layer containing a hole injection material. When the hole injection layer is a layer containing a hole injection material, examples of the hole injection material contained in the hole injection layer include holes that may be contained in the first composition described above. An injection material may be mentioned. The hole injection material contained in the hole injection layer may be contained singly or in combination of two or more.
When the light emitting device of this embodiment has a hole injection layer and the third layer is not the third light emitting layer and the hole transport layer, the hole injection layer is the third layer. Preferably there is.
The electron injection layer is a second layer or a layer containing an electron injection material, and preferably a layer containing an electron injection material. When the electron injection layer is a layer containing an electron injection material, examples of the electron injection material contained in the electron injection layer include the electron injection material that may be contained in the composition 1 described above. The electron injection material contained in the electron injection layer may be contained singly or in combination of two or more.
When the light-emitting element of this embodiment has an electron injection layer and the second layer is not the above-described second light-emitting layer and the above-described electron transport layer, the electron injection layer may be the second layer. preferable.

[基板/電極]
発光素子における基板は、電極を形成することができ、かつ、層を形成する際に化学的に変化しない基板であればよく、例えば、ガラス、プラスチック、シリコン等の材料からなる基板であってよい。不透明な基板を使用する場合には、基板から最も遠くにある電極が透明又は半透明であることが好ましい。
[Substrate / Electrode]
The substrate in the light-emitting element may be a substrate that can form an electrode and does not change chemically when forming a layer. For example, the substrate may be made of a material such as glass, plastic, or silicon. . When an opaque substrate is used, it is preferable that the electrode farthest from the substrate is transparent or translucent.

陽極の材料としては、例えば、導電性の金属酸化物、半透明の金属が挙げられ、好ましくは、酸化インジウム、酸化亜鉛、酸化スズ;インジウム・スズ・オキサイド(ITO)、インジウム・亜鉛・オキサイド等の導電性化合物;銀とパラジウムと銅との複合体(APC);NESA、金、白金、銀、銅である。   Examples of the material for the anode include conductive metal oxides and translucent metals, preferably indium oxide, zinc oxide, tin oxide; indium tin oxide (ITO), indium zinc oxide, etc. A composite of silver, palladium and copper (APC); NESA, gold, platinum, silver and copper.

陰極の材料としては、例えば、リチウム、ナトリウム、カリウム、ルビジウム、セシウム、ベリリウム、マグネシウム、カルシウム、ストロンチウム、バリウム、アルミニウム、亜鉛、インジウム等の金属;それらのうち2種以上の合金;それらのうち1種以上と、銀、銅、マンガン、チタン、コバルト、ニッケル、タングステン、錫のうち1種以上との合金;並びに、グラファイト及びグラファイト層間化合物が挙げられる。合金としては、例えば、マグネシウム−銀合金、マグネシウム−インジウム合金、マグネシウム−アルミニウム合金、インジウム−銀合金、リチウム−アルミニウム合金、リチウム−マグネシウム合金、リチウム−インジウム合金、カルシウム−アルミニウム合金が挙げられる。   Examples of the material of the cathode include metals such as lithium, sodium, potassium, rubidium, cesium, beryllium, magnesium, calcium, strontium, barium, aluminum, zinc, indium; two or more kinds of these alloys; Alloys of at least one species and at least one of silver, copper, manganese, titanium, cobalt, nickel, tungsten, and tin; and graphite and graphite intercalation compounds. Examples of the alloy include a magnesium-silver alloy, a magnesium-indium alloy, a magnesium-aluminum alloy, an indium-silver alloy, a lithium-aluminum alloy, a lithium-magnesium alloy, a lithium-indium alloy, and a calcium-aluminum alloy.

本実施形態の発光素子において、陽極及び陰極の少なくとも一方は、通常、透明又は半透明であるが、陽極が透明又は半透明であることが好ましい。
陽極及び陰極の形成方法としては、例えば、真空蒸着法、スパッタリング法、イオンプレーティング法、メッキ法及びラミネート法が挙げられる。
In the light emitting device of this embodiment, at least one of the anode and the cathode is usually transparent or translucent, but the anode is preferably transparent or translucent.
Examples of the method for forming the anode and the cathode include a vacuum deposition method, a sputtering method, an ion plating method, a plating method, and a laminating method.

[発光素子の製造方法]
本実施形態の発光素子において、第1の層、第2の層、第3の層、及び、その他の層の形成方法としては、低分子化合物を用いる場合、例えば、真空蒸着法等の乾式法及びインク1の項で説明した湿式法が挙げられ、また、高分子化合物を用いる場合、例えば、インク1の項で説明した湿式法が挙げられる。第1の層、第2の層、第3の層、及び、その他の層は、上述した各種インク、各種材料を含むインクを用いて、前述のインク1の項で説明した湿式法により形成してもよいし、真空蒸着法等の乾式法により形成してもよい。
[Method for Manufacturing Light-Emitting Element]
In the light emitting device of this embodiment, as a method for forming the first layer, the second layer, the third layer, and other layers, when using a low molecular compound, for example, a dry method such as a vacuum deposition method. In the case of using a polymer compound, for example, the wet method described in the section of Ink 1 may be used. The first layer, the second layer, the third layer, and the other layers are formed using the various inks described above and inks containing various materials by the wet method described in the section of the ink 1 described above. Alternatively, it may be formed by a dry method such as a vacuum deposition method.

第1の層を湿式法により形成する場合、インク1を用いることが好ましい。第1の層は、本実施形態の発光素子の製造が容易になるので、湿式法により形成することが好ましい。
第2の層を湿式法により形成する場合、インク2又はインク2’を用いることが好ましく、インク2を用いることがより好ましい。第2の層は、本実施形態の発光素子の製造が容易になるので、湿式法により形成することが好ましい。
第3の層を湿式法により形成する場合、インク3又はインク3’を用いることが好ましく、インク3’を用いることがより好ましい。第2の層は、本実施形態の発光素子の製造が容易になるので、湿式法により形成することが好ましい。
When the first layer is formed by a wet method, it is preferable to use ink 1. The first layer is preferably formed by a wet method because the manufacture of the light emitting device of this embodiment is facilitated.
When the second layer is formed by a wet method, it is preferable to use the ink 2 or the ink 2 ′, and it is more preferable to use the ink 2. The second layer is preferably formed by a wet method because the manufacture of the light emitting device of this embodiment is facilitated.
When the third layer is formed by a wet method, it is preferable to use ink 3 or ink 3 ′, and more preferable to use ink 3 ′. The second layer is preferably formed by a wet method because the manufacture of the light emitting device of this embodiment is facilitated.

本実施形態の発光素子は、例えば、基板上に各層を順次積層することにより製造することができる。具体的には、基板上に陽極を設け、その上に正孔注入層、正孔輸送層等の層を設け、その上に発光層を設け、その上に電子輸送層、電子注入層等の層を設け、更にその上に、陰極を積層することにより、発光素子を製造することができる。他の製造方法としては、基板上に陰極を設け、その上に電子注入層、電子輸送層、発光層、正孔輸送層、正孔注入層等の層を設け、更にその上に、陽極を積層することにより、発光素子を製造することができる。更に他の製造方法としては、陽極又は陽極上に各層を積層した陽極側基材と陰極又は陰極上に各層を積層させた陰極側基材とを、対向させて接合することにより製造することができる。   The light emitting device of this embodiment can be manufactured, for example, by sequentially laminating each layer on a substrate. Specifically, an anode is provided on a substrate, a layer such as a hole injection layer and a hole transport layer is provided thereon, a light emitting layer is provided thereon, and an electron transport layer, an electron injection layer, etc. are provided thereon. A light emitting element can be manufactured by providing a layer and further stacking a cathode thereon. As another manufacturing method, a cathode is provided on a substrate, an electron injection layer, an electron transport layer, a light emitting layer, a hole transport layer, a hole injection layer, etc. are provided thereon, and an anode is further provided thereon. By stacking, a light-emitting element can be manufactured. As another manufacturing method, the anode side base material obtained by laminating each layer on the anode or the anode and the cathode side base material obtained by laminating each layer on the cathode may be manufactured by facing each other. it can.

本実施形態の発光素子の作製において、正孔注入層の形成に用いる材料、発光層の形成に用いる材料、正孔輸送層の形成に用いる材料、電子輸送層の形成に用いる材料、及び、電子注入層の形成に用いる材料が、各々、正孔注入層、発光層、正孔輸送層、電子輸送層及び電子注入層に隣接する層の形成時に使用される溶媒に溶解する場合、該溶媒に該材料が溶解することが回避されることが好ましい。材料の溶解を回避する方法としては、i)架橋性基を有する材料を用いる方法、又は、ii)隣接する層の溶媒への溶解性に差を設ける方法が好ましい。上記i)の方法では、架橋性基を有する材料を用いて層を形成した後、該架橋性基を架橋させることにより、該層を不溶化させることができる。また、上記ii)の方法としては、例えば、発光層の上に、溶解性の差を利用して電子輸送層を積層する場合、発光層に対して溶解性の低いインクを用いることで電子輸送層を発光層上に積層することができる。   In manufacturing the light-emitting element of this embodiment, the material used for forming the hole injection layer, the material used for forming the light-emitting layer, the material used for forming the hole-transport layer, the material used for forming the electron-transport layer, and the electrons When the material used for forming the injection layer is dissolved in the solvent used when forming the hole injection layer, the light emitting layer, the hole transport layer, the electron transport layer, and the layer adjacent to the electron injection layer, It is preferred that dissolution of the material is avoided. As a method for avoiding dissolution of the material, i) a method using a material having a crosslinkable group, or ii) a method of providing a difference in solubility in a solvent of an adjacent layer is preferable. In the method i), after forming a layer using a material having a crosslinkable group, the layer can be insolubilized by crosslinking the crosslinkable group. As the method ii), for example, when an electron transport layer is laminated on the light emitting layer using a difference in solubility, an electron transport is performed by using an ink having low solubility in the light emitting layer. The layer can be laminated on the light emitting layer.

[発光素子の用途]
発光素子を用いて面状の発光を得るためには、面状の陽極と陰極とが重なり合うように配置すればよい。パターン状の発光を得るためには、面状の発光素子の表面にパターン状の窓を設けたマスクを設置する方法、非発光部にしたい層を極端に厚く形成し実質的に非発光とする方法、陽極若しくは陰極、又は両方の電極をパターン状に形成する方法がある。これらのいずれかの方法でパターンを形成し、いくつかの電極を独立にON/OFFできるように配置することにより、数字、文字等を表示できるセグメントタイプの表示装置が得られる。ドットマトリックス表示装置とするためには、陽極と陰極を共にストライプ状に形成して直交するように配置すればよい。複数の種類の発光色の異なる高分子化合物を塗り分ける方法、カラーフィルター又は蛍光変換フィルターを用いる方法により、部分カラー表示、マルチカラー表示が可能となる。ドットマトリックス表示装置は、パッシブ駆動も可能であるし、TFT等と組み合わせてアクティブ駆動も可能である。これらの表示装置は、コンピュータ、テレビ、携帯端末等のディスプレイに用いることができる。面状の発光素子は、液晶表示装置のバックライト用の面状光源、又は、面状の照明用光源として好適に用いることができる。フレキシブルな基板を用いれば、曲面状の光源及び表示装置としても使用できる。
[Uses of light emitting elements]
In order to obtain planar light emission using the light emitting element, the planar anode and cathode may be arranged so as to overlap each other. In order to obtain pattern-like light emission, a method in which a mask having a pattern-like window is provided on the surface of a planar light-emitting element, a layer that is desired to be a non-light-emitting portion is formed extremely thick and substantially non-light-emitting. There is a method, a method of forming an anode or a cathode, or both electrodes in a pattern. By forming a pattern by any one of these methods and arranging several electrodes so that they can be turned on and off independently, a segment type display device capable of displaying numbers, characters, and the like can be obtained. In order to obtain a dot matrix display device, both the anode and the cathode may be formed in stripes and arranged orthogonally. Partial color display and multicolor display are possible by a method of separately coating a plurality of types of polymer compounds having different emission colors, or a method using a color filter or a fluorescence conversion filter. The dot matrix display device can be driven passively or can be driven actively in combination with TFTs. These display devices can be used for displays of computers, televisions, portable terminals and the like. The planar light emitting element can be suitably used as a planar light source for backlight of a liquid crystal display device or a planar illumination light source. If a flexible substrate is used, it can be used as a curved light source and display device.

以下、実施例によって本発明を更に詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。   EXAMPLES Hereinafter, although an Example demonstrates this invention further in detail, this invention is not limited to these Examples.

実施例において、高分子化合物のポリスチレン換算の数平均分子量(Mn)及びポリスチレン換算の重量平均分子量(Mw)は、移動相にテトラヒドロフランを用い、サイズエクスクルージョンクロマトグラフィー(SEC)により求めた。SECの測定条件は、次のとおりである。
測定する高分子化合物を約0.05質量%の濃度でテトラヒドロフランに溶解させ、SECに10μL注入した。移動相は、2.0mL/分の流量で流した。カラムとして、PLgel MIXED−B(ポリマーラボラトリーズ製)を用いた。検出器にはUV−VIS検出器(島津製作所製、商品名:SPD−10Avp)を用いた。
In the examples, the polystyrene-equivalent number average molecular weight (Mn) and polystyrene-equivalent weight average molecular weight (Mw) of the polymer compound were determined by size exclusion chromatography (SEC) using tetrahydrofuran as the mobile phase. The measurement conditions for SEC are as follows.
The polymer compound to be measured was dissolved in tetrahydrofuran at a concentration of about 0.05% by mass, and 10 μL was injected into SEC. The mobile phase was run at a flow rate of 2.0 mL / min. As a column, PLgel MIXED-B (manufactured by Polymer Laboratories) was used. A UV-VIS detector (manufactured by Shimadzu Corporation, trade name: SPD-10Avp) was used as the detector.

LC−MSは、下記の方法で測定した。
測定試料を約2mg/mLの濃度になるようにテトラヒドロフランに溶解させ、LC−MS(Agilent製、商品名:1290 Infinity LC及び6230 TOF LC/MS)に約1μL注入した。LC−MSの移動相には、アセトニトリル及びテトラヒドロフランの比率を変化させながら用い、1.0mL/分の流量で流した。カラムは、SUMIPAX ODS Z−CLUE(住化分析センター製、内径:4.6mm、長さ:250mm、粒径3μm)を用いた。
LC-MS was measured by the following method.
The measurement sample was dissolved in tetrahydrofuran to a concentration of about 2 mg / mL, and about 1 μL was injected into LC-MS (manufactured by Agilent, trade names: 1290 Infinity LC and 6230 TOF LC / MS). The LC-MS mobile phase was used while changing the ratio of acetonitrile and tetrahydrofuran and was allowed to flow at a flow rate of 1.0 mL / min. The column used was SUMPAX ODS Z-CLUE (manufactured by Sumika Chemical Analysis Center, inner diameter: 4.6 mm, length: 250 mm, particle size 3 μm).

NMRは、下記の方法で測定した。
5〜10mgの測定試料を約0.5mLの重テトラヒドロフランに溶解させ、NMR装置(JEOL RESONANCE製、商品名:JNM−ECZ400S/L1)を用いて測定した。
NMR was measured by the following method.
5 to 10 mg of a measurement sample was dissolved in about 0.5 mL of heavy tetrahydrofuran and measured using an NMR apparatus (manufactured by JEOL RESONANCE, trade name: JNM-ECZ400S / L1).

化合物の純度の指標として、高速液体クロマトグラフィー(HPLC)面積百分率の値を用いた。この値は、特に記載がない限り、HPLC(島津製作所製、商品名:LC−20A)でのUV=254nmにおける値とする。この際、測定する化合物は、0.01〜0.2質量%の濃度になるようにテトラヒドロフランに溶解させ、濃度に応じてHPLCに1〜10μL注入した。HPLCの移動相には、アセトニトリル/テトラヒドロフランの比率を100/0〜0/100(容積比)まで変化させながら用い、1.0mL/分の流量で流した。カラムは、SUMIPAX ODS Z−CLUE(住化分析センター製、内径:4.6mm、長さ:250mm、粒径3μm)を用いた。検出器には、フォトダイオードアレイ検出器(島津製作所製、商品名:SPD−M20A)を用いた。   A high performance liquid chromatography (HPLC) area percentage value was used as an indicator of the purity of the compound. Unless otherwise specified, this value is a value at UV = 254 nm in HPLC (manufactured by Shimadzu Corporation, trade name: LC-20A). At this time, the compound to be measured was dissolved in tetrahydrofuran to a concentration of 0.01 to 0.2% by mass, and 1 to 10 μL was injected into the HPLC depending on the concentration. As the mobile phase of HPLC, the acetonitrile / tetrahydrofuran ratio was changed from 100/0 to 0/100 (volume ratio), and the flow rate was 1.0 mL / min. The column used was SUMPAX ODS Z-CLUE (manufactured by Sumika Chemical Analysis Center, inner diameter: 4.6 mm, length: 250 mm, particle size 3 μm). A photodiode array detector (manufactured by Shimadzu Corporation, trade name: SPD-M20A) was used as the detector.

本実施例において、MA及びMBは、ChemDraw Professional 16.0(ヒューリンクス社製)のMolecular Weightの値を用いて、算出した。   In the present Example, MA and MB were calculated using the value of Molecular Weight of ChemDraw Professional 16.0 (manufactured by Hulinks).

本実施例において、金属錯体の発光スペクトルの最大ピーク波長は、分光光度計(日本分光株式会社製、FP−6500)により室温にて測定した。化合物をキシレンに、約0.8×10−4質量%の濃度で溶解させたキシレン溶液を試料として用いた。励起光としては、波長325nmのUV光を用いた。 In this example, the maximum peak wavelength of the emission spectrum of the metal complex was measured at room temperature with a spectrophotometer (manufactured by JASCO Corporation, FP-6500). A xylene solution in which the compound was dissolved in xylene at a concentration of about 0.8 × 10 −4 mass% was used as a sample. As excitation light, UV light having a wavelength of 325 nm was used.

<合成例M> 化合物M1〜M3の合成
化合物M1は国際公開第2015/145871号に記載の方法に従って合成した。
化合物M2は国際公開第2013/146806号に記載の方法に従って合成した。
化合物M3は国際公開第2005/049546号に記載の方法に従って合成した。
<Synthesis Example M> Synthesis of Compounds M1 to M3 Compound M1 was synthesized according to the method described in International Publication No. 2015/145871.
Compound M2 was synthesized according to the method described in International Publication No. 2013/146806.
Compound M3 was synthesized according to the method described in WO2005 / 049546.

Figure 0006600064
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<合成例HTL> 高分子化合物HTL−1の合成
高分子化合物HTL−1は、化合物M1、化合物M2及び化合物M3を用いて、国際公開第2015/145871号に記載の方法に従って合成した。高分子化合物HTL−1は、Mn=2.3×10及びMw=1.2×10であった。
高分子化合物HTL−1は、仕込み原料の量から求めた理論値では、化合物M1から誘導される構成単位と、化合物M2から誘導される構成単位と、化合物M3から誘導される構成単位とが、45:5:50のモル比で構成された共重合体である。
<Synthesis Example HTL> Synthesis of Polymer Compound HTL-1 Polymer compound HTL-1 was synthesized using Compound M1, Compound M2, and Compound M3 according to the method described in International Publication No. 2015/145871. The high molecular compound HTL-1 was Mn = 2.3 * 10 < 4 > and Mw = 1.2 * 10 < 5 >.
The theoretical value obtained from the amount of the raw material used for the polymer compound HTL-1 is that the structural unit derived from the compound M1, the structural unit derived from the compound M2, and the structural unit derived from the compound M3 are: It is a copolymer constituted by a molar ratio of 45: 5: 50.

<化合物HM−1及び化合物HTM−1>
化合物HM−1及び化合物HTM−1はLuminescence Technology社より購入した。
<Compound HM-1 and Compound HTM-1>
Compound HM-1 and Compound HTM-1 were purchased from Luminescence Technology.

Figure 0006600064
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<合成例B> 金属錯体B1の合成
金属錯体B1は、国際公開第2006/121811号及び特開2013−048190号公報に記載の方法に準じて合成した。金属錯体B1の発光スペクトルの最大ピーク波長は471nmであった。
<Synthesis Example B> Synthesis of Metal Complex B1 Metal complex B1 was synthesized according to the methods described in International Publication No. 2006/121811, and JP2013-048190A. The maximum peak wavelength of the emission spectrum of the metal complex B1 was 471 nm.

Figure 0006600064
Figure 0006600064

<合成例R> 金属錯体R1〜R6の合成及び入手
金属錯体R1はAmerican Dye Source社より購入した。
金属錯体R2及び金属錯体R6はLuminescence Technology社より購入した。
金属錯体R3は特開2006−188673号公報に記載の方法に準じて合成した。
金属錯体R4は特開2008−179617号公報に記載の方法に従って合成した。
金属錯体R5は特開2011−105701号公報に記載の方法に従って合成した。
<Synthesis Example R> Synthesis and Acquisition of Metal Complexes R1 to R6 Metal Complex R1 was purchased from American Dye Source.
Metal complex R2 and metal complex R6 were purchased from Luminescence Technology.
The metal complex R3 was synthesized according to the method described in JP-A-2006-188673.
The metal complex R4 was synthesized according to the method described in JP2008-179617A.
The metal complex R5 was synthesized according to the method described in JP2011-105701A.

Figure 0006600064
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Figure 0006600064
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金属錯体R1の発光スペクトルの最大ピーク波長は618nmであった。
金属錯体R2の発光スペクトルの最大ピーク波長は620nmであった。
金属錯体R3の発光スペクトルの最大ピーク波長は619nmであった。
金属錯体R4の発光スペクトルの最大ピーク波長は594nmであった。
金属錯体R5の発光スペクトルの最大ピーク波長は611nmであった。
金属錯体R6の発光スペクトルの最大ピーク波長は580nmであった。
The maximum peak wavelength of the emission spectrum of the metal complex R1 was 618 nm.
The maximum peak wavelength of the emission spectrum of the metal complex R2 was 620 nm.
The maximum peak wavelength of the emission spectrum of the metal complex R3 was 619 nm.
The maximum peak wavelength of the emission spectrum of the metal complex R4 was 594 nm.
The maximum peak wavelength of the emission spectrum of the metal complex R5 was 611 nm.
The maximum peak wavelength of the emission spectrum of the metal complex R6 was 580 nm.

金属錯体R1のMAは805.0であった。金属錯体R2のMAは1057.5であった。金属錯体R3のMAは1826.5であった。金属錯体R4のMAは1685.2であった。金属錯体R5のMAは1732.3であった。金属錯体R6のMAは1057.5であった。   The MA of the metal complex R1 was 805.0. The MA of the metal complex R2 was 1057.5. MA of metal complex R3 was 1826.5. MA of metal complex R4 was 1685.2. MA of metal complex R5 was 1732.3. MA of metal complex R6 was 1057.5.

<合成例G> 金属錯体G1〜G3の合成及び入手
金属錯体G1はLuminescence Technology社より購入した。
金属錯体G2は特開2013−237789号公報に記載の方法に従って合成した。
金属錯体G3は国際公開第2009/131255号に記載の方法に準じて合成した。
<Synthesis Example G> Synthesis and Acquisition of Metal Complexes G1 to G3 Metal Complex G1 was purchased from Luminescence Technology.
The metal complex G2 was synthesized according to the method described in JP2013-237789A.
The metal complex G3 was synthesized according to the method described in International Publication No. 2009/131255.

Figure 0006600064
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化合物G1の発光スペクトルの最大ピーク波長は510nmであった。
化合物G2の発光スペクトルの最大ピーク波長は508nmであった。
化合物G3の発光スペクトルの最大ピーク波長は514nmであった。
The maximum peak wavelength of the emission spectrum of Compound G1 was 510 nm.
The maximum peak wavelength of the emission spectrum of Compound G2 was 508 nm.
The maximum peak wavelength of the emission spectrum of Compound G3 was 514 nm.

<合成例ET1> 化合物ET1及び化合物ET3の合成
化合物ET1及び化合物ET3は、特開2010−235575号公報に記載の方法に準じて合成した。
<Synthesis Example ET1> Synthesis of Compound ET1 and Compound ET3 Compound ET1 and Compound ET3 were synthesized according to the method described in JP 2010-235575 A.

Figure 0006600064
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化合物ET1のMBは716.8であった。化合物ET3のMBは514.6であった。   Compound ET1 had an MB of 716.8. The MB of compound ET3 was 514.6.

<化合物ET2> 化合物ET2の合成   <Compound ET2> Synthesis of Compound ET2

Figure 0006600064
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反応容器内を不活性ガス雰囲気とした後、化合物ET2a(8.7g)、化合物ET2b(8.1g)、ジメチルスルホキシド(218mL)、酸化銅(I)(1.3g)、リン酸三カリウム(16.7g)及びジピバロイルメタン(3.2g)を加え、150℃で10時間撹拌した。得られた反応液を室温まで冷却した後、トルエン及びイオン交換水を加え、セライトを敷いたグラスフィルターでろ過した。得られたろ液をイオン交換水で洗浄した後、得られた有機層を濃縮することにより、粗生成物を得た。得られた粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン及び酢酸エチルの混合溶媒)により精製し、次いで、アセトニトリル及びトルエンの混合溶媒を用いて晶析を行った。得られた固体を50℃で減圧乾燥させることにより、化合物ET2(8.0g)を得た。化合物ET2のHPLC面積百分率値は99.5%以上であった。   After the inside of the reaction vessel was filled with an inert gas atmosphere, compound ET2a (8.7 g), compound ET2b (8.1 g), dimethyl sulfoxide (218 mL), copper (I) oxide (1.3 g), tripotassium phosphate ( 16.7 g) and dipivaloylmethane (3.2 g) were added and stirred at 150 ° C. for 10 hours. After cooling the obtained reaction liquid to room temperature, toluene and ion-exchange water were added, and it filtered with the glass filter which spread Celite. The obtained filtrate was washed with ion-exchanged water, and then the obtained organic layer was concentrated to obtain a crude product. The obtained crude product was purified by silica gel column chromatography (mixed solvent of hexane and ethyl acetate), and then crystallized using a mixed solvent of acetonitrile and toluene. The obtained solid was dried at 50 ° C. under reduced pressure to obtain Compound ET2 (8.0 g). The HPLC area percentage value of Compound ET2 was 99.5% or more.

化合物ET2の分析結果は以下のとおりであった。
LC−MS(ESI,positive):m/z=573[M+H]
H−NMR(400MHz,THF−d):δ(ppm)=1.01(t,3H),1.58−1.68(m,2H),1.95−2.05(m,2H),3.14−3.19(m,2H),7.32−7.39(m,4H),7.49−7.57(m,4H),7.72(s,1H),7.79−7.88(m,3H),8.34−8.42(m,3H),8.55−8.68(m,4H).
The analysis results of Compound ET2 were as follows.
LC-MS (ESI, positive): m / z = 573 [M + H] +
1 H-NMR (400 MHz, THF-d 8 ): δ (ppm) = 1.01 (t, 3H), 1.58-1.68 (m, 2H), 1.95-2.05 (m, 2H), 3.14-3.19 (m, 2H), 7.32-7.39 (m, 4H), 7.49-7.57 (m, 4H), 7.72 (s, 1H) , 7.79-7.88 (m, 3H), 8.34-8.42 (m, 3H), 8.55-8.68 (m, 4H).

化合物ET2のMBは572.7であった。   Compound ET2 had an MB of 572.7.

<実施例D1> 発光素子D1の作製と評価
(陽極及び正孔注入層の形成)
ガラス基板にスパッタ法により45nmの厚みでITO膜を付けることにより陽極を形成した。該陽極上に、正孔注入材料であるND−3202(日産化学工業製)をスピンコート法により35nmの厚さで成膜した。大気雰囲気下において、ホットプレート上で50℃、3分間加熱し、更に230℃、15分間加熱することにより正孔注入層を形成した。
<Example D1> Fabrication and evaluation of light-emitting element D1 (formation of anode and hole injection layer)
An anode was formed by attaching an ITO film with a thickness of 45 nm to the glass substrate by sputtering. On the anode, ND-3202 (manufactured by Nissan Chemical Industries) as a hole injection material was formed into a film with a thickness of 35 nm by a spin coating method. In an air atmosphere, a hole injection layer was formed by heating on a hot plate at 50 ° C. for 3 minutes and further heating at 230 ° C. for 15 minutes.

(第3の層の形成)
キシレンに高分子化合物HTL−1を0.7質量%の濃度で溶解させた。得られたキシレン溶液を用いて、正孔注入層の上にスピンコート法により20nmの厚さで成膜し、窒素ガス雰囲気下において、ホットプレート上で180℃、60分間加熱させることにより、第3の層(正孔輸送層)を形成した。この加熱により、高分子化合物HTL−1は、架橋体となった。
(Formation of third layer)
The polymer compound HTL-1 was dissolved in xylene at a concentration of 0.7% by mass. Using the obtained xylene solution, a film having a thickness of 20 nm was formed on the hole injection layer by spin coating and heated on a hot plate at 180 ° C. for 60 minutes in a nitrogen gas atmosphere. 3 layers (hole transport layer) were formed. By this heating, the polymer compound HTL-1 became a crosslinked product.

(第1の層の形成)
トルエンに、化合物HM−1、金属錯体B1、金属錯体G3及び金属錯体R3(化合物HM−1/金属錯体B1/金属錯体G3/金属錯体R3=73.9質量%/25質量%/1質量%/0.1質量%)を2質量%の濃度で溶解させた。得られたトルエン溶液を用いて、第3の層の上にスピンコート法により80nmの厚さで成膜し、窒素ガス雰囲気下において、130℃、10分間加熱させることにより第1の層(発光層)を形成した。
(Formation of the first layer)
Toluene, Compound HM-1, Metal Complex B1, Metal Complex G3, and Metal Complex R3 (Compound HM-1 / Metal Complex B1 / Metal Complex G3 / Metal Complex R3 = 73.9% by mass / 25% by mass / 1% by mass) /0.1 mass%) was dissolved at a concentration of 2 mass%. Using the obtained toluene solution, a film having a thickness of 80 nm was formed on the third layer by spin coating, and the first layer (light emission) was heated at 130 ° C. for 10 minutes in a nitrogen gas atmosphere. Layer).

(第2の層の形成)
2,2,3,3,4,4,5,5−オクタフルオロ−1−ペンタノールに、化合物ET1を0.25質量%の濃度で溶解させた。得られた2,2,3,3,4,4,5,5−オクタフルオロ−1−ペンタノール溶液を用いて、第1の層の上にスピンコート法により10nmの厚さで成膜し、窒素ガス雰囲気下において、130℃、10分間加熱させることにより第2の層(電子輸送層)を形成した。
(Formation of second layer)
Compound ET1 was dissolved in 2,2,3,3,4,4,5,5-octafluoro-1-pentanol at a concentration of 0.25% by mass. Using the obtained 2,2,3,3,4,4,5,5-octafluoro-1-pentanol solution, a film having a thickness of 10 nm was formed on the first layer by spin coating. In a nitrogen gas atmosphere, the second layer (electron transport layer) was formed by heating at 130 ° C. for 10 minutes.

(陰極の形成)
第1の層を形成した基板を蒸着機内において、1.0×10−4Pa以下にまで減圧した後、陰極として、第2の層の上にフッ化ナトリウムを約4nm、次いで、フッ化ナトリウム層の上にアルミニウムを約80nm蒸着した。蒸着後、ガラス基板を用いて封止することにより、発光素子D1を作製した。
(Formation of cathode)
The substrate on which the first layer is formed is depressurized to 1.0 × 10 −4 Pa or less in a vapor deposition machine, and then, as a cathode, sodium fluoride is about 4 nm on the second layer and then sodium fluoride. About 80 nm of aluminum was deposited on the layer. After vapor deposition, the light emitting element D1 was produced by sealing using a glass substrate.

(発光素子の評価)
発光素子D1に電圧を印加することによりEL発光が観測された。1000cd/mにおける外部量子効率[%]及びCIE色度座標(x,y)を測定した。
(Evaluation of light emitting element)
EL light emission was observed by applying a voltage to the light emitting element D1. External quantum efficiency [%] and CIE chromaticity coordinates (x, y) at 1000 cd / m 2 were measured.

<実施例D2〜D4及び比較例CD1> 発光素子D2〜D4及びCD1の作製と評価
実施例D1の(第1の層の形成)における「化合物HM−1、金属錯体B1、金属錯体G3及び金属錯体R3」に代えて、表1に記載の材料を用いた以外は、実施例D1と同様にして、発光素子D2〜D4及びCD1を作製した。
発光素子D2〜D4及びCD1に電圧を印加することによりEL発光が観測された。1000cd/mにおける外部量子効率[%]及びCIE色度座標(x,y)を測定した。
<Examples D2 to D4 and Comparative Example CD1> Production and Evaluation of Light-Emitting Elements D2 to D4 and CD1 “Compound HM-1, Metal Complex B1, Metal Complex G3, and Metal in Example D1 (Formation of First Layer)” Light-emitting elements D2 to D4 and CD1 were produced in the same manner as in Example D1, except that the materials listed in Table 1 were used instead of the complex R3 ".
EL light emission was observed by applying a voltage to the light emitting elements D2 to D4 and CD1. External quantum efficiency [%] and CIE chromaticity coordinates (x, y) at 1000 cd / m 2 were measured.

実施例D1〜D4及び比較例CD1の結果を表1に示す。発光素子CD1の外部量子効率を1.00としたときの発光素子D1〜D4の外部量子効率の相対値を示す。   The results of Examples D1 to D4 and Comparative Example CD1 are shown in Table 1. The relative value of the external quantum efficiency of the light emitting elements D1 to D4 when the external quantum efficiency of the light emitting element CD1 is 1.00 is shown.

Figure 0006600064
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<実施例D5及び比較例CD2> 発光素子D5及びCD2の作製と評価
実施例D1の(第1の層の形成)における「化合物HM−1、金属錯体B1、金属錯体G3及び金属錯体R3」に代えて、表2に記載の材料を用い、更に、実施例D1の(第2の層の形成)における「化合物ET1」に代えて、「化合物ET2」を用いた以外は、実施例D1と同様にして、発光素子D5及びCD2を作製した。
発光素子D5及びCD2に電圧を印加することによりEL発光が観測された。8000cd/mにおける外部量子効率[%]及びCIE色度座標(x,y)を測定した。
<Example D5 and Comparative Example CD2> Production and Evaluation of Light-Emitting Element D5 and CD2 In “Compound HM-1, Metal Complex B1, Metal Complex G3, and Metal Complex R3” in (Formation of First Layer) in Example D1 Instead of using the materials shown in Table 2, and using “Compound ET2” instead of “Compound ET1” in (Formation of the second layer) of Example D1, the same as Example D1 Thus, light emitting elements D5 and CD2 were produced.
EL light emission was observed by applying a voltage to the light emitting elements D5 and CD2. External quantum efficiency [%] and CIE chromaticity coordinates (x, y) at 8000 cd / m 2 were measured.

実施例D5及び比較例CD2の結果を表2に示す。発光素子CD2の外部量子効率を1.00としたときの発光素子D5の外部量子効率の相対値を示す。   The results of Example D5 and Comparative Example CD2 are shown in Table 2. The relative value of the external quantum efficiency of the light emitting element D5 when the external quantum efficiency of the light emitting element CD2 is 1.00 is shown.

Figure 0006600064
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<実施例D6〜D7及び比較例CD3> 発光素子D6、D7及びCD3の作製と評価
実施例D1の(第1の層の形成)における「化合物HM−1、金属錯体B1、金属錯体G3及び金属錯体R3」に代えて、表3に記載の材料を用い、更に、実施例D1の(第2の層の形成)における「化合物ET1」に代えて、「化合物ET3」を用いた以外は、実施例D1と同様にして、発光素子D6、D7及びCD3を作製した。
発光素子D6、D7及びCD3に電圧を印加することによりEL発光が観測された。500cd/mにおける外部量子効率[%]及びCIE色度座標(x,y)を測定した。
<Examples D6 to D7 and Comparative Example CD3> Production and Evaluation of Light-Emitting Elements D6, D7, and CD3 “Compound HM-1, Metal Complex B1, Metal Complex G3, and Metal in Example D1 (Formation of First Layer)” The procedure described in Table 3 was used in place of “Complex R3”, and “Compound ET3” was used in place of “Compound ET1” in Example D1 (Formation of the second layer). In the same manner as in Example D1, light emitting elements D6, D7, and CD3 were produced.
EL light emission was observed by applying a voltage to the light emitting elements D6, D7 and CD3. External quantum efficiency [%] and CIE chromaticity coordinates (x, y) at 500 cd / m 2 were measured.

実施例D6〜D7及び比較例CD3の結果を表3に示す。発光素子CD3の外部量子効率を1.00としたときの発光素子D6及びD7の外部量子効率の相対値を示す。   Table 3 shows the results of Examples D6 to D7 and Comparative Example CD3. The relative values of the external quantum efficiencies of the light emitting elements D6 and D7 when the external quantum efficiency of the light emitting element CD3 is set to 1.00 are shown.

Figure 0006600064
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<実施例D8〜D9及び比較例CD4> 発光素子D8、D9及びCD4の作製と評価
実施例D1の(第1の層の形成)における「化合物HM−1、金属錯体B1、金属錯体G3及び金属錯体R3」に代えて、表4に記載の材料(比率)を用いた以外は、実施例D1と同様にして、発光素子D8、D9及びCD4を作製した。
発光素子D8、D9及びCD4に電圧を印加することによりEL発光が観測された。200cd/mにおける外部量子効率[%]及びCIE色度座標(x,y)を測定した。
<Examples D8 to D9 and Comparative Example CD4> Production and Evaluation of Light-Emitting Elements D8, D9, and CD4 “Compound HM-1, Metal Complex B1, Metal Complex G3, and Metal in Example D1 (Formation of First Layer)” Light-emitting elements D8, D9 and CD4 were produced in the same manner as in Example D1, except that the materials (ratio) shown in Table 4 were used instead of the complex R3 ".
EL light emission was observed by applying a voltage to the light emitting elements D8, D9 and CD4. External quantum efficiency [%] and CIE chromaticity coordinates (x, y) at 200 cd / m 2 were measured.

実施例D8〜D9及び比較例CD4の結果を表4に示す。発光素子CD4の外部量子効率を1.00としたときの発光素子D8及びD9の外部量子効率の相対値を示す。   Table 4 shows the results of Examples D8 to D9 and Comparative Example CD4. The relative value of the external quantum efficiency of the light emitting elements D8 and D9 when the external quantum efficiency of the light emitting element CD4 is 1.00 is shown.

Figure 0006600064
Figure 0006600064

<実施例D10〜D12及び比較例CD5> 発光素子D10〜D12及びCD5の作製と評価
実施例D1の(第1の層の形成)における「化合物HM−1、金属錯体B1、金属錯体G3及び金属錯体R3」に代えて、表5に記載の材料(比率)を用い、更に、実施例D1の(第2の層の形成)における「化合物ET1」に代えて、「化合物ET2」を用いた以外は、実施例D1と同様にして、発光素子D10〜D12及びCD5を作製した。
発光素子D10〜D12及びCD5に電圧を印加することによりEL発光が観測された。1000cd/mにおける外部量子効率[%]及びCIE色度座標(x,y)を測定した。
<Examples D10 to D12 and Comparative Example CD5> Production and Evaluation of Light-Emitting Elements D10 to D12 and CD5 “Compound HM-1, Metal Complex B1, Metal Complex G3, and Metal in Example D1 (Formation of First Layer)” In place of “Compound R3”, the materials (ratio) shown in Table 5 were used, and “Compound ET2” was used instead of “Compound ET1” in (Formation of second layer) in Example D1. Produced the light emitting elements D10 to D12 and CD5 in the same manner as in Example D1.
EL light emission was observed by applying a voltage to the light emitting elements D10 to D12 and CD5. External quantum efficiency [%] and CIE chromaticity coordinates (x, y) at 1000 cd / m 2 were measured.

実施例D10〜D12及び比較例CD5の結果を表5に示す。発光素子CD5の外部量子効率を1.00としたときの発光素子D10〜D12の外部量子効率の相対値を示す。   Table 5 shows the results of Examples D10 to D12 and Comparative Example CD5. The relative value of the external quantum efficiency of the light emitting elements D10 to D12 when the external quantum efficiency of the light emitting element CD5 is 1.00 is shown.

Figure 0006600064
Figure 0006600064

<実施例D13〜D15及び比較例CD6> 発光素子D13〜D15及びCD6の作製と評価
実施例D1の(第1の層の形成)における「化合物HM−1、金属錯体B1、金属錯体G3及び金属錯体R3」に代えて、表6に記載の材料(比率)を用い、更に、実施例D1の(第2の層の形成)における「化合物ET1」に代えて、「化合物ET3」を用いた以外は、実施例D1と同様にして、発光素子D10〜D12及びCD6を作製した。
発光素子D13〜D15及びCD6に電圧を印加することによりEL発光が観測された。1000cd/mにおける外部量子効率[%]及びCIE色度座標(x,y)を測定した。
<Examples D13 to D15 and Comparative Example CD6> Production and Evaluation of Light-Emitting Elements D13 to D15 and CD6 "Compound HM-1, Metal Complex B1, Metal Complex G3, and Metal in Example D1 (Formation of First Layer)" In place of “Compound R3”, the materials (ratio) shown in Table 6 were used, and “Compound ET3” was used instead of “Compound ET1” in (Formation of second layer) in Example D1. Produced the light emitting elements D10 to D12 and CD6 in the same manner as in Example D1.
EL light emission was observed by applying a voltage to the light emitting elements D13 to D15 and CD6. External quantum efficiency [%] and CIE chromaticity coordinates (x, y) at 1000 cd / m 2 were measured.

実施例D13〜D15及び比較例CD6の結果を表6に示す。発光素子CD6の外部量子効率を1.00としたときの発光素子D13〜D15の外部量子効率の相対値を示す。   Table 6 shows the results of Examples D13 to D15 and Comparative Example CD6. The relative value of the external quantum efficiency of the light emitting elements D13 to D15 when the external quantum efficiency of the light emitting element CD6 is 1.00 is shown.

Figure 0006600064
Figure 0006600064

<実施例D16> 発光素子D16の作製と評価
(陽極及び正孔注入層の形成)
ガラス基板にスパッタ法により45nmの厚みでITO膜を付けることにより陽極を形成した。該陽極上に、正孔注入材料であるND−3202(日産化学工業製)をスピンコート法により35nmの厚さで成膜した。大気雰囲気下において、ホットプレート上で50℃、3分間加熱し、更に230℃、15分間加熱することにより正孔注入層を形成した。
<Example D16> Fabrication and evaluation of light-emitting element D16 (formation of anode and hole injection layer)
An anode was formed by attaching an ITO film with a thickness of 45 nm to the glass substrate by sputtering. On the anode, ND-3202 (manufactured by Nissan Chemical Industries) as a hole injection material was formed into a film with a thickness of 35 nm by a spin coating method. In an air atmosphere, a hole injection layer was formed by heating on a hot plate at 50 ° C. for 3 minutes and further heating at 230 ° C. for 15 minutes.

(第3の層の形成)
キシレンに高分子化合物HTL−1及び金属錯体R4(高分子化合物HTL−1/金属錯体R4=65質量%/35質量%)を0.7質量%の濃度で溶解させた。得られたキシレン溶液を用いて、正孔注入層の上にスピンコート法により20nmの厚さで成膜し、窒素ガス雰囲気下において、ホットプレート上で180℃、60分間加熱させることにより、第3の層(発光層)を形成した。この加熱により、高分子化合物HTL−1は、架橋体となった。
(Formation of third layer)
Polymer compound HTL-1 and metal complex R4 (polymer compound HTL-1 / metal complex R4 = 65 mass% / 35 mass%) were dissolved in xylene at a concentration of 0.7 mass%. Using the obtained xylene solution, a film having a thickness of 20 nm was formed on the hole injection layer by spin coating and heated on a hot plate at 180 ° C. for 60 minutes in a nitrogen gas atmosphere. 3 layers (light emitting layer) were formed. By this heating, the polymer compound HTL-1 became a crosslinked product.

(第1の層の形成)
トルエンに、化合物HM−1及び金属錯体B1(化合物HM−1/金属錯体B1=75質量%/25質量%)を2質量%の濃度で溶解させた。得られたトルエン溶液を用いて、第2の層の上にスピンコート法により80nmの厚さで成膜し、窒素ガス雰囲気下において、130℃、10分間加熱させることにより第1の層(発光層)を形成した。
(Formation of the first layer)
Compound HM-1 and metal complex B1 (compound HM-1 / metal complex B1 = 75% by mass / 25% by mass) were dissolved in toluene at a concentration of 2% by mass. Using the obtained toluene solution, a film having a thickness of 80 nm was formed on the second layer by spin coating, and the first layer (light emission) was heated at 130 ° C. for 10 minutes in a nitrogen gas atmosphere. Layer).

(第2の層の形成)
2,2,3,3,4,4,5,5−オクタフルオロ−1−ペンタノールに、化合物ET1を0.25質量%の濃度で溶解させた。得られた2,2,3,3,4,4,5,5−オクタフルオロ−1−ペンタノール溶液を用いて、第1の層の上にスピンコート法により10nmの厚さで成膜し、窒素ガス雰囲気下において、130℃、10分間加熱させることにより第2の層(電子輸送層)を形成した。
(Formation of second layer)
Compound ET1 was dissolved in 2,2,3,3,4,4,5,5-octafluoro-1-pentanol at a concentration of 0.25% by mass. Using the obtained 2,2,3,3,4,4,5,5-octafluoro-1-pentanol solution, a film having a thickness of 10 nm was formed on the first layer by spin coating. In a nitrogen gas atmosphere, the second layer (electron transport layer) was formed by heating at 130 ° C. for 10 minutes.

(陰極の形成)
第1の層を形成した基板を蒸着機内において、1.0×10−4Pa以下にまで減圧した後、陰極として、第2の層の上にフッ化ナトリウムを約4nm、次いで、フッ化ナトリウム層の上にアルミニウムを約80nm蒸着した。蒸着後、ガラス基板を用いて封止することにより、発光素子D16を作製した。
(Formation of cathode)
The substrate on which the first layer is formed is depressurized to 1.0 × 10 −4 Pa or less in a vapor deposition machine, and then, as a cathode, sodium fluoride is about 4 nm on the second layer and then sodium fluoride. About 80 nm of aluminum was deposited on the layer. After vapor deposition, the light emitting element D16 was produced by sealing using a glass substrate.

(発光素子の評価)
発光素子D16に電圧を印加することによりEL発光が観測された。1000cd/mにおける外部量子効率[%]及びCIE色度座標(x,y)を測定した。
(Evaluation of light emitting element)
EL light emission was observed by applying a voltage to the light emitting element D16. External quantum efficiency [%] and CIE chromaticity coordinates (x, y) at 1000 cd / m 2 were measured.

<実施例D17〜D19及び比較例CD7> 発光素子D17〜D19及びCD7の作製と評価
実施例D16の(第3の層の形成)における「高分子化合物HTL−1及び金属錯体R4」に代えて、表7に記載の材料を用いた以外は、実施例D16と同様にして、発光素子D17〜D19及びCD7を作製した。
発光素子D17〜D19及びCD7に電圧を印加することによりEL発光が観測された。1000cd/mにおける外部量子効率[%]及びCIE色度座標(x,y)を測定した。
<Examples D17 to D19 and Comparative Example CD7> Production and Evaluation of Light-Emitting Elements D17 to D19 and CD7 In place of “Polymer Compound HTL-1 and Metal Complex R4” in (Formation of Third Layer) of Example D16 The light emitting devices D17 to D19 and CD7 were produced in the same manner as in Example D16 except that the materials listed in Table 7 were used.
EL light emission was observed by applying a voltage to the light emitting elements D17 to D19 and CD7. External quantum efficiency [%] and CIE chromaticity coordinates (x, y) at 1000 cd / m 2 were measured.

実施例D16〜D19及び比較例CD7の結果を表7に示す。発光素子CD7の外部量子効率を1.00としたときの発光素子D16〜D19の外部量子効率の相対値を示す。   Table 7 shows the results of Examples D16 to D19 and Comparative Example CD7. The relative value of the external quantum efficiency of the light emitting elements D16 to D19 when the external quantum efficiency of the light emitting element CD7 is set to 1.00 is shown.

Figure 0006600064
Figure 0006600064

<実施例D20〜D22及び比較例CD8> 発光素子D20〜D22及びCD8の作製と評価
実施例D1の(第3の層の形成)における「高分子化合物HTL−1及び金属錯体R4」に代えて、表8に記載の材料を用いた以外は、実施例D1と同様にして、発光素子D20〜D22及びCD8を作製した。
発光素子D20〜D22及びCD8に電圧を印加することによりEL発光が観測された。400cd/mにおける外部量子効率[%]及びCIE色度座標(x,y)を測定した。
<Examples D20 to D22 and Comparative Example CD8> Production and Evaluation of Light-Emitting Elements D20 to D22 and CD8 In place of “Polymer Compound HTL-1 and Metal Complex R4” in (Formation of Third Layer) of Example D1 The light emitting devices D20 to D22 and CD8 were produced in the same manner as in Example D1, except that the materials listed in Table 8 were used.
EL light emission was observed by applying a voltage to the light emitting elements D20 to D22 and CD8. External quantum efficiency [%] and CIE chromaticity coordinates (x, y) at 400 cd / m 2 were measured.

実施例D20〜D22及び比較例CD8の結果を表8に示す。発光素子CD8の外部量子効率を1.00としたときの発光素子D20〜D22の外部量子効率の相対値を示す。   Table 8 shows the results of Examples D20 to D22 and Comparative Example CD8. The relative value of the external quantum efficiency of the light emitting elements D20 to D22 when the external quantum efficiency of the light emitting element CD8 is set to 1.00 is shown.

Figure 0006600064
Figure 0006600064

10 発光素子、11 陽極、12 第3の層、13 第1の層、14 第2の層、15 陰極。   DESCRIPTION OF SYMBOLS 10 Light emitting element, 11 Anode, 12 3rd layer, 13 1st layer, 14 2nd layer, 15 Cathode.

Claims (12)

陽極と、陰極と、前記陽極及び前記陰極の間に設けられた第1の層と、前記陰極及び前記第1の層の間に設けられた第2の層と、前記陽極及び前記第1の層の間に設けられた第3の層とを有する発光素子であり、
前記第1の層が、発光スペクトルの最大ピーク波長が380nm以上495nm未満である燐光発光性化合物及び発光スペクトルの最大ピーク波長が570nm以上750nm未満である燐光発光性化合物を含有する層であり、
記第2の層が、式(T−1)で表される化合物を含有し、
前記発光スペクトルの最大ピーク波長が570nm以上750nm未満である燐光発光性化合物の分子量(MA)と、前記式(T−1)で表される化合物の分子量(MB)とが、式(M1−1)及び式(M2−1)を満たし、
前記発光スペクトルの最大ピーク波長が570nm以上750nm未満である燐光発光性化合物が、式(1)で表される金属錯体であり、
前記発光スペクトルの最大ピーク波長が380nm以上495nm未満である燐光発光性化合物が、式(2)で表される金属錯体である、発光素子。

1500≦MA+MB≦10000 (M1−1)
0<MB/MA≦0.85 (M2−1)

Figure 0006600064

[式中、
T1は、0以上5以下の整数を表す。nT1が複数存在する場合、それらは同一でも異なっていてもよい。
T2は、1以上10以下の整数を表す。
ArT1は、環内に二重結合を有さない窒素原子及び=N−で表される基を含む、縮合環の1価の複素環基であり、該基は単一又は複数の置換基を有していてもよく、前記置換基が複数存在する場合、それらは同一でも異なっていてもよく、互いに結合して、それぞれが結合する原子とともに環を形成していてもよい。ArT1が複数存在する場合、それらは同一でも異なっていてもよい。
T1は、アルキレン基、シクロアルキレン基、アリーレン基、2価の複素環基、−NRT1’−で表される基、酸素原子又は硫黄原子を表し、これらの基は単一又は複数の置換基を有していてもよく、前記置換基が複数存在する場合、それらは同一でも異なっていてもよく、互いに結合して、それぞれが結合する原子とともに環を形成していてもよい。RT1’は、水素原子、アルキル基、シクロアルキル基、アリール基又は1価の複素環基を表し、これらの基は単一又は複数の置換基を有していてもよく、前記置換基が複数存在する場合、それらは同一でも異なっていてもよく、互いに結合して、それぞれが結合する原子とともに環を形成していてもよい。LT1が複数存在する場合、それらは同一でも異なっていてもよい。
ArT2は、芳香族炭化水素基又は複素環基を表し、これらの基は単一又は複数の置換基を有していてもよく、前記置換基が複数存在する場合、それらは同一でも異なっていてもよく、互いに結合して、それぞれが結合する原子とともに環を形成していてもよい。]
Figure 0006600064

[式中、
は、ロジウム原子、パラジウム原子、イリジウム原子又は白金原子を表す。
は1以上の整数を表し、n は0以上の整数を表す。但し、M がロジウム原子又はイリジウム原子の場合、n +n は3であり、M がパラジウム原子又は白金原子の場合、n +n は2である。
は、炭素原子又は窒素原子を表す。E が複数存在する場合、それらはそれぞれ同一でも異なっていてもよい。
環L は、6員の芳香族複素環を表し、この環は単一又は複数の置換基を有していてもよい。前記置換基が複数存在する場合、それらは同一でも異なっていてもよく、互いに結合して、それぞれが結合する原子とともに環を形成していてもよい。環L が複数存在する場合、それらは同一でも異なっていてもよい。
環L は、芳香族炭化水素環又は芳香族複素環を表し、これらの環は単一又は複数の置換基を有していてもよい。前記置換基が複数存在する場合、それらは同一でも異なっていてもよく、互いに結合して、それぞれが結合する原子とともに環を形成していてもよい。環L が複数存在する場合、それらは同一でも異なっていてもよい。
環L が有していてもよい置換基と環L が有していてもよい置換基とは、同一でも異なっていてもよく、互いに結合して、それぞれが結合する原子とともに環を形成していてもよい。
−G −A は、アニオン性の2座配位子を表す。A 及びA は、それぞれ独立に、炭素原子、酸素原子又は窒素原子を表し、これらの原子は環を構成する原子であってもよい。G は、単結合、又は、A 及びA とともに2座配位子を構成する原子団を表す。A −G −A が複数存在する場合、それらは同一でも異なっていてもよい。]
Figure 0006600064

[式中、
は、ロジウム原子、パラジウム原子、イリジウム原子又は白金原子を表す。
は1以上の整数を表し、n は0以上の整数を表す。但し、M がロジウム原子又はイリジウム原子の場合、n +n は3であり、M がパラジウム原子又は白金原子の場合、n +n は2である。
及びE は、それぞれ独立に、炭素原子又は窒素原子を表す。E 及びE が複数存在する場合、それらはそれぞれ同一でも異なっていてもよい。
環R は、5員の芳香族複素環を表し、この環は単一又は複数の置換基を有していてもよい。前記置換基が複数存在する場合、それらは同一でも異なっていてもよく、互いに結合して、それぞれが結合する原子とともに環を形成していてもよい。環R が複数存在する場合、それらは同一でも異なっていてもよい。
環R は、芳香族炭化水素環又は芳香族複素環を表し、これらの環は単一又は複数の置換基を有していてもよい。前記置換基が複数存在する場合、それらは同一でも異なっていてもよく、互いに結合して、それぞれが結合する原子とともに環を形成していてもよい。環R が複数存在する場合、それらは同一でも異なっていてもよい。
環R が有していてもよい置換基と環R が有していてもよい置換基とは、同一でも異なっていてもよく、互いに結合して、それぞれが結合する原子とともに環を形成していてもよい。
−G −A は、アニオン性の2座配位子を表す。A 及びA は、それぞれ独立に、炭素原子、酸素原子又は窒素原子を表し、これらの原子は環を構成する原子であってもよい。G は、単結合、又は、A 及びA とともに2座配位子を構成する原子団を表す。A −G −A が複数存在する場合、それらは同一でも異なっていてもよい。]
An anode, a cathode, a first layer provided between the anode and the cathode, a second layer provided between the cathode and the first layer, the anode and the first A light-emitting element having a third layer provided between the layers,
The first layer is a layer containing a phosphorescent compound having a maximum peak wavelength of an emission spectrum of 380 nm to less than 495 nm and a phosphorescent compound having a maximum peak wavelength of an emission spectrum of from 570 nm to less than 750 nm,
Before Stories second layer contains a compound represented by the formula (T-1),
The molecular weight (MA) of the phosphorescent compound having a maximum peak wavelength of the emission spectrum of 570 nm or more and less than 750 nm and the molecular weight (MB) of the compound represented by the formula (T-1) are represented by the formula (M1-1 ) and meet the formula (M2-1),
The phosphorescent compound having a maximum peak wavelength of the emission spectrum of 570 nm or more and less than 750 nm is a metal complex represented by the formula (1),
The light emitting element whose phosphorescent compound whose maximum peak wavelength of the said emission spectrum is 380 nm or more and less than 495 nm is a metal complex represented by Formula (2) .

1500 ≦ MA + MB ≦ 10000 (M1-1)
0 <MB / MA ≦ 0.85 (M2-1)

Figure 0006600064

[Where:
n T1 represents an integer of 0 or more and 5 or less. When a plurality of n T1 are present, they may be the same or different.
n T2 represents an integer of 1 or more and 10 or less.
Ar T1 is a monovalent heterocyclic group of a condensed ring containing a nitrogen atom having no double bond in the ring and a group represented by ═N—, and the group is a single or a plurality of substituents. And when a plurality of the substituents are present, they may be the same or different, and may be bonded to each other to form a ring together with the atoms to which they are bonded. When a plurality of Ar T1 are present, they may be the same or different.
L T1 represents an alkylene group, a cycloalkylene group, an arylene group, a divalent heterocyclic group, a group represented by -NR T1 '-, an oxygen atom or a sulfur atom, and these groups are each a single or a plurality of substituted groups When a plurality of the substituents are present, they may be the same or different, and may be bonded to each other to form a ring together with the atoms to which they are bonded. R T1 ′ represents a hydrogen atom, an alkyl group, a cycloalkyl group, an aryl group or a monovalent heterocyclic group, and these groups each may have a single or a plurality of substituents, When two or more are present, they may be the same or different, and may be bonded to each other to form a ring together with the atoms to which they are bonded. When a plurality of LT1 are present, they may be the same or different.
Ar T2 represents an aromatic hydrocarbon group or a heterocyclic group, and these groups may have a single or a plurality of substituents, and when a plurality of the substituents are present, they are the same or different. They may be bonded to each other to form a ring together with the atoms to which they are bonded. ]
Figure 0006600064

[Where:
M 1 represents a rhodium atom, a palladium atom, an iridium atom or a platinum atom.
n 1 represents an integer of 1 or more, and n 2 represents an integer of 0 or more. However, when M 1 is a rhodium atom or an iridium atom, n 1 + n 2 is 3, and when M 1 is a palladium atom or a platinum atom, n 1 + n 2 is 2.
E L represents a carbon atom or a nitrogen atom. When a plurality of E L are present, they may be the same or different.
Ring L 1 represents a 6-membered aromatic heterocyclic ring, and this ring may have a single or a plurality of substituents. When a plurality of the substituents are present, they may be the same or different, and may be bonded to each other to form a ring together with the atoms to which they are bonded. When a plurality of rings L 1 are present, they may be the same or different.
Ring L 2 represents an aromatic hydrocarbon ring or aromatic heterocyclic ring, these rings may have a single or more substituents. When a plurality of the substituents are present, they may be the same or different, and may be bonded to each other to form a ring together with the atoms to which they are bonded. When a plurality of rings L 2 are present, they may be the same or different.
The substituent that the ring L 1 may have and the substituent that the ring L 2 may have may be the same or different and are bonded to each other to form a ring together with the atoms to which they are bonded. You may do it.
A 1 -G 1 -A 2 represents an anionic bidentate ligand. A 1 and A 2 each independently represent a carbon atom, an oxygen atom or a nitrogen atom, and these atoms may be atoms constituting a ring. G 1 represents a single bond or an atomic group constituting a bidentate ligand together with A 1 and A 2 . When a plurality of A 1 -G 1 -A 2 are present, they may be the same or different. ]
Figure 0006600064

[Where:
M 2 represents a rhodium atom, a palladium atom, an iridium atom or a platinum atom.
n 3 represents an integer of 1 or more, and n 4 represents an integer of 0 or more. However, when M 2 is a rhodium atom or an iridium atom, n 2 + n 4 is 3, and when M 2 is a palladium atom or a platinum atom, n 3 + n 4 is 2.
E 1 and E 2 each independently represent a carbon atom or a nitrogen atom. When a plurality of E 1 and E 2 are present, they may be the same or different.
Ring R 1 represents a 5-membered aromatic heterocyclic ring, and this ring may have a single or a plurality of substituents. When a plurality of the substituents are present, they may be the same or different, and may be bonded to each other to form a ring together with the atoms to which they are bonded. When a plurality of rings R 1 are present, they may be the same or different.
Ring R 2 represents an aromatic hydrocarbon ring or an aromatic heterocyclic ring, and these rings may have a single or a plurality of substituents. When a plurality of the substituents are present, they may be the same or different, and may be bonded to each other to form a ring together with the atoms to which they are bonded. When a plurality of rings R 2 are present, they may be the same or different.
The substituent that ring R 1 may have and the substituent that ring R 2 may have may be the same or different, and are bonded to each other to form a ring together with the atoms to which they are bonded. You may do it.
A 3 -G 2 -A 4 represents a bidentate ligand of the anionic. A 3 and A 4 each independently represent a carbon atom, an oxygen atom, or a nitrogen atom, and these atoms may be atoms constituting a ring. G 2 represents a single bond or an atomic group constituting a bidentate ligand together with A 3 and A 4 . When a plurality of A 3 -G 2 -A 4 are present, they may be the same or different. ]
前記環Lが、ピリジン環、ジアザベンゼン環、アザナフタレン環又はジアザナフタレン環であり、これらの環は単一又は複数の置換基を有していてもよく、且つ、前記環Lが、ベンゼン環、ピリジン環又はジアザベンゼン環であり、これらの環は単一又は複数の置換基を有していてもよい、請求項に記載の発光素子。 The ring L 1 is a pyridine ring, a diazabenzene ring, an azanaphthalene ring or a diazanaphthalene ring, these rings may have a single or a plurality of substituents, and the ring L 2 is The light emitting device according to claim 1 , which is a benzene ring, a pyridine ring or a diazabenzene ring, and these rings may have a single or a plurality of substituents. 前記環L及び前記環Lのうちの少なくとも1つが、置換基として、式(1−T)で表される基を有し、前記式(1−T)で表される基が複数存在する場合、それらは同一でも異なっていてもよい、請求項又はに記載の発光素子。
Figure 0006600064

[式中、R1Tは、アルキル基、シクロアルキル基、アルコキシ基、シクロアルコキシ基、アリールオキシ基、アリール基、1価の複素環基、置換アミノ基又はハロゲン原子を表し、これらの基は単一又は複数の置換基を有していてもよい。前記置換基が複数存在する場合、それらは同一でも異なっていてもよく、互いに結合して、それぞれが結合する原子とともに環を形成していてもよい。]
At least one of the ring L 1 and the ring L 2 has a group represented by the formula (1-T) as a substituent, and a plurality of groups represented by the formula (1-T) are present. When doing, they may be same or different, The light emitting element of Claim 1 or 2 .
Figure 0006600064

[Wherein, R 1T represents an alkyl group, a cycloalkyl group, an alkoxy group, a cycloalkoxy group, an aryloxy group, an aryl group, a monovalent heterocyclic group, a substituted amino group, or a halogen atom. It may have one or more substituents. When a plurality of the substituents are present, they may be the same or different, and may be bonded to each other to form a ring together with the atoms to which they are bonded. ]
前記ArT1が、式(T1−1)で表される基である、請求項1〜のいずれか一項に記載の発光素子。
Figure 0006600064

[式中、
T1は、単結合、酸素原子、硫黄原子、−N(RXT1)−で表される基、又は、−C(RXT1’)−で表される基を表す。RXT1及びRXT1’は、それぞれ独立に、水素原子、アルキル基、シクロアルキル基、アルコキシ基、シクロアルコキシ基、アリール基、アリールオキシ基、1価の複素環基、置換アミノ基、ハロゲン原子又はシアノ基を表し、これらの基は単一又は複数の置換基を有していてもよく、前記置換基が複数存在する場合、それらは同一でも異なっていてもよく、互いに結合して、それぞれが結合する原子とともに環を形成していてもよい。複数存在するRXT1’は、同一でも異なっていてもよく、互いに結合して、それぞれが結合する原子とともに環を形成していてもよい。
環RT1及び環RT2は、それぞれ独立に、芳香族炭化水素環又は複素環を表し、これらの環は単一又は複数の置換基を有していてもよく、前記置換基が複数存在する場合、それらは同一でも異なっていてもよく、互いに結合して、それぞれが結合する原子とともに環を形成していてもよい。
但し、環RT1及び環RT2のうちの少なくとも一つは、環内に=N−で表される基を含む複素環であり、該環は単一又は複数の置換基を有していてもよく、前記置換基が複数存在する場合、それらは同一でも異なっていてもよく、互いに結合して、それぞれが結合する原子とともに環を形成していてもよい。]
Wherein Ar T1 is a group represented by the formula (T1-1), light-emitting device according to any one of claims 1-3.
Figure 0006600064

[Where:
X T1 represents a single bond, an oxygen atom, a sulfur atom, a group represented by —N (R XT1 ) —, or a group represented by —C (R XT1 ′) 2 —. R XT1 and R XT1 ′ are each independently a hydrogen atom, alkyl group, cycloalkyl group, alkoxy group, cycloalkoxy group, aryl group, aryloxy group, monovalent heterocyclic group, substituted amino group, halogen atom or Represents a cyano group, and these groups may have one or a plurality of substituents, and when a plurality of the substituents are present, they may be the same or different, and are bonded to each other, You may form the ring with the atom to couple | bond. A plurality of R XT1 ′ may be the same or different, and may be bonded to each other to form a ring together with the atoms to which they are bonded.
Ring R T1 and Ring R T2 each independently represent an aromatic hydrocarbon ring or a heterocyclic ring, and these rings may have a single or a plurality of substituents, and a plurality of the substituents are present. In this case, they may be the same or different, and may be bonded to each other to form a ring together with the atoms to which they are bonded.
However, at least one of the ring R T1 and the ring R T2 is a heterocyclic ring containing a group represented by ═N— in the ring, and the ring has a single or a plurality of substituents. When a plurality of the substituents are present, they may be the same or different, and may be bonded to each other to form a ring together with the atoms to which they are bonded. ]
前記環RT1が、芳香族炭化水素環又は環内に=N−で表される基を含む複素環であり、これらの環は単一又は複数の置換基を有していてもよく、且つ、前記環RT2が、環内に=N−で表される基を含む複素環であり、該環は単一又は複数の置換基を有していてもよい、請求項に記載の発光素子。 The ring R T1 is an aromatic hydrocarbon ring or a heterocyclic ring containing a group represented by ═N— in the ring, and these rings may have a single or a plurality of substituents; The light emission according to claim 4 , wherein the ring R T2 is a heterocyclic ring containing a group represented by ═N— in the ring, and the ring may have a single or a plurality of substituents. element. 前記環RT1が、単環式の芳香族炭化水素環又は環内に=N−で表される基を含む単環式の複素環であり、これらの環は単一又は複数の置換基を有していてもよく、且つ、前記環RT2が、環内に=N−で表される基を含む単環式の複素環であり、該環は単一又は複数の置換基を有していてもよい、請求項に記載の発光素子。 The ring R T1 is a monocyclic aromatic hydrocarbon ring or a monocyclic heterocyclic ring containing a group represented by ═N— in the ring, and these rings have a single or a plurality of substituents. And the ring R T2 is a monocyclic heterocycle containing a group represented by ═N— in the ring, and the ring has a single or a plurality of substituents. The light emitting element according to claim 5, which may be provided. 前記環RT1が、ベンゼン環、ピリジン環又はジアザベンゼン環であり、これらの環は単一又は複数の置換基を有していてもよく、且つ、前記環RT2が、ピリジン環又はジアザベンゼン環であり、これらの環は単一又は複数の置換基を有していてもよい、請求項に記載の発光素子。 The ring R T1 is a benzene ring, a pyridine ring or a diazabenzene ring, these rings may have a single or a plurality of substituents, and the ring R T2 is a pyridine ring or a diazabenzene ring. The light-emitting element according to claim 6 , wherein these rings may have a single substituent or a plurality of substituents. 前記環Rが、ジアゾール環又はトリアゾール環であり、これらの環は単一又は複数の置換基を有していてもよく、且つ、前記環Rが、ベンゼン環、ピリジン環又はジアザベンゼン環であり、これらの環は単一又は複数の置換基を有していてもよい、請求項1〜7のいずれか一項に記載の発光素子。 The ring R 1 is a diazole ring or a triazole ring, these rings may have a single or a plurality of substituents, and the ring R 2 is a benzene ring, a pyridine ring or a diazabenzene ring. There, these rings may have a single or more substituents, the light emitting device according to any one of claims 1 to 7. 前記分子量(MA)と、前記分子量(MB)とが、式(M1−2)及び式(M2−2)を満たす、請求項1〜のいずれか一項に記載の発光素子。

1550≦MA+MB≦3000 (M1−2)
0.25≦MB/MA≦0.70 (M2−2)
The molecular weight (MA), the molecular weight (MB), but satisfies the formula (M1-2) and formula (M2-2), light-emitting device according to any one of claims 1-8.

1550 ≦ MA + MB ≦ 3000 (M1-2)
0.25 ≦ MB / MA ≦ 0.70 (M2-2)
前記第1の層が、式(H−1)で表される化合物を更に含有する、請求項1〜のいずれか一項に記載の発光素子。
Figure 0006600064

[式中、
ArH1及びArH2は、それぞれ独立に、アリール基、1価の複素環基又は置換アミノ基を表し、これらの基は単一又は複数の置換基を有していてもよい。前記置換基が複数存在する場合、それらは同一でも異なっていてもよく、互いに結合して、それぞれが結合する原子とともに環を形成していてもよい。
H1は、0以上の整数を表す。
H1は、アリーレン基、2価の複素環基、アルキレン基又はシクロアルキレン基を表し、これらの基は単一又は複数の置換基を有していてもよい。前記置換基が複数存在する場合、それらは同一でも異なっていてもよく、互いに結合して、それぞれが結合する原子とともに環を形成していてもよい。LH1が複数存在する場合、それらは同一でも異なっていてもよい。]
The light emitting element according to any one of claims 1 to 9 , wherein the first layer further contains a compound represented by the formula (H-1).
Figure 0006600064

[Where:
Ar H1 and Ar H2 each independently represent an aryl group, a monovalent heterocyclic group or a substituted amino group, and these groups optionally have a single or a plurality of substituents. When a plurality of the substituents are present, they may be the same or different, and may be bonded to each other to form a ring together with the atoms to which they are bonded.
n H1 represents an integer of 0 or more.
L H1 represents an arylene group, a divalent heterocyclic group, an alkylene group or a cycloalkylene group, and these groups optionally have a single or a plurality of substituents. When a plurality of the substituents are present, they may be the same or different, and may be bonded to each other to form a ring together with the atoms to which they are bonded. When a plurality of L H1 are present, they may be the same or different. ]
前記第1の層と前記第2の層とが隣接しており、且つ、前記第1の層と前記第3の層とが隣接している、請求項1〜10のいずれか一項に記載の発光素子。 Wherein and the first layer and the second layer are adjacent, and the first layer and the third layer is adjacent, according to any one of claims 1-10 Light emitting element. 前記第1の層及び前記第3の層は、前記式(T−1)で表される化合物を含有しない、請求項1〜11のいずれか一項に記載の発光素子。The light emitting element according to any one of claims 1 to 11, wherein the first layer and the third layer do not contain the compound represented by the formula (T-1).
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