JP6595962B2 - エッジサーバ、セッション共有システム、方法及びプログラム - Google Patents

エッジサーバ、セッション共有システム、方法及びプログラム Download PDF

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本発明は、端末とのセッションデータを共有するエッジサーバ、システム、方法及びプログラムに関する。
IoT(Internet of Things)の普及により、PC(Personal Computer)及びスマートフォンなどの人が利用する端末だけでなく、監視カメラの画像センサ及び人感センサなどの多数のM2M(Machine to Machine)デバイスがクライアント端末としてインターネットに設置されたサーバに接続されることが予想される。
このような状況において、集中配備されたデータセンタなどに設置されたクラウドサーバによりサービスを提供する従来のクラウドコンピューティング環境では、トラフィック負荷の増大が問題となる。例えば、リアルタイム性を要件とするサービスにおいて許容される遅延時間を満足できない、あるいは、クライアント端末から大量のデータが流れることでネットワークが混雑し、結果としてデータが破棄されてしまうなどの問題が生じる。
そこで、多数のクライアント端末が配備される現場の近く、例えば携帯端末の基地局の近くに分散配備されたエッジサーバでクライアント端末から生じるデータの処理を行い、トラフィック及びクライアント端末への応答時間を削減させるモバイルエッジコンピューティングが提案されている。
モバイルエッジコンピューティングでは、エッジサーバ側でセッションデータ(例えば、セッションID)を管理することが求められる。エッジサーバが基地局毎に分散配備された場合、クライアント端末のハンドオーバ時に、エッジサーバが一定時間以上応答せず、ログイン状態が維持できなくなる、いわゆるセッション切れを起こすことなく接続するエッジサーバを切り替えるためには、エッジサーバ同士でセッションデータを共有することが求められる。
セッション切れを抑制する技術には、例えば、特許文献1に示されている以下の手法1〜3がある。
手法1は、スティッキーセッション手法と呼ばれ、クライアント端末が初回接続したエッジサーバAのIPアドレス及びセッションデータをモバイルネットワーク内に配置されたセッションデータ共有サーバが管理する。この手法では、クライアント端末のハンドオーバにより最寄りのサーバがエッジサーバBへ変わっても、初回接続したエッジサーバAが処理を継続する。セッションIDを発行した特定の単一サーバで処理を継続することにより、セッション切れが抑制される。
手法2は、セッション複製手法と呼ばれ、エッジサーバA及びエッジサーバBがセッションデータ共有サーバを介さずにセッションデータを共有する。この手法では、クライアント端末のハンドオーバにより最寄りのエッジサーバが変わると、セッションデータがエッジサーバAから最寄りのエッジサーバBへコピーされ、エッジサーバBが処理を継続する。セッションID及びクライアント端末のIPアドレスを、一定時間以内にエッジサーバAからエッジサーバBへコピーし、エッジサーバBで処理を継続することにより、ログイン状態が維持され、セッション切れが抑制される。
手法3は、セッション共有手法と呼ばれ、エッジサーバA及びエッジサーバBがセッション共有サーバを介してセッションデータを共有する。この手法では、クライアント端末のハンドオーバにより最寄りのエッジサーバが変わると、セッションデータをセッションデータ共有サーバから最寄りのエッジサーバBへコピーし、エッジサーバBが処理を継続する。セッションID及びクライアント端末のIPアドレスがセッション共有サーバからエッジサーバBへコピーされ、エッジサーバBで処理を継続することにより、セッション切れが抑制される。
特表2013−532333号公報
ところで、クライアント端末は、例えばゲーム動画などの動画データをエッジサーバからダウンロードしながら同時に再生するストリーミングを行う場合がある。ストリーミングでは、単位時間あたりに指定されたフレーム数の静止画(フレーム)を描画しており、例えば、フレームレートが60fpsの場合、フレームは16.67msec(=1,000msec/60frame)毎に描画される。
ここで、クライアント端末が60fpsの動画データ(ユーザデータ)をストリーミング再生している際にハンドオーバし、接続するエッジサーバが切り替わった場合、エッジサーバ同士のセッション共有に16.67msec以上掛かると、動画データのダウンロード及び再生が一時的に中断され、映像が途切れたり、操作遅延したりするなどの問題が生じる。
前述の手法1〜3では、エッジサーバ間のセッションデータ共有に時間が掛かり、ハンドオーバの度にクライアント端末の応答性が一時的に低くなる場合があった。
なお、エッジサーバを基地局毎へ配置する場合、基地局間の距離は500m(例:都市部)〜数km(例:都市部以外)であるため、特に都市部を移動中に頻繁に同問題が発生する可能性があった。
本発明は、クライアント端末がハンドオーバにより別のエッジサーバへ接続する際に、セッション切れを抑制し、かつ、クライアント端末の応答性を改善できるエッジサーバ、セッション共有システム、方法及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明に係るエッジサーバは、クライアント端末との間で確立されたセッション情報を記憶する記憶部と、基地局間のハンドオーバの開始及び終了を監視し、ハンドオーバ元の基地局からハンドオーバ先の基地局へ転送されたデータを取得する監視部と、ハンドオーバが終了するまでに、前記ハンドオーバ元の基地局を介してリクエストされた送信データにおけるパケットの空き領域に、前記セッション情報を付加する付加部と、前記ハンドオーバ先の基地局に転送された前記送信データから、前記セッション情報を取得し、前記記憶部に記憶させる取得部と、を備える。
前記付加部は、前記送信データのプロトコルに応じて、複数の通信レイヤのうち、パケットヘッダに空き領域のある通信レイヤを選択してもよい。
前記付加部は、前記複数の通信レイヤのうち、より低いレイヤを優先して選択してもよい。
本発明に係るセッション共有システムは、複数の基地局、及び当該基地局それぞれに配置されたエッジサーバを有するセッション共有システムであって、前記基地局は、クライアント端末のハンドオーバに応じて、当該クライアント端末へ未達のデータをハンドオーバ先の基地局へ転送するインタフェースを備え、前記エッジサーバは、クライアント端末との間で確立されたセッション情報を記憶する記憶部と、基地局間のハンドオーバの開始及び終了を監視し、ハンドオーバ元の基地局からハンドオーバ先の基地局へ転送されたデータを取得する監視部と、ハンドオーバが終了するまでに、前記ハンドオーバ元の基地局を介してリクエストされた送信データにおけるパケットの空き領域に、前記セッション情報を付加する付加部と、前記ハンドオーバ先の基地局に転送された前記送信データから、前記セッション情報を取得し、前記記憶部に記憶させる取得部と、を備える。
本発明に係るセッション共有方法は、複数の基地局、及び当該基地局それぞれに配置されたエッジサーバを有するセッション共有システムにおいて、前記エッジサーバが、クライアント端末との間で確立されたセッション情報を記憶する記憶ステップと、基地局間のハンドオーバが終了するまでに、ハンドオーバ元の基地局を介してリクエストされた送信データにおけるパケットの空き領域に、前記セッション情報を付加する付加ステップと、前記ハンドオーバ元の基地局からハンドオーバ先の基地局へ転送された前記送信データから、前記セッション情報を取得する取得ステップと、を実行する。
本発明に係るセッション共有プログラムは、複数の基地局、及び当該基地局それぞれに配置されたエッジサーバを有するセッション共有システムにおいて、前記エッジサーバに、クライアント端末との間で確立されたセッション情報を記憶する記憶ステップと、基地局間のハンドオーバが終了するまでに、ハンドオーバ元の基地局を介してリクエストされた送信データにおけるパケットの空き領域に、前記セッション情報を付加する付加ステップと、前記ハンドオーバ元の基地局からハンドオーバ先の基地局へ転送された前記送信データから、前記セッション情報を取得する取得ステップと、を実行させる。
本発明によれば、クライアント端末がハンドオーバにより別のエッジサーバへ接続する際に、セッション切れが抑制され、かつ、クライアント端末の応答性が改善される。
実施形態に係るセッション共有システムの全体構成を示す図である。 実施形態に係るセッションテーブルに記憶されるセッションデータを例示する図である。 実施形態に係るセッション共有方法を示すシーケンス図である。
以下、本発明の実施形態の一例について説明する。
図1は、本実施形態に係るセッション共有システム1の全体構成を示す図である。
セッション共有システム1は複数のエッジサーバ10(10a及び10b)と、基地局20(20a及び20b)と、クライアント端末30とを含んで構成される。
クライアント端末30がハンドオーバする際に、エッジサーバ10aから送信されたユーザデータを基地局20aから受信しないうちに、基地局20bに接続が切り替わると、このユーザデータ(未達データ)は、基地局20aから直接クライアント端末30へは送信されない。そこで、モバイルネットワークの3GPP標準仕様(3GPP TS 36.423 V8.0.0 (2007−12))により、各基地局20にはX2APインタフェース21が具備されている。
X2ハンドオーバに伴って、基地局20aは、X2APインタフェース21により、未達データを無線で基地局20bへ転送し、基地局20bは、未達データをクライアント端末30へ転送することで、ハンドオーバ中にも通信を継続される。
クライアント端末30は、移動に伴って最寄りの基地局20のいずれかに接続し、基地局20それぞれに対応して設けられたエッジサーバ10とデータをやり取りする。クライアント端末30は、例えば、スマートフォン、携帯電話、タブレット端末などの情報処理装置である。
エッジサーバ10は、セッションテーブル11(記憶部)と、監視部12と、付加部13と、取得部14とを備える。
セッションテーブル11は、クライアント端末30との間で確立されたセッションデータを記憶する。
図2は、本実施形態に係るセッションテーブル11に記憶されるセッションデータを例示する図である。
セッションテーブル11には、例えば図のように、エッジサーバ10により発行されるセッションID「333」と、クライアント端末30のIPアドレス「9.9.9.9」とが対応付けられて格納される。
監視部12は、基地局20におけるX2ハンドオーバの開始及び終了を監視するRNIS(Radio Network Information Services)機能を有し、X2APインタフェース21によりハンドオーバ元の基地局20aからハンドオーバ先の基地局20bへ転送されたパケットデータを取得部14へ提供する。
付加部13は、ハンドオーバが終了するまでに、ハンドオーバ元の基地局20aを介してリクエストされ、ハンドオーバ先の基地局20bへ転送される未達データにおけるパケットヘッダの空き領域(オプション領域)に、セッションデータ(例えば、セッションID)を付加する。
具体的には、付加部13は、未達データのパケット構成の解析によりヘッダの空き領域であるオプション領域を特定し、このオプション領域(例えば、HTTPヘッダのオプション領域)にセッションデータを追記し、未達データのパケットとして生成する。この機能には、既存のパケット編集・加工ツールが利用されてよい。
また、付加部13は、基地局20間で転送される未達データのプロトコルに応じて、複数の通信レイヤのうち、パケットヘッダにセッションデータの容量以上の空き領域がある通信レイヤを選択する。
このとき、付加部13は、複数の通信レイヤのうち、より低いレイヤを優先して選択する。
取得部14は、ハンドオーバ先の基地局20bに転送された未達データのパケットヘッダから、セッションデータを取得し、セッションテーブル11に記憶させる。
具体的には、取得部14は、未達データのパケット構成の解析によりヘッダのオプション領域を特定し、このオプション領域のデータを読み取る。この機能は、例えばHTTPなどの特定プロトコルで送受信する既存の機能のうち、受信機能にオプション領域の読み取り方法をソフトウェアプログラムとして追加することで実現される。
図3は、本実施形態に係るセッション共有システム1におけるセッション共有方法を示すシーケンス図である。
ステップS1において、クライアント端末30は、最寄りの基地局20aとの接続を確立し、エッジサーバ10aがセッションデータ(例えば、セッションID:333)を発行する。
ステップS2において、エッジサーバ10aは、発行済みのセッションデータ(セッションID:333、クライアント端末IPアドレス:9.9.9.9)をセッションテーブル11へ保存する。
ステップS3において、クライアント端末30は、エッジサーバ10aへユーザデータ#(N−1)のリクエストを送信する。なお、#(N−1)は、例えば、クラウドゲームなどの動画データの1フレームに対して割り当てた番号であり、#1、#2、・・・、#(N−1)、#(N)(Nは自然数)の昇順で送信されるものとする。
ステップS4において、クライアント端末30は、基地局20aから離れ、基地局20bの近くへ移動する。
ステップS5において、基地局20bがクライアント端末30の基地局20aへの電波強度よりクライアント端末30の基地局20bへの電波強度の方が大きいことを検知したことを契機に、基地局20aと基地局20bとのX2ハンドオーバが開始される。
ステップS6において、エッジサーバ10a及びエッジサーバ10bがそれぞれ監視部12により、X2ハンドオーバの開始を検知する。
ステップS7において、エッジサーバ10aの付加部13は、基地局20aでハンドオーバが開始されているため、クライアント端末30へ応答するユーザデータ#(N−1)のヘッダのオプション領域に、セッションデータを付加する。
ステップS8において、エッジサーバ10aは、応答するユーザデータ#(N−1)の宛先をクライアント端末30として基地局20aへ送信する。
ステップS9において、基地局20aは、クライアント端末30の接続がなく、かつ基地局20bへ移動したことを検知すると、クライアント端末30に応答するユーザデータ#(N−1)を、基地局20bへX2APインタフェース21によって転送する。
ステップS10において、エッジサーバ10bの取得部14は、X2ハンドオーバにより基地局20aから基地局20bへ転送されたユーザデータ#(N−1)のヘッダのオプション領域から、セッションデータを取得する。
ステップS11において、エッジサーバ10bの取得部14は、ステップS10で取得したセッションデータ(セッションID:333、クライアント端末IPアドレス:9.9.9.9)を、セッションテーブル11へ保存する。
ステップS12において、基地局20aからクライアント端末30へ直接転送できない未達データとなったユーザデータ#(N−1)は、基地局20bを経由し、クライアント端末30へ転送される。
ステップS13において、基地局20aと基地局20bとのX2ハンドオーバが終了する。
ステップS14において、エッジサーバ10a及びエッジサーバ10bがそれぞれ監視部12により、X2ハンドオーバの終了を検知する。
ステップS15において、クライアント端末30は、ユーザデータ#(N)のリクエストをエッジサーバ10bへ送信する。このとき、セッションデータ(Cookieなどに保存されたセッションID)もエッジサーバ10bへ送信される。
ステップS16において、エッジサーバ10bは、クライアント端末30から送信されたセッションデータと、エッジサーバ10bがセッションテーブル11に保存しているレコード(セッションID:333、クライアント端末IPアドレス:9.9.9.9)とが一致することを確認する。
ステップS17において、エッジサーバ10bは、ユーザデータ#(N)をクライアント端末30へ送信する。
本実施形態によれば、エッジサーバ10aがクライアント端末30に発行し、記憶したセッションデータを、クライアント端末30がハンドオーバする際に、エッジサーバ10aが未達データのヘッダに付加する。ハンドオーバ先のエッジサーバ10bがこのセッションデータを取得して記憶することにより、クライアント端末30は、エッジサーバ10bとセッション切れすることなく通信を継続できる。
また、基地局20a及び基地局20bをマクロセル基地局とすると、基地局間距離は数百〜数kmのため、例えば基地局間距離を9kmとすると、ステップS9においてセッションデータを共有する時間は、基地局間距離/電波の速度=9km/(300,000km/sec)=0.00003sec=0.03msecとなる。
したがって、エッジサーバ間のセッションデータの共有時間は、例えば60fpsの動画フレームの描画間隔16.67msec未満となる。これにより、ハンドオーバ毎に動画の再生がカクついたり、一時的に中断されたりする課題が解消され、クライアント端末30の応答性が改善される。
このように、エッジサーバ10間のセッションデータの共有時間が削減されるので、高フレームレートの動画の他、セッションデータを扱うユースケースにおいて、クライアント端末30における応答性が改善される。
さらに、エッジサーバ10は、基地局20間で転送される未達データのプロトコルに応じて、複数の通信レイヤのうち、パケットヘッダに空き領域のある通信レイヤを選択するので、通信方式を限定せずに、適切な通信レイヤを用いてセッションデータを短時間で共有できる。
また、このとき、エッジサーバ10は、複数の通信レイヤのうち、より低いレイヤを優先して選択するので、より少ない通信データ量(パケット数)でセッションデータを通知し共有時間を短縮できる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前述した実施形態に限るものではない。また、本実施形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本実施形態に記載されたものに限定されるものではない。
セッション共有システム1によるセッション共有方法は、ソフトウェアにより実現される。ソフトウェアによって実現される場合には、このソフトウェアを構成するプログラムが、情報処理装置(コンピュータ)にインストールされる。また、これらのプログラムは、CD−ROMのようなリムーバブルメディアに記録されてユーザに配布されてもよいし、ネットワークを介してユーザのコンピュータにダウンロードされることにより配布されてもよい。さらに、これらのプログラムは、ダウンロードされることなくネットワークを介したWebサービスとしてユーザのコンピュータに提供されてもよい。
1 セッション共有システム
10、10a、10b エッジサーバ
11 セッションテーブル(記憶部)
12 監視部
13 付加部
14 取得部
20、20a、20b 基地局
21 X2APインタフェース
30 クライアント端末

Claims (6)

  1. 基地局それぞれに配置されたエッジサーバであって、
    クライアント端末との間で確立されたセッション情報を記憶する記憶部と、
    基地局間のハンドオーバの開始及び終了を監視し、自身が配置された基地局がハンドオーバ先である場合に、ハンドオーバ元の基地局から前記ハンドオーバ先の基地局へ転送された前記クライアント端末への未達データを取得する監視部と、
    自身が配置された基地局が前記ハンドオーバ元である場合に、ハンドオーバが終了するまでに、前記ハンドオーバ元の基地局を介してリクエストされ前記ハンドオーバ先の基地局へ転送される前の前記未達データにおけるパケットの空き領域に、前記セッション情報を付加する付加部と、
    自身が配置された基地局が前記ハンドオーバ先である場合に、前記ハンドオーバ先の基地局に転送された前記未達データから、前記セッション情報を取得し、前記記憶部に記憶させる取得部と、を備えるエッジサーバ。
  2. 前記付加部は、前記未達データのプロトコルに応じて、複数の通信レイヤのうち、パケットヘッダに空き領域のある通信レイヤを選択する請求項1に記載のエッジサーバ。
  3. 前記付加部は、前記複数の通信レイヤのうち、より低いレイヤを優先して選択する請求項2に記載のエッジサーバ。
  4. 複数の基地局、及び当該基地局それぞれに配置されたエッジサーバを有するセッション共有システムであって、
    前記基地局は、
    クライアント端末のハンドオーバに応じて、当該クライアント端末へ未達データをハンドオーバ先の基地局へ転送するインタフェースを備え、
    前記エッジサーバは、
    クライアント端末との間で確立されたセッション情報を記憶する記憶部と、
    基地局間のハンドオーバの開始及び終了を監視し、自身が配置された基地局が前記ハンドオーバ先である場合に、ハンドオーバ元の基地局から前記ハンドオーバ先の基地局へ転送された前記未達データを取得する監視部と、
    自身が配置された基地局が前記ハンドオーバ元である場合に、ハンドオーバが終了するまでに、前記ハンドオーバ元の基地局を介してリクエストされ前記ハンドオーバ先の基地局へ転送される前の前記未達データにおけるパケットの空き領域に、前記セッション情報を付加する付加部と、
    自身が配置された基地局が前記ハンドオーバ先である場合に、前記ハンドオーバ先の基地局に転送された前記未達データから、前記セッション情報を取得し、前記記憶部に記憶させる取得部と、を備えるセッション共有システム。
  5. 複数の基地局、及び当該基地局それぞれに配置されたエッジサーバを有するセッション共有システムにおいて、基地局間のハンドオーバの際に
    ハンドオーバ元の基地局に配置されたエッジサーバが、クライアント端末との間で確立されたセッション情報を記憶する記憶ステップと、
    前記ハンドオーバ元の基地局に配置されたエッジサーバが、ハンドオーバが終了するまでに、前記ハンドオーバ元の基地局を介してリクエストされた送信データにおけるパケットの空き領域に、前記セッション情報を付加する付加ステップと、
    ハンドオーバ先の基地局に配置されたエッジサーバが、前記ハンドオーバ元の基地局から前記ハンドオーバ先の基地局へ転送された前記送信データから、前記セッション情報を取得する取得ステップと、を実行するセッション共有方法。
  6. 複数の基地局、及び当該基地局それぞれに配置されたエッジサーバを有するセッション共有システムにおいて、基地局間のハンドオーバの際に
    ハンドオーバ元の基地局に配置されたエッジサーバが、クライアント端末との間で確立されたセッション情報を記憶する記憶ステップと、
    前記ハンドオーバ元の基地局に配置されたエッジサーバが、ハンドオーバが終了するまでに、前記ハンドオーバ元の基地局を介してリクエストされた送信データにおけるパケットの空き領域に、前記セッション情報を付加する付加ステップと、
    ハンドオーバ先の基地局に配置されたエッジサーバが、前記ハンドオーバ元の基地局から前記ハンドオーバ先の基地局へ転送された前記送信データから、前記セッション情報を取得する取得ステップと、を実行させるためのセッション共有プログラム。
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